現時点でOnePlusの折りたたみスマホに関する公式情報はまだありませんが、同ブランドはすでに「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」といった商標を登録しています。また、同社のCOOはその折りたたみスマホが「フラッグシップモデルになる」と自信をのぞかせています。
MySmartPriceによれば、OnePlusの折りたたみスマホは7.8インチ/120Hz駆動/2K解像度という、極めて高スペックなものが採用されるとのこと。これは、業界をリードするSamsung(サムスン)の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 4」の7.6インチを上回る画面サイズで、製品の大きなアピールポイントとなりそうです。また、本体外側にも6.3インチ/120Hzのサブディスプレイを搭載し、これもGalazy Z Fold 4(6.2インチ)を上回っています。
プロセッサには、最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を採用。RAMは16GBで256GBのストレージを搭載している模様。バッテリー容量は4800mAhで67Wでの高速充電が可能です。OSは「Android 13」をベースにした「OxygenOS」。また、背面には4800万画素メイン+4800万画素超広角+6400万画素望遠のトリプルカメラを、画面上には3200万画素+2000万画素の自撮りカメラをそれぞれ搭載しています。
OnePlusの折りたたみスマートフォンはかなりハイエンドになりそうですが、ライバルも黙っていないでしょう。例年通りのスケジュールなら、Samsungも今夏に新型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 5/Galaxy Z Flip 5(どちらも仮称)」を投入してくるはず。激しい戦いが繰り広げられるかもしれません。
折りたたみスマートフォンといえばサムスンの「Galaxy Z Fold4」が日本でも販売されていますが、価格は約25万円とその気になればノートPCも買えてしまうほど高価格です。しかしインドなどでスマートフォンを販売しているTecnoが発表した「Phantom V Fold」はGalaxyより10万円以上安い値段で登場します。早期割引価格だと13万円ちょっと、月々約1万円の1年払いで折りたたみスマートフォンが買えてしまうのです。
折りたたみスマートフォンには縦にたたむモデルもあります。このスタイルのモデルはサムスンの「Galaxy Z Flip4」が有名ですが、OPPOからも同じ縦折り式の「Find N2 Flip」が登場しました。本体を開いた状態では6.8インチ画面の普通のスマートフォン。ところが画面の真ん中から折りたたんで使うことができるのです。このまま机の上におけば三脚いらずで写真が撮れますし、動画やSNSを見るのも楽にできます。
OnePlus 11は120Hz駆動/6.67インチの有機ELディスプレイを搭載。本体の両サイドには柔らかなカーブが施されるなど、「Pro」がつかないモデルながら高級感のある仕上がりです。プロセッサには最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、最大16GBのRAMを搭載するなど、ハイエンドモデルに相応しいスペックに仕上がっています。
現時点では、OnePlusが投入するであろう「複数の折りたたみスマートフォン」に関する詳細は報じられていません。現在の折りたたみスマートフォンは縦折りタイプ(サムスンのGalaxy Z Flipシリーズなど)と横折りタイプ(OPPO Find Nなど)の2種類が存在しますが、OnePlusからはその両方が投入されるのかもしれません。