BiS 現体制の新たな可能性を示した熱狂のツアーファイナル終幕!約4年ぶりのオリジナルアルバムリリースも発表

BiSが、11月2日(木)に全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のファイナル公演を東京・Zepp Hanedaで開催。ダブルアンコールを含む全21曲をパフォーマンスし、会場に集まった研究員(ファン総称)を熱狂の渦に巻き込んだ。以下、レポートを掲載する。

 

9月10日の神奈川・Yokohama bayhall公演を皮切りに全国13か所(14公演)で開催されてきた、全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」もいよいよファイナルに。会場のSEが止まり、暗転したステージにBiSが登場し、立ち位置に着くと“ひとをぶつのは悪いことですか?”とメッセージ性の強い歌詞の「BASKET BOX」からライブがスタートする。

 

冒頭からエモーショナルな雰囲気を切り裂くように、続く「FOR ME」ではアクセル全開で一気にトップスピードまで引き上げ、熱狂のライブが開幕。「Zepp HanedaにBiSが来たぞー」と観客を煽ると、先日YouTubeにライブ映像を公開した「teacher teacher teacher」、「DA DA DA DANCE SONG」とライブでの人気楽曲を連続でパフォーマンスしていく。

BiS(●photo/sotobayashi kenta)

ここで自己紹介を挟み、トギーが「まだまだいけるよね? 最後までぶち上がっていきましょう!」とさらに煽ると、KEMURIのカバー曲「PMA(Positive Mental Attitude)」を。続いてはBiSで最もラブリーで、“猫”のニャンニャンポーズが特徴的な楽曲「LOVELY LOVELY」では、会場をラブリーでハッピーな空間に染め上げた。

 

ここで、ナノ3が「ツアーを9月からやってきて、今日ファイナルを迎えることができたんですけど、このツアーを回っていく中で本当にたくさんの研究員と出会って、研究員がいてくれる心強さだったり、研究員のBiSに向けてくれる愛とか熱量に、たくさんたくさん助けられてきました。研究員のみんなと最高な1日にしたいと思っています。どこよりも熱いステージにすることを約束するので、今日はついてきてください」と呼びかける。

 

ライブの中盤には、現体制初パフォーマンスとなる「SURRENDER」のイントロが鳴り響くや、会場から大きな歓声がこだまし、観客の楽曲への思いとエモーショナルな楽曲が混ざり合い、会場の一体感がより増していく。また、2021年の初夏以来となる名曲「HiDE iN SEW」も久しぶりにパフォーマンス。新体制BiSが魅せる、新たな「HiDE iN SEW」に研究員は感情を揺さぶられたことだろう。

BiS(●photo/sotobayashi kenta)

 

ヒューガーが「ツアーファイナルを迎えられました。メンバー、どうですか?」と今日の感想をメンバーに尋ねると、イコ・ムゲンノカナタは「so bigですね。すごく大きくて、この県で見たなという人が集まっていてうれしいです」と。シオンエピックは「ファイナルってちょっと違いますね。熱い。特に熱い」、クレナイ・ワールズエンドは「ずっとこの日のためにツアーを回ってきたし、今日が来ちゃった感じ。昨日の夜からずっと心がふわふわしていて。小学生の遠足の前の日みたいな感じ。ちゃんと寝て今日に備えてきました」と明かす。

 

トギーは「Zepp広いけど、一番後ろの人の顔の造形まで見えてますよ。今日のためにコンタクトの度数2度あげてきました。本当に目なんてどうでもいいくらい今日が楽しみでした」と伝え、ナノ3は「今日が6人体制でやる最大規模のライブです。私たちもめちゃめちゃ気合いを入れてきたし、この先に繋がるように大切な日になればいいなと思っています」とファイナルにかける思いを述べた。

 

その気合のまま「少年の歌」「FUCKiNG OUT」と攻撃的セッっとリストで終盤まで走り抜け、本編ラストとなる「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」で会場を揺らし、BiSのエモーショナルショーを締めくくった。

 

鳴り止まないアンコールコールを受け、改めてステージに姿を表したBiS。クレナイ・ワールズエンドが「次にやる曲は新曲『LAZY DANCE』です。新しいBiSでこうやって新しい曲ができて、みんなの前で歌うことがうれしいです。大切に届けます」 と宣言し、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュースで11月8日(水)にリリースするニューシングルの表題曲をパフォーマンスする。

 

続けて、シングルのカップリング曲「なまえをよんで」も初披露。フルカワユタカの世界観とBiSのキャラクターが見事に融合した楽曲に会場の研究員は初見とは思えないレスポンスを見せ、大きな見せ場を作った。

 

ここで、イコ・ムゲンノカナタが「9月から始まったツアーもついにファイナルを迎えました。本当にたくさんいろんな各地を回って、いろんな人と出会っていくうちに、すごいたくさんの言葉をもらいました。各地の研究員のみんなにもらった言葉1つ1つが本当にあったかくて、抱きしめてもらってるみたいに優しくて。言葉って人の気持ちを大きく変えれる影響力があるんだなってすごく実感しました。研究員のみんながBiSのそばにいてくれることや、こうやってライブをしてることとか、本当にたくさんの人の支えと助けでできていて、当たり前だと思ってることって絶対に当たり前じゃないし、研究員のみんなと支え合っている関係をこれからも大切にしていきたいなって思います」と感謝を。

 

続けて「言葉はいい意味でも悪い意味でも人の気持ちを変えれるすごい大きな力を持っていて、私は研究員に届ける言葉を“ありがとう”の一言で済ませたくないんです。今、ありがとうを超える言葉を見つけられていないんですけど、とにかく研究員のみんなには感謝しきれないぐらい感謝してるし、BiSと一緒に常に前を向いて生きていてほしいなって何よりも思います。研究員のみんながもしつらくなった時は、絶対にBiSや、BiSの音楽がそばにいます。私たちがずっとそばにいるし、私たちの音楽も研究員のそばにいるので、自分を大切にすることをおろそかにしないで、私たちと一緒に一瞬一瞬の生きていく時間を大切にしていってほしいです」と思いを述べる。

 

さらに「私たちは過去のことは振り返らずに、未来だけを見て前に進んでいきたいなって思っているので、研究員のみんなにはついてきてほしいです。私たちは、これからもっともっと強くなっていけると思うし、研究員の力も借りてもっともっと絶対強くなるので、これからもよろしくお願いします。もし前を向けなくなったら、いつでもBiSのところに帰ってきてください。生きて生きて、また会いましょう」と力強く語りかけた。

 

アンコールラストでも、2021年以来となる「イミテーションセンセーション」をパフォーマンスしたBiS。ライブのエンドSEとして使用されている楽曲だが、実際に歌うのは2021年以来となる楽曲に、研究員はまたしても感情を揺さぶられる。感涙のパフォーマンスを終えると、メンバーがステージを降りるが、ここでも大きな歓声は収まらず、大人気曲「STUPiD」のイントロが流れ、BiSがステージに駆け込み、ダブルアンコールへ突入。最後は「CURTAiN CALL」で有終の美を飾った。

 

ライブ終わりにメンバーが会場に感謝を伝えている中、11月8日のシングルリリースを改めて強調しつつ、2024年2月には約4年ぶりのアルバムをリリース予定だというサプライズ発表も。新体制BiSがスタートして以降、楽曲プロデューサーに中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)を迎え、まさに“新時代”に突入しているBiS。今回、ライブはチケットSOLD OUTとはならなかったが、確実に未来に繋がる熱狂のライブを展開した彼女たちのさらなる成長に期待せずにはいられない。

 

SETLIST

“INCREDIBLE BiS TOUR”ファイナル
2023年11月2日(木)Zepp Haneda
1.BASKET BOX
2.FOR ME
3.teacher teacher teacher
4.DA DA DA DANCE SONG
5.PMA(Positive Mental Attitude)
6.LOVELY LOVELY
7.KiS MY ASS
8.SURRENDER
9.I WANT TO DiE!!!!!
10.HiDE iN SEW
11.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム
12.thousand crickets
13.少年の歌
14.FUCKiNG OUT
15.つよがりさん
16.BiS-どうやらゾンビのおでまし-

EN1.LAZY DANCE
EN2.なまえをよんで
EN3.イミテーションセンセーション

W EN1.STUPiD
W EN2.CURTAiN CALL

SETLIST PLAYLIST:https://lnk.to/pl_incredibletour

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

●photo/sotobayashi kenta

乃木坂46与田祐希がヤンキー役に挑戦!不良たちにひるまず強烈ビンタさく裂!!映画「OUT」本編映像公開

11月17日(金)公開の映画「OUT」より、ヒロインを務める乃木坂46与田祐希の本編映像が解禁された。

「OUT」©2023『OUT』製作委員会

 

本作は、累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画「OUT」(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)を実写映画化。監督・脚本は「ドロップ」の品川ヒロシ。原作は、品川の中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語となっている。

 

“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所。地元から遠く離れた叔父叔母の元、焼肉店・三塁で働きながら生活を始める。保護観察中の達也は、次にけんかをすれば一発アウトだ。

 

そんな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人(キリヒト)」副総長の安倍要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった。暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会い、守るべきものができた達也の進む道は──。

 

主人公・井口達也役には倉悠貴、暴走族「斬人」総長の丹沢敦司役には醍醐虎汰朗、副総長の安倍要役に⽔上恒司。特攻隊長の長嶋圭吾役にJO1與那城奨、親衛隊長・目黒修也役にJO1⼤平祥⽣、期待のルーキー・沢村良役にJO1⾦城碧海。そして、ヒロイン・皆川千紘役には乃木坂46与田祐希と、豪華新鋭キャストが集結した。

 

このたび、乃木坂46与田祐希の本編映像が解禁。演じる皆川千紘は、丹沢敦司(醍醐虎汰朗)が7代目総長を務める暴走族「斬人」の5代目総長・皆川状介の妹で、千葉のあらゆる暴走族がたまり場として利用するボウリング場・アイビーボウルでバイトをしている。

 

かつて、アイビーボウル周辺では西千葉近郊の4大暴走族「愚狼」「斬人」「阿修羅」「SID」が入り乱れる大抗争「狂命戦争」が勃発し、数人の死者を出す大惨事に。千紘の兄・状介もその抗争で命を落としていた。

 

この凄惨な事件をきっかけに4大勢力はアイビーボウルでの“もめ事禁止”という不戦協定を結んだのだが、千紘はあえてつらい過去の詰まったアイビーボウルでバイトを始め、もめそうな連中を見つけては止めに入る“抑止力”としての役割を担っている。暴力にも脅しにも屈さず、確固たる信念をもって不良たちを守ろうとするけなげな姿は一目置かれ、誰も彼女に頭が上がらない。

 

解禁となったのは、まさにその様子を収めた、千紘の一喝シーン。アイビーボウルに連れられてきた達也と「斬人」のメンバーは初めて出会い、血気盛んであるがゆえに一触即発の危機に陥る。まさにけんかが始まろうとした瞬間、「はーい。そこまで!」と、一瞬で場を収める千紘の声が響き渡る。

 

全員が千紘に頭を下げてあいさつをし、「斬人」総長の丹沢も駆け寄ってご機嫌伺いを。冷酷な一面も持ち合わせ、圧倒的強さを誇る丹沢も千紘にはタジタジで、総長たる威厳をみじんも感じない。しかし達也はそんな様子を意に介さず、割り込んできた千紘に突っかかっていく。

 

「男のけんかに口出しすんな」とすごまれても千紘の強気な態度と迫力は逆に増していくばかり。「なめられたまま生きていくのは無理」とむちゃなけんかに挑もうとしていた達也に対し、強烈なビンタをお見舞いする。

 

優しさと悲しさを怒りという形で表現しつつ、札付きの不良たちに囲まれてもひるまずぶつかっていく千紘役を体現した与田祐希。

 

品川監督も最初は「どちらかというと天然でポワッとしているから、ヤンキーの役なんかできるのかな? って心配していたんです」と告白するが、「でも、ホン(台本)読みのときの千紘に成り切った彼女を見て、全然大丈夫だと思いましたね」と圧巻の演技にほれ込んだそう。

 

残された者のつらさを知る千紘から、容赦のない素直な怒りをぶつけられた達也たち。彼らは千紘のおかげで、大切なものとは何か、次第に気付かされていく。

 

「OUT」本編映像

作品情報

「OUT」

2023年11月17日(金)全国劇場公開

 

倉悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希(乃木坂46) ⽔上恒司

與那城奨(JO1) ⼤平祥⽣(JO1) ⾦城碧海(JO1)

小柳心 久遠親 山崎竜太郎 宮澤佑 長田拓郎 仲野温

じろう(シソンヌ) 大悟(千鳥) 庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈 杉本哲太

 

原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)

監督・脚本:品川ヒロシ

音楽:武史(山嵐/The Ravens)

主題歌:JO1「HIDEOUT」(LAPONE Entertainment)

 

製作:映画『OUT』製作委員会

製作幹事:吉本興業

制作プロダクション:ザフール

配給:KADOKAWA

 

公式HP:https://movies.kadokawa.co.jp/out-movie

Twitter:https://twitter.com/out_moviejp

Instagram:https://www.instagram.com/out_moviejp

TikTok:https://www.tiktok.com/@out_moviejp

 

©2023『OUT』製作委員会

「イカゲーム ザ・チャレンジ」456万ドルを懸けた仁義なきバトルはドラマにどれぐらい忠実?

「イカゲーム ザ・チャレンジ」は、「イカゲーム」の世界観をベースとしたリアリティー番組。昨年秋に21歳以上の一般参加者を公募し、世界各国から選ばれし456人が集結。撮影はイギリスで行われた。賞金はリアリティー番組史上最高額となる456万ドル(7億円弱)で、デスゲームではないとはいえ、プレーヤーは死にものぐるいで挑んでくるに違いない。

 

プレーヤーが何のゲームに挑戦するのかは未発表だが、制作はファン・ドンヒョク監督もサポート。ドラマからインスパイアされたゲームだけでなく、驚愕の挑戦もあるとのことで、期待値が上がる。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

緊張とどんでん返し満載!? 456人の命運やいかに

Netflixシリーズ
「イカゲーム: ザ・チャレンジ」
11月22日より独占配信(全10話)

リアリティー番組史上最高額となる456万ドル(7億円弱!)の賞金をめぐり、456人の一般人プレーヤーがゲームに挑む。7億円をゲットできれば、人生が変わる!!?

 

巨大なブタの貯金箱にキャッシュがどっさり

ドラマ同様、会場の上空には札束の入った大きなブタの貯金箱が登場。劇中ではこのキャッシュの山に目がくらみ、メンタルと感覚を狂わせていくプレイヤーもいるが……!?

 

ファンタジーのようなポップな色使いも踏襲

壮絶なゲーム内容とは裏腹にやたらとポップでかわいらしい色使いは、リアリティー番組でもしっかりと完全再現。ティザーを観ると実際にリアルなセットが組まれていることもわかる。

 

ドラマでもインパクト大だったレトロなゲームに挑戦!

「イカゲーム」のシンボルともいえるヨンヒ人形が登場し、“だるまさんが転んだ”が開催される模様。プレーヤーはギフンたちのようにナンバー付の緑ジャージを着用している。

 

人間の嫌なところがたっぷり垣間見られる“寝床”も再現……

プレーヤーたちの寝床も、セットが再現されているようだ。劇中ではいろんな意味で最悪な寝床だったが、リアリティー番組では、このスペースでいったいどんなドラマが生まれるのか。

 

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上白石萌音、小林武史、さだまさしらが文化庁京都移転記念コンサートで「日本の歌百選」を披露『きょう ハレの日、』11・6放送

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』(BSプレミアム 午後10時~10時59分)が、11月6日(月)に放送される。

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』©NHK

 

今年、京都に移転した文化庁。新庁舎での業務もスタートする中、9月8日にロームシアター京都で移転を記念するコンサートが行われた。

 

文化庁長官の都倉俊一をはじめ、上白石萌音、小林武史、さだまさし、ナオト・インティライミといった豪華アーティストが参加。京都市交響楽団の演奏で、自身のオリジナルソングに加え、文化庁選定の「日本の歌百選」の中から名曲を披露した。

 

番組では、このコンサートの模様を中心に、同日行われた移転記念式典の模様なども交えながら、京都が新たに日本文化の世界への発信地となったことを発信するこのイベントの感動を届ける。

 

番組情報

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』

BSプレミアム

2023年11月6日(月)午後10時~10時59分

 

出演アーティスト:上白石萌音、小林武史、さだまさし、ナオト・インティライミ (50音順)

記念演奏曲 指揮:都倉俊一

指揮:広上淳一

演奏:京都市交響楽団

司会:トラウデン直美、野村雅夫

 

番組HP:https://www.nhk.or.jp/music/programs/489144.html

 

©NHK

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」開催決定 名曲カバーや生コントを披露!井上和「チームとしての強さを見ていただけるライブになれば」

乃木坂46の5期生が昭和・平成の名曲を歌唱&本格的なコントに挑戦する音楽バラエティ『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ 毎週月曜 深夜1時29分)のLIVE開催が決定。メンバーの井上和、中西アルノよりコメントが到着した。

『超・乃木坂スター誕生!』乃木坂46の5期生©日本テレビ

 

これまでに番組で挑戦してきたさまざまな名曲カバーを、観客の前で生で披露する本イベント。国立代々木競技場第一体育館にて12月16日(土)夜公演(開場:午後5時/開演:午後6時30分)、12月17日(日)昼公演(開場:午前10時30分/開演:正午)と夜公演(開場:午後5時/開演:午後6時30分)の全3公演開催。昨年大盛況に終わった「新・乃木坂スター誕生!LIVE」に続いて、番組のLIVEを行うのは2回目となる。

 

今回も5期生11人のメンバー全員がこのLIVEでしか聴くことができないソロ歌唱に挑戦。また、このLIVE限定の初披露曲も含めて、全3公演異なる楽曲を披露するのも大きな見どころとなっている。

 

さらに、『超・乃木坂スター誕生!』で本格的なコントに初挑戦している5期生。今回のステージでは、生でコントにチャレンジ。番組から生まれたさまざまな人気コントの中から、いったいどのキャラクターが登場するのか。そしてLIVE後半は、乃木坂46の楽曲をパフォーマンスする。井上、中西のコメントは下記に掲載。

 

井上和 コメント

今回、代々木競技場第一体育館のような大きな会場で5期生だけの公演をすると聞いて、すごく驚きました。個人的には5期生が2年目に入ったので、歌もパフォーマンスも、乃木坂46のライブパートに関しても、総合的に全部底上げをしたいなと思います。何をとっても「去年とは違う!」と思っていただけたらうれしいですね。昨年の「新・乃木坂スター誕生!LIVE」は、もう「歌わなきゃ!」みたいな感じでカチコチだったので(笑)、次のステップに進みたいです。

 

番組で挑戦した曲でも、ちょっとアレンジが加わったりするライブならではの良さがあるので、大先輩のアーティストの方々の曲を歌わせていただく中にも“私たちらしさ”を出せるようなパフォーマンスができたらいいなと。それから、5期生の個としての強さはもちろん、チームとしての強さを見ていただけるライブになればと思っています。楽しんでいただけるLIVEをお届けできるように頑張ります。

 

◆コントへの意気込みは?

「新・乃木坂スター誕生!LIVE」は初挑戦という部分が大きくて、頑張って歌っている姿をファンの皆さんに見守っていただいて、感動するシーンが多かったと思うんです。番組でコントに挑戦しているからには、「このLIVE面白かった!」と思ってもらえるように、コントはもちろんMCパートでもちょっと一捻りするとか、面白さもプラスできるようにしたいです。

 

中西アルノ コメント

まずは『超・乃木坂スター誕生!』でもLIVEを開催していただけることがとてもうれしいです。去年の「新・乃木坂スター誕生!LIVE」を経験して、みんなガラッと変わった気がするので、成長できる場をつくっていただけたことに本当に感謝しています。前回はたくさんの人の前に立って一人で歌うことがみんな初めてで、思うようにいかなくて悔いが残っている部分も多かったんです。今回のLIVEでは、その思いを11人全員昇華させたいと思います。

 

番組の収録でもそうですが、「あの曲もっとこうできたのに」と後から思う曲が何曲かあるんです。「テレビで見た時よりずっとすごい!」と思ってもらえるように、そういう曲にもまた挑戦したいですね。前回は公演を通して頑張っている過程を見ていただく感じでしたが、5期生も2年目になるので、今回は結果重視で素直に内容を評価していただけるようなクオリティの高いライブにできたらと思っています。

 

◆コントへの意気込みは?

まだ全く予想がつかないんですが、回数を重ねてきてシリーズ化して、結構役が板についているものもあるんです。5期生の個性や意外な一面を出せるチャンスだと思うので、積極的に取り組んでいけたらいいなと思います。歌で泣かせたり、コントで笑わせたり、見てくださる皆さんを振り回せるようになれたらいいですね(笑)。

 

イベント情報

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」

会場:国立代々木競技場第一体育館

 

出演:乃木坂46(5期生) and more…

※出演者は予告なく変更となる場合あり

 

<日程>

2023年12月16日(土)夜公演 開場:午後5時/開演:午後6時30分

2023年12月17日(日)昼公演 開場:午前10時30分/開演:正午

夜公演 開場:午後5時/開演:午後6時30分

 

<チケット>

価格:9,800円 (税込)

乃木坂46モバイル会員先行:2023年10月31日(火)正午〜11月7日(火)午後11時59分

楽天チケット先行:2023年11月15日(水)正午〜11月19日(日)午後11時59分

一般先着受付:2023年12月2日(土)正午〜

 

主催・企画:日本テレビ

制作協力:Salvage

制作・運営:ソーゴー東京

 

イベント公式サイト:https://nogistar-live.jp

 

番組情報

『超・乃木坂スター誕生!』

日本テレビ

毎週月曜 深夜1時29分~1時59分

 

©日本テレビ

「ここまでSTU48を守ってくれて、ありがとう」今村美月・甲斐心愛・瀧野由美子に聞く10thシングルとセンター・キャプテンを務めるうえでの心がけ

瀬戸内を拠点とするアイドルグループ・STU48の10thシングル「君は何を後悔するのか?」が、2023年11月15日(水)にリリース。本シングルは累計8作でセンターを務めたメンバー・瀧野由美子の卒業シングルでもある。本稿では、10thシングル選抜メンバーの今村美月・甲斐心愛・瀧野由美子にインタビュー。「君は何を後悔するのか?」の聞きどころや、メンバーそれぞれの視点から見たセンター・キャプテンの「役割」についてもお話を聞きました。

左から)甲斐心愛、瀧野由美子、今村美月

 

◆「君は何を後悔するのか?」は瀧野さんの卒業シングル。先日、大阪で開催された「STU48 全国ツアー2023」の千秋楽にてファンの方々の前で初披露されましたね。

瀧野:いつもの初披露とは違う、自分にとっては最後の初披露。これまでとは異なる緊張感がありました。私が「初披露します」と曲振りするのも最後で、「このドキドキも最後なのか」という気持ちと「ファンの方に早くパフォーマンスを見てほしいな」というワクワクの気持ちが入り混じっていました。

 

甲斐:この曲は(瀧野)由美子が真ん中にいて、メンバーが由美子のほうに手を伸ばしているポーズから始まるんです。私はちょうど由美子の姿が目に入る位置にいたこともあり、楽曲に込められた思いを考え、気持ちを入れて歌う準備が自然とできました。由美子がセンターにいてくれると、やっぱり安心感があるんですよね。ただ、そんな頼もしい背中を見ながらパフォーマンスするのもあと何回かしかないと思うと、手が震えちゃって。袖で泣いてしまいました。

 

今村:初披露前にゆみりん(瀧野)が曲の説明をしてくれる時間があって。そのとき私は、ゆみりんのいちばん近いポジションにいました。いつも以上に緊張しているのが伝わってきたんです。一緒に活動してきて約6年半。ここまでの歩みがあって今日があるんだなと、ゆみりんの言葉を聞きながら思っていました。その思いを胸にしつつも、まずはファンの方々に楽しんでもらえるよう、この曲を好きになってもらえるよう、精一杯パフォーマンスしました。

 

◆瀧野さんが卒業すると聞いたとき、おふたりはどんな気持ちでしたか?

今村:私はみなさんに発表するよりちょっと前に卒業について聞いたのですが、ものすごく前向きな決意を感じたんです。前を見て決めた卒業なので、応援の気持ちしかないですね!……と言いつつ、やっぱり寂しさはあります。だって、6年半もSTU48の1期生として一緒にやってきたんだから。でもやっぱり、「よく頑張ってきたよね、私たち」と言って送り出したいなという気持ちが、今は強いです。

 

甲斐:レッスンなどの休憩時に冗談で「いつまでおるか、わからんよ(笑)」って笑い合っていたのに、いざ本当に卒業すると聞いたときは、簡単には受け入れられなくて。ファンの方に発表したときも、まだ由美子が卒業するという実感が湧きませんでした。それくらい、由美子がいるSTU48が当たり前だったから。いなくなることが想像つかなかったんです。でも、こうやって由美子と取材を受けるのも最後なんだと思うと、実感せざるを得なくなります。寂しい気持ちが強いですね。

 

瀧野:卒業するってメンバーに伝えたとき、泣いてくれる子が多くて。ファンの方々への発表のときも、ジャケット写真を撮るときにも涙を流してくれる子がいました。自分が卒業することをこんなにも惜しんでくれる、寂しいと言ってくれる人がいることが、素直にうれしかったです。そうやって自分のことを思ってくれるメンバーがいるから、卒業までグループのために、最後の最後まで頑張りたいなと思えるんですよね。STU48はそういうグループなんです。

 

◆改めて、「君は何を後悔するのか?」の聞きどころを教えてください。

瀧野:まず、10枚目のシングルという節目で自分の卒業シングルをいただけることが、本当に光栄なことだと思っています。歌詞は自分の気持ちとリンクする部分も多いのですが、改めて見てみると、とても深くて。いろいろな人の心に届く気がしています。これからもSTU48メンバーに歌い継いでほしい楽曲ですね。

 

今村:ゆみりんが言っていた深い歌詞と合わせて、私はメロディも好きです。初めて聞いたときにAメロのリズムがすごくオシャレで印象的でした。Bメロはゆったり、サビに向けて勢いがつくという流れもいい。オケで聞いてもカッコいいなと思える楽曲です。ノリノリでレコーディングしました!

 

甲斐:私はダンスですね。サビで思い悩む仕草をするなど、歌詞と連動しているんですよ。イントロとアウトロでスカートを持ってフワッとさせるといった、衣装を生かした振り付けにも注目してほしいです。また、1stシングル「暗闇」を彷彿とさせる振り付けが曲中にちらほらと出てきて、STU48の歩みを感じられるようにもなっているんですよ。節目となる10thシングルで1stシングルの振り付けを入れることに意味があると、私は思っています!

 

瀧野:MVもぜひ見てほしいです。STU48のMVは、瀬戸内のきれいなロケーションでいつも撮影していて、今回は瀬戸内7県すべての場所で撮影しました。メンバーそれぞれが担当する県で撮影し、その日の夜にみんなで集まってダンスシーンの撮影をしたんです。MVで瀬戸内のいいところを見ていただけると思うので、ぜひ聖地巡りをしてみてください!

◆実は私、兵庫県出身なんです。

瀧野:そうなんですか!じゃあ、STU48だ。

 

◆以前に石田千穂さん・高雄さやかさん・中村舞さんにインタビューしたときも、同じことを言っていただきました(笑)。

今村:みんな、すぐに仲間にしたがるから(笑)。

 

甲斐:STU48へようこそ!じゃけえ、テープレコーダーが青色だったんですね。

 

◆そ、そうなんです!改めて、地元の魅力を伝えてくれるみなさんを、これからも応援していきます!

3人:ありがとうございます!

 

「みんなで背負っていければと思っています」

◆ここまでいろいろとお話をうかがってきましたが、瀧野さんはこれまでも多くの楽曲でセンターを務めてきました。アイドルグループのセンターとして、心がけていたことはありますか?

瀧野:心がけていたこと……。私は他の48グループのセンターさんと比べて、頼りない部分が多くて。だから、最初にセンターになったときから、いろいろな人に助けてもらわないとダメだろうなと思っていました。自分ひとりの力ではできないと最初から分かっていたので、メンバーみんなが味方になってくれるセンターでありたいなという気持ちが強かったんです。ファンの方々はもちろんですが、まずはメンバーに認めてもらいたいなって。その気持ちはずっと変わらなかったですね。

 

あと、センターになってから、より気を引き締めていたのは体調管理。任せてもらう分、他の子よりもいろいろなところへ行くことが多くなるし、代表として活動させてもらうことも増えるので、迷惑をかけないように体調はしっかり管理していました。お休みの日でも仕事の面での体調やモチベーション維持を第一に考えていましたね。

 

◆体が資本なんてよく言いますが、仕事をしていて、本当にその通りだと感じています。

瀧野:そう。体が資本なんです。もちろん、無理し過ぎはよくないですけど、頑張れるところは頑張っていました。

 

◆頼りない部分が多かったとのことですが、甲斐さんはさきほど頼もしい背中を見てきたとおっしゃられていました。きっと、頼りがいのあるセンターだったんだと思いますし、瀧野さんが心がけていたことはメンバーみなさんにも伝わっていたんじゃないかと思います。

瀧野:ありがとうございます……!

 

◆今村さんは、2020年からSTU48のキャプテンを務めていらっしゃいます。就任してから、心がけていることはありますか?

今村:いいのか悪いのかは分かりませんが、個人に肩入れし過ぎないようにしています。誰かの話を親身になって聞くのも大事だと思うのですが、それぞれに頼りにしているメンバーがいるので、すべてを私が聞かなくてもいいのかなと思っていて。もちろん、相談してくれる子たちとはちゃんと向き合って話を聞くし、話をしたいなと思うときには聞きます。ただ、「この子が心配だから、注力して話を聞いてあげる」みたいな、そういう差は付けないようにしたくて。みんなを同じ目線で見られたらいいなと思っています。私自身もフラットで見てくれる人が好きなので。

 

◆なるほど。

今村:私が話を聞くことを、逆に負荷に感じるメンバーや場面もある気がするんですよね。例えば、心愛は後輩と同じ目線でワチャワチャしていることが多いから、なかには親しみやすい心愛に相談しやすいという子もいるんじゃないかな。1期生のみんなは、私に任せっきりにしたくないとも言ってくれています。みんながグループのことを思ってくれているからこそ、今の自分の在り方でいられているんだろうなぁ。特に1期生みんながもう、リーダーみたいな感じです。

 

◆甲斐さんはセンター・キャプテンでの2人の活動を見て、どのように感じていますか?

甲斐:レッスンやいろいろな活動があるなかで、誰もが年齢の離れたメンバーと最初から仲良く接する余裕が持てるわけではなくて。でも、由美子は当たり前のように、中学生で何も分かっていなかった私と最初から仲良くしてくれました。家まで一緒に帰ってくれたこともあったなぁ。そんな由美子がセンターの重圧に苦しんでいる姿を見たとき、こんなに近くにいるのに、由美子がSTU48を守ってくれていたことを全然分かっていなかったと痛感して。由美子本人は言わないだろうけど、自分の言葉がSTU48のイメージになるから、責任感を持って、慎重に考えて行動・発言をしていたと思います。いろいろな行動でSTU48を守ってくれました。本当にありがとう。

 

瀧野:こちらこそ、ありがとね。

 

甲斐:みちゅ(今村)は、周りに完璧、完璧と言われ過ぎて、完璧を求められすぎて一度大変になったことがあって。いつかのコンサートの後に、「みんなの前に立って何かを言ったり、場を引き締めたりするのが性格的に無理」と泣いてしまったことがあったんです。みちゅは負けず嫌いで、みんなでいいものを作りたいという気持ちが強い子なのに、そうやって爆発している姿を見て、私も一緒に泣きました。私に何ができるか分からないですし、そういうときに話を聞けないタイプなのですが、隣にいて一緒に泣くことはできます。その行動が正しいか分かりませんが、みちゅだけに任せるのではなく、みんなで背負っていければと思っています。

 

今村:ありがとう。頼りにしてる。

 

甲斐:うん、みちゅはね、今の感じでいいよ!分からんと言いながらキャプテンをやっているのが、みちゅのキャプテンの形だとも思うし、今のSTU48がそれで成り立っていると思うから!

 

瀧野:こういうメンバーがいるSTU48を、これからもよろしくお願いします。

 

PROFILE

STU48

国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ。瀬戸内(SeToUchi)の頭文字からSTU48(エスティーユー フォーティエイト)と命名される。瀬戸内7県を巡業公演しながら、全国に「瀬戸内の声」を届ける活動とパフォーマンスを展開中。

 

今村美月

●いまむら・みつき…2000年2月19日生まれ。広島県出身。O型。STU48の1期生。

https://twitter.com/michu219_stu48

 

甲斐心愛

●かい・ここあ…2003年11月28日生まれ。広島県出身。B型。STU48の1期生。

https://twitter.com/k_cocoa1128

 

瀧野由美子

●たきの・ゆみこ…1997年9月24日生まれ。山口県出身。O型。STU48の1期生。

https://twitter.com/stu48_yumianko

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/M.TOKU

 

INFORMATION

■リリース情報

10th Single『君は何を後悔するのか?』

2023年11月15日(水)発売

※Type A・B・劇場盤の3形態でリリース。

先行配信リンク:https://lnk.to/stu48_kimiwananiwokoukaisurunoka_senkou

 

■コンサート情報

STU48 瀧野由美子 卒業コンサート

2023年11月3日(金・祝)広島県・広島グリーンアリーナ

※リリース情報・公演詳細はSTU48公式サイトを参照

 

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/

STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_

STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/

STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

想像し得なかった快挙を達成 「イカゲーム」 の魅力と影響を識者が解説!

「イカゲーム」はなぜここまで人々を魅了したのか? シーズン1を振り返りながら映画ライターの
よしひろまさみちさん、SYOさんのおふたりに、徹底解説してもらった!

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

Netflixシリーズ「イカゲーム」
シーズン1独占配信中
シーズン2独占配信予定

 

映画ライター・SYOさん

映画、ドラマ、アニメからライフスタイルまで幅広く執筆。これまでインタビューした人物は300人を超える。

 

映画ライター・よしひろ まさみちさん

様々な媒体で映画のレビューやインタビュー記事を執筆。テレビやラジオ、ニコ生などでも映画の紹介を手掛ける。

 

超良質な脚本が世界的大ヒットの原動力に

「イカゲーム」が世界的大ヒットを成し得た背景として、映画『パラサイト 半地下の家族』が国際的に評価され、アジア系エンタメに注目が集まるようになったことは無視できない。しかしそれ以上に、Netflixにてパッケージ化され、世界配信されたことが大きいと、よしひろまさみちさんは分析する。

 

「“配信日に全話アップ”の強みを非常に生かした作品です。テンポが良く展開が早いので次が気になり、勢いで観ちゃうんですよ。しかも全9話は韓国ドラマにしては短く、イッキ見にもちょうど良い。質も高いので口コミで広まり、社会現象化したと思います」

↑エミー賞の主演男優賞受賞や女優賞のノミネートで、俳優個人にもスポットライトが

 

とはいえ、「本作のヒットは脚本の良さに尽きる!」と続ける。

 

「捨てキャラも無駄なシーンも皆無。必要なエピソードのみで簡潔に構成されているのがスゴい。視覚的な見せ方も上手いです。本作のシンボル的な少女の巨大人形を使った『だるまさんが転んだ』を最初に持ってくるのも絶妙。初回から人が死にまくる衝撃もあり、一気に世界観に引き込まれます」

 

またSYOさんは、別の視点から脚本を絶賛する。

 

「韓国のリアルな社会問題をデスゲームのなかに溶け込ませ、現実味を出して感情移入を誘うという話の組み立ても非常に巧妙です。要素に目新しさはありませんが、話の構築の仕方が斬新です」

 

こうして「イカゲーム」のヒットがもたらした影響は、アジア系エンタメの大快挙に繋がった。

 

「『パラサイト〜』のポン・ジュノ監督の功績でアジア系作品自体の価値は急上昇しましたが、パーソナルな方までには及びませんでした。しかし『イカゲーム』が大衆的な賞であるエミー賞で主演男優賞を獲得したことがアジア人俳優の価値も上げた。現に主演のイ・ジョンジェは『スター・ウォーズ』シリーズの新ドラマの主演に抜擢。これは5年前でも想像し得なかった快挙です」(よしひろさん)

 

イ・ジョンジェだけでなく、チョン・ホヨンはインスタグラムのフォロワー数が韓国女優1位(2049万人)に輝くなど、その影響力は計り知れない。

↑大ブレイクを果たしたチョン・ホヨン。国内外の作品に続々と出演が決定している

 

「本作のヒットと演者の活躍は、日本の俳優陣の希望にもなっています。ベテランになると役の幅が狭まる現象に悩まされがちですが、本作の多種多様なキャラを見て“演じられる役は沢山ある!”と元気づけられた話を俳優さんから聞きました。日本のエンタメ業界にも、良い影響を与えているのではないでしょうか」(SYOさん)

 

↑現在制作中のシーズン2もキービジュアルが公開。配信は来年以降になりそうだ

 

ここからはヒットにつながったポイントを6つピックアップ。未視聴の方も、参考にどうぞ!

 

【HIT POINT01】
内容はヘビーすぎるのに色使いやセットはポップ

“ゲームに負けたら即死亡”という超過酷な世界観にもかかわらず、登場するセットや色使いがポップな反面、どこかノスタルジック。プレーヤーは昭和感漂う緑のヘボピージャージ、運営側のスタッフはショッキングピンクのユニフォームを身に着けているのも特徴的だ。

 

■ワクワクさえしてしまう設定とは裏腹な色味とセット
「残虐なゲームが繰り広げられるとは思えないセットで、第1話から夢中に。これからいったい何が始まるんだ!? というワクワク感すらありますよね。デスゲームなのに(笑)」(よしひろさん)

↑1話のヨンヒ人形はインパクト大。韓国の教科書に登場する少女がモチーフだ

 

↑セットのカラーリングは、ファミコンゲームのグラフィックを思わせるようなポップさがある

 

↑キッズルームのような色合い&模様の部屋でゲームを行う。でも、負ければ即射殺だ……

 

【HIT POINT02】
多種多様なプレーヤーのバックボーンの描き方が細やか

癌の独居老人、脱北者、外国人労働者、詐欺師、トラブルを抱えたエリート証券マンなど、主要プレーヤーの性別、境遇は様々。彼らが大金を必要とする事情が丁寧に描かれているので、共感範囲が広い。

 

■切羽詰まった背景がわかりより感情移入しやすい!
「それぞれのキャラがゲームに参加せざるを得ない事情・背景がしっかりと描かれており、人間臭い。非現実的なデスゲームなのに、思わずどっぷり感情移入してしまいます」(よしひろさん)

↑ゲーム会場には、様々な事情により経済的に困窮した人々が集められた

 

↑脱北者のセビョク。施設にいる幼い弟を引き取り、ささやかな幸せを手に入れるために大金が必要だ

 

↑娘の親権を失ったギフン。娘がアメリカに渡ることを知り、親権を取り戻すためにゲームに参加する

 

【HIT POINT03】
誰もがプレーしたことがある懐かしい遊びに親近感!

カタヌキやビー玉遊びをはじめ日本人には馴染みの深い懐かしい遊び要素が満載で、世界観に入りやすいのも本作の魅力のひとつ。“韓国でも同じ遊びをするのか!”と、驚いた人も多いはずだ。

 

■レトロ要素はプレーヤーにもやさしい
「韓国の文化に疎い脱北者や出稼ぎ労働者が登場しますが、僕らに馴染み深いレトロ要素はそんな彼らでも理解できるものばかり。ゲームを展開しやすくする要素ともなっています」(SYOさん)

↑第2ゲームは「カタヌキ」。カルメ焼きでできており、日本のものよりサイズが大きい

 

↑第3ゲームの「綱引き」は、もはや未経験者はいないであろう。学生時代の運動会の定番競技だ

 

↑プレーヤー候補に招待状を配る男(コン・ユ)は冒頭、ギフンにメンコ勝負を持ちかけてきた

 

【HIT POINT04】
シンプルな子どもの遊びは観る者を惹きつけやすい!

デスゲームモノは、わりとルールが複雑なものを参加者が強いられることが多い。しかし本作はだるまさんが転んだ、カタヌキ、綱引き……など、シンプル&簡単なものばかりで非常にわかりやすい。

 

■ルールを知らない欧米人でもすんなり理解できるのがイイ
「まったく知らない欧米の視聴者でも、一見すれば理解できるゲームばかりなのもヒットの理由のひとつ。イカゲームだけはやや複雑ですが、小学生男子が好きそうなルール(笑)」(よしひろさん)

↑日本のデスゲームモノを多数観てきた監督は「ゲーム内容が複雑」と考えていたそう。そこで、敢えて子どもの遊びを取り入れたのだとか

 

↑カタヌキをやらされるとは知らずに、4つのなかから絵を選ぶ。“傘”を選んだときの絶望たるや……

 

↑「飛び石渡り」は、強化ガラスのみを選んで2列のガラスの橋を渡り切る。単純だが怖すぎる

 

【HIT POINT05】
ドメスティックな社会構造が重厚なストーリー構築に一役

格差や貧困、国家分断といった韓国独特のリアルな社会構造が、劇中ではキャラを通して繊細に描かれている。そのおかげでデスゲームの非現実感が薄れ、ドラマ全体に重厚感を与えているのもポイントだ。

 

■エンタメ作品でありながら韓国ならではの問題にも斬り込む
「ファン監督は自身の経験から“厳しい格差への問題提起”を本作のテーマのひとつとしています。社会問題とエンタメ性を絶妙なさじ加減で配分した手腕は、さすがの一言です!」(SYOさん)

↑自動車メーカーにリストラされたギフン。抗議ストライキにも参加していたが、現在は借金まみれで母は病気だ……

 

↑エリートのサンウは先物取引で6億円もの負債を作り、転落人生に。競争社会の犠牲者とも言えよう

 

↑給料未払いの出稼ぎ労働者・アリ。訴えても取り合ってもらえず、社長に重傷を負わせてしまう……

 

【HIT POINT06】
けっこう気になっていた(!?)運営サイドの裏側が見られる

プレーヤー側の視点で物語が展開していくのは常だが、本作ではゲームの運営側の動きが描かれているのも見どころ。ゲームの準備や遺体の処理を、結構苦労しながらすべて人力でやっている姿が描かれているのだ。なかには謀反者もいるなど、決して一枚岩ではないところも興味深い。

 

■運営側の“舞台裏”が人間臭くて面白い!
「ゲーム終了後に床の血をせっせと掃除していたり、内緒で勝手に遺体の臓器を取り出して売っている作業員がいたり……。実は結構気になっていた運営側の人間臭い裏側が絶妙に描かれていて、新鮮です」(SYOさん)

↑作業員も何者かに集められ使役されている。一見皆従順に動いているが、そうでもなく……

 

↑刑事のジュノが作業員としてゲームに潜入。彼の動きを通して“舞台裏”が見えてくる

 

↑プレーヤーの遺体も、1体1体手作業で作業員たちが棺桶に入れているのだ

 

(C)NETFLIX, INC. AND IT’S AFFILIATES, 2023. ALL RIGHTS RESERVED.

いまこそ「イカゲーム」はいかが? スピンオフ番組スタート前に総復習!

Netflix史上最大の大ヒットドラマをベースとした実写スピンオフ番組「イカゲーム ザ・チャレンジ」が、配信間近。「イカゲーム」がトレンドワード入りする前に、本家ドラマをプレイバック!

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

Netflixシリーズ「イカゲーム」
シーズン1独占配信中
シーズン2独占配信予定

 

スピンオフの配信目前! 世界観を復習しておこう

世界94か国で視聴ランキング1位を獲得したNetfix発のオリジナルドラマシリーズ「イカゲーム」。2021年の配信当初、配信開始から28日以内に視聴した世帯数は1億4200万人に及び、Netfix創設以来の大ヒットを記録。その後エミー賞で6冠を達成するなど、一大ムーブメントと化したのは記憶に新しい。

そんなモンスター作品の実写スピンオフ番組「イカゲーム ザ・チャレンジ」が11月に配信を控えている。同番組はドラマの世界観を踏襲した、賞金を懸けたリアリティーショーということで、ドラマへの注目度が再びアップしそうな予感。そこで改めて、「イカゲーム」シーズン1のおさらいをしつつ、そのヒットの背景についてみっちり深掘りしてみよう!

 

【ストーリー】

金銭的に逼迫した人々のもとへ、謎のゲームの招待状が届く。職業も年代もバラバラの456人の参加者たちは秘密の場所に閉じ込められ、賞金456億ウォン(約44億円)を懸けたゲームをさせられることに。その内容は誰もが子どもの頃にやったことのある懐かしい遊びばかりだ。ただし、ゲームに負けると待っているのは死……。果たして勝ち残るのは誰か、そしてこのゲームの真の目的とは?

 

■「イカゲーム」の主な受賞歴

●第79回ゴールデングローブ賞(2021)
テレビ部門 助演男優賞(オ・ヨンス)
●第31回ゴッサム・インディペンデント映画賞(2021)
ブレイクスルーシリーズ(長編)賞
●第74回プライムタイム・エミー賞(2022)
監督賞、主演男優賞(イ・ジョンジェ)、ゲスト女優賞(イ・ユミ)、視覚効果賞、スタント賞、美術賞
●第28回SAGアワード(2022)
テレビ部門 主演男優賞(イ・ジョンジェ)、主演女優賞(チョン・ホヨン)、スタントアンサンブル賞
●インデペンデント・スピリット賞(2022)
テレビ部門 主演男優賞(イ・ジョンジェ)

 

ベテランから演技派アイドルまで……
シーズン2もキャストがスゴい!

制作中のシーズン2ではイ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、コン・ユが続投する。さらにチェ・スンヒョン(元BIGBANG)やイム・シワン(ZE:A)、カン・ハヌルなど若手演技派の出演が決定。Netflixドラマ「セレブリティ」などで頭角を現したパク・ギュヨンも出演することで、キャスト面からも期待が高まる。

 

(C)NETFLIX, INC. AND IT’S AFFILIATES, 2023. ALL RIGHTS RESERVED.

岡咲美保にとって声優は「自分じゃないものにならせてくれる場所」、歌は「自分に帰れる場所」- 3rdシングルインタビュー

声優・アーティストとして活動する岡咲美保が、3rdシングル「ココロトラベル」を2023年11⽉1⽇(⽔)にリリース。アーティストデビューから2年。ここまでの歩みのなかで彼女は、音楽への向き合い方が変化してきたという。声優は「好奇心を満たしてくれる、自分じゃないものにならせてくれる場所」、歌は「自分に帰れる場所」と言葉にする彼女に、3rdシングルと、ここまでの歩みについてお話を聞きました。

岡咲美保

 

◆アーティストデビューしてから2年が経ちました。振り返ってみて、どんな2年でしたか?

イベントに出演したり、テレビ番組で歌唱したり、いろんな写真を撮っていただいたりと、初めてのことがたくさんあったので、「まだ2年しか経っていないの!?」という気持ちがあります。一方で「もっとこうしたいな」という課題を見つけて、その階段を昇っているという感覚もずっとあって。そういう意味では、長い時間でもあったような気がしています。長いような短いような、そんな2年間でした。自分について考える時間がものすごく増えましたね。

 

◆声優としての活動では、自分よりも演じるキャラクターのことを考えることが多い。

そうなんです。私は自分を無にして役を入れるタイプなので、むしろ自分の存在が邪魔になることも多いんです。

 

◆歌唱力に定評がある岡咲さんですが……。

いやいや、それどこ情報ですか!?(笑)

 

◆もう各所からそういう声を聞きます(笑)。もともと歌は好きでしたか?

めちゃくちゃ好きですね。小さい頃から家で歌っていたと家族からも聞いていますし、中学生くらいからはお友達とカラオケに行ってアニメソングをはじめ、いろいろな曲を歌ってきました。アーティストは歌うことが仕事なので、カラオケとは違いパフォーマンスに落とし込む責任があります。それでも、音楽が好きという気持ちは変わらず、歌う時間は楽しいですね。

 

◆2年で音楽への思いや聞き方、聞く楽曲は変化していると感じていますか?

はい。「私が歌うなら、きっとこういう楽曲のほうが自分の声を活かせるかな」という聞き方をするようになりました。また、レコーディングやトラックダウンという楽曲制作の作業も、最初はお任せをしていたのですが、最近は「こうしてみたいです」と自分の意見を言えるようになったんです。音楽の理想像の輪郭が、少しは見えてきたのかも。ただ、これは現時点での私の理想。まだまだ変わっていくと思うので、完成形ではありません。

 

◆活動のなかでさまざまなアーティストの方と共演されることもあります。みなさんのステージやパフォーマンスを見て、刺激を受けることはありますか?

めちゃくちゃ受けます。みなさん、ものすごく視野が広いんですよね。ファンの方々の気持ちに応えるためにどうすればいいか、しっかりと考えて向き合っていらっしゃる。自分はまだまだだと痛感する日々です。ただ、得意なことを伸ばすほうがこの世界は合っていると思うので、刺激を受けつつ、自分の音楽ではどういう形で活かせるのかを考えるようにしています。刺激を受けたものをそのままアウトプットするのではなく、しっかり自分の中にインプットしてから表現に活かすようにしていますね。

 

◆「この人はすごい!」と、印象的だったアーティストの方は?

angelaさんです。同じキングレコードの大先輩で地元も一緒なので、すごく優しくしていただいていて。「Animelo Summer Live (アニサマ)」の舞台裏でも、いろいろとお話してくださいました。その「アニサマ」の舞台で感じたのは、angelaさんのエネルギー。私はお客さんに楽しんでもらおうと思うと、体が硬くなっちゃうタイプなんです。ただ、angelaさんは「アニサマ」のトリという大役だったのにも関わらず、エネルギーを最大限にお客さんに届けていました。それをお客さんが受けて、同じエネルギーを返していたんです。その様子を見て、シンプルに感動しました。MCでの盛り上げ方も含めて、「これぞエンターテインメント」というものを見せていただきました。

 

◆この2年で特に印象に残っている活動をひとつ挙げるとすれば?

ライブデビューとなった「リスアニ!LIVE」ですね。初めてアーティスト・岡咲美保として有観客のライブの舞台に立ったんです。準備する段階で不安の極限までいき、それがいつの間にか突破して本番では「あっ、もうやることをやるだけだ」という悟りの境地を開くまでに至りました(笑)。それぐらい自分を追い詰めたことも相まってか、ステージから見た景色にとても感動しました。

 

◆コンテンツ関係では大きな舞台で歌を披露する機会もあります。そのときとソロアーティストとして歌う場合では、感覚が異なる?

「あり方」が変わるんですよね。キャラクターを背負っているときは、その子と仲良くすることに集中しているんです。一方、アーティストとしてステージに立つときは「こうすれば喜んでもらえるかな」と考えることが多くて。自分でも「岡咲美保には価値がある」と思えるようなパフォーマンスをしたいなと思う分、力がより一層入るかもしれません。

 

◆キャラクターとしてステージに立つときは、そのキャラクターが後押ししてくれたり、傍にいてくれたりという感覚があるのかもしれないですね。

ですね。身振り手振りも「この子だったらこうする」というのが思い浮かぶんです。ただ、それがアーティスト・岡咲美保となると急に難しくなって。日々、勉強中です……!

 

決め手は「私の声で再生できる」

◆そんな活動も経て、この度、3rdシングルがリリースされます。表題曲「ココロトラベル」はご自身がリムル=テンペスト役として出演されているアニメ『転⽣したらスライムだった件 コリウスの夢』のED主題歌です。

以前にリムル役として作品の楽曲を歌唱する機会はありましたが、まさか岡咲美保としても歌わせていただけるなんて。とても驚きましたし、思ってもいなかった幸せが舞い込んできました。その分、期待に応えたいという思いと、責任もすごく感じて。うれしいという気持ちと同時に「どうしよう、どう作っていこうか」という気持ちもありました。

 

◆「ココロトラベル」は、コンペで募ったもののなかから選んだ楽曲だとお聞きしました。

コンペで集まった楽曲は、どれも『転スラ』らしいものだったんです。どの曲も未来が見えて迷いましたが、最終的に決め手となったのは「私の声で再生できる」という点。どれもいい曲でしたが、今回はリムルの傍にずっといた私として歌おうと思っていたので、私の声に合うという点を重視して選びました。

 

◆それは、ずっと『転スラ』と共に歩んできた岡咲さんならではの選び方な気もします。

そうかも!『転スラ』と出会ってから、1週間のなかでリムルにならない日が本当にないんですよ。私の声優人生を変えてくれた作品なのでその分、思い出もたくさんあるんです。リムルと出会っていない世界線の自分が考えられない。心の深いところにまでリムルがいます。

◆レコーディングで意識したポイントは?

真っすぐ出てきた自分の声を受け止めて歌いました。いつもならちょっと気になるような声の表現やリズム感、あとはピッチが多少ズレても、「こっちのほうが思いが伝わるならそのほうが良い」と思えたんですよね。そういう意味では、わりと肩の力を抜いて歌えました。リムルと『転スラ』が大切だという気持ちに浸っていたら、いつの間にかレコーディングが終わっていたんです。

 

◆どこも聞きどころではあると思いますが、なかでも読者の方に注目してほしいポイントは?

自分の旅路を慈しめる、愛して受け止めるというような歌詞がすごくすてきで。いいことがあった日はもちろん、ちょっと上手くいかなった日も「でも、こういうところを自分は頑張ったよね」というマインドに切り替えてくれるような、ストレスフリーな楽曲だと思っています。

 

「歌」は「自分に帰れる場所」

◆本シングルに収録されているもう1曲「キボウノレシピ」についてもお伺いします。こちらもご自身がミリー役として出演されているTVアニメ『とあるおっさんのVRMMO活動記』のED主題歌ですね。

私、主人公のアースが流行りに流されず、好きなことを楽しむ様子がすごく好きなんです。なので、「自分の好きという気持ちを大事にしよう」というテーマで、コンペで楽曲を募りました。本作のED主題歌は、温かい気持ちになって、笑顔になれるのが理想かなと思っていたんです。「キボウノレシピ」は、それにピッタリな楽曲でした。また、「君と君と君と」という歌詞の部分では、ライブでいろいろな方向を指さしている様子が見えたんです。そういうみんなを巻き込んで歌えそうな雰囲気が、アースがギルドに入ったり、ゲームの世界の主要キャラクターが彼に寄ってきたりする様子とシンクロするなと思ったんです。

 

◆アースの周りには自然といろいろな人が集まってきますよね。

誰かに気に入られたいから自分の形を変えるのではなく、自分の好きを貫き、それをみんなが気に入ってくれた結果、周りに人が集まってくる。アースは望んでいるかどうか分かりませんが、それってひとつの理想形ですよね。アニメで得た気持ちをさらに後押しできる楽曲になればと思いながら、レコーディングしました!

◆ライブ映えしそうな楽曲でもありますよね。岡咲さんはライブでどんなことをやってみたいですか?

ありがたいことに、2024年1月27日にワンマンライブの開催が決定しました!いまはそちらに向けてスタッフさんと一緒に、どんなライブにしようか考えているところです。まだ見えていない部分も多いですが、自己紹介せずとも、パフォーマンスを見たら「岡咲美保ってこういうアーティストなんだな」と伝わるような、自分らしさを詰め込んだライブにはしたいですね。いつかやってみたいのは、トロッコに乗ってお客さんの近くにいくこと!グッズを掲げたファンに、アーティストが手を振り返すというあのシーン。自分がお客さんとしてライブに行くときも、あの時間がすごく好きなんですよ。ファンの方と距離の近いライブができたら、自分の活力にもなる気がします。感謝の気持ちを返せるライブをしていきたいですね。

 

◆ここまでいろいろなお話ありがとうございました。では、ご自身にとって「声優」「歌」とはどういう存在になっているか、教えてください。

「声優」は「自分じゃないものにならせてくれる場所」。私、小さい頃はなりたいものがたくさんあって、定まらなかったんです。ただ、いろいろなものになれるのが声優。なってもいいと認めてくれる場所なんです。『転スラ』でいえば、現実世界でスライムには絶対になれないですし、リムルは元をたどると男性。そういう自分の姿形関係なく、声だけで旅ができる声優は、自分の好奇心を満たしてくれるものです。「歌」はそれとは逆に、自分に寄り添ってくれる場所。私、小さい頃から歌っている自分が好きなんですよ。自分を認められるのが歌っている時間でした。ふだん言葉で伝えられないことも、歌詞に寄り添ったら伝えられることもあります。言葉よりも自分を無理なく表現できる距離感が心地いいんですよね。「歌」は「自分に帰れる場所」だと感じています。

 

◆(こんなお話も!)今、岡咲さんが読者の方々に推したいエンタメは?

漫画ですね。少女漫画から入ったのですが、どんどん刺激が欲しくなって、ホラーにいき、今は人間の本心も赤裸々に描いている作品を読むようになりました(笑)。キラキラした世界を見られるエンタメももちろん大好きですが、現実ってこうだよなと思える世界をエンタメとして、芸術として昇華できる作品もすごいと思うんです。オススメは押見修造先生の作品や、郷田マモラ先生の『サマヨイザクラ』っていう作品。『サマヨイザクラ』は裁判員制度をテーマにしたサスペンスで、自分の下した判決が本当に良かったのかと向き合う作品です。ぜひ一度、触れてみてほしいですね!

 

PROFILE

岡咲美保

●おかさき・みほ…11月22日生まれ。岡山県出身。2021年9月15日に1stシングル「ハピネス」でアーティストデビュー。声優としての主な出演作は、『転生したらスライムだった件』リムル=テンペスト役、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』市川雛菜役、『とあるおっさんのVRMMO活動記』ミリー役など。

 

リリース情報

3rd Single「ココロトラベル」

2023年11⽉1⽇(⽔)発売

CD+Blu-ray盤:1,980円(税込)

通常盤:1,430円(税込)

 

ライブ情報

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024 ~キラメキブルーム~ supported by animelo」

2024年1月27日(土)神奈川・関内ホール 大ホール

 

WEB

公式サイト:https://www.okasakimiho.com/

公式X:https://twitter.com/okasakimiho_PR

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@okasakimiho_official

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/M.TOKU hair & make/楢林ミナコ(ヘアメイクフリンジ) styling/細田真弓 衣装協力/ADELLY

今注目の若手俳優・青木柚×伊礼姫奈×服部樹咲インタビュー。『EVOL』実写化の役作りは「私生活にも影響が」

現実に絶望し、自殺を図った3人の少年少女が織り成すドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』がDMM TVで11月3日に配信スタート。原作は漫画家・カネコアツシ氏による人気同名コミック。主人公の3人を演じるのは青木柚、伊礼姫奈、服部樹咲という注目の若手俳優だ。鬱屈した中学生を演じた3人だが、撮影は楽しく行われたよう。撮影中さながらのわちゃわちゃトークで舞台裏から互いの印象、今ハマっているモノまで語った。

(中央)青木 柚●あおき・ゆず…2001年2月4日生まれ。神奈川県出身。2016年公開の映画『14の夜』でメインキャストに選ばれる。映画『うみべの女の子』(2021)、『はだかのゆめ』(2022)、『まなみ100%』(2023)など主演作多数。ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(2023・日本テレビ系)ではキーマンとして話題を集めた。主演映画『The Night Before 飛べない天使』が12月15日(金)に公開予定。

 

【青木柚さん×伊礼姫奈さん×服部樹咲さん撮り下ろし写真】

 

「正義ってなんだろう」「とにかくワクワクだらけ」原作の魅力

(左)伊礼姫奈●いれい・ひめな…2006年2月7日生まれ。群馬県出身。4歳から俳優活動を始め、2016年にNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にレギュラー出演。2022年には1000名を超えるオーディションで映画『18歳、つむぎます』(2023)の主演に抜擢された。主な出演作にドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(2022・テレビ朝日系。2023年には劇場版が公開)、『離婚しようよ』(2023・Netflix)など。主演映画『シンデレラガール』が11月18日(土)に公開予定。

 

──原作漫画をお読みになった感想からお聞かせください。

 

青木 のめり込むように読みました! 舞台はヒーローが存在する街。ドラマで僕らが演じた3人が命を絶とうとしたときに、特殊能力が芽生えるという設定に引き込まれました。子どもと大人、善と悪といった相反するものたちの葛藤が丁寧に描かれていますし、とにかくワクワクだらけで早く続きを読ませてほしい! と思いました。

 

伊礼 絵も内容も斬新で「何で今まで読んでいなかったんだろう」と思うくらい面白かったです。しかも、いろんなメッセージが込められている。「正義ってなんだろう」と考えるきっかけになるほど、さまざまなモノを受け取りました。この実写化に出演できることが、すごくうれしかったです。

 

服部 私にとっては、漫画の面白さを教えてくれた作品です。初めて全部読んだ漫画が『EVOL』だったので、すごくインパクトが強くて。それまでは「何でみんな、ヒーロー作品にハマっているんだろう」と思っていたのですが、『EVOL』を読んで、メインキャラクター3人の個性が強くて愛おしくて、面白いなと思いました。

 

──原作に思入れが強い分、役作りで特に意識したことはありましたか?

 

青木 みんなビジュアル⾯を意識していたと思います。僕が演じたノゾミは、⽬が隠れるぐらい前髪が⻑く、映像ならではのCGや、マスクや合成などで前髪を短くする案も出ていました。ですが、その前髪もノゾミのアイデンティティーに直結する部分だと思い、こだわりたくて……ヘアメイクさんをはじめとするスタッフの皆さんの⼒をお借りして、前髪の⻑いスタイルで演じることができました。また、⾐装さんも原作そのままのTシャツを⽤意してくださり。チームで作り上げたノゾミだなと感じています。

 

伊礼 私の中でもヘアスタイルが大きかったです。漫画独特の髪型だし、実写化したらどうなるんだろうと考えていました。原作のアカリに寄せるために髪を切り、監督と一緒にビジュアルを作っていきましたね。目の強さを出すために、眉毛の角度にもこだわりました。アカリの表情を出すために、監督からは「もっと睨んで」と言われて。鏡を見てたくさん練習しました、私生活にも影響が出るぐらい(笑)。

 

服部 私も金髪にしたのが一番のポイントです。たぶんアカリはあの髪型にしたことでドーンと落ちたと思うけれど、私は金髪にすることによってギャルになりました(笑)。悪い言葉や勢いよく言うセリフが多く、監督からも「もっとギャルっぽく!」と言われるので、“マインドギャル”というのは保てるように頑張りました。

(右)服部樹咲●はっとり・みさき…2006年7月4日生まれ。愛知県出身。4歳からバレエを始め、国内外で数々の輝かしい成績を収める。俳優デビュー作となった映画『ミッドナイトスワン』(2020)で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に映画『日曜日とマーメイド』(2022)、ドラマ『競争の番人』(2022・フジテレビ系)など。映画『唄う六人の女』(2023)が10月27日(金)に公開したばかり。

 

──伊礼さんのように私生活に影響はありましたか?

 

服部 私は楽しんで生活していました(笑)。

 

青木 チャラかったです(笑)。

 

──撮影中に、一番印象に残っていることは?

 

青木 3人で空飛んだことじゃない?

 

伊礼・服部 あー……(笑)。

 

青木 あ、違うみたい(笑)。ビルの屋上にクレーンを運んで、ワイヤーで釣られて空中から3人で飛び降りたんです。あのシーンをきっかけに3人の距離が縮んだ気がしたけど……2人はどう?

 

伊礼 私はトラックで突っ込んで爆破されて、3人で笑い合うシーン。遅い時間なので寒かったし、撮影は大変だったけれど、ノゾミとサクラを見たときに、私自身も「この2人と、もっといろんなことをしてみたい」ってすごく思えたんです。金子(ノブアキ)さんも好きなシーンだとおっしゃっていました。

 

服部 言われちゃった! 私は3人で走って逃げてからの病院での屋上シーンが印象深いです。クランクインしてそんなに経っていないころで、空き時間が3、4時間あったんです。その間に、コンビニに行ってアイスを買って公園で遊んで。3人が仲良くなったのが、あの日だったと思うから。

 

青木 確かにそうだね。小中学生が遊んでいる公園で、金髪と、キノコと、前髪ギザギザの3人衆が馬の遊具に乗っているっていう(笑)。

 

服部 ブランコに乗ってから楽屋に戻りました。グッと距離が縮まった気がして、すごく楽しかったです。

 

「役者としても人間としても尊敬」高め合う若手俳優たち

 

──俳優としてのお互いの印象はいかがですか? まずは青木さんの印象から。

 

伊礼 青木さんは……って、恥ずかしいな(笑)。

 

青木 良いこと言ってよ!

 

伊礼 私は映画観賞が好きで、柚くんの作品も観ていたので、共演できるのがまずうれしかった。本人にも伝えましたけど、俳優としてすごく尊敬できる方です。実際に共演しても支えてもらいましたし、お芝居を近くで見ることができたのが一番うれしかったです。

 

青木 ありがとうございます!

 

服部 私は……。

 

青木 何詰まってるの!?

 

服部 役者としても一人の人間としても尊敬できました。周りへの気遣い、現場での居方、演技に対する姿勢を学ぶことができたので、感謝していて、仲良くなれたのがすごくうれしかったです。

 

──青木さんと服部さんから見た伊礼さんについても教えてください。

 

青木 アカリは3人の中でも深いところまで落ちていく役柄なんです。その役への密接度がすごいというか。もちろん裏側で伊礼さん自身がすごく落ちているわけではなく、僕らとも仲良く話しているんですけど、絶対に役と切り離しちゃいけない譲れない部分があるんだろうなって感じました。

 

服部 現場ではしんどいシーンを見たことがなかったので、完成作品を観て「こんなの撮ってたんだ!」って驚きました。柚くんの言う通り、アカリの闇の部分を演じる上で、譲れない部分があるのは本当に感じました。

 

青木 集中力の高さを垣間見た気がします。伊礼さんの年齢の頃の⾃分とは全然違ったなと。「無理しないでね」と思ってしまうくらい。自分も見習うべきところだなと思いました。

 

服部 3人で仲良くするときはわいわい楽しくやっているので、切り替えがすごい。3回くらい印象が変わったギャップが多い子です。会う前はしっかりしたイメージが強く、実際に会うとめちゃめちゃ可愛く、今は可愛い部分はそのまま、ひょうきんで面白い子って印象(笑)。

 

伊礼 え、ひょうきん? 今、意味を調べてもいいですか(笑)。

 

──ひょうきんの自覚はないと(笑)。では服部さんはどんな人ですか?

 

青木 自分の意思をしっかり持っているんだなと、表情からも感じました。「原作に忠実に」ということを一番大事に演じていたのが印象的です。服部さんが過去に出演した作品も拝見していましたが、サクラはどの作品とも違う役柄でしたし、素はどんな感じなのだろうとも思いました。一番年下だけど、服部さんに引っぱってもらいながら自分も演じることができた気がします。

 

伊礼 とても頼っていたし、心の癒やしを樹咲に求めていた気がします。現場にいるだけですごく落ち着くし、映像になると画になるし。独特な空気をまとっていて、包んでくれるような優しさを持っている方です。年齢は一つ下なんですけどね。

 

服部 うれしいです! 柚くんが言ってくれた「どの作品とも違う役柄」っていうのは今回、自分ではあまり自信がないところだったので。

 

青木 リップサービス、リップサービス(笑)!

 

服部 うわー残念(笑)!

 

NewJeans、BMSGからスイーツまで。10~20代が熱く語るモノ

 

──撮影中に流行っていたモノ・コトなどありましたか?

 

青木 NewJeansじゃない?(※韓国の5人組ガールズグループ)

 

服部 現場で踊っていたね。

 

伊礼 衣装がNewJeansに似ていて。撮影場所の雰囲気もエモくて、画になるところだったから「なんか踊りたくなっちゃうよね」って。

 

青木 その踊っている姿を見て、ひょうきんだなって思った(笑)。白い衣装と、病院の屋上のちょっと緑赤がかった照明を見て「NewJeansぽくない?」って。

 

──現場がNewJeansのミュージックビデオみたいだったんですね。

 

服部 そう、MVごっこしていました。

 

青木 韓国語も流行ったね。

 

伊礼 樹咲が喋れるんです。それに憧れて、喋れるようになりたいねって。

 

服部 ちょっとずつ教えました(笑)。韓ドラがすごく好きで、1年間ずっと見つづけていたらわかるようになりました。

 

青木 撮影が終わるまでにペラペラになるんじゃないかと言っていたけれど、全然ならなかったです(笑)。

 

──GetNavi webということで、今皆さんがハマっているモノも教えてください。

 

伊礼 ドーナツ! 2人におすすめのドーナツ屋さんを調べてきました! 2人は私よりも甘いモノを食べないタイプなので、甘さ控えめでパンに近い、でもちゃんとドーナツっていう、麻布十番にある「ダンボドーナツ」をおすすめします。

 

──美味しいドーナツは、インターネットで調べるんですか?

 

伊礼 はい。調べて実際に行って食べて、レポートを書いてます。私しか見られないですけど(笑)。

 

青木 えっ、それはお仕事に繋がるんじゃない?

 

伊礼 本にできるくらい食べに行きたいですね。甘いものを手で食べられるのが一番の幸福! 輪っかの真ん中に達する瞬間が一番好きで、そのためにドーナツを食べています。

 

──青木さんと服部さんはいかがですか? 趣味でも!

 

服部 趣味ほどではないけれど、最近始めたのは、おからパウダーで作る蒸しパン。タッパーにおからパウダーと卵、牛乳を入れてチンすればできます。それだけだと味がないから、焼いたお肉や野菜を上に乗せて食べています。

 

伊礼 体に良いコトしてる!

 

服部 手間がかかるから暴食防止になるし、ヘルシーでボリュームもあるんです。作り方はYouTubeで知りました。ダイエット系のパンレシピを上げている方がいて、いろいろ種類があるんですよ。バナナと、自分で作った甘くないクリームを乗せて、ラップで包んで切って断面がきれいなサンドイッチも作りました。

 

青木 僕はBE:FIRSTが所属しているBMSGという事務所です。「Be MySelf Group」の略で、「⾃分が⾃分のまま輝ける場所」という意味もあって。グループはもちろん、同世代のラッパーやシンガー、デビューを控えているトレーニーもいるのですが、その全員が唯⼀無⼆の輝きを持っていて。提供楽曲でさえも、⾃分ゴトのように表現されている様が、脚本を演じる⾃分にとって刺激的で……。

 

伊礼 熱がすごい。本当にハマってるんだね。

 

青木 それぞれの⼈間性が反映された⾳楽がすごく魅⼒的なんです。俳優は⾃分を表現するというより、役と向き合って演じる存在だけど、アーティストは⾃分⾃⾝を表現することが多いじゃないですか。BMSG は「⾃分はこうありたいんだ」っていうものを強く⾒せてくれるんです。

 

──熱く箱推ししてるんですね。

 

青木 BMSG を観ていると「⾃分もこうありたい」と、強く思えるというか。演技をしていないときの、⽇常⽣活の⾃分も⼤事にしたいなと。⾃分を⽀える⼤きな柱の⼀つがBMSG なんです。

 

ドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』

DMM TV 11月3日(金)配信開始

 

【ドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
監督:山岸聖太『正しいロックバンドの作り方』『もっと超越した所へ。』
出演:青木柚 伊礼姫奈 服部樹咲 金子ノブアキ 芋生悠 占部房子 西田尚美・石黒賢(特別出演)安田顕
原作:カネコアツシ『EVOL(イーヴォー)』(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
主題歌:Tempalay「Superman」(作詞、作曲:小原綾斗、編曲:Tempalay)

 

(STORY)
世の中に絶望し、自殺を図った3人の少年少女。病院で目を覚ますと彼らの身には、不思議な「異能力」が宿っていた。 その力は「ヒーロー」と呼ばれる、血統でのみ継がれる「正義の味方」しか持ち得ないはずのものだった──。

【フォトレポートPart2】79人合計250枚超の写真で送るJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「パーツ・機器・その他編」

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」が10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京ビッグサイトで開催中。連日大きな賑わいを見せているJMS2023で、各ブースを盛り上げるのがコンパニオンたち。彼女たちの活躍の様子を2回に分けて紹介します。今回は「パーツ・機器・その他編」と題して送るPart2には、79人のコンパニオンを紹介します。

 

関連記事:【フォトリポートPart1】60人超が登場!4年ぶりに開催したJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「車体・メーカー編」

 

 

【79人を一挙に紹介!】

 

<横浜ゴム>

星野ゆみ

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諏訪部響子

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香澄明希

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【香澄明希さんギャラリー】

 

青木陽菜乃

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【青木陽菜乃さんギャラリー】

 

<住友ゴム工業>

早川みゆき

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【早川みゆきさんギャラリー】

 

春槻奈々

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【春槻奈々さんギャラリー】

 

<ブリヂストン>

美里

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宮澤千夏

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<トピー工業>

塩谷成美

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<ニチコン>

江藤ゆか

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【江藤ゆかさんギャラリー】

 

芹澤せいか

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【芹澤せいかさんギャラリー】

 

<HW ELECTRO>

北郷ゆい

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【北郷ゆいさんギャラリー】

 

亀澤杏奈

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はらことは

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【はらことはさんギャラリー】

 

美波あみ

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【美波あみさんギャラリー】

 

<THK>

Reina+World

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鈴木珠優

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【鈴木珠優さんギャラリー】

 

YUNA

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haruna

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藤井美樹

【藤井美樹さんギャラリー】

 

小林明日香

【小林明日香さんギャラリー】

 

樋口希穂

【樋口希穂さんギャラリー】

 

<日本精工>

海凪よち

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【海凪よちさんギャラリー】

 

南実千晴

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【南実千晴さんギャラリー】

 

小田 カノン

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【小田 カノンさんギャラリー】

 

石本りこ

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【石本りこさんギャラリー】

 

松本ゆん

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【松本ゆんさんギャラリー】

 

<小糸製作所>

楠しおり

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荒井ゆき

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【荒井ゆきさんギャラリー】

 

佐東詩織

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【佐東詩織さんギャラリー】

 

<東海理化>

安西まりな

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【安西まりなさんギャラリー】

 

坂本 優

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桃田

【桃田さんギャラリー】

 

<豊田自動織機>

春名なこ

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【春名なこさんギャラリー】

 

夏目まなみ

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【夏目まなみさんギャラリー】

 

前原ひろ奈

【前原ひろ奈さんギャラリー】

 

藤田香澄

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【藤田香澄さんギャラリー】

 

<住友電工グループ>

瀬戸志織

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【瀬戸志織さんギャラリー】

 

小泉奈央

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【小泉奈央さんギャラリー】

 

<トヨタ紡織>

葵木ひな

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【葵木ひなさんギャラリー】

 

高瀬真実

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【高瀬真実さんギャラリー】

 

有栖未桜

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【有栖未桜さんギャラリー】

 

城谷心夏

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【城谷心夏さんギャラリー】

 

桜庭かよ

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【桜庭かよさんギャラリー】

 

<Ohlins Racing AB>

香月わかな

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【香月わかなさんギャラリー】

 

わかな

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【わかなさんギャラリー】

 

さかいゆりや

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【さかいゆりやさんギャラリー】

 

朝倉咲彩

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【朝倉咲彩さんギャラリー】

 

前田星奈

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【前田星奈さんギャラリー】

 

<豊田合成>

渡邉明日香

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【渡邉明日香さんギャラリー】

 

工藤沙良

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【工藤沙良さんギャラリー】

 

<日立Astemo>

安倍有里子

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【安倍有里子さんギャラリー】

 

横田りか(写真左)

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【横田りかさんギャラリー】

 

河本 恵

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【河本 恵さんギャラリー】

 

<矢崎総業>

波岡なみ

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【波岡なみさんギャラリー】

 

香野かえで

【香野かえでさんギャラリー】

 

<NOK>

中村美里

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【中村美里さんギャラリー】

 

あさみ やこ

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【あさみ やこさんギャラリー】

 

月野えみり

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【月野えみりさんギャラリー】

 

<DENSO>

神山愛莉

【神山愛莉さんギャラリー】

 

<日本特殊陶業>

相沢明日加

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【相沢明日加さんギャラリー】

 

栗本紗智

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【栗本紗智さんギャラリー】

<ミネベアミツミ>

坂口ゆき

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【坂口ゆきさんギャラリー】

 

遠藤絵莉菜

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【遠藤絵莉菜さんギャラリー】

 

<SANGO>

鬼塚すずの

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【鬼塚すずのさんギャラリー】

 

竹内ゆり

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【竹内ゆりさんギャラリー】

 

<NHKニッパツ>

小林琉唯

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【小林琉唯さんギャラリー】

 

成海 梓

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【成海 梓さんギャラリー】

 

泉 夢花

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【泉 夢花さんギャラリー】

 

<ALTIA>

羽瀬 萌

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【羽瀬 萌さんギャラリー】

 

<TPR>

伊達 望

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【伊達 望さんギャラリー】

 

<KAMIKAZE COLLECTION>

近藤みやび

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【近藤みやびさんギャラリー】

 

央川かこ

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【央川かこさんギャラリー】

 

Ai

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【Aiさんギャラリー】

 

広瀬晏夕

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【広瀬晏夕さんギャラリー】

 

雪音まりな

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【雪音まりなさんギャラリー】

 

<タカラトミー>

奥村美香

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【奥村美香さんギャラリー】

 

春霞

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【春霞さんギャラリー】

 

<キッザニア マツダ>

木村 楓

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【木村 楓さんギャラリー】

 

取材・撮影/編集部

【フォトレポートPart1】60人超が登場!4年ぶりに開催したJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「車体・メーカー編」

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」が10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京ビッグサイトで開催中。4年ぶりの開催となった今回から、「東京モーターショー」の名前が変わり、自動車業界の枠を超えた「モビリティ」の最新技術が披露されています。自動車メーカーだけでなくスタートアップなども加わり、過去最多の475社が参加。連日大きな賑わいを見せてます。そんななか、ショーを盛り上げるのが各ブースを彩るコンパニオンたち。彼女たちの活躍の様子を2回に分けて紹介します。今回は「車体・メーカー編」と題し、61人のコンパニオンが登場します。

 

関連記事:【フォトレポートPart2】79人合計250枚超の写真で送るJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「パーツ・機器・その他編」

 

【61人を一挙に紹介!】

 

<トヨタ>

湯川真結

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【湯川真結さんギャラリー】

 

澄音

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【澄音さんギャラリー】

 

<ホンダ>

津田知美

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【津田知美さんギャラリー】

 

沙倉しずか

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【沙倉しずかさんギャラリー】

 

廣川エレナ

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【廣川エレナさんギャラリー】

 

那津あやこ

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【那津あやこさんギャラリー】

 

広瀬 咲

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【広瀬 咲さんギャラリー】

 

池永百合

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【池永百合さんギャラリー】

 

吉原詩織

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【吉原詩織さんギャラリー】

 

二瓶由衣

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【二瓶由衣さんギャラリー】

 

仲 美由紀

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【仲 美由紀さんギャラリー】

 

<マツダ>

西本梨沙

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【西本梨沙さんギャラリー】

 

神崎由莉子

【神崎由莉子さんギャラリー】

 

<SUBARU>

本間萌夏

【本間萌夏さんギャラリー】

 

国分ひかり

【国分ひかりさんギャラリー】

 

岡田真菜美

【岡田真菜美さんギャラリー】

 

有本吏那

【有本吏那さんギャラリー】

 

相原夕舞

【相原夕舞さんギャラリー】

 

<三菱>

長谷川せいら

【長谷川せいらさんギャラリー】

 

浜嶋りな

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【浜嶋りなさんギャラリー】

 

安西茉莉

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【安西茉莉さんギャラリー】

 

友野ゆみ

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【友野ゆみさんギャラリー】

 

藤森マリナ

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【藤森マリナさんギャラリー】

 

<ダイハツ>

根岸しおり

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【根岸しおりさんギャラリー】

 

浅香えり花

【浅香えり花さんギャラリー】

 

瀬名あすみ

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【瀬名あすみさんギャラリー】

 

<BMW>

橘 京

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【橘 京さんギャラリー】

 

熊林保奈美

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【熊林保奈美さんギャラリー】

 

<BYD

黒澤恵理

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【黒澤恵理さんギャラリー】

 

西山絵里香

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【西山絵里香さんギャラリー】

 

村上 楓

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【村上 楓さんギャラリー】

 

菅田れもん

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【菅田れもんさんギャラリー】

 

葵井えりか

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【葵井えりかさんギャラリー】

 

田中彩央里

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【田中彩央里さんギャラリー】

 

遊馬りえ

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【遊馬りえさんギャラリー】

 

瀬田佳奈子

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【瀬田佳奈子さんギャラリー】

 

森菜津子

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【森菜津子さんギャラリー】

 

江戸川ひなの

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【江戸川ひなのさんギャラリー】

 

VEGA

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【VEGAさんギャラリー】

 

矢田初音

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【矢田初音さんギャラリー】

 

瀬谷ひかる

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【瀬谷ひかるさんギャラリー】

 

冨永夏生

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【冨永夏生さんギャラリー】

 

高宮じゅりあ

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【高宮じゅりあさんギャラリー】

 

早乙女るな

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【早乙女るなさんギャラリー】

 

<ヤマハ>

羽月優彩

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【羽月優彩さんギャラリー】

 

立花しおり

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【立花しおりさんギャラリー】

 

桜井ユミ

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【桜井ユミさんギャラリー】

 

<カワサキ>

新谷優月

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【新谷優月さんギャラリー】

 

<SUZUKI>

星乃由宇

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【星乃由宇さんギャラリー】

 

【純さんギャラリー】

 

遊木なつめ

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【遊木なつめさんギャラリー】

 

SUZUKI_中尾あんなさん

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【中尾あんなさんギャラリー】

 

杉野ヒマリ

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【杉野ヒマリさんギャラリー】

 

<三菱ふそう>

鶴田麗子

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【鶴田麗子さんギャラリー】

 

山口紗矢佳

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【山口紗矢佳さんギャラリー】

 

浅井菜々子

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【浅井菜々子さんギャラリー】

 

<いすゞ/UDトラックス>

羽田彩音

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RIRI

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【RIRIさんギャラリー】

 

初見あんな

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【初見あんなさんギャラリー】

 

水野夏恋

【水野夏恋さんギャラリー】

 

竹垣ゆきこ

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取材・撮影/編集部

戸次重幸「西田敏行さんが演じたあの猪八戒を受け継ぐことが、いまだに信じられないです」舞台「西遊記」開幕

1970年代にドラマ化され、一世を風靡した『西遊記』が装いも新たに豪華キャストで舞台版としてかえってくる。片岡愛之助さん演じる孫悟空らと一緒に三蔵法師のお供として天竺に向かう猪八戒役には戸次重幸さん。かつて西田敏行さんが演じ、コミカルさと愛嬌たっぷりの存在感で人気を博したこの役に、果たしてどのような生命を吹き込んでいくのか──。会話の中にも“西遊記愛”と“猪八戒愛”が溢れ出る戸次さんに、舞台への意気込みを伺いました。

 

戸次重幸●とつぎ・しげゆき…1973年11月7日生まれ。北海道出身。1993年、北海学園大学にて森崎博之、安田 顕、大泉 洋、音尾琢真とともに演劇ユニットTEAM NACSを結成。劇作家、演出家、作家、ナレーターとしても活躍。レギュラー番組に「SONGS」(NHK総合/ナレーター)、「おにぎりあたためますか」「ハナタレナックス」(いずれもHTB)など。近年の出演作にドラマ『スタンドUPスタート』、舞台TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-『幾つの大罪〜How many sins are there?〜』(作・演出・出演)など。

【戸次重幸さん撮り下ろし写真】

大泉洋とずっと物まねをして遊んでいたぐらい猪八戒が大好きなんです

──絢爛豪華なキャスト陣が集結した舞台『西遊記』が間もなく開幕します。最初に、出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

 

戸次 純粋に嬉しかったです。僕と同世代の方なら共感してもらえると思いますが、『西遊記』といえば堺正章さん主演のドラマの印象が強く、僕も大好きでした。もちろん、今作は当時のドラマの舞台化ではないのですが、とにかく『西遊記』という作品に携われることが幸せで。しかも、この共演者ですからね。誤解を恐れずに言うなら、お客さま以上に僕自身がこの舞台の稽古と本番を楽しみにしている自信があります(笑)。

 

──このインタビュー時はまだ稽古前の段階ですが、すでに台本は読まれたのでしょうか?

 

戸次 ええ。共演者の方々とも話したのですが、みんな口を揃えて言うのが、“新しい西遊記になっている”ということなんです。二部構成の舞台で、第一部は誰もが知るエピソードが盛り込まれ、第二部は完全オリジナルになっている。特に第二部は“ザ・エンターテインメント”といえるほど、さまざまなキャラクターが登場し、派手な演出も用意されているので、かなりの壮大さと新鮮さを感じていただけると思います。何より、僕が猪八戒を演じるというのが意外ですよね。だって、豚の妖怪なのに太っていないんですから(笑)。その意味では、“もしかして、かなり新しい部分を担っているんじゃないか……!?”という強い重責も感じています(笑)。

 

──猪八戒といえば、やはりドラマで演じた西田敏行さんのイメージが強いです。先日の製作発表の際、戸次さんも猪八戒役の西田さんをリスペクトされているとお話しされていましたね。

 

戸次 子供の頃から大ファンでした。大学時代も、よく大泉(洋)と一緒に物まねをして遊んでいましたね。例えば、美女に出会ったときの福島弁なまりの猪八戒のセリフとか。「あんれ、これまた、めんこい子でね~の」って(笑)。堺さん演じる悟空との掛け合いなんて、極上のコントを見ているようでしたから。それと、大好きだったのが猪八戒の筋斗雲で。彼の雲にはハンドルが付いているんですよ(笑)。で、たいてい黒煙をはきながら墜落していく。「あらぁ、調子悪いなぁ、あら、あら、あらららぁぁぁ〜〜〜」って(笑)。

 

──物まねがどれも激似なのに文字では伝わらないのがとても残念です(笑)。そうした熱い想いを、直接西田さんにお伝えしたことはあるんですか?

 

戸次 これが実はあるんですよ。30歳の頃にTEAM NACSが北海道から東京に進出して、個人としてもいろんなお仕事をさせていただくようになったのですが、僕が初めて東京で出演した舞台をたまたま西田さんが観に来られていたんです。それで、終演後に飲み会を開いてくださって。その後に下北沢のスナックにまでお呼ばれして(笑)。そのとき、ここぞとばかりに僕の“西遊記愛”を語り、当時のいろんなエピソードを根掘り葉掘りお聞きしました。やはり悟空と猪八戒の掛け合いの面白さは堺さんと西田さんのアドリブだったことなどを教えていただき、僕にとっては忘れられない、夢のような一夜でしたね。その西田さんが演じられた役を、約20年後に自分が演じるわけですからね。嬉しさや感慨がありつつ、まだどこか現実味がわかないというのが正直なところです。

 

──そこまで思い入れのある役だと、お芝居にも無意識のうちに西田さんの猪八戒像が滲み出そうですね。

 

戸次 どうなんでしょうね。でも、きっとオマージュ的な部分は少なからず出てしまうと思います。それに、台本を読む限り、マキノノゾミさんが書くセリフにも、“これ、西田さんが漏れ出てるよな……”というところがいくつかあるんです(笑)。ですから、もはや切り離せない部分があるんだと思います。とはいえ、そうやって過去の西田さんの素晴らしい猪八戒の表現を継承しつつ、やるからには戸次重幸なりの新しい猪八戒もお見せしていきたいなと思っています。

 

松平健さんの牛魔王、眼力だけで割り箸程度なら折れそうな迫力

──演出の堤幸彦さんとは2015年の舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』ですでに一度お仕事をされていますね。

 

戸次 舞台はそれ以来になります。ほかの作品でも、ドラマ『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』でゲスト出演させていただいたぐらいで。

 

──舞台の演出にはどのような印象をお持ちですか?

 

戸次 稽古中、役者に対して、いい意味でどこまで本気か分からない泳がせ方をする方ですね(笑)。「これ、本当に本番でもやるつもりですか?」と聞きたくなるような動きを我々に求めてくるんです。それで結局本番ではやらない(笑)。でも、きっとそれは堤さんの作戦のひとつで。そうやっていろんな方向性のお芝居を役者にやらせることで、最終的に“これしかない”と残る正解を浮き彫りにしていっているんだと思います。ですから、今回もそのムチャブリのような術中にはまりながら、楽しく、いいお芝居を作っていけたらなと思っています。

 

──お話を伺っているだけでも稽古が楽しそうです。

 

戸次 すごく楽しいですよ。でも、怖さもあります。というのも、堤さんは特に僕で遊びたがるんですよ(笑)。僕がなんでも言うことを聞くと思っているのか、“それ、絶対に作品を壊しちゃいますよ!?”というような演出を要求してくるんです(笑)。

 

──それだけ信頼が厚いということなんでしょうね。

 

戸次 どうなのかな(笑)。でも、そうだとしたら、役者にとってこれ以上嬉しいことはないですね。

 

──また、孫悟空を演じる主演の片岡愛之助さんとは昨年、舞台『奇人たちの晩餐会』で共演されました。そのときの印象はいかがでしたか?

 

戸次 皆さんがイメージされる、そのままの方です。裏表がなく、ユーモアがあって、それでいてお名前のとおり愛に溢れている。我々役者やスタッフたちだけでなく、お客さまのことをすごく愛していらっしゃって。また、御本人もおっしゃっていたことですが、愛之助さんは父子相伝で歌舞伎役者になられたわけではなく、養子として歌舞伎の世界に入られた方なので、役者の仕事が出来ることに対して感謝の気持ちでいっぱいなんですよね。だからこそ、誰に対してもとても優しく、愛に満ち溢れていらっしゃるんです。

 

──そんな愛之助さんが演じる孫悟空がとても楽しみです。

 

戸次 まだ稽古前ですが、僕の中ではすでに明確なイメージが出来あがっています。きっと朗らかさがあり、陽気な孫悟空になるのではないかなと。それに、マキノさんが書かれる悟空はすごく頼れる男なんですよ。それがとにかくかっこいい。堺さんが演じられた悟空もかっこよかったですが、お師匠さんを大事にしつつ、ちょっと暴れん坊のイメージがあったと思うんです。でも、今回の悟空にはハードボイルドさがあって。それを愛之助さんがあのミステリアスな笑顔で演じるわけですから、想像するだけで楽しみです。なんといっても、僕は笑顔の信用できない役者さんが大好きなので(笑)。

 

──(笑)。その嗜好はいろんなところでお話しされていますね。ご自身が作・演出される舞台のキャスティングでも“笑顔の信用できない役者を選ぶ”とよくおっしゃっています。

 

戸次 ええ。愛之助さんはその筆頭ですから(笑)。もちろん、これはお芝居の上での話ですし、僕にとっては最大級の褒め言葉です。本当に心から笑っているのか、それとも裏で何かを企んでいるのか……。そうやって勘ぐって見てしまうような演技をされる方が大好きで。その意味でも、愛之助さんはきっとこれまでにない悟空像を見せてくれるのではないかと思います。

──ほかにも、三蔵法師役の小池徹平さんや沙悟浄役の加藤和樹さんなど、豪華な旅の一行になっていますね。

 

戸次 お二人とも初共演なんです。ですから、どんな稽古になるのか楽しみですね。僕は本番以上に稽古が大好きなタイプなので、今からワクワクしています。また、『西遊記』のいちファンとして楽しみにしているのが松平健さん演じる牛魔王です。製作発表の場で初めてお会いしたのですが、存在感といいますか、醸し出すオーラや圧が半端なくて。目をカッと見開いたら割り箸程度なら折ることができるんじゃないかと思えるほどでした(笑)。まさに、牛魔王ですよ(笑)。それにキャラクターの設定も素敵なんです。台本を読むだけでも、人間の弱さを持った牛の妖怪という感じがして。それを松平さんがさらにどのように表現されていくのか、楽しみは尽きないです。

 

──牛魔王との立ち回りはあるんですか?

 

戸次 それについては本番までのお楽しみということで(笑)。ただ、猪八戒の殺陣はふんだんにあるということはお伝えしておきます。とはいえ、ちょっとだけ僕のなかで不安要素がありまして。日本刀を使った立ち回りは大好きですし、得意でもあるんですが、猪八戒が持っているのは鍬なんです。ビジュアル撮影のときに持ってみたのですが、これがとてつもなくバランスが悪い(苦笑)。日本刀は剣先が軽くて柄が重く、すごく振りやすい構造になっているのに対して、鍬は先端が重いんです。農具なので当然なんですが、これまで培ってきた殺陣のノウハウが生かされるかどうかが怪しくて。もしかすると、本番では撮影時のものとは違う鍬を用意していただけるのかもしれませんが、そこは課題の一つだなと感じています。

 

──なるほど。そのほか、稽古以外で楽しみにされていることはありますか?

 

戸次 やはり、稽古後の飲み会でしょう! と言いつつ、ここにも一つ懸念材料がありまして。今回はアンサンブルの方が18名もいるんです。さすがに全員を引き連れてお店に行くのは無理なので、どうしようかなと頭を悩ませています(笑)。

 

──稽古後の飲み会でのコミュニケーションは大切ですし、ちょっとずついろんな稽古場でも、そうした時間を作ることが解禁されてきていると聞きます。

 

戸次 そうなんです。それに、こうした飲み会を開くのは年上の義務だと思っているんです。というのも、以前、中井貴一さんと舞台で共演させていただいたとき、何度も飲みに連れていってもらったんですね。そのたびに恐縮していたのですが、貴一さんが言うには、「僕たちも先輩たちにたくさん奢ってもらってきて、その御礼をシゲたちに返しているだけだから」と。「だからシゲにも後輩ができたら、俺への御礼として後輩たちに同じように奢ってあげな。役者の付き合いってそういうものだから」とおっしゃったんです。その言葉が僕のなかに金言として残っていて。だからこそ、若い子たちを飲みに連れていきたいと思っているんです。とはいえ、もしかしたら、そもそも僕と飲みたくないと思っている人もいるかもしれませんけどね(笑)。そこは稽古を通して、探っていきたいと思っています。

 

今、“張り子”に多大な可能性を感じています

──ここからは、GetNavi webということで家電やマイブームのお話もうかがっていきたいのですが、最近購入されたガジェットなどはありますか?

 

戸次 直近だと、iPhone 15を発表されたと同時に予約して、すぐさま購入しました。もちろんPro Maxです。なぜかって? 老眼だからです(笑)。もう、Pro Maxのサイズじゃないと見えづらいんですよ(苦笑)。フォントの設定も、最大の大きさから2段階下ぐらいのサイズにしていて。妻からは、「文字でかっ! らくらくホンか!」ってツッコまれました(笑)。

 

──(笑)。スマホは新機種が出るたびに買い替えるほうですか?

 

戸次 いえ、そんなことないです。今回もiPhone 12からの買い替えなので、久々に新調しました。ストレージ容量はいちばん大きな512GBにしていますね。どうしたって家族の動画や写真が増えていきますから。今、1人目の子が小1なんですが、以前は写真をメインで撮っていたんです。でも、どんどんとカメラが高性能になっていったので、これはもう絶対に動画のほうがいいなと思い、最近は動画撮影が中心になっています。ですから、正直に言うと、512GBでも足りないくらいで。きっと近い将来は1TBとか2TBが標準装備になっていくでしょうし、もしそうなれば、子どもたちが生まれて成人するまでの成長の軌跡や記録を常に手元に持っていられるようになる。本当に便利な時代になったなと思います。

 

──では、最近はまっている趣味などは?

 

戸次 この前、息子が誕生日でNintendo Switchを買ってあげたんですよ。僕も人生で初めてマリオカートをやったんですが、ものすごくはまってますね(笑)。どうしてもコンピューターに勝てなくて、息子と2人でムキになってやっています(笑)。それと、最近になって始めた趣味といえば張り子です。

──張り子って、あの張り子ですか?

 

戸次 そうです。ダルマとか赤べことかの。これも家庭の話で恐縮なんですが、もともとは息子が自由研究の工作として張り子を作っていて、それを手伝ったことがきっかけだったんです。そしたら、息子以上に僕自身がのめり込んでしまって。

 

──張り子というと小学生の頃にお面を作った記憶がありますが、製作の過程は同じなのでしょうか?

 

戸次 基本は同じです。ただ、きっとそのお面は風船に新聞紙や和紙を貼って作っていったと思うのですが、本格的なものは木彫りの型を使うんです。この型が何よりも大事なんですよね。今、非常に張り子の可能性を感じています(笑)。

 

──完成したものはどこかで発表されるんですか?

 

戸次 せっかくなのでSNSなどで披露していこうかなと考えています。そのためだけにInstagramを開設しようかなと。やはり、誰かに見てもらうことでモチベーションも上がりますから。

 

──お会いするたびに趣味が増えていっているようですし、日々の生活を謳歌されていますね。

 

戸次 のめり込むとはまっちゃうタイプなんですよね。ここまで来たら、あとはもう作業場の確保ですね。アトリエを手に入れたい。それが今の一番の夢ですね(笑)。

 

 

日本テレビ開局70周年記念舞台
『西遊記』

(STAFF&CAST)
作:マキノノゾミ
演出:堤 幸彦
出演:片岡愛之助、小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、中山美穂、松平 健 ほか

(公演スケジュール)
大阪公演 2023年11月3日(金・祝)〜5日(日)オリックス劇場
福岡公演 2023年11月10日(金)〜23日(木・祝)博多座
名古屋公演 2023年12月27日(水)〜2024年1月2日(火))御園座
東京公演 2024年1月6日(土)〜28日(日)明治座

<札幌上映会&スペシャルトーク>
12月16日(土)、17日(日)カナモトホール(札幌市民ホール)

公式サイト https://saiyuki-ntv.jp/

 

撮影/小澤正朗 取材・文/倉田モトキ

ムロツヨシ×平手友梨奈『うちの弁護士は手がかかる』第2話の見逃し配信が220万再生を突破

ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分)第2話の見逃し配信が220万再生を突破した。

『うちの弁護士は手がかかる』左から)ムロツヨシ、平手友梨奈 ©フジテレビ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。

 

そんな本作の第2話(10月20日放送)の無料見逃し配信が220万再生を突破(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。10月30日時点)。なお、第1~3話の放送は現在、TVer、FODで見逃し配信中。

 

11月3日(金・祝)放送の第4話では、難解な刑事裁判の弁護を引き受ける蔵前・杏の“くらあん”と、そこに新たに加わる山崎慶太(松尾諭)。果たして、3人は真実にたどり着くことができるのか。

 

第4話(11月3日放送)あらすじ

蔵前勉(ムロツヨシ)たち「香澄法律事務所」の面々は、天野杏(平手友梨奈)が同僚たちの名前を覚えていないことを知って驚く。パラリーガルの丸屋泰造(酒向芳)や岩渕亮平(日向亘)、先輩弁護士の辻井玲子(村川絵梨)だけでなく、何と蔵前の名前も覚えていなかったのだ。蔵前は、相手のことを知り、情報を共有することで分かり合えてスムーズに仕事もできるようになる、と杏に助言するが…。

 

そんな折、杏は所長の香澄今日子(戸田恵子)に呼ばれ、山崎慶太(松尾諭)が手がけている強盗致死事件の裁判員裁判に協力するよう命じられる。今日子は、裁判員裁判は見栄えのいい人が有利という理由で、杏と山崎が協力して裁判に臨むように指示する。

 

被告人は30歳の日雇い派遣労働者・木原健太(戸塚純貴)。木原は、深夜人けのない路上で被害者の後藤敦(伊藤孝太郎)と肩がぶつかったと口論に。もみ合ううちに階段から転落した後藤は頭を強く打ち、病院へ搬送されたもののその後死亡。一度はその場から逃亡した木原は後に自首していたが、現場から後藤の財布とスマートフォンがなくなっていたことから、検察は強盗致死として木原を起訴していた。

 

山崎は、量刑が軽い傷害致死を主張するつもりだという。ところが杏は、このケースは強盗致死だといい、金品を奪ったことを認め、自首したことをアピールして減刑を狙うと言い出し…。

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』

フジテレビ系

毎週金曜 午後9時~9時58分

 

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか

 

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)

 

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)

おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)

西垣匡基(映画「犬、回転して、逃げる」(監督・脚本)、「さよなら、ハイスクール」ほか)

中園勇也(『100万円の女たち』『トレース~科捜研の男~』(脚本協力)、『元彼の遺言状』)

音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)

演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)

相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

台本イラスト:藍にいな

 

制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/

公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx

公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

公式TikTok:@uchiben_kin9_cx

 

©フジテレビ

Peel the Apple 2ndミニアルバムがオリコン週間インディーズアルバムランキング2位に!「秋のぴるあぽ祭り」11・4開催

「ぴるあぽ」こと、Peel the Appleが10月16日にリリースした2ndミニアルバム『Apple bobbing』が、オリコン週間インディーズアルバムランキング(10月30日付)2位を獲得した。

Peel the Apple

 

その他のランキングとしては、オリコンデイリーアルバムランキング(10月17日付)6位、オリコン週間アルバムランキング(10月30日付)12位、ビルボード総合アルバム・チャート“Hot Albums” 10月25日公開(10月16日〜22日)8位、タワーレコード全店総合アルバム(10月16日〜22日)4位を獲得。

 

また、本作に収録されているリード曲「めっちゃちっちゃらぶ」は、日本テレビ系『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』11月度エンディングテーマへの採用が決定した。

 

本作はメンバー各3名編成ユニットに分かれた3形態でのリリースでセールスを競い、優勝ユニットには、新曲とMVを制作。最下位ユニットには罰ゲームとして、メンバー3名での駅伝形式で42.195kmのフルマラソンが用意される。

 

そんな中、11月4日(土)に東京文具共和会館(浅草橋)で「秋のぴるあぽ祭り」と題した彼女たちの命運をかけた本リリースイベント最終日の開催が決定。形態別ユニットでセールスを競い、一体どのユニットが新曲とMVを手に入れるのか。罰ゲームを受けるのはどのユニットなのか。彼女たちの運命をかけたリリースイベントから目が離せない。

 

リリース情報

2nd Mini Album『Apple bobbing』配信ジャケット

2nd Mini Album『Apple bobbing』
2023年10月16日発売

【TYPE-A】2,000円(税込)※浅原 凜、小田垣 有咲、広島 世那のユニット形態
【TYPE-B】2,000円(税込)※黒嵜 菜々子、佐野 心音、南 るなのユニット形態
【TYPE-C】2,000円(税込)※春海 りお、松村 美月、山崎 玲奈のユニット形態

 

イベント情報

「秋のぴるあぽ祭り」
2023年11月4日(土)東京文具共和会館(浅草橋)

 

WEB

Official Site:https://peeltheapple.jp
Official Twitter:https://twitter.com/PtA_staff
Official Instagram:https://www.instagram.com/pta_staff/
YouTube Channel:https://www.youtube.com/channel/UCPHz8Z64Jvyskmjvd13_quw

飯田圭織&稲場愛香が東京・蔵前で銀のアイススプーンづくりを体験『キタに恋した!』

11月4日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、前週に引き続き稲場愛香が登場する。

『キタに恋した!』(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は東京のブルックリンとも呼ばれる職人の街・蔵前へ。伝統工芸を受け継ぐ職人の工房がたくさんあり、最近ではその技を体験できる場所も増えている。

 

一行は、数ある工房の中から、銀のアイススプーンづくりを体験。現代の名工にも選ばれた銀師に江戸時代から受け継がれた技を教えてもらい、それぞれが純銀のスプーンに個性的な模様を金づちで打ちつけていく。

 

2つ目のスポットは、3Dの立体的なラテアートが人気のカフェへ。もんすけの立体ラテアートをお願いしたところ…。

 

紺野あさ美の「北海道通信」も職人技に挑戦。札幌市北区で吹きガラスのグラスづくりにチャレンジ。約1300度にもなる溶解炉でガラスを溶かしながら息を吹き込み、世界に一つだけのマイグラスを作る。

『キタに恋した!』紺野あさ美(c)HBC

 

番組情報

『キタに恋した!』
HBC
2023年11月4日(土)深夜0時58分~1時28分

MC:飯田圭織
ゲスト:稲場愛香
進行アシスタント:本間吏成(HBCアナウンサー)
北海道リポーター:紺野あさ美
ナレーター:室谷香菜子(HBCアナウンサー)

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
(翌日11月5日(日)正午配信)
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

(c)HBC

BiS 現体制初の全国ツアーファイナル公演より「teacher teacher teacher」のライブ映像を公開

BiSが11月8日(水)にリリースするシングル『LAZY DANCE』の初回生産限定盤に収録される映像作品より、「teacher teacher teacher」のライブ映像を公開した。

BiS

 

『LAZY DANCE』の初回生産限定盤に収録される映像作品には、2023年7月18日に東京・LIQUIDROOMで開催した現体制初の全国ツアー「3 balls and 2 strikes TOUR」のファイナル公演が完全収録されている。その中から今回、人気曲「teacher teacher teacher」のライブ映像が先行公開された。

 

また、公開に合わせて、11月8日にリリースされるニューシングル『LAZY DANCE』のリリースイベント、タワーレコードでのリリース企画も発表に。タワーレコード新宿店及びタワーレコード梅田NU茶屋町店では、『LAZY DANCE』発売記念パネル展が開催されるとのことだ。

 

なお、BiSは11月2日(木)に現在開催中の全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のツアーファイナルを東京・Zepp Hanedaにて開催する。

 

動画

BiS「teacher teacher teacher」ライブ映像

 

リリース情報

New Single『LAZY DANCE』(初回生産限定盤/通常盤)

New Single『LAZY DANCE』
2023年11月8日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】CRCP-10481 / 5,000円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-10482 / 1,100円(税込)

配信リンク:https://bis.lnk.to/lazydance

 

イベント・ライブ情報

■BiS『LAZY DANCE』リリースイベント
2023年11月4日(土)大宮ステラタウン14:00
2023年11月6日(月)タワーレコード新宿 19:30
2023年11月7日(火)タワーレコード渋谷B1F 19:30
2023年11月8日(水)渋谷MAGNET by SHIBUYA109 19:30
2023年11月9日(木)HMV&BOOKS SHIBUYA 19:00
2023年11月10日(金)タワーレコード錦糸町 19:00
2023年11月11日(土)新宿マルイメン 14:00
2023年11月18日(土)タワーレコード渋谷B1F 14:00
2023年11月23日(木)浅草ROX 2G 15:00
2023年11月25日(土)汐留シオサイト 15:00
2023年11月26日(日)タワーレコード渋谷B1F 14:00

■BiS 全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」
2023年11月2日(木)東京 Zepp Haneda

■BiS『LAZY DANCE』発売記念パネル展開催&プレゼント
東京:タワーレコード新宿店
2023年11月7日(火)~2023年11月20日(月)

大阪:タワーレコード梅田NU茶屋町店
2023年11月7日(火)~2023年11月13日(月)

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

後藤真希が“マーガン”に…!? ハロウィンにちなんだコスプレ姿で“一度見たら忘れられない”ダンスも披露

後藤真希が10月31日(火)、自身のインスタグラムを更新。ハロウィンにちなんだ、画像と動画を公開した。

後藤真希

 

後藤は「Happy Halloween」とつづり、アメリカで話題のサイコ・スリラー映画「M3GAN ミーガン」のパロディ画像と動画を「#マーガンが守ってあげる」というハッシュタグと共に投稿。

 

映画「M3GAN ミーガン」は、キャッチーなシーンがSNSで爆発的な人気を博した注目作品。後藤は、中でも「一度見たら忘れられない」と言われている本編のワンシーン“ミーガンダンス”を披露した。

 

この投稿は、わずか数時間で再生回数20万を超え、「クォリティ高いし可愛すぎる」「再現度すごい! マーガンになら追いかけられたい」などのコメントが寄せられている。動画は下記URLを参照。

後藤真希

後藤真希インスタグラム該当ページ
https://www.instagram.com/reel/CzBT60Ap0H7/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

 

WEB

YouTubeチャンネル“ゴマキのギルド”:https://youtube.com/channel/UCpZwrtcPizMdC4rlbGDZOKg
YouTubeチャンネル“ゴマキとオウキ☆”:https://youtube.com/channel/UC7a-9oGxX5pF-DvRaiY88qg
公式Instagram:https://www.instagram.com/goto_maki923/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/gotomaki923

STU48 瀧野由美子の卒業シングル「君は何を後悔するのか?」MVが公開!「暗闇」へのオマージュも

瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48の、センター瀧野由美子の卒業シングルである10thシングル「君は何を後悔するのか?」のミュージックビデオが、10月30日(月)20時にプレミア公開された。

STU48「君は何を後悔するのか?」MV場面カット

 

STU48初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」でセンターを務めて以降、全シングルで選抜メンバー入り、累計8作でセンターを務め、グループを支え続けた絶対的エース・瀧野由美子の卒業シングルとなる本作。

 

瀧野は7月29日に神戸で行われた“STU48 全国ツアー 2023”の初日のステージで卒業を発表し、その卒業シングルである「君は何を後悔するのか?」は9月30日の同ツアーの千秋楽で初パフォーマンスされた。今までの後悔を振り返りつつ、歩んできた道に思いを馳せながらも、新たな道へ進む決意を歌った楽曲であり、STU48らしいメッセージ性の強い卒業ソングとなっている。

STU48「君は何を後悔するのか?」MV場面カット

 

MVでは、16人のメンバー1人1人が広島・宇品波止場公園や山口・今津川沿い道、愛媛・西条のベネチア、兵庫・浜の散歩道など瀬戸内7県のそれぞれの街を歩く姿や、風を受けるリボンを握りしめ力強く踊るシーンが描かれている。集合しての広島市現代美術館でのダンスシーンでは、感情表現豊かなパフォーマンスやデビューシングルである「暗闇」の振付のオマージュも見どころだ。

 

メンバーそれぞれの表情から、悩みながらも強く持った意志を感じられ、後悔を表現しているかのような瀧野の振り返るシーンが印象的なMVに仕上がった。なお、11月3日(金・祝)には、広島グリーンアリーナで瀧野由美子卒業コンサートが開催される。MV監督・安島哲平と振付・CRE8BOYからのコメントは以下に掲載。

 

MV監督・安島哲平 コメント

企画時にロジックをこねくり回してた未熟な私ですが、瀬戸内に吹くリアルな風を浴びて、リアルなメンバーたちと相対して、シンプルな話に着地できました。

誰かが新たな道に進むとき、風と共に背中を押せるように。

 

振付・CRE8BOY コメント

黄昏時、波打ち際に立つ瀧野さんのイメージを基に構築しました。Aメロの歌い出しでは、瀧野さん自身には振り付けを付けず、彼女の表情や声で感情を表現しています。彼女のアイドルとしての始まりの楽曲「暗闇」の要素を要所に取り入れ、ファンと一緒に過ごした6年間を振り返りたいと考えています。サビ後半での指差し回す振り付けは、メンバーの等身大の思いや悩み、そして未来への決意を表現しています。瀧野由美子が、STU48が新たな決意をもって踊り、未来に向かって進むことを願って制作しました。

 

動画

STU48「君は何を後悔するのか?」MV

 

リリース情報

10th Single『君は何を後悔するのか?』
2023年11月15日(水)発売
※Type A・B・劇場盤の3形態でリリース。

 

コンサート情報

STU48 瀧野由美子 卒業コンサート
2023年11月3日(金・祝)広島県・広島グリーンアリーナ

※リリース情報・公演詳細はSTU48公式サイトを参照

 

WEB

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/
STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_
STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/
STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

田原総一朗「制限のあるテレビの中で、どこまで権力と喧嘩できるかというのが面白い」89歳の田原が次世代に伝えたい“3つ”のこと

田原総一朗、89歳。ジャーナリストであり、作家や評論家としても活躍するが、近年は『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)などのテレビ司会者として知られる機会が多いかもしれない。歯に衣着せぬ物言いで問題の真相に迫り、これまで総理大臣を3人辞めさせてきた田原だが、その思想の根本には「この国を少しでもよくしたい」という真摯な想いがあるという。これまでの半生から、政治論、ジャーナリズム論まで熱量たっぷりに語り尽くした10,000字インタビュー!

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田 衛)

 

田原総一朗●たはら・そういちろう…1934年、滋賀県生まれ。60年、早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年よりフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。早稲田大学特命教授を歴任する(2017年3月まで)。テレビ・ラジオの出演多数。近著に『激論 アメリカは日本をどこまで本気で守るのか?』(ケント・ギルバートとの共著/ビジネス社)、『会社が変わる! 日本が変わる!! 日本再生「最終提言」』(牛島信との共著/徳間書店)など。公式HPX(旧Twitter)

【田原総一朗さん撮り下ろし写真】

偉い人たちが言うことは信用できないなという考え

──お元気そうですね。近著『堂々と老いる』(毎日新聞出版)では「滑舌も悪くなったし、物忘れも激しくなった」などとぼやいていたので、少し心配していたのですが。

 

田原 健康の秘訣は仕事をし続けていることだろうね。やっぱり人に求められているうちが華ですよ。ところで今日は何の取材なの? ジャニーズ問題?

 

──そこはまったく想定していませんでした(笑)。でも、世の中で話題になっているのは事実です。ジャニーズについては、メディア報道のあり方も厳しく問われていますよね。

 

田原 メディアなんて最初から情けないものだよ。特にテレビは全然ダメ! そもそもテレビって免許事業だからね。政府が免許を与えてくれたうえで、彼らは放送できるわけ。だから基本的に政府に睨まれたらおしまいなんですよ。そういった制限のあるテレビの中で、どこまで権力と喧嘩できるかというのが面白いと僕は考えてきたんだけれど。

 

──そこはまさに田原さんの真骨頂でしょうね。ただ一方で若い人の中には田原さんのことを『朝まで生テレビ!』などで知り、番組の司会者として認識しているケースも多いと思うんです。なぜジャーナリストを志したかも含め、今回は今までの歩みを掘り下げていければと考えています。

 

田原 なるほど。そういうことなら、やっぱり太平洋戦争のことに触れないわけにはいかないだろうな。つまり第二次世界大戦だ。今、僕は89歳。日本が戦争に負けたのは小学校5年生の夏休みだった。小5の1学期から軍事教練が始まったこともあり、僕自身は典型的な軍国少年だったんですよ。学校の先生が言ったのは、「この戦争は悪の侵略国であるアメリカ、イギリス、ヨーロッパ諸国を打ち破るものである」と。「アジアは不当にアメリカやヨーロッパの植民地にされている。だからアジア諸国を解放させ独立させるのが、この戦争の真の目的なんだ」という説明だったわけ。

 

──大東亜共栄圏の構想ですか。

 

田原 そうそう。「だから君らも早く大人になって、ちゃんと戦争に参加して、天皇陛下のために名誉の死を遂げなさい」って当然のように言われていたんだから。ところが1945年に終戦になって、NHK(当時は日本放送協会)のラジオから玉音放送が流れ始めた。ラジオのない家も多かったから、近所の人たちもうちに集まって聴いていたことは覚えているんだけど、ノイズが多いうえに言葉遣いも難しくてね……。

それでもわかったのは「敵は新たに残虐なる爆弾を使用して」という原爆投下を指す文言と、「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」という表現。それを聴いた近所の人たちは、まだ戦争が続くものだと勘違いしたくらいだから。

 

──「もっと堪え忍びながら、限界まで戦え!」とも受け取れますしね。

 

田原 ラジオでは「負けました」とはっきり言わなかったから、それですごくわかりづらかったんだよね。だけど、その日の夜になると街に電気がついたので「あぁ、戦争は本当に終わったんだな」と納得した。ずっと戦争中は夜間に電気をつけることができなかったので。

そして問題はここからなんだけど、先生たちは急に手のひらを返したようなことを言いだしたわけ。「実はあの戦争は絶対やってはいけないものだった。戦争は悪だ。完全に間違えていた」って。それは学校だけじゃなくて、ラジオや新聞も同じ。臆面もなく「正しいのはアメリカとイギリス。戦争は悪いものだから、若い人たちは平和のために頑張ってほしい」みたいな主張に変えてきた。

 

──軍国少年にしてみれば、裏切られた気分になるのも無理はありません。

 

田原 偉い人たちが言うことは信用できないなという考えが、ここで芽生えてきたね。さらに混乱するのは、そのあとで朝鮮戦争が起こったじゃない。太平洋戦争に負けたことで「戦争=悪」という考えが浸透したはずなのに、朝鮮戦争の頃になると「戦争反対」と口にしただけで「バカ野郎! お前はいつから共産党員になったんだ!」って学校の教師から怒られる世の中になった。なにしろ当時、戦争反対ということを正面から唱えていたのは共産党だけだったから。そしてアメリカ・GHQは共産党員を追放していった。

 

──いわゆるレッドパージですね。

 

田原 だから僕らの世代というのは、2回も価値観を根本からひっくり返されているんですよ。「こいつらの言うことは信用できない」という不信感が、2回の原体験によって根強く残っているわけ。政治家、学校、新聞やラジオなどのメディア……嘘ばかりついてきたからね、これらの連中は。

そういう中で子供だった僕が不思議に感じたのは、「じゃあ一体、誰がそういったことを最初に言い出したんだろう?」ということ。「やっぱり悪の戦争でした」と言っておきながら、舌の音も乾かないうちに「戦争反対なんてバカか!」と変節して……。こっちとしては一次情報を直接確かめたかった。伝聞・推定は信用できなかった。そこは今でも同じで、僕はオンラインの情報をまったく信用していない。とにかく直接会って確認したかった。

 

一番にあるのは単純な自分の好奇心

──なるほど。そこがジャーナリスト・田原総一朗の原点ということになりますか。

 

田原 そういうこと。僕は、わかったふりをしたくないんですよ。だから、わからないことは本人に直接聞いちゃう。安倍晋三には「なぜ集団的自衛権の行使を認めるんだ?」って疑問をそのままぶつけてしまう。岸田文雄にも「なぜ防衛費を大幅に増やす必要があるんだ?」だったり、「なぜ原発を推進させているのか? 安全だという根拠は?」と直接訊ねるわけです。

 

──それは視聴者や読者のために本人から聞き出すということですか?

 

田原 いや、違う。一番にあるのは単純な自分の好奇心。「視聴者のために」なんて、そんなのおこがましいですよ。

 

──話を学生時代に戻すと、田原さんはジャーナリスト志望であると同時に文学志向も強かったと伺っています。

 

田原 うん、最初は政治やマスコミに対する不信感だとか、社会の真実を追求することを小説を通じてやりたかったんだね。だから高校でも大学でも同人誌を作るようなサークルにいたけど、結局はダメだった。文学というのは、文才のある人が努力することで初めてモノになるんです。でも僕は、はっきり言って文才というものが一切ないから……。

──さすがにそんなことはないと思います。

 

田原 いや、これは本当の話! しかも、その頃に出てきたのが石原慎太郎や大江健三郎だったからね。2人が書いた『太陽の季節』や『死者の奢り』を読んだら、逆立ちしても敵わないなって思った。

 

──のちに石原さんは政治家に転身し、田原さんと対決する場面もありました。

 

田原 要するに石原という男は、小説『太陽の季節』で書いたことを現実社会で成立させたかったんだよ。だけど理想と現実に開きがあるのは当然の話であって、これはなかなかうまくいかなかった。そして政治家として混迷の最中にあるとき、月刊誌で僕と対談をしたんだ。そのときに僕は「石原さん、あなたのことは作家として大いに認めるけど、政治家としてはまったく認めない」って面と向かって言ったんです。政治家失格だとまで僕は言い切った。

当然、その場で大喧嘩になったし、対談自体もギスギスした雰囲気のまま終了。その様子は雑誌にもそのまま掲載された。でも、どういうわけか発行から1週間くらいすると石原の秘書から連絡があったわけ。「あの対談、うちの講演会のパンフレットで再掲載していいですか?」って。つまり大喧嘩したにもかかわらず、内容的には気に入っているみたいなんだよ。

 

──そのあたりは石原さんの度量の大きさなんですかね。

 

田原 そういうことなんだと思う。ちょっと感心したよね。それで改めて会ってみると、「田原さん、ハト派っているでしょ? 俺はあの連中が何を言っているのか、さっぱりわからないんだ。話をしたいから、悪いんだけど紹介してくれないか?」とか言われてさ。

 

──そんなの政治家の仕事じゃないですか! 田原さんが間を取り持つ必要あるんですか?

 

田原 まぁでも頼まれたから、加藤紘一とか小渕恵三とか何人かと話し合うことになったんだけどさ。論争になると、そこでは石原が勝つんだ。やっぱり弁が立つものだから。だけど政治家は相手を論破するのが目的ではなく、政策を遂行しなくちゃいけないわけですよ。それじゃダメだって僕は石原に伝えたよ。

でも、石原は石原なりに命懸けで日本を変えようとしていたのは確かだろうね。そのことはよく伝わってきた。今、同じだけの気迫で取り組んでいる政治家はいないでしょう。

 

──たしかに清濁併せ吞むような臭みのある政治家は減っている印象があります。

 

田原 そこが一番の問題! 結局、田中角栄はどんな手段を使ってでも勝とうとしたわけでしょう。それでカネをバラ巻いた。あるいはカネじゃなくて、圧力で権力を握るタイプもいるけどね。とにかくトップに立つ政治家というのは、反対派を全部説得しなくちゃいけない。安倍晋三は日本を強国にしたかった。だから、そのための手段を択ばなかった。

そして政治の世界にはフィクサーと呼ばれる存在が常にいたんだけど、今はそれがいない。それはなぜかと言うと、総理大臣になったところで理念やビジョンがないからなんですよ。人によっては、小泉(純一郎)内閣のときの竹中平蔵を最後のフィクサーと呼んでいるみたいだけどね。今の時代になって竹中はボロクソ言われているけど、一方で小泉バッシングは起こらない。これも不思議な話で、小泉の命令で竹中は動いたんだから、本当は小泉も同じくらい叩かれるのが自然なんだよ。

 

文章の才能だけじゃなく、就職活動の才能もなかったねぇ

──すみません、石原さんの話からつい再び脱線してしまいました。大学時代の田原さんが文学に挫折したあたりに話を戻したいのですが……。

 

田原 いや、こちらこそ申し訳なかったです(笑)。それで文才がなかったから小説家になることは諦めて、就職のときにマスコミを片っ端から受けたんですよ。朝日新聞、NHK、TBS、日本放送……結果は見事に全滅。文章の才能だけじゃなく、就職活動の才能もなかったねぇ。

 

──田原さんを落とすなんて、ずいぶんマスコミの採用担当も見る目がないですね。

 

田原 今にして思うと、自分が悪いんだよ。面接のときに社会批判ばかりしたものだから、敬遠されたんじゃないかな。それで最終的には岩波映画製作所という会社で働くことになった。ここでは最初、工場建設の過程を記録するPR映画の撮影助手を務めたんだけど、これが本当に失敗続きで……。あっという間に社内で干されて、やることがなくなっちゃった(苦笑)。

 

──不器用というか、要領が悪かったんですかね。

 

田原 そうこうするうちに、いつまでも遊んでいるわけにはいかないということで、今度は『たのしい科学』という日本テレビの子供番組を手伝うことになったんだ。だから、このへんからテレビとの関りができてきたわけ。正直、テレビの世界は岩波映画よりもいい加減だし、自由だと思ったね。すごく可能性を感じた。そうした中で東京12チャンネル(現・テレビ東京)が開局するという話が出たので、「ちょうどいいや」と移籍することになったんです。

 

──テレビマンとしての田原さんは、ラジカルなドキュメンタリーを数多く制作しています。

 

田原 最初は苦労が絶えなかった。なにしろ当時の東京12チャンネルなんて三流局もいいところで、「テレビ番外地」なんて呼ばれる始末。スポンサーもつかないものだから、自分でスポンサーを見つけて番組を作っていたくらいだから。とにかく前提としてあるのは、日本テレビやTBSと同じような番組は作れないということ。だから危ない番組を作るしかない。そのへんは会社の上層部もわかっていたから、放任してくれた部分は多分にあったよね。なので、やりたい放題やった。だけど調子に乗りすぎて、最後は辞めることになった。それが42歳のときかな。

 

──何があったんですか?

 

田原 70年代に起こった原子力船『むつ』の放射線漏れ事故。僕は原発について取材し、テレビとは別に『展望』という雑誌で「原子力戦争」という連載をしたんだ。当時は全国に原発反対運動が広がっていた。だけど一方で原発推進運動というものがあることもわかった。そちらを調べてみると、推進派のバックには電通がいることが判明した。それをそのまま書いたら、大問題になってね。電通は「こんな記事を書くディレクターがいるテレビ局のスポンサーは降りる」と東京12チャンネルに圧力をかけてきたわけだ。

そして自分の上司に当たる部長と局長が譴責処分になった。さらに親会社の日経新聞から来た社長室長が「連載をやめるか、会社を辞めるか?」と迫ってきたから、さすがにもう潮時だなと諦め、フリーランスになったんですよ。

 

──原発の問題は想像以上にデリケートだったということですか。

 

田原 そうだね。それと電通がそこまで強い力を持っているとは思っていなかった。逆に僕の中では電通に対する興味が強くなって、「電通に関する記事を書きたい」っていくつかの編集部に打診したんだよ。どこも返事は渋かったけど、『週刊朝日』だけはOKということになったから連載することになった。ところが連載1回目の原稿を書いた3日後に編集長から連絡が来て、「全部、書き直してくれ」と(苦笑)。

 

マスコミが権力に対して腰が引けていたら話にならない

──そこは本当に聖域なんですね。

 

田原 僕だって別に電通を糾弾したいわけじゃないんだよ。「こんなタブーみたいな扱いを続けていて本当にいいのか?」って問いたかったんです。電通だって「こうしたほうがいい」と考えながら動いているわけでしょ。臭いものに蓋をするっていうのは、どうなのかと思う。

それで『週刊朝日』の件は、二転三転したんだけど結局は原稿をそのまま載せることになってね。さらにそれをまとめた単行本がベストセラーになった。この前の東京オリンピックでも、みなし公務員がどうだとか電通の問題はいろいろ騒がれたけど、それは昔から綿々と続く話でもあるわけです。マスコミが権力に対して腰が引けていたら話にならない。

 

──ディレクター時代の田原さんは、ほかにも「ヒッピーたちの全裸結婚式」「俳優・高橋英二の癌手術から死に至るまでのノンフィクション」「カルメン・マキと天井桟敷の役者との同棲ドキュメント」などの問題作を連発しました。NY郊外のマフィア酒場では、撮影許可をもらうために黒人娼婦と本番ショーを敢行したということもあったのだとか。

 

田原 それくらい過激なことをやらないと、東京12チャンネルは注目されなかったんです。実際、テレビ局に勤めていたとき、僕は2回も警察から逮捕されているから(笑)。それでも会社をクビになることはなかったし、オンエアも予定通りされた。何かあるたびに「コンプラ的に大丈夫か?」って言い出す今のテレビ業界では考えられないことだよね。

 

──テレビ局を退社した田原さんは、当初、雑誌を中心に活躍しました。テレビマン時代は社会ネタ全体を広く扱っていましたが、このあたりから政治にフォーカスしていったような印象があるんですよ。

 

田原 それは、おそらく田中角栄を扱ったことが大きかったんじゃないかな。ロッキード事件後、世の中すべてが角栄を全否定していたでしょう。そんな中で僕は角栄の言い分を5時間のインタビューで聞いたうえで、それを記事にした。実は彼自身はまともにやろうとしていてたんだけど、アメリカにやられてしまったんだということだよね。話として面白いなと思った。

 

──四面楚歌状態だった田中角栄もそうですが、政治献金で騒がれた鈴木宗男やライブドア事件渦中のホリエモン(堀江貴文)などにも田原さんは好意的なコメントを出しています。

 

田原 リクルート事件のときも、江副浩正冤罪論を打ち出したしね。これは弱者の味方をするというより、世論の反対に進むという面が強いかな。今のウクライナとの戦争にしても、世論が全部「ロシアが悪い!」という方向に傾いているときに、あえて鈴木宗男はロシアに行こうとしているじゃないですか。その是非はともかくとして、話は聞いてみたいと僕なんかは思ってしまう。

あと僕が政治を中心に扱うようになった理由としては、能力の問題も大きかった気がする。いろんなことに幅広くアンテナを伸ばすのって本当に大変なことですから。「芸能も扱って、スポーツも扱って……」とやっていくのは想像以上に難しいんです。それと、もうひとつ。政治のことを扱うと単純に視聴率がよかったんだよね。だからテレビ局や編集部が話に乗ってくれたわけで。

 

──それは意外です。『朝まで生テレビ!』なんて深夜枠だし、視聴率は度外視しているのかと思っていました。

 

田原 いやいや、とんでもない! 今でも深夜枠の中で『朝生』は数字がいいほうですよ。他局が0.何パーセントとかいう時間帯なのに、調子がいいときは4~5%いきますから。深夜放送としてはズバ抜けていいはずです。

 

『朝生』は偶然性が重なった部分が非常に多い。スタッフにも恵まれているしね

──そもそも『朝から生テレビ!』は、どういった経緯でスタートしたんですか?

 

田原 『朝生』が始まった97年当時、深夜放送で隆盛を誇っていたのは女子大生がたくさん出演する『オールナイトフジ』(フジテレビ系)。それでテレビ朝日の編集局長から「うちも深夜放送をやりたい。何か考えてくれ」って言われたの。だけど予算的な理由から有名タレントを使うわけにはいかない。ハイヤー代も出せないから、1~2時間で終わるのではなくて始発まで続く番組を作らなくてはいけない。そして深夜でも視聴者に観てもらうためには、内容的にも刺激がないといけない。そういったいくつかの事情があったわけです。

 

──たしかに扱う題材は「部落問題」「新興宗教」「原発の是非」「日本国憲法」など刺激的なテーマばかりでした。

 

田原 でも「天皇の戦争責任」を取り上げたときは、「それだけはやめてくれ!」って編集局長から厳しく言われましたよ。だから「わかった。『オリンピックと日本人』に変更します」ってその場では伝え、新聞のテレビ欄にもそのように打たれた。だけど生放送が始まって30分くらい経ったら、「今日はこんなテーマで討論している場合なのか?」と僕が唐突に問いかけ、CM明けにはそのまま昭和天皇論に移行するという展開になった。完全なスタンドプレーですよ。編集局長を裏切ったわけだから、もうこれで降板になって仕方ないと半ば諦めていました。

 

──局内では大問題になったでしょうね。

 

田原 ところが、このときの視聴率が予想以上によかった。そうすると現金なもので、「大晦日の特番も天皇論でいこう」という話になったわけ。『朝生』はこうした偶然性が重なった部分が非常に多い。スタッフにも恵まれているしね。

 

──思えば『朝生』以前の討論番組って、政治家や有識者など各々が自分の考えをPRするだけでした。おおよそ議論の体をなしていなかったです。

 

田原 別に僕は司会者をやっているつもりもないし、仕切ろうとなんて考えていないの。ただ誰に対しても本音でしゃべるし、嘘がつけない男なのは事実。出演者に喧嘩させようと思っているわけではないけど、話をまとめようとすら考えていない。番組としては、そこがよかったんじゃないかな。あの場は完全な真剣勝負だから、ハプニングやアクシデントも頻出するし。出演者も野坂昭如や大島渚を筆頭に、容赦なくぶつかってくるタイプばかりなものだから。

 

──余計な駆け引きはしないという田原さんの信条が、出演者にとってもプラスに作用しているのでしょうね。

 

田原 そこは大事なポイントだと思う。僕は200人以上の街宣右翼と九段会館で話し合ったこともあるんです。そのときは2時間半以上にわたって「日本をどうしていくべきか?」と議論し、最終的に向こうからは「あなたと考えは違うけれど、国を想う気持ちは同じだ」って言われた。相手が右翼だろうが政治家だろうが同じことですよ。小泉純一郎だろうが、安倍晋三だろうが、岸田文雄だろうが、言うべきことがあれば「あんた、これ間違えているよ」って本人に直接言う。

 

──そうした大物政治家たちも、田原さんの意見を聞きたがっている部分があるんじゃないですか?

 

田原 そこはわからないけどね。でもたとえば安倍さんなんかは、首相だった2013年12月に靖国神社を参拝した。すると、それまでの中国と韓国からの非難に加えて、アメリカからも苦言を呈されたんですよ。そんな中で安倍さんからは「田原さん、もう一度、靖国に行きたいと思っているんだ」って相談されたこともあったの。だけど僕は「絶対にやめろ」って強く言っておいた。

なぜならば彼はA級戦犯として逮捕された岸信介の孫でしょう。さらに第1次政権時から「戦後レジームからの脱却」を謳っていた。でも、それってアメリカから言わせると歴史修正主義という話になる。戦後の対米従属から独立するということは、戦前に戻ると捉えられても仕方ない。「もし安倍政権を続けたいと本気で考えているなら、戦後レジームからの脱却など二度と口にするな。靖国に行くのも絶対にダメだ」って伝えましたよ。本人も「よくわかった」と頷いていました。

 

──そんなことがあったんですね。

 

田原 小泉純一郎が総裁選に出たときのことも印象に残っているね。彼は首相になる前に2度落ちていたじゃない。もし次も落ちたら、政治生命が終わってしまうかもしれない。それで「田原さん、どうしたらいいと思う?」という話になったんだ。

そこで僕が話したのは「今の日本の総理大臣は、結局のところ、田中角栄だ」と。田中派(経世会)の全面支持を受けた人間だけが首相になれるわけだから。そこで彼には「真っ向から公然と田中派と喧嘩するしかない。田中派をぶっ壊す勢いでやるべきだ」と言った。

 

──ひょっとして「自民党をぶっ壊す」という有名なフレーズは、田原さんの提言によるものだったんですか? しかも、それってカメラが回っていないところでの会話ですよね。

 

田原 もちろん。テレビの前であろうとなかろうと、僕が言うこと自体は別に変らないですから。

 

──田原さんは「今まで総理大臣3人を間接的に辞めさせた」と言われることもあります。

 

田原 「間接」じゃなくて「直接」ですよ。具体的には宮澤喜一、海部俊樹、橋本龍太郎。テレビで徹底討論したら、3人ともボロが出て失脚してしまった。だけどそれでどうなったかといえば、結局、日本は変わらなかった。そこは少し反省した点でもあって、テレビでの公開討論じゃなくて、直接本人に伝えるやり方に変えたんです。だから小渕恵三、小泉純一郎、安倍晋三あたりは直接話していますね。

──直接の対話ということは、視聴率にも雑誌の部数にも還元されないですよね。自民党から献金されるわけでもないのに、なぜそんなお人好しみたいな真似をするんですか?

 

田中 「この国をよくしたい」という気持ちだろうね。損得勘定とか考えていたら、こんなことはできないよ。正直に言うと、共産党以外の全政党から「国会議員になってください」って出馬要請されたこともあります。だけど、すべてお断りした。僕は権力なんてまったく関心がないですから。

 

──いやはや、改めてすさまじいバイタリティです。今後、若い世代に伝えたいメッセージはありますか?

 

田原 言いたいことは3つです。1つは言論・表現の自由を守ること。世の中にはタブーなんて存在しません。2つ目は絶対に日本に戦争をさせない。どんな理屈があっても戦争は許されないですから。戦争をしようとする政治家は失脚させるべきです。そして3つ目は野党を強くする。自民党がこれだけ自分勝手な真似をしているのは、野党が強くないからです。アメリカではトランプですら失脚するし、ドイツではメルケルだって辞めざるをえないんだよ?

今日はいろんな話を好き勝手にしたけど、次世代の人たちにもこの3つだけは頭に入れてほしいなと思う。民主主義が機能していない国なら、僕みたいな人間は真っ先に抹殺されているでしょう。だけど僕は本音でぶつかっていけば、人間はいろんな状況を突破できると信じているから。打算もなく好奇心だけでここまで僕はやってきたけど、そういう面で後悔は一切したことがないですね。

 

朝まで生テレビ

テレビ朝日系  毎月最終金曜日深夜放送

<次回の放送> 11月25日(金)テレビ朝日系 深夜1:30~4:25

(文中敬称略)

田村健太郎&福田麻貴が『時をかけるな、恋人たち』でお笑いコンビ役に!吉岡里帆も絶賛の第4話に登場【コメントあり】

吉岡里帆が主演を務め、永山瑛太が共演する『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~11時30分)の第4話(10月31日(火)放送)に、田村健太郎と福田麻貴(3時のヒロイン)がゲスト出演。両名と吉岡からコメントが到着した。

 

本作は、時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本によるタイムパトロール・ラブコメディ。主演の吉岡里帆は令和の時代を生きる主人公・常盤廻役、彼女の恋の相手となる未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔を永山瑛太が演じる。

 

毎話、時をかけてくる恋人たちの役で登場するバラエティに富んだゲストも話題の本作。第1話では、23世紀人の青年と令和のミュージシャンの恋を、泉澤祐希&ドラマ初出演となるシンガーソングライター吉澤嘉代子が演じ、第2話では過去に逃避行してきた教師と生徒の禁断の恋を、鳴海唯&南出凌嘉が演じた。

 

そして先週10月24日放送の第3話で、23世紀のカタブツ女子と彼女が本気の恋をしてしまうホストを演じたのが、清水くるみ&吉村界人。どの回も「コメディーなのに、なぜか泣けてキュンとする…」と評判になっている。

『時をかけるな、恋人たち』(c)カンテレ

 

10月31日放送の第4話で廻と翔が取り締まるのは、23世紀からやってきた売れないお笑い作家と、令和を生きる女芸人との許されざる恋。主演の吉岡に「『トキコイ』(『時をかけるな、恋人たち』)の印象に残っている回は?」と聞いたところ、「私は、4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です」とこの回をセレクト。

 

「『トキコイ』は、5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。6話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、7話からは自分たち自身の話になります。その中でも4話は、1人で進むことも肯定する回。“恋っていいよね!”っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です」と、推しである理由を明かしている。

 

そんな4話で未来からやってきた長期滞在中の違法タイムトラベラー・池浦トシを演じるのは、田村健太郎。売れない作家だったトシは、令和の世界で舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中になっていた。そんなトシの相方・水戸桜を演じるのは3時のヒロイン・福田麻貴で、2人は恋愛関係にあるという設定。

 

田村は役どころについて「トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。そのトシのマインドはすごく分かります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そしてそこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。作中ではそれは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります…」と共感しながら演じることができた様子。

 

一方の福田は「芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。水戸桜は一人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、けなげでちょっと痛々しいです。めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです」と笑顔を見せた。

『時をかけるな、恋人たち』(c)カンテレ

 

田村と福田はリアリティーを出すために漫才の練習なども重ねたと言い、田村は「福田さんは漫才の時もこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分すごくトーンを調整してくれましたし、バランスを取ってくれてたんじゃないかと思います。優しくしていただきました」と。

 

また、「福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごくスベッてることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。そこら辺が、ああーやっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだなっていうのをつくづく感じました」と福田について語った。

 

福田は「普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです」と感想を。

 

田村については「1回目の打ち合わせからツッコミがうまくてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に“もう1回合わせときましょか”と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした」と撮影の裏話も披露した。

 

最後に、4話の見どころについて、田村は「恋人との記憶や生活がきれいに消されてしまうっていうさまを廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。現場でも、せりふにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのがすごく伝わってきたので、あれがどういうふうにドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです」。

 

そして、「このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティーに急にハッとさせられるんです。そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!」とコメントを。

 

福田は「第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。面白くて切ないラブストーリーです!」とメッセージを寄せた。

吉岡、田村、福田によるコメント全文は以下を参照。

 

吉岡里帆 コメント

◆『トキコイ』の印象に残っている回は?

私は、4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です。『トキコイ』は5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。6話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、7話からは自分たち自身の話になります。その中でも4話は、1人で進むことも肯定する回。「恋っていいよね!」っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です。

 

田村健太郎 コメント

◆池浦トシの役どころ&演じられての感想は?

トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。そのトシのマインドはすごく分かります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そしてそこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。作中ではそれは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります…。

 

◆相方役の福田麻貴さんと、リアリティを出すために漫才の練習なども重ねられたと伺いました。福田さんの印象や、何か撮影時、練習時のエピソードなどもあればお願いします。

福田さんは漫才の時もこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分すごくトーンを調整してくれましたし、バランスを取ってくれてたんじゃないかと思います。優しくしていただきました。あと、福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごくスベッてることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。そこら辺が、ああーやっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだなっていうのをつくづく感じました。

 

◆田村さんが思う第4話の見どころは?

恋人との記憶や生活がきれいに消されてしまうっていうさまを廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。現場でも、せりふにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのがすごく伝わってきたので、あれがどういうふうにドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです。

 

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティーに急にハッとさせられるんです。

そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!

 

福田麻貴 コメント

◆水戸桜の役どころ&演じられての感想は?

芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。水戸桜は一人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、けなげでちょっと痛々しいです。めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです。

 

◆相方役の田村健太郎さんとは、リアリティを出すために漫才の練習なども重ねられたと伺いました。「漫才シーンを演じる」というので、普段、臨まれているのとは違いましたか? また、田村さんの印象や、何か撮影時、練習時のエピソードなどもあればお願いします。

普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです。

田村さんは、1回目の打ち合わせからツッコミがうまくてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に「もう1回合わせときましょか」と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした。

 

◆福田さんが思う第4話の見どころは?

第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。

 

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

面白くて切ないラブストーリーです! お楽しみください。

 

第4話 あらすじ

「廻が好きだ、付き合ってほしい」――翔(永山瑛太)に告白された廻(吉岡里帆)は、いずれ記憶を消されると知りながらも翔の気持ちを受け止めようとしていた。迎えた浅草での初デートの日、廻は翔と過ごす時間が思いのほか楽しく、浮かれている自分に気づく。しかし、浮ついた心は仕事上で思わぬミスを生み、激しく落ち込む。
そんな中、タイムパトロール隊は池浦トシ(田村健太郎)という長期滞在の違法タイムトラベラーを発見し、彼が時をかけて多くの人に認知されていることを問題視する。23世紀で売れない作家だったトシは、令和の世界で舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中。廻もファンの1人で、翔とのデートでも彼らの漫才を見たばかりだった。さらに厄介なことに、トシは相方の水戸桜(福田麻貴)と恋愛関係にあるという。
早速、廻と翔はトシの元へ向かおうとするが、その矢先、廻は天野(伊藤万理華)から任期があと1週間だと告げられる。当然、タイムパトロールの職務が終われば廻の記憶は消されてしまう。翔はそれでも必ずまた廻に会いにくると熱のこもった言葉で語りかけるが、対する廻はどこか冷静で…。
確保されたトシは、隊員たちを前に、何とか桜と一緒にいられないかと食い下がる。しかし万一、2人がお笑い芸人としてブレイクすれば、未来は変わってしまう。時を超えた恋に浮かれ、今を見失ったトシに自分の姿を重ねた廻は、桜の芸人としての未来を心配するトシに、ある提案を持ちかける。さらに、自身の恋にも決着をつけることを決めた廻は、翔にあることをお願いして…。

 

番組情報

火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後11時~11時30分

出演:吉岡里帆、永山瑛太、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:王舟
主題歌:Chilli Beans.「I like you」 (A.S.A.B)
オープニング曲:PEOPLE 1「ドキドキする」 (Sony Music Labels)
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
監督:山岸聖太、山口淳太
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

(c)カンテレ

ももいろクローバーZ、新曲「誓い未来」MV公開!スーツケースを使いダンスも披露 楽曲提供はゆず・北川悠仁

10月27日に配信リリースされた、ももいろクローバーZの新曲「誓い未来」のMUSIC VIDEOが公開された。

ももいろクローバーZ「誓い未来」

 

本楽曲は、ももいろクローバーZとは初のタッグとなるゆず・北川悠仁が楽曲を提供。作曲はももクロのボーカルプロデュースを務めている岡田実音と北川の共作曲になっている。結成15周年を迎えたももクロの未来へ進んでいく決意を描いており、疾走感に叙情を伴う究極のポップソングに。

 

MUSIC VIDEOでは、ももクロがビンテージかつ異国情緒あふれるポップな世界で、ターミナル駅から列車に乗って未来への旅を続けるストーリーが描かれている。

 

後半では性別や人種を越えた人々と一緒にダンスを踊り大団円を迎えると、再び列車に乗り込んで、未来へ進み続けるももクロが映し出されている。また、スーツケースを使ったダンスパフォーマンスや、魔法をかけるような動きを取り入れたダンスも見どころ。

 

また、本楽曲は太田胃散「太田漢方胃腸薬Ⅱ(ツー)」のCMタイアップソングになることも決定しており、テレビCMは11月中旬ごろよりオンエア予定。CMもMVの世界観とリンクした内容となっている。

 

誓い未来 -MUSIC VIDEO-

 

リリース情報

ももいろクローバーZ「誓い未来」

ももいろクローバーZ「誓い未来」
配信中

特設サイト:https://mcz-release.com/sound/chikaimirai/

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁/岡田実音
編曲:PRIMAGIC

乃木坂46 池田瑛紗の描いたARTハチ公が渋谷に出現!?「すてきなアートたちを一緒に楽しみましょう」「渋谷芸術祭」11・6開催

11月6日(月)~12日(日)、東京・渋谷各地にて「第15回渋谷芸術祭 2023 〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」が開催。企画の1つ「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」に、乃木坂46の池田瑛紗が参加する。

 

岡本太郎の作品「明日の神話」が渋谷駅へ恒久設置されることが決まったことを契機にスタートした「渋谷芸術祭」。日本を代表するメディア都市・渋谷で開催するからこそ、街全体をギャラリーと捉え、あらゆる空間をチャレンジする人たちへ解放し「都市とアートの関係性」を模索する。

 

毎年秋に約1週間、多様な人々がアートに触れ、アートを考え、アートを体験する機会を創出。都市と都市、人と人、過去と今、今と未来をアートでつなげる、国際文化観光都市・渋谷が取り組む文化事業となっている。

 

そんな「渋谷芸術祭」の企画の1つ、~ハチ公生誕100年特別企画〜「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」に、日本テレビも参加。

 

渋谷のシンボル・ハチ公の生誕100年を記念した企画で、12名の現代アーティストがハチ公をモチーフにした作品を制作。AI自動生成によるデジタルARハチ公88体と合わせて、合計100体の“ARTハチ公”が渋谷の街中に出現する。

「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」(c)日本テレビ

 

12名の現代アーティストの中には、『THE ART HOUSE』で紹介され福島滉平、池平徹兵、金理有、田中里姫らの新進気鋭のアーティストに加え、アイドルグループ乃木坂46のメンバーで東京藝術大学に在籍中の池田瑛紗も参加。アーティストとして、ハチ公アートの制作に臨んだ。

 

池田は、「たくさんの文化が交流する街、渋谷。普段アイドルとして活動する内でもとても関わりが深いこの街の歴史に少しでも自分が加わることができたらとても幸せです。渋谷ですてきなアートたちを一緒に楽しみましょう!」とコメント。取材を重ね、イメージを膨らませたアーティスト・池田瑛紗の作品に期待だ。

 

AR企画には、XR(AR/VR/MR)領域における最先端技術の開発&コンサルティングを提供する、注目の集団“playknot”も参加。特設サイトにアクセスし、100体のハチ公を見つけてスタンプを集めると、抽選で賞金総額100万円(10万円×10名)を獲得することができる(30体・50体・80体など段階的にクリアした人にも各日先着で賞品を用意)。

「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」(c)日本テレビ

 

イベント情報

渋谷芸術祭 2023 コラボレーション
〜ハチ公生誕100年特別企画〜「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」
開催期間:2023年11月6日(月)~12日(日)
開催場所:東京・西武渋谷店内ほか、渋谷の街中
(12名のアーティスト作品は、西武渋谷店などに点在展示)

参加費:無料
賞品引き換え場所:公式サイト&公式 X で後日発表

公式HP:http://shibuyaartscramble.tokyo/
公式 X(旧 Twitter):http://twitter.com/arthachikoh @arthachikoh
ARスタンプラリー公式サイト:arthachiko100.com

(c)日本テレビ

ゴスペラーズ黒沢薫×乃木坂46中西アルノMCの音楽番組『Spicy Sessions』がスタート!初回ゲストは平原綾香

ゴスペラーズの黒沢薫がメインMCを務める音楽番組『Spicy Sessions』(TBSチャンネル1)が、毎月1回ペースの不定期放送として12月にスタートする。

『Spicy Sessions』左から)中西アルノ、黒沢薫、平原綾香

 

2002年7月の開局以来、さまざまなアーティストのライブや出演番組を放送してきたTBSチャンネルから“ちょっと刺激的な”音楽番組が誕生。メインMCを務めるのは、音楽への深い愛情と探究心で多くのミュージシャンからリスペクトを受ける、ゴスペラーズの黒沢薫。

 

毎回1組のゲストを迎え、観覧客を前に楽曲の披露や黒沢とのコラボレーション、ルーツをたどるトークをするほか、話の流れでスタジオのバンドメンバーと行う即興のセッションも見どころ。音楽好きの視聴者に向けて、CS放送ならではの遊び心にあふれた空間を届ける。

 

サブMCとして乃木坂46の5期生・中西アルノが出演。グループ屈指の歌唱力と表現力を持つ中西が、ゲストの歌唱披露にコーラスで参加する。黒沢のアドバイスを受けて毎回ソロでも1曲パフォーマンス。番組を通して成長していく姿にも注目だ。

 

記念すべき初回ゲストは平原綾香。2003年12月に「Jupiter」でデビューして以降、数々のドラマやテレビ番組の主題歌を担当するほか、式典での歌唱やチャリティー基金の設立など、歌を通して幅広く活動。

 

ミュージカル俳優としても活躍し、12月17日(日)にはデビュー20周年を迎える平原が、一流ミュージシャンによる番組オリジナルバンドの演奏で歌声を届ける。黒沢や中西との共演も。

 

毎回、番組終盤には、カレーをこよなく愛する黒沢のおすすめ絶品カレーが登場。スパイシーな一皿を楽しみながらのエンディングトークも必見だ。

 

番組情報

『Spicy Sessions』

TBSチャンネル1

2023年12月スタート

※毎月1回ペースで不定期放送

長濱ねる、恋愛リアリティーショー風ドラマCMに出演! 躊躇なく虫を退治したエピソードも!?

恋愛リアリティーショー風ドラマCM「素肌みたいな恋がしたい」の発表会が、2023年10月23日に都内で開催。同CMに出演する俳優の長濱ねる・内藤秀一郎・小西詠斗、インフルエンサーの折田涼夏、お笑い芸人・ジェラードンのかみちぃとアタック西本、マルチに活躍する“ゆうこす”こと菅本裕子が登壇した。

発表会の様子

 

恋愛リアリティーショー風のドラマ新CM「素肌みたいな恋がしたい」は、主人公の長濱が、ロート製薬のスキンケア商品を通じて自信を持ち、前向きに自らの恋愛に向き合っていく姿を表現した作品。恋愛に奥手な主人公・しずくを長濱、その他恋愛リアリティーショーの参加者役として内藤や小西、折田、ジェラードンのふたりが出演し、菅本がMC役を担当する。また、本CMには、アーティスト・いきものがかかりが2008年にリリースした楽曲「気まぐれロマンティック」を採用。ポジティブで明るい曲調で物語を彩っているという。

 

長濱は「色んな方の恋愛リアリティーショーを観て勉強しました」とコメント。また、アタック西本は「なかなか空気が掴めなかった」と振り返ると、かみちぃは「森の中のスタジオだったんですけど、その中にポツンとゲジゲジが現れまして。全員が『ウワー』ってなっているのに、ねるさんがティッシュをファッファッって二枚取って、そのまま森の中に返してあげていました」と回顧する。アタック西本も「何の躊躇もしていなかった」と添えると、長濱は「虫は平気なんですけど、ジェラードンのお二人が頼りになるかなと思っていたら怖がって逃げていたので、ここは行くしかないと思いました」と当時の心境を明かした。

 

イベントでは、CMにちなんで「いきなり恋が始まりそうな握手」を長濱と菅本が実演することに。「緊張しますね(長濱が)推しメンなので」と話す菅本は、長濱と握手をすると赤面。菅本は「恋しちゃいました」と感想を話すと、その長濱は「ゆうこすさんと仲良くなりたいなという想いで握手をしました(笑)」と微笑んでいた。また、かみちぃと内藤も同じく握手に挑戦。かみちぃは「(握手した手が)いい匂いするけど、気持ち悪い」とバッサリ。内藤は「頑張ったんですけど届きませんでした」と肩を落としていた。

 

そのほか発表会では、フラッシュティントリップを塗ってドキッとさせる胸キュン表情や、胸キュンさせるようなハンカチの差し出し方、スキンケア川柳なども行われた。長濱は「見ていただいて分かったように、本当に和気あいあいと撮影した雰囲気が今回のドラマにも表れていると思います」とアピールしていた。

 

ロート製薬の新CM「素肌みたいな恋がしたい」は、10月24日よりロート製薬公式YouTubeチャンネルにて公開。

 

CM概要

「素肌みたいな恋がしたい」

出演者:長濱ねる、内藤秀一郎、折田涼夏、小西詠斗、ジェラードン・かみちぃ、アタック西本、菅本裕子(MC役)

テーマソング:いきものがかり「気まぐれロマンティック」

 

公開日:

第1話~第3話:2023年10月23日(月)

第4話~第6話:2023年11月27日(月)

 

ロート製薬公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@Rohtoofficialchannel/featured

 

※特設サイトは24日に公開予定

峯岸みなみが夫の東海オンエア・てつやとのルールや理解できない行動を明かす バストケアの相談も『ドーナツトーク』

10月29日(日)放送の『ドーナツトーク』(CBC/TBS系 午後11時30分~)に、峯岸みなみがゲスト出演する。

『ドーナツトーク』峯岸みなみ©CBC

 

“ドーナツトーク”とは、正解(真ん中)はないが、甘さ(楽しさ)とカロリー(濃さ)あふれるホンネトーク、終わりなく続く「井戸端会議」のこと。スタジオでは、女優の水野美紀、フリーアナウンサーの鷲見玲奈、お笑い芸人のヒコロヒー、アーティストのPORIN(Awesome City Club)の4人が、週替わりゲスト&オンラインでつないだ50人の女性と共に、ドーナツのようにどんどんトークを膨らませていく。

 

今回のゲストは、AKB48の元メンバーでタレントの峯岸みなみ。昨年、東海オンエアのリーダー・てつやと結婚した峯岸。夫とのルールは、出かけるときに「今日も仲良く楽しく」と約束すること。だが街に出て夫の好きそうな女の子がいると、峯岸は「結構タイプでしょ」と聞いてしまうという。夫がまんざらでもない態度をとると「自分から聞いたくせに嫌になっちゃう」と嫉妬心が強すぎるエピソードを打ち明ける。

 

さらに夫の理解できない行動が、元カノや好きだった子の写真を消してくれないこと。「名残惜しいのか消してくれない」と話すと、ヒコロヒーから「何が名残惜しいねん!」と鋭いツッコミが入る。

 

そして、街行く人に「トラウマになっていること」を聞くと「クラゲに股間を刺され、海に入れない」「幼少期にタコを食べすぎてもどし食べられなくなった」などの意見が出る。峯岸のトラウマは、自分のファンではない人に手を振ってしまい困惑されたことで、「トラウマだらけ」だという水野は「子育てしながら自分の人生を振り返させられてる」といい、家事をしながら自分の過去を脳内再生して「アッ!」と叫んでしまうという。

 

ほかにも、大きなおっぱいに憧れる峯岸が、MC4人とドーナツ会員にバストケアを聞いていく。

 

番組情報

『ドーナツトーク』

CBC/TBS系

2023年10月29日(日)午後11時30分~

番組HP:https://hicbc.com/tv/donutstalk/

 

©CBC

深川麻衣&大木亜希子「自分で自分のことを勝手に決めつけることが、一番もったいない」映画『人生に詰んだ元アイドルは、 赤の他人のおっさんと住む選択をした』

元SDN48メンバーの作家・大木亜希子さんが自身の体験に基づいて執筆した私小説を映画化した『人生に詰んだ元アイドルは、 赤の他人のおっさんと住む選択をした』が、11月3日(金・祝)から公開。劇中、主人公・安希子を演じた元乃木坂46の深川麻衣さんと大木さんが、セカンドキャリアを歩む元アイドルの苦悩について語ってくれました。

 

【深川麻衣さん&大木亜希子さん撮り下ろし写真】

いい意味で、タイトルに裏切られました

──今回の映画化で、自身の役を深川さんが演じると聞いたときの大木さんの感想は?  いっぽうで初めて原作を読んだ深川さんの感想は?

 

大木 深川さんが出演してくださるという話を聞いたときは、嬉しさのあまり腰が抜けるほど驚きました(笑)。深川さんは私と同じく元アイドルという境遇で、ひそかにシンパシーを感じていました。映画『愛がなんだ』でお芝居を拝見したとき、難しい役柄を繊細に演じられていてすごいなと思いましたし、女優さんとして活躍されている姿を見て励まされていたので、深川さんに安希子役を演じてもらえるなんて、この上ない幸せでした。また、井浦さん演じられるササポンとかけ合わせることで、「どんな化学反応が起きるんだろう?」という期待に胸を膨らませていたのを覚えています。

 

深川 ありがとうございます。原作はすぐに読み終わるぐらい面白過ぎたんですが、いい意味で、タイトルに裏切られたという印象もあったんです。どちらかというと、もっとコメディー寄りで、アイドルだったときの話も描かれると思っていたから。でも、セカンドキャリアで壁にぶつかったり、直面する悩みというのが、ものすごく生々しく描かれていて、そのギャップにグッときました。そんな安希子を自分が演じられるんだということが本当に嬉しくて、撮影に入るのがとても楽しみでした。

深川麻衣●ふかがわ・まい…1991年3月29日生まれ。静岡県出身。2011年から乃木坂46の1期生として活動をスタートし、2016年にグループを卒業。主な出演作に、映画『愛がなんだ』、連続テレビ小説「まんぷく」、大河ドラマ「青天を衝け」、「日本ボロ宿紀行」「特捜9」シリーズ、「彼女たちの犯罪」などがある。Instagram

 

──共同生活をすることになるササポン役を井浦新さんが演じることについては?

 

大木 普段の井浦さんのイメージは幅広い役柄を演じられるかっこいい俳優さんだったので、一体どんな「普通のおじさん」になってくださるのかと思っていたんです。でも、当時のササポンそのままイメージをつかんでくださって、とても感激しました。

 

撮影現場は原作の世界観そのもの

──アイドル時代に「聖母」と呼ばれる癒やしキャラだった深川さんが、逆に中年男性に癒やされる役を演じることについては?

 

深川 これまで演じた役と似ている、似ていないというより、安希子の感情の機微にすごく共感できたこともあり、そのときの安希子の気持ちをどう表現したら伝わるかということを結構考えました。あとは、新さんと実際に向かい合ってみて、生まれるものを大切にしましたし、穐山茉由監督もその空気感を大事に切り取ってくださいました。本当に、みんなで一緒に擦り合わせながら作っていきました。

 

──元アイドルである深川さんが脚本を読んで、共感したセリフやシーンは?

 

深川 安希子は、元アイドルという経歴が今の仕事にプラスになる話のネタだと思っていて。でも取引先の会社の方にはそれがイマイチ伝わっていないシーンは印象的でした。私自身もアイドルグループに属していた経験も含めて今の自分がいると思っているからこそ、独り立ちして認めてもらえるようにより頑張らなきゃいけないという気持ちだったので。だから、安希子の焦りみたいなものは、すごく理解できました。あと、「もう若くないんですよ」と言う安希子に対して、「自分のことを必要以上に年寄りだと思わないほうがいいよ」というササポンの言葉には、ハッとさせられました。自分で自分のことを勝手に決めつけることが、一番もったいないし、実際自分が30歳になるときに、ドラマの現場で先輩の中村梅雀さんに「まだ何でもできるじゃん」って言われたことを思い出しました。

 

大木 私自身、完成した映画を見るまでは「深川さんという元アイドルの俳優さんが演じてくれることで、セカンドキャリアや人生の迷いをリアルに感じる作品になるだろう」と思っていたんです。でも、実際に試写を観たら、元アイドルという境遇に関係なく、一人の悩める女性として共感できる作品になっていると感じました。

大木亜希子●おおき・あきこ…1989年生まれ、千葉県出身。2005年、ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー。2010年、SDN48のメンバーとして活動開始。解散後はWEBメディアで、営業担当及び社員記者として3年間働く。現在は作家として独立。著作に『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)、『シナプス』(講談社)。最新の連載小説は『マイ・ディア・キッチン』(別冊文藝春秋/料理監修 今井真実先生)。 X(旧Twitter) / Instagram

 

──大木さんも見学された現場の雰囲気はいかがでしたか?

 

大木 私が見学したのは、友達と朝まで飲み明かして、二日酔いになった安希子がササポンと庭いじりをするシーンだったんですが、原作の世界観そのものでした。初めて深川さんとお会いする日で、すごく嬉しかったんですけど、原作者とはいえ、この空間に土足で踏み込むようなことはしてはいけないと思えるほど、世界観が出来上がっていたので、できるだけ邪魔しないよう、昼食に出してもらったお弁当だけ食べてすぐに帰りました(笑)。

 

深川 ほっとできる安心感のある現場でした。辛いシーンはありつつ、すごく温かい作品ですし、穐山監督も寄り添ってくれるし、新さんもすごく穏やかで何でも受け止めてくださる方ですし、安心感がある現場でしたね。お友だち役の松浦りょうちゃんと柳ゆり菜ちゃんも、すぐに距離が近くなれたし、役の延長線上にみんながいるような現場でした。

 

批判的な言葉を気にしていると、いつまでもブレイクスルーできない

──そんなお二人が壁にぶつかった際、乗り越えたエピソードも教えてください。

 

大木 2019年に書籍化のきっかけとなった記事をWEBメディアで配信したとき、SNSを中心に大きな反響がありました。Twitter(現・X)のトレンドランキングで上位になったときに、やっぱり温かいコメントだけではありませんでした。「こんな生活、おとぎ話に決まってる」とか「元アイドルのライターが何か言っているwww」みたいな辛辣なコメントに最初は傷ついたんですけど、そういう言葉を気にしていると、いつまでもブレイクスルーできないってことに気づいたんです。それを客観的に受け入れることで、少しずつ前に進むことができました。

 

深川 20代の頃は仕事が全てで、仕事の評価=自分の存在価値みたいに思っていたんですよ。でも、それってすごく疲れちゃうことだし、壁にぶつかって、仕事がうまくいかなくなったときに、自分から見る存在価値が揺らいじゃうんです。だけど、30代に突入して、周りの先輩が「30代は肩の力が抜けて楽しいし、ようこそ!」みたいな感じで迎えてくださったんです。それで、まず真ん中に自分を置いて、大事な仕事、友達や趣味があってっていう考え方に変えたら、ちょっと楽になりましたね。

──年齢の離れた部下との接し方に悩む読者にアドバイスがあれば教えてください。

 

大木 私がササポンと住んでいたときに、何が一番心地良かったというと、彼が無理に距離を詰めてこなかったことなんです。ちょっとゴリゴリくるような熱血おじさまに、無理矢理ポジティブにさせられたら、元気になるどころか、さらに落ち込んでいたと思います。でも「あなたはそこにいるだけでいい」「回復するまでは、無理のない範囲で働けばいい」と、「期待を求めない」「見返りを求めない」「リアクションを求めない」という3つのことをしていただいたおかげで、自分が回復への道をたどることができました。もし、若い部下の方との接し方が悩んでいる方がいたら、「私はそういうことが嬉しかった」と伝えたいです。

 

深川 「ポジティブにさせたい」「元気を出してほしい」という気持ちはありがたいかもしれないけど、そこに無理矢理持ってくんじゃなくて、その人をまず受け入れてあげることが大事だと思います。自分も同じ立場だったら、それが嬉しいし、否定しがちなときに、「それでいいんだよ」と認めてくれたら、気持ちが楽になる気がしますね。そのうち、時間が解決してくれることもあると思いますし。

 

──ちなみに、「詰んだ」ときに、気分転換となるストレス解消法を教えてください。

 

大木 大好きな屋久島の檜を使った、純正のオーガニック・アロマオイルをアロマストーンに垂らして嗅ぎますね。それだけで思考がクリアになってリセットされます。あとは、双子の姉の奈津子が勧めてくれる美容家電を使います。

 

深川 凝り固まっているなぁという時は、電動のヘアブラシで頭をほぐしたりします。緊張している時期とか考え事をしている時は頭も意外と凝っているので、頭や身体をほぐすと自然と心もリラックスしてくる気がします。

 

 

人生に詰んだ元アイドルは、 赤の他人のおっさんと住む選択をした

11月3日(金)公開

 

(STAFF&CAST)
監督:穐山茉由
原作:大木亜希子
脚本:坪田文
出演:深川麻衣 松浦りょう 柳ゆり菜 猪塚健太 三宅亮輔 森高愛 河井青葉 柳憂怜 井浦新

(STORY)
元アイドルの安希子(深川)は、幸せで充実した人生を歩んでいると自分に言い聞かせながら日々の仕事に励んでいた。ある日、メンタルを病み、会社を辞めることになった彼女は仕事もなく、男もなく、手残り残高10万円という厳しい現実に直面。そんなとき、友人から一軒家でひとり暮らしをする56歳のサラリーマン・ササポン(井浦)との同居生活を提案される。

公式HP:https://tsundoru-movie.jp/

(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会

 

撮影/中村 功 取材・文/くれい響

飯田圭織&稲場愛香が新大久保で話題の2Dカフェへ!韓国雑貨店では人気No.1商品を予想『キタに恋した!』

10月28日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、稲場愛香が登場する。

『キタに恋した!』左から)飯田圭織、稲場愛香©HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は、最新韓流グルメがいち早く上陸するということで若者に大人気の新大久保へ。実は新大久保によく通うという稲場愛香のお薦めスポットとは…。

 

一行は、アートの街としても注目される新大久保で話題のアートなカフェへ。その名も「2Dカフェ」。2次元の世界にいる錯覚に陥りそうな店内は、まるで絵本の中のよう。店内だけでなくスイーツまでも2D仕様というこだわりように飯田圭織と稲場も大興奮する。

 

続いては、韓国雑貨店とカフェが併設された店へ。カフェでは、韓国の伝統的なお菓子「ソルギ」をオーダー。伝統的なお菓子を現代風にアレンジしたアートなグルメとは。さらに、韓国雑貨店では、2人が人気No.1商品を予想。店内の2000アイテムの中から見事No.1商品を当てたのは誰なのか。

 

番組情報

『キタに恋した!』

HBC

2023年10月28日(土)深夜0時58分~1時28分

 

MC:飯田圭織

ゲスト:稲場愛香

進行アシスタント:本間吏成(HBCアナウンサー)

ナレーター:室谷香菜子(HBCアナウンサー)

 

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze

(翌日10月29日(日)正午配信)

X(旧Twitter):@HBCkitakoi

TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

 

©HBC

秋元真夏「口が好み」のアインシュタイン稲田に告白!?堀未央奈は「先輩たちの目が怖かった」と本音を『痛快!明石家電視台』

10月28日(土)放送の『痛快!明石家電視台』(MBS ※関西ローカル 午後3時30分~4時30分)は、「関西なんでやEXPO」と題し、不思議だらけの関西の「なんでや?」を街行く人々に大調査。元乃木坂46の秋元真夏、堀未央奈がゲスト出演する。

 

今回は、「関西人のなんでや?」「ゲストのなんでや?」「街のなんでや?」をテーマに、明石家さんまがゲストやメンバーとともにトーク&クイズを繰り広げることに。

 

「街のなんでや? クイズ」では、関西の1つの街にターゲットを絞り、その街の「なんでや?」を調査。ロケリポーターのギャロップがクイズを探して、林健が「いい意味でガチャガチャしてます」という大阪・天満を調査する。

 

元キックボクシング日本王者が代表兼トレーナーを務めるフィットネスジムでは、林がキックボクシングに挑戦。「優勝した割には忙しくないぞ!」と『THE SECOND』王者のうっぷんを晴らす。

 

また、「日本酒1合1円」という激安居酒屋では「99円のおでんが49円になる条件とは?」というクイズを出題。超激安になっても、林が「99円でええわ」とこぼす条件とは。ほかにも、なぜかジョン・レノンのサイン入りギターがある天神橋筋商店街内の喫茶店など、個性豊かな「なんでやタウン」のクイズをさんまが出題する。

『痛快!明石家電視台』関西人からの直球質問にタジタジになる秋元真夏(c)MBS

 

「ゲストのなんでや?」では、関西人から秋元真夏、堀未央奈に「なんでや?」と思う質問を街頭インタビュー。「女性だらけのアイドルグループ・乃木坂46で大変だったことは?」という直球質問に2人はタジタジ。

 

秋元は「女子グループだから絶対仲悪いんでしょ」と何度も聞かれたという当時を振り返る。一方の堀は「先輩たちからの目は怖かったです」と2期生に加入して間もなくセンターを務めた際の本音を吐露。続く秋元の発言に、さんまは「今何言うた?」とダメ出しする。

 

次に、「アイドルグループ・乃木坂46を卒業してからの変化は?」という質問に対して、秋元は自身の恋愛観を打ち明け「稲田さんの口が一番好き」とアインシュタイン・稲田直樹に突然の告白。対する堀は好きな男性のタイプを「歯向かってこない男の人がいい」とぶっちゃけ、さんまは爆笑。思いがけないフレーズに明石家メンバーは震え上がる。

 

「関西人のなんでや?」では、街で見付けた思わずツッコミたくなる不思議な関西人・通称「なんでやさん」に番組スタッフがインタビュー。大阪・心斎橋で出会った35歳・ギャル占い師のスマホ待ち受け画面にさんまはビックリ。

 

スタジオには、化石の専門家の間でも有名という「伝説のサラリーマン化石ハンター」が登場。平日は会社員として勤務し、休日に趣味で化石採集&研究を行う「なんでやさん」は、所有する1万点もの化石の中から超貴重なものを持参。「日本で見つかった最大級の獣脚類」という恐竜のキバは推定1億円。その化石を巡り、さんまが「俺を信じろ!」と絶叫する事態が勃発する。

『痛快!明石家電視台』左から)堀未央奈、間寛平 (c)MBS

 

番組情報

『痛快!明石家電視台』
MBS ※関西ローカル
2023年10月28日(土)午後3時30分~4時30分

(c)MBS

いつでもどこでも推しと一緒。「推し活」を盛り上げるアイテム5選

忙しい毎日に潤いを与えてくれる存在、それが推し。できることなら、四六時中ともに過ごしたい。そんな願いを叶えてくれるブランドが「GAACAL」だ。今回は綺羅星のごとく揃ったアイテムの中から、筋金入りの推し活歴を誇る筆者が厳選した5つをご紹介しよう。

 

【その1】推しをさらに魅せる「クリア窓ポーチ」

ここ数年、ぬい撮りが随分とメジャーになってきた。お気に入りのぬいぐるみを連れて出かけ、さまざまなシーンで撮影するアレである。国内外問わず多くのアイドルのぬいぐるみグッズが発売されており、コスチュームを自作するツワモノも少なくない。もちろん、ゲームやアニメキャラクターのぬいぐるみ人気も健在である。

 

愛するぬいを常に見つめたい。撮影するときだけバッグから取り出すのは寂しい。そんな人におすすめなのが、「グッズ用クリア窓ポーチ」。小型リュックのようなポーチに入れてお気に入りのぬいを持ち歩くことができる。小窓がついているので常にぬいが覗いている状態だ。

金具付きなので、ポーチにつけるも良し、バッグにつけるも良し。付属のフェルトボールが、ぬいの可愛さを惹き立ててくれる。推しを見せびらかしたい派におすすめ。

 

▶「君の箱庭」グッズ用クリア窓ポーチ

(ホワイト・ベージュ・ピンク・スモークブルー・ブラック)

https://gaacal.com/products/s00019

 

【その2】大切な推しを傷つけることなく持ち運べる「アクスタ保護ポーチ」

ぬい撮りと並んでよく見かける光景が、アクスタ(アクリルスタンド)撮影。推し活を楽しむ者たちは、カフェや公園、ライブに向かう新幹線の中など、あらゆる場所で撮影を試みている。この「アクスタ保護ポーチ」があれば、大切な推しのアクスタを傷つけることなく、遠征先に持って行けるのだ。

 

アクスタだけでなく、缶バッジや小さなぬいだってしっかり収納できる。中身が見えるクリア仕様だから、推しの様子を常に確認できるのも良き。推し事のみならず、普段のお仕事にも使えるシンプルさ、なおかつプチプチがハートになっている点も見逃せない。

 

▶「全力待機」アクスタ保護ポーチ

(クリア・ピンク・パープル・ブルー・イエロー・オレンジ)

https://gaacal.com/products/s00020

 

【その3】ライブやイベント時に大活躍!「推し活3way多機能リング」

こちらは、6×8.9㎝までのカードが入れられるポケットと落下防止リング、ペンライトホルダーが揃った「推し活3way多機能リング」。手首に通せるから、ライブやイベント中に、ペンライトを持って、うちわに持ち替えて……ともたつくことを防いでくれるのが本当にありがたい。

 

写真のように、カードが入るクリアホルダーをスマホに挟むこともできる。もちろん、推し活以外にも使えるオシャレな見た目と流行のくすみカラー展開も魅力的。

 

▶「推し活3way」多機能リング クリアカードホルダー付き 落下防止

(アイボリー・ピンク・ライラック・ブルー・グリーン・ブラック)

https://gaacal.com/products/s00002

 

【その4】推しの姿をより華やかに!「缶バッジロゼット」

推しの缶バッジは、その存在自体が輝いている。しかし、さらに推しを輝かせるのが、「缶バッジロゼット」だ。小さなハート柄のリボンで作られたロゼット(勲章のようなブローチ)はクラシカルな雰囲気で、バッグやポーチに付けるのはもちろん、インテリアとして飾るのもおすすめ。

 

58~75㎜のバッジに対応しており、中央にマグネットが付いているので、簡単に取り付け可能。あなたの推しをさらに輝かせよう。

 

「華とハートと」缶バッジロゼット

https://gaacal.com/products/s00054

 

【その5】遠征時にも買い物にも。「大容量帆布トートバッグ」

推し活をしていると、どうしても荷物が増える。そこで活躍するのが、大容量のトートバッグだ。こちら「大容量帆布トートバッグ」は、シンプルで普段使いもしやすいデザイン、かつ35㎝×37㎝で5㎝のマチ付きだから、大荷物も余裕で収納可能。缶バッジロゼットをつければ、自分だけの推しバッグが完成!

 

意外に手持ちのバッグだと入らないことが多いうちわも、このトートならすっぽり(持ち手が少しだけ覗く程度!)入る。内側には3つのポケットがあるのでバラバラになりやすい小物を収納しやすく、さらにうれしいのはトートバッグ上部にファスナーがついている点! 電車の中やイベント会場などの人混みで不安な防犯面もバッチリだ。

 

▶「推しも生活も譲れない」大容量帆布トートバッグ

(ホワイト・ピンク・パープル・ブラック)

https://gaacal.com/products/s00016

 

このほかにも、普段使いもできるキュートなアイテムが多数あるので、推し活をさらに充実させたい人はぜひチェックしてみて。自分の好きな色や推しの色が選んで、気分をあげていこう!

 

GAACAL 推し活グッズ

https://gaacal.com/collections/oshikatsu

 

「名言 響く(人名)」「値段(店名)」の検索1位を調査「10代・20代女性の勝負曲」も『ニッポン人の頭の中』

10月28日(土)放送の『ニッポン人の頭の中』(日本テレビ ※関東ローカル 毎週土曜 午前10時30分~11時25分)は、「ニッポン人は何の値段が一番気になっているのか?」「10代・20代の男性が女性から一番歌ってほしい曲とは!」「ニッポン人は誰の名言が一番響いているのか?」「今年、急上昇しているのは○○ハラスメント!?」を送る。

『ニッポン人の頭の中』左から)朝日奈央、白洲迅、藤井貴彦アナ、有田哲平、山本彩、井口浩之(c)日本テレビ

 

この番組は、検索エンジンやSNS、日常にあふれかえる多種多様なデータを基にニッポン人の本当の頭の中を可視化するビッグデータバラエティ。10月28日放送は有田哲平(くりぃむしちゅー)をはじめ、ゲストに朝日奈央、井口浩之(ウエストランド)、白洲迅、山本彩を迎えて送る。

 

「ニッポン人は何の値段が一番気になっているのか?」では、10月に入り、約4600品目のアイテムが値上げされるなど、日常生活で常に気になる“値段”を調査。「値段 (店名)」で検索された店舗名の第3位は「スポッチャ」で有名なラウンドワン。2位は期間限定のフレーバーが楽しめる「サーティワンアイスクリーム」。そしてニッポン人が一番気になっている店とは…。

 

さらに10代・20代の女性の勝負曲&男性が女性に歌ってほしい曲を調査。女性が勝負曲として男性に向けて歌う曲の第3位は西野カナの「トリセツ」、第2位はSaucy Dog(サウシードッグ)の「シンデレラボーイ」、そして第1位は? さらに男性が女性に歌ってほしい曲も紹介する。

 

「ニッポン人は誰の名言が一番響いているのか?」では、 ニッポン人が「名言 響く (人物名)」で一番検索された有名人を調査。名言で有名なマツコ・デラックスを抑えて圧倒的1位となった意外な人物とは。

 

「今年、急上昇しているのは○○ハラスメント!?」では、数々のハラスメントの中で今年、急上昇したハラスメントを紹介。セクハラ、パワハラだけじゃない〇〇ハラスメントとは。

 

番組情報

『ニッポン人の頭の中』
日本テレビ(関東ローカル)
毎週土曜 午前10時30分~11時25分

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/mindofjapanese/
公式 X(旧 Twitter):https://twitter.com/atamanonaka_ntv

(c)日本テレビ

川井田夏海&大塚剛央「いつだって世界は彩り豊かだと伝わってくるアニメ」映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』

装画家・イラストレーターとしても活躍する西村ツチカによる漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』。人間と動物が織りなす奇想天外な世界観が魅力の本作を、「ハイキュー!!」シリーズや「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」など、数々の名作を世に送り出してきたProduction I.Gが映像化した映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」が公開中。今作で劇場アニメーション映画初主演を務める川井田夏海さんと、数多くの人気アニメに出演する実力派若手声優・大塚剛央さんの二人に、本作の魅力や、今ハマっていることを語ってもらった。

 

【川井田夏海さん&大塚剛史さん撮り下ろし写真】

 

原作の漫画は読めば読むほど自分の中で世界が広がっていった

──『北極百貨店のコンシェルジュさん』は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店を舞台に、川井田夏海さん演じる新人コンシェルジュの秋乃が、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら成長していくストーリーです。原作と脚本をそれぞれ読んだときの感想をお聞かせください。

 

川井田 オーディションにあたって原作を読ませていただいたんですけど、独特な絵のタッチを、どういうふうに映像化するんだろう、どういう構成になるんだろうというワクワク感がありました。脚本は、春夏秋冬を通して、秋乃の目線で成長していく姿がしっかりと描かれていて、上手に1本にまとまっているなと思いました。

 

大塚 最初に原作を読んだとき、パッと読んだだけでは理解できないことが多かったんです。特に僕が演じさせていただいたエルルは謎のペンギン、いつも百貨店内を歩いているキャラクターで、この発言はどういうことなんだろうとか考えて。人間に対する皮肉だったり、人間と絶滅種の動物とのやり取りの温かさだったり、読めば読むほど自分の中で世界が広がっていくという印象でした。台本は秋乃を中心に描かれていて、すごく人情味が強いというか、温かい雰囲気が感じられました。だからエルルを演じる上でも、前向きな姿勢で臨んだほうがいいのかもしれないと思いました。

川井田夏海●かわいだ・なつみ…2月18日生まれ。愛知県出身。主な出演作品は、「放課後ていぼう日誌」(帆高夏海役)、「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」(結城あさみ役)、「RPG不動産」(ルフリア役)など。今作で劇場アニメーション映画初主演を務める。公式サイト

 

──アフレコのときは、どのぐらい絵は出来上がっていたんですか?

 

川井田 色はついていなかったですが、かなり完成形に近くて、キャラクターがヌルヌル動いていたので、分かりやすかったです。たとえば秋乃が走るシーンで、お客様がいるときは正しい姿勢なんですけど、そうじゃないと雑になるところなどは、息遣いの演技するときに参考になりました。森さん(※秋乃の先輩コンシェルジュ)のスンとした感じも、アフレコの時点で十分伝わってきました。

 

──役作りでどんなことを意識しましたか。

 

川井田 秋乃が持っている素直さやひたむきさ、一生懸命さを豊かに演じようと思いました。あと、くじけないところですね。たとえばトキワさん(※秋乃を厳しくチェックする外商員)に「向いてない」とバシッと言われたときに、森さんに頼ることなく、泣きながらも「何くそ!」ってへこたれなかったり、お客様に土下座させられても、「私が見送ります!」と食い下がったり。ちょっと頑固なところもあるけど、そういうところも魅力だなと思うので、そこも含めて豊かに演じられるように意識しました。

 

──川井田さん自身、秋乃に共通するところはありますか。

 

川井田 私はド末っ子なので、すぐに私生活では「うえーん」って泣きつきます(笑)。ただお仕事のときは、うまくいかないときでも「何くそ!」ってなるので、そこは秋乃に似ているのかもしれません。

大塚剛央●おおつか・たけお…10月19日生まれ。東京都出身。2020年、第14回声優アワード「新人男優賞」を受賞。主な出演作品は、「風が強く吹いている」(蔵原走役)、「もののがたり」(岐兵馬役)、「【推しの子】」(アクア役)、「アイドルマスター SideM」(眉見鋭心役)など。公式サイトX(旧Twitter)

 

──大塚さんはエルルを演じる上で、どんなことを意識しましたか。

 

大塚 まだ若手の僕をエルル役に選んでいただいたので、若さがあったほうがいいのかなと思っていたんですけど、いざ現場でやってみたら、「もっと落ち着きがあって、しっかりとした説得力が欲しいです」と言っていただいたので、エルルの深みを意識して演じました。エルルは哲学的なことを言うので、百貨店に対してどう思っているのか、秋乃に対してどう思っているのかなどは、原作と脚本を照らし合わせながら考えて作り上げていきました。

 

──アフレコは何人ぐらいで行われたんですか。

 

川井田 大体3、4人ぐらいでした。

 

大塚 まだ制限があったので、掛け合いのある人たちで一緒に録るという感じでした。

 

川井田 私は一日スタジオにいて、シーンごとにキャストの方々をお迎えして、掛け合いで一緒に録らせていただいて、収録が終わって帰られて、次のキャストの方々をお迎えしてと、本当にコンシェルジュさんになった気分でした(笑)。

 

人生は季節のように巡っていくんだと前向きになれる作品

──お二人はこれまで共演経験は?

 

大塚 初めてですね。

 

──共演した印象はいかがでしたか。

 

川井田 ザ・落ち着き。

 

大塚 (笑)。

 

川井田 個人的に、この作品で一番難しい役はエルルじゃないかなと思っているんですが、大塚さんはかっこよく演じていらっしゃって、落ち着いていて、とても頼りになるし、たくさん助けていただきました。あまり会話をする時間もなかったんですけど、多くは語らずとも、どしっといてくださってすごく心強かったです。

(C)2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

 

──大塚さん自身がエルルのような存在なんですね。

 

川井田 そうなんです!

 

大塚 そんなことはないです(笑)。川井田さんもお話した通り、この作品は、会ってすぐに「始めましょう」みたいな感じだったので、なかなかお話する機会はなかったんですけど、真っすぐぶつかって演じている姿は秋乃と重なって素敵だなと思いました。その後、別の現場でご一緒したときに改めてお話しをしたんですが、いつも元気に接してくださるので、自然と現場が明るくなるんです。

 

──完成した作品を観た感想はいかがでしたか。

 

川井田 すごい映像作品が出来上がったなと思いました。一体、何枚絵を描いたんだろうと不思議になるぐらい動きが素晴らしくて、そこに色がついて、音楽がついて、周りのざわめきや呼吸が加わって。クリスマスのシーンではオーケストラもあって。良いときもあれば、悪いときもあるけど、いつだって世界は彩り豊かだというのが伝わって来て、まるで人生みたいな作品だなと。つらいことがあっても、ずっと続くわけじゃない。人生は季節のように巡っていくんだと、観たら前向きな気持ちになれます。

 

大塚 多種多様な動物がいて、その中には絶滅種である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)もいて、その説明も丁寧に描かれていて、原作を知らない方でも楽しめる作品だなと感じました。音も繊細で、たとえば足音一つとっても、それぞれ動物によって違いがあって、いろんな楽しみ方ができるなと。僕は試写を二度観させていただいたんですが、二回目のときは、「ここに注目しよう」みたいな見方もできて、何度も観たくなる作品です。

(C)2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

 

──お二人は、どういうときに百貨店を利用しますか?

 

川井田 食べ物を探しに行くときですね。季節のお菓子が好きなので探しに行って、目当てのものがなかったら別のお菓子を買ったり。まあ、大体あんみつなんですけど(笑)。自分では作れないお菓子がたくさん売っているので、自分へのご褒美として買っています。

 

大塚 僕も食べ物ですね。今日はいつものスーパーじゃなくて、美味しいものを買って帰ろうかなみたいなときにデパ地下に寄ります。寄った結果、あれも欲しい、これも欲しいって、いっぱい買っちゃうみたいな(笑)。

 

二人がハマっている家電とゲームとは?

──最近、購入して重宝している家電を教えてください。

 

川井田 とても生活が変わったなと思ったのが、今年買った最新のiPad Airです。オーディションや仕事の原稿などが家にどんどん溜まっていくので、見返したいとなったときなどに「あの原稿どこだったっけ?」って探すのが大変だったんです。「だったらiPadに入れてしまおう」ということで、iPadを買ってからは荷物が軽くなりました。

 

──基本はお仕事で使うことが多いんですか。

 

川井田 そうですね。それこそ原作の本を読んだり、映像のチェックをしたりも全部iPadでできて便利なんです。ちょっとした時間に映画を観るときも、スマホよりも画面が大きくて臨場感があるので、生活の水準が上がりました(笑)。

 

大塚 僕はソニーのサウンドバーです。家で過ごすのが大好きなので、ゲームをしたり、映画を観たりするときに、どうせなら良い音質で楽しみたいなと思って買いました。ただ買って結構経っているんですが、いまだに設定に苦労するんですよね。一応、「シネマ」とか「ミュージック」とかボタンが付いているんですけど、自分の感覚で聴きたい音声はどれがベストなのかを探すのが難しいです。

 

──大塚さんはゲーム好きで知られていますが、最近は何にハマっていますか?

 

大塚 最近は『TROPICO』というシミュレーションゲームにハマっています。自分が大統領になって、政治や経済を動かして街づくりをするんですけど、YouTubeで動画を観て、面白そうと思って始めました。

 

──川井田さんはハマっているゲームはありますか?

 

川井田 最近、Nintendo Switchの『ピクミン4』を買ったんですけど、よくやっているのは『ドラゴンクエスト』です。もう何度もクリアしているんですけど、またリセットして一から始めるぐらいドラクエが大好きなんです。映画にしても同じ作品を何度も観て、同じところで泣けるタイプなんですよね(笑)。それはゲームも同じです。

 

──お二人ともインドア派ですか?

 

大塚 そうですね。基本的に休みは家で過ごすことが多いです。連休があったら、旅行に行きたいですけどね。国内でも行ったことのない場所がたくさんありますし、京都も修学旅行以来行ってないですし。最近は地方に行くのはお仕事になるので、プライベートで行きたいです。

 

川井田 私もずっと家にいますね。大袈裟じゃなく、一日中同じ場所に座って動かない、みたいな(笑)。それでソファに座ってゲームをやったり、映画を観たり。外出するとすれば、大好きな観劇をするときぐらいで、連休のときは実家に帰ることが多いです。しかも、いつも地元で同じものを食べるんですよ。鴨うどんを食べて、ラーメンを食べて、おいしいクレープ屋さんでクレープを食べて、スーパーのお団子を食べて。それを全て食べたら東京に戻ります(笑)。

 

 

北極百貨店のコンシェルジュさん

絶賛上映中!

【映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」よりシーン写真】

(CAST)
秋乃:川井田夏海
エルル:大塚剛央

東堂:飛田展男
森:潘めぐみ
岩瀬:藤原夏海
丸木:吉富英治
給仕長:福山 潤
トキワ:中村悠一

ワライフクロウ夫:立川談春
ワライフクロウ妻:島本須美
ウミベミンク娘:寿美菜子
ウミベミンク父:家中 宏
クジャク:七海ひろき
クジャク彼女:花乃まりあ
二ホンオオカミ:入野自由
二ホンオオカミ彼女:花澤香菜
カリブモンクアザラシ:氷上恭子
ゴクラクインコ:清水理沙
バーバリライオン:村瀬 歩
バーバリライオン彼女:陶山恵実里
ネコ:諸星すみれ

ウーリー:津田健次郎

(STAFF)
原作:西村ツチカ『北極百貨店のコンシェルジュさん』(小学館「ビッグコミックススペシャル」刊)
監督:板津匡覧
脚本:大島里美
キャラクターデザイン・作画監督:森田千誉
コンセプトカラーデザイン:広瀬いづみ
美術監督:立田一郎[スタジオ風雅]
動画検査:野上麻衣子
撮影監督:田中宏侍
編集:植松淳一
音響監督:菊田浩巳
音楽:tofubeats
アニメーション制作:Production I.G
製作:アニプレックス、Production I.G、KDDI、ADKマーケティング・ソリューションズ、トーハン
配給:アニプレックス
主題歌:「Gift」Myuk(Sony Music Labels Inc.)

 

(STORY)
新人コンシェルジュとして秋乃が働き始めた「北極百貨店」は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店。一人前のコンシェルジュとなるべく、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら日々奮闘する秋乃の前には、あらゆるお悩みを抱えたお客様が現れます。中でも<絶滅種>である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)のお客様は一癖も二癖もある個性派ぞろい。長年連れ添う妻を喜ばせたいワライフクロウ。父親に贈るプレゼントを探すウミベミンク。恋人へのプロポーズに思い悩むニホンオオカミ……。自分のため、誰かのため、様々な理由で「北極百貨店」を訪れるお客様の想いに寄り添うために、秋乃は今日も元気に店内を駆け回ります。

 

公式サイト:https://hokkyoku-dept.com/

公式X:https://twitter.com/HOKKYOKU_Dept

公式Instagram:https://www.instagram.com/hokkyoku.dept/

(C)2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

 

撮影/友野 雄 取材・文/猪口貴裕

武田玲奈「この作品をきっかけに、大人の女性の役が増えてほしい!」映画『唄う六人の女』

竹野内豊さんと山田孝之さんがダブル主演を務め、美しく奇妙な6人の女によって、森の奥深くに監禁された2人の男の運命を描いたサスペンス・スリラー『唄う六人の女』が、10月27日(金)より公開する。個性的な女性キャラが登場するなか、優しい雰囲気を放つ“包み込む女”と、都会に生きる“かすみ”という対照的な二役を演じた武田玲奈さん。いくつかの“初めて”が重なった役柄の思いについて語ってくれました。

 

武田玲奈●たけだ・れな…1997年7月27日生まれ、福島県出身。2014年Popteenレギュラーモデルとして芸能活動スタート。映画『暗殺教室』(15年)にて女優デビュー。2023年福島県いわき市の観光や食の魅力を発信する「いわきツーリズム推進特命部長」任命。主な出演作に、ドラマ「おいハンサム!!」(22年)、「あなたがしてくれなくても」(23年)、映画『真・鮫島事件』(20年)などがある。現在、MCを務めるeスポーツ番組「eGG」(日本テレビ)が放送中。X(旧Twitter)Instagram

【武田玲奈さん撮り下ろし写真】

 

このタイトルなのに、私、歌わなくていいんだ(笑)

──最初に脚本を読んだときの感想を教えてください。

 

武田 私自身、自然がとても好きなので、自然が大きなテーマになっている作品に参加できることは楽しみでした。そして、そこで描かれるエコやサステナブル、SDGsといったメッセージ性にも胸打たれました。実際に、ゴミの分別や自然に優しい素材を使うことを考えたり、調べたりしていたので……。あと、「このタイトルなのに、私、歌わなくていいんだ」と思いました(笑)。

 

──「オー!マイキー」などで知られるアーティスティックな作風で知られる石橋義正監督の最新作としての印象はいかがでしたか?

 

武田 初めて石橋監督とご一緒するということで、以前の作品を観させていただいたんですが、独特な世界観のなか、かなりCGを使ってらっしゃるので、台本を読みながら「このシーンでは、どのようなCGが足されるんだろう?」と考えていました。あと、今回はコメディ要素がないので、「これまでの石橋さんの作品とは違った雰囲気の作品になるんだろう」と思いました。

──今回、武田さんは竹野内豊さん演じる萱島の彼女・かすみと、森の中で萱島が出会う六人目の女“包み込む女”の二役を演じられています。

 

武田 まずは“包み込む女”ですが、台本を読んだだけでも、現場に入ってもなかなか分かりにくい、かなり難しい役柄だったと思います。目にカラコンを入れたり、奇抜なデザインの着物を着たり、最終的に森の中に生息する妖精のような感覚で臨みました。一方のかすみは、都会でバリバリに働くかっこいい女性。全く違う役どころなので、二つの役を演じ分けることに関しては、そこまで難しくなかったと思います。

 

恋人役の竹野内さんは、すごく気さくで、親しみやすい方

──また、かすみは萱島との子どもを欲しており、“包み込む女”は自らの子どもを守っているように、母性の強さに関しては共通しています。

 

武田 かすみに関しては、気が強い性格でもあるので、だいぶ年齢の離れた萱島を守りたい、助けたいという思いから、自分の意見をしっかり言ったり、ときには叱咤したりすることもあります。“包み込む女”は、反対に無表情で無口で、石橋監督からは「ただ、そこに存在している。佇んでいることを意識してください」というアドバイスをいただきました。ただ、子役の子どもたちと触れ合っているときの芝居が難しかったです。普通なら笑顔で接すればいいのですが、“包み込む女”は歯を出して笑顔にはなれない。あと、子どもを抱っこすることもあまり慣れていなかったので、そこも大変でした。

 

──人里離れた森林での撮影はいかがでしたか?

 

武田 森林のシーンは、京都の原生林の中だったり、奈良の山奥だったり、数か所で撮影しました。電波も繋がらない原生林の中に入っていくときは、かなり慎重に行動していました。みんなヘルメットをかぶって、ガイドさんに案内されながら、指定された道以外を歩いてはいけないといった、植物を守るためのいろいろなルールに従って移動していました。

 

──竹野内さんのほか、共演者の方とのエピソードを教えてください。

 

武田 竹野内さんも山田(孝之)さんも、今回が初共演だったんです。竹野内さんはどこか寡黙そうなイメージがあって、「年齢差のある恋人役が演じられるかな?」と思っていたんですが、全然そんなことなくて(笑)。すごく気さくで、親しみやすい方だったので、全く抵抗なく役に入り込めました。山田さんは結構キツいというか、怖い役どころだったので、ちょっと怯えていたんですが(笑)、山田さんも優しく紳士的な方でした。あと、竹中(直人)さんとのシーンは、ちょっと緊張感がほぐれる雰囲気だったので、竹中さんが作られた空気に乗っからせていただく感じで、楽しくやらせてもらいました。

 

「自然を大切にしたい」と思ってくれる人が増えてほしい

──完成した作品をご覧になったときの感想は?

 

武田 どこか奇妙な雰囲気ではあるんですが、すごく美しいビジュアルの作品になったと思いました。6人の女たち、それぞれの違う個性、違う美しさがあるので、皆さんハマっているなと思いながら観ていました。あと、私が現場では見ていなかった、すごいアクションや、グロい感じのシーンもありながら、最初に脚本を読んだときよりも、強いメッセージ性を感じました。

 

──本作は武田さんとしても、いろんな意味で、挑戦作だったと思います。

 

武田 初めての二役というのもありますし、全くセリフがない役どころも初めてでした。そういった意味での挑戦もありましたし、子どもを持つ母親という役も、今までほとんどなかったので、「この作品をきっかけに、大人の女性の役どころが増えてほしい」って思いました(笑)。また、この作品をたくさんの方に観てもらうことによって、「自然を大切にしたい」と思ってくれる人が増えてほしいです。

──いつも現場に持っていくモノやグッズについて教えてください。

 

武田 「SHIRO」のハンドクリームとか、いい香りがする消毒用のハンドジェル。あとは「nahrin」のロールオンタイプのハーブオイル。それから、「THERA」の塗香(パウダー状のお香)で、シナモンと混ざった匂いのものを手に塗りこんだりしています。現場や寝る前とかに、匂いを嗅ぐことでリフレッシュするようにしています。個人的には甘めというより、スーッとする匂いの方が好きですね。

↑武田さんが愛用するハンドクリームなど。撮影の合間には匂いでリフレッシュを図るとのこと

 

 

(C)2023「唄う六人の女」製作委員会

唄う六人の女

10月27日(金)より全国公開

 

(STAFF&CAST)
監督・脚本:石橋義正
脚本:大谷洋介
出演:竹野内豊 山田孝之 水川あさみ アオイヤマダ 服部樹咲 萩原みのり 桃果 武田玲奈 大西信満 植木祥平 下京慶子 鈴木聖奈 津田寛治 白川和子 竹中直人

(STORY)
父の訃報を受けて帰郷した萱島(竹野内)と、萱島の父が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島(山田)は、車で山道を走る途中で事故に遭い気を失ってしまう。目を覚ますと、2人は“刺す女”(水川)、“包み込む女”(武田)ら、謎めいた6人の女たちによって、森の奥深くの屋敷に監禁されていた。

 

【映画「唄う六人の女」よりシーン写真】

公式HP https://www.six-singing-women.jp/

(C)2023「唄う六人の女」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/円谷歩美 スタイリスト/小川未久
衣装協力/ビューティフルピープル、リュニック エ モア、STEFANO POLETTI、リューク、プリュイ

鈴木愛理がラムちゃんに!?Liyuuと『マクロスF』イントロクイズも『アニソンでしょでしょ』初の地上波放送【コメントあり】

『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 カバーでしょdeショー!!』(テレビ朝日 ※関東地区 深夜1時26分〜1時56分)が、10月26日(木)に放送される。出演者のオーイシマサヨシ、鈴木愛理、Liyuuからコメントが到着した。

『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 カバーでしょdeショー!!』左から)鈴木愛理、Liyuu、オーイシマサヨシ (c)テレビ朝日

 

オリジナルコンテンツを毎日届けている、チャンネル登録者134万人のテレ朝公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で、毎週土曜に配信中の大人気アニソン番組『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲カバーでしょdeショー!!』(通称:『アニソンでしょでしょ』)。

 

豪華ゲストとたっぷりアニメ談義&珠玉のアニソンカバーを送る当番組。MCであるオーイシマサヨシと鈴木愛理も自ら披露する渾身のカバー歌唱も話題で、鈴木がカバーした人気アニメ『【推しの子】』OP主題歌「アイドル」は現在1100万再生を突破。ほかにも、Ado「新時代」は880万再生、『鬼滅の刃』OP曲「残響散歌」は800万再生とバズりまくり。

 

オーイシマサヨシが“1人34役!?”で熱唱した「うまぴょい伝説」はアニメ業界も話題騒然のクオリティで270万再生を記録。番組開始2年半で100万再生を超える動画が28本、トータル1億再生を突破する超バズりコンテンツとなっている。

 

そんな『アニソンでしょでしょ』が、初の地上波放送。ゲストは、番組2回目の登場となる歌手・コスプレイヤーのLiyuu。上海出身で日本のアニメが好きすぎて来日したというLiyuuは、人気コンテンツ『ラブライブ!スーパースター!!』から生まれたスクールアイドルグループ「Liella!(リエラ)」のメンバーとしても活動中。SNSの総フォロワー数220万人を超えるいま話題の人物だ。

 

今回は、アニメ大好きLiyuuが、アニメ『けいおん!』で初めて「日本には“部活”というものがある」ということを知ったエピソードなど、「アニメで学んだ、日本と中国のギャップ」について熱弁。さらに、カラオケも大好きなLiyuuは『マクロスF』シリーズには名曲がたくさんあるといい、「マクロスFの曲限定!早押しイントロクイズ」というニッチ(?)なクイズで鈴木と対決する。

 

圧倒的に不利な鈴木には「代わりにオーイシマサヨシに答えてもらえる」という「オーイシカード」が2枚与えられ…。4問先取のこのイントロクイズ対決、白熱しすぎて意外な結末が。

 

番組名物の「アニソンカバー歌唱」コーナーでは、Liyuuは大好きな『マクロスF』から、ランカ・リーが歌った名曲「星間飛行」を振り付けも完璧に熱唱。オーイシが「銀河のアイドルがそこにいた!」と思わずうなった歌唱に注目だ。

 

さらに、鈴木は昨年放送されたアニメ『うる星やつら』から「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」を初カバー。ボカロPのツミキが作詞・作曲したこの曲は、テンポの速さに加えて「言葉数」がとんでもなく多い超難曲だ。「歌詞を紙でもらった時に、(歌詞の分量が多すぎて)余白がないくらい歌詞で紙が真っ黒だった」というほど。

 

サビも難しいが序盤のラップも超ハイスピード、過去最も難しいとも言える曲に挑戦した鈴木。「ラムちゃんを意識した」というかわいいツノを頭に生やしたコーディネートも気合い十分。果たして、スタジオでのパフォーマンスでまた伝説が生まれるのか。

 

アニソンファンならずとも必見のこの放送は、ABEMA、TVerでも放送後2週間は無料配信される。オーイシ、鈴木、Liyuuによるコメントは以下を参照。

 

オーイシマサヨシ コメント

上海出身のLiyuuさん、何度も共演しているはずなのにいつもよそよそしい…、嫌われてるのかな?(笑) でも、アニメで学んだという中国と日本のギャップの話は面白かったし、イントロクイズも楽しかった! ちなみに「オーイシカード」は僕だけが損するルールだったと思います(笑)。

Liyuuちゃん、愛理ちゃんのカバーもすごかったのでとにかく必見! ABEMA・TVerの配信もチェックよろしくお願いします!

 

鈴木愛理 コメント

カバー曲「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」は、この世の中にまだこんなに速くて難しい曲が残ってるんだってほどの難しさでした! ツミキさんワールドで普段使わない難しい言葉も出てきて…、でも私なりの楽曲の解釈で全力で歌い切りました! ラムちゃんの性格も出ている歌詞でラムちゃんらしさも意識して歌ったので、聴いてくださるとうれしいです!

衣装は、「もしラムちゃんが人間界で服を着るとしたらどうなるか」を意識しました!「ツノ」も付けさせていただきました!笑

 

Liyuu コメント

中国と日本のギャップとか、いろんな話ができて楽しかったです! 2年前より日本語は多少上達していたかな、と思います! カバーした「星間飛行」は昔から好きな曲だから、テレビでカバーできてうれしかったです! 全力で「キラッ」をしました! 皆さん、ぜひ見てくださいね!

 

番組情報

『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 カバーでしょdeショー!!』
テレビ朝日 ※関東地区
2023年10月26日(木)深夜1時26分〜1時56分

テレビ朝日公式「動画、はじめてみました」YouTubeチャンネル:
https://t.co/wBRn2Sq3Iu?amp=1
公式X(旧Twitter)テレビ朝日公式「アニソン神曲カバーでしょdeショー!!」:https://twitter.com/anison_desho
公式TVer:https://tver.jp/series/srezrcm0ju
テレビ朝日公式「動画、はじめてみました」HP:https://www.tv-asahi.co.jp/douhaji/

(c)テレビ朝日

今年も開催! 石川県のUFO&パワースポットを巡る「ムー旅 in 石川」第2弾……12月9日~10日

12月9日~10日、月刊ムーとクラブツーリズムのコラボによる「ムー編集長・三上丈晴氏とめぐる 宇宙科学博物館コスモアイル羽咋と奥能登・伝説のパワースポット 2日間」が開催されます。

 

同ツアーは、昨年好評を博した「ムー旅 in 石川」の第2弾。ムー三上丈晴編集長の案内のもと、コスモアイル羽咋から聖域の岬(珠洲岬)を巡るバスツアーです。

↑コスモアイル羽咋

 

今回は、コスモアイル羽咋で高野誠鮮さんとのUFOトーク、能登半島のパワースポット珠洲岬で元気のチャージ、円山応挙作と伝わる「幽霊画」の鑑賞などを予定。宿泊ホテルでは三上編集長のトークショーとサイン会も実施します。

↑能登半島「聖域の岬」

 

集合場所は金沢集合と大阪集合の2つから選べます。旅行代金は、金沢集合が7万9800円~8万5800 円、大阪集合が8万9800円~9万5800円。

 

ツアーの詳細は、クラブツーリズム公式サイトの当該ページ(金沢集合/大阪集合)をご覧ください。

乃木坂46・筒井あやめが『世界動画ニュース』にゲスト出演 ポジティブな感想にMC小峠英二からツッコミも

10月26日(木)放送の『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』(テレビ朝日系 午後7時~8時54分)に、筒井あやめ(乃木坂46)が出演する。

 

この秋、木曜午後7時枠に進出した人気情報バラエティ『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』は、各国のオモシロ動画から“世界の今”を浮き彫りにするというコンセプト。MC・小峠英二(バイきんぐ)をはじめ、いとうせいこう、稲垣えみ子(元朝日新聞記者)、堤伸輔(編集者)、徳井健太(平成ノブシコブシ)ら個性派コメンテーターたちが「なんで?」「どうして?」と動画を見て浮かんだギモンをざっくばらんに語り合うことで、“世界を楽しく学べる”と大好評を博してきた。

 

本日10月26日(木)放送回は、ゲストコメンテーターに乃木坂46・筒井あやめを迎え「世界のアイデア動画SP」と題した2時間スペシャル。世界各地のスゴ技や便利アイテム、ひらめきアイデア、知られざる珍風景など、アイデア満載な世界の動画をたっぷりと送る。

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』左から)下平さやか、小峠英二、いとうせいこう、稲垣えみ子、堤伸輔 (c)テレビ朝日

 

まず取り上げるのは「気持ちいい高速職人技」。ペルーからは超高速でレモンを切る“レモンカット達人”、トルコからは“高速じゃがいも収穫職人”の動画が登場。イタリアからは、薄くなった道路の白線を高速マシンに乗りながら器用に引き直す“ライン引き職人”の映像が届き、見ていて気持ちのいいスゴ技の数々に、スタジオの一同は「これはスゴイ!」を連発。

 

「日常に溢れるスゴ技」では、人間を縄の代わりにして跳ぶウガンダの“超人縄跳び”のアクロバティックな動画が出現し、全員「うぉーー!」と口をあんぐり…。中国からは長~い棒を使ったちょっと強引なバタフライ練習法が紹介され、筒井は「私、水泳を習っていたんですけど、コレやってほしかったな!」とポジティブな感想を披露。これには、小峠から「いやいや、スイミングスクールに下見に行って、コレやってたら不安になるよ!」とツッコミが入るが、スタジオでも物議をかもしたオドロキのバタフライ練習法とは。

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』左から)徳井健太、筒井あやめ (c)テレビ朝日

 

「ノーアイデアなポンコツさん大集合!」では、バンブーダンスを観客に披露していた女性が調子に乗りすぎたあまり、やらかしてしまったハプニング動画がジャマイカから到着。小峠は「これは面白い! 芸術点が高い!」と大爆笑。

 

さらに「世界で発見!こんなところに日本の技術力!」では、世界中の教授たちが絶賛する日本のある商品を紹介。国境を越えて愛され続ける日本の高い技術力に、スタジオからは驚きの声が上がって…。

 

このほかにも「世界でここだけ!? なんじゃこりゃ珍風景」「思わずポチっちゃう!? 世界の便利アイテム」「型破りな奇策で見る世界の今!」「危機一髪ランキング」など、面白アイデア、衝撃ひらめき動画が目白押し。多様性に富んだ“世界の今”を感じられること間違いなしの2時間が展開される。

 

さらに、今回からスタジオには新たなバーチャルコメンテーターが登場。“ハシモトちゃん”と名乗る新バーチャルコメンテーターは髪にピンクのリボンをつけ、ぬいぐるみを腕に抱く女の子の姿をしており、ビジュアルはキュートだが声のトーンはかなり低め…。

 

麻雀エピソードなど“やさぐれ感”漂う発言も飛び出し、小峠は「声とビジュアルが合ってないよ!」とツッコむが、それもまたハシモトちゃんの魅力…!? 新メンバー・ハシモトちゃんにも注目だ。

 

番組情報

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』
テレビ朝日系
2023年10月26日(木)午後7時~8時54分

(c)テレビ朝日

原田葵アナが『ぽかぽか』木曜のレギュラーメンバーに 進行を担当「地に足をつけて自分らしく務めたいと思います!」

『ぽかぽか』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜 午前11時50分~午後1時50分)では、10月26日(木)よりフジテレビ入社1年目のアナウンサー・原田葵が、進行アナウンサーとして木曜のレギュラーメンバーに加入することが決定した。

『ぽかぽか』原田葵(フジテレビアナウンサー)

 

『ぽかぽか』は、「みんなの“楽しい”が集まる場所」を合言葉に、豪華ゲストを招いてのトーク企画「ぽいぽいトーク」をはじめ、ライブ感覚あふれるユニークな企画の数々を届ける“お昼の生バラエティ”。平日お昼の2時間にわたって、お台場フジテレビ7階の「ぽかぽかパーク」から生放送している。

 

2022年8月まで、アイドルグループ・櫻坂46として活動していた原田アナは、法政大学を卒業後の2023年4月、フジテレビに入社。現在は『めざましテレビ』で「ココ調」キャスター(月曜)、フィールドキャスター(木曜)を務めている。

 

そんな原田アナにとって、『ぽかぽか』は、今年1月の放送開始当初から憧れの番組だったという。「強く、たくましく」をモットーにしている彼女の番組の進行ぶり、そして、MCのハライチ(岩井勇気、澤部佑)と神田愛花、木曜レギュラーの島崎和歌子、さらに豪華ゲストの面々とのやりとりに注目だ。

 

原田葵(フジテレビアナウンサー)コメント

番組が始まった時から『ぽかぽか』を見ていて、いつか番組に携われたら…と思っていたので、とてもとてもうれしい反面、私に務まるのかと、不安な気持ちもいっぱいです。たくさんの方への感謝の気持ちを忘れることなく、地に足をつけて、自分らしく務めたいと思います! そして、皆さんに明るく心地よいお昼の時間を届けられるよう、ハライチのお2人や神田さん、島崎さん、『ぽかぽか』を担当している先輩方を頼りながら、広い視野を持って番組を進行できるアナウンサーを目指して、精いっぱい頑張ります! よろしくお願いいたします!

 

番組情報

『ぽかぽか』左から)神田愛花、ハライチ(岩井勇気、澤部佑)(c)フジテレビ

『ぽかぽか』
フジテレビ系
毎週月曜~金曜 午前11時50分~午後1時50分(生放送)

MC:ハライチ(岩井勇気・澤部佑)、神田愛花

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/pokapoka/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/lets_pokapoka
公式YouTube:https://www.youtube.com/@pokapoka-official
TVer:https://tver.jp/series/srfu98zd11
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/f08g

(c)フジテレビ

上白石萌音がスペインのトマト祭りに参加!顔面トマト直撃に感情も解放「もう怖いものなしです!」『世界くらべてみたらSP』

10月25日(水)放送の『世界くらべてみたらSP』(TBSほか 午後7時~9時)は、世界の奇祭として知られ、スペインで毎年8月に行われる「ラ・トマティーナ(トマト祭り)」を特集。MCの上白石萌音がこの祭りに参戦する。

『世界くらべてみたらSP』トマト祭りに参加した上白石萌音(c)TBS

 

バレンシア州のブニョールという小さな町の中で、100トンにもおよぶトマトを互いに投げ合う壮絶な「トマト祭り」。昨年のタイに続き、2度目の海外ロケとなる上白石の「陽気なスペインで“陰キャ”になりがちな自分を解放したい!」というリクエストに応える形で、この祭りに参加することになった。

 

しかし、会場に向かう道中で陽気なスペイン人に絡まれた上白石は早くも引き気味。その後、トマトを町に運び込むトラックの荷台に乗り込むが、参加者の格好の標的になってしまう。次々にトマトが顔面を襲う状況に、ついに上白石の感情が解放されて…。

 

参加後、上白石は「トマト祭りは普通にけんかでした! 顔面を何発も殴られた感覚で、ストレスがいっぱいたまったけど、同時にいっぱい発散できました。もう怖いものなしです!」と語った。上白石の新たな一面が見られるスペイン旅に注目だ。

 

なお、この日は「世界で採点カラオケを歌ってもらったら?」「日本の総菜パンは世界でどれが一番人気?」なども放送する。

 

予告動画

 

番組情報

『世界くらべてみたらSP』
TBSほか
2023年10月25日(水)午後7時~9時

(c)TBS

「猫神」の謎に迫る!? 「ムー」とコラボしたあやしい猫グッズ第3段が発売中

月刊「ムー」と、新日本カレンダーが運営する犬猫グッズ通販サイト「ペピイ」がコラボした猫用ミステリーグッズが、数量限定で発売中です。

 

今回、第2弾-第2章として新たに発売となったのは、「捕まえてごらんUMAじゃらし」(2種類)、「モアイの謎キッカー」、「古代猫帝国のコロッセオ爪とぎ」の3アイテム。

 

価格は、捕まえてごらんUMAじゃらしが各2530円(税込)、モアイの謎キッカーが2530円(税込)、古代猫帝国のコロッセオ爪とぎが4990円(税込)。

 

第2弾-第1章のグッズ「帰ってきたツチノコキッカー」「ファラオの添い寝爪とぎ」も現在発売中。価格は帰ってきたツチノコキッカーが2530円(税込)、ファラオの添い寝爪とぎが4200円(税込)です。

 

11月15日まで、月刊ムー表紙ポストカードプレゼントキャンペーンを実施中。ペピイで対象のコラボグッズを含む、合計1万円(税込)以上商品を購入すると、抽選で32名に月刊ムー表紙ポストカードが当たります(12種類の中からランダムで1つ)。応募方法などの詳細は、ペピイ内の特設ページをご覧ください。

櫻坂46・守屋麗奈が「妄想女子図鑑」で4変化 リアルなVTRにハナコ&ニューヨーク「ドラマより泣きそうになる」『妄想ハナコ』

10月24日(火)放送の『妄想ハナコ』(テレビ朝日系 深夜1時56分~2時13分)は、守屋麗奈(櫻坂46)出演の「妄想女子図鑑」を送る。

 

ハナコとゲストの“イケナイ妄想”を実際にやってみる禁断バラエティ『妄想ハナコ』。今回の企画は「妄想女子図鑑」。「女子の自宅での様子」を男子たちが好き勝手に妄想。その妄想を今回は守屋麗奈による超リアルなVTRにし、みんなで覗き見する。男子こだわりの妄想が大暴走するイケナイ企画だ。

『妄想ハナコ』ハナコ、ゆうちゃみ、ニューヨーク (c)テレビ朝日

 

ハナコと今回のゲスト・ニューヨークが妄想したのは声優の卵、芸人の卵など、夢を追いかける東京女子。守屋が“4変化”して演じ分け、4つのVTRを事前に作成。芸人の卵を演じる際には、なぜかバスガイド姿に。さらに、ショートカット姿に扮して芸人ネタを披露する。

 

リアリティーのあるVTRを「ドラマより泣きそうになる!」「変な男にだまされんといてほしい…」と食い入るように見つめる一同。ゆうちゃみは「これ実は泣きながら叫んでるよ」と女子の本音を激白。ハナコとニューヨークは、守屋が演じる芸人の卵の「売れてない芸人あるある」に爆笑。さらに、ゆうちゃみが明かした今どきの女子の生態に「エロすぎる!」と男子たちが大興奮する。

『妄想ハナコ』守屋麗奈 (c)テレビ朝日

 

番組情報

『妄想ハナコ』
テレビ朝日系
2023年10月24日(火)深夜1時56分~2時13分

レギュラー出演:ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)
ゲスト出演:ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、ゆうちゃみ、守屋麗奈(櫻坂46)

(c)テレビ朝日

増田有華、現場での歌唱シーン一発撮りに「負けてたまるかと思った」映画「Love song」公開記念舞台挨拶

映画「Love song」の公開記念舞台挨拶が、10月21日に池袋シネマ・ロサにて行われ、増田有華、木口健太、青木一馬、平山大、牧野裕夢ら若手キャスト5名が登壇。オフィシャルレポートが到着した。

 

本作は、横浜を舞台にしたハードボイルドかつエモーショナルな恋愛映画。ほぼ観客で埋め尽くされた会場から大きな拍手に迎えられ登壇した増田は、「勝ち気で気が強く見られがちな感じは私の10代の時と全く同じだな、人の制止を振りはらって出ていくみたいなことは私もよくあったので」と主人公・花の役作りについてはさほど苦労しなかったと振り返った。

 

撮影前に本読みがあり、監督い何か言われるかなと思いきや「いいじゃないですか!」と言われ、無理なく演じられたという。

 

劇中の歌唱シーンについては、「事前にレコーディングしてから現場に向かうと思っていたら、撮影の現場で『はい、歌ってください』と言われて。エコーもない、素の状態で歌ってくださいという状況だった。あまりに斬新だったがここで負けてたまるかと思って、そのまま歌わせてもらった」と、ほぼ一発撮りであったことを明かした。

映画「Love song」増田有華(c)2023「ラブソング」製作委員会

 

花の相手役・誠を演じた木口は、「普段演じる役と結構違うハード系な役で、時代的には松田優作さんの時代の映画とか元々好きな映画のジャンルだったので、その辺の映画をもう一回見返して温度感みたいなものを取り入れられたらと思ってやっていたのですごい楽しかった」と感想を。

 

増田は本作の出演が決まる前に木口の出演映画「おんなのこきらい」(2014)を偶然見ていて、すてきな俳優だと思い、ネットで名前を検索。その後、相手役が木口だと知り驚き、すぐに「『おんなのこきらい』見ました」と本人に伝えたと話す。

 

木口の方も増田が出演する『全裸監督2』を見ていて「すごくいい女優さんだな」という印象が。相手役が増田だと知りうれしかったと語り、互いの作品を見ていたからこそ共通の話題で会話できたことで現場もスムーズにいったと振り返るなど、2人の仲の良さをうかがわせた。

映画「Love song」木口健太(c)2023「ラブソング」製作委員会

 

また増田は、本作で共演した本田博太郎や藤吉久美子とのエピソードも披露。本田とは待ち時間に3時間、2人で話す時間があり、その際に「長年やっているけれど役者っていうのは人が出るよ。どんなに偽っていても人柄が出る。すてきな女性でいてくださいね」と励まされたという。

 

一方、藤吉からは「主役はいいの、座っていなさい」と言われ、気を使わせない雰囲気を作ってもらったり、歌のシーンでは率先して拍手してくれたりと、ベテラン俳優2人と貴重な時間を持ったことを明かした。

 

最後に増田は「皆さんにこんなふうに集まっていただけるとも思わず、最後列まで席が埋まっていてすごく幸せな気持ちです。見終わった皆さんに感想を1人づつ尋問していきたいくらい。SNSで#Lovesongと付けてつぶやいてくれたら、イイねを押しまくりたい」と語り、舞台挨拶を締めくくった。

 

映画「Love song」は10月26日(木)まで池袋シネマ・ロサにて上映。10月28日(土)からは大阪シアターセブンでの上映が決まっている。

 

作品情報

「Love song」
2023年10月20日(金)より東京・池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

出演:増田有華、木口健太、山口大地
/藤吉久美子、本田博太郎
青木一馬、平山大、牧野裕夢、広瀬彰勇、大川夏凪汰、佐藤真澄、角謙二郎

監督:児玉宜久
脚本:村川康敏 宍戸英紀

(c)2023「ラブソング」製作委員会

齊藤京子「クランクアップ後に見たら、絶対泣きます!」初単独主演作『泥濘の食卓』撮影に密着したオリジナルコンテンツが配信

配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』より、episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」がTELASA(テラサ)にて独占配信スタート。齊藤京子からコメントが到着した。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

日向坂46・齊藤京子が初の単独主演で挑む、新進気鋭の漫画家・伊奈子の話題作を初のドラマ化した『泥濘の食卓』。齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえに真っすぐな愛が度を越えていき…。深愛は愛する店長だけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄り、徐々にこの家族へと寄生――やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描く物語だ。

 

10月21日に待望の初回放送を迎えて早くも多くの反響を呼んでいる中、配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』の第1弾「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」の配信がスタートした。

 

その名の通り、本コンテンツでは初の単独主演にして衝撃作に挑む齊藤に完全密着。プレッシャーの中でどのように撮影に挑んでいったのか、撮影の裏側を余すところなく大公開していく。

 

第1弾では、本読みからリハーサルなどクランクイン前の姿から、緊張の中で迎えるクランクインまでを中心に、齊藤が主人公・深愛という役に真っ向から向き合い、作り上げていく日々を追う。そこには本編では決して見られない齊藤の表情はもちろん、クランクイン前からクランクイン後の変化していく様子まで、貴重な姿が続々と披露されることに。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

最初は「本当に頑張らないと…という責任はすごく感じています」とプレッシャーを口にし、不安な様子を見せていた齊藤。期待と不安が入り混じったような笑顔から緊張感が伝わってくる。

 

それでも芝居に関する疑問や不安に感じていることを安里麻里監督に積極的に質問し、リハーサルでは安里監督から出される優しくも鋭い演出に対して一生懸命吸収しようと何度も挑むなど、真っ向から深愛という役に向き合い、丁寧に作り上げていく。そんな齊藤の姿を見た安里監督からも「ワクワクしています」と期待がかかる。

 

密着ではほかにも、緊張の中で迎えるクランクインの日に最初に挑んだ本番での姿や、超重要シーンで試練の撮影に挑む姿などをつぶさに追っていく。さらに、クランクイン以降の齊藤は驚くほどの変化を見せ始め…。撮影の合間には、おちゃめな笑顔を見せるひと幕も。

 

齊藤は「密着では常にカメラが回っていて、自分でも記憶がないこともいっぱい記録されていると思うので、私も楽しみです!」と語る一方、「クランクアップ後に見たら、『あの頃は…』と思いが込み上げてくると思うので、絶対に泣きます!」と早くも撮影後の心境も見据えていた。

 

本編では純粋で真っすぐすぎる愛を持つがゆえに“史上最恐の純愛モンスター”となってしまう深愛役で新境地を披露し、密着では真っすぐすぎるほどに一生懸命に役に挑む姿を見せる齊藤。配信オリジナルコンテンツでは、物語とはひと味違う齊藤の姿を楽しむことができる。

齊藤によるコメントは以下を参照。

 

齊藤京子 コメント

『泥濘の食卓』の主演をやらせていただけるだけでも夢のようなお話で、さらにTELASAで完全密着していただけると聞いて、「何が起きているんですか?」と少し混乱したほどで…(笑)。感無量です。普段はグループで活動しているので、今回のドラマで密着をしてもらい、ドキュメンタリーとして配信されるのはうれしいですし、素晴らしい共演者の方々もたくさん出演されているので、多くの方に見ていただきたいです。

episode1では、リハーサルなどクランクインするまでの役作りの様子が中心なのですが、クランクアップ後に見たら泣いちゃいますね。今見ても泣くと思うんですけど、クランクアップ後を想像すると、「あの頃は…」という思いが込み上げてくると思うので、絶対に泣きます!

ドラマ本編は、作品として見ていただきたいのですが、撮影現場はとても明るくて、いつも笑い声に包まれているので、TELASAでは撮影の裏側を楽しんで見ていただきたいなと思います。密着では常にカメラが回っていて、自分でも記憶がないことも記録されていると思うので、私も楽しみです。

『泥濘の食卓』の本編を見た後にドキュメンタリーを見ることで、物語にのめり込んで緊張した感情が、元に戻ると言いますか、とても温かいほっこりした気持ちになっていただけると思います。私も本編と同じくらい楽しみなので、皆さんも一緒に見てぜひ楽しんでください!

 

番組情報

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』
episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」
2023年10月21日(土)『泥濘の食卓』第1話放送終了後から独占配信スタート
https://www.telasa.jp/series/13983

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

ドラマHP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

(c)テレビ朝日

弘中綾香アナが産休前最後の『激レアさん』出演 後任不明で若林正恭「どうするのよ、『激レアさん』は?」

10月23日(月)放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系 午後11時15分~11時45分 ※一部地域を除く)は、弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)産休前最後の出演となる。

 

研究員・若林正恭(オードリー)、研究助手・弘中アナの2人をメインに毎回“激レアさん”たちの体験を徹底研究し、発表していく『激レアさんを連れてきた。』。2017年の放送開始以来、研究助手として数々の激レアさんを紹介し続けた弘中アナだが、10月23日(月)の放送をもって、長期の産休に入ることとなった。

『激レアさんを連れてきた。』弘中綾香 (c)テレビ朝日

 

番組の最後に「お知らせがあります」と切り出した弘中アナ。「来週から産休に入ります!」と宣言すると「イェーイ!!」と右手を大きく突き上げ、若林ほか、ゲストの山本舞香、吉村崇(平成ノブシコブシ)からも大きな拍手が巻き起こる。「ギリギリまで働いたよね」と若林からねぎらいの言葉をかけられると、あふれる笑顔に。これには吉村も「素晴らしいよ!」と感嘆する。

 

気になるのは弘中アナの後任だが「どうするのよ、『激レアさん』は?」と若林から問われると、弘中アナは「誰が来るのか分からないですけど、テレビ朝日の先輩後輩が…」と返答。果たして、来週からの『激レアさんを連れてきた。』の研究助手はどうなるのか。弘中アナは「来週からも続きますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください!」と締めくくった。

 

今回の『激レアさんを連れてきた。』には「女の子にモテたくてモテたくて猛勉強して東大に入ったけど全然モテずどうにかモテるため、歌舞伎町で『東大生ホスト』になった人」が登場。これを聞いただけで「タイトルだけでめちゃくちゃバカですよ!」(吉村)、「全部聞き出したい!」(山本)と一同は興味津々に。

 

やってきたのは、えーすけさん。彼は現在も東京大学の4年生でありながら、歌舞伎町でホストとしても活躍するという不思議な“二刀流”生活を送っている。中高時代のトラウマと衝撃の出来事が彼を変えたということだが、いったいえーすけさんの身に何が起こったのか。また、高校時代の写真と現在の姿とのギャップに、スタジオは大盛り上がりとなる。

 

そもそも、えーすけさんは中高の6年間で女の子と話したのは3回くらい。しかも内容は「消しゴム拾って」などで…。「女の子としゃべりたい」とただひたすら願い続けていたえーすけさんだが、 華やかさとは無縁の青春時代を過ごしていた高校1年生の夏休みを終えたある日、衝撃の出来事が。「女の子と話さない同盟」を勝手に組んでいた友人が変貌して…。

 

そんなえーすけさんが行き着いたのが、東大生になればモテるという考えだった。そこから、1日10時間を勉強に費やして見事東大に合格。しかし、いざ東大に入ると新たなハードルと絶望に見舞われて…。

『激レアさんを連れてきた。』左から)弘中綾香、若林正恭、山本舞香、吉村崇 (c)テレビ朝日

 

現状を打破し、生まれ変わろうとしたえーすけさんが実践したモテるための秘策とは。これには、若林も思わず過去の自分と照らし合わせて「不評だった…」という髪形を後悔。さらに「人見知り芸人」として名を馳せ、これまでモテてこなかっただけに「納得いかないな」とえーすけさん、ゲスト陣にかみつく場面も。

 

やがて、えーすけさんは一大決心をして人生で初めて向かったクラブで見た光景に衝撃。また、そこで運命の出会いが…。こうして「異性にモテるにはコミュニケーションやノリも大事」と悟ったえーすけさんは、歌舞伎町のホストの世界へ。そこで目の当たりにしたNo.1ホストの言動に感動。そして、ホストの道を極めることを決心したえーすけさんの、東大生ならではの計算の速さや人間心理を用いた驚きの接客方法とは。

 

番組情報

『激レアさんを連れてきた。』
テレビ朝日系
2023年10月23日(月)午後11時15分~11時45分 ※一部地域を除く

(c)テレビ朝日

最も泣ける恋愛リアリティ『あいの里』みな姉&中さんの“その後”は?「いくつになろうとも、素敵な恋愛をする権利は平等にある」

中高年にフォーカスした恋愛バラエティ『あいの里』(Netflix)が人気爆発したことは記憶に新しい。番組では多くのドラマやカップルが誕生したが、中でも視聴者に絶大なインパクトを与えたのが絵本作家・みな姉(60歳=配信時・以下同)と大家業を生業とする中さん(60歳)だった。渦中の2人を直撃し、“その後”の様子を伺うとともに、「大人が恋愛することの難しさ」や「高齢化社会の結婚観」についても持論を展開してもらった!

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田 衛)

 

「キラキラしていない!」「リアルすぎる!」という驚きの声が多くの視聴者から上がった『あいの里』は、参加資格が35歳以上という中高年限定の恋愛バラエティ。番組の中で出演者たちは“人生最後の恋”を求め、古民家で自給自足の共同生活を送ることになる。社会的地位も高く、酸いも甘いも噛み分けた人生の猛者ばかりだけあって、そこでの恋愛模様は人生観や生き様も色濃く反映されるのが特徴。既存の恋愛番組にはない生々しさがあった。

最終エピソードの告白シーンでは残念ながらカップル成立とならなかったみな姉と中さんだが、ラブ・ヴィレッジでの番組収録後、2人は交際に発展。しかしオンエア内ではその過程説明が駆け足気味だったため、ファンの多くが「どういうことだ!?」とザワついたのも事実である。一体、どんなドラマがあったのか? カメラが追っていなかった物語の深層に迫った。

 

【みな姉&中さん撮り下ろし写真】

今は人の悪口なんて外で絶対に言えない。下ネタなんて、もってのほか(笑)

──単刀直入にお伺いします。今、2人はどのように過ごしているんですか?

 

中さん 普通にきちんとおつき合いさせていただいていますし、平和に暮らしています。とりたてて変わったこともないですし。

 

みな姉 それじゃ話を端折りすぎでしょ(笑)。平和に暮らしているのはたしかだけど、実際はいろいろ起こるんですよ。年齢も年齢だから、それぞれ背負っているものもあります。2人の間には課題もたくさん存在するから、ときにはぶつかり合いながらも解決に向けて話し合いを重ねている感じですかね。

 

中さん 2人で街を歩いていると、たまに声をかけられたりします。この前は駅で軽く言い争いをしていたところ、「みな姉と中さんですよね? 写真を撮っていただきたかったんですけど、ひょっとしてケンカしていました?」とか言われて気まずかった(笑)。

 

──みな姉はオールナイターズだったこともあるくらいなので、騒がれるのも慣れているのでは?

 

みな姉 いやいや、あの頃はインターネットなんてなかったですから。どこで見られているかわからないから、今は人の悪口なんて外で絶対に言えない。下ネタなんて、もってのほか(笑)。Netflixだから、海外からの反響も大きかったんですよ。英語圏ではない国からのコメントもたくさん届きました。

 

中さんに対しては、私自身も誤解していた部分があったから、謝りたかった

──ラブ・ヴィレッジで、中さんはみな姉にフラれる格好となりました。その後、どのようにして2人は交際に至ったんですか?

 

みな姉 番組の構成上、私たち2人は告白シーンでお断りしたらジ・エンドということになっています。だけど実際は一緒に暮らしていた期間もあるわけだし、縁を切りたいというわけではなかったんですよね。実際、他の女性出演者たちと収録後も仲よく集まったりしていました。そういう中で「お断りしたとはいえ、人間的に嫌いになったわけじゃないんだから、中さんと会うのもアリなんじゃないの?」みたいな若干おせっかい気味な意見も出たんです(笑)。私としては「そうかなぁ。でも本当に好きだったら、向こうからまた声をかけてくるんじゃないの?」みたいな感覚だったんですけど。

 

中さん いや、それは無理ですよ~。こっちはフラれた立場なのに、どの面下げて「もう一度会えませんか?」って誘うのか……。そんなのストーカーじゃないですか(笑)。男の出演者だけでアンチョビのお店に集まって、同窓会みたいなことはやりましたけどね。

 

みな姉 中さんに対しては、私自身も誤解していた部分があったから、そこを謝りたいという気持ちがあったんです。

 

──誤解とは?

 

みな姉 別に私のことを大して好きというわけでもなく、流れ的に鐘を鳴らしただけかと思っていて……。奥さんへの想いも強いようだし、ともちんにもアプローチをしていたので、どう考えても私に対して本気と信じられなかったんですよ。でも周りの女性陣から「それじゃ中さんがかわいそう。彼は本気だったのに」って言われ、「そうだったのか……」と気づいたんですね。

──なるほど。きちんとけじめをつけたかったわけですね。

 

みな姉 それと忘れ物の話もありましたね。最後は古民家からドタバタと撤収したものだから、スタッフさんによると忘れ物が結構あったらしいんですよね。どういうわけか中さんの私物を私が預かる格好になっていて、それを返さなくちゃいけなかったんです。今さらスタッフさんに返すのも面倒くさいですから。

 

中さん こっちからすると、狐につままれた感覚ですよ。いきなり連絡が来て「謝りたいから一度会いたい」とか言われても、「なんのことだろう?」って困惑しちゃって……。

 

みな姉 そりゃそうだよね(笑)。

 

中さん 連絡が来た時点で番組の収録は終わっていたけど、まだ配信は開始されていなかった。だから2人で会っているところを誰かに見られたらマズいなと思ったんです。番組の中では僕が見事にフラれているのに、そのへんの居酒屋とかでコソコソ密会しているところを目撃されたら「おいおい、話が違うじゃん」って騒ぎになるじゃないですか。

 

製作陣からは「それぞれの人生なので、おつき合いされることはもちろん自由」

みな姉 仕方ないから私の家で会うことにしたんですけど、いきなり男性を自宅に上げるのことに抵抗感もあったんです。だから最初は中さんから玄関に段ボールを敷いて、そこで飲もうかという話も出たくらいなんだけど、結局は普通にリビングに上がってもらいました(笑)。

 

中さん 2人ともお酒は好きなほうだから、あの日は結構飲んだ気がする。みな姉は日本酒、僕はジャック・ダニエルだったかな。みな姉の作ってくれた料理がおいしかったから、それはすごくうれしかったですね。

 

みな姉 そんなロマンティックな雰囲気でもなかったんですよ。「こんなこともあったよね」とかラブ・ヴィレッジでの思い出話をする感じでした。……だけど……気づいたらどういうわけかキスする流れになっていて(笑)。

 

中さん そこは僕のほうからしましたね。

 

みな姉 そのとき、私、確認したんです。「これ、どういう意味なの?」って。単に酔っぱらった勢いでキスされたら嫌だなと思ったので。そうしたら、「つき合うということでしょ」という話をしたので、「そういうことなら」と受けることにしました。

 

──素晴らしい! しかし番組スタッフも、まさか収録後にそんなドラマが進行するなんて予想もしていなかったでしょうね。

 

中さん そこなんですよ。番組の内容と矛盾が生じるのはマズいと思ったので、みな姉がスタッフに伝えたんです。まだ配信前でしたし。制作陣も「収録してから先はそれぞれの人生なので、おつき合いされることはもちろん自由です。むしろわざわざ言ってくれて、ありがとうございます」といった調子でした。

 

みな姉 そこからは結構な頻度で会っていますね。そのへんは若い人の恋愛みたいです。

 

中さん 僕の仕事が、パソコンひとつあればどこでもできるものですから。それに僕の場合は恋愛すること自体が前の妻と出会った25歳以来久しぶりだったから、そのへんの感覚が猪突猛進でグイグイ進む20代で止まっているのかもしれない。要するに落ち着いた大人の恋愛ができない(苦笑)。

 

子供の問題はリアルに突き当たっている現在進行形の話です

──みな姉さんはバツ2で、息子さんが1人います。中さんは8年前に奥さんと死別し、2人の子供を育てるシングルファザー。お子さんには納得してもらえましたか?

 

みな姉 私のほうは息子も結婚しているくらいだし、「好きにすればいいんじゃないの?」という感じでしたね。正直なところ、子育てもとっくに一段落している感覚なので。問題は中さんのほうですよ。お子さんが2人とも多感な時期だから……。

 

中さん 2人の子供は番組をまだ観ていないんです。実はモノクロの再現シーンに少しだけ2人は出演しているんですけど、そこだけ確認していたかな。ひょっとしたら、父の恋愛する姿を直視したくないのかもしれない。

 

みな姉 絶対そうだと思うな……。

 

中さん もちろんラブ・ヴィレッジに行く前から「こういう恋愛番組に出るんだよ。パートナーができるかもしれない」と説明はしました。「もしそうなったら、ちゃんと会ってくれるよね?」って確認もしましたし。帰ってきたときは「パパ、フラれちゃったよ」って笑いながら言いました。

 

──ひょっとしたら、娘さんはホッとしたのかも。

 

中さん そのへんはわからないですけどね。「実はあれからいろいろあって、みな姉とつき合うことになったんだ」と家族会議で伝えたら、「ふ~ん……」みたいなテンション低めのリアクションでした。娘は高校2年生と中学1年生で多感な時期ですからね。

 

──今後、みな姉さんは中さんの2人の娘さんに受け入れてもらう必要があるわけですか。

 

みな姉 難しいですよね。こればかりは簡単に答えは出せない問題。中さんの場合、離婚ではなくて死別ですから。お嬢さんたちからすると、パパの相手は永遠に前の奥さんという気持ちもあるんだと思う。気持ちの切り替えはそう簡単にできないですよ。もちろん時間が解決するという面はあると思いますよ。だけど私も決して若くはないから、「10年待ってくれ」と言われたら70歳になってしまう。そうなると、もう本格的なおばあちゃんなので。

 

中さん 娘のことが大事なのは言うまでもないけど、一方で僕の人生は僕のものという考え方もあると思うんです。

 

みな姉 それはたしかにその通りだけど、娘さんたちを傷つけてまで私たち2人が幸せになるのは絶対に違うと思う。他人の不幸のうえに幸福な恋愛なんて成立しないですよ。そこは不倫と一緒。

 

中さん 子供の問題はリアルに突き当たっている現在進行形の話ですね。本音で向き合いながら、どこかで折り合いをつけなきゃいけないと考えています。

 

『あいの里』は恋愛をテーマにしつつも、社会派ドキュメンタリーとしての一面も持つ異色の番組だった。高齢化社会と若者の結婚離れが加速度的に進む中、日本人はどのような恋愛や結婚を目指すべきなのか? 恋愛至上主義の終焉、高齢出産のリスク、働き方と家庭とのバランス……さまざまな問題がラブ・ヴィレッジ内で浮き彫りになる中、自分の胸に手を当てて考えさせられた人も多いはずである。

 

「そうか。俺はまだ恋愛できるんだ」って、ふと気づいた

──そもそも2人は、どういう経緯で番組に出演することになったんですか?

 

みな姉 私はもともと恋愛バラエティが好きだったから、「『バチェラー』の熟年版があったら面白いのにね」なんて冗談半分で息子と話していたんです。息子は「いやいや、50代や60代の恋愛なんて番組にしたところで面白くないから」って鼻で笑っていましたけど(笑)。そうしたら本当にそんな番組ができるということを知って、「これ、いいじゃん」という感じで迷わず応募しました。

 

──みな姉自身に「恋愛したい」「パートナーを見つけたい」という意思があったということですね?

 

みな姉 もちろんです。変な話ですが、既婚者からのアプロ―チはこの年齢になってもあるんです。でもそんな先の見えない今だけの恋愛をしている余裕はないですし、そもそも人の道からはずれていることですからね。この先の人生を一緒に過ごせる相手を真剣に探したかった。番組を通じてだったら、お金目的の変な人とかは事前に落とされているはずだし、ちゃんとした出会いもあるんじゃないかと期待したんですよね。

 

中さん 私は仕事が不動産関係ですけど、それとは別に趣味で俳優のエキストラもやっているんです。その流れで『あいの里』オーディションの告知を目にしたんですね。妻が亡くなってから8年間は子育てと仕事に忙殺されて、恋愛どころじゃないというのが正直なところでした。だけど番組募集のことを知った瞬間、止まっていた恋愛頭脳が再び動き出したんです。スイッチが8年ぶりに入った感覚。「そうか。俺はまだ恋愛できるんだ」って、ふと気づいた。

 

──まさに番組が中さんの運命を変えたわけですね。

 

中さん その通りです。オーディションに受かったので番組に出演することになったわけですけど、もしオーディションに落ちていても恋愛相手を探していたはずです。それくらい決定的に出演者募集の告知でスイッチが入ったんです。それと、もうひとつ。大家をやっていると隣人同士の揉め事を解決しなくちゃいけないんですけど、やっぱり世間が想像している以上に80歳くらいの高齢の方の恋愛トラブルって多くて。

 

みな姉 そうなんだ……。

 

中さん 2人のおばあちゃんが、1人のおじいちゃんを奪い合うとか普通にありますからね。そういうケースを目の当たりにしていると、恋愛に年齢の上限はないんだなとしみじみ気づかされるんです。

 

──番組初期のみな姉は、バツが悪そうにしていましたよね。

 

みな姉 それは単純に年齢のこと! 中高年専用の恋愛バラエティと聞いていたのに、実際は私が60歳で、その下の女性はトッちゃんとユキえもんの45歳。50代もいなかったし、私からすると全員が若いんですよ。下手したら、自分の娘くらいの感覚ですから。その人たちを相手にムキになって戦うなんて、私には無理だなと気持ちが萎えちゃったんです。

 

──古傷をえぐるようなことを聞いて申し訳ないのですが、番組の中でも言及されていた2回目の結婚相手はかなり年下だったのでは?

 

みな姉 たしかにそうなんですけど、あのときは私もまだ若かったですからね。40歳の時点での19歳年下と、60歳のときの19歳年下は意味が全く違いますよ。21歳の男の子から見て、40歳はギリギリお姉さんかもしれない。だけど41歳の男性から見た60歳の女性は、おばあちゃんみたいなものですから。

 

──逆に年下だから恋愛対象にならないということはないんですか? たとえば沼ぴぃは42歳。みな姉からすると、考え方が子供すぎるとか。

 

みな姉 う~ん、年齢が若いから未熟だとは思わないですけどね。沼ぴぃはすごくいい人じゃないですか。気もすごく合ったし、私とカップルになったら当面はすごくうまくいった気もするんです。だけど10年後、私が70歳になったとき、彼はまだ働き盛りの52歳。私が80歳のおばあちゃんになったとき、彼はまだまだ元気な62歳。そのとき、下手したら私は認知症とかになったりしているかもしれない。そういう相手の負担を想像すると、さすがに躊躇しますよね。

 

年を取ったら、女性陣も基本的に全員が平和主義

──出演者は中高年に限定されていましたが、若者の恋愛との違いはどんなところで感じましたか?

 

中さん 通常、こうした恋愛バラエティはバトルとかサバイバル的な要素が根底にあるじゃないですか。だけど年齢を重ねていると、忖度の気持ちが前面に出るんですよ。「どんな手段を使ってでもライバルを蹴落とす」というよりは、「集団の輪を乱さないように留意しつつ、自分の願いを叶える」という方向に意識が向かうので。私の場合、収録には途中参加でしたけど、その時点でたあ坊とゆうこりんがいい感じになっているのは明らかだった。そうすると、ゆうこりんは最初から恋愛対象外になってしまうわけです。

 

──それは恋の駆け引きとは違うものなんですかね。

 

中さん 自分の中で「恋愛の掟3箇条」があるんです。「1・友人の彼女には手を出さない」「2・会社関係の女性には手を出さない」「3・習い事で知り合った女性にも手を出さない」という内容なんですけど。ゆうこりんは1の理由からダメということになります。

 

みな姉 そのへんは『あいのり』などとの大きな違いでしょうね。年を取ったら、女性陣も基本的に全員が平和主義。たとえば誰かが「この人、ちょっといいな」と好意を寄せるオーラを出していたら、そこはみんなで応援に回っちゃう。逆に制作スタッフは肩透かしを喰らっていましたけどね。「中高年の恋愛って、こんなにもバトル要素が少ないのか」って(笑)。

 

中さん 番組的には僕と沼ぴぃがライバルとしてバチバチ戦ったほうが面白いのかもだけど、実際は妙に譲り合い精神みたいなものが出ちゃって……(苦笑)。

 

──マドンナ・みな姉を巡り、外野フライのお見合い状態になっていたわけですね(笑)。

 

みな姉 あと「この年代だからこそ」という点に関しては、若い人よりも現実に即した悩み……一例を挙げると「財産分与をどうするか?」みたいな切り口も避けては通れないですよね。仮にだけど、両者ともに子供がいたとします。2人はめでたく結婚しました。でも2人のうち、1人は先に死んでしまいました。じゃあ遺産はどうなるのか? 子供に半分、配偶者に半分でいいのか? このあたりは結構大きなポイントになると思うんです。

 

──実際、世の中でも揉めているケースがごまんとありますよね。加藤茶さんの奥さんはやいのやいの言われて悩んだみたいですし、紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏の事件でも罵詈雑言が飛び交いました。

 

みな姉 私もネット上では同じように言われていますよ! 「みな姉は中さんが持つ不動産目的で近づいたに違いない。たいしたタマだぜ」とか(苦笑)。もう半ば諦めていますけど、どうしてもそんなふうに見られてしまう。

 

──出演者の中で、たあ坊とゆうこりんは日韓での家族観の違いに悩んでいました。子供の恋愛じゃないから、国籍のほかにも「親の介護」「宗教問題」「子育ての方針」といった生々しい現実問題にも直面すると思うんです。

 

みな姉 10代~20代の恋愛においては、介護のことなんて普通は視野にも入らないじゃないですか。だけど私たちくらいの年齢になると、親の介護はもちろんのこと、自分が倒れたら誰に介護してもらうのかという点も考えなくちゃいけない。すごく切実な問題ですよ。もしパートナーが倒れたら、きちんと最期まで介護できるのか? そういうこともリアルに考えなくてはいけないわけです。だから若い頃の「超カッコいい! 好き♡」みたいな恋愛より覚悟が問われると思う。

 

性に関しても含めて難しいですよね、中高年の恋愛は(笑)

──性に関してはいかがでしょうか? 60代以上の恋愛・結婚となると、「セックスなんて別に必要ない」と考える人も増えてくるはずです。

 

中さん そこは難しい問題ですよね。人によって考え方が大きく違うと思います。

 

みな姉 私たち2人の間でもズレがあるポイントかもしれない。私個人に関していうと、そもそも若い頃からセックスは子供作りするためのものだと捉えていたんです。快楽のためという考え方も理解できるんですけど、あくまでも最初に来るのは妊娠とか繁殖目的。だから子供を作る必要がなくなった今は、肉体関係にこだわる必要もないと思っちゃうんですよね。それよりは心の繋がりがメインになるというか。……中さんはまだまだ現役世代だから、そのあたりは考えが違うみたいなんだけど(笑)。

 

中さん 僕個人としては、やっぱりセックスは恋愛の中で大きな要素を占めるという考え方。自分の気持ちを一番オープンにして、相手のことを好きだと心から思えるのは、セックスのタイミングですから。ただ、セックスというのは相手の同意があって初めてできることじゃないですか。

 

──男性器が機能しない年齢になっても、添い寝してイチャイチャしたがる男性も多いそうです。

 

みな姉 添い寝はいいですよね。それは私もわかるな。猫とかも飼い主にくっついてくるけど、信用できる人とくっついて寝ると幸せを感じますから。セックスまでいかないまでも、相手の体温を感じていたいというのは共感できます。

 

中さん 性に関してはまだ模索中というか、僕ら2人の課題かもしれません。僕自身も10年後や20年後、気持ち的にしたくでも機能的にできなくなるかもしれないですし。そういうことも含めて難しいですよね、中高年の恋愛は(笑)。

 

年齢を重ねたゆえの魅力というのが絶対にある

──『あいの里』は好評だったため、第2シーズンが制作されることも発表されています。番組を観て励まされたという中高年も多いと思いますが、改めて同世代の人たちにメッセージをお願いできますか。

 

中さん 正直な話、あいの里へ行く前はもう1人でいる人生でいいと思っていたんです。子育てが終われば嫌でも1人になるし、そこにパートナーがいなくても全然OKじゃないかという考え方で。今はネットやサブスクのサービスも充実しているから、1人でいても時間を持て余すことはないじゃないですか。そういう考え方の人って意外に多いと思いますよ。

 

みな姉 たしかにそうだろうね。

 

中さん だけど、みな姉とつき合うようになってから考えが変わりました。自分の趣味は今まで通り持ちつつ、パートナーとも新たな楽しみを発見すればいい。つまり、恋愛をすれば人生の楽しみが2倍に広がるんですよ。この記事を読んでいる人の中には「恋愛なんて面倒くさい」と腰が重たくなっている人もいっぱいいるはずですが、ぜひ第1歩を歩み出していただきたいなと思いますね。

 

みな姉 出演者の中で私はズバ抜けて高齢だったから、番組収録の初期は完全に自信を失っていたんです。「60歳ともなると、もう恋愛とか言ってる場合じゃないのかな……」って。だけど、その考え方は間違いだった! 70歳になっても80歳になっても、女は女なんですよ。死ぬまで異性から愛されて大いに結構じゃないですか。もし世の中の女性が「私はもう50歳だから恋愛は無理」とか「60歳なのに人を好きになるなんて恥ずかしい」と感じているなら、それは自分の可能性に蓋をしている行為だと思う。

 

──含蓄があるお言葉です。

 

みな姉 肌の質感や表面上の美貌では、20代のお嬢さんに敵わないかもしれない。だけど、60代には60代ならではの美しさもあるはずですよ。そのことを自分で信じてあげてほしいんですよね。もちろん男性だって、年齢を重ねたゆえの魅力というのが絶対にあるはずですし。

 

──今後、日本はますます高齢化社会になっていきます。老人ホームでの色恋沙汰みたいなケースも増えていくことでしょう。

 

みな姉 50代以上限定のマッチングアプリが出たら流行るんじゃないですかね。「人生を最期まで一緒に歩みたい」という中高年の恋愛には、「私も彼氏が欲しい~」とか浮かれている若い子と違う想いがありますから。

 

中さん いや、でも本当に勇気を出して番組に出演してよかったですよ。全国に顔と名前がさらされるわけだから、そりゃ少しは否定的な意見も飛んできました。でも、結果的には最高の結婚相談所だったと思う。番組の回し者じゃないけど、シーズン2のオーディションはまだ受け付けているみたいだから、少しでも興味がある人は応募したらいいんじゃないかな。

 

みな姉 私も最初は「1人だけ60歳のオバサンで、場違いだったかな?」って少し後悔したけど、最後は2人の男性から声をかけられたから安心しました(笑)。なによりも番組を観てくれた人から「勇気をもらった」「励まされた」と言われるのが一番うれしいですね。いくつになろうとも、素敵な恋愛をする権利は平等にあるんだなと改めて感じました。

 

 

あいの里

Netflixにて独占配信中

※シーズン2配信決定!https://lovevillage2cast.com/

出演:田村淳、ベッキー

UFOに遭遇できるかも!? 福島・飯野町でUFOづくしの2日間! ムー三上編集長出演「UFOフェスティバル2023」「千貫森ミステリーツアー」

福島県福島市飯野町で、UFOの里いいの聖地化プロジェクト(福島県福島市飯野町)主催による「UFOフェスティバル2023」が、11月11日に開催されます。

 

今回で2回目となる同イベントは、UFOと宇宙人に特化したイベントとしては国内最大級。フェスティバルのメインとなる宇宙人(仮装)パレード&コンテストは、昨年開催時には国内外から約2000人の参加者が集まりました。

 

イベントでは、上述の宇宙人パレード&コンテストのほか、芸人のスカチャンによるお笑いショー、国際未確認飛行物体(UFO)研究所 所長の、月刊ムー三上丈晴編集長によるトークイベント「UFOの謎に迫る!」や、「UFOと遭遇イベント」などが行なわれます。

 

開催時間は10時30分~。参加料は無料ですが、宇宙人仮装パレード&コンテスト参加者は別途参加協力料1000円が必要です(※中学生以下、UFO研究所会員は無料)。

 

また、翌日の11月12日午前より、30年前から数多くのUFO目撃情報が報告されている千貫森(福島県福島市飯野町)でUFOを探す「千貫森ミステリーツアー」も実施。こちらも三上編集長が参加します。

 

ミステリーツアーでは、UFOのエネルギー源である電磁波を補充する基地に足を踏み入れます。三上編集長による、UFOと千貫森に関する話を聞きながら、約30分の登山の後、頂上でUFOを呼ぶイベントを行ないます。定員は100名(先着順)で、別途参加料金がかかります。

 

両日ともに、イベントの詳細は、国際未確認飛行物体(UFO)研究所の公式サイト(https://ufo-laboratory.com/)をご覧ください。

 

「STU48 沖 侑果の瀬戸内女子図鑑」第34回:「沖 侑果」×「瀬戸内女子」

TV LIFE webで2020年12月より連載スタートしたコラム「STU48 沖 侑果の瀬戸内女子図鑑」。「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ・STU48の沖 侑果さんによる連載です。グループ内ユニット「瀬戸内PR部隊」のメンバーでもある沖さんが、STU48メンバーとその活動拠点である瀬戸内の魅力を紹介していきます。最終回となる第34回は、メンバーと撮った思い出の写真とともに沖さんからのメッセージをお届けします!

左から)STU48 沖 侑果、吉田彩良

 

第34回:「沖 侑果」×「瀬戸内女子」

皆様、こんにちは。

 

STU48、沖 侑果(おき ゆうか)です。

 

瀬戸内の魅力とSTU48メンバーの魅力を同時に伝えていくこの企画。

 

実は今回のコラムで最終回になります。自分でもここまで続いたことに驚きです。

 

最初のきっかけは瀬戸内PR部隊というユニットに、ファンの方の投票で選んでもらった時の公約でした。

 

瀬戸内PR部隊に入ったら、瀬戸内の魅力やSTU48メンバーの魅力をたくさん伝えていきたいとの思いから始まったこのコラムですが、PR部隊の活動が終わってもなんだかんだ続いていました。

 

1番公約をやり切ったと思うのですが、どうでしょう…!(笑)

 

今回を合わせて全34回で、いろいろな回がありました。

 

どうしても食べ物率が高くなるのはご愛嬌です…!

 

皆さんの印象に残った回なんかはありますか?もしあればコメント欄で教えてください。

 

私が見ていて評判が良かったなと思ったのは、川又優菜ちゃんの優雅なお正月の過ごし方の回です。

 

毎月読んでくださったファンの皆様、登場してくれたメンバー、毎回締め切りを守れずご迷惑をお掛けしまくったスタッフの皆様。たくさんの方々に支えてもらいました。

 

このコラムを通して、少しでもSTU48や瀬戸内を知ってもらえていたらうれしいです。

 

私のコラムは終わってしまいますが、時々またこんな感じで発信していこうと思います。

 

よかったらSNSなどに遊びに来てください。長きにわたり応援ありがとうございました!

 

沖 侑果 PROFILE

沖 侑果(おき・ゆうか)。1999年12月1日生まれ。岡山県出身。ニックネームは沖ちゃん。趣味は文章を書くこと。

 

沖 侑果 公式Twitterアカウント:https://twitter.com/oki__yuuka

 

STU48 PROFILE

国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ。瀬戸内(SeToUchi)の頭文字からSTU48(エスティーユー フォーティエイト)と命名される。瀬戸内7県を巡業公演しながら、全国に「瀬戸内の声」を届ける活動とパフォーマンスを展開中。

 

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/

STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_

STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/

STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

 

INFORMATION

■10th Single

『君は何を後悔するのか?』

2023年11月15日(水)発売

 

■6周年コンサートドキュメンタリーブック

「STU48 6th Anniversary Concert Documentary Book」

2023年8月28日(月)発売

価格:3,300円(税込)

出版元:玄光社

 

■STU48 瀧野由美子卒業コンサート

2023年11月3日(金・祝)広島グリーンアリーナ

 

※公演詳細はSTU48公式サイトを参照

矢吹奈子が『恋愛のすゝめ』に出演決定!主人公・鳳(綱啓永)が恋に目覚める運命の相手役 橋本じゅん、竹中直人も登場【コメントあり】

綱啓永が連続ドラマ単独初主演を務める、11月21日(火)放送・配信スタートのドラマストリーム『恋愛のすゝめ』(TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分)に、矢吹奈子、橋本じゅん、竹中直人の出演が決定。コメントが到着した。

『恋愛のすゝめ』に出演する矢吹奈子、竹中直人、橋本じゅん©『恋愛のすゝめ』製作委員会

 

本作は、勉学だけにまい進すべきと教えられ、娯楽の類いは一切禁止!特に恋愛行為は最大の禁忌とし、発覚したら即刻退学!という厳格な名門進学校で育ち、人生の全てを勉強に捧げてきた主人公・鳳啓介が、偶然出会った女性に生まれて初めての恋をしてしまうことから始まる“大袈裟・大真面目ラブコメディ”。

 

主人公の鳳啓介役を綱啓永が演じ、鳳の禁断の恋に振り回されるクイズ研究会の仲間として、本田響矢、一ノ瀬ワタル、若林時英、ひょっこりはんの出演が決定している。

 

このたび、鳳が恋に目覚める運命の相手・高田華子を矢吹奈子、鳳が敬愛し心の師と仰ぐ天才教授・大山秀弥を橋本じゅん、そして、鳳の恋の最大の障壁となる開明学院の厳格な校長・龍崎豪哲を竹中直人が演じることが決定した。

 

矢吹が演じる華子は本作のヒロインで、私立成和高校に通う女子高生。りんとした高嶺の花でありながら、誰に対しても分け隔てなく接する女性。鳳はひょんなことから華子と出会い、そのかれんさと優しさに一瞬で恋に落ちてしまう。

 

矢吹は「HKT48」と「IZ*ONE」の2つのグループ活動を経て、本格的に俳優業をスタート。映画「向田理髪店」やテレビドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』など多数の映像作品に出演している一方、バラエティ番組やラジオパーソナリティとしても活躍中だ。

 

「劇団☆新感線」をはじめ、数々の舞台やミュージカルに出演している橋本が演じる大山はノーベル賞を歴代最多の4度受賞している天才教授で、鳳が尊敬してやまない心の師。

 

しかし、学生時代はプレイボーイで恋愛に熱中していたと雑誌のインタビューで語ったことで、鳳に衝撃を与える。鳳が華子に一目ぼれをしてからは、イマジナリーフレンド(※空想の友人)ならぬイマジナリー教授としてたびたび姿を現し、恋に迷走する鳳を導いていく。

 

『君の花になる』以来のTBSドラマ出演となる竹中が演じるのは、鳳の親友である龍崎賢司(本田響矢)の父・豪哲。鳳たちが通う開明学院の校長であり、名門進学校の伝統と格式を守ることに人生を捧げ、規律を乱す生徒には容赦のない制裁を。勉学の妨げとなる恋愛を厳しく取り締まっている。

 

矢吹奈子 コメント

私が演じる高田華子は、成和高校に通う高校3年生の女の子です。頭も良くて家柄や性格、どれを取っても完璧なので、演じるにあたって完璧な女の子であり続けないとなと思っています。ずっと勉強だけをしてきた鳳君が華子にどんなアプローチをしていくのかというところも見どころですし、そんな鳳君と、私が演じさせていただく華子にどんな恋愛の展開があるのか!?ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います。『恋愛のすゝめ』ぜひご覧ください!

 

橋本じゅん コメント

これまでに何度もご一緒させていただいた、とても信頼のできる大好きな岩崎(愛奈)プロデューサーからのオファーだったのですごくうれしかったです!僕が演じる大山は七変化のようなキャラですので、思い切り大きく演じて監督に調整をお任せしています(笑)。大山のノーベル賞4度受賞の境地は、一度沼にハマったらこれが正義!とばかりに周りがよく見えなくなる僕と根本は似ているのかも? と思い込んで頑張っています。

 

CGでやるようなシーンを実際に演じてみたり、お好きに料理してくださいという覚悟を持って臨んでいますので、皆さんに楽しんでいただけたら幸いです!

 

竹中直人 コメント

なんと!恋愛絶対禁止!の学校の校長先生の役!これはかなり恐ろしい撮影現場になるな…と恐怖に震えました。もうすでに撮影中ですが、くるぶしの先っちょがかゆくなるような興奮を覚えております。悪魔の沼から突如現れた人食いワニに優しく見つめられた、か弱き子羊のような感じかな? 橋本じゅんさんはドクトクな俳優ですね。あのドクトクな顔とドクトクな声を聞くだけで、なんだか心の片隅に黄色いさくらんぼを放り込まれたようなドクトクな気持ちになります!脱脂綿に染み込んだオリーブオイルのようなにおい立つお芝居を目指し、とにかく頑張ります!

 

番組情報

ドラマストリーム『恋愛のすゝめ』

TBSほか

2023年11月21日(火)スタート

毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

 

<配信>

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

 

<キャスト>

綱啓永、本田響矢、一ノ瀬ワタル、若林時英、ひょっこりはん

矢吹奈子/橋本じゅん、竹中直人

 

製作:『恋愛のすゝめ』製作委員会

制作プロダクション:TBSスパークル

脚本:中屋敷法仁、宮本武史

企画・プロデューサー:伊東祥宏

プロデューサー:岩崎愛奈、松田礼人

配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織

演出:伊東祥宏、松田礼人、府川亮介

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/

公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs

公式Instagram:@tbs_drama_stream

公式TikTok:@drama_stream_tbs

 

©『恋愛のすゝめ』製作委員会

『ドーナツトーク』トレンディエンジェル斎藤司と“髪型トーク”!スタジオが独特の雰囲気に

10月22日(日)放送の『ドーナツトーク』(CBC/TBS系 午後11時45分~)に、斎藤司(トレンディエンジェル)がゲスト出演する。

『ドーナツトーク』左から)ヒコロヒー、鷲見玲奈、斎藤司、水野美紀、PORIN ©CBC

 

“ドーナツトーク”とは、正解(真ん中)はないが、甘さ(楽しさ)とカロリー(濃さ)あふれるホンネトーク、終わりなく続く「井戸端会議」のこと。スタジオでは、女優の水野美紀、フリーアナウンサーの鷲見玲奈、お笑い芸人のヒコロヒー、アーティストのPORIN(Awesome City Club)の4人が、週替わりゲスト&オンラインでつないだ50人の女性と共に、ドーナツのようにどんどんトークを膨らませていく。

 

今回のゲストはトレンディエンジェルの斎藤司。その髪型にちなみ、街行く「スキンヘッド」の男性に「なぜその髪型にしたのか?」を聞いていく。「この髪型にしてからが勝負」と話す斎藤は「世のイケメンたちは髪型でごまかしている」と男性たちに物申し、ヒコロヒーに「マッシュカットは?」と聞かれると「ドーピング」だと言い放つ。

 

そんな中、鷲見は「今の髪型になる前…どんな髪型?」や「髪型をキープしなきゃ」など薄毛に触れないオブラートに包みすぎた表現で斎藤を傷つけてしまう。また「薄毛…」と言いかけて困惑してしまったPORINに、斎藤は「薄毛は大丈夫。進んでいいやつ」と声をかけ、スタジオは独特の雰囲気に。しかし、ヒコロヒーの「勇気を持って『ハゲ』って言って」という一言にスタジオが爆笑に包まれる場面も。

 

さらに、6年前に結婚したものの新型コロナ感染拡大の影響で最近結婚式を挙げたという斎藤。一週間前まで何も決まっていなかったということにMC4人が驚く中、「最悪結婚式に俺が行けばいいから大丈夫。みんな集まった時点で成功だからね」とスターのような言葉でMC陣をしびれさせる。

 

ほかにも、1日のうち8時間で食事を済ませ、16時間何も食べないというオートファジーダイエットを成功させた話や「されたらうれしい愛情表現」について全員で語り合う。

 

番組情報

『ドーナツトーク』

CBC/TBS系

2023年10月22日(日)午後11時45分~

番組HP:https://hicbc.com/tv/donutstalk/

 

©CBC

大原優乃「生徒たちとはお菓子交換をしたり、恋バナしたりしました(笑)」シリーズ最新作「おいしい給食 season3」

市原隼人さん主演で送る、映画化もされた人気ドラマシリーズ最新作「おいしい給食season3」が放送中。今作からヒロインとして大原優乃さんが参加しています。新たな給食マニアの教師VS給食マニアの生徒の戦いの舞台は函館の中学校。学校給食を愛してやまない中学教師・甘利田(市原)を尊敬する英語教師・比留川愛を演じる大原さんに、撮影で食べたおいしい〇〇〇パンの話や、生徒たちとの楽しい思い出などを語ってくれました。

 

大原優乃●おおはら・ゆうの…1999年10月8日生まれ、鹿児島県出身。NHKEテレ「天才テレビくんMAX」のオーディションに合格し、ダンス&ボーカルグループ、Dream5のメンバーとしてデビュー。Dream5の活動終了後は、グラビアやドラマなど幅広く活躍中。現在、ドラマ「秘密を持った少年たち」(日本テレビ系)にヒロイン・吉野ユキ役で出演している。X(旧Twitter)InstagramYouTube

【大原優乃さん撮り下ろし写真】

 

二人の噛み合わない感じが、この作品に合っているんじゃないかな

──「おいしい給食」は2019年に始まった人気シリーズです。シーズン3から参加することが決まったときの心境はいかがでしたか。

 

大原 たくさんの方に愛されている「おいしい給食」に参加できることをとても光栄に思いました。主演の市原隼人さん、綾部真弥監督をはじめ、シーズン1、シーズン2と参加されてきた皆さんに負けないくらいの作品愛を持って現場に入らせていただこうと、「おいしい給食」の世界観を理解するために、改めて過去作品をすべて拝見しました。

 

──大原さんが演じられた比留川愛先生は帰国子女の英語教師です。どんな役作りをされましたか。

 

大原 80年代の物語なので、髪形を聖子ちゃんカット風にしたり、服装や小道具もすべて昭和っぽく用意していただき、言葉遣いや所作もその時代に合わせるところから役を作っていきました。それと比留川愛先生は、先生らしくない、ちょっと頼りないキャラクターなんです。市原さんのまくし立てるような早口の芝居が印象的だったので、対照的にゆったりした口調のヒロインになるように作っていきました。二人の噛み合わない感じが、この作品に合っているんじゃないかなと思ったので。

(C)2023「おいしい給食」製作委員会

 

──髪形も服装もリアルに80年代っぽい感じでした。80年代風のファッションを身に付けた感想を教えてください。

 

大原 この作品に携われているすべての方が、「おいしい給食」という作品が大好きなんだなって思いました。衣装にも小道具にも、愛が込められていて、その1つひとつを使わせていただいたことによって、愛先生という役を作ることができたと思っています。

 

どんなときも私を信じて、大きな器で受け止めてくださる優しさに救われた

──市原さんがテンション高く、おいしそうに給食を食べるところも見どころだと思います。市原さんと共演した感想をお聞かせください。

 

大原 今回が初共演でした。どんなときも私を信じて、大きな器で受け止めてくださる優しさに救われていました。お芝居の相談をすると、「優乃ちゃんがやりたいように、自由にやっていいよ」っておっしゃってくださるので、いろんな角度から挑戦させてもらうことができました。その全てを大きくして返してくださるので、ありがたい分、私もちゃんとしたものをお芝居で渡さなければいけないといい緊張感がありました。

 

──比留川先生は楽しそうに給食を食べる甘利田先生をのぞき見てから、尊敬の目で見るようになりました。比留川先生は甘利田先生のどんなところを尊敬したのだと思いましたか。

 

大原 私も甘利田先生のどんなところを尊敬したんだろうって、探りながら役に入りました。でもあるシーンで甘利田先生は真っすぐで嘘がない、その姿に愛先生はいつも救われているんだろうなって、市原さんの芝居を通して感じたんです。それからは純粋に甘利田先生を想うことができるようになりました。

 

私の場合は笑い声だけ大きいみたいです(笑)

──帰国子女の愛先生は「英語なら怒鳴れるんです」と劇中で言っていましたが、大原さんは普段大きい声を出すことはありますか。

 

大原 会ってみると意外と静かだねって言われます。明るい役や笑顔の写真が多いので、元気な印象を持っていただくことが多いんですけど、人見知りなので普段は静かなほうです。私の場合は笑い声だけ大きいみたいです(笑)。

 

──愛先生が英語なら大きい声が出せるように、「これがあれば」はっきり言えるんだけどというものはありますか。

 

大原 時間があれば(笑)。作品に入ると、最初は人見知りしてしまって、市原さんにも緊張し過ぎて、「最初怒っているのかと思った」って言われてしまいました。そのぐらい人見知りですけど、時間があれば……。そこは直したいところでもあります。

 

──大原さんご自身の給食の思い出を教えてください。

 

大原 小学校の頃、食べるのがとても遅くて、昼休みになっても1人残って食べている生徒でした。当時はあまり食に興味もなくて。だから当時、甘利田先生に出会えていたらなって思います。

 

──好きなメニューはありましたか。

 

大原 揚げパンとABCスープです。アルファベットの形をしたパスタが入っているポトフみたいなスープでした。

 

──撮影で食べておいしかったのは?

 

大原 コッペパンです。「おいしい給食」のコッペパンは、お芝居がしやすいようにと、この作品のために考慮されて作られているものなんです。市販のものより2倍くらい大きくて、お芝居がしやすい硬さになっています。味もミルク風味で、ほんのり甘くてすごくおいしいんです。撮影でコッペパンが余るとスタッフさんたちの間で争奪戦になっていました(笑)。フードコーディネーターさんが作ってくださる給食は、どれも本当においしいです。給食のシーンは昼休の前に段取りをして、昼休の後に本番を撮るんですが、みんなお弁当を我慢して給食を食べるぐらいでした(笑)。

(C)2023「おいしい給食」製作委員会

 

──甘利田先生の食べっぷりは近くでご覧になっても気持ち良さそうですね。

 

大原 私は食べるお芝居が一番難しいと思っています。食べ物を美しく見せながら、その役として表現されている市原さんのお芝居を見せていただいて、本当にすごいなって改めて尊敬しました。

 

先生らしくなかった愛先生がどのように成長していくのか、ぜひご覧になってください

──中学生ぐらいの世代の子が多い現場だと思いますが、現場の雰囲気はどんな感じでしたか。

 

大原 今回が初の教師役でした。今までたくさんの生徒役をやらせていただいた分、先生役はとてもプレッシャーでした。自分に務まるのかなって不安があったんですが、生徒の皆さんが私を先生にしてくださったなと思っています。休憩時間に「愛ちゃん、愛ちゃん」っていつも話しかけてくださって、お菓子交換をしたり、恋バナをしたりしました(笑)。クランクアップのときは、生徒の皆さんが市原さんと私にサプライズで寄せ書きをプレゼントしてくださって、涙が止まりませんでした。

 

──では改めて「おいしい給食 season3」の見どころを教えてください。

 

大原 給食を通して数々のドラマが展開されていきます。私が演じた愛先生に関しては、最初は先生らしくなかった彼女が、全10話を通して、どのように成長していくのか、ぜひご覧になってください。

 

ちょっとでも時間があれば愛車に触りに行くくらいです

──ここからはモノ、コトに関することをお聞かせください。今、サウナと車にハマっていらっしゃるそうですね。

 

大原 サウナは3年前、コロナ禍の前からハマっています。そのときに入っていた作品が、私以外全員サウナーで、空き時間に現場の近くのサウナをいつも調べていたんです。好きなものをお話されているときって、一番魅力的ですよね。共演者の方々からお話を聞いて、自分も行ってみたらハマってしまいました。

 

──1人で行くことが多いんですか。

 

大原 1人で行くときもあれば、友達と行くこともあります。その日の体調や行くサウナに合わせて、今日は何分まで入ろうかなって時間調節するようにしています。あと車の話にも繋がるんですが、車が届いたので、弟とドライブして、新規開拓をしたりもしています。

 

──車はもともとお好きだったんですか。

 

大原 今年の1月に免許を取ったばかりです。今は作品に入っているので、誰かとドライブに行ったりできないんですが、ジムに行くときによく運転したり、親友が犬を飼っているので、お家まで迎えに行って、夜の代々木公園を散歩しました。

 

──免許を取ったら車は買おうと決めていらっしゃったのでしょうか。

 

大原 そうですね。ペーパードライバーになる前に買いたいって思っていました。私は鹿児島県出身で、車社会で育ったんです。人混みが苦手で自然が恋しくなることもあるので、休日は弟を連れて、自然に癒されたくて車で出かけることもあります。

 

──「これだ」って思う車にはすぐめぐり合えたのですか。

 

大原 試乗しに行くまでが長かったですね。もともと車をそんなに知らなかったので。でも凝り性なところがあるので、全部調べて知った上で、「これかな」って思ったものがあり、1回試乗して決めました。それが今の愛車でひと目ぼれしました。

 

──ポイントは何だったんですか。見た目? それとも乗りやすさ?

 

大原 どっちもでした。親の意見は聞きませんでした(笑)。「こっちの色がいいんじゃない?」って言われましたけど、結局乗るのは自分だから。私は長く愛せるものがいいな思ったので、内装の色をカスタムしたりしましたけど、全部自分で決めました。

 

──車に対する愛情が深まっていそうですね。

 

大原 ちょっとでも時間があれば愛車に触りに行くくらいです。作品に入っている間は我慢しているんですけど(笑)。

 

 

 

おいしい給食season3

10月9日よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12 トゥエルビ、TVerほかにて順次放送中

【「おいしい給食season3」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:綾部真弥、田口桂
脚本:永森裕二
出演:市原隼人
大原優乃、田澤泰粋、栄信
六平直政、いとうまい子、高畑淳子、小堺一機

(C)2023「おいしい給食」製作委員会

 

撮影/河野優太 取材・文/佐久間裕子

アンジュルム伊勢鈴蘭が飯田圭織と「チームラボプラネッツ」で“映え写真”対決『キタに恋した!』

10月21日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、前週に引き続きアンジュルムの伊勢鈴蘭が登場する。

『キタに恋した!』左から)波多野裕太アナ、飯田圭織、伊勢鈴蘭©HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は話題沸騰中の「チームラボプラネッツ」へ。「チームラボプラネッツ」は豊洲にある体験型のミュージアム。国内外から年間200万人以上が訪れる大人気スポットだ。

 

飯田と伊勢は、どちらがより「映える写真」を撮ることができるのか、さまざまな空間で映え写真対決をすることに。はだしでまわる館内では、蘭の花が立体的に埋め尽くされた空間や、膝まで水に浸かりながら無数の鯉の映像が泳ぐ空間で、お互いを被写体にして幻想的な光景を写真におさめていく。「キタコイ」というタイトルの写真も飛び出し、ご褒美スイーツをかけた映え写真対決の行方はいかに。

 

紺野あさ美の北海道通信も札幌・豊平区の「映え写真」が撮れるスポットへ。店内がクマ一色のカフェで、クマちゃんラテアートを満喫する。

 

番組情報

『キタに恋した!』

HBC

2023年10月21日(土)深夜0時58分~1時28分

 

MC:飯田圭織

ゲスト:伊勢鈴蘭(アンジュルム)

進行アシスタント:波多野裕太(HBCアナウンサー)

北海道リポーター:紺野あさ美

ナレーター:室谷香菜子(HBCアナウンサー)

 

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze

(翌日10月22日(日)正午配信)

X(旧Twitter):@HBCkitakoi

TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

 

©HBC

増田有華インタビュー「走りだしたら止まらないところは10代の自分に通じるものがあるかも(笑)」映画「Love song」

『全裸監督 シーズン2』(Netflix)での体当たりな演技が話題となり、現在は性に悩める女性の本音を赤裸々に描いたラブコメディ『●●ちゃん』(ABCテレビ)が放送中の増田有華さん。そんな彼女の主演映画「Love song」が10月20日(金)に公開を迎える。

 

シンガーを夢見る主人公・花(増田)が殺された幼なじみ・猛(青木一馬)の復讐を誓う中、もう1人の幼なじみ・誠(木口健太)と再会。やがて2人は、離れていた時間を取り戻すように愛を奏で始め…というのが本作のストーリー。

 

「昔の自身と重なる部分が大きかった」という花を、増田さんはどのように演じたのか。AKB48時代のエピソードや20代半ばから芽生えた芝居への思い、30代を迎えての変化なども織り交ぜながら、たっぷり語ってくれた。

 

◆最初に台本を読んだとき、どんな印象を持ちましたか?

拳銃に薬物、ナイフも出てくるので、衝撃的なお話だと思いました。ただ根本にあるのは、ひたむきに人を愛するという純粋な気持ちで。花は不器用で口下手な分、思いを歌に乗せて伝える子なので、そういった意味でもやりがいのある作品だと思いました。

 

◆演じる花に共感できるところは?

たくさんありました。思い立ったら即行動、走り出したら止まらないところとか。短気なところも一緒ですね。私はもう大人になったので、ちょっと抑えられるようになりましたけど(笑)。それこそ17、8歳のころの自分は、花みたいな感じで。AKB48のメンバーからは、「有華ちゃんは1人で『バイオハザード』してるの?」なんて言われていました(笑)。

 

◆当時のAKB48は、“仲間だけどライバル”みたいな感じが強かったですからね。

そうなんです。総選挙があって、順位付けされていたりもしましたし。誰かに負けたくないというか、傷つくのが怖いんです。なので、人が寄ってこないように殺気立って見せたりもしてしまって。花にもそういう部分があるので、共感できるところはありました。

 

◆役作りの面で撮影前に準備したことは?

花の経歴をノートに書きました。どこに生まれて、どういうふうに育てられたのかを想像して…。考えていること、感じていることは相通じる部分があったので、花の経歴は書きやすかったです。あとは撮影期間が短いということで、本読みの段階からセリフを全て頭の中に入れるようにして。寝ていてもセリフが出てくるような状態にしてから撮影に臨みました。

 

◆実際、撮影はいかがでしたか?

短期間で一気に撮影したので、ハリケーンの中に入っていた感じでした(笑)。もう本当に、撮影して、帰って、寝て、また現場に行って…の繰り返しで。でも合間にそれなりに皆さんと話す時間はあったので、本田博太郎さんとソファで雑談したり。藤吉久美子さんも気さくに「主演は気を使っちゃダメよ!」と言ってくださって。キャリアのある方々が、そうやって自然体な感じでいてくださったのは私にとって大きかったです。

 

◆相手役の木口健太さんとはどんな話を?

2人のシーンが多かったので仲良くなりましたし、どういうお芝居にしていくか話し合ったことが作品に投影できたと思います。クランクアップのときには、わざわざお花を買ってきてくださったんです。そんなことをしてもらったことがなかったので、すごくうれしくて。大きな桃の木で、どうやって持って帰ろうかなとも思ったんですけど(笑)。

映画「Love song」

 

◆その木口さんとはベッドシーンもありますが、どのように臨みましたか?

木口さんはベッドシーンが初めてで緊張されていたので、「大丈夫。やりたいようにやって」って言いました(笑)。こういうのって、むしろ男性の方が気を使うと思うんです。私自身は恥ずかしい気持ちは全然なく、求められるうちが華というか。自分のベッドシーンがあることで少しでも多くの方に興味を持ってもらって、作品を見てもらえたらうれしいです。

 

◆体の準備は大変ではなかったですか?

筋トレは一応しました。あまり腹筋バキバキなのも色気がないので、体のラインがきれいに出るように、適度に…という感じですけど。あとは食事に気をつけてサラダやフルーツを摂取するようにしたのと、あとは手元のケアですね。スマホを触るとか、手元は意外と映る機会が多いので大事なんです。私は特に指先が荒れやすいので、毎晩ワセリンを塗りたくって、絹の手袋で保湿してみたいなことをやってました。

 

◆普段から体のケアには気を使っていますか?

仕事のときだけですね。撮影のために3、4キロ絞るけど、終わるとすぐ5キロ戻っちゃうという、最悪なルーティーンを繰り返しています(笑)。なので体のためには、定期的に肌を露出させる機会があった方がいいんです。じゃないと私、どんどんだらしない体になっちゃいそうな気がするので(笑)。

 

◆増田さんは、勝ち気でサバサバしているイメージを持たれがちだと思います。でも“本当の私はこうなんです!”と言っておきたいことはありますか?

意外と根暗です(笑)。あと一人っ子というのもあって、甘えん坊だったりもします。逆に世話焼きな一面もあって、友達から熱が出たという連絡が来たら、スーパーで必要なものを買って持って行ったり。要は、尽くすのが好きなんです。

 

◆それは意中の男性に対しても?

そうですね。「奴隷みたいな男を飼ってるんでしょ?」とか言われるんですけど(笑)、全然そんなことはなくて。尽くすことが好きですし、人からありがとうって言われることも好きで。そこは意外とギャップがあるのかもしれません。

 

◆ということは、今作に出てくる猛と誠だったら、タイプなのは…?

断然、猛ですね。ヤクザの覚せい剤をだまし取って殺されちゃうってダメダメな人なんですけど(笑)、何か面倒を見てあげたくなる。あと甘えてきてくれるから、自分も甘えやすかったりするんですね。私、目の前の人と鏡みたいな関係になりがちなんです。だから強くて自信満々な人にワーッと言われたら、こっちも言い返しちゃう(笑)。

映画「Love song」

 

◆歌唱シーンも見せ場の一つですが、撮影はどうでしたか?

事前にレコーディングして後で乗せる感じなのかなと思っていたら、現場で「はい、歌ってください」という感じで(笑)。どんなふうになるか心配だったんですけど、出来上がってみたらむしろこの現場感がよかったです。もちろん、レコーディングしたものを乗せた方が音も歌声もきれいになるんですけど、現場で撮った方が生っぽさが出るんですよね。

 

◆増田さんの歌唱力への信頼から、監督はそういう撮り方にしたのかもしれませんね。

確かに歌うことに慣れてはいますが、あれだけ長く撮影の中で歌うのは初めてだったので緊張しました。あと、実は昔から「あの子、歌うまいよね」と言われることへのプレッシャーもあるんです。歌がなかったら私は需要がないのかな、みたいな。25、6歳ぐらいまではそんな感じだったんですけど、最近はお芝居が好きになったことでああいう場面でも力を抜いて歌えるようになったというか。何かあらためて歌を好きになれた気がします。

 

◆増田さんは、それこそAKB48時代から歌への思いみたいなことはよく口にされていましたが、それは今も変わっていませんか?

昔みたいに「歌で一花咲かせたい!」みたいな感情はなくなったと思います。歌が嫌いになったわけではなく、他にもワクワクできるものができたというか。お芝居でもワクワクできるようになりましたし。もちろん「曲を出しませんか」みたいなお話を頂けたら、張り切ってやりますよ! ベッドシーンと同じで、求められてるうちが華ですから(笑)。

 

◆では映画のタイトルにちなんで、増田さんの思い出のラブソングを教えてください。

MISIAさんの「キスして抱きしめて」。宇多田ヒカルさんの「First Love」も好きですね。あのころの、こびずに気持ちを伝える感じがすごくいいなと思っていて。カラオケに行ったら必ず歌いますし、ノッたときは2、3曲リピートします。何回歌うんだよ、みたいな(笑)。

 

◆もう一つAKB48時代の話をさせてください。当時はそこまで演技に対して熱い思いはなかったように思うんですが、何かきっかけがあったんですか?

その点は、私自身もびっくりしていて。昔は自分にお芝居なんてできるとは思わなかったし、歌でやっていくんだろうなと思っていましたから。ただ、ありがたいことにお芝居のお仕事を頂いていざやってみると、正解のない面白さがあることに気づいたんです。歌は、音やリズムに合わせるみたいな基準がありますけど、お芝居はそういうのがないんですよね。例えば「ありがとう」という言葉一つを言うのにも、何百通りとあって。その中でまた私にしかできないお芝居を探すという楽しさに魅力を感じました。

 

◆お芝居のために何か日々行っていることはありますか?

図書館に行くようになりました。作品には何かしらのバックボーンがあって、それを理解するにはいろいろなことを知らなければいけないなと思って。新聞の政治欄を読んでみたり、歴史の本を手に取ってみたり。理解できないことばかりだったりしますけど、知らないものを知ろうとする姿勢が大事かなと思います。だからわざと、自分が知識のない分野の本を読んでみたりします。

 

◆最近読んだ印象的だった本は?

「花粉症は治せる!」(笑)。あと腸活関係の本は1冊読んだら興味が湧いて、いろいろ読みました。あまりにも感動しちゃったので、すぐフラクトオリゴ糖を注文して。砂糖の代わりに使ったり、ヨーグルトに混ぜたり。キノコ鍋やバナナを食べる機会も増えました。キノコ鍋はオススメですよ。めちゃくちゃ“快腸”になります!

 

◆30代になって、増田さんの中で何か変化したことはありますか?

昔から雑に暮らしていたんですけど、そろそろちゃんとしなきゃと思って。自炊をする回数も増えました。キムチも自分で漬けていたりします。最初は何となくの雰囲気で、ナンプラーで漬けていたんです。でも「アミの塩辛」を使ったら味が締まるようになって、これはいいなと。リンゴと玉ねぎを入れることにもこだわっています。これも最初、適当に全部入れればいいやと思って玉ねぎを一玉入れたら、めちゃくちゃ変な味になったんですけど(笑)。

 

◆今の増田さんの中には、マメさと雑さが同居しているんですね(笑)。

そうなんです、端々にバイオハザード時代が残っていて…(笑)。でも雑にやって失敗しちゃうのもいいかなと思えるようになって、そこも変わったところだと思います。昔は一つのやり方にこだわって、失敗は許されない感じでしたけど。最近は、失敗も一つの糧になる…みたいな。自分も許して他人も許して、嫌なことやつらいことは忘れて、楽しいことだけを覚えているようにしようと。そういう意識になりました。

 

◆5年後や10年後は、どんなことができるようになっていたいですか?

もっといろいろなことを経験して、苦手な人ともしゃべれるようになっていたらいいなって。私、誰とでも話せるように見えて、相手がしゃべってくれないとダメなんです。人見知りな人を前にすると、自分も人見知りになっちゃう(笑)。そうではなく、ちゃんと相手の良さを引き出せるように、いろいろな話題を身に付けたいです。取りあえず年々自分のことは好きになれているし、もっともっと好きになっていけたらいいなと思っています。

 

◆最後に、今後やってみたい役があったら教えてください。

映画「万引き家族」を見たとき、すごく衝撃を受けました。皆さんメイクもほとんどせず、樹木希林さんは入れ歯まではずして演じられていて。垣間見える日常をそのままスクリーンに落とし込んでいる感じが素晴らしくて、いつか自分もああいうリアルな家族の1人を演じられるようになりたいです。そのためにはまずすっぴんで画面に映れるように肌活が大事ですし、お肌のためにも腸活が大事になってきますね(笑)。

 

PROFILE

●ますだ・ゆか…1991年8月3日生まれ。大阪府出身。B型。AKB48の2期生として約7年間活動後、2013年グループを卒業。最近の出演作にドラマ『先生のおとりよせ』『全裸監督 シーズン2』など。現在、『●●ちゃん』(ABCテレビ)に出演中。

 

作品情報

「Love song」
2023年10月20日(金)より東京・池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

出演:増田有華、木口健太、山口大地
/藤吉久美子、本田博太郎
青木一馬、平山大、牧野裕夢、広瀬彰勇、大川夏凪汰、佐藤真澄、角謙二郎

監督:児玉宜久
脚本:村川康敏、宍戸英紀
企画:利倉亮、郷龍二
プロデューサー:江尻健司、北内健
音楽:Les.R-Yuka
配給:マグネタイズ
映倫:R-15

公式サイト:https://www.legendpictures.co.jp/movie/love-song/

(c)2023「ラブソング」製作委員会

●text/小山智久

『金ロー』「余命10年」主演の小松菜奈×坂口健太郎、藤井道人監督からコメント到着「私たちは確かにそこに存在し生きていました」

10月20日(金)の『金曜ロードショー』(日本テレビ系 午後9時~)は、「余命10年」を地上波初放送。W主演を務める小松菜奈と坂口健太郎、藤井道人監督からコメントが到着した。

 

切なすぎる小説としてSNSなどで反響が広がり続け、ベストセラーを記録している小説を、小松菜奈と坂口健太郎のW主演で映画化した「余命10年」。昨年3月に公開されると瞬く間に話題になり、興行収入は30億円を超える大ヒットを記録した。

 

四季の移り変わりと共に、茉莉と和人が過ごした時間を丁寧に描いた本作。二十歳で難病を発症し、余命10年となった茉莉役に小松菜奈。茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を演じたのは坂口健太郎。小説の文庫化・映像化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、2人の「10年」の物語を全身全霊で演じている。

 

小松菜奈 コメント

小松菜奈 (c)Stardust Promotion, Inc.

私の中でずっと色褪せずに人生と共に残っていく大切な作品「余命10年」を金曜ロードショーで放映していただけることを心よりうれしく思います! 一年という時間をかけてたくさんの思いを抱きながら向き合い続けた時間。作られた世界かもしれないけど、私たちは確かにそこに存在し生きていました。 私は茉莉を通していろんなことを教えてもらい、自分の人生をどう生きたいか見つめ直すことができました。 そして、残された者の気持ちに丁寧に優しく寄り添い、美しき四季と共鳴し合ってる世界観も楽しんでいただきたいです。 時間は無限ではない、あなたにとっての「幸せ」とは何か考えてもらえる時間になったらいいなと思います。 1人でも多くの人の心に届きますように。よろしくお願いします。

 

坂口健太郎 コメント

坂口健太郎 撮影/今城純

「余命10年」がこのたび、金曜ロードショーで放送されること、本当にうれしく思います。この作品は、余命を背負った女性が、最後まで生き抜く作品です。和人として、時に道を踏み外しかけながらも、茉莉を見つめ続け、思い続けた一年でした。1人でも多くの方々に彼女の生きざまを見届けていただき、2人の瞬間が心に残り続けてくれるとうれしいです。

 

藤井道人監督 コメント

「余命10年」が幼い頃から観ていた金曜ロードショーで放送されること、心からうれしく思っています。仲間たちとコロナ禍で四季を追い続けた、とても思い出深い映画です。小松さん、坂口君はじめ、原作の小坂流加さんのご家族の皆さま、最高のキャスト、スタッフで丁寧に作り上げた作品です。皆さまにとっても、心に残る映画になることを祈っています。

 

番組情報

『金曜ロードショー』
「余命10年」
日本テレビ系
2023年10月20日(金)午後9時~11時14分

(c)2022映画「余命10年」製作委員会

 

「ムー旅」がついにメキシコへ……“春分の日の奇跡”をメキシコで目撃せよ! 2024年3月「ムー旅メキシコ・ツアー」開催

2024年3月17日~24日、月刊ムーとメキシコ観光のコラボによる「ムー旅メキシコ・ツアー」が開催されます。旅行代金は66万6000円。

 

同ツアーは、「三上編集長と行く! メキシコの神秘と歴史を体験する5泊8日の旅」と題して、ムーの三上丈晴編集長も同行。

 

首都メキシコシティから、UFOとミステリーのテポストランに滞在し、チチェン・イッツァやテオティワカン遺跡などを巡ります。ツアーの目玉は、春分の日と秋分の日にしか起こらないという2つの奇跡「チチェンイツア遺跡のククルカンの降臨現象」「ジビルチャルトゥン神殿から昇る朝日」の見学です。

 

メキシコ観光では、10月21日11時より無料説明会を開催。説明会では、メキシコ旅の基本情報などをわかりやすく説明するほか、メキシコ在住でムー的メキシコを知り尽くした担当ガイドがオンラインで登場し、生の情報を伝えます。

 

詳細や申し込みは、説明会のPeatix(https://peatix.com/event/3721348/)をご覧ください。

 

菅生新樹「鈴木亮平さんは言葉一つひとつの言葉の重みと深みが、僕たちと全然違う」日曜劇場『下剋上球児』

鈴木亮平さんを主演に加え、数々のヒット作を生みだしてきた新井純子プロデューサーと塚原あゆ子監督のコンビによる初の日曜劇場作品としても注目を集めるドラマ『下剋上球児』。弱小野球部のキャプテン・日沖誠役を演じている菅生新樹さんは、実は野球は全くの初心者だったと言います。半年に及ぶ球児のオーディションを通して、野球の楽しさを知ったと語る菅生さんに、オーディションからこれまでをお話いただきました。

 

菅生新樹●すごう・あらき…1999年8月26日生まれ、大阪府出身。2022年LINE NEWS VISONの縦型ドラマ『トップギフト』でドラマ初挑戦、俳優として本格デビューを果たし、ドラマ『初恋の悪魔』で話題に。その後、主演ショートムービー『イカロス片羽の街「豚知気人生」』や主演ドラマ「凋落ゲーム」、「なれの果ての僕ら」などに出演。X(旧Twitter)Instagram

【菅生新樹さん撮り下ろし写真】

野球ってこんなに楽しいんだって、オーディションということを忘れるぐらい

──日沖誠はオーディションでつかんだ役。オーディションの様子はU-NEXTで先行配信されていましたが、決定した瞬間は涙ぐんでいらっしゃいましたね。

 

菅生 安堵の涙でした。発表のときは役名を言われただけでしたが、僕にはキャプテンというわかりやすい情報があったので、「うわ、僕がキャプテンできるんだ」と思ったら、素直にうれしくて。みんなをまとめるキャプテンを任せてもらえるんだってうれしさと同時に、不安もありましたけど、より頑張らなきゃって思いました。

 

──オーディションは半年間かけて行われたそうですが、大変だったことはありましたか。

 

菅生 まずオーディション期間が長いのが大変でした。他のお仕事もやりながらだったので。でも一番大変だったのは野球の練習ですね。3次が野球の実技審査で、それが僕にとっては一番の壁でした。その壁をどうやって乗り越えようか考えて、実際に高校野球のコーチをしている友達がいたので、オフの日に一緒に練習してもらって。動画で確認してアドバイスしてもらったりしました。でも、今思うとそれも大変というよりは楽しかったんですよね。ただその頃の気持ちとしてはすごく怖かったんです。それ以外は大変だったことはあんまり記憶がないんですよね(笑)。

 

──楽しいことの方が多かった?

 

菅生 オーディションではありましたけど、実技審査中もすごく楽しくみんなとはしゃいで、大人数の仲間たちでスポーツをするって感覚でした。良いプレーをしたらみんなでハイタッチしたり、声を出したり。自分は下手でノックが全然取れないんですけど、取れなくてもみんなが声を出して盛り上げてくれるし、僕も盛り上げました。そうしようって話し合ったわけじゃなくて、自然とそうなったんです。野球ってこんなに楽しいんだって、オーディションだってことを忘れるくらい楽しんでいました。逆にそういうところが評価に繋がったと言っていただきました。

 

愛を持っている人物だから頼りたくなる……そういう存在かな

──半年間一緒に戦ってきた仲間たちはどんな存在になっていますか。

 

菅生 野球部のメンバーはライバルであると同時に、お互いに刺激し合える関係で、ちゃんと相談もできる間柄になりました。言いづらいこともあると思うんですけど、「自分はこうしたいから、こうしてくれ」とみんなで言い合えるんです。甲子園球児だった人もいるので、「自分にはこういうシーンがあるんだけど、実際の野球だとどうなのかな」って、わからないことがあれば素直に聞けるし、真剣に教えてくれます。何も恥ずかしがらずに聞ける関係が築けていると思うので、自分にとっては大好きなメンバーだし、頼もしいメンバーです。そして、自分もオーディションの配信を見て、受けた人たちそれぞれの物語があるので、ドラマに出演することになった僕らは、オーディションを受けた人たち全員分の想いも届けなければいけないと思っています。

 

──日沖誠は野球部に1人だけになっても黙々と練習を続けてきた3年生。菅生さんは日沖誠をどんな人物と捉えていらっしゃいますか。

 

菅生 日沖誠は1人でも野球部に残るぐらい野球が大好きなんです。そして幽霊部員の生徒たちにも「もう1回やろう」と奔走するぐらい、野球部のみんなのことが大好き。指導してくれる先生が来たら、先生のことも信頼して大好きになるし、弟のことも好きなので、すごく愛に溢れている人物だなと僕は思っています。周りのみんなのことを思って行動するから、性格もキャプテンっぽい。うまくないから野球ではみんなを引っぱれないし、泥くさくてかっこよくはないんだけど、応援したくなる。そんな愛を持っている人物だからこそ頼りたくなる……そういう存在かなって思います。

 

──ご自分と似ていると思うところはありますか。

 

菅生 僕も人に興味を持つことが多くて、今回のメンバーのことも大好きなので、積極的に話しかけるようにしています。僕は野球が全然うまくないのに、僕がキャプテン役と発表されたときも、みんながすぐに納得してくれて。それがすごくうれしかったんです。大きくくくると愛を持つ人間というところは一緒なのかなって思っています。

 

──塚原あゆ子監督から言われたことで印象に残ったことを教えてください。

 

菅生 塚原監督は僕らの良いところを引き出そうとしてくださいます。自分が出ていないシーンで、監督の後ろで見ていると、今演じている役者さんをすごく応援していらっしゃるんですよ。実際に演じている人に向けて「頑張れ」って声を掛けるし、何かあればすぐに走ってきて、僕らがやりやすいように、「これはどう?」って提案してくださいます。解決するまで真剣に相談に乗ってくれて、本当に粘ってくださるので、塚原監督の言葉と言動、すべてに僕は感謝しています。僕以外の球児役のみんなも大好きで、僕らが頑張ろうと思える存在になっています。

 

亮平さんが自分は業界では一番強いとおっしゃるので、僕も負けませんよと……

──今回は弟のいる役ですが、実際の菅生さんは末っ子ですよね。弟がいる兄役を演じるのはいかがですか。

 

菅生 弟の日沖壮麿を演じる小林虎之介は、実年齢は年上なんですけど、性格的にすごくかわいらしくて、抜けている部分がたくさんあるんです。エピソードでいうと、地方ロケで一緒の部屋だったときに、疲れているせいからなのか、大浴場から出た後で「やべえ。シャンプーまだ洗い流してねえ」って言ったんです(笑)。

 

──それは……相当疲れていたんですね(笑)。

 

菅生 でも、みんなも同じように疲れているじゃないですか(笑)。しかも彼からすると普通のことなのか、「やっべ!」って焦っている感じではなく、ぼそっと「洗い流してねえ」って大浴場に戻ったんですよ。そういうところが徐々に見えてきたのと、おっちょこちょいなんです。ホテルの鍵を刺しっぱなしにしたたま寝そうになったり。とにかくそういうエピソードがいっぱいあって、かわいいんですよ。僕も最初はお兄ちゃんできるかなって思っていたんですけど、彼のおかげで逆にお兄ちゃんにしてもらっているというか。別に本人は頼ろうとしているわけじゃないんですけど、何かしてあげたくなる存在です。

 

──主演の鈴木亮平さんの印象はいかがですか。

 

菅生 亮平さんは言葉一つひとつの重みと深みが、僕たちと全然違うなって思います。その言葉を受けるからこそ、僕たちが反応しやすいんだろうなって。芝居ってキャッチボールみたいなもので、良いボールが来たらキャッチして良い音が鳴ると思うんです。亮平さんの言葉からは伝わるものがあって、それに対して僕らは反応して返すことができるんです。監督に僕らのことまで相談してくださって、僕らもそれに気がついて、「ああ、そうか」って思うこともあります。1対1のシーンでは、お互い集中して無言だったりもするけど、芝居ではちゃんとぶつかり合うことができて、何をしても亮平さんが返してくれるという安心感があります。そして普段は本当に仲の良い先生って感じです。この前もみんなで手押し相撲やりました。亮平さんが超強いっていうから、みんなで「じゃあやりましょうよ」ってなりました(笑)。亮平さんがそうやって僕らを向かい入れてくださるので、良い関係性が築けています。

 

──ちなみに手押し相撲の勝敗はどんな感じでした?

 

菅生 亮平さんが自分は業界では一番強いとおっしゃるので、僕も負けませんよってなって(笑)。手押し相撲って体格が良いから強いわけじゃないんです。バランス感覚が大事だから、僕も自分より強い相手を倒して来たので、「勝てるぞ」と思っていたんです。休み時間が30〜40分くらいしかなくて弁当を食べるのを一旦やめて、5回戦くらいやりました。結果としては僕が負けてしまったんですが、「日沖、お前本当に強いよ。久しぶりにこんなに強いヤツに会ったよ」って言ってくださって。嬉しかったけど、集中力が途切れてしまったのでちょっと悔しかったです(笑)。

 

伊藤あさひくんや中沢元紀くんとは、夜に電話でめちゃめちゃ話ながらサッカーゲームしています

──ここからはモノやコトにまつわるお話をお聞かせください。今の現場に必ず持っていくものはありますか。

 

菅生 野球のシーンでたくさん声を出すので、龍角散のど飴を持って行きます。あとは空き時間でゲームをやることもあるので、モバイルバッテリーも絶対に持っていきます。ジェスチャーゲームのアプリをスマホに入れて、移動中にみんなでやったりします。それと鈴木亮平さんが撮影に入るときに、みんなにお守をくれたので、それを台本ケースに付けています。

 

──最近ハマっているものや趣味を教えてください。

 

菅生 僕はテレビゲームとボードゲームがすごく好きです。頭脳を使う系のゲームがすごく好きで、トランプみたいなカードを使うインサイダーゲームというのがあって、6人でやるとしたら、1人がカードをめくってお題を見るんです。もう1人マスターという人がいて、その人もお題を知っているんです。そのお題に関して5人はマスターに質問をしていってお題を当てるんです。お題が当たったら、じゃあ誰がお題を知っているインサイダー(内通者)だったか会話をして当てていくんです。僕はそのボードゲームが大好きで。会話をすることによって、その人が出すワードや話し方から性格が分かるんですよね。だから仲が良い人や仲良くなりたい人とやると、すごく盛り上がるんです。僕はトランプも好きなので、野球部のメンバーとも一緒にやっています。

 

──メンバーの皆さんとも一緒にゲームもするんですね。

 

菅生 最近サッカーのゲームにハマっていて、寝る前に1試合、2試合……3試合やったりします(笑)。伊藤あさひくんや中沢元紀くんとは、夜に電話でめちゃめちゃ話ながらサッカーゲームしています。

 

──撮影でもずっと一緒で、夜も一緒にゲームするって本当に野球部みたいですね(笑)。

 

菅生 僕の性格上、作品中は出演者と仲良くなりますね。でも今回は今までで一番仲良くなっているかもしれないです。オーディションを一緒に戦ってきた仲間ということもありますから。

 

 

TBS日曜劇場「下剋上球児」

TBS系 毎週(日)後9:00~

 

(STAFF&CAST)
原案:「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘著)
脚本:奥寺佐渡子
演出:塚田あゆ子、山室大輔、濱野大輝
主題歌:Superfly

出演:鈴木亮平、黒木 華、井川 遥、生瀬勝久、明日海りお、山下美月(乃木坂46)、
きょん(コットン)、中沢元紀、兵頭功海、伊藤あさひ、小林虎之介、橘 優輝、生田俊平、菅生新樹、財津優太郎、鈴木敦也、福松 凜、奥野 壮、絃瀬聡一、鳥谷 敬、伊達さゆり、松平 健、小泉孝太郎、小日向文世

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/永瀬多壱(ヴァニテ) スタイリスト/小林洋治郎

家入レオがマッサージ店での衝撃的体験を告白!上半身裸の菊地亜美がとったある行動とは『人志松本の酒のツマミになる話』

10月20日(金)放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後9時58分~10時52分)は、MCを松本人志、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)が務め、ゲストに家入レオ、おばたのお兄さん、菊地亜美、立木文彦を迎える。

 

『人志松本の酒のツマミになる話』は、“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

『人志松本の酒のツマミになる話』おばたのお兄さん (c)フジテレビ

 

先日第1子が誕生し、新米パパとなったおばたのお兄さんは「新しい家族が増えて自分が変わったことはありますか?」と切り出す。自身は“あの一発芸”に対して思うことがあるそうで…。彼の芸にとって“致命的”な、お父さんならでは(?)の悩みとは。

 

有名番組のナレーターなども務めるベテラン声優の立木も家族が増えて生活を見直したと語り、スタジオのお父さん、お母さんたちのトークが止まらない。菊地は自宅で娘に授乳中、思いがけず窓掃除のおじさんが自分の階まで上ってきてしまったときのエピソードを明かし、そのときとっさに上半身裸のまま取った行動に一同大爆笑。

 

歌手の家入は自身のメンテナンスのために行った、“マッサージ店”の実態が想像していたものと違った経験があったことを明かす。案の定、そこでの領収書を経費計上できなかったそうで、そのなかなかない彼女の衝撃的な経験にスタジオは大盛り上がり。

 

“美容代”をよく使用するという菊地は、最近若者に増えてきた“ある施術”をいつか受けてみたいそうで、松本や後藤の領収書事情も明かされる。ほか、松本の「最強の丼もの」についての話や、立木の「雑だと思ったナレーション仕事」などの話題も。

『人志松本の酒のツマミになる話』菊地亜美 (c)フジテレビ

 

番組情報

『人志松本の酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2023年10月20日(金)午後9時58分~10時52分

MC:松本人志、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)
ゲスト(五十音順):家入レオ、おばたのお兄さん、菊地亜美、立木文彦

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式X(旧Twitter):@cxSAKEnoTSUMAMI
TVer:https://tver.jp/lp/series/srvqbemjx1
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2737

(c)フジテレビ

生田絵梨花、4年ぶり『LIFE!』出演で自身の成長感じる「白目をむくシーンに懸けています(笑)」

人生における“可笑しさ”や“哀しさ”を、さまざまな設定とキャラクターによるオムニバスコントで描く『LIFE!』(NHK総合)。春、夏、秋、冬と季節ごとに放送され、毎回変わる座組にも注目が集まる中、10月19日(木)に『LIFE!秋』(午後10時~10時45分)の放送が決定した。

 

そこで今回は、4年ぶり2回目の出演を果たす生田絵梨花さんにインタビュー。座長の内村光良さんをはじめ、個性豊かな出演者の皆さんと共に4本のコントに臨んだ生田さんに、収録の感想や現場でのエピソード、番組に感じた魅力などをお聞きしました。生田さんが最近“哀しかった”話にも注目です。

 

◆まず、今回の出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

『LIFE!』は前回出演した以前から拝見していた番組でもあるので、今回4年ぶりに出演できると知った時は本当にうれしかったです。また、前回よりも多くのコントに出演させていただき、さまざまなシチュエーションに挑戦できたのも貴重な経験になりました。

 

◆収録を経て、特に大変だったことは?

今回、白目をむかなくてはいけないシーンがあったのですが、もうそのシーンに懸けていましたね(笑)。というのも、これまで白目をむくということが苦手だったんです。なので、毎日練習をして、隙さえあれば白目をむいていたので、本番ではいい感じにできていたのではないかなと(笑)。まだ映像では見ていないのですが、スタッフの方から「白目が真っ白ですごくきれいだったよ」と言っていただいたので、練習した甲斐があったなと思っています(笑)。

 

 

◆今回出演した中でお気に入りのコントは?

もちろん全部面白かったのですが、「秋分の日」というコントは特に楽しかったです。木村多江さんと共にカニのお面を付け、同志を見つけるというストーリーなのですが、どうしたらこのような発想が出てくるのだろう!? と(笑)。演出の方から細かく指示をいただきながら、木村さんと何度もお芝居を合わせた上で臨んでいて、全員がいたって真剣にやっているというのもなんだか面白かったです。これまで「秋分の日」に着目したことがなかったのですが、今後はお祝いしたいなという気持ちになりました(笑)。

 

◆前回出演以降、さまざまな作品に出演されてきた生田さんですが、今回の撮影を通してご自身の成長というのは感じられましたか?

コントの経験はあまり多くないので相変わらず緊張したのですが、皆さんアドリブを巧妙に混ぜ込みながらやってらっしゃるのが本当にすごいな、と感じました。ただ、前回はその状況下に置かれた時に「私、どこで入ったらいいのだろう」とハラハラしていたのですが、今回それを楽しめたのは成長といえば成長なのかな、と。私自身はほとんどアドリブを入れられていないのですが、本来笑ってはいけないところで笑っていたり、素の反応が垣間見えるかもしれません(笑)。

 

◆あらためて感じられた、座長としての内村さんの印象は?

収録中、さまざまなパターンで同じコントを何度か撮影するということがあったのですが、内村さんは困った顔ひとつせず、むしろ快く、誰よりもテンションを上げて「やりましょう!」と場を引っ張ってくださるんです。キャストはもちろん、スタッフの皆さんとも率先してコミュニケーションを取られていて、すごい方だなと感じていました。

 

 

◆今回、内村さんと何かコミュニケーションは取られたのでしょうか。

撮影前、前室にいる時に、内村さんが「(台本の)読み合わせをしよう」と声を掛けてくださったんです。それがとても心強く、緊張がほぐれ、より楽しく撮影に臨むことができました。先日、内村さんが司会を務められていた『ライブ・エール2023~新しい夏~』にもお邪魔したのですが、「“ハマいく”良かったよ」と言っていただけたのもうれしかったです。

 

◆生田さんがこの番組に感じる魅力は?

“真剣さ”ではないでしょうか。コントでありながらせりふはいたって真剣なので、まずそのズレが面白いですし、キャストの皆さんもスタッフさんも全員が真剣に臨んでいるんです。せりふの裏側や背景をみんなで一緒に考察したり、実演してみたり、そういう姿勢がこの番組をよりすてきなものにしているのかなと思います。

 

SPECIAL TOPIC

Q. 最近あった“可笑しかったこと”または“哀しかったこと”は?

A. 先日散歩をした時に、まだ暑かったので、蚊に刺されないようにと長袖で行ったんです。でも、家に帰ったら大げさではなく15か所ぐらい蚊に刺されていて(笑)。長袖ではあったのですが、メッシュ素材のようなものだったので、きっと薄くて意味がなかったんですよね…。もっと厚い生地のものを着ていかないと、と気づかされました(笑)。

 

PROFILE

生田絵梨花
●いくた・えりか…1997年1月22日生まれ。ドイツ・デュッセルドルフ出身。A型。音楽番組『Venue101』(NHK総合)のMCを担当。番組発ダンス&ボーカルユニット「ハマいく」のメンバーとしても活躍。

 

番組情報

『LIFE!秋』
NHK総合
2023年10月19日(木)午後10時~10時45分

出演:内村光良 生田絵梨花、木村多江、後藤淳平(ジャルジャル)、じろう(シソンヌ)、田中直樹、水上恒司(※五十音順)

 

生田絵梨花さんのサイン入り生写真を1名様にプレゼント!

<応募方法>
TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRTしていただいた方の中から抽選で1名様に生田さんのサイン入り生写真をプレゼント!

当選者の方には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。
TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

<応募締切>
2023年10月25日(水)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵

浅川梨奈「撮影しながら『これ、とんでもないドラマなるな』って思っていました」ドラマ『帰ってきたらいっぱいして。』

10月19日(木)にスタートする新ドラマ『帰ってきたらいっぱいして。』(読売テレビ 毎週木曜 深夜0時54分~)で、Aぇ! groupの小島健さんとW主演を務める浅川梨奈さん。“ちょっと刺激的”な妄想シーンも話題を呼んでいるドラマで、崖っぷちのアラサーTL(ティーンズ・ラブ)漫画家・朱音を演じる彼女の役作りはもちろん、プライベートも垣間見れる友人とのエピソードも教えてくれました。

 

浅川梨奈●あさかわ・なな…1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。16年、映画『14の夜』にて長編映画デビューし、翌17年公開の『人狼ゲーム マッドランド』では初主演を務める。そのほか『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(19・21年)、『胸が鳴るのは君のせい』(21年)、『KAPPEI カッペイ』(22年)、『おとななじみ』(23年)などの話題作に出演。近年のドラマ出演では、「親愛なる僕へ殺意をこめて」「大病院占拠」などに出演。X(旧Twitter)Instagram

 

【浅川梨奈さん撮り下ろし写真】

 

30代、40代の友だちから人生相談をされることも多いです

──とても意味深なタイトルを聞いたときの率直な感想は?

 

浅川 やっぱり、すごいタイトルだなと思いました(笑)。個人的に、TL(ティーンズ・ラブ)漫画の実写化の出演は初めてでしたし、そういうシーンもいっぱいあるのは分かりつつ、「一体どこまで、どう描くんだろう?」っていう気持ちでいっぱいでした。

 

──現在24歳である浅川さんが、アラサー女性を演じることについては?

 

浅川 私自身は、アラサーの役を演じることに違和感なかったんですけど、こういう取材とかで結構聞かれることが多いので逆に驚いています。これまで実年齢より上の設定の役どころを演じることが多かったですし、私生活でも「20代の精神年齢じゃない!」って言われ続けてきたし、実際に制服を着る機会がどんどん減ってきているんですよ(笑)。ただ、原作の33歳設定はさすがに無理があると思ったので、ドラマでは30歳の設定ということになりました。

 

──「20代の精神年齢じゃない!」と言われる理由は?

 

浅川 基本、同世代の友だちがあまりいなくて、年上の方が多いからだと思うんですけれど、気づけば30代、40代の友だちから人生相談をされることも多いんです。撮影現場でも「本当に24歳?」と聞かれますし。早く大人になりたかったこともあって、実は昔からキャピキャピしているように見えて、かなりドライな性格だったんです(笑)。

 

ここまでゼロベースで役作りしたのは、久しぶり

──原作・脚本を読んだうえでの朱音の役作りは?

 

浅川 脚本を読ませていただいてから原作を読んだのですが、「あら、すごい」と思いました(笑)。これまではわりと自分と共通点がある役が多かったので、「ここが似ているよね」というところから繋ぎ合わせていくことが多かったんですが、今回の朱音ちゃんは本当に自分と似ているところがなかったんです。だから、原作を読み込んで、キュンキュンするポイントや、「これ、ときめくな」と思った部分などから自分が共感・同情できる部分を見つけて、それを台本と照らし合わせるところから役を作っていきました。ここまでゼロベースで役作りしたのは、久しぶりで、だからこそ客観的に役を見ることができたと思います。コミカルな芝居のさじ加減に関しても悩んでいたんですが、現場に入って編集長役の中村中さんに助けていただきました。

 

──ちなみに、浅川さんには朱音のような妄想癖はありますか?

 

浅川 私、現実主義なんで、妄想しないんです。好きなことになると、それしか見えなくなる仕事人間みたいなことは、朱音ちゃんと通ずる部分はあるかもしれませんが、根本的な性格は、全く違いますね。オドオドしたり、キョドったりもしないので、全くかわいらしくないです(笑)。あと、漫画家としては崖っぷちな設定だったので、これも悩みました。私の周りの崖っぷちな人って、「結婚どうしよう」って、焦っている人ですから、ちょっと違うんです。

 

──世界が変わるようなキスシーンがある「第1話」から、少女漫画原作とは異なる濃厚なラブシーンを演じてみていかがでしたか?

 

浅川 少女漫画って、女の子が「男の子に、こういうふうにされたい」っていう夢だったり、憧れの塊だと思うんですけど、TL漫画って、そこにリアリティがプラスされて、ちょっと濃厚な描写もあると思うんです。今回は、そのリアルな部分をコミカルな演出を強めて描いているので、私も抵抗なくできましたし、皆さんにも笑いながらツッコんでもらえる仕上がりになったと思います。後半の展開になるにつれて、普通にキュンキュンする直哉(小島健)くんと朱音ちゃんのシーンも、複雑な心情のドラマも描かれますし、いろんな楽しみ方してもらえるかなと思っています。

 

朱音ちゃんと直哉を温かく見守ってほしい

──劇中、年下男子を演じる直哉役の小島健さんは、実年齢では同い年ですね。

 

浅川 小島さんとは同い年なうえ、B型同士で、芸歴も同じなんですよ! 最初は「自分が果たして、小島さんの年上に見えるのか?」ということが不安だったのですが、実際の小島さんは、どこか直哉にも通じるとても少年のような方だったので、そこに乗っかって、なんとか乗り切りました(笑)。あと、見た目でどうにかするというよりは、「ここぞ!」というときに、直哉を包み込んであげる優しさや温かさを出せることで、朱音ちゃんが年上であることを出せるよう心がけました。

 

──どんどん進んでいく朱音と直哉の関係も気になるところです。

 

浅川 「第1話」と「第2話」で、ハラハラドキドキがスピーディーに連続していき、朱音ちゃんの女性としてのちょっとした成長と直哉の心情の変化がある「第3話」。そこで一旦ピークを迎えた後、お互いがお互いの気持ちに気づき始め、お互いのライバルが現れて、という盛りだくさんの展開になっていくので、そんな朱音ちゃんと直哉を温かく見守ってほしいです。私自身も撮影しながら、「これ、とんでもないドラマなるな」って思っていたので、楽しんで見ていただけるんじゃないかなと思います!

──さて、劇中には朱音の心の支えとして、初めてもらったファンレターが登場します。浅川さん自身も、そのようなエピソードはありますか?

 

浅川 ファンの方たちが赤い台本カバーをプレゼントしてくれたんです。そこには「not alone(一人じゃない)」と印字が入っていたんですが、新しい道に進むことに不安も感じていたので、とても大きな励みになりました。今でも、ずっと大事に使っています。

 

求められたもの以上のお芝居ができる女優さんに

──グループを卒業されて4年。女優としての今後の展望も教えてください。

 

浅川 この作品をやれたので、「もう怖いものはないな!」って思っているんです。いわゆる挑戦的なシーンもありつつ、感情のお芝居をすることも大変だったので。最終話のラストシーンを撮る前日、原作を読み直して、台本も第1話から読み直しました。そういうこともやりつつ、いろんなお芝居もできた学びある現場であったので、かなり自信がつきました。今後も求められたもの以上のお芝居ができる女優さんになれるよう頑張りたいです。あとは、もう一度高校生役やりたいですね。あと、1回くらい(笑)。

 

──いつも現場に持っていくモノやアイテムを教えてください。

 

浅川 「この現場ではこのゲームする」とか、「この現場ではこの曲聴く」とか、現場ごとに自分のブームが変わるんです。皆さんと会話が多い現場だと食べ物になって、会話が少ない現場だとゲームになりがちなんですが(笑)、今回の現場に関しては、グミとチョコです。それを毎日カバンに入れて、ちょっとした撮影の空き時間とか、集中できなくなったときに食べていました。

 

 

ドラマDiVE「帰ってきたらいっぱいして。」

2023年10月19日(木)より、毎週木曜0:54~読売テレビにて放送
放送後TVer見逃し配信あり

【ドラマDiVE「帰ってきたらいっぱいして。」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作:ましい柚茉「帰ってきたらいっぱいして。~アラサー漫画家、年下リーマンに愛でられる~」(小学館『&フラワー』)
監督:澤田育子、高橋雄弥
脚本:下亜友美、澤田育子、湯田美帆
出演:小島 健、浅川梨奈、宮崎秋人、西原誠吾、めがね、辻 凪子、しゅはまはるみ、中村 中、神尾 佑

(STORY)
一流企業勤めのイケメンエリートだが、女癖が悪いクズ男の高城直哉(小島)。いっぽう、TLマンガ家のアラサー女性・福永朱音(浅川)は、恋愛経験が少ないためネタに行き詰まり中だった。ひょんなことから直哉は、朱音の“参考資料”という役目を請け負うことになり、2人で刺激的な同居生活を始めることになる。

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/kaeshite/

(C)ましい柚茉/小学館/「帰ってきたらいっぱいして。」製作委員会

 

撮影/干川 修 取材・文/くれい響 ヘアメイク/石川ユウキ(Three PEACE) スタイリスト/髙橋美咲(Sada I suud) 衣装協力/シー ニューヨーク、シースキー

明石家さんま「お金出してカットしてもらおう!」超強力な“浮気を見抜く方法”に男性陣が大焦り!?『ホンマでっか!?TV』

10月18日(水)放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系 午後9時~9時54分)は、ゲストにみちょぱ(池田美優)を迎えて「ウソの見破りかた」を送る。

 

遅刻の言い訳や、飲み会を断る時など、日常生活でついついついてしまうウソ。「既婚女性の7割がパートナーにウソをついたことがある」というデータもあるほど身近な存在のウソについて『ホンマでっかTV』が誇る評論家軍団が、驚きの説を続々と発表する。

 

相手のかすかな表情から感情を読み解けるという、微表情評論家の清水建二によると、「人はウソをつくとき、口が真一文字になるから、相手の口元に注目すると見破れる」という。ウソをつくときはつじつまを合わせることで頭がいっぱいになるため、ついつい口を閉じて考え込んでしまうんだとか。

 

そして、法律相談でさまざまな浮気の案件を担当してきた堀井亜生によると、「浮気を見抜くためには、“浮気してるよね?”と真っ向から事実をつきつけるといい」という。相手が浮気をしていた場合、自分でもその認識自体はしているために意外と完全な否定はできず、「証拠は?」や「なんでそういうこと聞くの?」というような、ふわっとした返答になりがちだそう。

 

そんな堀井の説が披露されると、ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)やEXIT(りんたろー。、兼近大樹)、明石家さんまら男性レギュラー陣が、核心を突かれたのか、思わず笑ってしまう。するとここから、男性レギュラー陣もタジタジの「浮気を見抜く方法」が続々と発表されていくことに。

『ホンマでっか!?TV』左から)明石家さんま、井上清華(フジテレビアナウンサー)(c)フジテレビ

「人は何かをねつ造するウソは得意だから、“はい”か“いいえ”で答える質問をするといい」、「おつかいの頼みなど、複雑な記憶が必要なことを言ったあとに質問をすると、ぽろっと真実を言ってしまいがち」など、中には証人尋問に使われるほどの高度なテクニックまで明かされ、なぜか男性レギュラーメンバーが大焦りに。さんまが思わず「お金出して(この部分)カットしてもらおう!」と白旗をあげてしまった「浮気の見破り方」に注目だ。

 

評論家によると、浮気などの「相手を傷つけるウソ」の他に、「相手のためを思ってつく良いウソ」もあるという。コミュニケーション評論家の松井智子が「女性は男性よりも、相手を思ってつくウソがうまい」という説を明かすと、さんまは「女性が(コミュニケーションのために)ウソでも“あの人嫌いなんだよね”とか言ったら、ついつい“でも…”って反論しちゃう」と、女性との会話の難しさを語る。

 

これには「ウソでもまず共感してあげてください!」と厳しい指摘が。さらに、りんたろー。も「妻が“私太っちゃったんだよね”って言った時に、“太っててもかわいいよ”って返したら怒られた」というエピソードを話すと「女性は否定してほしくて言っていることも多いから、まずは否定してあげてほしい」と、ウソについての解説のはずが、いつの間にか女心の解説に発展。最終的には「“私太っちゃった”という女性には魔法をかけてあげて」という謎のアドバイスまで飛び出すが、果たしてそれはどういう意味なのか。

『ホンマでっか!?TV』(c)フジテレビ

番組情報

『ホンマでっか!?TV』
フジテレビ系
2023年10月18日(水)午後9時~9時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/

(c)フジテレビ

最強クイズ王者が集結で東大王チーム大ピンチ!?櫻坂46小田倉麗奈、八村倫太郎も参戦『東大王SP』

『東大王SP』(TBS系 午後7時~9時)が、10月18日(水)に放送される。

『東大王SP』伊沢拓司(c)TBS

 

今回の2時間スペシャルでは、「東大王クイズ甲子園」『高校生クイズ』『アタック25』などさまざまなクイズ大会で優勝経験のある、最強クイズ王者6名が挑戦者チームとして全国から集結。さらに、櫻坂46の小田倉麗奈、こうちゃん、ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政、WATWINGの八村倫太郎、モモコグミカンパニーも挑戦者チームに加わり知力の壁・東大王チームに挑む。

 

ステージは全部で4つ。『東大王』の人気ステージ「アンサー5」や「難読漢字ブレイク3」に加え、「専門家が厳選!いま移住したい街ベスト7」、そして最後の門である「全員一斉早押しバトル」で対決する。

 

第一の門は「アンサー5」。答えが5つある問題が出され、先に東大王4人が順番に解答。東大王が答えなかった残りの解答を挑戦者チームの誰かが正解できればポイント獲得となる。「平成・令和にCDシングルで複数回ミリオンセラーを達成した女性グループ」という問題では、クイズ番組でAD経験のある、同志社大学卒の屋敷が活躍。東大王チーム・伊沢拓司がまさかの第一の門から苦戦を強いられる。

 

第二の門は漢字が9つ書かれた盤面の中から、東大王チームと挑戦者チームが漢字の読みを答えあって対決する「難読漢字ブレイク3」。不正解の場合は即失格となってしまう。そんな中、難読漢字を得意とする東大王の伊藤七海が不在という東大王チームにとっては厳しい状況。今回のテーマは「秋の人気観光地」。紅葉が彩る絶景や温泉、旬な味覚などいま絶対に知っておきたい日本全国の「難読地名」が勢ぞろい。果たして、東大王チームは最後まで読み切ることができるのか。

 

さらに雑誌「田舎暮らしの本」の編集長など、移住に関する専門家が厳選した「東京からいま移住したい町」に関するクイズをランキング形式で出題。両チームの対決の様子に加え、移住したいポイントや地域独自の制度、地元でしか味わえない海産物など、最先端なサービスのお得情報も必見だ。さらに、「現役東大生100人に、親に移住してほしい海外都市」についてアンケート調査を実施。果たして1位になった都市とは。

 

番組情報

『東大王SP』
TBS系
2023年10月18日(水)午後7時~9時

<出演者>
MC:ヒロミ、山里亮太(南海キャンディーズ)
実況:杉山真也(TBSアナウンサー)

東大王チーム:伊沢拓司、河野ゆかり、東言、後藤弘、大道麻優子

芸能人 解答者(※50音順):小田倉麗奈(櫻坂46)、こうちゃん、ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、八村倫太郎(WATWING)、モモコグミカンパニー

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/toudaiou-TBS/
公式X(旧Twitter):‎@toudaiou_tbs
公式Instagram:toudaiou
公式TikTok:@toudaiou_tbs

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森香澄のあざとさ全開旅に千鳥が震撼「芸能界に怪物が現れた!」岡田結実は“お笑いDNA”を感じさせる捨て身のリアクションを披露『相席食堂』

10月17日(火)放送の『相席食堂』(ABCテレビ ※関西エリア 午後11時17分~深夜0時17分)に、森香澄、岡田結実が出演する。

 

今回は、10月22日(日)スタートの新ドラマ『たとえあなたを忘れても』(ABCテレビ・テレビ朝日系 毎週日曜 午後10時)に出演する2人の女優が登場する「大女優番宣相席」を放送。ドラマのロケ地である兵庫県神戸市を舞台に、相席旅を繰り広げる。

 

緑に囲まれた須磨区の憩いのスポット・須磨離宮公園から旅をスタートさせるのは、タレント・女優として活躍する岡田結実。数々のバラエティ番組に出演してきた岡田だが「『相席食堂』はハードル高い」「昨日の夜は寝られなかった!」と緊張をあらわにする。

 

しかし、ロケが始まれば抜群の安定感。親子連れに声をかけ、アスレチックで遊びながら仲よくなるスムーズなロケ運びに千鳥も感心するばかり。そんな中、滑り台でお尻を強打するハプニングに見舞われた岡田。父・ますだおかだ岡田圭右のお笑いDNAを感じさせる捨て身のリアクションで「さすが結実ちゃん!」と千鳥をうならせる。

 

一方、神戸の街が一望できる中央区の絶景ポイント・ビーナスブリッジに現れたもう1人の旅人は、元テレビ東京のフリーアナウンサー・森香澄。『たとえあなたを忘れても』に女優として出演する森は「ドラマの番宣でバラエティに出るのが夢でした」と大ハリキリ。

 

そんな森は「試練です。内にあるものをさらけ出せと言われてるような」とロケにかける思いを語りながらも、甘えるように体をくねらせたり、うるんだ瞳でカメラを見つめたりとあざとさ全開。たまたま出会った男性に恋の悩みを打ち明けたかと思えば、アナウンサーのマル秘デート事情をいきなりぶっちゃける暴走ぶりに、千鳥も「この子、スゴない?」と目を見張る。

『相席食堂』岡田結実 (c)ABC

 

そのころ、岡田は地元で人気のかき氷店へ。“サメが人を食う瞬間”をかたどったユニークなかき氷に「めっちゃリアル!」と盛り上がる。凡人には理解しがたい“かき氷作りのこだわり”を語る店長、海賊船で海に繰り出す漁師父子、心配になるほどハイテンションな仲よし女子コンビと、おもしろキャラばかりを引き寄せる岡田のパワーに千鳥も驚がく。

 

兵庫区に向かった森は、路上で突然“1人ミュージカル”を熱演したり、得意のピアノの腕前をストリートピアノで披露したりと、相変わらずの爆走モード。下町のスナックで酔っ払いの常連さんをメロメロにするなど“あざと女子”の本領をますます発揮し、千鳥を「芸能界に怪物が現れた!」と震撼させる。

『相席食堂』森香澄 (c)ABC

 

番組情報

ナイトinナイト火曜日『相席食堂』
ABCテレビ(関西エリア)
2023年10月17日(火)午後11時17分~深夜0時17分
※放送後、TVerとABEMAで見逃し配信あり

(c)ABC

アンタッチャブルが世界一バブリーな国・ブルネイへ!その実態に本田仁美も仰天「詐欺かと思いますよね…」『アンタッチャブるTV』

10月17日(火)放送の『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~9時54分)は、スタジオに本田仁美(AKB48)、春日俊彰(オードリー)、森田哲矢(さらば青春の光)、ギャル曽根、滝沢カレンが登場。本田からコメントが到着した。

『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)(c)カンテレ

 

この番組は“パンドラの箱”、すなわち世の中にあふれる「残念」「危険」「不思議」な事象に体当たりで取材を敢行。『アンタッチャブるTV』という番組タイトルの通り、時には“触れてはいけない事象”にも切り込んでいく。

 

今回、アンタッチャブルの2人が降り立ったのは、日本から飛行機で約6時間、東南アジアのブルネイ。小国ながら石油などの資源が豊富で、税金ゼロ、学費ゼロ、医療費ほぼタダという世界一バブリーな国だ。

 

そんなユートピア、ブルネイについてネット上には信じられないうわさが飛び交っていて、それを聞いたスタジオゲストの本田は「コレ普通に聞いてたら詐欺かと思いますよね…」と首をかしげる。

 

最初の謎レビューは、「世界に2つしかない7つ星ホテルがあるらしい」。日本にもペニンシュラ東京など5つ星がつくホテルは存在するが、それをしのぐ“世界に2つしかない7つ星”とうわさされるホテルとは。

 

2人がやって来たのは「ザ・エンパイア・ブルネイ」。その威容に圧倒されつつ建物の中へ入ると、床や壁の素材は全部大理石。模様は24金の金粉であしらわれていて、柴田英嗣は「古代遺跡だって!」と驚きの声を上げる。しかも、そこが2人の宿泊先だと告げられた山崎弘也は急に神妙な面持ちになり、「最終回だ…もしかしたら」。

 

客室ももちろん超ゴージャスなのだが、驚くべきはその料金。もう一つの7つ星とされるドバイのホテルが1泊20万円前後からなのに対し、2人が泊まるスタンダードタイプは1部屋なんと4万円。4人家族なら1人1万円と、最高級ホテルとしては破格だ。

 

広さはディズニーランド約4個分、6棟に計522部屋あり、映画館や温水プールをはじめ、プロの国際試合が開かれる超本格的なゴルフ場まで敷地内に存在する。なぜ、これほどまでにぜいを尽くしているのか…。その驚きの成り立ちや7つ星の評価を巡る意外な真実を突き止める。

 

次なるうわさは「国が新築一戸建てを国民に提供しているらしい」という夢のような話。実はブルネイ、街を見渡すと同じタイプの家がたくさんある。

 

アンタッチャブルの2人は、そのうちの1軒へ。2階建てでガレージ付きのすてきな家だが、家主は軽く言った。「王様から安く提供された家だよ」なんと、うわさが真実だとあっさり判明。物価が日本とほぼ同じブルネイで一軒家が約450万円。分割払いで月々1万7千円ずつ返しているという。

 

ブルネイでは、政府が国民1世帯あたり1軒の家を持たせるというものすごい政策を掲げていて、申請が通れば格安で手にすることができるのだ。

 

さらに家主の妻が続けた。「60歳を過ぎると国から毎月2万5千円もらえるの」。特に掛け金などを納める必要もないそうで、「それ年金じゃなくてお小遣いですよ。ジャパンでそれをやったら終わりです」と山崎はあぜん。さらに1カ月の光熱費は2500円、ガソリンはハイオク1リットル53円と激安で、国民の暮らしやすさがうかがえる。

『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』©(c)カンテレ

 

ほかにも「王様がポケットマネーで建てたという超リッチな建物だらけ」「1788の部屋、257の浴室がある世界最大級の住居があるらしい」といううわさを調査。すると、これらの超バブリーなうわさの数々には、国の決まり事全てを担う29代目国王・ボルキア王が深く関わっていることが判明。

 

そこで2人は王様に直接お会いして謎レビューの真偽を確認すべく、王様も見ているという現地の超人気番組に出演し、顔を覚えてもらうためアピールする。「もうわれわれ、王様と会うまで帰りませんから」と鼻息の荒い山崎。さすがに柴田も「無理だって!」とツッコむが、アンタッチャブルがとんでもない奇跡を起こす!?

 

スタジオゲスト・本田仁美 コメント

ブルネイの様子には、すごく夢を見させていただきました。すごく幸せになりましたし、自分自身の夢も広がって行ってみたいなって思ったりもしました。人の良さも感じましたね。

 

番組情報

『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後9時~9時54分

MC:アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)
10月17日(火)放送回ゲスト(※五十音順):春日俊彰(オードリー)、ギャル曽根、滝沢カレン、本田仁美(AKB48)、森田哲矢(さらば青春の光)

(c)カンテレ

Peel the Apple・黒嵜菜々子の初冠番組『黒嵜菜々子のわたしを野球につれてって!』がニコニコチャンネルで配信スタート【コメントあり】

アイドルグループ「Peel the Apple」の黒嵜菜々子が野球の魅力を語る初の冠番組『黒嵜菜々子のわたしを野球につれてって!』(ニコニコチャンネルほか 月1回生配信 ※不定期)が、10月17日(火)午後8時より配信スタート。黒嵜からコメントが到着した。

黒嵜菜々子

 

黒嵜菜々子はアイドルグループ「Peel the Apple」のメンバーで、引越し見積り比較サイト「引越し侍」のCMに出演するなど、女優としても活動中。

 

高校生の頃に硬式野球部のマネージャーをしており、今も時間があれば球場で野球観戦を楽しんでいる。そんな彼女が、『黒嵜菜々子のわたしを野球につれてって!』では野球の魅力をさらに広めるべく、アイドルの方や野球関係者などのゲストと共に、熱いトークを繰り広げる。

 

本番組は、株式会社ワン・パブリッシングが運営するwebメディア「TVLIFE web」が企画。これまでは主に情報を「伝える」ことがメインだったが、今後はタレント・作品の「新たな魅力を発掘・伝達」していく取り組みも行うメディアを目指していく。

 

その第一歩として、「TVLIFE web」では、新たなプロジェクトを企画。タレント・インフルエンサーのパーソナルな趣味・嗜好やそれぞれの思いを伝える企画の第一弾として、『黒嵜菜々子のわたしを野球につれてって!』をスタートさせる。

 

番組は毎月1回ニコニコチャンネルにて生配信。「TVLIFE」YouTubeチャンネルでも番組の一部を配信する。なお、番組では現在、「番組・黒嵜へのメッセージ」のほか、「黒嵜の性格・活動・趣味や好きなもの」「皆さんの知っている黒嵜のエピソード・伝説」に関するメールを募集中。寄せられたエピソードやパーソナル情報は、番組内のある企画での活用を予定している。

 

黒嵜のコメントは下記に掲載。

 

黒嵜菜々子 コメント

皆さんこんにちは! 黒嵜菜々子です。

このたび、黒嵜菜々子が野球の魅力を熱く語る! ニコニコチャンネルで初の冠番組が決定致しました!!

今まで語れなかった部分をたくさん語るなど、野球を知らない方にも興味を持ってもらえるよう楽しく配信していけたらと思っております! よろしくお願いします!

 

プロジェクトチーム担当者・中筋啓 コメント

私は小さい頃からアニメ、ゲーム、マンガを中心としたエンタメにたくさん触れてきました。気が付くと、そのすべてに夢中になっていたんです。作品から多くを学び、勇気・活力・夢をもらいました。「好き」という気持ちや熱い思いには、誰かを、何かを動かす力があります。暗いニュースも少なくない昨今。いろいろな方の「好き」を伝え、それが誰かの活力になればと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。

黒嵜さんは打ち合わせのとき、とても楽しそうに野球への思いを語ってくれました。好きな球団の3軍選手の情報まで網羅している彼女が、どんな番組を作っていくのか楽しみです。なお、本プロジェクトは第2弾、3弾も予定していますので、今後の展開にもご期待ください。

 

番組情報

『黒嵜菜々子のわたしを野球につれてって!』
配信プラットフォーム:ニコニコチャンネル、YouTube(一部を無料公開)
月1回生配信(不定期)

※番組全編を視聴するには、番組会員になる必要があります。
会員費用:660円(税込)

番組ページ:https://ch.nicovideo.jp/kurosakibaseball

番組公式X:https://twitter.com/nanakobaseball(@nanakobaseball)
黒嵜菜々子公式X:https://twitter.com/PtA_nanako
黒嵜菜々子公式Instagram:https://www.instagram.com/kurosaki0516/?hl=ja

 

秋元真夏が『最強の時間割』シーズン2の生徒役に決定!「いろんなことが学べそうで楽しみ」11・3配信スタート

11月3日(金・祝)より、『TVerで学ぶ!最強の時間割』シーズン2が配信スタート。シーズン1に引き続きラランドがMCを務め、元乃木坂46の秋元真夏が新たな生徒役として出演する。

『TVerで学ぶ!最強の時間割』シーズン2 左から)秋元真夏、 サーヤ、ニシダ

 

『最強の時間割』とは、2022年12月にTVerが初めて制作した完全オリジナル番組。さまざまな業界のトップランナーを先生として招き、この先複雑な世の中に向き合っていく学生や社会人の皆さんに知っておいてよかったと思える「考え方のヒント」を送って来た。

 

オープニング映像は、King Gnu「白日」のミュージックビデオを手がけた映像作家OSRINが制作。そのOSRINを先生に迎え初回のスタートを切り、続いてドラマ『silent』の村瀬健プロデューサーには「大ヒットのチャレンジ」を、女優のMEGUMIには「運命を変えた美容と仕事」、ナレーター窪田等には「ナレーションの極意」を聞いた。

 

さらに「人間の暗部をエグる漫画家」「ありのままの自分で生きていく」など気になるテーマを次々と取り扱ったことで、「ためになる!」「勉強になった」「学びにもなり面白い!」とSNS上でも話題となった。

 

シーズン2の決定に、ラランド・サーヤは、「アメリカのドラマぐらい、シーズン3、シーズン4…と続けていきたいです! ドラマの場合、何十シーズンも長引かせると、もたもたして途中で話がつまらなくなることもありますけど、全速力で駆け抜けたいなと思います!」と。

 

ニシダは、「自分は今だらしなく生きているので、この番組で先生に会わないと真っすぐ生きられないだろうなと思っています。またこの機会をいただけてうれしいです!」とコメント。

 

初参加となる秋元は、「学生時代に授業で聞いていた話とはまた違う、生活の中で生きることだったり、社会のことだったり、いろんなことが学べそうで楽しみです。まだいろんな知識がない私なんですけど、番組を毎回追うごとに成長して、たくさん知っていきたいですし、視聴者の方と一緒に学んでいきたいなと思います!」と笑顔で意気込みを語った。

 

番組情報

『TVerで学ぶ!最強の時間割』シーズン2
TVer
2023年11月3日(金・祝)配信スタート

『TVerで学ぶ!最強の時間割』シーズン1:https://tver.jp/series/sr89h78de9

石川恋、連続ドラマ初主演への思いを語る「気負いすぎずに、皆さんと一緒に力を合わせて作っていけたら」『猫カレ -少年を飼う-』

10月7日(土)スタートの真夜中ドラマ『猫カレ -少年を飼う-』(BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分/テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時55分~1時25分)で連続ドラマ初主演を飾る石川恋さんにインタビュー。作品の印象や役作りについて聞きました。

『猫カレ -少年を飼う-』石川 恋 ©︎青井ぬゐ/コアミックス ©「猫カレ –少年を飼う-」製作委員会2023

 

本作は、電子コミックとして累計発行部数約15万部を突破し、「今一番報われてほしい年の差恋愛」として多くの読者を魅了する、青井ぬゐ原作の人気コミック「少年を飼う」(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化。石川さん演じる30歳の独身OL・森川藍と齋藤潤さん演じる16歳の猫系男子・遠野凪沙の同居生活を描く。

 

◆連続ドラマ初主演の感想や意気込みをお聞かせください。

今までの経験の中で、尊敬している先輩方が主演として真ん中で引っ張ってくれていた姿を何年も見てきましたが、その背中はすごく偉大なものだったので、今回連続ドラマの主演と聞いて、私にその立場が務まるのかなという不安がありました。でも、俳優業をやっていく中での目標の一つでもあったので、素直にうれしかった気持ちが一番大きかったです。あまり気負いすぎずに、難しいことは監督やスタッフさん、共演者の皆さんに相談して、皆さんと一緒に力を合わせて作っていけたらと思っています。

 

◆原作や台本を読まれて、作品の印象はいかがですか?

年の差のある男女の話ですが、お互いに孤独な気持ちを抱えながら出会った2人が同じ部屋で過ごすことになって、そこで家族愛のような感情や、恋愛のような感情が生まれていきます。2人の生活が進んでいく中で、少しずつ孤独な気持ちが解けていって、人と生活することで成長していく姿が原作、脚本を通して描かれているので、読んでいてすごく温かい気持ちになりました。

 

◆石川さんが演じられる森川藍という役柄について、印象はいかがですか?

私も藍と同じ30歳で、環境が重なる点がすごく多くて、共感する気持ちやせりふが多いです。自分の力で自立して生きていくことは素晴らしいことのはずなのですが、自立しているからこそ鎧をまとっていろいろな面で強くなってしまっている部分が、人から見ると近寄りがたかったりすることもあって。それってすごくもどかしいなと思うのですが、藍は凪沙(齋藤潤)と出会うことによって、鎧をまとわなくていいんだ、飾らなくていいんだと気づきます。自分の内面を出せるような存在に出会えたということが、藍にとって人間として、女性としての成長につながっていくんだろうなと思います。

 

◆藍に共感できる部分も多いとのことですが、役作りで意識したことはありますか?

自分自身と重なる点も多くて、もともと藍に近い存在だというふうに感じていることもあったので、特別何かをしようということはしませんでした。台本を読んだときに、自分だったらどうかなということをまず考えた上で、藍と同じ気持ちになることが多くて。私自身は14歳離れている年下の子と関わることがあまりないので、撮影の中で凪沙役の齋藤潤さんから与えてもらえるものを大切にしようと思っています。

 

鎧をまとっているときの顔、仕事のときの顔、一人でいるときの顔、親友と会うときの顔など、いろいろな顔の使い分けというのは私たちも普段していると思うのですが、この作品では藍のいろいろな顔が出てくるので、メリハリを意識してその使い分けを演じ分けられたらいいなと思っています。

 

◆藍に共感したことで特に印象に残っているものはありますか?

藍のせりふにもあるのですが、周りが結婚、出産をしていく中で、自分は仕事を一番に考えてきた。それが自分の自信になっているはずなのに、周りからは「近寄りがたい」「かわいげがない」「強すぎる」と思われてしまう。先ほどの話とも少しかぶるのですが、仕事を大切にして自信を持っていることは本当はポジティブですてきなことのはずなのに、そんなふうに思われてしまうというのはもどかしいですよね。私自身も20代ずっと仕事をしてきて、意志を曲げられない部分や強い部分があると思うので、そのもどかしさは特に共感しています。

 

◆藍は自分の気持ち、不満をあまり言えないタイプですが、石川さんご自身は壁にぶつかったときなど自分の気持ちをお話されていますか?

私はマネージャーさんにも普段からいろいろな話をしますし、友達にも話したり、栃木にいる母ともよく電話をしたりしています。落ち込んだときや悩んだとき、自分の気持ちがごちゃごちゃしてしまうときは、近くにいる人にすぐに話すタイプです。

 

◆石川さんご自身も30歳を迎えられて、心境の変化はありましたか?

よくその質問をいただくのですが、あまりないんです。20代が30代に変わるというのはもちろん節目だと思いますし、周りの方が30歳ということに対していろいろな思いを持ってくださいます。写真集を出したりもしました。それを受けて、「そっか、20代から30代に変わるというのは実はとても大きなことなのかな」と思うのですが、自分の中の意識はそこまで大きく変わっていません。

 

でも、20代は、自分が走り続けるということを一番大切にしていたのですが、29歳から30歳の1年間、写真集やこのドラマの主演など責任を感じるお仕事をさせていただいて、30代は自分というよりも、見てくださる人に届ける、関わってくださった人たちに自分のお仕事、表現を通して恩返しをするということにフォーカスを当ててやっていきたいと思います。

 

PROFILE

石川恋

●いしかわ・れん…1993年7月18日生まれ。栃木県出身。O型。

 

番組情報

『猫カレ -少年を飼う-』

BSテレ東(BS7ch)/ BSテレ東4K(4K⑦ch)全国無料放送

 

BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分

テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時55分~1時25分

 

NTTドコモ映像配信サービス「Lemino」で1週間先行配信

広告付無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて、テレビ大阪での放送直後より配信

民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて、全国どこからでも放送と同時に視聴可能なリアルタイム配信と最新放送回の無料見逃し配信

TVer:https://tver.jp/

 

原作:青井ぬゐ「少年を飼う」(ゼノンコミックス/コアミックス)

出演者:石川恋、齋藤潤

監督・脚本:佐伯竜一、的場政行

脚本:岡庭ななみ、鈴木薫、目黒啓太

プロデューサー:瀧川治水(BSテレ東)、庄島智之(ファインエンターテイメント)

コンテンツプロデューサー:浅岡彩子(BSテレ東)、髙橋一馬(BSテレ東)、渡辺瑞希(BSテレ東)

制作:BSテレ東/ファインエンターテイメント

 

WEB

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/nekokare/

公式X(Twitter):@mayodora_bs7ch

公式Instagram:@mayodora_bs7ch

 

©︎青井ぬゐ/コアミックス ©「猫カレ –少年を飼う-」製作委員会2023

桜田ひより、家庭料理満載のドラマに「絶対に皆さんのおなかがすくと思います」『あたりのキッチン!』

10月14日(土)スタートの『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)で主演を務める桜田ひよりさんにインタビュー。役に対する印象や、本作のテーマとなる“料理”について聞きました。

『あたりのキッチン!』桜田ひより ©東海テレビ

 

極度の人見知りで他人とまともな会話ができず、目すら合わせられない。コミュニケーション能力ゼロ、ゆえに友達もできず空回りばかりしてしまう大学3年生の辺清美(あたり・きよみ/桜田)。そんな清美が、唯一可能なコミュニケーション手段は「料理」だった。本作では、料理を通じて清美の成長を描く。

 

一度食べた料理は、食材はもちろん「小さじ1杯」といった調味料の微細な配合まで完璧に分かる“絶対味覚”を持つ清美。就職活動を前に、「これまでの自分を変えたい!」と思い切って飛び込んだ定食屋でアルバイトをスタートさせる。“コミュ力ゼロ”のため接客はからきし…だが、料理の腕はピカイチ。思いを込めた料理を通して、ちょっと訳ありなお客さんの心をほぐし、温めていく。

 

登場するのは、サバの味噌煮やメンチカツなど普通の家庭料理ばかり。しかし料理は値段や見た目ではない、“食べる人への思い”こそが最高の調味料。いわゆる「飯テロ」ドラマとは一線を画する、じんわりと心に染みるエピソード満載のハートフルグルメドラマとなっている。

 

◆出演が決まったときの心境はいかがでしたか?

純粋にすごくうれしかったですし、食べ物のドラマは久しぶりだったので、ワクワクとドキドキで胸がいっぱいになりました。

 

◆原作を読まれてみていかがでしたか?

映像ではなく漫画なのに、読んでいるとすごくおなかがすいてきてしまって(笑)。出てくる料理も、ものすごく凝ったものというよりは身近にある家庭の味ばかりですし、それに加えて、清美の周りの人間関係や、清美が少しずつ成長していくところに自然と引き寄せられました。

 

◆原作がある作品で役を演じる難しさはありますか?

私は基本的に原作がある作品をやらせていただくことがすごく多いので、あまり身構えずにできている気がします。

 

◆桜田さんが演じる清美の人物像や魅力を教えてください。

コミュニケーション能力ゼロで、絶対的な味覚を持っている女の子です。すごく真っすぐで、ネガティブなところもありますが、食に対して人一倍思いが強いところが魅力的かなと思います。

 

◆役作りに当たって工夫されていることはありますか?

監督と一緒に現場でディスカッションすることも多いのですが、清美ちゃんの特徴として常に猫背というところがあるので、基本的に撮影中はずっと下を向きながら、猫背の姿勢を保つようにしています。他のキャストの方とお芝居をするときは、あまり人と目が合わない、挙動不審で目が泳ぐ、まばたきが多くなるというところを意識しています。

 

◆主演に対する思いはいかがでしょうか?

すごくありがたいと思いますし、清美ちゃんを自分が演じることができるうれしさや責任感もあるのですが、温かい方々に囲まれて撮影をしているので、その環境に溶け込みつつ、あまり気張らずに楽しく撮影できたらいいなと思っています。主演だからと身構えすぎても緊張してしまって演技に集中できなくなってしまうので、自分のやるべきことをきちんとやって、みんなと楽しく現場を作っていけたらと思います。

 

◆清美はコミュニケーション能力がゼロですが、桜田さんご自身はコミュニケーション能力を数字で表すとするとどのくらいになりそうですか?

私は50ですかね。基本自分から話しかけるとか話題を振るというのがすごく苦手です。話しかけられれば答えることができるので、50かなと思います。

 

◆今回は座長ということで、自分から話しかけないといけない場面もあると思いますが、どうされていますか?

ゲストのキャストの方には、頑張って自分から話しかけに行っています。でも、今回久しぶりにお会いするキャストの方が多くて。初めましてというより少し安心できるようなキャストの方が多いので、あまり緊張せずにリラックスして現場に臨むことができていると思います。

 

◆共演の渡部篤郎さんの印象はいかがですか?

すごく物腰が柔らかくて、仕事に対して真摯に向き合っている印象です。

 

◆渡部さんとの共演が分かったときはどのようなお気持ちでしたか?

以前共演させていただいたときは本当に一瞬だったので、今回がっつりお仕事させていただけると知ってすごくうれしかったですし、これからの撮影もすごく楽しみです。渡部さんとの撮影初日に、「気楽にやっていこうね」と声を掛けていただいて。その一言ですごく気が楽になりましたし、一言一言胸に刺さるような言葉を言ってくださる方です。

 

◆清美を演じるに当たって料理の練習をされているとのことでしたが、進捗状況はいかがでしょうか?

撮影に入ってからは家にいられないことが多いのであまり進んではいないのですが、撮影で手元が映らない中でカニカマ入りのだし巻き卵を作るシーンがあって、難しかったです。

 

◆他に練習した料理や得意になった料理はありますか?

あまり前もって練習はできていないですが、すごく楽しみな料理がたくさん出てきますし、調味料や作り方の工程も台本に書かれているので、撮影が終わった後に台本に載っていた料理を少しずつ自分で作ってみたいなと思っています。

 

◆桜田さんご自身は、得意料理はありますか?

得意料理はロールキャベツです。毎日というよりはたまに料理をするのですが、そのときは家族に振る舞うことが多いです。

 

◆清美の成長を描く物語になりますが、台本を読まれて清美の成長についてどう感じられましたか?

今のところまだ半分しか台本が出ていないのですが、最初は自信のない状態から始まって、徐々に人と関わっていくことによって、自分の意思を人に伝えることができたり、もっとこうしたいという欲が出てきたりして。話が進むごとに、相手に意思を伝えることができるようになってくる過程を感じられるので、最後どのくらい成長できるのか、私自身期待しています。

 

◆特に印象に残っているシーン、特に注目してほしいポイントなどはありますか?

清美ちゃんがアルバイトをする定食屋「阿吽」でのご飯の提供シーン。今後どうなっていくのかなという楽しみもあるのでそのシーンを選んだのですが、来ていただいたお客さん一人に向けての料理を作るというのはこのドラマの見どころでもあると思いますし、ゲストの方の悩み、心に清美ちゃんがどう寄り添って料理を作っていくのか、というところはすごく見どころだなと思います。

 

◆見ているとおなかがすきそうなドラマですね。

そうですね。出てくる料理も家庭料理ばかりなので、おなかがすいたらすぐに作りたくなってしまうと思います。

 

◆清美は絶対味覚を持っていますが、桜田さんご自身が自慢できると思うところはありますか?

四つ葉のクローバーを見つけるのが早いです(笑)。人より早いんじゃないかと。中学生のとき登下校中に四つ葉のクローバーをよく探していたので、そのときに気づきました。

 

◆清美を演じて、これまでの役と違うところや気づき、成長はありますか?

やらせていただく役は毎回違うものが多くて、明るい役だったり暗い役だったりコメディ系だったり。いろいろな分類がある中で、清美ちゃんのコミュニケーション能力ゼロで自分なりに思いを伝えようと頑張っている姿というのは、私にとって初めての演技でもありました。目線一つとっても、ここで目を見て相手と目が合いそうになったらそらす、など細かい動き一つ一つに清美ちゃんを表すしぐさが入っているので、今回は特に細かいところに気をつけて演じさせていただいています。

 

◆この作品の魅力や見どころを教えてください。

もちろんご飯がメインで、訳ありなお客さん一人一人に合わせて料理をするというのは今までにないと思いますし、それぞれの回のゲストの方々が抱えている悩みは皆さんに共感していただける部分もあると思います。ご飯だけではなくて、人の心にも寄り添うドラマになっているので、そこは見どころだと思います。

 

◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

絶対に皆さんのおなかがすくと思いますし、料理だけではなくて、人が抱えている悩みに共感できる部分も出てくると思います。人のぬくもりにもぜひ注目していただきたいです。

 

PROFILE

桜田ひより

●さくらだ・ひより…2002年12月19日生まれ。千葉県出身。

 

番組情報

『あたりのキッチン!』(全11回予定)

東海テレビ・フジテレビ系

2023年10月14日(土)~12月23日(土)

毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

 

原作:白乃雪 「あたりのキッチン!」(講談社アフタヌーン KC)

企画:市野直親 (東海テレビ)

脚本:橋本夏 (『わたしのお嫁くん』(CX)、『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』(YTV)、『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(CX)他)、ニシオカ・ト・ニール (『賭けからはじまるサヨナラの恋』(U-NEXT)、『イケメン共よ メシを喰え』(TVO)他)

音楽:MAYUKO、眞鍋昭大

演出:岩田和行(共同テレビ)(『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』(CX)、『家族ゲーム』(CX)、『黒鳥の湖』(WOWOW)他)、菊川誠(土ドラ『リカ』、『純愛ディソナンス』(CX)、『悪魔はそこに居る』(Paravi) 他)、本間利幸(『アイゾウ』『シンデレラはオンライン中!』(CX)、『左ききのエレン』(TBS) 他)、木下高男 (『ばらかもん』『警視庁いきもの係』(CX)、『M 愛すべき人がいて』(EX)他)

プロデューサー:遠山圭介 (東海テレビ) (土ドラ『三千円の使いかた』『おいハンサム!!』『その女、ジルバ』他)、貸川聡子 (共同テレビ) (『忍者に結婚は難しい』『推しの王子様』『知ってるワイフ』(CX)他)

制作協力:共同テレビ

制作著作:東海テレビ

 

スタイリスト:星翔子

ヘアメイク:枝廣優綺

 

©東海テレビ

乃木坂46井上和が「カップスター」CMに初登場!山下美月、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香と共演【コメントあり】

乃木坂46 山下美月、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香、井上和が出演する、サンヨー食品「カップスター」の新TVCMが、10月12日(木)より全国オンエア。コメントが到着した。

「カップスター そば・うどん 新登場編」

 

1975年に誕生し、現在7つの味のバリエーションでレギュラー展開する縦型カップ麺「カップスター」。今回は2021年に登場した和風シリーズのバージョンアップを目指し、味・パッケージをリニューアル。味わいはかつおだしの風味を強化、具材については海老天そばの海老天がよりサクサクに、きつねうどんのお揚げはよりジューシーでふっくらした食感に進化する。

 

新TVCMでは、山下美月、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香、井上和がおそろいの真っ白な衣装を身にまとい、リニューアルしたパッケージの富士山と波のモチーフの中から、カップスター「和風シリーズ」を味わい尽くす模様が描かれる。

 

撮影のトップバッターを務めた井上は、少し緊張の面持ち。やがて緊張がほぐれると、カップスターのきつねうどんをおいしそうに頬張り、かわいらしい笑顔を。その後、回転するセットに少し驚きの表情を見せつつ、メンバー全員が真剣モード。お箸の持ち上げ方やパッケージの見せ方にそれぞれ苦戦しながら、監督やスタッフと会話を重ね何度も挑戦した。

 

5人全員そろっての撮影では、メンバー同士でも話し合いを交えながらせりふや表情について確認。時折メンバー5人が笑顔で談笑する姿もあるなど、終始楽しそうな様子だ。撮影終了時には、山下に誕生日ケーキをプレゼント。メンバー、スタッフ全員からのお祝いに、「ありがとうございます!」と、山下は満面の笑みを浮かべた。

 

山下、与田、遠藤、賀喜、井上のコメントは下記に掲載。

コメント

◆TVCM の見どころはどのような点ですか?

山下:今回のTVCMでは、カップスターのそばとうどんのパッケージの中に私たち5人が入り込むような世界観になっています。パッケージに描かれている富士山と波のモチーフの中で、おいしいカップスターを頬張る私たちのおいしい表情にぜひ注目していただきたいです!

 

◆撮影を終えた感想やエピソードを教えてください。

遠藤:今回、5期生の井上和ちゃんが初めて参加した(カップスターのTVCM)撮影でした。いつもお世話になっているカップスターさんでのお仕事でいつもと変わらない空気感で撮影ができてとても楽しかったです。TVCM の完成が楽しみな撮影になりました。

 

◆井上さんはカップスターのTVCMに出演されるのが初めてになりますが、出演してみていかがでしたか? また、これまで出演してきた皆さまから見て井上さんはいかがでしたか?

井上:カップスターさんのTVCMは、先輩たちがいつも出ているのを見ていて憧れていました。私が出演できると決まったとき、とてもうれしかったです。撮影はとても緊張しましたが、楽しかったです。

 

山下:5人の中で真ん中にいて、今回のTVCMのそばとうどんは、「和」の商品で、名前が「和」ということでピッタリでした。そして、すするカットはとても上手でとても偉い後輩です!

 

◆本格的にリニューアルしたカップスターですが、召し上がってみていかがでしたか?

賀喜:海老天そばを食べさせていただきました。スープが以前よりもかつお感が強くなり、おいしさとコクが増していて、スープを飲んだ瞬間に口の中にうまみが広がりました。また、隠し味のゆず七味の香りがすごく爽やかで、よかったです。

 

井上:私はうどんをいただきました。お揚げにはだしがとても染みていておいしかったです。スープは、私の大好きなしょうがの風味がすごく感じられてとてもおいしかったです。

 

◆現在の和風カップスターのラインナップは「海老天そば」「きつねうどん」「カレーうどん」ですが、新しい味を出すとしたらどんなカップスターがほしいですか?

与田:ご当地ラーメンはあると思いますが、ご当地のカップそば、うどんはあまり見たことないので。例えば、私の地元の福岡の水炊きや鶏皮焼き、私が好きな肉ごぼ天などのご当地のカップスターがあるといいなと思います。

 

◆お店のような本格的な味わいを手軽に楽しむことができるカップスターですが、どんなシーンで食べたいですか?

遠藤:仕事から帰ってきた深夜に食べたいです笑。私はおなかがすいたら時間を気にせず食べるタイプなので、お仕事を頑張った後におなかいっぱいカップスターを食べたいと思います。

 

賀喜:カップスターはおいしいので、どこでも食べたいと思いますが、ライブなどで1日中動き回った後に涼しい部屋でアツアツのカップスターを食べたいと思います。おいしさがより染みそうです笑。

 

◆和風カップスターは新しく生まれ変わりましたが、皆さんがプライベートで新しく始めたこと・始めてみたいことはありますか?

山下:文字をきれいに書いてみたいと思い、ボールペン字講座を始めました。24歳になり、だんだんと大人の女性への階段を登っている途中なので、美文字を書けるようになるためにボールペン字講座を始めて頑張っています。

 

与田:新しくオリジナルデザインのTシャツ作りを始めました。オリジナルのTシャツは、好きな言葉、生地、文字の色、字体などを選んで作っています。つい最近、作ったTシャツを和ちゃんにプレゼントしました笑。また、カメラを持っていろんなところへ旅にも行きたいと思います。カメラは、私が物事を忘れやすいので、記憶にとどめておきたくて購入しました。写真を撮るのが楽しいので、いろんなところへ行ったり、メンバーのみんなをたくさん撮っていきたいです。

 

◆TVCMをご覧になられる皆さまにメッセージをお願いします。

井上:今回、そばとうどんがリニューアルしたということで、元々私はカップスターのそばとうどんが好きなので、たくさんの人やメンバーに今回のCMを見ていただいて、このカップスターのそばとうどんを食べていただき、このおいしさを感じていただきたいと思います

 

CM情報

「カップスター そば・うどん 新登場編」

2023年10月12日(木)全国オンエア

 

出演:乃木坂46(山下美月、与田祐希 、遠藤さくら、賀喜遥香、井上和)

 

公式:https://cupstar.jp/

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公式Instagram :@cupstar_jp(https://www.instagram.com/cupstar_jp/

飯田圭織とアンジュルム伊勢鈴蘭がおいしいグルメを求めて築地場外市場へ!スイーツを懸けた玉子焼き作り対決も『キタに恋した!』

10月14日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時28分~0時58分)は、アンジュルムの伊勢鈴蘭が登場する。

『キタに恋した!』左から)波多野裕太、飯田圭織、伊勢鈴蘭©HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回の舞台は、多くの外国人観光客でにぎわう「築地」。飯田圭織とアンジュルムの伊勢鈴蘭は、おいしいグルメを求めて「築地場外市場」へ。産地直送の新鮮な魚介を求め練り歩く2人。果たして伊勢の食レポの決めぜりふ「うまいべア~」は飛び出すのか。

 

そして2人は大正11年創業の老舗玉子焼き店「つきぢ松露」で、看板商品の玉子焼き作りに挑戦。どちらが上手に玉子焼きを焼くことができるのか、「つきぢ松露」自慢のスイーツを懸けて対決する。普段から玉子焼きを作り慣れている飯田と初心者・伊勢の対決は意外な接戦に。

 

さらにおいしい海鮮を求めて2人が向かったのは、なぜか「そば店」。そば店ならではの自慢の絶品海鮮メニューとは。旬の天ぷらを堪能した伊勢からは「うまいベア~」のニューバージョンも飛び出す。

 

番組情報

『キタに恋した!』

HBC

2023年10月14日(土)深夜0時28分~0時58分

 

MC:飯田圭織

ゲスト:伊勢鈴蘭(アンジュルム)

進行アシスタント:波多野裕太(HBCアナウンサー)

ナレーター:室谷香菜子(HBCアナウンサー)

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze

(翌日10月15日(日)正午配信)

X(旧Twitter):@HBCkitakoi

TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

 

©HBC

「絶対にバラエティタレントになりたい!」元BiSHハシヤスメ・アツコが直談判で叶えた“夢”とその思いの深層とは?

元BiSHのハシヤスメ・アツコが、本格的にバラエティタレントへ舵を切った。現在、テレビで観ない日はないほどの活躍ぶりで、早くも初めてMCを務めるバラエティ番組『金曜日のメタバース』(テレビ朝日系)もスタート。バラエティに対する熱い思いと、自分の力で叶えた”夢”を、語ってもらった!

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

 

ハシヤスメ・アツコ… 9月27日生まれ。福岡県出身。2015年8月よりBiSHのメンバーとして活動をスタート。BiSHのメガネ担当で、欠かせないムードメーカーとして活躍。2018年にはワンマンライブにてソロデビューを直訴し、翌年ソロシングル「ア・ラ・モード」をリリースした。BiSHは2023年6月29日東京ドームにて惜しまれつつも解散。X(旧Twitter)InstagramTikTok

【ハシヤスメ・アツコさん撮り下ろし写真】

 

 

「ラブマゲドン」でZAZYと手つなぎ「収録中はドキドキしっぱなし」

──6月29日にBiSHが解散となり、翌日にホリプロ所属になりました。いま、テレビで観ない日がないくらいですよね。ちょうど昨日(9月12日放送)も『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)を観ました。「ラブマゲドン」企画にご出演され、ZAZYさんとカップリングしていましたね。

 

ハシヤスメ・アツコ(以下、ハシヤスメ) 『ロンドンハーツ』には、グループ時代に一度ドッキリ企画で出させていただきましたが、「ラブマゲドン」は初めてで。恋愛系自体もやったことがなかったので、それこそ芸人さんと手をつなぐなんていうこともなかったですし、収録中はドキドキしっぱなしでした。

 

──どんなドキドキ感ですか?

 

ハシヤスメ 今までやってこなかったことをやることに対して、「応援してくれているファンはどう思うんだろう」とか、自分の中ではドキドキしながら挑んだ、大きな1歩でしたね。

 

──ファンの方からはどんな反響がありましたか?

 

ハシヤスメ もっと荒れるかと思いましたが、意外とそこまで荒れなかったです。いいんだか、悪いんだか(笑)。なかには「誰にも選ばれないでほしいけど、最後のひとりになったらかわいそうだな」みたいなコメントもあって。

 

──やさしいですね。

 

ハシヤスメ そしてZAZYさんと結ばれたのですが、「気持ちが入っていない」なんて言われてましたけど入ってました! 手をつなぐということ自体は、グループ時代に握手会などでしてきてはいたものの、やっぱりファンの方からすると、「異性と手をつないでいる場面を見るなんて……何を見せられているんだ……」という気持ちだったと思います。でも、自分はこれからバラエティメインでいろいろやっていきたいという覚悟を決めた瞬間でもあったので、どんなことにもチャレンジするハシヤスメを応援していただけたらうれしいです。

 

──バラエティ番組に対する意気込みへのアツさがすごいと思います。6月30日に所属されて、いまは毎日のように出演されて。どれくらいのペースで仕事していますか?

 

ハシヤスメ でも週2日は休日があるので、みなさんと同じくらいです。ありがたいですが、もっといっぱい仕事したい! という気持ちです。

 

明石家さんまとの掛け合いは、台風のよう「めちゃくちゃ踏ん張っていました」

──これまでさまざまな方と共演したと思いますが、そのなかで印象的な出来事はありましたか?

 

ハシヤスメ 明石家さんまさんとお話したときは、なんだかいつもとすごく感覚が違うというか……風が吹いたんですよ。

 

──『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)ですよね。どういうことですか?

 

ハシヤスメ さんまさんと掛け合っているとき、ずっと台風の中に入っているくらい、ゴウンゴウンッ! という感じになって。「この風に負けちゃいけない!」という気持ちになったんですよね。こんな感覚初めてで……なんだろう……なにと戦っていたんでしょうね。とにかく、感じたことのない風がスタジオに吹いていたんです。すごい汗をかきました。

 

──ステキな表現ですね。吹き飛ばされないように、ぐっと踏ん張って。

 

ハシヤスメ そうですね、めちゃめちゃ踏ん張っていました。なんでそうなったのかわからないんですが、たぶん、いろんなワードがいっぱい飛んできて、その中で負けないように風の中でめっちゃ踏ん張っていた、という感じがして。それで、トークがほかの方に移った瞬間に、ふっと風は収まったんですけど、話している間は信じられないほどの突風でした。そのあと番組を観たら、当然風なんて吹いていなかったんですけどね。

 

──これまでのライブなどでもそういうことはなく?

 

ハシヤスメ なかったですね。グループ時代にもバラエティ番組に出ることはありましたが、吹き荒れる風はありませんでした。

 

──どんな話をしたんでしょう。

 

ハシヤスメ 夜中になるといらないものを買ってしまうというトークで、綿あめ機を買ったという話をしました。

 

──暴風の中、手応えはいかがでしたか?

 

ハシヤスメ やりきった! という感じはありました。もちろん、自分のトークが終わったあとに「時間を戻せるなら、もっとこんなことを言ったほうが面白かったかな」と思ったり、反省点はいっぱいありましたが、そのとき自分ができることを120%やりきったなという感じはありました。

 

推し芸人・コカドケンタロウと「一緒に銭湯ロケに……」

──以前から大ファンを公言されている、ロッチのコカドケンタロウさんとは共演しましたか?

 

ハシヤスメ コカドさんは今日、夢に出てきました。

 

──おお! どんな夢ですか?

 

ハシヤスメ 一緒に銭湯ロケしてました。

 

──リアルですね(笑)。

 

ハシヤスメ リアルですし、なんでそんな夢を見たんだろうって感じなんですけど。でも現実ではお会いしていなくて、お仕事でもプライベートでも。これだけ夢に出てきているのにずっと絡みがないので、いつお会いできるだろうなあとすごい楽しみにしています。夢の中では、「やっと夢が実現した!」と思っていたんですけどね、目が覚めてがっかりしました。

 

──残念です(笑)。

 

ハシヤスメ 一度会ってお話してみたい一方で、自分の気持ちが上がるのか下がるのか、というのが知りたいですね。

 

──たしかに、実際に推しと会うと「あれ?」となることがあると聞きますよね。

 

ハシヤスメ そうなんですよ。10年くらいずっと好きで応援している方なので、お会いしたときに自分がどんな気持ちになるのか怖くもあるので、正直、まだこのままでいいのかなという気持ちもあります。

──夢のままで。

 

ハシヤスメ 夢のままでいいです。

 

──バラエティに出る前とあとでは、ご自身の中でどんな変化がありましたか?

 

ハシヤスメ いままでは音楽のことをずっと考えて、グループのためを想っていた8年間で、一人になった今もグループの話をすることもあるので頭の片隅には置きつつ、ただ、いまは“ハシヤスメ・アツコ”として勝負をしていて。もっとバラエティの勉強をしないといけないなと実感しています。まだ小学1年生レベル……いや、歩きたてレベルなので、いろんなバラエティ番組を観たり、カメラの前で自分がどんな人間かというアピールというか、自己紹介をしていきたいなって思っています。

 

──共演者の方で、「この人はすごい」と感じた方はいましたか?

 

ハシヤスメ そうですね、麒麟の川島(明)さんはすごかったですね。BiSHを解散した翌日に『ラヴィット!』(TBS系)に出させていただいて、川島さんはどんな状況でも助けてくださるし、守ってくださるんだろうなというのを感じました。

 

──信頼感がすごいんですね!

 

ハシヤスメ そうですね。自分も至らない点が多々あって、発言とか「これであっているのかな」と考えてしまうことがあるんですが、川島さんはたぶんいろんなことを毎日経験されて、ハシヤスメの発言もうまく拾ってくださって、調理してくださって、すごく信頼できる方だなと思いました。

 

出演番組をすべて録画し、すべてチェックする徹底ぶり

──家に帰って膝を抱えることもあるんですか?

 

ハシヤスメ ありますね。収録後に帰宅して「あのとき、この発言をすればよかったな」とか、放送を観て「あ! ここ、こういうコメント入れられたのにな」とか、思うことがいっぱいあります。

 

──出演番組、全部チェックしているんですか?

 

ハシヤスメ 全部チェックしてます。自分が出ているバラエティは全部観て、「あれ使われてなかったな」とか、「ここ、喋ったのに使われてないな、自信あったのにな」とか、「このときガヤ入れてたらこの場が変わったのかな」とか、反省することがいっぱいありますね。

 

──昔から同じように、録画を観て反省点を頭に叩き込んで、とやっていらっしゃったんですか。

 

ハシヤスメ グループ時代はただ録画をするだけだったんですが、自分ひとりでしゃべるようになった、ここ2、3か月は研究するようになりました。

 

──誰かからそういった教えがあったり?

 

ハシヤスメ いろんなタレントさんが、雑誌やテレビで「録画をして観るのが大事だ」と喋っていたのを取り入れたり、ホリプロの方からも「観た方がいい」と言われたので、テレビで自分のどこが使われているのかを観るようしています。

 

──全部って、すごい量だと思います。

 

ハシヤスメ いやいや、あっという間に観終えますよ。

 

──ところで、なぜバラエティの道へ舵をきったのでしょう? BiSHの解散発表が2021年でしたが、その頃から今後のことについてなど、考えていらっしゃったんですか?

 

ハシヤスメ 私もメンバーも、この8年間、全員がBiSHのことしか考えていなくて、なにかやるにも「グループのため」という意識でした。解散発表をしてからも同じで、ツアーも続いていたし、12か月連続リリースもありましたし、自分のことよりもグループのこと、でした。スケジュールはパンパンで、グループのことしか考えられなかったし、1人のことを考えるモードになれなくて。そんなとき、WACKの社長の渡辺淳之介さんに「この先、どうするんだ」と聞かれまして。そのときにようやく「先のことを決めないといけないんだ」と気づいたんです。それが、2022年の冬でしたね。

 

──ということは結構ギリギリなタイミングですね。

 

ハシヤスメ そうなんですよ。グループの活動がとにかく大切だったので。

 

──そこでなぜバラエティへ?

 

ハシヤスメ もともとグループでは「コント担当」みたいな感じでやらせてもらっていました。ほかのメンバーは音楽に特化したり、作詞作曲ができたり、自分も音楽や歌うことは好きですが、こんなに素晴らしい音楽をやるメンバーがいて、自分も音楽をやっていくのはどうもしっくりこなくて。などと考えた中で、自分はずっとバラエティが好きで、テレビの人になりたかったんですよね。それで、「絶対にバラエティタレントになりたい!」という気持ちが強く固まっていき、ホリプロを選びました。

 

ホリプロスカウトキャラバンを5回受け「すべて書類落ち」の過去

──以前から公言されていますが、『王様のブランチ』(TBS系)に出るのが夢だそうですね。

 

ハシヤスメ 好きですね。トレンドのスポットに行って、いち早く体験したりとか、ディズニーランドに行って「楽しい! 面白い!」ということを伝えたいんです。レポーターの方たちが楽しそうにしているのを見て、「自分もそこにいる人になりたいのに、なんで行けないんだろう」と、ずっともどかしく思っていました。

 

──ディズニーランドではしゃぐハシヤスメさん、見てみたいです! ホリプロ所属ですが、かつてホリプロスカウトキャラバンを受けていらっしゃると聞きました。

 

ハシヤスメ はい。5回受けて、全部書類で落ちています。

 

──オーディション用写真を親御さんに写真を撮ってもらったり?

 

ハシヤスメ いえ、全部自分でやりました。『月刊Audition』や『De☆View』という雑誌があって、そのお手本に沿って「自撮りじゃダメなんだ」とか「頭から爪先まで入るように撮らなきゃ」とか、「黒髪ストレートのほうがいいのか」とか、忠実に守って撮っていましたね。

 

──めちゃくちゃ真面目ですね。

 

ハシヤスメ あと「切手の料金不足は事務所に迷惑かかっちゃうよ!」という注意書きを気をつけたり、「封を開けたとき、写真側が表になっていたほうがいいのかな」とか「糊で貼ったらベタベタになっちゃうから、履歴書をどんなふうに入れて封をしよう」とか、いろんなことを考えて送っていました。

 

──開けやすさまで考えて!

 

ハシヤスメ 「テープで貼ったほうがいいのかな」とか、そういうことばかり考えていました。絶対に受かりたかったので。

 

──「可愛い写真を撮ろう」といったこと以外のところまで気を配っていて、とてもステキですね。

 

ハシヤスメ 鉛筆で下書きを書いてから清書していましたしね。どうしても入りたかったので、気持ちがあふれていたんですよね。特にホリプロは第1希望だったので絶対に入りたかったんです。

──おキレイですし、路上スカウトもあったのでは?

 

ハシヤスメ それがほとんどなくて。学生時代も原宿の竹下通りを歩いたりしたんですけど、「え、これってスカウトなのかな……?」という懐疑的なものはありました。

 

──怪しさがわかるんですね。

 

ハシヤスメ 聞いたことがない事務所だったり、本当に実在するのかなというものとか。だから、自分が「正しい」と信じられるものだけをやっていこうと思っていました。

 

──すごくしっかりされていますね。

 

ハシヤスメ 違和感には敏感だったと思います。

 

──それで、BiSHを経て、原点ともいえるホリプロに所属されて。学生時代のお友達の反応はいかがですか?

 

ハシヤスメ 高校時代の友達はスカウトキャラバンを受けたことを知っているので、「ほんとうにおめでとう!」「夢が叶ってよかったね!」とめちゃくちゃ祝福してくれました。

 

ホリプロに所属を直談判!「今までも全部自分たちでやってきたので」

──ちなみに、ホリプロからのオファーがあったのでしょうか? 「うちに来ませんか?」みたいな。

 

ハシヤスメ 来てないですね。自分で「入りたい」と渡辺さんに相談したら「俺じゃどうにもできないよ」と言われまして。でも、どうにかいろいろな方法でホリプロさんまでつなげてもらい、自分で「面接してください」とお願いしたんです。

 

──それも自分で!

 

ハシヤスメ 自分でやりましたね。いままでも自分がやることが多かったんです。それこそ、6月29日の東京ドームのBiSH解散ライブの打ち上げも、会社から「打ち上げ会場を手配して」と言われて私がやりましたし。

 

──アーティスト本人が会場を手配!

 

ハシヤスメ 昔から衣装管理も自分たちだし、作詞もそう。振り付けはメンバーのアイナ・ジ・エンドがほぼやってくれていましたし。だから事務所をホリプロに決めたのが自分なのも、自然の流れでした。

 

──かっこいい!

 

ハシヤスメ もちろん、たくさんの方に支えはありましたが、今振り返るとほぼ自分たちで決めてやることも多かったグループなんだな、と実感しています。

 

──以前から自分たちで動いていたからこそ、自分の力を信じて責任が持てる、という印象を受けました。

 

ハシヤスメ たしかにそうかもしれません。なにがあっても自分が選んだことだし、衣装を忘れても自分の責任でした。いま、事務所を離れてほかのタレントさんと話すと、「あれ、これって当たり前じゃなかったんだ」と思うことも多いです。特殊だったけど、変わらず大好きな事務所です。

 

──その経験値が武器になっていそうです。でも、ホリプロも自分から、だとは。

 

ハシヤスメ 自分で扉を開きました。

──10月6日からはMCを務める番組『金曜日のメタバース』(テレビ朝日系)もスタートします。

 

ハシヤスメ お話をいただいたときは「まさか!」という感じでしたが、ずっと、MCやレギュラー番組をやってみたかったので、とてもうれしかったです。

 

──MCとゲストでは、全然違いますよね。

 

ハシヤスメ そうなんです。受動的に待つのではなく、自分から振っていくというスタンスに変わるので、いま、本当にすごく考えています。

 

──MCが決定したことなど、メンバーの方から喜びの連絡があったりしますか?

 

ハシヤスメ MCのことではないですが、『アッコにおまかせ』(TBS系)に出たときや、ほかのテレビ番組に出演したときは、アイナ・ジ・エンドが「すごいね」と連絡をくれたりします。

 

──やさしい! BiSHの皆さんは、それぞれ多様な道に進んで、それぞれがそこにハマっていらっしゃると思いますが、突出した個性がひとつのグループに集まり約8年間を共にしたことは、奇跡的だと思います。

 

ハシヤスメ それぞれが、いままで出会ったことがないタイプで、無口で全然喋らないメンバーもいれば、ダンスも振り付けもできるメンバーもいて、歌が歌えるメンバー、MCができるメンバーもいて。出会ったことがないタイプだからこそ尊敬していたし、同じ時間を過ごしていくことで取り扱いが分かっていきました。それに、つねに全員が「この子になにかあったら、支えよう」という意識でいましたね。お互いに尊重し合っていたからこそ、6人でひとつのものが作れていたんだと思います。

 

 

 

金曜日のメタバース

テレビ朝日系 毎週(金)午後11時45分~

MC・芝大輔(モグライダー)ハシヤスメ・アツコ

初主演作公開! 中井友望「圧倒的に、自分に自信がついた作品になりました」映画『サーチライト-遊星散歩-』

ヒロインの一人を演じた映画『少女は卒業しない』をはじめ、透明感ある存在感と類まれな表現力でネクストブレイクとして期待される中井友望さんが、単独初主演を務めた映画『サーチライト-遊星散歩-』が10月14日(土)より公開する。「ミスiD 2019」グランプリ出身の彼女が、自身が当て書きされたという脚本との運命的な出会いや今後の展望について語ってくれました。

 

中井友望●なかい・とも…2000年1月6日生まれ、大阪府出身。18年に開催された「ミスiD 2019」でグランプリ受賞。20年、ドラマ「やめるときも、すこやかなるときも」(日本テレビ系)で俳優デビューし、21年には映画『かそけきサンカヨウ』(今泉力哉監督)、『シノノメ色の週末』(穐山茉由監督)、『ずっと独身でいるつもり?』(ふくだももこ監督)に出演。23年にはヒロインの一人を演じた『少女は卒業しない』(中川駿監督)のほか、『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』(阪元裕吾監督)、『炎上する君』(ふくだももこ監督)などに出演。現在、ドラマ「君には届かない。」(TBS系)に出演中。X(旧Twitter)Instagram

【中井友望さん撮り下ろし写真】

 

私と果歩は、人との関わり方が似ている

──今回、初となる単独主演映画が決まったときの率直な感想は?

 

中井 女優になりたいと思い始めたときから、主演映画というのは夢の一つだったので、素直にうれしかったです。いろいろあって、最初にお話をいただいたときから、2年後に撮影が始まったときも嬉しかったですし、完成から1年半ぐらい経って、ようやく劇場公開される今も嬉しいです。

 

──最初に、脚本を読まれたときの感想は?

 

中井 脚本を私に当て書きで改稿してくださった小野周子さんには、それまでお会いしたことも、お話ししたこともありませんでしたが、私のイメージというか、自分とこんなに近い果歩という役で、初主演をやらせてもらえることって、そうあることでもないので、どこか運命的なものを感じました。だからか、役作りをするようなこともなく、とにかく演じやすかったです。

 

──具体的に中井さんと果歩の共通点を教えてください。

 

中井 私と果歩は、人との関わり方が似ていると思います。同級生の輝之(山脇辰哉)がいろいろ心配してくれて、親切に接してくれるのに、なぜか壁を作っちゃう感じとか。あと、私も果歩も友達がいないわけでも、孤立しているわけではないんだけど、ふとしたときに「なんか1人だな……」って思ってしまうところとか、絶妙なラインも似ていますね。あと料理が得意なところも! 私も高校生のときに、自分でお弁当を作っていました。

 

これまで知らなかった感情を知ることもできました

──ちなみに、脚本の小野さんや平波亘監督からのアドバイスはありましたか?

 

中井 お二人といろいろ話し合ったとか、どういう作品にしたいって言われることはありませんでした。ただ、私の中では、「貧困」という大きいテーマを扱っているけれど、そこをあまり考えすぎなくてもいいかなと思っていました。それよりも、果歩は「ただ一生懸命生きたい」「普通に幸せになりたい」という気持ちだけで生きていることを大切に演じました。

 

──真冬での河原での撮影など、現場での印象的なエピソードを教えてください。

 

中井 ほかのキャストの皆さんは、「ものすごく寒かった」と言っていたんですが、私はあんまり寒かった記憶はなくて……(笑)。演技に集中していたということにしましょう! 決して順撮りではなかったので、しんどいシーンでは私の気持ちが追いつかないことがありました。「そこに標準を合わせて、頑張るのって難しいな」って改めて思いました。たとえば、ラブホテルでの山中崇さんとのシーンは、山中さんが本当に怖かったけれど、すごいなと思いましたし、自分もそれに引っ張られて、テイクを重ねるごとに良くなっていくのが分かりました。あと、花火のシーンは、初めて果歩が輝之と笑い合えるシーンなので、撮っているときも楽しかったです。

 

──ちなみに、主演としての心構えみたいなものは?

 

中井 決していいことは言えないんですが、「主演として、しっかりしなきゃ!」みたいなプレッシャーみたいなものは全くなかったんです。そういう意味でも、本当に自由にやらせてもらいましたし、主人公で主演だけど、すべての登場人物、いろんな方に、助けてもらったし、引っ張り出してもらったなと思いました。そんななか、「このセリフを言うと涙が出るんだ」とか、これまで自分が知らなかった感情を知ることもできました。

 

いちばん暗くて、いちばん明るい女優さんになりたいです(笑)

──女優デビューから3年余り。このたび劇場公開される『サーチライト-遊星散歩-』は、中井さんのキャリアにおいて、どんな作品になりましたか?

 

中井 圧倒的に自分に自信がついた作品になりました。女優としてお芝居を楽しめるようになったし、人間としても成長できたと思いますから。この映画の後に、『少女は卒業しない』の撮影に入ったんですけれど、気持ちが全然違いました。そして、『炎上する君』『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』と作品を重ねていくうちに、ちょっとずつ余裕も出てきました。ホント、ちょっとずつですが(笑)。

 

──『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』で演じられた死体処理業者・宮内では、これまでと違う陽キャな役どころでした。中井さんが俳優としての今後の展望や目標を教えてください。

 

中井 例えば、宮内のように感情を爆発させるような役を演じるのも楽しかったですが、あの役は私が普段から持っている要素がゼロというわけでもないんです。あのときも何も考えず、自分の中から出てきましたら。これからも「自分と違う」「自分と似ている」だけでなく、いろんな役を演じていくと思いますが、どんな役を演じるにしても、中井友望としての要素は必ず入れていきたいなと思います。そして、その場、その場で臨機応変に対応できる、いちばん暗くて、いちばん明るい女優さんになりたいです(笑)。

 

──中井さんが現場に必ず持っていくモノやグッズを教えてください。

 

中井 小説です。昔は活字が苦手だったんですが、3年前に「夜だけがともだち」という舞台をやったときに、作・演出のふくだももこ監督に、西加奈子さんの小説を勧めてもらったのがきっかけです。コロナ禍で、好きな監督の好きな作家さんを知ろうと思い、いろいろ読み始めたら、すごく面白かったんです。ほかにも、『少女は卒業しない』の朝井リョウさんの小説も好きになりました。今では読みたいときに、いろんな小説を読んでいますが、西さんの作品は自分を肯定してくれる作品が多いので、お守代わりに現場に持っていきます。なので、西さんの原作をふくだ監督が映画化した『炎上する君』に出演できたときは、めちゃくちゃ嬉しかったです!

──宮﨑あおいさんが05年に出された写真集「20TH ANNIVERSARY 光」も、中井さんにとって大切な一冊なんですね?

 

中井 宮﨑さんは小さい頃から好きで、とにかくかわいいじゃないですか! それでどうしても、この写真集が欲しくて! 当時18歳ぐらいで、あんまりお金がなかったんですけど、頑張って買いました。ずっと部屋に飾って、いつも元気をもらっています!

 

 

サーチライト-遊星散歩-

10月14日(土)より新宿K’s cinemaほか、全国順次公開

【映画「サーチライト-遊星散歩-」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:平波亘
脚本・企画:小野周子
出演:中井友望 山脇辰哉 田口 洸 都丸紗也華 西本まりん 詩野 安楽 涼 水間ロン 大沢真一郎 橋野純平 安藤 聖 山中 崇

(STORY)
父を亡くし、病気の母を抱えて経済的に追い詰められている女子高生の果歩(中井)。大家族を養うため、アルバイトに明け暮れる同級生の輝之(山脇)は、そんな果歩のつらい状況を知り、気にかけるようになる。だが、先の見えない人生に夢も希望も持てない果歩は、女子高生であることを利用して「JK散歩」の世界へと足を踏み入れていく。

公式:https://searchlight-movie.com/

 

(C)2023「サーチライト 遊星散歩」製作委員会

 

撮影/金井尭子 取材・文/くれい響 ヘアメイク/横山雷志郎(Yolken) スタイリスト/粟野多美子 衣装協力/VL BY VEE、IN-PROCESS Tokyo、TALPA、TAKE-UP

47歳ピン芸人・TAIGAのお給料と家計事情は?オードリー春日&藤本美貴&村山輝星MC『わが家の給料広げてみた』

オードリー・春日俊彰、藤本美貴、村山輝星がMCを務める『わが家の給料広げてみた』(テレビ朝日系 午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く)が、10月13日(金)に放送される。

 

この番組では、普段のお父さんお母さんの仕事ぶりや家計事情を「お仕事密着映像」&「給料」として大公開。社会で働く全ての人たちに感謝と尊敬の思いが湧きあふれ、応援せずにはいられなくなる“お仕事バラエティー”だ。

 

さまざまな視点から仕事を通して見えてくる家庭事情を見届けるのは、春日俊彰、藤本美貴、村山輝星の3人。具体的な“給料”を目の当たりにした子どもが初めて知る“わが家のお金事情”に、お父さんお母さんの思いや苦労、家族のことを思い世のため人のため懸命に働く父の姿を見て胸が熱くなる母と子どもたち…たくましい背中を見てどう感じるのか。

 

さらに、弾き語りトラックメイカーアイドル・眉村ちあきが世界で一つだけのオリジナルソングをスタジオで披露。その曲にスタジオは涙腺崩壊…!?

『わが家の給料広げてみた』(c)テレビ朝日

 

今回密着するのは、ミックスものまね・多彩な芸風と愛されるヤンキーキャラで何度となくチャンスをつかみかけるも「永遠のダークホース」と長年くすぶり続けるベテラン芸人・TAIGA。芸人をしながら宅配フードサービスでバイトをする47歳。妻と息子2人の4人家族の芸歴25年TAIGAの給料は。20年以上の付き合いという春日は自らの手で、ある月の給料をスタジオで広げる。

 

子ども好きな良きパパのTAIGAは保育園の送り迎えをし、急なお迎えにも対応できるよう保育園の近くで宅配フードサービスの待機をしながら合間に生配信ラジオまで…。週5日、遅い日は深夜0時頃まで働くことも。そんなTAIGAのアルバイトの収入、ラジオ配信の収入はいくらなのか。

 

バイト中に道端でママタルト・大鶴肥満と遭遇、さらにTAIGAを大先輩と慕うぺこぱ、同事務所のカズレーザーからコメントをもらうが、TAIGAに対して厳しい意見も。それでも芸人を辞めずにいられた理由は「子どものために絶対売れる!」という熱い思いからだった。

 

さらに、亡くなった父への思いを語りスタジオが感動…で好感度が上がったかと思いきや、謝罪会見の練習が始まるまさかの展開に。

 

そして、弾き語りトラックメイカーアイドル・眉村ちあきがTAIGAオリジナル曲を披露。ミキティ、輝星、奥さんは涙…春日まで「あやうくTAIGAさんで泣くとこだった」と泣きそうになる。ベテラン芸人TAIGAの父としての素顔、知れば知るほど泣ける不器用すぎる生きざまに注目だ。

『わが家の給料広げてみた』(c)テレビ朝日

 

もう1組は、元気いっぱい3男4女の10人大家族・青木さん一家が登場。もうすぐ10人目のお子さんも誕生予定の大家族の給料事情は。とある月の給料にスタジオも驚く。給料を広げる春日の手も止まり、思わず絶句。「これで本当に生活できるんですか?」「食費はどうやり繰りしてるの?」と藤本も衝撃の給料に心配する。

 

保険の営業をしているお父さんの仕事に密着し、同僚からは「ワイルドそうに見えて真面目」と言われる父の働く姿を見るのは初めての妻と子どもたちの反応は。

 

仕事以外にもボランティアで野球チームの監督をしたり、子どもたちの送り迎えや、朝食作りまで大忙し。洗濯物は1日3~5回、1カ月の食費は驚きの〇〇万円、さらに子どもたちの習い事まで…父の手取りを越えている!? 大家族の生活はどうやって成り立っているのか。

 

収録を終えて、「よその家のお給料をのぞき見るってなんて内容だと思ったけど、今考えると申し訳ない」と春日。藤本は「お金を並べるとこ見てキャーキャー騒いじゃったけど良い番組」と一言。村山からは「お父さんお母さんはこういう気持ちで仕事していたんだなと知りました」と番組の印象が変わった様子。親への感謝をせずにはいられなくなる番組となっている。

 

番組情報

『わが家の給料広げてみた』
テレビ朝日系
2023年10月13日(金)午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く

(c)テレビ朝日

「保証がなくても、とりあえず行動しちゃう」島崎遥香、“ゆとり世代”語るも「結局は人」映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』

宮藤官九郎氏のオリジナル脚本で、2016年に連続ドラマとして放送された『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)。岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さん演じる「ゆとり第一世代」のアラサーたちが、社会問題や恋愛に葛藤する姿が描かれ話題に。2017年にはスペシャルドラマも放送され、2023年に待望の映画化となった。

 

島崎遥香さんが演じるのは、岡田さん演じる坂間正和の妹・坂間ゆとり。その名のとおり平成生まれの”真性ゆとり”であり、兄の生き方を「古い」と批判しては合理的に生きてきた。当映画では就職や恋愛を経た、ゆとりのその後が明らかになる。島崎さんには、役との共通点や新世代に対して思うこと、さらに役者意識からGetNavi webおなじみの“今ハマっていること” まで聞いた。

 

【島崎遥香さん撮り下ろし写真】

 

坂間家、集結!「『サザエさん』みたいだなって」

 

──連続ドラマ『ゆとりですがなにか』が映画化すると知り、最初に思ったことを聞かせてください。

 

島崎 2017年のスペシャルドラマを撮影したあと、“絶対にまた続きがある!”と信じていたので、うれしかったですね。

 

──続編があると言われていたのでしょうか?

 

島崎 それは全く言われていなかったです。“続編をやってほしい”という願望が強くありました。

 

──楽しい現場だったのですね。久しぶりに集結した坂間家の雰囲気はいかがでしたか?

 

島崎 何にも変わっていなかったです。どういう感じになるのだろうと私も不安でしたが、現場に行った瞬間に、昔と変わらない空気感を感じました。やっぱり、すごく居心地が良かったです。

 

──具体的に、現場での坂間家はどのような空気感なのでしょう?

 

島崎 なんていうんだろう……坂間家は『サザエさん』みたいだなって思っていて。ほんわかした感じです。家族みたいな感覚で、自然体でいられるんです。本当に、たわいもない会話をしますよ。

 

──例えばどんな会話をされたのか、うかがっても?

 

島崎 たわいもなさすぎて覚えていないです(笑)。それから、ほんわかした中で監督が「よーい、スタート」と言ってカメラがまわったときも、“戻ってきたなぁ”という感覚になりましたね。懐かしさが蘇りました。

 

島崎遥香は「ゆとりちゃんのようなタイプの人間」

 

──島崎さんは『ゆとりですがなにか』のタイトルを体現する “坂間ゆとり”役ですが、一貫して意識していることはありますか?

 

島崎 “ちょっとドライに見える”ことかな。年配の方が見たら”冷めて見える”というか、何を考えているかわらかないというか、媚を売りすぎないというか……。ゆとり世代って付き合いが悪いとよく言われますし、そんなふうに見られるイメージがあるので。そこだけはブレないようにしようかなと。

 

──映画ではゆとりのその後が描かれていましたが、台本を見た時、どう思ったのでしょう?

 

島崎 ゆとりちゃんのその後について、ここまでの予想はしていませんでしたが、「まぁ、どうせこうなるよな」って思いました(笑)。ただ自分がゆとりちゃんのようなタイプの人間なので、ゆとりちゃんの生き方は、特に不思議に感じることもなく、自然と受け入れていましたね。

 

──ゆとりと島崎さん自身に、重なる部分があると?

 

島崎 はい。目立ちたがり屋というよりは、ちょっと内気っぽいところが似ています。あとは思ったことを行動に移す速さ、後先考えずに行動する感じが似ているかもしれないです。

 

──行動派なのですね。具体的なエピソードをうかがっても?

 

島崎 例えばですが、ゆとり世代から「会社辞めた!」ってよく聞きますけど、私も辞めようと思ったら、何も決まっていなくてもすぐ辞めますね。多くの人は、計画を練ってから行動するじゃないですか。私は保証がなくても、とりあえず行動しちゃう。意外と行動派なんです。

 

──ちなみにドラマの視聴者からは、ゆとりと、元彼である“まりぶ”のその後について気になるという声もあがっていました。

 

島崎 気になりますよね! 私も気になっていました。一応2人だけのシーンはありましたが……少しでした(笑)。ギュッと詰め込んだのだと思います。正直「どういうことなんだろう!?」と思う部分もありますが……時間が限られている映画なので、しょうがないですねぇ。

 

──視聴者の想像にお任せします、ですかね。島崎さん自身もゆとり世代にあたりますが、実際に「ゆとりですがなにか」と思った体験はありますか。

 

島崎 当事者だと、“ゆとり”だと感じること自体、あまりないかもしれないです。「あなた、ゆとりだよね」なんて、そんな直接言ってくる人もいないですし(笑)。ニュースで“ゆとり教育”を耳にしていたくらいかな。土日はお休みでしたし、ゆとり教育を受けていたんだなっていう実感はあります。

 

──では平成生まれの真性ゆとりや、Z世代に対して違いを感じたことは?

 

島崎 年が離れている弟がいて、まさに新世代ですね。受験方法が変わったり、英語を小学生からやるようになったり。あと今はダンスも授業に含まれているんですよね。それらはなかったなぁって。ただ、そういう実際に変わったことはあっても、「この世代だから、こうだよね」ってことはないと思うんです。結局は人。何でもそうですけど、人によりますね。

 

──この作品でも、同じ世代でさまざまな人が登場しますしね。

 

「自分の感覚を入れないと演じるのが難しいんです」

 

──ドラマ放送から映画化までの7年間に、さまざまな作品に出演された島崎さん。役を演じるうえで、意識が変わったことはありますか?

 

島崎 ないです。たぶん今後も変わらないです。頑固なので。私、どの役でも「自我」を入れたいんですよ。その「自我」の部分はずっと変わらないと思います。

 

──「自我」を入れたい、と。演じるうえでの、こだわりなのですね。

 

島崎 そうじゃないと、できない。自分に照らし合わせて、自分の感覚を入れないと演じるのが難しいんです。感情がうまく乗らないというか……。だから、どの役でも「島崎遥香っぽいな」って、見る人に感じてもらえると思っています。これまでの作品でも、ファンの人だったら分かるんじゃないかな。

 

──自分と真逆のタイプの役でも?

 

島崎 はい。どこかしら共通する部分を見つけるようにします。そうしないと、私らしくない。自分らしさを大切にしています。

 

──強い意思を感じました。最後にGetNavi webということで、現場でも思わず楽しんでしまうような、今ハマっているモノやコトを教えてください。

 

島崎 全部かき氷になっちゃう! どこでも言っていますが、かき氷が好きで、お店に食べに行きます。撮影現場でも、休憩時間があれば近くのお店を調べて、行けたら行きます。1年中食べているので、普通の人よりかは食べていると思います(笑)。

 

──1年中ということは、冬も食べられるのですか?

 

島崎 食べます。冬は、寒いです。だからダウンを着て行きます(笑)。あったかいお茶が入ったマイボトルを持参して。

 

──また強い意思を感じました。ぜひ、かき氷の良さを教えてください。

 

島崎 味変がしやすいことです。氷って、味がついていないじゃないですか。お食事系にもできるし、スイーツにもなるし、無限の可能性がある! お店では2、3杯食べるので、おなかいっぱいにもなります。白米みたいなものですね。身体が冷えても食べ続けますよ、途中からは試練だと思って食べていますけど(笑)。

 

映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』

10月13日(金)全国公開

 

【映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
プロデューサー:藤村直人、仲野尚之(日テレ アックスオン)
出演:岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香 / 木南晴夏、上白石萌歌、吉原光夫 / 中田喜子、吉田鋼太郎
主題歌:「ノンフィクションの僕らよ」感覚ピエロ(JIJI.Inc)
配給:東宝
公式サイト:https://yutori-movie.jp/

 

(STORY)
<野心がない><競争心がない><協調性がない>【ゆとり世代】 。かつて勝手にそう名付けられた男たちも30代半ばを迎え、それぞれの人生の岐路に立たされていた……。夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽)。≪Z 世代≫≪働き方改革≫≪テレワーク≫≪多様性≫≪グローバル化≫……彼らの前に、想像を超える新時代の波が押し寄せる!  時代は変わった。俺たちは……どうだ!?

 

© 2023「ゆとりですがなにか」製作委員会

 

撮影/中田智章 ヘアメイク/信沢Hitoshi スタイリング/黒瀬結以

ほろ酔い吉瀬美智子がメンバーの“足の指”を観察 近づかれた大悟は思わずデレデレ『人志松本の酒のツマミになる話』

10月13日(金)放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後10時13分~11時07分)は、MCを松本人志、千鳥(ノブ、大悟)が務め、ゲストにEXILE NAOTO(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS)、吉瀬美智子、剛力彩芽、横川尚隆を迎える。

 

『人志松本の酒のツマミになる話』は、“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

『人志松本の酒のツマミになる話』左から)大悟、吉瀬美智子 (c)フジテレビ

 

「酔わないと(緊張して)やっていられない!」とシャンパンを片手に登場したほろ酔いの吉瀬は、剛力の「努力の末に親を超えてしまったこと」についての話題で、なぜか“足の指の形”について切り出す。突如自前の携帯を取り出し、スタジオメンバーそれぞれの“足の指”を観察し始めた。

 

そんな吉瀬に近づかれた大悟は完全にデレデレで、ノックアウト寸前に!? 男性陣だけでなく、同姓の剛力にも「隣に座りたい」と言わせてしまう、大女優の“最強にかわいくておちゃめな姿”に注目だ。

 

NAOTOは自身が飛行機のマイレージをため、高いステータスを保持するのが趣味の“マイル修行僧”であることを明かす。ステータスを保持するためにしている泥くさい“修行”の実態と、その努力の果てに得ることのできる“あるもの”について語り、スタジオは大爆笑。

 

ボディビルダーの横川は吉瀬の「女性の好きな髪型」についての話題で、ある特定の“髪型”の女性は「めっちゃエロい」と持論を語り、一同大盛り上がり。かなり偏った彼の“髪型論”とは。その他にも、爆笑必至のエピソードが盛りだくさん。ノブの「トラウマってある?」などの話題も。

『人志松本の酒のツマミになる話』剛力彩芽 (c)フジテレビ

 

番組情報

『人志松本の酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2023年10月13日(金)午後10時13分~11時07分

MC:松本人志、千鳥(ノブ、大悟)
ゲスト(五十音順):EXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)、吉瀬美智子、剛力彩芽、横川尚隆

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式X(旧Twitter):@cxSAKEnoTSUMAMI
TVer:https://tver.jp/lp/series/srvqbemjx1
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2737

(c)フジテレビ

北香那「今までとは違う、新たな私を見てほしい!」映画『春画先生』

江戸文化の裏の華で、“笑い絵”ともいわれた「春画」の世界。その奥深さを真面目に説く変わり者の春画研究者と、しっかり者の弟子が繰り広げる春画愛を描いた『春画先生』が、10月13日(金)より公開。まさにオトナのためのコメディドラマで、内野聖陽さん演じる芳賀先生の相棒となる弓子を演じる北香那さんが、これまでのイメージを覆す“挑戦”について語ってくれました。

 

北 香那●きた・かな…1997年8 月23 日生まれ、東京都出身。17年、ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」(テレビ東京系)でジャスミン役に抜擢され、注目を集める。18 年、アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』では声優初挑戦ながら主演を務める。主な出演作にドラマ「アバランチ」(21年)、「恋せぬふたり」(22年)、「拾われた男」(22年)、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の 13 人」(22年)、「ガンニバル」(22年)、「インフォーマ」(23年)、NHK大河ドラマ「どうする家康」(23年)、主演ドラマ「東京の雪男」 (23年)、「口説き文句は決めている」(23年)、映画『バイプレイヤーズ もしも 100 人の名脇役が映画を作ったら』(21年)、『なんのちゃんの第二次世界大戦』(21年)などがある。Instagram

【北香那さん撮り下ろし写真】

 

改めて春画に触れて分かった、それだけでない面白さ

──「何としても、弓子を演じたい」という気持ちで、オーディションを受けられたそうですが、その理由は?

 

 塩田(明彦)監督が書かれた脚本を読んだとき、とても面白くて、何事にも一生懸命で、1つひとつの言動に嘘がない弓子にとても魅力を感じたんです。それにプラスして、ちょっと自分とシンパシーを感じる部分もあったことも大きいです。気が強い部分もそうですが(笑)、私も1つのことに夢中になると、それを追い続けてしまうんです。例えば、お芝居をしていると楽しくて、「もっともっと、何かないかな?」とか。それで「弓子を演じたい、塩田監督の演出を受けてみたい」と強く思い、自分を奮い立たせながらオーディションに行きました。

 

──『月光の囁き』などで知られる塩田監督作ならではの“歪んだ愛情表現”については?

 

 確かにいろいろな形の愛情表現があるなと感じましたが、弓子だけでなく、登場人物全員が一直線に幸せに向かっているところに惹かれました。例えば、内野聖陽さんが演じた芳賀先生に対する弓子のちょっと歪んだ愛情だったり、柄本佑さんが演じた辻村の歪んだ思いやりだったり、それらがちょっとズレていて、滑稽で面白いというのが、この作品の魅力だと思うんです。最初に台本を読んだときも、「この人たち、一体何なんだ?」と何か惹かれるようなものがあって夢中になってしまいました。

 

──ちなみに、北さんは春画の存在について知っていましたか?

 

 中学生の頃、クラスの男の子たちが「江戸時代のエッチな本があるらしい……」という話をしていたのをある時、聞いてしまったんです。それで家のパソコンで検索して、初めて春画の存在を知ったのですが、「こんなところをお母さんに見られたら、どうしよう!」と思うぐらい恥ずかしかったです(笑)。でも、今回役作りでいただいた資料を読んだり、自分なりに春画の歴史を勉強して、改めて春画に触れてみると、表現として豊かで面白いんですよ。それを想像する面白さや絵の繊細さなど、見れば見るほど、奥深いというか、最初は春画を何も知らなかった弓子が、どんどんのめり込む理由も分かりましたし、そこは『春画先生』と重なっている気もしました。

 

安達祐実さんの迫力に飲み込まれそうになりました

──『罪の余白』以来、8年ぶりとなった内野聖陽さんとの共演はいかがでしたか?

 

 前回は1シーンだけの共演でしたが、今回はガッツリお芝居させていただき、内野さんの芝居への集中力に引っ張られました。内野さんのお芝居は、リハーサルや本番でテイクを重ねても、一切ブレないし、その空気感によって現場が締まるんです。私もそれに感動しつつ、「このままじゃいけない!」と身が引き締まる気持ちになり、さらに弓子と向き合うきっかけをいただきました。

 

──実際に演じることで、弓子が芳賀先生に惹かれていく理由は分かりましたか?

 

 芳賀先生は、一見気難しそうに見えるけれど、「めちゃくちゃ少年じゃん!」みたいなところがあるんですよ。そういう愛らしさ、かわいらしさというところに、ある種のギャップを覚えました。実際、すごくモテているのも理解できました。撮影中、芳賀先生のことを好きになりすぎた弓子が芳賀先生から久しぶりに連絡が来て、ダッシュして家に向かうシーンがあるのですが、実際にすごい距離を走ったんです。電車が来るタイミングを狙って、何度も全速力で走って、汗だくになって。翌日は全身筋肉痛になったことを思い出しました(笑)。

 

──キスシーンもある安達祐実さんとの共演はいかがでしたか?

 

 安達さんと対峙すると、迫力というか勢いがすごくて、まるで爆風や竜巻を受けるような感覚でした。何度もそれにのみ込まれそうになりましたが、そこを何とか踏ん張って、抵抗していく姿が映像として残っているように思えます。あのシーンに関しては、役作り云々というよりは、ほぼ自然体です(笑)。その後に、内野さんを叩くシーンになるのですが、リハーサルを繰り返した後、内野さんが「遠慮なく叩いてくれ!」とおっしゃったので、そこは遠慮なくさせていただいて(笑)。それが弓子と芳賀先生に火をつけている感じも出ていて、情熱的なシーンになったと思います。

 

──完成した作品を観たときの感想は?

 

 撮影中は「自分がどう映っているか?」とか、チェックするようなことはなかったのですが、撮影が女性を美しく撮ってくださる芦澤明子さん(『レジェンド&バタフライ』など)だったので、完成をとても楽しみにしていたんです。実際に、ものすごくきれいに撮ってくださって、弓子の魅力を倍増させていただいたので、とても感動しました。自分が弓子を演じたことを抜きにしても、クライマックスまでの伏線がいろんなところに張られているし、面白いはたくさんセリフはあるし、オトナのためのコメディとして、おススメできる作品になったと思います。

 

新たな第一歩を踏み出すきっかけ

──ドラマ『バイプレイヤーズ』でのジャスミンの印象が強かった北さんですが、本作は自身のキャリアにおいて、どのような作品になったと思いますか?

 

 役柄的に、いろんなことに挑戦した以外にも、顔の表情で表現したり、ハッキリと発声したり、これまでのお芝居から180度変えるような挑戦もしました。そういう挑戦がいっぱいあったので、新たな第一歩を踏み出すきっかけとなる作品になったと思います。本当に自分の中で、すごく大切で、大好きな作品になりました。だから、いろんな人に見てほしい気持ちはありますし、ずっと私を応援してくれている両親にも「今までとは違う、新たな私を見てほしい!」という気持ちです。お父さんは、ちょっとビックリしちゃうかもしれないけど(笑)。

 

──今回の現場を通じて、強く感じたことは?

 

 これまで映画の現場をあまり経験してなかったこともあって、『春画先生』の現場を通して、「映画を作ることは、こんなに一体感があって、簡単に妥協しないもの」ということを知り、ものすごく気持ちよかったんです。塩田監督がすぐにOKを出さずに、テイクを繰り返すことでの安心感というか、粘ってくれたことで、濃厚な毎日を過ごすことができて、とても感謝しています。そういう意味では、これからたくさんの映画の現場を知りたいなと強く感じました。

 

──北さんが現場に必ず持っていくモノやアイテムについて教えてください。

 

 『春画先生』のときは、鎌倉の鶴岡八幡宮の厄除けのお守をずっと下着に付けていました(笑)。「たくさんの思いが詰まった作品の撮影が、何かのアクシデントで中断することなく、無事終わりますように」という気持ちが強かったので。あと、スピリチュアルな石とかも好きで、現場にはできるだけスギライトを身に着けていきます。ちなみに、個人的なパワースポットは芸能の神様がいる新宿の花園神社です。

 

 

春画先生

10月13日(金)より東京・新宿ピカデリーほか全国公開

【映画「春画先生」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督・原作・脚本:塩田明彦
出演:内野聖陽 北 香那 柄本 佑 白川和子 安達祐実

(STORY)
肉筆や木版画で人間の性的な交わりを描いた「春画」の研究者である「春画先生」こと、芳賀一郎(内野)は、世捨て人のように研究に没頭する日々を過ごしていた。そんな芳賀から春画鑑賞を学ぶ春野弓子(北)は、春画の奥深い魅力にのめり込んでいくと同時に、芳賀に恋心を抱く。やがて、芳賀が執筆する「春画大全」の完成を急ぐ編集者・辻村(柄本)や、芳賀の亡き妻の姉・一葉(安達)の登場により、大きな波乱が巻き起こる。

 

公式サイト:https://happinet-phantom.com/shunga-movie/#modal

 

(C)2023「春画先生」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/南野景子 スタイリスト/鵜嶌帆香
衣裳協力/AOIWAKA、MARTE、Jouete、seven twelve thirty

SHISHAMOが『うちの弁護士は手がかかる』第1話に本人役で登場!新曲のテレビ初披露も【コメントあり】

ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(10月13日(金)スタート フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分 ※初回15分拡大)の第1話にSHISHAMOが出演し、新曲をテレビ初披露することが決定。コメントが到着した。

『うちの弁護士は手がかかる』SHISHAMO GOOD CREATORS RECORDS ユニバーサルシグマ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。フジテレビで約54年ぶりに復活する金曜午後9時の連続ドラマ枠で放送される。

 

フジのGP帯ドラマ初主演のムロが、自身のキャリア初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役、フジドラマ初出演の平手が、弁護士役に初挑戦する。

 

このたび、SHISHAMOが第1話に登場し、新曲をテレビ初解禁することが決定。本人役としてドラマ初出演も果たす。抜群のメロディセンスと卓越した世界観で多くのファンを魅了し続けているSHISHAMOが、本作にどのような化学反応をもたらすのか。本編のどこで登場するのかにも注目だ。

 

SHISHAMOは、宮崎朝子(Gt.Vo)、松岡彩(Ba)、吉川美冴貴(Dr)からなる3ピースロックバンド。2013年、高校卒業と同時に本格的にバンド活動を開始し、デビューアルバム『SHISHAMO』をリリース。2016年初の「日本武道館」単独公演が完売し、2017年には『第68回NHK紅白歌合戦』に出演した。

 

2022年には、CDデビュー10周年イヤーに突入。2023年、CDデビュー10周年記念ライブを開催し、2月には初のコンセプトアルバム『恋を知っているすべてのあなたへ』をリリース。9月からは全国11都市を巡るホールツアーを開催。

 

11月11日(土)、12日(日)には、CDデビュー10周年イヤーの締めくくりとなるアリーナ2days LIVEも決定しており、そんなメモリアルイヤーにドラマ初出演&新曲をテレビ初解禁する。

 

ドラマ初出演に対して、SHISHAMOは「今回みたいな撮影は初めてだったのですが、“ライブ”という自分たちが普段やっていることだったので安心して臨めました。オンエアが楽しみです!」とコメント。

 

さらに、ドラマ内でテレビ初解禁となる新曲について「今回の撮影では、現在回っているワンマンツアーの初日に、実際に来てくれたお客さんに協力してもらい撮影しました。そんな思い入れのあるシーンです! 演奏している曲は、私たちの最新曲になっています! ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです!」と語った。SHISHAMOのコメント全文は下記に掲載。

 

SHISHAMO コメント

◆本作のドラマに出演することが決まった際の感想をお聞かせください。

今回みたいな撮影は初めてだったのですが、“ライブ”という自分たちが普段やっていることだったので安心して臨めました。オンエアが楽しみです!

◆視聴者の方へメッセージをお願いします。

今回の撮影では、現在回っているワンマンツアーの初日に、実際に来てくれたお客さんに協力してもらい撮影しました。そんな思い入れのあるシーンです!
演奏している曲は、私たちの最新曲になっています! ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです!

 

あらすじ

蔵前勉(ムロツヨシ)は人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)を30年間サポートしてきた超敏腕マネージャー。スケジュール管理、気の利いた営業、的確な仕事の精査はもちろん、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力で“笠原梨乃”を日本トップ女優として確固たる地位を築いてきた。しかし、2人の夢だった海外進出を目前に、突然、蔵前は解雇されてしまう。「あなたの仕事は誰がやっても変わらない」と切り捨てられた蔵前。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを彼女にささげてきた蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまう。

そんな折、ひょんなことから蔵前は、パラリーガル(弁護士の指示・監督の下で法律に関する事務を行い、弁護士の業務をサポートする専門アシスタント)として、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)のマネジメントを任されることに。最年少で司法試験に合格(現行の司法試験制度上、受験者の年齢制限は設けておらず、2022年度の最年少合格者は18歳)した超エリートの杏だが、人とのコミュニケーションが苦手な上にやる気が空回りしてしまい、弁護士として全く成果を出せずにいた。

しかし、不器用ながらも依頼人に力を尽くそうとする杏の姿に心を動かされた蔵前は、杏が一人前の弁護士になるためのサポートをすることを新たな目標に掲げ、芸能界から法曹界へ、全く異なる世界へ飛び込むことを決意する。「マネージャーは、担当のアーティストのパフォーマンスを上げるため力を尽くす最高の裏方」をモットーに掲げる蔵前は、培ってきたマネジメント力を発揮して杏に尽くしていくのだが…。2人は、いかにして法曹界を席巻する最強のバディになるのか!?

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系
2023年10月13日(金)スタート
毎週金曜 午後9時~9時58分 ※初回は15分拡大(午後9時~10時13分)

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)
おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)
西垣匡基(映画「犬、回転して、逃げる」(監督・脚本)、「さよなら、ハイスクール」ほか)
中園勇也(『100万円の女たち』『トレース~科捜研の男~』(脚本協力)、『元彼の遺言状』)
音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)
演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)
相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン

(c)フジテレビ

ナイツ塙の「劇団スティック」の魅力とは? ~オーディションに落選したライターがその魅力に迫る~

漫才協会会長でもあるナイツの塙 宣之さんが「棒読み」演技の役者を集めた「劇団スティック」を立ち上げたのが2021年。「棒読み」とはとにかく規格外なコンセプトで、その「棒読み」が笑いを誘うという想定外の芝居が見られる劇団なのです。実はオーディションにも応募した筆者が、このたび劇団スティックの面々にインタビューできることになりました!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:金田一ワザ彦)

塙 宣之●はなわ・のぶゆき…1978年3月27日生まれ。千葉県我孫子市出身。漫才コンビ・ナイツのボケ担当。相方は土屋伸之。一般社団法人漫才協会会長。マセキ芸能社所属。兄はお笑いタレントのはなわ。著書に「言い訳 -関東芸人はなぜM-1で勝てないのか-」「極私的プロ野球偏愛論 -野球と漫才のしあわせな関係-」「ぼやいて、聞いて。」「静夫さんと僕」がある。24年公開の漫才協会のドキュメント映画の監督としてデビュー予定。X(旧Twitter)

 

劇団スティック●げきだんすてぃっく…「棒読み」「棒演技」がコンセプト。劇団員はおもにネットでのオーディションで選ばれた。YouTubeチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」内でミニドラマやトークの配信、舞台公演などの活動を行う。今回インタビューに参加したメンバーは以下の通り(敬称略)。上段左から、高橋テルノブ、鈴木三点倒立、コマネチ、スガモ智之、越川みつお、堀江俊介。下段左から未確定空白、暇田桂子、座長・塙宣之、岩井洞子、イザベラ今回欠席はちはね、おきちえり、東堂祐太郎、田荒井優佑。

【劇団スティックさん撮り下ろし写真】

ラジオで困ったら劇団スティックの話をすればいい

 劇団スティックの取材なんて、どうかしてますよ。ドッキリみたい(笑)。

 

──最初に塙座長から、劇団スティックを作ろうと思った経緯を教えてください。

 

 オーディションをスタートしたのはコロナ渦になって1年ぐらい経った2021年春ごろです。連続ドラマに出ていた時、自分の演技を「棒読み」ってすごくイジられていたんで、それならいっそ棒読みの劇団を作ろうということで、劇団スティックという名前で2021年9月6日に立ち上げました。

 

──そもそもドラマに出たきっかけは?

 

 出たいという気持ちはまったくなかったんです。『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)は2018年(シーズン3)からなんですけど、話がきた時は、断るのもなあ、やればネタになるな、ぐらいの気持ちでした。

 

──次のシーズンのオファーが来たときはどう思いました?

 

 テレビ朝日の人はすごく変わってるんでしょう(笑)。

 

──ドラマの仕上がりも変わってますね。

 

 でも僕が入った時は、まだそんなに変なドラマではなかったです。だんだん収拾つかないぐらいもうわけわかんなくなって。まあ皆さんに助けられたって感じです、内藤剛志さんや本田博太郎さんに。

 

──周りはすごい方々ですよね。で、そうこうしているうちに、ラジオで高田文夫先生から……。

 

 そう、「流れるような棒読み」っていうね。キャッチコピーをつけていただいたので、それは今でもネタに使わせていただいてます。

 

──そこから劇団立ち上げという発想は急展開な気がするんですが。

 

 コロナ禍だったから暇だったんでしょうね。それでもラジオがあるから。基本的に月~木が『ラジオショー』(ニッポン放送)で、土曜日『ちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)。週4日30分のオープニングをやって土曜日もあるので、とにかくラジオのネタが欲しいわけです。伊集院 光さんもそうみたいですけど、自分でネタを作るしかないんですよ。YouTubeで「地下芸人ラジオ」もやって「なんであんなことまでやるんだ」って言われますけど、これもラジオでしゃべるネタのためにラジオをやってるわけです(笑)。だから劇団をやることによって、もうとにかくネタに尽きない。困ったら劇団スティックの話をすればいいじゃないですか。

 

一同 (笑)。

 

──オーディションはどのように進めたんですか。

 

 応募がけっこう来たんです。200人とか300人ぐらいかな。

 

──240人から44人に絞ったとYouTubeでおっしゃってました。

 

 忘れてました(笑)。書類審査、あと写真を見て、「棒」みたいな人を選んでいったんです。応募者は全国にいらっしゃって、全部リモート面接でオーディションは進めました。ただ棒読みかどうかっていう判断は自分ではできなかった(笑)。なので、セリフを読んでもらうよりも会話をする中で、人柄とか、そういうもので選んでいきました。

 

──今日はいらっしゃらないですけど、ちはねちゃんは神戸からの応募でしたね。

 

 いずれ上京するということを聞いたのと、あとハイスクール漫才(吉本興業主催の高校生の漫才日本一を決めるコンテスト)で優勝したっていう、とんでもない実績があったので、面白いかなと思って。

 

芝居公演をやったほうがいいかなって、落ち着きました

 ネタ作りの一環、そういう自己満足で始めちゃったところはあるんですけど、YouTubeでドラマ作ったりしていた時より、3月に旗揚げ公演をやった時は、やっぱり生の舞台はいいな、劇団やってよかったと思いましたね。大学の時も落研で部長やってコントとか作っていたので、そういうみんなに何かを作っていくのが久々にできた感じがして、すごく楽しかったです。大学の時の一個上の先輩が旗揚げ公演の脚本を書いてくれた小川さん(放送作家・小川康弘)なので、久々に一緒にやったのがまた楽しかったですね。

 

──キングオブコントにも劇団スティックとして2年連続出場して、昨年は1回戦敗退でしたけど、今回は準々決勝までいきました。本気のメンバーがいたとか。

 

 恥ずかしくなっちゃいました(笑)。控室で劇団のみんなが「決勝行ったら次の日あの番組に出るのか」とか言ってる時点でもうちょっとダメだなと思いました。

 

一同 (大笑い)。

 

 行くわけねえだろと思いながら、一人だけやっぱり冷静で。去年は1回戦突破が目標でした。今年は2回戦まででよかったと思ってるんですよ。多分、劇団のメンバーたちはわかんないかもだけど、俺はわかったんです。準々決勝での本気の芸人たちのまなざし。「荒らしに来んなよ」っていうのが。自分はM-1グランプリも予選から参加したから、これ、ちょっとよくないなと思って。来年以降は参加するなら劇団スティックのメンバーの方たちだけでいいかなと思いましたね。

 

──演出に専念しますか。

 

 演出……まあ演出というか、何もしないです。

 

一同 (笑)。

 

 演出すると口出したくなっちゃうんで。

 

──ネタ作りでも、頭に浮かぶのは時事ネタばかりで、コントが作れないと?

 

 それはもう申し訳なかったですね。やっぱり限界ありますよね、時事ネタだけだと。実は時事ネタを思いっきりやったんです、準決勝で。だけど、そういうことじゃなかったんだなって思いました。小屋によるところがあるでしょう、お笑いって。今回やったネタはちっちゃいとこだとウケる笑い。完全に2回戦の小屋の大きさのものを準々決勝の大きな舞台でやってしまったので、もう余白がすごかったです、サイドの余白が(笑)。全然使いこなせない。

 

──去年チャレンジした様子はYouTubeに公開されていますが、今年のはまだですね。

 

 今年のネタはもう撮らないです。アナザーストーリーみたいなのをYouTubeにもうすぐあげるんですけど、多分一番面白いのがウチで合格発表の時に「おっしゃ!」ってなってたところ。

 

一同 あはははっ。

 

 あれ以上のものはもうできないです。ネタはYouTubeであげられない映像です、そもそも(笑)。

 

──以前作られていたミニドラマ、刑事ものの『泥棒めし』はわかるんですが、医療ものの『ジーニアスドクター』にもチャレンジされてて、お金もかかるのにすごいなと思いました。

 

 大変でしたね。お金もそうですが編集も大変、時間もかかる。僕のYouTubeっていろいろな制作会社が入ってるんですけど、制作の人から「これ誰がお金払うんですか?」みたいな話になって、全部持ち出しでやってました。なかなかドラマって簡単に撮れない。

 

──それでもクローズアップとかを多用してちゃんと医療ドラマになってるなと思って見ていたんですけど、手術のシーンでカメラが引いちゃって「あきらかに手術台が単なるテーブルだ」って思ってドキドキしちゃって。

 

 よく見てますね。そんなのあなただけでしょう?

 

一同 (大笑い)。

 

 見なくていいでしょう、あんなの(笑)。今振り返るとあのころはなんだったんだっていう時期ですね。何をやってたんだ俺たちはっていう。

 

──『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のパロディみたいなのもありましたよね、自撮りカメラで揺れる映像の。

 

 あった! あれなんだっけ?

 

岩井洞子 ホラードラマを撮りたくて。見ていただいたんですね、ありがとうございます。

 

──いやいや、見てて楽しいんですけど、再生回数が気になったので、見たら488回でした。

 

一同 がははははぁ。

 

──そういう時期を経て、舞台公演になっていったんですね。

 

 そうですね。もともとYouTuberじゃないので、ちゃんとした芝居公演をやった方がいいかなっていうふうに落ち着きましたね。まあ、1年に1回でも2年に1回でもやろうということで。

 

──で、春先に旗揚げ公演(2023年3月24日・豊島区南大塚ホールで開催『君があの子で私も誰かで』)があって、夏にはキングオブコントへのチャレンジがあって、今どういう時期ですか?

 

 今は何もないですよ。ナイツの独演会がもう来月から始まりますから。今日だっていち早く帰ってネタ作りたいんですから。

 

旗揚げ一発目にしては難しいやつやっちゃったっていう感じでした

──旗揚げ公演の内容なのですが、「棒演技」の方々にはまったく向いてないような、難しいストーリー(※1)に敢えてしているように思えました。

※1…『君があの子で私も誰かで』は、2人の妊婦が神社の石段からいっしょに落ちて、心と体が入れ替るという話。武器としての「棒」使った殺陣のシーンなどでも、さまざまな人物がぶつかるたびに心と体がどんどん入れ替わる。

 

 一発目にしては、ちょっと難しいやつやっちゃったっていう感じでした。

 

──妊婦の心と体が入れ替わるなんて、すごいアイディアですよね。

 

 そうそう。お腹の子どもまで入れ替わってるかもみたいな。

 

──見てるほうも、なんと言ったらいいか……知らない人と知らない人が入れ替わっても、どう見たらいいかわからなくて。

 

一同 うなずく。

 

 さすがです。そうです、そうです。だからもうなんか最後みんな麻痺してて、戸田恵子さん(※2)に対してやりすぎなんじゃないか、もうちょっと抑えてもいいぞって、俺は思ったんですけど。

※2…ゲストとして芝居の終盤に戸田恵子さんが登場。見事な入れ替わりの演技を見せた。

 

──すごいハイテンションでしたね。

 

 逆に戸田恵子さんが浮いてる感じ。

 

一同 わはははははぁ。

 

──ところがそのハイテンションが入れ替わったら効いてくるという。

 

 そういうことです。戸田さんがすぐ察してそういうふうにしたほうがいいんじゃないかと。要するに入れ替わりを見せなきゃいけませんからね。ただ、もう殺陣シーンの練習のときから、誰が誰に入れ替わってるのか、みんなわかってなかった。

 

──妊婦役のお2人、暇田桂子さんとおきちえりさんはかなり出番が多かったですね。

 

 暇田(桂子)さんとおき(ちえり)ちゃんはほぼ主役、出ずっぱりでした。『マツコ会議』(2023年9月23日に最終回を迎えた日本テレビの番組)でも取り上げられて。そうそう、『マツコ会議』を見てた亀梨(和也)君が、今度やるときは見に来るって言うんですから。亀梨君は『マツコ会議』二度見たって。

 

一同 拍手。

 

──今YouTubeで公開されている旗揚げ公演の模様はゲネプロの映像ですが、本番との違いはありますか?

 

 本番のほうがウケてましたね。本番で高橋(テルノブ)さん、セリフを噛みまくって面白かったです。そうそう、ゲネプロを撮影してた佐藤さんがいびきかいたのも面白かった。思いっきり寝てたみたいです。びっくりしますよね、ほんとに。

 

圧倒的エースです、「棒」という意味で。本当にできないやつだから

──ではメンバーの方からコメントいただきます。鈴木さんから順番に。

 

鈴木三点倒立 ドラマとか映画のオーディションになかなか受からず、やめようかなと思った時期に、母親がラジオリスナーで劇団スティックのことを知りました。今のところ手応えはないです。いまだにオーディションは落ちてます。

 

 スティックの中では実力派なのにね。

 

──実力というのは「棒」ってことですか?

 

 「棒」じゃないです、一番上手いぐらいです。

 

──スガモさんはバスケット選手の衣装ですね。

 

スガモ智之 バスケットの富永選手のモノマネで冨短(とみじか)選手をやってます。僕は本当に入れてもらって感謝しかないです。

 

 20年来の付き合いですが、この場所を押さえてくれるっていうだけでいる、正式メンバーではなく研修生です(笑)。

 

スガモ 僕はネタとかも、もう棒読みっていうか、抑揚がなくて。一人コントもできなくて。

 

 圧倒的エースです、「棒」という意味で。本当にできないやつだから腹立ってくる(笑)。

 

──コマネチさんはビートたけしさんのファンですか?

 

コマネチ そうです。自分は社会人劇団とかあったら入ろうって思ってたんです。トイレの個室で合格通知のメール開いて「ああ!」って叫んじゃいました。入ってみたら刺激が強くて、知らないことばかりで幸せです。

 

 小道具とか作るのが上手いんですよね、実家が看板屋さんで。殺陣の木刀を作ってくれました。

 

──またこちらも変わった名前ですね、未確定空白さん。

 

未確定空白 音楽大学の作曲科を出て、譜面作ったり、伴奏の仕事をしていたんですが、コロナで全部失いました。それで舞台に上がりたい気持ちもあったところで募集を知って、就職活動のエントリーシートを出す感覚でした。テレビの取材とか、思った以上にいろいろなことを経験させていただいています。「スティック飯」を作ったのも光栄でした(※3)。

※3…棒状の料理で競う企画「【劇団スティック】第一回スティック飯選手権」は2022年10月10日公開。

 

 暇田桂子さんは本名わかんないですから。

 

暇田桂子 「暇」っていう漢字が好きなんです。

 

──舞台を見て「棒読み」の見本みたいな方だと思ったんですが、小さいころからなんですよね……。

 

暇田 はい、よくからかわれていたので、それを活かせることができるのかなと思って。

 

──あの量のセリフを全部覚えて。

 

暇田 絶対間違えないぞって思いで頑張りました。周りもみんな感動してくれました。ふだんはふつうの会社員で、会社のみんなも応援してくれて。

 

 暇田さんが考えた「イチジク」っていう作品も、いつかちゃんと作って公開したいね。公園で土の中から出てくるホラー。一応撮ったんですけどね。こだわりが強くて、なかなかまだ編集できてなくて。

 

──続いては岩井洞子さん。

 

 ズーム面接していて洞子さんが一番最初に合格って感じでした。喋り方とか発声もしっかりしてるわけじゃないから、面白いなと思って。でも舞台はもう全然違って上手でした。

 

岩井洞子 舞台は……大変でした。高橋(テルノブ)さんが……とにかく噛みまくってて、それに釣られないようにするのが……。

 

一同 (笑)。

 

 もともとお笑いファンですよね。THE Wも一人で出て去年は2回戦まで。

 

岩井 もともとナイツファンなんです。THE W、今年は一回戦で落ちて。あとM-1も出たんです。

 

 M-1も出たの! 誰と?

 

岩井 ちょっと内緒で。

 

 なんでだよ(笑)。

 

岩井 空白さんと(笑)。ダメだったんですけど。

 

 どんどんやってください。そういうの面白いですよ。

 

──どういうネタなんですか。

 

 気になりますよね。

 

空白 「コミュ障のコミヤで~す」っていうのを、洞子さんが言うネタです(笑)。

 

──THE Wでのピンネタはどんな感じで?

 

岩井 不動産屋のお客さんが上の階の人に通報されちゃったっていうから、草でも育ててらっしゃるんですか、っていうような……。

 

 面白いね。洞子さんは頭の中が面白いから。

 

岩井 自分としては地道に思い出作りをしていきたいなと思ってます。

 

──高橋さんはルシファー吉岡さんと似てるってネットに書かれてますね。

 

高橋テルノブ よく言われます。僕は10年以上演劇をやってきて、この中の誰よりもうまいと思っていたんですが、今回舞台をやってみたら誰よりも下手だった。見に来た家族にもお前よりうまいやつたくさんいたって。

 

 でも、舞台のバミリ(立ち位置などの印)付けるのうまいですから。

 

高橋 それ、裏方(笑)。バイトで病院の事務をやってて、コロナもあって舞台もやめようと思ってたんですよ。ひょんなことからYouTubeの募集にたどり着いて。旗揚げ公演では、俺が一人で頑張らなきゃみたいに思ってたんです。

 

一同 (爆笑)。

 

高橋 でもそうじゃなかった。

 

 すぐわかりましたよ(笑)。

 

高橋 経験者として引っ張っていくぞと思ったら、引っ張られてた(笑)。

 

──イザベラさんは衣装を担当されているんですね。

 

イザベラ 本業はスタイリストなんですけど、今は舞台進行の仕事をしてます。今も本番中で、今日お昼公演を東京芸術劇場のプレイハウスでやってきて。アーサー・ミラー原作の『橋からの眺め』です。

 

 本当にいつも関わっていただいてますけど、大丈夫なんですか?

 

イザベラ こちらが第一優先です。

 

一同 (笑)。

 

イザベラ 旗揚げ公演の本番前が激務だったので、なかなか稽古に出られず、それが本当に心残りでございます。戸田恵子さんと絡むとても大きな役をいただいていたのですが、戸田さんとは当日だけお会いして、立ち位置だけ決めるみたいな時に、いろいろ話をさせていただいて。

 

──あそこのシーンはちゃんと心と体が入れ替わってるように見えました。

 

イザベラ あれはもう本当にゲネプロの時も本番の時もどういう風にするかを戸田さんと話をして。戸田さんのアクションをとにかく見て、変わった瞬間にあれになるっていうのをもうそこだけはちゃんとやりたかったので。戸田さんの胸を借りる、もうそれだけだったので、お客様に伝わっていたのなら、本当にありがたいことでございます。

 

──越川みつおさんは、男性アイドルグループBOYS AND MEN出身ですが、すごい人がまた入りましたね。

 

 越川くんはオーディション組じゃなくて、木根尚登さんから託されたんです、越川を頼むねって。そう言われてもどうしたらいいだろうか、じゃあ劇団スティックに役者として入ってもらえば、頻繁に会えるかなと。入ってもらってよかったですよ。いいフックになってますよね。実際に舞台の経験もあるので。木根さん、旗揚げ公演の当日、車ぶつけてしまって来れなかったんですが。

 

一同 (笑)。

 

 落ち込んでそのまま家に帰ったらしいです。来てほしかったですよね。

 

──越川さんから見て、塙座長はどんな方ですか。

 

越川 本当にお笑いの第一線でやられている方が、芸人さんもいらっしゃいますけども、素人を集めてなんかよくわからないことをやってるわけじゃないですか。で、誰よりもゲラゲラ笑ってらっしゃるので、その姿を見ると、懐は広いし、いい意味で変態なんだなと思いましたね。

──旗上げ公演はいかがでしたか?

 

越川 僕も今までいっぱい舞台立ってきましたけど、これまでで一番怖かったですね。

 

 「入れ替わりが来たぞう」って言ってよ、バカでかい声で(笑)。大好きなんですよ、あのセリフ。一人だけめちゃくちゃ声通るから。

 

越川 (笑)。でも、もう怖くて、稽古やってても小屋に入っても、最後まで手応えがなくて。でもお客さんの反応を見て、あ、こういった価値観もあるんだなってことを初めて知れてよかったなと思ったんですけど……。

 

 お笑いと芝居、どっちでもないから難しいよね。このスティックの舞台は。面白くしても、真面目にやりすぎても。

 

越川 いっそ僕も棒読みでやったほうがとも思ったんですけど、普通にやってくれればいいっていうふうに言われて、気が楽になったんです。普通にやることで、周りが際立っていくことが今は喜びなので、自分が目立とうとは一切思ってなくて、本当にフューチャーされる人がたくさんいてよかったです。今までとは全然異次元の舞台でしたね。新たな扉が開きました。

 

──最後はお弟子さんですね。

 

堀江俊介 漫才56号・堀江です。最初劇団をやるって聞いたときは、僕らはスタッフというか、裏方に回るのかなと思ったら、一応研修生という扱いで、出させていただけるっていうので、それこそオーディション組もいる中で、参加していいんですかみたいな気持ちがありました。師匠が与えてくれた経験なので、これきっかけで何かに活かせたらいいかなと。演技も初めてしますし。本当に勉強になります。

 

 ほかの弟子とは温度差があって。

 

堀江 僕は皆勤です。

 

──動画見ててもいつもいらっしゃる。

 

 それがいいところです。

 

堀江 師匠のためですから、何でもやります。

 

 動きも早いし。だから今日のこの集会所も堀江が押さえられるので、スガモはもういらない。

 

スガモ いやいやいや。押さえますよ!

 

──今日参加されていないメンバーについても塙さんのコメントをください。ちはねさんは入団の経緯をさきほどお聞きしましたが……。

 

 彼女は芸人として売れてくれればいいなと思っています。おきちえりさんは、色々な音楽を作ってくれているので助かっています。劇団のムードメーカーで副座長的な存在です。

 

──吉本所属のなんとかずの東堂さんと田荒井さんは?

 

 2人は漫才をやりたくて入っているので、芝居よりもバイトを優先してしまうこともあるのですが、ギャグとしてありかなと。今回お芝居をしたい後輩、漫才をしたい後輩がわかったというのがやってみてわかりましたね。

 

それぞれ輝いてほしい、ハッピーになってもらえばいいです

──劇団スティックの活動の方向性ってあるんですか。

 

 方向性はまだわからないですが、1年に1回、春に公演をやって、それと自分が漫才しか書けないもんで、そこは無理しないで、小川さんに座付き作家になって書いてもらおうかなと。

 

──最終目標はありますか。

 

 最終目標って(笑)。テロ組織みたいな、やめてください(笑)。最終目標はやっぱりまあ、僕は自分の仕事があるんですけど、皆さんがどういうことを目的にしているかわからないので……だから芸人やってるメンバーもいれば、演劇やられてる人もいて、みんながそれぞれ輝いてほしい、ハッピーになってもらえばいいです。だからあんまり劇団スティックがあることによって大変だな、みたいになっちゃうと申し訳ないので、趣味のサークル的なものがいいかなと思ってます。

 

──ミュージカルに挑戦するともおっしゃってましたが、来年の春はその方向ですか?

 

 一応小川さんにはミュージカル作ってくれって。場所は南大塚ホールという我々のホームで。

 

一同 (ざわめき)。

 

 来年は2日押さえようかなって。やってくれるイベンターさんがいればね。

 

──ところで、じつは私も劇団に応募してたんです。塙さんは書類審査の時からご自身で審査されていたのですか。

 

 書類審査から自分でしていたのですが……金田一さんがいたのは記憶にないです。

 

──なんか変な空気にしてすみません(応募写真、ふざけすぎていたか……)。

 

 

 

新内眞衣&寺川俊平アナMC『めざせ!切り出し職人』今夜スタート 動画クリエイターがテレ朝番組の“切り出し動画”を制作

「バラバラ大作戦」の新番組『めざせ!切り出し職人』(テレビ朝日 ※関東ローカル 深夜2時47分~3時04分)が、本日10月12日(水)にスタートする。

 

豪華出演者×若手クリエイターがタッグを組み、平日深夜に放送している新感覚バラエティゾーン「バラバラ大作戦」(毎週月~木曜 深夜1時56分~3時04分/金曜 深夜2時26分~3時)。2020年10月のスタート以来、SNSやネット配信と柔軟に連動し、地上波の枠にとらわれない多角的な展開で大反響を獲得。14コンテンツからスタートし、今春からゾーンが拡大され18コンテンツにパワーアップ。それぞれの斬新な企画が話題を集めてきた。

 

また、放送開始から3年の間に全番組の中で最も面白い番組を決める「バラバラ大選挙」を計6回実施し、姉妹ゾーンである「スーパーバラバラ大作戦」などに駒を進めるコンテンツを多数輩出。いまや「バラバラ大作戦」は、笑いの新潮流を生み出す一大トレンドゾーンへと成長を遂げている。

『めざせ!切り出し職人』(c)テレビ朝日

そんな「バラバラ大作戦」にこの秋、6つの新番組が誕生。そのうちの一つである『めざせ!切り出し職人』が本日スタート。番組では、ちまたの動画クリエイターたちがテレビ朝日の番組を題材に、TikTokやYouTubeショートなどで今はやっている“切り出し動画”を制作。わずか30秒にクリエイターそれぞれのアイデアと技術を詰め込み、人気切り出し動画クリエイター、通称“切り出し職人”を目指す。番組MCは、テレビ、ラジオ、舞台などマルチに活躍する新内眞衣と寺川俊平アナウンサー。ゲストと共に切り出し動画を見ながら、動画の面白ポイントや驚きの編集技術について語っていく。

『めざせ!切り出し職人』左から)寺川俊平アナウンサー、新内眞衣、アンジェリーナ1/3 (c)テレビ朝日

初回は、ゲストにガールズバンド・Gacharic Spinのアンジェリーナ1/3を迎える。『~なぜここにいるの?~ごみ物語』『お願い!ランキングpresentsそだてれび』の2番組を題材とする今回は、どんなPR動画が生まれたのか。新内、寺川アナのコメントは以下を参照。

 

新内眞衣 コメント

バラバラ大作戦に参加できとてもうれしいです!初回収録を無事に終えたのですが、収録の前日はあまり寝られないくらい、実は緊張していました…!まだ寺川さんとぎこちないので、これから仲良くなれるのを楽しみにしています!『めざせ!切り出し職人!』深い時間ですがぜひよろしくお願いします!

 

寺川俊平アナウンサー コメント

ダブルMCという大役を頂きまして、いやはやどうしたものかと思っている今日この頃。しかし!悩んでいる暇などないのです。新内さんに引きずり回されるくらい引っ張ってもらいつつ、目指すは、告知番組の枠を超えた大型番組化です。各番組が、「お願いです、告知してください!」って言ってきちゃう日も遠くない!はず!

 

番組情報

バラバラ大作戦『めざせ!切り出し職人』
テレビ朝日 ※関東ローカル
2023年10月12日(水)スタート
毎週木曜 深夜2時47分~3時04分

(c)テレビ朝日

大谷亮平、平井理央、須田亜香里が過去に“キュン”とした相手に想いを伝える『あのとき告っていればどうなった?!』

『あのとき告っていればどうなった?!』(日本テレビ系 午後10時~11時)が、10月11日(水)に放送される。

『あのとき告っていればどうなった?!』左から)須田亜香里、平井理央、大谷亮平(c)日本テレビ

 

この番組は、過去に付き合ってはいないけど“キュン”とした相手に「もしもあのとき告っていればどうなったのか」を確認していくバラエティ。MCは、吉村崇(平成ノブシコブシ)、佐藤栞里。パネラーとして、アン ミカ、若槻千夏、池田美優、平子祐希(アルコ&ピース)が登場する。

 

1人目の告白ゲストは、大谷亮平。2006年、韓国で俳優デビューして以来、日本でも、数々のドラマや映画で主演も務めるイケメン実力派俳優。さらに、ピアノの腕前も一流。しかしプライベートでの恋愛事情は謎な部分が多いミステリアス男子だ。

 

そんな大谷が「あのとき告っていれば…」とひそかに想っている人は、映画やドラマでは、何度も主演を務め、日本アカデミー賞を含む、数々の受賞歴を持つ、人気女優M。無名時代にバーで出会い、その後チャンスを求めて渡った韓国での再会、韓国での大ブレークを果たし日本に凱旋帰国、そこでもまた偶然の再会、そして運命のドラマ共演、しかもキスシーン。最初の出会いから18年間、いつも大女優の圧倒的オーラと、無名時代の自分にもきさくに接してくれた飾りのない優しさを兼ね備えたMに憧れのような想いを抱いており…。

 

2人目の告白ゲストは、平井理央。その愛らしいルックスでフジテレビ女子アナ黄金期を支えた平井。現在はフリーアナとしてキャスターやバラエティ番組などで幅広く活躍中。そんな平井が「あのとき告っていればどうなった?!」とひそかに想っている人は、実力派イケメン俳優K。

 

実は平井はフジテレビアナウンサーになる前、16歳でモデルとして芸能界デビュー、今から20年前、大学生でモデルを卒業し女優を目指し、いきなりゴールデンタイムのドラマのせりふのある役に大抜てき。右も左もわからず、ただただ周りの迷惑にならないようにとだけ考えていた平井に優しく接し、親切にアドバイスをしてくれたのは、当時22歳の人気イケメン俳優だったK。Kからの一言を機に自分自身を見つめなおし、自分の人生を変えてくれたという。

 

3人目の告白ゲストは、須田亜香里。元SKE48のアイドル須田が「あのとき告っていればどうなった?!」とひそかに想っている人は、MCや俳優、コメンテーターまでマルチに活動する年上の“ダンディな芸能人T”。出会いは今から7年前。Tの出演するラジオ番組に須田が新メンバーとして迎えられた。OA中は豪快なキャラクターで、容赦のないいじりを仕掛けてくるTが、収録後に見せる優しさと気配り。個人としての須田にも、芸能人としての須田にもいつも優しく真摯に寄り添ってくれたTに感謝だけでない思いが募ったそう。

 

第4弾となる今回は、告白ゲストの大谷、平井、須田がキュンとしたけどまだ想いを伝えていない相手に伝える。スタジオ横の待ち合わせカフェのセットに、果たして「想い人」はやってくるのか。「あのとき告っていればどうなった?!」、その答えは…。

『あのとき告っていればどうなった?!』(c)日本テレビ

番組情報

『あのとき告っていればどうなった?!』
日本テレビ系
2023年10月11日(水)午後10時~11時

MC:吉村崇(平成ノブシコブシ)、佐藤栞里
告白ゲスト:大谷亮平、平井理央、須田亜香里
パネラー:アン ミカ、若槻千夏、池田美優、平子祐希(アルコ&ピース)

番組公式X:https://twitter.com/anokoku_ntv

©日本テレビ

アイナ・ジ・エンドが芸人のボケを考案!ハシヤスメ・アツコと久々の共演も大混乱の事態に『くりぃむナンタラ』

10月11日(水)放送の『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系 午後11時45分~深夜0時15分)は、「クイズ! アイナ・ジ・エンドが考えました」を送る。

 

今回は、人気お笑い芸人が披露するネタの中に、ひとつだけ紛れ込んでいる“アーティストが考えたボケ”を当てる「クイズ! アイナ・ジ・エンドが考えました」を開催。その名のとおり、今回ボケ考案&進行も務めるゲストとして登場するのは、6月に人気絶頂の中で解散した元BiSHのアイナ・ジ・エンド。

 

映画「キリエのうた」(10月13日(金)公開)では初主演を務めるなど、幅広く活躍中しながらも「バラエティのMCをするのは初めて」とはにかむアイナだが、有田哲平や上田晋也に「意外性はないよ!(笑)」とツッコまれ、思わず苦笑してしまう。

『くりぃむナンタラ』左から)野田クリスタル、ハシヤスメ・アツコ (c)テレビ朝日

 

有田、上田、野田クリスタル(マヂカルラブリー)とともに解答者として参戦するのは、アイナと同じく元BiSHのハシヤスメ・アツコ。「ビックリしました! 解散ライブぶりに会いました」と、解散後初となる共演に大興奮。

 

アイナからの「あっちゃん、めっちゃ声が大きくなってる(笑)」と、思わぬツッコミと久しぶりの再会に恥ずかしさをのぞかせる場面も。「ずっとアイナと一緒にいたので、自信があります!」と意気込むハシヤスメだが、その結果は。

 

今回、アイナが考えた渾身のボケを組み込んでネタを披露する芸人は、ジョイマン、オジンオズボーン篠宮、大林ひょと子。この3組のネタを見て、4人の解答者たちはアイナ考案のボケが一体どれなのかを推理していく。

『くりぃむナンタラ』左から)アイナ・ジ・エンド、ジョイマン (c)テレビ朝日

 

トップバッターのジョイマンが披露するのは、おなじみのラップネタ。アーティストのアイナとは「ネタの相性がいいんじゃない?」という野田の言葉に、アイナも「私のラップ魂がにじみ出ているから簡単だと思う」とニヤリ。ハシヤスメも「アイナの歌詞っぽい!」と自信満々で予想する。

 

そんな中、有田は鋭すぎるネタ分析を披露し「これはアイナの大ミス! まさにアイナ・ジ・エンド!」とアイナを一刀両断。有田の指摘に苦笑いするアイナ。篠宮のネタ「ギャグロビクス」でも有田と野田の分析は勢いを増し、アイナはすっかりタジタジ状態に。

 

そんな中、大林ひょと子のネタでは、まさかの大波乱。「めっちゃ難しい…」と頭を抱える野田、「なんだかとてもすがすがしい顔をしていますね(笑)」とアイナに指摘された上田。

 

アイナの本質にまで踏み込んで予想を展開する有田、そして「アイナがやりそう」と長年の付き合いで推理するハシヤスメ。4人を大混乱に陥れる事態がぼっ発する。果たして、解答者4人はアイナ渾身のボケを見抜くことができるのか。

 

 

番組情報

『くりぃむナンタラ』
テレビ朝日系
2023年10月11日(水)午後11時45分~深夜0時15分(※一部地域を除く)

(c)テレビ朝日

吉岡里帆とマクドナルドの「カウントダウン10」に挑戦!新企画では人気芸人の所持金が明らかに『華大さんと千鳥くんSP』

10月10日(火)放送の『華大さんと千鳥くん 秋のロケ祭り2時間SP』(カンテレ・フジテレビ系 午後9時~10時48分)に、吉岡里帆、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)、福田麻貴(3時のヒロイン)がゲスト出演する。

 

博多華丸・大吉と千鳥、かまいたちが「全力で遊んで、全力ではしゃぐ!」をテーマにさまざまな企画に挑戦するバラエティ『華大さんと千鳥くん』。豪華ゲストとのスタジオゲームや大はしゃぎのロケなど、華大&千鳥&かまいたちが先輩後輩の垣根や体力の限界を超え、全力で笑いを提供している。

 

今回は人気ゲーム企画やロケが目白押しの2時間スペシャル。まずはゲストに吉岡里帆を迎え、人気ハンバーガーチェーン「マクドナルド」で、好評企画「カウントダウン10」に挑戦する。“最新売上金額ランキングTOP30”の中から、ランキングが低い順に10品を連続で予想し、当てた品数に応じて賞金を獲得できるこの企画。進行は濱家隆一が務める。

『華大さんと千鳥くん 秋のロケ祭り2時間SP』吉岡里帆(c)カンテレ

過去に同社のCMにも出演し、「ダブルチーズバーガーが好き」という吉岡。「ドラマの撮影中にはマックスまで体を疲れさせてマックに行く」というエピソードも明かす。

 

30位に近いメニューの予想では、吉岡が選んだスイーツで好発進。しかしその後、予想が外れると、吉岡と同じくCMに出たことがあり、「間違えるわけにはいかない」といつも以上に気合い十分な山内健司が、「女性ゲストだからって優遇するのやめませんか」と吉岡相手に暴言連発。

 

また、大吉があの人気メニューを「食べたことがない」と告白し、全員を驚がくさせる。さらに、ピンチの連続に吉岡が平謝りする場面も。果たして賞金を獲得することはできるのか。

 

収録後、吉岡は「以前、(マクドナルドの)期間限定商品のCMに出演させていただいて、今まで自分が好きなベーシックなものをあまり順位で捉えていなかったのですが、今回結構意外な順位を知ってびっくりしました! 全部1位というぐらい、それぞれが強いですよね! サムライマックがやっぱりすごいなと思いました」と、ランキングの結果に驚いた様子。

 

『華大千鳥』メンバーとの共演については、「千鳥さんは、“大悟道(千鳥の単独ライブ内で披露されるオリジナル芝居)”で何度かライブに出させてもらっているので、本当に安心感がありました。博多華丸・大吉さんは、相変わらずお2人がかわいらしくて癒やされました!」と感想を述べた。

 

最後に「大好きなマクドナルドのランキングを当てようと、私たちが悪戦苦闘しているのを楽しんで見ていただけたらなと思います。めちゃめちゃ意外な答えが出てきます!」と、見どころを語った。

『華大さんと千鳥くん 秋のロケ祭り2時間SP』左から)山内健司、福田麻貴(c)カンテレ

続いては、3時のヒロイン・福田麻貴をゲストに迎え、新企画「街なか6連単 財布に入っている現金が多いのは誰? ランキング」に挑戦。華大チーム、千鳥チーム、山内・福田チームに分かれて、所持金が「多そうな人」と「少なそうな人」をそれぞれ1人ずつスカウト。計6名の所持金ランキングを予想する。

 

華大はアイドルイベントに参加するため茨城から来た40代男性を「チェキを撮ったり現金が要るはず」とスカウト。山内と福田は、東京観光中のフランス人留学生や、お金持ちそうな年配の男性などに声をかける。千鳥は場外馬券売り場にいる人たちを捜索。さらに、ルミネtheよしもとの楽屋にも突撃し「いいね! 売れっ子来た!」と、ある芸人を連れてくる。

 

また、北海道を舞台にした「100万円山わけ! ミリオンクルーズ!」では、メンバーが賞金を懸けたミッションにチャレンジ。「全員で協力しましょう」と呼びかけるノブに対して、山内が「もちろんです!」と意気込むも、全員から疑いの目を向けられてしまう。そして、賞金獲得目前に事件が勃発。メンバーの中に裏切者が…。果たして賞金の行方は。

番組情報

『華大さんと千鳥くん 秋のロケ祭り2時間SP』
カンテレ・フジテレビ系
2023年10月10日(火)午後9時~10時48分

MC:博多華丸・大吉(博多華丸、博多大吉)、千鳥(大悟、ノブ)
準レギュラー:かまいたち(山内健司、濱家隆一)
ゲスト:吉岡里帆、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)、福田麻貴(3時のヒロイン)

(c)カンテレ

桜井日奈子、ヒコロヒーらと「家に潜む危険から身を守る方法」を学ぶ『カズレーザーと学ぶ。』

10月10日(火)放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系 午後10時~11時)は、「家に潜む危険から身を守る方法」をテーマに送る。

『カズレーザーと学ぶ。』左から)岩田絵里奈アナ、ヒコロヒー、斉藤慎二、桜井日奈子、村上、カズレーザー(c)日本テレビ

 

毎回、カズレーザーと一緒に知れば人生観が変わる新知識を最先端の研究者から学ぶ本番組。今回のテーマは「家に潜む危険から身を守る方法」。斉藤慎二(ジャングルポケット)、桜井日奈子、ヒコロヒー、村上(マヂカルラブリー)を迎えて、近年の研究で明らかになった“家に潜む危険”と人生が変わる”住まいと健康の新知識”を学ぶ。

 

人生の大半は家の中。日々、快適度が進化する現代住宅だが、そこには健康を脅かす思わぬ落とし穴が…住まいの環境は「寿命」に直結する。そんな「家に潜む危険から身を守る方法」にまつわる講義は、「生存競争を勝ち抜いた最凶ダニ」「アレルギーが増える!? 都市化で善玉ハウスダスト大減少」「日本人が危ない! 水回りに潜む病原菌“肺NTM症”」という3つを深堀りしていく。

 

「生存競争を勝ち抜いた最凶ダニ」では、アレルギー疾患、特にぜんそくの主な原因と言われているのがダニ。中でも近年“ヒョウヒダニ” が急増している。家庭内のほこり1グラムの中に500匹のダニがいるとぜんそく発作を起こす危険があるといわれ、8割の寝室が危険水準だという。どうすれば防げるのか、その対処法を学ぶ。

 

「アレルギーが増える!? 都市化で善玉ハウスダスト大減少」では、街の変化が家の中の環境すら変えてしまい、アレルギー疾患の増加や老化、さらに寿命にも影響を与える危険が。体内に取り込むと免疫力が上がる可能性もあるという、“善玉ハウスダスト”といわれるLPSを増やす食材も紹介する。

 

「日本人が危ない! 水回りに潜む病原菌“肺NTM症”」では、家庭の生活用水の水しぶきが引き起こす、命をも奪いかねない危険な感染症“肺NTM症”を紹介。 日本は世界トップクラスで肺NTM症の罹患率が高いという理由とは。また、かかりやすい人の傾向も紹介。

 

なお、『カズレーザーと学ぶ。』1周年企画として「放送1周年!大反響の新知識を復習SP」と題し、“歴代TVer配信ベスト10”を10月19日(木)までの期間限定でTVerにて無料配信中。

『カズレーザーと学ぶ。』カズレーザー(c)日本テレビ

 

番組情報

『カズレーザーと学ぶ。』
日本テレビ系
2023年10月10日(火)午後10時~11時

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kazu/

(c)日本テレビ

福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育主演のTikTok連続ドラマ『みつめてそらして』配信スタート【コメントあり】

福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育がクアトロ主演を務めるTikTok連続ドラマ『みつめてそらして』が配信スタート。4人と脚本・監督を務めた山戸結希からコメントが到着した。

『みつめてそらして』

 

ソーシャルネットワーキングサービス・TikTokを始めとした“縦型ショート動画”がスマートフォンで数多く視聴され、誰もがクリエイターになれるこの時代。“縦型ショート動画”の持つ身近さと、ドラマの持つ物語性を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す「ショートドラマ(略して、ショードラ)プロジェクト」が立ち上げられた。

 

そんなプロジェクトから生まれた『みつめてそらして』は、映画「溺れるナイフ」「21世紀の女の子」を手掛けた山戸結希が脚本・監督を務める、全8話のオムニバスドラマ。ショートドラマということもあり、あらすじは非公開だが、それぞれのキャストを主観でワンカットにて撮影。出演者の魅力が最大限、視聴者に届く映像となっている。

 

福原、桜田、吉川、畑、山戸監督のコメントは下記に掲載。

 

コメント

福原遥

今回、山戸監督とご一緒できることがとても楽しみでした!

 

あまり1人芝居をしたことがなかったのと、1発撮りということで程よい緊張感がありながらの撮影で、とても新鮮で楽しい撮影でした。

 

山戸監督の世界観に入れてうれしかったです。

 

どのようにこの作品を皆さまが見てくださるのか、とても楽しみです。

 

山戸監督の世界観をぜひ堪能して、楽しんでいただけたらうれしいです。

 

桜田ひより

この話をいただいた時に、また山戸監督の世界観に入れるんだとワクワクしました。

 

短い時間の撮影でしたが、1話長回しという貴重な経験をさせていただきましたし、縦型という初めての画角だったので撮影している段階でどんな動画になるんだろうと楽しみが増していきました。

 

山戸監督と研音のすてきな女性陣で作り上げるショートドラマをぜひ楽しみにしていてください。

 

吉川愛

TikTokは音楽に合わせて踊る動画を投稿するアプリだと思っていたので、TikTokドラマという新しい分野に出演することができてうれしいです。

 

撮影自体は1日で終わってしまったのですが、とても濃い1日でした。

 

1人でカメラを見てお芝居をする。あまり経験できないことです。動きとか目線とか難しいことも多かったですが、とってもいい経験ができました。

 

すてきな作品になったと思うので、たくさんの方に見ていただけるとうれしいです。

 

畑芽育

最近よく縦型ショートドラマを見かけていたので、自分も挑戦させていただけることがとてもうれしかったです。

 

あっという間の撮影でしたがとても濃密な時間でした。

 

山戸監督とご一緒させていただくたびに、まるで過去に経験したかのようにその時々の情景や気持ちがよみがえるような感覚になるんです。甘酸っぱくて胸がキュッとなる淡い気持ちを感じながら演じさせていただきました。

 

映像もとてもきれいですし、全編通して少しずつつながっているストーリーに注目しながらご覧いただけたらうれしいです。

 

脚本・監督 山戸結希

TikTokドラマ『みつめてそらして』の、脚本・監督を務めさせていただきました。

 

心から、才能あふれる俳優の皆さんとご一緒できました。

 

細やかな技巧と、大きな器を持つ福原遥さん、思いやりに満ちて、知性的な吉川愛さん、鋭利な才気で、誠実な時間を生きる畑芽育さん、イマジネーション豊かで、慈しみ深い桜田ひよりさん。

 

簡単には表現などできない、比べようもない、かけがえのない、4人の繊細な魅力が詰まった、大切なショートドラマとなりました。

 

感情と思考、本音と建前、かわいさと、かっこ悪さ。繊細で曖昧なものを、たくさん宿してくださいました。

 

どの話にも、抱き締めたいような愛着があります。

 

TikTokという窓の向こうを、みつめたりそらしたりしながら、あらゆる角度から、素晴らしいお芝居を何度も楽しんでいただけることを願っています。

 

作品情報

『みつめてそらして』

2023年9月29日より順次配信(全8話)

 

ショードラTikTokアカウント:TikTokアカウント上で、「ショードラ / SHOW DRAMA」もしくは「showdrama_24」にて検索

 

出演:福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育

脚本・監督:山戸結希

 

X(旧Twitter)アカウント:https://twitter.com/showdrama_24

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/showdrama_24/

YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@SHOWDRAMA-dw4ty

あのがクリエイターと手作りの贈り物を製作『あのちゃんのささやかな気持ちですが…』11・26スタート【コメントあり】

日曜PLUS!『あのちゃんのささやかな気持ちですが…』(フジテレビ 毎週日曜 深夜0時58分~1時25分)が、11月26日(日)スタート。あのよりコメントが到着した。

『あのちゃんのささやかな気持ちですが…』あの ©フジテレビ

 

この番組は、あのが“日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを込めて”、そして“依頼された一般の人に思いを込めて”、世界に1つだけの超手づくりな“贈り物”を届ける姿をドキュメント風に“ゆる〜く”流すロケバラエティ。あのはフジテレビバラエティ初冠番組となる。

 

“贈り物”作りに協力するクリエイターにも、多種多様で個性的な人気者たちが続々と登場予定。独特なクリエイティブ感性を持つあのと、クリエイターたちの化学反応から生まれる“贈り物”は一体どんな仕上がりになるのか。そして、その“贈り物”を受け取った人たちの反応とは。

 

11月26日放送の初回は、あのが日頃お世話になっている、あるお笑い芸人に感謝の気持ちを伝えることに。記念すべき1回目の贈り物はなんと“アニメ”。そして、アニメ制作の協力に手を挙げてくれたクリエイターは、YouTubeチャンネル登録者数約127万人(※10月2日時点)を誇る人気アニメYouTuber「初めまして松尾です」。

 

あの自らがキャラクターをデザインし、松尾ですと共にストーリーのアイデアを出し合い、思いが詰まった世界に1つだけのアニメを作り上げていく。果たして、あのの思いはお世話になっている人に届くのか。#2以降も「あのちゃん」×「クリエイター」で、予測不可能な発想のオリジナリティーあふれる“贈り物”を生み出していく。

 

なお、フジテレビ公式動画配信サービス「FOD」では地上波放送に先駆け、11月12日(日)から#1を先行配信。#2以降も、前話の地上波放送終了直後から1週間先行して配信される予定となっている。あのによるコメントは以下を参照。

 

あの コメント

◆フジテレビバラエティで初の冠番組をやると聞いてどう思いましたか?

どんな番組になるのかな? とワクワクしました。(フジテレビのバラエティで初の冠番組が決まり)うれしかったです。僕も内容が気になる!という感じでした。

 

音楽とか歌を届けることは多いけど、モノとして何かをあげることを僕自身したことがないから、それができるのはありがたいなと思いました。

 

◆初回のロケを終えての感想は?

率直に放送が楽しみ!(クリエイターの方に)結構自分の意見を言ったので、それがどう完成していくのか、僕も想像できないので今後が楽しみです。

 

◆この番組の見どころは?

それぞれの贈り物に自分だけではない色が入っているので、それが今までにないようなものとしてクリエイティブできているのではないかなと思います。みんなもワクワクして見られる番組だと思います。

 

番組情報

日曜PLUS!『あのちゃんのささやかな気持ちですが…』

フジテレビ

2023年11月26日(日)スタート

毎週日曜 深夜0時58分~1時25分(全8回)※時間変更の可能性あり

 

FOD先行配信:2023年11月12日(日)深夜0時 配信スタート

 

番組公式X:https://twitter.com/anokimo_fujitv

番組公式TikTok:https://www.tiktok.com/@anokimo_fujitv

 

©フジテレビ

王林、音楽活動スタート!「この2年間の思いを解放させていきたい」青森要素の詰まったシングルを11・15発売

昨年3月に約10年間在籍した「りんご娘」を卒業後、テレビバラエティ番組を中心に活躍、最近はモデル活動も開始している王林が音楽活動をスタート。11月15日(水)にCDシングル「Play The Game / ハイテンション」をリリースする。

Ourin-王林-

 

アーティスト名義は「Ourin-王林-」(読み:おうりん)。今年に入り音楽活動スタートに向け、プリプロ、レコーディングなどを着々と進めてきた王林だが、音楽活動をするにあたり意識しているのはやはり“青森”。青森愛が強い王林だけに、楽曲にも青森要素を入れながら、制作を進めている。

 

11月15日にリリースするシングルは2曲入り。「Play The Game」はりんごが歌詞に出てくるダンスナンバー、「ハイテンション」はラブソングながら、じょっぱり(津軽弁で意地っ張り)魂もテーマとなっているミディアム曲。

 

現在2曲それぞれのビジュアルを準備しているが、それに合わせてCDの名称も「Play The Game」メインの「Neo Ourin盤」、「ハイテンション」メインの「青森帰省盤」となっている。「Play The Game」は文字通り、新たな王林のビジュアルが楽しめる内容。「ハイテンション」は全編青森ロケ。青森の風景にOurin-王林-がりんとたたずむビジュアルとなっている。

 

今回の発表にあたりOurin-王林-は、「念願の音楽活動をうれしく思います。小さい頃から歌とかダンスが大好きで、音楽のない日々を過ごしたことはありません。皆さんに音楽をお届けできなかった、この2年間の思いをやっとここから解放させていきたいと思います。アーティストOurin-王林-の応援をよろしくお願いします」とコメント。

 

なお、発売に先駆けて、10月には青森でのプロモーションをスタート。「ハイテンション」の楽曲解禁、ミュージックビデオの解禁を青森のテレビ、ラジオ各局で行う予定となっている。そして全国5カ所でのCDリリースイベント(青森、埼玉、東京、愛知、大阪)の実施も決定。収録楽曲の先行配信も近日に予定されている。

 

リリース情報

Ourin-王林- 「Play The Game / ハイテンション」

2023年11月15日(水)発売

 

予約:https://ourin.lnk.to/PTG_HT

 

Neo Ourin盤[CD+DVD]\1,650(税込)

青森帰省盤[CD+DVD]\1,650(税込)

通常盤[CD]\1,210(税込)

 

WEB

X:https://twitter.com/ourin_staff

Instagram:https://www.instagram.com/ourin_ringoooo/

TikTok:https://www.tiktok.com/@ourin_ringoooo

アーティストサイト:https://www.universal-music.co.jp/ourin/

元AKB48 岡田奈々 ソロデビューアルバムのジャケ写&新アー写解禁!「裏切りの優等生」ほか収録曲も明らかに

元AKB48の岡田奈々が、11月7日(火)発売のソロデビューアルバム『Asymmetry』のジャケット写真と収録内容詳細、そして新アーティスト写真を公式ホームページにて公開した。

岡田奈々

 

ジャケット写真は、@Loppi・HMV限定豪華盤、AL+Blu-ray盤、AL盤の全3種。金髪ショートヘアの自分と黒髪ロングヘアの自分という、非対称で相反する2つの姿を1つに収め、アルバムのテーマである「二面性」を表現したジャケット写真となっている。

 

また、全曲本人が作詞を手がけたアルバムの収録内容詳細も公開された。MVも撮影されているオープニングナンバー「裏切りの優等生」から、「声を失った人魚姫」「ネット弁慶の皆様へ」「望まれない朝」まで全12曲を収録。AL盤にはボーナストラックとして、「Silent Mermaid」も収められている。詳細は公式サイトを参照。

 

なお、年末には12月30日(土)に「岡田奈々 NANAIRO限定!大忘年会 2023」、12月31日(日)には「岡田奈々 COUNTDOWN CONCERT 2023→2024」の開催も予定しており、そちらにも注目だ。

 

リリース情報

Solo Debut Album『Asymmetry』

2023年11月7日(火)発売

 

【@Loppi・HMV限定豪華盤】

品番:AVC1-63531/B

価格:11,000円(税込)

豪華ボックス仕様 トレカTypeA 1枚封入(6種+シークレット1種 計7種)

 

【AL+Blu-ray盤】

品番:AVCD-63529/B

価格:5,500円(税込)

トレカTypeB 1枚封入(6種+シークレット1種 計7種)

 

【AL盤】

品番:AVCD-63530

価格:3,500円(税込)

 

予約リンク:https://okadanana.lnk.to/Asymmetry

予約特典会:https://okada-nana.com/news/detail.php?id=1110358

 

WEB

公式サイト:https://okada-nana.com/

公式YouTube:https://www.youtube.com/@okadanana1107

公式X(Twitter):https://twitter.com/okadanana_1107

公式Instagram:https://www.instagram.com/okada7_akb48_stu48/

『けむたい姉とずるい妹』メインビジュアル完成!OPテーマは大塚愛、EDテーマはフレンズが担当

栗山千明主演のドラマプレミア23『けむたい姉とずるい妹』(テレビ東京系 10月9日スタート 毎週月曜 午後11時6分)のメインビジュアルが解禁。さらに大塚愛がOPテーマ、フレンズがEDテーマを担当することが決定した。

ドラマプレミア23『けむたい姉とずるい妹』メインビジュアル©「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

 

原作は、20代から30代の女性をメインターゲットに、働く女性の「リアル」と「本音」を描いた作品が多く掲載されている「Kiss」(講談社)で連載し人気を博したばったんによる同名作品。母の死をきっかけに同居をスタートさせた険悪な姉妹が一人の男を巡り繰り広げる壮絶な姉妹バトルを連続ドラマ化する。

 

主演は、異父姉妹の姉・東郷じゅん役の栗山千明。その異父姉妹の妹・三島らん役を馬場ふみか、現在の妹・らんの夫であり、高校時代の姉・じゅんの元カレの三島律役を栁俊太郎が演じる。

 

このたび、3人の波乱万丈な人生を投影するような表情とそれぞれの思惑が垣間見えるメインビジュアルが解禁。背景のデザインは、花の配色や形など細部にまでこだわり、それぞれのイメージにマッチした妖艶な雰囲気漂うメインビジュアルに仕上がった。栗山は、主人公のじゅん役を演じるにあたってトレードマークだったロングヘアーをばっさりと切り、全身全霊で役作りに臨んだ。そんな栗山を、若手実力派俳優の馬場と栁が支える。

 

本作のオープニングテーマには、大塚愛デビュー20周年を記念した自身初となるオリジナル“コラボ”アルバム、全7曲が収録されている『marble』の中で、川谷絵音プロデュースによる楽曲「マイナーなキス(川谷絵音より)」が決定。ホーン隊が奏でるサウンドが印象的なナンバーとなっている。プロデュースとコーラスは川谷が担当し、大塚の歌声と川谷のポップなテンポ感の楽曲がドラマの始まりを軽やかに盛り上げる。

 

エンディングを飾るのは、フレンズの書き下ろし楽曲「煙のジャンクション」。「神泉系バンド」として、2015年6月8日に結成したフレンズ。メンバーは、えみそん(Vocal)・三浦太郎(Guitar, Vocal & Chorus)・長島涼平(Bass & Chorus)・関口塁(Drums & Chorus)からなる実力派男女混合バンド。友情や恋愛、日々の心の機微を、きららかにしなやかに圧倒的なエネルギーとともに多彩なPOPサウンドで表現。またYouTubeにおいては、多く再生数を獲得してきているアーティストだ。そんなフレンズが今回、本作のために書き下ろした男女の愛を切なく描いた歌詞とエモいメロディーが、ドラマのエンディングをしっとりと儚く彩る。

 

オープニングテーマ:大塚愛 コメント

タイトルからしてもう面白そう。そんなワクワクする秋ドラマが来て、また一つ楽しみができました。波瀾万丈な2人のやりとりにピッタリな波瀾万丈な楽曲「マイナーなキス」ですから、きっと盛り上げてくれると思います!

 

エンディングテーマ:フレンズ コメント

Vocal:えみそん

エンディングテーマにフレンズを選んでいただきありがとうございます。3人の交差する想いに胸を突かれながら、ドラマのために「煙のジャンクション」を書き下ろしました。毎話進むごとにこの曲の聴こえ方の変化も楽しんでもらえたら幸いです。初回放送日まであと少し!ドキドキしてます。

 

Bass & Chorus:長島涼平

『けむたい姉とずるい妹』のエンディングテーマをやらせてもらうことになりました、あどけないフレンズです!よろしくお願いします!今まさに原作にハマっている最中なので、ドラマが本当に毎週楽しみすぎます。「煙のジャンクション」という曲がドラマを通じて多くの人に届いてくれたらうれしいです!

 

Guitar, Vocal & Chorus:三浦太郎

この秋冬、そしてドラマにぴったりな曲ができました。もうすでに切なさともどかしさでどうにかなってしまいそうです。エンディングということで、毎放送どんな気持ちでこの曲を聴けるかも、個人的にめちゃくちゃ楽しみにしています!

 

Drums & Chorus:関口塁

このたび、エンディングを担当させていただき非常に光栄です。ドラマを観た方の心に残るシーンに寄り添えるような楽曲になれたらすごくうれしいですし、少しでもこの作品を彩るピースになれたのであれば本望です。あー、第1話早く観たいっす(笑)。

 

第1話(10月9日(月)放送)あらすじ

姉・東郷じゅん(栗山千明)と妹・三島らん(馬場ふみか)は、母・東郷由里子(雛形あきこ)の葬儀で13年ぶりに再会する。じゅんは幼い頃から、お気に入りの服やアクセサリー、おもちゃなどの大切なモノを自由奔放ならんに奪われてきた。さらに、らんは…なんとじゅんの元恋人までをも奪い去っていたのだった。そしてらんは母の葬儀にじゅんから略奪し、自分の夫となった三島律(栁俊太郎)を連れて現れる。挙句の果てに、母が遺した家に夫婦で住むと言い始め…。これ以上大切なものをらんに奪われるのは許せないじゅんは、2人と一緒に自分もこの家に住むとたんかを切り、妹・らんと、元カレであり妹の夫・律との奇妙な3人暮らしが始まるのだった。次第に姉妹は1人の男を巡り壮絶なバトルを繰り広げる。

 

番組情報

ドラマプレミア23『けむたい姉とずるい妹』

テレビ東京系

2023年10月9日(月)放送スタート

毎週月曜 午後11時6分~11時55分

 

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Lemino」にて第一話から最新話まで見放題配信

全国どこからでも 「TVer」でリアルタイム配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信

 

原作:ばったん『けむたい姉とずるい妹』(講談社「KissKC」刊)

主演:栗山千明

出演:馬場ふみか、栁俊太郎、桜田通、雛形あきこ

脚本:大林利江子、今西祐子

監督:井樫彩、戸田彬弘

オープニングテーマ:大塚愛「マイナーなキス(川谷絵音)」(avex trax)

エンディングテーマ:フレンズ「煙のジャンクション」(Lychee Label)

チーフプロデューサー:大和健太郎

プロデューサー:中島叶(テレビ東京)、八木亜未(大映テレビ)、塙太志(大映テレビ)

制作:テレビ東京、大映テレビ

製作著作:「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/kemuzuru/

公式X(Twitter):@tx_premiere23

公式Instagram:@tx_premiere23

公式TikToK:@tx_premiere23

 

©「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

MISATO ANDO、アーティストデビュー。幼少期からBiSH、そして現在まで語り尽くします!

元BiSHのリンリンが、アーティストMISATO ANDOに生まれ変わったーー。BiSH時代から、独自の世界観を展開し、衣装デザインも担当するなどその才能を発揮させていたが、今年6月30日より本格的にアートの道に進むこととなり、10月6日よりMEET YOUR ART FESTIVAL 2023「Time to Change」で初出展を控える。”無口担当”だったMISATO ANDOの幼少期から現在まで、そのミステリアスな世界を深掘りすると、意外なほどあますことなく話してくれた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春
会場協力/寺田倉庫)

MISATO ANDO●みさと・あんどう… 3月9日生まれ。静岡県出身。2023年6月にBiSHが解散し、翌日にリンリンからMISATO ANDOに改名。改名後はアート活動中。Artist Spokenにて『子宮のラジオ』を毎週金曜配信中。アートフェス『MEET YOUR ART FESTIVAL2023』にてアーティストデビュー。X(旧Twitter)Instagram

【MISATO ANDOさん(&作品)撮り下ろし写真】

 

初出展に向け、午前3時まで制作する日々「作業中は戸川純さんの『肉屋のように』をループ」

──今日は何時頃まで作業しますか?

 

MISATO ANDO(以下、MISATO) 今日は、解散してから初めてみんなに会うBiSHの仕事があるので、夕方前には終わりにします。いつもは、昼すぎに来て夜中の3時くらいまで作業しています。集中すると食べるもの忘れてしまって、1日1食で大丈夫な日もあって、いい感じです。

 

──いい感じですか(笑)。音楽などかけていますか?

 

MISATO 作業中は、戸川純さんの『肉屋のように』を、ずっとループしています。

 

──1曲をずっとループですか?

 

MISATO はい、時間が分からなくて済むから。アルバムだと、どのくらい時間が経ったか分かっちゃって、「全然進んでないじゃん!」ってなるので。この曲は「やってやるぞ!」と兵隊みたいな気持ちになれるのもいいです。

 

──それはいい案ですね。いつから製作していますか?

 

MISATO 1週間前からです。最初は自宅で作業しようと思っていたんですが、家具とか全部出して。でも、無理でしたね。寺田倉庫さんがここを貸してくださってよかったです。

 

──現時点で、巨大な顔と両手を、針金で形づくっていて。そこに、太陽のお面やキッズサイズの靴、ぬいぐるみ、衣装などが置いてあります。コンセプトは?

 

MISATO 今回、人生で初めて世に出す作品なので、最初は、自分の描いた絵をいっぱい散りばめてお部屋のようにしたいなという欲望がありました。でも「そうじゃないな」と思って。自己紹介のような、ルーツを伝えることをテーマにしました。

──ここに置いてるものは、MISATOさんのルーツにまつわるもので、それをコラージュしていくんですね。この衣装も同じようにコラージュするんですか?

 

MISATO はい。これはBiSHの衣装オークションに出品された衣装で、ファンの方が落札して、私は手に入れることができなかったんですよ。そうしたらそのファンの方、とてもパンクで、発送先を事務所にしてくれていたんです。

 

──えーー! すごい! その方は、MISATOさんが欲しがっていたのをわかっていたんでしょうか。

 

MISATO BiSHのルーツを伝えるためにはパンクな衣装がいいと思っていたし、しかもパンクな方から頂いたものだし、だからこの衣装を飾りたいと思ったんです。

 

マイクも重いほど非力だったが、重作業で「筋肉がぼこっと。いまマッチョです」

──もっとも苦労したのは、現在まででどの工程ですか?

 

MISATO まず、コレの名前も分かっていないくらいのレベルで。使ったのも初めてなんですよ。

 

──電動ドライバーでしょうか?

 

MISATO だから最初から苦労だらけです。この大きな作品を、どんな素材を使って作ったらいいんだろうか、ということも分かっていなくて。まずはいろんな方の作品づくりを見るなかで、今こういう大きな立体物を作るとき、発泡スチロールを使うのが主流だと知って。でも私は、もっと原始的なやり方が知りたいと思ったんです。初めての展示作品だから、いちから手をかけたくて。それで辿り着いたのが、ニキ・ド・サンファルというアーティストでした。製作過程の映像の中で彼女は、硬そうな針金や金網を使っていて、「これだ!」と。とはいえ、設計など分からないので、分かる人をお呼びして、最初の軸となる部分の作り方を教えていただき、あとは基本的に自分でやっています。

 

──使ったことがない素材や工具を初めて使い、挑む姿勢、思いきりがありますね。それに、初めてとは思えないほど、金網の曲線がとてもきれいです。

 

MISATO いまのところうまいこといっています。ただ、硬くて結構危ないから、手、傷だらけなんです。手袋もボロボロだし。

 

──ほんとうだ! 引っかき傷が多数ありますね。

 

MISATO この太い針金が普通の力じゃ曲がらなくて、顔の周囲の長さをねじるのに5時間かかります。おかげで、肘の下の筋肉がぼこっと丸くなっていて、いま、マッチョです。

──体力づくりなどしていますか?

 

MISATO いえ、もともと筋肉がなくて、マイクも重たくて持てないくらいでした。でもBiSHの8年間は毎週土日は絶対にライブをやっていたから、自然と体力はついたみたいです。

 

──形づくることのほかに、自宅からルーツにまつわるものを運ぶ作業もあるんですよね。

 

MISATO そうですね、たとえば、ちっちゃい清掃員の子からもらった手紙とかも持ってくるつもりです。私は大人になっても、ちっちゃいときの記憶や好きだったものが、今も同じ軸で残っているんですよ。だからそういう子たちにとっても、将来、私がなにかしらの存在として残るかもしれないと思うと、好きになってもらえたことがすごくうれしいんですよね。そういうのも、ここにコラージュしたいなと思っています。

 

──MISATOさんも幼少期からの”好き”が脈々と続き、いまを形成しているということですね。完成が楽しみです。

 

無類の洋服好き! 100着の服で埋もれた部屋は「電気が隠れて暗いんです」

──アーティストとしては6月30日から活動を開始しましたが、アーティスト写真のコンセプトが「筆と結婚」でした。

 

MISATO あれは、「アートをやります」ということはつまり、「アートと結婚だ」と思って、家族写真のような結婚写真を撮ろうと思ったんです。

 

──最もこだわったのはどんなところですか?

 

MISATO 王冠と、写真の質感です。いわゆる家族写真のような質感にしたくて。あとは、夫を生身の人間じゃなくてマネキンにして、写真の上からペイントしたことです。

 

──王冠はどこで手に入れたんですか?

 

MISATO 以前からお世話になっているスタイリストの服部昌孝さんが、あちこち飛び回って持って来てくださって。古い木箱に入っていました。

──MISATOさんは、物に対する愛情がすごく深いと感じます。特に、月日を経た二度と手に入らないような物に対して。ご自宅にもどんどん集まっているのでは?

 

MISATO そうですね。好きだった物を捨てられないタイプです。実家にも小さいときに使っていたカバンやポーチ、おもちゃが残っているし、今の家には古着がたくさんあって。古着を買い始めたのは7、8年前からですが、古着ってほんとうに一期一会の出会いで。なおかつ、昔の人のこだわりがすごく表れているんですよ。刺繍や、ひとつひとつ異なるビーズやボタンがついていたり。そういうのを見ると作った人の気持ちが伝わってきて、捨てられない気持ちが芽生えてしまうんです。

 

──家にあるもののなかで、思いが強い物はどんなものですか?

 

MISATO そうですね、親戚のおばさんからもらった昔のエルメスのスカーフや、おばあちゃんやおじいちゃんが使っていたハンカチとか。

 

──スカーフは普段の私服でも取り入れたり。

 

MISATO はい、使います。

 

──Instagramにアップしているコーデ、いつもとてもオシャレですよね。普段はどんなふうに服を選んでいますか?

 

MISATO 基本、前日に決めるんですよ。当日の朝に1時間で決める……とかだとすごく困っちゃうので。最近は、洋服を組むだけの遊びみたいな日もあって、それがすっごく楽しいんです。あとは、行く場所や気分に合わせて、派手にいくのかラフにいくのか、などいろいろと選んでいます。

 

──お洋服、家どれくらいありますか?

 

MISATO めっちゃある……100着は絶対ありそう。2段のラックがひとつ、長いラックがひとつ、もうひとつラックがあって。全部に服がぎゅうぎゅうに詰まっていて背が高いので、そのせいで電気が隠れて部屋が暗くなっています。そのくらい、服まみれ。

 

──もはや衣装部屋ですね。

 

MISATO 部屋の3分の1が服ゾーンで、台所に絵の具などを並べています。冷蔵庫を開けるのも一苦労みたいな、足の踏み場もないです。

 

──自宅というか、アトリエですね!

 

MISATO そうかも。寝れればいいや、みたいな。

 

キース・ヘリングとの出会いで世界が一変し「BiSH時代に公募サイトにこっそり応募したり」

──絵を描き始めたのは2019年頃からなんですよね。

 

MISATO はい。小さい頃から図工の授業が好きで、絵を描くことが好きで、BiSHに入ってからも落書きはよくしていましたが、2019年頃に山梨にある中村キース・ヘリング美術館に行き、初めてちゃんと心からアートに触れたんです。キース・ヘリングの作品は、説明文を読む前に自分なりに理解できて。その後に読む説明文が、自分の理解と一致していたときに、意気投合した気持ちになって、パワーがすごかったんですよね。そこからアートが好きになったのと、キース・ヘリングがアクリル絵の具で描いていたので、私もアクリルで描くようになりました。

 

──それまでは、違った目線でアートを鑑賞していたんでしょうか。

 

MISATO それまでは「色合いが好きだな」「このTシャツがあったら欲しいな」「こんなに昔なのに、すごくおしゃれな絵だな」とか、そういう感じで見ていて、描いた人の気持ちや込められた想いに目を向けるようになったのは、キース・ヘリングに出会ってからなんです。

 

──キース・ヘリングの作品には、自然に思いを馳せるようになったんですね。

 

MISATO そうなんです。すごく分かりやすいんですよ。「怒っている」「苦しんでいる」「応援している」とか、子どもでも分かる優しさがすごくいいなと思い、胸を打たれました。

 

──それで絵を描くようになり、どのくらいうペースで描いていましたか?

 

MISATO BiSHの活動の合間に、結構描いていましたね。公募サイトにこっそり応募して、ニューヨークの展示に出してみたり、賞をいただいたり、チャレンジしていました。

 

──こっそりやっていたんですか。メンバーもスタッフも知らずに。

 

MISATO 一応、渡辺(淳之介)さんには「勝手にやります」と伝えたら「好きにやったらいいよ」と言ってくれました。

 

消えゆくストリップ劇場への「アートとして残したい」という深い愛情

──どんなところからインスピレーションを得てますか?

 

MISATO 人と話しているときが多いですね。誰かがなにか発言して、「それ、絵にしたら絶対面白いじゃん」と思いついてメモして、そこから妄想が膨らんでいきます。あとは散歩をしたり、小さいときの記憶を突然思い出したとき、とかですね。ほかには、動物の番組を見ていたとき、ナマケモノの体には虫が100種類以上住んでいると知ったときとか。人間は虫嫌いな人が多いけど、ナマケモノって顔のパーツが結構人間に似ているんですよ。だからお風呂に入れてあげようとおもって、大浴場に浸かっているナマケモノの絵を描いたり。そういう絵を、ノンストップでずっと描いています。6時間ずっと描いていても疲れないし、楽しいし。

 

──描くことで、なにかを昇華しているんでしょうか。

 

MISATO 自分が作ったものの中には、今しか得られない情報、いつかなくなってしまう情報があると思っていて。たとえばギャルの絵を描いていたんですが、ギャルはいつまでこの日本にいるか分からないという不安があって。いてほしいなって思うんですよ、民族のように。そんなふうに「いましかないもの」を作品に残せることが、すごく楽しいんです。しかもそれを、どんな色を使ってもいいし、自分の世界の中で描ける。

 

──消えてしまうものに対する愛が強いんですね。

 

MISATO そうですね。ここ2、3年でストリップ劇場が好きになったのもそうなんですが、昔はストリップ劇場って日本に300軒くらいあったのに、いまは20軒もなくて。どんどん消えていくし、法律で、新しく建てることができないようになっているし。その事実を知り、会えない寂しさと、今知ることができてよかったという気持ちが強くあり、残せるものはアートとして残していきたいなと思っているんです。

 

──ストリップ劇場に通っていらっしゃるんですよね。いちばん好きな劇場はどこですか?

 

MISATO 福岡県北九州市にあるA級小倉劇場です。すごくステキな劇場で、メインステージから伸びた花道の先に円形の回転するステージがあるんですが、そこで踊り子さんがすべてを脱ぎ捨てた瞬間、メインステージ後方のカーテンが開くんです。そうすると、ステージを半円で囲むようになっている座席が鏡に写り、360度観客がいるように見えて。客席から見えない、踊り子さんの体の部位も見えて、ピンクのライトに照らされて……その異空間に、すごく感動しました。

 

──MISATOさんが見た光景が作品に落とし込まれるのを見てみたいです!

 

歴史の資料集で知った春画に大興奮「そういうこと、架空の世界の話だと思っていたんです」

──春画もお好きなんですよね。昔から、秘事に対して興味があったのでしょうか。

 

MISATO はい。幼稚園くらいから興味があり、小学生のとき、お祭りでおっぱいの形をした柔らかいヨーヨーを母にねだって買ってもらったりしていました。
でも、家ではすごく隠されてきたんですよ、エッチなものとか、「見ちゃダメ」と。ドラマで女性が自分を売るシーンがあると、私は興味があるけど親はチャンネルを変えてしまったり。だからなおさら気になっていたところ、歴史の資料集に載っていた春画の本を、先生が「君たちにはまだ早いから言わないけど、春画というものがある」と、黒板に書いたんです。それからもう気になって気になって。それが小6くらいのとき。急いでおうちに帰り、パソコンで「春画」と調べたら、すっごいのがでてきて。それではじめて、大人の裸を知ったんです。

 

──そこで初めて! 小6だと、男女の性について話題にするお友達もいそうですが。

 

MISATO そういうこと、私は架空の世界の話だと思っていたんですよ。「ある」と言われているけど「そんなわけない」と思うタイプの小学生だったんです。
春画を知る前は、百人一首の坊主めくりという遊びが好きでよくやっていたんですが、絵札には着物を着たお姫様やお殿様が登場しますよね。私は呉服屋の娘ということもあり、着物を着ている人たちは、品のある貴族のような方々だと思っていて。そんなときに着物を着た人たちの春画を見たので、すごくびっくりしたと同時に、「この人たちも人間なんだ」と思って、うれしくなったんです。本当の本当の秘密を知ってしまった感覚が、面白くて。

 

──見てはいけないものを見てしまった衝撃とギャップが、より強かったんですね。

 

MISATO そこから妖怪春画を好きになったり。ユニークなものが好きなんです。

 

原点は母の手仕事「母の仕事が終わるまで、人形を縫いながら待っていたんです」

──実家が呉服屋さんなんですね。

 

MISATO はい。ひいおじいちゃんが着物に絵を描く友禅師で、母は美大を卒業していたり、家族全体が美術系が好きでした。母は、私の図工の授業のために、かわいい空き箱や包装紙、リボン、卵のパックなど、いろんなものをとっておいてくれて、図工の授業のときになんでも作れたんです。だから、今の私は母の影響が大きいかもしれないですね。幼稚園から中学校まで、学校で使う袋類はなんでも手作りしてくたし、昔、願いが叶う人形が流行りましたよね?

 

──ブードゥー人形でしょうか?

 

MISATO 買うと1つ500~800円するから「買うならお母さんがもっとかわいいのを作るよ」と作ってくれたり、基本、なんでも作ってくれて。だから私も自然と作ることが好きになりました。

 

──図工の授業で、先生や友達から一目置かれたことなどありそうです。覚えていますか?

 

MISATO えーー、なんだろう。あ、トンボを作ったことがありました。トンボの目が卵のパックで、中に、お母さんがくれた玉虫色のきれいなリボンを詰めて。体はトイレットペーパーの芯で作ったと思います。あと、これも、小3か小4のときに作ったものなんです。

 

──この太陽のお面ですか!? え! すごい……!!

 

MISATO いろいろ取れてしまっていますが、ネックレスを切ってデコレーションしたりして。マニキュアとかも使っていたと思います。

 

──生気に満ちていて、見ていると感動してなんだか泣きそうになります。これも実家から持ってきたんですね。

 

MISATO そうです。明日と明後日でまた帰って、ここにコラージュできる分だけ掘り出してこようかなと思っています。あとこの人形は、両親が共働きで、幼稚園の頃に母の職場で母を待ちながら作っていたものです。お手伝いのおばさんと一緒に、着物の切れ端で作っていました。だから縫い方が荒いんですよ。

 

──ほんとうだ。待っている間の想いが伝わってくるような感覚になります。そういうとき、たいていの子どもはテレビに夢中になると思いますが、そういう選択肢はなかったんですね。

 

MISATO テレビよりもおもちゃで遊ぶほうが好きでした。シルバニアファミリーとか、あと、当時はたまごっちの人生ゲームがどこを探してもないほど人気でしたが、サンタさんがくれたんです。

 

──いいエピソードですね。

 

MISATO それが大好きで毎日のように遊んでいましたが、お留守番は1人なので、5人で遊んでいるように1人で遊んでいました。1人で順番にルーレットを回して、ゴールしたら1人で「やったー!」とか喜んだり。

 

小学生のときは男の子を従え探検隊のリーダーに。昆虫好きの意外なルーツ

──かわいすぎますね。気の合うお友達はいましたか?

 

 

MISATO 近所に同世代の子がいなくて、基本的には1人で遊びつつ、小3、4年の頃は、幼稚園とか低学年の男の子と一緒に遊んでいました。

 

──年下男子とどんな遊びをしていましたか?

 

MISATO 私は虫がすごく好きなんですよ。だからみんなで虫捕りに行ったり、荒れた空き地を探検したり、蟻の巣をほじって卵を回収して持ち帰って育てたり。私は恥ずかしがり屋なんですが、ちっちゃい子たちがいるときは、自分が探検隊のリーダーだと思ってあちこち行っていました。

 

──蟻の卵って育てられるんですね!

 

MISATO 勝手に生まれていました。

 

──ひとつひとつの体験がリアルだからこそ、ルーツとして体に染み付いているんだと感じました。

 

MISATO だからいろんな虫を飼っていて、今回の作品に間に合えば、いままで飼った虫を作れる限り作ってここにコラージュしたいなと思っています。

 

──これまで見て、触って、感じたことが、すべてここに凝縮されるんですね。特に外での体験が反映されている。

 

MISATO ちっちゃい時から外が好きで、今も空を見上げて歩いたりして、普段見えていない看板に気づくみたいなことが多くて。外に出ることは、自分にとってとても大事なことです。そんな、「外」をジャングルに見立てて、ジャングル=カラフルな経験、として、「いろいろな経験を背負ってアートの世界に出てきた私」という意味を込めて作っています。

 

──ああ! それでこう、にょっきりと手と顔が出ているんですね! これまで話をうかがったように、さまざまな事象に影響を受けてきたと思いますが、影響を受けた人間は?

 

MISATO やっぱりキース・ヘリングです。いろいろな出来事を絵にして、人目に触れるよう伝えて、なんでも行動してみるものだ、ということをキース・ヘリングから教わったし、それは優しさでもあるんですよね。今生きてくれていたら、コロナ禍を彼はどう描いてくれたんだろうな、と思ったりします。

 

──キース・ヘリング以前に影響を受けた人はいますか?

 

MISATO BiSHでライブをするうえで、戸川純さんみたいになりたいと思っていました。加入したばかりの頃は、戸川純さんの『蛹化の女』をコンセプトに、衣装にまったく合わないリアルな昆虫のヘアピンをつけて、ライブで叫んだりしていました。

 

──ファンの方がよく、「戸川純を彷彿とさせる」と言っていますもんね。

 

MISATO そのように言ってくださる方もいますね。

 

「いまは知識がないからこそ楽しいことばかり」今後訪れる産みの苦しみにドキドキ!?

──そういう個性が出せるのが、BiSHのステキなところですよね。MISATOさんが衣装をデザインしたこともありますよね。2021年にローソンで発売した「BiSHくじ2021」のメインビジュアルの衣装です。

 

MISATO そうですね。ローソンの由来を調べたら、元々は牛乳屋さんだと知って。BiSHが牛乳屋さんをやるなら、絶対に明るくはないと思って、「山奥に孤立して住んでいる6人組が営む、牛乳屋」をコンセプトにしました。みんなどこかにエスニック柄が入っていたり、不気味な6人組になるように。でも、ハシヤスメ(アツコ)は意外とかわいい服が好きなので、かわいらしいデザインにしたり、頭にもかわいい飾りをつけたりしました。

 

──それぞれの好みを反映しているんですね。

 

MISATO そうですね。みんなが喜んで着てくれそうなものにしました。ハシヤスメが「すごくかわいい!」と言ってくれたのを覚えているし、普段、服に興味がないメンバーも喜んでくれました。「これを着てライブをやりたい」と言ってくれたのがうれしかったです。

 

──人のために作ることと、自分のアドレナリンの赴くままに作ることは、表現にちがいがありますか?

 

MISATO 変わらないです。全部、自分の好きなように作っているので。

 

──いつか、産みの苦しみが訪れるでしょうか。

 

MISATO ありますでしょうねえ。いまは、いろんな物を触ったり、観たり、素材を冒険して作っている最中で、知識がないからこその楽しさを謳歌しています。だから、そうではなくなったときにどんなものを作っているのか……は、ちょっとドキドキしながらも、楽しみでもありますね。

 

──そのうち、日本では手に入らない素材を求めて、世界に探し出しそうな感じがします。

 

MISATO いろいろ旅してみたいです。世界は、見たことがないことしか、ないので。

 

──行きたい場所はありますか?

 

MISATO 両親が新婚旅行で行ったアフリカには行ってみたいです。実家に、マサイ族の置物や写真がたくさん置いてあるんですよ。そこで一緒にお絵かきとかしてみたいです。そこに住む方々の色彩感覚や模様はわたしとはまったくちがうだろうし、一緒に見て楽しみたいです。

 

──最後に、今後の展望を教えてください。

 

MISATO キース・ヘリングが来日したとき、青山の路上にチョーク絵を描いたり、壁画にペイントをしていて。その壁画は今はないのですが、当時壁画があった建物の向かいがワタリウム美術館なので、そこでいつか展示をしたいというが、今の目標です。

 

──きっと叶うと思います。

 

MISATO ありがとうございます。

 

完成作

 

 

【MISATO ANDOが初出展するMEET YOUR ART FESTIVAL】

MEET YOUR ART FESTIVAL 2023「Time to Change」

会期:2023年10月6日(金)〜10月9日(月・祝)
会場:東京・天王洲運河一帯
開催時間:11:00〜20:00(9日〜17:00)
※6日は終日内覧会。マーケットエリアのみ16:00〜21:00
※アートエリアは7日から。

料金:一般 1500円(前売り)、2000 円(当日) / 学生 1000 円(前売り)、1500 円(当日)いずれも要学生証

URL:https://avex.jp/meetyourart/festival/

『水曜どうでしょう』テーマ曲を歌う、樋口了一が俳優デビュー「この映画で、パーキンソン病への理解が広まれば」

「1/6の夢旅人2002」や「手紙~親愛なる子供たちへ〜」で知られるシンガーソングライターの樋口了一さんが『いまダンスをするのは誰だ?』(10/7(土)公開)で俳優初挑戦。自身と同じパーキンソン病を患う主人公の再生の物語を描いた本作。思いがけない出演オファーの心境や初めての撮影現場の様子、そしてこの映画を通して届けたい思いなどをたっぷりと伺った。

 

樋口了一●ひぐち・りょういち…1964年2月2日生まれ。熊本県出身。シンガーソングライター。2003年、『水曜どうでしょう』のテーマソング「1/6の夢旅人2002」をCDリリースし、大きな注目を集める。08年にリリースしたシングル『手紙~親愛なる子供たちへ〜』はラジオでのOAをきっかけに「介護の歌」「泣ける歌」といった反響を受け、翌09年には第51回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した。12年より活動拠点を地元の熊本に移し、熊本地震や九州の水害の復興のための支援ソング『小さき花の歌』を発表。この曲には大泉洋らも参加し、話題となった。現在は全国に歌を届ける「ポストマンライブ」をライフワークにしつつ、シンガーソングライターの村上ゆきとのユニット「エンドレスライス」としても活動を行っている。

【樋口了一さん撮り下ろし写真】

 

同じパーキンソン病でも症状は人によって様々なんです

──今作への最初のオファーは、キャストとしてではなく主題歌の依頼だったとお聞きしました。

 

樋口 はい。古新舜監督から「パーキンソン病を題材にした映画があるので、その主題歌を作ってください」というお話をいただいたのが最初でした。監督がわざわざ僕が住む熊本まで来てくださり、4〜5時間ほどお話をして、「ぜひやらせてください!」と二つ返事でお受けしたんです。なのに、それが次にご連絡をいただいた時は出演のオファーに変わっていて(笑)。正直、あの数時間の会話で、僕の一体何をそんなに気に入ったんだろうという疑問もあったのですが、大事な主演を芝居未経験の僕に委ねるという潔さが面白いなと思い、主演の依頼もお受けしたんです。あとで、「どうして僕に?」と監督に訊ねたところ、はっきりとした答えがなかったものですから、きっと直感だったんでしょうね。

 

──演技初挑戦にして主演という大役ですが、こちらも二つ返事だったのでしょうか?

 

樋口 いえ、基本的に逃げ腰タイプなので、最初はどうやって断ろうかと考えていましたね。僕はすべてのことにおいて大体そういう逃げ腰な感じからスタートするんですよ(笑)。ただ、今回はもったいない気がしたんです。というのも、僕自身、パーキンソン病を患ってから16年が経ちますし、残りの人生をどれくらい生きられるか分からない。そう考えた時、“映画で主役を演じてくれ”とお願いされる機会なんてまずないわけですし、そんなせっかくのチャンスを前に、“やったことがない”という理由だけで断るのがあまりにも惜しいなと思ったんです。それに、もし失敗に終わったとしても、僕が責任を取る必要もないんじゃないかという思いもありました(笑)。

 

──確かに、作品は監督の責任だとよく聞きます(笑)。

 

樋口 ですよね(笑)。まあ、それは冗談ですが、僕は素人だけに、ひたすら一生懸命やればいいだけですので、そうした気軽さもあり、出演する方向に気持ちが変わっていったんです。

──初めてのことに挑む怖さよりも、好奇心のほうが勝ったんですね。

 

樋口 はい。いつでも逃げられるような心持ちでいながらも、見たことのない景色を見てみたいという厄介な性格なもんですから(笑)。

 

──ただ、主題歌を作るのと主演として作品に参加するのとでは、シナリオの読み解き方も変わってきそうです。

 

樋口 それはすごくありましたね。深い内容の作品ですし。そもそも、“これだけの分量のセリフを覚えられるのか?”という問題もありました。それに、覚えたとしても、演じながらセリフを言わなければいけないということをすっかり忘れていまして(苦笑)。クランクインが夫婦の食卓での会話のシーンだったのですが、コップのビールを飲み干して、セリフを言う時になって改めて気づきました。もうがく然としましたよ。“こんなこと、同時にできるわけがない”って(笑)。

 

──しかも、主人公の功一は劇中でダンスを習い始めますから、さらに初挑戦が続きます。

 

樋口 ダンスに関しては、いい意味で開き直っていました。やはり、数か月のレッスンで到達できるレベルというのは限られていますから。それに、この映画で功一が見せるダンスは決して上手なものではなく、どちらかというとみっともなさがあるんです。ただ、みっともなさの中にも、“かっこいいみっともなさ”と“かっこ悪いみっともなさ”があり、功一の真剣さや本気具合をいかに伝えていくかが大事だと思ったんです。ですから、たとえ滑稽に見えても、なりふりの構わなさのようなものを届けていきたいという思いを強く意識してダンスレッスンに励んでいました。

 

──そのほかで苦労されたことはありますか?

 

樋口 パーキンソン病の症状の違いですね。《ピル・ローリング》と呼ばれる手の中で紙を丸めるような動きがあるのですが、僕にはその症状がないんですね。ですから、主人公が持つ症状の一つひとつを僕も勉強しながら演技をしていきました。

 

公表することへのハードルが少しでも下がる社会になっていけばいい

──私もパーキンソン病という病名や、その症状を漠然と知ってはいても、細かなところまでは何も分かっていなかったと、この映画を見て痛感しました。

 

樋口 きっと多くの方がそうだと思います。だからこそ、この映画を作る意味や意義があったんだと思います。僕自身、学ぶことがたくさんありましたから。例えば映画の中で会議中に体が勝手に動き、「私は踊っているんだ」と話すシーンがありますが、これは《ジスキネジア》という症状なんですね。ハリウッドスターのマイケル・J・フォックスさんによく見られる動きだと説明すればピンとくるかもしれません。私にはこの症状もなく、スタッフさんやエキストラさんのなかに罹患されている方がいらっしゃり、ご自宅で撮影したものを見せていただいたりしました。それを見ると、本当にダンスを踊っているように体が動き回っているんです。私が想像していた以上の動きでしたので、そうした罹患されている方々のお話や体験をうかがいながら、役を作り上げていったところもあります。

 

──その一方で、薬で症状を抑えられるということも、恥ずかしながらこの映画で初めて知りました。

 

樋口 そうなんです。最近は効果的ないろんな薬が生み出されていて、服用の仕方によって、長きにわたって体を自由に動かせる状態を維持できるようになっています。映画の中でもダンスやランニングをしたり、クルマも運転していますから。ただ、波があるんですよね。薬を飲み続けると、どうしても効果を得られる血中濃度のポイントがだんだん狭まっていって、次第に体が勝手に動くようになったり、反対に動かなくなったりするんです。ですから、この映画の現場でも自分に薬が効いている時間の中で調整しながらの撮影になりました。

 

──劇中では、病名も含め、そうした症状のことや薬のことなどを周囲にどのように伝えていくかが罹患後のハードルの一つだと描かれていました。

 

樋口 僕も2009年に確定診断を受け、2012年に公表しましたので、3年ほど病気のことを伏せていました。でも、それが普通だと感じていたんですよね。僕もスタッフも、周りに“言わない”という選択が当たり前だと思っていたんです。

 

──それを公表しようと思われたのはなぜなのでしょう?

 

樋口 ある方に、音楽の仕事をして世間にも名や顔を知られている僕が病気になったのは、何かしらの役割があるのでは? と言われたことがきっかけでした。その言葉を聞いて、なるほどと思ったんです。もちろん、僕のようにフリーで仕事をしている人間と会社勤めをされていらっしゃる方では環境が違いますし、公表するにも大変さや覚悟の決め方が異なると思います。もしかすると、組織の中で働かれている方は、周囲からの良かれと思っての気遣いに別の心苦しさや孤立した思いを感じることがあるかもしれませんし。でも、だからこそ、この映画を通じてパーキンソン病のことをたくさん理解していただき、公表することへのハードルが少しでも下がる社会になっていけばいいなという願いも込めているんです。

 

“悪あがき”がこれからの僕の人生のテーマ

──樋口さんはこれまで30年間にわたって音楽活動をされていますが、歌以外の演技やダンスで表現することの面白さや魅力をどんなところに感じられましたか?

 

樋口 演技でいえば、喜怒哀楽の感情をよりストレートに出せるところが楽しいなと思いました。特に功一は物語の序盤でいろんなことに対して怒っている役柄でしたからね。僕自身は日常で怒ることがほとんどないのですが、彼は些細なひと言にいきなり火が着いたように怒り出す。ですから、どうすればそうした感情を持てるんだろうと最初は悩みました。でも、演じていて気づいたんです。功一はパーキンソン病だと告知され、自暴自棄になっていた状態だったので、何をされ、何を言われても、感情が爆発してしまうような臨界点にいたんだろうな、と。むしろ無意識に自分が怒鳴れるきっかけを探していたようなところもあるのかなと感じて。それからはどんどん感情を表に出すことに違和感を持たなくなりましたね。

 

──では、完成した作品を見て印象的だったシーンはありますか?

 

樋口 やはりラストシーンです。“踊れない”とふさぎ込む娘に対して、「諦めたら終わりだぞ」と告げる場面。しかも、娘にそんなことを言いながら自分が踊りだすのがいいですよね(笑)。あの姿にはすごく共感しました。だって、本来なら踊ることをやめた娘に対し、舞台袖から引っ張り出してでも説得しようとする感情が湧くと思うんです。にもかかわらず、セリフにはないものの、“俺が踊るから、お前は見てろ!”というぐらいの勢いがあって。言ってることとやってることが破綻している(笑)。でも、その矛盾した感じが人間らしくて素敵だなと思ったんです。

 

──確かに、理屈で考えるとおかしな行動ですが、感情で考えるとすごく腑に落ちるシーンでした。

 

樋口 そうなんです。しかも、功一のダンスがいまいちイケてないのもいいですよね(笑)。彼の中ではすごく盛り上がっているんでしょうけど(笑)。それに、もしかすると功一は娘のために踊ったのではなく、自分自身の生き様を見せつつ、ただ純粋に踊ることを楽しんでいただけなのかもしれない。彼は病気を患い、手足が思うように動かないけど、それを含めて“俺の姿を見てくれ!”と伝えているようでもあって。いろんな感情の受け取り方ができるシーンだと思います。

 

──先ほど、樋口さんがご自身の病気を公表したことを“何かしらの役割”とお話されていましたが、パーキンソン病を患いながらも音楽制作やライブ活動を続けていらっしゃる樋口さんの姿自体も、同じ病気を抱える方々の支えや勇気になっているのではないかと思います。

 

樋口 そうだと嬉しいですね。僕は罹患して16年になるんです。最初に病気のことが分かった時は、さすがに16年後は歌も歌えなくなっているかなと思ったこともありました。実際に一時期、声がうまく出なくなったこともあったんです。でも、それが不思議と持ち直してきて。今は楽器を弾きながら歌うことは難しいにしても、ちゃんと声も出ますし、ライブも精力的に続けられています。この映画でも、当初の依頼としてあった主題歌(『いまダンスをするのは誰だ?』)を歌わせていただいていますしね。

──しかも、すごくテンポの早い曲です。

 

樋口 音楽を30年間やってきたなかで、一番早いかもしれません(笑)。古新監督が書かれた歌詞に触発されたというのもありますし、やせ我慢をして無理している人間の姿を歌で表現したかったんです。イメージとしては80年代のダンス映画の『フラッシュダンス』のような、とにかく前向きな空気感を出したくって。また、僕はもともと生楽器を使ってもう少しアナログっぽい雰囲気の曲にしていたのですが、そこに河野 圭くんが打ち込みのアレンジを入れてくれたことで、新しさと古さがいい具合に混じった楽曲になりました。

 

──樋口さんはシンガーソングライターとして活動されてきましたが、ご自身以外の方の歌詞にメロディを乗せることに難しさなどは感じますか?

 

樋口 今はもう慣れてきましたね。2008年にシングル曲の『手紙〜親愛なる子供たちへ〜』を作って以来、いただいた歌詞に曲をつけることが増えてきましたから。もちろん、自分がメロディを乗せたいと感じた歌詞に限るのですが、その人が綴った言葉に込めた思いを感じながら、さらにその奥にある意味などを掘り起こしていく。そうした作業がどんどんと楽しくなってきているんです。

 

──なるほど。では、今後アーティストとして挑戦していきたいことがありましたら教えてください。

 

樋口 そうですね……決して病気を患っているからというわけではなく、残された時間を逆算して考えると、これからの人生のなかで何ができるだろうかと考えながら行動するようになってきているんです。その意味では、この年齢で映画の主人公を演じてくれと言われたときの驚きやワクワク感などを音楽のほうにもフィードバックさせたいなと思っていて。それ以外にも、身体が動くうちはいろんなことを詰め込んでいこうと思っています。いうなれば、“悪あがき”っていのがこれからの人生のテーマですね(笑)。

 

──これからのご活躍も楽しみにしています。最後に、樋口さんが今はまっているものを教えていただけますか?

 

樋口 小説です。読む方ではなく、書く方。コロナ禍で音楽活動が制限されたことを機に、新たな表現の場として昨年の7月頃から書き始めていて、3月3日や4月4日といった毎月のゾロ目の日にウェブで新作を発売したり、ライブ会場で販売したりしているんです。物語の内容も、大人の童話のようなものから不条理なお話まで本当にバラバラで。ラストを決めずに書き始めていくので、途中から思いもよらない方向に進んだりして、僕自身も“これ、どうなるんだ!?”と楽しみながら書いてます。

──歌の歌詞を書かれている方が生み出す小説というのはすごく興味深いです。

 

樋口 僕が普段から書いている歌詞も、実はちょっと物語っぽいんですよね。どこか語り部っぽいところがあったりして。ですから、そうした部分では繋がっているのかもしれません。それに、下の娘が小さかった頃に寝る前の読み聞かせをよくしていたのですが、いつも最後まで読んでもそこで終わらず、さらに先の物語を即興で適当に作っていたんです(笑)。すると、娘からも「今日はちょっとだけ怖くて、でも最後は安心して眠れるお話がいい」といったリクエストがきたりして(笑)。それが結果的にこの小説のようなクリエイトに繋がっていったのかもしれないです。今は、締切に追われてようやく書き始めるという感じですが(苦笑)、一度手をつけると一気に書き終えることが多いので、これからもジャンルを決めず、いろんなお話を紡いでいきたいですね。

 

 

 

(C)いまダンフィルムパートナーズ

いまダンスをするのは誰だ?

10月7日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開

 

【映画「いまダンスをするのは誰だ?」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督・脚本・原作:古新 舜
企画・原案:松野幹孝
エグゼクティブプロデューサー:古新 舜
音楽:樋口了一、村上ゆき
主題歌:樋口了一『いまダンスをするのは誰だ?』(テイチクエンタテインメント)

出演:樋口了一、小島のぞみ、山本華菜乃、塩谷 瞬、IZAM、杉本 彩ほか

(STORY)
家庭を顧みず、仕事一筋で生きてきた功一(樋口)。妻や娘ともすれ違いが続く日々を送ってきた彼は、ある日、若年性パーキンソン病だと診断される。なかなか受け入れられず自暴自棄になり、やがて妻からも離縁を迫られ、職場でも仲間が離れていき、それまで以上に孤独を抱えてしまうのだった。そうした中、パーキンソン病のコミュニティ「PD SMILE」で新たな仲間と出会った彼は人との触れ合いの大切さを痛感し、新たな生き方を求めて前を向いて力強く歩き出していく。

公式サイト:https://imadance.com./

(C)いまダンフィルムパートナーズ

 

撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

AKB48が「アイドルなんかじゃなかったら」、NMB48は「渚サイコー!」をパフォーマンス!『CDTVライブ!ライブ!』3時間半SP

10月9日(月・祝)に3時間半にわたって放送される『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系 午後6時30分~10時)の出演アーティスト第2弾と歌唱楽曲が発表された。

『CDTVライブ!ライブ!』3時間半スペシャル  左から)AKB48、NMB48

 

先日発表された第1弾アーティストINI、ENHYPEN、Kyrie(アイナ・ジ・エンド)、櫻坂46、JO1、Tani Yuuki、BE:FIRST、flumpool、WANIMAに続き、3時間半スペシャルを彩る豪華出演アーティスト第2弾と楽曲が解禁。

 

AKB48は、“恋するアイドル”がテーマの胸がキュッと締めつけられるようなストーリーを、疾走感のあるアップテンポなメロディーに乗せて歌う切ないラブソングの新曲「アイドルなんかじゃなかったら」、NMB48は、渋谷凪咲がセンターを務める世界一明るい卒業ソングの新曲「渚サイコー!」をパフォーマンスする。

 

披露する2曲は本田仁美(AKB48)、渋谷凪咲(NMB48)それぞれの卒業前最後のシングルとなっており、『CDTVライブ!ライブ!』では2組がメドレーでお届け。

 

さらに「SNSでバズったライブ特集」も。 2020年3月から1500曲以上を放送してきた本番組の中から特にバズったライブをさまざまなカテゴリーに分けて一挙公開する。

 

番組情報

『CDTVライブ!ライブ!』3時間半スペシャル

TBS系

2023年10月9日(月・祝)午後6時30分~10時

 

<出演アーティスト・歌唱曲>(アーティスト名50音順)

INI「HANA_花」

AKB48「アイドルなんかじゃなかったら」

NMB48「渚サイコー!」

ENHYPEN「Bite Me [Japanese Ver.]」

Kyrie(アイナ・ジ・エンド)「キリエ・憐れみの讃歌」

櫻坂46「承認欲求」

JO1「Venus」

Tani Yuuki「最後の魔法」

BE:FIRST「Mainstream」

flumpool「証」

WANIMA「夏暁」

 

公式HP:https://www.tbs.co.jp/cdtv_livelive/

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公式Instagram:https://www.instagram.com/cdtv.tbs6/

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松尾スズキ「若い頃の絵も含め、自分自身を白紙に戻すつもりで全部見せていこうかなと」生誕60年個展開催

演劇、文筆、俳優とさまざまなジャンルでマルチに活躍する松尾スズキさんが、生誕60年の節目に初の個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」を開催。幼少期より絵を嗜んできた彼が魅せるアートの世界。さらに会期中には伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」の上映会や、同年代の演劇人とのトークセッションなどスペシャルな企画もめじろ押し。そこで今回はGetNavi web独占で作品の一部を紹介いただくとともに、絵に対する想いもたっぷりと語っていただいた。

 

松尾スズキ●まつお・すずき…1962年12月15日生まれ。福岡県出身。作家、演出家、俳優。1988年、大人計画を旗揚げ。97年、『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で岸田國士戯曲賞受賞。2008年には映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。19年に正式部員は自身一人という「東京成人演劇部」を立ち上げ、『命、ギガ長ス』を上演。同作で読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。20年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督、23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授に就任。

【松尾スズキさん撮り下ろし写真】

 

絵は僕のすべての活動の原点

──初めに、今回個展を初開催することになった経緯を教えていただけますでしょうか?

 

松尾 きっかけはコロナ禍でした。緊急事態宣言が出されたことで、することがなくなってしまったんですよね。体は元気なのにずっと部屋の中にいましたし、“暇”というのは心を殺してしまうので、それで、殺風景な部屋が気になり始めたこともあり、部屋に飾る絵を描こうと思ったんです。描きかけの絵が自分の部屋にあることを思い出し、そこにはヘンテコな漫画みたいな絵が描かれていたんですが(笑)、それを塗りつぶして創作したのが、チラシにも載っているイラスト(※1)です。そしたら、どんどん絵を描くのが楽しくなっていきましてね。いくつか描いてはメールマガジンなどで発表していたのですが、事務所の社長から「それだけあるなら個展をやりましょう」と提案され、それで今回開催する流れになりました。会場は小さいところでよかったんです。でも、どうせなら還暦祝いのイベントを絡めたり、トークショーなんかも一緒にやったらいいんじゃないかという話になり、気づいたらスパイラルホールなんていう大きな会場になっていました(笑)。

 

──松尾さんは作家、演出家、俳優、映画監督、エッセイストなど、いくつもの顔をお持ちですが、イラストを描くことはご自身にとってどんな位置づけなのでしょう?

 

松尾 絵は物心ついた頃から描いていました。といっても、落書き程度のものですけどね。漫画が好きだったので、いろんなキャラクターの模写から始まり、ウルトラマンの怪獣なんかも描いたりして。小学生の頃からコマ割りした漫画も描いていましたね。そうやって、キャラクターたちにセリフを言わせたり、演出をつけたりという作業は、のちの演劇活動に繋がっていると言えます。映画を撮り始めたのも、知り合いの監督から、「松尾さんは漫画を描いていたんだから、カット割りもできますよ」という言葉に背中を押してもらったからなんです。ですから、絵は僕の原点とも言えますね。

 

──大学は芸術学部に進学されていますが、どういった経緯で演劇活動を始めることになったのですか?

 

松尾 上京して印刷会社でサラリーマンをしていたんです。でも、長続きしなくて。漫画の持ち込みなんかもしていたんですが、編集者に「よく分からない」と言われ(苦笑)、僕のストーリーはダメなんだなと思ったんです。それで、学生演劇をしていたこともあり、劇団を作ってもう一度演劇に懸けてみようと思い、大人計画を旗揚げしました。その頃、ちょっとだけ絵とは断絶していましたね。ただ、落書きだけは好きで、ずっと続けていました。今でも僕の台本は落書きだらけですよ。演出を考えている振りをして、俳優の似顔絵を描いていたりして(笑)。時には、そこからアイデアが浮かぶこともありますしね。

 

──また、プロフィールを拝見すると影響を受けた作家として赤塚不二夫さんを挙げていらっしゃいますね。

 

松尾 ええ。僕は赤塚さんのドタバタコメディも好きなんですが、キャラクターの身体性に惹かれるんです。イヤミの《シェー》とか、爆発して首だけ飛んでいくような描写とか。残酷なんだけど、どこかかわいらしさがあるのがよくて。とはいえ、赤塚さんに限らず、モンキー・パンチさんや松本零士さんも好きで、いろんな漫画に影響を受けていますけどね。

 

──では、画家で影響を受けた方はいらっしゃいますか?

 

松尾 僕が美大生だった頃、ちょうど横尾忠則さんがファインアート宣言をしたんです。それまでポスターを描いている人だという認識だったのに、絵を見たらすごく発想が入り乱れていて。カオスで。まるで“宇宙”のような表現だと感じたんですね。そのインパクトが大きくて、よく真似をしてコラージュ作品を造ったりしていましたね。

──今回の個展でもその影響を受けた作品が見られるのでしょうか?

 

松尾 (影響を)受けたいなぁとは思うんですけど、横尾さんのようなしっかりした絵が僕には描けませんからね(笑)。僕は僕で、漫画と絵画の中間みたいな世界で攻めようかなと思っています。

 

──ちなみに、イラストを描く際はいつも物語や完成形をイメージされているのでしょうか?

 

松尾 そこはまさに横尾さんの影響と言いますか、アドリブで描くことがほとんどですね。一箇所を描き始め、周囲にできたスペースにどんな続きを描いていこうかなという感じで。最初に入念なスケッチをして仕上げていくことができないんです。

 

──では、絵画だからこそ伝えられるものにはどんなことがあると思いますか?

 

松尾 自由に物語を想像できる余白があることじゃないでしょうか。というのも、僕は背景や風景にはあまり興味がないんです。イラストで描いているキャラクターたちも、自分がこれまで書いてきた物語をどこかしらベースにしつつ、そこに登場しなかった架空の人物や生き物などをテーマにして表現していることが多くて。ですからお客さんにも、キャラクターたちがどんなバックボーンや物語を背負っているのかということを自由にイメージしながら見てもらいたいんですね。それが一枚絵の強みだとも思っていますから。

 

──とはいえ、今回の展覧会では松尾さん自身による音声ガイドもあります。

 

松尾 そうなんですよね。どうしましょうかね。適当な嘘ばっかり言おうかな、なんて思っています(笑)。絵についての説明とか、解説するようなことが本当に何もないので(笑)。

──嘘の解説というのもむしろすごく興味をそそります(笑)。そんなお話をうかがった後で聞くのも野暮ですが、今回のインタビューに際して、掲載用にご提供いただいた3点のイラストについて少しだけお話をいただけますか?

 

松尾 メインのイラスト(※1)は自分なりの屏風を表現してみたかったんです。もし自分が屏風を描くなら、まず雲は外せないだろうなというところからスタートしました。

 

※1

──雲がお好きということですか?

 

松尾 好きですね。以前、舞台の美術セットにも自分が描いた雲を飾ったことがあります。日本画や屏風絵を見ていると、ヒュ〜っとした雲のような絵がよく描かれていますよね。あれが実際に雲なのか、それとも風を表現したものなのかは分かりませんが、あの様式化された感じが面白いなと思っていて。それで自分の作品にもよく雲を登場させたりしているんです。今回の絵に登場させているのも、雲のようであり、煙のようでもあるので、ご覧になった方が自由に想像していただければと思います。

 

──3人の女学生が登場しているイラスト(※2)はいろんなストーリーを想起させられます。

 

松尾 これは以前、自分が撮った映像作品の中に女の子たちが逃げているシーンがあり、それを見ながら勝手に描いた絵ですね。最初に3人の子を描き、何から逃げてるんだろうと考え、“そうだ、おばけを描こう”と思って(笑)。これに限らず、僕の絵にはよくモンスターが登場します(笑)。

※2

──また、先ほど「背景にあまり関心がない」というお話がありましたが、もう一点のイラスト(※3)は背景が細かく描き込まれています。

 

松尾 “キング・クリムゾンを見せつけているこの女性は一体何なんだ!?”という感じですよね(笑)。この絵は、昔見た日本画の絵はがきの構図を借りて描いたものなんです。それがずっと頭の中に残っていたんですよね。そうしたら、先日たまたま観に行った甲斐庄楠音さんという日本画家の個展にまさにその絵があったんです。“俺はこの人の絵に感化されていたんだ”と偶然の再会にすごく驚きました。もちろん、その絵ではキング・クリムゾンを見せつけていませんでしたけどね(笑)。

※3

──普段からよく美術展や美術館は行かれるんですか?

 

松尾 行きますね。雑食なので何でも見ますよ。浮世絵も好きですし、西洋の油絵も見ます。少し前はデイヴィッド・ホックニー展にも行きました。好んで見るのは、様式化されたような絵ではなく、作家がどういう眼鏡で物事を見ているのかがこちら側にも伝わってくるような作品が多いですね。“この絵を描く数秒前に、この作家に一体何があったんだろう?”とストーリーを感じさせられる絵。ですから、抽象画はあまり見ないです。ただ、今回の展覧会に向けて、一枚ぐらいは描いてみてもいいかなと、漠然と思っています。よくホテルの壁に飾ってあるようなやつを(笑)。

 

60歳を迎え、チェーホフを手にしつつ、下衆なネット記事も変わらず読んでいます(笑)

──展覧会の期間中にはトークイベントも開催されます。ゲストの片桐はいりさん(12月13日)やKERAさん(ケラリーノ・サンドロヴィッチ/14日)とのトークセッションはどのような内容を予定されているのでしょう?

 

松尾 これはどこまで話していいのか分かりませんが……今のところほぼ白紙です(笑)。ただ、お2人とも同じ還暦仲間ですし、歳をとった者たちが陥りがちなノスタルジックな会になるんじゃないかなっていう気はしていますね(笑)。20代の頃からの知り合いですから、当時の僕たちのことを知らない人に向けた話もできたらなって。

 

──それぞれどんな話題が生まれるのかとても興味があります。

 

松尾 はいりさんはストイックなイメージがありますけど、人生を楽しんでいる方という印象もありますよね。生まれ育った街の映画館で今もたまに“もぎり”をされていたり。それに、常識人でありながら、表現に対してはある種の厳しさをきっとお持ちだと思うんです。じゃないと、あれほど面白いお芝居はできませんから。今はダンス公演に出たりといろんな挑戦もされているので、これからどのような方向性を考えているのかも聞いてみたいです。

 

──KERAさんについては?

 

松尾 どうしてあんなにいっぱい新作を書くんだろうっていうのは聞いてみたいですね(笑)。だって書きすぎじゃないですか? 僕はもう、あそこまで書けないですよ(笑)。それとやっぱり笑いについては話してみたいです。あと、KERAさんと一緒に歌うのも初めての経験なので楽しみにしています。

 

──なお、トークセッションの最終日(15日)には池津祥子さんと伊勢志摩さんが立会人で、劇団員が選ぶ、松尾さんの10大事件を語る企画もあります。自選と多選では事件の重大さが異なるでしょうから、どんなものが飛び出すのか期待してしまいます。

 

松尾 あの2人は本当に空気を読まない発言をするから恐ろしいんですよ。何を聞かれるのかと戦々恐々としていますので、そんな狼狽する松尾の姿をぜひお楽しみください(笑)。

──(笑)。また、10年前に開催したひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』の上映に合わせて、江口のりこさん(12月11日)と、宮藤官九郎さん(12日)とのスペシャルトークも行われます。

 

松尾 宮藤は大人計画の中で一番しゃべれる人間なので呼びました(笑)。多分、この頃の僕は疲れ切っていると思いますから(笑)。宮藤とこうしてトークショーするのは、同じくスパイラルホールで開催した5年前の『30祭(SANJUSSAI)』(松尾スズキ+大人計画の30周年イベント)以来になるので楽しみですね。江口さんについては、お会いするたびに「『生きちゃってどうすんだ』をまたやらないですか?」と尋ねてこられるんです。ですから、どこがそんなに好きなのかを聞いてみたいなと(笑)。それに昨年の舞台『ツダマンの世界』にも出ていただきましたけど、コロナ禍で食事にも行けなかったので、この機会にお互いの劇団の話なんかもできればいいなと思っています。

 

──今回の『生きちゃってどうすんだ』の上映もファンにとってはうれしい企画になっていますね。

 

松尾 これは社長のアイデアです。もともとこのひとり芝居は、当時あがた森魚さんが一人で日本中をツアーしているドキュメンタリーを見たのがきっかけで。その身軽さみたいなところに憧れて、50歳になった時に自分も一人でやってみようと思ったんですよね。でも欲張りすぎて、一人なのに2時間近い作品になってしまって。本当くたびれて“二度とやるまい”と思ったので、その意味でも貴重な映像だと言えます(笑)。

 

──その『生きちゃってどうすんだ』から約10年が経ちましたが、50歳から60歳になり、ご自身の中で作品の変化を感じることはありますか?

 

松尾 以前は、自分のやりたいことばかりをやっていればいいという思いで生きていましたけど、お客さんが自分に対して何を望んでいるのかをより考えるようになりましたね。やはり、お客さんありきの世界ですから。今回の個展の作品数についても、関係者の中には「50点もあれば十分だと思いますよ」と言ってくれる方もいるんです。でも、もし自分が客の立場だったらもっと多くの絵を見たいと思うはずで。そもそも私はプロの画家ではありませんから、それなら量をお見せするしかない。そういった“お客さんの視点”で物事をよく考えるようになりましたね。

 

──そう思うようになったのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

 

松尾 やはり一人で芝居をしてみて、人前で表現することの厳しさを身に沁みて感じたというのがあります。また、Bunkamuraシアターコクーンで芝居を上演することが増えていき、同劇場の芸術監督にもなり、自分の中で“商業演劇をやっているんだ”という意識が強くなってきたのもあります。そもそも大人計画だってチケットを売っている以上、商業演劇になるわけで。そうした意識の変化は日増しに感じるようになりました。もしかしたら、またいつか昔みたいな傲慢な人間に戻るのかもしれませんが、今はそういうモードになっています。

 

──では、還暦を迎えられたことで心境の変化はありますか?

 

松尾 昔は60歳ってすごく大人だなと思っていましたけど、自分を見返してみるとダメだなって感じることばかりです(笑)。ダメっていうか、両親を見送り、喪主も務めて、その意味では大人の振る舞いができたかなと思うところもありますが、いよいよすがるものが何もない中で、いまだにふわふわしてしまっていて。“これでいいのか……”という思いはあります。それで、最近は自分の中で何かが変わろうとしているのか、チェーホフとかを読み始めたりして(笑)。その一方で、ネットのしょうもないニュースとかを相変わらず読んじゃうんです。これを読まずにいられたらもっと大人になれるのかなって思ったりしながら(笑)。先日も、新幹線で岡山から戻って来る時に、手持ち無沙汰で下衆いネット記事を読んでいたんですね。そしたら、姫路からずっと隣に別の乗客が座っていて、勝手にその視線を感じて、“俺が下衆な記事を読む、この自由な時間を奪うんじゃねえ!”と思ったりしていました(笑)。60歳になっても、いまだにそうした地面を這いずり回っている感はありますね。でもまあ、これを大人と呼ぶのなら呼べと思いますが(笑)。

 

──(笑)。また、大人計画としては今年35周年を迎えました。これまでを振り返り、ターニングポイントとなった作品を挙げていただくと……?

 

松尾 1994年の『愛の罰~生まれつきなら しかたない~』ですね。初めて本多劇場に進出する時に、このままじゃダメだと思ってものすごく稽古をしたんです。普段だと1か月か1か月半のところを2か月以上かけて稽古して。新人しかいなかったので徹底的に練習をして、その公演が結果的に支持されたんですよね。劇団員全員のモチベーションがすごく上がっていたという意味でも、ターニングポイントだったかなと思います。

 

──では、今改めて再演してみたい作品はありますか?

 

松尾 『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』(1996年)はちょっとやってみたいですね。せっかく岸田國士戯曲賞というありがたい賞をいただけた作品ですので、いつか当時とは演出を変えて再演してみたいなと考えています。結構タブーな表現も含まれているのでやりづらいところもあり、だからこそ変えていかないといけない部分もあるんですけどね。

 

──演劇界での表現の難しさは近年高くなっているのでしょうか?

 

松尾 今は最高潮なんじゃないでしょうか。演劇は閉じられた空間とはいえ、SNSで拡散されることもありますからね。ただ、僕自身はもう、そこまで過激なものをやりたいとは思わなくなってきていて。言葉の端々が過激であってもしょうがないと思っていますし、それよりもストーリーで人間の本質的なダメさみたいなものを表現できたらなと思っているんです。思考や作風が、表面的な部分じゃなく、深い部分に入り込んでいるのかもしれない。放送禁止用語をことさらに連呼したり、裸の女の人がでてきたりとか、そうしたものはもう一通りやってきたので、もういいかなっていうのもありますしね。

 

──今回の個展は、そうした“今”の松尾さんの思考の中で生まれた作品が多いだけに、より楽しみが増してきます。

 

松尾 ありがとうございます。あ、ただ、チラシを見て誤解されている方もいるかもしれませんが、僕が踊るとは思わないでくださいね(笑)。まあ、踊りはしませんが、絵画だけでは自信がないので、あの手この手をやると思います。学生時代に描いていたイラストや、それこそ出版社に持ち込んだ昔の漫画など、これまで世に出したことのないものを全部見せていこうかなと。60歳の還暦には“0歳の干支に戻る”という意味もあるそうですし、この際、一旦自分をすべて白紙に戻すつもりで挑もうと思っていますので、ぜひご期待いただければと。

 

 

 

生誕60周年記念art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」

●2023年12月8日(金)〜15日(金) 東京/スパイラルホール(スパイラル3F)
https://otonakeikaku.net/2023_matsuo60/

 

●開催時間:11:00〜17:00
※12月8日(金)は13:00〜20:00
※12月9日(土)・10日(日)は11:00〜20:00
※各日ご入場は閉館の30分前まで

●チケット料金
10月7日(土)より一斉発売
【前売券】
入場券1,900円(税込)
音声ガイド付入場券2,500円(税込)
※未就学児童 無料(日時指定予約必要)
【当日券】
入場券2,000 円(税込)

 

松尾スズキ50歳、伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」上映+スペシャルトーク

全席指定 各日3,800円(税込)

ゲスト:12月11日/江口のりこ 12日/宮藤官九郎

 

松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜

全席指定 各日7,500円(税込)

●12月13日「松尾×はいり彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた」

【出演】松尾スズキ×片桐はいり 【司会】皆川猿時、猫背椿 【演奏】門司肇(Pf)、河村博司(Gt)

●12月14日「松尾×KERA電気ロッカーは、スピーカーに足を乗せる夢を見る」

【出演】松尾スズキ×ケラリーノ・サンドロヴィッチ 【司会】皆川猿時、猫背椿 【演奏】門司肇(Pf)、河村博司(Gt)

●12月15日「告白、ハンパしちゃってごめん!」劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿 立会人:池津祥子+伊勢志摩

【出演】松尾スズキ×池津祥子×伊勢志摩 ほか 【司会】皆川猿時 【演奏】門司肇(Pf)、河村博司(Gt)

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ

岩井俊二監督が92年放送のドラマ『夏至物語』を自らリメイク 主演はアイナ・ジ・エンド「私にとってやはり、すごく楽しくて刺激的でした」

岩井俊二監督が1992年に制作したドラマを自らリメイクする『夏至物語』(カンテレ ※関西ローカル 深夜1時~1時30分)が、10月8日(日)放送。岩井監督、主演を務めるアイナ・ジ・エンドからコメントが到着した。

『夏至物語』アイナ・ジ・エンド (c)カンテレ

 

1992年にカンテレ深夜枠にて放送され、今なおカルト的な人気を誇る岩井俊二監督によるドラマ『夏至物語』。31年の時を経て、岩井監督自らがリメイクし、カンテレでの放送が決定した。

 

新たなヒロインには、10月13日(金)公開の岩井監督最新音楽映画「キリエのうた」でも主演を務める、アイナ・ジ・エンド(以下、アイナ)。惜しまれながらも解散した楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ。唯一無二の歌声と存在感を放つ彼女が、初主演映画「キリエのうた」に続いて岩井監督とタッグを組む。

 

キャリア初期に数々のドラマを監督してきた岩井。『夏至物語』は、愛する人の帰宅を待つ女の子の、愛と狂気に満ちた夏のある日を描くどこか不穏でダークな物語だが、そんな世界観とは裏腹に美しい映像で綴られており、岩井監督ファンにはたまらない作品。ティザーPRでは、その映像美の一端を垣間見ることができる。

 

主演のアイナは「キリエのうた」とはまったく違う役どころを演じており、メインビジュアルの何かをじっと見つめる美しい横顔が印象的だ。また、現在TVer上で配信中の映画「キリエのうた」公開記念特集内では『夏至物語』(1992)に加え、同じく岩井監督の初期の名作「雪の王様」も配信中。アイナ、岩井監督によるコメントは以下を参照。

 

アイナ・ジ・エンド コメント

1992年の作品を時代を超えて携わらせていただけて、とても幸せに思います。

ありがとうございます。

岩井さんの世界に混ざりこめることは

私にとってやはり、すごく楽しくて刺激的でした。

岩井さんの奇想天外な感性を目の当たりにするたびに、あぁ、最高だー!と心が漏れます。

 

自分に巡っている表現の血が

ざわざわと音を立ててユウコに没入していきました。

 

とても暑い日の撮影で、岩井組の皆さんは汗をだらだら流していたのに、

ずっと朗らかで、キラキラしていました。

たくさん学ばせていただきました。

 

そして、暑すぎる中でそうめんを食べた時

おいしくって生き返りそうになって

そうめん大好きになりました。

 

“夏至物語”

たんまり味わってもらえますように。

一度見たあと、

二度目はユウコと一緒にそうめんを食べて観ていただけたらうれしいです。

夏の思い出を作りませんか。

何卒、よろしくお願いします。

 

岩井俊二 コメント

29歳の夏に撮った『夏至物語』をアイナさんでリメイク。これ自分がまず観てみたいと思い、ご本人に旧作を観ていただいたところ、やってみたいとお返事が。かくして実現した本作。4K版として復活しました。(当時の解像度で比較すると面積比で27倍!)

「キリエのうた」とはまた全く違うアイナさんです。きっとご堪能いただけるかと思います。旧作はムーンライダーズの「午後のレディ」の音源をお借りしてましたが、今回はあらためて演奏していただけることになりました。

あらためて当時こんな変なドラマを放送してくれたカンテレさんには今も感謝しかありません。今後もこうしたショートフィルムを時々作れたらいいなといろいろ構想中です。

 

番組情報

『夏至物語』
カンテレ ※関西ローカル
2023年10月8日(日)深夜1時〜1時30分
※『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsアメリカ』延長の際、放送時間繰り下げの場合あり

TVerでは映画「キリエのうた」公開記念特集内にて、岩井俊二監督作品「夏至物語(1992)」「雪の王様」を配信中
https://tver.jp/ ※無料視聴

(c)カンテレ

『セクシー田中さん』に高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜が出演!【コメントあり】

10月22日(日)スタートの木南晴夏がGP帯連続ドラマ初主演を務める日曜ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)に、高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜の出演が決定。コメントも到着した。

『セクシー田中さん』に出演する 左から)なえなの、生駒里奈、高橋メアリージュン、円井わん、坂ノ上茜(c)芦原妃名子/小学館/NTV

 

本作は、第9回ananマンガ大賞を受賞、発行部数100万部を誇る芦原妃名子の人気漫画「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)をドラマ化。

 

地味で友達も恋人もいないアラフォーOLの田中さんを木南、超セクシーなベリーダンサーという田中さんの裏の顔に気付く派遣OL・朱里を生見愛瑠が演じ、2人と恋愛を繰り広げる男性キャストとして、毎熊克哉、川村壱馬、前田公輝、安田顕が出演する。

 

このたび、高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜の出演が決定。高橋メアリージュンが演じるのは、田中さんと朱里が通うベリーダンススクールのインストラクター・Miki先生。生駒里奈は、ベリーダンススクールの生徒・景子、同じくベリーダンススクールに通う生徒・アリサをなえなのが演じる。3人は第2話から出演予定だ。

 

円井わん演じる榎本華と、坂ノ上茜演じる根岸沙奈は、朱里と同じインカレサークル出身で、共に合コンに励む友人。高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜のコメントは下記に掲載。

 

高橋メアリージュン コメント

原作が面白くて一気に読み、田中さんのファンになりました。

魅力満点なキャラクターたち、刺さるせりふが多くて泣けちゃうところもあれば、クスッと笑っちゃうシーン、そして華やかなベリーダンスのシーンといろいろな表情がある楽しいドラマになりそうでワクワクしています。

個人的にはちょうど「女性性」について学んでいたところにベリーダンスと関わることができ、うれしいです。みんなで練習頑張っていますのでお楽しみに!

 

生駒里奈 コメント

景子役を務めさせていただきます、生駒里奈です。

「セクシー田中さん」を読んで、友達と女子会している気持ちになりました。

私自身、プライベートより仕事仕事で生きてきたので恋バナだったりは憧れですが、景子を通して、プライベートも楽しく、やりたいことをたくさん見つけて、アラサーを満喫したいと思います!!

自分の実年齢より景子は年上でバリバリ働いていますが、そこに引っ張ってもらいながら作品にプラスになれればと思います。

 

なえなの コメント

ベリーダンスのレッスン生のアリサ役、なえなのです。

最初は腰周りガチガチ! 練習は不慣れで大変でした! が、ベリーダンスの縛りのない自分らしさ全開でOK! みたいなところが大好きになりました。ドラマを通して出会えてよかったなと思いますし、皆さんにもベリーダンスを楽しんでもらえるとうれしいです!

クスッと笑えるシーンもあれば、元気をもらえ背中を押してくれる場面もたくさんある作品だと思います。私も作品を通して日々成長できるように一生懸命頑張ります。

 

円井わん コメント

たくさんの選択肢がある中で、年相応にとか、いい年してとか、ステレオタイプの価値観で押さえつけてくる言葉が人を不自由にさせる。それらを払拭する力がもらえ、社会を生きていく絶妙なリアルさを描いている作品だと思いました。

私が演じる華は、朱里に対して正論をぶち込む現実主義者ではあるものの、彼女の良き理解者でもあります。華のせりふにハッとすることも多く、首が取れるくらい深くうなずくせりふもありました。

他の誰でもないあなたを生きるパワーとなること間違いなしと思います。ぜひ楽しみにしていてください!

 

坂ノ上茜 コメント

以前、とある映画監督の方とお話しした際に、自分をこう見せたいとか常に何かを演じている人ばかりだとおっしゃっていました。

現代は情報であふれていて、SNSで誰かに見られることが当たり前になっているからこそ、どこかで疲れを感じている人も多い気がします。

この作品が、他人軸ではなくてもっと自分軸でもいいんだと、また明日から自分らしくあれるきっかけになればうれしいです!

 

番組情報

日曜ドラマ『セクシー田中さん』
日本テレビ系
2023年10月22日(日)スタート
毎週日曜 午後10時30分

<出演>
木南晴夏、生見愛瑠、毎熊克哉、川村壱馬(THE RAMPAGE)、前田公輝、高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜、水沢エレナ、星乃夢奈、平野沙羅、西田麻耶、安田顕 ほか

<スタッフ>
原作:芦原妃名子「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)
脚本:相沢友子
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:大井章生、田上リサ(AX-ON)
演出:猪股隆一、伊藤彰記(AX-ON)

(c)芦原妃名子/小学館/NTV

齋藤飛鳥の自動車免許取得をハマ・オカモト&スタッフが全面サポート!『ハマスカ放送部』TELASA特別編が配信

『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系 毎週月曜 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域を除く)より、TELASA(テラサ)特別編の配信がスタートした。

『ハマスカ放送部』TELASA特別編 左から)ハマ・オカモト、齋藤飛鳥(c)テレビ朝日

 

ロックバンド・OKAMOTO’SのベーシストでラジオDJとしての評価も高いハマ・オカモトと、乃木坂46を卒業し、女優・モデルなどで活躍中の齋藤飛鳥という異色コンビが繰り広げる音楽トーク番組『ハマスカ放送部』から、初のTELASAオリジナルコンテンツが誕生。

 

いつもはテレビ朝日局内に勝手に作られた放送室からお届けしている同番組が、貴重なロケに出発。齋藤飛鳥が「乃木坂46卒業後に一番やりたかった」という自動車免許取得を実現するべく、スタッフ&ハマ・オカモト全面協力の下、「免許取得お助けロケ」を敢行する。

 

「免許をとって車を運転したい」「できればデッカイ車がいい」という齋藤の希望をかなえるため用意されたのが、トヨタの人気車種・ランドクルーザーZX。最終的には、この見るからに大きな車を運転できるようになるため、まずは教習所の車で技能実習を始めることに。

 

“教習所イチ優しい”と評判の教官やハマにサポートされ、運転の基本的な動作を習い始める齋藤だったが、早速、車への乗り込み方から注意されてしまう。

 

教習所の外周を走行するため、恐る恐るアクセルを踏んでみる齋藤。初めての体験に動揺した様子を見せるものの、あっという間に時速30キロで走れるようになり、その乗りこなしには教官もハマも「すごいね」と感心しきり。

 

そして、通常は2時間ほどかけて習得するL字クランクやバックでの方向変換などにも果敢に挑戦。果たして齋藤は接触や脱輪することなく、無事に1人でクリアすることができるのか。

『ハマスカ放送部』TELASA特別編(c)テレビ朝日

 

番組情報

『ハマスカ放送部』TELASA特別編
2023年10月2日(月)より配信

TELASA公式サイト:https://navi.telasa.jp/

『ハマスカ放送部』
テレビ朝日系
毎週月曜 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域を除く

(c)テレビ朝日

『あざとくて何が悪いの?』新MC体制での初収録に挑んだ山里亮太&鈴木愛理のコメント到着!「安心して、今まで通り楽しみに見に来てください」

『お願い!ランキング presents そだてれび「あざとくて何が悪いの?」』(テレビ朝日ほか 毎週木曜 深夜0時45分~1時20分※一部地域を除く)が、10月5日(木)放送。新MC体制での初回収録を終えた、山里亮太(南海キャンディーズ)と鈴木愛理よりコメントが到着した。

 

“令和の象徴”ともいうべきテレビ朝日の名物番組『あざとくて何が悪いの?』が、10月5日(木)から、毎週木曜深夜0時45分~1時20分という新ステージで、さらに進化&深化した内容へとパワーアップ。

 

2020年の旗揚げ時から圧巻のトーク術で番組を切り盛りしてきた山里亮太(南海キャンディーズ)と、「ハロー!プロジェクト」の人気グループ「℃-ute」の元メンバーで、女性が憧れるTOP of TOPアイドル・鈴木愛理。未知なる可能性を秘めた新MCコンビが、あざとい男女の「リアルな恋愛事情」や「人間関係の処世術」を全方位から深掘りしていく。

 

先月24日の放送をもって番組から勇退した田中みな実&弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)からMCのタスキを受け取り、「めちゃくちゃ緊張し、ドキドキしながら」初収録に臨んだという鈴木。しかし、いざ収録が始まるや、山里とまるで長年タッグを組んできたかのように、ポンポン弾む会話を展開。収録後は「山里さんにたくさん助けてもらいながら、無事撮り終えることができました。緊張が解けて、いま一気にお腹がすいてきました(笑)」とリラックスした様子も見せつつ、「以前より深い時間帯での放送になるので、初回収録からディープな話もありましたが、それも含めて皆さんに新しい夜の楽しみ方を届けていけたらいいなと思います」と、満面の笑顔で意気込みを語った。

 

かたや、山里も鈴木のポテンシャルに思いっきり舌を巻いたそうで、「『初めて愛理ちゃんと一緒にMCをやるんだっけ?』と思うくらい、すごく自然で楽しい時間でした。象徴たる前任の2人がいた番組が変わるということに対し、いろんな思いを抱いてらっしゃる視聴者の方がいると思うし、僕自身にも実際、多少そういう気持ちもあったんです。でも初収録を終えて、僕が声を大にして言いたいのは『どうぞ皆さん、ご安心ください!』ということだけ」と力説。視聴者の期待値をググッと上げる、確かな手ごたえをにじませた。

 

そんな2人に相手の「ここがあざとい!」と思った要素を尋ねると、「僕には基本的にあざとい要素はないですからね」という山里に対し、鈴木が「山里さんは心を射抜かれた時に、ちゃんと『射抜かれた~!』と言ってくださる。そういうリアクションはどんな人にも『私のこの感じが“あざとい”って刺さったんだ! うれしいな』と、シンプルに響くと思います」と、自覚ゼロのあざとさを絶賛。

 

一方、山里も「愛理ちゃんは収録前、まるで運命みたいに『服の色が一緒ですね』と言ってくるなど、あざとい部分が山ほどありました。僕みたいな大ベテランじゃなかったら落ちてましたよ!」と、これから番組を通してあざとさを学んでいく鈴木の中に眠る“あざと才能”を早くも指摘する場面も。

『お願い!ランキング presents そだてれび「あざとくて何が悪いの?」』左から)松下洸平、あの(c)テレビ朝日

新MCコンビと共に新たな扉を開く『あざとくて何が悪いの?』は、本日10月5日放送の初回からフルスロットル。なんと、今年6月の放送回であざとさに弱い自らを称した異名「チョロ平」がX(旧Twitter)でトレンド入りするなど、この番組で“意外なチョロさ”を露呈してバズりまくった松下洸平が、再びゲストとして降臨。さらに、松下のことを「チョロいね~。心配になっちゃう…」とバッサリ斬り、ナイスコンビぶりを発揮したあのも、再びそろって登場する。

 

前回もガッツリ爪痕を残してくれた2人を迎えて送る今回は、“黒いあざと女子”の言動にスタジオ絶叫。視聴者が実際に体験した「恐怖の恋愛修羅場」の再現VTRを鑑賞しながら、黒いあざと女子の生態に迫ると同時に、ちょうどいいあざとさを学んでいく。

 

鈴木も「超ドロドロじゃん!」と震撼した修羅場の数々、そして今回も舌好調な松下&あのと、新MCコンビの超絶トークに、いろんな意味で震えること必至だ。

 

山里亮太&鈴木愛理 コメント

『お願い!ランキング presents そだてれび「あざとくて何が悪いの?」』左から)山里亮太、鈴木愛理(c)テレビ朝日

◆新MC体制での初回収録のご感想をお聞かせください。

鈴木 特番時代からずっと見ていた番組でしたので、今日はめちゃくちゃ緊張しながら現場に入ったのですが、山里さんにたくさん助けてもらいながら、無事撮り終えることができました。緊張が解けて、いま一気にお腹すいてきました(笑)。

山里 「初めて愛理ちゃんと一緒にMCをやるんだっけ?」と思うくらい、すごく自然で楽しい時間でした。愛理ちゃんが独特な世界観の話をする一方で(笑)、いろんな人にとって生きるヒントになるような話も端々に散りばめてくれたので、また新しい形の番組ができたな、と。収録前はまだ手探りかなと思っていましたけど、意外と1発目から新しい指針が見つかりました。

 

◆収録する前と後で、お互いの印象に何か変化はありましたか?

鈴木 これまでは音楽番組などでゲストとして、MCの山里さんとご一緒することが多く、MC同士という形で関わるのは今回が初めてなんです。なので、ちょっと感覚が違うなと思いつつ…山里さんの奥様がハロプロを好きでいてくださるので、そういう話もできたりして、新しい距離の近さを感じました。

山里 うちの奥さんはガチのハロプロオタクで、「愛理ちゃんのことを頼むよ」と言われてますので(笑)。でも、愛理ちゃんはふわふわとした感じかと思ったら、仕切るところはビシッと仕切るし、ただただ変な子なだけじゃないぞ、と(笑)。いい意味で「あら! できるのね!」と、うれしい驚きがありました。

 

◆お互いについて「ここがあざとい!」と思った要素があれば、教えてください。

山里 僕には基本的にあざとい要素はないですからね。

鈴木 でも、山里さんは心を射抜かれた時に、ちゃんと「射抜かれた~!」と言ってくださるじゃないですか。そういうリアクションはどんな人にも「私のこの感じが“あざとい”って刺さったんだ! うれしいな」と、シンプルに響くと思います。

山里 愛理ちゃんは収録前、まるで運命みたいに「服の色が一緒ですね」と言ってくるなど、あざとい部分が山ほどありました。写真撮影で「もっと近づいて」と言われた時も、近づく瞬間に「ひょいっと~」みたいなヘンな効果音を言ったりして(笑)。僕みたいな大ベテランじゃなかったら落ちてましたよ!

 

◆ちなみに、今後の収録に向けて、お互いに何かリクエストはありますか?

山里 初収録で、愛理ちゃんに「自分と一緒に戦ってきたハロプロの仲間たちのここがあざとくて、紹介したいんです」という熱量があると知ったので、それをどんどんプレゼンしてもらえたら、うれしいです。

鈴木 私は山里さんと一緒にあらためて、男性がときめく女の子の“あざとさ”とは何なのかを掘ってみたいです。実は、山里さんに刺さっていることを具体的に聞いた記憶があまりないので…。

山里 僕は人に心を許さないから。

鈴木 壁がめちゃくちゃあるイメージなので、それがメリメリッと剥がれる瞬間が見えたらいいなって。

山里 いや、もう何年もかけて何層にも塗り固められてるので、それはちょっと…。

鈴木 じゃ、毎回お湯をかけて溶かしていきます!

山里 どうか温かい言葉で溶かしてください。僕だって、本当は人間になりたいんですよ!(笑)

 

◆最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

鈴木 以前より深い時間帯での放送になるので、初回収録からディープな話もありましたが、それも含めて皆さんに新しい夜の楽しみ方を届けていけたらいいなと思います。私自身も自覚していないところで「あざといね」と言われたりするので、番組を通して“新しいあざとさ”を出していきたいです!

山里 象徴たる前任の2人がいた番組が変わるということに対し、いろんな思いを抱いてらっしゃる視聴者の方がいると思うし、僕自身にも実際、多少そういう気持ちもあったんです。でも初収録を終えて、僕が声を大にして言いたいのは「どうぞ、皆さんご安心ください!」ということだけ。安心して、今まで通り楽しみに見に来てください。

 

番組情報

『お願い!ランキング presents そだてれび「あざとくて何が悪いの?」』
テレビ朝日ほか
2023年10月5日(木)スタート
毎週木曜 深夜0時45分~1時20分 ※一部地域を除く

(c)テレビ朝日

三浦翔平「今だけではなく未来のため、自分だけではなく誰かのため、お金だけではなく愛のため」映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』

2000年に発足した「成年後見制度」の問題とともに、時価6億円の値打ちがある伝説の真珠をめぐる家族の騒動を描いた映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』が10月6日(金)より公開。『天外者』の田中光敏監督と再びタッグを組み、成年後見人である弁護士・城島龍之介を演じた三浦翔平さんが伊勢志摩での撮影エピソードを語ってくれました。また、自身のYouTubeでも話題の趣味であるバイクの話では、家族愛にちなんだ映画同様、子供への思いなどもお話いただきました。

 

三浦翔平●みうら・しょうへい……1988年6月3日生まれ。東京生まれ。08年、ドラマ「ごくせん 第3シーズン」で俳優デビュー。以降、多くの人気作品に出演。10年に、『THE LAST MESSAGE 海猿』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作に『天外者』(20年)、『嘘喰い』(22年)などがあり、24年にはNHK大河ドラマ「光る君へ」に出演予定。X(旧Twitter)Instagram

【三浦翔平さん撮り下ろし写真】

龍之介の視点から見ると、お金よりも家族愛がテ―マ

──『天外者』に続く田中光敏監督の新作に出演された経緯は?

 

三浦 かなり前に田中(光敏)監督の方から、「お金の話を絡めた弁護士の役をやってもらいたい」という話をいただきました。そのときは主人公が50代ぐらいの物語だったようですが、スケジュールや制作の問題などで、企画が頓挫してしまったんです。今回はご縁がなかったと思っていたら、数か月後に田中監督から「新たに主人公に翔平くんを当て書きにした物語を作りたいです」と連絡があり、改めて出演オファーを受けました。

 

──同じく『天外者』の小松江里子さんによる脚本を読まれたときの感想を教えてください。

 

三浦 小松先生が書かれた脚本には、田中監督が伝えたい要素がいろいろ入っている印象を受けました。お金と家族が軸となる話ですが、僕が演じる龍之介の視点から見ると、「お金というよりも家族愛がテーマなのかな?」と思いました。そこに至るまでの彼の過去が描かれていますし、そこに持っていけるように田中監督とも話し合いました。

 

──財産管理の弁護人・成年後見人である龍之介を演じるうえでの役作りは?

 

三浦 弁護士役は初めてではなかったのですが、クランクイン前に、実際の弁護士の先生とお会いする機会をいただき、成年後見人制度のことや今の弁護士業界の話を伺うことができました。法の抜け道を使った決してきれいではない、ほとんど世に出せない話だったこともあり、今まで演じてきた弁護士よりも、さらに踏み込んだ取材ができたと思います。成年後見人のリアルな部分については、直接的ではないにしろ、物語を通じて伝えられていると思います。

 

比嘉さんと対峙するシーンでは、感情を動かしてもらいました

──龍之介を演じるにあたり、田中監督と小松さんからのアドバイスは?

 

三浦 最初のプロットの段階では、「龍之介の心に抱えた闇を前面に出した方がいいのでは?」とか「完全に悪人キャラに振り切った方がいいかも?」という話も出ていました。でも、最終的に小松先生が、観た人によって捉え方が変わる微妙なニュアンスで演じるキャラクターにしてくださいました。最終的には「龍之介もかわいそうな人間だった」ということを分かっていただけると嬉しいです。

 

──そんな龍之介を演じるうえで、いちばん難しかった点は?

 

三浦 毎回どの役も難しいですが、今回の龍之介でいえば、フラメンコ(踊り)のリズムであるサパテアードの音に合わせて演じるシーンが難しかったです。セリフを言えないなか、動きと顔の表情だけで表現するのは簡単なことではない。それが真珠のシーンとリンクする、とても斬新なシーンになったと思います。これは技術的な難しさですが、気持ち的な難しさに関しては、龍之介が心にフタをしたまま生きていること。そこから、憎み続けてきた母親と向き合う瞬間ですね。何となくの逆算をしつつ、事務所で母からの手紙を渡されたときや比嘉(愛未)さんを前に感情を爆発させた直後のタイミングで、龍之介の心が動いているかと思います。

 

──W主演である比嘉さんとの撮影エピソードを教えてください。

 

三浦 序盤は比嘉さんとご一緒するシーンがそこまでなかったのですが、終盤にいくにつれて対峙するシーンでは、すごく感情を動かしてもらいました。目のお芝居が印象的で、今回は芯のある強い女性の役だったこともあり、感情を表に出さない龍之介にとって、彼女の言葉のひとつひとつがズシズシ刺さってきました。田中監督がこだわっていた英虞湾の景色とともに、いいシーンになったと思います。そのほか、比嘉さんとの思い出といえば、その後にダンスシーンが控えていたので、2人でダンスの練習をしていたことですかね(笑)。

 

本当に大切なものは目に見えない

──そのほか、三浦友和さんや小手伸也さんとの共演はいかがでしたか?

 

三浦 友和さんのお芝居は、純粋に引き込まれました。言葉数が少ないなかで、役になりきられていて。それがあまりにすごすぎて、「のまれないようにしなきゃ」と思いました。でも、普段はとてもフランクで素敵な方で、休憩中は昔の映画の話や乗られているキャンピングカーの話をしてくださいました。小手さんは初めましてだったのですが、「何を投げても返してくださる役者さんだ」と勝手に思っていたので、安心しきっていました。実際、田中監督の演出が付かないときは、小手さんが自由にやられて、そこに乗っかればシーンとして成立したように思えます(笑)。あと、小手さんは日本神話にとても詳しい方で、ロケ地にまつわるお話をされていたんですが、映画まるまる一本観た気持ちになりました。

 

──そんなロケ地である伊勢志摩で思い出に残っていることは?

 

三浦 伊勢神宮には、観光で行かせてもらいました。あまり時間がなかったのですが、牡蠣だったり、伊勢海老だったり、事前にプロデューサーさんが調べてくれたおいしい店はひと通り行きました。ただ、東京でも仕事があったので、撮影中も行ったり来たりで、他のキャストさんとコミュニケーションを取る時間がなかったです。

 

──作品の見どころやメッセージをお願いします。

 

三浦 お金と家族が主なテーマですが、いろんな条件が揃わなければいけない真珠作りの大変さなども描かれています。田中監督が一番伝えたいことは、台本にもある「本当に大切なものは目に見えない」だと思うし、『天外者』に続いて、「今だけではなく未来のため、自分だけではなく誰かのため、お金だけではなく愛のため」というメッセージも含まれています。映画を観る方それぞれの視点から、違った観方ができる作品になっているかと思います。

 

思い出とともに子供に乗り継いでほしいハーレー

──GetNavi webということで、モノやコトについてお話いただきたいです。現場に必ず持っていくモノやグッズはありますか?

 

三浦 基本的に荷物を持たない主義なので、作品に入っているときは台本、シャープペン、赤ペンぐらい。あと、ロケ弁だけではビタミン不足になりがちなので、水に溶かして飲む、粉末のクエン酸はできるだけ持っていくようにしています。

 

──YouTubeでもよく登場されていますバイクへのこだわりについても教えてください。

 

三浦 誰もが自分の生まれ年や誕生日の数字に縁を感じると思うんですが、自分が死んでも、モノは一生残っていくので、その年代のモノを集めたくなるんですよ。ただ、自分の生まれ年のいいバイクがなかったこともあり、その年代のパーツを取り入れて、自分でカスタムしました(笑)。あと、子どもが生まれるタイミングで、「ハーレーダビッドソン ソフテイル FXLRS」を買いましたが、これは子どもに思い出とともに乗り継いでほしい気持ちからですね。今はもう一台、ショベルヘッドエンジンのハーレーも持っています。昔の良さは昔のバイクで味わえるし、今の良さは今のバイクで味わえる。ありがいことに作品が続いているので、ほとんど乗れていませんが、プラモデルのように眺めるだけで楽しいんです。

 

 

親のお金は誰のもの 法定相続人

10月6日(金)より公開

 

(STAFF&CAST)
監督:田中光敏
脚本:小松江里子
出演:比嘉愛未 三浦翔平 浅利陽介 小手伸也 山崎静代 松岡依都美 田中要次 デヴィ夫人 内海崇 DRAGONGATE 石野真子 三浦友和

(STORY)
三重県伊勢志摩で真珠の養殖を営む大亀家の母・満代(石野)が亡くなった。満代の娘たちは、財産管理の弁護士で成年後見人である城島龍之介(三浦翔平)から、遺産相続や、父・仙太郎(三浦友和)の手による時価6億円の真珠が自由にならないことを告げられ、巨額な財産をめぐって大騒動が巻き起こる。そんな中、三女の遥海(比嘉)は、母を死に追いやったのは真珠の養殖を手伝わせた父が原因であると恨みを募らせていた。

公式サイト:https://oyanookane-movie.com/

(C)2022「法定相続人」製作委員会

 

撮影/干川 修 取材・文/くれい響 ヘアメイク/石川ユウキ スタイリスト/根岸 豪

藤本美貴が夫・庄司智春の子育てにまつわる行動に激怒!横澤夏子も共感『夫が寝たあとに』本日スタート【コメントあり】

新番組『夫が寝たあとに』(テレビ朝日 ※関東ローカル 毎週水曜 深夜2時30分~2時47分)が、本日10月4日(水)スタート。MCの藤本美貴と横澤夏子からコメントが到着した。

 

この番組は、藤本美貴と横澤夏子、そして毎回登場するゲストママたちによるトークバラエティ。「実は夫に見せていないワンピースがある」「育児をしてくれない夫の下着だけ洗濯しなかった」など、普段夫の前では話すことができないママのむき出しの本音も。“男子禁制”ならぬ、“夫禁制”の世界観に注目だ。

 

初回は、藤本が夫・庄司智春の子どもたちをお風呂に入れるときのある行動への怒りを明かし、横澤は「ウチも!」と共感。さらに、藤本流子育てテクニックも満載。子どもが自分で体を拭くようになった技が明かされる。藤本と横澤のコメントは下記に掲載。

 

藤本美貴 コメント

『夫が寝たあとに』藤本美貴(c)テレビ朝日

横澤なっちゃんとは子供の年は違えど、悩みやつまずくところは一緒なので、忙しい子育てママたちにも見てほしいです。番組名が『夫が寝たあとに』となってはいますが、夫側の皆さんたちも妻の本音をひっそり聞いて学んでくれたらうれしいです。番組でただ文句を言っているように思うかもしれないですが、結果として夫婦が幸せに、家族もハッピーになるといいなというのが最終目標です!(笑)

 

横澤夏子 コメント

『夫が寝たあとに』横澤夏子(c)テレビ朝日

私の日常を子育ての先輩のミキティさんに聞いてもらえるなんて、こんなぜいたくな番組ができて幸せです。ミキティさんのお話も聞けて、たくさん笑って、収録日の夜はルンルンで子育てできました。番組が家事や子育ての息抜きになって、大変な日常も笑えるようになりました! 早く収録日が来てほしいと思っています! そんな番組です!

 

番組情報

『夫が寝たあとに』
テレビ朝日 ※関東ローカル
毎週水曜 深夜2時30分~2時47分

(c)テレビ朝日

『推しが上司になりまして』初回放送直前に主演・鈴木愛理のインスタライブが決定!ドラマ本編ゲストも解禁

10月4日(水)にスタートするドラマNEXT『推しが上司になりまして』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜0時30分~1時)の初回放送直前企画として、4日の午後8時から主演・鈴木愛理によるインスタライブの配信が決定。さらに、オーイシマサヨシ、末吉9太郎、bebechan プダ オレリアンがドラマ本編にゲスト出演することも発表された。

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』鈴木愛理 (c)「推しが上司になりまして」製作委員会

 

原作は各電子書店で好評配信中の漫画・森永いと、原作・東ゆきによる同名作。人生のどん底にいた主人公が、突如、会社の上司となって目の前に現れた“最推し”の「2.5次元の舞台俳優」と恋に落ちる…と思ったら、舞い上がった彼女は“恐れ多い”とか“私は空気”とか心の中でつぶやきながら距離を置き、とんでもないまさかの行動に出る。当初、そんな彼女に戸惑う彼だが、やがてその訳を理解し始め…。毎話、夢の“胸キュン”恋愛シチュエーションが満載のキラッキラの“ジェットコースター・ラブコメドラマ”だ。

 

初回放送直前に行われるインスタライブでは、鈴木愛理がドラマの見どころやここでしか聞けない撮影中のマル秘エピソードなどを語るほか、リアルタイムで視聴者からの質問にも答えていく。さらに、出演者とのコラボも。

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』左)オーイシマサヨシ 右上)末吉9太郎 右下)bebechan プダ オレリアン (c)「推しが上司になりまして」製作委員会

 

また、オーイシマサヨシ、末吉9太郎、bebechan プダ オレリアンのドラマ本編出演も決定した。オーイシは、本作の主題歌「最強の推し!」を制作し、シンガーソングライター&弾き語リスト・大石昌良、バンド・Sound Schedule、アニソンシンガー・オーイシマサヨシ、デジタル・ロック・ユニットのOxTという4つの顔を持つ今注目のアーティスト。末吉はボーイズユニット・CUBERS のメンバーで、オタクあるある動画がSNSで話題を呼び、NHK連続テレビ小説『エール』や映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」に出演。バラエティ番組やラジオなど多方面で活躍している。オレリアンは、日本の魅力・食べ物・文化をフランス人視点でレポートする動画が人気のYouTuber。それぞれがどのシーンで登場するのか注目だ。

 

インスタライブ概要

配信日時:2023年10月4日(水)午後8時ごろ開始予定
※スケジュールの都合により、開始時刻が変更になる場合あり
最新の情報は番組公式X(旧Twitter)、Instagramなどでご確認ください。
出演者:鈴木愛理
配信プラットフォーム:『推しが上司になりまして』ドラマ公式Instagram (@tx.oshi)

 

1話(10月4日(水)放送)あらすじ

中条瞳(鈴木愛理)の最推しである舞台俳優・桐生斗真(片寄涼太)が、ある日の舞台で突然の引退を発表。斗真に全てを捧げて生きていた瞳は現実を受け入れられず、悲しみに暮れていた。

その翌日、魂が抜けた状態で瞳が仕事をしていると、イケメン御曹司が新しく部長に配属されるとのうわさが。斗真よりイケメンがこの世にいるわけがないと思っている瞳の前に現れたのは、なんと瞳の最推し・斗真だったのだ。ありえない現実にパニックになった瞳は思わず…。

 

番組情報

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』
テレビ東京系
2023年10月4日(水)スタート
毎週水曜 深夜0時30分~1時

【配信】
動画配信サービス「U‐NEXT」で毎週水曜午後9時より、毎話独占先行配信中
U‐NEXT:https://t.unext.jp/r/tv‐tokyo_pr
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
テレビ東京HP:https://video.tv‐tokyo.co.jp/
TVer:https://tver.jp/

【原作】
漫画:森永いと、原作:東ゆき「推しが上司になりまして」(DPN ブックス)
DPN ブックスHP:https://books.dpn.jp/
「推しが上司になりまして」特設ページ:https://books.dpn.jp/oshijyoushi/
公式Twitter(コミックなにとぞ編集部):comic_nanitozo

主演:鈴木愛理
共演:片寄涼太(GENERATIONS)、ゆりやんレトリィバァ
高野洸、渡辺佑太朗、稲田美紀(紅しょうが)、カルマ、福田愛依・植田圭輔、高柳明音
佐藤晴美、兒玉遥、吉田朱里/徳重聡

監督:本田隆一、小野浩司、松下敏也
脚本:蛭田直美、今西祐子、青塚美穂、東ゆき、伊澤理絵、山岡潤平
音楽:スキャット後藤
主題歌:鈴木愛理「最強の推し!」(Sony Music Labels/Epic Records Japan)
オープニングテーマ:片寄涼太(GENERATIONS)「Dance the life away」(rhythmzone)
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:川村庄子(テレビ東京)、小田彩(アクシーズ)、木川康利(アクシーズ)、増田玲介(アクシーズ)

制作:テレビ東京、アクシーズ
製作著作:「推しが上司になりまして」製作委員会

公式HP:https://www.tv‐tokyo.co.jp/oshijyoushi
公式X(Twitter):@tx_oshi
公式Instagram、TikTok:@tx.oshi

(c)「推しが上司になりまして」製作委員会

上白石萌歌が『Nコン』ゲスト司会を担当!いきものがかり×出場校代表生徒たちによるスペシャルライブも

上白石萌歌が、10月7日(土)~9日(月・祝)に放送される第90回『NHK全国学校音楽コンクール』(Eテレ)のゲスト司会を務めることが決定。また最終日には、いきものがかりがスペシャルゲストとして登場する。

上白石萌歌

 

今年で第90回の節目を迎えた国内最大規模の合唱コンクール『NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)』。全国の予選を勝ち抜いた代表校(小学校・中学校・高等学校 各部門11組ずつ)が、東京・渋谷のNHKホールに集結。合唱日本一を決める模様を、3日連続の生放送で届ける。

 

今年の応援アンバサダーを務める上白石萌歌が、ゲスト司会を担当。阿佐ヶ谷姉妹、ニッチェ、ティモンディが各日のリポーターとして全国の小中高生を全力で応援し、最終日にはスペシャルゲストとして、いきものがかりが登場する。

 

10月7日(土)に送るのは、「高等学校の部」(午後1時30分~5時)。課題曲は、劇団ひとりが作詞、信長貴富が作曲を手掛けた「鳥よ空へ」。番組後半のスペシャル・ステージでは、90回記念企画としてNコン課題曲の歩みを貴重映像などとともに振り返るほか、「みんなのイチオシ!課題曲」企画を実施。

 

また、今年のNコンに挑んだ広島の高校のドキュメントや、参加校の代表生徒による一期一会のスペシャル合唱団が歌う、人気の課題曲スペシャルメドレーも。最後は会場一体となって歌う、課題曲の全員合唱で感動のフィナーレを迎える。

 

10月8日(日)に送るのは、「小学校の部」(午後2時~5時)。課題曲は『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズ原作などを手がける児童文学作家の廣嶋玲子が作詞、村松崇継の作曲による「緑の虎」。番組後半のスペシャル・ステージでは、90回記念企画の「みんなのイチオシ!課題曲」コーナーを。

 

また、1932年の第1回からNコン出場を続ける熊本の小学校のドキュメントや、参加校の代表児童によるスペシャル合唱団が今も歌い継がれている懐かし課題曲や、課題曲スペシャルメドレーの演奏を送る。

 

10月9日(月・祝)に送るのは、「中学校の部」(午後1時05分~4時25分)。課題曲は、Official髭男dismが制作した「Chessboard」。番組後半のスペシャル・ステージでは、90回記念企画「みんなのイチオシ!課題曲」の集大成として、これまで10代に人気のアーティストが制作した課題曲の名曲を紹介。

 

また、第76回(2008年度)中学校の部の課題曲「YELL」を制作したいきものがかりが、全国コンクール出場校の代表生徒で構成されたスペシャル合唱団とコラボ。Nコン90!スペシャルライブ演奏を披露する。

 

さらに、今年の課題曲「Chessboard」を歌うOfficial髭男dismのNコン・スペシャルミュージックビデオとともに、今年のNコンを振り返る。

 

なお、10月4日(水)には、『Nコン90!全国コンクール直前スペシャル』(Eテレ 午後7時25分~7時55分)を放送。第90回記念Nコン全国コンクールに向けて、今年の課題曲と全国コンクールの小・中・高3部門の出場校や見どころなどについて、応援アンバサダーの上白石萌歌が紹介する。

Official髭男dism

 

番組情報

第90回『NHK全国学校音楽コンクール』
Eテレ 生放送

2023年10月7日(土)午後1時30分~5時「高等学校の部」
2023年10月8日(日)午後2時~5時「小学校の部」
2023年10月9日(月・祝)午後1時05分~4時25分「中学校の部」

『Nコン90!全国コンクール直前スペシャル』
Eテレ
2023年10月4日(水)午後7時25分~7時55分
※再放送 10月7日(土)午後1時~1時30分

藤本美貴、堀田茜ら女性陣の厳しいチェックにシソンヌ長谷川&オズワルド伊藤ガクブル『カエル王子と言いたがりの姫』【コメントあり】

モクバラナイト『恋がイキナリさめる瞬間(トキ) カエル王子と言いたがりの姫』(TBSほか 初回:深夜0時31分~、第2回:深夜0時26分~※一部地域を除く)が、10月5日(木)、12日(木)に放送。進行を務める長谷川忍(シソンヌ)、伊藤俊介(オズワルド)、“言いたがりの姫”として出演の藤本美貴、堀田茜、丸山礼、まつきりな、CRAZY COCOからコメントが到着した。

 

近頃、若者世代の間で話題になっている「蛙化現象」。好きな人に突然、嫌悪感を抱いてしまうという矛盾した現象だが、そもそも女性が男性に「冷める瞬間」とは、どんなときなのか。世の女性たちの実体験から解き明かしていく恋愛トークバラエティとなっている。

 

10月5日の放送では、デート中や食事中の男性に冷めた瞬間、SNSで冷める瞬間を。12日の放送では、一般女性たちから集めた意見を基に作成した再現VTRで、幻滅してしまう男性の行動を紹介。優しい男性や頼りがいのある男性、紳士で大人な男性に潜む蛙化ポイントを徹底議論していく。

モクバラナイト『恋がイキナリさめる瞬間(トキ) カエル王子と言いたがりの姫』(c)TBS

一般女性の発言を聞いた女性芸能人たちは、実体験も交えながら「男性に対して冷める瞬間」を語り尽くすことに。女性陣の中で唯一の既婚者である藤本は、夫の庄司智春とけんかしたときに庄司にされた「気持ち悪くて冷めた」行動について語る。藤本が明かす、庄司がした驚きの行動とは。

 

堀田は過去に共演した男性で、二日酔いで収録に来たうえに出演者への当たりも強くて冷めたエピソードを披露。その人物が発表されると、一同驚がくする。

 

丸山は周りにいる男性の衝撃行動をものまねで連発し、そのあまりのクセの強さにスタジオが困惑&大爆笑。さらに、トークを展開していく中で丸山の持つ男性へのこだわりも明らかになっていく。

 

まつきは、これまでの共演者で冷めたエピソードを大告白。SNSを通してされた、姑息なアピールとは。元CA(客室乗務員)で海外居住経験もあるCOCOは、日本と海外の違いを交えながら、男性にされてドン引きしたエピソードを発表する。

 

ところが、COCOの独特すぎる思考や男性に求めるレベルの高さに論争が勃発。伊藤が「吉本の革命児だな!」と驚いた、COCOの強気さやトーク力にも注目だ。

 

長谷川、伊藤、藤本、堀田、丸山、まつき、COCOのコメントは下記に掲載。

モクバラナイト『恋がイキナリさめる瞬間(トキ) カエル王子と言いたがりの姫』(c)TBS

 

コメント

長谷川忍(シソンヌ)

収録中は、僕らも品定めされているような感じでした。話しているときに女性陣と目が合うんですけど、3秒以上目を合わせていられなくて、すぐに目をそらしました。あんまり見るとあらを探されそうで(笑)。それぐらいちょっと緊張感がありました。藤本さんはまだ許容があったんですけど、他の4人はもうガチガチのディフェンススタイルで。全部許さない勢いでした(笑)。

 

伊藤俊介(オズワルド)

分かってはいたんですけど、女性は見ているところがちょっと細かすぎるなって思いました。本番中のちょっとした自分の行動もメモされているんじゃないかという恐怖感がずっとありました。5人の女性陣がいかに普段から細かいところを見ているのかを聞かされている男性陣2人がブルブル震えているところにも注目してほしいです。男性も女性も楽しめますから見てほしいですね。

 

藤本美貴

「分かる!」と思う蛙化現象もあれば、「ここで蛙化になっちゃうの!?」っていうものもあり、男性は気の毒だなって思いました(笑)。あと、結局シンプルに食べ方が汚いのが一番嫌だなって思いました(笑)。

 

堀田茜

人に言えるくらい自分も気を付けないとなと思いました。かゆいところに手が届くような「分かる!!!」っていうのが結構あったので、男女集まって見てもらえたらすごく盛り上がるんじゃないかなと思います。

 

丸山礼

普段思ってるけどあまり口に出さないことや、そういえばそうだったなみたいなことがめっちゃありました。(私は)すごく憧れている人とかが手帳型のスマホケースを持っていたら蛙化ですね。ケースを開けるときの動作や音にすごいムズムズっとしました。それから、普段ネタにしているようなことがたくさん見られました! 出演者それぞれがエピソードをたくさん話せる番組なんてなかなかないので、“冷めのバーゲンセール”みたいな収穫物が超ありました!(笑)

 

まつきりな

私が初めて男性と付き合ったのが18歳で、そのときはバラエティ番組で恋愛話をさせてもらうなんて考えてもなかったんですけど、ずっとメモにいろいろ残していたんです。今日、それが浄化できてうれしかったです。まだまだ話があるので、次回があったらいいなと思います!

 

CRAZY COCO

世代によっても蛙化の内容が全然違うなと思いました。例えば絵文字だったら、私は絵文字を使ってくれる方が好きだし、そのギャップもいいと思うけど、蛙化という人もいるんですよね。だから、家族で見ると娘さんとお母さんとでも全然反応が違うと思います。また、私でいうなら“世界を股にかけていた女”なので、日本と海外の蛙化の違いとかもあると思いました。

 

番組情報

モクバラナイト『恋がイキナリさめる瞬間(トキ) カエル王子と言いたがりの姫』
TBSほか ※一部地域を除く
2023年10月5日(木)深夜0時31分~1時
2023年10月12日(木)深夜0時26分~0時55分

<出演者>
進行:長谷川忍(シソンヌ)、伊藤俊介(オズワルド)
言いたがりの姫:藤本美貴、堀田茜、丸山礼、まつきりな、CRAZY COCO

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/program/frogprince_princess/

(c)TBS

要潤が14年ぶりの舞台にかける思い「『レイディマクベス』は俳優人生22年で出会えたターニングポイントになる作品」

話題のドラマや映画に数多く出演する要潤さんが、14年ぶりとなる舞台『レイディマクベス』に出演中だ。本作はウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』の登場人物であるレイディマクベスにスポットを当てた作品で、主演の天海祐希を始め7人の豪華俳優陣が競演する新作書き下ろし舞台。『レイディマクベス』を俳優人生の集大成にしたいと語る要さんに、今回の舞台にかける思いや、今ハマっていることなどを聞いた。

 

要 潤●かなめ・じゅん…1981年2月21日生まれ。香川県出身。「仮面ライダーアギト」(2001年)でデビューをし、注目を集める。その後、数々のテレビドラマや映画に出演を続け、TBSラジオ「要潤のMagic Hour」のレギュラー番組も持つ。近年の代表作に、「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(TBS系)、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)、連続ドラマW「フィクサー」(WOWOW)、連続テレビ小説「らんまん」(NHK)などがある。2023年は劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『キングダム 運命の炎』などの話題作が全国劇場公開。公式HPX(旧Twitter)InstagramTikTokYouTube

 

【要 潤さん撮り下ろし写真】

 

40歳を過ぎて、舞台への思いが強くなった

──舞台に出るのは久しぶりですよね。

 

 2009年に司馬遼太郎先生が原作の朗読活劇『レチタ・カルダ「燃えよ剣」』に出演して以来です。このときは一人舞台だったので、すごくやりがいもあったんですが、個人的に舞台は、本番に向けて稽古を重ねて、みんなで作り上げていくというイメージが強くて。だから、あまり舞台をやっているという感覚ではなかったんです。

 

──14年間も舞台に出ていなかったんですね。

 

 実は2020年にコロナで中止になった舞台がありました。大人計画さんの『もうがまんできない』という舞台で、作・演出は宮藤官九郎さん。稽古もやったんですが、大人計画さん独特の空気感が出来上がっていて、毎日が笑いに包まれた現場で、すごく刺激的で楽しかったです。ようやく今年、上演されたんですが、僕はスケジュールの関係で参加できなくて残念でした。

 

──『レイディマクベス』のオファーがあったときのお気持ちはいかがでしたか。

 

 今お話したとおり僕は舞台経験が少ないんですが、以前から先輩方に「板の上に立つ俳優になりなさい」と言われていて。40歳を過ぎて、舞台に挑戦したいという気持ちが強くなっていたタイミングでオファーをいただいたので、「ぜひ!」という気持ちでした。今まで自分が積み重ねてきた経験が通用するのか、また俳優として新しい何かを得られるんじゃないかという両方の気持ちがありました。

──今作の見どころをお聞かせください。

 

 ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』をモチーフに、主人公をマクベス夫人に置き換えた、オリジナルの脚本と設定による書き下ろし世界初演の舞台です。エンターテインメントの要素もありつつ、アーティスティックな面も多くて。素晴らしい絵を見て、衝撃を受けて、はっきりした答えはないんだけど、すごく心の中が動いたときのような、そんな舞台になると思います。観終わった後、皆さんにどう感じてもらえるのかが楽しみです。

 

──主演の天海祐希さんをはじめ、錚々たるキャストが顔を揃えています。

 

 ベテランの方々ばかりで、足を引っ張らないようにしなきゃいけないなと(笑)。僕は舞台経験が少ない上に、シェイクスピア作品を演じたこともないので、とにかくみんなに食らいついていこうという気持ちです。初めて共演する方もいらっしゃいますが、尊敬できる素敵な俳優さんばかりなので、胸を借りるつもりで演じたいです。

 

──プレッシャーはありますか?

 

 もちろん感じていますけど、そのプレッシャーに負けないような、キャリアを積んできました。台本の読み方、キャラクターの作り方など、自分なりに積み上げてきたもので、役にのまれないように、しっかりと板に立ちたいです。

 

──シェイクスピアの舞台には、どんな印象をお持ちでしたか。

 

 シェイクスピアは俳優をやっていたら絶対に耳にする名前で、世界中で常に作品が公演されているので、今まで尻込みしていたというか、自分にできるのかなという不安がありました。ただ俳優を22年やってきて、この作品に、このタイミングで出会えたということで、すーっと受け入れられたんです。作品ってやりたいと思って、回ってくるものではないですからね。

 

舞台は大きな山を、みんなで一緒に登っていく感覚がある

──要さんの演じるバンクォーはどんな役柄でしょうか。

 

 バンクォーは、天海祐希さん演じるレイディの幼なじみで、弁が立ち、人を翻弄しながら自分の手は汚さない、したたかでずるい男です。レイディとは友人なんですけど、仲良しこよしではなく、忌憚ない意見も言う。彼女を刺激する存在ですね。

 

──どんな役作りを意識していますか。

 

 バンクォーは自分とはまったく違うタイプですが、実は自分と違う役のほうがやりやすかったりするんですよね。自分と等身大の役がきたときって、演じながらこれでいいのかなと不安になることがあるんです。今回は設定も特殊ですし、完全にイメージで役を作り上げることができる。ただ僕は、自分から「こうしよう!」と思って演じるタイプの俳優ではないんです。この人はこういうふうに演じるから、じゃあ僕はこうかなというふうに作っていくタイプなので、稽古を通してバンクォー像を作っていきたいです。そのためにはイメトレが重要だと思っていて、僕はあまり瞬発力がないので、いろいろなパターンを想定して台本を読み込んでいます。今回は百戦錬磨の方々ばかりなので、「この人やりづらいな」と思われないようにしたいです(笑)。

 

──天海さんは憧れの俳優のお一人だそうですね。

 

 俳優としての器が大きいんですよね。いらっしゃるだけで、その場が明るくなりますし、一緒にお芝居をすると全てを受け入れてくれる。どんな局面でも、ついていきたいなって思える人です。今回も天海さんが引っ張っていってくれるので、その歯車の一つになれるように、あわよくば潤滑油になれたらいいなと思います。

──本番では、どんなことを楽しみにしていますか。

 

 シェイクスピアは難解なセリフも多いので、長い稽古期間で、しっかりと自分の中に落とし込んでいこうと考えていますが、もしかしたら公演期間も、沼にハマっていくように考えるのかもしれない。それって映像にはない舞台ならではの醍醐味ですし、すごく楽しみです。俳優としての階段を一つ上がるような、ターニングポイントになる作品にしたいですね。

 

──その他に舞台と映像の違いを感じる部分はありますか。

 

 舞台は大きな山を、みんなで一緒に登っていく感覚があります。それに対して映像は、低い山がいっぱいあって、とにかく今日はこの山を登り切って、明日は違う山に登るようなイメージですね。

 

──改めて『レイディマクベス』の魅力をお聞かせください。

 

 いつの時代も争いは絶えないですけど、戦わずして生きることができるのかとか、戦争の是非など、いろいろなテーマが包括されています。コロナ禍を通じて、今まで違和感を抱いていたことが露わになって、改めて生き方を考えるきっかけになりましたが、時代は違えど、『レイディマクベス』は今の時代に合っている作品です。

 

──要さん自身、コロナ禍のピーク時にどんなことを考えましたか。

 

 東日本大震災のときもそうでしたけど、自分に何ができるのかとか、自分が幸せに生きるためにはどうしたらいいんだろうとか、いろいろなことを考えました。改めて家族の尊さを感じましたし、ここまで長く休みが続くこともなかったので、家族と密に過ごす時間を大切にしていました。

 

友達とDIYで山小屋作りにハマっている

──要さんは多彩な趣味をお持ちですよね。

 

 いえいえ、胸を張って趣味と言えるものはないんですよ。というのも趣味の範囲が分からないので、仕事が趣味みたいなところもあって。

 

──確かに今年7月18日に放映された「午前0時の森」(日本テレビ系)で、「無趣味なのでテレビ用の趣味や特技を答えている」と仰っていて、それっぽい趣味として乗馬と手品を挙げていました。

 

 どちらもハマっていた時期はあるんです。プライベートで手品師の方と知り合って、テレビで披露できるなと思って、幾つか手品を教えてもらって、実際に番組でも披露しました。乗馬も24歳ぐらいのときに、友達とノリで乗馬クラブに通ったんです。乗馬は一筋縄ではいかないので、半年ぐらいかかったんですけど、映画『キングダム』で刀を持って馬に乗るシーンがあったので、そのときの経験が活かされたのかなと。

──YouTubeチャンネル「要潤のシュールな日常」では度々、料理を披露していますが、手際が素晴らしいですよね。

 

 料理も趣味と言えるほどのものではないんですけど、下積み時代にバイトでイタリア料理店や居酒屋のキッチンに立たせていただいたので、そのときに基本的な包丁の使い方などは覚えました。

 

──家で料理を作ることはあるんですか。

 

 今はほとんどないですね。妻がバランスの良い料理を作ってくれるので助かっています。たまに自分が食べたい料理を一品足すぐらいです。

 

──たとえば、どういう料理を作るのでしょうか。

 

 僕は砂肝が好きなので、砂肝の炒め物とかですかね。炒めるだけですけど、下処理が手間なんですよね。売られている砂肝は繋がった状態で、皮に白い筋みたいなものが付いていて、それを取るのが大変なんです。

 

──今ハマっていることは何でしょうか。

 

 DIYですね。3年ぐらい前から友達と山小屋を借りて、少しずつ改造しているんです。ただの遊びですし、そんなに凝ったことはできないんですけど、かなり古い建物だったので、綺麗にしていこうと。

 

──どういうきっかけで始めたんですか。

 

 コロナ禍で、飲みに行くことができなくなって、都内で集まることも難しくなって。山にこもって、みんなで会う場所を作ろうと始めました。YouTubeでDIY動画を見て、自己流でやっているんですけど、道具や資材を揃えるのが楽しいんです。道具はホームセンターで買って、資材はネットで安い物を探してオークションで落札して。新品よりもヴィンテージのほうが、味わいがあるんですよね。いつまでに完成させるというのもないので、気長にやっています。

 

 

レイディマクベス

(schedule)
■東京公演
日程:2023年10月1日(日)〜11月12日(日)
会場:よみうり大手町ホール

■京都公演
日程:2023年11月16日(木)〜11月27日(月)
会場:京都劇場

(cast&staff)
出演:天海祐希、アダム・クーパー、鈴木保奈美、要 潤、宮下今日子、吉川 愛、栗原英雄
作:ジュード・クリスチャン
演出:ウィル・タケット
音楽:岩代太郎翻訳:土器屋利行
美術・衣裳:スートラ・ギルモア
音響:井上正弘
照明:佐藤啓
ヘアメイク:川端富生
演出助手:伊達紀行
舞台監督:本田和男
主催:TBS 読売新聞社 研音 tsp
企画:tsp 制作:TBS & tsp

(story)
戦争が続いているとある国。レイディマクベスは元軍人であり、自ら戦場に赴く兵士だった。マクベスとは、ともに国を守るために闘う同志として知り合い、恋に落ち、娘を授かる。しかし彼女は産後、戦場へ戻れなくなり、母として、家庭を守ることに専念していたが、そんな現状に満足できないまま人生を歩んでいた。戦いは相変わらず終わりを迎える様子もなく、夫マクベスは戦場で次々と勝利を収め、国を導く存在となる。彼女には常に忘れられない若き日に描いた夢があった。それは「夫と共に国を治める」ということ。そんな時、統治者ダンカンが血縁者以外から後継者を選ぶと宣言。彼女の脳裏に忘れずに在った夢であり、夫婦の野望、そしてその夢が今、まさに手に入りそうになった時、二人は望むものを手に入れることができるのか……。

公式サイト:https://tspnet.co.jp/
公式X:https://twitter.com/2023LadyM

 

撮影/武田敏将 取材・文/猪口貴裕

『あのちゃんの電電電波♪』火曜深夜2時にお引越し&ポッドキャスト配信決定 あの「絶対見て&聴いてください!」

『あのちゃんの電電電波♪』(テレビ東京)が、10月3日(火)から毎週火曜深夜2時に放送枠が移動。さらに、Spotifyで10月3日午後6時から「あのと粗品の電電電話」のポッドキャスト配信が決定した。

『あのちゃんの電電電波♪』(c)テレビ東京

 

今年4月からはじまった、テレ東ではあの初の冠番組となる『あのちゃんの電電電波♪』。独特なキャラクター性と唯一無二のセンスでバズを巻き起こし続けるミュージシャン・あのが、さまざまなジャンルのミュージシャン・アーティストを招き、その音楽性や素顔に迫ってきた。進行・アシスタントを担う「飼い猫のササキ」の声には、粗品(霜降り明星)。あの×粗品の二人でしか成せない奇跡の技に、「このコラボは最強すぎる!」とSNS上でもバズる“神タッグ”だ。

 

普段では聞けないようなプライベートに迫るトークで、10月も引き続き豪華なゲストの人間性を深掘りしていく。番組の最後には、あのの部屋の裏にある「庭」のセットでゲストが歌唱パフォーマンスを披露。

 

そんな本番組が、10月3日放送回から毎週火曜深夜2時にお引越し。10月からの放送では、ゲスト・アーティストが選んだ「今聴いてる曲」のプレイリストを紹介する新コーナーもスタート。さらに、そのプレイリストがSpotifyと連動し実際に聴くことも可能となる。

 

そして、Spotifyでは「あのと粗品の電電電話」のポッドキャスト配信が決定。「あのちゃんはガチでいくらお金を貸せるのか」「結婚したらどの番組で発表する?」「Apexの話」「番組に呼びたいアーティスト」などさまざまな雑談が飛び出す。

 

あのは「絶対見て&聴いてください! いえ~い」と、粗品は「オッケーイ!」とそれぞれコメントを寄せた。

 

番組情報

『あのちゃんの電電電波♪』
テレビ東京
2023年10月3日(火)から毎週火曜 深夜2時~2時30分

配信:
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
動画配信サービス「U-NEXT」にて見放題配信

出演者:あの、粗品(霜降り明星)

公式HP:www.tv-tokyo.co.jp/dendendenpa/
公式X(Twitter):@tx_dendendenpa
公式Instagram:@tx_dendendenpa
公式TikTok:@tx_dendendenpa

「あのと粗品の電電電話」
2023年10月3日(火)から毎週火曜 午後6時配信予定
ポッドキャストURL:https://spoti.fi/dendendenwa

(c)テレビ東京