モトローラは、次期折りたたみスマートフォンを2025年4月24日に米国で発表すると予告しています。この新製品は、新型タテ折りスマホ「Razr 60 Ultra」とされており、サムスンの「Galaxy Z Flip7」のライバルになると予想されています。

このRazr 60 Ultraに関する公式らしき資料がリークされ、搭載チップや防塵・防水性能など、さまざまな仕様が明らかとなりました。
この情報は、実績のあるリーカーEvan Blass(@evleaks)氏がX上でシェアしたものです。ただし、同氏のアカウントは非公開設定のため、フォロワーしか閲覧できません。
今回のリークによると、Razr 60 Ultraの主な仕様は次の通りです。
- カバー(外側)ディスプレイ:4インチ
- 折りたたみディスプレイ:7インチ
- スピーカー:ステレオ対応
- 指紋認証:側面にリーダー搭載
- 自撮りカメラ:50MP
- 背面メインカメラ:50MP(OIS=光学式手ぶれ補正あり)
- 望遠カメラ:50MP、2倍光学ズーム
- 搭載チップ:Snapdragon 8 Elite
- RAM:16GB
- 内蔵ストレージ:最大1TB
- OS:Android 15(Android 18まで3回のメジャーアップデートに対応)
- バッテリー容量:4,700mAh(Galaxy Z Flip7の4,300mAhより多い)
- 急速充電:68W(Galaxy Z Flip7は25Wの見込み
特に注目すべきは、防塵機能を備えているとされている点です。前モデルであるRazr 50 UltraはIPX規格にのみ対応しており、防水機能はあるが防塵には未対応でした。それに対し、Galaxy Z Flip6は防水・防塵の両方に対応していたため、今回のRazr 60 Ultraはようやくライバルに追いつくことになります。
スペック面では、カメラ性能・ストレージ容量・バッテリーの持ち・充電速度など、Galaxy Z Flip7を上回っているようです。ただし、Galaxy Z Flip7はGalaxy Z Flip6と
同様に、最大7年間のソフトウェアアップデートが提供される可能性が高いため、長期的なサポート面では依然として優位にあると見られます。
Source:Evan Blass(X)
via:Sammobile