iPhone 14向けに、衛星SOSのデモ機能がiOS 16.1で搭載されそう

米アップルの次期モバイル向けOS「iOS 16.1」にて、衛星通信のデモ機能が「iPhone 14」ユーザー向けに提供されることを、海外テックサイトの9to5Macが伝えています。

↑アップル

 

iPhone 14に搭載された衛星通信機能は、衛星に直接接続することで、緊急通報(SOS)ができる、というもの。機能は11月から、アメリカとカナダ向けに提供予定となっています。

 

そして9to5Macが開発者向けに提供された「iOS 16.1 Beta 3」を分析した結果、新たに「衛星接続のデモ」機能が搭載されていました。この機能では、携帯電波やWi-Fiのない環境に行かなくても、衛星通信による緊急SOSがどのように機能するかを確認することができます。

 

このデモ機能は、設定アプリ内の緊急SOSメニューからいつでもアクセスできるとのこと。また衛星接続を確認するためには、屋外で空がよく見える場所にいる必要があります。もちろんデモ機能を使用しているときは、実際に緊急サービスを呼び出すことはありません。

 

iOS 16.1の一般公開は衛星SOS機能の提供開始と同じ、11月と予想されています。日本での同機能の提供がいつになるのかはまだわかりませんが、実際に危険な状況に遭遇する前に、どのように動作するのかを確認するのに役立ちそうです。

 

Source: 9to5Mac

iPhone 14 Pro/Pro Maxではスポーツの試合結果が「Dynamic Island」でリアルタイム更新! iOS 16.1から

最新システムソフトウェアiOS 16の目玉機能である「ライブアクティビティ」が、開発者向けのiOS 16.1ベータ版で有効になったことが明らかとなりました。

↑Image: Paul Bradford

 

ライブアクティビティとは、iPhoneのロック画面で配車サービスやデリバリーの状況を確認したり、スポーツの試合の途中経過をフォローできる機能です。アップルは本機能がiOS 16.1から利用できると約束していましたが(現状のiOS 16.02では利用できず)前段階のベータ版で準備が確認されたことになります。

 

特にiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxでは、ライブアクティビティはDynamic Islandと統合されています。つまりディスプレイ上側にある横長の窓に、小さなスコアボードが表示されるというわけです。

 

例えばプレミアリーグの試合中、Dynamic Islandでは各クラブのゴール数がリアルタイムで更新されます。さらに長押しするとDynamic Islandが広がり、経過時間と実況が表示されるしくみです。iPhoneがロックされている場合は、代わりにウィジェットにスコアが表示されます。

 

iPhoneがロック解除されているときも常にスコアボードが表示されるのは、Dynamic Islandを搭載したiPhone 14 Pro/Pro Maxだけ。他のiPhone 14とiPhone 14 Plus、それ以前のモデルでは、ライブアクティビティはロック画面だけに限定されます。

↑こんな感じ

 

この機能をiOS 16.1ベータ版で試すには、Apple TVアプリを開き、サポートされている試合の「フォロー」ボタンをタップします。アップル公式発表では、正式配信の時点では米国、カナダ、オーストラリア、英国、ブラジル、メキシコ、日本、韓国ユーザー向けにMLBの試合などで利用できるとのこと。今後、他のスポーツリーグにも広がる可能性があります。

 

ライブアクティビティAPIは、年末にはサードパーティの開発者にも利用できる見通しです。iPhone 14 Proモデルのユーザーは、他のアプリを使いながら試合結果を追うのが便利になりそうです。

 

Source:MacRumors

iOS 16にアプデしてからバッテリー消耗が異常に激しい! 一部ユーザーから苦情が相次ぐ

最新システムソフトウェアiOS 16の配信が始まってから、2週間以上が経ちました。新たなロック画面や「背景から人物やペットを切り抜いて他のアプリに貼り付けられる」などの機能も好評ながらも、「コピペするたびに確認ポップアップが出る」「iPhone 14 Proモデルのカメラが、Instagramなどサードパーティ製アプリで撮影するとガタつく」といった不具合も報告されていました

↑バッテリー残量に注意

 

そちらはiOS 16.02で解決されましたが、その後も一部ユーザーから「バッテリーが異常に早く消耗する」症状が治っていないとの声が上がっています。

 

iPhoneを最新バージョンのiOSにアップデートすると、一時的にバッテリー持ちが悪くなるのは「いつものこと」です。これはiOSがコンテンツのインデックスを再作成したり、アプリの最適化をバックグラウンドで処理しているためです。

 

こうした症状は、通常であれば数日も待てば正常に戻ります。今年3月、iOS 15.4配信後に同様の苦情が上がっていたときも、アップルは「最大48時間待てば解決」と回答していました。

 

しかし、iOS 16はすでに配信から2週間以上が経過しているのに、苦情はまだ収まっていません。米9to5Macの読者投票では、iPhoneユーザーの63%がiOS 16に更新した後、バッテリー持ちが悪くなったと回答しています。

 

様々なSNSを検索しても、同じような苦情が大量に見つかります。たとえば大手掲示板Redditでは、iPhone 13 Pro Maxユーザーから「iOS 15では、85%から90%の残量で(職場から)帰宅することがほとんどでした。iOS 16では65%~75%です」との報告もあります。

 

ほか「11~12時間のバッテリー持ちが7時間になり、FaceTimeやPiP(ピクチャインピクチャー)をすると凄いラグが発生し、全体的に動作がモタつきます」といった声も見つかります。

 

もともと「コピペのたびに確認ポップアップ」や「iPhone 14 Proカメラのガタつき」はiOS 16.1ベータ版で修正が確認されていましたが、前倒しでバグ修正のiOS 16.02が公開されていました。今回のバッテリー消耗が激しい症状についても、近いうちに緊急アップデートで対処されるのかもしれません。

 

Source:9to5Mac

やっぱりiPhone 14 Proシリーズがいい! カメラとディスプレイの進化で撮影や動画鑑賞が捗る

アップルが新しいiPhone 14 Proシリーズ、iPhone 14を発売しました。筆者はアップル本社で開催されたスペシャルイベントの取材レポートを本誌に寄稿した際、6.7インチの「iPhone 14 Plus」が本命だと伝えましたが、実機を試してみたらやはり「選ぶべきはProシリーズ」でした。

 

出足好調のiPhone 14 Proシリーズ

今年のiPhone Proシリーズも、昨年とサイズ展開は一緒。6.1インチのiPhone 14 Pro、6.7インチのiPhone 14 Pro Maxの2機種で構成されます。

 

円安による影響も受けたことから、iPhone 14シリーズ全体で価格のベースラインは昨年よりも少し値上がりしています。ですが、筆者が発売日の9月16日にApple表参道を取材したときには、朝早くからiPhone 14シリーズを求めて店舗の前に長い行列ができていました。オンラインのApple Storeでもまた、iPhone 14 Proシリーズの販売は出足好調のようです。

↑左が6.1インチの「iPhone 14 Pro」、右が6.7インチの「iPhone 14 Pro Max」

 

筆者がiPhone 14 Proシリーズを選ぶべきだと考える理由は「カメラの進化」と「ディスプレイの進化」です。順に解説します。

 

暗い場所でも立体感ある撮影ができるなど、カメラは画質・機能が充実

iPhone 14 Proシリーズのメインカメラは広角・超広角・望遠によるトリプルレンズ仕様です。広角カメラにはiPhoneとして初めて、クアッドピクセルセンサーを内蔵する48MP(4800万画素)のカメラが搭載されました。

↑iPhone 14 Proシリーズが搭載するトリプルレンズカメラ

 

48MPのクアッドピクセルセンサーは、4つの画素をひとつの大きな画素にまとめることで効率よく光を取り込みます。ここに、明るさが足りない場所でも色鮮やかで精細感の高い写真を記録する新しい画像合成技術「Photonic Engine」が加わると、iPhone 14 Proシリーズは少し暗い場所でも明るく高精細な写真を撮れます。

↑Photonic Engineの画像合成技術により、iPhone 14 ProシリーズはフロントのTrueDepthカメラを含むすべてのカメラが暗い場所での撮影パフォーマンスの向上を図っています

 

実際のパフォーマンスを試すために、室内を暗くしてネコのマスコットを撮影してみました。iPhone 14 Pro MaxとiPhone 13 Proで撮り比べています。

↑iPhone 14 Pro Maxで撮影。ぱっと見で全体に明るく、マスコットたちの質感がリアルに再現されています

 

↑iPhone 13 Proで撮影。パフォーマンスは十分に高いのですが、iPhone 14 Pro Maxに比べると暗く見えてしまいます

 

iPhone 14 Pro Maxの写真は、黒いマスコットの暗部をつぶさずにマットな質感をよく引き出しています。一方の白いマスコットは艶っぽさがとてもリアルです。また、ダイナミックレンジが広く、白いマスコットのホワイトや装飾の色がとても鮮やか。黒いマスコットが首にさげている鈴の金色がキラッと煌めく感じもきれいに再現できていると思います。照明器具の輪郭、テーブルの木目もシャープに描かれ、暗い場所でも立体感に富んだ写真を撮れました。

望遠カメラの15倍デジタルズームの性能も新旧iPhone Proシリーズどうしで撮り比べてみました。

↑iPhone 14 Pro Maxで撮影。15倍デジタルズームも先鋭感が失われません

 

↑iPhone 13 Proで撮影。比べると輪郭のにじみが気になってきます

 

iPhone 14 Pro Maxの方が、画質が向上しています。直線の輪郭のにじみがなく、平坦な壁面部に現れがちなノイズも解消。旅行に出かけたときには、印象的なたたずまいの教会やビルなど建物の写真を撮っている筆者にはとてもうれしい性能アップです。

 

ちなみに、iPhone 14 Proの広角カメラを使ってApple ProRAWモードで撮影すると、48MPのセンサーの実力をフルに活かしたRAW画像を出力できます。iPhoneによるRAW画像記録はiPhone 12 Proシリーズから実現していますが、iPhone 14 Proシリーズではカメラアプリのフォーマット設定からProRAW解像度を48MP/12MPの2種類から選べるようになりました。

 

ただし、48MPのRAW撮影ができるのは広角カメラのみ。ほかのカメラを使うと12MPになります。また、48MPのRAW画像は1枚のファイルサイズが70MB近くになるので、取り扱いには慣れが必要かもしれません。

 

いまやスマホのメイン用途ともいえるカメラ。ハイエンドのモデルともなれば、どれだけきれいに撮影できるかは多くの人が気にするところでしょう。そのなかで、順当ではあるものの、暗い場所での撮影や望遠などにおいて、しっかりと進化している点はさすがといえます。

 

もうジンバルはいらない!「アクションモード」の強力手ぶれ補正

ビデオ撮影では、iPhone 14 Proシリーズから搭載される第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正がとても高い効果を発揮します。そして、より強力に手ぶれを抑えたい場面では「アクションモード」も便利です。カメラアプリでビデオ記録を選択すると、画面に“走る人”のピクトアイコンが表示されるのでこれをタップしてモードをオンにします。

↑ビデオ撮影モードの画面に表示される、印を付けたピクトをタップして「アクションモード」をオンにします

 

アクションモードは、ソフトウェアによる補正処理を加えて4K、2.8K、またはHD解像度の“ブレていない動画”を切り出します。まるでiPhoneに外付けタイプのジンバル(スタビライザー)を装着したかのように滑らかで、歩行などによる上下動のブレが動画に反映されてしまうことがありません。アクションモードの課題は明るい場所でしか使えないことですが、それでも使える場面はたくさんありそうです。

 

旅行やお子さんとの日々の思い出を数多くのビデオに残したい方は、迷わずアクションモードを搭載するiPhone 14 Proシリーズを選ぶべきでしょう。「追加でジンバルを買わなくて良いiPhone」と考えればお得な買い物と言えそうです。

 

加えて、先にも見たように写真のクオリティもアップしているわけですから、カメラ性能を気にする人は手に取ってみてください。

↑こちらはアクションモードをオンにして撮影。iPhoneを手で持って歩きながら撮影してもブレを少なく抑えられます。

 

↑こちらはアクションモードを使わずに撮影。歩くときの上下動による小刻みなブレが映像に反映されています。

 

常時表示ディスプレイやDynamic Islandで利便性アップ

iPhone 14 Proシリーズと、iPhone 14シリーズの4機種は共通でSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。

 

さらに、iPhone 14 Proシリーズにはロック画面に日時やウィジェット、壁紙、アプリの動作状態を表示したままにできる「常時表示ディスプレイ」が搭載されました。iPhone 14 Proシリーズの場合、通常時には画面の描き換え速度を10Hzから最大120Hzの間で可変させて視認性を高め、同時にディスプレイの消費電力を抑えるProMotionテクノロジーが稼働します。

 

常時表示ディスプレイの機能をオンにしてロック画面に切り替えると、描画速度を1Hzまで下げて消費電力をセーブします。iPhoneの画面にいつも時計が表示されていれば、会議のときなどに毎度iPhoneの画面をたたかなくても時刻を確認できます。ボイスメモやミュージックなど、立ち上げたまま常時表示に切り替わり、動作状況を継続的に見られるアプリもあります。

↑左が常時表示ディスプレイをオンにしたロック画面。右側の通常時のロック画面の情報が判別できるほどの明るさを実現しながら、リフレッシュレートを下げて消費電力を抑えています

 

また、話題となっている、フロントカメラを配置するトップの切り欠きにさまざまな情報を表示する新機能「Dynamic Island」も搭載。こうした、ディスプレイにおける利便性の部分での進化もiPhone 14 Proシリーズの注目点です。

↑フロントカメラユニットの箇所に新しく設けられた「Dynamic Island」。ボイスメモの動作状態を表示。タップするとボイスメモアプリに移動します

 

iPhone 14 Pro Maxは進化したディスプレイを存分に味わえる

ひとつ前の世代の13 Proシリーズと比べると、iPhone 14 ProシリーズはHDRコンテンツを表示したときのピーク輝度表示の性能が上がっています。特に屋外でHDRコンテンツを再生すると輝度が最大2000nitsまでブーストされ、色の鮮やかさや明暗による立体感が余裕を持って再現されます。

↑iPhone 14 Pro MaxのSuper Retina XDRディスプレイ。陽射しの強い屋外でも力強く精細感あふれるHDR映像を再現します

 

6.7インチのiPhone 14 Pro Maxは、こうしたピーク輝度などを含む、最先端のSuper Retina XDRディスプレイに関連する、“おいしいところが存分に味わえる大画面iPhone”です。Dynamic Islandのアニメーション表示もまた、心なしか6.7インチのiPhone 14 Pro Maxの方が6.1インチのiPhone 14 Proよりも“伸び伸びと動く“感じがしました。

 

もうひとつ、Dolby Vision方式のHDRビデオのネイティブ再生にも対応したことから、iPhone 14 Pro Maxはモバイルシアター・スマホとしてもうってつけだと言えます。

 

なお、iOS 16からiPhone 14/14 Proシリーズを含む一部のiPhoneが、本体を横向きに構えたままFace IDによる画面ロックを解除できるようになりました。動画再生を一度中断した後にも、画面ロックを解除してすぐに再開できて快適です。

 

片手持ちで快適操作ができるiPhone 14 Pro

iPhone 14 ProシリーズはA16 Bionicチップを搭載したことで、Dynamic Islandやクアッドピクセルセンサーを内蔵するメインカメラなど、パワーを食いそうな新機能を追加しながら、バッテリーのスタミナをiPhone 13 Proシリーズよりもさらに改善しました。チップの電力消費効率が20%向上したことが大きく貢献しています。

 

つまり、iPhone 14 Proシリーズはバッテリーの持ちがとてもよいスマホです。参考までに、連続ビデオ再生時間はiPhone 14 Proが13 Proより1時間伸び、iPhone 14 Pro Maxはそこからさらに6時間も長くビデオを再生できます。

 

iPhoneを積極的に動画鑑賞に使う方、高画質なビデオ再生にこだわりを持ちたい方には6.7インチのiPhone 14 Pro Maxがおすすめです。

 

ただ、iPhone 14 Pro Maxは本体が大きいぶん、質量が240gと重いことは難点でしょう。特に本体を構えたまま長時間モバイルゲームを楽しむ際には覚悟が必要です。筆者はApple Arcadeで配信されている「悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls」をプレイする際にはiPhoneのケースを外して、少しでも軽くしてからのめり込むようにしています。

 

長時間モバイルゲームを楽しむ使い方や、スマホカメラとして片手で軽快に構えながらスナップショットを撮るように使うのであれば、軽くて取り回しのよい6.1インチのiPhone 14 Proがより良い選択肢になると思います。

↑片手持ちでの操作が快適な6.1インチのiPhone 14 Pro。iPhoneのブラック系カラバリの中で“最も黒い”という新色「スペースブラック」にも注目です

 

名前にプロが付くと身構えそうになりますが、新しいiPhone 14 Proシリーズはプロなみの写真や動画が誰でも手軽に撮って楽しめるiPhoneです。ただ、SNS映えするビデオや写真を楽しく撮れるので、想定よりも早くストレージの残量があとわずかということにもなりがち。購入時には懐が許す限り大きめのストレージを選びたいところです。買い替えなどで不要になるiPhoneが手元に残るようであれば、Apple Trade Inなどの下取りサービスも積極的に活用してみましょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

iPhone 14 Proシリーズ、InstagramやTikTokなどで撮影するとカメラがガタつく! アップルは修正を約束

最新のiPhone 14 Proシリーズが発売されたばかりですが、InstagramやTikTokなど多くの人気サードパーティアプリで写真や動画を撮影すると、カメラが揺れたりガタついたりする症状が報告されています。

↑Image:Apple

 

こうした症状は、複数のユーザーがネットで述べていることです。たとえば海外掲示板Redditでは「Snapchatを開いたり、Instagramのカメラを使ったりすると、カメラの揺れが抑えられなくなる現象が起きているんです」との声もあります。しかし、iOS標準のカメラアプリを使うときは何ごとも起こらないそうです。

 

また別のiPhone 14 Proユーザーによれば「Snapchatで断続的にカメラの揺れが発生します(揺れているのが見えたり聞こえたりするレベル)」とのこと。もう1人も「カメラが大きく揺れて、かなり変な機械音がしていました」と述べています。

 

この問題が確認されているアプリは、主にSnapchat、Instagram、TikTokの3つのようです。実際にシェアされた動画もあり、iPhone 14 ProのカメラがTikTokアプリで撮影すると激しく揺れて音を立て、画面が波打っている様子がよくわかります。

 

このカメラの揺れ・ガタつき問題は、標準カメラアプリでは起きていないため、ハードウェアではなくソフトウェアの不具合と思われます。

 

この問題につき米MacRumorsがアップルに問い合わせたところ、バグの存在は認識しており、来週(26日~)に修正版が登場する予定とのことです。それまでは、サードパーティ製アプリでカメラを使うのは控えた方がよさそうです。

Source:Reddit
via:MacRumors

イヤホンは有線派、だけど充電ができない……とお悩みのiPhoneユーザー必見! 充電しながら有線イヤホンが使える「3.5mmミニジャック変換ケーブル」

2016年発売の「iPhone 7」以降、iPhoneはイヤホンジャックを搭載しなくなったので、有線イヤホンを使用するには、別途3.5mmミニジャックアダプタが必要だったり、Lightning端子搭載イヤホンを使う必要があります。しかし、その場合はLightning端子で常に接続していることになるので、今度は充電ができません。

 

特に、深夜の高速バス旅や、“乗り放題きっぷ”を使った鉄道乗り継ぎ旅など、長時間の長距離移動では、充電の手間がない有線イヤホンが心強い旅のお供となりますが、そうなると今度はLightning端子を使えないiPhoneがバッテリー残量との戦いになります。

 

今回はそんな、iPhoneを充電しながら有線イヤホンを使いたいなぁ……という、迷える旅人のお悩みを解決するアイテムを紹介します!

 

先日オウルテックから発売された、給電ポート付き3.5mmミニジャック変換ケーブル「OWL-CBLTF35LT02-WH」は、ミニジャックタイプのイヤホンやヘッドホンを、イヤホンジャック非搭載のiPhoneで使用するための変換アダプターです。3.5mmジャックのほかに充電用Lightningポート(2.4A出力対応)も搭載しているので、有線イヤホンで音楽や動画の視聴や、ハンズフリー通話を行いながら充電することができます。

 

ケーブルコネクタ部分は3万回以上の屈曲に耐える強度で、ケーブル内部には引っ張りに強いアラミド繊維を採用し、しなやかさと耐久性を兼ね備えています。

 

「イヤホンジャックの無いスマートフォンで有線イヤホンを使ってしまうと、充電しながら音楽を聴いたり、動画を見たりすることができません。そんな悩みを解決するために開発しました。今回は前モデルの終売に伴うモデルチェンジです」(オウルテック担当者)

 

やはり有線イヤホンは音の途切れや遅延、さらには充電の手間がないので、ひとつは備えておきたいですよね。これさえあれば、バスや鉄道の長旅だけでなく、ビデオ通話などでも、バッテリー残量を気にせずに有線イヤホンを使うことができます。なので、旅人だけでなく、様々な場所でテレワークを行う会社員にも、全力でオススメしたいアイテムです!

iPhone 14 Pro Max、iPhone 13 Pro Maxより2時間以上もバッテリーが持つ! 実はバッテリー容量は減っています

本日(9月16日)発売のiPhone 14シリーズは、すでに全モデルのバッテリー容量が判明しています。アップルは「iPhoneファミリーで最長のバッテリー駆動時間」と謳っていますが、実はiPhone 14 Pro Maxだけは先代の13 Pro Maxよりも容量が減っていたりします。

↑Image:Apple

 

では実際に使ってみてどうかといえば、なんとiPhone 14 Pro MaxはiPhone 13 Pro Maxよりもバッテリー持ちがいいと報告されています。

 

海外テック系サイトTom’s Guideは、実際の使用環境に近いもとでテストしたところ、1回のフル充電で平均14時間42分持ったと報告しています。iPhone 13 Pro Maxでは平均12時間16分であり、2時間以上も長持ちすることになります。

 

また他社のスマートフォンもまじえた総合ランキングでは、iPhone 14 Pro MaxはAsus ROG Phone 6 Pro(約15時間30分)に次ぐ2位にランクインしています。さらにiPhone 14 Pro Maxはアプリをダウンロードしたり、音楽を聴いたり、写真やビデオを撮りながらも、5時間で30%しかバッテリーが減らなかったそうです。

 

もっとも充電速度に関しては、アップル公称の「30分以内に50%まで」にはおよばず、30分で0%から42%までしか充電できなかったとのこと。たとえばGalaxy S22 Ultraは25Wの充電器で30分で58%に達し、OnePlus 10 Proは93%に達しているそうです。これに対してiPhone 14 Pro Maxは、いまだに上限20Wに留まっていることが原因のようです。

 

なぜiPhone 14 Pro Maxが、バッテリー容量の少し大きなiPhone 13 Pro Maxよりも長持ちするのか。それはおそらく、新たなA16 Bionicチップと効率的なディスプレイの恩恵によるものと思われます。

 

iPhone 13 Pro Maxでは画面の可変フレッシュレートが10Hz~120Hzでしたが、iPhone 14 Pro Maxでは1Hz~120Hzとなっています。つまり、昨年は下限が「1秒間に画面を10回書き換え」でしたが、最新モデルでは「1秒間に1回書き換え」に下げられているため、それだけ消費電力が節約しやすいわけです。

 

最新のiPhone 14 ProモデルではDynamic Islandや強化された48MPメインカメラ、常時表示ディスプレイなど先進の機能が搭載されています。円安のため去年よりお高くなっていますが、バッテリー持ちが良くなっている分、満足度も上がりそうです。

 

Source:Tom’s Guide
via:MacRumors

iPhone 14シリーズを買った人、古いiPhoneのバックアップをiCloudで容量無制限・無料で取れます!

そろそろ最新のiPhone 14シリーズ(10月発売の14 Plusを除く)が、読者諸兄のお手元に届いている頃でしょう。古いiPhoneのデータをMacやPCにバックアップを取って、後で転送しようか……と迷っている方もいるはずですが、実は一時的にiCloudストレージが無制限かつ無料で使えたりします。

↑Image:Apple

 

これは昨年iOS 15のリリースに伴って、アップルが新しいiPhoneやiPadを買ったお客さまに提供を始めたサービスです。iPhone 14を含む(新規であれば、それ以前のモデルでもかまいません)iPhoneやiPadを購入すると、古いiPhoneをバックアップできるよう、iCloudストレージが一時的に増量してもらえます。

 

次の手順で、これまで使っていたiPhoneの一時的なバックアップをiCloud上に作成できます。

  • [設定]アプリから、[一般]を選びます。
  • 下の方にある「転送またはiPhoneをリセット」を選び、新しいiPhoneの準備と表示されたら「開始」をタップします。
  • 「iCloud バックアップがオフになっています」と表示された場合、「バックアップをオンにして転送する」をタップします。
  • iCloud の残り容量が不足している場合、無料で追加の iCloud ストレージを使えますという趣旨のメッセージが表示されます。そこで「続行」をタップします。
  • iCloudストレージの残り容量に関係なく、古いiPhoneをiCloudにバックアップする処理が始まります。

 

公式サポートページによれば、iCloudの一時的なバックアップは21日間です。この期間が過ぎると一時的なiCloudストレージは期限切れとなり、バックアップは完全に削除されるそうです。

 

また、新しいiPhoneまたはiPadが21日以内に手元に届かない場合は、一時的なバックアップの保存期間がさらに21日間延長されるとのこと。新品が遅れそうであれば、[設定]アプリを開いて「バックアップの期限を延長」をタップしておくとよさそうです。

 

Source:Apple
via:9to5Mac

iPhone 14/14 Plusの背面ガラス、割れても外して取り替えるだけ! より環境に優しくなりました

ここ最近のフラッグシップiPhoneはワイヤレス充電に対応するため、背面がガラス製になっています。そのため割れやすくもなっていますが、修理には意外と時間がかかるものです。

↑割れても外して取り替えるだけに!

 

しかし、iPhone 14とiPhone 14 Plusは修理しやすいように、背面ガラスパネルが取り外し可能になったと報じられています。これによりiPhone 4S以来、初めて「裏側から簡単に開けられるiPhone」になったとのことです。

 

iPhone 12およびiPhone 13の背面ガラスを交換するには、Apple Storeやアップル正規サービスプロバイダの修理業者が、ディスプレイ側から本体を開けて分解し、ディスプレイと背面カメラ以外の全パーツが付いた「iPhoneリアシステム」に取り替える必要がありました

 

それ以前のiPhone 11などは、背面ガラスが割れた端末はデバイスごと交換するしかありませんでした。それが「背面ガラスだけ交換」となれば、修理にかかる時間も短くなるほか、廃棄する部品が減って環境に優しくなると思われます。

 

かといって、修理代が安くなるわけではないようです。日本では延長保証サービスAppleCare+に加入している場合、iPhone 14/14 PlusもiPhone 13も、同じく3700円かかります。また加入していない場合は2万5900円と見積もられる(他の故障があれば上積み)ています。

 

AppleCare+の料金は機種によって異なり、iPhone 14 PlusはiPhone 14より画面サイズが大きいためか、少し高くなっています。iPhone購入日から30日以内までAppleCare+は買えるため、じっくり考えたいところです。

 

SourceTechCrunch ,CNET

via:MacRumors

準備はOK? まもなく発売「iPhone 14」シリーズ、オウルテックから新作アクセサリー登場!

もうすぐ発売となる、Apple「iPhone 14」シリーズ。今年はiPhone 14のほか、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxが発表されました。

 

さて、iPhoneに限らず新しくスマートフォンを買ったら、ケースや保護フィルムも新調する必要があるはず。というわけで今年もオウルテックから、iPhone 14シリーズに合わせて、続々と“新作”が登場しています!

 

オウルテックの定番デザインとなったファブリック×PUレザーの手帳型ケースをはじめ、カードポケットが特徴的なバイカラーPUレザー手帳型ケース、iPhone自体のカラーを生かせるクリアタイプの耐衝撃ハイブリッドケース、かんたん貼り付けキット付き画面保護強化ガラスが、現在発売中です。

 

全国の家電量販店で順次販売を開始しているので、ぜひお店で探してみてくださいね。

隠れた本命はお手頃な「大画面iPhoneシアター」になるiPhone 14 Plusか、アップル新製品を実機で振り返る

アップルが現地時間9月7日に、米国クパティーノの本社で開催したスペシャルイベントに参加してきました。間もなく発売を迎える新しいiPhone 14シリーズ、Apple Watchの3モデル、そして第2世代のAirPods Proについて、現地で実機に触れながら確かめたインプレッションを報告します。

↑iPhone 14シリーズ、Apple Watchの3製品と第2世代のAirPods Proが発表されました

 

今年2度目のリアル開催。タッチ&トライコーナーも盛況

アップルは2020年の新型コロナウィルス感染症の拡大以来、スペシャルイベントをオンラインで開催してきました。リアルでのイベント再開は、2022年6月の世界開発者会議「WWDC」から。世界各国のジャーナリストやパートナーなど、人数を厳選して招いていました。

↑アップル本社のSteve Jobs Theaterで開催されたスペシャルイベントに、世界各国から大勢のジャーナリストやアップルのパートナー企業が招かれました

 

先日のスペシャルイベントも、アップルは会場各所で衛生対策を厳しく講じ、参加者にも協力を仰ぎながら万全の体制で実施しました。

 

ビデオ配信によるスペシャルイベントのキーノート後、会場のSteve Jobs TheaterにはiPhoneやApple Watch、AirPods Proのタッチ&トライコーナーが設けられ、大いに賑わいました。耳に装着して試さなければならないAirPods Proは、参加者が試聴を終えたらイヤホンをまるごと1台ずつ交換する徹底的な衛生対策が採られていました。

↑3カテゴリの新製品が展示されたタッチ&トライコーナーも盛況

 

動くiPhone 14 Proのノッチが楽しい! 本命は大画面のiPhone 14 Plusか?

2022年秋のiPhone新製品はナンバリングが「14シリーズ」になります。13シリーズまで好評だった5.4インチの「mini」がなくなり、代わりに6.7インチの大画面を搭載する「iPhone 14 Plus」を加えた4機種が揃います。

↑賑わうiPhone 14シリーズの展示

 

イベントの前には、昨今の円安による影響も受けて、Proシリーズのスタート価格が20万円に迫るのではないかとのウワサもありました。ですが、発表された価格を見ると確かに値上がりしてはいるものの、Proシリーズの2機種(「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」)はどちらもスタート価格が14〜16万円台に落ち着きました。16日の発売に向けた予約の申し込みも、Apple Storeの納期を確認すると好調のようです。

↑トリプルレンズカメラを搭載するiPhone 14 Proシリーズ

 

iPhone 14 Proシリーズには最新のA16 Bionicチップと、高精細な48メガピクセルのセンサーを載せたメインカメラを含む、トリプルレンズのカメラが採用されています。

 

カメラは4つのピクセルを1つのピクセルとして機能させ、大きなセンサー面積を確保。他社の高機能カメラを搭載するスマホと同様、12MPの写真サイズを維持したまま、明るく高精細な写真を記録するピクセルビニングの技術を載せてきました。

 

加えて、アップル独自のソフトウェア処理により、暗い場所でも明るく精細感の高い写真が撮れる「Photonic Engine」や、ジンバルを使わずiPhoneを手に持った状態でブレのないスムーズな動画が撮れる「アクションモード」も搭載。これらの完成度がどこまで高いのか楽しみです。

↑左側が6.1インチのiPhone 14 Pro、右側は6.7インチのiPhone 14 Pro Max

 

大きな変化でいうと、フロントカメラやFace IDに使われる各種センサーを載せたディスプレイ上部の切り欠き(ノッチ)のデザインも挙げられます。iPhone 14 Proシリーズの切り欠きあたりに配置した「Dynamic Island」は、iPhoneやアプリの動作ステータスを文字とアイコンで表示したり、タップ操作によりアプリに飛べたりと、新しいユーザーインターフェースとしても機能します。アップルの純正アプリ以外に、サードパーティのデベロッパによるいくつかのアプリも既にDynamic Islandに対応済みです。

↑フロントカメラのエリアには形が変わり、なおかつタッチ操作に対応するスクリーンエリアを設け「Dynamic Island」と名付けました。写真の画面にはミュージックアプリで再生中の楽曲のジャケ写と、右側にタイマーアプリのアイコンが表示されています

 

今までのiPhoneにない楽しみ方を提供してくれそうなDynamic Islandは、 ほかのオールスクリーンデザインのiPhoneに対する、14 Proシリーズの“ルックスの違い”を際立たせる効果も担っています。いつも最先端のiPhoneを楽しみたい人には、今年はiPhone 14 Proシリーズが断然おすすめだと思います。

↑左が6.1インチのiPhone 14。右が6.7インチのiPhone 14 Plus。価格は11万円台から

 

かたや、iPhone 14 Plusは今年のラインナップの隠れた大本命かもしれません。同じく6.7インチのiPhone 14 Pro Maxよりも本体が37gも軽いほか、内蔵バッテリーはiPhone 14よりも6時間長くビデオ再生が可能で、最大26時間楽しめるスタミナを実現しています。普段から移動しながらゲームや動画を楽しむ機会が多い人には、軽快な大画面モデルのPlusがフィットするかもしれません。

 

ゲームの観点から見ると、本体の厚さも大事なポイント。筆者も最近はiPhoneでモバイルゲームをよく遊ぶのですが、一瞬の指さばきが勝負の結果を左右するアクション系、レーシング系のゲームで勝ちを拾えるかどうかは、手にフィットしやすいか、が重要といえます。その点でiPhone 14 PlusとiPhone 14 Pro Maxの厚さを見ると0.05mm差です。しかし、実際にはカメラユニットの高さ分だけiPhone 14 Pro Maxの方が少し大きいため、iPhone 14 Plusの方が手に持つとスリムに感じられます。

 

また、もう一方の動画の観点で見ていくと、iPhone 14 ProシリーズとiPhone 14シリーズはどちらもHDR対応の映像コンテンツの表示に対応しています。ただ、ピーク輝度の表示性能には差があり、iPhone 14 Proシリーズの方がHDRで400nits、標準レンジの映像コンテンツで200nits明るいです。とはいったものの、発表会の明るい室内ではiPhone 14 Plusも遜色なく明るくキレイな映像が楽しめました。

 

ここに、AirPodsシリーズを組み合わせれば没入感豊かな立体サウンドを組み合わせた「大画面iPhoneシアター」が、Proシリーズより手頃な価格で実現するわけです。こう見ていくと、iPhone 14 Plusがかなり魅力なモデルに見えるのではないでしょうか。

↑iPhone 14シリーズは広角・超広角のダブルレンズカメラを搭載しています

 

タフなアウトドアモデル「Apple Watch Ultra」にひと目ぼれ

Apple Watchには新しくタフなアウトドア仕様のモデル「Ultra」が追加されました。価格も12万円台とハイエンドですが、従来のApple Watchと一線を画するデザインの斬新さに惹かれます。

↑Apple Watchのラインナップに初登場したタフネスモデルのApple Watch Ultra

 

ケースのサイズは49ミリと、従来の45ミリのApple Watchよりも大きくなっています。また、アウトドアで使うことを想定して、Digital Crownやサイドボタンがグローブ(手袋)を着けた状態でも押しやすいように大型化。操作系のまわりをケースで保護するデザインとしています。ケースの素材であるチタニウムは比較的軽い金属なので、日常生活でカジュアルに身に着けるスマートウォッチとしてUltraを選んでも良さそうに思いました。

 

機能面でも際立っており、Apple Watch Ultraには周波数が異なるL1波・L5波をカバーする2基のGPSを内蔵しています。都会のビル群を徒歩や走りながら移動する場合でも、より正確に自分の位置を把握できる機能を持たせました。

↑左側サイドにはアクションボタンを配置

 

↑ワークアウトの一発呼び出しなどが可能です

 

筆者はマリンスポーツはやらないのですが、Apple Watch Ultraにはダイバーをサポートする機能があります。Huish Outdoors社が開発する「Oceanic+」アプリをインストールすると、Apple Watch Ultraが水深40mまでのレクリエーショナルスキューバダイビングをサポートするダイブコンピューターになるのです。

 

なお、Apple Watch Ultraは水中に入ると自動で「水深」アプリを立ち上げて「防水ロック」を有効化します。さらに、Oceanic+アプリを開いたときにも自動で防水ロックがかかる仕様。防水ロックを有効にしている間は画面をタッチしても反応しなくなるので、水中での誤操作が防げます。ケースのスピーカー孔に浸入した水は、防水ロックを解除すると排出されます。

 

また、新しいUltraの登場とともにトレイルループ、アルパインループ、オーシャンバンドの3種類のバンドが発売されます。ちなみに、Ultraのケースサイズは49ミリですが、バンドを装着するスリットのサイズを45ミリ/44ミリのApple Watchと合わせています。過去に発売されたApple Watchバンドとの互換性も保っているので、買いそろえてきたバンドが無駄になりません。

↑エレガントなデザインを踏襲する「Apple Watch Series 8」。5万円台からで販売されます

 

ほかにも従来のナンバリングシリーズであるApple Watch Series 8には女性の健康を見守る機能や、車による衝突事故を自動で検出して緊急SOS通知を送り出す機能が充実します。ヘルスケア、フィットネスの用途だけでなく、装着するユーザーの命を守るデバイスとして、Apple Watchへの期待もさらに高りそうです。

↑エントリーモデルの第2世代「Apple Watch SE」

 

エントリーモデルのApple Watch SEは第2世代を迎えました。ヘルスケアやワークアウトについて基本的なデータ記録ができる機能を揃えながら、GPSモデルは3万7800円(税込)から購入できるコスパも魅力的。今後のApple Watchの成長を最も強く牽引する立役者になるでしょう。

 

Apple H2チップの性能を活かした「AirPods Pro」

最後にワイヤレスイヤホンのAirPods Proを紹介します。こちらは2019年10月に発売された、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するAirPods Proシリーズの第2弾です。

↑アクティブノイズキャンセリング機能を搭載する第2世代のAirPods Pro

 

アップルの独自開発によるApple H2チップを載せて、ノイズキャンセリングの消音効果を従来の2倍に強化しています。外部音取り込みについては、ユーザーが環境音をクリアに聞けるように取り込みながら、同時にサイレンや工事現場の騒音など、大きなノイズを減衰させるという「適応型環境音除去」の機能が働きます。会場でその実力を試せなかったので、実機の感触をまた報告したいと思います。

 

ほかにも新しいAirPods ProはiPhoneの「探す」アプリから、イヤホン本体だけでなく充電ケースも探せるようになります。充電ケースに小型のスピーカーが内蔵され、バッグの奥底やソファの隙間に入り込んで、見つからなくなったAirPods Pro一式を、ビープ音をたどりながら見つけられるようになりました。

↑ケースの下側にスピーカーを搭載。「探す」アプリから検索するとビープ音が鳴ります

 

また充電ケースにストラップホールが付きます。外出時にはケースを首もとから提げたり、バッグに結びつけたりしておくとそもそも紛失する確率を減らせるかもしれません。

↑ケースにはストラップホールが付きました

 

第2世代のAirPods Proは価格が3万9800円(税込)と、他社の左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンよりもかなりハイエンドです。とはいえ、空間オーディオによる立体音楽体験と、ダイナミックヘッドトラッキングによるリアルな音の移動感を楽しめるなど、アップルならではの機能も備わっています。「最先端の進化を続けるAirPods」の魅力を考えると、本機をメインのイヤホンとして使い倒せる価値は大いにありそうです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

iPhone 14 Proの常時表示、Apple Watchを着けたまま部屋を出ると自動オフ! バッテリー節約も賢く

まもなく発売されるiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxでは、ロック画面がオフにならず時刻や通知などを表示し続ける「常時表示ディスプレイ」が搭載されています。今の時間やメールの着信などを確認するため、わざわざタップする必要もありません。

↑Image:Apple

また、iPhoneの画面を下にして置いたり、ポケットに入れている時(つまりユーザーが使っていないことが明らかな場合)は画面が暗くなり、バッテリーの消耗を防ぐ仕組みもあります。

 

では、持ち主が近くにいない場合はどうなるのか? ユーザーがApple Watchを着けたままiPhoneを持たずに部屋の外に出ると、自動的にオフになることが明らかとなりました。

 

これは先週のiPhone発表会「Far out」で実際にスティーブ・ジョブズ・シアター(アップル本社屋)のリアルイベントに参加し、その場で新製品を触ることができたYouTuberのFelixba氏が報告していることです。

 

それによると、Apple WatchをiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxにペアリングしている場合に、ユーザーがiPhoneを持たずに部屋を出たことを検出すると、常時表示ディスプレイが無効化されるそうです。

 

おそらくiPhone 14 ProはBluetooth等でApple Watchとの距離を測り、ユーザーが部屋から出たことを認識していると思われます。アップルはこの独自の機能について、公式サイトでも一切触れておらず、イベントでも言及しませんでしたが、常時表示ディスプレイの省電力を支える多くの仕組みのひとつなのでしょう。

 

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの画面は、可変リフレッシュレートの「ProMotion」技術を採用しており、下限を1Hz(画面を1秒間に1回だけ書き換える)にすることで消費電力を節約しています。さらに新型プロセッサーの「A16 Bionic」では、映像出力を担う「Display Engine」も刷新され、電力効率を最適化しながら常時表示などを管理できるようになっています。

 

ほかiPhone 14 Proモデルには強化されたカメラや、まったく新しいインターフェースの「Dynamic Islands」も追加され、9月16日に発売予定です。現在アップル公式オンラインストアでは、Proは4~5週間、Pro Maxは5~6週間の配送待ちとなっていますが、各通信キャリアでの売れ行きも注目したいところです。

 

Source:MacRumors 

iPhone 14 Plus、iPhone 13 miniより人気がない? アップルの「小型に替えてデカい標準モデル」戦略は失敗か

最新フラッグシップ「iPhone 14」シリーズは先週の金曜から予約受付が始まっており、すでに全4モデルそれぞれの人気が分かりつつあるようです。具体的にはiPhone 14とiPhone 14 Plusが「悪い」予約状況が出ており、標準モデル2つの販売戦略が失敗したかもしれない、との分析が伝えられています。

↑Image:Apple

 

アップル関連情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは、先代のiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxと比べて「中立」「良好」な予約状況になっているそうです。

 

実際、日本の公式オンラインストアでもProは4~5週間、Pro Maxは5~6週間の配送待ちとなっており、両モデルとも人気が集まっているようです。それに対してiPhone 14とiPhone 14 Plusともに「発売日にお届け」となっており、在庫には余裕があると思われます。

 

さてKuo氏いわく、アップルがProモデルの出荷予測を増やすかどうかは「不明」であるものの、現在iPhone 14モデル全体の出荷台数のうち約45%を占めるiPhone 14とiPhone 14 Plusの受注を減らす可能性が「高まっている」そうです。

 

どれほどiPhone 14とiPhone 14 Plusの予約状況が良くないかといえば、「第3世代のiPhone SEやiPhone 13 miniよりも悪い」そうです。Kuo氏は、アップルが2022年前半に需要が低かったため、第3世代iPhone SEとiPhone 13 miniともに注文を減らしたことを指摘しています。

 

特にiPhone 14 Plusについては「予約結果が予想を大きく下回っている」とのこと。そもそも6.7インチのiPhone 14 Plusが投入されたのは、iPhone 13世代で5.4インチのminiモデルがあまり売れなかったためだと推測されています。小さな標準モデルが不人気だったことで、大きなサイズに入れ替えたというわけです。

 

しかし、iPhone 14 Plusも空振りに終わりそうなため、Kuo氏は「アップルの標準モデルの製品セグメント化(顧客ニーズに合わせた区分)戦略は今年、失敗する」と述べています。

 

iPhone 14シリーズでは価格もサイズも手頃なminiサイズがなくなり、小型のスマホを好む人たちからは嘆く声も聞こえてきました。が、デカいiPhone 14 Plusが不人気のままだとすれば、将来のiPhoneでminiが復活することもあり得るかもしれません。

 

Source:Medium

iPhone 14のバッテリー交換は1万4800円、iPhone 13よりも52%値上げ!

アップルは最新の標準モデルiPhone 14の米国での価格を、先代のiPhone 13から引き上げませんでした(日本では2万円ほど上がっていますが)。しかし、バッテリー交換にかかる費用が大幅に値上げされていることが明らかとなりました。

↑Image:Apple

 

米9to5Macによると、iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxでのバッテリー交換費用は、全て99ドルだそうです。これはiPhone 13の69ドルから、約43%ものの値上げとなります。

 

また日本でのバッテリー交換費用は、アップル公式サイトにある「iPhoneのバッテリーサービス」から確認できます。iPhone 13シリーズの場合は、5.4インチのminiモデルから6.7インチのPro Maxまで、すべて9800円とされています。

 

しかし、iPhone 14シリーズであれば、全モデルとも「お見積もり額」は1万4900円に。円安の影響も含まれているためか、なんと52%もの値上げとなっています。ほかイギリスでも69ポンドから105ポンドとのことで、やはり52%アップです。

 

もちろんiPhoneのバッテリーは数年は交換なしに使えますが、もしも保証期間外に使えなくなった場合には、日本では1万4900円も支払うことになります。上記で触れたiPhone 13シリーズのほか、iPhone SEシリーズもバッテリー交換は7500円のままで、特に値上げはされていません。

 

なぜiPhone 14モデルだけが、これほど値上げされたのかは不明です。バッテリー容量が増えているかといえば、iPhone 13とほぼ同じであることも分かっており、割増分の料金だけお得になるわけでもなさそうです。

 

このバッテリー交換費用は、有料保証サービス「AppleCare+」に加入していて、バッテリー容量が本来の80%未満に低下している場合は無償となります。ただし7月1日から全体的に値上げされており、iPhone 14でも月払いで1280円、2年間一括であれば2万5400円もかかるため、悩ましいところです。

 

Source:9to5Mac

iPhone本体を使えるサブスクリプション、2022年内に発表? 新モデルにも乗り換えられる噂

アップルは最新の「iPhone 14」シリーズを発表して予約受付を始めており、今週末からユーザーの手元に届く見通しです。

↑Image:Apple

 

それらのiPhoneを買い切りや分割払いではなく、月額料金を払って借りるハードウェア版のサブスクリプション(定額制サービス)が2022年内に始まるとの噂が報じられています。

 

この噂の発信源は、アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者です。ニュースレター「Power On」最新号のなかで、このサービスは早ければ今年(2022年)後半に始まるかもしれないと述べられています。

 

アップルのハードウェア版サブスクの噂は、今年4月にもBloombergが報じていたことです。すでに米国ではiPhoneを24回分割払いで利用できる「iPhoneアップグレードプログラム」が提供されていますが、そちらは支払いが終わればiPhoneは自分のもの。それに対してサブスクはレンタルに近く、所有権が移ることはないと説明されていました。

 

新たなハードウェア版サブスクは、アップルサービスをまとめた「Apple One」や延長保証の「AppleCare+」と連携するかもしれないそうです。レンタルしたiPhoneでApple Musicの音楽を聴いたり、また修理費用を安めに抑えられたりする可能性がある、というわけです。

 

またアップルは、このサービスの利用者は新型ハードウェアが登場したとき、新モデルに交換できるようにすることも検討しているそうです。たとえばiPhone 14 Proをサブスクで利用しておくと、翌年には「iPhone 15 Pro」に乗り換えられる、といったところでしょう。

 

この新たなサブスクが、なぜiPhone 14シリーズと同時に発表されなかったのか? それは「発売日の複雑さを軽減するため。結局のところ、iPhoneを入手する全く新しい方法が追加されることになる」からだそうです。確かにiPhone 14の発売日と、iPhone 14をサブスクで使える開始日を同時にアナウンスされても、ユーザーは混乱しそうではあります。

 

来月、10月には新型iPadとMacを発表するイベントが噂されています。そうして新製品が出そろった後、年末商戦の前こそが、ハードウェア版サブスクを発表するのにちょうどいい時期かもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:9to5Mac

iPhone 14 Proモデル、高精度2周波GPSをサポート! 標準モデルより位置情報が正確に

最新のフラッグシップ機「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」は、標準モデルの「iPhone 14」や「iPhone 14 Max」と比べて画面のデザインが刷新されたことや、カメラ性能に差が付けられていることが注目を集めています。

↑Image:Apple

 

そのほかに、実はProモデルは高精度2周波GPSがサポートされており、標準モデルよりも正確な位置情報が得られることが明らかとなりました。

 

米MacRumorsが指摘しているように、iPhone 14 Pro/Pro Maxの技術仕様書には、位置情報の項目に「高精度2周波GPS」と書かれています。この機能は、Apple Watch Ultraでもサポートされています。

 

この高精度2周波GPSとは、従来型のL1周波数と新しいL5周波数の両方を受信できるものです。L5周波数はL1よりも高度で出力も高く、建物や樹木などの障害物も通り抜けやすい強みがあります。この2つの信号を組み合わせることで、iPhone 14 Proモデルでは地図アプリの位置精度が上がることが期待できるわけです。

 

米政府によると、6月時点ではL5信号を発信できるGPS衛星が17基あるそうです。そしてL5は 「最も先進的な民間GPS信号を世界中のユーザーに提供する」と謳われていますが、まだ「運用前」つまり十分に活用されていないと述べられています。

 

一方で、標準モデルiPhone 14とiPhone 14 Pluxの仕様書を見ると、2周波GPSがサポートされていません。よく道に迷いやすい人、アップル純正マップやGoogleマップを愛用している人は、iPhone 14 Proモデルを買った方が何かと助かりそうです。

Source:Apple
via:MacRumors

iPhone 14 Proモデルでの4K ProResビデオ撮影、256GB以上のストレージが必須! 128GBモデルは不可です

まもなくiPhone 14 Pro/Pro Maxが発売されますが、4K ProRes形式の動画撮影は256GB以上のストレージを内蔵したモデルに限られることがわかりました。

↑Image:Apple

 

つまり最小容量の128GBモデルでは、4K ProRes撮影はできません。この制限は、昨年のiPhone 13 Proモデルと同じです。

 

アップルの公式プレスリリースにも書かれており、「iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは、128GBのストレージオプションでは1080p 30fps、256GB、512GB、1TBのストレージオプションでは最大4K 30fpsで、カメラアプリケーションでのProResビデオ撮影をサポートします」とされています。

 

ちなみにProResとは、アップルが開発した映像圧縮のコーデックです。マルチコア処理を最大限に活用したもので、ProRes 4444 XQや ProRes 4444、ProRes 422 HQなどさまざまな種類が用意されています。

 

なぜ128GBモデルで4K ProRes動画の撮影ができないかといえば、おそらく4Kビデオのファイルサイズが非常に大きいためと思われます。以前、海外テック系メディアINPUTのRay Wong氏がアップルに問い合わせたところ、4K HDR 10ビットのProRes動画は1分間で6GBになると確認できたそうです。

 

つまり256GBであれば約42分で、1TBでも4時間強でストレージが満杯になる計算です。これだけのファイルサイズであれば、Lightningポートを経由してMacなどに転送するのにも、かなりの時間がかかりそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

iPhone 14 Pro/Pro MaxのDynamic Islandはこう見える! ハンズオン会場でも大好評でした

アップルは新製品のiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの画面に、ノッチ(上部の切り欠き)をなくした最新のデザインを導入しました。新たな画面でもTrueDepthカメラ(顔認証用のパーツ)や自撮りカメラのために穴が2つ開けられていますが、それを目立たなくした「Dynamic Island」という新たなインターフェースを追加しています。

↑Image:Apple

 

これは穴2つを1つの横に長い穴にまとめつつ、デイスプレイの上側にダイナミック(動的)に形が変わる通知やボタン類が現れるというものです。そこに横長の穴が溶け込みつつ、ビジュアルも目を楽しませ、実際に便利になるというわけです。

 

では、実際にどう見えるのか? 米MacRumorsが、それを動画とともに分かりやすく説明しています。

 

たとえばApple Payで決済する際には、Face IDの確認インターフェースに合わせてDynamic Islandが正方形に広がり、電話中は電話用の操作ボタンが押しやすいよう大きく表示されるという具合です。基本的には「他の操作をしながら、また戻ってくる」というバックグラウンドのタスクを呼び出しやすくするものです。

 

今のところ、アップルのデモから分かっている使い方は次の通りです。

 

  • 大きな四角形を展開し、マップアプリ本体を開かずに道案内を表示する
  • マップの道順だけを小さな枠内で表示し、次の曲がり角を確認できる
  • Apple Payの決済を確認できる
  • 再生中の曲の残り時間などを表示します
  • Lyft(配車サービス)の到着時刻をトラッキング。
  • マイクやカメラを使用しているときに、プライバシーインジケータ(アプリによる盗み聞きなどを防ぐため)を表示する
  • 電話アイコンと通話時間の小さなバーを表示
  • タイマーを表示
  • 音楽コントロールと音楽プレーヤー
  • AirPodsの接続状態やバッテリー残量を表示
  • iPhoneの充電状況やバッテリー残量を表示

 

またアップルは、サードパーティアプリの開発者が自らのアプリをDynamic Islandに統合することを認めています。今後は他社の動画ストリーミングサービスや通話アプリも対応することになりそうです。

 

この「Dynamic Island」機能はiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxだけで使えるものです。実際に公式のハンズオン会場で使った人からも非常に好評のため、両モデルが手元に届き、利用できる日が来ることを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

スティーブ・ジョブズ氏の娘、「iPhone 14は13と何も変わってない」とからかう

最新のiPhone 14シリーズが8日の「Far Out」イベントで発表されたばかりですが、アップル共同創業者スティーブ・ジョブズ氏の娘イブ・ジョブズ氏が自らのInstagramで、「iPhone 14(標準モデル)はiPhone 13と何も変わってない」とほのめかす画像をシェアしました。

↑Image:Apple

 

なお、9日現在では投稿は削除されています。

 

この投稿でイブ氏は「今日アップルの後にiPhone 13からiPhone 14に買い替えた私」とのキャプションとともに、すでに着ている服と同じシャツを掲げた男性の写真をシェアしています。元ネタは有名なミーム(ネットで模倣して拡散される情報)だそうですが、約50万人のフォロワーにシェアされてから消されたとのことです。

↑Image: Eve Jobs

このミームは、どうやら新しいiPhone 14標準モデルがiPhone 13標準モデルは見た目も機能もほとんど変わらず、価値ある買い換えにはならないと示唆しているようです。

 

実際、iPhone 14標準モデルは画面上にノッチ(切り欠き)があるデザインも前モデルから引き継ぎ、iPhone 13 Proと同じチップ(5コアGPU版のA15)を搭載し、iPhone 13標準モデルと比べてGPUコアが1つ増えたにすぎません。

 

とはいえ、性能が向上したことは確かではあり、前面カメラがオートフォーカスにも対応しています。さらにiPhone 14 Plusはサイズとともにバッテリー容量も大きくなり、ビデオ再生では最大26時間(iPhone 14は最大20時間)ものスタミナを誇っています。実際に使ってみれば、13とは別ものの印象を受けるかもしれません。

 

ともあれ、iPhone 14は全モデルとも9月9日午後9時から予約注文が始まります。そしてiPhone 14やiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxは9月16日発売ですが、iPhone 14 Maxのみ10月7日発売です。

 

Source:MacRumors

iPhone 14 Pro/Pro Max発表! 新生“ノッチ”やA16 Bionicチップ搭載、カメラ性能も大幅にアップ

アップルは8日深夜の「Far Out」イベントで、iPhone 14 Proシリーズを発表しました。6.1インチディスプレイの「iPhone 14 Pro」と6.7インチの「iPhone 14 Pro Max」をそろえ、昨年のiPhone 13シリーズと同じ構成となっています。

 

カラーは スペースブラック、シルバー、ゴールド、ディープパープルの4色となっています。

 

ここ数年iPhoneの代名詞ともいえたノッチ、すなわち画面上の切り欠きがなくなり、代わりに「横長の黒い穴が1つ」となっています(アップルは「ノッチ」と呼んでいますが)。この黒部分は状況により形や大きさが変わるため、噂通り「実は横長と丸い穴が2つあり、間の画素をオフにしている」だけと推測されます。

 

ノッチの下にあるTrueDepthカメラ(顔認証のFace IDに使用)も再設計とのこと。さまざまなアラートや通知が来る新体験は“ノッチ”のために設計されたと述べられています。

 

また、ノッチ部分にさまざまなアニメーションが表示されたり、トランジションに使われたりする、新たなユーザー体験「ダイナミックアイランド」(変化する島?)が登場。AirPodsが接続されているかどうか、充電の状態はどうかなどをコントロールセンターを呼び出さなくても確認できるのは便利そうです。

 

さらにiPhone 14 Proモデルは、画面も進化を遂げています。屋外での明るさは2000ニトに達し、全スマートフォンの中で最も高いとのこと。そして常時表示、つまり「画面がオフにならず常に時刻や通知を表示し続ける」機能がついにやって来ました。

 

それを支えるのが、可変リフレッシュレート機能です。13 Proでは下限が10Hzだったところが1Hzまで下げられるようになり(1秒間に1回だけ画面書き換え)、低消費電力モードも搭載されました。時刻を見ようとしたり通知を確認したりするために、わざわざiPhoneを持ち上げたり画面をタップしなくても良くなったわけです。

 

そして心臓部分であるプロセッサーは、新開発の「A16 Bionic」チップを採用しています。前A15チップが5nmプロセス製造だったのに対して4nmプロセスとなり、160億個ものトランジスターを搭載。2つの高性能コアと4つの高効率コアが内蔵されたほか、16個のNeuralEngineは1秒間に17兆回もの演算ができるとのこと。

 

これらのすべてが活かされるのが「写真」。現代はコンピューテショナル・フォトグラフィー=スマホ側で写真を加工して作り込むことが主流となっていますが、その最先端をゆく格好です。

 

またメインの広角カメラは、先代の12MPから48MPとなり、センサーは65%大型化されたとのこと。そして第2世代のセンサーシフトOISが採用され、手ぶれ補正もいちだんとパワーアップしているようです。

 

この新センサーは、4つの画素を1つの大きなピクセルとして、4倍の光量を確保。12MPの写真サイズを維持しながら、光の取り込みをさらに向上させたと謳われています。これは48MPのままだと写真のデータサイズも増えてストレージを圧迫してしまうため、それを避けることも兼ねているかもしれません。

 

また低照度での撮影が3倍も改善し、フラッシュも再設計され、焦点距離に応じて適応的に動作するようにしたそうです。全般的に「暗いところや夜景に強くなった」とアピールされている感があります。

 

iPhone 14 Proの価格は14万9800円(税込)から、Pro Maxは16万4800円(税込み)から。両モデルとも9月9日予約開始で、発売は9月16日です。

アップル新製品の国内価格一覧まとめ。円安の影響でiPhone 14はやっぱり高い!

米アップルから本日発表された、「iPhone 14 Pro」シリーズや「Apple Watch Ultra」、そして「AirPods Pro(第2世代)」などの魅惑の新製品たち。これらの国内向け価格を早速まとめてみました! なお、記事内の価格はすべて税込みです。

↑アップルより

 

iPhone 14シリーズ

iPhone 14:11万9800円から

iPhone 14 Plus:13万4800円から

iPhone 14 Pro:14万9800円から

iPhone 14 Pro Max:16万4800円から

 

Apple Watchシリーズ

Apple Watch Series 8 41mm GPSモデル:5万9800円から

Apple Watch Series 8 41mm セルラーモデル:7万4800円から

Apple Watch Series 8 45mm GPSモデル:6万4800円から

Apple Watch Series 8 45mm セルラーモデル:7万9800円から

 

Apple Watch SE(第2世代) 40mm GPSモデル:3万7800円から

Apple Watch SE(第2世代) 40mm セルラーモデル:4万5800円から

Apple Watch SE(第2世代) 44mm GPSモデル:4万2800円から

Apple Watch SE(第2世代) 44mm セルラーモデル:5万800円から

 

Apple Watch Ultra:12万4800円から

 

AirPods Proシリーズ

AirPods Pro(第2世代):3万9800円から

 

やはり円安の影響もあってか、どの製品も昨年のモデルから値上がりしています。とくに、iPhone 14シリーズは2万円以上の値上げとなりました。アップルファンにとって(そしてガジェットファンにとっても)、なかなか厳しい時代といえそうです。

 

Source: アップル

iPhone 14/14 Plusが正式発表。カメラのさらなる進化に加えて、衛星通信でSOSを発信可能

米アップルはオンラインイベントにて、スタンダードモデルの新型スマートフォン「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」を発表しました。

↑アップルより

 

6.1インチディスプレイを搭載したiPhone 14と、6.7インチディスプレイを搭載したiPhone 14 Plus。どちらも画面上部に「ノッチ(切り欠き)」を搭載しているのは、iPhone 13シリーズと共通しています。また、iPhone 13と同じく「A15 Bionic」プロセッサを搭載しています。

 

背面には新設計の1200万画素メインカメラを搭載し、「Action mode」として優れたセンサーシフト式の手ブレ補正機能を採用。これに、超広角カメラが組み合わされています。またフロントカメラも刷新され、オートフォーカスに対応します。

 

興味深い機能としては、衛星通信によって緊急メッセージを送れる機能を搭載。iPhoneをかざすと衛星に検出され、通信したり位置情報を共有したりできるそうです。なおこの機能は、11月からアメリカとカナダから提供が開始されます。またアメリカ向けのiPhone 14シリーズは、物理的なSIMトレーを搭載しない「eSIM」専用モデルとなります。

 

iPhone 14は799ドルで、iPhone 14 Plusは899ドル。9月9日から予約を開始し、iPhone 14は9月16日から、iPhone 14 Plusは10月7日から販売が開始されます。

 

Source: アップル

「iPhone 14」全4モデルの仕様と価格情報がリーク! 標準モデルはRAM 6GBにアップかも

まもなく「iPhone 14」シリーズが8日午前2時~に発表される見通しですが(されなければ逆に驚き)全4モデルの主な仕様や価格の情報が伝えられています。

↑Image:Weibo

 

中国SNSのWeiboに投稿された資料の写真によると、標準モデルで6.1インチの「iPhone 14」は6699元~、つまり13万5000円ほど。iPhone 13からは値下げとの噂もあっただけに意外に高い印象ですが、一般的に中国でのiPhone価格は日本より高いため、割り引いて考えたほうがよさそうです。

 

さて仕様については、「iPhone 14」と「iPhone 14 Pro」は、大型の「iPhone 14 Plus」(この噂と一致しています)と「iPhone 14 Pro Max」と同じように、画面サイズと解像度が共通しているようです。前者は6.1インチで2532×1170、後者は2778×1284ということで、どちらもiPhone 13世代と画面サイズと解像度の組み合わせは同じです。

 

またProモデルの画面は最大輝度が1200ニトに対して、標準モデルは1000ニト止まり。かたやProモデルのメインカメラは48MPかつ8Kビデオ撮影できる一方で、標準モデルは12MPで4K動画に制限されるようです。

 

そして搭載プロセッサは、Proモデルが最新の「A16」に対して、標準モデルが13と同じA15のままというのは、これまでの噂通りです。その一方で、標準モデルの搭載RAMもProと同じく6GBに増やされそうなのはうれしいところです。

 

またProモデルは13世代より値上げされつつも、最小ストレージが128GBから256GBに引き上げられる、との噂とも一致しているようです。

 

この資料では「iPhone 14 Pro Max」は1万899元、日本円では22万円以上とされており、日本と中国との価格差を差し引いても、かなりの負担となりそうです。それでもiPhoneは毎日使う生活の一部だけに、日割りにすればそう高くはないのかもしれません。

 

Source:Weibo
via:Wccftech

デカい標準モデルは「iPhone 14 Plus」? 純正ケースのカラバリ写真も流出

まもなく「iPhone 14」シリーズが、8日午前2時~の「Far Out」イベントで発表されることが確実とみられています。そんななか、その純正シリコンケースの色につき「99%確実」という画像が公開されるとともに、6.7インチの標準モデルが「iPhone 14 Max」ではなく「iPhone 14 Plus」とする噂が伝えられています。

↑Image:Majin Bu

 

今回の画像は、有名リーカーMajin Bu氏がツイッター上でシェアしたものです。これは数週間前に公開された「クローン」画像の続きであり、Bu氏はiPhone 13用ケースのカラバリを正確に当てたこともあり、かなり信頼できると思われます。

まず1枚目、アップル公式オンラインストアらしき写真からは、「ブライトオレンジ」「ブラウン」「ゴールデンブラウン」「ミッドナイトブルー」「ブラック」「ファーグリーン」の6色が確認できます。

 

そして2枚目の実店舗らしき画像では、「ミッドナイト」「サキュレント」「チョークピンク」「レッド」「ライラック」「サングロウ」「ストームブルー」「エルダーベリー」の8色が写っています。

 

さてBu氏のツイートでもう1つ注目すべきは、これまで「iPhone 14 Max」と仮称されてきた6.7インチの標準モデルが実は「iPhone 14 Plus」と主張していることでしょう。先代のiPhone 13では5.4インチのminiサイズが売れなかったため、代わりに投入が噂されている「デカい標準モデル」です。

 

かつてアップルは「Plus」のブランドを大型モデルに使っていました。2014年のiPhone 6 Plusが初であり、iPhone 8 Plusまで引き継がれていました。そしてiPhone 6 Plusは大ヒットとなったため、iPhone 14世代でもそれにあやかることは不思議ではありません。

 

この「iPhone 14 Plus」説はBu氏だけではなく、数日前にツイッターユーザーのTommy Boi氏が、純正らしきクリアケースの写真つきで主張していました。

 

たしかに「iPhone 14 Max」だと「iPhone 14 Pro Max」と似すぎているため、ユーザーの混乱を避けるためには「Plus」にしたほうがよさそうです。いずれにせよ、あと1日と少しで分かる「正解」を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Majin Bu(Twitter) 

「iPhone 14 Pro」ではバッテリーアイコン+%表示が復活? 常時表示でロック画面の情報もたっぷりか

今年の「iPhone 14 Pro」モデルには常時表示、つまりロック状態でも画面が消えずに時刻やウィジェットなどが表示され続けると予想されています。さらにProモデルではノッチ(画面上部の切り欠き)がなくなり「ピル+ホール」、すなわち横長と丸い穴の2つが空くことも確実とみられています。

↑Image:MacRumors

 

では、iPhone 14 Proモデルのロック画面はどう見えるのか? その細かな情報が伝えられています。

 

まずiPhone 14 Proの画面に空いた2つのパンチホールは、間の画素がオフにされてひと繋がりの「ピル」(横長の穴)に見えることは、ほぼ定説となっています

 

さて新たな噂話によると、iPhone 14 Proのステータスバー(画面上にある表示欄)は、ディスプレイ上部の使えるスペースが広がったおかげで、電波強度のアンテナが左側に移動するとともに、「(残り)○%」の表示と残量を目に見える形にした電池アイコンを組み合わせたバッテリー表示が復活するとのことです。

 

実は2017年発売のiPhone X以降は、フラッグシップ(Face ID採用)iPhoneのロック画面では「○%」表示が消えていました。なぜなら画面上の真ん中に大きなノッチがあるため、両横にスペースが足りなくなっていたからです。

 

最近のiOS 16ベータ5では「バッテリーアイコンの中に%表示」となっていましたが、残量が減ってもアイコンの形が変わらず、逆に分かりづらいとの声もありました、

 

さらにiPhone 14 Proのロック画面では、次のような新機能や変更があるとのことです。

 

  • 深度効果を持つロック画面の壁紙の背景は、ディスプレイが常時点灯モードのときに消えて完全に暗くなり、前景は薄暗くなります。またユーザー設定により前景に色付けされ、縁取りが強調されるようになります。
  • ウィジェットは常時点灯中も表示されますが、有機ELの焼き付きを防ぐため、ユーザーにはわからないように一定の間隔でフェードイン&フェードアウトします。
  • 常時点灯のロック画面と通常のロック画面は、壁紙や色、フォント、ウィジェットを共通にする必要があり、コンテンツを別々にはできません。常時点灯の中核となるビジュアル要素そのものは、個別にカスタマイズできます
  • 通知はiPhone 14 Proの常時表示体験の一部となり、通常のロック画面と同様に、通知は下から1つずつせり上がり、10秒間はさりげなく表示され続けます
  • iPhone 14 Proの発売後すぐに、常時表示や壁紙に関するバグ修正を含むiOS 16.0.1または16.1等のアップデートを配信する予定とのこと

 

この常時表示機能は、すでにApple Watch Series 5以降で実現していたりします。当時は「いつでも時計に時刻が表示されている!」と謎の感動がありましたが、iPhone 14 Proでも感激がありそうです。

 

Source:MacRumors

iPhone 14が怖い? サムスンがアップルをからかうCM公開

アップルは8日の「Far Out」イベントで「iPhone 14」シリーズを発表するとみられています。新型iPhoneは(少なくともProモデルは)値上げが確実ななかで、今でも絶好調のiPhone 13を上回るほど売れに売れて、さらに中国でも一人勝ちするとの予想もあります

↑サムスンがアップルをからかっていると話題に

 

そうした状況は、Androidスマートフォンメーカー各社にとって大きな脅威となるはず。そのひとつであるサムスンが、まだ発売されてもいないiPhone 14をからかうCMを公開しています。

 

このCMの始まりは「アップルの最新ローンチに向けてシートベルトを締めて下さい。世界を見渡しても、あなたの方向はそちらではありません」というもの。自社製品の広告より、むしろアップルのイベントを知らせるような語りかけです。

 

そして「スマートフォンの最高解像度カメラは、誰かのポケットに入ってます」として、Galaxy S22 Ultraのカメラ性能をアピール。さらに「いいね!が殺到するような壮大なムーンショット(途方もない未来を先取りした挑戦)」として自社の折りたたみスマホGalaxy Z Flip4を推しています。

 

これらの(自社の)イノベーションは「あなたの身近にあるiPhoneにもうすぐやってくるわけではありません。それは、発売中のGalaxyにあります」とのこと。つまり、アップルのスペシャルイベントを見る必要はない、最高のスマホはサムスンが用意しているから、と言いたいと推測されます。

 

海外テックメディアBGRは、このCMをサムスンが「恐怖」している表れと分析し、iPhone 14にとって最高の宣伝になると指摘しています。たしかに、サムスン製スマホやAndroidにしか興味がなかった人も、逆にiPhone 14に興味を持つきっかけになる可能性もありそうです。

 

サムスンがiPhoneをからかうCMを出すことは今回が初めてではなく、以前もアップルのジーニアスバーのような場所を舞台にしたコント(?)「Ingenius」シリーズを展開していたことがあります。どれほどGalaxyスマホの売上増に効果があるのかは不明ですが、「iPhone 14 Pro」のパンチホールもネタにするのかもしれません。

 

Source:Samsung(YouTube) 
via:BGR

古めのiPhoneやiPadは今すぐアップデートを! ゼロデイ脆弱性を修正したiOS 12.5.6がリリース

アップルはiOS 13やそれ以降のバージョンを使えない古めのiPhoneやiPadを対象に、iOS 12.5.6を配信開始しました。アップデートが届いていれば通知から、なければ設定アプリから「一般」>「ソフトウェア・アップデート」から利用できます。

↑あなたの端末は大丈夫?

 

今回の更新は、2件のゼロデイ脆弱性に対処した重要なセキュリティアップデートとなっています。対象となるのはiPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3、および第6世代iPod touch、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusです。これらをお持ちのユーザーは、速やかにアップデートされることをお勧めします。

 

iOS 12.5.6でのセキュリティアップデートは、8月半ばに配信されたiOS 15.6.1と同じく、Webkit(ブラウザの描画エンジン)にあった脆弱性を塞ぐものです。

 

その内容は、悪意をもって細工されたウェブコンテンツを処理することで、任意のコードが実行される可能性があるというもの。要はブラウザで悪質なページを読み込むと、ハッカーが送り込んだ命令が通ってしまう危険があるわけです。

 

アップルはこの脆弱性が「積極的に悪用された可能性がある」と報告されているとのこと。つまり、実際に被害が出ている恐れがあり、該当する製品を愛用している方々は、直ちにアップデートした方がいいでしょう。

 

ちなみにゼロデイ脆弱性とは、ソフトウェアの開発元が不具合があると認識して修正パッチを公開する前に、攻撃に悪用されてしまうバグのことです。アップルのような巨大ハイテク企業でも悪質なハッカーに出し抜かれることは珍しくないため、セキュリティアップデートは速やかにしておきたいところです。

 

Source:Apple

「iPhone 14」は衛星通信に対応、すでにテストも終わってる? 圏外でも通話できるかも

ここ最近、にわかに「iPhone 14」シリーズに衛星通信機能が搭載されて、電波の圏外でもテキストメッセージや通話ができるようになるとの噂が盛んとなっています。

↑「iPhone 14」は衛星通信に対応……の噂

 

今月25日に米通信大手T-MobileとSpaceXが発表した「Coverage Above and Beyond」はスマートフォンを衛星通信と繋げて圏外でも通信できるようにする計画ですが、これがアップルの発表に先手を打ったのではないか、との指摘あり。さらに大手メディアBloombergも「その通り」と報じ、信ぴょう性が増しているしだいです。

 

それに続き有名アナリストが、アップルは確かにiPhone 14の衛星通信に取り組んでおり、量産前にハードウェアのテストも終わっていると述べています。

アップルの未発表製品に詳しいMing-Chi Kuo氏によれば、iPhone 14の衛星通信は主に緊急時のテキスト/音声サービスを提供するとのこと。山や海など電波が届かない場所でも、警察や救急隊、緊急連絡先などにメッセージを送ったり、電話を掛けられるというわけです。

 

しかし、iPhone 14が衛星通信できるかどうかは「アップルと通信事業者がビジネスモデルの折り合いが付けられるかどうか」にかかっていると付け加えています。もともと先代のiPhone 13も衛星通信できるハードウェアを搭載しているものの、「ビジネスモデル交渉が済んでない」ため、サポートされなかったそうです。

 

実際にiPhoneで衛星通信が使えるようになる次期は「予測しにくい」が、「いずれは」実現する見込みとのことです。

 

もちろんアップルは人工衛星を持っていない(はず)のため、どこかの衛星通信事業者と提携する必要があります。その有力候補はGlobalstarと噂されていましたが、やはりKuo氏もその可能性が高いと述べています。

 

ちなみにGlobalstarとは、地球低軌道(LEO)衛星通信サービスプロバイダのこと。同社は今年2月、新たに17基の衛星を発注して「潜在顧客」に対して「継続的な衛星サービス」を提供すると発表していた経緯があります。この「潜在顧客」が、実はアップルではないか、というわけです。

 

iPhoneが衛星通信に対応すれば、もしも通信キャリアの大規模障害が起こったとしても、家族や知人と連絡が取りやすくなるはず。そのためにはiPhone 14以降が必要……とすれば、今年の新型モデルは大ヒットするかもしれません。

 

Source:Medium
via:MacRumors

コレさえあればスタンドいらず!? iPhoneスタンドになる「Lightningケーブル」

Newseedは、「L字型角度可変スタンドLightningケーブル」を発売しました。

 

同製品は、MFi認証を取得した、ケーブルがそのままスタンドになる“スタンド兼用ケーブル”。動画視聴などに最適です。

 

3つのパーツを接続して、3段階に端末の角度を調整可能。

 

ケーブルは、屈曲を強化した高耐久ナイロンケーブルを採用し、断線に強くしています。

 

出力は3Aに対応し、急速充電が可能です。

 

長さは1mと2mの2種類。税込価格は1mが1780円、2mが1980円です。

「iPhone 14 Pro Max」のパンチホールはこう見える? ステータスバーも右下にずれるかも

アップルが9月8日午前2時~にスペシャルイベント開催を発表したことから、いよいよ「iPhone 14」シリーズが登場する日が近いと期待が高まっています。そんななか、上位モデル「iPhone 14 Pro」の画面に開けられたパンチホールや、「(上部に表示される)ステータスバーはこう見える」とのリーク情報が届けられています。

↑Image:DuanRui

 

TwitterユーザーのDuanRui氏は、中国SNSのWeiboからiPhone 14 Proらしき画像をいくつか転載しています。そのうち1つは、ノッチ(画面上部の切り欠き)の代わりに入ると予想される「ピルとホールパンチ」(横長と丸、2つの穴)の実物をクローズアップしたと思しき画像でした。

 

さらに有名リーカーのIce universe氏も「iPhone 14 Proのダミー」とされるディスプレイ画像を公開しています。こちらも2つのパンチホールがしっかり開けられており、上記の画像の信ぴょう性が高まったといえそうです。

 

ほぼ同時に、やはり信頼性の高いリーカーShrimpApplePro氏が「iPhone 14 Pro Max」とiPhone 13 Pro Maxのステータスバーを重ね合わせた画像を公開しています。

ここではノッチ(iPhone 13 Pro Max)から「ピル+ホールパンチ」(iPhone 14 Pro Max)への移行にともない、画面の表示位置が調整されていることが確認できます。具体的には電波の強度やWi-Fi、バッテリー残量の表示がやや下と右にずらされているようです。

 

ちなみにノッチの下には自撮りカメラや顔認証のためのTrueDepthカメラが内蔵されており、「ピル+ホール」も同じ位置づけと推測されています。すなわち自撮りをしたり、Face ID認証を支える赤外線などを照らしあるいは受信するため、穴を開けて視界を確保していると思われます。

 

この「ピル+ホール」は高価なProモデルのみで、標準モデルで6.1インチの「iPhone 14」と6.7インチの「iPhone 14 Max」では先代と同じノッチが残り続けると予想されています。リークされた画像を見るかぎり、ピル+ホールも十分に大きそうではありますが、ノッチと比べて「画面が広くなった」と感じるかどうかは興味深いところです。

 

Source:MacRumors

「iPhone 14 Max」用ディスプレイの生産に遅れ? 発売直後は品薄かも

まもなく「iPhone 14」シリーズが9月初めに発表(7日説が有力です)と噂されるなか、それぞれのモデルの出荷量、つまり入手しやすさは気になるところです。どのモデルであれ基本的に「1台につきディスプレイパネルは1枚」であり、パネルの生産量から各モデルの生産台数も分かるはず。

↑「iPhone 14 Max」用ディスプレイはどうなる?

 

この点につき、6.7インチの標準モデル「iPhone 14 Max」用のディスプレイパネルが、他のモデルよりも不足するかもしれないと報じられています。

 

うわさの発信源は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏のツイートです。それによると6月~9月の期間では、「iPhone 14 Pro Max」(6.7インチのハイエンドモデル)のパネル生産比率が最も高く、出荷量の28%を占めているそうです。

 

そして「iPhone 14」と「iPhone 14 Pro」(6.1インチのハイエンドモデル)はどちらも26%と僅かな違いですが、「iPhone 14 Max」は19%で一番少ないとのこと。それぞれの生産台数もほぼ比例しており、iPhone 14 Pro Maxが29%、14 Maxが21%と述べられています。

 

つまりiPhone 14 Pro Maxはほぼ予定通りに出荷できる一方で、iPhone 14 Maxは本体に対してディスプレイパネルが不足している格好です。ただし、Young氏はiPhone 14 Max用パネルの出荷量も「9月に大きく巻き返す」と述べており、発売直後の品不足はすぐ解消されることになりそうです。

 

今年の新型モデルでは高価なiPhone 14 Pro/Pro Maxの出荷比率が高くなることは、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も予想していることです。標準モデル(で最も安い)iPhone 14のお値段は前モデルから据え置きにしておき、代わりにお高いProモデルを多めに売ってトータルで利益を増やそう、というわけです 。

 

 

今年の最新4モデルのうち、iPhone 14 Maxだけ生産が遅れていることは、数か月前にも報じられていました。当時Kuo氏が「サプライヤーが残業すればすぐ本来のスケジュールに追いつく」と言っていましたが、やはりアップルとしては高価なProモデルの方に全力投球しているのかもしれません。

 

Source:Ross Young(Twitter)
via:MacRumors

「iPhone 15 Pro」モデルだけが「A17 Bionic」チップ搭載? ついに3nmプロセスになる噂

今年の「iPhone 14」シリーズでは、最新チップ「A16 Bionic」は高価なProモデルのみに採用され、標準モデルはiPhone 13世代と同じA15のままだと予想されています。そうした「価格によりプロセッサに差を付ける」方針は今後も続き、2023年の「iPhone 15」シリーズでもProモデルだけに「A17 Bionic」チップが積まれるとの噂が報じられています。

↑写真は「iPhone 12 Pro Max」

 

これは中国SNSのWeiboで囁かれていること。中国テックメディアITHomeによると、この人物は昨年いち早く「iPhone 14標準モデルはiPhone 13と同じA15のまま」だと発言していたとのこと。それ以降、様々な情報源がこれを裏付ける観測を伝えてきました。

 

今回の主張は、1つには「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」だけが最新のA17 Bionicチップを搭載し、iPhone 15の標準モデルは(その時点では1年遅れの)A16が積まれるということです。

 

もう1つは、A17チップが3nmプロセスで製造されるということ。ここでいう「3nm」とは半導体の回路線幅を意味しており、一般的に数字が小さくなればなるほど処理能力がアップし、消費電力は減る傾向があります。iPhone 14搭載のA16チップは5nmプロセス(A15と同じ)と予想されており、その分だけA17チップは進化が期待できるわけです。

 

このリーカーがどれだけ信用できるかは不明ですが、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も少し前に「最新のプロセッサーは今後、iPhoneハイエンドモデル専用となる」と述べていました。標準モデルとProモデルに大きな性能差を付けて、高価なProモデルを売れやすくするというわけです。

 

その一方で、iPhone 14 Proモデルは13 Proより値上げになるとの噂が相次いでいます 。かたや標準モデルは、全世界のスマートフォン売上が減速しているなか、売上を伸ばすために戦略的に価格を据え置くとの情報もありました

 

そしてiPhone 14標準モデルは。プロセッサが13と同じA15のままでも、新型モデムチップや内部設計の見直しにより性能が上がるとの声もあり。つまり標準モデルも十分にお買い得であり、それはアップルがProモデルで利益を出しているおかげ、とも考えられそうです。

 

最近の噂では、iPhone 14発表イベントは9月7日だと予想されています。iPhone 15の前に、まずiPhone 14シリーズの登場を心待ちにしたいところです。

 

Source:Weibo
via:ITHome,Tom’s Guide

「iPhone 14」用純正ケースのクローン、発表イベント直前に一挙公開!

いよいよ「iPhone 14」シリーズの発表イベントまで、あと1か月を切っているはず。アップルの社内事情に詳しいジャーナリストが「発表は9月7日(米現地時間、以下同)、発売は9月16日」と報じたこともあり、ついにカウントダウンに入った感もあります。

↑Image:Majin Bu

 

そんななか、アップルのiPhone 14用純正ケースの「クローン」と称される画像が公開されています。

 

今回の写真は、有名リーカーMajin Bu氏がツイッター上でシェアしたもの。Bu氏はiPhoneの正式発表前に純正ケースの正確な写真を何度も公表していたほか、iPadOS 16のステージマネージャー(複数のウィンドウを扱うことができ、それぞれのサイズが変えられる)をいち早く予想した実績があります

 

ここで紹介されているシリコンケースのクローン(コピー)は、全8種類。Bu氏は「これらが正式な色になるかどうか分かりませんが、可能性はあります」とコメントしています。今回公開されたカラーバリエーションは、次の通りです。

  • イエロー
  • レッド
  • ネイビーブルー
  • パープル
  • ミント
  • ピンク
  • ミッドナイトブルー
  • ブラック

 

今のところBu氏は、レザーケースがどうなるか、そちらはどんな色が使われるのかには触れていません。とはいえ、iPhone 14シリーズの図面が何か月も前から流出しているのは、「予想レンダリング画像」がいくつも登場していることから明らかです。

 

つまり、このクローンを作ったメーカー(おそらくサードパーティのアクセサリー企業)にも十分な時間があったはず。その分、元にしたデータもかなり正確だと思われます。

 

ではiPhone 14シリーズ本体のカラバリはどうかといえば、やはり有名リーカーのMgGuire Wood氏がツイートしていました。Wood氏は昨年、iPhone 13ではマスクを着けたまま、目の部分だけでFace IDを解除できることを正しく予想した実績があります。そのラインアップは以下の通りです。

  • iPhone 14:グリーン、パープル(13のピンクの代わり)、ブルー、ブラック、ホワイト、レッド
  • iPhone 14 Pro。グリーン、パープル(13 Proのシエラブルーの代わり)、シルバー、ゴールド、グラファイト

これらをBu氏のケース色と見比べると、だいたい対応するものがあるようです。

 

iPhone 14シリーズの情報はあらかた出尽くしており、ざっくり言えば高価なProモデルは「最新プロセッサーや強化されたメインカメラ搭載、時刻などの常時表示あり、デザインも変更」に対して、標準モデルは「ほぼiPhone 13のまま、少しだけ性能アップ」といったところです。

 

このうちProモデルはかなり値上げされ、しかも背面カメラが大きくなるため13 Pro用のケースが流用できないと予想されています。ハイエンドを買いたい人は、資金も余裕を持って用意する必要がありそうです。

 

Source:Majin Bu(Twitter) 
via:9to5Mac

「iPhone 14 Pro Max」、背面カメラはこんなに出っ張る? ダミーモデルの写真が公開

今年秋に発売見られる「iPhone 14」シリーズのうちPro Max、つまり「高価かつ6.7インチの大画面」モデルは、背面カメラが大幅に強化されるために出っ張りも大きくなると予想されています。実際、モックアップと称されるものをiPhone 13シリーズのケースに入れたところ、出っ張りが邪魔して収まらないとの報告もありました

↑Image:fix Apple

 

では、どれほど先代モデルより出っ張っているのか。それを分かりやすく示す写真が公開されています。

 

iPhone 14の全モデルでは背面の超広角カメラが改良されると予想されていますが、特にProモデルではメインの広角カメラと望遠レンズが大幅に強化される可能性が高まっています。

 

アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、広角カメラの解像度が従来の12MPから48Pとなり、8Kビデオ撮影もできると主張していました。また12MPモードでは、複数の画素を1つにまとめる「ピクセルビニング」(Galaxy S21 Ultra等も採用済み)により低照度でもきれいに撮れるそうです

 

さて、今回の画像はTwitterユーザーのfix Apple氏がiPhone 14 Pro MaxのダミーモデルとiPhone 13 Pro Max(本物)を比較し、それを有名リーカーMajin Bu氏がシェアして紹介しているもの。横から撮ったショットでは、iPhone 14 Pro Max(ダミーモデル)の背面カメラがiPhone 13 Pro Maxよりも大きく盛りがっていることが確認できます。

 

2月に流出した「設計図」と称される図面によると、 14 Pro Maxのカメラバンプ(出っ張り)は4.17mmになり、iPhone 13 Pro Maxの3.60mmを上回るとされていました。またバンプの大きさも、先代の幅35.01mmから36.73mm、高さ36.24mmから38.21mmと、それぞれ5%ほどデカくなるようです。

 

カメラの性能が上がるのはうれしいことですが、引き換えにサイズが大きくなれば、前モデルのアクセサリなどは流用できなくなります。幅も高さも厚みもすべて先代より増すとすれば、あきらめて専用ケースを買い直すほかないのかもしれません。

 

Source:fix Apple(Twitter) ,Majin Bu(Twitter) 
via:MacRumors

「iPhone 14」、通常価格モデルとProとは有機EL画面の素材にも差が付く? ピクセルの見え方が違うかも

今年秋の「iPhone 14」シリーズでは通常価格モデルとProモデルの間でかなりの差が付けられ、最新プロセッサも「Proだけ」になると予想されています。そればかりかディスプレイも、性能ばかりか素材までも差別化されるとの噂が伝えられています。

↑iPhone 13 Pro Max(写真右)

 

そもそも去年のiPhone 13シリーズも、全機種が有機ELディスプレイといいながらも、最大リフレッシュレート120Hzの「ProMotion」画面はProモデル限定で、通常価格モデルは60Hz止まりでした。が、iPhone 14世代ではさらに格差が上乗せされるもようです。

 

韓国の電子部品業界メディアThe Elecによると、ディスプレイを供給するサムスンは「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」向けには最高グレードの有機EL素材を使う一方で、「iPhone 14」と「iPhone 14 Max」には前世代の低グレードな素材を使うそうです。なぜなら、コストを節約するため。

 

有機ELの素材は、赤、緑、青のピクセルを作るために使うホスト(実際に発色する)、ドーパント(ホストと混ぜ合わせて効率と寿命を改善)、プライム(発光効率を高める)などで構成されています。つまり通常価格モデルとProモデルとでは、ピクセル単位で見え方が違うということです。

 

あまりに細かな違いのため(また通常価格モデルでもiPhone 13 Proと同じ素材)、おそらくほとんどのiPhoneユーザーが違いに気づきにくいはず。しかし、アップルが通常価格とProモデルの間に、今後ますます差を付けていく方針がうかがえるとは言えそうです。

 

今年のiPhone 14 Proモデルは、ノッチ(画面上部の切り欠き)をなくしてパンチホール2つの新デザインや、改善されたカメラ、さらに新型プロセッサ「A16 Bionic」を独占的に採用すると言われています。

 

これら「プレミアム」機能をすべて省いた通常価格モデルは、見かけはほぼiPhone 13世代と変わらず。ただし今年は、アップルが2年にわたり販売不振に苦しんだminiサイズが廃止され、入れ替わりに大きな画面(Pro Maxと同じ6.7インチ)のMaxモデルが加わると予想されています。

 

逆にいえば、今後もiPhone 13 miniは後継モデルがないため引き続き販売され、おそらくiPhone 14が発売された時点で値下げされるはず。iPhoneのminiサイズが欲しい人は、それを待ってもよさそうです。

 

Source:The Elec
via:9to5Mac

MacでiPhoneやiPadアプリが動く! すごく簡単になりました

アップルが独自開発したM1やM2チップなど「Appleシリコン」を搭載したMacは、実は一部のiPhoneやiPadアプリを動かすことができます。ただ、2020年末から可能ではあったものの、当時は特殊なMacアプリを使うなどと手間がかかり、それに見合うだけの実用性があるとも思えませんでした。

↑iOS/iPadOSアプリをMacで利用するのが簡単になりました

 

それから約2年が経ち、より簡単になったということで、米AppleInsiderが「最新のmacOS Monterey+AppleシリコンMacでiOSアプリを動かす」ガイドを公開しています。

 

まずMacのApp Storeの左下にある自分の名前をクリックし、そこで「iPhoneおよびiPad App」を選びます。そこには過去に購入したiOSやiPadOSアプリが並んでいますので、右下にあるiCloudダウンロードのアイコンをクリックすればMacでアプリを動かせます。

↑Image:AppleInsider

 

ただし、条件がいくつかあります。1つは、そのアプリをiPhoneやiPad上で購入済みであること。Mac側のApp Storeで新たに買うことはできず、先にアップルのモバイル端末で買っておく必要があります。

 

もう1つは、「現在お使いのApple IDで買っている」ことです。違うApple IDで買ったアプリは表示されません。

 

最後に、「ファミリー共有」を設定してる場合、家族が購入したアプリを入手するには、右上のドロップダウンメニューからユーザーを切り替える必要があります。

 

こうしてMacのApp StoreからダウンロードしたiOSアプリは、Macアプリと同じように動かすことができます。もし元々がiOSアプリだと知らなければ、Mac専用アプリではないと気づかないほど自然に見えます。

↑Image:AppleInsider

 

ただし、あくまでiPhone/iPadアプリとして振る舞うため、画面いっぱいに表示されるわけではありません。が、普通のMacアプリと同じくウィンドウを広げたり最大化したりもでき、特に操作に困ることはないはず。以前は狭いウインドウのまま、iPhoneやiPadのようにタッチ操作しか想定せずで、ほとんど何も出来ないこともありましたが、現在ではかなり改善されています。

 

もっとも、すべてのアプリが動くわけではありません。なぜならアプリ開発者が「iOS/iPadOSアプリをMacで動かしてもいい」と明示的にオプトイン(同意)する必要があるためです。

 

ハイテク大手の場合はオプトインしていない場合が多く、お気に入りのアプリが動かないことも珍しくないでしょう。想定していないMacでのバグまで責任が取れない、あるいはMac版があればそちらをどうぞ、ということでしょう。

 

とはいえ、Macに乏しいカジュアルゲームを補充したり、またMacネイティブ版がないメディアプレイヤーのiOS版を使ったり、いろいろと便利になるはず。別に追加のお金はかからないので、チャレンジしてみてもよさそうです。

Source:AppleInsider

アップル、秋の「iPhone 14」売れまくりを予想? Androidブランドは大苦戦のさなか

ここ数か月ほどは全世界的に原材料費や燃料費が上がったり、半導体不足はあいかわらず解消しなかったりで、スマートフォンの売上げも落ち込みないし減速していると見られています。また今年の「iPhone 14」は先代のiPhone 13シリーズよりも値上げが予想され 、あまり売れないのではと危ぶむ声もあります。

Androidスマホは苦戦しているが……

 

そんななか、実際にAndroid端末は失速している一方で、アップルはiPhone 14向け部品の発注を拡大しているとの噂が報じられています。

 

台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesの調べによれば、アップルは9月のiPhone 14シリーズ発売を前にして、サプライヤーへの部品発注を増やしたそうです。かたやAndroidブランドは販売不振が続いているとのサプライチェーン筋の声も伝えられています。

 

ここ最近アップルは、安定した売上を維持している唯一のスマートフォンメーカーであり、しかも前年同期と比べて売上増もめざましいとのこと。同社はもともと市場のニーズが減っていくと織り込んでiPhone 14モデル用チップの発注を削ったものの、現行のiPhone 13がとてもよく売れているため「今年後半の準備」つまりiPhone 14シリーズの生産を強化するよう努めているそうです。

 

これは今月半ば、アップルがiPhone 14シリーズはiPhone 13よりも売れると予想しており、それに備えてサムスンも第3四半期に8000万台分もの画面パネルを出荷するとの報道と一致するものです。

 

いつもの年であれば、iPhoneの売上は9月の新モデル発売を前にして、7~8月にはブレーキがかかるものです。が、iPhone 13は今年7月に前年同期より3分の1も増えており、なぜか勢いが落ちていないことが窺われました。

 

ではAndroid陣営はどうかといえば、その主力商品であるミドルレンジ(中価格帯)の製品が、この1年は需要が減っていて苦戦を強いられているそうです。その表れとして、Android端末のチップを供給するMediaTekは、取引先から30%も注文が減らされたと伝えられています。

 

すでにアップルはiPhone 14のテスト生産を始めており、9月の発売に向けて8月に量産を開始する予定だと見られています。最上位モデルの「iPhone 14 Pro Max」は国内価格が18万円超えになる可能性も囁かれていますが、Proモデルを選ぶようなお金持ち、ないしアップルの熱烈なファンにとっては、先代より数万円の値上げぐらいは誤差の範囲内かもしれません。

 

Source:DigiTimes
via:MacRumors

「iPhone 14」、全モデルがRAM 6GB? 高価なProモデルは高速メモリ採用のうわさ

あと2か月ほど(おそらく9月)に「iPhone 14」シリーズは発表されるはず。その4機種すべてに6GBものRAMが搭載される一方で、お高いProモデルにはより高速な新型メモリが採用されるとの噂が報じられています。

Proモデル用RAMは速い?

 

台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesによると、次期iPhoneラインナップのハイエンドモデル(「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」)には、先代よりも高速で電力効率のいい「LPDDR5 RAM」が6GB搭載されるそうです。現行のiPhone 13シリーズにはLPDDR4Xが搭載されており、iPhone 14の通常価格モデルはそれを引き継ぐとのことです。

 

iPhone 14のProモデルにより高性能なLPDDR5が載ることは、有名アナリストのMing-Chi Kuo氏も予想していることです。以前のLPDDR4Xとどれほど違うかと言えば、パフォーマンスは50%、電力効率は20%高いとの説明もあります。またLPDDR5はMac用のM1 Pro/MaxやM2チップにも使われており、長時間のスタミナや高性能を支えています。

とはいえDigiTimesによれば、iPhone 14は通常価格モデルでもRAMは6GBとのこと。iPhone 13シリーズでは通常価格モデルは4GB、Proモデルは6GBでしたが。14世代では「すべてRAM 6GB、ただしメモリの種類により差別化」となるかっこうです。つまりProモデルは高性能RAMの採用により、動作もキビキビしたり、バッテリー持ちが良くなりそうです。

 

以上の話をまとめると、それぞれのモデルとRAMの組み合わせは次の通りです。

 

  • iPhone 14:6GB(LPDDR4X)
  • iPhone 14 Max:6GB(LPDDR4X)
  • iPhone 14 Pro:6GB(LPDDR5)
  • iPhone 14 Pro Max:6GB(LPDDR5)

 

これまで「同じ年のフラッグシップiPhoneは、価格と関係なくすべて同じプロセッサ」でした。が、今年はiPhone 14 Pro/Pro Maxの上位モデルのみが最新の「A16」チップを搭載し、通常モデルは前の年と同じA15 Bionicのままだとの予想が固まりつつあります

 

しかし、プロセッサが同じでも搭載RAMが増えれば、メモリに保持しておけるアプリの数も多くなり、複数を切り替えるマルチタスクの反応がサクサクになるはず。またiPhone 14世代では全モデルの自撮りカメラがパワーアップしてAF(オートフォーカス)にも対応、動画撮影のクオリティも上がるとの噂もあり、十分に価値あるお買いものとなりそうです。

 

Source:DigiTimes
via:MacRumors

iPhone 13 Pro Max、ゲーム性能でXiaomi 12S Ultraに敗北! Snapdragon 8+ Gen1のスゴさと冷却性能のおかげか

2022年7月現在、アップルのiPhone 13シリーズに搭載されたA15 Bionicは最速のモバイル向けチップと思われています。しかし、クアルコムの最新チップSnapdragon 8+ Gen1を搭載したXiaomi 12S Ultra(7月初旬に発売)がゲームの性能においてiPhone 13 Pro Maxを上回ったと報じられています。

↑Qualcomm Snapdragon

 

YouTubeチャンネルのGolden Reviewerが『原神』を両デバイスで実行したところ、Xiaomi 12S Ultraは平均57.7fps(1秒間に57.7フレーム)を記録。これはiPhone 13 Pro Maxばかりか、Snapdragon 8 Gen 1を積んだGalaxy S22 Ultraを上回っています。なお『原神』のゲーミングテストは画質設定を最高にして、室温25度の環境で実施されたものです。

 

そして平均温度は、Xiaomi 12S UltraがiPhone 13 Pro MaxとGalaxy S22 Ultraの両方を下回っています。つまり低温に抑えてスロットリング(CPUの温度が上がり過ぎたときにクロック周波数を下げて温度を下げるしくみ)を起こりにくくしたことが大きく貢献したと推測されます。

 

もともとSnapdragon 8 Gen1はサムスンが製造を請け負っていましたが、後継チップのSnapdragon 8+ Gen1は製造がTSMCに移行しています。どちらも多くの仕様や機能はほぼ同じであり、ともに4nmプロセス製造です。

 

が、動作クロックや電力効率はTSMC製が大きく改善したと公式に謳われています。つまり、サムスンとTSMCの技術力の差ではないかとの指摘もあり。ほか、サムスンの歩留まり率が低い(約35%)ことに嫌気が差したクアルコムが、TSMC(初期生産で70%以上)に移行したとの噂もありました

 

またXiaomi 12S Ultraは冷却性能の高さもアピールしており、その点も有利に働いたと思われます。

 

ただしA15 Bionicの強みは、Snapdragon 8+ Gen 1よりも電力効率(図表の「1ワット当たりFPS)が優れていることです。つまりiPhone 13 Pro Maxで『原神』を遊ぶ場合、Xiaomi 12S Ultraよりバッテリー持ちが良くなると思われます。

 

しかし、同じA15 Bionicを搭載した第6世代iPad miniは、より多くの電力を消費しつつも、Xiaomi 12S Ultraの平均fpsを上回っています。iPad mini 6の方がiPhone 13 Pro Maxよりクロック周波数が低いはずですが、iPhoneよりも筐体が大きいため熱設計にも余裕がありそうです。

 

クアルコムの次世代チップ「Snapdragon 8 Gen 2」もTSMCの4nm技術で製造され、さらに電力効率が上がるとの噂話もあります。iPhoneのゲームでの優位も、そろそろ危ういのかもしれません。

 

Source:Golden Reviewer(Twitter) 
via:Wccftech

「iPhone 14」のテスト生産がスタート! 8月に量産、9月に発売のうわさ

今年秋、おそらく9月に「iPhone 14」シリーズの発売が迫るなか、アップルはすでにテスト生産をスタートし、来月には量産するとの噂が報じられています。

↑今年も新iPhoneの発売に注目が集まりつつあります

 

中国メディアITHomeの事情通によると、アップルは秋(9月)に出荷できるよう、8月の大量生産をめざし、昨年と同じスケジュールでiPhone 14のテスト生産を開始したそうです。

 

またITHomeいわく、iPhone 13の売れ行きは好調ながら、米ウォール街のアナリストらはiPhone 14の売れ行きはさらに良くなると見ているそうです。しかし、これはまさにウォール街のアナリストであるブライアン・ホワイト氏の「経済が弱くインフレの中で、iPhone 14は苦戦する」との予測と矛盾しています。

 

ただし、世界的にスマートフォンの販売台数が落ち込んでいるなかで、アップルの現行ラインアップ(iPhone 13シリーズ)がトップの売れ行きというのは、ほかの情報源も伝えていることです。

 

特に中国では新型コロナによる都市封鎖が終わり始めて売上は絶好調で、アナリストのクリシュ・サンカー(Krish Sankar)氏もそれがiPhone 13がライフサイクルの後半で勢いを保つのに役立っていると述べていました

 

またITHomeによれば、アップル自らもiPhone 14がより良い結果を出すと考えているそうです。もともとiPhoneのフラッグシップ機はスマートフォンのハイエンド市場を主力としているため、懐に余裕のある裕福なユーザーにはほとんど影響がないと見込んでいるのかもしれません。

 

しかし、iPhone 14シリーズは全モデルとも13世代より100ドル値上げになるとの噂や、通常価格モデルの「iPhone 14」や「iPhone 14 Max」はプロセッサーやカメラ性能がProモデルと大差が付けられるとの予想もあります。

 

そうなると、9月以降もiPhone 13シリーズは(値下げされて)売れ続ける。ただしiPhone 14シリーズはあまり売れない……という展開もありえそうです。

Source:ITHome
via:9to5Mac

今年秋「iPhone 14」は売上が苦戦? 経済が弱くインフレの中で買い控えが起きるとのアナリスト予測

次期「iPhone 14」シリーズはあと数か月(おそらく9月)に発売されるはずですが、この秋は消費者の支出が低迷するため売上が苦戦するとのアナリスト予測が伝えられています。

↑「iPhone 14」シリーズはどうなる?

 

この見通しは米ウォール街のアナリスト、ブライアン・ホワイト(Brian White)氏が述べていることです。実際ホワイト氏は、アップル株の目標株価を1.9%下げています。

 

ホワイト氏は「経済の弱体化とインフレが予算を食い潰すなかで、 消費者は秋にアップルの次期iPhoneを買うことにつき、より多くの不安を感じるかもしれません, おそらく、この経済的な地獄が過ぎ去るまで買い控えることになるでしょう」と述べています。

 

投資家向けメディアInvestor’s Business Dailyによると、最近アップルの株価は好調に推移しています。が、ホワイト氏は、「景気は後退しているように見え、規制による逆風は続き、株式市場は混乱し、地政学的な状況は厳しい」と指摘しています。

 

iPhone 14の売れ行きに赤信号を灯しているのは、ホワイト氏だけではありません。今月初め、台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesは「iPhone 14」シリーズの出荷目標を1億台から9,000万台に引き下げると報じていました。もっともアップル情報に詳しい有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、中国市場でのニーズがこれまで以上に強いとして否定していました

 

とはいえ、大手証券会社Wedbushのアナリストであるダニエル・アイブス氏は、インフレの進行やサプライチェーンの混乱、それに半導体不足により、iPhone 14シリーズ全てが13よりも100ドル値上げになると予想しています

 

アップルが自社でコストを被らず、その分を価格に上乗せすることは、今月初めの「アップル製品、一斉値上げ」で証明された印象があります。その一方で、新製品の発売後は旧モデルが値下げされる傾向もあり、今年秋はそちらの方が人気が出るのかもしれません。

 

Source:Investor’s Business Daily
via:9to5Mac

ジョブズが初代iPhoneデビューで使った壁紙、iOS 16ベータ3に初登場!

今週アップルが開発者向けに配信したiOS 16ベータ3に、初代iPhoneに使われスティーブ・ジョブズ氏も愛用していたClownfish(カクレクマノミ)の壁紙が追加されたことが明らかとなりました。

Image:Mark Gurman

 

この壁紙は、2007年にジョブズ氏が初代iPhoneをデビューさせたときに使っていたものです。とても有名で象徴的な画像にもかかわらず、初代モデルやその後のiPhoneにインストールされることはありませんでした。

 

もちろん著作権的な問題があるわけではなく、今後のベータ版でも引き続き利用でき、秋の正式版iOSでも一般ユーザーが使えるようになると思われます。いま現在は一部ユーザーが発見したことをツイッターで報告しており、なかにはホームやロック画面の設定でも見つけられないという人もいますが、米9to5Macはおそらくバグだと推測しています。

 

iOS 16ではロック画面のカスタマイズ性が増したり強化される予定ですが、このカクレクマノミ壁紙でも、写真と時間や日付のフォントがそれぞれ引き立てあうように相互作用することが確認できるそうです。

 

また9to5Macは、iOS 16ベータを使ってない人もダウンロードできる壁紙を公開しています。ご希望の方はリンクからアクセスして画像を保存し、iPhoneやiPad、iPod touchの写真アプリまたは設定アプリを通じて利用をお勧めします。

 

iOS 16は、iPadOS 16、watchOS 9、そしてmacOS Venturaとともに、登録すれば誰でも使えるパブリックベータ版がまもなく公開予定です。正式公開より先に試したい人は「どんな不具合が起こっても自己責任」ということで、チャレンジしてもいいかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(Twitter) 
via:9to5Mac

「iPhone 14 Pro Max」、約18万円から? 今年秋のProモデルは高くなるとの噂

今年秋に発売される「iPhone 14」シリーズでは、通常価格モデルは(米国価格で)お値段据え置きながら、高級なProモデルは100ドル値上げされるとの噂が伝えられています。

↑iPhone 14 Proモデルの価格はどうなる?(写真はiPhone 13 Pro Max)

 

iPhone 14シリーズでは、通常価格モデルのデザインはノッチ(画面上部の切り欠き)が残り、プロセッサーも13世代と同じA15 Bionicのまま。その一方でProモデルはノッチがなくなって「ピル+パンチホール」(画面に横長の穴と丸い穴が開けられる)となり、新型プロセッサー「A16」が搭載されて背面カメラの性能も上がると予想されています

 

有名リーカーThe Galox氏は、これらプレミアム要素のため、Proモデルはさらに高くつくと予想している次第です。Galox氏の情報は当たり外れはありますが、iPhone 14のProモデルがiPhone 13 Proモデルよりも高くなることは他のリーカーも噂してきたことです。

 

 

さてGallox氏が予想する「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」の価格とスペックは次の通りです。

 

  • プロセッサー:A16 Bionic
  • 画面: 6.1インチ|6.7インチ 120Hz 有機ELディスプレイ
  • 背面カメラ解像度:48MP/12MP/12MP
  • 内蔵ストレージとメモリ:128/256/512/1TBで8GB RAM
  • バッテリー容量:3200|4323 mAh
  • 特徴 常時表示ディスプレイ、Face ID、iOS 16
  • 価格:1099ドル|1199ドル

 

また一方で、今年の通常価格モデルは5.4インチのminiがなくなり、代わりに6.7インチの「iPhone 14 Max」(またはPlus)が発売されると見られています。こちらの価格は899ドルと予想されていますが、もしもiPhone 14 Proを前モデルと同じ999ドルに据え置けば、価格差はわずか100ドルとなります。

 

しかしアップルが通常モデルとProモデルの価格差200ドルを守りたければ、iPhone 14 Pro Maxを100ドル上げるのが理に適っているとも思われます。

 

こうした様々な情報を総合して、スマートフォン情報サイトPhoneArenaがまとめた価格の予想が次の通りです。

 

  • iPhone 14 799ドル(iPhone 13と同じ価格)
  • iPhone 14 Max 899ドル
  • iPhone 14 Pro 1099ドル
  • iPhone 14 Pro Max 1199ドル

 

では、日本での価格はどうなるのか? アップルは7月1日からiPhoneやiPad、Apple Watchの国内価格を一斉に値上げしており、たとえばiPhone 13は11万7800円(税込)となっています。その一方で、米国価格は799ドルのまま。つまり、1ドルが約147円という計算です。

 

これに基づき、iPhone 14シリーズの価格をざっと試算してみると……

 

  • iPhone 14 11万7800円
  • iPhone 14 Max 約13万2500円
  • iPhone 14 Pro 約16万2000円
  • iPhone 14 Pro Max 約17万7000円

 

今年の秋は、新型iPhoneを売るアップルも、買い求めるユーザーにとっても、辛い季節になるのかもしれません。

 

Source:The Galox(Twitter) 
via:PhoneArena

ステンレススチールのシンプルで美しいデザイン! ベルキンのMagSafe充電器、Apple Watch第7世代の急速充電に対応した改良版が発売

ベルキンは、「Belkin BOOST↑CHARGE PRO MagSafe 3-in-1 Wireless Charger 15W」の改良版、Apple Watch 7シリーズを約45分で80%まで急速充電できるアップグレート版製品を、6月30日より限定販売しています。税別価格は2万108円。

 

同製品は、3つのワイヤレス充電モジュールを搭載し、iPhone12/13、AirPodsなどのQi充電対応製品とApple Watchを、置くだけで同時にワイヤレス充電することができます。MagSafeに対応し、iPhone12/13シリーズを最大15Wで急速充電できます。AirPods、AndroidスマホやワイヤレスイヤホンなどのQiワイヤレス充電対応製品も、5Wで充電可能です。

 

ステンレススチールで作られたフレームと、ケーブルを極力排したシンプルかつ洗練されたデザインで、リビングルームからオフィスまで、様々なインテリア空間に溶け込みます。iPhoneは縦向き横向きどちらでも設置できるので、ビデオ通話をしながら、動画を見ながらなど、様々なシーンで使用可能。台座部分の充電モジュールにはLEDライトが搭載されており、正しく充電されているか一目で確かめることができます。

 

Apple公式のMagSafeケースやアクセサリーなどに対応しており、専用ケースや他の対応製品を磁気面にセットするだけで利用可能。Apple純正パーツ採用により、OSのアップデートにも対応可能です。

キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスがiPhone 6sから最新機種に乗り換え、ホームボタンとの別れを惜しむ

俳優のクリス・エヴァンスといえばマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズでキャプテン・アメリカを8年にわたり演じたほか、最近では『バズ・ライトイヤー』の声優も務めた大スターです。そんな億万長者のセレブと思われる人物が、これまでiPhone 6sを長年使ってきたことが明らかとなりました。

 

今月23日、クリス・エヴァンスはTwitterとInstagramに、ついにスマートフォンを乗り換えるとのメッセージを投稿。「さようならiPhone 6s。いい走りをした、ホームボタンが恋しくなるだろう」と述べつつ、乗り換え先となるiPhone 13 Proらしきスマホと並べた写真を投稿しています。

 

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Chris Evans(@chrisevans)がシェアした投稿

 

しかし、iPhone 6sを充電する「毎晩の戦い」や、(解像度が低くて)ざらざらした写真や、いきなりバッテリー残量が100%から15%に落ちて数分で動かなくなったことは惜しくないとのこと。iPhone 6sは2015年発売であり、ちょうど次期iOS 16ではサポート対象から外れるため、いい潮時だったのかもしれません。

 

どれだけiPhone 6sで撮影した写真がざらざらしていたかは、クリス・エヴァンスのInstagramページから確認できます。また充電が「毎晩の戦い」だったのは、おそらくLightning端子がすり減って接触が悪くなったためと思われますが、iPhone 13 Proのワイヤレス充電ならば数年は余裕で戦えそうです。

 

テックメディアThe Vergeは、クリス・エヴァンスが2020年にApple TV+の番組に主演していたのに、その後もiPhone 6sを使い続けたことが興味深いと指摘しています。やはりApple TV+番組『テッド・ラッソ』主演のジェイソン・サダイキスはアップルからAirPods Maxをただでもらったと言っており、クリス・エヴァンスがおねだりすればiPhone XRかiPhone SEを間違いなく手に入れられたはずだからだそうです。

 

もっとも、映画『ナイブズ・アウト』の劇中でクリス・エヴァンスがAndroidスマホを使っていたのは、アップルが悪役にiPhoneを使うことを許可しないからだとの噂もありました

 

おかげで「Android携帯を使っている人物を探せば真犯人がわかる」というジョークもありましたが、クリス・エヴァンスもそのために遠慮していたのかもしれません。

Source:Chris Evans(Instagram)
via:The Verge

Nintendo Switch Onlineアプリ、iOS 13以前では使用不可に。iPhone 5sユーザーは注意

任天堂は、Nintendo Switchのオンラインプレイをより楽しくする「Nintendo Switch Online」アプリのiOS版を2022年夏頃にアップデートし、動作環境をiOS 14.0以降とすることを予告しました。つまりiOS 13以前のiPhoneやiPadでは、Switch Onlineアプリが動かなくなる見通しです。

 

現行バージョンのアプリはiOS 12以降で動作していますが、今後は条件が厳しめになる格好です。

 

 

今回の変更について任天堂は理由を明らかにしていませんが、アップルはiOS 13以前のデバイスは4%未満としているため、足切りをしても問題ないと判断されたとも推測されます。

 

iOS 12が最後のアップデートとなったのは、iPhone 5s、iPhone 6、初代iPad Airおよび第3世代iPad mini 3です。つまり、これら製品を使っているSwitch Onlineアプリのユーザーは、「2022年の夏」のアップデート以降には利用できなくなるわけです。

 

それより新しいデバイスでも、何らかの事情でまだiOS 12を動かしている方は、最新のiOS 15にアップデートすれば解決します。iPhoneやiPadのiOSバージョンは、「設定」→「一般」→「情報」で確認できます。

 

「Nintendo Switch Online」アプリは、Nintendo Switchユーザーがゲームと連携する特別サービスへのアクセス、オンラインのフレンドの確認や、オンライン対戦中にボイスチャットを利用できるアプリです。『あつまれ どうぶつの森』や『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』などの人気ゲームとも連動しており、いっそう楽しみを深めてくれます。

 

その一方で、ここ最近は任天堂の関わるスマホゲームは新作が出なくなっています。やはりアップルやGoogleのアプリストアに手数料を支払うよりも、自社のゲーム機でのビジネスの方が儲かるためかもしれません。

 

Source:任天堂(Twitter) 
via:9to5Mac

iOS 16では鬱陶しいCAPTCHAが避けられるように! iPhone側で「この人は人間です」と保証するしくみ

最近のアプリやウェブサイトでは、何枚もの画像の中から「バスの写真をクリックして下さい」と求められたり、ゆがんだ文字列を見せて入力させるポップアップが出ることがあります。これは「CAPTCHA」と呼ばれ、「人間であること」を確認して悪意あるボットを排除するしくみです。が、文字が歪みすぎて読めなかったり、鬱陶しいと思う人も少なくないはず。

 

次期iOS 16では、このCAPTCHAを避けられる機能が追加され、「信号機の画像をタップ」などで自分が人間であることを証明しなくてもよくなることが明らかとなりました。

 

この便利な新機能は、[設定]アプリの[Apple ID]>[パスワードとセキュリティ]内の「自動検証」(Automatic Verification)から使えます。有効にすると、iCloudがバックグラウンドでデバイスとApple IDアカウントを自動的かつ非公開で検証し、アプリやサイトでCAPTCHAの検証ポップアップが表示されなくなるとのことです。

 

アップルは本機能につき、技術的に詳しく説明する動画を公開しています 。簡単にいえば、デバイスとApple IDアカウントが問題ない状態であると確認した上で、「プライベートアクセストークン」と呼ばれるものをアプリやWebサイトに渡すというものです。つまりiPhoneとiOSのローカル側で「この人は人間です」と保証することで、表面的にはユーザー体験が快適になるとともに、その人のプライバシーもより厳重に守れるというわけです。

 

新システムが機能するためには、サービス提供側の対応も必要です。その点では、すでにCDN(ウェブ上のコンテンツを安定的に配信するため構成されたネットワーク)大手のCloudflareとFastlyがプライベートアクセストークンのサポートを発表しており、今後は時間をかけて何百万ものアプリやサイトに広く展開されていくと予想されます。

 

iOS 16とiPadOS 16の開発者向けベータ1では、自動検証は標準で有効になっています。アップルはmacOS Venturaでも対応を予告しており、これらの正規版は今年後半にリリースされる予定です。画像が粗い信号機を間違えては解き直しさせられるという、世界一むなしい時間が地上から消え去る日を待ちたいところです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

「iPhone 14」精巧なモックアップ・ハンズオンビデオ公開、気になるポイントは?

今年は6月のWWDC 2022(世界開発者会議)も終了し、次のアップルによるイベントは9月の「iPhone 14」ラインナップ発表となりそうです。すでに新たなデザインや搭載プロセッサー、カメラの強化など数々の噂話が伝えられてきたなか、新たに精巧なモックアップのハンズオン(手に取って触ってみた)動画が公開されています。

↑iUpdateより

 

こうした未発表iPhoneのモックアップは、サードパーティーのアクセサリー企業が製品を作るために、自ら集めた情報を元に自作していると思われるものです。つまり「自社の命運がかかっている」ために、かなり正確である可能性が高かったりします。

 

さてアップル関連のYouTubeチャンネル「iUpdate」のSam Kohl氏は、iPhone 14の全4モデルにつきモックアップを手に取って紹介しています。これまでにもダミー写真の公開はありましたが、加工の精度や質感といい、より現実的なものと思われます。

 

まず通常価格モデルの「iPhone 14」(6.1インチモデル)と「iPhone 14 Max」(5.4インチのminiが廃止され、代わりに追加される6.7インチ)のデザインは、昨年のiPhone 13とiPhone 13 Pro Maxとほぼ同じであることがわかります。

 

これらは先代の通常価格モデルと同じくノッチ(画面上部に切り欠きがある)デザインであり、どちらもボディは引き続きアルミニウム製のようです。つまり「iPhone 13そのままか、デザインが同じのままデカくした」ものであり、ほかに特筆すべき点はありません。

 

その一方で「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」のほうは、もう少し目立った変化が見られます。まず前からの噂通り、今回のモックアップでもノッチがなくなり「ピルとパンチホール(画面に開けられる横長と丸い穴)」に代えられています。ノッチは顔認証用のパーツや自撮りカメラを収納する場所でしたが、それらが画面下に移され、視界を確保するために画面に穴が開けられているわけです。

 

モックアップには画面パネルが搭載されていないため、画面まわりのデザイン変更はわかりづらいものがあります。とはいえ、イヤースピーカー(通話するとき耳に当てる)はiPhone 13 Proと同じく画面の上に置かれながら、ノッチがなくなっているために見た目がおもしろくなっています。

↑iUpdateより

 

もうひとつ興味深いのは、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの背面でカメラバンプ(カメラを収納する出っ張り)が大きくなっていることです。なぜ大きくなっているかといえば、有名アナリストMing-Chi Kuo氏は「広角カメラの解像度が1200万画素から4800万画素に強化されるからだ」と説明していました

↑iUpdateより

 

iPhone 14シリーズでは、Proモデルだけが最新チップ搭載との予想が有力となっています。その上位モデルでさえ、基本性能はiPhone 13 Proとあまり変わらないとの説もあります。

 

しかも円安の影響のためか、6月にはMacの価格が軒並み値上げされており(たとえばM1 MacBook Airは最小構成が11万5280円から13万4800円に引き上げ)新型iPhoneのお値段もそうなる? と危ぶむ声が国内であがっています。もしかしたら、アップルが価格を改訂する前に、iPhone 13 Proを買っておくのもひとつの手かもしれません。

 

Source:iUpdate(YouTube)
via:9to5Mac 

ついに「iPhone 15 Pro」はUSB-C採用? 翌年の「iPhone 16」は4モデルともLightning廃止のうわさ

ついに欧州連合(EU)が2024年秋までにスマートフォンなどの充電規格としてUSB-Cの採用を義務づけることを合意し、iPhoneやAirPodsの充電ケースなども影響を受けることが決定的となりました。

 

それに続き、来年(2023年)の「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」(どちらも仮称)がLightningポートに代えてUSB-C端子を搭載するとの噂話が報じられています。

 

これは有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のLeakeApplePro氏がTwitter上で述べていることです。それによれば、「iPhone 15 Pro」はUSB-Cに移行する一方で、通常価格モデルの「iPhone 15」はLightningポートのままだそうです。

 

 

EUの新たな規制は2024年までは適用されないため、アップルはあと1年は独自規格のLightningポートを持つiPhoneを作り続けられる、というわけです。

 

さらに翌年(2024年)は、通常価格の「iPhone 16」もUSB-Cを採用し、ハイエンドの「iPhone 16 Pro」はUSB-Cあるいはポートレス、つまり有線の充電端子がないワイヤレス充電のみとなるとのことです。LeakeApplePro氏は「アップル(社内)の情報源」から得た話だとしていますが、情報が正確だとしてもアップルの計画が変更されるのはよくあることです。

 

この噂話は、有名アナリストMing-Chi Kuo氏がツイートしていたこととも一致しています。ただしKuo氏は「2023年後半に出る新型iPhone」(iPhone 15一般)としており、どのモデルかは特定していませんでした。

 

それに続いて大手メディアBloombergも「実際にUSB-Cポートを搭載したiPhoneをテスト中だ」と報じていました。またKuo氏もその後、AirPodsなどアクセサリー類もLightningからUSB-Cに移行すると付け加えています

 

今後もアップルが通常価格モデルとProモデルとで、様々な面で差別化を図っていくことはあり得るはず。来年はUSB-CをiPhone 15 Pro限定としてプレミアム価値にするのも、理にかなっていると思われます。

 

さらに2024年のiPhone 16世代では、Proモデルでは「画面下Face ID」すなわちディスプレイの下に顔認証関連のパーツを埋め込みつつ、画面に穴を開けず外からも見えないとの予想もあります。しかし、そのために凄い値上げとならないよう祈りたいところです。

 

Source:LeakeApplePro(Twitter)
via:BGR

iOS 16はNintendo Switchのジョイコン/プロコンに対応

米アップルの次期モバイル向けOSこと「iOS 16」が、任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」のコントローラーに対応していることが、エミュレーター開発者のRiley Testut氏のツイートにより判明しました。

↑saksorn kumjit / Shutterstock.comより

 

現在のiOSでは、ソニーのゲーム機「PlayStation 5」のコントローラー「DualSense」と、Xbox Series S/Xのコントローラーに対応しています。しかし、Nintendo Switchのコントローラー「Joy-Con」「Proコントローラー」は、サポートされていなかったのです。

 

 

Testut氏によれば、iOS 16ではJoy-Conを左右それぞれ、あるいは単一のコントローラーとして認識できると報告しています。左右それぞれか単一化の切り替えは、スクリーンショットキャプチャとホームボタンを数秒間押し続けることで可能だとも伝えています。もちろんJoy-Conだけでなく、Proコントローラーにも対応していると報告しています。

 

iOS 16では、設定アプリのブルートゥース項目にて、コントローラーのカスタムが可能だと伝えています。

 

iOS 16は7月にパブリックベータ版が配布され、今年秋に正式にリリースされます。同OSでは、ゲームのプレイ環境がさらに充実することになりそうです。

 

Source: Riley Testut / Twitter via MacRumors

次期iOS 16では「iPhoneを横向きにしたまま顔認証でロック解除」ができる!

今朝未明、アップルは世界開発者会議(WWDC 2022)で数々の新たなiOSの機能や、ハードウェアの新製品を発表しました。そのステージ上で言及しなかったものの重要なアップデートとして、iOS 16では「ランドスケープモード(横向き)でもFace IDが使えるようになる」ことが明らかとなりました。

 

この情報はリークでもなんでもなく、アップル公式のiOS 16プレビューページで発見されたことです(ただし英語版のみ)。ページの中ほどにある「セキュリティ」の項目に、iPhoneが水平に傾いているときにもFace IDが機能すると小さく書かれています。つまり横向きのままロック解除や決済、パスワードの自動入力がまもなく出来るようになる模様です。

 

すでにiPadでも横向きでFace IDが使えるため、それがiPhoneにも広められることは自然な展開とも思われます。この機能が使えるようになれば、縦向きであることを確認しなくても良くなるため、今までの感覚であれば「縦向きでなくて戸惑う」こともあり得そうです、

 

もっとも、この機能には「サポートされているiPhoneモデル」でのみ利用できる、との但し書きが付いています。もしかするとFace IDを実現するパーツがある程度は新しくて性能が高い必要があり、「マスクしながらもFace ID」と同じくiPhone 12以降だけとなるのかもしれません。

 

Source:Apple
via:The Verge

iPhone 14 ProはiOS 16によって時刻の常時表示などが可能に?

今年秋に発売が予想される「iPhone 14(仮)」シリーズのうちProモデルは、ロック状態でも時刻や通知などを表示し続ける「常時表示」に対応するかもしれないと噂されています。それを裏付けるように、次期iOS 16(仮)では常時表示がサポートされるとの予想が報じられました。

 

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」最新号にて、iOS 16が「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」(それぞれ6.1インチと6.8インチProモデルの仮称)での「常時ロック画面のための将来のサポート」を含んでいると聞いた、と述べています。

 

つまり現行モデルでは(iOSベータ版であれ)実用化されないものの、次期Pro製品の発売に備えてシステムソフトウェア内に新機能を隠し持っている、ということでしょう。

 

Gurman氏によれば、もともと常時表示は昨年のiPhone 13 Proモデル向けに計画されていたとのこと。さらに、この機能は「iPhoneがロック画面で大幅にフレームレートを下げ、素早く一目でわかる情報を表示できるようになるでしょうーー 最近のApple Watchのように」と説明されています。

 

たしかにiPhone 13 Proの正式発表前には、常時表示に対応するとの噂話もありました。しかし常時表示は画面のリフレッシュレート(画面を書き換える回数)を1Hz、すなわち「1秒間に1回」まで下げるしくみです。iPhone 13 Proは可変リフレッシュレートに対応しているものの、下限は10Hzのため不可能だったと思われます。

 

しかし今年のiPhone 14 Proモデルについては、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も「1Hzまで落とせるかもしれない」との趣旨をコメントしていました。今度こそ、常時表示が実現する可能性が高まっているしだいです。

 

iPhone 14 Proの画面については、ノッチ(画面上部の切り欠き)がなくなってパンチホール+ピル、つまり「丸い穴と横長の穴」が開く新設計が予想されています。また背面カメラはセンサーが57%拡大して4800万画素(13 Proは1200万画素)に強化されるとの説が有力です。

 

その一方で新型チップの「A16 Bionic(仮)」は、iPhone 13シリーズのA15とあまり性能に差がないとの予想も浮上してきました。もしも円安の影響で新型iPhoneの大きく値上がりするなら、前モデルから買い替えるべきかどうかは悩ましいかもしれません。

Source:Bloomberg
via:9to5Mac

iPhone 14の性能は現行iPhoneとあまり変わらない可能性出てきた、一方Macは大幅進化?

アップルは独自開発チップ(通称「Appleシリコン」)をiPhoneやMacに搭載し、競合他社のスマートフォンやPCに対して「省電力性能とパフォーマンスの両立」という強みを実現してます。

 

そのうち「A16」チップや「M2」チップ、さらにはM1チップファミリーの「最終」版に関する計画を「かなり信頼できる情報源」から得たという噂話が報じられています。

 

ここでいうA16とは、今年秋に登場が噂されている「iPhone 14(仮)」シリーズの一部に搭載されると予想されるもの。またM2チップは次期Mac向けであり、M1チップファミリーとは現行のMacやiPadに搭載されたM1 ProやM1 Ultraなど「M1」チップの延長上にあるプロセッサーのことです。

 

この噂の発信源は、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)ShrimpApplePro氏がツイートしたことです。それによれば、まずA16はA15やM1チップと同じく、TSMCの5nmプロセス技術をベースにした「N5P」により製造されるそうです。

 

ちなみに半導体における「製造プロセス」とは、回路内の配線幅のこと。一般的には7nmや5nmといった数字が小さくなればなるほど集積度が高まり、結果的に処理速度や省電力性能が良くなる傾向があります。

 

これまでの報道では、A16はTSMCの「N4P」技術が使われるとの観測もありました。いかにも4nmのような呼び方ですが、実はTSMCはN4Pを「TSMCの5nmファミリーの3番目の大きな強化」だと説明しています。つまり配線幅は5nmのまま、4nm相当の性能を引き出す「ブランド名」とも推測されていたわけです。

 

それでも進歩には違いなかったはずですが、もしもN5Pだとすれば、A15と同じ製造技術が使われることになります。このことから、A16はさほど性能が向上しない可能性が出てきました。

 

今回の情報によると、A16の改良は「少し強化されたCPU、 LPDDR5 RAMやGPU」により実現するそうです。特にLPDDR5 RAMは、現行のiPhone 13シリーズに採用されたLPDDR4X RAMと比べて最大1.5倍高速だと言われています。RAMが速くなればゲームの読み込みや起動までの時間も短くなり、ゲーマーにとってはうれしいはずです。

 

次に「M2」チップは、4nmを飛び越して3nmプロセスを採用する初のAppleシリコンとなるようです。以前はM2世代は4nmで、次の「M3」世代でようやく3nmプロセスになるとの説もありましたが、前倒しになるのかもしれません。

 

第3にShrimpApplePro氏は、アップルがコアを更新した「M1シリーズの最終SoC(チップ)」に取り組んでいると主張しています。M1~M1 Ultraチップでは高効率(消費電力が少ない)の「Icestorm」コアと高性能な「Firestorm」コアを使っていますが、これらが高効率の「Blizzard」コアと高性能の「Avalanche」コアに置き換えられるそうです。

 

もっとも、アップルはMac Studio向けのM1 Ultraを「最後のM1ファミリー」と呼んでいました。この新型チップは、別のブランド名を付けて次期Mac Proなどに搭載される可能性もありそうです。

 

iPhone 14シリーズではA16チップは高価なProモデルのみ、通常価格モデルはA15(ないし、そのバリエーション)に留まるとの予想もありました。しかし搭載チップが違ったとしても、それほど性能差は大きくならないのかもしれません。

Source:ShrimpApplePro(Twitter)
via:MacRumors

「iPhone 14 Max」の生産が3週間遅れ? それでも遅れは取り戻せるとの声もアリ

日経新聞の英字メディアNikkei Asia(以下「日経」)は、今年秋に発売される「iPhone 14(仮)」シリーズのうち、少なくとも1モデルの生産が3週間遅れていると報じていました。中国のロックダウンにより生産拠点である上海市などでの作業が滞っているためで、それにより発売直後は品薄になる恐れがあるとのことでした。

 

では、どのモデルが遅れているのか? それは「iPhone 14 Max」だというアナリスト情報が伝えられています。

 

日経の報道によれば、特定のiPhone 14モデルが、大量生産を始める前にすべての部品や製造過程を決めるためのEVT(エンジニアリング検証テスト)が遅れた影響を受けているとのことでした。ちなみにEVTとは、アップル製品が量産に入るまでのテストの1つで、通常はEVT>DVT(設計検証テスト)>PVT(生産検証テスト)の段階が踏まれています。

 

さてアナリストのJeff Pu氏によると、遅れているモデルは「iPhone 14 Max」だそうです。このモデルは通常価格モデルながらも、6.8インチの広い画面を備えていると噂されているもの。一昨年や昨年、5.4インチのminiモデルは売れ行きが芳しくなかったことから2022年モデルでは廃止され、代わりに大きなサイズが投入されると見られています。

 

Pu氏いわく、iPhone 14 Maxの生産は遅れるものの、アップルは年内に9100万台のiPhone 14シリーズを製造する予定だそうです。これは2021年内に出荷されたiPhone 13シリーズの8400万台を上回り、かなりの強気とも思われます。しかし、生産の遅れによりiPhone 14の正式発表が延期されるかどうかは不明と伝えられています。

 

その一方で数々の実績あるアナリストMing-Chi Kuo氏によれば「自分の最新情報は、アップルが上海のロックダウン以来、iPhone 14モデルの出荷計画を変更していないと示唆している。 iPhone 14 Maxは遅れを取っているが、状況は制御されており、サプライヤーは残業してスケジュールに追いつける」とのことです。

つまりiPhone 14 Maxの開発に遅れが生じているのはほぼ確実ですが、まだまだ遅れは取り返せる可能性が高いということでしょう。

 

すでにiPhone 14シリーズについての噂や予想は次々と届けられており、先日も有名リーカーが「iPhone 14 Pro」の詳しい予想レンダリング画像を公開したばかりです

 

おおむね「高価なProモデルはデザインが変更、カメラは大幅強化」ながら「通常価格モデルはデザインもカメラもほとんど変わらない」と予想されており、新型チップ「A16 Bionic」もProモデルのみとの説が有力です。お値段が張っても高い性能を求める人はProモデル一択であり、iPhone 14 Maxの発売が遅れても問題ないかもしれません。

 

Source:9to5Mac

iPhoneのeSIMでバグ発生、メッセージなどが使えないという報告が

iPhoneのeSIM関連バグ(と思われる現象)により、メッセージ(iMessage)やFaceTimeが使えなくなり、場合によっては物理SIMを入れないと直らないトラブルが伝えられています。

 

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、この問題を米キャリアのT-Mobileで経験したことや、ほかのキャリアでも同じトラブルがあったと報告しています。

 

ここでいうeSIMとは、iPhoneに内蔵されているデジタルSIMのこと。物理的なSIMを交換しなくても通信キャリアを変更でき、キャリアの窓口に行くなどの手間がかかりません。また、物理SIMとeSIMを併用することで2つの電話番号を使えるメリットもあります。アップルは2018年のiPhone XR/XSにて、初めてiPhoneにeSIMを搭載しました。

 

さてGurman氏は、あらゆるトラブルシューティングを試したがうまくいかず、物理SIMを入手するしかなかったとツイートしています。そしてT-Mobileストアの担当者がすばやく物理SIMをアクティベートしてくれたことを感謝しつつ、そもそも「あってはならない問題だ」と指摘。さらにほかの人も同じトラブルを窓口に持ち込み、アップルも解決できなかったと聞いたそうです。

 

またGurman氏は、アップルではなく直接T-Mobileに問い合わせたそうです。なぜかといえば、アップルが提供しているトラブルシューティングは、Gurman氏がすべて試しており、アップルはこの問題を解決できないのではと判断したためだそうです。それにほかのキャリアでも同じようなこと、あるいはメッセージやFaceTimeが最初から起動できないとの報告もあったと付け加えています。

 

ほかの米国のキャリアではVerizon、インドではAirtelで起こったとの声も報告されています。Gurman氏は、この問題がiOSの不具合だと結論づけ、 iOS 15.4、15.5と15.6ベータ1にバグがあることは確かだと述べています。

 

複数の報告の中にはeSIMを無効にして再アクティブ化する、あるいはiPhoneからeSIMのアカウントを削除して再設定することで解決した例もあるようです。しかし、T-Mobileに少なくとも3回もeSIMを再発行してもらい、ようやく解決したかと思えば回線そのものに問題が起こり……とのツイートもあり、かなり厄介なトラブルに違いないようです。

 

メッセージやFaceTime、そのほかeSIMの電話番号に紐付いたアプリが使えなくなるのは、大変困ったこと。アップルの公式な対応を待ちたいところです。

Source:Mark Gurman(Twitter) 
via:9to5Mac

iPhoneやMacで音声通話がクリアになる隠し設定「声を分離」が注目を集める

新型コロナ禍が長く続くなかでビデオ通話などの回数が増えてきましたが、iPhoneやMacで音声通話がクリアに聞こえるようになる隠し設定が注目を集めています。

 

Twitterユーザーのcan duruk氏は、iPhoneとAirPodsの組み合わせで通話しているとき、(コントロールセンター内に)「声を分離(Voice Isolation)」なる隠し設定を見つけたとつぶやいています。

 

この機能はiOS 15やiPadOS 15、ないしmacOS Montereyをインストールした製品なら、ほぼ例外なく使えるものです。空間オーディオをサポートしている製品は、本機能も対応しているようです。

 

一応アップルはFaceTimeの公式ガイドでも案内はしていますが、非常に見つけにくく、通話中のときのみ設定にアクセスできます。右上隅から下にスワイプして(Macでは右上隅をクリック) コントロールセンターを開き、「声を分離」ボタンをタップします。

Apple

ほか「標準」は元のまま。そして「ワイドスペクトル」は自分の声と周囲のすべての音を拾うものであり、コンサート会場の音をそのまま相手に届ける以外は使いたくはなさそうです。

 

さて「声を分離」は、自分の声だけをはっきり聞こえるようにして、それ以外の音は除去されます。The VergeのライターがiPhoneで設定をオンにして試したところ、約3m先で吠えていた犬の声が完全に消え、交通の音もほぼすべて聞こえなくなったそうです。またMacBookではファンの音も、キーボードを打つ音も、完全に遮断されたと述べています。

 

ただし「声を分離」には、2つの問題があります。1つはiOSやmacOSの共通設定はなく、通話アプリごとに有効にする必要があること。2つ目は、対応するアプリが限られていることです。

 

もっともiPhone用アプリの対応状況はかなり良く、Snapchat、WhatsApp、Slack、Signal、Instagramでもすべてサポートされている一方で、意外なことにTikTokでは使えません。またZoomのiOSに対応していましたが、Macでは使えず。さらにブラウザ内のアプリではコントロールセンター内のメニューが使えないため、Google Meetなどは除外されます。

 

実はiPhone 12以前のモデルでは電話のノイズキャンセリング機能はありましたが、iPhone 13シリーズでは使えなくなっています。それはバグではなくアップルが意図した通りの動作であり、今後は「声を分離」を使おう、という記事もありました

 

これほど優れた「声を分離」機能がほとんど知られていないのは非常にもったいないことであり、アップル公式にアピールを望みたいところです。

 

Source:The Verge,Apple

iPhoneがますますタフに? Appleが過酷な環境にも耐えられる設計で特許を取得

アップルは毎年のようにiPhoneの耐水性能などを高めてきましたが、同社が高い水圧や低い気圧のもとでもiPhoneのセンサーを正常に動作させる特許を取得したことが明らかとなりました。

 

米特許商標庁(USPTO)がアップルに承認した「圧力センサーを内蔵した電子機器」なる特許は、ポータブル電子機器に外部から圧力が加わったり、あるいは水圧や気圧などが変化することで本体にダメージを与えたり、センサーの精度に影響を与えるのを防ぐことを目的としたものです。

 

特に製品名は書かれていませんが「これらのデバイスは、通勤中の人々と一緒に外出し、バスのルート、交通情報、その日の試合のスコアなどを更新する」と述べていることから、iPhoneであることは明らかでしょう。「ユーザーがこれら製品にますます頼るようになり、デバイスもより頑丈に設計されています」とのことです。

 

そこで脅威となるのが、より多様な環境で使われることです。たとえば「気温が氷点下まで下がる登山やスキー・トレッキングで持ち運ぶ」場合や、「水中や水辺に持ち込まれる」といった具合です。

 

水が機器内に入り込むのを防ぐ方法の1つは、入り込むような外部ポートをなくすことです。アップルが2016年発売のiPhone 7以降はヘッドホン端子を廃止し、他のメーカーも批判しながらも結局は後に続いたのはそのためと推測されます。

 

しかし、特許文書によればポートを取り除く、つまりデバイスを密閉することにより、思わぬマイナス効果もあるそう。「デバイスを密閉して、ある程度は水没できるようになると、デバイスに内蔵されるセンサーの一部に動作に予期せぬ影響をもたらす場合もあります」とのことです。

 

最も顕著なのは、「密閉された環境内に封入されるため、動作温度の上昇につながる可能性があります」ということ。つまり水濡れの代わりに、過熱してダメージを受けるかもしれない、というわけです。iPhoneが熱くなりすぎると自動的にシャットダウンするのも、そのためです。

 

それを防ぐには温度や圧力センサーなどを組み込む必要があるものの、デバイス内に密閉されて外部環境と接触がないため、精度が低くなる可能性がある。この特許は、それを解決することに焦点が置かれています。

 

その主な方法は、デバイスの中に密閉された空洞を作り、環境圧(大気圧と水圧の合計値)を測定することです。そうして圧力を検出した場合は、デバイス内部の気圧と外部の圧力を近づけて、部品にかかる圧力を和らげるアプローチが取られています。

Apple/USPTO

 

どうやってiPhone内部の気圧を高めるのかは記述されていませんが、少なくとも「外部からの圧力を和らげる必要」は認識されていることになります。iPhoneの防水性能を高めることが逆に内部の過熱に繋がるとは意外ですが、将来のモデルではiPhoneを「より深く、より高い」過酷な環境下で使えるようになるかもしれません。

 

Source:USPTO
via:AppleInsider

「iPhone 14 Pro Max」レプリカを開封? 人気YouTuberがハンズオン動画を公開

今年のiPhone 14(仮)シリーズのうち高価なProモデルは、iPhone 13シリーズと同じく6.1インチの「iPhonei 14 Pro」と6.7インチの「iPhone 14 Pro Max」が予想されています。これらProモデルの画面はノッチ(上部の切り欠き)がなくなり、代わりにパンチホール(ディスプレイに穴を開け、その下に自撮りカメラや顔認証のパーツを置く)が2つあるとの説も有力です。

Unbox Therapy

 

開封動画で有名なYouTuberが、その噂を裏付けるような「iPhone 14 Pro Maxのレプリカ」と称する動画を公開しています。

 

テック系の人気YouTubeチャンネル(以前もサムスンのGalaxy Foldなどを開封)Unbox Therapyが公開した「iPhone 14 Pro Maxレプリカ」は、画面デザインが変更された以外は、iPhone 13 Pro Maxから微調整に留まっているようです。

 

 

本体まわりでは端にアンテナ線がなく、電源や音量ボタンがわずかに大きくなった程度であり、どれほど違いがあるか正確には分かりません。

 

そのほか、インドメディア91mobilesや、リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)ShrimpApplePro氏が公開したダミーモデルなどの公開したイメージや寸法ともほぼ一致しているようです。

 

たとえば本体は分厚くなり、背面カメラのバンプ(部品を収納するスペース)は高さ、幅、出っ張り全てが少し大きくなっている、というぐあいです。ただしレンズの直径がiPhone 13 Pro Maxの15.51mmに対して16.17mmになっていることは、おそらく初出の情報です。

 

アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone 14 Proモデルの背面カメラが大きくなるのは、広角カメラ従来の12MP(1200万画素)から48MP(4800万画素)に強化されるためだ、と述べていました。この48MPカメラはProモデルのみで、8Kビデオ撮影もできると予想されています。

 

今回の動画が本当であれば、iPhone 14 Proモデルのディスプレイは全画面に近づき、カメラの大幅な強化も期待できそうです。また、通常価格の「iPhone 14」と「iPhone 14 Max」はiPhone 13と同じくA15 Bionicチップが引き続き採用され、新しい「A16」チップはProモデル限定との噂もあり、今年はProモデルが“買い”なのかもしれません。

 

Source:Unbox Therapy(YouTube)
via:MacRumors

航空機内に置き忘れたiPhone、3日間も空の旅! 持ち主は「かなりのマイルを稼げた」と皮肉

航空機の中で紛失したiPhoneが思わぬ長旅をしてしまい、持ち主の元に戻るまで何度も国際線を飛ぶことになったと報じられています。

 

オーストラリア・カンタス航空のFrequent Flyerフォーラムのスレッドには、iPhoneが手元に離れて気の遠くなる旅をした顛末が投稿されています。

 

スレッドの始まりは、5月6日に「Rugby(ラグビー)」と名乗るユーザーが、シドニーのカンタス航空ラウンジの電話番号が分からないか? と尋ねたことでした。ラグビー氏の妻がシドニー(オーストラリア)からオークランド(ニュージーランド)の便に乗った後、そのiPhoneをラウンジに忘れたと思ったためです。

 

が、その後iPhoneはラウンジにはなく、機内に置き忘れていたことが分かりました。なぜ判明したかといえば、ラグビー氏が「探す」アプリで追跡できたからです。飛行機の登録コードも分かっており、どの座席だったかも把握していたため、回収するのはたやすいはずでした。が、カンタス航空は取り合ってくれず、飛行機がシドニーの地上にいたときでさえ何もしてくれなかったそうです。

 

結局iPhoneはシドニーとオークランドを往復し、さらにホノルル(ハワイ)から再びシドニーへ。そしてシドニーに戻ってオークランドへ再び、またシドニーに移動することに。その間、ラグビー氏は「探す」アプリでiPhoneの位置が分かりながらも(おそらくバッテリーが満タンだったのでしょう)、何もできませんでした。

 

最終的にはフォーラムのメンバーが何らかの手助けをしてくれて、飛行機からiPhoneを回収することに成功。たまたま飛行機にメンバーが乗っていたのか、スレッドを読んだ従業員が動いたのかは不明ですが、カンタス航空から電話を受けて、国際線の手荷物サービスに引き渡してもらえたそうです。

 

「これほど飛行距離が長かったのだから、このiPhoneは航空会社から(日本でいうマイレージプログラムで)“ゴールド”扱いになったんじゃないか」ラグビー氏はそう冗談めかして言っています。

 

しかし、空の旅ニュースサイトのOne Mile At a Timeは、スマートフォンが座席に挟まった場合は火災の危険性があり、航空会社は見つける努力をすべきだと指摘。そしてフライト間に清掃や安全チェックを行っているはずが、今回のiPhoneを発見しなかったことが、いかに多くのやるべきことを行っていないかを示している、との趣旨を述べています。

 

先日も航空会社になくされた荷物が、アップルの忘れ物トラッカーAirTagのおかげで取り戻せたとの報告もありました。ユーザーが追跡できるアップル製品は、航空会社のサボリを“見える化”しているのかもしれません。

 

Source:The Australian Frequent Flyer,One Mile at a Time
via:AppleInsider

iPhoneへのUSB-C搭載がようやく実現? ただし今年じゃないかも

米アップルがLightningポートではなくUSB-Cポートを搭載したiPhoneやアクセサリ類を開発していると、米ブルームバーグが報じています。

 

これまでも新型iPhoneの登場前に何度も報じられてきた「USB-Cポートへの移行」ですが、これまでそれが実現することはありませんでした。一方でアップルはMacやMacBookシリーズだけでなく、「iPad Pro」や「iPad Air」でもUSB-Cポートの採用をすすめています。

 

ブルームバーグの報道によれば、アップルはUSB-Cポートを搭載したiPhoneや電源アダプター、さらにはアクセサリ類もテストしているとのこと。これには、Lightningポート用に設計されたアクセサリをUSB-Cポートに接続するための「Lightning to USB-Cアダプター」などが想定されるとも伝えられています。

 

ただしこの変更はすぐに反映されるというわけではなく、報道によれば「2023年移行にUSB-Cポートへの移行がおこなわれる」としています。つまり、今年秋に発売されるであろう「iPhone 14シリーズ」ではなく、「iPhone 15シリーズ」やその後でのUSB-Cポートの搭載を指摘しているのです。

 

現在多くのスマートフォン/パソコン向けアクセサリはすでにUSB-Cポートを採用しており、Lightningポートにこだわるアップルの姿勢にはユーザーから多くの不満の声が寄せられています。またEUもアップルに対して「互換性の高いUSB-Cポートをスマートフォンに搭載するように」との制度づくりをすすめており、そのような状況から「USB-C搭載iPhone」の開発がすすめられているのかもしれません。

 

Source: ブルームバーグ via Engadget

Google、「iPhoneにはヘッドホン端子がない」ことをネタにした数か月後にPixel 6aでも廃止

Googleは最新のミッドレンジ(中価格帯)5Gスマートフォン「Pixel 6a」を発表しましたが、廉価版モデルのaシリーズとしては初めて3.5mmヘッドホンジャックが廃止されています。このこと自体は、アップルが2016年のiPhone 7でヘッドホン端子をなくした流れに沿っており、別に不思議ではありません。

Google

 

しかしGoogleは昨年、Pixel 5aにヘッドホンジャックがあることを、アップルの元デザイン最高責任者ジョニー・アイブ氏の口調を真似たようなCM動画でアピールしたばかりです。まだ1年も経っていないのに、Googleが手のひらを返した? と話題を呼んでいます。

 

このPixel 5a紹介ビデオは昨年8月に公開され、Pixel 5aのヘッドホンジャックが「丸い」デザインであることを2分にわたってアピールしたCMです。その語り口は、アップルの元デザインチーフであるジョニー・アイブ氏がナレーションを担当したiPhoneやMac紹介ビデオそのものです。

 

しかもYouTube動画の説明文も、次のようなありさまです。

この完璧なまでにシンメトリーな技術的驚異を「ヘッドホンジャック」と呼ぶのは、控えめな表現に感じるかもしれません…しかし、技術的にはそう呼ばれていますので…まあいいでしょう。見てください。5G対応のGoogle Pixel 5aに搭載されたヘッドホンジャックを。

 

要するに「ヘッドホン端子の穴が丸い」というだけのことを、詩的な言葉でたっぷり2分かけて紹介して「最近のiPhoneにはヘッドホン端子がない」と揶揄っているわけです。しかも英国出身のアイブ氏の「アルミニウム(aluminum)」という発音を、2箇所も真似ていることが指摘されていました

 

GoogleはiPhoneにヘッドホン端子がないことを、2016年に初代Pixelスマートフォンを発表したときもネタにしていました(当時の標的はiPhone 7)。それから、ちょうど1年後のPixel 2ではヘッドホンジャックを廃止しています

 

かつてサムスンもGalaxy S9を発売した当時、iPhoneにヘッドホン端子がないことをイジっていました。そこまで他社に意識されるアップルやiPhoneの凄さが、逆に浮かび上がってくるのかもしれません。

 

Source:MacRumors

 

iPhone用ケースを変えると操作画面もガラリと変わる? アップルが特許を出願

人がコスチュームを変えると振る舞い方も変わるように、「iPhoneのケースを変えると、それに応じて操作やユーザーインターフェース(UI)もガラリと変わる」という特許を出願したことが明らかとなりました。

 

この特許は、近距離無線通信システムを備えたiPhone用ケースとドックに関するものです。つまりiPhoneが被せられたりセットされたアクセサリーと通信を取り合い、「自分が何を着せられているか」を認識し、そのアクセサリーに特化したUIに変化する仕組みです。

 

例えばスポーツ向けの保護ケースに入れると、iPhoneは自動的に画面のインターフェースをスポーツ寄りに模様替えできるということ。iPhoneをスピーカードックに差し込むと、楽曲を操作しやすいUIに自動的に切り替えられるという具合いです。

 

この新しいUIは、iPhoneの標準的なインターフェースよりもさらにシンプルになる見通しです。特許文書にはiPhoneが車載ドックに収まっている図もあり、CarPlay(カーナビなど車載ユニットとiPhoneの連携モード)とマップがiPhone標準画面を置き換えているイメージが描かれています。

 

また、iPhoneユーザーがふだん使いする2大用途といえば「カメラ」と「ゲーム」でしょう。この特許でもそこは行き届いており、カメラ用ケースに入れると撮影以外のボタンが消されて操作しやすくなる、ゲーム用の仮想ボタンが追加されるといったアイディアが紹介されています。

Apple/Patently Apple

 

初心者にとっては表示されたボタンが多すぎると使いにくく、熟練者もスピーカードックに挿した場合は音楽の操作だけをしたいはず。また、ケースごとに違うUIになるのであれば、日によってケースを替えたりする楽しみもあるでしょう。

 

アップルのようなハイテク大手は毎週のように多くの特許を出願しており、そのうち実現にこぎ着けるのはごく一部に過ぎません。ですが、この特許は多くの人から実現が待ち望まれそうです。

 

Source:Patently Apple
via:9to5Mac

推し活にも使えるんじゃない? iPhone・iPadの画面を手軽にテレビや外部モニターに映せる「HDMI変換 映像出力ケーブル」

社内の定例会議やホームパーティなど、小規模の集まりで、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画を、大きめのモニターにつないで多数の参加者に見せたい! しかしわざわざその為“だけ”にPCを準備するのも億劫……そんなとき、いいモノありますよ。

 

オウルテックから発売中の「OWL-CBHDFAS2」は、Lightningコネクタ搭載端末の写真、動画、ゲームなどを、大型モニターに映せる、HDMI変換 映像出力ケーブル。

 

純正LightningケーブルとAC充電器があれば、端末の画面をモニターに表示することができ、その場にいる人と様々なコンテンツを手軽にシェアできます。

 

「iPhoneなどのApple製品は、Androidに比べてミラーリング対応している機器が少なく、なかなかモニターなどに画面を映すことができなかったので、Lightningケーブルから簡単にモニターに映し出せる変換ケーブルを企画しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

ケーブルの長さは1m、2m、3mの3種類から選ぶことが可能。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類です。HDMI(オス)-HDMI(メス)の、長さ12cmのショートケーブルも付属し、テレビ裏のHDMIポートなど、接続時に十分なスペースが確保できない場合にも、ショートケーブルを使うことで、取り回しやすくなります。税込価格は1mが3880円、2mが4180円、3mが4577円です。

 

ミラーリングと充電を同時に行うので、端末のバッテリー残量を気にすることなく使えるのも嬉しいポイント。

 

「会議などで資料を大画面で共有するといったビジネスシーンから、アイドルのコンサートをiPhoneからモニターに映し友達と一緒に楽しむなど、趣味のシーンでも活用できます」

 

 

撮可(撮影OK)の現場で撮ったアイドルの写真や動画を仲間同士で鑑賞する“推し活”でも役立ちそうですね! 推し活とは無縁の生活でも、ちょうど今の時期なら、iPhoneやiPadで撮った大型連休中の写真や動画を身近な人に見せて、楽しかった思い出をシェアするのもいいかもしれません。

やはりiPhoneはリセールバリューが下がりにくい? 米スマホ販売大手が分析結果を公開

いつも最新のスマートフォンを持っておきたい人にとって、気になるのは「今持っているスマートフォンの下取り価格」でしょう。一般にiPhoneほかアップル製品が他社より高価であれよく売れるのは、リセールバリュー(手放すときの価値)が高いからと言われています。

 

では実際に、どれほど競合他社製品と違いがあるのか。米国のスマートフォン販売最大手のSellCellが発売後2か月間を調査したところ、サムスンのGalaxy S22シリーズは、iPhone 13シリーズよりも約3倍の速さで値下がりが進んでいたと報告しています。

 

このデータはSellCellが社内データを使い、アップル、サムスンとGoogle製端末の「新品同様」ないし「良好」な状態の下取り価格につき分析した結果です。

 

それによると今年2月に発売されたGalaxy S22シリーズは、わずか2か月で46.8%の値下がり。またGoogle Pixel 6も発売から2か月で41.5%も下がっており、あまり良い結果とは言えませんでした。

 

これに対して iPhone 13シリーズの値下がりは、発売後2か月で16.8%に留まりました。またiPhoneやPixelは一時値上がりしたことがあるものの、Galaxyだけは値下がりし続けたと指摘されています。

↑SellCell

 

各モデル別に見れば、Samsung Galaxy S22+ 5G(ストレージ128GB)は2か月で53.8%も値下がりし、リセールバリュー的には最もパフォーマンスが良くなかったとのこと。かたやPixel 6 Pro(128GB)は44.2%であり、iPhoneのうち最も値下がりが激しかったiPhone 13 mini(128GB)は、発売2か月後には29.2%の価値を失ったそうです。

 

またサムスン製品のうち最も善戦したのはSamsung Galaxy S22 Ultra 5G(128GB)で41.7%の値下がりですが、これもPixel 6(128GB)の33.1%を下回っています。そして最も値下がりが少なかったのはPhone 13 Pro Max(128GB)で、同期間に3.8%に踏み止まっています。

 

お気に入りのスマホを何年も使う人にとっては縁の薄い話ですが、頻繁に買い替えたいユーザーにとっては頭の片隅に入れておいていいかもしれません。

 

Source:SEllCell https://www.sellcell.com/blog/depreciation-data-samsung-s22-iphone-13-google-pixel-6/
via:MacRumors https://www.macrumors.com/2022/05/09/galaxy-s22-depreciated-more-than-iphone-13/

iPhone 14 Pro Max(仮)のダミーモデル公開。噂のパンチホールは意外と大きい?

今年の秋に登場が噂されている「iPhone 14(仮)」シリーズのうち、高価なProモデルはノッチ(画面上部の切り欠き)がなくなり、パンチホール(ディスプレイに穴を開け、その下に自撮りカメラや顔認証のパーツを置く)が2つあるデザインになるとの予想が定説となっています。

↑ShrimpApplePro氏のツイートから

 

その新デザインをいち早く伝えたリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)ShrimpApplePro氏が、「iPhone 14 Pro Max」(大型モデルの仮称)を3Dプリントしたダミーモデルの画像と動画を公開しています。

 

これまで前面パネルと称される写真モックアップとされるものは届けられてきましたが、噂通り「パンチホール2つ」を備えたダミーモデルを確認できたのは今回が(おそらく)初めてのことになります。

 

こうした未発表iPhoneのダミーは毎年のように現れており、サードパーティのアクセサリーメーカーが自社製品を生産するために(アップルの正式発表を待っていると間に合わない)情報をかき集めて自作していると思われ、かなり正確である可能性が高いものです。

 

さてノッチに代わる「ピルとパンチホール」(画面に開けられる横長と丸い穴)は、今回のダミーを見る限り、かなり大きくなるようです。単にノッチの周りにあった不要なスペースを取り除いただけで、その下にある自撮りカメラやFace ID部品は小さくしていないと推測されます。

↑ShrimpApplePro氏のツイートから

 

もうひとつ明らかになったと思われるのは、iPhone 14 Pro Maxのアスペクト比がiPhone 13 Pro Maxよりも縦長ということです。これは中国SNS上で公開されていた前面パネル画像とも一致しており、どうやら比率が19.5:9から20:9に変更されたようです。

 

さらに背面を見れば、iPhone 14 Pro Maxが先代より大きなカメラバンプ(部品を収納する出っ張り)を搭載するとの噂とも符合しています。なぜ大きくなるかというと、アップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏は「広角カメラの解像度が12MPから48MPに強化されるからだ」と説明していました

 

iPhone 14 Proモデルは新デザインとなってカメラも強化される可能性も高まり、新規で買う人にも、以前のiPhoneから乗り換える人にとっても魅力的な製品となりそうです。とはいえ、世界最大のiPhone組み立て工場がある中国・鄭州市が事実上ロックダウンされた事情もあり、もしかすると発売が遅れるのかもしれません。

Source:ShrimpApplePro(Twitter)
via:PhoneArena

今年秋の「iPhone 14」、米ドル高とロシア危機のために値上げ? アナリストが警告

アップルは第2四半期の業績を発表し、厳しい環境のなかでも売上高は前年同期比で9%増加、1~3月期としては過去最高を更新したと述べていました

 

しかしアナリストらは、今年秋に発売とみられるiPhone 14(仮)シリーズは為替レートのために米国以外では(13シリーズより)値上げとなり、アップルの収益が落ち込む原因となるかもしれないと警告しています。

 

アップルのティム・クックCEOは、第2四半期が「記録的な業績」だったと報告するとともに、第3四半期は部品の供給不足等により40億ドル~80億ドル相当の売上機会を失う可能性が高いと警告しました。談話のなかで挙げられた「収益に大きな打撃が予想される」5つの理由は次の通りです。

 

  • 部品の供給不足
  • 中国における新型コロナ禍の混乱
  • 為替レートの低迷
  • ロシアでの販売減
  • インフレによる消費者の消費意欲の減退

こうした発表につき、PED30では13人のアナリストらの反応がまとめられています。今後のアップルの業績に関しては概ね楽観的ではありますが、その中でChris Caso氏は「秋にiPhone 14シリーズが発表される際、米国外でiPhoneの価格が上がる可能性がある」と警告を発しているしだいです。

 

Caso氏いわく、ロシア問題と為替問題(米ドル高)が長期的に続く可能性があるとのこと。特に後者により、アップル製品の価格も米国外では軒並み上昇するかもしれず、ことiPhone 14については「特に不運なタイミング」となる恐れがあると指摘されています。

 

つまり秋にiPhone 14が発売されるまで米ドルが高いままであれば、アップルは各国の現地価格を引き上げる必要があるかもしれない。過去にそうした事態があった場合、アップル製品の需要にマイナスの影響があった、というわけです。

 

おそらくiPhone 14シリーズよりも先に、6月のWWDC(世界開発者会議)では「M2」搭載MacBook AirやMac miniが発表される可能性が高いはず。どちらも「安さ」が魅力的な製品カテゴリーですが、1ドル130円を前提にされたなら、とても割安とは言えなくなるかもしれません。

 

Source:PED30
via:9to5Mac

ケース買い替え必須!? iPhone 14(仮)のモックをチェックしてみたら…

米アップルの新型iPhoneこと「iPhone 14シリーズ(仮)」のものとされるモックを、国内テックサイトのMacお宝鑑定団Blog[羅針盤]が公開しています。また動画では、既存の「iPhone 13シリーズ」のケースとのフィッティングも検証されています。

↑Kuznetsovedit / Shutterstock.comより。画像はイメージです

 

iPhone 14シリーズでは、6.1インチサイズの「iPhone 14/iPhone 14 Pro」と、6.7インチサイズの「iPhone 14 Max/iPhone 14 Pro Max」の4機種の投入が噂されています。またそのデザイン変更としてパンチホールカメラ/顔認証機能の搭載や、背面カメラの大型化が噂されています。

 

 

今回、Macお宝鑑定団Blog[羅針盤]が公開したモックとされる画像では、iPhone 14シリーズの4機種すべてが確認できます。以前のリーク情報からも判明していましたが、下位モデルのiPhone 14/iPhone 14 Maxでは画面上部にノッチが存在し、上位モデルのiPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxではパンチホールデザインが採用されるようです。

 

そしてiPhone 13シリーズのケースをiPhone 14/14 Proのモックに装着しようとすると、背面カメラが邪魔をしてフィッティングに失敗してしまいます。これは、iPhone 14/14 Proの背面カメラが大型化しているからです。さらに、本体の厚みも増しているようです。

 

一方で大柄なiPhone 14 Max/14 Pro Maxの場合、iPhone 13シリーズのケースをなんとか装着することができました。たたしやはり大型化した背面カメラのせいで、完璧なフィッティング得られなかったと伝えています。

 

例年の新型iPhoneでもそうですが、今年のiPhone 14シリーズでもはそれにあわせた専用のケースの購入が必須となるようです。

 

Source: Macお宝鑑定団Blog[羅針盤] via 9to5Mac

iPhone 14(仮)の前面パネル写真が流出? Proは「画面に穴2つ」で縦長になるかも

今年秋に発売が予想される次期iPhone 14(仮)シリーズでは、5.4インチの「mini」サイズが廃止されて通常価格モデルに大きな「Max」サイズが追加されることや、高価なProモデルではノッチ(画面上にある切り欠き)がなくなって画面に穴が2つ開くとの噂が有力となっています。

↑Saran Byte/Weiboから

 

そんななか、iPhone 14シリーズのフロントパネルと称される写真がネット上に公開され、噂を裏付けることとなっています。

 

コンテンツクリエイターのSaran Byte氏は、iPhone 14のフロントパネル(と称される写真)が中国SNSのWeiboで公開されたとツイートしています。

 

ここで引用されている画像はiPhone 14シリーズが13世代と同じ4モデル構成ながらも、miniサイズが消えて「iPhone 14 Max」(通常価格の大型モデル)が追加されたものです。またByte氏は、画面のアスペクト比、つまり縦横比が「Proモデルで少し異なる(iPhone 13世代の19.5:9から20:9へと変更)」ことがわかったと述べています。

 

ちょうど3月、アップル関連情報サイト9to5Macも、今年は「mini」サイズがなくなり、通常価格モデル2つがiPhone 13と同じアスペクト比になること。ただし「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」のディスプレイは、新たな「ノッチ+ピル」(横長と丸型、2つの穴があるデザイン)に対応するため、少し縦長になるかもしれないと予想していました

 

iPhone 13シリーズにあるノッチは、顔認証のFace IDと自撮りカメラを収納するためのスペースです。そしてiPhone 14 Proの画面にある2つの穴は、これらの部品を画面の裏に移しつつ、視界を確保するために開けられると推測されています。

 

もしもノッチがなくなり「穴が2つ」になれば、iPhoneの画面占有率も高くなり、より全画面デザインへと近づくはずです。が、アスペクト比が変わればアプリのデザインも対応する必要があるため、開発者やデザイナーの方々は苦労するかもしれません。

Source:Saran Byte(Twitter)

via:9to5Mac

「iPhone 14 Max」と「iPhone 14 Pro Max」の価格差は200ドル? プロセッサやカメラ性能がかなり違うとの予想も

おそらく今年秋に発売される次期iPhone 14(仮)シリーズは、通常価格モデルではmini(5.4インチ)モデルが廃止されて、代わりにMax(6.7インチ)が追加されるとの噂が有力です。なぜminiがなくなるかといえば、すでにiPhone 12 miniのころから「期待をはるかに下回る需要」などが何度も報じられていたことから察しは付きそうです。

 

つまり、iPhone 14世代のラインナップは通常価格モデルが「iPhone 14」「iPhone 14 Max」、高価なモデルが「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」であり、それぞれ6.1インチと6.7インチになる、というわけです。そのうちiPhone 14 Maxのお値段が、iPhone 14 Pro Maxよりも少なくとも200ドルは安くなるとの予想が報じられています。

 

ここ2年ほどは、5.4インチのminiサイズが「最も安いフラッグシップiPhone」(iPhone SEモデルを除く)でした。しかし14世代ではminiがなくなることで、iPhone 14がその位置にスライドし、従ってスタート価格は上昇するとみられています。

 

その一方で、気になるのがiPhone 14 Maxの価格設定です。iPhoneの「画面が大きいほど高くなる」法則に従えば、iPhone 14よりは高価になる。しかし、上位モデルのiPhone 14 Pro Maxよりはお手ごろな価格にせざるを得ません。

 

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者によれば、iPhone 14 Maxの価格はPro Maxよりも少なくとも200ドルは安くなるだろう、とのことです。もっとも、今回の記事は「おいくらなのか」は明示されていません。

 

が、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)LeaksApplePro氏はそれぞれの開始価格を「iPhone 14は799ドル、14 Maxは899ドル、14 Proは1099ドル、14 Pro Maxは1199ドル」と述べていました。つまり、おおむね13世代より100ドル値上げされつつ、14 Maxと14 Pro Maxの価格差は300ドルとされていたわけです。

 

さて、Gurman氏の主張する200ドルの価格差を、どう受け止めればいいのか。同氏のいうiPhone 通常モデルとProモデルの違いは、ざっくり言えば「デザイン」と「広角カメラの解像度」と「搭載プロセッサ」の3つです(ProモデルのみProMotion画面=最大120Hzまでの可変リフレッシュレートであることは14世代でも同じとの予想)。

 

まずデザインは、通常モデルは前世代と同じくノッチ(画面上部の切り欠き)あり。それに対してProモデルはノッチがなくなり、代わりに(顔認証と自撮りカメラ用に)穴が2つ開いて、画面占有率が高くなると見られています。

 

次に広角カメラは、Proモデルの解像度は13世代の12MPから48MPに、実に4倍もの進化。かたや通常モデルは12MPに据え置きとされています。

 

最後に搭載チップは、Proモデルには次世代の「A16 Bionic」が搭載される一方で、通常モデルにはiPhone 13シリーズと同じA15(ないし、そのバリエーション)に留まることに。半導体不足が続いていることも「Proモデルだけチップ更新」の理由の1つとも推測されます。

 

これだけの違いがあって200ドルの価格差は、果たして妥当といえるのか。大画面スマホを愛する人は、今年はiPhone 14 MaxとiPhone Pro Maxのどちらを選ぶか、頭を悩ませるかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:BGR

アップル、9インチの折りたたみ製品を開発中の噂。iPhoneとiPadのハイブリッドか

Wccftech

サムスンは2019年に初代Galaxy Foldを投入して以来、折りたたみデバイス競争でかなり先行しています。初期の弱点だったヒンジ(折曲げの軸)を完成させた「Galaxy Z Fold」や「Galaxy Z Flip」のシリーズも重ねており、技術的なアドバンテージも相当なものと思われます。

 

そんななか、アップルも9インチ画面の折りたたみ製品をテストしているとの噂話が伝えられています。

 

この情報は、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏がTwitterでつぶやいていることです。それによれば9インチの有機EL折りたたみ端末を「積極的にテスト中」であり、PPI(画素密度)はiPhoneとiPadの間に位置するそうです。もっとも、この試作機はカギとなる技術を検証するためであり、最終的な製品のスペックにはならないかもしれない、と但し書きされています。

 

またKuo氏は、以前は折りたたみ式iPhoneが早ければ2024年になると予想していたが、修正するとも付け加えています。そしてアップルの折りたたみ製品は最速でも2025年となり、折りたたみiPadかもしれないし、iPhoneとiPadのハイブリッドかもしれないとのことです。

 

ふだんはiPhoneのサイズで持ち歩き、机の上で広げればiPadサイズで仕事ができる。そうしたハイブリッド機の噂話は、1年以上前にイスラエルのテック系情報サイトThe Verifier が伝えていたことです。もっとも、当時は2022年発売とされ、その後はiPad miniの新型も出なくなると述べられていましたが、両方とも外れています。

 

また「20インチ前後の折りたたみMac(iPadとのハイブリッドかもしれない)」が開発中との噂話も、米Bloombergディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も述べており、確度は高いはず。しかし、やはり2025年以降になると予想されており、iPhoneやiPadを閉じたり開いたりする夢はしばらく叶わないようです。

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter) 
via:Wccftech

iPhone本体を使えるサブスクリプション、月額4300円から? 2022年末に発表か

先週、アップルがiPhoneなどのハードウェア製品を使えるサブスクリプション(定額支払いサービス)プログラムを検討しており、2022年末から2023年初めに発表するとの噂話がありました。これは大手金融機関モルガン・スタンレーのアナリストが今後の株価を占う材料として真剣に検討するなど、すでに噂の域を超えつつあります。

 

その続報として、それぞれのモデルの月額料金はいくらか、という具体的な予想が伝えられています。

 

今回も発信源は、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者です。すでにアップルは(米国では)iPhoneを24回分割払いで利用できる「iPhoneアップグレードプログラム」を実施していますが、そちらは支払いが終わればiPhoneは自分のもの。それに対して噂のサブスクはレンタルに近く、所有権が移ることはないと思われます。

 

そしてiPhoneアップグレードプログラムは月額35.33ドル(iPhone 13の場合)からですが、Gurman氏はサブスクが事実上はレンタルに過ぎないことから、もう少し安くなると考えています。そうした計算から、最新iPhoneの各モデルにつき、どの程度の費用が掛かるかが予想されています。

 

  • iPhone 13:月額35ドル(約4300円)
  • iPhone 13 Pro:月額45ドル(約5500円)
  • iPhone 13 Pro Max:月額50ドル (約6100円)

 

なぜアップルがサブスクを計画しているのか。それは当然ながら、より多くの収益を得ることだと推測されています。米CNBCは2019年に、投資家がアップルにiPhoneをサブスク方式で販売することを望んでいると報じていましたが、そこでも定期的な収益を得ることができるためとされていました。

 

平均的なアップル製品ユーザーは3年ごとにiPhoneを買い替え、約825ドルを出費しているとの調査結果もありました。これに対して、もし「iPhone 13が月額35ドルでリース」が本当だとすれば、3年間で1260ドルも支払うことになります。さらにユーザーが新機種に乗り換えた場合、アップルは中古端末を販売し、さらに収益を上げられるというわけです。

 

一方で、消費者にとっては、大きな金額を前払いせず、気軽に新機種にアップグレードできるメリットもあるはず。iPhoneを買う以上のお金があれば、アップルの株を買っておくのもいいかもしれません。

Source:Bloomberg
via:PhoneArena

iOS/iPadOS 15.4.1配信開始。バッテリー消耗が激しいバグが修正

アップルは1日未明、iOS 15.4.1およびiPadOS 15.4.1を配信開始しました。「マスク姿でFace ID解除」のiOS 15.4やユニバーサルコントロール(iPadとMacの操作を連携)のiPadOS 15.4から、約半月ぶりのマイナーアップデートとなります。

 

iOSとiPadOSともに、更新が届いていれば通知から、あるいは「設定 – 一般 – ソフトウェア・アップデート」から確認して手動でアップデートできます。

 

今回のアップデートはバグ修正が中心ですが、注目すべきは「iOS(PadOS 15.4)にアップデートしたあと、バッテリーが予想よりも早く消耗する可能性がある問題」に言及されていることです。アップル公式サポートに苦情が相次いでいたものの、「アップデートから48時間待てば、問題が解決します」という紋切り型の回答に終始していましたが、ようやく正式に対応されたかっこうです。

 

また公式リリースには書かれていませんが、セキュリティページではゼロデイ脆弱性(修正プログラムがリリースされていなかったセキュリティ上の不具合)を修正したと報告されています。アップルの説明によると、1つはiOSとmacOSの両方に影響するもの。これにより悪意のあるアプリがカーネル権限で任意のコードを実行できるようになる、ざっくり言えば「ハッカーが何でもできてしまう」ということです。

 

もう1つはIntel Graphics(インテル製チップ内蔵GPU)ドライバに見つかったもので、macOSのみが影響を受け、カーネルメモリが開示される可能性があるとのことです。これらに対応するmacOS 12.3.12も配信が始まっています。

 

これらは放置しておくと百害あって一利なしであり、すべてのiPhone、iPadおよびMacユーザーにアップデートをお勧めします。

via:9to5Mac,BleepingComputer

5万円台から買えるiPhone SE(第3世代)は最高の5G入門機だった

アップルが第3世代のiPhone SEを発売しました。上位のiPhone 13シリーズと同じ、高性能なA15 Bionicチップを搭載したほか、5Gの高速通信にも対応。また、初代のiPhoneから受け継ぐホームボタンによる、シンプルな操作性などの特徴を備えています。

 

この新しいiPhone SEを、発売から1週間ほど使ってみました。

↑約2年ぶりのアップデートを遂げ、5G対応も実現した第3世代のiPhone SE

 

慣れ親しんだデザインを第2世代機から踏襲

第3世代のiPhone SEはスリムかつコンパクトで、価格も手頃なことから、iPhone入門機として注目されています。外観は2016年に発売されたiPhone 7からほぼ変わらず。4.7インチのRetinaディスプレイの下に、Touch ID指紋認証センサーを内蔵するホームボタンを搭載しています。

 

アップルストアでの販売価格は内蔵ストレージ64GBのモデルが5万7800円(税込)から。5G対応のiPhoneが5万円台で買えることから、2020年に発売された第2世代のiPhone SEをはじめとする、4G LTE対応のiPhoneを使っているユーザーからの“買い換え”も進みそうです。

 

カラバリはブラック系のミッドナイト、ホワイト系のスターライト、PRODUCT(RED)=レッドの3色。正直、第2世代のiPhone SEとまったく違うカラバリモデルも欲しかったところですが、厳密に言えばミッドナイトとスターライトは「新色」です。

 

筆者が使用しているミッドナイトのiPhone SEは、背面やアルミニウムのサイドフレームに光をあてると、やや青みがかったブラックにも見えます。日本の伝統色「藍色」にも近いと感じました。

↑ブラック系の新色「ミッドナイト」。光の当たり方によっては藍色のようにも見えます

 

iPhone 13と同じ最新世代のチップで操作性とカメラ性能が向上

冒頭でもお伝えしましたが、第3世代のiPhone SEは上位モデルであるiPhone 13 Proシリーズ、iPhone 13シリーズと同じ、A15 Bionicチップを搭載しました。その効果が4つのポイントに表れていると感じます。

 

ひとつはアプリの起動や動作がより俊敏に感じられることです。SafariのWeb検索とマップの地図検索は、結果が表示されるまでの動作がとてもスムーズです。また、ミュージックアプリは楽曲再生、カメラアプリは写真・動画の撮影がスタンバイ状態になるまでの間が“もたつかない”ので、とても心地よい操作感が得られます。筆者は普段iPhone 13 Proを使っていますが、第3世代のiPhone SEの操作感は遜色ないと言えます。

 

ふたつめのポイントは、カメラの性能が第2世代のiPhone SEよりも安定したことです。A15 Bionicチップには高性能なISP(画像処理プロセッサー)が統合されています。これが機械学習処理に特化した16コアのNeural Engineと連動して、1度のシャッター操作で複数の静止画像を記録。瞬時に画像を合成して1枚の高精細な写真を残す、コンピュテーショナルフォトグラフィの性能が飛躍を遂げています。これにより、明るい場所では色合いやコントラスト感が正確に反映された写真を撮れます。

 

ただ、第3世代のiPhone SEを使って室内で撮影した料理の写真は、ホンモノよりも少し色合いが大人しい感じもします。そんなときには撮影前に写真の色合い、暖かみを調整できる新機能「フォトグラフスタイル」を併用すると、より美味しそうな料理の写真を撮れるでしょう。

 

【カメラ性能周りのフォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

ちなみに、iPhone 13シリーズにはあって、第3世代のiPhone SEにはない機能が「ナイトモード」。こちらは暗い場所でカメラのシャッターを切ったときに、驚くほど色鮮やかで明るい写真を撮れる撮影補助的な機能です。

 

ただ、ダジャレではありませんが、「ナイトモードがないと心許ない」と思いつつ、暗めな室内でiPhone SEのカメラのシャッターを切ってみたところ、思いのほか色合いを残した写真を撮れました。「写真」アプリの画像補正を使えば、さらに満足できる明るさと色合いに仕上げられます。ここは「iPhone SE、やるじゃん!」と素直に思えました。

↑夜間に花壇を撮影。暗めながらも花の色合いを残した写真に仕上がりました

 

AI機能も快適動作。バッテリーも長持ち

3番目めのポイントがAI関連の機能がサクサクと動くことです。iOS 15以降から「写真」アプリに保存した静止画からテキストをコピーして検索・翻訳したり、電話をかけたり、住所をタップしてマップアプリで検索したりできる「テキスト認識表示」機能が使えるようになりました。

 

肝となるのがAIによる自動文字認識で、第3世代のiPhone SEはテキストを認識して、検索などの機能に連携する操作が驚くほどスムーズにできます。テキスト認識表示はまだ日本語に対応していませんが、英語からの日本語翻訳は可能。これからまた海外に足を運ぶ機会が訪れたときに、とても役立ちそうな気がします。

↑写真アプリから「テキスト認識表示」を利用。外国語の資料の翻訳などにも役立ちます

 

最後の4番目のポイントは、「バッテリー持ち」が改善されたことです。A15 Bionicは処理能力が高いだけでなく、省電力性能にも優れているシステムオンチップです。さまざまな処理をこなしながらバッテリーの無駄な消費を抑えることによって、第2世代のiPhone SEと比べてビデオ再生は最大2時間、オーディオ再生は最大10時間も連続使用できる時間が延びました。

 

その程度かと思うかもしれませんが、第3世代のiPhone SEが通信時にモデムチップなどにより多くの負荷がかかる5G対応であることを思い出すと、A15 Bionicチップがよく頑張っていることがわかります。

 

5Gの便利さも実感が出てきた

現在筆者が暮らしている東京都内には5G通信のカバーエリアが少しずつ拡大しています。実際に5Gの高速・大容量通信の利用がマストなコンテンツはまだほとんどありませんが、第3世代のiPhone SEで楽しめる動画・音楽コンテンツのストリーミング再生などはとても安定していると思います。

 

5Gに接続できる地元の駅前などで計測した限り、場所によってはダウンロード側だけでなくアップロード側も高速接続ができるので、リモートワークのビデオミーティングにも5G対応の効果が実感できそうです。

↑Sub-6による5Gのネットワークスピードは4G LTEと大きな差はないものの、下り・上りの通信ともに安定感があります

 

なお、第3世代のiPhone SEが対応する周波数帯は、4G LTEと互換性の高い6GHz帯以下の「Sub-6」に限られます。5Gのメリットと言われる高速・大容量・低遅延を特徴とする「ミリ波」の5Gには対応していませんが、今後国内にミリ波の提供エリアが本格的に拡大するまでの間は、第3世代のiPhone SEで十分に心地よい使い勝手が得られるでしょう。

 

iPhoneにホームボタンは必要?

第3世代のiPhone SEには、Touch IDによる指紋認証センサーを内蔵するホームボタンが受け継がれました。一方で、Face IDは非搭載です。

 

コロナ禍でマスク装着の機会が増えたことに伴い、生体認証はTouch IDの方が有利な部分がありました。ですが、OSがiOS 15.4にアップデートされ、iPhone 12シリーズ以降に発売されたFace ID搭載のiPhoneであれば、顔にマスクを着けたまま画面ロック解除やApple Payによる支払いができるようになりました。これにより、生体認証システムの違いが使い勝手に影響を与えることはほぼなくなったといえます。

 

では、ホームボタンは不要かというと、特にシニアの方々が初めてのスマホにiPhoneを選ぶ場合、ホームボタンのクリック感が得られるiPhone SEのほうが、手応えと一緒に操作を覚えやすいという声もよく聞きます。

↑Touch IDを内蔵するホームボタンを継承した第3世代のiPhone SE。マスクを装着したまま、画面ロックを簡単に解除できるメリットがあります

 

筆者はiPhone X以降からオールスクリーンデザインのiPhoneを使い慣れてしまったので、ホームボタンのスペースにも画面を広げて、ゲームの画面や電子書籍が見やすくなる方がありがたく思えてしまいます。ですので、これからiPhone SEの購入を検討する人は、画面や本体のサイズが近いiPhone 13 miniと、ホームボタンの有無によるディスプレイの見え方、操作感の違いを丁寧に比べてみることをおすすめします。

 

長く使えて元が取れるスマホ

第3世代のiPhone SEは、iPhone 13シリーズが本体の背面パネルに採用するタフなガラスパネルを、本体の前面と背面の両方に採用しました。iPhoneにカバーを装着したり、ディスプレイに保護フィルムを貼って使ったりする人も大勢いると思いますが、それでも本体の耐久性能が上がったことは、すべてのユーザーが頼もしく感じられるメリットです。

 

A15 Bionicチップによる性能向上やロングバッテリーに加え、高い耐久性と、新しいiPhone SEは長くしっかりと使って元が取れるスマホだと思います。また、5万円台から買える5G対応iPhoneの入門機としてもおすすめです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

ワイヤレス充電の“場所取る問題”を解決! MagSafe対応iPhoneとAirPods Proを同時充電できるスタンド

ワイヤレス充電は非常に便利ですが、充電パッドを複数台用意すると、場所を取ってしまいます。スマホとイヤホンなどを1つの充電器で同時に充電できるタイプも、横に広がってしまうものが多く、結局場所を取ってしまいます。

 

そんなワイヤレス充電の“けっこう場所取る問題”を解決する、デッドスペースになりがちな“縦”の空間を生かした、MagSafe対応iPhoneと、AirPods ProやAirPods with Wireless Charging Caseを同時充電できる、スタンドタイプの2in1ワイヤレス充電器「OWL-QI10W06-GM」を紹介します。

 

同製品は、シンプルかつスタイリッシュに洗練されたデザインで、直径約99mm×高さ155mmと省スペース。iPhoneをマグネットでビタッと固定し、充電したまま縦向き・横向きのスマホスタンドとしても使えます。iPhoneは7.5W急速充電に対応。

 

そして、同製品最大の特徴は、付属のメタルプレート!

 

「iPhoneが分厚いケースを装着していると、磁力が届かずMagSafeで充電できませんが、ケースにメタルプレートをつけることで、ケースを装着したままでもMagSafeで充電できます。貼り付けキットも付属しているので、適切な位置にメタルプレートを貼ることができます」(オウルテック担当者)

 

税込価格は5980円。他社の同様の2in1ワイヤレス充電器と比較して、約半額なのだとか。お財布にもやさしく、場所を取らない……MagSafe対応iPhone&AirPods Proをヘビーに愛用しているなら、おうちに1つあると、リモートワークからエンタメ時間まで、いろいろ捗ること間違いナシ! でしょう。

A15搭載の新iPhone SEやM1搭載iPad Airなど、まとめてわかるアップル5つの新製品情報

アップルは日本時間の3月9日午前3時から、オンラインで発表会イベントを実施しました。ここでは、発表された新製品の主な特徴と価格、発売日をまとめて紹介します。

 

新製品その1 iPhone 13と同じA15搭載で5万7800円からの新iPhone SE

コンパクトなサイズと手頃な価格で根強い人気を集める「iPhone SE」が2年ぶりに刷新。6コアCPUと4コアGPUのA15 Bionicチップを搭載しました。

↑新iPhone SE。前モデルは2020年登場だったので、2年ぶりです

 

このA15 Bionicチップ搭載により、2021年発売の「iPhone 13」と同等の処理性能を手に入れたことになります。ストレージ容量は64GB、128GB、256GBの3種類で、直販価格は5万7800円(税込)から。iPhone 13の直販価格が8万6800円(税込)からなので、iPhone 13より3万円近くも価格を抑えながら、最新の処理性能を楽しめることになります。

↑A15 Bionicチップの搭載で4.7インチのiPhone 8に比べて1.8倍高速になりました

 

カラーバリエーションはミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの3色を用意。そのほか主なスペックは、4.7インチのRetina HDディスプレイ(1334×750ピクセル)、色温度を自動調整するTrue Toneディスプレイ採用、触覚タッチ対応、ホームボタン内蔵のTouch ID、12メガピクセルの広角リアカメラ、7メガピクセルのフロントカメラなどとなっています。

↑スマートフォンの中で最も頑丈とうたうガラスを前面と背面に採用。また、IP67等級の耐水性能と防塵性能を備えています

 

↑5G対応もトピックです

 

サイズは約幅67.3×高さ138.4×厚み7.3mmで、重量は約144g。3月11日から予約注文の受付を開始し、3月18日に発売する予定です。

 

新製品その2 MacBookに搭載のM1がiPad Airにも来た! 新たなカラバリにも注目

スペック面で意表を突いて来たのが新しい「iPad Air」です。

↑新iPad Air

 

iPad Airは今回で第5世代となりますが、プロセッサーにはなんとApple M1チップ(8コアCPU、8コアグラフィックス、Apple Neural Engine、8GB RAM)を搭載。A14 Bionicチップを搭載していた第4世代のiPad Airと比べると、CPUの処理性能は最大60%、グラフィックスの処理性能は最大2倍に向上しているとのことです。

↑M1搭載のiPad Airは同価格帯の「最も売れているWindowsノートPC」より最大で2倍高速としています

 

これまで、M1を搭載するiPadは最小構成で9万4800円(税込)のiPad Proのみでした。高機能なiPadを求める人にとって、新たに有力な選択肢が生まれた格好です。

 

フロントカメラは広角の12メガピクセル。FaceTimeなどビデオ通話の使用時に、自動的に話者を中央に配置する「センターフレーム」に対応しています。

↑iPad全モデルがセンターフレームに対応

 

↑iPad Airも5Gに対応しています

 

なお、オプションとしてApple Pencil(第2世代)、Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioに対応する点などは、第4世代のiPad Airと同様。10.9インチ(2360×1640ピクセル)のLiquid Retinaディスプレイや、Touch IDセンサーを兼ねたトップボタンなども、第4世代から変わっていません。

 

デザインも基本的には第4世代を踏襲しますが、カラーバリエーションは、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色展開となりました。

↑iPad Airのカラバリ。左からパープル、ブルー、ピンク、スターライト、スペースグレイ

 

サイズは約幅178.5×高さ247.6×厚み6.1mmで、重量はWi-Fiモデルが約461g、Wi-Fi+Cellularモデルが462g。ストレージは64GBと256GBから選択できます。

 

価格はWi-Fiモデルの64GBが7万4800円(税込)、256GBが9万2800円(税込)。Wi-Fi+Cellularモデルの64GBが9万2800円、256GBモデルが11万800円です。3月11日から予約注文の受付を開始し、3月18日から販売を開始します。

 

新製品その3 制作スタジオ向けデスクトップ「Mac Studio」が、M1シリーズ最上位チップ「M1 Ultra」を携えて登場

発表イベントの特設サイトには、数日前から「最高峰を解禁(米国版では「Peek performance」と表記)」という文字がありました。「最高峰」が何を意味するのか、SNSなどを中心に議論になっていたのです。

 

その答えを明かすかのように発表されたのが、M1シリーズ最上位チップ「M1 Ultra」を搭載した「Mac Studio」です。

↑右下のボックスがMac Studio。ディスプレイは後述のStudio Displayです

 

Mac Studioは、およそ幅197×奥行き197×高さ95mmというコンパクトなボディながら、16コアのIntel Xeonを搭載するMac Proや、10コアのIntel Core i9を搭載する27インチiMacをも超えるパフォーマンスを実現したというデスクトップマシンです。

 

M1 Ultraは、アップルが「パーソナルコンピュータ史上、最もパワフル」と説明するチップで、2つのM1 Maxをつなぎ合わせる「UltraFusion」という方式で製造されています。

↑新たに発表されたM1 Ultra

 

↑2つのM1 Maxのダイをつなげることで低遅延、膨大な帯域幅、優れた電力効率を実現。驚異的なパフォーマンスを実現するとうたうチップです

 

↑2つのダイの間で2.5TB/秒の帯域幅、PC用のチップとしては史上最多という1140億個のトランジスタ、800GB/秒のメモリー帯域幅など、スペック面でまさに圧倒的なチップです

 

20コアCPU、64コアGPU、32コアNeural Engineなど、コア数も驚異的。そのCPU処理性能は27インチiMac(10コアIntel Core i9搭載)の最大3.8倍、GPU処理性能は27インチiMac(Radeon Pro 5700 XT搭載モデル)の最大3.4倍を実現しています。

↑最上位のMacProよりも最大80%高速化

 

これにより、「複雑な粒子シミュレーション」や「巨大な3D環境のレンダリング」など、「かつてないほど負荷の高い作業」をパワフルにこなせるとアップルは説明しています。

 

底面の空気口から吸気し、チップの真上に取り付けられたファンでチップを冷やしつつ、背面の排気口から排熱するという排熱設計にも特徴があります。

↑底部には穴が開いており、そこから吸気します

 

↑背面の穴から排気

 

ラインナップは、M1 Max搭載モデル(最小構成32GBメモリー、512GB SSD)とM1 Ultra搭載モデル(最小構成64GBメモリー、1TB SSD)の2モデル展開で、価格はM1 Maxモデルが24万9800円(税込)から、M1 Ultraモデルが49万9800円(税込)から。

 

インターフェイスは、M1 Max搭載モデルがUSB Type-C×2、SDXCカードスロット×1、Thunderbolt 4×4、USB Type-A×2、HDMI×1、10GB Ethernet端子×1、3.5mmヘッドフォンジャック×1を搭載。一方のM1 Ultra搭載モデルは、SDXCカードスロット×1、Thunderbolt 4×6、USB Type-A×2、HDMI×1、10GB Ethernet端子×1、3.5mmヘッドフォンジャック×1をそろえています。

↑最大で4台の32インチRetina 6Kディスプレイ「Pro Display XDR」に加え、1台の4Kテレビと接続できます

 

なお、注文画面で最もハイエンドなスペックにカスタマイズした場合、M1 Ultra(20コアCPU、64コアGPU、32コアNeural Engine)、128GB メモリー、8TB SSDという仕様になり、価格は93万9800円となります。

 

すでに予約注文の受付が始まっており、3月18日に発売予定です。

 

ここまでハイスペックなモデルなら、Mac Proを置き換える存在になるのかとも思えましたが、発表会中には「Mac Proについては、また次の機会」とのコメントも聞けました。M1 Ultraという新しいチップ、Mac Studioという新しいシリーズが加わったことで、今後、Macの製品ラインアップがどのように展開していくかも楽しみです。

 

新製品その4 空間オーディオやセンターフレーム対応の5Kディスプレイ「Studio Display」

またMac Studioと合わせて、27インチディスプレイ「Studio Display」も発表されました。5120×2880ピクセルの5K仕様で、ディスプレイでありながらA13 Bionicチップを搭載。6基のスピーカーユニットによる空間オーディオの再生や、センターフレームに対応する12メガピクセルの超広角カメラ、「Hey Siri」の呼びかけでのSiriの起動、「スタジオ品質」をうたうマイクアレイの搭載といった機能を持ちます。

↑Studio Display

 

↑Macシリーズ初対応のセンターフレーム

 

また、標準で傾きを調整できるスタンドを備えますが、オプションとして、傾きと高さを調整できるスタンドと、VESAマウントアダプタも用意されるとのことです。

↑ディスプレイは最大30度まで傾けられます。また、横から見る限りはかなりスリムな印象です

 

↑VESAマウントアダプタを装着すれば横掛けはもちろん、縦掛けも可能

 

↑3基のUSB Type-Cと1基のThunderbolt 3を装備。Thunderbolt 3は、MacBookの充電も可能です

 

価格は19万9800円(税込)から。すでに予約注文の受付を開始しており、3月18日に発売予定です。

 

新製品その5 iPhone 13とiPhone 13 Proに新緑を思わせる新色

iPhone 13とiPhone 13 Proに、新色が追加されたのも今回のトピックです。

↑新色追加のiPhone 13とiPhone 13 Pro

 

iPhone 13、iPhone 13 miniの「グリーン」は、ややくすんだ渋めのグリーン。これまでのアップル製品には見られなかった色味で、新鮮に思えます。iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの「アルパイングリーン」も色の系統としてはiPhone 13のグリーンに似ていますが、iPhone Proシリーズ特有の磨りガラスの質感、ステンレスフレームの光沢感が加わり、より高級感のある仕上がりになっています。

 

iPhone 12、iPhone 12 miniにも「グリーン」というカラーバリエーションが存在していましたが、あちらは淡い色味でした。はっきりと濃い緑系統の色は、iPhone 11 Proの「ミッドナイトグリーン」以来です。これからiPhone 13シリーズに買い替える予定のある方は、要注目ですね。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

ついにLINEMOで開始! 少し古いiPhoneでも故障や破損時に保証を受けられる「持込端末保証 with AppleCare Services」

ソフトバンクは、アップルの協力のもと、「LINEMO」を新規契約して対象のiPhoneを使用するユーザー向けに、アップル公式の修理サービスとテクニカルサポートが受けられる「持込端末保証 with AppleCare Services」の提供を開始しました。

 

同サービスは、もしものときに安心できるサポートをセットで提供するアフターサービス。対象のiPhoneであれば、購入日にかかわらず申し込みが可能です。故障や破損時には、アップル純正部品を使用した、アップル認定の修理・交換サービスを利用できます。紛失した機種のおおよその位置を確認できる「紛失ケータイ捜索サービス」や、電源が入らないなどのトラブル時にデータを復元する「データ復旧支援サービス」も利用可能。サービスの詳細は、LINEMO公式サイトの当該ページをご覧ください。

 

対象機種と月額料金は、以下の通りです。

最新のiPhone 16発売日や特徴は?iPhone 15・iPhone 14との比較や安い購入先を解説

iPhoneおすすめ
このページはアフィリエイトにより収益を得る場合があります。広告を含む商品・サービスには「PR」と表示します。

「iPhoneの最新機種はいつ発売されるのだろう」「最新のiPhone 16シリーズをなるべく安く買う方法が知りたい」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は2024年9月に発売が噂されるiPhone 16シリーズの詳細や、iPhone 16の購入がおすすめできる人を解説します。

博士

iPhoneの機種別に購入がおすすめな人や価格比較も紹介しているから、最新機種の登場で旧モデルの値下げを期待している人もチェックしてほしいのじゃ!

結論から言うと、iPhoneの最新機種を安く購入するなら端末価格がキャリア最安値の楽天モバイルがおすすめです。

iPhone最新機種の端末価格がキャリア最安値!
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  • iPhone対象最大32,000円相当おトクキャンペーン
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「最新のiPhoneを安い価格で手に入れたい」と考えている人は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
小川正人
新聞社が推薦する通信サービスに精通したコンサルタント。QUANTA代表。光回線や携帯電話・ポケット型Wi-Fiなどのモバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いから月間60万PVの通信サービスメディアサイト「XERA」を運営。一時期は光回線を3社、携帯電話を12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。監修者について(マイベストプロ)

iPhone最新機種「iPhone 16」の発売予想

iPhonは毎年9月に新機種を発表しています。

2024年も最新機種としてiPhone 16が発売されるのではないかと噂されています。

最新のiPhone 16について、わたしのネット編集部が国内外から集めた情報を基に予測した発売日や気になる新機能、旧モデルとの違いを解説します。

ナビ博士
ナビ博士
2024年8月時点でiPhone 16発売にまつわる噂や公式発表されていることをまとめたぞ!

最新のiPhone 16の発売日は2024年9月20日か27日が最有力

最新のiPhone 16の発売日は、これまでの傾向から2024年9月の第3週か第4週の金曜日になるのではと言われています。

つまり、iPhone 16の具体的な発売日は2024年9月20日(金)か9月27日(金)が有力と予想できます。

また、iPhoneの最新シリーズはこれまで発売日の1週間前に予約受け付けを開始しているので、iPhone 16の予約も2024年9月13日(金)または9月20日(金)になるのではないかと考えられます。

iPhone 15・iPhone 14の発売日と比較

iPhone 16シリーズの発売日・予約日を予測するために、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズの発売日と比較してみました。

iPhone 16 iPhone 15 iPhone 14
予約開始日 2024年9月13日(金)
または9月20日(金)
※予想
2023年9月15日(金)
※9月第3週
2022年9月9日(金)
※9月第2週
発売日 2024年9月20日(金)
または9月27日(金)
※予想
2023年9月22日(金)
※9月第4週
2022年9月16日(金)
※9月第3週

たとえば、2023年モデルのiPhone 15シリーズは2023年9月12日(火)にAppleが販売と発売日を正式発表し、3日後の2023年9月15日(金)午後9時からApple Storeほか、日本国内ではドコモ・楽天モバイル・ソフトバンク・auで予約を開始しました。

予約開始から1週間後の2023年9月22日(金)に発売を開始し、端末が受け取れるようになっています。

2024年最新モデルのiPhone 16シリーズに関する公式発表は8月時点でまだありませんが、9月に入ってから何らかの動きがあると予想されるので今後も注目していきます!

最新のiPhone 16の販売価格は円安でiPhone 15より高め?

最新のiPhone 16シリーズは近年の円安の影響で、昨年度発売のiPhone 15シリーズの販売価格より値上がりするのではと噂されています。

ゲット君
ゲット君
円安は外国から輸入するものの価値が米国ドルで支払うよりも高くなることを指すよ!1ドル=100円を基準として、たとえば1ドル=120円だった場合は1ドルのものを買うのに120円が必要なんだ!
ナビ博士
2024年8月11時点で1ドル=146.66円だから、今は「円安」じゃ!

2023年9月発売のiPhone 15(128GB)はアメリカでの販売価格が799ドルで、当時の為替レートから1ドル=150円前後で計算され、日本国内での販売価格は124,800円でした。

日本では2024年7月に最高で1ドル=161.69円まで円安が進んでいましたが、8月現在では円安にストップがかかりつつあります。

しかし、今後の為替レートや円安状態の推移によってはiPhone 16の日本国内での価格が昨年より高くなる可能性も捨てきれません。

iPhone 15・iPhone 14の販売価格と比較

iPhone 16シリーズの販売価格は未定ですが、これまでの機種とほぼ同じ価格帯になると予想して、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズと比較してみましょう。

iPhoneは機種のグレードとメモリ容量によって、販売価格が異なります。

メモリ iPhone 16
※予想
iPhone 15 iPhone 14
iPhone 128GB 125,000円前後 124,800円 119,800円
256GB 140,000円前後 139,800円 134,800円
512GB 170,000円前後 169,800円 164,800円
iPhone Plus 128GB 140,000円前後 139,800円 134,800円
256GB 155,000円前後 154,800円 149,800円
512GB 185,000円前後 184,800円 179,800円
iPhone Pro 128GB 160,000円前後 159,800円 149,800円
256GB 175,000円前後 174,800円 164,800円
512GB 205,000円前後 204,800円 194,800円
1TB 235,000円前後 234,800円 224,800円
iPhone Pro Max 256GB 190,000円前後 189,800円 179,800円
512GB 220,000円前後 219,800円 209,800円
1TB 250,000円前後 249,800円 239,800円
※価格は税込
発売日時点のAppleでの販売価格

iPhone 14とiPhone 15では、販売価格が5,000円~10,000円値上がりしています。

しかし、アメリカでの販売価格はiPhone 14とiPhone 15で値上がりをしていないことから、日本国内での販売価格は為替レートに大きく左右されるとわかります。

結論として、iPhone 16の価格はiPhone 16発売が公式に発表されると予想する2024年9月1~2週目の為替レートで決定するでしょう。

最新のiPhone 16のラインアップは従来とおり4モデルか

iPhone 16のグレード別のラインアップは、これまでのiPhoneと同じ4モデルになるのではと言われています。

ナビ博士
ナビ博士
4つのラインアップの違いを、iPhone 15とiPhone 14を参考にしながらまとめたぞ!
種類 特徴
iPhone ベーシックモデル
iPhone Plus ・画面サイズが6.7インチと大きい
・スペックはiPhoneとほぼ同じ
iPhone Pro スペックやカメラ性能が向上したハイエンドモデル
iPhone Pro Max ・画面サイズが6.7インチと大きい
・スペックはiPhone Proとほぼ同じ

過去にはiPhone 13 miniやiPhone 12 miniといった画面サイズが5.4インチと小さく、スペックはベーシックモデルと同じ「iPhone mini」が発売されていました。

しかし、アプリゲームや動画視聴など大画面に対するニーズが高まったことから、iPhone 14以降は「iPhone mini」に替わり画面サイズが大きい「iPhone Plus」が登場しています。

iPhone 15・iPhone 14のラインアップと比較

iPhone 16シリーズのラインアップを予想するうえで、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズのラインアップとメモリ容量を比較してみましょう。

iPhone 16
※予想
iPhone 15 iPhone 14
iPhone 128GB/256GB
/512GB
128GB/256GB
/512GB
128GB/256GB
/512GB
iPhone Plus 128GB/256GB
/512GB
128GB/256GB
/512GB
128GB/256GB
/512GB
iPhone Pro 128GB/256GB
/512GB/1TB
128GB/256GB
/512GB/1TB
128GB/256GB
/512GB/1TB
iPhone Pro Max 256GB/512GB
/1TB
256GB/512GB
/1TB
128GB/256GB
/512GB/1TB

直近に発売されたiPhoneシリーズの傾向から、iPhone 16もiPhone/iPhone Plus/iPhone Pro/iPhone Pro Maxの4種類がラインアップされると予想できます。

最新のiPhone 16のカラーバリエーションは新色登場が噂される

iPhoneでは最新機種が発売されるたびに、本体カラーの新色が登場しています。

iPhone 16もカラーバリエーションについてさまざまな憶測が飛び交っており、注目の話題となっています。

ゲット君
ゲット君
国内外で噂されているiPhone 16のカラーに関する噂やリーク情報をまとめてみたよ!
  • iPhone 16 Pro Maxに新色としてブロンズが登場か?フレームはチタニウムのよう-Fixed focus digitalさんがWeiboに投稿した情報より
  • iPhone 16 Proにローズが追加される-ShrimpAppleProさんがXに投稿した情報より
  • iPhone 16 Pro Maxには「スペースブラック」「シルバーホワイト」が登場-ShrimpAppleProさんがXに投稿した情報より
  • iPhone 16とiPhone 16 Plusは「ホワイト」「ブラック」「ブルー」「グリーン」「ピンク」がラインアップか-Sonny DicksonさんがXに投稿した情報より

ただし、上記にまとめた情報はあくまで噂レベルで、iPhone 16のカラーバリエーションに関する公式情報はまだないので、正式に発表されるのを楽しみに待ちましょう。

iPhone 15・iPhone 14のカラーと比較

iPhone 16シリーズのカラーバリエーションを予想するために、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズを確認しておきましょう。

iPhone 16
※予想
iPhone 15 iPhone 14
iPhone ピンク/グリーン/
ブルー/ブラック/
ホワイト

ピンク/イエロー/
グリーン/ブルー/
ブラック

ブルー/パープル/
イエロー/ミッドナイト/
スターライト/
RED (PRODUCT)
iPhone Plus ピンク/グリーン/
ブルー/ブラック/
ホワイト

ピンク/イエロー/
グリーン/ブルー/
ブラック

ブルー/パープル/
イエロー/ミッドナイト/
スターライト/
RED (PRODUCT)
iPhone Pro ローズ/ブロンズ/
ナチュラルチタニウム/
スペースブラック/
シルバーホワイト

ナチュラルチタニウム/
ブルーチタニウム/
ホワイトチタニウム/
ブラックチタニウム

ディープパープル/
ゴールド/シルバー/
スペースブラック
iPhone Pro Max ローズ/ブロンズ/
ナチュラルチタニウム/
スペースブラック/
シルバーホワイト

ナチュラルチタニウム/
ブルーチタニウム/
ホワイトチタニウム/
ブラックチタニウム

ディープパープル/
ゴールド/シルバー/
スペースブラック
※画像引用:Apple公式サイト

iPhoneはiPhone/iPhone PlusとiPhone Pro/iPhone Pro Maxそれぞれに毎年新色が登場しています。

つまり、iPhone 16シリーズにも新色が追加されるという情報は信ぴょう性が高いと考えられます。

最新のiPhone 16のCPUはA18 Bionicが濃厚

Appleでは毎年、最新機種にはCPUチップの新型を搭載しています。

開発者のNicolas AlvarezさんがXにリークした情報によると、iPhone 16シリーズには全モデルで「A18 Bionic」が搭載されると予想しています。

「A18 Bionic」の全容は明らかになっていませんが、これまでのチップと比較してもさらに高速処理ができるのではと噂になっています。

iPhone 15・iPhone 14のCPUと比較

iPhone最新機種に搭載されるCPUの傾向として、iPhone 15シリーズ・iPhone 14シリーズのチップも比較してみましょう。

iPhone 16
※予想
iPhone 15 iPhone 14
iPhone A18 Bionic A16 Bionic A15 Bionic
iPhone Plus A18 Bionic A16 Bionic A15 Bionic
iPhone Pro A18 Bionic
またはA18 Pro
A17 Pro A16 Bionic
iPhone Pro A18 Bionic
またはA18 Pro
A17 Pro A16 Bionic

これまでの傾向から、iPhone Pro/Pro Maxに搭載されているCPUチップが、次世代のiPhone/iPhone Plusに搭載されています。

しかし、iPhone 15 Pro/Pro Maxに搭載されている最新のA17 ProチップはiPhone 16シリーズには搭載されず、新たに開発されたA18 Bionicが全モデルに搭載されるのではという予想が立っています。

また、iPhone 16 Pro/Pro Maxにはさらに高性能なA18 Proが搭載されるのではという声も聞かれました。

最新のiPhone 16には独自AI「Apple Intelligence」が搭載予定

Appleは2024年6月に独自のAIシステム「Apple Intelligence」を発表しました。

ゲット君
ゲット君
Apple Intelligenceは生成AIを活用したシステムとして誕生したよ!

Apple Intelligenceの特徴や現時点でわかっていることをまとめました。

Apple Intelligenceのポイント

  • Apple IntelligenceはAppleが開発した独自AI
  • 2024年内に米国英語のベータ版から公開予定
  • 日本語対応は2025年以降と予想される
  • iPhoneでの対応はiPhone 15 Pro/Pro Max(A17 Pro)のみ
  • テキスト・画像・絵文字などの生成ができる
  • Siriがパワーアップ、ChatGPTとの連携も可能に
  • デバイス内に蓄積されたユーザーの情報を基に提案などを行う

Apple Intelligenceは2024年8月時点でサービスは開始されておらず、年内に米国英語でのベータ版が公開されると公式サイトに記載されています。

日本語版の公開時期は未定で、2025年以降になるのではと言われています。

iPhone 15・iPhone 14のAI機能対応状況と比較

Apple Intelligenceの対応状況を、iPhone 15シリーズ、iPhone 14シリーズで比較してみました。

iPhone 16
※予想
iPhone 15 iPhone 14
iPhone
(A18 Bionic)

(A16 Bionic)

(A15 Bionic)
iPhone Plus
(A18 Bionic)

(A16 Bionic)

(A15 Bionic)
iPhone Pro
(A18 Bionic
またはA18 Pro)

(A17 Pro)

(A16 Bionic)
iPhone Pro
(A18 Bionic
またはA18 Pro)

(A17 Pro)

(A16 Bionic)

Apple Intelligenceは2024年8月時点で最新のCPUチップ「A17 Pro」を搭載した、iPhone 15 Pro/Pro Maxにしか対応していません。

つまり、iPhone 16シリーズが発売されればA17 Pro以上のCPUチップが搭載されると予想されているので、Apple Intelligenceにも対応するといえます。

最新のiPhone 16はカメラ機能も向上するはず

iPhoneは毎年新機種が出るたびに、カメラ性能も向上しています。

最新のiPhone 16シリーズも、当然カメラ性能はさらに良くなっているのではという情報が飛び交っています。

iPhone 16シリーズのカメラについて多く寄せられているリーク情報のひとつに、カメラレイアウトの変更があります。

ナビ博士
ナビ博士
iPhone 16ではカメラ配置が縦一列になるのではと言われているぞ!

また、iPhone 15シリーズではメインカメラが4,800万画素にグレードアップしましたが、iPhone 16シリーズは加えて超広角カメラも1,200万画素から4,800万画素になるのではという情報もあります。

iPhone 15・iPhone 14のカメラ機能と比較

iPhone 16シリーズのカメラ機能とiPhone 15シリーズ、iPhone 14シリーズを比較してみましょう。

iPhone 16
※予想
iPhone 15 iPhone 14
iPhone メイン:4,800万画素
超広角:4,800万画素
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~2倍
絞り値(F値):1.6
メイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~1倍
絞り値(F値):1.5
iPhone Plus メイン:4,800万画素
超広角:4,800万画素
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~2倍
絞り値(F値):1.6
メイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~1倍
絞り値(F値):1.5
iPhone Pro メイン:4,800万画素
超広角:4,800万画素
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~5倍
絞り値(F値):1.78
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~3倍
絞り値(F値):1.78
iPhone Pro メイン:4,800万画素
超広角:4,800万画素
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~5倍
絞り値(F値):1.78
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
ズーム機能:0.5~3倍
絞り値(F値):1.78

iPhoneは新機種が出るごとに画素数だけでなく、ズーム機能や絞り値(F値)も性能が上がっています。

ズーム機能は光学ズームを使って、遠くの被写体も鮮明に撮影できます。

また、絞り値(F値)が高いほど撮影時に光を多く取り込んで、暗い場所や夜景なども美しく再現します。

ゲット君
ゲット君
写真や動画にこだわりたい人は、カメラ性能も注目してみてね!

最新のiPhone 16で予想されるその他追加機能

iPhoneにはその他、便利な機能がいくつも搭載されています。

iPhone 16シリーズにも以下の機能が搭載されるのではないかと予想されています。

iPhone 16の機能面に関する噂

  • 省エネ対応の有機ELディスプレイになる?
  • セキュリティはFace IDによる顔認証のまま?
  • Dynamic Islandは変わらず?
  • バッテリー持ちが良くなる?
  • iPhone 15 Pro/Pro MAxに搭載のアクションボタンがつく?
  • 充電ケーブルはUSB Type Cで継続の見込み?

実際のところ、iPhone 16シリーズの機能やスペックについて正式な発表がないので、あくまで予測にすぎません。

ただ、iPhone 15シリーズに搭載されている機能は継続、または多少のバージョンアップが予想されるので、Face IDでの顔認証やDynamic IslandなどはiPhone 16シリーズでも使えると考えていいでしょう。

また、省エネパネルを採用した有機ELディスプレイやバッテリー持ちの向上など、iPhone最新機種としてのグレードアップも期待したいところです。

iPhone 15・iPhone 14の機能と比較

iPhone 16シリーズの機能を予想するために、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズの機能を表でまとめました。

まずはiPhone 15シリーズの機能比較からご覧ください。

iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max
画面サイズ 6.1インチ 6.7インチ 6.1インチ 6.7インチ
ディスプレイ Super Retina XDR
ディスプレイ
Super Retina XDR
ディスプレイ
・Super Retina XDR
ディスプレイ
・ProMotionテクノロジー
・常時表示ディスプレイ
・Super Retina XDR
ディスプレイ
・ProMotionテクノロジー
・常時表示ディスプレイ
材質 カラーインフューズド
ガラスの背面と
アルミニウム
カラーインフューズド
ガラスの背面と
アルミニウム
テクスチャード
マットガラスの背面と
チタニウム
テクスチャード
マットガラスの背面と
チタニウム
ボタン 着信/消音スイッチ 着信/消音スイッチ アクションボタン アクションボタン
Dynamic Island
バッテリー 最大20時間のビデオ再生 最大26時間のビデオ再生 最大23時間のビデオ再生 最大29時間のビデオ再生
充電コネクタ USB-C
(USB 2)
USB-C
(USB 2)
USB-C
(USB 3)
USB-C
(USB 3)
セキュリティ 顔認証 顔認証 顔認証 顔認証
防沫/耐水/防塵 IP68等級 IP68等級 IP68等級 IP68等級

iPhone 15シリーズでは全モデルでDynamic Islandが搭載されたことと、充電コネクタが従来のLightningケーブルからType-Cケーブルになった点が話題となりました。

2022年発売のiPhone 14シリーズの機能面も確認しておきましょう。

iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max
画面サイズ 6.1インチ 6.7インチ 6.1インチ 6.7インチ
ディスプレイ Super Retina XDR
ディスプレイ
Super Retina XDR
ディスプレイ
・Super Retina XDR
ディスプレイ
・ProMotionテクノロジー
・常時表示ディスプレイ
・Super Retina XDR
ディスプレイ
・ProMotionテクノロジー
・常時表示ディスプレイ
材質 ガラスの背面と
アルミニウム
ガラスの背面と
アルミニウム
テクスチャード
マットガラスの背面と
ステンレススチール
テクスチャード
マットガラスの背面と
ステンレススチール
ボタン 着信/消音スイッチ 着信/消音スイッチ 着信/消音スイッチ 着信/消音スイッチ
Dynamic Island
バッテリー 最大20時間のビデオ再生 最大26時間のビデオ再生 最大23時間のビデオ再生 最大29時間のビデオ再生
充電コネクタ Lightning
(USB 2)
Lightning
(USB 2)
Lightning
(USB 2)
Lightning
(USB 2)
セキュリティ 顔認証 顔認証 顔認証 顔認証
防沫/耐水/防塵 IP68等級 IP68等級 IP68等級 IP68等級

iPhone 14シリーズとiPhone 15シリーズでバッテリー持ちや顔認証、防沫/防水/防塵性能に違いはありません。

しかし、iPhone 16シリーズでは機能面での大きなバージョンアップの可能性もあります。

今後もiPhone最新機種の情報に注目していきます!

2024年最新版iPhoneの価格表

iPhone

2024年8月時点のiPhoneシリーズの本体価格を見てみましょう。

現在、キャリアやApple Store、格安SIM、家電量販店などで販売されている3シリーズの価格をまとめています。

ナビ博士
iPhoneの価格相場やどこから購入すると安いのか知りたい人はチェックしてほしいのじゃ!

iPhone 15/iPhone 15 Plusの最新価格比較

まずは2023年9月発売のiPhone 15とiPhone 15 Plusの最新本体価格を、Apple Store・キャリア(楽天モバイル、ドコモ、ソフトバンク、au)・格安SIM(mineo、QTモバイル)・家電量販店(ビックカメラ)で比較します。

【iPhone 15/iPhone 15 Plusの本体価格】
モデル/販売店 Apple Store 楽天モバイル ドコモ ソフトバンク au mineo QTモバイル ビックカメラ
iPhone 15
(128GB)
124,800円 131,800円
(実質53,880円~)
149,490円
(実質40,898円~)
145,152円
(実質22,008円~)
145,640円
(実質32,740円~)
135,168円 142,560円 124,800円
iPhone 15
(256GB)
139,800円 153,800円
(実質64,896円~)
172,040円
(実質51,040円~)
166,320円
(実質83,160円~)
166,780円
(実質82,130円~)
150,480円 158,400円 139,800円
iPhone 15
(512GB)
169,800円 187,800円
(実質81,888円~)
212,300円
(実質67,540円~)
206,640円
(実質103,800円~)
206,930円
(実質102,485円~)
181,368円 169,800円
iPhone 15 Plus
(128GB)
139,800円 146,800円
(実質61,392円~)
168,740円円
(実質85,580円~)
163,440円
(実質58,900円~)
163,490円
(実質80,290円~)
139,800円
iPhone 15 Plus
(256GB)
154,800円 167,800円
(実質71,880円~)
190,080円円
(実質96,360円~)
184,320円
(実質64,300円~)
184,850円
(実質91,330円~)
154,800円
iPhone 15 Plus
(512GB)
184,800円 204,800円
(実質90,384円~)
230,890円
(実質116,050円~)
224,640円
(実質75,460円~)
225,360円
(実質111,915円~)
184,800円

※価格は税込
※各公式サイトを参照、ビックカメラは価格.com参照
※()内はセット購入、各種割引や端末購入プログラムを適用した場合

一見すると大手キャリアと比較してApple Storeやビックカメラなら、約10,000円~30,000円も安く購入できます。

しかし、大手キャリアには「下取りプログラム」や「端末購入プログラム」など、お得に買えるサービスが用意されています。

助手のジョン

大手キャリアでは、定価の半額くらいの価格で利用できるようになるサービスもあるよ!

くわしくは「最新のiPhoneを安く買う方法8選」で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxの最新価格比較

iPhone 15 ProとハイエンドモデルのiPhone 15 Pro Maxの最新本体価格を、Apple Store・キャリア(楽天モバイル、ドコモ、ソフトバンク、au)・格安SIM(mineo、QTモバイル)・家電量販店(ビックカメラ)で比較しました。

【iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxの本体価格】
モデル/販売店 Apple Store 楽天モバイル ドコモ ソフトバンク au mineo QTモバイル ビックカメラ
iPhone 15 Pro
(128GB)
159,800円 174,700円
(実質75,336円~)
192,060円
(実質97,020円~)
185,760円
(実質12,136円~)
185,860円円
(実質77,705円~)
iPhone 15 Pro
(256GB)
174,800円 192,800円
(実質84,384円~)
218,790円
(実質110,550円~)
211,680円
(実質22,000円~)
211,930円
(実質90,930円~)
iPhone 15 Pro
(512GB)
204,800円 225,800円
(実質100,896円~)
255,090円
(実質131,010円~)
248,400円
(実質31,900円~)
184,800円
iPhone 15 Pro
(1TB)
234,800円 259,800円
(実質117,888円~)
291,830円
(実質158,510円~)
285,120円
(実質40,900円~)
iPhone 15 Pro Max
(256GB)
189,800円 210,800円
(実質93,384円~)
236,940円
(実質119,460円~)
229,680円
(実質77,440円~)
230,360円
(実質100,360円~)
iPhone 15 Pro Max
(512GB)
219,800円 244,800円
(実質110,400円~)
273,680円
(実質145,640円~)
266,400円
(実質88,420円~)
267,100円
(実質119,105円~)
iPhone 15 Pro Max
(1TB)
249,800円 276,800円
(実質126,384円~)
305,910円
(実質169,950円~)
293,040円
(実質97,420円~)

※価格は税込
※各公式サイトを参照、ビックカメラは価格.com参照
※()内はセット購入、各種割引や端末購入プログラムを適用した場合

キャリアの中で端末価格がもっとも安いのは、楽天モバイルです。

ただし、ソフトバンクで「新トクするサポート」を利用し、13か月目に端末を返却すれば、実質12,136円でiPhone 15 Pro(128GB)が利用できます。

iPhone 14/iPhone 14 Plusの最新価格比較

2022年モデルのiPhone 14とiPhone 14 Plusの最新価格も比較してみましょう。

【iPhone 14/iPhone 14 Plusの本体価格】
モデル/販売店 Apple Store 楽天モバイル ドコモ ソフトバンク au mineo QTモバイル ビックカメラ
iPhone 14
(128GB)
112,800円 120,800円
(実質48,384円~)
124,465円
(実質12,133円~)
127,440円
(実質22,008円~)
127,900円
(実質47円~)
122,760円 134,640円 112,800円
iPhone 14
(256GB)
127,800円 135,900円
(実質55,944円~)
161,480円
(実質71,780円~)
138,072円 127,800円
iPhone 14
(512GB)
157,800円 165,900円
(実質70,944円~)
168,696円 157,800円
iPhone 14 Plus
(128GB)
124,800円 135,900円
(実質55,944円~)
158,180円
(実質68,220円~)
149,760円
(実質44,160円~)
139,800円
iPhone 14 Plus
(256GB)
139,800円 150,900円
(実質63,432円~)
179,520円
(実質79,000円~)
167,760円
(実質51,480円~)
139,800円
iPhone 14 Plus
(512GB)
169,800円 180,900円
(実質78,432円~)
202,320円
(実質65,400円~)
169,800円

※価格は税込
※各公式サイトを参照、ビックカメラは価格.com参照
※()内はセット購入、各種割引や端末購入プログラムを適用した場合

iPhone 14(128GB)の場合、auの「スマホトクするプログラム」を利用して乗り換えでセット契約すると実質47円で利用できます。

ゲット君
ゲット君
auでiPhone 14(128GB)を47円で使うには、25か月目に端末を返却する必要があるよ!

iPhone 14やiPhone 14 Plusは発売から約2年経過しているため、販売終了しているモデルもあります。

価格はiPhone 15シリーズより抑えられているので、お得に購入したい方はお早めに検討してみてください。

iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxの最新価格比較

iPhone 14シリーズでハイスペックなiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの最新販売価格も確認してみましょう。

【iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxの本体価格】
モデル/販売店 Apple Store 楽天モバイル ドコモ ソフトバンク au mineo QTモバイル ビックカメラ
iPhone 14 Pro
(128GB)
185,760円
(実質12,136円~)
iPhone 14 Pro
(256GB)
211,680円
(実質22,000円~)
iPhone 14 Pro
(512GB)
1,650円
(実質31,900円~)
iPhone 14 Pro
(1TB)
285,120円
(実質40,900円~)
iPhone 14 Pro Max
(128GB)
201,850円
(実質67,650円~)
iPhone 14 Pro Max
(256GB)
229,680円
(実質77,440円~)
iPhone 14 Pro Max
(512GB)
266,400円
(実質88,420円~)
iPhone 14 Pro Max
(1TB)
293,040円
(実質97,420円~)

※価格は税込
※各公式サイトを参照、ビックカメラは価格.com参照
※()内はセット購入、各種割引や端末購入プログラムを適用した場合

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro MaxもApple Storeをはじめ、ほとんどのキャリアで取り扱いを終了しています。

ソフトバンクではまだ在庫があり、「新トクするサポート」でハイエンドモデルをお得に手に入れられます。

iPhone SE(第3世代)の最新価格比較

コンパクトで価格帯も手ごろなiPhone SE(第3世代)の価格も、Apple Store・キャリア(楽天モバイル、ドコモ、ソフトバンク、au)・格安SIM(mineo、QTモバイル)・家電量販店(ビックカメラ)で比較しました。

【iPhone SE(第3世代)の本体価格】
モデル/販売店 Apple Store 楽天モバイル ドコモ ソフトバンク au mineo QTモバイル ビックカメラ
iPhone SE(第3世代)
(64GB)
62,800円 64,000円
(実質19,992円~)
73,370円
(実質5,654円~)
73,440円
(実質22,008円~)
70,935円
(実質47円~)
70,224円 72,072円 62,800円
iPhone SE(第3世代)
(128GB)
69,800円 70,900円
(実質23,448円~)
81,360円
(実質26,784円~)
82,190円
(実質4,600円~)
77,880円 79,992円 69,800円
iPhone SE(第3世代)
(256GB)
84,800円 85,900円
(実質30,936円~)
104,500円
(実質36,520円~)
99,360円
(実質52,560円~)
103,415円
(実質33,775円~)
84,800円

※価格は税込
※各公式サイトを参照、ビックカメラは価格.com参照
※()内はセット購入、各種割引や端末購入プログラムを適用した場合

iPhone SE(第3世代)はauの「スマホトクするプログラム」を利用して25か月目までに端末を返却すると、実質47円~と安い価格で手に入ります。

また、キャリアから一括購入するなら楽天モバイルが最安値でお得です。

最新のiPhone 16は買うべき?機種ごとにおすすめできる人

2024年9月に発売が噂される最新機種のiPhone 16シリーズを待つべきか、お得に購入できる型落ち機種を在庫切れになる前に手に入れるべきか、迷っている方もいらっしゃるでしょう。

iPhoneの機種はどれをえらぶべきなのか、それぞれにおすすめな人を解説します。

自分にあったiPhoneはどれなのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

iPhone 16がおすすめな人

iPhone 16シリーズの発売を待つのがおすすめなのは、以下に当てはまる人です。

iPhone 16シリーズがおすすめな人

  • iPhoneの最新機種を使いたい人
  • 生成AIを活用した最新機能を試したい人
  • iPhone最速のCPUチップが気になる人
  • 新色のiPhoneを選びたい人

iPhone 16シリーズは何より新しい機種やデザイン、カラーバリエーションにこだわりたい人におすすめです。

また、iPhone 16シリーズには独自AIの「Apple Intelligence」への対応が濃厚なので、生成AIを使ったテキスト・画像作成などをスマホで気軽に行いたい人にも注目してほしい機種です。

ただし、iPhone 16シリーズの発売やスペックなどは正式に発表されていないので、実際に販売されてから旧モデルと比較してみてもいいでしょう。

iPhone 15がおすすめな人

引用:Apple Store

iPhone 16シリーズが発売となれば型落ち機種となるiPhone 15シリーズが狙い目の人は、以下のとおりです。

iPhone 15シリーズがおすすめな人

  • ハイスペックなiPhoneを安く購入したい人
  • 最新機種にはこだわらない人
  • カメラ性能にこだわりたい人
  • USB Type-Cケーブルに利便性を感じる人

「どうしても最新機種がいい!」というわけでないのであれば、iPhone 15シリーズがおすすめです。

iPhoneは毎年最新機種が登場するのと同時に、型落ちとなる前年度モデルが値下げされる傾向にあります。

iPhone 15シリーズはメインカメラが4,800万画素と高画質で、iPhone 14シリーズまで主流だったLightningケーブルから汎用性が高いUSB Type-Cケーブルに変更されています。

高性能でなおかつ価格を抑えてiPhoneを購入したい方に、iPhone 15シリーズはおすすめできます。

iPhone 14がおすすめな人

iPhone 14シリーズもApple Storeや各キャリアではまだまだ取り扱い中です。

iPhone 14シリーズの購入がおすすめな人は、以下のとおりです。

iPhone 14シリーズがおすすめな人

  • 安さを重視してiPhoneを選びたい人
  • 従来のLightningケーブルに利便性を感じる人
  • カメラ性能はそこそこでいい人

iPhone 14シリーズは在庫処分で安く購入でき、今後も値下がりする可能性があります。

最新のスペックでなくても価格最優先でiPhoneを購入したい人に、iPhone 14シリーズはおすすめです。

ただし、Apple Storeやキャリアではモデルやメモリ容量によって、在庫わずかや販売終了となっているのでご注意ください。

iPhone SE(第3世代)がおすすめな人

iPhone SE(第3世代)は4.7インチディスプレイの小型サイズや指紋認証に対応しているなど、他の機種にはない魅力的な機能が搭載されています。

iPhone SE(第3世代)がおすすめなのは、以下に当てはまる人です。

iPhone SE(第3世代)がおすすめな人

  • 手に持ちやすいサイズのiPhoneが欲しい人
  • ホームボタンにこだわりがある人
  • お子さん用に手ごろなiPhoneを購入したい人
  • カメラ性能にこだわらない人

iPhone SE(第3世代)は一括でも100,000円以下で購入できる手ごろさも、人気の理由の一つです。

お子さんや女性など手が小さめの方でも操作しやすく、Androidからの乗りかえでも操作しやすいホームボタンもポイントです。

iPhone SE(第3世代)は価格面と便利さのバランスに魅力を感じる方におすすめです。

最新のiPhoneはどこで買うのがおすすめ?

お金のアイコン

最新のiPhoneを買える場所は、以下の4通りがあります。

結論から言うと、最新のiPhoneをお得に購入するなら以下の2パターンが特におすすめです。

  • 最新モデルのiPhoneを割引サービスなどで安く買うなら→大手キャリアで購入
  • 初期費用だけでなく毎月の通信料金も安く抑えたいなら→格安SIMとセット購入
博士

自分の希望に合わせて購入先を選ぶのじゃ!

それぞれ詳しく見ていきましょう。

大手キャリアで購入

楽天モバイル・ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアでiPhoneを購入する方法です。

大手キャリアで購入するメリットは、以下のとおりです。

  • 最新のiPhoneを購入できる
  • 端末購入プログラムが利用できる
  • 各種割引サービスが充実している
  • アクティベートなど初期設定を行ってもらえる
  • 安定した通信速度でiPhoneを使える

大手キャリアで購入する最大の魅力は、最新機種を取り扱っている点と、端末購入プログラムが利用できることです。

iPhoneの最新機種は発売当初、Appleと楽天モバイル・ドコモ・ソフトバンク・auの4つのキャリアでしか取り扱いがありません。

ナビ博士
ナビ博士
iPhone 15も発売から1年近く経ってようやく格安SIMでも取り扱う会社が出てきたぞ!

また、キャリアでは「端末購入プログラム」が用意されており、端末購入から1年~2年後に端末を返却すれば、最大約半額の購入代金が免除されます。

高額のiPhoneの最新機種を手に入れやすい価格で購入できるので、最新機種を発売直後にお得に購入したいならキャリアがおすすめです。

ゲット君
ゲット君
Apple Storeや格安SIM、家電量販店では端末購入プログラムを用意していないよ!

また、大手キャリアではポイント還元やキャンペーンなど、割引サービスが豊富に用意されています。

のちほど、iPhone対象のキャンペーンを利用するの項目で各キャリアのiPhoneに関するキャンペーンも紹介します。

ただし、キャリアからのiPhone購入は下記の注意点もあります。

  • 通信料金が格安SIMより高くなりやすい
  • Apple Storeより、iPhoneの本体価格が高い
  • 実店舗だと待ち時間が長い

キャリアの実店舗では待ち時間が発生しやすく、土日は1時間以上の待ち時間になることもあります。

ただし、オンラインショップなら、待ち時間がないのでスピーディに購入できます。

格安SIMとセットで購入

mineoやQTモバイルなどの格安SIMと、iPhoneをセットで購入する方法です。

格安SIMとセットで購入するメリットは、以下のとおりです。

  • 毎月の通信話料金が安くなる
  • 料金プランが豊富
  • ポイント還元やキャンペーンなどが受けられる場合がある

格安SIMは、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しています。

そのため、通信整備への莫大な設備投資を行っていないので、月額料金が安いのが特徴です。

ナビ博士
ナビ博士
iPhone 15を取り扱うmineoでは1GB=月額1,298円からiPhoneを運用できるぞ!

格安SIMよっては端末をセットで買うと、ポイント還元やキャッシュバックが受けられ、安くiPhoneを購入できます。

たとえば、QTモバイルでは、iPhoneと指定のプランをセットで契約すると最大10,000円分のキャッシュバックが受け取れます。

ただし、格安SIMからiPhoneを購入する際には、以下の注意点があります。

  • 選べるiPhoneの機種が限られている
  • 基本的に回線とのセット購入のみ
  • サポートが電話やメールのみの場合が多い
  • 口座振替では購入できないケースもある

選べるのは古いiPhoneに限られていることが多く、バリエーションも少ない傾向があります。

また格安SIMでは支払い方法が、クレジットカード払いのみで口座振替に対応していないことが多いです。

助手のジョン
格安SIMでiPhoneの端末のみの購入は基本的にできないよ!

ただし、一定条件をクリアすることで、格安SIMでもしても口座振替で支払いができるケースもあります。

博士

例えば、mineoはeo光を契約している人のみ口座振替が可能となるのじゃ!

クレジットカードを持っていない方は、口座振替に対応しているか事前に確認しましょう。

iPhoneでおすすめの格安SIMは、以下の記事で詳しく紹介しています。

Apple Storeで購入

Apple StoreでiPhoneの最新機種を購入するメリットは、以下のとおりです。

  • 大手キャリアよりも端末代金が安い
  • SIMフリー端末を購入できる
  • 最新モデルのiPhoneが手に入る

iPhoneの価格比較表で解説したとおり、Apple Storeでは最新機種がキャリアよりも約10,000円~30,000円も安く買えます。

また、Apple Storeで販売しているiPhoneはSIMフリー版です。

そのため、au・ドコモ・ソフトバンクはもちろん、格安SIMのワイモバイルなどでも利用できます。

助手のジョン
ちなみに、iPhone 13以降に販売された機種はキャリアで購入してもSIMロックはかかっていないよ!

将来的に端末を売却する際も「キャリア版」と「SIMフリー版」でカテゴリー分けされており、SIMフリー版のiPhoneの方が高額で売れやすい傾向があります。

ただし、Apple Storeでの購入時は以下の点に注意しましょう。

  • 通信サービスは別途契約する必要がある
  • 各キャリアで実施している端末購入プログラムやキャンペーンが適用されない

大手キャリアは端末購入プログラムや機種代金割引などのキャンペーンがあるので、条件に該当すればお得に購入できます。

一方でApple Storeは定価で購入しなければなりません。

「最新機種のiPhoneを安く使いたい」と思うなら、大手キャリアの方がおすすめです。

店舗やサイトで中古のiPhoneを購入

中古ショップやフリマサイトで、中古のiPhoneを購入するのもおすすめです。

中古のiPhoneを購入するメリットは、以下のとおりです。

  • iPhoneを安く買える
  • 中古のiPhoneでも、売るときは意外と高く売れることが多い

iPhoneの購入価格を安く抑えられるのは中古商品の大きな魅力です。

iPhoneの状態にもよりますが、フリマサイトなら大手キャリアよりも約18,000円~20,000円くらいお得に購入できます。

博士

商品によっては、新品の半額以下で購入できる場合もあるのじゃ!

また、iPhoneは発売してから数年間は、中古でも比較的高い価格で販売されています。

そのため、買い取り価格も他のスマホに比べて高くなりやすいです。

しかし、以下の注意点もあります。

  • 中古品のため、状態にばらつきがある
  • SIMロックがかかっている場合がある

中古品は新品と違ってそれぞれ状態が異なり、傷も人によってどの程度なら気になるか感じ方が違います。

iPhoneの中古品を購入するなら、実際の端末や写真を確認してから買うことをおすすめします。

助手のジョン

オークションサイトやフリマアプリは実物を確認できないので、出品者にいろいろな角度から撮った写真を見せてもらうのがおすすめだよ!

できれば中古ショップで直接状態を見て買う方が安心です。

また、SIMロックがかかったままだと、利用できる格安SIMが限定されてしまいます。

SIMロックがかかっていた場合もiPhoneのSIMロック解除の条件をクリアすれば解除はできますが、手間がかかるので解除されていないものを選ぶのが良いでしょう。

最新のiPhoneを安く買う方法8選

貯金箱のマークのアイコン

「最新のiPhoneをできるだけ安く買いたい!」と思っている人もいるでしょう。

iPhoneを安く買う方法を8つピックアップして紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

端末購入プログラムを利用する

大手キャリアでは、iPhoneを指定されたタイミングに返却することで端末代の支払いが免除される「端末購入プログラム」が導入されています。

楽天モバイル・ドコモ・ソフトバンク・auの端末購入プログラムについて、一覧表でまとめたのでご覧ください。

キャリア/プログラム名 返却時期 条件
楽天モバイル/買い替え
超トクプログラム
25か月目以降 楽天カード支払いで48回払いで対象機種を購入
ドコモ/いつでも
カエドキプログラム
23か月目まで 残価設定型の24回払いで対象機種を購入
ドコモ/いつでも
カエドキプログラム+
1~22か月目まで ・残価設定型の24回払いで対象機種を購入
・早期利用特典あり
・早期利用料(12,100円)が別途発生
ソフトバンク/
新トクするサポート
(スタンダード)
25か月目 残価設定型の48回払いで対象機種を購入
ソフトバンク/
新トクするサポート
(プレミアム)
最短13か月目 ・残価設定型の48回払いで対象機種を購入
・早トクオプション利用料(12,100円)が別途発生
au/スマホトクする
プログラム
13か月目〜25か月目まで 残価設定型の24回払いで対象機種を購入

例えば、楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」でiPhone 15(128GB)を48回払いで購入し、楽天カードで支払った場合、25か月目に端末を返却すると残り24回分の代金(65,920円)が免除されます。

ただし、端末の返却時に破損があったり、正常に動作しなかったりする場合は適用されないので注意しましょう。

助手のジョン

「支払いは分割払いにしたい」という方は、ぜひ端末購入プログラムを検討してみよう!

iPhone対象のキャンペーンを利用する

楽天モバイル・ドコモ・au・ソフトバンクでは、最新のiPhoneを安く買うためのキャンペーンが用意されています。

ナビ博士
キャリアで実施中のiPhoneに関するキャンペーンをまとめたぞ!
キャリア キャンペーン
楽天モバイル ・対象iPhoneを購入&楽天モバイル初めて申し込みで楽天ポイント6,000円分還元
・MNP乗り換え&楽天モバイル初めて申し込みで楽天ポイント6,000円分還元
・一括または24回払いで対象iPhoneを購入&楽天モバイル初めて申し込みで最大20,000円値引き
・15分(標準)通話かけ放題1か月無料
ドコモ ・5G WELCOME割(端末代金割引)
・eximoお乗換えキャンペーンで端末代金最大40,000円割引
・家族まとめてキャンペーンでdポイント還元
ソフトバンク ・オンラインショップ割
・U22オンラインショップ割
・事務手数料0円特典
au ・au Online Shopスペシャルセール
・au Online Shop お得割
・5G機種変更おトク割
助手のジョン

条件を満たせるキャンペーンを利用して、お手頃価格でiPhoneを手に入れよう!

下取りプログラムを利用する

今お使いのスマートフォンがあれば、下取りプログラムを利用してiPhoneの購入代金を抑えられる可能性があります。

下取りプログラムとは、今使っているスマートフォンやタブレットを下取りに出すことで端末価格が割引され、通常よりも安い価格で購入できるというものです。

博士

例えばiPhone SE(第3世代)の場合、キャリアによっては最大24,000円が値引きされるぞ!そのまま購入するよりもずっとお得じゃな!

【キャリア別下取り価格の一例】
iPhone SE(第3世代)
64GB
iPhone SE(第3世代)
128GB
iPhone SE(第3世代)
256GB
楽天モバイル 最大19,500円 最大22,000円 最大24,000円
ドコモ 最大14,000円 最大17,000円 最大20,000円
ソフトバンク 最大19,200円 最大19,200円 最大19,200円
au 最大13,200円 最大18,700円 最大19,800円

キャリアで下取りプログラムを利用して最新のiPhoneを買えば、下取り額が機種代金から割引されるので、お得に購入できます。

下取りには対象機種があるため、事前にiPhoneを購入するキャリアの公式サイトから自分の機種が含まれているか確認しましょう。

また、以下のような機種は下取り不可のため注意してください。

  • 電源が入らない
  • 充電を行っても充電ランプがつかない
  • 暗証番号ロック解除とオールリセットがされていない

電源が入って動作に支障がなくても、傷や破損がある場合は下取り価格が下がってしまう点にも、留意しておきましょう。

自分に合った料金プランを選ぶ

毎月のデータ量に過不足がないような料金プランを選べば、必要以上に支払うこともなくなり、スマホ代を節約できます。

まずは自分が毎月どれくらいのデータ量を使用しているかを把握しましょう。

その上で、通話を頻繁にするなら「5分以内の国内通話が無料になる」などのプランがないかチェックしてください。

「複数デバイスを持っている」「家族で利用したい」などの場合は「1つの契約で最大5回線が使えるシェアプラン」などを選ぶとお得に利用できます。

割引サービスを利用する

家族で同じスマホキャリアを使っていたり、光回線とセットで利用していたりするのであれば、割引サービスを利用するのもおすすめの方法です。

割引はキャンペーンと違って長年続くことが多いため、iPhoneの分割払いなどが高くても毎月のコストが節約できます。

ゲット君
ゲット君
キャリアごとに毎月のスマホ代が安くなる割引サービスをまとめたよ!
キャリア キャンペーン
楽天モバイル ・最強家族プログラム:1台あたり110円割引(最大20回線)
・最強青春プログラム:1台あたり110円分のポイント還元
・最強こどもプログラム:1台あたり440円分のポイント還元
ドコモ ・ファミリー割引:家族間の国内通話が無料
・みんなドコモ割:ファミリー間で2回線目以降を1台あたり最大1,100円割引
・ドコモ光セット割:1台あたり最大1,100円割引(最大20回線)
・はじめてスマホプラン:3Gから乗り換えでお得な5分かけ放題つき特別プラン
・U15はじめてスマホプラン:18歳までのお得な5分かけ放題つき特別プラン
ソフトバンク ・家族割引:家族間の国内通話が無料
・新みんな家族割:ファミリー間で2回線目以降を1台あたり最大1,210円割引
・おうち割光セット:1台あたり最大1,100円割引(最大10回線)
・スマホデビュープラン+:22歳までのお得な特別プラン
au ・家族割:家族間の国内通話が無料
・家族割プラス:ファミリー間で2回線目以降を1台あたり最大1,100円割引
・auスマートバリュー:1台あたり最大1,100円割引(最大10回線)
・スマホスタートプランライト 5G/4G:22歳以下の新規契約または乗り換えでお得な特別プラン

家族全員で同じキャリアの対象の料金プランを利用していれば、家族割引サービスが適用されて毎月一人あたり1,100円前後が割引されます。

博士

割引は利用中ずっと適用されるから、毎月お得にiPhoneを使えるぞ!

ぜひキャリアの公式サイトから詳細をチェックしてみてください。

最新ではなく前のモデルを選択する

安くiPhoneを手に入れたいなら、最新モデルより前に発売された型落ちの機種を選ぶのもおすすめです。

型落ちモデルは最新機種の発売と同時に値下げされることがほとんどです。

iPhoneはもともとの性能が高いので、1~2代前のモデルでも使い勝手に問題はありません

特に最新モデルにこだわりがないのなら、前のモデルを検討してみると良いでしょう。

博士

型落ちのモデルでも十分に使えるぞ!

中古も検討する

中古のiPhoneなら新品よりも価格が安いです。

また型落ちのモデルも豊富にあるので、気に入った機種を選びやすくなるでしょう。

中古と聞くと「傷が多そうだしちゃんと動くか不安……」と思うかもしれません。

しかし、大手キャリアでは端末購入プログラムなどで回収したiPhoneを自社でクリーニングし、厳しい動作チェックを行ったうえで「認定中古品」として公式オンラインショップで販売しています。

ナビ博士
キャリアが責任を持って動作確認しているから、中古品とはいえ安心して購入できるぞ!

また、格安SIMでは開封済みの未使用品や傷がほとんどない美品も販売されています。

助手のジョン
格安SIMのIIJmioでは美品や未使用品の中古iPhoneが豊富にラインアップしているよ!

iPhoneの購入価格を抑えたいとお考えの方は、中古端末も候補として検討してみてください。

格安SIMを使う

前述したとおり、格安SIMとiPhoneをセット購入するのも、安く抑える方法の一つです。

格安SIMでは、iPhoneとセットにすることで割引やキャッシュバックなどお得なキャンペーンが適用されるケースがあります。

また、キャリアに比べて格安SIMは安い料金プランで利用できるのも大きな特徴です。

博士
iPhoneをセット契約して、毎月のスマホ代を節約しよう!

大手キャリアと格安SIMでどのようなメリットや注意点があるのか、あらためて比較してみました。

【大手キャリアと格安SIMの比較】
種類 大手キャリア 格安SIM
メリット ・通信速度が速い
・取り扱い端末が豊富
・実店舗が多く、サポート体制が整っている
・月額料金が安い
・自分に合ったプランを選べる
注意点 ・プランの選択肢が少ない
・月額料金が高くなりやすい
・最新のiPhoneを購入できない
・キャリアメールが使えない
・キャリアより速度が遅い可能性がある
おすすめな人 ・安定した通信速度で利用したい人
・オンラインでの手続きが苦手な人
・携帯電話番号を使ってよく電話をする人
・月額料金を少しでも安くしたい人
・携帯電話番号を使ってあまり通話しない人
・スマホを2台持ちしたい人

格安SIMはキャリアよりも月額料金が安い上、自分にぴったり合った料金プランを選べます。

最新のiPhoneと格安SIMをセットで購入できない場合もあるため、「旧型でも良いから毎月の料金を節約したい」という方におすすめです。

iPhoneでおすすめの格安SIMは、以下の記事で詳しく紹介しています。

iPhoneが人気の理由!メリット

おすすめアイコン

iPhoneが人気の理由やメリットは、次の7つです。

それぞれ見ていきましょう。

シンプルで直感的に使いやすい

iPhoneの最大の魅力は直感的に操作できる点です。

ホーム画面にすべてのアプリが並ぶので、スマートフォンを持つのが初めてな人でも「このアプリはこの機能かな」と想像しやすいでしょう。

説明書を読み込まなくても感覚的に使えるのは嬉しいポイントです。

年齢を問わずおすすめできるスマートフォンといえます。

博士

機械に詳しくなくても、サクサクと操作ができるのじゃ!

デザインがオシャレ

iPhoneは洗練されたデザインがオシャレで、カラーバリエーションも豊富

博士

例えば、iPhone 15のカラーはピンク、イエロー、ブルー、グリーン、ブラックの5色から選べるんじゃ!

ファッションにも合わせやすい、絶妙な色合いが揃っています。

また「iOS 14」からは、ウィジェットを使ってホーム画面をオシャレにカスタマイズすることも可能です。

ウィジェットとは、ホーム画面にアプリの機能を表示できるというもの。

例えば、カレンダーアプリなら、カレンダーをホーム画面に置いて一目で予定を確認できます。

カメラ性能や処理速度などスペックが高い

iPhoneはカメラ性能や処理速度などスペックが高いです。

2023年9月発売のiPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxは、カメラ機能がより強化されたモデルです。

iPhone史上最大といわれる5倍の光学ズームに対応し、メインカメラは4,800万画素の高性能レンズを搭載しました。

また、写真撮影だけでなく映画製作にも使える「シネマティックモード」でプロ顔負けの動画撮影も可能です。

加えて被写体に近付いて撮影できる「マクロモード」で、一眼レフにも負けない映像や写真を撮れます。

「家族や友人との思い出をより美しく残したい!」という人におすすめです。

また、iPhone 15シリーズは「最大水深6メートルで最大30分間」耐えられる防水性能があります。

助手のジョン

「うっかり水に落としてしまった」場合も慌てずに済むのは嬉しいね!

さらにApple PayでSuicaなど交通系電子マネーや、イオンカード・楽天カードなどの各種クレジットカードを登録できます。

スペックが高い上、財布の中身をスマートにできるのもメリットの一つです。

iPadやApple Watchと連携しやすい

iPadを持っている場合、デバイス間でデータ共有できるので作業効率が高まります

外出先で片方のデバイスしか持っていない場合も、メモやカレンダーの変更がすぐに反映されるので書き換えの手間を省略します。

また、どちらかのデバイスを紛失したときも、もう一方のデバイスで位置情報を調べて探し出すことができます。

博士

家族のスマホの位置情報を共有しておけば、お子様がスマホをなくしたときも見つけやすくなるぞ!

さらに、iPhoneとApple Watchを連携させれば、次のような使い方も可能です。

  • 毎日のスケジュールをApple Watchで確認する
  • Apple Watchで睡眠時間や眠りの質を計測し、結果をiPhoneで整理する

この機能があれば、仕事もプライベートもより充実した日々を送れます。

OS更新されるのでセキュリティが強固

iPhoneはOSアップデートが随時行われるので、常に最新の状態を保てます。

iPhoneのOSはiOSといい、Appleが独自開発したもの。

そのため、OSアップデートをすればすぐに端末を最適化できます。

またiPhoneのアップデートには、機能の追加や不具合の修正をする「メジャーアップデート」と、バグや不具合の微調整をする「マイナーアップデート」の2種類があります。

博士

セキュリティを強固に保つ工夫がなされているため、安心して使い続けられるのじゃ!

周りに操作方法を聞きやすい

日本ではAndroidスマートフォンより、iPhoneのシェア率の方が高くなっています。

つまり、会社や学校でも身近な人がiPhoneを使用しているケースが多いのです。

そのため、操作方法が分からないときは気軽に聞いて解決できます。

実店舗に聞きに行ったり、ネット上で情報収集したりといった手間もかかりにくいのはメリットでしょう。

助手のジョン

iPhoneを使っている人が多いからこそのメリットだね!

価値が下がりづらくリセールバリューが高い

リセールバリューとは購入した商品を売りに出すときの再販価格のこと。

一般的に、iPhoneはAndroidスマートフォンよりもリセールバリューが高いといわれています。

新品で購入して1年使っても約5~7割の価格で売れる場合が多いです。

助手のジョン

「新品を購入→1年で売る→また新品を購入」を繰り返しても5~7割が戻ってくるので、新しい商品を毎回安く購入できるよ!

傷の有無や程度にもよりますが、常に新しいモデルを手に入れたい人は検討してみる価値があるでしょう。

iPhoneへ乗り換える注意点

注意アイコン

iPhoneを購入する際は、次の7点に注意しましょう。

詳しく解説します。

SDカードが使えない

iPhoneはAndroidスマートフォンと違い、SDカードが使えません。

SDカードを差し込むスロットが搭載されていないのです。

博士

端末内のストレージの容量不足で「せっかく撮った写真やアプリを削除しないといけない……」なんてこともあるんじゃ!

ちなみにストレージの容量が大きい機種ほど価格も上がっていきます。

「価格を抑えつつ容量を増やしたい」という場合は、以下のようなオンラインストレージサービスを活用するのが良いでしょう。

  • iCloud(無料で5GBまで使用可能)
  • GoogleDrive(無料で15GBまで使用可能)

端末価格がAndroidのスマホより高くなりやすい

iPhoneはサポートの充実度や性能が高い製品のため、Androidスマートフォンよりも価格は高くなりやすいです。

iPhoneは関連するサービスまで高品質と使いやすさを追求しており、音楽アプリの「iTunes」を使えばiPhoneで音楽を聴ける上、iTunes Storeから新曲を購入したり他のApple製品と共有・同期したりできます。

音楽関連のことはiTunesだけで済ませて、他のサービスやアプリを使わなくてもよいようになっているのです。

また問題が発生した場合の対処法もしっかり用意されているため、便利に利用できる環境が整っています

助手のジョン

ちなみにApple公式サイトでは、iPhoneユーザー同士で問題を解決しあえるコミュニティがあるよ

iPhoneの品質とサービス力を考えれば、価格が高いのも相応といえるでしょう。

iPhone 7以降はイヤホンジャックがない

2016年に発売されたiPhone 7まではイヤホンジャックがありましたが、それ以降のシリーズではなくなっています。

「イヤホンの使い回しができなくて不便!」と感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、これはiPhoneの限られたスペースの中で、カメラ性能や手ブレ補正機能、バッテリー容量などを向上させるためといわれています。

また、イヤホンジャックがない分、本体の薄型化や軽量化を可能にしているのです。 

なお、Lightning端子に対応した有線イヤホンを使えば、イヤホンジャックがなくても有線で音楽を聴けます。

博士

最近はワイヤレスのイヤホンが充実しているので、不便さはあまり感じないのじゃ!

ワイヤレスのイヤホンは、有線のイヤホンと違ってケーブルがないので、身軽です。

充電はLightning

iPhoneではiPhone 14シリーズまでケーブルがLightning端子でした。

iPhoneやスマートフォン、タブレットの充電ケーブルは、主に以下の3種類に分かれます。

  • Lightning(ライトニング)
  • USB Type-C
  • microUSB

USB Type-CやmicroUSBは、タブレットやモバイルルーター、AndroidOSの端末などさまざまな機器で使われている型です。

対してLightningはiPhoneやiPadなどのApple製品で使われているもので、Apple社独自の規格なので、他の製品で使い回せないという注意点があります。

そのため、Apple製品自体を初めて利用する人はこれまで使っていたケーブルや端子が使用できないというデメリットがありました。

しかし、iPhone 15シリーズからUSB Type-Cが採用されており、互換性が高くなっているため、Androidからの乗り換えも安心です。

iPhone X以降はSE以外は指紋認証がない

2017年に発売したiPhone Xで、初めて顔認証機能のFace IDが搭載されました。

それ以来、iPhone SEなど一部機種をのぞいて、指紋認証機能が搭載されていません。

博士

最新のiPhone 15でも指紋認証を待ち望む声が多くあったが、搭載されていないんじゃ!

iPhoneに指紋認証が搭載されない理由は以下のように考えられています。

  • 新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでおり、マスク着用の機会が減って顔認証でも使いやすくなってきた
  • マスクをしたままiPhoneのロック解除ができるようになった

iOS 15.4 以降の新しいOSでは、マスクを付けたままでも顔認証が可能となりました。

どうしても指紋認証がいいという方は、iPhone SE(第3世代)を検討してみてください。

戻るボタンがない

iPhoneには、Androidスマートフォンのような戻るボタンがついていません。

しかし、iPhoneでは戻るボタンに代わる「戻る操作」があります

画面の左端に指を置き、右へスワイプさせることで一つ前の画面に戻ることが可能です。

もちろん進む操作もあり、画面の右端に指を置き、左にスワイプさせることでできます。

わざわざ画面下のボタンに指を伸ばすことなく「戻る・進む」操作ができるので、慣れれば不自由に感じなくなるでしょう。

博士

慣れれば戻るボタンがなくても快適じゃぞ!

マルチウィンドウができない

Androidには画面を分割し、2画面で別々のアプリを操作できる「マルチウィンドウ機能」が標準搭載されています。

「YouTubeで好きな音楽を流しながらSNSをチェックする」など快適な使い方も。

iPhoneには上記の機能がありませんが、「2画面ブラウザ」のような画面分割してくれるアプリを使えば実現できます

助手のジョン

アプリを使えば解決できるんだね!

最新のiPhoneへ機種変更するおすすめのタイミング

スマホのアイコン

最新のiPhoneへ機種変更するタイミングは、下記の4パターンあります。

それぞれ詳しく解説します。

新型iPhoneが出たタイミング

iPhoneは一年に一度は新型機種をリリースしています。

博士

2024年9月には最新のiPhone 16シリーズが発売されると言われているぞ!

最新型モデルの場合は、発売した直後に購入しても、期間を置いて購入しても大きく値段は変わりにくいです。

最新型が欲しいなら発売を待って購入すると一番長く利用できるでしょう。

また、新型が発売されると1世代前のiPhoneが安くなります。

1世代前なら性能も十分に高いので、安く手に入れたいなら新型が出たタイミングでチェックしてみましょう。

Appleのサポートから外れたタイミング

Appleでは不具合の修正やウイルス対策のために、月1回程度のOSアップデートを実施しています。

購入から数年が経つと、このアップデートの対象外になってしまうのです。

アップデートの対象から外れてもiPhoneを使い続けることはできます。

しかし、セキュリティが弱くなり、ウイルスなどに感染する可能性が高くなってしまうのでおすすめできません。

助手のジョン

さらに、新機能が使えなくなる場合もあるよ!

そのため、サポート対象外になったタイミングで買い替えを検討するのが良いでしょう。

iPhoneが故障した場合

iPhoneの寿命は3年前後といわれています。

寿命が近づくと画面が映らなくなる、動きが遅くなる、うまく動作しなくなるなど何かしらの症状が出始めるのです。

またフルに充電しても数時間で消耗するなど、不便に感じる場面も多くなります。

バッテリーは充電回数を重ねるほど劣化していくため、丸一日電池が持たなくなったら買い替えのタイミングといえるでしょう。

助手のジョン

iPhoneの調子が悪くなってきたら買い替え時だね!

iPhoneの端末購入プログラムの利用時期が来た時

iPhoneの端末代金を分割払いで支払っているなら、端末購入プログラムを利用するタイミングに端末を返却して最新のiPhoneに乗り換えるのがおすすめです。

端末購入プログラムが利用できるタイミングはキャリアによって異なるので、条件を確認しておきましょう。

ゲット君
ゲット君
端末購入プログラムを利用するの項目で、各キャリアの端末購入プログラムの端末返却時期をまとめているよ!

また、端末購入プログラムを利用しない場合、使用しているスマホの端末代金を支払い終わったタイミングなら、負担なく機種変更できます。

支払いが終わっていない場合「新しい機種の代金+旧端末の代金」を支払わなければなりません。

分割で支払っている方は、あと何か月で支払いが完了するのか一度確認してみましょう。

博士

例えば、ドコモの場合は「My docomo」ページの「契約内容」から確認できるぞ!

最新のiPhoneを契約する前に準備すべき3ステップ

チェックマークのアイコン

最新のiPhoneを契約する前は、以下の3つの準備が必要です。

詳しく解説していきます。

必要書類をまとめる

まずはどんな書類が必要かを確認し、整理しておきましょう。

博士

基本的には、次のような書類が求められるんじゃ!

本人確認書類 運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど
月々の利用料金の支払い手続きに必要なもの ・クレジットカード
・キャッシュカードまたは預金通帳+金融機関お届け印
契約事務手数料 3,300円(税込)
未成年の場合 親権者同意書や親権者の確認書類
MNP乗り換えの場合 MNP予約番号

「当日に書類やカードが足りず手続きできなかった!」とならないよう、公式ホームページをしっかりとチェックしてください。

Webでの手続きだと事務手数料が無料なことが多いため、少しでも節約したい人はオンラインで行うことをおすすめします。

また、ドコモからauに変更するなど今使っているキャリア自体を変更するMNP乗り換えの場合は、同じ電話番号を利用するためにまず現在契約している携帯電話会社でMNPの予約をする必要があります。

その後、新規契約の携帯電話会社で契約の手続きを行うという流れです。

今契約している携帯会社にMNPの予約番号を発行してもらってから15日間以内に、新しい携帯電話会社で手続きをしましょう。

助手のジョン

15日を過ぎてもペナルティはないけど、再度MNPの予約番号を発行する必要があるよ!

また、手数料は「新規契約の事務手数料」がかかります。

Apple IDとパスワードを準備しておく

今iPhoneを使っている場合は、バックアップの復元やアプリの購入にApple IDとパスワードが必要です。

次の手順で確認しておきましょう。

  1. ホーム画面から「設定」をタップする
  2. アカウント名を選択する
  3. 「名前、電話番号、メール」をタップする

パスワードを忘れてしまった場合は、Apple IDアカウント管理ページで「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」をタップすればパスワードリセットできます。

データをバックアップしておく

データをバックアップしておきましょう。

iPhoneを使っている場合とAndroidを使っている場合に分けて解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

iPhoneを使っている場合

すでにiPhoneを使っている場合は、データをバックアップしておくことで新しいiPhoneにスムーズに引き継ぐことができます

iCloudやiTunesを利用してバックアップをとっておきましょう。

現在の機種で電話番号、メールアドレス、パスワードが登録されているか確認してください。

パスワードはあとで入力が必要なので、忘れた場合は再登録しておくとよいです。

Androidを使っている場合

Androidスマートフォンの場合は、アプリごとに決められた操作を行ってバックアップを取る必要があります

ゲームアプリなら旧機種で引き継ぎコードを発行し、新しいiPhoneに入力することでセーブデータを引き継げる場合が多いです。

博士

データをしっかり保持したいなら、各アプリの公式サイトで引き継ぎ方法をチェックしておくんじゃぞ!

また、キャリアで契約中なら「データお預かり」サービスを利用できます

事前にデータを預けておくことで、アドレス帳・写真・動画データを簡単にiPhoneで引き出せるので、ぜひ活用してみてください。

最新のiPhoneへデータ移行する方法

iPhoneのデータを移行する方法は次の3つです。

データ移行は実店舗でサポートしてもらえる場合もありますが、有料のケースがほとんどです。

助手のジョン

以下の手順を見て「自分一人でやるのは難しいかも……」と感じた方は、サポートを検討してみてね!

それぞれ移行方法を解説します。

クイックスタート

クイックスタートとは、今まで使用していたiPhoneの情報を使って、新しいiPhoneのセットアップができる機能です。

iOS 12.4以降からデータ移行も行えるようになりました。

注意すべきなのが、クイックスタートを使うとバックアップが作成されないこと。

万一の時に備えて、iTunesやiCloudでバックアップを取得しておきましょう。

  • Bluetoothをオンにする
  • 新しいiPhoneのストレージ容量が、既存よりも大きいことを確認する
  • Apple IDと端末のパスコードを用意する
  • Wi-Fiをオンにする

<移行手順>

  1. 古いiPhoneのBluetoothをオンにし、新しいiPhoneの近くに置く
  2. 新しいiPhoneにSIMカードを挿入して起動する
  3. 古いiPhone上に「新しいiPhoneを設定」と表示されるため、Apple IDに間違いがないか確認して「続ける」をタップ
  4. 新しいiPhoneでイメージが表示されたら、古いiPhoneのカメラで読み取る
  5. 新しいiPhoneで、古いiPhoneで使用していたパスコードを入力する
  6. 新しいiPhoneでFace IDなどを設定する
  7. 「データ転送」の画面が表示されるので「iPhoneから転送」を選択する

クイックスタートを始めると両方の端末が仕様できなくなるため、時間に余裕があるときに行ってください。

博士

実際にやってみると簡単じゃぞ!

iTunes

パソコンとiPhoneを接続し、iTunesを使って移行することもできます。

<事前準備>

  • 以下のOSのパソコンを用意する
    Windows:Windows 7以降
    Mac:OS X バージョン10.8.5以降
  • パソコンにiTunesをインストールしておく

ここからは移行手順として、バックアップと復元の手順を解説します。

<移行手順①:バックアップ>

  1. パソコンのiTunesを起動する
  2. パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続する
  3. iTunesのメニューバーの下に表示されるスマホのマークをクリックする
  4. 「今すぐバックアップ」をクリックし、バックアップを開始する

画面上のステータスバーがAppleマークに変わり、最新のバックアップに現在の日時が表示されたら完了です。

<移行手順②:復元>

  1. パソコンでiTunesを起動し、「編集」→「環境設定」をクリックする
  2. 「デバイス」から「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」をチェックし、OKをクリックする
  3. iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続する
  4. メニューバーのスマホマークをクリックする
  5. 「バックアップを復元」をクリックする
  6. バックアップの一覧から復元したいバックアップを選択し、「復元」をクリックする
  7. パスワードの入力を求められたら、設定したパスワードを入力する
助手のジョン

手順が多いから、1つずつ落ち着いて進めてみてね!

iCloud

iCloudでも簡単にデータの移行を実施できます。

事前準備として、Wi-Fiに接続しておきましょう。

<移行手順①:バックアップ>

  1. ホームの「設定」をタップする
  2. 自分の名前をタップし、「iCloud」→「iCloudバックアップ」をタップする
  3. 「iCloudバックアップ」をオンに切り替える
  4. 「iCloud バックアップを開始」でOKをタップする
  5. 「今すぐバックアップを作成」を選択する

バックアップ画面の下部に「最後に作成されたバックアップ」の時間が表示されれば、バックアップ完了です。

<移行手順②:復元>

  1. ホーム画面の「設定」→「一般」→「リセット」をタップする
  2. 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択する
  3. 「iPhoneを消去」をタップする
  4. 「iPhoneを消去」を再度タップする
  5. Apple IDのパスワードが求められるので入力し、「消去」を選択する
  6. 画面を右にスライドさせ、ロックを解除する
  7. 言語や使用するキーボード、Wi-Fiを選択する
  8. アクティベート完了までしばらく待つ
  9. 位置情報サービスのオン・オフを選択する
  10. iCloudバックアップから「復元」をタップする
  11. Apple IDとパスワードを入力し「次へ」をタップする
  12. SMSにApple ID確認コードが送信されるため、コードを入力する
  13. 利用規約に同意する
  14. 復元したいバックアップを選択する
  15. バックアップ完了後、「復元しました」と表示されるため「続ける」をタップする
博士

データ移行が完了したあとは、必ず写真やアプリなどが問題なく引き継がれているか確認するのじゃ!

iPhoneのよくある質問

?マークのアイコン

ここでは、iPhoneに関するよくある質問をまとめてみました。

iPhoneのバッテリー交換をしたい場合は?

Apple StoreやApple公式プロバイダで申し込みましょう。

「AppleCare+」の保証に入っている場合は無償で交換が可能です。

非正規店でもバッテリー交換はできますが、メーカー保証から外れてしまう可能性があります。

そのため、基本的には公式の修理を受けるのがおすすめです。

iPhoneへ機種変更するタイミングは?

最新のiPhoneには次のようなタイミングで機種変更するのがおすすめです。

詳細は「最新のiPhoneへ機種変更するタイミング」で解説していますので、あわせてご覧ください。

iPhoneの最新機種はいつ発売される?

iPhoneの最新モデルは例年9月第3週か第4週に発表されることが多いです。

正式な時期はApple公式サイトなどを確認しましょう。

Appleの慣例として、新型iPhoneの発表は水曜日、発売は翌週金曜日に決まっています。

以上の点から予想すると、iPhone 16シリーズは2024年9月20日か27日に発売される確率が高いでしょう。

iPhoneは防水?

iPhone 7以降の機種には防水性能が備わっています。

例えば、最新のiPhone 15シリーズは「深さ6mで最長30分間」まで耐えられると公表されています。

iPhoneを紛失した場合はどうしたらいい?

虫眼鏡のアイコン

「iPhoneが見つからない!」そんな時も落ち着いてください。

iPhoneには「iPhoneを探す」という便利な機能が備わっています。

例えば、以下のようなことが可能です。

  • iPhoneの音を鳴らし、場所を知らせる
  • iPhoneを紛失したときに追跡や現在地の確認ができる
  • 紛失した場合に遠隔ロックできる
  • iPhoneのデータを初期化し、個人情報の漏えいや悪用を防ぐ

iPhoneの音を鳴らせるので、近くにある場合は見つけやすくなります。

遠隔ロック機能では、ロック画面に自分の電話番号やメッセージを表示できます。

iPhoneを拾ってくれた人に「ここに連絡してください」とお願いすることが可能です。

遠隔ロックで電話番号やメッセージを表示した状態で、音を鳴らせば、通行人に見つけてもらいやすくなります。

助手のジョン

メッセージを表示しない場合よりも、連絡をもらえる可能性が高いよ!

iPhoneのバッテリーが残っているうちに「iPhoneを探す」を使うのがおすすめです。

また、長期間iPhoneが見つからず盗難に遭った可能性が高い場合は、データを初期化するという選択肢もあります。

すべてのデータが消えてしまうので、最終手段にするのが良いでしょう。

iPhoneが壊れた時の修理方法は?

リサイクルのアイコン

iPhoneが壊れた場合、以下の2とおりの修理方法があります。

Apple Storeやキャリアの正規店

例えばApple Storeで修理する場合は、「持ち込み」か「配送」のどちらかを選べます。

Apple公式サイトの「iPhoneの修理サービス」ページで「修理サービスを申し込む」をクリックすることで修理を依頼できます。

旧型のiPhoneだと修理サービスがすでに終了している可能性があるため、事前に利用できるか確認しましょう。

また、「AppleCare+」に加入している場合、「エクスプレス交換サービス」を利用できます

iPhoneを修理に出す前に交換機が届くため、ぜひ利用してみてください。

非正規の修理店

非正規の修理店などに持ち込む場合は、次のようなポイントに注意しましょう。

  • 実店舗があるか
  • 「総務省登録修理業者」か
  • 修理価格がわかりやすく示されているか
  • アフターケアが受けられるか
博士

「総務省登録修理業者」とは、iPhone修理に関する法制度で定められた基準をクリアした修理業者のことじゃ!

「総務省登録修理業者」かどうか業者のホームページ上に記載がない場合は、問い合わせてみるのがおすすめです。

非正規業者のなかには悪質なサービスを提供しているところもあるため、上記の基準を満たしていれば安心して依頼できるでしょう。

また、ホームページで格安価格だったからとお店に行くと、他の部分まで修理されて高額な料金をとられるケースもあります。

必ず事前に問い合わせて、料金を明確にしておくことが重要です。

加えて「修理後最大3か月間の保証期間がある」「初期不良があったら無償で再点検が受けられる」といったアフターケアがある業者をおすすめします。

iPhoneのSIMロック解除の条件は?

iPhone 13シリーズ以前の機種をキャリアで購入した場合、他のキャリア回線で使う際はSIMロック解除をしなくてはいけません。

各キャリアのSIMロック解除の条件を解説します。

それぞれ見ていきましょう。

博士

SIMロック解除をしたい場合は、参考にするのじゃ!

ドコモの場合

以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • ネットワーク利用制限、おまかせロックなどの各種ロックがかかっていないこと
  • 以下1~4のいずれかを満たす場合、即時にSIMロック解除の手続きが可能
    1. 機種を購入してから100日が経過している
    2. 同じ回線で過去にSIMロック解除を行っており、その受付から100日が経過している
    3. 機種を一括払いで購入している、または分割払いで購入して精算が済んでいる
    4 . ドコモの携帯電話料金の支払方法をクレジットカードに設定している

auの場合

auも次のような条件をすべて満たすことで、SIMロック解除を行えます。

  • 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種であること
  • ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと
  • 機種を購入してから101日目以降であること
    ※ただし、以下の場合は100日以内でも解除が可能
    1. 端末代金を支払い終えている
    2. 利用中の回線で、前回SIMロック解除の受付日から100日経過している
    3. 利用料金の支払いをクレジットカードに設定している

ソフトバンクの場合

ソフトバンクも下記の条件をクリアした場合に、SIMロックの解除が可能になります。

  • 機種を購入してから101日目以降であること
    ※ただし、以下の場合は100日以内でも解除が可能
    1. 端末代金を支払い終えている
    2. 利用料金の支払いをクレジットカードに設定している
  • 利用中の回線で、前回SIMロック解除の受付日から100日経過している

まとめ

今回はiPhoneの最新機種について、以下のとおり紹介しました。

iPhoneは最新機種になるほど高性能なため、価格も高くなります。

そのためiPhoneを安く入手するなら、次の8つのポイントを意識しましょう。

特にキャリアでは定期的にキャンペーンを行っているので、条件が合えばお得に購入できます

端末購入プログラムも活用すれば、最大で半額以下まで端末価格を抑えられるのが魅力です。

ぜひオンラインショップをこまめにチェックして、タイミングを逃さないようにしてくださいね。

オシャレなデザインで高性能な「iPhone」
iPhone
  • カメラ性能や処理速度などが高スペック
  • シンプルで直感的に操作できる
  • 他のApple製品と連携して日常を豊かに

「最新のiPhoneでなくてもいいからできるだけ安く購入したい」という人には、格安SIMでiPhoneをセット契約するのがおすすめです。

iPhoneにおすすめの格安SIMは以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。

参考サイト

総務省
消費者庁
国民生活センター
日本データ通信協会
電気通信事業者協会
電気通信消費者相談センター
電気通信サービス向上推進協議会
一般財団法人 インターネット協会
一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会
Apple公式サイト
ドコモオンラインショップ
auオンラインショップ
ソフトバンクオンラインショップ

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少し古いiPhoneもOK! ワイモバイルで“SIM単体契約者”向けのiPhone保証サービス始まる

ソフトバンクとウィルコム沖縄は、アップルの協力のもと、「ワイモバイル」をSIM単体で新規契約して対象のiPhoneを使用する契約者向けに、アップル公式の修理サービスとテクニカルサポートが受けられる「持込端末保証 with AppleCare Services」の提供を、1月25日から開始します。

 

同サービスは、SIM単体の契約者向けに、もしものときの安心サポートをセットで提供するアフターサービスで、対象のiPhoneを使用中であれば、購入日にかかわらず申し込みが可能です。故障や破損時には、アップル純正部品を使用した、アップル認定の修理または交換サービスを利用できます。そのほか、紛失した機種のおおよその位置を確認できる「紛失ケータイ捜索サービス」や、電源が入らないなどのトラブル時にデータを復元する「データ復旧支援サービス」も利用できます。保証内容の詳細は、ワイモバイル公式サイトの当該ページをご覧ください。

 

対象機種と月額料金は以下の通りです。

衝撃や傷からカメラ部分を守って、ずっとキレイな写真を! iPhone 13シリーズ用「カメラレンズ保護プロテクター」

スマートフォンのカメラのレンズ部分に傷がついてしまうと、どんなにカメラ性能が優れていても、キレイな写真をとるのが難しくなってしまいます。ソフト面ではなく、ハード面での物理的な“不慮の事故”のリスクは、アクセサリーなどを装着することで簡単に下げることが可能。

 

そこで今回紹介するのが、オウルテックから発売された、iPhone 13シリーズに対応するカメラレンズ保護プロテクター「OWL-CLGID54」と「OWL-CLGID67」。それぞれ、iPhone 13/13 mini用(2眼)、iPhone 13 Pro/13 Pro Max用(3眼)となっています。税込価格はどちらも1380円です。

 

「iPhone 12シリーズ以降、iPhoneのレンズ部分の大型化に伴い、画面同様にレンズも保護する人が多くなりました。iPhone 13シリーズ発売に伴い、ラインナップを追加しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

レンズ用ガラスの表面硬度は最高レベルの9Hクラスで、衝撃や引っかきに強く、カメラのLEDフラッシュを乱反射させないので、写真撮影などに影響を与えません。エアレス加工で気泡が入らない設計により、貼り付けも簡単。指紋など脂分の付着を低減して汚れにくい、なめらかな表面加工が施されています。

 

「もともと13、13 mini、13 Pro、13 Pro Max用の4種類で発売する予定でしたが、iPhone 13シリーズ発売後、それぞれ2眼モデルと3眼モデルで共用できることが判明したため、2種類の発売になりました」

 

意外な開発ヒストリーも聞けたところで、iPhone 13シリーズでこの先もずっとキレイな写真を撮影できるように、カメラもしっかり保護しましょう!

続々登場、オウルテックのiPhone 13シリーズ新アクセサリー! 注目のアイテムはこれだ!

iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの“iPhone 13シリーズ”。オウルテックは、毎年恒例となっている新アクセサリー各種を順次発売しています。

 

機能性で人気を集めるロングセラーのファブリック バイカラー手帳型ケースのほか、TPUや合皮とポリカーボネートを組み合わせた、ハイブリッド背面ケースも発売。対衝撃型に加え、近年ではiPhone自体のカラーも豊富になりつつあることから、端末のカラーを見せるクリアタイプが人気となっています。

 

そんな豊富すぎるラインナップから、今回は11月下旬に発売予定の「360°フルカバーソフトケース」(OWL-CVID6116/OWL-CVID6116Pシリーズ)を紹介します。

↑OWL-CVID6116(ブラック)

 

↑OWL-CVID6116P(シルバー)

 

同製品は、端末を360°傷から守り、ディスプレイ面はガラス素材になっているので、画面がクリアに見えます。

 

「背面ケースは、昨年までは耐衝撃シリーズと360°ハードケースの2種類でしたが、iPhoneを傷から守りたいという市場のニーズから360°フルカバーソフトケースを新たなラインナップに追加しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

ケース自体が極薄なので、装着しても厚みが気にならず、QiやMagSafeなども、そのまま使用可能です。

 

「弊社は既に、ポリカーボネート素材の360°ハードケースを発売していましたが、今回はPET素材の360°フルカバーソフトケースで、手に馴染み安いケースになっています」

 

カラーバリエーションは、ブラック、ネイビー、シルバーの3種類で、税込価格は2780円を予定。iPhone 13とiPhone 13 Pro用の2種類を用意しています。

マクロ撮影、フォトグラフスタイル…プロが新機能を解説!「iPhone 13」シリーズ撮影術

年々進化するスマートフォン。中でもカメラ機能の進化は凄まじく、一眼レフカメラに引けを取らない印象的な写真を撮影できるようになってきています。とはいえ、どんな斬新な新機能が搭載されようとも、使いこなせなければ意味がないですよね。

 

毎年、新作の発表が話題になるiPhoneもしかり。そこで、2021年発表の最新機種「iPhone 13 Pro」を使って、誰でも簡単に実践できる撮影テクニックを紹介します。プロのフォトグラファーとして活動する増田元太さんに、基本的なスマホ撮影のポイントやiPhoneの最新カメラ機能の使い方などを教えていただきました。

 

被写体本来の魅力を引き立てる、iPhoneのカメラ機能

根強い人気をキープするiPhone。中でもカメラ機能は、新モデルが発表されるたびにもっとも注目すべきポイントといっても過言ではありません。元太さんによると、iPhoneのカメラ機能は現在のスマホ市場においてトップレベルにあるのだとか。

 

「スマホに搭載されているカメラ機能はどんどんと進化を遂げていますが、その中でもiPhoneは常にトップを走り続けていると思います。他のスマホが、各機能を動かすOS(ソフト)と端末(ハード)を別のメーカーが作っているのに対し、iPhoneはソフトであるiOSも端末も、すべて自社=Appleで開発しているので、チューニングと呼ばれるソフト・ハード間の調整作業がしやすいんです。そのため、カメラ機能の進化も他社より早くなるのだと思います」(増田元太さん、以下同)

 

また、性能の高さだけではなく、“ニュートラルな色味”を表現できる点も、iPhoneのカメラ機能における大きな特徴なのだそう。

 

「スマホの中には、彩度調整などの加工をデフォルトで行う機種もあります。そういった機種は、簡単に“画になる”派手な写真が撮れる反面、後から色味の繊細な調整がしづらいという面も……。その点、iPhoneはレンズに映った色がそのまま写真になる、つまりニュートラルな色表現をするため、後から自分好みの写真に編集しやすいのが強みなんです」

 

2021年9月に発表されたAppleの最新機種「iPhone 13」シリーズのうち、上位機種である「iPhone 13 Pro Max」「iPhone 13 Pro」には、マクロ撮影や望遠レンズなどといった高性能なカメラが搭載されました。また、比較的お手頃な価格の「iPhone 13」「iPhone 13 mini」には、上位機種と同じ「フォトグラフスタイル」という色味を調整できる新機能が

 

これらトップレベルの性能を誇るiPhoneのカメラ機能を使いこなせれば、日常的な写真撮影もハイクオリティで楽しいものになるはず! 元太さんのレクチャーを参考に、iPhone13シリーズの新機能の使い方をマスターしていきましょう。

 

↑上位機種の「iPhone 13 Pro Max」「iPhone 13 Pro」。超広角カメラ、広角カメラ、望遠カメラの3つを装備しています。動画機能として、撮影中にフォーカスポイントを変えたり、被写界深度(ボケ具合)を撮影後にコントロールしたりできる「シネマティックモード」を新搭載しているのも話題

 

↑カジュアルプライスの「iPhone 13」と手に収まるコンパクトサイズの「iPhone 13 mini」には、超広角カメラ、広角カメラが装備。同じくシネマティックモードを搭載しています

 

まずはおさえておきたい! 基本的な撮影テクニック

iPhone 13シリーズの新機能を知る前に、まずはiPhoneで撮影する際の基本的なテクニックについて学びましょう。

 

1.構図と背景を入念にチェックする

「被写体以外をぼかすことのできる一眼レフと違い、基本的にスマホは写真の隅々までハッキリと映ります。だからこそ、レンズに映るすべての物に気を配ることが重要です」と元太さん。「これさえ覚えればバッチリ!」という王道の構図を2つ教えていただきました。

 

・覚えておきたい構図①「日の丸構図」

日の丸のように、画面の中央(赤い丸印)に被写体を配置する構図のこと。

 

・覚えておきたい構図②「3分割構図」

画面を縦横3分割にし、線の交わる箇所(赤い丸印)に被写体を配置する構図のこと。

 

いずれかの構図に沿って被写体を配置することで、バランスの取れた写真が撮影できます。また、その際に役立つのがiPhoneに搭載されている「グリッド」機能。この機能をオンにすることで、先ほどの画像にもあった縦横2本の線が表示されます。表示された線を目安に、構図を作っていきましょう。

 

【グリッド機能の設定方法】
「設定」→「カメラ」→「グリッド」をオンにする

 

2.ピントと明るさを調整する

構図が決まったら、被写体にピントを合わせ、明るさを調節しましょう。レンズを通すと思い通りの明るさにならないことが多いため、撮影前にしっかり整えることが大切です。

 

【ピントの合わせ方】
被写体をタップ→狙った位置に黄色い枠が表示されたらOK

 

【明るさの調節方法①】
ピントを合わせた際に表示される太陽マークをタッチ→上下にスライドして調節

 

【明るさの調節方法②】
画面上部の三角形をタップ→左から5つ目の「露出」を選択→左右にスライドして調節

 

3.編集は左から順番に

編集で自分好みの写真にできる点がiPhoneカメラの特徴のひとつ。とはいえ、加工のしすぎで被写体本来の魅力が失われてしまうのは避けたいですよね。そこで覚えておきたいのが「左側にある設定から順に調整する」ということです。

 

写真の右下にある「編集」をタップすると、「自動」「露出」「ブリリアンス」などが表示されます。「自動」はiPhoneが自動で編集してくれる機能のため、自分ではうまくできないという方におすすめ。自分好みに微調整したい場合には、その次の「露出」から順に、それぞれの設定をしっくりとくる数値へ変更しましょう。左側の設定から順に調整することで、被写体の持つ色味や明るさのバランスが崩れにくくなります。

 

では次のページから、iPhone 13シリーズのカメラ機能の使いこなし方と、いままでとちょっと違った写真を撮るコツを解説していただきます。


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iPhone 13シリーズの最新機能をマスターしよう

iPhone 13シリーズには、プロ並みの写真が撮れる機能がいろいろ! 各機能の使い方や活躍するシチュエーションなどを紹介します。

[Index]
・マクロ撮影
・ポートレートモード
・フォトグラフスタイル
・超広角カメラ
・ナイトモード
・望遠カメラ
・〈番外編〉グルメ撮影

 

■「マクロ撮影」で被写体のより細かな魅力を表現

対応機種:iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro

これまでは10cm程度しか被写体に近寄ることができませんでしたがiPhone 13シリーズでは2cmまで近づいてもピントを合わせることができるようになりました。なお、マクロ撮影は特別な設定などの必要はなく、2cmの距離で被写体をタップし、ピントを合わせることで撮影できます。

 

今回は花束を被写体に、マクロ撮影を行ってみました。

 

30cmの距離から撮影

 

2cmの距離から撮影

 

同じ花束でも大きく印象が異なりますね。ぐっと近寄ることで、ダイナミックかつ花弁の細かな模様やグラデーションまで伝わる写真になりました。

 

「マクロ撮影は、アクセサリーや化粧品などといった小物の撮影にも使えます。物の美しさはもちろん、細かな傷や汚れも鮮明に伝えることができるため、フリマアプリに出品する際も役に立つと思います」

 

■暗い場所でも「ポートレートモード」で人物をもっときれいに

対応機種:iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini

ポートレートモードはiPhone 7 Plusから搭載されている機能ですが、一定の距離や明るさが保てる場所でないと撮影できませんでした。iPhone 13シリーズは、至近距離や暗い場所でも使えるようになったため、より幅広いシーンで使用することができます。

 

食べものや小物など、様々な被写体で活用できるポートレートモード。今回は人物撮影を例に、より素敵なポートレート写真に仕上げるテクニックを教えていただきました。

 

ポイント① 光を探す

きれいな写真を撮りたいときは、光を意識しましょう。光の活かし方は、光源にカメラを向ける「逆光」と光源を背にする「順光」の2種類があり、どちらを選ぶかによって写真の雰囲気はガラッと変わります。

 

順光……直に光が当たるため、被写体が明るく鮮明に。建物や草木で光が遮られる場合でも、顔にさえ当たれば、素敵な写真に仕上がるのだとか。建物や草木からこぼれた光を探し、その中に被写体を配置するのがポイントです。

 

逆光……後ろから射す光で背景が透き通った感じになり、よりドラマティックな写真に。最新のiPhoneは顔を認識し、自動で明るくしてくれるため、被写体が暗くなってしまう心配もありません。

 

逆光で撮影

緑が透き通り、キラキラとした印象に。明るさなどを何もいじっていないものの、顔が暗くなっていません。ちなみにプロのフォトグラファーさんは、背景が美しく映るなどの理由で、逆光で人物撮影をする人が多いのだとか。

 

ポイント② 目線の高さを合わせる

撮る方向が決まったら、被写体の目線とカメラの高さを合わせましょう。

 

「上から撮ると高圧的に、下から撮ると威圧感のある写真になってしまいます。高さを合わせることでフラットな目線になり、与える印象も良くなりますよ」

 

ポイント③ ぼけと明るさを調整

ポートレートモードの特長である背景のぼけ(被写界深度)は、後から自由に調節可能。また、どうしても顔が暗くなってしまうときには、被写体の明るさだけを変えることもできます。

 

【被写界深度の調節方法】
「編集」→左上の「f○○」をタップ→左右にスライドして調節

【被写体の明るさ調整】
「編集」→左上の六角形のマークをタップ→「スタジオ照明」or「輪郭協調」を選択→メモリを左右にスライドして調節

 

自然光

スタジオ照明

輪郭協調照明

 

ノーマルの状態である「自然光」に比べ、「スタジオ照明」や「輪郭協調照明」を選択した写真は被写体がパッと明るくなりました。中でも元太さんがおすすめだというのが、「スタジオ照明」。まるでライティングしたかのような自然な明るさに仕上がります。派手すぎないナチュラルな変化を楽しめるのも、Apple製品ならではといえます。

 

「自撮りの場合でも、意識するポイントは同じです。光の位置や目線を気にしながら、様々な角度を試し、自分好みのカットを見つけてください」

 

■「フォトグラフスタイル」でInstagramの投稿に統一感を

対応機種:iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini

iPhone 13シリーズで初めて登場した機能のひとつ「フォトグラフスタイル」。今流行りのプリセット(明るさや色味などを撮影前に設定すること)を使うことができます。既に用意されている4種のプリセットを使うもよし、「トーン」と「暖かみ」を調整して自分好みのプリセットを作るもよし。常に同じプリセットで撮影すれば、Instagramのギャラリーに統一感が生まれます。

 

【フォトグラフスタイルの設定方法】
画面上部の三角形をタップ→左から4つ目の「フォトグラフスタイル」を選択→スワイプしてベースとなるプリセットを選ぶ→下部のメモリをスライドして「トーン」と「暖かみ」を調整

 

「『トーン』は、写真の鮮やかさを決める “彩度”と考えて良いと思います。彩度を上げたいときはプラス、抑えたいときはマイナスにしてください。『暖かみ』は、“色温度”に近いもので、プラスにすることでウォームな印象、下げるとクールな印象になります」

 

トーン-100のフォトグラフスタイルで撮影

 

トーン+100のフォトグラフスタイルで撮影

 

暖かみ-100のフォトグラフスタイルで撮影

 

暖かみ+100のフォトグラフスタイルで撮影

 

■「超広角カメラ」で目に映る風景すべてを写真に残す

対応機種:iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini

高い建物やカフェの内装など、広い範囲を撮影したいときに役立つのが超広角カメラ。iPhone 13シリーズはカメラのセンサーが大きくなったことにより、より明るく、鮮明に撮影できるようになりました。また、「iPhone 13 Pro Max」「iPhone 13 Pro」には、今回新たにオートフォーカス機能が追加され、被写体を認識する機能が向上。被写体はより明確に、背景はよりぼけやすくなり、遠近感のある写真が撮影できます。

 

【超広角カメラ】
画面下部に表示される「.5」を選択

 

次の2枚は、同じ場所から撮った東京タワーの写真です。

 

標準カメラ(1×)で撮影

 

超広角カメラ(.5)で撮影

標準のカメラでは脚の部分が切れてしまいますが、超広角カメラであれば手前の歩道を含む東京タワーのすべてを映すことができました。大きな建物の撮影だけではなく、背景や周りの景色をたっぷり入れたいときにも大活躍する機能です!

 

■「ナイトモード」で夜景の輝きをもっと美しく

対応機種:iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini

夜間や暗い屋内などで活躍するナイトモード。レンズの性能が上がったことで、より明るく撮影できるようになりました。「iPhone 13 Pro Max」「iPhone 13 Pro」は望遠カメラもナイトモードに対応しており、撮影できる被写体の幅が広がっています。

 

なお、ナイトモードを使用するにあたっては、特別な設定は必要ありません。暗い場所でカメラを起動すると、自動でナイトモードに切り替わります。画面の左上に黄色い文字で秒数が表示されたら、設定完了の合図です。

 

今回は夜景を被写体に、ナイトモードで撮影する際のポイントやより魅力的な写真に仕上げるテクニックを教えていただきました。

 

ポイント① iPhoneを固定する

ナイトモードで撮影する際、左上に表示される数字は撮影時間を表しています。数秒間で複数の写真を撮影し、それらを合成することで一枚の写真が完成します。そのため、カメラがぶれると合成前の複数の写真にズレが生じ、仕上がりが悪くなってしまうのです。手首を固定するなど、できる限りぶれのないようにしましょう。

 

「iPhone13シリーズは合成機能が強化しているため、多少ずれてもきれいな写真に仕上がります! これまで『ぶれるからあまり使っていなかった』という方も、ぜひ一度ナイトモードでの撮影に挑戦してみてください」

 

ポイント② ブリリアンスでキラキラ感をプラス

夜景写真に欠かせないのが、ビルなどの明かり。明かりをどれだけきれいに見せられるかが、夜景写真の良し悪しを決めるといっても過言ではありません。そこで役立つのが、編集機能のひとつ「ブリリアンス」です。元太さんによるとブリリアンスを上げることで、明かりのキラキラ感がぐっと増すのだとか。

 

【ブリリアンスの調節方法】
「編集」→左から3つ目の「ブリリアンス」を選択→左右にスライドして調節

 

ナイトモードで撮影

 

ブリリアンスを+100に変更

ビルや道路の輝きが増し、暗い場所とのコントラストがよりはっきりとしました。夜間や暗い屋内で撮影したときは、ブリリアンスでより魅力的な写真にしてみてはいかがでしょうか。

 

■「望遠カメラ」で撮影範囲を自在に操る

対応機種:iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro

遠くのものを鮮明に撮影することができる望遠カメラ。ズーム機能でも遠くのものを大きく撮影できますが、標準カメラの画像を引き伸ばして大きくするため、どうしても粗い写真になってしまいます。その点、望遠カメラはレンズの力で遠くのものを撮影するため、画質がとてもきれいなんです。iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Proの望遠カメラは、これまでよりもレンズの性能がアップしているため、遠くの被写体をより鮮明に映すことができますよ!

 

【望遠カメラ】
画面下部に表示される「3」を選択

 

次の2枚は、同じ場所から撮ったオブジェの写真です。

 

標準カメラ(1×)で撮影

 

望遠カメラ(3)で撮影

 

望遠カメラで撮った写真は、オブジェの細かな模様まで確認することができますね。遠くにあるものをアップで撮りたいとき、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

 

「写真を撮っていて『背景に余計なものが映り込んでしまう……』と感じたことはありませんか? 実はそんなときにも望遠カメラが活躍します。少しだけ後ろに下がり、望遠カメラで撮影することで、標準カメラで撮るときと被写体の大きさはほぼ同じまま、背景に映る範囲だけがぎゅっと小さくなります」

 

最後に、食べ物がよりおいしく見える撮影テクニックを教えていただきました。


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

~番外編~ グルメ写真をもっと“おいしく”撮るコツ

日常生活の中でも撮る機会の多いグルメ。最後に、食べ物がよりおいしく見える撮影テクニックを教えていただきました。

 

ポイント① 真俯瞰+食器のバランス

「真俯瞰(真上からの撮影)の場合、食器のバランスが大切です。写真全体を埋め尽くすように食器同士の間隔を詰めて置けば、テーブル全体が主役の写真になります。逆にひとつの料理を際立たせたいときは、お皿の周りに間隔を設けることで、写真を見た人の目が自然とその料理に誘導されます」

 

ポイント② 斜俯瞰+逆光

「斜俯瞰(斜め上からの撮影)で食べ物を撮るときは、逆光がおすすめです。透明感が出て、より新鮮に、より美味しそうに映ります。また、写真の無機質さが気になった時は、自然な仕草の手を背景に映り込ませてください。写真に息が吹き込まれたように、生き生きとしたイメージになります」

 

ポイント③ 暖かさをプラス

「寒色系は食欲をなくし、暖色系は食欲を増進させるという効果は、写真にも応用できます。撮影後、編集機能で『彩度』と『暖かみ』を上げることで、より食べ物が美味しく見えます」

 

元太さんは「良い写真は、見た人の心や体を動かす」と話します。つまり、おしゃれな被写体を揃え、ただ撮影するだけでは不十分。撮影時のストーリーや想いを乗せることが何よりも大事になってきます。「かっこいい写真を撮ろう」と意気込むのではなく、日常のひとコマを切り取る感覚でリラックスしながら撮影を楽しんでみてください。

 

【プロフィール】

写真家・フォトグラファー / 増田元太

Instagramをきっかけに写真の楽しさに目覚め、デザイナーからプロのフォトグラファーに転身。作品発表の傍ら、多くのブランドや観光局の撮影案件を手掛ける。また、Appleストアなどで講座や講演も行っている。

Webサイト=https://gentamasuda.com/
Instagram=https://instagram.com/gnta

iPhone 13の全モデルを試したライターが解説、最新iPhoneはココが肝

アップルが新しい「iPhone 13」シリーズを発売しました。

 

フラグシップのiPhone 13 Proシリーズは6.1インチの「iPhone 13 Pro」、6.7インチの「iPhone 13 Pro Max」を展開。また、バランスのいいハイエンドモデルである6.1インチの「iPhone 13」と、現行iPhoneの中で最もコンパクトな5.4インチの「iPhone 13 mini」をラインアップしています。

 

これら全4モデルをすべて試した筆者が、iPhone 13シリーズの魅力を解説したいと思います。

↑2021年の最新モデル、iPhone 13シリーズが発売されました

 

カメラはマクロ撮影とシネマティックモードに注目

今年のiPhoneも、やはりカメラの機能が最も注目されています。iPhone 13 Proシリーズは望遠・広角・超広角のトリプルレンズカメラを搭載。iPhone 13/13 miniは広角・超広角のダブルレンズカメラ構成となっています。

↑左からトリプルレンズカメラのiPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max、ダブルレンズカメラのiPhone 13/iPhone 13 mini

 

そんなiPhone 13シリーズのカメラについて、筆者は2つの新機能に注目しています。ひとつはiPhone 13 Proシリーズの2モデルだけが搭載する「マクロ撮影」機能です。超広角カメラを使って被写体に最短2cmまで寄って大きく写せます。

 

マクロ撮影のためにカメラの設定や特別な操作は不要。iPhoneのカメラを被写体に近づけると、マクロ撮影に対応する超広角カメラに自動で切り替わるので、オートフォーカスで被写体にピントがあったらシャッターアイコンをタップするだけで印象的な写真を撮れます。

 

超広角カメラを使うため、ピントが合った部分の周辺が自然にぼけて形の歪みが出る場合もあります。しかしながらアーティスティックな表現手段として上手に活かせば、花や植物などはよりいっそうSNS映えする写真になるでしょう。

↑iPhone 13 Proシリーズに搭載されたマクロ撮影機能。被写体にカメラを近づけると自動でマクロ撮影モードに切り替わります

 

もうひとつカメラに関連するおもしろい機能は、iPhone 13シリーズの4モデルで共通に搭載する「シネマティックモード」です。iPhoneで撮影する動画の背景に、写真のポートレートモードのような自然なボケ味を加えて、まるで映画のような動画を簡単に撮ることができます。

 

ボケ味は、iPhoneに搭載されている高性能なNeural Engineを活かした、ソフトウェアによる機械学習処理で実現。さらに、撮影を始める前だけでなく、シネマティックモードで撮った動画は後からボケ味の強弱を変えることもできます。

 

動画の手前側と奥側に写る被写体の、どちらにフォーカスを合わせて、どちらにボケ味を加えるかを選ぶことも可能です。

↑シネマティックモードでは被写体をタップで選択してフォーカスをロックし、背景にボケ感を加えたり、背景側の被写体へ意図的にフォーカスを合わせて撮影したりすることができます

 

筆者は学生の頃8ミリフィルムカメラで映画を撮っていましたが、意図的に被写体の姿にボケ味を加えて、しかも前後の位置関係にある被写体に素早くフォーカスを切り換えるなんてことをするには、複雑な操作や前準備が必要でした。それをいとも簡単にこなしてしまうiPhone 13シリーズのカメラには感心するばかり。もしあの頃にiPhone 13シリーズを持っていればきっと傑作を作ることができて、今頃は名の通った映画監督、映像作家になっていたかもしれない、そんな想像も膨らむ機能です。

 

長持ちバッテリーに文句なし

iPhone 13シリーズは4つのモデルともに「バッテリーの持ち」が、2020年に発売されたiPhone 12シリーズと比べてさらに良くなりました。

 

公称ではiPhone 13 ProとiPhone 13 miniが約1時間半、iPhone 13とiPhone 13 Pro Maxが約2時間半、それぞれiPhone 12シリーズの同型モデルよりも駆動時間が長くなったとされています。

 

実際に、iPhone 13 Pro MaxとiPhone 12 Pro MaxでApple TVアプリを立ち上げて、Wi-Fiにつないで2時間の映画をストリーミング視聴してみたところ、バッテリーの減り具合はiPhone 13 Pro Maxの方が2分の1程度に抑えられていました。

 

また、iPhone 13 miniを満充電にしてから、そのまま1日普通に使ってみたところ、バッテリーの残量は50%を少し切る程度までキープしました。外出先でiPhoneのバッテリー残量を気にしなくても済むようになれば、これほどうれしい進化はありません。

↑iPhone 13 miniもバッテリー持ちがかなり良くなっています

 

内蔵スピーカーの音質は想像以上の迫力とリアリティ

iPhone 13シリーズはFace IDによる、顔認証システムを実現するためのTrueDepthカメラをフロントパネル上部に内蔵。また、このフロントパネル上部のノッチ(切り欠き)を約20%小さくして、ディスプレイの表示領域を広げています。

↑左がiPhone 13 Pro Maxで、右がiPhone 12 Pro Max。ノッチの形状が変わったためか、内蔵スピーカーによるサウンドが迫力を増しています

 

合わせてトップスピーカーの位置や形状を変更。これに加えて、内蔵スピーカーによるサウンドの切れ味がiPhone 12シリーズと比べてより鋭くなっています。たとえばApple Musicで音楽を再生すると、センターの位置にボーカルが明瞭に定位するうえに、バンドの演奏位置もより深い奥行きが感じられます。また、映画のサウンドも明瞭度が増し、左右に展開する効果音のバランスも良くなりました。

 

外出時に、音楽を楽しむためにはイヤホンやヘッドホンを使わざるを得ませんが、これから在宅時間にはiPhone 13シリーズのスピーカーサウンドもぜひ試してみてください。きっと想像以上の迫力とリアリティに驚くはずです。

 

アップルは現在、Apple TVアプリで再生する映画はもちろん、Apple Musicでもアップル独自の立体音楽体験である「空間オーディオ」に対応するコンテンツを次々に増やしています。iPhoneで空間オーディオの魅力を体験するためには、それぞれに対応するコンテンツが必要ですが、最近ではNetflixで配信されている映画やドラマがiPhone/iPad向けのアプリで空間オーディオ再生に対応しました。

 

また、最新のiOS 15を搭載するiPhone 13シリーズでは、AirPods Pro、AirPods Maxを組み合わせれば、Apple Musicで配信されている通常のステレオ音声の楽曲やYouTubeの音声なども「空間オーディオ化」されます。どちらかの製品を持っている方はぜひ試してみてください。

↑ステレオ音声の音楽コンテンツやYouTube動画のステレオ音声を「空間オーディオ化」できる機能がiOS 15に搭載されました

 

5G対応iPhoneはもう買いどき

2020年の春から、国内でも5Gによるモバイル通信サービスが本格的に立ち上がりました。現在も国内の大手携帯電話キャリアによる5G対応のモバイルネットワークエリアは、日々拡大しています。筆者が住んでいる東京都23区の外れの街でも5Gでつながる場所が増えてきました。

↑東京郊外の街中にも5Gでつながるエリアが広がっています

 

5Gの普及が進むと、その特長であると言われる高速・大容量通信を活かしたコンテンツサービスが増えて、iPhone 13シリーズのような5G対応スマホで快適に楽しめる環境も整うはずです。昨年は5G対応スマホの購入を見送ったという方も、今年は検討を始めてもよいタイミングです。5Gの普及期を迎えたときに、いち早くそのメリットを使いこなせるように、5G対応のiPhone 13シリーズで慣れておくべきだと思います。

 

バランスの良さはiPhone 13、カメラはPro、miniは片手で楽に操作できるのが魅力

そんななかで、iPhone 13シリーズの4機種すべてを試してみて、筆者はコストパフォーマンスを含むバランスの良さで選ぶならばやはりiPhone 13を一押ししたいと思います。

 

また、望遠カメラやマクロ機能など、ハードウェアに由来するカメラの表現力にもこだわるのであれば、少し値段は張るものの、頑張って13 Proシリーズを選ぶのがいいでしょう。このカメラに加えて、6.7インチの大画面仕様のiPhone 13 Pro Maxは動画再生時に高い没入感が得られます。

 

一方、片手で持ちながら楽に操作ができるiPhone 13 miniの軽快さは、ほかのモデルにはない魅力です。やや個性的でクセのある端末に感じられるかもしれませんが、ハマると手放せなくなる可能性はあると思います。

 

手に持ったときのなじみの良さも検討しながら、自分に最適なiPhone 13シリーズを探し当ててみてください。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

Apple新製品、専門家の評価は? iPad miniは大きな進化、iPhone 13のカメラはぜひ使ってみたい

日本時間の15日未明に、アップルはオンラインでスペシャルイベントを開催。「iPhone 13」シリーズ4機種と「iPad」シリーズ2機種に加え、秋に発売予定の「Apple Watch Series 7」が発表された。

 

毎年恒例となっている9月の新製品発表会だが、今年のそれは例年以上にバリエーション豊富なラインナップを披露した格好だ。

 

フルモデルチェンジとも言える第6世代のiPad mini

なかでも前モデルから大きな進化を遂げたのが、第6世代の「iPad mini」だ。iPad miniとしては2019年に発売された第5世代から約2年ぶりの登場になり、デザインを刷新。「iPad Pro」や「iPad Air」と同じ、ホームボタンを廃したフルディスプレイのデザインに生まれ変わった。

 

これにより、ベゼル(額縁)いっぱいまで液晶を広げられるようになった結果、画面のサイズは第5世代の7.9インチから8.3インチへとアップ。また指紋センサーのTouch IDは、昨年発売されたiPad Airと同じトップボタンに統合される形になった。

 

↑前モデルから刷新されたのがiPad mini。サイズ感はそのままにホームボタンがなくなり、大画面になった

 

2年ぶりということもあり、スペックの向上にも目を見張る。チップセットには、「iPhone 13 Pro」/「iPhone 13 Pro Max」と同じ「A15 Bionic」を採用。ギリギリ片手で握れるサイズ感ながら、動画の編集などもスムーズにこなせる高性能を実現した。さらに、通信方式は5Gに対応。

 

サイズこそ小さいが、機能的にはiPad AirとiPad Proの中間に位置するタブレットとして生まれ変わったというわけだ。

 

もちろん、「Apple Pencil」はマグネットで側面に装着できる第2世代のもの。また、iPad Proから導入された、超広角のインカメラも搭載し、ビデオ会議の際に自動で被写体にフレームを合わせる「センターフレーム」にも対応する。

 

↑A15 Bionicを搭載しており、高い処理能力でコンパクトながら動画編集もこなせる

 

廉価版のiPadはディスプレイなどの性能を向上させ、正統進化を遂げた

このセンターフレームは、同時に発表された第9世代のiPadにも共通した機能だ。

 

ProやAir、miniといった修飾語のつかないiPadは、いわゆる廉価版のシリーズ。販売数量的にもiPadのなかでもっとも多く、同シリーズの代表的なモデルと言える。

 

そんなiPadも第9世代になり、基本性能を向上させた。ホームボタンのあるクラシックなiPadのスタイルはそのままだが、チップセットはiPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionic」になっている。

 

↑iPadはセンターフレームに対応。ビデオ会議がさらにしやすくなった

 

iPadの性能向上において、よりユーザーの目に留まりやすいのは、ディスプレイだろう。サイズや解像度はそのままだが、sRGB相当の広色域に対応。また周囲の環境に応じて画面の色温度を調整し、自然な見え方を実現する「True Tone」にも対応した。

 

iPad miniのようなフルモデルチェンジを果たしたわけではないものの、普及促進の役割を担うど真ん中のiPadとして正統進化したと言えそうだ。

 

第1世代ながら引き続きApple Pencilにも対応し、幅広い用途で利用できる。

 

↑第1世代のApple Pencilにも対応。安価ながら、幅広い用途に活用できる

 

iPhone 13シリーズはかつて型番に「s」とついたモデルに近い位置付けの進化

iPhone 13シリーズの進化の仕方も、どちらかと言うと第9世代iPadに近い。かつてのiPhoneは2年ごとにフルモデルチェンジしながら、その間を埋める製品として型番に「s」とついたモデルをリリースしていた。「iPhone 4s」や「iPhone 5s」がそれだ。

 

2020年に登場した「iPhone 12」は、フレーム部分のデザインを曲面からスクエアへと大きく変え、5Gにも初めて対応したが、iPhone 13はこうした基本部分を踏襲している。その意味では、型番に「s」のついたiPhoneに近いと言えるだろう。

 

一方で、それぞれの機能には確実に磨きがかかっており、特にカメラ機能は刷新と呼んでいいほどの進化を遂げている。

 

iPhone 12のときは、最上位モデルとして「iPhone 12 Pro Max」のみセンサーサイズが大きく、手ブレ補正の方式も唯一センサーシフト式を採用していたが、今年は「iPhone 13 mini」を含む「無印」のiPhone 13と、「Pro」の名を冠するモデルでカメラ機能に差をつけてきた。

 

これにより、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxの差分は、純粋に画面の大きさだけになったというわけだ。

 

↑iPhone 13 Pro/Pro Maxはカメラを刷新

 

Proの名がつくiPhoneは暗所撮影が強いうえに、マクロ撮影、映画のような撮影などが可能に

iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxは標準広角カメラに、画素ピッチ1.9μmのセンサーを採用した。これまでのiPhoneでもっとも画素ピッチが大きかったのはiPhone 12 Pro Maxの1.7μmだったが、iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Maxはさらに大型化を進めている。

 

またレンズのF値もF1.5になり、暗所での撮影にさらに強くなった。

 

これに加えて、望遠カメラは焦点距離が変わり、35mm判換算で77mmに。これによって光学ズームは「iPhone 12 Pro」の2倍やiPhone 12 Pro Maxの2.5倍より高倍率な3倍になっている。さらに超広角カメラもF1.8になったうえに、新たにオートフォーカスが加わった。

 

↑センサーを大型化し、レンズも明るくなった

 

↑望遠カメラは77mmになり、ちょうど3倍ズームに

 

また、この超広角カメラはマクロ撮影にも対応。被写体に近づいていくと自動的にマクロモードに切り替わり、物や草花、食べ物などのディテールをクッキリと写すことが可能だ。

 

さらに、撮影モードには新たに「フォトグラフスタイル」が導入された。これは、単純なフィルターと違い、肌のトーンを一定に保ったままコントラストを高めたり、暖かみを出したりできる機能。機械学習で写っているものを認識できる、iPhoneならではの新機能だ。

 

↑マクロモードで撮影した写真

 

↑肌のトーンを一定に保ったまま、背景の鮮やかさや細部のトーンなどを変えられるフォトグラフスタイル

 

動画撮影も大きく進化し、「シネマティックモード」に対応した。フォーカスを合わせる人物をシーンごとにiPhone側で判断して、あたかも映画のワンシーンのように自動で切り替えることが可能。タップしてフォーカスを合わせたあと、編集でピントの合う場所を変える機能も用意されている。

 

こうした処理ができるのも、最新のiPhoneに採用されたチップセット「A15 Bionic」の高いパフォーマンスがあってこそだ。

 

↑映画のようなピント合わせを実現するシネマティックモードに対応

 

ディスプレイは、新たに「ProMotion」に対応し、10Hzから120Hzの間でリフレッシュレートを自動で切り替える。画面の滑らかさと省電力を両立させた機能だが、これを搭載したのもProの名を冠した2機種のみになる。

 

なお、細かな点では、屋外での明るさが最大1000ニトと、さらにディスプレイが明るくなっているのも特徴だ。

 

iPhone 13もカメラ機能が大きく進化

一方で、iPhone 13やiPhone 13 miniは、広角と超広角のデュアルカメラを踏襲しながら、センサーサイズはiPhone 12 Pro Maxと同じ1.7μmに拡大した。先に挙げたフォトグラフスタイルやシネマティックモードにも対応するなど、無印のiPhoneとしてはカメラ機能が大きく進化している。

 

このほか4機種とも、Face ID用のノッチがコンパクト化するなど、正統進化ながら、各機能にはしっかり磨きがかかった印象を受ける。

 

↑iPhone 13やiPhone 13 miniもカメラのハードウェアは進化している

 

Apple Watch Series 7はディスプレイの大型化がポイント

これらに加えて、スマートウォッチのApple Watch Series 7も発表された。今年は、投入時期がやや遅れ、iPhoneより後の秋発売になり、正確な日程も公表されていないが、サイズはそのままにディスプレイサイズが大型化しており、印象が変わった。

 

充電時間も、Apple Watch Series 6比で33%高速化するなど、基本性能も向上した。耐久性も上がり、歴代最高になったという。

 

↑Apple Watch Series 7はディスプレイサイズが大型化。ベゼルが細くなり、デザインが洗練された

 

新鮮味に欠けるところはあったものの、製品の完成度は高そう

デザインを含めた、フルモデルチェンジを果たしたiPad miniやApple Watch Series 7に対し、基本性能やカメラ機能を向上させたiPhone 13シリーズやiPadは新鮮味に欠けるところはあったものの、いずれの製品も完成度は高そうだ。

 

特にiPhone 13シリーズのカメラは、画質を向上させただけでなく、シネマティックモードでの動画撮影といった新たな提案があり、ぜひ使ってみたいと思わせる1台に仕上がっている。

 

Apple Watch Series 7以外はいずれも24日に発売される。発売まで残すところあと1週間。その時が今から楽しみだ。

 

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iPhone 13シリーズとiPhone 12シリーズは何が違うの? 主な違いを比較

アップルが、9月15日に発表したiPhone 13、iPhone 13 Proシリーズ。ムービー撮影などの進化が注目される本シリーズですが、販売が継続される前モデルのiPhone 12とはどこが違うのか、それぞれの主な違いと主な共通点をまとめてみました。

 

①ディスプレイ

↑新作のiPhoneは、ノッチが縮小され、画像の表示領域が拡大

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
5.4インチSuper Retina XDRディスプレイ

2340×1080pix

476ppi

6.1インチSuper Retina XDRディスプレイ

2532×1170pix

460ppi

5.4インチSuper Retina XDRディスプレイ

2340×1080pix

476ppi

ノッチの縮小化

6.1インチSuper Retina XDRディスプレイ

2532×1170pix

460ppi

ノッチの縮小化

6.1インチProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ

2532×1170pix

460ppi

ノッチの縮小化

6.7インチProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ

2778×1284pix

458ppi

ノッチの縮小化

 

画面サイズは、iPhone 13/iPhone 12ともにminiが5.4インチ、iPhone 13 Pro Maxが6.7インチで、ほかは6.1インチ。解像度は、画面サイズにより異なります。

 

iPhone 13 Proシリーズは、”ProMotion搭載”Super Retina XDRディスプレイを採用していて、最大フレームレート120Hzに対応。ゲームプレイ時にフレームレートを向上させ、通常時は落とすなど、10~120Hzの範囲で自動調整する機能も備えています。

 

また、iPhone 13以降では、フロントカメラを搭載するノッチ部分が縮小されており、より広い範囲の画像表示を可能にしました。なお、6機種のディスプレイ全てが、OLEDディスプレイ(有機EL)となっています。

 

②カメラ

↑iPhone 13シリーズでは、レンズの配置を12シリーズの縦並列から対角に変更しました

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

光学式手ブレ補正

広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

光学式手ブレ補正

広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

広角・超広角・望遠

6倍の光学ズームレンジ

デュアル光学式手ぶれ補正

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

LiDARスキャナ搭載

ナイトモードのポートレート

広角・超広角・望遠

6倍の光学ズームレンジ

デュアル光学式手ぶれ補正

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

LiDARスキャナ搭載

ナイトモードのポートレート

 

カメラ性能では、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone 13 Proシリーズの間に明確な差があります。

 

まず、iPhone 12シリーズとiPhone 13シリーズを比較すると、手ブレ補正機能がiPhone 13シリーズは、高性能なセンサーシフト光学式手ブレ補正を標準搭載。また、ムービー撮影中に、被写体にあわせて自動でピント調節をする、シネマティックモードにも対応しています。

 

これに加えて、iPhone 13 Proシリーズでは、カメラが3基になっているため光学ズームレンジが6倍に拡大し、被写体との距離をレーザーで測るLiDARスキャナも搭載。さらに、ナイトモードでもポートレート撮影が可能になっているほか、RAWデータの記録、長編映画や放送向けの映像で使用されているフォーマット「ProRes」への対応など、Proの名に恥じない性能を備えました。

 

③チップ

↑アップルの発表によれば、A15 Bionicは、「他社主要製品より、50%高速」とのこと

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
A14 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A14 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU5コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU5コア、ニューラルエンジン16コア)

 

iPhone 12シリーズはA14 Bionic、iPhone 13/iPhone 13 ProシリーズはA15 Bionicを搭載。世代が異なるため、A15 Bionicのほうが高性能です。

 

また、iPhone 13 Proシリーズのみ、GPUが5コアと、グラフィック性能がより高まっているため、高負荷なグラフィック表示を要求されるゲームにも向いているでしょう。

 

④バッテリーの持ち時間

↑新世代のiPhoneは、バッテリーの持続時間を従来機種より向上させました

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
最大15時間のビデオ再生 最大17時間のビデオ再生 最大17時間のビデオ再生 最大19時間のビデオ再生 最大22時間のビデオ再生 最大28時間のビデオ再生

 

バッテリー性能には段階的な違いがあり、上位モデルであるほど、バッテリーの持続性は高くなっています。また、iPhone 12シリーズとiPhone 13シリーズの間での世代間格差も存在します。

 

⑤ボディ素材とカラーリング

↑iPhone 13シリーズのカラバリ

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
アルミニウム

6色(パープル・ブルー・グリーン・プロダクトレッド・ホワイト・ブラック)

アルミニウム

6色(パープル・ブルー・グリーン・プロダクトレッド・ホワイト・ブラック)

アルミニウム

5色(スターライト・ミッドナイト・ブルー・ピンク・プロダクトレッド)

アルミニウム

5色(スターライト・ミッドナイト・ブルー・ピンク・プロダクトレッド)

ステンレススチール

4色(シルバー・グラファイト・ゴールド・シエラブルー)

ステンレススチール

4色(シルバー・グラファイト・ゴールド・シエラブルー)

 

ボディ素材は、iPhone 13 Proシリーズのみがステンレススチール、それ以外はアルミニウムとなっています。カラバリはiPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone 13 Proシリーズでそれぞれ異なっており、iPhone 13 Proシリーズにはプロダクトレッドがありません。

 

⑥本体サイズと重さ

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
64.2×131.5×7.4mm

133g

71.5×146.7×7.4mm

162g

64.2×131.5×7.65mm

140g

71.5×146.7×7.65mm

173g

71.5×146.7×7.65mm

203g

78.1×160.8×7.65mm

238g

※サイズはすべて、幅×高さ×厚み

 

iPhone 13シリーズは、iPhone 12シリーズと比べて、ほんの少し厚く、重くなりました。ただし、どちらもわずかな差に収まっており、体感での違いはあまりなさそうです。

 

一方、iPhone 13 Proは、iPhone 13と同一の画面サイズ、本体サイズながら、重さには30gの開きがあります。

 

⑦容量と価格

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
64GB:6万9800円

128GB:7万5800円

256GB:8万7800円

64GB:8万6800円

128GB:9万2800円

256GB:10万4800円

128GB:8万6800円

256GB:9万8800円

512GB:12万2800円

128GB:9万8800円

256GB:11万800円

512GB:13万4800円

128GB:12万2800円

256GB:13万4800円

512GB:15万8800円

1TB:18万2800円

128GB:13万4800円

256GB:14万6800円

512GB:17万800円

1TB:19万4800円

 

iPhone 13シリーズでは、容量の下限が128GBからとなり、大容量化が進行。iPhone 13 Proシリーズでは、iPhone初となる1TBモデルが登場しました。

 

 

6機種で共通の主なポイント

↑「探す」機能に対応したMagSafeウォレットアクセサリ。アクセサリを紛失しても安心です

 

・エッジ部分が角ばった本体デザイン

OLEDディスプレイ(有機EL)

・Face IDの搭載(指紋認証は非対応)

・IP68等級の防塵・耐水性能

・MagSafeアクセサリとワイヤレス充電への対応

 

今回の進化ポイントは、カメラの高性能化、チップの高性能化、大容量化、と言えそうです。新型iPhoneの予約は、9月17日午後9からスタート。発売日は9月24日となっています。

最高スペックの「iPhone 13 Pro」登場、マクロ撮影可能なカメラや最長バッテリーなどを搭載

アップルは9月15日、最新の「iPhone 13 Pro」シリーズを発表。6.7インチの「iPhone 13 Pro Max」と6.1インチの「iPhone 13 Pro」をラインアップします。価格は以下のとおりです。

 

iPhone 13 Pro Max
128GBモデル 13万4800円(税込)
256GBモデル 14万6800円(税込)
512GBモデル 17万800円(税込)
1TBモデル 19万4800円(税込)

 

iPhone 13 Pro
128GBモデル 12万2800円(税込)
256GBモデル 13万4800円(税込)
512GBモデル 15万8800円(税込)
1TBモデル 18万2800円(税込)

 

予約は9月17日開始で、販売は9月24日からとなります。

 

iPhone 13 Proシリーズは、カメラシステムの最大の進歩、これまでで最長のバッテリー持ち、最速のパフォーマンスを備えたとするモデル。ここでは、その特徴をいくつかのポイントに分けて紹介します。

 

ポイント1 あらゆるスマホで最速のグラフィックパフォーマンス

まずは搭載されている最新チップから見ていきます。iPhone 13 ProシリーズにはA15 Bionicチップが搭載。新しい6コアCPUと5コアGPUという構成になっており、これまでのiPhoneで最高のグラフィックパフォーマンスを実現するうえ、あらゆるスマホで最速のグラフィックパフォーマンスを実現したとうたっています。

 

ポイント2 3眼カメラはマクロ撮影や明るい撮影が可能

続いてカメラを見ていきます。カメラは12MPセンサー搭載で77mmの望遠、広角、超広角カメラの3眼構成。さらに、A15 Bionicチップによる新しい画像信号プロセッサーを搭載しており、これまでのiPhoneで最高のカメラシステムを備えたといいます。

 

↑3眼構成のiPhone 13 Proシリーズ。iPhone 13シリーズにはない望遠が追加されています

 

また、超広角はマクロ撮影も可能。2cmまで寄って被写体を撮影できるほか、スローモーションやタイムラプス動画の撮影も可能です。なお、光学ズームは3倍となっています。

 

↑マクロはこのように鮮明な撮影が可能

 

さらに、超広角はf値1.8に加えて新たなオートフォーカスシステムを採用することで、より明るい撮影が可能。これに加えて3眼すべてで暗い場所でも撮影できる「ナイトモード」や、色やコントラスト・照明を改善することで複数人が写る撮影でも全員の顔が明るくなる「スマートHDR4」などを搭載しています。

 

↑超広角カメラはこれまで以上に多くの光を集め、暗くなりにくい撮影ができます

 

一方の動画では、撮影中に自動でフォーカスを変更できる機能を備えたシネマティックモードを搭載するうえに、長編映画や放送向けの映像で使用されているフォーマット「ProRes」に対応。より高い色再現度と優れた圧縮を実現するといいます。

 

↑動画中に新たな被写体が登場すると、その被写体にピントを合わせるシネマティックモード

 

このほか、動画は4K/30p撮影が可能です。

 

ポイント3 最大120Hz対応の「ProMotion」採用Super Retina XDRディスプレイ

ディスプレイは最大フレームレート120Hzに対応する「ProMotion」採用のSuper Retina XDRディスプレイを搭載。可変フレームレートにも対応しており、ゲームプレイ時はフレームレートを最大にし、通常操作ではフレームレートを落とすなど、10~120Hzの間でフレームレートを自動変更します。

 

↑最大120Hz駆動に対応。スマホゲームも楽しめます

 

また、有機ELパネルを採用するうえに、明るさはこれまでのiPhoneで最大の1000ニットを実現しています。

 

ポイント4 前モデルに比べて最大2時間半長持ちするバッテリーと高耐久ボディ

バッテリーはA15 Bionicチップによる優れた電力効率性と大型バッテリーを搭載することで、iPhone 13 Pro MaxであればiPhone12 Pro Maxに比べて最大2時間半長持ちするとのこと。ビデオ再生の場合は、最大28時間再生が可能です。

 

↑これまでのiPhoneで最長のバッテリー容量を実現

 

また、ボディの素材は耐摩耗性と耐腐食性を備えたステンレススチールバンドやテクスチャード加工のマットガラスバックなどを採用。さらに表面全体にナノメートルスケールの金属セラミックを何層も塗布して耐久性を確保しています。

 

これに加えて、IP68等級の防塵・耐水性能を備えています。

 

iPhone 13 Pro Maxの本体サイズは約幅78.1×高さ160.8×厚さ76.5mm、重さは238g。iPhone 13 Proは幅71.5×高さ146.7×厚さ7.65mmで、重さは203gです。

 

ここ数年は20万円超えも珍しくないiPhoneですが、今回は1TBモデルでも19万円台とちょっとお買い得です。早めに購入したいという人は、9月17日の予約に臨みましょう。

 

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動画視聴やオンライン会議が劇的にラクになる! MagSafe充電器専用スタンドが便利

MagSafeで充電をしたままで、通知を確認したり、動画を見たり、オンライン会議に参加したり……それをラクにするMagSafe充電器専用スタンド「OWL-MSSTD01」が、オウルテックから発売されました。

↑OWL-MSSTD01 ※使用には別売のApple純正MagSafe充電器が必要です

 

同製品は、Apple純正MagSafe充電器を装着して使用する、iPhone 12シリーズ専用アルミスタンド。自由自在に角度調整が可能で、下部にはシリコンパットも付いているので安定性もあります。折りたたみ式でコンパクトに収納可能な本体は、持ち運びもラクラク。

 

「スマホ用のスタイリッシュなアルミスタンドシリーズ(OWL-STD03)が人気なので、その路線でMagSafeスタンドも作ってみたいと思いました。MagSafe装着部には、排熱用のホールがあり、動画視聴やオンライン会議などでも負荷が少なくなるように工夫しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

アルミ製なのでiPhone本体とも相性が良く、インテリアにも溶け込むシンプルなデザインで、充電中にスタンドや端末が熱くならないのか気になるところですが、熱対策もしっかりしているとのことで安心。

 

スタンドは2軸で、それぞれ180度展開可能なので、使い込んでいるうちに、使い方によってそれぞれ違う、自分だけの“理想の角度”が見つかるかも!? そんな愛着も湧きそうなワイヤレス充電スタンドです。

端末をしっかりガード!「iPhone 12」向け耐衝撃ケース5選

2020年秋発売の「iPhone 12」。ディスプレイには「セラミックシールド」という強化ガラスが使用され、従来のモデルより耐落下性能に優れていますが、それでも万が一の破損はやっぱり怖い! そこで今回は、落下時などの衝撃を吸収し和らげることができる、耐衝撃ケースのおすすめ5選をご紹介します。

 

目次

 


ケースを付けたままワイヤレス充電も可能!


Spigen iPhone 12 | 12 Pro(6.1インチ)ケース ウルトラハイブリッド

衝撃を吸収する側面のTPU素材と、背面の透明度が維持出来るハードなポリカーボネートを組み合わせたケース。本体の薄さを維持しつつ、カメラレンズもしっかり保護出来る高さに設計されています。両面とカメラレンズに段差を設置し、予期せぬダメージから守ります。また、落下時の衝撃をできる限り緩衝できるよう、四隅で衝撃を吸収する「エアクッションテクノロジー」を採用。本体機能でもある「ワイヤレス充電」も、ケースを装着したまま行えます。

【詳細情報】
重量:29g
カラー:クリスタルクリア・サンドベージュ・ネイビーブルー・マットブラック・レッド

 


画面だけでなく大切なレンズも傷から守る段差設計!


Humixx For iPhone 12 ケース 耐衝撃

サイドのTPU素材には、マットな滑り止め加工が施されているのでグリップ感がよく、落下防止にもなります。ケース表面には指紋付着防止ナノオイルコーティングを施しており、汚れや指紋が付きにくく、指紋の痕が嫌な方におすすめです。正面側の縁は液晶より1.5mm高いため、画面を下にして置いても液晶への傷を最小限に防ぐことができ、背面のレンズ部分は高低差のある設計でレンズより1.2mm高いので、大切なカメラレンズを傷から守ることができます。また、レンズ部分は大きくカットされ、夜間に撮影する場合もフラッシュの乱反射を防止します。

【詳細情報】
重量:35g

 


柔らかなゴム素材だから取扱いやすさ抜群!


McDuLL iPhone 12 360度保護 耐衝撃性ケース

握りやすさ、取り付けやすさ、取り外しやすさに優れた柔らかなゴム素材のケース。エッジの突起でカメラを保護し、両面には耐摩耗性がある9H強化ガラスを使用。高品質の柔らかいTPUと四隅のエアクッションで衝撃を吸収します。保護ケースを装着していてもワイヤレス充電が可能。ユーザーからは「ちょうど前面、背面のカバーが側面でピッタリ重なる感じなので、側面部分が二重になって落下時の衝撃を吸収できるほど、しっかりとしています。ボタン操作も問題がありません」という声も。

【詳細情報】
重量:47.3g
カラー:ブラック、グリーン、レッド、ブルー

 

落ち着いたカラーとハニカムパターンがおしゃれ


Caseology 耐衝撃 iPhone 12 ケース ハニカム パララックス

マット仕上げケースの背面にサラサラな立体ハニカムパターンを加えた人気のケースです。柔らかいTPUケースに、ポリカーボネート素材のバンパーをさらに重ねたハイブリッド構造で、スリムさと保護力を兼ね備えています。精密なカットでボタンやホールにズレなくフィット。また、ワイヤレス充電に対応しています。シンプルで落ち着いたカラーでありながら、オシャレなパターンでシーンを選ばず使えます。

【詳細情報】
梱包重量:120g
カラー:マットブラック・ミッドナイトグリーン・バーガンディ・ミッドナイトブルー

 


定期券やクレジットカードの収納スペース付き!


Spigen iPhone 12 | 12 Pro(6.1インチ)ケース スリムアーマーCS

ソフトなTPUとハードなポリカーボネート素材を組み合わせたケースです。四隅に施したエアクッションの加工で衝撃を吸収します。背面をスライドさせると、交通系電子マネーやクレジットカードなど、最大2枚まで収納できるのが特徴。ユーザーからは「前回使用していたスマホから使っていますが、後ろにカードポケットがついており、収納しているカードを使うことはほとんどないけれど、付いているととても便利です。このケースは大好きです」という声も。

【詳細情報】
重量:46g
カラー:ブラック、ローズゴールド

 

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手頃なサイズで意外に落としやすい!?「iPhone 12 mini」を保護する耐衝撃ケース5選

発売以来、手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で人気を集めている「iPhone 12 mini」。扱いやすいサイズですが、小さい分、意外と手から落としやすいという懸念点も。そこで今回は、万が一の衝撃から本体をしっかり守る、耐衝撃性に優れたケースを紹介します。丈夫なポリカーボネート素材と、衝撃を和らげるソフトなTPU素材を組み合わせたケースが、特に人気のようです。

 

目次

 


クリアケースにありがちな黄ばみを防ぐバイエルTPU素材を採用!


Humixx iPhone 12 mini用耐衝撃ケース

パネルと本体の間に0.3mmの隙間があるため、背面への衝撃を緩和し、本体をしっかりと守ります。また、背面はレンズより1.3mm高く設計されており、カメラレンズを傷から保護します。黄ばみに強いバイエルTPU素材と耐候性に優れたポリカーボネートパネルを採用しているのも特徴です。ユーザーからは「汚れがついてもサッと拭けば取れるし、この携帯の寿命まで使えそうです。グリップ感もあります。手にぴったりフィットして握りやすいです。ワイヤレス給電も試しましたが、もちろんちゃんと充電されました」という声も。

【詳細情報】
サイズ:135.8×68.5×11.5mm
重量:30g

 


段差設計でカメラのレンズも傷から守る!


Spigen iPhone 12 mini(5.4インチ)ケース タフアーマー

ソフトなTPUケースにハードポリカーボネートパーツを重ねた二重構造で、保護力を高めたMIL規格取得のケース。落下時の衝撃を和らげられるよう、四隅で衝撃を吸収する「エアクッションテクノロジー」、ケースの内側にクモの巣状の「スパイダーパターン」の衝撃吸収加工を採用しています。また、前面と背面のフチをわずかに高く設計し、ディスプレイとカメラのレンズを傷から保護します。ケースをはめてしまうと見えなくなりがちだったAppleマークも見える設計になっているのもうれしいですね。

【詳細情報】
サイズ:76.2×10.2×152.4mm
重量:37g
カラー:ブラック、ガンメタル

 


アウトドアシーンにもうってつけなトレッキングモデル!


エレコム iPhone 12 mini ハイブリッド ケース NESTOUT Trekking

アウトドアでの使用に最適なケース「NESTOUT(ネストアウト)」シリーズのトレッキングモデル。軽くて丈夫なポリカーボネートと弾力性のあるTPU、2種類の素材を使用した耐衝撃構造を採用しています。落下時に最も大きな衝撃が予想される四つ角にエアクッションを設置し、効率的に衝撃を吸収。また、ケース背面には凸型に設計されたベゼルを配置し、傷やダメージを防ぎます。 専用ホルダーが付属しており、バックパックのショルダーストラップなどに装着して、端末をワンアクションで脱着可能です。

【詳細情報】
梱包サイズ:212×114×40mm
発送重量:40g
カラー:オリーブ、スモーキーブルー、ブラック、ライムイエロー

 


ワイヤレス充電、サイドボタン操作などもスムーズなサイズ!


Miracase iPhone 12 mini用 TPUバンパーカバーケース

ガラスフィルム付き全面保護ケースカバー。高感度スクリーンガラスプロテクターは、スクリーンにフィットし、クラック・透かし・指紋・すり傷を防止してくれます。また、ソフトな衝撃吸収性TPUバンパーにより、スマホを360度保護。四隅で衝撃を吸収する「クッションコーナー」を採用し、盛り上がったエッジは、落下やその他の衝撃から画面とカメラを保護します。適正なサイズ設計デザインにより、ワイヤレス充電、サイドボタン操作、スクリーンタッチなどもスムーズに扱えます。

【詳細情報】
梱包サイズ:150×80×18mm
発送重量:80g
カラー:ブルー、ブラック

 


定期券やクレジットカードが収納できる!


Spigen iPhone 12 mini(5.4インチ)ケース スリムアーマーCS

TPUとポリカーボネート素材を組み合わせており、四隅に施したエアクッションの加工で衝撃を吸収。交通系ICカードやクレジットカードなどを最大2枚まで収納できるのが特徴です。ユーザーからは「自分は定期券とキャッシュ&クレジットカードの2枚を入れて、お財布を出すことはほとんどなくなりました。お昼なんかは、携帯ひとつで行けるので、すごい楽です」「見た目もスッキリしていて思ったよりも嵩張ってなくていいです。カード入れにはPASMOともう一枚クレカを入れてますが、スマホリングを付けた状態でもちゃんとPASMOは認識されて支払いできるし自動改札も問題なく通れました」と好評です。

【詳細情報】
サイズ:76.2×10.2×152.4mm
重量:40g
カラー:ブラック、ローズゴールド

 

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※耐衝撃性能の発揮はメーカー規定の取り扱い方にのっとった場合に限ります。

※性能の保証はメーカーが負います。

iPhone新色からAirTag、Apple TV 4Kまで! Apple Eventに登場した注目製品を一挙に紹介

4月21日午前2時(日本時間)から行われたApple Eventでは、iMacやiPad proのほかにも多数の新製品が登場しました。こちらの記事では、それらの注目アイテムを一挙紹介します。

 

iPhone 12の新色パープル

iPhone 12の6.1インチと、5.4インチのiPhone 12 miniに追加される新色パープルが紹介されました。スペックや価格などは既存モデルと同様になります。価格はiPhone12が9万4380円~、iPhone 12 miniが8万2280円~。

↑iPhone 12と12 miniに追加される新色パープル

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

紛失や忘れ物を防ぐ「AirTag」

AirTagはBluetoothを利用したトラッカーで、ユーザーの持ち物をあっという間に見つけてくれます。iOSデバイスの「探す」から検索が可能で、iPhone 12のようなU1チップを搭載したデバイスなら、紛失した物が近くにあればAR表示を用いて誘導してくれます。さらに、「Hey Siri、お財布を探して」と指示すれば、タグ自身に搭載しているスピーカーを鳴らして見つけることも可能です。

↑コインのような大きさのAirTag

 

↑マップなどから場所を確認できます

 

↑U1チップを搭載したiPhone 12なら、より詳細な案内を表示できます

 

また、AirTagは不要な追跡に使われないように設計されています。誰かのAirTagがユーザーの持ち物に紛れ込んでも、iPhoneが検知してアラートを表示するなど、プライバシーに配慮した設計となっています。

 

そのほか、1年以上使えるバッテリーと耐水性能も備えています。Apple Store Appで購入すると、イニシャル、絵文字、または両方を組み合わせた刻印で自分だけのAirTagをオーダーすることも可能。価格は1個3800円、4個パックが1万2800円。専用のキーリングやループなども用意されます。

↑キーリングやループといった専用アクセサリーも用意されます

 

iPhone連携でどんなテレビでもプロ画質で楽しめる

Apple TV 4Kは、A12 Bionic搭載によってかつてないレベルのパフォーマンスを実現しました。ドルビービジョンなどハイダイナミックレンジの形式に対応しており、リアルな色合いや細部を表現。また、HDR高フレームレートで、より滑らかにビデオを再生することができます。そして、ゲームプレイが一段とリアルとなり、120Hzフレームレート対応で動きもよりスムーズになっています。

↑新しいApple TV 4K

 

↑A12 Bionicチップにより性能を強化

 

リモコンのSiri Remoteはタッチ対応クリックパッドを搭載しており、5方向の操作ができ、素早く映像コンテツを選択できます。外側のリングを使い、ジョグコントロールも可能。リングを回して、映像を目的の場所まで早送りする事も可能。さらに、テレビ用の電源操作やミュートができるボタンも備えられています。

↑新しくデザインされたSiri Remote

 

そして、さらに高画質で映像を楽しむための機能があります。通常、テレビはメーカーごとに色味や画質が異なりますが、iPhoneの先進的なセンサーを連係してキャリブレーションを行い、どんなテレビでもプロが確認している画質と同じように調整できます。価格は32GBモデルが2万1800円、64GBモデルが2万3800円。

↑iPhoneの光センサーをテレビ画面の表示位置に合わせます

 

↑カラーバランスなどを測定し、テレビに合わせた画質にApple TVの方で調整します

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

今回のイベントで注目を集めたiPad ProやiMacだけではなく、ここで紹介した新製品も高スペックなものばかり。特にAirTagは性能だけではなく、ファッションのひとつとして活用することもできそう。AppleTV 4Kは自宅での時間が増えるなかで気軽に高品質なネット動画を楽しめるようになります。Appleのならではの魅力的なアイテムが出揃った新製品発表会でした。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

丈夫で画面割れから守るだけじゃない! 様々な特徴を持った、iPhone 12用ガラスフィルム5選

2020年秋に発売された「iPhone 12」シリーズは、ディスプレイに「セラミックシールド」と呼ばれる新素材が採用されており、従来のiPhoneより丈夫なディスプレイになっていますが、それでも万が一の“画面割れ”が心配……。ここでもやはり頼りたいのが保護フィルム。元々はディスプレイを守るためのものなので、“丈夫であること”は基本中の基本ですが、様々なニーズにこたえる特徴を持った製品が最近では増えています。今回はネット通販で人気のiPhone 12用ガラスフィルムをご紹介します。

 

目次

 


ケースと干渉しないほどよいサイズ感!


NIMASO 2枚セット ガラスフィルム iPhone 12/iPhone 12 Pro/11/XR用

しっかりとしたラウンドエッジ加工が施されており、引っかかりのないデザイン。表面硬度9Hと非常に高い硬度の素材を採用し、日々の生活で発生しうるスリ傷はもちろんのこと、不注意で落下してもスマホをしっかり守れます。本体の縁にスペースを残すデザインを取っているため、スマホケースと干渉せず併用できるのも特徴です。また、専用の貼り付けガイド枠が同梱されており、ガイド枠を利用することで、本体とフィルムがズレることなく簡単にフィルムを貼ることができます。

【詳細情報】
梱包サイズ:18×11×1.6cm
重量:80g

 


透明度抜群でFace IDにも対応!


ESR iPhone 12 ガラスフィルム 2枚入り

最大で5kgの力に耐えられるように強化されているiPhone 12/iPhone 12 Pro用保護フィルム。透明度抜群のガラスにより、簡単にFace IDでロック解除できます。付属のクリーニングキットと貼り付けガイド枠を使えば貼り付けも簡単。ユーザーからは「同梱のガイドを利用して貼り付けることでスピーカー位置もズレることなくしっかりと貼り付けることができ、貼る時に気泡が入ってしまっても使用している間にすぐ気泡が抜けていくため、快適に使用できます」という声も。

【詳細情報】
サイズ:14.36×6.84×0.03cm
重量:80g

 


万が一割れたときも安心の飛散防止加工!


Spigen iPhone 12 | 12 Pro ガラスフィルム Glas tR EZ Fit(2Pack)

飛散防止加工が施されているので、万が一割れたときも安心のフィルムです。貼り付けキットが付いており、簡単に位置決めができ、初心者でも簡単に貼り付けることが可能。硬度9H以上で傷つきにくく、側面は曲面加工され、滑らかな手触りでガラスの厚さが気になりにくい設計です。レビューには「貼り付けキットがあるおかげでほぼ間違いなく失敗しないという安心感はとても大きいです。フィルム自体も指の滑りもよく、ひっかかりもないので不満はありません」という声も。

【詳細情報】
サイズ:16.18×8.89×0.71cm
重量:120g

 


強靭さと360°曲げても割れない柔軟性を両立!


OVER’s 10H ガラスザムライ 高品質 iPhone 12 (らくらくクリップ付き)

柔軟性と強度を兼ね揃えた、フィルムをOの字まで360度曲げても割れない独自開発の「Oシェイプ」技術を採用。 表面硬度は10H(鉛筆硬度試験)と高く、カッターやナイフでも傷つけられない硬度で本体を守り抜きます。失敗せず貼り付けられる付属クリップ付き。ユーザーからも「触った感触もスルスルとしていて操作しやすく、指紋も付きにくいと感じます。らくらくクリップは使った後はスマホスタンドにもなる。ここまで至れり尽くせりでこの値段はかなり安いと思います」と好評です。

【詳細情報】
梱包サイズ:25×15×2cm
発送重量:100g

 


カメラ用の保護フィルムやケースも付いたお得なセット


AloMit iPhone 12用ガラスフィルム3枚+レンズ保護フィルム3枚

画面ガラスフィルム3枚、カメラ保護フィルム3枚、透明ケース1個のセット。表面硬度9Hの旭硝子製を採用し、丈夫な素材と剛性の高い構造で、保護ガラス表面の傷を防止して長く安心して使えます。画面ガラスの厚みは0.22mmで透明度は99.9%と高く、iPhone本体が持つ高精細な画面を損なうことはありません。また、特殊な飛散防止設計により、万が一割れてしまった際にもガラス片が飛散することなく、高い安全性を実現しています。四隅には、高品質の強靭性TPU素材を採用し、落下時の衝撃を最大限に吸収して本体を守ります。

【詳細情報】
サイズ:40.61×22.83×2.54cm
重量:0.64g
セット内容:画面ガラスフィルム3枚+レンズ保護フィルム3枚+衝撃吸収コーナーケース1個

 

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カメラ部分を傷や汚れから保護する、iPhone 12用レンズカバー5選

スマートフォンを新しく購入したとき、ボディはケースで守り、ディスプレイは保護フィルムで守り……と、“万が一”に備えてガードを固めますよね。しかし、意外と傷付きやすく、ガードを怠りがちなのがカメラ。鍵などの小物と一緒にポケットやバッグに放り込んでおくと、知らぬ間に傷が付いていることも起きがちなのです。そんな大事なスマートフォンの高性能レンズを、細かい傷から守ってくれるのがレンズカバーです。今回は、2020年秋に発売され、まだまだ人気の「iPhone 12」のレンズカバーをご紹介します。

 

目次

 


台座ごとカバーできる構造だから防塵効果◎!


Xeokone iPhone 12用 カメラフィルム 2眼レンズ保護

レンズ部分だけではなく四角い台座部分もカバーできる、剥がれにくいカメラカバーです。カバーの密着度合いが高いので、レンズのみを覆うカバーと比べて防塵効果が高く、ホコリが入りにくい構造です。高品質なメイドインジャパンの旭硝子製、ハードコーティング加工により外部からの衝撃をフィルムが吸収し、画面へのダメージを最小限に抑えます。万が一破損した際も飛散防止加工によって破片はほとんど飛び散りません。また、強力な撥水撥油コーティングを施しているため、汚れや油分をはじき、指紋が付きにくくなっています。

【詳細情報】
梱包サイズ:18.2×10×2.2cm
発送重量:40g

 


エアーレス加工で気泡が消えるから誰でもきれいに貼れる!


ALLFUN iPhone 12用 カメラフィルム 硬度9H

レンズに置くだけで自動的に吸着し、エアーレス加工により気泡が消えるので、誰でもきれいに貼り付けることができます。撥油疎水コーティング加工で、耐油性に優れ、指紋が付きにくく、付着した汚れも簡単に拭き取れます。強化ガラスフィルムは日本製の旭硝子を採用し、業界最高レベルの9H硬度で耐衝撃性と耐傷性に優れ、飛散防止加工も施されています。高い光通過率で撮影時の画質を損ないません。

【詳細情報】
梱包サイズ:9.4×5.8×1.6cm
発送重量:20g

 


万が一割れても破片が飛び散りづらいから安全!


SUGURE iPhone 12 カメラフィルム レンズ保護 アルミニウムカバー

非常に薄いアルミニウム合金と強化ガラスレンズを使用した、フルカバータイプの保護フィルム。9H硬度で傷、破損を防ぎます。透明度は99%以上。飛散防止加工により万一割れても強化ガラス破片が飛び散りづらく、とても安全です。ユーザーからは「カメラのガードは、地面などに落としてもしっかりとガードしてくれていて、粘着力がとても強く、見映えも変わらなくて最高です!」という声も。

【詳細情報】
梱包サイズ:7×7×1.6cm
発送重量:10g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


2.5Dラウンドエッジ加工で貼り付け後も自然な仕上がり!


AUNEOS iPhone 12用 カメラフィルム フラッシュ穴に黒ゴム

カバーの縁は2.5Dラウンドエッジ加工で、段差を感じない自然な仕上がり。2眼のレンズ部分だけでなく、四角い台座部分もカバーする、剥がれにくいレンズカバーです。露出オーバー防止のため黒い縁取りをしており、フラッシュ撮影でカバーが光ってしまう現象を防止します。ガラス透明度は99.9%と高く、貼ったままでもカメラ撮影に影響はほとんどありません。旭硝子製の強化ガラスを使用した本品は、カメラレンズ全面を守り、バッグやポケットの中で付いてしまう引っかき傷に対して高い耐性を持ちます。

【詳細情報】
梱包サイズ:13.6×7.4×1.6cm
発送重量:20g

 


失敗しても貼りなおせる2枚入り!


YOFITAR iPhone 12用 カメラフィルム 露出過度防止

フィルムは失敗してしまっても貼り直せる2枚入りなので、貼り付けが苦手な人にも安心です。9Hガラスフィルムを採用し、落下時のカメラへの衝撃、破損を防ぎ、鋭いものからの摩擦による細かい傷などもしっかりガード。四角い台座ごと覆って保護しながら、カメラレンズ内のホコリの巻き込みを防止します。透過率99.9%のクリアガラスで、装着した状態でも、美しい映りはそのまま。特殊加工により、ガラスフィルム全体が粘着面になっています。

【詳細情報】
梱包サイズ:10.4×6.9×2cm
発送重量:20g

 

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新料金プラン目前の今こそ再検討しよう! iPhone現行5機種、10のチェックポイント

3月にはMNO各社からオンライン専用の新ブランドなどが提供されることもあり、5G対応の通信プランをリーズナブルに選択できるようになります。2020年秋に発売されたiPhone 12シリーズが気になりつつも、「5Gモデルはちょっと高いからなぁ…」と二の足を踏んでしまっていた皆さんにとって、今春は維持費の見直しとともに、端末を新調するのにも最適なタイミングとなるでしょう。

 

本稿では、iPhone SE(第2世代)を含めて、改めて現行iPhoneの選び方について、10のポイントでチェックしていきます。

 

【記事内写真を見る】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

 

12シリーズ+SE(第2世代)=計5機種ある

2020年秋に登場した「iPhone 12」シリーズは、全部で4機種。価格が安い順に「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」です。これに、同年4月に発売された「iPhone SE(第2世代)」を加えた計5機種が、現行のラインナップとなります。なお、iPhone SE(第2世代)は、5Gには対応していません。

↑左から順に「iPhone SE(第2世代)」「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」

 

1)見た目を比べてみる → 12とSEに大きな差

外観については、ホームボタンのあるSE(第2世代)を除き、iPhone 12シリーズは、上部にノッチのある「X(テン)」シリーズのデザインで統一されています。本体のエッジはアンテナの都合もあって角張りました。前面ガラスには耐久性に優れる「Ceramic Shield」が使われていることも4機種で共通です。

↑SEより12 miniの方がディスプレイサイズが大きい。12と12 Proはサイズが共通している

 

また、iPhone 12シリーズには、ディスプレイにOLEDが使われており、コントラスト比が高いのが特徴。動画視聴時に、深みのある黒を表現できます。液晶ディスプレイを使う「iPhone SE(第2世代)」と比べると、視野角がついた際などに一定の差が出ます。

↑暗所で真正面からコンテンツを視聴する分には、SEでもバックライトが気になることはなく、黒の表現にそこまでの差は感じないが……
↑明るいところで、少し角度がつけてみると、黒の表現に違いがあるのが一目瞭然だ

 

一方で、「Touch ID(指紋センサー)」が使えることはSEだけの特権。どうしてもFace IDが苦手など、こだわりがある場合には、有力な選択肢となるでしょう。

 

2)サイズ感を比べてみる → 機動性は12 miniが◎

本体サイズに注目すると、最もコンパクトなのは「iPhone 12 mini」です。ホームボタンのある「iPhone SE」よりも小さく、筆者は片手で握った状態で、画面の対角線上もタッチ操作が行えました。

↑筆者の場合、片手持ちでは、SEと12 miniは最上段のアプリアイコンまで届いた。一方、12/12Proは上2段分が届かず、12 Pro Maxは上3段が届かなかった

 

12と12 Proは、これよりも一回り大きく、筆者の手では、端末を持ち直さないと画面上部には指が届きません。また、12 Pro Maxはさらに大きいので、片手でのタッチ操作では画面の半分程度まで届かすのがやっと。両手操作やリングタイプの周辺機器が必須です。

 

ただし、iOS 14では、背面タップ操作をカスタマイズすることで、コントロールセンターを表示するなどのショートカット操作が行えるようにもなっていますし、タッチ操作頻度の少ないホーム画面上部をウィジェット用に活用する手もあります。さらに、在宅時間が長い人ならば、「Siri(シリ)」を使って操作することで、最低限のタッチ操作で済んでしまう場面も増えているでしょう。文字入力も音声入力を活用できれば、さほど片手操作に囚われる必要はないかもしれません。

 

3)価格を比べてみる → SE(2nd)はやっぱり安い

各機種の画面サイズと、Apple Storeにおける価格(税別)は下記の通りとなります。

 

普段から外部ストレージを使って小まめに容量の整理を行えている人はともかく、一般的な運用を想定するならば、どの機種を選ぶ場合にも、長期的な運用を前提に128GB以上のモデルを選択するのが無難です。特に、SE(第2世代)/12 mini/12については、最小構成での価格の安さが目を引きますが、ストレージ不足に悩まされないためには、5000円プラスの128GBを基準に検討しておくべきでしょう。さらに、動画をよく撮影する人ならば、256GBを選んだ方が安心です。

 

4)チップセットを比べてみる → 12とSEで1世代違う

チップセットに関しては、iPhone 12シリーズは共通して「A14 Bionic」を搭載しており、4機種間に大きな性能差はありません。一方、iPhone SEも、2019年モデルの「iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max」にも使われた「A13 Bionic」を搭載。5Gには対応しないものの、アプリ利用で不満を感じることはほぼありません。

 

iPhone SE(第2世代) :A13 Bionic
iPhone 12シリーズ   :A14 Bionic

↑両手持ちでゲームアプリをプレイするならば、画面サイズ的に、12/12 Pro/12 Pro Maxがおすすめ。SEや12 miniでもできなくはないが、特にSEでは表示領域がかなり小さくなるので、画面上にゲームパッドなどが表示されるタイトルでは不利になる

 

5)スピーカーを比べてみる → 12シリーズの圧勝

内蔵スピーカーについては、iPhone 12シリーズ、SE(第2世代)のどちらもステレオスピーカー搭載しています。しかし、音質を聞き比べてみると、かなり差を感じます。

↑SEも十分な音量がでるものの、12シリーズの方がクリアかつ迫力ある音響を楽しめる

 

SEでも、10畳以上の部屋でスピーカー代わりになりそうな十分大きな音量は出せますが、低音域のクオリティでは、iPhone 12シリーズのそれに劣ります。

 

なお、iPhone 12シリーズに関しては、12 miniと12 Pro Maxを聴き比べてもさほど違いはありません。機種間での差分はさほど気にせずに選んで問題ないでしょう。

 

6)MagSafe対応は? → 12シリーズのみ

iPhone 12シリーズのみが使える新機能としては「MagSafe」があります。これは、背面に対応周辺機器をぴったりと張り付けられるという規格です。例えば、対応のワイヤレス充電器を使う場合、iPhone 12シリーズでは、充電器のコイルがずれるような心配がありません。また、カーマウントやカードを収納できるケースなども便利です。

↑カードを収納できるレザーウォレット(左)とMagSafe充電器(右)

 

一方で、iPhone 12シリーズには、端末自体に磁力があるため、腕時計などの磁力に弱い機器類などは重ね置きしないように気をつけておいた方が良い注意点も——。英語版のサポートページでは、ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)から15cm以上の距離を離すように、という注意書きも追記されています。

 

7)電池もちを比べてみる → 12 Pro Maxが有利か

各機種の画面輝度を最大にした状態で、Wi-Fi接続下でYouTubeの動画を3時間視聴し、バッテリーの減り具合を記録してみました。視聴した映像は、夜間に焚き火がゆらめいている動画で、OLEDに有利な条件ではありましたが、SEと12シリーズには大きな差が出ました。

 

↑Wi-Fi接続下でYouTubeを視聴し、30分毎にバッテリー残量の%を記録。120分経過後には、iPhone 12 Pro Maxが89%、iPhone 12/12 Proが85%、iPhone 12 miniが81%、iPhone SE(第2世代)が67%になった

 

また、iPhone 12シリーズの中でも、12 miniと、iPhone 12/12 Pro、12 Pro Maxのそれぞれには僅かに違いがありました。特にバッテリーもちが良かったのが、12 Pro Maxです。なお、今回のテスト条件では画面サイズが共通するiPhone 12と12 Proの間に大きな差は生まれませんでした。

 

なにより、iPhone 12 miniは電池もちが心配、という人も多かったでしょうが、SEと比べてみて、十分スタミナは高いと思うので、そこまで過敏に構える必要はないでしょう(まぁ、5G通信をした場合はどうなるかわかりませんが……)。

 

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8)背面カメラを比べてみる → 望遠ならProを

背面カメラの仕様に関しては、SE(第2世代)がシングルカメラを、iPhone 12/12 miniがデュアルカメラシステムを、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxがトリプルカメラシステムを搭載します。各機種のカメラの仕様は下記の通りです。

 

・iPhone 12 Pro Max
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.2絞り値
・iPhone 12 Pro
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.0絞り値
・iPhone 12
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値
・iPhone 12 mini
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値
・iPhone SE(第2世代)
画素数:1200万画素 広角:ƒ/1.8絞り値

 

旅行先の記念撮影など、超広角カメラでの撮影が行い場合には、12シリーズの方がメリットがあります。特に12シリーズは「スマートHDR 3」に対応したことで、逆光下などの難しい条件下でも鮮明かつ綺麗な写真が撮れることがポイント。下記の作例のように、従来機と比べてもカメラ性能の進化は顕著です。

↑「iPhone 12」の超広角カメラで撮影。「スマートHDR 3」の恩恵で、色味も自然に写っている。超広角やスマートHDR 3はSE(第2世代)にはないメリットの一つだ

 

↑比較用に、同じ構図を19年モデルの「iPhone 11 Pro」で撮影したもの。こちらはスマートHDR 3非対応なので、iPhone 12で撮影したものと比べて色味がやや不自然だ

 

また、望遠カメラが必要な場合には、Proシリーズを選択した方が満足度は高まるでしょう。例えば、遠くの被写体を撮影する際や、小物や食べ物を撮影するときに手元の影を入れたくないような場面で活躍します。

 

ちなみに、12 Proの望遠カメラが光学2倍相当なのに対し、12 Pro Maxは2.5倍相当で、倍率がやや異なります。実際に撮影してみると、12 Pro Maxの方がぐっと被写体に寄れるので、使い勝手は良好。屋外で花や鳥を撮影したり、遠くから子どもやペットを撮影するなら、後者の方が便利です。

↑各機種で一番上の枝を撮影。望遠カメラのあるProシリーズなら精細感を失わずに、葉の形を捉えられる

 

ちなみに、12シリーズは前面カメラでも、やや広角での撮影ができます。こちらは従来機種でも使えた特徴ではありますが、カメラアプリの中心に表示されるUIで、画角を切り替えられるのは、SEにはない特徴です。

 

9)動画撮影を比べてみる → 12シリーズが良好

動画撮影に関しては、iPhone 12 シリーズが「ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影」をサポートしたのがポイント。明暗差の激しいシーンでも、階調豊かな映像が撮影可能です。

 

↑「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」から「HDRビデオ」をオンにして(左)から撮影。焚き火を撮影した動画ファイルの左上に「HDR」と表示されている(右)

 

↑HDRで撮影した動画の一部をスクリーンショットで撮影したものがこちら。薪の黒い部分も黒つぶれせず、ディティールが残っているのがわかる(※ただし、表示するディスプレイや輝度によって見え方が異なることがあるかもしれない)

 

例えば、実際に撮影したHDR動画では、炎の明るい部分と、影になる薪の表面も精細感を残したまま、撮影できているのがわかりました。

 

なお、Proシリーズは60fpsまで対応しますが、12と12 miniは最大30fpsまでしか対応していない点が異なります。動画作品を作るのを目当てに購入する場合には、Proシリーズの方がおすすめですよ。

 

10)こだわり撮影機能を比べてみる → Proが◎

Proシリーズには、カメラシステムのなかに、iPad Proにも搭載された「LiDARスキャナ」が組み込まれました。AR機能を活用する際の空間認識が素早くでき、暗所や棚などの通常認識しづらい空間でも、AR機能が使いやすくなっています。

 

また、同センサーは、ポートレートモードの強化にも利用されています。12シリーズでは、暗所での「ナイトモードポートレート」撮影に対応するほか、被写体の輪郭をより正確に認識できるようになりました。

 

実際に撮影してみて、大きな違いを感じるのは、コップにストローが刺さっているような場面。LiDARスキャナーなしのモデルでは、ストローが背景として認識されてボケてしまうのに対し、Proシリーズではストローも被写体として認識されます。

↑iPhone 12 Pro/12 Pro Maxでは、ストローまでしっかり被写体として認識されているのがわかる。特にPro Maxではコップ全体を大きく捉えら得ているのが特徴だ。一方、12/12 miniではストローの先端がボケてしまっている。SEでは同条件でポートレート撮影自体がうまくできなかったので、上記の画像は画面をキャプチャしたものとなっている

 

バリエーションが多く、どのiPhoneが良いか悩んでしまうところではありますが、やはり自身の使用スタイルにあったモデルを選択するのがおすすめです。価格や新しく追加されたminiなども気になる要素ではありますが、それだけでなく、総合的に使いやすいモデルを判断して選んでみてください。

 

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2021年のAppleに期待するのは5G対応、M1搭載の…!? 2020年の月別で振り返るApple

パンデミックの影響もあり、例年の慣習が通用しなかった2020年——。製品発表を伴うAppleのイベントも完全にオンライン化されました。秋の製品発表が、3か月に分かれて行われたことも印象的でしたね。同社が近年実施しているサプライズ形式の製品リリースも含め、ほぼ毎月のように何かしらの話題のある年だったとも感じます。

 

本稿では、ハードウェアの製品発表にフォーカスし、改めて同年に発表された内容を振り返ってみましょう。

 

【3月】新型「iPad Pro」発表

3月18日(日本時間)には、iPad ProやMacBook Airなどの新製品が発表されました。iPad Proの新モデルでは、背面カメラにLiDARスキャナーが搭載されたほか、iPad用の「Magic Keyboard」が登場したこともトピックでした(Magic Keyboardの販売時期は少しズレました)。

MacBook Airでは、シザー構造のキーボードが採用されたのがこのタイミングでした。ちょうど、この後に春の緊急事態宣言が出され、本格的なテレワーク需要が増えてきたところ。多くの人が注目した機種だったのではないでしょうか。

新iPad Proの何が良いってトラックパッド対応よ! 2 in 1のMacBook Air的にも使えるしビジネスに最適っしょ

やっぱりMacBook Air好き! 新モデルはMagic Keyboard搭載で…安くなりました!

 

【4月】「iPhone SE」が第2世代に

4月16日には、従来の4.7型機種をベースにしたiPhone SE(第2世代)が発表されました。比較的安価でありつつ、チップセットにはA13 Bionicを積んでいたことで、ライトユーザー層には待望のモデルでした。また、たまたまマスク装着時でも使いやすいTouch ID搭載が搭載されている久しぶりのiPhoneということでも注目されましたね。結局、同年の販売データランキングなどでも上位を占める定番モデルとなりました。

おかえり。ホームボタン! 5万円弱のiPhone SEを買う前に考えておきたいこと

【5月】13インチ「MacBook Pro」がアップデート

5月4日には、13インチの「MacBook Pro」の新モデルが発表されました。こちらもバタフライ式のキーボードからシザー構造のキーボードへと戻ったのがトピック。ストレージが増えるなどの仕様強化も目立ちました。

 

筆者はMacBook Proユーザーなのですが、もうすっかりバタフライ式の打鍵感に慣れてしまったので、「次の買い替えでまた新しいキーボードに指を慣らさねば……」と覚悟したタイミングでもありました。

新MacBook Pro、ストレージ2倍にMagic Keyboard採用。「在宅勤務」の相棒感あるな

【6月】WWDCは完全オンラインに

6月のワールドワイドデベロッパカンファレンス(世界開発者会議、WWDC)は、例年とは異なり完全オンラインで開催されました。Apple Silicon搭載のMac miniが開発者向けに用意されたのもこのタイミング。そのほか、「watchOS 7」については、手洗い検出機能の追加が発表されるなど、2020年らしい発表もありました。

本稿では、細部を割愛しますが、各OSの新機能や新サービスについても、iOSのウィジェット対応や、コンテンツの立体音響対応など、挑戦的な変化も多く見られましたと思います。

 

【WWDC2020まとめ】今回のアップル発表は結局何がすごかった? 5分で読めるまとめ

 

【8月】27インチ「iMac」が発表

8月4日には、iMacの上位モデルである27インチモデルのメジャーアップデートが発表されました。デザインに大きな変更はなかったものの、仕様は全方位で強化。Retina 5KディスプレイがTrue Tone対応になったり、大容量のSSDオプションを選択できるようになったり、と細かいトピックもありました。

ちなみに、後述するM1対応製品についても、ハイエンドのMacBookをはじめ、iMacなどでもまだ出ていません。クリエイティブな業種では、まだまだこちらのiMacが主力製品ですね。

新「27インチiMac」の大事な4つの変化。一見変わってないようだけど…実はパワフル

 

【9月】Appleイベント(1回目:ウォッチ&iPad)

9月にはスペシャルのつかない「Appleイベント」を開催。ウォッチ2機種——血中酸素ウェルネスセンサーを備えた「Apple Watch Series 6」と、常時表示は非対応なもののベゼルレスディスプレイを搭載する「Apple Watch SE」——が発表されました。また、第8世代に相当するA12 Bionic搭載の「iPad」や、Proシリーズに近いデザインを備えた「iPad Air」も同イベントにて発表されました。

筆者としては、iPhoneを持っていない家族にウォッチ使わせるための機能が整えられたタイミングで、SEを出してきたのが興味深かったです。iPad Airも、「もしProを所有していなければ買っただろう」と思うくらい完成度の高い製品でした。

【スペック徹底比較】Apple Watch Series 6 & Apple Watch SEとおまけにSeries 3の違いを比べてみました

「第8世代iPad」はスペックが大幅進化! なのにお値段据え置きで超お得!!

iPad Pro並の性能獲得! 新「iPad Air」は最新“A14チップ”に“5色カラバリ”でフルリニューアル!

【10月】Appleイベント(2回目:スピーカー&iPhone)

10月には2回目のAppleイベントを開催。りんごサイズのスマートスピーカー「HomePod mini」や、5G対応を果たした「iPhone 12」シリーズの4モデルが発表されました。

 

HomePod miniは、従来からあったHomePodよりもかなりコンパクトになったことで、ちょっとした隙間に設置しやすくなったのがポイント。筆者も実際に2台購入して使っています。

 

iPhoneでは、これまでなかったサイズの「iPhone 12 mini」が話題に。国内の5G整備状況がまだそれほど進んでいなかったこともあり、iPhone SE(第2世代)よりも小さく、画面は大きいというハードウェアのデザイン的な側面が、多くの場面で評価されていたように思います。

 

ちなみに、Proシリーズのカメラには、iPad Proにも搭載されたLiDARスキャナーが加わったこともトピック。なおProシリーズのカメラは後日のアップデートで、Apple ProRAW形式での撮影も可能になっています。

初スマートスピーカーの大本命に!「HomePod mini」の基本から強化されたSiri連携まで細かく使い倒す

スタンダードな「iPhone 12」が買いか? 「機種選びのポイント」をmini/Pro Max発売前に再チェック

価格、性能も肉薄するiPhone 12とiPhone 12 Proーー「あえてPro」を選ぶべき理由を探った

 

【11月】Appleイベント(3回目:M1搭載Mac)

11月には3回目のイベントを実施。WWDCで予告されていた「M1」チップが大々的に発表されるとともに、それを搭載した「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」が発表されました。

 

M1搭載MacBook Airは、比較的リーズナブルな価格の割に、性能面の評価も高く、省電力性も強化されているという点で、コストパフォーマンスが飛び抜けた存在になったのではないでしょうか。

Appleの新チップ「M1」の凄さが1分でわかるまとめ! mac OS Big Surについても触れます。

新型MacBook Pro/Airの性能を比較! 何が一緒で何が違うかすぐわかります

Mac miniもM1チップ搭載でリニューアル! Mac最安の7万2800円から

 

【12月】「AirPods Max」を発表

12月8日には、オーバーイヤー型のワイヤレスヘッドフォンである「AirPods Max」が発表されました。AirPods Proでもお馴染みのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を備え、一部有線接続にも対応します。

 

強気な価格相応のハイエンド仕様で、見た目も高級感がありますが、癖のある専用ケースには賛否両論の様子。サードパーティ製のケースの併用にも注目ですね。

AirPods Maxレポート:長期使用で見えてきた「6万円ヘッドホンを楽しむヒント」

 

こうして振り返ると、ソフトウェア面から下地を整えてきた2019年とは異なり、2020年にはハードウェア製品に関して、これまでになかった“新しいもの”がたくさん発表された印象を受けます。LiDARスキャナ、HomePod mini、iPhone 12 mini、M1搭載Mac、AirPods Maxなどなど、新しい技術や製品シリーズが世に出てきた1年でした。

 

コロナ禍で外出機会が減り、5Gの恩恵などはまだあまり感じられていませんが、在宅時間を豊かにするために、ちょうど良い製品が揃ったとも言えそうですね。2021年以降については、今年登場しなかったもの——例えば、「iPadシリーズの5G対応」や「M1搭載のハイエンドMacBook、iMac」などがどうなるのか——について引き続き、注目したいところです。

2020年の「ベスト5Gスマホ」はどれだ? モバイルライターが選ぶトップ5ランキング

2020年3月に商用サービスが開始された5G。新たに発売されたスマホは、ほとんどが5G対応で、まさに “5G元年” といった様相でした。でも、まだ5Gにつながるエリアは限定的。せっかく5Gスマホを買ったのに、「5G」という表示が出ず、虚しい気持ちになった人もいることでしょう。また、そんな噂を聞いて、5Gスマホへの機種変更を躊躇している人もいるかもしれませんね。

 

5Gに関してはそんな2020年でしたが、日本で発売された5Gスマホの、ほぼ全機種に触れた筆者が “初めての5Gスマホ” としてレコメンドしたい5機種を選びましたので、紹介していきましょう。一応、順位をつけましたが、それぞれ個性が異なり、価格も異なる端末なので、同率1位と言ってもいいほどです。予算に合って、惹かれるモデルがあれば、ぜひお店に行って触れてみてくださいね。

 

第5位:Galaxy Z Flip 5G

スマホの新しいトレンドとして注目される「フォルダブル」、つまり折りたためるディスプレイを搭載するモデル。海外では、複数のメーカーがリリースしていますが、日本では今のところGalaxyの独壇場。今年は、本のように開ける「Galaxy Z Fold2 5G」に加えて、縦開きの「Galaxy Z Flip」「Galaxy Z Flip 5G」も発売されました。

↑au/サムスン電子製/価格:18万5835円(かえトクプログラム適用時:11万1435円)。開くと約H167×W74×D6.9mmで、折りたたむと約H87×W74×D15.4mmになる

 

Galaxy Z Flip 5Gは、2月に発売された4GモデルのGalaxy Z Flipを5Gに対応させたもの。5Gになってもサイズ感はそのまま。コンパクトに折りたたんで持ち歩けて、使うときに開いて約6.7インチの大画面を利用できます。折りたたみ時には小さいサブディスプレイで時刻や通知を確認できます。世代によっては、ガラケーの使い勝手が返ってきたようで、懐かしく感じるかもしれません。

↑時刻や電池残量などを確認できるサブディスプレイを搭載。閉じた状態で、このサブディスプレイでプレビューを確認して撮影することも可能

 

半開きにすると、端末を置いて撮影できたり、ハンズフリーで動画を見たり、ビデオ通話ができたり、フォルダブルならではの使い勝手も考え尽くされています。使っているだけで注目され、人に自慢できること請け合いですが、ネックは価格。次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用しても10万円超え。でも、この端末は返したいくないですよね?

↑半開きにすることで卓上に置いて操作するなど、折りたたみ形状を生かした使い方が可能

 

第4位:iPhone 12 mini

秋に発売されたiPhone 12シリーズも全4機種が5Gに対応。最も注目されたのは、最も小さくて軽いiPhone 12 miniでしょう。

↑SIMフリー、NTTドコモ、au、ソフトバンク/アップル製/価格:8万2280円(SIMフリー版 64GBモデル)〜。サイズはH131.5×W64.2×D7.4mmで、重さはわずか133g

 

5.4インチの有機ELディスプレイを搭載し、重さは133g。横幅は64.2mmしかないので、片手で楽に操作できます。されど、最新のA14 Bionicチップを搭載し、パフォーマンスは他の3機種と比べて遜色なし。ゲームやマルチタスク操作はもちろん、4Kビデオの編集もサクサクと行えます。

↑5.4インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載。4Kビデオの再生・編集もスムーズに行える

 

上位モデルのiPhone 12 Pro/12 Pro Maxは超広角+広角+望遠のトリプルカメラを搭載していますが、12/12 miniは超広角+広角のデュアルカメラ。されど、実際に撮り比べてみたところ、画質にはさほど差はない印象。望遠がなくても、デジタルズームでも2〜3倍くらいまでなら鮮明な画質で撮れます。

↑左がiPhone 12 Pro Maxで、右がiPhone 12 mini。超広角(1200万画素)+広角(1200万画素)のデュアルカメラを搭載。デジタルズームは最大5倍

 

ボディが小さい分、バッテリー容量が少なめで、電池持ちは今ひとつ。しかし、大きく重くなりがちな5Gスマホで、このサイズを実現したことは高く評価すべきでしょう。

 

第3位:TCL 10 5G

ここ数年、世界市場でテレビの出荷台数を伸ばしている中国の大手家電メーカー・TCL。2019年から自社ブランドのスマホの製造・販売を開始しましたが、早くも2年目にして5Gスマホをリリース。SIMフリーモデルで、3万9800円という激安価格をしました。

 

6.53インチの液晶ディスプレイは、パンチホール型のインカメラを搭載することで、91%の画面占有率を実現。テレビの開発で培った「NXTVISION」という高画質化技術によって、写真や動画、ゲームをより鮮やかな画質に拡張したり、SDR動画をリマスターして、HDR並みのコントラストと色合いにアップコンバートすることが可能。

↑SIMフリー/TCLコミュニケーション製/価格:3万9800円。6.53インチの液晶ディスプレイを搭載。解像度はフルHD+(2340×1080ドット)で、自分好みの画質にカスタマイズすることも可能

 

6400万画素をメインとする4眼カメラを搭載し、超広角撮影に加え2cmまで近づけるマクロ撮影も楽しめます。AIによる被写体・シーン認識にも対応し、不自然には見えない範囲で、映える写真を撮ることが可能。さらに、4500mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、満足度が高い仕様です。

↑背面にはクアッドカメラと指紋センサーを搭載

 

ボディが210gとやや重く、SIMを1枚しか挿せないことは残念ですが、この価格なら納得。コスパを重視する人は、TCLというメーカーを覚えておいて損はないでしょう。

↑SIMフリースマホは2枚のSIMを挿せる機種が多いが、TCL 10 5GはシングルSIM仕様。なお、microSD(最大1TB)は装着可能

 

第2位:Xperia 5 II

今年2機種の5Gスマホをリリースしたソニーモバイル。「Xperia 1 II」は約6.5インチの4Kディスプレイを搭載し、「Xperia 5 II」は約6.1インチのフルHD+ディスプレイを搭載。どちらも1220万画素のトリプルカメラを搭載しています。Xperia 1 IIの方がグレードが高く、価格も高いのですが、個人的には、Xperia 5 IIの使い勝手に強く惹かれました。

↑NTTドコモ、au、ソフトバンク/ソニーモバイルコミュニケーションズ製/価格:9万9900円(スマホおかえしプログラム適用時:6万6600円)*NTTドコモ版の場合。約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しつつ、ボディ幅は約68mmに抑えられているので、片手でも楽に操作できる

 

Xperiaは縦横比が21:9の「シネマワイドディスプレイ」を搭載し、大画面ながらボディ幅が細く、片手で操作しやすいことが利点。Xperia 1 II/5 IIにはデジカメライクに設定・撮影できる「Photography Pro」というアプリがプリインされていますが、とくにXperia 5 IIとの相性は◎。横向きにして構えて、側面のカメラボタンをシャッターにする操作感はデジカメそのもの。

↑デジタル一眼カメラと同じように詳細な設定ができる「Photography Pro」アプリは、横向きで使う仕様。側面のカメラボタンをシャッターにして、デジカメライクに撮影できる

 

さらに、Xperia 1 IIにはない5 IIのアドバンテージが、120Hzの高速リフレッシュレートに対応したこと。ゲームや動画再生に有利であることはもちろん、通常の画面スクロール時にもなめらかな表情が得られます。

↑リフレッシュレート(画面の更新速度)は120Hzに設定でき、ゲームプレイ時はタッチサンプリングレート(タッチ反応の頻度)は最大240Hzにできる

 

性能と使い勝手のバランスが良く、ボディの質感などデザイン面での完成度も高い。価格がもう少し安ければ、1位にしたかったモデルです。

 

第1位:Mi 10 Lite 5G

1位に選んだのは、auからリリースされたシャオミ製の5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」。最大の魅力は価格です。9月に発売された当初から5Gスマホでは最安だったのですが、さらに値下げされて、12月28日現在、一括価格は3万2470円。次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用すれば、なんと実質2万5990円で購入できるんです。

↑au/シャオミ製/価格:3万2470円(かえトクプログラム適用時:2万5990円)。約6.6インチの有機ELディスプレイを搭載。しずく型ノッチに搭載されたインカメラは約1600万画素

 

ちょっと心配になるような安さですが、性能や使い勝手はお値段以上。プロセッサーはSnapdragon 765G(最大2.4GHz)で、メモリ(RAM)は6GB。ミドルクラスの最上位と言える仕様で、日常的な用途での操作感はハイエンドモデルと比べて遜色なし。約6.6インチの有機ELディスプレイを搭載し、画面内に指紋センサーを内蔵。4800万画素をメインとするクアッドカメラは4Kビデオの撮影にも対応。4160mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池持ちも安心。

↑指紋センサーはディスプレイ内に搭載。画面オフの状態からでも素早くロックを解除できる

 

↑背面パネルは光沢が強めで、ハイエンドモデルに見える仕上がり。4眼カメラはメイン(広角)+超広角+マクロ+深度センサーという構成

 

強いて弱点を挙げるとしたら防水とおサイフケータイに対応していないこと。それらがなくても平気なら、買って損なしのモデルでしょう。

 

気になるモデルはありましたか? ビビッと響くモデルがなかった人は、2021年に発売されるモデルに期待しましょう。筆者は、さらに高性能で、価格的にも魅力がある5Gスマホが増えるのではないかと予測しています。

 

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iPhone 12のカメラを使いこなすには? 写真教室講師が教える、日常をiPhoneで印象的に撮影する方法

クリスマスや年末年始が近くなり、街がグッと華やかになってきました。これからますます、写真に残したい風景や瞬間が増えるはず。そんな時、スマホで手軽に、より素敵に写真が撮れたらうれしいですよね。

 

今回は、Appleの最新機種「iPhone 12」のカメラ機能にフォーカス。ピント合わせや露出補正などの基本操作から、「ポートレートモード」などを活用した撮影のポイントまでを紹介します。教えていただくのは、写真教室「たのしいカメラ学校」を主催する矢島直美さん。そのレクチャーに従って、編集部が実際に撮影してみました。

 

最新iPhoneのカメラはデジタル一眼カメラにも負けない美しい画づくりと高機能が魅力

2020年10月に発表された第14世代のiPhoneは、「iPhone 12」「 – 12 mini」「 – 12 Pro」「 – 12 Pro Max」の4種類が展開。それぞれカメラの機能や性能もより進化して、撮影をさらに手軽、かつ本格的に楽しむことができるようになりました。

 

今回紹介するiPhone 12は、Proと比べて価格的にお手頃でありながら、撮影体験を十分に楽しめる機能が搭載されています。また、12と同じカメラスペックの12 miniは、女性でも無理なく片手で操作できるサイズ感なのもうれしいところ。しかも、以前から搭載されている手ぶれ補正や明るさの調節機能など、自動で作動する機能で、撮影をさりげなくサポートしてくれるので安心です。

 

「ちなみにiPhone 12の上位機種であるiPhone 12 Proでは広角、超広角に加え、望遠レンズが搭載されています。とはいえ、今回レクチャーするiPhone12 にも魅力的な機能がたくさんあります。一緒に写真撮影を楽しみましょう」(たのしいカメラ学校代表・矢島直美さん、以下同)

 

撮影を始める前に確認したい、3つの基本操作

まずは、カメラアプリを扱ううえで基本となるポイントからマスターしましょう。

 

1. ピントを合わせる

きれいな写真を撮るためには、ピント合わせが必須です。基本的にはカメラ任せで問題ないのですが、狙った被写体とは違うところにピントを合わせてしまうことがあるので、下記の方法でしっかりとピント合わせを行ないましょう。

 

(1) メインとなる被写体が写る部分をタップする
画面上で、被写体のピントを合わせたい部分をタップして、狙いを定めます。

 

(2) 黄色い枠が表示されるので、ピントが合っているか確認する
タップした部分にピントが合い、黄色い枠が表示されます。ピントが合っていることを確認できたら、カメラは前後に動かさず、そのままシャッターを切りましょう。

 

2. 明るさを調整する

ピントを合わせて写真を撮ったはずなのに、なんだか暗いな……と思った通りの明るさにならない時がありますよね。そんなときは、明るさを調節できる機能を使いましょう。「1. ピントを合わせる」で狙いを定めると表示される黄色い枠の脇に、“太陽”のマークが出てきますが、これが写真の「明るさ」を簡単に調整できるマークです。

 

(1)「1. ピントを合わせる」と同じ手順で、被写体にピントを合わせる
画面をタップして、被写体にピントを合わせます。

 

(2) 太陽マークをタッチし、上下にスライドする
画面をタップして黄色い枠と太陽マークを表示。ピントが合っているのを確認したら、横に表示された太陽をタッチし、そのまま指を上下にスライドしてみましょう。上にスライドすると画面が明るく、下にスライドすると画面が暗くなります。

 

(3) 画面を見ながら好みの明るさに調節する
被写体が思った通りの明るさで写るよう、調整したら、シャッターを切りましょう。

 

iPhoneのカメラには、「AE/AFロック」という機能が搭載されています。ピントのほか、画面の明るさや焦点距離を一定に保ち続けてくれる機能です。ピントを合わせたい被写体を長押しし、画面上部に「AE/FEロック」と表示されればOK。明るさとピントを合わせたまま、続けて複数枚撮影したいときに重宝します。

↑「AE/AFロック」は、発動すると画面上部にこのように表示されます

 

画面上の太陽マークをスライドさせる以外にも、露出補正を行えます。撮影画面に表示される目盛りを左右にスライドすることで、画面の明るさを自在に変えられる機能です。プラスだと明るく、マイナスだと暗くなります。露出補正は「設定」からオンにすることができます。

 

【設定方法】
(1)「設定」→「カメラ」→「設定の保持」→「露出調整」をオン
(2) カメラを開き、「露出調整」機能で明るさを調節(以下を参照)

↑左上の小さな目盛りマークをタップし、シャッターボタンの上に露出調整の目盛りを表示させます

 

↑あるいは、すでにフラッシュやタイマーなどの撮影機能が表示された状態であれば、±マークをタップすれば、露出調整の目盛りが出現します

 

↑目盛りをマイナスにスライドすれば、撮れる写真は暗くなります

 

↑目盛りをプラス側にスライドすれば、撮れる写真は明るくなります

 

ちなみに、AE/AFロックと露出補正は何が違うのでしょうか?

 

「AE/AFロックは、狙ってピントを合わせた場所を基準に明るさを決めますが、露出補正では明るさとピントをそれぞれ独立させて操作できるので、知っておくと便利ですよ」

 

3. 画面の水平垂直を意識する

せっかくの素敵な写真、なんだか傾いてしまっている……と感じたことはありませんか? そんな時は「グリッド」機能の活用がおすすめです。グリッドをオンにすると、画面上に縦横2本の線が表示され、レンズに写った画面が9分割されます。この線を参考に調節してみてください。なお、グリッドも「設定」からオンにすることができます。

 

(1)「設定」→「カメラ」→「グリッド」をオンにする
「設定」から、「グリッド」機能をオンにします。

 

(2) 画面に映る景色を見ながら水平垂直を合わせる
その状態でカメラを起動すると、画面上に線が表示されます。被写体や風景とグリッド線を照らし合わせ、水平垂直がとれているかを確認しましょう。

↑四角い対象物を撮影するときなどにも重宝します。また、「グリッドを設定すると、被写体を真上・真下から撮りたいとき、カメラを構えると画面中央に白と黄色の十字が表示されます。二つの十字が重なると真上・真下でiPhoneを構えられているということ。目安として、上手に使っていきましょう」

 

ピントや露出など、基本操作をマスターできたら、さっそく撮影してみましょう。食べ物や人物、夜景など、被写体やシチュエーションごとに使う機能やコツを、引き続き矢島直美さんに教えていただきました。

被写体ごとにコツを押さえよう

写真に“残す”と言うだけあって、あとから見返したときに素敵だなと思うような写真を撮りたいですよね。さまざまなシチュエーションごとに、気を付けたいポイントやコツ、使用する機能を紹介していきます。ほんの少しコツを意識するだけで、写真の見栄えは格段に変わります。早速チャレンジしてみましょう。

 

1. 「食べ物」をおいしそうに撮る方法

おいしそうなごはんを写真に残したい。その時にまず気をつけたいのは、その場の明るさ。十分に明るい場所で撮影することがとても重要です。また、「被写体のどこを主役にしたいか」「背景に余計なものが入ってないか」を意識すると、印象的な写真に仕上がります。

 

また、「食べ物の厚みを見せて美味しそうに写したいときなどは、斜めから。絵画的に写したいときは真俯瞰から撮ってみましょう」

 

今回はスーパーで購入したサラダと、お店で買ったサンドイッチを使って、公園での撮影にチャレンジしてみました。

 

・真俯瞰

こちらは、エビが添えられたサラダを真俯瞰(真上からのアングル)で撮影したもの。透明なプラカップがチープに見えてしまうかもしれないので、それが目立たないようにグッと寄って撮影しました。それによって、食べ物をフィーチャーでき、エビのぷりっとした質感も伝わって、おいしそうな印象に。

 

続いて、サンドイッチは斜めから。

 

・斜俯瞰

斜めから撮ることで、サンドイッチの立体感が表現できました。

 

また、コーヒーやお茶など透明感のあるドリンクは、逆光(太陽など光源に向かった方向)の位置でカメラを構えつつ、“太陽マーク”で明るく露出補正することで、光がドリンクを透過する様子をきれいに写せます。

 

・順光

 

・逆光

順光(光源を背にしてカメラを構える)の写真(上)と、逆光で撮影した写真(下)。光の当たり方が変わるだけで、こんなに印象が変わります。

 

2. 何気ない道端の「植物」を印象的に撮る方法

道端で見つけた花やカフェで飾られた花などは、カメラで撮影したくなりますね。印象的に写すためにはどうしたらいいのでしょうか。次の写真を見比べてみてください。

 

・引き

 

・寄り

引きと寄りでは、花の印象が大きく変わることが分かります。植物を撮るときは、しゃがんだり、近づいたりして撮影しましょう。今回は、ひとつの花にクローズアップして撮影してみました。寄ることで花びらやおしべ・めしべの質感まで描写できています。背景に「ボケ」も発生しており、被写体がより引き立って奥行き感が出ていますよね。

 

また、花びらは薄く、光を通すので、逆光で撮影をしてみるのもオススメです。いつもと違った雰囲気の花が撮れますよ。

 

・逆光

逆光で撮影することで、花びらの透明感が表現できました。

 

花が密集している場所であれば、手前をぼかすのもテクニックのひとつ。被写体にしたい花を定めて、被写体の手前にも植物がくるように意識してカメラを構えてみましょう。

 

・前ボケ

手前がぼけるとこんな写りに。また、奥の反射が円形のボケ(玉ボケ)になり輝いて見えます。

 

「ローアングルで被写体を撮影するときは、スマホを逆さまに構えてみると撮りやすいですよ。写真上部に余白を作りやすいので、抜け感もプラスすることができます」

 

3. 「人物」をより魅力的に撮る方法

人物撮影をするときは、iPhone 12の「ポートレート」モードを利用するのがおすすめです。背景と人物を自動で判別して、背景を加工しぼかしてくれます。それによって人物が引き立ち、より本格的な写りに。

 

ポートレートモードには、「照明効果」という機能が搭載されています。カメラ画面下部の立方体のマークをドラッグすると、さまざまな写りを試せます。顔をよりはっきりと写せる「スタジオ照明」、モノクロでスタイリッシュな写真が撮れる「ステージ照明(モノ)」など、試してみたい効果がたくさん。今回は「自然光」に設定しています。

 

さらにこのモードでは、絞りを表す「F値」で背景のぼかし具合も調整可能(画面右上の「f」をタップ)。数字が小さいほど、ボケは強くなります。今回はもっと小さな「1.4」に設定してみました。

 

次の写真を見てください。

「AE/AFロック」を使用して明るさのみ調整し、撮影しています。がらりと印象が変わりました。ポイントは、見せたい被写体の顔に光が当たるようにすること。

 

「人物撮影は遊びながら、楽しんで撮影しましょう。笑った瞬間、うつむいた瞬間、目を向けてくれた瞬間など、さまざまな表情を撮影してみてください。いい瞬間を切り取るには、まずはたくさん撮ることを心がけるといいと思います。お友だちや家族と、iPhoneで気軽に撮影し合って遊んだりすれば、新たなコミュニケーションツールとしても楽しめますよ」

 

4. お気に入りの「風景」を美しく撮る方法

散歩中に出会った素敵な景色。そのままカメラに収めたいけれど、うまく美しさを切り取れない……。そんな時は、iPhone 12の画面下部の「0.5×」「1×」というところをタップしてみてください。すると、画角が大きく変化します。これは、iPhone 12に搭載された、「広角レンズ」と「超広角レンズ」の切り替えが行なわれているからなのです。

 

・広角レンズ

 

・超広角レンズ

上が広角カメラ(1×)、下が超広角カメラ(0.5×)での撮影。同じ場所で撮影しても、写る範囲がかなり違うことが分かります。

 

「自分の好きな写りのカメラモードを選択したら、画面上のグリッドの出番です。写る風景とグリッドを照らし合わせながら、水平垂直を整えましょう。水平垂直がきちんと取れていると、写真のクオリティがアップしますよ」

 

5. 美しい「夜景」を見たままに撮る方法

最後に紹介するのは、夜景の撮り方です。ぶれたり、目視するよりも意外ときれいではなかったり、明るく写って雰囲気が台無しだったりと、何かと難しい夜景の撮影。そんな時に役立つのは、明るさ調整の機能や「ナイトモード」です。

 

iPhoneのカメラは通常、暗い場所を撮ろうとすると、自動で画面が明るくなってしまいます。それを自分で調節することが、夜景を撮影するコツのひとつです。今回は、東京タワーを主役に東京の夜景を撮影してみました。

 

東京タワーをメインにして撮影するため、東京タワーをタップしてピントを合わせ、明るさを調節します。今回はやや暗めに設定して、光にメリハリを持たせ、きりっとした夜景を撮ることができました。逆に、わざと明るめに写して、より光が輝くようにしても魅力的です。さまざまな写りを試し、自分の好みのテイストを探しましょう。

 

また、iPhone12には、「ナイトモード」が搭載されていて、暗い場所でも鮮明な描写が可能です。特別な設定は必要なく、周囲の光量をiPhoneが判断し自動でナイトモードを発動します。ナイトモードに移行すると、画面にこんな表示が出てきます。

「画面上部左側に黄色の秒数表示が出ると、ナイトモードに切り替わります。この場合(黄色地に「3秒」表示)はシャッターを押してから「3秒」撮影し続けるので、3秒間はカメラが動かないよう固定しましょう。手持ちでも大丈夫ですが、カメラが動いてしまうと画面に白と黄色の十字のカーソルが出てきますので、参考にしてください。光量に応じて秒数の表示は異なり、黄色の秒数表示部をタップすると秒数が調整できます。ナイトモードは、セルフィーやポートレートモードなどでも使用できますので、楽しんでくださいね!」

 

iPhoneの撮影機能をマスターして、充実したカメラライフを!

さまざまなシチュエーションごとに撮影のコツを紹介してきましたが、知らなかった機能などもあったのではないでしょうか。コツをマスターするカギは“たくさん撮ること”だと矢島さんは言います。

 

「写真は1枚撮影して終わり、という方も多いと思います。でも、違う角度から被写体を見たらより素敵に写るかもしれません。撮りたいと思ったものを、いろんな角度から観察することが上達への近道です。また、『写真が上手い人はセンスがいい』とよく言われますが、『知識』があるからこそ『センスのいい』イメージが湧くのだと思います。まずはたくさん撮って経験値を積み、iPhoneでの撮影をより楽しみましょう!」

 

コツをつかみ、写真を撮ることの楽しさを体感してみてください。

 


『たのしいカメラ学校の教科書 カメラ1年生 iPhone・スマホ写真編』(インプレス)
1200円+税

 

【プロフィール】

たのしいカメラ学校 代表 / 矢島直美

株式会社第一プログレス在職中に、雑誌『カメラ日和』を企画。2008年より編集長に就任。2016年に広く一般向けの新しい写真教室「たのしいカメラ学校」をスタート。カメラの使い方・撮り方の基本から写真を使ったものづくりの講座まで多彩な講座を行ない、東京を中心に全国で写真講座を開催。その他企業・自治体向けの専門的なカメラ研修のほか、Apple JapanのiPhoneカメラセミナー、住田美容専門学校の撮影講座の講師を務める。写真教室の受講生は9507人(※2020年5月1日現在)。写真教室のレッスン内容をまとめた著書に『カメラ1年生 デジタル一眼カメラ編』『カメラ1年生 iPhone・スマホ写真編』(共にインプレス刊)がある。

 

【iPhone】これ知ってた? 実は「カメラ」アプリでQRコードを読み取れます

iOS 11では、iPhoneの「カメラ」アプリで、QRコードを読み取ることができるようになりました。そのため、QRコードを読み込むために、別のアプリをインストールしておく必要は、ほとんどありません。ここでは、「カメラ」アプリでQRコードを読み取るための設定と読み取り方法について解説します。

 

「カメラ」アプリでQRコードを読み取れるように設定する

QRコードを読み取るためには、事前に「カメラ」アプリの設定を変更し、QRコードを読み取れるようにしておく必要があります。

↑ホーム画面から「設定」を起動し、画面を下にスワイプして「カメラ」をタップします

 

↑「QRコードをスキャン」をオンにします

 

「カメラ」アプリでQRコードを読み取る

「カメラ」アプリでQRコードを読み取るときは、QRコード全体がきれいに表示されるように、iPhoneの位置を調整しましょう。また、QRコードがぼけているような状態だと、うまく読み取ることができないので注意してください。

↑「カメラ」アプリを起動してQRコードを読み取ります。QRコードを読み取ると、画面上部に通知が表示されます。この通知をタップすることで、QRコードのリンク先を開くことができます

 

ウェブページ上のQRコードからリンク先を開く

iOS 11では、「カメラ」アプリだけでなく、ウェブページ上のQRコードからリンク先を開くこともできるようになりました。ただし、ウェブページ上の画像データに組み込まれているQRコードは、リンク先を開くことができません。

↑ウェブページ上にあるQRコードをロングタッチします

 

↑表示されたメニューの「“○○”を開く」をタップすれば、リンク先を開くことができます。新規タブで開きたい場合は、ひとつ下の「新規タブで開く」をタップしましょう

 

「カメラ」アプリがあれば、ほとんどのQRコードを読み取ることができます。ですが、QRコードのサイズが小さかったり、読み取る場所が薄暗かったりすると、うまく読み取れないときもあります。そのようなときは、QRコードを読み取るためのアプリをインストールしましょう。QRコードを読み取るアプリであれば、iPhoneの「カメラ」アプリで読み取れないようなQRコードでも、しっかりと読み取れることがあります。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【いまさら聞けない】使っているiPhoneのバッテリーの状態を知りたいときは?

iPhoneを長く使っていると、突然再起動したり、電源が落ちてしまったりする現象に悩まされることが出てきます。そんなときは、まずバッテリーの状態を確認してみましょう。

 

設定から現在のバッテリーの状態を確認する

iOS 11.3以降、設定からバッテリーの状態を確認できるようになりました。バッテリーの最大容量が80%を下回っていれば、劣化がかなり進んでいます。Apple Storeでバッテリーの交換をするか、端末を買い替えたほうがよいでしょう。

↑「設定」→「バッテリー」をタップします

 

↑「バッテリー」画面の「バッテリーの状態(ベータ)」をタップします

 

↑「バッテリーの状態(ベータ)」画面の「最大容量」をチェックしましょう

 

ピークパフォーマンス管理をオフにできる

バッテリーが劣化すると、iPhoneの動作に必要な電力が得られない場合、動作が不安定になってしまいます。これを防ぐため、一度でもバッテリーの電力不足が原因でiPhoneが再起動してしまうと、動作速度を落とす「ピークパフォーマンス管理」機能が有効になります。

 

ただ、この状態では全体的に動作速度が低下するので、どうしても動作速度を落としたくないときは、この機能をオフにすることもできます。

↑バッテリーに問題がない場合は、「お使いのバッテリーは、現在、標準のパフォーマンスに対応しています。」と表示されます。バッテリーが劣化し、パフォーマンス管理が適用されると、「ピークパフォーマンス性能」の下にパフォーマンス管理を無効にする案内文が表示されます

 

Apple Storeでバッテリーを交換する場合、AppleCareに加入しているかどうかによって支払金額が異なるため、事前に加入状況を確認しておきましょう。また、AppleCareに加入していても、場合によって保証対象外になることがあるのでご注意ください。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【いまさら聞けないiPhone】iOS 11で進化したとウワサの「AssistiveTouch」をもっと便利に使いたい

AssistiveTouchは、画面上に半透明のボタンを表示し、いろいろな機能を実行できる仕組みです。iOS 11で大幅に拡張されて使いやすくなった機能の1つです。

 

画面上のアイコンをタップすることで、表示されたメニューからさまざまな操作を行うことができます。iOS11になってからは、このアイコンをダブルタップしたり、長押しすることで、さまざまな操作を行うことができるようになりました。ここではアクションの設定方法をご紹介します。

 

AssistiveTouchのカスタムアクションを設定する

iOS 10までのAssistiveTouchでは、画面上の半透明のボタンをタップすればメニューが表示され、3D Touchで押し込めば別の機能を実行できました。iOS 11では、ボタンのタップと3D Touchに加えて、ダブルタップとロングタッチ(長押し)にも機能を割り当てることができるようになっています。

↑「設定」アプリ→「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」をタップします

 

↑カスタムアクションを設定したい項目をタップします。ここでは「ダブルタップ」を選択します

 

↑ダブルタップしたときのアクションを選択します

 

↑これで、画面上の半透明のボタンをダブルタップするだけで、スクリーンショットを撮ることができます

 

iOS 11では、再起動やApple Pay、簡易アクセス、シャッター、緊急通報などの機能もAssistiveTouchで選択できます。標準的なボタン操作ではうまくいかない機能や、iPhone Xでは操作にコツが必要な簡易アクセス機能などを割り当てると便利でしょう。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【iPhone】いつのまにか「Siri」が“タイプ入力”に対応していた!?

Siriは音声で命令や検索が可能な便利な機能ですが、場面によっては声を出しづらいこともあります。そんなときは設定を変更して、キーボードから使えるように切り替えましょう。

 

キーボードでSiriを使えるように設定変更

Siriの入力方法を変更する設定は「Siriと検索」画面ではなく、「一般」の「アクセシビリティ」画面にあります。

↑「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」をタップします

 

↑「アクセシビリティ」画面で下の方にスクロールして、「Siri」をタップします

 

↑「Siri」画面で「Siriにタイプ入力」のスイッチをタップしてオンにします

 

↑Siriを起動するとキーボードが表示され、タイプ入力で命令や検索を実行できます

 

以前はSiriへの命令は音声だけでしたが、iOS 11からタイプ入力に対応しました。スマホに話しかけることに抵抗を感じていた人でも、この方法ならSiriを活用できるので助かります。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1

【いまさら聞けないiPhone】iOS 11の写真保存形式「HEIC」って何? WindowsでJPEGに変換するには?

iOS11では写真をHEIF(ヒーフ/High Efficiency Image File Format)という新しい形式で保存するようになりました。拡張子は「.heic」で、JPEGと比較してファイルサイズが小さい割に、画質の劣化が少ないという特徴があります。

 

WindowsでHEICファイルを開こうとすると……

HEIC形式には大きなメリットがありますが、新しい形式なので、まだあまり一般には普及していません。Windowsでも、そのままでは扱えないのです。

↑HEIC形式のファイルは、そのままではWindowsで扱えません。試しにダブルクリックしてみましょう

 

↑「フォト」が起動しますが、コーデックの追加が必要だというメッセージが表示されてしまいます

 

↑追加のコーデックは有料ですから、小額とはいえ悩ましいところです

 

iMazing HEIC ConverterでJPEGに変換

HEIC形式の写真をJPEGやPNG形式に変換するなら、無料アプリの「iMazing HEIC Converter」が便利です。オフラインで使用できるため、高速で安全に作業できる点が魅力です。

↑iMazing HEIC ConverterのWebページ(https://imazing.com/heic)にアクセスしてインストーラをダウンロードします

 

↑iMazing HEIC Converterをインストールして起動したら、ウィンドウにHEICファイルをドラッグ&ドロップするか、「File」メニューから開きます

 

↑ウィンドウの左下でファイル形式や画質などを設定し、右下の「Convert」をクリックします

 

↑保存場所を選ぶと変換が実行されるので、完了したら「Show Files」をクリックします

 

↑変換されたファイルはWindowsで認識できるので、プレビューアイコンも表示されます

 

iPhoneで転送時のフォーマットを設定

iPhoneではパソコンなどに写真を転送する際に、自動的に互換性の高い形式に変換するか、そのままHEIC形式で転送するかを、あらかじめ選択しておくことができます。

↑「設定」アプリを開き、「写真」をタップします

 

↑「写真」設定の最後で、転送時に変換するかどうかを事前に設定しておけます

 

現時点ではHEIC形式は不便なことが多いですが、写真を長期的に保存することを考えると、高画質で省スペースな点は魅力的。ほかのOSでも早めに標準サポートしてほしいですね。

※iMazing HEIC Converterで変換した写真をSNSなどにアップする場合は、「Keep EXIF data」のチェックを外しておきましょう

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1