ロック画面の「コントロール」をカスタマイズする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは『ロック画面の「コントロール」をカスタマイズする方法』です。

 

 

iPhoneのロック画面にあるフラッシュライトとカメラの「コントロール」ボタン。この2つ、以前は固定でしたが、iOS 18から別のコントロールに変更できるようになりました。今回はこのロック画面のコントロールをカスタマイズする方法を紹介します。

 

普段、ロック画面下の両端には「フラッシュライト」と「カメラ」のボタンが表示されています。このボタン、ロングタップすると起動できる「コントロール」と呼ばれるものですが、以前は固定だったものがiOS 18から他のコントロールを選べるようになったんです! このロック画面のコントロールをカスタマイズする方法を紹介します。

 

手順は簡単。まずロック画面をロングタップして編集画面に切り替えたら画面の下に表示されている[カスタマイズ]をタップ。次の画面で[ロック画面]をタップします。

 

これでロック画面に表示しているアイテムが編集できるようになりました。それではフラッシュライトを別のコントロールに変更してみましょう。

 

フラッシュライトの[-]「マイナス」をタップするとアイコンが消えて空欄になるので[+]「プラス」をタップ。

 

コントロール一覧の一番上には代表的なコントロールが並んでいます。スクルールすればカテゴリで分類した中から選べるし、検索ボックスで探すこともできます。

 

使いたいコントロールをタップしたら画面右上の[完了]追加?をタップ。もう一度、画面をタップすればコントロールのカスタマイズは完了です。

 

変更したコントロールは以前のフラッシュライトと同様、ロングタップすることで起動できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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使って納得! アップル次世代スマホのイイところ足りないところって?

アップルのiPhoneシリーズ最新モデル「iPhone 16e」が販売開始となって約1ヵ月。

 

筆者は昨年から「iPhone 16 Pro」ユーザーなのですが、今回はiPhone 16eのレビュー機材をお借りし、3週間ほど2つのiPhoneを一緒に使うことで、本製品の良いところや物足りないところをじっくりチェックしてみました。先に結論を述べておくと、iPhone 16ファミリーの新しいスタンダードモデルとして、とてもコストパフォーマンスが良いモデルに仕上がっていると感じています。

↑iPhone 16シリーズのニューフェイス「iPhone 16e」を発売から3週間使ってみました。

 

スリムで軽く、6.1インチのディスプレイが見やすい

2025年は年初から「アップルがiPhone SEの後継機を発売するのではないか」というウワサで持ちきりでした。

 

iPhone SEは、2016年に初代モデルが販売されたiPhoneシリーズの廉価モデルです。2020年に発売された第2世代以降はホームボタンを搭載するiPhone 7のデザインを踏襲し、それでいて4.7インチと小さくて軽いので、片手でも軽快に操作ができます。しかも2022年3月に発売された第3世代のiPhone SEは、生産を完了するまでApple Storeの販売価格が6万2800円(税込)という、Appleデバイスの中でも手軽に買える製品でした。

 

iPhone SEの後継機を待っていた方々にとっては、6.1インチに大型化し、Apple Storeの販売価格も9万9800円(税込)~と値上がってしまったiPhone 16eに対して、「期待していたのはこれじゃない」という思いを持ったかもしれません。

 

実際、iPhone 16eはどんなスマホなのでしょうか。筆者は3週間使ってみて、以下の「いいところ」と「物足りないところ」を実感しました。

 

・本体サイズは控えめなまま大画面化し、視認性が良好に

・充電コネクターがUSB-Cに。互換性が向上

・Apple Intelligenceに対応。シリーズでもっともお手頃

・ProMotionテクノロジーや常時表示ディスプレイはなし

・シングルカメラは上位機種に見劣りする部分もあるが、機能は十分

・バッテリー駆動時間は体感でiPhone 16 Proと大きく変わらない

・カラバリがブラック・ホワイトのみ

 

さっそく、ひとつずつ詳細を見ていきましょう。

 

大型化で優秀なコンテンツプレーヤーに進化

↑6.1インチの有機EL、Super Retina XDRディスプレイを搭載。明るく自然な色合いです。

 

まず、6.1インチでありながらスリムで軽く、大きなディスプレイにより視認性が高まったことを踏まえれば、コンテンツプレーヤーとして非常に優秀なスマホであると言えるでしょう。筆者の家族が第2世代のiPhone SEを持っているので、並べて比べました。重量は、iPhone SEの147gに対してiPhone 16eが167gと20g重くなりましたが、ディスプレイが大きくなった割に本体のサイズはそれほど大きく変わっていません。従来はホームボタンを配置していたエリアにまでディスプレイが広がったことが、コンテンツの視認性を高めています。

↑左側は4.7インチの第2世代iPhone SE。iPhone 16eはホームボタンのないオールスクリーンデザインなので、ディスプレイ全体の視認性が格段に上がっています。

 

筆者が使っているiPhone 16 Proの重量は199gです。重さのバランスはトリプルレンズカメラの側に若干偏ってしまいます。その点、iPhone 16eはフラットで持ちやすいので、電車の中でNetflixのドラマを見たり、Apple Arcadeのゲームをプレイしたりしてもスマホの重さを負担に感じにくいと思います。本体はIP68相当の防塵・防水仕様なので、バスタイムのコンテンツプレーヤーとしても最適でした。

↑左側は6.3インチのiPhone 16 Pro。質量は199g。手に取って比べると167gのiPhone 16eの軽さがよくわかります。

 

古いiPhoneから買い替える意味は大きい

iPhone 16ファミリーが出揃ったことで、ちょっと古いモデルからの買い替えを考えている、という人もいるでしょう。内部機構を大きく変えて軽量・スリム化を図った2022年モデルの「iPhone 14」に比べると、iPhone 16eはデザインとポータビリティの点で従来モデルから大きく様変わりしているわけではありません。だとしても、iPhone 14シリーズよりも前の世代のiPhoneを使っているユーザーがiPhone 16eに機種変更する変更する意味は大きいと考えます。理由は2つです。

↑左側のiPhone 16 Proはトリプルレンズカメラユニットの重さにより、iPhone 16eよりも重心のバランスがやや不安定です。

 

ひとつはデジタルコネクターがLightningからUSB-Cになることです。昨今はMac、iPad、AirPodsを含む最新のアップルデバイスにUSB-Cコネクターが普及しています。他社のパソコン、ワイヤレスオーディオ機器もしかりです。旅行や出張などの機会に持ち出す複数のデジタル機器が、同じUSB-Cケーブルでチャージできることは大きなメリットと言えるでしょう。

↑iPhone 16eはUSB-Cコネクターを採用しています。

 

Apple Intelligenceに対応する最も手頃なiPhone現行モデル

もうひとつの理由は、AIアシスタント「Apple Intelligence」に対応していることです。

 

iPhone 16eはアップルの最新SoCであるA18チップを搭載するため、Apple Intelligenceが利用可能です。Apple Intelligenceは4月から日本語にも対応しますし、いわゆる「AIスマホ」としてiPhoneが便利になる実感が今よりもわいてくると思います。

 

筆者はたくさんあるApple Intelligenceのツールの中で、SiriとChatGPTの連携による詳細検索と、カメラでキャプチャした被写体についてApple Intelligenceが深く調べてくれる「ビジュアルインテリジェンス」が役立ちそうな手応えを感じています。Siriは別途ChatGPTのモバイルアプリをインストールしなくても、設定から連携をオンにすれば、複雑なリクエストを投げたときに連携して必要な答えを返してくれます。

↑Siriへの複雑なリクエストには、ChatGPTが連携して答えてくれます。

 

ビジュアルインテリジェンスはいわゆる「Googleレンズ」のようなツールで、画像認証により外国語の標識やレストランのメニューを日本語に翻訳して読みたいときに役立ちます。iPhone 16eが搭載するアクションボタンを押して、ツールをすばやく立ち上げる設定も選べます。

 

アップルは今後、iOSのアップデートに伴いApple Intelligenceの新しい便利なツールを次々に増やしてくると思います。iPhone 16eのユーザーであれば、これからしばらくの間は最新ツールが楽しめるでしょう。

↑ビジュアルインテリジェンスで商品の詳細を検索。Google検索に連動します。

 

Proとの普段使いの違いはディスプレイにも表れる

iPhone 16eの有機ELを採用するSuper Retina XDRディスプレイは、Apple TV+などモバイル向け動画配信プラットフォームが扱う高精細なHDRビデオコンテンツを、劣化させることなく元のままに近い画質で再現します。iPhone SEのRetina HDディスプレイに比べると画質の向上には目を見張るものがあります。

 

上位モデルのiPhone 16 Proに比べて劣る点は、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーを搭載していないことです。iPhone 16 Proを使い慣れていると、Webページをスクロールしたときに少し表示がもたつく印象がありました。ProMotionテクノロジーはiPhone 13 Proシリーズに初めて採用された機能です。以降からiPhone Proシリーズを活用しているユーザーは、iPhone 16eに機種変更してしまうとProMotionテクノロジーの不在に面食らうかもしれません。

 

また、iPhone 16 Proだけが搭載する「常時表示ディスプレイ」がないので、iPhoneを充電待機中にもディスプレイに時計やカレンダーを表示したままにできる「スタンバイ」が活かしきれないのも少し残念です。

 

シングルレンズカメラの高い安定感

カメラについても触れておきましょう。iPhone 16eは、iPhone 16ファミリーの中では唯一シングルレンズカメラのスマホです。上位のiPhone 16やiPhone 16 Proに比べてしまうと見劣りする部分もありますが、写真やビデオの撮影については必要な機能が十分に揃っていると思います。

 

48MPの高解像度センサーを搭載するメインカメラは、光学2倍相当のズーム撮影ができます。2倍ズームは被写体に影を落とすことのないよう、少し手もとから離した位置で料理などを撮るときに便利です。筆者は取材の際に人物のポートレートやレポート記事に使う「ブツ撮り」のような写真もiPhone 16eで撮ったりします。暗めの場所での写真撮影はiPhone SEと明らかな差が付きます。

↑シングルレンズのカメラに必要十分な機能を詰め込んでいます。

 

空間オーディオに対応する4K高画質ビデオも撮れますが、データサイズが大きくストレージ容量を圧迫するのがネックです。せっかくの機能を気兼ねなく使うために、iCloud+のクラウドストレージや外付けストレージにバックアップすることをおすすめします。iPhone 16eに直接挿せるUSB-Cコネクター仕様のコンパクトな外付けストレージには様々な選択肢が揃っています。上手に併用すれば、最も安価な128GBストレージのモデルを選んだとしても、存分に写真・ビデオの撮影を堪能できるでしょう。

↑USB-Cコネクターに直接挿せる外付けストレージがあると、iPhoneの内蔵ストレージに負担をかけません。

 

iPhone 16eはバッテリー持ちもよいiPhoneだと思います。朝から晩まで、充電せずに使い倒しても夜にはだいたい30%前後の余裕を残しています。バッテリー持ちの体感はiPhone 16 Proとほぼ変わりません。

 

デザインについて少し物足りなく感じるのは、カラバリの選択肢がブラックとホワイトしかないことです。せめてあと1色、カラーが欲しかったところですが、アップルとしては「スマホの色」で個性を主張したいユーザーにはiPhone 16を選んでほしいということなのでしょう。ただし、iPhone 16eにはサードパーティの専用アクセサリーも数多く揃っているので、実際のところは購入後に本体カラーを気にするユーザーはあまり多くはないのかもしれません。

 

総じてiPhone 16eは、上位のiPhone 16と同等クラスの実力を備えるスタンダードモデルです。各通信事業者が提供する端末購入プログラムを利用すればかなり安く買える場合もあり、相応の満足感が得られるでしょう。

事前の設定が必須! 災害時の「iPhone」「Apple Watch」活用術と操作方法をガジェットのプロが伝授

災害はいつ発生するかわからないもの。いざというときに、慌てず、的確な行動を選択できるようにするためには、日頃からの防災を意識した準備が欠かせません。防災グッズや備蓄の準備がひと段落したら、日頃身につけているスマートフォンやスマートウォッチを駆使した防災対策もしっかり考えておきたいところ。

 

そこで今回は、国内での利用率が高い「iPhone」や「Apple Watch」に関する準備や心構えについておさらい。これらの機器における、迅速な避難や安全確保のために役立ちそうな設定・機能や、あらかじめ備えておきたいことなどを、ガジェットライターの井上 晃さんに聞きました。5つのポイントにわけてご紹介します。

 

1.防災に備える準備をしておこう

まずチェックしておきたいのが、iPhoneの標準機能に関する設定です。

 

「とくに重要になるのは、気象庁や政府が発信する災害情報をリアルタイムで受信するための「緊急速報」。これについては、「設定」アプリの「通知」画面の最下部にある「緊急速報」の項目が有効になっているかどうかを確かめておきましょう」(ガジェットライター・井上 晃さん、以下同)

 

「常に警報音を鳴らす」が有効になっていれば、消音モードの場合でも警報音が鳴るそうです。

↑「設定」アプリで「通知」→「緊急速報」と画面を進め、設定の状態を確認しておきましょう。

 

一方、防災関連の詳細な情報を得るには、サードパーティアプリを活用することが必要になると井上さんは言います。

 

サードパーティ製アプリまで範囲を広げると選択肢は膨大になるので、おすすめのアプリを2つ教えてもらいました。

 

「1つ目は『Yahoo! 防災速報』です。自宅や実家などのエリアを指定しておくことで、気を付けるべき災害や犯罪などの情報について、こまめに通知が届くようになり、防災マップや防災手帳なども同アプリ内から確認できます。
2つ目は『全国避難所ガイド』です。周辺のハザードマップや避難所の位置を端的に確認できます。たとえば、洪水や津波で注意しなくてはいけないエリアを視覚的に把握しやすいので、生活圏で備えておくのにはもちろん、引越し先の候補地や、旅行先の周辺情報などをリサーチする際などにも活躍します」

 

2緊急時の操作をチェックしておこう

続いて、万が一の事態に命を守るための操作についてです。

 

「iPhoneには、簡単な操作で、警察(110)や、海上保安庁(118)、火事/救急車/救助(119)のどれかに電話を発信できる『緊急SOS』機能が備わっています」

 

緊急SOSを発信するには、サイドボタンと音量ボタン(上下どちらでもOK)を同時に長押しすればOK。画面に表示された「緊急SOS」のスライダーを操作するか、そのままボタンを長押しし続けるか、どちらかの操作をすれば緊急SOSの画面が開くので、そこで発信先を選択しましょう。

↑サイドボタンと音量上下キーを同時に押し続けると「緊急SOS」の画面が起動します。

 

また、緊急SOSは普段意識しない機能のため、これを機に関連の設定もチェックしておくのがいい、と井上さんは言います。

 

「『設定』アプリの『緊急SOS』の項目に集約されています。たとえば『サイドボタンで通報』がオンになっていれば、サイドボタンを5連続で押す操作で、素早く緊急SOSを実行できるようになります。
また、『ヘルスケア』アプリで、家族や親戚、友人などを緊急連絡先として登録しておくことも可能です。こちらの設定をしておくと、緊急SOSを発信した旨と、現在地情報が指定の連絡先に共有されるようになります」

 

なお、Apple Watchでも、通信環境が整っていれば、緊急SOS機能を利用できます。こちらは、より身につけている時間が長いため、自分の身を守るためには覚えておきたいところ。

 

「サイドボタン」(Digital Crownではない細長い方のボタン)を長押しすることで、同様の操作ができます。上位モデルの「Apple Watch Ultra」の場合は「アクションボタン」の長押しでも同様の挙動になります。

↑Apple Watchも通信環境が整っている状態ならば、サイドボタンを長押しから「緊急SOS」を利用できる。

 

「こうした緊急SOSは、大規模な災害よりも、事故や病気の際により役立つことが期待できるものではありますが、操作を把握しておいて損はありません。
ポイントは、ロックを解除できない他人のiPhoneでも利用できること。万が一の際に、サッと扱えるよう、平時のうちに操作の流れをイメージしておくことが重要です。ただし、誤発信してしまうことはないよう気をつけてくださいね」

 

3位置情報の共有の仕方を確認しておこう

外出先で被災した場合には、音声やテキストでの安否確認のほか、家族や友人などに現在地を伝えられるとより安心でき、行動計画も立てやすくなるでしょう。

 

「iPhoneには位置情報を共有するための複数の手段がありますが、いざというときに使えないのは困るので、家族同士でお互いにチェックしやすい方法を、予備を含めて、平時にいくつか確認しておくおのがベター。
具体的には、『メッセージ』アプリ内での位置情報の共有や、『探す』アプリでの位置情報の確認、あるいは『LINE』や各種SNS等での共有操作などが候補です」

 

たとえば、iOS標準の「メッセージ」アプリでは、チャットを開いた画面で「+」をタップし「位置情報」を選択することで、現在地や場所を指定した位置情報などを相手に共有できます。

 

連絡先がわかっている相手に対して、シンプルな操作で位置情報を共有できるので、何度か練習しておくと良いかもしれません。

↑「メッセージ」アプリの宛先に位置情報を送りたい相手を入れてから、「+」をタップ(左)。一覧から「位置情報」を選択し(中)、マップ上でピンの場所を定めて「ピンを送信」をタップすれば送れます(右)。

 

4.伝言板サービスの候補も決めておこう

ただし、大規模な災害時には、電話やチャットが使える状態とは限りません。避難時にスマートフォンを紛失したり、破損したりしている可能性もあります。

 

万が一連絡が取れなくなる場合のことも想定して、「伝言板」の使い方も把握しておく方がいいと井上さんは付け加えます。

 

「被災地への通信が増加し、通話がつながりづらい状態などになると、災害用伝言ダイヤル(171)の提供が開始されます。『171』=『イナイ』で覚えておきましょう
たとえば、伝言を残す場合には、固定電話または携帯電話から、この171に電話をかけ、自動音声に従って、『1』をプッシュ。相手の電話番号を入力し、30秒の音声メッセージを残すという流れです。
細かい使い方は、NTT東日本西日本のWebページにて解説されているので、目を通しておきましょう。ちなみに、大手携帯キャリアが展開する伝言板アプリなども多数あるので、こちらも有事の際にどれを使うのか、家族で事前に打ち合わせしておくことが重要になります」

↑大手キャリアの場合、NTTドコモは「災害用キット」アプリ(左)を、auは「+メッセージ」アプリ(中)内の公式アカウントである「au災害対策」を、ソフトバンクは「災害用伝言板」アプリ(右)をチェックしておこう。

 

5バッテリー管理の基本を覚えておこう

災害時の初期対応が終わり、もし充電手段が確保できていない場合には、スマートフォンなどのバッテリーを節約するのが大切です。この際のポイントが大きく2つあると、井上さんは言います。

 

「1つ目は、iPhoneの電源をオフにするか、使うとしても『低電力モード』に切り替えておくことです。複数の設定を手動で制御するよりも確実にバッテリーを節約できます。
2つ目は、Apple Watchを利用している場合には、その電源をオフにすることです。基本的には、Apple Watchとの接続によって、iPhoneのバッテリー消費は早まりやすくなりますので、細かい制御は考えず、iPhoneの電源を長持ちさせるように割り切るのがよいでしょう」

↑「設定」アプリで「バッテリー」を選択(左)、「低電力モード」のスイッチをタップしてオンに(中)、低電力モードが有効になるとバッテリーアイコンが黄色くなる(右)。

 

また、あらかじめ被災時に備えて充電手段を確保しておくことも重要だとのこと。当然、機器類の準備には、検討の時間も費用もかかるので、余裕があるときに考えておかなくてはいけません。

 

「家が無事な場合でも、普段使いのモバイルバッテリーだけでは、数日間以上の停電には対応しづらいと思われます。
スマートフォンの充電だけでなく、照明や、消費電力の小さい家電なども使用したい場合には、中容量以上のポータブル電源を確保しておき、できればさらに何かしらの発電手段も確保しておけると安心です」

 

【関連記事】

停電時に安心!防災の専門家が解説する大容量ポータブル電源の選び方とおすすめ8製品

 

「自動車がある家庭では、車のアクセサリーソケットの直流電流を、家電で使える交流電流(コンセントにプラグを指して使える状態)に変換できる『車載用インバータ』などを用意しておくとスマートフォンの充電やノートPCの使用くらいは対応しやすくなります」

 

いざというときに慌てて操作ができなくなるのはもちろん、事前に設定しておかないと必要なときに使えない機能もたくさん。毎年3月11日と、防災の日である9月1日には、設定と操作方法を確認するなどルーティン化し、災害に備えてはいかがでしょうか。

 

Profile

ガジェットライター / 井上 晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。

 

電話やFaceTimeの通話を録音する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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重要な電話がかかってきたときなどに、通話をそのまま録音したいと思ったことはありませんか。iOS18から、iPhoneの「通話」で録音ができるようになったんです。早速その使い方を解説してみましょう。

 

電話をかけ、相手が通話に出ると画面の左上にある録音ボタンが有効になるのでタップします。すると「この通話は録音されます」というメッセージが表示されて3秒のカウントダウンが開始。カウントダウンが終わると録音がスタートします。相手にも音声で「この通話は録音されます」とメッセージが伝わるので、内緒で録音はできません。ちゃんとプライバシーに配慮していますね。

 

電話を切ると録音は自動的に停止しますが、通話の途中で録音を止めたい時は録音停止ボタンをタップしましょう。

 

録音した内容は「メモ」アプリに「通話録音」というフォルダができて、その中に保存されます。いつでも好きな時に再生して通話内容が確認できます。

 

通話の途中からでも録音でき、相手からかかってきた電話や「FaceTime」のオーディオ通話でも同じように通話を録音できます。

 

もし録音機能が不要なら「設定」を開いて[アプリ]から[電話]をタップ。[通話録音]をタップしてスイッチをオフにしましょう。

 

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「折りたためるセクション」や「ハイライト」を使って「メモ」を見やすく編集する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『メモ』で『折りたためるセクション』や『ハイライト』を使う方法」です。

 

 

思いついたことを手軽に書き留めておきたいときに便利なのが「メモ」アプリ。長い文章を作成する際の下書きやアイデアをまとめる際に便利な新機能がiOS 18で追加されたので使い方を紹介してみましょう。

 

ます最初は「折りたためるセクション」です。文章が長い時は段落分けすると見やすいですが、iOS 18では「見出し」や「小見出し」の下に書かれたテキストが折りたためるようになりました。早速使ってみましょう。

 

手順は簡単。見出しにしたいテキストを選択。[あぁ]をタップして「見出し」を選びます。そうすると見出しや小見出しにしたテキストの先頭に[∨]マークが付きます。ここをタップすると、その後に続くテキスト部分が隠れて見えなくなります。[>]をタップすると隠れていたテキストが再び現れます。

 

折り畳まれるのは次の見出しや小見出しまで。「小見出し」を使えば階層的にテキストを隠すことができるので上手に使い分けてください。

 

もう1つ紹介したいのは「ハイライト」の機能です。太字やイタリックなどを使ってもテキストの一部を強調できますが、その横にあるペンシルボタンをタップすると選択部分に色を付けてハイライト表示にできます。横にある[●]をタップすればパープル、ピンク、オレンジ、ミント、ブルーの5色から色も変えられます。

 

文字の色だけでなく、マーカーペンを使った時のように色がつくのでガッチリ目立たせたいときに使ってみましょう。

 

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アプリのアイコンカラーを変更する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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最新のiOS 18では、ホーム画面の外観モードに合わせてアプリアイコンをライトモードやダークモードに切り替えたり、ユーザーが自由にカラーを指定したり、壁紙に合わせた色合いを選んだりできるようになりました。その方法を解説しましょう。

 

変更は簡単。ホーム画面の空いている場所をロングタップしてアイコンが波打つ状態になったら、画面左上の[編集]をタップ。メニューから[カスタマイズ]をタップします。

 

 

すると画面の下にアイコンカラー変更のシートが現れます。ここで[ダーク]を選ぶとアプリアイコンも黒色ベースに変わります。[自動]を選べばホーム画面の外観モードに合わせてアプリのアイコンもダークモードに切り替えてくれます。

 

壁紙の色合いに合わせたい時は[色合い調整]をタップしましょう。今、表示している壁紙に合わせて最適な色合いを自動的に選択してくれます。

 

そのほかの色合いにしたければカラーバーや濃淡を調節するバーを使って変更してみてください。スポイトを使えば画面上をタップしてその場所の色を選ぶこともできます。

 

時刻によってホーム画面のダークモードに合わせてアプリのアイコンもブラック調に切り替えたり、壁紙に合わせて色調を変えたり、はたまた自分好みのカラーにしたり、いろいろカスタマイズを楽しんでみてください。

 

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【iOS 18新機能】「視線トラッキング」の使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

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iPhoneには視覚や聴覚、身体機能などを補助するための「アクセシビリティ」機能が備わっています。iOS 18では、このアクセシビリティに「視線トラッキング」が追加されました。この機能を使えば、手を触れることなく視線だけでiPhoneを操作できます。早速、設定方法と使い方を紹介してみましょう。

 

まず「視線トラッキング」を有効にする方法ですが、ホーム画面から「設定」を開いて[アクセシビリティ]をタップ。「身体機能および動作」のグループから[視線トラッキング]を選びます。次の画面で[視線トラッキング]をオンにすると画面が暗転して「画面上を動く点を目で追ってください」のメッセージと共にカウントダウンが始まります。

 

 

顔から30センチぐらいの距離でiPhoneを安定した場所に置くか、できたら目の高さに構えて、カウントダウンが終了するのを待ちましょう。カウントダウンが終わると視線トラッキングの調整が始まります。画面上に色のついた丸印が現れるので、目で追って調整を行いましょう。この時、顔を動かすのではなく視線を動かすのがコツです。視線トラッキングの調整が終わると「視線トラッキング」の画面に戻ります。これで準備は完了です。

 

すでに視線トラッキングがオンになっているので、画面にはあなたの視線を示す丸いカーソルが表示されています。視線を動かすと丸いカーソルが移動します。視線を動かさずに同じ場所を見つめるとタップが実行されます。スイッチのオンオフやリンクの選択は、視線を項目の上に重ねると輪郭枠が表示されるので、そのまま視線を動かさずに見続けましょう。

 

ホーム画面のウィジェットやアプリも視線トラッキングで開けます。ホーム画面に戻りたいときは画面の右上の隅を見つめたままにしましょう。うまく視線でコントロールできない場合は、画面の左上の隅を見つめて視線トラッキングを再調整してみましょう。

 

視線トラッキングのコントロールも用意されているので、コントロールセンターに追加しておくと簡単にオンオフできて便利です。視線トラッキングをオンにした時は、再度調整が必要になるので、その都度行ってください。

 

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【iOS 18新機能】「計算メモ」の使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『計算メモ』の使い方」です。

 

 

買い物メモなどで計算が必要な場合、一旦「計算機」アプリを開いて計算、その答えをコピーし「メモ」アプリにペーストする作業をしている人も多いかもしれません。iOS 18なら、そんな面倒なことをしなくても、メモに計算式を入力するだけで答えを表示してくれるんです。

 

使い方は簡単。今までのようにメモを開いたら、計算したい式をそのまま入力しましょう。イコールを入力した瞬間、答えが表示されます。入力した数値や数式を変えても即、答えを出してくれます。

 

簡単な四則演算だけではなく変数を使った計算もできます。お馴染みのX、Y、Zといった変数以外にもアルファベットが使えるので、Apple =160円、Orange = 230円、(Apple × 16)+(Orange ×25)= といった式でもちゃんと答えを表示してくれます。もちろん、変数の値や数式を書き換えれば答えも自動的に計算し直してくれます。

 

計算式を入力できるのはキーボードだけではありません。マークアップを使って手書きで入力した計算式でも、ちゃんと答えを出してくれます。手書きの場合は数値をタップするとスライダーで増減もできます。

 

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写真家が教える「iPhone16/16Pro」で失敗しない撮影術とは?進化した超広角カメラと望遠カメラを活用した5つの撮影シーン

2024年9月に発売されたiPhoneの新モデル「iPhone 16」。@Livingでは今回も、年々進化するiPhoneのカメラ機能を使った撮影術を解説します。今回はフォトグラファーのコムロミホさんに、撮りおろしの作例写真を用いながら、撮影のポイントを解説していただきました。

 

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

撮りたい瞬間を逃さない!
iPhone 16のカメラ性能が大幅に進化

新作発表のたびに驚くべき進化を遂げるiPhoneのカメラ機能。とくに今回は、すべてのモデルでカメラの性能が大幅に向上しています。

 

48メガピクセル(4,800万画素)のメインカメラ(Fusionカメラ)のほか、超広角カメラはiPhone 16/16 Plusが12メガピクセル(1,200万画素)に、iPhone 16 Pro/Pro Maxはメインカメラと同等の48メガピクセルに進化。またProモデルの望遠カメラは、iPhone 16 Pro/Pro Max両機種で光学5倍ズームが可能になりました。

 

「実際にiPhone 16シリーズで撮影してみて、『iPhoneのカメラってここまで進化しているんだ!』と非常に驚きました。これを使ってぜひ作品を撮ってみたいと思いましたね」(フォトグラファー・コムロミホさん、以下同)

 

コムロさんがとくに注目したのが「カメラコントロールボタン」です。本体右側面に搭載されたボタンをワンプッシュするだけでカメラが瞬時に起動し、最短2プッシュで写真撮影ができます(動画はカメラ起動後に長押しで撮影開始)。

 

カメラコントロールボタンは、タッチ操作にも対応。撮影画面でボタンを軽く2回押すと、露出、被写界深度、ズームなどの設定が表示されます。左右にスワイプすることで細かい調整ができるので、実質、指一本で操作が完結します。

 

「すぐにカメラを起動できるのはすごく便利だと思います。撮りたいと思った瞬間に、タイムラグなしで撮影できるのがいいですね」

 

撮影の前に押さえておきたい3つのポイント

まずはカメラの設定や構図などの基本を教えていただきます。

 

1.高解像度で撮影するには事前の設定が必要

初期設定では48メガピクセルの高解像度の撮影が無効になっているため、撮影前に設定を変更する必要があります。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「フォーマット」→「解像度コントロール」(Proモデルは「Pro RAWと解像度コントロール」)をON

 

2.「三分割構図」「放射線構図」を意識する

「被写体を配置する位置で、写真の印象は大きく変わります。被写体をどのように際立たせたいかを考え、構図を意識しながら撮影することで、写真の魅力はぐっと増します。ここでは基本の『三分割構図』と、広角で奥行きを表現できる『放射線構図』をご紹介します。少しずつ、構図のバリエーションを増やしていきましょう」

 

【三分割構図】
画面を縦横に三分割し、縦横の線が交わる「交点」やそのライン上に被写体を配置する構図です。これにより、空間のバランスを取ることができます。

 

「わかりやすいよう、三分割構図を使った作例にガイドラインを入れています。被写体と背景の比率が1:2になるように、分割したラインの上に被写体を配置すると、背景を活かした写真を撮ることができます」

 

【放射線構図】
奥行きを出したいときにおすすめの構図です。ある一点(収束点)から線が放射状に伸びたように見える構図で、広角レンズを使った撮影と相性がいいのが特徴。道の奥行きや建物の高さを表現したいときに活用してみましょう。

 

「手すりや地面上の線が放射状になるように配置することで、道の奥行きを強調できます。広角になるほど奥行き感が出やすくなるので、画角を調整しながら撮影してみましょう」

 

3.「水平」を意識する

「風景撮影では特に、水平を取ることを意識しましょう。iPhoneのカメラには、画面上で水平を確認できる『水平器』機能があり、これを有効にすると撮影画面中央に水平器が表示されます」

 

水平が取れると、「水平器」機能で表示された線が一直線になり、白から黄色に変わります。そのタイミングでシャッターを切りましょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→構図の「水平」をON

 

iPhone 16のカメラで撮りたい
5つの撮影シーンとポイント

基本的な構図と設定を押さえたら、早速撮影に挑戦してみましょう。今回の作例撮影では、iPhone 16 Proを使用します。

 

1.「超広角カメラ」で迫力のある写真を撮る

「超広角カメラは、視覚的な効果をうまく活かすと印象的な写真を撮ることができます。構図を工夫し、被写体との距離や角度を調整すれば、広がりや奥行きを強調したダイナミックな撮影が可能です」

 

超広角カメラへの切り替えは、撮影画面に表示される「.5」をタップするだけ。ワンタッチでスムーズに切り替えることができます。

 

 

2.「マクロモード」で被写体のディテールにフォーカス

超広角カメラの画質向上により、被写体に接近して撮影するマクロモードも、より高画質で撮影できるようになりました。細部まで鮮明に捉えることができるので、迫力のあるクローズアップ撮影が可能です。

 

マクロ撮影ができる距離まで被写体に近づくと、画面左下に花のアイコンが表示され、自動的にマクロモードに移行します。

 

花を撮影する際は、マクロモードを活用して花びらや花芯の質感、色のグラデーションなど細部に焦点を当てると、より印象的な写真に仕上がります。

 

「ぐっと寄ることで水滴の質感まで捉えることができ、マクロモードでしか撮れない写真に仕上がりました」

 

花壇やお花畑で撮影するときは、アングルも意識してみましょう。下の写真はスマホを傾け少し斜め上から撮影したもの。アングルを変えることで、背景の写り込む範囲を変えることができます。

 

「写真の主役となる花を決めたら、真上からではなく斜めからアプローチするといいでしょう。角度をつけて撮影するとほかの花も写り込むので、奥行きが生まれ立体感のある写真に仕上がります」

 

3.被写体を際立たせる「望遠カメラ」の活用法

「望遠カメラは、遠くの被写体を大きく写し出したいときに活躍します。運動会や遊園地など、人ごみの中にいる人物を撮影するときにも便利です」

 

近づくと逃げてしまいそうな鳥も、望遠カメラなら離れた場所から大きく切り取ることができます。背景を引き寄せて撮影できるため、背景のタワーも大きく写り、迫力のある写真になりました。

 

「望遠カメラは、背景を整理したいときにも有効です。被写体が写る範囲を整理することによって、余計なものの写り込みが減り、被写体をより際立たせることができます」

 

左は標準域、右は光学5倍の望遠カメラで同じ場所から撮影。雑然とした背景から被写体だけを際立たせることができます。

 

4.「ポートレートモード」の効果的な使い方

背景をぼかすことで人物などの被写体を際立たせることができる「ポートレートモード」。カメラアプリを起動し、撮影モードを左右にスワイプすることでポートレートモードに切り替えられます。

 

画面の右側にある「撮影モード」をスワイプして「ポートレート」を選択すれば設定は完了。F値は、左上の「f」マークから設定します。

 

ポートレートモードで重要になるのが、「F値(絞り値)」の設定です。カメラレンズの絞り具合を示す数値で、背景のボケ具合をコントロールできます。

 

「F値を小さくすると、被写界深度(ピントが合って見える範囲)が浅くなり背景がボケやすくなるため、ポートレート撮影など被写体を際立たせたいときにおすすめです。反対にF値を大きくすると、被写界深度が深くなり、ピントが合う範囲が広がるので、風景撮影などに適しています。
例えば、観光地などで人物と背景を一緒に撮る場合、F値を小さくするとせっかくの景色がぼけてしまいます。そうならないためには、F値を大きくすること。そうすれば、人物と背景の両方にピントが合った写真を撮ることができますよ」

 

F値は、撮影画面上部の「f」マークを押すと調整できます。iPhone 16の場合は、f1.4からf16まで設定できます。

 

「2枚ともf1.4で撮影。左の写真は手前の花にピントを合わせて背景をぼかしました。右の写真は奥にピントを合わせて『前ボケ』を作り、奥行を強調しています。構図やF値は同じでも、ピントの位置を変えるだけで、写真の雰囲気はガラリと変わります」

 

せっかくなので、ポートレートを撮影するときのコツも教えていただきました。

 

「撮影した自分の写真を見て、『写真写りが悪い……』と感じたことのある人は多いでしょう。もしかしたらそれは、広角のデフォルメ効果が原因かもしれません。というのも、広角レンズで顔に近づくと、デフォルメ効果により遠近がつくため、顔の形が歪んで写ってしまうからです。
そうならないためにも、人物の写真を撮るときは望遠カメラで撮影してみてください。物理的に近づくのではなく、少し離れた位置から望遠カメラで近づけば、顔の歪みがなくなり自然な写りになりますよ」

 

5.進化した「フォトグラフスタイル」でより自由な表現が可能に

撮影中に写真のトーンやカラーをリアルタイムで調整できる「フォトグラフスタイル」機能は、iPhone 16シリーズでさらにアップデートされ、より直感的で細かな調整が可能になりました。

 

「コントロールパッドを指でドラッグするだけで、トーンやカラー、明るさを自在に調整できます。撮影画面右上からコントロールパッドを開くと、撮影中の画面にも自動で反映されます。直感的な操作で簡単に絵作りができるのも、この機能のすごいところですね」

 

画面下部に表示されているのが「コントロールパッド」。撮影中はもちろん、編集画面からも調整できます。

 

新しい「フォトグラフスタイル」では、フィルターのバリエーションも大幅に増えました。なかでも注目なのが「スキントーン」。被写体となる人物の肌を自動で認識し、好みの色相に調整することができます。

 

左上はフィルターなしの写真。人物の肌色や周辺の環境に合わせて、自然な肌のトーンに補正してくれます。

 

シーンや被写体の雰囲気に応じてさまざまな撮影を楽しめるフィルター機能は、コムロさんご自身も普段の撮影で積極的に活用しているそう。

 

「『スターブラック』というフィルターを使って撮影しました。主役となる被写体(この写真の場合は中央の人物)を囲むようにして撮影する『トンネル構図』で、被写体を印象的に見せることができます」

 

「同じ構図の写真でも、フィルターの使い方次第で多彩な表情を楽しむことができます。自分のそのときの感情や表現したい世界観を演出できるのも、フィルターを使った撮影の醍醐味です」

 

「4K120fps」の映像美!
プロ級の画質で動画撮影が可能に

最後に紹介するのが、動画撮影機能です。iPhone 16シリーズは、動画の撮影機能も大きく進化しており、Proモデルは最大4K120fpsに対応しています。fpsとは、動画1秒あたりのフレーム数のこと。この数字が大きいほど、滑らかで高精細な映像となり、とくにスローモーション映像で威力を発揮します。

 

撮影した動画は、「写真」アプリの編集機能のなかにある、時計マークのような「再生速度」アイコンから再生速度を調整できます。

 

「街で人が行き交う様子や、鳥が飛んでいく様子など、日常の何気ない風景もスローモーションでドラマチックに表現することができます。ただし、120fpsはデータ容量がかなり大きくなってしまうため、普段の動画撮影で使うにはオーバースペック。普段は30fpsに設定しておき、スローモーション撮影を行いたいときに120fpsを選ぶとよいでしょう」

 

動画撮影で活躍するおすすめの機能が、もうひとつあります。それは、iPhone 16シリーズから登場した「風切り音の低減」。動画撮影中のノイズを自動で調整してくれるので、風が強い環境でもクリアな音で記録することができます。iPhone 16シリーズを購入したら、事前にこの設定を有効にしておくといいでしょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「サウンド収録」→「風切り音の低減」をON

 

何気ない日常のワンシーンを楽しんで

最後に、コムロさんにiPhoneカメラならではの楽しみ方についてうかがいました。

 

「iPhoneのカメラの最大の魅力は、いつでもどこでも持ち運べること。つねに携帯しているので、本格的なカメラを持っていなくても、気軽に直感的に撮影できますよね。街を歩いているときや旅行に行ったときに、『これいいな』と感じた瞬間を写真に収めておくと、たとえそれが日常の何気ないシーンだったとしても、後から見返したときに特別な思い出になるのではないでしょうか。
iPhone 16シリーズでは撮影の幅が広がり、より多彩な楽しみ方ができるようになったと思います。ぜひ新しいiPhone 16シリーズで、たくさん写真を撮ってみてくださいね」

 

 

Profile


フォトグラファー / コムロミホ

文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。 撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。アシスタントを経て、現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークにしながら旅を続けている。YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」でカメラや写真の情報を配信中。
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今こそ旧型iPhoneが狙い目! 新品をおトクに購入できるのはどこ?

2024年9月20に発売されたiPhone 16シリーズは今回も大きな注目を集めています。スペック向上やApple独自のAI「Apple Intelligence」への対応といった話題が挙がるなか、多くの人が気になっているのはやはり価格の高さでしょう。

 

Apple Storeオンラインで購入した場合、最安値の「iPhone 16 128GB」でも12万4800円(税込、以下同)。「iPhone 16 Pro Max 1TB」に至っては24万9800円と、お財布には少々厳しい金額となっています。

 

「iPhone 16シリーズを購入する余裕はないけれど、iPhoneを使いたい」……そんな人におすすめなのが旧型のiPhone。まだ十分使えるスペックを有しながらも、iPhone 16の登場で購入しやすい金額に落ち着いてきており、今が狙い目の時期と言えます。各社の在庫状況と価格を比較してみましょう。

 

旧型iPhoneはどこで売っている? いつまで使える?

Appleのサイトから

 

はじめに、旧型iPhoneに関する基礎知識を2つチェックしておきましょう。まずは販売チャネルについてです。

 

最新のiPhoneは基本的に、Apple Store、大手通信キャリア4社、家電量販店で販売が行われています。旧型機種の場合、上記に加えてサブブランド(UQモバイルやワイモバイルなど)でも取り扱いが見られることが特徴です。

 

そして、もう一つ気になるのが、「旧型iPhoneはいつまで使えるのか」という点。

 

iPhoneの場合、発売日から5~6年程度で最新iOSへのアップデート対象外となります。そのため、2021年発売の「iPhone 13」の場合、2026~2027年頃にメジャーアップデートの対象外となることが予想されます。

 

もちろん、最新のiOSに更新されなくても継続して使用することはできますが、旧型機種を購入するうえでの目安にすると良いでしょう。

 

iPhoneの発売日とアップデート期限予想

機種名 発売年 最終メジャーアップデート(予想)
iPhone 16 2024年 2029年頃
iPhone 15 2023年 2028年頃
iPhone 14 2022年 2027年頃
iPhone 13 2021年 2026年頃

 

iPhone 15はauとソフトバンクが狙い目

ソフトバンクのサイトから

 

ここからは、「iPhone 15」「iPhone 14」「iPhone 13」と遡りながら、各社の在庫状況と価格を比較していきます。

 

なお、旧型iPhoneは中古品や整備済製品が数多く流通しており、一部のMVNOでも販売されていますが、ここでは新品のみを対象とします。また、大手通信キャリアが実施している、端末を2年程度で返却することで安価にスマホを使える「端末購入プログラム」についても本記事では割愛し、シンプルに「いくらで購入できるのか」を比較していきます。

 

まずは、「iPhone 15」を見てみましょう。本来のラインナップは128GB・256GB・512GBの3モデルですが、ドコモ・au・ソフトバンクでは128GB以外在庫なしとなっています。そのため、128GBに絞って比較していきましょう。

 

iPhone 15 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

11万2800円
ドコモ

オンラインショップ

13万625円 10万8625円

┗5G WELCOME割:2万2000円割引

au

オンラインショップ

13万1400円 8万7400円

┗au Online Shop お得割:4万4000円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

13万896円 8万7024円

┗オンラインショップ割:4万3872円割引

楽天モバイル 13万1800円 実質9万9800円

┗対象製品購入(一括・24回払い)&プラン申し込み:2万円割引

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

UQモバイル 13万1400円
・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

11万2800円 実質11万1672円

┗1%ポイント還元:1128ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

 

最新のiPhone 16の場合、Apple Storeオンラインか家電量販店で購入するのがお得で、大手通信キャリアで購入するのは若干割高な設定となっていました。

 

ところが、旧型iPhoneの場合は大きく異なります。一括価格はApple Storeオンラインや家電量販店のほうが安価ですが、大手通信キャリアの乗り換え割引を適用させると、かなりお得に購入することができます。

 

中でも注目なのはauとソフトバンクです。双方とも他社からの乗り換え割引が約4万4000円と大きく、8万7000円程度で購入することが可能です。

 

一方、サブブランドではUQモバイルで取り扱いがありますが、乗り換え割引の対象外のため、割高な価格設定となっています。また、同じくサブブランドのワイモバイルでは、iPhone 15の取り扱いはありません。

 

iPhone 14は取り扱いを始めたばかりのワイモバイルがお得

ワイモバイルオンラインストアのサイトから

 

iPhone 14も、128GB以外は在庫なしや販売終了となっているケースが多いので、128GBのみを比較していきます。

 

iPhone 14 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

9万5800円
ドコモ

オンラインショップ

12万4465円 11万4565円

┗5G WELCOME割:9900円割引

au

オンラインショップ

12万7900円 9万4900円

┗au Online Shop お得割:3万3000円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

12万7440円 10万5456円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 12万800円 実質8万8800円

┗対象製品購入(一括・24回払い)&プラン申し込み:2万円割引

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

UQモバイル 12万7900円 9万4900円

┗UQ mobileオンラインショップ おトク割:3万3000円割引 ※1

ワイモバイル 12万7440円 8万3520円

┗他社からのりかえ:4万3920円割引 ※2

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

9万5800円 実質9万4842円

┗1%ポイント還元:958ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

※1. トクトクプラン/コミコミプランと増量オプションⅡに加入した場合

※2. シンプル2 M/Lに加入した場合

 

iPhone 14で最安値となったのは、2024年10月24日に取り扱いを始めたばかりのワイモバイルです。

 

他社からの乗り換え割引が4万3920円と高額に設定されているため、最安値の8万3520円で購入することができます。ただし、この割引を受けるためには「シンプル2 M」または「シンプル2 L」いずれかのプランに加入する必要がある点には注意が必要です。

 

他には、楽天モバイルも実質8万円台で購入できるので、こちらも有力な選択肢と言えそうです。

 

まだまだ使えるiPhone13は5万円台から!

ワイモバイルオンラインストアのサイトから

 

【本文】

2021年に発売されたiPhone 13の場合、取扱窓口が大きく減ります。Apple Storeオンラインでは終売。大手通信キャリアや家電量販店でも大半が品切れの状況でした。

 

一方、比較的在庫が充実しているのが、サブブランドです。一部品切れはあるものの、UQモバイルやワイモバイルではまだ在庫が残っていました。ここでも、128GBの価格を比較してみましょう。

 

iPhone 13 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
UQモバイル 11万4720円 8万3370円

┗UQ mobileオンラインショップ おトク割:2万2000円割引 ※1

┗UQ mobileオンラインショップ スペシャルセール:9350円割引 ※2

ワイモバイル 9万6480円 5万2800円

┗他社からのりかえ:4万3680円割引 ※3

ビックカメラ.com 9万5800円 実質9万4842円

┗1%ポイント還元:958ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

※1. トクトクプラン/コミコミプランと増量オプションⅡに加入した場合

※2. 「故障紛失サポート(有料)」に加入した場合

※3. シンプル2 M/Lに加入した場合

 

ここでも目を引くのはワイモバイルです。一括購入価格が安く設定されているうえ、他社からの乗り換え時に最大で4万3680円値引きされるため、5万円台前半で手に入れることが可能となっています。

 

3年前の機種なのでチップセットやカメラ周りのスペックは現行機に劣りますが、前述したとおり、あと2年程度は最新iOSへのアップデートが行われることが予想されます。5万円台で購入できるのはかなりお得と言えるでしょう。

 

ここまで解説してきたとおり、旧型iPhoneはApple Storeオンラインで購入するよりも、乗り換え割引を適用させて大手通信キャリアやサブブランドで購入するほうが良いという結果になりました。

 

ただし、在庫状況には注意が必要です。特にストレージ容量の大きな機種に終売が目立っているため、旧型機種の購入を検討している人は早めにチェックするようにしましょう。

 

「メッセージ」アプリで「あとで送る」機能を使う方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「メッセージ」アプリで「あとで送る」機能を使う方法」です。

 

 

日付が変わった瞬間に「誕生日おめでとう!」のメッセージを送ろうと思ったけど寝落ちして朝になってしまったことや、時間指定してメッセージを送りたいと思った経験があるかもしれません。そんな時のために、iOS 18から追加された「後で送る」機能を使ってみましょう。

 

 

いつものように送信先を指定してメッセージを書き込んだら、テキストボックス左にある[+]をタップ。その中にある[あとで送る]を選ぶと日時が指定できるので、いつ何時に送りたいか設定しましょう。

 

すぐに送るメッセージと同じように吹き出しができますが、輪郭が点線になって「あとで送る」メッセージだと一目でわかります。指定した日時になると自動的に送信してくれます。

 

指定した日時で送信する前なら[編集]をタップして時間を編集したり削除したり、今すぐ送ったりできます。メッセージの内容を書き換えたいときは吹き出しをロングタップして[編集]を選びましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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カレンダーアプリに日時付きのタスクを表示させる方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「カレンダーアプリに日時付きのタスクを表示させる方法」です。

 

 

iOS 18から「カレンダー」アプリと「リマインダー」アプリの親和性がアップして、カレンダーにリマインダーの内容を表示できるようになりました。早速その方法を紹介しましょう。

 

 

まずはリマインダーの表示です。カレンダーを開いたら画面の下部にある[カレンダー]をタップ。[その他]にある[日時設定ありリマインダー]にチェックを入れて[完了]をタップするだけです。これでリマインダーに設定した項目がカレンダーに表示されます。項目名の先頭にある丸印をタップすればリマインダー項目を実行済にできます。

 

カレンダーが月表示でコンパクト表示の場合にはグレーのドットで表示されるため、スワイプ操作でスタックや詳細表示に展開すればリマインダー項目の内容も確認できます。

 

カレンダー表示が「一日」や「複数日」「リスト」でも予定と一緒にリマインダーの項目を表示してくれます。ただしカレンダーに表示できるのは日時設定がある項目だけです。日時設定がない項目は表示されないので、こちらは従来通り「リマインダー」アプリの方で管理しましょう。

 

リマインダーの作成もカレンダー上から行えます。画面上部にある追加ボタン[+]をタップしたら[リマインダー]タブを選択。後は「リマインダー」アプリの時と同じようにタイトルや日時などを入力して[追加]をタップましょう。

 

カレンダー上に表示されているリマインダー項目をタップすれば詳細が確認できるし、[編集]をタップして編集することも可能です。[“リマインダー”で表示]をタップすれば「リマインダー」アプリに切り替わって項目を確認、編集できます。

 

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ホーム画面上でアプリをロックしたり非表示にする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「アプリをロックしたり非表示にする方法」です。

 

 

アップルは、iOS 18に標準機能としてアプリのロック機能を搭載しました。この機能を使えば、アプリを開く際にFace IDやTouch IDで認証したり、パスコードを入力しないと開くことができなくなります。メールやチャットツールなど他人に見られたくないアプリには、このロック機能を付加しておきましょう。

 

ロックするにはホーム画面上でアプリをロングタップ。クイックアクションメニューが表示されるので、そこから[Face IDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]を選びましょう。確認のダイアログが表示されるので[Face IDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]をタップ。Face IDやTouch IDで認証するとロック機能が有効になります。

 

ロックするだけではなくホーム画面から非表示にすることもできます。アプリをロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]を選んだ際にダイアログ内で[非表示にしてFace IDを必要にする]または[非表示にしてTouch IDを必要にする]を選んでみましょう。Face IDやTouch IDで認証後、非表示にするか確認の画面が表示されるので[アプリを非表示]をタップ。アプリのアイコンがホーム画面から消えます。

 

非表示にしたアプリを開きたいときは、ホーム画面の最後のページにあるアプリライブラリの画面まで進んで一番下の[非表示]のフォルダをタップ。認証されると非表示にしたアイコンが現れるのでタップして再度認証した後、アプリが開きます。単にロックするだけでなく使用しているアプリの存在も隠したい時に使いましょう。

 

また、ロック機能を無効にしたいときはアプリをロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にしない]もしくは[Touch IDを必要にしない]を選びましょう。認証が通ればロックが無効になります。

 

非表示にしたアプリも、再度ロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にしない]もしくは[Touch IDを必要にしない]を選べばロックは無効になりますが、ホーム画面には戻ってきません。アプリライブラリでロングタップして[ホーム画面に追加]で再表示しましょう。

 

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ショートカットをロック画面ウィジェットに追加する【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマはショートカットをロック画面ウィジェットに追加するです。

 

 

みなさん、ショートカットは活用していますか? ショートカットとは、iPhoneの基本的な機能や操作などを自動化して、ワンタップで実行できるようにしてくれる便利な機能です。ショートカットを使えば、自宅までの帰路を調べたり、何時ごろに帰れるかを家族に連絡したりがワンタップで行えます。

 

通常はホーム画面から「ショートカット」アプリを開いて、作成してあるショートカットを選ぶのですが、そんな面倒な手順を踏まなくてもホーム画面に追加すればワンタップで実行できます。でも、もっと素早くショートカットを実行できるのをご存知ですか? それが今回紹介する、ロック画面にウィジェットとして登録する方法です。これならロック画面から一発でウィジェットを実行できます。

 

手順は簡単。ロック画面を長押しして[カスタマイズ]をタップしてロック画面をタップ。もしくは[設定]から[壁紙]を選んで現在の壁紙からロック画面をタップしてロック画面のカスタマイズ画面を表示します。

 

 

次に時刻表示の下にある枠をタップしたら「ウィジェットを追加」のシートから[ショートカット]を選んでアイコンをタップしましょう。枠内に追加されたショートカットのアイコンをタップすると、「ショートカット」アプリに登録してあるショートカットがリストアップされるので、実行したいショートカットを選びましょう。ショートカットのシートの[×]をタップ、ウィジェットを追加のシートに戻ったら[×]をタップ。最後に画面右上の[完了]をタップします。

 

こうすればホーム画面に切り替えなくてもロック画面から即、ショートカットが実行できます。ロック画面には4つまでウィジェットを追加できるので、よく使うショートカットを登録しておくと便利です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「画面との距離」と難聴防止機能を使って目と耳の健康を保とう!【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「画面との距離」と難聴防止機能を使って目と耳の健康を保とう!」です。

 

 

ついついSNSやコンテンツ視聴に熱中するあまりiPhoneに顔を近づけすぎていることってありませんか? 近い距離でスクリーンを見続けると眼精疲労や近視になるリスクが高まるはずです。そこで利用したいのが「画面との距離」の機能。顔をスクリーンから30センチ未満に近づけていると遠ざけるように注意してくれるんです。早速利用してみましょう。

 

設定は簡単。「設定」から[スクリーンタイム]を選んで[画面との距離]をタップ。次の画面で[画面との距離]をオンにするだけです。

 

 

こうしておけばスクリーンの上にあるTrueDepthカメラがiPhoneとあなたの顔の距離を絶えずチェックして、30センチ未満に近付けて使っていると遠ざけるように注意してくれます。注意されたらiPhoneを遠ざけて[続ける]をタップしましょう。

 

ヘッドフォンやイヤフォンを使って長時間大音量で音楽を聴き続けると聴覚に支障が出る恐れがあります。こうした聴覚に関しても警告してくれる機能があります。

 

「設定」で[サウンドと聴覚]を選択。[ヘッドフォンの安全性]を選んで[ヘッドフォン通知]をオンにしましょう。こうしておくと過去7日間で80デシベル (dB) を超える音を合計40時間聴き続けた場合などに通知してくれます。

 

また、コントロールセンターに「聴覚」を追加しておけば、ヘッドフォンやイヤフォンで聴いている音が何デシベルなのかリアルタイムで確認できます。ちょっと音が大きめかな?と感じたらすかさずチェック。「大音量」と注意マークが表示されていたら[OK]の表示になるまで音量を下げましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「レトロiPhone」が若者に人気? 中古スマホ市場の今をゲオに聞いた

最近、若者の間で古いiPhoneが人気を集めています。特にiPhone 6sやiPhone SEといったモデルが「レトロiPhone」として注目を浴びているのです。中古スマホを販売するゲオモバイルでも、これらの機種の売上が急増しているとのこと。

 

このブームのきっかけは、ガールズグループ「TWICE」のメンバー、チェヨンさんのSNS投稿。古いiPhoneで撮影した写真や動画が話題を呼び、多くの若者がチェヨンさんに倣ってレトロiPhoneを手に入れるようになったのです。

↑レトロiPhoneブームのきっかけになった? TWICEのチェヨンさんの持ち物動画。9年前発売のiPhone 5cが写っています

 

株式会社ゲオのモバイル店舗販売推進部モバイル商品課マネージャー、藤巻亮さんによれば、「7月上旬の15日間だけで、iPhone 6sとiPhone SEが50台以上売れました」とのこと。当初は都内の一部店舗での現象だったものの、SNSでの拡散に伴って徐々に地方にも波及しつつあるようです。

 

とはいえ流行の発信地は渋谷になっているようで、藤巻さんは「やっぱり渋谷で多く売れていますね。国内国外含めて、渋谷が一番盛り上がっています」と語っています。

 

このレトロiPhoneブームで中古スマホの購入層はどう変化したのでしょうか。ゲオモバイルによると、主に買っているのは20代前半の若者たちです。

 

興味深いのは、中国や韓国からの留学生が多いこと。でも、これは帰国後の転売目的ではありません。藤巻さんによれば、「こちらに住んでいる外国人の学生さんが、日本での生活用に買っているようです」とのこと。レトロiPhoneが、留学生たちの日本での日常生活に溶け込んでいるのですね。

 

8月以降はどうなったのでしょうか。藤巻さんいわく、「ちょっと落ち着いたけど、まだまだ人気があります」。一時的なブームではなく、都心部では定着しつつある感じです。

 

地方への広がりについては、「都心でトレンドが定着しないと地方まで流れにくい」としながらも、地方の店舗でも「月に数件程度」のレトロiPhoneを求める声が聞こえるようになってきたとのこと。少しずつですが、確実に浸透し始めているようです。

↑取材に応じてくれたゲオ大塚駅南口店

 

↑7月中旬に取材したゲオ大塚駅南口店では、多くのiPhoneが並んでいました。ですが、iPhone 6sやiPhone SEは品薄だそうです

 

レトロiPhoneで作るショートドラマ

レトロiPhoneを求める人のトレンドも徐々に変化しているようです。藤巻さんは、「最初は写真撮影が目的でしたが、最近はTikTokなどに動画を投稿する需要が増えています」と指摘します。

 

写真を大量に撮影し、それをつなぎ合わせて短い動画を作るスタイルが流行中。「エモい感じの自作ショートドラマ」のような作品を作る人も増えているそうです。

↑Tiktokでも昔のiPhoneをレトロなカメラとして使う動きが広がっています

 

 iPhone 6sやiPhone SEがちょうどいいレトロ感

今はiPhone 6sとSEが人気です。その理由について、藤巻さんはこう説明します。「これらのモデルが、今のお客様が求める”レトロ感”にぴったりなんです。それ以降のモデルだとまだ新しすぎて、レトロ感が出ないようです」。

↑取材時のiPhone 6の販売額は4880円(税別)で、iPhone 6sは4980円(税別)~。レトロカメラと考えると高額ではありません

 

一方で、これらのモデルには“古すぎない”のもポイントです。充電端子のLightningは、iPhone 14までの比較的新しいモデルと同じ。そのため、充電器の互換性が高く、便利に使えます。ゲオが現行商品として扱うなかでも手頃な価格で、かつ充電器の互換性もあって便利ということで、iPhone 6sやiPhone SEは”ちょうどいい古さ”になっているようです。

 

藤巻さんはこう予想します。「カメラの性能がどんどん上がっていくことによって、それと比較するとiPhone 7やiPhone 8は、最新機種と比べるとレトロに移る時代が来るのかもしれません。ただ、現状のお客様がおっしゃるレトロ感というのは、iPhone 6、iPhone 6s、iPhone SEより前のモデルなんです」。

 

中古スマホ市場にとっては期待できる流れ

レトロiPhoneブームは、SNSの影響力と若者のトレンド感度の高さを如実に物語っています。中古スマホ市場も、この新しい流れをうまく取り込むことで、さらなる拡大が期待できそうです。

 

また、このブームをきっかけに中古スマホの魅力を知った若者が、将来的にもリピーターとして定着してくれる可能性もあります。一時的なブームで終わらせずに、長く付き合える関係を作れるかが、これからの中古スマホ市場の大きな課題となりそうです。

 

レトロなのに新しい、古いのに最先端。そんな不思議な魅力を持つレトロiPhone。みなさんも一度(もう一度?)、触れてみたくなりませんか?

↑レトロiPhoneはゲオの通販サイトでも購入可能です

守るのは要所だけなのね!「ほぼ裸」で1万円超のiPhone16用ケース「Arc」予約販売開始

ロア・インターナショナルは、ほぼ裸のバンパーケース「Arc(アーク)」からiPhone16シリーズ向けケースの予約販売を開始。

 

Arc Pulseは、「限りなく裸で持ちたい」という願いと保護性能を兼ね備えたケースです。

 

・新色ローズブロンド・グラファイト登場

iPhone16の新色とマッチするカラーを新たにラインアップしました。シックかつ洗練されたカラーリングです。

 

・オランダ発のバンパー型ケース

ヨーロッパで意匠権を取得した、オランダ発のバンパー型ケースです。バンパーなのに縁を覆わない、新概念のiPhoneケースです。

 

・エッセンシャルデザイン

覆う部分を最低限に設計した、iPhone本来の美しさを活かす画期的なミニマルデザインです。

 

・iPhoneのデザイン性を損なわずに保護

保護したい表面・裏面・カメラ部分のみを保護するセパレート式のミニマルプロテクターが、iPhoneの世界観を損なわずに衝撃から守ることができます。

 

・二層のレイヤーで衝撃を吸収し分散

内側は、弾性の高いSEBS素材、外側は頑丈なアルミ素材の二層構造。iPhoneと触れる内側を優しく保護し、スリムさを維持しながら耐衝撃性を向上させています。

 

・スライドオン装着

圧縮力のみでフィットする独自のスライドオン方式。ネジや接着剤を使わず、取り付け方は簡単です。

 

・艶やかな鏡面加工 美しい仕上げのPVDコーティング

耐久性の高いアルミニウム素材を採用。表面を鏡のように仕上げる鏡面研磨加工で、iPhoneをより美しく際立たせます。高耐久・高強度のPVDコーティングで、発色が良く気品溢れるカラーを実現しました。

 

・環境に配慮した紙パッケージ

ミニマルかつ高級感のある紙ベースのデザインを採用。プラスチックを使用せず、完全にリサイクル可能です。ケースを使わない場面ではケースとして活用できます。

 

ロア・インターナショナル「Arc Pulse」

iPhone16 Pro/Pro Max向け

・マットブラック:1万2920円(税込み)
・ミラーシルバー:1万5990円(税込み)
・グラファイト:1万7990円(税込み)
・ローズブロンズ:1万8990円(税込み)
・ミラーゴールド:2万2990円(税込み)

iPhone16/Plus向け

・マットブラック:1万1890円(税込み)
・マットシルバー:1万3990円(税込み)

iPhone 16 Pro/Pro Max正式発表。両モデルともA18 Proチップ、画面はデカく、5倍望遠カメラ搭載!

アップルは「時が満ちる。」イベントにて、最新の「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」を正式に発表しました。どちらもApple Intelligenceを核として設計され、新規デザインや広くなったディスプレイ、ほか多くの新機能を搭載しています。

Image:Apple

 

iPhone 16 Proは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチの大型ディスプレイを搭載。どちらも前モデルの6.1インチ/6.7インチより大きくなっています。またアップル製品の中でも最もベゼルが狭く、いっそう全画面デザインへと近づきました。

 

そしてiPhone 16 Pro Maxは「史上最高のiPhoneバッテリー持続時間」を誇っているとのこと。本体カラーはブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、デザートチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色です。

 

これらiPhone 16 Proモデルには、iPhone 16/16 PlusのA18よりも高速かつ効率的なA18 Proチップが搭載されています。A18 Proは第2世代の3nm技術により製造され、16コアのNeural Engineは毎秒35兆回の演算が可能です。これにより、Apple IntelligenceをA17 Proよりも最大15%高速に動かせるとのことです。

 

また6コアGPUはA17 Proよりも20%高速で、レイトレーシング機能も2倍。さらに6コアCPUはA17 Proよりも15%高速かつ20%効率的とうたっています。

 

新たな48MP Fusionカメラは、第2世代のクアッドピクセルセンサーを採用。これとパワフルなA18 Proチップにより、ビデオモードまたはスローモーションで4K 120fpsのドルビービジョンを撮影できるようになりました。

Image:Apple

 

超広角カメラも前モデルの12MPから48MPに強化され、48MPのProRawやHEIFの超高解像度写真をオートフォーカスで撮影できます。ほか、iPhone 16 Pro/16 Pro Maxともに、5倍望遠レンズを搭載しています。

 

また、カメラアプリ専用の新ボタン「カメラコントロール」が本体の右下に追加されました。一度クリックするとカメラアプリが起動し、もう一度押すと写真が撮影でき、ビデオモード中にクリックするとビデオ撮影がスタート。2024年内には、ソフトウェアアップデートで「2段階シャッター」が登場すると予告しています。

Image:Apple

 

iPhone 16 Proは15万9800円(税込、以下同じ)から、iPhone 16 Pro Maxは18万9800円から。予約受付は9月13日に開始され、9月20日から出荷されます。

iPhone 16/16 Plus正式発表! カメラ/アクションボタンを搭載

Apple(アップル)はイベントにて、新型スマートフォン「iPhone 16/16 Plus」を正式発表しました。

↑Appleより

 

iPhone 16/16 Plusには、新たに「カメラコントロール」と呼ばれるボタンが本体側面の電源ボタン下に搭載されています。これにより、ボタンを押して写真や動画を撮影するだけでなく、指をスライドさせることでズームレベルを調整することができます。また、着信/ミュートボタンの場所には「iPhone 15 Pro/Pro Max」ゆずりの「アクションボタン」が搭載され、さまざまな機能を割り振ることができます。

 

iPhone 16/16 Plusはチップに「A18」を搭載。「A16 Bionic」を搭載した「iPhone 15/15 Plus」よりも、最大30%高速です。さらに、AI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」にも対応しています。

 

iPhone 16/16 Plusのディスプレイサイズは6.1インチ/6.7インチで、前モデルから変わらず。ディスプレイはより明るく、また耐久性も向上しています。

 

iPhone 16/16 Plusの本体カラーはウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラックの5色。海外価格は799ドル(約11万円)と899ドル(約13万円)で、9月20日から販売が開始されます。Apple Intelligenceでどれだけ便利な機能が提供されるかが、iPhone 16/16 Plusの先行きを左右することになりそうです。

iOS「メモ」アプリの情報整理がグッとはかどる! メモとメモをつなげてリンクしよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「メモにリンクを貼って整理する方法」です。

 

 

「メモ」には文字や画像だけでなくURLリンクやタグなども書き込めますが、iOS 17からは関連するメモ同士を繋げてリンクできるようになりました。今回は、そんなメモの新機能に加えてクイックメモを使った情報の管理方法を紹介しましょう。

 

それではメモ同士のリンク方法です。まずメモを開いてリンクを設定したい文字列を選択してメニューから[リンクを追加]をタップ。

 

「リンク先」にリンクしたいメモのタイトルを入力します。すると「メモにリンク」のエリアに該当するメモが表示されるのでタップ。「リンク先」に設定されたのを確認して[完了]をタップします。

 

これで完了。作成したリンクをタップすると設定したメモに切り替わります。

 

続いて、Safariで見つけた気になる情報をメモに挿入する方法です。

 

それには、クイックメモを使う必要があるので、まず、クイックメモをコントロールセンターに追加しましょう。追加するには、設定からコントロールセンターをタップして「コントロールを追加」から[クイックメモ]の先頭にある緑色の[+]ボタンをタップして追加しておきましょう。

 

その上で、注目したい部分を選択した状態でコントロールセンターからクイックメモをタップ。新規クイックメモの画面に切り替わるので[リンクを追加+]をタップ。[保存]をタップしましょう。選べばWEBページとメモを紐付けできます。

 

こうしてクイックメモを作成しておけば、クイックメモからWEBサイトの該当部分にアクセスできるし、WEBサイトのページを開くと紐付けしたメモがサムネイルからアクセスできます。

 

このサムネイルは一定時間が経過すると消えてしまいますが、その時は[〈]をタップすれば再表示してくれます。

 

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ついに日本でもサービス開始! iPhoneの衛星通信SOSの使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「電波が通じない場所で『衛星経由の緊急SOS』を使う方法」です。

 

 

携帯電話のデータ通信やWi-Fiが圏外の場所で緊急事態が発生! これからのシーズン、山や海に行った時、誰でも遭遇する可能性のあるシチュエーションですね。通常なら電波が通じていない圏外だとiPhoneが手元にあっても何もできませんが、2024年7月30日からサービスを開始した「衛星経由の緊急SOS」を使えば万が一の場合でも緊急情報サービスに接続できます。Appleのトレーニングを受けた緊急対応専門スタッフがいる衛星中継センターにメッセージを送って、ユーザーの代わりに緊急通報サービスに連絡してもらうという仕組みです。

 

ただしこの機能が使えるのはiPhone 14シリーズと15シリーズだけ。iPhoneをアクティベーションした時から2年間無料で利用できるので、もしあなたが14/15シリーズのユーザなら是非、この機能の使い方をマスターしておきましょう。

 

また、「衛星経由の緊急SOS」を使うにはiOS 17.6以上が必要です。まだ最新システムにアップしてない人は今すぐiOSをアップデートしましょう。iOS 17.6にアップデートすると「設定」の画面に[緊急時に助けを求める]という項目が追加されるのでタップ。続いて[詳しい情報]をタップすると緊急時のiPhone操作や衛星経由の緊急SOSの機能を解説してくれるので一読しながら[続ける]、次へをタップしていきましょう。

 

それでは実際に「衛星経由の緊急SOS」を使ってみましょう。といっても本当に緊急SOSを発信するとまずいので途中までです。一部、Appleが提供しているデモ画面も利用しながら説明します。

 

まず通常の緊急電話と同じように「電話」アプリや、サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しして「緊急電話」のスライダーを使って110や118、119に電話をします。その時、圏外で電波が届いていないと[緊急テキスト]のボタンが表示されるのでタップ。[緊急通報の報告]をタップします。

 

緊急事態の内容を聞いてくるので該当するものをタップ。緊急時にいちいちメッセージを入力しなくても事態がわかるように、あらかじめ送信するメッセージを作成しておくためです。

 

衛星を探す画面になったら検知範囲に衛星が入るようにiPhoneの向きを調整。チャットの画面に切り替わったらメッセージを送信します。以上が「衛星経由の緊急SOS」の使い方です。

 

また、Appleが「衛星経由の緊急SOS」を説明するデモ画面を用意しており、次の方法で体験することができます。「設定」の[緊急SOS]から[デモを試す]を選びましょう。

 

今回紹介した機能はあくまでも携帯電話通信やWi-Fiが圏外の場所でしか使えません。かといって、そうした場所でいきなり使おうと思っても動揺したりして上手く操作できないこともあります。事前にデモを利用して「衛星経由の緊急SOS」の使い方を体験しておきましょう。

 

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iPhone 17は“スリムモデル”登場!? カメラ機能も刷新し、さらに売れそうな予感!

2025年に発売される「iPhone 17」シリーズは、スリムモデルの登場やカメラ機能の刷新により、さらなる売り上げの増加が見込めると、アナリストのJeff Pu氏が報告しています。

↑9to5Macより

 

Pu氏によれば、iPhone 17ではリフレッシュされたデザインが採用されるとのこと。これは、以前から噂されている薄型ボディを採用した「iPhone 17 Slim(あるいはiPhone 17 Air)」に相当する可能性があります。

 

iPhone 17ではそのほかにも、全ラインナップで2400万画素の前面カメラを搭載。iPhone 17 Proでは光学ズーム性能をさらに向上させる、4800万画素のペリスコープカメラが搭載されます。また、iPhone 17 Proの「Dynamic Island」はより狭くなり、12GBのRAMを搭載するようです。

 

そして今年の秋に発売される「iPhone 16」シリーズでは、Pro/Pro Maxにて6.3インチ/6.9インチのディスプレイを搭載し、全モデルが「A18」チップと8GB RAMを搭載するとみられます。また、iPhone 16/16 Plusにはアクションボタンが搭載され、背面カメラは縦型レイアウトになるといわれています。iPhone 16 ProはWi-Fi 7に対応し、5倍のペリスコープレンズが採用されるようです。Proモデルでは4800万画素の超広角カメラが搭載され、カメラコントロール用の新しいボタンも登場するとのことです。

 

毎年進化を続けるiPhoneシリーズですが、iPhone 17ではスリムバージョンが登場するなど、より節目となるモデルとなるのかもしれません。

 

Source: 9to5Mac

最強か! 次期iPhone SEは14風デザイン、Apple Intelligenceに対応!?

2025年初頭に発売といわれている「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」は「iPhone 14」風のデザインとなり、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応すると、Mark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑ALDECA studio / Shutterstock.comより

 

次期iPhone SEに関しては、以前にもiPhone 14がベースとなるとの情報が伝えられていました。また画面は6.1インチに大きくなり、顔認証機能「Face ID」や有機ELディスプレイ、アクションボタンやUSB-Cポートを搭載すると予測されています。

 

Gurman記者によれば、次期iPhone SEではApple Intelligenceが実行できる新しいプロセッサが搭載されるとのこと。また外観はiPhone 14に似ており、より鮮明な有機ELディスプレイが搭載されるとも指摘しています。

 

なお、Apple Intelligenceは「iPhone 15 Pro/Pro Max」や、「M1」チップ以降を搭載したiPadとMacで利用できます。iPhone 15 Pro/Pro Maxには「A17 Pro」チップが搭載されており、次期iPhone SEにもそれに相当するパワフルなチップが搭載される可能性があります。

 

以前には、本体価格の上昇も噂された次期iPhone SE。しかし、それに見合う大幅なアップグレードを期待しても良さそうです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

iPhone 16、アップルが生産増強体制に? フォックスコンが2週間で5万人の新規労働者を雇用と報じられる

Apple(アップル)が「iPhone 16」の需要の高まりを見込み、生産を担当するFoxconn(フォックスコン)が2週間で5万人の新規労働者を雇用したことを、BusinessKoreaが報じています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

報道によれば、AppleはiPhone 16の販売数の増加を見込んで、その生産量を10%増やしたとのこと。これにより、iPhone 16の総生産数は9000万台に達するようです。またiPhone 16を製造するFoxconnの工場は、現在フル稼働をしています。

 

Foxconnの鄭州工場はAppleのグローバルサプライチェーンの中心であり、iPhone生産の約80%を担っています。iPhone生産のピークシーズンは8月に始まり12月まで続くため、この期間の生産量の増加に対応するためにも、労働者の採用活動は不可欠です。

 

地元メディアはFoxconnが採用のために、8月から時給を最大25元(約510円)引き上げ、また採用ボーナスも7500元(約15万円)に引き上げたことを報じています。

 

さらにAppleは、iPhone 16シリーズからインドでも多様なiPhoneの生産を開始する計画だと報じられています。iPhoneの快進撃は、今後も続くことになりそうです。

 

Source: BusinessKorea via MacRumors

「今どこ?」って何度も聞かなくてもOK! iPhoneを使って待ち合わせの手間を省く【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「待ち合わせのときに位置情報を共有する方法」です。

 

 

友達との待ち合わせで、きっちり場所を決めずに「駅前のあたりで…」のように“ゆる~く”約束することはないでしょうか? もしくは、連絡しあって落ち合おうと思ったら、相手がどこにいるのか分からず、合流するのに難儀した経験はありませんか? そんな時のために移動する相手の位置をリアルタイムで共有する方法を紹介しましょう。

 

使用するのは「探す」アプリ。自分のiPhoneやiPadなどのAppleデバイスやAirTagを使った持ち物を探すだけでなく、実は人も探せるんです。

 

その方法は簡単。「探す」アプリを開いたら[人を探す]をタップ。[位置情報の共有を開始]をタップしましょう。続いて[+]をタップして共有したい相手を選んだら[送信]をタップします。

 

共有する期間を聞いてくるので[1時間][明け方まで][無制限]の中から選びましょう。

 

[○○さんと位置情報の共有を開始しました]の表示が出たら[OK]をタップ。これで自分がどこにいるのか相手が分かるようになります。

 

相手側でも「あなたの位置情報も共有しますか?」の通知をタップするか「人を探す」画面で[共有]をタップすれば、お互いの位置を知ることができます。

 

こうすれば地図上に相手のアイコンが表示され、どこにいるのかがリアルタイムでわかります。地図上に表示した相手のアイコンをタップして[位置情報の共有を停止]したり、電話やメッセージを使った連絡、相手の場所までの経路を表示したりもできます。

 

これならアバウトに待ち合わせ場所を決めてもお互いを見つけられるし、渋滞や遅延で遅れた場合でも相手がどの辺にいるのか一目でわかりますね。

 

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極薄素材を折り紙のように折る! スマホに貼らない保護フィルムケース「スマハラ」

フラットビットスタジオは、スマホに貼らない保護フィルムケース「スマハラ」を、同社が運営する「NeU:P01Y(ノイポリ)」にて発売しました。2枚入りで、価格は2970円(税込)。

 

同製品は、スマホに直接貼ることなく装着可能な透明クリアの保護フィルムケースで、プラスチック成形ではない、シンプルな方法でスマホを保護する方法を考えた結果、誕生したとのこと。

 

●この記事のポイント

保護フィルムでケースを象るのが斬新! ショルダーストラップを掛けられるとのことですが耐荷重性能がどれほどか気になりますね。また写真ではホワイトボディのiPhoneですが、濃い色の付いたモデルなら個性を主張できて良さそうです。

 

0.2mmの最薄PET素材を使用し、重さは約8gの軽量設計。折り紙のように折ることで取り外しが簡単にでき、スマホ全体を覆って、傷や汚れを防止します。

 

ネックストラップも付けられて、クレジットカードも収納できます。MagSafeワイヤレス充電も可能。

 

対応モデル:iPhone 15/15 Pro/15 Pro Max

原産国:日本

「便りがないのは良い便り」というけども……帰りの無事をiPhoneで通知できる「到着確認」機能はオススメです【iPhoneの“知っトク”便利技】

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久しぶりに友人と会って楽しい時間を過ごした後、帰り際に『家に着いたら連絡してね』と声をかけられたことありませんか。もしくはお子さんに家に着いたら連絡してね、と言った経験です。でも、家に着いたのにメッセージするのを忘れたり、途中で寄り道して帰るのが遅れて相手に心配かけた…なんて経験があるかもしれません。今回は“帰宅するのが何時ごろになるのか”や“何らかの原因で帰宅が予定より遅れている”ことを簡単に相手に伝える「到着確認」の機能を紹介しましょう。

 

ここではあなたが“帰る”側の人として設定手順を説明します。

 

「メッセージ」を開いて到着確認を送りたい人を選び、メッセージ入力欄の左側にある[+]をタップ。スクロールして[到着確認]を選びます。初回のみ到着確認の説明が表示されるので[続ける]をタップ。その後、到着しなかった場合にどんなデータを共有するか選択。ここで[制限なし]を選ぶと帰宅の経路まで相手に伝わるので、相手が家族や親しい友人以外なら[制限付き]を選んでおくのが良いでしょう。[到着確認を送信]を選べば完了。これで何時ごろ自宅に帰宅できるか予定時刻が相手に伝わります。

 

このとき、今いる場所から自宅までの距離が近いと位置情報で帰宅したことが判別できないので自動的にタイマーが選ばれます。[編集]をタップして帰宅までの所要時間を設定して[完了]をタップ。何分後に到着予定か相手に連絡できます。

 

予定していた時刻になっても自宅まで辿り着けなかったり設定したタイマーの時間が過ぎてしまった場合は、あなたの画面に遅れていることを通知で知らせてくれます。[時間を延長]をタップして、あとどれだけかかりそうか延長しましょう。

 

無事あなたが自宅に到着すると相手に通知が届きます。タイマーを設定した場合なら、あなたが時間延長の通知で[終了]をタップした時点で到着確認が終了。通知が相手に届いて無事に帰宅したことが伝わります。

 

万が一、何かのトラブルが発生した場合、あなたの画面に表示された[時間を延長]の通知に何も反応せず15分経過すると“到着していない可能性がある”ことが相手に通知されます。

 

この通知を受け取った側は最新情報(位置や電波状況、バッテリ残量など)を調べたり相手に電話できるので、どこか別の場所に寄り道していることや直接電話で無事を確認することができます。

 

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動画内BGMの「曲名気になる問題」をスッキリ解決! iPhoneから流れている音楽を1台で“シャザむ”方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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YouTubeやサブスクアプリの動画をiPhoneで視聴しているとき、そこで使われている曲を耳にして『あれ? これって何の曲だっけ?』と思ったことはありませんか? そんな時に役立つのが「ミュージック認識」の機能です。早速使い方を紹介しましょう。

 

といっても手順は簡単で『この曲なんだっけ?』と思った時にコントロールセンターを表示して「ミュージック認識」のアイコンをタップするだけ。iPhoneが何の曲か教えてくれます。

 

もしコントロールセンターに「ミュージック認識」のアイコンが見当たらない場合は、「設定」を開いて[コントロールセンター]をタップ。「コントロールを追加」にある「ミュージック認識」の先頭にあるグリーンの[+]ボタンをタップしましょう。これでコントロールセンターに、ミュージック認識のアイコンを追加させることができました。

 

Apple Musicを利用している人ならワンタップでその曲にアクセスできるのでライブラリに追加したりダウンロードなどもできて便利ですね。

 

この「ミュージック認識」を使えば、テレビやラジオから流れてきた曲や、街中や店舗内に流れている曲などもその場で調べることができます。

 

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iPhoneが音を聞いてお知らせ! サウンドを認識して通知します【iPhoneの“知っトク”便利技】

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イヤホンで音楽を楽しんでいたらチャイムに気付かず荷物の受け取りを逃してしまった! なんてことはありませんか。今回はそんなシーンにぴったりな「サウンド認識」の機能を紹介しましょう。

 

設定方法ですが、ホーム画面の「設定」にある[アクセスビリティ]から[サウンド認識]をタップ。オンに切り替え、その下にある[サウンド]をタップ。すると認識できるアラームや動物の鳴き声、家庭内で聞こえるいろいろなサウンドが並んでいるので認識させたい項目をタップし、オンに切り替えましょう。

 

その際、通知の送信確認を聞いてくるので[許可]をタップしておきます。

 

こうしてサウンド認識を有効にしておけば、iPhoneが周囲の音を認識してどんな音がしたか通知してくれます。

 

サウンド認識を無効にしたいときは先ほどの「設定」内でもオフにできますが、コントロールセンターでもオンオフを切り替える事ができます。

 

あらかじめ用意してある項目以外の音を認識させたいときは「カスタムアラーム」を設定しましょう。今回は玄関のドアホーンが認識しないため、カスタム設定してみます。

 

先ほどのサウンド認識の画面で[カスタムアラーム]をタップします。[続ける]をタップしてアラームの名称を入力し、もう一度[続ける]をタップ。[聞き取りを開始]をタップして実際にドアホーンを鳴らします。

 

ドアホーンの音が聞き取れるとアラームが検出されたというメッセージが表示されるので[サウンドを保存]をタップ。再び[聞き取りを開始]をタップして、この作業を5回繰り返します。

 

ドアホーンの音が5回、検出されたら[完了]をタップ。しばらくするとドアホーンの音が使用可能になったと通知されれば、以後、ドアホーンの音をサウンド認識してくれます。

 

一覧内にある[電気器具]で検知してくれない家電製品のアラーム音なども、この方法でカスタムアラームとして設定しておくと認識してくれるようになります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「ダイナミックアイランド」がスクショに写ってしまうのはなぜ!? 写さずに撮る方法は【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「ダイナミックアイランド」を写さずにスクショを撮る方法」です。

 

 

iPhone本体の左右にある「音量を上げる」ボタンと「サイドボタン」を同時に押すことでスクリーンショットが撮れます。オンラインショップで注文した時の決済画面を控えたり、ネットで見つけた面白い情報を残しておきたい時などに使うと便利な機能ですね。

 

スクリーンショットは基本、iPhoneの画面全体を保存するのですが、iPhone 15シリーズやiPhone 14 Pro、Pro Maxで採用しているダイナミックアイランドはスクリーンショットに写りません。でも場合によっては写ってしまうこともあるんです。

 

その違いはダイナミックアイランドに何か表示されているかどうか。

 

例えば「時計」アプリでタイマーが動作中だったり「ミュージック」アプリで曲を再生中だったりすると、スクリーンショットにダイナミックアイランドが写り込んでしまうんです。

 

アクティビティが表示されている状態でもスクリーンショットにダイナミックアイランドを写したくない時はどうすればいいんでしょう? そんな時はダイナミックアイランドの右側または左側から中央にスワイプしてアクティビティを一時的に折りたたんでしまいましょう。こうすればスクリーンショットを撮ってもダイナミックアイランドは写り込みません。

 

スクリーンショットを撮ったらダイナミックアイランドの中央から右側または左側にスワイプ。折りたたんでいたアクティビティが元に戻ってダイナミックアイランド内に表示されます。

 

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思い出がホーム画面で甦る……お気に入りのアルバムをウィジェットで楽しむには【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ホーム画面のウィジェットに「写真」アプリ内のアルバムを置く方法」です。

 

 

iOS 17では「写真」アプリのウィジェットが進化し、特定のアルバムを指定して表示させられるようになりました。改めて、ウィジェットの使い方をおさらいしながら、設定方法を解説しましょう。

 

まず「ウィジェット」とは、iPhoneのホーム画面に配置して、アプリの情報の一部を常時表示させておける機能です。たとえば「天気」や「カレンダー」アプリなどのウィジェットを配置しておくことで、アプリの最新の情報を一目で確認できます。

 

では、iOS 17でアップデートされた「写真」アプリのウィジェットを使って、指定したアルバムを表示させる方法を説明しましょう。

 

ホーム画面を長押しし、編集可能な状態になったら左上の[+]をタップ。ウィジェット一覧が開いたら、「写真」を選択します。するとポップアップが開くので、画面を右から左へスワイプして「アルバム」のウィジェットを表示させ、好みの形状のものを選んだら[ウィジェットを追加]をタップします。

 

すると、ホーム画面に「写真」ウィジェットが追加されるので、好きな場所に配置し[完了]をタップしましょう。これでホーム画面にウィジェットが追加できました。

 

続いて、配置したウィジェットを長押しして[ウィジェットを編集]を選択。

 

アルバム名をタップして、アルバムのリストから、表示させたいアルバム名を選びます。余白をタップしてポップアップを閉じましょう。すると、指定したアルバムがウィジェットに表示されるようになりました。

 

ウィジェットをタップすると、そのアルバムにワンタップでアクセスできるのも便利なポイントです。

 

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Apple情報総合Webメディア「Mac Fan Portal」オープン! リニューアル特大号「Mac Fan」表紙に爆笑問題・太田 光

マイナビ出版は、Apple情報の総合ポータルサイト「Mac Fan Portal」を5月29日にオープンしました。

 

同サイトは、「Appleにかかわる『今知りたい!』を叶えるメディア」をタグラインに掲げ、Appleの新製品や最新OSの機能解説、Macの便利技やトラブルシューティング、導入事例など、様々なコンテンツを提供しています。

 

記事は毎日公開され、無料で閲覧可能。お笑い芸人のR藤本さんによる「つまらないゲームなど必要ない!Z」や、マンガ「Mac不安ちゃん」などのWeb連載記事も更新されます。

 

また、隔月刊化した雑誌「Mac Fan」最新号(2024年7月号)も同日に発売されました。価格は1073円(税別)。

 

表紙は、古くからのMacユーザだという、爆笑問題の太田 光さん。巻末インタビューでは、Macとの出会いや、愛用中のMacBookの使用感、そしてMacを使い続ける理由などを語っています。

 

第1特集「すごすぎるMacの世界」、第2特集「徹底検証『Safari』の実力」、第3特集「自作キーボードのススメ」のほか、「シン・マックな人」「もっと! Mac不安ちゃん」といった新連載なども掲載。

 

新WebメディアMac Fan Portalのオープンと、雑誌Mac Fanのリニューアルを記念して、Apple Gift Card 1万円×10名や、Apple製品と一緒に使いたい注目アクセサリなど、総額43万円相当の豪華賞品が抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施中。詳細はMac Fan Portal内のキャンペーンページ(https://macfan.book.mynavi.jp/article/811/)をご覧ください。

iOS17.2で登場の「ジャーナル」はどう使う?iPhoneで記録する日記アプリの活用法

2023年12月のiOS 17.2リリース後、突如ホーム画面に現れた新アプリ「ジャーナル」。iPhoneに標準搭載の日記アプリとして公開されましたが、最新バージョンへのOSアップデート後に初めて存在を知った、というケースも多いのではないでしょうか。

 

一見、よくある日記アプリのようですが、ジャーナルにはiPhoneの機械学習を用いた提案やリマインドなど、ユーザーが無理なく記録を継続していくためのさまざまな機能が盛り込まれています。そんなジャーナルを上手に使いこなすには? ガジェットライターとして活躍する井上晃さんに、基本の使い方や活用法を教えていただきました。

 

 

Apple純正アプリだからこその機能も!
「ジャーナル」で気軽に日記を楽しむ

 

ジャーナルは、iPhone標準搭載のシンプルな日記アプリ。日々の瞬間や人生の特別な出来事をテキストで記録するだけでなく、写真やビデオ、オーディオ、位置情報などを追加することで、より具体的に思い出を彩ることができます。

 

・日記を書くためのヒントが提案される

ジャーナルのもっとも特徴的と言える機能が、iPhoneの機械学習を活用した提案。写真や音楽、ワークアウトなど、iPhoneに記録されたデータをもとに、パーソナライズされた提案が作成され、日記を書くためのヒントとしてユーザーに提供されます。

 

外出先で撮影した写真と撮影場所の位置情報がセットになっていたり、ウォーキング中に聴いていた曲が歩数の記録に紐づいていたりと、アプリから提案されるヒントはユーザーの行動によってさまざま。

 

「日記を書くときは、その日のイベントや自分の心情について綴ることが多いと思います。ですが、日記に書けそうな特別な出来事が毎日あるとは限りません。いざ日記をつけ始めても内容に悩んでしまい、結局継続できずに諦めてしまったという人も多いはず。

 

ジャーナルは、iPhoneに記録されたユーザーの行動履歴に基づいて日記のネタをレコメンドして、日記を継続していくためのサポートをしてくれます。普段の自分だったら思いつかないようなテーマが提案されることもあるので、新鮮な気持ちで日記を書くことができます」(ガジェットライター・井上晃さん、以下同)

 

・パーソナルな情報を非公開で書き留められる

ジャーナルでは、SNSに投稿するような感覚でカジュアルに日記を書くことができますが、SNSとは違い、日記の内容がネット上に公開されることはありません。他人の目を気にすることなく、鍵付きの日記帳のように思ったことを書き留めておけるのも、ジャーナルの魅力です。

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

「ジャーナル」を使いこなすための基本設定

ジャーナルを最大限に活用するために、まずは設定のカスタマイズから始めましょう。

 

・リマインド設定で記入を習慣づける

日記を習慣化するためのリマインドを設定します。あらかじめ曜日と時刻を設定すると、指定したタイミングでプッシュ通知が届くので、忘れずに記入することができます。

 

【設定方法】
「設定」アプリ→「ジャーナル」→「ジャーナル記入のスケジュール」→「スケジュールする」をオン

 

アプリの操作中に出てくるポップアップ(写真左)から設定に飛ぶこともできます。

 

・「記入の提案」をオンにする

iPhoneに記録されている情報をジャーナルに連携すると、そのデータに基づいた提案がアプリ内に表示されます。デフォルトですべてのデータ共有がオンになっていますが、有効・無効は設定からカスタマイズが可能です。

 

【設定方法】
「設定」アプリ→「ジャーナル」→「ジャーナル記録の提案」→「提案のプライバシー設定」

各種データとの連携をオンにすることで、ジャーナルからの提案の幅が広がります。

 

・「ロック」機能でプライバシーを保護

iPhone本体のロックとは別に、アプリ自体にロックをかけることも可能です。アプリを開く際に、デバイスのパスコードや生体認証が必要になるので、他者からの閲覧を防ぎます。

 

【設定方法】
「設定」アプリ→「ジャーナル」→「ジャーナルをロック」→「ロック」をオン

 

iPhone15Pro・ProMaxで夜景撮影に成功するには?望遠レンズの活用や構図の決め方など夜景写真家が解説

 

アプリからの提案が日記のヒントに!
「ジャーナル」の4つの記録方法

設定ができたところで、早速日記をつけてみましょう。ジャーナルの記録方法には、いくつか種類があります。

 

1.新規エントリーを作成する

ジャーナル上の記録のことを、「エントリー」と呼びます。新しくエントリーを作成するには、画面下部にある「+」アイコンをタップします。

 

「新規エントリー」を選択すると、テキストのほか、写真やボイスメッセージ、位置情報などをリアルタイムで記録することができます。エントリーの編集や削除、ブックマークは、該当のエントリーを左右にスワイプすることで簡単に行えます。

 

「基本的には作成した当日の日付がエントリー日として記録されますが、日付の右にある『…』アイコンをタップして『カスタムの日付』を選択すると、エントリー日を自由に設定できます。過去の写真や位置情報などのデータを用いてエントリーを作成する場合は、そのデータが記録された日付を選択することも可能です」

 

2.ジャーナルからの提案にもとづいて書いてみる

記入の提案をオンにすると、iPhoneに記録されたデータからパーソナライズされた、ジャーナル記録のヒントが作成されます。アプリからの提案をもとに日記を作成したい場合は、「モーメントを選択して書く」から選択して書くことができます。

 

「ミュージック」アプリで数日の間に再生した曲が、モーメントに表示されます。

 

「おすすめ」タブでは、日記のネタになりそうな写真や外出の記録などが、機械学習によってピックアップされて提案されます。「最近」タブには、ウォーキングの歩数や最近聞いた音楽などのデータが、直近の日付・時間順に並んで表示されます。

 

「撮影した写真や聴いた音楽が、日時や位置情報と紐づけられ、グループ化された状態で表示されるので、その日の思い出をより正確に思い返しながら記録することができます」

 

ワークアウトのデータと、そのときに撮影した画像を紐づけて投稿することも可能です。

 

3.日記の内容に困ったら「振り返り」を使ってみる

おすすめタブに表示される日記のアイデアの中には、「振り返り」という機能もあります。振り返りでは、アプリから質問形式で投げかけられるテーマに対して回答するようなかたちで、自分の考えを書き留めることができます。

 

円形の矢印アイコンをタップすると、質問の切り替えが可能です。

 

「振り返りには、内省を促す問いかけのようなテーマがいくつか表示されます。書く内容が思いつかない日は、振り返り機能を活用して、自分を見つめ直してみるのも良いかもしれません」

 

4.外部アプリからシェアして記録

外部アプリやWebサイトのデータを引用する際は、共有機能を使います。タブに提案が表示されないコンテンツでも、エントリー内に挿入することが可能です。

 

各アプリやサイトの共有機能をタップすると、iPhoneの共有メニューが開き、ジャーナルアプリのアイコンが表示されます。アイコンを選択すると、ジャーナルの新規エントリーが開き、リンクが引用されます。

 

「ネットニュースを読んだ感想を書きたいときや、購入したチケットについて記録したいときなど、そのページのURLを引用することでリンクに飛ぶことができます」

 

なお、ジャーナルで記録したエントリーは、SNSのタイムラインのように、スクロールで遡って閲覧することができます。

 

 

画像右上の「≡」(ハンバーガーボタン)をタップすると、写真やアクティビティ、振り返りなど、過去に投稿した投稿のカテゴリーや、ブックマークなどが表示されます。いずれかをタップすることでフィルタがかかるので、見たいエントリーに絞って振り返ることができます。

 

使い方は自分次第。
何気ない日々の記録を残してみる

ジャーナルはその名の通り、日記として使うことを前提としていますが、その使い方は日記以外にも。井上さんは、ジャーナルの活用法として、「思ったことや気になったことをざっくばらんに書き留める、メモ的なアプリとして利用するのも良いと思います」と話します。

 

「ふと思いついたことって、その場で記録しておかないと後々忘れてしまいがちですよね。ジャーナルならサクッと記録ができますし、その日の行動がデータとして残るので、後で思い出す手間を省いてくれます。
例えば、Apple Musicで曲を流していて偶然好みの曲やアーティストを見つけたときにも、ジャーナル上で記録しておけば名前を忘れてしまうことがありません。ウォーキング中に気になった花を撮影しておいて、後で種類を調べるために記録しておくのも良いと思います。自分の行動や思考を後で思い返すための、備忘録のような使い方もオススメです」

 

 

他の人に見られる心配がないからこそ、どんな些細なことでも書き留めておける「ジャーナル」。日常の一瞬に焦点を当てた、ちょっとした記録の積み重ねが、自分だけの新たな発見につながるかもしれません。これまで日記をつけてこなかった人も、継続して日記をつけるためのはじめの一歩として、活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

Profile

ガジェットライター / 井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。

iPhoneは1台だけでOK! 画面上にあるQRコードを読み取るには【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneの画面上に表示されたQRコードを読み取る方法」です。

 

 

iPhoneのカメラでQRコードを読み取るには「カメラ」アプリや「コードスキャナー」を使用しますよね。しかし、iPhoneの画面上に表示されたQRコードはどうやって読み取ればよいのでしょうか。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Safariで開いたWebページに表示されたQRコードを読み取る方法を解説します。手順は、QRコードを長押しし、ポップアップが開いたら[QRコード]を選んで[開く]をタップするだけ。簡単にQRコードを開くことができます。

 

続いて、メールに貼り付けられて届いたQRコードを読み取る方法を確認しましょう。手順は、貼り付けられたQRコードを長押しし、ポップアップが開いたら[Safariで開く]をタップするだけです。

 

最後に、「写真」アプリに保存したQRコードを読み取る方法です。対象の写真を開いたら、QRコードを長押し。ポップアップが開いたら[Safariで開く]をタップすればOKです。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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円安の今、ネットでiPhoneを買うならどこがお得なのか?

1ドル140円程度だった2024年初めから円安は一気に進み、4月下旬には34年ぶりに1ドル160円台をつける展開となりました。記録的な円安水準はiPhoneの端末価格にも影響を与えており、しばらくは高止まりが続きそうです。

 

こんな状況の中、少しでもお得にiPhoneを購入するにはどんな選択肢があるのでしょうか? Apple公式、大手通信キャリア、格安SIM会社などさまざまな購入経路の端末価格を調査・比較してみました。

 

最新機種の端末価格だけを見るならApple Store

↑iPhone 15

 

長く使うことを想定すると、多少価格は高くても最新機種を購入するのは良い選択肢といえます。ここでは、最新機種の中から「iPhone 15」(128GB)をピックアップして比較をしてみました。

 

なお、大手通信キャリアでは、2年程度で端末を返却することで価格が安くなる端末購入プログラムを導入していますが、本記事ではこれに触れず、オンラインショップで一括購入をする場合の金額を比較します。

 

【iPhone 15 128GBの端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の価格
Apple Store 12万4800円
ドコモ 14万9490円 10万5490円(5G WELCOME割適用)
au 14万5640円 14万140円(au Online Shop お得割適用)
ソフトバンク 14万5152円 12万3168円(オンラインショップ割適用)
楽天モバイル 13万1800円 9万9800円 ※1(キャンペーン適用)

※2024年5月2日時点の情報(以下同)
※価格は税込(以下同)
※1. ポイント還元も含む実質価格

 

iPhoneの最新機種は基本的に、Apple Storeまたは大手通信キャリア4社のいずれかで購入できます。

 

乗り換え割引などを適用しない場合の一括価格はApple Storeが最安値。もっとも価格差が大きいドコモと比較すると、その差は2万4690円となっています。

 

一方、ドコモの「5G WELCOME割」やソフトバンクの「オンラインショップ割」など、他社からの乗り換え時に使用できる割引を適用すれば価格を大きく下げることが可能。4社のうち、ドコモとソフトバンク、楽天モバイルの3社でApple Storeよりも安価に購入できます。

 

特に楽天モバイルはポイント還元も含めた実質価格が非常に安く、「iPhoneトク得乗り換え!対象のiPhoneが最大32,000円相当おトク!」を使えば、実質10万円を切る価格で購入できます。

 

楽天モバイルの割引を最大限受けるためには、「他社からの乗り換え」に加えて「初めて楽天モバイルに申し込むこと」など複数の条件がありますが、クリアできそうなら楽天モバイルでの購入がお得です。

 

なお、auの「au Online Shop お得割」はiPhone 15 128GBに限って割引額が控えめとなっていますが、他の容量や他機種ではもっと安価に購入できるので、auへの乗り換え時は他機種も参照してみましょう。

 

また冒頭でお伝えしたように、端末購入プログラムは含まれていません。実際にiPhone 15を購入する際はそのあたりを考慮に入れる場合もあるでしょう。

 

少しでも節約したいならiPhone 13やiPhone SEが狙い目

iPhoneは毎年9月頃、チップやカメラなどの性能が向上した新製品を発売します。もちろん、最新機種を使うに越したことはありませんが、iPhoneの場合、数世代前の機種でも十分快適に使える性能を有しています。そのため、端末価格を抑えたいのなら旧世代機を購入することも有力な選択肢といえるでしょう。

 

現在、各社が多く取り扱っている旧世代機は「iPhone 13」と「iPhone SE」(第3世代)です。ここでは、この2機種の価格を比較してみましょう。

↑iPhone 13

 

【iPhone 13 128GBの端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の参考価格
Apple Store 9万5800円
楽天モバイル 10万8700円 7万6700円 ※(キャンペーン適用)
UQモバイル 11万4720円(機種変更) 9万2720円(他社からの乗り換え)

※ポイント還元も含む実質価格

 

2021年発売のiPhone 13 128GBは、Apple Store、楽天モバイル、UQモバイルが販売中となっていました。端末の一括購入価格を比較すると、もっとも安価なのはやはりApple Store。上記の中で唯一、10万円を切る価格で販売されています。

 

ただし、割引を適用させた場合、楽天モバイルとUQモバイルともにApple Storeの一括価格を下回る結果となりました。UQモバイルの「UQ mobile オンラインショップ おトク割」は、特定のプランやオプションへの加入が求められるなど条件が若干厳しくなっていますが、クリアできそうなら狙い目と言えます。

 

なお、iPhone 13は品切れが目立つようになってきています。購入を考えている場合、早めに購入したほうが良いでしょう。

↑iPhone SE

 

【iPhone SE(第3世代)64GBの端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の参考価格
Apple Store 6万2800円
ドコモ 7万3370円 5万6870円(5G WELCOME割適用)
au 7万935円 4万8935円(au Online Shop お得割適用)
ソフトバンク 7万3440円 5万1456円(他社からの乗り換え)
楽天モバイル 6万4000円 4万2000円 ※(キャンペーン適用)
UQモバイル 7万935円(機種変更) 4万8935円(他社からの乗り換え)
ワイモバイル 7万3440円 5万5440円(オンラインで購入する場合)

※ポイント還元も含む実質価格

 

コンパクトで扱いやすいサイズ、Touch ID(指紋認証)の搭載などで根強い人気を誇る機種が、2022年3月発売のiPhone SE(第3世代)です。ここではもっとも安価な64GBモデルの金額を比較してみましょう。

 

こちらの機種は大手通信キャリア、サブブランドともに取り扱いが充実しており、価格も全体的に控えめ。端末の一括購入価格はApple Storeが最安値ですが、他機種ほどの金額差はありません。たとえば楽天モバイルの場合、割引を適用させなくてもApple Storeとほぼ同水準の価格となっています。

 

さらに割引を適用すれば、どのキャリア/ブランドもApple Storeより安くなります。このうちau・楽天モバイル・UQモバイルは4万円台で購入可能なので、端末代を安くしたい人はこの3社が有力な選択肢となるでしょう。

 

MVNOで販売しているiPhoneは中古品であればお買い得なことも

LIBMOのサイトから

 

ここまでは、大手通信キャリアとサブブランドにおけるiPhoneの価格を比較してきました。

 

一方、MVNO各社でもiPhoneは販売されています。たとえば、iPhone SE(第3世代)64GBはmineoなど多くのMVNOが取り扱っています。ここでは、3社の価格をピックアップして比較してみました。

 

【iPhone SE(第3世代)64GBのMVNO端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の参考価格
【参考】Apple Store 6万2800円
【参考】楽天モバイル 6万4000円 4万2000円 ※(キャンペーン適用)
【MVNO】mineo 7万224円
【MVNO】QT mobile 7万2072円 6万4865円(BBIQキャッシュバックサービス適用)
【MVNO】LIBMO 5万9400円 4万9400円(スマホ大特価セール適用)

※ポイント還元も含む実質価格

 

前項同様、端末価格ではApple Storeと楽天モバイルが最安値であることがわかります。また、MVNOであるLIBMOの価格も安く、一括価格はApple Storeよりも安い5万9400円(税込)となっています。

 

ただし注意しなければならないのは、LIBMOは「未使用品」の中古品であると記載されている点です。未使用品の場合、ほぼ新品同様に使える状態ではありますが、保証が劣るなどのデメリットも理解したうえで購入するようにしましょう。

 

一方、mineoやQT mobileでもiPhoneを取り扱っていますが、どちらもApple Storeの価格より高く販売されています。そのため、これらのMVNOでiPhoneを使いたい場合、Apple Storeで端末を購入してからSIMのみの契約をしたほうがお得です。

 

今回はApple Store、大手キャリア、サブブランドやMVNOに絞ってiPhoneの端末価格を見てきました。当然、中古に目を向けたり、より昔の機種に絞ればさらに安い端末はあるはずです。そんなときにも価格の目安として参考にしてみてください。

Siriも使える、iPhoneで「ChatGPT」を賢く使う5つのテクニック

「ChatGPT(チャットジーピーティー)」のような対話型の生成AIチャットツールを、PCから使ったことがある人は多いはず。一方、スマートフォンアプリからの活用はどうでしょうか。画面の作業領域が限られるモバイル端末でこそ、生成AIツールを活かすことで、効率的な操作ができるもの。「PCでは試したけど、スマホでは使っていない」は、もったいないといえます。

 

ChatGPTのモバイル向けiOS版アプリは2023年5月、Android版アプリは同年7月、と早い時期から日本でも使え、使用環境自体はすでにしっかり整っています。そこで本稿では、iPhoneでChatGPTを便利に使うために知っておきたいテクニックを5つ紹介します。

↑App Storeには「ChatGPT」のAPIを活用した類似アプリが数多く公開されているが、OpenAI社が提供している公式の「ChatGPT」アプリを利用しよう

 

その1 使う目的を絞る

大前提として、ChatGPTで使われている学習データは、無料版の「GPT-3.5」を選択している状態で2021年9月まで、有料版の「ChatGPT Plus」を契約して「GPT-4」を選択している状態で2023年4月までです。大部分の方は無料プランを利用されていると思いますので、そもそも最近のトピックを扱うような使い方は適していません。また、たとえ有料プランであっても、デフォルトの状態では「明日の東京の天気を教えて」のような指示に対して、正確な回答は返ってきません。

 

こうした前提があるため、モバイル端末での利用に限らず、「ChatGPT」を使う用途自体をあらかじめ絞り込んでおくことが重要です。たとえば、(1)英会話の勉強用に口語表現の例文を作成してもらう、(2)メールの返信の文面の雛型を整えてもらう、(3)企画のアイデア出しを手伝ってもらう——といった目的ならば、モバイル環境でもChatGPTのメリットを活かしやすいでしょう。

↑なんとなく意味のない使い方をするのではなく、自身のスタイルに関連した用途を見極めよう

 

もちろん、使いやすい目的というのは、人によって大きく変わってくる部分です。まずは自身にとってのちょうどよい用途が見つかるまで、使い込んでみましょう。

 

その2 音声対話機能を使う

モバイル向けアプリでは、音声対話機能(ChatGPT with voice)が使用可能。プロンプト(ChatGPTに対する指示や質問)を口頭で話しかけると、回答を音声で読み上げる形で返答してくれます。

 

機能を利用するには、ChatGPTアプリの画面右下にあるヘッドフォンのアイコンをタップすればOK。初期設定時には、音声の種類を選ぶ画面が起動するので、画面説明に従って操作をしましょう。選択した音声は後から変更することもできます。

↑ヘッドフォンのアイコンをタップすると、音声対話機能が起動する

 

メリットは、(1)「会話」の形式自体を活かせること、(2)画面を見ずにハンズフリーで使えること——の2つ。たとえば、英会話の練習として、英語で話しかければ、それに対して応答してくれます。また、料理など別の作業をしていて手作業でキーボードを扱いづらい場面などでも、レシピの相談などに使えます。

 

その3 ショートカット経由でSiriから使う

ややマニアックではありますが、「ショートカット」アプリを経由して、SiriからChatGPTを使うという方法もあります。この操作では、処理の待ち時間は少し発生するものの、アプリを起動せずに済むので、ちょっとした質問や指示をすばやくChatGPTに投げることができます。

 

準備の手順が少し長いので、確認しながら操作しましょう。まずApp Storeから「ショートカット」アプリをインストール、あるいは最新版に更新し、アプリを起動。以下の手順を参考にしつつ、操作してみてください。

↑アプリをインストールし、「ショートカット」タブの画面を下へスクロールし「ChatGPT>」の部分をタップ

 

↑次画面で右上の「(i)」をタップして、「Siri」のスイッチをオンに

 

↑「Ask ChatGTP」の欄にある「・・・」をタップし、表示されたメニュー「新規ショートカット」を選択。ショートカットの作成画面が起動したら、最上部のショートカット名(Ask ChatGPT)の横にある「V」をタップ。「名称変更」を選択し、呼びやすい名称(たとえば「チャットで」など)を入力

 

↑「Ask ChatGPT Message (>)」の「(>)」をタップして、「Start new chat」のスイッチをオンにし、表示された「Model」の欄の「選択」をタップして、無料版アカウントの場合には「GPT-3.5」を選択。ここで「Message」の部分に「では、」と入力し、画面右上の「完了」をタップして、設定完了

 

あとは、“先ほどの設定手順で入力した名称”を使って、たとえば「ヘイシリ、“チャットで”」のように呼びかけると、Siriを介して、ホーム画面上でChatGPTを活用することができます。こうした使い方はiPhoneならではでしょう。

↑ポップアップウィンドウに指示を入力して「完了」をタップ。生成された回答の表示のされ方の例

 

その4 プロンプトの工夫をする

さて、特殊な運用方法については置いておき、ここで通常のアプリの使用に話を戻します。ChatGPTからの回答が期待どおりにならない場合には、プロンプトを工夫するパターンをいくつか使い分けると良いでしょう。

 

前提として、「〜を教えて」のように、直接指示や質問をするアプローチを「Zero-Shotプロンプティング」と呼びます。この方法だけでは、期待どおりの回答が得られないことが多いです。

 

期待した回答を引き出すにはたとえば、具体例を示しながら指示や質問をする「Few-Shotプロンプティング」や、計算や論理の展開など、思考の流れ自体を例として提示しつつ指示や質問をする「Chain-of-Thought(CoT)」のアプローチを選択します。

↑端的に指示をするアプローチ(左)と、例を示しながら指示をするアプローチ(右)で出力の使い勝手がかなり変わる

 

プロンプティングは深掘りすると情報量が膨大になるので、本稿では詳細を割愛しますが、興味があれば調べてみてください。

 

その5 「カスタム指示」機能を使う

一方、プロンプトを使いこなすようになってくると、毎回同じように入力するのは億劫に感じるはず。ただし、先述したように使用用途を絞り込んでおけば、ChatGPTの標準機能である「カスタム指示(Custom instructions)」を活用して、必要な回答のパターンや流れをある程度誘導することができます。

 

具体的な操作としては、アプリ画面の左上をタップし、最下部にあるアカウントの名称をタップ。「Custom instructions」を選択して機能を有効にし、自身のバックグラウンドや、すべての出力に対する共通の指示を書き込んでおきましょう。

↑アプリ画面左上の二本線をタップ後、末尾のユーザー名をタップ。設定画面が表示されるので「Custom instructions」を選択する

 

↑スイッチをオンにして、すべてのチャットに共通の指示を入力。なお、キツめの表現で厳格に指示しないと、指示したルールは守られにくい

 

たとえば、出力を「です・ます調」ではなく、必ず「だ・である調」にするような使い方ができますし、メールの雛型を出力する際に守るべきルールなどを指定することもできます。同機能を工夫しつつ使うことで、長文のプロンプトを整えづらいモバイルの環境でも、使い勝手が良くなります。

 

慣れてきたら有料プランも要検討

なお、本稿では割愛しましたが、ChatGPTの有料プランである「ChatGPT Plus」を契約しておけば、大規模言語モデルが「GPT-4」にアップグレードされるだけでなく、画像生成やデータの分析・出力、GPTsなどの付加的な機能も使えるようになります。

 

iOSアプリのようなモバイル環境でも、使用用途によっては、有料プランにするメリットはあるので、ChatGPTの使用頻度が高くなってきたときには、こちらも検討してみるといいでしょう。

 

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iOS17なら自動返信設定もラク! どうしてもメールの返信ができないときは……【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「受信したメールに自動返信する方法」です。

 

 

お盆や年末年始など、どうしてもメールの返信ができないときってありますよね。そんなときに便利なのが、メールの自動返信機能です。従来iPhoneで受信したメールへ自動返信したい場合は、iCloud.com(アイクラウドドットコム)にアクセスし設定する必要がありました。しかし、iOS 17では「設定」アプリ上から自動返信を設定できるようになったんです。いちいちiCloud.comにアクセスする必要がないので、自動返信の管理がグッと楽になります! さっそく手順を解説しましょう。

 

まず「設定」アプリを開いたら、一番上にあるApple IDをタップします。するとApple IDの設定画面に切り替わるので「iCloud」→[iCloudメール]→[自動返信]と進み、[自動返信を送信]をオンにしましょう。

 

すると[開始日]や[終了日]を入力する欄が現れるので、[開始日]に自動返信したい期間の開始日を、[終了日]に自動返信したい期間の終了日を入れます。そしてその下にある空欄に、自動返信したいメッセージを書き込み、[完了]ボタンをタップしましょう。これで、設定した開始日から終了日までに届いたメールに、あらかじめ設定した文章を自動返信することができます。

 

この方法を使えば、iCloud.comから設定していたときよりも楽に自動返信を設定できるので手間がかからずとても便利です。ぜひ試してみてくださいね!

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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急な雨や雷にも慌てない! iOSの「天気」アプリが雨の予報を事前にお知らせ【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「天気」アプリから雨予報の通知を受け取ろう!」です。

 

 

iOS 17では、「天気」アプリがパワーアップしました。現在地で降雨や降雪、また雷など特定の気象現象の発生が予測されるときに、アプリから通知を受け取れるようになったんです。この機能を使えば、急な雨や雷に慌てることを防げます。早速手順を解説しましょう!

 

まず最初に「設定」アプリを開き、「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「天気」と進み、位置情報の利用許可を[常に]に設定しておきます。このときに、画面下部にある「正確な位置情報」をオンにしておくことで、より精度の高い現在地の通知を受け取ることができます。

 

続いて、ホーム画面に戻り「天気」アプリを開きましょう。画面右下のアイコンをタップしたのち、右上のボタンをタップし[通知]を選択します。するとポップアップが表示されるので、[続ける]→[許可]と進み、「天気」アプリからの通知を許可します。すると「重大な気象」と「これから1時間の降水の強さ」の通知のオンオフが選べるので、こちらをオンにすれば設定は完了です。

 

これで、雨や雪などが降る前に通知が届くので、急な雨に濡れることを防げますね。

 

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聴かせたい音楽をどんどんシェア! 「ミュージック」プレイリストをみんなで編集しよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「ミュージック」のプレイリストを友達と共有&編集しよう」です。

 

 

自分で作ったプレイリストを友だちにも勧めたい。そんなときに便利なのがプレイリストの共有機能です。この機能は以前からもありましたが、iOS 17.3では共有した相手がプレイリストを編集できるようになりました。共有したプレイリストにお互い好きな曲を追加しあう…なんて楽しみができますね。早速、その方法を紹介してみましょう。

 

まずはプレイリストの共有方法を見ていきましょう。「ミュージック」アプリを開き、[ライブラリ]、[プレイリスト]と進み、共有したいプレイリストを選びます。プレイリストが開いたら、画面上部にあるアイコンをタップ。するとポップアップが開くので、[共同作業者を承認]をオンにして[共同作業を開始]をタップします。

 

次に共有相手を選択します。もし共有したい相手が候補に表示されていなければ、[コピー]を選んで「メッセージ」などでリンクを送りましょう。

 

ちなみに共有したい相手が目の前にいる場合はQRコードを使って招待することも可能です。先ほどと同様に画面上部のアイコンをタップし、[QRコード]を選択。表示されたQRコードをスキャンしてもらえばOKです。

 

では続いて、招待された人の動作を確認しましょう。

 

メッセージやメールから[プレイリストに参加]をタップ。すると「ミュージック」の参加承認画面に切り替わるので[参加をリクエスト]を選択します。

 

リクエストが承認されると、招待された人が自分のプレイリストと同様に再生したり、編集したりすることが可能です。

 

ちなみに、共有をやめる場合は、共有中のプレイリストを開き、画面上部のアイコンをタップ。「共同作業」の横にある[停止]をタップすれば、参加者全員の共同作業が停止されます。個別のユーザの共同作業を停止したい場合は、対象のユーザ名を左にスワイプし[削除]を選べばOKです。

 

なお、この機能はApple Musicの契約者だけが使える機能です。その点にだけ注意しましょう。

 

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標準モデルとProモデルでデザインが全然違う!? iPhone 16シリーズのダミーモデル4種類が出揃う

「iPhone 16」シリーズのダミーモデルとされる画像を、リークアカウントのSonny Dickson(ソニー・ディクソン)氏が投稿しています。

↑Sonny Dickson / Xより

 

今年のiPhone 16シリーズでは「iPhone 15」シリーズと同じく、上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」と、標準モデルの「iPhone 16/16 Plus」の投入が予測されています。以前に流出したダミーモデルでは、iPhone 16/16 Plusにて縦型の背面カメラが搭載されることが確認されました。

 

 

今回のダミーモデルでは、iPhone 16 Pro/Pro Maxの本体サイズがiPhone 16/16 Plusよりも若干大きいことがわかります。これは、iPhone 16 Pro/Pro Maxの画面サイズが6.1/6.7インチから6.3/6.9インチへと大型化していることが原因のようです。

 

iPhone 16シリーズの全モデルで、本体左側側面に「アクションボタン」、右側側面に「キャプチャーボタン」が存在していることがわかります。iPhone 16シリーズではアクションボタンがボリュームボタンと同等の大きさになるとの噂もありますが、今回のダミーモデルでは現行モデルと同じ、小さなサイズとなっています。

 

例年どおりなら、今年の秋に登場するであろうiPhone 16シリーズ。画面が大きくなるPro/Pro Maxモデルだけでなく、アクションボタンやキャプチャーボタンが搭載される標準モデルも、大いに注目されることになりそうです。

 

Source: Sonny Dickson / X via MacRumorsより

買い物がグッとはかどる! 「リマインダー」アプリで“買い物リスト”を作ってみよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『買い物リスト』を活用しよう!」です。

 

 

「リマインダー」アプリを「買い物リスト」として使っている人も多いのではないでしょうか。これまでは、購入する商品を順番に表示するだけでしたが、iOS 17からは、キャベツやサツマイモは「野菜」に、牛乳は「乳製品」に、ソーセージや挽き肉は「お肉・ハム・ベーコンなど」に、塩や砂糖は「調味料・油・香辛料など」に自動で分類できるようになったんです。この機能を使えば、リストの視認性が高まり、買い物がより効率的になります。さっそく使い方を解説しましょう!

 

「リマインダー」アプリを開いたら、画面右下の[リストを追加]をタップしてリストを新規作成します。リスト名にわかりやすい名前を書き込み、[リストタイプ]で[買い物リスト]を選択。カラーやアイコンも選べるので、好みのものを選んだら[完了]をタップしましょう。

 

続いて、リスト内に購入する商品を入力すると、その内容に応じて「乳製品」などと自動でカテゴリ分けされていきます。野菜コーナーや魚コーナーなど、カテゴリごとに商品が並ぶことが多いスーパーにおいて、この機能を使えば「あれを取り忘れた!」などと行ったり来たりしなくて済みますね。

 

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「iPhone 16」シリーズではRAMか内蔵ストレージを増やす? オンデバイスAIを動かすため

これまでのiPhoneは搭載RAMが最大8GB止まりであり、サムスンのGalaxy S24 Ultra(12GB)等Androidのフラッグシップ機よりも少なめに抑えられていました。

↑RAM 8GBではツラい?

 

が、次期「iPhone 16」シリーズではオンデバイスAI(クラウドに依存せず、デバイス内部で処理するAI)のためにRAMを増やすか、内蔵ストレージの下限を引き上げる可能性があるとの噂が報じられています。

 

著名リーカーRevegnus氏は、「韓国の証券会社」からの興味深いレポートを紹介。一部アナリストは「オンデバイスAIのためiPhone 16のRAM容量が増える」と予想しているとのことです。すでに投稿は削除されていますが、テックメディアWccftechやTechradarほか複数のサイトが内容を確認しています。

 

その一方で、アップルはRAMの代わりにNANDフラッシュ、つまり内蔵SSDを一種の仮想RAMとして扱うことで、オンデバイスAIを実現できるという研究論文を発表していたことがあります。

 

そこから、アップルがRAMを8GB以上に増やす代わりに、基本(最低)ストレージ容量を従来の128GBから256GBに増やす可能性があり。要は、RAMかストレージのどちらかを増やすのは避けがたいということでしょう。

 

より多くのRAMを搭載すれば、メイン基板の再設計を余儀なくされることもあり得ます。またRAMチップを追加すると消費電力が増え、バッテリー持続時間の低下につながる事態も考えられます。

 

すでにiPhoneは最大1TBのストレージを搭載できるよう設計されているため、基本ストレージ容量を増やす方が可能性が高いのかもしれません。

 

しかしアップルは最近、iPhone 15の128GBモデルでも「たくさんの写真が保存できる」と宣伝したばかりです。iPhone 16で下限が256GBとなれば「128GBでは足りない」とアピールするのかもしれません。

 

Source:Revegnus(X) 
via:Wccftech

iPhone 16は4モデルすべて超薄型ベゼルになる? 過去に断念した技術を採用か

今年の登場が期待されている「iPhone 16」シリーズの4モデルすべてに、超薄型ベゼルが採用されるとの情報を、韓国語ニュースサイトのSisa Journalが伝えています。

↑MacRumorsより

 

昨年発売された「iPhone 15 Pro/Pro Max」では「低射出圧オーバーモールディング(LIPO)」という技術を採用。「iPhone 14」では約2.2mmだったベゼルが、1.5mmにまで薄くなりました。またiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、6.3インチ/6.9インチの大型ディスプレイの採用が噂されています。

 

今回の報道によれば、iPhone 16シリーズではディスプレイを囲うベゼルを最小化するために、「Border Reduction Structure(BRS)」という技術を採用するとのこと。これは内部も銅配線をよりコンパクトなパッケージに巻き取る技術で、これによりベゼルのさらなる薄型化が実現できるというのです。

 

Appleは以前にもBRSをiPhoneで採用しようとしていましたが、熱問題で断念していました。しかし最近の放熱技術の工場により、BRSの採用が現実的となったのです。

 

スマートフォンの本体が大型化すれば、内部スペースが増えることで、より効率的に部品を配置することができます。さらに放熱性も向上するので、iPhone 16シリーズでは超薄型ベゼルの採用が可能となるのかもしれません。

 

Source: Sisa Journal via MacRumors

画面の大型化も! iPhone 16で期待される目玉アップグレード5つ

今年の投入期待される「iPhone 16」の目玉となる5つのアップデートについて、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑MacRumorsより

 

キャプチャーボタン

iPhone 16では4モデルすべてで、電源ボタンの下にキャプチャーボタンの搭載が期待されています。こちらはiPhoneを横向きに構えた時に、写真や動画を撮影するためのボタンで、機械的なボタンながら複数の圧力レベルに対応します。それにより、軽く押し込むとフォーカスが合い、押し込むと録画が開始できるようです。

 

ディスプレイサイズ

iPhone 16 Proでは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxでは6.9インチの大型ディスプレイが噂されています。一方でiPhone 16/16 Plusは引き続き、6.1インチ/6.7インチディスプレイを搭載するようです。

 

カメラ

iPhone 16/16 Plusではカメラが縦方向に配置され、空間ビデオの撮影が可能となる可能性があります。iPhone 16 Pro/Pro Maxでは超広角カメラが4800万画素にアップグレードされ、iPhone 16 Proでは光学5倍のズームレンズが搭載されるようです。

 

より高速な5G

iPhone 16 Pro/Pro MaxではQualcomm(クアルコム)の最新モデムチップ「Snapdragon X75」を搭載し、より高速な5G通信が可能となり、消費電力も削減されます。このモデムチップには第2世代のAIプロセッサーが搭載され、速度や信頼性、位置精度が向上します。

 

生成AI

iOS 18ではAIベースの大幅な改善が行われます。iPhone 16の4モデルすべてに「A18」チップ(上位モデルではA18 Pro)が搭載され、より高速なニューラルエンジンが搭載される見込みです。これによりオンデバイスによるAI処理の性能が向上する見込みです。

 

iPhone 16では画面サイズの大型化や生成AI機能の強化など、かなり楽しみなアップグレードがいくつかあるようです。一方で画面サイズの変更により本体価格が上昇しないかが、個人的には若干気になるところでもあります。

 

Source: MacRumors

折りたたみiPhoneは2026年、ディスプレイの穴が減る画面下Face IDは2027年に実現? 大手調査会社が予想

今後のiPhoneでは折りたたみ式モデルや、画面下Face ID(顔認証関連パーツが完全に画面の裏に隠され、ディスプレイの穴が1つ減る)が実現すると噂されてきました。それらが、発売までには数年かかると市場調査会社が予想しています。

↑大手調査会社Omdiaが予想

 

大手調査会社Omdiaの上級マーケットリサーチャーは、2024年のKorea Display Conference(韓国でのディスプレイ関連カンファレンス)にて、アップルは市場の予想よりも遅れて折りたたみ式と画面下Face IDモデルを投入すると語りました。

 

まず、2025年には有機EL画面を採用した「iPhone SE4」が登場し、同年後半には「iPhone 17」シリーズが4モデル全てにLTPO TFT(常時表示ディスプレイ)を採用すれば、アップルも上位モデルの差別化を迫られると主張しています。

 

その差別化のため、上位モデルに画面下Face IDが導入されるというわけです。当初、アップルはこれを2024年の「iPhone 16」に追加する予定だったものの、現在では2027年までずれ込んだとのこと。こうした予想は、信頼性の高いアナリストRoss Young氏とも一致しています

 

また、2026年には7~8インチの折りたたみ式iPhoneが発売されると主張。すでに競合他社が折りたたみスマートフォンを発売しているものの、このサイズであれば差を付けられると語っています。

 

こうした折りたたみ式iPhoneは、有機EL画面を搭載したiPad mini的なものになる見通し。その結果「7インチの折りたたみ式製品が発売されれば、iPad miniとのシナジー効果や差別化を狙うことができる」と主張しています。

 

こちらは、独自の情報源を持つニュースメディアThe Informationの記事ともほぼ符合。これまでは折りたたみiPhoneがiPad miniを置き換えるとの予想もありましたが、iPadは液晶画面のままにしておき、並行して販売し続けるのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:BGR

iPhone 16 Pro、側面ボタンのデザインが変更? “アクションボタン”が大型化か

今年登場とみられる「iPhone 16 Pro」の、CAD(設計)レンダリングとされる画像が海外にて投稿されており、側面ボタンのデザインが予測されています。

↑91Mobilesより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxに関しては以前にも予測レンダリング画像が登場しており、画面の大型化やキャプチャーボタンの設置がされています。搭載される「A18」プロセッサは、AI(人工知能)関連機能が強化されるようです。

 

今回公開されたレンダリング画像では、音量ボタンの上部のアクションボタンが縦に長くなっていることがわかります。音量ボタンとの区別をつけるためか、その幅は若干太くなっているようです。そして本体の右側側面には、キャプチャーボタンが搭載されています。

 

iPhone 16 Proでは、ProモデルもMaxモデルと同じように光学5倍ズームカメラが搭載されると噂されています。またキャプチャーボタンはデジカメのように半押しをしたり、左右スワイプでズームインやアウトといった操作もできるようです。さらに、ゴールド系カラーの復活も噂されています。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 16 Proは現行モデルの「iPhone 15 Pro」と比較して、小改良モデルとなりそうです。個人的にはiPhone 15 Proのアクションボタンは小さくて押しにくいので、大型化を楽しみにしたいものです。

 

Source: 91Mobiles via MacRumors

アップル、iPhoneからAndroidにデータを引っ越すツールを開発中! EU圏外での提供はどうなる?

アップルは最新のiOS 17.4で、EUのデジタル市場法(DMA)を守るため、EU域内のユーザーに限って代替アプリストア(App Store以外のアプリストア)などを認めました

↑EUの規制により移行ツールが登場

 

さらに今後、DMAの条項に準拠するため、EU域内では「純正ブラウザのSafariを完全に削除できる」ことや、「iPhoneからアップル製以外のスマートフォン」にデータを移行できる「ユーザーフレンドリー」な方法を開発中だと発表しました。

 

iPhoneからAndroidへの移行ツール

アップルは「非機密DMA コンプライアンス レポートの概要」と題したドキュメントを公表。この中で、今後の方針を明らかにしています。

 

1つには、「コンピュータ-(iPhone)から異なるOSを搭載したデバイスにデータを転送できる移行ソリューション」を開発中とのこと。要はiPhoneからAndroidスマホにデータを移し、乗り換えやすくするツールを準備しているというわけです。

 

この移行ツールは、2025年秋までに提供する予定です。それ以降はサムスンやGoogleなどのAndroidスマホメーカーが、これをベースにより使いやすいアプリを用意する展開となりそうです。

 

Safariの削除と別のブラウザへの移行ツール

EU圏のiPhoneユーザーは、2024年末からSafariを完全に削除でき、他のブラウザを使えます。この計画の一環としてブラウザのデータを別のブラウザに移せる「ブラウザ切り替えソリューション」も開発中とのことです。

 

Safariを削除できる新機能はEUユーザーに限られ、他の地域では利用できません。とはいえ、iPhoneからAndroidへの移行ツールにつき、アップルはEU圏だけとは述べておらず、日本など他の地域でも提供する可能性はあるかもしれません。

 

すでにGoogleは連絡先や写真、ビデオや無料アプリ、テキストやメモを転送できる「Switch to Android」を提供しています。が、Safariのブックマークなどは引き継げないため、アップル製ツールではその辺りのカバーが望まれそうです。

 

Source:Google Docs
via:MacRumors

次期iPhone SEのデザイン判明? Face IDにUSB-C、アクションボタンを確認

次期iPhone SE(iPhone SE 4)のCAD(設計図)のものとされる画像を、海外テックサイトの91Mobilesが掲載しています。

↑91Mobilesより

 

次期iPhone SEに関してはすでにさまざまな情報が登場しており、「iPhone 14」がベースとなることや、6.1インチの有機ELディスプレイの搭載が噂されています。また「Face ID」やアクションボタン、USB-Cポートも搭載されるようです。

 

今回公開された次期iPhone SEのレンダリング画像では、ノッチ型のFace IDが搭載されていることがわかります。本体サイズは147mm×71.5mm×7.7mmで、iPhone 14とほぼ同一です。背面にはシングルカメラが搭載され、カメラ突起はより大きくなっています。また、本体サイドと下部にはアクションボタンとUSB-Cポートが搭載されています。

 

これらの本体デザインは、次期iPhone SEがiPhone 14をベースとしていることを、強く裏付けているといえそうです。画面サイズが大きくなり刷新された次期iPhone SEは、かなりの売れ筋モデルとなりそうな予感です。

 

Source: 91Mobiles

iOSの日記アプリ「ジャーナル」で、「日記が長続きしない」というお悩みを解決! 【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「日記アプリ「ジャーナル」で三日坊主を克服する」です。

 

 

突然ですが、日記を毎日書こうと決めたものの、書くことが思いつかなくて三日坊主になってしまった経験はありませんか? そんな人におすすめしたいのが、iOS 17.2から標準アプリに加わった「ジャーナル」です。「ジャーナル」は一言でいえば“日記アプリ”に分類できますが、既存の日記アプリとは異なり、iPhoneで撮影した写真や「ミュージック」で聞いた音楽などがAIによってトピックとして提案されるんです。そのため、日記を書き始めるときに「書くことが思いつかない!」と悩むことがありません。さっそく、使い方を見ていきましょう。

 

「ジャーナル」を開き、画面下部の[+]をタップ。すると最上部に[新規エントリー]というボタンが表示されます。ここをタップすると白紙の状態から書き始められますが、今回は[モーメントを選択して書く]の候補から選んでみましょう。

 

[モーメントを選択して書く]には[おすすめ]と[最近]の2項目があります。[おすすめ]では、位置情報や写真、「ミュージック」で聴いた曲などがAIによってトピックとして提案されるほか、自分の内面を見つめるための[振り返り]という項目が用意されています。対して[最近]では、それらのトピックが日付順に並んで表示されます。

 

候補を選び、[書き始める]をタップすると、提案されたメディアが上部に並び、サムネイルの並び順はドラッグ&ドロップで入れ替えられます。メインの画面では、先頭のメディアがもっとも大きく表示されるので、より強調したいものを先頭にしましょう。

 

また、日記には、写真や音声などを追加できるほか、文章の入力欄には毎回さまざまな質問が表示されます。これに答えて書き進めるのはもちろん、自分なりに書くのもよいでしょう。

 

書くことが思いつかなくても、こうして「ジャーナル」から提案されるトピックを活用すれば、継続して日記を続けられそうですね。

 

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iPhone15Pro・ProMaxで夜景撮影に成功するには?望遠レンズの活用や構図の決め方など夜景写真家が解説

新シリーズが発売されるとともに、カメラ機能にも注目が集まるiPhone。2023年9月に発売された「iPhone 15」シリーズのカメラ機能や撮影方法を「進化したポートレートモードをどう使いこなす? 写真家が教える「iPhone15」シリーズ撮影術」で紹介しましたが、今回は少しレベルを上げて、iPhone 15シリーズを使った夜景撮影術を解説します。

 

夜景撮影に有効なカメラ機能から、専門家が重視している夜景撮影のポイントまで、夜景写真家の中村勇太さんに教えていただきました。

 

 

iPhone 15シリーズのカメラ機能をおさらい

 

年々進化しているiPhoneのカメラ機能。撮影する前に、iPhone 15シリーズのカメラ機能をおさらいしておきましょう。

 

iPhone 15シリーズの最大の特徴は、望遠カメラが優れていること。「iPhone 15 Pro」は光学3倍の望遠カメラ、「iPhone 15 Pro Max」には光学5倍の望遠カメラが搭載されています。これにより、遠くから被写体を撮影した場合でも高画質な写真が撮れるようになりました。

 

「iPhone 14シリーズのProとPro Maxでは、カメラ機能に差はありませんでした。ですが、iPhone 15シリーズの場合は違いがあるので、よりカメラ機能にこだわりたい方はPro Maxを選ぶなど、選択できるようになったのがいいですね」と評価する中村さん。

 

「Pro Maxに搭載されている光学5倍の望遠カメラには、一眼レフでいうところの120mmレンズが使われています。ほかには、13mmの超広角カメラ、24mmの広角カメラ、以上3つのカメラが搭載されています。2倍望遠(48mm)も加えて、『超広角』『広角』『2倍望遠』『5倍望遠』の4段階をワンタップで切り替えられる点も魅力です。ちなみに、48mmのカメラはついていませんが、最大4800万画素の高解像度カメラを高度なデジタル技術で2倍望遠にしています。これにより、2倍望遠にしても画質が荒れることなく、高い解像度で撮影することができます」(夜景写真家・中村勇太さん、以下同)

 

iPhone15 Pro Maxでは、「5×」をタップすると、簡単に光学5倍の望遠カメラに切り替えられます。

 

ほかにも、被写体を認識すると自動で「ポートレートモード」に切り替えてくれるのもiPhone 15シリーズならでは。背景のボケ感も幅広く設定ができ、まるで一眼レフで撮影したような写真になります。

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

撮影前に設定を確認しよう!

撮影する前に、カメラ機能をデフォルトから自分好みに設定しておくのも大事なポイントです。iPhone 15シリーズで設定しておくと便利な機能を教えていただきました。

 

1.「アクションボタン」をカスタマイズする

「iPhone 15シリーズのProとPro Maxでは、側面のアクションボタンを好きなアプリに設定できるようになりました。従来のiPhoneシリーズですと、着信音のON・OFFを切り替えていたボタンです。ここを『カメラ』に設定しておくことで、画面OFFの状態や別のアプリを開いているときでも、すぐにカメラに切り替えられます。頻繁に撮影される方はカメラに設定しておくといいでしょう」

 

アクションボタンはカメラのほかにも、集中モードやボイスメモ、翻訳、ショートカットなどに設定することができます。

 

【設定方法】
設定アプリ→「アクションボタン」→「カメラ」を選択。

 

2.4800万画素&「Apple ProRAW」での撮影には、事前の設定を

「もう一つ、iPhone 15 ProおよびPro Maxを使い、最高解像度である4800万画素の写真を撮る際は、あらかじめ設定が必要です。何も設定しない状態だと、1200万画素で撮影されます。ですが、Apple独自の『Apple ProRAW』という形式で保存することで、4800万画素の写真を撮ることができるのです
iPhoneには自動で写真を調整し、HEICやJPEG形式に圧縮して保存する機能が備わっています。これにより、容量の軽い写真データを保存しておくことができますが、調整・圧縮が行われることで写真の品質は落ちてしまいます。ProRAWに設定しておくことで、調整や圧縮を行う前の状態で写真が保存されます。その分、容量は重くなりますが、高品質のまま保存できるのです。
ただし、ProRAW形式のまま保存し続けるとiPhoneの容量がいっぱいになってしまうので、必要に応じて切り替えるといいでしょう」

 

「ProRAWに設定すると、撮影画面の右上に表示が出ます。タップするとON・OFFの切り替えができるので便利です」

 

【設定方法】
最大4800万画素・ProRAW形式の場合……
設定アプリ→カメラ→フォーマット→「ProRAWと解像度コントロール」をON→「プロデフォルト」を「ProRAW(最大)」に設定。

※「プロデフォルト」を「ProRAW 12MP」にすると、最大画素数を1200万画素に抑えて撮影できます。

 

iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方

 

3.ガイドを設定し、構図を決めやすくする

「あとは基本的なところで、『グリット」と『水平』といったガイド機能もONにしておきましょう。構図を決めるのにガイドがあった方が便利です」

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「グリット」と「水平」をONにする。

 

プロが撮影するような
きれいな夜景写真を撮影する秘訣は?

設定が完了したら、夜景撮影に挑戦してみましょう。「夜景は目で見るととても美しいのに、撮影するとなんだかイマイチ……」と感じていた人でも、プロのようにきれいに撮るコツはあるのでしょうか?

 

1.画角に光を集めること

「夜景撮影で大切なのは、なるべく構図の中に明るい被写体を集めることです。iPhone 15シリーズのカメラが高性能といっても、明かりが少ない場所では画質の荒い写真になってしまいます。なぜかというと、明るさが十分でない場所では、iPhoneはISO感度を自動で上げるからです。ISO感度が上がれば明るく撮影できますが、その反面、粗さが出てしまいます。ですから、なるべくISO感度を上げないように明かりを集めた構図で撮影するのがポイントです」

構図の中に明るい場所を多くすることで、高画質のまま夜景を撮影できます。

 

・「ナイトモード」も知っておこう

かなり暗い場所では、iPhoneが自動的に判断してナイトモードが使われます。ナイトモードによって、暗所でも明るく撮影することができます。

 

iPhone 14の夜景撮影術…AE/AFロックやポートレートモードの使いこなし方

 

2.メリハリをつけた構図にする

「構図の中に明かりを多く入れるメリットは、ほかにもあります。例えば、何もない夜空を構図に多く入れるよりも、きらびやかなビルの明かりや、明かりが反射した水面を入れてみてください。美しい一枚に仕上がるはずです」

 

空や水面など、暗くて何もない部分が多いとぼやけた印象に。

 

ビル明かりや水面に映った光など、要素が多く入ることで印象的な夜景写真に仕上がります。「川沿いであれば橋を入れてみるのもおすすめです。奥行きが出て動きのある写真になりますよ」

 

3.望遠カメラを活かして構図を決める

「構図を決める際に活躍するのが、光学3倍または5倍の『望遠カメラ』です。イルミネーションを撮る際、イルミネーション全体を撮った方がいいか、それとも景色の一部分を切り取った方がいいかなど、構図を練る際にカメラを切り替えて画角を決めていくといいと思います。
一昔前のスマートフォンには複数のカメラが付いていなかったため、デジタルズームで拡大していました。ですが、デジタルズームで拡大すると粗さが目立ってしまうため、きれいに撮るためにズームしない方がよかったんです。その点、iPhone 15のProやPro Maxは、光学の望遠カメラが搭載されているので、粗さが出る心配がなくなりました。積極的に使いたい機能ですね」

 

24mmの広角カメラで撮影。きらびやかな街の雰囲気が分かる一枚。

 

同じ場所で光学5倍の望遠カメラを使って撮影。イルミネーションの並木道がフォーカスされ、上の画像と印象の異なる写真になりました。

 

4.ピントを合わせることを忘れずに!

「画面をタップするとピントを合わせることができます。この時、タップした部分を基準に露出設定も行われています。夜景やイルミネーションを撮影する際に、光がぼやけてうまく撮れないという方は、タップしてピントを合わせる習慣をつけてみてください。あとは、両手でしっかりと持ち、ブレないようにすることも大切です」

 

ピントを合わせたいところをタップすると、露出量を調整するマークも一緒に出てきます。

 

5.こんな写真も面白い! 光の反射を活かした夜景写真を撮るには

「光を反射するものを使えば、少し変わった写真が撮影できます。例えば、人工大理石のようなつるつるした素材のベンチや床、水たまりなどがあればカメラを近づけてみてください。反射部分が広く映り込み、光がたくさん入ったきれいな写真が撮れますよ」

 

よくある構図の写真も、手前にあるベンチにカメラを近づけてみると……。

 

ベンチに光が反射して、美しい一枚が撮れました。

 

夜景撮影のプロが撮りたくなる
おすすめの夜景とは?

夜景撮影を専門に活動されている中村さんは、国内外のさまざまな夜景スポットを撮影してこられました。夜景を熟知されている中村さんが、思わず撮影したくなる夜景とは?

 

「その時、その瞬間にしか見ることのできない夜景を撮影するのが好きですね。最近よく撮影しているのは、富士山の夜景です。夜景といっても、暗くなりきらない夕暮れ時の景色を撮影しています。東京や神奈川でも天候がよければ、ビルの隙間から見える富士山が撮影できるんです。冬は空気が澄んでいるので、富士山もよく見えるんですよ。
ほかの季節では、夏は花火が上がる夜空を撮影したり、梅雨の時期は雨が降っている様子も入れながら撮影しています。日中には撮れないような幻想的な写真を一瞬一瞬切り取っていくのが、夜景撮影のおもしろさだと思います」

 

とくに素敵に撮れたという夜景写真は、冬に訪れた北海道札幌市の藻岩山で撮影した一枚。「札幌市街に積もった一面の雪に札幌市内の街の明かりが反射して、とても幻想的な写真が撮れました」

 

 

プロの機材はなくとも、iPhone 15 ProやPro Maxの力を借りれば、プロ顔負け(?)の雰囲気ある夜景が撮れるはず。ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

Profile

夜景写真家 / 中村勇太

夜景情報サイト「夜景FAN」の運営や夜景コンテンツの提供、各種メディアでの夜景企画監修など、「夜景×撮影」を軸に活動する夜景撮影の専門家。2016年には夜景オフィス株式会社を設立。台湾での夜景取材も行っており、2022年には台湾情報サイト「もっと台湾」をリリース。撮影だけでなく、自社メディアの開発・運営のノウハウを活かし、Webサイト制作や運用のサポートなども手掛けている。
「夜景FAN」

 

来年のiPhone 17/17 Plusは「ProMotion」や常時表示画面に対応?

2025年の登場が予想される「iPhone 17」「iPhone 17 Plus」が、「ProMotionテクノロジー」と「常時表示ディスプレイ」に対応するとの情報を、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑Urbanscape / Shutterstock.comより

 

ProMotionテクノロジーでは、画面のリフレッシュレートを最大120Hzにまで高めることで、スムースな操作感を実現。また常時表示ディスプレイでは、画面をオフにした状態でも時計や通知を表示することができます。現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」は、どちらにも対応しています。

 

The Elecによれば、今年の「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」では、「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」と同じ「LTPS」パネルが採用されるとのこと。つまり、ProMotionテクノロジーや常時表示ディスプレイには対応しません。一方でiPhone 17/17 Plusは「LTPO」パネルを搭載し、ProMotionテクノロジーと常時表示ディスプレイが利用できるのです。

 

また楽しみなことに、iPhone 17/17 Plusでは画面サイズが6.27インチ/6.86インチに大型化するとの情報もあります。画面が大きくなり新技術に対応するiPhone 17/17 Plusは、かなり「買い」なモデルになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

「iPhone 16 Pro」の背面カメラ、回転式の電気カミソリみたいなデザインになるかも

アップルなどハイテク機器のメーカーは一般的に、製品の正式な量産に入る前に、いくつかの試作機をテストします。次期「iPhone 16 Pro」モデルに関しても、例外ではないでしょう。

↑著名リーカーが公開した背面カメラのデザインは……

 

そんな試作機の1つとして、iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max(どちらも仮称)の背面カメラ周りが三角形となった予想図を著名リーカーが公開。それと合わせて、まるで回転式の電気カミソリのようになる可能性があると主張しています。

 

著名リーカーMajin Bu氏は、複数の情報源からiPhone 16 Proのデザインに変更があると聞いたとのこと。以前Bu氏は、ハンドスピナーのようになると主張していましたが、今回はそれを否定。

 

その代わりに三角形に変更することで、iPhone 16 Proモデルにより多くのカメラを追加できるようになると述べています。

 

ちなみに、前にBu氏が公開していたハンドスピナー似の予想CGは次の通りです。

 

iPhone 16 Pro両モデルは、それぞれカメラが大幅に強化されると噂されています。小さい方のiPhone 16 Proはテトラプリズム望遠レンズを搭載し、高倍率の光学ズームを実現。かたや大きなiPhone 16 Pro Maxは、メインカメラの解像度は4800万画素のままながら、イメージセンサーを大型化することで暗い場所や夜間の撮影で画質が良くなるとのリーク情報もありました

 

かたやiPhone 16標準モデルも、背面のデュアルカメラが前モデルの斜め並びからタテ並びになると予想されています。いずれにせよ、サードパーティーのiPhone用ケースメーカーは、情報収集に力を入れて、デザイン変更に備えているのかもしれません。

 

Source:Majin Bu(X)
via:Wccftech

縦型カメラの採用は間違いナシ? iPhone 16の金型とモックの画像がついに登場

Apple(アップル)の次期スマートフォン「iPhone 16」の金型とされる画像を、リークアカウントのMajin BuがX(旧:Twitter)に投稿しています。

↑Majin Bu / X

 

iPhone 16では背面カメラのレイアウトが斜め型から縦型に変更されることが、予測レンダリングや流出部品から期待されています。また、本体サイドには「アクションボタン」や「キャプチャーボタン」が搭載されるようです。

 

 

今回のiPhone 16の金型とされる画像では、縦型の背面カメラがピル型の突起に配置されているのがわかります。これは、過去に発売された「iPhone X」などを連想させるものです。またこの縦型の背面カメラ配置により、「空間ビデオ」の撮影が可能になることが期待されます。

 

本体サイドには、「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ小型のアクションボタンを搭載。また、写真/動画撮影用のキャプチャーボタンは本体フレームと同じ高さにデザインされており、静電式/感圧式のボタンとなることが予測されます。

 

なお、2月という早い時期に登場したこのiPhone 16のモックは、実際の製品投入までにデザインが変更される可能性が指摘されています。今年のiPhone 16にてはたしてスッキリした背面カメラが採用されるのか、今後の動向に注目したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

iPhoneのメッセージアプリがRCSに対応するのは中国政府のおかげ? アップルが配慮したとの噂

昨年11月、アップルは自社のメッセージアプリで業界標準規格RCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)に対応すると発表しました。2024年後半にソフトウェア・アップデートで対応すると述べており、次期「iOS 18」で実現する可能性が高いとみられています。

↑意外な理由でRCSに対応?

 

iPhoneがRCSに対応する主なメリットは「Androidスマホのユーザーとメッセージのやり取りがスムーズになり、より多くの機能が使えるようになる」ことです。

 

具体的には高画質の画像や動画を送ることができ、グループチャットや既読の通知、入力中との表示や位置情報の共有も可能となり、携帯の電波がなくてもWi-Fi経由で機能する見通しです。

 

なぜ、アップルが突如として態度を変えたのか? 同社が中国政府に配慮したためだと、アップルの内情に詳しい著名ブロガーが説明しています。

 

世界的なアップル関連ブログ「Daring Fireball」著者のJohn Gruber氏は、当初は欧州連合(EU)が新たな規制であるデジタル市場法(DMA)を施行するためだと思われたが、結局は違ったと指摘。

 

第1に、DMAの対象からiMessage(iPhoneの純正メッセージアプリ)が外されるとの噂があり、実際に本当だったこと。第2にDMAにはRCSへの言及がひと言もなかったためです。

 

そこでGruber氏が数か月かけて調べたところ、「アップルは(RCSを)事実上強制された。しかし、EUではなく中国によってだ」と結論づけています。

 

中国の通信キャリアは長年RCSを推進しており、昨年、中国政府も5G対応の新製品が認証を得る上でRCSのサポートを義務づけることを法律化する作業を開始したとのこと。

 

アップルとしては、新しいキャリア制御プロトコル(通信方式)もサポートしたくないため、RCSを無視し続けたかった。しかし、中国共産党がデバイスメーカーに対して国内で製品を販売するためにRCS対応を義務づけたおかげで、アップルも対応せざるを得なかったとの趣旨を語っています。

 

どういう経緯があれ、iPhoneのメッセージアプリがRCSに対応することで、Androidユーザーとのやり取りがスムーズになるのは事実です。iOS 18は6月のWWDC(開発者会議)で正式発表される見通しですが、RCSの実装も楽しみにしたいところです。

 

Source:Daring Fireball
via:9to5Mac

32台のApple Watchと36台のiPhoneを身体に巻き付けた密輸犯が逮捕! タイヤにSDカード1万枚以上を詰め込んだ男も摘発

それぞれの国や地域によりスマートフォンやハイテク製品の現地価格は異なるためか、密輸しようとする人々は後を絶ちません。昨年夏にも、68台のiPhoneを身体に巻き付けて税関を通り抜けようとした男が、不自然な歩き方でバレて摘発されていました

↑iPhoneの密輸は後を絶たないという

 

そうした最新の事件として、中国当局が32台ものApple Watch、36台のiPhoneを運んでいた女性を逮捕したと中国メディアITHomeが伝えています。

 

現地の税関職員は、奇妙な風貌の旅行者を見つけて取り押さえたとのこと。全てのデバイスは腰と腹部に巻き付けられていたとして、画像も公開されています。

Image:ITHome

 

一見するとしっかり固定され、立っている姿に不自然さはないようです。が、非常に重いこともあり、このまま歩くのは無理があったのかもしれません。仮にiPhone 15 Pro Max(221g)が36台、Apple Watch Ultra 2(61.4g)が32台とすれば、本体だけで約10kg程度となります。

 

また身体への固定のしかたが非常にこなれていることから、おそらく共犯者や犯行グループが背後にあった可能性も推測されます。

 

さらにITHomeは別の地方の中国税関が、SDカードを押収したとも伝えています。バイクを押していた男が検査を受けたところ、改造されたホイールの中に合計1万1600枚もカードが隠されていたそうです。

Image:ITHome

 

これらハイテク製品は一般的な商品よりも重量のわりに取引価格が高く、密輸業者も手っ取り早く儲けるために目を付けているのかもしれません。今後も、税関との戦いが続きそうです。

 

Source:ITHome
via:Wccftech

ゴールド系カラー復活? iPhone 16 Proの新色は「デザートイエロー」「セメントグレー」の2色かも

今年の投入が期待される「iPhone 16 Pro」にて、新色となる「Desert Yellow(デザートイエロー)」「Cement Gray(セメントグレー)」が登場する可能性を、リークアカウントのMajin Buが投稿しています。

↑Majin Bu / Xより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、「ナチュラルチタニウム」「ブルーチタニウム」「ホワイトチタニウム」「ブラックチタニウム」の4色がラインナップされています。一方で、2022年の「iPhone 14 Pro」まで存在していたゴールドカラーがなくなっています。

 

Majin Buによれば、iPhone 16 Proの「Desert Yellow(あるいはDesert Titanium:デザートチタニウム)」は、iPhone 14 Proで提供されたゴールドカラーに似ていて、さらに深い色になるそう。また「Cement Gray(あるいはTitanium Gray:チタニウムグレー)」は、2014年の「iPhone 6」のスペースグレイに似ているそうです。

 

Apple(アップル)の「Pro」モデルのiPhoneでは、通常4色以内のカラーオプションが提供されています。このことから、iPhone 16 Pro/Pro Maxではブラックチタニウムやホワイトチタニウムが引き継がれる可能性が高いものの、ブルーチタニウムとナチュラルチタニウムが継続されるかどうかは不明です。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxではチタンの新素材の採用により、カラーラインナップが大きく変更されました。今年は、これまでも人気があったゴールド(イエロー)系の新色の登場に期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

次期iPhone SE、有機ELディスプレイ搭載に向け一歩前進? サプライヤーからの提案

Apple(アップル)のサプライヤーが「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」に搭載される有機ELディスプレイを提案していることが、韓国ニュースサイトのThe Elecにより報じられています。

↑Leszek Kobusinski / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPhone SE(iPhone SE 3)は液晶ディスプレイを搭載していますが、次期iPhone SEに関しては、6.1インチの有機ELディスプレイを搭載し、「iPhone 14」がベースになることが、以前に報じられていました。また「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」や「Face ID」、アクションボタン、USB-Cポートが搭載されるとの情報もあります。

 

報道によれば、Samsung(サムスン)やBOE、Tianma(天馬)が次期iPhone SEのパネルの価格を提示しているとのこと。それぞれが最低価格として30ドル、35ドル、40ドルを提示していますが、Appleは20ドルでの契約を望んでいるとも報じられています。また、Samsungは「iPhone 13」「iPhone 14」に有機ELディスプレイを提供していることから、入札では有利になることも指摘されています。

 

Dynamic IslandやFace ID、アクションボタン、そして大画面な有機ELディスプレイを搭載した次期iPhone SEは、iPhoneのハイエンドモデルにも引けを取らない魅力的なスマートフォンになるはず。その登場を、楽しみに待ちたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

「iPhone 16」やはりカメラは縦型デザインに? カメラ部品が初リークか

今年の「iPhone 16」のカメラ部品とされるパーツを、リークアカウントのMajin BuがX(旧:Twitter)に投稿しています。

↑Majin Bu / Xより

 

標準価格帯モデルのiPhone 16/16 Plusでは、背面カメラが斜めから縦型のデザインに変更されることが、予測レンダリングなどで伝えられていました。また、iPhone 16でのバッテリー容量の追加や、「A18」チップでの「Neural Engine」の追加によるAI(人工知能)の強化などが噂されています。

 

今回リークされたカメラ部品の画像では、やはり背面のデュアルカメラが縦型の配置になっていることがわかります。MacRumorsによれば、このカメラはiPhone 16に搭載される「I-34」と呼ばれるプロジェクトで、「空間ビデオ」の撮影が可能になるとも報じられています。

 

iPhone 16/16 Plusではそれ以外にも、「iPhone 15 Pro/Pro Max」で採用されたアクションボタンや、カメラ撮影に利用できる「キャプチャーボタン」が搭載されるとも噂されています。iPhone 16/16 Plusのカメラ撮影機能がどれだけ進化するのか、楽しみにしたいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

アップル、折りたたみiPhoneの開発を一時中止? 画面が厳しいテストを合格できなかったウワサ

アップルが折りたたみ式iPhoneを開発中であるとの噂は、先日も独自の情報源を持つニュースメディアThe Informationが報じていました

↑こちらはGalaxy Z Flip

 

それに続き、ディスプレイがアップルの厳しいテスト基準を満たさなかったため、折りたたみiPhoneの開発が一時棚上げされたと著名リーカーが主張しています。

 

中国のSNS・Weiboを拠点とするFixed Focus Digital氏は、約170万人ものフォロワーを誇るテック系リーカーです。その投稿によると、アップルは折りたたみデバイスの研究・開発の一環として、競合他社の折りたたみスマートフォンをテストしており、その作業は2016年から続けているそうです

 

アップルが社内でテストしている折りたたみiPhoneのうち、少なくとも1台はサムスン製のディスプレイを使用。サムスンはアップル製品にディスプレイパネルを供給する主要サプライヤーであり、過去にもアップルに折りたたみ画面のサンプルを送ったとの報道もありました

 

また昨年末にも、サムスンはアップルの折りたたみ製品に対応するため、アップル担当チームを再編成したとの噂話を、韓国の電子業界誌The Elecが伝えていました

 

しかし、今回の情報源はサムスンの最新式折りたたみパネルがアップルの厳しい社内テストのもと「数日で故障した」と主張。これにより、同社の高い基準を満たせるパネルが開発できるまで、プロジェクト全体を凍結することになったと述べています。

 

今回の発信源であるFixed Focus Digital氏は、未発表の折りたたみスマホに関して盛んに情報を発信しています。が、アップルの噂については過去の実績がなく、どこまで信ぴょう性があるか不明です。

 

また、この噂話が正しかったとしても、同時進行中とみられる折りたたみiPadの開発にどう影響を及ぼすのかが興味深いところです。The Elecは先日、アップルが早ければ2026年~2027年頃に7インチ後半~8インチ前半の折りたたみ機器の発売を検討しており、それがiPad miniを置き換えるかもしれないと報じていました

 

Source:Weibo
via:MacRumors

「写真」アプリのトリミングが使いやすくなった!ピンチ操作でサクッと画像を切り取れます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneで撮影した写真をすばやく切り取ろう」です。

 

 

iOS 17では、写真のトリミング機能がパワーアップしました。これまでは写真を開いて[編集]をタップし、画面下のツールメニューにある[切り取り]から切り取る範囲を指定する必要があったのに対し、ピンチ操作だけで写真を切り取れるようになったんです。

 

手順はとても簡単。写真を開き、人差し指と中指でピンチ操作し写真を拡大します。すると画面の右上に[切り取り]ボタンが現れるのでここをタップ。これで画面に表示していた部分が範囲指定された状態になります。あとはチェックボタンをタップすれば切り取り完了です。

 

もちろん[切り取り]ボタンをタップした後でも今までと同じように範囲の微調整ができるほか、画面上部の赤枠で囲んだボタンをタップすれば、縦横のアスペクト比もスクエアや壁紙、4:5などの比率を選ぶことができます。

 

1点注意しておきたいのは、ズームして4秒ほど経過したり、画面をタップしたりすると[切り取り]ボタンは消えてしまうこと。そんなときはもう一度ピンチ操作で画面をズームしてみましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

iPhone 16/次期Macは生成AI機能を大幅強化? AI処理担当「Neural Engine」コア数大幅増加か

「iPhone 16」に搭載される「A18」や、次期Macに搭載される「M4」チップでは、生成AI機能が大幅に強化されるとの情報を、中国語メディアの経済日報が報じています。

↑MacRumorsより

 

「iPhone 15 Pro/Pro Max」に搭載されている「A17 Pro」や、最新Macに搭載されている「M3」チップにも、AI処理を担当する「Neural Engine(ニューラルエンジン)」が搭載されています。A17 ProとM3はどちらも、16基のNeural Engineを備えています。

 

今回の経済日報の報道によれば、A18やM4ではNeural Engineのコア数が大幅に増加するとのこと。iOS 18では「Siri」やショートカット、メッセージ、Apple Musicなどに新たなジェネレーティブ(生成)AI機能が追加されるとされており、そのためにA18やM4のAI機能が強化されると伝えられているのです。

 

さらにApple(アップル)のTim Cook(ティム・クック)CEOは今月の決算発表の場にて、同社が生成AI機能に取り組んでおり、「今年後半に詳細を発表する」と述べています。このことも、Appleが生成AI機能に注力していることの裏付けとなっています。

 

例年通りなら、iOS 18は6月のWWDCにて、そしてA18を搭載した「iPhone 16 Pro/Pro Max」は今年の秋に発表されるはず。次世代のiOSやiPhoneにて、どれだけ生成AI機能が強化されるのかに注目したいものです。

 

Source: 経済日報 via MacRumors

次期iPhone SEはノッチなし!? 「Dynamic Island」を搭載するかも

次期iPhone SEにてノッチのかわりに「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が搭載されるとの情報を、リークアカウントのMajin Buが伝えています。

↑Jia / Xより

 

次期iPhone SEに関しては、顔認証機能「Face ID」やUSB-C、アクションボタンが搭載されると予測されています。本体は「iPhone 14」がベースになり、6.1インチディスプレイを搭載。一方で、その登場は2025年以降になるとの見方が一般的です。

 

Majin Buによれば、次期iPhone SEは「iPhone 16」と非常によく似たデザインになる可能性があるとのこと。本体背面にはシングルカメラが搭載され、ディスプレイ上部にはDynamic Islandを配置。寸法は「iPhone XR」に近くなるようです。

 

上の画像は、Majin Buの情報を元にX(旧:Twitter)ユーザーのJiaが作成した、次期iPhone SEの予測レンダリングです。画面上部にはフロントカメラとFace IDを搭載したDynamic Islandが、そして背面にはピル型のカメラ突起に、シングルカメラとフラッシュが配置されています。

 

iPhone SEシリーズといえば廉価版モデルですが、Dynamic Islandと縦型のシングルカメラを搭載した次期iPhone SEは、最新のiPhoneとほぼ変わらない外見です。このような次期iPhoneが早い時期に登場することを、楽しみにしたいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

iPhone 16 Pro Maxはバッテリー容量アップ? しかしiPhone 16 Plusは……

今年の「iPhone 16」や「iPhone 16 Pro Max」にて大容量バッテリーが搭載されるとの情報を、リークアカウントのMajin Buが報告しています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxでは画面サイズが6.3インチ/6.9インチになり、本体サイズも大きくなることが予測されています。またバッテリーだけでなく、2TBの大容量ストレージモデルも登場すると報じられています。

 

Majin Buによれば、iPhone 16は3561mAh、iPhone 16 Plusは4006mAhのバッテリーを搭載するとのこと。iPhone 15の3349mAhと比較し6%容量が増えているものの、iPhone 15 Plusの4383mAhからは9%も少なくなっているようです。

 

一方でiPhone 16 Pro Maxは4676mAhのバッテリーを搭載し、iPhone 15 Pro Maxの4422mAhから5%増えています。なお、iPhone 16 Pro MaxではL字型のバッテリーデザインではなく、長方形のバッテリーを採用するようです。なお、iPhone 16 Proのバッテリーに関する情報はまだありません。

 

スマートフォンの高性能化とは引き換えに、なかなか伸びないバッテリーの駆動時間。iPhone 16シリーズでは、さらなる長時間駆動の実現を期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

サイズが異なる2タイプの折りたたみiPhoneをAppleが検討中? 登場は2026年以降になるかも

Apple(アップル)が2タイプの「縦折りiPhone」をテストしており、製品登場は2026年以降になることを、海外メディアのThe Informationが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleの折りたたみ製品に関しては、7〜8インチの折りたたみiPadが2026年から2027年に登場するとの情報を、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。また、その後に折りたたみiPhoneが登場する可能性も指摘されています。

 

The Informationによれば、Appleは5年以上の研究を経て、少なくともサイズが異なる2種類の折りたたみiPhoneのプロトタイプを制作しているとのこと。これらの製品はかつての「ガラケー」のように、縦方向に折りたたむプロダクトとなります。

 

Appleの折りたたみ製品は開発初期段階にあり、2024年から2025年の量産計画には含まれておらず、2026年が最も早い発売時期となる可能性があります。また、折りたたみiPhoneの部品を、アジアの少なくとも1社のサプライヤーに打診しているとのこと。一方で、折りたたみiPhoneの計画がキャンセルされる可能性もまだあるそうです。

 

折りたたみスマートフォンの分野では、Samsung(サムスン)が縦折りと横折りの両タイプの製品を積極的に投入しています。Appleの折りたたみiPhoneがディスプレイの折り目などの課題をどのように克服して登場するのか、注目したいものです。

 

Source: The Information via MacRumors

新ボタンは“半押し”でフォーカス? iPhone 16 Proはデジカメのような操作感になるかも

「iPhone 16」シリーズの「キャプチャーボタン」では半押しなどの操作が可能になるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16では電源ボタンの下にキャプチャーボタンが搭載されると以前から噂されており、このボタンはタッチや圧力検知が可能とも伝えられています。また、左右スワイプでズームインやアウト、軽く押してフォーカス、強く押して録画が開始できるとの情報もあります。

 

WeiboリークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16のキャプチャーボタンはデジタルカメラのように、2段階のシャッターボタンをエミュレートできるとのこと。これにより、軽く押すことでフォーカスや露出が固定され、全押しすると写真が撮影されるというのです。これにより、iPhone 16は写真の撮影機能が強化されると伝えています。

 

近年のスマートフォンは基本性能が横並びとなり、カメラの撮影性能で差別化を図ろうとしています。カメラ画質で定評のあるiPhoneが次期モデルで撮影機能を強化するのはよく理解できますが、スマホで写真や動画を撮影しない人には、不要なボタンにならないかが若干心配です。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

iPhone 16の背面カメラはスッキリおしゃれなデザインに!? 新たな予測レンダリングが登場

今年のリリースが期待されている「iPhone 16/16 Plus」にて、新たな縦型の背面カメラとカメラ突起のデザインが採用されるとの情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、2個の背面カメラが斜めに配置されています。カメラ周辺の突起は「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じように正方形で、カメラとカメラの隙間が目立つデザインとなっています。

 

MacRumorsは2023年12月にiPhone 15/15 Plusの予測レンダリングを公開し、縦型の背面カメラと正方形のカメラ突起というデザインが検討されていると伝えていました。しかし最新のレンダリングでは、縦型の背面カメラの周辺にピル型(縦型)の突起が配置され、よりスッキリしたデザインに仕上がっています。

 

このような縦型の背面カメラとカメラ突起は、「iPhone X」でも採用された歴史があります。また、iPhone 15/15 Plusで縦型の背面カメラとカメラ突起の採用は、著名リーカーのMajin Buも報告しています。

 

縦型カメラとカメラ突起はiPhone 15/15 Plusのカメラを減らしたデザインよりも、より完成度が高い印象です。今年のiPhone 16/16 Plusが、より魅力的なデザインで登場することに期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、アプリを次々起動するスピード対決! その結果は?

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S24 Ultraは、いずれも現行スマートフォンの中で性能がトップクラスと見られており、これまで数々の名勝負を繰り広げてきました。ベンチマーク対決では抜きつ抜かれつ、バッテリー持続時間ではGalaxy S24 Ultraが勝利を収めるといった具合です。

Image:PhoneBuff/ YouTube

 

それに続き、実際にアプリを次々と起動したときのスピードはどちらが速いかを検証した結果を、著名YouTuberが公開しています。

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、恒例のフラッグシップiPhoneおよびサムスンの最上位モデルを使ったスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うものです。

 

ちなみに、昨年のGalaxy S23 UltraとiPhone 14 Pro Maxの対決では、1周目がGalaxy S23 Ultraが勝ったものの、2周の合計ではiPhone 14 Pro Maxが逆転。誤差を考慮に入れて「引き分け」と判定していました

 

序盤では、Galaxy S24 UltraはiPhone 15 Pro Maxよりもリード。しかし、一部のアプリ(主にゲーム)がAndroidよりもiOSに最適化されているためか、その差は次第に縮まり、最終的には抜き去られてから1周目が終了。

 

そして2周目は、「先ほど起動したアプリをRAM(メモリ)から読み出す」ことも含まれるため、RAMが多いほど有利になるはず。iPhone 15 Pro Maxが8GBに対して、Galaxy S24 Ultraは12GBを搭載しており、後者が巻き返しできる可能性もありました。

 

確かにGalaxy S24 Ultraは善戦しているものの、追撃はできず。結局、2周の合計で2分57秒37に対して、iPhone 15 Pro Maxは2分54秒71となり、僅差で敗北することになりました。

Image:PhoneBuff/YouTube

それでも、かつてフラッグシップiPhoneとGalaxy Sシリーズとは大きなスピード差があったことから、十分に改善したと言えるでしょう。

 

また、内蔵ストレージ読み書き速度では、Galaxy S24 Ultraが最大75%も上回っていました。今後もアップルとサムスンが競い合い、スマホ性能を底上げしていくと期待できそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:Wccftech

知っていましたか? “動く写真”ことLive Photosがロック画面に設定できるようになったんです!【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Live Photosで動くロック画面を作ってみよう」です。

 

 

iOS 17では、ロック画面に動く写真を設定できるようになりました。シャッターを切った前後の1.5秒ずつの映像を記録する「Live Photos」を設定することで、iPhoneの起動時にLive Photosが再生されます。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Live Photosを撮影します。「カメラ」アプリを開き、画面右上からLive Photosのボタンが表示されていることを確認しましょう。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、ボタンをタップすればLive Photosの撮影モードに切り替わります。あとは通常どおりシャッターボタンをタップし撮影すればOKです。Live Photosを撮影できたら、次はロック画面を設定しましょう。

 

「設定」アプリを開き、[壁紙]をタップ。[+新しい壁紙を追加]を選んだら[Live Photos]と進みます。すると、ロック画面にしやすそうなLive PhotosをiPhoneが提案してくれます。もし、提案の中に設定したいLive Photosがない場合は、[アルバム]→[Live Photos]と進み、好きなものを選びましょう。

 

ロック画面の設定画面に切り替わったら、左下のアイコンを確認します。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、まずはアイコンをタップしてみましょう。すると、このように「モーションエフェクトは使用できません」と表示されることがあります。この場合は、iPhoneのロック画面を解除してもLive Photosが静止画として表示されてしまうので、別のLive Photosを選びましょう。

 

あるいは、このように「この写真でモーションエフェクトを使用してみましょう」と表示されることがあります。この場合は、アイコンをもう一度タップすれば動いた状態でロック画面に設定できます。

 

必要に応じて日付や時刻、ウィジェットのカスタマイズを行い、[追加]をタップ。すると[壁紙を両方に設定]と[ホーム画面をカスタマイズ]の選択画面が表示されます。今回は、ホーム画面とロック画面に同じ壁紙を設定したいので前者を選択しました。

 

壁紙のカスタマイズ画面に移ったら、右側のホーム画面の[カスタマイズ]ボタンをタップ。デフォルトではアプリが見やすくなるように壁紙にぼかしがかかっています。もしぼかしが不要であれば、右下の[ぼかし]をタップしましょう。最後に[完了]を押せばこれで設定は終了です。

 

ちなみに、ホーム画面に設定したLive Photosには動きはつかず、静止画として表示されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 16、大型画面とキャプチャーボタン以外の変更はナシ? デザイン刷新はiPhone 17以降になるかも

2024年の「iPhone 16」シリーズでは大きなデザイン変更はなく、2025年の「iPhone 17」シリーズ以降にて大幅なデザイン変更と生成AI機能が搭載されるとの報告を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16では、電源ボタンの下に新たにキャプチャーボタンが搭載されることが、以前から報告されいています。このキャプチャーボタンはタッチや圧力検知に対応し、さまざまなカメラ操作が可能だとの情報もあります。

 

Kuo氏によれば、iPhone 16では大型ディスプレイとキャプチャーボタン以外の、大幅なデザイン変更はないとのこと。事前情報によれば、上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではディスプレイサイズが6.3/6.9インチに大型化するとも報告されています。

 

Kuo氏はそれだけでなく、包括的な生成AI機能が搭載されるのは、iPhone 17以降になると報告しています。以前にBloomberg(ブルームバーグ)は今年リリースされる「iOS 18」にて、史上最大のアップデートが予定されていると報告しています。iOS 18ではSiriにさまざまなAI機能が追加されることが期待されていますが、それが真価を発揮するのはiPhone 17以降、ということなのかもしれません。

 

個人的には、iPhone 16 Pro/Pro Maxにてディスプレイサイズが変更されれば、十分に大きな変更点だと感じますが……iPhone 17以降では、あっと驚くような新デザインが用意されているのかもしれません。

 

Source: MacRumors

Appleがスマホに関する特許を取得……将来のiPhoneはスライド式ボディで画面が大きくなる?

Apple(アップル)がスライド式ボディとフレキシブルディスプレイを搭載したスマートフォンに関する特許を取得したことが、海外にて報じられています。

↑USPTOより

 

Appleがフレキシブルディスプレイを搭載した「折りたたみiPad」を開発しているという情報は、以前から報じられていました。また将来は、折りたたみiPhoneが登場する可能性も指摘されています。

 

2021年に取得され、今回更新された「スライド式拡張可能ディスプレイを有する電子機器」という特許。その内容としては、フレキシブルディスプレイを巻物のように筐体内に巻き取ることができる、スライド式のスマートフォンが解説されています。

 

特許の説明では、スマートフォンの本体をスライドさせることで内部のディスプレイを引き出し、画面を大きくすることができます。またコンパクトな状態に戻したときにはディスプレイは平らになり、また自動で巻き戻るようにバネでテンションをかけることも想定されているようです。

 

すでに多数のAndroidスマートフォンメーカーからリリースされている折りたたみスマートフォンは、ヒンジ部分にしわができたり、また通知を確認するためのサブディスプレイを搭載する必要があります。しかしフレキシブルディスプレイでメイン画面を大きくできる今回の特許は、そのような課題を解決する糸口になるのかもしれません。

 

Source: USPTO (PDF) via Apple Insider

iPhone 16 Pro Maxのカメラが大幅進化? 大型メインカメラセンサーを搭載か

今年の「iPhone 16 Pro Max」では広角(メイン)カメラにより大きなイメージセンサーが搭載されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに掲載されています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、広角カメラに1/1.28インチのセンサーを搭載しています。またiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、超広角カメラが1200万画素から4800万画素に進化するというもあります。

 

Weiboに情報を投稿したリークアカウントのDigital Chat Stationによれば、iPhone 16 Pro Maxではカスタマイズされた4800万画素のソニー製センサー「IMX903」を搭載。センサーサイズが1/1.14インチへと大型化することで、ダイナミックレンジや背景のボケが改善され、低照度環境での撮影品質も大幅に向上する可能性があるのです。

 

さらにiPhone 16 Pro Maxでは、性能向上のための積層設計や、高品質な画像データ変換のための14ビットADC(Analog-to-Digital Converter)、より優れたダイナミックレンジとノイズコントロールのためのDCG(Digital Gain Control)が搭載されるとしています。

 

Digital Chat Stationはその他にも、iPhone 16 Pro/Pro MaxはiPhone 15 Pro/Pro Maxのデザインを踏襲し、若干湾曲したディスプレイを搭載。iPhone 16 Pro/Pro Maxは前モデルとほぼ同じ厚さになるとしています。

 

スマートフォンのカメラで利用頻度が一番高いのは、やはり広角カメラ。iPhone 16 Pro Maxでの広角カメラの進化は、私達にも体感できるものとなりそうです。

 

Source: MacRumors

漢字の読み方がわからず入力できない問題を解決! iOS 17の日本語手書き入力機能なら安心【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「読みがわからない漢字を手書きで入力しよう」です。

 

 

iPhoneで漢字を入力するとき、その漢字の読みを知っていれば仮名入力ができますが、読みがわからないと入力できず困ってしまいますよね。そんなときに使いたいのが、iOS 17から搭載された日本語の手書き入力機能です。

 

実は、以前から中国語のキーボードであれば手書き入力ができ、それで代用する方法もありました。しかし、多くの漢字は認識されるものの、ひらがな・カタカナが認識されないことがネックとなり、あまり実用的とはいえませんでした。その点、日本語のキーボードならより便利に使うことができます。さっそく使い方を解説しましょう。

 

手順は簡単。「設定」アプリ開き、[一般]から[キーボード]を選びます。続いて、再び[キーボード]を選んだら[新しいキーボードを追加]をタップ。

 

[日本語]→[手書き]をタップし[完了]を押せばOKです。これで日本語用の手書きのキーボードが追加されました。

 

実際に使ってみるとこんな感じ。画面左下の地球儀マークをタップし、キーボードを切り替えます。手書き入力することで、読みのわからない漢字を入力することができました。ちなみに、Safari上でこの機能を活用すれば、入力した漢字の読みをWeb検索することも可能です。

 

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iPhone 16 Pro/Pro Maxはクアルコム最新モデム「Snapdragon X75」搭載? ただし標準モデルは前年と変わらないかも

Apple(アップル)の「iPhone 16 Pro/Pro Max」にて、Qualcomm(クアルコム)の最新モデム「Snapdragon X75」が搭載される可能性を、海外アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15」では全モデルで、モデムにQualcommの「Snapdragon X70」を搭載しています。一方で2023年2月には、Qualcommは最新モデムのSnapdragon X75を発表。キャリアアグリゲーションなどの技術により、ダウンロード/アップロード速度が向上しています。さらに基板面積が25%削減され、消費電力も最大20%削減されています。

 

Pu氏によれば、iPhone 16 Pro/Pro MaxではモデムにSnapdragon X75を搭載する一方で、標準モデルの「iPhone 16/16 Plus」は引き続きSnapdragon X70を搭載するとのこと。これにより、Proモデルと標準モデルとの間で通信速度の差別化が実現するようです。

 

一方でAppleは、自社で5Gモデムを開発しているとも噂されています。しかしこちらはプロジェクトが難航しており、搭載製品の登場は2025年以降になりそう。今年の新型iPhoneも、モデム部品は引き続きQualcommから提供されることになりそうです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 16/16 Plus」は8GB RAM搭載? Wi-Fi 6Eをサポートするかも

今年のリリースが期待される「iPhone 16/16 Plus」にて、8GB RAMの搭載と「Wi-Fi 6E」のサポートが、海外アナリストのJeff Pu氏により報告されています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では6GB RAMを搭載し、「Wi-Fi 6」をサポートしています。一方で上位モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」は8GB RAMを搭載し、より高速なWi-Fi 6Eをサポートすることで、差別化をしています。

 

Pu氏の報告によれば、iPhone 16/16 Plusは8GB RAMを搭載し、Wi-Fi 6Eに対応することで、iPhone 15 Pro/Pro Maxに匹敵するスペックとなります。一方でiPhone 16 Pro/Pro MaxのRAM容量は8GBに据え置きとなるものの、「Wi-Fi 7」へのサポートが噂されています。

 

RAM容量が増えることで、アプリやゲームのスムーズな動作が期待されます。iPhone 16/16 Plusは、上位モデルとそれほど遜色のない性能となるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

航空機事故で機内から吹き飛ばされたiPhone、約5000m落下も傷ひとつない状態で発見される!

1月5日に発生したアラスカ航空機の事故で、機内から吹き飛ばされたiPhoneが地上で無事に発見されたとして、話題となっています。

↑Seanathan Bates / Xより

 

アラスカ航空機の事故は、米オレゴン州のポートランドの空港から離陸したボーイング737Max-9型機で発生しました。上空1万6000フィート(約5000m)で窓を含む胴体の一部が吹き飛ばされ、出発したポートランドの空港に緊急着陸。幸いなことに、乗客や乗員に死亡者や重症者はいませんでした。

 

 

一方でワシントン州バンクーバーに住むSean Batesさんは、ポートランドのBarnes Road脇で、落ちていたiPhoneを発見します。端末は完全に動作しており、アラスカ航空に関するメールが開かれていました。Batesさんは国家運輸安全委員会(NTSB)に通報し、このiPhoneが機内から吹き飛ばされた2台のスマートフォンのうちの1台だと伝えられたのです。

 

ケースを装着した状態のiPhoneは本体に傷はなく、またディスプレイも割れていない状態でした。海外メディアのWiredによれば、スマートフォンは高いところから落としても低いところから落としても、その速度はあまり変わらないそうですが……傷ひとつなく見つかったのは、かなり幸運なケースといえそうです。

 

Source: Seanathan Bates / X via MacRumors

iPhoneにBlackBerryのような物理キーボードを追加するアイディアケース「Clicks」

iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能にするケース「Clicks」が登場しました。

↑Clicksより

 

iPhoneといえば物理キーボードを搭載しないことで、現在のスマートフォンのスタンダードな存在となったのが有名です。iPhoneの発表時に故Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、「物理キーボードは無駄だ」と切り捨てたのを、憶えている人も少なくないはず。

 

そんなJobsの思いを裏切るかのように登場したClicksは、iPhone 14 Pro/15 Proに装着することで、iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能とします。ケースはハードウェアキーボードとして機能するので、ソフトウェアキーボードは表示されなくなります。

 

キーボードは文字入力だけでなく、ディクテーションの起動や絵文字、ホーム画面への移動やスクロールなどのショートカットも利用可能。暗い場所では内蔵バックライトがキーボードを照らしてくれます。ケースはLightningかUSB-Cに対応しており、パススルー充電も可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、MagSafeは搭載していません。本体カラーはイエローとグレーの2色です。

 

Clicksの価格は139ドル(約2万円)で、2月~3月に出荷予定。また2024年春には、iPhone 15 Pro Maxに対応したモデルも159ドル(約2万3000円)でリリースされます。タッチパネル式スマホ全盛の今でも物理キーボードが忘れられないあなたに、うってつけの一品となりそうです。

 

Source: Clicks

iPhoneにBlackBerryのような物理キーボードを追加するアイディアケース「Clicks」

iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能にするケース「Clicks」が登場しました。

↑Clicksより

 

iPhoneといえば物理キーボードを搭載しないことで、現在のスマートフォンのスタンダードな存在となったのが有名です。iPhoneの発表時に故Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、「物理キーボードは無駄だ」と切り捨てたのを、憶えている人も少なくないはず。

 

そんなJobsの思いを裏切るかのように登場したClicksは、iPhone 14 Pro/15 Proに装着することで、iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能とします。ケースはハードウェアキーボードとして機能するので、ソフトウェアキーボードは表示されなくなります。

 

キーボードは文字入力だけでなく、ディクテーションの起動や絵文字、ホーム画面への移動やスクロールなどのショートカットも利用可能。暗い場所では内蔵バックライトがキーボードを照らしてくれます。ケースはLightningかUSB-Cに対応しており、パススルー充電も可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、MagSafeは搭載していません。本体カラーはイエローとグレーの2色です。

 

Clicksの価格は139ドル(約2万円)で、2月~3月に出荷予定。また2024年春には、iPhone 15 Pro Maxに対応したモデルも159ドル(約2万3000円)でリリースされます。タッチパネル式スマホ全盛の今でも物理キーボードが忘れられないあなたに、うってつけの一品となりそうです。

 

Source: Clicks

「iPhone 17」シリーズは自撮りがめちゃキレイに!? 2400万画素前面カメラ搭載か

2025年の登場を予定している「iPhone 17」シリーズに2400万画素の前面カメラが搭載されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15」シリーズには、1200万画素の前面カメラが搭載されています。一方で上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」では背面カメラがすべて4800万画素になることや、独自チップによる「Wi-Fi 7」への対応も噂されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 17では6枚レンズを搭載した、オートフォーカス可能な2400万画素の前面カメラが採用されます。これは、iPhone 15/16の5枚レンズを搭載した1200万画素の前面カメラからのアップグレードとなります。

 

前面カメラの画素数が向上することで、写真のディテールの向上や、ズームやトリミングの際の画質劣化が少なくなることが期待されます。また6枚構成のレンズも、画質を若干向上させてくれることでしょう。

 

なおiPhone 17 Pro/Pro Maxは、顔認証機能「Face ID」をディスプレイ下部に内蔵する、初のiPhoneになると予測されています。これにより、画面上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」は小型化するようです。さらに2027年の「iPhone 19 Pro/Pro Max」では、前面カメラもディスプレイ下部に内蔵され、「完全なオールスクリーン」デザインへと進化することが噂されています。iPhoneの前面カメラやFace IDは、今後もますます進化するようです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 17」シリーズは自撮りがめちゃキレイに!? 2400万画素前面カメラ搭載か

2025年の登場を予定している「iPhone 17」シリーズに2400万画素の前面カメラが搭載されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15」シリーズには、1200万画素の前面カメラが搭載されています。一方で上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」では背面カメラがすべて4800万画素になることや、独自チップによる「Wi-Fi 7」への対応も噂されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 17では6枚レンズを搭載した、オートフォーカス可能な2400万画素の前面カメラが採用されます。これは、iPhone 15/16の5枚レンズを搭載した1200万画素の前面カメラからのアップグレードとなります。

 

前面カメラの画素数が向上することで、写真のディテールの向上や、ズームやトリミングの際の画質劣化が少なくなることが期待されます。また6枚構成のレンズも、画質を若干向上させてくれることでしょう。

 

なおiPhone 17 Pro/Pro Maxは、顔認証機能「Face ID」をディスプレイ下部に内蔵する、初のiPhoneになると予測されています。これにより、画面上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」は小型化するようです。さらに2027年の「iPhone 19 Pro/Pro Max」では、前面カメラもディスプレイ下部に内蔵され、「完全なオールスクリーン」デザインへと進化することが噂されています。iPhoneの前面カメラやFace IDは、今後もますます進化するようです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro/Maxの予測レンダリング画像が登場! 画面サイズが大型化、アクションボタンは物理式のまま?

2024年のリリースが期待される「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の予測レンダリング画像を、海外メディアのMacRumorsが投稿しています。

↑MacRumorsより

 

MacRumorsは以前にも、標準モデルに相当する「iPhone 16」の予測レンダリング画像を投稿していました。同モデルでは背面カメラが縦方向に配置されるだけでなく、電源ボタン下に静電容量式の「キャプチャー」ボタンが配置されることを示唆していました。

 

今回の予測レンダリング画像からは、iPhone 16 Pro/Pro Maxが「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ曲面エッジデザインと、チタンフレームを採用することを示唆しています。ディスプレイサイズはそれぞれ6.3/6.9インチで、iPhone 15 Pro/Pro Maxの6.1/6.7インチから大型化。これにより、iPhone 16 ProとPro Maxの両方で「テトラプリズムレンズ」による5倍望遠カメラが搭載されるようです。

 

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxのアクションボタンは、物理式かつ大きさもiPhone 15 Pro/Pro Maxから変わっていません。一方でキャプチャーボタンは静電容量式になることで、本体から飛び出さないフラットなデザインとなるようです。

 

今回のiPhone 16 Pro/Pro Maxの予測デザインは現時点の情報にもとづいたもので、製品リリースまでに変更が加えられる可能性があります。「ビデオ撮影用」とも噂されるキャプチャーボタン、便利に使えるかどうかが気になるところです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro/Maxの予測レンダリング画像が登場! 画面サイズが大型化、アクションボタンは物理式のまま?

2024年のリリースが期待される「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の予測レンダリング画像を、海外メディアのMacRumorsが投稿しています。

↑MacRumorsより

 

MacRumorsは以前にも、標準モデルに相当する「iPhone 16」の予測レンダリング画像を投稿していました。同モデルでは背面カメラが縦方向に配置されるだけでなく、電源ボタン下に静電容量式の「キャプチャー」ボタンが配置されることを示唆していました。

 

今回の予測レンダリング画像からは、iPhone 16 Pro/Pro Maxが「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ曲面エッジデザインと、チタンフレームを採用することを示唆しています。ディスプレイサイズはそれぞれ6.3/6.9インチで、iPhone 15 Pro/Pro Maxの6.1/6.7インチから大型化。これにより、iPhone 16 ProとPro Maxの両方で「テトラプリズムレンズ」による5倍望遠カメラが搭載されるようです。

 

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxのアクションボタンは、物理式かつ大きさもiPhone 15 Pro/Pro Maxから変わっていません。一方でキャプチャーボタンは静電容量式になることで、本体から飛び出さないフラットなデザインとなるようです。

 

今回のiPhone 16 Pro/Pro Maxの予測デザインは現時点の情報にもとづいたもので、製品リリースまでに変更が加えられる可能性があります。「ビデオ撮影用」とも噂されるキャプチャーボタン、便利に使えるかどうかが気になるところです。

 

Source: MacRumors

作業効率爆上がり! iOS 17「時計」の複数タイマー設定が便利すぎる【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「時計アプリで複数のタイマーを設定しよう」です。

 

 

iOS 17では「時計」アプリのタイマー機能がパワーアップしました。これまでは1度に1つのタイマーしかセットできなかったのに対し、複数のタイマーをセットできるようになったんです。たとえば、2種類の料理を同時に作るとき、野菜を焼く時間を測りながら麺を茹でる時間も測るなど便利に使えます。さっそく使い方を解説します。

 

手順は簡単。「時計」アプリを開き、好みの時間でタイマーをセット。[開始]をタップしてカウントダウンを始めます。

 

続いて、画面右上の[+]ボタンをタップし、2つ目以降のタイマーを追加すればOKです。

 

これで複数のタイマーを同時に進行できました。ちなみに、稼働中のタイマーの残り時間はロック画面から確認することができるうえ、ロック画面からそれぞれのタイマーをストップ・削除することも可能です。

 

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信頼できる相手とパスワードを共有するには? iOS 17で使える安全な共有方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「パスキー/パスワードを家族や仲間と共有する」です。

 

 

家族や信頼できる友だちとパスワードを共有するときってどうしていますか? パスワードを書いた紙を渡す? メールでパスワードを送る? どちらもセキュリティ的には危険ですよね。かといってパスワード共有ソフトを使うのは面倒だし手間がかかると感じる人もいるでしょう。

 

iOS 17では、こうしたパスワードやパスキーを、作成したグループの参加メンバーで共有できるようになりました。グループに参加しているメンバーは誰でもパスワードの追加、変更が可能なうえ、パスワードを変更すると全員のデバイス上で変更されるのでとっても便利なんです。

 

さらに、パスワードはエンドツーエンドで暗号化されるためセキュリテにも安全。エンドツーエンドの暗号化とは、パスワードを共有する際にデータが暗号化され、グループ内のメンバーのみが内容を確認できるセキュリティ対策のこと。これにより、Appleや悪意のある第三者がデータを傍受する危険性を低らして、安全にデータを共有できるんです。さっそく使い方を見ていきましょう。

 

まず最初にパスワードを共有するグループを作成します。「設定」アプリを開き、[パスワード]を選択。リストから共有したいパスワード/パスキーを長押しします。

 

続いて、ポップアップメニューから[グループへ移動]→[新規グループ]を選択。

 

[グループ名]にわかりやすい名前をつけ、[グループメンバー]内の[+人を追加]をタップして参加者を指定。最後に[追加]を押せばOKです。これで共有グループができました。

 

実際に使ってみるとこんな感じ。グループメンバーは、各Webサイトで最新のパスワードを使って素早くログインできます! また、グループの作成者は他のメンバーを追加、または削除したり、グループそのものを削除したりすることも可能です。

 

ちなみに、パスワードが更新されると一部サイトをのぞき、設定アプリ内のパスワードは新しいものに書き換わりますが、変更があったことは通知されない点には注意しましょう。

 

なお、この機能を利用するには、グループ作成者・参加メンバーともに iOS 17、iPadOS 17、macOS Sonoma以降にアップデートしている必要があります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 15 Pro Maxは純正品かMFi認証済みUSB-Cケーブルで充電すべし! それを裏付ける写真が公開

アップルはiPhoneユーザーに対して、安全のために純正ないしMFi(Made for iPhone)認証を受けた周辺機器を使うよう繰り返し警告しています。それが本当だと証明するように、iPhone 15 Pro Maxを安もののケーブルで充電したところ、ケーブルが溶けて指を火傷してしまったというエピソードが伝えられています。

↑安もののケーブルで酷いことに……

 

大手掲示板RedditのNoisilyMarvellousというユーザーは、最近購入したiPhone 15 Pro Maxを充電器に接続したところ、ケーブルが溶けてしまい、本体にもダメージが残ってしまったと報告しました。

 

それと合わせて投稿した写真では、燃え残ったUSB-Cポートの金属部分がiPhone 15 Pro Maxに突き刺さっています。これを除去する方法はないかと、掲示板で質問しているわけです。

Image:Reddit

 

初めはどのような機器を使ったか明かしませんでしたが、後に「AmazonからトラベルアダプターとUSB-Cケーブルを買った」と言い、さらに「ジェネリックなUSB-Cケーブル」だと述べています。つまり、アップルの正規品でも、MFi認証を取得したサードパーティ製品でもないと判明しました。

 

結局のところ、この人物はUSB-Cポートから残骸を引き抜くことはできました。が、ポートの内側は黒ずんでおり、ケーブルで充電できなくなったとぼやいています。

 

ここ数年のiPhoneはワイヤレス充電に対応しているため、どうにか充電はできそうです。もっとも、公式延長保証のAppleCare+にも加入していないとのことで、もし修理するなら相当な金額がかかるかもしれません。

 

最近のiPhone、特にProモデルは非常に高価でもあり、USB-Cケーブルや充電器は少し高くとも純正品やMFi認証済み製品を買い、事故を避けるよう心がけたいところです。

 

Source:Reddit
via:BGR

Apple「初売り」2024年は4日間開催! iPhone購入で限定「辰」AirTagがもらえるかも

Appleは、2024年1月2日より、Apple Storeにて初売りを開催します。

 

2024年は、初売りの期間をこれまでの1月2日、3日の2日間から延長し、1月2日から5日までの4日間の開催となります。

 

2024年初売り限定オファーとして、購入製品によって4000円から最大3万円のApple Gift Cardをプレゼント。新年のApple Gift Cardは、2023年と同じく水引をモチーフとしたデザインとなっています(オンラインでは電子版ギフトカードの提供)。

 

また、対象のiPhoneを購入すると、先着5万名に、干支の辰の絵文字が描かれた特別バージョンの「AirTag」をプレゼントします。対象のiPhoneは、「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」「iPhone 13」「iPhone SE」。AirTagのオファーは、Apple Store Appでの購入は対象外となっており、ウェブのオンラインストアおよび店頭での購入が対象です。

 

Apple Trade Inを利用して、現在持っているデバイスを下取りに出すことで、さらにお得に購入可能。ペイディあと払いプランApple専用の利用で、金利0%の分割払いでのご購入も可能です。

 

初売り限定オファーの詳細は、Apple公式サイトをご覧ください。

iPhoneが20年前の携帯ゲーム機に変身!? 懐かしのiPod風にできる壁紙も

iPhoneを「ゲームボーイアドバンスSP」や「iPod」風にする壁紙が、海外にて公開されています。

↑Gumroadより

 

まず上は、Gumroadにて公開されているゲームボーイアドバンスSP風の壁紙です。iPhoneの電源を入れれば、まるでゲームボーイアドバンスSPを開いて持っているように見える…かもしれません。壁紙のバリエーションとしては、「イエロー、オレンジ、ピンク、レッド、ライムグリーン、グリーン、ティール、ブルー、ブラック、グレー」の10色と、限定版ゲームボーイアドバンスSPの3色が含まれています。壁紙のダウンロードは無料です。

 

そしてOliurにて配布されいてるのは、「初代iPod」「iPod mini」「iPod Classic」の壁紙です。iPodの画面部分にはロック画面のウィジェットとして、日付や時刻を表示することができます。

↑Oliurより

 

これらのiPodの壁紙は、14ドル(約2000円)にて販売されています。ちょっとお高い…かな? しかし、すでに販売が終了してしまったiPodを手のひらに復活させる壁紙としては、魅力的な提案といえそうです。

 

Source: Gumroad, Oliur via 9to5Mac 1, 2

画面サイズ大型化で搭載可能に? 「iPhone 16 Pro」も高倍率望遠カメラ搭載か

2024年の「iPhone 16 Pro」の望遠カメラに「テトラプリズムレンズ」が搭載されるとの情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

今年発売された「iPhone 15 Pro Max」では、望遠カメラにテトラプリズムレンズを搭載。これにより、光学5倍ズームが可能になりました。またiPhone 16 Pro/Pro Maxのカメラシステムでは、メインカメラの画質向上超広角カメラの高画質化が以前に報告されています。

 

MacRumorsによれば、「iPhone 15 Pro」では6.1インチという本体サイズの制約から、テトラプリズムレンズが搭載できなかったとのこと。しかしiPhone 16 Pro/Pro Maxでは画面サイズが6.3インチ/6.9インチに大型化することから、両モデルでテトラプリズムレンズが搭載でき、望遠カメラの倍率が向上するというのです。

 

なお今回の情報は生産前のもので、iPhone 16 Proの最終的な販売モデルにテトラプリズムレンズが搭載されるかどうかは不明です。iPhone 16シリーズの販売は来年となるはずなので、それまでに計画が変更される可能性もあります。

 

以前から何度か報告されていた、iPhone 16 Proへのテトラプリズムレンズの報告。カメラ性能がPro Maxモデルに近づくことで、iPhone 16 Proの人気も高まりそうです。

 

Source: MacRumors

「iOS 18」ベータ版コードから明らかに!? 「iPhone 16」シリーズは4機種を投入予定か

2026年の「iPhone 16」シリーズでは4機種が投入されるとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが報じています。

↑IgorOmilaev / Shutterstock.comより

 

近年、Apple(アップル)は4機種の新型iPhoneを投入するサイクルを繰り返しています。「iPhone 14」以降の場合だと、上位モデルの「Pro/Pro Max」と標準モデルの「iPhone ●(●はナンバー)/Plus」の4機種が含まれます。

 

MacRumorsが「iOS 18」のベータ版のコードから見つけた情報によると、「Crystal」と呼ばれる同OSには、4機種のiPhoneが含まれていたとのこと。具体的には、「D47 – iPhone 16」「D48 – iPhone 16 Plus」「D93 – iPhone 16 Pro」「D94 – iPhone 16 Max」が存在するようです。

 

iPhone 16シリーズは、全モデルが新たなチップ「t8140 – Tahiti」を搭載。これは次期プロセッサ「A18」に相当し、iPhone 16/16 Plusのものは「D4y」、iPhone 16 Pro/Pro Maxは「D9x」と呼ばれています。これは「iPhone 15」シリーズとは異なり、iPhone 16では全モデルで新型プロセッサが搭載されることを意味します。

 

これまでどおりのスケジュールなら、iOS 18は来年6月にベータ版がリリースされ、9月に一般公開されることでしょう。またそれにあわせ、iPhone 16シリーズの販売も開始されるはずです。大画面化やカメラの進化など、iPhone 16シリーズの進化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro、超広角カメラは4800万画素に進化? めちゃキレイになるかも

2024年の「iPhone 16 Pro(仮称)」では4800万画素の超広角カメラが搭載されると、中国語SNSのWeiboにリークアカウントが投稿しています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では広角カメラに4800万画素センサーを搭載している一方で、超広角カメラと望遠カメラは1200万画素となっています。また以前には、2025年の「iPhone 17 Pro Max」の望遠カメラにて4800万画素センサーが採用されるとの情報も伝えられています。

 

WeiboアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16 Proでは複数の4800万画素センサーが採用され、望遠カメラのみが1200万画素センサーを搭載するとのこと。超広角カメラが4800万画素センサーにアップグレードされることでより多くの光を取り込むことができ、とくに低照度環境での撮影画質が向上する可能性があります。

 

またiPhone 15 Proの広角カメラには、4800万画素センサーの4画素を1画素として扱う「ピクセルビニング」という機能があり、低照度での撮影に役立てています。iPhone 16 Proでは、超広角カメラでも同機能が使える可能性があります。さらに、超広角カメラでの「Apple ProRAW」写真の撮影も可能になるようです。

 

毎年進化する、iPhoneのカメラ性能。来年のiPhone 16 Proでは、超広角カメラによる風景や集合写真の撮影が、より楽しくなりそうです。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

iPhone 16、謎の“キャプチャーボタン”の用途が判明!? ビデオ撮影用かも

「iPhone 16」への搭載が予測されている「キャプチャーボタン」がビデオ撮影に使われるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑MacRumorsより

 

今年発売された「iPhone 15 Pro」には、さまざまな機能を割り当てることができる「アクションボタン」が搭載されました。そして来年のiPhone 16では、さらにキャプチャーボタンが追加されるとの情報が、以前から伝えられていたのです。このキャプチャーボタンは電源ボタンの下に位置し、振動でボタンの動作を再現する「ソリッドステートボタン」になる可能性が高そうです。

 

キャプチャーボタンはソリッドステートボタンとなり、押し続けることでカメラが起動し、ビデオ撮影を開始します。押す強さにより写真かビデオ(あるいは空間ビデオ)かを切り替えられる可能性がありますが、現時点では確定していません。なお、iPhone 16では4モデルすべてで「Apple Vision Pro」向けの空間ビデオが撮影できるようです。

 

Bloombergによれば、キャプチャーボタンはビデオ撮影のための専用ボタンとして機能するとのこと。また米国モデルのiPhoneでは、キャプチャーボタンの搭載により5G通信の「mmWave(ミリ波)」アンテナが本体逆側に移動します。

 

iPhoneでビデオを撮影する機会がますます増えている現在では、専用のキャプチャーボタンの搭載は理にかなっているといえます。またビデオをあまり撮影しないユーザーのために、他の機能への割り当ても可能になっていると便利そうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 15のUSB-Cポート、「外付けディスプレイに表示」から「他のデバイスを充電」まで! 様々な使い道のご紹介

iPhone15シリーズでは、全モデルとも従来のLightning端子に替えてUSB-Cポートを採用しました。これにより様々な周辺機器が繋がるようになりましたが、具体的に「どんな使い道があるか」を米9to5Macがまとめています。

 

iPhone 15のバッテリーで他の機器を充電する

iPhone 15はUSB-Cポートから最大27W充電が可能ですが、iPhoneから他の機器に約4.5Wでの充電も可能です。実際、iPhone 15からAndroidスマートフォンと互いに充電し合うYouTuberもいました

 

外付けディスプレイに簡単に出力できる

Lightningでは別売りのアダプタを介してしか外付けディスプレイに接続できませんでした。しかし、iPhone 15ではUSB-C – HDMIケーブルを使うことで、画面ミラーリングにより4Kテレビやモニターに映し出すことができます。

 

またiPhone 15 ProモデルではA17 Proチップのパワーにより、『バイオハザード ヴィレッジ』など大作ゲームを、XboxやPlayStationのゲームコントローラーを使ってプレイできます。さらにiPhoneをテレビに接続すれば大画面で楽しめるというわけです。

ポータブルUSB-C HDDやSDカードで内蔵ストレージを拡張

これら外部ストレージをUSB-Cで繋げば、iPhoneのFilesアプリから直接ファイルを閲覧できます。SDカードリーダーを接続すれば、iPhoneの写真ライブラリに直接、写真を取り込むことも可能です

 

またiPhone 15 Proのカメラアプリでは、ProRes 4Kで60fpsの動画を外部ストレージに直接録画できます。128GBモデルでは単体では機能制限がありますが、それも回避できます。

 

USB-C有線キーボードや有線インターネットに接続する

USB-Ethernetアダプタで有線インターネットに繋ぐことで、ネット接続が爆速になることも注目を集めていました。

 

有線ヘッドフォンをつなぐ

アップルがiPhone 7でヘッドホン端子を廃止して以来、AirPodsのようなBluetoothワイヤレスイヤホンが普及しています。が、最近はUSB-C端子を備えた高級ヘッドホンも増えており、それらと有線接続することも可能となりました。

 

USB-Cマルチポートハブを接続できる

iPhone 15側にはUSB-C端子が1つしかありませんが、ハブを繋げれば、上記の周辺機器を複数、同時に繋ぐことができます。またUSB-Cはデータと電力を同じポートでやり取りできるため、「iPhoneを充電しながら有線キーボードや有線インターネットに接続、有線ヘッドホンで音楽を楽しむ」ことも可能でしょう。

 

Source:9to5Mac

iPhone 17 ProはWi-Fiが爆速に? 独自チップ搭載で「Wi-Fi 7」対応か

2025年の投入が期待される「iPhone 17 Pro」にて、Apple(アップル)が独自設計したWi-Fiチップが搭載されるとの予測を、アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が伝えています。

↑Camilo Concha / Shutterstock.comより

 

Pu氏の報告によれば、iPhone 17 Proは独自チップにより「Wi-Fi 7」をサポート。2.4GHz、5GHz、6GHz帯の電波を利用することで、より高速かつ低遅延、そして信頼性の高い通信が可能になるとのこと。Wi-Fi 7の最大通信速度は40Gbpsと、現在最も新しい「Wi-Fi 6E」と比べて4倍も向上しています。

 

このようにiPhone 17 Proに独自のWi-Fiチップが搭載されることで、現在Wi-Fiチップを提供しているBroadcom(ブロードコム)にとっては、大きな脅威となります。また2026年には、「iPhone 18」シリーズの全モデルに独自Wi-Fiチップが搭載されるようです。

 

今年1月にはBloomberg(ブルームバーグ)が、AppleがWi-FiとBluetoothを組み合わせた独自チップを開発しており、2025年から製品に搭載されると報じていました。AppleはiPhoneのプロセッサ「Aシリーズ」だけでなく、Wi-Fiチップなども独自開発する道を歩もうとしているようです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 17 Pro Max」の望遠レンズは4800万画素になる? 背面カメラ全てがそうなるかも

2024年の次期「iPhone 16」シリーズでは、Proモデルが大小ともに高倍率のテトラプリズム望遠レンズを搭載すると噂されています。そんななか、翌々年の「iPhone 17 Pro Max」には4800万画素の望遠レンズが搭載される可能性が高いと著名ジャーナリストが主張しています。

↑望遠レンズも4800万画素に?

 

香港の投資会社Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏は、投資家向けに研究ノートを発表。そのなかでiPhone 17 Pro Maxには強化された4800万画素の望遠レンズが採用され、2024年初頭に米国で発売予定のVision Proヘッドセット向けに最適化されると述べています。それ以上のレンズに関する詳細や、具体的にVision Proとどう連携するのかは触れていません。

 

iPhone 15 Proモデルには、4800万画素のメインレンズ、1200万画素の超広角レンズ、1200万画素の望遠レンズが搭載。そしてiOS17.2以降は、Vision Proの三次元環境で追体験できる空間ビデオが撮影可能となりました。iPhoneを横向きに構えると、メインレンズと超広角レンズの組み合わせで、奥行きのある空間映像が記録できるしくみです。

 

数か月前、Pu氏はiPhone 16 Proモデルが4800画素の超広角レンズを搭載すると主張していました。つまり、iPhone 17 Pro Maxは背面カメラすべてが4800万画素で構成される初のiPhoneとなるのかもしれません。画素数が増えれば、写真のディテールがより細かくなり、トリミングやプリントアウトにも役立つはず。

 

とはいえ、iPhone 17 Proモデルの発売は2025年9月と予想され、あと2年近く先のこと。その間にアップルが方針を変更する可能性もありますが、続報を待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

iPhoneの新盗難防止機能がiOS 17.3で追加へ……Face IDかTouch IDでの認証を追加

Apple(アップル)は「iOS 17.3」のベータ版にて、iPhoneに新たな盗難防止機能を追加しています。

↑Appleより

 

実は最近、iPhoneのパスコードを覗き見た後にデバイスを盗むという手法が横行しています。この場合、窃盗犯がApple IDのパスワードをリセットしたり、紛失モードをオフにしたり、パスワードを覗き見ることができるなど、iPhoneの強固なセキュリティが無駄になってしまいます。

 

一方でiOS 17.3のベータ版には「盗難デバイス保護(Stolen Device Protection)」という機能が追加されました。これを利用すれば、「iCloud Keychain」に保存されているパスワードの保護、紛失モードのオフ、コンテンツの設定と消去などのアクションに、Face IDかTouch IDでの認証が必要となるのです。

 

またApple IDアカウントのパスワードの変更など特に重要な操作については、「セキュリティ遅延」という機能が追加されています。この場合、まずFace IDかTouch IDで認証し、1時間待ってからまたFace IDかTouch IDで認証する必要があるのです。ただし、自宅や職場などではこのようなアクションは必要ありません。

 

盗難デバイス保護は、設定アプリの「Face IDとパスコード」の項目から利用できます。このような新たなセキュリティ機能で、さらにiPhoneが安心して使えるようになることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

「Siri」の体験が向上? iPhone 16のマイク強化と「Apple GPT」で大幅に進化か

Apple(アップル)の「iPhone 16」にてマイク性能が向上し、音声アシスタント「Siri」のAI(人工知能)体験が向上すると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

AppleとAIに関する話題では、同社がAIチャットボット「Apple GPT」を開発していると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。またこれにより、Siriの機能が強化されるとの観測も登場しているのです。

 

今回のKuo氏のレポートによれば、「Siriのハードウェアとソフトウェアの機能と仕様を強化することが、AIが生成するコンテンツを促進する鍵だ」としています。そして大規模言語モデル(LLM)のSiriへの統合は、音声入力処理の処理性能に大きく依存するようなのです。

 

これらを踏まえて、iPhone 16ではマイクが大幅にアップグレードされます。そしてS/N比が改善されることにより、「Siriの体験が大幅に向上する」とのこと。また、新型マイクでは防水性能も改善されます。

 

Kuo氏によれば、今年の第3四半期(7月〜9月)にはSiriのチームが再編成され、ジェネレーティブAIとLLMを統合。2024年にはLLMによる新しいSiri機能が「iOS 18」に搭載されます。Siriは市場でもあまり存在感が示せていませんが、今後のさらなる機能強化に期待したいものです。

 

Source: Medium via MacRumors

仕事もプライベートも充実間違いナシ! 「Safari」の新機能「プロファイル」を使いこなそう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「プロファイルを作成して用途ごとにSafariを使い分ける」です。

 

 

1台のiPhoneを仕事とプライベートの両方で活用していると、「お気に入り」に登録したページや閲覧履歴が混在して使いにくいと思ったことはありませんか?

 

そこで使いたいのが、iOS 17で「Safari」に追加された「プロファイルの作成」という新機能です。「お気に入り」や閲覧履歴、タブグループ、機能拡張などを「仕事」や「プライベート」「勉強」などのシーンごとに切り替えて、用途に応じて使い分けることができます。ではさっそく使ってみましょう!

 

プロファイルの作成は簡単。「設定」アプリを開き、[Safari]、[新規プロファイル]と進みます。

 

[名前]にプロファイルの名前を入力し、アイコンと色を選択。「仕事」や「プライベート」、「学校」などわかりやすい名前をつけましょう。

 

続いて、左上のプロファイルの名前をタップし、最下部の「プロファイル」のサブメニューから切り替えたいプロファイルを選択。これでプロファイルが作成されました!

 

Safariを開くとこんな感じ。スタートページにそのプロファイルの専用ページが表示されています。背景には、プロファイル作成時に選んだ色とアイコンが反映されていてとてもわかりやすいですね。

 

ちなみにiPhoneで作成したプロファイルは同じApple IDでサインインしているiPad、Macといった別のデバイスのSafariにも反映されます。

 

また、Safariのプロファイルは、「設定」アプリ→[Safari]と進んだ画面からいつでも追加、編集、削除することが可能です。

 

ただし、プロファイルを削除すると、そのプロファイルに関連づけていた「お気に入り」や履歴が消去されてしまうので注意してください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「ゼロハリバートン」など人気のiPhoneケース入り! ユニケース、1万5000円以上が入った「福袋」5500円……12月18日まで

ユニケースは、同社が運営する「UNiCASE(ユニケース)」のオンラインストアにて、iPhoneケースが入った福袋の予約受付を行なっています。

 

価格は5500円(税込)で、UNiCASE公式オンラインストアの予約受付期間は12月18日まで。

 

スマホリング、イヤホン、ケーブル、バッテリーなど2点以上のスマホ関連アクセサリーと、iPhoneケース「ZERO HALLIBURTON」「MAELYS LOUNA Cross Body Case」のどちらかが必ず入った、総額1万5000円(税込)相当のアイテム入り福袋です。

 

Copyright (C) 2023 UNiCASE All Rights Reserved.

最大80%オフ! Apple Watchバンドやフレームがブラックフライデーセールでお得に

ライフスタイルブランド「GAACAL(ガーカル)」を運営するrainboww(レインボー)は、12月1日まで、公式オンラインストア限定で最大80%オフのブラックフライデーセールを開催しています。

 

目玉アイテムは、Apple WatchバンドやApple Watchフレームなど。Apple Watch Series 1-9/SE 1-2/Ultra 1-2に対応したアクセサリーが特価となっています。

↑「パンクブレス」PUレザースタッズ2重巻きアップルウォッチバンド(全5色)

 

そのほか、iPhoneケース(iPhone15シリーズ対応含む)、スマホショルダー類など、全87アイテムがセールの対象です。

↑「軽やかメタリック」メタリックアップルウォッチフレーム(全4色)

「メッセージ」アプリが、会話を特定した返信に対応! iOS 17で使えます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「メッセージ」アプリの新機能「スワイプで返信」の使い方」です。

 

 

新しくリリースされたiOS 17では「メッセージ」にいくつか新機能が追加されました。今回はその中から「スワイプで返信する方法」を紹介します。

 

iOS 17ではどのメッセージへの返信かがわかりやすいよう、特定のメッセージを引用して返信できるようになりました。

 

手順はとっても簡単! 引用したい吹き出しをこんな風に右にスワイプし、テキストを書き込んだら矢印ボタンをタップ。

 

すると、特定した吹き出しにぶら下がる形でメッセージを送れるんです。

 

この機能を使えば、どのメッセージへの返信かが一目瞭然で便利ですね!

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「iPhone 15」アクセサリーもセール対象! 最大30%オフ「MOFTブラックフライデー2023」12月1日まで開催

LEMORE社が手掛ける、PC・スマホ・タブレットアクサセリーブランドMOFT(モフト)は、MOFT日本公式ストアにて、最大30%オフの「MOFTブラックフライデー2023」を12月1日までの期間限定で開催しています。

 

ブラックフライデーセールでは、「iPhone 15」対応製品を含む全アイテムがセール対象となります。

 

主なセール対象アイテムは、「MOFT 七変化マルチスタンド」「iPhone 15/14シリーズ対応 MOVAS(TM)レザーケース」「Snap-Onスマホスタンド 耐久強化版」など。