お値段なんと11万9980円!「史上最高の映像美」を誇る「PS5 Pro」が11月7日に発売

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation史上最高の映像美を実現するコンソールゲーム機「PlayStation 5 Pro」(PS5 Pro)を、2024年11月7日(木)より、希望小売価格11万9980円(税込)、699.99USドル、699.99ポンド、799.99ユーロにて発売します(※1)。

※1 北米の価格は税抜き、欧州の価格は税込みです

 

PS5 Proは、これまで以上に高精細なグラフィックを滑らかな高フレームレートで実現(※2)し、PlayStation史上最も先進的かつ革新的なコンソールとして、PS5商品群のラインアップに加わります。ストレージには2TBのSSDを搭載し、DualSense ワイヤレスコントローラーを1台同梱。また、最新の無線通信技術であるWi-Fi 7に対応しており、本規格に対応している地域で利用できます。

※2 これらの機能は、PS5 Pro向けに強化された一部のPS5ゲームでのみ利用できます。PS5 Proによって強化される機能は、ゲームごとに異なります

 

GPUのアップグレード

PS5 Proに搭載するGPUは、現行PS5のGPUと比較してコンピュートユニットの数が67% 増加しているほか、GPUメモリも28%の高速化を実現しています。これにより、ゲームプレイ時のレンダリング速度が最大で45%アップし、これまで以上にスムーズなプレイ体験が可能となります。

 

進化したレイトレーシング

従来からさらに進化したレイトレーシング機能を追加したことで、よりダイナミックな光の反射と屈折の表現が可能となりました。これによって、現行のPS5と比べて2倍、ときには3倍の速度で光線を投射することができます。

 

AIによる解像感向上

PlayStationスペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)を導入します。本機能は機械学習ベースの技術を活用したAIによるアップスケーリングで、映像のディテールを大幅に追加することで、極めて鮮明なビジュアルを実現します。

 

PS5 Proの外観は、PS5ファミリーのデザインを踏襲。初期型のPS5と高さは同じ、現行販売しているPS5と幅が同じサイズながら、より高性能なスペックを備えています。また、Ultra HD Blu-rayディスクドライブの取り付けに対応しています。

 

PS5 Proは11月7日(木)より、全国のPlayStation取り扱い店舗にて発売、日本国内における予約受付は9月30日(月)午前10時より順次開始します。

※「PlayStation」、「PS5」および「DualSense」は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメント「PlayStation 5 Pro」(PS5 Pro)

希望小売価格:11万9980円(税込)

PlayStation VR2は7万4980円、2023年2月22日発売!予約開始は11月21日!

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5向け次世代バーチャルリアリティシステムPlayStation VR2 (PS VR2)を2023年2月22日に7万4980円(税込)で発売することを発表しました。

同日にはPS VR2専用タイトル「Horizon Call of the Mountain」を同梱した「PlayStation VR2 “Horizon Call of the Mountain” 同梱版」(7万9980円)および、PlayStation VR2 Sense コントローラー充電スタンド(5480円)も発売します。

先行予約に関する詳細は11月21日にPlayStation.comで案内を予定しており、日本国内においては「PlayStation VR2 “Horizon Call of the Mountain” 同梱版」を対象に、PlayStation Network アカウントを連携させた先行予約の応募受付を行うとのこと。応募が一定数を上回った場合は、抽選販売となります。

 

なお、PS VR2のローンチタイトルについては、PlayStation Studiosおよびソフトウェアメーカー各社から、20を超えるタイトルの発売を予定。各タイトルの情報は後日公開予定となっていますが、ソフトウェア単体での予約も11月より順次開始するのことです。

オーストラリアで改訂版PS5が出荷。値上げの代わりに軽くなった!

日本でも9月15日からPlayStation 5の値上げが予定され、かといって店頭に在庫が乏しいため「いまのうちに買う」わけにもいかない状況です。

↑Shutterstockより

 

そんななか、オーストラリアでPS5の改良モデルが出荷され、ディスクドライブ版とデジタル版どちらも、かなり軽量化されたと報じられています。

 

現地のゲーム情報サイトPress Startによれば、新型ディスクモデル(CFI-1202A)の重さは3.9kgとなり、2021年の改訂版(4.2kg)から7%、初代(4.5kg )から13%軽くなっているそうです。

 

またディスクドライブなしのデジタル版も軽くなっており、2022年モデルは3.4kgで初代の3.9kgから13%も減っているとのこと。最新のディスク版PS5は、初代デジタル版と同じ重さになっています。

 

もっとも、今のところ両モデルが軽くなった理由はよく分かっていません。2021年の改訂版で300g軽くなったのは、熱冷却のヒートシンクが小型化したためだと分析されていました。

 

この最新PS5は、米国以外での値上げと同時に発表されたものです。日本では5500円の値上げですが、この数字が「5並びでキリが良かったから」とすれば、550円程度に留めることを望んだ人も多そうです。

 

Source:Press Start
via:The Verge

PS5新型コントローラー「DualSense Edge」発表。幅広いカスタマイズ可能、スティックも交換できる!

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは24日、高性能で幅広いカスタマイズができるPS5用の「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」を発表しました。それぞれのプレイスタイルに合わせたカスタムコントロールを作成できることで、ゲームプレイに“Edge(優位)”を持たせるように設計されたと謳われています。

↑Image:Sony

 

この製品がデビューを飾ったのは、ドイツ・ケルンにて開催中の大型ゲームイベント「gamescom 2022」のオープニングナイトライブでした。数か月前から「通常はサードパーティ製の高級コントローラーにしか搭載されないような多くの機能」を搭載し、やはりカスタマイズ性が豊かなXbox Elite ワイヤレスコントローラーに対抗して準備中だと噂されていたものです。

 

DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは「完全にパーソナライズされたコントローラー体験」つまりプレイヤー個人の好みに合わせ、ゲームごとにピッタリくるボタン配置の変更などができる、ということです。カスタマイズはソフトウェアのほか、部品を交換するハードウェアにも及んでいます。

次に「どれほどカスタマイズできるか」の説明です。

 

●幅広いカスタマイズが可能なコントロール

特定のボタン入力をリマッピング(再配置)または無効化したり、スティックの感度とデッドゾーン(ゲーム内でアナログスティックが認識されるまでに動かす距離)を調整してエイムを微調節したりといったことが可能とのこと。

 

さらに、トリガーごとに移動距離とデッドゾーンを好みに合わせて調整できるオプションもあり。たとえば対戦型FPSゲームではトリガーを少し押し込むだけで素早く撃てたり、レースゲームではデッドゾーンを短くして細かく挙動を制御したりできるようです。

●複数のコントロールプロファイルが保存可能

理想のカスタマイズができたら、それを複数のプロファイルに保存して、状況に応じて切り替えできるとのことです。つまりドライブゲームと対戦FPS、あるいは同じゲームでも1人プレイとネット対戦では異なるカスタマイズを使い分けられる、ということ。

●コントローラー上のユーザーインターフェース

専用のFnボタンにより、ゲームの操作に集中しながら簡単にセットアップを調整できます。コントローラープロファイルの切り替えや音量の調整、そしてプロファイル設定メニューに入ったり、プレイ中に新たなコントロールの設定ができるそうです。

●変更可能なスティックキャップと背面ボタン

3種類のスティックキャップ(スタンダード、ハイドーム、ロードーム)を交換できます。また背面ボタンも変更でき(ハーフドームとレバー)、ここにすべてのボタン入力を割り振りできるとされています。

●交換可能なスティックモジュール

コントローラーのスティック部品を交換でき、経年劣化してきた場合でもコントローラーを末永く使えます。なお、交換用スティックモジュールは別売り。

●DualSense ワイヤレスコントローラーの機能を内蔵

PS5標準のDualSense ワイヤレスコントローラーの機能はすべて使えます。

 

DualSense Edgeにはスティックキャップと背面ボタンセットに加えて、USB Type-C編組ケーブルが付属し、コネクターハウジング(取付器具)によりコントローラー本体にロックできるため、抜け落ちる可能性が大幅に減っているとのことです。

 

ワイヤレスコントローラーで有線ケーブルを強調するのは矛盾している感もありますが、長時間遊ぶときに残りバッテリーの心配をしなくて済みそうです。

 

発売時期などさらなる情報は、今後発表されるそうです。まだ価格は明かされていませんが、ライバルのXbox Eliteが約2万円(税込)であることから、近いお値段になるのかもしれません。

 

Source:Playstation.com

初代PSゲームが遊べる新PS Plusに低フレームレートのPAL版混在? プレイステーション クラシックの再来か

リニューアル版PlayStation Plus(PS Plus)は日本では6月1日からサービス開始される予定ですが、すでにアジアの一部地域では5月24日から提供されています。それに伴い、新生PS Plusの最上位プランで遊べる初代PSやPSPのクラシックゲームをプレイしてみたとの報告もあります

 

しかし、提供されるクラシックゲームには、フレームレート(画面書き換えの速度)が低いPALバージョンも混じっているようだと伝えられています。

 

かつてアナログのカラーテレビ時代には、テレビ放送規格として「NTSC」と「PAL」の2つがありました。NTSCは日本や米国、カナダや中南米向けで、毎秒30フレーム(現代でいえば30fps)。それに対して欧州やアフリカ、中国やオーストラリアなどのPALは25フレームでした。つまりNTSCのほうがPALより滑らかに表示されるわけです。

 

さて海外ゲーム情報サイトVideogames Chronicleによると、ソニーが提供する初代PSタイトルのなかにはフレームレートが低く、オープニングに「Sony Computer Entertainment Europe」表記されているとおり、低性能なPAL版もあるようだと指摘しています。さらにいえば、アジア地域では元々NTSC版が販売されていたはずが、なぜPAL版を……?と話題になっているしだいです

これらは先行しているアジア地域向けのもので、日本では1日、米国では13日にサービス開始するため、今後いろいろと変わる可能性もあると思われます。たとえば地域によって提供するバージョンが異なる、あるいはNTSC版を遊べるオプションが後から追加されるなども考えられます。

 

しかし、ソニーが「新しい製品で、わざわざPAL版を提供」したことは、すでに復刻版ミニゲーム機「プレイステーション クラシック」という前例があります。少なくとも北米版では約半分のタイトルがPAL版であり、特にフレームレートが重要な『鉄拳3』はNTSC版が60fpsだったのが50fpsに劣化したことが不評を呼んでいました

 

米Polygonはソニーに確認しており、回答を待っているとのことです。日本でサービスが開始される頃には、良いニュースが届いていることを期待したいところです。

Source:VGC
via:Polygon