「古い、寒い、熱い」を一日で解決する窓、掃除のストレスが激減するトイレ! LIXILとTOTOの高機能製品4選

トイレ業界最大手で水まわりの独自技術が光り、トイレや浴室、キッチンなどの住宅設備が得意なTOTO。そして、扱う製品範囲が幅広く性能・技術もピカイチで新築・リフォームに対応する住宅設備メーカーLIXIL。二社の注目製品をそれぞれ2つずつ紹介する。

 

【TOTO】トイレ業界最大手で水まわりの独自技術が光る

トイレや浴室、キッチンなどの住宅設備が得意。トイレは節水・除菌・清掃のしやすさに富んだ機能と設計が特長だ。機能性が高く、高級感のあるデザインが人気のシステムキッチン「THE CRASSO」はレッドドット・デザイン賞2023のベストオブザベストに選出。

 

独自の高い技術開発力とデザイン性で、QOLが爆上がり

※写真はフラット対面型プラン

THE CRASSO(ザ・クラッソ)
Ⅰ型 クリスタルプラン
参考価格135万7290円〜(工事費別)
工期の目安:2〜6日

“美しい、使いやすい、きれい”がコンセプト。自然光や照明など、当たる光によって表情が変わる「クリスタルカウンター」や、水まわりに強いメーカーならではの技術が光るタッチレス水栓、シンク・排水口の形状が採用されている。

PLAN ●カウンター:クリスタルカウンター ●シンク:スクエアすべり台シンク ●水栓金具:水ほうき水栓LF+タッチレス「きれい除菌水(※1)」生成器 ●調理機器:ガラストップ両面焼きコンロR(換気連動) ●キャビネット:2段引き出し(上下スライドトレー付) ●サイズ:間口255cm

※1:TOTOが独自開発した、水に含有する塩化物イオンを電気分解して作られる次亜塩素酸を含む水。
↑シンクの底に3度の傾斜があり、水やゴミがすべるように流れていく。排水口が隅にあるので洗い物がスムーズだ。

 

↑透明度の高いエポキシ樹脂素材の「クリスタルカウンター」。汚れを放置してもシミになりにくく手入れがラク。

 

↑水栓は側面にセンサーがあり手をかざしやすい。タッチレス「きれい除菌水」生成器は排水口や包丁などの除菌(※2)が可能。

 

※2:きれい除菌水の除菌効果 試験機関:(一財)北里環境科学センター 試験方法:電解水の除菌効力試験 除菌方法:電解した水道水と菌液を混合し除菌効果を確認 試験結果:99%以上(実使用での実証結果ではありません) 効果効能:きれい除菌水は、汚れを抑制するもので清掃不要になるものではありません。使用・環境条件(水質、対象物の材質・形 状、汚れの程度など)によっては、効果が異なります。水道水を除菌したという意味ではありません。

 

デザイン性も機能もバツグンでトイレ掃除のストレスが激減

ネオレストLS2(スティックリモコン)
参考価格50万3800円〜(工事費別)
工期の目安:0.5〜2日

便器部に継ぎ目がないフルスカート形状で、空間内でのほかのアイテムとの調和や質感が追求されたグローバル統一モデル。使うたびに便座裏を漂白・除菌できる「便座きれい」など、手入れがラクになる機能も充実している。

SPEC ●清潔機能:便器きれい、ノズルきれい、お掃除ミスト(すべて「きれい除菌水」)、セフィオンテクトなど ●洗浄機能:おしり洗浄(エアインワンダーウェーブ洗浄)、ビデ洗浄(ワンダーウエーブ洗浄)、ムーブ洗浄など ●快適機能:オート開閉、暖房便座など

 

↑「トルネード洗浄」で少量の水で効率的に洗浄。汚物が付きやすい後方に勢い良く水が当たる(※画像はイメージです)。

 

↑使用後と8時間使用しない際は「きれい除菌水」のミストを自動噴射。見えない汚れを分解する(※画像はイメージです)。

 

↑汚れのたまりやすいフチ裏をなくした形状。フチを握るようにしてサッと拭くだけで、ラクに掃除ができる。

【LIXIL】扱う製品範囲が幅広く、性能・技術もピカイチ

日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品で、新築・リフォームに対応する住宅設備メーカー。断熱、節水、耐久性、使いやすさなどを叶える、高い技術力が魅力だ。

 

断熱、採風、電気錠、デザイン……セレクト自在な高性能玄関ドア

リシェント玄関ドア3
参考価格30万8000円〜(工事費別)
工期:1日

壁を壊さず1日で交換できる、デザイン豊富なリフォーム用玄関ドア。断熱性能が高く、夏は涼しく冬は暖かく家を保つ。採風機能付を選べば施錠したまま換気が可能。こもりがちな湿気などを追い出し、夏も快適に過ごせる。

SPEC(M83型)●断熱仕様の商品設定:k4仕様、k2仕様 ●採風機能:あり ●ドアの種類:片開き、親子、片袖、両袖 ●ハンドルの種類:S型(手動用、FamiLock用)、F型、D型、A型 ●カギの種類:手動キー、FamiLock

 

↑断熱仕様で採風付のデザインを選べば、縦に長い窓から風を取り入れて換気ができる。網戸付きで虫が入りづらい。

 

↑アルミ仕様の採風デザインは、上下に窓を動かして開閉するタイプの窓が。コチラも網戸付きだ。

 

↑スマホをポケットに入れたまま施解錠できる「FamiLock」。アプリやリモコン、カードなど家族が好きなカギを選べる。

 

“古い、寒い、暑い”のお悩みを一日で解決できる高性能窓

リプラス(居室仕様)
参考価格29万3600円〜(※4、網戸代・工事費別)
工期の目安:1日

※4:採寸W1650mm×H1800mm Low-E複層ガラス(アルゴンガス)樹脂スペーサーの場合。

現状の窓枠の上から新しい窓枠を取り付けるだけで設置可能。窓の開閉がしやすくなり、断熱性能や防犯性などに優れたハイスペックな窓にリフォームできる。窓の断熱性が上がれば冷暖房効率もアップして、省エネ効果も!

SPEC ●新たに設置できる窓の種類:引き違い窓、縦すべり出し窓、横すべり出し窓、上げ下げ窓、FIX窓など8種 ●ガラスバリエーション:トリプルガラス、複層ガラス

 

↑3枚のガラスの間に空気層を作り断熱性能や結露抑制効果を高めたトリプルガラスも用意。Low-E膜をコーティングすることで遮熱効果も(※画像はTWタイプ。価格表示をしている商品とは価格とスペックが異なる)

 

↑いまある窓枠(サッシ枠)はそのままで、新しい窓枠を取り付け。そこへ樹脂アングルカバーと化粧カバーを被せて完了だ。約半日で工事が終わる(※施工時間は現場の状況により異なる)。

 

※「GetNavi」2025月4月号に掲載された記事を再編集したものです

「ためる」じゃなくて「たためるお風呂」だと何が変わる? LIXILがまったく新しい浴室空間「bathtope」を発売

LIXILは、布製のたためる浴槽(fabric bath)を備えた浴室空間「bathtope(バストープ)」を、2024年11月26日(火)より販売を開始します。

bathtope公式サイト:https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/s/bathtope/
コンセプトムービー:https://x.lixil.com/watch/6364328417112

 

記事のポイント

「お風呂はもっと、自由でいい。」をコンセプトに誕生したbathtope。日本の伝統的な着物や折り紙からインスピレーションを受けてデザインされた、取り外せる布製の浴槽(fabric bath)は、使用しない時は簡単に折りたたんで収納できます。スペースの有効活用や浴槽掃除の削減につながるほか、従来のFRP浴槽と比べて節水も実現しました。

 

■bathtopeとは?

bathtopeは、布製の浴槽(fabric bath)にお湯をためて入浴し、使用後はコンパクトにたたんで収納できるリムーバブルな浴槽を備えた浴室空間。FRP浴槽が固定された従来の浴室では手狭に感じるような空間でも、時間、季節、気分に合わせて浴槽を着脱できるため、広い浴槽と広いシャワールームを切り替えることができます。

 

■bathtope製品特長

1. シャワー浴と浴槽浴を自在に切り替え

普段はシャワールームとして使用し、特別な時にはfabric bathを持ち込んで入浴。空間を自在に切り替えルことができます。例えば、忙しい平日はシャワーで済ませ、週末にはのんびりと湯に浸かってくつろぐ。普段はシャワーだけれど、寒い冬の間は湯に浸かってあたたまる……そんなリムーバブルな浴槽が可能になるとのこと。

 

2. 身体を包み込む、新感覚の柔らかい浴槽

fabric bathは、柔らかい繊維と防水フィルムの二重構造を持つ一枚の布から作られており、柔らかく肌触りの良い生地が頭や背中を優しく包み込みといいます。お湯をためるとその重さで両側のエッジロープがピンと張り、浴槽底面は床に接していて身体をしっかり支えるため、安定して入浴できるといいます。

 

3. コンパクトな空間でも、足を伸ばして入浴可能

従来の1216サイズ(マンションなどで採用の多い1200mm×1600mmの規定サイズ)のユニットバスでは、1200mmの短辺方向に浴槽が配置され、足を曲げた窮屈な姿勢で入浴する必要がありました。その点、bathtope なら入浴方法によって空間を切り替えられるため、長辺方向を使った1600mmサイズの広い浴槽を実現し、足を伸ばしてゆったりと入浴できます。また、浴槽を外せば、広々とした空間で快適にシャワーを浴びることができます。

 

4. 浴室に隣接する洗面室も広々活用

1616サイズ(1600mm×1600mmの規定サイズ)のユニットバス(左図)をbathtope に交換することで、洗面室側を400mmも広げることができます(右図)。さらにGタイプでは、壁一面がガラスになるスリムテンパー引違い戸の開口により、前室空間とのつながりも強調できます。

 

5. 環境にも配慮し、26%の節水を実現

身体にフィットして包み込むfabric bath。幅が狭い分、バスタブにためる水量を減らすことができ、長辺サイズが同じ1600mmのFRP浴槽と比べて約26%の節水(※)を実現。主な素材は、ポリエステル生地。入浴する面にはポリウレタンフィルムをコーティングすることで防水しています。各部品は分別しやすく設計されており、梱包はリサイクル可能な紙製で、資源循環に配慮しています。

※FRP浴槽(ミナモ浴槽1600サイズ)の標準使用湯量190Lに対し、fabric bath(1600サイズ)の標準使用湯量140Lと比較した場合

 

■bathtope概要

・製品名:bathtope(バストープ)

・カテゴリー:システムバス

・タイプ:3タイプ
<Eタイプ>シンプルモデル   55万円~(税・工事費別途)
<Sタイプ>スタンダードモデル 85万円~(税・工事費別途)
<Gタイプ>デザインモデル   200円~(税・工事費別途)予定

・浴室サイズ:1216サイズ(1200mm x 1600mm)
・浴槽カラー:5色

・販路:代理店、工務店・住宅会社、LIXILオンラインショップ
https://www.lixil-online.com/bathroom/reform/bathtope/