リモートワークにも最適! スマホより小さなミニPC「MINISFORUM S100-WLP」

リンクスインターナショナルは、リモートワークやデジタルサイネージにも最適な極小サイズミニPC 「MINISFORUM S100-WLP」を、7月下旬より発送開始します。

 

●この記事のポイント

本製品は、CPUやストレージの規模感を考えるともちろんメインPCとして使うものではありませんが、出先で短時間のリモートワークをするなど目的がはっきりしているなら画期的な製品になり得るかもしれません。Windows 11 Proのアプリなどをどれだけ快適に動かせるか気になります。

 

同製品は、Intel N100 Processorを搭載した極小サイズのミニPCです。スマートフォン並みのコンパクトなボディに4コア4スレッド、最大3.4GHz動作のCPUと8GBメインメモリ、256GBのUSF2.1ストレージを搭載しています。Windows 11 Proをプリインストール。

 

大画面の液晶モニターや、Bluetoothキーボードやマウスとの組み合わせで快適なデスクトップ環境を構築したり、モバイルモニターや小型キーボードと組み合わせて、省スペースでリモートワークを行なうことができます。

 

2.5G LANポートはPoE給電による動作にも対応し、デジタルサイネージなど施設内でACアダプタからの給電が困難な環境でも、場所を選ばずに設置することが可能です。

 

極めてコンパクトな筐体にUSB3.2 Gen2 Type-Aを2ポート搭載し、画面出力やPD給電動作が可能なUSB3.2 Gen2 Type-C端子とHDMI端子を備え、2画面同時出力にも対応します。

 

市場想定価格は3万9800円~(税込)です。

 

サイズ:152×58×19.5mm(D×W×H)

重量:約285g

スタンディングでも使える昇降デスクや、多目的チェアがお得に購入できる! ブラックフライデープレイベントを11月23日まで開催

Flexispot Japanは、11月23日までの期間中、FlexiSpot公式サイトとECサイトにて、人気製品が最大32%オフになる早割キャンペーンと、全製品対象3000円オフ会員限定クーポンを配布しています。

 

早割キャンペーンでは、勉強机、書房デスクやオフィスデスクなど様々なシーンで利用できる「電動昇降デスクE7フレーム」が定価より32%オフの3万8896円(税込)、電動リクライニングソファ「X1」が20%オフの2万3840円(税込)で購入できます。

 

全製品対象で3000円オフになるクーポンは、毎日20時から、会員限定で先着300枚を配布しています。

出社+リモートワークの「ハイブリッドワーク」をサポート! キングジム「EMILy」第3弾は、様々な場所で働く現代人に寄り添う3製品

キングジムは、ライフスタイルグッズ「EMILy(エミリー)」シリーズの新ラインナップ「横長ノート」「ふせん」「ワークポーチ」を、12月8日に発売します

 

今回発売となる3製品は、シリーズ第3弾として、昨今の働き方に合わせ、出社とテレワークのハイブリットワークに役立つ機能を詰め込んだアイテム。カラーは差し色となるオレンジやペールグリーンのほか、ネイビーやシロなどの落ち着いたカラーを追加し、より使いやすくトレンドをおさえたデザインへリニューアルしています。

 

横長ノートは、PCの前に開いて置けるスマートサイズのノートです。フラットに開ける製本で、PC前に置いてもタイピングの妨げになりにくい構造です。

 

フォーマットには横に4分割、上下に2分割できるガイドがついており、週間スケジュールやTODOリストなども簡単に作成しやすくなっています。

 

軽くて薄いので、案件ごとにノートを分けてもかさばらずに持ち運べます。不要となったページは中央のミシン目で切り取ることができ、必要なページのみを残すことができます。

 

価格は680円(税別)。カラーはオレンジ、ペールグリーン、ブルーグレー、チャイロ、ネイビー、シロの6色展開で、用途や案件ごとにカラーを使い分けることもできます。

 

ふせんは、効率的な仕事をサポートする便利なフォーマットを1冊に詰め込んでいます。台紙は2way仕様で、デスクにスタンドさせたり、持ち運ぶ際にカバーにしたりすることができます。

 

フォーマットは、インデックスや仕事メモなど、幅広い用途で使いやすい「Assort(アソート)」、タスク管理や一言メモなど、仕事の効率化に役立つ「Memo(メモ)」、タイムスケジュールとタスクの管理が合わせてできる「Schedule(スケジュール)」の3種類で、仕事のスタイルに合わせて選べます。カラーは各2色展開です。

 

価格はいずれも630円(税別)。

 

ワークポーチは、ノートや名刺など、仕事ツールを仕分けて持ち運べるショルダー付きのポーチです。軽量で、イベントや立ち仕事などのビジネスシーンをサポートします。ショルダー紐を背面ポケットにしまえるので、バッグに収納してもかさばりません。

 

サイズ展開はA6サイズ、A5サイズの2種類で、カラーはオフィスカジュアルにも馴染みやすいオレンジ、ペールグリーン、ネイビー、シロの4色展開です。 

 

価格はA6サイズが2700円(税別)、A5サイズが2900円(税別)。

↑A6サイズ

 

↑A5サイズ

出社+リモートワークの「ハイブリッドワーク」をサポート! キングジム「EMILy」第3弾は、様々な場所で働く現代人に寄り添う3製品

キングジムは、ライフスタイルグッズ「EMILy(エミリー)」シリーズの新ラインナップ「横長ノート」「ふせん」「ワークポーチ」を、12月8日に発売します

 

今回発売となる3製品は、シリーズ第3弾として、昨今の働き方に合わせ、出社とテレワークのハイブリットワークに役立つ機能を詰め込んだアイテム。カラーは差し色となるオレンジやペールグリーンのほか、ネイビーやシロなどの落ち着いたカラーを追加し、より使いやすくトレンドをおさえたデザインへリニューアルしています。

 

横長ノートは、PCの前に開いて置けるスマートサイズのノートです。フラットに開ける製本で、PC前に置いてもタイピングの妨げになりにくい構造です。

 

フォーマットには横に4分割、上下に2分割できるガイドがついており、週間スケジュールやTODOリストなども簡単に作成しやすくなっています。

 

軽くて薄いので、案件ごとにノートを分けてもかさばらずに持ち運べます。不要となったページは中央のミシン目で切り取ることができ、必要なページのみを残すことができます。

 

価格は680円(税別)。カラーはオレンジ、ペールグリーン、ブルーグレー、チャイロ、ネイビー、シロの6色展開で、用途や案件ごとにカラーを使い分けることもできます。

 

ふせんは、効率的な仕事をサポートする便利なフォーマットを1冊に詰め込んでいます。台紙は2way仕様で、デスクにスタンドさせたり、持ち運ぶ際にカバーにしたりすることができます。

 

フォーマットは、インデックスや仕事メモなど、幅広い用途で使いやすい「Assort(アソート)」、タスク管理や一言メモなど、仕事の効率化に役立つ「Memo(メモ)」、タイムスケジュールとタスクの管理が合わせてできる「Schedule(スケジュール)」の3種類で、仕事のスタイルに合わせて選べます。カラーは各2色展開です。

 

価格はいずれも630円(税別)。

 

ワークポーチは、ノートや名刺など、仕事ツールを仕分けて持ち運べるショルダー付きのポーチです。軽量で、イベントや立ち仕事などのビジネスシーンをサポートします。ショルダー紐を背面ポケットにしまえるので、バッグに収納してもかさばりません。

 

サイズ展開はA6サイズ、A5サイズの2種類で、カラーはオフィスカジュアルにも馴染みやすいオレンジ、ペールグリーン、ネイビー、シロの4色展開です。 

 

価格はA6サイズが2700円(税別)、A5サイズが2900円(税別)。

↑A6サイズ

 

↑A5サイズ

スピーカーフォンが50%オフで1万円台に! オンライン会議で役立つアイテムが「楽天スーパーSALE」で特価中

深セン壹秘技術は、現在開催中の「楽天スーパーSALE」に合わせ、「EMEET」製品を最大50%オフで販売しています。セール期間は6月11日1時59分まで。

 

セールでは、通常価格2万1900円の「EMEET M2 スピーカーフォン」が、50%オフの1万950円に。

 

通常価格8999円の「EMEET S600 4Kwebカメラ」が、30%オフの6299円となっています。

 

そのほか「EMEET M0 Plus スピーカーフォン」が5279円、「EMEET C960 webカメラ」が2399円と、限定お買い得価格で展開中です。

Microsoft Teams、空間オーディオに対応予定! まるで一緒にいるようなミーティングができます

マイクロソフトは生産性向上サービス「Microsoft Teams」の大幅なバージョンアップを計画しており、今月(3月)に発表すると予想されています。その一環として、MacやWindowsなどデスクトップ版の空間オーディオ対応に取り組んでいることが明らかとなりました。

↑実際に“その場”にいるようなミーティング体験が可能に

 

この情報は、Microsoft 365のロードマップに書かれていることです。「次世代の空間オーディオをもたらし、まるで一緒にそこにいるかのようなミーティング」の実現を目指しているとのことです。そして空間オーディオにより「誰もがより自然に、包括的に、集中してミーティングを体験できるように」なると謳われています。

 

またテック系情報サイトMSPowerUserによると、この機能を使うには、空間オーディオ対応のオーディオ機器が必要だそうです。たとえばソニーのWH-1000XM5、アップルのAirPods Max、サムスンのGalaxy Buds Proといったところです。

 

さらにPCやMacのハードウェアが、空間オーディオに対応することも必須です。高価なワイヤレスイヤホンなどを買う前に、まずお使いのマシンが古すぎないか、確認しておくほうがいいでしょう。

 

上記のロードマップによると、この空間オーディオ機能は、5月に提供される見通しです。たとえリモートワークでも、まるで同僚や上司と同じ部屋にいるような空気感のなか、集中力は高まることになりそうです。

 

Source:Microsoft
via:MSPowerUser

読書も仕事後の一杯も!「まちライブラリー」が最高のコワーキングスペースだと断言できる理由

オンラインでの会議や商談、取材が主流となり、ネット環境さえあればどこででも仕事ができる時代になりました。自宅で仕事をするのは気軽でも、時には場所を変えて気分転換がしたくなるもの。

 

そこで筆者が最近、フリーランス仲間から「ココ、使えるよ!」と教えてもらった場所を訪れてみました。大阪・森ノ宮にある「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」での1日をお伝えしましょう。

 

本が人と人を繋ぐ。全国に1000か所ある「まちライブラリー」とは?

「まちライブラリー」とは、誰でも始められる、いわば“私設図書館”のこと。自宅の玄関から大学、病院、カフェ、お寺など、さまざまな場所にあります。なかには、小学生が自分のクラスで思い入れのある本を持ち寄り、まちライブラリーを作ったケースもあるのだとか。

 

現在約1000か所あるまちライブラリーのなかでも、ここ大阪・森ノ宮の「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」は、全国ナンバーワンの貸し出し数と利用者数を誇ります。食事ができるカフェも併設されており、訪れる人は思い思いに読書を楽しんだり、仕事をしたり、食事を楽しむのだそう。

 

これは、コワーキングスペースとしてうってつけ。はやる気持ちを抑えつつ、1日ここで過ごしてみました。

 

のんびりまったり過ごせる雰囲気の中で、仕事がはかどる!

館内にはさまざまなジャンルの本が約2万冊、そしてカウンターから4人掛けの席までが多数用意されています。早速、好きな場所を選んで、原稿書きをスタート。目覚めの一杯ということで、コーヒーを頼んでみました。

 

写真左のコーヒー「しっかりタイプ」は、通常のお店の2倍の豆の量を使っているとのこと。コクがあって濃い味わいが楽しめ、冷めても美味しいのが特徴だとか。のんびり本を読みながらコーヒーを楽しみたい人にピッタリですね。なお、ライトな味わいが好みという人には「スッキリタイプ」がおすすめ。

 

筆者はしっかりタイプをチョイス。一口飲んでみると、コーヒーの香ばしさや苦みが心地よし。いつもよりも筆が進む、気がします。

 

パソコンや携帯の充電をしたい場合は、入口を入って左手のエリアがおすすめ。自由に電源がとれるようになっているのは、ありがたい限り。

 

お昼は北海道のうまいものに舌鼓

お昼も近くなってきたので、ランチをいただくことにしましょう。先ほどコーヒーをオーダーしたCafe&Bar Sa Salu(サ サル)は、北海道のこだわり食材を使ったメニューが揃うお店です。

 

ランチメニューは、好きな丼物+十勝コロッケ+ドリンクのセット。豚の角煮丼とどろ豚メンチカツに水出しグリーンティーをチョイスしました。豚の角煮丼はスモールサイズとのことなので、食後のデザートにぴったりなフィナンシェも追加。

 

こちらが豚の角煮丼。とろとろの角煮の上には大きなゆで卵。半分ほどいただいたら、天然昆布と老舗店のサバ・カツオ節を使って店内でひかれた一番だしをかけて味変! 無添加の塩昆布や北海道産の山わさびを加えれば、さらに深い味わいに。

 

こちらは、十勝の広大な大地でのびのび育った「どろ豚」のメンチカツ。ジューシーで食べ応え十分。ここまでで、かなりお腹がいっぱいになったので、フィナンシェはおやつにいただくことにしました。ごちそうさまでした!

 

気分転換に読書……寄贈者のメッセージに胸アツ

お腹も満たされ、仕事を再開。なんとも居心地が良い空間、何より一般的な図書館と違う点は、おしゃべりしてもまったく問題ないということでしょう。館内には、小上がりになったキッズスペースもあり、日中は小さな子ども連れのママさんの憩いの場にもなっているようです。

 

たしかに、我が家の子どもたちが小さい頃、本が読みたくて図書館に行っても、つい騒いだり愚図ってしまって、早々に退出したことは一度や二度ではありません。お腹が空いたと言われたら、子連れで入りやすい飲食店を探すのも一苦労です。でもここなら、ゆっくり過ごせて、大人も子どもも本を読めて、食事も可能。そして、多少うるさくしても誰からも咎められる心配がありません。

 

そういった環境なので、オンライン会議をするのも問題ないとのこと。ただし、周りに会話を聞かれる可能性があるので、秘密の会議には不向きではありますが……。

 

予定していた原稿はほぼ書き終えたので、先ほど残しておいたフィナンシェと水出しグリーンティーをいただきながら、数多ある本の中から気になるものを探すことに。ふと目に留まったものを数冊持ってきて、読書開始。本を開くと、なにやらメッセージカードが挟まれています。

 

実は、まちライブラリーにある本は、すべて寄贈書。寄贈する際には、オーナーからのメッセージを書きこむことになっています。そして、本を借りた(読んだ)人は、自由にメッセージを加えていけるのです。

 

かつての手書き図書カードのような懐かしさ。本を媒介として、知らない誰かと自分が繋がっていることを実感できるのも、魅力のひとつではないでしょうか。

 

また、管理栄養士がおすすめの健康レシピをまとめたノートだったり、近所の子どもが作った手書きの地図だったり、お手製の絵手紙集だったり、なかには、まちライブラリーの創設者である礒井純充氏の論文まで。市販されているもの以外の本もおかれているのが面白いですね。

 

筆者も、家にある「誰かに読んでもらいたい、おすすめの本」を寄贈してみようか、と一考。

 

仕事後に軽く一杯も! 大満足の一日に

そろそろ子どもたちが帰宅する時間なので、名残惜しいがおいとますることに。その前に、おつかれさまの一杯を。Cafe&Bar SaSaluには、アルコールも豊富に揃えられています。

 

クラフトビールにワイン、スパークリング、ウイスキー、そしてつまみにはチーズやナッツ、生ハムなど。

 

仕事帰りに一杯飲んで帰るビジネスマンが多い、というのも頷けます。写真左端の「北海道産 インカのめざめ 揚げじゃがバター」は、これがお芋……!? と疑ってしまうほど、甘くて美味でした。いけない、つい長居をしてしまう!

 

誰かと繋がっているあたたかさ。自分の居場所が見つけられる「まちライブラリー」

こうして、まちライブラリーで一日を過ごしてみて、図書館でもない、本屋でもない、新しい「本がある場所」だったと感じました。午前中はリタイヤ後らしき方、午後は子連れのママ、夕方からは学校帰りの学生が課題や自主学習をし、夜は仕事帰りに立ち寄るビジネスマン。まさに、老若男女が楽しめる場所です。

 

何より、寄贈書から繋がる人と人のご縁が素敵。そして、筆者もまちライブラリーを作ってみようか……そんな思いにも駆られました。

 

館内では不定期でイベントも行われています。また、個人でもちょっとしたイベントスペースとしても利用できるようなので、気になる方は問い合わせしてみては。

 

なお、この日は悪天候だったため、終日座席に余裕があったものの、もしも満席になるような場合は、長時間の席取りは控えましょう。その点だけご了承を。

 

全国に点在するまちライブラリー。ぜひ近くのまちライブラリーを訪れてみてはいかがでしょうか?

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

Android 14ではスマホがPCのウェブカムになる?

Google(グーグル)の次期モバイル向けOS「Android 14」にて、スマートフォンをパソコンのウェブカメラとして使える機能が搭載される可能性を、開発者のMishaal Rahman氏が報告しています。

↑Tayfun Mehmed / Shutterstock.com

 

スマートフォンをパソコンのウェブカメラとして利用する機能については、Apple(アップル)が「Continuity Camera(コンティニュイティ・カメラ)」を提供しています。これにより、iPhoneの高画質なカメラを使用してMacでのビデオ会議が可能となります。

 

Rahman氏が発見したコードによれば、Googleが開発を進めている「DeviceAsWebcam」という機能では、Androidスマートフォンをパソコンのウェブカメラとして利用できます。AppleのContinuity Cameraとは異なり、DeviceAsWebcamでは「USBビデオクラス」(UVC)といった標準的なパソコンとの接続方法を採用しているのも特徴です。

 

現時点では、どのAndroidスマートフォンでAndroid 14のウェブカメラ機能が利用できるようになるのかは不明です。リモートワークの普及によりますます一般的になったウェブカメラによるビデオ会議が、さらに便利になることを期待したいものです。

 

Source: Mishaal Rahman / Twitter via 9to5Google

ミーティングバッグの生みの親「カウネット」が再びくり出した斜め上向きの変形バッグをレビュー

都内では一時期、最大65%にも達したというテレワーク実施率。ところが現在では、一部をのぞいてすっかりオフィス回帰の流れのようだ。ただ、社外での会議や打ち合わせをオンライン会議ツールで済ませる傾向は今後も続きそうで、個人的にはいいことだと思うのである。いちいち訪問するのは、交通費がかかるし時間も取られるし。

 

そういうこともあって、来年にかけても、オンライン会議を快適化するためのツールは、引き続き要チェックだと思う。

 

なにしろまだ登場して1~2年の、発展途上のジャンル。今後ものすごくエポックな製品が出てくる可能性は高いだろう。例えば、カウネットが発売したばかりのミーティングバッグなんかも、使ってみるとなかなか面白かった。

 

仕事道具をひとまとめできるバッグがPCスタンドへ変形!

それが、オフィス通販のカウネットから2022年8月に発売された「ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ」。フリーアドレスオフィスや在宅ワークの際に使うツール(ノートPC、ケーブル類、A4ファイル、文房具など)を、一式まるごと収納し持ち運びできるバッグだ。

 

フラットに四角い形状は収納スペースに無駄がなく、サイズ的にも、オフィスワークに使う道具ならだいたいすっぽり収まる。

カウネット
ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ
3590円(税別)

 

必要なものを放り込んだら、ハンドルをつかんで仕事スペースへ移動し、サッと仕事を始められる。つまり“作業環境まるごと持ち運び系”のバッグ、と思ってもらえばいいだろう。

 

内部の中央に取り外し可能な仕切りがあるので、ノートPC/それ以外のツール、といったようなざっくりとした整理をしておくと、運用しやすい。

↑内寸は、A4ファイルがすっぽり収まるサイズ。収納力に不満を感じることはなさそうだ

 

↑底と側面を補強する樹脂板は、カドが斜めにカットされた不思議な形状。これが後々に効いてくる

 

前・後面はがっちりとした芯材入り。加えて、底と側面にも樹脂板が配されているため、セミハードバッグとしてもかなり頑丈! という印象だ。実はこの頑丈さこそが、製品名の「ノートPCスタンドにもなる」という部分に関わってくるのである。

 

PCスタンドとして使用する際は、まずバッグ内部の側面口に面ファスナーで貼り付けられているフレームをバリッと剥がし、前面口側に貼り直す(左右両方)。

 

↑ミーティングバッグからPCスタンドへ変形させるには、まずはこの状態から……

 

↑側面の樹脂板を乗り越えるようにして、側面口のフレームを90度折り返し……

 

↑左右ともにこの状態になれば、変形準備完了

 

あとはバッグを机に置き、上からノートPCを乗せると……ナナメに角度が付いたPCスタンドに変形完了だ。

↑バッグにノートPCを乗せると、台形型のスタンドになる。視線が上がって、首・肩がとてもラクなのだ

 

あらためて「普段からノートPCで仕事しているけど、PCスタンドは使っていない」という人にお伝えしたい。PCスタンド、マジで使うべき!

 

まず、視点がぐっと高くなることで背筋が伸び、加えてキーボードに角度がつくことで肩甲骨周りにゆとりができる。結果、猫背改善&肩と首のこり予防が期待できるのだ。筆者も作業時、PCスタンドを導入して1年ほどが経つが、もう平らな机の上でキーを打つのイヤだな、と感じてしまうぐらい快適である。

↑ハンドルの内側は合皮が二重に。この部分にノートPCの縁を差し込むことでストッパーとして機能する

 

↑見た目はやや頼りなく感じるが、意外とガチッと固定してくれる

 

もうひとつ重要なのが、オンライン会議での見た目の問題。ノートPCのカメラは、ほとんどがモニター上部に内蔵されているので、ユーザーの顔の位置から比べるとかなり低い場所にある。そこから見上げるように顔を撮影するものだから鼻の穴が、どバーン! と全開で写ってしまうのだ。

 

しかしこのバッグに載せることで、カメラ位置は10cm以上高くなり、顔に対して正対しやすくなる。つまり、モニターを見ながら喋ってもまっすぐに顔が写るようになるというわけ。これ、顔の印象がものすごく変わるので、非常に重要なポイントではないだろうか。

↑角度は約25度固定。これだけ角度を付けてやれば、カメラ写りもかなり違ってくる

 

もちろん、専用のPCスタンドなら角度調整も自在だし、フレームの剛性ももっと高いだろう。端的に使いやすさでいえば、もっと優秀なPCスタンドなんていくらでも選び放題である。

 

だが、わざわざスタンドを持ち歩かなくても、ミーティングバッグと兼用できるならそれでOKでしょ、と思う人は確実にいるはずだ。実際、運用の手間を考えるとこっちのほうが確実にラクなのだ。

 

↑ハンドルを畳めば、ソリッドなコンテナ型に。会社のロッカーや自宅家具のスキマにも収納しやすい

 

ミーティングバッグとしては実用性に不満はほぼナシ(個人的な好みで、内ポケットが欲しかった)で、かつPCスタンドというお得な機能が付いているのだから、かなりアリな製品だと思う。

 

驚くほど鮮明な画像を表示! プロフェッショナル向けWebカメラ「Dell Pro 2K Webカメラ – WB5023」

デル・テクノロジーズは、「Dell Pro 2K Webカメラ – WB5023」の販売を開始しました。税込価格は2万2770円。

 

同製品は、Microsoft TeamsとZoomの認定を受けたWebカメラです。2K QHD、1440pカメラに搭載されたSony STARVIS大型センサーは、十分な光を取り込むことができ、鮮明で鮮やかな画像を表示できます。

 

Temporal(3D)とSpatial(2D)Noise Reductionにより、暗い場所でのモーションブラーや、画質の粗さを自動的に除去。顔にかかる粗い照明のバランスを調整することで、最高の画質を提供する顔検出自動露出(FDAE)を搭載しています。また、AI自動フレーミングにより、ユーザーが動いても画面の中央に映し出され、常にピントを調整します。

 

マグネットで着脱可能なシャッターキャップによりプライバシーを保護でき、キャップはWebカメラの後ろに簡単に収納可能です。画面をさえぎらない一体型のマウントクリップで、画面上も画面背面もすっきり保持。ノイズ リダクション マイクも搭載しているので、クリアなコミュニケーションを取ることができます。

 

サイズは直径44mm、長さ92mmです。

厚さ約19.0mm、重量約1.3kgで持ち運びもラク! マウスの14型ノートPC「mouse C4」

マウスコンピューターは、mouseブランドから、14型ノートパソコン「mouse C4」を6月29日に発売しました。税込価格は6万9800円。

 

同製品は、筐体の薄さは約19.0mmで、同社の「mouse C1」(24.5mm)と比較し約5.5mm薄く、重量は約1.3kg。バッテリー動作時間は約10時間で、外出時に電源確保が難しい場合でも長時間の使用が可能です。静音性の高いファンレス構造を採用し、動作音を気にすることなく作業ができます。

 

キーボードは、打ちやすさを重視した約19.1mmのキーピッチを採用しており、mouse C1(17.43mm)と比べてキーの間隔が広く、入力作業を行いやすくしているほか、視認性を重視し、ユニバーサルデザインフォント採用のキーボードに刷新。

 

ディスプレイ部は最大180度開閉可能。会社や在宅での作業時だけでなく、作業スペースの狭いフリーアドレスのオフィスや、ワーケーション時でも最適な位置に調整でき、商談や対面接客などで、画面を共有しやすい作りとなっています。

高画質&高解像度で、ビデオ会議を快適に! デルの4Kビデオ会議モニター「U3223QZ」

デル・テクノロジーズは、「Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QZ 31.5インチ 4K ビデオ会議用モニター」を発売しました。税込価格は19万4980円。

 

同製品は、4K Sony Starvis CMOSセンサーを搭載した31.5インチ4Kビデオ会議モニターに、インテリジェントなWebカメラを備えています。AI自動フレーミングにより自動的にフォーカスを合わせ、厳しい照明条件下でもDigital Overlap HDRで本来の色彩を映し、3D/2Dビデオ ノイズ リダクション機能でブレのない画像を提供。上下の角度調整が可能なカメラを希望の角度に配置して視野を65度、78度、90度に調整することで、表示する周囲の広がりをカスタマイズ可能です。デュアル エコー キャンセリング マイクを内蔵し、2台の14Wスピーカーは耳の高さ付近に配置されており、最適なヒアリング環境を作ります。

 

IPS Blackテクノロジーを搭載し、コントラスト比2000対1の色彩と黒の表現力で、従来よりも美しく引き締まった“黒”を表現可能。178度/178度の広い視野角で美しい画像を提供します。4K解像度、DCI-P3色域98%、VESA Display HDR400により、生き生きとした色彩を、細部まで見ることができます。

ファミリーキャンパーからノマドワーカーまで、ひとつあると大活躍! 「Jackery Solar Generator 2000 Pro」

Jackery Japan(ジャクリジャパン)は、ポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator 2000 Pro」を発売しました。

 

同製品は、ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」を接続して充電することで、電源のない場所でも充電することができます。また、SolarSaga 200を6枚接続することで、最速2.5時間以内で 100%まで充電することが可能。AC高速充電も可能で、約2時間程度で100%まで充電できます。電源部分がポータブル電源本体に内蔵されており、家庭用コンセントから充電する際の方法も、従来品と比較して簡単になりました。

 

バッテリー寿命と本体を保護する管理システムとして、デュアルバッテリーチップを搭載。保護機能を二重に設計し、安全性を高めています。一方のチップに万が一障害が発生した場合、もう一方のチップが起動し、システムのセキュリティを保護。4つの温度センサーで充電時の温度を監視し、バッテリーの温度が安全のレッドラインを超えると、自動的に充電が遮断される設計です。

 

容量2160Wh、定格出力2200W。重量は約19kgで、持ち運びやすくコンパクトに収納できる、折りたたみ式のハンドルを採用しています。ソーラーパネルは磁気パッドにより素早く折りたたんで外出先に持ち運ぶことができます。

 

充電時も騒音は53dB以下と静音性も高く、製品動作中に有害な排気ガスも発生しません。

 

税込価格は、ポータブル電源とソーラーパネル2枚のセットが44万6000円、ポータブル電源とソーラーパネル4枚のセットが61万9000円、ポータブル電源とソーラーパネル6枚のセットが76万8000円です。ポータブル電源「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」単体の場合は28万5000円。

キャンプから在宅勤務まで! スマートに組み立て&持ち運び可能なオウルテックの「スマートハンモック」に新色追加

これから夏! 絶好のアウトドアシーズンが訪れます。

 

キャンプ・デイキャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、海水浴場や広い公園、さらにはベランピングまで、“非日常感”を加速させてくれるアイテムといえば、やっぱりハンモック! たとえ自宅の庭であってもリゾート地のような“極上のリラックス空間”が出来上がるスグレモノです。真夏の太陽の下、ハンモックに揺られながら、音楽を聴いたり、本を読んだり、昼寝をしたり……

↑ハンモックの使用イメージ(筆者撮影)

 

というわけで、今回紹介するのは、オウルテック「スマートハンモック(OWL-HAMMOCK01)」の、今春発売となった新色「ベージュ」です。税込価格は1万3037円。

 

「えっ、デジタルアクセサリーメーカーのオウルテックがハンモックを出してたの!?」と、ちょっと意外に思う人もいるかもしれませんが、同社のスマートハンモックは2017年の発売以来、人気のアイテムなんです。

 

組み立ては簡単で、約5分で設置可能。ハンモックスタンドの脚部に4箇所の安全ピンを設けており、ピンで支えているので安定性もバッチリ。ネット裏面の左右には回転防止フックが付いており、思わぬ転倒や落下などの事故も防止します。

 

耐荷重は130kg。使用時のサイズは約W230×H91×D80cmで、椅子(ハンモックチェア)としても利用可能。在宅勤務時の気分転換にもオススメです。

 

脚部、ハンモック、補助ポールの3点を収納できる収納バッグが付いているので、コンパクトに持ち歩けます。クルマがなくても持ち運びに便利なのが嬉しいポイント。

 

「今年の夏休みはキャンプだ!」と計画しているファミリーから、自宅のベランダやテラス、近所の公園でのちょっとしたくつろぎシーン、さらには自室のインテリアまで、自由自在な使い方ができるスマートハンモック。本格的な夏が来る前に、準備しておくとイイですね!

反射の少ないノングレアディスプレイを採用! ウェブカメラも強化された「LG gram」2022年モデル……5月下旬発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の2022年モデルを、5月下旬から順次発売します。

 

LG gramは、2016年に日本発売を開始した、軽量&スリムなコンパクトデザインで、耐久性と長時間駆動が特徴のモバイルノートPC。

 

今回発売される2022年モデルは、17インチ、16インチ、14インチの3サイズ、カラーはオブシディアンブラック、チャコールグレー、スノーホワイトの3色で展開し、主要9モデルのほか、販売店限定モデルもラインナップ。主要9モデルそれぞれの予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

 

14インチモデルの場合、999gの軽さに、駆動時間最大26時間のバッテリーを採用。16、17インチも、一日なら充電を必要としない長時間駆動が可能。各種マグネシウム合金を使用したフルメタルボディを採用し、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さで、耐久性も備えています。

 

4個のPコアと8個のEコアで、計12個ものコアを実装する新しいアーキテクチャを採用し、高いパフォーマンスの第12世代インテル Core プロセッサーを搭載。メモリもデュアルチャネルのLPDDR5 5200MHz、ストレージにはGen4 NVMe SSDを採用し、高速なデータ転送によってCPUのパフォーマンスを最大限に引き出します。

 

また、今回発売モデルは、反射の少ないノングレア仕様のIPS液晶ディスプレイを採用。ノングレアディスプレイの欠点でもあった輝度の低さを改善し、より明るく鮮明な画質になっています。ウェブカメラもHDからフルHD(1920×1080)に強化し、ノイズキャンセリングに対応したマイクも搭載しました。ビジネスでのパフォーマンスやセキュリティを強化するため「LG Glance by Mirametrix」を搭載し、安全性と利便性を高めています。

リモートワークでハイパフォーマンスを発揮! 「Modern 14 B11」MSIストア限定モデルが発売

エムエスアイコンピュータージャパンは、薄さ18.1mm、軽さ1.3kgで持ち運びやすく、リモートワーク利用に最適な性能と機能を備えたパワフルビジネスノートPC「Modern 14 B11」シリーズの、MSI公式オンラインショップ限定モデル「Modern-14-B11MOU-465JP」を、2月17日に発売します。税込価格は12万9800円。

 

Modern-14-B11MOU-465JPは、CPUに4コア8スレッドタイプのCore i7 プロセッサーを搭載し、オフィスソフトやビデオ会議ソフトなどビジネスで多用するソフトを同時に起動しても、快適な動作が可能。高いグラフィックス処理性能を持つCPU内蔵GPU「インテル Iris Xe グラフィックス」により、動画再生やプレゼンテーション資料作成、動画・画像編集ソフト使用時にも活躍します。メモリ16GBと高速タイプSSD 512GBを搭載し、ノートPCの全体的なレスポンスや大容量データの読込み・書込みを高速化する内部構成となっています。

 

ビデオ会議に参加するために必要となる無線LANやマイク内蔵Webカメラを標準搭載し、Type-AとType-Cを合わせて合計3つのUSBポートを備え、複数のUSBデバイスを同時接続できます。変換アダプタ不要で大型ディスプレイやプロジェクターへ映像出力できるHDMIポートを備えています。

在宅勤務の座りすぎ問題を解決! 重力で座面を動かす独自の機構を採用、体幹を整えるワーキングチェアー「ingLIFE」

コクヨは、ワーキングチェアー「ingLIFE(イングライフ)」を、12月20日に発売します。税込価格は7万2600円~。

 

同製品は、Multi Objective Chair(マルチオブジェクティブチェアー)をコンセプトとしており、仕事や学習、食事、ゲームなどの自宅での様々なシーンに対応。体の微細な動きに合わせて座面が360度揺れ動くことで、長時間心地よく座れるグライディング機能を搭載。バネを使わずに、シート底面に内蔵された円盤が起き上がりこぼしのように重力で揺れることで座面を動かす、同社独自の新たなテクノロジーを採用しています。

 

PCワークの前傾姿勢はもちろん、背にもたれた後傾姿勢にもフィットし、心地よい姿勢に整えてくれます。重力で動く機構は、体重に合わせて動きが調整されるので、大人から子どもまで、あらゆる姿勢とさまざまなシーンを心地よくサポートします。

 

座面の幅をワイドに設定し、グライディングの揺れとの掛け合わせにより、自由な姿勢を受け止める一方で、肘掛けや脚部の幅はコンパクトにすることで、レイアウトしやすいサイズ感に収めています。

 

「空間のアクセントになりつつも日常生活になじむカラーと素材感」をコンセプトに、ブラック、ミディアムグレージュ、ディープグリーン、ブリックレッドの、4色のカラー展開。背もたれは背合板タイプと背布張りタイプを用意し、脚部はキャスター付きとキャスターなしのタイプがあり、合計68パターンの中から、インテリアに合わせて選択できます。

 

発売に先駆けて、同製品を試せる展示スペースを、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」1Fなど全11か所に設置。展示場所などの詳細は、同社公式サイトをご覧ください。

取り外すだけですぐ通話! 在宅勤務の急なWeb通話に対応できるヘッドセット「401-BTMH001BK」

サンワサプライは、同社が運営している直販サイト「サンワダイレクト」にて、専用USB充電クレードルから取り外すだけですぐ通話できる、Bluetooth5.0対応の片耳ヘッドセット「401-BTMH001BK」を発売しました。税抜価格は2982円。

 

同製品は、専用のUSB充電クレードルから取り外すだけでペアリングした機器に接続でき、Web通話や電話にスムーズに出ることができます。完全ワイヤレス接続なので、急なWeb通話でも通話の準備に手間取らず対応することが可能。

 

USB充電クレードルにヘッドセットを置けば、接続が解除され、充電することができます。USB充電クレードルに戻している間は省スペースで充電され、必要なときだけ取り外して使えます。

 

右耳、左耳どちらでも装着可能で、耳から外れにくいシリコン製のイヤーピースが3サイズ付属。本体には、簡単に電源をオン・オフできるスライドスイッチが付いており、電源をONにすると自動的にペアリングモードになります。

 

サイズは約W19×D22×H60mmで、重量は約12gです。

自宅、車内、旅先……“どこでもワーク”に必須の膝上テーブル5選

自宅でPC作業をするとき、オフィスと同じようにデスクに向かうよりも、リラックスできるソファの上の方が捗るという人も多いのではないでしょうか。しかし、そのような場所ではノートPCを乗せる“ちょうどいい台”が見当たらず、不安定な姿勢になってしまうことも。そんなときにあると便利なのが、膝の上に乗せるだけでノートPCを安定できる膝上テーブルです。今回は、ひとつあれば自宅だけでなく車内でも屋外でも、どこでも快適にPC作業ができるようになる、“どこでもワーク”には欠かせない膝上テーブルをご紹介します。

 

目次

 


軽量・コンパクトだから持ち運びもしやすい!


サンワサプライ 膝上テーブル 200-HUS006

シックで落ち着いた雰囲気の木目調天板を採用した膝上テーブル。15.6型インチまでのノートPCに対応しています。裏側に、柔らかすぎない適度な硬さのクッションが付いているので、ノートPCの重みなどを吸収して、安定して作業ができます。天板は画面が見やすい11度の傾斜つき。軽量でコンパクトサイズなので、持ち運びにも便利。PC操作以外にも、読書や書き物などさまざまな場面で活躍します。

【詳細情報】
サイズ:約37×26.5cm
重量:約o.58kg
カラー:ブラウン、ライトブラウン

 


充電しながらのPC作業に便利なケーブル穴付き!


CIKALIN 膝上テーブル ラップトップデスク

テーブル下に付いた厚さ約8cmのクッションには極小ビーズを使用。体のラインに合わせてビーズが流動するのでフィット感が抜群です。載せる機器がズレ落ちないように、テーブルの手前側にはストッパーがついており、PCなどが滑り落ちない工夫が施されています。充電しながらPCを使用できる充電用のケーブル穴も付いています。裏表反対にして顔を乗せればうたた寝枕としても使用可能。

【詳細情報】
サイズ:約9.5(最厚部)×40×30cm
重量:約1kg
カラー:グレー、ディープパープル、ネイビー、ブルー、花柄

 


耐久性のある天然竹を採用した膝上テーブル


SUMISKY 膝上テーブル 天然竹製

柔らかいクッションが膝に心地よく、PCなどの重みを吸収分散してくれます。天板には耐久性のある天然竹を採用。身体にぶつかっても痛くないように、角部分は丸くデザインされています。タブレットを設置できる溝状のスタンドが付いています。載せる機器がズレ落ちないように、テーブルの手前側には取り外し可能のストッパーが付いています。

【詳細情報】
サイズ:約38×28×8cm
重量:約1.15kg

 


リストレストやマウスの操作面付き!


Burrki 膝上テーブル

マウスの操作面やスマートフォンを立てかけることができる溝が付いたテーブルです。手元には柔らかいクッションがあり、手首の圧力を分散。手首の疲れ・肩こり・腱鞘炎などを予防します。裏面は柔らかいクッションで、PCなどの重みを吸収・分散してくれます。ユーザーからは「マウスが使えるものを探していました。軽くてクルマの中でも使えます」という声も。

【詳細情報】
サイズ:約55×37×10cm
重量:約1.85kg

 


両サイドに出し入れ可能なマウスパッドを搭載!


AboveTEK 膝上テーブル 携帯用ひざ上PCスタンド

外出先にも手軽に持ち出せる軽量・薄型のデザイン。両方向に出し入れ可能なマウスパッドを搭載。強力なグリップを発揮する滑り止めパッドで、長時間の使用でもノートPCを固定できます。レビューでは「机の上に置くまでもないちょっとした作業などの際に、座椅子などに座って膝などに安定させるときに便利です。特にマウス台が左右にスライドするのですが、マウスを使わない場合には手を乗せるのに便利です」という声も。

【詳細情報】
サイズ:約36×24.9×1.5cm
重量:約1kg

 

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ノートPC作業時のツラさから解放! 折りたたみ式スタンドひとつで環境を劇的改善

引き続き会社で支給(貸与)されたノートPCを、そのまま在宅勤務で使っている人も多いと思います。長時間同じ姿勢でノートPCを使い続けていると、目や肩など、体のあちこちが痛くなってくるのがツラいところ。「もう少しラクな姿勢にできないものか……」とお悩みの方におすすめしたいのが、ノートPC用スタンド。

 

17.3インチまでのノートPCやタブレットに対応する折りたたみ式スタンド「OWL-PCSTD03」が、オウルテックから発売されました。カラバリはブラックとシルバーの2種類で、価格は2380円(税込)。

↑OWL-PCSTD03(ブラック/シルバー)

 

同製品は、ノートPCでもタブレットでも使える、軽くてコンパクトなアルミニウム製のスタンドです。ノートPC底面が外気に触れる構造で通気性を良くし、放熱効果をアップ。スタンドには本体を安定させるシリコンも付いているので、本体を優しく、しっかりと保護。10度~42度まで6段階の角度調整ができます。

 

「テレワークやGIGAスクールの推進により、ノートPCを持つ機会が増えてきたことで、使用時の姿勢を良くするためだったり、ノートPC本体の排熱効率を上げるためだったり、ノートPCスタンドの需要が高まっていたので、市場のニーズに合わせて作りました」(オウルテック担当者/以下同)

 

折りたたみ時には約45×255×8mm、重さは254gとコンパクトで軽く、専用ポーチも付属しているので、“仕事用ノートPC”と一緒に持ち運べます。ワーケーションなど、自宅とオフィス以外の場所で作業をするときにも、荷物にならないのがうれしいポイント。

 

「ノートPC本体に傾斜が付いているモデルは少ないですが、本製品では入力に慣れた傾斜状態をお好みの角度を設定できるので、入力のムラがなく作業効率が向上します。オフィスでは外付けキーボードを使っているけれど、テレワークではノートPCだけという人に、特におすすめです」

 

外付けキーボード同様タイピングしやすい傾斜を設定できるので、オフィスと在宅で同じ環境を作れると、気が散ったりせず作業に集中できて、仕事の効率もアップしそうですね。ノートPC使用時の姿勢が気になる人だけでなく、“理想の作業環境”を作りたい人にもおすすめです。

共働きでテレカンは洗面所…GetNavi web編集長の在宅ワーク禍を救ってくれたアイテムはコレだ!

どうかこの写真を見て欲しい。「洗面所の片隅でPC作業に勤しんでいる」という我が家ではごく当たり前の、ある日の一コマだ。

↑鏡で身だしなみをチェックしながらテレカンに臨める点が唯一のメリットかも。とはいえ、ココじゃない感は丸い背中が物語っている

 

ガジェットが散乱。テレカンは洗面所で。

GetNavi web編集長の山田佑樹です。夫婦共働きで、二人とも今では在宅勤務が通常のワークスタイル。個室がないので、二人そろってダイニングテーブルで仕事をしている。ところが、ウェブメディアの編集長である僕と代理店勤務の妻は、仕事柄どちらも打ち合わせが非常に多く、お互い1日に5〜6回はテレカン(オンライン会議)をこなす日々。二人ともテレカン、というタイミングは否応なしに訪れる。

 

すると、ダイニングテーブルを譲らなければならないのは、たいてい僕。PCを置きキーボードを打ちながら打ち合わせできる場所は、もはや洗面所しか残されていない。水はねが気になるし、相手への見栄えも気になるし、そもそもデスクはおろか、テーブルでさえない。いちいちツールを持ち運ぶ面倒は、ちょっとしたストレスだ。

 

では打ち合わせではなく、自分の作業に没頭するときはどうか?

↑ダイニングテーブルを広々と使っているように見えるだろうが、実際は妻が向かいでPCと周辺機器を広げるので、静かなる“領土紛争”が勃発する

 

ダイニングテーブルに自分のスペースを確保して、ノートPCを広げ、スマホとスマホスタンド、ケーブル、モバイルルーター、ペンと付箋など、必要なアイテムをドサッと広げる。そこに秩序はない。

 

そして、さて今から編集部に出社、となれば、テーブルに広げていたこれらのPCとガジェット類を、バックパックにまとめて放り込むのだ。おおよそ想像がつくと思うが、編集部に着いてファスナーを開けたら、アイテムがごちゃごちゃに突っ込まれており、ケーブルは絡まっている。おまけに、黒いバックパックに黒モノガジェットばかりで見つけにくい。悲惨だ。

↑バックパックという三次元ポケットに、PCとガジェットを放り込む

 

↑放り込んだらファスナーを閉めて、上着をつかんで飛び出す。以上

 

長々と愚痴を語ってしまったが、そんな僕の“在宅ワーク禍”を救うべく今回導入してみたのが、カウネットの「テレワークノートPCカバー」だ。

 

カウネット「テレワークノートPCカバー」を導入して起きたこと


カウネット
テレワークノートPCカバー スタンドタイプ
3619円(税別)

ツールを収納できる小さなポケットを多数備えた、ノートPC用のカバー。「シンプルタイプ」(税込3280円)もラインナップする。対応するノートPCは13.3インチ〜14インチが目安。幅340×奥行250×厚さ25mm(スタンドの高さ36mm)、390g

 

カウネットの「テレワークノートPCカバー」は、PC作業に必要なツールを一緒にしまえるノートPCケースだ。まずは、ダイニングテーブルの上でごちゃついているツールを収納してみた。

↑前出の、在宅ワーク用のコアアイテム。仕事柄、常により良いモノを探しているため中身は頻繁に入れ替わるが、基本的にアイテム数はこれくらい

 

↑ポケットのサイズや形状に合わせ、分別して収納できる

 

細長いポケット1つに、大小の浅めのポケットが5つ備わっており、スマホやモバイルルーターなどガジェットのほか、ペンやケーブルなども、この通りスッキリ。ポケットが小分けになっていることでアイテムごとに定位置が決まり、自然と片付く上、失くしたり忘れたりしにくいのだ。実に秩序だっている!

↑表面はネオプレン素材を採用しており、伸縮性に富むので入れたモノを適度にホールドしてくれる

 

このように一見ポーチでありながら、“カバー”と名付けられている理由がある。3辺がファスナーで開くので、ノートPCを取り出すことなく広げて、そのまま仕事を始められるのだ。家の中という誘惑だらけの環境で、このケースを開閉するだけで、仕事のオンオフがいとも簡単に切り替えられるのは福音だ。

 

しかも、すぐに使わないツールは、前面のポケットにしまったままにしておけるので、デスクの上で必要以上にモノを広げてしまうことがない。領土紛争の折にありがたい。

↑ポケットの中身もそのまま。ケースがPCに取り付いている状態なので、開いてすぐ仕事に取り掛かれる

 

↑内側は四隅にゴムが付いており、ノートPCに引っ掛けることで固定する仕組み

 

また「スタンドタイプ」なら、カバーの裏面にレザー調のスタンドが付いている。スタンドを起こせば高さが出せるので、PC作業中も目線が自然と上がり姿勢も良くなる。わずかなようだが、この違いは長時間作業をしているとかなり大きい。

↑スタンドを使うと、ディスプレイの位置が上がり、キーボードに傾斜ができて打鍵しやすくなる

 

↑裏側に設けられたスタンドは、持ち運ぶ際は畳んでフラットに、使用時には立ち上げてマグネットで固定する

 

さらに、内側には付箋を貼れるボードも備えている。大きな付箋も二重に貼れる十分なサイズがあり、カバーを閉じる時はポケットに付箋を貼り付けたままスライドしてしまえるのも、気が利いている。

↑些細だがそれゆえに忘れがちな“名もなきタスク”こそ、付箋の出番だ

 

↑ちょっと気分転換にカフェで続きを……という場合は、このテレワークノートPCカバーひとつ持ち出せばいい

 

この「テレワークノートPCカバー」、以上のように機能満載で利便性に優れているのだが、収納できるモノは、ノートPCとその使用に必要なコアアイテムだけにとどまる。とはいえ、何でも入れられるなら、混沌とした僕のバックパックと一緒なのだ。この限られた収納力も、特筆すべき点ではないだろうか。

 

さて、ツールはまとまったが、冒頭で洗面所でのテレカン事情を明かしたように「そもそも場所がない」問題は残る。それを解決してくれたのが、カウネットの「リビングワークデスク」である。

 

カウネット「リビングワークデスク」がもたらした予想外のメリット


カウネット
リビングワークデスク
7980円(税別)

折りたたみタイプのワークデスク。事務用品などを収納する取り外しできるポケットが付いており、デスクの上を常に整理整頓しておける。幅800×奥行450×高さ720(背面ポケット含む高さ920)mm、9.54kg

 

簡単に折りたためる構造により、使わないときは厚さ8cmとコンパクトにできるデスク。天板も奥行45cmと、一般的なワークデスクに比べて細長い作りをしている。ダイニングテーブルでは仕事がはかどらない場合に、リビングの片隅で広げ、仕事専用の場所を作り出せるという困りごと解決商品だ。これをリビングではなく廊下で使うことで、テレカンがカブったら場所がないという僕の困りごとを解決することにした。

 

すると、実に便利なのである。仕事をするスペースを作れただけでなく、廊下といういわばデッドスペースを有効活用。さらに使わない時は通りやすいよう、折りたたんで置いておけるじゃないか。

↑リビングワークデスクで廊下ワーク。冒頭の洗面所ワークと比較して欲しいのだが、姿勢も明らかによくなっている。やはりモノ選びは大事である

 

ちなみに僕は、そもそもリビングが使えないときの救済策として活用しているので、「リビングに仕事専用スペースを創出する」という本来の使い道とは少々ズレているのだが、おかげで想定外のメリットも享受することができた。

 

廊下という、そもそも狭い上に“何もない”環境に仕事環境を作り出したことで、趣味グッズなどがごろごろ転がった誘惑だらけの家の中で、何にも気を散らされることなく、仕事に邁進できるのである。これは、家では集中できないぃ! と嘆く人にぜひ、参考にしていただきたいと思う。

↑リビングワークデスクを設置した廊下から見た、ダイニングテーブルに向かう妻。お互い、快適な環境で自分の仕事に打ち込める。ちなみにこのデスクはその後、妻に横取りされ、位置取りは逆転したのだった

 

言わずもがなだが世の中、コロナ一色だ。ウイルスに席巻され、ライフスタイルも一変した。だが家とオフィスという2つの空間、そしてオンとオフという2つの時間を、自分やチームの都合に合わせて使いこなし、最適なタイムマネジメントを行う。その新しい生活様式は、アフター・コロナが訪れた頃には、すでに常識になっているだろう。

 

そのとき、この「テレワークノートPCカバー」や「リビングワークデスク」もまた、引き続き活躍してくれるんじゃないだろうか。

ペンケースからデスクまで! 家で仕事に集中できる「テレワーク」快適化グッズ18選

家やコワーキングスペースなど、オフィスから離れて仕事する「テレワーク」が増えています。とくに家では、仕事専用の机を持たず、リビングのテーブルで仕事をしているという人は多いのではないでしょうか。また、専用机を用意できたとしても、オフィスのように大きな机を置くというのはなかなか難しいものです。

 

そういった制限のある環境で効率的に、快適に仕事をするにはどうしたらいいのでしょうか?

 

アイテム情報誌「GetNavi」編集部で文房具カテゴリーを担当し、最新のワークツール事情に詳しい鈴木翔子さんに話を聞きました。

 

「狭いスペースで仕事をするときに、ぜひ活用していただきたいのが“自立する”アイテムです。例えばペンケース。普通のペンケースとして持ち運び、机の上ではペン立てのように立てて使えるというものです。寝かせておくよりも圧倒的に省スペース化を図れるというわけなんです。

実は、文房具業界では在宅ワークの普及よりも前から、“立つペンケースブーム”は起きていて、さまざまな商品が登場していました。そしてテレワークが進み、カフェなどの小さな机で仕事をする人が増えたり、在宅ワークが浸透したりしたことで“デスクが狭い問題”がさらに顕在化したからか、“立つ”ブームは他の商品ジャンルにも波及しました。昨年あたりから“立つ書類ファイル”に“立つツールポーチ”……と、狭い机の上でも使いやすいアイテムが多ジャンルで登場しています」(GetNavi編集部・鈴木翔子さん、以下同)

 

落ち着くどころか、さらなる広がりを見せているという“立つ”アイテム。ここからは、「自立する」をキーワードに、鈴木さんおすすめのリビングワーク快適化アイテムを紹介します。

 

立てられるファイルで書類の閲覧性もアップ!

「書類を立てるスタンドが付いたファイルは、省スペース化を図れるだけでなく、書見台としても機能し、作業効率を挙げられるのが魅力。書類を見ながらのPC入力作業もぐんとはかどりますよ」

 

キングジム「『ジリッツ』クリアーファイル」
660円(税込・10ポケット)、935円(税込・20ポケット)

背に内蔵されたパーツが3ステップでスタンドになり、自立。片付けるときは、通常の書類ファイルのように閉じるだけと簡単です。
「書類入れ部分はポケット式になっています。開いた状態で立てられるので、一度に2枚分の書類を閲覧できるのがポイント。もちろんスタンドを出さなければ、普通のファイルとして使えますよ」

 

リヒトラブ「クリップボード<スタンド付>」
726円(税込)

「書類を2枚並べるスペースがないという方には、スタンドが付いたクリップボードがオススメ。縦置きだけでなく、横置きにも対応します。クリップが透明になっているので、書類の文字が隠れないのもうれしいですね」

 

収納ポーチは片付けのしやすさも要チェック!

「リビングのテーブルを食卓兼・仕事机として活用している場合、仕事道具の出しっぱなしは避けたいところ。とはいえ、細々したアイテムが多いと片付けるのは意外と面倒ですよね。ガジェットポーチを選ぶときは収容量だけでなく、仕事道具の設置・撤収の手間を減らせるかどうかもチェックしましょう」

 

カウネット「テレワークノートPCカバー」
3280円(税込・シンプルタイプ)、3980円(税込・スタンドタイプ)

ワークツールをポケットに収納したまま、PCを開閉できるPCカバー。PCを開くだけですぐに仕事に取り掛かれ、就業後はPCを閉じるだけで撤収ができます。
「ポケット部分は伸縮性のある素材なので、中に入れたものがちゃんとホールドされ、収納ツールとしての実用性も◎。本品の自立ポイントは、机との設置面。折り畳み式のスタンドが付いているんです。PC作業をするときの目線が上がり、疲れにくくなりますよ(スタンドタイプのみ)」

 

↑「固定席がない場合、To Doなどを書き出した付箋の置き場所に困りますが、本品は付箋を貼り付けるためのボード付き。スライド式なので、付箋を貼ったまましまうこともできます」

 

コクヨ「THIRS FIELD STAND TOOL POUCH」
4400円(税込)

「ノートPC以外を入れるポーチを探している方に使っていただきたいのがコチラ。サイドにあるベルトを留めると自立するので、PCの横に立てておくと便利です。口が大きく開くので中身の出し入れがしやすく、開いた口はスマホスタンドにもなりますよ」

 

キングジム「SPOT『ツールスタンド』」
3718円(税込・デスクタイプ)、4378円(税込・フロアタイプ)

「部屋の雰囲気を崩さずにワークツールを収納したいならコレ。インテリアのような見た目で部屋に馴染みますよ。両サイドに大小さまざまなポケットを備え、ノートPCや書類ファイルなど大きめのアイテムから小物まで分類して収納できます。何より便利なのがマチの内側にもモノが入ること。ヘッドホンや箱ティッシュなど、厚みのあるアイテムの収納に最適です」

 

オフィスに行く機会が多い人は通勤バッグをワークツール入れに

「オフィスに通勤することが多い方は、通勤用バッグをワークツールの収納バッグにしてしまうというのも手。ものを増やさなくて済みますし、仕事道具を一式入れておけばオフィスに行くときの忘れ物も防げます」

 

コクヨ「THIRS FIELD STAND BACKPACK」
1万8150円(税込・13.3インチモデル)、2万900円(税込・15.6インチモデル)

満員電車に乗るときに邪魔になりにくいスリムなバックパック。荷室の下部がスタンドになるため、マチが小さいにもかかわらず立てて置くことができます。

 

「メインの収納スペースは、上下の2段構造。小さなアイテムがバッグの底に入って見つからない……ということが起きません。小物が多いときも荷室を隙間なく活用できるので、スリムな割にたっぷり収納できて使いやすい!」

 

立つペンケースの新モデルはスマホも立てられる

「オンライン会議の普及でスマホを立てるシーンが増えたため、最新の立つペンケースは、スマホスタンド機能付きがトレンド。立つことでペンケース置き場を節約できるだけでなく、スマホスタンド置き場まで節約でき、省スペース化の強い味方です。在宅ワークの導入でスマホから電話をする機会が増えた人にもオススメ。PCの横に立てれば通知に気づきやすくなりますよ」

 

クツワ「エアピタ」
1694円(税込 ※3月に発売された写真下段の新色は1815円)

机と接する面に強力な吸盤を備え、置くだけでピタッと倒れなくなるペンケース。外すときは本体の下の方にある「PUSH」部分を押すだけです。

 

「開いた口の部分がスマホスタンドに変身。スマホは縦横どちらの向きでも置くことができます。シリコーン素材で汚れたときに水洗いできるところも、このご時世にピッタリ!」

 

小型のホワイトボードがあればオンライン会議もスムーズ

「オフィスには当たり前のようにあったホワイトボード。自宅にもあるという方はあまりいないでしょう。そこでオススメなのが小型のホワイトボードです。顔の横に掲げてカメラに映り込ませることができるので、オンライン会議のときに大活躍! もちろんメモ書きにも使えます」

 

学研ステイフル「Write White」
880円(税込/B6)1320円(税込/B5)

「両面使える4枚のホワイトボードがリングノートのように綴じられています。B6タイプは表紙のリングが付いていない側の長辺に滑り止めが付いているので、卓上カレンダーのように机に立てて置けます」

 

「各ページの間に綴じ込まれた透明のシートが、筆記面の擦れを防止。透明シート自体も書き込めるので、例えばホワイトボードページに日課となるTo Doを書き込んで、チェックマークは透明シートに書き込むという使い方ができます。チェックマークだけを消せるので、TO Doを書き直す手間もありません」

 

ここまで“自立する”をテーマに商品を紹介していただきましたが、それ以外にも在宅ワークを快適にする技ありグッズはいろいろあるそう。次のページでは、鈴木さんがオススメするリビングでの在宅ワークお助けアイテムをまとめて紹介します。

【デスク&チェア周り】

カウネット「リビングワークデスク」
8778円(税込)

使わないときは厚さ80mmに折り畳めるワークデスク。
「折り畳みデスクでは珍しい、収納ポケット付きタイプ。ポケットにワークツールを収納したままでも折り畳むことができます。ポケットが不要なときは取り外すことも可能です」

 

パナソニック「組み立て簡単デスク『KOMORU』」
9万6800円(税込)

約120cmの高さの仕切りとデスクが一体化。約1平米の半個室空間を作れます。
「付属のレンチだけで組み立てられるので、工具を用意する必要がないのも魅力。仕切りの両面が有孔ボードになっているので、フックを付ければ小物をぶら下げることもできます!」

 

カウネット「ワークサポートクッション」
5489円(背用)、5489円(座用)8789円(エアーイン座用)

体圧分散性に優れたモールドウレタン素材で作られたクッション。ダイニングチェアがオフィスチェアのような座り心地に。
「背用と座用の両方を揃えるのが大変な場合は、座用だけでも試していただきたい! 特に座面の奥側にエアポンプを内蔵した『エアーイン』タイプは、座面の傾きを自分に合う角度に調節できるので、身体にやさしい前傾姿勢を簡単に作れるんです」

 

コクヨ「cuna」
実勢価格3万8830円(税込)

リビング空間にマッチするシンプルで無駄のない造形のワークチェア。
「ゆりかごのように心地よく揺れる“ソリ脚”を採用しているので、“前傾”や“後傾”など作業中に変わる姿勢に自然とフィットしてくれます。座面はオフィスチェアでよく使われているモールドウレタン素材。厚みがあるので、長時間の着座もしっかりサポートしてくれますよ」

 

【パーテーション】

カウネット「折りたたみ集中ブース」
3036円(税込)

広げるだけで視界を遮ることができるパーテーション。折りたたむと書類ファイルのサイズになります。3サイズ展開。
「折りたたみ式パーテーション人気の火付け役。昨年、弊誌が主催している文房具のアワードの“テレワーク&フリーアドレス部門”で1位に輝いた商品です。内側に書類が入るポケットや付箋を貼れるスペースがあって、ポケットに中身を入れたまま片付ければ、次に広げたときにすぐ作業に移れます。家族がいる場所で仕事をするときに広げれば、“仕事中だから話しかけないで”というサインにも!」

 

【収納ツール】

クツワ「パーソナルスポット」
4730円(税込)

“仕事場を丸ごと持ち運ぶ”がコンセプトのPCケース。「視線をブロックできるパーテーションが付きで、広げれば名前の通りパーソナルスポットが完成! パーテーションの内側とノートPCのモニターの裏側には、小物や書類、ケーブルなどを入れられるポケットがあり、抜群の収納力です」

 

ソニック「ハンギングボックス A4ファイル対応 ユートリム」
3630円(税込)

ダイニングテーブルなどにぶら下げて使う収納ツール。
「足元や机の上にモノを置きたくないという方に最適。手前側のマチの両サイドにファスナーが付いていて、開けるとマチが下に垂れるように開くので、セットしたままでも中身の出し入れがスムーズ。引っ掛けている金具部分を折り畳めば、一般的な書類ボックスのように中身を入れたまま書棚などにしまえます。14インチのノートPCが入れられるので、PC置き場として使っても便利ですよ」

 

【ノート】

ダイゴー「isshoni.ノート デスク 厚口」
770円(税込)〜

狭いスペースでも広げやすい横長のノート。罫線は「方眼」と、1日の予定を書き込めるタイムラインが入った「デイリー」の2種展開です。
「ノートPCと自分の間にぴったり収まるサイズで、PC作業をしながらメモを取るのがラクに。13インチPC用と15インチPC用の2サイズあります。方眼は192ページ、デイリーは368ページとページ数が多いので、コンパクトながらもたっぷり書けます」

 

バタフライボード「notesX」
7920円(税込)

消せるボールペンで書いた筆跡をウエットティッシュなどで拭き取って落とすことができ(水で洗い流すことも可)、何度も書き消しできるノート。
「自宅に紙類を増やしたくないという方に。各ページに内蔵したマグネットの力で綴じているので、ページを取り外したり入れ替えたりできます。取り外したページは磁石がくっつく壁に貼り付けることも可能。ボードの表面がマットなので、光の反射を気にせずに書いた内容を写真に撮ることができます!」

 

【ペンケース】

サンスター文具「SMAND」
1595円(税込)

「約23本の筆記具を収納できる大容量タイプのペンケース。滑り止めの付いたフラップを手前に倒すとスマホを立てられます。スマホを立てたまま中身を出し入れできるのが便利。収納部分が硬い素材でできているので、持ち運ぶときに中身をしっかり保護できて安心です」

 

【プロフィール】

雑誌「GetNavi」文房具担当 / 鈴木翔子

2017年よりアイテム情報雑誌「GetNavi」編集部で文房具などを担当。「GetNavi web」とともに、仕事をはかどらせる文房具のナンバーワンを一般投票で決定するアワード「文房具総選挙」の運営・制作を担当している。実用性を極めた機能派文房具に精通するのはもちろん、プライベートでは嗜好品としての文房具も好き。

 

ノートPCが取り出しやすく、ハイブリッドワークやワーケーションに便利! ace.「ジェットエクセル」

エースのバッグ&ラゲージブランド「ace.」から、出張から旅行まで使えてリモートワークやワーケーションにも便利なビジネストローリー「ジェットエクセル」が新登場。バッグをセットアップしやすい横型と、容量が多い縦型の2サイズで展開します。税込価格は、横型が3万5200円で、縦型が3万7400円。全国の直営店、オンラインストア、主要専門店・百貨店で発売中です。

↑左が横型で、右が縦型

 

容量は横型が26L(H40×W43×D22cm)、縦型が34L(H55×W38×D22cm)で、横型縦型ともに100席以上の航空機に対応。カラーはブラックとガンメタリックヘアラインの2色で、どちらも傷が目立ちにくいシボ加工が施されています。

↑ブラック(左)とガンメタリック(右)の2色展開

 

精悍な表情のボディに機能的なフロントポケットを配置し、フロントポケット内にPC収納部を備え、移動中などでも手間取らずにノートPCを取り出せます。

↑フロントポケット

 

そのほか、本体とフロントポケットの両方を施錠できるダイヤル式デュアルロック(TSA対応)や、走行音の発生を抑え、軽い力で滑らかに回転する静音双輪キャスターといった移動を快適にする機能を搭載しています。

↑ダイアル式デュアルロック

 

↑静音双輪キャスター

 

横型には書類などの仕分けに便利な着脱式の内装仕切りが付いており、取り外すと厚みのある荷物も入れることができ、出張や旅行などシーンによって変化する荷物に合わせて内装レイアウトを変えることができるので、リモートワークやハイブリッドワーク、ワーケーションにも便利です。

↑着脱式の内装仕切り

置くだけ簡単! サンコーの「ディスプレイアーム(3980円)」でテレワーク生活が劇的にラクに

モバイルディスプレイをノートPCの上に配置するには、ディスプレイアームが必要だが、キッチンやリビングの机にはアームを固定するのは現実的ではない……。そんな時に活躍したのが、サンコーの「超安定モバイルディスプレイ&タブレットスプリングアームスタンド」(実売価格3980円)だった。

 

筆者はフリーライターとして在宅中心で仕事をしているが、約13インチのノートPCのディスプレイだけでは作業画面が小さすぎて足りず、サブディスプレイの利用が必須だ。もちろん書斎として機能する部屋には、専用のサブディスプレイをどんと据え置きしてあって、ケーブルを挿入するだけで快適な作業ができる。しかし、たまにはダイニングテーブルで息抜きしながら作業したくなる日もあって、そうした場合にはどうしても作業効率は下がってしまう。

 

こうした課題を解決するのがモバイルディスプレイだ。製品の組み合わせにもよるが、ノートPCにUSB Type-CーCケーブルを装着すれば、画面拡張もすぐ完了する。頻繁な移動を伴うフリーアドレス制のオフィスや、在宅勤務では非常に使い勝手がよい。

 

しかし、筆者には1点気になることもあった。実は、ノートPCの”横”にディスプレイを並べるのが苦手なのだ。書斎のデスクに設置しているサブディスプレイも、ノートPCのディスプレイの”上”に並ぶように配置していて、キーボードのホームポジションと、視線の動きは体の中心線に合わせたい。個人的に、この方が執筆業務や事務作業を長時間行ううえで、明らかに負担が少ないのと感じる。

 

では、ダイニングテーブルで作業する際に、これを実現するにはどうするか、と考えた時にサンコーの「超安定モバイルディスプレイ&タブレットスプリングアームスタンド」を見つけ、「これだ!」と思いすぐ購入した。

↑13インチのMacBook Pro(2018)に、アイリスオーヤマのポータブルモニター「ILD-A1616MS-B」をUSB Type-Cケーブルで接続。サンコーの「超安定モバイルディスプレイ&タブレットスプリングアームスタンド」でモニターをPC上部に配置した様子。写真は仕事机で撮影したもの

 

面倒な設置準備が不要で便利

同製品の特徴は、”机に固定せずに使える”モニターアームであることだ。万力のように机を挟んでネジをぐりぐりと締め上げる必要がないぶん、ダイニングテーブルや床など、どこにでも設置できる。まぁ、机にA4用紙くらいのサイズ感がある底板部分がどっしりと存在感を放っている点は気になるが、ひょいっと持ち上げてすぐに片付けられるので、非常に取り回しがよい。

 

固定できるディスプレイは、15.6インチまで、耐荷重は700gまでとなっており、 一般的な外付けモニターをつけるにはやや頼りない。しかし、モバイルディスプレイ用iPadシリーズなどのタブレットを固定するには十分な仕様だ。筆者は主に、アイリスオーヤマ製の15.6型ポータブルモニター「ILD-A1616MS-B」をこれに固定して使っている。また、iPadでMacBookの「Sidecar」機能を使うような場面でも便利だ。

↑アイリスオーヤマのポータブルモニター「ILD-A1616MS-B」

 

「超安定モバイルディスプレイ&タブレットスプリングアームスタンド」の組み立て方はシンプルで、工具も必要としない。底板にアームを差し込み、ネジで固定する。アームの角度もネジで固定できる。ホルダー部分は、タブレット用とスマホ用の2サイズが同梱されているので、モバイルディスプレイを装着する場合には、前者を選択しよう。

↑底板にアームを差し込んでネジで固定

 

ホルダー部に専用の金具をはめ込んで固定。そして、その金具をアーム部に用意された金具に差し込んで、ネジで固定すれば準備完了だ。あとはホルダーをグッと開き、ディスプレイを挟むようにして固定する。ディスプレイに触れる部分は柔らかくなっているので、デバイスを傷つける危険性も少ないだろう。なお、アームやディスプレイの角度調整は片手でも簡単に行えるほど、スムーズだ。

 

【取り付けの詳細はギャラリー形式で解説!画像をタップすると詳細が表示されます】

 

視点の移動が少ないので負担が激減

MacBook Proのディスプレイの上部にサブディスプレイが並ぶように配置すれば、ブラウザで調べ物をしながらの資料作成や、カレンダーを開きながらのメールチェックなどが容易になる。何より、先述した通り、首や体を左右にひねらずに済むので、心身ともに負担が少ないのが嬉しい。

↑縦に並べることで、視点が体の中心に揃って事務作業が楽になる。視点が上がることで、猫背やストレートネックの予防にも

 

また、書斎でもデュアルディスプレイで足りない場合に、これを使えば縦並びでトリプルディスプレイを配置できる。机の広さにもよるだろうが、常にアームで固定したいわけではないという人にとっても使いやすいかもしれない。

↑すでに据え置きのディスプレイを使っている場合には、アームを使ってさらに3段目の増設も可能だ

 

モバイルディスプレイやiPadでマルチディスプレイ化を試みてはみたものの、横並びではどうしてもしっくりこなかったという人はぜひこうしたアームで縦並びに挑戦してみて欲しい。なお、底板を含め、重さはそこそこあるので、小さなお子さんやペットなどがいる家庭では、転倒させないように気を配る必要はあるだろうが、配線などをうまく工夫すれば安全に使えると思う。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

リモートワークでのビデオ会議に役立つウェブカメラ5選

昨今、リモートワークを導入している企業は多いと思います。ビデオ会議の環境に満足していない人は、今一度環境を見直してみるのはいかがでしょうか。例えばウェブカメラも、ストリーミングタイプのものから広角レンズを搭載したタイプまで、様々な種類があります。そこで今回は、ウェブカメラの買い替えを検討中の方必見! おすすめ5選をご紹介します。

 

目次

 


モバイルに最適な縦型撮影も可能!


ロジクール StreamCam C980

フルHD 1080Pの高画質および 60FPSのなめらかな動画が撮影可能。AIによる顔追尾オートフォーカス、自動露出補正、自動ブレ補正により、画面内のどこにいても、どのような照明条件でも、最適、正確な焦点と露出が提供されます。モバイルに最適な9:16の縦型撮影にも対応しており、InstagramやFacebookのストーリーズの撮影にも活躍します。Windows&Macintosh両対応。

【詳細情報】
サイズ:66×58×48mm(マウントなし)
重量:150g
カラー:ホワイト・グラファイト

 


マニュアルフォーカスで好みのピントに調節できる!


バッファロー BSWHD06M

カメラ本体の内蔵マイクで音を広く拾うので、複数人のチャットやライブ動画撮影に適しています。また、ヘッドセット不要なのでケーブルを気にせず楽な姿勢でビデオチャットを楽しめます。マニュアルフォーカスだから、レンズ部のリングで簡単にお好みの位置にピントを固定可能。3wayスタンドのため、ノートパソコン・液晶ディスプレイ・机の平面など様々な設置方法が可能です。Windows&Macintosh両対応。

【詳細情報】
サイズ:60×24×19mm(スタンド部除く)
重量:約50g
カラー:ホワイト・グレー・ブラック

 


カメラを向けるだけでピントが合う!


サンワサプライ オートフォーカスWEBカメラ CMS-V45S

カメラを向けるだけで、ピントが合うので少人数での会議や在宅ワークに最適です。カメラ本体にマイクを内蔵しており、ヘッドセットなしでもSkype等での通話が可能です。可動するマルチスタンドでノートPCやディスプレイに取り付け可能です。簡単に角度調整が行えます。カメラ用三脚穴を内蔵しています。市販のカメラ用三脚に取り付けできます。高級感のあるアルミボディを採用しています。Intel Core 2 Duo 2.4GHz以上対応。

【詳細情報】
サイズ:57×20×27mm(スタンド部分を除く)
重量:90g

 


カメラにマイクとスピーカーが内蔵!


サンワサプライ カメラ内蔵USBスピーカーフォン CMS-V47BK

カメラにマイクとスピーカーを内蔵した会議に最適な会議用カメラです。USBケーブル一本でカメラとマイクとスピーカーが使用でき、別途電源接続は不要です。画角は105度とWEB会議に最適な広角レンズを採用。カメラの上部に360度全指向性のマイクを内蔵。強力なエコーキャンセル機能と、ノイズリダクション機能を備えているのでクリアな音声でビデオチャットが可能です。Windows&Macintosh両対応。

【詳細情報】
サイズ:62×62×235mm
重量:476g

 


広角レンズ搭載で大人数の会議にもぴったり!


eMeet WEBカメラ C960

フル高解像度1080p 200万画素のWebカメラ。フルHDレンズとプレミアム固定フォーカスで明瞭かつきめ細かい画質を実現することができます。デュアルビルトイン全方向マイクは、どの角度からでも明確に集音。360度集音なので多人数での会議が可能です。Windows&Macintosh両対応。ユーザーからは「ワイド画面での動画は相手に見えやすいらしく大変好評。また、マイクがカメラについているため、自然に相手の顔を見ながらしゃべるようになり、スムーズな会話につながる印象」という声も。

【詳細情報】
サイズ:124x67x52mm
重量:151g

 

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おすすめ「PCマイク」5選! ウェブ会議で「声が聞き取りづらい」と言われがちなら一考の価値あり

リモートワークといえばウェブ会議はほぼセットのようなものですが、相手に声をなかなか聞き取ってもらえなかったり、「声が遠い」と言われたりで、会話がスムーズにいかなかった経験はありませんか? そんなときは新しいPCマイクを用意しましょう。そこで今回は、Amazonレビューで高評価を集めている、人気のPCマイクをご紹介します。

 

目次

 


お手頃価格だから初めてのPCマイクとしてもぴったり


サンワサプライ クリップ付きPCマイク MM-MC24

ピンマイクとしても使えるクリップ付きPCマイクです。机に置いてもディスプレイの脇に取り付けても邪魔になりません。マイクの周り360度全ての音を拾う全指向性なのでどちらからの音でも拾えます。また、コンデンサー式なので繊細な音が拾え高感度。また、標準価格1760円と、お手頃な価格なのも魅力。Macシリーズや、4極仕様(マイク入力とスピーカー出力が1つになったもの)のPC・タブレットには対応していないのでご注意を。

【詳細情報】
サイズ:23×20×47mm
重量:約38g(アタッチメント含む)

 


ウィンドウスクリーン付きだからノイズを低減!


iGOKU PCマイク 全指向性 高音質 小型集音マイク

マイク本体にクリップが付いており、向きや角度に関係なく、360度方向からの音を拾えるピンマイクです。周波数域は65~18000Hzと高音に強く、きれいな音で録音することができます。また、ウィンドウスクリーンも付属されているため、マイクに息がかかってしまった時や野外での使用もノイズを低減できます。専用収納ケースが付属しており、コンパクトなので持ち運びにも便利です。

【詳細情報】
梱包サイズ:124×78×34mm
重量:21g

 


ヘッドホンやスピーカーが接続できるステレオミニ端子付き


サンワサプライ WEB会議高感度USBマイク MM-MCUSB33

集音範囲5mで、広範囲の音を拾えて多人数での会議に便利な高感度USBマイク。広範囲の集音が可能な高感度マイクユニットを採用しています。多人数での会議やパソコンから離れた場所での通話などに便利です。エコーキャンセリング機能付き。しっかりした重みのあるメタルハウジングです。マイクミュート(消音)スイッチ付きです。ヘッドホンやスピーカーが接続できるステレオミニ端子付きです。

【詳細情報】
サイズ:80×80×20mm
重量:150g

 


単一指向性だからバックグラウンドノイズを抑えられる


FIFINE USBマイク K052

アームは三段になっていて、中段は金属製のスタンド、上下両段はフレキシブルアームになっています。上下の角度が自由に調整可能。会議に便利なミュート機能とボリューム調節機能が付いています。コンデンサー方式で単一指向性のカーディオイド線の収音特性が採用されているので、バックグラウンドノイズとホワイトノイズを抑えながら正面からの声をクリアに拾えます。12か月品質保証付き。

【詳細情報】
サイズ:高さ…約310mm
発送重量:499g

 


Bluetoothに対応している機器なら使えるからスマホもOK!


Anker PowerConf

8人程度までの会議に最適なPCマイク。エコーキャンセリングや残響抑制、ノイズリダクション機能を採用しており、クリアな通話を実現。声の大きさと本体までの距離に関係なく音量を最適化します。Bluetoothによるワイヤレス接続と付属のUSB-C & USB-Aケーブルでの有線接続に対応しており、複雑な初期設定をすることなく簡単にできます。6700mAhのバッテリーを搭載し、モバイルバッテリーとしても使用可能です。

【詳細情報】
サイズ:約124×124×28mm
重量:約340g

 

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肩こりや腰痛は椅子選びの失敗が原因!? 在宅ワークがはかどる「オフィスチェア」選びと使いこなしの正解

この1年でオンライン会議が一気に普及し、家で仕事をするビジネスパーソンが増えています。通勤ラッシュから解放される一方、オフィス以外のスペースで長時間仕事をするのは、意外と体に負担をかけているもの。在宅ワークの増加によって、腰痛をはじめとする体の痛みや、集中できないことに悩まされている人も多くなっているのだとか。

 

その原因は、座っているイスにあるかもしれません。今回は、家でもオフィスに近い環境で快適に仕事できる「オフィスチェア」の選び方と、正しい使いこなしに迫ります。

 

増える在宅ワークの落とし穴

オフィス以外の場所で仕事をする「テレワーク」を導入する企業は、ここ数年で着実に増加傾向にありましたが、コロナ禍の影響もあって、多くの人が初めて、本格的な在宅ワークを経験したのではないでしょうか? 内閣府の調査(※)では2020年5月時点で、全国平均で27.7%、東京23区では48.4%の人が在宅ワークを経験、その後も引き続き、多くの人が在宅ワークを選択していることが明らかになっています。(※ 内閣府「第2回 新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」より)

 

では、その実態とは? 事務用品・オフィス家具通販の「カウネット」が運営するコミュニティサイト「カウネットモニカ」で実施したアンケート調査をもとに見ていくと、多くの人が抱える問題点が明らかになってきます。

↑長期化するにつれ、徐々に身体に変調を感じる人も。特に疲れのたまりやすい、首、肩、腰といった部位の痛みを訴える人が多いようです

 

↑デスクではなく、ソファの高さに合わせたローテーブルをワークデスクに代用し、床置きのクッションや座布団に座って仕事をした人も多かったのでは

 

その問題点とは、本来仕事をする環境ではなかった家で働くことで発生した、身体の痛み。その大きな要因になったのが、上のグラフで利用者が少ない“キャスター付き回転椅子”=オフィスチェアであることは明らかです。これからも在宅ワークを続けることを前提にするなら、快適に仕事をするための環境づくりと、身体への負担を和らげるオフィスチェア選びは不可欠といえるでしょう。

 

オフィスチェアは在宅ワークにこそ取り入れるべし

それでは、いったいどのように仕事がはかどるオフィスチェアを選べばいいでしょうか? 今回は、オフィスチェアも豊富にラインナップするオフィス通販の「カウネット」を訪ね、オフィスチェアのバイイングから商品企画までをカバーする担当者に、市場動向から選び方のポイント、最新のおすすめチェアまでたっぷりと伺いました。

 

教えてくれたのはこの人

カウネット MD本部 商品部/上野啓太さん

入社時からオフィスチェアを担当。通販モデルの空間構築案件の営業や設計を経験したのち、現在再びオフィスチェアの商品企画・開発に携わっている。無類の家具好きで、家具全般に明るい。

 

「2020年は在宅ワークが増えて、みなさんのイスに対する関心がかつてないほど高まった1年だったと思います。在宅ワークが実施された当初こそ、間に合わせでダイニングチェアや、お子さんが使い終わった学習イスを使っていらっしゃる方も多かったようですが、長期化してくると、さすがにこれではキツイとホームセンターなどでオフィスチェアを購入されたようです。実際にいま、オフィスチェアの需要は右肩上がりで、チェア専門店には予約が殺到しており、納品まで数か月待ちの商品も多いですね」(上野さん)

 

イスの重要性に気づき自宅にオフィスチェアを導入しながら、なぜ、その後も体の痛みを感じている人が多いのでしょうか?

 

「自宅の家具と違って、仕事で使う家具は専門的な視点で選ぶ必要があります。選び方のポイントが認知されていなかったことが大きな要因ととらえています。感覚と予算で選ぶ傾向が強く、決して自分に合ったものを選んでいるわけではないため、実際に使ってみたら『思ったほど疲れがとれない』『自分に合わない』ということになったのだと思います」(上野さん)

 

【失敗しないオフィスチェア選び】在宅ワークにおけるオフィスチェアは3つのポイントで選ぶこと!

確かに、自宅で使うイスならまだしも、オフィスチェアをしっかり選んだ経験のある人は少数派でしょう。上野さんに、まずは失敗しない選び方の基本を教えてもらいました。

 

1. 着座時間・在宅率

「仕事内容などによってオフィスチェアの使い方は異なり、着座時間、在宅率によっても選び方は変わってきます。在宅率が高く、着座時間が長いほど、真剣に選ぶ必要があるわけです」(上野さん)購入前に使用環境をまとめておくことが大切です。

 

2. 予算

「同じく、着座時間・在宅率によって注ぎ込むべき予算も変わります。目安として価格帯別にチェアの特徴を紹介しましょう」(上野さん)

・1万円以下
短時間で終わる作業用。長く座ることを前提にしていないチェアが多く、価格が安くなるほど疲労軽減に大事な、背もたれのエルゴノミック形状が省かれていることもあります。

・1〜3万円
クオリティに差はありますが最も売れ筋の価格帯。腰を保護するランバーサポートや、座面の調整機能、デザイン性のどれかワンポイントに特化しているチェアが多いことが特徴です。

・3〜5万円
1~3万円台で紹介した機能やデザインなどの特化点が2ポイント以上あるタイプがメイン。一般的な売れ筋価格より高めで、着座時間の短い人にはややオーバースペックかもしれません。

・5〜10万円
自分にとって必要な機能を選べる価格帯。平均的な価格帯より高額ですが、着座時間が長く、週2日以上在宅ワークをしている人にはおすすめです。

・10万円以上
ブランドものの高級チェアカテゴリーに入ります。多機能な反面、機能を使いこなせている人は少なく、どちらかといえばチェア愛好家向けです。

 

3. 機能とデザイン、どちらを重視するか?

機能重視派は座面の大きさや素材、ランバーサポート機能の有無などを優先的にチェックしましょう。デザイン重視派はルックスから選んだとしても、必ず機能も確認を。「デザインだけで選ぶのは、オフィスチェア選びではNGだと思います」(上野さん)

 

【チェックポイント1】座面にモールドウレタンを使っているか?

座面に使用される素材は、カットウレタンとモールドウレタンが主流。「カットウレタンとはクッション材を必要な形に切り取ったもので、使い始めは気づきにくものの、使っていくうちに消耗し薄く潰れてしまうというデメリットがあります。一方、モールドウレタンは金型を使って成型した、低反発枕にも用いられるクッション材で、型崩れしにくく耐久性に優れており、お尻や太ももをあずけると適度に反発しながらしっかり受け止めてくれます。長時間作業であればモールドウレタンがおすすめ。商品によって硬さが違うので、体格や好みに応じて選んでください」(上野さん)

 

【チェックポイント2】背骨のカーブをキープする構造になっているか?

人体で最も負荷のかからないのが立ち姿勢です。その際の、背骨が描く正しいカーブを座っていてもキープできるよう配慮された構造・機能があるかも、大事なチェックポイント。背が、腰を立たせる形状になっているか、また、そのカーブを支える“ランバーサポート”が背面に装備されているかも確認しましょう。

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【おすすめオフィスチェアカタログ】カウネットで選ぶ、ハイコスパな高機能オフィスチェア4選

いよいよ、具体的におすすめのオフィスチェアを、カウネットで扱っている商品のなかから紹介していただきましょう。

 

1.「価格の割に座面のクオリティが非常に高いチェアです」

クローブ
アルペジオチェア
1万890円〜

座面のクオリティにこだわったコンパクトサイズのチェア。モールドウレタンクッションにスリットを入れたことで、お尻を支えながら正しい姿勢のサポートも実現。背のパーツを張地でカバーした上、背裏のツートーン仕上げにより、圧迫感を軽減し家のインテリアにも馴染むようにした。

【スペック】
・外寸法:幅591×奥行き585×高さ880~970mm
・座面寸法:幅495×奥行き450mm
・搭載機能:座モールドウレタンクッション、背ロッキング機能、ロッキング強さ調整

↑座面のフロントがカーブしているのでひざ裏が圧迫されず、より快適な座り心地。モールドウレタンの座面はお尻ともも裏にフィットする形状に設計されている

 

↑座面クッションの裏にスリットを入れることで、腰が垂直に沈み込み、体が前方向へ滑らないため姿勢が崩れるのを防ぐ

上野さんオススメ「“モールドウレタンでできている”とひと口に言っても、厚みや密度が足りないチェアもあります。『アルペジオ』は座面厚や密度は3~5万円のチェアに引けを取りません」

 

2.「ソファのような張地で自宅の雰囲気に合います」

クローブ
ルーナリビングチェア
1万8040円〜

リビングライクなオフィス向けにつくられたモールドウレタンチェア。上質な張り地感が自宅の家具にもマッチする。大きめの座面は固めに設計されていて、身体をしっかりホールド。「アルペジオチェア」と同様の、座面にスリットを入れた座スベリ防止機能が正しい姿勢をサポートする。

【スペック】
・外寸法:幅605×奥行き555×高さ900~995mm
・座面寸法:幅490×奥行き425mm
・搭載機能:座モールドウレタンクッション、シンクロロッキング、ロッキング強さ調整、ロッキング固定、ランバーサポート

↑耐久性に優れたモールドウレタンの広い座面クッションが、お尻やもも裏にフィット。体格の大きな人が座っても窮屈さを感じさせない

上野さんオススメ「スタンダードなオフィスチェアのメッシュタイプですが、座面の張地が自宅にもぴったりの風合い。オーソドックスなオフィスチェアが欲しいが、家に合うような雰囲気を探しているという方におすすめですね」

 

3.「座スベリを防ぎ、背の鏡面仕上げが美しいチェアです」

クローブ
スペキュラーチェア2
1万4490円〜

背の裏側に、美しく手入れも簡単な鏡面仕上げの樹脂を配した、明るくクリーンなスタイルが在宅ワークに最適。「アルペジオチェア」「ルーナリビングチェア」と同様、座面後方の裏側に入れたスリット効果で、お尻が深く沈み込み、座スベリを抑えて正しい姿勢を保つ。

【スペック】
・座面高さ:410~495mmmm
・座面寸法:幅490×奥行420mm
・搭載機能:座モールドウレタンクッション、シンクロロッキング、ロッキング強さ調整、ロッキング固定

↑腰のS字カーブにぴったりフィットする背もたれ形状が、長時間作業の疲れを軽減。奥まで深く座った時の、包み込まれるホールド感も特徴だ

上野さんオススメ「上のアルペジオチェアと同様、こちらも価格の割に座面のクオリティが非常に高いんです。さらに、ローバックなので空間に対する圧迫感を減らすことができ、狭い部屋やスペースにもフィットするはずです」

 

4.「デザインと必要最小限の機能を盛り込んだ人気作です」

コクヨ
エントリーチェア ブラックフレーム
1万8590円〜

座面の体圧分散に効果的な座スライド機能、体格に合わせた上下位置や背もたれの強度、座面の奥行き調節にも対応した多機能チェア。首の負担を和らげるヘッドレスト、位置調整も容易にできる肘かけもオプションで追加可能。

【スペック】
・座面寸法:幅490×奥行き430~473mm
・搭載機能:ランバーサポート、座奥行調節、シンクロロッキング、ロッキング強さ調整、ロッキング固定

↑光沢を放ち高級感のあるラインを採用した背面デザイン。背もたれは通気性にも優れたメッシュを採用する。腰を支えるランバーサポート付き

上野さんオススメ「座面はモールドウレタンではないものの、とにかくデザインがカッコいいチェアです。座面奥行き調節機能が付いているので、背の高い方にも向いています。着座時間はさほど長くないが見た目にこだわりたいという方におすすめです」

※商品価格はすべて、2021年1月時点のものです。詳細はカウネットのウェブサイトから確認してください。

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【高機能オフィスチェアの使いこなし】機能を使いこなさなければ意味がない!

どれだけ高機能なオフィスチェアを買っても、機能を使いこなし、自分の体にフィットさせられなければ宝の持ち腐れ。アジャスト機能の活用法をチェックしておきましょう。

 

まず確認しておきたいのが、正しい座り方。

左が正しい座り方。奥までしっかり座ることでお尻や太ももが座面にフィットし、背中もきれいな状態に保たれています。右のように、やや浅めに座ってしまいがちですが、腰と背もたれの間に隙き間ができると、腰や背骨に負担がかかります。

↑正しい座り方をしているときに効果を発揮するのがチェアの背のランバーサポート。座面奥まで座ることで、自然と背骨の形状をS字に戻してくれるのです

 

↑座面の手前に浅く腰掛ける“ちょこんと座り”もやりがち。どうしても前屈姿勢となり、チェアの背から身体が離れてしまうため、チェアによる腰のサポートがされず良さが活かせません

 

続いて、アジャスト機能を見てみましょう。

 

・座面の高さ調整・ロッキングの固定/解除

座って右側に付いているレバーは通常、座面の高さを上下昇降させる役割をもちます。背もたれのロッキング固定/解除が行えるケースもあります。

 

↑このアジャスト機能によって、床に足を置いた時ひざが約90度になるよう座面の高さを調整すること。高すぎても低すぎても、脚に負担がかかります

 

・座面の奥行き調整

座面の昇降やロッキング以外にも機能がある場合は、逆の左手側に、座面の奥行を調整するなどのレバーが付いています。これも見落としがちなので要チェック。

 

・リクライニングの強弱調整

座面の真裏には、多くの場合にダイアルがあります。これを回すと、リクライニングの強弱が調整可能。背中で寄りかかった時に押し返す力を増したり緩ませたりできます。

 

そのほか、モデルによってさまざまな機能が座面下の空間に隠されています。すでに高機能チェアを使っているなら一度、確認することをおすすめします。

 

「今回ご紹介したオフィスチェアを含め、カウネット東京ショールーム『Kau-Box』にはたくさんのオフィスチェアをご用意しているので、実際に座って試していただくことができます。専門のアドバイザーが、チェアの選び方や機能を詳しくご説明しますので、お気軽にお越しください」(上野さん)

ショールーム「Kau-Box」についてはコチラから ※来場には予約が必要です

 

期せずして推進された“働き方改革”。ウイルスの脅威がなくなっても新しい暮らし、新しい働き方として定着するでしょう。たかがイスと侮ることなく、高性能なオフィスチェアで、より快適な在宅ワークを実現してみてはいかがでしょうか。

 

取材・文/安藤政弘 写真/湯浅立志(Y2)

在宅ワークの腰痛はこれで解消! 好きな角度で前傾姿勢を作れるエアークッションの座り心地が最高だった

新型コロナウイルスが騒がれるようになって初の冬ということで、これまでには感じていなかった様々な“冬のつらいこと”が発生しているように思う。

 

アルコールやこまめな手洗いで手や指先がガサガサに荒れたり、密閉空間における「換気をこまめにしたい派」VS.「でも寒いじゃん派」の争いだったりと、コロナ禍の冬はとにかく大変なのである。コロナを疑われるから、軽い風邪すら引けやしない。

 

そんな中でも、自宅テレワーカーの腰痛はキツい問題だろう。そもそも、普通の家庭は仕事をする前提で設えられていない。リラックスできるソファやローテーブルはあっても、そこでがっつりPCで作業するなんて、不可能に近い。仕方なく、ダイニングテーブル&チェアで仕事をするとしても、硬くて座り心地の悪い椅子に長時間座っていたら、冷えとのコンボでヘビーな腰痛待ったなし! だ。

 

とはいっても、機能的なハイバックのオフィスチェアを自宅に導入するのはなかなかハードルが高い。であれば、あの硬くて座りづらいダイニングチェアを、少しでも改善するのが最善策ではないか?

 

そこで今回は、オフィス通販のカウネットが開発した商品を紹介したい。

 

長時間のPC作業から腰を守るなら“前傾姿勢”が重要!

そもそも、ダイニングチェアのなにが仕事に向いてないかといえば、基本的には深くゆったり腰掛ける前提の形状をしているのが良くない。数時間机に向かって作業すると、どうしても猫背になり、腰痛勃発。

 

かといって浅く腰掛けると、今度は座面が硬いのがアダとなる。小さい座面積で分散しきれなかった体圧が、尻や太股裏にかかって梨状筋がこわばる→座骨神経を圧迫→腰痛、というコースだ。

 

そう、ダイニングチェアに長時間座るのは、どうやったって腰痛につながるのである。

↑こんな環境で仕事をすると、背中は丸まってかなりの猫背に。これは腰へのダメージが大きい!

 

硬い椅子がオフィスチェアに化ける魔法のクッション

そこでまずは、クッションを敷くのが急務だ。そういった腰痛サポートクッションは、すでにあちこちのメーカーから発売されているし、導入済みという人もいるだろう。冬と言わず、年中ガチの腰痛に泣かされている筆者も、これまでいろいろな腰痛クッションを試してきたが、そんな中で興味深かったのが、カウネットの独自ブランドであるカウコレプレミアムから発売された、「ワークサポートクッション エアーイン」である。

カウコレプレミアム(カウネット)
ワークサポートクッション エアーイン 座用
7990円(税別)

 

↑これを椅子に置くだけ。背もたれに装着する「ワークサポートクッション背用」は別売りだが、これもあるとなおよし。4990円(税別)

 

フォームウレタン製のふっかりとしたクッションなので、そのまま尻の下に敷けば、かなり快適。広い座面の全体で体圧が分散されるので、これだけでも充分に腰痛対策にはなるはず。なにも敷かない状態と比べたら雲泥の差だ。

 

しかしこのクッションは、それだけでは終わらない。座面をよく見ると、フチになにか不思議なモールドがあるのがわかるだろうか?

↑座面のフチにある小さなふくらみが、エアポンプになっている

 

実はこれ、座面の角度調整用エアポンプなのである。腰を浮かせた状態でモールド部を掴み、グッグッグッと何度か押し込むと……おお、座面裏側の奥が円筒状に膨らんでいる!

 

このポンプで膨らませた部分が持ち上がることで、座面の角度が急になり、座ったときに前傾姿勢がとれるようになるのだ。この姿勢なら、椅子に深く座ったままでも猫背にならず作業ができて快適。腰もつらくないのである。

 

ついでに背もたれに追加の背用クッションを装着すれば、座り心地はまさにちゃんとしたオフィスチェア! という感じだ。

↑ポンプはだいたい12~15回プッシュで最大角まで膨らむ。掌の母指球あたりで押すとラクだ

 

↑裏側の膨らむ前と後を、サイドから見た図。ボコッと膨らんだクッションが、お尻を持ち上げて前傾姿勢を作ってくれる

 

↑クッションに角度がつくと、特に意識しなくても自然と背筋が伸びる。これは長時間座りっぱなしでの疲労感がまったく違う

 

逆に、少し前傾がきつすぎると思うなら、もちろんほどよく調整することも可能だ。ポンプの隣にある黒い調整ボタンを押せば、スーッとエアが抜けていくので、自分の体格や好み、テーブルの高さに合わせて角度を決めればOK。

 

姿勢さえピタリと決まれば、腰の心配をすることなく長時間の作業でもこなせるはずである。実際、この記事もダイニングチェア+ワークサポートクッション エアーイン(ポンプ8プッシュ)で執筆してすでに3時間ほどだが、ぜんぜんラク! これいいわー。

↑スーッとかなり早くエアが抜けるので、ボタンで角度調整するときは少しずつ様子を見ながら行ったほうがいい

 

ただ、ウレタンが柔らかいため、膨らんだエアクッションの硬さまでダイレクトに尻に伝わってしまうのは、ちょっともったいない。個人的には、これがなければ満点だったように思う。

 

とはいえ、ここまで姿勢が調整できる機能は、他の腰痛サポートクッションにはなかったわけで。在宅ワークで腰痛が悪化したという人なら、まず試してみる価値はあるだろう。クッションとしては多少高価ではあるが、何万円もする大きなオフィスチェアを買うとか、冬場ずっと整骨院通いをする手間とかを考えれば、何ほどがあろうかという感じなのだ。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

「ペーパーレス化」が進むリモートワーク時代に、世界最軽量ノートPCと電子ペーパーのペアが生み出すメリット

2020年初頭の新型コロナウイルス感染拡大以降、日本中、いや世界中でビジネスマンのワーキングスタイルが大きく変化しています。中でも特に大きな変化とされているのが都市部を中心に加速している在宅勤務、リモートワークの普及です。しかし、きちんとした準備期間を取れない緊急避難的な移行だったこともあり、結果として生産性が大きく落ち込んでしまったという声も多く聞かれるようになりました。

 

その原因はいくつも考えられますが、大きな理由の1つにビジネスツールの問題があると考える人は少なくありません。Web会議やドキュメントのデジタル化など、新しいワークスタイルのメリットを最大限に引き出すには、やはり最新のデジタルデバイスが必要なのです。

 

そこでここでは、最新の働き方事情に詳しい事業戦略家・山口豪志さんに富士通クライアントコンピューティングの誇る世界最軽量(※)モバイルノートPC FMV「LIFEBOOK UH-X/E3」と、電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」を試用していただき、それによって実現する、今、最も新しい働き方について語っていただきました。

※:13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとして世界最軽量。2020年10月1日時点、 富士通クライアントコンピューティング調べ

↑本企画で山口さんに試用いただいたLIFEBOOK UH-X/E3とクアデルノ。クアデルノは、A5サイズ(10.5型)とA4サイズ(13.3型)をラインナップしており写真はA5サイズだ

 

■お話を聞いた人

事業戦略家

山口豪志(やまぐちごうし)

「スタートアップ成長請負人」としてベンチャー企業を中心に30社以上の企業経営に参画する事業戦略家。クックパッド株式会社、ランサーズ株式会社といった国内有数の急成長企業の創成期を社員として支えた後、2015年5月に株式会社54を創業し、独立。

 

LIFEBOOK UH-X/E3は、高性能プロセッサーやスタミナバッテリー、充実したインターフェイスなど、最新PCに求められるスペックを妥協することなく、重量約634gという驚異的な軽量化に成功した、「世界最軽量」の13.3型モバイルノートPC。

 

対してクアデルノは、オフィスのペーパーレス化を推進する薄型軽量の電子ペーパーデバイスです。16階調のグレースケール電子ペーパーによって、文字や図をくっきり表示。内蔵メモリに約1万件のPDFドキュメントを保存でき、付属のスタイラスペンを使った書き込みも可能とした、デジタルで「紙」の使い勝手を追求したコンセプトとなっています。

 

世界最軽量のノートPCとデバイス1つで資料をまとめる電子ノート、この2つのペアで最新の働き方をどうこなしていくのか詳しく伺いたいと思います。

 

 

 

リモートワークはもう「今だけ」の働き方ではなくなっている

――まずは改めて、現在、国内の働き方がどう変わったか、特に山口さんの目から見てどのような変化があったのかを聞かせてください。

 

山口:まず、皆さん、出勤をしなくなりましたよね。元々、スタートアップでは新型コロナウイルス感染拡大以前からそうした傾向があったのですが、大企業でも在宅勤務へのシフトが加速しています。そして、その結果、働く時間帯に関しても大きな変化がありました。

 

――残業しなくなった、あるいはダラダラと遅くまで仕事する人が増えたということですか?

 

山口:いや、働く時間ではなく、時間帯ですね。たとえば、今、私がよくやり取りをしている育児中のお母さんは子どもが寝ている早朝や深夜に働いているらしく、よく明け方とかにわーっと問い合わせへの返信メールが届きます。

 

――なるほど、個人の事情で働けるようになったという側面もあるんですね。

 

山口:企業側もそうした働き方を容認するようになっているようです。また、最近ではオフィスの規模を半分以下にして、恒久的に在宅ベースで事業をやっていこうというところが増えました。私の周りだともう7、8割くらいがそんな感じです。

 

――在宅勤務、リモートワークはもう「今だけ」の話ではなくなっているのですね。そうした環境の変化のほか、具体的な仕事のスタイルの部分で変わっていることはありますか?

 

山口:印刷した書類を見る機会が圧倒的に減りましたね。私は、さまざまな企業の創立やその後の運営に関わっているため、毎月、各社で売上の数字を確認するという仕事があるのですが、これまでは会議室に集まって、席の前に置かれた印刷済みの決算書類を役員みんなでチェックして、ディスカッションして1時間くらいで解散という流れでした。ところが今はこれがWeb会議でやられるようになり、書類も全てPDF化されています。

 

――期せずしてペーパーレス化が進んだ、と。

 

山口:そうですね。それは(環境問題的には)良かったなと思う反面、PCの狭い画面でWeb会議の画面とPDFを並べて表示するのがけっこう大変で……(苦笑)。あまりに画面がゴチャゴチャしてしまって、数字の変化に気がつきにくくなるなど、不便を覚えるようになりました。

 

――山口さんは、現在、それをどのように解決しているのですか?

 

山口:自宅では早くからセカンドディスプレイを使うようにしています。ただ、それでも紙のように書き込める環境は再現できないので、さてどうしようかと考えていたところで、クアデルノを使う機会をいただきました。なので、実はけっこう興味があったんですよ(笑)。

 

クアデルノを使うことで向上した「フィードバックの質」

――山口さんがクアデルノをどのように活用されているか、もう少し具体的に教えてください。実際、どれくらいの書類に目を通しているんですか?

 

山口:忙しい時期は、最大で22社の書類に目を通すということがありました(笑)。ページ数にすると合計で300ページくらいでしょうか。

 

――それはすごいですね……。それをPCからクアデルノで見るようにして、どうなりましたか?

 

山口:はっきりとフィードバックの質が上がったと感じています。これまでは会議室で配られた書類は持ち帰っていたのですが、クアデルノなら、ディスカッション時に書き込みしたものを先方にPDFという形で送って共有できるので、伝えたいことを漏れがなく伝えられるようになりました。

↑会議中にすぐPDFファイルに書き込み保存できるのは、まさに紙そのものの使い勝手を実現している

 

――その都度、口答で言われても漏れてしまいがちなので、書き込みされたものをすぐにもらえるというのはうれしいですね。そのほか、山口さんのビジネススタイルでクアデルノが役に立ったことはありますか?

 

山口:企業から送られてくるドキュメントを確認するのに使っています。例えば分厚い契約書をPCの画面で一気に読むのは大変なので、一度、クアデルノに転送して、気になるところに書き込みを入れて、最後にPCできちんと確認するということをしました。電子ペーパー自体の読みやすさもありますが、PCやタブレットと違って、作業中にメールが届いたりしないので、「読む」という作業に集中できます。クアデルノには機能が制限されていることで目的化しやすいというメリットもあるように感じました。

↑委任状などの書類に直筆サインをする時にも役立っている

 

あと、今回、企画書をまとめるのにクアデルノを使ってみたのですが、これも思いのほか便利でした。これまではコピー機から抜き取った用紙やノートにフラッシュアイデアをがーっと書き殴り思いつきをまとめていたのですが、紙やノートだと使い終わったあとに捨てたり、どこかにいってしまうんですよ。

 

――それ、わかります(笑)。クアデルノだと内蔵メモリに最大1万件ほどのPDFを保存しておけるので、そうした問題はおきませんね。

 

山口:書いたものをいつでも見直せるのは助かります。そして、何よりそうしたアイデアのメモを共有しやすいのが良かったです。実は思い返してみると紙やノートでやっていた頃って、全然、共有していなかったな、と。今までは、そうしてまとまったアイデアを誰かに伝えるとき、メモ書きの内容をメールの文面などに改めて編集していたのですが、それだと伝わるのは結論だけで、アイデアが発散していくプロセスが抜け落ちてしまっていたんですよね。

 

――ああ、なるほど!

↑アイデアメモを日付順で俯瞰して閲覧できるのも、クアデルノのメリット

 

山口:今回、メモそのものを共有できるようになったことで、その発散のプロセスに相手のフィードバックが来るようになったのが、これまでにない体験でした。現状は、私だけがクアデルノを使っている状況ですが、今後、みんながクアデルノを使っていくようになると、アイデアの広がり方がさらに面白くなっていきそうですね。

 

 

リモートワーク生活でも軽いノートPCには価値がある!

――続いて、LIFEBOOK UH-X/E3についても、山口さんの感想を聞かせてください。いかがでしたか?

 

山口:初めて手に持ったとき、その軽さに驚きました、これはすごい(笑)。

 

――重量約634gというのは図抜けた軽さですよね。でも、在宅勤務が増えた昨今ではそうしたメリットは感じにくくなっているかもしれませんね。

 

山口:いや、そんなことはないですよ。私もそうですが、自宅での作業時でも移動は多いですし、昨今は家の中に引きこもっているのがつらくて喫茶店で……という人も増えていると聞きます。私も、最近、子どもの付き合いで図書館に行くことが増えています。そうしたちょっとした移動にこの軽さはメリットと感じるのではないでしょうか。

 

――ちなみに、山口さんは外に出るとき、どういったものを持っていくのですか?

 

山口:私は、新型コロナウイルス感染拡大の前から、割と荷物は減らしたい派で、荷物は最低限に絞り混んでいます。それこそリュックについても少しでも軽いものを探して使っているくらいで。

 

――そうすると、この約634gという軽量ボディは気に入っていただけそうですね。

 

山口:そうですね。リュックに入れたときもはっきり違いがわかりましたよ。実は最近、ノートPCよりもさらに軽いタブレットで作業できないかと思っていたのですが、タブレットと同程度の軽さのLIFEBOOK UH-X/E3なら、キーボードも付いているしこちらの方が使いやすいですね。あと、このマシンは立ち上がりが速いことも気に入っています。今回は、その軽さと速さに驚かされました。

 

――パフォーマンスはいかがでしたか?

 

山口:全く問題ありません。ちょっと古いノートPCだと、Web会議で背景をボカすような処理を使うととたんに表示がガタガタになってしまうのですが、LIFEBOOK UH-X/E3ではそんなことは一切なく、スムーズに利用できました。そして、Web会議と言えば、カメラにシャッターが付いているのがすばらしい。これ、私の周りの人たちは皆困っていて、使わないときはシールを貼ってカメラを隠している人もいるくらいですから(笑)。

↑webカメラは、上部のつまみをスライドすることで物理的に閉じることができる安心の設計

 

↑LIFEBOOK UH-X/E3はCPUにインテル第11世代のプロセッサー、Core i7-1165G7(最大4.70GHz)を採用。あらゆるビジネス用途に機敏に対応する処理速度を実現する

 

アイデアをまとめる仕事をしている人に試してほしい

――最後に、クアデルノやLIFEBOOK UH-X/E3のような最新デジタルデバイスを使うことで変わる働き方について、山口さんがどのような可能性を感じたのかお話しいだけますか?

 

山口:先ほどもお話したように、リモートワークの普及でペーパーレス化が進んでいるのですが、結果的にプリンターのニーズがまだあるということが分かってしまったな、と。ただ、そこで自宅にプリンターを買うのではなく、クアデルノに出力するという方法があるんじゃないかと感じました。電子ペーパーは紙の代替になり得ますし、紙にないデジタルならではの便利さもたくさんあります。

 

これまでPCでやっていたことを、一旦クアデルノでワンクッションおいて、やってみたりすると、アウトプットの質が変わるんじゃないかという気がしています。特に企画職、プランナーといった、アイデアをまとめる仕事をしている人には試してみていただきたいですね。

 

山口豪志さんに聞いた、クアデルノとLIFEBOOK UH-X/E3のポイントまとめ

<クアデルノ>

・Web会議中など、PC上では一括して読みにくい書類も大きく読める

・インターネット機能がなくメールが届いたりしないので、書類を「読む」ことに集中できる

・ドキュメントにスムーズに書き込みしやすい

・アイデアをまとめたメモを経過含めて共有しやすい

<LIFEBOOK UH-X/E3>

・自宅作業時の細かな移動でも手軽に持ち運べる

・タブレット相当の携帯しやすさによって、どこでもパソコンの多彩な機能・パフォーマンスを使える

・パフォーマンス、セキュリティ面に配慮が十分で、幅広いシチュエーションに対応できる

 

 

 

 

撮影/篠田麦也

 

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リモートワークで買ってよかったものランキング 1位は「イヤホン・ヘッドホン」

ビズヒッツは、全国の男女500人を対象に、「リモートワークのために購入したものに関する意識調査」を実施しました。

 

自宅勤務の広がりに伴い、これまで一部の人にしか需要のなかったパソコン関連商品や便利グッズが注目されるようになっています。リモートワーク用に購入したものの1位は、「PC周辺機器」でした。リモートワークのために使った金額は平均2万9938円で、買って最も良かったものは「イヤホン・ヘッドホン」となっています。

 

出典画像:プレスリリースより

リモートワークのため購入したものを聞いたところ、ダントツに多かったのはパソコン周辺機器でした。イヤホンやヘッドセット、WEBカメラといったWEB会議に使用する機器のほか、ワイヤレスのマウスやキーボードなどパソコン作業を快適にするグッズの購入も目立っています。

 

次に多かったのは、デスクや椅子、機能性クッションといったワーキングスペースを整えるためのグッズでした。リモートワークを機に、ノートパソコンやタブレットを新調した人も多く見られます。

 

出典画像:プレスリリースより

リモートワークのために使った金額を聞いたところ、平均は2万9938円となっています。5千円未満の人が最も多いものの、平均より多い3万円以上を使った人は全体の29.6%でした。10万円以上の人も10%を占めています。

 

5万円以上を使った人の多くは、イヤホンやWEBカメラ、モニターといったパソコン周辺機器のまとめ買いや、仕事スペースを作るための家具を購入しています。10万円を超えている人の80%は、パソコンまたはタブレットを新調していました。リモートワークを始めるにあたっての出費は、決して少なくないようです。

出典画像:プレスリリースより

リモートワーク用に購入しものの中で、「一番買ってよかったもの」を聞きました。1位は、「イヤホン/ヘッドホン」で73人でした。「椅子/座椅子」が67人、「パソコン」が53人と続きます。

 

「自宅に家族や同居人がいたり、周辺の音や声が気になったりして仕事に集中できない」そんな人たちに支持され、買ってよかったもの1位に輝いたのは「イヤホン/ヘッドホン」です。イヤホンやヘッドホンには、「周りの音を遮断して仕事に集中できる」「相手の声がクリアに聞こえる」といったメリットがあります。

 

特に人気なのは、外部の音を遮断できる、「ノイズキャンセリング機能」がついているものでした。かなり大きな音もシャットアウトできるため、自宅の周りが騒がしい人、小さなお子さんがいる家庭にもおすすめです。

 

イヤホンやヘッドホンは、パソコン搭載のスピーカーよりも相手の声がクリアに聞こえます。WEB会議が快適になったという人も多数いました。

 

2位は、「椅子/座椅子」でした。椅子を購入したことで姿勢が良くなったり、腰痛が軽減されたりして、長時間の作業も快適になったとの声が多数聞かれます。奮発して高額な椅子を購入した人もいましたが、値段に見合う満足感を得ている人が大多数です。きちんとした椅子に座ることで、気持ちを仕事モードに切り替える効果もあるようです。

 

3位は「パソコン」で、リモートワークを機にパソコンを買い替えた人も多くいました。古いパソコンにありがちな「起動や処理速度が遅い」「すぐにフリーズする」といったこともなくサクサク動くため、仕事がはかどるようになったとの声が多数です。

 

自宅にパソコンがなく、スマホやタブレットで調べ物やWEB会議への参加をしていた人も、パソコンのほうが使い勝手がいいと感じているようです。

「テレワーク」と「リモートワーク」の違い言える? リモートワークを正しく学ぶ実務検定試験を覗いてみた

新型コロナウイルス感染拡大からそろそろ8か月。以降、「働き方」は随分と変わり、デスクワークが主体だった大半の人は、「リモートワーク」を経験することになりました。当初マスコミでは、コロナ禍での働き方として主に「テレワーク」の呼称を使っていましたが、徐々に「リモートワーク」という呼称も使われるようになりました。あくまでも筆者の感覚ですが、「テレワーク」と聞くと、今ではやや前時代的で、お役所的な響きにも感じます。

しかし、この「テレワーク」と「リモートワーク」の違い、正しく解説できる人ってどれだけいるのでしょうか? そして、今後もさらに普及されるであろう「リモートワーク」の正確な意味や合理性について、きちんと語れる人はどれだけいるのでしょうか?

 

そんな中、今年9月、リモートワークに必要な知識を身につけるための検定試験が誕生しました。その名もズバリ「リモート実務検定」。意外と知らないことを学べるこの検定試験の内容、覗いてみたいと思います。

↑「リモート実務検定3級」の検定試験は年内いっぱい実施。以降も、「3級」以上の検定試験が実施されます

 

リモートワークに不慣れな人のための検定

リモート実務検定は、コロナ禍での「働き方」の変化を受けて、今後さらに広まるであろう「リモート社会」に向け、主に、就職活動をする人、デスクワークに不慣れな人、転職を目指す人、社内で昇格を目指す人のために設立された検定試験。民間資格ではあるものの、取っておいても損はなく、仮にリモートワークに慣れている人であっても、意外な発見や、より合理的なリモートワークでの取り組みを知ることができそうです。

 

運営は、この検定試験をするために設立されたリモート実務検定協会で、検定試験第1回として年内いっぱい「第1回リモート実務検定3級」をオンライン上で毎日受験可能。会場は、全国にあるCBTテストセンターで、もちろん、受験申し込み~合格証などの発行もオンライン上で全て行います。受験費用は7000円(税別)。受験には公的な証明書(顔写真付き1点、または顔写真なしの場合は2点)が必要ですが、学歴・年齢・性別・国籍の制限はありません。

↑リモート実務検定の試験会場となる全国各地のCBTテストセンター

 

↑受験費用7000円(税別)に加え、公的証明書があれば原則的に誰でも受験することができます

 

「リモート実務検定」試験の内容は?

気になる検定試験の内容ですが、限時間は60分で、全50問の4択式のようです。現在実施されているリモート実務検定3級の合格基準点は50点満点中、35点以上45点以上を得た人は、さらに「スペシャリスト」の称号ももらえるようです。検定結果は、試験当日の検定終了後に表示されるそうです。なんだか運転免許試験の合否を待つような感じにも似て、結果が出るまでは緊張しそうですね。

 

また、合格者にのみ「リモート実務検定合格者(またはリモート実務検定スペシャリスト合格者)」としての登録が可能となります。登録料は3000円(税別)で合格証をもらうことができます

↑リモートワークにまつわる正しい実務、理解を事前に学び、検定試験に挑みましょう

 

↑見事合格すると、登録料3000円(税別)でこのような合格証を郵送してもらえます

 

気になる「リモート実務検定3級」の例題とは?

気になる「リモート実務検定3級」の例題も覗いてみました。その内容は、社会人なら誰でも分かる簡単なものから、リモートワークに慣れた人やネットツールの扱いに長けた人でないと全く分からないものまで様々。ここではその例題を覗いてみます。

 

【リモート実務検定3級・例題】

■第1問 ITツールやインターネットを使ってオフィス以外の場所で仕事をする働き方は次のうちどれか。
A・リモート飲み会
B・リモートコントローラー
C・リモート出演
D・リモートワーク

 

■第2問 専用の回線を使うため安定した接続環境で大人数の会議ができるコミュニケーションツールとして最も正しいものは次のうちどれか。
A・ビジネスチャットツール
B・Web会議システム
C・ナレッジ共有ツール
D・テレビ会議システム

 

■第3問 リモートワークにおける時間外労働に当てはまる(=割増賃金の支払が必要である)ものを全て選べ。
A・法定休日に労働を行わせる場合
B・実労働時間が法定労働時間を超える場合
C・みなされた労働時間が法定労働時間を超える場合
D・深夜に労働した場合

 

■第4問 東京都と国がテレワークの普及を推進することにより企業における優秀な人材の確保や生産性の向上を支援するために設置したワンストップセンターは次のうちどれか。
A・東京テレワーク推進センター
B・ワーケーション自治体協議会
C・テレワーク導入マニュアル
D・信州リゾートテレワーク

 

【リモート実務検定3級・正解】
■第1問……D・リモートワーク
■第2問……D・テレビ会議システム
■第3問……A・法定休日に労働を行わせる場合/B・実労働時間が法定労働時間を超える場合/C・みなされた労働時間が法定労働時間を超える場合/D・深夜に労働した場合
(※第3問は多答式の設問で、すべて選択が正解)
■第4問……A・東京テレワーク推進センター

 

これを読んだ方はどれだけ答えられたでしょうか。正解だけを見れば、納得できる解答も多いですが、多答式の設問ですべて選ばないといけないなど、混乱しそうな引っ掛け問題も多く、事前に公式テキストなどできちんと学んでおかないとまず合格点クリアは難しそうです。「リモートワークの経験があるから」と言っておごらず、受験に際しては事前に正しく学び、理解した上で試験に挑むのが賢明です。

 

「テレワーク」と「リモートワーク」の違いとは?

ところで、冒頭でも触れたテレワークとリモートワークの違いとは果たしてナンなのでしょうか。リモート実務検定協会ではこの素朴な疑問に対しても、分かりやすく漫画で紹介しています。

↑テレワークとリモートワークの違いを解説した漫画

 

上の漫画の通り、リモートワークは「remote(遠隔)」と「work(働く)」の2つが合わさってできた呼称で、テレワークはICT(情報通信技術)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を意味し、この2つの定義はほとんど同じ意味のようです。ただし、政府が積極的にテレワークという言葉を使っているのに対し、「チームで働く」という印象が強いリモートワークのほうが一般的には浸透しているようです。ほとんど同じ意味を持つテレワークとリモートワークですが、こういったそれぞれの呼称が持つ背景を理解すれば、他人に対して正しい解説をすることができそうです。

 

アフターコロナもさらに普及するであろう、リモート社会に役立つ実務検定

最後に、リモート実務検定協会・山崎勝路さんに、協会発足の成り立ちや、検定制度を始めた最たる理由について話を聞きました。

 

ーーリモート実務検定および協会発足の成り立ちの理由と経緯から聞かせてください。

 

リモート実務検定協会・山崎勝路さん(以下、山崎) リモート実務検定協会は、昨今の社会情勢の変化を鑑み、これからさらに進むであろうリモート社会に適応する人材づくりに貢献するために発足しました。

また、リモートワークそのものは企業や勤務者はもちろん、社会全体にもメリットがある働き方で、仮に新型コロナウイルスの感染拡大が収束したとしても、今後広く普及していくことは間違いないと考えています。しかし、この「働き方」を実施するには、遵守しなければならない様々な法令や適切な労務管理、執務環境、情報通信システム、セキュリティ対策、メンタルヘルス対策などがあります。

こういったリモートワークに伴う諸問題は、就活生、転職活動者、企業側全てが前もって実務知識を高めておく必要があります。そういうためにも、当協会および検定を発足しました。実務検定を通して、多くの方のスキルアップに役立てていただきたいと考えています。

 

ーー現在は「リモート実務検定3級」のみ実施されていますが、今後は昇級試験もありますか?

 

山崎 もちろんあります。「リモート実務検定2級」は近々検定試験を開始する予定で、「リモート実務検定1級」についても現在準備しています。現在の「リモート実務検定3級」は当初、「一般の社会人、学生の方の受験が多いのではないか」と想定していましたが、教育委員会や教育機関、企業の代表の方からの受験および問い合わせも増えています。やはり、リモートワークにまつわる実務や様々な問題は、きちんと学びたい方が多いのだと実感しています。

 

ーー今後の展望を聞かせてください。

 

山崎 これからのリモート社会において、実務を正しく知り、学ぶ必要があります。これからも実務検定を通して多くの方のお役に立つことができれば良いなと考えています。

↑今後さらに普及が進むであろうリモートワーク。正しい定義づけ、実務への理解も広く求められるようになるかもしれません

 

コロナ禍でのリモートワークの経験で、「リモートのことなら、十分理解しているし語れるぞ!」と思っていた筆者でしたが、この「リモート実務検定」の中身を知り、全然甘いことを思い知りました。就職活動の方、転職志望者の方にとっては、「リモートワークへの理解」を企業に伝える一つの手段としても使える「リモート実務検定」今後さらに注目を浴びるように思いました。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

ユーザーの声を反映した画期的商品を連発中!“業務のお困りごと”はカウネットで解決する!

オフィス通販「カウネット」が、オリジナル商品「カウコレ」プレミアムを豊富に揃えているのを知っているだろうか。GetNaviが主催する文房具イベント「文房具総選挙2020」で部門第1位に輝いた、ファイルが倒れにくくなるシートや仕事に集中できる簡易ブースを作れる仕切りもその一部だ。その商品開発力とオススメ商品の秘密に迫る!

 

【カウネットのHPはコチラ

 

[教えてくれた人]

カウネット 商品企画部・中村優生さん

 

[聞き手]

事業戦略家・山口豪志さん

 

ユーザーの“困った”と日常的に向き合い、どこよりも早く潜在的な需要を発掘!

山口さん(以下敬称略) オリジナル商品「カウコレ」プレミアムは、かゆいところに手が届く商品が多くて、“言われてみれば不便だったな”という潜在的な困りごとに気付かされます。一度使うと手放せません!

 

中村 ありがとうございます!“お客様のことを知り尽くし、お困りごとを解決する商品を提供すること”が私たちの使命。会社の文化として日ごろから“お困りごと”を探す習慣が根付いています。その一環として運営しているお客様の声をかたちにするコミュニティサイト、「カウネットモニカ」の存在も大きいですね!

 

山口 それは口コミサイトのようなものでしょうか?

 

↑無料で登録でき、モニターに応募したりアンケートに答えたりして商品作りに参加できる。 【「カウネットモニカ」はコチラ

 

中村 仕事でのお困りごとを投稿したり、アンケートに答えたりすることで、商品企画に参加できるサイトです。「カウコレ」プレミアムの商品は、ほぼここから生まれています!

 

山口 商品開発時に市場調査を行うメーカーは多いと思うのですが、ほかとの違いは何でしょうか?

 

中村 会員者数が数万人、さらにその8割以上が有職者なので、日々、様々な職場でのリアルな声が届きます。また、開発中の商品についても、業種や職種を絞って声を集めています。

 

山口 ユーザーの声が日常的に届くことで、開発スピードも上がりそうですね!

 

中村 まさにその通りで、年間100点ほど新商品を発売できています!

 

山口 いまのように働き方が変容する時代には、ほかより先にニーズに気づき商品を提案できるのは強みですね。まさにいま、新しい仕事の悩みが生まれてくる時期だと思うので、そんなときも「カウコレ」プレミアムがあれば解決できると思います!

↑5つのステップを経て「カウコレ」プレミアム商品を開発&リニューアルしている。商品により、どのステップで会員が参加するかは異なる

 

【ファイル用たおれんシートの場合】

ここでは、今年の文房具総選挙で「収納する」部門の第1位に輝いた「ファイル用たおれんシート」の開発秘話を紹介!「カウネットモニカ」に寄せられたユーザーの声がどのように活用されているのかを見ていこう。

 

ファイルの雪崩を防いで出し入れのストレスを防ぐ!

ファイル用たおれんシート
1017円(160mm×500mm)、1119円(160mm×750mm)、1170円(160mm×850mm)

 

書棚や引き出しの中でファイルが倒れたり、横滑りしたりするのを防ぐシート。スリット状に入った凹凸によって倒れるのを防ぐ。収納物が自立するため、出し入れがスムーズになるだけでなく見映えが良くなるのも魅力だ。

 

 

カウネットモニカ参加Point1
[アンケートに回答]

Q.棚などから書類を取り出す際に、隣の書類が倒れた経験がある

同社社員が社内で、書棚のカタログが横倒れして取り出しにくくなっているのを発見。そこでカウネットモニカでアンケートを実施した。「資料が倒れたり曲がったりするのがイヤ」という声も多く届いた

 

カウネットモニカ参加Point2
[写真で投稿]

↑会員の方から寄せられた写真の一部。ファイルやカタログなどが横倒れしている棚の写真がたくさん届き、“お困りごと”の存在を確認した

 

↑収納物が自立すれば解決できると考え、棚に付ける滑り止めシートを思い付く(写真上)。そこから「書類が倒れないこと」と、「スムーズに出し入れできること」を両立する素材を研究した

 

<ほかにもこんな商品が生まれました!>

★コンパクトに持ち運べて狭い机でも広げられる!

テレワークバッグ
2990円

テレワークに必要な小物をスマートに持ち運べる2面タイプの箱型収納バッグ。L字に置けば自立するため、狭いデスクでもスペースを圧迫せずに広げられる。テレビ会議などでスマホを立てて使用できる、立て掛け用のタグ付きだ。

 

[こんな声から生まれました!]

Q.テレワーク実施時にストレスに感じることは?

第1位:スペースが狭く、作業がしづらい…37%

第2位:周囲の音が気になる…18.5%

第3位:ノートPC台がなく作業しづらい…14.8%

 

【山口’s Review】
外でもオフィスと同じパフォーマンスを発揮!

「文房具やガジェット類をコンパクトに持ち歩けて、オフィスで仕事をするときと同じパフォーマンスをほかの環境でも発揮できます。L字に立てれば簡易的な衝立てになるので、カフェなどで作業をするときにも便利です」

 

★書類ファイルサイズで持ち運べる簡易パーテーション

折りたたみ集中ブース
3036円(Sサイズ)、3545円(Mサイズ)、4054円(Lサイズ)

※写真はSサイズ

広げるだけで集中できるブースが完成。内側には書類等が入るポケットとメモや付箋を貼れるスペースを備え、下部にはケーブルを通せる切り欠き加工が施されている。たたむと書類ファイルサイズになり、書類棚などに収納できる。

 

[こんな声から生まれました!]

Q.デスクワークをする際に、周りが気になって業務に集中できないと感じることはありますか?

 

【山口’s Review】
どこにいても広げれば仕事モードに切り替わる!

「在宅ワークやワーケーションなど、オフィス外で働く機会が増えてきました。そんなときも、本品があれば簡単に仕事モードにスイッチを入れられます。コンパクトに折りたためて、持ち運びしやすいのも魅力です」

 

★爪で引っ掻かなくても剥がせてラクラク開梱

ラクにはがせる布テープ
492円

両端の約7mmに粘着剤が付いておらず、簡単に剥がせる梱包用テープ。爪で端を引っ掻かなくても簡単に剥がせて、梱包作業時にテープの端を見つけるのも簡単だ。開梱時に軍手を着けたままでもめくりやすく、倉庫内作業でも活躍する。

 

[こんな声から生まれました!]

Q.ダンボールに貼ってあるテープの端を剥がしにくいと感じたことはありますか?

 

Q.何回引っ掻くとテープの端をつまめますか?

平均3.8回

 

【山口’s Review】
仕事やフリマアプリでの荷物の発送に活躍!

「テレワークの導入により、自宅で郵便物を受け取る機会が増えました。またフリマアプリの普及でモノを送る人も増加。本品を使えば受け取った人への配慮になるだけでなく、モノを入れ忘れたときにも剥がしやすいです」

 

★仕事アイテム一式を整理しながら持ち運べる!

ミーティングバッグ(フタ付き)
2178円(スリム)、2728円(スタンダード)、3278円(ラージ)

社内外の移動時に必要なアイテムをまとめられるバッグ。内側にはA4のクリヤーホルダーが入るポケットと筆記具や付箋など小物を整理できるポケット、外側には水筒などが入るネットポケットを備える。中身を隠せるフタ付きだ。

 

こんな声から生まれました!]

Q.職場を移動する際、何個くらいのアイテムを持ち歩きますか?

平均5.2個

 

Q.持ち運んでいるものを落としてしまったことはありますか?

 

【山口’s Review】
フリーアドレスでも即仕事に取り掛かれる!

「コロナの影響でオフィスが縮小されたり、出社日数が減ったりしたことで、フリーアドレスが一般化してきました。そんなオフィスでも、本品があれば出社後すぐに仕事に取り掛かれます。仕切り付きなのも◎」

 

■個人利用ができるようになって便利になった!■

カウネットはオフィス通販のイメージが強いが、2018年から個人での利用も可能になった。1500円以上の注文で送料は無料になり、平日17時までに注文すれば最短で翌日に届く(一部地域を除く)。

 

【カウネットのHPはコチラ

 

在宅ワークで煮詰まったときに! サンワのお家で使える「リフトアップデスク」

サンワサプライは運営している直販サイト「サンワダイレクト』にて、デスクの上を圧迫することなく設置でき、既存のデスクに昇降機能をプラスできるリフトアップデスク「100-MR178W」を発売しました。

 

↑スタンディングデスク 100-MR178W。販売価格は税抜で1万5436円

 

本製品は、普段使っているデスクの上に設置するだけで、昇降デスクのように使用することができるリフトアップデスクです。

 

 

本製品を使用して立ち作業と座り作業を切り替えることで、集中力が上がり作業が捗ります。

 

 

ガス圧式の無段階で高さを調整することができ、最低3.2㎝から最高40㎝のまで好みの高さに調整が可能です。

 

 

本製品の奥行きは32㎝のスリムサイズで、デスクの上を圧迫することなく設置することができます。奥行き32㎝、高さ3.2㎝でスリムかつ薄型サイズなので、収納場所に困りません。

 

 

天板はフラットになっており、書き物や作業をしやすいシンプル設計です。在宅ワークやリビング学習のお供に最適です。

 

 

本製品のサイズは約W796×D320×H32~400mm、重量は約6.7kg。在宅ワークを本格導入した人にこそ使ってほしいアイテムです。ぜひご検討ください!

書斎に居酒屋まで!? 住宅メーカーによる新ワークライフ空間がストレスフリーそのもの

新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークの定着によって、オンライン会議が導入された働き方はもちろん、暮らしのスタイル自体も大きく変化しようとしています。

 

この“ニューノーマル”といわれる“with/afterコロナ”の暮らし方の変化に、いち早く対応したのが住宅業界。生活の場に、デジタルシフトする在宅勤務のスペースを確保した“職住一体”の発想や、コロナ禍でも安心して過ごせる“シェルター”としての提案など、住宅に対するニーズの変革をとらえた戸建て住宅やマンションが登場しています。3つの最新事例を紹介していきましょう。

 

1. 大和ハウスが提案する、選べる2つのテレワーク専用ルーム

大手住宅メーカーの大和ハウスは、在宅ワーク経験者からの声に耳を傾け、テレワーク前提で家の快適さを追求した「職住融合」と、リスク対策を習慣化し家族の日常を守る「家族のBCP」(企業の事業継続計画を家族に置き換えたもの)を兼ね備えた、コロナ禍の課題を解決する“ニューノーマル時代の住宅”を発表しました。

 

「職住融合」として開発されたのが、2タイプを用意する同社初のテレワーク専用ルーム。一つ目の「快適ワークプレイス」は、生活音に邪魔されず仕事に集中できる、防音ドアと二重窓を備えた防音仕様のクローズ空間。オンライン会議の声が明瞭に聞こえる独自の音響アイテム「コーナーチューン」や、高速通信を確保する専用のWi-Fiアクセスポイントを完備し、仕事モードやリラックスモードなど、気分に合わせてスイッチできる3光色切替LED照明(昼白色/電球色/温白色)、オフィスデスクと同等の奥行き60cmのデスクも揃えています。

↑専用のWi-Fiアクセスポイントを備えビデオ会議もスムーズにできる「快適ワークプレイス」。2台のパソコンが設置できるうえ、奥行き60cmと広いデスクも便利

 

↑生活音を遮断し、集中力を高められる防音ドア

 

↑周囲の騒音ストレスから解放される二重窓で、快適なクローズ空間を創出する

 

もう一つのテレワーク専用ルームが、仕事・家事・子育てを効率よく両立させるために、リビングとつなげたセミクローズ空間「つながりワークピット」。ドアの開閉でオンとオフを切り替えられ、家族の共有空間ではなく個室で仕事を行うことで、“気持ちのスイッチ”に配慮しています。室内窓を設けることで、家族とほどよい距離感と、効率的な仕事環境が生まれ、趣味や家事空間としても利用できるマルチスペースとしても機能。「快適ワークプレイス」同様、専用の高速Wi-Fiアクセスポイントや光色切替LED照明、奥行き60cmのデスクも確保しています。

↑オフの時間は、子どもと一緒に時間を過ごすこともできる

 

さらに、「家族のBCP」として、マスクや消毒液、ティッシュ、トイレットパーパーの残量確認や購入、家族へ帰宅時の手洗いやうがいの呼びかけといった、コロナ禍で生まれた新三大“名もなき家事”に対応する「家事シェアハウス」も展開。帰宅後は、玄関で衣服を消毒し自分専用のロッカーに。手洗いをして部屋着に着替えてからリビングに向かう。など、コロナ禍の課題に対応した仕組みが導入されています。

↑玄関にある自分専用ロッカーで衣服を消毒

 

↑家族との情報をシェアする仕組みも

 

2. 積水ハウスの家は、仕事はもちろんフィットネスやバルまで楽しめる

大手住宅メーカーの積水ハウスからは、高い耐震性と設計自由度、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)にも対応可能な、優れた断熱性などの先進技術を使った人気住宅「ファミリー スイート」に、アフターコロナに対応する新たなライフスタイル提案を盛り込んだ、戸建住宅の新しいコンセプトモデル「ファミリー スイート おうちプレミアム」が誕生しました。

 

1階に最大幅5m、2.7mの天井高まで達する開放的な大開口を設置。2階には最大スパン10mの柱や壁のない大空間が広がります。これまで外でしていた仕事や楽しみを、家の中でもより快適にできることが特徴で、「在宅ワーク」「おうちでフィットネス」「うち de バル」など、家に多彩な役割を盛り込めます。

↑大空間を生かした専用や兼用のフィットネススペースを提案する「おうちでフィットネス」。運動スペースの確保によって運動のモチベーションを継続できる

 

↑住宅とは異なる照明、家具、仕上げなどで、隠れ場的なバーにいるような非日常感を演出する「うちdeバル」。夫婦の時間をお酒や肴とともに楽しむ暮らしを提案。おこもり感があり、楽しそうだ

 

さらに、ユーザー自身が「ファミリー スイート」のプランを作成し、SNSで発信をしたり、360度ビューのVR作成依頼をしたりも可能なウェブツール「おうちで幸せプランニング」を提供するのも、積水ハウスの特徴。「ファミリー スイート おうちプレミアム」は、柱や壁などの構造上の制限が少なく高い設計自由度を備えるため、理想の住まいをツールを使って自由に思い描き、形にすることができます。

↑「ファミリー スイート」の大空間なら、デスクやテーブルの後ろに家具を置くだけで集中できるコーナーを作れる。防音性能を高めることも可能で、在宅ワークや⼦どものオンライン授業にも対応する

 

3. 三井不動産のタワマンにはテレワークに活用できるコワーキングスペースが充実

三井不動産レジデンシャルなどが進める、勝どき駅直結・商住複合大規模再開発プロジェクト「パークタワー勝どきミッド/サウス」(総戸数2786戸・敷地面積約2万2727m2・2019年3月着工・2023年8月竣工予定)でも、ニューノーマル時代の暮らしの多様性に対応した様々なプランを用意しています。

 

専有部では、暮らしの中でのパーソナルな時間への需要に応える書斎部屋プランを3LDK、2LDKの間取り変更メニューに新設定。

↑自宅部分の書斎部屋プランのイメージ

 

共用部では、個室ブース付きのリモートワークスペースや、ひとりでリラックスした時間を過ごすことができるプライベートサロン、またオンラインフィットネスに対応したパーソナルスタジオなど、パブリックスペースのパーソナルユースを実現する設備施設を拡充しています。

↑8時~22時まで自由に利用できるコワーキングスペースで、家族に気兼ねすることなく快適なリモートワークを実現

 

↑コワーキングスペース内にある、LANケーブルや電源、大型モニターを完備した個室ブース。より集中して仕事に取り組める

 

↑フィットネスエリアに、Wi-Fiやモニター、スピーカーを完備したパーソナルスタジオを設置

 

今後も、多くの企業でテレワークは継続される模様。またこのコロナ禍が終息したとしても、働き方の新たな選択肢として定着するでしょう。この先を見据え、家族に負担をかけず、仕事に集中できる居住空間を確保しておくことはより重要になってくるのではないでしょうか。

 

文=安藤政弘

リモートワークに「液タブ」が相性抜群! ワコム推奨のビジネスシーンでの使いこなし術

液晶タブレット、通称「液タブ」といえば、パソコンでイラストを描く人にはお馴染みのツール。絵を描かないから縁はないという人も多いでしょう。しかし、液タブは、ビジネスシーンでもガンガン活用できるポテンシャルを秘めています。

 

本記事では、リモートワークの相棒として注目の存在である液タブのビジネスシーンでの使いこなし術ついて、ペンタブレットの大手メーカー・ワコムに話を聞きました。

↑取材にあたって「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」(税込価格:4万2900円)を使ってみました

 

そもそもペンタブレットって何?

そもそもペンタブレットとはどのような製品なのか、ざっと解説しておきましょう。

 

ペンタブレットとは、いわゆるポインティングデバイスの一種で、マウスやトラックボールと同じジャンルの製品です。マウスと違うのはパソコンの画面上の正確な位置を指定して、筆圧を検知して反映できること。つまり、紙に筆記するペンでパソコンの画面上に筆記できるデバイスです。画面上の入力の正確さが求められるイラストレーションやデザインの分野では必須のツールとなっています。

 

ペンタブレットには、「板タブレット(板タブ)」と呼ばれる板上の操作デバイスと、液晶画面と一体型になった「液晶タブレット(液タブ)」の2タイプが存在します。

 

液晶タブは板タブより高価ですが、液晶画面が一体型になっており“画面にそのまま書きこめる”わかりやすさが特徴。「紙にペンで書く」というお馴染みの所作をそのままにデジタル対応できることから、ワコムは特に初心者には液タブがおすすめとしています。

 

ワコムでは2020年1月、液タブのエントリーモデル「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」を発売しました。品質に定評のあるワコム製の液タブにしては手頃な4万円台と、液タブ最初の1台にピッタリなモデルです。

 

↑Wacom One 液晶ペンタブレット 13は、2020年に発売されたエントリークラス

 

とはいえ、はたして4万円分の価値はあるのか、使ってみないと分からないと思います。ここからは、ビジネスシーンを想定した用途を紹介しましょう。

 

【使いこなし術その1】液タブはサブディスプレイとして使える

液タブを触ってみたことがないと意外と気づきづらいところですが、パソコンにつなぐと液晶ディスプレイとして機能します。

↑PCの画面を投影したWacom One

 

液タブを使いこなして絵を描いている方なら「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、液タブはサブモニターの代わりに使えるのです。立てかけて使う一般的なディスプレイと違い、手元に寝かせて操作するデバイスなので、ドキュメントや資料を用いて添削するといった使い方が適しています。

 

なお、iPadのようなタブレット端末とは異なり、Wacom Oneはマルチタッチ操作には対応していません。その一方で、ペン操作しているときに、うっかり画面に手を置いてしまってもスムーズに操作できるのは液タブならではのメリットです。

 

↑板タブならIntuosシリーズのSmallサイズがおすすめ。1万円前後で手に入ります

 

【使いこなし術その2】資料に文字入れできる

Windows 10ではペン入力機能「Windows Ink」に標準対応しているため、ペンタブレットはシーンを選ばず使えます。

↑Word文書に直接赤字を入れられます

 

WordやExcel、PowerPointなどのオフィスソフトや、手書きでコメントを書き込む機能を標準搭載しています。たとえば仕事の中でもらった資料に修正を入れて返すという作業しているなら、ペンタブレットを使うことで紙にプリントせずとも同じ作業ができるようになります。特に業務用プリンタを使えないような在宅勤務では、このデジタル化はおおいに意味のあることでしょう。

 

また、Adobe AcrobatなどをPDFリーダーもペンタブレットでのコメント書き込みが可能です。PDFに修正案を入れて渡すときも、書面上に直接書きこんでしまえば、PDFリーダーの操作に慣れていない人でも分かりやすく提案できます。

 

さらに、Adobe Acrobatではサイン機能やハンコ押印機能があり、社内の決済のデジタル化にも使えます。既存の業務フローそのままで、オンラインでの新しい働き方に対応できるのがポイントです。

 

(参考記事)

ワコム:「手書き」でコミュニケーションUP! オフィスワークやリモートワークでのWacome One活用法

 

意外と使えるのがWindowsが標準搭載してる画面キャプチャーツールの「Snipping Tool」と「切り取り&スケッチ」。これらは画面を撮影した後、ペンで書き込みをした上で保存できます。たとえばWebサイトや動画の内容を校正したいというときに、キャプチャー画像を上にそのまま修正内容を書き込んでしまえば、相手に伝えやすいでしょう。

 

【使いこなし術その3】ビデオ会議でも使える

コロナ禍で使うことが多くなったビデオ会議でもペンタブレットは活躍します。ZoomやMicrosoft Teamsのような主要ビデオ会議ツールには、参加者全員で書き込みできる「ホワイトボード機能」が用意されています。

 

この機能を使うことで、あたかも手元にホワイトボードがあるように議事録を作成できます。さらに、参加者がみな液タブを用意していれば、ディスカッションした内容を一斉に書けます。

 

さらにオンラインミーティングでは、液タブを活用することで一段上のプレゼンテーションができます。プレゼンをしながらスライドの上に書き込んでいくことで、注目点を分かりやすく伝えられます。つまり、Zoomのようなツールを使っていても、オンラインでも黒板に書き込むような伝え方ができるというわけです。ビジネス上でのプレゼンテーションだけでなく、オンライン授業でも活用できる機能です。

 

 

ビデオ会議アプリのホワイトボード機能は背景に好きな画像を入れることができます。アイデアシートなどを共有して書き込めば、距離があっても対面しているときのようなグループディスカッションが行えるでしょう。個人のアイデアメモではWindowsが標準搭載するOneNoteや、Evernote、Dropbox Paperといったアプリが手書きに対応。ワコムではBamboo Paperというノートアプリを無償で提供しています。

 

ペンタブレットの活躍の場はイラストレーションの分野にとどまらず、ビジネスシーンにも広がっています。Windowsがペン入力に積極的に対応していることで、業務でよく使うアプリでも液タブが使える環境が整っています。

 

また、三菱鉛筆とのコラボによるデジタル鉛筆「Hi-uni DIGITAL for Wacom」のような、より自然な使い心地を目指した対応ペンも生まれてきました。

 

 

さらに、ワコム製の液晶ペンタブレットとしてはお手頃な「Wacom One」の登場によって、その導入のハードルはさらに下がっていくでしょう。今後はオンラインでの業務効率化が求められる中で、液晶ペンタブレットはビジネスシーンでも重要なツールとなっていきそうです。

リモートワークに「液タブ」が相性抜群! ワコム推奨のビジネスシーンでの使いこなし術

液晶タブレット、通称「液タブ」といえば、パソコンでイラストを描く人にはお馴染みのツール。絵を描かないから縁はないという人も多いでしょう。しかし、液タブは、ビジネスシーンでもガンガン活用できるポテンシャルを秘めています。

 

本記事では、リモートワークの相棒として注目の存在である液タブのビジネスシーンでの使いこなし術ついて、ペンタブレットの大手メーカー・ワコムに話を聞きました。

↑取材にあたって「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」(税込価格:4万2900円)を使ってみました

 

そもそもペンタブレットって何?

そもそもペンタブレットとはどのような製品なのか、ざっと解説しておきましょう。

 

ペンタブレットとは、いわゆるポインティングデバイスの一種で、マウスやトラックボールと同じジャンルの製品です。マウスと違うのはパソコンの画面上の正確な位置を指定して、筆圧を検知して反映できること。つまり、紙に筆記するペンでパソコンの画面上に筆記できるデバイスです。画面上の入力の正確さが求められるイラストレーションやデザインの分野では必須のツールとなっています。

 

ペンタブレットには、「板タブレット(板タブ)」と呼ばれる板上の操作デバイスと、液晶画面と一体型になった「液晶タブレット(液タブ)」の2タイプが存在します。

 

液晶タブは板タブより高価ですが、液晶画面が一体型になっており“画面にそのまま書きこめる”わかりやすさが特徴。「紙にペンで書く」というお馴染みの所作をそのままにデジタル対応できることから、ワコムは特に初心者には液タブがおすすめとしています。

 

ワコムでは2020年1月、液タブのエントリーモデル「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」を発売しました。品質に定評のあるワコム製の液タブにしては手頃な4万円台と、液タブ最初の1台にピッタリなモデルです。

 

↑Wacom One 液晶ペンタブレット 13は、2020年に発売されたエントリークラス

 

とはいえ、はたして4万円分の価値はあるのか、使ってみないと分からないと思います。ここからは、ビジネスシーンを想定した用途を紹介しましょう。

 

【使いこなし術その1】液タブはサブディスプレイとして使える

液タブを触ってみたことがないと意外と気づきづらいところですが、パソコンにつなぐと液晶ディスプレイとして機能します。

↑PCの画面を投影したWacom One

 

液タブを使いこなして絵を描いている方なら「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、液タブはサブモニターの代わりに使えるのです。立てかけて使う一般的なディスプレイと違い、手元に寝かせて操作するデバイスなので、ドキュメントや資料を用いて添削するといった使い方が適しています。

 

なお、iPadのようなタブレット端末とは異なり、Wacom Oneはマルチタッチ操作には対応していません。その一方で、ペン操作しているときに、うっかり画面に手を置いてしまってもスムーズに操作できるのは液タブならではのメリットです。

 

↑板タブならIntuosシリーズのSmallサイズがおすすめ。1万円前後で手に入ります

 

【使いこなし術その2】資料に文字入れできる

Windows 10ではペン入力機能「Windows Ink」に標準対応しているため、ペンタブレットはシーンを選ばず使えます。

↑Word文書に直接赤字を入れられます

 

WordやExcel、PowerPointなどのオフィスソフトや、手書きでコメントを書き込む機能を標準搭載しています。たとえば仕事の中でもらった資料に修正を入れて返すという作業しているなら、ペンタブレットを使うことで紙にプリントせずとも同じ作業ができるようになります。特に業務用プリンタを使えないような在宅勤務では、このデジタル化はおおいに意味のあることでしょう。

 

また、Adobe AcrobatなどをPDFリーダーもペンタブレットでのコメント書き込みが可能です。PDFに修正案を入れて渡すときも、書面上に直接書きこんでしまえば、PDFリーダーの操作に慣れていない人でも分かりやすく提案できます。

 

さらに、Adobe Acrobatではサイン機能やハンコ押印機能があり、社内の決済のデジタル化にも使えます。既存の業務フローそのままで、オンラインでの新しい働き方に対応できるのがポイントです。

 

(参考記事)

ワコム:「手書き」でコミュニケーションUP! オフィスワークやリモートワークでのWacome One活用法

 

意外と使えるのがWindowsが標準搭載してる画面キャプチャーツールの「Snipping Tool」と「切り取り&スケッチ」。これらは画面を撮影した後、ペンで書き込みをした上で保存できます。たとえばWebサイトや動画の内容を校正したいというときに、キャプチャー画像を上にそのまま修正内容を書き込んでしまえば、相手に伝えやすいでしょう。

 

【使いこなし術その3】ビデオ会議でも使える

コロナ禍で使うことが多くなったビデオ会議でもペンタブレットは活躍します。ZoomやMicrosoft Teamsのような主要ビデオ会議ツールには、参加者全員で書き込みできる「ホワイトボード機能」が用意されています。

 

この機能を使うことで、あたかも手元にホワイトボードがあるように議事録を作成できます。さらに、参加者がみな液タブを用意していれば、ディスカッションした内容を一斉に書けます。

 

さらにオンラインミーティングでは、液タブを活用することで一段上のプレゼンテーションができます。プレゼンをしながらスライドの上に書き込んでいくことで、注目点を分かりやすく伝えられます。つまり、Zoomのようなツールを使っていても、オンラインでも黒板に書き込むような伝え方ができるというわけです。ビジネス上でのプレゼンテーションだけでなく、オンライン授業でも活用できる機能です。

 

 

ビデオ会議アプリのホワイトボード機能は背景に好きな画像を入れることができます。アイデアシートなどを共有して書き込めば、距離があっても対面しているときのようなグループディスカッションが行えるでしょう。個人のアイデアメモではWindowsが標準搭載するOneNoteや、Evernote、Dropbox Paperといったアプリが手書きに対応。ワコムではBamboo Paperというノートアプリを無償で提供しています。

 

ペンタブレットの活躍の場はイラストレーションの分野にとどまらず、ビジネスシーンにも広がっています。Windowsがペン入力に積極的に対応していることで、業務でよく使うアプリでも液タブが使える環境が整っています。

 

また、三菱鉛筆とのコラボによるデジタル鉛筆「Hi-uni DIGITAL for Wacom」のような、より自然な使い心地を目指した対応ペンも生まれてきました。

 

 

さらに、ワコム製の液晶ペンタブレットとしてはお手頃な「Wacom One」の登場によって、その導入のハードルはさらに下がっていくでしょう。今後はオンラインでの業務効率化が求められる中で、液晶ペンタブレットはビジネスシーンでも重要なツールとなっていきそうです。

リモートワークで注目の「ぼっちてんと」を使ってみた

コロナウイルスによってリモートワーク(正確には在宅勤務)が、一部の職種や業界では一般的になりました。自宅での仕事が当たり前になったものの、引き続き様々な課題があります。家族を持つ人であれば「仕事に集中できない」「仕事中でも子どもが遊びに来る」「リモート会議で、生活感ある環境を他人に見られるのがイヤだ」など。

 

こういった在宅勤務に伴う問題を解決するアイテムとして特に最近注目を浴びているのが、ゲーミング家具ブランド・Bauhutte(バウヒュッテ)の「ぼっちてんと」。

↑BauhutteのぼっちてんとBBT1-130、実売価格1万1550円(税込)

 

部屋の中にもう一部屋作るための室内用テントですが、見た目は写真現像する暗室のよう。「設営が面倒なんじゃないか」「暗すぎるテント内での弊害はないのだろうか」など、ややネガティブな印象が最初浮かびましたが、実際に使ってみないとわかりません。ということで、今回は実際にぼっちてんとを部屋の中に設営→使用→撤収・収納までを行い、その中身に迫ってみることにしました。

 

まずは、段ボールから取り出してぼっちてんと設営!

↑今回使うぼっちてんとは最新版のBBT1-130。送られてきた段ボールは約W60×D60cmと意外とコンパクトで、その厚みもわずか約4cm。本体の重さは2.85kgで女性でも無理なく扱えます

 

↑段ボールから取り出したぼっちてんは専用の丸いケースに収納されています。ここからテント本体を出し設営

 

↑ケースから取り出したぼっちてんと。まずは床に置いてみました。アウトドア用のポップアップテントや、カメラマンが使うレフ板のように、中にワイヤーが入っていることが感触でわかります

 

↑丸く収まっているぼっちてんとの一部を少しずつズラしながらほぐしていくと、ワイヤーの力で自然と広がってくれます

 

↑ケースに収まっていた状態から、約2倍に広がりました。これをさらに広げていくと……

 

↑ぼっちてんとの壁が出現! ここからテントの天地を正し、底部の四隅となる部分を見つけます。この四隅がぼっちてんとを自立させるポイント。四隅と辺が、必ず直角に近い分度になるよう整えていきます

 

↑ぼっちてんとが完成! 写真では巨大なテントにも見えますが、サイズは約W130×D130×H150cm。大人1人が入って作業するにはちょうど良いサイズです

 

キャンプで使うテントには様々なものがありますが、最も設営しやすいのがポップアップ型のもの。特別な工具は要らず、ワイヤーで自立するものでコツさえ掴めば、簡単に設営/収納可能です。このぼっちテントも、ポップアップテントの構造と同じ。ケースから取り出し収まっているテントの表面を手で少しずつスライドさせていけば、すぐに広がっていきます。

 

ただし、壁面まで広げて、いよいよぼっちてんとを自立させる際は、四隅をきちんと見極め、四隅と辺とが必ず直角に近くなるようにしないと、すぐフニャッと倒れてしまいます。設営自体はすごくラクで、5分足らずで組み上げることができました。

実際にぼっちてんとを使ってみた!

↑ぼっちてんと前面にはファスナーがついています。設置場所を決めたら、この中にデスクや椅子、PCなどを入れましょう

 

↑内部に収納するデスクは約W120×D60×H90cm以内のものが理想です。撮影上、ファスナーを開けた状態で写真を撮りましたが、ファスナーを閉めると完全に真っ暗。遮光性の高いポリエステル素材が使われているため、ぼっちてんと内部はPCからの光のみとなるからです。特に原稿を書く職業の筆者には、これ以上ない最適な空間となりました!

 

↑ただし、そのままだと室内の冷房なども遮ってしまいます。そんなときのために、複数のメッシュ窓を用意することで空気の通りも良くする工夫もなされていました。これは両サイドに設けられたマジックテープで開け閉めするメッシュ窓

 

↑こちらもマジックテープ開け閉めする、前面脇にあるメッシュ窓。家の玄関の窓のようにも感じられて、なんだかかわいいですね

 

↑さらに大幅な空気の入れ替えや光の取り込みが必要なときのために、天井部分はファスナーで開放することができます

 

↑天井部分を開放した状態。まるでクルマのサンルーフのようにも感じました。天井部分を開けた状態であっても、普段の日常と仕事とのオン・オフはしっかりつけられます

 

プライベート空間には、仕事外の情報がたくさんあります。奥さんや子ども、ペットの声、食事の支度の匂い、テレビの音など。普段なら特に気にならない要素も、リモートワークとなると途端にストレスになります。

 

こういった際に、遮断性のあるぼっちテントはかなり重宝するアイテムで、まず物理的に仕事に集中できます。また、こちらの状況を察してくれない人が周囲がいた場合でも、ぼっちテントにこもることで「今、僕は仕事をしているんです!」とはっきりアピールできる利点もあるように思いました。

 

また、リモート会議などでは自宅の私物が映り込むのがイヤな場合が多々あります。この場合でも、背景が真っ黒というのはシンプルで良さそうです。

 

ぼっちてんとを撤収・収納してみた!

↑ぼっちてんとを撤収する前に、まず内部のデスクなどを取り出します

 

↑内部が空になった状態のぼっちてんとの4つの壁面を1つにまとめていきます

 

↑これが結構大変。思うようにまとまってくれず、写真の通り、ぼっちてんととダンスをしているような状態になってしまうことも

 

↑なんとか1つにまとめられた壁面。この状態からさらに畳み込んでいきます

 

↑テントの底部をいったん固定した後、さらに対角にある先端を手前に折り曲げます

 

↑折り曲げた際に、左上にある角の部分を内側にねじるように折り曲げ、まず小さな円形を作ります。この際、右上の角の部分にも小さな円形ができているはずなので、この左右の円形をクロスさせるように収めます。ここまでできたら、あとは専用のケースに収納して終わりです

 

使い終わったぼっちてんとの撤収・収納は、なかなか大変でした。まず、ぼっちてんとの4つの壁面を1つにまとめ、さらにねじ込みながら円形に収納していく形になり、これはコツが要りそうです。ただし、使用時はしっかり自立しているので、撤収・収納の際の多少の難儀はやむを得ません。とはいえ、キャンプテントの設営~撤収・収納に比べればラクなことは確か。

 

自分のデスク用に試作したテントが商品に!

ぼっちてんとはシンプルな構造でありながら、実はそれまでにはありそうでなかったアイテムです。どのようにして誕生したのかを、ぼっちてんと生みの親であり、発売元・Bauhutteの商品企画部・川瀬隼利さんに話を聞きました。

↑Bauhutteの商品企画部・プロデューサーの川瀬隼利さん

 

ーーぼっちてんとが生まれた経緯から教えてください。

 

川瀬隼利さん(以下:川瀬) ぼっちてんとの販売を開始したのは今から6年前の2014年でした。現在、Bauhutteはゲーミング家具ブランドで展開していますが、当時僕は弊社の別のアウトドアブランドの部署にいて、つまり僕もアウトドア用のテントの制作をしなければいけない立場にいたんです。

 

でも、それまで僕はキャンプをしたことがなかったので、とりあえず自分のデスク用にテントを作ってみたんです。使ってみると、すごく居心地が良くて。「いっそ新しいブランドを作って、この室内用テントを商品化しよう」ということになり、販売し始めたという経緯です。

 

ーーどんなところに居心地の良さを感じましたか?

 

川瀬 一つは真っ暗になるところですかね。僕はオフィス空間の明るい場所が相当苦手で。むしろ暗いところでないと集中して仕事ができないんです。逆に、ぼっちテントのような暗い場所にいれば、仕事の能率が格段に上がるんです。一般性の高い商品ではないだろうとも思ったのですが、発売後は「ぼっちてんとじゃないとダメ。絶対にこれを使う」という人が結構いて驚きました。

 

ーーどんな方が多いのですか?

 

川瀬 ゲームを楽しむ方ももちろんいるのですが、イラストレーターさん、デザイナーさん、ライターさん、作家さんといった、クリエイティブな仕事をされていて、集中力を高めたい方からの支持が厚いです。また、特にイラストレーターさん、デザイナーさんなどは「PC画面に余計な光が入らなくて良い」という声もあるようです。

 

また、最近だとやはりリモートワーカーからの支持が高まっていますね。「コロナ禍で急にリモートワークをすることになったけど、部屋がなくリビングで仕事をしていると子どもやペットが乱入してきて大変」という方は、日常と仕事との空間を区切る上で、ぼっちてんとを使われる方が多いようですね。

↑クリエイティブな職業からの支持が厚いぼっちてんと。余分な情報を遮断するので、集中力は格段に上がります

 

社員1人ずつのための、ぼっちてんと化を目指す!

ーーこれまでにも改良を重ねてきたそうですが、今後さらに向上させていきたい点はありますか?

 

川瀬 今のぼっちてんとで十分だと思っており、今後は普及させていきたいです。具体的には日本のオフィスのあり方ですね。オフィスの常識は、広い空間にいくつものデスクがあって、そこでみんなが集まってコミュニケーションを取りながら仕事をしていくものだと思うんです。

 

でも、これによって、仕事の能率が下がっている人が、実はいっぱいいると思うんです。他人と同じ空間にいることが苦手な人もいるだろうし、作業をしてる自分のPC画面を誰かに覗き込まれたくない人もいるだろうし。そう考えると、社員1人ずつ別室があると良いと思うんですけど、さすがにコストがかかりますよね。そういう際に、社員1人ずつにオフィスの中に、ぼっちてんとを張って作業をさせてみると良いと思うんです。

 

ーーつまり、広いオフィス空間の中に、ポコポコとぼっちてんとがあるという(笑)。

 

川瀬 はい(笑)。実際に僕自身もやっていたことがあるんです。オフィスに自分だけのぼっちてんとを立てて、その中で仕事をしていたんですけど、ある日撤去されていました。「景観が悪い」って言われて(笑)。

 

しかし、ぼっちてんとがオフィスにあると本当に良いと思うんですよ。人にもよると思いますけど、会社全体の作業能率はきっと上がると思うので、業績改善にも繋がるんじゃないかと思っています。もちろん、このコロナ禍でリモートで使われるのも嬉しいですけど、今後はこういった広まり方があると良いなと思っています。

↑この四角いぼっちてんとがオフィス空間にいくつもあることを想像すると、なんだかかわいらしくも思いました

 

シンプルな構造でありながらも、実際に使ってみないと想像しにくかったぼっちてんと。しかし、今回設営→使用→撤収・収納を経て思ったことは、扱いやすさに対して、集中力アップの効果が絶大だということ。もちろん、川瀬さんのお話のように、今後オフィス空間での使用も面白いかもしれません。無限の可能性と使い方を秘めたぼっちてんと。特に昨今のリモート化で、業務能率が下がっている方はぜひ一度お試しいただきたいアイテムといえるでしょう。

 

撮影/中田 悟

 

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