サムスンより画面がデカい! OnePlusのフラッグシップ「折りたたみスマホ」の詳細が流出

OnePlusが2023年夏に投入することを予告している折りたたみスマートフォンについて、詳細なスペック情報を海外テックサイトのMySmartPirceが報告しています。

↑OnePlusは画面で優勢(画像提供/OnLeaksおよびSmartPrix)

 

現時点でOnePlusの折りたたみスマホに関する公式情報はまだありませんが、同ブランドはすでに「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」といった商標を登録しています。また、同社のCOOはその折りたたみスマホが「フラッグシップモデルになる」と自信をのぞかせています。

 

MySmartPriceによれば、OnePlusの折りたたみスマホは7.8インチ/120Hz駆動/2K解像度という、極めて高スペックなものが採用されるとのこと。これは、業界をリードするSamsung(サムスン)の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 4」の7.6インチを上回る画面サイズで、製品の大きなアピールポイントとなりそうです。また、本体外側にも6.3インチ/120Hzのサブディスプレイを搭載し、これもGalazy Z Fold 4(6.2インチ)を上回っています。

 

プロセッサには、最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を採用。RAMは16GBで256GBのストレージを搭載している模様。バッテリー容量は4800mAhで67Wでの高速充電が可能です。OSは「Android 13」をベースにした「OxygenOS」。また、背面には4800万画素メイン+4800万画素超広角+6400万画素望遠のトリプルカメラを、画面上には3200万画素+2000万画素の自撮りカメラをそれぞれ搭載しています。

 

OnePlusの折りたたみスマートフォンはかなりハイエンドになりそうですが、ライバルも黙っていないでしょう。例年通りのスケジュールなら、Samsungも今夏に新型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 5/Galaxy Z Flip 5(どちらも仮称)」を投入してくるはず。激しい戦いが繰り広げられるかもしれません。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

9分半で満充電、価格破壊の折りたたみ式etc. 最新スマホの進化はどこまで進んだ?

毎年2月末にスペインで開催される「MWC Barcelona」は、スマートフォンメーカーにとって2023年の新作を披露する場にもなっています。各メーカーが気合を入れた2023年の新作の中にはスゴイ製品もたくさん見受けられました。それらをいくつか紹介しましょう。

 

背面がカラフルに光る! Unihertz「Luna」

スマートフォンの背面を透明なガラスで覆い、その内部に光るライトを搭載したスマートフォン「Luna」をUnihertzが発表しました。ストライプ状のLEDライトはそのデザインだけでも大きく目を惹きます。ライトの色は自由自在に変更できるので、赤、青、黄色や緑など、自分の好みに設定もできるそうです。でも似たようなスマートフォンはすでに販売されていますよね……そう、2022年7月に発表された「Nothing Phone (1)」を覚えているでしょうか。Lunaの見た目はNothing Phone (1)にソックリ。しかしNothing Phone (1)はライトが白色にしか発光しません。Lunaのほうがカラフルに光るのでより楽しそうです。

↑Unihertz Luna

 

ちなみにMWCのUnihertzブースにはNothingのCEO、カール・ペイ氏が訪問して自分のNothing Phone (1)とLunaを比べてみたとか。Lunaには実はホワイトライトだけのバージョンもあって、Nothing Phone (1)を正しくトレースしたモデルも出しているほど。Lunaはカメラも1億800万画素と3200万画素で、Nothing Phone (1)のデュアル5000万画素よりちょっとだけ高性能。しかし通信方式はLTEのみ、本体重量もかなり重くてたぶん300gくらいあります。果たしてこの「光るスマホ」、正式発売後はどれくらいの人気になるでしょうか?

↑正面から見ると普通のスマホで面白味は無い

 

手が届くお値段に? 折りたたみスマホの価格破壊! Tecno「Phantom V Fold」

折りたたみスマートフォンといえばサムスンの「Galaxy Z Fold4」が日本でも販売されていますが、価格は約25万円とその気になればノートPCも買えてしまうほど高価格です。しかしインドなどでスマートフォンを販売しているTecnoが発表した「Phantom V Fold」はGalaxyより10万円以上安い値段で登場します。早期割引価格だと13万円ちょっと、月々約1万円の1年払いで折りたたみスマートフォンが買えてしまうのです。

↑Tecno Phantom V Fold

 

本体を開くと7.85インチの小型タブレットとなり、閉じると6.42インチ、本体横幅72ミリのスリムな普通のスマートフォンになります。カメラは5000万画素を2つと1300万画素と高性能。弱点があるとすれば本体重量が299グラムとやや重めなこと。残念なことにインドでしか発売されないようなので、日本で入手するのは難しそうです。男女ともセルフィーが大好きなインド向けとあってフロントカメラも3200万画素と高画質な点も見逃せません。

↑閉じてしまえば普通のスマホにしか見えない

 

iPhoneやGalaxyよりスゴイカメラを搭載! Honor「Magic5 Pro」

スマートフォンのカメラの高性能化は、世の中から「コンデジ」をほぼ駆逐してしまいました。でもどのスマートフォンのカメラが一番きれいに写真を写せるのでしょう? その指標としてスマートフォンのカメラの評価をおこなっている「DxOmark」が、2023年3月時点で発売されているスマートフォンの中で最も優れたカメラを搭載していると判断したのがHonorの最新モデル「Magic5 Pro」です。

↑iPhoneよりカメラがスゴイHonor「Magic5 Pro」

 

ちょっと前までスマートフォンのカメラと言えばファーウェイの評価が高かったことを覚えていますか? Honorはファーウェイから分社化して誕生したメーカーなので、カメラ性能もファーウェイ譲りで優れています。Magic5 Proは5000万画素のカメラを3つも搭載し、最大100倍望遠にも対応。夜景も綺麗に撮影できます。DxOmarkの評価ではこのMagic5 Proはすべてのスマートフォンのなかで最高のカメラ性能をマークしており、文句なしに「世界最強カメラスマホ」の栄誉を手にしています。

↑どんなシーンでも美しい写真が撮れるMagic5 Proのカメラ

 

オシャレ感度の高い人に刺さりそうな縦折りスマホ! OPPO「Find N2 Flip」

折りたたみスマートフォンには縦にたたむモデルもあります。このスタイルのモデルはサムスンの「Galaxy Z Flip4」が有名ですが、OPPOからも同じ縦折り式の「Find N2 Flip」が登場しました。本体を開いた状態では6.8インチ画面の普通のスマートフォン。ところが画面の真ん中から折りたたんで使うことができるのです。このまま机の上におけば三脚いらずで写真が撮れますし、動画やSNSを見るのも楽にできます。

↑OPPO Find N2 Flip

 

そして完全に折りたためば手のひらにすっぽりと納まる小さな大きさになります。この状態でも外側には3.26インチの比較的大きな画面があるので、通知を受けたり、閉じたままカメラを起動して5000万画素のメインカメラで自撮りも可能。本体を開かなくてもある程度の操作ができてしまうのです。また紫色の本体もオシャレなイメージですよね(カラバリは他に黒があります)。

↑閉じたままでも使えちゃう欲張りな設計

 

スマホを水で強制的に冷やす水冷モデル! OnePlus「11 Concept」

スマートフォンでゲームをする人にとっての悩みは、食事をするのも忘れてゲームに没頭している最中に、スマートフォン本体の発熱によりゲームの動作が不安定になったり、スマートフォンそのものがシャットダウンしてしまうこと。ハイエンドゲームにその傾向は強く、本体が熱いまま使うとバッテリーの寿命も減りがちです。そこでOnePlusはスマートフォンを水で冷やせるコンセプトモデル「OnePlus 11 Concept」を発表しました。

↑OnePlus 11 Concept

 

スマートフォンの内部に細いパイプを張り巡らせ、さらに超小型サイズのポンプも埋め込むことで、水を循環させてスマートフォン本体を冷やします。背面には実際にパイプが張り巡らされている様が見え、水が流れる動きをLEDライトが表現してくれます。ハイパワーなPCゲームをする人ならPC本体を水で冷やすのは当たり前のことになっていますが、スマートフォンもついに水冷冷却する時代がやってきそうです。

↑背面中央の青いラインが水冷パイプの通っている場所。ライトで光る

 

9分台で満充電、“神”を超えた究極の充電速度! realme「GT3」

スマートフォンの充電速度は年々高速化が進んでいます。日本ではシャオミが「神ジューデン」と名付けた高速充電スマートフォン「Xiaomi 12T Pro」を販売していますが、realmeが発表した「GT3」の充電速度はその「神」を超える速度です。世界最速の240Wの充電に対応し、満充電に必要な時間はわずか9分半。もはやスマートフォンの充電は10分以内で終わらせることができるのです。

↑realme「GT3」

 

GT3の背面はカメラの横の部分が透明パーツになっており、その部分にある四角い枠状のライトを光らせることもできます。Unihertz LunaといいOnePlus 11 Conceptといい、今年のスマートフォンは光らせることも流行りなんでしょうか。GT3に専用充電器を接続すると、画面には「240W」と表示され、バッテリーがどんどん充電されていきます。いずれ250Wや300Wといった、「分充電」できてしまうスマホが登場するのも時間の問題かもしれません。

↑240W充電を試す。見る見るうちに充電されていく

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

背面ピカピカスマホがブームに? OnePlusがコンセプトを発表

OnePlusは背面LEDを搭載したスマートフォンのコンセプト「OnePlus 11 Concept」を発表しました。

↑OnePlusより

 

背面に発光機能を搭載したスマートフォンとしては、Nothing(ナッシング)の「Phone (1)」が思い出されます。今回のOnePlus 11 Conceptはコンセプトモデルとなっており、実際に市場に投入されるかどうかは不明。しかし今後のスマートフォン業界のトレンドを占うという意味で、興味深い端末といえそうです。

 

イベント「MWC 2023」を前にして公開されたOnePlus 11 Conceptは、背面のカメラ突起の周り、そしてそこから本体下へと伸びるLEDライトの姿が確認できます。OnePlusはこのパネルを「Flowing Back(フローイング・バック)」と呼んでおり、青色LEDを血管に例えているのです。

↑OnePlusより

 

2枚目の画像からは、LEDライトの上部にあるガラスパネルのユニボディを確認することができます。この外側のパネルは見方によっては、カーボンファイバーのようにもみえます。

 

スマートフォン背面のLEDライトは通知の表示や補助ライトなど、さまざまな使いみちが存在します。先述のようにOnePlus 11 Conceptがいつ、どのような形で製品化されるのかは不明ですが、単純に目立つスマートフォンとしてもその存在価値がありそうです。

 

Source: 9to5Google

背面カメラがギョロリ。OnePlusからハイエンドタブレット「OnePlus Pad」誕生

OnePlus Pad
↑OnePlus Pad

 

スマートフォンブランドのOnePlusは、同ブランド初となるハイエンドタブレット「OnePlus Pad」をリリースする計画を海外メディアで発表。1月に海外テックサイトのtechradar.で発表が予告されており、注目が集まっていました。

 

OnePlus Padは11.6インチ/144Hz駆動/縦横比7:5のReadFitディスプレイを採用した、Android OS搭載タブレットです。Dolby Vision HDR搭載やDolby Atmosオーディオでの再生が可能など、マルチメディア性能が高められています。

 

背面には電子式手ブレ補正に対応した1300万画素の大きなカメラを搭載。フロントには800万画素カメラを配置しており、プロセッサはMediaTekのDimensity 9000で、RAMは最大12GBです。バッテリー容量は9510mAhで、最大14.5時間の動画視聴が可能。67Wの高速充電に対応し、80分でフル充電することができます。またスタンバイ状態なら、充電が1ヶ月も必要ありません。

 

その他にも、マグネットで取り付けられる便利なフルキーボード、そしてスタイラス「OnePlus Stylo」が別売りされています。

 

OnePlus Padの価格は未定ですが、インド、北米、ヨーロッパ、中東で4月から予約受付が始まります。Androidタブレットでは数が少なくなりつつあるハイエンドモデルとなるOnePlus Pad、日本を含めたさらなる広い地域への展開を期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

どんな外観に? 初タブレット「OnePlus Pad」が2月7日に発表

OnePlusが初のタブレット「OnePlus Pad」を2月7日に発表することを、海外テックサイトのtechradar.が伝えています。

OnePlusより

 

かつてはコストパフォーマンスに優れたハイエンドスマートフォンの投入で人気を博した、OnePlus。また同ブランドがタブレットを投入することは、以前から報告されていました。

 

techradar.によれば、OnePlus Padは次期フラッグシップスマートフォン「OnePlus 11」とともに、2月7日に発表されます。また公式のティーザー(チラ見せ)画像も投稿しており、その背面に大型のカメラ突起があることが確認できます。画面のベゼルは、ある程度細くデザインされているようです。

 

OnePlusによれば、OnePlus Padは側面に向かってわずかに丸みを帯びた、アルミニウムボディを採用。これにより、持ちやすさが向上しています。また背面カメラを背面の端ではなく中央に配置することで、より自然に使えるそうです。さらに「比類のない滑らかさ」をうたっていることから、高リフレッシュレートのディスプレイを搭載していることが予測されます。

 

OPPO傘下になってから、どちらかといえば廉価スマホに注力している印象のOnePlus。まもなく発表されるOnePlus Padが、どのような市場をターゲットにしているのかが注目されます。

 

Source: techradar. via 9to5Google

OnePlus 11が中国で正式発表! Hasselbladとのコラボは継続。100Wの高速充電が可能

スマートフォンメーカーのOnePlusは中国にて、新型スマートフォン「OnePlus 11」を正式発表しました。

↑OnePlusより

 

OnePlus 11は120Hz駆動/6.67インチの有機ELディスプレイを搭載。本体の両サイドには柔らかなカーブが施されるなど、「Pro」がつかないモデルながら高級感のある仕上がりです。プロセッサには最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、最大16GBのRAMを搭載するなど、ハイエンドモデルに相応しいスペックに仕上がっています。

 

背面には5000万画素のメインカメラ、4800万画素の超広角カメラ、3200万画素のポートレートカメラを搭載。前面カメラは1600万画素となっています。また、スウェーデンのカメラブランドHasselblad(ハッセルブラッド)とのコラボレーションも継続されています。バッテリー容量は5000mAhで、高速充電技術「SuperVOOC」によりなんと100Wでの有線充電が可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、そのスペックは明かされていません。

 

OnePlus 11のカラーバリエーションは、ブラックとグリーンの2色。まず中国から販売が開始され、今年後半にはより多くの地域にてリリースされる予定です。OnePlusの2023年を占うハイエンドスマートフォンのOnePlus 11は、高い完成度とバランスの取れた端末といえそうです。

 

Source: 9to5Google

Hasselbladカメラ搭載のOnePlus 11、1月4日に中国から発表へ

中国スマートフォンメーカーのOnePlusは、次期フラッグシップスマートフォン「OnePlus 11」を1月4日に中国向けに発表すると明かしました。

↑OnePlusより

 

かつてはコストパフォーマンスに優れたスマートフォンで評判となり、最近は廉価スマートフォンにも力を入れているOnePlus。また、スウェーデンのカメラブランド「Hasselblad(ハッセルブラッド)」とのコラボレーションも特徴となっています。

 

本体デザインでは、背面に大きな円形のカメラ突起を配置。背面カメラ数は3基で、またHasselbladとのコラボレーションも継続されています。

 

スペックとしては、プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2で12GB/16GBのLPDDR5X RAMと最大512GBのUFS 4.0ストレージを搭載。OSには「Android 13」をベースとした、OPPOの「Color OS」が搭載されます。また現時点では、カメラスペックは明かされていません。

 

OnePlus 11は来年2月にインドでもローンチされることが、公式に決まっています。その後のグローバル展開、そしてもしかしたらあるかもしれない日本投入にも、期待したいものです。

 

Source: Weibo via 9to5Google

1機種だけじゃない? OnePlusから折りたたみスマホ登場のウワサ

中国OnePlusが2023年にも複数の折りたたみスマートフォンを投入するとの情報を、著名リークアカウントのMax Jamborと海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑In Green / Shutterstock.comより

 

韓国サムスンや中国ファーウェイ、米モトローラなど、次々とメーカーから新モデルが投入される折りたたみスマートフォン。2021年にはOnePlusの親会社となるOPPOが折りたたみスマートフォン「OPPO Find N」を発表したことも、話題となりました。

 

現時点では、OnePlusが投入するであろう「複数の折りたたみスマートフォン」に関する詳細は報じられていません。現在の折りたたみスマートフォンは縦折りタイプ(サムスンのGalaxy Z Flipシリーズなど)と横折りタイプ(OPPO Find Nなど)の2種類が存在しますが、OnePlusからはその両方が投入されるのかもしれません。

 

また一方で、OnePlusはOPPOの子会社となった影響もあり、似たような製品を投入する傾向があります。ですので、OPPO Find Nのバリエーションモデルが投入される可能性も十分あります。

 

スマートフォンデザインのコモデティ化(一般的な商品になること)を打ち破ることが期待されている、折りたたみスマートフォン。OnePlusに限らず、さらなる新たなメーカーの参入に期待したいものです。

 

Source: Max Jambor / Twitter via 9to5Google