iPhoneを使ってPDFに署名する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneを使ってPDFに署名する方法」です。

 

 

Macで開いたPDFに、手書きの署名を加えたい。でもマウスだとうまく書くのは難しいですよね。そんなときは、iPhoneと連係させてみましょう。Macの「プレビュー」アプリでは、iPhoneの画面に指で書いたサインをPDF上に挿入することができます。今回はその方法を解説します。

 

まずは、署名を入れたいPDFを「プレビュー」アプリで開きます。PDFが開いたら、上部のツールバーから「マークアップ」ボタンをクリックします。

 

 

次に「署名」アイコンをクリックしたら、「iPhoneまたはiPad」タブを選択しましょう。「デバイスを選択」をクリックしたら、使いたいiPhoneを選択します。選択したiPhoneの画面が署名入力画面に切り替わったら、指で署名をしましょう。また、iPadを選ぶとApple Pencilを使ってより快適に署名することが可能です。「完了」をクリックすると、いま書いた署名が登録されるので、それをクリックします。

 

その署名がPDF上に現れるので、ドラッグ&ドロップで適切な位置に移動したり、サイズを変更したりしましょう。最後にPDFを閉じれば完了です。

 

登録した署名は以降も利用することができます。別のPDFでも同様にマークアップツールから「署名」を選んで、登録済みの署名をクリックすると、PDFに挿入できます。別の署名を登録したい場合も、前回の手順と同様です。iPhoneの画面上に署名をして「完了」をクリックしたら、新しく登録された署名をクリックで選ぶとそれがPDF上に反映されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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2024年のAppleまとめ。今年の振り返りから「次のiPhone」を予想する!

2024年、アップルはiPhone 16シリーズをはじめ、様々な新製品を発売しました。2025年4月にはソフトウェアアップデートによる日本語対応も決まっている、独自の生成AIサービス「Apple Intelligence」についてもおさらいしながら、「次世代のApple製品」を予想してみます。

 

アップル独自の生成AI「Apple Intelligence」が誕生した

↑2024年にアップルのクパティーノ本社で開催された「WWDC 24」。トークセッションの壇上にはCEOのティム・クック氏(画像左)のほか、Apple Intelligenceを担当する機会学習・AI戦略の責任者であるジョン・ジャナンドレア氏(画像中央)、ソフトウェアエンジニアリングの統括責任者であるクレイグ・フェデリギ氏(画像右)が登壇しました

 

振り返れば2024年もアップルの周囲はいつも賑やかでした。

 

iPhoneにMacなど、主要製品に対応するアップル独自の生成AIサービス「Apple Intelligence」が6月に誕生。提供開始は10月28日からで、当初は「アメリカ英語のみ」の対応となりますが、最新のOSにアップデートして、デバイスとSiriの言語を英語に変えれば日本でも試せます。

 

Apple Intelligenceには様々な生成AIを活用する機能があります。その中から発表時にアップルが予告したものが、いま次々と実装されている段階です。

 

Apple Intelligenceが届いたメールの内容を要約したり、ユーザーが書いたテキストを用途に合わせて清書してくれる機能などは、現時点で英語のみの対応です。そのため便利に感じる場面は限られます。

 

おすすめは「写真」アプリに新しく追加された「クリーンアップ」。言語環境を英語に変えなくても即戦力として使えます。写真アプリに保存した静止画データから、削除したい被写体を選択してきれいさっぱり消去する機能です。

↑写ってほしくない被写体を「写真」アプリによる簡単な後処理加工で消せる「クリーンアップ」。iOS 18.2以降から試せます

 

グーグルのスマホ「Pixel」シリーズにも「消しゴムマジック」という似た機能があります。両方試している筆者の印象では、Apple Intelligenceのクリーンアップ機能の方が、不要なオブジェクトの消し方が自然で上手なように思います。

 

直近では12月11日に各デバイスのOSがアップデートされ、SiriにChatGPTが対応したり、AIで画像を生成するImage Playgroundが追加されました。OSの設定からChatGPT連携をオンにすると、Siriに聞いた少し複雑な質問を、代わりにChatGPTが答えてくれます。ChatGPTのアプリをあまり使ってこなかった方は、SiriにChatGPTが連携することで便利さを実感できるかもしれません。

 

Image Playgroundは独立したアプリとしてiOSやmacOSに追加されます。人物のポートレートなどベースになる写真データを選んで、任意のキーワードを追加するとApple Intelligenceがちょっと気の利いた画像を素速く生成します。

 

Image Playgroundは試すと楽しさが実感できる機能ですが、画像のテイストがちょっとアメリカンなところが気になります。サービスが日本語にも対応する頃には、テイストが日本人の好みに合わせてチューニングされているといいですね。

↑iPhoneのImage Playgroundアプリを遊んでみました。筆者のセルフポートレートから“異世界おじさん”の写真を生成。プリセットされている「Fantasy」「Summer」などのキーワードのほかに、フリーワード入力から「Video Game」「Knight」を追加すると、まずまずの画像が生成されました。メッセージなどに添付して使えます

 

大きくなったiPhone 16。次は待望の「新SE」か?

2024年にはiPhone 16ファミリーの4モデルが発売されました。上位のiPhone 16 Proシリーズは「iPhone史上最大の画面サイズ」になりました。iPhone 16 Proが6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxが6.9インチ。本体の厚さサイズは変えず、タテ・ヨコの大きさと質量を“少しだけアップ”した程度に抑えています。

アップルが9月に開催したイベントでiPhone 16ファミリーの4モデルが発表されました

 

iPhone 16ファミリーはすべてのモデルがApple Intelligence対応です。iPhone 16シリーズは背面メインカメラのレンズ配置がiPhone 12シリーズ以来に一直線に戻り、Apple Vision Pro用の空間写真や空間ビデオが撮れます。

 

本体側面には新しいユーザーインターフェースである「カメラコントロール」ボタンを追加しました。カメラアプリを起動して、シャッターを切ったり様々な設定変更の操作が素速くできます。iPhoneの画面ロックを解除しなくても、カメラコントロールボタンを押せばカメラアプリが起動します。まわりの人にiPhoneを預けて、写真を撮ってもらいやすくなりました。

 

2025年に注目すべきiPhoneの話題はずばり「次のiPhone SE」です。高い確率で、新しいチップが載ってApple Intelligence対応になると思います。また時代の流れから考えると、おそらく本体のサイズは6インチ台に大きくなって、Touch IDを内蔵するホームボタンが省かれるのではないでしょうか。

↑写真は現行第3世代のiPhone SE。次世代のモデルはスペックとデザインがどこまで変わるのか注目です

 

次のiPhone SEには、現在アップルが独自に開発を進める5Gモデムが搭載されるのではないかというウワサもあります。そうなった場合、現在のクアルコムが提供する5Gモデムと比べて通信の速度や安定感が変わるものなのかが気になります。

 

iPhone 16シリーズは2023年に発売されたiPhone 15シリーズから価格を据え置いています。おそらく次世代のiPhone SEは現行第3世代のiPhone SEの価格(6万2800円、税込/64GB)を越えてくるでしょう。それでも7〜8万円台に収まってほしいところですが、実現すればiPhoneとApple Intelligenceのさらなる普及拡大に弾みをつけそうです。

AI対応のiPadが充実

iPadは最上位のPro、高機能なAir、コンパクトなminiの新製品が2024年に出揃いました。iPad Airには初の大型13インチのモデルを追加。A17 Proチップを搭載するiPad miniもApple Intelligence対応です。

↑2024年5月にはロンドンでiPad Pro、iPad Airの新製品が発表されました

 

iPadの専用デジタルペンにも、新しい「Apple Pencil Pro」が追加されました。2024年モデルのiPadはすべてApple Pencil Proと、USB-CのApple Pencilのみに対応します。Apple Pencil Proは本体にセンサーを内蔵する箇所を強めに指で押す「スクイーズ」と、本体を回転させる「バレルロール」という新しいジェスチャー操作に対応。触感フィードバックを内蔵したことで、ペンツールの切り替え操作も確実に行えます。筆者はそそっかしいので、よくApple Pencil Proの所在を見失うことがありますが、iPadまたはiPhoneの「探す」アプリから探索できるようになってひと安心です。

 

一方、まだ発表されていないのは“無印”のiPad。2025年には、Apple Intelligence対応を果たした”11世代”モデルが登場することはほぼ間違いないでしょう。iPadには、ラフなスケッチをきれいなイラストに描き変える「マジックワンド」という“iPad専用”のApple Intelligenceの機能があります。このような楽しい機能こそ、比較的安価な無印iPadのユーザーに広く遊んでほしいとアップルは考えているはずです。

↑Apple Pencilで超ラフに描いたスケッチから、ゴージャスなイラストを生成してくれる「マジックワンド」。iPadで楽しむApple Intelligenceの象徴的な画像生成AIの機能です

 

Apple M4チップが拡大。MacBook Airはどうなる?

2024年はアップルが独自に開発するAppleシリコンの最新チップセット「Apple M4」シリーズを搭載するiPad ProとMacが発売されました。

 

Macはコンパクトになった新デザインの「Mac mini」と、一体型デスクトップの「iMac」、そして上位のモバイルノートである「MacBook Pro」がM4チップを搭載しています。もちろんすべてのモデルがApple Intelligence対応です。

↑Mac miniのデザインが大きく変わりました。最新のM4、M4 Proチップが選べます

 

MacについてはmacOS 15.1以上、Apple M1以降のチップを搭載していることがApple Intelligenceを活用するための条件です。2020年に発売されたMacBook AirでもOKなので、他のアップルのデバイスよりも比較的敷居が低いと言えます。ChatGPTと連携するSiriや、メールにWordなどサードパーティ製のドキュメント作成アプリケーションなどを含むシステム全体で使える「作文ツール」など、来年の4月以降にApple IntelligenceとMacとの相性の良さを日本語で体験できる機会が楽しみです。

 

2025年にはまず、M4チップを搭載するMacBook Airが順当に出てくるものと思います。上位のM4 Proチップが選べる「ほぼProなMacBook Air」も実現すれば、ポータビリティの高いプロフェッショナル向けMacBookとして、多くのクリエイターやビジネスパーソンに注目されそうです。

 

10周年を迎えたApple Watch。こちらも次は待望の「新SE」か?

2024年はアップルがApple Watchを発表してから10年目のアニバーサリーでした。節目に誕生した「Apple Watch Series 10」は本体が一段と薄くなりました。ヘルスケアに関わる新機能として、ウォッチを装着して眠るだけで睡眠時無呼吸の症状が調べられる機能がSeries 10とUltra 2に追加されています。最新のwatchOS 11に「翻訳」アプリが載ったことにより、Apple Watchがオフラインの状態でも“ポケット翻訳機”のように便利に使えます。

↑Apple Watch Series 10は本体がさらに薄くなり、装着感がアップしています

 

次は廉価モデルであるApple Watch SEの新製品を期待している方が大勢いると思います。秋にSeries 10が発表される直前、「新しいApple Watchがプラスチックの筐体を採用するのではないか」というウワサも流れました。アップルはいま、製品の筐体からパッケージまで、環境負荷の高いプラスチック素材の使用を徹底削減することに力を入れています。その流れに反して、これからアップルが単純なプラスチックを使ったApple Watchを出すことは考えにくいと思います。

 

例えば100%廃棄された材料からアップサイクルした「アップル独自開発の高機能プラスティック」を発表して、Apple Watchの「発売から10年」を華々しく祝う革新的なSEが誕生する可能性はあると思います。

 

2025年にアップルは「まったく新しいプロダクト」を発表するのか

アップルに関する2024年の大きな出来事といえばもうひとつ、ヘッドマウントタイプの“空間コンピュータ”である「Apple Vision Pro」が、日本では6月から商品として発売されています。

 

価格が59万円〜という高価なデバイスなので、販売台数的にはアップルが苦戦を強いられているとも言われています。ところが、筆者が今までに取材したvisionOS向けのアプリやサービスを開発しているデベロッパの方々は、みな“やる気”に燃えていました。Apple Vision Proが布石になって、より多くの人々の手と目に触れる斬新な没入型コンテンツがこれから出揃うかも、という期待がわいてきます。

↑2024年はアップルが新カテゴリの製品となるApple Vision Proを発売した重要な年です。デベロッパとの連携により今後どんなアプリやサービスが開拓されるのか注目です

 

あるいはApple Vision Proのようなヘッドマウントタイプのウェアラブルデバイスが、これからはApple Watchのようにユーザーの健康を見守り支援するデバイスとして成長する可能性もあると思います。Apple Vision Proはアップルにとって成功なのか否かを性急に判断する必要はありません。

 

アップルがディスプレイを搭載するHomePodのようなスマートデバイスを開発しているというウワサも聞こえてきます。もしもそれが、アマゾンやグーグルが先行する“スマートディスプレイ”のようなデバイスなのだとすれば、相当革新的な製品でなければ大きな成長は見込めないだろうと筆者は思います。むしろアップル独自開発の5Gモデムを搭載する「常時コネクテッドなMacBook」といったプロダクトの方が勝ち筋をつくれそうです。

 

2025年もアップルの動向に注目しましょう。

 

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「メール」でフォントや文字サイズが勝手に変わるのを防ぐ方法【Macの“知っトク”便利技】

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Webサイトや他のソフトからテキストをコピーして「メール」ソフトの新規メール作成画面にペーストすると、フォントや文字色、文字サイズ、リンクなど、元の書式がそのまま反映されるため、場合によっては見づらくなることがあります。

 

しかし、「メール」ソフトの設定をあらかじめ変更しておけば、常に標準テキストとしてペーストすることが可能です。この動画では、その設定方法を解説します。

 

 

まず、「メール」ソフトを開いたら、メニューバーの「メール」から「設定」を選びます。

 

設定ウインドウが開いたら、「作成」タブをクリック。次に、最上部にある「メッセージのフォーマット」から「標準テキスト」を選択しましょう。こうすることで、新規メール作成時にフォーマットが標準テキストとなり、Webページなどからコピーしたテキストも書式が含まれない標準テキストとしてペーストされます。

 

なお、同じ画面にある「受信メッセージと同じフォーマットを使用」のチェックをオフにしておくと、受け取ったメールに対して返信する際も、標準テキスト形式でメールを作成できます。

 

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コピー&ペースト時に元のファイルを削除する方法【Macの“知っトク”便利技】

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macOSでは、外部ストレージにファイルをドラッグすると、「移動」ではなく「コピー」されますが、場合によっては「移動」だけしたいと思うこともあるのではないでしょうか。

 

そんなときにお勧めしたいのが、ドラッグ&ドロップではなく、ショートカットキーを使う方法です。

 

…とはいえ、macOSはファイルの「カット&ペースト」には対応していませんので、次の手順を行います。

 

 

まず、ファイルを選択したら[command]+[C]キーを押してコピーします。次に、外部ストレージなどにペーストする際に、通常のペーストのショートカットキーの[command]+[V]ではなく、[command]+[option]+[V]キーを押します。

 

これにより、元のファイルが自動的に削除され、「移動」と同じ状態になるんです。

 

たとえば、内蔵ストレージの空き容量を増やすために大きなファイルを外部ストレージに移動したいとき、通常であれば外付けストレージにコピーした後、元のファイルをゴミ箱に移動し、さらにゴミ箱を空にするといった操作が必要ですが、このショートカットキーを使うことでそれらの操作が不要になり、効率的にファイルを「移動」することができます。

 

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macOS Sequoiaの新機能「iPhoneミラーリング」を使ってみよう!【Macの“知っトク”便利技】

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macOS Sequoiaでは、手持ちのiPhoneの画面をワイヤレスでMacに映す「iPhoneミラーリング」という機能が搭載されました。この機能を使うと、iPhoneの画面をワイヤレスでMacに映し出し、MacのキーボードやマウスでiPhoneを操作できるんです。では、早速その使い方を見ていきましょう!

 

まず、MacとiPhoneのWi-FiとBluetoothをオンにし、DockかLaunchpad、あるいはアプリ化されている「iPhoneミラーリング」をクリックします。はじめて「iPhoneミラーリング」を使う際は、このような画面が表示されるので、[続ける]をクリックしましょう。

 

次に、画面の指示に従ってiPhoneのロックを解除しましょう。iPhoneミラーリングを使用していない時も、iPhoneに届いた通知をMacの通知センターに表示させたいときは[許可]を、表示させたくないときは[許可しない]を選び、[開始]ボタンをクリックしましょう。最後に、MacのTouch IDを使うか、Macのログインパスワードを入力すると、iPhoneの画面がMacに表示されます。iPhoneのロックが解除されている場合、Macの画面には「iPhoneが使用中です」というメッセージが表示されます。Mac上で操作したい場合は、iPhoneをロックしましょう。すると、Mac上にiPhoneの画面が表示されます。

 

なお、2度目以降はDockの「iPhoneミラーリング」アイコンをクリックしたあと、Touch IDを使うかMacのログインパスワードを入力するだけで、iPhoneと接続できます。

 

 

 

MacにiPhoneの画面が表示されたら、iPhoneの画面を左右にスワイプしてホーム画面のページを切り替えたり、アイコンをクリックしてアプリを利用したりできます。アプリを利用中にホーム画面に戻るには、ウインドウ上部にカーソルを合わせると現れる、碁盤の目のようなアイコンをクリックしましょう。また、ほかのアプリに切り替えるには、同じくウインドウ上部にカーソルを合わせると表示される右端のアイコンをクリックすればOKです。

 

この機能を使えば、Mac用のソフトがないiOSアプリをMac上で利用でき、たとえば、iPhone上でAmazonミュージックをひらいて再生すれば、Macのスピーカーから音楽を流すこともできるんです。なお、iPhoneのカメラやマイクなどの機能はiPhoneミラーリングには対応していないので、その点には注意しましょう。

 

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ウインドウのタイル表示をスムースに行う方法【Macの“知っトク”便利技】

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macOS Sequoiaでは、ウインドウを半分、または1/4に分割表示する機能が追加されました。ウインドウを画面の端にドラッグすると、白い枠が表示され、そこにドロップするとウインドウが綺麗に並びます。しかし、ドラッグが端に行きすぎると隣のスペースに移動してしまうこともあり、操作に少しコツが必要です。

 

 

そんなときは、[option]キーを押しながらドラッグすればスムーズに配置できます。ウインドウを掴んだまま[option]キーを押すと、画面の端までドラッグしなくても、白い枠が表示されます。その枠内に入ったらウインドウを離して該当の場所に配置しましょう。

 

ちなみに、複数のウインドウを一括で分割表示したいときは、ウインドウ左上にある緑色のボタンにマウスカーソルを合わせます。ポップアップ画面が開いたら、「画面全体に配置」の中から目当てのレイアウトを選びましょう。すると、現在開いている複数のウインドウを一瞬で分割表示できます。

 

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純正ソフトのユーザガイドを素早く閲覧する方法【Macの“知っトク”便利技】

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Macでは、純正ソフトの使用中に、メニューバーの「ヘルプ」から、各ソフトの使い方を解説したユーザガイドを開くことができます。しかし、よく参照するユーザガイドをその都度たどるのは少し面倒ですよね。そこで今回は、そんなユーザガイドを素早く開く方法を2つ解説します。

 

まず、ユーザガイドをSafariの「リーディングリスト」に登録する方法です。

 

 

該当のソフトを開いた状態で、メニューバーから「ヘルプ」を選んでユーザガイドを開きます。続いて、ウインドウ右上にある共有ボタンをクリックし「リーディングリストに追加」を選択。すると、ユーザガイドがSafariのリーディングリストに追加されます。

 

こうすることで、ユーザガイドを参照したいときにSafariを起動すればすぐにリーディングリストからアクセスすることが可能です。

 

もう1つは、ユーザガイドをPDF化する方法です。

 

 

保存したいユーザガイドを開いたら、メニューバーの「ファイル」から「プリント」を選択。次に、ポップアップ画面下部の「PDF」をクリックし、保存場所を指定したら「保存」をクリックしましょう。すると、そのページがPDFとして書き出されます。

 

ただし、青文字で書かれたリンク先のページは、オフライン状態では閲覧することができません。オフラインで閲覧できるのはPDFで保存したページのみですので、その点には注意しましょう。

 

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ファイルにロックをかける方法【Macの“知っトク”便利技】

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大切なファイルを誤って捨ててしまったり、編集して上書き保存してしまったりするミスは誰にでも起こりうるものです。今回は、こうした事態を防ぐためにファイルにロックをかける方法をご紹介します。

 

ファイルをロックするには、ロックしたいファイルをクリックで選択したあと、Finderの「ファイル」から「情報を見る」を選択して「情報」ウインドウを開きます。ちなみに「情報」ウインドウは「コマンド+Iキー」を押しても開くことができます。

 

「情報」ウインドウの「一般情報」という欄の「ロック」にチェックを入れましょう。これでファイルのロックは完了です。ロックされたファイルのアイコンの左下には、小さな鍵マークがつきます。

 

こうしてロックされたファイルをゴミ箱に捨てようとすると、このように確認ダイアログが表示されるため、うっかり捨ててしまうミスを回避することが可能です。

 

また、ロックされたファイルを開いて編集しようとすると、ロックされていることを知らせるアラートが表示されます。変更を加えたい場合は「ロックを解除」ボタンをクリックしてロックを解除するか、「複製」をクリックして複製したファイルを編集しましょう。

 

また、同様の操作でフォルダにロックをかけることも可能です。ロックされたフォルダにはほかの項目を入れることができなくなりますし、すでに入っているファイルを編集することもできなくなります。

 

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ファイルをつかんだはいいものの…。ドラッグ&ドロップをキャンセルする3つの方法!【Macの“知っトク”便利技】

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ドラッグ&ドロップをするつもりでファイルなどをつかんだあと、やっぱりやめたくなった場合、それを元の場所に戻すのが面倒なことがあります。そんなときに、ドラッグを簡単にキャンセルできる方法を3つご紹介しましょう。

 

まず1つめは、キーボードの「esc」キー(エスケープキー)を押す方法です。ファイルをドラッグ中にエスケープキーを押すと、このようにファイルが元の場所に戻ります。テキストをドラッグしている場合も、このように元に戻ります。

 

2つめは、ドラッグしているアイテムをメニューバー上にドロップする方法です。フルスクリーン時のみメニューバーを自動的に隠す設定の場合は、画面上端の黒い部分にドロップすることでキャンセルが可能です。ただし、メニューバーを自動的に非表示にしている場合、この方法は使えません。

 

そして3つめは、ドラッグしているアイテムを、開いているウインドウ上部のタイトルバーにドロップする方法です。ウインドウはFinderに限らず、あらゆるアプリのウインドウでもOKです。

どれか一つでも覚えておくと便利ですので、ぜひ覚えてください。

 

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イラッとする誤タッチのストレスから解放! MacBookユーザーなら知っておいて損はない純正機能【Macの“知っトク”便利技】

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MacBookシリーズでの作業中、手がトラックパッドに触れてしまい、意図しない場所をクリックするなど、思わぬ操作をしてしまったことはありませんか。

 

実はマウスや外付けのトラックパッドに接続しているときは、MacBookのトラックパッドをオフにすることができます。早速手順を解説します。

 

まず、[]メニューから「システム設定」を開きます。次に、サイドバーから「アクセシビリティ」を選択します。

 

そして、「動作」の中にある「ポインタコントロール」をクリックし、「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無視」をオンに切り替えましょう。 完了したら、システム設定を閉じます。

 

この設定によって、マウスや外付けのトラックパッドを使用している間はMacBookのトラックパッドが反応しなくなり、誤操作に注意を払う必要がなくなります。

 

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ディスプレイサイズは30インチ以上!? 大型iMacが開発中の噂

Apple(アップル)が30インチを超えるディスプレイを搭載した大型の「iMac」を開発していることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

現在、Appleは24インチのiMacを販売していますが、過去には27インチのiMacやハイエンドモデルの「iMac Pro」も存在していました。また外部ディスプレイとして、27インチの「Studio Display」や32インチの「Pro Display XDR」も販売しています。

 

今回の報道では、大型な次期iMacの詳細や発売時期に関する情報は伝えられていません。それでも、Appleが30インチを超えるサイズのディスプレイを搭載したiMacを開発中だという噂は、以前から伝えられていました。

 

Gurman記者は、大画面iMacに「M4」チップが搭載されるかどうかはわからないと述べています。2025年には「MacBook Air」や「Mac Pro」、「Mac Studio」にM4が搭載されることが予測されており、同年に大画面のM4 iMacがリリースされる可能性があります。あるいは、2026年以降の「M5」が大画面のiMacに搭載されるのかもしれません。

 

27インチiMacやiMac Proの販売が終了し、大画面モデルの投入を待っているiMacファンは多いはず。今後のさらなる製品展開に期待したいものです。

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

M4 Mac mini、アップル史上最小のコンピューターに? Apple TVと同等のサイズ感になるらしい

Apple(アップル)が今年後半に投入する「M4 Mac mini」は、完全に再設計され同社史上最小のデスクトップコンピューターになることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

報道によれば、新しいM4 Mac miniは2010年以降初の大きなデザイン変更となり、セットトップボックス「Apple TV」に匹敵する小型化を実現するとのこと。なお、本体の厚さは現行モデルの1.4インチよりも若干分厚くなるようです。また、プロセッサにはM4およびM4 Proが搭載されます。

 

M4 Mac miniはアルミニウム製の本体で、背面には少なくとも3個のUSB-Cポート、電源ケーブル用のスペース、HDMIポートを搭載。M4を搭載したベースモデルは今月にサプライチェーンから出荷が開始される予定ですが、ハイエンドモデルは10月まで準備が整いません。なお、発売は年内を予定しているようです。

 

AppleはM4チップですべてのMacを統一すると予測されており、今後は「MacBook Air」「MacBook Pro」「iMac」「Mac Studio」「Mac Pro」にM4が搭載される予定です。次期Mac miniがどれだけの小型化を実現するのか、今から実に楽しみですね!

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

無料アプリのダウンロードで毎回パスワードを入力するのが面倒? そのひと手間、実は省けます【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Mac App Storeで無料アプリをパスワードなしでダウンロードする方法」です。

 

 

Mac App Storeで新しいアプリをダウンロードする際に、毎回パスワードを入力するのは手間ですよね。Touch IDを搭載したMacBookやMagic Keyboardならワンタッチで済むとはいえ、それすら面倒に感じる人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、Mac App Storeから無料のアプリをダウンロードする際に、Touch IDの操作やパスワード入力をしないですませる方法をご紹介します。

 

まず、[]メニューから「システム設定」を開きます。

 

次に、サイドバーの最上部にある「Apple ID」を選択し、右側で「メディアと購入」をクリックします。

 

Touch IDを使っているユーザーは「Touch IDを使って購入」をオフにします。

 

すると、「無料ダウンロード」および「購入とアプリ内課金」という項目が表示されるので、「無料ダウンロード」のポップアップメニューを「常に要求」から「要求しない」に変更し、システム環境設定を閉じましょう。

 

これ以降は、Mac App Storeから無料のアプリをダウンロードする際、「入手」ボタンをクリックした後に「インストール」ボタンをクリックするだけで、パスワード入力しなくても即座にダウンロードが開始します。

 

なお、「Touch IDを使って購入」のオプションをオンにすると、このオプションは使えず、無料ダウンロードを行う際にはTouch IDが要求されます。

 

また、「無料ダウンロード」の下にある「購入とアプリ内課金」は、有料アプリの購入やアプリ内課金を行う際にパスワードの入力を要求するかどうかを設定する項目です。セキュリティ上の観点から「常に要求する」にしておくか、あるいは最後の購入から15分以上経過した場合にのみ入力を求める「15分後に要求」を選択しておくことをおすすめします。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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テキストを間違えて上書き保存しちゃった!? そんなときは落ち着いてこの方法を試してみて!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「間違えて上書き保存してしまったファイルを元に戻す方法」です。

 

 

「テキストエディット」で文書を編集したあと、「別名で保存」するつもりが、誤って上書き保存してしまった経験がある人もいることでしょう。そんなとき、バックアップを取っていないからと諦めてはいけません。

 

テキストエディットには、作業している書類を自動で保存する機能に加えて、書類を過去の状態に戻せるバージョン機能も搭載されています。

 

それでは、やり方を説明します。

 

「テキストエディット」で書類を編集しているときに過去の状態に戻したくなったら、メニューバーから[ファイル]、[バージョンを戻す]とすすみ[すべてのバージョンをブラウズ]を選びます。

 

すると、このようなブラウズ画面に切り替わります。左側が現在の内容、右側がバージョン機能で記録された過去の内容です。右側の上下ボタンをクリックするか、右端にあるタイムスタンプ付きのバーから元に戻したい時点を選んで、[復元]ボタンをクリックしましょう。

 

この機能は、編集中のファイルの差分が1時間おきに自動で保存され、ファイルを上書きしても好きな時点の内容に戻せる仕組みです。また、ユーザーが任意のタイミングで保存した状態にも戻すことができます。

 

ちなみに、「テキストエディット」のほかに、「Pages」や「Numbers」「Keynote」などのソフトにも搭載されていますので、利用するといいでしょう。

 

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Safariの検索ボックスでURLが端折られない! URL全体を常に表示させたいときは? 【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Safariの検索ボックスにURL全体を表示させる方法」です。

 

 

Safariの画面中央上部の「スマート検索フィールド」には、いま開いているWebサイトのアドレスが表示されますが、デフォルトではURLの文字列が「apple.com」や「amazon.co.jp」のように、ドメイン名だけが表示される仕様になっています。

 

「スマート検索フィールド」をクリックするとドメイン名以降のアドレスも表示されるのですが、Google ChromeやFirefoxなどのほかのWebブラウザのように、URL全体を常に表示したい人もいるのではないでしょうか。

 

実はSafariでも、設定を切り替えれば、すべてのURLを表示できるんです。

 

Safariを開いた状態で、メニューバーにある「Safari」をクリックし、「設定」を選択します。次に、[詳細]タブを選択したら、最上部にある[スマート検索フィールド]を見てみましょう。デフォルトでは「Webサイトの完全なアドレスを表示」のチェックボックスがオフになっていますが、これをクリックしてオンに切り替えます。

 

すると、スマート検索フィールドにURL全体が表示されるようになります。

 

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静止画だけじゃない! 動画内のテキストまで翻訳しちゃいます【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「動画に登場するテキストを翻訳する方法」です。

 

 

macOSには、写真にうつっているテキストを選択して、コピーしたり、翻訳したり、Web検索したりできる「テキスト認識表示」機能が搭載されています。

 

実はこの機能は、静止画だけでなく、動画を一時停止した状態でも使うことができるんです。たとえば、海外の動画にうつっている現地の看板や標識などのテキストを翻訳したいときなどに大変便利です。さっそく使い方を確認しましょう。

 

まずは動画をQuickTime Playerまたは「写真」ソフトで再生して、翻訳したいテキストがうつっているシーンを一時停止します。

 

次に、そのテキストをドラッグして選択しましょう。

 

続いて、テキストの上で右クリックして、ポップアップメニューから「(選択中のテキスト)を翻訳」を選びます。

 

言語が検知されたら、青色の部分を見てみましょう。日本語に翻訳する場合は、言語名をクリックしてポップアップメニューから「日本語」を選択します。

 

すると、日本語に翻訳された文章が表示されます。

 

その下にある「翻訳をコピー」をクリックすると、翻訳された文章をクリップボードにコピーできます。

 

なお、このように、言語が正しく認識されない場合は、ポップアップメニューから選択したテキストの言語を選んで、どの言語に翻訳するかを選びましょう。

 

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PDFの結合は標準搭載ソフトだけでOK! しかも簡単&安全です【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「プレビュー」ソフトを使ってPDFを結合する方法」です。

 

 

複数のPDFファイルを結合して1つにまとめたいとき、方法としてはAdobeアクロバットなどの専用ソフトを使ったり、Webサービスを使ったりする方法を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

 

実はmacOSに標準搭載されている「プレビュー」ソフトを使ってPDFを結合することができるんです。

 

「プレビュー」は標準ソフトなのでインストールも必要ありませんし、Macの中で完結するのでWebサービスによる情報漏洩リスクもありません。さっそく手順を解説しましょう。

 

手順はとても簡単。「プレビュー」ソフトに結合したいPDFをまとめてドラッグ&ドロップし、メニューバーから「表示」→「サムネール」と進み、各ウインドウのページサムネールをサイドバーに表示します。

 

続いて、追加したいサムネールを別のPDF内のサムネールのサイドバーにドラッグ&ドロップします。ページの順番を変更したい場合は、追加したサムネールを上下にドラッグして並べ替えましょう。

 

最後に、ウインドウを閉じれば、結合したPDFの完成です。

 

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Apple情報総合Webメディア「Mac Fan Portal」オープン! リニューアル特大号「Mac Fan」表紙に爆笑問題・太田 光

マイナビ出版は、Apple情報の総合ポータルサイト「Mac Fan Portal」を5月29日にオープンしました。

 

同サイトは、「Appleにかかわる『今知りたい!』を叶えるメディア」をタグラインに掲げ、Appleの新製品や最新OSの機能解説、Macの便利技やトラブルシューティング、導入事例など、様々なコンテンツを提供しています。

 

記事は毎日公開され、無料で閲覧可能。お笑い芸人のR藤本さんによる「つまらないゲームなど必要ない!Z」や、マンガ「Mac不安ちゃん」などのWeb連載記事も更新されます。

 

また、隔月刊化した雑誌「Mac Fan」最新号(2024年7月号)も同日に発売されました。価格は1073円(税別)。

 

表紙は、古くからのMacユーザだという、爆笑問題の太田 光さん。巻末インタビューでは、Macとの出会いや、愛用中のMacBookの使用感、そしてMacを使い続ける理由などを語っています。

 

第1特集「すごすぎるMacの世界」、第2特集「徹底検証『Safari』の実力」、第3特集「自作キーボードのススメ」のほか、「シン・マックな人」「もっと! Mac不安ちゃん」といった新連載なども掲載。

 

新WebメディアMac Fan Portalのオープンと、雑誌Mac Fanのリニューアルを記念して、Apple Gift Card 1万円×10名や、Apple製品と一緒に使いたい注目アクセサリなど、総額43万円相当の豪華賞品が抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施中。詳細はMac Fan Portal内のキャンペーンページ(https://macfan.book.mynavi.jp/article/811/)をご覧ください。

Macが声で伝えます。音声読み上げ機能「ライブスピーチ」の使い方【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「入力した音声を読み上げる「ライブスピーチ」の使い方」です。

 

 

Macには入力したテキストを読み上げる「ライブスピーチ」という機能が搭載されています。この機能は、発話が難しい人や発話能力を失いつつある人をサポートするために開発された機能で、電話やオンラインミーティング、対面の会話で使うことができます。さらに読み上げる語句はあらかじめ登録しておくことができるので、スムースに会話できるのが嬉しいポイント。早速、手順を確認しましょう。

 

[アップルメニュー]をクリックし、[システム設定]→[アクセシビリティ]と進みます。続いて[ライブスピーチ]をクリックし、[ライブスピーチ]をオンにすれば設定完了です。

 

ライブスピーチウインドウの[入力して読み上げる…]テキストフィールドに、読み上げたいテキストを入力してから[|>](読み上げる)ボタンをクリックすることで、入力したテキストが人工音声で読み上げられます。

 

また、よく使う語句のリストを作成し、そこから選択し、読み上げることも可能です。手順は先ほどと同様、[システム設定]→[アクセシビリティ]→[ライブスピーチ]と進み、[ライブスピーチ]をオンにします。続いて保存された語句の[+](プラス)ボタンをクリックし、読み上げたい語句を登録しましょう。

 

メニューバーにあるライブスピーチアイコンをクリックし、ウインドウ右側のアイコンを押すことで登録した語句を選択できます。読み上げたい語句を選んだら、[|>]ボタンをクリックしましょう 。

 

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動植物から建物まで幅広く! 動画に写っている被写体を簡単に調べられます【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「動画に写っている被写体について調べる方法」です。

 

 

macOS Sonomaでは、写真の被写体を解析する「画像を調べる」機能が強化され、動画内の被写体についても調べられるようになりました。動植物や建物など幅広い対象の情報を調べられるのでとても便利です。さっそく手順を解説します!

 

まず、「写真」ソフトで動画を再生し、調べたい被写体が出てきたら動画を一時停止します。続いて、画面右上の「情報」ボタンをクリックします。すると「情報」というポップアップが表示され、さらに被写体にはアイコンが表示されます。ここではウェブサイトのURLも表示されるので、情報元のウェブサイトに簡単にアクセスすることが可能です。

 

なお、この機能は注意して使う必要があります。被写体を誤認識してしまう場合があるので、提案された情報が正しいかどうかは自分で判断しましょう。また、ネットワークに繋がっていないとこの機能は利用できません。

 

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解凍した圧縮ファイルを自動でポイ! Mac作業の時短テクニック【Macの“知っトク”便利技】

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Macでは圧縮ファイルをダブルクリックすると、簡単にファイルを解凍することができます。しかし、大抵の場合、解凍後は元の圧縮ファイルは不要ですよね。解凍後に元の圧縮ファイルが自動的に削除されるよう設定しておけば、いちいちゴミ箱にドラッグする手間が省けます。さっそく手順を解説します!

 

手順はとても簡単。[command]キーと[スペース]キーを押してSpotlightを起動させたら、検索タブに「アーカイブユーティリティ」と入力し、アイコンをタップ。

 

するとアーカイブユーティリティが起動するので、メニューバーから「アーカイブユーティリティ」→「設定」と進み、「展開後」を「アーカイブをゴミ箱に入れる」に設定を変更すればOKです。

 

実際に解凍してみるとこんな感じ。解凍後、元の圧縮ファイルが自動でゴミ箱に入れられます。

 

この設定画面でアーカイブの保存場所やフォーマットなども変更できるので、必要に応じて設定しましょう。

 

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実はできるんです! キーボードでダイアログのボタンを操作するには【Macの“知っトク”便利技】

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ダイアログでアイコンやボタンを選択するときに、マウスを使って対象をクリックする人が多いと思います。一度ならいいですが、毎回クリックしていると作業効率が落ちますし、やや面倒ですよね。そんなときは、キーボードを使ってボタン操作を行いましょう。さっそく手順を解説します。

 

まずはダイアログの「青色のボタン」を選択するを解説します。この場合は、「リターン」キーを押すことで、青色のボタンをクリックしたときと同じ操作が実行されます。

 

次に青色のボタン以外を選択する場合を解説します。Appleメニューから「システム設定」を開き、サイドバーから「キーボード」を選択します。次に、画面中ほどにある「キーボードナビゲーション」をオンにして、システム設定を閉じましょう。これで準備完了です。

 

この設定にすると、アイコンやボタンを選ぶ場面で「tab」キーを押すことで、ボタンが青色の枠で囲まれフォーカスされます。操作を実行したいボタンを「tab」キーで選び、そのまま「スペース」キーを押すと実行されます。

 

この方法は「リターン」キーではなく「スペース」キーですので間違えないようにして下さい。ダイアログに青色のボタンが表示されている場合、別のボタンを選んだあと間違って「リターン」キーを押してしまうと、青色のボタンが実行されてしまいます。

 

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「Launchpad」をカスタムショートカットキーでもっと便利に!【Macの“知っトク”便利技】

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Mac標準のランチャー機能「Launchpad」を使うと、すべてのソフトを表示できます。ここでソフトを探したり、ソフトをグループ化してまとめたりすることが可能です。

 

Launchpadを開く方法はさまざまあります。Dockに登録したアイコンをクリックするほか、一部のキーボードに用意されているLaunchpadキーを押す方法もあります。また、MacBookシリーズのトラックパッドやMagic Trackpadでは、合計4本の指でつまむような操作でLaunchpadを開くことが可能です。

 

今回は通常設定のままでは使用できない、Launchpadを呼び出すショートカットキーの設定方法を紹介します。

 

Appleメニューから「システム設定」を開いて、サイドバーから[キーボード]を選択したら、中程にある[キーボードショートカット]をクリックしましょう。

 

画面左の最上段にある[LaunchpadとDock]を選択して、[Launchpadを表示]にチェックを入れたら、右端の[なし]をクリックして好きなキーコンビネーションを割り当てましょう。ここでは[command]+[option]+[L]キーを設定しました。

 

そのキーを実際に押してみてLaunchpadが開くこと、そしてもう一度押して閉じることを確認したら、[完了]ボタンをクリックしてウインドウを閉じましょう。これでLaunchpadを起動するキーボードショートカットの設定は完了です。

 

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タッチスクリーンiMacが登場するかも? Appleの特許出願で明らかに

Apple(アップル)がタッチパネルを搭載したiMacにつながるかもしれない、回転式ディスプレイに関する特許を更新したことが、米特許商標庁(USPTO)の公開書類により明かされています。

↑USPTOより

 

Appleが2023年11月に更新した特許は、「アーティストなどのために傾斜タッチスクリーンを備えた実用的なiMacのデザイン」を説明したもので、直接的にはタッチスクリーンの搭載を示唆したものではありません。しかし特許に添付されたイラストは、タッチスクリーンを搭載したMicrosoft(マイクロソフト)のデスクトップPC「Surface Studio」を連想させるものです。

 

Appleは今回の特許について、「iMacの持ち運びを容易にする」ことが目的だとしています。iMacのような一体型PCは大きなスペースを専有し、持ち運びにくいのが一般的。しかし特許のイラストのような柔軟なスタンドがあれば、そのような問題が解決できるかもしれません。

 

現時点では、Appleの特許がただのアイディアなのか、それとも将来のタッチスクリーンを搭載したiMacにつながるのかはわかりません。今後のiMacの進化に注目したいものです。

 

Source: USPTO via 9to5Mac

Macの「文字小さくて読みにくい問題」を解決! ビッグな文字で視認性アップ【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「画面上のテキストサイズを変更して視認性をアップ!」です。

 

 

Macを使っているとき、画面上の文字が小さくて見づらいと感じたことはないでしょうか。macOS Sonomaでは、「Finder」「カレンダー」「メール」「メッセージ」「メモ」の5つのソフトについて、テキストを表示するサイズを変更できるようになりました。

 

「5つのソフトすべての文字サイズを変更する方法」と「ソフトごとに文字サイズを変更する方法」があり、まずは前者について設定方法を解説します。

 

アップルメニューから「システム設定」を開いて、サイドバーから[アクセシビリティ]を選択します。上から3番目にある[ディスプレイ]をクリックして、切り替わった画面の中程の[テキストサイズ]にある[デフォルト]をクリックしましょう。

 

ウインドウが開いたあと、上部のスライダーで、9ポイントから42ポイントまでの範囲でテキストサイズを調整できます。このとき、システム設定のサイドバーに表示される項目名の大きさも自動的に3段階で変化します。

 

この方法では、「Finder」「カレンダー」「メール」「メッセージ」「メモ」がすべて同じテキストサイズに反映されます。

 

また、ソフトごとにテキストサイズを変更することも可能です。ダイアログ下部のFinderやカレンダー、メールといった項目の右にある[指定したサイズを使用]をクリックしたら、プルダウンメニューから好みのテキストサイズを選びましょう。

 

また、メニューバーに表示されるテキストのサイズが小さくて見づらい場合は、先ほどのウインドウにある[メニューバーのサイズ]で[デフォルト]から[大]に切り替えるとメニューバー上のテキストが少し大きくなります。

 

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Mac「操作スペース」の、ちょっとしたお役立ちテクニックを紹介! 【Macの“知っトク”便利技】

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Macを使って作業するとき、デスクトップに開いたウインドウが多すぎて視認性が悪くなることはないでしょうか。そんなときに利用したいのが「操作スペース」と呼ばれる追加のデスクトップです。複数作成してソフトやウインドウを振り分ければ、デスクトップが散らかりにくくなります。このとき、特定のソフトを常に同じ操作スペースで開きたいなら「指定したソフトを特定の操作スペースで開くテクニック」を使ってみましょう。

 

これから紹介するのは、外付けディスプレイに接続していない状態での操作です。Dockからソフトのアイコンを副ボタンクリック、または[control]キーを押しながらクリックし、[オプション]の[割り当て先]から[このデスクトップ]や[すべてのデスクトップ2]などを選択しましょう。なお、今回は[このデスクトップ]を選んでいます。

 

こうすることで、ソフトを起動すると指定したデスクトップで開くようになります。なお、開いたウインドウはほかのウインドウに移動できないわけではありません。Mission Controlを開いて画面上部の操作スペース選択部にドラッグ&ドロップしたり、画面の端にドラッグしたりことで、ほかの操作スペースに移動することも可能です。

 

一方、[割り当て先」から[すべてのデスクトップ]を選ぶと、すべての操作スペースで同じウインドウが開くようになります。たとえば「システム設定」を[すべてのデスクトップ]に設定すると、ほかの操作スペースに切り替えたときでも、システム設定のウインドウが同じ位置に表示されます。「システム設定」内で画面を遷移したときも、ほかの操作スペースで同様の内容が表示されます。

 

また、マルチディスプレイ環境で作業している場合、[オプション]からデスクトップの番号を選べるようになっています。ここで特定のディスプレイを選択すると、そのソフトは指定したディスプレイで開きます。

 

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Macのストレージが圧迫されている!? まずは重複画像を整理しよう! 【Macの“知っトク”便利技】

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「写真」ソフトに重複した写真やビデオがあると、ライブラリの容量がムダに大きくなってストレージを圧迫してしまいます。「写真」ソフトには、重複項目を整理するための機能が搭載されていますので、ときどき整理すると良いでしょう。

 

写真アプリを開き、サイドバーの[重複項目]を選択すると、重複した写真またはビデオが自動で抽出されます。撮影日の右隣にある[●個の項目を結合]をクリックすると、重複項目が完全に一致する場合は「完全に重複するコピーを結合」ボタンが表示されます。クリックすると重複していたデータが一つだけになり、残りは「最近削除した項目」に移動します。

 

同じように見えても実は解像度や画像フォーマットが異なっていたり、内容に微妙な違いがある場合、今度は先程の「項目を結合」を押したあとに[●個の項目を結合]というボタンが表示されます。

 

クリックすると、高画質で関連性の高いデータを組み合わせたものだけが保持され、残りは[最近削除した項目]に移動します。

 

重複項目がいくつもある場合は、[●個の項目を結合]をクリックして結合するという作業を何度も繰り返すのは面倒です。そんなときは[option]キーを押しながら[●個の項目を結合]をクリックすると、ダイアログを表示することなくダイレクトに結合できます。

 

さらに、大量の重複項目がある場合は、[●個の項目を結合]を何度もクリックする作業すら大変です。重複項目をまとめて結合したい場合は、ドラッグで複数の項目を選択して、右上の[項目を結合]ボタンをクリックして結合できます。また、編集メニューからすべてを選択を選んで、右上の[項目を結合]ボタンをクリックすると、一度に全ての重複項目を結合できます。

 

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使うのは純正「プレビュー」ソフトだけ! PDFにパスワードを設定するには【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Macの標準機能だけでPDFにパスワードを設定!」です。

 

 

PDFファイルは非常に使い勝手がよいですが、データを改ざんされたり、情報漏洩、コンテンツの無断流用などの危険性もあります。今回は、macOS標準の「プレビュー」ソフトを使って、PDFにパスワードを設定する方法をご紹介しましょう。

 

PDFファイルを「プレビュー」で開いたら、[ファイル]メニューから[書き出す]を選択します。次にダイアログ内の[アクセス権]ボタンをクリックしましょう。

 

このような画面が開くので、一番上にある[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックを入れ、すぐ下のパスワード欄に、ファイルを開くときに要求するパスワードを入力します。続いて、確認欄にも同じパスワードを入力しましょう。

 

そして、最下部にある[所有者のパスワード]欄でもパスワードを入力します。確認でもう一度同じパスワードを入力しましょう。

 

最後に[適用]ボタンをクリックしてPDFを保存すると、パスワードで保護されたPDFファイルが作成されます。

 

なお、この方法でパスワードをかけたPDFは、印刷、テキストや画像のコピー、ページの挿入や削除、注釈の追加、埋め込まれたフォームへの入力を行おうとすると、最後に入力した[所有者のパスワード]の入力が要求されます。

 

これらの操作を[所有者のパスワード」の入力なしで許可したいときは、[ファイル]メニューから[書き出す]を選択して[アクセス権]ボタンをクリックしたあと、一番上にある[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックを入れましょう。パスワードを2回入力したら、アクセス権にある[プリント]、[テキストまたはグラフィックスのコピー]などの項目から、パスワードの入力なしで操作を許可をする項目にチェックを入れ、最後に[最下部の所有者のパスワード]欄でパスワードを2回入力します。

 

最後に[適用]ボタンをクリックしてPDFを保存すると、チェックした項目をパスワードの入力なしで操作できるPDFが作成されます。

 

なお、アクセス権の設定時に[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックをしない場合、PDFを開く時はパスワードを要求せず、指定した操作にのみMac所有者のパスワードを要求することも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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意外と知られていない? ショートカットでソフトをサクサク切り替えられる「アプリケーションスイッチャー」【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「キーボードショートカットでソフトを素早く切り替える!」です。

 

 

アプリを切り替えるには、Dockのアイコンをクリックする、ウインドウをクリックして切り替えるなどの方法がありますが、マウスを使わずにキーボードだけで切り替えたい場合はmacOSが標準で搭載する「アプリケーションスイッチャー」を使うと便利です。「アプリケーションスイッチャー」は、かれこれ20年以上前からMacに搭載されている機能ですが、意外と知られていないのでその使い方をご紹介します。

 

複数のアプリを同時に開いているときに[command]キーを押しながら、[Q]キーの左隣にある[tab]キーを押すと、画面の中央にアプリケーションスイッチャーが表れます。

 

[command]キーを押したまま「tab]キーを押すたびに、カーソルが右へ右へと移動します。

 

[command]キーから指を離すと、選択中のアプリがアクティブウィンドウになります。

 

アプリケーションスイッチャーには最近使った順番でソフトが並ぶので、[command]+[tab]キーを押してすぐに離すと、2つのアプリを交互に切り替えられます。

 

カーソルを反対方向へ移動させたいときは、[command]キーに加えて[shift]と[tab]キーを押しましょう。

 

また、[command]を押したまま[Q]キーを押すとそのアプリを終了できますし、[command]を押したまま[H]キーを押すとそのアプリのウインドウを隠すことも可能です。

 

さらに、[command]キーを押したまま[↑]または[↓]を押すと、そのアプリが開いているウインドウ、あるいはそのアプリが最近開いたファイルを表示します。最近使ったファイルを開きたい場合は、左右の矢印キーでファイルを選択したのち、[return]キーを押すことで開くことが可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhoneアプリウィジェットも置ける!? デスクトップ上にウィジェットを置いてみよう! 【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「デスクトップ上にウィジェットを追加!」です。

 

 

macOS Sonomaでは、ウィジェットをデスクトップに配置することができるようになりました。

 

通知センターで使っているウィジェットをデスクトップに配置するには、通知センターからデスクトップにドラッグ&ドロップします。その際、デスクトップ上にファイルやフォルダ、スタックが置かれている場合、それらのアイコンがウィジェットから逃げるように自動で移動してくれるので、あらかじめスペースを空けておく必要はありません。

 

また、通知センターで使用していないウィジェットは、通知センターの最下部にある[ウィジェットを編集]をクリックすると、画面下部からウィジェットギャラリーが開くので、ここからウィジェットをデスクトップにドラッグ&ドロップしましょう。

 

なお、デスクトップ上で副ボタンクリックすると、ショートカットメニューに[ウィジェットを編集]が表示され、そこからウィジェットギャラリーを開くこともできます。

 

また、Macと同じApple IDでログインしているiPhoneで使っているアプリのウィジェットも、Macのデスクトップ上に配置できます。iPhoneアプリのウィジェットを利用する条件は、Macの近く、または同じWi-Fiネットワーク上にiPhoneがあることです。なお、iPhoneアプリのウィジェットは、ウィジェットギャラリーの右上に[iPhoneから]と表示されるため、Macアプリのウィジェットと区別できます。

 

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よく利用するWebページは「Webアプリ」ですぐ起動! macOS Sonomaで使えます【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「macOS Sonomaで「Webアプリ」を作成しよう!」です。

 

 

macOS Sonomaでは、よく利用するWebページをネイティブアプリのように利用できる「Webアプリの作成機能」が登場しました。

 

Webアプリは、「Safari」と比べて少ない負荷でWebサービスを利用できるほか、位置情報へのアクセスやパスワードなどの自動入力、プライバシー保護などにも対応。ネイティブアプリと同じように、単独でDockから起動して利用できる上通知を受けることもできるのでとても便利です。

 

Webアプリの作成方法と利用方法は簡単です。まずはWebアプリ化したいWebページを「Safari」で開きます。次に「Safari」の[ファイル]メニューから[Dockに追加]を選択します。ここで表示されるダイアログで、名前やURLを変更することも可能です。

 

[追加]ボタンをクリックすると、Dockにアイコンが追加されます。アイコンをクリックすると、アイコンが数回バウンドした後、ネイティブアプリのように開きます。

 

アプリケーションメニューから[設定]を開いて、[一般]タブを選択すると名前やURLを編集できるほか、[アイコン]をクリックするとアイコンを任意の画像に変更することも可能です。

 

その下の[外観]では、ナビゲーションコントロールの表示/非表示やタイトルバーにカラーを表示するかどうかのオプションも用意されています。ナビゲーションコントロールを表示すると、戻る/進むボタンが表示されます。

 

なお、こうして保存したWebアプリは、ホームフォルダにある[アプリケーション]フォルダに格納されているので、削除したい場合はここからゴミ箱に捨てましょう。

 

また、Webアプリ化したページを「Safari」で開こうとすると、画面上部に「Webアプリで開くかどうか」を確認するメッセージが表示されます。右端の[開く]をクリックするとWebアプリで開き、左端の[×]をクリックするとSafariで開き、次回以降は確認されなくなります。

 

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2024年春、ついにUSB-C版のMac用Magic KeyboardやMagicMouseが発売かも! M3搭載MacBook Airと同時発表の可能性も

アップルが新型24インチiMacを発売した際に、付属アクセサリーの充電端子がLightningからUSB-Cに変更されると予想されましたが、フタを開ければLightningのままでした。

↑ついにUSB-Cに!?

 

しかし、2024年春には、ついにMagic Keyboard、Magic Mouse、Magic Trackpad(すべてMac用アクセサリー)がUSB-Cに切り替わる可能性があると著名リーカーが主張しています。

 

数々の実績あるリーカー刹那数码(Instant Digital)氏は中国SNSのWeiboにて、「2024年春。アップルのMagic MouseやMagic Keyboard、Magic TrackpadがUSB-Cにアップデートする」と述べています。充電端子のほかに変更があるのか、それ以上の情報はありません。

 

ほぼ全てのMac用純正アクセサリーは、2015年末に大型アップデートがあって以来、ほとんど変わっていません。ただ1つ、MagicKeyboardだけは2021年にTouch IDボタン付きが登場しましたが、それから2年以上が経過しました。

 

Magic Mouseは一度充電すれば約1か月以上は持つものの、Lightningポートが本体の底側にあるために使用しながら充電できず、非常に不便だとユーザーから声が上がっていました。なお、もしもUSB-Cに変更されても、充電端子の場所まで変わるかどうかは不明です。

 

アップルは全製品でUSB-Cへの移行を進めており、iPhone 15シリーズや最新iPadの全モデル、AirPods Pro(第2世代)や新しいApple Pencilも切り替え済み。いまだにLightningポートを搭載している現行製品はMac用アクセサリーのほか、AirPodsやAirPods Max、iPhone SEだけです。

 

先週半ばに、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、M3搭載MacBook Airが2024年3月頃に発売予定だと主張していました。USB-C版のMac用アクセサリーも、同時に登場するのかもしれません。

 

Source:Weibo
via:MacRumors

Mac作業の効率化に! 「操作スペース」は複数用意&切り替えて使おう【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「複数のデスクトップ(操作スペース)を切り替えて使う」です。

 

 

macOSでは、操作スペースと呼ばれる追加のデスクトップを作成して、切り替えて使用することが可能です。

 

操作スペースを追加するには、トラックパッドの場合は3本指で上にスワイプ。キーボードの場合は[Mission Control]キーまたは[Control]+[上矢印]キーを押してMission Controlを開きます。

 

画面の右上にある[+]をクリックすると、操作スペースが追加されます。操作スペースは最大16個まで作成できます。

 

作成した操作スペース間を移動するには、Mission Controlに入って上部のサムネイルをクリックすると切り替えられます。

 

そのほか、トラックパッドでは、3本指または4本指で左右にスワイプすることで移動できますし、Magic Mouseでは2本指でスワイプすると移動できます。また、キーボードでは[control]+[左右の矢印]キー」を押しても移動できます。

 

あるいは、ウインドウを画面の端にドラッグしてしばらく待つことで、ウインドウを次の操作スペースに移動させることも可能です。

 

不要なデスクトップを削除するには、Mission Controlに入って上部のデスクトップまでカーソルを移動し、削除したい操作スペースの上にカーソルを合わせると表示される×印をクリックしましょう。

 

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最近Spotlightが不調? そんなときに試してみたいテクニックを紹介【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Spotlightが不調なときに試してほしいテクニック!」です。

 

 

「Spotlight」で検索したのに、正しい結果が返ってこないと感じた場合、Spotlightが使用する「インデックス」を作り直すことで、症状が改善することがあります。

 

インデックスを再作成するには、Appleメニューから「システム設定」を開いて、サイドバーで[SiriとSpotlight]を選択します。

 

右側を下にスクロールして、一番下にある[Spotlightのプライバシー]ボタンをクリックしましょう。

 

次に、インデックスを再作成したいフォルダまたはディスクを、Spotlightの検索から除外する場所のリストにドラッグします。

 

その際、Finderの[移動]メニューから[コンピューター]を選ぶと表示される「Macintosh HD」を追加しておくと、すべてのインデックスを再作成できるので間違いないでしょう。

 

そして、いま追加したフォルダまたはディスクを選択したら、今度は[-]ボタンをクリックしてリストから削除します。

 

最後に[完了]をクリックして、システム設定を終了します。

 

すると、いま指定したディスクまたはフォルダのインデックスがバックグランドで再作成されます。

 

その間もMacを使うことは可能ですが、Spotlightはインデックスの再作成が終わるまで使用できません。なお、再作成中はMacの動作が遅くなることがあります。

 

また、インデックスを作成する情報の量によっては時間がかかる場合があるますので、CPUに負荷の掛かる作業の前には再作成はしないほうがいいでしょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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無念……大画面iMacは製品投入せずとApple表明

Apple(アップル)が公式に「Apple Silicon(Mシリーズチップ)」を搭載した「27インチiMac」を製造する予定がないと表明したことを、海外メディアのThe Vergeが報じています。

↑photo_gonzo / Shutterstock.comより

 

Appleは以前に24インチと27インチのiMacを販売していましたが、Intel(インテル)製プロセッサを搭載した27インチiMacは、2022年に生産が終了。一方で、24インチiMacはApple Siliconを搭載し、新製品が投入されています。

 

Appleで広報を務めるStarlayne Meza氏はThe Vergeに対して、同社は27インチiMacの新製品よりも、27インチの外部ディスプレイ「Studio Display」とMac StudioやMac miniといった製品を組み合わせるように、ユーザーに勧めているというのです。

 

以前に27インチiMacを使用していたユーザーや、より大画面なiMacを探している消費者にとって、今回のAppleによる声明は若干残念なものです。当面は、27インチiMacの新製品の可能性は諦め、現行製品の組み合わせを検討したほうが良さそうです。

 

Source: The Verge

次期MacBook AirやMac miniは来年投入? M3 Ultraはどうなる

「次期13インチ/15インチMacBook Air」と「Mac mini」、「Mac Studio」、「Mac Pro」の開発状況を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Wachiwit / Shutterstock.comより

 

Appleは先日、「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を搭載した「14インチ/16インチMacBook Pro」を発表しました。しかし、例年MacBook Proに先立って発表される、MacBook AirやMac miniの新製品はまだ発表されていません。

 

Gurman記者によれば、現在Appleは次期13インチ/15インチMacBook AirとMac miniを開発しており、2024年のいずれかの時期の投入されるとのこと。これらより先にMacBook ProとiMacが投入されたのは、MacBook AirとMac miniよりも生産量が少ないからだとしています。

 

また、デスクトップ製品のMac Studioも開発が進められているとのこと。しかし、これに搭載されるであろう「M3 Ultra」のテストはまだ行われておらず、ワークステーション製品のMac Proに関する言及もありませんでした。

 

M1やM2とは異なる製品ラインナップで投入されている、M3チップ。2024年にはどのようなパワフルなMacが登場するのか、注目が集まります。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

Macが水没したかどうか、USB-Cポートからバレるかも

MacにはUSB-Cポートが液体に浸かったかを検知する機能が搭載されていることを、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑mundissima / Shutterstock.comより

 

9to5Macによれば、最新OSの「macOS Sonoma 14.1」には「liquiddetectiond」と呼ばれるシステム(デーモン)が搭載されています。バックグラウンドで実行されているこのシステムでは、Macの各USB-Cポートからの液体検出分析を収集しており、Macが液体に晒されたかどうかを検知することができるのです。

 

これと同様のデーモンは、iPhoneやiPadでも動作しています。これはコネクタ内で液体が検出された場合に、充電ケーブルを抜くようにユーザーに警告を発するために利用されています。

 

なお、Appleの保証プランでは液体による損傷はカバーされません。またデバイスが液体に晒されたかどうかを検出するための、液体浸入インジケータ(LCI)も搭載されています。今回のliquiddetectiondがMacの水没による保障にどのように影響するのかは不明ですが、精密機器のMacは液体から遠ざけて使いたいものです。

 

Source: 9to5Mac

苦戦するMac……。売り上げ大幅減に光明は?

Apple(アップル)は2023年第4四半期決算を発表し、Macの売り上げが前年比で34%減少していることを明かしました。

Mac Book
↑Yona-image / Shutterstock.comより

 

Appleによれば、2023年第4四半期のMacの売り上げは76億ドル(約1兆1000億円)でした。前年同期のMacの売り上げは115億ドル(約1兆7000億円)だったので、今年は34%%減少したことになります。また2023年通年のMacの売り上げは294億ドル(約6兆円)で、2022年の402億ドル(約6兆円)から27%減少しています。

 

Appleで最高財務責任者(CFO)を務めるLuca Maestri氏は、Macの売り上げの落ち込みの原因は、厳しい市場環境と昨年のMacラインナップに原因があったとしています。これには2022年第3四半期のMacの売り上げの急増や、MacBook Airのアップデートを2023年9月ではなく6月におこなったため、2023年第3四半期の売り上げが伸びなかったことにあるそうです。

 

なお、Appleは10月下旬に「M3」シリーズを搭載した「MacBook Pro」「iMac」を発表しています。これにより、2023年第4四半期の売り上げは大幅に改善するだろうと、同社で最高経営者(CEO)を務めるTim Cook氏は語っているのです。

 

私も14インチMacBook Proを保有していますが、そのパフォーマンスにはなんの不満もありません。Macの不振はあまりにも完成度が高くなってしまったために、消費者に新鮮な驚きを提供できなくなってしまったことが原因なのかもしれません。

 

Source: MacRumors

速いぞM3 Max! Mac Proに匹敵するベンチ結果が報告

Apple(アップル)が先日発表した新型チップ「M3 Max」のベンチマーク結果が、計測アプリ「Geekbench」に登録されています。

↑Appleより

 

M3 MaxはAppleの新型プロセッサ「M3」シリーズの最上位に位置づけられているチップで、最大16コアのCPUと最大40コアのGPU、最大128GBのユニファイドメモリを搭載しています。一方で「M2」チップの最上位プロセッサ「M2 Ultra」は、24コアのCPUと最大76コアのGPU、最大196GBのユニファイドメモリを搭載。「Mac Pro」や「Mac Studio」に採用されています。

 

Geekbenchに登録されたデータによれば、M3 Maxを搭載した「16インチMacBook Pro」のマルチコアスコアが21,084ポイントとなっています。これは、M2 Ultraを搭載したMac Proの21,182ポイントや、Mac Studioの21,316ポイントに匹敵する数値です。

 

またM2 Maxを搭載した16インチMacBook Proと比較しても、M3 Maxを搭載した16インチMacBook Proは約45%高速です。これは、Appleによる「M3 MaxはM2 Maxより最大50%高速」という主張を裏付けるデータと言えます。

 

TSMCの3nmプロセスを採用し、CPUだけでなくGPUや人工知能処理を担当する「Neural Engine」を強化したM3チップ。その性能は、期待を裏切らないものとなっているようです。

 

Source: Geekbench Browser via MacRumors

macOS Sonoma新機能! 壁紙クリックでウインドウを素早く隠せます【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ウインドウを素早く隠す&隠したウインドウにファイルをドロップする」です。

 

 

macOS Sonomaでは、壁紙をクリックすると、いま開いているウインドウが画面の周囲に散らばり、デスクトップを表示する新機能が搭載されました。

 

この方法でデスクトップを表示したあと、デスクトップ上のアイコンをいま隠れたウインドウにドラッグ&ドロップするには、アイコンをドラッグしたままスペースバーを押しましょう。

 

すると、隠れたウインドウが元に戻るので、ウインドウにドロップします。

 

背後にあるウインドウにドロップしたいときは、アイコンをそのウインドウに重ねると最前面に移動します。

 

移動しない場合もそのまま少し待てば切り替わりますが、早く切り替えたい場合はスペースバーを押すとすぐに切り替わります。

 

なお、[壁紙をクリックするとデスクトップが表示される機能]は、macOS Sonomaではデフォルトでオンになっています。

 

この機能をオフにするには、Appleメニューから「システム設定」を開き、[デスクトップとDock]タブを選びます。

 

中ほどの[デスクトップとステージマネージャ]にある、[壁紙をクリックしてデスクトップを表示]の右にある[常に]を[ステージマネージャ使用時のみ]に切り替えましょう。

 

これで、壁紙をクリックしてもデスクトップは表示されなくなります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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新型「M3」搭載24インチiMacの付属キーボードやマウス、USB-CではなくLightningのまま!

アップルが10月31日朝(日本時間)に開催したScary Fastイベントでは、新型チップ「M3」搭載の24インチiMacも発表されました。最近ではiPhone 15シリーズ全モデルやAirPods(第2世代)もLightning端子からUSB-Cに移行したこともあり、同様の変更がiMacにあると期待されていました。

Image:Apple

 

が、実際には新型iMacに同梱されるアクセサリーは、いまだにLightningコネクタを採用し続けていると明らかとなりました。

 

アップル公式オンラインストアにある24インチiMacの「同梱物」を見ると、Magic KeyboardもMagic Mouseも従来と同じLightning端子のままです。それは、USB-C – Lightningケーブルが付属していることでも裏付けられています。

 

また、公式ストアでMagic KeyboardやMagic Mouseを検索してみても、USB-C対応の新型はなく、以前のままのLightning端子タイプしか存在していません。

 

最近アップルは、ほぼ全ての製品をLightning端子からUSB-Cポートに切り替えています。iPhone 15やAirPods Pro(第2世代)のほか、最新世代のiPad、Apple TV、それに新しいApple PencilもUSB-C充電端子を採用しています。

 

なぜアップルがiMacのアクセサリーをUSB-Cに移行せず、Lightningポートに留めたかは不明です。とはいえ、新型M3チップによる性能の強化はめざましく、周辺機器の充電端子はどうであれ、素晴らしい活躍を期待できそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

アップル、「M3」チップ搭載24インチiMacを発表。前モデルの最大2倍高速に!

↑Image:アップル

 

アップルは31日朝、新型チップ「M3」を搭載した24インチiMacを発表しました。これまでのM1チップ搭載モデルよりも、最大2倍高速だと謳われています。

 

内蔵するRetinaディスプレイの解像度は4.5Kとなっているほか、ワイヤレス接続も高速化。家族からスモールビジネス、クリエイター志望者や学生、ゲーマーまで、すべての人にこれまで以上に優れた性能と機能を約束しています。

 

搭載チップのM3は8コアのCPU、最大10コアのGPU、最大24GBのユニファイドメモリを搭載。日々の仕事から高解像度の写真編集、複数の4Kビデオストリームの編集まで、あらゆる作業をスピーディかつパワフルにこなすといいます。

 

また、M3はグラフィック性能が飛躍的に進化しており、ハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングやレイトレーシングにも対応。より正確な照明、陰影、反射により、リアルなゲーム体験や3次元のデザインと制作を高速化するとのこと。また16コアのNeural Engineにより、機械学習やビデオ編集にも大きな力を発揮する見通しです。

 

前M1搭載24インチiMacと比べて、これまでの3倍となる最大12ストリームの4Kビデオの編集と再生が可能。またFinal Cut ProとAdobe Premiere ProやAdobe Photoshopなどのプロのクリエイター向けアプリの処理が最大2倍高速となりました。

 

またワイヤレス面ではWi-Fi 6Eに対応し、ダウンロード速度が前世代よりも最大2倍高速化。さらにBluetooth 5.3を備えており、最新のBluetooth機器も接続できます。ほかカメラやマイク、6基のスピーカーは前モデルと変わりありません。

 

本体色はグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、そしてシルバーの7色。本体の厚みはわずか11.5mmで、スペースに限りある場所でも置きやすくなっています。

 

新型24インチiMacは、すでにアップル公式オンラインストアで予約注文でき、11月7日発売。価格は19万9800円(税込)から。

 

Source:Apple

月末Appleイベント、意外な新型Macが登場する?

Apple(アップル)が10月30日に開催するイベントでは「M3 MacBook Pro」シリーズが発表されるとの予測を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑WeDesing / Shutterstock.comより

 

Appleが開催するイベント「Scary Fast」では、新型Macの発表が期待されています。現行モデルのMacは「M2」シリーズのチップを搭載していますが(iMacはM1チップ)、次期Macでは「M3」チップへと刷新される可能性があります。

 

Kuo氏によれば、イベントでは「M3」シリーズを搭載した次期MacBook Proが発表されるとのこと。M3シリーズとは、「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を含んでいるようです。このことから、M3を搭載した13インチMacBook Pro、M3 Pro/Maxを搭載した14/16インチMacBook Proが発表されることになりそうです。

 

次期Macに関してはBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者も、AppleがM3 Pro/Maxを搭載した次期MacBook Proをテストしていると報告しています。これまで14/16インチMacBook Proは「MacBook Air」や「Mac mini」、「13インチMacBook Pro」の後にアップデートされてきましたが、今年はどうも様子が異なるようです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRumors

Appleが10月30日にイベント開催! M3 Mac発表か?

Apple(アップル)は米国時間10月30日にイベント「Scary Fast(恐ろしく速い)」を開催すると発表しました!

↑Appleより

 

イベントの発表内容は明かされていないものの、イベントのウェブサイトにはMacのファイラー「Finder」のロゴが掲載されています。このことから、イベントでは新型Macの発表が予測されています。

 

現在新製品の登場が期待されている新型Macには、まず「iMac」があります。現行モデルは「M1」プロセッサを搭載しているので、これが「M3」にまで一気にアップグレードされるのかもしれません。また、M3を搭載した「新型MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」が登場する可能性もあります。

 

Appleのイベントは公式ウェブサイトやYouTube、Apple TVアプリで視聴可能。Scary Fast(恐ろしく速い)というイベントにふさわしい、Macの大幅なスペックアップに期待したいものです。

 

Source: MacRumors

新型Macが月末にも発表? M3 iMacか、それとも…

新型Macが10月30日か31日に発表される可能性を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Jack Skeens / Shutterstock.comより

 

今回の報道は、Apple(アップル)の計画に詳しい人物から得たとする情報と、既存のMacの一部モデルが品薄になっていることにもとづいています。Gurman記者によれば、「24インチiMac」「13インチMacBook Pro」「14インチ/16インチMacBook Pro」のいくつかの構成の出荷時期が、現在遅れているそうです。

 

さらに、Appleは11月2日に四半期決算を発表します。2018年には11月の四半期決算の直前に新型iPadやMacが発表されたので、今回も10月末に新型Macが発表される可能性があります。

 

Gurman記者によれば、10月末に発表される可能性が高いのは、次期24インチiMacとのこと。また今年1月にアップデートされたばかりですが、次期14インチ/16インチMacBook Proが発表される可能性も例外的にあるそうです。これらのMacでは、次期プロセッサ「M3」の搭載が予測されています。また次期MacBook Proでは、小さなディスプレイの改良もありえるとしています。

 

通例だと、新型プロセッサを搭載したMacは「13インチMacBook Pro」「MacBook Air」「Mac mini」がまず市場に投入されてきました。M3チップを搭載したこれらのMacの登場にも、期待したいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

天気や円相場、推しチームの試合結果まで……教えて、Spotlight先生!【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Spotlightで天気予報やスポーツの試合結果を確認!」です。

 

 

macOSの「Spotlight」は、ファイルやメール、アプリ、写真などを素早く検索できる便利機能ですが、さらにスポーツのスコアや天気予報、円相場なども調べることが可能です。

 

たとえば、プロ野球・読売ジャイアンツの試合経過や結果を知りたいときは「巨人試合」「巨人スコア」などとタイプすると、Spotlightの結果としてスコアが表示されます。

 

それを選択するとより詳細なデータもわかります。プロ野球だけでなくJリーグなどにも対応しています。

 

天気予報を調べたいときは、「明日の天気」「明後日のどこどこの天気」などと入力すると表示されます。

 

また、現在の円相場もすぐにわかります。たとえば「789ドル」と入力するだけで、その額が日本円でいくらなのかが表示されます。

 

逆に「789円」と入れると自動的に米ドルでいくらなのかが出ますし、「789ユーロ」とタイプするとユーロに換算した額がでます。

 

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ドーンとビッグな32インチiMac、2025年にやってくる?

miniLEDディスプレイを搭載した「32インチiMac」が2025年に、そして「次期24インチiMac」が2024年に登場すると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

miniLEDディスプレイとは微細なLEDをバックライトに用いる方式で、「MacBook Pro」や「12.9インチiPad Pro」に搭載されています。また、次期プロセッサの「M3」チップを搭載したMacの登場が近づいていることも、以前から報告されていました。

 

Kuo氏は明言していませんが、2021年に販売が終了した27インチディスプレイを搭載した「iMac Pro」の代替として、32インチiMacが登場する可能性があります。Appleは27インチサイズの「Studio Display」を2022年に発表しましたが、大画面なiMacは現在は販売されていません。

 

Kuo氏はその他にも、次期24インチiMacの登場が近いと報告しています。同氏はこのiMacにどのプロセッサが搭載されるのかを明言していませんが、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、次期24インチiMacにM3チップが搭載されると予測しています。

 

現行モデルのiMacは2021年に登場し、最新Macから1世代前となる「M1」チップを搭載しています。こちらも、早めの製品登場に期待したいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

次期24インチiMacの登場まもなく? 納期に遅れが発生

「M2」チップを搭載した「次期24インチiMac」の発売時期が近づいている可能性を、日本のMacお宝鑑定団が報じています。

↑Jack Skeens / Shutterstock.comより

 

2021年5月に登場した現行モデルの「24インチiMac」は、「M1」チップを搭載。一方で「Mac mini」や「Mac Studio」「Mac Pro」には「M2」シリーズのチップが搭載されており、24インチiMacの刷新が待たれています。

 

Macお宝鑑定団によれば、Appleのオンラインストアにおける24インチiMacの一部モデルの納期が、1か月以上になっているとのこと。またビッグカメラやヨドバシカメラでも、ほとんどのモデルが取り寄せ状態となっているようです。

 

さらにMacお宝鑑定団は、次期24インチiMacには「M2/M2 Pro」のオプションが用意され、Thunderbolt 4ポートやWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3のサポートが追加されると伝えています。

 

一方でBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、次期iMacには「M3」チップが搭載されると報告しています。また著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏もM3チップを搭載した次期24インチiMacの登場の可能性を伝えています。はたして次期24インチiMacにはM2チップが搭載されるのか、M3チップとなるのか、実に気になるところです。

 

Source: Macお宝鑑定団 via MacRumors

簡単&便利! 手間を大幅削減して、ファイルの印刷がよりスピーディーに!!【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Macでよりスピーディに印刷する!」です。

 

 

Macでファイルを印刷するには、まずそのファイルを開いて、[ファイル]メニューから[プリント]を選択するか、あるいは[Command]+[P]キーを押し、[プリンタ]ポップアップメニューから使用するプリンタを選択したあと、[プリント]をクリックする──という手順が必要です。

 

しかし、デスクトップ上にあるファイルを特定のプリンタで頻繁に印刷するなら、より簡単に印刷できる方法があるのでご紹介しましょう。

 

[]メニューから[システム設定]を選び、サイドバーの一番下にある[プリンタとスキャナ]を選択します。

 

次に、[プリンタ]でよく使うプリンタを選択して、アイコンをそのままデスクトップにドラッグ&ドロップしましょう。すると、そのプリンタで印刷するためのアプリがデスクトップ上に作成されます。

 

あとは、印刷したいファイルをそのアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、印刷が開始されます。とても便利ですので、頻繁に印刷する人はぜひ試してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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次期Macが今月にも登場? M3搭載で性能向上か

Apple(アップル)が今月中にも次期Macを投入する可能性があると、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑Farknot Architect / Shutterstock.comより

 

次期Macに関しては、次期チップ「M3」シリーズを搭載したモデルの開発が進んでいることが、Bloomberg(ブルームバーグ)により報じられています。まずは13インチMacBook ProやMacBook Air、24インチiMacの登場が予測されていますが、その時期はまだわかっていません。

 

MacRumorsが関係者から得た情報によれば、Appleは今月中にも新モデルの下取りを開始するとのこと。Appleは今年の6月にも同じように、M2チップを搭載した13インチMacBook Proや13インチMacBook Air、Mac Studioの下取りが開始。そして、同時に登場した15インチMacBook Air、第2世代Mac Studio、Mac Proの購入代金にあてることができました。

 

事前情報によれば、M3チップはTSMCの3nmプロセスで製造され、5nmプロセスで製造されたM2チップから性能と電力効率の向上が期待されてています。また、ハードウェア・レイトレーシングを含めたGPU性能の刷新もあるかもしれません。次期Macの近日の登場に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

スピーディーにササッと保存! 素早く保存先を指定するには【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「保存ダイアログをもっと便利に使いこなそう!」です。

 

 

保存ダイアログで毎回場所を指定するのは意外と面倒なものです。今回は保存ダイアログでより簡単に場所を指定する方法をご紹介しましょう。

 

まず、保存ダイアログはデフォルトではシンプルな簡易表示となっていますが、場所のポップアップメニューの右にある[∨ボタン(下向きボタン)]をクリックすると詳細表示に切り替わり、より便利に場所を指定することが可能となります。

 

[∧]上向きボタンをクリックすると元に戻りますが、いちど詳細表示に切り替えると、そのソフトでは次回以降もダイアログが詳細表示で開かれますので、必要であれば元に戻さずそのままにしておくと便利でしょう。

 

次に、[デスクトップ]を保存場所に指定するには、[command]+[D]キーを押すと一発でデスクトップが選ばれます。デスクトップに保存することが多い人は、[command]+[D]キーというショートカットを是非覚えておきましょう。

 

また、最近使ったフォルダを指定したいときは、上部のポップアップメニューをクリックし、[最近使ったフォルダ]セクションにある項目から選ぶと簡単です。

 

デスクトップ上など見えているフォルダを指定したいときは、選択ダイアログ内にそのフォルダを直接ドラッグ&ドロップすると、それが選ばれた状態になります。

 

場所をフォルダ名やパスで指定したいときは、[command]+[shift]+[G]キーを押すと現れる[フォルダへ移動]ダイアログでパスやフォルダ名を入力すると素早く指定できます。

 

この方法は一見、敷居が高そうに思われがちですが、フォルダ名の予測変換と自動入力に対応しているため、フォルダ名を完全に入力しなくても選ぶことができて便利です。

 

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そのソフト起動ちょっと待った! ログイン時のソフト自動起動を止めたいときには【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「起動/ログイン時にソフトが自動的に起動するのをストップ!」です。

 

 

Macを起動したとき、あるいはログインしたときに一部ソフトが勝手に起動して困っているのなら、「ログイン項目」を見直しましょう。

 

macOS Venturaの場合、Apple メニューから「システム設定」を開き、サイドバーから[一般]を選択したら、右側のカラムから[ログイン項目]をクリックしましょう。

 

上部の[ログイン時に開く]のリストに自動的に起動されるソフトが入っていたら、それを選択し、リスト下部の[−]をクリックしてリストから削除すれば完了です。

 

また、ソフトの中には、バックグラウンドで自動的に実行するものもあります。

 

ソフトを起動していないのにメニューバー項目として現れたり、メニューバーにもDockにも表示されないのに起動しているソフトなどがこれにあたります。

 

その場合、先ほどの[ログイン項目]の下にある[バックグラウンドでの実行を許可]を確認してみましょう。

 

項目の右側のスイッチがオンになっているものはバックグラウンドで実行しますので、不要だと思ったらそれをOFFにしましょう。

 

これによりその項目はバックグラウンドで勝手に実行することがなくなりますが、やみくもにOFFにすると、そのソフトのアップデートの確認やデータの同期などが行われなくなる可能性があります。

 

そこで、どの項目をOFFにしたのかがわかるように変更前のスクリーンショットを撮っておくなどして、何か問題が起きたらONに戻すようにするといいでしょう。

 

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意外に知らない!? Macの「計算機」お役立ち機能【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「計算機」を使いこなす2つの便利機能」です。

 

 

macOSに標準搭載される「計算機」ソフトは、シンプルな四則演算に加えて、化学計算やプログラマ向けの計算にも対応しています。また長さや時間、温度などの換算ツールも備えるなどとても多機能です。

 

ここでは、そんな「計算機」ソフトが持つ、あまり知られていない機能をご紹介しましょう。

 

まずは、計算ミスを減らすのに役立つ「読み上げ」機能です。「計算機」を起動したら、[スピーチ]メニューから[クリックしたボタンを読み上げ]を選択してチェックを入れます。

 

続いて[結果を読み上げ]にもチェックを入れましょう。こうしておけば、入力したキーをその都度、合成音声で読み上げてくれます。

 

読み上げは、マウスで数字をクリックして入力した場合と、キーボードやテンキーで入力した場合のどちらにも対応しています。

 

さらに、最後に[イコール]キーを押すと、計算結果も読み上げてくれます。

 

こうして計算した結果を、[control]キーを押しながら計算結果をクリックして、ポップアップから[大きな字で表示]を選ぶと、画面に大きく結果が表示されます。

 

この機能を使えば、計算結果を少し離れた場所にいる人に見てもらうときなどに役立つでしょう。

 

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未来のiPhoneやMacのチップ情報が見つかった…?

Apple(アップル)が開発中とみられる「A19」「M5」の情報を、X(旧Twitter)アカウントのEllieが投稿しています。

↑Nanain / Shutterstock.comより

 

現在Appleは、最新の「iPhone 14 Pro/Pro Max」に「A16 Bionic」を搭載しています。またMac向けには「M2」シリーズのプロセッサが採用されており、次期iPhoneやMacでは「A17」「M3」シリーズの搭載が予測されています。

 

今回EllieがAppleのバックエンドサーバーから見つけたのは、「A19」、「M5 Pro」、「M5 Max」、「M5 Ultra」などのさまざまなプロセッサ。それぞれには「0x8150」、「0x6050」、「0x6051」、「0x6052」という識別子がつけられ、過去の識別子からプロセッサ名が予測されました。

 

もし毎年iPhoneがリリースされるとすれば、「A19」は2025年にリリースされる「iPhone 17 Pro/Pro Max」に搭載されるはず。またM5は、3年〜4年後のMacに搭載される可能性があります。

 

Source: Ellie / X via MacRumors

M1 Mac miniの内蔵SSD、自力で大容量にアップグレード成功! ただし高い技術力と手間が必要です

Appleシリコン(独自開発チップ)に移行してからのMac miniは、ユーザーが内蔵ストレージを大容量のものに交換できなくなりました。なぜなら、SSDが基板にはんだ付けされているためです。

↑Mac mini

 

しかしテック系YouTuberが、M1チップ搭載Mac miniの256GBストレージを、自力で2TBにアップグレードすることに成功しました。

 

YouTuberのルーク・ミアーニ氏らは、まずMac miniを分解。それは比較的カンタンで、13本のネジを外し、プラスチックやその他のコンポーネントも可能な限りすべて取り外しています。

 

最初の大きな難関は、チップの下にある「アンダーフィル層」を取り除くこと。アンダーフィル層はチップと基板の間に注入された樹脂であり、時間とともに固まるものです。これを取り除くだけでも十分難しいのに、SSDチップの近くには抵抗器もあり、しかも埋め込まれています。

 

そこでSSDチップを削り取ったり持ち上げるための特殊な工具を使い、削りカスを熱風で吹き飛ばして、ようやく取り外しに成功しています。新たな大容量チップは基板に載せて、やはり熱風を吹きかけてはんだ付けしています。

 

そして再組立てした後、次のステップはApple Configurator 2を使ってmacOSを復元することです。しかし、現在のバージョンでは真っ新なNAND(SSDチップ)の復元はできないため、macOS Big Surや以前のエディションを使ってみたものの、問題が発生して復元を続けることはできませんでした。

 

それからチップを何度か交換した後、ようやく上手く行き、復元に成功しています。最後にミアーニ氏は、Mac miniのストレージやその他の部品を交換することは可能だと総括。が、「そのために必要なスキルセットは、プラスドライバーさえあればよかった昔よりもはるかに高くなっています」とまとめています。

 

たとえばM2 Mac miniの場合、アップルのCTOであれば、256GBモデルと2TBモデルでは11万円以上も価格差があります。もしも根気と技術があれば、自力での換装に挑戦してみてもいいかもしれません。ただし、自己責任ということで。

 

Source:Luke Miani(YouTube)
via:AppleInsider

最強プロセッサ「M3 Ultra」スペックついに判明か

Apple(アップル)の次期プロセッサ「M3 Ultra(仮称)」に関するスペック情報が、Bloomberg(ブルームバーグ)によって報じられています。

↑MacRumorsより

 

Appleは現在、最上位の独自プロセッサとして、24コアCPU(高性能コア16個+高効率コア8個)と60コア/76コアGPUを搭載した「M2 Ultra」を、「Mac Studio」や「Mac Pro」に搭載しています。またベースモデルの「M3」を搭載したMacは、早ければ今年10月にも登場するようです。

 

報道によれば、M3 Ultraのベースモデルは32コアCPU(高性能コア24個+高効率コア8個)と64コアGPUを搭載。M3 Ultraのハイエンドモデルは32コアCPUと80コアGPUを搭載するとのこと。この情報が正しければ、M3 UltraはM2 Ultraと比較してCPUの高性能コアとGPUが増強されることになります。

 

また先日には、次期プロセッサとなる「M3 Max」は16コアCPU(高性能12コア+高効率4コア)と40コアGPUが搭載されると報じられました。これは、M2 Maxの12コアCPU(高性能8コア+高効率4コア)と38コアGPUと比較して、やはりスペックが向上することになります。

 

現時点では、M3 Ultraは2024年に「次期Mac Pro」や「次期Mac Studio」に搭載されての登場が予測されています。最高のパフォーマンスが必要なプロフェッショナルにとっては、喉から手が出るほど欲しいプロセッサとなりそうです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

Macの壁紙にしたい画像がいっぱいあって選べない! とお悩みの方へ【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「お気に入りの写真を壁紙に設定して自動で切り替え!」です。

 

 

macOSには、フォルダ内の画像を壁紙に設定し、指定した間隔ごとに自動で切り替える機能が搭載されています。気分転換したい人は試してみてはいかがでしょうか。

 

まずは、Appleメニューから、「システム設定」を開いたら、サイドバーから[壁紙]を選択します。

 

下にスクロールして、[フォルダを追加]ボタンをクリックします。フォルダ選択ダイアログが開くので画像の入ったフォルダを指定します。

 

フォルダ名の書かれた項目が追加されるので、一番左の[自動切替え]をクリックしましょう。すると、フォルダ内の画像のうち1枚が壁紙として設定されます。

 

続いて、上部にある[ピクチャを変更]から、切り替えるタイミングを指定しましょう。間隔は最短で[5秒ごと]、最長で[1日ごと]から選べます。また、[ログインするとき]や[スリープを解除するとき]に壁紙を変更するようにも設定できます。

 

なお、フォルダ内の画像は通常、名前順に切り替わりますが、その隣にある[ランダム]のチェックをオンにするとランダムな順序に切り替わります。壁紙フォルダが不要になった場合は、追加された壁紙フォルダ名の右に現れる[×]マークをクリックすると削除できます。

 

なお、[写真アルバムを追加]ボタンをクリックすると、フォルダではなく「写真」ソフトのアルバムから選ぶことができます。

 

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凄いスペックの「M3 Max」が現在テスト中みたい

Apple(アップル)が次世代プロセッサ「M3 Max(仮称)」のテストをすすめていることを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑MacRumorsより

 

次期プロセッサことM3シリーズに関しては、搭載Macが今年10月にも登場する可能性を、Bloombergが以前に報じていました。これには次期MacBook Airや次期13インチMacBook Pro、次期iMacが含まれ、次期14/16インチMacBook Proや次期Mac miniは来年に投入されるようです。

 

今回の報道によれば、Appleが現在テストしているM3 Maxは、次期MacBook Proへの搭載が想定されているとのこと。スペックとしては16コアCPU(高性能12コア+高効率4コア)と40コアGPUを搭載し、テスト機は48GBのRAMを搭載していました。

 

現行モデルのM2 Maxは12コアCPUと38コアGPUを搭載しているので、M3 Maxはその性能を上回ることになりそうです。また製造には新しい3nmプロセスが利用されることから、M2 Maxよりも高性能なだけでなく、電力効率も向上することが期待できます。

 

AppleはM3 Maxだけでなく、8コアCPUと最大10コアGPUを搭載したM3、12コアCPUと18コアGPUを搭載した「M3 Pro」の開発もすすめているはずです。おそらく、M3 Maxを搭載した次期MacBook Proは2024年に投入されることでしょう。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

MacBookのノッチが気になってしょうがない! ノッチを隠すにはどうしたらいいか【Macの“知っトク”便利技】

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現行のMacBook ProやMacBookAirの一部モデルには、メニューバーの中央部に「ノッチ」と呼ばれる黒い切り欠きがあります。場合によっては、ソフトのアイコンがこのノッチに隠れてしまうことがあり、対策を考えているユーザもいるのではないでしょうか。

 

その場合、画面の解像度を変更することでノッチを隠すこともできます。今回はその方法をご紹介しましょう。

 

macOS Venturaの場合、Appleメニューから「システム設定」を開き、サイドバーから[ディスプレイ]を選択します。

 

次に、解像度リストのすぐ下にある[すべての解像度を表示]をオンにします。すると、解像度の選択肢が増えます。

 

たとえば、14インチMacBook Proを[デフォルト]解像度で使用しているユーザはすぐ下にある[1512×945]を、もう少し画面を広く使いたいユーザは、[デフォルト]のひとつ上にある[1800×1125]を選択してもいいでしょう。

 

すると、メニューバーが内蔵カメラのすぐ下の位置まで下がり、ノッチがなくなります。

 

なお、この「1512×945」や「1800×1125」は、過去のMacBookシリーズで採用されてきた「16:10」というアスペクト比です。なお、この方法でアスペクト比を変更すると、メニューバーの位置が下がるため、実質的な画面サイズは少し小さくなります。

 

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M3搭載MacBook ProやMac miniは来年におあずけ?

「M3」チップを搭載した「次期MacBook Pro」や「次期Mac mini」の投入が来年になることを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑MacRumorsより

 

Appleは現行モデルのMacに、独自開発した「M2」シリーズのチップを搭載しています。また先日には、M3チップを搭載した「次期13インチMacBook Air」や「次期13インチMacBook Pro」、そして「次期iMac」が今年10月にも投入されると報告していました。

 

今回の報道では、M3を搭載した次期MacBook Proは2024年半ばまでに、そして次期Mac miniは早くても同年後半に登場すると報告。今年10月に登場するM3搭載Macには、どちらも含まれないだろうとしています。

 

M3チップは3nmプロセスにて製造され、5nmプロセスで製造される「M2」と比較し、パフォーマンスと省電力性能がより向上すると期待されています。この新チップを搭載したMacがどれだけの性能向上を実現するのかが、注目されそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

M3搭載Mac、今年10月に登場するかも

Apple(アップル)の次期プロセッサ「M3」を搭載したMacが今年10月にも登場するとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Sinisa Zec / Shutterstock.comより

 

現行モデルのMacには、Appleが独自設計した「M2」プロセッサが搭載されています。同プロセッサはまず「MacBook Air」「iMac」「13インチMacBook Pro」に投入され、先日発表された「15インチMacBook Air」にも採用されています。

 

Gurman記者の報告によれば、Appleは10月にM3搭載Macを投入する準備をすすめているとのこと。これには13インチMacBook AirやMacBook Pro、そしてiMacが含まれると指摘しています。これは、M2チップが真っ先に投入されたMacのラインナップと同一です。

 

またM3チップのコア数は、M2と同様になるとのこと。一方でM3は最新の3nmプロセスにて製造されるため、M2と比較して性能と電力効率が向上すると指摘されています。

 

Gurman記者はその他にも、新型プロセッサを搭載した「次期iPad Air」が今秋に登場すると報告しています。また2024年には、有機ELディスプレイを搭載したiPad Airや、「30インチiMac」が登場するとのこと。これらの製品が実際に投入されれば、かなり注目を浴びるプロダクトとなりそうです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

再起動/ログイン時、ソフトの自動起動がうっとうしい! と思ったら【Macの“知っトク”便利技】

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Macを再起動したときや再ログインしたとき、あるいはソフトを起動したときに、前回終了したときに開いていたウインドウが開いてしまうのを避けたいと思ったことはないでしょうか。

 

その場合、設定を見直すことで解決できる場合がほとんどです。これから紹介する項目をチェックしてみてください

 

まずはAppleメニューから、[再起動]、[システム終了]、あるいは[ログアウト]を選択します。

 

すると、確認ダイアログが表示されるので、[再ログイン時にウインドウを再度開く]のチェックをオフにします。

 

そのまま[再起動]、[システム終了]、[ログアウト]を行えば、それ以降はウインドウが自動的に開かなくなります。

 

また、設定によっては、ソフトを起動したときに前回と同じウインドウが自動的に開くことがあります。

 

これを回避するには、macOS Venturaの場合、Appleメニューから「システム設定」を開き、サイドバーから、[デスクトップとDock]を選択します。

 

右側を下にスクロールして、[アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる]をオンにしましょう。これで、前回開いていたウインドウが自動的に開かなくなります。

 

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どーしても他人に見せたくない! という写真や動画、実は簡単に隠せます【Macの“知っトク”便利技】

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「写真」ライブラリに、他の人には見られたくない写真や動画はありませんか? 今回は、それらを非表示にする方法をご紹介します。

 

まずは「写真」ソフトで非表示にしたい写真や動画を選択したら、それを副ボタンクリック、または[control]キーを押しながらクリックして、ポップアップメニューの下から2番目にある[非表示]を選択しましょう。

 

すると、それらの写真や動画がライブラリやアルバムから見えなくなります。

 

あるいは、[command]+[L]キーのショートカットキー操作で、選択した項目を非表示にすることも可能です。

 

こうして非表示にした写真や動画は、デフォルトでは表示されない「非表示」というアルバムに保存されています。

 

「非表示」アルバムを表示するには、写真ソフトの[表示]メニューから[非表示アルバムを表示]を選択すると、サイドバーに「非表示」という項目が現れるので、それをクリックしましょう。

 

「非表示」アルバムはデフォルトでロックされていますので、ログインパスワードまたはTouch IDを使って解除すると、さきほど非表示にした写真や動画にアクセスできます。

 

非表示にした項目を元に戻すには、非表示アルバムを開いてその項目を選択した状態で、副ボタンクリック、または[control]キーを押しながらクリックして、ポップアップメニューにある[非表示を解除]を選択します。

 

また、「非表示」アルバムをサイドバーから隠したい時は、[表示]メニューから[非表示アルバムを非表示]を選択しましょう。

 

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Mac標準搭載ソフトだけでイケる! PDFの容量を圧縮するには【Macの“知っトク”便利技】

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PDFファイルは、挿入されている画像が高画質であったり、ページ数が多かったりするとファイル容量が大きくなることがあります。そうなると、ストレージを圧迫するだけでなく、容量オーバーでメールで送信できないこともあるので注意が必要です。

 

macOSが標準搭載する「プレビュー」には、PDFファイルを圧縮する機能が搭載されていますので、PDFの容量を小さくしたいときは利用するとよいでしょう。

 

PDFファイルを「プレビュー」で開いたら、[ファイル]メニューから[書き出す]を選択します。

 

保存ダイアログが開いたら、フォーマットで[PDF]を選択したら、その下にある[Quartzフィルタ]のポップアップメニューから[Reduce File Size]を選んで、保存場所を指定して[保存]ボタンをクリックします。

 

すると、指定した場所に容量が小さくなったPDFファイルが書き出されます。

 

それでは、どれくらい小さくなったか見てみましょう。

 

今回使用した元のPDFのファイルサイズは4.3MBでしたが、圧縮したPDFのファイルサイズは958KBとかなり小さくなりました。ただし、圧縮すると、PDFの品質がオリジナルよりも低下する場合があります。

 

なお、PDFによっては、この方法ではファイルサイズが小さくならないことがあります。その場合は、保存ダイアログでQuartzフィルタは「なし」のままで、下にある[最適化PDFを作成]にチェックを入れ、ファイルを保存すると小さくなることがあります。

 

この例では、元のサイズは58MBでしたが、「最適化PDFを作成」で保存したものは32.5MBに圧縮されました。

 

ちなみに、先ほど紹介した「Reduce File Size」で書き出した場合は、65.9MBと元サイズよりも大きくなってしまいました。このような例もあるということを覚えておいてください。

 

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新型Mac Pro、意外な国で生産されているようです

Apple(アップル)が先週発表した次世代ワークステーション「Mac Pro」にて、「Product of Thailand(タイ製品)」と記載されていることが、FCC(連邦通信委員会)への登録により判明しています。

↑Appleより

 

Mac Proといえば、2019年にはトランプ前大統領との共同発表にて、米国での製造が高らかにうたわれました。そして同製品には、「Designed by Apple in California, Assembled in USA(カリフォルニアでデザインされ、アメリカで製造されました)」という刻印が存在していたのです。

 

しかし2023年モデルのMac Proでは、「Designed by Apple in California. Product of Thailand. Final Assembly in the USA」という、なにやら長々としたラベルに差し替えられています。このFinal Assemblyがなにを意味しているのかは不明ですが、もしかするとほぼ完成状態のMac Proのネジをアメリカで締めただけ…という可能性もあるかもしれません。

 

このように表記が変更された理由について、海外メディアの9to5Macは「実情に合わせた表記に訂正するように、規制当局から要請されたのでは」と予測しています。Mac Proがどのように製造されているのかの詳細は、今後のAppleからの発表を待つ必要がありそうです。

 

Source: FCC via 9to5Mac

Vision Pro以外にも……。Appleは数年後を見据えた歴史的発表をしたのかもしれない

アップルが本社のApple Parkで開催した世界開発者会議「WWDC23」は、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが明けてから、2度目のリアルイベントになりました。今年も現地で取材した筆者が、 “空間コンピュータ”のほか、MacBook Airの新機種と秋に正式リリースを予定するOSのハイライトなどを、改めて振り返ります。

↑2023年WWDCのステージで発表されたアップルのハイライトをまとめます

 

Apple Vision Proは2024年後半発売だけど、実はあまり「日がない」?

Apple Parkがある米カリフォルニア州の都市クパティーノは、サンフランシスコ国際空港を降りてから車で約1時間の場所にあります。今回、日本から取材に訪れたジャーナリストチームは最寄りの都市サンノゼに拠点を構えて、現地時間6月5日に始まったWWDC23を取材しました。サンノゼは元々静かな街ですが、今回は昨年と比べて街中が一段と活気にあふれていました。

↑Apple Parkで取材する筆者。基調講演の会場には世界中から多くのジャーナリストやデベロッパーが集まりました

 

今年のWWDCは、既報のとおりアップル初のアイウェア型ウェアラブルデバイスである「Apple Vision Pro」が話題をさらいました。

 

アップルが“空間コンピュータ” のコンセプトをうたうこのデバイスは、単に4Kの高画質な仮想現実映像を楽しめるだけでなく、視線トラッキングや指先・頭のジェスチャーと声による操作を駆使しながら、仮想空間の中でオフィスワーク&クリエイティブワークも可能。また、ビデオ通話による遠隔コミュニケーションを取れるなど、幅広く利用できるところがとても魅力的です。

↑WWDC23はアップルが“空間コンピュータ”「Apple Vision Pro」を発表した歴史的なイベントになりました

 

アップルが独自に開発した、Apple Vision Proのための専用OS「visionOS」は6月末から開発キットがリリースされる予定です。また東京を含む世界6都市には、開発者とデバイスの体験を共有するためのApple Vision Pro developer labsが開設されます。Apple Vision Proを活用するための、アプリ開発なども今後進んでいくでしょう。

 

Apple Vision Proはアメリカでは2024年初旬、そのほかの国と地域では2024年の後半から販売を開始します。まだ少し先のことのように思えますが、デベロッパーが開発キットの提供を受けて、そこから日本語対応のアプリやサービスを作り込む時間を考えれば意外と発売まで「あまり日がない」状況なのかもしれません。

 

一方で、Apple Vision Proは魅力的なデバイスですが、約49万円と高値なので、多くの方々が「一度体験してから購入を本格検討したい」と思うのは当然です。ウェアラブルデバイスなのでフィッティングも確かめたいポイント。今後一般のコンシューマが体験できる機会も早めに設けてほしいです。

↑東京を含む世界6都市で、デベロッパーのためのApple Vision Pro developer labsが開設されます

 

15インチのMacBook Airはクリエイティブワークに活用できそう

WWDCではMacの新製品も発表されました。一般に広く注目を集めそうなマシンは15.3インチの「MacBook Air」です。MacBook Airとしては歴代最大サイズのモデルになります。

↑薄くて軽い、15インチのMacBook Airが発表されました

 

本機は、薄さが11.5mm、約1.5kgというポータビリティの高さが魅力。WWDCの会場で実機に触れましたが、大きく高精細なLiquid Retinaディスプレイを搭載する本機を軽々と持ち歩くことができれば、リモートワークが数段快適になりそうな印象です。デザインは昨年発売された13.6インチのMacBook Airと同じですが、本体の大きさは明らかなインパクトがあり、新製品を手にした満足感は十分に得られると思います。

 

ディスプレイの美しさもさることながら、13.6インチのモデルよりもユニットを増やした6スピーカーサウンドシステムが再生する音がとてもパワフル。Apple M2チップによる安定したパフォーマンスも期待できることから、動画・音楽コンテンツの編集など本格的なクリエイティブワークにも活用できるモバイルPCになりそうです。

↑Appleシリコンの最高峰「M2 Ultra」とM2 Maxのいずれかを選択できるハイエンドマシン「Mac Studio」も第2世代になって登場

 

↑最強のデスクトップマシン「Mac Pro」も遂にAppleシリコンを搭載しました

 

MacがゲーミングPCとして進化するなど、次期OSも注目ポイントが

秋に正式リリースを迎えるiOS 17、iPadOS 17、watchOS 10、macOS 14 Sonomaも発表されました。各OSに多彩な機能が搭載されていますが、大きな進化のポイントは3点あります。

 

ひとつは、すべてのOSでロック画面や壁紙など、ユーザーが自身の好みに合わせてカスタマイズできる領域が拡大していること。端末の使い勝手に深く関わるところで言えば、筆者はiPadOS 17のウィジェットがインタラクティブになることに注目しました。

 

現在iPadOS 16もホーム画面にさまざまな情報を表示するウィジェットを配置できます。iPadOS 17はそこから進化し、ウィジェットに表示される情報をタップして、たとえばスマートホームデバイスを操作したり、Apple Musicの楽曲を再生したりといったインタラクティブな操作が可能になります。各アプリを開かなくても、iPadのホーム画面からさまざまな操作が直接できる便利な機能を、ぜひ多くのアプリが採り入れてほしいです。

↑一例として、「ホーム」アプリのウィジェットから直接スマート家電の操作ができるようになります

 

ふたつめのポイントはヘルスケアの機能が充実することです。これまでにiOSとwatchOSが対応している「ヘルスケア」アプリがiPadOSにも対応することで、大きな画面で健康データを確認できるようになります。

↑iPadOSも対応する「ヘルスケア」アプリで横断的に健康データをチェックできます

 

またwatchOS 10には、現在搭載するマインドフルネスアプリに「心の健康」をサポートする機能が加わります。ウォッチからその時の気分、その日の気分をブックマークすると「ヘルスケア」アプリには“日記”のようにユーザーの気分の状態が記録されます。健康データはエクササイズ、睡眠などユーザーの健康状態やアクティビティの履歴との関わりも見られるようになるので、心の健康のセルフチェックに役立てられると思います。ユーザーの身体と心をケアするデバイスとして、Apple Watchの人気拡大にもつながりそうな新機能です。

↑Apple Watchの「マインドフルネス」アプリから、心の健康をセルフチェックする新しいメニューが加わります

 

新macOSの名称“Sonoma”は、米カリフォルニア州の有名なワイン処に由来するそうです。みっつめはこのmacOSで、今年のWWDCでアップルはMacがゲームコンテンツと相性の良いパソコンであることを、強くアピールしていました。Mac AppStoreを通じて入手できるゲームは年々拡大しており、その流れを加速するためか、基調講演ではコジマプロダクションの小島秀夫監督が登壇。2023年中にMac版『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』が発売されることも明らかになりました。

↑新しく「ゲームモード」が加わるmacOS Sonoma。ゲーミングPCとしてユーザーの拡大を狙います

 

さらに、macOS Sonomaには「ゲームモード」が新しく追加され、Appleシリコンを搭載するマシンが対応します。ゲームコンテンツが起動されたことをOSが自動で認識して、ゲームを快適に楽しめるように、CPU/GPUのパフォーマンスを割くほか、Bluetooth経由によるAirPodsシリーズへのワイヤレス音声や、ゲームコントローラーへの操作信号を遅延なく伝送します。これらの実力を試す価値は、大いにありそうです。

 

AIテクノロジーでも抜かりのない進化を見せた

Open AIのChatGPTやグーグルのBardなど、昨今はジェネレーティブAI(生成型AI)に関連するテクノロジーの話題が盛り上がっています。ChatGPTなどのジェネレーティブAIには、悪意を持って不正に使用されるリスクがあると言われています。

 

その点、アップルはユーザーのプライバシーを厳重に確保しつつ、同社の端末やOS、クラウドサービスに安心・安全に使える形で、機械学習モデルによるAIテクノロジーを組み込むことを丁寧に、時間をかけて行なっています。

 

一例を挙げるならば、iOS 17に搭載される新機能「ライブ留守番電話」があります。電話の相手が留守番電話のメッセージを残した場合、リアルタイムに音声からテキストへ文字起こしする機能です。電話にすぐ出られないとき、書き起こしされるテキストを読んで相手の要件を把握しながら応答方法を検討できます。

 

ライブ留守番電話は、デバイス上で処理されるため、メッセージの情報がアップル側に共有されることはないとしています。

↑音声メッセージを即座にテキスト化する「ライブ留守番電話」

 

visionOSにも、本体を装着した自分の代わりにビデオ通話に写ってしゃべる「Persona(アバター)」を、機械学習のテクノロジーによって生成する機能があります。筆者もVision Proのデモンストレーションで、ホンモノの人の映像と見間違うぐらいにリアルな通話相手のPersonaを目の当たりにしました。ただリアルな人の顔を写すのではなく、話し方やまばたきのような“表情”まで、リアルに再現するPersonaのグラフィック表現にAIの力がフルに活きています。

↑人物の顔を正確にキャプチャーした「Persona」。ビデオ通話の際にはリアルにまばたきをしながら、表情豊かに話しかけてきます

 

実際に体験すると、アップル独自の高度なAIテクノロジーが実践的な形で製品やサービスの各所に組み込まれていることがよくわかります。いまから数年後、あるいは10年後に振り返れば、2023年にアップルがWWDCで“空間コンピュータ”をはじめ、多くの歴史的な発表をしたイベントであることが見えるのかもしれません。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

新型Mac StudioとMac Pro、M2 Ultraなど全く同じ最上位構成で価格差が40万円以上!

新たなMac StudioとMac Proは、どちらも強力な最新チップ「M2 Ultra」を搭載できます。どちらも同じチップやRAM容量およびストレージ容量とした場合、なんとMac ProがMac Studioよりも45万円も高くなることが話題を集めています。

Image:Apple

 

まずMac Studioを24コアCPUと76コアGPUを搭載したM2 Ultra、RAMは192GB、8TB SSDストレージの最上位構成にした場合、日本での価格は127万800円(税込、以下同)となります。

Image:Apple

 

そしてMac Proの最上位構成も搭載チップやRAM容量、SSDストレージの量も同じであり、価格は172万800円。つまり中核となるハードウェアは同じにすると、45万円もの価格差が生じることになります。

Image:Apple

 

ただし、Mac Proには強みが2つあります。1つは、Magic MouseとMagic Keyboardが同梱され、USB-C to Lightningケーブルが付属しているということ。とはいえ、これらハイエンドMacを注文する人たちは、すでにキーボードやマウスを持っているはずであり、Magic Mouse等を持て余すかもしれません。

 

もう1つの強みは、拡張性の高さです。Mac StudioではThunderbolt 4ポートが前面に2つ、背面に4つ、合計6つ搭載。かたやMac ProにはThunderbolt 4ポートが8つに加えて7つのPCIe拡張スロットが搭載されています。

 

しかし、新型Mac Proは旧モデルと違って外付けグラフィックカードがサポートされず、ネットワークカードやストレージを後から追加できるだけです。

 

当面のコストパフォーマンスだけでいえば、Mac Studioが間違いなく優れているようです。もっとも、PCle拡張スロットがないため、後からシリアルデジタルインターフェイス(SDI)入出力カードなどを追加できず、買ったままの状態で使い続けることになります。クリエイティブのプロであれば、あえてMac Proを選ぶのも合理的なのかもしれません。

 

Source:Wccftech

M2 Ultra搭載Mac Proが登場! 100万円超えだけど超ハイスペックだぞ

アップルは「Appleシリコン」を搭載した新型「Mac Pro」を発表しました。

↑アップルから

 

新型Mac Proはプロセッサーに「M2 Ultra」を搭載。これは24コアのCPU、76コアのGPUを搭載したパワフルなチップで、従来のインテル製プロセッサー搭載Mac Proと比較してCPUは最大3倍、GPUは最大7倍高速化されています。また、32コアのNeural Engineを搭載し、最大192GBのRAMが選択可能です。

 

内部にはPCIe gen 4を6スロット搭載し、モジュラー拡張に対応。2ポートのHDMI、デュアル10Gbイーサネットを搭載し、最大で6枚の「Pro Display XDR」を接続できます。また、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3にも対応しています。

 

新型Mac Proの価格はタワー型筐体が104万8800円(税込)から、ラック型筐体は109万8800円からで、本日から注文を開始。6月13日から出荷が開始されます。Mac ProがAppleシリコンに移行したことで、とうとうすべてのMacラインナップがアップルの独自プロセッサーに切り替わったことになります。

 

Source: Apple

第2世代Mac Studioが最新チップ「M2 Ultra」と同時に出た! M1 Ultraモデルより最大3倍高速

アップルは6月6日未明の世界開発者会議WWDCにて、Mac Studioの第2世代モデルを発表しました。

↑Image:アップル

 

本製品は、2022年3月に登場した第1世代Mac Studioのリニューアル機という位置づけ。前モデルはM1 Max/M1 ULtraプロセッサーを搭載していましたが、今回M2 Maxおよび最新チップ「M2 Ultra」のオプションが用意されています。

 

M2 MaxはCPUコア×12とGPUコア×38で、最大96GBのRAMを搭載できます。M2 UltraはM2 Maxを2つ合体させたもので、CPUコア×24、最大76コアGPUを搭載でき、最大192GBのRAMがサポートされます。

 

第2世代モデルも初代と同じく、ビデオ編集や3Dレンダリングなど負荷の高いタスクを処理するプロのユーザーを対象としています。

 

M2 Ultraモデルの処理速度は、インテルチップ搭載iMacの6倍速く、M1 Ultra搭載の前世代のMac Studioよりも最大3倍高速とのこと。サイズの大きな動画などを快適に編集できそうです。

 

第2世代のMac Studioは本日から注文受付が始まり、6月13日から販売が開始されます。価格は29万8800円(税込)から。

 

Source:Apple

次期Studio? M2 Ultra/Max搭載したMacが登場間近か

Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、Apple(アップル)が「M2 Max」「M2 Ultra」チップを搭載した2機種のデスクトップMacをテストしていると報告しています。

↑Maarten Zeehandelaar / Shutterstock.comより

 

Appleといえば、まもなく開催する開発者会議「WWDC 2023」にて複数機種の新型Macを発表することが期待されています。またM2 Maxはすでに「14/16インチMacBook Pro」に搭載されており、M2 Ultraは現行モデルの「Mac Studio」に搭載されている「M1 Ultra」の後継チップに相当するようです。

 

Gurman記者によれば、現在テストされている新型Macは内部で「Mac 14,13」「Mac 14,14」と呼ばれているとのこと。なお、「Mシリーズ」チップを搭載した「次期Mac Pro」は内部で「Mac 14,8」と呼ばれていることから、今回テストされている2機種の新型Macは「次期Mac Studio」の可能性が高そうです。また、今後の登場が期待されている「次期iMac」には、「M3」チップが搭載されるようです。

 

なお、M2 Maxは12コア(高性能8基+高効率4基)CPUと30コアGPU、96GB RAMを搭載しており、M2 Ultraは24コア(高性能16基+高効率8基)CPUと60コアGPUを搭載。M2 Ultraでは76コアGPUや64GB/128GB/192GB RAMも選択できるようです。

 

いよいよその登場が近そうな、次期Mac Studio。またWWDC 2023では、「15インチMacBook Air」のリリースにも期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

静かな環境で「静かにMacを使いたい」とお悩みのあなた! この設定を試してみては?

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「静かな環境でMacを使う際に便利な設定3選!」です。

 

 

静かなカフェや図書館、小さな子どもが寝ている部屋などでMacを使うときは、できるだけ音を立てずに使いたいですよね。そのためにはシステムサウンドの音量をミュートするのが有効ですが、こうすると通知音に気づきにくくなるのがデメリットです。

 

そこで、次のように設定を変更してみましょう。

 

「システム設定」を開いたら、サイドバーから[アクセシビリティ]を選択します。

 

[聴覚]にある[オーディオ]をクリックして、最上部にある[通知音が鳴るときに画面を点滅させる]をオンに切り替えましょう。

 

こうしておくことで、通知音が鳴ったときに画面がフラッシュするようになり、音量がゼロの状態でも通知音が鳴ったことに気づきやすくなります。

 

また、[サウンド]設定で[起動時にサウンドを再生]をオフにしておくと、Macの電源ボタンを押して電源を入れたときに鳴る起動音がならなくなるため、Macを静かに起動できます。

 

そして、静かな環境でMacBookを使うときに気になるのが、トラックパッドのクリック音でしょう。

 

システム設定の[トラックパッド]を開いて、一番下にある[タップでクリック]をオンにしておくと、トラックパッドを押しこまなくてもタップだけでクリックしたとみなされるようになり、無音での作業が可能です。

 

ちなみに、同じ画面の中程にある[サイレントクリック]という項目は、トラックパッドをクリックしたときの音を消音にする機能ですが、多くのMacBookでは機能しませんので気をつけてください。

 

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知ってた? MacでもiPhoneのような画像の背景削除ができるんです。しかもまとめて【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「複数の画像の背景をまとめて削除!」です。

 

 

iOS 16以降には、「写真」アプリ上で任意の写真開いて、それを長押しすることで被写体の背景を削除できる機能が搭載されています(対応モデルのみ)。

 

実はmacOS Venturaにも同様の機能が搭載されているのはご存じでしょうか?

 

写真を「プレビュー」ソフトで開いたら、[ツール]メニューから[背景を削除]を選択し、PNG形式に変換することを確認するダイアログで[変換]をクリックすると、背景が除去された写真ができあがります。

 

写真を開いて内容を確認しなくてもいいのなら、もっと簡単に写真の背景を削除する方法があります。それは「クイックアクション」を使う方法です。

 

やり方は簡単です。

 

まずは、写真ファイルを副ボタンクリックしてポップアップメニューを開きます。

 

次に[クイックアクション]のサブメニューから、[背景を削除]を選択しましょう。すると、新たにPNG形式の画像ファイルが作成されます。

 

なお、この方法は複数の画像ファイルにまとめて実行することも可能です。複数の画像ファイルを選んだら副ボタンクリックして、[クイックアクション]から[背景を削除]を選択します。

 

複数の写真の背景が削除されました。大量の写真ではそれなりに処理時間が掛かりますが、写真からスピーディに背景を削除できるので覚えておきましょう。

 

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App Store以外でダウンロードしたソフトが開かない!? とお困りのときは……【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「App Store以外でダウンロードしたソフトを開く!」です。

 

 

macOSには、信頼されたソフトのみを動作させる機能として「ゲートキーパー」と呼ばれるセキュリティ機能が搭載されています。そのため、App Store以外でダウンロードしたソフトやインストーラ、ディスクイメージを開けないことがあります。

 

警告ダイアログに「App Storeからダウンロードされたものではないため開けません」と表示されて、ソフトの起動やインストールができないときは、macOS Venturaの場合、次の手順でセキュリティ設定を変更すると起動できるようになります。

 

まずは、「システム設定」を開き、サイドバーから[セキュリティとプライバシー]を選択します。

 

下のほうにスクロールして、[セキュリティ]にある[ダウンロードしたアプリケーションの実行許可]で、[App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可]を選択します。

 

認証をしてウインドウを閉じましょう。

 

こうしておけば、App Storeだけでなく、確認済みの開発元からダウンロードしたソフトやインストーラ、ディスクイメージをほかのソフトと同様に開けるようになります。

 

また、警告ダイアログに「開発元を検証できないため開けません」と表示される場合は、一旦[キャンセル]ボタンをクリックしてダイアログを閉じましょう。

 

次に、そのソフトのアイコンを副ボタンクリック、あるいは[control]キーを押しながらクリックして、ショートカットメニューから[開く]を選択しましょう。

 

「開発元を検証できません。開いてもよろしいですか?」という確認ダイアログが表示されたら、[開く]ボタンをクリックしましょう。

 

こうすることで、セキュリティを無視してとりあえず起動することが可能です。

 

なお、先ほど紹介した「App Storeからダウンロードされたものではないため開けません」というメッセージが表示される場合も、ショートカットメニューから[開く]を選択して開くことも可能です。

 

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画像ファイルの形式、まとめて変換できます! 【Macの“知っトク”便利技】

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複数の画像ファイルのフォーマットを変換する方法はいくつかありますが、まずは「プレビュー」で開いた複数の画像をまとめて変換する方法をご紹介します。

 

複数の画像ファイルをプレビューで開いたら、[編集]メニューから[すべてを選択]を選んで、[ファイル]メニューから[選択中のイメージを書き出す]を選択します。

 

保存ダイアログの下部にある[オプションを表示]をクリックして、[フォーマット]から変換したい形式を選んで「選択」ボタンをクリックすると、指定した画像形式で書き出すことができます。

 

でも、書き出したい画像フォーマットがJPEG形式、PNG形式、あるいはiPhoneのHEIF形式のうちのいずれかの場合は、クイックアクションを使うともっと簡単にフォーマットを変換できます。

 

手順を説明します。

 

まずは、Finder上で変換したい画像ファイルを選択状態にします。

 

いずれかの画像ファイルを副ボタンクリック、またはcontrolキーを押しながらクリックして、ショートカットメニューが開いたら、[クイックアクション]から[イメージを変換]を選択しましょう。

 

[イメージを変換]ダイアログが開くので、書き出したい画像フォーマットを選んで、必要に応じて画像サイズを選びましょう。

 

最後に、青い[変換]ボタンをクリックすると、元ファイルと同じFolderに、変換された画像ファイルが書き出されます。

 

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「ステージマネージャ」のサムネイルが邪魔に感じたら……【Macの“知っトク”便利技】

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macOS Venturaの「ステージマネージャ」は、ソフトやウインドウをすっきりと整理できて便利ですが、画面の端にあるアイコンを誤ってクリックしてしまい、アクティブなウインドウが意図せず切り替わってしまった経験はないでしょうか。

 

そこでおすすめしたいのが、サムネイルを自動的に隠す方法です。

 

設定の変更方法を説明します。

 

アップルメニューから「システム設定」を開いたら、[デスクトップとDock]パネルを選択し、下のほうにスクロールして、[ステージマネージャ]の[カスタマイズ]ボタンをクリックします。

 

次に、「最近使ったアプリケーション」をオフにして、[完了]をクリックしましょう。

 

こうしておけば、ステージマネージャを使用中でも画面の左にあったサムネイルが隠れ、マウスカーソルを画面の端に移動したときだけ現れるようになります。デスクトップがより広く使えるようになって便利でしょう。

 

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Macの「システム情報」、実は簡単に開けるんです! 【Macの“知っトク”便利技】

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使用しているMacについての詳細な情報を知りたいときは「システム情報」を開きます。

 

「システム情報」を開く方法はいくつかあり、macOS Catalinaまでは、アップルメニューから[このMacについて]を選んで[システムレポート]ボタンをクリックする方法が一般的でした。

 

しかし、macOS Venturaでは、アップルメニューから[このMacについて]を選ぶと、[システムレポート]ボタンではなく[詳細情報]というボタンが用意されています。ここをクリックしただけではシステム情報にはアクセスできません。システム設定の[一般]タブが開くので、一番下にある[システムレポート]ボタンをクリックします。こうすることで、ようやくシステム情報が開く仕様に変わっています。

 

もっとスピーディに「システム情報」を開く方法をご紹介します。まずはoptionキーを押したままアップルメニューをクリックします。するとメニューの最上段に「システム情報」という項目が表示されるので、それを選択すると「システム情報」が開きます。

 

また、「システム情報」は単独のアプリなので、頻繁に開く場合は、Dockに登録しておけば1クリックでシステム情報を開くことができます。

 

Finderの[移動]メニューから「ユーティリティ」フォルダを開き、その中の「システム情報」をDockにドラッグ&ドロップします。あとはアイコンをクリックするだけで、「システム情報」を開くことができます。

 

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Macの画面スッキリさせたい! に効く「ステージマネージャ」活用術【Macの“知っトク”便利技】

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macOS Venturaに搭載された「ステージマネージャ」は、1つのソフトが複数のウィンドウを開いている場合、デスクトップ左端のサムネールをクリックしたときに、デフォルトの設定ではすべてのウィンドウが重なった状態で開きます。

 

しかし、1つのウインドウだけを開いてほかのウインドウはデスクトップの左端に残したままにするように、設定を変更することも可能です。

 

設定を変更するには、まず「システム設定」を開き、サイドバーで[デスクトップとDock]を選択しましょう。

 

下の方にスクロールして、「ステージマネージャ」にある[カスタマイズ]ボタンをクリックします。

 

次に、[アプリケーションウインドウの表示方法]の右隣で[ウインドウを一度にすべて表示]から[ウインドウを1つずつ表示]に変更して[完了]ボタンをクリックします。

 

あとは、ソフトを切り替えるときに、ウインドウのサムネイルではなく、その左下に表示されるソフトのアイコンをクリックすることで、開いているウインドウのサムネイルが縦に並び、そこから開きたいウインドウを選択すると、そのウインドウだけが開かれて、それ以外のウインドウはサムネイルとして残ったままになります。

 

ただし、ウインドウグループを作成している場合、それらは同時に開かれます。

 

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iPadをサブディスプレイ化! 「Sidecar」を使ってみよう【Macの“知っトク”便利技】

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macOS Catalina以降では、iPadをMacの2台目のディスプレイとして利用する「Sidecar」機能が搭載されています。iPadとMacの画面を1つの大きなディスプレイとして使用できるので、デスクトップを格段に広く使うことができて便利です。

 

iPadを拡張ディスプレイとして利用するには、macOS Venturaでは「システム設定」を開き、

 

サイドバーにある[ディスプレイ]を選択します。

 

ウインドウの上部の[+]をクリックして、[ミラーリングまたは拡張]で接続したいiPadを選択しましょう。

 

iPadの画面にMacのデスクトップが表示されたら接続成功です。

 

上手くいかない場合は、iPadを同じApple IDでサインインする、AppleIDの2ファクタ認証を有効にする、Bluetooth、Wi-Fi、Handoffをオンにする、といったことを確認しましょう。

 

非アクティブなディスプレイにはメニューバーが薄く表示されますが、ウインドウやデスクトップなどをクリックしてアクティブにするとメニューバーが使用できるようなります。また、Dockをデスクトップの下に配置している場合、マウスカーソルを画面の一番下に移動させるとそのディスプレイにDockが表示されます。

 

iPadを所有しているMacユーザは、是非とも「Sidecar」を使ったマルチディスプレイ環境の快適さを試してみて下さい。

 

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Mac標準機能だけでイケる! 動画ファイルから音声を抽出する方法【Macの“知っトク”便利技】

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動画ファイルの音声だけをiPhoneに入れて、「ミュージック」アプリで聞きたいことってありますよね。実は、特別なソフトを使わなくても、macOSの標準機能だけで動画ファイルから音声を抽出することが可能です。

 

やり方は簡単です。

 

まずは、Finderで動画ファイルを副ボタンクリック、またはcontrolキーを押しながらクリックします。トラックパッドの場合は2本指でクリックしましょう。

 

ポップアップメニューが開くので、下の方にある[選択したビデオファイルをエンコード]を選択します。見当たらない場合は、[サービス]のサブメニューを開いて[選択したビデオファイルをエンコード]を選択しましょう。

 

[メディアをエンコード]ウインドウが開いたら、「設定」で一番下にある[オーディオのみ]を選択します。

 

[続ける]をクリックしましょう。

 

すると、動画から抽出された音声が、動画ファイルと同じ場所に、「.m4a」という拡張子の付いたAAC形式のオーディオファイルとして書き出されます。

 

ファイルにカーソルを合わせると表示される右向き三角をクリックして、試聴してみましょう。

 

問題がなければ、わかりやすい名前に変更しておきます。

 

ファイルをダブルクリックすると、「ミュージック」ライブラリに登録されます。

 

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Macの状態が不安定! そんなときは強制的に再起動【Macの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ソフトの状態が不安定なときに強制的に再起動する」やり方です。

 

 

Macを操作しているときにレインボーカーソルが回りっぱなしになったり、ソフトの反応がなくなるなど動作が不安定になったときは、ソフトを再起動することで改善することがあります。ソフトを終了できればそれがベストですが、ソフトが固まった場合は、終了させることすらできないことがよくあります。そんなときに役に立つのが「強制終了」コマンドです。

 

ソフトを強制終了させるには、Dockのアイコンを長押ししてポップアップメニューが表示されたらそのままoptionキーを押します。すると、メニューの最下段にある「終了」から「強制終了」に変わるのでそれを選択すると、ソフトを強制終了できます。ただしソフトを強制終了すると、最後に保存した時点よりもあとで作業した内容は失われますので、その点は注意しましょう。

 

また、これらの操作も受け付けない場合、あるいはFinderを強制的に再起動したい場合は、アップルメニューから[強制終了]を選択するか、あるいはcommand+option+escキーを同時に押しましょう。

 

すると、「アプリケーションの強制終了」が現れるので、そこから問題のソフトを選択して[強制終了]ボタンをクリックしましょう。確認ダイアログが現れたら再度[強制終了]ボタンをクリックすると、ソフトを強制終了できます。この場合も先ほどと同様に、最後に保存した時点よりもあとで作業した内容は失われます。

 

なお、Finderの選択した場合は[強制終了]ではなく[再度開く]ボタンが表示されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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3機種のMacデスクトップが登場間近? Mac Proか、それとも…

未発表のMacデスクトップが3機種、Apple(アップル)のシステム上に登場したことを、開発者のNicolas Alvarez氏が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

今回「Find My Configuration File」から発見されたのは、「Mac14,8」「Mac14,13」「Mac14,14」という3機種のMacです。これらのMacはユーザーから離れたことを監視する機能がオフにされており、これによりこの3機種がデスクトップモデルであることが想定されます。

 

なお現在は、「Apple Silicon(アップル・シリコン)」を搭載した「次期Mac Pro」の登場が期待されています。しかしBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、6月に開催される「WWDC 2023」では次期Mac Proは発表されないと報告しているのです。

 

Gurman記者によれば、「M3」チップのハイエンドモデルが完成するまでは、Macデスクトップの「Mac Studio」の刷新はおこなわれないとのこと。これは、2024年初頭になることが予測されています。また「Mac mini」は今年1月にアップデートされたばかりで、「iMac」もM3チップが今年後半に投入されるまでは、アップデートされないようです。

 

現時点では、謎の多い3機種のMacデスクトップ。ハイエンドユーザーからは、次期Mac Proの登場がおおいに期待されそうです。

 

Source: MacRumors 1, 2

 

※NicolasのaとAlvarezのAは、アキュートアクセント付きが正式な表記です

M3搭載Macの登場はまだ先、今年後半に量産の報告

Apple(アップル)の次期プロセッサ「M3」が今年後半に量産されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

Appleが独自に開発したプロセッサの、Mシリーズ。すでに初代モデルの「M1」、現行モデルの「M2」シリーズが、MacやiPadに搭載されています。

 

Kuo氏によれば、通常のM3の生産は上位モデルの「M3 Pro」「M3 Max」よりすこし前に開始されるとのこと。M3は「13インチMacBook Air」や「13インチMacBook Pro」、「24インチiMac」、「Mac mini」への搭載が期待されています。一方でM3 ProやM3 Maxは「14インチ/16インチMacBook Pro」へと搭載されるようです。

 

またM3チップはM2の5nmとは異なり、台湾ファウンダリのTSMCによる最新プロセスの「3nm」にて、製造されると予測されています。これにより、性能と電力効率の向上が見込めるのです。

 

Appleは今後、シリーズ最上位プロセッサ「M2 Ultra」を搭載した「Mac Pro」を投入すると予測されています。M3を搭載したMacの登場が数か月先だとすれば、そろそろ次期Mac Proが登場してもおかしくなさそうです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / Twitter via MacRumors

Mac Studioは一時しのぎのモデルじゃない? 後継モデルが2つ準備中かも

2023年4月現在、Appleシリコン(独自開発チップ)搭載Macのうち、最上位にあるのはM1 Ultra搭載のMac Studioです。一時は後継モデルは出ない、単なるつなぎの製品だという説もありましたが、少なくとも2つの新モデルが発売される予定との噂が報じられています。

↑1代限りではなさそう

 

この噂の発信源は、アップルの未発表製品につき定評あるBloombergのMark Gurman記者です。今後の新型Macにつき掘り下げたニュースレターのなかで、「Mac Studioの後継機も2つ予定されているが、その時期はあまり明確ではない」と短く言及しています。それ以上の詳しい説明はなかったため、搭載プロセッサーや技術的なスペック、発売時期については今のところ不明なままです。

 

アップルは2022年3月、Mac Studioとディスプレイの「Studio Display」を発売しました。搭載オプションの1つであるM1 Ultraは、現時点では(少なくともマルチコア性能では)全Mac用チップのなかでも最速です。

 

しかし今年2月、Gurman氏は次期Mac Proが「M2 Ultra」チップを搭載し、Mac Studioと「非常に似た機能」を持つと述べていました。その結果M2 Ultraチップを搭載したMac Studioを出しても「意味がない」として、後継モデルは全く出ないかもしれないとのことでした。

 

ただし、当時も後継モデルが完全に否定されたわけではなく、「M3」または「M4」世代まで延期される可能性が高いと付け加えられていました。そうであれば、Mac Studioの後継モデルが出るのは、早くても2024年以降となりそうです。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

なぜ? 「macOS」内部に“サトシ・ナカモト”「ビットコイン論文」が隠されていた

2018年以降にリリースされた「macOS」の内部に、ビットコインの論文(ホワイトペーパー)が存在していたことが、海外メディアのMacRumorsで報告されています。

↑画像はMacRumorsより

 

ビットコインの論文は、2008年にSatoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)を名乗る人物によって公開されたものです。これを元に、ブロックチェーン技術を活用した仮想通貨市場が大きく成長しました。

 

今回ビットコイン論文を見つけたのは、開発者のAndy Baio(アンディ・バイオ)氏。同氏はプリンターの問題を解決しようとして、このPDFファイルを発見しました。「macOS Mojave」以降のmacOSなら、ターミナルに「open /System/Library/Image Capture/Devices/VirtualScanner.app/Contents/Resources/simpledoc.pdf」と入力することで、この文章を確認することができます。

 

 

またmacOSのビットコイン論文は、「Virtual Scanner II」というデバイスのサンプル文章として存在しています。ただし現時点では、なぜビットコイン論文がサンプル文章として選ばれたのかはわかっていません。また、Virtual Scanner IIが何なのかも謎です。

 

謎の深まるmacOS内部のビットコイン論文、はたしてその存在は意図されたものなのでしょうか。

 

Source: waxy.org via MacRumors

【西田宗千佳連載】新HomePodもアップル独自チップ。全部自社で作る背景は?

Vol.124-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはアップルの新たな「M2」プロセッサーの話題。アップルが自社でチップを作る背景を探る。

↑M2搭載のMac miniは、4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される、8コアCPUと10コアGPUを搭載。M2 Pro搭載のモデルは8つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大12コアのCPUと、最大19コアのGPUを搭載する。いずれも処理能力が大幅に向上している。価格は8万4800円から(税込)。

 

アップルの独自開発半導体というと、多くの人はiPhoneやMacに搭載しているものを思い浮かべるだろう。だが一方で、アップルを支えているのが「もっと性能は低いが、いろいろなことに使える半導体」であるのもまた事実だ。

 

例えば「Hシリーズ」。AirPodsなどのワイヤレスヘッドホンに使われているもので、現在の最新は「H2」。空間オーディオやノイズキャンセルなどの対応には高性能=比較的コストの高いプロセッサーが必要になるが、アップルはできるだけプロセッサーを統一し、一気に大量に作ったうえにソフトウェア開発効率も上げることで、ヘッドホンの機能とコストのバランスをとっている。

 

Apple Watchでは「Sシリーズ」を使っている。サイズが小さく相応の処理性能を備えたものだ。実はSシリーズは、アップルのスマートスピーカー「HomePod」でも使われている。

 

今年2月に発売された「HomePod(第2世代)」では、Apple Watch Series 7(2021年発売)にも使われていた「S7」というプロセッサーを内蔵。アップルは自社内にあるプロセッサーをコストと性能で区分けして、必要な製品に使い回すことで、他社への依存度を減らしているわけだ。

 

スマートスピーカーについて、アップルはアマゾンやグーグルと比べて出遅れている。ただ、昨年秋に策定された標準規格「Matter」の影響から、他社に対する不利がある程度緩和できるのが見えてきた。2023年は、Matterを軸にスマートホーム関連が盛り上がる可能性は高い。

 

その際、当然、スマートスピーカーの新製品が必要になる。圧倒的に売れるのがわかっていれば専用プロセッサーを作るかもしれないが、アップルはそこまで大きなシェアを持っていない。そのうえで、音質やアップル製品同士の連携を高度なものにしようとするなら、他社よりも高いプロセッサー性能が求められることになる。機能を維持しつつMatterにも対応したものを作るには、自社内にあるリソースを使うのが効率的ではある、ということなのかもしれない。

 

他社の場合には、半導体メーカーから適切なものを購入するのが基本。ソフト開発コストを考えても、そうするのが現実的だ。あらゆる部分を自社完結したいアップルならではの“力技”とも言える。

 

この辺のプロセッサーについては、ヘッドホンとApple Watchのハイエンドモデルが出るときに切り替わることが多い。ただ、昨今はハイエンドモデルが出ても前世代と同じプロセッサーが使われることも増えていて、この種の製品が「プロセッサーについて、性能アップを求められ続けているわけでもない」という事情も見えてくる。

 

その辺が、同じ“ソフトが重要”な機器であっても、iPhoneやMacのような「コンピューターに近い製品」とは違うところなのではないだろうか。

 

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【西田宗千佳連載】実は見えてこない、アップルの超ハイエンドPCの今後

Vol.124-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはアップルの新たな「M2」プロセッサーの話題。このプロセッサーを超ハイエンドなPCに取り入れるのか、あるいは別の戦略をたどるのかを見ていく。

↑M2搭載のMac miniは、4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される、8コアCPUと10コアGPUを搭載。M2 Pro搭載のモデルは8つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大12コアのCPUと、最大19コアのGPUを搭載する。いずれも処理能力が大幅に向上している。価格は8万4800円から(税込)。

 

アップルは、自社設計半導体を製品に使う戦略を主軸に置いている。最後まで残っていたのがMacだったが、それも、2020年に「M1」を発表し、MacとiPadに採用するようになり、いまはもう“定着”した感がある。

 

一方で、超ハイエンドに近い部分で、アップルは完全な解を持っていない。

 

高性能デスクトップとして、アップルは「M1 Ultra」を作り、2022年に「Mac Studio」という製品ラインナップを作った。M1 Ultraは、M1 Maxを2つ内部でつなぐことで性能を稼いでおり、たしかにかなり高性能だ。メインメモリーとVRAMを共有する「UMA」という構造を生かして、巨大な3Dデータを扱いながら作業するのに向いている。消費電力と性能のバランスも圧倒的に優れている。

 

それでも、20万円を超える高価な最新GPUを搭載したハイエンドPCに敵わない部分もある。GPUの持つ機能や性能面で、Appleシリコンが搭載するGPUは、NVIDIAやAMDのものに劣る部分がある。また、アプリケーション開発上の課題から、アップルのGPUではなくNVIDIAやAMDのものを求めるニーズもある。

 

また、メインメモリーに「数百GB単位」の容量を必要とする用途もある。いわゆるAIの開発などではよくあることだ。Mac Studioのメモリー容量は、現状最大128GBであり、ここでも“不足”の声がある。

 

アップルは「プロ向けのニーズも把握している」として、Mac Studioよりもさらに特定の業務向け、いわゆる“Mac Pro後継機”が存在する……と思える発言をしている。おそらく、特定のGPUへの対応や超大容量メモリーの搭載といった用途については、そうした製品での対応を予定しているのかもしれない。

 

現状、Mac Studioの「M2世代」製品は登場していない。理由はわからないが、M1 MaxとM1 Ultraの違いを考えると、「M2 Ultra」とでも言うべきプロセッサーはあって良いように思う。ただ、「Mac Pro後継機」がどんなものになるかわからず、さらには、M1 Ultra以上の性能が必要な領域をどう定義するのか、という話もあるので、「超ハイエンド向けの戦略」を再度整理する必要はあるのかもしれない。

 

ただ、そもそもアップルが外付けGPUを今後サポートするのか、UMA構造を捨てて大容量メモリーに対応するつもりがあるのかなど、この辺の戦略は本当に見えない。やらないわけにはいかないが、“2つの次は4つ”のような、シンプルにつなぐMシリーズの数を増やすのも困難だ。正確には、性能効率を維持したまま3つ以上のMシリーズをくっつけて1つのプロセッサーにするのは難しい、といった方がいいかもしれない。

 

そう考えると、アップルの戦略で“カードが裏のまま伏せられている”のが超ハイエンド向けであり、いつカードが表になるかもわかりづらい……というのが実情である。あるとすれば今年初夏にある「WWDC」だが、場合によっては、M2世代をスキップしてM3まで待つ……というパターンもありそうだ。

 

ハイエンドはともかく、もっと性能が低いもの、例えばApple WatchやAirPods、HomePodなどでの戦略はどうなるのだろう? その辺は次のWeb版で解説する。

 

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【西田宗千佳連載】アップルはM1/M2の性能向上幅を一定にした可能性がある

Vol.124-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはアップルの新たな「M2」プロセッサーの話題。飛躍的な進化が難しいプロセッサーで同社が用いた手法を探る。

↑M2搭載のMac miniは、4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される、8コアCPUと10コアGPUを搭載。M2 Pro搭載のモデルは8つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大12コアのCPUと、最大19コアのGPUを搭載する。いずれも処理能力が大幅に向上している。価格は8万4800円から(税込)。

 

アップルは、MacとiPadに使われる自社設計半導体について、初代モデルにあたる「M1」シリーズから「M2」シリーズへの世代交代をほぼ終えた。

 

M2は2022年6月に発表され、すでに1年近く採用が続いている。一方で、最初に出たのは一般市場向けの無印「M2」であり、プロ向けなどのハイパフォーマンス市場向けの「M2 Pro」「M2 Max」が出たのは今年に入ってからだ。

 

M2が出たとき、アップル製品のファンなどからは“あまり変化がない”との反応もあった。劇的にプロセッサーの構造が変わっているようには見えなかったからだ。

 

確かに、プロセッサーの性能に大きく影響する「製造プロセス」について、M1からM2では大きなジャンプはなく“改良”にとどまっていた。そこで、CPUコアやGPUコアが増えたとはいえ、「ちょっと性能が上がったくらいだろう」と多くの人は捉えていた。

 

そして今年M2 Pro/M2 Maxが登場したとき、「今度はどのくらい性能が上がったのだろう」と疑問に思った人が多かったようだ。

 

両方を試した筆者は、なかなかおもしろいことに気づいた。

 

M1とM2のCPU周りの速度差はだいたい2割程度、GPU周りの速度差は3割程度となっている。では、M1 ProとM2 Proの差はどうか? 実はこれも、CPUで約2割、GPUで約3割となっている。

 

似た名前で技術的な世代も近いが、M1とM1 Proは性能も特質も違うプロセッサーだ。M1 Proは、CPU性能で約7割、GPU性能で約8割の差がある。

 

ではM2とM2 Proはどうか、というと、CPU・GPUともに7割強、M2 Proの方が性能は高い。

 

これはどういうことか?

 

アップルは、プロセッサーの世代が変わる際にしろ、プロセッサーがスタンダードかProかの違いにしろ、明確に性能向上のターゲットを定めて開発しているのではないか……と予測できる、ということだ。

 

プロセッサーが進化する際には、半導体製造技術だけが進化するわけではない。CPUやGPUのコアを構成する技術(マイクロアーキテクチャ)の進化や製造技術の“使い方”の進化、コア同士をコントロールする技術の進化など、複数の要素が絡み合う。その中で「世代差」「製品種別」での性能差にある種の法則性が見えるのは、アップルが“性能向上の割合を一定にして、定期的に世代を切り変えていく”設計思想を持っているのでは……という感触を抱かせる。

 

この辺は、次の「M3」世代が出てこないと正解が見えづらいところだが、アップルなら「さもありなん」とは感じる。なぜなら、半導体は自社が使うために設計しており、他社の事業を忖度してバリエーションを作る必然性がないからだ。製品ブランドの価値を安定させ、持続的に売っていくには、性能向上のイメージもわかりやすい方がいい。

 

アップルの製品戦略とプロセッサー開発戦略の関係が、少し明確になってきた気がする。

 

ただ一方で、「Mシリーズ」を使ったMacについては、まだまだ欠けている要素もある。その点については次回解説する。

 

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【西田宗千佳連載】アップルが「M2」で狙ったプロセッサーの進化の方向性とは

Vol.124-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはAppleの新たな「M2」プロセッサーの話題。飛躍的な進化が難しいプロセッサーで同社が用いた手法を探る。

↑M2搭載のMac miniは、4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される、8コアCPUと10コアGPUを搭載。M2 Pro搭載のモデルは8つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大12コアのCPUと、最大19コアのGPUを搭載する。いずれも処理能力が大幅に向上している。価格は8万4800円から(税込)。

 

プロセッサーの進化にあるGPU向上との相乗効果

アップルは2月3日から、新しいMacBook ProとMac mini、そして第2世代HomePodの発売を開始した。アップルの新製品登場サイクルとして、2月の発売は少し珍しい。例年だと3月と4月が多く、しかも教育市場向けが中心になりやすい。これからアップルが別の製品を発表する可能性もあるが、とりあえず、アップル“2023年の1手目”は、どちらかと言えば「高性能指向」だったと言えるだろう。

 

HomePodを除く2つの製品に共通しているのは、プロセッサーが進化したことだ。2020年にデビューした、初代Mac向けApple シリコンである「M1」シリーズから、22年に登場した新世代の「M2」シリーズに変わったのだ。安価なMac miniは「M2」になり、MacBook Proを含むハイエンドモデルは「M2 Pro」「M2 Max」になった。

 

製品の魅力を高めるため、プロセッサーの性能が上がっていくのは当然の流れだ。一方で、プロセッサーの性能は簡単には上がらない。特に20年から22年までについては、半導体製造技術が踊り場を迎えた時期にあたり、大幅な性能アップを伴う進化は24年後半に来る……と予測されていた。

 

そのため、M2やさらにハイエンドモデルであるM2 Proなどは、性能向上が小幅になるのでは、と言われる時期もあった。

 

だが実際に登場してみると、M2シリーズを搭載した製品は十分に性能アップしていた。

 

ただし、性能向上には少し秘密がある。CPU性能よりも、GPU性能の方がより大きく向上していたのだ。

 

GPUの性能を少し上げ、そのうえで数を増やす

プロセッサーの性能を上げるにはいくつかの方法論がある。もっともシンプルなのは、CPUコアやGPUコア、ひとつひとつの処理能力を上げることだ。同じ半導体製造技術を使っていても、こうすれば性能はより上がる。ただし、劇的に高性能なコアを作るのは難しいので、少しずつ改善していくことが多い。

 

次の方法は、プロセッサーを構成するCPUコアやGPUコアの数を増やすことだ。

 

一般論として、半導体製造技術が上がると、似た面積・コストの中に詰め込めるトランジスタの数が増えるので、コア数を増やすのは容易になる。しかし、そうでない場合にも、プロセッサーの面積を大きくすることでコア数は増やせる。そのぶんコストと消費電力が上がりやすい、という欠点はある。

 

アップルがM2シリーズで採ったのは、“少しコアの性能を改善し、その上でコア数を増やす”ことだ。特にGPUコアを増やすことでGPU性能を前の世代に対し3割以上向上させている。ProやMaxでは、ゲームやリアルタイムCG制作でGPUの重要度が高まっているので、性能向上の方向性としてはわかりやすい。プロセッサー単位でのコストは上がっているわけだが、製造技術がこなれてきたことで、そのぶんをカバーできている可能性が高い。

 

ではアップルは、今後どのようにApple シリコンを進化させるのか? またHomePodが久しぶりに登場したことにどんな意味があるのか? その辺は次回以降で解説していく。

 

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アップルが注力しているのはMac Studioよりも次期Mac Pro?

アップルが当面は新しい「Mac Studio」を発売せず、現在は「次期Mac Pro」に注力していることを、Bloombergのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑Maarten Zeehandelaar/Shutterstock.com

 

次期Mac Studioに関しては、以前に未発表プロセッサー「M2 Max」を搭載したMacに関するベンチマークスコアが報告されていました。また次期Mac Proに関しては、プロセッサーを含めた予測スペック仕様に関する噂が登場しています。

 

ガーマン記者によれば、アップルは「次期Mac Proの機能がMac Studioと似ている」ことから、両者を同時に販売することをためらっているとのこと。そして、「次期Mac Studioを発売しない」「M3/M4世代まで刷新しない」といった選択肢を検討しているそうです。

 

パワフルなプロセッサーを搭載したMac Studioの存在は、たしかにMac Proと重なる部分が多いといえます。一方でMac Studioは本体が小さいことから拡張性に制限があり、冷却性能にも限界があるため、プロの現場からは次期Mac Proの投入が待たれていました。なかなか新モデルの登場しないMac Proですが、プロユーザーをMacに引き止めるためにも、早めの製品投入が待たれます。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

新型MacBook ProとMac mini、本当は2022年秋に発表予定だった? 公式サイトに手がかり

アップルは1月17日夜、新型MacBook ProとMac miniを発表しました。が、同社のサイト内に埋め込まれた情報から、これらは昨年の10月か11月に発表される予定だったと推測されています。

↑Image:Apple

 

アップル関連の有名ブロガーであるジョン・グルーバー氏は、新型14インチ/16インチMacBook ProとMac miniの発表後に公開された基調講演風ビデオのURLに「/2022/」が含まれていることから、本来は昨年に公開されていた可能性があると指摘しています。

この18分の動画は、アップルが10月か11月に開催を予定していた大型イベントから切りだした(ここ最近、同社は事前に収録したビデオをイベントとして公開)一部ではないかと推測する声もあり。実際、昨年10月頃には「11月に新型Macの発表あり」との有力情報も伝えられていました

 

またツイッターでは、新型14インチ/16インチMacBook ProのARファイルは10月11日に、Mac miniは10月18日に編集されたとの声もあり。以前からの噂通り、11月にイベントが予定されていたがキャンセルされたのではないか、というわけです。

 

昨年中は半導体不足や、新型コロナ禍のもとでMac組立工場にも波乱が起こっていました。今回ようやく新型Macが正式発表されたのは、サプライチェーンが復旧してきた現れかもしれません。

 

Source:Daring Fireball
via:MacRumors

アップル、M2/M2 Pro搭載Mac miniを発表。8万円台からで今すぐ注文可能、2月3日発売!

アップルは17日深夜、M2チップと新たなプロセッサー「M2 Pro」を搭載したMac miniを発表しました。

Image:Apple

 

M2搭載Mac miniの価格は8万4800円(税込/以下同)~ということで、前モデルM1搭載Mac miniの9万2800円~よりもお安くなっています。またM2 Pro搭載モデルは18万4800円~とのこと。どのモデルも今すぐ注文でき、2月3日に発売予定です。

 

M2搭載モデルは、8コアCPU+10コアGPUの1種類のみで、最大ユニファイドメモリー容量は24GB。そしてM2 Proは10コアCPU+16コアGPUあるいは12コアCPU+19コアGPU(NeuralEngineのコア数は同じ)の2種類から選ぶことができ、最大32GBのユニファイドメモリーを搭載可能です。

 

新型Mac miniも、前モデルと同じく豊富なポート類を実装。M2 Mac miniはThunderbolt 4ポート×2、USB-Aポート×2、HDMIポート×1、ギガビットEthernet(10GBのオプションあり)およびヘッドフォンジャックが搭載されています。かたやM2 Pro Mac miniは、さらにThunderbolt 4ポートが2つ追加されている格好です。

 

M2/M2 Pro Mac miniは、どちらも従来よりワイヤレス通信が最大2倍高速な最新規格であるWi-Fi 6Eをサポート。さらにBluetooth 5.3にも対応しています。

 

アップルによれば、M2 Pro搭載Mac miniを前世代のM1 Mac miniと比べた場合、Affinity Photoでのグラフィックパフォーマンスが最大2.5倍、Final Cut ProでのProResトランスコードが最大4.2倍、「バイオハザード ヴィレッジ」のゲームプレイが最大2.8倍高速とのこと。ゲームプレイが速すぎると困りそうですが、重い動画処理などは飛躍的に快適となりそうです。

 

Source:Apple

次期Mac ProはRAM拡張なし? デザインも変わらないかも…

次期Mac Proにおいて本体デザインが現行モデルと変わらず、またRAM(メモリー)容量の拡張もできないとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

次期Mac Proに関しては、以前にBloombergが「ハイエンドなM2 Extremeチップの開発がキャンセルされた」と報告していました。一方で、RAMやストレージの拡張性は現行Mac Proから維持されるとも伝えていたのです。

 

今回の報道では、次期Mac ProにおいてやはりハイエンドなM2 Extremeチップの開発がキャンセルされたことを再度確認。さらにApple Silicon(アップルシリコン)アーキテクチャ(設計)ではすべてのメモリがチップに統合されているため、RAMの拡張をサポートしないとしているのです。

 

一方で、SSDの容量やGPUの強化、ネットワーク機能に関する拡張性は存在している可能性があります。この点は、小型デスクトップ「Mac Studio」との差別化ポイントとなりそうです。

 

Gurman氏によれば、年内には発売されるであろう次期Mac Pro。革新的なマシン…とはいかないようですが、Apple Siliconへの移行を待ち望んでいるプロユーザーのためにも、早めにリリースしてほしいものです。

 

Source: Power On Newsletter via 9to5Mac

M3搭載iMacはまだまだ先に? 次期Mac Proやminiに関する最新報告が登場

アップルの「次期Mac Pro」を含むMac製品のロードマップや、Mシリーズプロセッサの開発に関する詳細を、ブルームバーグが報じています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、アップルは次期Mac Pro向けに準備してきた「M2 Extreme」の計画をキャンセルしたとのこと。一方で、RAMとストレージなどの内部部品の拡張性は「現行Mac Pro」から維持されることも伝えています。

 

M2 Extremeとは48個のCPUコアと152個のGPUコアを搭載する、M2シリーズでも最上級になるはずだったプロセッサ。しかしその製造の複雑さとコストの問題から、計画が棚上げされたというのです。それにかわり、最大24個のCPUコア、76個のGPUコア、最大192GBのRAMを搭載する「M2 Ultra」が搭載されるとしています。

 

それだけでなく、「M2 Pro」「M2 Max」を搭載した14インチ/16インチMacBook Proも来年の早い時期に登場するようです。そしてM2 Ultraを搭載した次期Mac Proと、「M2 Pro」を搭載した「次期Mac mini」も2023年にリリースされることを伝えています。一方で、「M3」を搭載した「次期iMac」は2023年末までは登場せず、「次期iMac Pro」も開発が難航していると報じています。

 

次々と新製品が登場したM1チップ搭載のMacとは異なり、M2シリーズへの移行は若干苦戦しているようです。それでもプロフェッショナルなユーザーが納得できるような、パワフルな次期Mac Proの登場に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

まもなく次期MacBook Pro登場? 未発表Mac2つがSteamのデータベースから発見される

来年(2023年)の3月以降に新型Macが続々と登場すると見られているなか、未発表のMac2機種がゲーム配信プラットフォームSteamの収集したデータから発見されました。

↑Image:Apple

 

Steamはユーザーが使用しているコンピューターのモデルやCPUの種類、RAM容量など、各種の情報を匿名で集めています。その情報は公式サイトで公開されていますが、そのうち11月調査で新たなMacが見つかったしだいです。

 

新たに見つかった未発表Macは「Mac14,6」と「Mac15,4」という識別子を持つ2つです(アイテムの「OSX Hardware Model Summary」をクリックすると確認できます)。

 

各Macモデルには識別子が割り振られていますが、これら2つは対応する現行Macが存在していません。ここから、アップルが未発売MacをSteamでテストしている可能性が浮上しています。

 

このうち「Mac14,6」という識別子を持つMacがネットに登場したのは、今回が初めてではありません。11月末から12月初めにかけて、次期14インチ/16インチMacBook Proに採用が予想されている「M2 Max」チップを積んだ「Mac 14,6」が2回も見つかっていました

 

次期Macは、より高速かつ大容量のRAM構成が選べる「M2 Pro」および「M2 Max」チップの搭載が予想されています。これらAppleシリコン(アップル独自開発チップ)Mac対応の『バイオハザード ヴィレッジ』が発表されたときは驚かれましたが、今後はアップルもゲーム各社と協力して、Macでのゲーム充実に力を注いでいくのかもしれません。

 

Source:Steam
via:MacRumors

MacBook Proなど新製品は年内はなしか、来年に登場するのは?

米ブルームバーグは今年にはMacの新製品が投入されず、2023年第1四半期(1月〜3月)に登場するとの情報を伝えています。

↑Wirestock Creators / Shutterstock.com

 

現在アップルからは、次期MacBook ProやMac miniの投入が期待されています。また先日にブルームバーグは、同製品が数か月以内に投入されるとも報告していました。また次期MacBook Proでは、超広帯域なメモリーが搭載されるとの情報も存在します。

 

今回のブルームバーグの報道によれば、アップルは2023年第1四半期にMacBook Pro、Mac mini、Mac Proのアップデート版を投入する、とのこと。このうち、次期MacBook Proでは次世代チップ「M2」が搭載されるとも伝えています。

 

さらに以前のブルームバーグの報道では、次期Mac Proには「M2 Ultra」「M2 Extreme」と呼ばれる新型チップが搭載されると伝えていました。これは最大48コアのCPU、最大152コアのGPU、最大256GBのメモリーを備えるなど、極めてパワフルなチップになるようです。

 

またアップルは決算発表の場で、「製品ラインナップは決まっている」とも明かしました。このことも、ホリデーシーズン(年末)に向けての新製品が存在しないことを示唆しているといえそうです。

 

年末に向けて新たなMac製品が登場しないとすれば、若干残念ではありますが……。もしそうなら、十分に完成度を高めたプロダクトの登場に期待したいものです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

次期Mac Proやmini、MacBook Proの登場近し? 新プロセッサー投入に期待!

米アップルが次期Mac ProやMac mini、MacBook Proを投入する準備をすすめていることが、米ブルームバーグのMark Gurman記者の報告で明らかになりました。

MacBook pro (air) laptop sitting on the desk in a modern futuristic office.

 

アップルが「M2」チップを搭載した次期MacBook ProMac miniを開発していることは、以前にも何度か報告されていました。一方でプロ向けワークステーションのMac Proでは、「Apple シリコン」への移行が長らく待たれています。

 

Gurman氏の報告によれば、現在アップルはApple シリコンを搭載したMac Proのテストを活発化させているとのこと。同製品には「M2 Ultra」「M2 Extreme」と呼ばれるチップが搭載され、24/48コアのCPU、76/152コアのGPU、最大256GBのメモリーを搭載。「M2 Max」の2倍から4倍の性能を実現すると伝えられています。

 

そして次期MacBook Proでは「M2 Pro」と「M2 Max」が用意され、最大12コアのCPUと最大38コアのGPU、最大64GBのメモリーを搭載するとされています。

 

最後にGurman氏は、次期MacBook ProとMac miniは数か月以内に、そして次期Mac Proは2023年に投入されるとの見通しを伝えています。Mac ProのApple シリコンへの移行はまだ先となるようですが、プロユーザーを待たせただけの価値があるパワフルなマシンとして登場してほしいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

macOS Venturaは10月末リリース? 新型MacBook ProやMac mini登場は11月になりそう

まもなく10月最終週(24日~)にiPadOS 16.1がリリースされると噂されていますが、Mac向けの次期OS「macOS Ventura」も同時に配信が始まるとの予想が報じられています。

↑MacBook Pro

 

これは「アップル関連で最も信頼できるリーカー」との呼び声も高いBloombergのMark Gurman記者が、ニュースレター「Power On」最新号で述べている情報です。この最新macOSは、次期14インチ/16インチMacBook Proもサポートしているとのこと。

 

また新型14インチ/16インチMacBook Proともに、前モデルのM1 Pro/M1 Maxチップに替えて「M2 Pro」と「M2 Max」オプションが用意されるものの、それ以外の変更は最小限に留まるとも付け加えられています。

 

Gurman氏はM2チップ搭載のiPad Pro新モデルが「(16日から)数日のうちに」発表されると予想しつつも、新型MacBook Proが同時に発表される可能性は低いとも述べています。その代わり「近いうちに発表される」としながら、2019年には初代16インチMacBook Pro、2020年に初のM1チップ搭載Macなど、11月に新型Macを投入してきた例が多いと指摘しています。

 

また、M2チップ搭載Mac miniも開発中とのこと。アップルは2020年にM1チップ搭載Mac miniを発売した後、ほぼ2年間アップデートが止まったままでしたが、ディスプレイなしの小型デスクトップMac愛好者は良いニュースを期待してもよさそうです。

 

さらにGurman氏は、今年の秋はMacやiPadの派手な発表イベントはなく、新製品の発表もウェブサイト上での地味なものになるとの主張を繰り返しています。同氏の情報が正しければ、あと1~2日(あるいは今日?)の深夜に、何かが起こるかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

10月末までに第10世代iPadやM2 Mac miniが登場? 有名リーカーが予想

少し前には10月にアップルの新製品発表イベントが行われると期待されていましたが、今ではウェブサイトの更新やニュースリリースだけで済まされるとの説が有力となっています。なぜなら、ほとんどの新製品がデザインや筐体はほぼそのままで、イベントをするほどではない……と見られているためです。

↑写真は12.9インチiPad Pro(2018)

 

では、10月末までにどんな新製品が登場するのか。それは第10世代iPadやM2搭載Mac mini等だとの噂話が伝えられています。

 

この情報の発信源は、有名リーカーのDohyun Kim氏です。Kim氏はGalaxy S22シリーズの公式マーケティング資料を流出させるなど、サムスン製品については一定の実績があります。

 

さてKim氏のツイートによると、今月(10月)内にアップルが発表する新製品は次の通りとのこと。

  • 10.2インチiPad (第10世代)
  • 11インチiPad Pro(M2搭載)
  • 12.9インチiPad Pro(M2搭載)
  • 新型14インチMacBook Pro
  • 新型16インチ MacBook Pro
  • Mac mini(M2搭載)

 

これらはほぼ、今までの噂話と一致しています。独自の情報源を元にした複数のリーカーがそうつぶやいていることで、いっそう信ぴょう性が増した形です。

 

特に第10世代iPad、つまり安価な無印iPadの次期モデルは、iPadアクセサリー企業のESRが日本のAmazonストアで「iPad第10世代ケース」の販売を始めたことで(現在は「ESR iPadケース」と表記を変更)、まもなく発売される可能性が高まっています。

↑Image:ESR/Amazon

 

またiPadOS 16.1が10月最終週に配信が始まるとの予想を、アップル関連最強リーカーことBloombergのMark Gurman記者がツイート。おそらく、新型iPadの発表とタイミングを合わせてリリースされると思われます。

 

さらに新型iPadとMacが同時期に発表されるのであれば、次期macOS Venturaも一般公開される可能性が高いはず。新型ハードウェアを買わなくとも、従来のハードウェアがソフトウェア更新により機能が向上し、いっそう便利となりそうです。

 

Source:Dohyun Kim(Twitter) 
via:Tom’s Guide

AirPodsやMacアクセサリのUSB-C移行は2024年までに?

米アップルの「AirPods」やMacのアクセサリ製品が2024年までにUSB-C端子を採用することを、米ブルームバーグのMark Gurman記者が指摘しています。

↑Exploring the Simulation/YouTubeより

 

MacやiPadなど、すでに幅広いアップル製品にて採用されているUSB-C端子。一方でiPhoneやAirPods、それにキーボードなどのMacアクセサリ製品では、引き続きLightning端子が採用されています。

 

Gurman記者の報告によれば、AirPodsの3モデル(AirPods、AirPods Pro、AirPods Max)と「Magic Keyboard」、「Magic Trackpad」などのMacアクセサリが、2024年までにUSB-Cに移行する可能性が高いと指摘しています。

 

先日にはついに、EUにてモバイルデバイスのUSB-C端子への移行の義務化が決定されました。AirPodsやMacアクセサリのUSB-C端子への移行には、この決定も大きく影響していることが報じられています。

 

またそれだけでなく、来年登場するであろう「iPhone 15」シリーズでも、USB-C端子への切り替えが予測されています。また、ベーシックな「iPad」も年内にUSB-C端子が搭載されるはず。さらに2025年から2026年に投入される「iPhone SE」にも、USB-C端子が搭載されることを指摘しているのです。

 

さらにGurman記者は、「アップルはワイヤレス技術に注力しており、2017年に発表されその後キャンセルとなったAirPowerの別バージョンが、今から10年以内に実現する可能性がある」とも述べています。

 

アップル製品へのさらなるUSB-C端子の採用は、ユーザーの利便性を高めることになりそうですね。いつかはポートレスに移行する可能性もありますが、少なくとも数年はUSB-Cの利便性の恩恵を受けられそうです。

 

Source: MacRumors

このアップル製品は購入をちょっと待って! もうすぐ後継モデルが発売されるかも…リストが公開

iPhone 14シリーズや新型Apple Watchが発売されたばかりですが、そろそろ他のアップル製品を買い替えたいなあ……と思っている方もおられるはず。が、米MacRumorsが「まもなく後継モデルが出そうだから、今すぐ買うのは辞めておけ」リストを公開しています。

↑買ってすぐに後続モデルが発表されたときの虚しさよ……

 

iPad Pro

現行モデルが発売されたのは2021年4月で、2022年末までに11インチ/12.9インチともに後継モデルが登場すると予想されています。ただし、9月のような新製品発表イベントはなく、ウェブサイトにプレスリリースを載せるだけとの噂が有力です。

 

おそらく、両モデルともディスプレイに変更はナシ(ミニLEDバックライト画面は12.9インチだけ)。ただしMacBook Air(2022)に初搭載されたM2チップを採用するとともに、iPhoneのように背面からMagSafe(ワイヤレス)充電可能となると見られています。

 

エントリーモデルiPad

最も安い、いわゆる無印iPadの最新モデル(第10世代)がまもなく登場する見込みです。これまでの「Touch ID内蔵ホームボタンと太いベゼル」のデザインが一新され、最近のiPad Airやminiのようなフラットエッジ(角張った側面)になり、画面サイズも10.5インチに大型化するとの予想が有力です。

 

また充電端子もLightningポートからUSB-Cへと変更され、カメラ性能も改良。さらにiPhone 12と同じA14 Bionicチップを搭載するとも囁かれています

 

14インチと16インチのMacBook Pro

こちらも年内に、新たな「M2 Pro」および「M2 Max」チップを搭載して登場するかもと噂されています。ただし筐体や外部ポート類には変更はなく、ただ「プロセッサーを載せ替えるだけ」となる模様です。

 

Mac Mini

現行のMac miniは2020年末に発売されたM1チップ版が最新です。この後継モデルがM2チップや「M2 Pro」を搭載して、2022年内に登場する可能性も高まっています。こちらも14インチ/16インチMacBook Proと同じく、筐体は以前のまま「プロセッサーの載せ替えだけ」となる見通しです。

 

Apple TV

アップルのセットトップボックスApple TVも、iPhone 12と同じA14チップと4GB RAMを搭載した新モデルが開発中で(現行のApple TV 4K(2021)はA12チップと3GB RAM)2022年末までには発売される可能性があるとのことです。

 

Source:MacRumors