ウイルス感染していないかリアルタイムで監視! バッファローのUSBメモリー「RUF3-KEVシリーズ」

バッファローは、ウイルスチェック機能付きのUSBメモリー「RUF3-KEVシリーズ(容量:64GB、32GB、16GB)」を、2025年1月下旬より順次出荷します。

 

USB3.2(Gen 1)対応、デジオン(DigiOn)が提供するエンドポイントセキュリティサービス「DiXiM Security Endpoint」を採用しています。

 

記事のポイント
コンピューターウイルスの種類や、手口が多様化する昨今、USB自体にウイルスチェック機能がついていると安心ですね。例えば、職場PCと個人PC間で安全にデータをやり取りしたい人、公共のPCで個人用USBメモリーを使うのが不安な人に役立つアイテムです。「パスワード認証機能」の搭載で、第三者の利用も防止できます。

 

「DiXiM Security Endpoint」を採用したウイルスチェック機能により、同商品に保存・更新されるファイルがウイルスに感染していないかどうか、リアルタイムで監視。もし感染ファイルが検出されれば、自動的に隔離・駆除が行われるとのこと。

 

プログラムの動作を検証し、ウイルス(マルウェア)に特徴的な挙動が見られるか否かで判定・検出する「ヒューリスティック機能」により、新種や未知のウイルスの検出にも対応(※1)。PCへのソフトウェアインストール不要で、パスワードによるセキュリティーがかけられる「パスワード認証機能」も搭載されており、第三者の利用も防止できます(※2)。

 

上部のリング形ノックボタンを押し込むことで、ノック式ボールペンのようにUSB端子が露出する「キャップ不要設計」。キャップ紛失の心配なく持ち運べます。

 

またPCから抜き取る際に、自動的にコネクターが収納される「オートリターン機構」を搭載。さらにリング形のノックボタン部には、首掛けストラップやキーホルダーなどを取り付けられるようになっています。

 

バッファロー
RUF3-KEV64G-BK 64GB
価格:1万円(税込)

RUF3-KEV32G-BK 32GB
価格:8300円(税込)

RUF3-KEV16G-BK 16GB
価格:6600円(税込)

 

※1 ウイルスチェック機能の実行により、すべてのウイルス(マルウェア)を検知することを保証するものではありません。
※2 「ウイルスチェック機能」「パスワード認証機能」の対応OS:Windows 11 / 10

USB4 Ver 2.0なら80Gbps通信が既存ケーブルでも利用可能!

USB規格を策定するUSB Promoter Groupは、古いケーブルでも2倍の転送速度が利用できる次期USB規格「USB4 Version 2.0」を発表しました。

↑Shutterstockより

 

現在の最新規格の「USB4 Version 1.0」では、USB-Cケーブルを利用して最大40Gbpsでの通信が可能です。しかしUSB4 Version 2.0では、このスペックが2倍になることになります。

 

USB4 Version 2.0のケーブルはUSB4 Version 1.0のものとの互換性も備えており、ケーブルの使い回しが可能です。また従来の40Gbpsに対応したUSB Type-Cパッシブケーブルだけでなく、今後は「80Gbpsに対応したUSB Type-Cアクティブケーブル」も登場するとしています。

 

現時点では、いつUSB 4Version 2.0が消費者向けの製品に採用されるのかはわかっていません。USB Promoter Groupは「今回のアップデートは、開発者向けのものだ」と発言しています。とはいえ、ケーブルの買い替えなく最新のデータ通信規格が利用できるのは、実にありがたいといえそうです。

 

Source: Business Wire via Engadget