ゴクゴク飲みたい、後味スッキリ水淹れコーヒー! UCC「COLD BREW」より、アイスコーヒーとアイスカフェラテ

UCC上島珈琲は「UCC COLD BREW」ブランドより、ペットボトルコーヒー「UCC Cold Brew BLACK PET500ml」、「UCC Cold Brew LATTE PET500ml」を3月31日から全国で販売しています。水で丁寧に淹れて作り上げる“水淹れコーヒー”の第二弾です。

記事のポイント

アイスコーヒーをゴクゴク飲みたい季節が近づいてきています。二商品いずれにもフルーティさが特徴のコーヒー豆を配合し、独自の焙煎プロファイルを採用することで、「スッキリとした、うまみまろやかな味」に仕上げているそう。甘さ控えめのカフェラテが好きな人はぜひチェックを!

 

「UCC Cold Brew BLACK PET500ml」はスッキリとした、うまみまろやかなアイスコーヒー。フルーティさが特徴のコーヒー豆を配合しているとのこと。低温での加水時間を現行品の1.3倍以上にし、天然水100%でじっくりと抽出。香料無添加です。

 

「UCC Cold Brew LATTE PET500ml」は香ばしく、ミルクかろやかなアイスカフェラテです。現行品から甘さを抑え、より飲みやすい味わいを実現しているそう。

 

UCC上島珈琲
UCC COLD BREW BLACK PET500ml
希望小売価格:200円(税抜)
カロリー:0kcal(100mlあたり)
※ラベルレスボトルもEC限定で登場

UCC COLD BREW LATTE PET500ml
希望小売価格:210円(税抜)
カロリー:17kcal(100mlあたり)

※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

飲まずに食べる「おつまみコーヒー」出た! UCC独自製法の「YOINED」がリニューアル

UCC上島珈琲は、昨年誕生の、特許を取得した日本初の独自製法の飲まないコーヒー「YOINED(ヨインド)」の味覚、パッケージを昨年から進化させ、約1年ぶりに発売します。11月1日より、「UCCカフェメルカード」「COFFEE STYLE UCC」「上島珈琲店」、UCC公式オンラインストアなどで数量限定販売。そして、今年は晩酌シーンを彩る、お酒とつまむ新感覚“おつまみコーヒー”として、お酒とのマリアージュを提案するとのこと。

 

記事のポイント

YOINEDは、構想から20年以上かけUCCが2023年11月に発売した、食べるスタイルのコーヒーです。今年のYOINEDに採用したコーヒー豆は、アフリカ・タンザニア産のキリマンジァロ最高等級AA。強い酸味とコク、そして豆本来の甘い香りを感じられ、野性味あふれる独特な余韻を味わうことができます。2024年11月1日~2025年4月15日まで数量限定販売で、なくなり次第販売終了なので気になった方は急いだ方がいいかも。

 

UCCは、カカオ豆からチョコレートを作る工程をヒントに、粉砕した豆とコーヒーオイルを油脂でコーティングし、フレッシュな香りを保持することを実現させる独自の製法を確立しました。YOINEDは、この製法でコーヒー豆を抽出することなく、まるごと凍結粉砕し新鮮なまま香りも閉じ込めることに成功。“飲む”コーヒーでは味わえない、豆本来の甘み・酸味・苦味が作る芳醇な香りをダイレクトに感じられ、コーヒーの香りの余韻を余すことなく味わうことができます。「CRAZY BLACK」と「MELLOW BROWN」の2種類を3枚ずつアソート。

↑2種類の濃厚なコーヒーの余韻を楽しめるはず

 

11月1日からはUCCコーヒーアカデミー専任講師によるペアリング解説を含む、YOINEDとお酒のマリアージュを体験できるイベントを開催します。

・日程:①11月1日(金)19:00~20:30②11月14日(木)16:30~18:00③11月14日(木)19:00~20:30

・場所:UCC東京本部グループショールーム内(東京都港区赤坂8-5-26 住友不動産青山ビル)

・内容:YOINEDについて紹介するとともに、お酒とのペアリングを解説、マリアージュを体験できます。

①1枚のコーヒーで晩酌を  YOINEDワインとのマリアージュ

②③1枚のコーヒーで晩酌を  YOINEDカクテルとのマリアージュ

・金額:6600円(税込)

・定員:各回5名

・申し込み方法:下記URLより申し込み。(先着順、定員になり次第受付終了)

①11月1日(金)19:00 ~ 20:30

https://ucc-coffee-academy.resv.jp/direct.php?direct_id=3937

②11月14日(木)16:30 ~ 18:00

https://ucc-coffee-academy.resv.jp/direct.php?direct_id=3938

③11月14日(木)19:00 ~ 20:30

https://ucc-coffee-academy.resv.jp/direct.php?direct_id=3988

 

UCC
「YOINED」
2700円(税込)

高級豆“ゲイシャ”が198円!?UCC缶コーヒーが味と手軽さを欲張ったらこうなった

ゲイシャと聞くと、コーヒー好きなら「高級で、特別な一杯」のイメージを持つはず。それが缶コーヒーで、しかもたった198円(税別)で楽しめるようになります。

 

UCCが、BLACK無糖ブランド30周年を記念し、産地にこだわったシリーズ第二弾「BLACK無糖 ゲイシャブレンド リキャップ缶275g(以下、ゲイシャブレンド)」を10月7日に発売しました。2025年3月までの期間限定発売のようです。UCC契約農園「サンタ・クララ農園」のグァテマラ産ゲイシャ種を51%使用しており、華やかな甘い香りが特徴で、コクがありつつもクリアな余韻が楽しめるとのこと。

↑ゲイシャの華やかな甘い香りを、緑・黄で表現したというパッケージデザイン

 

缶コーヒーになったゲイシャの実力やいかに。1日のうちに訪れるさまざまな「ほっと一息」タイムに合わせ、ホット・常温・アイスで飲み比べてみました。

 

味わいはどうだ? 禁断のマリアージュにも挑戦

1.朝食×ホット“ゲイシャブレンド”

まずは朝食のお供として、ホットコーヒーを一杯。中身を缶から別容器に移して温めます。

↑漂う湯気からも甘い香りが!

 

カップに口を付けたまま、ゆっくり深呼吸したくなる甘い香りがします。味わいも同様に甘やかだろうと想像しつつ、まずは一口。寝起きの体をびっくりさせない優しい口当たりで、すっと染み渡ります。筆者は普段、微糖でも甘く感じてしまうほどのブラック派ですが、引っかからずにおいしく飲みました。くどくない余韻で、忙しい朝にもってこいですね。

 

コクと苦味もきちんとありますが、「眠気覚ましには、ちょっと飲んだだけでもガツンとくるコーヒーが必要」という方にとっては、ややマイルドすぎるかもしれません。シャッキリしろ、と気合を入れてたたき起こしてくれるのではなく、「おはよう、もう朝よ。今日も一日頑張って」と寄り添ってくれるコーヒーです(少なくとも筆者にとっては)。

 

2.昼食×常温“ゲイシャブレンド”

続いて、昼の休憩タイムに常温で一杯。ホットの時とは違い、キャップを鼻先に近づけただけで香り立つ……というわけではありませんが、甘みとコクをじゅうぶん感じられました。温めた状態と比べ、甘みはありつつもキレは増しているので、飲むとすっきりします。気分転換にぴったりです。

 

休憩時間と言えば、ごほうびスイーツも忘れちゃいけませんよね。アイスやクッキーとの食べ合わせを試してみたところ、スイーツの甘さとうまく調和しつつ、クリアな余韻でまとめてくれました。

↑ようやく涼しくなってきたので、常温でもゴクゴク飲みたくなります

 

3.晩酌×アイス“ゲイシャブレンド”

夜はアイスコーヒーで一杯。朝、昼と飲んできて、一つ直感したことがありました。ゲイシャブレンドには、間違いなく塩分が合うと!

↑ビーフジャーキー、タコわさと迷いましたが、ゲイシャブレンドの甘さに合うのはきっとナッツ!

 

というわけで用意しました、ミックスナッツ。アイスをふんだんに入れたグラスにゲイシャブレンドを注ぎ、まずはコーヒーだけで頂きました。常温よりもさらにキレがあります。甘さは後味としてわずかに感じられるほどですが、ブラックコーヒー好きの筆者とっては「苦いコーヒー」という印象はなく、さっぱりとしています。

 

余韻の残る口に、ナッツを数粒放り込むと……塩気と旨みが引き立っておいしい! またゲイシャブレンドを一口飲むと、ナッツのコクをやんわりリセットしてくれるので、かえっておつまみを取る手が止まらなくなっていきます。他の塩分とも合わせてみたいところ。

 

最強マリアージュ、ここにあり。寝しなに飲みすぎないようご注意を。

↑いつ、どんな温度で飲んでもおいしかったので、あとは好みの問題かも

 

グァテマラ産ゲイシャ種は一般的なゲイシャ種と比べてパパイヤ、マンゴー、洋ナシのような風味が特徴。その甘さをしっかり味わいたいなら、温めて飲むのがよさそうです。逆に、甘いもの・塩っぽいものと合わせたい時や、よりクリアな味わいを楽しみたい人にはアイスコーヒーがおすすめ。

 

常温でも、ちょっとリッチな気分にしてくれるクオリティです。筆者は、ゲイシャブレンドをティーカップに入れて出されたら、缶コーヒーだとは思わないかも……。

↑いろいろな表情を見せてくれたゲイシャブレンド

 

おいしさのカギを握る、サンタ・クララ農園

ゲイシャブレンドはBLACK無糖ブランド30周年を記念した第二弾。コーヒー豆の産地「サンタ・クララ農園」は、2015年に開設したUCC契約農園で、ゲイシャが占める面積は約20ha。東京ドーム約4個分の土地を使って育てられたゲイシャ種を、UCCが100%買い取っています。しかも、ゲイシャ種はアラビカ種の中でも希少性が高いのだとか。

 

そもそも、「どうしてゲイシャはこんなにもてはやされていて、高いの?」と不思議に思う方もいるのでは。栽培が難しいこともありますが、発端には「ゲイシャショック」と呼ばれる出来事があります。

 

2004年、パナマで開催された品評会に出品されたゲイシャ種が、それまでにないほどの高評価を受け、後のオークションで当時の落札最高金額を更新。当時のスペシャルティコーヒー界に衝撃を与えました。

 

ゲイシャを落札すると知名度アップにも繋がることから、世界落札価格が更新され続けています。

 

ところによっては、1杯で数千円ほどにもなるゲイシャコーヒー。ゲイシャブレンドなら手に取りやすく、気軽に楽しめるのがありがたいですね。何かと慌ただしい朝や、ちょっとしたブレイクタイムにグビっといくのはもちろん、仕事や家事が終わって気兼ねなく休める時間に、まったりと堪能するのもよいのでは。缶コーヒーになってもおいしいからこそ、さっと味わうだけではもったいないかもしれませんよ。

 

UCC
BLACK無糖 ゲイシャブレンド リキャップ缶275g
発売日 10月7日/期間限定(10-3月)
価格  198円(税抜)

高級豆“ゲイシャ”が198円!?UCC缶コーヒーが味と手軽さを欲張ったらこうなった

提供:UCC上島珈琲株式会社

ゲイシャと聞くと、コーヒー好きなら「高級で、特別な一杯」のイメージを持つはず。それが缶コーヒーで、しかもたった198円(税別)で楽しめるようになります。

 

UCCが、BLACK無糖ブランド30周年を記念し、産地にこだわったシリーズ第二弾「BLACK無糖 ゲイシャブレンド リキャップ缶275g(以下、ゲイシャブレンド)」を10月7日に発売しました。2025年3月までの期間限定発売のようです。UCC契約農園「サンタ・クララ農園」のグァテマラ産ゲイシャ種を51%使用しており、華やかな甘い香りが特徴で、コクがありつつもクリアな余韻が楽しめるとのこと。

↑ゲイシャの華やかな甘い香りを、緑・黄で表現したというパッケージデザイン

 

缶コーヒーになったゲイシャの実力やいかに。1日のうちに訪れるさまざまな「ほっと一息」タイムに合わせ、ホット・常温・アイスで飲み比べてみました。

 

味わいはどうだ? 禁断のマリアージュにも挑戦

1.朝食×ホット“ゲイシャブレンド”

まずは朝食のお供として、ホットコーヒーを一杯。中身を缶から別容器に移して温めます。

↑漂う湯気からも甘い香りが!

 

カップに口を付けたまま、ゆっくり深呼吸したくなる甘い香りがします。味わいも同様に甘やかだろうと想像しつつ、まずは一口。寝起きの体をびっくりさせない優しい口当たりで、すっと染み渡ります。筆者は普段、微糖でも甘く感じてしまうほどのブラック派ですが、引っかからずにおいしく飲みました。くどくない余韻で、忙しい朝にもってこいですね。

 

コクと苦味もきちんとありますが、「眠気覚ましには、ちょっと飲んだだけでもガツンとくるコーヒーが必要」という方にとっては、ややマイルドすぎるかもしれません。シャッキリしろ、と気合を入れてたたき起こしてくれるのではなく、「おはよう、もう朝よ。今日も一日頑張って」と寄り添ってくれるコーヒーです(少なくとも筆者にとっては)。

 

2.昼食×常温“ゲイシャブレンド”

続いて、昼の休憩タイムに常温で一杯。ホットの時とは違い、キャップを鼻先に近づけただけで香り立つ……というわけではありませんが、甘みとコクをじゅうぶん感じられました。温めた状態と比べ、甘みはありつつもキレは増しているので、飲むとすっきりします。気分転換にぴったりです。

 

休憩時間と言えば、ごほうびスイーツも忘れちゃいけませんよね。アイスやクッキーとの食べ合わせを試してみたところ、スイーツの甘さとうまく調和しつつ、クリアな余韻でまとめてくれました。

↑ようやく涼しくなってきたので、常温でもゴクゴク飲みたくなります

 

3.晩酌×アイス“ゲイシャブレンド”

夜はアイスコーヒーで一杯。朝、昼と飲んできて、一つ直感したことがありました。ゲイシャブレンドには、間違いなく塩分が合うと!

↑ビーフジャーキー、タコわさと迷いましたが、ゲイシャブレンドの甘さに合うのはきっとナッツ!

 

というわけで用意しました、ミックスナッツ。アイスをふんだんに入れたグラスにゲイシャブレンドを注ぎ、まずはコーヒーだけで頂きました。常温よりもさらにキレがあります。甘さは後味としてわずかに感じられるほどですが、ブラックコーヒー好きの筆者とっては「苦いコーヒー」という印象はなく、さっぱりとしています。

 

余韻の残る口に、ナッツを数粒放り込むと……塩気と旨みが引き立っておいしい! またゲイシャブレンドを一口飲むと、ナッツのコクをやんわりリセットしてくれるので、かえっておつまみを取る手が止まらなくなっていきます。他の塩分とも合わせてみたいところ。

 

最強マリアージュ、ここにあり。寝しなに飲みすぎないようご注意を。

↑いつ、どんな温度で飲んでもおいしかったので、あとは好みの問題かも

 

グァテマラ産ゲイシャ種は一般的なゲイシャ種と比べてパパイヤ、マンゴー、洋ナシのような風味が特徴。その甘さをしっかり味わいたいなら、温めて飲むのがよさそうです。逆に、甘いもの・塩っぽいものと合わせたい時や、よりクリアな味わいを楽しみたい人にはアイスコーヒーがおすすめ。

 

常温でも、ちょっとリッチな気分にしてくれるクオリティです。筆者は、ゲイシャブレンドをティーカップに入れて出されたら、缶コーヒーだとは思わないかも……。

↑いろいろな表情を見せてくれたゲイシャブレンド

 

おいしさのカギを握る、サンタ・クララ農園

ゲイシャブレンドはBLACK無糖ブランド30周年を記念した第二弾。コーヒー豆の産地「サンタ・クララ農園」は、2015年に開設したUCC契約農園で、ゲイシャが占める面積は約20ha。東京ドーム約4個分の土地を使って育てられたゲイシャ種を、UCCが100%買い取っています。しかも、ゲイシャ種はアラビカ種の中でも希少性が高いのだとか。

 

そもそも、「どうしてゲイシャはこんなにもてはやされていて、高いの?」と不思議に思う方もいるのでは。栽培が難しいこともありますが、発端には「ゲイシャショック」と呼ばれる出来事があります。

 

2004年、パナマで開催された品評会に出品されたゲイシャ種が、それまでにないほどの高評価を受け、後のオークションで当時の落札最高金額を更新。当時のスペシャルティコーヒー界に衝撃を与えました。

 

ゲイシャを落札すると知名度アップにも繋がることから、世界落札価格が更新され続けています。

 

ところによっては、1杯で数千円ほどにもなるゲイシャコーヒー。ゲイシャブレンドなら手に取りやすく、気軽に楽しめるのがありがたいですね。何かと慌ただしい朝や、ちょっとしたブレイクタイムにグビっといくのはもちろん、仕事や家事が終わって気兼ねなく休める時間に、まったりと堪能するのもよいのでは。缶コーヒーになってもおいしいからこそ、さっと味わうだけではもったいないかもしれませんよ。

 

UCC
BLACK無糖 ゲイシャブレンド リキャップ缶275g
発売日 10月7日/期間限定(10-3月)
価格  198円(税抜)

「UCC BLACK無糖」が30周年! 創刊25周年のGetNaviが学ぶ、ブランド成功の秘訣とは?

提供:UCC上島珈琲株式会社

 

「UCC BLACK無糖」は今年発売30周年を迎えました。数多くの缶コーヒーブランドが存在する中、UCC BLACK無糖は多くのユーザーに愛され、ブラック缶コーヒーの代表格として確固たるポジションを築いています。

 

一方、GetNaviも創刊25周年を迎えました。これまで月刊誌からWebメディア、コミュニティサービス、動画コンテンツへと、時代に合わせて情報発信の場を広げてきています。

 

では、歴史上、5年先輩にあたるUCC BLACK無糖は、誕生から今日に至るまで、どのような道を歩んできたのでしょうか。GetNaviの歴史とともに振り返りながら、ブランドの矜持である「原材料:コーヒー、以上。※」を軸とした「変わらない部分」、時代に応じて「変化させていった部分」を明らかにし、ロングセラーブランドの強さを学んでいきましょう。

※食品表示基準における原材料名の表記です。
↑1994年に誕生し、今年発売30周年を迎えた缶コーヒーブランド「UCC BLACK無糖」。「原材料:コーヒー、以上。※」のキャッチコピーはあまりにも有名
※食品表示基準における原材料名の表記です。

 

記事の最後には、プレゼントが当たるアンケートもあるので、最後までお見逃しなく!

 

健康志向が誕生の大きなヒントになったUCC BLACK無糖

UCC BLACK無糖に入る前にGetNaviの歴史から。本誌「GetNavi」は1999年に創刊。もともとGetNaviは、最盛期に60万部を誇る人気ストリートファッション誌「GET ON!」から派生し、より“アイテム”にフォーカスした別冊誌としてスタートしました。隔月発売の別冊誌時代には腕時計など男性向けのビジネス系ファッションを取り扱っていましたが、月刊誌としてスタートしてからは、携帯電話などの「ガジェット」を主に取り扱うようになり、現在のスタイルに至っています。

 

GetNavi誕生からさらに5年前の1994年、UCC BLACK無糖はどのような経緯で誕生したのでしょうか。UCC上島珈琲の担当者に聞いてみました。

 

―― 1933年に神戸で創業し、1969年には世界初となる缶コーヒーを開発、1987年にUCCコーヒー博物館を開設するなど、日本のコーヒー文化を支えてきたUCC上島珈琲ですが、UCC BLACK無糖の開発に至った背景を教えてください。

 

UCC上島珈琲(以下、UCC):当時の缶コーヒーはミルクや砂糖の入った甘いコーヒーが主流となっている中、無糖の缶コーヒーという新たな市場にいち早くチャレンジしたのがUCCでした。

 

ブラックコーヒーはミルクや砂糖が入らない分、味のごまかしがきかない、ある意味ハードルの高い商品です。コーヒー専業メーカーとして、“無糖コーヒーをおいしくする”という信念で、開発当初から今も変わらず、缶コーヒーにもレギュラーコーヒーに近い本格的な香り、味わいを追求し続けてきました。

 

1987年に業界で初めてブラック無糖缶コーヒーを開発、1988年にUCC BLACK無糖の前身となる「UCC ザ・コーヒー ブルーナイルモカ ブラック無糖」を発売しました。しかし、こちらはUCCの文字やコーヒーの銘柄名が大きく表示され、最も伝えたかった「無糖ブラック」という商品特徴がパッケージを見ても直感的に伝わりにくく、販売は苦戦しました。

 

販売が苦戦する中、缶コーヒーをよく飲む方々からは「缶コーヒーの糖分が気になり、健康を意識して無糖ブラックのこの商品を選んでいる」といった声をいただき、そのお客様の声から「健康志向」という新たなニーズを捉えました。パッケージの前面に商品特徴である「無糖ブラック」をわかりやすいように表現する形に変更し、1994年にUCC BLACK無糖が誕生しました。

 

無糖の缶コーヒーが市場に投入されたことによってミルクや砂糖入りの缶コーヒーにはなかった眠気覚ましなど、新たな飲まれ方も広がっていったと思います。

 

―― 前身となる商品を経て発売した、UCC BLACK無糖のこだわりやポイントはどこにありましたか?

 

UCC:これは現在まで受け継がれているUCC BLACK無糖のポリシーですが、コーヒーそのもののおいしさを届けるために「本当においしい珈琲を、缶コーヒーに。」という部分に強いこだわりを持っています。

 

そのこだわりは原料だけでなく、缶コーヒーならではの抽出にもあります。1997年には「TTND(三温度帯抽出)製法※」という、BLACK無糖の根源となる独自の抽出技術を開発。当時、コーヒーの抽出は高温度帯が一般的でしたが、三温度帯の抽出は缶コーヒーにおいてもコーヒー本来の香りを楽しんでほしい、という想いから考案されました。高温度帯よりも、キレと上質な香りを味わえるのが特徴です。

※「TTND(三温度帯抽出)製法」…高温度帯でコクを、中温度帯でバランスのとれた味わいを、低温度帯で香りを引き出し、缶コーヒーながら、レギュラーコーヒーのようなおいしさを実現しています。
↑ 「砂糖やミルクの入ったコーヒーはカロリーや糖分が気になる」というユーザーの支持を集め人気に。ドライバーが眠気覚ましとしてブラックの缶コーヒーを飲む文化もこの頃から

 

 

発売からの転換点、「洗練されたビジネスリーダー」をターゲットにしてファンをつかむ

ここまでGetNavi、UCC BLACK無糖の誕生について触れてきましたが、次にそれぞれの転換点について触れようと思います。本誌の創刊から約15年経った2016年、GetNavi webを正式リリースしたことにあります。モノ・トレンドからコト・トレンドへと変化しつつあるなか、モノを深堀りしていく本誌に対し、Webではモノに加えて「暮らし(コト)」にもフォーカス。このアイテムを使えば暮らしがどう変化するのか、どう良くなるのかに着目して記事を提供した結果、単に雑誌の置き換わりに留まらない立ち位置を確立することができました。

 

一方、UCC BLACK無糖の転換点は発売から12年経った2006年頃だそうです。一体どのような変化が起こったのでしょうか。

 

―― 缶コーヒーの間口が徐々に広がっていく中、2006年頃にUCC BLACK無糖は戦略の見直しを行なったそうですが、その意図はどこにありましたか?

 

UCC:それまでのUCC BLACK無糖は、漠然と「働く男性」をターゲットとしたマーケティング戦略を取っていましたが、発売から10年以上経ち、改めてユーザー像やブランドのあり方を見つめ、UCC BLACK無糖ブランドのパーソナリティを確立させていったのがこの時期になります。

 

当時実施したUCC BLACK無糖のユーザー向けアンケート調査によると、スポーツ新聞などよりも経済紙などビジネス系の記事の閲覧率が高く、仕事でもプライベートでも上昇意識が高い人がユーザーであることがわかりました。

 

当時のビジネスマンは、自らを高め仲間を引っ張っていくリーダーシップのある男性が理想とされましたが、UCC BLACK無糖のユーザーはそのイメージと合致するものでした。そこから、洗練されたビジネスマンがカッコよく飲むものこそUCC BLACK無糖であるというイメージを打ち出す、「洗練されたビジネスリーダー」をターゲットとしたマーケティングを強化していきました。

 

現在のUCC BLACK無糖のメインユーザーは40・50代の男性ですが、2006年のリニューアル時にUCC BLACK無糖に触れていただいた方が多く、ブランドを確立してファン層を形成していった大切な時期だったと改めて感じます。

 

―― 味わいなど、商品の中身で変えていった部分はありますか?

 

UCC:香り、キレなど細かな微調整やブラッシュアップはしていますが、レギュラーコーヒーに近い本格的な味わいを缶コーヒーに、というコアの部分は変えず、香料無添加という点もこだわってきました。

 

一方で、UCC BLACK無糖ブランドが本格的な味わいを楽しめる缶コーヒーブランドであるということを知っていただくため、「ヴィンテージコロンビア」や「マンデリン・ハリマオウ」「ブルーマウンテンブレンド」など、厳選された原材料を使用した限定商品を展開し、ブランドの価値を高めていきました。

↑仕事への意識が高く洗練されたビジネスリーダーがカッコよく飲むものこそUCC BLACK無糖。ディープ・パープルの「BLACK NIGHT」が定着したのもこの頃

 

 

誕生から20年、これまでの積み重ねが時代や消費者のニーズと合致

このようにブランドを確立させていったUCC BLACK無糖。一方GetNaviは創刊から約20年経った2020年5月、人気雑誌として定着したうえに、GetNavi webも月間PVが2700万を突破。モノと暮らし(コト)に着目する視点はそのままに、記事の配信先を増やしたりSNSのフォロワーを増やしたりするなど、新たなファンを獲得していきました。

 

同じく発売から20年経ったUCC BLACK無糖はどのような変化を遂げたのか、あるいは変えなかったのか、伺ってみました。

 

―― 缶コーヒーの市場も時代に合わせて変化してきたかと思いますが、発売から約20年経った2010年代のマーケット環境をどのように見ていましたか?

 

UCC:2010年代はコンビニエンスストアにコーヒーマシーンが導入され、カウンターコーヒーが普及した時期です。100円台で質の高いコーヒーが手軽に楽しめるようになり、コーヒーの裾野拡大が加速したとともに、ブラックコーヒーに対する嗜好性が格段に高まりました。

 

それまでのブラックコーヒーはアメリカンのような薄めの味わいが好まれていましたが、この頃からコクの強さや深みのある味わい、本格感が求められるようになりましたね。

 

また容器の観点で見ると、リシールできるボトル缶の商品が増え始めたのもこの時期です。それまでの缶コーヒーはショート缶と呼ばれる小さめの容器が主流で、数分で一気に飲み切ることを想定していました。しかしボトル缶の場合、リシールできることから半日から1日かけてゆっくりとコーヒーを楽しむ方が増え、缶コーヒーの新たな楽しみ方がユーザーに広がりました。

 

―― このような時代の変化に対し、UCC BLACK無糖はどのようなアクションを起こしましたか?

 

UCC:本格的なコーヒーが味わえる、というブランドの価値は変えずに、缶コーヒーの飲用オケージョンを先鋭化させるべく、ショート缶に加えリキャップ缶も展開していきました。

 

UCC BLACK無糖は長年、コーヒー専業メーカーならではの本格感や味わいにこだわった商品開発およびブランディングを行なってきました。当時の消費者のコーヒーに対する嗜好的なニーズがブランドの方向性と合致してきたのがこのタイミングであり、カウンターコーヒーが台頭する中、缶コーヒーは独自のポジションを確立できたからこそ、両者ともに共存できたと捉えています。

↑コーヒー専業メーカーならではの本格感や味わいにこだわったUCC BLACK無糖。時代に合わせてリシールできるボトル缶も展開

 

 

削ぎ落されたカッコよさを多くの人に知ってほしい

UCC BLACK無糖が時代の変化にどのように対応してきたかを知ることができましたが、GetNaviも創刊25周年をむかえ、新たな読者コミュニティ「GetNavi Salon」を立ち上げました。また、動画コンテンツの充実を図るため「GetNavi TV」をリニューアル。これまで雑誌、Webで培ってきたコンテンツ制作力を生かし、読者とのコミュニケーションや動画に力を入れ始めています。

 

UCC BLACK無糖も2023年は、6月10日が「BLACK無糖の日」として日本記念日協会に認定されたり、「赤いBLACK」(UCC BLACK無糖 New Ground Fruity Blend)にもチャレンジしてきましたが、30周年を迎える今年はどう展開していくのでしょうか。

 

―― 2024年はUCC BLACK無糖発売から30年となる節目の年ですが、今期はどのような商品、プロモーションを展開しますか?

 

UCC:30周年という節目の年を迎えるにあたって、まずはショート缶のブラッシュアップを実施しました。「UCC BLACK無糖 缶」は長年こだわっている「レギュラーコーヒー100%、香料無添加」はそのままに、「3温度ナチュラルドリップ製法※」の一部を変更、中温から高温部分を一部見直すことで、コクは維持しながら、キレの良さを向上させました。

※UCC独自の特許製法(特許第6086640号)

 

「UCC BLACK無糖 RICH リキャップ缶」については贅沢なコク深さはそのままに、焙煎プロファイルを一部見直すことで、飲みごたえのある、上質でほろ苦い後味、余韻を引き出しています。

 

さらに30周年記念の限定商品第1弾として「UCC BLACK無糖 ブルーマウンテン&キリマンジァロ リキャップ缶」を展開していますが、秋口にも限定商品を発売する予定です。

 

プロモーションとしては、今までブランドを支えてくださったユーザーのみなさまに感謝を伝え、発売以来こだわってきた「本当においしい珈琲を、缶コーヒーに。」というレギュラーコーヒー品質の価値を、消費者キャンペーンや広告などで改めてお伝えしていきたいと思っています。

 

―― 今後UCC BLACK無糖をどのようなブランドへ進化させていきたいですか?

 

UCC:UCC BLACK無糖は「原材料:コーヒー、以上。※」というキーワードが示すように、コーヒーへのこだわりを突き詰めたブランドです。

※食品表示基準における原材料名の表記です。

 

シンプルゆえの余分なものは入れない、削ぎ落とされたカッコよさはこのブランドの最大の魅力です。このこだわりを多くの方に知っていただき、40年、50年とコーヒー好きの方に長く愛されるブランドに昇華させていきたいと思っています。

↑左から、UCC BLACK無糖 缶185g、UCC BLACK無糖 リキャップ缶275g/375g、UCC BLACK無糖 ブルーマウンテン&キリマンジァロ リキャップ缶275g

 

 

まとめ

発売から30年を迎え、名実ともに缶コーヒー界のロングセラーブランドとなったUCC BLACK無糖。時代に合わせさまざまな商品を展開しながら、「原材料:コーヒー、以上。※」というコンセプトは一貫しています。

※食品表示基準における原材料名の表記です。

 

ブランドの軸をブラすことなく、多様化するニーズに合わせマーケティングを変化させ、時代を生き抜いてきた点は、フィールドの違いはあれど学ぶところが多いと感じました。

 

GetNaviも軸として「変えない部分」、時代に応じて「変化させる部分」を見極めながら、「UCC BLACK無糖」の後を追いかけていきたいですね 。

↑歴代パッケージ一覧。2014年の6代目では、本格感を醸成するために白面積を削り、無糖ロゴを白ベタから黒ベタに変更。変更後、白ベタがブランドのアイコンになっていることを再確認し2017年の7代目で白ベタに戻している。また、2014年から香り広口形状の蓋を採用。2019年ではブラック缶コーヒーでは初めて金蓋へ変更、今も継続している

 

UCC BLACK無糖プレゼントキャンペーン

アンケートにご回答いただくと、「UCC BLACK無糖 缶」「UCC BLACK無糖 RICH」「UCC BLACK無糖 ブルーマウンテン&キリマンジァロ」のセットが抽選で30名様に当たるプレゼントキャンペーンを実施中です!

応募期間:7月10日(水)23時59分まで

↓アンケートはこちらから↓
https://forms.gle/LyWDtmaVbWsTPs337

 

イラスト/TOMOYA

オシャレなカフェグッズを詰め合わせました! おうちでのコーヒーライフが充実する「HAPPY BAG 2024」上島珈琲店にて予約受付中

UCCグループでのユーシーシーフードサービスシステムズは、「上島珈琲店」にて、福袋「HAPPY BAG 2024」の店頭受付予約を11月22日に開始しました。数量限定で、なくなり次第終了です。

↑「HAPPY BAG A」5000円(税込)

 

HAPPY BAG 2024では、家庭でのコーヒーライフを充実させることができる、お得な福袋を、価格帯別に2種類用意。

 

おしゃれで機能性のあるドリッパー、ドリッパーホルダー、タンブラーなどのカフェグッズや、福袋限定のコーヒー豆、店舗で提供している日本紅茶などを、オリジナルフェルトバッグに詰めています。

↑「HAPPY BAG B」9000円(税込)

 

予約期間は12月25日まで。販売開始は12月26日からとなっています。

UCCが“飲まないコーヒー”を発売!? コーヒーの香りの余韻をギュッと閉じ込めた「YOINED」

UCC上島珈琲は、飲まないコーヒー「YOINED(ヨインド)」を11月1日に数量限定で発売します。価格は2700円(税込)。

 

同商品は、コーヒー豆を抽出することなく、そのまま粉砕して香りとともに閉じ込める独自製法(特許6849552号)を採用。焙煎したての香りが口から鼻腔に伝わり、鮮烈な香りの余韻に浸ることができ、“飲む”では味わえない、豆本来の甘み・酸味・苦味をダイレクトに味わえます。

 

UCCイノベーションセンターの研究者は、「豆の粉砕方法」と「製法」に着目。硬く、油脂の粘りもあるコーヒー豆を-196℃で凍結して粉砕することで、香りの劣化防止に加え、口溶けも良くしています。カカオ豆からチョコレートを作る過程にヒントを得て、粉砕した豆とコーヒーオイルを油脂でコーティングし、フレッシュな香りも保持しました。口にして噛んだ瞬間に広がるコーヒーの鮮烈な香りと、喉から鼻に抜けて長く続くレトロネーザルアロマにより、口から溶けてなくなった後も、香りの余韻が続きます。

 

主な原料はコーヒー、コーヒーオイル、植物油脂、砂糖で、カカオ豆は一切含まれていません。

 

ラインナップは濃厚な香りの「CRAZY BLACK」、カフェ・オレのような「MELLOW BROWN」の2種類。3枚ずつアソートした6枚入りでの販売です。

産地にこだわった「UCC ORIGIN BLACK」第5弾! ザンビア&エチオピアのコーヒー豆を贅沢に使ったプレミアムなブラック

UCC上島珈琲は、無糖タイプで産地にこだわったプレミアムライン「UCC ORIGIN BLACK」第5弾として、「UCC ORIGIN BLACK ザンビア & エチオピア リキャップ缶275g」を、4月3日から10月までの期間限定で新発売します。税別価格は198円。

 

UCC ORIGIN BLACKは、産地(ORIGIN)、焙煎、ブレンド、抽出、製品ができるまでのストーリーにもこだわって開発した、プレミアムラインのリキャップ缶飲料製品。

 

シリーズ第5弾となるUCC ORIGIN BLACK ザンビア & エチオピア リキャップ缶275gは、華やかな香りと爽やかな味わいをテーマに、アフリカ産の個性豊かなコーヒー豆、ザンビア50%とエチオピア50%の2種類を、通常品の1.2倍使用しています。

 

ザンビアは、干ばつの影響でコーヒー豆の生産量が減少していましたが、2015年からはザンビア政府の支援のもと生産が徐々に復活。同社は積極的にザンビアのコーヒー豆を購入し、今回発売となる同商品にもUCCグループの「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たしたコーヒー豆を使用しています。マスカットのようなフルーティーさ、爽やかさを感じる味わいが特徴です。

 

エチオピアは「アラビカ種」の発祥の地として知られ、古くからあった積み出し港にちなんで、「モカ」として親しまれているアフリカ産コーヒーの代表的な存在。ジャスミンのような華やかな味わいが特徴です。

 

焙煎・抽出は、各々のコーヒー豆を産地や銘柄ごとに最適な焙煎度で「単品焙煎」してからブレンドし、挽きたてのコーヒーを天然水100%で、2温度帯抽出しています。

 

パッケージは、アフリカンプリントとして現地で日常的に使われている「チテンゲ」をモチーフにデザイン。華やかなピンクをメインカラーに設定して、高級感と独自性のあるパッケージに仕上げています。

UCCのお店で人気のコーヒーから、こだわりの限定スペシャルティコーヒーまで! 贅沢なコーヒー時間を味わえる「2023年珈琲福袋」店頭予約受付中

UCC上島珈琲は、「2023年珈琲福袋」の店頭予約販売を、全国のコーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」20店舗および「カフェノバール」2店舗の、計22店舗にて受け付け中です。

↑画像は「5,400円セット」(オリジナルバックは2種類のうちどちらか1つ)

 

福袋限定の「うさぎの宴ブレンド」「初富士ブレンド」をはじめ、UCCカフェメルカードの人気ブレンドコーヒーや、「ブルーマウンテンNo.1」「ガテマラ ゲイシャ サンタ クララ農園」など、様々なスペシャルティコーヒーが入ったセットを価格帯別に3種類用意しています。

 

税込価格はそれぞれ、3240円、5400円、1万800円。詳細は以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

ワインの醸造手法で作られた、ドライフルーツのような風味を楽しめるコーヒー! 「UCC直営農園 ハワイコナ アナエロビコ」

UCC上島珈琲(以下UCC)は、「UCCハワイコナコーヒー直営農園」で栽培された、“アナエロビコ”という、コーヒー豆の精製過程で発酵プロセスを経たハワイコナコーヒー「UCC直営農園 ハワイコナ アナエロビコ」を、コーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」など全国22店舗にて、7月1日より数量限定販売。6月15日より、先行予約を受け付けています。

 

今回販売される同商品は、2017年よりUCC農事調査室とUCCハワイが協働し、商品化に向け取り組んできました。アナエロビコは温度や湿度、熟成時間によって風味が大きく変わるため、UCCの加工技術を駆使し、ベースのコナコーヒーの風味を損なわないよう工夫して、風味豊かに仕上げています。

 

 

アナエロビコ(アナエロビックファーメンテーション、嫌気性発酵)はワインの醸造で使われる手法で、密閉して空気に触れさせず、無酸素状態で嫌気性の微生物のみによる発酵で風味を形成します。コーヒーにもその過程を応用したトライアルを行なっており、どことなくワインのような風味を感じられる、クリーミーな口当たりとシロップのような甘い余韻が感じられるのが特徴です。同商品はこれらに加え、ドライフルーツのような風味も感じられる、柔らかく広がるコクが心地よい一杯となっています。

 

 

価格は4860円(税込/100g)。販売店舗の詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。また、直営農園産ではありませんが、「ハワイコナプレミアム」(税込2052円/100g)、「ハワイコナブレンド」(税込1048円/100g)も一部店舗で販売されます。

最新「缶コーヒー」のクオリティが凄い! 「ORIGIN BLACK ルワンダ&ブラジル」誕生の裏には製作者のアフリカへの熱い想いがあった

“おうち時間”の増加は、「日常をより上質なものにしたい」という意識の変化をもたらしました。そのニーズから誕生したプレミアムな缶コーヒーが「UCC ORIGIN BLACK」シリーズで、レギュラーコーヒーの愛好家からも高い評価を受けているとか。そこで今回「UCC ORIGIN BLACK」について調べてみると、最新作「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&ブラジル」には開発者の熱い想いが込められていました。インタビューで商品の全貌を明かします。

 

↑シリーズ第1弾が「UCC ORIGIN BLACK ブルーマウンテン&モカ リキャップ缶275g」。2021年11月には、同「ブルーマウンテン&キリマンジァロ」が期間限定発売。そして希少な豆を掛け合わせた特別なおいしさに加え、産地とのストーリーやサステナビリティに一層こだわったのが最新作「ルワンダ & ブラジル」(写真)だ

 

開発者は学生時代からアフリカ支援をしていた

話を伺ったのは、UCC マーケティング部の千葉美華子さん。「UCC ORIGIN BLACK」の開発は、シリーズ第2弾の「UCC ORIGIN BLACK ブルーマウンテン&キリマンジァロ」から担当しています。

↑マーケティング本部 飲料マーケティング部 飲料ブランドフューチャーチーム 主任/千葉美華子さん 営業職からマーケティング本部に移動し、2021年より現職

 

「UCC ORIGIN BLACK」の大きな特長が、異なる個性を持つ2種類の希少なコーヒー豆をブレンドしていること。2022年4月4日から発売されている新作「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」も同様。特に今回の味作りにおいて個性を放っているのがルワンダ産の豆です。フレーバーの特長から聞きました。

 

「特長は、グリーンアップルのような明るくフルーティーな味わい。ブラジル産の豆を合わせることで、全体の味わいに厚みをもたせ、ルワンダのフルーティーな魅力を引き立てています」(千葉さん)

 

なぜルワンダとブラジルの組み合わせを選んだのでしょう?

 

「それは、当社と現地のサステナビリティ活動に関わるストーリーをお伝えしたかったからでもあるんです」(千葉さん)

↑アフリカ産コーヒー豆の魅力や、現地生産者への想いがつまった「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&ブラジル」

 

特に千葉さん個人としては、ルワンダをはじめとするアフリカ産コーヒー豆の魅力や、現地生産者への想いがあったといいます。それは、千葉さんがUCCに入社する前の体験や活動にさかのぼります。

 

「学生時代に支援活動を行い、実際に訪問もしたウガンダは貧しい国のひとつで、現地の方々はその日食べるお金にも苦労している現状があります。一方そこには自然に育まれたコーヒーの実がなっていて、私はコーヒー好きで知識もある。でも生産者としての技術などは持っておらず、当時の私では彼らの力になることができませんでした」(千葉さん)

 

コーヒー生産事業を活性化させ、現地の人々に持続可能な生活を――。帰国後、千葉さんの想いはますます強くなっていきました。そして、このあふれ出る情熱がUCCの入社へといいます。やがて企業の一員としてアフリカの課題解決の一助に。「まだまだやりたいことはたくさんあり、これからです!」と目を輝かせる千葉さん。夢を叶える挑戦に、終わりはありません。

↑ルワンダでのコーヒー豆生産作業の様子

缶コーヒーの味は嗜好に合わせて進化してきた

最初に述べたように、「UCC ORIGIN BLACK」シリーズは、自宅で過ごす時間の増加に伴う、プレミアムニーズから誕生しました。では、缶コーヒーのトレンドはどのような変遷を経てきたのでしょうか? ボトル缶コーヒーは2000年代前半に登場。ユーザーの特長を聞くと、コーヒー豆のクオリティや認証へのこだわりを持っている人が多いとのこと。つまりは「UCC ORIGIN BLACK」も、そういった高品質なおいしさを求める人向けのコーヒーです。

 

「市場に登場してから約20年の間で味わいも進化していきました。当社は当初から香料を使わずに開発をしていましたが、多くの商品は香料に甘めのフレーバーを使ったタイプが多かった気がします。その後、ユーザーの嗜好変化に伴ってコク深くなったり、キレが強くなったりし、クオリティも徐々に高くなっていきました」(千葉さん)

↑「当社では、一貫して香料を使わずにコーヒー豆の選定や焙煎、ブレンドといった技術でフレーバーを立たせることに注力してきました」と千葉さん

 

やがて、2017年頃にはペットボトルコーヒーがブームに。顕著な傾向は、少量ずつ時間をかけて楽しめるよう、飲みやすいテイストになっていること。この味わいの嗜好性に付随し、ボトル缶コーヒーも重すぎず飲み疲れない味覚構成になっていったとか。

 

「そうした変遷を経て、いまはコクとキレの好バランスな味が支持される傾向にあり、『UCC ORIGIN BLACK』もその調和を大切にしています。『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル』はフルーティーなニュアンスの中に甘みを意識した味に設計しました」(千葉さん)

UCC独自のサステナビリティ活動とは

おいしさのほか、UCC独自のサステナビリティ活動と、産地とのストーリー性が込められているのも「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」の特長。これまでどのような取り組みが行われてきたのか、プロセスについても聞きました。

 

「ルワンダは、2012年に現地のフイエ郡ソブ村におけるJICA(国際協力機構)の一村一品運動(※)に当社が参画して以降、10年以上継続して農園の開拓から品質向上まで、生産支援や農事指導を行ってきました。今回は、ルワンダ輸出規格における最高等級豆(ルワンダA1)を使用しています」(千葉さん)

※:村単位で特産品を育て、地域経済を活性させることで貧困を減らそうというJICAの取り組み

 

一方ブラジルでは、20年以上前からUCC独自の活動が行われています。

 

「ブラジルのエスピリトサント州では、コーヒーの品質向上や生産者の生産意欲向上を目的に、2001年から『UCC品質コンテスト』という品評会を行っています。今回は、その2019/20コンテスト入賞ロットを一部使用しました。ルワンダ、ブラジルともに希少性とクオリティが高いコーヒー豆を使い、ストーリー性を込めながら作り上げたのが『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル』です。ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいと思っています」(千葉さん)

 

アフリカとブラジル、各地で長年行われているUCCのサステナビリティ活動が結実した「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」。コーヒー豆もUCCならではの農園から届けられた希少なもので、焙煎や抽出などこだわりは随所に。そうして生み出されたフルーティーさは、ほかの缶コーヒーにはなかなかない驚きのおいしさです。自分へのちょっとしたご褒美にはもちろん、さりげなく差し入れすれば話題作りにもなるはず。特別なひとときに、特別なボトル缶コーヒーを楽しんでください。

 

UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&ブラジル

UCCがコーヒーの品質向上を目指し関わってきた産地「ルワンダ フイエマウンテン」と「ブラジル エスピリトサント」の原料をブレンド。コクは残しつつ、グリーンアップルのような明るい酸味を持つルワンダの特長を生かした、フルーティーな味わいだ。

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撮影/湯浅立志(Y2)

希少なコーヒー豆から贅沢に抽出! UCCのこだわりを結集した「ORIGIN BLACKルワンダ&ブラジル」を食のプロはどう判定したか?

数量限定で発売中の「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」。豆や産地にこだわってきたUCCのコーヒー作りに関するノウハウを結集した、無糖タイプのリキャップ缶シリーズ「ORIGIN BLACK」待望の第3弾です。

 

そのノウハウとこだわりが生み出す味わいや香りとは? フードアナリストとしてバリスタや焙煎士といったスペシャリストに取材を重ね、コーヒーのトレンドを追ってきた筆者が、実際に飲んでチェック、さらにその味わいや香りを生み出す要素に迫ります。

UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&ブラジル リキャップ缶 275g

豆は、グリーンアップルのような明るい酸味が特長のルワンダ「フイエマウンテン」と、好バランスなブラジル「エスピリトサント」を採用。フルーティーな香味と豊かなコクを両立させた。

 

価格以上の価値があり、レギュラーコーヒー好きも納得できるおいしさ

まずは総評から。「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」は高品質で希少な豆の贅沢な風味を感じられ、1本275gで希望小売価格が税抜178円と、価格も少々プレミアムですが、それ以上の価値を感じさせてくれると、断言したいと思います。

 

キャップを開けて最初に受けた印象は、香り高さ。これまでの缶コーヒーにはあまりなかった、フルーティーで明るいアロマは、驚きともいえる体験をもたらしてくれます。また、このフルーティーさは上品な酸味となって、おいしさにも寄与。トップ、ミドル、アフターと時間とともに抜けていく味わいの中に、酸味が甘味や苦味と調和しながら立体的な厚みやエレガントな余韻を醸し出します。

 

それは、手軽な缶コーヒーが叶えてくれるプレミアムな時間。キャップを開けた瞬間、鮮明な香りに驚かされ、ひと口含めば堂々としたコーヒー感と、上品な風味でいっぱいに。目覚めの朝、昼間のリラックスやリフレッシュ、夜のチルタイムなど、すべてのコーヒータイムに寄り添い、ささやかな贅沢感を感じさせてくれるでしょう。

 

普段から缶コーヒーを愛飲している人はもちろん、「缶コーヒーの味は物足りない」と感じている人も、ぜひお試しを。レギュラーコーヒーの愛好家も納得できる缶コーヒーが、「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」なのです。

 

くっきりと香り立ち、上品な果実味が華やぐおいしさ

では具体的に、香り、コク、苦味、酸味といった味わい、飲んだ後に口のなかで広がる余韻など項目ごとの評価をお伝えしていきましょう。

 

【香り】明るくフルーティな香りがくっきりと香り立つ!

第一印象として驚いたのは、香りがくっきりと際立つこと。ローストされた香ばしさのなかに、早熟の果実を思わせる明るいフルーティーなニュアンスがあり、それらがくっきり鮮明に感じられます。

 

この芳醇な香りを楽しませてくれるのが、広口のリキャップボトル。一般的な缶コーヒーより口が広いため、立ち上がる香りがダイレクトに届き、鼻孔でめいっぱい感じられるのです。

↑豊かな香りをしっかりと感じさせてくれる広口設計のボトル

 

【コク・苦味・酸味】リッチなコクがありながら酸味と苦味のバランスが秀逸

ほんのりと甘さが感じられリッチなコクがありながら、飲み口はスムーズで、実に華やかです。苦味は強すぎず浅すぎずちょうどいいビター感で、深みはあっても飲み疲れることはありません。これは軽快かつ爽やかな酸味が絶妙なバランスで仕上げられているからでしょう。

 

個性がありながらも派手すぎず、メリハリの利いたおいしさに仕上がっているのは、コーヒー豆の選定やブレンドなどによるところが大きいでしょう。缶の前面には「ルワンダ フイエマウンテン51%/ブラジル49%使用」と割合まで記載されており、豆やブレンドに対する並々ならぬこだわりを感じます。

 

・ルワンダ フイエマウンテン……51%

グリーンアップルを思わせる、明るいフルーティーな酸味が特長で、本商品ではルワンダ輸出規格における最高等級豆(ルワンダA1)を使用。また、UCCでは農園の開拓から品質向上まで、生産支援や農事指導を10年以上継続して行っています。

・ブラジル エスピリトサント……49%

ナッツのような風味とやわらかな甘みが調和した、バランスの取れた味わいが特長。コーヒーの品質向上や生産者の意欲向上を目的に2001年から始まった、「UCC品質コンテスト」の2019/20コンテストにおける入賞ロットを一部使用しています。

 

この2種類の豆の個性を最大限に引き出しているのが、UCC独自の焙煎とブレンドの技術です。コーヒー豆を産地や銘柄ごとに最適な焙煎度でローストしてからブレンド。そのうえで、挽きたてのコーヒーを天然水100%で2温度帯に分けて抽出します。

これにより、上で味わったような、コーヒー感やコクは残しつつ、グリーンアップルのような明るい酸味を持つルワンダの特長を生かした、フルーティーな味わいとなるのです。

 

【後味】クリアなキレとフルーティな香りで心地良くも満足感が高い

上品な華やかさは、アフターフレーバーにも健在。クリアなキレによって余韻はすっきりしており、フルーティーな香りとも相まって、飲んだあとの心地よさや満足感をもたらします。

 

こうした「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」の上品でプレミアムな味わいが完成した背景には、いったい何があるのでしょうか?

 

在宅時間の増加で誕生したプレミアムなボトル缶コーヒー

「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル」が発売された背景には、コーヒーに求められる市場の変化があります。もともと「UCC ORIGIN BLACK」は2021年5月にブランドが立ち上がり、「UCC ORIGIN BLACK ブルーマウンテン&モカ リキャップ缶275g」が期間限定で発売。シリーズ第1弾として好評を博しましたが、こちらは以前より増えた在宅時間を、より上質なものにしたいという消費者ニーズから誕生しました。

 

それは、喫茶店で提供されるようなおいしいコーヒーを、自宅でも楽しみたいという声。コーヒーを豆から選ぶ人が増え、家でレギュラーコーヒーを飲む機会が増えるなか、そのニーズに応えるクオリティの高いボトルコーヒーという形で誕生したのが「UCC ORIGIN BLACK」なのです。

↑シリーズの第1弾が「UCC ORIGIN BLACK ブルーマウンテン&モカ リキャップ缶275g」(左)。2021年11月には、同「ブルーマウンテン&キリマンジァロ」(右)が期間限定発売。希少な豆を掛け合わせた特別なおいしさに加え、産地とのストーリーやステナビリティに一層こだわったのが、今回の第3弾です

 

ブランドの開発担当者に消費者の反応を聞いたところ、評価は上々とか。SNSでは「このシリーズが好き」「いままでにないおいしさ」などの声とともにファンが拡大しており、「UCC ORIGIN BLACK」シリーズはプレミアムなボトル缶コーヒーという、独自のポジションを築いています。

↑UCCが、コーヒーにこだわりをもつ層に対してヒアリングを行ったところ、過去商品も高い評価を獲得。今回の「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル リキャップ缶275g」も待望の新作ということで、大きな話題となっています

 

新しいプレミアムな缶コーヒーの誕生

アフリカのルワンダと、南米のブラジル。2つのコーヒー聖地が互いの魅力を引き出し合い、酸味、苦味、甘味などを調和させた、新しいプレミアムな缶コーヒー。フルーティーな香りと酸味、そして心地よい苦みとコクは、キャップを開閉し口に運ぶたびに、ひと口目のおいしさを楽しませてくれるでしょう。ぜひ試してみてください。

 

UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&ブラジル リキャップ缶 275g

 

撮影/湯浅立志(Y2)