Razer、完全ワイヤレスイヤホンの上位モデルを発売。超低遅延接続でゲーマーのストレス解消を狙う

Razerは6月30日、完全ワイヤレスイヤホンの新モデルとして「Hammerhead Pro HyperSpeed」および有線イヤホン「Moray」、新シリーズのマウス「Cobra Pro」「Cobra」を発表した。いずれの製品も6月30日より予約を開始している。

 

PC、PS5、Nintendo Switchなどのあらゆる機器に対応した上位モデルのワイヤレスイヤホン

同社はこれまでに、完全ワイヤレスイヤホン「Hammerhead Pro HyperSpeed for PlayStation」「Hammerhead Pro HyperSpeed for Xbox」をラインアップしていたが、今回発表された「Hammerhead Pro HyperSpeed」はその上位モデルとなる。従来機同様、音響などのクオリティをチェックするTHX認証を新製品でも取得。周波数特性や歪み、遮音性などさまざまな観点での厳しいテストをクリアしており、高い音質と、高再現度の音響体験が可能だ。

 

新製品は、あらゆるデバイスに対応した接続方式をアピールしており、同梱されるUSB Type-C接続のドングルを使用すればPC、PlayStation 5、Nintendo Switchなど、幅広いプラットフォームで利用できる。また、Bluetooth 5.3に対応し、PCとスマートフォンへの同時接続も可能。さらにゲームをプレイする際など、集中したい時に着信があっても自動で着信拒否ができる「Do Not Disturb」モードを搭載している。

↑ゲームプレイ時の着信を自動拒否する「Do Not Disturb」モード概要

 

また、同社の独自技術である「Razer HyperSpeed Wireless」により、40ms以下の超低遅延接続を実現。Bluetooth接続時でも60msと、競合他社に比べて優れていることをアピールしている。この機能により、スマートフォンなどでもストレスなくゲームプレイを楽しむことができる。

 

さらに、同社の完全ワイヤレスイヤホンでは初となるQiワイヤレス充電に対応しており、わずらわしいケーブルの抜き差しなくストレスフリーで使用することができる。ケースによる充電込みで30時間バッテリーが持続、ケース内で15分本体を充電した場合には80分の音楽再生(ANCオフ/ライティングオフ時)が可能だ。

↑「Hammerhead Pro HyperSpeed」は、同社初となるQiワイヤレス充電対応

 

アクティブノイズキャンセリングは10段階調整が可能なので、屋外を移動する際などは強度を弱めて使用することで、シーンに合わせた安全性も確保できる。さらにゲーミングデバイスを展開する同社ならではのこだわりとして、「Razer Chroma RGB」対応で、イヤホン本体のロゴ部分がゲーミングカラーに発光するなど、存在感を演出する仕組みも搭載されている。発売日は7月7日予定で、価格は3万3000円(税込)。

 

ゲーマーや配信向けにチューニングされた耳かけイヤホン

同日には、ゲームや配信向けにチューニングされた耳かけタイプの有線イヤホン「Moray」も発表された。こちらもTHX認証を取得しており、映画音響の専門家によりチューニングされた再現度の高いクリアなサウンドと、ハイブリッドデュアルドライバーによる優れた音響設計、また最大36dBのノイズを遮断する優れた遮音性を誇る。

 

マイクは付属していないが、同社製品の配信ユーザー向けに設計されたスタンドマイク「Razer Seiren」シリーズを併用することで、歪みのない安定したトーンの声を提供することができるとのこと。

 

さらに、自分の耳に合ったサイズを選べるシリコン製イヤーチップ3種とフォームタイプイヤーチップ3種、外出先へ持ち運べるキャリケース、カラビナなど豊富なアクセサリが付属しているのも本製品の特徴だ。こちらも発売予定は7月を予定しており、価格は2万1980円(税込)。

↑耳のサイズに合わせて付け替えられるイヤーチップなど、豊富なアクセサリも魅力だ

 

なお、いずれのイヤホンもエルゴノミクス設計で、長時間使用するゲーマーや配信者でも疲れにくい、自然なつけ心地にもこだわっている。

 

3種類の接続が可能。充電切れの心配もなくゲームプレイができるマウス

ゲーミングマウス「Cobra Pro」は、人気の前モデル「Viper Mini」のコンパクトなサイズ感はそのままに、最先端のテクノロジーを搭載した新モデル。解像度の正確性が99.8%と正確なセンサーは、厚さ4mm以上のガラス上でも優れたトラッキング性能を発揮する。また、第3世代オプティカルマウススイッチ搭載で、意図しないダブルクリックでバウンス遅延などを抑え、9000万クリック以上にも耐えられる長寿命も実現している。

 

コンパクトなボディながら、10通りのカスタマイズ可能なコントロール、最大5つのオンボードメモリープロファイル、ホールとアンダーグロー合わせて計11か所の豊富なライティングにも対応している。

 

↑「Cobra Pro」は、「Mouse Dock Pro」(別売)に置くだけでワイヤレス充電が可能

 

接続方法に関しても多岐に渡っており、HyperSpeed Wireless、Bluetooth、有線のUSB Type-Cに対応。充電を忘れてしまった場合でも、充電しながらプレイすることが可能だ。ワイヤレスマウスとキーボードをひとつのドングルに接続できる機能「HyperSpeedマルチドングル」により、USBポートをひとつ解放することもできる。また、別売りの「Mouse Dock Pro」を使用すれば、ドックに置くだけでワイヤレス充電もできる。

 

「Cobra」は「Cobra Pro」と同じ形状で有線接続に対応したモデル。スイッチタイプはCobra Pro同様、第3世代オプティカルマウススイッチを搭載しているが、センサーに関しては同ProがFocus Pro 30K オプティカルセンサーを使用しているのに対し、8500DPIオプティカルセンサーと制限がある。「Cobra Pro」は7月18日発売予定で2万1980円(税込)、「Cobra」は7月7日発売予定で6490円(税込)。

 

同社のリージョナルセールスマネージャー 丸山涼太氏は「エントリーモデルとしてはリーズナブルなCobraを購入して、2個目のマウス購入時には是非Cobra Proを選んでいただきたい」と語った。

↑Razerのリージョナルセールスマネージャー 丸山涼太氏

 

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人気のゲーミングマウスなどが最安値、Razer Black Friday開催

Razerは11月25日から、全国の家電量販店、PCショップ、オンラインショップなどで「Razer Black Friday」を開催します。

 

Razer Black Fridayでは、合計47製品が登場。人気のエルゴノミックゲーミングマウス「Razer Basilisk Ultimate」やパワフルなサウンドが魅力のサウンドバー「Razer Leviathan」、FPSに最適なプロ仕様のワイヤレスヘッドセット「Razer BlackShark V2 Pro」などが、過去最安値で販売されます。

↑Razer Basilisk Ultimate。最大20,000 DPIと超低遅延接続「Razer HyperSpeed Wireless」対応で、スムーズな操作が可能です。価格は9980円(税込み)

 

↑Razer Leviathan。2つのフルレンジドライバーと、サブウーファーで30W出力のパワフルなサウンドバーです。価格は1万9800円(税込み)

 

期間は12月1日までです。年末年始にPCゲームを楽しみたい、あるいはガジェットを買い替えたいと思っていた人はチェックしてみるといいかもしれません。

スペックがすごい! クラウド対応携帯ゲーム機 「Razer Edge」登場

米RazerはAndroid OSを搭載した携帯ゲーム機「Razer Edge」を正式発表しました。

↑Razerより

 

先日も米Logitechから「Logitech G Cloud Gaming Handheld」が発表されるなど、盛り上がりをみせるAndroid OS搭載の携帯ゲーム機。ゲームストリーミングサービスに対応することで、携帯機ながらPCに近い高画質なゲームプレイを楽しめるのが特徴です。

 

Razer Edgeは取外し可能なコントローラー「Razer Kishi V2 Pro」を搭載した携帯ゲーム機で、Wi-Fiや5G接続(5G対応モデルのみ)によりクラウドゲームサービスやAndroid向けゲームが利用可能。なおRazer Kishi V2 Proを取り外せば、通常のAndroidタブレットとしても利用できます。

 

対応サービスは「Xbox Game Pass」や「GeForce Now」、およびローカルPCからゲームをストリーミングする「Steam Link」。Steam Linkでは最大144Hzのゲームプレイが可能です。

 

画面は6.8インチ/2400×1080ドット/144Hz駆動の有機ELディスプレイで、プロセッサーは最新の「Snapdragon G3x Gen 1」、8GB RAMと128GBの内蔵ストレージを搭載。バッテリーは5000mAhで、数時間のゲームプレイが可能だとしています。

 

Razer Edgeの海外価格は399ドル(約5万9000円)で、2023年1月から米国にて予約を開始。5G対応モデルは米キャリアのVerizonからの専売となり、価格や発売日は不明です。先述のLogitech G Cloud Gaming HandheldよりもかなりパワフルなスペックのRazer Edge、国内投入をぜひ待ちたいところです。

 

Source: 9to5Google

重量58gの超軽量ワイヤレスゲーミングマウス! Razer「Viper V2 Pro」5月20日発売

Razerは、「Viper V2 Pro」のBlackとWhiteの2カラーを、5月20日に発売します。税込価格は2万1780円。

 

同製品は、「Razer Viper Ultimate」より約23%軽い、58gの超軽量ワイヤレスゲーミングマウス。

 

タクタイル感とクリック耐久性が向上した、「第3世代 Razer オプティカルマウススイッチ」を搭載。チャタリングとデバウンスディレイが発生せず、動作遅延は0.2msです。耐クリック回数は最大9000万回で、前世代のスイッチより寿命が25%向上しています。

 

ワイヤレスの電力効率の向上により、最大80時間の連続稼働が可能。充電中も、付属の柔らかいスピードフレックスケーブルで、充電しながら使用できます。

 

解像精度99.8%の新センサー「Razer Focus Pro 30K オプティカルセンサー」は、スマートトラッキング、モーションシンク、非対称カットオフといったAI機能を備えています。以前のバージョンでは3つだった非対称カットオフ機能が強化され、26の微細な高さ調整が可能。プレイスタイルに合わせてリフトオフディスタンスとランディングディスタンスを設定できます。

 

側面とクリック部分用のグリップテープが同梱されており、グリップ力を上げたい部分を選択し、カスタマイズすることが可能です。

Razerからピカピカ光る新型サウンドバー「Leviathan V2」

ゲーミングデバイスメーカーの米Razerは、RGB発光機能を備えたPCサウンドバー「Leviathan V2」を国内外にて発表しました。

↑Razerより

 

Razerといえば、ラップトップからマウス、キーボード、さらにはウェブカメラなど配信機材まで、ゲーム向けデバイスをリリースしているメーカー。また同社は以前に、RGB発光機能などは備えないサウンドバー「Leviathan」をリリースしています。

 

Leviathan V2は「Razer Chroma RGB」に対応し、18のライティングゾーン、無数の発光パターン、ダイナミックなゲーム内ライティングエフェクトなどが楽しめます。発光パターンは、スマートフォンアプリにて調整可能です。

 

スピーカーとしては2個のフルレンジドライバー、2個のツイーター、2個のパッシブラジエーター、サブウーファーと、合計70Wの出力を実現。また「THX Spatial Audio」による、空間サラウンド再生にも対応しています。

 

再生機器との接続には、Bluetooth 5.2を利用。また、スマートフォンアプリを利用し、最大8台のデバイスで切り替えることも可能です。

 

Leviathan V2の希望小売価格は3万6850円で、5月20日から発売予定。美しく輝くPCサウンドバーをゲーミングPC周りに設置すれば、さらにゲームへの没入感が増しそうです。

 

Source: Razer

「Razer」って敷居高ぇ! という人に朗報! お手頃価格のゲーミングキーボード「Razer Cynosa V2」が出る

Razerは高度なライティングエフェクトと優れたゲーム没入感が体感できるキーボード「Razer Cynosa V2(サイノーサ ブイツー)」を7月31日から販売。価格は6345円(税抜)で、英語配列・日本語配列の2種類を用意しています。

↑Razer Cynosa V2

 

同製品は、「Razer Synapse3 ソフトウェア」によってキーボードのカスタマイズ設定が可能。キー単位で異なるカラーで点灯させることができるバックライト機能「Razer Chroma テクノロジー」を搭載し、1680万色とエフェクトのコレクションから選択したキーボードのカスタマイズや、同機能対応のゲームをプレイしたときに反応するダイナミックなライティングエフェクトで、ゲームの没入感が深まります。また、キーごとにボタンの割り当ての変更や、マクロ機能の設定も行なえます。うんうん、こういうの1回やってみたかった人にいいですね〜。

 

メディアキーを搭載し、停止、再生、スキップ、さらに明るさから音量まであらゆる要素を調整でき、利便性にもこだわっています。

 

耐久性と防滴性に優れた設計で、ゲーミングセッションに白熱しすぎたり、飲み物をこぼしたりしても壊れにくい仕様です。また、ケーブルを整理して収納できる溝があり、キーボード背面の中央、左寄りまたは右寄りの3か所から配線を引き出せるので、デスク環境が整理できます。

 

Razerといえばハイエンドモデルのゲーミングデバイスを展開し“プロゲーマー御用達”というイメージだったのと、正直どれを選んでいいかわからないという人も多かったはず。お手頃価格で本格的なゲーミング体験が味わる意味で、「はじめてのRazer」にピッタリなアイテムでしょう!