スイスイ走れるOnの新作ランシュー「Cloudsurfer Next」

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、汎用性が高く軽快なライド感の新作ランニングシューズ「Cloudsurfer Next(クラウドサーファー ネクスト)」が登場。

 

ランニング初心者にもおすすめな一足ですぞ

本作は、Onの主要なパフォーマンスランニングモデルのひとつである「Cloudgo (クラウドゴー)」のミッドソールを、 CloudTec Phaseにアップグレード。インラインモデルの「Cloudsurfer (クラウドサーファー)」よりもさらに滑らかで 汎用性が高く、「あなたも、スイスイ走れる」をコンセプトに、普段のランニングをよりスムーズに感じられ、ランニング初心者にもおすすめな一足です。

↑On「Cloudsurfer Next」1万8700円(税込)

 

クッション性と軽快なライド感が特徴のCloudTec Phaseと、前足部の特徴的なロッカー構造が力強い蹴り出しをサポート。また、足全体を優しく包み込むようにフィットするアッパーは、しっかりと足をホールドし、快適性が持続するプ レミアムな履き心地です。

↑エンジニアードメッシュアッパーは軽量で通気性に優れ、OnのレーシングモデルCloudboomシリーズから着想を得て設計

 

快適な履き心地と推進力で、毎日のランニングに最適なCloudsurfer Nextは、8月1日から全国の取扱店舗とOnのオフィシャルオンラインショップ、およびOn Tokyoにて発売します。また、同日からワイドモデル 「Cloudsurfer Next Wide」も展開。

 

 

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Onとatmosによる限定エディション「ザ・ロジャー クラブハウス プロ アトモス」

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、スニーカーセレクトショップatmos(アトモス)とのコラボレーションによって生まれた 「THE ROGER Clubhouse Pro atmos(ザ・ロジャー クラブハウス プロ アトモス)」を、atmos各店、オフィシャルオンラインストアおよびOn Tokyo、On公式アプリにて発売。

 

オフコートにも対応する快適な履き心地

THE ROGER Clubhouse Pro atmosは、アッパーにセピア系のアースカラー、インソールにはatmosのロゴを配した芝生柄のプリントを組み合わせた限定エディションです。これはテニスのルーツに敬意を表し、テニスが貴族たちの間で親しまれていた時代のグラスコートから着想を得ています。さらに、今回のコラボレーションでは芝生柄がプリントされた限定ボックス付き。

↑「THE ROGER Clubhouse Pro atmos」1万9850円(税込)

 

また、THE ROGER Clubhouse Proは、カジュアルでありながら競技用のテニスシューズとして、今年3月に発売した初のオールコート用モデルです。ミッドソールにHelionスーパーフォームを採用し、コートを自在に動ける機能性と、 オフコートにも対応する快適な履き心地が両立した一足。

↑ソールに隠されたOnの特許技術であるCloudTecが抜群のクッション性を発揮し、弾むような履き心地を楽しめます

 

 

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スポーツウェアの廃棄物削減を目的とした、Onの循環型プログラム「Cyclon」に新作が登場

スイスのスポーツブランド「On(オン)」 は、スポーツウェアの廃棄物削減を目的とした循環型プログラム「Cyclon(サイクロン)」に2つの新作モデル 「Cloudrise Cyclon(クラウドライズ サイクロン)」と「Cloudeasy Cyclon(クラウドイージー サイクロン)」が、2024年5月21日より加わることを発表。

 

日常のランニングとジムや普段使いに適したシューズ

Onは、2022年に世界初のリサイクル可能なランニングシューズ「Cloudneo(クラウドネオ)」を発表し、世界中のランナーへサブスクリプションサービスを通じて提供しています。本サービスに登録しているランナーは、約6か月ごとに新しいシューズを受け取り、履き古したシューズをOnへ返送することで、回収したシューズの素材がリサイクルされ、廃棄物削減に貢献することができます。

 

今回発表した、Cloudrise Cyclonは、現在発売中のパフォーマンス・ランニングシューズCloudneoと同様、2種類の高品質で高性能なポリアミドから設計されています。アッパー部分は90%がトウゴマから作られた植物由来の素材(PA11)、ソール部分には同じく30%以上が植物由来の素材(Pebax)が使われており、リサイクルが可能になってい ます。また、2層構造のCloudTecでクッション性に優れ、アッパーは様々な足型に合う幅広のフィット感が特徴になっており、ニュートラルな走り心地で日々のランニングシーンで活躍する一足です。

↑「Cloudrise Cyclon」月額3380円(税込)

 

Cloudeasy Cyclonは、リサイクル可能なだけでなく、新たなアッパー素材が採用されています。Onは、この素材開発のために、リサイクルPETプラスチックとポリエステル繊維の技術革新で世界をリードするLoop Industries社と提携。シューズ業界で、このLoop Industries社の技術を使用した製品を発表する初の企業となります。

 

アッパーはこのInfinite Loop技術によって、100%リサイクル・ポリエステル繊維の糸で作られています。繊維から繊維の循環を可能にするLoop PETの開発により、ポリエステル繊維の廃棄物を再び新しいシューズのアッパーに使用することが可能となります。そして、シューズのソールには、ISCC PLUS認証を受けたEVAを採用し、その半分は廃油から作られた植物由来の原材料から作られています。また、ハーフのSpeedboardが安定したライド感をもたらし、ジムなどでのトレーニングシーンや、普段使いにぴったりの一足となっています。

↑「Cloudeasy Cyclon」月額3380円(税込)

 

日常のランニングに適したCloudrise Cyclon、ジムや普段使いに適したCloudeasy Cyclonは、5月21日からオフィシャルオンラインショップより申し込み可能です。

 

 

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Onがブランド初となるトレーニングシューズをドロップ! その名も「クラウドパルス」

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、ブランド初となるトレーニングシューズ「Cloudpulse (クラウドパルス)」を、2024年3月7日からOnオフィシャルオンラインショップ、On Tokyoおよび全国の取扱店にて発売します。

 

柔軟性と安定感がグッドバランス!

Cloudpulseは、ジムでのトレーニングにおいて重要な、優れた柔軟性と安定感抜群のブランド初のトレーニング向けに開発された一足です。Helionスーパーフォーム製のミッドソールが軽く弾むような着地感と最大級のエネルギーリターンを生み出し、アウ トソールの前足部分に施したラバーであらゆる角度の動きでもグリップ性を発揮します。

↑「クラウドパルス」1万8480円(税込)※メンズ用

 

↑「クラウドパルス」1万8480円(税込)※ウィメンズ用

 

ヒールカウンターと一体化したSpeedboardが、横方向の動きにもしっかりサポート。ワークアウト時の姿勢を保ち、安定感をもたらします。通気性に優れた再生ポリエステルを100%使用したメッシュアッパーは、汗と湿気を逃します。かかとからアッパーにかけてのサポート力が高い本作は、全神経をトレーニングに集中することができます。

↑サイズ展開は25.0〜32.0cm(メンズ)、22.0〜28.0cm(ウィメンズ)

 

 

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音楽、ランニング、カルチャー、アスリートによる本格的なマラソンコーチングまで。ポップアップスペース「On Energy Hub 」

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、2024年3月1日から3月3日まで、日本橋兜町にて、ポップアップスペース「On Energy Hub (オン エナジー ハブ)」をオープン。

 

3日間を通して様々なコンテンツを用意!

On Energy Hubは、「ランナーがエネルギーを補給するための実験的な空間」をコンセプトに掲げています。開催期間中は、科学的に裏付けられた、ランニングに最適なオリジナルサウンドトラックを聴きながら、Onの最新ランニングシューズやアパレルの試着が可能。その他、開催地である日本橋兜町に出店しているショップとのコラボレーションとして、走った後にはコーヒーを楽しむことができるランニングイベントも開催します。加えて会期中には、2023年からパートナーシップを結んでいる「SUBARU 陸上競技部」を招き、トーク&ランニングセッションも実施。

 

また、ロンドンを拠点に活動する新鋭クリエイティブエージェンシー「ASPEKT (アスペクト)」による写真展も開催します。本展示は “Through Our Lens”と称し、ASPEKTの創設メンバーである3名による写真、映像、そしてサウンドインスタレーション で構成されたランニングとそれを取り巻く文化を表現したもの。3日間を通して、世界中のランナーたちと交流ができる、様々なコンテンツを用意します。

 

音楽、ランニング、カルチャーをテーマにしたエキジビションから、アスリートによる本格的なマラソンコーチングまで、さまざまな角度から「走ること」を堪能することができるポップアップスペースとなっています。

 

【開催期間】2024年3月1日 7:30〜21:30

3月2日 7:30〜20:00

3月3日 9:30〜19:00

【開催場所】景色/Keshiki(東京都中央区日本橋兜町6-5)

■タイムテーブルに関してはコチラ

https://energyhub-tokyo.events.on-running.com/

Onの新作「Cloudmonster 2」。モンスター級のクッショニングと高いエネルギーリターンがアップデート!

スイスのスポーツブランド「On(オン)」を代表するモデル「Cloudmonster(クラウドモンスター)」は、モンスター級のクッショニングと高いエネルギーリターンで人気を得ています。2022年の発売以来、より高いクッション性と反発性、パフォーマンス性をアップデートした新作「Cloudmonster 2」を、2月22日からOnオフィシャルオンラインショップ、On Tokyoおよび全国の取扱店にて発売します。

 

クラウドモンスターファミリーの追加モデル

Cloudmonster 2は、汎用性が非常に高く、あらゆるランナーに向けてより高いパフォーマンスが発揮できるよう、前作に比べてシューズ全体がアップデート。前作よりも軽量で反発性の高いナイロンミックス製のSpeedboardが搭載され、アッパーにはリサイクルポリエステルを100%使用したエンジニアードメッシュを採用していることで、ストレスのない快適な履き心地の一足が誕生しました。

↑「Cloudmonster 2」2万1780円(税込)
↑本作のCloudTecソールは、密度の異なる二層構造のHelionスーパーフォームが採用されています。前足部にかけて厚く配置された上層フォームが高い反発力を維持しながら、下層部分のフォームでよりソフトなクッション性と衝撃吸収を実現

 

そのほか、科学、音楽、ランニングパフォーマンスを融合させた特別キャンペーンを実施。このキャンペーンでは、科学的知見に基づいてランナーのために楽曲を制作しました。この制作では、Onが提供するランニング・コミュニティのフィードバックを独自に取り入れて、ランナーへ走るためのエネルギーを与えます。

 

Onがパートナーと制作した楽曲が配信されるだけでなく、日本橋兜町では3月1日から3月3日の期間、ポップアップス ペース 「Energy Hub(エナジーハブ)」 がオープン。ランナーが音楽・カルチャーを感じながら、エネルギーを補給できる空間になっています。

 

 

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Onの新作「Cloudtilt」はルックス良し!履き心地も良し!な快適なシューズ

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、快適なクッション性、快適な履き心地をサポートするCloudTec Phaseを採用した初のスニーカーラインである新作モデル「Cloudtilt(クラウドティルト)」を、Onオフィシャルオンラインショップ、On Tokyoおよび全国の取扱店にて発売中。

 

履き心地とスタイリングの共存!

Cloudtilitは、LOEWEとのコラボレーションモデル「Cloudtilt LOEWE」として2023年10月より先行発売され、ファッションアイテムとして注目を集めました。定番モデルとして発売する本作も、極上のクッショニングで長時間のウォーキングなどにも快適な、軽量シューズとして機能はそのままに、履き心地とスタイリングを両立。

↑「Cloudtilt」1万9850円(税込)

 

本作に搭載しているCloudTec Phaseは、Onのパフォーマンスランニングモデルにも採用している、高度なコンピューター解析によって編み出されたソール構造で、スムーズな重心移動を実現。

↑よりクッション性を高め、滑らかで軽やかな足取りをサポートできるよう、足全体にかかる歩行ストレスを緻密に分析し、ウォーキングに適した快適なデザインに仕上げています

 

また、アッパーとシュータンを一体化させたソックス構造と、靴ひもを結ぶ必要のないスピードレースを採用しているので、着脱がスムーズに。サステナビリティの観点においては、100%再生ポリエステル製のメッシュアッパーで、原液着色法により水使用量を従来比で95%削減しています。

 

 

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華やかな一年の幕開けを祝う! On「クラウドモンスター」の春節エディション

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、 「Cloudmonster (クラウドモンスター) 」の春節エディションを、2024年1月4日からOn Tokyo、On オフィシャルオンラインショップ、atmos全国7店舗およびatmos オンラインショップにて数量限定発売します。

 

辰年の龍に関連のあるディテールをデザイン

On最大級のCloudTecを備えたクラウドモンスターの春節エディションは、圧倒的なクッショニングはそのままに、辰年の龍に関連のあるディテールをあしらっています。アッパーに配された細かな文字は、龍の簡体字「龙」。幸運を象徴するカラーと組み合わせて、華やかな一年の幕開けを祝います。

↑「クラウドモンスター」2万1780円(税込)

 

↑「クラウドモンスター」2万1780円(税込)

 

モンスター級の心地よさと本格的なランニングパフォーマンスが融合したクラウドモンスターは、Helionスーパーフォームを採用し、超ソフトな着地を実現。足を入れた瞬間から続く快適な履き心地と、大胆なロッカー形状がもたらすユニークなライド感で、ランニングが今よりさらに楽しくなる一足です。

 

 

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On史上最も厚いミッドソールを搭載した新モデル「クラウドエクリプス」。汎用性も高し!

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、最大限のクッション性と滑らかなライド感を実現し、ブランド史上最も厚いミッドソールを搭載した新作モデル「Cloudeclipse(クラウドエクリプス)」を、2023年11月2日からOnオフィシャルオンラインショップ、On Tokyoおよび全国の取扱店にて発売します。

 

クッション性、履き心地ともに良き良き!

最高のクッション性、最高の履き心地で、ブランド史上もっとも厚いミッドソールを搭載したクラウドエクリプスは、二層構造の「CloudTec Phase」が着地の際、流れるように崩れることで衝撃を吸収。その結果、かかとからつま先までスムーズなローリングモーションを可能にし、滑らかなライド感と快適な履き心地を提供します。また汎用性が高く、デイリーのトレーニングから、長距離のランニング、リカバリーまで様々なシーンに対応します。

↑「クラウドエクリプス」2万680円(税込)

 

本作のアッパーは、カラーリングにドープ染色法を採用。この工程によって、従来の染色に比べ90%の水を節約することを可能にしています。同時に、100%再生ポリエステルの糸を使用していて、通気性に優れたエンジニアメッシュアッパーが足を包みます。

 

ミッドソールには「Helionスーパーフォーム」を使用。Helionスーパーフォームを使用した極厚のミッドソールが強い衝撃から足を守ります。また、中足部に配置されたしなやかな「Speedboard」が安定性をサポート。長時間のラ ンニングでも、関節への負荷を和らげ、脚をフレッシュに保つことができます。

 

 

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On「Cloudflow」が軽量化など大幅アップデートし、第4世代モデルに!

スイスのスポーツブランド「On(オン)」は、「すべてのランナーにスピードを」をコンセプトに掲げ、2017年に初代モデルが登場以降、あらゆるランナーから人気を得てきた軽量のパフォーマンスシューズの大幅アップデートモデル第4世代「Cloudflow 4(クラウドフロー 4)」を、2023年10月5日からOnオフィシャルオンラインショップ、On Tokyoおよび全国の取扱店にて発売します。

 

ランナーを前へ前へと押し出す!

歴代の「Cloudflow」の中で最も軽量で、高いエネルギーリターンをもたらす、次世代レベルのクッショニングがランナーを前へ前へと押し出します。また、最新素材で作られたSpeedboardと融合し、より一層スピードを感じることが可能に。

↑「Cloudflow 4」1万8480円(税込)

 

クラウドフロー 4のアッパーはOnのレーシングモデル「Cloudboom Echo」と同素材のハイテクウーブンアッパーが採用されています。この素材は通気性に優れており、100%リサイクルポリエステルを使用しています。さらには、新しくなったヒール構造が履き口を快適にし、ホールド力も向上しました。

 

そして今回のアップデートでは、ミッドソールを一新しました。密度の異なる二層のCloudTecがクッション性を強化し、そのミッドソールに挟まれたスプーン形状のSpeedboardが、滑らかなローリングと反発性を高め、ペースアップを助けます。またソールのラバーパッドは、濡れた路面でも高いトラクションを発揮。

 

メンズは全5色展開(アルペン限定色含む)。

 

本商品の発売にあわせ、東京都墨田区太平にある下町銭湯黄金湯ではクラウドフロー 4の無料トライアルも実施。ランニングとともに、黄金湯のお風呂とサウナを楽しむことができます。

◾On Cloudflow 4 レンタルシューズイベント in 黄金湯

◆期間
10月6日-10月15日
※貸出可能時間:平日・日曜・祝日 11:00-22:00、土曜日 15:00-22:00

◆貸出サイズ
男性-25cm~28.5cm、29cm
女性-23cm~25cm

 

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ランシューのイメージ強い「On」ですが、ロジャー・フェデラーのシグネチャーモデルの限定版の出来がイイ

“史上最高のテニスプレーヤー”と呼ばれているロジャー・フェデラーのシグネチャーシューズ「The Roger(ザ ロジャー)」のミッドカットタイプのスニーカー「The Roger Clubhouse Mid(ザ ロジャー クラブハウス ミッド)」。スイス発のシューズブランド「On(オン)」のテクノロジーを駆使し、テニスプレイヤーにとって必要なサポートやクッション性を備えたテニスシューズとしてデザインされながら、ライフスタイルシューズとしても人気があります。

 

【On「ザ ロジャー クラブハウス ミッド センサ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

重厚な見た目を裏切る軽やかな履き心地!

今回紹介するのは、限定エディションの「The Roger Clubhouse Mid Sensa(ザ ロジャー クラブハウス ミッド センサ)」。Sensaシリーズは、Supercharging the sensesをテーマに、素材やモデルの特性を活かし、それぞれの感覚からインスピレーションを得たデザインで製作。その第一弾として、視覚、聴覚、嗅覚にインスパイアされたモデルが登場し、本作は「聴覚」にインスパイアされています。

 

【POINT1】ヴィーガンレザーを使用したアッパー

アッパーはヴィーガンレザーのレイヤーを重ねることで、重厚な質感と共に耐久性を強化。足首をしっかりとサポートするように設計されています。

 

【POINT2】次世代のテクノロジー

快適なクッショニングをもたらす「CloudTec(R)」と、推進力を生み出す「Speedboard(R)」をミッドソールに搭載し、軽やかな履き心地を提供。

 

【POINT3】くるぶし周りのサポート力が高い

ミッドカットだから、くるぶし周りのサポート力を高めています。足とシューズとの一体感を向上。

 

【POINT4】ブランドのアイコン

ヒールにはオン発祥の地スイスのアイコンを配し、高品質をアピール。Onブランドの象徴ですね。

 

 

アッパー&ミッドソールともにブラックで統一し、挿し色でカモグリーンを使っている、シックでシンプルなカラーリングが男心をくすぐります。ヴィーガンレザーによる重厚な質感にもかかわらず、CloudTec(R)とSpeedboard(R)というオン独自のソールテクノロジーが、足にかかるストレスを軽減し、快適な履き心地を提供してくれます。

On

ザ ロジャー クラブハウス ミッド センサ

2万680円(税込)

 

撮影協力/ミタスニーカーズ

https://www.mita-sneakers.co.jp

On「クラウドモンスター」試走インプレ!フルマラソンでも違和感なく走れる一品/大田原 透の「ランニングシューズ戦線異状なし」

ギョーカイ“猛者”が走って、試して、書き尽くす! ランニングシューズ戦線異状なし

2023「On」春の陣⑤「クラウドモンスター」の巻(後編)

 

On(オン)独自のミッドソール機能「クラウドテック」をメガ盛りにした「クラウドモンスター(Cloudmonster)」。本連載の前編では、オン・ジャパンの前原靖子さんに、「クラウドモンスター」のテクノロジーやターゲット、記録的なセールスとなった漆黒モデルの話などを、根掘り葉掘り伺った。

↑On史上最厚のクラウドテックを搭載する「クラウドモンスター」1万8480円(税込)。メンズ、ウィメンズともに5色展開(写真は2023年SSの新色、メンズUndyed-White /Creek)。サイズ展開、メンズ25~32㎝、ウィメンズ22~28㎝

 

後編では、実際に、履いて、走って、そのインプレをお届けする。なお、この連載では、全てのランニングシューズを、次の4つのシーンを想定してインプレを行っている。まずは、シューズに足を入れた感覚およびウォーキングのインプレ。そして、「運動不足解消」が目的で走る、1㎞を約7分(=キロ7分)の、の~んびりペース。

 

続いて、脂肪を燃焼させる「痩せラン」に適した、1kmを約6分(=キロ6分)のゆっくりペース。最後は、距離ではなく、走る爽快感重視の、1㎞約4分30秒~5分で走る(キロ4.5~5分)「スカッとラン」だ。いずれも、“たまには、走ってみようかな~”と思った際に目安になるペースだ。

 

【関連記事】

「クラウドモンスター」破竹の理由は、Onの愚直さにあり⁉/大田原 透の「ランニングシューズ戦線異状なし」

 

クラウドモンスターの試走インプレ、スタート!

【まず、履いてみた!(走る前の足入れ感&ウォーキング)】

“雲の上の走り”とOn自らが表現するように、クラウドモンスターに足を入れて立ち上がると、“ふわっ”である。ここ数年、各社のランニングシューズ開発が“心地よい足入れ感”にフォーカスする理由のひとつは、まさにOnのクラウドテックの“穴”の存在だろう。各社がOnの“ふわっ”をベンチマークする理由は、履けばなるほど納得できる。

 

“ふわっ”のもうひとつの理由が、クラウドモンスターのミッドソール素材。Onが「ヘリオン」と呼ぶ独自フォームだ。ヘリオンは、2019年からOnのパフォーマンスランニング分野で使用されるようになった新素材である。Onは独自素材としか公表していないが、取材で得た情報から考えられるのは、欧米のシューズメーカーがレーシングモデルなどに採用しているエラストマー系素材だろう。

 

エラストマー系素材の特徴は、軽量でクッション性が高く、耐久性や温度変化にも強い点だ。クラウドモンスターのミッドソールも、軽く、クッション性に富む。ヘリオンの原料の混合比は、採用されるシューズごとに異なるらしいが、クラウドモンスターのそれは、筆者好みの“少し硬め”。もちろん、クッション性を損なわない程度の微妙な味付けだ。

 

スタスタと歩ける快適さ。なるほど、タウンユースに履きたい気持がよく分かる。クラウドテックの穴も効いている。ランニングだけでなくシューズのカラーのトレンドは、ここ数年、黒や白といったモノトーン系が大勢を占めており、漆黒のクラウドモンスターが売れない理由などない

 

【運動不足解消ジョグ(1㎞を7分で走るペース)】

マラソン大会でのタイム更新を、人生中盤の生きがいにする人も、走り始めの動機の多くは、運動不足の解消や腹回りのぜい肉対策だ。歩くよりも短時間、初期投資はシューズだけ、しかも得られるエビデンス(=運動不足解消)を外さないのが、ランニング。そんな風に合理的に物事を捉える大人が、いつしかランニングという沼にハマる(筆者もその一人)。

 

そこで、クラウドモンスターである。15~30分程度の軽いジョギングなら、極論を言えばシューズを選ばずしても走ることは可能だ。しかし、ランニングというアクティビティの最大の課題は、“継続”という一言に尽きる。走ることそのものが“快”という境地に至るには、しばらく走り続ける必要がある。

 

シューズやウェアを楽しむ理由は、まさに継続のため。人気のシューズを試して、最新化学の恩恵を体感できるなら、クラウドモンスターというチョイスは、賢い選択のひとつだ。ほどよいクッションがありながら、ロッカー構造が勝手にカラダを前に運んでくれる。ミッドソールのクラウドテックのクッション性と反発性は、低速での走行でも活きている。

 

モンスターだけに見た目はイカツイが、ドロップ(踵から爪先にかけてのシューズ内の高低差)は6㎜とマイルド。このドロップであれば、ロッカーによって脛の筋肉を傷めるリスクも抑えることができよう。足の筋肉が“走る”ことを受け入れてない、まだ走り始めの頃は、クラウドモンスターのようなバランスの良いシューズを選びたい。

 

【痩せラン(1㎞を6分で走るペース)】

“たまには走ってみよう”から、週末の朝や夕方の嗜みとして継続化するなら、さらに大きなモチベーションが必要になる。そこで、走って痩せる=痩せラン。体型という見た目、血液検査の結果、消費カロリー増による食べたいものの選択肢の増大と、俄然モチベーションを、かつ長期で高めることが可能だ。

 

しかもランニングは、脂肪が良く燃える自転車やスイムといった有酸素運動の中でも、時短で、効果を得やすいアクティビティだ。さらに、追い込まない程度のペースで、長時間行うほどに、そのメリットを高められる。必要なのは、長く快適に走れるランニングシューズのみ。だからこそ、長く履きたい一足を厳選したい。

 

クラウドモンスターの着地時のクッション性と反発性は、痩せランのペース(1㎞を6分)になると、性質が変化する。先述の1㎞を7分のペースで走る「運動不足解消ジョグ」よりも、反応性が高まる。“板バネ”であるスピードボードの反発性が出てくるためだ。低速なのに、ここまで性質が変わるのは、ちょっとした驚きである。

 

試しに別日、起伏に富んだコースを走ってみたが、坂道の上りではぐんぐん進む。ソールの幅が広く、踏み面が広いので、下りでも安定する。クルマで例えると、高級SUVに乗っている感じだ。(意地悪だが)砂利道に突入してみたが、クラウドテックの穴に小石が入ることもなかった。

 

【スカッと走(1㎞を4.5~5分で走るペース)】

これまた撮影とは別の日、ハーフマラソン(21㎞強)にクラウドモンスターを実戦投入。名だたる大学の陸上競技の選手たちも走る、東京・立川の自衛隊基地の滑走路がスタートの市民マラソン大会で試してみた。1㎞を5分ほどで走ったが、クラウドモンスターは安定感も良く、難なくレースでもパフォーマンスを発揮してくれる。フルマラソン投入でも、もちろん違和感なく走れるシューズであると改めて実感した。

 

多くのランナーがレースに出る最大の理由は、優勝を目指すのではなく、モチベーションの維持である。自分ひとりで21㎞走ったら、そもそも鈍足ペースか、途中で道草を喰いたくなる。ましてや最後にペースを上げて、スカッとゴールを切るなんて、レースでなければ奮い立たない。

 

クラウドモンスターで感じたのは、脚が守られている感覚だ。レースの中盤から後半に差し掛かっても、脚はまだ残っている。それでいてスピードを上げても追従してくれる。ロッカー構造も、そこまで大きくないので、無理やり走らされる感じもしない。分厚い見た目よりながら、いたってフツーに真面目なシューズなのだ(もちろん良い意味でだ!)。

 

そこで感じたのは、前回紹介した「クラウドサーファー」でOnが実戦投入を決めた新たなミッドソールシステム=クラウドテック フェーズの存在である。クラウドテックフェーズの乗り味とクッション性は、コンセプト的にもクラウドモンスターとの相性抜群。安定性に優れ、汎用性が高いクラウドモンスターに搭載されれば、超低速から、さらなる高速まで、マルチでイケる化け物に進化できる。

 

走りながらの予感だが、クラウドテック フェーズは、早ければ来年2024年SSシーズンのクラウドモンスターに搭載されているような気がしてならないのだ。Onの前原さんからは何のコメントを得られていない、あくまで筆者の勝手な推測なのだが……。

 

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撮影/中田 悟

 

 

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ギョーカイ“猛者”が走って、試して、書き尽くす! ランニングシューズ戦線異状なし

2023「On」春の陣④「クラウドモンスター」の巻(前編)

 

2022年3月に発売されるや、破竹の勢いで高セールスを記録したランニングシューズがある。一時は店頭から商品が消え、入手困難になったというOn(オン)の「クラウドモンスター(Cloudmonster)」だ。弾力の高いゴムチューブから着想を得た、On独自のミッドソール機能「クラウドテック」をメガ盛りにした圧倒的な存在感。まさにモンスター級のシューズである。

↑On史上最厚のクラウドテックを搭載する「クラウドモンスター」1万8480円(税込)。メンズ、ウィメンズともに5色展開(写真は2023年SSの新色、メンズIron Hay)。サイズ展開、メンズ25~32㎝、ウィメンズ22~28cm

 

「クラウドモンスターのおかげで、ランニングブランドとしてのOnのブランド認知は格段に上がりました。口コミやSNSで高い評価をいただいた結果、“Onを知ってはいたけれど、履いたことがない”、“タウンユースにしているけれど、走ったことがない”などのお客さまから、クラウドモンスターを指名買いしていただけるようになりました」

 

と語るのは、オン・ジャパンでPRリーダーの前原靖子さん。クラウドモンスター大人気の秘密を探るべく、前回「クラウドサーファー」の実走レビューの撮影でもお邪魔した東京・原宿のフラッグシップストア「On Tokyo」に、前原さんを訪ねた。

↑オン・ジャパンPRリーダー前原靖子さん。アジア初となるフラッグシップストア、東京・原宿の「On Tokyo」のエントランスにて

 

【関連記事】
「On」故知新、最新テクノロジーのプロジェクトが始動!/大田原 透の「ランニングシューズ戦線異状なし」

 

誰もが刮目した、漆黒のモンスター

「2022年3月の発売以来、クラウドモンスターのモデル変更は行っていません。その代わり、カラーはシーズンごとに新色を増やして、この春、男女とも2色が加わりました。今年の秋冬も、具体的にはお話しできませんが、新色を追加する予定です」(前原さん)

 

新色の登場と言えば、2022年夏の黒のモンスターの登場を抜きには語れまい。漆黒のモンスターが、On大躍進のひとつの原動力となったと言っても過言ではないからだ。ランニングブランドとしてのOnの認知度を大幅に上げたことはもちろん、タウンユースの需要まで急増させたことは、街を歩いて人々の足元を見れば、すぐに実感できるはず。

↑2022年夏に発売され、怒涛の売れ行きを記録した漆黒のクラウドモンスター(現在も発売中)。ちなみに、2023年メンズの新色はIron Hay(TOP画像) とUndyed-White Creek(筆者のインプレにて装用)。ウィメンズはUndyed-White CreekとNimbus Hayだ

 

「発売当初、クラウドモンスターは42.195kmのフルマラソンなどに対応する位置づけではありませんでした。Onのミッドソールのテクノロジーであるクラウドテックを最も厚く配したモデルとして、“雲の上の走り”をマックスで体感しながら、長く走れるシューズであると謳っていました」(前原さん)

 

もちろん、クラウドモンスターは、快適なだけの厚底シューズではない。爪先から踵にかけてのロッカー構造(揺りかごのようなカーブ)は、走行時に着地から蹴り出しへと、転がるようなライドをもたらしている。さらに、靴底には着地衝撃を推進力に換える“板バネ”となるPP樹脂(ポリプロピレン)の「スピードボード」も搭載。高機能のランニングシューズとして備えるべき構造に、先述した着地衝撃をクッションする極厚のミッドソール「クラウドテック」を載せている。

↑クラウドモンスターは、クッション性の要となる「クラウドテック」(穴の開いたオフホワイトのミッドソール部材)をマックスで搭載したモデルだ

 

“あくまでランニングシューズであって、スニーカーではない”

「ロッカー形状とスピードボードのバランスが良く、“スピードを出しやすい”という評価がSNSにたくさん上がりました。そうした皆さまの声が集まって、トレーニングだけではなく、42.195㎞のマラソン大会でも結果が出せる、レースでも使えるシューズという定評が得られました」(前原さん)

 

発売後数か月で、Onのエースとなったクラウドモンスター。ランナーからの支持も高まったが、街でもよく見かけるようになった。いわゆるスニーカーショップの棚にも置かれるが、パフォーマンスの高さを、タウンユースのコンシューマはどこまで理解しているだろう?

↑爪先から踵にかけてのロッカー構造(揺りかごのようなカーブ)によって、走行時には転がるようなライド感が得られる

 

「発売当初から、クラウドモンスターはランニングシューズであって、いわゆるスニーカーではないというメッセージを発信し続けています。ルックス的にスニーカーとして街で履いてくれるお客さまもいますし、街のスニーカーショップでも売られていますが、前提は“パフォーマンスを出せるシューズ”です。快適に走れるクラウドモンスターの機能があるからこそ、街でも選んでいただけていると考えています」(前原さん)

 

日本では、ランニングシーンと街履きのシーンを分ける傾向があるが、Onが生まれたスイスをはじめとする欧米では、ランニングシューズは当たり前にタウンユースとして履かれている。フルマラソンを完走できるほどの機能性がありながら、カジュアルであるなら、ランでもオフでも、あらゆる生活シーンで汎用化されるのは当然だろう。

↑アウトソールの摩耗しやすい部位には、ラバーパッドが貼られている。ラバーパッドには微細な横方向のスリットがあり、地面をグリップし、滑りにくい仕様になっている

 

ファッショナブルであり、かつ高機能というOnの独自性

「Onは、ランニングシューズ開発から始まったブランドです。しかし、ランナーを含めた多くの方たちが、タウンユースでもOnのシューズを履くようになりました。そうした気づきを経て、タウンユース企画のシューズも開発されるようになりました」(前原さん)

 

今でこそタウンユースのラインも持つOnだが、(機能を伴わずとも)ルックスで勝負するスニーカー市場にあっても、Onは変わらず、高機能のランニングシューズを愚直なまでに投入し続けている。こうした堅実なスタンスが幸いし、ファッショナブルであり、高機能でもあるという、誰もが認める独自なブランドに進化したと言えよう。

↑「On Tokyo」の前で前原さんと髭ボブの筆者(右)

 

さらに書き加えたいのは、OnFriendsである。“On好き!”の全国に広がるOnFriendsというコミュニティの存在だ。詳細は、本連載のOn共同代表・駒田博紀さんのインタビュー回で記したが、10年掛けて駒田さんとOnFriendsが築いた自前のコミュニティは、リアルとバーチャルでOnの世界観を共有し、自律した無数の縦横無尽のコミュニティによって、“走る楽しさ”を交歓しあっている。

 

次回はクラウドモンスターの実走インプレをお届けする!

 

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撮影/我妻慶一

 

 

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2023「On」春の陣③ On「クラウドサーファー」の巻(後編)

 

2023年、Onが最も注力するシューズが、3月23日に正式に発売を開始した「クラウドサーファー(Cloudsurfer)」だ。“雲の上の走り”というOnの特徴を継承しつつ、クラウドサーファーには全く新しいテクノロジーが搭載された。興味が尽きない一足である。

↑3月23日に正式に発売された「クラウドサーファー」(東京マラソンEXPO2023にて、限定先行発売)1万8480 円(税込)。Creek White、All Black、White Frost の3カラー展開。サイズ展開は、メンズ25~32cm、ウィメンズ22~28cm

 

本連載の前編では、オン・ジャパンの前原靖子さんに、最新のミッドソールテクノロジーの「クラウドテック フェーズ」の話を中心に、クラウドサーファーのターゲットや環境対応など質問攻めにした。

 

後編では、ペンをシューズに換えて、クラウドサーファーを実際に、履いて、走って、レビューする。クラウドサーファーのインプレも、次の4つのシーンを想定して行う。まずは、シューズに足を入れた感覚およびウォーキングのインプレ。そして、「運動不足解消」が目的で走る、1㎞を約7分(=キロ7分)の、の~んびりペース。

 

続いて、脂肪を燃焼させる「痩せラン」に適した、1kmを約6分(=キロ6分)のゆっくりペース。最後は、距離ではなく、走る爽快感重視の、1㎞約4分30秒~5分で走る(キロ4.5~5分)「スカッとラン」だ。いずれも、“たまには、走ってみようかな~♪”と思った際に目安になるペースである。

 

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いよいよ、クラウドサーファーを試走!

【まず、履いてみた!(走る前の足入れ感&ウォーキング)】

“雲の上の走り”を標榜するOnだけに、足入れ感への期待は大。しかも、従来のクラウドテックを進化させたクラウドテック フェーズである。見た目の厚みからは、ピンと来ない軽さ。アッパーのタン(甲に当たる部分)もふかふかで、足入れ感は◎だ。

 

すっくと立ちあがると、ミッドソールの穴が潰れて、カラダが沈むのか分かる。(乗ったことはないが)なるほど雲。歩き出すと、一歩一歩沈む。これで走って大丈夫なのか……、と思うほどの優しさ。なぜなら、着地時に大きく沈み込むと、エネルギーロスとなり、推進力が得られないからだ。

 

試しに3㎞ほど歩いてみるが、鼻歌混じりのゴキゲンな人のような不思議な歩み。エネルギーロスは感じないが、スタスタ速くではなく、気分よくテンポを落としたくなる感覚だ。安っぽい作りの軟らかすぎるソールのシューズだと、最初は快適でも、後から、踵骨の下部(足底筋膜と接する、踵着地のポイント)が痛くなったりする。もちろん、クラウドサーファーにその心配は無用そうだ。なるほど、面白い!

 

【運動不足解消ジョグ(1㎞を7分で走るペース)】

歩きの次は、走り。最初は、運動不足の解消が目的なので、ゆっくり。その理由は、速く走ったら、ケガのリスクも高まるし、疲れちゃうから。信号待ちのレストタイムも含め、少なくとも15~20分は走りたい。“もっと走れるけどね”で切り上げれば、三日坊主とも卒業できるはずだ。

 

で、クラウドサーファー。歩いただけで、ミッドソールの穴が潰れるので、走ったらどーなる? ところだが、ピョコピョコ走りにはならない。不思議、きれいな反発力を生んでいる。爪先から踵にかけてのロッカー構造(揺りかごのようなカーブ)で、自然とカラダが前に進んでいる。

 

この撮影とは異なる日(まさにOnが日本上陸10周年を記念し、全国各地を走るイベントに参加して)、運動不足解消ジョグのペースで7㎞ほど走ったが、全くもって快適。ちなみにこのイベント、東京から福岡までの約1700㎞間、OnFriendsというコミュニティを走って結ぶという(正式名称は、Meet OnFriends Tour2003)。

 

【痩せラン(1㎞を6分で走るペース)】

定期的に走れば、脂肪は燃える。カラダの神様は、お腹周りも、お腹の中も、顎の下も、えこ贔屓せずに減らしてくれる。食事の“量”も、そして“質”も変えたくなければ、走れば良い。痩せランで減らせるエネルギーの目安は、自分の体重(㎏)×距離(㎞)。70㎏の人が10㎞走れば、約700キロカロリーを消費できる。軽めのランチ1食分がチャラという計算だ。昼抜きが辛いか、10㎞ランが辛いか、半分抜いて半分走るかは自由自在。痩せるためには、多少の犠牲は必要だ。食べてしまった過去は、変えられない。

 

で、クラウドサーファーである。“走る楽しさ”をMAX体感できるのは、やはり痩せランペースだろう。歩きと、走りで、着地感が変わる面白さ。カラダは少々重いが、シューズはとても軽い。気持ちは後ろ向きでも、ロッカー構造でカラダは前へ進む。クラウドサーファーなら、気が付けば2、3㎞はあっという間に過ぎているはずだ。

 

ランニングシューズは、玄関の靴箱には収納せず、常時、出陣の機会を与えよう。ステップの刻みと呼吸のリズムが調和して、どこまでも走れる気分になったら、体重計も楽しみになる。いつでも、玄関にあるクラウドサーファーが一緒に走ってくれる。

 

【スカッと走(1㎞を4.5~5分で走るペース)】

快調に走れるようになると、のろのろと前を走るランナーを抜かしたくなる時がある。ちょっとした坂を、無言で叫びながら駆け上がりたくなる時がある。走る楽しみは、何かと競う楽しみでもある。子どもの頃の、ただただ無心に駆け回っていた自分を取り戻そう。

 

残念ながらクラウドサーファーは、何かと競うには、優しすぎるシューズだ。ペースを上げるほどに、衝撃吸収性に富んだミッドソールのクッションが効いてくる。板バネであるスピードボードがないから、当たり前と言えば当たり前だ。

 

この撮影から1週間後のハーフマラソンは、残念ながらクラウドサーファーとは別のシューズで行うことに決めた。新たな起用は、“日常履きからレースまで万能”と噂の人気選手On「クラウドモンスター」である。次回は、クラウドモンスターの実走インプレをお届けしよう!

 

撮影/中田 悟

 

 

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2023「On」春の陣② On「クラウドサーファー」の巻(前編)

 

「2023年、Onが最も注力するシューズが、3月23日に販売を開始した『クラウドサーファー(Cloudsurfer)』です。“雲の上の走り”というOnの特徴を引き継ぎつつ、今までのOnになかったテクノロジーを採用した、全く新しいシューズです」

↑「クラウドサーファー」(※東京マラソンEXPO2023にて、日本先行限定323足発売された)、1万8480 円(税込)。Creek I White、All I Black、White I Frost の3カラー展開。サイズ展開は、メンズ25~32cm、ウィメンズ22~28cm

 

と、語るのは、オン・ジャパンの前原靖子さん。前原さんは、オン・ジャパン開設時のメンバーであり、同社共同代表の駒田博紀さんの懐刀のひとり。そんな前原さんに、最新鋭クラウドサーファーの魅力を、東京・原宿のフラッグシップストア「On Tokyo」で語ってもらった。

↑オン・ジャパンPRリーダー前原靖子さん。アウトドアをこよなく愛する、まさにOnを体現するアクティビストである!

 

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生まれ変わったクラウドサーファー

「クラウドサーファーは、10年前にOnが最初に開発したシューズの名前でもあります。新発売のシューズは、Onにとって記念すべきクラウドサーファーの名前を継いだモデル。Onのシューズの未来型として期待しています」(前原さん)

※以下、ややこしいので、10年前のクラウドサーファーを便宜上「アーリーサーファー」と呼ぶ。

 

アーリーサーファーは、Onのシューズの顔とも言える、穴の開いたミッドソール=「クラウドテック」を初めて搭載した画期的なシューズだ。筆者も10年前、東京マラソンEXPOの出店ブースで初めてOnのシューズを見た際、ゴムホースを潰して貼ったかのようなルックスと、衝撃吸収の機能性をアウトソールに持たせたような構造の斬新さに、目を見張った記憶がある。

↑Onの顔とも言える、ソールにチューブが埋め込まれたアーリーサーファーのクラウドテック(世界特許)。この機能が、ミッドソールなのか、あるいはアウトソールなのかは、議論が分かれるところだ。現在Onはクラウドテックをミッドソールの機能と解説しているが、筆者は“衝撃吸収機能を有した独創的なアウトソール”と考えている

 

Onの最新テクノロジー「クラウドテック フェーズ」とは?

「Onが(アーリー)サーファーに籠めたのは、クラウドテックというテクノロジーを通じて、従来にない“ランニングの楽しさ”を伝え、ランニング界に新たなセンセーションを巻き起こすというメッセージでした。(新しい)クラウドサーファーには、今までOnの全てのシューズに搭載してきた『クラウドテック』とは異なる『クラウドテック フェーズ』という新たなテクノロジーを使っています。従来の『クラウドテック』の改良版とは全く違う、最新のコンピュータ解析によって生まれた、どなたが履いても快適な心地よさを実現しています」(前原さん)

 

最新のミッドソールテクノロジーであるクラウドテック フェーズは、着地の瞬間、ミッドソールに開いた空間がドミノ倒しのように潰れて衝撃を吸収する。その素材は、Onのパフォーマンスランニング分野で、2019年から積極的に使用している「ヘリオン」と呼ぶ独自フォーム材である。

↑新生クラウドサーファーのミッドソール「クラウドテック フェーズ」。足入れして歩いてみると、“雲の上の”という形容がまさにピッタリな、ふんわりとした履き心地が得られる!

 

ヘリオンは、軽量でクッション性が高く、耐久性や温度変化にも強い素材だという。Onは独自素材としか公表していないが、前原さんは、“EVAではない”とも語っている。総合するとヘリオンは、欧米系のシューズメーカーがレーシングモデルを中心に採用しているエラストマー系素材と考えられる。

 

「新しいクラウドサーファーは、ふわっとした足入れ感が“誰にでも体感できて、分かりやすい”と、各国のバイヤーさんからも高い評価をいただいています。もちろん発売後のランナーの皆さんの評価によって変わる可能性がありますが、Onとしては、レーシング向けではなく、トレーニングや長い距離をゆっくり走るランニングシーンで履いていただくことを想定しています」(前原さん)

↑アウトソールの白い部材が、クラウドテック フェーズ。爪先と踵には、路面を捉えて摩耗しにくいラバーパッドを採用。筆者のような典型的な踵着地のランニングフォームだと、中足部のクラウドテック(特に外側)が早々に削られそうで、チト不安……

 

Onの原点=“走る楽しさ”へのあくなき追及

厚底でありながら、重量は26.5㎝で片足245g! 何と、250gを切っている。軽量化の秘策のひとつは、もちろんクラウドテック フェーズの採用だ。しかし最も寄与したのは、Onのパフォーマンスランニングモデルに共通して搭載される「スピードボード」を廃した点。「スピードボード」は文字通り、足裏全面に敷かれた硬質のプレート。着地衝撃を推進力に換える“板バネ”の役割を担っている。

 

「クラウドテック フェーズのロッカー形状(揺りかごのようなカーブ)は、スピードボードがなくても、流れるような自然な脚運びを生み出します。そのため、クラウドサーファーにはスピードボードを採用していません。スピードを求めるというより、(アーリー)サーファーが提供した“走る楽しさ”を重視したモデルです。最新のテクノロジーでクラウドテックの原点に立ち返った、Onにとっての今年最大の挑戦なのです」(前原さん)

↑踵部が巻き上がったクラウドテックフェーズ。アッパーの下には、Onの故郷であるスイス国旗があしらわれている。ちなみに、Onのロゴの「O」の頭に突起がある理由は、“スイッチOn!”を表す意匠なのだとか

 

「ドープダイ」の採用で、使用する水を95%カット!

前原さんによると、クラウドテック フェーズが、今後のOnの全モデルに標準搭載されるという計画は、今のところはないという。全ては、実際にランナーが履いて走って、その結果によって決まるのだとか。新生クラウドサーファーは、Onにとって(そして、私たちにとっても)実走できる実験機=コンセプトカーのような役割なのだ。

 

「スピードボードを採用しないことで、軽量化とともに、環境にも配慮できました。その点で言えば、クラウドサーファーのアッパーも、環境への配慮がなされています。アッパーを製造する際に使う水を、従来に比べて95%削減することが可能な『ドープダイ』という技術を採用しました。ドープダイは、化繊の糸を染めるのではなく、糸を作る時点で染料を加えています。水資源だけでなく、CO2の削減にも貢献できています」(前原さん)

 

ドープダイは「原液着色糸(原着糸)」とも呼ばれ、文字通り原料のペレットと顔料を混ぜて糸を作る技術だ。そのため、一般的な染色に必要な、精錬、染色、染色後の洗いの工程がそもそも発生しない。大幅に水を減らせる上、電気も使わず、しかも廃水も減らせるメリットがある。環境意識の高いスイスで生まれた、Onならではの取り組みのひとつと言えよう(ただしドープダイは、従来の工法に比べて、生産ロットが大きくなる。大規模な生産でも十分に勝算があるという、Onのクラウドサーファーへの期待と自信の顕れと言えよう)。

↑新生クラウドサーファーにぴったりな軽量シェルを手にする前原さん。シューズイメージの強いOnだが、アパレルが多数並んでいる。ランニングを核にしたライフスタイル全般を網羅する商品構成で、オンでもオフでも着られるコレクションを展開中だ

 

クラウドサーファーの知見を広げたところで、次回はクラウドサーファーの実走インプレをお届けしよう!

 

撮影/我妻慶一

 

 

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On(オン)躍進のカギは、自前のコミュニティにあり! 共同代表が語る/大田原 透の「ランニングシューズ戦線異状なし」

ギョーカイ“猛者”大田原 透が、走って、試して、書き尽くす! ランニングシューズ戦線異状なし

2023「On」春の陣① オン・ジャパン駒田博紀共同代表に聞く、顧客の雲=「OnFriends」

 

2013年に日本に上陸した、「On(オン)」。この10年での躍進は著しく、ランニングのイベントはもちろん、街でも目にすることが圧倒的に増えている。今回、On躍進の秘密を、Onの顔とも言えるオン・ジャパン共同代表の駒田博紀さんに伺うべく、東京・原宿にあるアジア初のフラッグシップストア「On Tokyo」にお邪魔した。

↑オン・ジャパン共同代表の駒田博紀さん。自称「ゆるランナー」にして、トライアスリート、琉球空手の準師範、セミプロライター。以前、駒田さんが勤めていた商社がOnの日本総代理店になったことをきっかけに、セールスとマーケティングの担当に就任。その後、Onと商社との契約終了を契機に、日本法人の立ち上げに携わり、2022年4月よりオン・ジャパン共同代表に就任

 

ランニングを楽しくする!

「2010年にスイスで創業した当初から、Onが掲げているキーワードは“ランニングを楽しくする”です。Onは創業時から“走り始めることの素晴らしさ”や“走り続ける喜び”を、メッセージとして発信し続けていました。」(駒田さん)

 

On創業当時のランニング業界は、“走り切る”や“フィニッシュラインを○時間以内で”など、競技性を重視したメッセージをコミュニケーションの核に据えていた。こうした風潮に対してOnは、半ば意識的に、半ば無意識的に“ランニングを楽しくする”マーケット戦略に取り組んだという。

↑東京・原宿のフラッグシップストア「On Tokyo」のエントランスにて。“ギョーカイ猛者”は、商社時代の駒田さんも、もちろん知ってます!

 

「Onのマーケ戦略が他社と異なる理由は、スイスの創業者3人のパーソナリティによるところが大きいと思います。創業者のひとりはプロのトライアスリートですが、他の2人は、どちらかというとランニングが好きではありませんでした。」(駒田さん)

 

2人のうちのひとりはスノーボード選手。彼にとってのランニングは、体重を管理したり、足腰を鍛えるために“仕方なく走る”もの。もうひとりはビジネスパーソンで、走ることは、リフレッシュしたり、発想を豊かにしたりするために生活に必要なツールだったという。

 

「つまり2人は、トライアスリートのように“走る(ことで得られる勝利の)ために走る”人たちではなく、ランニングは、何か他の楽しみのための手段や言い訳だったのです。こうした“ランニング以外のことのために走る”人たちは、ランニング以外にも楽しみがないと長続きしないのです。」(駒田さん)

 

Onが着目した、ランというスポーツの新たな側面

「僕もトライアスロンをしますが、走った後のビールが旨いや、走っているのだから高カロリーな食事も大丈夫、一緒に走る仲間と食べるごはんが美味しいなど、そういった楽しみが必要です。スイスの創業者たちも、当時からそう考えていました。」(駒田さん)

 

確かに、自己ベストなどタイムを縮める“走るために走る”人は、ピラミッドの頂点のひと握りでしかない。筆者を含めた大多数の人たちは、沿道の仲間の声援に対してハイタッチで応えるとか、終わった後に競った相手を互いに讃え合うことを楽しんでいるのだ。

 

「ランニングは不思議なスポーツで、ひとりでも走れるのですが、チームスポーツの要素を加えると、もっと楽しくなります。」(駒田さん)

 

走る楽しさを前面にしたメッセージを発信し、しかもビジネスの形にするのは容易ではない。今でこそ様々なコミュニティが存在するが、10年以上前の、地域や会社のランニングクラブは、いわば“大人の部活”的な存在で、練習会をメインに互いを高めあうイメージがまだまだ強かった。

 

「ちょうど10年前、僕がOnを広める活動を日本で始めた時も、商社マンとして、短期的に結果を出すことを求められていました。当時は、楽しさを共有するためのイベント開催は、ちょっと考えにくい状況でした。こうした状況が変化した理由のひとつは、Onのグローバルが、独自のイベントフォーマットを築いたことだと思います。」(駒田さん)

↑上段の左側にあるのが「クラウドモンスター」、その奥のライトグリーンのシューズが最新の「クラウドサーファー」だ。次回から2回にわたって、この2足を実走レビューする!

 

“走る楽しさ”を分かち合う、Onの独自イベント

分かりやすい例として駒田さんが紹介してくれたのは、「スクワッドレース」という、チーム対抗イベント。5人ひと組などでチームを作って、参加者全員が一斉にスタートし、チームがゴールした平均タイムを競うという。他のレースにはないユニークさは、早くゴールしたら、コースに戻って仲間の背中を押したり、励ましても良い点。こうした“仲間とのランニングの楽しさ”を分かち合うイベントの開催をOnはグローバルで進めたという。

↑Squadには“仲間”という意味がある。Onが提案する、仲間が助け合ってゴールする、チームスポーツとしてのランニングの楽しみ方のひとつだ。(C)Koestler

 

「日本でも、『OnFriends』というSNSを通じたコミュニティが始まりました。Onのグローバルでも、他の国の例を見ないユニークな試みだと高く評価されています。#OnFriendsと検索すると、6万1000件くらいの蓄積があります。僕が使い始めたOnFriendsを、多くのOnユーザーが使ってくれるようになりました。」(駒田さん)

 

OnFriendsは、単なる顧客層の塊ではなく“ひとりひとり顔を思い出せる人たち”だと駒田さんは語る。OnFriendsを通じて、オンラインでも、オフラインでも、人々が繋がりあってきたことを、駒田さんは10年かけて、つぶさに見てきたのだ。

 

「オン・ジャパンが始まって10年の今、コミュニティのイベントが行われています。『Meet OnFriends Tour 2023』という名称で、網の目のようにつながりが濃いOnのコミュニティを、全国で走って結びます。東京から横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡まで1700㎞、今まさに走っています。」(駒田さん)

↑3月5日に始まったツアーは、福岡を目指し西走中! “一緒に走りたい”と思った方なら、誰でも大歓迎だとか。OnFriendsで検索してみよう

 

福岡を目指し、西走! Meet OnFriends Tour

Meet OnFriends Tour 2023は、東京~福岡を5つのブロックに分け、6月18日のゴールに向けて、断続的に2週間の単位で各ブロックを走るという、壮大なイベントだ。駒田さんも、オン・ジャパンの社員も走れば、「OnFriends」、そして「OnFriends」に誘われた人も走るという。

 

「コミュニティの網が濃いところは人が集まるでしょうし、薄いところでは独りで走ることになると思います。Meet OnFriends Tourは、独りでは絶対にできないし、オン・ジャパンの社員だけでも無理。“頼むから一緒に走って欲しい”とSNSで発信し続けています。無事に成功するか、何とかなるか……。うーん、分からない……。この記事を読んだ方は、ぜひ参加してください。」(駒田さん)

 

OnFriendsは、バーチャルであり、リアルでもある、まさに雲をつかむような人たちだ。駒田さんの言葉を借りれば、“クラウド(雲)だけに、水の粒が各地に散らばっていて、それに熱量が加わると、一気にふわっと雲のように拡がる”のだとか。こうした水の粒の役割を果たす、起点になるような人物が全国に何人かいて、OnFriendsは各地で三々五々、クラウド的に活動をしているという。

 

深くて濃い、最強のコミュニティ

「大阪であったマラソン大会では、“Onを履いて走る人を励ます、私設エイドを作ります!”と、ある起点役が呼びかけてくれました。僕ではなく、彼ら彼女らが自分で企画し、実行してしまうんです。OnFriendsのコミュニティでは、僕が企画するまでもなく、大会の私設エイドだけでなく、さまざまなイベントを企画し、合宿まで“起こって”います。」(駒田さん)

 

OnFriendsは、“楽しいから”という理由で自発的に動いてくれる、理想のコミュニティだという。OnFriendsのイベントは、Onの製品を身につけなくても参加OK。OnFriendsのグループラインの中には、駒田さんの参加を認めないグループラインすらあるという。その理由は“雰囲気が、公式っぽくなるから”だとか。

 

多くのブランドは、製品の販促や、顧客情報の収集を目的に、そのブランドの製品を身に着けることを条件にして、イベントやコミュニティを運営している。しかしOnFriendsは、そうした発想とは異なる、ある種の“哲学”に貫かれて運営されている。

 

「冒険心に溢れていて、失敗しても次は成功すると信じ、そうした挑戦を仲間とも楽しめる。山や海に行ったら、その環境を大事にしようと自然に行動している。そんな人っていますよね。僕は、そういう人がOnのシューズを履いていなくても、勝手にOnFriendsだと決めてしまいます(笑)。」(駒田さん)

 

こうした濃い結びつきのコミュニティは、上がらないコンバージョン率のために規模を拡大し続けるしかない“薄い結びつき”のマーケティングと対照的な存在と言える。

 

秘訣は、“何人の人と、深く交流したか”

「1回の参加人数は少なくても、一緒に走って、レースを楽しんだ人たちは、何年経ってもOnのイベントのことを憶えています。ブランドとしての効果は計り知れませんし、ビジネスとして数字も物語っています。でも、こうした結びつきを追いかけられるテクノロジーは、まだないんですよね……。」(駒田さん)

 

Onが日本上陸して10年。自らも楽しみながら、バーチャルとリアルを縦横無尽に織り込みつつ、Onの顧客と直接触れ合うことを地道に続けてきた駒田さんだからこそ、OnFriendsという稀有なコミュニティが存在している。

 

「僕は、ラッキーでした。常に数字を負うような、いち担当者レベルでは、こうした取り組みはできません。しかも、上陸当時ひとりだったOnの事業を、10年経った今、成功として振り返ることができるのです。その秘訣を強いて言えば、“何人の人と深く交流したのか”なのでしょうけれど、何をもって“深い”のかも表現できませんよね。でも、日本のOnのコミュニティが“深くて濃い”ことは事実なのです。」(駒田さん)

↑駒田さんに誘われ、筆者もMeet OnFriends Tour初日の一部を走ってきた。高校生から壮年のおっさん(私だ!)まで、OnFriendsと一緒に約7㎞。Onファンのお店の大歓迎に、駒田さんも大感動。OnFriendsは、顧客だけでなく販売店も巻き込む重層的で熱いコミュニティなのだ

 

テクノロジーの進化も、“ランを楽しむために”!

「私たちのテクノロジーであるソール形状『クラウドテック』の進化も、“どうしたら、もっと走ることを楽しんでもらえるか”の追求の連続です。着地した瞬間のふわっとした感触、その直後のボン! とカラダを押し出してくれる感じ。“雲の上の走り”と私たちが呼ぶOnのシューズの良さを、さらにアップデートし続けることがOnの進化なのです。」(駒田さん)

 

新型コロナ禍を経て、日本のランニングシーンは大きな変動期を迎えている。競技性の高い市民マラソンが消滅したり、参加料金の高騰なども重なり定員割れする大会も少なくない。駒田さんは、日本のランニングシーンの変化をどのように見ているのだろうか。最後に、質問してみた。

 

「確信できるのは、コロナ禍による3年間の分断を経て、人のつながりと、祭りが求められていることです。今、必要なのは“愛と平和と、ハイテンション”です。Meet OnFriends Tour は、まさにそのためのイベントです。Onはランニングを通じて、ハッピーな人生を送る人を増やしたいと思っています。」(駒田さん)

 

いよいよ次回から、新発売となった「クラウドサーファー(Cloudsufer)」と最大の厚底を誇るOnの代表モデル「クラウドモンスター(Cloudmonster)」のインプレを紹介する。Onの実力や、如何に⁉

 

撮影/我妻慶一

 

 

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Onが6か月ごとに次のランシューを受け取ることができるサブスクリプションサービスを開始!

スイスのパフォーマンスブランド「On(オン)」および、オン・ジャパン(以下On)は、ランニングシューズのサブスクリプションサービスを2022年10月18日より開始。

 

本サービスは、循環型ランニングシューズのプログラム「Cyclon TM(サイクロン)」によって開発された、100%リサイクル可能なシューズ「Cloudneo(クラウドネオ)」を登録したランナーにお届けするサービスです。

 

古くなったランシューを廃棄するのではなく、Onへ返却するシステム

「Run. Recycle. Repeat.」をテーマとした「Cyclon TM」は、Onの循環型プログラムであり、サブスクリプションによってのみ利用できます。このプログラムは、最初のシューズを受け取ってから、およそ6か月ごとに次の新しいシューズを受け取ることができます。また同時に、これまでのように古くなったランニングシューズを廃棄するのではなく、Onへ返却するシステムとなっています。

↑返却されたシューズは、新しいシューズの原材料として100%リサイクルされます

 

ランニングシューズCloudneoのアッパー部分などはトウゴマから抽出されたヒマシ油を基に作られたバイオベース素材「PA11」から作られ、ミッドソール・アウトソールには「Pebax」を採用しています。これらの素材をリサイクルすることで、バージン素材の使用と廃棄物の大幅削減を可能にします。

↑「Cloudneo(クラウドネオ)」毎月3380円(税込)

 

本サブスクリプションサービスでお届けするCloudneoは、100%リサイクル可能なシューズであることに加え、サスティナビリティとパフォーマンスの両立を実現。Onの特許技術である「CloudTec (R)(クラウドテック)」と足型プレートの「Speedboard(R)(スピードボード)」を搭載し、二層構造のCloudTec(R)ミッドソールによって、高いクッション性とローリングモーションで快適な走りを提供します。

↑パフォーマンスに妥協することなくデザインされた Cloudneo。ロードでのトレーニングや、5kmからマラソンなどのレースで高いパフォーマンスを発揮します

 

また、本サービスの開始と同時に、Onのフラッグシップストア「On Tokyo」でも特別展示が始まります。Cyclon TMプログラムの最初の製品となるCloudneoのサイズ感や履き心地を体感できます。

 

 

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反発力とルックスともにモンスター級のランシュー! オン史上最大のCloudTec(R)が搭載された「クラウドモンスター」

今回紹介する「Cloudmonster(クラウドモンスター)」は、スイスのパフォーマンスブランド「On(オン)」を象徴するテクノロジーで、世界特許技術である“CloudTec(R)”を史上最大のボリュームで搭載した新作です。ボリューム感あふれる肉厚なミッドソールがインパクトありますね。まさに“モンスター”なシューズの実力はどうなのでしょうか!?

 

【オン「クラウドモンスター」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

肉厚ソールでまるで雲の上を走っているかのよう!

クラウドモンスターは、一つ一つ穴の空いたクッションソール“CloudTec(R)”が2層構造になっています。そのソールの上にある硬い素材“Speedboard(R)”が組み合わさることで、従来以上に柔らかな着地と超ド級のエネルギーリターンが発生。この超ド級のリバウンド力は実際に履いて体験すると、かなりビックリさせられます。

 

そして、ミッドソールのフォームには耐久性、耐熱性に優れた、オン独自の“Helion(R)”スーパーフォームを使用。こちらは優れたクッション性を備えていて、しなやかな着地感をもたらしてくれるのです。一方、足へのフィッティングを高めるアシンメトリーのアッパーとユニークなデザイン。このように本作は、今まで発売されたオンのどのシューズにもない特徴を持っています。

↑メッシュ状で通気性の高いアッパーとソックライナーには、リサイクル素材を高い割合で使用

 

↑この特大のソール“CloudTec(R)”が最高のクッショニングを実現。さらに優れた弾力性の“Speedboard(R)”プレートと、前足部にロッカー形状を採用することで、高いエネルギーリターンを得られます

 

↑シュータンもメッシュを採用して、通気性能は万全です

 

↑ヒールにはスイスブランドを誇るように、スイス国旗のピスネームをオン

 

 

優れた機能性もさることながら、これまでのオンのデザインでも多かったスマートなシルエットとはまた違う、ボリューミーでインパクトのあるルックスに惹かれますね。ランニングだけではもったいないくらいの優れたデザイン性なので、カジュアルスタイルのアクセントにもどうぞ!

オン

クラウドモンスター

1万8480円(税込)

 

オン・ジャパン
TEL:050-3196-4189

コレは買い! Onのアイコンモデル「クラウド」がさらに快適にアップデート

スイスのパフォーマンスブランド「On(オン)」を代表するモデル「Cloud(クラウド)」。ソール部分に Onの世界特許技術「CloudTec(R)」システムを搭載して、抜群のクッション性から、まるで「雲の上の走り」のような履き心地を実現しています。 シューレースを結ぶ必要のないスピードレーシングシステムも特徴で、脱ぎ履きが楽チンな点や足下がスマートに見えるシルエットから、ランニングだけでなくカジュアルシーンでも人気を得ています。そんなクラウドがさらにクッション性能などを向上し、「Cloud 5(クラウド ファイブ)」としてアップデートしました!

 

【On「クラウド ファイブ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

今回のアップデートで、スポーツ時と普段履きの両方で履き心地が向上

本作は、前作と比較してミッドソールに厚みを持たせることで、クッション性やサポー ト性が向上。トウ周りの幅を広げることで、より快適な足入れが可能となりました。さらに、アッパーのポリエステル素材の92%以上、シューズ全体の44%以上にリサイクル素材使用していて、環境負荷を軽減させたサステナブルな一足となっています。

↑アッパーはメッシュをメインに構成して、優れた通気性を発揮。さらにラバーのオーバーレイを重ねて耐久性も高めています

 

↑厚みを増して新しくなったCloudTec(R)によって、クラウド最大の特徴と言えるソフトな着地の安定感が向上しています

 

↑シューレースを結んだり解いたりする面倒から開放してくれるのが、スピードレーシングシステム。簡単に脱ぎ履きできるのに、不思議なくらい足にフィットしてくれます

 

↑ヒールには、高品質なスイスブランドを誇るべく、スイス国旗のピスネームを配しています

 

 

ランニングシーン&ファッションシーン共に高い評価を得ているクラウドが、さらに快適にパワーアップしています。まさに普段のワークアウト&デイリーユースの垣根を越えた一足と言えるので、オンで何を購入するか迷ったらコレを選べば間違いないはずです! 重量片側250g。

オン

クラウド 5

1万5180円(税込)

 

On初! めちゃ厚底の「クラウド モンスター」が登場!!

スイスのパフォーマンスブランド「On(オン)」は、かつてないほどのクッションを搭載した新作シューズ、「Cloudmonster(クラウド モンスター)」を3月31日にOnオフィシャルオンラインショップと全国の取り扱い店舗にて発売。

 

クラウドモンスターは、On史上最大のCloudパーツを使用した特許技術CloudTec(R)ソールを搭載。コレクションの中で最大のクッショニングシューズ。さらに、Onの全モデルに採用されている弾力性のあるポリプロピレン製Speedboard(R)プレートと、前足部のロッカー形状の組み合わせにより、高いエネルギーリターンを実現しています。

↑「クラウド モンスター」1万8480円(税込)

 

また、ミッドソールの素材には、On独自の軽量で耐久性・耐熱性に優れたHelion(R)スーパーフォーム使用することで、 より高いレベルのクッション性を生み出しています。環境負荷軽減に向けた商品開発に取り組んでおり、アッパーのポリエステルの80%、シューズ全体の35%にリサイクル素材を使用。

↑アサイ/アロエ

 

↑フロスト/サーフ

 

 

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シューズ、ウェアとバリエーションの拡がりを感じた! On 2022S/S展示会レポート

国内のランニングブームも重なり、流星の如く現れ、瞬く間に市民権を得たパフォーマンスブランド「On(オン)」。“ランニングの世界を変える”という理念のもと、2010年にスイスで生まれ、今では60か国以上で700万人以上のランナーに愛用されています。

 

今回は「雲の上の走り」と呼ばれるほどの快適な履き心地を提供してくれるOnの最新作を紹介。2022年春夏シーズンのバリエーションに富んだラインナップをじっくりとお楽しみください。

 

【その1】クッション性を向上させた新ミッドソール

Cloud 5

1万5180円(税込)

ブランドの代表的なモデルである「Cloud(クラウド)」のアップデートモデルとしてリリースされた「Cloud 5(クラウド ファイブ)」。本モデルは、前作よりもミッドソールに厚みを持たせることでクッション性やサポート性をアップ。また、つま先周りを広げることで、より快適に着脱できるデザインを採用しています。アッパーに使われているポリエステルの92%以上、シューズ全体の44%以上にリサイクル素材を採用したサスティナブル思考な点も時代にマッチします。

 

↑Onを象徴するソールテクノロジー「クラウドテック(CloudTec(R))」も健在。その他にも、アッパーのミニマルなデザインや、着脱をスムーズにするスピードレーシングシステムがしっかりと継承されています

 

【その2】完全防水、防風素材を使用したタフなモデル

Cloud 5 Waterproof

1万7380円(税込)

こちらのモデルは先ほど紹介したCloud 5の機能性をそのままに、アッパーを完全防水と防風素材にアレンジした「Cloud 5 Waterproof(クラウド ファイブ ウォータープルーフ)」。天候に左右されず、快適な履き心地を提供してくれる機能的なモデルへと昇華しました。突然の豪雨などによる浸水はもちろんのこと、防風機能も兼ね備えているので冷気の侵入も防いでくれるというのも嬉しいポイント。

 

↑雨の日の着用を想定して、暗い状況でも周囲から目立つよう、ロゴやサイドの設けられたラインなど、各所で反射材を採用。これにより視認性を高めてくれるので、夜間のランニングにもオススメです

 

【その3】トレイルランを意識した入門モデル

Cloudvista

1万5180円(税込)

続いてピックアップしたのは「Cloudvista(クラウドビスタ)」。こちらはトレイルランでの使用を目的としたモデルで、まず高い反発性を備えながら軽量かつ、耐久性と温度変化耐性に優れたスーパーフォーム「Helion(R) (ヘリオン)スーパーフォーム」を採用。Onの独自の素材で、シューズのレベルを一段階上に引き上げてくれます。その機能性に同調するようにメッシュのアッパーは透湿性に優れ、見た目的にもアウトドア感を演出。Onの持つ機能性を見事にトレイルランに落とし込んでいます。

 

↑アウトソールには「Missiongrip(ミッショングリップ)」。雲の上を走るような感覚は残しつつも、粘着力のある多様なグリップパターンを使い、悪路でもしっかりと踏み込むことができるタフさを実現

 

【その4】シューズだけでなく、豊富なランニングウェアも要注目

Onはシューズのイメージを抱く人が多いかもしれませんが、ここ数年はウェアにも注力しているんです。その中でも、ランニングウェアのRun Lightシリーズはさらに充実したラインナップを展開していました。

Zero Jacket

1万7380円(税込)

こちらのジャケットは春夏シーズンらしい透け感のあるデザインを助長するように、重さも61gという軽量性を誇っています。加えて、撥水コーティングを施した防風仕様かつ、脇の下のベンチレーションが通気性を保ち、汗をかいても内部は常にドライな状態をキープ。コンパクトに畳めるので、シティランはもちろんのこと、トレイルランやジムワークにもオススメしたい1着となっています。

 

Weather  Jacket

2万6400円(税込)

続いて、この「Weather Jacket」も軽量性が魅力の1品。撥水、防風効果と通気性を両立させた日本製の素材を使い、破れにくいのも特徴。また、ポケットのジッパーは防水仕様や、ジャケット全体を折りたたんで胸ポケットに収められるパッカブル構造など、ディテールでも機能性の高さをアピールしています。

 

Perfomance-T

8800円(税込)

もちろんSSシーズンということもあってTシャツなどの機能性カットソーも充実。吸汗速乾性はもちろんのこと、長く愛用できるように耐久性や夏場での着用を想定した通気性や透湿性など、Onが培ってきたテクノロジーを散りばめています。また、シームレスになっているので着ていることさえ忘れてしまいそうなライトな着心地も魅力の1つです。

 

Hybrid Shorts

1万1000円(税込)

最後に紹介するのはインナータイツとアウターのショートパンツが一体化した超軽量ショーツ。こちらは2in1なアイテムで別々での着用も可能で、ショートパンツにはちょうどいいサイズ感の使いやすいポケット、インナータイツにもスマートフォンや貴重品を収納できる隠しポケットなど、利便性を追求。快適な履き心地でランニングをしっかりとサポートしてくれます。

 

世界で2店舗目となるフラッグシップショップもオープン!

ここまでは紹介してきましたOnの2022年春夏シーズンの新作アイテム群。代表的なモデルのアップデートバージョンやトレラン入門モデル、ウェア類などを紹介してきましたが、これはフルラインナップの中のごく一部。話題性十分なコラボアイテムや、シティライクなウェアなど多彩なコレクションが続々とリリースされていきます。

 

そして、Onの世界で2店舗目となるフラッグシップショップが原宿のキャットストリートに4月8日オープン予定。コレクションを手に取り、実際に着用して体感できますので、こちらの動向チェックもお忘れなく。

 

 

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軽量かつタフでどんなシーンでもしっかりと足元をサポートしてくれるオンの「Cloud Dip」!

スイス発のパフォーマンスシューズブランド「オン」を代表するベストセラーシューズ「Cloud(クラウド)」。ミッドソールに超軽量フォームのCloudTec(R)を搭載して、優れたクッション性や反発力、グリップ力とあらゆるシーンにおいて威力を発揮してくれます。そんなクラウドをベースに、よりタフな機能性を加えた、アーバンアウトドアな一足が「Cloud Dip(クラウド ディップ)」です!

 

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無骨でワイルドなルックスも魅力的ですね!

クラウド ディップのポイントとなるのが、アッパーの素材使い。バリスティック・コットンのアッパーを採用しつつ、トゥ周りにはトレイルシューズからヒントを得た、360°マッドガードを搭載。クラウドの洗練されたパフォーマンスはそのままに、耐久性と保護機能を大幅に向上しています。カラーラインナップは全5色。

↑アッパーはミリタリーからインスパイアされた、バリスティック・コットンを使用して、耐摩耗性と耐久性を高めています。さらに360°マッドガードが泥などの侵入を防ぐほか、アクセントとしてワイルドな雰囲気を加えています

 

↑伸縮性のあるシューレースを採用していてソフトな履き心地に。長時間履き続けても疲れにくくなっています

 

↑ヒールカップはかかとをしっかりとホールドし、シューズと足との一体感を高めています

 

↑ミッドソールには、しなやかな着地を実現する「Zero-Gravity Foam」と「CloudTec(R)」を採用。さらに高反発のSpeedboard(R)を加えて優れた推進力も兼ね備えます

 

 

クラウドならではの軽快な履き心地と、無骨でワイルドなルックスが絶妙にマッチしています。ミリタリーからインスパイアされたという素材使いで、どことなくタクティカルシューズっぽい雰囲気も溢れます。デイリーユースからアーバンランまで幅広く活躍するので、迷った時には間違いのない一足ですね!

オン
クラウド ディップ
1万8480円(税込)

年間100足以上履くスニーカー男が選んだ、2021年「まだ買える」ベストスニーカー5選!

もうすぐ終えようとしている2021年。冬のボーナスも入ったし、何か新しいスニーカーでも欲しいな、なんて考えている方も多いのでは? そこで今回、2021年に登場した数々のスニーカーの中から、まだ買えるオシャレなおすすめスニーカー5足を発表します。「おっ、こんなスニーカー出てたんだ」って新しい発見があるかもしれないので、ぜひともチェックしてみてください!

 

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【その1】過去の複数の名作をひとつに融合させたフュージョンモデル!

ニューバランス

XC-72

1970年代にニューバランスから登場したランニングシューズ「320」「355」「Super Comp」という3モデルをひとつに融合させた「327」。そして1980年代に登場した3つのアーカイブモデル「420」「1300」「Gator」からインスピレーションを得た「237」と、複数のモデルをドキッキングさせたフュージョンモデル。そして、2021年登場した最新作モデルがこの「XC-72」。

 

本作ではトレイルシューズの「375」、クロスカントリーシューズの「XC15」、軽量ランニングシューズの「620」という3モデルの特徴をミックス。内外異なるアシンメトリーなアウトソールパターン、多角的にシェイプされたヒール、70年代のコンセプトカーから着想を得たスクエアトゥなどのディテールを採用。アッパーのサイドにはオーバーサイズのビッグNロゴを配して、モダンなテイストへと仕上げられています。

 

【本間的おすすめなワケ】

昨年デビューし、瞬く間にニューバランスの人気モデルの1つとなった「327」と同様。過去のアーカイブモデルと、現代のトレンドを掛け合わせ再構築した時代を超越するデザインなので、意外すぎる大胆なアイデアに星3つ!

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【その2】アウトドアブームはスニーカーシーンにも波及!

On

クラウドアウェイ

近年人気のアウトドア。3密になりにくくソーシャルディスタンスを確保しやすいこと、さらには数年前から続いたアウトドアスタイルファッションの人気から、アウトドアシーンは盛り上がっています。当然その影響は、スニーカーシーンにもありました。

 

そんなアウトドアシーン向けのシューズとしてオススメなのが、Onの「クラウドアウェイ」。優れたクッション性を生み出すソール形状「CloudTec(R)」システムと、蹴り出しの反発を高めるOn独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵した本格ハイキングシューズです。

 

【本間的おすすめなワケ】

筆者が特に注目したのが、折りたたみ式なこと! ヒールカップの芯材を取り除いたことで、コンパクトにたためることが可能で、外出先や旅先に携帯するのにも便利なシューズとなっています。

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【その3】東京2020で人気となったスケシューを大人履きするならコレ!

ヴァンズ

オールドスクール 36 DX

東京2020で若き日本人選手が男女共にゴールドメダリストに輝いたことや、その試合模様のトリッキーな実況で、一躍脚光を浴びたのが、スケートボード。当然スケートボードにマストなシューズも熱い注目を集めました。しかし、“スケシューって、大人にも似合うの?”と思う方もいるかと思いますが、さにあらず。ヴァンスの「オールドスクール 36 DX」なら、バッチリと大人スタイルにもハマってくれるのです!

 

こちらはヴァンズから1977年に登場したオールドスクールのスペシャル版。オリジナルのシンプルでスマートなフォルムはそのままに、ヴァンズが創業した1966年当時にカリフォルニア州アナハイムにあるファクトリーで製造されていた製品を再現した、こだわりの素材使いでアレンジしています。

 

【本間的おすすめなワケ】

従来のオールドスクールに飽きていた、または「ちょっとなー」と思ってい人にはおすすめ。オールドスクール 36 DXは重厚感と高級感を加わっていて、大人の休日の足元にも似合うスケシューとなっています。

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【その4】アジアンメイドへのチェンジでリーズナブルに復刻!

ニューバランス

ML2002R

フュージョンモデルを積極的に展開した2021年のニューバランスですが、ほかにも注目すべきモデルがありました。それがアジアンメイドでの復刻モデル! メイドインU.S.A.やメイドインU.K.といったハイエンドモデルのオリジナルを、アジアンメイドにチェンジして、よりリーズナブルにリリースするというものです。なかでもスニーカーシーンで多くの反響を得たのが「2002R」です。

 

ここで紹介するのは昨年秋のローンチ時には大きな話題を呼び、即完売を記録した2002Rの新色です。Made in U.S.A.で2010年に誕生した「2002」の特徴的な重厚感あるアッパーデザインを再現しながら、ソールにはランニングシューズ「M860」と同様のハイスペックソールユニットを搭載しています。

 

【本間的おすすめ理由】

即完売するほど人気を誇った2002 Rの新色。リーズナブルながらも履き心地をアップデートさせるとは、まさにお値段以上の一足と言えます! 1足持っていておいて損はないと思います。

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【その5】パフォーマンスモデルにもサステナブルを注入したナイキの力作!

ナイキ

ナイキ コズミック ユニティ

サステナブルと聞くとライフスタイル向けシューズのテクノロジーというイメージがありますが、「ナイキ コズミック ユニティ」に関しては違います。数々のサステナブルシューズを登場させていたナイキが2021年、遂にプロアスリートにも対応したサステナ系バスケットシューズをリリースしたのです!

 

リサイクル可能なケーブル糸を使用したアッパー。ソールには廃棄シューズからリサイクルしたナイキ グラインド ラバーをおよそ10%含有したフォームを使用。重量換算で少なくとも25%以上のリサイクル素材を使用しているにもかかわらず、NBAプレーヤーをサポートするゴリゴリのタフ仕様バッシュです。

 

【本間的おすすめなワケ】

サステナビリティを念頭に置き、洗練された快適なシルエットを実現したナイキ コズミック ユニティ。パフォーマンスシューズをサステナブルでアレンジするなんて、流石ナイキだなと思いました。

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お気に入りのスニーカーは見つかりましたでしょうか? ちなみに今回紹介した5足はいずれも同カラーの展開が終了している可能性もありますが、別カラーは展開していますので、ぜひとも参考にして見てくださいね!

「On」初のハイブリッド・アウトドアシューズはヒールが折り畳めて旅のお供にもピッタリ!

いよいよ行楽シーズンがやってきましたね! そんななか注目すべき高性能シューズと出会っちゃいました。それがスイス発のブランド、Onのラインナップでは初となるハイブリッド・アウトドアシューズ「Cloudaway(クラウドアウェイ)」です。

 

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Onのテクノロジーをカジュアルに履きこなすにはコレ!

クラウドアウェイのアッパーはメッシュとビーガンスエードのコンビネーション、サイドにはモカシンステッチを施し、とてもカジュアルな印象に仕上がっています。ソールはもちろん世界特許技術を搭載して、優れたクッショニングを提供してくれます。さらにOn独自の足形プレートを内蔵して、蹴り出し時に優れた反発性を発揮。カジュアルなルックスと高機能がバッチリと融合しているわけです。

↑アッパーに使用されているビーガンスエードと軽量メッシュはリサイクル素材を90%以上使い、Onのテクノロジーとサステナブルな観点が融合しています

 

↑「Cloud(クラウド)」のスピードレーシングシステムからインスピレーションを受けた伸縮性のあるゴム紐タイプのシューレス・トグルシステムが、快適で安定した履き心地を提供

 

↑優れたクッション性を生み出すソール形状「CloudTec(R)」システムのほか、蹴り出しの反発を高めるOn独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵しています

 

↑ソールにもリサイクル素材を使用。Onの故郷でもある地、スイス・エンガディン渓谷の等高線が配され、ディテールにも遊び心が加えられています

 

↑他のモデルでは通常搭載されているヒールカップの芯材を取り除いたことで、コンパクトにたためることが可能。収納性も向上し、外出先や旅先で重宝するシューズとしても活躍しますね

 

Onのラインナップで初のハイブリッド・アウトドアシューズとなる本作は、タウンユースとしてはもちろんのこと、長距離の移動や、旅先に持って行くシューズとしても大活躍する一足ですね。しかもモカシンステッチのアクセントもいい感じ! どことなくネイティブな雰囲気も新鮮ですね。秋の行楽のお供にぜひ!

On
クラウドアウェイ
1万6830円(税込)

 

快適性&安定性をアプデ! Onの第三世代「クラウドベンチャー」に防水仕様が登場

トレイルランニングは林道、砂利道、登山道などを走ります。路面は平らではなく、石や岩、木の根、階段など、不安定な場所のほうが多いくらいです。そんなテクニカルなセクションの多いトレイルランで活躍するのがトレイルランニングシューズです。

 

今回紹介したいのがスイス生まれのブランド、オン。同ブランドの定番トレランシューズ「Cloudventure (クラウドベンチャー)」はアップデートを続け第三世代になり、そのモデルにウォータープルーフ(防水)が登場しました。

 

【オン「クラウドベンチャー ウォータープルーフ」を写真で先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ウォータープルーフで秋の長雨にも対応!

第三世代クラウドベンチャーは、従来モデルからソールフォームをオン独自開発の軽量クッション素材「HelionTM」にア ップデートし、抜群のクッション性と反発性に加え、トレイルランニングに必要とされる耐久性・温度耐性も兼ね備えました。ミッドソール部には、蹴り出しの反発を高めるオン独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵。アウトソールには、オンの世界特許技術であるソール形状「CloudTec(R)」システムにグリップ性能を高めるラバー素材を貼り付けた 「MissiongripTM」アウトソールを採用。 さらにアッパーはウォータープルーフ仕様で、鬱陶しい秋の長雨も快適にしてくれます!

↑今作は従来モデルからソールフォームをオン独自開発の軽量クッション素材「HelionTM」にアップデートし、抜群のクッション性と反発性はそのままに、耐久性・温度耐性も強化

 

↑ミッドソール部には、蹴り出しの反発を高めるオン独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵

 

↑オンの世界特許技術であるソール形状「CloudTec(R)」システムにグリップ性能を高めるラバー素材を貼り付けた 「MissiongripTM」アウトソールを採用

 

↑アッパーの素材は約70%がリサイクルポリエステル素材で作られており、高いフィット感と快適性・安定性をキープ。さらにウォータープルーフ仕様で雨にも強い!

 

オンユーザーのアスリートたちのフィードバックを元にアップデートを果たした本作は、トレーニングや週末のレース、急なアップダウンや岩場など特にテクニカルなセクションの多いトレイルランで活躍する一足です。山々からの良い眺め、きれいな空気と秋を感じつつ、自然を満喫するのもありですね。

オン
クラウドべンチャー ウォータープルーフ
1万9580円(税込)

 

スイス・パフォーマンスブランド「On」のタウンユース向けモデル「Cloudnova」を履いてみた!

スイスのパフォーマンステクノロジーを取り入れたシューズブランドOn(オン)。特許技術の「CloudTec」ソールを搭載したパフォーマンスシューズを展開し、2015年に日本に本格上陸して以来、多くのファンを獲得しています。そんなオンが展開するタウンユース向けシューズの代表的モデルと言える「クラウドノヴァ」。この夏、ニューカラーのオールホワイトがラインナップしたとのことで、改めて試してみようと思います!

 

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オールホワイトの爽やか仕様で大人にピッタリ!

クラウドノヴァは、オンのDNAである世界特許技術の「CloudTec」ソールを搭載することで、高いクッション性と敏捷性を融合させています。さらにアッパーはソックス構造のインナーによってホールド力を高め、快適な履き心地を実現。スマートかつストリート&アーバンアウトドアを連想させるデザインを兼ね揃えた、まさにオンが作るネクストジェネレーションシューズと呼べる一足となっています。

↑アッパーは通気性が高くて柔らかくサポート性に優れたメッシュを使用していて、履いた瞬間から心地よいフィット感を提供

 

↑羽織りもの状のインナーが足の甲を優しく包み込んで、足とシューズの一体感を高めています

 

↑ミッドソールは世界特許技術の「CloudTec」ソールを搭載して、優れたクッショニングを発揮

 

↑アウトソールは優れた反発力を誇る「Speedboard」が組み合わさっています。そしてゴム補強は、足の自然な動きに合わすよう正確に配置され、硬い路面から足裏を守りつつ、グリップ力を発揮

 

スイスメイドならではの質実剛健な機能性を凝縮しながら、ストリートにも映えるモダンなルックスとのコンビネーションに惹かれます。足を入れてみると、ランニングテクノロージーが詰まっているだけあり、軽快で快適な履き心地でした。そして写真のカラーは、オールホワイトでクリーンなイメージに仕上げられているので、大人の休日にピッタリかと思います。

オン
クラウドノヴァ
1万7380円(税込)

 

ランニングとストリートの世界観を融合させた「オン」のハイブリッド限定モデル!

スイス発のパフォーマンスシューズブランド「On(オン)」が、2017年に発売した「Cloudflash(クラウドフラッシュ)」。それはオン最速のレーシングモデルで、他には類を見ないエネルギー変換性能を搭載しています。そんなクラウドフラッシュの特徴となるフューチャリスティックなデザインのアッパーと、発売してから継続的な人気を誇るスニーカー「Cloudnova(クラウドノヴァ)」のソールを組み合わせた、限定モデル「Cloudnova Z5 (クラウドノヴァ ゼットファイブ)」が登場しました。

 

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レーシーなアッパーとコンフォートなソールを合体させたハイブリッドモデル!

本作はクラウドフラッシュで採用された軽量かつ、通気性の良いナノメッシュアッパー。それと、スマートでストリートを彷彿させるクラウドノヴァで使用されているソールを組み合わせて、ランニングとストリートの世界をひとつにしたハイスペックシューズ。ナノメッシュアッパーをベースにビビッドなネオンカラーがコーディネートのアクセントとして機能し、タウンユースに相応しい一足へと仕上がっています!

↑レーシングシューズ用に開発された超薄型のナノメッシュアッパーは、優れた通気性と柔軟性を与えてくれます

 

↑スエードであしらわれたシュータンにもパンチングによるベンチレーションを設けて、優れた通気性を確保

 

↑世界特許技術の「CloudTec(R)」が着地の衝撃を吸収し、さらに「Speedboard(R)」が優れた反発力で推進力を生み出します

 

↑高い技術力の証ともいえる、スイス国旗のピスネームがヒール部に配されています

 

オンならではの世界特許技術もしっかりと搭載しているから、性能や履き心地は申し分ありませんね。そして何よりも惹かれてしまうのは、ビビッドなネオンイエローのアッパーデザイン。ショーツなどのシンプルなボトムスが多くなりがちなこれからの季節、絶好のアクセントに機能してくれるでしょう。

オン
Cloudnova Z5
1万9580円(税込)

 

コレは買いだね、ロジャー・フェデラーと共同開発したコートシューズ!

スイスのパフォーマンスブランド「On(オン)」は、Onのシニアチームメンバーであるロジャー・フェデラー(以下フェデラー)と共同開発したシューズ「THE ROGER」を本格始動。7月に発売した「THE ROGER Centre Court 0-Series」(ザ・ロジャー センタコート ゼロシリーズ)のディティールを新たに、「THE ROGER Centre Court」として8月27日に発売します。

 

フェデラーのトップテニスプレーヤーとしての知見と、Onが誇る最新のランニングテクノロジーを融合させることで、 伝統的なテニスシューズのシルエットを再定義したザ・ロジャー センタコート ゼロシリーズは、世界限定1000足が即日完売し、On史上かつてなく注目度の高いシューズとなりました。

 

ステッチやソールまでもオールホワイトで仕上げ、フェデラーの目指すクリーンかつシンプルなデザインに仕上がっています。Onの世界特許技術であるソール形状「CloudTec(R)」システムと、爆発的な蹴り出しを生み出す「Speedboard(R)」を内蔵し、抜群のクッション性と軽さを兼ね揃えた本作は、シンプルで洗練されたデザインでありながら、Onのランニングシューズの技術に裏付けられた履き心地が特徴です。テニスからインスパイアされた未来の定番スニーカーと呼べる1足です。

 

コートシューズ好きにはたまらないデザインで、シンプルなシルエットはオンでもオフでも活躍してくれるでしょう。日本国内ではOn公式サイト、 DOVER STREET MARKET GINZA 店頭およびE-SHOP、atmosの8店舗およびatmos online、ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店およびオンラインストアなどで発売。

↑「ザ・ロジャー センターコート」2万680円(税込)

 

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アトモスコンで話題となったOnの名作「クラウド ハイ エッジ」がオール新色で復活!

2019年に日本最大級のスニーカーコンベンション「アトモスコン Vol.7」で登場し話題となったのが、スイスのランニングシューズブランドOn(オン)の「Cloud Hi Edge(クラウド ハイ エッジ)」。当時は数量限定ですぐに完売してしまったため、欲しくても入手できなかった方も多かったはず。そんなクラウド ハイ エッジが今季、再び登場です。しかも、すべて新色!

 

パフォーマンスランニングとスニーカーの中間に位置するモデルがクラウド ハイ エッジとなります。運動パフォーマンス&テクニカル素材と、ストリートスタイルなルックスを融合させちゃったってわけですね。ソールはOnならではの特許技術「CloudTec(R)」を搭載し、快適な履き心地を提供してくれます。

 

快適な履き心地とエッジーなデザインが見事に融合!

アッパーはエンジニアードメッシュを採用していて極めて軽量で高い通気性を確保しています。

 

特許技術「CloudTec(R)」がソフトな着地と俊敏な蹴り出しを実現。さらにカーブを描く弓なりのソールが、優れた推進力を生み出してくれます。

 

履き口のライナーはソフトなファブリックとなっているので、足への当たりはしなやかです。

 

サイドパネルがヒールカップまでグルッと囲むように配されていて、高い安定性を得ています。

 

今回はリリース数もアップしているとのことなので、ぜひとも実際にお試しを。ストリートに映える鮮やかなカラーリングのハイカットスニーカー、気になった方はお早めに!

On
クラウド ハイ エッジ
1万8480円(税込)

 

アトモス ハラジュク
TEL.03-5474-5215
https://www.atmos-tokyo.com/shop/store/shoplist/26

 

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