Nothing Phone(3a)シリーズ、公式プロモ動画が流出? 新たなAI機能も確認

英Nothing製最新スマートフォン「Phone(3a)」と「Phone(3a) Pro」の公式プロモーションと称される動画が流出し、主要なスペックが確認されました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。新製品の発表が迫ってきました

 

著名リークアカウント@MysteryLupinは、公式と思われるプロモーションビデオをXにて共有しました。そこではデザインのみならず、細かなスペックも説明されています。

これによれば、Phone(3a) Proの背面には50MPのメインカメラ(OIS(光学式手ぶれ補正)付き)、50MPの3倍望遠カメラ(OIS付き)、8MPの超広角カメラが搭載。そして自撮りやビデオ通話用の前面カメラが50MPとのことです。以上のスペックは、先日のリーク情報 とほぼ一致しています。

 

また、Nothingが意味深にチラ見せしていた謎のボタンも紹介されています。このボタンは1回押すと音声アシスタントが起動し、2回押すと「Essential Space」と呼ばれる新機能が起動。これは「コンテンツを整理し、アクションポイントを生成する」と強調されており、リマインダーのような機能と思われます。

 

さらに、搭載チップはクアルコムのSnapdragon 7s Gen 3、画面は120Hz対応、ピーク輝度は3000ニト、サイズは.677インチだと確認されています。

 

2つ目の動画は、より安価な Phone(3a)を詳しく説明するものです。搭載チップとディスプレイ、背面メインカメラと超広角カメラ、新たなボタン搭載もProモデルと同じです。異なるのは、望遠カメラが50MPながら2倍ズームに留まること、前面カメラが32MPの2つです。

 

ほか新機能としては、両モデルとも「TrueLens Engine 3.0」を搭載し、AI処理とマルチフレーム技術による優れた写真が撮影できるとのこと。Phone (3a) Proは6倍のロスレスズームと望遠カメラによるマクロ撮影に対応し、Phone (3a)は4倍のロスレスズームが可能と述べられています。

 

Nothingは3月4日、スペイン・バルセロナで開催されるMWCにてPhone(3a)シリーズの詳細を発表するとみられています。ほぼ全ての情報は分かった印象がありますが、あとは価格や発売日が気になるところです。

Source:@MysteryLupin(X)
via:Android Police

発表間近のNothing Phone(3a)/Pro、ほぼ全スペックが判明?

英テクノロジー企業のNothingは、3月4日に新型スマートフォン「Phone(3a)」と「Phone (3a) Pro」の2機種を発表する予定です。これら2つに関する噂が相次ぐなか、スペックに関するさらなる詳細がリークされました。

↑Timon/Adobe Stockより。3月4日に新製品の発表が予定されていますが……

 

インドのスマホ情報サイトSmartPrixによると、Phone(3a)とPhone (3a) Proはほぼ同じ仕様のようです。どちらも4nmプロセスのSoC「Snapdragon 7s Gen 3」、最大120Hz対応の6.7インチ有機ELディスプレイ、防塵・防滴性能はIP64 規格、バッテリー容量は5000mAh、50MPのメインカメラ、8MPの超広角カメラといったところです。

 

ただし、異なるのは3つ目の背面カメラです。Phone(3a)には2倍の望遠カメラが搭載されるのに対して、Phone(3a) Proにはソニー製のLytia LYT-600センサーが使われ、3倍の光学ズーム望遠カメラが搭載されるそうです。

 

サイズに関しては、どちらも前モデルのNothing Phone(2a)とほぼ同じとのことです。インドでは、Phone(3a)は2万5000ルピー(約4万3000円)未満、Phone(3a) Proは3万ルピー(約5万2000円)と伝えられています。

 

ほか、Nothingは両機種に謎の新ボタンが搭載されることを仄めかしており、iPhone 16シリーズのカメラコントロールボタンのようにカメラ専用ボタンだと推測されています。お手ごろ価格でそこそこの性能があり、望遠カメラも扱いやすいスマホになると期待できそうです。

Source:SmartPrix
via:GSMArena