【iPhone】これ知ってた? 実は「カメラ」アプリでQRコードを読み取れます

iOS 11では、iPhoneの「カメラ」アプリで、QRコードを読み取ることができるようになりました。そのため、QRコードを読み込むために、別のアプリをインストールしておく必要は、ほとんどありません。ここでは、「カメラ」アプリでQRコードを読み取るための設定と読み取り方法について解説します。

 

「カメラ」アプリでQRコードを読み取れるように設定する

QRコードを読み取るためには、事前に「カメラ」アプリの設定を変更し、QRコードを読み取れるようにしておく必要があります。

↑ホーム画面から「設定」を起動し、画面を下にスワイプして「カメラ」をタップします

 

↑「QRコードをスキャン」をオンにします

 

「カメラ」アプリでQRコードを読み取る

「カメラ」アプリでQRコードを読み取るときは、QRコード全体がきれいに表示されるように、iPhoneの位置を調整しましょう。また、QRコードがぼけているような状態だと、うまく読み取ることができないので注意してください。

↑「カメラ」アプリを起動してQRコードを読み取ります。QRコードを読み取ると、画面上部に通知が表示されます。この通知をタップすることで、QRコードのリンク先を開くことができます

 

ウェブページ上のQRコードからリンク先を開く

iOS 11では、「カメラ」アプリだけでなく、ウェブページ上のQRコードからリンク先を開くこともできるようになりました。ただし、ウェブページ上の画像データに組み込まれているQRコードは、リンク先を開くことができません。

↑ウェブページ上にあるQRコードをロングタッチします

 

↑表示されたメニューの「“○○”を開く」をタップすれば、リンク先を開くことができます。新規タブで開きたい場合は、ひとつ下の「新規タブで開く」をタップしましょう

 

「カメラ」アプリがあれば、ほとんどのQRコードを読み取ることができます。ですが、QRコードのサイズが小さかったり、読み取る場所が薄暗かったりすると、うまく読み取れないときもあります。そのようなときは、QRコードを読み取るためのアプリをインストールしましょう。QRコードを読み取るアプリであれば、iPhoneの「カメラ」アプリで読み取れないようなQRコードでも、しっかりと読み取れることがあります。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【いまさら聞けない】使っているiPhoneのバッテリーの状態を知りたいときは?

iPhoneを長く使っていると、突然再起動したり、電源が落ちてしまったりする現象に悩まされることが出てきます。そんなときは、まずバッテリーの状態を確認してみましょう。

 

設定から現在のバッテリーの状態を確認する

iOS 11.3以降、設定からバッテリーの状態を確認できるようになりました。バッテリーの最大容量が80%を下回っていれば、劣化がかなり進んでいます。Apple Storeでバッテリーの交換をするか、端末を買い替えたほうがよいでしょう。

↑「設定」→「バッテリー」をタップします

 

↑「バッテリー」画面の「バッテリーの状態(ベータ)」をタップします

 

↑「バッテリーの状態(ベータ)」画面の「最大容量」をチェックしましょう

 

ピークパフォーマンス管理をオフにできる

バッテリーが劣化すると、iPhoneの動作に必要な電力が得られない場合、動作が不安定になってしまいます。これを防ぐため、一度でもバッテリーの電力不足が原因でiPhoneが再起動してしまうと、動作速度を落とす「ピークパフォーマンス管理」機能が有効になります。

 

ただ、この状態では全体的に動作速度が低下するので、どうしても動作速度を落としたくないときは、この機能をオフにすることもできます。

↑バッテリーに問題がない場合は、「お使いのバッテリーは、現在、標準のパフォーマンスに対応しています。」と表示されます。バッテリーが劣化し、パフォーマンス管理が適用されると、「ピークパフォーマンス性能」の下にパフォーマンス管理を無効にする案内文が表示されます

 

Apple Storeでバッテリーを交換する場合、AppleCareに加入しているかどうかによって支払金額が異なるため、事前に加入状況を確認しておきましょう。また、AppleCareに加入していても、場合によって保証対象外になることがあるのでご注意ください。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【いまさら聞けないiPhone】iOS 11で進化したとウワサの「AssistiveTouch」をもっと便利に使いたい

AssistiveTouchは、画面上に半透明のボタンを表示し、いろいろな機能を実行できる仕組みです。iOS 11で大幅に拡張されて使いやすくなった機能の1つです。

 

画面上のアイコンをタップすることで、表示されたメニューからさまざまな操作を行うことができます。iOS11になってからは、このアイコンをダブルタップしたり、長押しすることで、さまざまな操作を行うことができるようになりました。ここではアクションの設定方法をご紹介します。

 

AssistiveTouchのカスタムアクションを設定する

iOS 10までのAssistiveTouchでは、画面上の半透明のボタンをタップすればメニューが表示され、3D Touchで押し込めば別の機能を実行できました。iOS 11では、ボタンのタップと3D Touchに加えて、ダブルタップとロングタッチ(長押し)にも機能を割り当てることができるようになっています。

↑「設定」アプリ→「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」をタップします

 

↑カスタムアクションを設定したい項目をタップします。ここでは「ダブルタップ」を選択します

 

↑ダブルタップしたときのアクションを選択します

 

↑これで、画面上の半透明のボタンをダブルタップするだけで、スクリーンショットを撮ることができます

 

iOS 11では、再起動やApple Pay、簡易アクセス、シャッター、緊急通報などの機能もAssistiveTouchで選択できます。標準的なボタン操作ではうまくいかない機能や、iPhone Xでは操作にコツが必要な簡易アクセス機能などを割り当てると便利でしょう。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【iPhone】いつのまにか「Siri」が“タイプ入力”に対応していた!?

Siriは音声で命令や検索が可能な便利な機能ですが、場面によっては声を出しづらいこともあります。そんなときは設定を変更して、キーボードから使えるように切り替えましょう。

 

キーボードでSiriを使えるように設定変更

Siriの入力方法を変更する設定は「Siriと検索」画面ではなく、「一般」の「アクセシビリティ」画面にあります。

↑「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」をタップします

 

↑「アクセシビリティ」画面で下の方にスクロールして、「Siri」をタップします

 

↑「Siri」画面で「Siriにタイプ入力」のスイッチをタップしてオンにします

 

↑Siriを起動するとキーボードが表示され、タイプ入力で命令や検索を実行できます

 

以前はSiriへの命令は音声だけでしたが、iOS 11からタイプ入力に対応しました。スマホに話しかけることに抵抗を感じていた人でも、この方法ならSiriを活用できるので助かります。

 

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iOS ver. 11.4.1

【いまさら聞けないiPhone】iOS 11の写真保存形式「HEIC」って何? WindowsでJPEGに変換するには?

iOS11では写真をHEIF(ヒーフ/High Efficiency Image File Format)という新しい形式で保存するようになりました。拡張子は「.heic」で、JPEGと比較してファイルサイズが小さい割に、画質の劣化が少ないという特徴があります。

 

WindowsでHEICファイルを開こうとすると……

HEIC形式には大きなメリットがありますが、新しい形式なので、まだあまり一般には普及していません。Windowsでも、そのままでは扱えないのです。

↑HEIC形式のファイルは、そのままではWindowsで扱えません。試しにダブルクリックしてみましょう

 

↑「フォト」が起動しますが、コーデックの追加が必要だというメッセージが表示されてしまいます

 

↑追加のコーデックは有料ですから、小額とはいえ悩ましいところです

 

iMazing HEIC ConverterでJPEGに変換

HEIC形式の写真をJPEGやPNG形式に変換するなら、無料アプリの「iMazing HEIC Converter」が便利です。オフラインで使用できるため、高速で安全に作業できる点が魅力です。

↑iMazing HEIC ConverterのWebページ(https://imazing.com/heic)にアクセスしてインストーラをダウンロードします

 

↑iMazing HEIC Converterをインストールして起動したら、ウィンドウにHEICファイルをドラッグ&ドロップするか、「File」メニューから開きます

 

↑ウィンドウの左下でファイル形式や画質などを設定し、右下の「Convert」をクリックします

 

↑保存場所を選ぶと変換が実行されるので、完了したら「Show Files」をクリックします

 

↑変換されたファイルはWindowsで認識できるので、プレビューアイコンも表示されます

 

iPhoneで転送時のフォーマットを設定

iPhoneではパソコンなどに写真を転送する際に、自動的に互換性の高い形式に変換するか、そのままHEIC形式で転送するかを、あらかじめ選択しておくことができます。

↑「設定」アプリを開き、「写真」をタップします

 

↑「写真」設定の最後で、転送時に変換するかどうかを事前に設定しておけます

 

現時点ではHEIC形式は不便なことが多いですが、写真を長期的に保存することを考えると、高画質で省スペースな点は魅力的。ほかのOSでも早めに標準サポートしてほしいですね。

※iMazing HEIC Converterで変換した写真をSNSなどにアップする場合は、「Keep EXIF data」のチェックを外しておきましょう

 

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iOS ver. 11.4.1

【iPhone】アプリを「取り除く」と「削除」の違いって何?

アプリを削除すると、そのアプリで作成した書類や設定などのデータもいっしょに削除されます。しかし、iOS 11では通常の「削除」の代わりに「取り除く」を実行すると、アプリの本体だけを削除できるので、書類や設定などのデータは残ります。

 

書類とデータを残してアプリ本体だけアンイストール

ストレージの容量が不足したときなどに、一時的にアプリをアンインストールする場合は、「削除」ではなく「取り除く」を選ぶと再インストール時の手間を減らすことができます。

↑「設定」アプリ→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップします

 

↑下部のアプリの一覧から取り除きたいアプリを選んでタップします

 

↑選択したアプリ名の画面で「Appを取り除く」をタップします

 

↑確認のメッセージが表示されたら「Appを取り除く」をタップします

 

アプリのアンイストールはホーム画面でアイコンをロングタッチして「×」をタップするのが一般的ですが、この方法はデータが残らない「削除」になります。再び使う可能性のあるアプリの場合は「取り除く」の方が便利です。

※「iPhoneストレージ」画面にある「非使用のAppを取り除く」で「使用」をタップすると、この画面では元に戻せません。その場合は「設定」→「iTunes StoreとApp Store」画面で切り替えられます。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1

iPhoneの「Live Photos」機能って何? 面白い動画がつくれるかも!

Live Photosはシャッターを切る前後の1.5秒ずつを自動的に動画撮影してくれるもので、3D Touchすると再生できます。このLive PhotosをiOS 11では編集できるようになりました。

 

動く被写体をLive Photosで撮影

動画にする被写体は普通の静止画の写真と違って、動きのあるものの方がいいでしょう。人物のスナップでも、表情が変化する一瞬を撮影できれば動画に最適です。

↑「カメラ」アプリで画面上部中央の二重丸アイコンをタップして、Live Photosをオンにしてから写真を撮影します

 

エフェクトでループまたはバウンスを選択

Live Photosから動画にする場合のエフェクトには2種類あります。「ループ」は通常の再生の繰り返しで、境界がクロスフェードします。「バウンス」は通常の再生と逆再生が行ったり来たりするエフェクトです。

↑「写真」アプリで撮影したLive Photosの画像を表示し、上方向にスワイプします

 

↑「エフェクト」が表示されるので、「ループ」または「バウンス」を選んでタップします

 

↑Live Photosが動画に変換され、3Dタッチしなくても再生されます

 

Live Photosは何気ない観光写真や記念撮影のときでも、たまたまその瞬間に何かハプニングが起きると、面白い動画のネタ元にできます。ストレージに余裕があるなら、普段からオンにしておくといいでしょう。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1

iPhoneの容量不足、もしかしたら「添付データ」が原因かも? サクッと対処法

「メッセージ」アプリでは、写真や動画、GIF、ステッカーなど、さまざまなデータを添付できます。しかし、送受信したデータが増えてくると、iPhoneの容量不足を招いてしまうことも……。とはいえ、写真などを1点ずつ選んで削除するのも面倒ですよね。そこで、もっと簡単に空き容量を増やす2種類の方法をご紹介します。

 

【方法1】

「iPhoneストレージ」で不要データを一括削除

「iPhoneストレージ」は、iOS 11で新たに搭載された機能です。iPhoneの内部ストレージ(データの保存領域)の使用状況を確認し、容量が足りないときは不要なデータを簡単に削除して、空き領域を確保することができます。

↑「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップします

 

↑「おすすめ」の一覧にある「大きい添付ファイルを再検討」をタップします。表示されていない場合は「すべてを表示」をタップしてみましょう(この方法でも表示されない場合については後述します)

 

↑メッセージの添付ファイルが、サイズの大きい順に表示されます。1点ずつ削除したい場合は、ファイルを左へスワイプして「削除」をタップします。複数のファイルを一括削除したい場合は「編集」をタップしましょう

 

↑不要なファイルをタップしてチェックを付け、右上のゴミ箱アイコンをタップします。これでファイルが削除され、空き容量が増えます

 

ストレージの使用状況によっては、「おすすめ」に「大きい添付ファイルを再検討」が表示されないこともあります。その場合は、以下の手順で添付ファイルを削除しましょう。

↑「iPhoneストレージ」の画面下部にあるアプリの一覧から、「メッセージ」を選んでタップします

 

↑「写真」「ビデオ」などの項目をタップすると添付ファイルの一覧が表示され、不要なものを選んで削除できます

 

【方法2】

メッセージの保存先をiCloudに変更する

いちいちデータを確認して削除するのは面倒! 手間をかけずに空き容量を増やしたい! そんな人に最適な、もう1つの方法を紹介します。

 

iOS 11.4では、メッセージのデータをiCloudに保存する機能が追加されました。この設定をオンにするとiPhone本体にはデータが保存されなくなり、容量不足の解消には非常に効果的です。

↑「設定」画面の一番上に表示されている自分の名前をタップし、表示される画面で「iCloud」をタップします

 

↑「ICLOUDを使用しているAPP」の一覧で、「メッセージ」をオンにします。なお、この設定はいつでもオフに戻せます

 

方法2は、一度設定するだけで容量を大幅に節約でき、写真や動画をよく送受信する人には特におすすめです。また、同じAoole IDを使っているiPhone/iPad/Macでデータを同期でき、どのデバイスからも同じようにやりとりできるのもメリットです。ただ、iCloudのストレージ使用量が増えてしまうため、無料プランのユーザーには厳しいかもしれません。状況に合わせて、都合のいい方法を選びましょう。

 

※メッセージの保存先をiCloudにした場合、iPhoneからメッセージ本文や添付ファイルを削除すると、iCloudや同期先のデバイスからも削除されるので注意が必要です

 

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iOS ver. 11.4

【iPhone】アプリの切り替えがラクラク!! 意外と知らない「3Dタッチ」便利ワザ

最近使ったアプリに切り替えるには、ホームボタンをダブルクリックしてAppスイッチャーを表示するのが一般的です。しかし、この方法は意外と面倒ですし、なかにはダブルクリックが苦手という人もいるでしょう。実は、3Dタッチ対応のiPhoneなら、ホームボタンを使わずにアプリを切り替えられる方法があるんです!

 

3Dタッチを使えばアプリの切り替えが簡単!

3Dタッチは、画面を強めに押し込むことで、さまざまな機能を利用できる操作方法です。アプリを切り替える場合は、画面の左端を押して操作を開始します。ここからの手順は2種類ありますが、まずは直前に使っていたアプリにワンタッチで切り替える方法を紹介します。

↑画面の左端を、3Dタッチでギュッと押します。ここではアプリを表示した状態ですが、ホーム画面からも同様に操作できます

 

↑直前に使っていたアプリの画面が、端の部分だけ表示されます。画面から指を離さずに、そのまま右端近くまで引き出すようにスワイプします

 

↑引き出したアプリが画面全体に表示されます。これで、ホームボタンを使わずにアプリを切り替えることができました

 

Appスイッチャーも3Dタッチで表示できる

もう1つの方法として、ホームボタンを使う場合と同様に、Appスイッチャーを表示することも可能です。最近使ったアプリの一覧を表示し、そのなかからアプリを選んで切り替えたり、終了させたりできます。

↑画面の左端を3Dタッチで押したあと、指を離さず、さらに強く押し込みます。あるいは、少しだけ右へスワイプしてもOKです

 

↑Appスイッチャーが表示されます。画面を左右にスワイプし、使いたいアプリを選択すれば切り替えられます。また、上へスワイプしてアプリを終了させることもできます

 

この機能はiOS 11でいったん廃止されましたが、ユーザーの惜しむ声に押されたのか、iOS 11.1以降では再び使えるようになりました。操作には少々コツが必要ですが、慣れてしまうと非常に便利です。ぜひ一度お試しあれ!

 

※ここで紹介した機能は、3Dタッチ対応の機種(iPhone 6s以降)のみで使用できます。また、iPhone Xでは対応していません

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【iPhone】お呼びじゃないときにSiriが誤って起動する……これってなんとかならない?

iPhoneの音声アシスタントとしておなじみの「Siri」。話しかけるだけで天気を調べたり、アラームをセットしたりと、さまざまな機能を利用できます。しかし、誤操作で起動してしまい、煩わしく感じることもあるのでは? そんなときの解決方法をご紹介します。

 

誤操作でSiriが起動すると煩わしい!

Siriを起動するには、ホームボタンを長押しする方法が一般的です。しかし、ちょっと押しただけのつもりが長押しと認識され、用もないのにSiriが起動してしまった、という経験のある人は多いでしょう。ホームボタンを押せば取り消せますが、こんなことが頻繁に起こると面倒です。

↑ホームボタンを誤って長押しすると、Siriが起動してしまいます

 

「Hey Siri」のみで起動するように設定

Siriの起動には、「Hey Siri」と話しかける方法もあります。ホームボタンによる起動をオフにして、「Hey Siri」だけをオンにしておけば、誤操作を防いでSiriを利用することができます。

↑「設定」→「Siriと検索」をタップします

 

↑「“Hey Siri”を聞き取る」をオンにしてから、「ホームボタンを押してSiriを使用」をオフにします

 

自分の声が認識されるように設定する

いままで「“Hey Siri”を聞き取る」がオフになっていた場合は、オンにしたときに「“Hey Siri”を設定」画面が表示されます。画面の指示に従って設定を行い、自分の声が認識されるようにしましょう。

↑「“Hey Siri”を設定」画面が表示されたら、「続ける」をタップします

 

↑iPhoneに向かって話しかけるように求められるので、指示に従います。合計5回話しかける必要があります

 

この設定が完了すると、ホームボタンを長めに押してしまっても、誤ってSiriが起動することはありません。ちょっとしたことですが、iPhoneをより快適に使うために役立つでしょう。

 

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【iPhone】アプリのレビュー依頼が煩わしい!! そんなときはこの設定をお試しあれ

アプリを使っているとき、評価やレビューを依頼する画面が表示されることがあります。この煩わしい表示を、iOS 11ならApp Storeの設定を変更することで非表示にできます。

 

アプリの使用中に突然表示されるレビュー依頼

App Storeには、ユーザーがアプリに対して星の数で評価を付けたり、レビューを書いたりできる機能があります。この機能自体はアプリを選ぶ際の参考になりますし特に問題はないのですが、アプリ使用中に評価やレビューを依頼する画面が表示されてしまうことがあります。こういった画面が勝手に出てくるのは、煩わしく感じるときもありますよね。

↑アプリの評価を求める画面の例

 

アプリ内で表示されるレビュー依頼をオフに!

iOS 11では、App Storeの設定に「App内評価とレビュー」という項目が追加されました。これをオフにするだけで、アプリ内のレビュー依頼を非表示にすることができます。

↑「設定」→「iTunes StoreとApp Store」をタップします

 

↑「App内評価とレビュー」をオフにします

 

ここで紹介した設定を行った場合でも、App Storeに直接アクセスして評価を付けたりレビューを書いたりすることは可能です。自主的に評価したいと思うアプリがあったら、ぜひ協力してあげましょう。

 

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iOS ver. 11.4

iPhoneの「ピープル」機能って使ってる? 実は人物ごとに表示/非表示のカスタマイズが可能!

iPhoneの「写真」アプリには、同じ人物の写真を自動的に1つのアルバムにまとめる「ピープル」機能があります。iOS 11では、ピープルの表示/非表示などを管理する機能が搭載されました。

 

特定の人物を「ピープル」から削除する

「写真」アプリでは、iPhoneに保存されているすべての写真を自動的にスキャンし、人物の顔が認識されると「ピープル」アルバムにまとめて表示されます。認識の精度はそれなりに高いですが、完璧というわけではありません。たとえば、写真に写っているキャラクターの人形や、スクリーンショットに写った顔のイラストまで人物として認識してしまうことがあります。

 

また、あまり親しくない人の写真は、わざわざアルバムにまとめたくない場合もあるでしょう。そんなときは、該当する人物を「ピープル」から削除しましょう。なお、この操作を行っても写真そのものは削除されません。

↑「写真」アプリの「アルバム」画面を開き、「ピープル」をタップします

 

↑人物ごとに自動作成されたアルバムの一覧が表示されます。このなかから任意の人物を選んでタップします

 

↑選択した人物のアルバムが表示され、写真を確認できます。設定を変更するには、画面を上へスワイプします

 

↑画面下部に表示される「“ピープル”アルバムから削除」をタップします

 

↑確認のメッセージが表示されるので、「“ピープル”アルバムから削除」をタップします

 

削除した人物を「ピープル」に再表示するには

「ピープル」から削除しても、写真そのものを削除したわけではなく、顔認識の情報も保持されています。そのため、「やっぱり表示したい」と思ったときは、簡単に元に戻すことができます。

↑「アルバム」画面の「すべての写真」または「カメラロール」から、削除した人物の写真を探してタップします。写真が表示されたら上にスワイプし、「ピープル」の画像をタップします

 

↑表示される画面の下部にある「“ピープル”アルバムに追加」をタップします

 

「ピープル」の顔認識は、iPhoneを電源に接続して画面をロックした状態のときに自動で実行されます。写真の枚数が多いと、初回の実行時はかなり時間がかかるので、気長に待ちましょう。

 

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iOS ver. 11.4

【iPhone便利術】スクリーンショットをサクッと加工!! iPhone「マークアップ」機能の使い方

iOS 10から搭載された「マークアップ」機能が、iOS 11ではスクリーンショット撮影直後なら簡単に呼び出せるようになりました。使えるツール類なども以前より充実しているので、ぜひ活用してみましょう。

 

スクリーンショットの編集を開始

スクリーンショットは電源ボタンとホームボタンを同時に押すと撮影できます。iPhone Xではホームボタンの代わりに音量アップボタンを使います。また、Assistive Touchを使っても撮影可能です。

↑スクリーンショットを撮影した直後に、画面左下のサムネイルをタップします

 

 フリーハンドで線や文字を書き込む

マークアップ画面では、ペン先の形状と線の色を選んでフリーハンドの描画が可能です。消しゴムツールでタップすると、ストローク単位で描画の削除も可能です。

↑ペン先とカラーをタップして選択します

 

↑ここではラインマーカーで赤色を選択して書き込んでいます

 

テキストや図形を書き込む

フリーハンドでは上手に書き込みができないと感じたら、テキストと図形を配置するといいでしょう。位置やサイズ、カラーなども簡単な操作で変更できます。

↑テキストを入力したい場合は「+」をタップし、メニューで「テキスト」を選択します。図形を配置したい場合は、四角形、円形、吹き出し、矢印のいずれかタップします

 

↑テキストの内容はキーボードから入力します。フォントやサイズの変更は「AA」をタップすると表示されるメニューから行います。「●」で文字カラーの変更も可能です

 

書き込みが済んだら「完了」をタップして変更を保存します。あとはメールに添付するなど、目的に応じて画像を活用してください。

※通常、スクリーンショットはPNG形式のファイルとして保存されますが、書き込みをした場合はJPEG形式に変換されるので注意しましょう

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3.1

【iPhone】写真を真上から撮影したい!! 「カメラ」アプリの地味に便利な機能

iPhoneの「カメラ」アプリで被写体を正確に真上から撮影しようと思っても、画面で見ているだけではなかなか上手くいかないもの。そんなときには、「カメラ」アプリの「水準器」機能を活用してみましょう!

 

カメラ設定でグリッド表示をオンにする

「グリッド」は「カメラ」アプリの画面に縦と横の線をマス目状に表示して、iPhoneを構える向きを調整する際の目安にするものです。実はここに、水平かどうかを測るための「水準器」の機能も内蔵されているのです。

↑「設定」アプリ→「カメラ」をタップします

 

↑「カメラ」設定の画面で「グリッド」のスイッチをタップしてオンにします

 

グリッドの中央で十字を合わせて撮影

「カメラ」アプリの画面にグリッドが表示された常態でiPhoneを水平に近付けると、「水準器」機能の十字が表示されます。2個の十字の位置を合わせることで、iPhoneの向きを水平にすることが可能です。

↑「カメラ」アプリを起動してiPhoneを水平に近いポジションで構えると、画面の中央に2個の十字が表示されるので、両者が重なるように角度を調整します

 

↑2つの十字が重なって1つに見えたら、シャッターボタンをタップします

 

「カメラ」アプリのグリッドと「水準器」機能は、特に書類などのスキャンで効力を発揮します。もしも手持ちで水平を維持するのが大変な場合は、専用のスタンド(台)もあるので、そういった道具の導入も検討してみるといいでしょう。

 

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iOS ver. 11.3.1

【iPhoneの悩み】メッセージ通知が煩わしい! 不要なものだけオフにできないの?

「メッセージ」アプリでは、特定のスレッドを選んで通知をオフにすることが可能です。「設定」アプリの「通知」でオフにする場合とは違って、ほかの相手からのメッセージは通知が表示されるので、状況に応じて使い分けましょう。

 

スレッドの通知を非表示にする

特定の相手からのメッセージに限って通知をオフにしたい場合には、「メッセージ」アプリのスレッドの一覧画面から設定します。この方法であれば、ほかの大切なメッセージを見落とす心配はありません。

↑「メッセージ」アプリで通知を止めたいスレッドを選んで左方向にスワイプします

 

↑右側に表示させる青色の「通知を非表示」をタップします

 

再び通知を表示するには

「メッセージ」アプリのスレッドの一覧画面では、通知のオン/オフの状態が「おやすみモード」の三日月アイコンの有無で確認できます。再び通知をオンにする手順は、オンにしたときと同様なので簡単です。

↑通知が非表示になっているスレッドの左側には、「おやすみモード」を示す三日月アイコンが表示されています

 

↑再び通知を表示したい場合はスレッドを左方向にスワイプし、「通知を表示」をタップします

 

iOS 11から搭載されたこの機能を利用すると、重要度が低い通知が次々に表示されることを防止できます。一方、本当に大切な相手からの通知は表示されるので、無用なトラブルを避けるためにも役立ちます。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3.1

【iPhone】パスワード手打ちは面倒!! そんな人はSafariの「自動入力」を使おう

Safariで利用するWebサイトのアカウントとパスワードは保存が可能なので、1回だけ入力すれば2回目以降は自動入力できます。同じApple IDならiPadやMacのSafariで保存したパスワードも共有できるので便利です。

 

ユーザ名とパスワードを保存する

パスワードを保存するには、Safariの「自動入力」設定がオンになっている必要があります。また、どうしても初回だけはパスワードを入力しなければなりません。ただし、ほかのiPhoneやiPad、MacのSafariでパスワードを保存済みの場合は、そのまま利用できます。

↑「設定」アプリ→「Safari」→「自動入力」をタップします

 

↑「ユーザ名とパスワード」のスイッチをタップしてオンにします

 

↑初回は普通にパスワードを入力してサインインします

 

↑メッセージが表示されるので、「パスワードを保存」をタップします

 

保存したパスワードを自動入力する

保存済みのパスワードは、サインイン時にアカウントを選択することで自動入力できます。同じWebサイトで複数のアカウントを利用している場合でも、ユーザ名を選んでサインインできるので使い分けが可能です。

↑2回目以降のサインイン時はキーボードの上部に表示される「パスワード」をタップします

 

↑サインインに使いたいアカウントを選んでタップします

 

↑自動的にパスワードが入力されるので、そのままサインインします

 

↑「設定」アプリ→「アカウントとパスワード」→「AppとWebサイトのパスワード」をタップすると、保存したアカウントとパスワードを確認でき、編集や削除も可能です

 

パスワードを自動入力する機能は以前からありましたが、iOS 11では設定の場所やアカウントの選択方法が変更されており、多くのアカウントを管理する際に使いやすくなりました。

 

「設定」アプリ→「アカウントとパスワード」ではパスワードが丸見えになりますから、必ずパスコードや指紋認証を設定しておきましょう。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhone】iOS 11から搭載された「画面収録」機能ってご存知?

iOS 11から搭載された「画面収録」の機能ってご存知ですか? この機能を利用すれば、iPhoneの画面上での操作を動画として保存することができます。

 

画面収録を使うための準備

「画面収録」機能は「コントロールセンター」から利用しますが、初期状態ではアイコンが表示されません。事前に設定を変更して、使えるように準備しておきましょう。

↑「設定」アプリ→「コントロールセンター」→「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします

 

↑「コントロールを追加」リストの下のほうにある「画面収録」の「+」をタップします

 

↑「含める」のリストに「画面収録」が追加されていればOKです

 

実際に画面収録を実行する

「画面収録」はアイコンをタップした3秒後にスタートします。音声も収録したい場合には、収録開始前にマイクのオン/オフを切り替えておきます。

↑準備ができたらコントロールセンターで「⦿」アイコンをタップ。カウントダウン後に画面収録が始まります

 

↑音声も同時に収録したい場合にはコントロールセンターで「⦿」アイコンを強く押し込むかロングタッチし、「マイクオーディオ」をタップしてオンにしてから「収録を開始」をタップします

 

↑画面収録を終了するには、赤い表示のステータスバーをタップします

 

↑確認のダイアログが表示されるので、「停止」をタップします

 

動画の前後には余計な部分が記録されてしまいますが、保存後に「写真」アプリでトリミングできるので問題ありません。

※コントロールセンターの設定を変更したのに「画面収録」が使えない場合には、「設定」アプリ→「一般」→「機能制限」で「画面収録」がオンになっているかを確認しましょう

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhone X】ホームボタンがないの不便……実は設定1つでラクラク解決!

iPhone Xにはホームボタンがありません。このため、従来のiPhoneユーザーのなかには操作性に違和感を感じる人もいるでしょう。しかし、「AssistiveTouch」を上手く利用すれば、ホームボタンに似た使い勝手を復活させることが可能です。

 

AssistiveTouch自体は、かなり以前からiOSに搭載されています。この設定を「ホーム」アイコンだけにして利用すると、画面上の自由な位置にホームボタンを配置できるのです。

↑「設定」アプリ→「一般」→「アクセシビリティ」をタップします

 

↑「操作」にある「AssistiveTouch」をタップします

 

↑「AssistiveTouch」のスイッチをタップしてオンにし、「最上位メニューをカスタマイズ」をタップします

 

↑アイコンの数が1個になるまで、右下にある「-」をタップします

 

↑最後に残ったアイコンをタップします

 

↑「ホーム」をタップしてチェックを付けてから、「完了」をタップします

 

↑AssistiveTouchのアイコンをドラッグして、使いやすい位置に移動します

 

アプリの使用中にAssistiveTouchのアイコンをタップすれば、一発でホーム画面に戻れます。置き場所は自由ですので、アプリのボタンなどと重なった場合は、ドラッグして位置をズラしましょう。

※AssistiveTouchに2個以上の機能を割り当てた場合は、1回目のタップで選択肢が表示されるようになります

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhone】これは面倒がなくてラク!! 自宅のWi-Fiに友人の端末をサクッとつなぐ便利ワザ

来客に自宅のWi-Fiアクセスポイントを使わせる場合、パスワードを教えるのはセキュリティ上気になりますし、何より手打ちするのは面倒。そんなときは、iOS 11から搭載された「パスワード共有」を利用して、簡単・安全に利用を許可しましょう。

 

ゲストのiPhoneでWi-Fiアクセスポイントを選択

「パスワード共有」は、自分が使用しているWi-Fiアクセスポイントへの他者からの接続を、iPhoneを使って許可する機能です。まず、ゲストが「設定」アプリからWi-Fiアクセスポイントを選択します。

↑ゲストのiPhoneで「設定」アプリ→「Wi-Fi」で「Wi-Fi」のスイッチをタップしてオンにしてから、接続したいアクセスポイントの名前をタップします

 

↑「パスワードを入力」の画面が表示されたら、ホストからの接続許可を待ちます

 

ホスト側のiPhoneからパスワードを送信

アクセスを許可するには、ホスト側のiPhoneの「連絡先」にゲストの氏名とApple IDのメールアドレスを登録しておく必要があります。登録済みの場合は、自動的に「パスワード共有」の画面が表示されます。

↑ホスト側のiPhoneに「Wi-Fiパスワード」画面が表示されたら、「パスワードを共有」をタップします

 

↑ゲストのiPhoneにパスワードが送信されるので、「完了」をタップします

 

↑ゲストのiPhoneが、ホスト宅のWi-Fiアクセスポイントに接続されます

 

「パスワード共有」を利用するには「連絡先」への登録のほかに、モバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetoothのいずれかがオンになっている必要があります。うまくいかない場合は、設定を確認してみましょう。

※利用の条件を満たしているのにゲストのiPhoneで「パスワード共有」の画面が表示されない場合は、いったんスリープしてからスリープ解除してみるのが効果的です

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhoneスーパーあるある】ハイフンや引用符を自動で変換!? iOS 11「スマート句読点」機能って何?

iPhoneで英文の入力中に、複数のハイフンや引用を示すクォーテーションマークを使おうとすると、意図しない形状に自動修正されてしまいます。これはiOS 11から採用された「スマート句読点」機能によるもので、設定からオン/オフを切り替えられます。

 

スマート句読点による自動修正の実例

スマート句読点がオンの状態では、連続2個のハイフンはダッシュに変更されます。クォーテーションマークはシングル・ダブルとも、開始と終了を示すペアの形状になります。

↑ハイフン(-)を連続して入力すると、2個ごとにダッシュ(―)に自動変換されます

 

↑引用符の「”~”」は「“~”」に、「’~’」は「‘~’」に自動変換されます

 

スマート句読点の設定をオフにする

スマート句読点は「設定」アプリでオン/オフを切り替えることが可能です。自動変換がわずらわしい場合は、オフにしておくといいでしょう。

↑「設定」アプリ→「一般」→「キーボード」をタップします

 

↑「キーボード」設定の画面で「スマート句読点」のスイッチをタップしてオフにします

 

↑スマート句読点をオフにしておくと、同じように入力しても自動変換されません

記号の形状を選んで入力するには

引用符やハイフン、ダッシュなどの記号類は、キーボードのキーをロングタッチしてバリエーションを選ぶことができます。

↑「”」キーや「’」キーをロングタッチすると記号のバリエーションが表示されるので、そのまま指を動かし、使いたいものの部分で指を離します

 

↑同様に「-」キーをロングタッチしてもバリエーションの選択が可能です

 

スマート句読点がオンだとロングタッチ入力でも「–」は強制的に「―」になってしまいます。引用符は大丈夫ですが、やはりスマート句読点はオフにしておき、必要に応じてロングタッチで記号を選ぶ方がいいでしょう。

※スマート句読点をオフに切り替えても、すでに入力済みダッシュや句読点は変更されません。必要な場合は、手動で修正しましょう

 

【動作確認バージョン】
iOS ver. 11.3

【iPhone】数が増えすぎて閉じるのが面倒!! Safariのタブ操作は「ロングタッチ」を活用すべし

Safariでは複数のタブを開いておいて、表示を切り替えながら使えます。しかし、タブの数が増えすぎると、選んだり閉じたりするのが大変ですよね。そんなときはロングタッチのメニューを活用しましょう。

 

【従来の方法】タブの切り替え画面を出して操作

従来の方法ではタブの切り替え画面を出してから操作するので、タブの数が多いとスクロールやタップが面倒です。

↑Safari画面の右下にあるタブ切り替えのアイコンをタップします

 

↑タブを閉じるには各タブの左上の「×」をタップするか、閉じたいタブを左にフリックします。「+」や「プライベート」でタブを追加することも可能です

 

【新しい方法】アイコンのロングタッチでメニューを活用

タブ切り替え画面を呼び出すアイコンをロングタッチするとメニューが表示され、「すべての○個のタブを閉じる」「このタブを閉じる」「新規プライベートタブ」「新規タブ」といった操作がダイレクトに選択できるので便利です。

↑Safari画面の右下にあるタブ切り替えのアイコンをタップではなくロングタッチしましょう

 

↑メニューが表示されるので、実行したい操作を選んでタップします

 

↑「すべての○個のタブを閉じる」または「新規タブ」を選ぶと、新しいタブが表示されます

 

↑「新規プライベートタブ」を選んだ場合は、このような暗い色のタブが表示されます

 

Safariの画面下部には、ほかにもロングタッチに対応したアイコンがあります。「戻る」や「進む」のアイコンは履歴を一覧表示でき、「ブックマーク」アイコンならお気に入りやリーディングリストへの追加が可能です。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.2.6の場合

【iPhone】iOS 11なら「ドラッグ&ドロップ」でテキスト移動できるって知ってた?

iPhoneでメールを作成しているとき、文章の位置を移動したいケースがあります。従来では文章を選択して、「コピー」や「切り取り」をして貼り付けるしかありませんでしたが、iOS 11では選択範囲をドラッグ&ドロップで移動できるようになりました。今回は便利なテキスト移動の方法をご紹介します。

 

選択したテキストを移動する

テキストを選択する方法は従来までと同様に、ロングタッチから「選択」で行います。選択状態になったら、あとはドラッグ&ドロップで好きな位置まで動かせばOKです。

20180205_y-koba6 (1)↑新規メール画面上でロングタッチし、表示されたメニューで「選択」をタップします

 

20180205_y-koba6 (2)↑左右のバーをドラッグして、移動したいテキストを選択状態にします。この状態で選択範囲をドラッグしてみます

 

20180205_y-koba6 (3)↑このように選択したテキスト部分が浮き上がるように動きます。あとは、そのまま任意の位置まで動かしてドロップしましょう

 

20180205_y-koba6 (4)↑このように選択したテキストを移動できました

 

20180205_y-koba6 (5)↑このテキストの移動は、メールだけでなく「メモ」など、ほかのアプリの一部でも利用できます

 

コピーや切り取りを利用する方法と比較すると、貼り付ける手間が省け、よりスピーディーに移動ができます。長い文章を作成するシーンではかなり重宝しますので、ぜひお試しください!

【iPhone】ロングタッチはもう古い! リンクを新規タブで開く最も簡単な方法

リンクを新しいタブで開きたいときは、従来はロングタッチから操作メニューを経由する必要がありました。でも、そのやり方はもう古いかも……。なんとiOS 11からは、メニューを経由せずにダイレクトに開けるようになったんです!

 

従来の方法をおさらい

従来の方法でリンクを新規タブで表示する場合は、リンクをロングタッチして「新規タブで開く」を選択します。

20180205_y-koba8 (1)↑新規タブで開きたいリンクをロングタッチします

 

20180205_y-koba8 (2)↑操作メニューの一覧が表示されるので「新規タブで開く」をタップすれば、新しく追加されたタブでリンクが開かれます

 

iOS 11なら2本の指でタップするだけでOK!

iOS 11からはリンクを2本の指でタップするだけで、新しいタブで開くことができます。メニューを経由する必要がないので非常に簡単です。

20180205_y-koba8 (3)↑新規タブで開きたいリンクを2本の指でタップします

 

20180205_y-koba8 (4)↑新しいタブが追加され、このようにリンクのWebページが表示されます

 

2本の指の間隔を1~2㎝空けて、「トン」っと軽快にタップするのがポイントです。間隔が近すぎると指を1本と認識しまい、逆に間隔が広すぎても認識しません。画面サイズの小さいiPhoneだと少しやりづらいかもしれませんが、iPadでは押しやすくてオススメです。

 

ただ、編集部のiPad mini4ユーザーからは、右手だけで「持つ」「スクロールする」「タップ」するを行うので使いづらいとの声も。一方、左手でiPadを持って右手で操作するという人にはピッタリです。機種や普段の使い方にもよりますが、慣れれば使いやすい操作だと思うので、積極的に取りいれてみてはいかがでしょう。

iOS 11では「手書きメール」が送れる!? ぬくもり伝わるiPhoneの新機能

家族や友達など親しい相手にメールを送るとき、「手書き文字が使えたら……」なんて思ったことはありませんか? iPhoneのメールで使える文章は、従来は通常の入力文字しかありませんでした。しかし、iOS 11からは何と手書き文字でメールを作成できるようになったんです。今回は、手書き文字を使ったメールの作成方法をご紹介します。

 

手書き入力でメールを送信する

iOS 11から使えるようになったメールの手書き機能ですが、使い方はいたって簡単。入力モードを「描画を挿入」に切り替えるだけで、手書き入力ができるようになります。手書き文字はPNG形式の画像として添付される仕組みです。

20180115_y-koba2_iOS11 (1)↑新規メール画面の本文入力欄でロングタッチ、もしくはダブルタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (2)↑メニューが表示されるので、右端の矢印をタップし、次のメニューでも再び右端の矢印をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (3)↑表示された項目の中から、「描画の挿入」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (4)↑手書き入力モードになるので、画面上をタッチして文字を書きましょう。書き終わったら、左上の「完了」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (5)↑ダイアログが表示されるので、「描画を挿入」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (6)↑メール本文に手書き文字が添付されるので、通常のメールと同様に宛先と件名を指定して、右上の「送信」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (7)↑手書き文字はPNG形式の画像になっています。受信側では添付ファイルをタップして表示できます

 

手書き文字のメールは、手書きならではのぬくもりが伝わるのがいいところ。ビジネスシーンなどには不向きですが、家族や友人などへのメッセージにはピッタリ。お祝いや感謝の言葉を伝えたいときは、ぜひ活用してみてください!

【iPhone】重要なメモが一目瞭然! iOS 11の「ピンで固定」が見逃しを防止に大活躍

iOS 11ではさまざまな機能が強化されましたが、標準搭載されている「メモ」アプリもそのひとつ。新たに、特定のメモをピン留めできるようになったんです。ピン留めすることで、メモをに表示できるので、見逃したくない大切なメモを固定しましょう。

 

重要なメモをピン留めする

「メモ」アプリでは、通常は編集日時が新しいメモが上から順番に表示されます。しかし、ピン留めを実行することで、編集日時に関わらず最上段に固定することができるのです。

20180115_y-koba1 (1)↑「メモ」を起動して、作成済みのメモの一覧画面で最上段に表示したいメモのタイトルを右へスワイプします

 

20180115_y-koba1 (2)↑左側にピン留めアイコンが表示されるので、これをタップします

 

20180115_y-koba1 (3)↑最上段に「ピンで固定」というリストが追加され、ここにピン留めしたメモのタイトルが表示されるようになります

 

20180115_y-koba1 (4)↑ピン留めを解除したい場合は、「ピンで固定」リストでメモを右へスワイプ。表示された解除アイコンタップすれば元の一覧に戻ります

 

メモの数が多くなると、大事なメモが目に付きにくくなるものです。今回ご紹介したピン留め機能を上手に使って、見逃しを防止してくださいね。

スマホで細かい字が読みづらい! iPhoneの機能で何とかならない?

iPhoneには「拡大鏡」という機能が搭載されていて、カメラ画面を利用して小さな文字を拡大表示できます。拡大鏡はiOS 10でもトリプルクリックで呼び出すことができましたが、トリプルクリック自体が使いにくいという人も多かったと思います。しかし、iOS 11からはその不便さが解消! 何とコントロールセンターから簡単に呼び出せるようになったんです!

 

コントロールセンターに「拡大鏡」を追加する

コントールセンターから拡大鏡を利用できるようにするには、「コントロールセンターをカスタマイズ」から設定を行います。

20180109_y-koba1 (1)↑「設定」→「コントロールセンター」を開いて、「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします

 

20180109_y-koba1 (2)↑「コントロールを追加」フィールドにある項目の一覧から、「拡大鏡」の「+」ボタンをタップします

 

20180109_y-koba1 (3)↑「含める」フィールドに「拡大鏡」が追加されていれば設定は完了です

 

拡大鏡を利用する

コントロールセンターからアイコンをタップするだけで拡大鏡を起動できます。カメラ画面が表示され、画面上に映った部分の拡大や縮小、固定表示などが可能です。

20180109_y-koba1 (4)↑画面下部を上にスワイプしてコントロールセンターを表示。虫眼鏡のアイコンをタップします

 

20180109_y-koba1 (5)↑拡大したい書面などをカメラ内に映し、ピンチアウトもしくは画面下部のスライダーを右へドラッグすると拡大表示できます。ちなみに、ロックボタンをタップするとピントを固定でき、シャッターボタンをタップすると画面を固定できます

 

家電製品の取扱説明書や契約約款など、細かい字の書面を読む機会は意外と多いもの。そんなとき、この「拡大鏡」を使えば、大きな文字で快適に読むことができます。ぜひ活用してみてください。

iPhoneの「手書きメモ」に革命!? iOS 11から背景に罫線や方眼紙が設定可能に!

iOS 11では、「メモ」アプリの機能が大幅にアップデートされました。そのひとつが、手書きメモ作成時の背景機能。なんと手書きの画面背景に、罫線や方眼紙を設定できるようになったのです。罫線や方眼紙を表示すれば、文字の曲がりや比率に注意しながら書くことができます。今回は、「メモ」の罫線や方眼紙の使い方をご紹介します。

 

メモ作成時に背景を設定する

手書きメモの背景は初期状態では無地の白色ですが、設定を変更して、罫線3種類、方眼紙3種類から選択できます。種類によって罫線は段の間隔が、方眼紙はマス目のサイズが異なります。iPhoneやiPadなど、お使いのデバイスに最適なものを指定するといいでしょう。

20170109_y-koba2 (1)↑「メモ」を起動して、新規メモの画面を開きます。右上の「共有」アイコンをタップします

 

20170109_y-koba2 (2)↑表示されたダイアログで「罫線と方眼」をタップします

 

20170109_y-koba2 (3)↑罫線と方眼の一覧が表示されるので、好きなものをタップしましょう

 

20170109_y-koba2 (4)↑ここでは、もっともマス目のサイズが大きいものを選択しました。マス目があることで、文字の大きさを均等かつ真っ直ぐに書きやすくなります

 

初期設定の画面背景を罫線や方眼にする

「メモ」の背景は、初期設定で罫線や方眼を指定することもできます。事前に設定しておけば、手書きメモの作成時に自動的に同じ種類の罫線や方眼が表示されるようになります。

20170109_y-koba2 (5)↑「設定」→「メモ」をタップします

 

20170109_y-koba2 (6)↑表示された画面で「罫線と方眼」をタップします

 

20170109_y-koba2 (7)↑使用したい背景をタップします。指定した背景が手書きメモの作成時に自動的に表示されます

 

罫線や方眼は、iPhoneはもちろん、入力スペースの大きいiPadでの手書きではさらにお役立ち度がアップします。曲がらず、まっすぐに文字を手書きしたいときはぜひ活用してみてください。

iOS 11の「ファイル」アプリならこんなに簡単!! 異なるオンラインストレージ間のコピーはiPhoneで!

オンラインストレージ間のコピーは、各サービスの純正アプリでは対応していないことがあります。そんなとき、iOS 11で新たに搭載された「ファイル」アプリを使えば、対応するオンラインストレージ間でデータのコピーが簡単にできちゃうんです!

 

異なるストレージ間でデータをコピーする

まずは使用するストレージの純正アプリをインストールして初回ログインを済ませておきます。あとは「ファイル」アプリを起動すれば、「場所」にストレージの一覧が表示されるのでアクセスしましょう。

 

コピー手順はデータを選択してコピー先を選択するだけですが、対象がフォルダーの場合は、コピー先としてストレージ内の特定のフォルダーを指定する必要があります。最上位の階層にコピーしたい場合は、後述する手動でのコピー方法を使いましょう。

20171214_y-koba1 (1)↑事前に純正アプリのインストールとログインを済ませたら、「ファイル」アプリを起動。コピーしたいストレージ名(ここでは「Dropbox」)をタップします

 

20171214_y-koba1 (2)↑ブラウズ画面にストレージ内のデータが表示されます。画面右上の「選択」をタップします

 

20171214_y-koba1 (3)↑選択モードになるので、コピーしたいデータをすべてタップしてチェックを入れ、画面下部のフォルダーアイコンをタップします

 

20171214_y-koba1 (4)↑元の画面に戻り、コピー先のストレージ(ここでは「iCloud Drive」)をタップ。ストレージ内にあるフォルダーが表示されるので、コピー先にするフォルダー(ここでは「保管用」)をタップして、右上の「コピー」をタップします

 

20171214_y-koba1 (5)↑データのコピーが実行されます。指定した場所を開いてコピーを確認しましょう

 

20171214_y-koba1 (6)↑なお、フォルダーではなくファイルをコピーした場合は、コピー先にストレージの最上位の階層を指定できます。ストレージ名の部分(ここでは「iCloud Drive」)をタップして右上の「コピー」をタップすればOKです

 

手動でコピーすることも可能

「ファイル」では手動でコピーを実行することも可能です。フォルダーの場合、通常の方法ではコピー先にストレージの最上位階層を指定できませんでしたが、手動なら好きな場所にコピーできます。

20171214_y-koba1 (7)↑コピーしたいデータをロングタッチすると、メニューが表示されるので、「コピー」をタップします

 

20171214_y-koba1 (8)↑次に、コピー先のストレージを開いて、何もない地点をロングタッチ。表示されたメニューから「ペースト」をタップします

 

20171214_y-koba1 (9)↑コピーが実行されますので、データを確認しましょう

 

「ファイル」なら、純正アプリ間では難しいコピーもスムーズに実行できます。複数のオンラインストレージを使っている人は、ぜひお試しください!

 

※なお、今回ご紹介した機能は「ファイル」で使える大半のオンラインストレージで可能ですが、現時点(2017年12月13日)ではOneDriveが非対応となっています。

iOS 11でさらに進化! iPhoneのコントロールセンターをカスタマイズする方法まとめ

iPhoneの画面下部を上へスワイプすることで表示される「コントロールセンター」。さまざまな機能に関するアイコンが並び、ワンタップで機能を切り替えたり、すばやく設定ができるのが特徴です。iOS 11では表示するアイコンの種類の設定や、並び順の入れ替えもできるようになりました。今回は便利になったコントロールセンターのカスタマイズ方法をご紹介します。

 

カスタマイズできるアイコンは18種類

コントロールセンターでカスタマイズができるのは、最下段にある小さなアイコン群に限定されます。この領域で最大18種類の機能の表示/非表示を設定できます。なお、上段にある「ネットワーク関連」「ミュージック」などはカスタマイズ非対応で常時表示されます。まずはコントロールセンターで使える機能の一覧を確認してみましょう。

20171207_y-koba1-01_R↑初期状態でコントロールセンターを表示した画面。カスタマイズできるのは最下段のエリアのアイコン。最大18種類のアイコンの表示/非表示を設定できる

 

【カスタマイズできない機能一覧】

20171207_y-koba1_02↑上の機能はカスタマイズ非対応で、コントロールセンターに常時表示されます。一部、3Dタッチによって表示可能な項目や、3Dタッチでさらに詳細な設定が可能な項目があります

 

【カスタマイズできる機能一覧】

20171207_y-koba1_03↑上の18種類の機能はカスタマイズ可能で、コントロールセンターへの表示/非表示、並び順の設定ができます

 

コントロールセンターをカスタマイズする

コントロールセンターの全体像がわかったところで、実際にカスタマイズしてみましょう。

20171207_y-koba1-04_R↑「設定」→「コントロールセンター」を開いて、「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします

 

20171207_y-koba1-05_R↑「含める」には、現在コントロールセンターに表示中の機能が表示されます

 

20171207_y-koba1-06_R↑「コントロールを追加」には、現在非表示の機能が並んでいます。コントロールセンターに表示したい場合は、機能名(ここでは「アラーム」)の先頭の「+」ボタンをタップします

 

20171207_y-koba1-07_R↑タップした機能が「含める」の一覧に追加されます。なお、コントロールセンターに表示したくない場合は、先頭の「-」ボタンをタップして「削除」をタップすれば非表示にできます

 

20171207_y-koba1-08_R↑アイコンの並び順を変更したい場合は、「含める」の一覧で機能名の右側のアイコンをロングタッチしてドラッグすれば順番を移動できます。この一覧の上から順に、コントロールセンターの左から順に4個ずつアイコンが表示されます

 

20171207_y-koba1-09_R↑設定が終わったら、コントロールセンターを表示して確認してみましょう

 

よく使う機能を登録しておけば、コントロールセンターからすばやく操作ができるようになります。逆に不要なアイコンを非表示にしておけば、コントロールセンターがスッキリして見やすくなります。自分のスタイルに合わせて、ぜひカスタマイズしてみてください。

iOS 11の新機能「緊急SOS」ってどう使う? 備えあれば憂いなしのiPhone活用テク

何かと物騒になったと言われる昨今、いつ緊急事態に遭遇するかわかりません。実はiOS 11から、緊急時にすばやく警察や消防などに通報できる「緊急SOS」機能が搭載されました。端末がロックされていても、すばやく警察(110番)、消防(119番)、海上保安庁(118番)に通報できるのが特徴です。今回は「緊急SOS」の基本的な使い方をご紹介します。

 

「緊急SOS」を実行する

緊急SOSは、スリープボタンを5回連続押すことで起動します(iPhone 8/8 Plusのみ音量ボタンを長押しして起動)。画面が切り替わったら、表示されたボタンをスライドしてメニューから通報先を選択すれば通報されるしくみです。

20171127_y-koba1 (1)↑端末のスリープボタンを5回連続で押すと(iPhone 8/8 Plusは音量ボタンを長押しする)、ロックが解除されてこのような画面が表示されます。「緊急SOS」のボタンを右へスライドしましょう

 

20171127_y-koba1 (2)↑通報先の一覧が表示されるので、通報したい項目をタップすると電話が発信されます

 

「自動通報」なら警報音付きのカウントダウンが可能

緊急SOSには「自動通報」機能もあります。緊急SOSを起動すると自動的にカウントダウンを開始し、3秒後に通報先のメニューが表示されます。必要に応じてカウントダウン時に警報音を鳴らすこともできて不審者対策には最適です。

20171127_y-koba1 (3)↑「設定」→「緊急SOS」をタップし、「自動通報」のスイッチをオンにします。カウントダウンで警報音を鳴らしたい場合は、下の「カウントダウンで音を出す」もオンにしましょう。逆に密かに通報したい場合は、音はオフにしていくといいでしょう

 

20171127_y-koba1 (4)↑設定後に緊急SOSを起動すると、このようにカウントダウンが実行されるしくみです

 

備えあれば憂いなし! 事件、事故、急病など、緊急通報が必要なケースに備えて、緊急SOSの使い方をしっかりチェックしておきましょう。

iOS 11にしてからiPhoneの通信量が増えた!? いますぐ確認すべき4つの設定項目

「以前とiPhoneの使い方は変えてないのに、なぜか通信量が増えてるんだけど……」。iOS 11にアップデートしてから、こんな悩みを持っている人が多いようです。実はその悩み、iOS 11から加わった設定項目に原因があるかもしれません。今回は、iOS 11の通信量を低減するポイントをご紹介します。

 

【その1】

「写真」のモバイルデータ通信をオフにする

iOS 11では、写真をライブラリへアップロードする際に、モバイルデータ通信を使用する設定が加わりました。しかも、初期状態ではオンになってしまいます。これをオフに切り替えれば、ムダな通信量を低減できます。

20171124_y-koba3 (1)↑「設定」を開いて、「写真」をタップします

 

20171124_y-koba3 (2)↑「モバイルデータ通信」をタップします

 

20171124_y-koba3 (3)↑初期状態では「モバイルデータ通信」がオンになっているので、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう

 

【その2】

「iTunes StoreとApp Store」のモバイルデータ通信をオフにする

「iTunes StoreとApp Store」の設定には、以前からモバイルデータ通信の項目がありました。初期状態ではオフになっているはずですが、念のため確認しましょう。iOS 11では、さらにApp Storeの自動再生に関する項目が加わっています。初期状態ではオンになっているので、プレビュービデオがモバイルデータ通信で再生されてしまいます。「オフ」もしくは「Wi-Fiのみ」に切り替えて、ムダな通信量を低減しましょう。

20171124_y-koba3 (4)↑「設定」を開いて、「iTunes StoreとApp Store」をタップします

 

20171124_y-koba3 (5)↑「モバイルデータ通信」がオンになっているようなら、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう。次に、その下にある「ビデオの自動再生」をタップします

 

20171124_y-koba3 (6)↑初期状態では「オン」が選択されているので、「オフ」をタップしてチェックを入れましょう

 

【その3】

「ミュージック」のモバイルデータ通信をオフにする

iOS 11では「ミュージック」の設定にもモバイルデータ通信の項目が加わり、初期状態ではオンになっています。オンのままだと、ライブラリのアップデートやアートワークの読み込みにモバイルデータ通信が使用されてしまいます。オフに切り替えて通信量を低減しましょう。

20171124_y-koba3 (7)↑「設定」を開いて、「ミュージック」をタップします

 

20171124_y-koba3 (8)↑「モバイルデータ通信」をタップします

 

20171124_y-koba3 (9)↑初期状態では「モバイルデータ通信」がオンになっているので、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう

 

【その4】

「ビデオ」のモバイルデータ通信をオフにする

iOS 11では、「ビデオ」の設定にもモバイルデータ通信の項目が加わりました。こちらに関しては初期状態でオフになっていますが、もしオンになっていると購入した映画やテレビ番組がモバイルデータ通信で再生されてしまいます。念のため確認して、きちんとオフにしておきましょう。

20171124_y-koba3 (10)↑「設定」を開いて、「ビデオ」をタップします

 

20171124_y-koba3 (11)↑「再生にモバイルデータ通信を使用」がオンになっているようなら、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう

 

「こんなにもたくさんモバイルデータ通信の設定項目があったのか…」と驚いたのではないでしょうか? しっかりチェックして、通信量の節約に生かしてください!

便利すぎるだろ……iPhoneで異なるストレージのデータを一元管理できる「ファイル」活用テク

iOS 11では、新たに「ファイル」というアプリが追加されました。さまざまなストレージサービスのファイルを一元的に管理できるのが特徴で、iOS標準の「iCloud Drive」に加え、「Dropbox」「Googleドライブ」「OneDrive」などにもアクセスできます。なお、iCloud Drive以外のストレージにアクセスする場合は、別途対応アプリのインストールが必要です。

 

大量のファイルを管理する場合、目的のファイルを見つけにくいことがありますが、このアプリではファイルにタグを付けることができます。ジャンルなどによりタグを付けておけば、ファイルが格段に見つけやすくなります。なお、タグ機能を使えるのは、いまのところiCloud Drive、Dropbox、Googleドライブなどに限られています(2017年10月13日現在)。

 

任意のタグを作成してファイルを整理する

この「ファイル」アプリ、インストール後ドック(ホーム画面下部の部分)に入っていますが、見当たらない場合はホーム画面を色々と調べてみてください。無意識に消してしまった場合は、一般的なアプリ同様「App Store」からダウンロードできます。

 

「ファイル」では好きな名称のタグを作成できます。タグには特定の色を割り当てることができるので、タグを付けたファイルが見た目にもわかりやすくなります。作成したタグはブラウズ画面にリスト登録され、タグごとにファイルを絞り込み表示できるようになります。

20171113_y-koba2 (1)↑「ファイル」アプリを起動し、画面下部の「ブラウズ」をタップすると、アクセス可能なストレージサービスの一覧が表示されます。タグを付けたいファイルがあるストレージをタップします(ここではiCloud Drive)

 

20171113_y-koba2 (2)↑タグを付けたいファイルを数秒間ロングタッチして指を離すと、ポップアップメニューが表示されます。右端の矢印アイコンをタップします

 

20171113_y-koba2 (3)↑メニューが移動するので、「タグ」をタップします

 

20171113_y-koba2 (4)↑画面上部の「新規タグを追加」をタップします

 

20171113_y-koba2 (5)↑タグにしたい好きな名称を入力し、下の色の一覧から割り当てたい色をタップしてチェックを入れます

 

20171113_y-koba2 (7)↑作成されたタグが一覧に追加されました。タグをタップしてチェックを入れると、このタグがそのままファイルに適用されます。同様の手順で好きなタグを作成しておきましょう

 

20171113_y-koba2 (8)↑ファイル一覧を見ると、タグを付けたファイル名の先頭に割当てた色が付いています

 

20171113_y-koba2 (9)↑ブラウズのトップ画面には、作成したタグのリストが表示されます。タグごとにファイルを表示したい場合は、ここからタグ名(ここでは「企画関連」)タップします

 

20171113_y-koba2 (6)↑このように「企画関連」のタグを付けたファイルだけが表示されます

 

タグに対応したストレージサービスなら、サービスの垣根を超えてタグで効率的にファイルを表示できるようになります。ファイルの用途や種類ごとにタグを付けて、スッキリとファイルを整理するといいでしょう。

iPhoneユーザー待望の機能がiOS 11で実現! AirPodsで左右別々に動作を割り当てられるように

iPhoneユーザーにはおなじみのApple純正ワイヤレスイヤホン「AirPods」。従来からイヤホンをダブルタップすることで、Siri、再生/一時停止、オフなどの操作ができましたが、iOS 11ではさらに進化! なんと左右のイヤホンで別々の動作を割り当てられるようになりました。

 

AirPodsの左右で別々の動作を設定する

iOS 11からは、イヤホンをダブルタップしたときの動作を左右で個別に設定できるようになりました。割り当て可能な操作の種類も増え、従来の「Siri」「再生/一時停止」「オフ」に加え、「次のトラック」「前のトラック」も設定できます。

20171110_y-koba1_ic (1)↑「設定」→「Bluetooth」を開き、「自分のデバイス」にあるAirPodsの横にある「i」アイコンをタップします

 

20171110_y-koba1_ic (2)↑「AIRPODをダブルタップ」に設定項目がありますので、ここから左右それぞれの動作を設定します

 

20171110_y-koba1_ic (3)↑まずは「左」をタップして設定していきます。動作の一覧が表示されるので、割り当てたいもの(ここでは「次のトラック」)をタップしてチェックを入れます

 

20171110_y-koba1_ic (4)↑前の画面に戻って、今度は「右」をタップして設定します。同様に動作の一覧から割り当てたいもの(ここでは「前のトラック」)をタップしてチェックを入れればOKです

 

これでイヤホンをダブルタップするだけで前後のトラックに移動できるようになりました。左右での個別設定は、AirPodsの新たな魅力を引き出すことができます。ユーザーの方ははぜひお試しください!

【iPhone】手書きメモをPDFで共有できる! 「メモ」アプリに追加された「スキャン機能」が有能

iPhoneに搭載されている「メモ」アプリは、手軽にメモを作成できるため、買い物リストやTo Doの作成などに重宝してる人も多いでしょう。この「メモ」がiOS 11でさらにバージョンアップ! なんと手書きメモのスキャン機能が使えるようになりました。スキャンするだけで紙のメモをデジタル化でき、さらにPDF変換して保存することもできるんです。紙のメモの管理に困っている人はぜひ活用してみましょう!

 

手書きメモをスキャンする

「メモ」のスキャン機能は、カメラで撮影するだけで簡単に書類をデジタル化できます。紙の範囲や傾きなどを自動的に検知して撮影できるので手間がかかりません。

20171031_y-koba6 (1)↑「メモ」アプリを起動し、新規メモの作成画面を開きます。ここで画面下部にある「+」アイコンをタップします

 

20171031_y-koba6 (2)↑表示されたメニューから「書類をスキャン」をタップします

 

20171031_y-koba6 (3)↑カメラ画面が表示されるので、デジタル化したい書類をカメラ内に収めると、自動的に黄色いスペースで書類を認識してくれます。撮影は自動的に行われますが、下の「◎」ボタンをタップして手動で撮影することもできます

 

20171031_y-koba6 (4)↑撮影が終わると左下にプレビューが表示されるので、問題なければ右下の「保存」をタップしましょう

 

20171031_y-koba6 (5)↑画像がメモ画面に添付されるので、右上の「完了」をタップすればそのまま保存できます

 

スキャンしたメモをPDFに変換する

スキャンしたメモをPDFに変換したい場合は、「共有」メニューから実行します。保存先はiPhone内はもちろん、iCloud Driveなどのオンラインストレージも指定できます。

20171031_y-koba6 (6)↑手書きメモをスキャンした後のメモ画面で、右上の「共有」アイコンをタップします

 

20171031_y-koba6 (7)↑表示されたメニューから「PDFを作成」をタップします

 

20171031_y-koba6 (8)↑すぐにPDFに変換されて画面が表示されるので、問題なければ左上の「完了」をタップします

 

20171031_y-koba6 (9)↑表示されたメニューで「ファイルを保存」をタップします

 

20171031_y-koba6 (10)↑保存場所(ここでは「iCloud Drive」)をタップし、右上の「追加」をタップ。これでPDF化したファイルが保存されます

 

紙の手書きメモは、いざ確認したいときに見つからなかったり、間違えて捨ててしまったりと意外と管理が面倒なもの。今回ご紹介した「メモ」でデジタル化して、スッキリと整理しちゃいましょう!

【iOS 11】実はこんな方法も! 電源ボタンを使わず電源を切る便利テク

iPhoneの電源を切る場合、本体の電源ボタンを押すのが基本です。しかし、ボタンが壊れているなどの理由で使えないときもありますよね。実は、そんなときに使えるボタンを押さずに電源を切る方法があるんです! 従来から事前に設定しておけば「AssistiveTouch」機能を使うことで電源を切ることができましたが、iOS 11からは設定メニューに電源を切る項目が追加されたため、わかりやすい操作で電源を切れるようになりました。

 

設定メニューから電源を切る

20171026_y-koba1_iPhone (1)↑まずは「設定」を開いて「一般」をタップします

 

20171026_y-koba1_iPhone (2)↑画面最下部にある「システム終了」をタップします

 

20171026_y-koba1_iPhone (3)↑このように電源をおしたときと同じ終了用画面が表示されます。あとは「スライドで電源オフ」のスイッチを右へスワイプすれば電源がオフになります

 

AssistiveTouchを使って電源を切る方法に比べると、はるかに簡単になったのがわかると思います。電源ボタンに不具合が発生した際は、この方法でサクッと終了しましょう。