1月5日、人気アニメ「TIGER & BUNNY」の新シリーズ制作が発表され、Twitterの企業アカウントがざわついている。
出典画像:「TIGER & BUNNY」公式サイトより
ヒーローのスポンサーロゴに「TENGA」が名乗りを上げる!
「TIGER & BUNNY」は、アニメ制作会社サンライズの手掛ける痛快バディヒーローアクション。2011年にTVアニメの放送が開始され、架空の都市「シュテルンビルト」で活躍する「NEXT」という能力をもったヒーローたちが描かれてきた。
そんな同アニメの特徴は、登場するヒーローたちがそれぞれ“スポンサーロゴ”を背負っていること。新作発表と共に企業アカウントがざわついているのは、この“スポンサー設定”が理由で、ヒーローたちのボディなどに刻まれているスポンサーロゴには、「SoftBank」や「BANDAI」など実在する企業のものも登場する。
そのため新作発表と共に、Twitter上でヒーローのスポンサーに名乗りを上げる企業が続出。中でも注目を集めたのはアダルトグッズメーカーTENGAのラブコールで、公式Twitterに「ご連絡お待ちしております! ご連絡お待ちしております!!!」と投稿していた。
ご連絡お待ちしております!ご連絡お待ちしております!!! https://t.co/O605pTazwM
— TENGA_PR (@TENGA_PR) January 5, 2018
これに一般ユーザーからは「タイバニをR指定のアニメにするつもりかな?」「出来るわけないでしょ(笑)」「ヒーローの股間の部分に『TENGA』のロゴが入ってることに期待」「ロゴの部分にモザイクがかかってそう」といったツッコミが続出。コラボ実現の可否に注目が集まっている。
続々とスポンサー契約に乗り出す企業たち
TENGA以外の企業も、Twitter上で続々と反応している。“サクマドロップスの線香”などでおなじみのカメヤマローソクもその1つで、「弊社のロゴが折紙サイクロンに入ったらめちゃくちゃカッコいいと、勝手に常々思っていたのでお待ちしております!」とツイート。スポンサーロゴの“見切れ芸”に定評のある忍者ヒーロー「折紙サイクロン」とのコラボを希望しているようだ。
また、三重県のこんにゃく製造会社マルフク食品も、「スポンサーとして、どうやったら出資できるのでしょう…」「弊社、ささやかにこんにゃくを作る中小企業ですが、熱い想いがございます…!」「ご連絡、お待ちしています!!」と熱烈にアピール。業種や規模を問わず、様々な企業が熱視線を送っている。
ちなみにTwitterでのラブコールをきっかけに、本当にヒーローのロゴとして採用されてしまった企業も存在する。計測器メーカーのタニタで、2012年に「どうしたらコラボできるのかおしえてください」とTwitterで呼びかけたところ、「サンライズ」の公式アカウントが「キャラクターが励ましてくれる体重計が欲しいなー」と反応。その後タニタは見事キャラクターの声が出る体組成計を完成させ、“ゴールデンライアン”というヒーローのスポンサーに抜擢された。
新作ではどのようなスポンサーロゴを背負ってヒーローたちが戦うのか、気になるストーリーと共に注目してみよう。