iPadの操作や動画視聴がもっと快適に! 2段階の高さ調節ができる「iPad 11インチ用スタンドスリーブ」

ナカバヤシは、2段階の高さ調節が可能なスタンド型に変形する「iPad 11インチ用スタンドスリーブ」を2月中旬から販売。

記事のポイント

11インチサイズのiPadで利用可能なスリーブケース。スタンドは用途に合わせて角度を2段階に調節できるうえ、ミニマムな薄型設計なので収納面でも優秀。iPadを好きな場所へ持ち運びながらマルチに使いたい人におすすめです。

 

折りたためばスタンドとして利用できる、11インチサイズのiPad用スリーブケース。iPad Air 11インチ、iPad Pro 11インチ、iPad 10.9などに装着可能です。

 

緩やかな傾斜でタッチペンを使った作業がしやすい「操作モード」、角度をつけて動画コンテンツなどの鑑賞に適した「鑑賞モード」の2種類の高さに変形します。変形時のケースはマグネットで固定しており、安定した使い心地をうたいます。

 

本体サイズは約幅215×奥行7×高さ270mm、重量は約160g。素材にはPUレザーを採用し、カラバリはブラック(BK)、グレー(GY)の2色展開です。

 

ナカバヤシ
iPad 11インチ用スタンドスリーブ
販売価格:6732円(税込)

小さな手でも書きやすい! 手のひらサイズ「iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ」

ナカバヤシは、PCサプライブランド「Digio²(読み:デジオツー)」より、「iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ」を2025年1月下旬に発売します。

 

記事のポイント

手が小さい人はもちろんですが、子どもにとっても扱いやすそうなタッチペンです。カラーは5色から選べるので、愛用している小物との組み合わせも楽しめそうですね。

 
「iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ」は高感度極細ペン先のタッチペンで、細かな文字やイラストが描きやすいのが特徴。Pad本体とのペアリング不要(※1)で、すぐに使えます。

 

すでに販売されている「iPad専用充電式タッチペン(TPEN-001)」の機能はそのままに、全長が43mm短くなりました。短くなったことで小さな手でも扱いやすく、ペンケースやポーチにもサッと収納できます。

 

本体は六角形軸のため握りやすく、転がりにくい仕様です。紙にペンで描くような自然な描画ができ、iPadでの手描きメモやイラスト製作にぴったり。

 

カラーラインアップはブルー(BL)、グレー(GY)、ピンク(P)、イエロー(Y)、ホワイト(W)の5色を展開です。

 

そのほか、ペンを傾けることで線の太さを変えられる「傾き検知」(※2)や、筆記時に手のひらが画面に当たっても誤動作せず使える「パームリジェクション」にも対応。

 

本体側面にマグネットが内蔵されており、Apple Pencil(第2世代/USB-C/Pro)に対応した機種の側面に取り付けられます。

 

連続使用時間は10~12時間です。充電は付属のUSB Type-Cケーブルで行い、LEDランプで充電状況を一目で確認できます。

 

また、ペン先はApple Pencil 純正ペン先やTPEN-PSシリーズと交換が可能。好みの描き心地を選べます。

 

ナカバヤシ
iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ
メーカー希望小売価格:7359円(税込)

 

※1 すでにApple Pencilとペアリングをしている場合はペアリングを切る必要があります
※2 傾き機能対応のアプリで使用の場合
※3 マグネット吸着による充電は行えません。

iPadをノートパソコンのように使える! 有線式で簡単接続のケース付きキーボード

サンワサプライは、iPad 第10世代(2022年モデル)とType-Cケーブルで接続できるキーボード+専用ケースのセット「SKB-IP7GIGA」を発売しました。直販価格は2万1780円(税込)。

「SKB-IP7GIGA」

 

記事のポイント

ケーブルを挿すだけ使える有線接続式なので、面倒なペアリングが不要。また、iPadから給電して作動するので、キーボードの電池交換や充電も不要なのがうれしい。教育現場での利用も意識しており、耐久性や耐衝撃性にも優れているので、小さな子どもでも安心して使えます。

 

本品は、iPad(第10世代)と組み合わせることでパソコンのように使えるケース付きキーボードです。文字入力、iPadの保護、スタンド化がこれひとつで行えます。

 

キーボードとUSB Type-Cケーブル1本の接続ですぐにキーボード操作ができます。有線接続式のため、ペアリングなどの複雑な操作は不要です。

 

キーボードには標準的な日本語JIS配列を採用。iPadの操作に便利なショートカットキーも搭載しています。また、大文字アルファベットやかな文字など通常のキー印字に加え、子どもでもわかりやすいように小文字も併記しています。

 

キーボードはiPadからケーブル経由で給電するので、キーボードの電池交換や充電の手間を省けます。また、本体にiPadに電源供給できるType-Cポートを搭載しているので、キーボードを使用しながらiPadへの充電も可能です。

 

キーボード部分とケース部分は分離できるので、キーボードを外してiPadだけを使用することが可能です。移動教室や課外授業での写真撮影にも便利です。

 

スタンドはケース背面に内蔵しており、無段階で角度調整が可能。ケース上部にはApple Pencilなどのタッチペンを収納できるペンホルダーを備えています。

 

子どもがよく触れるキートップやケーブル・コネクタ部分は、高耐久設計で安心して使用できます。キートップはイタズラ防止のため、外れにくい構造になっています。ケーブル・コネクタ部は耐久試験(屈曲試験・吊重テスト・ケーブル引っ張り試験・接続部プッシュ強度試験等)を実施しています。

 

ケースは落下しても壊れにくい耐衝撃吸収構造です。背面がクリアなので、iPadの背面に管理番号を貼っている場合でも隠さずにすぐ確認できます。

 

ヘッドセットが接続できるように4極3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。

 

サンワサプライ
iPad用キーボード+専用ケース「SKB-IP7GIGA」
2024年12月9日発売
直販価格:2万1780円(税込)

有機EL iPad Airに一歩前進!? ディスプレイサプライヤーが決定か

Apple(アップル)が2026年の「iPad Air」に搭載される有機ELディスプレイの主要サプライヤーとして、Samsung Display(サムスンディスプレイ)を選択することを、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑DenPhotos / Shutterstock.comより

 

現在のiPad Airには、通常の液晶ディスプレイが搭載されています。一方で今年5月に発売された「M4 iPad Pro」には、より先進的なタンデム構造による有機ELディスプレイが初めて搭載されました。

 

実はSamsung Displayは、M4 iPad Proの有機ELディスプレイを提供しています。そしてライバルのLG Displayよりも生産能力が大きいことから、将来のiPad Airの有機ELディスプレイを提供することになったのです。

 

さらに2026年には、iPad miniの有機ELディスプレイもSamsung Displayが提供すると報告されています。調査会社のOmdiaは2026年にiPad Airが、そして2027年にはiPad miniが有機ELディスプレイを搭載すると報告しています。さらに、iPad miniは画面サイズが8.3インチから8.7インチに大きくなることも予測されています。

 

iPhoneシリーズに続き、有機ELディスプレイを採用したiPad Pro。この流れは、いずれiPad AirやiPad miniにもやってくることになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

iPadでも「バッテリーの状態」を確認できるようになるかも? 「iPadOS 17.5」ベータ版で痕跡発見

iPad向けの次期OS「iPadOS 17.5」のベータ版にて、バッテリーの最大容量や充放電回数を表示する機能の痕跡が存在すると、MacRumorsが伝えています。

↑Casa nayafana / Shutterstock.comより

 

iOS(iPhone)では設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態」から、バッテリーの状態や最大容量、充放電回数を確認することができます。一方でiPadOS(iPad)では、同様の情報を確認することができません。

 

一方でiPadOS 17.5のベータ版には、バッテリーの状態を表示するためと思われる文字列が追加されています。このことから、iPadOS 17.5でもバッテリーの最大容量や充電回数が確認できるようになると予測されています。

 

以前にリリースされたiPadOS 17.5のベータ版には、バッテリーの状態を表示する機能は搭載されていませんでした。このことから、同機能は近日中の投入が噂されている「次期iPad Pro」と「次期iPad Air 」に限定されたものとなる可能性があります。また、今後発売されるその他のiPadでも、バッテリーの状態が表示できることでしょう。

 

中古iPhoneの売買などで、非常に役立つバッテリーの状態の表示機能。これがiPadでも利用できれば、より安心してiPadを使ったり、中古機種を購入できるようになりそうです。

 

Source: MacRumors

やっぱり次期iPad Pro/Airは5月登場? 未発表iPadのデータがインド規制当局に登録される

Apple(アップル)の次期iPad Proや次期iPad Airのものとされる未発表モデルが、インドのインド規制当局へと登録されました。

↑Appleより

 

現在、Appleは「次期iPad Pro」「次期iPad Air」の投入を予定していると噂されています。両モデルは3月や4月の登場が噂されていましたが、現在は5月のリリースが予測されています。

 

インドのBureau of Indian Standards(BIS)に登録されたのは、「A2836」「A2837」という2モデルの未発表iPadシリーズ。どちらが次期iPad Proで、どちらが次期iPad Airなのか、あるいは片方だけなのかは、現時点ではわかっていません。

 

次期iPad Proでは有機ELディスプレイを搭載し、本体の大幅な薄型化が予測されています。チップは「M3」に刷新され、ワイヤレス充電に対応する可能性があります。また次期iPad Airは12.9インチモデルが登場し、チップは「M2」が搭載されるようです。

 

長らく登場が噂されているものの、何度もリリースが遅れている次期iPad Proと次期iPad Air。そろそろ、実際の製品を拝みたいものです。

 

Source: 91Mobiles via MacRumors

次期iPad Proでは非光沢な“マットスクリーン”が選択可能に? ベゼルもさらに薄くなるかも

「次期iPad Pro」にて「Nano-textureガラス」のようなマット仕上げのディスプレイがオプションとして用意されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

Nano-textureガラスとは、光が反射しにくいように加工されたマット仕上げのディスプレイです。Apple製品では「Pro Display XDR」「Studio Display」にて選択が可能で、Nano-textureガラスは標準ガラスよりも高価に設定されています。

 

WeiboのリークアカウントことInstant Digitalによれば、次期iPad Proでも標準ガラスにくわえて、マット仕上げのディスプレイが選択可能とのこと。このディスプレイは目の負担を減らす、ブルーライトカット機能を搭載している可能性もあるようです。

 

Nano-textureガラスの注意点としては、表面のテクスチャーが油分やゴミを吸着しやすいので、クリーニングが難しいという問題があります。AppleはNano-textureガラスの清掃について、「柔らかく研磨剤の入っていないポリッシングクロスでクリーニングするように」と注意していますが、これが次期iPad Proにも共通しているのかどうかは不明です。

 

次期iPad Proは4月にも発売され、有機ELディスプレイやM3チップの搭載、本体の大幅な薄型化、MagSafeでのワイヤレス充電への対応が噂されています。さらにNano-textureガラスが選択できれば、まさに最強のiPad Proといえそうですが…どこまで価格が上昇するのかが心配でもあります。

 

Source: MacRumors 1, 2

次期iPad Proに続き、有機ELになるのはiPad Airかも

「iPad Air」が将来的に有機ELディスプレイを搭載する可能性を、調査会社のOmdiaが報じています。

↑aappp / Shutterstock.comより

 

近日中の発表が期待されている「次期iPad Pro」では、シリーズ初となる有機ELディスプレイの搭載が期待されています。一方で「次期iPad Air」では12.9インチモデルの投入や「M2」チップの搭載が噂されていますが、画面は液晶ディスプレイのままのようです。また、前面の「FaceTime」カメラが横向きの位置に移動するというもあります。

 

Omdiaの最新予測によれば、「2028年にiPad Airはシングルスタック、iPad Proは2スタックのタンデムOLED(有機ELディスプレイ)が搭載され、iPad AirもOLEDに移行する」と伝えているのです。2スタックのタンデムOLEDはシングルスタックと比較し、消費電力の削減や寿命の延長が期待されます。

 

またOmdiaは、Appleが7〜8インチの有機ELディスプレイを搭載した「折りたたみデバイス」を開発しており、8.3インチの「iPad mini」に取って代わると予測しています。

 

今回の予測が正しければ、iPad Airの有機ELディスプレイへの移行はまだまだ先となりそうです。黒の表現がより深く、省電力化にも貢献する有機ELディスプレイのiPad Airへの搭載を、楽しみにしたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

次期11インチiPad Pro、発売当初は品薄に? 有機EL化による生産の遅れがあるかも

近日中の登場が予測される「次期11インチiPad Pro」の生産が遅れているとの情報を、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑Appleより

 

次期iPad Proは、今月(3月)末から4月の発表が予測されています。本体が大幅に薄型化するだけでなく、シリーズ初となる有機ELディスプレイを搭載。チップやカメラスペックの向上だけでなく、ワイヤレス充電への対応も期待されています。一方で、もしかすると大幅な値上げがあるかもしれません。

 

Young氏によれば、11インチ次期iPad Proの有機ELディスプレイはSamsung Display(サムスン・ディスプレイ)が生産しているとのこと。また今月中には、LG Display(LGディスプレイ)も11インチの有機ELディスプレイの生産を開始します。なお、LG Displayは12.9インチのiPad Pro用の有機ELディスプレイも生産します。

 

しかし現時点では、11インチの有機ELディスプレイの生産は、12.9インチの有機ELディスプレイよりも遅れていると、Young氏は報告しているのです。これにより、次期iPad Proの発売時には11インチモデルが品薄になることが予測されています。一方でLG Displayによるパネル生産が開始されれば、この問題は改善される可能性があります。

 

Appleの新製品の発売時に、ディスプレイ生産が遅れているというニュースが報じられるのは、よくあること。次期iPad Proでも、最終的には潤沢に製品が用意されることを願いたいものです。

 

Source: Ross Young / X via 9to5Mac

次期iPad Pro/Air、登場は3月末~4月に? 有機ELディスプレイ大量発注との報道

「次期iPad Pro」と「次期iPad Air」が3月末から4月に登場すると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。また、新しい「Magic Keyboard」と「Apple Pencil」も同時に発売されるようです。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad Proに関しては、M3チップや有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。横向きのフロントカメラと再設計された背面カメラ突起、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応することがされています。また次期iPad AirではM2チップを搭載し、こちらも横向きフロントカメラの搭載が期待されています。さらに、次期iPad Airではより大型な12.9インチモデルも登場するようです。

 

Bloombergによれば、Apple(アップル)は新しいiPadのために、「iPadOS 17.4」の特別なビルドを準備しているとのこと。次期iPad ProやiPad Air、新しいMagic KeyboardやApple Pencilが3月末から4月に登場する頃には、iPadOS 17.4も完成しているはずだと述べています。

 

さらに、Appleが次期iPad Pro向けに、850万枚の有機ELディスプレイを韓国のサプライヤーに発注したとも報じられています。次期iPad Proでは11インチモデルと13インチモデルの登場が予測されていますが、具体的にはSamsung(サムスン)が11インチモデル、LGが13インチモデルのディスプレイ生産を担当しているようですが、このことからも、次期iPad Proの有機ELディスプレイへの移行は間違いなさそうです。

 

より薄く、軽く、そして美しい有機ELディスプレイを搭載するであろう、次期iPad Pro。その美しい画面表示を、早く見てみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

新型iPad Air、「横向きにしたとき前面カメラが上側」となりビデオ会議がやりやすくなるかも

アップルは今月内(3月)に、新型iPadを発表すると噂されています。そのうち次期iPad Proは本体を横置きにしたとき、前面カメラが上に位置する手がかりがiOS 17.4ベータ版から見つかっていました

↑横置き時のビデオ会議がやりやすくなりそう

 

それに続き、新型iPad Airも同じく前面カメラが「横向きのときに上側」になる噂が報じられています。

 

現在のiPad AirとiPad Proはどちらも、本体を横向きにすると前面カメラが左右どちらかの端となり、ユーザーの顔を正面に捉えることができません。ビデオ会議のときには目線が横に寄ってしまい、使いやすいとはいえないデザインとなっています。

 

アップルはこの問題を認識していたようで、第10世代iPadでは前面カメラを本体の側面(長方形のうち短い辺)に移しています。実際、ニュースリリースでも「より良いビデオ通話体験のために」カメラの位置を変えたと強調していました

 

さて中国WeiboユーザーのInstant Digital(刹那数码)氏は、「iPad Air 6 10.9/12.9のカメラ位置は水平センタリングに移された」と主張。つまり、横置きにしたときにカメラが中央に来ると述べています。

 

Apple Pencil(第2世代)は、iPad AirとiPad Proの両方で長辺に取り付けてワイヤレス充電する仕組みです。カメラの位置を移した場合、どのようにして機能を両立させるのかは不明です。

 

とはいえ、アップルは新型iPadと同時に第3世代Apple Pencilを発表すると噂されています。新型ペンシルはマグネット式でペン先が交換できるとの予想もありますが、他にも短辺側に取り付けやすくなる、などの変更があるのかもしれません。

 

Source:Weibo
via:MacRumors

めっちゃ薄い! 次期iPad Proの設計図らしき画像が流出か

次期iPad ProのCAD(設計)デザインとされる画像が、海外ニュースサイトのMacRumorsに掲載されています。

↑MacRumorsより

 

次期iPad Proに関しては、13インチの有機ELを搭載。また本体がより薄くなるという情報も、何度か報じられてきました。さらに、「Face ID」カメラ位置の変更や、「MagSafe」によるワイヤレス充電への対応も噂されています。

 

今回公開された画像を見ると、次期iPad Proは現行モデルと比較して大幅に薄くなっていることがわかります。これは11インチモデルも13インチも共通で、本体の強度が若干心配なくらいの薄さです。

 

以前のリーク情報によれば、次期11インチiPad Proの厚みは5.1mm(現行モデルは5.9mm)、次期13インチiPad Proの厚みは5.0mm(現行モデルは6.4mm)になるとされています。より大型な13インチモデルの方が、11インチモデルよりも薄くなるのは興味深いです。

 

より深い黒の表現やコントラストの向上、消費電力の削減が見込まれる、有機ELディスプレイ。次期iPad Proでは「本体の薄さ」という意味でも、有機ELディスプレイの採用が大いに貢献しそうです。

 

Source: MacRumors

M3 iPad ProやMacBook Air、iPad Airに期待! アップル新製品は今週発表かも

Apple(アップル)が今週にも新製品を発表するとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑Den Rozhnovsky / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、Appleから発表される可能性があるのは「次期iPad Pro」「次期iPad Air」「次期MacBook Air」の3モデル。それ以外にも、「次期Apple Pencil」や「次期Magic Keyboard」が登場するかもしれません。それぞれの製品の詳細は、以下のとおりです。

 

次期iPad Pro:M3チップと横向きのフロントカメラ、有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。背面のカメラ突起のデザインも変更され、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応します。

次期iPad Air:12.9インチモデルが登場し、M2チップを搭載。

次期MacBook Air:15インチ/13インチモデルがM3チップを搭載

次期Magic Keyboard:筐体の一部がアルミニウム製になり、トラックパッドも大型化

次期Apple Pencil:詳細不明

 

またこれらの製品だけでなく、「iPhone 15/15 Plus」の新色や、「Apple Watch」の新色バンドが登場する可能性もあるようです。

 

興味深いことに、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、Appleの新製品はイベントではなくプレスリリースで発表されると伝えています。これだけのたくさんのプロダクトが登場するとすれば、どれを買えばいいのか迷ってしまいそうです。

 

Source: MacRumors, Bloomberg

M3 iPad ProやMacBook Air、iPad Airに期待! アップル新製品は今週発表かも

Apple(アップル)が今週にも新製品を発表するとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑Den Rozhnovsky / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、Appleから発表される可能性があるのは「次期iPad Pro」「次期iPad Air」「次期MacBook Air」の3モデル。それ以外にも、「次期Apple Pencil」や「次期Magic Keyboard」が登場するかもしれません。それぞれの製品の詳細は、以下のとおりです。

 

次期iPad Pro:M3チップと横向きのフロントカメラ、有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。背面のカメラ突起のデザインも変更され、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応します。

次期iPad Air:12.9インチモデルが登場し、M2チップを搭載。

次期MacBook Air:15インチ/13インチモデルがM3チップを搭載

次期Magic Keyboard:筐体の一部がアルミニウム製になり、トラックパッドも大型化

次期Apple Pencil:詳細不明

 

またこれらの製品だけでなく、「iPhone 15/15 Plus」の新色や、「Apple Watch」の新色バンドが登場する可能性もあるようです。

 

興味深いことに、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、Appleの新製品はイベントではなくプレスリリースで発表されると伝えています。これだけのたくさんのプロダクトが登場するとすれば、どれを買えばいいのか迷ってしまいそうです。

 

Source: MacRumors, Bloomberg

次期iPad ProはM4チップ、iPad miniはA17 Pro搭載? 16機種のアップル未発表製品につきチップ情報がリーク

今後アップルは新型iPadやiPad Air、iPad miniを発売すると予想されていますが、どのようなチップを載せるのか明らかではありません。

↑アップル未発表製品のチップが明らかに?

 

そんななか、16機種もの未発表アップル製品につき、搭載チップに関するリーク情報が発見されました。

 

アップル関連情報サイトMacRumorsは、「アップルの計画に関する正確な情報をシェアしてきた」実績ある個人アカウントがX(旧Twitter)に投稿した技術情報を発見したと述べています。

 

まず、A14 Bionic、A17 Pro、M2チップを搭載した8つのアップル製デバイスがリストにあり。その内訳はA14とA17 Proが2台ずつ、M2デバイスが4台だったそうです。以下、MacRumorsは次のように推測しています。

 

  • A14 Bionic:第11世代iPad(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)。もっとも、現行の第10世代iPadもA14 Bionicを搭載しているため、噂のディスプレイを搭載したHomePodの可能性もある
  • A17:第7世代iPad mini(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)。これはA17 Proチップか、そのバリエーションかも
  • M2:新型10.9インチ/12.9インチiPad Air(Wi-FiモデルおよびWi-Fi+Cellularモデル)

 

現行の第7世代iPad miniは、A15 Bionicチップを搭載しています。次期モデルではA16 Bionicを搭載する可能性が高いと思われていましたが、もしもA17 Proであれば、大幅なアップグレードとなりそうです。

 

また、次期「iPhone 16」シリーズと思しき4つのモデルと、11インチ/13インチの次期iPad Proらしきモデル(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)の合計8機種もあり。それぞれに搭載される、2つの未発表チップの識別子もあったそうです。

 

まず、次期iPad Proには識別子の並びから「M4」チップが搭載される可能性が浮上。これまで次期iPad Proは3月末に発売され、アップルが最新のMacBook Proに採用したM3チップを搭載すると噂されたことから、本当であれば予想外のことです。

 

また今回の情報源は、iPhone 16シリーズの全モデルは同じ「A18」チップを搭載すると示唆。これは著名アナリストの予想とも一致しています

 

より具体的には、全モデルとも基本的には同じチップを搭載。ただし「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」向けには「A18 Pro」というブランド名にする可能性が高いとのこと。その一方、標準モデル「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」向けの「A18」チップは、差別化のために一部のモジュールを無効化するかもしれないようです。

 

次期iPad ProがMacBook Pro以上のM4チップを搭載するとは考えにく感もありますが、A17 Pro搭載の高性能な新型iPad miniは期待したいところです。

 

Source:MacRumors

アップル、新型iPadやMacBook Air発売を準備? 「未発表または未発売の製品」に関する社内サポート文書を更新か

アップルは今年3月末、有機ELディスプレイ搭載iPad Proや12.9インチiPad Air、M3搭載MacBook Airなど新製品を一挙に発表すると噂されています。

↑いよいよ新型MacやiPadが登場か

 

そんななか、アップルが「未発表または未発売の製品」に関する社内サポート文書を更新したと米MacRumorsが報じています。

 

この文書は、未発表の製品やサービス、あるいは発表されたもののまだ発売していない製品に関して、お客からの質問にどのように対応すべきかを、アップルのサポート担当者に知らせるものです。

 

この文書の変更履歴を確認すると、2月27日の日付で「再構築され、最適化された」そうです。ただし、具体的にどのように中味が書き換えられたか、何が追記されたかは明らかではありません。

 

すでに新型iPadやMacBookに関する噂は次々と届けられており、どんなハードウェアになるのかはほぼ判明している印象もあります。

 

まず次期iPad Proは、より明るく鮮やかな有機ELディスプレイを搭載することが有力視されています。ほか、最新Macと同じM3チップやiPhoneのようなMagSafeワイヤレス充電、前面カメラは横向きになるといったところです。

 

また新型iPad Airは、これまでの10.9インチモデルのほか、より大型の12.9インチモデルも追加。デザインは現行モデルとあまり変わらないものの、M2チップ搭載が予想されています

 

そして13インチと15インチMacBook Airは、どちらも現行のM2チップからM3チップに更新され、処理能力が向上しつつ、ゲームでのグラフィック性能も大幅に改善すると見られています。

 

昨年(2023年)はiPadの新型が1つも出なかっただけに、そちらに大きな注目が集まるかもしれません。

 

Source:MacRumors

iPadとHomePodの合体スマートディスプレイ、早ければ2025年に発売かも

iPadのようなディスプレイを搭載した「HomePod」が早ければ2025年にも登場するとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑MacRumorsより

 

AppleがiPadとHomePodを合体させたような製品を開発してるのは以前から報告されており、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は「7インチディスプレイを搭載したHomePodが2024年初頭に登場する」と報告していました。またこの製品は「tvOS」をベースとして開発しているようです。

 

Gurman記者によれば、Appleは海外サプライヤーと協力し、ディスプレイを搭載したHomePodの初期作業を開発したとのこと。発売が間近に迫っていると考える証拠はないものの、この計画がすすめば早ければ2025年にも製品が発売されるというのです。

 

また、AppleはHomePodと「Apple TV」「FaceTimeカメラ」を組み合わせたデバイスや、壁にマグネットで取り付けられるiPadのようなスマートディスプレイも検討しているとのこと。しかし、これらの製品が発売されるかどうかは不明だとしています。また、Appleのスマートホーム製品の計画は「優柔不断だ」とも指摘しています。

 

HomePodは、一時は製品販売が終了したものの、2023年には新バージョンのHomePodが登場しました。このHomePodにiPadを合体させれば、魅力的なスマートディスプレイになると考える人は多いはず。Appleのスマートホーム分野へのさらなる進出に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

有機EL版iPad Proのディスプレイ、11インチと13インチは製造メーカーが違うかも

アップルは11インチと13インチ(12.9インチモデルの後継機)iPad Proに有機ELディスプレイを搭載し、3月に発表すると噂されています。

↑サムスン“と”LGが製造?

 

これらの有機ELパネルにつき、サムスン・ディスプレイが11インチを、LGディスプレイが13インチパネルを独占的に製造する。つまり、11インチと13インチではディスプレイの製造メーカーが異なると韓国の電子業界誌The Elecが報じています。

 

最新記事は、サムスンは11インチ向け有機ELディスプレイ最初の生産につき、単独サプライヤーとしての地位を固めたとのこと。かたやLGも、13インチ向けディスプレイの生産に突入。当初は同社も11インチ向け有機ELパネルの生産を始める予定だったものの、今のところ両社ともに1種類しか生産していないと伝えています。

 

この分業体制は、ひとつにはアップルの有機EL版iPad Proに関する需要の見通しが変わったこと。それに加えて、両社の生産能力や歩留まり(生産した製品のうち良品の割合)が不安定であり、新たなパネル技術にまだ対応できていないためと説明しています

 

アップルは次期iPad Proのディスプレイにつき「他社の追随を許さない」画質や、厚みと重さを減らすことを目指していると言われています。それだけ、要求水準が厳しいのでしょう。

 

ほか、2024年内の有機EL版iPad Proの出荷量見通しは800万台に過ぎず、業界が予想していた1000万台から200万台も減ったとのこと。なぜ減るかといえば、新たな技術をふんだんに投入した有機ELパネルのため製造コストが上がり、現行モデルより高くなるためだとの分析も伝えられていました

 

iPadの歴史において、有機ELディスプレイを搭載するのは初めてのこと。これまでの液晶ディスプレイよりも深い黒や鮮やかな色を実現しつつ、バックライトが不要となるため、はるかに薄くなる可能性もあります。たとえば、13インチモデルは1mm以上も厚みが減るとの説もあります

 

11インチと13インチともに同じディスプレイ技術を使っているはずですが、パネルメーカーの違いにより発色や鮮やかさなどに差が出るのか? 発売後の検証を楽しみにしたいところです。

 

Source:The Elec
via:MacRumors

有機EL版iPad Proはそんなに値上げしないかも? 160ドル程度の値上げになるらしい

有機ELディスプレイを搭載した「次期iPad Pro」は160ドル(約2万4000円)程度の値上げが予定されていると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad ProではiPadシリーズとして、初めて有機ELディスプレイを採用することが期待されています。有機ELディスプレイはコントラスト比や省電力性能でメリットがあるものの、11インチモデルが1500ドル(約21万5000円)、13インチモデルが1800~2000ドル(約26万円~29万円)へと大幅に値上げされるとの情報も登場しています。

 

DigiTimesは具体的な価格を示していないものの、160ドルの値上げが正しければ、11インチモデルは959ドル(約14万円)から、13インチモデルは1259ドル(約19万円)からとなります、かなり高価ではありますが、以前の情報よりは常識的な値段といえそうです。

 

Apple(アップル)はすでにiPhoneシリーズにて、有機ELディスプレイを採用しています。一方でiPad Proに搭載される有機ELディスプレイは、Appleが薄型デザインを実現する「タンデムスタックデザイン」などの新技術にこだわっているため、調達コストが高くなるとの観測も登場しています。

 

次期iPad Proでは有機ELディスプレイへの移行だけでなく、よりMacBookに近いデザインの「次期Magic Keyboard」の登場も期待されています。それらの周辺機器を考慮すると、トータルではかなり高額な製品となりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

有機EL版iPad Proはそんなに値上げしないかも? 160ドル程度の値上げになるらしい

有機ELディスプレイを搭載した「次期iPad Pro」は160ドル(約2万4000円)程度の値上げが予定されていると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad ProではiPadシリーズとして、初めて有機ELディスプレイを採用することが期待されています。有機ELディスプレイはコントラスト比や省電力性能でメリットがあるものの、11インチモデルが1500ドル(約21万5000円)、13インチモデルが1800~2000ドル(約26万円~29万円)へと大幅に値上げされるとの情報も登場しています。

 

DigiTimesは具体的な価格を示していないものの、160ドルの値上げが正しければ、11インチモデルは959ドル(約14万円)から、13インチモデルは1259ドル(約19万円)からとなります、かなり高価ではありますが、以前の情報よりは常識的な値段といえそうです。

 

Apple(アップル)はすでにiPhoneシリーズにて、有機ELディスプレイを採用しています。一方でiPad Proに搭載される有機ELディスプレイは、Appleが薄型デザインを実現する「タンデムスタックデザイン」などの新技術にこだわっているため、調達コストが高くなるとの観測も登場しています。

 

次期iPad Proでは有機ELディスプレイへの移行だけでなく、よりMacBookに近いデザインの「次期Magic Keyboard」の登場も期待されています。それらの周辺機器を考慮すると、トータルではかなり高額な製品となりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

次期iPad Pro、有機ELディスプレイやM3チップ搭載で3月に登場? これまでの噂まとめ

アップルは今年3月末、次期iPad Proを発表することが有力視されています。著名ジャーナリストも、同社が春に新製品を発売し、「大型モデルを含む新型iPad Air、刷新されたiPad Pro、M3 MacBook Air」のリリースを目指していると述べていました

↑次期iPad Proは3月発表か

 

次期iPad Proはどのような仕様になり、どんな専用アクセサリーが同時発売されるのか? アップル関連情報サイト9to5Macが、これまでの噂話をまとめています。

 

有機ELディスプレイ

最大の変更点は、ディスプレイが有機ELに移行すること。現行の11インチiPad Proは従来型のバックライト付き液晶、12.9インチはミニLEDバックライト付き液晶を搭載。これらが両方とも、同じ方式に統一される見通しです。

 

アップルはまずApple Watch、次にiPhoneへと有機ELディスプレイを導入。それに続きiPad Proも、という流れです。また12.9インチiPad Proの後継モデルは、画面サイズが13インチとなり、少し大きくなるかもしれません。

 

ミニLEDディスプレイと比べて、有機EL画面は黒の表現が美しくなり、消費電力が減り、バッテリー持ちが良くなると予想されます。なぜなら、有機ELパネルは赤、緑、青の画素そのものが発光するため、黒の場合は「完全にオフ」にするためです。

 

新型Magic KeyboardやApple Pencil

アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、新型Magic Keyboardが「よりMacに近くなるよう、トラックパッドが大きくなる」ことや、トップケースが初めてアルミニウム製となりMacBookにデザインが近くなると主張していました

 

また、iOS 17.4の内部ファイルから「探す」アプリと連動する新型Apple Pencilの手がかりも見つかっています。ほか、ペン先が磁石により着脱式になり、用途に応じて交換できるとの噂もありました。

 

M3チップ搭載

iPad Proの新モデルは、間違いなく前モデルよりも高性能になるはず。11インチと13インチモデルともに、最新の14インチMacBook ProやiMacと同じM3プロセッサーを搭載すると予想されています。

 

ただし、これらの強化により、新型iPad Proは現行モデルより大幅に値上げされるとも噂されています。韓国のサプライチェーン情報筋からは、11インチが1500ドル(約22万円)~、12.9インチが1800ドル(約26万円)~になるとの見通しが伝えられていました

 

どれもが素晴らしいアップグレードを予感させますが、大幅値上げだけは外れることを祈りたいところです。

 

Source:9to5Mac

折りたたみiPadの登場時期はいつになる? 最終的にiPad miniを置き換えか

Appleが7~8インチの折りたたみ製品を2026年~2027年にも発売する可能性があると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleが折りたたみ製品を準備しているとの報道は繰り返し登場しており、2024年末にも折りたたみiPadが登場するとの情報もあります。また、折りたたみiPadの後には折りたたみiPhoneが登場することも期待されています。

 

The Elecによれば、Appleの折りたたみ製品は8.3インチの「iPad mini」に取って代わる可能性があるとのこと。一方で、AppleはiPad mini向けの有機ELディスプレイも開発しており、7~8インチの折りたたみ製品の詳細はまだ決定されていないと伝えています。また、サムスンディスプレイやLGディスプレイは去年、6インチ後半と7インチ後半の折りたたみディスプレイのサンプルを、Appleへと送っているようです。

 

さらに7~8インチの折りたたみ製品の後に、より大きな20.5インチの折りたたみ製品に取り組んでいると報じられています。Appleが折りたたみ製品に注力するのか、あるいは製品の有機ELディスプレイへの置き換えに注力するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

次期iPad ProやMacBook Airは3月末に発売? 期待される変更点のまとめ

Apple(アップル)が次期iPad AirやiPad Pro、MacBook Airを3月末頃に発表すると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

Gurman記者によれば、次期iPad Proと13インチMacBook Airの新モデルの生産が、Appleのサプライチェーンにて順調にすすんでいるとのこと。次期iPad Proは11インチ/13インチにわずかに画面サイズが大きくなり、初めて有機ELディスプレイを搭載すると期待されています。これによりディスプレイの品質が改善される一方、価格が上昇する可能性があります。また、M3チップやMagSafeワイヤレス充電への対応、横向きフロントカメラ、再設計されたMagic Keyboardも登場するようです。

 

次期iPad Airは10.9インチモデルにくわえて、12.9インチモデルが追加されるようです。また、新チップ「M2」の搭載や再設計された背面カメラ、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3のサポートが期待されています。次期MacBook Airに関しては、M3チップやWi-Fi 6Eに対応する一方、デザイン上の変更はないようです。

 

今回の情報が正しければ、3月末に登場する新製品では有機ELディスプレイを搭載したiPad Proと、12.9インチのiPad Airが目玉となるようです。iPadシリーズで初めてとなる有機ELデイスプレイがどれだけ美しいのか、ぜひこの目で見てみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期iPad Pro、Face IDカメラが横向きに? iOS 17.4のコードに証拠見つかる

「iOS 17.4」のコードから、「次期iPad Pro」に横向きの「Face ID」カメラが搭載される証拠が見つかったと、MacRumorsが報告しています。

↑Kaspars Grinvalds / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPad Proは、本体の上部にFace IDカメラが搭載されています。これにより、iPad Proを横向きに持っている状態では、Face IDが利用できないという問題があります。

 

iOS 17.4のコードには、「Face IDのセットアップ中、iPadは横向きでカメラが画面の上部にある必要があります」との記述が見つかっています。これは、次期iPad Proに横向きのFace IDカメラが搭載される証拠といえそうです。

 

「iPad(第10世代)」では、前面カメラが縦向きから横向きへと移動しています。この変化が、次期iPad Proを含めた他のiPadに反映されてもおかしくはありません。また、将来は「iPad Air」にFace IDが搭載される可能性もあります。

 

今年の4月にも発売されるかもしれない、次期iPad Pro。そのFace IDカメラの位置の変化に、注目したいものです。

 

Source: MacRumors

有機EL版iPad Pro、史上最も軽くて薄くなる? しかし価格は現行モデルの倍近いかも

アップルがまもなく有機ELディスプレイ搭載iPad Proを発表することは、ほぼ確実視されています。そんななか、前モデルよりも大幅に値上げされ、M3 MacBook Pro並みの価格になると著名リーカーが主張しています。

↑有機EL版iPad Proは軽く薄く高くなる?

 

韓国Naverブログのユーザーyeux1122氏によると、有機EL版iPad Proの画面サイズは11インチと13インチの2種類。同サイズの機器では最高スペックを誇り、ディスプレイ性能も従来のAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)と比べて1.5~2倍以上も向上。「史上最も軽くて薄いタブレット」だとアピールすると述べています。

 

ただし、価格は11インチが1500ドル(約21万5000円)前後、13インチが1800~2000ドル(約26万円~29万円)から。これは、現行iPad Proの倍近いことになります。

 

有機EL版iPad Proの画面が非常に高性能になることは、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏も述べていることです。最近にて、Young氏は「タブレットで最も明るく長寿命の有機EL、最も軽くて薄い有機ELタブレット」になると示唆していました。

 

これほど高価になるのは部品代の高騰、それに最新技術を投入するためかもしれません。まず、次期iPad ProはMacBook Proと同じくM3チップを搭載すると見られています。このチップは台湾TSMCの最先端技術3nmプロセスにより製造され、以前のチップよりもコストが掛かります。

 

また有機EL版iPad Proのディスプレイには、赤・緑・青の発光層を2段重ねにする「タンデムスタック」や、フレキシブル(折り曲げられる)技術とリジッド(折り曲げ不可)技術を組み合わせたハイブリッド技術などが投入されると見られています。ただでさえ液晶よりも高価な有機ELパネルが、より高くつきそうというわけです。

 

その一方で、12.9インチに大型化したiPad Airも同時に登場するとの噂もあります。それほど高性能は要らない、ただ大画面は欲しい人であれば、iPad Airで十分に満足できるかもしれません。

 

Source:Naver
via:Wccftech

有機EL版iPad Pro、史上最も軽くて薄くなる? しかし価格は現行モデルの倍近いかも

アップルがまもなく有機ELディスプレイ搭載iPad Proを発表することは、ほぼ確実視されています。そんななか、前モデルよりも大幅に値上げされ、M3 MacBook Pro並みの価格になると著名リーカーが主張しています。

↑有機EL版iPad Proは軽く薄く高くなる?

 

韓国Naverブログのユーザーyeux1122氏によると、有機EL版iPad Proの画面サイズは11インチと13インチの2種類。同サイズの機器では最高スペックを誇り、ディスプレイ性能も従来のAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)と比べて1.5~2倍以上も向上。「史上最も軽くて薄いタブレット」だとアピールすると述べています。

 

ただし、価格は11インチが1500ドル(約21万5000円)前後、13インチが1800~2000ドル(約26万円~29万円)から。これは、現行iPad Proの倍近いことになります。

 

有機EL版iPad Proの画面が非常に高性能になることは、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏も述べていることです。最近にて、Young氏は「タブレットで最も明るく長寿命の有機EL、最も軽くて薄い有機ELタブレット」になると示唆していました。

 

これほど高価になるのは部品代の高騰、それに最新技術を投入するためかもしれません。まず、次期iPad ProはMacBook Proと同じくM3チップを搭載すると見られています。このチップは台湾TSMCの最先端技術3nmプロセスにより製造され、以前のチップよりもコストが掛かります。

 

また有機EL版iPad Proのディスプレイには、赤・緑・青の発光層を2段重ねにする「タンデムスタック」や、フレキシブル(折り曲げられる)技術とリジッド(折り曲げ不可)技術を組み合わせたハイブリッド技術などが投入されると見られています。ただでさえ液晶よりも高価な有機ELパネルが、より高くつきそうというわけです。

 

その一方で、12.9インチに大型化したiPad Airも同時に登場するとの噂もあります。それほど高性能は要らない、ただ大画面は欲しい人であれば、iPad Airで十分に満足できるかもしれません。

 

Source:Naver
via:Wccftech

念願のマグネット式充電に対応!? 次期「iPad Pro」の噂

次期「iPad Pro」がマグネット式充電システム「MagSafe」に対応する可能性を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑IIIARKED / Shutterstock.comより

 

MagSafeはマグネットによりデバイスと充電パッドを固定する充電方式で、「iPhone 12」シリーズ以降のiPhoneで、広く採用されています。また以前にはBloomberg(ブルームバーグ)が、次期iPad ProにてMagSafeへの対応が検討されていることを伝えています。

 

MacRumorsはApple製品用の磁石を製造している企業から情報を得たとして、次期iPad ProのMagSafeへの対応の可能性を伝えています。またこれはiPhoneのような背面からの充電ではなく、Macのようなケーブルを利用したマグネット式充電となる可能性もあるようです。

 

2021年にはBloombergが、2022年のiPad Proではガラス製の背面素材が採用され、ワイヤレス充電に対応すると報じていました。2022年モデルのiPad Proではそのようなアップデートはなかったものの、2024年の次期iPad Proにてようやくその計画が実現するのかもしれません。

 

次期iPad Proでは画面サイズが11.1インチ/13インチにわずかに大型化し、有機ELディスプレイの採用も噂されています。これにMagSafeへの対応が加われば、まさにメジャーアップデートモデルとして登場することになりそうです。

 

Source: MacRumors

サムスンがパネルを準備中? 折りたたみiPadに一歩前進か……折りたたみiPhone登場の噂も

サムスンディスプレイがApple(アップル)向けに折りたたみディスプレイの開発チームを準備していると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleの折りたたみデバイスに関しては、「折りたたみiPadが投入される」との報告を、複数筋が寄せています。また、折りたたみiPadの後には折りたたみiPhoneが控えているとの報告も登場しています。

 

The Elecによれば、サムスンディスプレイは折りたたみディスプレイ開発の事業効率化を図るため、Appleビジネスチームを再編成したとのこと。同社はApple初の折りたたみ製品を前に、サムスンの折りたたみデバイスに関するノウハウを統合し強化しようとしているのです。

 

それ以外にも、サムスンディスプレイとLGディスプレイが20.25インチを含む、Apple向けの折りたたみ製品のプロジェクトに取り組んでいるとの情報も伝えられています。これが製品の製品サイズなのか、あるいは生産プロセスに関するものなのかは不明です。

 

著名アナリストのミンチー・クオ氏は、Appleが折りたたみiPhoneを投入するのは2025年以降になると報告しています。折りたたみiPadかiPhoneなのかはわかりませんが、Apple初の折りたたみ製品の登場は近そうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

2024年はiPad豊作の年になる!? 次期iPadの登場は2024年後半との報道

Apple(アップル)が廉価な「次期iPad」を2024年後半に投入するとの情報を、Nikkei Asiaが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

次期iPadに関しては、Bloomberg(ブルームバーグ)が「2024年にも登場する」と以前に報道していました。また今年10月にはUSB-Cに対応した廉価モデルの「Apple Pencil(USB-C)」が登場するなど、廉価なiPadの登場の機運が高まっています。

 

Nikkei Asiaによれば、廉価な次期iPadのテスト生産のためのエンジニアリング検証が、来年2月中旬に開始。製品の販売は2024年11月になるとしています。またこれにともない、iPadの主要組み立てメーカーの中国BYDと協力し、生産リソースを中国からベトナムに移すことも報じられています。

 

廉価な次期iPadのこれまでの噂では、プロセッサやカメラのアップデートも予測されています。2022年10月に登場した現行モデルのiPad(第10世代)では、大型ディスプレイを搭載しデザインが一新され、A14 Bionicチップや1200万画素カメラ、USB-Cポートを搭載しました。次期iPadでも、大幅なスペックアップを期待したいものです。

 

Source: Nikkei Asia via MacRumors

12.9インチの大型iPad Air、2024年の早い時期に発売? 年内に画面パネルの出荷が始まったかも

現行のiPad Airは画面サイズが10.9インチですが、12.9インチの大型モデルも準備中であることは何度も噂されてきました。そんななか、著名なディスプレイアナリストが画面パネルの出荷が今月中に開始され、大型iPad Air本体も「予想より早く」発売されると示唆しています。

↑噂の大型iPad Air、ついに発売?

 

ディスプレイ関連サプライチェーン専門調査会社DSCCの創業者でCEOのRoss Young氏は、12.9インチiPad Airのパネル出荷が12月にスタートしたと述べています。Young氏は第6世代iPad miniの画面サイズを発表前に的中させたり、数々の実績がある人物です。

 

先月もアップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が、2種類のiPad Airを2024年第1四半期に量産開始すると述べていました

 

これが本当であれば、上位モデルの12.9インチiPad Pro画面サイズが被ることになります。が、ひとつには次期Proモデルの画面はミニLEDバックライトから有機ELに移行すると予想されていること。もうひとつは、まるでMacBookのように見えるPro専用Magic Keyboardも準備中と噂されており、高級感で差別化を図るのかもしれません。

 

また、次期iPad Proは大幅な値上げになると予想されていますが、12.9インチiPad Airは従来型の液晶ディスプレイを採用すると噂されています。つまり、Proと比べればかなり安くなりそうです。

 

Source:Ross Young(X)
via:Wccftech

来年初頭はiPadファミリー新製品ラッシュ!? 次期MacBook Airも登場するかも

Apple(アップル)の「次期iPad Air」「次期iPad Pro」「次期MacBook Air」が2024年初頭に登場すると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑IIIARKED / Shutterstock.comより

 

まず次期iPad Airでは2サイズが用意され、小さいモデルは引き続き10.9インチなものの、大きいモデルは12.9インチになるとのこと。この12.9インチのiPad Airは、12.9インチの「iPad Pro」よりも廉価に販売されます。

 

次期iPad ProはiPadシリーズとして、始めて有機ELディスプレイを搭載。より深い黒と鮮やかな色の表現が可能です。本体には新しい「M3」チップを搭載し、次期iPad Airとともに2024年3月に発売されます。「iPad mini」や「廉価版iPad」の新モデルも2024年に登場しますが、こちらの発売時期は現時点では不明です。

 

次期MacBook Airに関しては、13インチ/15インチモデルの両方がM3チップを搭載。本体デザインは、2023年モデルから変更されません。次期MacBook AirもiPad AirやProと同じく、2024年3月頃に登場することが予測されています。

 

2023年は珍しく、iPadシリーズの新モデルが登場しない年でした。2024年は次期iPad AirやProの登場で、iPadシリーズの売り上げの加速に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

iPadファンにとって今は「待て」の次期? 全モデルが来年刷新されるかも

Apple(アップル)が2024年に「iPad」シリーズの全ラインナップをアップデートすることを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑19 STUDIO / Shutterstock.comより

 

廉価なiPadや小型モデルの「iPad mini」、「iPad Air」「iPad Pro」など、多数のラインナップが用意されているiPadシリーズ。しかし意外なことに、2023年にはiPadシリーズの新製品は投入されませんでした。

 

Gurman記者によれば、2024年にはiPadシリーズの全モデルで新製品が投入されるとのこと。同記者は以前にも、廉価なiPadの新製品が2024年3月に、そして「M3」チップと有機ELディスプレイを搭載した「11インチ/13インチiPad Pro」が2024年前半に投入されると報告されています。また次期iPad AirとiPad miniには、それぞれ「M2」「A16 Bionic」チップが搭載されるようです。

 

Gurman記者はその他にも、2024年に「AirPods」のローエンドモデルが、そして2025年には「AirPods Pro」が刷新されると指摘しています。今後もAppleからのさらなる新製品の投入に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

新型iPadは2024年3月に発表? 無印とAir、miniのスペックアップ版が一挙登場かも

まもなく次期iPadが登場するとの噂話が盛り上がりましたが、今のところ登場していません。一応、アップルからの発表はあったものの、USB-C対応の廉価版Apple Pencilだけに留まっていました。

↑2024年3月発表かも

 

そんななか、新型iPadは2024年3月頃まで発売予定はないと著名ジャーナリストが主張しています。

 

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」最新号にて廉価版Apple Pencilに言及しています。

 

それは「春の新型iPadに先がけ」るとして、少なくとも2024年には新製品を投入すると予想。その中には「iPad Airや無印iPad、iPad miniのスペックアップ版」も含まれると述べています。以前からGurman氏は、次期iPad Airの後継モデルが準備中だと予想してきました

 

また「iPad Proの刷新」も計画されているとしつつ、「よりマイナーな」iPadの後継モデルを3月に発表する予定だと聞いているとのこと。うわさの有機ELディスプレイ搭載iPad Proは、もう少し先のことになるのかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

デカすぎ!? 12.9インチのiPad Airが開発中か

Apple(アップル)が12.9インチディスプレイを搭載した大画面なiPad Airを開発していることを、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

Appleが大画面なiPad Airを開発しているとの情報は、以前に海外メディアの9to5Macも報じていました。それによれば、次期iPad Airでは「大画面モデル」「高価なハイエンドモデル」の開発がすすめられているとのこと。しかしこの計画は、変更される可能性もあるようです。

 

DigiTimesによれば、12.9インチのiPad Airは現在販売されている「12.9インチiPad Pro」とは異なり、miniLEDディスプレイは搭載しないとのこと。そのかわり、現在のiPad Airと同じ通常の液晶ディスプレイを搭載するようです。

 

ここで気になるのは、より上位モデルに位置づけられている12.9インチiPad Proとのバッティング。iPad Proには12.9インチモデルと11インチモデルが存在しますが、それとあわせて12.9インチと10.9インチのiPad Airを販売するのは、iPadシリーズのラインナップが若干混乱しそうな印象です。

 

なお著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、年内は新型MacやiPadは発売されないとの予測を報告しています。12.9インチのiPad Airの登場が本当だとしても、それはもう少し先になりそうです。

 

Source: MacRumors

アップル版チャットボットAI、「iOS 18」には実装されるかも? プライバシー保護に重点を置く見通し

アップルはChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)に基づく生成AIを、社内で独自に開発中との噂もありました。それが早ければ2024年後半には、iPhoneとiPadに実装され始めると著名アナリストが主張しています。

↑アップル版ChatGPTはiOS 18に搭載?

 

投資会社アナリストのJeff Pu氏は投資家向け研究ノートで、サプライチェーン情報筋の話として、アップルは2023年に数百台のAIサーバーを構築し、来年にはさらに台数を増やす可能性が高いと述べています。

 

Pu氏によれば、アップルはクラウドベースのAIと、いわゆる「エッジAI」(「デバイス内で処理を行い、クラウドとの通信を減らすしくみ)を組み合わせて提供するとのこと。また、顧客のプライバシーを保護する形で、個人データをどのように利用・処理するかを検討することになるとも付け加えています。

 

もしも2024年後半に実現すれば、「iOS 18」と「iPadOS 18」から生成AI機能の展開が始まることになります。が、どのように活用していくのかは未知数です。

 

独自の情報源を持つThe Informationは、アップルがSiriにLLMを組み込み、ユーザーが複雑なタスクを自動化できるようにする予定だと報じていました。

 

また著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、アップルの生成AIへの取り組みは「競合他社に大きく遅れをとっている」と述べていました。iPhoneへの組み込みは2024年後半には間に合わず、2025年以降になる可能性もありそうです。

 

アップルのティム・クックCEOは、米Forbesのインタビューで「我々は何年も生成AIに取り組んでおり、多くの研究を行ってきました」と言いつつ「本当に思慮深くアプローチし、深く考えていくつもりです」とも述べていました。特にiPhoneではプライバシーを厳重に守る必要があるため、実装を急ぐことはないのかもしれません。

 

Source:MacRumors

次期12.9インチiPad Pro、ミニLEDから普通の液晶画面に逆戻り? 製造コストが高すぎて普及しにくいためか

アップルの次期12.9インチiPad Proは有機ELディスプレイを搭載すると噂されるなか、逆に単なる液晶ディスプレイに戻るとの噂が報じられています。

↑ミニLEDから普通の液晶画面に逆戻りするかも?

 

台湾の電子業界誌DigiTimesによると、次期12.9インチiPad Proと新型iPad Airの両方がミニLED画面ではなく、従来の液晶ディスプレイを採用すると明らかになったとのことです。

 

ここ数年、12.9インチiPad ProにはミニLED画面、つまり「微小なミニLEDをバックライトにした液晶画面」(Liquid Retina XDR)が採用されてきました。それが通常のLEDバックライトを使った、11インチiPad Proと同じ液晶ディスプレイ(Liquid Retina)になるというわけです。

 

なぜ、逆戻りさせるのか。それはLEDバックライトを使うことによる製造コストの高さが「より広い業界への採用にとってハードル」となっているため。従来のバックライト技術に軸足を戻すのは「拡張性や市場への浸透」に重点を置くことを目指している可能性があると主張しています。

 

こうした部品の変更の結果、新型12.9インチiPad Proの量産は当初の「(2023年)11月初め」から「遅ければ2024年初め」に延期される可能性があるとのことです。

 

しかし、今回の報道はこれまでの噂話と矛盾している印象もあります。1つには、次期iPad ProにサムスンとLGディスプレイが有機ELパネルを供給すると何度も報じられてきたこと。他ならぬDigiTimesも「ハイブリッド有機ELディスプレイ」が搭載され、より薄くて軽くなると伝えたことがあります。

 

また、DigiTimesは数日前に「12.9インチの大型iPad Airが近日発売予定」と報じたばかりです。こちらはミニLED画面を搭載していないとのことで、DigiTimesが12.9インチiPad Proと混同している可能性もありそうです。

 

Source:DigiTimes
via:MacRumors

Appleが折りたたみiPadに本気!? 2024年末にも発表の報告

Apple(アップル)が「折りたたみiPad」を早ければ2024年末にも発表する可能性を、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleが折りたたみiPadを投入するという予測は以前から報じられており、2024年にも製品が登場するとの情報複数筋より報じられています。一方で著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、2024年に登場するのは有機ELディスプレイを搭載したiPadだとも予測しています。

 

DigiTimesによれば、Appleは折りたたみiPadを「集中開発」しており、サプライヤーとともに2024年末の小規模生産にむけて取り組んでいるとのこと。計画が順調にすすめば、2024年末から2025年初頭に製品が発表される可能性があるそうです。

 

Appleは4年前から折りたたみiPadに取り組んでおり、継続的にデザインを変更しています。そのデザインは最終決定されておらず、現在はより低コストなデザインを目指しているとのこと。また同社はディスプレイの「折り目」の存在を気にしており、Samsung(サムスン)やLGにたいして、折り目が目立たないディスプレイの供給を求めているそうです。

 

Android陣営からは多種多様な折りたたみスマートフォンが投入されていますが、Appleは最初は販売台数の小さなiPadから、折りたたみデバイス分野への進出を予定しているようです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

次期iPadやApple Pencil、まもなく発表かも

「次期iPad(iPad 第11世代)」や「次期Apple Pencil(Apple Pencil 3)」が今週にも発表される可能性を、国内外の情報筋が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

リークアカウントのMajin Buによれば、Apple(アップル)は翌日(Xへの投稿は10月17日)にも第11世代のiPadが登場すると伝えています。次期iPadはiPad (第10世代)と全く同じデザインで、現行のすべてのアクセサリと互換性があるとも述べています。

 

また国内サイトのMacお宝鑑定団は、近似中にiPad本体のアップデートはないものの、次期Apple Pencilが発売されると伝えています。以前の情報によれば、次期Apple Pencilでは「異なる描画スタイルを実現するための交換可能な磁気チップ」が搭載されるとのこと。そしてMacお宝鑑定団も、この情報を確認しているというのです。

 

またBloomberg(ブルームバーグ)も、AppleがiPadとMacBookの新モデルの開発を進めているものの、これらのデバイスは「今月中には登場しない」と報じています。

 

現時点ではiPadシリーズの更新があるのかどうかは不明ですが、新製品は特別なイベントではなく、プレスリリースにて発表されるようです。iPadシリーズがどのように進化するのか、ここ数日のAppleの動きを見守りたいものです。

 

Source: Majin Bu / X, Macお宝鑑定団, Bloomberg via MacRumros 1, 2, 3

次期iPad mini、画面のスクロール問題が解決?

「次期iPad mini(iPad mini 7)」では画面のスクロール問題「ジェリースクロール」が解決されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに掲載されています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPad mini(iPad mini 6)では、スクロールの最中に画面の片側のテキストや画像が下に傾いて見える現象が知られています。Apple(アップル)によれば、これは液晶ディスプレイの正常な動作で、画面の上部と下部の更新タイミングがズレていることが原因だとされています。問題は縦向きにスクロールしたときにのみ発生し、横向きでは問題とならないようです。

 

WeiboアカウントのInstant Digitalによれば、Appleはディスプレイ部品を回転させることにより、ジェリースクロールの問題を解決するとのこと。一方で、画面を横向きにしたときにジェリースクロールが新たに発生するようになるのかどうかは、不明です。

 

今回の報告によれば、次期iPad miniでは「A16 Bionic」プロセッサが搭載され、フロントカメラが改善されるとのこと。また今月は次期iPad miniだけでなく、「次期iPad Air(iPad Air 6)」やLightningコネクタ搭載した「第1世代Apple Pencil」も登場するかもしれません。こちらも、製品の正式発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: Weibo via MacRumors

有機ELなiPad Air/miniの登場はいつ?

2026年に、「iPad mini」と「iPad Air」に有機ELディスプレイが搭載される可能性を、調査会社のOmdiaが報告しています。

↑Urbanscape / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「iPad Pro」ではminiLEDディスプレイが、それ以外のiPadでは液晶ディスプレイが採用されています。一方で、有機ELディスプレイを搭載したモデルはまだ登場していません。

 

Omdiaによれば、2024年からiPadの有機ELディスプレイへの移行が始まるとのこと。これは、「iPad Pro」を意味しているようです。そしてミッドレンジのタブレット、つまりiPad AirやiPad miniへの有機ELディスプレイの導入は2026年からになるというのです。

 

また次期iPad mini(iPad mini 7)に関しては、120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイが導入されないとの情報を、リークアカウントのRevegnusが投稿しています。同氏によると、次期iPad miniの主な変更点は「Aシリーズ」チップの刷新になるとのこと。こちらは年内の投入が噂されており、その進化が注目されます。

 

Source: Omdia, Revegnus / X via MacRumors 1, 2

次期iPad Airに大画面モデル!? 2機種が登場するかも

Apple(アップル)が2モデルの「次期iPad Air」を開発しているとの情報を、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑Margirita_Puma / Shutterstock.comより

 

第5世代となる現行モデルのiPad Airは、10.9インチディスプレイとM1チップを搭載。「第2世代Apple Pencil」に対応しUSB-Cポートを搭載するなど、かなりのハイエンド志向となっています。

 

9to5Macによれば、Appleは2モデルの次期iPad Air(Wi-Fi/セルラーモデルでを含めて4モデル)を開発しているとのこと。そして、「iPad Airの大型版か、高価なハイエンド版をリリースする可能性がある」と伝えているのです。なお、同サイトは「計画は変更される可能性があり、第2のモデルは登場しないかもしれない」ともつけくわえています。

 

大画面のiPadといえば、Appleはすでに「12.9インチiPad Pro」を販売しています。もし本当に大画面な、あるいは高価で高スペックな次期iPad Airが登場するのなら、12.9インチiPad Proとの競合が気になるところです。またBloomberg(ブルームバーグ)は以前に、次期iPad Airではスペックアップが予定されていると伝えていました。

 

Appleからはその他にも、次期iPad mini(第7世代iPad mini)や次期iPad(第11世代iPad)の投入が期待されています。どちらも大きな仕様変更はないようですが、iPadファミリーの新モデルの登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Mac

2024年発売の有機EL版iPad Pro、内蔵4TBオプションもあり? 価格は50万円を超えるかも

次期iPad Proは2024年に発売され、初めて有機ELディスプレイを採用すると見られています。これら新型iPad Proの最上位モデルには、4TBストレージが搭載されると著名リーカーが主張しています。

↑お値段もスゴイことになりそう……

 

現行のiPad Proでは、最大2TBの内蔵ストレージを選ぶことができます。しかし、有名リーカーRevegnus氏は、匿名の情報筋に基づき、来年発売の有機EL版iPad Proには4TBのオプションがあると述べています。

 

たとえばM2 iPad Proでは、最低容量の128GBから2TBにアップグレードするには、17万円以上の差額がかかります。大型の12.9インチで2TB、さらにCellularモデルであれば37万円以上で、価格的にはMacBook Proの領域に突入している、といえるでしょう。

 

もしも4TBモデルも同じぐらいのプレミアム価格だとすれば、ゆうに50万円を超えることになります。

 

また有機EL版iPad Proは、ディスプレイの製造コスト上昇により、大幅な値上げが予想されています。そのためか、Revegnus氏も「これだけのストレージが、本当に必要だろうか?」と述べています。

 

次期iPad Proには、Macと同じ強力な「M3」チップの搭載が予想されており、凄まじいパワフルさになるはず。しかし、iPadOSはmacOSほどクリエイティブのプロ向けアプリも豊富ではなく、また編集などの操作がしやすいとは言えないため、かなり好みが分かれるデバイスとなるかもしれません。

 

もっとも、アップルは動画編集アプリ「Final Cut Pro」や音楽製作アプリ「Logic Pro」のiPad版を今年5月から提供しています。今後は、iPad用にプロ向けアプリの充実を図ることになりそうです。

 

Source:Revegnus(X) 
via:Wccftech

ドデカい14インチiPadがもうスグくる…はずだった

Appleが年内に「14インチサイズのiPad」をリリースする予定だったものの、現時点ではその予定がないことを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Den Rozhnovsky / Shutterstock.comより

 

Appleがさらなる大画面iPadを開発しているという情報は以前から登場しており、リークアカウントのanalyst941は「14.1インチのiPadが2024年に登場する」と報告していました。

 

Gurman記者によれば、Appleは2021年から大画面iPadのコンセプトを模索しており、2023年には14インチモデルを投入する予定だったとのこと。しかし残念ながら、その計画はキャンセルされたようです。その理由として、有機ELディスプレイへの移行による大幅なコスト上昇が見込まれると報じています。

 

一方でAppleは、来年前半には12.9インチから13インチへとわずかに大画面化した「次期iPad Pro」を投入すると噂されています。iPadの大画面化は、今後少しづつ行われるのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期Magic Keyboard、使い勝手が大幅に進化する?

「次期Magic Keyboard」が「次期iPad Pro」とともに登場し、よりノートパソコンに近くなるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Fadhli Adnan / Shutterstock.comより

 

Magic Keyboardは「iPad Pro」や「iPad Air」向けにリリースされているキーボードで、シザー構造のバックライト付きキーボードや、トラックパッドを搭載。背面のヒンジで、iPadをより手前に傾けて設置できるのも特徴です。

 

Gurman記者によれば、次期Magic Keyboardはトラックパッドが大型化するとのこと。これにより、「さらにノートパソコンに近くなる」と指摘しています。

 

また次期iPad Proは、11インチ/13インチの有機ELディスプレイを搭載。「M3」チップを搭載するなど、メージャーアップデートモデルになるそう。現時点では、「J717/J718/J720/J721」と呼ばれるモデルが準備されているようです。

 

次期iPad Proと次期Magic Keyboardは2024年春〜初夏のリリースが予測されています。iPad Proがさらにノートパソコンに近づくことで、作業効率がさらに向上しそうな予感です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期iPad mini、意外と登場が近いかも?

次期iPad mini(第7世代)が次期iPadラインナップとして投入される可能性を、リークアカウントのShrimpAppleProが報告しています。

↑uteksk7 / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPad mini(第6世代)は、2021年9月に発売されました。物理ホームボタンを廃止したフルスクリーンデザインを採用し、ディスプレイも8.3インチに大型化。プロセッサは「A15 Bionic」を搭載し、電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵しているのも特徴です。

 

ShrimpAppleProは「少なくとも、1モデルの新しいiPadが登場する。おそらく、iPad mini(第7世代)だろう。詳細については、次回の情報にて」と語っており、その詳細については触れていません。

 

次期iPad miniについては2024年に投入されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。またこの次期iPad miniについては、プロセッサの刷新(A17 Bionic)やカメラスペックの向上、120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイの採用も噂されています。

 

現行モデルにて、大幅な刷新を遂げたiPad mini。次期モデルでは、内部スペックのさらなるブラッシュアップに期待したいものです。

 

Source: ShrimpApplePro / X via MacRumors

iPad、iPhone 15 Proゆずりの大刷新を予定か

将来の「iPad」において、「iPhone 15 Pro/Pro Max」のようにベゼルのサイズが縮小されるとの予測を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxにおいてベゼルのサイズが縮小されるとの情報は、以前から報告されていました。また実際に、ベゼルが細いディスプレイ部品も流出しています。

 

Gurman記者によると、iPhone 15 Pro/Pro Maxでは「LIPO」という技術を利用し、ディスプレイのベゼル幅を1.5mmまで縮小しているとのこと。なお、現行モデルの「iPhone 14 Pro/Pro Max」のベゼル幅は2.2mmとなっています。

 

そしてこのLIPOが、将来はiPadの製造技術にも採用されるというのです。現時点ではいつ、どのiPadが最初にLIPOを採用するかはわかっていませんが、上位モデルの「iPad Pro」への採用が期待できそうです。

 

iPhoneやiPadといえば、競合モデルのAndroid端末と比較して、どうしてもベゼルが太い印象でした。しかし今後は、そんな前評判を覆すようなモデルが次々と登場しそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップルが制限? 一部iPadの画面を非正規品に交換するとペンシルの挙動がおかしくなったとの声も

一部のiPadでディスプレイをアップル純正以外の部品、ないし別のiPadの画面に交換すると、Apple Pencilが正常に動作しなくなる可能性があると米Forbesが報じています。

↑修理代を安く抑えたい人は要注意

 

この問題は第5世代および第6世代の12.9インチiPad Proと、第3世代および第4世代の11インチiPad Proに及んでいるとのこと。英国の修理業者リッキー・パネサール氏は、iPadのディスプレイを別のiPad画面と交換したところ、Apple Pencilでまっすぐな線が描けなくなったと述べています。

 

なぜ、こんな問題が起こるのか。パネサール氏は「画面が元のロジックボード(基板)に接続されている場合のみ、ペンシルの機能が動作するようプログラムされたメモリーチップを画面に搭載している」ためと説明しています。

 

ほか5月には大手掲示板Redditで、中古業者から第6世代iPad miniを勝った人が同じ問題を抱えていると投稿していました

 

アップルは以前から、こうした「シリアル化」(デバイス本体と部品をシリアル番号でひも付ける)方式を使ってきたことが知られています。たとえばiPhone 13シリーズでも、画面を交換すると元の画面の制御チップを移さない限り、顔認証のFace IDが機能しないことがありました。批判を受けたアップルは、その後にチップの移植なしにFace IDが動くソフトウェアアップデートを配信しています

 

パネサール氏は、アップルや正規代理店で修理を受けるのと、非正規の修理業者とでは価格差が非常に大きいことを指摘しています。実際、アップル公式サイトで第6世代12.9インチiPad Pro Wi-Fiモデルでバッテリー交換以外の「その他の損傷」を見積もると、AppleCare+に加入していない場合は12万8,800円となっています(加入時は4,400円)。

 

今後、アップルの対応を見守りたいところです。

 

Source:Forbes
via:AppleInsider

Apple、折りたたみiPadをやはり検討している!?

Apple(アップル)が「折りたたみiPad」の投入を検討していることを、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleといえば、以前にも9インチの折りたたみデバイスを開発していることが報じられていました。この折りたたみiPadは2024年に投入されることも、複数の情報筋から報告されています。

 

DigiTimesによれば、「Appleは数年前から折りたたみスマートフォンの開発に取り組んでおり、この取り組みをタブレットにも拡大する」とのこと。ただし、その詳細や投入時期については報じられていません。

 

著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、折りたたみiPadについて「全く新しいデザインを採用し、軽量でカーボンファイバー製のキックスタンドを搭載する」と伝えています。またMacRumorsは、同製品は本のようにヒンジ部分で折りたたむことができ、「12.9インチiPad Pro」の上位モデルとして位置づけられると予測しています。

 

Appleはまだ折りたたみデバイスを投入していませんが、今後はiPadに限らずiPhoneやMacBookでも、折りたたみディスプレイを搭載した製品が投入されるのかもしれません。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

Google Pixel TabletやiPadとも相性良し! ロジクール新「MXシリーズ」はデバイスの対応力が高め

ロジクールのPC周辺機器におけるフラグシップ「MXシリーズ」から、コンパクトな静音設計のワイヤレスマウス「MX ANYWHERE 3S」と、軽快なタイピング感を実現したフルサイズのワイヤレスキーボード「MX KEYS S」が発売されました。今回は、この新製品たちを試用。キー操作一発で生成AIを呼び出すなどの、便利な使い方ができる新機能「Smart Actions」を試したほか、タブレットの外部アクセサリーとしての使い方も検証しました。

↑ロジクール「MXシリーズ」の新しいワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスの実力を検証。Google Pixel Tabletとの相性も確認しました

 

操作性がさらに進化したフラグシップのMXシリーズ

ロジクールはスイスのローザンヌに拠点を置くLogitech Internationalの日本法人、およびPC周辺機器ブランドです。MXシリーズはロジクールのハードウェアとソフトウェア、双方のエンジニアリング技術の粋を集めて開発されるフラグシップ。ユーザーに生産性の向上をもたらす多彩な機能を備えながら、シンプルで心地よい使い勝手を実現しています。

↑コンパクトサイズな「MX ANYWHERE 3S」。抜群の静音設計が魅力的なワイヤレスマウスです。価格は1万3970円(税込)

 

MX ANYWHERE 3SはBluetooth、または安定性に富んだロジクール独自のデジタル無線技術「Logi Bolt」を利用してPCなどに接続するワイヤレスマウス。静音性の高さが特徴で、筆者はロジクールが2020年に発売した「MX ANYWHERE 3 for Mac」のユーザーですが、新しいMX ANYWHERE 3Sはクリック音がより静かになったと感じています。前者の動作音が「カチ、カチ」だとすれば、新製品は「プチ、プチ」といった印象です。

↑片手に収まる手のひらサイズ。99gの軽量設計としています

 

秒間1000行の高速スクロールが可能な「Mag speed電磁気スクロールホイール」を採用しており、操作はまるで指に吸い付くようなグリップ感です。また、人間工学に基づいてデザインしたというマウスは、本体に搭載する6個のボタンすべてに指がリーチしやすい形状となっています。バッテリーを内蔵しながら本体は99gと軽いのもポイントで、海外出張にも比較的気軽に持ち出せます。

↑フルサイズのワイヤレスキーボード「MX KEYS S」。価格は1万9690円(税込)

 

MX KEYS Sは高さが低いロープロファイルキーを採用する薄型ワイヤレスキーボードです。2019年にロジクールが発売した「MX KEYS」を時々使っているのですが、新しいキーボードはタイピングの手応えが変わりました。キーの中央部分が浅いすり鉢状にくぼんでいるので、指先のキー運びがより滑らかになっています。

 

ファンクションキーには絵文字やミュート設定キーが追加されました。加えて、キーボードのバックライトキーは、ユーザーが手を近づけたことをセンサーが検知して点灯します。

↑手を近づけるだけでバックライトが点灯します。明るさの段階も調整可能

 

MacからiPadへの切り換えも簡単、マウスはデバイスを横断的に移動操作も可能

ふたつの製品ともに最大3台までのPCやタブレットとペアリングして、本体に搭載する「イージースイッチ」から素早く切り換えながら使えます。筆者は1台のマウスを、MacBookと2台のiPadに接続して切り換えながら使うことが多いので、イージースイッチがとても重宝します。

 

ロジクールが提供するMac/Windows対応のPCアプリケーション「Logicool Options+」を使うと、MXシリーズなど同社製品の機能を強化・カスタマイズできます。たとえばマウスはボタンごとに割り当てる操作を設定でき、キーボードはバックライトの点灯時間や輝度などを細かく調整できます。

↑Logicool Options+アプリケーションの画面。マウスのボタンに任意の操作を割り当てられます

 

ワイヤレスマウスのMX ANYWHERE 3Sには、複数のPC間を横断的に操作して、ファイルのドラッグ&ドロップまでできる「Flow」機能があります。しかもFlowはWindowsとmacOSをまたぐ操作にも対応しています。ただし、macOSとiPadOS間の操作には未対応です。とはいえ、アップル独自の「ユニバーサルコントロール」を使えばワイヤレスマウスのメーカーや種類を選ぶことなくデバイス感の操作をできるため、筆者のようなMacBookとiPadの環境でも快適に使えるでしょう。

 

注目なのはマクロ登録。グーグルの生成AI「Bard」をキー操作で呼び出せた

新製品で要注目なのは、Logicool Options+アプリケーションに新しく加わった「Smart Actions」。マウスのボタン操作、キーボードのキー操作に対して、連続する複数操作をひとまとめにした「マクロ」を登録できる機能です。

 

このLogicool Options+には、ユーザーがすぐに使えるいくつかのテンプレートが用意されています。たとえば「URLを開く」というアクションにGetNavi webのURLを登録して、MX ANYWHERE 3Sのモードシフトボタンをクリックしてすぐに開くマクロを作れます。

↑Logicool Options+には「Smart Actions」のテンプレートが用意されています。作成したSmart Actionをエクスポート/インポートも可能

 

MX KEYS Sの場合は、ファンクションキーの列にアクションを設定できます。アプリに収録されているテンプレートでおもしろいところでは、「ChatGPTで返信を生成する」というマクロがあります。

 

生成AIで検索して調べるマクロが欲しかったので、筆者はテンプレートを自作してみました。MX KEYS Sに新設された絵文字キーを使う予定がなさそうだったので、「Google Bardに検索単語を解説してもらうマクロ」をキー操作に割り当てることに。検索したい単語を先にコピーしてから、絵文字キーを押してGoogle Bardで調べてもらうマクロです。

 

少し時間はかかりましたが、DIY感覚で楽しめました。手っ取り早く任意のマクロを作りたい人は、すでに方々のBlogやYouTubeに相応する解説があるので、参考にするといいでしょう。

↑筆者が作成したSmart Actions。あらかじめコピーした単語をGoogle Bardに解説を聞くマクロです

 

Pixel Tabletとも好相性。ノートPCに代わるモバイルデバイスに

ノートPCやiPadとの使い勝手には問題ありませんでしたが、ほかのタブレットはどうでしょうか。グーグルが先日、Androidを搭載するPixelシリーズ初のタブレット「Google Pixel Tablet」を発売したので、ロジクールのMXシリーズとの相性を確かめてみました。

 

Google Pixel Tablet は、10.95インチのディスプレイを活かして動画などのエンターテインメント視聴やWebの閲覧が悠々と楽しめるタブレットです。ポータビリティも高いため、そこを活かしてドキュメントファイルやメールの作成にも使い倒したいデバイスですが、グーグルから本機専用のキーボードは発売されていません。Bluetooth対応のワイヤレス周辺機器をつなぐことはできるので、MXシリーズの試用にはもってこいです。

 

MX KEYS Sは英数/かな入力の変換操作が「Shift+スペースキー」になります。ファンクションキーの一部が使えなくなるものの、あとはPCにつないで使う感覚と大きく変わりません。Google Pixel Tabletと接続して使う分にも、戸惑うことはなさそうです。

 

サイズ感で見てみると、Pixel Tabletと一緒に外出時に持ち運んで使うワイヤレスキーボードとしては、MX KEYS Sよりもコンパクトな「MX KEYS MINI」の方がフィットすると思います。設計はひと世代前のMX KEYSと同じになりますが、ロープロファイルキーの心地よいタイピング感がおすすめのワイヤレスキーボードです。

↑Google Pixel Tabletの横幅と、可搬性がより高いMX KEYS MINI fof Macのサイズがマッチします

 

実際の使用感は、MXシリーズのワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスがあれば、Pixel Tabletが「ノートPCに代わるモバイルデバイス」として幅広く活用できると感じました。

 

Pixel Tabletのホーム画面を下から上にスワイプすると「タスクバー」が表示されます。この画面に表示される「分割」アイコンをタップすると、タブレットの画面に2つのアプリを表示してマルチタスクがこなせるようになります。分割状態でたとえばYouTubeの動画ストリーミングを見ながらWebで情報の詳細をチェックしたり、インタビューの際にレコーダーアプリで音声をテキストに起こしながらGoogleドキュメントで議事録をつくったりといった作業がとてもはかどりました。

 

iPad miniは純正キーボードがないから、MXシリーズと合わせるのが良い

なお、7月末にはグーグル初の折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」も発売を控えています。本機も開くと約7.6インチの大きな画面を搭載しているので、MXシリーズに組み合わせるとPCディスプレイのように使えます。Pixel Foldは5Gスマホなので、Wi-Fiに接続できる環境を探さなくても、どこでもインターネットにつながるリモートワークスペースを確保できる利点もあります。

↑Google Pixel FoldもMXシリーズがあればタブレットとして活用の幅が広がります

 

最後に、iPadの中では最もコンパクトなiPad miniに、まだアップル純正のキーボードがありません。その点、ロジクールのMXシリーズとiPadの相性もまたとても良いです。「タブレット全般と好相性なMXシリーズ」として、覚えておくことをおすすめします。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPadを超デカく使える、スタンド付きお絵描きボードが登場

AstropadはiPad Pro/Air向けのお絵かきボード「Darkboard iPad Drawing Stand」の発売を開始しました。海外向け価格は119.99ドル(約1万7000円)となっています。

↑Astropadより

 

以前には日本向けのクラウドファンディングプロジェクトとして、スタンドがないバージョンが登場していた本製品。今回のDarkboard iPad Drawing Standでもそのコンセプトはかわらず、iPadを装着することで本体サイズがぐっと大きくなり、膝の上に乗せて、あるいは机に立てかけて、快適にお絵かきを楽しむことができます。

 

Darkboard iPad Drawing StandはEVAフォームによるユニボディで、グリップ感がある上面加工を採用。本体スタンドでは2つの角度を選ぶことができます。本体には「Apple Pencil」の収納部分が設けられており、充電ポートやカメラもそのまま使うことができます。

 

Darkboard iPad Drawing Standは12.9インチiPad Pro(第3世代以降)/11インチiPad Pro/10.9インチiPad Airに対応。大きなボードの上で描けば、よりスケールの大きなイラストが作成できそうです。

 

Source: Astropad

iPhoneやiPadに磁石で取り外せるワイヤレスモバイル充電器「MAGPLUS ONE」

BBソフトサービスが展開するプラススタイルは、磁石で取り外し自在なワイヤレスモバイル充電器「MAGPLUS ONE」の取り扱いを、6月1日から開始しました。価格は5980円(税込)です。

 

 

MAGPLUS ONEは、最大15Wの高速ワイヤレス充電が可能なスマートフォングリップ型のモバイル充電器。 両面テープ方式のスマートフォングリップとは異なり、磁石着脱方式を採用しているため、場面に合わせて自在に取り外しできます。特殊設計の厚さ3.7mmのMagSafe互換磁石を内蔵し、MagSafeを搭載しているスマートフォンなどへ強く密着します。

 

本体は丸みを帯びた曲線的なデザイン。また、高級感を引き立たせる強化ガラスに、心地よい肌触りのSF(Soft Filing)コーティングが施されています。

 

グリップを着けた状態で平面に置けば、スマホスタンドとしても使用できます。

 

USB Type-Cのケーブルが同梱され、MagSafe対応のiPhoneやAirPodsだけでなく、iPadやMacBookなどの充電も可能です。

 

MAGPLUS ONEの主な仕様

モデル STC-MP1G
サイズ 58.7×58.7×31.45mm
重量 50g
素材 PC/TPU
入力 DC 5V-1.5A、DC 9C-2.0A
出力 60Hz
同梱物 Type-Cケーブル、ユーザーマニュアル

 

 

iOS 17/iPadOS 17が動作するiPhone/iPadはこちら

Apple(アップル)は今秋のリリースが予定されている「iOS 17」「iPadOS 17」の対応デバイスを公開しています。

↑Appleより

 

まずiOS 17では、iPhone XSやiPhone XR、iPhone 11、iPhone SE(第2世代)がサポートされます。つまり、iPhone 8やiPhone Xはサポート対象から外れることになります。iOS 17の新しいスタンバイモードが利用できないのは、残念といえるでしょう。

 

次にiPadOS 17では、iPad(第6世代以降)やiPad Air(第3世代以降)、iPad Pro(第1世代12.9インチ除く全モデル)、iPad mini(第5世代以降)にてインストールすることができます。これ以前のモデルでは、パーソナライズされたロック画面やウィジェットとの連動を利用することができません。

 

iOSやiPadOSは比較的に過去のデバイスでも動作するように配慮されていますが、両OSの最新機能を利用するには、ある程度新しいiPhoneやiPadに乗り換える必要がありそうです。

 

Source: 9to5Mac 1, 2

Final Cut ProとLogic ProがiPadにやってきた! Apple Watchの新バンドもあるよ

Apple(アップル)はiPad向けの動画編集アプリ「Final Cut Pro」と作曲アプリ「Logic Pro」を発表しました。また、Apple Watchの新バンドも登場しています。

↑Appleより

 

これまではMac向けに提供されてきた、Final Cut ProとLogic Pro。今回のiPad版のリリースにあたり、タッチ操作を前提としたインターフェイスに再設計されているのが特徴です。

 

iPad向けのFinal Cut Proでは、新しいジョグホイールにより編集がより簡単に。指先でタップするだけで、フレーム単位で正確な編集をすばやく行うことができます。さらに、直感的で即時に操作できる「Multi-Touch」ジェスチャーを採用。Apple Pencilによる直接の描写機能や、ポイント機能も特徴です。

 

iPad向けのLogic Proでは、Multi-Touchジェスチャーで演奏したり、コントロールが操作できます。ピンチ操作や「Plug-in Tiles」による新たな操作体系も特徴です。またユーザーはiPadのマイクを利用し、音声や楽器の録音を取り込むことができます。Apple Pencilを使えば、詳細なトラックオートメーションが作成できます。

 

iPad向けのFinal Cut ProとLogic Proは、App Storeでサブスクリプションとして5月23日から提供が始まります。価格は月額700円、あるいは年額7,000円で、1か月の無料トライアルが用意されています。

 

LGBTQ+コミュニティを祝福する新バンド

 

↑Appleより

 

Apple Watch向けには、LGBTQ+コミュニティを祝福する新しいプライドエディションスポーツバンドと、対応する文字盤、およびiOS壁紙が登場します。サイズは41mm/45mmの2種類で、「Apple Watch Series 3」以降に対応。価格は6,800円で、5月23日(直営店では24日)から販売を開始します。

 

Source: Apple 1, 2

iPadをサブディスプレイ化! 「Sidecar」を使ってみよう【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「MacのサブディスプレイとしてiPadを利用しよう!」です。

 

 

macOS Catalina以降では、iPadをMacの2台目のディスプレイとして利用する「Sidecar」機能が搭載されています。iPadとMacの画面を1つの大きなディスプレイとして使用できるので、デスクトップを格段に広く使うことができて便利です。

 

iPadを拡張ディスプレイとして利用するには、macOS Venturaでは「システム設定」を開き、

 

サイドバーにある[ディスプレイ]を選択します。

 

ウインドウの上部の[+]をクリックして、[ミラーリングまたは拡張]で接続したいiPadを選択しましょう。

 

iPadの画面にMacのデスクトップが表示されたら接続成功です。

 

上手くいかない場合は、iPadを同じApple IDでサインインする、AppleIDの2ファクタ認証を有効にする、Bluetooth、Wi-Fi、Handoffをオンにする、といったことを確認しましょう。

 

非アクティブなディスプレイにはメニューバーが薄く表示されますが、ウインドウやデスクトップなどをクリックしてアクティブにするとメニューバーが使用できるようなります。また、Dockをデスクトップの下に配置している場合、マウスカーソルを画面の一番下に移動させるとそのディスプレイにDockが表示されます。

 

iPadを所有しているMacユーザは、是非とも「Sidecar」を使ったマルチディスプレイ環境の快適さを試してみて下さい。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

14.1インチiPad向けに、iPadOS 17の特別版が開発中?

14.1インチの大画面を搭載したiPadに向けて、Apple(アップル)がiOS 17の「特別版」を開発していると、リークアカウントのanalyst941が報告しています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

今回の報告によれば、14.1インチの大画面iPadは最新の「M3 Pro」チップを搭載。Thunderbolt 4接続にて、最大2台の6K解像度ディスプレイを60Hzで駆動することができます。このような機能拡張のために、iPadOS 17の特別版が開発されているというのです。なお、製品は2024年の発売が予測されています。

 

また14.1インチの大画面iPadは、「iPad Ultra」や「iPad Studio」などの新しい製品名称で登場する可能性があるとのこと。大画面なiPadのリリースの噂は、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏も以前に報告していました。一方で海外テックサイトのThe Informationは、Appleが16インチのiPadを2023年第4四半期(10月〜12月)に投入すると伝えています。

 

現時点では確かな情報は少ないのですが、Appleがさまざまなサイズの大画面iPadを検討していることは間違いないでしょう。6月の「WWDC 2023」にて発表され、その後にプレビュー版がリリースされるであろうiPadOS 17での、変更内容に注目したいものです。

 

Source: analyst941 / Twitter via MacRumors

App Storeのサブスク問題、アプリ内から解決できるように

App Storeのアプリのサブスクリプション登録に問題があった場合、アプリから直接解決できるようになるとの方針が、Apple(アップル)の公式文章にて明かされています。

↑BigTunaOnline / Shutterstock.comより

 

従来、App Storeのアプリにおけるサブスクリプションの問題、たとえば支払い方法に問題がある場合、設定アプリやApp Storeアプリから変更を行う必要があります。これにより、再度サブスクリプションを申し込む必要があり、またアプリ内割引や紹介による特典が受けられなくなるケースがあるのです。

 

今夏からApp Storeのアプリで予定されている変更では、サブスクリプションの登録に問題があった、情報を更新するシートがアプリ内に表示されます。これによりユーザーはアプリから離れることなく、サブスクリプションの情報を修正することが可能になるのです。この機能を利用するために、開発者がアプリに変更をくわえる必要はありません。

 

ドキュメントによれば、アプリからサブスクリプションの問題を解決するには、デバイスが「iOS 16.4」か「iPadOS 16.4」を搭載している必要があります。App Storeや設定アプリなどを行き来しなくてもよくなるのは、ユーザーにとってメリットと言えるでしょう。

 

Source: Apple via MacRumors

自分アピールから推し色コーデまで! この春は「ニュアンスカラー」で個性を出してみませんか?

春は新しい出会いの季節。学校や会社、その他諸々の集団のなかで、新しい仲間を作るチャンス!

 

でも、自分のキャラに自信がない、相手に自分を覚えてもらえるか不安……などなど、悩みは尽きないもの。そんなときは「持ち物」にこだわって、自分をアピールしてみては如何でしょうか? 例えば、個性が出にくいデジタルアクセサリーまわりを、同系色で統一してみると、「あ、○○の人(※○○には色名が入る)だ!」という感じで、周囲に認知してもらえるようになるはず。

 

そこで今回は、ニュアンスカラーで様々なバリエーションを用意した、オウルテックのアクセサリーを紹介します!

 

パウダーブルー、ピスタチオ、ネイビーブルー、シェルピンクの4色で展開するiPadケースは、iPad 10.2インチ用ケース「OWL-CVIB10203」と、iPad Pro 11インチ/iPad Air 10.9インチ兼用ケース「OWL-CVID1102」の2種類を用意。

 

iPad全体を保護するクリアケースと、スタンドになるフラップカバーが一体になっており、フラップカバーは360度回転可能で、内側の溝でiPad設置時の角度を2段階に調節できます。机やテーブルなどに置いたままでも、スムーズにiPadの向きを変えることができます。税込価格はどちらも4780円です。

 

2WAYタッチペン「OWL-TPSE10」は、パウダーブルー、ラテグレージュ、ピスタチオ、ペールアイリスの、先ほどとはひと味違う4色で展開。

 

透明なディスク型のペン先は手描きによる入力や細かい作業に向いており、導電繊維のペン先は耐久性も高く、ゲームなどの機敏な作業に向いています。ペン全体はアルミをサンドブラスト加工した高級感のあるデザインで、ラバーグリップにより使用時の安定性を向上させています。各ペン先の替え芯を1個ずつ付属しているので、長い期間使うことができます。税込価格は2180円。

 

有線イヤホン「OWL-EPMC04」は、パウダーブルー、ラテグレージュ、シェルピンク、ピスタチオ、ペールアイリスの、豊富な5色展開です。

 

10mm径のダイナミックドライバーを採用し、バランスの良い低音と高音を楽しむことができます。耳のサイズに合わせて交換できる、4サイズ(XS/S/M/L)のシリコンイヤーピースが付属。通話用マイク付きで、ハンズフリー通話が可能です。税込価格は1880円。

 

「MOTTERUのカラーシリーズのタブレット周辺アクセサリーをオウルテックから発売しました。MOTTERUで人気のニュアンスカラーなので、既に発売してるMOTTERU製品と合わせて使うのもオススメです」(オウルテック担当者)

 

自分をアピールする“キャラ作り”だけでなく、「推し活」や「推し色コーデ」にも最適。あなたの“推し”のイメージカラーで、デジタルアクセサリーを彩ってみませんか?

折りたたみiPad/iPhoneに一歩前進? Appleが特許取得

Apple(アップル)が折りたたみiPadやiPhoneに関する特許を取得していたことが、海外メディアのCNBCの報道により判明しました。

↑USPTOより

 

Appleの折りたたみデバイスといえば、以前には「2024年に折りたたみiPadが投入される」とのアナリストによる報告が登場していました。またその後には、折りたたみiPhoneの投入が予定されているとのこと。さらに、「2025年に折りたたみMacBookが登場する」との予測も登場しています。

 

今回の特許は、「仮想ボタンとして機能する側面タッチセンサーを備えた、クラムシェルデザインのデバイス」に関するものです。2021年4月に出願された今回の特許では、「デバイスの部品がディスプレイを補強する入力面として、あるいはディスプレイが折りたたまれている時に使用するために機能する」ことが解説されています。

 

特許の内容としては、クラムシェル型の本体の外装全体でタッチ入力が可能になると説明されています。また、「ディスプレイをデバイスの一部または全部に巻きつけ」、湾曲した側面にカメラコントロールやボリュームボタンなどのタッチセンサーを搭載することもできるようです。

 

いつものことですが、特許の出願がただちに製品化に結びつくわけではありません。それでも数年後に登場するかもしれない折りたたみiPadやiPhone、MacBookの登場を、楽しみにしたいものです。

 

Source: CNBC via MacRumors

2024年内に折りたたみiPadは出ない? 有機EL版iPad Pro登場は可能性が高そう

アップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、アップルが2024年に折りたたみiPadを発売すると語っていました。が、アップルの未発表製品に詳しい人物が、この予想に対して否定的な見解を述べています。

MacRumors
↑Image:MacRumors

 

アップルの社内情報に精通するBloombergのMark Gurman記者は、2023年内に新型iPadが出る可能性は低いとのKuo氏の見通しに同意しています。かたや2024年には、再設計された有機EL版iPad Proや無印iPad、そしてiPad miniも登場するとのこと。しかし2024年に折りたたみiPadが出るとは「聞いたことがない」と付け加えています。

 

ほとんどの場合、Kuo氏とGurman氏の予想はほぼ一致してきましたが、折りたたみiPadについては真っ二つに見解が分かれた格好です。

 

さらに、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も「2024年には複数の有機EL版iPadが登場しますが、2024年の折りたたみiPadについては何も聞いてません」とコメントしています。

 

かつてKuo氏は「早ければ2024年、iPhoneとiPadの中間にある折りたたみ機が出る」と予想したものの、その後に「早ければ2025年」に軌道修正していました。

 

あくまでGurman氏とYoung氏が否定しているのは「2024年内」ということで、2025年には折りたたみiPadが出る可能性があるのかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(Twitter)

2024年内に折りたたみiPadは出ない? 有機EL版iPad Pro登場は可能性が高そう

アップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、アップルが2024年に折りたたみiPadを発売すると語っていました。が、アップルの未発表製品に詳しい人物が、この予想に対して否定的な見解を述べています。

MacRumors
↑Image:MacRumors

 

アップルの社内情報に精通するBloombergのMark Gurman記者は、2023年内に新型iPadが出る可能性は低いとのKuo氏の見通しに同意しています。かたや2024年には、再設計された有機EL版iPad Proや無印iPad、そしてiPad miniも登場するとのこと。しかし2024年に折りたたみiPadが出るとは「聞いたことがない」と付け加えています。

 

ほとんどの場合、Kuo氏とGurman氏の予想はほぼ一致してきましたが、折りたたみiPadについては真っ二つに見解が分かれた格好です。

 

さらに、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も「2024年には複数の有機EL版iPadが登場しますが、2024年の折りたたみiPadについては何も聞いてません」とコメントしています。

 

かつてKuo氏は「早ければ2024年、iPhoneとiPadの中間にある折りたたみ機が出る」と予想したものの、その後に「早ければ2025年」に軌道修正していました。

 

あくまでGurman氏とYoung氏が否定しているのは「2024年内」ということで、2025年には折りたたみiPadが出る可能性があるのかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(Twitter)

「折りたたみiPadの2024年投入は確定」著名アナリストが太鼓判!

Apple(アップル)が「折りたたみiPad」を2024年に投入することを確信していると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑9to5Macより

 

Kuo氏といえば、以前にも折りたたみiPhoneの2024年の投入を報告していました。また別の報告では、Appleが9インチの有機ELディスプレイを搭載した折りたたみ端末を開発していることも伝えています。さらに将来的には、MacBook Proに折りたたみディスプレイが搭載されるとの報道も登場しています。

 

今回の報告では、Kuo氏は「来年に折りたたみiPadが投入されることを確信している」と、より確度の高い情報として、予測を伝えています。この折りたたみiPadにはカーボンファイバー製のキックスタンドが採用され、軽量化と耐久性を高めるとも伝えられています。

 

さらにKuo氏やディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、折りたたみiPadの後には、「折りたたみiPhone」の投入が控えていると予測しています。最近はますます画面サイズが大きく、そして重さも重くなっているiPadシリーズですが、気軽に持ち運べる折りたたみタイプの製品が登場すれば、新たな需要を掘り起こすことができそうです。

 

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter via 9to5Mac

次期iPad miniはプロセッサ刷新して来年投入か

Apple(アップル)が「次期iPad mini」を2024年に投入するとの予測を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が伝えています。

↑Hadrian / Shutterstock.com

 

現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。前世代よりも大きな8.3インチディスプレイを搭載し、プロセッサには「A15 Bionic」を採用。物理ホームボタンのないフルスクリーンデザインとなり、「第2世代Apple Pencil」にも対応しています。

 

今回のKuo氏の報告によれば、Appleは2024年第1四半期(1月〜3月)に次期iPad miniの量産を開始するとのこと。そのため、今後の9か月〜12か月には新しいiPadは投入されないとも指摘しています。

 

Kuo氏は以前、次期iPad miniではプロセッサが刷新される可能性を示唆していました。また画面には、120HzのProMotionディスプレイが採用されるとの情報もあります。一方でディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、ProMotionディスプレイの搭載はないとも指摘しています。何はともあれ、今後のiPad miniの刷新に期待したいものです。

 

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter via MacRumors

microLED画面がiPhoneやiPad、Macにもやってくるかも!

Apple(アップル)がApple WatchだけでなくiPhoneやiPad、Macにも「microLED(マイクロLED)ディスプレイ」を導入するとの見通しを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Dmitrii Pridannikov / Shutterstock.comより

 

microLEDとは微細なLEDで一つ一つの画面のドットを構成するディスプレイ方式で、より明るく正確な色の再現が可能です。先日には、来年の「Apple Watch Ultra」にてこのmicroLEDが採用されるとの報道が登場しました。

 

今回のBloombergの報道によれば、2024年のApple Watch Ultraにつづいて、まずiPhone、そしてiPadやMacにもmicroLEDが導入されるとのこと。また、Apple(アップル)は同技術の開発に約6年を費やしたと報告しているのです。

 

Appleは2017年頃からコードネーム「T159」として、microLEDディスプレイの開発プロジェクトを開始。同ディスプレイでは明るさ、色再現性、視野角が改善され、まるで画像がディスプレイガラスの上に「描かれた」ように見えるそう。そして、Samsung(サムスン)やLGによる部品供給を置き換えると伝えています。

 

Bloombergによれば、将来的にはすべてのAppleの主要製品にmicroLEDが搭載されるとのこと。独自プロセッサ「Apple Silicon(アップルシリコン)」で自社製品の内製化をすすめるアップルですが、次の目標はディスプレイとなるのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

2023年内にはiPadやAirPods、Apple Watchの大幅なアップデートなし? AR/VRヘッドセットに集中するため

アップルは2023年内にiPad、AirPods、Apple TVおよびApple Watchの大幅なアップデートは予定していないとの有力情報が届けられています。

↑AR/VRヘッドセットに注力?

 

この情報の発信源は、アップル社内の事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者です。そのニュースレターPower On最新号によると、同社は噂のAR/VRヘッドセット「Reality Pro」を6月のWWDC(世界開発者会議)前に発表し、今年秋には出荷予定とのこと。そちらに力を入れるため、ハードウェアおよびソフトウェアの技術者を集めており、他のプロジェクトに支障が出ていると伝えられています。

 

まずiPadについては、直近の新製品は2024年前半の11インチおよび13インチiPad Proになるとのこと。また2023年内にはiPad mini、iPad Air、そして無印iPadの小幅なアップデートがあるかもしれないそうです。

 

またAirPodsシリーズも、今年は「特筆すべき」アップデートはないでしょう、とのこと。第3世代AirPodsは2021年10月、第2世代AirPods Proは2022年9月にリリースされたことから、最上位モデルのAirPods Maxは最も古いAirPods製品となっています。つまり、暗に「AirPods Max後継モデルは2023年には出ない」と仄めかしていると推測されます。

 

そしてApple Watchについても、若干の性能アップを除けば大きな変更はないそうです。こちらは昨年春、やはりGurman氏が「今後2年ほど、新型Apple Watchには注目の健康関連センサー(血圧や血糖値など)が搭載されそうにないと述べていたことの再確認ではあります。

 

とはいえ、「Apple Watch Series 9(仮)」やApple Watch Ultraのマイナーアップデートは期待できそうです。ほか、2023年内に新型Apple TVもないと予想されていますが、逆にいえば現行のアップル製品が型落ちになる心配なしに使っていけるかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

100人で無限ホワイトボードを共有! アップルの「フリーボード」はもう試した?

アップルはiPhone、iPad、Mac向けにホワイトボードアプリ「フリーボード」(Freeform)をリリースしました。

↑アップルより

 

フリーボードは他人とのコラボレーションに利用するアプリで、友人と無限の仮想ホワイトボードを共有することができます。ホワイトボードには写真やファイル、図面、リンク、メモなどを追加することが可能。iPhoneやiPadのカメラから直接画像を挿入することもできます。

 

アプリではファイルやFinderといった、アップルの他のアプリとも連携して動作。iMessageやFaceTimeによりディスカッションをすることも可能です。またジェスチャーのサポートにより、ボード間のシームレスな移動が可能。iPhoneとiPadなら、キャンバスに指で描くことができます。また、Apple Pencilもサポートされます。

 

最大100人との共同作業も特徴で、共同作業では誰かが編集すると、メッセージスレッドの一番上にアクティビティのアップデートが表示されます。さらに高速同期機能とiCloudとの統合により、他の人の投稿を見ることができます。ボードはPDFとしてエクスポートしたり、スクリーンショットを撮ることも可能です。

 

というわけで、アップル製品向けに広く登場したフリーボード。年末年始に友人と旅の計画をたてたりする際にも、役立てることができそうです。

 

Source: アップル (日本語)

2024年のMacBook Air/iPad Proに有機ELディスプレイがやってくる?

アップルが有機ELディスプレイを搭載した13インチMacBook Airや12.9インチ/11インチiPad Proを2024年に投入するとの予測を、ディスプレイ業界のコンサルタントことロス・ヤング氏が報告しています。

↑Pavel Heyets / Shutterstock.comより

 

有機ELは細かな素子が自己発光するタイプのディスプレイで、黒の深さやコントラスト比の高さが特徴。アップル製品ではiPhoneやApple Watchにて、有機ELディスプレイが採用されています。

 

ヤング氏は以前、アップルの有機ELディスプレイ搭載デバイスでは3機種とも赤、緑、青の2つの発光層を持つ「2スタック」の有機ELディスプレイとなり、輝度の向上と低消費電力化を実現すると報告していました。また、3機種ともディスプレイの高速駆動機能「ProMotion」に対応し、最大120Hzのリフレッシュレートを実現するとも伝えています。

 

一方で、有機ELディスプレイを搭載したMacやiPadは現時点では登場していません。2024年のMacBook AirやiPad Proに有機ELディスプレイが搭載されれば、表示品質やバッテリー駆動時間という面で、大きな進歩が期待できるかもしれません。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

iPhoneとiPadを懐かしのポータブルMac「iBook G3」に変身させたビデオプロデューサー現る

今から20年以上前に発売されたiBook G3は、取っ手の付いたおしゃれな「持ち運びできるMac」として人気を集めていました(3kg以上ありましたが)。その筐体を改造してiPad用のケースに変身させるとともに、iPhone用のiBook G3風ケースを自作した猛者が現れました。

↑Image:Billy Skipper Huges/9to5Mac

 

3Dプリンターを持つビデオプロデューサーのBilly Skipper Huges氏は、「iPadをiBook G3に変身させる」ケースを制作して販売しています。これは本物のiBook G3の筐体を改造し、10.9インチiPad Airまたは11インチiPad Proを収納できるよう改造したもので、キーボードも使えるようになっています。

 

もともとはTikTok動画のためのアイディアに過ぎませんでしたが、ファンがそれを「買いたい」と欲しがったため、Huges氏の副業に変わったしだいです。

 

そのTikTokビデオは、Huges氏が彼がオレンジと白のiBook G3のケースを持って喫茶店に入店。しかしフタを開けると画面はiPadで、キーボードは最近のBluetooth対応製品に交換され、本当にMacのように使えるケースとなっている、というものです。

@skipperfilms Been waiting 20 years for this. #ibook #fyp #foryoupage #90s #LaysGoldenDuet #2000sthrowback ♬ original sound – Billy Skipper Hughes

 

その作り方は、まず本物のiBook G3を分解し、Bluetoothキーボードと3Dプリントしたパーツを取り付け。横側にはiPadに接続するためのUSB-Cポートと、キーボードやApple Watchを充電できる内蔵バッテリーに給電するためのソケットがあります。

 

販売価格は1台1000ドル、ライム色は1450ドル。かなりお値段が張りますが、すでにiBookをお持ちの方は750ドルで改造してもらえます。

 

このTikTokビデオのコメントに、iPhone用の小さなケースを作れないかと質問がありました。それを受けて、Huges氏は実際に作ってしまいました。こちらはゼロから自作されており、全体が3Dプリントしたパーツから出来ています。

@skipperfilms Replying to @unicorns.and.chickens Ok look, i dodnt expect to be inventing new things based off a single comment BUT HERE WE ARE. My #MINI #iphone #ibook build is here and #ADORABLE #fyp #foryoupage #StemDrop001 ♬ The Loneliest Time – Carly Rae Jepsen & Rufus Wainwright

 

たしかに面白いけれど、1000ドルも掛けたくないなあ……という人には、14インチ/16インチMacBook Pro用のiBook G3風スキンも25ドルで販売されています。

↑iBook G3風スキン

 

買うかどうかはさておき、さすがHuges氏はプロのビデオプロデューサーだけに、どの映像も「本当にアップルが作りそう」感にあふれていて必見でしょう。

 

Source:TikTok(1),(2) 
via:9to5Mac

第10世代iPadのUSB-Cポート、実はほかのモデルより転送速度が遅かった……

今月発売された第10世代iPadは、最近のiPad ProやiPad Air、iPad miniと同じくUSB-Cポートを搭載するようになりました。これにより、第9世代モデルのLightningポートよりもデータの転送速度がアップすると期待されていました。

↑Image:Apple

 

が、実はほかのUSB-C搭載iPadよりも転送スピードが遅く、最大480Mbp、USB 2.0相当しか出ないことが明らかとなりました。

 

これまでのUSB-Cポートを搭載したiPadでは、データ転送速度がLightning端子よりも速くなっていました。たとえばM1/M2チップ搭載iPad ProではThunderbolt 3に対応し、最大40Gbps。そして第5世代iPad Airでは最大10Gbps、第4世代iPad Airと第6世代iPad miniでは最大5Gbpsに達しています。

 

どれだけ第10世代iPadのUSB-Cポートが遅いのかは、YouTubeチャンネルのMax Techが実演しています。

 

アップルは第10世代iPadの技術仕様ページでも、この遅いUSB-Cポートには言及していません。ですが米MacRumorsは独自に、実際にUSB 2.0相当のスピードに制限されていることを確認したそうです。

 

ほかテックメディアThe Vergeも「USB 2.0のデータ速度と4K 30Hz(または1080p 60Hz)の外部ディスプレイ接続に限られる」として、普通のUSB-Cよりも制約があると述べています。

 

第10世代iPadは、一般に「無印iPad」といわれるモデルの最新版です。主にタブレット初心者や教育市場、小中学生向けのため、高精細な写真や動画の大きなデータをやり取りする必要は薄いとも思われます。とはいえ、有線ケーブルでのデータ転送速度を重視する人は、第5世代iPad Air第6世代iPad miniを選んだ方がよさそうです。

 

Source:MacRumors

16インチのiPadが来年にも登場? MacBookとの境界が曖昧になるかも…

アップルが16インチサイズのiPadを2023年第4四半期(10月~12月)に投入するとの情報を、海外テックサイトのThe Informationが伝えています。

↑Mahod84/Shutterstock.com

 

アップルは現在iPadシリーズとして「iPad Pro」「iPad Air」「iPad」をラインナップしており、iPad Proでは12.9インチモデルも投入されています。しかし、それ以上のサイズのタブレットはまだ登場していません。

 

The Informationが「プロジェクトに詳しい人物」から得たとする、今回の情報。アップルは16インチのiPadをリリースすることで、「iPadとMacBookの間の境界線をさらに曖昧にする」ことが期待されると伝えています。

 

確かにアップルは現在、16インチモデルの「MacBook Pro」を販売しており、もし16インチのiPadが登場すれば、それと並ぶ画面サイズとなります。以前に登場した「iPad Pro向けの簡易版macOSが開発されている」というリークアカウントからの報告もあわせ、今後が気になるところです。

 

なお今回のレポートでは、16インチのiPadが「iPad Pro」として登場するのか、あるいはiPadとして登場するのかは明言されていません。以前にブルームバーグは「アップルが大画面のiPadを開発している」と報じたことがありますが、はたしてiPad Proより大画面なiPadが本当に登場するのか、こちらも今後の成り行きを見守る必要がありそうです。

 

Source: The Information via 9to5Mac

アップル、プラスティック製でキーボード同梱の安いiPadを開発していたけどキャンセル?

アップルが18日に発表した第10世代iPad(発売は10月26日)は、これまでお手ごろ価格だった「無印iPad」の最新モデルとしては、税込で7万円近い価格に驚く声もありました。

↑Image:Apple

 

そんななか、アップルはプラスティック製の筐体とプラスティックのキーボードをセットにした500ドル以下の低価格iPadを開発していたものの、結局は中止したとの噂が報じられています。

 

アップルの内情に詳しいBloombergのMark Gurman記者によると、同社内ではプラスティック製の背面(ボディ)を持つiPadとプラスティック製のキーボードを1つの箱に同梱して、500ドル以下で出荷することを検討していたそうです。

 

しかし、この計画は中止されてしまったようだ、とのことです。が、Gurman氏はこの安いiPadこそ大半の学校で、Chromebookに対抗するための唯一の現実的な希望だったと付け加えています。

 

海外の教育現場では安くて管理しやすいChromebookが圧倒的なシェアを占めており、日本国内での「GIGAスクール構想」でも、全国の小中学校に導入された端末のうち40%がChrome OSだったとの報告もありました(2021年10月時点)。

 

この放棄されたプラスティック製iPadが、結局は第10世代iPadとして登場したのか、それとも別のiPadモデルに名前を変えて発売されたのか。あるいは、今もアップル社内で開発が続いているのかは不明です。

 

第10世代iPadは本体価格も相当なものですが、アップル純正の専用Magic Keyboard Folioも3万8800円(税込)であり、本体と合わせると10万円近くとなります。同社が第9世代iPadも価格を変更せずに(税込4万9800円から)販売を続けているのも、最新iPadが高すぎると自覚があるためかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

iPad Pro向けの簡易版macOSが開発中!? 2023年に登場するかも…

米アップルが「M2」チップを搭載した「iPad Pro」向けに、「macOS」の簡易版を開発しているとの情報を、リークアカウントのMajin Buが報告しています。

↑Majin Bu/Twitterより

 

iPad向けの「iPadOS」がますます高性能になることで、「macOS」との境界線が小さくなりつつある今日このごろ。一方でアップルは以前にMacとiPadの融合を否定しており、ハードウェアとして両デバイスは今後も別ラインナップで投入されることが予測されています。

 

同アカウントによれば、まずmacOS 14(現行バージョンはmacOS 12 Monterey)のコードネームは「Mendocino」になるとのこと。そしてこちらにおいて、iPad Pro向けの簡易版のmacOSが開発されているというのです。

 

近年のiPad Proシリーズは「MX(Xは数字)」チップを搭載しており、これは「MacBook」シリーズと同じプロセッサ。このことから、簡易版macOSをiPad Proで動作させるのも、そう難しくはないのかもしれません。

 

またmacOSは毎年新バージョンが投入されていることから、macOS 14の登場は2023年になるはず。このことから、iPad Pro向けの簡易版macOSも2023年に登場する可能性があります。

 

純正キーボードやトラックパッドが用意され、十分な性能を達成しているiPad Proなら、macOSの簡易版の動作はそう難しくないはず。ソフトウェア面でのiPadとMacの統合がより進むのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: Majin Bu/Twitter

第10世代iPad、10月26日発売!ついにUSB-C搭載、カメラ強化、画面が広くなりました

アップルは10月18日深夜(日本時間)、第10世代iPadを正式に発表しました。これまでの噂通り最近のiPad AirやiPad miniのようなフラットエッジとなり、完全に再設計されています。価格は6万8800円(税込)から。すでに公式オンラインストアで予約注文でき、10月26日から販売が始まります。

↑Image:Apple

 

新しいiPadの画面サイズは10.9インチとなり、先代の10.2インチから広くなりました。搭載プロセッサーはiPhone 12と同じA14 Bionicで、外部ポートは従来のLightning端子からUSB-Cポートに変更されています。これで各iPadラインアップの最新モデルは、すべてUSB-Cに統一されたかっこうです。

 

また無印iPadの特徴だったTouch ID内蔵ホームボタンはなくなり、おかげで本体サイズは前世代とほぼ変わらずにディスプレイを広くできたと思われます。最新モデルではTouch IDはトップボタン(電源ボタン)に移され、こちらもiPad mini(第6世代)と同じスタイルとなりました。

 

そしてカメラもパワーアップし、前面カメラの超広角12MPはそのままに、背面カメラの解像度が12MPに強化されて4Kビデオの撮影も可能となりました。注目すべきは、前面カメラがiPad史上初めて横向きに置かれたことでしょう。これまではiPhoneと同じく画面の上に配置されてきましたが、iPadを横向きで使うビデオ会議が意識されているのかもしれません。

 

新たなLiquid Retinaディスプレイは解像度が2360×1640ドットで約400万ピクセル、輝度は500ニト、True Toneテクノロジーを備えているとのこと。プロセッサーのA14 Bioncは前世代(A13 Bionic)よりCPUが20%、グラフィックスが10%向上したとされ、「最も売れているAndroidのタブレット」(最新版Android 11を装備したMediaTek MT8768N搭載)よりも最大5倍高速になったそうです。

 

ほか新たに対応したWi-Fi 6は前世代での802.11ac Wi-Fiよりも30%も速く、5G対応のセルラーモデルでは「理想的な状況」で最高3.5Gbpsの通信速度を実現するとのこと。Wi-Fi環境のある家でもWi-Fiのない外でも、十分な転送スピードが期待できそうです。

 

アクセサリーとしては、アップル純正のMagic Keyboard Folio(別売り)もあり。ですが、Apple Pencilは第1世代のみ対応です。第2世代のように「側面に磁石で着けてワイヤレス充電」はできず、充電は有線のUSB-Cケーブルからとなります。

 

本体カラーはブルー、ピンク、シルバー、イエローの4色。ストレージは64GBと256GBの2種類が選べます。7万円近い価格は無印iPadとしてはお高い印象もありますが、そのためか第9世代iPadも販売が続けられています。

Source:Apple

M2搭載! そのほかは…? 新型iPad Proをアップルが正式発表

アップルは新モデルのハイエンド向けタブレット「12.9インチiPad Pro(第6世代)」「11インチiPad Pro(第4世代)」を発表しました。

↑アップルより

 

待望の新型iPad Proシリースですが、残念ながらそのアップグレード内容は「M2」チップの搭載のみ(前モデルはM1チップを搭載)。そのほかのカメラ性能やディスプレイスペック、バッテリー駆動時間などに差はありません。また、Apple Pencil(第2世代)への対応も前モデルと同じです。

 

なおアップルによれば、M2チップは「最大15%速いパフォーマンスを発揮する8コアCPUと、最大35%速いグラフィックス性能をもたらす10コアGPUを搭載。機械学習のタスクをスピードアップさせるNeural Engineが40%高速化し、メモリ帯域幅は50%広くなりました」とのことです。

 

細かな違いを見ていくと、新型iPad Proは「写真のスマートHDR 4」や最大4K/30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBモデルは1080p/30fps)に対応。また、「Apple Pencilによるポイント」機能が利用できます。Bluetoothのバージョンも5.0から5.3へと新しくなりました。

 

12.9インチiPad Pro(第6世代)の価格は17万2800円(以下すべて税込み)からでWi-Fi + Cellularモデルが19万6800円から、11インチiPad Pro(第4世代)はWi-Fiモデルが12万4800円からでWi-Fi + Cellularモデルが14万8800円から。すべてのモデルでスペースグレイ/シルバーのカラーバリエーションが用意され、本日から予約を開始、10月26日に発売されます。

 

正直サプライズの少ない新型iPad Proですが、Apple Pencilや「Magic Keyboard」などの周辺機器が使い回せるのはありがたいといえそうです。

 

Source: アップル

次期iPadのケースがもう売ってる! Apple Pencil 2に対応だって

米アップルの「次期iPad(iPad (第10世代))」のものとされるケースが海外ですでに販売されていることが、Roee B氏のツイートにより発見されています。またアップルオンラインストアでは「11インチiPad Pro」の出荷日に遅れが発生しており、こちらも次期モデルの登場を予感させます。

↑Roee B/Twitterより

 

次期iPad Proに関しては、ブルームバーグが「数日中にも投入される」と昨日に報じたばかり。また、11インチモデルは現行モデルに引き続き「ミニLEDディスプレイ」を搭載しないとの情報も伝えられています。さらにアップルは来年に向け、iPad用のドック製品を準備しているようです。

 

今回見つかった次期iPadのケースは、家電量販店のTargetにて販売されていたのものです。ブランドはSpeckで、本体をカバーしながらApple Pencilを保持できるタイプ。さらに対応Apple Pencilとして「Apple Pencil (第2世代)」と記載されていることから、次期iPadがApple Pencil (第2世代)に対応することを強く示唆しています。

 

また日米のアップルオンラインストアにて、iPad Proの出荷日が「1〜2週間」と表示されています。このことも、次期iPad Proの投入が間近に迫っていることを意味していそうです。

 

次期iPad Proでは「M2」プロセッサが、そして次期iPadでは「A14 Bionic」やUSB-C端子の搭載が、これまで予測されてきました。もしかするとイベントではなくプレスリリースでの発表となるのかもしれませんが、これらの新型プロダクトの登場を楽しみに待ちたいものです。

 

Source: アップル, Roee B/Twitter via MacRumors

iPadがスマートディスプレイに? ドック製品が開発中の噂

米アップルがiPad向けに「ドック」アクセサリーを2023年に投入するとの情報を、ブルームバーグが伝えています。

↑グーグルより

 

iPadといえばこれまでディスプレイカバーやタイプカバー、画面を上部に持ち上げられる「Magic Keyboard」などが投入されていますが、スピーカーなどの機能を搭載したドックは発表されていません。一方でグーグルが2023年に投入するタブレット「Pixel Tablet」には、上画像のようなドックが投入されることが明かされています。

 

ブルームバーグのMark Gurman記者のレポートによれば、iPad向けのドックは「iPadをホームアクセサリーとしてさらにアピールする」ために投入されるとしています。なお同記者は以前に、アップルが「Apple TV」「iPad」「HomePod」の機能を1つにまとめたデバイスを開発していると報じたこともありました。

 

報道によれば、アップルは「自宅の一箇所にだけ置くのではなく、iPadをアクセサリーに取り付けるだけで、ホームハブを体験できる」製品を開発しているとしています。つまり、iPadを設置したり取り外したりと自由に活用できるドックのようです。

 

スマートスピーカー「HomePod mini」はあるものの、スマートディスプレイはラインナップしていないアップル。新たに登場するかもしれないiPadのドックは、そのような市場の隙間を埋めることになるのかもしれません。

 

Source: ブルームバーグ via 9to5Mac

iPhone/iPadのホーム画面からすぐYouTube動画を探せる! 新たなウィジェットが提供開始

GoogleはiPhone/iPad向けYouTubeアプリで、ホーム画面に便利な機能を追加できるウィジェットの提供を開始しました。その中でも「クイック操作」が非常に使いやすいインターフェースとなっています。

↑Image:9to5Google

 

新たなウィジェットは「検索(小)」と「クイック操作(大)」の2つ。「検索」は2×2の小さな場所しか取らず、タップすればYouTubeアプリの検索画面にアクセスできます。

 

そして「クイック操作(大)」は4×2の場所を取り、「YouTubeを検索して閲覧するための最速の方法」と謳われています。ウィジェット上部には「YouTubeを検索」フィールドがあり、枠内をタップしてキーボードで文字を入力、あるいはマイクのアイコンにより音声で動画を探すこともできます。

 

また下側の「ホーム」「ショート」「登録チャンネル」をタップすれば、YouTubeアプリを立ち上げることなく、それぞれの画面をすぐ呼び出せるのです。

 

この「検索」と「クイック操作」ウィジェットは、バージョン17.40.5(10月9日リリース)以降で利用できます。iPhoneのホーム画面に追加する方法は、次の通りです。

 

  • ホーム画面で、ウィジェットまたは何も表示されていない部分を長押しし、アプリが小刻みに揺れ始めたら指を放します
  • 左上隅の追加ボタン(+) をタップします
  • ウィジェットを選び、サイズを選択してから「ウィジェットを追加」をタップします
  • 「完了」をタップします

 

最近は調べ物をするとき、ググるよりもYouTubeで動画を検索する人も少なくないはず。レシピを探したり、ゲームの攻略方法を見つけたりすることに便利に使えそうです。

Source:9to5Google, Apple

10月末までに第10世代iPadやM2 Mac miniが登場? 有名リーカーが予想

少し前には10月にアップルの新製品発表イベントが行われると期待されていましたが、今ではウェブサイトの更新やニュースリリースだけで済まされるとの説が有力となっています。なぜなら、ほとんどの新製品がデザインや筐体はほぼそのままで、イベントをするほどではない……と見られているためです。

↑写真は12.9インチiPad Pro(2018)

 

では、10月末までにどんな新製品が登場するのか。それは第10世代iPadやM2搭載Mac mini等だとの噂話が伝えられています。

 

この情報の発信源は、有名リーカーのDohyun Kim氏です。Kim氏はGalaxy S22シリーズの公式マーケティング資料を流出させるなど、サムスン製品については一定の実績があります。

 

さてKim氏のツイートによると、今月(10月)内にアップルが発表する新製品は次の通りとのこと。

  • 10.2インチiPad (第10世代)
  • 11インチiPad Pro(M2搭載)
  • 12.9インチiPad Pro(M2搭載)
  • 新型14インチMacBook Pro
  • 新型16インチ MacBook Pro
  • Mac mini(M2搭載)

 

これらはほぼ、今までの噂話と一致しています。独自の情報源を元にした複数のリーカーがそうつぶやいていることで、いっそう信ぴょう性が増した形です。

 

特に第10世代iPad、つまり安価な無印iPadの次期モデルは、iPadアクセサリー企業のESRが日本のAmazonストアで「iPad第10世代ケース」の販売を始めたことで(現在は「ESR iPadケース」と表記を変更)、まもなく発売される可能性が高まっています。

↑Image:ESR/Amazon

 

またiPadOS 16.1が10月最終週に配信が始まるとの予想を、アップル関連最強リーカーことBloombergのMark Gurman記者がツイート。おそらく、新型iPadの発表とタイミングを合わせてリリースされると思われます。

 

さらに新型iPadとMacが同時期に発表されるのであれば、次期macOS Venturaも一般公開される可能性が高いはず。新型ハードウェアを買わなくとも、従来のハードウェアがソフトウェア更新により機能が向上し、いっそう便利となりそうです。

 

Source:Dohyun Kim(Twitter) 
via:Tom’s Guide

iOS/iPadOS 16.1は今月末にリリース? 期待される新機能とは

米アップルがモバイル向けOSのアップデート「iOS 16.1」「iPadOS 16.1」を10月24日の週にリリースするとの情報が、海外にて報告されています。

↑モバイル向けOSのアップデートが迫っているようです

 

9月に「iPhone 14」シリーズと同時にリリースされた「iOS 16」とは異なり、10月にリリースが遅れていた「iPadOS 16」。しかし現時点では、iOS 16.1と同時にiPadOS 16.1が、iPadOS 16のかわりに登場すると予測されています。

 

そして米ブルームバーグのMark Gurman記者によれば、新たなソフトウェアやバグの問題がなければ、10月最終週にiPadOS 16.1がリリースされるとしています。また同OSは、iPad Proの全モデル、第3世代iPad Air、第5世代iPad mini、第5世代iPad以降に対応する予定です。

 

iOS 16.1では、ロック画面からアプリのリアルタイム情報を確認できる「Live Activities」、「バッテリー表示の改善」、iPhoneだけでの「Fitness+」の利用、より環境に優しい充電方法を提供する「クリーンエナジー充電」、「アプリコンテンツの事前読み込みによる、より素早いアプリ使用」などを利用できる見込みです。

 

というわけで、いよいよメジャーアップデートを迎えるiPadOS。Gurman記者が述べるように、これまでアップルは10月に何かしら製品を発表してきた経緯もあるので、それも考慮すると別の期待もしてしまいますね。

 

Source: MacRumors 1, 2

有機ELディスプレイのiPadは2024年以降発売? ハイブリッド技術で薄くなるかも

アップルが有機ELディスプレイ搭載のiPadを開発中であることは、ほぼ確実と見られています。そんななか、2024年に「ハイブリッド」有機EL技術を使い、薄型の製品を実現するかもしれないとの噂話が報じられています。

↑有機ELディスプレイ搭載iPadについての噂が持ち上がっています

 

この情報は、台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesが伝えているものです。それによれば、ハイブリッド有機ELはリジッド有機ELとフレキシブル有機EL薄膜封止を組み合わせることで、リジッド有機ELパネルよりも薄型化を実現できるそうです。

 

ちなみにリジッド有機ELパネルとは、ガラス基板を使ったリジッドな(折り曲げられない)ものです。それに対してフレキシブル有機ELパネルは、ガラスの代わりにポリイミドフィルムを使い、折り曲げられる製品のこと。現在ではiPhoneをはじめ大半のスマートフォンで、フレキシブル有機ELが使われています。

 

ハイブリッド有機EL技術は、韓国の電子産業情報誌The Elecも「有機EL版iPadに使われる」として報じていました。ただし、The Elecはフレキシブル有機ELパネルが10インチ以上のサイズになると「画面がくしゃくしゃ」になる傾向があるため、ハイブリッド有機ELが使われると説明していた経緯があります。

 

今回のDigiTimes報道は、実は「12.9インチiPad ProとMacBook Proの新型モデルにつき、新たな企業がサプライチェーンに加わること」が本題だったりします。Taiwan SMT社が、これらのミニLEDバックライトのSMT(表面実装技術/回路基板の表面に部品を実装する)工程を請け負うとのことです。

 

つまり、ミニLEDを採用した12.9インチiPad Proと14/16インチMacBook Proの新型がまもなく発売される可能性が高そうです。これら3製品は、年内に「M2」チップに載せ替えた後継モデルが登場すると見られています

 

またDigiTimesによれば、アップルはハイブリッド有機EL技術が成熟して製品化できるようになるまで、ミニLEDバックライト技術を使い続ける見込みとのこと。その区切りとなるのが2024年だとされています。

 

上記のThe Elecも別のレポートで、有機EL版iPadが登場するのは2024年だと述べていました。アップル製品のミニLEDバックライト画面は高輝度や高コントラスト比、美しい画質が好評を呼んでいましたが、数年後には有機ELにバトンタッチして、短い生涯となるのかもしれません。

 

Source:Digitimes
via:MacRumors

このアップル製品は購入をちょっと待って! もうすぐ後継モデルが発売されるかも…リストが公開

iPhone 14シリーズや新型Apple Watchが発売されたばかりですが、そろそろ他のアップル製品を買い替えたいなあ……と思っている方もおられるはず。が、米MacRumorsが「まもなく後継モデルが出そうだから、今すぐ買うのは辞めておけ」リストを公開しています。

↑買ってすぐに後続モデルが発表されたときの虚しさよ……

 

iPad Pro

現行モデルが発売されたのは2021年4月で、2022年末までに11インチ/12.9インチともに後継モデルが登場すると予想されています。ただし、9月のような新製品発表イベントはなく、ウェブサイトにプレスリリースを載せるだけとの噂が有力です。

 

おそらく、両モデルともディスプレイに変更はナシ(ミニLEDバックライト画面は12.9インチだけ)。ただしMacBook Air(2022)に初搭載されたM2チップを採用するとともに、iPhoneのように背面からMagSafe(ワイヤレス)充電可能となると見られています。

 

エントリーモデルiPad

最も安い、いわゆる無印iPadの最新モデル(第10世代)がまもなく登場する見込みです。これまでの「Touch ID内蔵ホームボタンと太いベゼル」のデザインが一新され、最近のiPad Airやminiのようなフラットエッジ(角張った側面)になり、画面サイズも10.5インチに大型化するとの予想が有力です。

 

また充電端子もLightningポートからUSB-Cへと変更され、カメラ性能も改良。さらにiPhone 12と同じA14 Bionicチップを搭載するとも囁かれています

 

14インチと16インチのMacBook Pro

こちらも年内に、新たな「M2 Pro」および「M2 Max」チップを搭載して登場するかもと噂されています。ただし筐体や外部ポート類には変更はなく、ただ「プロセッサーを載せ替えるだけ」となる模様です。

 

Mac Mini

現行のMac miniは2020年末に発売されたM1チップ版が最新です。この後継モデルがM2チップや「M2 Pro」を搭載して、2022年内に登場する可能性も高まっています。こちらも14インチ/16インチMacBook Proと同じく、筐体は以前のまま「プロセッサーの載せ替えだけ」となる見通しです。

 

Apple TV

アップルのセットトップボックスApple TVも、iPhone 12と同じA14チップと4GB RAMを搭載した新モデルが開発中で(現行のApple TV 4K(2021)はA12チップと3GB RAM)2022年末までには発売される可能性があるとのことです。

 

Source:MacRumors

次期iPadやMacはイベント発表なし、iPhone 15はTouch ID採用せず?

米アップルから近日中のリリースが期待されている新型iPad ProやMacはイベントでは発表されず、また来年の「iPhone 15(仮称)」では画面下指紋認証(Touch ID)が採用されないことを、ブルームバーグのMark Gurman記者が報じています。

↑アップル

 

アップルによる10月のリリースが期待されているプロダクトとしては、次期iPad ProやMacBook Pro、Mac mini、Apple TVなど。次期iPad ProやMacBook Pro、Mac miniでは「M2」チップの搭載、次期Apple TVは「A14」チップの搭載とRAM容量の増加が期待されています。

 

しかし今回の報道によれば、これらの製品はイベントではなく、プレスリリースやメディアブリーフィング、アップルオンラインストアの更新などでの発表になるそうです。

 

iPhone 15シリーズでは、一部のAndroidスマートフォンのように画面をタッチするTouch IDにより、ロック解除や支払いができるシステムの採用が期待されています。今回の報道によれば、アップルは引き続き同システムのテストを続けているものの、iPhone 15シリーズでの採用はないようです。

 

さらに報道では、アップルがスマートスピーカー「HomePod」の睡眠トラッキング機能をテストした、とも報じています。しかし、同機能の一般向けの提供はおそらくないとのこと。アップルがHomePodにて今後どんな展開を検討しているのかも、気になるところです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップルが方針転換したかも、第6世代iPad miniで「バッテリー交換に出すと本体ごと交換」がなくなる?

実はこれまでのiPadシリーズは、バッテリー交換を希望した場合は、iPad本体を丸ごと交換してもらえました。しかし、アップルが第6世代iPad miniについては、新しい本体を渡さずバッテリーだけを交換するよう、方針転換をしたとの噂が報じられています。

↑第6世代iPad miniのバッテリー交換についての噂が持ち上がる

 

米MacRumorsによれば、9月27日(米現地時間)から第6世代iPad miniのユーザーがバッテリーを交換したいと持ち込んだ場合、WUR(whole unit replacement/本体ごと交換)を受けることなく、バッテリーだけを交換できるようになるそうです。

 

今回の情報源は明かされていませんが、MacRumorsは、アップル直営店や正規サービスプロバイダ向けに配られた内部文書を入手したことが過去にも何度かあります。たとえば2019年にも、Apple Watch Series 2の特定モデルを修理に出すと、一時的にSeries 3に交換してもらえる場合があると報じていました

 

この新たなポリシーは第6世代iPad miniだけが対象ですが、今後数週間~数ヵ月のうちに、ほかのiPadモデルも後に続く可能性があるそうです。手持ちのiPadの状態によっては、逆にユーザーにとって不利になることも考えられます。以前はバッテリー交換に出せば、凹みやヒビ、傷が入ったiPadも代替機に交換してもらえましたが、その恩恵が受けられなくなりそうです。

 

記事執筆時点では、この新ポリシーは世界中の修理センターでのみ実施されており、アップル直営店や正規サービスプロバイダでは行われていないとのことです。バッテリー状態が劣化していて、iPad本体もあちこちに傷や凹みがあれば、今のうちにお店に修理に持ち込むといいかもしれません。

Source:MacRumors

古めのiPhoneやiPadは今すぐアップデートを! ゼロデイ脆弱性を修正したiOS 12.5.6がリリース

アップルはiOS 13やそれ以降のバージョンを使えない古めのiPhoneやiPadを対象に、iOS 12.5.6を配信開始しました。アップデートが届いていれば通知から、なければ設定アプリから「一般」>「ソフトウェア・アップデート」から利用できます。

↑あなたの端末は大丈夫?

 

今回の更新は、2件のゼロデイ脆弱性に対処した重要なセキュリティアップデートとなっています。対象となるのはiPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3、および第6世代iPod touch、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusです。これらをお持ちのユーザーは、速やかにアップデートされることをお勧めします。

 

iOS 12.5.6でのセキュリティアップデートは、8月半ばに配信されたiOS 15.6.1と同じく、Webkit(ブラウザの描画エンジン)にあった脆弱性を塞ぐものです。

 

その内容は、悪意をもって細工されたウェブコンテンツを処理することで、任意のコードが実行される可能性があるというもの。要はブラウザで悪質なページを読み込むと、ハッカーが送り込んだ命令が通ってしまう危険があるわけです。

 

アップルはこの脆弱性が「積極的に悪用された可能性がある」と報告されているとのこと。つまり、実際に被害が出ている恐れがあり、該当する製品を愛用している方々は、直ちにアップデートした方がいいでしょう。

 

ちなみにゼロデイ脆弱性とは、ソフトウェアの開発元が不具合があると認識して修正パッチを公開する前に、攻撃に悪用されてしまうバグのことです。アップルのような巨大ハイテク企業でも悪質なハッカーに出し抜かれることは珍しくないため、セキュリティアップデートは速やかにしておきたいところです。

 

Source:Apple

10月の新型iPad発売に暗雲? 工場のある中国・四川省が最悪の熱波で停電に…

今年9月に「iPhone 14」発表イベントが行われた後、10月に新型iPadやMacを発表するイベントが行われると噂されています。そんななか、中国を過去60年で最悪の熱波が襲っていることで、iPadの生産に影響があるかもしれないとの予想が伝えられています。

↑iPad Air(第5世代)

 

米Reutersによると、中国・四川省では熱波に対応して、家庭用への電力供給を優先するため、工業用電力の消費を制限しているそうです。それによりリチウムやその他の金属の工場が閉鎖したり、生産を抑えめにしているとのこと。また同省の21都市中19都市の工業用ユーザーが8月15日から8月20日まで生産を停止するよう命じられた、とも報じられています。

 

この報道の後、有名アナリストMing-Chi Kuo氏は「四川省での一時的な停電は、成都(Foxconn)と重慶(Compal)のiPad組立工場に影響を与える可能性があります」とツイート。今のところ生産への影響を見積もるのは難しいが、8月20日に停電が終われば限定的なものに留まるとの見通しを述べています。

 

また組立業者が柔軟に生産スケジュールを調整することで、停電の影響を軽くできるはず。とはいえ、今後数か月の間に同じような事故が再び起きて、ピーク時期にアップル新製品の出荷に影響が出ないか注意が必要、とも但し書きを付けています。

 

ほかReutersが取材したRystad Energy(エネルギー関連コンサルタント会社)のアナリストSusan Zou氏は、中国のEV販売が好調に続けばリチウム価格が上がることは間違いないとしつつ、四川省の猛暑が来週も大きく緩まなければ、サプライチェーンに影響が及ぶ可能性があると指摘しています。リチウムはiPhoneやiPad内蔵のバッテリーにも使われており、そちらの生産にも響くかもしれないわけです。

 

今年10月のイベントでは、新型iPadがいくつか発表されると噂されています。まず、M2チップ搭載のiPad Proが2つ(11インチと12.9インチ)。それに第10世代iPad、つまり「一番安い無印iPadの新型モデル」が登場する、というもの。このうち新型の無印iPadは、Proっぽいデザインでカメラが強化された「CADレンダリング画像」がリークされていました

 

現行のiPad Pro(2021)も、発売直後は何か月も品薄が続いていました。それは新型コロナ禍による工場の生産停止や物流の混乱によるものでしたが、ようやく正常に戻ってきた……と思っていたころに、また異常な熱波が来てしまった格好です。Kuo氏のいうように組立業者が調整を頑張ることで、10月には十分な台数が出荷されることを祈りたいところです。

 

Source:Reuters,Ming-Chi Kuo(Twitter) 
via:9to5Mac

iPad版Microsoft Officeで手書きテキスト変換「スクリブル」が使えるように!

米マイクロソフトは、Apple Pencilの手書き入力機能「スクリブル」に対応したiPad向けOfficeアプリの最新ベータ版を公開しました。

↑iPad向けOfficeアプリがアップデートでより便利に

 

これによりApple Pencilで手書きした文字をテキストに変換し、Word文書やPowerPointのプレゼンテーション、Excelのスプレッドシートに挿入し、編集することが可能となりました。

 

iPadのスクリブル機能は、2020年のiPadOS 14で導入されたものです。初めは日本語がサポートされていませんでしたが、2021年秋のiPadOS 15ではひっそりと対応して話題となっていました。

 

この機能はiPadOSの[設定]>[Apple Pencil]内にある[スクリブル]のSwitchをオンにすると、有効にできます。その後にOfficeアプリのバージョン2.46で[描画]タブのペンのマークをタップすると使えます。

 

今のところ本機能は、Office Insiderプログラムに参加しているユーザーのみが試験的に使えるものです。今後は数週間のうちに、すべてのユーザー向けにApp Store経由でアップデートの配信が始まると思われます。

 

対応しているモデルは、「Apple Pencilが使えるiPad」すべて。具体的には次の通りとなります。

■Apple Pencil(第2世代)対応モデル

  • iPad mini(第6世代)
  • iPad Air(第4世代以降)
  • 11インチiPad Pro(全世代)
  • 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)

■Apple Pencil(第1世代)対応モデル

  • iPad mini(第5世代)
  • iPad(第6世代以降)
  • iPad Air(第3世代)
  • 9.7インチiPad Pro
  • 10.5インチiPad Pro
  • 12.9インチiPad Pro(第1世代および第2世代)

Source:Microsoft

via:MacRumors

次の無印iPadはProっぽいデザインでカメラが強化? 「CADレンダリング画像」が公開される

アップルは毎年秋に複数の新製品を投入することが恒例となっていますが、その1つが第10世代iPad、つまり10.2インチ無印iPad(第9世代)の後継モデルです。数か月前、米9to5Macは独占情報としてUSB-C端子やA14 Bionicチップ搭載、5G対応などを伝えていました

↑Image:MySmartPrice

 

それに続く新たな情報として、CADレンダリング画像と称されるものが公開されています。

 

インドメディアのMySmartPriceは、ケースメーカーから入手したという「次世代iPadの独占CADレンダリング」画像を掲載しています。最も注目すべきは、背面のカメラモジュールが盛り上がっていることでしょう。

↑Image:MySmartPrice

 

第9世代までのiPadは、背面カメラはただ丸い穴が1つ開いているだけで、その周囲もまっ平ら。それが第10世代iPadでは、上下が丸みを帯びた縦長のモジュールとなっています。これまで無印iPadではカメラに重きが置かれてきませんでしたが、今年はカメラセンサーが強化され、そのためコンポーネント全体も大きくなり、筐体の中でも多くの内部スペースを占めているのかもしれません。

 

このカメラモジュールには2つの穴があり、1つはカメラレンズ用と思われるが、もう1つはより小さな丸型です。MySmartPriceはLEDフラッシュだと推測していますが、9to5Macは単なるマイクの穴かもしれないとコメントしています。

 

そして大まかなデザインは、前世代とあまり変わりないようです。ここ数年にわたり受け継がれてきた「太い額縁とアゴ(下部ベゼル)」もそのままで、Touch IDボタンも健在のようです。しかし、先代の丸みを帯びた形状と比べると、側面はフラットでiPad ProやiPad Airに近づいている感じです。

 

その寸法は248mm×179mm×6.98mm(幅/高さ/厚み)とのことで、第9世代の250mm×174mm×7.50mmよりも薄くなっているようです。ただし、この数値には背面カメラの出っ張りは含まれていません。

↑Image:MySmartPrice

 

今回のレンダリング画像で惜しまれるのは、外部ポートが赤く塗られている――つまり、まだLightning端子のままか、USB-Cに移行するのか謎なことでしょう。すでにiPadシリーズはProもAirも、miniまでもUSB-Cにシフトしているだけに、そちらに統一を望むユーザーも多そうです。

 

Source:MySmartPrice
via:9to5Mac

MacでiPhoneやiPadアプリが動く! すごく簡単になりました

アップルが独自開発したM1やM2チップなど「Appleシリコン」を搭載したMacは、実は一部のiPhoneやiPadアプリを動かすことができます。ただ、2020年末から可能ではあったものの、当時は特殊なMacアプリを使うなどと手間がかかり、それに見合うだけの実用性があるとも思えませんでした。

↑iOS/iPadOSアプリをMacで利用するのが簡単になりました

 

それから約2年が経ち、より簡単になったということで、米AppleInsiderが「最新のmacOS Monterey+AppleシリコンMacでiOSアプリを動かす」ガイドを公開しています。

 

まずMacのApp Storeの左下にある自分の名前をクリックし、そこで「iPhoneおよびiPad App」を選びます。そこには過去に購入したiOSやiPadOSアプリが並んでいますので、右下にあるiCloudダウンロードのアイコンをクリックすればMacでアプリを動かせます。

↑Image:AppleInsider

 

ただし、条件がいくつかあります。1つは、そのアプリをiPhoneやiPad上で購入済みであること。Mac側のApp Storeで新たに買うことはできず、先にアップルのモバイル端末で買っておく必要があります。

 

もう1つは、「現在お使いのApple IDで買っている」ことです。違うApple IDで買ったアプリは表示されません。

 

最後に、「ファミリー共有」を設定してる場合、家族が購入したアプリを入手するには、右上のドロップダウンメニューからユーザーを切り替える必要があります。

 

こうしてMacのApp StoreからダウンロードしたiOSアプリは、Macアプリと同じように動かすことができます。もし元々がiOSアプリだと知らなければ、Mac専用アプリではないと気づかないほど自然に見えます。

↑Image:AppleInsider

 

ただし、あくまでiPhone/iPadアプリとして振る舞うため、画面いっぱいに表示されるわけではありません。が、普通のMacアプリと同じくウィンドウを広げたり最大化したりもでき、特に操作に困ることはないはず。以前は狭いウインドウのまま、iPhoneやiPadのようにタッチ操作しか想定せずで、ほとんど何も出来ないこともありましたが、現在ではかなり改善されています。

 

もっとも、すべてのアプリが動くわけではありません。なぜならアプリ開発者が「iOS/iPadOSアプリをMacで動かしてもいい」と明示的にオプトイン(同意)する必要があるためです。

 

ハイテク大手の場合はオプトインしていない場合が多く、お気に入りのアプリが動かないことも珍しくないでしょう。想定していないMacでのバグまで責任が取れない、あるいはMac版があればそちらをどうぞ、ということでしょう。

 

とはいえ、Macに乏しいカジュアルゲームを補充したり、またMacネイティブ版がないメディアプレイヤーのiOS版を使ったり、いろいろと便利になるはず。別に追加のお金はかからないので、チャレンジしてみてもよさそうです。

Source:AppleInsider

アップル、「一部の第6世代iPad miniでiPadOS 15.5アプデ後に充電できない」事象を調査中か。とりあえず再起動がおすすめ

第6世代iPad miniをiPadOS 15.5にアップデートすると充電できなくなる場合があることが、一部ユーザーから報告されています。アップルもこの問題を認識しており、調査中との噂が報じられています。

↑iPad mini

 

米MacRumorsは、アップルが正規サービスプロバイダに送信したメモを入手したそうです。それによると、同社は一部の第6世代iPad miniユーザーがiPadOS 15.5に更新した後、充電できなくなったと報告する可能性があると認識しているとのこと。そのためサービスプロバイダと小売店スタッフに対し、調査中の一時的な対策として、デバイスを再起動するよう、ユーザーに伝えるように助言していると報じられています。

 

実際、MacRumorsの掲示板アップル公式サポートコミュニティでは、複数の第6世代iPad miniユーザーがiPadOS 15.5に更新した後に充電の問題が起きたと報告しています。その多くは再起動すると直ったと言っていますが、後に再発した人もいるようです。

 

またアップルのメモでは、iPad本体あるいはバッテリーを交換しても問題は解決しないと指摘しており、ハードウェアではなく純粋にソフトウェアの問題だと確認しているそうです。

 

今のところ最善の策は、「まだiPadOS 15.5にアップデートしてない人は見送る」ということでしょう。ただし、同アップデートは5月に配信されているため、ほとんどのユーザーが更新している可能性があります。

 

現在は開発者向けにiPadOS 15.6ベータテストが行われていますが、これが一般公開される際には問題が解決されるのかもしれません。

Source:MacRumors

M1 iPad ProでMacのアクセサリーを使えるようになる? 周辺機器メーカーがドライバを作れるように

アップルは今週、iPadOS 16を発表しました。特にM1チップ搭載のiPadではウィンドウを重ね合わせたりサイズを変更できたり、外付けディスプレイのサポートも強化され、より「Macに近づいた」といえます。

 

それに伴い、周辺機器メーカーが新たな「DriverKit」APIを使って、独自にiPad用のドライバ(PC等に他の機器をつないで使えるようにするソフトウェア)を作ることが初めて可能になったことが明らかとなりました。

 

このDriverKitは、もともとMacのために作られたフレームワークであり、周辺機器メーカーが自社製品をmacOSで問題なく使えるドライバを開発できるようにするものです。それが新たにiPadOS 16にも導入され、サードパーティの周辺機器メーカーも自社製品をiPadと互換性を持たせられるドライバを作れるようになったしだいです。

 

記事執筆時点では、iPadOS 16用のDriverKit APIは、USB、PCI、オーディオデバイスをサポートしています。このAPIはMacでも利用できるため、Appleシリコン(M1チップ等)に対応したmacOS用ドライバーを作成した開発者は、簡単にiPadに移植できるとのこと。ドライバは通常のアプリとしてApp Storeで配布できる格好です。

 

たとえば「DriverKit」で作ったドライバさえあれば、iPadは(今まで使えなかった)Thunderboltオーディオインターフェイスにも接続できるようになります。また、USBマイクのような比較的シンプルな機器や複雑でないデバイスにも対応する見通しです。

 

iPadOSに新しいドライバをインストールした場合は、設定アプリで手動で有効にする必要があります。ドライバのオン/オフはユーザがいつでも切り替えでき、各ドライバは外付け機器がiPadに繋がれている間のみ動作する(それ以外はメモリ等を消費しない)とのことです。

 

ただしアップルによれば、DriverKitはM1チップを搭載したiPadが必須となります。つまりiPadOS 16を入れても、古いiPadやA15チップを搭載したiPad mini(第6世代)では動かないことになります。

 

今後はiPadだけでも様々な周辺機器を繋いだり、あるいはMac用のアクセサリー類を流用することも出来るようになるはず。M1 iPad Proは高性能を持て余している感もありましたが、いよいよ実力を発揮しやすくなりそうです。

 

Source:Apple
via:9to5Mac

iPadOS 16登場、ついにパソコン風なウィンドウ表示が可能になりました

米アップルは開発者向け会議「WWDC22」にて、次期タブレット向けOSとなる「iPadOS 16」を発表しました。長らく待望されてきた、マルチタスキング機能の進化によるパソコン風インターフェイスの実現が特徴となっています。

↑アップルより

 

iPadOS 16では「ステージマネージャ」機能により、ユーザーが作業中のアプリは中央に目立つように表示され、ほかのアプリやウィンドウは左側に配置されます。これにより、重なり合う異なるサイズのウインドウを単一のビューで作成したり、横からウインドウをドラッグ&ドロップしたり、Dockからアプリケーションを開いてアプリケーションのグループを作成できたりといった、高度なマルチタスキングが可能となります。

 

M1チップ搭載iPad ProとiPad Airで利用できるステージマネージャは、最大6K解像度の外部ディスプレイに対応。これによりiPad上に最大4個、外部ディスプレイに最大4個のアプリが表示できます。

↑アップルより

 

共同作業のための新しいツールも追加されています。例えばメッセージを利用してユーザーが共同作業の招待をすると、スレッドに含まれる全員が書類、スプレッドシート、プロジェクトに追加されます。また、スレッドの仲間との会話やFaceTime通話も利用できます。

 

さらにキャンバスつきの共同作業アプリケーションでは、ユーザーが一箇所に集まって表示、共有、共同作業を行うことができます。ここには、「Apple Pencil」での書き込みも可能です。

↑アップルより

 

メールアプリでは送信機能が進化したほか、Safariブラウザーではより安全性の高いサインイン方法「パスキー」の利用が可能に。さらにiPad向けに、新しい天気アプリも投入されたり、テキスト認識機能では動画の認識が可能となったり、iPad Proでカラーリファレンス機能を利用したりすることができます。

 

iPadOS 16は来月にパブリックベータ版が公開され、今秋にはiPad(第5世代以降)、iPad mini(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)向けに無料アップデートとして提供されます。ますますパソコンやmacOSに近い存在となりつつあるiPadOSですが、いずれ両者が統合される未来があり得るのかどうかが、若干気になります。

 

Source: アップル

推し活にも使えるんじゃない? iPhone・iPadの画面を手軽にテレビや外部モニターに映せる「HDMI変換 映像出力ケーブル」

社内の定例会議やホームパーティなど、小規模の集まりで、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画を、大きめのモニターにつないで多数の参加者に見せたい! しかしわざわざその為“だけ”にPCを準備するのも億劫……そんなとき、いいモノありますよ。

 

オウルテックから発売中の「OWL-CBHDFAS2」は、Lightningコネクタ搭載端末の写真、動画、ゲームなどを、大型モニターに映せる、HDMI変換 映像出力ケーブル。

 

純正LightningケーブルとAC充電器があれば、端末の画面をモニターに表示することができ、その場にいる人と様々なコンテンツを手軽にシェアできます。

 

「iPhoneなどのApple製品は、Androidに比べてミラーリング対応している機器が少なく、なかなかモニターなどに画面を映すことができなかったので、Lightningケーブルから簡単にモニターに映し出せる変換ケーブルを企画しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

ケーブルの長さは1m、2m、3mの3種類から選ぶことが可能。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類です。HDMI(オス)-HDMI(メス)の、長さ12cmのショートケーブルも付属し、テレビ裏のHDMIポートなど、接続時に十分なスペースが確保できない場合にも、ショートケーブルを使うことで、取り回しやすくなります。税込価格は1mが3880円、2mが4180円、3mが4577円です。

 

ミラーリングと充電を同時に行うので、端末のバッテリー残量を気にすることなく使えるのも嬉しいポイント。

 

「会議などで資料を大画面で共有するといったビジネスシーンから、アイドルのコンサートをiPhoneからモニターに映し友達と一緒に楽しむなど、趣味のシーンでも活用できます」

 

 

撮可(撮影OK)の現場で撮ったアイドルの写真や動画を仲間同士で鑑賞する“推し活”でも役立ちそうですね! 推し活とは無縁の生活でも、ちょうど今の時期なら、iPhoneやiPadで撮った大型連休中の写真や動画を身近な人に見せて、楽しかった思い出をシェアするのもいいかもしれません。

実はお店にある“アレ”も作っているんです。オウルテックの意外なアイテムとは?

お客さんの順番待ちを、アプリ「Airウェイト」で管理しているiPad。飲食店などでよく見かけませんか?

 

馴染みのない人には全くの無縁な製品かもしれませんが、実はあの特徴的なフロアスタンドも、オウルテックは作っているんです!

 

今回紹介する「OWL-AWSTIB105S-BK」は、10.2インチと10.5インチの各種iPadに対応した、店頭の順番予約や販促のデジタルサイネージに最適なフロアスタンド。Airウェイト対応プリンタの仕様変更に伴い、現行品「OWL-AWST」からプリンタ置き台のサイズ、ケーブル穴の位置、付属ケーブルの長さを変更したモデルです。税込価格は2万8930円。

 

iPadを取り付けるホルダー部分は360度回転し、ネック部分は角度調節が可能なので、自由な向きで固定できます。iPadを収納するホルダー部にはキーロックが付いているので、盗まれる心配もありません。

 

設置面積は約28×28cmで、省スペースで場所を選ばずに置くことができます。スタンドの支柱内は2mのLightningケーブルを内蔵しており、ケーブルが隠れた状態で充電可能。付属のトレイをスタンドに装着すれば、発券プリンタなどの機器を設置できます。

 

というわけで、こんな“ちょっと意外なもの”も作っていたんですね! 店先でAirウェイト搭載のiPadスタンドを見かけたら、それはオウルテック製かもしれません。

軽量×小型で持ち歩きが苦にならない、イチ推しタブレットスタンド

出張や旅行中などでビデオ通話をしたり、動画を閲覧したりと多彩なシーンで使えるタブレットスタンド。しかし、タブレットスタンドを常時持ち歩こうとすると、比較的小ぶりなスマホスタンドとは違って、意外に重くて嵩張り、バッグ内のスペースを圧迫してしまいます。

 

携帯性の課題に加えて、肝心のデザインが好みに合わなかったり、ちょうどいいケースがない! とお悩みのあなた、このスタンドを使いましょう。

 

今回紹介するのは、オウルテックのコンパクトタブレットスタンド! 幅160mm以上のタブレットであれば、縦横自由な角度で使えて、使わないときは、約W153×D27×H108mmと小さく折りたためます。重さは約116gと軽め。

 

カラーバリエーションは、ベージュ、ミント、パープルと3色から選べるので、タブレットのケースなどと色合いを合わせると、オシャレ上級者感がアップしそう。価格も1280円とお手頃なので、持ち歩く日の気分に合わせて使い分けてもいいかも!

 

シンプルに使えてバッグの中でも省スペースなスタンドで、タブレットスタンドは重くて嵩張るから持ち歩きたくない問題も、ある程度は解決!

タブレットでうまく絵が描けない原因は、描き心地にアリ! ペーパーライクなガラス採用「ディスプレイ保護フィルム」

せっかくiPadとApple Pencilを買ったから、「デジ絵」に挑戦してみたい! そこで、お絵かきアプリも用意して、とりあえず描いてはみたけれど……なんだかタブレット特有のツルツル感のせいで、紙よりもうまく描けない!? しかし紙をタブレットに敷くと、今度は絵が描けなくなってしまいますよね。

 

そんなお悩みを解決できそうなアイテムがコチラ。オウルテックから発売中の、iPad 10.2inch用のガラスフィルム「OWL-PGIB10201-AG」です!

 

同製品は、表面に微細な凹凸処理を施し、程よい摩擦で本物の紙に描いているかのような抵抗感と描き心地を得られるガラスフィルム。実際に装着した状態で描いてみると、これはビックリ! タブレットなのに紙に描いているようです。とてもガラスフィルムとは思えません。

 

マット加工で、ディスプレイの反射による写り込みも気にならず、画面が見やすく絵が描きやすい! もちろんお絵描きではなく、文字などを書き込むときにも、紙のような書き心地を味わえます。

 

「ガラスの強度とフィルムの描き心地にこだわりました。他社ではペーパーライクのフィルムはありますが、ペーパーライクのガラスフィルムはありません」(オウルテック担当者)

 

税込価格は3380円。紙特有の“引っ掛かり感”が気持ち良く、普段からApple Pencilでいろいろ描いているiPadユーザーなら、使ってみて納得でしょう!

「iPad mini」第6世代をダブルで守る! ペン充電ホルダー付きケース&紙のように書ける保護フィルム

2021年秋に発売された「iPad mini」第6世代(8.3インチ)。ティム・クック氏いわく「これまでで最強のiPad mini」で、発売から数か月経ってもまだまだ売れ続けている人気アイテムです。

 

そんなiPad mini第6世代に対応した、Apple Pencilをワイヤレス充電しながら収納できるケース「OWL-CVID8301」と、紙のような描き心地の画面保護フィルム「OWL-PFID83」が、オウルテックから発売中。

 

OWL-CVID8301は、Apple Pencil第2世代をiPad本体側面の磁気コネクターに取り付けて、ワイヤレス充電をしながらペンを収納しておくことができます。ケース背面のホールで、ペンの取り出しも簡単に行えます。税込価格は4180円。

 

カバーは閉じるとスリープモードに、開くと自動でスリープから復帰できるオートウェイクアップに対応。カバーを付けたままでも指紋ロック解除がボタンひとつでできます。カバーのフラップ部分は形状に沿って折り曲げることで、ペンを使った筆記やお絵描き、動画鑑賞など、使い方に合わせて2パターンの角度で、スタンドとして使用可能です。

 

「ホルダー部分には耐衝撃性の高い素材を使用し、カバー部分にはガラス面を傷つけないソフト素材を採用しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

OWL-PFID83は、Apple Pencilと親和性の高い表面凹凸処理を施し、本物の紙に鉛筆で描いているような描き心地で文字や絵を描くことができるペーパーライクフィルム。光沢(クリア)タイプとマット(アンチグレア)タイプの2種類を用意。全面保護タイプで、細かい傷からiPadを守ります。税込価格は光沢(クリア)タイプが2180円、マット(アンチグレア)タイプが2280円。

 

光沢(クリア)タイプはフィルム透過率が92%で画面の色合いが変化しにくく、ペン先が滑りにくい仕様で、文字の書き込みに適しています。太陽や照明の反射を抑えたマット(アンチグレア)タイプは、指紋が付着しにくく、なめらかでさらさらとした指さわりが特徴。紙に描く際の沈み込み感と軽いタッチで、イラストなどの細かな描き込みに最適です。表面はフッ素加工により水や汚れ、油分をはじくので、布などを用いて拭き取るだけで、画面をきれいな状態に保ちます。エアレス加工で気泡が入らない設計により貼り付け作業も簡単。

 

「付属品の画面クリーナー、ほこり除去シール、貼り付け用ヘラを用いて簡単キレイに貼り付けができます」

 

タブレットは長く使い続けるものだからこそ大切に使いたいものですよね。iPad mini第6世代を愛用中の方、これから購入予定のある方はチェックしてみてください。

Apple新製品、専門家の評価は? iPad miniは大きな進化、iPhone 13のカメラはぜひ使ってみたい

日本時間の15日未明に、アップルはオンラインでスペシャルイベントを開催。「iPhone 13」シリーズ4機種と「iPad」シリーズ2機種に加え、秋に発売予定の「Apple Watch Series 7」が発表された。

 

毎年恒例となっている9月の新製品発表会だが、今年のそれは例年以上にバリエーション豊富なラインナップを披露した格好だ。

 

フルモデルチェンジとも言える第6世代のiPad mini

なかでも前モデルから大きな進化を遂げたのが、第6世代の「iPad mini」だ。iPad miniとしては2019年に発売された第5世代から約2年ぶりの登場になり、デザインを刷新。「iPad Pro」や「iPad Air」と同じ、ホームボタンを廃したフルディスプレイのデザインに生まれ変わった。

 

これにより、ベゼル(額縁)いっぱいまで液晶を広げられるようになった結果、画面のサイズは第5世代の7.9インチから8.3インチへとアップ。また指紋センサーのTouch IDは、昨年発売されたiPad Airと同じトップボタンに統合される形になった。

 

↑前モデルから刷新されたのがiPad mini。サイズ感はそのままにホームボタンがなくなり、大画面になった

 

2年ぶりということもあり、スペックの向上にも目を見張る。チップセットには、「iPhone 13 Pro」/「iPhone 13 Pro Max」と同じ「A15 Bionic」を採用。ギリギリ片手で握れるサイズ感ながら、動画の編集などもスムーズにこなせる高性能を実現した。さらに、通信方式は5Gに対応。

 

サイズこそ小さいが、機能的にはiPad AirとiPad Proの中間に位置するタブレットとして生まれ変わったというわけだ。

 

もちろん、「Apple Pencil」はマグネットで側面に装着できる第2世代のもの。また、iPad Proから導入された、超広角のインカメラも搭載し、ビデオ会議の際に自動で被写体にフレームを合わせる「センターフレーム」にも対応する。

 

↑A15 Bionicを搭載しており、高い処理能力でコンパクトながら動画編集もこなせる

 

廉価版のiPadはディスプレイなどの性能を向上させ、正統進化を遂げた

このセンターフレームは、同時に発表された第9世代のiPadにも共通した機能だ。

 

ProやAir、miniといった修飾語のつかないiPadは、いわゆる廉価版のシリーズ。販売数量的にもiPadのなかでもっとも多く、同シリーズの代表的なモデルと言える。

 

そんなiPadも第9世代になり、基本性能を向上させた。ホームボタンのあるクラシックなiPadのスタイルはそのままだが、チップセットはiPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionic」になっている。

 

↑iPadはセンターフレームに対応。ビデオ会議がさらにしやすくなった

 

iPadの性能向上において、よりユーザーの目に留まりやすいのは、ディスプレイだろう。サイズや解像度はそのままだが、sRGB相当の広色域に対応。また周囲の環境に応じて画面の色温度を調整し、自然な見え方を実現する「True Tone」にも対応した。

 

iPad miniのようなフルモデルチェンジを果たしたわけではないものの、普及促進の役割を担うど真ん中のiPadとして正統進化したと言えそうだ。

 

第1世代ながら引き続きApple Pencilにも対応し、幅広い用途で利用できる。

 

↑第1世代のApple Pencilにも対応。安価ながら、幅広い用途に活用できる

 

iPhone 13シリーズはかつて型番に「s」とついたモデルに近い位置付けの進化

iPhone 13シリーズの進化の仕方も、どちらかと言うと第9世代iPadに近い。かつてのiPhoneは2年ごとにフルモデルチェンジしながら、その間を埋める製品として型番に「s」とついたモデルをリリースしていた。「iPhone 4s」や「iPhone 5s」がそれだ。

 

2020年に登場した「iPhone 12」は、フレーム部分のデザインを曲面からスクエアへと大きく変え、5Gにも初めて対応したが、iPhone 13はこうした基本部分を踏襲している。その意味では、型番に「s」のついたiPhoneに近いと言えるだろう。

 

一方で、それぞれの機能には確実に磨きがかかっており、特にカメラ機能は刷新と呼んでいいほどの進化を遂げている。

 

iPhone 12のときは、最上位モデルとして「iPhone 12 Pro Max」のみセンサーサイズが大きく、手ブレ補正の方式も唯一センサーシフト式を採用していたが、今年は「iPhone 13 mini」を含む「無印」のiPhone 13と、「Pro」の名を冠するモデルでカメラ機能に差をつけてきた。

 

これにより、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxの差分は、純粋に画面の大きさだけになったというわけだ。

 

↑iPhone 13 Pro/Pro Maxはカメラを刷新

 

Proの名がつくiPhoneは暗所撮影が強いうえに、マクロ撮影、映画のような撮影などが可能に

iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxは標準広角カメラに、画素ピッチ1.9μmのセンサーを採用した。これまでのiPhoneでもっとも画素ピッチが大きかったのはiPhone 12 Pro Maxの1.7μmだったが、iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Maxはさらに大型化を進めている。

 

またレンズのF値もF1.5になり、暗所での撮影にさらに強くなった。

 

これに加えて、望遠カメラは焦点距離が変わり、35mm判換算で77mmに。これによって光学ズームは「iPhone 12 Pro」の2倍やiPhone 12 Pro Maxの2.5倍より高倍率な3倍になっている。さらに超広角カメラもF1.8になったうえに、新たにオートフォーカスが加わった。

 

↑センサーを大型化し、レンズも明るくなった

 

↑望遠カメラは77mmになり、ちょうど3倍ズームに

 

また、この超広角カメラはマクロ撮影にも対応。被写体に近づいていくと自動的にマクロモードに切り替わり、物や草花、食べ物などのディテールをクッキリと写すことが可能だ。

 

さらに、撮影モードには新たに「フォトグラフスタイル」が導入された。これは、単純なフィルターと違い、肌のトーンを一定に保ったままコントラストを高めたり、暖かみを出したりできる機能。機械学習で写っているものを認識できる、iPhoneならではの新機能だ。

 

↑マクロモードで撮影した写真

 

↑肌のトーンを一定に保ったまま、背景の鮮やかさや細部のトーンなどを変えられるフォトグラフスタイル

 

動画撮影も大きく進化し、「シネマティックモード」に対応した。フォーカスを合わせる人物をシーンごとにiPhone側で判断して、あたかも映画のワンシーンのように自動で切り替えることが可能。タップしてフォーカスを合わせたあと、編集でピントの合う場所を変える機能も用意されている。

 

こうした処理ができるのも、最新のiPhoneに採用されたチップセット「A15 Bionic」の高いパフォーマンスがあってこそだ。

 

↑映画のようなピント合わせを実現するシネマティックモードに対応

 

ディスプレイは、新たに「ProMotion」に対応し、10Hzから120Hzの間でリフレッシュレートを自動で切り替える。画面の滑らかさと省電力を両立させた機能だが、これを搭載したのもProの名を冠した2機種のみになる。

 

なお、細かな点では、屋外での明るさが最大1000ニトと、さらにディスプレイが明るくなっているのも特徴だ。

 

iPhone 13もカメラ機能が大きく進化

一方で、iPhone 13やiPhone 13 miniは、広角と超広角のデュアルカメラを踏襲しながら、センサーサイズはiPhone 12 Pro Maxと同じ1.7μmに拡大した。先に挙げたフォトグラフスタイルやシネマティックモードにも対応するなど、無印のiPhoneとしてはカメラ機能が大きく進化している。

 

このほか4機種とも、Face ID用のノッチがコンパクト化するなど、正統進化ながら、各機能にはしっかり磨きがかかった印象を受ける。

 

↑iPhone 13やiPhone 13 miniもカメラのハードウェアは進化している

 

Apple Watch Series 7はディスプレイの大型化がポイント

これらに加えて、スマートウォッチのApple Watch Series 7も発表された。今年は、投入時期がやや遅れ、iPhoneより後の秋発売になり、正確な日程も公表されていないが、サイズはそのままにディスプレイサイズが大型化しており、印象が変わった。

 

充電時間も、Apple Watch Series 6比で33%高速化するなど、基本性能も向上した。耐久性も上がり、歴代最高になったという。

 

↑Apple Watch Series 7はディスプレイサイズが大型化。ベゼルが細くなり、デザインが洗練された

 

新鮮味に欠けるところはあったものの、製品の完成度は高そう

デザインを含めた、フルモデルチェンジを果たしたiPad miniやApple Watch Series 7に対し、基本性能やカメラ機能を向上させたiPhone 13シリーズやiPadは新鮮味に欠けるところはあったものの、いずれの製品も完成度は高そうだ。

 

特にiPhone 13シリーズのカメラは、画質を向上させただけでなく、シネマティックモードでの動画撮影といった新たな提案があり、ぜひ使ってみたいと思わせる1台に仕上がっている。

 

Apple Watch Series 7以外はいずれも24日に発売される。発売まで残すところあと1週間。その時が今から楽しみだ。

 

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【Apple Event速報】これまでで最強のiPad mini発表!ホームボタン廃止など4つの進化点

アップルは9月15日、新型iPad miniを発表。同日から予約を開始しています。価格は以下のとおりです。

 

64GB/Wi-Fiモデル 5万9800円(税込)

64GB/Wi-Fi+Cellularモデル 7万7800円(税込)

256GB/Wi-Fiモデル 7万7800円(税込)

256GB/Wi-Fi+Cellularモデル 9万5800円(税込)

 

発表されたのは第6世代にあたるモデルです。アップルのティムクックいわく「これまでで最強のiPad mini」であるとのこと。そんな最新iPad miniのポイントを紹介していきます。

 

ポイント1 ホームボタン廃止

発表会で「まったく新しいデザインを採用」したとうたうとおり、TouchIDをホームボタンではなく、トップボタンに搭載。これにより、ホームボタンをなくした「全画面デザイン」を採用し、コンパクトなサイズながら大きめな8.3インチのLiquid Retinaディスプレイが搭載されています。

 

↑iPad miniのロック解除や、アプリへのログイン、Apple Payの使用はトップボタンからになります

 

また、このLiquid Retinaディスプレイは、明るさ500ニット、Display P3規格の広い色域、周囲の光に合わせてディスプレイの色合いを調整するTrue Toneに対応。

 

↑高精細かつ大きめなディスプレイにすることで、優れた映画鑑賞体験を提供するとのこと

 

ポイント2 CPU性能は約40%、GPU性能は80%向上

CPUにはA15 Bionicチップを搭載。前世代に比べてCPU性能は約40%、GPU性能は80%向上したとしており、優れたグラフィックスのゲームも楽しめるといいます。さらに、ニューラルエンジンとCPU由来の機械学習アクセラレーターを搭載。たとえば、写真内のテキストを認識し、7つの異なる言語に変換などが可能になっています。

 

↑前世代iPad miniはA12 Bionicチップ搭載。最新iPad miniはA15 Bionicチップ搭載でCPU性能が約40%向上したとしています

 

↑最新チップ搭載でGPU性能は前世代モデルから約80%向上。デザイナーや医師などが使うプロ向けアプリによる厳しい要求のタスクも処理可能だそうです

 

ポイント3 カメラはFaceTime中に人を自動でフレーム内に収めるセンターフレーム対応

メインカメラは12MPセンサーと、鮮やかな写真を撮影するためとしている大きな絞りを搭載しています。一方のフロントカメラは、12MPの超広角レンズを採用するうえに、FaceTime ビデオ通話中にカメラを自動調整し、話している人やほかのユーザーを常にフレーム内に収めるセンターフレームにも対応しました。

 

↑iPad Proにも採用されたセンターフレームに対応するフロントカメラ

 

↑スピーカーはステレオ仕様になっています

 

ポイント4 5GやUSB Type-Cなどの最新規格に対応

前世代のiPad miniまでは第1世代のApple Pencilに対応していましたが、今回発表のiPad miniは第2世代のApple Pencilに対応。また、OSは最新のiPadOS 15を搭載しています。

 

さらに、5GやWi-Fi 6などの最新規格に対応。これに加えて、外部インターフェイスにUSB Type-Cを搭載しています。

 

↑最新の5Gにも対応

 

ラインアップは冒頭でも書いたとおり、ストレージが64GBのモデルと256GBのモデルを用意。本体サイズは約幅134.8×奥行き195.4×厚さ6.3mmで、重さはWi-Fiモデルが約293g、Wi-Fi+Cellularモデルが約297gです。

 

なお、カラバリはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトをそろえています。

 

↑カラバリはこれまでとは違った印象のカラーを用意しています

 

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【Apple Event速報】「第9世代iPad」はフロントカメラが大幅進化! 価格据え置きでストレージ2倍の高コスパモデルに

Appleのオンラインによる新製品発表会「Apple Event」が、日本時間9月15日午前2時から開催されました。こちらの記事では「iPad」の新モデルについての情報をお届けします。

↑Apple Eventに登壇したティム・クックCEO

 

今回発表された第9世代iPadは、デザインは前世代モデルを踏襲しながらもスペックを進化させていることが特徴です。iPhone 11同じA13 Bionicチップを搭載。前世代モデルと比較して、CPUやGPU性能は約20%向上しています。

↑第9世代iPadは従来と同じデザイン

 

↑A13 Bionicチップ搭載

 

↑CPUやGPU性能は20%向上しています

 

また、新モデルではフロントカメラが大幅に強化され、従来の1.2MPから12MPに解像度が向上。さらに、iPad Proに搭載されて好評を博したセンターフレーム機能に新たに対応。これはカメラが捉えた人物がフレームの中心から外れないように、自動でズームして調整してくれるというもの。FaceTime通話のほか、Zoomなどのビデオ会議アプリなどでも活用できます。なお。バックカメラはこれまでと同じ8MPです。

↑フロントカメラが大幅に進化

 

↑自動で人物を追従するセンターフレーム機能を新搭載

 

アクセサリーは、フルサイズのSmart Keyboardが使用可能なほか、Apple Pencil(第1世代)にも引き続き対応。最新のiPadOS 15との組み合わせにより、高精度な手書き入力が可能となっています。なお、充電端子は引き続きLightning端子となっています。

↑Smart Keyboardに対応

 

↑Apple Pencil(第1世代)を使用可能

 

画面サイズはTrue Tone対応の10.2インチRetinaディスプレイを採用。本体カラーは、スペースグレイ、シルバーの2色で、ストレージ容量は前モデルから倍増され64GBと256GBから選択可能です。価格は64GBのWi-Fiモデルが3万9800円、セルラーモデルが5万6800円。256GBのWi-Fiモデルが5万7800円、セルラーモデルが7万4800円。9月15日より予約を開始し、9月24日に発売となります。

 

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Amazonプライムデーで、第2世代 iPad Proの1TBモデルが21%オフの12万1300円に!

Amazon.co.jpで、年に一度のセール「Amazonプライムデー」がスタート。6月22日の23時59分まで実施中です。

 

これに合わせて、アップルの「第2世代 iPad Pro(11インチ、Wi-Fi、1TB)」が、通常価格から21%オフの12万1300円で販売されています。製品ページはこちら

 

第2世代 iPad ProはチップにA12Z Bionicを採用。また、ディスプレイは最大120Hzのリフレッシュレートに対応した、色再現性に優れたLiquid Retina ディスプレイを搭載しています。写真編集や動画編集などの用途にもおすすめです。

 

リアに12メガピクセルの広角カメラと、10メガピクセルの超広角カメラ、光検出で距離を計測するLiDARスキャナを、フロントには7メガピクセルのTrueDepthフロントカメラを搭載し、顔認証システムの「Face ID」でのログインにも対応しています。

 

さらに、4つのスピーカーと、5つのマイクを搭載。Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)にも対応するので、リモートワークにも活用できそうです。

 

M1チップを搭載する最新の第3世代 iPad Proの1TBモデルは、直販価格で17万8800円と価格も大幅にアップしました。コストを抑えつつ、iPad Proならではの優れた色再現性や操作性を手に入れたい方にとっては、うってつけの選択肢ではないでしょうか。

2021年のAppleに期待するのは5G対応、M1搭載の…!? 2020年の月別で振り返るApple

パンデミックの影響もあり、例年の慣習が通用しなかった2020年——。製品発表を伴うAppleのイベントも完全にオンライン化されました。秋の製品発表が、3か月に分かれて行われたことも印象的でしたね。同社が近年実施しているサプライズ形式の製品リリースも含め、ほぼ毎月のように何かしらの話題のある年だったとも感じます。

 

本稿では、ハードウェアの製品発表にフォーカスし、改めて同年に発表された内容を振り返ってみましょう。

 

【3月】新型「iPad Pro」発表

3月18日(日本時間)には、iPad ProやMacBook Airなどの新製品が発表されました。iPad Proの新モデルでは、背面カメラにLiDARスキャナーが搭載されたほか、iPad用の「Magic Keyboard」が登場したこともトピックでした(Magic Keyboardの販売時期は少しズレました)。

MacBook Airでは、シザー構造のキーボードが採用されたのがこのタイミングでした。ちょうど、この後に春の緊急事態宣言が出され、本格的なテレワーク需要が増えてきたところ。多くの人が注目した機種だったのではないでしょうか。

新iPad Proの何が良いってトラックパッド対応よ! 2 in 1のMacBook Air的にも使えるしビジネスに最適っしょ

やっぱりMacBook Air好き! 新モデルはMagic Keyboard搭載で…安くなりました!

 

【4月】「iPhone SE」が第2世代に

4月16日には、従来の4.7型機種をベースにしたiPhone SE(第2世代)が発表されました。比較的安価でありつつ、チップセットにはA13 Bionicを積んでいたことで、ライトユーザー層には待望のモデルでした。また、たまたまマスク装着時でも使いやすいTouch ID搭載が搭載されている久しぶりのiPhoneということでも注目されましたね。結局、同年の販売データランキングなどでも上位を占める定番モデルとなりました。

おかえり。ホームボタン! 5万円弱のiPhone SEを買う前に考えておきたいこと

【5月】13インチ「MacBook Pro」がアップデート

5月4日には、13インチの「MacBook Pro」の新モデルが発表されました。こちらもバタフライ式のキーボードからシザー構造のキーボードへと戻ったのがトピック。ストレージが増えるなどの仕様強化も目立ちました。

 

筆者はMacBook Proユーザーなのですが、もうすっかりバタフライ式の打鍵感に慣れてしまったので、「次の買い替えでまた新しいキーボードに指を慣らさねば……」と覚悟したタイミングでもありました。

新MacBook Pro、ストレージ2倍にMagic Keyboard採用。「在宅勤務」の相棒感あるな

【6月】WWDCは完全オンラインに

6月のワールドワイドデベロッパカンファレンス(世界開発者会議、WWDC)は、例年とは異なり完全オンラインで開催されました。Apple Silicon搭載のMac miniが開発者向けに用意されたのもこのタイミング。そのほか、「watchOS 7」については、手洗い検出機能の追加が発表されるなど、2020年らしい発表もありました。

本稿では、細部を割愛しますが、各OSの新機能や新サービスについても、iOSのウィジェット対応や、コンテンツの立体音響対応など、挑戦的な変化も多く見られましたと思います。

 

【WWDC2020まとめ】今回のアップル発表は結局何がすごかった? 5分で読めるまとめ

 

【8月】27インチ「iMac」が発表

8月4日には、iMacの上位モデルである27インチモデルのメジャーアップデートが発表されました。デザインに大きな変更はなかったものの、仕様は全方位で強化。Retina 5KディスプレイがTrue Tone対応になったり、大容量のSSDオプションを選択できるようになったり、と細かいトピックもありました。

ちなみに、後述するM1対応製品についても、ハイエンドのMacBookをはじめ、iMacなどでもまだ出ていません。クリエイティブな業種では、まだまだこちらのiMacが主力製品ですね。

新「27インチiMac」の大事な4つの変化。一見変わってないようだけど…実はパワフル

 

【9月】Appleイベント(1回目:ウォッチ&iPad)

9月にはスペシャルのつかない「Appleイベント」を開催。ウォッチ2機種——血中酸素ウェルネスセンサーを備えた「Apple Watch Series 6」と、常時表示は非対応なもののベゼルレスディスプレイを搭載する「Apple Watch SE」——が発表されました。また、第8世代に相当するA12 Bionic搭載の「iPad」や、Proシリーズに近いデザインを備えた「iPad Air」も同イベントにて発表されました。

筆者としては、iPhoneを持っていない家族にウォッチ使わせるための機能が整えられたタイミングで、SEを出してきたのが興味深かったです。iPad Airも、「もしProを所有していなければ買っただろう」と思うくらい完成度の高い製品でした。

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【10月】Appleイベント(2回目:スピーカー&iPhone)

10月には2回目のAppleイベントを開催。りんごサイズのスマートスピーカー「HomePod mini」や、5G対応を果たした「iPhone 12」シリーズの4モデルが発表されました。

 

HomePod miniは、従来からあったHomePodよりもかなりコンパクトになったことで、ちょっとした隙間に設置しやすくなったのがポイント。筆者も実際に2台購入して使っています。

 

iPhoneでは、これまでなかったサイズの「iPhone 12 mini」が話題に。国内の5G整備状況がまだそれほど進んでいなかったこともあり、iPhone SE(第2世代)よりも小さく、画面は大きいというハードウェアのデザイン的な側面が、多くの場面で評価されていたように思います。

 

ちなみに、Proシリーズのカメラには、iPad Proにも搭載されたLiDARスキャナーが加わったこともトピック。なおProシリーズのカメラは後日のアップデートで、Apple ProRAW形式での撮影も可能になっています。

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【11月】Appleイベント(3回目:M1搭載Mac)

11月には3回目のイベントを実施。WWDCで予告されていた「M1」チップが大々的に発表されるとともに、それを搭載した「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」が発表されました。

 

M1搭載MacBook Airは、比較的リーズナブルな価格の割に、性能面の評価も高く、省電力性も強化されているという点で、コストパフォーマンスが飛び抜けた存在になったのではないでしょうか。

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【12月】「AirPods Max」を発表

12月8日には、オーバーイヤー型のワイヤレスヘッドフォンである「AirPods Max」が発表されました。AirPods Proでもお馴染みのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を備え、一部有線接続にも対応します。

 

強気な価格相応のハイエンド仕様で、見た目も高級感がありますが、癖のある専用ケースには賛否両論の様子。サードパーティ製のケースの併用にも注目ですね。

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こうして振り返ると、ソフトウェア面から下地を整えてきた2019年とは異なり、2020年にはハードウェア製品に関して、これまでになかった“新しいもの”がたくさん発表された印象を受けます。LiDARスキャナ、HomePod mini、iPhone 12 mini、M1搭載Mac、AirPods Maxなどなど、新しい技術や製品シリーズが世に出てきた1年でした。

 

コロナ禍で外出機会が減り、5Gの恩恵などはまだあまり感じられていませんが、在宅時間を豊かにするために、ちょうど良い製品が揃ったとも言えそうですね。2021年以降については、今年登場しなかったもの——例えば、「iPadシリーズの5G対応」や「M1搭載のハイエンドMacBook、iMac」などがどうなるのか——について引き続き、注目したいところです。