「ハヤトの野望」が学生制作のゲームを実況するライブイベントが4月23日大阪AMGで開催!

関西のゲームファンにちょっと楽しそうなイベント情報をお届け。4月23日(日)、新大阪にあるエンタメ系専門学校「大阪アミューズメントメディア専門学校(大阪AMG)」のオープンキャンパス行事として開催される「ハヤトの野望」トークショーです。

↑チャンネル登録者数88万人、メディア出演やグッズ販売やなど多彩に活躍中のトップ動画クリエイター:ハヤト ©ハヤトの野望

 

実験的なトライやスマートなゲーム実況が人気の動画クリエイター「ハヤトの野望」のハヤトさんによる特別トークショーは2部構成。

 

第1部 Q and A トーク

ゲーム実況を始めたきっかけやトップYouTuberの日常活動、さらには「ビジネス面での工夫や成功例」など、普段は聞くことができない動画クリエイターとしてのノウハウも公開するトークタイム。

 

第2部 ゲーム実況ライブ

注目の特別イベントは、ゲーム制作を学ぶ大阪AMGのゲーム学科生たちが制作したゲームを実際にプレイしながらのゲーム実況ライブ。トッププレイヤーによる実況ライブとゲーム評価に、学生たちの緊張が高まります!

 

近未来のゲームクリエイターや動画配信クリエイターに向け、チャンネル登録者数88万人のトップYouTuberはどんなゲーム実況でエールとアドバイスを贈るのか! いつもの公式チャンネルとは少し違ったトークイベントに、ぜひとも参加してみてください。

↑ハヤトの野望のYoTube人気動画「交通工学の専門家が考えた街なら絶対に渋滞しない説」

 

【開催概要】

開催日程:2023年4月23日(日)

開催時間:12:30受付開始(トークショー 13:00~14:30)

要予約、参加費無料 (大阪AMG入学希望者以外の方もご参加いただけます)

▼お申込みはこちら

ゲーム実況の楽しさって何? ハヤトの野望さんトークショー

⼤阪アミューズメントメディア専⾨学校がゲストに⼩岩井ことりさんを迎えトークショーを開催!

エンタテインメント業界にプロを輩出し続けるAMGグループ、大阪市淀川区の⼤阪アミューズメントメディア専⾨学校(大阪AMG)が、⼩岩井ことりさんをゲストに迎え、3/26(⽇)にスペシャルトークイベントを開催します。

 

動画制作・配信のプロを⽬指す「動画・配信クリエイター学科」のオープンキャンパス・スペシャルイベントのゲストとして登場する小岩井ことりさんは、作詞・作曲・編曲、動画編集までこなす唯⼀無⼆の完パケ納品出来る声優として活躍。2021年には第15回声優アワードにてインフルエンサー賞も受賞しており、トークショーでは、Youtubeなどの動画配信からASMR、オーディオなど、幅広い活動について語ります。

 

◆スペシャルトークショー申込みはこちら

LIVEフェスタ/小岩井ことりさんトークショー

【開催概要】

開催⽇程:2023年3⽉26⽇(⽇)

開催時間:14:00〜15:00 ※受付開始/13:45〜

備考:要予約、参加無料

 

「LIVEフェスタ」について

ゲーム、アニメ、マンガ、声優などエンタテインメント業界を⼀⽇で体験できるイベント。学⽣がつくったゲーム作品のプレイ⼤会やアニメのお仕事体験、アフレコ体験にはじまり、在校⽣と⼀緒にコスプレモデルさんをクロッキーしたりなど楽しみながらエンタメ体験ができます。本トークショーはこのLIVEフェスタのスペシャルイベントになります。

開催時間:12:00〜16:00 ※⼊退場⾃由

 

「オープンキャンパス」について

AMGのオープンキャンパスでは、エンタテインメントのプロになるためのカリキュラムついて詳しく解説する説明会に加え、ゲストを招いたスペシャルイベントや体験型のイベントを⾏っています。

https://www.amg.ac.jp/event/

 

⼤阪アミューズメントメディア専⾨学校

所在地:〒532-0011 ⼤阪市淀川区⻄中島3-12-19

学科 :ゲームクリエイター学科、ゲームプログラマー学科、ゲーム・アニメ3DCG学科、アニメーション学科、キャラクターデザイン学科、マンガイラスト学科、ノベルス⽂芸学科、声優学科

https://www.amg.ac.jp/

 

素人女子2人で救急車をキャンピングカーに!YouTuber『チキチキバンバン』の動画のだわりとは?

次世代のYouTubeクリエイターを発掘、支援を目的にしたプログラム「YouTube NextUp 2020」のファイナリスト12 組が、昨年末決定した。GetNavi webではこの12組にインタビューを実施。新しい世代のYouTubeクリエイターは、YouTubeを、そして動画コンテンツをどう変えていくのか? 連載形式でお伝えしていく。今回は、DIY初心者女子が「移動できる部屋」×「絶景」を目指してキャンピングカーをDIYするチャンネル『チキチキバンバン』を制作するまりこさん、ちもさんのお二人に、YouTubeを始めたきっかけや動画のこだわり、活動の目的などを伺った。

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:猪口貴裕)

 

チキチキバンバン

 

目的はキャンピングカーを作る

――2019年11月に初めての投稿をしていますが、どういう経緯でYouTubeチャンネルを始めたのでしょうか。

 

まりこ 最初に二人でキャンピングカーを作るという目的があって、せっかくならメディアで発信したい、だったらYouTubeだなということで始めました。

 

――それまで動画制作の経験は?

 

まりこ 自分の結婚式の動画を制作したぐらいで(笑)。二人とも未経験でした。

 

ちも ただ私が会社員時代、マーケティング部に所属していて、そこでYouTuberの方々とお仕事をしていたので、一から始める方と比べるとハードルは低かったと思います。

 

――キャンピングカーのDIYは、いつぐらいから計画していたんですか?

 

ちも インスタなどを通して、海外にはキャンピングカーをDIYする文化があるんだと知って、いいなと思ったんです。それをまりこさんに話したら、ちょうど彼女もグランピングにハマっていた時期で「面白そうだね」と。そういう話をしたのが2019年の夏ぐらいです。

 

――YouTubeチャンネルを始めた当初はプラモデル制作や、レンタルしたキャンピングカーでの車中泊などの動画がメインでしたよね。

 

まりこ なかなか自分たちの予算に見合う車が見つからなかったんです。でも、せっかくだから動画を出し始めたいよねと。私たちは建築学科出身なので、まずはキャンピングカーの模型を作ってみようと二人で試行錯誤しながら始めました。分からないことがあったらネットで調べて、YouTubeの練習期間みたいな時期でしたね。

 

――建築学科で学んだことは動画制作にも活きていますか?

 

ちも キャンピングカーの制作面でいうと、図面を引いたり、模型を作ったりしていた経験があるので、施工の方法を考えるときに役立っています。ソフト面でいうと、編集自体はやっていなかったんですけど、建築学科時代にアドビ製品を使っていたので、そこに対する順応力はあったかもしれません。

 

↑まりこさん

 

フリーターの間に面白いことをしたい

――お二人は同じ大学の先輩・後輩という関係だそうですが、YouTubeチャンネルを始めたときにお仕事はしていなかったんですか?

 

まりこ 私は大学院を卒業して就職したんですけど、高校教師になろうと思って会社を辞めたんです。教員免許を取る勉強をしながら、フリーターでもしようかなと考えていて。それを、ちもに伝えたら「まりこさんが会社を辞めるなら私も辞めるので、フリーターする時間を私にください。それで面白いことをしましょう」と言われたんです。

 

ちも 私も会社自体に不満があった訳ではなかったんですけど、会社の枠にとらわれない楽しいことをしたいなと思っていた時期で。でも自分だけではできないし、今後どうしようかと考えていたときに、まりこさんが会社を辞めると聞いて。まりこさんとは大学時代から仲良くしていて、大好きな先輩だったので、一緒に楽しいことをやりたいなと思ったんです。

 

まりこ 私が大学院を卒業するタイミングで、二人で九州にヒッチハイク旅行をしたことがあって、行く先々で素敵な出会いがたくさんありました。そのときに、二人が揃ったら最強なんじゃないかという自負があって、一緒に何かやれば良いシナジー効果が生まれるんじゃないかと思って、ちもの提案に乗ったんです。

 

――それがキャンピングカーのDIYであり、YouTubeチャンネルだったと。

 

ちも 実は、もともとゲストハウスをやりたいなと思っていて、その準備に1、2か月ぐらい動いていたんです。ところが調べていくうちに、今ゲストハウスを始めても絶対に儲からないらしいと。でも会社は辞めちゃっているし、何をしようか考えていて、キャンピングカーのDIYにたどり着きました。

 

――ゲストハウスをやっていたらコロナ禍で大変なことになっていたでしょうね。

 

ちも 本当そうなんですよ……ゲストハウスをやっていたら今頃、数千万単位の借金を抱えていたかもしれません(笑)。

 

ガリバーへのプレゼンで救急車をゲット

――先ほど、ちもさんがYouTuberとお仕事をしていたと仰っていましたが、始める上で戦略などはあったのでしょうか。

 

ちも 当時はキャンピングカーをDIYすること自体がブルー・オーシャンな時代で、あまりやっている方がいなかったのに加えて、女性がやっているのも珍しかったので、その掛け算をしたら伸びるだろうという計算はしていました。

 

――どうしてDIYする車を救急車にしたんですか?

 

まりこ もともとハイエースで探していたんですけど、予算の100万円以下で見つけることができずにいて。車両探しは2019年9月ぐらいから始めていたんですけど、結局、2020年の3月まで見つからなかったんです。救急車は、たまたま「ガリバーワオタウン幕張」の店長さんが冗談半分で持ってきてくれて、私たちが乗っかりました。日本で他に聞いたことがないですけど、アメリカでは救急車をDIYしている方がたまにいるみたいです。

 

――「ガリバーワオタウン幕張」さんは、購入後もお二人に駐車場を提供するなど、動画撮影に協力的でしたよね。

 

ちも 私の知り合いの知り合いにガリバーさんで働いている人がいて、その人の紹介でガリバーさんの本社に行ってプレゼンみたいなことをしたんです。

 

――どんなプレゼンですか?

 

ちも 「私たちはYouTuberをやっていて、今後は再生数も伸びていく予定です。ガリバーさんの宣伝をするので、お安く売ってくださいませんか」みたいな感じでプレゼンをしました。駄目元で飛び込んでみたんですけど、すごく親切にしていただいて、救急車を買った後もバックアップしていただきました。

 

――もともと、どこでDIYの作業をしようと考えていたんですか?

 

ちも 倉庫を借りようと考えていたんですけど、どこも高くて。そしたらガリバーさんが協力してくださったんです。その後、コロナもあって場所を都内に移動することになって、今お世話になっている「DreamDrive」さんにお願いしたら快諾してくださいました。「DreamDrive」さんはキャンピングカーを制作している会社なんですけど、YouTubeチャンネルの初期に上げたキャンピングカーを体験する動画でお世話になって、それがきっかけで仲良くさせていただいています。

 

――今お話に上がった2社以外にも、チキチキバンバンの活動をバックアップしてくれる方が多数登場しますが、それを観て感じるのは、お二人のコミュニケーションスキルの高さです。

 

まりこ 私は会社員時代、経営企画部に所属していて、会社内のコミュニケーションを上手く回していく内部調整の多い仕事だったんです。そのときに学んだのが、相手を知るには自分を知ってもらうことが大事だなということでした。自分をさらけ出すと仕事も円滑に進むので、それが自然と出ているのかもしれません。

 

ちも 私は昔から人に関わることが好きで、目の前にいる人を知ることや、楽しませようとすることを、特に意識することなく自然とやっていたんです。YouTubeチャンネルをやっていると人に助けてもらうことも多くて、コミュニケーションの大切さを改めて感じましたし、どうすれば感謝が伝わるかを考えながらやっています。

 

自分たちにしかできないキャンピングカーを

――購入前からDIYのプランは決まっていたんですか?

 

まりこ そこまでピシッと決まっていた訳ではないんですけど、雰囲気のイメージなどは二人で合わせていました。

 

――ハイエースから救急車になって、かなり構想も変わったのではないでしょうか。

 

ちも そうですね。私たちが想定していたハイエースは箱みたいな形ですけど、救急車は曲線が多いので、施工の方法も全然違うんです。なので他の方のDIY動画などを参考にしながら、手順を決めています。

 

――救急車をDIYするという特異性がYouTubeチャンネルの大きな個性になっていますよね。

 

まりこ そうですね。救急車のインパクトが強いので、そこから興味を持ってくださる方は多いなと感じます。

 

――完成までの大まかなスケジュールは決まっているんですか?

 

ちも ざっくりとですが、まずは天井をやって、次に壁、その次は床みたいな順番はあります。今は1か月ごとにスケジュールを決めているんですけど、天井だったら、まずは天井の施工手順を考えて、ざっくりスケジュールを決めた後に、それぞれの施工方法で素材は何を使うかなど細かい部分の話し合いをします。

 

――コメント欄を見ているとDIYに関するアドバイスが多いですよね。

 

まりこ 私たちがDIYに関して素人なので、ツッコミどころが満載なんだと思います(笑)。

 

――大学時代に工具を触ったことはなかったんですか?

 

まりこ なかったですね。建築学科ではあったんですけど、図面を引いたり、模型を作ったりが多くて、実際に施工することはなかったんです。ただ、最近は作業の手際が良くなったとコメント欄で言っていただくことも多くなって、それはうれしいですし、励みになります。

 

――他の方のDIY動画を参考にしていると仰っていましたが、お二人ならではのアイデアも随所に取り入れていますよね。

 

まりこ 既存のものと全く同じように作るのは、私たちの性格的に嫌なので、自分たちの色、自分たちにしかできないことをやりたいという思いはあります。二人でIoT化をしたいねって話しているんですけど、まだ日本のキャンピングカーでは見たことがないので、これから挑戦していきたいです。

 

ちも あとは電動ベッドも設置したくて、その二つは初期から予定に入っています。

 

――制作していく途中で大きな変更などはあるんですか?

 

ちも 作りながら変わっていくのは細かい意匠的な部分ですね。たとえば羽目板をそのまま貼ると他の車と一緒になっちゃうから、二人らしい模様にしてみようとか。今のところ計画通りに作業が進んでいますけど、スケジュールは押しています(笑)。

 

――DIYと動画制作に専念していても、それだけ時間がかかるということですね。

 

ちも おそらく詳しい方が作ったら、もっと早いと思うんですけど、キャンピングカーにするための法律を調べたり、材料を調べたりするのに、すごく時間がとられています。

 

まりこ YouTubeにアップするので、法律的に間違ったことはできないですからね。

 

――完成予定はいつごろなんですか?

 

ちも 当初は春ぐらいを予定していたんですが、今は「半年以内には完成したキャンピングカーでどこかに行きたいね」と話しています(笑)。

 

↑ちもさん

 

10時間の素材を10分に

――動画撮影はどのように行っているのでしょうか?

 

ちも 初期はカメラを回しっぱなしだったんですけど、どんどん作業が膨大になっていったので、どこを撮って、どこをカットすればいいかを見極めるようになりました。それでも10時間ぐらいの素材があって、それを10分から18分程度の長さに編集しています。

 

――それは大変ですね。編集の分担はどうしているんですか。

 

まりこ 交互に編集をしています。週4回程度作業をして2本分の素材を撮って、二人で同時に編集をするのが理想です。ただ作業が予定通りに進まなくて、週替わりで編集を担当することもあります。編集には2、3日かかりますね。

 

――黙々と作業をするのではなく、お二人のやり取りも和やかで微笑ましいのが、他のDIY動画にはない魅力だと思います。

 

まりこ そもそも素人ですし、私たちのやり取りを楽しんでくださる方も多いので、DIY動画ではあるんですけど、HOW TO寄りではなく、エンタメやドキュメンタリー寄りの動画を意識して作っています。

 

――視聴者層はどんな感じなんですか?

 

ちも すごく偏っていて、男性が9割で、女性が1割。男性の中でも45~54歳のボリュームが一番多いです。車好きの方はもちろんですが、整備士さんや運転手さんなど車関係のお仕事をしている方が多い印象です。女性は同世代の方が多いですね。

 

「YouTube NextUp 2020」で得たのは企画力

――「YouTube NextUp 2020」に参加した経緯を教えてください。

 

ちも 2020年の募集要項を見たのが、ちょうど視聴者数も含めて伸び悩んでいた時期だったので、いろんなクリエイターさんから刺激をもらいたいなと思って応募しました。

 

――どんな点が選ばれたポイントだと考えていますか?

 

ちも 一つはチャンネル登録者数がちゃんといたこと。もう一つは二人でブランディングをしっかり守ってやってきたからこその、チャンネルとしてのクオリティの高さを評価していただけたのかなと思います。

 

――参加して得たものは何でしょうか。

 

ちも 技術的な面よりも企画力です。それまでは作業の風景しか上げてこなかったんですけど、他のクリエイターさんの動画を観ると、もっとラフにエンタメ的な企画をやっていたんですよね。それを知って、私たちにも今まで映してこなかったけど企画になりそうな部分もあるんじゃないかと思いました。要は自分たちで勝手に動画のハードルを上げてしまっていたんですよね。

 

――最後の質問です。「YouTube NextUp 2020」は「学び」を大きなテーマとして掲げていますが、お二人は学ぶことの大切さについてどのように考えていらっしゃいますか。

 

まりこ 私は学生時代から勉強が好きでしたし、社会人になってからも積極的に資格を取得していました。新しいことを知って、できなかったことができるようになるのは楽しいですし、「学び」のおかげで自分の引き出しが増えていくことも実感できます。

 

ちも 私は昔から座学が嫌いなんですけど、図工や美術などモノ作りが好きで。学びながら考えて、それが形になったときがうれしいです。だから今の活動は自分に合っていますし、毎日が充実していますね。

 

アウトドアの総合チャンネル「Harry I.」は「YouTube NextUp 2020」を経て、登録者数100万人を目指す!

次世代のYouTubeクリエイターを発掘、支援を目的にしたプログラム「YouTube NextUp 2020」のファイナリスト12 組が、昨年末決定した。GetNavi webではこの12組にインタビューを実施。新しい世代のYouTubeクリエイターは、YouTubeを、そして動画コンテンツをどう変えていくのか? 連載形式でお伝えしていく。今回は、ファイナリストの中からアウトドア、キャンプ、ブッシュクラフトなどを総合的に配信しているHarry I.さんにお話を伺った。

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

Harry I.

 

自暴自棄からの復活

――まずは、どのようなチャンネルなのか概要を教えてください。

 

主に「アウトドア」関連の動画を配信しているチャンネルです。特に、最近流行している「ブッシュクラフト」的なアウトドアの情報を多く発信しています。ひとりキャンプをしている時の情景を編集してアップしたり、キャンプにおけるテクニックや自分で気に入った道具、アイテムのレビュー動画などを総合的に配信していますね。

 

――ブッシュクラフトとはどういったものなのでしょうか?

 

要は、なるべく少ない道具で森へ行き、自然にあるものを材料にして行うアウトドアスタイルのことです。もともとは北欧が発祥で、現地の生活の基盤を築く知恵や技術のことでした。日本では、長く山に籠もることは難しいので、森に数日宿泊して、自然に近い環境で過ごすことが、ブッシュクラフトにあたります。キャンプの中でも、いわゆるファミリーキャンプやグランピングといった形と違って、一人で行ってなるべく〝地味〟にやるものなんです(笑)。

 

――harryさんはいつごろからブッシュクラフトを実践しているんですか?

 

キャンプ自体は中学生、高校生のころから面白がって挑戦してはいたんですが、本格的には大学生のころからですね。アメリカのオレゴンに短期留学したときに、ホームステイ先のご主人からいろいろと教えてもらったんです。当時はまだブッシュクラフトって言葉は、「サバイバルテクニック」と言っていました(笑)。しかし、帰国して社会人になって、結婚して、キャンプの世界からは一時離れていたんですよ。そのうちに、15、6年前からまたひとりで山に行くようになったんです。大学時代に教わったテクニックが大いに役立って、改めて面白さを感じました。

 

――キャンプの世界から離れて、もう一度始めようと思ったきっかけは何だったんですか?

 

30歳のころに自営業を始めたんです。しかし、なかなか辛いことが多く、バブル崩壊の時期も重なって、だんだん事業が厳しくなってきまして。あのころは正直、自暴自棄になっていましたね。それで、死に場所を探すような勢いで山に行ったんです。キャンプという体で行ったのですが、実際には人目につかない森の奥へ奥へと入って、さてどこにしようかと……。

しかし、そうやって自然の中で過ごしていると、新たなアイディアが浮かんできたり、もう少しできるんじゃないかという気分になったり、森に癒されて気持ちが変化してきたんです。さらに、それこそサバイバルではないですが、二晩三晩を森の中で過ごし切ると達成感を感じるんですよね。「よくやったな」と自分で自分を褒めてあげたくなるんです。そうすると、また家に帰ってみるか、となりまして。そこから何度か山に行くようになりました。

 

ソロキャンプブームで視聴者層に広がりが

――YouTubeに動画投稿し始めたきっかけは?

 

4年前にアウトドア系のウェブマガジンで記事を書き始めたんです。その時に、ノウハウやテクニックは図解だけだと伝えきれないと思い、短い動画をYouTubeにアップするようになりました。それがきっかけですね。アカウント自体は10年以上前からあったのですが、実際に動画投稿を始めたのはそこから。現在は月に2回程度、動画を上げています。

 

――再生数が高い動画は何ですか?

 

2019年にアップした「ロープの結び方」の動画です。キャンプで使うロープの結び方について、問い合わせがよく来ていたので、便利な結び方をいくつかピックアップして動画にまとめました。需要が高かったようです。

 

■簡単! キャンプで使うロープの結び方

 

――各動画に英訳がついていますが、どういった意図があるのでしょうか?

 

最初はつけていなかったんですが、外国の方からのコメントがくるようになったので。海外からの視聴者さんは、アナリティクスでは10%未満ではあるのですが、中には熱烈なファンになって頂いた方もいまして(笑)。そこから、毎回入れるようにしているんです。

 

――最近「ソロキャンプ」がブームになっていますが、いかがでしょうか?」

 

家族でテントを立てたり、バーベキューしたりといった一般的なキャンプの認識とは違い、ひとりでキャンプするのが「かっこいい」という雰囲気で、注目が集まっているかと思います。最近はお笑い芸人のヒロシさんがキャンプ動画をアップされていて、バラエティ番組でも頻繁に取り上げられるようになりました。あとアニメの『ゆるキャン』の影響なども大きいと思いますね。僕のチャンネルも視聴者さんがここ半年で一気に増えました。

 

――どのような層の視聴者が多いですか?

 

やはり40~50代の男性が圧倒的に多いです。しかし、最近は若い方がどんどん増えています。女性も増加していて、「ソロキャンプに憧れている」というコメントをよくもらうようになりました。視聴者層が大幅に広がっていると思います。

 

――視聴者の方とは、何かコミュニケーションを取っていますか?

 

基本的にコメント欄でやりとりしています。他にも、InstagramやFacebookからダイレクトメッセージをいただくこともあります。どんな道具を使っているんですか、といった質問が多いですね。すごい方だと、全部私の道具を真似してキャンプに行っているファンの方がいますよ(笑)。ありがたいです。

 

――今後、ファンの方に向けてやりたいことはありますか?

 

「YouTube NextUp 」のクリエイターキャンプで、ライブ配信のやり方などを教えてもらいました。そこでライブ配信をやっているYouTuberの方のご苦労や工夫、注意点なども聞けましたので、キャンプ中の配信などもやってみたいですね。ただ、キャンプ場は限られてしまいますね。電波の問題がありますので(笑)。

 

BGMの重要性

――動画を作るうえでのこだわりや工夫している点はありますか?

 

動画ひとつひとつで、何かを伝えたい、メッセージ性を持たせたい、とは考えていますね。また、レビューやテクニックの解説動画では、いかに分かりやすく見せるかを考えています。ただ、キャンプ中の動画に関しては、何かを伝えるのは難しいなとは感じます。感じ方は人それぞれですし、キャンプに行ってまで説教されたくないと思うので(笑)。視聴者の多様性を重んじて、自由に何かを感じて欲しいとは思いますね。

あとは、BGMにこだわっていますね。音楽ひとつで印象はがらりと変わりますので。のんべんだらりと流すのではなく、ポイントで流すようにしています。キャンプというとカントリー調な音楽をイメージしやすいですが、固定観念にとらわれずロックやブルース、ゲーム音楽なんかも使うようにしていますね。また、「YouTube NextUp 」ではメンターの方から「動画に自然の音が入っているので、それを生かすのもいいですよね」といわれたので、今後実践していきたいですね。

 

――機材はどういったものを使用していますか?

 

まず、カメラはキヤノンの「EOS RP」です。カメラ単体としては、良い機種がいろいろあるんですが、自撮りでVlog的に撮影しますので、液晶モニターはバリアングルなところが便利なんです。それでいて、モニターでフォーカスや露出も調整できるのが気に入ってますね。マイクは10個くらい試して、「RODE VideoMic Pro+」にしています。きれいに音を拾ってくれますよ。また、「NextUp」の資金で同じくRODEの「Wireless GO」も購入しましたが、自分の声を一定して同じレベルで拾ってくれるので、調節が楽ですね。あとは、アプリで制御できるRGBのビデオライトが役に立ってます。

 

――「YouTube NextUp 」のクリエイターキャンプはいかがでしたか?

 

コンテストには初めは気軽な気持ちで応募したのですが、ファイナリストに選ばれてキャンプに参加するうちにだんだん事の重大さを把握していきました(笑)。メンバーの中では私が最年長で、若い方と動画のコラボをしたり、意見を聞いたりして、固くなった頭を柔らかくしてもらえて非常にありがたい体験でしたね。

 

――どんなことが勉強になりましたか?

 

クリエイターキャンプでは、メンターさんにいろいろご指導して頂き大変勉強になりましたね。第三者的視点、そして同時にプロの視点で教えて頂き、自分にはない映像の見方を学ぶことができました。また、話し方の講座も参考になりました。どうしても情報を詰め込みがちなのですが、メリハリをつけて話すのが大切なんだと。あとは、プリプロダクションの必要性についてですね。今まで私は行き当たりばったりの撮影が多かったのですが、やはり事前準備をどれだけやるかによって、撮影の効率や動画の尺もかなり変わってくることに気づけました。より「伝える力」が出てくるんだと実感しましたね。

 

実際にキャンプに行くことで、初めて「学び」が生まれる

――今回、『YouTube NextUp 2020』は「学び」を大きなテーマに掲げていますが、〝学びの大切さ〟についてご自身の経験やお考えは何かありますか?

 

学びというのは私の中では「経験」だと思います。自然の中で生活していると、マニュアル通りには進まないことがほとんどなんです。天候や突発的な事態、自分の体調や心理的な要因によって同じ場所でも全く違った場所になってしまうことが多々あります。しかし、違ったコンディション、状況での経験を積み重ねていくことによって、不測の事態でも対応できるようになる。本当の意味での「学び」が生きてくると思うんです。さらに、カラダで経験しておくことで、臨機応変に物事に対応できたり、危険を避けることができる。これは、仕事面や人間関係にも生かされることが非常に多いです。ですから、動画を見たあとに、実際にキャンプに行くことで、初めて「学び」が生まれますので、そのきっかけになればいいかなと思いますね。

 

――最後に、今後チャレンジしたいことや具体的な目標があれば教えてください。

 

まずは、キャンプのロケーションを広げていきたいと思います。コロナの時期ではありますが、収束が見られれば、海外でのロケーションに挑戦してみたいですね。動画としては、クオリティアップを目指して、より視聴者に臨場感が伝わる動画制作をしていきたいです。4K動画にも対応していきたいです。そして、具体的には登録者数100万人を達成したいですね! 感動や学びの指数として、100万人を目指していきたいです。

 

――ありがとうございました!

 

 

 

 

会社員兼YouTuberの注目クリエイターが自腹買いして良かったもの3選+α

モノに精通した各界の目利きたちにオススメアイテムを訊く「GN MEISTERS(ゲットナビ マイスターズ)」。今回は、注目のYouTuber、Shun Koyamaさんにインタビュー。平日は外資系企業でPRとして働くかたわら、こだわりのライフスタイルやファッションをテーマにした動画を配信する彼が「買って良かったモノ」とは?

※こちらは「GetNavi」 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

「トレンドや価格に関係なく、それを手にしたときに気分がアガることが重要」

アラサー男子のお洒落ライフを発信する会社員兼YouTuber

動画クリエイター

Shun Koyamaさん

ファッションやメンズグルーミング、ひとり暮らしのルーティンなど、ライフスタイルにまつわる情報を発信。特にインテリアをテーマにした動画は女性ファンも多い。チャンネル登録者数は約3万人。

 

Shun Koyamaさんってどんな人?01】ルームツアー動画がバズった!

YouTubeではライフスタイルとファッションを2大テーマに動画を配信。昨年5月に公開された8帖1Kの自宅を紹介するルームツアーが話題となり、一躍人気YouTuberの仲間入りを果たした。

 

Shun Koyamaさんってどんな人?02】次代を担うYouTuberに選出

昨年、次世代のYouTuberを支援するプログラム「YouTube NextUp」のファイナリストに選出された。「28歳会社員、3つの苦手なモノ・コトに挑む」と題した卒業課題の動画が構成賞に。

 

Shun Koyamaさんってどんな人?03】インスタの世界観をYouTubeでも表現

フォロワー数約1.4万人のInstagramアカウントでは、休日のカフェ巡りなど日常の風景を切り取った美しい写真が多数。その美的感覚を動画に落とし込んだYouTubeが男女ともに人気だ。

 

【使って良かったモノ1】スマホ用3軸ジンバル

Hohem

iSteady X

実売価格7999円

質量259gの超軽量スマホ用ジンバル。強化されたDCブラシレスモーターと独自のアンチシェイクアルゴリズムシステムにより、安定した撮影が可能だ。手のひらサイズに折りたためるコンパクト設計も特徴。

 

Vlog撮影はスマホとこのジンバルさえあればOK

昨年4月にYouTube配信を始めてから、しばらくはスタビライザー機能が付いてない手持ちの三脚を使っていたのですが、さすがに手ブレが気になってきて……。でもそのときはまだ収益化して間もないころで、大きな投資もできないということもあり、ちょうど良い価格帯のものを探した結果、この商品に辿り着きました。

 

Vlogは、撮りたいと思ったときにすぐに撮れることが肝心だと思っています。その点、このジンバルは折りたたむとポケットに入るくらいコンパクトになって、常に持ち歩けるのが魅力的。いまはコレとスマホがあれば、ほとんどの撮影は事足りていますね。三脚としても使えるので、日常を記録する感覚で気軽に映像や写真を撮りたい人にもオススメです。

 

【使って良かったモノ2】テーブル

HAY

TRAY TABLE COFFEE SIDE TABLE BLACK

3万5200円(受注輸入品)

デンマーク発の人気インテリアプロダクトブランド、ヘイのスチール製テーブル。その名の通り、トレイ型のテーブルトップが特徴で、取り外すとそのまま飲み物の持ち運びなどにも使えるのがユニークだ。

 

さりげなくヒネりを効かせたデザインにひと目惚れ

大学を卒業して、大阪で初めてひとり暮らしをスタートさせたときに購入しました。もうかれこれ5年くらいリビングテーブルとして愛用しています。インテリアには学生のころから興味があって、Pinterestで気になる家具をよくチェックしていたんです。なかでもコレはひと目惚れで、「社会人になったら絶対に買う!!」と心に決めていました。

 

もともと北欧系のシンプルなインテリアが好みなんですが、とは言え、ほっこりしすぎた雰囲気のものはあまり好みじゃなくて……。その点、これはスチール製のテーブルトップがトレイ状になっていて、さりげなくひとヒネり効いたデザインが気に入っています。サイズも大きすぎず小さすぎずで、ひとり暮らしにはちょうど良いんですよ。

 

【使って良かったモノ3】Bluetoothスピーカー

ハーマンカードン

ONYX MINI

実売価格1万7468円(生産終了につき流通在庫のみ)

シンプルなデザインの円形ボディに45mm径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを搭載したワイヤレススピーカー。リチウムイオン電池を内蔵し、最大約10時間の連続再生が楽しめる。

 

インテリアに馴染むミニマルなデザインがお気に入り

オーディオ機器に特別詳しいわけではない自分が、スピーカーについて語るのはなんだかおこがましい気もしますが(笑)。このスピーカーとの出会いもたまたまで、コレのひと回り大きいモデルを洋服屋さんで何度か見かけたことがあって。気になって検索してみて、ハーマンカードンというメーカーの存在を知りました。

 

数あるワイヤレススピーカーのなかからコレに決めた理由は、手ごろな価格で音の良いものが欲しかったのと、あとはやっぱり見た目ですね。ミニマルなデザインは部屋の雰囲気を損なわず、サイズ的にも置き場所を選ばないので、とても使いやすいです。ちなみに最近は「VanJess」というR&B系の姉妹デュオや、K-POPをよく聴いています。

 

【Shunのコダワリ】衝動買いはほとんどしない!! 所有する価値をしっかり吟味

「インテリアやファッションに限らず、どんなジャンルのアイテムでもモノ選びの基準としているのが、それを使う自分の姿を想像したときに“気分がアガる”かどうか。衝動買いはほとんどせず、本当に所有する価値のあるモノなのかを慎重に検討します」

 

【いま気になっているモノ】

ソニー

VLOGCAM ZV-1G

実売価格11万1430円

今後は企画の内容に応じて映像のクオリティにもこだわっていきたいと思っていて、いま導入を検討しているのが、このカメラです。背景のボケ具合をワンタッチで切り替えられるなどVlogに特化した機能を多数搭載していて、表現の幅が広がりそうだな、と。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

会社員兼YouTuberの注目クリエイターが自腹買いして良かったもの3選+α

モノに精通した各界の目利きたちにオススメアイテムを訊く「GN MEISTERS(ゲットナビ マイスターズ)」。今回は、注目のYouTuber、Shun Koyamaさんにインタビュー。平日は外資系企業でPRとして働くかたわら、こだわりのライフスタイルやファッションをテーマにした動画を配信する彼が「買って良かったモノ」とは?

※こちらは「GetNavi」 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

「トレンドや価格に関係なく、それを手にしたときに気分がアガることが重要」

アラサー男子のお洒落ライフを発信する会社員兼YouTuber

動画クリエイター

Shun Koyamaさん

ファッションやメンズグルーミング、ひとり暮らしのルーティンなど、ライフスタイルにまつわる情報を発信。特にインテリアをテーマにした動画は女性ファンも多い。チャンネル登録者数は約3万人。

 

Shun Koyamaさんってどんな人?01】ルームツアー動画がバズった!

YouTubeではライフスタイルとファッションを2大テーマに動画を配信。昨年5月に公開された8帖1Kの自宅を紹介するルームツアーが話題となり、一躍人気YouTuberの仲間入りを果たした。

 

Shun Koyamaさんってどんな人?02】次代を担うYouTuberに選出

昨年、次世代のYouTuberを支援するプログラム「YouTube NextUp」のファイナリストに選出された。「28歳会社員、3つの苦手なモノ・コトに挑む」と題した卒業課題の動画が構成賞に。

 

Shun Koyamaさんってどんな人?03】インスタの世界観をYouTubeでも表現

フォロワー数約1.4万人のInstagramアカウントでは、休日のカフェ巡りなど日常の風景を切り取った美しい写真が多数。その美的感覚を動画に落とし込んだYouTubeが男女ともに人気だ。

 

【使って良かったモノ1】スマホ用3軸ジンバル

Hohem

iSteady X

実売価格7999円

質量259gの超軽量スマホ用ジンバル。強化されたDCブラシレスモーターと独自のアンチシェイクアルゴリズムシステムにより、安定した撮影が可能だ。手のひらサイズに折りたためるコンパクト設計も特徴。

 

Vlog撮影はスマホとこのジンバルさえあればOK

昨年4月にYouTube配信を始めてから、しばらくはスタビライザー機能が付いてない手持ちの三脚を使っていたのですが、さすがに手ブレが気になってきて……。でもそのときはまだ収益化して間もないころで、大きな投資もできないということもあり、ちょうど良い価格帯のものを探した結果、この商品に辿り着きました。

 

Vlogは、撮りたいと思ったときにすぐに撮れることが肝心だと思っています。その点、このジンバルは折りたたむとポケットに入るくらいコンパクトになって、常に持ち歩けるのが魅力的。いまはコレとスマホがあれば、ほとんどの撮影は事足りていますね。三脚としても使えるので、日常を記録する感覚で気軽に映像や写真を撮りたい人にもオススメです。

 

【使って良かったモノ2】テーブル

HAY

TRAY TABLE COFFEE SIDE TABLE BLACK

3万5200円(受注輸入品)

デンマーク発の人気インテリアプロダクトブランド、ヘイのスチール製テーブル。その名の通り、トレイ型のテーブルトップが特徴で、取り外すとそのまま飲み物の持ち運びなどにも使えるのがユニークだ。

 

さりげなくヒネりを効かせたデザインにひと目惚れ

大学を卒業して、大阪で初めてひとり暮らしをスタートさせたときに購入しました。もうかれこれ5年くらいリビングテーブルとして愛用しています。インテリアには学生のころから興味があって、Pinterestで気になる家具をよくチェックしていたんです。なかでもコレはひと目惚れで、「社会人になったら絶対に買う!!」と心に決めていました。

 

もともと北欧系のシンプルなインテリアが好みなんですが、とは言え、ほっこりしすぎた雰囲気のものはあまり好みじゃなくて……。その点、これはスチール製のテーブルトップがトレイ状になっていて、さりげなくひとヒネり効いたデザインが気に入っています。サイズも大きすぎず小さすぎずで、ひとり暮らしにはちょうど良いんですよ。

 

【使って良かったモノ3】Bluetoothスピーカー

ハーマンカードン

ONYX MINI

実売価格1万7468円(生産終了につき流通在庫のみ)

シンプルなデザインの円形ボディに45mm径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを搭載したワイヤレススピーカー。リチウムイオン電池を内蔵し、最大約10時間の連続再生が楽しめる。

 

インテリアに馴染むミニマルなデザインがお気に入り

オーディオ機器に特別詳しいわけではない自分が、スピーカーについて語るのはなんだかおこがましい気もしますが(笑)。このスピーカーとの出会いもたまたまで、コレのひと回り大きいモデルを洋服屋さんで何度か見かけたことがあって。気になって検索してみて、ハーマンカードンというメーカーの存在を知りました。

 

数あるワイヤレススピーカーのなかからコレに決めた理由は、手ごろな価格で音の良いものが欲しかったのと、あとはやっぱり見た目ですね。ミニマルなデザインは部屋の雰囲気を損なわず、サイズ的にも置き場所を選ばないので、とても使いやすいです。ちなみに最近は「VanJess」というR&B系の姉妹デュオや、K-POPをよく聴いています。

 

【Shunのコダワリ】衝動買いはほとんどしない!! 所有する価値をしっかり吟味

「インテリアやファッションに限らず、どんなジャンルのアイテムでもモノ選びの基準としているのが、それを使う自分の姿を想像したときに“気分がアガる”かどうか。衝動買いはほとんどせず、本当に所有する価値のあるモノなのかを慎重に検討します」

 

【いま気になっているモノ】

ソニー

VLOGCAM ZV-1G

実売価格11万1430円

今後は企画の内容に応じて映像のクオリティにもこだわっていきたいと思っていて、いま導入を検討しているのが、このカメラです。背景のボケ具合をワンタッチで切り替えられるなどVlogに特化した機能を多数搭載していて、表現の幅が広がりそうだな、と。

 

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