安さと高画質を両立した高コスパテレビが熱い!――この夏手に入れたい32V型ジェネリックテレビ5選

高機能・高付加価値のテレビが増える一方で、最低限の機能で充分だという人も少なくありません。そんななか、不必要な機能を省き、大手メーカーの部品を流用するなどの工夫を凝らして安さとハイクオリティを実現した「ジェネリックテレビ」が大きな注目を集めています。そこで今回は、コストパフォーマンス重視の32V型ジェネリックテレビ5選を紹介します。低価格とはいえ、各メーカーが自信を持ってお届けする高画質モデルばかり。ぜひ一度チェックしてみてください!

 

楽天市場「格安テレビ」特集はコチラ

 

[その1]

美しい映像にとことんこだわったシンプル設計


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MAXZEN
J32SK03
楽天市場実売価格 2万3800円

「高画質で視聴する」ことに特化したシンプル設計の液晶テレビです。パナソニックと富士通の合弁会社・ソシオネクスト社の国産映像チップと、世界トップシェアのCSOT社の高品質パネルを使用。直下型LEDバックライトを搭載し、広色域化したパネルによって全体の明るさが保持された映像美を実現しています。本体デザインもスタイリッシュに仕上げられているため、PC機器やAV機器と違和感なくマッチします。

 

<注目ポイント>
・直下型LEDバックライトを搭載
・スタイリッシュな本体デザイン
・ブルーレイディスクの映像出力にも対応
別売りの「USB外付けハードディスク」を接続すれば、番組録画も可能。さらにワンタッチスキップ機能やHDD省エネ設定機能など、快適さを追求した便利機能が充実しています。2系統の「HDMI入力端子」は、ブルーレイディスクの映像出力にも対応。

 

[その2]

動きのある映像に最適な早い応答速度と広い視野角を持つ高コスパモデル


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bizz
HB-3211HD
楽天市場実売価格 2万2800円

寝室や子ども部屋などでサブテレビとして使うことを想定し、不要な機能を省略。設置場所を選ばず、広い視野角度で楽しめるように設計されたテレビです。上下左右178°の視野角度は、様々な視聴ポジションでも色の変化がわずか。広い部屋に置いたり壁に掛けても違和感のない映像を楽しめます。

 

<注目ポイント>
・上下左右178°の視野角度
・サブテレビとして使うことを想定した設計
・最大3TBの「USB外付けハードディスク」に対応
最大3TBの「USB外付けハードディスク」に対応し、約318時間の番組録画が可能。「ビデオ入力端子」「ヘッドホン出力」「有線LAN端子」に加え、2系統の「HDMI入力端子」なども搭載されています。外部デジタル機器の映像や音響も視聴できるので、シンプル設計ながら充分すぎるほどの機能がうれしいですね。

 

[その3]

圧倒的な映像美とオシャレなデザインを両立!


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IRIE
MAL-FWTV32
楽天市場実売価格 2万9800円

美しい映像をテレビで再生するには、液晶パネルだけでなく優れた映像エンジンが必要。ということで、HDDやHDDケースの専門メーカー・MARSHALのホームマルチメディアブランド「IRIE」は、東芝製の映像エンジンを搭載し、日本製基盤ならではの高精細な映像を手に入れました。もちろんパネルにもこだわり、輝きとコントラストを兼ね備えた直下型LEDバックライトを採用します。

 

<注目ポイント>
・東芝製の映像エンジンを搭載
・直下型LEDバックライトを採用
・ホワイトカラーをラインナップ
白を基調とした部屋にベストマッチするホワイトカラーモデルをラインナップ。ブラック以外のテレビを展開するメーカーはほとんどないので、女性からの人気も高いようです。また、同社の最大12TBの「USB外付けハードディスク」に対応。約1074時間という驚異的な録画機能を誇っています。

 

[その4]

その名の通りシンプルかつ高品質、お店やホテルでの使用にも最適!


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simplus
SP-32TV03LR
楽天市場実売価格 2万4800円

「シンプルだけど一味違う個性を表現する」ブランド「Simplus(シンプラス)」の32V型。プライベートルームや一人暮らしの部屋に最適な、地デジ・BS・110度CSの3つに対応したハイビジョン液晶テレビです。台湾最大手メーカーのチューナーと、品質の良いA品パネルを採用して驚くほどの高画質を実現。多数の入力端子を搭載し、「USB外付けハードディスク」での録画にも対応して機動性を高めています。

 

<注目ポイント>
・地デジ・BS・110度CSの3つに対応
・4.8kgの軽量設計
・mini B-CASカードの盗難・紛失防止用カバーが付属
もちろんリモコンが付属しますが、本体操作盤もシンプルな配置で使いやすく設計されています。また「mini B-CASカード」挿入部分には、ネジつきカバーの取りつけが可能。カードの盗難・紛失防止に役立つため、お店やホテルなどでの設置にも最適です。

 

[その5]

直下型LEDバックライト&VAパネルによる究極の映像美


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SUNRIZE
32型ハイビジョンテレビ

楽天市場実売価格 2万2800円

余計な機能を徹底的に省き、高画質にとことんこだわったモデルです。全体を均等に明るくする直下型LEDバックライトが搭載され、高いコントラスト比でメリハリのある画面が特徴のVAパネルを採用。深い奥行きの表現と豊かな色彩によって、圧倒的な臨場感を体験できます。

 

<注目ポイント>
・直下型LEDバックライト&VAパネルを採用
・電子番組表に対応
・「USB外付けハードディスク」で録画予約も可能
もちろん「USB外付けハードディスク」に対応し、電子番組表を使った録画予約も可能。また録画した番組を視聴するときに便利な、「頭出し再生」「レジューム再生」「ワンタッチスキップ」などの機能も備わっています。

 

※商品価格は、2018年8月10日時点の楽天市場の最安値を記載しています。

 

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【楽天フラッシュセール開催!】ボーナスでぜひ購入したいワンランクアップ家電6選

ボーナス支給の季節です! 使い道をあれこれ考えると、「何を買おうかな」と悩んでしまいますよね。そこで今回は、買い替えにオススメのワンランクアップ家電6選を紹介します。楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを、6月29日午前10時~7月6日午前9時59分までの期間で開催します。お得な商品が目白押しなのでお見逃しなく!

 

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[その1]

ギュッと濃縮された映像美を楽しめる液晶テレビ


maxzen
43型 J43SK03
セール価格 3万5800円
「高画質で視聴する」ことに特化した、シンプル設計の「43インチ液晶テレビ」です。「直下型 LEDバックライト」を内蔵し、高画質化を実現。さらに「発色特性」と「視野角特性」が高い「IPSパネル」によって、高彩度な映像美を提供します。シンプルかつスタイリッシュなデザインなので、PCやAV機器とも違和感なくマッチするはず。

 

【ここがポイント】

旧モデルよりも進化したスピーカーは、位置を前面にすることによって音の広がりが向上。臨場感もさらに増しているので、映画鑑賞やスポーツ観戦などにぴったりです。リモコンは必要最低限のキーを配置し、押しやすさを重視したボタンデザインと配置で操作がラクチン。

 

[その2]

4つのスタイルに変化するノートPC


HP
HP Pavilion x360 14
セール価格 9万1500円
利用シーンに応じてベストな使い方ができる「2in1コンバーチブルPC」。シンプルにパソコン機能を楽しむ「ノートブックモード」や4方向に画面が自動回転する「タブレットモード」、指での画面操作に最適な「スタンドモード」など多彩な形態に対応しています。狭いスペースでも立てられる「テントモード」は、動画視聴におススメ。

 

【ここがポイント】

画面には高精細の「フルHDディスプレイ」を採用。またプレミアムオーディオ機器の老舗メーカー「バング&オルフセン」のテクノロジーが組み込まれた、「デュアルスピーカー」が備わっています。フルサイズの「USB3.1」や「SDカードスロット」など、豊富なインターフェイスを搭載して拡張性もバッチリ。ワンランク上の機能が目白押しのノートPCをゲットしてみては?

 

[その3]

3つの水流でガンコな汚れを落とす自動洗濯機


東芝
AW-6D6-T ブラウン ZABOON
セール価格 5万5000円
ガンコな汚れをスッキリ落とす機能「浸透ザブーン洗浄」が備わった自動洗濯機です。「DDモーター」が内蔵されていて、強いパワーときめ細かいセンシングで洗いから脱水までをコントロール。「浸透もみ洗い」や「スクリュー押し洗い」、「ほぐし洗い」といった3種類の水流で、衣類の汚れを芯からとり除いてくれます。

 

【ここがポイント】

洗濯槽のお手入れをしないと繁殖してしまう黒カビ。そんな厄介な黒カビを抑えてくれる機能が「自動お掃除モード」です。最終すすぎの水を使用し、高速回転による強力な水流で洗濯槽をすみずみまで自動でお掃除。ボタン1つで黒カビの発生を抑えてくれるので、面倒なメンテナンスが必要ありません。

 

[その4]

全身をもみほぐしてくれるコンパクトなマッサージチェア


大東電機工業
スライヴ くつろぎ指定席Light マッサージチェア CHD-3500(WH)
セール価格 4万8400円
室内に設置しても圧迫感を与えない、コンパクトデザインのマッサージチェア。施療部を効果的にマッサージしてくれる自動コースは「全身」や「肩」、「腰」の3種類を用意しています。さらに手動コースは、「もみ」「もみたたき」「背すじ」「脚」の計4種類。単独もしくは2つを組み合わせる複合動作ができるので、こっている箇所を一気にもみほぐせます。

 

【ここがポイント】

背すじのマッサージは、「横回転もみ玉」が身体のラインに沿って「親指でこねる」ように施療。椅子の足元にある「もみボード」は、脚を絞り上げて筋肉の疲れを緩和してくれます。もみ玉の幅と肩の高さは調節できるので、身体にフィットした施術を満喫してください。

 

[その5]

石窯で焼いたような仕上がりが楽しめるオーブンレンジ


東芝
過熱水蒸気オーブンレンジ ER-RD3000 (W)
セール価格 3万9500円
350度の火力で加熱できる「石窯ドーム」を搭載した「過熱水蒸気オーブンレンジ」。業界最高の「贅沢火力」で焼くと、食材のうまみを閉じ込める効果があり、ピザなら表面はパリッと、中はモチッとした仕上がりを堪能できます。焼きムラもしっかりと抑えてくれるので、石窯で焼き上げたような本格的な料理を味わえるでしょう。

 

【ここがポイント】

サイズは業界最小の奥行き39.9cm。コンパクトサイズにも関わらず、庫内はワイド&フラットで食材の出し入れがラクチンです。間口は41.5cmもあるので、大きなお皿ごと温められるのがうれしいポイント。同製品を活用すれば、難しい料理もお手軽に作れるかも!?

 

[その6]

優れた耐久性&防水性を備えたアクションカメラ


GoPro
HERO6 Black CHDHX-601-FW
セール価格 4万1000円
水深10mまで耐えられる優れた耐久性&防水性が特徴のアクションカメラ。新しい「GP1チップ」を搭載して、これまでにない最高画質の写真と安定感抜群の滑らかな映像を撮影できます。また光の少ない状況でも鮮明に撮影できるので、夜のアウトドアシーンの撮影もバッチリです。

 

【ここがポイント】

前作に比べて様々な機能が大幅に進化しており、例えば手ブレ補正は2軸から3軸にグレードアップ。カメラには「ボイスコントロール」機能が搭載され、シンプルな「音声コマンド」を発声すると手を触れずとも操作できます。決定的な瞬間をしっかりと残したい時に活用しましょう!

 

提供:楽天市場

テレビを買うなら“音”も大事なポイント! 国内主要7モデルを徹底比較「音質」編

年末年始のセールシーズンは割引額の大きい大型家電が狙い目。なかでもイチオシは「テレビ」。2011年の地デジ移行に合わせてテレビを買い替えた方は、そろそろ次の買い替えを検討する時期に入ったのではないでしょうか? 今回は、前回に引き続き国内主要メーカー6モデルと、話題のジェネリックテレビ1モデルの計7モデルを実際に用意し、スピーカーの位置や音質をチェックしました。

 

【比較機種】

20171227-i02 (4)

ソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」 (49型/4K)

実売価格:12万9730円(2017年12月26日時点)

地デジやネット動画も4Kにアップコンバートして高精細な画質で楽しめるソニーの4Kテレビのエントリーモデル。「Android TV機能」を搭載し、見たい番組もネット動画も音声検索でラクラク検索可能。本体カラーはブラックとウォームシルバーの2色を用意し、お部屋のインテリアに合わせて選べます。

 

20171227-i02 (2)

パナソニック「VIERA TH-49EX850」 (49型/4K)

実売価格20万8200円(2017年12月26日時点)

テクニクスのチューニングによるハイレゾ再生対応のスピーカーを備えた高画質&高音質な4Kテレビ。独自の「ヘキサクロマドライブ」により、画面の諧調を保ちながら色を忠実に再現します。高輝度な映像を表現するHDR映像にも対応。

 

20171227-i02 (5)

シャープ「AQUOS LC-45US45」 (45型/4K)

実売価格13万1000円(2017年12月26日時点)

引き締まった黒を実現する低反射「N-Blackパネル」を搭載した4Kテレビ。独自の高効率LEDバックライトシステムにより、消費電力を抑えたまま画面輝度を高める「リッチブライトネス」機能を搭載。画面角度を水平方向に左右計約30度調節できるスイーベルスタンドにより、視聴場所に応じて自由に向きを調整できます。

 

20171227-i02 (6)

東芝「REGZA 50M510X」 (50型/4K)

実売価格10万7400円(2017年12月26日時点)

小さな音も聴き取りやすいフロントスピーカー搭載の4Kテレビ。独自の「レグザエンジンbeauty」により、地デジなどの映像をクリアに再生し、肌の色も美しく再現します。すばやい操作が求められるゲームプレイ時にクイックレスポンスを発揮する「ゲームモード」を搭載。レグザサーバーと連携して、リモコン1つで過去の番組をシームレスに探せる「タイムシフトリンク機能」も備えます。

 

20171227-i02 (1)

LGエレクトロニクス「49UJ6500」 (49型/4K)

実売価格9万1638円(2017年12月26日時点)

日常のテレビ視聴をワンランク上にしてくれる4Kテレビ。独自の「Color Master Engine」により、カラー、コントラスト、精細度を補正して高画質化。地デジなどの一般的な映像もHDR効果を与えて表現できる「HDR Effect」機能を搭載し、ハイコントラストな映像を楽しめます。

 

20171227-i02 (8)

三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」 (40型/フルHD)

実売価格9万5880円(2017年12月26日時点)

ブルーレイレコーダーを内蔵したフルHDパネル搭載の個性派テレビ。大容量1TBのHDDを内蔵し、HDDからDVD/BDへのダビングも簡単。これ1台で番組録画やDVD/BD視聴が楽しめます。DIATONEの高音質技術と前面スピーカーにより、ニュースやドラマなどの音声もハッキリ聴きやすく再生可能。

 

20171227-i02 (7)

maxzen「J50SK03」 (50型/フルHD)

実売価格5万2800円(2017年12月26日時点)

必要最低限の機能にしぼり、低価格を実現したフルHD解像度のジェネリックテレビ。直下型LEDバックライトと国内メーカーの映像チップを搭載し、高品位な映像を再現。従来モデルからスピーカーの位置が前面に変更になり、より聴き取りやすく臨場感のあるサウンドが楽しめます。

 

スピーカーをチェック

液晶テレビの薄型化・狭額縁化が進むにつれ、スピーカーをどのように配置するかが問題になってきました。どうしても面積・容積を必要とするスピーカーは、テレビの薄型化のハードルのひとつだったのです。

 

以前よく見られたのは、スピーカーをテレビの下辺部分に配置し、下向きに音を出すというもの。これなら正面から見るとスピーカーが目立たず、スッキリとした印象に仕上げることができます。しかし、下向きに音を放出するため「音量を上げてもテレビの音が聴きとりにくい」といった問題や「ブラウン管テレビに比べて音が貧弱」といった問題が出てきました。そのため、バータイプやテレビを上に乗せるボックスタイプのテレビ用スピーカーなどが人気になったことも。

 

最近では、薄型テレビの音質を改善するため、さまざまな工夫を凝らしたモデルが登場しています。ひとつは、「音が聴きとりにくい」といった問題を解決するため、スピーカーを正面に向けて配置したもの。スピーカーを正面に向けることで音が耳に届きやすくなるので、音量を上げなくても人の声などが聴きとりやすくなります。今回紹介したなかでは、東芝「REGZA 50M510X」や三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」、maxzen「J50SK03」がこのタイプ。

20171230-i02(2)↑三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」などはスピーカーが正面を向いたタイプ

 

また、シャープ「AQUOS LC-45US45」は、音を前方向に導くリフレクター構造と前面開口の「フロントオープンサウンドシステム」により、前面スピーカーに近いサウンドになっています。さらに、オンキヨーと共同で開発したサブウーファー搭載の2.1chスピーカーにより、迫力のあるサウンドも楽しめます。

20170905_suzuki_3↑「フロントオープンサウンドシステム」

 

ふたつめは、パナソニック「VIERA TH-49EX850」のように、テレビの両サイドにスピーカーを搭載して音質を強化したもの。このタイプは、通常の液晶テレビに比べて横方向にサイズが大きくなるというデメリットがありますが、その分、外部スピーカーが不要なほど高品位なサウンドが楽しめます。

20171230-i02(3)↑画面の両サイドにスピーカーを搭載

 

パナソニック「VIERA TH-49EX850」は、本体サイドにミッドレンジスピーカーとハイレゾ対応ツイーターのスピーカーユニット、本体下部にダブルウーハー、クアッド・パッシブラジエーターを搭載した「ダイナミックサウンドシステム」を採用。背面のウーファーボックスの音を前面に放出する独自の音導管構造により、テレビの内蔵スピーカーとは思えないほどのサウンドを再生します。

↑背面にはウーハーシステムの重低音を前方へ導く音導管を装備↑背面にはウーハーシステムの重低音を前方へ導く音導管を装備

 

今回は紹介していませんが、ソニー「BRAVIA X9500E」シリーズも同様なサイドスピーカー搭載モデルとなっています。

 

実際の音を聴いてチェック

実際に各モデルで映画を再生して、音質をチェックしてみました。HDMIケーブルでBDレコーダーと接続し、BDソフト「スパイダーマン:ホームカミング」を再生しています。

20171227-i02(9)

 

まず、最も迫力のあるサウンドだと感じたのはパナソニック「VIERA TH-49EX850」でした。音にサラウンド感があり、サブウーファーと音導管による重低音がほかのモデルとは段違いの迫力。映画を見るのにピッタリのモデルです。

 

次いで良かったのが、シャープ「AQUOS LC-45US45」、東芝「REGZA 50M510X」の2機種。どちらも音がクリアで聴きとりやすく、低音の迫力も十分に感じられました。どちらもオンキヨーと共同開発したスピーカーシステムを採用しているので、納得の音質です。

 

ソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」とLGエレクトロニクス「49UJ6500」は、低音の迫力は感じられましたがセリフがやや聴きとりにくい印象。三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」とmaxzen「J50SK03」は、聴きやすいサウンドですが、映画を見るにはややメリハリに欠けるように思えました。

 

日常生活でニュースやバラエティ番組を見る分にはどのモデルも音質は気になりませんが、ドラマや映画をよく見るなら音質重視モデルを選びたいところです。

 

次回はデザインや操作性をチェックします。お楽しみに!

 

いま液晶テレビを買うならココに注目! 国内主要7モデルを徹底比較「画質」編

年末年始のセールシーズンは割引額の大きい大型家電が狙い目。なかでもイチオシは「テレビ」。2011年の地デジ移行に合わせてテレビを買い替えた方は、そろそろ次の買い替えを検討する時期に入ったのではないでしょうか? この数年のあいだにテレビの主流は4Kモデルに変化してきましたが、まだまだフルHDモデルで十分な場合もあります。そこで今回は、国内主要メーカー6モデルと、話題のジェネリックテレビ1モデルの計7モデルを実際に用意し、画質や使い勝手をチェックしました。

 

テレビの買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

【比較機種】

20171227-i02 (4)

ソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」 (49型/4K)

実売価格:12万9730円(2017年12月26日時点)

地デジやネット動画も4Kにアップコンバートして高精細な画質で楽しめるソニーの4Kテレビのエントリーモデル。「Android TV機能」を搭載し、見たい番組もネット動画も音声検索でラクラク検索可能。本体カラーはブラックとウォームシルバーの2色を用意し、お部屋のインテリアに合わせて選べます。

 

20171227-i02 (2)

パナソニック「VIERA TH-49EX850」 (49型/4K)

実売価格20万8200円(2017年12月26日時点)

テクニクスのチューニングによるハイレゾ再生対応のスピーカーを備えた高画質&高音質な4Kテレビ。独自の「ヘキサクロマドライブ」により、画面の諧調を保ちながら色を忠実に再現します。高輝度な映像を表現するHDR映像にも対応。

 

20171227-i02 (5)

シャープ「AQUOS LC-45US45」 (45型/4K)

実売価格13万1000円(2017年12月26日時点)

引き締まった黒を実現する低反射「N-Blackパネル」を搭載した4Kテレビ。独自の高効率LEDバックライトシステムにより、消費電力を抑えたまま画面輝度を高める「リッチブライトネス」機能を搭載。画面角度を水平方向に左右計約30度調節できるスイーベルスタンドにより、視聴場所に応じて自由に向きを調整できます。

 

20171227-i02 (6)

東芝「REGZA 50M510X」 (50型/4K)

実売価格10万7400円(2017年12月26日時点)

小さな音も聴き取りやすいフロントスピーカー搭載の4Kテレビ。独自の「レグザエンジンbeauty」により、地デジなどの映像をクリアに再生し、肌の色も美しく再現します。すばやい操作が求められるゲームプレイ時にクイックレスポンスを発揮する「ゲームモード」を搭載。レグザサーバーと連携して、リモコン1つで過去の番組をシームレスに探せる「タイムシフトリンク機能」も備えます。

 

20171227-i02 (1)

LGエレクトロニクス「49UJ6500」 (49型/4K)

実売価格9万1638円(2017年12月26日時点)

日常のテレビ視聴をワンランク上にしてくれる4Kテレビ。独自の「Color Master Engine」により、カラー、コントラスト、精細度を補正して高画質化。地デジなどの一般的な映像もHDR効果を与えて表現できる「HDR Effect」機能を搭載し、ハイコントラストな映像を楽しめます。

 

20171227-i02 (8)

三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」 (40型/フルHD)

実売価格9万5880円(2017年12月26日時点)

ブルーレイレコーダーを内蔵したフルHDパネル搭載の個性派テレビ。大容量1TBのHDDを内蔵し、HDDからDVD/BDへのダビングも簡単。これ1台で番組録画やDVD/BD視聴が楽しめます。DIATONEの高音質技術と前面スピーカーにより、ニュースやドラマなどの音声もハッキリ聴きやすく再生可能。

 

20171227-i02 (7)

maxzen「J50SK03」 (50型/フルHD)

実売価格5万2800円(2017年12月26日時点)

必要最低限の機能にしぼり、低価格を実現したフルHD解像度のジェネリックテレビ。直下型LEDバックライトと国内メーカーの映像チップを搭載し、高品位な映像を再現。従来モデルからスピーカーの位置が前面に変更になり、より聴き取りやすく臨場感のあるサウンドが楽しめます。

 

いま買うなら4K? フルHD?

液晶テレビを購入するときに最も気になるのは、やはり「画質」。今回視聴した7モデルのうち、4K解像度モデルは5モデル、フルHD解像度モデルは2モデルとなっています。

 

これからテレビを購入する際、最初に決めなければいけないのは、「4Kテレビにするか、フルHDテレビにするか?」ということでしょう。現行モデルのなかでも、特に50型以上の大画面モデルはほとんどが4K解像度なので、大型テレビを購入するなら4Kテレビ以外にほぼ選択肢はありません。しかし、50型未満のテレビにはまだフルHDモデルも多く、どちらにすべきか迷う人も多いはず。

20171227-i02 (10)

 

現在、地上波デジタル放送の解像度はHD解像度(1440×1080ドット)、BSデジタルやブルーレイソフトはフルHD解像度(1920×1080ドット)となっています。テレビ番組やBDソフトなどを視聴するのがほとんどであれば、フルHD解像度のテレビでも十分に思えます。しかし、2018年12月1日以降には衛星放送による4K/8Kの本放送が開始予定となっていますので、もうすぐ始まる4K/8K放送のために4Kテレビを購入しておくというのもアリでしょう。現行の4Kテレビにこれから発売されるであろうチューナーを接続すれば、すぐに4K/8K本放送が視聴できるようになります。

 

新しいテレビを長く使いたい、リビングなどに設置するメインのテレビとして使いたい、と考えているなら4Kテレビがオススメ。一方、ひとり暮らしなどで数年後にはテレビを買い替えるかもしれないと考えている方や、寝室や子ども部屋などに置くサブテレビとして使いたいなら、価格が手ごろなフルHDテレビを選んでもいいでしょう。

 

4Kテレビはどれを選んでも失敗なし。ジェネリックTVは価格なり

今回、画質をチェックするためにテレビにBDレコーダーを接続し、地デジ放送を録画したものとBDソフト「スパイダーマン:ホームカミング」をそれぞれ再生しました。いずれもテレビの映像モードは、地デジ「標準」、BDソフト「シネマ」に設定しています。

20171227-i02(9)

 

地デジは高解像度処理技術で差がつく

HD解像度の地デジ放送は通常、4Kテレビに映し出す際にアップコンバートされます。HD解像度の映像をそのまま4Kテレビに出力すると、画面の4分の1程度しか映像が表示されません。これを画面いっぱいに映し出すためにアップコンバートが必要になるのですが、そのまま拡大しただけでは画質の荒い映像になってしまいます。そこで各社は映像処理エンジンや超解像処理技術など独自の技術を用いて、映像をなるべくなめらかに再生するように工夫しています。

 

各社の4Kテレビで地デジを見てみると、いずれも日常で視聴するのに不満のない画質でしたが、特に自然に4Kアップコンバート処理が施されていると感じたのは東芝「REGZA 50M510X」でした。肌の質感を美しく再現する「美肌リアライザー」や、ノイズを低減する「地デジノイズクリア高精細化技術」といった高画質化技術がしっかり効いて、破綻のないなめらかな映像に仕上げています。

 

フルHD解像度の三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」はやや地味め、maxzen「J50SK03」はやや派手めな絵作りと対照的ですが、地デジはどちらも違和感なく見ることができました。

 

映画を見るならソニーやシャープがオススメ

続いてBDソフト「スパイダーマン:ホームカミング」を視聴。明るい日中の屋外シーンや、動きのあるアクションシーン、黒の表現が難しい夜のシーンなどを再生して、それぞれのテレビの画質をチェックしました。映像モードは「シネマ」に設定しています。

 

7機種のなかで最も映画が美しく見えたのはソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」でした。地デジに比べて色味や明るさの表現が抑えられ、グッと引き締まった映画ならではの映像が楽しめます。シャープ「AQUOS LC-45US45」も、コントラスト感がやや弱いものの、フィルムのような落ち着いた映像が好印象でした。

 

一方、パナソニックや東芝の場合、超解像処理や倍速補完処理が効きすぎているのか、CGとそうでないところの境目が際立ってしまい、映画というより高精細なテレビドラマのように見えてしまった場面もありました。映画を見る際は、シネマモードに設定するだけでなく、超解像処理や倍速補完処理を弱めに調整したほうがよいでしょう。

 

LGエレクトロニクス「49UJ6500」は、動きのある場面でややスムーズさに欠けるところがありましたが、映像自体は鮮明で上手く描写できていると感じました。

 

フルHD画質の2機種は、三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」が地味ながら破綻のない描写なのに対し、maxzen「J50SK03」はカメラが大きくパンする(カメラを固定したまま水平に動かすこと)場面で、画面がガクガクとコマ送りのようになってしまうことがありました。このあたりの映像処理性能は、価格なりと割り切る必要がありそうです。

 

【まとめ】

地デジを見るなら4Kテレビはどれを選んでも十分な画質。なかでも東芝「REGZA 50M510X」は自然な解像感が際立つ

映画を見るならソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」とシャープ「AQUOS LC-45US45」がオススメ

低価格なジェネリックテレビは、画質面では価格なりなところも

 

次回は画質と並んで重要なサウンドのチェックを行います。お楽しみに!