いよいよ本番目前!「第73回NHK紅白歌合戦」の注目アーティストを一挙にチェック

今年も12月31日に開催されるNHK紅白歌合戦ですが、東京・渋谷のNHKホールではそのリハーサルがすでに始まっており、多くの歌手やアーティスト、アイドルグループがステージで音合わせを行っています。今回は、メディア向けに公開されたリハーサルの模様と、各アーティストのコメント取材の様子をお届けします!

 

K-POPグループのハイレベルなパフォーマンスに注目

今回の紅白歌合戦の注目のひとつは、K-POPの女性グループが多数出場すること。なかでも、元HKT48のSAKURA(宮脇咲良さん)が所属する「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」は、来年の日本デビューを前に紅白初出場を果たし、すでに世界的ヒットとなっている「FEARLESS」の日本語バージョンを披露することで話題となっています。

↑LE SSERAFIM(ル セラフィム) (C)NHK

 

SAKURAさんは紅白出演について、「2022年にデビューして、その年に紅白に出場できてうれしく思う」とコメント。同じく日本人メンバーのKAZUHA(カズハ)さんは、「紅白という大きな舞台で『FEARLESS』の日本語バージョンを披露させていただけることになってうれしい。最高のステージをお見せしたい」と、紅白の初舞台への意気込みを語っています。

 

年末年始を日本で過ごすことについて聞かれると、メンバーのYUNJIN(ユンジン)さんは「日本はお肉がおいしいので来日するたびに食べている。今回もメンバーとお肉を食べにいくことになるかも」と語る一方、最年少メンバーのEUNCHAE(ウンチェ)さんは日本語で「お餅が食べたい!」とアピール。

 

来年以降の活動について質問されると、リーダーのCHAEWON(チェウォン)さんは「今年デビューしたばかりでこのように大きな愛を頂けて感謝。来年は全世界のファンにお会いしたい」と、今年以上にワールドワイドな活動をしたいと語っていました。

 

3年ぶりの紅白出場となるTWICEは、同じく紅白出場する事務所の後輩グループのNiziUから「初めての共演なので素敵な思い出を作りたい」とラブコールされていることを受け、「NiziUからそんなふうに話してくれるなんてうれしい。一緒に何かできるといいですね」(ツウィさん)と答えていました。

↑3年ぶりの紅白出場となるTWICE (C)NHK

 

また、今回披露される曲について、「紅白では『TT』を歌うことが多かったのですが、今回は『Celebrate』を披露させていただける。みなさんにいいエネルギーをお届けしたい」(ジヒョさん)と、熱いパフォーマンスを見せたいと意気込みを語っています。

↑TWICEのリハの様子 (C)NHK

 

トップバッターを飾るのはSixTONES

ジャニーズからは、今回の紅白のトップバッターを務めるSixTONES(ストーンズ)と、Snow Manの2組がリハーサルに登場。SixTONESは最新シングルから「Good Luck!」を披露します。リハーサルの様子も公開され、トップバッターらしく楽しく賑やかなムードで、会場全体を巻き込むようなパフォーマンスとなっていました。

↑SixTONESのリハーサルの様子 (C)NHK

 

今回披露する「Good Luck!」について、メンバーの松村北斗さんは「ラブアンドピースというテーマにすごく合っている曲」とコメント。ジェシーさんは「3年連続の出場で、今回はトップバッター。わちゃわちゃしていますが、いっぱい笑って頂けるとうれしい」と語っています。さらに、記者からトップバッターに決まったときの心境を聞かれると、ジェシーさんは「大トリじゃないんだと思った」とおどけてみせ、メンバーの田中樹さんから「実はこいつが一番緊張しているんですよ」とツッコミが入る場面も。

 

Snow Manは、映画「おそ松さん」の主題歌となった「ブラザービート」を披露。公開されたリハーサルでは、Snow Manのクールなイメージを覆すポップでユニークなステージとなっていました。

 

メンバーの岩本 照さんは「Snow Manとしては2度めの紅白出演ですが、NHKホールでやるのは初めて。いまからワクワクしています」とコメント。目黒 蓮さんは「紅白らしい楽しい演出で、みんなに真似してもらいたいポーズなども取り入れている」と振り付けにも注目としています。

 

初出場の2組にも注目!

このほか、29日にはいずれも初出場となる緑黄色社会とJO1の2組のリハーサルも公開されました。結成10周年のアニバーサリーイヤーに紅白出場を決めた緑黄色社会は、2020年のヒット曲「Mela!」を披露。バンドサウンドが冴えるパワフルなパフォーマンスとなっています。

↑緑黄色社会のリハーサルの様子 (C)NHK

 

ボーカルを務める長屋晴子さんは「Mela!はメンバー4人全員で作った曲。リハーサルを終えて、ちょっとずつ実感がわいてきた。本番ではとにかく楽しみたい」とコメント。来年の活動について聞かれると、ベースの穴見真吾さんは「来年は新しいステージに立ちたい。まだライブで回れていないところに行ったり、アリーナなど大きい会場でワンマンライブしたり」と回答。来年もさらなる活躍が期待できそうです。

↑結成10周年で紅白初出場となった緑黄色社会 (C)NHK

 

11人組ダンスボーカルグループのJO1は、デビュー曲「無限大」を披露。大人数であることを生かしたダンスパフォーマンスは、動きもピタリとあって見ごたえのあるステージとなっています。

↑JO1のリハーサルの様子 (C)NHK

 

リーダーの與那城奨(よなしろ しょう)さんは、リハーサルを終え「リハはあっと言う間で、だんだん緊張してきました」と現在の心境を語り、「初出場ですが、全力でパフォーマンスするので楽しんで頂けたら」とコメント。メンバーの白岩瑠姫(しろいわ るき)さんは「JAM(JO1のファンネーム)のみなさんに恩返しと成長を伝えられるようなパフォーマンスをしたい」と、応援するファンへの感謝を述べています。

↑初出場のJO1 (C)NHK

 

こんほか、同日には石川さゆりさんやあいみょんさんなど、紅白常連アーティストのリハーサルも公開され、いよいよ本番を目前にして、会場となるNHKホールにも緊張感が漂ってきています。

↑石川さゆりさんのリハーサルの様子 (C)NHK

 

↑今回で4回目の出場となるあいみょんさん (C)NHK

 

今年の紅白歌合戦は12月31日の午後7時20分からNHK総合ほか、NHK BS 4K、NHK BS 8K、NHKラジオ第1などで放送されますので、注目のアーティストたちのステージをお見逃しなく!

 

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齋藤飛鳥の紅白ラストステージも!「第73回NHK紅白歌合戦」のリハーサル現場の熱気

今年も12月31日に開催されるNHK紅白歌合戦ですが、東京・渋谷のNHKホールではそのリハーサルがすでに始まっており、多くの歌手やアーティスト、アイドルグループがステージで音合わせを行っています。今回は、メディア向けに公開されたリハーサルの模様と、各アーティストのコメント取材の様子をお届けします!

 

乃木坂46・齋藤飛鳥さんの紅白ラストステージに注目!

28日のリハーサルには、年末で活動終了する齋藤飛鳥さんのラスト紅白として注目を集める乃木坂46が登場。齋藤さんが初センターとなった思い出の曲「裸足でSummer」では、齋藤さんをはじめとするメンバーの思い出の映像をバックにパフォーマンスをします。

↑齋藤飛鳥さんのラスト紅白として話題の乃木坂46のリハーサルの様子 (C)NHK

 

キャプテンの秋元真夏さんは「今年5月に10周年ライブをやって勢いをつけてやってきた1年を紅白で締めくくれるのはうれしい」とコメント。齋藤さんは「みんなでステージに立てることがうれしい。見てくださる人にキラキラをお届けできるように、とにかく明るく楽しくやりたい」と、紅白でのラストステージへ向けて思いを語りました。

↑前列センター右が齋藤飛鳥さん (C)NHK

 

日向坂46は、2ndシングル「ドレミソラシド」の収録曲である「キツネ」を披露。今年きつねダンスで盛り上がったファイターズガールがバックで応援するなか、手でキツネを表現した振り付けで楽しく踊ります。

↑キツネダンスで話題となったファイターズガールもバックで応援 (C)NHK

 

メンバーの佐々木久美さんは「キツネという曲はシングルの収録曲なんですが、ライブでは定番曲なのでファンの方なら知っている人も多い。知らない方にも、日向坂46ってこういう曲も歌うんだとアピールできたら」とコメント。小坂菜緒さんは「このタイミングでキツネを歌うと思ってなかったのでビックリ。盛り上がる曲なので頑張りたい」と、メンバーも驚きの選曲だったと語っています。

↑キツネのポーズを決める日向坂46のみなさん (C)NHK

 

ジャニーズからは6組が出場

ジャニーズからは今回6組が出場。そのうち3組が28日にリハーサルを行いました。来年メンバー3人が脱退することが発表されたKing & Princeの平野紫耀さんは「『ichiban』で出演させてもらえるとは予想していなかった。いい年越しになるようなパフォーマンスを見せたい」と意気込みを語っていました。

 

その意気込み通り、リハーサルのステージでは圧巻のダンスパフォーマンスの様子が一部披露され、5人での最後の紅白ステージへの期待が高まります。

↑圧巻のダンスパフォーマンスで魅せるKing & Princeのリハーサルの模様 (C)NHK

 

同じくジャニーズからは、初出場となるなにわ男子も登場。デビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」を歌うフレッシュな姿は、見ているだけで笑顔になってしまいそう。

 

今年デビュー25周年を迎えたKinKi Kidsの2人は、「25th Anniversary Medley」としてデビュー曲の「硝子の少年」を含むメドレーを披露。KinKi Kidsは1999年にコーナー企画のプレゼンターとして「フラワー」を歌っていますが、実は初出場は6年前の2016年。今回が2回目の出場となります。

 

紅白出場への意気込みを質問されると、「25周年という記念の年に出場できて、見てくださる人に感謝の気持ちを届けたい」(堂本光一さん)、「コロナ禍の影響を受けた一年でしたが、そんななかでライブできたのも、支えてくれたスタッフや見に来てくださったファンのみなさんのおかげ。来年からもそんな思いに恩返しできたら」(堂本 剛さん)と、とにかく“感謝”という言葉が多く使われたのが印象的でした。

 

このほか、今年前半の朝ドラ「ちむどんどん」の主題歌を歌った三浦大知さんや、初出場となるBE:FIRSTのリハーサルの模様も披露されました。

↑初出場のBE:FIRSTのリハーサルの様子 (C)NHK

 

今年の紅白歌合戦は12月31日の午後7時20分からNHK総合ほか、NHK BS 4K、NHK BS 8K、NHKラジオ第1などで放送されますので、注目のアーティストたちのステージをお見逃しなく!

 

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8K画質の文化財に圧巻! NHK×東京国立博物館の取り組みが面白い「PBI TOKYO 2022」

世界の公共メディアのトップが一堂に会する国際会議PBI(国際公共放送会議)が11月16日より3日間の日程で開催されています。日本での開催は2009年の京都大会以来13年ぶりとなり、26の国と地域の31機関から59人が参加予定とのこと。

 

今年は世界初の公共放送であるイギリス・BBCが放送を開始してからちょうど100年となる節目の年であり、日本のNHKも3年後の2025年にラジオ放送開始から100年を迎えます。

 

初日となる16日には上野の東京国立博物館で開会式が開催され、PBI事務局長のDavid Jordan氏やNHK会長の前田晃伸氏が開会の挨拶を行いました。

↑開会式であいさつを述べるNHKの前田会長

 

前田会長は、今回のテーマである「“Public” Matters: 100 Years and Beyond (いま、なぜ“公共”か:これまでの100年、そしてこれから)」を挙げ、メディア環境が大きく変化するなか、公共メディアの役割や在り方について、今大会で議論されることを願うとコメント。

 

このほか、会場となった東京国立博物館の藤原 誠館長や、同館の学芸研究部調査研究課長の松嶋雅人氏が登壇し、東京国立博物館とNHKが共同で取り組んでいる文化財のデジタルアーカイブ化プロジェクトの様子が紹介されました。

 

8Kの超精細画質で撮影された文化財は、東京国立博物館創立150年記念 特別企画「未来の博物館」にて展示中。超大型のスクリーンに映し出された国宝「観音菩薩立像(救世観音)」や、マイクロLEDモニターで鮮やかに表示された国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」を、開会式に参加した世界各地のメディア関係者が興味深そうに見学していました。こうした最新技術を活用した文化財のデジタルアーカイブ化も、公共放送局に求められる社会活動の一環といえるでしょう。

↑8K映像と3DCGを駆使して映し出される国宝「観音菩薩立像(救世観音)」を見学する参加者

 

この特別企画「未来の博物館」は12月11日まで展示されていますので、東京国立博物館を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

↑特別企画「未来の博物館」は12月11日まで展示中

 

画像提供:NHK/東京国立博物館

香川照之が阿部寛を絶賛「阿部さんは日本一のコメディアン」ドラマ『スニッファー』続編で再タッグ

SPドラマ『スニッファー スペシャル』(NHK総合 3月21日(水・祝)後10・00)の試写会が3月12日(月)、渋谷・NHK放送センターで行われ、本作に出演する阿部寛、香川照之が登壇した。

 

 

ウクライナの人気ドラマをリメイクし、人並みはずれた特殊な嗅覚を持つ主人公・華岡(阿部)が、人情派刑事の小向(香川)と共に難事件を解決する犯罪捜査ドラマの続編。今回はオリジナル脚本、かつ高精細な8Kスペシャルバージョンで送る。

 

海外作品が原作ということで、前作では役作りに迷いがあったという阿部だが、今回はオリジナル脚本ということで「ある種、吹っ切れてこの役を作れました」と笑顔。

 

一方の香川は、前作は4K、今回は8Kカメラを使用した実験的な撮影に辟易ぎみで「前回は、とにかく撮影に時間がかかったので、もう2度とNHKはやらない!って思ったんですけど(笑)、1年も経たずに続編、しかも今度は8K。『スニッファー』でどんだけ実験するんだー!って(笑)」と怒りが爆発。その後も「現場ではカメラがとにかくご機嫌ナナメで、どれだけ待たされたか分からない。わがままな女優さんみたいでした(笑)」「8Kで何を撮ってるかと言ったら、50代の2人のシワを撮ってるんですよ!」と恨み節が止まらなかったが、最後に「でもドラマの内容は非常に面白いですから」と補足した上で、「出ますよ、NHK。特にEテレは出ますよ!(笑)」と、発言をきっちり訂正していた。

 

今回のSPドラマで再タッグを組んだ2人だが、「香川さんは僕の変化球をすべて受け止めてくださる」(阿部)、「阿部さんは日本一のコメディアンだと思う」(香川)とお互い大絶賛で、香川は「今回、阿部さんとあまり絡むことができなかったのが残念。『スニッファー』を“16K”で撮ることがあったら、ぜひ一緒のシーンをたくさん作ってほしいです(笑)」と次なる続編でのタッグを熱望していた。

 

 

 

「個人的に神回」“ベスト・オブ・おたま”やカスタマイズ法も紹介された「あさイチ」のおたま特集が話題

2月6日の「あさイチ」で、大人気コーナー「キッチングッズ向上委員会」の“おたま”編が放送され、「おたまのことめっちゃ好きになったわ」「おたまで45分って、あさイチすげぇ」と話題になっている。

出典画像:「あさイチ」公式サイトより。出典画像:「あさイチ」公式サイトより。

 

大手メーカーがおススメする「ベスト・オブ・おたま」とは?

まず番組では「ベスト・オブ・おたま」を決めるべく、新潟県・三条市にある大手キッチングッズメーカーを訪ねることに。出迎えてくれた企画開発部部長の山本知幸氏に「ベスト・オブ・おたま」を尋ねたところ、「オーバル型(楕円型)のおたま」との回答が。オーバル型おたまは、一般的に普及している「丸型」おたまに比べて“注ぎやすく”“すくいやすい”という特長があるのだとか。

 

リポーターの古野晶子アナウンサーがオーバル型おたまを使って水をすくってみたところ、「おたまを真上まで持っていかなくても液体がスーッと器に入る」と使いやすさを実感するシーンが。さらに「あさイチ」は、オーバル型のおたまが本当に使いやすいのかを検証。5歳と6歳の子どもによる、丸形とオーバル型それぞれの“30杯の水をよそうタイム”の計測が行われた。

 

5歳の子が丸形おたまで水をよそったところ、7分28秒という結果に。一方、オーバル型おたまを使ったところ7分8秒で、20秒の短縮に成功。6歳の子も丸形だと4分26秒かかっていたところ、オーバル型だと3分50秒で36秒の短縮に成功している。

 

このオーバル型おたまに対して視聴者からは、「最近スープジャーを使うようになってすくいにくくて毎回イライラしてた。オーバル型を買いに行こう」「ちょうど買い換えようと思ってたからオーバル型試してみるか~」「オーバル型おたま家にあったわ! カレーとかシチューの時に使ってるやつだ。確かに使いやすい!」「そういえばオーバル型のおたまを重宝してる。丸型も持ってるけど、気がつけばオーバル型ばかり使ってるなぁ」といった声が上がっている。

 

おたまの“カスタマイズ法”も大公開!

さらに番組内では、メーカーがおススメする“おたまのカスタマイズ法”も紹介。鍋の深さに合わせ、おたまの皿と柄のつなぎ目の角度を調整することで、疲れにくく快適におたまを使えるようになるのだとか。カスタマイズする目安は、「浅くて広い鍋」の場合は「通常より角度を広める」、「深めの鍋」の場合は「通常より角度を狭める」。カスタマイズする際、何度も曲げてしまうとおたまが劣化する可能性があるので注意しよう。

出典画像:「あさイチ」公式サイトより。出典画像:「あさイチ」公式サイトより。

 

今回のおたま特集は、「おたまで45分って贅沢な時間の使い方」「おたま一本で特集組むとか、やっぱあさイチはすごいな!」「おたま特集、個人的に神回だった」「黙々と観てしまった。たかがおたま、されどおたまだね」と大好評だったようす。MC陣の卒業が騒がれているが、これからも耳寄り情報を届けてほしいものだ。

「現代の流れに合っていない」 NHK「あさイチ」の“24時間営業”特集に様々な意見

1月31日放送の「あさイチ」では、近年見直されつつある“24時間営業”を特集。24時間営業から撤退する店舗も多いようだが、視聴者からは賛否両論の声が上がっている。

出典画像:「あさイチ」公式サイトより。出典画像:「あさイチ」公式サイトより。

 

“24時間営業”はなくなると困る?

番組によると、近年コンビニ業界で問題視されているのは人手不足。例えば売り上げから仕入れの代金を引いた“儲け”が450万円だとすると、そのうちの半分を本社に納めなくてはならないので、店長の手元にのこるのは225万円。そこから人件費100万円など諸々の経費を引くと、店長の収入は55万円になるという。

 

しかしこの“人件費100万円”というのは十年前の水準で、現在は人手不足により人件費が高騰。100万円で収まっていた店舗だと、今では120万円ほどにまで値上がりしているそうだ。そのためこのケースの場合、店長の収入は35万円。実際に生活が苦しくなってしまうコンビニ店長は多いようで、コンビニ研究家の田矢信二氏は人件費を削減するために深夜まで働く人もいると語っていた。

 

このような背景もあり、最近コンビニ業界では“24時間営業”を見直す動きが出てきた。例えばファミリーマートは一部店舗での営業時間短縮を検討していたり、ローソンも“無人レジ”の開発を進めて従来の営業スタイルを見直している。しかし田矢氏曰くコンビニが24時間営業を辞めるには様々な課題があるようで、「現状ではコンビニは“24時間”を前提で始まってます」「物流もすべて“24時間”を前提に全てのビジネスを考えてるわけです。だからやはりなかなか難しい。簡単ではないのかなと思いますね」とコメントしている。

 

24時間営業のコンビニが必要か否かを巡っては以前からネット上でも議論されており、今回の放送にも「24時間営業は働き方が見直されている現代の流れに合っていない」「店長が利益出せてないなら24時間営業なんか辞めてしまえ」「コンビニに限らず人間は深夜に働くな! もっと休め!」との声が寄せられた。

 

一方で「始めちゃったものは仕方ないというか… 今どこかの店舗が24時間営業を辞めても続けてる店舗が売り上げ独占するだけだよね」「24時間営業に需要がある社会をまずどうにかしないとただ単に不便になるだけ。実際今無くなると生活できないレベルで困る」「24時間営業を辞めたコンビニなんてスーパーの下位互換では?」との意見も。やはり既存のサービスをダウングレードするには、様々な困難がつきまといそうだ。

 

コンビニ各社は“無人化”も検討?

賛否の声が上がる24時間営業だが、業界最大手のセブン‐イレブンでも様々な対応が検討されている模様。現在大手コンビニ各社では「セルフレジ」の本格導入が検討されており、2025年までにレジの無人化を進めていくとのこと。そんななかでセブン‐イレブンは、2017年5月に韓国で“無人店舗”をオープン。静脈による生体認証で決済を行うシステムを採用し、新たな店舗スタイルとして注目を集めた。

 

一方でセブン‐イレブン・ジャパンの古屋一樹社長は、「週刊東洋経済」の取材に「(24時間営業を)見直すつもりはいっさいない」と回答。売上高の激減や「深夜の営業をやめると、昼間に作業負担が集中してしまう」といった理由から、今後も“24時間営業”というスタイルは崩さないようだ。

 

今後コンビニエンスストアはどのように変わっていくのか。店舗設備の技術革新とともに見守っていきたい。

佐藤健が永野芽郁を絶賛「大スターになる!」次期朝ドラ『半分、青い。』4月スタート

今年4月よりスタートする平成30年度前期 連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合ほか)のスタジオ取材会が行われ、主演の永野芽郁と、佐藤健が出席した。

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第98作の連続テレビ小説となる本作は、脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品。岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだが失敗を恐れないヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜けていく姿を描く。

 

ヒロイン・鈴愛を演じる永野は、「撮影に入って2か月、ようやく岐阜弁に慣れてきて、今では日常会話も岐阜弁になったりします」と。鈴愛の幼なじみ・萩尾律を演じる佐藤は、「手応えを感じまくってます。本当に面白い。期待してもらって大丈夫です」と早くも自信を見せた。

 

また佐藤は、「撮影中も永野さんは大スターになるんだろうな、たくさんの方に愛されて大ブレイクするんじゃないかなって思います」と永野を絶賛。永野は「何を言っているんだ!って思いました」と照れ笑いしながらも、「スターに言われたので、スターになれるのかなってちょっと期待しながら日々頑張ります」とはにかんだ。

 

さらに、鈴愛というキャラクターにゾッコンの佐藤は、「台本を読んだ時点で大好きになりました。極論、誰が演じてもある程度ブレイクするくらい魅力的なんだけど、永野さんが演じるということで、シンクロ率100%です」と熱弁。「ものすごくビッグな共演者の人を前にしても自分をしっかり持っていて、自分のペースで芝居している。大物なんだなと思いました」と、佐藤の“永野アゲ”は止まらない。

 

撮影の合間はリラックス法について聞かれ、「現場で撮った永野芽郁の動画を見ること」とまで言い切る佐藤に、永野も「感動しちゃった!」と照れ笑いを浮かべていた。

 

連続テレビ小説『半分、青い。』は、4月2日(月)から9月29日(土)まで全156回で放送予定。

“汚超腐人”っていったい何? NHKの番組で“腐女子”が取り上げられ大反響!

1月10日放送の「ねほりんぱほりん」では“腐女子”を特集。どちらかといえばお堅いイメージのあるNHKの番組で腐女子の生態が解説され、「やっぱこの番組めっちゃ攻めてるわ」と話題になった。

出典画像:「ねほりんぱほりん」公式サイトより出典画像:「ねほりんぱほりん」公式サイトより

 

序盤から腐女子用語が飛び交う番組

「ねほりんぱほりん」は山里亮太とYOUが人形の姿になって、ゲストと様々なトークを繰り広げる番組。一見ファンシーな番組だが、人形だからこそ話せる一般人ゲストとの赤裸々トークが人気を博してきた。

 

そんな同番組に今回は3人の腐女子が登場したのだが、トーク開始早々に“貴腐人”という用語が飛び出す。一言で腐女子といっても世代ごとで呼び名が違うらしく、ベテランの腐女子のことを貴腐人、さらに年を取ると“汚超腐人(おちょうふじん)”と呼ばれるのだとか。

 

さらに腐女子の1人がBL本について語っていた時に、「最高に気持ちが高まってアドレナリンが出てくると“尊い”ってなる」と解説。漫画などに描かれている男性キャラクター同士の絡みを見ていると、“尊い”という感情が芽生えるそうだ。

 

しかしなぜ彼女たちは男女の恋愛よりも男性と男性の恋愛に“尊さ”を感じるのか。腐女子の女性によると、例えばドラマで描かれるような男女の恋愛を見た場合「モテない自分を突きつけられてるっていう“辛さ”の方が勝ってしまって純粋に楽しめない」とのこと。とはいえ“恋愛要素”は楽しみたいため、「女をログアウトさせる」「(自分も)無関係な存在になって、イチャイチャする男2人の恋愛を温かく見守っていきたい」と語っている。

 

そして「私は壁になりたい」という名言も登場。これには視聴者の腐女子からも「“壁になりたい”はめっちゃわかる!」「自分という存在を消して推しカプを見守っていきたいよね」「ここが男性のオタクと腐女子の違い。男性は“嫁にしたい”って目線でヒロインを見るけど、我々は神の目線で男同士のカップリングを楽しむ」といった共感の声が相次いだ。

 

妄想力が豊かすぎる腐女子の“カップリング”

腐女子たちの嗜みとして有名なのが、“受け”や“攻め”といった言葉で関係性を妄想する“カップリング”。今回放送された「ねほりんぱほりん」でも、様々なカップリングが紹介されていた。

 

例えば童話「桃太郎」の場合、鬼が「やんちゃな受け」で桃太郎が「正義感押しつけ系の攻め」。またカップリングの対象になるのはキャラクターや人物にとどまらず、「から揚げ×レモン」の場合はレモンの“襲い受け”となるそうだ。

 

そのほか「電車×駅」は電車が攻めで、様々な電車が乗り入れる東京駅は「淫乱駅」に。レベルが高すぎるカップリングに、一般視聴者からは「もう普通の目線で電車と駅を見れない…」「桃太郎をBL化するのはさすがに業が深すぎる」「ちょっと何言ってるのかわからない(笑)」との声が続出。

 

一方で現役の腐女子からは「レモンはどう考えても攻めでしょ!」といった意見も。このようなすれ違いを“解釈違い”というようで、同番組の公式Twitterでは「番組に出てた腐女子の話に納得いかない。完全に解釈違い! でもしょうがないよね、100人いたら100通りの腐女子がいるんだから…」という使用例が紹介されていた。

草彅剛がNHK実録ドラマに記者役で出演決定

2018年1月27日(土)放送の『NHKスペシャル「未解決事件 file.06 赤報隊事件」』(NHK総合)に、草彅剛が出演することが分かった。

1217_TVLIFE01©NHK

 

日本中に大きな衝撃を与え、今なお生々しい記憶を残す「未解決事件」を徹底検証し、未来へのカギを探るシリーズ第6弾。今回は、30年前に日本を震撼させた“言論へのテロ事件”「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」に迫る。草彅は、2018年1月27日(土)に放送する赤報隊事件を扱った実録ドラマで朝日新聞特命取材班の記者を演じる。

 

同シリーズのスピンオフ『未解決事件・追跡プロジェクト』(2015年)でナビゲーターも務めたことがある草彅は、「実録ドラマへの出演ということで楽しみです。阪神支局の事件が起きた時、僕は中学生でした。事件について詳しく知らなかったのですが、知れば知るほど、自由にモノが言える自由な社会とは何か、考えるようになりました」とコメント。また、「この社会に暮らしている1人として、ドラマを通して少しでも皆さんに考えてもらうきっかけが作れたらいいなと思っています」とメッセージを送っている。

 

「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」は、1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に突如、目出し帽の男が進入し散弾銃を発砲。記者2名が死傷し、その後、全国各地の朝日新聞関連施設を襲撃、爆破未遂、そして中曽根・竹下元首相への脅迫や、リクルート元会長宅への銃撃など事件は全国に拡大。のべ50万人の捜査員が投入されたが、13年前、全ての事件が未解決のまま時効を迎えた。

 

番組ではNHKが入手した極秘資料や関係者の証言を基に、「実録ドラマ」で知られざる事件の闇に迫る。実録ドラマには、草彅のほか上地雄輔も出演。『NHKスペシャル「未解決事件 file.06 赤報隊事件」』(NHK総合)は、2018年1月27日(土)後7時30分より『第1夜~実録ドラマ~』を、1月28日(日)後9時には、『第2夜~ドキュメンタリー~』を放送する。

 

 

鈴木亮平、柴咲コウからの浜松みかんに感激「つやつやで丸くて立派」大河主演がバトンタッチ

毎年恒例の大河ドラマ主演バトンタッチセレモニーが11月30日(木)に行われ、12月17日(日)に最終回を迎える『おんな城主 直虎』主演の柴咲コウから、来年1月7日(日)スタートの『西郷どん』鈴木亮平へ主役のバトンがつながれた。

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『西郷どん』のセット内で行われた会見。1年以上に渡る撮影を終え、先月10月にクランクアップを迎えた柴咲は「夢中にやっていたらあっという間に終わっていました。鈴木さんも楽しみながら撮影してください」と鈴木にエール。鈴木から演じる上で気を付けることを質問されると、「集中力を保つことが大事」とし、「私の場合は、狭い部屋に引っ越しをして、せりふを覚えて寝ることしかできないようにしました」とアドバイス。想像の斜め上を行く回答に困惑ぎみの鈴木は「…なるほど!」と苦笑いを浮かべつつ「なるべく狭い空間にいるようにします!」と先輩の教えを頭に叩き込んでいた。

 

この日は、毎回おなじみの物々交換も。ドラマゆかりの地にちなみ、柴咲は「静岡県浜松市のみかん」、鈴木は「薩摩切子」を送り合った。「つやつやで丸くて立派で、ビタミンがたくさん取れそう」とみかんに感激の鈴木は、「こたつにみかんは冬の風物詩。日曜は(撮影が)休みなので、こたつにみかんで放送を見たいと思います」と笑顔。いっぽうの柴咲も、「もともと切子が好きで自分でも買うほどなんですが、これはモダンな形で柄もきれい」とうれしそうに何度もグラスを覗いていた。また、スタッフたっての希望で、急きょ巨大なさつまいもも鈴木から柴咲にプレゼントされることになり、さつまいもをはさんでのツーショットに会場は大爆笑だった。

 

『直虎』も残すところあと3話。ドラマの見どころを聞かれた柴咲は「諦めるという1つの形をとった直虎だけど、また万千代ひいては徳川に共鳴して、また改めて覚悟を決めることになるんです。最後まで見守っていただけたらうれしいです」とメッセージ。

 

『西郷どん』放送スタートまで約1か月となった鈴木は「『西郷どん』の西郷隆盛は、とにかくよく笑って泣いて走って、そんなエネルギッシュな人になっています。あんなに体の大きな人が必死になって走り回ってるんだから、月曜から私も頑張ろうって思ってもらえるドラマになっていると自信を持っています」と胸を張り、「ぜひ2017年は『直虎』、2018年からは『西郷どん』をよろしくお願いします」と締めくくった。

 

『おんな城主 直虎』は、毎週(日)後8・00よりNHK総合ほかにて放送。『西郷どん』は、2018年1月7日(日)スタート。

「スタッフは何故に擬人化しようと思ったのか」 NHK「あさイチ」が“ブドウの品種”を擬人化して話題に!

11月15日の「あさイチ」(NHK)で「1000円ワイン特集」が放送され、「ブドウの品種をキャラ化とかwww」「恋愛ゲームみたいだな… 声は声優さんなの?」と話題になっている。

出典画像:「あさイチ」公式インスタグラムより出典画像:「あさイチ」公式インスタグラムより

 

ブドウの品種を擬人化して選びやすく!

同放送では、16日のボージョレ・ヌーボーの解禁日に合わせてワインを特集することに。日本はいまワイン黄金期らしく、消費量は過去最高を記録している。そんなワインブームをけん引しているのが“1000円ワイン”の存在。スーパーやコンビニには1000円前後で買えるワインが並び、人気を博しているそうだ。

 

しかし、ワインには種類が多く、自分の好きな味の選び方がわからないといった悩みを抱える人も…。そこで「あさイチ」は“ブドウの品種を擬人化”。ワインの香りや味わい、特徴をイメージしやすくして、自分と相性の良いワインの選び方を紹介することに。

 

まず“赤ワイン編”では3人のイケメンが登場。渋みと酸味が強くて骨格がしっかりしている「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、マッチョで渋イケメンのキャラに。さらに、渋みと酸味がほどよく優し目で、しっかりとした果実味で口の中を包み込んでくれる「メルロー」は、包容力のある優しいイケメンとして登場。ほかに、酸味がしっかりしていて渋みは少なく、上品ですっきりとした味わいで、バラの残り香も特徴的な「ピノ・ノワール」は、インテリ系の貴公子イケメンに。

 

さらに“白ワイン編”にもイケメンが3人登場。酸味がしっかりしていて果実味がほど良い「シャルドネ」は、さわやか優等生に。ハーブとグレープフルーツの香りがして、酸味と果実味がしっかりしている「ソーヴィニヨン・ブラン」は爽快系イケメン。果実味が強く、甘い口当たりの「リースリング」は弟キャラクターの癒やし系イケメンとなって登場した。

 

まさかのブドウの擬人化に、視聴者からは「さすがあさイチ、攻め攻めですなー!」「スタッフは何故に擬人化しようと思ったのかがいちばん知りたい」「高貴ロン毛眼鏡のピノ・ノワールが好み!」「ブドウ品種の擬人化とかww でもわかりやすいわぁ」「カベルネさんがいいです」「まさかの2次元で思わず見入ってしまった」「シャルドネくんとソーヴィニヨンくんがツートップです!」といった好評の声が上がっている。

 

擬人化ブドウの声優はダレ?

好評を博したワイン擬人化だったが、視聴者からは「擬人化覚えやすくていいね! 声優さん情報下さい」「ブドウ擬人化の声優特定まだなの?」「聞き覚えある声なのにわかんない! 早く特定してください、声優探偵たち!」といった声も。

 

ブドウたちのCVは「あさイチ」のインスタグラムで発表され、「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「シャルドネ」は阿座上洋平、「メルロー」と「ソーヴィニヨン・ブラン」は私市淳、「ピノ・ノワール」と「リースリング」は金本涼輔であることが判明している。

内山理名、亡き父に「もっと早く『ありがとう』と言えばよかった…」

11月24日(金)スタートのドラマ10『マチ工場のオンナ』(NHK総合)の試写会が行われ、主演の内山理名、舘ひろし、竹中直人、柳沢慎吾、永井大が登壇した。

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諏訪貴子の「町工場の娘」をドラマ化した本作は、32歳の専業主婦・有元光(内山)が父の残した町工場の社長となり、主婦目線の現実処理能力と決断力で社長として奮闘する姿を描く。

 

主人公の光を演じる内山は「この物語では、ものすごいことがどんどん起きていくので、私はできるだけ毎日明るくいようと思って撮影に臨みました」と。光の父で町工場、ダリア精機の社長・泰造役の舘は、「とにかく内山さんが素晴らしくて、彼女のお芝居にただついて行けばいいという感じで撮影できました」と“娘”を讃えた。

 

工場のベテラン職人・勝俣役の竹中は、「みんな8月末から11月の半ばぐらいまでずっと一緒だったので、別れるのが寂しくなるような楽しい現場でした」と笑顔。同じく職人・花田役の柳沢は、試写会を見終えた報道陣に「内山さんのお芝居見ました!? あの泣いちゃうところ! あそこ、僕スタジオで絶賛しました!」と興奮気味にまくしたてた。

 

光の夫・有元大役の永井は「自分自身も5月に息子が誕生しまして、息子が生まれてから初の父親役ということで、自分にとってもすごく思い出深い作品になりました」としみじみ。「子育てに奮闘する光を見守りながら、協力し合いながら、そして仕事をしていく光を後押ししながらという中で、リアルに夫婦間の葛藤もすごくリアルな感じでできているんじゃないかなと思います」と語った。

 

また、役柄との共通点について聞かれた内山は、「私も小さいころ父親のことをそんなに好きではなくて…。でも、亡くなってから父親のことを知ることが多くなって大好きになりました」と。「亡くなった後に知ったんですが、(父の)お財布の中に私のテレフォンカードとかがたくさん入っていたんです」と明かし、「『私のことあまり好きじゃないのかな?』と思っていたんですけど、もっと早くに『ありがとう』と言っておけばよかった。光も父親のことが大好きで仕方なくて、『大嫌い』と言うほど大好きなのかなと思います」と共感していた。

 

ドラマ10『マチ工場のオンナ』
11月24日(金)スタート
NHK総合 毎週(金)後10:00~10:49(全7回)

 

原作:諏訪貴子「町工場の娘」
脚本:大島里美
制作統括:吉永証
主題歌:松田聖子「新しい明日」
出演:内山理名、永井大、市毛良枝、村上淳、忍成修吾、
苅谷俊介、柳沢慎吾、竹中直人、舘ひろしほか

 

<第1話あらすじ>
2004年、32才の専業主婦の光(内山)は、自動車部品メーカーに勤める夫・大(永井)と息子・航太の3人で名古屋郊外に暮らしていた。ある日、光の父で町工場の社長の泰造(舘)が突然倒れる。余命数日のガンだった。ショックを受ける母・百合子(市毛)や職人の勝俣(竹中)・純三(柳沢)たち。光は会社存続のため重要書類や印鑑を探すが、光に社長を継がせる気がない泰造は、教えようとしない。

 

 

志村けんが『志村けんin探偵佐平60歳』で迷探偵に!ドラマ仕立てのSPコントに挑戦

志村けんが出演するスペシャルコント『志村けんin探偵佐平60歳』(NHK総合)が2018年1月2日(火)に放送される。

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さまざまなコントで日本中を沸かせてきた志村が、作家・樋口有介氏のユーモア・ハードボイルドの隠れた名作「木野塚探偵事務所だ」を原作にしたコントに挑戦。志村は、経理一筋、警視庁勤続37年の主人公・木野塚佐平に扮し、世紀の難事件に挑む。

 

定年退職した佐平(志村)は、長年の夢、フィリップ・マーロウばりの“ハードボイルドな探偵”になるべく、頭の上がらない妻(岸本加世子)黙認のもと探偵事務所を開設。“グラマラスな女性”を条件に秘書を募集、理想とはほど遠いが頭の切れる梅谷(伊藤沙莉)を雇う。そんなある日、往年の大女優(高橋惠子)から誘拐事件解決の依頼が。ワイシャツにサスペンダー、トレンチコートに帽子を身につけた佐平の珍捜査迷推理が始まる。

 

スペシャルコント『志村けんin探偵佐平60歳』

2018年1月2日(火)後9・00~10・00 NHK総合

 

原作:樋口有介「木野塚探偵事務所だ」
出演:志村けん、高橋惠子、岸本加世子、伊藤沙莉ほか
制作統括:水高満、西村崇、田ノ頭洋一
演出:吉田照幸

 

©NHK

 

 

 

日本の歴史が変わる!? ランキング急上昇の歴史本に注目の声が集まったAmazon「本」ランキング(11月2日付け)

現在世間で注目を浴びている商品が一目で分かるAmazon「人気度ランキング」。今回は「本」のランキングを紹介していこう。(集計日:11月2日、夕方)

 

縄文人はタネをまいていた!? 斬新な切り口の書籍が注目度急上昇

1位『Lis Oeuf♪』vol.7(エムオン・エンタテインメント・刊/1,296円)

 

2位『シニア ビューティメイク』(えがお写真館、赤坂渉・著/扶桑社・刊/1,080円)

 

3位『身の丈にあった勉強法』(菅広文・著/幻冬舎・刊/1,404円)

 

4位『ブルーム スクイーズ コレクションブック – 限定! 「レインボー牛乳ひたしパン」つき』(株式会社ブルーム・著/ワニブックス・刊/3,240円)

 

5位『タネをまく縄文人: 最新科学が覆す農耕の起源』(小畑弘己・著/吉川弘文館・刊/1,836円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

同書は、狩猟・採集で生計を立てていたとされる縄文人が、実は栽培もしていたのではないかと論じている。発売されたのは一昨年だが、ここにきて「売れ筋ランキング」が急上昇。

 

11月1日に古代歴史文化に関する優れた書籍を表彰する「第5回古代歴史文化賞」が行われ、同書が大賞に選ばれたことから売上が急に伸びたよう。ネット上では「図書館のは貸出中だったよ」「これまた斬新な学説が出てきたな(笑)興味深い!」「面白そうなので是非読んでみたい。大きい書店に行けばあるかな?」「タネをまく縄文人が本当なら大事件だよ!」「まとめられた方に感謝」といった反響が起こっている。

 

「育児に悩むパパママにオススメの一冊」って? ニュースサイトに掲載されて大反響

6位『これからの日本、これからの教育』(前川喜平、寺脇研・著/筑摩書房/929円)

 

7位『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- 公式原画集』(電撃攻略本編集部・編/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス・刊/3,240円)

 

8位『フツーのサラリーマンですが、不動産投資の儲け方を教えてください!』(寺尾恵介・著/ぱる出版/1,620円)

 

9位『幸せの神様に愛される生き方』(白駒妃登美・著/扶桑社/1,620円)

 

10位『ママは悪くない! 子育ては“科学の知恵”でラクになる』(ふじいまさこ・著、NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」取材班・監修/主婦と生活社・刊/1,080円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

産後の“イライラ”や夫に対する“不満”、子育て中の“孤独感”などを取り上げ大反響を呼んだ、2016年放送のNHKスペシャル番組「ママたちが非常事態!?」。同書はこの番組を漫画化した一冊になっている。

 

発売されたのは2016年12月だが、IT系総合ニュースサイト「Impress Watch」の記事によって再注目されたよう。11月2日の朝に、「Impress Watch」が「育児に悩むパパママにオススメの一冊」として同書を紹介する記事を掲載したため売上が伸びたとみられる。

 

Amazonランキングを見ると、自分からは手に取らないようなジャンルの面白そうな本がてんこ盛り。「タネをまく縄文人」が事実だと実証されると、歴史の教科書の記述が変わるかも!? 今後の動向に注目したい。

「あれだけ荒れたのに」 アニメファンがNHKの「好きなアニメキャラクター投票」を心配する理由とは?

12月31日から1月1日の年の瀬にかけて、NHKのBSプレミアムが「ニッポンアニメ100『あけおめ!声優大集合』」を放送。同番組では「好きなアニメキャラクター投票」結果も発表されるのだが、同ランキングがアニメファンの間で物議を醸している。

出典画像:「ニッポンアニメ100」特設サイトより出典画像:「ニッポンアニメ100」特設サイトより

 

「好きなアニメキャラクター投票」が受付を開始!

2017年は、日本でアニメーションが公開されてから100年の記念すべき年。そこでNHKでは「ニッポンアニメ100」と題して様々な関連番組を放送してきた。「ニッポンアニメ100『あけおめ!声優大集合』」は、そんな2017年の締めくくりとして放送される番組。今回は日本のアニメと切っても切れない「声優」に焦点を当て、「生アフレコ」や「声あてクイズ」などが行われる。

 

中でも注目を集めているのが、「好きなアニメキャラクター投票」。10月20日から11月19日まで投票を受け付けており、アニメファンが選ぶ「もう一度声を聞きたいアニメキャラクター」を集計している。

 

また、キャラクターだけでなく好きな“台詞”も集計。特設サイトには「投票したセリフがスタジオで聞けるかも?」と掲載されており、こちらも放送当日に発表されるようだ。この企画にSNSなどでは「これは結果が気になる!」と期待を寄せる人が続出。しかし一部アニメファンからは“組織票”を心配する声も少なくない。

 

5月の“アニメランキング”は大荒れ?

「ニッポンアニメ100」では、これまでも様々なランキングを集計してきた。今年5月には「ベスト・アニメ100」を発表。1位「TIGER & BUNNY」、2位「劇場版 TIGER & BUNNY The Rising」、3位「魔法少女まどか☆マギカ」という結果になっている。

 

しかしこの時のランキングには、「劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning(6位)」や「コードギアス 反逆のルルーシュ(7位)」、「おそ松さん(10位)」といった女性に人気な作品が数多く入っておりアニメファンの間で物議をかもした。いずれも男女ともに楽しめる作品なのだが、「これ絶対腐女子の組織票だろ」「こんなランキングは認めん」との声が相次いだ。

 

そして「ラブライブ!」の関連作品も、1期(4位)・2期(5位)・劇場版(9位)とトップ10に3作品がランクイン。この結果も「完全にボタン連打勢だけのランキングになってるやん」「これじゃあ人気ランキングじゃなくて暇人ランキング」といった不満を加速させ、ランキング発表後は大いに荒れた。

 

その為今回の「好きなアニメキャラクター投票」にも、「また“組織票”で偏ったランキングになるのでは?」「アニメランキングであれだけ荒れたのによくやるな…」との声が。一応今回の投票は「1人につき5キャラクターまで」「投票1回につき、1キャラクター」というレギュレーションが定められているのだが、果たしてどのようなランキングが発表されるのだろうか。