UQモバイルの「新プラン」は得なの? 旧プランから変えた方がいい2つのケースとは

auのサブブランドであるUQモバイルが、6月1日から新料金プラン3種のサービス提供を開始しました。2023年3月の決算では売上高5.7兆円と、過去最高益を達成した好調のKDDIが仕掛ける新たなプランとはいったいどういうものでしょうか? 格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

↑UQモバイルのサイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/newplan/)から

 

大容量、中容量、小容量に分けられる新プラン

新プランは、「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の3つ。コミコミプランは、月20GBのデータ容量と1回10分以内の国内通話かけ放題がセットになっています。トクトクプランは、月15GBまでデータを利用できるほか、データの利用が1GB以下の場合は自動で割引となるプランです。ミニミニプランはデータ通信の利用が少ないユーザー向け。トクトクプランとミニミニプランには、かけ放題はセットになっていません。詳細は下記の表の通りです。

↑UQモバイルのサイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/)から

 

UQモバイルの新料金プラン

コミコミプラン トクトクプラン ミニミニプラン
データ容量 20GB 〜1GB 〜15GB 4GB
国内通話料 1回10分以内の無料通話
(超過時22円/30秒)
22円/30秒
月額料金 3,278円 2,277円 3,465円 2,365円
超過時の通信速度 最大1Mbps 最大300kbps

※価格は税込表示です(以下すべて)。
※余ったデータ容量は翌月に繰り越しされます。

 

また、新プランの提供に合わせて「くりこしプラン +5G(S/M/L)」は新規受付を終了。となると気になるのは、これまでのプランと新プランでどちらがオトクになるかでしょう。比較した場合、新プランに変更した方がいいケースは、条件が限られています。

 

くりこしプラン +5G(旧プラン)の概要

プラン名 月額料金 データ容量
くりこしプランS+5G 1,628円 3GB
くりこしプランM+5G 2,728円 15GB
くりこしプランL+5G 3,828円 25GB

 

新プランに変えた方がいい、2つのユースケース

くりこしプラン +5Gから新プランに変えた方がいいケースは主に2つあります。

 

①くりこしプランM +5G/L +5Gに通話オプションを追加している人

②くりこしプランS +5Gだとデータ容量が少し足りないと感じている人

 

比較的ユーザー数が多いとされる①から解説しますと、現在「くりこしプランM+5G」または「くりこしプランL+5G」で、1回10分以内の国内通話がかけ放題の「通話放題ライト」(月880円)に加入している場合、コミコミプランに変更することで月額料金を下げることができます。コミコミプランでは、最初から1回10分以内の無料通話が含まれているからです。

 

くりこしプランM+5G/L+5Gとコミコミプランの料金シミュレーション

くりこしプラン
M +5G
くりこしプラン
L +5G
コミコミプラン
データ容量 15GB 25GB 20GB
月額料金 2,728円 3,828円 3,278円
通話放題ライト 880円
月額料金の合計 3,608円 4,708円 3,278円

 

ただし注意が必要なのは、くりこしプランで適用できる、対象のインターネットサービス(ネット+電話)または電気料金プランとセットで利用すると割引される「自宅セット割」(最大月額1100円割引)を追加している場合。くりこしプランMが638円、Lが858円割り引かれ、合計金額でくりこしプランM=2,970円、L=3,850円になります。一方のコミコミプランは3,278円なので、くりこしプランM+5Gのデータ容量で満足している人からすると割高に感じられるでしょう。

 

②はユーザーも少ないと思われるため、手短に説明しますが、状況をまとめると下記の図の通り。くりこしプランS+5Gからミニミニプランに変え、自宅セット割およびau PAY カードでの支払いで月々の利用料金を割り引く「au PAY カードお支払い割」を併用させると、88円を追加で支払うことで、くりこしプランSよりも1GBを多く使えるようになります。どうしても3GBでは足りなくて、「あと1GBだけでも欲しい!」という人には最適でしょう。

 

くりこしプランS+5Gとミニミニプランの料金シミュレーション

くりこしプランS+5G ミニミニプラン
データ容量 3GB 4GB
月額料金 1,628円 2,365円
自宅セット割 -638円 -1,100円
au PAY カード
お支払い割
-187円
割引適用後 990円 1,078円

 

ちなみに今回発表された新プランの中で、唯一コミコミプランだけが自宅セット割、au PAY カードお支払い割、家族でプランに加入すると月550円割引される「家族セット割」が適用されないのは盲点なので要注意です。また、家族セット割と自宅セット割は併用ができません。つまり最大の割引が効く条件は、トクトクプランorミニミニプラン+自宅セット割+au PAY カードお支払い割となります。

 

自宅セット割とau PAY カードお支払い割を適用したケース

コミコミプラン トクトクプラン ミニミニプラン
データ容量 20GB 〜1GB 〜15GB 4GB
国内通話料 1回10分以内の無料通話
(超過時22円/30秒)
22円/30秒
月額料金 3,278円 2,277円 3,465円 2,365円
自宅セット割 -1,100円
au PAY カード
お支払い割
-187円
割引適用後 3,278円 990円 2,178円 1,078円

 

とはいえ、コミコミプランはもっともデータ容量が多く、1回10分以内の国内通話かけ放題が付帯しているため、「どのように使うか」にも注目したほうがいいでしょう。UQモバイルの新プランについては、モバワンの記事でも詳細に説明しています。

povo、期間限定の「お試し」はじめました! 七夕にちなんだ“7並び”トッピングも

KDDI・沖縄セルラーは、povo2.0の、通常ラインナップのトッピングとは異なる、期間限定のトッピングを提供する「お試しトッピング」を開始しました。

 

お試しトッピング第1弾として、7月1日から7月20日までの期間限定で、1GB(30日間)のトッピングを499円/回で提供中。第2弾は七夕にちなみ、7月7日から7日間限定で7GB(7日間)のトッピングを777円/回で提供します。

 

申し込みは「povo2.0アプリ」から行えます。

3D描写がより滑らかになり、ゲームを快適にプレイできる! 「AQUOS sense6」が進化した「AQUOS sense6s」<SHG07>、auとUQで発売

シャープは、「AQUOS sense6」のスタイリッシュなデザインと1週間の電池持ちはそのままに、「Snapdragon 695 5G mobile platform」を搭載した「AQUOS sense6s」を、KDDIと沖縄セルラー電話の「au」「UQ mobile」から発売します。税込価格は4万470円で、カラーバリエーションは、ライトカッパー、シルバー、ブラックの3色。

 

同製品は、Snapdragon 695 5G mobile platformを搭載することで、CPU性能が約12%、GPU性能が約35%向上。3Dグラフィックスの描写が、より滑らかになりました。

 

AQUOS sense6同様、IGZO OLEDディスプレイ採用、容量4570mAhのバッテリーを搭載し、薄さは約7.9mm。指紋センサーの画面内配置による狭額縁化や、手当たりが良く持ちやすい側面・背面形状の、スタイリッシュなデザインが特徴です。ディスプレイの省エネ性能と大容量バッテリーの組み合わせにより、フル充電からの使用で1週間の電池持ちも可能。「インテリジェントチャージ」機能も搭載しており、電池残量が90%に達すると充電を停止し、端末への直接給電に切り替えて、電池への負荷を低減。使用開始3年後も電池容量を90%以上維持できるとしています。

 

アウトカメラには標準、広角、望遠の3つのカメラを搭載。標準カメラは約4800万画素のセンサーと、F値1.8のレンズを採用しています。画質エンジン「ProPix3」との組み合わせで、細部まで自然な表現の写真撮影が可能です。

月3000円に値上げする「DAZN」を月1100円で楽しめる! auのデータ使い放題プランに“DAZNパック”が登場

KDDI、沖縄セルラーは2月下旬以降、スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」がセットになったデータ使い放題の料金プラン「使い放題MAX 5G/4G DAZNパック」を提供開始します。

 

同プランは、「使い放題MAX 5G/4G」に1100円の追加料金で、様々なスポーツのライブ中継、見逃しやハイライト、特集番組などを配信する、通常は月額3000円のDAZNがおトクに楽しめます。1月26日からは、auからDAZNへ加入するともれなく100Pontaポイント、さらに抽選で2000Pontaポイントをプレゼントするキャンペーンを実施中です。

↑月額料金

 

DAZN Pontaポイントプレゼントキャンペーンは、キャンペーンサイトからエントリーし、auからDAZN(DAZN、使い放題MAX 5G/4G DAZNパック、「使い放題MAX 5G ALL STARパック」が対象)に初回加入してDAZNの初期設定を完了すると、適用されます。キャンペーンは3月31日まで。

KDDI、auとUQ mobileの契約解除料廃止を発表!

KDDI、沖縄セルラーは、2022年3月31日をもってauとUQ mobileの契約解除料を廃止することを発表しました。また、アップグレードプログラムEXなど、旧端末購入プログラムの特典をau解約後も利用できるよう、提供条件を改定します。

 

au、UQ mobileとも、契約期間を定めた割引サービス/料金プランの契約解除料を廃止。対象の割引サービス/料金プランに加入中の利用者は、引き続き同じ基本料金で利用できます。

↑契約期間を定めた割引サービス/料金プラン

 

auは、契約解除料の廃止に伴い、au STARの2年契約更新ギフト券プレゼントを、2022年3月プレゼント分をもって終了(ギフト券は付与月を含め6か月間利用可能)。2年契約Nの新規受付も終了します。2年契約N未加入の利用者は、au PAY カードお支払い割を適用することで、2年契約N適用時と同じ基本料金で利用できます。2022年4月1日以降にau PAY カードお支払い割対象となるプランは、以下の図の通りです。

↑2022年4月1日以降、au PAY カードお支払い割の対象となるプラン

 

UQ mobileは、契約解除料の廃止にあわせて、長期利用割引とスマトク割を廃止し、対象料金プランの基本料金を割引適用後の金額に改定します。

 

端末購入プログラムの改定では、2019年9月に新規受付終了したアップグレードプログラムEX/EX(a)、アップグレードプログラム(タブレット)、アップグレードプログラム(ジュニア)にて、au契約継続の条件を廃止。au解約後も同社所定の条件を満たすことで、分割支払金残額相当分の支払いが不要となる特典を利用できます。なお、2019年10月以降に提供開始したアップグレードプログラムDX、アップグレードプログラムNX、かえトクプログラム、スマホトクするプログラムでは、従来からau契約の有無に関わらず特典を利用できます。

エリア定額乗り放題サービス「mobi」2022年1月スタート! WILLERとKDDIの共同サービス、合弁会社設立も

WILLERとKDDIは共同で、エリア定額乗り放題サービス「mobi」を2022年1月から提供します。

 

同サービスは、人とまちがつながりコミュニティが生まれる「Community Mobility」をコンセプトとしたエリア定額乗り放題サービス。アプリや電話で配車可能で、AIルーティングによりお客さまの予約状況や道路状況を考慮して、半径約2kmを目安としたエリア内を出発地から目的地まで最適なルートで効率よく移動できます。

 

複数名によるプロのドライバーが運行するので、子どもから高齢者まで安心して利用可能。子どもの送迎、今までより足を延ばした場所での買い物、免許を保有しない家族の送迎、家族での外食、高齢者の自由な外出など、幅広い用途に応じた利用が可能です。

 

料金は、30日間定額プランが5000円、1回乗車プランが大人300円(小学生以下150円)。30日間定額プランは、はじめの14日間は無料でお試し可能。同居家族を1人あたり500円追加で、6人まで登録可能です(例えば3人家族の場合6000円、1人あたり2000円で利用可能)。

 

利用方法はアプリもしくは電話。現在発表されている展開エリアは東京都渋谷区、愛知県名古屋市千種区、京都府京丹後市、東京都豊島区(2022年サービス開始予定)の4エリアです。

↑アプリでは、メニューから利用エリアのプランを購入し、アプリから乗降地を指定して車両を予約。地図上のピンをタップするだけで乗降地を設定可能

 

また、両社は、合弁会社「Community Mobility株式会社」を設立します。2022年4月1日から事業を開始し、同サービスの全国展開を目指します。

 

合弁会社では、WILLERが持つ独自のITマーケティングシステムや交通事業者の知見に加え、KDDIが持つ地方自治体とのつながりやデータ活用の知見を生かして、それぞれの地域のニーズに合わせたサービスを展開予定です。「キッザニア」などとも連携し、施設への無料送迎などを検討中とのこと。

キャリアを変えてもメアドはそのまま! ドコモとauが“メール持ち運び”発表

NTTドコモと、KDDI及び沖縄セルラーは、他の通信事業者に移行後もメールアドレスを継続して利用できるサービス「ドコモメール持ち運び」「auメール持ち運び」を、それぞれ発表しました。

 

ドコモメール持ち運びは12月16日よりサービス開始。同サービスにより、料金プランを「ahamo」へ変更した場合でも、「ドコモメール」のサービスとメールアドレスを継続して利用できます。

 

利用料金は1メールアドレスあたり月額330円で、ドコモショップ店頭や、My docomo、ahamoのWebサイトにて受け付けています。

↑主な提供条件

 

auメール持ち運びは、auを解約後31日以内に同サービスに申し込むことで、UQ mobileやpovo、他通信事業者に移行後もauのメールアドレス 「@au.com」「@ezweb.ne.jp」を継続して利用可能。迷惑メールフィルターなどの機能も利用できます。

 

au契約中と同様に、Androidは「auメールアプリ」(サービス開始に合わせて順次配信される対応バージョン「Ver.07.00」以降にアップデートが必要)から、iPhoneは標準のメールアプリから利用可能です。

 

申し込みにはau回線契約にもとづき発行されたau IDが必要で、au公式サイトの、同サービス専用ページから申し込めます。

 

月額料金は330円。提供開始は12月20日です。

 

両サービスとも、詳細については、各公式サイトの案内をご覧ください。

毎月20GBが1年間月額990円から! 18歳以下とその家族もおトクな「UQ応援割」

KDDI、沖縄セルラーは、18歳以下の利用者と「自宅セット割」グループが同一の家族を対象に、UQ mobileの「くりこしプランM +5G」と「くりこしプランL +5G」の月額料金を1年間1100円割り引く「UQ応援割」の提供を開始しました。

 

これにより、くりこしプランM +5Gに加入している18歳以下の利用者と同じ自宅セット割グループの家族は、自宅セット割と「増量オプションII 1年間無料キャンペーン」適用で、毎月20GBを1年間月額990円から利用できるようになりました。

↑「くりこしプランS +5G」は「UQ応援割」の対象外。「増量オプションII 1年間無料キャンペーン」は、12月3日以降の新規適用分から割引期間が13か月間

 

詳しい適用条件、受付終了時期などについては、UQ mobile公式サイトをご覧ください。

30歳以下ならさらにおトク! 31歳以上でもおトク。au「つなぐ応援プログラム」

KDDI、沖縄セルラーは、「つなぐ応援プログラム」を開始しました。

 

同プログラム第1弾として、30歳以下の利用者向けにデータ使い放題プランを6か月間月々3938円割引する「au応援割(U30)」と「Amazonプライム」1年ついてくる特典、31歳以上の利用者も動画・音楽配信などエンターテインメントサービスとのセットプランを6か月間月々最大1100円割引する「au応援割(エンタメ)」、スマホを初めて使う22歳以下の利用者向けに「スマホスタートプラン(フラット)5G/4G」の月間データ容量を1年間増量する「U22データ増量キャンペーン」の提供をスタート。

 

au応援割(U30)は、30歳以下の利用者を対象に、適用条件を満たした月の翌月から6か月間、対象料金プランの月額料金を3938円割り引きます。例えば「使い放題MAX 5G/4G」に加入している場合、「家族割プラス(3人以上)」「auスマートバリュー」「au PAY カードお支払い割」をあわせて適用すると、6か月間月額990円で利用できます。また、「使い放題MAX 5G/4G」に加入していると、「Amazonプライム」1年ついてくる特典の対象になります。

↑割引の適用例(使い放題MAX 5G/4Gの場合)

 

au応援割(エンタメ)は、年齢制限なく、適用条件を満たした月の翌月から6か月間、対象料金プランの月額料金を1100円(「使い放題MAX 5G with Amazonプライム」の場合770円)割り引きます。例として、「Netflix(ベーシックプラン)」「Amazonプライム」「TELASA」がセットの「使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P)」加入の場合、「家族割プラス(3人以上)」「auスマートバリュー」「au PAY カードお支払い割」をあわせて適用すると、6か月間「使い放題MAX 5G/4G」と同額の月額4928円で利用できます。受付期間は12月31日まで。

↑割引の適用例(使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P)の場合)

 

その他各種プログラムの詳細、対象料金プランや適用条件などは、au公式サイトの当該ページをご確認ください。

タフネスケータイ「G’zOne」20周年記念モデル「G’zOne TYPE-XX」が4G LTEケータイとして登場

 

KDDIと沖縄セルラーは8月2日、耐久性に優れたG’zOneシリーズの20周年記念モデル「G’zOne TYPE-XX」と、シンプルなデザインの「GRATINA KYF42」を、4G LTEケータイとして発売すると発表。G’zOne TYPE-XXは11月以降の発売で価格は未定、GRATINA KYF42は8月13日発売で価格は3万3000円(税込)です。どちらのモデルも8月3日から予約受け付けを開始します。

 

G’zOneシリーズは2000年2月に販売を開始し、雨の中でも使用できる耐水性能や、日常でのハードなシーンでも安心して使える耐衝撃性能という、当時の携帯電話にはなかった「タフネスケータイ」という領域を開拓したモデルです。今回、G’zOne20周年を記念して、カシオ計算機の歴代G’zOneデザインチームが商品デザインを担当。初代G’zOneをオマージュした円形の10キーや背面バックロックなど、細部までこだわっています。

 

また、アメリカ国防総省が制定したMIL規格19項目に準拠した耐久性能を実現しているうえ、高さ1.8mから鉄板・コンクリートに26方向から落下させるメーカー独自の試験をクリア。

 

さらに。4つのセンサーを搭載し、天気や気圧、温度などを確認できるほか、簡易ライトやホイッスル音、FMラジオが聴けるなどの機能を搭載しています。

 

一方のGRATINA KYF42は、見やすいうえに押しやすいキーデザインを採用し、今まで通りの快適な使い心地を実現したとする折りたたみ式のケータイ。

 

 

電話番号だけで写真や動画を送れる「+メッセージ」を利用できるほか、日常で安心して使える防水・防塵・耐衝撃性能をそなえています。また、アルコール除菌シートや泡ハンドソープでのお手入れが可能なため、端末の清潔さを維持できます。

 

このほか、着信に気づきやすい「でかバイブ」や、同じ相手から10分以内に2回以上の不在着信が続くと段階的に着信音を大きくする「ステップアップ着信」など、電話の着信を逃さない機能を搭載しています。

もう一度おさらいしよう! 続々と発表されたスマホの新料金プラン、最も安いのはどこ!?

今年の春は、スマホ料金はドーンと安くなります。大手3社が発表したオンライン専用の新料金プランが注目を集めていますが、これに対抗するべく、新興の楽天モバイルも大胆な値下げを発表しました。なんと1GBまでならタダで使えるという大胆なプランです。

↑楽天モバイルが1月28日に発表した新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は、1GBまでは無料で使える

 

楽天モバイルの新料金プランは、どんなケースでも最安なのか? 契約してから後悔しそうなことはないのか? 大手プランとじっくり比べてみました。

 

楽天モバイルの新プランは、20GB以下なら月額0円〜1980

まずは、3社が3月に開始予定のオンライン専用プランと、楽天モバイルが4月1日から提供する新プランを比較してみましょう。

 

大手3社の20GBプランと楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」の比較

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NTTドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル
プラン・ブランド名 ahamo povo LINEMO Rakuten UN-LIMIT VI
月額料金 2980円 2480円 2480円 〜1GB:0円(2〜5回線目は980円)
〜3GB:980円
〜20GB:1980円
20GB〜:2980円
月間データ容量 20GB 20GB 20GB 楽天回線:無制限
パートナー回線:5GB
超過後の通信速度 最大1Mbps 最大1Mbps 最大1Mbps 最大1Mbps(パートナー回線)
データ追加 500円/1GB 500円/1GB 500円/1GB 500円/1GB
通話定額 5分かけ放題:無料
かけ放題:1000円
5分かけ放題:500円
かけ放題:1500円
5分かけ放題:500円
かけ放題:1500円
「Rakuten Link」アプリでの国内通話は無料

 

楽天モバイルは、現行の「Rakuten UN-LIMIT V」が月額2980円で楽天回線が使い放題でしたが、4月1日にアップデートされる「Rakuten UN-LIMIT VI」からは、使ったデータ量によって支払い額が変わる段階式に変わります。この改定により、20GB以下であれば、楽天モバイルが圧倒的に安くなります。ただし、楽天回線エリア外では、パートナー回線であるau回線につながることが多く、月に使えるのは5GBまで。これは従来通りです。

 

大手3社の新料金プランでは、auの「povo」とソフトバンクの「LINEMO」が月額2480円で、ドコモの「ahamo」より500円安くなっています。ただし、povoとLINEMOの料金には通話定額が含まれていません。1回5分以内の通話がかけ放題になるオプションを追加した場合は、ahamoと同額の2980円になります。

 

大手3社と楽天モバイルのメリット・デメリットは真逆

各社のプランには、それぞれ下表のようなメリットとデメリットがあります。

 

各社プランのメリット&デメリット

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NTTドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル
プラン・ブランド名 ahamo povo LINEMO Rakuten UN-LIMIT VI
メリット ・オンラインで手続きができる ・店舗でもオンラインでも手続きが可能
・独自のメールアドレスを提供予定(2021年夏頃)
・300万人は1年無料(残り800万人程度)
・海外82の国・地域で、追加料金なしで利用可能 ・5分以内かけ放題(500円)、24時間データ使い放題(200円)などのトッピングを提供 ・LINEのトークや通話のデータ量がノーカウント
デメリット ・実店舗では申し込めない
・キャリアメールが使えない
・家族割引、固定回線とのセット割引などがない
・自社回線エリアが狭い

 

ahamoは海外利用について発表済み。82の国・地域で特別な申し込みや追加料金なしで、そのまま使えて、データ量は国内と同じく20GBから消費されます。povoは必要なサービスを簡単に追加できる「トッピング」を提供。200円支払うだけで、24時間データが使い放題になるトッピングは、長時間テザリングを利用したい時や、「Netflix」の海外ドラマを一気に見たい時などに重宝しそうです。LINEMOは「LINE」のデータがノーカウントになるのがセールスポイント。さらに、通常は月額240円でLINEクリエイターズスタンプが使い放題になる「LINEスタンプ プレミアム」も無料で使えます。

 

↑NTTドコモが2020年12月に、他社に先がけて発表した新料金プラン「ahamo」は業界に大きなインパクトを与えた

 

↑auの新プラン「povo」は、必要な時にだけ追加できるトッピングが特徴。トッピングのメニューは今後増える予定

 

大手3社の新プランはオンライン専用ですが、楽天モバイルはオンラインで実店舗でも手続きができることが利点。ただし、他社に比べるとサービスエリアが狭いという大きな欠点があります。データ無制限の楽天回線の人口カバー率は73.5%(2021年1月)で、3月末に80%、夏頃に96%に達する見通しです。一見、十分に思えるかもしれませんが、使いたい時に使いたい場所で使えないことは大きなストレスになるはず。また、楽天モバイルは、障害物に強いプラチナバンドを持っていません。建物内などで他社よりも繋がりにくい問題は、しばらくは改善されないでしょう。

 

↑楽天モバイルの自社回線エリアは順調に拡張されているが、大手3社に並ぶには、まだまだ時間を要するだろう

 

楽天回線エリア外での利用が多い場合は要注意!

楽天回線エリアだけで使うのであれば、楽天モバイルが最安であることは言うまでもありません。しかし、楽天モバイルはパートナー回線につながった場合は、月に5GBまでしか使えません。超過すると通信速度が最大1Mbps程度に制限され、制限を解除するには、500円/1GBのデータを購入する必要があります。そこで、パートナー回線のデータ量を使い切って、データを追加購入した場合の支払い額を計算してみました。

 

楽天モバイルでデータを追加した場合の支払い額

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回線別のデータ量 支払い額(月額料金+データ追加料)
楽天回線1〜3GB+パートナー回線6GB(1GB追加) 980円+500円=1480円
楽天回線1〜3GB+パートナー回線7GB(2GB追加) 980円+1000円=1980円
楽天回線1〜3GB+パートナー回線8GB(3GB追加) 980円+1500円=2480円
楽天回線1〜3GB+パートナー回線9GB(4GB追加) 980円+2000円=2980円
楽天回線1〜3GB+パートナー回線10GB(5GB追加) 980円+2500円=3480円
楽天回線1〜3GB+パートナー回線11GB(6GB追加) 980円+3000円=3980円
楽天回線3〜20GB+パートナー回線6GB(1GB追加) 1980円+500円=2480円
楽天回線3〜20GB+パートナー回線7GB(2GB追加) 1980円+1000円=2980円
楽天回線3〜20GB+パートナー回線8GB(3GB追加) 1980円+1500円=3480円
楽天回線3〜20GB+パートナー回線9GB(4GB追加) 1980円+2000円=3980円
楽天回線3〜20GB+パートナー回線10GB(5GB追加) 1980円+2500円=4480円

 

楽天モバイルで月に使うデータが1〜3GBで月額980円の場合、パートナー回線のデータを4GB追加すると、amahoなどと同額の2980円になります。5GBを追加すると大手3社の月額料金よりも高くなり、6GBを追加すると、大手プランの月額料金にかけ放題オプションを追加した場合と同額になります。

 

月に3〜20GBの月額1980円の場合は、2GBの追加で他社と並び、4GBの追加で、かけ放題オプションを追加した場合と同額になります。楽天モバイルを契約する際は、自分の行動範囲でほぼつながるのかどうかを事前に確かめるべきでしょう。

 

大手3社の使い放題プランも値下げされたが……

大手3社は、データ使い放題のプランも発表しています。ドコモの「5Gギガホ プレミア」は4月1日から、auの「使い放題MAX 5G」(4G向けプランも使い放題で同料金)とソフトバンクの「メリハリ無制限」(5G/4Gの共通プラン)は3月に開始予定。楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」も楽天回線エリアでは無制限でデータ通信を行えるプランです。まずは、これら4つのプランの概要を押さえておきましょう。

 

大手3社の5G向け使い放題プランと楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」の比較

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NTTドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル
プラン・ブランド名 5Gギガホ プレミア 使い放題MAX 5G メリハリ無制限 Rakuten UN-LIMIT VI
月額料金(割引適用前) 〜3GB:5150円
無制限:6650円
(定期契約なし)
〜3GB:5080円
無制限:6580円
〜3GB:5080円
無制限:6580円
〜1GB:0円(2〜5回線目は980円)
〜3GB:980円
〜20GB:1980円
20GB〜:2980円
月間データ容量 無制限 無制限(テザリングなどは30GBまで) 無制限(テザリングなどは30GBまで) 楽天回線エリア:無制限
パートナー回線エリア:5GB
家族利用割引 2人で利用:-500円
3人以上で利用:-1000円
2人で利用:-500円
3人以上で利用:-1000円
2人で利用:-600円
3人以上で利用:-1100円
なし
固定回線セット割引 -1000円 -1000円 -1000円 なし
指定カード支払い割引 -170円 -100円 なし なし
通話定額
5分かけ放題:700円
かけ放題:1700円
5分かけ放題:800円
かけ放題:1800円
5分かけ放題:800円
かけ放題:1800円
「Rakuten Link」アプリでの国内通話は無料

 

大手3社の料金はほぼ横並び。各種割引がフルに適用されると、3社いずれも月額4480円で使い放題が実現します。ただし、テザリング利用の上限を設定していないのはドコモだけ。auとソフトバンクはテザリングやデータシェアなどの合計は月に30GBまでという制限があります。楽天モバイルは、楽天回線であれば月額2980円で使い放題、テザリングも無制限。やはり、他社よりも圧倒的に安いです。

 

↑ソフトバンクの「メリハリ無制限」は、5G向けの料金は、従来プランより1900円も安くなった

 

割引が適用されると、大手のお得感がグ〜ンと向上

ドコモの「5Gギガホ プレミア」で各種割引が適用され、通話定額に加入した場合の支払い額は下記の通り。これを楽天モバイルの料金と比べてみましょう。

 

「5Gギガホ プレミア」の割引適用後の料金

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通話定額非加入の場合 +5分かけ放題 +かけ放題
1人で利用 5480円 6180円 7180円
2人で利用 4980円 5680円 6680円
3人以上で利用 4480円 5180円 6180円

 

楽天モバイルで20GB以上を使って、さらにパートナー回線の利用も5GBを超えて、データを追加購入した場合の支払い額を計算してみました。

 

楽天モバイルで20GB以上を使って、データを追加した場合の支払い額

※表部分を右スクロールすると全体が見られます

回線別のデータ量 支払い額(月額料金+データ追加料)
楽天20GB以上+パートナー6GB(1GB追加) 2980円+500円=3480円
楽天20GB以上+パートナー7GB(2GB追加) 2980円+1000円=3980円
楽天20GB以上+パートナー8GB(3GB追加) 2980円+1500円=4480円
楽天20GB以上+パートナー9GB(4GB追加) 2980円+2000円=4980円
楽天20GB以上+パートナー10GB(5GB追加) 2980円+2500円=5480円
楽天20GB以上+パートナー11GB(6GB追加) 2980円+3000円=5980円
楽天20GB以上+パートナー12GB(7GB追加) 2980円+3500円=6480円
楽天20GB以上+パートナー13GB(8GB追加) 2980円+4000円=6980円
楽天20GB以上+パートナー14GB(9GB追加) 2980円+4500円=7480円
楽天20GB以上+パートナー20GB(10GB追加) 2980円+5000円=7980円
楽天20GB以上+パートナー21GB(11GB追加) 2980円+5500円=8480円

 

このようにデータを1GB追加購入するごとに500円高くなります。ドコモの「5Gギガホ プレミア」の料金と比べてみましょう。「5Gギガホ プレミア」の各種割引適用前は6650円。つまり、パートナー回線の利用が12GB以下であれば、楽天モバイルのほうがお得です。なお、「5Gギガホ プレミア」に通話かけ放題を追加すると月額8350円になるので、楽天モバイルが得するゾーンがさらに広がります。

 

ただし、各種割引が最大限に適用される場合は、損得分岐点が変わります。「5Gギガホ プレミア」の最安料金は月額4480円。かけ放題サービスに加入しない場合は、楽天モバイルでパートナー回線を8GB使った場合(3GBを追加)と並びます。24時間かけ放題のオプションを付けた場合は、パートナー回線11GBまでは楽天モバイルが安く、12GB以上ならドコモのほうがお得です。

 

今回は比較対象には挙げませんでしたが、大手のサブブランドであるUQモバイルとワイモバイルも2月から新料金プランを提供しました。月に20GBも使わないという人は、それらのプランも選択肢に入れて、最適プランを検討してみてくださいね。

「INFOBAR xv」が発表されたので、会社の机から出てきた「INFOBAR 2」と比べてみた。

このカラーリングとこのフォルムに見覚えはありませんか? KDDIから先日発表された携帯電話「INFOBAR xv」です。

 

↑カラーは「NISHIKIGOI」「NASUKON」「CHERRY BERRY」の3種類

 

「INFOBAR」は「au Design project」の第1弾として2003年に発表された携帯電話。初代の発売以降はシリーズとして、「INFOBAR 2」やスマートフォンタイプの「INFOBAR A01」が発売され、2015年の「INFOBAR A03」が直近の発表になりました。

 

今回発表された「INFOBAR xv」は、初代「INFOBAR」の発売から15周年を記念したもの。初代と同じく深澤直人氏がプロダクトデザイナーを務め、当時のカラーとデザインを受け継いだモデルになっています。

 

筆者が初めて携帯電話を持ったのは今から約10年前、中学生の頃。携帯電話のカタログでINFOBARを見て、「かっこいい!」と思ったのを思い出しました。このデザインは今見ても新しい感じがします。

 

↑大きさは横48×縦138×厚さ14mm。このサイズ感が懐かしい…

 

INFOBAR xvには、歴代のINFOBARでは実現できなかった、キーの周りにフレームがない「フレームレステンキー」が搭載されています。スマホが一般的になった今だからこそ、物理的にボタンを押す感覚が新しいですね。

 

↑中央の「clear」ボタンが懐かしくないですか?

ちなみにこのINFOBAR xv、冒頭でサラッと触れましたが、スマホではなく「携帯電話」です。いわゆる「ガラケー」。4G LTEに対応し、3.1インチWVGA(480×800)のディスプレイ、約800万画素のカメラを搭載しています。

 

↑裏面はなめらかな質感のデザイン

 

バッテリー容量は1500mAh、内蔵メモリ8GB、外部メモリはmicroSDカード(最大32GB)。Bluetooth、Wi-Fiに対応。テザリング機能も備わっています。LINE、+メッセージ、PCメールも利用可能。

 

また独自機能として、スマホ音声アシスタント呼出機能も新たに搭載。スマホと連携して、電話で話すスタイルで、INFOBAR xvから「Googleアシスタント」や「Siri」を操作できます。

 

↑スマホを鞄などに入れたまま、音声アシスタントを利用できる

 

筆者はスマホのカメラに強くこだわりがあるわけではなく、インターネットもタブレットを使って利用しているので、アプリの追加はできなくても、電話やメール、LINEが使えるならそれなりに満足できる気がします。

 

スマホを買ったはいいけど、結局使っているのは電話とメールとたまにLINEといった人や、通話は携帯で、インターネットなどはスマホかタブレット、という2台持ちの人にはおすすめかもしれません。

 

無駄に大きくないサイズとおしゃれなデザインも、大画面のスマホが当たり前になっている若い人にも2台目として需要があるかもしれません。

 

↑現時点でのUIのイメージ

 

発売に先駆けて、7月12日から8月30日(木)18時までクラウドファンディングを実施しています。INFOBAR xv専用のケースや、原寸大のオブジェがもらえたり、INFOBAR xv本体のクレジットタイトル画面に名前を記銘できたりと、さまざまな特典が用意されており、INFOBARのファンに向けたサービスも行っています。

 

↑INFOBAR xvの専用ケース

 

会社の引き出しを探してみたところ、なんと11年前に発売された「INFOBAR 2」を発見!当時、筆者は中学1年生。まだケータイは持っていませんでした。

 

↑INFOBAR xvと似たデザインのUI

 

さすがにもう使えないのかなと思いきや、充電して電源を入れると、おもしろいほどサクサク動きます。

 

標準サイズのSIMが手元になかったので、通信はできませんでしたが、まだまだ現役としても活躍しそうな様子。デザイン的にはアリなので、サブ端末として使ってもよさそうです。

 

↑激しく劣化した背面。どうしたらこんなにボロボロになるのか……。「鍵と一緒にポケットに入れていたからです」(かつての所有者(35)談)

 

ついでにINFOBAR xvとINFOBAR 2のスペックを比べてみました。三洋電機って携帯電話を製造していたのですね、初めて知りました!(三洋電機は、2008年に京セラに携帯電話事業を売却)。

 

ディスプレイやカメラのスペックには、さすがに古さを感じますが、意外にもINFOBAR xvには搭載されていない、ワンセグやFeliCaに対応していたりします。まあ、2.6インチ(!)の小さい画面でワンセグを見ることはなさそうですが……。

 

↑INFOBAR 2には、ワンセグやFeliCaが搭載されている

 

懐かしすぎて余談が過ぎましたが、スマホは機能が豊富すぎて手に余るという人はINFOBAR xvを検討してみてはいかがでしょうか。発売は2018年秋とまだ先ですので、まずは名前をしっかり覚えておきましょう。

auの夏スマホは「デュアルカメラ」がトレンドに! そのなかでもプロが驚いた一機は?

auは5月14日、2018年夏モデルを発表しました。スマホの新機種としては、6モデルが登場。注目したいのは、デュアルカメラを搭載する機種の多さです。各メーカーのアプローチの違いに着目しながら、概要を追ってみましょう。

 

↑auの2018年夏モデル。AQUOS senseは新色が登場。かんたんケータイは本記事では割愛

ソニーモバイルは暗所撮影に注力、インカメラで3Dモデリングが可能に

ソニーモバイルの「Xperia XZ2」シリーズは、デザインを大幅に刷新。上位モデルの「Xperia XZ2 Premium」は、背面にデュアルカメラを搭載し、超暗所撮影を可能にしました。ちなみに、イヤホンジャックが廃止されたことには留意が必要。

 

↑Xperia XZ2 Premium SOV38(8月中旬以降発売予定)。サイズは5.8型で、幅はやや広めの80mm(暫定値)カメラの構成は1920万画素(カラー)+1320万画素(モノクロ)となっており、ISO51200での静止画撮影、ISO12800での動画撮影を実現する

 

↑Xperia XZ2 SOV37(5月下旬以降発売予定)。サイズは5.7型で、Premiumよりも縦長でコンパクト。セルフィーでの3D撮影や、フルHDでのスーパースローモーション撮影にも対応した

 

シャープは動画専用カメラを搭載、静止画もAIが同時に撮影

また、新たに2眼カメラを搭載したシャープの「AQUOS R2」も、2眼カメラを搭載。2つのカメラのうち、片方が動画専用カメラになっているのが特徴です。動画撮影中に、自動で静止画を捉える「AIライブシャッター」機能がユニークです。

 

↑AQUOS R2 SHV42(6月上旬以降発売予定)。サイズは6.0型。2260万画素の標準カメラと、1630万画素の動画専用カメラを備える

 

GalaxyはF値1.5の超明るいレンズを採用、スーパースローもサポート

Galaxy S9/S9+のメインカメラには、F値を1.5と2.4で機械的に切り替えるレンズを採用。暗いシーンでは、F値1.5で明るく撮影でき、明るいシーンではF値2.4に自動で切り替わる仕組みとなっています。そのほか、ステレオスピーカーになったこともポイント。

 

↑Galaxy S9+ SCV39(5月18日発売予定)。サイズは6.2型で縦長。1220万画素の広角カメラと1220万画素の望遠カメラを搭載する。960fpsのスーパースローモーション撮影も新たにサポート

 

↑Galaxy S9 SCV38(5月18日発売予定)。サイズは5.8型で縦長。S9+のメインカメラと同じ1220万画素の広角カメラを搭載する

 

ファーウェイはデュアルレンズ搭載の高コスパモデルを投入

ファーウェイからは、「HUAWEI P20 lite」が登場しました。デュアルカメラを活用し、被写体の背景をぼかせる「ポートレート」撮影が可能。撮影後に焦点位置やぼけ具合を調整できる「ワイドアパーチャー」にも対応します。

 

↑HUAWEI P20 lite HWV32(6月上旬以降発売予定)。5.8型の高コスパなミッドレンジモデルだ。カメラは1600万画素のメインカメラと約200万画素のサブカメラを搭載。インカメラの美顔撮影もユニーク

 

昨年はiPhoneやGalaxyを筆頭に、デュアルカメラ化が進んだキャリアスマホ。今夏モデルからは、ソニーやシャープのフラグシップも、ついにデュアルカメラ搭載スマホとなりました。それぞれ個性的な機能を搭載し、「使ってみたい!」と思える楽しさがありますね。

 

例えば、Xperia XZ2 Premiumは、暗所でも明るく”動画が撮れる”というアプローチに。会場では、実機のカメラを使ったデモが設置されていましたが、非常に明るい映り具合に驚きました。同機の発売は8月中旬以降とのこと。秋からはSNS上に夜景動画が増えるかもしれませんね。

 

とは言え、やはりフラッグシップ機は「お値段」も気になるところ。派手な最新機能・性能にこだわらずコストパフォーマンスを優先させるなら、ミッドレンジの「HUAWEI P20 lite」や、新色ノーブルレッドが登場した「AQUOS sense」なども、忘れずにチェックしておきましょう。

携帯大手3社による新SMSサービス「+メッセージ」を5月から提供へ。モバイル専門家はどう見る?

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は4月10日、新サービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」の提供開始について合同で記者会見を開催しました。同サービスは、3社のスマホ・タブレットを利用するユーザーが使用可能となり、2018年5月9日から提供される予定です。なお、MVNO(格安SIMを運営する事業者)などへの提供は、導入希望に応じて検討するとのこと。

 

要はSMSが進化して文字数制限撤廃&スタンプ対応へ

「+メッセージ」は、3社のユーザーであれば、文字数を気にすることなくチャット形式でメッセージやスタンプ、写真・動画(最大100MB)を送受信できるサービスです。スタンプは専用の「スタンプストア」からダウンロードする仕様で、サービス開始時で500点の無料スタンプが提供されます。

 

↑+メッセージの画面。携帯電話番号がわかれば誰にでもメッセージを送信できる

 

最大のメリットは従来のSMSと同様、IDとパスワードを登録することなく、携帯電話番号を使用してメッセージがやりとりできること。

 

複数人でグループを作成してメッセージをやりとりすることも可能。また、受け手がメッセージを開封したことが把握できる機能として「既読」の表示も用意され、設定でオン・オフを切り替えられます。

 

従来のSMSでは他社携帯電話番号宛ての場合、「最大全角70文字のテキストと絵文字」のように送受信の制限がありました。これと比較すると、+メッセージはより使いやすいサービスになっているのがわかります。

 

↑+メッセージで採用するRCS(リッチコミュニケーションサービス)は、SMSの後継として標準化された規格。39カ国、50キャリアで商用サービスとして提供されている

 

一方で、連絡先に登録していない不明な差し出し人からメッセージが届くと「未登録」というアイコンが表示されます。セキュリティ面でもメリットあることがアピールされました。

 

OSに関しては、iOS 9.0以上、Android 4.4以上をサポート。なお、auではSMS(Cメール)、ソフトバンクでは「SoftBankメール」のアプリに関してバージョンアップが必要となる場合があります。

 

利用料金は基本的にパケット通信料のみ。有料スタンプの販売などについては、検討段階ということで詳細は明かされていません。

 

↑株式会社NTTドコモ、スマートライフビジネス本部スマートライフ推進部コミュニケーションサービス担当部長の藤間良樹さんは「お客様からは他社にメッセージを送れない、この絵文字が送れないなど、多くの不満が送られて来ている。こういった過去の経験を踏まえて今回のサービスでは、提供前からキャリア間で仕様を統一した」と述べる

 

↑KDDI株式会社、商品・CS統括本部商品企画本部サービス企画部部長 金山由美子さんは「ユニバーサルサービスとして、UI面でも安心して使える部分にこだわってつくってきた」と述べた

 

↑ソフトバンク株式会社、テクノロジーユニット モバイル技術統括IoT事業推進本部 事業開発統括部 AIデータコンサルティング部 部長千葉芳紀さんはメインターゲットについて「SMSを使っている人に使ってもらいたい。そういった人から周りに普及していけばよい」と述べた

 

将来的には企業とユーザーをつなぐプラットフォームへ

+メッセージは企業からユーザーへのお知らせや各種手続きなどを送信するためにも利用されるとのこと。「総合的なコミュニケーションプラットフォーム」を目指すといい、まさに「LINE」を想起させます。

 

NTTドコモ藤間氏はこうした利用について「単に広告を送るのではなく、必要な情報を送っていく。例えば、カスタマーセンターの申し込みなど、チャット形式で実現したい」と述べています。

 

↑アプリの配信については各社、およびOSごとに異なる

 

アプリの提供方法については、キャリアやOSによって異なります。5月以降に各社が発売するAndroidスマホについては、同アプリがプリインストールされる形で提供されます。また、既存機種についてはアプリダウンロードや既存のアプリのバージョンアップで提供される予定です。

一方、iOSではAppStoreからアプリをインストールして使うことになります。その他の詳細については、各社のホームページで確認してみてください。

LINEに置き換わるサービスとなるのか?

従来のSMSが+メッセージへと進化し、キャリアを問わずに、そして従来の制限を気にせずに使えるようになるのは喜ばしいことです。しかし、LINEのユーザーがそのまま移行するということはまずないでしょう。今後もLINEはLINEとして従来通り機能するはずです。

 

例えば、親しい相手や家族とのプライベートな連絡はLINEを使う。仕事関係の知り合いなど、電話番号しか知らない相手に、緊急で確認をとるときには、+メッセンジャーを使う。しばらくは、個人個人でこういった使い分けがされるでしょう。おそらくSMSの使い道とほぼ同じになるのかな、と想像できます。

 

一方で、筆者としては+メッセンジャーのシンプルさに魅力を感じました。LINEは既に機能が追加されすぎていて、画面がごっちゃごちゃ。ニュースや広告でアプリも重くなってしまっています。良心的な言い方をすればプラットフォームとして充実してきたわけですが、ユーザーからしてみれば全容を把握しづらくなったとも言えます。

 

こうした煩わしさを解消する目的で、思い切ってシンプルな+メッセージに移行するのも良いでしょう。特に、子どもやご年配の両親に新しくスマホを持たせる際には、(ごっちゃごちゃな画面の)LINEの使い方を教えるより「みんなで+メッセンジャーを使おう」と割り切った家族ルールを作るのも一つの手。こんな事例が繰り返されていけば、少しずつ利用率も上がっていくのかなと思います。

 

+メッセージも将来的にLINE化を目指すようですが、ぜひともシンプルである魅力も忘れずに開発して欲しいところです。なにはともあれ提供開始は5月9日から。実際に使えるようになるまで、もう少し待ちましょう。

 

すべてが桁違いな「auひかりホームX(テン) 10ギガ」、実際のメリットは? 専門家に活用シーンを聞いてみた

最近、ネット動画の表示が重い、ダウンロードが以前より遅くなった……と感じることはないでしょうか。これは何も気のせいではなく、家庭のネット環境はそのままなのに、配信される動画が4K対応になるなどコンテンツのほうが日に日にリッチになっているから、という理由が考えられます。

 

そんななか、3月1日から受付が始まったKDDIの新サービス「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が大きな注目を集めています。なんとこちら、個人宅向けとしては“世界最速”(*)を謳う、上り/下り最大10Gbpsを提供するサービスなのです!

*個人宅向けFTTHサービス市場 (月額100ドル未満) で上り下り速度が共に10ギガのサービス。【2018年1月付けOvum調査報告に基づく】

 

■サービスの詳細・提供エリア・申込みはコチラ↓
https://www.au.com/cmp/hikari_kousoku/

 

頭ひとつ抜きん出た速さ! 無線LAN利用でも超高速

“世界最速”や“10ギガ”と言われてもピンとこないかもしれませんが、現在の家庭(ホーム)向けに提供されている光回線の主流は1Gbps。これが一気に10Gbpsというのは衝撃的! これだけでも飛び抜けて高速だということがわかります。

 

しかも、提供される新ホームゲートウェイ「BL1000HW」(ルーター的役割の機器)も高性能で、最新の無線LAN規格「Draft IEEE 802.11ax」に対応し、無線LANの速度は最大2.4Gbpsとこちらも超高速。無線LAN利用でも頭ひとつ抜きん出た高速データ通信が可能です。

 

では、この「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を実際に家庭に導入した場合、日常生活にどのようなメリットや変化があるのでしょうか。今回は2人の専門家に話をうかがいました。

 

【専門家に聞きました!①】

家族間での“帯域幅”争奪戦に終止符! さまざまなシーンで活躍

まずはPC/デジタルライターの後藤 宏さんに、世界最速「auひかりホームX(テン) 10ギガ」のメリットについて、わかりやすく説明していただきました。

【Profile】

後藤 宏さん

“パソコンはともだち”が口癖のPC好きデジタル系ライター。機器のスペックはもちろん、通信速度やオンラインサービスにも、オタク特有のツッコミを入れる、めんどうな人。

 

――まず、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」の注目ポイントはどこになりますでしょうか?

後藤 宏さん(以下、後藤):本サービスで注目すべきは10Gbpsまでのデータ伝送に耐えられる“帯域幅”です。4K動画のストリーミング視聴も、オンラインゲームの対戦も、1つのサービスを利用するだけなら「auひかりホーム 1ギガ」でも、レスポンスはあまり変わらないでしょう。

 

しかし、それらを同時に利用した場合、従来の環境ではデータの伝送が間に合わず、タイムラグが発生してしまいます。例えるなら、「華厳滝」と「ナイアガラ」の違いですね。水が落ちる速度自体の違いというよりも、水の“量”が変わるイメージです。

 

近年では動画をはじめ、ほとんどのコンテンツが大容量化していますし、ネットサービスが浸透している現在では、快適に生活するために欠かせない要素と言えます。

 

――確かに、家族と一緒に生活していると、休日などはちょうどネットを利用する時間が重なってしまうことって多いですよね。具体的にはどういった人におすすめですか?

後藤:先に挙げたとおり、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」最大のメリットは、同時にたくさんのデータを伝送できること。これまでは、複数の端末から同時にネットサービスを使おうとすると、速度が遅くなっていました。

 

例えば、動画配信サイトで4K動画を視聴していると、それだけで多くの帯域幅を占有してしまいます。なので、家族の誰かが同じタイミングでネットショッピングを利用しようとすると、お互いに影響しあって動画のバッファが追いつかずに再生が止まってしまったり、買いたい商品の画像がなかなか表示されなかったりする場合があります。家族で帯域幅の争奪戦になっていたんですね「auひかりホームX(テン) 10ギガ」なら、従来の「auひかりホーム1ギガ」から帯域幅がかなり増えるので、そういった状況でも快適に利用できるようになります。

 

このことから考えて、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」は、家族がそれぞれパソコンを利用していて、高品位なネット動画やネットショッピング、ストリーミング形式の音楽サービスを存分に楽しみたいといった家庭にイチオシ。無線LANも高速なので、スマホ利用でも快適です。

 

――動画配信サービスやネットショッピングの話が出ましたが、それ以外のシチュエーションで「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入するメリットはありますか?

後藤:アプリやOSのアップデートにも効果絶大です。OSやアプリのアップデートはデータ量が大きい場合がありますが、予期せぬときに処理が始まってしまっても、10Gbpsなら超快速に処理が完了するはずです。ほかにも、動画のダウンロード時間の短縮にもつながります

 

――それでは、後藤さんご自身が「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入したら、どのような使い道を考えていますか?

後藤:音楽ストリーミング配信サービスで音楽を流しっぱなしにしながら、ネット動画を観たり、ネットショッピングを楽しんだりといった使い方をしたいですね。

 

また、個人的にビジネス用として1TBのオンラインストレージを利用しているのですが、家で仕事をしているようなケースで動画や画像といった大容量データをオンラインストレージを介してスタッフ間で共有する場合などにも活用したいです。

 

――ここまでは現状でのメリットをうかがってきましたが、今後普及する可能性のあるテクノロジーで、通信速度の速い「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が活躍しそうなものがあれば教えてください。

後藤:スマートスピーカーをはじめ、今後はネットにつながり、AIの活用を前提としたIoT家電がますます増えて、データのやりとりも大きくなってくると予測されます 。たとえば、家具を買う前に部屋にマッチするかどうかを調べられるよう、家庭内にダイレクトに3Dデジタルデータを投影するなど、AR(拡張現実)・MR(複合現実)を利用する場面も今後は広がってくると思います。

 

そういった環境になったとき、不可欠となるのが大容量データの同時伝送に耐えられるネット回線です。大容量な帯域幅を確保できる「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が活躍するでしょう。

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【専門家に聞きました!②】

「ここまで必要か!?」というほど衝撃! 動画を見る側も配信する側にもメリット

続いてゲーム/デジタルライターの岡安 学さんにも話をうかがいました。

【Profile】

岡安 学さん

ゲーム雑誌の編集者を経て、フリーライターとしてウェブや雑誌などで活躍中。近年は、デジタル機器を中心に家電からeスポーツまで幅広いジャンルで執筆を行なう。

 

――最初に「auひかりホームX(テン) 10ギガ」の発表を聞いたとき、どのように思われましたか?

岡安 学さん(以下、岡安):正直、「ここまで必要か?」という思いが頭をよぎるほど速いなという印象でした。10Gbpsですから、これまでとは単位がいきなり変わってしまいましたよね。

 

――実際に「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を家庭に導入すると、どのようなメリットが考えられるでしょうか?

岡安:例えばVR(仮想現実)ですね。VRの映像は最近、4Kや8Kに対応するなど大容量化しています。安定して通信ができると、高画質のまま滑らかな映像が体験できます。VRは没入感が高いので、途中で止まったり動きが悪くなったりすると興醒めしてしまうんですよね。いまはまだ10Gbpsレベルの回線が必要なほど高ビットレートのVR動画はあまりないと思いますが、将来的には必要になると思います。

 

ほかには、オンラインゲームの配信にもいいですね。オンラインゲームをしながら、その動画を配信するイメージです。ゲーム画面をストリーミングで流すとともに、本人のプレイ映像をワイプで送信すると、両方のデータ量がかかるので、高画質で配信するにはデータ量が高いほうが途切れずに安定します。

 

――もし、岡安さんが「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入したら、どのように利用してみたいですか?

岡安:ストリーミング動画をいくつも平行して観る、というのも楽しいかもしれません。例えば東京オリンピックで8K配信があるかはまだわかりませんが、4台のモニタにそれぞれの競技を映して、同時に楽しむとか。もちろん再生機器などいろいろ必要なんですけど、こうすればいい場面を見逃すこともありません。

 

――最後に、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が始まったことで、今後どういったサービスが普及していきそうでしょうか?

岡安:オンラインストレージの容量がテラ単位になってきていますが、それがもう少し安価に使えるようになれば、10Gbpsの高速が生きてきます。自分のPCのHDDからデータを読み込むが如く、オンラインストレージからデータを読み込めるようになり、自分の手元にストレージを用意しなくて済むようになるでしょう。

 

ここまで専門家2名にメリットや具体的な利用方法についてお話をうかがいましたが、VR体験や動画視聴、ストリーミング再生・配信など、さまざまなシーンで活躍することがわかりました。もちろん、通信する相手側の状況によっても通信状態は変化しますが、この超高速の10Gbps回線の登場・普及は、近い将来、IoT化が当たり前となった暮らしやオンラインストレージを活用した仕事スタイルなど、日々の生活に大きな変化もたらしそうです。

■サービスの詳細・提供エリア・申込みはコチラ↓
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気になる月額料金や対象エリアは?

「auひかりホームX(テン) 10ギガ」は、まだサービス開始当初ということもあって、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部に提供エリアが限定されています。気になるお値段は、「auひかりホーム 1ギガ」の利用料にプラスして、高速サービス利用料として月額1280円の追加で利用可能。この金額で“世界最速”(* ※)を実感できるとしたら、現状に不満のある人にとってはかなり有力な選択肢となりそうです。詳しい料金体系については次の表をご覧ください(表記の金額はすべて税抜です)。

*個人宅向けFTTHサービス市場(月額100ドル未満)で上り下り速度が共に10ギガのサービス。【20181月付けOvum調査報告に基づく

ベストエフォート型サービスです/速度は通信環境により大幅に低下します。

★1:本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の概ねの最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより大幅に低下する場合があります。ホームゲートウェイ内蔵の無線LANご利用(有料)時の通信速度は、最大2.4Gbps(Draft IEEE802.11ax)または1.7Gbps(IEEE802.11ac)です。接続先までの通信速度は機器の能力に依存します。<推奨パソコンスペック>●LANポート10GBASE-T以上●LANケーブルカテゴリ6a以上 ★2:3年単位で自動更新されます。解約・プラン変更された場合、契約解除料15,000円がかかります(更新期間を除く)。 ★3:au one netで「口座振替・クレジットカード割引」適用時。 ★4:4年目以降はauスマートバリュー加入限定の割引適用時。auスマートバリューへのご加入が無い場合は割引はありません。【高速サービスの最低利用期間について】高速サービス利用から12ヶ月以内に解除された場合、高速サービス解除料2500円がかかります。【解約時の回線撤去について】解約時には光ケーブル撤去工事(工事費28,800円)が必要です。 ★5:高速サービス利用料が日割の場合、割引額も日割です。 ★6:auスマートバリューによるauスマートフォンなどへの割引があった場合、その翌月に高速サービス利用料を割引します 。

 

【速度変更について】1ギガ、5ギガ、10ギガサービス間の速度変更のお申込みも可能です(対象エリア内に限ります)。1ギガサービスからの速度変更につきましては、機器の交換のみでお使いいただけます(一部工事が必要な場合もございます)。なお、機器交換手数料は無料です。今後変更になる場合は、事前にお知らせします。
*1:光回線の引込み工事後にお客さまのご都合で課金開始日前にお申込みを取り消される場合は、キャンセル料として初期費用相当額を請求します。 *2●開通月の翌月から割引します。●本割引に期限はありません。割引条件や割引金額が変更となる場合があります。変更となる場合は事前にお知らせいたします。

10Gbpsのスピードを最大限に享受するためには、ある程度のPC環境などが整っていないと活かせませんが、今後、動画などのコンテンツがますますリッチになっていくなかで「10ギガプラン」の必要性が高まっていくのは確実。

 

新作映画やスポーツ配信を美しい映像で堪能したい、4Kや8Kの臨場感抜群のVRをスムーズに体験してみたい、OSやアプリのアップデートにいつもイライラさせられている、ネット動画やストリーミング形式の音楽サービスなどを快適に楽しみたい……といった方は、検討の価値が大いにありますよ!

※提供エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部です。

 

■サービスの詳細・提供エリア・申込みはコチラ↓
https://www.au.com/cmp/hikari_kousoku/

 

提供:KDDI

月額490円で現実的な「IoT生活」をauが実現する! 「au HOME」、スマートホーム実践化に向けて新アイテムを投入

KDDIは去る11月21日、「au HOME発表会 with au 2017 冬モデル」を開催。同社のホームIoT事業で展開する新たなデバイスを発表しました。同発表会では、冬モデルとなるスマホの2機種もお披露目されていますが、本記事ではau HOME関連の発表に絞って解説したいと思います。

 

au HOMEに追加された機器は2種類

au HOMEは同社が7月からスタートしたサービス。「誰でも手軽に始められるホームIoT」を目指したといい、月額490円(税抜)で利用できます。

 

20171127_ashida002↑「au HOME」イメージ

 

今回の発表では、同サービスに使用できる「au HOMEデバイス」として、新たに「赤外線リモコン」と「スマートプラグ」がラインナップに加わりました。前者では、外出先から自宅のエアコン、照明、テレビなどのオン・オフ操作が可能。後者は、コンセントとプラグの間に挟んで設置することで、利用電力を把握できるというものです。

20171127_ashida003↑赤外線リモコン 01

 

20171127_ashida004↑スマートプラグ 01

 

会場では、KDDI株式会社執行役員常務 商品・CS統括本部長 山本泰英さんが登壇。同氏は「スマホは人と人とのコミュニケーションをつないできた。これからは人と家とを繋ぐ。それをスマホにさせてみたい。あなたの行動を家に教える。通信の方向を双方向にする。通信会社がホームIoTをやる意義」と述べました。

20171127_ashida005

 

20171127_ashida006↑ゲストとして登壇した後藤真希さん。au HOMEについて「エアコンとの連携は絶対使いたい。ネットワークカメラで犬の様子を見たりできるのは良い。家族にもおすすめしたい」とコメント

 

 

Google Homeとの連携をサポート

外出時の遠隔操作のほかに、在宅時に音声コマンドで操作することも可能。「Google Home」および「Google Home Mini」と連携できるので、「OK Google、エアコンをつけて」などと呼び掛けて操作できます。なお、今後、「歌パス」「ビデオパス」との連携も強化していく予定とのこと。

20171127_ashida007↑Google Home。各サービスとの連携も今後楽しみだ

 

 

操作しなくても家が自動で反応するように

赤外線のリモコンと連携することで、外出先から照明、テレビ、エアコンをコントロールできるのは先述の通り。ここに加えて、2018年の春以降には、スマホから得た情報を元に家が反応する仕組みを検討しています。

20171127_ashida008↑2018年春以降に提供予定の機能

 

例えば、最寄り駅に到着したことが分かると、自宅の照明やエアコンがオンになる。「開閉センサー」で外出を検知した際に、自宅の家電の電源がオフになる、といったもの。事前に設定するシナリオによって活用法は変わってきます。なお、山本氏曰く、「個人情報の許諾は必ずとることになる」とのことでした。

 

 

au HOMEアプリから消耗品の購入提案を

「au HOME」アプリにも機能が追加されます。登録した家電の取り扱い説明書にアクセスできるようになるほか、最新家電との電気料金比較や買い替え提案機能を搭載します。また、「Wowma!」と連携して消耗品の購入をレコメンドする仕組みを整える予定。

20171127_ashida009↑2018年初頭より提供予定。

 

 

「auひかり」利用者以外もau HOMEを利用可能に

これまではau HOMEを利用するには、auひかりでインターネット回線を契約している必要がありました。しかし、新たに「無線通信アダプタ(A)」が登場したことで、au ひかり以外のインターネットサービスを利用しており、かつauを利用中の人ならば、au HOMEにチャレンジできるようになります。

20171127_ashida010↑無線通信アダプタ(A)

 

つまり、Wi-Fi環境が整っている場合には、IoTゲートウェイを新たに設置する必要はなく、「無線通信アダプタ(A)」を接続すれば良いということ。一方、Wi-Fi環境が整っていない場合には、「Qua station」を設置することになります。

 

いよいよ現実味を帯びてきたスマートホームで暮らす近未来的な生活。まだ、機能が限られていることはありますが、まずは試してみることに価値があるかも知れません。au ひかりの契約者以外も、気軽に挑戦できるようになったので、少しずつ間口は広くなっています。