朝日奈央、関水渚、石井杏奈が“お騒がせなヤバい人あるある”に共感「登場するのはクセ強ばかり」『ブラックガールズトーク』

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 毎週月曜 午後11時6分~11時55分)で主演を務める朝日奈央さん、関水渚さん、石井杏奈さんにインタビュー。共感型リアル体験ドラマとなる本作で、3人が特に共感したエピソードとは…?

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』左から)関水渚、朝日奈央、石井杏奈 ©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。

 

◆最初にドラマのお話を聞いた時の感想をお聞かせください。

朝日:普段はバラエティで活動させていただいているので、本当に私!?という驚きがありましたし、大丈夫かなという不安もありました。

 

関水:女性3人でひたすらしゃべると聞いて、女性だらけの現場というのが今までなかったな、と新鮮でした。私以外の女性2人も、いつもテレビで見ているお二人だったので、楽しいだろうなと思いましたし、うれしかったです。

 

石井:タイトルを聞いた時に、どんな作品なんだろうと思って原作を読ませていただきましたが、すごく共感の嵐で。女子にはみんなこういう時あるな、という女子会トークが繰り広げられているので、撮影がとても楽しみでした。

 

◆皆さんそれぞれお互いの印象はいかがですか?

朝日:2人がすごく温かい雰囲気で、会った瞬間に私の不安はかなりなくなりました。なぎちゃん(関水)に関しては、1回共演させていただいていますが、バラエティの現場だとあまり話す機会がないんです。でも今回お会いして、前から知ってたんじゃないかな、と思うくらいでした。撮影が楽しみになりましたし、波長が合う感じでしたね。

 

関水:なおぽん(朝日)がおっしゃってくれた通りですね。一緒にいて楽しいし、話しているとすごく笑うんです。楽しい2人だなという印象です。

 

石井:お二人ともテレビで見ていた印象のままでした。とても自然体で話しやすいですし、『ブラックガールズトーク』の3人のようにみんなでお話していたので、ドラマのままの関係になれている気がします。

 

◆3人でお話される時はどのようなお話をされていますか?

朝日:最初は、なんて呼び合うかどうかで盛り上がりました。私は普段年下の子に“なおりん”と呼ばれることが多くて、(呼び方)“なおりん”はどう?と去年の年末に話したんです。でも、次に会うまでの間に、あんちゃん(石井)が「奈央ちゃんのことなんて呼ぶんだっけ、なおぽんだっけ…」と思ったらしく、会った時に「なおぽんでしたっけ?」と聞いてきて(笑)。イントネーションも確認してきて、呼び合う名前だけでそんなに悩ませちゃってごめんねと盛り上がりました(笑)。そこから2人にはなおぽん呼びをしてもらっています。

 

石井:最初はなぎちゃんが率先して話してくれて。「休みの日何する?」ってね。

 

朝日:めちゃくちゃ取材されました(笑)。

 

◆ご自身の役との共通点や似ている点はありますか?

朝日:私が演じる佳央梨は少し陽気で、真面目なところもあって。物事をズバズバ言うというよりも、会社では少し気を使いながら人のことを探っているのですが、そういう部分は私と似ているんじゃないかなと。3人でいるシーンは私が友達といる時に近いので、素で演じられそうだなと思っています。

 

関水:私が演じるあやは、みんなのことをいい人だと信じていて、人に優しいし、意地悪をしてくる人なんて信じられないというスタンスなんです。そういう意味では私もだまされやすい部分があって、ちょっと近いのかなと思います。

 

石井:私が演じる奈緒は、周りを見ながら気を使っていて、いい意味でも悪い意味でも目立ちたくない気弱な子です。いろいろ気を使って空回りしてしまうところは共感できますし、そうなったときの助けが家族や友達で、大切なものをきちんと大切にしている部分もすごく共感できます。

 

◆本作は、「こういう人いる!」と共感できる“共感型リアル体験ドラマ”ですが、台本を読まれて皆さんが実際に共感したことや人物などを教えてください。

朝日:けっこうクセが強い人たちが登場するんですよね。クセ強ばかりで…。その中でも私は、社内でめちゃくちゃミスをするのに絶対に非を認めない人。私に気を使ってくれて、カフェラテを持ってきてくれたり、ちょいちょい優しさをくれるから、ミスされても言いづらいっていうのがリアルで。そういう細かいところまで描かれているんだなと思いました。

 

私自身はそこまでの経験があまりないのですが、前に、一人ロケをする番組に出させていただいて。ディレクターさんに「朝日さんの好きなようにやっていいです」と言われたので、本当に好きな感じでやったんです。そしたらだんだんディレクターさんの顔色も態度も変わってきちゃって、最終的にけっこう怒られたんです。言われたからやったんだけどなぁと思いつつ…。このドラマの非を認めない人もそうですが、言葉と行動が違う人っていますよね。

 

関水:あやは保育園で働いているのですが、そこにクレーマー集団が来たりするんですよね。私が普段経験しているわけではないですが、実際に先生をやられている方たちからすると、すごく共感の嵐なんじゃないかなと思います。ないがしろにもできないし、聞くしかないけど全部聞いていたらきりがないし…。そのあたりは本当にうまく描かれていて、私も保育園の先生役として共感しました。

 

石井:イエスもノーも言わない人。どっちでもいいよって言う人。まさに昨日撮影したのですが、「何食べに行く?」となった時に「好きなものでいいよ」と言ったり、「次どこ行く?」と聞いた時に「それも僕決められないから好きなところでいいよ」と言ったり。

 

朝日:困っちゃうね。

 

石井:こういう人いるよねと思いました。優しいのかもしれないけど、困ってしまうというか…。あるあるだなと思います。

 

◆女性3人のトークが繰り広げられるということで、女性に共感してもらえるドラマだと思いますが、男性にはどのように見てもらいたいですか?

朝日:男性にもこういうトークをする方がいらっしゃるかもしれませんし、それぞれ刺さり方が違うと思いますが、男性からしたら「こんなこと話してるんだ、怖!」と思われちゃうシーンがところどころあるかもしれませんね(笑)。女性の、職場での立ち振る舞いと友達の前での立ち振る舞いのギャップに驚く方がいるかもしれませんが、そこを面白く見ていただけるとうれしいです。

 

関水:女性にとっては愚痴というより現状報告なんですよね。あったことをただ話している。女性って、思ったこと全部は男性に言いにくいと思うんです。“察してちゃん”になっているのかもしれないけど、気を使って言えない部分もあるので、こういうふうに気を使っているんだぞ、というのを勉強していただけたらと思います(笑)。

 

石井:女性のトークが繰り広げられるドラマではありますが、一人の人間として、日常的に「この人すごく個性豊かだな」と思う人っているじゃないですか。そういう意味で共感できるドラマだと思います。女性3人が展開していく物語ですが、一人の人間として、自分もこういうことあるな、と重ねて見ていただけたらと思います。

 

PROFILE

朝日奈央

●あさひ・なお…1994年4月21日生まれ。埼玉県出身。B型。

 

関水渚

●せきみず・なぎさ…1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。O型。

 

石井杏奈

●いしい・あんな…1998年7月11日生まれ。東京都出身。O型。

 

番組情報

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』

テレ東系

2024年2月5日(月)スタート

毎週月曜 午後11時6分~11時55分

 

原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)

主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈

監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)

脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳

チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)

プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)

 

制作:テレビ東京、ザ・ワークス

制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/

公式 X(Twitter):@tx_premiere23

公式 Instagram:@tx_premiere23

公式 TikTok:@tx_premiere23

 

●スタイリスト/尹美希 ヘアメイク/土井彩菜

 

©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

ライブツアー『LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live tour 2023-2024 ケーブルモンスター』レポート

昨年12月東京・立川ステージガーデンから始まった夏川椎菜のライブツアー『LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live Tour 2023-2024 ケーブルモンスター』。1月21日(日)には神奈川県民ホール大ホールにて最終公演が行われ、夏川椎菜と“ヒヨコ群”(ファンの総称)の交流が織りなす最高に熱いライブ空間を展開した。

『夏川椎菜 3rd Live Tour 2023-2024 ケーブルモンスター』

 

まず、助走という言葉がこの世には存在しないのか!? と疑ったほど、1曲目の「メイクストロボノイズ!!!」から、夏川&ヒヨコ群の熱量と声量は最高潮に極まっていた。ツアーのオーラスというのもあるが、仕上がり感が半端ない。サビ前の一呼吸からのシャウト、サビ後のコールとパーフェクトな立ち上がりは、続く「エイリアンサークル」も同様だ。

 

下手、上手側に設置された一段高いステージに上がり、場内を見渡しながら手をあげて煽る夏川の姿からも、ヒヨコ群への信頼度が感じられる。

 

「私たちはこれまで、日本全国でいろんなモンスターたちを暴れさせてきた! 今日はその、全国の、全ツアーに参加してくれた全ヒヨコ群の力を借りて、最高のファイナルを迎える日である!」「我々は! スーパー・ウルトラ・グレート・デリシャス・ファイナルケーブルモンスター!!」と、高らかに宣言し、早くもハイカロリーな最速ソング「クラクトリトルプライド」でぶち上げた。

 

類まれなるトークセンスを持つ夏川の本日のMCネタは、横浜といえばの崎陽軒弁当が3種類用意されていたということで、“崎陽軒弁当バイキング”を堪能したというエピソード。「(弁当を食べ過ぎて)夏川さんが1グラム増えるってことは、みんなが推してる夏川さんが、地球上で1グラム増えるってことだもんね?」という独自の理論に盛り上がるヒヨコ群。「いや~、今日もヒヨコ群は仕上がってますね~。ありがとうございます」と夏川も満足そうに返す。

 

素晴らしく統制のとれたヒヨコ群の大合唱から入る「イエローフラッグ」から、「Bluff 2」「ワルモノウィル」「羊たちが沈黙」と新旧ソングを合わせた構成に場内はずっとハイテンションのまま、MCへ。

 

モンスターをテーマにした髪形ルーレット企画をこのツアー中実施していた夏川の、最終日のヘアアレンジイメージは“メデューサ”。担当ヘアメークがどのように作り上げているのかといった裏話を明かしつつ、凝った編み込みのヘアアレンジをお披露目してくれた。

 

ここからは、「石化しないようにファンサービスをお届けしようと思います」と、比較的キャッチー&メロウな楽曲を集めたブロックへ。美メロポップス「キミトグライド」に、慈しむような歌唱の「だりむくり」、情感たっぷりに歌い上げた「ササクレ」と、キュートなお手振りを入れながら、夏川椎菜が積み上げ、磨き上げてきた表現力を余すところなく届けてくれた。

 

後半戦に入る前のMCでは、アルバムやライブに込めた気持ちを、しっかり言葉にして伝える。「コロナ禍のときの、くやしいなって気持ちがなかったら、(3rdアルバムのテーマである)“前向きなあきらめ”というところに行き着いていなかったと思うので、大切な人生経験になったなと、あらためて思いました。本当に皆さん、ここまでついてきてくれてありがとうございました」「でも、あのときの、くやしい気持ちは忘れていないからな! っていうのは、『メイクストロボノイズ!!!』の歌詞にも表れていて。負けたわけじゃない、けど負けそうになっていた自分がいたからこそ、勝ちって言っておきたかった。我らの勝ち! っていうのを、ライブ会場でみんなで一斉にピースすることで、そういうのが表現できたらいいなと思って書いた歌詞です」「またひとつ、ステキなけじめがついたなと思いました」「でも、まだ終わりじゃないですよ!? まだライブ、足りてないよね!? 足りないよね? 夏川さんも、まだまだ足りなーい!」といったあおり前フリからの、「I Can Bleah」へ。大きくうねるサウンド、ワイルドに変貌した夏川ボイスに、ヒヨコ群のシャウトにクラップ、コール&レスポンス、スピードアップしながらの繰り返しといった、ライブを盛り上げる要素盛り盛りな楽曲で、今までにないグルーブ感と一体感を生み出した。

 

日常でたまったモヤモヤとしたもの、心のモンスターをともに発散すべく集められた楽曲の数々。「問題はない」と繰り返す「passable:( 」を歌い終え、「もういっちょー!」と叫んでからの、本公演限定「ファーストプロット」を歌い出した途端、歓声がひときわ高く会場に響き渡った。

 

そして本編ラストは、やはりこの曲、「ラフセカンド」。アルバム同様、締め曲としての効果は絶大だ。クラップにコールとヒヨコ群が参加することで完成形をとなり、想像以上の多幸感を生み出してくれた。

 

「最高の景色をありがとうございます。夏川は、ヒヨコ群が大好きです。これからもいっぱい笑おうねー!」と笑顔でステージを去ったあとの、ヒヨコ群の再登場を願う熱量とポテンシャルの高さ=止まらぬアンコールへ。「ボクはゾンビ」でのリズムと連動したペンライト、ゾンビのような動きのキュートな夏川と、楽しい宴はすぐに着火し、まさに盛り上がりは天井知らずといった感じだ。

 

最後のMCでは、ちょうど7年前のこの日にソロデビューの発表があったことなどを振り返る。「夏川のソロ活動は、アイデンティティの確立との戦いだったんです。どうやったら自分らしさが出るのか。私にしかできないことを模索した7年間でした」「今日、この空間は、夏川とヒヨコ群と、ヒ労組(バンドの通称・ヒヨコ労働組合)とチーム夏川でしか作れない、唯一無二の空間だなと思いました! 誇らしいし、すごく幸せです」「これからも、まだまだ止まる気ありませんので、皆さまついてきていただければなと思います」。

 

モンスター級のアンコール「ハレノバテイクオーバー」「メイクストロボノイズ!!!」で叫び収めた。

 

終演したあとも興奮冷めやらぬヒヨコ群の声援に再び登場した夏川は「ケーブルモンスターに遊びに来てくれた、みんなの頭の中のモンスターも、うまく仲間にして生きていってもえたらいいなと思います!いろいろと難しい人生ですけども、せめて笑えるように、愉快に生きていけたら」というメッセージと共に、アカペラで「ラフセカンド」のサビを歌い始める。すぐにヒヨコ群がクラップでリズムを取り、共に歌うという感動的な流れに。最高の形で感動を分かち合う大団円な終演となった。

 

応援する側と、される側。最初から最後まで、お互いの気持ちが通じ合っていることが感じられた、熱くて温かいステキなライブ空間だったファイナル。8thシングル「シャドウボクサー」(4月17日発売)のリリースや「令和6年度 417(しいな)の日」(4月17日 千葉・森のホール21)の開催も発表され、2024年も充実の夏川の表現活動に期待したい。

 

「LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live tour 2023-2024 ケーブルモンスター」

神奈川・神奈川県民ホール 大ホール

2024年1月21日(日)

 

【Set List】

M01.メイクストロボノイズ!!!

M02.エイリアンサークル

-MC-

M03.クラクトリトルプライド

-MC-

M04.イエローフラッグ

M05.Bluff2

M06.ワルモノウィル

M07.羊たちが沈黙

-MC-

M08.消えないメランコリー

M09.コーリング・ロンリー

M10.キミトグライド

M11.だりむくり

M12.ササクレ

-MC-

M13.I Can Bleah

M14.奔放ストラテジー

M15.ユエニ

M16.ライダー

M17.passable:(

M18.ファーストプロット

M19.ラフセカンド

<ENCORE>

M20.ボクはゾンビ

-MC-

M21.ハレノバテイクオーバー

M22.メイクストロボノイズ!!!

 

●photo/hanna eto(SHERPA+) text/kiyoko negishi

木竜麻生「登場人物たちの次の展開を期待してしまう。彼らが運命に翻弄されていく姿を、スクリーンの中で見たいと思った」映画「熱のあとに」

2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得て描かれる、一人の女性の一途で狂信的な激情を描いた映画「熱のあとに」(2月2日(金)より公開中)。衝撃的な事件から6年後、橋本愛さん演じる主人公・沙苗の目の前に現れる謎の隣人女性・足立を演じる木竜麻生さんが、これまでとは異なる役柄や刺激的な現場エピソードについて振り返ってくれました。

 

木竜麻生●きりゅう・まい…1994年7月1日生まれ。新潟県出身。2014年に『まほろ駅前狂騒曲』で映画デビューし、2018年には瀬々敬久監督の『菊とギロチン』で300人の中から花菊役に選ばれ、映画初主演を果たす。また、同年の『鈴木家の嘘』でもヒロインを務め、この2作の演技が高く評価され、数々の映画賞を受賞する。近年は主演作『わたし達はおとな』(2022年)のほか、『ぜんぶ、ボクのせい』(2022年)、『ヘルドッグス』(2022年)、『Winny』(2023年)、『福田村事件』(2023年)などの話題作に出演している。Instagram

 

【木竜麻生さん撮り下ろし写真】

 

 

「なぜ彼女らしいのか?」ということも演じていく上でのポイントに

──最初に脚本を読んだときの感想は?

 

木竜 映画の中で、しっかり母親役を演じるのは初めてでしたし、かなり謎めいた人物で、物語を動かしていく、かき回していくことに関しても初めての経験だったので、山本英監督から「木竜さん、足立役でどうでしょう?」と脚本を渡されたときは、純粋にうれしかったです。「今までとは違う私を見てもらえる作品になりそう」という思いや、自分の力量を試せそうな好奇心もあったので、わりと早い段階で「ぜひお願いします」と言わせてもらいました。あと、「自分がこの映画をお客さんとして見たい」という思いも強かったんです。

 

──「お客さんとして見たい」と思われた大きなポイントは?

 

木竜 自分が共感できるかどうかということとは別に、それぞれの登場人物が話している言葉がどこか固かったり、詩的だったり、普段人が話すときとは違う言葉選びをする瞬間があるんです。そこに関しては、とても興味深かったですし、とにかく登場人物たちの次の展開を期待してしまう。彼らが運命に翻弄されていく姿を、スクリーンの中で見たいと、純粋に思えたんです。

 

──ちなみに、足立という人物をどのように捉えましたか?

 

木竜 その後、何度か台本読みをする時間を取っていただいたときに、脚本のイ・ナウォンさんから、それぞれの登場人物にまつわるサブテキストになるものをいただいたんです。私は「足立から息子に宛てた手紙」という内容のものだったんですが、自分を彼女に近づけていくときの拠り所にさせてもらいました。傍から見ると、かなり息子に冷たい母親に見えるかもしれませんが、その手紙の中に「あなたが間違えて、この手紙に落書きしちゃったり、ビリビリに破いてゴミ箱に捨てちゃっても私は構わない」といったような記述があったんです。それはとても彼女らしい息子との距離感だなと思ったんですが、「なぜ彼女らしいのか?」ということも演じていく上でのポイントにしました。

 

──そのほか、一筋縄ではいかない彼女を演じる上で軸になったものは?

 

木竜 悲しさや寂しさ、やるせなさなど、足立なりに抱えているものがいろいろあると思うんですよ。それを表に出さずに、明るさやフレンドリーさ、飄々した部分を保っていて、しっかり地に足をつけて立っている、彼女なりの愛情がある人なんだろうと捉えました。沙苗に近づいていく彼女の正体が明らかになる中盤までは、彼女の持つ軽さみたいなものが損なあwれないように演じていたと思います。

 

監督に直談判した思い入れあるシーン

──かなりシリアスな「愛について」の物語が描かれますが、現場の雰囲気は?

 

木竜 2週間半から3週間程度のギュッとした長野ロケだったのですが、みんなでペンションを借りて、そこで同じ時間と空間と環境を共有しながらの撮影でした。だから、撮影の合間も、スタッフさんも含め、みんなでご飯を食べたり、仲良くなりすぎなぐらい仲が良かったです(笑)。逆に、それだけ風通しのいいコミュニケーションが取れていたからこそ、思い切ったお芝居ができたのかもしれません。緊張感を保たなければいけないシーンが多くありましたが、とても楽しくて濃厚な時間だったと思います。

 

──沙苗役の橋本愛さん、彼女の夫・健太役との仲野太賀さんとの共演はいかがでしたか?

 

木竜 お二人とも度量が広い俳優さんなのは分かっていたので、私はお二人の胸を借りるつもりでやってみようと思っていましたし、現場にいてくださるだけで終始助けてもらっていました。お互いに集中したいときは、何も言わなくても距離を置ける感じでしたし、あるシーンでカットがかかった直後に、愛ちゃんに「不完全燃焼だったかも?」と私が言ったら、「いや、監督のOKを信じよう」と言ってもらえるような関係性になっていました。お休みの日は3人でボウリングにも行ったんですが、ゲームの登録名を役名と同じ、沙苗・健太・(足立)よしこにしていました(笑)。みんなで一緒に、山本監督が作りたいものを作っていこう、という楽しさや空間を感じることができました。

 

──劇中、足立が沙苗と教会で対峙するシーンは、とても印象的です。

 

木竜 教会のシーンも、愛ちゃんを信頼していたので、どんと行けました(笑)。格子越しに、お互いの手の平を合わせるシーンは台本にはあったのですが、山本監督の意見で一度なくなったんです。でも、段取りが終わって、撮影のセッティング中に、愛ちゃんと控室に戻ったときに、「本当は交わりたくないのに、繋がってしまった2人を表現するには、手の平を合わせた方がいい」という話になったんです。それで監督に直談判して、復活してもらいました。だから、思い入れのあるシーンになりました。

 

作品を作りだし、足を運んで見てもらうというのはうれしいと同時に最低限の責任がある

──テイクを重ねるなど、一番大変だったシーンは?

 

木竜 一番大変だったのは、終盤に3人がペンションで集うシーンでした。なるべくカットを割りたくない山本監督の思いもあって、個々のショットを撮るときも、シーンの最初からカメラを回していたので、「今日撮り終わらないかも?」と思うほど時間もかかりました。毎回毎回、気持ちを最初に戻してからお芝居していくことは、かなり集中力が必要な作業でしたし、身体的なものも大変でしたが、それを乗り越えることができたのは、やはり同じ方向を向いていた俳優部とスタッフさんのチームワークがあったからだと思います。

 

──「Winny」「福田村事件」など、社会派作品に出演されている印象も強いですが、そのあたりは意識されているのでしょうか?

 

木竜 私の中で、「これ!」と決めているわけではないんですが、マネジメントもやっていただいている事務所の社長と、できるだけ作品について話したり、脚本を読んだときの感想を共有するようにしています。あと、台本を読んでワクワクするとか、「熱のあとに」のように「この映画を見てみたい!」と思うとか、自分の心が動くことも大切にしています。やはり俳優部として作品に参加する以上、作品を作りだす、それに足を運んで見てもらうというのはうれしいと同時に最低限の責任があるとも思うので。

 

──木竜さんが憧れる俳優、または理想の俳優像を教えてください。

 

木竜 具体的に憧れている方はいないのですが、私は映画を見ていて、生活や暮らしが見える描写が心地良くて、すごく好きなんです。例えば、誰かがご飯を食べるとか、洗濯物を干すとか、朝起きて出かけるとか、そこまで深い意味を持たない何気ない日常のルーティンのシーン。セリフはなくても、周りを見渡したら、この人いそうだなって俳優さんは、皆さんすごいなって思います。最近、アキ・カウリスマキ監督の「枯れ葉」やヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」を見たときに、改めてそう感じました。

 

──木竜さんが熱くなるモノ、こだわりのモノなどがありましたら教えてください。

 

木竜 基本的に香るものが好きです。いろんな人に会ったり、人がたくさんいる空間に行った後など、ちょっと疲れていたり、力を抜きたいと感じたときは、必ず家でお香や香木を焚いてリフレッシュしています。最近はアウトドア好きな父と兄に勧められた、天然香木のパロサントが気に入っていて、ネットやショップで購入しています。普通のお香に比べて火はつきにくいのですが、煙の量が多いのが特徴なんです。気が付けば、朝起きて、窓開けて、換気した後に焚いているぐらい今のルーティンになっているかもしれません(笑)。ちなみに、「熱のあとに」でのロケ先ではさすがに焚くことができなかったので、ホワイトセージ(シソ科のハーブ)のスプレータイプのものを寝室や私服にかけていましたね。

 

 

熱のあとに

2月2日(金)より公開中

【映画「熱のあとに」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:山本英
脚本:イ・ナウォン
出演:橋本愛、仲野太賀、木竜麻生、坂井真紀、木野花、鳴海唯、水上恒司

(STORY)
自分の愛を貫くため、ホストの隼人(水上恒司)を刺し殺そうとして逮捕された沙苗(橋本愛)。事件から6年後、彼女は自分の過去を受け入れてくれる健太(仲野太賀)と見合い結婚し、平穏な日常を過ごしていた。しかしある日、謎めいた隣人女性・足立(木竜麻生)が沙苗の前に現れたことから、運命の歯車が狂い始める。

公式HP:https://after-the-fever.com/

(C)2024 Nekojarashi/BittersEnd/Hitsukisha

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/主代美樹 スタイリスト/カワサキタカフミ

佐奈宏紀「理想を言えば、観客全員を満足させたい」舞台『地獄楽-終の章-』インタビュー

シリーズ累計発行部数650万部を突破し、テレビアニメ化もされた話題作「地獄楽」の舞台化第2弾が2月15日(木)より上演される。本作で亜左 弔兵衛役を演じる佐奈宏紀さんにインタビュー。作品の魅力はもちろん、お芝居が楽しいと思うようになったきっかけをたっぷりお話してくれました。1月31日発売のTV LIFE「2.5D Actor’s File」ページ未掲載の写真と合わせてお楽しみください!

◆『地獄楽』は以前から好きな作品だったそうですが、本作の魅力はどんなところにあると思いますか?

ストーリーと世界観、そしてキャラクターが全員立っていて魅力的なところです。ファンタジックな世界感で展開している物語なんですが、感情を揺さぶれられるような人間ドラマになっているところも最高です。それぞれに過去の回想が挟まれていって、少ないコマでも情報がものすごく厚いんです。各キャラでそういうのがあるので、もう全員、好きになりますね(笑)。

 

◆演じる亜左 弔兵衛も、魅力的なキャラクターですね。

単独行動キャラで、強さとカリスマ性、邪悪さに時折見せる天然具合など、引き付けられる要素を全部持っている。彼は適応能力の高さで生き抜いてきて、それが彼独自の強さにつながっているんです。好きなシーンもたくさんあるんですけど、弟の桐馬が、“兄さんは変化していくから強い。でも変化していくからこそ浮き彫りになる、絶対変わらないもの”、というようなことを言っていて、それがすごく印象に残りました。環境や状況に応じて、変えられるものは自在に変えていく。だからこそ、これだけは変えられないっていうものが出てくる。何でも好きに変えていったとしても、意外とここは変わらないなっていうところに気づくんですよね。これは人生の教訓じゃないけど、すごく納得、共感したので僕も近い感覚があるのかもしれないです。

 

◆弔兵衛のビジュアルになってみた感想は?

衣装合わせの段階で、すごい!と感動しました。『地獄楽』では武器も特殊なものになるんですが、めちゃくちゃ精巧なものが届けられていて。各分野のプロの方が職人技を駆使して素晴らしいものを用意してくれるので、ワクワクしましたね。ビジュアルに関しても、弔兵衛のメイクは人格にもつながる大切なものなんです。顔の傷跡を一個一個増やしていくたびに気合が入りました。

 

◆舞台として、楽しみにしているところは?

舞台の尺だと、原作に描かれていることを全部やることは叶わないので、いろいろと精査して、ギュッとまとめたものになります。回想シーンも全部はできないけれど、その人の人間性や関係性が伝わるようなものにしたい。そのためにたくさん試行錯誤すると思うので、その過程は今からとても楽しみです。画眉丸役の(木津)つばさが“戦いまくるよ!”と言っていたぐらい殺陣があるみたいなので、そこも楽しみかな。殺陣が大好きなので。いつも周囲から「佐奈ちゃん、もうやめようよ」って言われるぐらいやりこんでしまいます(笑)。素手での戦いはこれまであまり経験がないので大変かもしれませんが、もう何回でも練習します!

 

◆2.5次元作品はファンタジックな作風も多く、生身の人間が演じる上での難しさもあると思いますが、どのように作り上げていますか?

最初は何もわからなかったんですが、『FGO』(『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域 キャメロット-』)で出会った演出家さん(福山桜子)から、1~2年ぐらいかけて海外での演技論的なものからすべて教わりました。当時は「こんなに大変なんだ!?」と泣きそうになりながらやっていましたね(笑)。それこそ、『FGO』で演じた役は、1500年の孤独をさまよった男なんですよ。もう、そんなの想像力が追いつかないですよね。どうやってその孤独を理解すればいいんだ!? って。そこで、“今、謝りたい人いる? 絶対に会えないけど、謝りたい人はいる?”って言われて、いますって答えたら、“じゃあ今日から、稽古場から家まで2時間ぐらいかかるかもしれないけど、歩いて帰ろう。その人を探しながら。寄り道しながらでもいいから、ちゃんとその人を探している感覚で、歩いて帰ってみよう”って言われて。きつかったけれど、毎日やっていたら少しずつ精神的に消耗してきて。ああ、こういうことかと。そういうメソッドで感情の部分では嘘がないようにすることを学びました。それぐらいやらないと人間って作れないよねって言われて、意識が変わりましたね。

 

◆お芝居が面白いと感じたのは、そういった意識変革からでしょうか。

そうですね。最初の頃はお芝居をすること、一人で考えて作るっていうことに対して、それほど楽しさを見いだせていなかったんです。舞台に立つ、テレビに出る、お客さんが喜んでくれる、みんなで何かを作り上げるっていうことにはシンプルに喜びを感じていたけど。正直、お芝居に関してはよく分からないなっていうのがあった。学生時代は勉強していても答えがあるのが当たり前で、その答えを導き出すために正解を出すために取り組んでいた。だから「何、このよくわからないものは!?」と壁にぶち当たりました。周りもニュアンス的なことしか言わないし、誰も正解を教えてくれない。モヤモヤした中を手探りで進んでいる感覚だったのが、メソッドを知り、あとは自分次第ってところまで来てからはお芝居がすごく楽しくなりました。

 

◆大変さと面白さは表裏一体ですが、大変だからこそ目標としたいこと、目指したいことはありますか?

お客さんに喜んでもらうことです。理想を言えば、全員を満足させたい。でも、それは永遠の夢みたいなもので。原作がある作品だと、その原作の読み方、とらえ方からして、読者の数だけ答えがあると思うんです。全員が同じ感覚で原作を読んでいるわけではないので、全員にハマるものは存在しないんじゃないか。僕たちが作れる舞台は一つだから、ちょっと思っていたのと違うなっていう人も出てきてしまう。だから目指すこと自体、矛盾してはいるんですが。理想としては、全員に喜ばれるものにしたいんです。SNSなどで「原作で好きなシーンだから描いてほしかった」という投稿を見つけると、「そうだよなぁ。でも、ごめん」って思うんです。だからこそ実際に舞台では展開されないとしても、そのシーンがあったことが感じ取れるような深みのある人物に仕上げたい。その先はこちらの技量であり頑張り次第だと思うので、とにかくできるところまでやるしかないと思っています。

 

PROFILE

●さな・ひろき…1997年2月25日生まれ。愛知県出身。B型。

これまでに舞台「銀牙 -流れ星 銀-」シリーズの銀役や、「Paradox Live on Stage」シリーズの朱雀野アレン役など(ともに主演)を務める。

4月28日(日)より地球ゴージャス三十周年記念公演「儚き光のラプソディ」(東京・明治座ほか)に出演。

 

作品情報

舞台「地獄楽-終の章-」

 

2024年2月15日(木)~18日(日)東京・シアター1010

2024年2月23日(金)~25日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

 

<STAFF&CAST>

原作:「地獄楽」賀来ゆうじ(集英社 ジャンプ コミックス刊)

演出:加古臨王

脚本:Spacenoid Writers’ Room(月森葵、野ノ栖千晶、会沢青)

 

出演:木津つばさ、白本彩奈、佐奈宏紀、田淵累生、太田夢莉、中村太郎、吉浜あずさ、郷本直也、宮崎湧、小南光司、松田岳、櫻井圭登、澤田理央・高乘蒼葉(Wキャスト)、佐々木喜英・立道梨緒奈 ほか

 

<STORY>

死罪人と打ち首執行人が、幕府の命により神仙郷に上陸する。彼らの目的はただ一つ。ここで生き残り、「不老不死の仙薬」を持ち帰ること。石隠れ最強の忍として恐れられた死罪人の画眉丸(木津)は、打ち首執行人の佐切(白本)と共にいくつもの死線を越えていく。

 

<TICKET>

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©賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

 

●photo/干川 修 text/根岸聖子 hair&make/田中裕子

森山未來がタイのアートを巡る旅へ「旅を通して本質的にアートがどうして人間に必要なのかを考え続けた」『地球の歩き方』

三吉彩花さん、森山未來さん、松本まりかさん、森山直太朗さんが主演を務める真夜中ドラマ『地球の歩き方』(BSテレ東/テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時~0時30分/深夜0時55分~1時25分 ※配信あり)。2月3日、10日、17日に放送されるタイ「アート特集 バンコク~チェンライ~プーケット」編で主演を務める森山さんに、タイの魅力や“旅”について聞きました。

 

本作は「海外旅行のバイブル」的な存在として長年愛されてきたシリーズ「地球の歩き方」とコラボレーションしたドラマ。「地球の歩き方」編集部から、特集ページを作ってほしいと依頼を受け、現地へと旅立つ4人の芸能人ライター。一度は行ってみたかった場所、以前通った場所など興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、その国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく新感覚・海外旅ドラマだ。

真夜中ドラマ『地球の歩き方』 (c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

◆「地球の歩き方」とのコラボレーションドラマということですが、最初にこのドラマのお話を聞いた時はいかがでしたか?

最初はモキュメンタリーというふうに伺っていました。個人的に旅は自分にとって重要なものです。「地球の歩き方」には10代20代の頃からお世話になっていることもあり、“旅”や「地球の歩き方」に関われる企画というのはシンプルにうれしかったです。

 

◆ドラマでもありドキュメンタリーでもあるという本作ですが、監督とどのようなお話をされて作っていきましたか?

台本をもらったのですが、しっかりと物語の方向性を固めきらないままタイに向かったので、いろいろ撮りながら最終的な着地点をどこにしようかと監督と話し合いながら撮影していきました。ここに行く、ここで誰かと会う、というベースは決まっていましたが、部分の転がし方については、ギリギリまで一緒に作っていった記憶があります。

 

◆タイの撮影で印象に残っているエピソードはありますか?

今回はアートというものにフォーカスして旅をしているので、タイの北から南まで「アート」に則って巡っていきましたが、とにかくどこも良かったです。バンコクは都市としてとてもにぎやかで、いろいろな人が集まっていますし、チェンライではタイランド・ビエンナーレという2年に一度の芸術祭が開かれており、そこに集まっているアーティストや作品も非常に素晴らしかったです。海に面しているプーケットの風景もすごくきれいでした。なにより、どこに行っても食べ物がおいしかったです。タイ料理屋さんは日本にもたくさんありますが、現地のものは超えられないんだなとしみじみ思いました。辛い物が多いので、辛い物が好きな人たちにはたまらないと思います。

真夜中ドラマ『地球の歩き方』 (c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

◆今回タイの行き先についてはどのような流れで決められましたか?

タイに行くとしたらどういうものに興味があるかとまずは聞かれました。この時期だったらビエンナーレやってますよね、というところからアートにフォーカスして旅するポイントを決めましょうと。

 

◆今回の旅でどのようなことを感じられましたか?

今回僕はアートを軸に旅をして回りましたが、旅を通してアートとは一体なんなのか、ということを見つめることができたと個人的には思っています。旅行が好きな人って、その中でも何に興味を持っているかは人それぞれだと思うんです。アートの他にも景色、料理、建築物などに、僕自身、一喜一憂したので、アートにあまり興味がない方でも楽しんでいただける内容になっています。

観光としてのアートって、たくさんありますよね。パブリックアートだったり、インスタ映えのようなものだったり、取りあえずそこに行ってみよう、という場所。そうやって人を誘導しているものやランドマーク的なものを見に行くと、「すごい」「楽しい」「映え」とはなると思いますが、本質的にアートというものがどうして人間に必要なのか、どうして存在しているのか、なぜ人はそれを求めたり、それを売買したりするのか。観光資源や社会運動、政治運動など、人の全ての行動と共にアートというものがなぜあるのか。僕はタイの旅を通してそれを考え続けることになりましたし、自分の中での落としどころを見つけられたと思います。

 

◆旅がお好きというお話もありましたが、今気になっている国や行ってみたい国はありますか?

あまり行けていないのでアジアと、アフリカあたりに行ってみたいですね。ミャンマー、ネパール、ケニア、南アフリカあたりですかね。

最近は仕事で海外に行くことが多いので、自分で日にちや時間を決めて旅をするということはしなくなってきているのですが、そういう旅をする時は必ず一人と決めていました。もちろんみんなで楽しむための旅行もそれならではの良さはありますが、誰かと行くと何かを感じる感覚が弱くなっちゃう気がして。目的地を決めていたとしてもどんな出会いがあって、どういうふうに動かされて、どういった旅になるのかというのは最後まで分からないものだと思うんですけど、誰かと一緒に行くと予定通りになんとかなってしまうんですよね。一人だと本当にだめな時はだめなんです(笑)。でも、それが最終的に自分の旅になるので、大事だなと思っています。

 

◆最後に、ドラマの見どころを教えてください。

「地球の歩き方」は、旅のお薦め本のように使うこともできますが、「旅とはなんぞや」という哲学的なところからスタートしているとも聞きました。毎年更新して出版し続けているという熱の入り方に対して、リスペクトを抱かれている部分もあるんだと思います。

コロナの時期は旅がご法度だったのもあり、本の売上が95%くらい落ちてしまったらしいんです。でも、ポストコロナになって、今までとは違う「地球の歩き方」の本を次々と発売して創刊以来最高の売上をたたき出しているようで。「地球の歩き方」があらためて今支持されるのは、人が旅を求めているということでもありますし、それと同時に、旅を求めた時にまず「地球の歩き方」に手を出してしまう理由が「ただお薦めポイントを求めているから」ということだけではないからこそなのではないかと。

コラボレーションを通じてドラマを作るというのもチャレンジングなことだし、それを見てさらに多くの人が興味を持てるというところも良い戦略だなと思います。僕にとって旅と言えばやっぱり「地球の歩き方」で、お守りのように持ち歩いていました。道に迷ってもぼったくられても取りあえずこれさえあれば何とか…という存在だったので、そういう求められ方を今も昔もしているんだろうなと。

そういったことがこのドラマでも感じられるんじゃないかなと思います。

 

PROFILE

森山未來
●もりやま・みらい…1984年8月20日生まれ。兵庫県出身。AB型。

 

番組情報

真夜中ドラマ『地球の歩き方』
BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)
毎週土曜 深夜0時~0時30分

テレビ大阪
毎週土曜 深夜0時55分~1時25分

配信:
Leminoにて1週間独占先行配信(2024年1月6日(土)配信開始)
広告付き無料配信サービス「TVer」にて見逃し配信

出演:三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗(出演順)
原案:「地球の歩き方」(株式会社地球の歩き方)
監督:菅井祐介、永岩祐介
構成:竹村武司
オープニングテーマ:Tempalay「今世紀最大の夢」(unBORDE/Warner Music Japan)
エンディングテーマ:MONKEY MAJIK「The Good Life」(A.S.A.B)
音楽:冨田ラボ
プロデューサー:高柳亮博、石田雄作、石川竜輝
プロデュース:岡本宏毅

話数:30分×12話
制作:テレビ大阪/テレコムスタッフ
製作著作:ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

番組HP:https://www.tv-osaka.co.jp/arukikata/
公式X(Twitter):tvo_mayodora
公式Instagram:arukikata_mayodora
公式TikTok:@arukikata_mayodora

TVer視聴ページ:https://tver.jp/series/srv92dl23x

(c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

田中みな実がカネボウ化粧品「DEW」の新ミューズに就任「フェイスラインから首、デコルテにかけての肌には自信があります」

田中みな実が新ミューズに就任したカネボウ化粧品「DEW」の新CM「私は欲しがり」篇が、2024年2月9日(金)より放映される。

 

俳優としてはもちろん、美容賢者としても圧倒的な支持を集める田中みな実。以前よりカネボウ商品を愛用しているという縁もある中で、DEWに触れ、商品の良さやブランドのビジョンに共感した田中がDEWの新ミューズに就任した。

「DEW」新CM「私は欲しがり」篇

 

今回のCMテーマは“美容愛”。鏡の前で自分と向き合い、美フォルム(キメの形が美しい状態)へ導かれた肌をいとおしみ、高まっていく美容愛を多幸感あふれる美しい空間で表現。CMの短い秒数の中でさまざまな表情を見せる田中にも注目だ。衣装はシルエットが美しい黒のロングドレスで、セットの中で一際目を引き、まるで美の女神そのもの。田中の肌の美しさと存在感をグッと引き立てている。

 

今回の撮影は、田中も思わず「うっとりしちゃう」と言ってしまうような、「DEW」の世界観を表現したオーロラカラーのセットで撮影。終始、さまざまな表情をしている田中が印象的で、真剣に監督からの指示やポーズを確認していたかと思うと、合間には衣装の裾を持ってクルクルと舞いを披露するなど、おちゃめな田中が垣間見えるシーンも。

「DEW」新CM「私は欲しがり」篇

 

また、フェイスラインを指でなぞるシーンでは、カットがかかるたびにスタッフからも思わず「かわいい!」と声が漏れてしまうほど、田中の魅力にスタッフ一同惹き込まれていった。終了後は「ありがとうございました!」と一人一人丁寧にあいさつ。数々の撮影を経験している田中らしい立ち振る舞いが印象的な撮影となった。

 

田中みな実 インタビュー

◆CM撮影を終えての感想をお願いします。

朝からずっとうっとりするような空間で撮影をしていて、お水もずっとゆらゆら揺れていたのでとても気持ちよくてうっかり寝ちゃいそうでした(笑)。
あとはお水に落ちないように気を付けていて、スタッフさんも含め、落ちちゃうんじゃないかと思ってちょっとドキドキしていました。

◆DEWの特徴として“美フォルムケア”が挙げられますが、田中さんにとって最も美フォルムだと思うご自身のパーツはどこですか?

フェイスラインから首、デコルテにかけては自信があります!(笑)

◆田中さんにとっての美容愛とはどんなことですか?

DEWのスキンケアでお顔をケアすることはもちろんなのですが、季節柄とても乾燥するのでボディケアもしっかりと愛を注いでいます。くまなく愛でてあげることで自分を大切にできているなというふうに感じられています。

◆視聴者へメッセージをお願いします。

カネボウ化粧品DEWの新ミューズになりました、田中みな実です。DEWの美フォルムケアで日々のお手入れ、楽しみましょう!

 

新CM 15秒版

 

新CM 30秒版

 

CM情報

「DEW(デュウ)」新CM「私は欲しがり」篇
2024年2月9日(金)放送開始

キャスト:田中みな実
15秒版: http://youtube.com/watch?v=1sDtJIpnglM
30秒版: http://youtube.com/watch?v=jwV5f4yWL-g

石田卓也「3人それぞれ、このシーンに対する秘めた思いは強く、本番前は絶妙な緊張感と距離感を保っていました」映画『罪と悪』

罪の真実と正義の在り方を問う衝撃のノワール・ミステリー『罪と悪』が、2月2日(金)より公開。長編デビュー作となる齊藤勇起監督のオリジナル脚本作品で、心に傷を持つ朔を演じる石田卓也さん。朔ら幼なじみ3人が再会を果たすことで、ある事件によって止まっていたそれぞれの時間が動き始めていきます。幼なじみ役の高良健吾さん、大東駿介さんといった同世代俳優と火花を散らした撮影エピソードのほか、現在、俳優業とともに農業もされている石田さんが農業を始めたことによる自身に変化についても語ってくれました。

 

石田卓也●いしだ・たくや…1987年2月10日生まれ。愛知県出身。2005年、ドラマ「青春の門・筑豊編」でデビューし、同年公開された『蝉しぐれ』でキネマ旬報新人賞を受賞。主な出演作に『キトキト』(2007年)、『グミ・チョコレート・パイン』(2007年)、『リアル鬼ごっこ』(2008年)、劇場アニメ『時をかける少女』(2008年)など。Instagram

 

【石田卓也さん撮り下ろし写真】

 

10代半ばから一緒に頑張ってきた同世代俳優との再会

──普段は農業もされている石田さんが、本作への出演を決めた理由は?

 

石田 脚本を読ませてもらったときに、直感で「こんな作品を待っていた!」と思ったんです。偶然にも朔も農家をやっていますし、彼の内面的なところも理解できるというか、自分と重なるものが少なからずあったので、これは絶対にやりたいなと。今回、脚本も書かれた齊藤勇起監督は僕が出演した『モンゴル野球青春記』(2013年)で助監督をされていたご縁もあって、朔役に僕を指名してくれたそうですが、お話しを頂いた時は純粋にうれしかったですね。

 

──30代になられて、同世代の俳優である高良健吾さん、大東駿介さんと一緒に男臭いドラマに出演できるということも魅力的ですよね。

 

石田 男臭さに加えて、本作品はコミカル要素も一切ありません。そして2人とは10代半ばぐらいから、ずっと一緒に頑張ってきた同世代の俳優です。健ちゃん(高良)は同じ作品に出演したことがあるし、大東くんも『リアル鬼ごっこ』(2008年)で一緒でしたけど、やはり10代後半ぐらいの記憶で止まっているんですよね。そこから数年経って、またこのタイミングで一緒に作品を作れることに、この作品に出てくる3人のような、巡り合わせというか運命を感じました。

 

──久しぶりに再会するという設定は、劇中の3人の関係性にリンクしますね。

 

石田 そうなんです! ただ、幼なじみの設定だったんですよね。幼なじみの空気感って、現場入って「久しぶり!」という感じではなかなか出せないから、撮影に入る前に、本読みやコミュニケーションを取る場を設けていただきました。それによって、現場では3人それぞれが絶妙な空気感を保っていたと思います。齊藤監督がある程度の方向性を提示して、あとは僕たちに任せてくれたこともありがたかったです。初監督作で、自分のオリジナル脚本で、そこまで僕たちを信じて、任せてくれるっていうのは、なかなかできないことだと思うんですよね。本当に感謝しています。いろいろな監督の助監督をされて、経験を積んでこられた齊藤監督だからこその懐の深さを感じました。

 

役作りで大切にしたのは、歪んだ自己愛からくる正当性

──そんな中で、石田さんが朔を演じる上で心がけたことは?

 

石田 周りの人間から「おまえ、それ違うだろ?」って言われようとも、揺るがない正当性ですね。朔は非常に繊細な心を持った人間で、自分を守るための行き過ぎた自己愛が朔という人間を作り上げたんだなと感じたので、芯の部分は非常に大切にしました。それ以外のことは意識しなくても、相手が出してくる芝居に対して、自然と出てくる気持ちを表現していった感じです。本当に相手のセリフのニュアンスが変わるだけで、受け取るものって変わってくるから面白いですし、それがこの仕事をしていて楽しいところだと思います。3人がそこにいれば自然とシーンが出来上がるんです。

 

──3人が対峙するクライマックスの撮影エピソードは?

 

石田 齊藤監督の穏やかな人柄もあって、実は現場の空気感もそこまでピリピリしていなかったですし、撮影時間もそんなにかからなかったんですよ。ただ、3人それぞれこのシーンに対する秘めた思いは強く、本番前は絶妙な緊張感と距離感を保っていました。緊張し過ぎているわけでも、緩み過ぎているわけでもない。そんな空気感がたまらなく好きでした。それもあって、僕たちが本読みでやっていたものを遥かに超えて、3人の魂が語り合うシーンになったと思います。

 

自然に寄り添いつつ、やれることをやっていく農業の面白さ

──話はさかのぼりますが、農業を始められた理由は?

 

石田 もともと健康に興味があって、「自分の体内に取り入れるものが、どのように作られているのか?」ということを知りたくて、農業を始めたんです。国内の自然栽培農学校に通いながらオーガニック農家で働き、その後、海外のオーガニックファームを巡って農業修行をしていました。農業は自然が相手なので、なかなか自分が思うようにいかないんですよね。人間が自然に対して何か強制するのではなく、自然に寄り添いつつ、僕達は自然に対して少しお手伝いをさせてもらう。そんな考え方、生き方に魅力を感じました。

 

──農業をやられていることで、俳優活動に還元していると思われることは?

 

石田 心に余裕というか、ゆとりみたいなものが出てきました。現場にいる時も、自分の中ではゆっくりと時間が流れているように感じます。若い時はどうしても、一生懸命が故に”我”が前面に出てしまって、俯瞰で見ることができていなかったと思います。今は、自分の中でどうこうしようというよりは、自分はどういう立ち位置にいた方がいいのか、ということを客観的に見られるようになりました。あとは、純粋に俳優業は心身の健康が一番大切だと思うんです。そういったところからも、自然の中で汗を流して心身のバランスを整えてくれる農業を始めて良かったと思います。

 

──Instagramでは高良さんとアウトドアされている写真もアップされていますが、個人的にハマっているものは?

 

石田 最近は機会がある時に陶芸をしています。初めて陶芸をしたのは15歳の時でしたが、とても楽しかった記憶があります。もともと土を触ることが好きなのかもしれません。土を触っていると気持ちがいいですし、時間を忘れて没頭できます。今はまだ始めたばかりで作品にもなりませんが、作っている時間を楽しんでいます。陶芸作家さんの作品を見たり収集したりするのも好きで、益子の陶器市にも何度も行きました。作家さんの個性を出した作品が多くて1つひとつを見ているだけで楽しめます。今日は特に気に入っている飛騨高山の陶芸家・中西忠博の作品を持ってきました。この唯一無二の色合いと、風土を感じさせるこの素朴さを見ているだけで、感性が刺激されます。いつの日か自分でも納得のいく作品が作れたら最高に幸せです。

↑飛騨高山の陶芸家・中西忠博さんによる作品

 

 

 

罪と悪

2月2日(金)より公開

(STAFF&CAST)
監督・脚本:齊藤勇起
出演:高良健吾、大東駿介、石田卓也、村上淳
市川知宏、勝矢、奥野壮、坂元愛登、田代輝、柴崎楓雅、石澤柊斗、深澤幸也、
/佐藤浩市(特別出演)、椎名桔平

(STORY)
ある日、14歳の正樹の遺体が橋の下で発見。彼の同級生だった春、晃、双子の朔と直哉のうち、1人が犯人と思われる老人を殺し、殺害現場となった家に火を放つ。それから22年後、刑事になった晃(大東駿介)が父の死をきっかけに帰郷。久々に会った朔(石田卓也)は引きこもりになった直哉の面倒をみながら実家の農業を継ぎ、春(高良健吾)は地元の不良たちを集めた闇の仕事も請け負う建設会社を経営していた。やがて、かつての事件と同じように、橋の下で少年の遺体が発見される。

公式HP https://tsumitoaku-movie.com/

(C)2023「罪と悪」製作委員会

 

撮影/中田智章 取材・文/くれい響 ヘアメイク/KEIKO スタイリスト/櫻井賢之

OCHA NORMA石栗奏美が飯田圭織と予算100円で最高の駄菓子セット作りにチャレンジ『キタに恋した!』

2月3日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、前週に引き続きOCHA NORMAの石栗奏美と中野を散策する。

『キタに恋した!』左から)波多野裕太アナ、石栗奏美、飯田圭織(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

住みたい街ランキング上位常連の街・中野で、ちょっとマニアックな店を巡る一行。1軒目は昔ながらの駄菓子店「ぎふ屋」。「ビッグカツ」や「ビンラムネ」など懐かしい記憶がよみがえる駄菓子の数々に大興奮。飯田と石栗は予算100円で、最高の駄菓子セット作りにチャレンジする。

 

続いては、ボードゲームで遊びながら食事も楽しめるというボードゲームカフェ「くるまり」へ。店内には500種類以上のボードゲームが所狭しと並んでいる。初めてでも楽しめるという「ドデリド」というカードゲームに挑戦するが、石栗が大苦戦。

 

さらに、こちらの店のもう一つの売りは、「中野の逸品グランプリ」でナンバーワングルメに選ばれたという少し変わったオムライス。オムライスが大好きな石栗も大絶賛する意外な野菜を使ったオムライスとは。

『キタに恋した!』石栗奏美(c)HBC

 

番組情報

『キタに恋した!』
HBC
2024年2月3日(土)深夜0時58分~1時28分

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
(翌日2月4日(日)正午配信)
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi

(c)HBC

『マツコの知らない世界』クレイジーケンバンド・小野瀬雅生が「あんかけ焼きそば」を語る!住宅デザイナーによる「間取り図の世界」も

2月6日(水)放送の『マツコの知らない世界』(TBS系 午後8時54分)は、クレイジーケンバンドのギタリスト・小野瀬雅生をゲストに迎え「あんかけ焼きそばの世界」を送る。

『マツコの知らない世界』左から)マツコ・デラックス、小野瀬雅生(c)TBS

 

2021年11月に番組に登場し、ツアー先で食べ歩いてきた経験から「ご当地焼きそばの世界」をプレゼンした小野瀬。今回は、幼少期から食べ続けているという「あんかけ焼きそば」の魅力について語る。

 

日本全国をツアーで回っている小野瀬が、“あんかけ焼きそば三大都市”として独自に北海道小樽市、長野県上田市、神奈川県藤沢市をピックアップ。それぞれあんや麺などに特徴があるという。

 

神奈川県藤沢市の中華料理店の多くでは、あんかけ焼きそばにゆで麺ではなく蒸し麺を使っているのが特徴で、しっかりとした歯応えとコシを味わえるという。また、長野県上田市では、塩味の元祖あんかけ焼きそばにある物をドバドバかけて食べると聞き、マツコ・デラックスも驚く。

 

そのほかにも、小野瀬がどうしても食べてみたかったという中華カレーを使ったあんかけ焼きそばなどが登場。絶品あんかけ焼きそばの数々にマツコは「今まで意識したことなかったけど、ビジュアルが強いわね」「食べたことがない味!」と夢中に。

 

さらに、妄想で間取り図を書くのが趣味という住宅デザイナーが語る「間取り図の世界」も。マツコのこれまでの言動から、要望をなるべく取り入れて考えたという間取り図を紹介し、マツコ自身も「かなり理想に近いかも!」と感動する。

 

小野瀬雅生 コメント

マツコさんと久しぶりにお会いできて、今回紹介したものも気に入ってもらえて大変うれしかったです。

あんかけ焼きそばの多様性、いろいろなものがあって面白い部分を皆さんにお伝えできれば幸いです。

『マツコの知らない世界』左から)マツコ・デラックス、小野瀬雅生(c)TBS

 

番組情報

『マツコの知らない世界』
TBS系
2024年2月6日(水)午後8時54分放送

(c)TBS

西川貴教「『SEEDシリーズ』最新作の主題歌としてだけでなく、日本のアニメそのものの捉え方に変化を与えられる楽曲に」映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』主題歌「FREEDOM」

ガンダムシリーズの中でも屈指の人気を誇り、プロジェクト発表から約20年の歳月を経て、念願の公開となった映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。その主題歌「FREEDOM」を歌うのは、アーティスト、声優としてテレビアニメの「SEEDシリーズ」を支え、盛り上げてきた西川貴教さん。小室哲哉さんとの初コラボなど大きな話題を呼んだこの楽曲で西川さんが目指したもの、そして自身にとっての「ガンダム」への思いをたっぷりとうかがった。

 

西川貴教●にしかわ・たかのり…1970年9月19日生まれ、滋賀県出身。ソロプロジェクトのT.M.Revolutionとして音楽活動を展開するほか、西川貴教名義でも活躍。ドラマや映画、舞台など俳優としても多くの作品に出演し、声優として『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に参加した。X(旧Twitter)Instagram

 

【西川貴教さん撮り下ろし写真】

テーマにしたのは時代を超越した人や運命の“繋がり”

──ついに『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が公開されました。西川さんにとってはテレビアニメの「SEEDシリーズ」で主題歌や挿入歌を担当されていただけでなく、2002年の『SEED』ではミゲル・アイマン役として、2005年の『SEED DESTINY』ではハイネ・ヴェステンフルス役として出演もされていましたので、今回の約20年越しの公開には感慨深いものがあるのではないかと思います。

 

西川 本当におっしゃるとおりです。劇場版の製作自体はテレビアニメが終わってすぐくらいに発表されましたが、そこからおよそ20年。その間、ずーっと“プロジェクトは着々と進行中”だとか、“今は止まっているらしい”といった、まことしやかな噂だけが流れていましたからね(笑)。正直、映画の公開日が決まってからも、僕は最後の最後まで訝しがっていました(笑)。だからこそ、完成作品を拝見したときは込み上げてくるものがありましたね。

 

──今作には主題歌「FREEDOM」での参加になりましたが、楽曲自体はどのような流れで作っていかれたのでしょう?

 

西川 今回はすごく悩みました。この劇場版『FREEDOM』にはどういった楽曲がふさわしいのかと考えていく中で、単純にシリーズ完結編の主題歌ということだけでなく、日本におけるアニメーションそのものの捉え方を考えてもらえるような曲にしたいなという思いがあったんです。というのも、今やアニメーションやゲーム、コミックは日本の文化を象徴するものとして世界中に広がりを見せていますが、僕がまだ小さかった頃……それこそファーストガンダムが作られていた時代のアニメは、まだまだ子どものためのものという印象が強かったんです。

 

──確かに、『機動戦士ガンダム』も作品の中身を見れば大人が楽しめる内容やクオリティでしたが、世間的には“ロボットアニメ”という大きなジャンルで括られてしまっていたように思います。

 

西川 そうなんです。でも、そのファーストガンダムなどを見て日本のアニメのすごさや素晴らしさを知った我々がこうして大人になり、今度はアニメに携わる側や作る側になった。つまり、アニメ黎明期の昭和に生まれた僕らがいて、日本のアニメーションが進化を遂げた平成という時代に作られた『ガンダムSEED』があり、今こうして令和の時代に新たな劇場版作品が生み出されたわけですから、今回の主題歌では、そうした時代性を超えた楽曲を届ける責任があるんじゃないかと思ったんです。そのためには、音楽でさまざまな時代と文化を築いてきた小室(哲哉)さんの力が必要だと思い、今回は初コラボという形でプロデュースをお願いしました。

 

──小室さんといえば、ガンダムファンとしてはやはりTM NETWORKの「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」(映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』主題歌)が思い出されます。

 

西川 もちろん、僕も同じです。今回の楽曲にどんなメッセージ性を込めていけばいいのかと悩んだ際、その答えを見つけるきっかけになったのも、実は「BEYOND THE TIME」でした。というのも、2019年のガンダム40周年のとき、LUNA SEAが『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のオープニングテーマとして「BEYOND THE TIME」をカバーしていたんですね。それを聴きながら、いろんな思いが僕の頭の中を去来していったんです。彼らとは年齢もほぼ同じですし、二十歳ぐらいの頃から同期として切磋琢磨してきた仲でもある。そんな仲間たちが、時を越えて僕と同じように「ガンダム」の主題歌を歌っている……。その繋がりに運命的なものも感じたんです。それに、なんといっても「ガンダム」という作品自体にも長きに渡る時代性があり、人と人との出会いや別れなどがテーマとして描かれていますからね。『SEED』を締めくくる主題歌として、この“時代を超越した繋がり”というメッセージはまさしくぴったりだなと思ったんです。

 

──歌詞を拝見しても、そのテーマを強く感じることができます。

 

西川 歌詞に関しては、劇場版の製作が発表されたときの第一弾キービジュアルを見て、すぐにイメージが浮かびました。そこにはキラ・ヤマトとラクス・クラインだけが登場していて。「ガンダム」といえばモビルスーツ同士のバトルやアクションが象徴的ですが、そうではなく、あえて“人間同士の繋がり”を見せることを選んだと福田(己津央)監督がおっしゃっていたので、そうした監督の思いも歌詞にも踏襲しています。

 

イラッとするシンの言動が、僕を20年前に引き戻してくれました(笑)

──サウンドの作りも、ぜひ映画館で体感してほしいと思える、壮大かつ深淵さのある楽曲になっているなと感じました。

 

西川 もちろん、歌だけの単体で聴いていただいても楽しめる楽曲になっていますが、僕もこの「FREEDOM」は映像と1つに重なることで生まれるケミストリーがたくさんあるなと思いました。たしか、初めて少しだけお披露目したのが、昨年11月に文京シビックホールで行われたイベントで。そのときに僕が主題歌を歌うということと、小室さんがプロデュースを手掛けてくださるということ、さらには楽曲を使った最新ティザーが公開になったんですよね。ファンの皆さんにとってはいきなり情報量が多すぎて、少し混乱されたと思うんですが(笑)、同時に大いなる期待を寄せてくださっている声も耳にしましたし、その期待に応えるだけの楽曲になっているなと自負しています。

 

──実際に劇場で「FREEDOM」が流れるシーンをご覧になって、どのような印象を持ちましたか?

 

西川 少しおこがましい言葉になってしまうかもしれませんが、まさしく僕がイメージし、目指していたものになっているなという感動がありました。楽曲をお渡ししてからも、監督が劇場公開するまでの間に、映像面で細かい調整をしてくださったそうなんです。例えば曲が流れ出す際、僕のボーカルにお客さんが集中しやすいようにと、その直前のシーンまであったSEを全部抜いてくださったり。本当にこの曲を大切にしてくださっているんだなとうれしく思いましたね。

 

──なるほど。では、映画自体の感想もお聞きしたいのですが、西川さんの目に『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』はどのように映りましたか?

 

西川 一瞬でテレビアニメの頃の感覚に引き戻させてくれる力を感じました。そう思えたのは、福田監督が描こうとしている世界観の強さはもちろん、キャストの皆さんが当時と変わらぬフレッシュな表現をされていたことも大きかったように思います。キラやアスラン・ザラを演じられた保志総一朗さんや石田 彰さんがテレビアニメのときと同じように主人公然とした表現をされている一方で、鈴村健一さん演じるシン・アスカにも昔と変わらないイライラさせられる感じがあって(苦笑)。鈴村さんといえば、いまや多くの若手声優が憧れる存在ですし、事務所の社長業をこなす傍ら、10年以上に渡って「AD-LIVE(アドリブ)」という舞台のプロデュースもされている。人として非常に成熟された方なのに、当時と同じように、しっかりと見る人をイライラさせるお芝居を表現されているんです(笑)。だからこそ、20年という時間の流れを感じることなく、スッと「SEED」の世界に入っていけたのだと感じました。

 

──たしかに。また、物語も今の時代とどこかリンクし、考えさせられるところがたくさんありました。

 

西川 そこも「SEED」や「ガンダム」のすごさの1つですよね。SFでありながら、常に現実と地続きであるといいますか。恐らく、今作のストーリーや構想自体は随分前に作られていたのだと思います。テレビアニメの脚本を書かれていた両澤(千晶)さんがご存命だった頃からあったテーマだったはずで。にも関わらず、今の時代にすごくフィットしている。世界では絶えず紛争が起きていて、どこを正面にして物事を考えていけばいいのかが分からない。今作を見たとき、まさにそんな“今”の時代を予見したかのような内容になっていて驚きました。

 

── “正義”そのものの定義を考えさせられるという意味では、テレビシリーズのとき以上に、より登場人物たちの善悪を分けづらい物語になっているように感じました。

 

西川 そうなんですよね。テレビシリーズの頃と比べ、SNSが発達したことで個人個人が自分の正義を主張できるようになり、“正しさ”の意味がさらに複雑化していきました。そんな混沌とした時代だからこそ、1人ひとりがどの道を選ぶのかが大事になってきていて。でも、その根底にはやはり“人が人を想う気持ち”や人間愛がないといけない。この「SEEDシリーズ」は、まさしくそのテーマがしっかりと描かれた作品だなとあらためて感じましたね。

 

ボディスプレーは、シーンに合わせて気持ちにスイッチを入れてくれる最高のアイテム

──最後に、このGetNavi webではご登場いただく皆さんに、お仕事をする上でのマストアイテムやプライベートで愛用しているお気に入りアイテムなどをお聞きしているのですが、西川さんは何かありますか?

 

西川 今日もカバンに入れてきたのですが、 TOM FORDのボディスプレーです。TOM FORDはシーンに合わせた香りの重ね付けを推奨しているんですよね。たしかに香りって時間とともに薄くなったり、変化していくものなので、そこに新たに別の香りを付けて足していくという使い方はしたことがなかったなと思って。それで、いくつか種類を購入し、場所や時間など状況に合わせた香りを作って楽しんでいるんです。

 

──何種類ぐらいお持ちなんですか?

 

西川 普段使い分けているのは4〜5種類くらい。それ以外にもストックがあります。今日たまたま持っていた「LOST CHERRY」もそうですが、ネーミングからも分かるように、これまでにちょっとなかったような発想の香りが多いんです。

 

──興味をそそられるネーミングですね。それに、香りは気持ちにも変化をもたらすので、シチュエーションごとに香りを使い分けるというのも面白いです。

 

西川 そうなんですよね。僕にとって香りは日常生活におけるスイッチみたいになっているところがあるんです。女性にはアクセサリーや、洋服やバッグなどにつけるちょっとした小物など、その日の気分によって楽しめるアイテムがたくさんありますが、男性だと腕時計やメガネぐらいだと思うんです。そうした中、TOM FORDのこのボディスプレーはすごくいいアイテムだなと思って。その時々によって、手軽に香りで日常にアクセントをもたらしてくれるので、いつも便利に使わせてもらってますね。

 

 

 

<INFORMATION>

西川貴教 with t.komuro「FREEDOM」(『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』主題歌)

2024年1月24日(水)リリース

※完全生産限定盤(CD+ガンプラ):6,000円(税込)
・オリジナルガンプラ(HG 1/144 フリーダムガンダム [ポラライズドクリア])
・『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』絵柄アナザージャケット(4種)

※通常盤:1,300円(税込)
・カップリング「Believer」収録

購入はこちら
https://erj.lnk.to/FREEDOM

 

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』

2024年1月26日(金)全国上映中

(STAFF&CAST)
企画・制作:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
監督:福田己津央
脚本:両澤千晶、後藤リウ、福田己津央
キャラクターデザイン:平井久司
メカニカルデザイン:大河原邦男、山根公利、宮武一貴、阿久津潤一、新谷学、禅芝、射尾卓弥、大河広行
メカニカルアニメーションディレクター:重田 智
音楽:佐橋俊彦
製作:バンダイナムコフィルムワークス
配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹

キャスト:
キラ・ヤマト……保志総一朗
ラクス・クライン……田中理恵
アスラン・ザラ……石田彰
カガリ・ユラ・アスハ……森なな子
シン・アスカ……鈴村健一
ルナマリア・ホーク……坂本真綾
メイリン・ホーク……折笠富美子
マリュー・ラミアス……三石琴乃
ほか

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
公式サイト https://www.gundam-seed.net/freedom
X  https://twitter.com/SEED_HDRP
TikTok https://www.tiktok.com/@seed_freedom_official
※2024年3月31日(日)23:59まで期間限定

 

撮影/干川 修 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/浅沼薫(Deep-End)

吉田美月喜「自分の人生を捧げて、文化を守る選択肢を取ることは、なかなかできない」映画「カムイのうた」

アイヌ民族が口頭伝承してきた叙事詩ユーカラ(※1)を、「アイヌ神謡集」として日本語訳した実在の人物・知里幸惠をモデルに描いた映画「カムイのうた」(1月26日より拡大公開中)。理不尽な差別やいじめに遭いながらも、強くたくましく生きた主人公・テルを演じた吉田美月喜さんに、アイヌ文化をリスペクトした徹底した役作りについて伺いました。

※「ユーカラ」の「ラ」は正式には小さな「ラ」の表記となります。

 

吉田美月喜●よしだ・みつき…2003年3月10日生まれ。東京都出身。主な出演作にドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」「ドラゴン桜」、映画「鬼ガール!!」「たぶん」「メイヘムガールズ」、Netflixドラマ「今際の国のアリス」など。2023年には映画「あつい胸さわぎ」、舞台「モグラが三千あつまって」で主演を務めた。Instagram

 

【吉田美月喜さん撮り下ろし写真】

 

自然と共存するアイヌの生き方が素敵で、共感できる部分しかなかった

──本作で演じられたテル役は、オーディションで選ばれたそうですね。

 

吉田 最初に動画を送らせていただいて、その後、対面オーディションを経て、実際の衣装を着て、メイクや髪形をしたカメラテストという初めての経験をさせていただきました。海外の作品では多いようなのですが、とても新鮮な気持ちで演じることができました。以前から「着物とか似合いそう」と言われることもあって、時代モノにとても興味があったんです。だから、合格してうれしかったのですが、その一方で不安なところもありました。

 

──どういうところが不安だったのでしょうか?

 

吉田 オーディションの段階から、菅原浩志監督が「責任を持って、北海道の方やアイヌの方が納得してもらえる作品を届けなきゃいけない」と強く言われていたんです。もちろん、私もそういう気持ちだったのですが、いざテル役に決まってみると、「でも、どうしたらいいの?」という気持ちになってしまったんです。

 

──そこから役作りに入ったと思いますが、かなりいろいろなことを学ばれたのでしょうか。

 

吉田 正直、それまではアイヌの文化や歴史のことを知らなかったので、まずは伝統あるアイヌ文化の洋服や道具、生活を学びました。その後、製作発表会見で北海道に伺ったときに、モデルとなった知里幸惠さんの銀のしずく記念館にお邪魔させていただき、より理解を深めていきました。そうやって、知るところから始めて、いろいろ調べていきました。また、着物や袴の所作は毎日動画で撮って練習しましたし、方言やユーカラ(謡)は録音されたボイスメモをひたすら一人で覚えました。あと、竹製楽器であるムックリは新大久保にあるアイヌ料理のお店に通いながら勉強しました。自然と共存するアイヌの生き方がすごく素敵で、共感できる部分しかなかったので、最初に感じた不安みたいなものは、だんだんとなくなっていきました。

 

私たちの思いがお客さんにしっかり伝わった

──夏と冬に敢行した北海道でのロケはいかがでしたか?

 

吉田 実際に着物を着て、歴史ある場所で撮らせてもらうことで、自然とテルという人物になっていきましたし、そういった環境や空気感によって、さらに気が引き締まったので、とても助けられました。夏の撮影では役柄における精神的な辛さ、寒波とかさなった冬の撮影では肉体的な辛さと、なかなか大変ではありましたが、アイヌ文化の魅力って、ユーカラもムックリも、感情で表現する自由度の高さだと思うんです。だから、そういうアドリブをする場合も自分の中でいろんな歌い方や音のレパートリーを用意しなければいけませんでした。私の中では歌のようなものと捉えていたユーカラも、実際は童話や物語を語るものだということを先生に教えていただき、さらに納得できるものになるまで練習しました。そういったことが、一番大変だったかもしれません。

 

──実際に19歳で亡くなった知里幸惠さんをモデルにしたテルという役柄を、撮影当時19歳だった吉田さんが演じてみていかがでしたか?

 

吉田 同じ年齢の役柄を演じられることはとても光栄ですし、いい経験になったと思います。ただ、改めて、知里さんやテルのように自分の人生を捧げて、文化を守る選択肢を取ることは、なかなかできないことだと思いました。あと、これはほかの時代モノを観ても思うのですが、当時の方の精神年齢の高さに驚かされました。今は便利なものがいろいろありますが、そういうものがない昔には、いろいろ耐えなきゃならないことがあったと思うんです。そういう強い意志みたいなものが、精神年齢を高くしていたのかなとも考えながら演じました。

 

──昨年11月からは北海道にて先行上映中ですが、そのときの反応や反響は?

 

吉田 上映後の舞台あいさつに登壇したのですが、アイヌの血を引いていらっしゃる方も多くいらっしゃいました。その方たちが目頭を押さえられている姿を観たときに、この作品に参加できて、本当によかったと思いました。あと、舞台あいさつも楽しんでくださるというよりは、とても真剣に聞いてくださっているように見えて、「私たちの思いがしっかり伝わった」と、安心しました。撮影中も、ロケ地の東川町の方たちと触れ合いができたのもいい思い出です。

 

俳優は作品全体の行く末を考えながら、自分の立場を考えなければいけない

──「あつい胸さわぎ」以来の主演作となる本作は、吉田さん自身にとって、どのような作品になりましたか?

 

吉田 日本の歴史を伝える史実に基づいた物語に参加できたことは、俳優としてとてもいい経験になりました。あと、兼田教授役の加藤雅也さんとご一緒したときに、加藤さんが作品全体のことを考えて菅原監督に話をされていたんですが、テルに関することも出してくださったんです。私はテルのことを考えるだけで、いっぱいいっぱいだったのに……。そのとき、「俳優は作品全体の行く末を考えながら、自分の立場を考えなければいけない」ということに、改めて気付かされました。

 

──最後に、2024年にやりたいことや挑戦したいことを教えてください。

 

吉田 これまで、お肉や中華などが好きだったんですが、周りの健康趣向の友だちの影響からか、今年はいろんなヘルシー料理を食べてみたいです。自分の身体に合ったものを食べると、それが体調にも影響しそうなので、いろいろ試したいです。そういえば、アイヌ料理も鹿肉やお魚、お野菜が多いので、かなりヘルシーですよ(笑)。

 

 

カムイのうた

北海道先行上映中。1月26日(金)より全国順次拡大公開中

 

(STAFF&CAST)
監督・脚本:菅原浩志
出演:吉田美月喜、望月歩、島田歌穂、清水美砂、加藤雅也

(STORY)
1917年、成績優秀な北里テル(吉田美月喜)は、アイヌ民族の出身者として初めて職業学校に入学するものの、理不尽な差別といじめを受ける。ある日、アイヌ語研究の第一人者である兼田教授(加藤雅也)が、アイヌの叙事詩ユーカラを聞くため、テルの伯母イヌイェマツ(島田歌穂)を訪ねてやって来る。彼の勧めでユーカラの翻訳を始めたテルの努力が実り、東京で活動することになった彼女を、アイヌの青年の一三四(望月歩)らが見送ることに。

公式HP: https://kamuinouta.jp/

(C)シネボイス

 

撮影/干川 修 取材・文/くれい響 ヘアメイク/田中陽子 スタイリスト/岡本純子

広瀬アリスがHYの名曲に着想を得たラブストーリー『366日』でG帯連ドラ初主演&月9初主演「心臓の鼓動さえも感じさせられるよう、感覚を研ぎ澄まして大切に演じたい」

広瀬アリスが、4月期月9ドラマ『366日』(フジテレビ系)でゴールデン帯連続ドラマ初主演、かつ月9ドラマ初主演を務めることが決定。広瀬、本作のモチーフとなっている楽曲「366日」の作詞・作曲を担当したHYの仲宗根泉、プロデュース・狩野雄太よりコメントが到着した。

広瀬アリス

 

本作はHYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語。

 

HYの「366日」は、2008年にリリースされたアルバム『HeartY』の収録曲で、女性ボーカル・仲宗根泉が作詞・作曲を担当した楽曲。かなわない恋を歌った切ない失恋ソングとして、発売から16年がたった今もなお色あせることなく、世代を越えて多くの人の心をつかんでいる。上白石萌歌、川崎鷹也、清水翔太など多くのアーティストたちにもカバーされ、歌い継がれている。

 

この「366日」をモチーフに、4年に一度のうるう年となる2024年、“一生、忘れられない恋”を描いたオリジナルラブストーリーが月9ドラマとして誕生。今作の主題歌はもちろん「366日」。楽曲とドラマのこれ以上ないシンクロに期待が高まる。

 

音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(ゆきひら・あすか/広瀬アリス)は、通っていた高校が廃校になるということで、高校時代の同級生らと同窓会に行くことに。通っていた校舎を訪れ、かつての同級生たちと久しぶりの話でにぎわう中、高校時代に好きだったクラスメイトの水野遥斗(みずの・はると)と再会する。

 

高校時代、遥斗にひそかに思いを寄せていた明日香は卒業式の日に思いを伝えることを決心するも、お互いの誤解も重なり、思いを伝えられないまま、離ればなれになっていた。「一生、忘れられない恋だった」、そう思いながら過ごしてきた明日香。同窓会が盛り上がり、連絡先を交換した明日香と遥斗は、2人きりで話す中で、高校時代、実は両思いだったことを知る。お互いの気持ちを誤解していたことに気づき、本当の思いを告白しあった2人は、初めて出会った高校2年から12年越しに交際することに。

 

同級生たちにも祝福され、この上ない幸せを手にした明日香だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体になってしまう。明日も、その先もずっと遥斗との幸せな日々を送ることを信じていた明日香、2人の12年越しの恋の行方は…。目覚めない彼の近くにいる明日香は、忘れていた遥斗や同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。

 

主人公の明日香を演じる広瀬は、昨年10月期に『マイ・セカンド・アオハル』(2023年/TBS系)でTBSドラマ初主演を務め、『どうする家康』(NHK)で大河ドラマ初出演。俳優として第一線で活躍中の広瀬だが、今作でゴールデン帯連続ドラマおよび月9ドラマ初主演を務める。月9ドラマへの出演は『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(2021年10月期)以来、3年ぶりのこと。

 

ラブストーリーやミステリー、医療ドラマなど幅広いジャンルの作品で異なる表情を見せる広瀬が、今作では12年前の高校時代と現代という異なる時間軸を演じ分ける。

 

脚本は『最愛』、連続テレビ小説『エール』などを手掛けた清水友佳子。湊かなえ原作の『リバース』(2017年/TBS系)、完全オリジナル作品の『リバーサルオーケストラ』など、原作・オリジナル問わずさまざまな人気作を手掛けてきた清水だが、楽曲をモチーフにした脚本を手掛けるのは今作が初となる。

 

演出は『御手洗家、炎上する』(2023年/Netflix)、『義母と娘のブルース』シリーズ、『JIN-仁-』シリーズなどの大ヒット作品を数々手がけてきた平川雄一朗。今年1月期のドラマ『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)でも演出を務めており、各方面から引っ張りだこのヒットメーカー・平川だがフジテレビ作品の演出を手掛けるのは今作が初。

 

本作のプロデュースを務めるのは、『スタンドUPスタート』(2023年)、『知ってるワイフ』や『推しの王子様』(共に2021年)などを手がけた狩野雄太。主演の広瀬とは、広瀬がフジテレビ系連続ドラマにて初ヒロインを務めることになった『知ってるワイフ』で作品を共にしており、今作では、ファンタジーラブストーリーから一転、切なくはかないラブストーリーを届ける。

 

広瀬アリス コメント

◆今作のオファーを受けた時の感想

学生時代、ずっと聴いていたHYさんの「366日」は私の思い出の楽曲です。その楽曲にまつわる作品に出演させていただくこと、とてもうれしく思います。

◆HYの楽曲「366日」の印象

恋愛において、あまり人に見せたくない心で思っていることをそのまま言葉として歌詞につづっている楽曲だと思います。

◆ゴールデン帯連続ドラマおよび月9初主演への意気込み

まさか、自分の役者人生で月9の主演を務めさせていただくことになるとは、と心がざわついております。小さい頃から、“月9”というのは私の中では特別な枠です。これまでたくさんの素晴らしい方々がつないできた、月9という枠を次につなげられるよう、しっかり努めたいと思います。と言いつつ、考えすぎると私の場合、何も良いことないどころか空回りするので(笑)。いつも通り、役に真摯に向き合いたいです。

◆演じるうえで心がけようとしていること

心臓の鼓動さえも感じさせられるよう、感覚を研ぎ澄まして大切に演じたいです。

◆視聴者の皆さんへメッセージ

月9×ラブストーリーという王道になります。毎話毎話心が大きく動くかと思います。この作品を通して、人を愛し続けることに全力を注ぎますのでぜひ、見届けていただければ。

 

仲宗根泉(HY)コメント

HY

◆ドラマ化決定を受けて

16年以上も前のこの曲が、まさかこうしてドラマ化されるなんて、喜びというより驚きのほうが大きかったですが、今はただただ素直にうれしいです。ドラマを通して、「366日」からまた新たなラブストーリーが生まれることで、楽曲の意味も違って聞こえてくると思います。ぜひ、ドラマを見ながら、楽曲を聴きながら、あなたの中の「366日」を探してみてください。そして、私も一人の視聴者としてとても楽しみにしています。

 

プロデュース・狩野雄太(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

◆企画の経緯について

1年前くらいに、YouTubeを見ていたら偶然「366日」のPVが流れてきました。何回も何回も聴くうちに、“果たして人生で死ぬほど好きになった恋愛って何回あったのだろう?”とか、“大切な人が明日も同じようにいてくれるとは限らない。もしそういう時、自分はどうするのだろう?”と思うようになり、企画書を書きました。早速HYの事務所に連絡し、HYの皆さまはじめご快諾を頂けました。HYの皆さまにとっても、そしてこれまでこの楽曲を聴いてこられた方にとっても大切な楽曲をモチーフにラブストーリーを制作させていただくので身の引き締まる思いです。脚本は清水友佳子さんにお願いいたしました。清水さんの脚本には、優しさや柔らかさがあると感じていまして、この物語に絶対合うと思いお願いしました。そして演出は平川雄一朗監督にお願いいたしました。鋭いアイデアや熱い思いがみなぎっている監督なので必ずや素晴らしいドラマを一緒に作っていただけると確信しております。

◆キャスティングについて

広瀬アリスさんは『知ってるワイフ』でご一緒させていただいた以来ですが、あの時は鬼嫁をやりながら天真らんまんな女子高生もやり、さらに独身の大人の女性も演じていただくという大変な難役を完璧に演じてくださって、個人的には感謝しかないですし全幅の信頼を寄せております。現場も広瀬さんがいてくださるだけで明るくなりますし、一緒にドラマを作っていけるだけで、楽しみで仕方がないです。広瀬さんの喜怒哀楽を的確に演じていただける表現力もそうですが、広瀬さんご自身が持つ繊細さやはかなさを雪平明日香というキャラクターで見てみたいと思い、ご出演をお願いいたしました。オファーを受けてくださってこの上ない幸せです。

◆視聴者の皆さんへのメッセージ

恋愛しないでもいい時代だとも思います。それでも「366日」の歌詞のように、誰かを深く好きになって胸が苦しくなったり、思いがかなった時にうれしくなったり、かなわなかった時に悲しくなることは、振り返った時に人生の中で宝物の1つなのかなと思います。人と人が巡り合い、心通わすことのかけがえのなさや、当たり前のことなんて必ず毎日そこにあるわけではないという中で、“想いがあれば困難は乗り越えることが出来るのか?”を描いたストーリーになっています。心動かすドラマにしていきたいと思っておりますので、ぜひご覧になっていただけたら幸いです。

 

番組情報

『366日』
フジテレビ系
2024年4月スタート
毎週月曜  午後9時~9時54分

出演者:広瀬アリス ほか

演出:平川雄一朗
脚本:清水友佳子
主題歌:HY「366日」
プロデュース:狩野雄太

制作協力:AOI Pro.
制作・著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/366days/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/366days_fujitv
公式Instagram:https://www.instagram.com/366days_fujitv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@366days_fujitv

仲里依紗が24年度後期朝ドラ『おむすび』に出演決定!主人公・米田結(橋本環奈)の姉で“伝説のギャル”役【コメントあり】

橋本環奈主演の2024年度後期連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合ほか 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほか)に、仲里依紗が出演することが決定。仲と制作統括・宇佐川隆史よりコメントが到着した。

仲里依紗

 

本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々と結んでいく“平成青春グラフィティ”。

 

主人公・米田結(よねだ・ゆい)役はNHKドラマ初出演となる橋本環奈、脚本は『正直不動産』の根本ノンジが担当。食と人情の街・福岡、神戸、大阪を舞台に、日本の朝に元気と笑顔を届けるオリジナル作品を送る。

 

仲が演じるのは、主人公の姉であり、地元・福岡で“伝説のギャル”として知られた、米田歩(よねだ・あゆみ)役。“ゆとり世代”である主人公・結の8つ上の歩は、90年代・安室奈美恵に憧れた“コギャル世代”。パワフルな姉の存在は、結の生き方に大きな影響を与えることに。

 

奔放な振る舞いで米田家に大きな波乱を巻き起こす歩だが、ギャルになった裏にはある秘密が…。主人公とギャル、そして平成をつなぐキーパーソンとして『おむすび』の世界を盛り上げる。

 

仲里依紗 コメント

「平成は失われた30年」と呼ばれていることを初めて耳にした時、ある気持ちがあふれました。私は、平成元年に生まれ、勉強も遊びもこの仕事も家族との時間もあの平成時代と共に全力で駆け抜けてきた生粋の平成っ子です。30年間の中に悲しい出来事や耳を塞ぎたくなるニュースはたくさんありましたが、それでも毎日の生活には、心が温まったり、一緒に笑い合ったり、称え合ったりできる瞬間がちゃんとあって、私はずっとそれを見つけながら今日まで生きてきました。もし「失われた30年」があるのだとしたら、それは失ったのではなく、時代の流れが忙し過ぎて、多くの方が見落としてきてしまった時間なのかもしれません。そう思った時、私がこの作品で務められる役割が少し分かったような気がしました。あの時代に息づいていた絆や人を思い合う気持ち、そして不屈のギャルマインドを、もう一度拾い直して、置き忘れてきてしまった方々にそっと届けられたらいいなと思っています。

約1年以上にわたる撮影を素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと、そして「米田歩」と共に、令和を生きる私が、今一度、平成を振り返りながら歩いていきます。どうぞご期待ください。

 

制作統括・宇佐川隆史 コメント

平成の始まり、安室奈美恵さんが登場した90年代は、平成を語るうえでとても重要な時期です。バブル崩壊から徐々に、大人たちに閉塞感が漂い始めたのとは裏腹に、若い世代、特に女子高生たちは、熱くパワフルな存在として、ギャルなどの独自の道を突き進んでいました。そんな中、福岡の糸島に現れた、ひときわパワフルな存在…それが、伝説のギャル・米田歩です。

伝説のギャルを演じられる人物とは、一体誰なのか…そう考えた時、仲里依紗さん以外には考えられませんでした。仲さんは、生きるパワーにあふれ、見ている私たちの心をじかに揺さぶる、熱く繊細なお芝居をされる方。この90年代~00年代に、実際に青春を過ごされたお一人でもあります。そして何より、仲さん自身が芯に持つ、“好きなものは好き”と言える強い力…その力強さが、ある秘密を抱えながらギャルとして生きる歩に説得力を与えてくれると信じています。

主演の橋本環奈さんに仲さんのお名前を伝えた時、「うれしい!」と、満面の笑みで喜びをあらわになさっていました。橋本さんと仲さんの、パワーあふれる姉妹コンビ…今から楽しみでしょうがありません。

 

番組情報

2024年後期連続テレビ小説
『おむすび』
NHK総合ほか 2024年春クランクイン予定

(c)NHK

『キョコロヒー』発の楽曲「After you!」カップリング2曲が一部先行公開 齊藤京子が初めて作詞に挑戦したソロ曲「月下香」は“地獄みたいな音楽”!?

日向坂46・齊藤京子、ヒコロヒーがMCを務める『キョコロヒー』(テレビ朝日系 毎週月曜 午後11時45分~深夜0時15分※一部地域を除く)発の楽曲「After you!」が2月14日(水)にCDリリース。1月29日(月)放送の番組内で、そのカップリング曲の歌詞の一部が明らかに。さらに、レコーディングの様子も公開された。

『キョコロヒー』左から)齊藤京子、ヒコロヒー(c)テレビ朝日

 

『キョコロヒー』では番組発のヒット曲を生み出すべく、2023年9月から「楽曲プロジェクト」を立ち上げ、作詞:秋元康、振付:TAKAHIRO、ロゴデザイン:NIGO®というなんとも豪華な制作陣が集結。

 

彼らの手により誕生した楽曲「After you!」は昨年12月22日(金)放送の『ミュージックステーション SUPER LIVE 2023』で初披露され、2024年元日から楽曲配信がスタート。1月8日(月)にはMVも公開されて大反響。2月14日(水)にはCDがリリースされることも決定している。

 

そんな中、1月29日放送の番組内で明かされたのが、カップリング曲の「月下香」と「まぬけのうた」。番組では、それぞれの歌詞の一部をちょい見せ。さらに2人のレコーディングの様子も公開された。

 

「月下香」は齊藤のソロ曲で、齊藤自身が作詞に初挑戦したが、「地獄みたいな音楽(笑)」と本人が評するほど曲調がダーク。齊藤はその曲調から、昨年10月クールに放送された自身の主演ドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日)で演じたヒロイン“深愛(みあ)”をイメージ。ちなみに“月下香”とは、チューベローズという別名を持つ花のこと。花言葉の“危険な関係”“冒険”からヒントを得てタイトルに据えたそう。

 

一方、ヒコロヒーが作詞を担当した、もうひとつのカップリング曲「まぬけのうた」は、不器用ながらも日々頑張る人たちをねぎらう楽曲で、齊藤も「めっちゃいい曲ですよね。心にしみる…。疲れてる人は聴いたほうがいい。頑張ろうと思える応援ソングだと思う」と絶賛。ヒコロヒーも「疲れている人たちに聴いてほしい」とコメントを。なお、この「まぬけのうた」には齊藤も参加している。

 

また、「After you!」のCD発売を記念して、2月18日(日)にタワーレコード渋谷店にてスペシャルイベント「タワキョコ渋谷~After You!感謝の集い~」が開催されることが決定した。

 

そして2月5日(月)放送回では、新企画「キョコロFLIX」と銘打ち、番組が撮りためてきたオモシロVTRを一挙大放出。そのうちの1本「まさのりは知りたいよ」は、錦鯉・長谷川雅紀が普段から抱いている疑問を調査してスッキリしてもらおうという企画。“老舗シウマイ弁当にはなぜあんずが入っている?”“なぜ薬指とよぶのか?”“アリクイはお腹いっぱいになるのか?”などなど長谷川の素朴な疑問が止まらず…。

 

「しょんぼりメシ」は、「これを食べれば元気になる!」というグルメを街角で大調査する企画。街頭インタビューで聞き込みした一般の人とともにロケに出て、オススメのメニューを味わう。今回は、街で出会ったある人物の元バイト先である寿司店へ赴くことに。さらに、普段は決して見ることのできない“あの瞬間”を激撮してみようという企画「あの瞬間を見たい」では、クールポコ。の「な~に~?」の裏側に迫る。

 

齊藤京子(日向坂46)コメント

◆いよいよ2月14日にCDがリリースされます。

これまで日向坂46グループとしてしかCDを出したことがないので、いまだにキョコロヒーがデビューして店頭にCDが並んでいるところを想像できません。ただ、キョコロヒーとしていちばん大きな夢が“キョコロヒーで曲を出す”ということだったので夢がかなったんだなと思うととてもうれしく思います! ただ、いまだに実感していないです!(笑)

◆カップリングの「月下香」は作詞も担当されたソロ曲ですが、どんな歌になりましたか?

カップリングのソロ曲を作詞すると聞き、初めてのことでしたしそんなの無理だーと思っていましたが、これはキョコロヒーだしふざけられるのもここだけだ!と思い、いっそ思い切って変な歌にしようと思ったりしました…ですが、曲が届いてメロディを聴いたとき、これはちゃんと書かなきゃいけないやつだなと思いました。ちょうど『泥濘の食卓』ドラマ撮影を終えたばかりだったタイミングで、ドラマの世界観が頭に残っていたこともあり、そのイメージを自分なりに膨らませて書き進めました。Dメロの落ちるところまで落ちたかなわない絶望感や、真っすぐに綴った純粋な愛がしっかり歌詞に表現できたのではないかなと思います!

◆CD発売記念イベント「タワキョコ渋谷~After you!感謝の集い~」で楽しみにしていることは?

ファンの皆さんと直接会うことのできるリアルイベントは、皆さんの表情やリアクションなどをその場で見て反応ができる大好きなイベントなので非常にワクワクしています!

 

ヒコロヒー コメント

◆2月14日のCDリリースに向けてMVとジャケット写真が公開されました。

“頑張らない”みたいな曲だけどめちゃくちゃ頑張って撮りました。

◆カップリング曲「まぬけのうた」で作詞をされていかがでしたか?

歌詞はいろんなパターンができたので、大人がいいって言ったやつを選びました。疲れている人たちに聴いてほしい。

 

イベント情報

「タワキョコ渋谷~After You!感謝の集い~」
2024年2月18日(日) OPEN 午前11時15分/START 正午

会場:タワーレコード渋谷店 B1CUTUP STUDIO
イベント内容:キョコロヒースペシャルトークイベント

※イベントの抽選参加方法など、詳細はタワーレコード渋谷店公式サイト(https://towershibuya.jp/)をご覧ください。
※本イベントは抽選にご当選されたお客様のみご参加いただけます。フリー観覧はございません。

 

番組情報

『キョコロヒー』
テレビ朝日系
毎週月曜 午後11時45分~深夜0時15分 ※一部地域を除く

公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/Kyoccorohee/
TVer(1月29日(月)放送分):https://tver.jp/episodes/epqywayxmw

(c)テレビ朝日

岡咲美保 初ワンマンで20曲超の持ち歌すべてを披露!「ここが私の居場所でいいんだなと思えました」【ライブレポート】

声優・アーティストとして活動する岡咲美保の1stワンマンライブ「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」が、2024年1月27日に神奈川・関内ホール 大ホールにて開催された。彼女にとって初となるワンマンライブでは、持ち歌すべてとなる全23曲をバンドメンバーと共に披露。最初から最後まで大きな声援が鳴り止まない、「チーム岡咲」の結束力が証明されるライブとなった。その模様をレポートする。

 

ワンマンライブの開幕を告げたのは、デビュー曲の「ハピネス」。明るくもどこか切ないメッセージソングをエネルギッシュに歌い上げる。立て続けに「ペタルズ」「MY SPIRAL」をダンスや手拍子の煽りも交えながら披露すると、会場からは大きな歓声があがった。スタートダッシュを見事に決めた彼女の表情はどこか晴れやか。ライブの一瞬、一瞬を楽しんでいるようだった。

 

MCでは、「ちょっと感動なんですけど!」と率直な気持ちを吐露したほか、ライブ衣装について触れる一幕も。ピンクを基調としたフリルスカートの衣装に身を包んだ彼女の姿を見た観客からは、惜しみない「かわいい!」の声が送られた。

 

その後、「キボウノレシピ」「好きじゃないよ」「Maybeヒロイン」とさまざまな“かわいい”が詰まった楽曲を笑顔で届ける。そして、バンドメンバー(美保のことを支え隊)紹介を挟み、「ファンタジック♡ファンファーレ」「Popping Moments」と、バンドサウンドが印象的なナンバーへと繋げた。

 

ここで、事前に歌うことが告知されていた新曲「アンビリバボーアンセム」をお披露目。本曲では、コール&レスポンス・振り付け動画をYouTubeにアップしていたこともあり、会場がより一体となる。サビでは歌詞に合わせて、ペンライトの黄色い花が満開になっていた。

 

ペンライトがピンク一色に染まった「ワラウカドニハ!」、「Ya!」の掛け声が轟いた「バブルス」で会場が一層盛り上がったあとは、岡咲がいったんステージ袖へ。バンドメンバーによる熱い演奏で観客の気持ちが徐々に高揚するなか、エメラルドグリーンと白を基調にしたドレッシーな衣装に着替えた岡咲が再登場する。歌唱したのは、「ココロトラベル」だ。照明が当たる度にキラキラと輝く衣装と楽曲の歌詞、そして岡咲の気持ちを込めた歌声がシンクロし、本曲の魅力が2倍、3倍にもなって届けられた。

 

ノンストップで「琥珀の心音」を歌ったあとには、キングレコードの宣伝部長・きんくりんが応援にかけつけ、「魔法の言葉」を2人でパフォーマンス。ステッキを持った岡咲ときんくりんがステージを右に左に移動し、笑顔と歌の魔法を振りまいた。「カレイドスコープ」でワクワクの気持ちが醸成されたあとは、バラード曲でクールタイム。イスに座りながら「フリージア」、傘を差しながら「Rainy Smiley」をしっとりと歌い上げる。その真っすぐな歌声に、ペンライトを置いて聞き入る人の姿も数多く見受けられた。

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」

 

ライブもいよいよ終盤。「ミラー」「Starting Bell」では、これまでとは異なる新たな彼女の一面を魅せる。そして、本編の締めくくりは「インフィニット」。1stアルバムの最後に収録されていた楽曲を丁寧に歌い上げた。

 

鳴りやまないアンコールの声に応えて登場した岡咲は、ライブTシャツに着替えて「Dream In Wonderland」を歌唱。パフォーマンスで心からの「ありがとう!」を伝えた。

 

会場に駆け付けた人々と記念撮影をした後は、1stライブを迎えた気持ちを吐露する。「私は声優になりたくて。本当に歌が好きで。だけど自分に自信がないときが多くて。でも、『ハピネス』で幕が開いたときに、みんながすごくキラキラした光を届けてくれた。おかげで、ここが私の居場所でいいんだなと思えました」と涙ながらに言葉にする。続けて、「まだまだ上にいけるよね、私、武道館でライブがしたいです」と決意を表明した。

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」

 

その流れから、新曲「あと、ちょっと」をサプライズで披露。ライブへの思いを込めて制作された本曲は自身が作詞した1曲で、万感の思いを込めて歌を届けた。その後のMCでは、2024年4月24日に2ndアルバムがリリースされることを発表。2ndアルバムには「あと、ちょっと」「アンビリバボーアンセム」などに加えて、新曲4曲も収録されるという。

 

また、「あと、ちょっと」が1月28日より各音楽配信サービスで配信されること、2ndアルバムに収録される新曲「カナタボシ」がTVアニメ『THE NEW GATE』EDテーマに決定したこと、本ライブの振り返り特番が2月27日(火)20時~ニコニコチャンネルで配信されること、ライブの模様が2月28日(水)にU-NEXTで独占見放題配信されることなどにも触れた。

 

告知が終わったところで、ライブも終演の時間。ラストナンバーに選ばれたのは「ALRIGHT!」だ。黄色いタオルを振り回して、最後まで今の全力を届けた。

 

MCではフレンドリーにお客さんとやり取りして、歌ではありったけのエネルギーを込める岡咲。お客さんのあまりの一体感にMCで「チーム岡咲を感じました」と言っていたが、まさにその言葉通りのライブになったのではないだろうか。エネルギッシュな歌声を届けて、自然とみんなを巻き込んでいく。そんな岡咲美保のアーティストとしての冒険は、まだ始まったばかりだ。

 

公演概要

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」
2024年1月27日(土)関内ホール 大ホール

 

SET LIST

1.ハピネス
2.ペタルズ
3.MY SPIRAL
MC
4.キボウノレシピ
5.好きじゃないよ
6.Maybeヒロイン
MC
7.ファンタジック♡ファンファーレ
8.Popping Moments
MC
9.アンビリバボーアンセム
10.ワラウカドニハ!
11.バブルス
バンドコーナー
12.ココロトラベル
13.琥珀の心音
14.魔法の言葉
15.カレイドスコープ
MC
16.フリージア
17.Rainy Smiley
MC
18.ミラー
19.Starting Bell
MC
20.インフィニット

【ENCORE】
21.Dream In Wonderland
MC
22.あと、ちょっと(新曲)
MC
23.ALRIGHT!

●photo/五十嵐和則(WISH)、石井健

莉子「こんなにセリフ量のある作品を経験したことで、怖いモノなしになりました」映画「違う惑星の変な恋人」

4人の男女による厄介なシーソーゲームを描いたラブコメディ「違う惑星の変な恋人」が1月26日(金)より公開中。期待の新鋭・木村聡志監督による笑いと共感必至な恋愛群像劇で、年上男性にひと目ぼれする主人公・むっちゃんを演じた莉子さん。モデルとして同性からの絶大な人気を得ている彼女が、初主演映画で得た経験を振り返ってくれました。

 

莉子●りこ…2002年12月4日生まれ。神奈川県出身。モデルとして活躍するなか、2018年にドラマ出演を果たし、女優デビュー。その後、「小説の神様 君としか描けない物語」(2020年)、「君が落とした青空」(2022年)、「牛首村」(2022年)、「女子高生に殺されたい」(2022年)、「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(2023年)などの映画にも出演。現在は出演ドラマ「アオハライド」(WOWOW)、「SHUT UP」(テレビ東京系)が放送中。X(旧Twitter)Instagram

 

【莉子さん撮り下ろし写真】

 

パンティーが話題のシーンだけで、台本6ページ分も(笑)

──とても独特な雰囲気を持った脚本を読んだときの率直な感想は?

 

莉子 私の役名がむっちゃんで、ほかのキャラの名前もグリコ、ベンジー、モーというあだ名で脚本が書かれているんです。しかも、それぞれのセリフの分量が多くて、モーとのパンティーが話題のシーンだけで、台本6ページ分もあったり(笑)、どこで誰がしゃべっているのかを一致させるのだけで大変でした。だから、脚本を読んだだけだと、どんな映画になるのか分からなかったです。だからこそ、早く映像化した作品を見たいっていう、ワクワクした気持ちになりました。

 

──会話劇ならではの膨大なセリフ量なうえ、初主演映画ということに関しては?

 

莉子 セリフに関しては、正直ヤバいなと思いました(笑)。撮影時期が別の作品と重なることが分かっていて、そちらもかなりのセリフ量だったので、「それやりながら、この映画やれる?」と、どこか挑戦する感じでした。初主演映画ということに関しては、すごくうれしかったです。私、かなり気負っちゃう方ですが、この作品にはそこまで気負わないでいい雰囲気を感じたんです。個性的な4人の群像劇でもあるので、みんなそれぞれ同じ分量を背負っていることも大きいと思いますし、私一人が「頑張ります!」というより、皆さんと一緒に作り上げていけたらいいなっていう気持ちになっていました。

 

──脚本も書かれた木村聡志監督の印象は?

 

莉子 木村監督は、実際にお会いしてもよく分からない人でした(笑)。「むっちゃんは莉子さんと近いですか?」とは聞かれましたが、むっちゃんのキャラについて教えてくださるわけでもないんです。人見知りの性格なのか、具体的な説明や細かく演出されるというよりは、フィーリング重視なスタイルの監督さんだったので、とてもやりやすかったです。あとは、ほかの共演者さんと一緒に現場でやってみることによって、木村監督らしい会話劇の感覚をつかむ感じでした。

 

──美容師である、むっちゃんの役作りに関しては?

 

莉子 この映画の登場人物って全員、いそうでいない感じだと思うんです。そんななか、どこかちょっとフィクションな感じを出さなきゃいけないんですけれど、皆さんに面白いキャラだと思っていただきたいっていう意識に持っていきすぎてもいけない。むっちゃんは余計なひと言を言っちゃったり、空気が読めなかったりするんですが、決してそこを狙いすぎない。その塩梅が難しかったです。でも、木村監督が書く脚本って、日常で使う言葉が多くて、自然な流れになるので、そこに助けてもらった部分はかなり多いと思います。

 

レッドカーペットを歩くことって、こんな感じ?

──むっちゃんの同僚・グリコ役の筧美和子さん、憧れの対象となるベンジー役の中島歩さん、グリコの元彼・モー役の綱啓永さんとの絶妙な掛け合いについては、かなりリハーサルを重ねられたのでは?

 

莉子 リハーサルは、ほぼほぼありませんでした(笑)。同世代の綱くんは共通の友達がいる程度で、中島さんも筧さんも初めましての状態だったんです。現場では軽くテストした後に、「次、本番いきましょう」という流れで、その間もこれといった演出も特に何もなく。会話劇だから、リズムが大切だと思うんですが、それを自分で考えながら演じることは大変でしたが、現場のいい雰囲気に助けられて、セリフもすらすらと出てきました。撮影後にも綱くんと「こんなにセリフ量のある作品を経験したことで、私たち怖いモノなしになったよね!」と話したぐらい、強いマインドを持てるようになりました。

 

──ちなみに、どのシチュエーションでの撮影が印象的でしたか?

 

莉子 美容室のシーンはどれも印象的でした。例えば、モーが自動ドアに何回も挟まるシーンでは、何度も笑いをこらえましたし(笑)。あと、宇宙服を着たシーンは普通のスタジオで撮ったんですが、本格的に作られていたので、ヘルメットがかなり重くて大変でした。役とはいえ、そんな経験もなかなかできないので、木村監督が言われるがままジャンプしたりして、楽しんでいました。

 

──個人的には、お好きなシーンは?

 

莉子 むっちゃんも電話をかけてくる、筧さんのグリコと中島さんのベンジーが家に一緒にいるシーン。この映画の一番長いシーンで、13分ぐらいあると思うんですが、中島さんと筧さんが作り出す空気感がいいので、ずっと見ていられるんですよ。会話劇でそこまで大きな動きもないと、見ている側も限界があると思うんですが、最初に完成したこのシーンを見たとき、「ちょっとすごいな……」と思ったぐらい好きです。

 

──そして、本作がワールド・プレミア上映された第36回東京国際映画祭では初めてレッドカーペットを歩かれましたが、いかがでしたか?

 

莉子 二十歳にして、こんな体験はなかなかできないので、「とにかく楽しもう」と思っていたのですが、「レッドカーペットを歩くことって、こんな感じ?」って、ずっとフワフワしていて、アッという間に終わっちゃいました(笑)。実は綱くんがめっちゃ緊張していて、歩く前にストレッチとかしていたんですよ。それに突っ込んでいたりしたら、「はい。どうぞ!」みたいな流れで歩いていたので、ずっと笑っていました。

 

ちょっとずつ確実にコマを進められるようになりたい

──本作は初の主演映画になりましたが、モデル活動から初めて、女優としての転機になった作品や出来事を教えてください。

 

莉子 私、お芝居をすることが楽しいと思えるまで、だいぶ時間がかかったタイプだと思うんです。最初の頃は、モデルの延長線上と思っていたのか、セリフを覚えて、カメラの前で演じるってことがとても恥ずかしかったんです。そんなとき、「小説の神様」という映画に、佐藤大樹さんの妹役で出していただくことになったんです。その顔合わせのときに、プロフェッショナルな皆さんを目の当たりにして、「私は何もお芝居ができないし、考え方も甘すぎる」と実感したんです。とても悔しかったですし、そんな気持ちで作品に出演していたことも恥ずかしくなり、本格的にワークショップに通うようになり、お芝居の基礎を学んだんです。

 

──放送中のWOWOWドラマ「アオハライド」でも、これまでの莉子さんのイメージとは異なる槙田悠里役を演じられていますよね。

 

莉子 ここ数年楽しくお芝居をやらせていただいている中で、どこか欲が出てきたというか、悪役じゃないけれど、もっといろんな役をやりたいと思っていたんです。そんなときに、悠里役のお話をいただいたのですが、「私でいいんですか?」と正直ビックリしました。今までやったことのない役なので、「この役に挑戦したら、より成長できるんじゃないか?」と思ったんですが、演じていてとても楽しかったですし、いろいろな方から「よかったよ」と言っていただけて、うれしかったです。

 

──また、現在放送中のドラマ「SHUT UP」では仁村紗和さん、片山友希さん、渡邉美穂さんという個性的な女優さんと共演されています。

 

莉子 いろいろこだわりを持ったチームで作っているので、映像が非常にきれいですし、貧困などメッセージ性が強い作品なので、とても丁寧に作っています。普段はあまり巡り合わないジャンルで活動している女子4人なので、最初は「どんな感じになるんだろう?」と思ったんですが、素の部分も似ているからか、皆さんとすぐに仲良くなれて、現場は女子校みたいに和気藹々としているんです。だから、演じながら、シリアスな作品とのギャップも楽しんでいます。

 

──今後、どのような女優を目指していきたいですか?

 

莉子 特にこうなりたいはないですけれど、現状維持というものが難しいこの世界で、ちょっとずつ確実にコマを進められるようになりたいです。役としては、今までにない役、最初は難しいなとは思っても、楽しく演じられる役にもっと出会えたらいいな、とは思っています。そのためには、もっと頑張らなきゃいけないし、モデルからのファンの方が、私が出ているという理由で、いろんなジャンルの作品に興味を持ってくれたらうれしいです。時々、「莉子ちゃん、お芝居始めちゃったから……」と言うファンの子もいるんですが、私はお芝居だけをしたいわけではなく、モデルもしたいし、何でもやりたいので、そこも含めて応援してもらえたらうれしいですね。

 

フィルムカメラの現像するまでのワクワク感が好き

──いつも現場に持っていくモノやアイテムを教えてください。

 

莉子 3年ぐらい前に父親からプレゼントしてもらったフィルムカメラ「NATURA」です。もともと現像するまでのワクワク感が好きで、最初は「写ルンです」とかを使っていたんですけれど、フィルムカメラって、いろいろ画質とかにこだわると中古なのに、高値がついていて、プレゼントでもらったときは嬉しかったですね。常にカバンに入れていて、撮らないときがあっても現場には持っていきますし、大体ひと現場で24枚撮り終える感じ。今は「SHUT UP」のオフショットを撮っています。

 

違う惑星の変な恋人

1月26日(金)より、新宿武蔵野館・UPLINK吉祥寺ほか、全国順次公開中

(STAFF&CAST)
監督・脚本:木村聡志
出演:莉子、筧 美和子、中島 歩、綱 啓永、みらん、村田 凪、金野美穂、坂ノ上 茜

(STORY)
何でも話し合う仲となった美容室で働くむっちゃん(莉子)とグリコ(筧 美和子)の元に、グリコに未練のある元恋人モー(綱 啓永)に現れる。グリコはシンガー・ソングライターのナカヤマシューコ(みらん)のライブで旧知のベンジー(中島 歩)と再会し、同行していたむっちゃんはベンジーにひと目ぼれ。むっちゃんはグリコとモーの協力を得てベンジーと恋仲になるべく奮闘するが、ベンジーはナカヤマシューコと関係を持つ一方、久々に会ったグリコにひかれていた。

公式HP https://www.chigawaku.com/

(C)「違う惑星の変な恋人」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/長坂 賢 スタイリスト/高橋美咲 衣装協力/PS Paul Smith

超ときめき♡宣伝部、グループ全員でドラマ初主演『リトライ、青春』3・29より3日連続LIVE配信【コメントあり】

超ときめき♡宣伝部が主演を務めるドラマ『リトライ、青春』が、3月29日(金)、30日(土)、31日にLIVE配信(※配信プラットフォームは後日発表)。監督・脚本を担当する平林克理、企画・プロデュースの熊谷喜一からコメントが到着した。

『リトライ、青春!』超ときめき♡宣伝部 (c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

 

辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひよりからなる6人組アイドルユニット「超ときめき♡宣伝部」。楽曲「すきっ!~超ver~」が各音楽配信サイトで日本のみならず、 海外でも1位を獲得。

 

2022年10月には千葉・幕張メッセ イベントホールでワンマンライブ「行くぜ!超ときめき♡宣伝部 in 幕張メッセ!~星をめざして~」を開催し、約7,000人を動員。今年1月27日、28日には神奈川・横浜アリーナでワンマンライブ2DAYSを開催した。

 

そんな超ときめき♡宣伝部が、ドラマ『リトライ、青春!』に主演することが決定。グループ全員でのドラマ主演は初めてとなる。

 

ドラマの常識を覆す「LIVE配信」のリアルタイムドラマ「通称・リアドラ」の第1弾となる本作は、演じている様子をリアルタイムで配信し、生だからこその「臨場感」や「没入感」を体感できる新しいエンターテインメント作品。内容の一部を視聴者に投票してもらうなど、 LIVE配信だからこその試みを盛り込んだ、演者と視聴者で作り上げる新感覚ドラマとなっている。

 

生徒から人気の梨乃先生に集められた、高校2年生のそら(辻野)、菫(杏)、苺(坂井)、桃華(小泉)、日向(菅田)、翠(吉川)。初対面の6人は、3年生の送別会でダンスパフォーマンスをすることに。赤点免除を条件に、苺がチームのリーダーに任命される。

 

バラバラのメンバーたちをまとめようと奮闘する苺だったが、本番直前、ある事件をきっかけにチームに亀裂が入る。諦めかけたその時、予測不能な展開が待ち受けていた…。

 

監督・脚本を手掛けるのは、コミカルの中にシリアスを効かせながら、生き生きとした人物描写を得意とし、アイデア豊富な映像スタイルでさまざまなジャンルに挑戦し続けている平林克理。企画・プロデュースを熊谷喜一が務める。

 

なお、今回の発表に伴い、主演決定のサプライズの瞬間を映した超♡特報映像も解禁。さらに、メンバーの手描きイラストを使用したティザービジュアルも公開された。

 

併せて、作品公式SNSとして、公式X・公式Instagram・公式TikTokが開設。本番まで稽古に励むリアルなメンバーの姿や本作の制作の裏側をお届けする。普段見せるアイドルの表情とは異なる、役者としてチャレンジするメンバーの姿や表情に、きっと心がときめき応援したくなるはず。超ときめき♡宣伝部、平林、熊谷のコメントは下記に掲載。

 

超♡特報映像

 

超ときめき♡宣伝部 コメント

辻野かなみ(竹田そら役)

今回、リアルタイムドラマに初挑戦させていただきます! 生配信でそのままお届けするのはドキドキですが、6人で新しいことに挑戦できるのはとても楽しみです! ライブとはまた違った私たちをお見せできるように、稽古頑張ります! 楽しみに待っていてくださるとうれしいです! よろしくお願いします!

 

杏ジュリア(神谷菫役)

超とき宣メンバー6人で本格的に演技にチャレンジするのは初めてなので、今からとてもワクワクしています♡ いつもの歌って踊る私たちとは違う姿をお見せして、皆さんをびっくりさせられるよう頑張ります!! そして、生配信でのドラマということで、その瞬間に生まれる生ならではの物語を自分でも楽しみつつ、見ている皆さんにも楽しんでいただけたらなと思います!

 

坂井仁香(関本苺役)

私たち超とき宣メンバーで生配信でのドラマという新しい挑戦を行うことになりました! 普段はステージ上で歌って踊っている私たちですが、今回の挑戦で皆さんに新しい一面をお届けできたらなと思っています。ライブとドラマは別物かもしれませんが表現といった点では近いものがあると思っています。今までのライブで培ってきたものも含め、ドラマ制作でたくさん吸収をして皆さんに青春をお届けできたらと思っています! ぜひ楽しみにしていてください!

 

小泉遥香(葛西桃華役)

今回初めて超ときめき♡宣伝部で主演ドラマ、しかも生で配信をさせていただきます! 新しいことに挑戦するというのは何事もワクワクするしドキドキするので、どんなふうになるのか楽しみです! 個人的にもお芝居がとっても好きなのでうれしかったです! このドラマを通して、もっとたくさんの方に超ときめき♡宣伝部を知っていただけるよう頑張ります! たくさん青春したいと思います!

 

菅田愛貴(伊東日向役)

メンバーみんなでお芝居をさせていただくのは初めてなので、わくわくしています! 生配信でドラマをお届けするという新たな挑戦でとても緊張していますが、自分らしく全力で挑戦していきたいです! 学べることをたくさん吸収して、成長していけるように頑張ります! 多くの方に『リトライ、青春!』をお届けできますように…! よろしくお願い致します!

 

吉川ひより(星野翠役)

超とき宣として本格的に演技に挑戦させていただくのは初めてです! 私も演技をするのはすごく久しぶりで、何より生配信でのドラマというのは私自身聞いたことがなかったので、まだイメージしきれていないのですが、新しい挑戦になりそうでワクワクしています! ライブのドキドキ感とは違う緊張感を楽しめるように頑張ります! ぜひ楽しみにしていてください!

 

平林克理(監督・脚本)コメント

超ときめき♡宣伝部の皆さんと、「リアドラ」を一緒に作ることになり、とてもワクワクしています! 宣伝部員の皆さんがまだ知らない…超とき宣メンバーそれぞれの魅力を表現したいと思っています。本番当日にドキドキ楽しく見てもらえるような作品を目指しますので、個性豊かな6人が織りなす、かわいい “ときめき”にご期待ください!!

 

熊谷喜一(企画・プロデュース)コメント

「リアドラ」を企画した時、頭に浮かんできたのは「今を一緒に楽しむドラマ」というフレーズでした。それは、出演する超ときめき♡宣伝部の皆さんやキャストの方々、そしてスタッフ陣だけでなく、視聴者である宣伝部員の皆さんとも一緒になって、このドラマを面白がりながら作っていきたいと思っています。「リアドラ」は不確定要素が盛りだくさんですが、だからこそ楽しみがいがあると思いますので、是非、ご覧ください。

 

配信情報

『リトライ、青春!』ティザービジュアル (c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

『リトライ、青春!』
2024年3月29日(金)、30日(土)、31日(日)LIVE配信
※配信プラットフォームは後日発表予定

キャスト:超ときめき♡宣伝部 ほか
企画・プロデュース:熊谷喜一
監督・脚本:平林克理

ドラマ公式サイト:https://retry-tokimeki.com
ドラマ公式X:@retry_tokimeki
ドラマ公式Instagram:@retry_tokimeki
ドラマ公式TikTok:@retry_tokimeki

(c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

『アイドル失格』NMB48山本望叶、川上千尋、上西怜、泉綾乃らTETRAの主題歌&劇中歌が2・4配信リリース!【コメントあり】

NMB48メンバーが主要キャストとして出演中の『アイドル失格』(BS松竹東急 毎週土曜 午後11時~)より、劇中に登場するアイドルグループ・TETRA(テトラ)の主題歌「青春テトラポット」と劇中歌「おとめのアイス」が、2月4日(日)配信リリース。山本望叶、川上千尋、上西怜、泉綾乃らTETRAメンバーとドラマ原作者・安部若菜からコメントが到着した。

TETRA「青春テトラポット」(c)UNIVERSAL MUSIC LLC.

 

NMB48安部若菜の作家デビュー小説「アイドル失格」(KADOKAWA刊)を実写ドラマ化した本作は、不動のセンターとしてキラキラ輝くアイドルと、そのアイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」の禁断の恋と成長を描く青春ストーリー。

 

アイドルとして活動する高校2年生の主人公・小野寺実々花役として、安部と同じくNMB48のメンバーである山本望叶が主演。実々花にガチ恋するオタク・ケイタを小林亮太。実々花が所属するアイドルグループ・TETRAのメンバーとして、NMB48川上千尋、上西怜、泉綾乃らも出演している。

 

2月4日に配信リリースされる主題歌「青春テトラポット」は、アイドルグループ・TETRAの代表曲として劇中でも披露。ドラマ原作者の安部が書き下ろした、初めての作詞曲となる。リリースに先駆け、歌詞検索サイト「歌ネット」にて「青春テトラポット」の歌詞が先行公開中。

 

併せて、『アイドル失格』第4話(2月3日(土)放送)の劇中にて初披露される劇中歌「おとめのアイス」も、同日リリースされる。山本、川上、上西、泉、安部のコメントは下記に掲載。

 

山本望叶 コメント

実々花目線でもあり、ケイタ目線でもある歌詞が、聴いていてすごく切なくなります。

歌詞の中に「望み叶えたい」と私の名前が入っていたり、他にもメンバーの名前やメンバーカラーが入っていたりするところがお気に入りです!

 

川上千尋 コメント

疾走感と伸びのある曲で聞いていると爽やかな気持ちになれます!

安部若菜ちゃん作詞の歌詞がドラマの内容とリンクしたりして、『アイドル失格』のお話が進んでいくたびに深みが増す曲です。

ソロパートがあるのでメンバーそれぞれの声がダイレクトに聴こえるところも、この曲の味があって聴き応えあり! かなと思います!!

 

上西怜 コメント

実々花とケイタを歌ったような歌詞が切なく苦しい気持ちになったり、ドラマだけでなく自分にとっての推しメンを思い浮かべて聴くこともできるところが聴きどころです!

 

泉綾乃 コメント

爽快さ100%のリズムにわかぽん(安部)が書いた1人ひとりへの愛の詰まった歌詞! ただただ何も考えずに聴いてみてください^ ^

 

安部若菜 コメント

『アイドル失格』の物語に合わせて、歌詞は実々花とケイタ、どちらの目線も感じられる部分があるので、ぜひ物語の世界に浸りながら聴いてほしいです!

あとは「テトラ」の4人の歌割ごとに、各メンバーのワードが入っているので、ぜひそこも探してもらえたらと思います!

 

リリース情報

TETRA Digital Single「青春テトラポット/おとめのアイス」
2024年2月4日(日)午前0時 Release

歌詞検索サイト 歌ネット「青春テトラポット」歌詞先行公開:
https://www.uta-net.com/song/349044/

 

番組情報

土曜ドラマ『アイドル失格』(全12回)
BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)
毎週土曜 午後11時~

出演:山本望叶、小林亮太、川上千尋、上西怜、泉綾乃、美山加恋、内藤秀一郎、本田博太郎 ほか
原作:安部若菜「アイドル失格」(KADOKAWA)
脚本:三谷伸太朗、大山晃一郎、葉名恒星、伊藤学
監督:大山晃一郎、葉名恒星、関祐太朗、藤原光洋
プロデューサー:五十嵐正幸(BS松竹東急)、上江洲茉央(BS松竹東急)、伊藤学(KADOKAWA)
製 作:BS松竹東急 KADOKAWA
制作協力:KAPFILM

ドラマ公式HP:https://www.shochiku-tokyu.co.jp/idolsikkaku/

(c)UNIVERSAL MUSIC LLC.
(c)BS松竹東急/KADOKAWA

TikTokクリエイター・夏絵ココインタビュー「加工と無加工が全然違うじゃないか」という声すらも。彼女が見出すコミュニケーションの美しさとは?

フォロワー数160万人を誇り、「TikTok AwardsJapan 2022」では「LIVE Creator of the Year」にて最優秀賞を受賞されたことで話題となった夏絵ココさん。カメラを前に、まるで仮想現実を思わせる世界観で、ひとことも話さず配信をやりきる「無言配信」では、同時視聴者数5万人を記録したこともあるパイオニア的存在だ。2023年8月には楽曲「Virtual mod Real」をリリースし、アーティストデビューも果たした。その名が世界に轟く夏絵ココさんに、深掘りインタビュー!

 

夏絵ココ●なつえ・ここ…2021年10月31日に誕生し、TikTok LIVEを開始。2022年には言葉を発さず、身振り手振りだけでリアクションする「無言配信(思考実験)」が話題となり約2000人だったフォロワー数が半年で150万人となる大人気クリエイター。配信中はゲームに出てくるNPC(Non Player Character)のような動きのクオリティが高く国内外で注目されている。無言配信のパフォーマンスが終わるとコメントやギフティングへのお礼などを直接伝える時間を設け、「無言配信」と「会話」の両方を楽しめる構成となっている。また、2023年7月にはそのパフォーマンスが海外の配信者でもトレンドとなり、「NPC LIVE Streamer」の生みの親として大手海外メディアINSIDERでも取り上げられ、世界からも注目されるTikTokクリエイター。TicTok公式HPX(旧Twitter)InstagramYouTube

夏絵ココ 公式TikTok @natuecoco

 

【夏絵ココさんの撮り下ろし写真】

 

配信1分前まで、照明の色に悩み続ける

──夏絵さんといえば「無言配信」ですが、一番のこだわりはどんなところですか?

 

夏絵 まず照明です。照明の色を、その日のテーマに合わせて組んでいます。白系の衣装でかわいいメイクをしていたら、ピンク色で、クールな印象の日は紫や青、森にいそうな格好をしていたら緑、とか。見る人が一番目につくのは、私の姿と色だと思いますし、色の印象はキャラにダイレクトに反映されると思うので、すごく大事にしています。

 

──どれくらい機材があるんでしょうか。

 

夏絵 いろんなものを試しすぎて未使用機材もたくさんありますが、いまレギュラーで稼働しているのは4種類です。常に照明のトレンドをチェックしていて、かわいいライトがあったらすぐに買って、顔に当ててみたり、背後から当ててみたり、いろいろなパターンで試してみます。

 

──例えば、「今日はこの衣装でいこう」となると、1日がかりで考えたり?

 

夏絵 そうですね。1分前まで妥協したくなくて、ライブ配信30分前はもうカツカツです。頭の中で「これにしよう」と決めていざスマホに映すと、想定していた光と全く違ったりするので、納得がいかなくて。ギリギリまで粘って、ずっと照明をイジっています。妥協できない性格なんですよ。そこが不器用だなと、自分でも思います。

 

プライベートではお気に入りの森で撮影

──当初から、照明の大切さに気づいていたんですか?

 

夏絵 そうですね。私はもともとカメラが趣味なんです。一眼を片手にいろいろな場所に行ったり、人物を撮るために照明を組むのも好きで。そういうとき、キャラ物のコスプレだといつになく力が入るので、プライベートで撮影していても照明を大掛かりにしてしまいがちです。

 

──プライベートではどんな撮影をしていたんでしょうか。

 

夏絵 森に行ったりしていましたね。まずは、自分が撮りたい日差しが、きれいに差し込む森を探すんです。スタジオでも、十字の窓枠があって、顔に差す光が十字になっているところがタイプですね。

 

──光を妥協すると、写真にもちぐはぐさが表れたり?

 

夏絵 分かりやすく言うと「今日、盛れてない……!」となりますね。

 

──好きな森があるんでしょうか。

 

夏絵 鬱蒼と生い茂ったファンタジックな世界観で、乗馬もできる森があるんですよ。ざわざわとした、理想的な木々なんですよねえ。

 

──理想のファンタジー世界を常に頭の中にありそうです。

 

夏絵 頭の中には、いつも人以外のなにかがいます(笑)。エルフとか、人魚とか、妖精とか。そういった理想の姿があり、そこに向かって自分を作り上げていきたい、という感じです。

 

CLAMP作品のキャラに感銘を受け「やりたい!」

──今の夏絵さんの「猫耳にロリータファッション」にたどり着いたのも、頭の中を具現化した結果ですか?

 

夏絵 この子は、CLAMPさんの「ちょびっツ」というマンガの登場人物「ちぃ」がヒントです。ちぃは人型パソコンで、主人公とはぐれた際に変なスカウトに捕まってしまい、のぞき部屋に連れていかれてしまうシーンがありまして。そのときのちぃが、きょとんとした顔をしながら人間がやらないような行動に出て、でも外見は完璧な人間で……というそのコントラストがすごく頭に残っていて、「私もこれをやってみたい」と思ったのが、きっかけだと思います。私のほかのキャラクターも、そんなふうに自分の頭の中の「これ、やりたい!」を目指して作り込んでいます。

 

──表現方法として、VTuberという手段もあったかと思いますが、「自分でやる」ことに意義があるのですね。

 

夏絵 自分が一番自分自身をよりよく表現できることを知っているし、生身の体を使ったほうが、表現が多彩にできると思ったんですよね。VTuberの良さと生身の人間の良さはベクトルが全く違うと思いますが、私は生っぽさが好みだった、という感じです。

 

──生身だからこそ、どうしても納得できないコンディションの日もあるかと思いますが、どうしていますか?

 

夏絵 ダメなときはやらないと決めています。自分が納得いかないものをリスナーさんに見せることができないというか、そんなものを見せられてもイヤだと思うんです。

 

気づかぬうちに、NOまばたき

──妥協がないからこそ、ここまで作り込んだ世界を続けられるのだと思いますが、個人的にすごいと思うのは、夏絵さんのまばたきについてです。無言配信でキャラクターになりきるとき、ほとんどまばたきしていないですよね。

 

夏絵 ああ、たしかに。配信が始まるとモードに入るというか、あのしぐさをすると、自然と目を閉じることができなくなるんです。リスナーさんからも言われたことがあって、そのときに初めて気づいて「私、してないんだ!」と驚きましたね。

 

──もし自分が「はい、今から夏絵さんの無言配信をやってください」と言われたら、ずっと目まぐるしく考えると思うんですよ。「次にアレして、あの動きして、これやって……あああどうしよう!」と。でも、夏絵さんからはそういった水面下の足掻きが全く見えません。

 

夏絵 私は、ギフトをいただいたら声を出して反応していますが、このときのやりとりって、「イエーイ!」と来たから「イエーイ!」と返しているというか、考えるより先に呼応する感覚です。いろんな人とあいさつやハイタッチしている感じが近いかもしれません。ハイタッチって、考えてやるものではないですもんね。

 

──2023年4月には初の対面イベント「夏絵ココ展~リアル思考実験~」を開催し、1時間の無言パフォーマンスに挑戦しました。私も拝見しましたが、夏絵さんはお客さんと交流しながら猫のように自由気ままに動き続け、ライブ配信がそのまま現実にスライドしたような独特の緊張感でした。

 

夏絵 あれは台本もなく、1時間アドリブでやったんですが。

 

──え! 全部アドリブですか!?

 

夏絵 はい、普段は1時間座りっぱなしでライブ配信していますが、このときは1時間動き回ることができて、いつもより可動域が広くてむしろ楽でした。

 

アートを吸収し、動画に昇華

──逆に楽……。来ていらっしゃった方から、どんな感想が届きましたか?

 

夏絵 「新しすぎて、『これが夏絵ココだ!』と思った」とか、「現実の世界ではない場所に連れていかれて、夢のような感覚だった」とか、「忘れがたい、覚えていたい。けど、夢のようだったから、いつか記憶からなくなってしまうんだろうというのが、今からもうわかる」とか。すっごく厚みのあるレポートをいただき、ほんとうにうれしかったです。

 

──普段インプットをしていないと、なかなかできないパフォーマンスだと思います。感性はどんなふうに磨いていますか?

 

夏絵 美術館を巡ってアート作品に触れるのが大好きで、よく前情報なく観に行っています。

 

──最近、心を動かされた作品は?

 

夏絵 ポーラ美術館の企画展「部屋のみる夢ーボナールからティルマンス、現代の作家まで」で観た作品です。空間が隙なく出来上がっていて、その光景が美しすぎて。窓枠の影が絵画の横に重なるように照明が組まれていたり、木漏れ陽が差す壁の横に、木漏れ陽をモチーフにした作品があったりして。そういった絵画に、筆の通った跡を見つけると「この人は、この一瞬に美しさを見出して描いたんだな」と、作者の臨場感を感じることができて、没頭してしまいます。

 

人間だからこそ生じる日々の変化を、大切にしたい

──先ほど「思考実験」という単語が登場しましたが、夏絵さんが以前からずっと掲げているキーワードですよね。一体どういうことなんでしょうか。

 

夏絵 私がいて、リスナーさんがいて、それぞれがいろんなことを思い巡らせながら“思考”しますよね。例えば、私は衣装に合わせて毎回メイクを変えています。それは人間にしかできないことだし、私自身も一番楽しい工程で。

 

──AIやVTuberとの大きな違いの1つですね。

 

夏絵 そうですね。メイクの仕方や服装、髪形など、意図的に変えることもあればコンディションによって変化が生じることもある。リスナーさんがそんな毎日の少しずつの変化・変貌に気づき、そこに対話が生まれることに、思考実験の源があると思っています。

 

──かみくだくと、「それぞれが何をどう感じてもいいし、それを受けた夏絵さんも、何をどう感じてもいい」という、自由度の高いコミュニケーションの一貫という感じでしょうか。

 

夏絵 「太った」「痩せた」「メイクがいつもと違う」と、毎日異なる印象を持ち、その上で取るコミュニケーションに魅力を感じているし、それが真のコミュニケーションだと思うんです。それをすごく大切にしたいから、どんな声も受け止めるし、「なんでも言ってくれ」という姿勢で挑んでいます。

 

──だから、とにかくかわいく映るような加工一辺倒ではないのですね。

 

夏絵 かわいいと思われたいとか、考えていないですね。そりゃあ言われたらうれしいですが、「かわいいって言われたい!」という欲望はないんです。だって、人間なんだから当たり前のように毎日違いますもん。こうしてしゃべっている間だって、私の情報がアップデートされて見る目も変わるかもしれませんし、そうやって毎日毎日変わっていく人間って、美しいな、と思います。

 

「いじってくれてありがとう」を伝えたかった

──2023年5月、夏絵さんが話題になった出来事がありました。「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」(フジテレビ系)で、エハラマサヒロさんが夏絵さんのものまねをしたことで、審査員席の鈴木 福さんが「なんでこの人がバズってるのか分からない人ランキング、僕の中で1位」とコメントし、夏絵さんご自身もX(旧Twitter)で「うっす」と反応しましたよね。その後、TikTok Liveでもそのことに触れ、さらに話題になりました。

 

夏絵 そうなんですよ。鈴木 福さんが遊んでくれたので「私も一緒に遊びたい! 仲間に入れて!」という気持ちをTikTok Liveで伝えてみたんです。「いじってくれてありがとう!」の気持ちで。リスナーさんはその場でとても楽しんでくれました。

 

──猫耳がアイコンの夏絵さんですが、まさに猫のような好奇心を感じますね。

 

夏絵 そう、好奇心ですね。つついてくれたから、私もコミュニケーションを取りたくて。すべては思考実験なんです。

 

どんな声にも「存分に遊んでくれ!」と思える理由

──2022年12月に「TikTok Awards Japan 2022」で初めて公の場にご出演されたことは、思考実験の最たるものだったと思います。

 

夏絵 あのときはわくわくしましたね。「いつもの無言配信と同じように、しゃべらないほうが面白いだろうな」とか「絶対に、『加工と無加工が、全然違うじゃないか!』と言われるぞっ」とか考えて。一番大きな思考実験になると思ったので、「もう存分に遊んでくれ!」という状態で出ました。

 

──怖さはなかったですか?

 

夏絵 いろんなことを思われても「そう思ったことも含め、あなたなんだから、別によくない? 私はそんなあなたを見て楽しむね」と思っていました。そんなふうに怖さがないのは多分、共感性が薄いからかもしれません。例えば、お友達から「イヤなことがあって、髪を切ったんだよね」という連絡がきたとする。多分正解は「イヤなこと? 何があったの?」と聞くことだと思いますが、私は「髪切ったの? 写真見せて」と言ってしまうんです。それでお友達から「いや、違うから」と言われてしまうことが、これまで結構多くて。そんなふうに、共感性が備わっているみんなの中にいると、「私って全く違う生物なんだな」と感じて、人に対して猫ちゃんやワンちゃんの気持ちを理解するような考えが働くんです。

 

海外リスナーの「これは陰謀か!?」に大興奮

──一方で、そもそも言語や文化が全く違う、海外からの反応はいかがですか?

 

夏絵 最初に私のところに海外の方が流れ着いてきたときのこと、今でも覚えています。ずーっと「なんなんだこれは?」と言われていて、そんななか「これは、アメリカの政策の新しい陰謀か?」というコメントがついたんです。「えっ、陰謀!? なにそれ! めっちゃ面白いな!」と興奮しました。で、「分かった、私もそれに乗る!」となり、その日から数週間ほどは、もっと陰謀みを感じられるように、機械的に動いてみたり、AIっぽさを出してみたりして遊びました。

 

──リスナーの声で夏絵さんが変化していくのは、すてきなコミュニケーションですね。

 

夏絵 AIっぽさを出すと、案の定、陰謀を疑うようなコメントが増えて。「ロボットか? これはロボットなのか?」みたいな(笑)。さらに「男なのか? 女なのか!?」という論争も激しくなり、その辺は世界共通の反応でしたけど(笑)。

 

「好きになってもらいたい」欲を出した夏絵ココの、次の一手

──TikTokという限られたなかで、プラットフォームを生かしたクリエイティビティを発揮している夏絵さんですが、今後挑戦したいことを教えていただけますか?

 

夏絵 もっと広く共感していただける表現で、アーティスト活動をしていきたいですね。2023年8月にはアーティストデビュー曲「Virtual mod Real」をリリースしましたが、文字を書いてみたり、絵を描いてみたりもやってみたい。今はコアなリスナーさん以外の方には分かりずらい表現だと思うので、皆さんがひと目で分かるような“夏絵ココ”を展開してみたいと思っています。ちょっと欲が出てきちゃったんです。もっといろんな人に楽しんでもらいたいな、好きになってもらいたいな、って。

 

──「好きになってもらいたい」、とても清々しい素直なお気持ちですね。

 

夏絵 TikTokを始めたころは、「とにかくみんなで遊ぼう!」くらいのノリで、お互い猫ちゃんで、お互いじゃれ合っているような感覚でした。すべてが新鮮で、刺激的で。今は当時と比較すると、“夏絵ココ”をもっと落ち着いて見てくださるようになり、すると「この人、結局なんなんだろう?」という空気が感じられるようになりました。だから、歩み寄りたくなったんです。猫ちゃん同士ではなく、人間として。

 

──その変化もまた、思考実験の一部なんですね。

 

夏絵 そうですね。これからの自分の変化も、皆さんの変化も、とても楽しみです。

 

 

夏絵ココ 公式TikTok @natuecoco

 

撮影/佐賀章広 取材・文/有山千春 Buzz Tok NEWS公式HP https://buzz-tok.com/

俳優・野村周平が今ハマっているコト「全員俺のこと好きになっちゃう。誰も勝てないよ」映画『サイレントラブ』公開インタビュー

声を捨てた青年・蒼と、目が不自由になった音大生・美夏の“世界でいちばん静かなラブストーリー”『サイレントラブ』が1月26日(金)に公開。美夏が通う音楽大学の非常勤講師で、名門家庭出身のピアニスト・北村悠真を演じた野村周平さんには、役作りから役を引きずらないワケ、同級生である山田涼介さんとのエピソードまで語ってもらった。続けて、GetNavi web恒例の今ハマっているモノについて聞く。

 

「モテるためじゃなく、人間磨きの努力をしている」

 

──野村さんといえばバイクや車好きで知られていますが、ズバリ今ハマっているものはありますか。

 

野村 バイクと車は相変わらず好きだし、少し前から釣りにハマっています。革靴も大事にしていてちゃんと磨いたり、昔のではなく今のLEVI’Sを買ったりもしています。多く持っているわけでも、高いモノを買っているわけでもないですが、服や靴は大事にしますね。やっぱりモノは大事にしなきゃね。

 

──幅広くモノを大事にされているのですね。今、特にハマっているコトは釣りでしょうか?

 

野村 いちばんは釣りかな! コロナ禍をきっかけに始めました。基本船釣りなので、海に出られると気持ちいい。そして魚との勝負! 生死の戦いをしているんですよ。こっちもリスペクトを込めて、釣ったあとにいただきます。食べられる魚、食べられる量しか釣らないです。

 

──どのような魚と戦っているのでしょう?

 

野村 マグロですよ! マグロからアジやタコまで、大きい魚から小さい魚まで。やっぱりおいしいですもん。そして自分でさばくのが大事! 包丁も数本持っています。

 

──包丁まで揃えられたのですね。今はどのような包丁を使われているのでしょう?

 

野村 出刃包丁、刺身包丁です。まだ3本くらいしかなく、四角い中華包丁もほしいですね。そうだ、これから「包丁いっぱいほしい!」って言おう。プレゼントしていただくなら、服のように選んでいただくのが難しいモノより、消耗品の包丁やまな板、調理器具や圧力鍋がほしいです(笑)。

 

──調理器具や圧力鍋ということは、魚をさばくだけではなく、料理もされるのですね。

 

野村 この前は友達が鯛を釣ってきてくれたので、アクアパッツァを作りました。鯛を塩漬けして、水を抜いて、深めのフライパンに、オリーブオイルとにんにくと、トマトとあさりを入れて。美味すぎてびっくりした!

 

──本格的ですね!

 

野村 “本格的”じゃないんです、これが“普通”なの。本格的とか最高級とか言った時点で、本当にそうなっちゃうじゃないですか。違う違う、これが普通なんだって。

 

──なるほど。こうした料理をすることは、野村さんにとって普通だと。

 

野村 でも料理できるようになっちゃったら俺、モテまくりだな……(笑)。「車やバイクに詳しくて、アメ車やハーレーに乗っていて、やんちゃなのに小説も読んで映画も観て、えぇっ⁉ その上料理もできるの⁉ かっこいいいい!」って、そりゃ全員俺のこと好きになっちゃいます。日本男児、誰も勝てないよ俺に! モテるためじゃなく、人間磨きの努力をしているので。

 

──(笑)料理を始めたのは、モテるためではないんですね。

 

野村 モテるためではない! ただ魚釣りを始めたから、料理が始まったんです。魚を釣って毎回居酒屋に持って行くのは面倒くさいし、居酒屋も迷惑でしょう。じゃあどうやってその釣った魚をおいしく食べようかなと考えると、自分で三枚おろしをしようってなって、それには包丁が必要だな、調味料にもこだわったほうがいいなってなりますよね。

 

──筋道を立てて考えた結果、たどり着いたと。

 

野村 はい。筋はしっかりと通すタイプなので。筋が通っていないことは大嫌いです。俺は義理、人情、筋ですから。

 

──漢らしいですね!

 

野村 でもキュートで生きています。「いえーい(ピース)」ってすぐにできます。

 

──『クロちゃんずラブ〜やっぱり、愛だしん〜』のクロちゃん役が話題になったように、演じられる役も幅広くて驚かされます。

 

野村 よく言われますけど、役者なら全員やればできますよ。俺でもできるんですから。この世界は、俺よりも才能あふれている人ばかりなので。それからよく「次はどんな役がやりたいですか?」って聞かれますけど、やりたい役なんてなくて、何でもやるんです。その質問は禁止にしたほうがいい、俳優はみんな思っているんじゃないですかね(笑)。

 

映画『サイレントラブ』

1月26日(金)全国公開

 

(STAFF&CAST)
出演:山田涼介 浜辺美波 野村周平/吉村界人 SWAY 中島歩 円井わん 辰巳琢郎/古田新太
原案・脚本・監督:内田英治
共同脚本:まなべゆきこ
音楽:久石譲
主題歌:「ナハトムジーク」Mrs. GREEN APPLE
公式サイト:https://gaga.ne.jp/silentlove/

 

(STORY)
声を捨て、毎日をただ生きているだけの蒼。ある日、不慮の事故で目が不自由になり絶望の中でもがく音大生・美夏と出会う。何があってもピアニストになるという夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、彼女をすべてから護ろうとする。だが、美夏に想いを伝える方法は、そっと触れる人差し指とガムランボールの音色だけ。蒼の不器用すぎる優しさが、ようやく美夏の傷ついた心に届き始めた時、運命がふたりを飲み込んでいく──。

 

撮影/映美 ヘアメイク/矢口憲一(駿河台矢口) スタイリスト/清水奈緒美

朝日奈央×関水渚×石井杏奈『ブラックガールズトーク』メインビジュアル解禁!板垣瑞生、本田響矢がレギュラーキャストとして出演&主題歌はDA PUMPが担当

2月5日(月)スタートのドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 午後11時6分~)より、メインビジュアルが解禁。さらに主演の朝日奈央、関水渚、石井杏奈に深く関わるレギュラーキャストとして、板垣瑞生、本田響矢が出演。主題歌は、DA PUMPの「Use Your Body」に決定した。

『ブラックガールズトーク』左から)関水渚、朝日奈央、石井杏奈©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。

 

本作のメインビジュアルは、仲良し女子3人組を演じる主演の朝日奈央、関水渚、石井杏奈がまるで今まさに女子会を開いているかのような生き生きとしたショットに。原作のカバービジュアルをオマージュした吹き出しには、実際にドラマで主人公たちが繰り広げる、リアルでドキッとするせりふを使用。楽しげな笑い声や会話が聞こえてくるような、明るくポップな一枚に仕上がった。

 

トリプル主演を朝日奈央、関水渚、石井杏奈が務めることは既報の通りだが、このたび本作をさらに盛り上げる豪華レギュラーキャスト2名が解禁。関水演じる三浦あやの彼氏(のちに夫)で同僚の保育士・若村隼人役を演じるのは、2015年公開の映画「ソロモンの偽証」で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞して以降、連続ドラマ小説『エール』(2020年 NHK)、『正直不動産2』(2024年 NHK)など数々の話題作に出演し活躍がめざましい、板垣瑞生。

 

そして、朝日演じるバリキャリOL・太田佳央梨の“出来る後輩社員”・諏訪元哉役を演じるのは、「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞、ドラマ『ジャックフロスト』(2023年 MBS)での切なくもどかしい演技や、ドラマ『私と夫と夫の彼氏』(2023年 テレ東)での難しい役どころを見事に演じ切った今大注目の俳優、本田響矢。

 

あやと隼人の夫婦の間に起きるさまざまなトラブルや悩みを2人はどう乗り越えて行くのか。そして佳央梨と諏訪には会社の先輩・後輩関係を超えたラブ展開も。一見“ブラック”とは無縁な爽やかなキャスト陣が、仲良し女子3人組の“ブラックガールズトーク”にどう関わっていくのか期待が高まる。

 

さらにドラマを彩る主題歌は、日本を代表するボーカル&パフォーマンスグループ、DA PUMPの「Use Your Body」に決定。80年代から90年代のアメリカを意識した、キレのある情熱的なファンクに仕上がっており、振り付けをしたのはメンバーのU-YEAHとKENZO。みんなで真似できる“ツンツンダンス”など、一度見たら忘れられないつい笑顔になってしまう魔法の一曲になっている。レギュラーキャストの板垣、本田、主題歌を担当するDA PUMP・ISSAのコメントは以下掲載。

 

板垣瑞生(若村隼人 役)コメント

この原作は以前から知っていたので、ついに作品と接することになるのかと胸が高まりました。以前共演したキャストの方とも今作での再共演が楽しみです。そして実際に台本を読んでみて、現代女性たちのリアルを、この作品を見てくださっている皆さんに早くお届けしたいなと思いました。僕が演じる隼人は正直者そのものです。子供たちのヒーローだと思ってるところがある人だと思います。現代を生きる女性の皆さんが楽しめるように、そして、男性の方々にもガールズトークって面白いんだと思っていただけるように頑張ります!!!ブラックガールズトークが皆さんの笑顔や元気になるように、日々撮影頑張っていますのでお楽しみに!ぜひ見てください!

 

本田響矢(諏訪元哉 役)コメント

諏訪元哉役の本田響矢です。元哉君は、原作ではあまり詳しく描かれていないので、このドラマを通して彼のさりげない優しさや、サラッとこなすキュンな行動など、すてきな内面を知っていただけたらうれしいです。女子3人組のリアルでどこか共感できる会話は、クスッと笑っちゃうときもあれば、ちょっと悲しい気持ちになる時もあったり。 そんな3人の会話をのぞき見してるような感覚で楽しんで見てください!

 

ISSA(DA PUMP)コメント

後輩でもある朝日奈央のドラマ主題歌ということでうれしく思います。ドラマのようにスパっとぶった切れる曲なので楽しみです。日本語と英語が上手く混ざり合って軽快な曲なのでダンスもリズミカルに仕上げました。レコーディングも軽快に歌い切りMVも楽しい仕上がりになってるのでお楽しみください。ドラマ『ブラックガールズトーク』と共に楽しんでもらえると幸いです。

 

あらすじ

商社に勤めるバリキャリOL佳央梨(朝日奈央)、面倒見のいい保育士あや(関水渚)、ごくごく平凡なOL奈緒(石井杏奈)。仲の良い女子3人組はいつも、それぞれの家やカフェに集まり、たわいもないトークを繰り広げていた。とびきりの主観と偏見、そしてほんの少しの毒を織り交ぜながら――。ある夜、佳央梨は職場に現れた“最強の派遣社員”について語り出す。第一印象は経歴・スキル・性格、全て申し分なし!と思いきや、とんでもない問題を抱えた“最恐の派遣社員”だったことが分かる…。さらに奈緒は自分の彼氏に二股疑惑が。ハイスぺだと信じていた優しい彼氏にヤバ過ぎる裏の顔が発覚!?

 

番組情報

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』

テレ東系

2024年2月5日(月)スタート

毎週月曜 午後11時6分~11時55分

 

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Lemino」にて第一話から最新話まで見放題配信

全国どこからでも 「TVer」でリアルタイム配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信

 

原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)

主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈

出演:板垣瑞生、本田響矢

監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)

脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳

チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)

プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)

主題歌:DA PUMP「Use Your Body」(SONIC GROOVE)

 

制作:テレビ東京、ザ・ワークス

制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/

公式 X(Twitter):@tx_premiere23

公式 Instagram:@tx_premiere23

公式 TikTok:@tx_premiere23

 

©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

©マキノマキ/小学館

前田敦子が『ZIP!』冬の2月金曜パーソナリティーに決定「楽しい番組になるように、お役に立てればいいな」

前田敦子が、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系 毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く)の冬の2月金曜パーソナリティーに決定し、コメントが到着した。

『ZIP!』2月金曜パーソナリティーを務める前田敦子©日本テレビ

 

水卜麻美アナウンサーが総合司会を務める、日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』。金曜パーソナリティーは、シーズンごとに変わる“季節のパーソナリティー”が担当。“春”の奈緒、“夏”の坂井真紀、“秋”の近藤春菜(ハリセンボン)、“冬”の1月金曜パーソナリティーのmiletに続き、“冬”の2月金曜パーソナリティーに前田敦子が就任することが番組内で発表された。前田は2月2日(金)から、毎週金曜日に登場。2月23日(金)まで、4回の出演が予定されている。

 

前田は、2005年にAKB48の第1期生として加入し、2006年2月にCDデビュー。グループを卒業するまでほぼ全てのシングル曲でセンターポジションを務め、AKB48の中心的存在として高い人気を誇った。AKB48卒業後は、ドラマ・映画、舞台や音楽活動にも精力的に取り組み活躍を続けている。

 

現在は、日曜ドラマ『厨房のありす』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分~)に出演中。主人公ありす(門脇麦)の幼なじみ・三ツ沢和紗役の演技が好評を得ている。

 

前田敦子 コメント

◆『ZIP!』金曜パーソナリティーの出演が決まって

今、『厨房のありす』というドラマに出演させていただいていて、撮影しながらだと無理なのでは…と思ったのですけど…何より、母が毎日『ZIP!』を見ているので、すごく協力的で。子供の幼稚園の送りもいいよと、すんなり。さすが『ZIP!』さんです(笑)。

 

◆『ZIP!』でパーソナリティーを務めるにあたって

『ZIP!』は、水卜アナが大きな器を持ってドーンと構えてくれている印象で、その大きなお皿にちょこんと乗ったトマトみたいな飾りになれればいいなぁと。皆さんに付いていくしかないですね。楽しい番組になるように、お役に立てればいいなと思っています。

 

◆水卜アナとやりたいこと

私も食べるのが好きなので、一緒においしいものを食べたいですね!私は朝に高カロリーのものを取りたいタイプで、ラーメンを食べるなら朝食べたいし、焼肉も白米片手に!ぜひお願いします(笑)。

 

◆意気込みを

『ZIP!』にはいつも番宣などでちょっとだけスタジオにお邪魔します、という感覚でしたけど、この1か月間は水卜アナをはじめ、皆さんと家族みたいな感じで。身内っていう感覚を持ちながら、楽しく参加できたらいいなと思っています。えっ!?これからは『ZIP!』ファミリーって呼ばれるんですか?うれしいです!!よろしくお願いします。

 

日本テレビ コンテンツ制作局プロデューサー・上田崇博 コメント

冬の2月金曜パーソナリティーとして、前田敦子さんにご出演いただくことになりました。

 

今やドラマや映画に出演され俳優として活躍される中、幼稚園のお子さんがいる「お母さん」の顔を持つ前田さん。

 

ぜひ、お母さん目線で視聴者の皆さんと同じ気持ちで『ZIP!』を楽しんでいただければと思います。

 

そして、水卜アナはじめ出演者と家族のような雰囲気でスマイルを届けてもらえればと期待しております!

 

番組情報

『ZIP!』

日本テレビ系

毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く

 

番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/zip/

番組公式X(旧Twitter):@ZIP_TV

番組公式Instagram:@ntvzip

 

©日本テレビ

≒JOYが待望のメジャーデビュー!デビュー後にやりたいこととは?「普段の私たちのイメージとは真逆な内容で…」

指原莉乃さんがプロデュースを手掛ける第3のアイドルグループ・≒JOYが1月17日に待望のメジャーデビュー。デビュー作「きっと、絶対、絶対」は新人アーティストのデビュー作としては異例となる発売初日に累計出荷10万枚を突破し、1月16日付 オリコンデイリーアルバムランキングでは、堂々の1位を獲得する快挙を成し遂げた。昨今のアイドル戦国時代を破竹の勢いで駆け抜ける≒JOYから、今回は逢田珠里依さん、江角怜音さん、山野愛月さんが登場。本作の聴きどころやデビュー後に挑戦したいことなどについて聞いた。

(左から)≒JOY・逢田珠里依、江角怜音、山野愛月

 

◆あらためてメジャーデビューおめでとうございます!

三人:ありがとうございます!

 

◆記念すべきデビュー・ミニアルバム「きっと、絶対、絶対」には、これまでのオリジナル曲も含め、新曲も収録されています。まずは「きっと、青い」について、初めて聴いたときの印象などを教えてください。

山野:≒JOY(以下ニアジョイ)らしい青春感が詰まった楽曲だなと思いました。私自身も大好きな楽曲で、パフォーマンスしているときはもちろん、プライベートでも毎日聴いて元気をもらっています。

 

逢田:≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」のときに初披露させていただいた楽曲で、私も大好きです。歌詞にはこれから私たちがアイドルとして進んでいく道のことが書かれているんですが、すごく前向きな内容で。歌っていて元気が出ますし、 “時には休憩しよう だって道は長い”というフレーズには、指原さんの優しさが感じられてグッときます。

 

江角:二人が言っていたように、ニアジョイが持っている明るさと青春感が伝わる楽曲だなと思いました。私は特に“お揃いのアクセサリー お揃いの夢 忘れず”という歌詞が、グループとしての一体感を表しているような気がして大好きです。MVは学校を舞台に1シーン1カットで撮影させていただいたのですが、すごく楽しかったです。

 

逢田:私も今までのMVの中で一番好きです!イメージシーンはいつ撮られているのか分からないくらい自然に撮影が始まっていて、私たちの素の表情がたっぷりと詰まった作品だなと思います。

 

◆1カットの撮影は大変ではなかったですか?

山野:大変さより楽しさの方が大きかったです。思っていたより苦戦することなく、スムーズに進みました。

 

江角:確かにそうだったね。個人的に2番のテーブルクロスのシーンは特にすごいなと思いました。何回か撮影したのですが、全部成功していて…。

 

逢田:テーブルクロス引きがうまくて選ばれたメンバーなんじゃないかっていうくらい上手だったよね(笑)。すごすぎてびっくりしました!

 

江角:あと私は1サビ終わりにみんながくるくる回りながら走っていくところが好きです。ドローンで上から撮影していただいたんですが、デビューに向けて進んでいく疾走感が感じられて好きです。

 

山野:私は2サビ前のところでカメラを置く珠里依のアップと、そのあとに映る怜音の表情が好きです。二人の素の笑顔がとってもかわいくて、何回も見ちゃいました。

 

逢田:ありがとう~!

 

◆楽しそうな撮影の様子が伝わりました。では、表題曲の「無謀人」についても教えてください。

逢田:夢に向かって進んでいく意志を感じられる歌詞で、ぶれずに止まらず突き進んでいく強さを感じられる楽曲だなと思いました。私は基本的にはポジティブな性格なんですが、時々ネガティブに考えてしまうときもあって。でもこの曲を聴いていると“やってやるぞ!”と強くなれるような気がするんです。聴くたびに“頑張ろう”と思える楽曲なので、自分を奮い立たせたい方や強い気持ちになりたい方にもお薦めしたいです。

 

江角:夢への決意表明を表した一曲でもあるので、力強さのある曲だなと思いました。特に1サビの「負けたって挑め ダサくたっていい」という歌詞は、歌っていてすごく背中を押されます。

 

山野:私は1サビ前の「Watch me!」と2サビ前の「Step in」のところが好きです。ライブやイベントで盛り上がるポイントの一つだと思います。

 

◆MVも「きっと、青い」とは対照的ですね。

山野:そうですね。今着ているパンツスタイルの赤い衣装もカッコいいですし、初めてエキストラの方々が出演してくださって、いつもとはまた違った雰囲気になっていると思います。

 

江角:撮影場所も倉庫のようなところで、ライトもすごくシンプルなんです。だからこそ私たちのパフォーマンスで勝負しなければいけないなと思い、全員で気合を入れて挑んだので、とても迫力のある仕上がりになったと思います。

 

逢田:私たちが踊っている間をエキストラさんが走り抜けていくところがあるんですが、皆さんのスピードがすごくて。迫力のあるシーンに仕上がっているのでぜひ見ていただきたいです。

 

◆グループ結成から約2年でいよいよメジャーデビューを迎えられましたが、初期のころと比べてお互いに変化や成長を感じる部分はありますか?

逢田:怜音は初期の頃の謙虚さも忘れずに、センターとして自信を持ってステージに立っているような気がします。

 

江角:え、そう?自分では全然まだまだだけど…そう見えているならうれしい。ありがとう。いつもステージに立つときは「自分は自信があるんだ!」と自己暗示をして不安を解消してます(笑)。

 

山野:初めのころは「リップシーンが苦手」と言っていましたが、今ではそんなふうに感じさせないくらい堂々としていると思います。ダンスも上手なのでダンスシーンを撮影したVTRを見るときは怜音のことを見て勉強させてもらっています。

 

江角:うれしい!

山野:あと視野が広くて周りをよく見ているところもすごいです。人の変化にもすぐ気づくし、きちんと言葉にして伝えてあげているところが素敵だなと思います。本当にいい子なんです。

 

江角:なんか恥ずかしい(笑)。

 

◆逢田さんについてはどうですか?

江角:いい意味で最初の頃と変わらないです。珠里依と話していると元気が出て、珠里依がそこにいてくれるだけでその場が明るくなります。

 

山野:私は最初のころ人見知りでなかなか自分から人に話し掛けられなかったんですが、珠里依はそれを察していつも話し掛けてくれて。すごく優しい子だなと思いました。みんなが疲れているときでも「頑張ろう!」と声を掛けてくれて、珠里依の言葉や存在のおかげで私たちも頑張れているので、本当にいてくれてよかったなと思います。

 

逢田:うれしい。ありがとう!もうこのコーナーをずっと続けたいです(笑)。

 

江角:(笑)。愛月は私と同じくらい人見知りで言葉数が少なかったんですけど、最近はたくさん話してくれるようになって、何より表情が豊かになったなと思います。パフォーマンスをしているときの表情もガラッと変わって、より魅力が増したような気がします。あと、意外とツッコんでくれて面白い人です(笑)。

 

逢田:分かる!愛月は結構ツッコミタイプだよね(笑)。ふとしたときに出る鋭いツッコミが本当に面白い。

 

◆意外ですね。

逢田:初期のころと比べてすごくしゃべるようになって、口数が5倍くらい増えたと思います。積極的に話すようになりましたし、その変化を身近で感じて感動しました。

 

山野:ありがとう。もともとしゃべるのは苦手だけど、「しっかりしないと!」と思って…。頑張ってます!

 

◆これまでも精力的に活動されてきたと思いますが、デビューしたからこそできることもたくさん増えると思います。今後挑戦したいことはありますか?

逢田:以前≠MEの蟹沢(萌子)さんにデビュー後の変化を聞いたら、「≠MEがデビュー前、ありがたいことに=LOVEさんのカップリング楽曲として参加させていただいていて。そのときもCDショップでの展示を行ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいでしたが、そんな中でいざデビューさせていただき、自分たちの名前でCDショップに並んでいるとより実感が湧いてうれしかったよ!」とおっしゃっていて。私も早くその光景が見たいなと思いました。

 

山野:デビュー・ミニアルバムがずらっと並んでいるところを見るのも楽しみだよね。私はCMに出てみたいです。

 

江角:いいね!憧れる!何のCM?

 

山野:洗剤のCMとか!

 

逢田:コンビニエンスストアーのコラボ商品も憧れるなぁ。

 

江角:私はニアジョイ全員でドラマがやりたいです。ジャンルはシリアスで。

 

逢田:どんな内容?

 

江角:学園モノで、普段の私たちのイメージと真逆で意外性のある内容がいいなって。

 

逢田:実現できるように頑張ろう!

 

PROFILE

逢田珠里依

●あいだ・じゅりい…2005年9月13日生まれ。東京都出身。O型。

 

江角怜音

●えすみ・れのん…2005年4月26日生まれ。大阪府出身。B型。

 

山野 愛月

●やまの・ありす…2006年10月21日生まれ。大阪府出身。A型。

 

リリース情報

≒JOY「きっと、絶対、絶対」

1650円 TypeC

 

<「きっと、青い」MV>

<「無謀人」MV>

●photo/小澤正朗

 

≒JOY・逢田珠里依さん、江角怜音さん、山野愛月さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名に≒JOY・逢田珠里依さん、江角怜音さん、山野愛月さんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年2月2日(金)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

aiko&浜田雅功がロリータファッションのヘッドドレス×ランドセル姿に!?『ごぶごぶ』

1月27日(土)放送の『ごぶごぶ』(MBS 午後3時24分~4時30分/関西ローカル)は、先週に引き続きaikoがゲスト出演する。

『ごぶごぶ』左から)浜田雅功、aiko©MBS

 

ダウンタウンの浜田雅功と相方(ゲスト)が、五分五分の立場でロケを行う『ごぶごぶ』。今回は“aikoの聖地巡り”後編をお届け。

 

aikoが学生時代を過ごした東三国エリアからロケ開始。まず最初に向かったのは aikoのソウルフードの聖地。学生時代から通うたこ焼き店「たこタコ」へ。aikoのオススメは「ソースなし&マヨのみ」のたこ焼き。ダシの効いた生地を楽しむaiko流の食べ方に、浜田も驚がく。そしてこの聖地ではaikoにとって「忘れられない思い出」があるそう。

 

10年前の番組ロケでも「たこタコ」を訪れたというaiko。その時高校時代からの友人で、現在は芸人の「みょーちゃん」がゲストで登場。普段とは違う空回りの連続で、放送を確認するとまさかの「たこタコシーン」全カット。予想外のエピソードに浜田も「マジで!?」とビックリ。

 

そんな中スタッフから「aikoに謝りたい人が来てる」というカンペが…。現れたのはもちろん、全カットの「みょーちゃん」。開口一番「皆さんには、本当にご迷惑をおかけしました!」と頭を下げてガチ謝罪。苦い思い出を水に流すためにも、最後は3人で仲良く記念撮影。

 

続いて「歌手になるきっかけの聖地」大阪音楽大学へ。在学中にコンテスト優勝、デビューのきっかけとなった聖地、aikoは卒業以来なんと27年ぶり。「せっかくやから当時のスタイルで中入ろ」というスタッフの指示で出てきたのは、ランドセル。浜田も「え?うそやろ?これ背負ってたの?」と、思いがけないアイテムの登場に驚きを隠せない様子。

 

さらにここからaikoが大暴走。「当時はこれもつけてたんで、浜田さんもつけてください」と「ロリータファッションのヘッドドレス」を手渡し、浜田もタジタジ。聖地で記念撮影してロケ終了と思いきや、「これいま授業とかやってへんの?」と浜田がムチャぶりし、音大の授業にサプライズ突撃する。

 

番組情報

『ごぶごぶ』

MBS(関西ローカル)

2024年1月27日(土)午後3時24分~4時30分

 

©MBS

野村周平、同級生・山田涼介と共演で「高校時代はあんなんだったな」“サイレントラブ”個性的な役でも「俺のほうがキャラ強い」

山田涼介さん演じる声を捨てた青年・蒼と、浜辺美波さん演じる目が不自由になった音大生・美夏の“世界でいちばん静かなラブストーリー”『サイレントラブ』が1月26日(金)に公開した。映画『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田英治監督のオリジナルストーリーである。

野村周平●のむら・しゅうへい…1993年11月14日生まれ、兵庫県出身。2010年に俳優デビュー。2012年にNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で注目を集める。2023年は映画『隣人X -疑惑の彼女-』、ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京系)などに出演。Paraviで配信された『クロちゃんずラブ〜やっぱり、愛だしん〜』では、お笑い芸人のクロちゃん役がそっくりだと話題になった。2024年1月から放送中のテレビドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)にも出演中。Instagram

 

静かな同作では、美夏が通う音楽大学の非常勤講師・北村悠真が奏でるピアノの音が響き渡る。名門家庭出身のピアニストでありながら乱れた生活を送る北村は、ひょんなことから蒼と美夏の人生に深く関わることに。「ただのろくでなし野郎ですよ」と語ったのは、北村を演じた野村周平さん。北村の役作りから役を引きずらないワケ、山田涼介さんとのエピソードまで明かした。

 

【野村周平さんの撮り下ろし写真】

 

役を引きずらないのは「俺を超えてくれるキャラがいない」

 

──静かなラブストーリーということで、映画を観た率直な感想を聞かせてください。

 

野村 主人公の蒼は声を発さない、美夏は目が不自由であるということで難しい恋描写だなと思いましたが、それらが2人の恋の妨げになっている訳ではなくて、むしろ「障害は関係ない」というのを分からせてくれる素敵な映画になったのではないでしょうか。「何が幸せなのか」を考えさせられます。

 

──野村さんが演じた北村は同作におけるキーマンかと思いますが、どのような人物なのでしょう?

 

野村 お金持ちで音楽の才能もありますが、上には上がいるという葛藤に振り回されている男です。全部持っているけど、心が裕福じゃない。お金がなくても心が裕福な人と、どっちが幸せなんだろうね。

 

──そんな北村を演じるうえで、役作りはどのように行いましたか?

 

野村 この作品の直前にヤンキー役を演じていたので、とりあえずヤンキー感を抜くことを意識しました。監督からは「棒読みでいいよ」と指示されたんです。ヤンキー役の名残が残ったまま感情がバリバリに出ていたので、感情を殺すために、監督はそう言ってくれたんだと思います。だから映画を観ながら「俺、棒読みだな」と思いましたが「俺を責めないでくれ!」って感じです(笑)。

 

──ピアニストとしての役作りは、何を意識されたのでしょう?

 

野村 北村は世界が誇る坂本龍一さんのようなピアニストではなく、ただ表面上の上手さを求めて葛藤するピアニストだと思うんです。“真のピアニスト”ではない。まだ自分を出しきれていない、さまざまなことに気づけていない子で、未熟なピアニストと捉えて演じました。

 

──葛藤という言葉通り、かなりフラストレーションがたまるシーンが続いたかと思います。役に引っ張られることはありましたか?

 

野村 役には全く引っ張られません。撮影場の空気を読みつつ、ずっと変わらずこの感じです。役より俺のほうがキャラ強いので(笑)! 残念ながら俺を超えてくれるキャラがいないので、もし俺を超えるキャラが現れたら、引きずる可能性もありますね。

 

世界一かっこいい楽器「人間だったら弾けるようになりたい」

 

──ピアノを演奏するシーンは、どのように撮影されたのでしょう?

 

野村 さすがにWキャスト(演奏シーンは別の人が演じる)とさせていただきました。めちゃめちゃ練習して弾けるようになったのですが……クラシックのハードコアを完璧に弾くのは、やっぱり無理よ! 1年練習して弾けなかったら文句言われても仕方ないかもしれないけど、数ヶ月では厳しい! 音楽に合わせて身体も手も動かせましたけど、手の寄りは無理。アル・パチーノでも無理よ。

 

──映像を見ると「野村さん、ピアノ弾けたっけ?」と思うくらい自然でした。

 

野村 ピアノの曲は好きでよく聴いていて、前から弾きたいと思っていたので練習を頑張れました。楽譜は一生読めないと思いますが、教えてもらって反復練習したり、ピアノを借りて家でも復習したり、耳コピして弾いたりしていましたね。坂本龍一さんの『戦場のメリークリスマス』は弾けましたし、今作で音楽を担当されている久石譲さんの『Summer』も練習しました。好きこそものの上手なれですね、楽しかったです。

 

──今作以前に、何かピアノにまつわる思い出があったのでしょうか?

 

野村 ピアノは、やっぱり人間だったら弾けるようになりたい楽器の1つじゃないですか。世界一かっこいい楽器だなって思っています。借りていたピアノは返さざるを得ませんでしたが、今後も続けたいと思っていますし、またピアニスト役に挑戦してみたいです。

 

山田涼介さんは「外見からにじみ出る不運な少年感がありました」

 

──山田さんが演じた蒼というキャラクターについて聞かせてください。

 

野村 蒼は、美夏のためにあるお願いを北村にしてくるんですが「すんげぇ金払ってくれるじゃん!」って(笑)。1回数万ですよ、なんでこんなに金払いいいんだろうなと。まぁ本当に美夏が好きなんだろうなと思いました。こんなに真っ直ぐなラブがこの世に存在しているのだろうかと思いながら、蒼のことを見ていました。

 

──浜辺さんが演じた美夏のキャラクターについてはいかがでしょう?

 

野村 ピアノが大好きな、真っ直ぐな女の子で、浜辺さんにピッタリの役だと感じました。ちょうどいい塩梅でお芝居されていて「もう浜辺さんなんじゃない?」と見ていましたね。あまりにきれいなフィクションなので「そんなことないだろ!」って思うところも多々ありましたが、浜辺さんがあの役を演じていたことで、より観入る作品になっていると思います。あ、美夏は少し暗い子ですが、浜辺さん本人はお喋りで明るい子ですよ。そりゃ好感度あるわって感じました(笑)。

 

──山田さん、浜辺さんとの印象的なエピソードを聞かせてください。

 

野村 山ちゃんは高校の同級生で、前からお互いを知っていたのが良かったですね。たまに「高校時代はあんなんだったな」と話してました。浜辺ちゃんは結構お喋りしていたのですが、内容を覚えていないということは、どうでもいい話をしていたんでしょうね(笑)。

 

映画『サイレントラブ』

1月26日(金)全国公開

 

(STAFF&CAST)
出演:山田涼介 浜辺美波 野村周平/吉村界人 SWAY 中島歩 円井わん 辰巳琢郎/古田新太
原案・脚本・監督:内田英治
共同脚本:まなべゆきこ
音楽:久石譲
主題歌:「ナハトムジーク」Mrs. GREEN APPLE
公式サイト:https://gaga.ne.jp/silentlove/

 

(STORY)
声を捨て、毎日をただ生きているだけの蒼。ある日、不慮の事故で目が不自由になり絶望の中でもがく音大生・美夏と出会う。何があってもピアニストになるという夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、彼女をすべてから護ろうとする。だが、美夏に想いを伝える方法は、そっと触れる人差し指とガムランボールの音色だけ。蒼の不器用すぎる優しさが、ようやく美夏の傷ついた心に届き始めた時、運命がふたりを飲み込んでいく──。

 

撮影/映美 ヘアメイク/矢口憲一(駿河台矢口) スタイリスト/清水奈緒美

OCHA NORMA石栗奏美が飯田圭織と中野へ!懐かしおもちゃの価格予想対決も『キタに恋した!』

1月27日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、OCHA NORMAの石栗奏美が登場する。

『キタに恋した!』石栗奏美(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は、サブカルの聖地として有名な「中野」が舞台。一行が向かったのは、中野ブロードウェイ。1966年に建てられた中野ブロードウェイは300もの店舗が立ち並ぶ複合商業施設で、そのうち100店舗以上がサブカルに関連した店という、まさにサブカルの街の象徴スポットだ。

 

なかでも「まんだらけ」には、昭和の古いおもちゃがずらり。そんな懐かしのおもちゃが、今いくらで販売されているのか、飯田と石栗が予想対決。60年前に数百円だった鉄人28号のフィギュアは今おいくらに。

 

アイドルグッズ売り場では、キタコイメンバーの写真集や10代の頃の飯田の姿も発見。今回のキタコイでは、飯田と石栗の懐かし映像も大放出する。さらに地下1階の飲食店では、「10円寿司」なる看板を発見。衝撃価格「10円寿司」の正体とは。

 

紺野あさ美の北海道通信は、北24条のサブカル好きが集まるバーを取材。店内には、人気アニメキャラクターのフィギュアや少年漫画雑誌などがずらり。そんなサブカルアイテムに囲まれながら楽しむ「たこ焼き」が人気の店。自分で焼くこともできるということで、紺野が挑戦してみる。

『キタに恋した!』左から)石栗奏美、飯田圭織、波多野裕太アナ(c)HBC

 

番組情報

『キタに恋した!』
HBC
2024年1月27日(土)深夜0時58分~1時28分

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
(翌日1月28日(日)正午配信)
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi

(c)HBC

柿澤勇人、板倉俊之、宮崎吐夢、トラウデン直美が阿部サダヲ主演『不適切にもほどがある!』第2話にゲスト出演

主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎による金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分/初回15分拡大)が、1月26日(金)スタート。それに先駆け、柿澤勇人、板倉俊之(インパルス)、宮崎吐夢、トラウデン直美が、2月2日(金)放送の第2話にゲスト出演することが決定した。

『不適切にもほどがある!』左から)宮崎吐夢、柿澤勇人、板倉俊之、トラウデン直美(c)TBS

 

本作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。

 

脚本は宮藤官九郎が務め、妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーだ。

 

柿澤勇人は、仲里依紗演じる犬島渚の夫でフリージャーナリストの谷口龍介を演じる。柿澤は舞台を中心に、映画・ドラマなど多岐にわたって活躍している実力派俳優の一人。第2話でも第1話同様に“ある仕掛けが施されたシーン”が登場するのだが、柿澤がこのシーンをどのように演じるのか注目だ。

 

板倉俊之が演じるのは、渚を振り回す上司でありプロデューサー・瓜生。コント師として人気を博すと同時に、小説の執筆や俳優業など幅広く活躍している板倉。同枠への出演は、本作のプロデューサーである磯山晶がプロデューサーを務めた『100万回 言えばよかった』(2023年)以来1年ぶりとなる。

 

宮崎吐夢が演じるのは、谷口の代理人弁護士である布川。数々の舞台・映画・ドラマで活躍している宮崎だが、俳優業だけにとどまらず、これまでにCDのリリースや、脚本・小説・コラムの執筆などさまざまな分野で精力的に活動している。そんな宮崎が弁護士役をどのように演じるのか。

 

トラウデン直美は、渚の後輩にあたる令和の新人アシスタントプロデューサー・寺沢愛を演じる。モデル業の傍ら、『news23』の水曜コメンテーターをはじめ、多くの報道番組や情報番組でコメンテーターとしても活躍。TBSドラマへの出演は、火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(2020年)で女優デビューして以来2作目となる。

 

番組情報

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』
TBS系
2024年1月26日(金)スタート
毎週金曜 午後10時~10時54分
初回15分拡大 午後10時~11時9分

<キャスト>
阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊 ほか

<スタッフ>
脚本:宮藤官九郎
プロデュース:磯山晶、勝野逸未、天宮沙恵子
演出:金子文紀 ほか
主題歌:Creepy Nuts「二度寝」(Sony Music Labels)
編成:松本友香
製作:TBSスパークル、TBS

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/
公式X(旧Twitter):@futeki_tbs
公式Instagram:futeki_tbs

(c)TBS

野村周平が目撃した、海外セレブに憧れる母の行動とは 野口聡一はギャルの遊びを実践!?『人志松本の酒のツマミになる話』

1月26日(金)放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後9時58分~10時52分)は、松本人志とフットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)がMCを務め、ゲストにすがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、野口聡一、野村周平、ゆうちゃみを迎える。

 

『人志松本の酒のツマミになる話』は、“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

『人志松本の酒のツマミになる話』野口聡一 (c)フジテレビ

 

2回目の出演となる宇宙飛行士の野口は「7人でできる楽しい遊びはありますか?」と問いかける。実は宇宙ステーションはWi-Fiも完備されているようで、動画鑑賞などのいろいろな遊びができると語る。しかし、宇宙だからこそ苦労することもあるそうで、なかなか聞けない話に一同は興味津々。

 

そこでゆうちゃみは、ギャルの間ではやっている“あるゲーム”を提案する。名前が宇宙にぴったりなそのゲームを披露すると、野口もノリノリに…!?

 

初出演のすがちゃん最高No.1は「皆さんは他の家がうらやましいと思ったことはありますか?」と問いかける。家庭の事情で中学1年生から事実上の1人暮らしを始めたすがちゃんは、寂しいときにはよその家に対して“ある泥棒”をしてしのいだと、ちょっぴり切ない過去を明かす。

 

それに対し、“ある海外セレブ”に憧れる母が若い男性と“あること”をしているのを目撃してしまったのが野村。そんな母が好きだ、と明かしつつ、その破天荒ぶりに一同は大爆笑。野村の母と顔見知りだという岩尾も、キャラの強いエピソードに笑いが止まらない。

 

そのほか、ゆうちゃみの「トイレの個室でしていること」や、野村の「友達になれる条件」などの話題も。

『人志松本の酒のツマミになる話』野村周平 (c)フジテレビ

 

番組情報

『人志松本の酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2024年1月26日(金)午後9時58分~10時52分

MC:松本人志、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)
ゲスト(五十音順):すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、野口聡一、野村周平、ゆうちゃみ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式X(旧Twitter):@cxSAKEnoTSUMAMI
TVer:https://tver.jp/lp/series/srvqbemjx1
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2737

(c)フジテレビ

『サクラミーツ』初の番組イベント開催!櫻坂46・井上梨名、大沼晶保、武元唯衣、増本綺良がコント&ゲームで大盛り上がり 松田里奈、石森璃花、大園玲も登場

『サクラミーツ』(テレビ朝日 ※関東ローカル 毎週木曜 深夜1時56分~2時13分)の番組イベント「あつまれ!サクラミーツ新年会」が、1月5日にEXシアター六本木で開催された。

「あつまれ!サクラミーツ新年会」左から)武元唯衣、井上梨名、大沼晶保、増本綺良、松田里奈、石森璃花 (c)テレビ朝日

 

『サクラミーツ』は、櫻坂46メンバーの井上梨名、大沼晶保、武元唯衣、増本綺良が毎回芸人とオリジナルコントを披露したり、ゲームを楽しむ実験的バラエティ番組。今回のイベントは、コントやゲームを生で披露する初の機会とあって、昼ミーツ(昼公演)・夜ミーツ(夜公演)ともに観覧チケットは早々に完売。期待に胸をふくらませるファンたちが会場に詰め掛けた。

 

昼ミーツ開演に先がけ、前説を務めたのは増本。ADに扮した増本がステージに上がり観覧の注意事項を説明した後、声出しの練習として犬の遠吠えの声真似で観客とコールアンドレスポンスを行った。そしてオープニング映像が流れ本編が始まると、井上、大沼、武元のレギュラーメンバーがステージに登場。会場が大きな拍手に包まれる中「皆さん、新年あけましておめでとうございます!」とあいさつをするも、すぐに3人の表情が曇る。ステージ下手にはAD増本が居座っており、カンペで「(井上)辰の顔まねで挨拶」「(大沼)2024年一発目の反復横とび よろ」「(武元)腹から声だせ!!」などムチャぶりを連発。困惑しながらもADの指示に従う3人の姿に笑いが巻き起こった。

 

昼ミーツで披露されたコントは3本。ザ・マミィとレギュラーメンバー4人によるコント「とあるバー」では、日本語があべこべになったバーを舞台にドタバタ劇を繰り広げた。

 

また、ゲスト出演の松田里奈を含む櫻坂46メンバー5人とロングコートダディによるコント「部長が帰った」は、オフィスで社員たちが卓球をして遊んでいるところへ帰ったはずの部長が戻ってくるというストーリー。白髪カツラ&付けヒゲの部長役・武元が登場したシーンでは大きな笑いと拍手が起こった。

 

そして増本が脚本を書いたオリジナルコント「初詣」には、ゲスト出演の石森璃花を含む櫻坂46メンバー5人が出演。大沼の突拍子もない行動によって武元が半袖短パン姿になり、井上の服が破れ、石森の弁当が燃え、増本の髪が爆発するというエキセントリックな展開に会場は大いに盛り上がった。

 

井上のリクエスト企画「漫才」では、ハライチが『M-1グランプリ2009』で披露したネタの完コピに井上と武元が挑戦した。順調に進むかに思えた漫才だったが、終盤に武元がアドリブを入れたことで井上は大慌て。漫才を終え、怒る井上に対して「ごめんなさい! 井上さん調子よさそうだったんで、リハにないことを言ってみました」と武元が謝罪する場面も。

 

またゲーム企画では、以前番組でもチャレンジした楽屋ゲーム「ニュアンス揃えましょう」に櫻坂46の6人が挑戦。配られた3枚のおじさんの写真からお題に合う1枚を選び、全員そろえば成功というルールだったが、まさかの1問目から成功するミラクルを起こし、ご褒美のお年玉をゲットした。

 

このほか、幕間にも観客を楽しませるVTRがスクリーンに映し出された。ショートネタ動画コーナーでは、ラバーガールと櫻坂46メンバーがコラボした動画のほか、メンバーが考案したネタ動画も。大沼は、自身が作詞作曲・動画制作を手掛ける通称「沼ソング」の新曲「サクラミーツ~見習い中の笑わせ隊~」を発表。1か月かけて完成にこぎつけた力作だが、その裏には「お正月にタブレットをお風呂に落としちゃってデータが全部消えた」という大ピンチもあったそうという。

 

さらに男性ブランコ・平井まさあき書き下ろし脚本によるオリジナルドラマ『ワンダーこたつ』では、こたつの中の異次元空間に迷い込んだ女子高生を4人が好演。ドラマ上映後、松田が感動のあまり涙を流す一幕もあった。

 

イベントの最後には、1月12日に誕生日を迎える増本へのサプライズ企画も。客席がオレンジ色のペンライト一色に染まり、メンバーがDREAMS COME TRUEの「うれしい!たのしい!大好き!」を歌ってバースデーを祝った。自分の顔があしらわれたケーキを前にして増本は「皆さんにこんなすてきな景色を見させていただいたので、これからもっともっと恩返しできるように。皆さんをドカッと笑わせて、成長していきたいと思います」と抱負を述べ、昼ミーツは幕を閉じた。

 

続いて同日夜に開催された夜ミーツも前説はAD増本。声出し練習では「増本カワ(イイ!)」「増本あい(してる!)」などとコールを観客に強要して会場を温め、本編が開演した。

 

夜ミーツでも3本のコントを披露。ザ・マミィとレギュラーメンバー4人によるコント「ウタノハナ」は、ボーカルデュオ・ウタノハナのコンサートに櫻坂46が飛び入りするという設定で、鼻歌バージョンの「なぜ 恋をして来なかったんだろう」やラップに挑戦。ハナコとのコント「犬」では、レギュラーメンバー4人が着ぐるみを着て犬になりきった。

 

このコントの中盤ではシークレットゲストとして櫻坂46・大園玲が登場。大型犬ボルゾイ役に扮し優雅に歩く純白スーツ姿の大園が舞台に現れると、会場からは驚きの声が上がった。さらに増本脚本のコント「初詣」には松田も参加。ペットの金魚を大沼に放流され、代わりに大きな鯉を押し付けられる役を演じた。

 

豪華景品を懸けて観客全員と櫻坂46メンバーが対決した「じゃんけん大会」は、「皆さんが出会ったことないくらいじゃんけんが強い」と豪語する増本によるリクエストで実現。決勝では赤いマント&チャンピオンベルト姿の自称「ラスボス」増本と予選を勝ち抜いた観客2人が激突し、ラスボスを下した観客1人がメンバーのサイン入りうちわを獲得した。

 

夜ミーツのゲーム企画は「ニュアンス揃えましょう 櫻坂46ver」。昼とは異なり櫻坂46二期生メンバーの写真を使用して挑んだが「返信が遅いのは?」というお題に対して「大沼とかゾノ(大園)とか井上とかが遅い」「え? 私早いよ!」など一触即発の空気が流れる場面もあり、観客たちは固唾をのんで見守った。

 

さらに、幕間VTRでは沼ソングとショートネタ動画に加え、『ワンダーこたつ』の続編にあたるオリジナルドラマ『不思議ハイスクール』を上映。本作ではオバケのハルコ(大沼)を成仏させるべく奔走する女子高生たちの姿が描かれた。

「あつまれ!サクラミーツ新年会」左から)松田里奈、武元唯衣、大沼晶保、井上梨名、増本綺良、大園玲 (c)テレビ朝日

 

大喜利大会と化したグッズ紹介コーナーに続き、1月29日に誕生日を迎える井上へのサプライズ企画では、ペンライトの青い光の中でメンバーが岩崎良美の「タッチ」を歌い踊って井上を祝福。

 

最後は武元が「番組を応援してくださっている皆さんとイベントが作れたのがすごくうれしかったので、またこういう機会を作れるように精いっぱい今年も頑張っていきたいと思います。今後も『サクラミーツ』の応援よろしくお願いします!」とあいさつして次なるイベント開催に意欲を示すと、会場は温かい拍手に包まれた。

 

昼・夜ともに大成功を収めた「あつまれ!サクラミーツ新年会」。昨年の櫻坂46はZOZOマリンスタジアム公演のほか海外でもライブパフォーマンスを行うなど飛躍を遂げたが、今年はさらにバラエティでも大きく躍進しそうだ。

 

なお、テレ朝動画(https://www.tv-asahi.co.jp/douga_mv/ex-theater-online/sakura_meets_2024/)で配信中の「あつまれ!サクラミーツ新年会」は、好評につきアーカイブ配信期間の10日間延長が決定。1月31日(水)まで何度でも楽しむことができる(配信チケットの販売は1月30日(火)まで)。

 

番組情報

『サクラミーツ』
テレビ朝日 ※関東ローカル
毎週木曜 深夜1時56分~2時13分

(c)テレビ朝日

【保存版】117人のコンパニオン&450枚超の写真で振り返る! 東京オートサロン2024フォトレポート

1月12~14日の3日間に渡って千葉・幕張メッセにて開催された「TOKYO AUTO SALON 2024」。クルマ好きには待ちに待った世界最大のカスタムカーイベントで、新年のスタートを感じる恒例イベントとなっています。今年は3日間の来場者が23万73人と、大いに盛り上がりを見せました。

そして入場者たちを迎え、本イベントを盛り上げてくれた華やかなコスチュームに身を包んだコンパニオンたちを大特集! 117人登場、総枚数450枚超の写真で振り返ります。

 

 

 

【117人を一挙に紹介!】

 

<AUTOBACS>

真木しおり(まき・しおり)

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【真木しおりさんギャラリー】

 

藤井マリー(ふじい・まりー)

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【藤井マリーさんギャラリー】

 

木村理恵(きむら・りえ)

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【木村理恵さんギャラリー】

 

<AUTOWAY>

葵井えりか(あおい・えりか)

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【葵井えりかさんギャラリー】

 

綾瀬まお(あやせ・まお)

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【綾瀬まおさんギャラリー】

 

宇佐美なお(うさみ・なお)

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【宇佐美なおさんギャラリー】

 

花井ゆうか(はない・ゆうか)

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【花井ゆうかさんギャラリー】

 

叶園ちさ(かその・ちさ)

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【叶園ちささんギャラリー】

 

春霞(はるか)

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【春霞さんギャラリー】

 

小湊優香(こみなと・ゆうか)

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【小湊優香さんギャラリー】

 

真田みき(さなだ・みき)

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【真田みきさんギャラリー】

 

星香(せいか)

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【星香さんギャラリー】

 

星野 奏(ほしの・かなで)

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【星野 奏さんギャラリー】

 

蒼 雪乃(あおい・ゆきの)

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【蒼 雪乃さんギャラリー】

 

野原ゆな(のはら・ゆな)

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【野原ゆなさんギャラリー】

 

<AVANZARE>

アンジュ

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【アンジュさんギャラリー】

 

<BMW Japan>

岡田夏芽(おかだ・なつめ)(写真左)

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新木みお(あらき・みお)(写真右)

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【岡田夏芽さん&新木みおさんギャラリー】

 

<BYD Auto Japan>

亀澤杏菜(かめざわ・あんな)

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【亀澤杏菜さんギャラリー】

 

森 菜津子(もり・なつこ)

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【森菜津子さんギャラリー】

 

<CABANA>

長瀬れな(ながせ・れな)

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【長瀬れなさんギャラリー】

 

<D-MAX>

葵 成美(あおい・なるみ)

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【葵 成美さんギャラリー】

 

<DUNLOP>

赤城ありさ(あかぎ・ありさ)

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【赤城ありささんギャラリー】

 

蒼猫いな(あおねこ・いな)

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【蒼猫いなさんギャラリー】

 

麻倉ひな子(あさくら・ひなこ)

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【麻倉ひな子さんギャラリー】

 

<EXIZZLE-LINE>

長沼まゆ(ながぬま・まゆ)(写真左)

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夏川いづみ(なつかわ・いづみ)(写真中央)

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清川夏帆(きよかわ・かほ)(写真右)

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【長沼まゆさん&夏川いづみさん&清川夏帆さんギャラリー】

 

<F.K.Solution>

皓(しろ)

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【皓さんギャラリー】

 

<FIEVILLE>

広瀬晏夕(ひろせ・あんゆ)

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【広瀬晏夕さんギャラリー】

 

水神きき(みずかみ・きき)

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【水神ききさんギャラリー】

 

釘嶋美奈(くぎしま・みな)

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【釘嶋美奈さんギャラリー】

 

平瀬ひかり(ひらせ・ひかり)

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【平瀬ひかりさんギャラリー】

 

<GYON Japan>

Reina+World(れいな・わーるど)

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【Reina+Worldさんギャラリー】

 

沙倉しずか(さくら・しずか)

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【沙倉しずかさんギャラリー】

 

<KAMIKAZE COLLECTION>

Ai(あい)

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【Aiさんギャラリー】

 

近藤みやび(こんどう・みやび)

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【近藤みやびさんギャラリー】

 

<KOYORAD>

浜嶋りな(はましま・りな)

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【浜嶋りなさんギャラリー】

 

岡元有紀(おかもと・ゆき)

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【岡元有紀さんギャラリー】

 

<KTC>

松本あづさ(まつもと・あづさ)

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【松本あづささんギャラリー】

 

<レクソン・ウルト>

鎌田ありさ(かまた・ありさ)

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【鎌田ありささんギャラリー】

 

<MatraX>

いちいねむ

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【いちいねむさんギャラリー】

 

矢田初音(やだ・はつね)

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【矢田初音さんギャラリー】

 

<MODELLISTA>

緒方千捺(おがた・ちなつ)

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【緒方千捺さんギャラリー】

 

<MONZA JAPAN ×KOSEI>

星ルミカ(ほし・るみか)

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【星ルミカさんギャラリー】

 

百田ゆり(ももた・ゆり)

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【百田ゆりさんギャラリー】

 

<MSY GARAGE>

鈴木珠莉(すずき・じゅり)

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【鈴木珠莉さんギャラリー】

 

藤井咲希(ふじい・さき)

X(旧Twitter)Instagram

【藤井咲希さんギャラリー】

 

<M’z SPEED>

天間晴香(てんま・はるか)

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【天間晴香さんギャラリー】

 

<RE雨宮>

一ノ瀬のこ(いちのせ・のこ)

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【一ノ瀬のこさんギャラリー】

 

<Rowen Japan>

奥田千尋(おくだ・ちひろ)

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【奥田千尋さんギャラリー】

 

<SHIBATIRE>

七瀬なな(ななせ・なな)

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【七瀬ななさんギャラリー】

 

小湊美月(こみなと・みづき)

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【小湊美月さんギャラリー】

 

新 唯(あらた・ゆい)

X(旧Twitter)Instagram

【新 唯さんギャラリー】

 

相沢明日加(あいざわ・あすか)

X(旧Twitter)Instagram

【相沢明日加さんギャラリー】

 

楓 紗季(かえで・さき)

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【楓 紗季さんギャラリー】

 

米倉みゆ(よねくら・みゆ)

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【米倉みゆさんギャラリー】

 

<TOP SECRET>

紘代(ひろよ)

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【紘代さんギャラリー】

 

<TOYOTA Gazoo Racing>

太田麻美(おおた・あさみ)

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【太田麻美さんギャラリー】

 

<VARIS>

江藤ゆか(えとう・ゆか)

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【江藤ゆかさんギャラリー】

 

<VELENO&Garage力>

引地裕美(ひきち・ゆみ)

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【江藤ゆかさんギャラリー】

 

荏崎ろあ(えざき・ろあ)

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【荏崎ろあさんギャラリー】

 

花乃井美優(はなのい・みゆ)

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【花乃井美優さんギャラリー】

 

原あゆみ(はら・あゆみ)

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【原あゆみさんギャラリー】

 

今井みどり(いまい・みどり)

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【今井みどりさんギャラリー】

 

池永百合(いけなが・ゆり)

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【池永百合さんギャラリー】

 

辻門アネラ(つじかど・あねら)(写真左)

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相沢菜々子(あいざわ・ななこ)(写真右)

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【辻門アネラさん&相沢菜々子さんギャラリー】

 

悠(ゆう)

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【悠さんギャラリー】

 

有栖未桜(ありす・みお)

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【有栖未桜さんギャラリー】

 

<WALD>

安田七奈(やすだ・なな)

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【安田七奈さんギャラリー】

 

夏実晴香(なつみ・はるか)

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【夏実晴香さんギャラリー】

 

五十嵐 希(いがらし・のぞみ)

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【五十嵐 希さんギャラリー】

 

<いすゞA&S>

愛川菜月(あいかわ・なづき)

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【愛川菜月さんギャラリー】

 

橘 京(たちばな・きょう)

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【橘 京さんギャラリー】

 

村上 楓(むらかみ・かえで)

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【村上 楓さんギャラリー】

 

<ヴァレンティンジャパン>

寺地みのり(てらち・みのり)

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【寺地みのりさんギャラリー】

 

友野ゆみ(ともの・ゆみ)

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【友野ゆみさんギャラリー】

 

<ヴェイルサイド>

黒木麗奈(くろき・れな)

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【黒木麗奈さんギャラリー】

 

朝比奈果歩(あさひな・かほ)

X(旧Twitter)Instagram

【朝比奈果歩さんギャラリー】

 

桃山えりか(ももやま・えりか)

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【桃山えりかさんギャラリー】

 

梅原りんりん(うめはら・りんりん)

X(旧Twitter)

【梅原りんりんさんギャラリー】

 

<エクセディ>

一条はな(いちじょう・はな)

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【一条はなさんギャラリー】

 

央川かこ(おうかわ・かこ)

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【央川かこさんギャラリー】

 

<エムエルジェイ>

れいな

【れいなさんギャラリー】

 

古城優奈(こじょう・ゆうな)

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【古城優奈さんギャラリー】

 

松久奈央(まつひさ・なお)

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【松久奈央さんギャラリー】

 

<エンパイヤ自動車>

まなみ

Instagram

【まなみさんギャラリー】

 

瀬名ひなの(せな・ひなの)

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【瀬名ひなのさんギャラリー】

 

正智寧音子(まさち・ねねこ)

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【正智寧音子さんギャラリー】

 

鈴付みけ(すずつけ・みけ)

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【鈴付みけさんギャラリー】

 

<オーリンズ>

さかいゆりや

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【さかいゆりやさんギャラリー】

 

わかな

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【わかなさんギャラリー】

 

香月わかな(かづき・わかな)

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【香月わかなさんギャラリー】

 

朝倉咲彩(あさくら・さあ)

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【朝倉咲彩さんギャラリー】

 

<ケイスリー>

太田久美(おおた・くみ)

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【太田久美さんギャラリー】

 

葉月ゆうか(はづき・ゆうか)

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【葉月ゆうかさんギャラリー】

 

<サード>

宮瀬七海(みやせ・ななみ)

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【宮瀬七海さんギャラリー】

 

 

木村 楓(きむら・かえで)

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【木村 楓さんギャラリー】

 

林 紗久羅(はやし・さくら)

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【林 紗久羅さんギャラリー】

 

<ソフト99コーポレーション>

ななえなな

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【ななえななさんギャラリー】

 

<トピー実業>

神崎なお(かんざき・なお)

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【神崎なおさんギャラリー】

 

白石理桜(しらいし・りお)

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【白石理桜さんギャラリー】

 

<トミカ>

松田彩花(まつだ・あやか)

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【松田彩花さんギャラリー】

 

百野綾華(ももの・あやか)

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【百野綾華さんギャラリー】

 

<ハーテリー>

鐘海結衣(かねみ・ゆい)

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【鐘海結衣さんギャラリー】

 

仁美(ひとみ)

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【仁美さんギャラリー】

 

葉月すみれ(はづき・すみれ)

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【葉月すみれさんギャラリー】

 

<プロスタッフ>

西川麻衣(にしかわ・まい)

【西川麻衣さんギャラリー】

 

風間そら(かざま・そら)

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【風間そらさんギャラリー】

 

梨月らん(りつき・らん)

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【梨月らんさんギャラリー】

 

<三菱自動車>

葵 ゆうか(あおい・ゆうか)

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【葵 ゆうかさんギャラリー】

 

那津あやこ(なつ・あやこ)

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【那津あやこさんギャラリー】

 

<小倉クラッチ>

奥村美香(おくむら・みか)

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【奥村美香さんギャラリー】

 

<尾林ファクトリー>

五十川ちほ(いそがわ・ちほ)

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【五十川ちほさんギャラリー】

 

<豊田自動織機>

いち佳(いちか)

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【いち佳さんギャラリー】

 

吉川ゆの(よしかわ・ゆの)

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【吉川ゆのさんギャラリー】

 

撮影/編集部

森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、Novelbright、キタニタツヤ、M!LK、BOYNEXTDOORが「めざましテレビ30周年フェス」ファイナルの東京2DAYS公演に登場

3月16日(土)・17日(日)開催の「めざましテレビ30周年フェス in 東京」の第1弾アーティストとして、Novelbright、キタニタツヤ、BOYNEXTDOOR、森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、M!LKの出演が決定し、コメントが到着した。

上段左から)岡崎体育、キタニタツヤ、クリープハイプ 中段左から)Novelbright、BOYNEXTDOOR 下段左から)M!LK、森高千里

 

2024年4月に放送30周年を迎える『めざましテレビ』。その30年間の感謝を込めて、現在、2023~2024年に全国8か所を巡るライブツアー「めざましテレビ30周年フェス」を開催中。昨年は横浜・大阪・札幌・広島・仙台で開催し、今年は愛知・福岡に続き、3月16日(土)、17日(日)に東京でファイナルを迎える。

 

このたび、「めざましライブ30周年フェス」ファイナルの東京ガーデンシアター2DAYS公演の第1弾アーティストが発表された。3月16日(土)は、Novelbright、キタニタツヤ、BOYNEXTDOORが出演。2013年結成の大阪発5人組ロックバンド・Novelbright。インディーズ時代からSNS・口コミで人気が全国に広まり、2020年にメジャーデビュー。「Walking with you」「ツキミソウ」「愛とか恋とか」の3曲がストリーミング総再生回数1億回を突破。2021年度の『めざましどようび』テーマソング「ハミングバード」を手がけ、コロナ禍でバーチャル開催された「めざましライブ」に出演した。

 

キタニタツヤは、2014年頃からネットを中心にボカロPとして活動し、人気アーティストへ楽曲提供をしながらソロとしての活動も行っている。東京大学卒業後にメジャーデビューし、フジテレビ系ドラマ『ゴシップ』やアニメ『BLEACH』の主題歌などで話題に。昨年、アニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折編」のOPテーマとなった「青のすみか」はストリーミング再生数2億回を突破し、NHK紅白歌合戦初出場を果たした大注目のアーティストだ。

 

HYBE傘下のレーベル・KOZ ENTERTAINMENTからは昨年デビューしたボーイグループ BOYNEXTDOORの出演が決定。1st EP ’WHY..’ではオリコンデイリーアルバムランキング(2023年9月4日付)で1位を獲得、デビューから間もないながら「Melon Music Awards 2023」のグローバルライジングアーティスト賞など、すでに8つのアワードを受賞。日本のテレビ番組初インタビューとなった『めざましテレビ』出演時には日本語での早口言葉を披露するなど、ステージでのパフォーマンスのみならず多彩な魅力を発揮した。

 

そして30周年フェス最終日となる17日(日)は、森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、M!LKが登場。1996年度の『めざましテレビ』テーマソング「ララ サンシャイン」を担当した森高千里。1987年にデビューし、「17才」でブレイク。「ミーハー」以降自身で作詞を手がけており、代表曲としては「雨」「私がオバさんになっても」「渡良瀬橋」「私の夏」「気分爽快」など、数々の名曲を生み出してきた。

 

2015年から2023年までフジテレビ系『Love Music』の司会を務め、2019年には21年ぶりとなる全国ツアー(36か所37公演)を開催。2022年に35周年を迎え、現在はライブを中心に活動中。『めざましテレビ』20周年記念、25周年記念の「めざましライブ」にも出演してきた森高が、30周年を記念する今回のフェスにも参加する。

 

クリープハイプは2001年結成、2012年にメジャーデビューしたロックバンド。2014年に初の日本武道館2days公演を開催、 2018年にも2度目の日本武道館公演を成功させる。昨年はキャリア史上最大規模の会場にて、アリーナツアーを開催。Vo/Gt. 尾崎世界観は執筆活動も行っており、小説「母影」は第164回芥川賞の候補作に選出された。尾崎が『めざましテレビ』にておすすめの本を紹介するレギュラーコーナー「尾崎図書館」も放送中。「めざましライブ」には2014年、2016年に出演、2019年の番組25周年記念ライブにも出演した。

 

岡崎体育は、2016年メジャーデビューし、「第20回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門新人賞を受賞。2019年にはさいたまスーパーアリーナでワンマン公演を行い、史上初となる“1人vs18000人”のコンサートを成功させた。音楽活動以外にもマルチに活動し、昨年は俳優として大河ドラマ『どうする家康』(NHK)にも出演。“めざましじゃんけんTIME!Are you ready?”でおなじみの「めざましじゃんけん」のタイトル曲を手がけ、『めざましテレビ』のハロウィンイベント「T-SPOOK」や夏の「めざましライブ」、番組25周年ライブに出演した。

 

佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなるダンスボーカルグループ、M!LKも登場。2014年結成、2021年にメジャーデビューを果たした。昨年はグループ史上初となる横浜アリーナでの単独公演を開催し、今年も全国ツアーを予定している。「めざましライブ」には2019年、2022年、2023年に出演した“常連”の彼らがツアーファイナルを盛り上げる。

 

“めざまし”ゆかりのアーティストのステージに加えて、イベントでは番組キャスター陣とのトークコーナーやじゃんけん大会、『めざましテレビ』で放送中のアニメ『ちいかわ』から、ちいかわ・ハチワレ・うさぎの来場も予定している。

 

そしてファイナルならではの目玉企画として、会場の有明ガーデンには『めざましテレビ』30周年企画「FNSご当地うま撮グランプリ」で、各地域の代表になった絶品メニューのキッチンカーが登場。番組が全国各地をめぐり厳選した、未来に残したい“ご当地ニューフェースグルメ”を味わえる。さらに、この2日間でその頂点を決める投票も実施。来場者の投票で日本一のご当地グルメを決定する。

 

森高千里 コメント

『めざましテレビ』放送30周年おめでとうございます!テーマソングのお話を頂き、皆さんに元気に1日を過ごしてほしいと思い「ララサンシャイン」の歌詞を書いたことを覚えています。私もこの曲を歌うと元気が出てきます!『めざましテレビ』のライブは、2013年の日本武道館、2019年25周年の両国国技館や、「めざましクラシックス」にも参加させていただきました。30周年のライブも楽しみにしています。皆さん一緒に楽しみましょう!

 

クリープハイプ コメント

『めざましテレビ』放送30周年、おめでとうございます!!『めざましテレビ』には大変お世話になっております。恩返しをすべく、我々なりの最高のライブをしたいと思います。最高の時間を共有しましょう!!『めざましテレビ』がこれからもずっと続きますように。

 

岡崎体育 コメント

めざましジャンケンタァーイム!アーユーレディィィイ!!?どうもー岡崎体育ですー!!!30周年コングラッチュでございます!!まぁ僕は34歳なので僕のほうが4つ歳上ですけどね!だから何だというね!話ですけども!!「めざましライブ」盛り上げられるように頑張ります!!!

 

Novelbright コメント

『めざましテレビ』放送30周年おめでとうございます!Novelbrightとして初めて出演したテレビが『めざましテレビ』で、路上ライブの頃から注目していただいていたので、とてもご縁を感じております。『めざましどようび』のテーマソングにも起用していただき、ありがとうございました。初出演から4年経って「めざましライブ」へ出演することができてとてもうれしいです!これからもたくさん関わっていけるようにいいライブをお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

キタニタツヤ コメント

『めざましテレビ』にはたびたびインタビューを受けさせていただいたり、めざましくんぬいぐるみが常にベッドに鎮座していたりと、日頃からお世話になっております。30周年という大きな節目に呼んでいただけて光栄ですのでしっかりいい演奏します!

 

M!LK コメント

30周年フェスの最後を飾る公演に参加することが出来てとてもうれしく思います。めちゃくちゃ楽しみです!さまざまなアーティストのファンの皆さまにもM!LKを少しでも知っていただけるように全力でパフォーマンスしますので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

BOYNEXTDOOR コメント

『めざましテレビ』30周年おめでとうございます!僕たちの日本のテレビ初インタビューが『めざましテレビ』で、日本語の早口言葉に挑戦したりと、楽しかった思い出がたくさんあります。そんな『めざましテレビ』30周年を記念するイベントへの出演が決まってうれしく思います。僕たちならではの楽しいステージをお見せしますので、ぜひ遊びにきてください!会場でお会いしましょう。

 

イベント概要

「めざましテレビ30周年フェス in 東京」

 

<開催日時>

2024年3月16日(土)開場 午後3時/開演 午後4時

2024年3月17日(日))開場 午後3時/開演 午後4時 ※開演時間は多少変更になる場合がございます。

 

<会場>

東京ガーデンシアター

 

<出演アーティスト>

2024年3月16日(土)Novelbright、キタニタツヤ、BOYNEXTDOOR 他

2024年3月17日(日)森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、M!LK 他

 

<MC>

めざましテレビキャスター

 

<料金>

一般指定席9,900円(税込)

ファミリー指定席 8,800円(税込)

 

◆ファミリー指定席について

※ファミリー指定席は、公演当日時点で3歳~中学生以下のお子様連れのご家族様限定の着席限定のチケットとなり、どなた様も必ず座ってご観覧いただくお席となります。

※2枚以上4枚までお申込みが可能です。

※ファミリー指定席は、大人の方のみ、お子様のみでのご入場はできません。

※お子様も1名につきチケット1枚が必要となります。2歳以下のお子様は大人1名につき1名まで膝上での観覧が可能です。

※ご入場時にお子様のご年齢が証明できるものをご提示していただく場合がございます。お子様の年齢が確認できる健康保険証・住民票などをご持参ください。

 

<プレイガイド>

チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/mezamashi30th/

フジテレビダイレクト:https://fujitvdirect.jp/

 

<チケット販売>

◆一次先行:チケットぴあ/フジテレビダイレクト

受付:2024年1月16日(火)午前8時30分~1月28日(日)午後11時59分

当落発表:2024年1月31日(水)午後6時ごろから順次発表

 

◆一般発売:2024年3月9日(土)午前10時~

 

一般問い合わせ:ぴあライブインフォメーション

TEL:0570-017-230(平日 正午~午後3時)

 

公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/meza/30thfes/

 

©フジテレビ

『上田と女が吠える夜』がよりDEEPに深化した新シリーズ、4月スタート!火曜プラチナイト枠で「ドラマDEEP」と二段編成に

『上田と女が吠える夜』の新シリーズ『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)が、火曜のプラチナイト枠(午後11時59分~深夜0時54分)内にレギュラー番組として放送されることが決定した。

『上田と女がDEEPに吠える夜』©日本テレビ

 

MC・上田晋也と力強く今を生きる女性出演者らの痛快トークが話題の人気バラエティ番組『上田と女が吠える夜』(毎週水曜 午後9時)に、4月から新シリーズが登場。『上田と女が吠える夜』がよりDEEPに深化した『上田と女がDEEPに吠える夜』が、4月より火曜プラチナイト枠(午後11時59分~深夜0時54分)内にレギュラー番組として編成される。

 

『上田と女がDEEPに吠える夜』では、ゴールデンタイムよりさらにDEEPな題材を深堀り。「令和の性教育事情」から「人には言えない体のコンプレックス」「独身女性の老後問題」など、ゴールデンではちょっと取り上げづらい、でも今を生きる女性にがっつり刺さるテーマをDEEPにトーク。今の世の中で話題になっている、論じる意味があるテーマを取り上げ世の中の感覚がよりアップデートする一石となるような新シリーズを目指す。

 

出演は、『上田と女が吠える夜』同様に、MCを上田晋也が務め、レギュラーメンバーの大久保佳代子、いとうあさこ、MEGUMI、若槻千夏、ファーストサマーウイカと共に毎回ゲストを迎え、トークを深めていく。

 

『上田と女がDEEPに吠える夜』に続き、火曜夜を彩るのは「ドラマDEEP」。話題作を次々にしかける「ドラマDEEP」枠、第一弾『夫婦が壊れるとき』は、午後11時以降に放送された深夜ドラマとしてTVer配信再生数歴代1位を獲得し話題に。

 

金曜深夜から『上田と女がDEEPに吠える夜』と同じ、火曜プラチナイト枠にお引っ越し。話題の番組シリーズ二段重ねで、現代社会のDEEPな部分に切り込んでいく。

 

番組情報

『上田と女がDEEPに吠える夜』

日本テレビ系

2024年4月スタート

毎週火曜 午後11時59分~

 

<出演>

MC:上田晋也

メンバー:大久保佳代子、いとうあさこ、MEGUMI、若槻千夏、ファーストサマーウイカ

ほか注目のゲスト出演者が毎週登場!

 

©日本テレビ

iScreamが10代最後のアルバム「Selfie」に込めた思い「“i”を通して知った“愛”を私たちが写しだせたら」

「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」でグランプリを獲得したRUIと、ファイナリストのYUNA、HINATAからなる3人組ガールズユニット・iScreamが、1月17日(水)に待望の2ndアルバム「Selfie」をリリース。“自撮り”という意味があるこの言葉で、「私」そして「私たち」をこのアルバムを通して写し出したいというメンバーの想いが込められている。

iScream 左から)RUI、HINATA、YUNA

 

そんな本作のリリースに当たって、iScreamのRUIさん、YUNAさん、HINATAさんがTV LIFE webに初登場。「Selfie」の魅力や聞きどころをはじめ、グループでの思い出や今後の目標などを語っていただきました。キュートな“自撮り”のお写真にも注目です!

 

◆まず、初登場ということで自己紹介をお願いします。

RUI:iScreamはほぼみんな同い年なのですが、私が一応最年長で、三姉妹に例えるなら長女です(笑)。曲の頭やサビを歌わせていただくことが多く、iScreamの歌の軸になれていたらいいなと思っています。また、趣味でアコースティックギターを弾いていて、練習を重ね、いつかライブなどで披露することが夢のひとつです。

 

YUNA:私はハイトーンボイスが得意で、iScreamの楽曲では高音のパートを多く担当させていただいているのと、ホイッスルボイスを使って歌っている楽曲もあります。また、パフォーマンスにおいては、レッスン中などに「こうしたほうがいいんじゃない?」というような提案をさせてもらうことも多いです。

 

HINATA:私は最年少の19歳です。歌でいうとスパイス担当かなと思っていて、印象的なフレーズであったり、キャッチーなパートといった耳に残るような部分を担当させていただくことが多いです。そして、ファッションもすごく好きで、日々SNSなどでリサーチし、衣装のイメージを考えたり、グループのSNSを組み立てていくことを得意としています。

 

◆グループとしての強みはどういうところですか?

RUI:3人がそれぞれ外見も性格も、そして歌声もパフォーマンスのスタイルも違うのですが、それがぶつからずにトライアングルとして成り立っていることが私たちの強みです。また、iScreamというグループ名には“愛を叫ぶ”という由来があるのですが、歌に乗せて愛をお伝えすべく、バラードからクールな楽曲まで、表現できる楽曲の幅広さというのも武器のひとつだと思っています。

 

◆今回、1月17日(水)にリリースを迎えた「Selfie」はどのようなアルバムになっていますか?

HINATA:「Selfie」というタイトルには“私たちを写し出す”という意味があり、「Self Love」というテーマの下、一から自分たちでアイデアや意見を出して作らせていただきました。私たちは2年前に「i」という1stアルバムをリリースさせていただいたのですが、このアルバムを通して知った“愛”を今度は私たちが写しだす、というテーマも込めていて。自分に自信が持てるような、自己肯定感が上がる楽曲を多く収録しています。

 

YUNA:その通りで、“私たちを写し出す”というところから、それぞれの当時の心情がそのまま歌声に表れているんです。制作から携わらせていただいたこともあり、今のリアルな私たちというのをこのアルバムから感じていただけると思います。

 

◆皆さんそれぞれお気に入りの楽曲を挙げていただくと…?

HINATA:「Heart of Gold」です。これは何十曲もデモを聞いた中で、3人とも「これを1曲目に入れたい」と意見が一致した楽曲で。まず曲調がカッコいいですし、歌詞も私たちの3人の絆や将来に向けての熱い思いが描かれていて、パフォーマンスしていても思わず感動してしまう、まさに1曲目にふさわしい楽曲だと思っています。

 

RUI:私は「Heart of Gold」も大好きなのですが、「iSyyy like that」もお気に入りの1曲です。2年前に「Scream Out」というダンサブルな楽曲をリリースしたのですが、「久しぶりにこういうカッコいい楽曲をやりたいね」とみんなで話していた時にこの楽曲と出合うことができて。ビートが重くクールで、凛とした強い女性を描いており、ステージでパフォーマンスをするのがすごく楽しみな楽曲です。

 

YUNA:私は「Like A Flower」。iScreamでは今までやったことがないR&B調の楽曲で、歌詞がいい意味でちょっと難しいのですが、そこが私はすごく魅力的だなと思っています。例えば、Aメロではスマホを見ている女性を描いているのですが、それを違った視点から表現しているのがおしゃれで…。そして、タイトルも大好きで、誰しも花のような魅力を持っているんだよ、ということにあらためて気づかせてくれる楽曲でもあるのかなと思います。

 

◆アルバム全編を通し、個人的に注目してほしいポイントを教えてください。

RUI:私は「Pom Pom Pop」です。この曲はライブでファンの皆さんと一緒に盛り上がりたいという思いから生まれた楽曲で、ライブでは皆さんタオルを振り回しながら楽しんでくださるのですが、音源として聞いた時にもワクワクでき、憂鬱な思いを吹き飛ばせる存在になればいいな、と。それを歌声から感じてもらえるよう、私たち自身も明るい気持ちでレコーディングに臨んだので、気分が落ち込んでいる時やテンションを上げたい時にはぜひ聞いていただきたいです。

 

YUNA:「iSyyy like that」ではラップをやっているのもそうですが、他の楽曲とは違う歌い方で臨ませていただいています。私が普段聞いている音楽はこういうハードな曲調のものが多く、いざ自分がやらせていただく時にはどういう風に歌おう…というのを考えながらボイトレもやっていたので、それをやっと形にできたのもすごくうれしかったです。

 

HINATA:「口約束」はいつもと歌割りがちょっと違っていて、これまでであれば歌わないようなパートをそれぞれが歌っているのも聞きどころかなと思います。そして、これまでのiScreamのバラードは歌い上げるようなものが多かったのですが、「口約束」は耳のそばでそっと語りかけるような楽曲。数あるバラードの中でも新しさを感じていただけると思いますし、いつもの私とは違う私を感じていただきたいです。

 

◆今回「口約束」がリード曲になった経緯を教えてください。

HINATA:昨年はGirls²とのコラボなどを通してパワフルな一面をお見せできたのかなと思っているのと、(リリースが)冬ということもあり、iScreamらしくバラードはどうかなとスタッフさんからご意見をいただいたのがきっかけです。またタイトルが漢字3文字なのも印象的で、他の曲と並べた時にまさにこの曲がアルバムのリード曲だね、と。皆さんの冬に寄り添える楽曲でもあると思います。

 

◆初めて聞かれた時の印象はいかがでしたか?

YUNA:私は、最初にこの楽曲を聞いた時は3人で歌う想像がつかず、ソロっぽい楽曲だなと感じたんです。でも、いざ3人で歌ってみるとそれぞれの声色の違いが映えていて、すてきなテイストの楽曲になったなって。でも、3人で歌いつつも1人の女の子が歌っているように表現する、というのは難しさもありました。

 

◆そんな「口約束」のMVではRUIさんがお芝居にも初挑戦されていますが、撮影はいかがでしたか?

RUI:最初は私で大丈夫かなと不安もあったのですが、アルバムのリード曲ということもあり、しっかり責任を全うしようと臨ませていただきました。お芝居とはいってもせりふはないのですが、“別れた恋人とのかなわなかった約束を振り返っていく女の子”というのを、作り込まずに自然体で、等身大の私で表現しています。さらには今回フィルムカメラで撮影を行っているので、編集するまでどのような映像になるか分からなかったり、撮れる分数が限られていたり、新たな経験も多くてとても面白かったです。

 

◆それぞれMV撮影時の印象的なエピソードがあれば教えてください。

HINATA:RUIちゃんがある商店街で撮影をしていた時に、私とYUNAは後から現地入りをしたのですが、駄菓子屋さんでたくさんお菓子を買ったRUIちゃんと合流して(笑)。それをみんなで「懐かしい~!」と言いながら次々に開けていったのが、遠足みたいですごく楽しかったです(笑)。

 

RUI:商店街の中に大きな駄菓子屋さんがあり、つい心を奪われてしまいました…(笑)。また、先日静岡でリリースイベントをやらせていただいたのですが、その会場が偶然にもその商店街の本当にすぐそばで!ファンの皆さんにも思わず「すぐそこで撮影したんです」とお話したのですが、また新たなご縁が生まれたのかなと思っています。

 

YUNA:私は海の近くでも撮影したのですが、その日がちょうど寒かったうえに風が強くて…。足元がヒールなので体がすごく揺さぶられて、ずっとそれに耐えながら歌っていたのが印象に残っています(笑)。あと、私はRUIとHINATAが撮影しているのを見るのも好きなので、今回も2人の姿を見に行けたのがうれしかったです。

 

◆この1年で印象深く残っている活動は?

HINATA:初めてやらせていただいたライブツアーです。自分たちのやりたいことを全て詰め込み、パーティーやショーを見ているような感覚をも味わえるライブをやらせていただいて。衣装も華やかでうれしかったですし、「Level 19」というツアー名の通り、10代ラストのライブにふさわしい内容とパフォーマンスをお届けできたと思っています。グループとして新たな挑戦もできた、大切な思い出の1つです。

 

YUNA:私も同じく「Level 19」です。10代最後のライブということで、悔いなく終わりたいとここに懸ける思いがすごく強くて。特に、大阪公演は私がEXPG(ダンススクール)に通っていた時に出演したイベントの場所と同じ場所で、家族も見に来てくれてうれしかったですし、もっと成長していろいろなステージに立っていきたいと強く思った1日でした。

 

RUI:「Level 19」はもちろん、私はこのアルバムの制作も同じくらい楽しかったです。アルバムを出させていただけることがまずうれしいですし、私たち自身も意見やアイデアを出し、スタッフさんと共に一から作れたことも大きくて。今後に向け、これからのiScreamを決めるべくみんなで話し合い考えていった、この制作期間というのはすごく希望に満ちていたなと思います。

 

◆これまでと比べてご自身の成長を感じた部分は?

RUI:今はこれだと自信を持ってお伝えできることが思い浮かばないのですが、11月に20歳になったので、そういう意味では新たな一歩を踏み出すことができました。パフォーマンスもデビュー当時よりは多少大人っぽくなったのかなと思っているのですが…(笑)。皆さんに成長を感じていただけるよう今後も努力していきたいです。

 

YUNA:ライブ中に“煽り”をするようになったことです。私たちは3人しかいないので、それぞれがライブ中に掛け声をしたりして盛り上げるのですが、最近はその部分を担うことが多くなったよう感じています。曲によっては低音ボイスでやっていることもあるので、“煽り”にもぜひご注目いただきたいです!

 

HINATA:私はデビュー当時からずっと貫いていた重めぱっつん前髪を伸ばしたこと。これまで前髪をまねしてくださるファンも多く、私自身としてもチャームポイントにしていたのですが、Girls²とのコラボをきっかけに新たな自分のキャラクターを確立させたいなと思うようになって。そこから前髪を伸ばし続け、現在も大人計画を実行中です(笑)。

 

◆個人的に今年挑戦したいことは?

RUI:いろいろな場所に行きたいです。基本的にインドアでお休みの日も家から出ないことが多いのですが、来年は母や友人と出かけたり旅行に行ったりして、プライベートでも新たな経験ができる1年にしたいです。

 

YUNA:どのような環境に置かれても常に自分らしく、自分の軸を持ち続けるということを大切にしていきたいです。より自分のことを好きになり、20代の今後を楽しみに思える1年にしていけたらと思っています。

 

HINATA:私は今年20歳になるので、引き続き大人計画を続けていきます(笑)。ただ、“大人っぽい”ではなく本当の“大人”になるので、年齢に見合うすてきな女性になれるよう頑張っていきたいです。

 

◆最後に、iScreamとしての今年の目標を教えてください。

RUI:年始からアルバムリリースという大きな活動が1つあるので、このタイミングで作った勢いをきっかけにどんどんパワーを膨らませていきたいです。ライブやツアーの開催はもちろん、イベントやフェスなどにもたくさん出演し、たくさんの方にiScreamの魅力を届けていけたらいいなと思います。

 

YUNA:私も、より多くの方にiScreamを知っていただきたいと思っていて。そのためにも私たちの強みであるライブを見てもらえる機会をたくさん作っていきたいですし、そこで出会った皆さんの心をつかめるパフォーマンスをするというのが今年の目標です。

 

HINATA:グループでの活動をはじめ、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。各々が個性を伸ばすことでよりiScreamの密度が高くなりますし、それぞれが得たものを活動に還元できるグループというのを理想としているので、各々がやりたいことというのもどんどんかなえていけたらと思っています。

 

PROFILE

RUI

●るい…2003年11月4日生まれ。愛知県出身。好きなものはアコースティックギター、アニメ、そうめん。

 

YUNA

●ゆな…2004年3月6日生まれ。大阪府出身。好きなものはピアノ、ミュージカル、チーズ。

 

HINATA

●ひなた…2004年8月27日生まれ。宮城県出身。好きなものはファッション、クリームパスタ。

 

RELEASE INFORMATION

2ndアルバム「Selfie」

2024年1月17日(水) リリース

 

初回生産限定盤(CD+DVD):5,500円(税込)

通常盤(CD):3,300円(税込)

初回・通常共通特典:トレカランダム封入(15種)

 

購入URL:https://ldh.lnk.to/iScream_0117cd

配信・ダウンロードURL:https://ldh.lnk.to/Selfie

 

公式HP:https://www.iscream-official.com/

 

●text/片岡聡恵

 

iScreamさんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名にiScreamさんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

 

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年1月25日(木)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

俳優・大谷亮平が続けている2つのコト「やめる理由がない」映画『ゴールデンカムイ』撮影中も「できる場所を探していた」

明治末期の北海道を舞台に、アイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描いた映画『ゴールデンカムイ』が1月19日(金)より公開。原作とアニメファンの中で、大人気のキャラクターである谷垣源次郎役を演じる大谷亮平さんに、谷垣の魅力から役作り、続編への期待まで語っていただいた続けてGetNavi web恒例の今ハマっているモノ・コトについて聞 

大谷亮平●おおたに・りょうへい…1980年10月1日生まれ。大阪府出身。2003年に韓国でCM出演したのをきっかけに、拠点を韓国に移す。韓国映画『神弓-KAMIYUMI-』(2011)、『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)などに出演。ドラマ『朝鮮ガンマン』では韓国ドラマアワード2014グローバル俳優賞を受賞。2016年に日本でもデビューし、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で注目を集める。主演ミュージカル『ボディガード』が2月18日(日)より上演予定。XInstagram

 

凄まじい継続力と熱量「ピアノを買ってきました」

 

──GetNavi webということで、大谷さんが今ハマっているモノはありますか? 集めているモノや現場に必ず持っていくモノなど。 

 

大谷 それが、物欲が全くないんですよね……。何かあったかな…… 本当に、ないですね……。モノではないですが、バレーボールはずっと続けています。 

 

──10歳から始められて現在も続けられているとか。バレーボールの魅力について教えてください。 

 

大谷 これといった理由はなく、ただ好きなんです。今43歳なので、若い子ばかりの大会に出るのはしんどくなってしまいましたが(笑)。40歳以上のシニア枠の大会だと、みんなどこか痛めていたり、怪我をしていたりします。それでも鞭打って頑張っているみんなの姿が、自分にとって励みになるんです。腰をひねって、ジャンプして、足をつりながら頑張っている姿、なんかいいですよね。

 

──いいですね。「バレーを続けてきてよかった」と思えるエピソードはありますか? 

 

大谷 バレーボーラーは自分のジャンプ力を測る時に、「バスケットゴールのリングにどこまで届くか」ということをやります。僕も中学で挑戦し始めました。最初にリングに触れられた時の感動は今でも忘れられません。そんな思いを抱えながら、去年の夏に久しぶりにやってみたら、なんとリングを掴みかけたんです! 高校のピーク時にも近い高さで、その時「バレーを続けてきてよかった!」と涙が出そうになりました。  

 

──やはり今後もバレーは続けていきたいですか? 

 

大谷 生活の一部なので、もうやめられないというか、やめる理由がないです。身体が動かなくなるのも嫌ですが、仕事で試合に出られない時も辛いですね(笑)。怪我さえしなければ、身体だけでなくコンディション作りなど、俳優業に生かせるスポーツだと思っているので、怪我に注意しつつ今後も地道に続けていきたいですね。

 

──ピアノが趣味だとも伺いました。  

 

大谷 そうだ! ピアノを忘れていました(笑)。小学生の時に少しだけ「バイエル」(ピアノの教則本)を弾いていましたが、コロナ禍で突然「この曲を弾いてみたい!」という衝動に駆られてピアノを買ってきました。エンニオ・モリコーネが作曲した『Love Affair』(映画『めぐり逢い』テーマ曲)という曲です。僕は楽譜が読めないので、耳コピして、忘れないように毎日練習していました。今でも2週間に一度ぐらいは弾くようにしていて、実は『ゴールデンカムイ』のロケでも「ピアノが弾けるところはないかな?」と、できる場所を探しました(笑)。  

 

 

──耳コピはすごいですね。なぜ『Love Affair』だったのですか? 

 

大谷 以前パリでCMを撮った時のメイキング映像をいただき、そのBGMが『Love Affair』でした。あまりにきれいなメロディーだったので「いつか弾いてみたい」と思っていましたが、挑戦しては断念してを繰り返していたんです。そのBGMには、浅田真央さんがソチオリンピックで使われたラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」もありました。とても難しいんですよ! これも耳コピして、自己満レベルでちょっとだけ弾けるので、この2曲は死守したいです(笑)。 

 

映画『ゴールデンカムイ』 

1月19日(金)全国公開 

 

(STAFF&CAST)
原作: 野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督:久保茂昭
原作:野田サトル
脚本:黒岩勉
音楽: やまだ豊
主題歌: ACIDMAN「輝けるもの」(ユニバーサル ミュージック)
アイヌ語・文化監修: 中川裕 秋辺デボ
出演:山﨑賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、柳俊太郎、泉澤祐希、矢本悠馬、大谷亮平、勝矢、高畑充希、木場勝己、大方斐紗子、秋辺デボ、マキタスポーツ、玉木宏、舘ひろし
(C)野田サトル/集英社 (C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
公式サイト:https://kamuy-movie.com/

 

(STORY)
日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一(山﨑賢人)。ある日、彼はアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕まる直前に金塊を隠し、その在処を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させた。金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシㇼパ(山田杏奈)に救われる。彼女は金塊を奪った男に父を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともにするが、大日本帝国陸軍「第七師団」を率いる鶴見篤四郎中尉(玉木宏)と、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組副長・土方歳三(舘ひろし)も、それぞれ金塊の行方を追っていた。

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/MIZUHO(vitamins) スタイリスト/カワサキタカフミ

俳優・古川琴音が今ハマっているコト「頭の中がすっきり」映画『みなに幸あれ』は「不可解な怖さが連続して脳内がカオスに」

“幸せは他者の犠牲の上で成り立っている”をテーマに、ヒロインの身に不可解な出来事が次々と襲いかかるホラー映画『みなに幸あれ』が1月19(金)に公開。“社会派ホラー”とも呼ばれる新たなジャンルで、主人公を演じる古川琴音さんには、撮影中のエピソードからテーマに対する思いまで語っていただいた。続けてGetNavi web恒例の、今ハマっているモノについて聞く。

 

ホラーは好物「意味がよくわからないモノに恐怖を感じる」

 

──今作にちなんで、古川さん自身、ホラー作品はお好きなのでしょうか?

 

古川 好きでよく観ます! 『パラノーマル・アクティビティ』はじめ、最近では『呪詛』と『コンジアム』を観ました。私は意味がよくわからないモノに恐怖を感じるんです。怨念が生まれる要因が明確であったり、誰かを恨む理屈がしっかりしていたりする物語よりも「なぜこれが、ここにあるの?」「どうしてこの人は、こんな変な動きをしているの?」といった不可解な物事を、怖いもの見たさで楽しんでいます。

 

──ということは、映画『みなに幸あれ』は大好物だったのでは?

 

古川 はい(笑)。しかもこの作品は、ちょっと笑っちゃうんです。まさか自分がホラー映画を観て笑うとは思わなかったので、すごく新鮮でした。コミカルな描写で純粋に笑ってしまうところもありましたが、あまりにも不可解な怖さが連続していたので、脳内がカオスになっていたんです。脳で処理しきれないことが続くと、人は笑ってしまうんだなと驚きました。

 

独自のリフレッシュ法「断片的なイメージを一つの形に」

 

──映画『みなに幸あれ』の撮影は、主に福岡県で行われたとのことでした。長期ロケに必ず持っていくモノはありますか?

 

古川 バスソルトはよく持っていきますね。普段から使っているので、自分の家にいるような気持ちになれて、リラックスできるんです。それから空気や匂いがこもっている時があるので、ミストを持参することもあります。あとは長期ロケに限らず、湯たんぽを入れられる猫のぬいぐるみを現場に持って行きます。以前、別の作品の現場でお誕生日プレゼントとしていただいて、寒い時期はマストアイテムになっています。

 

──湯たんぽ入りのぬいぐるみだとすごく温かそうですね。ほかに常に持ち歩くモノなどあれば教えてください。

 

古川 Beatsのワイヤレスイヤホンは常に持ち歩いています。首にかけられるタイプですね。録音したセリフを聞きながら現場に向かうこともありますし、空き時間の気分転換用としても愛用しています。散歩をしている時に耳から外れても大丈夫なので、すごく重宝しています。

 

──では最後に、ズバリ今ハマっているモノ・コトはありますか?

 

古川 最近イラストを描き始めました! ふとした時に、自分の中にいろんな断片的なイメージが湧いてくるので、それを画として一つの形にしていくと頭の中がすっきりするんです。まだ下手ですし、女の子の画ばかりですが。

 

 

──ということは、そのときどきの古川さんの心象が画に現れているのかもしれませんね。

 

古川 はい、分析すると面白いかもしれません。今は紙に描いたものを写真に撮ってInstagramにあげていますが、今後はペンタブに挑戦してみたいです。デジタルで描けばきれいな色合いのままアップできますし、色も無限に出せるので。

 

映画『みなに幸あれ』

2024年1月19日(金)全国公開

 

【映画『みなに幸あれ』よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
出演:古川琴音 松⼤航也 犬山良子 西田優史 吉村志保 橋本和雄 野瀬恵子 有福正志
原案・監督:下津優太
総合プロデュース:清水崇
脚本:角田ルミ
主題歌:Base Ball Bear『Endless Etude(BEST WISHES TO ALL ver.)』
音楽:香田悠真
配給:KADOKAWA
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/minasachi/
©2023「みなに幸あれ」製作委員会

 

(STORY)
看護学生の“孫”が数年ぶりに訪れた祖父母の住む家。両親が遅れて到着するまでの間、3人で久々の再会を楽しみながら過ごすも、ときおり祖父母が見せる不可解な言動に違和感を覚えはじめる。やがて、家の中に“何か”がいる気配に襲われた孫がそのことを2人に話すと、それまでの常識を覆されるような、思いもよらないことを告げられる……。

 

撮影/金井尭子 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/伏屋陽子(ESPER) スタイリスト/藤井牧子

衣装協力/

sacai
黒ドレス 9万9000円
ブーツ 16万5000円
お問い合わせ sacai.jp

mamelon @mamelon
アクセサリー

リリー・フランキー「スナックラジオ」イベント終了後に直撃!「一対一の関係というか、同じ穴のムジナ感っていう感覚がリスナーとパーソナリティにはある」

土曜夕方の気だるいひとときに、1時間限定でオープンする「スナックラジオ」。奔放女子と純情男子のカリスマにして稀代の聞き上手リリー・フランキー店長と、およそ遠慮というものを知らないアルバイト女子店員の本音トークが心地良いと評判で、多くの常連客リスナーが癒しを求めてやってくる。

時に香ばしく、時に甘酸っぱく、時にほろ苦い……そんな隠れた名店の2024年一発目の放送は、2年ぶり2度目の年またぎ生放送となる“年越し営業SP”。競争率100倍の超難関を勝ち抜いたラッキーなリスナーの男女15名を招き、昨年のクリスマス放送回でお目見えしたチェリーボーイ6名による“童貞合唱団”、さらにはいわくつきの腹話術人形ケンちゃんも参加するという豪華極まりない120分。放送を終えたばかりのリリー店長を直撃した!

 

リリー・フランキー…1963年11月4日生まれ。福岡県出身。イラストやデザインのほか、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など、多分野で活動。 絵本「おでんくん」がアニメ化、小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は2006年本屋大賞を受賞。 音楽活動では、総合プロデュースした藤田恵美「花束と猫」(ポニーキャニオン)が 第54回 輝く!日本レコード大賞において優秀アルバム賞を受賞。 俳優としては、映画「ぐるりのこと。」でブルーリボン賞新人賞を受賞。「そして父になる」では、第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、 「万引き家族」では 第42回日本アカデミー賞優秀主演男優賞ほか多数の映画賞を受賞した。公式HP「ロックンロールニュース」

 

【リリー・フランキーさん&スナックラジオ年越し営業SPの撮り下ろし写真】

童貞のイタリア語がいいなと思ったんですよね

──あけましておめでとうございます。年またぎ放送、おつかれさまでした。

 

リリー たまに生放送でやるんですど、やっぱりあっという間でしたね。なんかダラダラしたところがないとこの番組っぽくないっていうか、あんまり決まった台本どおりにやっていくと面白くないので、まあいつもどおりダラダラと。とはいっても生放送ですから、だからまあみんな使える話だけをしてたって感じですね。

 

──招待したリスナーさんは競争率100倍だったとか。

 

リリー 15人でしたけど、お客さんを入れてっていうことができましたから、やっとスナックの体を成した感じではありますね。2022年はクリスマスイベントということで、番組初の公開録音スタイルのイベント「公録スペシャルon X’Mas Eve²」を下の会場(TOKYO FMホール)でやって、300人ぐらいの人に来てもらっていろいろやったんですけど、やっぱりこのくらいの少ない人数の方がスナックっぽくできたかな。こういうちっちゃな集まりをたくさんの人に聴いてもらうというのがいいんですよね。

 

──前回のイベントでお目見えしたのが童貞合唱団ですね。

 

リリー 課題曲として伝えてあったのが「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」だったんですが、よく頑張ったと思います。いい出来でした。多分ちゃんと曲を聴き込んできたんだと思いますよ。メンバーがみんな関東近辺住まいだったらじっくり練習もできるんですけど、半分以上地方の子たちですから、今日は放送6時間前の17時ぐらいからスタジオ入りしてもらって必死に練習してもらいました。ムズイ曲ですが、その甲斐は十分ありましたね。

 

──なぜその曲を?

 

リリー いろんなミュージシャンの方が歌っている名曲ではあるんですが、その中でもイル・ディーヴォっていうめちゃくちゃモテそうなイタリアの4組のコーラスグループも歌ってるんですよ。それを童貞が歌うと面白いなと。それに童貞のイタリア語がいいなと思ったんですよね。

 

──あれは響きましたね! ところでメンバー6人の顔ぶれに全く変更がないようですが……。

 

リリー クリスマスイベントをやるにあたってリスナーから合唱団員を募集したんですが、やっぱりメンバーは童貞であってほしいという思いがあって。彼らは多数の応募者の中から、作家とディレクターの厳しい選考をクリアした選りすぐりの童貞ですからね。やっぱり童貞しか出せない声っていうかね。声はごまかされませんから、嘘はつけませんよ。童貞合唱団はキスでもしたら即脱退ですから、その辺のアイドルグループより厳しいですよ。アイドルだったら、いくらでも嘘ついていいんですけどね(笑)。

 

──今回の年またぎ放送で、お客さんから新たに2人増員しそうな勢いでしたね。

 

リリー もっと練習する時間があったらレパートリーを増やして、営業に行かせたいんだけどね。

 

──オープニングの「お正月」、エンディングの「一月一日」は分かりますが、途中の「ウィ・アー・ザ・ワールド」はどういう経緯で?

 

リリー あれはなんだったのかな? 多分今日のゲストの腹話術人形のケンちゃんのせいなんでしょう。ケンちゃんは知人の映画評論家・黒住先生(黒住光さん)のお母さんが生前大切にされていた腹話術人形で、亡くなられてお葬式に行ったときに、祭壇の遺影の横にガーンとケンちゃんが座ってたんですよ。ああいう場で笑っちゃいけないというのは一番キツイじゃないですか(笑)。黒住先生から、それ以来ずっと押し入れの中にしまったまんまだって聞いたから、外に出してあげようってことで、今日特別に連れてきてもらったんですよ。トランク詰めでやってきたんですけど。

 

──先の童貞合唱団もそうですが、どっちもイメージを喚起させるネタですね。

 

リリー やっぱりラジオでしかできないことをやりたくてね。放送作家の時にコントもいっぱい書きましたけど、宇宙を舞台にしたSFものをやろうとすると、これがテレビや映画だとどうしてもしょぼくなるんですよ。そこには限られた予算というハードルがあるから。でもラジオは違うんですよ。例えば「ここは宇宙」って言っちゃえば、リスナーは最大級のデカい宇宙を想像してくれるんです。そういうところがラジオのすごく面白いところでね。

昔、「スネークマンショー」を聞いてたころに、桑原茂一さんがゴルフの中継をラジオでやるってコントがあって、「はい18番ホール」って声にパットの音に続いてカップインする音がカランカラーンと響いて「まぁご覧のとおりですね」みたいな解説が入る、ただそれだけなんですけど、そういうのいいなって思ってね。みんなが想像を掻き立てるような。テレビが情報過多になってる分だけ、ラジオは情報というか、逆に説明が足りない方が面白いんじゃないかと思うんですよね。

 

性に奔放な女性と童貞がお客さんで来がち

──“スナラジ”は今年3月から4年目に突入しますね。

 

リリー その間、ほとんどがコロナ禍だったんですよ。それがコロナ禍だと、いかんせんZOOMですからね。ホントにやりづらかったですよ。一番ラジオが持ってなきゃいけない臨場感っていうんですかね。やっぱり、スタジオの中のあの空気をみんなで共有したいわけじゃないですか。それが感じられないのは難しいですよね。

ラジオのリスナーとパーソナリティってめちゃくちゃ関係が近いんですよ。だから道歩いてて、一番声をかけてくれる人は、僕の本を読んでくれた人もそうですけど、ラジオリスナーもそうなんですよ。一対一の関係というか、同じ穴のムジナ感っていう感覚がリスナーとパーソナリティにはあるんですよ。

 

──それにしても土曜16時にしては攻めてますよね、下ネタも多いし。

 

リリー 番組が始まって1、2か月はちょっと気にはしてたんですよ。でもあんまり関係ないと思い直したんです。ラジオを聴くライフスタイルは昔と随分変わっていて、オンタイムで聴いていない人も結構多いですからね。

昔は聴きたい時にアンテナの場所を考えたりして、ジャストに合わせるのが難しかったものですけど、例えばradicoが革命的だと思ったのは、TOKYO FMだと38局ネットですが、地方の一個しかネットしていない番組も同じお皿に乗っかってるということに、ラジオの可能性をすごく感じましたね。そういう環境が整って、最近はラジオを聴いてる若い人が増えている印象が実感としてあります。

 

──リスナーはどんな方が多いんでしょうか。

 

リリー 大体俺の場合、昔からイベントとかやると、性に奔放な女性と童貞がお客さんで来がちなんですよ。「週刊プレイボーイ」(集英社)で人生相談の連載を20年くらいやってますけど、そっちも大体同じような客層なんです。やっぱり男の子の悩みの方がしんみりしてて、女の人の方が奔放なんですよね。

 

──BABIさんとか、しゅうさんとか、アルバイト店員の女のコが面白いですね。

 

リリー スナックの体なので、アルバイト店員として入ってもらってる女の子たちはいわゆるプロのタレントさんじゃないんですよ。中には、なかしー(中島侑香)みたいな女優さんもいたりするんですけど、基本的にプロのタレントさんじゃないところの面白さというか、それがスナックっぽさになってるんですよね。

町のスナックに入った時の、だるいバイトの感じっていうのが“スナラジ”でやりたいことなんですよ。

 

──番組の知名度が上がって、BABIさんも話せないことが増えてきたとか。

 

リリー いや、BABIの話なんて元来9割使えないんですから(笑)。聴いてると分からないと思うんですが、いつも1時間半ぐらい回して、バッサリ切って編集してるんです。BABIの発言で実際に使えるところなんてほんのちょっとしかないんですよ。今日みたいな生放送の時は、彼女も大人になったから生放送用の受け答えをしてるんですよね。

だから実はしゃべってはいるんですよ。音声が加工されてても、BABIが何を言ったのかをリスナーに想像してもらう分には、それはそれでいいっていうかね。

 

──プロデューサーによると、BABIさんも放送できるかできないかの境界が分かってきたんじゃないかという分析でしたが。

 

リリー こなれてもらっても困るんですけどね。バイト店員たちには、ある程度のアマチュアリズムの面白さをずっと持っててほしいんですよ。

最近、女性のリスナーがどんどん増えてきてるんですが、やっぱりBABIたちがホントに思ってることをズバッと言うってところが、逆に何周か回って時代的にちょうど良くなってきてるんじゃないですか。

いわゆるホントのフェミニズムの形っていうのが、女性が妙に気を回して女性はこうあるべきだと考えているような概念じゃないというかね。まあでも飲み屋でみんなが話してることってそんな感じですよね。

 

その人が抱えている悩みに正しい答えはないんですから

──そう考えると、「スナックラジオ」っていいタイトルですね。悩める男女の癒しの場というか。

 

リリー いや結局、“スナラジ”に寄せられてる悩みとか相談事っていうのは、多分何千年も前からあるヤツで、ホントに嫉妬ひとつにしても、性の悩みにしても、いろんな哲学者が本に書き記してきたようなことでね。こういう悩みっていくらAIが進化しようがSNSが発展しようが、人間が持っている悩みは変わらないんですよ。しかも物事が便利になればなるほど悩みは増えていくんです。

それに、番組としても悩みに対してちゃんと答えを出してるわけじゃないですからね。そもそも、その人が抱えている悩みに正しい答えはないんですから。

 

──投稿者も最初から答えを求めてないのかも。

 

リリー やっぱり飲み屋でそんな話をする人って、ただ聞いてもらいたいだけじゃないですか。で、僕らはそのことをネタに話してるっていう。だから一応飲み屋の体でやってるのもありますが、説教くさいのもイヤだし、押しつけがましいのもイヤだし、批判的なものもイヤなんですよ。

そういうことは極力やらないようにして、お客さんがバイトの子と飲んでるような気分になってもらえればね。だから「スナックラジオ」は僕の番組ということになってますけど、僕は作家の気分でやってます。自分がパーソナリティっていう気分じゃなくて。だからアルバイトの女の子たちから、どうやって話を引き出すかっていう、店主としては気を遣うタイプですよね。

 

──そういう意味ではなかなか素晴らしい看板娘ですね。

 

リリー やっぱりBABIは他にないぐらい面白いですからね。20年早く生まれてたら、テレビの大人気者になってたんでしょうが、残念ながら今のコンプライアンス的に、今のメディアにはBABIを抱えきれないっていう(笑)。

発想もそうですし、大体人生経験がありますからね。それにタレントじゃないから媚びてないっていうかね。あれくらいの年齢の女のコがどういうふうに思われたいと思ってるのか見透かされるような、みっともないところがないっていうか。あいつ別に、ラジオ聴いてるリスナーの人にいい子に思われようなんてちっとも考えてないと思いますよ。

 

──BABIさんは女性人気も高いそうですね。

 

リリー 物事を思ったとおりに、ちゃんと正直に話してるからでしょうね。だから今までのバイトの子に言ってるのは「嘘を言うなよ」と。嘘は絶対リスナーに見透かされますから。

 

スナックは水商売ですから、いつまで続くか分かりません

──店長としては、あんまり女の子をいっぱい抱えてても困りますね。

 

リリー お試しで来てもらった子もいるから、20人じゃきかないぐらいいますね。毎回シフトも店長の僕が決めてるんですけど、バイト同士の相性っていうのもあるんですよ。「あの子が入ってるときは、あの子が一緒の方がうまくいく」まである。

それに、しゅうみたいに全くしゃべれなかった子がちゃんとしゃべれるようになると、聴取歴の長いリスナーのおじさんが「しゅうちゃんが最近育ったねー」って感激してますよ。

 

──スナックの常連さんみたいですね(笑)。

 

リリー スナックに来て店長の話を延々聞いてる客なんていないですから。やっぱりバイトの女の子たちが面白ければスナックが助かるんですよ。

その代わり、みんなプロじゃないから、勝手にドタキャンされる時もあるんですよ。急に来ないとか、今日はまあしゅうの遅刻ぐらいで済みましたけど。もしあいつらがプロだったら、それに見合う対価が必要になるじゃないですか。宣伝協力とか、ギャランティーだとか、車用意してくれんの、とか。あいつらの場合はそれがなくて、ホントに薄給で働いてますから(笑)。だからもうドタキャンしようがどうしようが文句言われる筋合いはあいつらにとっちゃないんです。

 

──ブラックですね……。でも、それくらいのユルい関係性が“スナラジ”の居心地のよさに繋がってるのかもしれません。

 

リリー クライアントがラジオCMを入れてくれたらそれで、「こんなにもらっちゃった」って喜んでますからね。お客さんにタクシー代もらっちゃったみたいな(笑)。

コンセプトとしてはまだお客さんが来てないスナックで、マスターとダベッてるっていう状態なんですよ。それをリスナーの人たちが聴いていると。だからおべっか使うこともない。

 

──2024年の“スナラジ”は?

 

リリー まあ今までどおりですね。やっぱりミニマムな場所でミニマムな話をするっていうのがいいんじゃないかと。この番組、局からのイベントをものすごく断ってる番組なんですよね。お客さん入れてやりますか、とか、ネットで同時配信するとかいろんな提案があるんですけど、それも違うなっていう。

大箱でやれるラジオの内容と、そうじゃないものがあると思うから。スナックは水商売ですから、いつまで続くか分かりませんが、“スナラジ”はしばらくこのスタイルで。

 

──今年の大みそかも年またぎやりますか?

 

リリー やらないと思います。

 

──ありがとうございました(笑)。

 

 

リリー・フランキー スナックラジオ

TOKYO FM 毎週(土)午後4時~4時55分

 

 

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/左文字右京

久住小春×佐藤大樹が明かすキャラの魅力とこだわりの役作り『瓜を破る』インタビュー

2024年1月23日(火)に放送・配信がスタートするTBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~/一部地域を除く)でW主演を務める久住小春さんとEXILE/FANTASTICSの佐藤大樹さんにインタビュー。演じるに当たって心掛けたことや、見どころを聞きました。

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』左から)久住小春、佐藤大樹©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

 

本作は、板倉梓による累計発行部数400万部突破のコミック「瓜を破る」をドラマ化。登場人物たちが30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな悩みに迷いもがきながらも自分なりの答えを模索していく姿を描く。

 

◆本作の出演が決まった時の心境を教えてください。

久住:民放の連続ドラマで主演を務めることも、こんなにせりふ量の多い役も初めてだったので、長く活動させていただいていますが、初心に戻った気持ちでプレッシャーを感じていました。ですが、このチャンスを一生懸命全力で駆け抜けたいなと思って、気合たっぷりで頑張りました。

 

佐藤:お話を頂いた時に、その日のうちに原作を読むようにしているのですが、ストーリーが面白かったので、絶対に演じてみたいと思ったんです。最近、大人な役が多かったのですが、鍵谷君はうぶで人見知りなので、そういうキャラクターのギャップも、今回はビジュアルから見せられたらいいなと、撮影に臨むまですごく楽しみでした。

 

◆演じられるキャラクターについて、大事にしたことはありますか? またキャラクターの魅力はどこでしょうか?

久住:まい子は、見た目はすごくキラキラしていて、OLさんという雰囲気なのですが、実は少し自分に自信がないようなキャラクター。私は結構人の目を見てしゃべるほうなので、あまり人と目を合わせないように意識しています。キャラクターの魅力としては、すごく真っすぐで、お仕事もすごく頑張っている中で、自分のコンプレックスを乗り越えようともがいていて、一生懸命なところだと思います。

 

佐藤:鍵谷君はあるトラウマが理由で自分に自信をなくしてしまって、そのトラウマから人とのコミュニケーションを取ることが苦手になってしまった青年。とてもうぶでかわいらしくて、原作ファンの方はきっと鍵谷君の成長を見届けたいなと思うような、すごく魅力的なキャラクターです。演じる上で気をつけたことは、普段の僕と真逆な性格なので、現場であまりしゃべらないようにしました。クランクインした時に久住さんたちに誤解されたくないので、「今回はこういう感じですが、人見知りとかではなくて。普段はもっと盛り上げるタイプなのですが、この現場だけはすみません」と了承を得て(笑)。なるべく鍵谷君でいたほうが、画に映った時もそう見えるのではないかなと役作りしています。

 

◆佐藤さんの現場での様子はいかがですか?

久住:佐藤さんが出演されている作品を何本か見させていただいたので、すごく明るいイメージがあったんです。でも、鍵谷君は真逆で。私はこの作品で初めて佐藤さんにお会いしたので、裏では静かな人なのかと思ってしまいました。

 

◆OLのまい子とOA機器の修理をする鍵谷を演じるに当たって、何か勉強されたことなどありますか?

久住:周りに会社勤めのお友達もいるので、自分が感じたイメージを持ちつつ演じていました。ですが、実際にオフィスで自分の席があって、そこで演じていると、本当にOLになった気分になれるというか。環境がそうさせてくれました。

 

佐藤:これまでの作品は自分に近い職業の役や、その職業をしている家族や友人が周りにいたのでリサーチできていたのですが、今回はコピー機の修理ということで、事前のリサーチができませんでした。現場で実際に修理をしている方から習える時間があったので、気をつけなくてはいけない手順や見せ方などいろいろと話を聞きました。あとは、鍵谷君はひざを片方つくのか、両方つくのかなど、原作と照らし合わせて鍵谷君に仕草などを寄せることを意識しています。

 

◆原作がある中で、特に演じる上で意識したポイントや、何か研究したことはありますか?

久住:原作はしっかり読ませてもらいましたが、私がまい子を演じるので、私にしかできないまい子にできたらいいなと思いました。なので、「ここの表情はこうしよう」といったところはあまり意識せず、まい子の気持ちに成り切って、自分が思ったまい子を演じて、監督から「そこはちょっと違う部分かな」など話し合って演じています。

 

佐藤:ビジュアルから言うと、鍵谷君を演じるに当たって絶対に地毛で表現したいと思ったんです。なので、長かった前髪をばっさり切り、黒髪にしてなるべく近づけました。あとは、原作の中ですごく好きなシーンがあって、それが台本に反映されるかなと毎回ドキドキしていました。現場で原作を見ながら常に「このシーンは今、この原作のシーンだから」というのは意識していました。

 

◆本作出演の一報が出た際、周りの反響はいかがでしたか?

佐藤:すごくうれしかったのが、自分のマネージャーさんが原作の大ファンで、「読んでいます!」と驚いてくれて。ほかにも社員さんたちで読んでいる方が多くて、そういう近しい周りの人からの反響が大きかったです。

 

自分を知ってくださっている方はいつもと違うビジュアルですし、そのギャップが楽しみということや「今までにない役どころで楽しみ」と言ってくださっています。原作者の方のポストを見ていると、原作ファンの方もすごく喜んでくれている印象を受けたので良かったなと思います。

 

久住:自分のInstagramのストーリーで「撮影しています!」と載せたりしているのですが、情報解禁前だったのでどんなお仕事をしているか想像していたと思うのですが、たぶん皆さんの想像を超えていたのかびっくりされている方もいて「え!出るの」みたいな反応の方もいらっしゃいましたし、「絶対見るね!」と喜んでくださる方もいて。昔からのファンの方からはコメントやDMを頂きました。実際に情報解禁されて、1月23日(火)から放送されると思うと、ドキドキしています。

 

◆あらためて共演されての感想を教えてください。またお互いの演技はいかがですか?

久住:役に真っすぐですし、すごく真面目な方で、私も見習わないといけないなと刺激を頂きました。演技については私は自分のことに精いっぱいで…。ですが、私にとって初めてのシーンがたくさんあって、そこで佐藤さんが数多くのドラマや映画に出演されているので、引っ張ってくださっています。

 

佐藤:印象としては、とにかく明るいし現場にいらっしゃるだけで、パーっとみんながやる気に満ちあふれるようなエネルギーを持っている方だなと思いました。あと年下ながらに、すごく根性がある方だなと思いました。これって表の世界で多岐にわたって活動する上ではすごく必要なものなんだなと感じました。

 

お芝居としては、まい子さんって一見どこにでもいるような、すごく共感できるような性格ではあるんですが、実は人には言えない悩みなどを抱えているが故の、ちょっとした瞬間の目の動きとか、ちょっとした闇の部分というのを細かく意識しながら演じているんだろうなと僕は近くで見ていて思いました。すごく目がまい子さんに似ていてピッタリだなと。

 

久住:今は佐藤さんですが、私は鍵谷君に見えちゃいますね。

 

◆撮影時の裏話を教えてください。

久住:まい子の元カレとのシーンが1話に出てきます。31歳ですが、学生時代の回想シーンで学生服を着て演じていることが印象に残っています。

 

佐藤:原作のまい子と鍵谷君のシーンがそのまま反映されていることがすごくうれしいです。ただ、2人の距離が一番近くなるシーンを撮った後に、まい子と鍵谷君の初デートのシーンの撮影があったのですが、そこで監督から「カット、カット。ちょっと“瓜、破っちゃっている”んだよね」と言われたことがあって(笑)。それがめちゃくちゃ面白くて、そういう距離感を忘れるぐらい、時系列の行き来が結構大変です。

 

久住:確かに、そうですね。

 

◆酒井若菜さんたち共演者の方々とは現場でお話しされていますか?

久住:まい子の上司役で酒井若菜さんが出演されるのですが、女優としてすごく大先輩なので、どうやって演じているのか、どうやって役作りしているか、せりふはどうやって覚えているかなど、すごくいろんなことを質問させていただきました。気さくにたくさんのことを教えてくださっています。

 

佐藤:僕はこの撮影中に、久住さん以外の方とのシーンがほぼなくて…。すれ違いでごあいさつしたり、回想シーンでご一緒したりするくらいなのでちょっと寂しいです。

 

◆本作の魅力はどこだと感じられていますか?

久住:皆さん明るく見せていても、コンプレックスがあったり、抱えている悩みがあると思うので、今回出てくる登場人物の誰かに共感できると思います。皆さんのイメージと自分が抱えている悩み、意外に自分自身もギャップがあるなと感じているので、その悩みを乗り越えたりする部分に共感して、たくさんの方が見ているのかなと感じています。

 

佐藤:きっとまい子さんに共感する方が多いんだろうなと思います。多様性の時代の中で、いろんな悩みを抱えている登場人物に、「こういう悩みがあるんだ」「私もこういう経験がある」という共感が大きいのかなと。あとはラブストーリーだけれども、ラブストーリーではないみたいな、絶妙なまい子と鍵谷君の2人の距離感や、それぞれがいろいろな初めてを覚えた時のあのリアルに「分かるな」と感じることも共感できるポイントかなと。2人の成長や、距離がどこまで縮まるのかを見届けて原作と同様楽しみにしてもらえたらうれしいです。

 

第1話 あらすじ

どこにでもいるごく普通の会社員・香坂まい子(久住小春)は生まれてから32年、未だ性体験がないことに悩んでいた。そんな中、同僚の染井菜々(土村芳)、原幸成(泉澤祐希)とランチ中に、上司の味園美由紀(酒井若菜)が「高齢処女」ではないかという噂を聞き、まい子は自分事のように感じてしまう。だが、そんな美由紀にも彼氏がいると知ったまい子は、自分もセックスした側の人間になりたいと切に思うのだった。

 

ある日のこと、仕事終わりに高校の同窓会を控えていたまい子は、子供が熱を出してしまった染井の代わりに残りの仕事を引き受けることに。それを見ていた派遣社員の小平蓮(石川瑠華)から、まい子は気の毒そうな視線を向けられてしまう。あと少しで仕事が片付くかと思った矢先、コピー機にトラブルが……。すぐに駆けつけてくれたメンテナンス会社の鍵谷千里(佐藤大樹)のおかげで無事仕事を終えることができたまい子は、鍵谷に感謝を伝える。

 

同窓会にやってきたまい子は、元彼・佐伯(松本享恭)と再会。高校時代、佐伯と一度はそういう雰囲気になりながらも至らなかった過去を持つまい子は、思い切って佐伯に“あるお願い”を切り出すが……。

 

PROFILE

久住小春

●くすみ・こはる…1992年7月15日生まれ。新潟県出身。A型。主な出演作は『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』、映画「GONZA」など。

 

佐藤大樹

●さとう・たいき…1995年1月25日生まれ。埼玉県出身。A型。EXILE、FANTASTICSのパフォーマー。主な出演作は『liar』『理想ノカレシ』『Sister』など。

 

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』

TBSほか

2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~/一部地域を除く

毎週火曜 深夜0時58分~1時28分

 

<配信>

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

 

<キャスト>

久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)

土村芳、石川瑠華、泉澤祐希

酒井若菜

 

<スタッフ>

製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

原作:板倉梓「瓜を破る」(板倉梓/芳文社刊)

脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子

プロデューサー:田中美幸、岩上貴則

配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織

監督:坂下雄一郎、枝優花

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/uriwowaru_tbs/

公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs

公式Instagram:@tbs_drama_stream

公式TikTok:@drama_stream_tbs

 

©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

大谷亮平「こんな奴に襲われたら、さすがの谷垣でも」実写映画『ゴールデンカムイ』裏話明かす「本気で怖くなりました」

明治末期の北海道を舞台に、アイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描いた野田サトル氏の大ヒット漫画を実写化した映画『ゴールデンカムイ』が、1月19日(金)に公開。主人公・杉元佐一(山﨑賢人さん)たちを追い詰める大日本帝国陸軍「第七師団」所属の一等卒・谷垣源次郎を演じる大谷亮平さんが、原作ファンの中でも人気が高い自身のキャラの魅力を、自ら分析してくれた。 

大谷亮平●おおたに・りょうへい…1980年10月1日生まれ。大阪府出身。2003年に韓国でCM出演したのをきっかけに、拠点を韓国に移す。韓国映画『神弓-KAMIYUMI-』(2011)、『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)などに出演。ドラマ『朝鮮ガンマン』では韓国ドラマアワード2014グローバル俳優賞を受賞。2016年に日本でもデビューし、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で注目を集める。主演ミュージカル『ボディガード』が2月18日(日)より上演予定。XInstagram

 

【大谷亮平さん撮り下ろし写真】

 

人間味をいちばん感じさせる谷垣に惹かれた 

 

──バトルアクション映画である『ゴールデンカムイ』ですが、大谷さんは韓国で『神弓-KAMIYUMI-』といったアクション大作に出演されていましたね。 

 

大谷 はい。国は違いますが雪山が舞台という共通点があり、『ゴールデンカムイ』を撮影する際は『神弓-KAMIYUMI-』を思い出しました(笑)。『ゴールデンカムイ』にも激しいアクションがあるので「また過酷な撮影になるな」と覚悟しましたね。でも実は、日本に拠点を移してからハードなアクション映画に出たことがなかったので、出演できてうれしかったです。 

 

──原作とアニメファンから大人気である谷垣源次郎役をオファーされた時の、率直な感想を聞かせてください。 

 

大谷 『ゴールデンカムイ』の存在は知っていましたが、拝見したことがなかったので、オファーをいただいてまずはアニメ版から観始めました。自分が演じることは関係なく、谷垣がいちばん好きなキャラクターになりましたね。 

 

──谷垣のどういうところに魅力を感じ、お好きになったのでしょうか? 

 

大谷 とんでもなくハードでバイオレンスなキャラが集まっている中で、人間味をいちばん感じさせるところに惹かれました。見ていてホッとするというか、情に溢れる本当にいい男です。原作ファンの方々から人気があるキャラであることを実感しました。 

 

続編への期待「谷垣の魅力を個性に変えていきたい」

 

──見事な大胸筋が特徴的な谷垣だけに、身体づくりなど役作りはどのように行われたのでしょう? 

 

大谷 今も現役でバレーボールをやっていることもあり、日々さまざまなトレーニングは積んでいます。今回、さすがに原作通りの大胸筋は難しいですが(笑)。リアルな感じを出すために、さらにウェイト(トレーニング)はしましたし、食べ物にも気をつけました。あとは元マタギという設定なので、雪山を自由自在に走ったり歩いたりできるような下半身づくりですね。ただ40歳を過ぎて無理すると怪我をしてしまうことも分かっているので、かなり注意しました。 

 

──原作ありきの作品ということで、久保茂昭監督からは何か指示があったのでしょうか? 

 

大谷 クランクイン前に久保監督とコミュニケーションを取る時間がありましたが、「原作やアニメを意識してほしい」というような指示はありませんでした。「実写化としてのリアリティを生かしてほしい」という想いの方が強く感じられましたね。僕からは「谷垣はほかのキャラと違って、優しい部分もありますよね」といった意見を出しました。実際に自然を生かしたロケーションの中で演じさせてもらえたので、現場で生まれる感情を大切に、リアルに汲み取って演じることができたと思います。 

 

──谷垣の人柄が出ているシーンといえば、追いかけたアシㇼパを説得するシーンが挙げられます。 

 

大谷 谷垣が杉元とアシㇼパを追うシーンは、谷垣に悪意があるわけでも、恨みがあるわけでもないんですよね。谷垣はただ自分の生き方を模索しつつ、第七師団として与えられた任務を遂行しているだけなので、彼らを傷つけようとは思っていない。原作を知らない人がこのシーンを観た時でも「谷垣は、ほかのキャラクターとはちょっと違う」と思ってもらえる気がします。 

 

──白銀のエゾオオカミ(レタㇻ)に襲撃されるシーンで、印象的な撮影エピソードはありますか? 

 

大谷 完成したシーンはCG合成されているのですが、現場では美術さんが作ってくださったダミーのレタㇻを相手にお芝居をしました。めちゃくちゃリアルかつ原寸大の大きさで、本気で怖くなりました(笑)。「こんな奴に襲われたら、さすがの谷垣でも……!」という気持ちで演じたので、かなり自然に生まれたリアクションだったと思います。谷垣の人生が大きく変わる重要なシーンでもあるので、注目していただきたいですね。 

 

──やはり続編を期待せずにはいられません。大谷さん自身の、続編にかける意気込みを聞かせてください。 

 

大谷 原作では今後、より殺伐としていきます。その中で谷垣は人情や温かみといったものをより担っていくキャラクターだと思うんです。今回の映画では出番が多くないかもしれませんが、もし再び彼を演じられるなら、誠実さや真面目さを持ったごく普通の男である谷垣の魅力を個性に変え、大事に、しっかり演じていきたいですね。 

 

映画『ゴールデンカムイ』 

1月19日(金)全国公開 

 

(STAFF&CAST)
原作: 野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)

監督:久保茂昭
原作:野田サトル
脚本:黒岩勉
音楽: やまだ豊
主題歌: ACIDMAN「輝けるもの」(ユニバーサル ミュージック)
アイヌ語・文化監修: 中川裕 秋辺デボ
出演:山﨑賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、柳俊太郎、泉澤祐希、矢本悠馬、大谷亮平、勝矢、高畑充希、木場勝己、大方斐紗子、秋辺デボ、マキタスポーツ、玉木宏、舘ひろし
(C)野田サトル/集英社 (C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
公式サイト:https://kamuy-movie.com/ 

 

(STORY)
日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一(山﨑賢人)。ある日、彼はアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕まる直前に金塊を隠し、その在処を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させた。金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパ(山田杏奈)に救われる。彼女は金塊を奪った男に父を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともにするが、大日本帝国陸軍「第七師団」を率いる鶴見篤四郎中尉(玉木宏)と、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組副長・土方歳三(舘ひろし)も、それぞれ金塊の行方を追っていた。 

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/MIZUHO(vitamins) スタイリスト/カワサキタカフミ

「否定もできない」古川琴音“自分が幸せだと感じる物事の裏で、誰かが負の部分を背負っている”映画『みなに幸あれ』

作品ごとにさまざまな表情をのぞかせ、視聴者の心に残る演技で存在感を魅せる俳優・古川琴音さん。彼女が新たに挑んだのが、自身にとって初となるホラー映画『みなに幸あれ』。“幸せは他者の犠牲の上で成り立っている”というテーマを軸に、ヒロインの身に次々と襲いかかる常識外れの出来事。ホラージャンルだけでは括れないこの作品に、果たしてどう向き合っていったのか。

古川琴音●ふるかわ・ことね…1996年10月25日生まれ、神奈川県出身。2018年に主演短編映画『春』が9つの映画祭でグランプリを受賞し、一躍注目を集める。代表作に映画『十二人の死にたい子どもたち』(2019)、『偶然と想像』(2021)、NHK連続テレビ小説『エール』(2020)、NHK大河ドラマ『どうする家康』(2023)、Netflix『幽☆遊☆白書』など。映画『雨降って、ジ・エンド。』『言えない秘密』の公開が控えている。Instagram

 

【古川琴音さん撮り下ろし写真】

 

突き詰めたリアル「“何がある”のか知らされていませんでした」

 

──映画『みなに幸あれ』は物語に不可解なことが多く、謎が次々と押し寄せてくるという展開でした。最初に台本を読んだ時の印象はいかがでしたか?

 

古川 私もわからないところがたくさんあり、それが作品全体に不気味さを生み出しているんだなと感じました。後味の悪さといいますか、「ちょっと嫌なことを知ってしまったなぁ」という気分になりましたね。また完全なフィクションではあるものの、どこか現実世界とつながっているようなリアルさも伝わってきて。そこに面白さを感じました。

 

──そうした物語の不可解な点は、どのように解釈していったのでしょう?

 

古川 当たり前のようにいる生贄の存在や、祖母たちの身に起きる不思議な現象など、不可解なことは下津優太監督に直接お聞きしました。でも監督からいただいたのは「曖昧なままでいい」というアドバイスでした。とにかくいろんなことに巻き込まれていくので、目の前で起きていることを理解しなくてもいいと。むしろ、まっさらな状態でお芝居をして「その時に感じたことを素直に出してほしい」と言われたんです。

 

──それは思い切った演出ですね。

 

古川 初めての経験で、いろんな発見がありましたね。あえて細かい役作りをしなくても大丈夫な環境を、監督が作ってくださったというのもありますが、自分から想像もしていなかった表現がたくさん出てきたんです。監督は今作が初めての長編作品ということで、いろんな実験をされていたのかなという印象がありました。

 

──実験とは、具体的にはどのようなものでしょう?

 

古川 生贄として近所の人を家に誘い込むシーンがありますが、その生贄役を、本当に「近所に住んでいる一般の方」にお願いしていました。しかも監督は、役の設定を教えずに撮影しようとされていたんです(笑)。また私が天井に吊るされた布を勢いよく剥がす場面も、布の向こう側に“何がある”のかは知らされていませんでした。本番で初めてそこにあるモノを見て、素で叫んでしまって(笑)。こうしたリアルな反応とフィクションを、いかに融合して映画を作っていくかという挑戦が随所に見られ、本当に刺激的な現場でした。

 

──ほかに、これまでの現場との違いを感じた部分はありましたか?

 

古川 いちばん違いを感じたのが体力の消耗具合。目の前で起こる非日常的なことに終始驚いていくので、泣いて、叫んで、逃げて、怒っての連続なんですね。どれもが体力を使う感情で、撮影後は毎日ヘトヘトになっていました(笑)。

 

──大変でしたね。消耗した体力は、どうやって回復されたのでしょう?

 

古川 結局、最後まで回復できなかったです(笑)。でも今作は福岡県で撮影をしていて、地元の方がいつも精の付くお料理を用意してくださったので持ちこたえました。それに撮影の順番が台本の流れに沿っていたこともあり、疲労感がいい具合にお芝居にも反映されたんです。ですから、毎日思う存分に体力を使っていましたね。

 

作品テーマに嫌悪「言語化してほしくなかった」

 

──共演者にはお芝居未経験の方が多かったそうですね。

 

古川 はい。印象に残っているのが祖母役の方。監督が「自由にセリフを付け足していいよ」と話されたので、祖母と私の掛け合いのシーンは、本当に祖母が久々に家に遊びに来た孫と話しているような、自然な会話や空気感が生まれたように思います。

 

──叔母役も一般の方とは思えないほどの迫力がありました。

 

古川 今作にはホラー映画らしい衝撃的なシーンがたくさん散りばめられていますが、なかでも私がいちばんを選ぶなら、叔母との場面です。叔母役の方は撮影前に「覚えたセリフを話すだけで精一杯」とおっしゃっていたのに、本番では、まるで悪魔に取り憑かれたかのような表情になって、呪文のように意味のわからないことをずっと話されていたんです。その方が話すと妙な説得力や真実味があって、お芝居なのに本気で恐怖を覚えるぐらい怖かったです。

 

──今作はホラーであると同時に、“幸せは他者の犠牲の上で成り立っている”という社会的なテーマも盛り込まれていますね。

 

古川 このテーマを目にした時「嫌なことを言うなぁ……」と思いました。でも否定もできないですよね。自分が幸せだと感じる物事の裏で、誰かがその陰や負の部分を背負っているかもしれない。もちろん認めたくないし、そんな世界になってほしくないという願いもみんな持っている。だからこそ、はっきりと言語化してほしくなかったなと感じたんです。

 

──言葉にされると、否が応でも目の前に突きつけられますからね。

 

古川 そうなんです。この物語でも、主人公はこの言葉に抗っていますし、同じように「これは間違っている」と唱える幼なじみもいる。でも、そんな彼らのほうが周囲からは奇異な目で見られてしまう。そんな場面含めて “人間の幸福とは何か”を考えるきっかけが散りばめられているからこそ、すごく見応えのある作品になっていると思います。

 

──古川さん自身は、自分の常識から外れた物事に直面した時、どのような行動をとると思いますか?

 

古川 「絶対に間違っている」という確信があることに対しては抗うと思います。……いや、とりあえずその世界の中に混じってみるかも(笑)。まずは受け入れてみて、そのあとでじっくり考えて行動を起こすかもしれません。

 

──ホラー映画ファンや、逆に少し苦手に感じている方に向けてのメッセージをお願いします。

 

古川 社会派ホラーというこれまでにない作品になっていますので、ホラー好きの方々にも、あまり得意ではない方々にも、ちょっと冒険するような気持ちでご覧いただけたらなと思います。きっとこれまで経験したことのない感覚を味わえます。人って、大人になればなるほど初めての感情を経験する機会が少なくなると思うので。もしかしたら、新しい自分を発見できるかもしれません。

 

映画『みなに幸あれ』

2024年1月19日(金)全国公開

 

【映画『みなに幸あれ』よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
出演:古川琴音 松⼤航也 犬山良子 西田優史 吉村志保 橋本和雄 野瀬恵子 有福正志
原案・監督:下津優太
総合プロデュース:清水崇
脚本:角田ルミ
主題歌:Base Ball Bear『Endless Etude(BEST WISHES TO ALL ver.)』
音楽:香田悠真
配給:KADOKAWA
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/minasachi/
©2023「みなに幸あれ」製作委員会

 

(STORY)
看護学生の“孫”が数年ぶりに訪れた祖父母の住む家。両親が遅れて到着するまでの間、3人で久々の再会を楽しみながら過ごすも、ときおり祖父母が見せる不可解な言動に違和感を覚えはじめる。やがて、家の中に“何か”がいる気配に襲われた孫がそのことを2人に話すと、それまでの常識を覆されるような、思いもよらないことを告げられる……。

 

撮影/金井尭子 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/伏屋陽子(ESPER) スタイリスト/藤井牧子

衣装協力/

sacai
黒ドレス 9万9000円
ブーツ 16万5000円
お問い合わせ sacai.jp

mamelon @mamelon
アクセサリー

♥さゆり、吉田朱里、ゆうちゃみが日帰りキャンプ!恋愛、お金にまつわる“究極の2択”でぶっちゃけトーク『A or B Camp~全女性に問う究極の2択~』

『A or B Camp~全女性に問う究極の2択~』(MBS 深夜0時43分~1時13分/関西ローカル・TVerで放送後2週間配信あり)が、1月19日(金)に放送される。

『A or B Camp~全女性に問う究極の2択~』左から)ゆうちゃみ、吉田朱里、♥さゆり(c)MBS

 

番組では、♥さゆり、吉田朱里、ゆうちゃみの女性3人が淡路島のグランピング施設で日帰りキャンプをしながら、恋愛やお金に関するぶっちゃけトーク。その合間で、女性が一度は悩んだことがある“究極の2択”が出題され、3人それぞれが考えを披露しつつ、100人の関西人女性のアンケート結果も紹介していくバラエティとなっている。

 

到着するなり、まずはクッキング。吉田が特製クラムチャウダー、♥さゆりがおにぎりを作りながら、早速“究極の2択”が出題される。3人ともパートナーがいるということで、「パートナーにされて嫌なのはどっち? A:浮気、B:借金」という質問。♥さゆりは「借金なら乗り越えてこれたから!」と自身の経験談を語り、もちろんAと回答すると、ゆうちゃみも「好きなら、一緒に返しちゃうかも」と同調する。

 

完成した料理を食べながら、トークは大盛り上がり。パートナーの家事について話が及ぶと、「パートナーの家事の参加でマシなのはどっち? A:家事はするけど口出しもする、B:全くしない」と2択が出題される。

 

さらに、グランピングならではのテントサウナを体験。ほどよく汗をかき、カメラ前ですっぴんになったゆうちゃみに、コスメブランドを手掛ける吉田がメイクを施すことに。「肌めっちゃキレイ!」とゆうちゃみの肌に驚きつつ、これまでの常識を覆す時短メイクに、♥さゆり&ゆうちゃみから驚き連発。メイクが完成したところ、メイクに関する2択。「メイクに気合いが入るのはどっち? A:彼氏の前、B:友達の前」。そして、番組の最後ではさらなる“究極の2択”が出題される。

『A or B Camp~全女性に問う究極の2択~』左から)ゆうちゃみ、吉田朱里、♥さゆり(c)MBS

 

番組情報

『A or B Camp~全女性に問う究極の2択~』
MBS(関西ローカル)
2024年1月19日(金)深夜0時43分~1時13分
TVerで放送後2週間配信あり

(c)MBS

ベッキーが訪問&感動した“あの超大御所”の豪邸とは!?新庄剛志、徳永ゆうき、ナダルはこれからかなえたい夢を語る『人志松本の酒のツマミになる話』

1月19日(金)放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後9時58分~10時52分)は、松本人志と千鳥(ノブ、大悟)がMCを務め、ゲストに新庄剛志、徳永ゆうき、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、ベッキーを迎える。

 

『人志松本の酒のツマミになる話』は“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

『人志松本の酒のツマミになる話』ベッキー (c)フジテレビ

ベッキーは「今まで行って感動した“すごい家”はありますか?」と切り出す。過去に友人の上戸彩と“あの超大御所”の豪邸に訪問したことがあるそう。その大御所の豪邸と、彼から受けた“最高、かつ意外なおもてなし”に感動したというが、スタジオの出演者陣も誰も訪問したことのないその大豪邸とは。

 

新庄はメジャーリーガー時代に、セレブたちの豪邸が集まるビバリーヒルズにあるとある人の家に訪問したことがあると明かす。その持ち主は誰もが知る“ある世界的キャラクター”の作家だったそう。日本では想像のできない規格外の大豪邸に一同は大仰天。

『人志松本の酒のツマミになる話』新庄剛志 (c)フジテレビ

さらに新庄は、自身のこれからかなえたい夢を明かしつつ「僕は今まで夢をたくさんかなえてきましたが、皆さんは夢がありますか?」と問いかける。するとナダルはあと数回出場権が残されている“あるもの”に挑戦したいと語る。するとその流れで“ナダルリバースエボリューション”を辞めた理由が明かされて…ベッキーを題材にしたナダルエボリューションにベッキーは大激怒する。

 

徳永は過去に『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)で挑戦した“とあるギネス記録”の更新が夢だそう。その絶妙な“特技”を“真剣”に披露するとスタジオは大爆笑。ちょっと腹の立つ徳永の表情は必見。そのほかに、松本の「お餅の最強の食べ方」や、ナダルの「ちょっと心配な娘の相談ごと」などの話題も。

 

番組情報

『人志松本の酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2024年1月19日(金)午後9時58分~10時52分

MC:松本人志、千鳥(ノブ、大悟)
ゲスト(五十音順):新庄剛志、徳永ゆうき、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、ベッキー

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式X(旧Twitter):@cxSAKEnoTSUMAMI
TVer:https://tver.jp/lp/series/srvqbemjx1
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2737

(c)フジテレビ

志田彩良×伊武雅刀『こんなところで裏切り飯』第1話あらすじ&場面写真公開!OPテーマは春野が担当

志田彩良と伊武雅刀がW主演を務める、連続ドラマ『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ 毎週木曜 深夜1時4分~1時34分/TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信)が1月18日(木)にスタート。場面写真と見どころが公開され、オープニングテーマ曲が春野の「Saint」に決定した。

 

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』の中京テレビが放つ、新たなグルメエンタメが誕生。全国で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた“一見、どこでも食べられるような料理”。「どこで食べても変わらない? いや、ここでしか食べられない!」と予想を裏切り、期待を超えるそのおいしさはまさに“裏切り飯”。本作は全て実在する飲食店で撮影。きっとあなたも食べに行きたくなる“裏切り飯”が毎話登場するハートフルグルメコメディーだ。

 

1月18日放送の初回では、全国にホテルを展開する「榊原ホテルグループ」を一代で築いた豪腕社長・榊原総一朗(伊武雅刀)の前に産休代理の秘書として謎の女性・小野寺真理子(志田彩良)がやってくる。

 

真理子の上司である秘書課長・副島次郎(川島潤哉)と共に榊原の愛媛・松山への出張に同行することになった真理子。社内の誰もが恐れ、日本全国のグルメを食べ尽くしている榊原の食事のアテンドは、秘書として最もプレッシャーのかかる仕事だ。

 

しかし、副島が満を持して用意した店がトラブルで予約の取り消しに。顔面蒼白な副島を横目に真理子が急きょ用意したのは、なぜか全国どこででも食べられる「グラタン」だった。

 

普段は、口数も少なく他人に本心を打ち明けることもない、鉄仮面のような真理子だが「グラタン」をひと口食べた途端、そのおいしさに感情を解き放ち饒舌に語り出し豹変する。そんな真理子を演じる志田の“裏切り”の演技にも注目だ。

『こんなところで裏切り飯』1話(c)中京テレビ

 

さらに初回放送に先駆け、50歳差のW主演を務める志田と伊武の2人が移動中の車の中でやりとりする様子の場面写真を先行公開。ドラマ内では、全国各地で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた予想を裏切り、期待を超えるおいしい「裏切り飯」のほかにも、実在する「地元名産品」が登場する。

 

さらにオープニング曲は、包み込むようなシルキーな歌声と人々の心を揺さぶる叙情的なリリックで人気急上昇中の次世代シンガーソングライター・プロデューサーの春野の最新曲「Saint」に決定。Lo-Fiヒップホップやジャズ、現代的なポップスまでクロスオーバーするスムースでグルーヴィーなトラックが特徴的な春野のサウンドがハートフルグルメコメディーに彩りを添える。

 

春野 コメント

『こんなところで裏切り飯』OPテーマを担当する春野

今回「Saint」という楽曲をドラマOPとして書き下ろさせていただきました!

僕にとっての“裏切り飯”、月並みですが母の手料理を思い出しまして…食事って生命を維持するため必要な欲求であること以上に、色んな出会いや別れといったイベントと共にあると思うんです。母の手料理はわりと味が濃いのですが、数年ぶりに帰った時にあの味が変わらなくて泣けましたね。制作中にそんな出来事を思い出しながら、懐かしさのある楽曲に仕上げてみました。

 

番組情報

『こんなところで裏切り飯』(全10回)
中京テレビ(愛知・岐阜・三重の東海3県で放送)
2024年1月18日(木)スタート
毎週木曜 深夜1時4分~1時34分

秋田放送
2024年1月23日(火)スタート
毎週火曜 深夜1時24分~1時54分

ミヤギテレビ
2024年1月27日(土)スタート
毎週土曜 午後4時30分~5時

南海放送
2024年1月27日(土)スタート
毎週土曜 深夜1時25分~1時55分

長崎国際テレビ
2024年1月29日(月)スタート
毎週月曜 深夜0時59分~1時29分

<配信>
TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信

出演:志田彩良、伊武雅刀、梅田誠弘、吉田有希、大熊杏優、川島潤哉
脚本:ガクカワサキ
演出:宮岡太郎、大金康平、田中章一
プロデューサー:浅田大道(中京テレビ)、山本喜彦、森一季
制作プロダクション :株式会社メディアミックス・ジャパン
製作著作:中京テレビ放送

ホームページ:https://www.ctv.co.jp/uragiri-meshi
X(旧Twitter)&Instagram:@ctv_drama

(c)中京テレビ

 

萩原利久主演『めぐる未来』今夜スタート!第1話あらすじ&場面写真 田園都市線渋谷駅に大型ポスターが登場

主演・萩原利久×共演・早見あかりで送るプラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』(読売テレビ/日本テレビ系 毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分)が1月18日(木)にスタートする。

『めぐる未来』第1話(c)読売テレビ

 

本作は、2021~2023年に「週刊漫画 TIMES」で連載された、辻やもりによる同名コミックス「めぐる未来」(芳文社 芳文社コミックス刊)をドラマ化するタイムリープ・サスペンス。感情の起伏を引き金に“過去に戻る病”を抱える主人公の襷未来(萩原)が、結婚記念日に謎の死を遂げた妻・めぐる(早見)を救うため過去に戻り、その死の真相に迫る。

 

第1話では、デザイナー兼イラストレーターの未来と、出版社に勤める妻・めぐるが2回目の結婚記念日を迎え、幸せな毎日を送る日常から物語がスタートする。

 

平穏な日々を過ごしていた未来には、めぐるにも言えずにいるある秘密があった。それは、感情の起伏が激しくなると、過去に戻ってしまうという病。この病のせいで、感情を出さないよう、ずっと自分を押し殺してきた未来だったが、ある日、めぐるが職場で謎の転落死を遂げる。第一発見者は、同僚の日南小夜(香音)。刑事の時任(勝村政信)は、自殺の可能性が高いと話すが……。めぐるの遺体を前に、動悸が激しくなる未来は、めぐるを救うために過去に戻ることを決意する。「絶対にめぐさんを救う…」

 

最愛の妻の死が引き金となり、未来は過去へタイムリープ。そして、めぐるの死の真相を確かめるため、死の原因となっためぐるの職場を訪れた未来。過去をやり直す中で見えてくる、めぐるの知らなかった一面や人間関係。果たして、この編集部の中に、めぐるの死に関わった人物はいるのか。未来はめぐるの死を防ぐことはできるのか。希望と絶望を繰り返しながら、さまざまな感情が沸き起こり巡る未来の心情を、主演の萩原利久が丁寧に演じる。

 

さらに1月21日(日)まで『めぐる未来』の大型ポスターが東急田園都市線・渋谷駅の改札外コンコースに掲出される。

 

番組情報

プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』
読売テレビ/日本テレビ系
2024年1月18日(木)スタート
毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

<キャスト>
萩原利久、早見あかり、大西礼芳、時任勇気、中井友望、香音、田中偉登
藤原光博(リットン調査団)、岩瀬顕子、太田駿静(OCTPATH)/佐伯日菜子、勝村政信

原作:『めぐる未来』辻やもり(芳文社 芳文社コミックス刊)
脚本:井上テテ、高矢航志
監督:久万真路、塩崎遵
音楽:瀬川英史
主題歌:OCTPATH「OCTAVE」(YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.)
チーフプロデューサー:前西和成
プロデューサー:山本晃久、大沼知朗(吉本興業)、宇田川寧(ダブ)、田口雄介(ダブ)
制作プロダクション:ダブ
制作協力:吉本興業
制作著作:読売テレビ

公式HP:https://www.ytv.co.jp/megurumirai/
公式X:@megurumiraiytv
公式Instagram&TikTok:@megurumirai_ytv

TVer:https://tver.jp/series/srs23ge013

(c)読売テレビ

 

BiS ニューアルバム収録の2曲をAge Factoryが初プロデュース!「R.U.N」ライブ映像を使用した動画も公開

BiSが2月28日(水)にリリースする、ニューアルバム『NEVER MiND』。そこに収録される2曲を奈良発3人組ロックバンド・Age Factoryがプロデュースしていることが発表された。

BiS

 

Age Factoryが他アーティストをプロデュースするのは、今回が初めてとのこと。今回プロデュースした楽曲は、1月4日・5日に東京・代官山UNITで開催された24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」で初披露された「R.U.N」と、まだ披露されていない「Sakura」の2曲になる。

Age Factory

 

Age Factoryとのレコーディング模様や「R.U.N」初披露のライブ映像を使用した動画も合わせて公開された。先日のナカコー・プロデュース楽曲に続いての発表となり、ニューアルバムリリースに向けて期待が高まる。

 

さらに、5月より関東全域を巡る10公演の新ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の開催も発表に。ニューアルバム『NEVER MiND』の詳細が徐々に明らかになっていく中、新ツアーの発表も行った2024年のBiSから今後も目が離せない。

 

動画

「R.U.N」(Age Factoryプロデュース)the Document

 

”青風”(中村弘二プロデュース)the Document

 

リリース情報

Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

ライブ情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)東京 Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)埼玉 HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)東京 代官山UNIT
2024年5月19日(日)茨城 水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)神奈川 F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)千葉 千葉LOOK
2024年5月31日(金)東京 Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)栃木 HEAVEN’S ROCK USTUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)群馬 前橋DYVER
2024年6月9日(日)東京 代官山UNIT

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

飯田圭織&稲場愛香が神保町の純喫茶&カレー店へ『キタに恋した!』

1月20日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、稲場愛香が登場する。

『キタに恋した!』左から)稲場愛香、飯田圭織、波多野裕太アナ(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は、千代田区の神保町へ。神保町周辺は大学が多く、昔から学生たちが専門書などを求めるため、古書店が増え、およそ100店以上が立ち並ぶ世界有数の本の街と言われている。そんな本の街だからこそ発展したと言われているのが「喫茶店」。神保町では、読書をしながらゆったりとコーヒーを飲むという喫茶店文化が発展し、昭和風情がただよう純喫茶も多い。

 

一行が訪れたのは、1949年創業の純喫茶「神保町ラドリオ」。この店の看板メニューはコーヒーに生クリームがたっぷりとのった「ウインナーコーヒー」。この店はウインナーコーヒーの発祥の店とも言われている。なぜ、コーヒーに生クリームをのせたのか。その名前の由来とは。意外な誕生秘話にも迫る。

 

そして、神保町で増えているもうひとつの店が「カレー店」。神保町を中心とした神田界隈には400店ものカレーを提供する店があると言われている。数あるカレー店の中で、一行は、日本最大級のカレーの祭典「神田カレーグランプリ2023」でグランプリを獲得した「cafe&dining jimbocho」に向かう。

『キタに恋した!』左から)稲場愛香、飯田圭織(c)HBC

 

番組情報

『キタに恋した!』
HBC
2024年1月20日(土)深夜0時58分~1時28分

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
(翌日1月21日(日)正午配信)
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

(c)HBC

朝日奈央×関水渚×石井杏奈トリプル主演『ブラックガールズトーク』2・5スタート【コメントあり】

2月5日(月)スタートのドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 午後11時6分~)で、朝日奈央、関水渚、石井杏奈が主演を務めることが決定。主演の3人と原作・マキノマキ、祖父江里奈プロデューサーよりコメントが到着した。

『ブラックガールズトーク』左から)関水渚、朝日奈央、石井杏奈(c)マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。

 

しっかり者の頼れる年上のお姉さんで商社に勤めるバリキャリOL・太田佳央梨役を演じるのは、2015年までアイドルグループ・アイドリング!!!のメンバーとして活動し、グループ卒業後はバラエティ番組を中心に幅広くマルチに活躍している朝日奈央。本作で地上波連続ドラマ初主演を務める。

 

優しくて面倒見のいい性格の保育士、三浦あや役を演じるのは、映画「町田くんの世界」で映画初主演を果たし、『シガテラ』(テレ東)ではヒロインを熱演。1月スタート『彼女と彼氏の明るい未来』(MBS)、『婚活1000本ノック』(フジテレビ)にも出演する今注目の女優、関水渚。

 

なにもかもが平均的なOL・高橋奈緒役を演じるのは、『シェフは名探偵』(テレ東)や『彼女たちの犯罪』(読売テレビ)など数々の作品に出演し、女優としての活躍がめざましい石井杏奈。今回がテレ東ドラマ初主演となる。年齢も近い3人がまるでリアルな友達のように、楽しいおしゃべりの宴を繰り広げる。

 

朝日奈央(太田佳央梨役)コメント

まさか私にお話をいただけるとは思ってもいなかったので、とてもうれしかったです。たわいもない話から内容の濃い話まで、気心の知れた友達だからこそ話せる会話の展開に「わかるわかる」と共感してしまい、あっという間に読み終えてしまいました。普段は明るくて面白いお姉さんなのに、お仕事がバリバリできるすてきなギャップの持ち主です。バリキャリOLを演じるということで不安もありますが、佳央梨のイメージに合うように全力で務めたいです。

初めての現場でドキドキしていたのですが、初顔合わせで杏奈ちゃんと渚ちゃんにお会いして、2人の温かい雰囲気に一気に緊張がほぐれ撮影がとても楽しみになりました。視聴者の皆さまに楽しんでいただけるように、3人で力を合わせて頑張りたいです。日々いろんな出来事がある中で、気心のしれた友達に話すだけで前に進めたり頑張れたりする。逆に友達が悩んでいる時は力になりたいと思ったり。真剣な話からしょうもない話までできる友達に出会えたことに感謝を伝えたくなります。ただ、感謝を一瞬忘れてしまいそうになるくらいクセの強いキャラクターたちが登場します。視聴者の皆さまがツッコミをいれたくなるような楽しい作品をお届けできるように頑張ります。

 

関水渚(三浦あや役)コメント

中学時代の友達と3人で、私の自宅でよく会合を開いているので、まさにそれだ!と思いました。女性には共感して楽しんでいただけて、男性には女性ってこう考えてるんだ…(笑)と、違った目線で楽しんでいただける作品だと思います! 最初に台本を読んで、きれいな心を持った、人に対して寛大な女性だと思いました。私の人生においてあやから教えてもらえることも多そうだなと感じております。朝日奈央さん、石井杏奈さんと3人で仲良く楽しくやっていけたらそれが作品にもいい影響を与えると思うので、仲良く撮影をしていきたいです! 本読みの時に3人で楽しくお話しさせていただきました。 撮影を通してさらに仲良くなって、より良い作品作りができると思います。 月曜日の夜にほっと一息、クスッと笑っていただける作品をお届けしたいと思います! お楽しみに!

 

石井杏奈(高橋奈緒役)コメント

女性たちの会話劇でとても楽しそう!!と率直に感じました。原作を読んでいくと共感の嵐で、女性3人とそして、個性豊かな人たちの面白おかしいお話にページをめくる手が止まりませんでした。奈緒の人柄に共感できることがとても多かったです。良くも悪くも目立たぬように周りと合わせることがあったり、刺激よりも居心地の良さを求めることがあったり、大切な家族や友達がいたり。自分に近いところをたくさんピックアップして役を作っていけたらと思っています。

朝日奈央さんと関水渚さんとは本読みの時にお会いし、話していく中でお2人の個性が見えてきて作品の中での3人のようだなぁと感じました。連絡先も交換し、撮影がより楽しみになりました。この物語は3人の掛け合いがメインになってくるので心をひとつに頑張ります!! とにかくとにかく! 面白いお話です! ムカッとしたり、スッキリしたり、私たち3人と一緒にこの物語を楽しんでいただきたいです! 皆さまにとって、週の初めである月曜日の夜が楽しみになるようなそんな作品になりますように!!

 

原作者・マキノマキ コメント

『ブラックガールズトーク』原作書影(c)マキノマキ/小学館

「ブラックガールズトーク」は短期連載の予定で始まりました。それがこんなに長く描かせていただいている上にドラマ化まで!! 夢ってみてみるものだなと思っております。毎週月曜夜に、あーこんな人いるわ。ちょっとスッキリしたわ。という、良い意味で軽い気持ちで見ていただけるドラマになっているとうれしいです。私も楽しみです。

 

番組プロデューサー・祖父江里奈(ドラマ室)コメント

私にも仲の良い同世代の女友達が2人います。いつも3人で集まって、最近あったこと、悩んでいること、くだらないこと…いろんなことをおしゃべりします。特に目的はないし、何かを解決したいわけでもない。ただ集まって話していること自体が楽しいのです。このドラマも全体を通して何か崇高なメッセージ性があるわけではありません。ただ、月曜の夜の皆さんに寄り添って一緒に楽しい時間をお届けする。そんな友達みたいなドラマになればと思っています。

 

番組情報

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』
テレ東系
2024年2月5日(月)スタート
毎週月曜 午後11時6分~11時55分

原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)
主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈
監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)
脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳
チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)
プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)

制作:テレビ東京
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会

公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/
公式 X(Twitter):@tx_premiere23
公式 Instagram:@tx_premiere23
公式 TikTok:@tx_premiere23

(c)マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会
(c)マキノマキ/小学館

鳥肌が肌のハリを保つ!?重力に負けない表情筋を鍛える方法を学ぶ『カズレーザーと学ぶ。』

1月16日(火)放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系 午後10時~11時)は、こがけん、斉藤慎二(ジャングルポケット)、橋本愛、武藤十夢を迎えて、「あなたの魅力を劇的にあげる! 顔筋スペシャル!」をテーマに、重力に負けて老け顔にならない方法を最新科学で解き明かす。

『カズレーザーと学ぶ。』左から)岩田絵里奈アナ、武藤十夢、斉藤慎二、橋本愛、こがけん、カズレーザー(c)日本テレビ

 

毎回、カズレーザーと一緒に知れば人生観が変わる新知識を最先端の研究者から学ぶ本番組。しわ、ほうれい線、たるみによる顔の変化。加齢による悩みは誰しもあるもの。しかし、老け顔にはあらがいたいということで、今回は見れば顔に差が出る「顔の筋肉」についてカズレーザーと学ぶ。

 

深堀りしていくのは、「2021年新発見!衰えるとアゴが伸びるコロノイド筋」「鳥肌が肌のハリを保つ!?1ミリ極小筋肉・立毛筋」という2つのテーマ。

 

2021年スイスのバーゼル大学の研究チームが発見した第三の「あご筋」。奥田逸子先生によると、あご筋が衰えると下あごを支えられなくなり、重力に負けて顔全体がびろーんと下に伸びてしまう。そして、現代人の“ある行動”も表情筋を衰えさせてしまっている要因だという。重力に負けない表情筋を鍛える方法も紹介。

 

肌のハリを保ち、たるみをしっかりと改善させるためのカギは、皮膚の内部に存在する“ある筋肉”がポイントだった。キーワードは“鳥肌”。“ある筋肉”を活発にさせることで重力に負けない顔をつくり、効果的なストレッチ方法も紹介する。

 

番組情報

『カズレーザーと学ぶ。』
日本テレビ系
2024年1月16日(火)午後10時~11時

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kazu/
TVer:https://tver.jp/series/srcmcqwlmq

(c)日本テレビ

トレエンたかし、クロちゃんらがネクストブレイクを予言?「地下アイドル」の魅力を語り尽くす「アメトーークCLUB」

『アメトーーク!』公式動画配信サービス&ファンクラブ「アメトーークCLUB」より「地下アイドルサミット」の配信がスタートした。

 

現在、数千人いると言われている「地下アイドル」の魅力を存分に語り尽くす「地下アイドルサミット」。ももいろクローバーZ、でんぱ組 inc.、BiSH に続くネクストブレイクはどのグループか。

 

たかし(トレンディエンジェル)、クロちゃん(安田大サーカス)、奥田修二(ガクテンソク)、キクチウソツカナイ。、寺田寛明、生田いく(デンコーセッカ)らアイドル好きの猛者たちがスタジオに集結し、激推しアイドルグループを紹介する。

「地下アイドルサミット」(c)テレビ朝日

 

元BiSHアイナ・ジ・エンドの再来と呼ばれているのが、「NEO JAPONISM」ボーカル・滝沢ひなの。彼女が披露する唯一無二のパフォーマンスに、蛍原徹も思わず聴きほれる。

 

常にメンバーの脱退・加入を繰り返す超個性的アイドルグループ「病ンドル」が抱える“闇”とは。東大&京大卒業メンバーが在籍する「学歴の暴力」、千葉を中心に活躍している海女さんコスプレの“歌って”“踊って”“拾って”“潜れる”アイドルグループ「WHiTE BEACH」も。

 

そして、世代交代を繰り返しながら数々の名曲を歌い継いでいく「放課後プリンセス」「BELLRING 少女ハート」「あっとせぶんてぃーん」。その不滅の“巨人システム”とは。

 

また、アイドルが歌い始める前にファンが叫ぶ“コール”や、ライブ中に客席で展開するヲタ芸など、独自のアイドル応援カルチャーに、蛍原はより一層目を細める。

 

経済界の超大物を曽祖父に持つ「FES☆TIVE」メンバーや、日本武道館でもパフォーマンスをした「クマリデパート」と平野レミの意外な関係とは。歌詞はハロプロ、曲はももクロ、先輩は西城秀樹と、大手芸能事務所が石川秀美以来手がけるアイドルグループ「MY FIRST BAE’S」の実力にも迫る。

 

ほかにも、地球を征服しに来た宇宙人が結成した「われらがプワプワプーワプワ」、ゲイアイドル「二丁目の魁カミングアウト」など“コンセプトアイドル”も大紹介。

 

たかしやクロちゃんらアイドル猛者たちによる熱烈かつマニアックなプレゼンと、平成ノブシコブシ徳井健太による的確な分析&考察に、蛍原も次第にボルテージがアップしていく。

「地下アイドルサミット」(c)テレビ朝日

 

番組情報

アメトーーク CLUB「地下アイドルサミット」
配信中
https://ametalk-club.tv-asahi.co.jp/

MC:蛍原徹
ゲスト:徳井健太(平成ノブシコブシ)、たかし(トレンディエンジェル)、クロちゃん(安田大サーカス)、奥田修二(ガクテンソク)、キクチウソツカナイ。、寺田寛明、生田いく(デンコーセッカ)

「メイド喫茶大好き芸人」第1弾&第2弾も配信中:
https://ametalk-club.tv-asahi.co.jp/movies/87255

(c)テレビ朝日

アプガ(仮)&アプガ(2)メンバーが冠番組を懸けて対決!鍛治島彩「真ん中に座ってる青柳佑芽ちゃんの座を奪いたい」

アップアップガールズ(仮)(古谷柚里花、鈴木芽生菜、小山星流、青柳佑芽、住田悠華)、アップアップガールズ(2)(鍛治島彩、佐々木ほのか、島崎友莉亜、新倉愛海 ※高萩千夏はこの日はお休み)が、1月11日に開催された『新スカパー! アイドルフェス~冠番組をかけたアプガ決戦~』に登場。意気込みを語った。

「新スカパー! アイドルフェス~冠番組をかけたアプガ決戦~」

 

『新スカパー! アイドルフェス~冠番組をかけたアプガ決戦~』は、スカパーJSAT初のweb3サービス「スカパー! 投票」を実施し、ファンの熱量(投票)により披露する楽曲や髪形が変化する有観客&生配信の新たなアイドルイベント。

 

イベントには、アップアップガールズ(仮)、アップアップガールズ(2)の2組のアイドルグループが出演。このイベントで活躍したと思うメンバーへの投票により、見事1位になったメンバーは、スカパー!で冠特番が3月に放送される。さらに熱量の高かったファンには、冠番組の収録観覧権などの限定特典も。

 

なお、イベントの模様はスカパー!公式YouTubeチャンネルで配信中。投票は1月21日(日)締め切りで、1月22日(月)に結果が発表される。

 


 

◆意気込みと、投票で決まった髪形やセトリについて教えてください。

鍛治島:今回、こういう新しい企画にアップアップガールズを選んでいただけてほんとにうれしいです。挑戦が大好きな私たちだからこそ、1発目で何か皆さんに楽しさ、ワクワクをお届けできたらなと思っています。今日、リーダーの高萩千夏がお休みになってしまったので、リーダーの気持ちも背負って、全力で頑張りたいと思います。

住田:私は初めてファンの方に選んでいただいた楽曲と髪形でライブをさせていただくということで、ファンの方と一緒に作り上げている、一体感のあるライブにできるかなって思ってるので、すごく楽しみです。頑張ります。

古谷:アップアップガールズ(2)のレア曲に選んでいただいた3曲が全て新体制では初披露の楽曲になっているので、そういうところにも注目してぜひ見ていただきたいです。

新倉:普段のライブやイベントを通しても、ファンの方から「こういうみんなを見てみたい」だったりとか、「この曲、いつか聞けたらいいな」という声をたくさんいただいていたので、今回の新しい企画でそれを実現することができて、ファンの方の喜んでいる声をいただけたので、今日は全力で楽しんでいきたいなと思います。

鈴木:こうして新しい企画に参加させていただけることがすごくワクワクするし、うれしい気持ちでいっぱいです。2024年から新しく5人体制になったんですけど、こうしてメインでライブをするのはこのアイドルフェスが初めてなので、私たちの良さだったり、新体制も楽しんだよっていうのをたくさんの方に知ってもらえたらいいなと思っております。頑張ります。

佐々木:今回初めてこうやってお客さんからセットリストだったり、髪形だったりをいろいろ決めていただいたんですけど、普段ライブする楽曲とは全然違う曲が入ってたりとかもしてて、こういう楽しみ方があるんだとか、時代ってすごいなって思いました。私たちもライブアイドルなので、たくさんライブをやっていく上で、少しでもお客さんにスパイスをお届けできるようなライブをしていけたらいいなと思いました。今回は選んでいただきありがとうございます。頑張ります。

青柳:私は誰かと戦うのが好きで、戦闘民族みたいなところがあって。なので、今回この企画のお話を頂いた時に絶対に勝ってやると心に決めまして。そんな機会をいただけることをとてもうれしく思います。さらに、ファンの人と一緒にライブ会場で投票券を配ったりとか、私たちのSNSで投票券を配って一緒に投票を楽しむこともできたので、ファンの人と一緒に作り上げたライブで、絶対に勝ちたいと思います。

島崎:私たちのグループの持ち味は、ファンの応援してくださる皆さんと一緒に作り上げるライブだと思っているので、今回このスカパー!さんの企画がとってもぴったりだなって思って、すてきな機会に呼んでいただきとてもうれしいです。これを機会に(2)のことを知らない方にも知っていただけるように頑張りたいと思います。

小山:今回はほぼ個人戦なんですけど、個人戦で戦うのはメンバーのみんな初めてなので、ちょっと緊張感もあり、楽しみなところもあります。でも私、この企画内でトークやバラエティ企画などあるので、そこでも頑張って自分の魅力を出せるように頑張りたいなと思ってます。

 

◆それぞれがライバルだと思っている方を教えていただきたいです。

鍛治島:私、今日いるメンバーの中で一応一番先輩なんですけど、デビューの時からずっと後ろの列だし、一番端っこなんですよ。全員そろっても一番後ろだし、一番端っこだってことに今気づいたので、今真ん中に座ってる青柳佑芽ちゃんの座を頑張って奪いたいなと。でも、佑芽ちゃんも戦うのが好きって言っていたので、これまで戦う機会が今までなかったので、脱・端っこを頑張りたいと思います。

住田:私は(仮)と(2)さんで戦うことはあったんですけど、(仮)の中で戦うことは今までなかったので、同期だし仮の4人がライバルです。

古谷ゆりか:私はあまり戦うのが実は得意ではないタイプなんですけれども、(2)さんは全員先輩で、でも(仮)はグループが先に出来ていて、(2)さんは妹分という、すごく複雑な状況で。エネルギッシュさで(2)さんに勝っていけるように頑張りたいと思っています。なので、(2)さんが全員ライバルです。

新倉:私はこうやって個人で戦う機会が今まであまりなかった気がするので、今日は新鮮な気持ちなんですけど、まず第1に大切にしてるファンの皆さんや、たくさんの方に楽しんでもらえるイベントだったり時間になればいいなと思うので、そこに皆さんがよかったよっていう声をたくさんいただけたら私はうれしいなと思います。今日はみんなのことをライバルだと思いつつも、いいイベントを作る一緒の仲間として頑張っていきたいなと思っています。

鈴木:私も人と戦うはあまり得意ではなくって、協力して楽しんで、仲間という方がワクワクするタイプなんですけど、そんな自分をライバルだと思って、誰にでも勝っていけるように、弱気な自分にも、強いみんなにも勝っていけるように、そして見てくださるファンの皆さんの視線にも負けないように、自分と戦って頑張っていきたいと思います。

佐々木:私も勝負ごとは別に嫌いではないんですけど、同じ事務所の仲間なので、戦うってなるとちょっと嫌だなっていう気持ちはあったんですけど、でも冠番組は人生の中で一つの大きな出来事なのでちゃんと取っていかなきゃ、この長年やってきたアイドル歴がもったいないなと思うので、私もライバルですし、お客さんもライバルですし、みんなライバルです。

青柳:私は加入する前に、アップアップガールズ(2)さんのオタクをしていて、佐々木ほのかさんが推しメンなんです。私、冠番組をもしゲットできたら推しメンを呼ぶと言っているので、私は佐々木ほのかさんに勝って、冠番組で佐々木ほのかさんと共演します。冠番組をゲットできたら、私がやりたいことをやらせてもらうんで、推しメンと共有します。頑張ります。

島崎:今回バラエティの企画で大喜利などをするところがあると思うのですが、そういうことをしたことがなくて、そこが今一番緊張しているところなので、この採点をしていただく土屋(隼人)さんがライバルかなって。頑張りたいと思います。

小山:みんなの意見を聞いて、ちょっと迷っちゃったんですけど、私は日本語が苦手なんですけど、でもバラエティーセンスはよくあるねとよく言われるのでこの冠番組を頑張って取って、自分のちょっとポンコツな部分も長所に入れたいなと思ってます。

 

◆特に意外だと思った曲や髪形はありましたか?

佐々木:髪形はツインテールは固定で、あと2つ自由に決めてくださいっていう感じだったんですけど、私が出したのは、今やっているハーフアップと昭和風アイドルっていうのを出していて、個人的には昭和風アイドルをずっとやってみたくて。お客さんからも「ほーちゃんって和顔だから、絶対昭和風アイドル似合うよ」と話をしていたんですけど、昭和風アイドルの髪形でライブに出れるってすごいワクワクしてたんですけど、ハーフアップになってしまって(笑)。でもやっぱり投票していただいたことはありがたいことではあるので、今日はハーフアップのめちゃくちゃかわいい佐々木ほのかをいろんな人に見ていただけたらいいなって思います。

鈴木:ぱっと見てもらったら分かると思うのですが、10人の中ででこ出しが3人もいるんですよ。もともとおでこ出しているメンバーはたぶん1人もいなくて、その中ででこ出しを提出したメンバー全員でこ出しなんですよ。なので、アイドルファンの方ってでこ好きなんだと思って(笑)。おでこは積極的に出してほしいんだなというのを初めて知って面白いなと思ったし、曲も私が考えていた曲とは全然違う曲が選ばれたりして、自分たちが思っている気持ちとファンの方が思っている気持ちと違うところもあるんだなって。一致団結っていうことも大事だけど、こうやってお互いが意見を出し合って、一緒に作っていくのも楽しいなっていうのにすごく感じました。

青柳:私はツインテールがこの世で一番好きな髪形で、ツインテールっていう選択肢が全員あったんですよ。でも、これは私のための投票だと思って、私はメンバーから無料でゲットできる投票権を私もゲットしまして、みんなのツインテールのところに入れていたんです。だからツインテールの人いるかなと思っていたら1人もいませんでした。おかしいな。

古谷:今回、ショートカット(ウィッグ)になったんですけど、私今までずっとロングで、私が髪を切るときは、アップガをやめる時だってずっとファンの方に言ってきて、でもウィッグならありかなと思って、今回ウィッグで選択肢に入れました。いつも個人配信をやっているんですけど、そこで「私、自腹でウィッグを買ったから、みんなよろしくね」と言って、半分組織票みたいになっているんですけど(笑)。無事ショートカットに決まりました。SNSに写真を載せた時に、ファンの方からもすごく好評だったので、ライブでみんなの反応が見れるのが楽しみです。こういうチャレンジができたのがすごく嬉しいです。

住田:私は今回楽曲投票で定番曲の投票があったんですけど、そこで昔から愛されている「一歩目のYES!」と「立ち上がループ」が選ばれたのがすごくうれしかったです。

鍛治島:今回、いろんな曲を立候補させていただいているんですけど、選ばれたのがまだ音源として皆さんに届いてない「Now&Forever」という曲が投票で上位に来てしまって、本日披露させていただくんですが、私がデビューした時に作られた曲になっているので、披露するのが5年ぶりになっています。必死で振り入れしたので、どうか温かい目で見ていただけるとうれしいです。でも、こういう企画じゃないと出来ない曲ってたくさんあるんだなと気づいたので、本当に皆さんの投票のおかげで新しい魅力が開けそうです。ありがとうございます。

 

セットリスト

M1:勝ってたいんだよ/アップアップガールズ(仮)
M2:!!!!!!!/アップアップガールズ(仮)
M3:Runway/アップアップガールズ(仮)
M4:Now&Forever/アップアップガールズ(2)
M5:雨に唄えば/アップアップガールズ(2)
M6:エンドロール/アップアップガールズ(2)
M7:バレバレ I LOVE YOU/アップアップガールズ(仮)
M8:一歩目の YES!/アップアップガールズ(仮)
M9:立ち上がループ/アップアップガールズ(仮)
M10:Be lonely together/アップアップガールズ(2)
M11:ワッチャウッ!! /アップアップガールズ(2)
M12:ナツメグ/アップアップガールズ(2)
M13:上へ、未来へ/アップアップガールズ(仮)・アップアップガールズ(2)

西野夢菜がビキニ姿で色白柔らかボディ披露【独占カット】

西野夢菜が、1月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」2月号のグラビアに登場した。

2024年グラビア界で注目の西野夢菜がボム水着グラビアに初登場。色白の肌で見るからに柔らかそうなその雰囲気。“やわらかな休日”がテーマのグラビアは必見。

 

表紙はAKB48の最強ペア“まなくる”こと鈴木くるみと田口愛佳

2016年12月8日のAKB48 11周年記念特別公演で初お披露目されてから7年。あのとき12歳だった鈴木くるみ&田口愛佳が、すっかりに大人になってビキニ初表紙を飾る。真っ白い毛糸地のふかふかビキニに猫耳のニット帽、そしてモコモコのニットカーディガンがかわいい冬水着から、今回の撮影のために特別に作ったツイード素材のピンクと水色のビキニ、シックな美しさを醸し出す黒のレースビキニ、そして胸元のリングがセクシーなチューブトップ水着…全て水着の見どころ満載の18ページ。後輩ができた今の立場、今のAKB48の話から、ボムだから聞けた秘密のボディチェックなどインタビューも充実。

 

裏表紙は新谷真由(パラディーク)

パラディークの新谷真由が巻末グラビアに登場。木漏れ日の中、おしゃれなカーキのビキニをクールに着こなし、オーバーサイズニットでは自然体でラーメンを食べ、花柄チューブビキニでのバスタブ。そしてドキッとするタオル巻きなど、いろいろな新谷の表情が楽しめるグラビアに。

 

<別冊付録>

両面超BIGポスター(743mm×526mm)

鈴木くるみ&田口愛佳(AKB48)

 

<そのほかのラインナップ>

★AKB48の17期研究生からは、橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛の3人が登場。スマホで自撮りをしたり、ピザやパスタを食べたり、庭ではしゃいだり、姉妹感たっぷりのパーティーで3人の素の笑顔が満載。

 

★1月17日(水)に待望のデビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』をリリースする≒JOY(ニアリーイコールジョイ)から、村山結香・山田杏佳・山野愛月が登場。大みそかの年越しから新年を迎えたお正月まで、大掃除をしたり、年越しそばを食べたり、書き初めをしたり、羽子板をしたり。年の初めからかわいいが大渋滞のグラビアに。

 

★新グループО2のセンターにしてリーダー、そして各グラビア誌での水着グラビアも大好評な南みゆかが、ボムグラビアに1年ぶりの登場。来春に高校卒業を控える18歳の青春が詰まった制服姿、そして伸びしろ無限大の若さはち切れんばかりのビキニ姿を披露している。

 

★テラス×テラスの池本しおりのビキニグラビア。そのキュートなルックスにぴったりなピンクのビキニでは大きなペロペロキャンディを持って撮影。ジェラートピケのモコモコ部屋着のかわいらしさはもちろん、白チューブトップ水着ではバスタブで綿あめのような泡まみれに。

 

★結成2周年を迎え、1月10日(水)に1stアルバム『CHAnnel #1』をリリースするOCHA NORMAから斉藤円香・広本瑠璃・窪田七海・西﨑美空・筒井澪心の5人のSPインタビュー。

 

★12月10日に劇場でお披露目されたばかりのNGT48の4期研究生を、どこよりも早く独占取材&撮り下ろし。

 

★そのほか、木下彩音、玉田志織、白石るりなどインタビューも充実。

 

★創刊45周年カウントダウンSP鈴木くるみ&田口愛佳からのお年玉企画も。

 

<掲載タレント>

鈴木くるみ・田口愛佳(AKB48)

橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛(AKB48)

村山結香・山田杏佳・山野愛月(≒JOY)

南みゆか(O2)

池本しおり(テラス×テラス)

西野夢菜

新谷真由(パラディーク)

OCHA NORMA

NGT48 4期研究生

木下彩音

玉田志織

白石るり

 

「ボム2月号」

特別定価:本体1,164円+税(税込:1,280円)

発売日:2024年1月9日(火)

判型:AB判 電子版:なし

発行所:(株)ワン・パブリッシング

ワン・パブリッシングWebサイト:https://one-publishing.co.jp

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志田彩良×伊武雅刀『こんなところで裏切り飯』ポスタービジュアル解禁!追加キャストに吉田有希&大熊杏優、秋田・宮城・愛媛からアナウンサーも出演

志田彩良と伊武雅刀がW主演を務める、1月18日(木)スタートの連続ドラマ『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ 毎週木曜 深夜1時4分~1時34分/TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信)よりポスタービジュアルが解禁。さらに吉田有希、大熊杏優の出演も決定した。

『こんなところで裏切り飯』ポスタービジュアル©日本テレビ

 

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』の中京テレビが放つ、新たなグルメエンタメが誕生。全国で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた“一見、どこでも食べられるような料理”。「どこで食べても変わらない? いや、ここでしか食べられない!」と予想を裏切り、期待を超えるそのおいしさはまさに“裏切り飯”。本作は全て実在する飲食店で撮影。きっとあなたも食べに行きたくなる“裏切り飯”が毎話登場するハートフルグルメコメディーだ。

 

このたび、ポスタービジュアルが完成。「一見、どこでも食べられるような料理」にもかかわらず、全国各地で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた予想を裏切り、期待を超えるおいしい“裏切り飯”を50歳差のW主演を務める志田彩良&伊武雅刀の2人が巡る様子がポップに描かれている。

 

さらに、追加キャストも解禁。主人公・真理子(志田)の同僚となる秘書課メンバー・山本玲奈役に、モデルとして22年、23年の関西コレクションランウェイに出演、女優としては『星降る夜に』(テレビ朝日系)などに出演し、多方面で活躍する吉田有希。同じく秘書課メンバー・宇佐美由佳役にTikTokフォロワー45.3万人越え、映画「17歳は止まらない」「札束と温泉」、バラエティ番組『ハタチェ!~おためしトレンド部~』(ABC)などでも活躍が目覚ましい大熊杏優が決定した。

 

“飯テロ”だけではない、どの職場でも共感できる“あるある”が詰まった「榊原ホテルグループ」社内の“企業ドラマ”にも注目だ。

 

また、秋田・宮城・愛媛からアナウンサーの出演も決定。秋田放送からは『えび☆ステ』(毎週金曜 午後3時50分)で活躍中の2019年入社コンビ・田村誉主在アナ&太田英梨花アナ。ミヤギテレビからは、『OH!バンデス』(毎週月曜~金曜 午後3時48分)のMC(木・金)を務める武田玲子アナ。南海放送からは『和牛のA4ランクを召し上がれ!』(毎週日曜 午後0時55分)の2代目アシスタントとして活躍する高野真子アナがそれぞれ各県の裏切り飯放送回に出演する。

 

番組情報

『こんなところで裏切り飯』(全10回)

中京テレビ(愛知・岐阜・三重の東海3県で放送)

2024年1月18日(木)スタート

毎週木曜 深夜1時4分~1時34分

 

秋田放送

2024年1月23日(火)スタート

毎週火曜 深夜1時24分~1時54分

 

ミヤギテレビ

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 午後4時30分~5時

 

南海放送

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 深夜1時25分~1時55分

 

長崎国際テレビ

2024年1月29日(月)スタート

毎週月曜 深夜0時59分~1時29分

 

<配信>

TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信

 

出演:志田彩良、伊武雅刀、梅田誠弘、吉田有希、大熊杏優、川島潤哉

脚本:ガクカワサキ

演出:宮岡太郎、大金康平、田中章一

プロデューサー:浅田大道(中京テレビ)、山本喜彦、森一季

制作プロダクション :株式会社メディアミックス・ジャパン

製作著作:中京テレビ放送

 

ホームページ:https://www.ctv.co.jp/uragiri-meshi

X(旧Twitter)&Instagram:@ctv_drama

 

©中京テレビ

話題の「フジコーズ」から友恵温香&小杉怜子&入山七菜&藤本理子が登場!「女子大生たちのハプニングをどんどん見せていきたい」

深夜番組「オールナイトフジコ」(フジテレビ系)から生まれたアイドルグループ「フジコーズ」をご存じでしょうか。コンセプトは「日本一期待されていないアイドルグループ」ながら、昨年12月13日にデビューシングル「ウェーイTOKYO」をリリースして赤丸急上昇中! このほど、リーダー・友恵温香さん、小杉怜子さん、入山七菜さん、藤本理子さんを緊急招集。現役女子大生たちのかしましトークをお届けします。

 

フジコーズ…「オールナイトフジコ」に出演中の現役女子大学生からなるユニット。グループのコンセプトは「日本一期待されていないアイドルグループ」。1期生…雨宮凛々子、安藤令奈、今井陽菜、上杉真央、エブラヒミ椎菜 沖 玲萌、小杉怜子、佐藤佳奈子、鈴木心緒、髙村栞里、出町杏奈、友恵温香、笠野咲藍、松尾実季果、和智日菜子、2期生…井手美希、入山七菜、久木田帆乃夏、坂本結菜、藤本理子、山中ありさの21名で現在活動中。X(旧Twitter)Instagram

 

【友恵温香さん&小杉怜子さん&入山七菜さん&藤本理子さん撮り下ろし写真】

 

フジコーズは大学でもモテモテ!?「医学部の男子学生が見にきて」

──デビュー曲の衣装がバブリーですね。率直な感想を聞かせてください。

 

入山 もっと清楚な衣装を想像していました(笑)。坂道系アイドルみたいなイメージで、メンバーとも「ロングスカートとミニスカートどっちかな?」みたいな話題で持ち切りでした。

 

藤本 してた!

 

入山 「ロングがいいよね」とか話していたよね。それが、あまりにも布の面積が少なくて「マジか……」とあっけにとられたのを覚えています。

 

小杉 歌の前に衣装だったもんね。

 

友恵 あまりにも露出が多いだけに「どんな曲なんだろ……」と怖かったですね。

 

小杉 事前に友恵ちゃんは衣装を見ていたよね?

 

友恵 そうそう。私と沖 玲萌で衣装を下見するロケに行かせていただいたんです。貸していただける衣装が出てきた時にカメラが回っていたので、「すご~い!」とか言って目を輝かせていたんですけど、「これ大丈夫かな?」と内心不安でいっぱいでした。脚は露出しているし、肩を全部出している子もいるだけに「これはメンバーに怒られるかもな」と。

友恵温香●ともえ・はるか…2001年6月13日生まれ。京都府出身。関西医科大学。X(旧Twitter)Instagram

 

小杉 でも、意外に評判がいいんですよ。最初こそ友達から「ヤバい衣装じゃん」と驚かれましたが、「見ているうちに愛着がわいてきたわ」とだんだん好きになってもらっています。確かに見れば見るほどかわいく見える衣装なんですよね。第一印象とはガラリと変わりました。

 

藤本 分かります! 私は私服が完全に真逆のスタイルなので最初は戸惑いがありました。だけど、かえっておいしいですよね。今の時代にこんなに露出のある衣装でデビューするアイドルは希少ですから。

 

入山 確かにいないジャンルだよね。

 

藤本 うん、フジコーズっぽいなって。

 

友恵 もともとはAKB48さん用に用意された衣装なんです。ただ、あまりにも露出が多すぎてNGになったそうで……。

 

小杉 前田敦子さんや大島優子さんが在籍していた時代みたいです。MCの峯岸みなみさんが着る予定だった衣装を着ている子もいます。

小杉怜子●こすぎ・れいこ…2004年2月7日生まれ。神奈川県出身。青山学院大学。X(旧Twitter)Instagram

 

入山 過激すぎてお蔵入りになったものが時空を超えて復活したわけですね!

 

友恵 そうだよ。あのAKB48さんの衣装を着させてもらっているだけに胸を張ってステージに立ちたいですね。

 

小杉 あくまで“着る予定だった”ですけどね(笑)。

 

友恵 そうだ! 予定だったわ(笑)。

 

──デビュー曲ではノリノリのダンスを披露していました。どのくらいの期間で振付を覚えたんですか?

 

入山 1日で振付を覚えて、それをどんどんブラッシアップしていく流れでした。

 

小杉 短い期間で詰め込んだ感じはあるかも。

 

友恵 学生なので学校の授業が最優先なのでレッスンに来られない子もいっぱいで。小杉なんてほとんど来られなかったと思います。

 

小杉 そうなんです。大学2年生で朝から晩まで講義を入れていて1~2回しか行けませんでした。ダンスの経験がなかったからしんどかったです。

 

藤本 母がダンスの先生でヒップホップを中心に私も習っていたんです。それでも、かなりブランクが空いていて不安でしたけど、振付師のCRE8BOYさんがすごくユニークな方で楽しく練習できました。

 

友恵 お母さんには相談とかしたの?

 

藤本 しました。振りというよりはMVを撮影するときに「とりあえず、笑ってれば大丈夫だよ」とサラっと助言をもらいました。言われたように笑顔はアイドルの真髄ですよね。

 

友恵 私はダンス経験がなかった1人なのにセンターに抜擢されて不安でした。体の動かし方から上手な見せ方とか。ダンスの経験のある子を見て研究したり、分からない振りを教えてもらったりして助けてもらいましたね。

 

小杉 自らウインクをするまでに成長しましたよね。

 

友恵 そうそう(笑)。昨年12月13日に放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では入山ちゃんもかましていたよね?

 

入山 “ウインク仲間”です! 放送当日にスタッフさんから「もし余裕があればウインクとかしちゃえば」と言われていて。それで「やったるか」との思いで実行しちゃいました。

入山七菜●いりやま・なな…2003年2月6日生まれ。東京都出身。東洋大学。X(旧Twitter)Instagram

 

友恵 FNS歌謡祭といえば、反響がすごかったよね?

 

小杉 終わった後のLINEの通知がヤバかったです!

 

藤本 分かります! 特に同世代の子からたくさんの連絡をいただきました。私たちが出ている「オールナイトフジコ」が深夜に放送されているだけあって、もう少し“大人”の人たち向けの番組だと思うんですが、FNS歌謡祭は早い時間帯だったので普段とは違う層の方に見ていただけたんでしょうね。

 

友恵 たくさん反響があったの?

 

藤本 はい、うん……まぁ、はい(笑)。

 

友恵 え! なになに?(笑)

 

藤本 小学校を卒業してから全く連絡を取っていなかった友達から連絡がきました。

 

友恵 めちゃくちゃ共感できる。ぶっちゃけると、大学で連絡先を交換しただけの顔と名前が一致しない子からも来た。

 

藤本 名前を見て10秒くらい考えて、「あ、この人だ!」と思い出す感じですよね。

藤本理子●ふじもと・りこ…2002年7月3日生まれ。神奈川県出身。日本映画大学。X(旧Twitter)Instagram

 

友恵 そうそう。一度も同じクラスになったことない子とか。しゃべったことないけどお互いに名前だけは知っているみたいな。

 

入山 私も「友達として誇らしい」とメッセージが来たんですが、中には、「あれ? 友達だったかな?」と思うような人のもあって……。

 

友恵 コラコラ! 闇が出ているよ(笑)。

 

入山 だって本当に絡みのない人なんですもん(笑)。でも、大学でも少しずつ私たちの存在が認知されてきましたね。

 

小杉 「キャンパスでこすこを見た」という目撃情報を友達伝手に聞きます。意外と見られていてビックリでした。これからは気軽に学食でラーメンもすすれませんね。

 

友恵 確かに、ラーメンを食べているところを見られるのは恥ずかしい。

 

小杉 よくチャーシューを追加で載せるんですけど、「こすこは100円多く払ってチャーシューをトッピングするんだ」なんて思われているのかも。

 

藤本 なぜか直接は声をかけられることはほとんどなないんですよね。私も大学の事務員さんに「この間、1年生の子が見たって言ってたよ」と伝聞で聞かされています。

 

友恵 私の場合は、大学で出待ちというかチラ見されることがあって。看護学部に通っているから基本は女子しかいないんだけど、別の棟に医学部があって、わざわざ休み時間とかに男子学生が見に来ているみたいで……。

 

小杉 お医者さんの卵にモテモテでうらやましい。

 

友恵 え、お医者さんを狙ってんの?

 

小杉 いえいえ、私たち文系なので理系の方と交流しているだけでうらやましくて(笑)。

 

「オーディション当日の朝3時までリアタイしていた」

──改めて「フジコーズ」に応募した理由を教えてください。

 

友恵 一昨年、「オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~」(MBSラジオ)で「ヤンヤンガールズ」の14期生として活動していて、昨年の春に卒業するタイミングでオーディションのお話をいただきました。まだまだ芸能活動を続けたいと思いエントリーしましたね。

 

小杉 私は大学1年生の時に「フレッシュキャンパスコンテスト」というミスコンに出場していて、そこの運営の方からオーディション情報を教えていただきました。ミスコンでグランプリを獲らせていただいて、その時に応援していただいた方に恩返しする意味を込めて、目に見える形で活動したかったのが応募した理由です。

 

友恵 にしても、番組のテイストには驚いたよね?

 

小杉 はい(笑)。

 

友恵 「オールナイトフジ」(フジテレビ)の令和版と聞いていたので、お色気要素のある番組だと覚悟してオーディションに臨んだんですが、審査員の方から「さすがに令和だから、コンプライアンスを意識するよ」というふうに言っていただけて安心している節がありました。それが完全なるお色気路線で……(笑)。

 

小杉 とか言いながら、1回目の放送で「パンツ見せます」と宣言していましたよね?

 

入山 私も視聴者として覚えてます!

 

友恵 多分ギラギラとしたやる気に満ちていたんだろうね。やっぱり、出るからには売れたいじゃない? 佐久間宣行さんから「誰かパンツとか見せる人いないの?」と聞かれたときに「見せられます!」と思わず手を挙げてしまって……。

小杉 かなりいい返事でしたよね!

 

友恵 こればかりは、ファンの方にも心配されてしまいました。

 

入山 「友恵ちゃんってこんな人なの……」と唖然とした記憶があります。「MISS CIRCLE CONTEST」の先輩でもありましたし。

 

友恵 こんな先輩にはなりたくないと思ったの?(笑)

 

入山 いえいえ……(笑)。

 

友恵 ちなみに入山ちゃんのキッカケは?

 

入山 もともと番組の大ファンだったんです。毎回、リアタイ視聴していて、同世代の女の子たちが頑張っている姿に刺激を受けていました。2期メンバーの募集があったら申し込みたかったぐらいだったんですよ!

 

友恵 そこに2期メンバー募集が来たわけね。

 

入山 そうです。もともと在籍していた事務所を辞めてオーディションを受けました。

 

友恵 すごい決断だね。

 

入山 実はオーディションの当日の3時まで番組をリアタイしてて……。

 

友恵 え!? じゃあ、ほとんど寝てないんじゃない?

 

入山 はい(笑)。仮眠をとって8時には家を出ていたと思います。だいたい3時間ぐらいしか寝てないんじゃないかな?

 

友恵小杉藤本 え~!!

 

入山 でも、オーディションには気合を入れて臨みましたよ! 1期生のみんなが選抜をかけて対決してきた姿を見てきていますからね。軽い気持ちで受けちゃ絶対にダメだと考えていました。

 

藤本 同じ2期生でも私の場合はちょっと違ったかもしれません。もともと1期生の上杉真央ちゃんとの共通の友達から「2期生の募集あるから応募してみたら?」と勧められたのがキッカケで応募しました。ちょうど大学3年生で就職活動について先生からも口酸っぱく言われるようになっていた時期でもあって、悩んでいたタイミングの話でもあったので「こんなチャンスめったにないよな」と考えてエントリーしたのを覚えています。その時に初めて番組を視聴しました。本当に締め切りギリギリだったと思います。ただ、デビューに向けて番組が進行していたのを見ていたはずなのに、ちゃんと理解が追い付いていなくて、オーディションに受かった後にデビューのことをちゃんと意識するようになりました。

 

友恵 そうだったの?

 

藤本 はい。もともとアイドルが好きだったわけでもありませんでしたし、もちろん、アイドルとして活動したこともありませんでした。右も左も分からない状況下に1期生の皆さんが真剣にガチで熱い気持ちを持って取り組んでいる姿を見てかなり刺激をいただきました。

 

友恵 そんなふうに見られていたんだ。

 

小杉 なんか恥ずかしい(笑)。

 

──1期生と2期生で交流はあるんですか?

 

友恵 実は1期生と2期生とで楽屋が別々なんですよ。まずは、同期同士で結束させるという事務所の方針で分けているそうです。最近はレッスンや仕事で2期生と接する機会も増えてきました。変に先輩を舐めている子もいませんし、みんな礼儀正しくて大好きになっちゃいました♡

 

小杉 私は楽屋の垣根を越えたことありますよ。仲良くなろうと思って2期生の楽屋に行って「ここでお弁当食べていいですか?」と聞いて。快く「おいで~」と歓迎してくれてうれしかったです。

 

入山 どっちが先輩か分かりませんよね(笑)。

 

──友恵さんはリーダー兼センターに大抜擢されました。

 

友恵 番組の方に決めていただきました。

 

小杉 でも、最初からリーダーっぽい感じでした。最初にメンバー同士のLINEグループを作ってくれたのも友恵ちゃんでしたし。多分、みんな予想していたと思いますよ。

 

友恵 私自身は全然リーダーシップをとるつもりはなくて、ただ人の役に立つことが好きなだけなんです。めちゃくちゃきれいごとに聞こえるかもしれませんが、「みんながやらなうなら私がやるよ」みたいなフランクな気持ちで行動しています。時には空回りしちゃうこともありますけど。

 

入山 みんなをまとめている姿に全く嫌味がないんです。普通、まとめ役の人って嫌われ役になりがちだと思うんですけど、友恵ちゃんの場合は嫌われるどころか、みんなから好かれているんですよ。

 

友恵 褒めちぎられて恥ずかしいな……。これまでは、キャプテンというよりは副キャプテンの立ち位置が多かったように思います。高校生の時に在籍していた吹奏楽部でもリーダーの補佐役のような立ち回りでしたし。

 

小杉 確かに吹奏楽部っぽいですよね。

 

藤本 私は勝手に女子バレー部だと思っていました。

 

友恵 それは今の髪形を見て判断したでしょ!

 

小杉 球技をやる女子の髪形ですよね。ちなみに私は図書委員でした。校内に掲示するポスターを制作する担当で「シン・ゴジラ」の絵を描いていました。

 

友恵 確かに絵を描くのが上手だよね。でも、図書委員の中でも暇だったから絵を描いていたんじゃないの?(笑) ゴジラのイラストを描くのに半年ぐらいかけていそう。

 

小杉 そんなに時間かけていませんよ! 色鉛筆で手早く描いていました。それこそ番組公式の「LINEスタンプ」をデザインしたこともあります。いつかフジコーズのメンバーのイラストバージョンを番組の名場面を集めて作りたい! 実写よりもイラストの方が実用的だと思いますし。

 

友恵 例えば、ここにいる3人だとどんなスタンプを作るの?

 

小杉 藤本ちゃんのは、2期生として最初に登場した回で友恵ちゃんに「絶対負けません!」と宣戦布告したシーンかな。

 

藤本 ありましたね(笑)。あの時は収録が終わった後に友恵ちゃんに謝罪したなぁ……。「いいよ全然。どんどん来てもらって大丈夫よ!」と言っていただけて、なんてかっこいい人なんだと感動した記憶が今でも残っています。

 

友恵 照れちゃう!

 

小杉 友恵ちゃんの場合はなんだろうな……。

 

入山 「1番好きな花はバラです」じゃないですか?

 

友恵 いやいや、そんなの使えないでしょ!

 

小杉 ドラマ「いちばん好きな花」(フジテレビ系)の出演をかけたアピール合戦を番組で行った時のやつですね。無事に出演を勝ち取ったのを祝して作りましょう!

 

──どのシーンに出演したんですか?

 

友恵 キャストの方が見ているテレビの中で放送されている映像として出演しました。いわゆる劇中劇です。話を戻します! 入山ちゃんは清純派のイメージだけに爽やかな「おはよう!」なんていいんじゃない?

 

小杉 なんかテキトーですね(笑)。

 

友恵 でも、一番しっくり来ると思うのよ。

 

入山 一番使われそうなスタンプでうれしいです。あと、「お疲れ~」なんかどうですか?

 

小杉 ピッタリですね。じゃあ、採用で! ちなみに私はどんなイメージですか?

 

入山 本当に天真爛漫の一言です。とにかくかわいい“ビジュアル担当”としてテレビで見ていました。

 

小杉 おお! ありがとうございます。ここは絶対に書いてくださいよ(笑)。

 

──そういえば、今日取材をしているメンバーでは小杉さんが一番年下なんですね。

 

小杉 はい。全メンバーの中でも19歳の世代が一番年下です。

 

藤本 私の方が年上なんですけど敬語を使っています。それでも、最初の頃が1期生全員に敬語を使っていたんですが、仕事をしていく中で徐々にタメ口で話す1期生も増えていますね。ただ、友恵ちゃんと小杉ちゃんには敬語のままです(笑)。

 

入山 リーダーとビジュ担だもんね。

 

友恵小杉 やめてよ~!

 

藤本 とはいえ、皆さんが本当にフレンドリーに接してくださるので、気が付いたらタメ口になっちゃう時もあります。

 

友恵 そっちの方がありがたいよ!

 

「打ち上げの席でMC陣といいカンジになったメンバーがいたゾ!」

──番組では生放送ならではのやらかしエピソードはありますか?

 

小杉 実は私が収録中に初めて涙を流したフジコなんですよ。4人組アイドルグループ「#2i2」(二一二)の天羽希純さんと「鉄棒ぷるぷるコマーシャル」と題した対決で勝利して泣いてしまいました。

 

友恵 あったね。

 

小杉 天羽さんが勝てば番組中に歌を披露できる流れの中で勝ってしまったんですよ。番組の最後に天羽さんが謝りながら泣いちゃって、「これは炎上してしまう……」と不安になってしまって私も「勝ってしまった……」と号泣してしまいました。でも、これがキッカケなのか「TOKYO  IDOL  FESTIVAL」でコラボライブをやらせていただきました。

 

友恵 まさに「禍を転じて福と為す」だね。放送事故がハイライトになることは多々あると思います。生放送中に泣くこともそうだけど、ルールがあるわけじゃないから、正解が分からないところだよね。

 

入山 私は友恵ちゃんのBKB(バイク川崎バイク)とのコラボが好きです。かなり振り切っていた(笑)。

 

友恵 大好きな芸人さんだったからね。ちゃんとやりきるしかないという意気込みだったで必死だったのよ。

 

小杉 私はタピオカミルクティーを口に含んで見ていましたよ。

 

友恵 笑ってくれなかったよね。

 

藤本 私はガチへこみしたやつがあります!

 

友恵 なになに?

 

藤本 サウナでさらば青春の光の森田哲矢さんに暴露話をした回です。ディレクターさんから分かりやすい暴露を注文されて、番組のギャラが安いことを話しちゃったんです。

 

友恵 あったね!

 

藤本 あまりにも生々しい話をしてしまっただけにネットにも賛否両論のコメントが出ていて……。「面白かった」と褒めてくれるものもあったんですけど、中には批判的なものもあって。それでも、森田さんをはじめとするMC陣が上手にフォローしてくださって、番組そのものが面白かったのだけが救いでした。その後に1期生の沖 玲萌ちゃんとお茶をする機会があった時に「早いうちに失敗しといた方がいいよ」と励ましていただきました。

 

小杉 言いそう(笑)。

 

藤本 ちゃんと失敗だったんだと改めて認識させられましたね(笑)。

 

小杉 そこは「事故じゃなかったよ」とかじゃなかったんですね(笑)。

 

藤本 そこは反省しつつ、ずっと引きの姿勢だったら成長もできないから、「どんどん挑戦して自分の適性を見つけていきな」とアドバイスをいただきました。そこから、どんどん前に出ていきたいなと思えるようになりました。

 

友恵 玲萌ちゃんは語り出したら止まらないタイプだけにいいこと言うね!

 

──MC陣との交流はあるんですか?

 

小杉 収録がメインになります。森田さんやオズワルドの伊藤俊介さんからは「小杉は楽しそうだな」とよく声をかけていただけますね。料理をするコーナーでよく声をかけていただきます。

 

友恵 確かにね。

 

小杉 佐久間宣行さんからも「番組の名場面といえば、小杉の料理中に炎が燃え上がったシーン。あの時は番組が終わると思ったわ」と言っていただけて(笑)。

 

入山 焼きそばを作った回ですね。

 

友恵 私は村重杏奈さんに無礼をはたらいてしまって……。実家で作った料理の写真を番組で披露した時に、盛り付けられたお皿が「イヴ・サンローラン」で、それを見た村重さんが「いいとこの子なんだ」とイジってくれたんです。なのに私がテンパってしまって「村重さんほどじゃないですよ」と返答しづらい返しをしてしまったんです。かなり失礼なキラーパスになってしまったので全力で謝罪した記憶があります。それでも、「大丈夫だよ」と優しく慰めていただけて。これがやらかしエピソードかも。

 

入山 私はMC陣との絡みはサウナぐらい。あとは、この前、番組の打ち上げがあって……と思ったけど、私はMC陣としゃべってないや。他のみんなはしゃべったんじゃないかな?

 

友恵小杉 私もほとんどしゃべってないかな。

 

藤本 私はたまたま席が近かった伊藤さんと話しました。

 

友恵 確かにかなりいい雰囲気だったよね。気安く2人の会話に割り込もうとしたら、「あ、これは入ったらダメなやつだわ」と察してしまう空気感があった。

 

藤本 そんな大げさな(笑)。でも、芸人さんと一緒にお酒を飲めるシチュエーションにアガっていたのは間違いないです。3か月前までは夢にも見ていない光景でしたからね。伊藤さんも森田さんもかなり優しいんです。ちゃんと1人ひとりに話を振っていただけて。こんな私にまで真摯に向き合ってくれるんだと感激しちゃいました。

 

友恵 何かアドバイスはもらえたの?

 

藤本 ポロっと女優を目指していることを話したら、「豪快な女優になってくれよ」と伊藤さんがエールを送ってくださって泣きそうになりました。

 

友恵 こりゃ、だいぶ酔ってたな(笑)。大学を卒業したら女優を目指すの?

 

藤本 学校では演出なども学んでいて、演じることと両方やれるのが理想ですね。でも、具体的にはノープランに近いです(笑)。友恵ちゃんは看護師さんになるんですか?

 

友恵 2月に国家試験を控えていて、今はその勉強に追われる日々かな。本当は配信とかやりたいことたくさんあるんだけど、勉強が最優先!

 

小杉 暗記が基本なんですか?

 

友恵 いや、暗記よりは理解が大事かも。高校の生物の授業は暗記がメインだったかもしれないけど、それ以上に免疫や病気についてちゃんと理解しないと解けない問題なのよ。なんとか芸能活動と両立したいところだけど……。合格して卒業しちゃう、フジコーズを続けられるかが今のところ未定なんだよね。女子大生なのが大前提のユニットだし。

 

小杉 今、マネージャーさんが苦笑いしているのが見えちゃった。

 

一同 爆笑

 

友恵 少なくとも、国家試験に落ちたらフジコーズに残留することは決まっています。入山ちゃんは卒業後の目標はあるの?

 

入山 私は女優を目指しています。NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に出演していたのんさんの演技に憧れています。まだまだ、経験も実績もありませんがやれることがら頑張りたいです。最後に小杉ちゃんは?

 

小杉 私は中川翔子さんみたいなタレントさんが目標です。「ポケットモンスター」が大好きで物心ついた頃から、中川さんが出演していたポケモンのテレビ番組を観ていました。ゲームや絵を描くことが好きなのも共通していて、おこがましい話なんですが、どこか通じるものがあると思っているんです。

 

──ちなみにポケモンはどの世代を最初にプレイしたんですか?

 

小杉 「ブラック・ホワイト」です。お兄ちゃんが「エメラルド」をやっていたので、さらに昔の世代のポケモンの知識もあります。それこそ、1日に1匹の色違いポケモンを捕まえるのをも目標にしてプレイしていましたね。4000分の1の出現率はやりがいがありますよ!

 

友恵 かなり難しいんじゃない。4000匹も出会わなきゃならないんでしょ?

 

小杉 それが楽しいんですよ。

 

友恵 4000匹全部対戦するの?

 

小杉 戦ったり、逃げたりですね。出会ったら、まず初手で「でんじは」を当てて麻痺させるんですよ!

 

友恵 知らん知らん! ほら、誰も話に付いて来れてないよ!(笑)

 

──最後に2024年の抱負を聞かせてください。

 

藤本 全国ライブツアーをやりたい! もっと私たちの存在を知ってもらえる機会になりますしね。ステージでパフォーマンスをするたびに、ファンの方からたくさんのパワーをいただいています。

 

小杉 あまり、具体的ではありませんが、ズバリ! ありのままの自分で一年間を楽しみたい!!

 

入山 セカンドシングルを出すのが目標です。カップリング曲の「思い出泥棒」のメンバーを含めて、メンバー全員でパフォーマンスできる曲をいただけるとうれしいです。そもそも、ライブツアーをするためにも曲数は必要ですし。

 

友恵 国家試験の結果次第にもなりますけど、フジコに残れる場合は「オールナイトフジコ」という番組をもっとバズらせたいですね。私たちがありのままを出せれば自然に面白くなると思いますし。女子大生たちのハプニングをどんどん見せていきたいですね。

 

 

<Information>

フジコーズ
デビューシングル「ウェーイTOKYO」絶賛発売中

 

オールナイトフジコ

フジテレビ系 毎週金曜日 24:55~26:55 https://www.fujitv.co.jp/allnight-fujiko/

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/多嶋正大

BiS ニューアルバムに“ナカコー”プロデュース楽曲も!「青風」ライブ映像を使用した動画も公開

BiSが2月28日(水)にリリースするオリジナルアルバム『NEVER MiND』の収録曲について、中村弘二が2曲をプロデュースしていることを発表した。

BiS

 

“ナカコー”こと中村弘二がプロデュースした楽曲は、1月4日・5日に東京・代官山UNITで開催された24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」で初披露された「青風」と「Olenimorph, ole」の2曲。

 

作詞は、さまざまなアーティストのプロジェクトに参加しているトラックメーカー/ラッパーのabelestが担当し、作曲を中村弘二/abelestが担当した。あわせて、レコーディング模様や「青風」のライブ映像を使用した動画も公開に。

 

中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ (DOPING PANDA)のプロデュースに続き、今回は中村弘二プロデュースと、日本が誇るトップクリエイターとのコラボレーションで、BiSの新境地がますます広がっていきそうだ。

 

動画

BiS「青風」(中村弘二プロデュース)the Document

リリース情報

Major 3rd Album『NEVER MiND』

2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円

【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

イベント情報

3rdアルバム『NEVER MiND』リリースイベント

2024年1月14日(日)タワーレコード渋谷 B1F CUTUP STUDIO

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official Twitter:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

テラス×テラス・池本しおりが純白チューブトップビキニ姿でキュートな微笑み【独占カット】

テラス×テラスの池本しおりが、1月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」2月号のグラビアに登場した。

テラス×テラスの池本しおりがビキニグラビアに登場。そのキュートなルックスにぴったりなピンクのビキニでは大きなペロペロキャンディを持って撮影。ジェラートピケのモコモコ部屋着のかわいらしさはもちろん、白チューブトップ水着ではバスタブで綿あめのような泡まみれに。

 

表紙はAKB48の最強ペア“まなくる”こと鈴木くるみと田口愛佳

2016年12月8日のAKB48 11周年記念特別公演で初お披露目されてから7年。あのとき12歳だった鈴木くるみ&田口愛佳が、すっかりに大人になってビキニ初表紙を飾る。真っ白い毛糸地のふかふかビキニに猫耳のニット帽、そしてモコモコのニットカーディガンがかわいい冬水着から、今回の撮影のために特別に作ったツイード素材のピンクと水色のビキニ、シックな美しさを醸し出す黒のレースビキニ、そして胸元のリングがセクシーなチューブトップ水着…全て水着の見どころ満載の18ページ。後輩ができた今の立場、今のAKB48の話から、ボムだから聞けた秘密のボディチェックなどインタビューも充実。

 

裏表紙は新谷真由(パラディーク)

パラディークの新谷真由が巻末グラビアに登場。木漏れ日の中、おしゃれなカーキのビキニをクールに着こなし、オーバーサイズニットでは自然体でラーメンを食べ、花柄チューブビキニでのバスタブ。そしてドキッとするタオル巻きなど、いろいろな新谷の表情が楽しめるグラビアに。

 

<別冊付録>

両面超BIGポスター(743mm×526mm)

鈴木くるみ&田口愛佳(AKB48)

 

<そのほかのラインナップ>

★AKB48の17期研究生からは、橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛の3人が登場。スマホで自撮りをしたり、ピザやパスタを食べたり、庭ではしゃいだり、姉妹感たっぷりのパーティーで3人の素の笑顔が満載。

 

★1月17日(水)に待望のデビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』をリリースする≒JOY(ニアリーイコールジョイ)から、村山結香・山田杏佳・山野愛月が登場。大みそかの年越しから新年を迎えたお正月まで、大掃除をしたり、年越しそばを食べたり、書き初めをしたり、羽子板をしたり。年の初めからかわいいが大渋滞のグラビアに。

 

★新グループО2のセンターにしてリーダー、そして各グラビア誌での水着グラビアも大好評な南みゆかが、ボムグラビアに1年ぶりの登場。来春に高校卒業を控える18歳の青春が詰まった制服姿、そして伸びしろ無限大の若さはち切れんばかりのビキニ姿を披露している。

 

★2024年グラビア界で注目の西野夢菜がボム水着グラビアに初登場。色白の肌で見るからに柔らかそうなその雰囲気。“やわらかな休日”がテーマのグラビアは必見。

 

★結成2周年を迎え、1月10日(水)に1stアルバム『CHAnnel #1』をリリースするOCHA NORMAから斉藤円香・広本瑠璃・窪田七海・西﨑美空・筒井澪心の5人のSPインタビュー。

 

★12月10日に劇場でお披露目されたばかりのNGT48の4期研究生を、どこよりも早く独占取材&撮り下ろし。

 

★そのほか、木下彩音、玉田志織、白石るりなどインタビューも充実。

 

★創刊45周年カウントダウンSP鈴木くるみ&田口愛佳からのお年玉企画も。

 

<掲載タレント>

鈴木くるみ・田口愛佳(AKB48)

橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛(AKB48)

村山結香・山田杏佳・山野愛月(≒JOY)

南みゆか(O2)

池本しおり(テラス×テラス)

西野夢菜

新谷真由(パラディーク)

OCHA NORMA

NGT48 4期研究生

木下彩音

玉田志織

白石るり

 

「ボム2月号」

特別定価:本体1,164円+税(税込:1,280円)

発売日:2024年1月9日(火)

判型:AB判 電子版:なし

発行所:(株)ワン・パブリッシング

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『キタに恋した!』第1回キタコイグランプリ開催!過去36回放送の中から名珍場面がノミネート

1月13日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、佐藤優樹、つばきファクトリーの谷本安美、アンジュルムの伊勢鈴蘭、モーニング娘。’24の山﨑愛生が登場する。

『キタに恋した!』(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

2024年最初の『キタコイ』は、第1回キタコイグランプリを開催。2023年4月の番組開始から9か月、過去36回の放送の中から名珍場面を厳選、全10ノミネートの中から、飯田が最も心に残ったものをキタコイグランプリとして決定する。

 

グルメ部門には、「道民が愛するあのタレで作った特製チャーハン」(伊勢鈴蘭出演)や餃子の聖地ともいわれる「蒲田の羽根つき餃子」(石栗奏美出演)などがエントリー。スイーツ部門には、渋谷で大人気の北海道発のグルメ文化「夜パフェ」(谷本安美出演)や北海道でしか買えない「道民おなじみ銘菓の進化系新商品」(紺野あさ美出演)などが登場。

 

そしてハプニング部門には、「本間アナのまさかの大失態」や「波多野アナの謎のセクシーポーズ」「伊勢鈴蘭の『うまいベア―』誕生の瞬間」がエントリー。果たして第1回キタコイグランプリに輝くのはどの名珍場面なのか。

『キタに恋した!』左から)佐藤優樹、谷本安美(c)HBC

 

番組情報

『キタに恋した!』
HBC
2024年1月13日(土)深夜0時58分~1時28分

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
(翌日1月14日(日)正午配信)
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

(c)HBC

波乱万丈なアイドル人生とは? 愛来「ソロでの活動がAMEFURASSHIに還元できたらうれしい」

4人組ガールズグループ「AMEFURASSHI」のメンバーとして活躍する愛来。昨年5月にTikTokのダンス動画がバズったのをきっかけに注目を集め、ソロ活動も活発化。「オオカミ少年 ハマダ歌謡祭」(TBS)で歌唱力の高さが話題になるなど、地上波のバラエティでも頭角を現し、Z世代を中心に注目を集めている。小学生の頃から芸能活動を始めた彼女の波乱万丈なアイドル人生に迫る!

 

愛来●あいら…2002年12月8日生まれ。東京都出身。2011年よりアイドル活動を始め、2018年に「アメフラっシ」(現・AMEFURASSHI)結成。2020年4月より「めざましテレビ」(フジテレビ)にイマドキガールとして出演中。【AMEFURASSHI】公式サイト【愛来】公式Instagram【愛来】公式TikTok

 

【愛来さん撮り下ろし写真】

 

初めてももクロさんに会ったときはうれしくて大号泣

──愛来さんは小学3年生からアイドル活動を始めたそうですが、どういうきっかけで事務所に入ったんですか。

 

愛来 過去にお母さんがモデルをやっていて。その繋がりでお母さんの友達が、私の写真をスタダ(スターダストプロモーション)に送って、面接をしていただいて、所属することになりました。だから何も自分では理解できていなかったです。事務所の偉い方がいらっしゃって、見た目がすごく怖い方なんですが、まだ子どもだったので何も気にせずに、その人の前で、机でお絵かきをしていたのを覚えています(笑)。

 

──大人の方と接するのは平気だったんですか?

 

愛来 苦手でした。そもそも人見知りなんです。小さい頃にダンスを習うことになって、ダンス教室に行ったんですけど、初回レッスンがダンスの先生と一対一で。それも耐えられなくて、何もしないで帰りました。

 

──よく事務所に入ろうと思いましたね(笑)。

 

愛来 「みにちあ☆ベアーズ」というチアリーディングをテーマにしたアイドルグループがあって、初めてスタダの面接に行ったときに、「入りませんか?」と言われたんです。当時、チアリーダーに憧れていたので、習い事感覚で入りました。

 

──当時、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)でみにちあ☆ベアーズのパフォーマンスを見たんですが、まだ幼い女の子たちが、曲に合わせてチアをやっている姿が衝撃でした(笑)。

 

愛来 小学生のメンバーがほとんどだったので、危ないから人を跳ばしちゃいけなかったんです。だからダンスとも言えないようなパフォーマンスで、ポンポンを持って「イエーイ!」みたいな(笑)。

 

──みにちあ☆ベアーズには途中加入で、先輩もたくさんいましたが、すぐになじめましたか?

 

愛来 なかなかなじめませんでした。年齢も離れていたので。

──ダンスは得意だったんですか?

 

愛来 めちゃくちゃ下手でしたけど、楽しかったです。ただ私は当時から身長が大きかったから、下の土台を任されることが多くて。それはちょっと楽しくなかったけど、「愛来に任せておけば大丈夫」と周りから持ち上げられていたので、「まあね!」みたいな(笑)。

 

──アイドル自体に興味はあったんですか?

 

愛来 全くなかったです。事務所に入るときに、「うちにはももいろクローバーZというアイドルグループがいて」と教えていただいたんですが、そのときはももクロさんにもまだ興味がなくて。でも事務所に入って1、2年経ってからももクロさんのすごさが分かってきて、(百田)夏菜子ちゃんが大好きになりました。

 

──なぜももクロさんがいいなと感じたんですか?

 

愛来 きっかけは覚えていないんですけど、初めて買ったアーティストのCDが、ももクロさんのアルバム「バトル アンド ロマンス」(2011年)でした。その後、「ももクロ秋の2大祭り ~女祭り2012~」で流れるVTRに、幼少期の高城れにちゃん役で出演させてもらって。そのときに初めてももクロさんにお会いして、あまりのうれしさに大号泣しました。

 

──れにさん役だったけど、夏菜子さん推しなんですね。

 

愛来 そこは触れないでください(笑)。

 

──夏菜子さんのどこに惹かれたんですか。

 

愛来 当時は漠然と「好き」だったんですけど、一緒にお仕事させていただく機会も増えていくうちに、軸がしっかりしていて、オンとオフの線引きもちゃんとしていて、後輩にも気を遣ってくれて、笑顔が素敵で、いくつになってもかわいいですし……挙げだすとキリがないんですが、全てが最高です!

 

──今も夏菜子さんと会うと緊張するのでしょうか?

 

愛来 超緊張します! ももクロさんで緊張しないで接することができるのは、「浪江女子発組合」で一緒に活動していたあーりん(佐々木彩夏)ぐらいです。あーりんとは同じグループで、いつまでも緊張していたら逆に失礼かなと。

 

アイドルの自覚が出てきたのは3B juniorの活動が始まって1年ぐらい経ったとき

──2012年から一年間、みにちあ☆ベアーズと並行してアイドルグループ「KAGAJO☆4S」(以下、カガジョ)でも活動します。

 

愛来 どういう経緯でカガジョに入ったのか分からなくて、気づいたら掛け持ちしていたみたいな。カガジョはアイドルグループというよりも、冠番組があって、その中のドラマがメインでした。ドラマの世界から飛び出したという設定でアイドル活動もやっていました。私は「ハイスクール・ミュージカル」(2006年)が大好きで、ずっとお芝居に興味があったので、ドラマのお仕事は楽しかったです。

 

──カガジョは四姉妹という設定で、愛来さんは四女でした。

 

愛来 年齢的にも一番年下で、私が10歳のときに二十歳のメンバーもいたので、本当のお姉ちゃんみたいで。みんな優しくしてくれて楽しかったです。ただ当時は歌が苦手だったので、初めてちゃんと歌う曲があって難しかったです。

 

──その時点で将来的にもアイドルでやっていこうという意識はあったのでしょうか。

 

愛来 当時は芸能界にいるという感覚が全くなかったです。自覚が出てきたのは、3B juniorの活動が始まって1年ぐらい経ったときです。

 

──3B juniorは当初メンバーが26人いて、2014年11月から本格的な活動が始まります。

 

愛来 みにちあ☆ベアーズの活動が終わるときに「今後、女優とアイドルのどっちでやっていきたい?」と聞かれて。まだ小学生だったから自分で考えて選ぶことができず、仲の良い子がアイドルを選んだので、私もアイドルにしようって感じで3B juniorに入りました。

──26人もいて人見知りは発動しなかったんですか?

 

愛来 なかなかなじめなかったです。もともと、みんなで一緒に楽しむというよりは、一人でDSをするみたいなことばかりしていて、団体行動自体が苦手でした。オーディションで入ってきたメンバーも多かったので、面識のある子も少なかったですし、輪に入るのが難しくて。これだけ人数がいたら、私は埋もれるだろうなという気持ちもありました。結局、3B junior時代は一緒に遊びに行くほど仲が良い子もいなかったですし。その中で言うと、後にアメフラのメンバーになる子たちとは仲が良いほうでした。

 

──学校でも一人行動が多かったんですか?

 

愛来 学校では活発で、男の子と一緒になって鬼ごっこやサッカーをやっていました。そんな感じだったので、小学校でのあだ名は“ゴリラ”(笑)。嫌だったけど、確かに自分はゴリラっぽいなと思っていました。見た目も女の子っぽくなくて、前髪をちょんまげにしていましたし。だから女の子だけの3B juniorでは、なかなか自分を出せなかったのかも。

 

──アイドルの自覚を持ったきっかけは何だったんですか?

 

愛来 3B juniorの初期は年下組というのもあって私は一番後ろの端っこでした。そのうちグループ内ユニットの「ロッカジャポニカ」と「はちみつロケット」の活動が活発になるに従って、立ち位置がセンターに近づいていって、それがうれしくて。ダンスと歌を頑張れば頑張るほど前のほうのポジションに立つことができたので、やりがいもありました。

 

──愛来さんも2014年に「奥澤村」という4人組グループ内ユニットのメンバーに選ばれます。

 

愛来 奥澤村はれにちゃんプロデュースのユニットで、途中から湘南乃風さんのカバーもやらせていただいて。どのユニットよりもライブを盛り上げている自信がありましたし、すごく楽しかったです。

 

──奥澤村のメンバーとは仲良くやれていたんですか?

 

愛来 人数も少ないので、なじむことができました。中でも中村 優ちゃんとは家族ぐるみで仲が良くて、今もアメフラのライブを見に来てくれます。昨年8月にアメフラが「JAPAN EXPO MALAYSIA 2023」に出演したときは、たまたま優ちゃんのご両親がマレーシア旅行中で、特典会に来てくれたので驚きました。

 

──苦手意識のあった歌とダンスに自信がついたのはいつ頃ですか。

 

愛来 ダンスは毎年あーりん(佐々木彩夏)のバックダンサーで出演させてもらうようになってからです。振り付けの日は、ニュアンスなどを忘れないようにダンス動画を撮るんですが、それを見ると自分がものすごく下手で。今まで以上に練習したら、どんどんうまくなるのが自分でも分かって、より打ち込むようになりました。歌は「清塚信也のガチンコ3B junior」(フジテレビNEXT)という音楽番組が始まって、ピアノを伴奏に歌うという内容で。いろんなアーティストさんと一緒に歌わせていただいたり、作詞や作曲にも挑戦したりするうちに、歌うのが楽しくなって、もっと歌の練習を頑張ろうと思いました。

 

語学留学するかアイドルを続けるかで葛藤の日々

──3B juniorの後半、愛来さんはセンターが定着。しかし2018年11月3日のライブで3B juniorの活動は休止。同時に3B juniorのメンバー5人によるアイドルグループ「アメフラっシ」の活動が始まります。

 

愛来 ロッカジャポニカとはちみつロケットがデビューすることになって、羨ましい気持ちもありましたが、アメフラっシ結成を聞いたときは素直に喜べなくて。というのも3B junior解散ライブの後にアメフラッシの初お披露目があったので、解散前から並行してリハをやっていて、「終わるのに始まる」という状況に気持ちが追いつかなかったです。それにアメフラっシのメンバーは、3B juniorの中では比較的に内気であまり目立たないポジションの子たちが集まったので、全員気持ちがふわふわしていました。

 

──結成当時のアメフラは伸び悩んでいた印象です。

 

愛来 正直、コロナ禍前まではライブやイベントを開催しても集客がないし、私たち自身もふわふわした状態が続いて、活動を続ける意味があるのかなと思ったりすることもありました。メンバー間の信頼関係もまだ築けていなかったと思いますし、言われたことをやるだけという感じでした。

 

──アイドルを辞めようと思ったことはなかったんですか?

 

愛来 何度もありました。特に高校3年生でコロナ禍になって、進路のことを考えなきゃいけない時期は悩みました。英語が話せるようになりたくて、高校を卒業したら語学留学しようかなとも考えていたんですが、アメフラの活動が中途半端な状態だったから、このまま辞めるのも嫌だなと。私はBTSさんやBLACKPINKさんなどK-POPが好きなので、そういうアーティストになりたい気持ちもあって。もっとアイドル活動を頑張りたいという気持ちと、区切りをつけて語学留学したい気持ちの間で、ずっと葛藤していて。その上、コロナ禍だったので、何もしたくなくなって、家に引きこもっていました。

 

──そんな状況でも、アメフラの活動はあるわけですよね。

 

愛来 その時期はお仕事もマネージャーさんに調整してもらって、ちょっとずつ休ませてもらいました。休んだからと言って他にやりたいこともないし、解決策があるわけでもないので、あんまり気持ちも変わらなくて。理由もなく休んでいたから、メンバーの中には不信感もあったと思います。そのままの状態で活動を再開したんですが、気づいたら時間が解決したというか。留学したい気持ちは今もありますけど、いくつになっても行けるし、今は頑張りどころだなと思って芸能活動1本に絞りました。

──2020年からダンスを主体としたクールなパフォーマンスを前面に押し出したスタイルに変化して、2021年11月にはグループ名の表記がAMEFURASSHIになります。

 

愛来 2020年7月1日に配信スタートしたシングル「メタモルフォーズ」からダンスに力を入れ始めて、コロナ禍が収束して、がっつりライブでダンスを踊るようになって。そもそも同じSTARDUST PLANETのとき宣ちゃん(超ときめき♡宣伝部)みたいにかわいい曲が似合うメンバーが、アメフラには一人もいないですからね(笑)。だからこそ「アイドル・シーンのNEW RULESを最新のダンス・ミュージックで表現する」というグループのコンセプトが4人に合っていて、すごく可能性を感じました。

 

──その後、着実にアメフラの人気は拡大して、昨年12月22日に品川ステラホールで開催した結成5周年記念ワンマンライブは早々にソールドアウトしました。現在はソロとしての活動も目覚ましいですが、もっとソロ活動に力を入れたい気持ちもありますか?

 

愛来 めちゃめちゃあります! 同じスタダで言うと、北村匠海さんや佐野勇斗さん、もちろん夏菜子ちゃんもですが、個人でも活躍されていて、それによってグループがより多くの方に知ってもらえる機会にもなって、さらに人気が出ているじゃないですか。私もソロで活躍することで、アメフラに還元したい気持ちが強いです。やっぱり私の中では、グループとしてさらに前に進みたいのが一番にあるから、それに繋がることだったら何でもします。

 

ととのう方法を教えてもらってからサウナにハマってます!

──プライベートで今ハマっていることは何ですか?

 

愛来 趣味はサウナです。幼なじみの女の子と一緒にサウナに行ったときに、ととのう方法を教えてもらって、それまでは冷た過ぎて、水風呂に入れなかったんです。でも、サウナに入って、水風呂に入ってを頑張って繰り返していたら、めちゃくちゃ気持ち良くて、完全にハマっちゃいました。普段は3セット、足りないなってときは5セット。よく行く施設には岩盤浴もあって、汗かくのって最高です!

 

──サウナ以外でオフはどう過ごすことが多いですか。

 

愛来 寝ること、食べること(笑)。この間、0時に寝て、14時に起きたんですよ。1時間ぐらい起きていたんですけど、すぐに寝て、19時に起きてごはんを食べて、また寝ました。疲れているわけじゃなくて、寝るのが本当に好きなんです。あとメンバーの(鈴木)萌花と飲みに行くこともあります。

 

──お酒は何を飲むことが多いんですか?

 

愛来 飲めるお酒が少ないんですけど、ジャスミンハイとジントニックをよく飲みます。「ソーダとオレンジで甘すぎないお酒を作ってください」とオーダーしたりすることもあります。

 

──二人ともお酒は強いんですか?

 

愛来 強いわけではないんですけど、私も萌花も顔に出ないですね。外で飲むと気が引き締まるから、あまり酔わないんです。

 

──市川優月さんは昨年11月で二十歳になって、小島はなさんも今年2月で二十歳になりますが、いずれは4人で飲みに行くこともありそうですか?

 

愛来 あの4人で飲むのは怖い……。私と萌花は落ち着いているタイプでウエーイ系じゃなくてニコニコ系だけど、ゆづ(市川)はすごそう。お酒なしでカラオケに行っても、盛り上がり方がすさまじいですからね(笑)。でも一回ぐらいは4人で飲みに行きたいです。

 

 

 

AMEFURASSHI ワンマンLIVE

日時:2024年3月15日(金) open 18:00 / start 19:00

場所:EX THEATER ROPPONGI

◆一般 1階全自由 ¥7,800(税込・入場時別途ドリンク代・整理番号付き)
※お一人様2枚まで ※女性エリアあり

◆U-25 1階全自由 ¥6,500(税込・入場時別途ドリンク代・整理番号付き)
※お一人様2枚まで ※女性エリアあり

※公演当日25歳までの方が対象です。入場時、年齢のわかる身分証をご提示いただきます。身分証の確認ができない場合は、一般チケットとの差額をお支払いいただきご入場となります。
なお、身分証の確認ができない場合、払い戻しは行いません。忘れずに身分証をご持参ください。

・2階席 バルコニー席 着席指定席 ¥7,800(税込・入場時別途ドリンク代)
※お一人様2枚まで

・2階席 ファミリー指定席 ¥7,800(税込・入場時別途ドリンク代)
※お一人様4枚まで

※大人のみ、子供のみでのグループでの購入はできません。大人(中学生以上)/ 子供(3歳~小学6年生以下)
※大人の方は着席でのご観覧になります。
※背の高いお子様には係員より着席をお願いする場合がございます。
※後方のお客様にご留意いただきますようお願いします。

【全席種共通注意事項】
※チケットは全て電子チケットとなります。
※小学生以下のお子様連れのお客様はファミリー指定席をお申込み下さい。小学生以上有料。未就学児はひざ上観覧は無料。ただし、お席が必要な場合チケット購入をお願いします。

オフィシャル2次先行 1/16(火)12:00〜1/29(月)23:59

プレオーダー受付 ※クレカ決済のみ 2/2(金)12:00〜2/12(月・祝)23:59
https://eplus.jp/ameflash/

(問い合わせ)H.I.P. 03-3475-9999 / www.hipjpn.co.jp

主催・出演:AMEFURASSHI

 

撮影/河野優太 取材・文/猪口貴裕

南みゆかがビキニ姿でフレッシュ美ボディ披露【独占カット】

О2の南みゆかが、1月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」2月号のグラビアに登場した。

 

新グループО2のセンターにしてリーダー、そして各グラビア誌での水着グラビアも大好評な南みゆかが、ボムグラビアに1年ぶりの登場。来春に高校卒業を控える18歳の青春が詰まった制服姿、そして伸びしろ無限大の若さはち切れんばかりのビキニ姿を披露している。

 

表紙はAKB48の最強ペア“まなくる”こと鈴木くるみと田口愛佳

2016年12月8日のAKB48 11周年記念特別公演で初お披露目されてから7年。あのとき12歳だった鈴木くるみ&田口愛佳が、すっかりに大人になってビキニ初表紙を飾る。真っ白い毛糸地のふかふかビキニに猫耳のニット帽、そしてモコモコのニットカーディガンがかわいい冬水着から、今回の撮影のために特別に作ったツイード素材のピンクと水色のビキニ、シックな美しさを醸し出す黒のレースビキニ、そして胸元のリングがセクシーなチューブトップ水着…全て水着の見どころ満載の18ページ。後輩ができた今の立場、今のAKB48の話から、ボムだから聞けた秘密のボディチェックなどインタビューも充実。

 

裏表紙は新谷真由(パラディーク)

パラディークの新谷真由が巻末グラビアに登場。木漏れ日の中、おしゃれなカーキのビキニをクールに着こなし、オーバーサイズニットでは自然体でラーメンを食べ、花柄チューブビキニでのバスタブ。そしてドキッとするタオル巻きなど、いろいろな新谷の表情が楽しめるグラビアに。

 

<別冊付録>

両面超BIGポスター(743mm×526mm)
鈴木くるみ&田口愛佳(AKB48)

<そのほかのラインナップ>

★AKB48の17期研究生からは、橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛の3人が登場。スマホで自撮りをしたり、ピザやパスタを食べたり、庭ではしゃいだり、姉妹感たっぷりのパーティーで3人の素の笑顔が満載。

★1月17日(水)に待望のデビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』をリリースする≒JOY(ニアリーイコールジョイ)から、村山結香・山田杏佳・山野愛月が登場。大みそかの年越しから新年を迎えたお正月まで、大掃除をしたり、年越しそばを食べたり、書き初めをしたり、羽子板をしたり。年の初めからかわいいが大渋滞のグラビアに。

★テラス×テラスの池本しおりのビキニグラビア。そのキュートなルックスにぴったりなピンクのビキニでは大きなペロペロキャンディを持って撮影。ジェラートピケのモコモコ部屋着のかわいらしさはもちろん、白チューブトップ水着ではバスタブで綿あめのような泡まみれに。

★2024年グラビア界で注目の西野夢菜がボム水着グラビアに初登場。色白の肌で見るからに柔らかそうなその雰囲気。“やわらかな休日”がテーマのグラビアは必見。

★結成2周年を迎え、1月10日(水)に1stアルバム『CHAnnel #1』をリリースするOCHA NORMAから斉藤円香・広本瑠璃・窪田七海・西﨑美空・筒井澪心の5人のSPインタビュー。

★12月10日に劇場でお披露目されたばかりのNGT48の4期研究生を、どこよりも早く独占取材&撮り下ろし。

★そのほか、木下彩音、玉田志織、白石るりなどインタビューも充実。

★創刊45周年カウントダウンSP鈴木くるみ&田口愛佳からのお年玉企画も。

<掲載タレント>

鈴木くるみ・田口愛佳(AKB48)
橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛(AKB48)
村山結香・山田杏佳・山野愛月(≒JOY)
南みゆか(О2
池本しおり(テラス×テラス)
西野夢菜
新谷真由(パラディーク)
OCHA NORMA
NGT48 4期研究生
木下彩音
玉田志織
白石るり

「ボム2月号」
特別定価:本体1,164円+税(税込:1,280円)
発売日:2024年1月9日(火)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ワン・パブリッシングWebサイト:https://one-publishing.co.jp
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト『BOMBweb』:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CP6P6XSY/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107461694
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14511855

パラディーク・新谷真由がビキニ姿で弾ける美バスト披露【独占カット】

パラディークの新谷真由が、1月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」2月号の裏表紙&巻末グラビアに登場した。

 

裏表紙は新谷真由(パラディーク)

パラディークの新谷真由が巻末グラビアに登場。木漏れ日の中、おしゃれなカーキのビキニをクールに着こなし、オーバーサイズニットでは自然体でラーメンを食べ、花柄チューブビキニでのバスタブ。そしてドキッとするタオル巻きなど、いろいろな新谷の表情が楽しめるグラビアに。

 

表紙はAKB48の最強ペア“まなくる”こと鈴木くるみと田口愛佳

2016年12月8日のAKB48 11周年記念特別公演で初お披露目されてから7年。あのとき12歳だった鈴木くるみ&田口愛佳が、すっかりに大人になってビキニ初表紙を飾る。真っ白い毛糸地のふかふかビキニに猫耳のニット帽、そしてモコモコのニットカーディガンがかわいい冬水着から、今回の撮影のために特別に作ったツイード素材のピンクと水色のビキニ、シックな美しさを醸し出す黒のレースビキニ、そして胸元のリングがセクシーなチューブトップ水着…全て水着の見どころ満載の18ページ。後輩ができた今の立場、今のAKB48の話から、ボムだから聞けた秘密のボディチェックなどインタビューも充実。

 

<別冊付録>

両面超BIGポスター(743mm×526mm)
鈴木くるみ&田口愛佳(AKB48)

<そのほかのラインナップ>

★AKB48の17期研究生からは、橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛の3人が登場。スマホで自撮りをしたり、ピザやパスタを食べたり、庭ではしゃいだり、姉妹感たっぷりのパーティーで3人の素の笑顔が満載。

★1月17日(水)に待望のデビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』をリリースする≒JOY(ニアリーイコールジョイ)から、村山結香・山田杏佳・山野愛月が登場。大みそかの年越しから新年を迎えたお正月まで、大掃除をしたり、年越しそばを食べたり、書き初めをしたり、羽子板をしたり。年の初めからかわいいが大渋滞のグラビアに。

★新グループО2のセンターにしてリーダー、そして各グラビア誌での水着グラビアも大好評な南みゆかが、ボムグラビアに1年ぶりの登場。来春に高校卒業を控える18歳の青春が詰まった制服姿、そして伸びしろ無限大の若さはち切れんばかりのビキニ姿を披露している。

★テラス×テラスの池本しおりのビキニグラビア。そのキュートなルックスにぴったりなピンクのビキニでは大きなペロペロキャンディを持って撮影。ジェラートピケのモコモコ部屋着のかわいらしさはもちろん、白チューブトップ水着ではバスタブで綿あめのような泡まみれに。

★2024年グラビア界で注目の西野夢菜がボム水着グラビアに初登場。色白の肌で見るからに柔らかそうなその雰囲気。“やわらかな休日”がテーマのグラビアは必見。

★結成2周年を迎え、1月10日(水)に1stアルバム『CHAnnel #1』をリリースするOCHA NORMAから斉藤円香・広本瑠璃・窪田七海・西﨑美空・筒井澪心の5人のSPインタビュー。

★12月10日に劇場でお披露目されたばかりのNGT48の4期研究生を、どこよりも早く独占取材&撮り下ろし。

★そのほか、木下彩音、玉田志織、白石るりなどインタビューも充実。

★創刊45周年カウントダウンSP鈴木くるみ&田口愛佳からのお年玉企画も。

<掲載タレント>

鈴木くるみ・田口愛佳(AKB48)
橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛(AKB48)
村山結香・山田杏佳・山野愛月(≒JOY)
南みゆか(O2)
池本しおり(テラス×テラス)
西野夢菜
新谷真由(パラディーク)
OCHA NORMA
NGT48 4期研究生
木下彩音
玉田志織
白石るり

「ボム2月号」
特別定価:本体1,164円+税(税込:1,280円)
発売日:2024年1月9日(火)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ワン・パブリッシングWebサイト:https://one-publishing.co.jp
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト『BOMBweb』:https://bombweb.jp/

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HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14511855

リーガルリリー 結成10周年を記念して「リッケンバッカー (2024 ver.)」MVを公開!新アー写も解禁

リーガルリリーが、1月10日(水)に「リッケンバッカー (2024 ver.)」Music VideoをYouTubeに公開した。

リーガルリリー「リッケンバッカー (2024 ver.)」Music Videoサムネイル

 

「おんがくも、人をころす」「おんがくよ、人を生かせ」といった強烈なワードを無垢な声で歌い、邦ロックシーンで彗星のごとく話題になった「リッケンバッカー」は、2016年にリリースしたリーガルリリーの代表曲。

 

今年2024年に結成10周年を迎えることを記念してリビルドした本作は、「リッケンバッカー」のオリジナルMVと同じライブハウスである新代田FEVERにて昨年開催したライブ映像を使用した作品になっている。10代の頃から歌い続けてきたバンドの代表曲が、当時と今を繋ぐような演出の映像に仕上げられており、ライブの熱量を感じることができるだろう。

 

また、新しいアーティストビジュアルも解禁。1月17日(水)には、バンド結成当時の高校生だった時の感情をつづった新曲「17」のリリースを控え、春には東名阪ライブハウスツアーの開催を予定しているリーガルリリーの今後にも注目だ。

リーガルリリー(Art Director:坂脇慶、Photographer:池野詩織)

 

動画

リーガルリリー「リッケンバッカー (2024 ver.)」Music Video

 

リリース情報

Digital Single「17」
2024年1月17日(水)リリース

STREAMING & DL:https://kmu.lnk.to/_17
※Pre-add/Pre-save予約受付中

 

ライブ情報

Regallily “LIVE HOUSE TOUR 2024”
2024年3月28日(木)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
2024年3月31日(日)大阪・梅田CLUB QUATTRO
2024年4月11日(木)東京・渋谷CLUB QUATTRO

 

WEB

HP:http://www.office-augusta.com/regallily
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCej2kGRhpa5CUdOcQe5G8ZA
X:https://twitter.com/regal__lily
Instagram:https://www.instagram.com/regallily_official
TikTok:https://www.tiktok.com/@regallily_official

恋人の過去を見られたら? 関水渚「末澤誠也さん演じる一郎と過ごした幸せな日々は全部印象的」ドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」

末澤誠也さんと関水渚さんがW主演を務めるドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」が、1月11日(木)よりMBSのドラマ特区枠で放映スタート。ある秘密の過去を恋人に知られてしまうヒロインを演じる関水さんが撮影中のエピソードなどを語ってくれた。

 

関水 渚●せきみず・なぎさ…1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。2019年映画「町田くんの世界」でヒロインに選ばれ、女優デビューを果たす。2021年「八月の夜はバッティングセンターで。」で連続ドラマ初主演。1月17日スタートのフジテレビ系「婚活1000本ノック」に出演。Instagram

 

【関水 渚さん撮り下ろし写真】

 

役作りはとにかく丁寧に台本を読む

──出演が決まったときの心境はいかがでしたか。

 

関水 今ノリに乗っているいらっしゃる橋爪駿輝監督とご一緒できると聞いてうれしかったです。

 

──原作と台本を読んだ感想を教えてください。

 

関水 原作は谷口菜津子先生で、私、谷口先生の絵柄が大好きなんです。実は私はアニメとマンガが大好きで、特に、谷口先生のような女性をセクシーに描いているタッチの絵が好きなんです。ストーリーも生感があって面白いと思いました。マンガなので盛っている部分もあるけど、現実にありそうだなって。台本になると一層生々しい感じが増して、これは現実でもあり得るだろうなって思えて、そこが自分にとってはすごくツボでした。

 

──今回演じられた佐々木雪歌は、つらい過去を抱えた女性です。関水さんは雪歌をどんな女性と捉えていらっしゃいますか。

 

関水 台本を読んで自分なりに考えてみたのですが、そもそも女性って男性に比べて、自己肯定感が高い人が少ない気がするんです。雪歌は過去にいろいろとトラウマがあることによって、それが明確に表れている気がしました。ただでさえ自己肯定感が低いのに、過去のトラウマが重なり、自分のことが好きじゃない。だから自分は愛されなくて当然だと思っていたんでしょうね。そうだったんだけど、そんな考え方を変えてくれるような彼と出会って、今はとても幸せという状況から始まります。

 

──役作りとして事前にどんな準備をされましたか。

 

関水 マンガ原作ということはあまり意識せず、台本を丁寧に読みました。私のやり方としては、台本を頂いて内容が分かったら、ノートとペンを持ち歩いて、「あそこのシーンの気持ちって、こういう理由なのかも」って思い付いた瞬間に、バーッといつでも書くようにしているんです。そういう感じで、とにかく丁寧に読んで役作りをしていくようにしました。

 

満たされている雪歌の笑顔に注目してもらいたい

──雪歌を演じていかがでしたか。

 

関水 演じていてものすごく幸せでした。自己肯定感が低い人って、どうしても自分では埋められない部分って絶対にあると思うんです。そこは人によってじゃないと埋まらないから。撮影は短期間でしたが、撮影中は末澤(誠也)さんが演じる青山一郎に雪歌の足りない部分を埋めてもらって、本当に幸せでした。こんなに自分のことを好きでいられる自分になれるなんてって気持ちになりました。

 

──一郎役の末澤さんの印象を教えてください。

 

関水 初めて会ったときから「あ、一郎みたいかも」って思ったかもしれないです。実はごあいさつする前、一発目の私の発言が「トイレ行ってきます」だったんです(笑)。衣装合わせと台本読みの日で、扉を開けた瞬間に立ち上がった監督が目の前にいらっしゃって。でもすごくトイレに行きたくて、「本当にすみません。立ち上がっていただいて申し訳ないのですが、ちょっと一瞬トイレに行ってきます」と。「良かった! 末澤さんをお待たせせずにトイレにも行けた」って思いました(笑)。でも実は末澤さんは監督の横で穏やかに立っていらっしゃって、後から「あれ? 末澤さんだ!」って思いまして。原作で雪歌が初対面の一郎に感じた印象が「メガネ汚れてる」と「なんかいい人そう」なんですけど、私の末澤さんの印象も「いい人そう」だったかもしれないです。

 

──一郎と雪歌として撮影して印象的だったシーンは?

 

関水 一郎と過ごした幸せな日々は全部印象的でした。雪歌として、こんなに自分を満たしてくれる人がいるんだってすごく感じました。途中から幸せな毎日が変わり始めるので、監督に「幸せなシーンはここまでだよ」って言われたときは涙が止まらなくて。それぐらい一郎と雪歌のラブラブなシーンには思い入れがあります。一郎といることによって、満たされている雪歌の笑顔に注目してもらいたいなって思います。

 

──心から幸せそうな笑顔をするために意識したことはありますか。例えば原作の雪歌の表情を意識していたとか。

 

関水 それをやってしまうと、表面的なお芝居になってしまう気がしてしまって、どの作品でも内面から出るものを大事にやっていこうと思っています。原作の雪歌に息を吹き込むのが私の仕事だから、あの顔は雪歌として生きて自然に出た笑顔です。

 

過去が見えたら……両親が出会ったときを見てみたい

──雪歌は雑貨屋さんで働いている設定ですが、雑貨屋さんでの撮影中の思い出はありますか。

 

関水 雑貨屋さんでの撮影は1日で、観葉植物がたくさん売られていました。私は観葉植物が大好きなので、すごく大きい観葉植物があって欲しいと思いました。しかも右肩上がりの形で縁起も良さそうで(笑)。2メートルぐらいあるから、これを買ったとしたらどうやって持って帰ろうかって、撮影以外の時間は1日中ずっと考えていました。

 

──この作品には過去が見られるVRマシーンが登場します。もし過去を見ることができたら、誰のどんなところが見たいですか。

 

関水 両親が出会ったときを見てみたいですね。どんなふうに好きになって、どんな恋愛をして結婚したんだろうって、その過程を見てみたいです。

 

──ではタイトルにちなんで関水さんが考える「明るい未来」とは?

 

関水 一生女優がやりたいのと、いっぱいいい役に恵まれることでしょうか。一生、今の仕事を続けたいです。プライベートはマキシマム ザ ホルモンのライブに全部当たったらいいな(笑)。あと、ドラゴンボールの一番くじ、欲しいやつ全部当たりたいです。

 

とにかく「ドラゴンボール」は全部好き!

──先ほど、マンガやアニメが大好きとおっしゃっていましたが、普段はどんな作品を読まれますか。

 

関水 「ハレ婚。」、「チェンソーマン」、あと「ドラゴンボール」! 鳥山明先生は「SAND LAND」、「Dr.スランプ」も好きです。でも……今は「ドラゴンボール」が一番好きかなぁ。でも「ハレ婚。」も好きだな。「ハレ婚。」たまんないなぁ(笑)。

 

──たくさんタイトルが出てきますね(笑)。「ハレ婚。」はどんなところがお好きですか。

 

関水 「ハレ婚。」は一夫多妻制が認められた日本が舞台なんですけど、主人公の小春ちゃんとだんなさんの2人が心で繋がっている感じが好きです。小春ちゃんだけが特別なんだけど、だんなさんが自分の気持ちに気付いていないところもいい! 「ドラゴンボール」は鳥山先生の絵もストーリーもキャラクターも大好きです。アニメは声優さんが本当に素晴らしい! 私はフリーザが大好きで、自分も早く戦闘力53万になりたいです。善バージョンの魔神ブウとチャオズも好きですが、一番好きなシーンは、ご飯の前でピッコロが亡くなるシーンです。あんなに一緒に過ごしてきたのに! って。とにかく「ドラゴンボール」は全部好き!

 

──「ドラゴンボール」を語り始めると止まらない感じですね(笑)。子供の頃からお好きなんですか。

 

関水 マキシマム ザ ホルモンの「F」という曲をライブで聴いて、フリーザって何だよって思ったんです(笑)。こんなに悪役な歌詞で、フリーザって一体どんなキャラクターなんだろうって思ったのがきっかけです。

 

──まさかのマキシマム ザ ホルモンきっかけ(笑)。

 

関水 はい、曲がきっかけです。それで見始めたらすごくハマってしまって! 今は一番くじを引くことに命をかけている(笑)。次は一体何が出るんだろうって楽しみにしています。前回はオレンジピッコロが当たって、でっかい箱を抱えて帰りました。それを男子大学生風の方に見られて、「デカッ!!」と言われまして。すごく恥ずかしくて、静かにサササササッと走って帰りました。

 

私、ハマり性で一度ハマるとすごく熱中します

──もしかして一度ハマると夢中になるタイプですか。

 

関水 私、ハマり性で一度ハマるとすごく熱中しますね。音楽はマキシマム ザ ホルモンとJUDY AND MARYのYUKIちゃん、アカシックというバンドが大好きでよく聴いています。絵を描いたり、陶芸をするのも好きで、手びねりでオブジェみたいなものを作っています、絵は最近水彩にハマっていますね。それから服も大好き。VIVIANOとYanYanというブランドにハマっています。女の子の夢って感じで大好き! YanYanはニットブランドですごく上質な毛を使っているので、繊細なんです。とにかく傷をつけないように気を使っていて、友達に腕を触られたら「YanYanのニットだから触らないで」ってお願いするぐらい大事に着ています(笑)。

 

──フィギュアも大切にしていそうですね。

 

関水 大切にしています。1回置き場所を移動したんですが、そのときはしっかり新聞紙にくるんで、絶対に崩れないように細心の注意を払って移動しました。友達が家に来たときに倒したりした日には、私どうなるか分からない(笑)。

 

──1回ハマったら長く好きになりそうですね。

 

関水 ずっと好きですね。お友達も仲良くなるとずっと好きです。

 

 

ドラマ特区
彼女と彼氏の明るい未来

1月11日(木)スタート MBS 毎週(木)深夜24・59~
テレビ神奈川、チバテレビ、テレビ埼玉、とちぎテレビ、群馬テレビで順次放送

MBS動画イズム、TVerにてMBS放送後から一週間、無料見逃し配信

【ドラマ「ドラマ特区 彼女と彼氏の明るい未来」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作:谷口菜津子「彼女と彼氏の明るい未来」(ビームコミックス/KADOKAQWA刊)
監督:橋爪駿輝、八重樫風雅
脚本:伊達さん、橋爪駿輝
出演:末澤誠也 関水渚
中川大輔、山谷花純、青木瞭、三原羽衣、落合モトキ

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/井手真紗子 スタイリスト/後藤仁子

鞘師里保の推しは“食品サンプル”「特に楽屋弁当のガチャガチャにテンションが上がります(笑)」『推しを召し上がれ』

1月10日(水)にスタートする水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレ東ほか 毎週水曜 深夜1時~1時30分)で主演を務める鞘師里保さんにインタビュー。ブルガリア菌推しの主人公・由寿を演じる鞘師さんが、由寿にシンパシーを感じる部分とは?

 

原作は、2023年に発売50周年を迎えた人気ベストセラーのヨーグルトを題材に「校閲ガール」の宮木あや子(みやぎ・あやこ)が著した「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)。企業の取材協力の下で執筆された、“お仕事+推し事小説”をドラマ化する。

 

鞘師里保さんが演じるのは、岩手の田舎出身でオタク気質な主人公・朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)。そんな由寿が、“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)(橋本さとし)に見守られながら、ヨーグルトを題材にした創作小説に出てくるブルガリア菌への推し活に勤しみつつ、新人広報ガールとして奮闘していく。

 

◆本作が地上波連ドラ初主演となりますが、最初にお話を聞いた時の率直な感想をお聞かせください。

「地上波連ドラ初主演」というギラギラした文字面に戸惑いました(笑)。でも、ソロ活動を始めてからお芝居を3年ほどやらせていただいていて、初主演の機会をいただけたことがすごくうれしいです。主演と聞くと、あまりにも普段の自分と違う世界だなと思っていましたが、実際に現場に入ってからは少しずつ実感が湧いてきています。

最初は、しっかりしなきゃいけない、という気持ちがありました。これまでの現場では、先輩が気を使って話しかけてきてくださったりしていましたが、今回は自分から話しに行きたいなと。私は、相手に興味があっても話しかけていいのか分からなくて行けない、ということが多くて、日常生活でもそれが多いんです。でも今回はあまりそういうことは考えずに飛び込んでみようかなと思いました。キャストの中では私が一番年下ですが、スタッフさんの中には私よりも年下の方もいるので、そういう方にも友達のように話しかけてもらえるような環境作りを心掛けています。

 

◆鞘師さんが演じる朋太子由寿の印象はいかがですか?

由寿は社会人1年目で、岩手県の田舎から急に大阪で働くことになり、途中から東京に転勤になるという、本人からしたらあまりにも展開が多すぎて戸惑っているような状況だと思います。目の前のことにすごく真面目で、行動や挙動から、自分が大切にしているものへの真っすぐな気持ちが感じられます。台本を見ていると、「由寿ちゃんすてきだな」と思うことが多いですし、由寿の頑張っている姿や成長していく姿に感銘を受けたり、応援したくなったりして。私が鞘師里保として由寿を見た時にそう思ったので、ちゃんとそれを私が自分で体現してあげなきゃなと思いますし、由寿は私にとって守りたい存在です。

 

◆由寿の魅力や好きなところはありますか?

目の前にあるもの、自分が大切にしているものに対してすごく誠実な子だなと思います。都会に出て慣れない環境の中で、迷いがあってもがくシーンもあるのですが、信念を貫く意志は強くて。そこがまず彼女の魅力の一つだなと思います。

もう一つは、周りの人に面倒を見てもらったり助けてもらったりする中で、それを自分にしっかり還元できているところ。先輩にご飯に誘われて、打ち解けて、そこから会社にも慣れていって、企画を任せてもらったり。助けてあげたくなるような、放っておけないかわいらしさもあると思います。

 

◆鞘師さんご自身は由寿のそういう部分と共通点はありますか?

自分から「同じです!」とは言えないですが、周りの方のお話を聞くと少し似ている部分もあるかもしれません。例えば、私はつまずきやすくて、普段の生活やステージの上でつまずいてしまうことが多くて。そんな中で私のファンの方は、私がちゃんと階段を上り切ったら拍手してくださるんです(笑)。そういうところは由寿ちゃんに少しシンパシーを感じています。今回のドラマに入る際、周りのスタッフさんに、「あなたのすっとこどっこいなところ、そのままやればいいよ」と言われました(笑)。ナチュラルに演じていればそんなに遠い女の子ではないのかもしれないと思います。

 

◆そんな由寿を演じられて、由寿から学ぶ部分はありますか?

私は12歳から芸能界でお仕事をさせていただいていますが、由寿は初心を思い出させてくれる子だと感じています。私はダンスがやりたくて芸能界に入ったのですが、「憧れていた先輩たちと仕事ができる、頑張ろう」と思いながらも、楽しいだけではなくて苦労することもあったなと。由寿が初めてのものに対して立ち向かっていく姿を見ると昔の自分を思い出しますし、最初のころの気持ちを忘れたくないと思わせてくれます。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(c)テレビ東京

 

◆由寿は岩手県出身ですが、岩手弁はどのようにして習得されましたか?

私は西日本出身で、岩手とはなまり方が全然違うんですよね。なので、岩手弁のお手本を聞きながら練習したり、あとは共演の生駒里奈さんが秋田県出身なので、同じ東北の界隈ということで生駒さんに教えていただいたりしました。県が違うと厳密には違うそうなのですが、若者が使う東北弁などに関しては生駒さんも知識があるそうで、「これってどういうイントネーションなんですかね」とたくさん質問させていただきました。

 

◆本作では人間以外に乳酸菌が出てきますが、物語の世界観の印象はいかがですか?

不思議ですよね。乳酸菌が自分の横に存在しているというのはすごくファンタジーだと思いますが、お話自体は視聴者の皆さんの生活に結びつく部分も多いんじゃないかなと思います。例えば、自分が今やっている仕事の中でもっと上にいきたいけど頑張り切れない部分があるとか、自分が好きなもの、推しているものを周りの人に堂々と言うことに抵抗があるとか。アイドルが好き、音楽が好き、こういう映画が好き、という自分の推しで日々が潤っている、働いたり勉強したりする活力になる方はたくさんいらっしゃると思いますが、それはこのドラマと近いところがあると思います。主人公の由寿が何かに成功して大社長になる! とかそういうお話ではなくて、日々目の前のことを勉強して着実に前に進んでいって、新しい環境で輪を広げていく。一見すごくファンタジックに見えるかもしれませんが、そういった過程を見ていると、とても日常に寄り添ってくれる作品だなと思いました。

 

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

1日中撮影していて、皆さん大変だと思いますが、スタッフさん同士でいじり合っていたり、片桐健滋監督を中心に、面白いことを言ってみんなを笑わせてくださったり。皆さんがそうやって盛り上げてくださるおかげで、とても楽しく撮影させていただいています。最初は主演というのもあって緊張しながらクランクインしたのですが、皆さんの明るさに助けられて、私はただただ楽しんでいます。

 

◆橋本さとしさんが乳酸菌のブルガリア菌を演じられていますが、橋本さんのブルガリア菌はいかがでしたか?

橋本さんのカッコよさ、ダンディーさが、あの菌のかわいらしさを演出してくれているなと感じています。撮影の中で高らかに歌い上げるようにせりふをおっしゃっていたりもしますし、現実世界に存在している役ではないので、自由に動き回られたりもしていて、「かわいい~!」と思う瞬間がすごく多いです(笑)。ただ、劇中では由寿ちゃんは乳酸菌の存在に気づいていなくて、乳酸菌とは会話ができないんです。でも、気づいてないけどそばにいてくれているということを客観的に視聴者の方は見ることができるので、それで私自身も見守られている、支えられているという気持ちになりますし、それが役作りになっているような気もします。

 

◆撮影中は橋本さんとどのようなお話をされていましたか?

橋本さん演じるブルガリア菌は、おなかの中の菌として共存しているから一緒にいるという設定なのですが、私も橋本さんも同じシーンを演じているはずなのに会話をしていないのでお互い一人芝居なんです。会話ではなく自分発信で情報を出していかないといけないというのがお互いにあるので、それが大変ですよね、とお話をしました。2人が同じ画面にいるのに会話をしていないというのは不思議な状況で難しいですよね、と。乳酸菌は、菌のお話や状況のお話などストーリーテラー的要素も兼ねていると思うので、せりふも多くて。そういう意味で、橋本さんは「僕は長年ミュージカルやドラマをやっているけど、これだけせりふが多いと年々頭に入ってこなくなる。それを今回すごく実感している」とおっしゃっていました。でも、私からしたら、一人芝居の文言を一気に覚えるのは単純に大変だと思いますし、年齢のせいではないと思いますよとお伝えました(笑)。

 

◆菌の名前など難しいせりふもありますよね。

由寿がハマっている、ブルガリア菌とサーモフィルス菌の創作小説があるのですが、キャラクター化されて物語になることによって、難しい言葉もすっと入ってくるんです。分かりやすくエンタメに昇華されたことによって、こんなにも楽しく文字が入ってくるんだ、と実感しています。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(c)テレビ東京

 

◆乳酸菌のお話というのは珍しいと思いますが、役を演じられていて難しいと感じることはありますか?

突如笑ってしまうような出来事が起こるみたいなことが多々ありまして。例えば、仕事が終わって由寿が家に帰ってきて、「疲れたー!」と言う日常にありそうなシーンで、由寿の横10センチくらいのところで乳酸菌が「お疲れさま」って言っていたりするんです(笑)。それをガン無視しているという状況に笑ってしまうことがあります。撮影でもやり直しをすることがよくあります(笑)。

あと、由寿が東京で働くときの先輩として明日海りおさんが出演されるんですけど、明日海さんが乳酸菌演じる橋本さんを見ちゃいけないのに見ちゃうこともあって(笑)。皆さんそこに苦労してらっしゃる感じがしました。橋本さんは、どうしてもいい意味で存在感がすごくあるので、それを無視しなければならないというところに苦労があります。

 

◆由寿はそのブルガリア菌を推していますが、鞘師さんご自身は今推しているものはありますか?

人や生物に対しては今のところないのですが、食品サンプル推し、食玩推しです。今はガチャガチャも種類が増えてすごく流行っていると思うんですけど、私はお菓子の製品が小さくなっているものが特に好きで。今回ドラマで明治さんに協力いただいていますが、明治さんのチョコレートや果汁グミなどがキーホルダーになっているガチャガチャなんかもあって。

その中でも、このお仕事を始めてから私が特にテンションが上がるのが、楽屋弁当のガチャガチャです(笑)。オーベルジーヌとか、まい泉のお弁当とか、喜山のお弁当とか。小さくなってガチャガチャで売られています。ガチャガチャをやる目的として「何が出るのかな」という楽しみがあると思うのですが、私はコンプリートしたくて全種類パックを買いました(笑)。

 

◆人などではなく食品サンプル推し、というところは由寿と少し似ている部分もありそうですね。

そうですね。ドラマの最初の方や東京に転勤した後などの由寿ちゃんは、人と話す時に緊張しているのが見受けられるのですが、ブルガリア菌の話や自分の知識のある専門分野の話になった途端に冗舌になるんです。その気持ちがすごく分かります(笑)。今もこんなに話しすぎたらいけないよなと思いながら楽屋弁当のミニチュアの話をしていました(笑)。

 

PROFILE

鞘師里保
●さやし・りほ…1998年5月28日生まれ。広島県出身。AB型。2011年にモーニング娘。9期生としてデビューし、2015年に卒業。近年は音楽活動を中心に、『ワタシってサバサバしてるから』『めんつゆひとり飯』などに出演。

 

番組情報

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』
テレ東ほか
2024年1月10日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~1時30分

配信:
各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)
主演:鞘師里保
共演:明日海りお 生駒里奈 / 橋本さとし
野村麻純 永田崇人 好井まさお 水間ロン ・ 宇野祥平 中島ひろ子

脚本:阿相クミコ、波多野都
監督:片桐健滋、藤田結衣、佐藤洋輔
音楽:田井モトヨシ
プロデューサー:阿部真士、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)
企画協力:株式会社 明治/株式会社 明治アドエージェンシー
制作協力:東通企画
製作著作:テレビ東京

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/
公式 X(Twitter):@tx_oshimeshi(https://twitter.com/tx_oshimeshi
公式 Instagram: @tx_oshimeshi(https://www.instagram.com/tx_oshimeshi/
公式 TikTok @tx_oshimeshi(https://www.tiktok.com/@tx_oshimeshi

(c)テレビ東京

AKB48・鈴木くるみ&田口愛佳がビキニ姿で美ボディ共演【独占カット】

AKB48の鈴木くるみ&田口愛佳が、1月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」2月号の表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

表紙はAKB48の最強ペア“まなくる”こと鈴木くるみと田口愛佳

2016年12月8日のAKB48 11周年記念特別公演で初お披露目されてから7年。あのとき12歳だった鈴木くるみ&田口愛佳が、すっかりに大人になってビキニ初表紙を飾る。真っ白い毛糸地のふかふかビキニに猫耳のニット帽、そしてモコモコのニットカーディガンがかわいい冬水着から、今回の撮影のために特別に作ったツイード素材のピンクと水色のビキニ、シックな美しさを醸し出す黒のレースビキニ、そして胸元のリングがセクシーなチューブトップ水着…全て水着の見どころ満載の18ページ。後輩ができた今の立場、今のAKB48の話から、ボムだから聞けた秘密のボディチェックなどインタビューも充実。

 

裏表紙は新谷真由(パラディーク)

パラディークの新谷真由が巻末グラビアに登場。木漏れ日の中、おしゃれなカーキのビキニをクールに着こなし、オーバーサイズニットでは自然体でラーメンを食べ、花柄チューブビキニでのバスタブ。そしてドキッとするタオル巻きなど、いろいろな新谷の表情が楽しめるグラビアに。

 

<別冊付録>

両面超BIGポスター(743mm×526mm)
鈴木くるみ&田口愛佳(AKB48)

<そのほかのラインナップ>

★AKB48の17期研究生からは、橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛の3人が登場。スマホで自撮りをしたり、ピザやパスタを食べたり、庭ではしゃいだり、姉妹感たっぷりのパーティーで3人の素の笑顔が満載。

★1月17日(水)に待望のデビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』をリリースする≒JOY(ニアリーイコールジョイ)から、村山結香・山田杏佳・山野愛月が登場。大みそかの年越しから新年を迎えたお正月まで、大掃除をしたり、年越しそばを食べたり、書き初めをしたり、羽子板をしたり。年の初めからかわいいが大渋滞のグラビアに。

★新グループО2のセンターにしてリーダー、そして各グラビア誌での水着グラビアも大好評な南みゆかが、ボムグラビアに1年ぶりの登場。来春に高校卒業を控える18歳の青春が詰まった制服姿、そして伸びしろ無限大の若さはち切れんばかりのビキニ姿を披露している。

★テラス×テラスの池本しおりのビキニグラビア。そのキュートなルックスにぴったりなピンクのビキニでは大きなペロペロキャンディを持って撮影。ジェラートピケのモコモコ部屋着のかわいらしさはもちろん、白チューブトップ水着ではバスタブで綿あめのような泡まみれに。

★2024年グラビア界で注目の西野夢菜がボム水着グラビアに初登場。色白の肌で見るからに柔らかそうなその雰囲気。“やわらかな休日”がテーマのグラビアは必見。

★結成2周年を迎え、1月10日(水)に1stアルバム『CHAnnel #1』をリリースするOCHA NORMAから斉藤円香・広本瑠璃・窪田七海・西﨑美空・筒井澪心の5人のSPインタビュー。

★12月10日に劇場でお披露目されたばかりのNGT48の4期研究生を、どこよりも早く独占取材&撮り下ろし。

★そのほか、木下彩音、玉田志織、白石るりなどインタビューも充実。

★創刊45周年カウントダウンSP鈴木くるみ&田口愛佳からのお年玉企画も。

<掲載タレント>

鈴木くるみ・田口愛佳(AKB48)
橋本恵理子・畠山希美・布袋百椛(AKB48)
村山結香・山田杏佳・山野愛月(≒JOY)
南みゆか(O2)
池本しおり(テラス×テラス)
西野夢菜
新谷真由(パラディーク)
OCHA NORMA
NGT48 4期研究生
木下彩音
玉田志織
白石るり

「ボム2月号」
特別定価:本体1,164円+税(税込:1,280円)
発売日:2024年1月9日(火)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ワン・パブリッシングWebサイト:https://one-publishing.co.jp
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト『BOMBweb』:https://bombweb.jp/

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Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CP6P6XSY/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107461694
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14511855

久住小春×佐藤大樹『瓜を破る』OPテーマをヤングスキニー、EDテーマを吉澤嘉代子が担当!Netflixで先行配信も決定【コメントあり】

久住小春と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)がW主演を務める、TBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(2024年1月23日(火)放送・配信スタート TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~)より、OPテーマがヤングスキニー、EDテーマが吉澤嘉代子に決定。コメントも到着した。

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』OPテーマを担当するヤングスキニー

 

本作は、累計発行部数400万部突破の板倉梓によるコミック「瓜を破る」をドラマ化。登場人物たちが30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな悩みに迷いもがきながらも自分なりの答えを模索していく姿を描く群像ラブストーリー。久住と佐藤がW主演を務め、酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希らが共演する。

 

このたび、本作のオープニングテーマがヤングスキニーの「恋は盲目」、エンディングテーマが吉澤嘉代子の「涙の国」に決定した。ヤングスキニーは若者のリアルな思いを描く等身大の歌詞で、10代~20代から支持を受ける平均年齢21歳の4ピース・ロックバンド。

 

シンガーソングライターとして活動していた、かやゆー(Vo.&Gt.)が中心となって2020年8月に結成。インディーズ時代にリリースした「本当はね、」が、ストリーミングの累計再生回数1億回を突破。関連動画の総再生数17億回を超える大ヒットを記録し、2023年2月にメジャーデビューを果たした。

 

今回の楽曲は、自分に自信がなく、タイトルの通り“恋に盲目”な主人公が、自身の殻を破り過去の恋愛から吹っ切れるまでの心情を軽快なビートにのせて歌ったポップなロックナンバーとなっている。

 

エンディングテーマを担当する吉澤は2014年にメジャーデビューしたシンガーソングライターで、2ndシングル「残ってる」がロングヒット。2023年7月に映画「アイスクリームフィーバー」の主題歌として書き下ろしたシングル「氷菓子」をリリース。11月には「青春」をテーマにした2部作の第1弾EP『若草』をリリース。2024年春には第2弾となるEP『六花』のリリースも決定している。

 

今回書き下ろした本作のエンディングテーマは、「ふつうの人生」からこぼれ落ちてしまったと感じている人に向けて書かれた楽曲。“涙の国”というこの世ならざる場所をテーマに制作された。

 

さらに1月23日(火)からのTBSでの地上波放送に先駆け、1月16日(火)から動画配信サービス「Netflix」で先行配信がスタートする。ヤングスキニーと吉澤のコメントは下記に掲載。

 

ヤングスキニー コメント

「恋は盲目」を書き下ろさせていただきました、ヤングスキニーです。この楽曲は、もちろん恋愛ソングではありますが、失恋して落ち込んでいる人が前向きになれるような曲でもある気がします。ドラマと併せて、楽曲も両方楽しんでいただけたらうれしいです!

 

吉澤嘉代子 コメント

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』EDテーマを担当する吉澤嘉代子

ドラマの歌を書くお話をいただき、まずは原作を1冊だけ読もうと手に取ると、面白すぎて最新刊まで読破していました。気づけば空は白んでおり、その熱のまま板倉梓先生のサイトにファンメールを送りかけましたが、この感動は楽曲で伝えなければと踏み止まりました。作品に登場する魅力的なキャラクターたちは本当の気持ちを言葉にするときに涙があふれてしまいます。その姿に私ももらい泣きしてしまい、締めくくりに涙の歌を書こうと思い至りました。とても優しい物語だと思います。ドラマになるのが楽しみです。

 

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』
TBSほか
2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~
毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

<配信>
地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

<先行配信>
日本国内では1月16日(火)より「Netflix」にて毎週火曜配信
その後、海外にて順次配信を予定

<キャスト>
久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)
土村芳、石川瑠華、泉澤祐希
酒井若菜

<スタッフ>
製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
原作:板倉梓「瓜を破る」(板倉梓/芳文社刊)
脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子
プロデューサー:田中美幸、岩上貴則
配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織
監督:坂下雄一郎、枝優花
オープニングテーマ:ヤングスキニー「恋は盲目」
エンディングテーマ:吉澤嘉代子「涙の国」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/
公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs
公式Instagram:@tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

(c)『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

久住小春×佐藤大樹『瓜を破る』OPテーマをヤングスキニー、EDテーマを吉澤嘉代子が担当!Netflixで先行配信も決定【コメントあり】

久住小春と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)がW主演を務める、TBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(2024年1月23日(火)放送・配信スタート TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~)より、OPテーマがヤングスキニー、EDテーマが吉澤嘉代子に決定。コメントも到着した。

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』OPテーマを担当するヤングスキニー

 

本作は、累計発行部数400万部突破の板倉梓によるコミック「瓜を破る」をドラマ化。登場人物たちが30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな悩みに迷いもがきながらも自分なりの答えを模索していく姿を描く群像ラブストーリー。久住と佐藤がW主演を務め、酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希らが共演する。

 

このたび、本作のオープニングテーマがヤングスキニーの「恋は盲目」、エンディングテーマが吉澤嘉代子の「涙の国」に決定した。ヤングスキニーは若者のリアルな思いを描く等身大の歌詞で、10代~20代から支持を受ける平均年齢21歳の4ピース・ロックバンド。

 

シンガーソングライターとして活動していた、かやゆー(Vo.&Gt.)が中心となって2020年8月に結成。インディーズ時代にリリースした「本当はね、」が、ストリーミングの累計再生回数1億回を突破。関連動画の総再生数17億回を超える大ヒットを記録し、2023年2月にメジャーデビューを果たした。

 

今回の楽曲は、自分に自信がなく、タイトルの通り“恋に盲目”な主人公が、自身の殻を破り過去の恋愛から吹っ切れるまでの心情を軽快なビートにのせて歌ったポップなロックナンバーとなっている。

 

エンディングテーマを担当する吉澤は2014年にメジャーデビューしたシンガーソングライターで、2ndシングル「残ってる」がロングヒット。2023年7月に映画「アイスクリームフィーバー」の主題歌として書き下ろしたシングル「氷菓子」をリリース。11月には「青春」をテーマにした2部作の第1弾EP『若草』をリリース。2024年春には第2弾となるEP『六花』のリリースも決定している。

 

今回書き下ろした本作のエンディングテーマは、「ふつうの人生」からこぼれ落ちてしまったと感じている人に向けて書かれた楽曲。“涙の国”というこの世ならざる場所をテーマに制作された。

 

さらに1月23日(火)からのTBSでの地上波放送に先駆け、1月16日(火)から動画配信サービス「Netflix」で先行配信がスタートする。ヤングスキニーと吉澤のコメントは下記に掲載。

 

ヤングスキニー コメント

「恋は盲目」を書き下ろさせていただきました、ヤングスキニーです。この楽曲は、もちろん恋愛ソングではありますが、失恋して落ち込んでいる人が前向きになれるような曲でもある気がします。ドラマと併せて、楽曲も両方楽しんでいただけたらうれしいです!

 

吉澤嘉代子 コメント

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』EDテーマを担当する吉澤嘉代子

ドラマの歌を書くお話をいただき、まずは原作を1冊だけ読もうと手に取ると、面白すぎて最新刊まで読破していました。気づけば空は白んでおり、その熱のまま板倉梓先生のサイトにファンメールを送りかけましたが、この感動は楽曲で伝えなければと踏み止まりました。作品に登場する魅力的なキャラクターたちは本当の気持ちを言葉にするときに涙があふれてしまいます。その姿に私ももらい泣きしてしまい、締めくくりに涙の歌を書こうと思い至りました。とても優しい物語だと思います。ドラマになるのが楽しみです。

 

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』
TBSほか
2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~
毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

<配信>
地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

<先行配信>
日本国内では1月16日(火)より「Netflix」にて毎週火曜配信
その後、海外にて順次配信を予定

<キャスト>
久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)
土村芳、石川瑠華、泉澤祐希
酒井若菜

<スタッフ>
製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
原作:板倉梓「瓜を破る」(板倉梓/芳文社刊)
脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子
プロデューサー:田中美幸、岩上貴則
配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織
監督:坂下雄一郎、枝優花
オープニングテーマ:ヤングスキニー「恋は盲目」
エンディングテーマ:吉澤嘉代子「涙の国」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/
公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs
公式Instagram:@tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

(c)『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

松村沙友理、“クズ夫”役・竹財輝之助の演技力に感服「本当にこういう人なのかな!?と疑ってしまいました」『極限夫婦』第1章

2024年1月18日(木)スタートの『極限夫婦』(カンテレ 毎週木曜 深夜0時25分~ ※初回は深夜0時40分~1時10分/DMM TVにて独占配信)より、第1章の主演である松村沙友理と竹財輝之助のコメントが到着。また、追加キャストとして髙田延彦、NANA(MAX)、黒沢ともよの出演が発表された。

 

本作は、「めちゃコミック」で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミックス「極限夫婦」(双葉社・アクションコミックス)を原作に、モラハラ、浮気、男尊女卑と、女性の尊厳を踏みにじる最低夫たちを妻たちが見事にスカッと成敗する、3組の夫婦の“アットホーム”復讐ドラマ。

 

第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)では、松村沙友理と竹財輝之助の主演で、結婚後も会社員時代の上下関係が残る年の差夫婦の“極限状態”と、社会的地位に固執するクズ夫に対する痛快な復讐劇を描く。松村が元上司のドS夫に尽くし続ける真面目な専業主婦・桃子役、竹財が妻を家政婦のようにこき使うモラハラエリート夫・高弘役を演じる。このたび、初共演となる2人からコメントが到着した。

 

本作の役どころについて竹財は「クズ夫役を演じられるので楽しみでした。思いきってできるのはお芝居ならではで、ある種のやりがいがあります。高弘を演じる上で意識しているのは、自分がこんな男にはなりたくないなという嫌なやつ、理想と真逆の男をやるということだけですかね。今まで演じていたことを生かしつつ、俳優の先輩方がやってきたキャラクターだったりを意識して演じています」とコメント。

 

一方、松村は「なかなか難しい役どころだと思ったのですが、話が本当に面白くて、演じるのが楽しいです。私と桃子とはそんなに似てるところはないと思っていて、見てくださる方に彼女の気持ちが分かりやすく伝わればいいなとは思いつつ、私の技術でできるかなという不安もあります」と語る。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

そんな松村に対し、竹財は「松村さんは現場では(アイドルの)“さゆりんご”モードの時と、女優さんとしている時といろいろな表情がありすごくすてきな人です。お話を聞いていたら、すごくたくさんの事を考えて悩んだりもされてるのかなと思いましたけど、現場での松村さんは明るくて、全然そういうそぶりを感じさせません。沈んだ空気を出さず、現場を明るく引っ張っていく方なので、すごくありがたいです」とそのプロ意識の高さを称賛した。

 

初共演となる2人だが、松村に竹財の印象を聞くと「初日は“本当にこういう人なのかな!?”と疑ってしまいましたが、普段の姿にクズさはまったくなくて、そう思わせられる演技のテクニックはどこで学ばれるのか、“俳優さんってすごい!”と思いました。実際に竹財さんとしゃべってみると、話すスピードなどもそうですし、高弘とは270度ぐらい違いました。竹財さんがいろんなシーンで演じられている姿を見るたびに驚きがあります」とその演技力に目を輝かせた。

 

これを受けて「普段はうまく(クズさを)隠してるからね(笑)」とほほ笑んだ竹財は「この役を見て楽しんでくださいとは言いづらいのですが…(笑)。夫婦にはどうしてもいろいろあると思います。幸せそうな夫婦に見えて、実は…というところを、皆さんには“ああいう夫婦、ああいう男にはなりたくない”と反面教師として見てもらえればありがたいかなと思います。最後にはスカッとするので楽しんでください」と視聴者に呼びかけた。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

最後に松村は「特に楽しみなのは、船越夫婦宅のシーンです。せりふの量も多いですし、言葉だけで物語が進んでいくんです。私は今まで掛け合いだけで演技をさせていただくことがあまりなかったので、台本を読んでいても面白いです。竹財さんは“本読み”などで私がうまくできないときも、置いていくことなく一緒に連れて行ってくださる方です。なので、胸を借りるつもりで、竹財さん演じる高弘に言葉で打ちのめされていく、その心地よさを感じたいと思っています(笑)。皆さんに存分に楽しんでいただきたいというのが一番なので、最後にスカッとしてもらえたらうれしいです」と見どころを語った。

 

また、第1章のゲストも解禁。高弘が勤める会社の専務で、桃子の復讐のキーマン・前島浩一役を髙田延彦、高弘の上司で桃子のよき相談相手となる頼もしい先輩・伊上美穂役をNANA(MAX)、距離感が近い高弘の後輩・香月美沙役を黒沢ともよが演じる。3人のコメントは以下を参照。

 

髙田延彦 コメント

純粋ピュアな桃子ちゃんというすてきな奥さんがいながら、ひどい仕打ちをし続けた高弘が本当にひどい奴で、どうにかしてやりたいと台本を読みながら思っていました。社会には自分のメリットでどう行動するかなどを判断する人は多いかもしれませんが、私が演じさせていただいた前島はそのキーマンだったように思います。自然と感情移入しやすい役どころだった分、「やっちゃえやっちゃえ!」と桃子の応援団のような気持ちで演じられて、楽しかったです。でも、高弘役の竹財さんが才能もあるし台本よりもかわいすぎて「桃子頑張れ、高弘も頑張れ!」と逆に応援しちゃいました。クライマックスシーンの撮影では、花道での演技を砂かぶり席で見ている気分でした。無垢なかわいらしさがある桃子が、真実を知ることで別人に変化していく姿が見どころです。愛して愛して、尽くしていた分、振り幅が本当にすごいです。女性の怖さを存分に見て、楽しんでください!

 

NANA コメント

まずタイトルの『極限夫婦』に興味津々になり、まさに極限な内容に感情が振り乱され最後にはまさかの展開に“スカッとして面白い!!”と思いました。私が今回演じた伊上は、明るくて仕事ができて後輩思いな先輩上司です。こんな先輩がいたらお仕事もプライベートなお付き合いも、きっと楽しいだろうなと思いました。そんなすてきな役を演じられてうれしかったです。現場は、活気と和やかな空気感もあり、みんなで一緒に作ってる雰囲気で楽しかったです。外からは分からない夫婦の極限状態をのぞき見しながら、スカッとストレス発散できるドラマになっていると思います。ぜひ楽しんで見てください!

 

黒沢ともよ コメント

やばい夫婦の話が3本立てなのですが、すごくテンポよく話が進んでいって、“こんなに気持ちいいのか復讐劇は!”と思いました。私が演じたのは、高弘の後輩・香月美沙です。監督からは、お仕事ではなく人間関係を頑張ってきた女の子だとお話いただきました。美容にお金をかけている感じが出ている女の子でございます。いろんな人に甘えて生きてきた子というところを大切に演じています。演じてみて、“人に甘えるのってこんなに楽しいんだ!”と思いました。今後のことを考えないで立ち振る舞える機会があったら、香月さんぐらい思いっきり甘えてみたいなと思います。とても見ていて爽快な作品なので、まずは3話まで見ていただいて、気持ちよさを味わっていただいたら、次もその次も見たくなると思います。男性諸君はこのドラマを見て、絶対に不倫はしないぞ、と思っていただけたらうれしいです!

 

番組情報

『極限夫婦』
カンテレ(関西ローカルで地上波放送/DMM TVにて独占配信)
2024年1月18日(木)スタート 深夜0時40分~1時10分(※初回のみ)
毎週木曜 深夜0時25分~

<第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)>
主演:松村沙友理、竹財輝之助
出演:岡本玲、桐山漣、北乃きい、平岡祐太

<第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)>
主演:岡本玲、桐山漣

<第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)>
主演:北乃きい、平岡祐太

原作:きづきあきら+サトウナンキ『極限夫婦』(双葉社・アクションコミックス)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:酒見顕守、髙野有里(メディアプルポ)
脚本:保木本真也、渋谷英史
プロデューサー:田中健太(カンテレ)、伊藤茜(メディアプルポ)

(c)カンテレ

松村沙友理、“クズ夫”役・竹財輝之助の演技力に感服「本当にこういう人なのかな!?と疑ってしまいました」『極限夫婦』第1章

2024年1月18日(木)スタートの『極限夫婦』(カンテレ 毎週木曜 深夜0時25分~ ※初回は深夜0時40分~1時10分/DMM TVにて独占配信)より、第1章の主演である松村沙友理と竹財輝之助のコメントが到着。また、追加キャストとして髙田延彦、NANA(MAX)、黒沢ともよの出演が発表された。

 

本作は、「めちゃコミック」で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミックス「極限夫婦」(双葉社・アクションコミックス)を原作に、モラハラ、浮気、男尊女卑と、女性の尊厳を踏みにじる最低夫たちを妻たちが見事にスカッと成敗する、3組の夫婦の“アットホーム”復讐ドラマ。

 

第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)では、松村沙友理と竹財輝之助の主演で、結婚後も会社員時代の上下関係が残る年の差夫婦の“極限状態”と、社会的地位に固執するクズ夫に対する痛快な復讐劇を描く。松村が元上司のドS夫に尽くし続ける真面目な専業主婦・桃子役、竹財が妻を家政婦のようにこき使うモラハラエリート夫・高弘役を演じる。このたび、初共演となる2人からコメントが到着した。

 

本作の役どころについて竹財は「クズ夫役を演じられるので楽しみでした。思いきってできるのはお芝居ならではで、ある種のやりがいがあります。高弘を演じる上で意識しているのは、自分がこんな男にはなりたくないなという嫌なやつ、理想と真逆の男をやるということだけですかね。今まで演じていたことを生かしつつ、俳優の先輩方がやってきたキャラクターだったりを意識して演じています」とコメント。

 

一方、松村は「なかなか難しい役どころだと思ったのですが、話が本当に面白くて、演じるのが楽しいです。私と桃子とはそんなに似てるところはないと思っていて、見てくださる方に彼女の気持ちが分かりやすく伝わればいいなとは思いつつ、私の技術でできるかなという不安もあります」と語る。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

そんな松村に対し、竹財は「松村さんは現場では(アイドルの)“さゆりんご”モードの時と、女優さんとしている時といろいろな表情がありすごくすてきな人です。お話を聞いていたら、すごくたくさんの事を考えて悩んだりもされてるのかなと思いましたけど、現場での松村さんは明るくて、全然そういうそぶりを感じさせません。沈んだ空気を出さず、現場を明るく引っ張っていく方なので、すごくありがたいです」とそのプロ意識の高さを称賛した。

 

初共演となる2人だが、松村に竹財の印象を聞くと「初日は“本当にこういう人なのかな!?”と疑ってしまいましたが、普段の姿にクズさはまったくなくて、そう思わせられる演技のテクニックはどこで学ばれるのか、“俳優さんってすごい!”と思いました。実際に竹財さんとしゃべってみると、話すスピードなどもそうですし、高弘とは270度ぐらい違いました。竹財さんがいろんなシーンで演じられている姿を見るたびに驚きがあります」とその演技力に目を輝かせた。

 

これを受けて「普段はうまく(クズさを)隠してるからね(笑)」とほほ笑んだ竹財は「この役を見て楽しんでくださいとは言いづらいのですが…(笑)。夫婦にはどうしてもいろいろあると思います。幸せそうな夫婦に見えて、実は…というところを、皆さんには“ああいう夫婦、ああいう男にはなりたくない”と反面教師として見てもらえればありがたいかなと思います。最後にはスカッとするので楽しんでください」と視聴者に呼びかけた。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

最後に松村は「特に楽しみなのは、船越夫婦宅のシーンです。せりふの量も多いですし、言葉だけで物語が進んでいくんです。私は今まで掛け合いだけで演技をさせていただくことがあまりなかったので、台本を読んでいても面白いです。竹財さんは“本読み”などで私がうまくできないときも、置いていくことなく一緒に連れて行ってくださる方です。なので、胸を借りるつもりで、竹財さん演じる高弘に言葉で打ちのめされていく、その心地よさを感じたいと思っています(笑)。皆さんに存分に楽しんでいただきたいというのが一番なので、最後にスカッとしてもらえたらうれしいです」と見どころを語った。

 

また、第1章のゲストも解禁。高弘が勤める会社の専務で、桃子の復讐のキーマン・前島浩一役を髙田延彦、高弘の上司で桃子のよき相談相手となる頼もしい先輩・伊上美穂役をNANA(MAX)、距離感が近い高弘の後輩・香月美沙役を黒沢ともよが演じる。3人のコメントは以下を参照。

 

髙田延彦 コメント

純粋ピュアな桃子ちゃんというすてきな奥さんがいながら、ひどい仕打ちをし続けた高弘が本当にひどい奴で、どうにかしてやりたいと台本を読みながら思っていました。社会には自分のメリットでどう行動するかなどを判断する人は多いかもしれませんが、私が演じさせていただいた前島はそのキーマンだったように思います。自然と感情移入しやすい役どころだった分、「やっちゃえやっちゃえ!」と桃子の応援団のような気持ちで演じられて、楽しかったです。でも、高弘役の竹財さんが才能もあるし台本よりもかわいすぎて「桃子頑張れ、高弘も頑張れ!」と逆に応援しちゃいました。クライマックスシーンの撮影では、花道での演技を砂かぶり席で見ている気分でした。無垢なかわいらしさがある桃子が、真実を知ることで別人に変化していく姿が見どころです。愛して愛して、尽くしていた分、振り幅が本当にすごいです。女性の怖さを存分に見て、楽しんでください!

 

NANA コメント

まずタイトルの『極限夫婦』に興味津々になり、まさに極限な内容に感情が振り乱され最後にはまさかの展開に“スカッとして面白い!!”と思いました。私が今回演じた伊上は、明るくて仕事ができて後輩思いな先輩上司です。こんな先輩がいたらお仕事もプライベートなお付き合いも、きっと楽しいだろうなと思いました。そんなすてきな役を演じられてうれしかったです。現場は、活気と和やかな空気感もあり、みんなで一緒に作ってる雰囲気で楽しかったです。外からは分からない夫婦の極限状態をのぞき見しながら、スカッとストレス発散できるドラマになっていると思います。ぜひ楽しんで見てください!

 

黒沢ともよ コメント

やばい夫婦の話が3本立てなのですが、すごくテンポよく話が進んでいって、“こんなに気持ちいいのか復讐劇は!”と思いました。私が演じたのは、高弘の後輩・香月美沙です。監督からは、お仕事ではなく人間関係を頑張ってきた女の子だとお話いただきました。美容にお金をかけている感じが出ている女の子でございます。いろんな人に甘えて生きてきた子というところを大切に演じています。演じてみて、“人に甘えるのってこんなに楽しいんだ!”と思いました。今後のことを考えないで立ち振る舞える機会があったら、香月さんぐらい思いっきり甘えてみたいなと思います。とても見ていて爽快な作品なので、まずは3話まで見ていただいて、気持ちよさを味わっていただいたら、次もその次も見たくなると思います。男性諸君はこのドラマを見て、絶対に不倫はしないぞ、と思っていただけたらうれしいです!

 

番組情報

『極限夫婦』
カンテレ(関西ローカルで地上波放送/DMM TVにて独占配信)
2024年1月18日(木)スタート 深夜0時40分~1時10分(※初回のみ)
毎週木曜 深夜0時25分~

<第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)>
主演:松村沙友理、竹財輝之助
出演:岡本玲、桐山漣、北乃きい、平岡祐太

<第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)>
主演:岡本玲、桐山漣

<第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)>
主演:北乃きい、平岡祐太

原作:きづきあきら+サトウナンキ『極限夫婦』(双葉社・アクションコミックス)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:酒見顕守、髙野有里(メディアプルポ)
脚本:保木本真也、渋谷英史
プロデューサー:田中健太(カンテレ)、伊藤茜(メディアプルポ)

(c)カンテレ

高梨臨「夫をじわじわ攻めるような復讐劇が1つ、2つと展開されていくのが爽快な部分もあり、楽しんでいただけるかも」ドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2」

2023年1月期に放送され、話題を集めたドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法」のSeason2が1月9日(火)より、テレ東で放送開始。キャストは一新され、最愛の息子を失い、夫への復讐心を募らせる主人公・日野美咲を高梨 臨さんが演じる。「大切なものを失い、愛が憎しみへと変わる気持ちは共感できます」という高梨さんがドラマの見どころなど語ってくれた。

 

高梨臨●たかなし・りん…1988年12月17日生まれ、千葉県出身。2012年第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」に主演。その後NHK連続テレビ小説「花子とアン」、「恋がヘタでも生きてます」などに出演。2023年はドラマ「VIVANT」、「単身花日」などに出演。出演待機作に、日英合作映画「コットンテール」(3月1日(金)公開予定)がある。Instagram

 

【高梨 臨さん撮り下ろし写真】

 

美咲が復讐にとらわれていく姿が怖くもあり、面白く感じられるポイント

──キャストを一新してのSeason2となりますが、改めて「夫を社会的に抹殺する5つの方法」って興味をそそられるタイトルだなと思いました。

 

高梨 最初に聞いたときは私もインパクトが強すぎると思いました。Season1を知っていたので、お話を頂いたときはSeason2をやるんだと思いました。このタイトルは、キャッチーでインパクトもあるし、Season2はどうなるんだろうってワクワク感を視聴者の皆さんに伝えられるのかなって思います。

 

──Season2の脚本をお読みになった印象はいかがですか。

 

高梨 ドラマチックな復讐劇ではありますが、根本にあるのは誰もが持っている普通の感情だと思います。私が演じる日野美咲は最愛の息子を亡くしたことがきっかけで、夫との問題に向き合い、愛した人への感情が復讐心へと変わっていく。美咲が復讐にとらわれていく姿が怖くもあり、視聴者の皆さんにとって面白く感じられるポイントなのかなって思いました。

 

──美咲という女性をどんな人物だと捉えていらっしゃいますか。

 

高梨 私ぐらいの年齢の人から見ると、等身大の女性に感じられると思います。ずっとマンガを描くという夢を見てきて、でも好きな人と出会い、結婚して子供が生まれ、子供の幸せを一番に願っている。そして子供が生まれてからは子供のための人生を送っている……それはよくある話だなと思うんですね。そんな普通の主婦が夫のせいで子供を亡くし、ドラマチックな復讐劇が始まるのは、なかなか現実感のある状況ではなくなりますけど、もともとは自分の意見や思っていることもなかなか言えないタイプ、でも幸せな家庭を築いている、そんな等身大な女性だと感じました。

 

愛は憎しみにも変わりやすい感情なのかな

──美咲はもともとマンガを描くのが大好きでしたが、編集者の夫に劣等感みたいなものを植え付けられているのかなって思いました。そんな美咲を演じる上で楽しみにしていることを教えてください。

 

高梨 モラハラっぽい夫の言葉に抑圧されたり、義理のお母さんに嫌味を言われても言い返せないところは、セリフのない表情での芝居が多いなと台本を読んでも感じていました。そこは丁寧に演じていきたいと思っています。美咲のそういう1つひとつの我慢が、復讐へのパワーになっていくんですね。息子を失った美咲はもうどうなってもいいって気持ちになっていましたが、復讐心によって生きる希望を見出していきます。その復讐心に取り憑かれてしまうところが、この作品の面白さだと思いますし、演じる上でその感情をどれだけ表現できるかがとても大切になると思うので、うまく表現できたらいいなと思っています。

 

──愛して結婚した夫に対して復讐心を抱く気持ちは理解できますか。

 

高梨 愛は憎しみにも変わりやすい感情なのかなって思うと、あり得ると思います。しかも美咲は子供という一番大切にしていた宝物を失って、裏切られた気持ちになり、怨みに変わってしまう。私にはその経験はありませんが、すごく理解できます。

 

社会的地位みたいなものを傷つけられることが一番感情に刺さる

──Season1の野村周平さんは見ているだけでムカッとする夫を演じていましたが、栁俊太郎さん演じる夫・日野 透についてどう思っていらっしゃいますか。

 

高梨 私も野村くんが演じるSeason1の夫は、なかなかインパクトがある夫だなと思いながら見ていました(笑)。栁くんは以前共演したことはありますが、向かい合って一緒にお芝居するのは今回が初めてなんです。ちょっと影があるところがすごく魅力的な方なので、幸せなところから始まり、だんだんと様子がおかしくなっていく2人を演じる過程で、化学反応が起きればいいなって思っています。

 

──栁さんご自身の印象はいかがでしょうか。

 

高梨 この作品では写真撮影が初めてのご一緒させていただく現場でしたが、スタジオに入ってきた瞬間から、スタイルが良くてオーラがすごくて。こんなにスタイリッシュな夫、すごく楽しみって思いました(笑)。お芝居に関しては、やりながら2人でいろいろとアイデアを出して、いい感じに生み出していければいいなと思っています。

 

──Season1は夫の弱いところを的確に狙って、ダメージを与える分かりやすい復讐を面白く見ていました。Season2はどんな復讐劇になりそうでしょうか。

 

高梨 原作ともちょっとストーリーが変わっていますが、タイトルどおり、夫の弱い部分をじわじわとせめて社会的な痛手を与えていくのはSeason1と共通しています。夫の透は社会的地位みたいなものを一番気にしているので、その部分を傷つけられることが一番感情にグサッと刺さるんですよね。そういうじわじわ攻めるような復讐劇が1つ、2つと展開されていくのが面白いし、爽快な部分もあり、楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

次々に登場する怪しい人物たちの行動を見ながら推測してほしい

──だんだん復讐そのものを楽しむようになっていく妻の姿も見どころになりそうですね。

 

高梨 美咲の復讐は、最初は悲しみを抑えられずに始まるけれど、復讐していくことによってパワーみたいなものが自分の中に生まれてくるんでしょうね。果たしてそれでいいのか、幸せなのかと台本を読みながら考えさせられました。

 

──ステイタスのようなものに固執する人間を社会的地位から失墜させるのは、精神的にダメージを与える一番の方法かもしれないですね。

 

高梨 私も外で働いている人間として、周りにどう見られているか気になったり、気にしていないようでも承認欲求みたいなものももちろんあると思うんです。なので、社会的評価をどんどん下げられることって、生きている上で一番つらいことなんじゃないだろうかって思いました。

 

──登場人物が全員怪しくて、最終回まで気になる展開が続きそうですね。

 

高梨 みんながみんな怪しいですよね。その辺りは原作とはまた違うお話になっているので、原作を読んでいらっしゃる方も「どうなるんだろう」って、次々に登場する怪しい人物たちの行動を見ながら推測していただいて。それもこのドラマの楽しみの要素になっていると思います。

 

ウェアをカラフルにしたり、普段はしないような格好ができるのが楽しい

──それではここからは高梨さんがハマっているモノやコトについてお聞かせください。今まさにハマっているものって何かありますか。

 

高梨 今はゴルフです。寒くなってきましたが、お休みの日に月2回ぐらいは行っています。

 

──ハマったきっかけは?

 

高梨 コロナ禍でなかなか外に出られず、仕事も休みになって時間ができたところから始まりました。早朝に起きて、自然に囲まれた木がたくさん植えられた場所で運動するのが気持ち良すぎて。そこからどんどんハマっていきました。

 

──もともとスポーツはお好きなんですか?

 

高梨 はい、大好きです。走るのもすごく好きで、いつも家の近所を走っています。中学生ぐらいのころから駅伝とかやっていました。ランニングはずっと続けている趣味ですね。

 

──ゴルフやランニングするときに着るウェアにこだわりはあったりしますか。

 

高梨 とにかくゴルフなら派手な服が着られるみたいなところはありますね。短いスカートを履いて調子に乗っているんですけど(笑)。それはゴルフだから着られるっていうくらいのウェアがすごく好きです。ランニングウェアもそうですけど、カラフルにしたり、普段はしないような格好ができるのが楽しいです。

 

「乙女のポリシー」は走るペースにちょうどいい

──ランニングするときに音楽を聴いていらっしゃいますか。

 

高梨 普段走るときは聴いています。フルマラソンを走ろうと思って、真剣に走っていた時期があって、その頃は曲も聴かずにタイマーだけ持ってストイックに走っていましたが、今はリラックスするために好きな曲を聴きながら走っています。

 

──走っているときに気持ちいい曲は?

 

高梨 そのときにハマっている曲を聴いています。あとは「美少女戦士セーラームーン」の「乙女のポリシー」。子供のころ、すごく好きで聴いていたんですけど、走るペースにちょうどいいのでよく聴いています。

 

──ではお仕事のときに必ず持っていくものはありますか。

 

高梨 私、特に何もこだわりがないんですけど、時間が空いたときは永遠にケータイアプリでパズルゲームをしています。パズルゲームって、本当に何も考えないのがすごく楽なんです。ゲームをやりながら、セリフを覚えたりもします。パズルしながらセリフを読むと、すごく脳が楽なんですよね。どこかで脳をリセットしながらセリフを入れているんでしょうね。

 

 

(C)テレビ東京

ドラマチューズ!
「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2」

1月9日(火)スタート テレ東ほか 毎週(火)深夜24・30~25・00

 

(STAFF&CAST)
原作:「夫を社会的に抹殺する5つの方法」アップクロス・三田たたみ/CLLENN
監督:上村奈帆、的場政行
脚本:上村奈帆
出演:高梨 臨、栁 俊太郎、桜井玲香、工藤 遥、市村優汰、稲葉 友、藤田朋子、佐戸井けん太

【公式HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/otosatsu2/
【公式X(Twitter)】@tx_otosatsu https://twitter.com/tx_otosatsu
【公式Instagram】@tx_otosatsu  https://www.instagram.com/tx_otosatsu/
【公式TikTok】  @tx__otosatsu  https://www.tiktok.com/@tx__otosatsu

(C)テレビ東京

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/高取篤史 スタイリスト/岡本純子

河合優実&坂東龍汰がドラマ『RoOT / ルート』W主演!『オッドタクシー』を新たな視点から描く 24年4月スタート【コメントあり】

河合優実と坂東龍汰が、2024年4月スタートのドラマ『RoOT / ルート』(テレビ東京)にW主演。河合と坂東、土屋貴史監督らスタッフ陣よりコメントも到着した。

『RoOT / ルート』©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

 

本作は、「ビッグコミックスペリオールダルパナ」にて連載中の漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で描かれている、若手探偵コンビの奮闘劇を基にしたドラマオリジナルストーリー。

 

とある奇妙なタクシー運転手の素行調査を引き受けた探偵と部下の新人が次第に大きな事件へと巻き込まれていく、踏み込んだら抜け出せない群像“ヒューマン”ミステリー。映画化、舞台化と展開してきたアニメ『オッドタクシー』の世界から新たに実写ドラマが幕を開ける。

 

クールで孤独な19歳の探偵・玲奈を「サマーフィルムにのって」「由宇子の天秤」などで数々の新人賞を受賞、「少女は卒業しない」で長編映画初主演するなど活躍を続け、本作が地上波ドラマ初主演となる河合優実。

 

玲奈の部下で凶運のポジティブ新人・佐藤を映画「フタリノセカイ」「春に散る」などに出演し、2024年舞台「う蝕」で主演、2025年公開の「君の忘れ方」で映画単独初主演を務めるなど、数々の映画・ドラマの話題作に継続的に出演し、同じく本作が地上波連続ドラマ初主演となる坂東龍汰。

 

監督・脚本は映画「花と雨」や、Vaundy、PerfumeといったトップアーティストのMVなどを手掛けた土屋貴史。映画・舞台・コミックと幅広く展開し、国内のみならず海外でも人気を博すアニメ『オッドタクシー』のチームが企画・制作。原作はP.I.C.S./此元和津也が手掛ける。

 

併せて解禁されたティザービジュアルでは、チグハグ探偵コンビの2人がふと何かに気づいたように視線を送る姿が映し出され、湾曲する部屋で散乱するさまざまなものが、2人が巻き込まれていく大事件への複雑かつ期待膨らむミステリードラマへの没入感を予期させる。

 

本ビジュアルは嵐やBUMP OF CHICKEN、Vaundyといったトップアーティストのみならず、数多くの大作映画のポスタービジュアルなども手掛ける写真家・太田好治が撮影。土屋監督がアートディレクションを務め、作品を表すポップでミステリアスなビジュアルとなっている。

 

また、本作の放送決定に合わせ、アニメ『オッドタクシー』の期間限定無料一挙配信も決定。「オッドタクシー」公式 YouTube チャンネルにて、2024年1月2日(火)午後1時より公開される。河合、坂東、土屋監督らのコメントは下記に掲載。

 

コメント

玲奈役:河合優実

玲奈役を演じました、河合優実です。『オッドタクシー』を別の視点から描いた本作ですが、アニメを見終えて挑んだ撮影では、鳥肌が立つように2つの世界がリンクする瞬間が何度もありました。生身の人間だからこその表現でひとつのヒューマンドラマを作り、またそれが新たに『オッドタクシー』の世界線の豊かな肉付けにもなる、そういうことが成功していたら、未見の方にも履修済みの方にも、まばたきのできない30分を毎週お届けできるんじゃないかと思っています。ドラマ『RoOT / ルート』、めいっぱいドキドキしていただけますように!

 

佐藤役:坂東龍汰

アニメのファンとしてはこのお話をいただいた時、とてもとてもうれしかったですし、ワクワクが止まりませんでした。

 

キャストの皆さんで集まっての本読みで、あんなに鳥肌が立ったのは初めてでした。

 

僕が演じる佐藤はだいぶ空気が読めなくておバカさんですが、一生懸命な凶運ポジティブ星人です。

 

今までにない新しい姿を見ていただけると思います(笑)。

 

玲奈との、息の合っているような合っていないようなチグハグ凸凹コンビも見どころです。

 

ぜひ楽しみに待っていただけたらうれしいです。

 

監督:土屋貴史

私が受けた依頼は、『オッドタクシー』の枠を超えて、アニメで描かれた出来事を基に、現実的な人間ドラマを構築することでした。

 

当然、血も汗も涙もすべてがリアルなものとなるはずです。その居心地の悪さをぜひ愛していただければ幸いです。

 

物語は似て非なる東京の街で展開され、そこに住む個性豊かな人々の悲喜こもごもを玲奈と佐藤と共にのぞいていくことになります。

 

キャスト、スタッフ共々、日々知恵を絞り合いながら、この作品を作り上げました。

 

河合さん演じる玲奈の繊細な心の機微を、坂東さん演じる佐藤の七顛八倒を、お楽しみに。

 

プロデューサー:伊藤裕史(PONY CANYON)

とある日の都内某所で、ピクスの平賀(大介)プロデューサーから、「ドラマやりたいんですけど、どうですか?」と相談を受けたときに、直感的には「絶対にやりたい」と思いましたが、ビジネスとしてはどうかなと思いました(笑)。

 

が、、、アニメとかドラマとか関係なく、全世界にこの世界観の面白さを伝えられるチャンスはなかなかないなと思って、やっちゃいたいと思いました!

 

土屋監督が生み出す世界観、演出と河合さん、坂東さんの織りなす空気感…プロデューサーとしても、作品ファンとしてもとっても楽しみにしてます!

 

全世界の人々と一緒に、「アニメ」と「ドラマ」の交錯する「ルート」をみんなで楽しみましょう!

 

プロデューサー:平賀大介(P.I.C.S.)

『オッドタクシー』の放送が終わった頃、アニメと実写それぞれ別のお話が同じ世界の中で共存する、そんな企画を此元さんに相談しました。奇跡のバランスで組み上がった『オッドタクシー』のお話の隙間を縫って、玲奈と佐藤がまさかの主人公となり、2人視点の新作「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」が生まれました。本作では、土屋監督の下、実写ドラマオリジナルのストーリーがリアルに描かれます。そして、河合さん坂東さんら魅力的なキャストの生の演技を通じて、このドラマをお届けできる喜びをかみ締めています。4月の放送を楽しみにお待ちください。

 

配信情報

アニメ『オッドタクシー』年始一挙配信

プレミア配信日時:2024年1月2日(火)午後1時~以降、30分ごとに各話順次配信(全13話)

※アーカイブ配信期間:全話1月9日(火)午後1時まで

 

「オッドタクシー」Official YouTubeチャンネル:

https://www.youtube.com/c/ODDTAXIOfficial

 

番組情報

『RoOT / ルート』

テレビ東京

2024年4月スタート

 

出演:河合優実、坂東龍汰

原作:P.I.C.S./此元和津也

監督・脚本:土屋貴史

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/root/

公式X:@drama_RoOT

公式TikTok: @oddtaxi

公式Instagram:@drama_RoOT

 

©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

河合優実&坂東龍汰がドラマ『RoOT / ルート』W主演!『オッドタクシー』を新たな視点から描く 24年4月スタート【コメントあり】

河合優実と坂東龍汰が、2024年4月スタートのドラマ『RoOT / ルート』(テレビ東京)にW主演。河合と坂東、土屋貴史監督らスタッフ陣よりコメントも到着した。

『RoOT / ルート』©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

 

本作は、「ビッグコミックスペリオールダルパナ」にて連載中の漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で描かれている、若手探偵コンビの奮闘劇を基にしたドラマオリジナルストーリー。

 

とある奇妙なタクシー運転手の素行調査を引き受けた探偵と部下の新人が次第に大きな事件へと巻き込まれていく、踏み込んだら抜け出せない群像“ヒューマン”ミステリー。映画化、舞台化と展開してきたアニメ『オッドタクシー』の世界から新たに実写ドラマが幕を開ける。

 

クールで孤独な19歳の探偵・玲奈を「サマーフィルムにのって」「由宇子の天秤」などで数々の新人賞を受賞、「少女は卒業しない」で長編映画初主演するなど活躍を続け、本作が地上波ドラマ初主演となる河合優実。

 

玲奈の部下で凶運のポジティブ新人・佐藤を映画「フタリノセカイ」「春に散る」などに出演し、2024年舞台「う蝕」で主演、2025年公開の「君の忘れ方」で映画単独初主演を務めるなど、数々の映画・ドラマの話題作に継続的に出演し、同じく本作が地上波連続ドラマ初主演となる坂東龍汰。

 

監督・脚本は映画「花と雨」や、Vaundy、PerfumeといったトップアーティストのMVなどを手掛けた土屋貴史。映画・舞台・コミックと幅広く展開し、国内のみならず海外でも人気を博すアニメ『オッドタクシー』のチームが企画・制作。原作はP.I.C.S./此元和津也が手掛ける。

 

併せて解禁されたティザービジュアルでは、チグハグ探偵コンビの2人がふと何かに気づいたように視線を送る姿が映し出され、湾曲する部屋で散乱するさまざまなものが、2人が巻き込まれていく大事件への複雑かつ期待膨らむミステリードラマへの没入感を予期させる。

 

本ビジュアルは嵐やBUMP OF CHICKEN、Vaundyといったトップアーティストのみならず、数多くの大作映画のポスタービジュアルなども手掛ける写真家・太田好治が撮影。土屋監督がアートディレクションを務め、作品を表すポップでミステリアスなビジュアルとなっている。

 

また、本作の放送決定に合わせ、アニメ『オッドタクシー』の期間限定無料一挙配信も決定。「オッドタクシー」公式 YouTube チャンネルにて、2024年1月2日(火)午後1時より公開される。河合、坂東、土屋監督らのコメントは下記に掲載。

 

コメント

玲奈役:河合優実

玲奈役を演じました、河合優実です。『オッドタクシー』を別の視点から描いた本作ですが、アニメを見終えて挑んだ撮影では、鳥肌が立つように2つの世界がリンクする瞬間が何度もありました。生身の人間だからこその表現でひとつのヒューマンドラマを作り、またそれが新たに『オッドタクシー』の世界線の豊かな肉付けにもなる、そういうことが成功していたら、未見の方にも履修済みの方にも、まばたきのできない30分を毎週お届けできるんじゃないかと思っています。ドラマ『RoOT / ルート』、めいっぱいドキドキしていただけますように!

 

佐藤役:坂東龍汰

アニメのファンとしてはこのお話をいただいた時、とてもとてもうれしかったですし、ワクワクが止まりませんでした。

 

キャストの皆さんで集まっての本読みで、あんなに鳥肌が立ったのは初めてでした。

 

僕が演じる佐藤はだいぶ空気が読めなくておバカさんですが、一生懸命な凶運ポジティブ星人です。

 

今までにない新しい姿を見ていただけると思います(笑)。

 

玲奈との、息の合っているような合っていないようなチグハグ凸凹コンビも見どころです。

 

ぜひ楽しみに待っていただけたらうれしいです。

 

監督:土屋貴史

私が受けた依頼は、『オッドタクシー』の枠を超えて、アニメで描かれた出来事を基に、現実的な人間ドラマを構築することでした。

 

当然、血も汗も涙もすべてがリアルなものとなるはずです。その居心地の悪さをぜひ愛していただければ幸いです。

 

物語は似て非なる東京の街で展開され、そこに住む個性豊かな人々の悲喜こもごもを玲奈と佐藤と共にのぞいていくことになります。

 

キャスト、スタッフ共々、日々知恵を絞り合いながら、この作品を作り上げました。

 

河合さん演じる玲奈の繊細な心の機微を、坂東さん演じる佐藤の七顛八倒を、お楽しみに。

 

プロデューサー:伊藤裕史(PONY CANYON)

とある日の都内某所で、ピクスの平賀(大介)プロデューサーから、「ドラマやりたいんですけど、どうですか?」と相談を受けたときに、直感的には「絶対にやりたい」と思いましたが、ビジネスとしてはどうかなと思いました(笑)。

 

が、、、アニメとかドラマとか関係なく、全世界にこの世界観の面白さを伝えられるチャンスはなかなかないなと思って、やっちゃいたいと思いました!

 

土屋監督が生み出す世界観、演出と河合さん、坂東さんの織りなす空気感…プロデューサーとしても、作品ファンとしてもとっても楽しみにしてます!

 

全世界の人々と一緒に、「アニメ」と「ドラマ」の交錯する「ルート」をみんなで楽しみましょう!

 

プロデューサー:平賀大介(P.I.C.S.)

『オッドタクシー』の放送が終わった頃、アニメと実写それぞれ別のお話が同じ世界の中で共存する、そんな企画を此元さんに相談しました。奇跡のバランスで組み上がった『オッドタクシー』のお話の隙間を縫って、玲奈と佐藤がまさかの主人公となり、2人視点の新作「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」が生まれました。本作では、土屋監督の下、実写ドラマオリジナルのストーリーがリアルに描かれます。そして、河合さん坂東さんら魅力的なキャストの生の演技を通じて、このドラマをお届けできる喜びをかみ締めています。4月の放送を楽しみにお待ちください。

 

配信情報

アニメ『オッドタクシー』年始一挙配信

プレミア配信日時:2024年1月2日(火)午後1時~以降、30分ごとに各話順次配信(全13話)

※アーカイブ配信期間:全話1月9日(火)午後1時まで

 

「オッドタクシー」Official YouTubeチャンネル:

https://www.youtube.com/c/ODDTAXIOfficial

 

番組情報

『RoOT / ルート』

テレビ東京

2024年4月スタート

 

出演:河合優実、坂東龍汰

原作:P.I.C.S./此元和津也

監督・脚本:土屋貴史

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/root/

公式X:@drama_RoOT

公式TikTok: @oddtaxi

公式Instagram:@drama_RoOT

 

©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

ザ・ドリフターズ珠玉の60作品による国民投票を実施『ドリフ大爆笑 ~国民が選ぶベストコント60~』2・12放送

ザ・ドリフターズ結成60周年記念番組『ドリフ大爆笑 ~国民が選ぶベストコント60~』(フジテレビ系 午後7時~9時)が、2024年2月12日(月・祝)に放送される。

ザ・ドリフターズ結成60周年記念番組『ドリフ大爆笑 ~国民が選ぶベストコント60~』©フジテレビ

 

1964年にいかりや長介、加藤茶、仲本工事、高木ブー、荒井注の5人が集まり、2024年に結成60周年という節目を迎える“ザ・ドリフターズ”。『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)を筆頭に、数多くの爆笑必須コントで放送翌日には学校や職場で話題がもちきりになるほど、日本中を魅了してきた。

 

中でも体を張ったコントや、実際に観客を入れての公開コント、特徴的なキャラクターの数々は今も色あせない“ドリフ”の代名詞として語り継がれている。

 

そこで今回、ドリフ結成60周年を記念し、『ドリフ大爆笑』の中で放送された総勢3480作品の中から番組スタッフが珠玉の60作品をピックアップ。「みんなが大好きなドリフのコント」の国民投票を実施し、「日本中から愛されたベストコント」を決めることになった。

 

エントリーされた60作品は番組特設サイトにてダイジェストで公開中。期間は1月1日(月)から1月31日(水)までの1カ月間、1人5コントまで投票することができる。

 

記念すべきメモリアルイヤーだからこそ実現したスペシャルな番組『ドリフ大爆笑~国民が選ぶベストコント60~』。誰もが心の底から笑い、時を経ても鮮明に思い浮かぶ名作から、今見ても爆笑をかっさらうコント作品までめじろ押しの放送となる。

 

番組情報

ザ・ドリフターズ結成60周年記念番組『ドリフ大爆笑 ~国民が選ぶベストコント60~』

フジテレビ系

2024年2月12日(月・祝)午後7時~9時

投票特設サイトHP:https://www.fujitv.co.jp/dorifu60th

 

©フジテレビ

志田彩良×伊武雅刀『こんなところで裏切り飯』主題歌を日食なつこが書き下ろし!ティザー動画公開&川島潤哉と梅田誠弘の出演も決定【コメントあり】

志田彩良と伊武雅刀がW主演を務める、1月18日(木)スタートの連続ドラマ『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ 毎週木曜 深夜1時4分~1時34分/TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信)の主題歌を、日食なつこが担当することが決定。あわせてティザー動画が解禁され、川島潤哉と梅田誠弘の出演も決定した。

『こんなところで裏切り飯』©中京テレビ

 

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』の中京テレビが放つ、新たなグルメエンタメが誕生。全国で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた“一見、どこでも食べられるような料理”。「どこで食べても変わらない? いや、ここでしか食べられない!」と予想を裏切り、期待を超えるそのおいしさはまさに“裏切り飯”。本作は全て実在する飲食店で撮影。きっとあなたも食べに行きたくなる“裏切り飯”が毎話登場するハートフルグルメコメディーだ。

 

このたび、主題歌は『M-1グランプリ2023』のPVにて「ログマロープ」が採用され、話題となった“日食なつこ”が担当。その演奏技術や作詞作曲の完成度で注目を集め、ジャズ、ロック、クラシックなどの要素を取り込みながら、他に類を見ない鮮烈な弾き語りで多くの人を魅了する日食が、当ドラマのために書き下ろした「appetite(アペタイト)」がドラマ主題歌に決定した。

 

さらに、この楽曲を使ったティザー動画が1月5日(金)TVerにて解禁。ドラマの脚本に寄り添った歌詞と共に、明日への元気をもらえる軽快なピアノメロディーとなっている。

 

さらに、主人公・真理子(志田)の上司となる秘書課長・副島次郎役に朝の連続テレビ小説や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』『どうする家康』(NHK総合)にも連続でレギュラー出演。名バイプレーヤーとして知られる川島潤哉。さらに、全社員が恐れる存在である社長・榊原総一朗(伊武)の右腕となる取締役・成本秀平役に、2021年公開の「由宇子の天秤」で「第35回高崎映画祭」最優秀新進俳優賞を受賞した梅田誠弘が連続ドラマ初レギュラー出演。“飯テロ”だけじゃない、実力派俳優陣が脇を固め展開される「榊原ホテルグループ」社内の“裏切りの企業ドラマ”にも注目だ。

 

日食なつこ コメント

ドラマ、漫画、エッセイ…実はグルメもの作品が大好きな私です。そんな自分の元に飛び込んできたこのたびの主題歌書き下ろしオファー、正直ガッツポーズでした。

 

口の中によだれがあふれ、思わずゴクリと喉が鳴るような美味しいもののそばには、厨房の音、食器やカトラリーのふれあう音、咀嚼音、必ず小気味いい音が寄り添っています。それをそのまま鍵盤と言葉に落とし込めば…思ったとおり何の苦労もなく、流れるようにこの楽曲は生まれてくれました。

 

大好きなグルメをテーマにした「appetite」、真理子さんと榊原社長が繰り広げる食のドラマに添えて皆様にご提供いたします!

 

川島潤哉 コメント

何を考えているか分からず、課長なのに締めるべきところが締まらない感じの副島ですが、現場の雰囲気がとてもいいので、コメディ担当として楽しく演じることができました。グルメを題材にしたドラマは数多くありますが、他のグルメドラマとは全然違います。志田さんと伊武さんが向かい合って演じるシーンは本当に面白いと思うのでぜひ、見ていただきたいです。

 

梅田誠弘 コメント

連ドラにレギュラー出演する初めての作品ということで、すごくうれしかったです。しかも、ただの飯テロドラマというだけではなく、「裏切り飯」というテーマの中で、人の心の奥に隠れた思いや価値観を共有することの難しさ・大切さが描かれている人間ドラマにもなっているところも楽しんでもらえれば。視聴者の皆さんの知っている裏切り飯をぜひ共有していただければうれしいです。

 

番組情報

『こんなところで裏切り飯』(全10回)

中京テレビ(愛知・岐阜・三重の東海3県で放送)

2024年1月18日(木)スタート

毎週木曜 深夜1時4分~1時34分

 

秋田放送

2024年1月23日(火)スタート

毎週火曜 深夜1時24分~1時54分

 

ミヤギテレビ

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 午後4時30分~5時

 

南海放送

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 深夜1時25分~1時55分

 

長崎国際テレビ

2024年1月29日(月)スタート

毎週月曜 深夜0時59分~1時29分

 

<配信>

TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信

 

出演:志田彩良、伊武雅刀、梅田誠弘、川島潤哉

脚本:ガクカワサキ

演出:宮岡太郎、大金康平、田中章一

プロデューサー:浅田大道(中京テレビ)、山本喜彦、森一季

制作プロダクション :株式会社メディアミックス・ジャパン

製作著作:中京テレビ放送

 

ホームページ:https://www.ctv.co.jp/uragiri-meshi

X(旧Twitter)&Instagram:@ctv_drama

 

©中京テレビ

新春振り袖インタビュー! 森山みつき「2024年は、さらに全国を“どアホウ”にしたい!」映画「野球どアホウ未亡人」

クセがすごすぎるギャグや読めなすぎる展開が話題となり、昨年8月の公開からリピートを重ねる「どアホウ」が増殖中の「キャスト8人の野球映画」こと、『野球どアホウ未亡人』。異常な盛り上がりの応援上映が行われ、再上映が行われたかと思えば、4か月近くロングラン上映する映画館が現れるなど、謎すぎる作品で主演を務めた森山みつきさんが、再び登場! 前回(https://getnavi.jp/entertainment/901967/)のインタビューから4か月余り。前回のユニフォーム姿から一転、可憐な振り袖姿で、「どアホウ」現象を振り返りつつ、2024年の意気込みについて語ってくれました。

 

森山みつき●もりやま・みつき…11月3日生まれ。大阪府出身。森永乳業アロエヨーグルトのCMなどで活躍後、21年に「共振」で映画デビュー。22年に「REVOLUTION+1」に出演するほか、主演を務めた「死後写真」ではイタリアの映画祭「Sipontum Arthouse International Film Festival」にて最優秀女優賞を受賞している。X(旧Twitter)Instagram

 

【森山みつきさん撮り下ろし写真】

 

地方の劇場のお祭り・歓迎ムードがすごかった!

──都内(池袋シネマ・ロサ)での上映が終了し、9月から愛知(刈谷日劇)と大阪(シアターセブン)など、地方での上映が始まりました。初日舞台あいさつなどで訪れて、いかがでしたか?

 

森山 ロサさんのときは、私たちの方から「観に来てください!」とお客さんにお願いして、口コミで広まっていきましたが、愛知も大阪も、事前に地元のラジオ番組で取り上げてくださったこともあり、「待ってました!」な感じのお祭り・歓迎ムードがすごかったです! 刈谷(日劇)さんは劇場の入口を装飾した「どアホウゲート」を作ってくださって我々よりも“どアホウ”を追求してくださっていて感動を覚えましたし、私の地元・大阪にある(シアター)セブンさんは、20歳のときに人生で初めて行ったミニシアターだったんです。

 

──森山さん初のミニシアター体験は、何の作品だったんですか?

 

森山 大好きな満島ひかりさんが主演した「海辺の生と死」でした。まさか自分の主演映画で、ここに戻ってくるとは思いませんでしたし、ドキドキしながら映画館に入った思い出もよみがえりました。さらに映画「死後写真」と合わせて主演映画2作同時公開、通称「もりや祭り」でも盛り上げてくださって、全く毛色の違う両作をハシゴして違いを楽しんでくださる方が多くてうれしかったです。11月には長野(千石劇場)でも上映されたんですが、歴史を感じさせるレトロな映画館での上映も、どこか感慨深かったです。大阪ではチラシ配りをするために、ユニフォーム姿で甲子園球場にも行き、海外の方と国際交流もできました。あと、地方に行くと、ファンの方がお菓子や袋麺など、地元の名産をプレゼントしてくださるので、東京に戻るときはスーツケースがパンパンになるんですよ(笑)。

 

──さらに10月には、東京・新宿ロフトプラスワンにて、映画を観ながらツッコミを入れる応援上映「野球どアホウ未亡人+1」が開催されました。

 

森山 「どうしていいか、分からない空気感の中、皆さん探り探りになるのかな?」と思っていたんですが、全く心配無用でした! 映画が始まる前から「みんな、声出していくぞー!」という部活ノリがすごくて、こっちが圧倒されましたし、お客さんのツッコミに逆に笑っちゃう感じでした。映画を観ているお客さんの顔を横から見られたのですが、皆さん本当にいい顔されていたし、私が演じた夏子が必殺技を決めたときに、場内が大歓声と拍手で包まれたりして、本物のスポーツ観戦のようで楽しかったです。

 

──3月には、大阪ロフトプラスワンWESTにて、第二回応援上映「野球どアホウ未亡人-1.0」が開催されます。

 

森山 今度もライブハウスが会場ですし、やはりお酒を飲みながらの応援上映は楽しいと思うんですよ。あえて、野次を飛ばしに行くというか、ストレス発散するために行くぐらいの感覚で、遊びにきてもらえたらうれしいですね。

 

お客さんの感想によって、映画の輪郭がハッキリしていった

──そして、11月には「第33回映画祭TAMA CINEMA FORUM」に参加されました。

 

森山 21年のカナザワ映画祭、22年の福岡インディペンデント映画祭以来の映画祭への参加だったんですが、ステージ上にお花が置かれていたり、初めて映画を観るお客さんもかなりいたり、いつものホームというか、緩い雰囲気とは違ったので(笑)、「ちゃんとしなきゃ」「しっかりしゃべらなきゃ」という身が引き締まる気持ちになりました。

 

──そして、12月の「MOOSIC LAB 2024」や池袋・新文芸坐での上映、年末年始のシアターセブンでの再上映や神戸・元町映画館の上映に続き、ついに1月13日(土)から池袋シネマ・ロサでの再上映が始まります。それを祝し、劇場の外看板を「野球どアホウ未亡人」が飾り、場内では振袖姿の森山さんの巨大タペストリーが迎えます。

 

森山 外看板のインパクトはすごいですよね……! 池袋の街中に突如としてあのビジュアルが現れるわけですから……実際に普段映画を見なさそうな方からも反応があって、これを機にミニシアターに初めて足を運ぶ方がいてくれたらなぁなんて夢見たりしています(笑)。着物も何枚か持っているほど和装は好きで、無条件にテンションが上がるので、事あるごとに着たくなるんですよ。今日、着付けていただいた(スタイリストの)CHAM TEDUKAさんの着物モデルも、一度させてもらったこともあるんです。

 

──このような広がりから、森山さん自身の「野球どアホウ未亡人」に対する捉え方は変わりましたか?

 

森山 作品を観てくださる人が増えていく中で思ったのが、お客さんの感想によって、映画の輪郭がどんどんハッキリしていったことです。作品を作っているときって、自分たちが面白いと思っていても、確かじゃないというか、どこかモヤモヤしている感じだったんですよ。でも、お客さんが「こういうところが面白い!」「こういう楽しみ方ができる!」といったことをどんどん発見してくださることで、「実はこういう映画だった」と教えてもらっているような気がします。それこそ、「私は野球だ」というワードも名言に思えてくるんですよね(笑)。

 

──今後、どのような展開に期待したいですか?

 

森山 まだまだ知られていないなか、すでに上映した場所でさらにどれだけ広げられるか? というフェーズにも入ってくると思うので、逆にめちゃくちゃ酷評されても面白いかなとも思うんですよ。今までいい意見がほとんどだった中で、そういう意見が出てきたら、こんな見方もあったのか! とよりこの映画のことが分かるような気がします。そんな状況が起こるぐらい、普段こういった映画に触れない方々にまで広い範囲に届けたいです。そして、北海道から沖縄まで、できるだけ多くの映画館に舞台あいさつに行って、全国どアホウ化計画を進行したいです!(笑)

 

乗馬ライセンスを活かせる役を演じたい!

──また、森山さんの趣味についてもお聞きします。劇中で披露した歌唱力の評価も高いですが、もともと音楽をやられていたんですか?

 

森山 私はずっと掲げている夢に「音楽映画とアクション映画に出たい」というものがあって、もともと音楽映画が好きだったんです。小学生の頃は「ハイスクール・ミュージカル」や「オペラ座の怪人」をよく観ていて、その後は「さよならくちびる」「味園ユニバース」「サヨナラまでの30分」といった作品が好きでした。でも、私自身は特に、楽器をやっていたとか歌のレッスンを受けていたわけではないんです。

 

──そんななか昨年10月に、Instagramに「野球どアホウ未亡人のテーマ」をギターで弾き語りしている動画が突然アップされました。

 

森山 「野球どアホウ未亡人」に出演した22年に、実はスリーピースガールズバンドの映画の出演が決まっていたんです。最終的に撮影前に企画が流れてしまったんですが、その役作りでギターレッスンを受けて、そのときはASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」とか、きのこ帝国やHump Backの楽曲をカバーしていました。映画の話が流れた後もギターの練習はしていて、スタジオに入ったときに「持ち歌あるじゃん!」と、「野球どアホウ未亡人のテーマ」をカバーしたんです。あれはそのときの動画をアップしたんです。

 

──そんなわけで、2月11日のシネマート新宿での上映で「森山さんの弾き語りライブ」が行われることも決定しました。最後に2024年の抱負を教えてください。

 

森山 昔から馬好きで、念願の乗馬ライセンスを昨年取ることができたので、それを活かせるような役柄を演じたいです。そういう意味では商業映画にも出演したいですし、地方に住んでいる家族や友だちが気軽に見られるドラマやCMに出る機会もさらに増やせたらうれしいですね。

 

 

野球どアホウ未亡人

1月13日(土)~26日(金)東京・池袋シネマ・ロサにて、カムバック上映
2月4日(日)長野・松本シネマセレクトにて上映

2月11日(日)「MOOSIC LAB 2024」東京・シネマート新宿にて上映(森山さんのミニライブあり)
3月2日(土)「野球どアホウ未亡人-1.0」」(応援上映+トーク)大阪ロフトプラスワンウエストにて上映

【映画「野球どアホウ未亡人」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:小野峻志
脚本:堀 雄斗
プロデューサー:堀 雄斗
出演:森山みつき、井筒しま、秋斗、工藤潤矢、田中 陸、関 英雄、柳 涼、藤田健彦

(STORY)
夫の賢一(秋斗)を支える貞淑な妻・夏子(森山みつき)。ある日、草野球に出かけた賢一が突然亡くなり、絶望のなかで暮らす夏子だったが、賢一が所属していた草野球チーム・多摩川メッツの監督・重野(藤田健彦)から野球の才能を見いだされる。賢一の残した借金を返済するため、野球を始めることになった彼女は、重野からの激しい特訓を重ねるうちに、野球の快楽性にとりつかれる。さらに、義妹の春代(井筒しま)やプロ野球スカウトマンの古田(工藤潤矢)ら一癖も二癖もある人物に囲まれ、夏子は歩みを進めていく。

公式Twitter:https://twitter.com/ONOKANTOKU

 

撮影/河野優太 取材・文/くれい響 スタイリスト/GHAM TEDUKA

渋谷凪咲がNMB48山本望叶主演『アイドル失格』ゲスト出演決定 陰から何かを見守る?場面写真も解禁

渋谷凪咲が、2024年1月13日(土)にスタートするNMB48山本望叶主演ドラマ『アイドル失格』(BS松竹東急 毎週土曜 午後11時~)にゲストキャストとして出演することが分かった。

『アイドル失格』©BS松竹東急/KADOKAWA

 

NMB48安部若菜の作家デビュー小説「アイドル失格」(KADOKAWA刊)を実写ドラマ化する本作は、不動のセンターとしてキラキラ輝くアイドルと、そのアイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」の禁断の恋と成長を描く青春ストーリー。

 

アイドルとして活動する高校2年生の主人公・小野寺実々花役として、安部と同じくNMB48のメンバーである山本望叶が出演。実々花にガチ恋するオタク・ケイタを小林亮太。実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバーとして、NMB48川上千尋、上西怜、泉綾乃らも出演する。

 

さらに、2023年12月27日にNMB48を卒業した渋谷凪咲が、ゲストキャストとして出演。同時に解禁された渋谷の場面写真には、部屋の陰から何かを見守る姿や、実々花と対面する姿が。詳しい役柄や実々花とどう交わっていくのかは、放送で明らかとなる。

 

番組情報

土曜ドラマ『アイドル失格』(全12回)

BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)

2024年1月13日(土)スタート

毎週土曜 午後11時~

 

出演:山本望叶、小林亮太、川上千尋、上西怜、泉綾乃、美山加恋、内藤秀一郎、本田博太郎 ほか

原作:安部若菜「アイドル失格」(KADOKAWA)

脚本:三谷伸太朗、大山晃一郎、葉名恒星、伊藤学

監督:大山晃一郎、葉名恒星、関祐太朗、藤原光洋

プロデューサー:五十嵐正幸(BS松竹東急)、上江洲茉央(BS松竹東急)、伊藤学(KADOKAWA)

製作:BS松竹東急 KADOKAWA

制作協力:KAPFILM

 

局公式 X:@BS260_official

ドラマ公式 X:@BS260_drama

 

©BS松竹東急/KADOKAWA

東野幸治、「あら-1GP」開催で令和ロマンに戦いを挑めるパフォーマーを探すも「気づいたらいつも通りでした(笑)」『あらびき団2024新春』

1月8日(月)に放送される『あらびき団2024新春』(TBSほか 午後11時56分~深夜0時55分/一部地域を除く)の収録後囲みが行われ、MCのライト東野(東野幸治)とレフト藤井(藤井隆)が取材に応じた。

『あらびき団2024新春』左から)レフト藤井(藤井隆)、ライト東野(東野幸治)©TBS

 

『あらびき団』は“あら削り”な一芸を持ったパフォーマーを紹介する“伝説”のネタ番組。2007~2011年にレギュラー放送、その後も特番としてたびたび放送され、ハリウッドザコシショウ、風船太郎、世界のナベアツ、AMEMIYA、はるな愛ら多くの“あらびき”スターが誕生。さらに、いまや大活躍のかまいたち、シソンヌ、マヂカルラブリーなど、多くの賞レースチャンピオンたちもこの番組で若手時代にパフォーマンスをしていた。

 

1月8日放送では、あらくて面白いあらびき芸人No.1を決める「あら-1グランプリ」を開催。「あら-1グランプリ」の開催は、2022年の年末の放送以来となる。

 

ライト東野(東野幸治)×レフト藤井(藤井隆) 収録後コメント

◆今回2年ぶりに「あら-1グランプリ」が開催されましたが、いかがでしたか?

東野:『あらびき団』の収録であることは知っていて、1時間番組で楽しく見られるなと思っていたら、「あら-1」を決めると聞いて(笑)。仕事でリアルタイムでは見られなかった『M-1グランプリ』を家でネタの部分だけまとめて見て、ちょっと審査員という気持ちにかかり気味で始まりましたけど、気づいたらいつも通りでした(笑)。オープニングは確かに、スターを見つけるぞ、『あらびき団』から令和ロマンに戦いを挑めるパフォーマーを見つけるぞという気持ちでやっていましたが、途中からいつもと同じで腹をかかえてゲラゲラ笑いながら、ツッコミながらで(笑)。『M-1』は審査員の人は当たり前ですけど、パフォーマンス中、漫才中にしゃべらないじゃないですか。ふと気づいたんですけど、我々はずっとしゃべっていて。これ無理やなと思って(笑)。新しいパフォーマー、レジェンドパフォーマー、入り乱れてやっています。誰が「あら-1」チャンピオンなのか期待しつつ、ぜひチェックしてほしいなと思います。

 

藤井:2022年に「あら-1グランプリ」をやってから1年なかったんですけれども、そんなコンテストはなかなかないと思うんです。1年たつってどういうことなんだろうと思うんですけど、もうそんなことで迷ってると何もできないので、張り切ってやらせていただきました。本当に楽しかったです。こうなることは僕は分かっておりまして、いい年明けになったなと。景気がいいです。

 

東野:お酒を飲みながら見ても怒りません(笑)。ながら見でもいいですし、なんだったら気づいたら終わっていたでも結構です(笑)。

 

藤井:今回、関東での放送なので、そうじゃない地域のところで『あらびき団』をずっと応援している方に、本当に申し訳ないなと思っていた時期があって。TVerでご覧いただけるなんて、こんな心強いことはないので、正々堂々とやってますので、ご覧いただけたらと思います。

 

◆今回出演されたパフォーマーたちから刺激を受けたことはありますか?

東野:めちゃくちゃありますよ。我々も悩んだりつらいことあるけど、彼らも一生懸命生きてるし、俺も明日から一生懸命生きようとか、それが『あらびき団』の壮大なテーマのような感じにも思えてきました。新しいパフォーマーはキラキラしたりとか、みんな同じステージで収録していますけど、レジェンドの人は同じステージでもこうも色味が違うのかとか。自由ですし、キャリアとか、なおかつ同じステージでパフォーマンスをやっているからこその感慨深いものがあって。トータルで見ていたら、悩んでることがアホらしくなるというか。気軽に笑っていただけたらなと思います。

 

藤井:それは本当にライトさんのおっしゃる通りで、どっちが上とか下とかではなくて、全くもって平等で。平等で比べた時にこんなことで悩んでるのはつまらないってことは、たぶん対象物の方が上にいるからなんですよね。憧れにも似た気持ちになれるので。『あらびき団』が始まる時に、ライトさんに『藤井君と僕はこの人たちにはなれないんだよ』と教えていただいて。それの意味が分からないまま10何年前に走り出したんですけど、今しみじみそれを感じています。自分がつい飲み心地のいい言葉を言ったりとか、なんとなく生放送できれいに収まることを言ったりして、それを褒めてもらえてよかったと思っていた時期がありますが、そうじゃないんだよということを今回も教えていただいて。時代は本当に変わりましたから、そういうのも感じていただけたらうれしいです。

 

◆前回放送の反響はありましたか?

藤井:言っていただきました。ですけど、こういう場で絶対言わないでくれって思ってるだろうなと思うので言わないです。でも、そうそうたる方に言っていただいています。

 

東野:藤井君がくみ取って言えないだけね。言うたら、その人たちの何か作品に影響するなっていうことね。

 

藤井:お名前を出したら、絶対にトップで書いてくださると思うんですけど、言わないです。信用している方に言っていただけたのでうれしいです。そうやって本当に楽しんでくださる方がいるっていうのは著名人だけではなく、本当に学生の方とか、働いてらっしゃる方とか、僕のことを応援してくださってる方とかがすごく『あらびき団』のことを愛してくださっているのは、本当にうれしいこと。SNSとかでも、学生時代に見ていて、今結婚してお子さんがいて、幼稚園や小学生の子と一緒に無邪気に見て、子供がアブローラーマンの歌を歌ったりして複雑な気持ちです、みたいなのもあったり(笑)。

 

東野:うれしい反面、親の立場として、隠しておきたかったんだなと思っているのもあったり、そういった声は届いています。

 

◆あらためて2人にとって『あらびき団』という番組はどういった番組でしょうか?

東野:本当にありがたい存在。まさかこんなに続くとは思わなかったですし、放送してはなくなり、放送してはなくなりの連続ですから。今回、僕の想像ですけど、急に言われたんですよ。放送ないですと言われていたのに、1月の上旬に放送するということは、TBSの何かの番組がなくなったんだと踏んでます。僕らみたいな芸人は、声がかかったらご機嫌で来ますから。これをチャンスと見て、頑張りました。

 

藤井:信じられないです。最初に声をかけてくださった方がもういらっしゃらなかったりとか、本当に長くやらせていただいてますし。我々2人よりも、最初からパフォーマーの方のパフォーマンスをメインで撮っている方が今も撮り続けてくださっていることが、『あらびき団』の宝物で。イガラシさんって言うんですけど、イガラシさんがいてくださる限り、絶対『あらびき団』は大丈夫ですね。でも今回の件でイガラシさんがいよいよイギリスに行くかもしれなくて、その間『あらびき団』はどうするんだろうとそんなこともちょっと思っています。

 

東野:収録中にちょっとそういう事件があって(笑)。

 

◆今回のイチ押しのパフォーマーの方はどなたでしょうか?

東野:気になるパフォーマーは、ハイツ友の会です。『THE W』でも決勝へ行ったりしていたりしてメジャーな方なのに、それでもまだ出続けてきてくれるので、本当にありがたいというか。会ったこともないし、会っても『あらびき団』の話はしないと思うんですけど、心の中では感謝しているというか、本当にありがたいなと思います。面白かったです。

 

藤井:芸人さんはもちろんなんですけども、パフォーマーの方も出てくださいますので、今回はホイールを使ったパフォーマンスをしていた ケンシロウさんは大注目です。何度も何度もTVerでご覧いただきたいです。ケンシロウさんを見ようと思ったら、物理的に何度も見ることになると思います(笑)。

 

東野:オンエアを見て、見逃したところとか、画面上にいろんな遊びみたいなのがある番組なので、その遊びをTVerで見てもらったりとか、8回ぐらい見なあかんぐらい、あんな面白いことがあんねやとか、こんなんなってんねやとか、ものすごいちっちゃいことがいっぱいあります。風船太郎さんだったり、りなんなんも出てくるので。

 

藤井:りなんなんは歌なのに、歌詞がまず入ってこなかったのが本当に申し訳なくて、僕自身が早くTVerで見たいです。

 

東野:全パフォーマー、映画と一緒で2回見て分かるみたいなところもあるから、何回も見てほしいです。

 

藤井:TVerで2週間見逃し配信あるので、ぜひ!

 

番組情報

『あらびき団2024新春』

TBSほか 一部地域除く

2024年1月8日(月)午後11時56分~深夜0時55分

 

番組公式Twitter:@namaiki_arabiki

番組公式TikTok:@arabikidan

番組公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCcIiPUyXFqPraXR_tTPvdUg

 

©TBS

芳根京子「常に前の年を超えたいです。2024年も年末に心残りがないよう “今年もやりきったぞ!”って思える一年にしたい」映画「カラオケ行こ!」1・12公開

変声期に悩む合唱部の男子中学生・聡実と歌がうまくなりたいヤクザ・狂児の交流をコミカルに描いた、和山やま氏の人気コミックを綾野剛さん主演で映画化した「カラオケ行こ!」が1月12日(金)より公開。映画オリジナルキャラクターである合唱部の副顧問・森本ももを演じる芳根京子さんが、大きな転機となった初主演ドラマの思い出を振り返りながら、自身初となる教師役について語ってくれました。

 

芳根京子●よしね・きょうこ…1997年2月28日生まれ。東京都出身。2016年NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを演じた。以降、映画「累 -かさね-」(2018年)、「Arc アーク」(2021年)、ドラマ「それってパクリじゃないですか?」「オールドルーキー」など多くの作品に出演。2018年には、「累 -かさね-」「散り椿」で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。現在、デビュー10周年記念写真集「京」(ワニブックス)が発売中。Instagram

 

【芳根京子さん撮り下ろし写真はこちら】

 

「表参道高校合唱部!」は、私にとってもファンの方にとっても大切な作品

──人気コミックの映画化で、芳根さん演じる森本ももは、映画オリジナルキャラクターになります。オファーを受けた時はいかがでしたか?

 

芳根 「原作にないオリジナルのキャラクターです」と言われたら普段ならどこか不安というか、「原作のファンの方にどう思われるかな?」とか思ってしまう気がするんです。でも、山下敦弘監督と脚本家の野木亜紀子さんが組まれる作品に出演するのは、ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」に続いて、今回が2作目になります。なので「お二人が私に任せてくださった役が楽しみ!」と純粋にうれしい気持ちでいっぱいでしたし、台本も楽しく読ませていただきました。

 

──森本ももは、中学校の合唱部副顧問という設定です。芳根さんが合唱部員を演じ、初主演された連ドラ「表参道高校合唱部!」(以下、オモコー)から8年後に、このような役柄を演じるには感慨深いです。

 

芳根 「ついに、先生役を演じるときが来たか!」とうれしかったですし、合唱部の話と言えば、やっぱり自分の役者としてのキャリアの中で「オモコー」という大きな作品があるので、そういったご縁を感じられたこともうれしかったです。あの頃の出来事は、今でも強く心に刻み込まれていて、鮮明に覚えているんですよ。

 

──そんな「オモコー」出演当時の思い出を教えてください。

 

芳根 「オモコー」はいろんな意味で、自分にとって転機となった作品です。16歳で女優デビューして2年ほどで連ドラの主演をやらせてもらう重みやプレッシャーみたいなものもありましたし、とにかく経験値爆上がりの現場でした。昨年デビュー10周年を迎えて、その10年を振り返っても、やっぱり「オモコー」っていうドラマは外せないですね。9月に、初めてのファンイベントをやったときも、「『オモコー』からずっと好きです!」というファンの方が本当に多くて……! だから、私を応援してくださる方にとっても、大切な作品だったと思います。

 

こんなにもうれしいご縁が重なるんだ!

──志尊 淳さんや高杉真宙さんなど、一緒に合唱部員を演じた俳優さんの現在の活動は、やはり気になりますか?

 

芳根 例えば、ネットの情報解禁のニュースで皆さんのお名前を見かけると、やっぱり見ちゃいますし、「うれしい!」とか「私ももっと頑張らなきゃ!」と思います。もちろん「またご一緒したい!」とも強く思うので、今でも「オモコー」のメンバーは仲間であり、ライバルであり、本当にかけがえないない存在だと私は勝手に意識しています(笑)。ときどき、ほかの現場でもお会いすることもあるんですが、どこか同窓会のようで、「どんなふうにしゃべったらいいんだっけ?」って、ちょっと照れ臭くなりますね。

 

──ちなみに、「オモコー」で主題歌「好きだ。」を担当していたLittle Glee Monsterは、「カラオケ行こ!」では主題歌として、X JAPANの「紅」をカバーしています。

 

芳根 この作品に参加させてもらうことが決まったときもうれしかったですけれど、「山下監督と野木さんの映画、うれしい!」「『オールドルーキー』でご一緒させていただいた綾野さんが主演、うれしい!」「合唱部の設定、うれしい!」ときて、「主題歌リトグリちゃん、うれしい!」ですからね。「こんなにもうれしいご縁が重なるんだ!」と思いました。リトグリちゃんとは試写会で一緒に作品に見たんですが、「また皆さんとご一緒させていただいてうれしかったです」とごあいさつさせていただきました。

 

──劇中、ももはピアノを弾き、関西弁もしゃべりますが、役作りはいかがでしたか?

 

芳根 どの角度からもカメラで撮られていいよう、ピアノはたくさん練習しました(笑)。幼稚園から高校生ぐらいまでは、レッスンに通っていたんですが、この仕事を始めてからは、ほとんど弾いてなかったんです。それで、今回演奏する楽譜をいただいたら、“昔やっていました”程度の人間には弾けるような曲ではなかったので、1日6~7時間の練習を2か月間ぐらい続けました。関西弁も確かに大変でしたけれど、あの頃は「私は音大に通っているのかも?」と錯覚するような生活を送っていましたね(笑)。

 

「今年もやりきったぞ!」って思える一年にしたい

──もものちょっと抜けた天然キャラクターについては?

 

芳根 山下監督からは「芳根ちゃん、そのまんまでやって!」と言われたんですよ。なので、あんまり考えずに、ももが発するセリフに無理ない程度に、能天気なキャラを演じさせてもらいました。いいのか悪いのかは別として、もも自身はそんなに責任感が強いキャラではないですし、生徒の皆さんと同じ目線に立てる人でいたいなと思いました。私は実際に合唱部員だったことはないですが、「オモコー」での経験を思い出しながら、ももの気持ちを作っていきました。

 

──ちなみに、8年前の「オモコー」の合唱部と今回の合唱部の雰囲気の違いは?

 

芳根 「オモコー」のメンバーは、最年少だった私が高校卒業したぐらいだったんです。堀井新太さんは5歳ぐらい上でしたし。今回の合唱部の皆さんは聡実役の齋藤 潤くんをはじめ、現役の中高生だったので、とにかく若くて、エネルギッシュで、キラキラしていました。先読みみたいなことはなく、純粋に真っすぐ突き進んでいる姿がまぶしく感じました。「私はちゃんと年齢を重ねているし、そりゃ、先生になるわ」と改めて思いましたね(笑)。

 

──完成した映画をご覧になったときの感想は?

 

芳根 私は綾野さんたちとの絡みがなかったので、「自分の教え子が、こんなことになっていたなんて!」というか、ももが知らない大人たちの世界がいっぱい描かれていて、純粋に楽しませてもらいました。綾野さんがカラオケで「紅」を歌うシーンなど何度も笑わせてもらいつつ、この作品に参加させてもらえたぜいたくさを感じさせてもらいました。

 

──最後に、2024年の抱負を教えてください。

 

芳根 毎年のように思っていることですが、常に前の年を超えたいです。それは別に作品の数や量ではなく、目の前の作品に精いっぱい向き合い、年末に心残りがないよう「今年もやりきったぞ!」って思える一年にしたいですね。

 

カラオケ行こ!

1月12日(金)より公開

(STAFF&CAST)
監督:山下敦弘
原作:和山やま
脚本:野木亜紀子
出演:綾野 剛、齋藤 潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE、八木美樹、後 聖人、井澤 徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝

(STORY)
合唱部部長の岡聡実(齋藤)はヤクザの成田狂児(綾野)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が……。聡実の運命や如何に? そして狂児は最下位を免れることができるのか?

公式HP:https://movies.kadokawa.co.jp/karaokeiko/

(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会 (C)和山やま/KADOKAWA

 

撮影/映美 取材・文/くれい響

岡村隆史&サンドがMC初タッグ!4時間ぶっ通しのドッキリ特番『TBS系人気番組対抗 オールスタードッキリ祭』放送決定【コメントあり】

ナインティナイン・岡村隆史&サンドウィッチマンがMC初タッグを組む特番『TBS系人気番組対抗 オールスタードッキリ祭』(TBS系 午後7時~10時48分)が2024年1月7日(日)に4時間にわたって放送される。

『TBS系人気番組対抗 オールスタードッキリ祭』©TBS

 

この番組は、TBS系人気番組の出演者が共演者にドッキリを仕掛け、その面白さと番組内の絆を競うドッキリの祭典。バラエティ番組をはじめ、報道・情報番組、さらに1月スタートの新ドラマも参戦。2か月にわたる長期ドッキリから生放送1分前ドッキリなど、多種多様なドッキリを総勢101人で決行する。

 

MCは、意外にも今回が初タッグとなるナインティナイン・岡村隆史とサンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)。収録後、岡村は今回の初タッグに対し、「共演NG出していた?」とジョークを飛ばしながらも「サンドウィッチマンのお二人にサンドされる幸せな時間でした。これからもどんどん挟んでほしい!」と話し、サンドウィッチマンも「こんなにがっちり一緒に仕事ができてすごくうれしかったです。我々はアシスタントですよ!」と岡村を絶賛。

 

スタジオゲストには、審査員長の貴景勝貴信をはじめ、大栄翔勇人、重岡大毅(WEST.)、中条あやみ、朝日奈央、アンミカ、井森美幸、栗田航兵(OCTPATH)、四谷真佑(OCTPATH)、長田庄平(チョコレートプラネット)、後藤真希、小峠英二(バイきんぐ)、澤部佑(ハライチ)が集結。進行は田村真子アナが担当する。

 

参加番組は、バラエティから『アイ・アム・冒険少年』『オオカミ少年』『炎の体育会TV』『それSnow Manにやらせて下さい』『THE神業チャレンジ』『日曜日の初耳学』『カイモノラボ』、報道・情報番組から『Nスタ』『ひるおび』。さらに、1月期火曜ドラマ『Eye Love You』、1月期金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』、1月期日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』も参戦する。

 

岡村隆史(ナインティナイン)コメント

いろんなドッキリが大仕掛けで、すごく楽しかったです。長期間かけて非常に頑張られた努力が何かにつながったらええなと思うドッキリもありましたね(笑)。

 

TBSのたくさんの人気番組の方々に協力していただいて、素晴らしいドッキリが見られると思います。火薬の量も正月ならではのおめでたい量になっていますので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います!

 

伊達みきお(サンドウィッチマン)コメント

僕もドッキリに参戦しましたが、収録中にドッキリの準備で外に出てくださいって言われて、楽しく見ていたのに見られてない映像がいっぱいあるんですよ!それなのに最後に貴景勝関に言われた一言にはびっくりしましたね(笑)。個人的には他番組で共演している芦田愛菜ちゃんが仕掛け人としてドッキリ番組に出ているのは非常にレアだなと思ったので、ぜひご覧ください!

 

富澤たけし(サンドウィッチマン)コメント

ドッキリの最後に爆発するっていうのが昔からDNAにあるのか、結局面白いんですよね!理由なんかない。爆発すれば面白い。それが再確認できましたね。1月スタートの新ドラマも参戦しています。撮影の途中でドッキリを仕掛けるので、そのVTRを見ていて単純にドラマが見たくなりましたね。『オールスタードッキリ祭』を見てもらったら、ドラマに入りやすくなると思います!

 

番組情報

『TBS系人気番組対抗 オールスタードッキリ祭』

TBS系

2024年1月7日(日)午後7時~10時48分

 

MC:岡村隆史(ナインティナイン)、サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)

スタジオゲスト:
貴景勝貴信、大栄翔勇人、重岡大毅(WEST.)、中条あやみ、朝日奈央、アンミカ、井森美幸、栗田航兵(OCTPATH)、四谷真佑(OCTPATH)、長田庄平(チョコレートプラネット)、後藤真希、小峠英二(バイきんぐ)、澤部佑(ハライチ)

進行:田村真子TBSアナウンサー

 

©TBS

伊東四朗×羽田美智子『おかしな刑事』涙と笑いのクランクアップ!「そこはかとない“おかしさ”が感じられるドラマ。寂しいですね」

2024年1月6日(土)放送の『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』(テレビ朝日系 午後8時~9時54分)より、クランクアップレポートが到着した。

 

たたき上げの刑事・鴨志田新一(伊東四朗)と、エリート警視の娘・岡崎真実(羽田美智子)という“凸凹父娘コンビ”の活躍を描いてきた人気シリーズ『おかしな刑事』。2003年の第1作から約20年にわたって愛されてきたシリーズがついに完結を迎える。

 

2003年8月に『土曜ワイド劇場』で第1弾を放送して以来、同枠や『日曜ワイド』『ミステリースペシャル』枠などで放送を重ねてきた『おかしな刑事』シリーズ。京都を舞台に全編撮影した『京都スペシャル』2作も含めると、最終作は通算27作目となる。

『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』左から)羽田美智子、伊東四朗 (c)テレビ朝日

 

1月6日放送の大千秋楽スペシャルでは、鴨志田がついに定年へ。最後の出勤も終え、あとは有給休暇の消化を残すのみ…という状況で、大手建設会社社長が誘拐される衝撃事件が発生。身代金として2億円分の金のインゴットが犯人に奪われるが、その2億円は栗山が大物政治家に渡す予定のウラ金だったのではないかという疑惑が浮上して…。

 

物語のカギを握る建設会社社長・栗山喜一郎役でゲスト出演するのは、伊東の“盟友”三宅裕司。コントライブや舞台「伊東四朗一座」「熱海五郎一座」で長年、伊東と共演してきた三宅が満を持してシリーズに登場。息のあったやりとりを繰り広げる。

 

そんな最終作のオンエアに先駆け、クランクアップコメントが到着。涙と笑いに包まれた『おかしな刑事』らしいセレモニーの様子が明らかになった。

 

シリーズ最後の撮影は、東王子署刑事課メンバーが勢ぞろいした署内のシーン。ラストカットも順調に進み、「これにて『おかしな刑事』シリーズ、オールアップです!」というプロデューサーの声がスタジオに響くと、キャスト&スタッフから割れんばかりの拍手が沸き起こった。

 

クランクアップセレモニーではキャスト全員に梶間俊一監督から花束が贈られ、一同は万感の表情。ゲストの三宅は「今回初めて参加させていただきましたが、現場の雰囲気は最高でした。伊東さんが撮影を1日間違えてせりふを覚えてきたときはどうしようかと思ったのですが、その場で全部覚えて完璧にこなされまして、結果的に巻いた(=予定より早く進んだ)んですよね。私もこれからはもうせりふを覚えなくていいやと思いました(笑)」と笑いを交えて伊東をたたえた。

『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』左から)羽田美智子、伊東四朗 (c)テレビ朝日

 

セレモニー前から瞳を潤ませていた羽田は「言葉にすると胸が詰まっちゃって…」と込み上げる涙を抑えながら、「このシリーズが始まった頃の30代前半の私は吹けば飛ぶような存在でしたが、世界一尊敬する“お父さん”の背中を見ながら、20年間この世界で頑張ることができました。シリーズを20年間続ける…ということは、この世界でなかなか超えられないハードルだと思います。そこに皆さんと一緒に到達することができて、私は世界一幸せな女優だと思っています」と感謝を。

 

そして「またいつか、『ひょっこりおかしな刑事』とか『おかしな刑事おかわり』とか、カムバック作品が実現して、このメンバーでご一緒できることを夢見ています」と、伊東をはじめとするキャスト&スタッフへの思いを込めた言葉を。羽田のスピーチをうなずきつつ聞いていた伊東は、羽田考案のネ―ミングのところで吹き出し、スタジオもどっと沸いた。

 

最後にひときわ大きな拍手の中、花束を受け取った伊東は「お疲れさまでした。ひと言お願いします!」とスタッフからコメントを求められ、ニヤリと笑いながら「ハイ…疲れました(笑)」と、まさに“ひと言”。

 

キャストたちが爆笑しながら「それだけですか?」とチームワークよくツッコむと「最後のゲストの三宅君とは、これまでコントばかりで一度も真面目な芝居をやったことがなかったものですから、今回、丁々発止の芝居ができたなと自画自賛でうれしく思っております」とファイナル作品の手応えを語った。

 

また、「このシリーズは『おかしな刑事』というタイトルですが、そんなにおかしくもないんです。わりと真面目なドラマだと思ってやってきました。まぁ、“ちょっとおかしいかな?”っていうぐらいですかね(笑)。でも、こんなにも、そこはかとない“おかしさ”が感じられるドラマをやることは今後ないだろうから、寂しいですね」と作品への愛情をにじませるあいさつで締めくくった。

 

誘拐事件の謎に、古き良き人情が残る団地の再開発問題や栗山家の親子の確執、真実の恋愛などさまざまな要素が複雑に絡み合い、温もりあふれるミステリーが展開する大千秋楽スペシャル。三宅演じる栗山社長の息子役で吉村界人、娘役で内藤理沙、その婚約者役で黄川田雅哉が出演。舞台となる団地の住人として遠藤久美子、鷲尾真知子が登場することも注目だ。

 

番組情報

『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』
テレビ朝日系
2024年1月6日(土)午後8時~9時54分

(c)テレビ朝日

『マツコ&有吉 かりそめ天国 3時間SP』北関東三つ巴決戦を敢行!チャンカワイらは恒例のファイヤーダンスに挑む

1月5日(金)に『マツコ&有吉 かりそめ天国 3時間スペシャル』(テレビ朝日系 午後6時50分~9時48分 ※一部地域を除く)が放送される。

 

視聴者から寄せられた「面白かったこと」「驚いたこと」「感動したこと」などの投稿メールや、さまざまなVTRを見たマツコ・デラックスと有吉弘行が感じたこと、疑問に思ったことなどを独自の視点でトークする『マツコ&有吉 かりそめ天国』。今夜は2024年最初の放送となり、スタジオトークあり、ロケありの3時間スペシャルを送る。

 

今夜の3時間スペシャルでは、かねてから番組内でも静かな戦いを繰り広げてきた栃木、茨城、群馬の北関東3県がついに三つ巴決戦を敢行。「うちを超える●●あんのか?」と題し、栃木=U字工事、茨城=黒沢かずこ(森三中)&大久保佳代子、群馬=タイムマシーン3号(関太、山本浩司)&仁支川峰子が各県の自慢の一品を紹介するロケに出る。

 

U字工事からは、栃木県民に愛される駅の蕎麦店や餃子店で出されるまさかの麺料理が紹介され、マツコも有吉も「これは気になる!」と大絶賛。そして、ロケのお目付け役として登場した仁支川にタイムマシーン3号の2人がタジタジになる場面も。仁支川には百戦錬磨の平子祐希(アルコ&ピース)からの指南書を片手に、どうにかロケを続行していく関と山本だったが…。

『マツコ&有吉 かりそめ天国 3時間スペシャル』(c)テレビ朝日

 

そして、スタジオには“かりそめファミリー”が年に一度の集合。秋山竜次(ロバート)、どぶろっく、ずん、平子が2023年のロケやプライベートで食べて一番美味しかったものをプレゼンし、マツコ&有吉はそれらの中から気になったものを食べられるという『2023年一番うまかったもの』も。ロケ巧者の4組が「本当においしかった」と思った一品とは、果たしてどのようなものだったのか。また、そのプレゼンを受け、マツコと有吉が選択したメニューとは。予想外の展開がスタジオを待ち受ける。

 

ラストには恒例、チャンカワイ、狩野英孝、草薙航基(宮下草薙)、岩崎う大(かもめんたる)によるファイヤーショーも。過去最大の火力で挑む決死のファイヤーショーは、マツコ&有吉も大絶賛の出来栄え。チャンたちの奮闘にも注目だ。

 

収録を終え、マツコは「今回は自信を持ってラストのファイヤーショーが見どころ、って言えるわよ」と。有吉も「素晴らしかったよね!」と同意すると、「途中で脱落せず、ぜひ最後までご覧になっていただきたい」と念を押した。

『マツコ&有吉 かりそめ天国 3時間スペシャル』(c)テレビ朝日

 

そして『2023年一番うまかったもの』で食べたメニューにも言及。2人が口をそろえて「意外なものが一番美味しかった」(有吉)、「オンエアを見たら分かると思うけど、まさかのものが!」(マツコ)と話す一品とは…。

 

今後については「2024年も『かりそめ天国』はこれまで通り、変なことをせずやりましょう」(マツコ)、「マツコさんの移住先も探していかないと」(有吉)、「いつかは栃木にも行きたいわね」(マツコ)と展望を語った。両名のコメント全文は、下記に掲載。

 

マツコ・デラックス コメント

◆今回の3時間スペシャルで一番印象に残ったところ、押しポイントは?

今回は自信を持って“最後”って言える! ラストのファイヤーショーがすごかったので、皆さんも途中で脱落せずにぜひ最後までご覧になっていただきたいですよ。あとはそうですね、『2023年一番うまかったもの』では本当に意外なものが…! オンエアを見たら分かると思うんですけど、まさかのものが一番だったので、それもお楽しみに。

◆お2人のお正月の過ごし方は?

あたしはもう、家でテレビを見ながら過ごします。紅白見て、駅伝見て、ずーっと、お酒飲んで過ごします。

◆2024年の『かりそめ天国』としての目標ややりたいことなどはありますか?

この番組はこれまで通りがいいと思う! 変な人たちばかり、他の番組ではなかなか見かけない人たちばかりが出ている番組ですけど、変なことをせずこれまで通り! 今日も「年に一度のかりそめファミリー!」って言って集まってくださいましたけど、華やかな人は1人もいなかったですからね(笑)。なんでこの番組であたしの終の棲家を探さなきゃいけないんだって感じですけど、いつか栃木も行けたらなって思います。

 

有吉弘行 コメント

◆今回の3時間スペシャルで一番印象に残ったところ、押しポイントは?

本当にラストが素晴らしかったです! あとは『2023年一番うまかったもの』では意外なものが一番おいしかったんですよ。

◆お2人のお正月の過ごし方は?

家で紅白の録画をずっと見ます。すみません、テレ朝さん(笑)。

◆2024年の『かりそめ天国』としての目標ややりたいことなどはありますか?

変なことをやってうまくいった試しがないし、もともと変な出演者しかいない番組ですけどね(笑)。でも今日もU字工事にいろいろ聞いてはいたけど、マツコさんの移住先も探さないと。沖縄から攻めますかね! 栃木にもぜひ!

 

番組情報

『マツコ&有吉 かりそめ天国 3時間スペシャル』
テレビ朝日系
2024年1月5日(金)午後6時50分~9時48分 ※一部地域を除く

阿部サダヲ主演『不適切にもほどがある!』第1話に木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二のゲスト出演が決定!

2024年1月26日(金)スタートの主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎による金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分/初回15分拡大)で、第1話に木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二のゲスト出演が決定した。

『不適切にもほどがある!』第1話に出演する3人©TBS

 

本作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。

 

脚本は宮藤官九郎が務め、妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーだ。

 

このたび、第1話に木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二のゲスト出演が決定。3人は令和にタイムスリップした市郎が入った居酒屋で出会うアプリ開発会社の社員を演じる。

 

社員の一人、加賀ちゃんを演じるのは木下晴香。ミュージカルを中心に活躍し、ディズニー実写映画「アラジン」(2019年)でヒロイン・ジャスミン役の吹き替えを務めたことでも話題を集めた、今注目のミュージカル俳優の一人。地上波の連続ドラマは初出演となる。

 

加賀ちゃんの上司・田代を演じるのは咲妃みゆ。宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し、退団後は舞台・ミュージカルを中心にドラマや映画にも数多く出演。TBSドラマは初出演となる。

 

田代と同じく加賀ちゃんの上司にあたる鹿島を演じるのは菅原永二。舞台を中心に映画やドラマ、ナレーションなど多岐にわたって活躍している。同枠への出演は、宮藤と磯山晶プロデューサーがタッグを組んだ金曜ドラマ『うぬぼれ刑事』(2010年)以来となる。

 

加賀ちゃん、田代、鹿島は、それぞれが現代社会ならではの悩みを抱えている令和の会社員。偶然隣の席に座っていた“昭和のおじさん”市郎が彼らの悩みに口を出し始めると、徐々に抱え込んでいた本音を吐露するのだが、だんだんと感情が高ぶってしまい…。本作では仕掛けが施された“あるシーン”が第1話から毎話登場。どのようなシーンで、どんな仕上がりになっているのかにも注目だ。

 

番組情報

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』

TBS系

2024年1月26日(金)スタート

毎週金曜 午後10時~10時54分

初回15分拡大 午後10時~11時9分

 

<キャスト>

小川市郎役:阿部サダヲ

犬島渚役:仲里依紗

秋津睦実(ムッチ先輩)役:磯村勇斗

 

小川純子役:河合優実

向坂キヨシ役:坂元愛登

井上昌和役:三宅弘城

マスター(1986年)役:袴田吉彦

安森役:中島歩

 

栗田一也役:山本耕史

???:古田新太

 

向坂サカエ役:吉田羊

 

<スタッフ>

脚本:宮藤官九郎

プロデュース:磯山晶、勝野逸未

演出:金子文紀 ほか

主題歌:Creepy Nuts「二度寝」(Sony Music Labels)

編成:松本友香

製作:TBSスパークル、TBS

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/

公式X(旧Twitter):@futeki_tbs

公式Instagram:futeki_tbs

 

©TBS

黒田有「見ている方が『こういうおっさんいるよね』と思ってくださったらありがたいです」『ブギウギ』

趣里がヒロインを務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)より、坂口役・黒田有のコメントが到着した。

『ブギウギ』黒田有 ©NHK

 

連続テレビ小説第109作『ブギウギ』は、戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとしたヒロイン・福来スズ子(花田鈴子/趣里)を主人公に、足立紳が描くオリジナル作品。ブギウギは陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、“ブギウギのように多くの人を明るく元気にしたい”という思いが込められている。

 

黒田が演じる坂口は、村山興業の東京の支社長であると同時に、トミ(小雪)から愛助(水上恒司)の東京での生活を面倒見るように言われている人物。たたき上げの強面だが、実は情にもろい。

 

黒田有 コメント

◆『ブギウギ』に出演が決まったときのお気持ちは?

母が生前欠かさず朝ドラを見ていました。だから誰よりも『ブギウギ』の出演を喜んでくれるだろうと、ありがたく引き受けさせていただきました。母はこれまでのどの仕事よりも喜んでいると思います。脚本家の足立紳さんとは公私共にご縁がありまして、坂口役はあてがきで書いてくださったと聞きました。僕がしゃべりやすいように書いてくれた感じがします。

 

◆脚本やご自身の役柄についての印象、演じていて印象的だったシーンなどを教えてください。

坂口は村山興業のたたき上げで、実力のみで東京支社長にまで出世した人。こわもてで厳しいと聞いていたのですが、話が進むにつれてどんどん地位も名誉もなくなっていきます(笑)。

 

坂口として“肝”だと思ったのは、スズ子への態度がコロッと変わるシーン。役者じゃないなりに精いっぱいやらせてもらいました。見ている方が「こういうおっさんいるよね」と思ってくださったらありがたいです。せりふで印象的なのは、よく出てくる「家族みたいなもん」という言葉。村山興業の社員と同じように、僕ら芸人も先輩後輩の縦のつながりや絆がすごく強いので、そういったことをせりふの中にちりばめていただけたのは一芸人としてうれしかったです。

 

◆共演されている皆さんの印象や、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

僕は途中から撮影に参加したので、もう出来上がっているチームワークの中に、転校生みたいな気持ちで入っていったんですが、皆さんにフォローしていただいて楽しくやらせてもらっています。愛助役の水上恒司さんが結構いじってきよるんすよ(笑)。でもそうやってコミュニケーションをとっていると、声の質やしゃべる間が分かってきて、せりふ覚えも全然違ってくるんですよね。そもそも僕はせりふ覚えがとても悪いので、本当に皆さんに迷惑をかけていますが、いい経験をさせていただいています。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

いまドラマは戦時中の物語ではありますが、『ブギウギ』はタイトルやポスターの雰囲気からも伝わるように、決して暗い話ではなく、人のつながりや家族愛をうまく表現されている作品ですので、そういうところを見ていただけたら、すごく面白いと思います。ぜひご覧ください!

 

番組情報

連続テレビ小説『ブギウギ』

NHK総合ほか

毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

番組公式HP:https://nhk.jp/boogie

 

©NHK

真夜中ドラマ『地球の歩き方』三吉彩花×森山未來×松本まりか×森山直太朗のメインビジュアル完成!エンディングテーマはMONKEY MAJIK、劇中歌は冨田ラボが担当

三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗が主演を務める真夜中ドラマ『地球の歩き方』(テレビ大阪ほか 2024年1月13日スタート 毎週土曜 深夜0時55分~ほか)のメインビジュアルが解禁。さらに、MONKEY MAJIKがエンディングテーマを、冨田ラボ(冨田恵一)が劇中曲を担当することが分かった。

真夜中ドラマ『地球の歩き方』メインビジュアル©ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

本作は「海外旅行のバイブル」的な存在として長年愛されてきたシリーズ「地球の歩き方」とコラボレーションしたドラマ。「地球の歩き方」編集部から、特集ページを作ってほしいと依頼を受け、現地へと旅立つ4人の芸能人ライター。一度は行ってみたかった場所、以前通った場所など興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、その国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく新感覚・海外旅ドラマだ。

 

このたび主演の4人の芸能人記者である三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗のメインビジュアル(縦・横)が公開。4人が旅の思い出を一冊のノートにまとめていく、というコンセプトのもと思い思いの旅スタイルで、自分らしく楽しそうに各国をめぐる姿が印象的なビジュアルに。

 

旅の余韻をさらに引き立ててくれるエンディングテーマは、MONKEY MAJIKの書き下ろしの新曲「The Good Life」に決定。MOKEY MAJIKはVo&Gtを担当するカナダ人の兄弟とリズム隊を担当する日本人メンバーの4人からなり、英語と日本語を自然に融合させる歌詞や普遍性に満ちたメロディーが特徴的なハイブリッドロック・バンド。

 

「The Good Life」は旅を終えて帰国の途に就く者を温かく送り出してくれるような晴れやかなイントロから始まり、旅先でのさまざまな経験から一回り成長したような晴れ晴れとした気分にさせてくれるさわやかなメロディーが印象的。旅先でエネルギーをもらうかのように、聴くと元気がもらえる楽曲になっている。

 

そして、劇中曲を手がけるのは冨田ラボ(冨田恵一)。これまでさまざまな著名アーティストのプロデュースを務め、さらに自身の音楽活動である冨田ラボも活動20周年を迎えた冨田による楽曲が、4者4様の旅物語を一つのドラマ作品につなぐ。先日解禁された30秒トレーラー映像に使用され、旅への期待感が高まる予告映像に仕上がった。

 

MONKEY MAJIK コメント

ドラマ『地球の歩き方』のエンディングテーマを書き下ろすことになり、とてもうれしく思います。ガイドブックとして名高い「地球の歩き方」がドラマ化され、しかもドラマとドキュメンタリーの融合とのことで僕たちもオンエアを楽しみにしています。慌ただしい日頃の喧騒、忙しない日常から離れ、旅を通して得られる経験や解放、新しい視点や価値観は、人生の宝物だと思います。僕たちの音楽が、このすてきなドラマに花を添えられればと思っています。

 

冨田ラボ(冨田恵一)コメント

僕が初めて海外へ行ったのは90年代前半、もちろんスマホなんて存在していない。それどころかインターネットさえ普及していなかったその頃、ガイドブックといえば「地球の歩き方」一択であった。どの国へ行っても文字通り「地球の歩き方」に沿って歩いていたのだ。

 

そしてこのたび「地球の歩き方」ドラマ化にあたり、音楽制作の依頼をいただいた。僕個人としては、映画を含めても十数年ぶり、連続ドラマと言うことであれば数十年ぶりの劇中音楽制作になる。

 

ドラマ『地球の歩き方』は舞台となる国が変わり、伴って登場人物、もちろんストーリーも変わる、一種オムニバス形式である。それでいて通底するテイストがしっかりとあるので、共通項と差異を見極めて音楽を作っていくのは初めての経験ながらたいへん楽しかった。そして、ものすごく旅に出たくなってしまった。

 

第1話(1月13日放送)あらすじ

俳優・モデルの三吉彩花は「地球の歩き方」編集部から芸能人記者による特集ページプロジェクトの依頼を受ける。打ち合わせの結果、行き先は三吉自身がよく訪れている韓国に決定。美容、ファッション、エンタメと人気の高い国で何の特集をするか三吉は悩むが、韓国に到着後、行きつけの姉妹オモニが営む海鮮屋台店に訪れたことで、あるアイデアが浮かび…。

 

番組情報

真夜中ドラマ『地球の歩き方』

テレビ大阪

2024年1月13日(土)スタート

毎週土曜 深夜0時55分~1時25分

 

BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)

毎週土曜 深夜0時~0時30分

 

配信:

Leminoにて1週間独占先行配信(2024年1月6日(土)配信開始)

広告付き無料配信サービス「TVer」にて見逃し配信

 

出演:三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗(出演順)

原案:「地球の歩き方」(株式会社地球の歩き方)

監督:菅井祐介、永岩祐介

構成:竹村武司

オープニングテーマ:Tempalay「今世紀最大の夢」(unBORDE/Warner Music Japan)

エンディングテーマ:MONKEY MAJIK「The Good Life」(A.S.A.B)

音楽:冨田ラボ

プロデューサー:高柳亮博、石田雄作、石川竜輝

プロデュース:岡本宏毅

 

話数:30分×12話

制作:テレビ大阪/テレコムスタッフ

製作著作:ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

番組HP:https://www.tv-osaka.co.jp/arukikata/

公式X(Twitter):https://twitter.com/tvo_mayodora

公式Instagram:https://www.instagram.com/arukikata_mayodora

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@arukikata_mayodora

 

TVer視聴ページ:https://tver.jp/series/srv92dl23x

 

©ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

オダウエダ、シシガシラ、ダンビラムーチョ、ママタルトら芸人32組総勢64人が遊園地でお笑いサドンデスバトル『お笑いエスポワール号』

『お笑いエスポワール号 設楽バカリ川島主催 お笑いバトルロワイヤル!』(TBSほか 午後11時56分~深夜1時25分/一部地域を除く)が2024年1月4日(木)に放送される。

『お笑いエスポワール号 設楽バカリ川島主催 お笑いバトルロワイヤル!』左から)バカリズム、設楽統、川島明©TBS

 

この番組は、主催者であるバナナマン・設楽統、バカリズム、麒麟・川島明によって集められた芸人32組・総勢64人が地位と名誉と賞金の獲得を目指し、最後の1組が勝ち残るまでお笑いバトルを続ける“お笑いデスゲームバラエティ”第2弾。

 

世界中のセレブたちが密かに集うという豪華客船「お笑いエスポワール号」。そこにはさまざまなお笑いの興行があるという。そんなセレブたちを楽しませるために、ゲームの主催者によって集められたのは“笑いで大成したい芸人”たち。

 

今年6月に放送された第1弾では、今までにない世界観の“お笑いデスゲーム”を開催。さらに設楽、バカリズム、川島の3人がそろってのMCは初となり、話題を集めた。第2弾となる今回もお笑いデスゲームの主催者はマスターS(設楽統)、マスターヒデ(バカリズム)、マスターK(川島明)。判定は主催者の3人が行う。

 

今回の舞台は遊園地。主催者たちの遊びのために囚われ、見知らぬ遊園地に連れてこられた芸人たちは強制的にゲームに参加させられる。この遊園地から抜け出すためにはお笑いステージをクリアし続け、最後の1組に勝ち残らなければならない。

 

ファーストステージの「生き残れ!B(バルーン)カード」では、坂の上から落ちてくる風船を割り、風船の中に入っているカードに書かれたお題のネタを披露する。セカンドステージに進出できる芸人は16組のみ。 「お題カード」を手にした芸人は坂を上り、主催者たちの前でネタを披露。その場で手にしたお題に対して即興で笑いを取らねばならず、芸人としての「笑いの瞬発力」が試される。ファーストステージからアツいデスゲームが展開する。

 

セカンドステージは、「ミュージックトレジャーハント」。ステージ上に散らばっている宝箱の中から「通過カード」を探し出す。ただし、宝箱を探すために動いていいのは、音楽が流れている間のみ。通過カードを手にできるかは運次第。芸人にとって必要不可欠な「運」が試される。通過できるのは10組の芸人のみ。体を張ったこのゲームで思わぬドラマが生まれる。

 

サードステージは「脱出観覧車1on1」。観覧車に監禁された芸人たちがランダムに選ばれ、お題に沿ったネタで1対1の大喜利対決をする。主催者がどちらの芸人が面白かったかを判定し、勝者は観覧車から脱出できる。 「大喜利力」が試される、誤魔化しの利かない1対1の勝負で勝ち抜くことができるのは5組。

 

そして、ファイナルステージは「天空お笑いデスマッチリレー」。勝ち残った5組がステージ上でネタを披露し、最後の1組になるまで生き残りをかけたデスマッチを行う。見事勝ち残った1組には、遊園地から脱出できる権利と賞金50万円が与えられる。

 

設楽統(バナナマン)コメント

前回も面白かったですけど、今回もすごく面白かったです!ネタだけではなくリアクションや体力系のものと、いろいろと幅広いステージです。いろんなお笑いコンテストのファイナリストの方々がいたので相当な芸人たちが集まりました。お正月らしくお笑い芸人がいっぱい集まってバカみたいなことをやっていますけど、一生懸命やっているので、楽しみにしていてください。皆さんで観てください。

 

バカリズム コメント

脱落した人でもすごく面白い人たちがいましたね。脱落の仕方も面白かったです。前回からさらにパワーアップして、お笑い好きな人だけではなく完全にファミリー層をターゲットにしている番組でした(笑)。家族で見られないような部分はきっちり編集して落とすので、前回よりもさらに露骨にファミリー層を意識した作りにはなっています。家族で楽しんでいただければと思います。

 

川島明(麒麟)コメント

前回からレベルが上がっていましたね。脱落芸がすごくて、しかる人がいっぱいいました。今回遊園地の一部を貸し切りにして、朝から本当にみんな頑張ってくれました。前回もですけど、ファイナルステージでコントをする人が背景も相まってめちゃくちゃカッコよく映るんですよ。未来の海外からお送りしているような、そんな景色もありました(笑)。最後はチャンピオンがカッコいいので、そこはもう本当に最後まで絶対見逃してほしくないです。

 

番組情報

『お笑いエスポワール号 設楽バカリ川島主催 お笑いバトルロワイヤル!』

TBSほか

2024年1月4日(木)午後11時56分~深夜1時25分 ※一部地域を除く

 

<主催者>

マスターS:設楽統(バナナマン)

マスターヒデ:バカリズム

マスターK:川島明(麒麟)

 

<ゲーム参加者>(50音順)

いぬ、オダウエダ、カゲヤマ、きしたかの、金魚番長、ケビンス、ザ・ギース、サスペンダーズ、さすらいラビー、さんだる、三拍子、Gパンパンダ、シシガシラ、磁石、ジョイマン、素敵じゃないか、ゼンモンキー、ダンビラムーチョ、ナイチンゲールダンス、ななまがり、軟水、白桃ピーチよぴぴ、春とヒコーキ、パンプキンポテトフライ、ひつじねいり、ファイヤーサンダー、ヘンダーソン、ママタルト、守谷日和、や団、ラブレターズ、ワラバランス

 

©TBS

上沼恵美子と古舘伊知郎が28年ぶりのテレビ共演で大げんか!ニューヨーク屋敷は上沼との初MCタッグに大張り切り『もしも夫がゾンビになったら…』

上沼恵美子とニューヨーク・屋敷裕政の初MCタッグで送る『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』(読売テレビ/日本テレビ系 午後11時59分~深夜0時54分/一部地域を除く)が2024年1月4日(木)に放送される。

『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』©読売テレビ

 

この番組は、世の中のさまざまな議論・話題を「あなたならどうする?」という3択問題にして出題し、正解はなしで問題や回答についてMCとパネラー陣が“ああだこうだ”言い合うバラエティ。MCは上沼恵美子とニューヨーク・屋敷裕政。パネラーには、ニューヨーク・嶋佐和也、ダイアン・津田篤宏、菊地亜美、いまどき令和ギャルのゆうちゃみ、大人気のグローバルボーイズグループ・INIの佐野雄大、さらには上沼と不仲説が取りざたされた古舘伊知郎が登場する。

 

クイズをきっかけにMC・パネラーがそれぞれに持論を展開するも次第にヒートアップし、入り乱れるトークはテーマからついつい脱線。忖度なしの上沼節がさく裂すると、それに応酬する古舘。2人の白熱した舌戦に、周囲はハラハラしっぱなし。『紅白歌合戦』以来28年ぶりのテレビ共演となる上沼と古舘の“世紀の激闘”の結末やいかに。

 

上沼と初めてMCタッグを組む屋敷は、開口一番「2024年で一番大きい仕事がやってまいりました!!」と大張り切り。一方のパネラーは、相方の嶋佐をはじめ、古舘、津田、菊地、ゆうちゃみ、佐野というバラエティ豊かな面々。上沼と古舘といえば、1994年と1995年に『紅白歌合戦』でともに司会を務めたことが原因で犬猿の仲とうわさされていたが、昨年古舘が上沼に謝罪したという経緯が…。

 

古舘は「全面的に僕が悪かったですから」と紅白についてあらためて平謝りするが、上沼はすかさず「思ってないくせに」と口撃。そんな2人に挟まれた位置に座る嶋佐は「ちょっときついって!」と早くもタジタジ…。

 

最初の問題は、番組タイトルにもなっている「もしも、愛するパートナーがゾンビになったらどうする?」。回答は「①回復を信じて閉じ込めておく ②噛まれて自分もゾンビになる ③殺す」の3つから、パネラー陣がいずれかを選ぶ。半数以上が「回復を信じて閉じ込めておく」を選択するが、上沼はというと「これ、3択か?『殺す』しかないやろ」と即答。この問題を機に上沼が夫への感情を爆発させる。

 

そんな中、再び『紅白歌合戦』に話題を戻した上沼は、またも古舘に当時の恨みつらみをぶちまける。止まらない上沼節に、嶋佐は「紅白ゾンビみたいになってる…」とおののき、1問目から早くも波乱の予感が漂う。

 

続いての「憧れのイケメン先輩との初デート…しかし、彼のある行動で冷めてしまった。その行動とは?」という問題が出題された際には「異性の支払いの仕方」という話題を発端に、上沼が意外にも支払いにPayPayを利用していることが判明。衝撃の入金額に一同騒然となる。

 

さらに「次の炎上発言のうち、最も許せないものは?」という問題では、屋敷、菊地、津田の過去の炎上発言が3択として出題。津田の炎上発言には上沼も「津田最低!」「絶対言うたらアカン」とカンカン。「本当に後悔してるんです」と反省しきりの津田は事件の顛末を語るも、延々と上沼に叱られ続ける始末。

 

そして、炎上といえば上沼自身がかつて『M-1グランプリ』の審査を巡る暴言騒動に巻き込まれた経験を振り返り「あれ誰が言うた?」と当時の事件を回想。大慌てのニューヨークをよそに思いの丈をぶちまける。

 

また、放送後に配信されるTVer特別版では、昨今の「コンプライアンス」についても上沼は持論を展開。古舘も上沼を支持し、「要は誰が言うか。僕が上沼さんのマネをしたって、ちっとも面白くないんだから」と自虐的に語ると、上沼は「マネできないって」とぴしゃり。上沼と古舘のド迫力の口論が始まる。

 

このほか「初めて訪れる婚約相手の実家にあったら一番嫌なのは?」「卵が脇役として一番いい仕事してるのは?」などのクイズが出題。戸惑うパネラーたちを巻き込んで、上沼と古舘が熱い舌戦を繰り広げる。

 

上沼恵美子 コメント

ラジオみたいに話したいこと全部話しました。古舘さんがいたら、落ち着くというか元戦友やから気が許せるというのか、いろいろ言いやすいのでいらんこともいっぱいしゃべってしまいました。無茶苦茶でした(笑)。観覧に来ていただいたお客さんもすごくすてきで、観客の前で収録するのは久しぶりだったんですけど、やっぱり良いなあと思いました。生の舞台はとてもうれしかったです。

 

嶋佐和也(ニューヨーク)コメント

番組全体が面白かったです。そして収録中はずっと上沼さんと古舘さんがけんかしてました(笑)。最後までずーっとしてました。その間にちょうど僕が座ってたので、目の前で2人の掛け合いを生で見れたのは本当に貴重な体験でした。

 

(屋敷「格闘技の試合みたいやったもんな」)大物2人の生げんかを見させていただいた。(上沼「でもけんかできるようになっただけでもすごい事よね、冷戦でしたから。すごく楽しかったです」)

 

屋敷裕政(ニューヨーク)コメント

ライブ感がものすごい収録でしたね。お客さんが70人来られてたんですけど、そこに1400人以上の応募があったのもうなずけるというか、そりゃ生で見たいやろうなと。どこまで使えるか分からないような話もいっぱいあって有料でもおかしないというか、これが地上波でタダで見れるんやっていう感じですね。絶対放送も見ようと思ってます。あと、上沼さんとタッグ組ませていただいたことは人生最高の思い出になりました。

 

古舘伊知郎 コメント

『報道ステーション』の時は、政治家さんと生でバトルみたいなものが期せずしてあったんですが、バラエティの中ではあまりなかったので、あの天下の上沼恵美子さんのツッコミを受けながらのバトル、というより応酬する感じ、ラリーがものすごく気持ちよかったです。古舘が苦手な方も上沼さんのおかげで違う味が出ているからぜひ見てほしい。そして、上沼さんの私への対応と、INIの毛穴が引き締まった佐野さんへの対応は明らかに違う!この辺の番組内格差も見てもらいたいです(笑)。

 

番組情報

『人生選択バラエティ 上沼恵美子の「もしも夫がゾンビになったら…」』

読売テレビ/日本テレビ系

2024年1月4日(木)午後11時59分~深夜0時54分/一部地域を除く

 

<配信>

放送後 TVer、ytvMyDo!で配信予定

 

©読売テレビ

臼田あさ美、剛力彩芽、豊田裕大、山下幸輝、古川毅、桃月なしこが喪服姿で登場 お互いの“裏の顔”明かす『夫婦の秘密』製作発表

2024年1月4日(木)スタートの連続ドラマ『夫婦の秘密』(BS-TBS/BS-TBS 4K 毎週木曜 午後11時~11時54分)の製作発表会見が行われ、主演の臼田あさ美をはじめ、豊田裕大、山下幸輝、古川毅、桃月なしこ、剛力彩芽が役衣装の喪服姿で登壇した。

『夫婦の秘密』製作発表に登壇した 左から)Che’Nelle、山下幸輝、剛力彩芽、臼田あさ美、豊田裕大、古川毅、桃月なしこ

 

本作は、BS-TBSで22年10月期に放送され好評を博したドラマ『サワコ~それは果てなき復讐』を手掛けた武井彩、蓼内健太によるオリジナル脚本。花屋を営む夫婦と近所でカフェを営む女店主、彼らを取り巻く人たちの一見、幸せそうな日常とは裏腹のダークサイドを描いていく物語だ。

 

本当の自分を隠して作り上げた偽りの幸せ、1通の手紙をきっかけに裂けていく夫婦、友人の絆。次々と明らかになる秘密と裏の顔を予想のつかない展開で描く。

 

主人公の穂花を演じた臼田は「みんな表の顔と裏の顔があるキャラクターで、どんな度合いかはそれぞれ違っていて。私自身、演じたことがないようなキャラクターで、みんなで助け合って最後まで乗り切ったなというのが気持ち」と現在の心境を。

 

続けて「第1話はみんなどんな人か分からなくなっていると思うので、皆さん推理していただくもよし、誰かの気持ちに感情移入して1人のキャラクターを中心に見ていただくもよしで、見どころ満載だと思います。後半にかけてどんどんストーリーが加速していくので最後までついてきてもらえたらなと思います」と作品をアピールした。

 

夫の雅道を演じた豊田は、見てほしいポイントとして初めて挑んだ泣きやキスシーンを挙げ「現場で戸惑いながら、監督と相談しながら、これで合っているのか、合っていないのか穂花さんにも相談して、助けていただきながら完成したシーンがたくさんあります」と。初挑戦となったキスシーンについて、記者から追及を受け「ドラマや映画のキスシーンを見て、手の置き方や首の角度などを事前に少し研究して頑張りました」と恥ずかしがりながらも裏話を明かした。

 

バリスタの真白を演じた山下が「ミステリアスで何を考えているか分からないので、せりふで伝えきれないところは顔や目で伝えなければいけないというのは意識しました」と役作りでこだわったことを明かすと、真白が働くカフェのオーナー・翠を演じた剛力は「山下さんの目がとても美しいので、お芝居の目が注目ポイント」と絶賛した。

 

雅道の友人の蒼太を演じた古川は「最初から最後まで秘密たっぷりの内容なので、その秘密をネタバレしないかヒヤヒヤしながらしゃべっている」と明かしながらも、「秘密の中に見える愛情だったり、いろんな部分を皆さんに知っていただいて、愛される作品になればいいなと思っています」と作品の魅力を紹介した。

 

穂花が経営する花屋でアルバイトをしている朱音を演じた桃月は「朱音はすごくかわいらしくて、口数も多く、他人に興味があるという明るいキャラクターで、私とは真逆だったので台本を頂いた時にテンション感は悩みました」と。豊田と同じく初めてキスシーンに挑んでおり「何度もリテイクさせるわけにはいかない、1発で決めなきゃというプレッシャーがある中で挑んだ結果、手で頭の後ろを支えるという男前なキスの仕方をしてしまったので、どういうふうに見えるかなと」と語った。

 

剛力は「オーナーだけでなく、パティシエという設定もあって。そういうシーンも出てきます」と。続けて注目してほしいポイントとして「キャラクターの濃い登場人物がたくさん出てくるので、一人一人の目線や立ち位置に立って、見るのも楽しいだろうなと思いますし、自分に置き換えて『自分ってこんな顔を持っていたっけ?』などありそうでなさそうなたくさんの感情が出てくるのでドキドキハラハラしていただけたらうれしいです」とアピールした。

 

ミステリー作品だが、撮影は和やかに進んだという本作。撮影現場でのムードメーカーが誰だったかという質問が投げかけられると、口々に臼田の名前が挙がり、山下は「現場がいい締まり方をしていて、すごく僕は居心地がよかったです」と感謝。古川は「家のセットでの撮影が多くて、ソファがあったんです。撮影が終わって、次のシーンまでちょっと待ちがあると真っ先に臼田さんがソファに横になっていて。そういうところも含めてふわっとしたリラックスした空間づくりをしてくださったので非常にありがたかったです」と明かした。

 

これに、臼田は「私が皆さんとご一緒するシーンが多いので。お芝居の緊張感を保ちつつ、できるだけリラックスしたほうがみんなのベストパフォーマンスにつながるのではないかなと思っていました」と主演として現場を引っ張っていた様子。

 

ここで、“裏の顔”を持つキャラクター設定にかけて、現場で感じた共演者の裏の顔を語っていくことに。臼田は「剛力さんは360度に目がついているんじゃないかというぐらいお芝居のことだけではなく、技術スタッフや助監督、演出チームのちょっとしたトラブルにもパッと反応していたり、そばでサポートしてくれて裏の顔というよりも、すごい顔を持っています」と明かした。

 

そんな剛力は豊田の名前を挙げ「現場で臼田さんたちに、『今どうやってお芝居したんですか?』と質問していたりして、すごい努力家の一面を見て、初心をあらためて思い出させていただけました」と感謝。さらに、臼田が山下の名前も挙げ「さりげなく上手なダンスを常にされていて、さっきも待っている間踊っていました」と明かすと、山下は「踊ってましたか!?」と驚き顔。実際に作品の主題歌が会場に流れるとリズムを刻んでいた。

 

来年の意気込みを問われた臼田は「今回、特に皆さんのすごく鮮度の高いお芝居を見させていただいて、 長くやったからできることもあるけれども、そうじゃないパワーもすごく感じ取ったので、 私自身、これからも何年やっても、ずっとそういう新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを持っていたいなと思いました」と明かした。

 

さらに、男性陣から女性陣に向けて、花をプレゼントする場面も。豊田が臼田へ赤黒いバラを、山下から剛力へ黄色いカーネーションを、古川から桃月へ黄色いバラを渡し、それぞれの花言葉に表の意味と裏の意味があることに驚いていた。

 

また、会見終盤には、主題歌「SOS」を担当するChe’Nelleも会場に駆け付け、臼田と剛力がそれぞれ主題歌の魅力を語る場面も。Che’Nelleは「どんなに苦しくても、自分の中に愛があれば、人の中に愛があれば、それを乗り越えられる、そういう曲だと思います」とアピールした。

 

番組情報

木曜ドラマ23『夫婦の秘密』(全10話)

BS-TBS/BS-TBS 4Kで同時放送

2024年1月4日(木)スタート

毎週木曜 午後11時~11時54分

※Tverで見逃し配信(放送翌日 金曜日正午配信)

 

<出演者>

野山穂香役:臼田あさ美

野山雅道役:豊田裕大

小野寺真白役:山下幸輝

栗原蒼太役:古川毅(SUPER★DRAGON)

三枝朱音役:桃月なしこ

黒岩涼介役:別府由来

水無瀬蘭役:大月美里果

水無瀬香子役:宮本真希

植村翠役:剛力彩芽

 

脚本:武井彩、蓼内健太

監督:守下敏行、本田大介、吉田和弘

プロデュース :鈴木早苗(BS-TBS)、有我健(BS-TBS)、巣立恭平(ROBOT)、小柳智則(EPISCOPE)

主題歌:「SOS」 Che’Nelle(avex trax)

製作:BS-TBS ROBOT

 

プレサイト:https://bs.tbs.co.jp/drama/fuufunohimitsu/

番組公式Instagram:https://www.instagram.com/himitsu_bstbs/

番組公式X(旧Twitter):https://twitter.com/himitsu_bstbs

BS-TBSドラマ公式TikTok:https://www.tiktok.com/@bstbs_drama

佐藤栞里、共演経験の多い内村光良は「“お父さん”のよう」『家族愛が爆発だ!』第3弾は思わず二度見したくなるような仕送りの真相に迫る

『家族愛が爆発だ! 全国不思議な仕送り大調査SP』(MBS/TBS系 午後3時~4時30分)が、2024年1月2日(火)に放送される。それに先駆け、MCの内村光良と進行の佐藤栞里が囲み取材に応じた。

『家族愛が爆発だ! 全国不思議な仕送り大調査SP』上段左から)高橋茂雄、平愛梨、井上咲楽、木村昴 下段左から)佐藤栞里、内村光良©MBS

 

本番組は2022年5月に第1弾、2023年1月に第2弾が放送された日本全国にあふれる爆発的な家族愛をテーマにしたバラエティ。好評につき、第3弾の放送が決定した。MCは内村光良(ウッチャンナンチャン)、進行は佐藤栞里。今回は「全国不思議な仕送り大調査SP」と題し、「どんぐり9個」「びっしり書かれた履歴書」など、思わず二度見したくなるような仕送りの真相を解明していく。

 

ゲストに井上咲楽、木村昴、平愛梨、高橋茂雄(サバンナ)を迎え、それぞれの仲良し家族エピソードも満載。番組ラストには、スタジオに驚き&涙&笑顔あふれる展開が起こる。

 

情報番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(CBC/TBS)などで活躍する石井亮次アナウンサー。石井アナが『ゴゴスマ』の楽屋に大切に保管し続けているものがある。それは「阪神タイガース“掛布のバット”」。石井アナが就職直後に父親から届いた仕送りだが、「なぜ掛布のバット?」と疑問を残したまま、9年前に父親は他界してしまったという。真相を探るため、東大阪の石井アナの実家にカメラが初密着。母親が明かす、父親が息子の仕送りに込めた思いとは。

 

栃木県出身の井上咲楽は、釣りが趣味の父親から「大量のワカサギ」が送られてきて困っているという。その数、なんと200~300匹。そんなちょっぴり変わり者のお父さんに会うため、番組スタッフが井上の実家を取材する。娘への思いを引き出そうとするも、ワカサギの話になるとヒートアップし、ロケの時間も大幅に延長。さらに先日、畠中悠(オズワルド)との熱愛が報道された井上が、井上家と畠中家の心温まる家族ぐるみでの交流についても明かす。

 

FC東京・長友佑都選手の妻で、4男児のママの平愛梨。「びっしり書かれた履歴書」が仕送りで届いたという女性のVTRをきっかけに、平の母親が直筆で書いた「娘・平愛梨の履歴書」をスタジオで特別大公開。「趣味」の欄には「趣味は、長友佑都」と書かれていて…。そんな中、平の母・みさこさんがサプライズで登場。母から娘へ、履歴書からあふれんばかりの愛情に、平は涙…。そして佐藤ももらい泣き。

 

内村光良&佐藤栞里 コメント

◆収録はいかがでしたか?

内村:今回は「仕送り」のみにスポットを当てた1時間半となっていますが、相変わらず変わった仕送りが多いなと(笑)。ゲストの方のいろんな仕送りエピソードも聞けて楽しかったです。井上咲楽ちゃんの仕送りから、あんな面白いエピソードも聞けて(笑)。スタジオもひっくるめて、いい「仕送りSP」だったなと思います。中でも石井さんの仕送りのバットは、お父さんの気持ちがすごく伝わってきて。我が子を見て、小さい頃から「アナウンサーに向いているんじゃないか」というところからの、あのバット。印象に残っています。

 

佐藤:アイテムを見ただけでは、全く理由が分からないものばかりだったんですよ。それを考えるのもすごくわくわくして、面白かったです。そしてお父さん、お母さんがなぜそれを送ったかが分かった時、言葉がなくても、こうして仕送りからメッセージが伝わるってすてきだなってずっと感じていました。私は「どんぐり9個」が特に印象に残っています。聞いたことも見たこともない仕送りだったんですけど、しっかりとしたお母さんからのメッセージが、あのどんぐり9個に込められているんだなって。その気持ちをちゃんと息子さんが受け取って、育てているというのもすてきでしたね。

 

◆共演経験も多いお2人。今回、MCと進行としてタッグを組んで、いかがでしたか?

内村:(第1弾、第2弾の)小峠(英二)から変わってね、サッパリしましたよね(笑)。小峠、今思えばうるさかったな~、なんて(笑)。数々の番組をやってきた栞里ちゃんですから。すべてお任せですよ!!

 

佐藤:私は小峠さんからバトンを受け取って、不安でしたよ~!本当にずっと緊張していたんですけど、隣に内村さんがいてくださるだけで安心でした。私にとっても“お父さん”のような方なので…。

 

内村:最近、そういうの多いなぁ~。“お父さん”率が高いんだよなぁ(笑)。

 

佐藤:お話しやすくしていただいて。「これも話しても大丈夫かな」って気持ちにさせてくださるのが内村さんなので、緊張しつつ、安心して隣にいさせていただきました。

 

内村:“お父さん”と呼ばれるのは抗います。もっと若い感じを出していきたいと思います(笑)。

 

◆最近、家族愛を感じたエピソードは?

内村:息子が野球に目覚めて。先日仕事があって行けなかったんですが、公園で遊びたかったらしいんです。でも小学生ながら気を使ってくれて「(仕事なら)いいや」と。父親と遊んであげようみたいな、休日だったらちょっと行こうかみたいな気を使うようになって、大人になったなと感じました。

 

佐藤:きっとそれも内村さんの背中を見ているからですよね。内村さんもすごいお気遣いの方だから、それを分かっているんだなって感じました。私は、父がずっと使っているメガネがあるんですが、黒の部分がはげてしまって金色になっていて。「どうするの?」と聞いたら、「そろそろ変え時かな」と。私がメガネを取って、買うまでの間、黒いペンで塗ったんですよ。そうしたら「もう買いに行けない」と言ってました(笑)。たぶん今も使ってくれているので、プレゼントしようかなって思っています。

 

内村:本当に仲良しだよね。

 

番組情報

『家族愛が爆発だ! 全国不思議な仕送り大調査SP』

MBS/TBS系

2024年1月2日(火)午後3時~4時30分

 

MC:内村光良(ウッチャンナンチャン)

進行:佐藤栞里

ゲスト:井上咲楽、木村昴、平愛梨、高橋茂雄(サバンナ)

声の出演:かにのかぁくん/悠木碧

 

公式サイト:https://www.mbs.jp/kazokuai/

公式 Twitter:@mbs_kazokuai

 

©MBS

人気ラーメン店の日常に密着、石山蓮華・=LOVE大谷映美里・山下幸輝が出来立ての一杯をただ楽しむ『ラーメンを食べる。』元日から3夜連続放送

ラーメン好きのためのラーメンドキュメンタリー『ラーメンを食べる。』(BS-TBS 午後11時~深夜0時)が、2024年1月1日(月)~3日(水)の3夜連続で放送される。

『ラーメンを食べる。』左から)山下幸輝、石川蓮華、大谷映美里©BS-TBS

 

この番組は、普段のぞくことのできない人気ラーメン店の日常に密着するドキュメンタリー。早朝の仕込みから閉店までひたすらカメラが追いかけ、全編ほぼノーナレーションで珠玉の一杯につまった店のこだわり、店主の思いを探る。そして、最後はラーメン好きの芸能人が出来立てのラーメンをただただ楽しむ。

 

出演するのは、電線愛好家・文筆家・俳優でTBSラジオ『こねくと』のメインパーソナリティを務める石山蓮華、アイドルグループ「=LOVE」のメンバーでアパレルブランド「Rosé Muse」のプロデュースを手掛ける大谷映美里、第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストファイナリストで、2024年1月4日(木)スタートのBS-TBSオリジナルドラマ『夫婦の秘密』に出演する俳優・山下幸輝の3人。

 

特別な料理が続きがちな年末年始。ラーメン好きの「ラーメン欲」を心から満たす『ラーメンを食べる。』に注目だ。

 

石川蓮華 コメント

(出演が決まった時は)おいしいラーメンが食べられるなんてうれしい!という気持ちと、ラーメンをすすっている姿を撮影されることへの緊張を感じました。

 

伺った二つのお店どちらも素晴らしく、かつ個性ある一杯で、食べ終わるのがさみしかったです。ゆっくり食べればよかったとも思うけれど、ラーメンは熱々がおいしいので悔いはありません!

 

番組を見た後はラーメン一択です。

 

大谷映美里 コメント

ラーメンが大好きでいつもたくさん食べているのですごくうれしかったです!どんなラーメンを食べさせていただけるんだろう?と撮影の日までわくわくが止まりませんでした。

 

(ロケを終えて)最高においしかったです!まさにラーメンを食べに行く普段の私の日常の1ページを切り取った感じのロケで、本当にお仕事なのか分からなくなるような幸せな時間でした。

 

新年から最高においしいラーメンを皆さんにお届けできるのがうれしいです。本当においしかったので、それが伝わる食べっぷりだと思います。もりもり食べています!楽しみにしていて下さいね。

 

山下幸輝 コメント

こんにちは。山下幸輝です。

 

僕がひたすらにラーメンを食べていますので、ぜひ皆さんも一緒に麺をすすりながらおいしく楽しくご覧ください!

 

番組情報

『ラーメンを食べる。』

BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送

 

#1 ラーメン屋 トイ・ボックス(三ノ輪)

2024年1月1日(月)午後11時~11時30分

出演:石山蓮華

 

#2 三ん寅(江戸川橋)

2024年1月1日(月)午後11時30分~深夜0時

出演:山下幸輝

 

#3 ラーメン 三浦家(金町)

2024年1月2日(火)午後11時~11時30分

出演:大谷映美里

 

#4 らーめん とうかんや(一之江)

2024年1月2日(火)午後11時30分~深夜0時

出演:石山蓮華

 

#5 らーめん MAIKAGURA(千歳船橋)

2024年1月3日(水)午後11時~11時30分

出演:大谷映美里

 

#6 中華そば 政好(押上)

2024年1月3日(水)午後11時30分~深夜0時

出演:山下幸輝

 

「YouTube」「TVer」「TBS FREE」見逃し配信予定

 

番組公式ホームページ:https://bs.tbs.co.jp/entertainment/ramenwotaberu/

公式Instagram:https://www.instagram.com/bstbs_ramen_koushiki/

 

©BS-TBS

間垣親方の子どもたちがおつかいへ 舞台は元横綱・白鵬が師匠を務める宮城野部屋『はじめてのおつかい』

『はじめてのおつかい 新春 小さな大冒険3時間スペシャル!』(日本テレビ系 午後6時~9時)が、2024年1月3日(水)に放送される。

『はじめてのおつかい 新春 小さな大冒険3時間スペシャル!』間垣喜翔©日本テレビ

 

2024年で、34年目を迎える『はじめてのおつかい』。1月3日放送の3時間スペシャルでは、朝日奈央、アンガールズ(田中卓志・山根良顕)、木村昴、檀れい、寺尾聰、間垣喜翔(元・石浦)をゲストに迎え、日本各地で生まれたおつかいドラマを見守る。

 

今回は元横綱・白鵬が師匠を務める宮城野部屋で、後進の育成に努める間垣親方がわが子をおつかいへ。小柄ながら技を磨き、はるかに大きい相手と戦い幕内力士として活躍したが、首のケガが原因で2023年6月に引退。「子どもたちの成長をこれからも見守っていきたい」という強い思いがあった間垣親方。自身の経験をもとに「相撲は自分のキャパを越えたときにどんどん強くなる」と、子どもたちがそれを体験し成長できる良い機会としておつかいを決意した。

 

舞台は宮城野部屋。宮城野親方(元横綱・白鵬)に部屋からのおつかいについて相談した際には、とても喜んだ様子で「いいねー、みんな大丈夫かぁ?」と笑っていたという。間垣親方は「普段から子どもが出入りでき、親方・女将さん・力士とみんなで見守りかわいがってくれるあたたかさがある」と語り、師匠に背中を押してもらい、全面協力のもと “おつかい”という土俵がととのった。

 

スタジオで初めておつかいの様子を見る間垣親方は、今の気持ちを聞かれると「あ、ちょっと、頭が…」と言葉にならず、父としての顔をのぞかせる場面も。おつかい当日は、若手力士4人の協力を得て朝稽古から始まった。指導中のお父さんは親方として真剣なまなざし。この日はちゃんこを作るお手伝いということで子どもたちが部屋へやって来た。

 

5歳の謙宗(けんぞう)くん・4歳の環(たまき)ちゃん・2歳の寛治(かんじ)くんの三人きょうだい。 環ちゃんはお母さんとちゃんこ鍋の準備のため、まずは謙宗くんと寛治くん二人でのおつかいがスタート。しかし、出発してわずか数分で怪しい空気に。先を急ぎたいお兄ちゃんと、戻りたい弟が揉め始め…。外まで見送りに出た大きな身体の若手力士たちが電柱の陰から心配そうに見つめる姿に「見え見えじゃん!!」と MCの所ジョージがツッコみ、スタジオは大爆笑。

 

環ちゃんのおつかいでは、「父として初めてあんなにキツく言いました」と振り返り、アンガールズ山根が「(娘を)怒れないっていうのわかります」と共感。葛藤を乗り越えていく環ちゃんの姿に、スタジオは感動の涙に包まれた。無事におつかいを終えたことを宮城野親方に報告すると「みんな えらかったね。放送日に合わせて新年会しないとな!」と言ってくれたそう。「家族ぐるみでかわいがってくださる親方に感謝しています」と師匠への感謝を熱く語っていた。

 

番組情報

『はじめてのおつかい 新春 小さな大冒険3時間スペシャル!』

日本テレビ系

2024年1月3日(水)午後6時~9時(予定)

 

MC:所ジョージ、森口博子

出演ゲスト(※50音順):朝日奈央、アンガールズ(田中卓志・山根良顕)、木村昴、檀れい、寺尾聰、間垣喜翔

 

©日本テレビ

カンニング竹山、ハライチ澤部、ダイアン津田らが“ドッキリツッコミ”の腕を競う 川島明&白石麻衣MC『お笑いオムニバスGP 2024』

『お笑いオムニバスGP 2024』(フジテレビ系 午後6時25分~10時)が、2024年1月2日(火)に放送。川島明(麒麟)と白石麻衣がMCを務め、千鳥(大悟、ノブ)が見届け人として出演する。

『お笑いオムニバスGP 2024』左から)昴生、津田篤宏、白石麻衣、川島明、千鳥(大悟、ノブ)、澤部佑、田中卓志、カンニング竹山 ©フジテレビ

 

お笑いのあらゆるジャンルのNo.1を決める大会をオムニバス形式で見せる、お笑いファン垂ぜんの総合バラエティの最新作が満を持して登場。

 

第6弾にして3度目の新春放送となる今回は、名物企画「ツッコミ芸人が本気でツッコんだ!ドッキリツッコミGP」と、新企画「事務所プロダクションGP~GPGP~」の2大会を開催。お正月ならではのスペシャルな企画で、子どもから大人まで家族の団らんに爆笑の渦をもたらす。

 

「ツッコミ芸人が本気でツッコんだ!ドッキリツッコミGP」は、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(毎週土曜 午後7時~)のパッケージで繰り広げる企画の第4回大会。ツッコミに定評のある芸人たちに連続でドッキリを仕掛け、彼らが「いかに的確に、いかに面白いツッコミを繰り出せるか」を審査する。

 

今回も前大会優勝者の“レジェンド・オブ・レジェンド”カンニング竹山、“ツッコミのモデルルーム”の異名(命名は千鳥・ノブ)を持つミキ・昴生、広島弁のブチギレツッコミでおなじみの“ワタナベの絶対的エース”アンガールズ・田中卓志の常連3人が出場。

 

加えて、『ぽかぽか』(毎週月曜~金曜 午前11時50分~)での司会も好評を博している“新・フジテレビ昼の顔”ハライチ・澤部佑、今年の『FNS27時間テレビ』では総合MCの1人として活躍した、“どストレートツッコミ”ダイアン・津田篤宏の2人が初エントリー。大会史上最多の5人で“ドッキリツッコミ”の腕を競い合う。

 

今大会では、フジテレビの特番収録という体で5人を呼び出し、エントリーの通達を兼ねてドッキリをお見舞いする「ステージ1」と、“野生動物キョンの生態観察ロケ”の仕事と聞かされ、前日入りして宿泊することになった5人に“早朝寝起きドッキリ”を仕掛ける「ステージ2」の2つのステージで、“ドッキリツッコミの戦い”を展開。

 

5人を襲うドッキリは全て“ダジャレドッキリ”であることも今回の大きな仕掛け。ただでさえドッキリにイラついている出場者たちは、ダジャレを聞かされたときにどんなツッコミを返すのか。5人のツッコミがあまりにもパワフルすぎて、スタッフも予測不能なミラクルも次々と巻き起こり…。昨今のテレビではなかなか見ることのできない衝撃映像の数々となっている。

 

そんな「ドッキリツッコミGP」の収録を終えた、川島、大悟、ノブがコメントを発表。「今までも面白かったけど、今回は過去最高かもしれません」(川島)、「お正月を笑って過ごせることは間違いないです」(大悟)、「5人とも、本当にすごすぎましたね」(ノブ)と、今大会の面白さを自信たっぷりにアピールした。

 

また、新たな大会「事務所プロダクションGP~GPGP~」も開催。今をときめく人気芸人たちが一堂に集結。所属事務所ごとにチームを結成し、さまざまな新競技で対決を繰り広げる一大お笑いバトル企画だ。

 

記念すべき初回大会には、吉本興業、ワタナベエンターテインメント、マセキ芸能社、ソニー・ミュージックアーティスツ、サンミュージックプロダクションの5チームが出場。川島とアンタッチャブル・山崎弘也が大会MCを担当する。果たして、“一番面白いお笑い事務所”の座をものにするのはどのチームなのか。競技内容など詳細は後日発表される。

 

番組情報

『お笑いオムニバスGP 2024』

フジテレビ系

2024年1月2日(火)午後6時25分~10時

 

◆ツッコミ芸人が本気でツッコんだ!ドッキリツッコミGP

<MC>

川島明(麒麟)、白石麻衣

 

<お笑い見届け人>

千鳥(大悟、ノブ)

 

<出場者>

カンニング竹山

昴生(ミキ)

澤部佑(ハライチ)

田中卓志(アンガールズ)

津田篤宏(ダイアン)

 

◆事務所プロダクションGP~GPGP~

<MC>

川島明(麒麟)、山崎弘也(アンタッチャブル)

 

<出場者>

[吉本興業]

キャプテン:長田庄平(チョコレートプラネット)

尾形貴弘(パンサー)、かなで(3時のヒロイン)、せいや(霜降り明星)、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、松尾駿(チョコレートプラネット)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、和田まんじゅう(ネルソンズ)

 

[ワタナベエンターテインメント]

キャプテン:田中卓志(アンガールズ)

あばれる君、サンシャイン池崎、ぱーてぃーちゃん(すがちゃん最高No.1、信子、金子きょんちぃ)

 

[マセキ芸能社]

キャプテン:狩野英孝

小宮浩信(三四郎)、高野正成(きしたかの)

 

[ソニー・ミュージックアーティスツ]

キャプテン:ハリウッドザコシショウ

錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)、やす子

 

[サンミュージックプロダクション]

キャプテン:カンニング竹山

お侍ちゃん、ひぐち君(髭男爵)

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/omnibusgp/

公式X(旧Twitter):https://twitter.com/owaraiomnibusGP

 

©フジテレビ

綾瀬はるかと林家木久扇師匠がロケ企画に挑戦!綾瀬は林家一門に受け継がれている秘伝の料理をおもてなし『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』

『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』(日本テレビ系 午後4時~6時)が、2024年1月1日(日)に放送される。

『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』左から)林家木久扇、綾瀬はるか©日本テレビ

 

元日恒例の『笑点』お正月特番が、今年も日本全国に初笑いをお届け。これまでお正月の『大喜利まつり』で、大喜利の司会や座布団運びのほか、破魔矢、書道パフォーマンスなどで笑点メンバーとともに番組を盛り上げてきた女優・綾瀬はるかが、8回目の登場。今年はスタジオを飛び出し、レギュラーメンバーとして最後のお正月特番出演となる林家木久扇師匠の“最後の夢”をかなえるロケに。

 

まずは木久扇師匠の思い出の地・浅草で名物の人力車に乗り込んだ2人。木久扇師匠が約80年通い続ける浅草で「浅草演芸ホール」をはじめ縁の場所をめぐりながら、師匠のルーツをたどる。師匠の思い出のグルメ話にすっかりお腹が減った2人が次に向かった先はある古民家。そこで綾瀬は、林家一門に受け継がれている秘伝の料理、その名も「林家の牛めし」作りに挑戦する。

 

お正月のあいさつ回りで定番のお雑煮の代わりにふるまわれるという、師匠も弟子の時代には毎年作っていたこの料理。秘蔵のレシピで綾瀬が料理の腕を振るい木久扇師匠をおもてなし。さらに、木久扇師匠の息子の木久蔵、孫のコタも訪れて…。木久扇師匠お得意のダジャレも絶好調、息の合った師匠と綾瀬の掛け合いにも注目。

 

ロケ後、木久扇師匠は「人力車に2人で乗り、親子三代で綾瀬さんと一緒に家族のようにカルタで遊んで、夢のような時間でした」とコメントを寄せた。

 

スタジオからは、笑点レギュラーメンバーによるさまざまな大喜利を放送。干支にちなんだ「辰」に扮しての「寿大喜利」、自分たちの弟子や師匠とペアを組んでの「師弟ペア大喜利」、桂文枝師匠率いる上方の人気落語家6名を迎えての「東西大喜利」と、お正月ならではの盛りだくさんな内容となっている。

 

さらに、演芸コーナーでは、友近、マキタスポーツがいつもの『笑点』では収まりきらない演芸ネタを特別に披露する。

 

番組情報

『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』

日本テレビ系

2024年1月1日(日)午後4時~6時

 

<出演者>

笑点レギュラーメンバー:林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、春風亭昇太、林家たい平、春風亭一之輔、桂宮治、山田隆夫

 

■ゲスト

特別ゲスト:綾瀬はるか

東西大喜利:桂文枝、笑福亭鶴光、月亭八方、桂雀々、笑福亭鉄瓶、月亭方正、三遊亭愛楽(座布団運び)

師弟大喜利:桂伸治、林家木久蔵、林家あずみ、三遊亭遊かり、春風亭㐂いち、三遊亭好青年

演芸:友近、マキタスポーツ

 

公式HP:https://www.ntv.co.jp/sho-ten/

 

©日本テレビ

『バナナサンド元日SP』綾瀬はるか&佐藤健が初参戦でグルメ争奪バトル!阿部サダヲ、二階堂ふみら1月ドラマ出演者は「ハモリ我慢」で対決

『バナナサンド元日4時間SP』(TBS系 午後5時~9時/午後5時~6時は一部地域を除く)が2024年1月1日(月・祝)に放送される。

『バナナサンド元日4時間SP』左から)バナナマン(伊達みきお、富澤たけし)、バナナマン(設楽統、日村勇紀)©TBS

 

この番組は、バナナマンとサンドウィッチマンのMC4人が旬なゲストをとことん楽しませ、他では見られないゲストの意外な一面を引き出す“ゲームバラエティ”。

 

新春SPには豪華ゲストが集結。『義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル』から綾瀬はるか、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海が参戦。「絶品開運グルメ」を食べられる人数を最初にサイコロで決め、ゲームで誰が食べられるかを争う「サイコログルメバトル」に挑む。

 

綾瀬が大塚愛の「さくらんぼ」でノリノリダンスを披露。佐藤はスーパーボールキャッチ対決で珍プレー。まさかの大失態にバナナマン、サンドウィッチマンも爆笑する。そんな中、ゲームに勝って絶品グルメを食べられるのは一体誰なのか。

 

番組最強のハモリ合唱団につられず歌い切ることができるかを競う「ハモリ我慢ゲーム」には、1月スタートドラマに出演する俳優陣が参戦。日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』から宮沢氷魚、佐藤緋美、久間田琳加、玉山鉄二。火曜ドラマ『Eye Love You』から二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプ、中川大志、山下美月。金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』から阿部サダヲ、仲里依紗、吉田羊がそれぞれ参加。そしてスペシャルハモリ隊として石丸幹二が参戦。各ドラマチームは、ハモリ合唱団につられることなく歌いきれるのか。

 

“頭”と“おしり”の間に入る文字数の多さを競う「あたまおしりゲーム」には、総勢12人の人気芸人が参戦。バナナサンドチーム(バナナマン、サンドウィッチマン)、ヤングチーム(ガンバレルーヤ、ぱーてぃーちゃん・信子、エルフ・荒川)、ベテランチーム(おぎやはぎ、アインシュタイン)の3チームに分かれてゲームにチャレンジ。より多くの文字数を答え優勝するのはいったいどのチームなのか。

 

番組情報

『バナナサンド元日4時間SP』

TBS系

2024年1月1日(月・祝)午後5時~9時

※午後5時~6時は一部地域を除く

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/banana-sand/

番組公式X(旧Twitter):@BananaSand_TBS

 

©TBS

陣内智則、サンド、東京03、ジャンポケら人気芸人が大集合!福澤朗「余すことなく全部見てほしい」『エンタの神様』

12月31日(日)放送の日本テレビ開局70年特別番組『笑って年越し!THE 笑晦日』(日本テレビ系 午後4時15分~深夜2時※一部地域を除く)では、午後8時から『エンタの神様 大爆笑の神ネタ大連発SP』を送る。

『エンタの神様 大爆笑の神ネタ大連発SP』左から)白石美帆、福澤朗©日本テレビ

 

『笑って年越し!THE 笑晦日』は、キャプテン東野幸治&ナインティナインによる、トータル10時間に及ぶ一夜限りの人気番組年越しリレー。午後8時からは、福澤朗と白石美帆がMCを務める『エンタの神様 大爆笑の神ネタ大連発SP』を放送。

 

陣内智則、サンドウィッチマン、東京03、ジャングルポケットなど超豪華人気芸人が大集合。大爆笑の“最強&神ネタ”を続々披露する。さらに前日深夜には、数々のエンタ出身芸人たちを一挙に振り返る『直前スペシャル』が関東ローカルで放送されることが決定した。

 

収録後、福澤は「神ネタスペシャルですから、余すことなく全部見てほしいです。すべてがドラマチックであり、洗練された方ばかりで。すべてがブラッシュアップされていますので、『エンタの神様』を見ながら自分自身の人生もブラッシュアップしていただけたらという次第です(笑)といいつつ、サンドウィッチマンさんとか東京03さんとか陣内智則さんとか、初期メンバーは瞬きをせず見なきゃいけない。それ以外はある程度の瞬きはしてくださって結構です(笑)」とコメント。

 

白石は「駅伝と一緒です。優勝がどこですかということではなく、最初から最後までつながっていますので、すべてを見てほしいです」とアピールした。

 

番組情報

日本テレビ開局70年特別番組

『笑って年越し!THE 笑晦日』

日本テレビ系

2023年12月31日(日)午後4時15分~深夜2時(一部地域を除く)

キャプテン:東野幸治、ナインティナイン

 

■『エンタの神様 大爆笑の神ネタ大連発SP』

午後8時~10時

<出演者>

MC:福澤朗、白石美帆

ゲスト:サンドウィッチマン、陣内智則、ジャングルポケット、東京03 ほか

 

『エンタの神様 直前スペシャル』

日本テレビ ※関東ローカル

2023年12月30日(土)深夜0時59分~1時29分

 

公式HP:https://www.ntv.co.jp/warattetoshikoshi/

公式X:https://twitter.com/waratteomisoka

 

©日本テレビ

12年ぶりにタクミくんシリーズが新キャストで映像化!森下紫温&加藤大悟「タクミとギイの世界をさらに作り上げていきたい」Blu-ray&DVD発売中

累計500万部を超える人気ボーイズラブ小説を、新たなキャストで映画化した『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』(Blu-ray/DVD発売中)。劇中、人間接触嫌悪症の託生(タクミ)と誰よりもひと際目立つ存在の義一(ギイ)を演じた森下紫温さんと加藤大悟さんが、お互いの初対面の印象からプライベートに迫ったエピソードまで語ってくれました!

 

【森下紫温さん&加藤大悟さん撮り下ろし写真】

 

紫温こそ、自分が求めているタクミそのもの

──お2人はオーディションで抜擢されたとのことですが、そのときのお互いの印象を教えてください。

 

加藤 僕が先にギイ役に決まって、タクミ役を決めるオーディションにも立ち会わせてもらったんですが、紫温と台本読みしたときに、なんか間がしっくりしたというか、相性も良かったし、「彼こそ、自分が求めているタクミそのものだな」と勝手に思えたんです。それは周りの方々の意見も同じだったようで、紫温に決まって良かったです。

 

森下 最終オーディションで、初めて大悟くんにお会いしたんですが、緊張感に包まれて、ちょっと重い空気の中、大悟くんのテンションがやけに高かったんですよ(笑)。一瞬で、明るい空気に変えてくれて、本当にギイみたいで。だから、一緒に台本読みしたときも、ギイのイメージがしやすかったし、声のトーンや話し方も僕がイメージしていたギイと近くて、とてもやりやすかったです。

森下紫温●もりした・しおん…2002年10月25日生まれ。静岡県出身。『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』のW主演に抜擢。ミュージカル「テニスの王子様」4thシーズン 青学vs六角や、舞台「ナナシ-第七特別死因処理課-」などに出演。 X(旧Twitter)Instagram

 

──12年ぶりに復活した、人気シリーズのキャラを演じることについては?

 

森下 これは大悟くんが言っていたことですが、「とても歴史の長い作品で、多くのファンの方がいて、十数年前に実写化されているけれど、それを参考にしすぎたり、物まねをしたりするんじゃなくて、森下紫温にしか出せないタクミくんと加藤大悟にしか出せないギイにしたい」って……。その言葉を聞いたとき、なるほどと思ったんです。自分の個性を消してしまってはダメだから、自分にしか出せないタクミくんを考えながら演じなきゃなと。具体的には、台本を読んだときに自分が感じた声色や言い方、表情や動きを大切にして演じました。

 

加藤 せっかく新しいタクミとギイに選んでいただいたので、過去の作品にリスペクトを持った上での反骨心というか、やっぱり負けたくないじゃないですか! 一役者として、自分たちの作品が、「タクミくんシリーズ」で一番良かったって思われたいですし。だから、紫温にそういうことを言ったんですが、常にそういう気持ちを持っていないと、役者をやっている意味がないと思うんですよ。

 

シリーズを経ていくことで、一緒に成長していきたい

──お2人とも映画初出演だったことに対するプレッシャーは?

 

森下 僕に関しては、映画どころか、初めての映像の仕事で、本当に経験値ゼロだったんです。なので撮影が近づくにつれて、緊張や不安でいっぱいでした。撮影前日も全然眠れなかったですし、現場では常に手探り状態でした。共演者の方の芝居を見て、それに対する監督の演出を聞きながら、「自分はこうしてみよう!」と試して、トライアンドエラーを繰り返すような感じでした。

 

加藤 僕はずっと舞台をやらしていただいて、ちょっとした映像には出演させていただいたこともあるんですが、映画は全くの初めて。映像の芝居は舞台と違いますし、生ものな舞台と違って、ラストシーンを初日に撮影したり、気持ちの作り方も違うので、やっぱり戸惑いもプレッシャーもありましたし、実際難しかったですね。

加藤大悟●かとう・だいご…2000年9月19日生まれ。愛知県出身。主な出演作は、「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」、舞台「魔法使いの約束」、ミュージカル「刀剣乱舞」、舞台「漆黒天 -始の語り-」など。X(旧Twitter)Instagram

 

──2023年5月に劇場公開されたときのファンの方からの感想や反響はいかがでした?

 

加藤 それでこそ、いろんな意見がありましたが、僕の中の最高にうれしい感想があって、それは勝ち負けじゃなくて、「前と違って、今もいいよね」というものなんです。「この2人が今、作り上げる『タクミくんシリーズ』も素晴らしかった」っていう意見は本当にありがたかったですし、どこかでやってやった感もありました。

 

森下 ファンの方の反応やコメントはいろいろ見ましたし、親とか身近な人からもありがたい意見も聞きましたが、自己評価としては「もっとうまく表現できたんじゃないか?」「もっとこうしたら、タクミくんの良さが出たんじゃないか?」といった反省点もあるんです。でも、ちょうど1年前に撮影していたこの作品は、そのときの自分の気持ちや心境も映し出していると思うし、シリーズを通した成長物語でもあるので、タクミくんの成長と自分の成長がリンクしているとも捉えています。だから、シリーズを経ていくことで、僕も一緒に成長していきたいです。

 

先輩からの「飯行くか!」の言葉はうれしいし、ありがたい

──それだけに、続編に対する思いや意気込みは、かなり強いですね。

 

加藤 もし、今後そういったシリーズ化のお話があるなら、すごくやりたいです。僕としても、初の主演映画なので、紫温と一緒に、さらにタクミとギイの世界を作り上げていきたいという気持ちは強いです。

 

森下 それは僕も同じ気持ちです。僕にとっても、初出演・初主演をやらせていただいた作品ですが、役者としての初めの一歩でもあるし、シリーズとしての始まりの物語なので、大悟くんを始め、キャストの方と、またご一緒したいと願っています。

 

──仲が良い雰囲気が伝わりますが、プライベートでも食事とか行かれるんですか?

 

加藤 はい、行きます。僕が役者として、新たな人生の一歩を踏み出したとき、いろんな先輩にすごく面倒を見てもらったんです。自分が行き詰まっているときの、先輩からの「飯行くか!」という誘いの言葉って、すごくうれしくて、ありがたいんですよ。そういう先輩のかっこいい背中を見て育ってきたので、僕もいい先輩になれたらいいなっていう思いもあって、ちょいちょい紫温を誘っています。

 

森下 カラオケにも一緒に行きましたよね? 実は撮影前の段階から「今度、ウチで一緒に台本読みしようよ」と誘ってくださったし、僕自身「今度、ご飯連れてってくださいよ」とはなかなか言えないキャラなので、大悟くんからいろいろアクションを起こしてくれて、とても助かっています。だからこそ、ギイのイメージも作りやすかったのかもしれません(笑)。

──今、お気に入りのモノやアイテムについて教えてください。

 

加藤 コアマンさんから出ているシーバス(スズキ)釣り用のルアー「VJ28バイブレーションジグヘッド」ですね。シーバス・アングラー(釣り人)なら絶対に持っておきたい最強のワームルアーなので人気があり、地元の名古屋では全然売ってなかったんですが、ふらっと入った東京のお店で見つけて即買いしたんです! 1か月ぐらい前に買って、2回ほど使いましたが、まるで本物の魚のような動きをするんですよ。……でも、まだ釣れていません(笑)。ルアーは実家にあるものを含めると40個ぐらいありますが、今一番のお気に入り。今まで釣り上げたシーバスの最長は58㎝ですが、これで80㎝ぐらいのものを狙いたいです。

↑加藤さん愛用のルアー

 

森下 リップ、アイシャドー、アイライナー、コンシーラーなど、軽いメイク用具は欠かせないですね。BTSなど韓国アイドルが好きで、プライベートでもよくメイクしますし、この間出演した作品でも自分でメイクしました。ブランドにはあまりこだわりがないんですが、自分の肌のパーソナルカラーがイエベ(イエローベース)秋なので、それに合ったメイク用具を探すのが楽しいです。服選びもイエベ秋を基準にしていますね。ただ、「タクミくんシリーズ」の祠堂学院高等学校の制服はパキッとした水色なので、イエベ秋とあまり相性が良くないんですよ(泣)。

↑森下さんの必需品・化粧ポーチ

 

加藤 ちなみに、僕のパーソナルカラーは、制服の水色がいちばん映えるブルベ(ブルーベース)夏です(笑)。

 

 

タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。

Blu-ray/DVD発売中

Blu-ray 初回生産限定版 6,800円(税込)
DVD初回生産限定版 5,800円(税込)

◆初回生産限定版特典(BD・DVD共通)
特典映像 メイキング、舞台挨拶 約80分
(特典映像はDVDディスクの収録になります)
特典音源:オーディオコメンタリー
特典CD:サウンドトラック、主題歌「0%(movie ver.)」
三方背ケース

(STAFF&CAST)
監督:横井健司
原作:ごとうしのぶ
原作イラスト:おおや和美
脚本:金杉弘子
出演:森下紫温、加藤大悟、中山咲月、高橋璃央、野口友輔、植村颯太、永島龍之介、坪倉康晴、木津つばさ

公式HP:https://takumi-kun.jp/

(C)2023 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/伊東真美 スタイリスト/扇野涼子(森下)、MASAYA(加藤)

松雪彩花「何が起きても動揺せず、自信を持って情報を伝えていくことは、視聴者に安心感を与えるためにも心がけています」ウェザーニュースキャスター連載・第18回

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は113万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとして、ますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開してきましたが、このたび短期集中連載として復活。今回は今年5月に復帰された松雪彩花キャスターにご登場いただき、復職されたときの心境や気象キャスターという仕事に懸ける思いを伺いました。

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」一覧はこちら

 

松雪彩花●まつゆき・あやか…1991年9月6日生まれ。埼玉県出身。0型。ウェザーニュース気象キャスター。2014年にウェザーニューズ入社。現在、同社が配信する「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍中。趣味・特技は映画鑑賞、料理、クラシックバレエなど。X(旧Twitter)Instagram

 

【松雪彩花さん撮り下ろし写真】

復帰初日は平常心が保てず、反省ばかりでした

──少し期間が空いてしまいましたが、短期集中連載の3回目は、小川千奈キャスターから松雪キャスターへのバトンとなります。松雪さんから見て小川さんはどのようなキャスターですか?

 

松雪 せんちゃん(小川)はすごく素直な子ですね。その素直さは番組にも表れていますし、飾らずに自分の言葉でちゃんと伝えているという魅力や良さは視聴者にも届いているはずなので、このまま変わらず真っすぐなキャスターでいてほしいなと思います。

 

──なお、小川キャスターから松雪さんへのメッセージとして、「すべてが大好きです!」、「《シャケ子姉さん》と《梅子》として動画の共演までさせてもらったのは一生の思い出です」との言葉を承っております。

 

松雪 私が復職してすぐぐらいに一緒に動画を撮ったんですよね。せんちゃんはなぜか初対面のときから、私のことをすごく好いてくれていて(笑)。まさにあの動画撮影を境に、より一層、「あやちさん! あやちさん!」って寄ってきてくれるようになりました。社内でばったり会っても、「あやちさん、どこに行くんですか? 私も一緒に行きます!」「あやちさん、一緒にコンビニ行きましょう!」って着いてくるのが本当にかわいくて。あいりんさん(山岸愛梨キャスター)や私にくっついて、いろんなことを吸収しているんだと話していました。

 

──番組引き継ぎのクロストークで松雪さんを見る目が完全にハートになっているときもありますよね。

 

松雪 最近は私とせんちゃんのクロストークのことを“ファンミーティング”と言われています(笑)。でも、せんちゃんに限らず、ウェザーニュースLiVEのキャスターになる子はみんな優しさに溢れているなって思いますね。社内で顔を見たら、先輩後輩関係なく友達のようにおしゃべりをしますし、誰かの誕生日になると、それぞれがプレゼントの渡し合いをしていて。どうやったらこんなにいい子たちばかりが集まるんだろうって、不思議に思います。

 

──特に松雪さんにとっては、お休みをされる前と後ではキャスターの顔ぶれが大きく変わっていたので、新鮮さもあったのではないかと思います。

 

松雪 そうですね。今出演しているキャスターでいえば、私の先輩はもう、あいりんさんしかいないんです。私の入れ替わりでゆかりん(白井ゆかりキャスター)清音さん(江川清音キャスター)がお休みに入られましたし。それもあって、最初は“はじめまして”のキャスターさんに先輩としてしっかりとしたところを見せられるかすごく不安でした。私が担当する番組の時間帯も、お休み前は夜帯が多かったんですけど、復帰後はお昼に変わりましたし、そのことで夜の番組が多いあいりんさんともほとんど会社内で会えませんでしたから。

 

──確かに、後輩ばかりの環境というのは違ったプレッシャーがかかりそうです。

 

松雪 でも、そこに愛に溢れたせんちゃんが目の前に現れてくれたので、“あ〜、大丈夫だ!”と思えたんですよね(笑)。最初の数日間は不安になるときもありましたけど、今は全くそんなことはないですし、楽しく働かせてもらっています。

 

──復職された日の心境はいかがでしたか?

 

松雪 めちゃくちゃ緊張していました(苦笑)。それまで1年半ほどお休みをいただいていたので、天気を確認し、視聴者に解説するという脳の部分を全く使っていなかったんです。ですから、“自分がこれまでどんな言い回しをしていたんだろうか”とか、“全国のお天気を伝えるときってどういう順番だっけ?”とか、そうした感覚を取り戻すまでにしばらく時間がかかりました。

 

──復帰される前に少し研修をされたとか。

 

松雪 はい。2日間やりました。本当は1日だけだったんですけど、私の方から「さすがに1日だけじゃ怖いです」とお伝えして(苦笑)。それに、私がお休みしている間にスタジオが変わって、広くなっていたんですよね。当然、新しいスタジオは生放送で使っているので、そこで練習するわけにもいかず。初めて新しいスタジオの席に座ったのが復帰初日の5月4日でしたので、そうしたドキドキもありました。

 

──そうだったんですね。となると、カメラの位置とかも全然分からなかったのでは?

 

松雪 全く! なんとなく、“このカメラかな?”と思いながら、最初は探り探りでした(笑)。

 

──とはいえ、やはり復帰1回目の放送を拝見したときは、情報を伝える正確性と番組進行の安定感にさすがだなと感服しました。

 

松雪 いえ、私の中では反省だらけでした。自分が思っている以上にお天気の解説ができていなくって。そのことがすっごく悔しかったの覚えていますね。イメージしていた流れどおりにできませんでしたし、番組内で使うツールもスムーズに出せなかったりして。最終的にスタッフさんから「ツールの操作はこちらでやりますから大丈夫ですよ」と助けていただいて、本当に自分が情けなく思っちゃいました。私はあまり緊張が表に出るほうではないのですが、初日は自分でも平常心ではないのが分かるほどでしたね。

 

──確かに、“もしかして緊張されているのかな?”と思ったのが、松雪さんの特徴でもある手や指の動きが以前と比べて少ないかも……と感じたことでした。

 

松雪 本当ですか? それは初めて言われました。よく気づかれましたね(笑)。おっしゃるように、手の動きについては昔からよく言われるんですよ。“あやちは、口と同じぐらい手がよくしゃべってる”って(笑)。そうかぁ、そんなところにも緊張が出ていたんですね。

 

──3時間という本番の長さにはすぐに慣れましたか?

 

松雪 慣れました。というより、以前から3時間ってあっという間だなという感覚が強かったんです。でも、特に復帰初日は早く感じました。というのも、お伝えしたいことがたくさんあったんです。応援して待ってくださっていた皆さんにありがとうの感謝の気持ちを届けたかったですし、もちろんお天気の情報もお伝えしなければいけませんでしたから。ただ、話したいことがたくさんあるのに、頭の中の言葉をうまく紡げないというもどかしさがあり、それで気づいたら放送時間の終わりになっていて。そこも反省点でしたね。

 

──それを思うと、すぐに3時間の生放送に対応していく新人キャスターたちのすごさに改めて驚かされます。

 

松雪 本当に! せんちゃんとも普段から番組のことをよく話すんですが、内容の深さに、“……あれ? せんちゃんって、今年入ってきたんだよね”とびっくりさせられることがたくさんありますし。りえなちゃん(小林李衣奈キャスター)だってデビューしてまだ1年半ほどですが、解説の仕方がとっても豊かで、“なるほど、こういう天気のときはこんな言い方もあるんだ”と学ぶことが多いです。やっぱりキャスターを長年やっていると表現が偏ってきてしまいますし、最近仲間になった皆さんの言葉使いなどをたくさん参考にさせてもらっています。

 

──松雪さんはウェザーニュースLiVEの前身であるSOLiVE24時代から番組に携わっていらっしゃいますが、現在の番組自体にどのような変化を感じますか?

 

松雪 今はSOLiVE24のとき以上に、キャスターの個性にスポットライトが当たっているなと感じます。もちろんお天気の情報が番組の軸であることに変わりはないのですが、プラスアルファとして、キャスターそれぞれの魅力や趣味などプライベートに関するところも視聴者さんは楽しんでいるのかなって思うんです。

 

──スタッフさんもそうしたキャスターたちの個性を広げてあげようとしている感じがします。

 

松雪 そうなんです。私が勝手に始めたモン活(スイーツのモンブラン活動)も、スタッフさんがわざわざ番組の中で時間枠を作って、コーナーっぽくしてくださったりして。“番組をこんな感じで私物化しちゃっていいのかな”とも思うんですけどね(苦笑)。でも、そうやってキャスターたちのいろんな個性が出ることで、同じ番組でも見え方が違ってくるでしょうし、そこがSOLiVE24とは異なるウェザーニュースLiVEの魅力の一つでもあるのかなと思いますね。

 

何をすればキーワードランキングで褒めてもらえるのか、いまだに正解が分からないです(笑)

──改めての質問になりますが、松雪さんが気象キャスターになろうと思われたきっかけを教えていただけますか。

 

松雪 もともと話すのが大好きなんです。会話ではなく、与えられた文章を読むのが好きで。それを最初に実感したのが小学校低学年のときの授業での音読でした。あれが本当に楽しくて、そのときに話すことを職業にしたいなと思ったんです。ただ、私は個性が強い方ではないですし、タレントになるのは違うなとも感じていたので、アナウンサーや気象キャスターに憧れを持つようになりました。ウェザーニューズ自体はキャスターになる前からアプリを愛用していたので知っていたんです。それで大学3年生だったか、4年生のときにアプリ内にあった《お天気お姉さん募集》というバナーを偶然見つけて。“お! これはいけるかもしれないぞ!”って謎の自信とともに(笑)、応募しました。

 

──音読が原点だったというのが面白いですね。松雪さんの話し方や声の聞き取りやすさには定評がありますが、普段から言葉遣いなどで意識されていることはありますか?

 

松雪 私は根っからの文系で、小説を読むのが大好きなんです。ですから、“この文章の言い回しは番組でも使えそうだな”と思うと、そこからつまんで自分らしい言葉に変えていくということはたまにしていますね。でも、勉強のために意識して本を読むとか、そんな大げさなものではないです。話し方については、常にゆっくりとした口調を心がけています。昔はものすごく早口だったので、そこはより意識していますね。

 

──以前は早口だったというのは意外です。

 

松雪 本当に昔の話で、学生の頃ですけどね。文化祭の実行委員長をしていて、初めて人前で話をする機会があったんです。でも緊張していたからか、ものすごく早口になってしまって、あとで放送委員の子に「何を言っているのか全然分からないです!」って怒られちゃって(苦笑)。そのときに、自分は話すスピードが速いんだと自覚し、人前ではなるべくゆっくり話すようになったんです。それに、ゆっくりと話しをしたほうが自分の言葉を自分で理解しながら相手に伝えられるので、私にはこれが合っているなと思うんです。

 

──なるほど。ただ、松雪さんの場合はいつもゆったりとした口調なのに、必要な情報は漏らすことなくきっちりと時間内に収めていらっしゃいますよね。そこにいつも驚かされます。

 

松雪 ありがとうございます。それは話すスピードやテンポなどを全部のコーナーで変えているからですね。最近だと「最新newsイッキ見!」のようなお天気の情報をお伝えするときは笑顔を少なめにして、報道っぽくテキパキと原稿を読むようにしていますし、逆に、お天気が全国的に穏やかな日のウェザーリポートでは、皆さんから送られてくるリポートに相槌を打ちながら友人と会話をするように話していたり。そうやって、場面に応じて話し方を変えるようにしているんです。それに、ずっと同じトーンで話してしまうと子守歌みたいになってしまいますからね(笑)。ただでさえ私の声は「眠くなる」って言われるので(笑)、緩急をつけていくことは意識しています。

 

──また、現在は番組で「コーヒータイム」(午前11:00〜午後2:00)と「アフターヌーン」(午後2:00〜5:00)を担当されることが多いですが、好きな番組の時間帯はありますか?

 

松雪 「コーヒータイム」は好きですね。穏やかなお天気の日はまったりとしていることが多いので、私の性格にも合っているなって思います(笑)。それに、今はお天気に関する専門用語や気象の状況などを解説する「ウェザーニュース天気図鑑」という枠が新たにできましたけど、ほかの時間帯と比べてコーナーが少ないんです。その分、1つひとつのコーナーやお天気の解説にじっくりと時間を割けるのも嬉しいですね。

 

──復職される前は夜の時間帯に入ることが多かったですよね。

 

松雪 はい。夜は夜で好きでしたね。夜の時間帯はご覧になっている方々も天気のベテランさんが多いような印象があって。以前は「予報フィードバック」という、朝にお伝えしていたお天気アイコンと実際のお天気がどれくらい当たっていたかをエリアごとで振り返るコーナーがあったんです。そのときも皆さんからの投稿には一般のお天気番組ではあまり聞かないような専門用語がよく使われていたので、余計にそういった印象があるのかもしれないです。

 

──ちなみに、お休みをされていたときは松雪さん自身も番組をご覧になられていたのでしょうか?

 

松雪 ちょこちょこと見ていました。というのも、見ると寂しくなっちゃって。私は2014年にデビューして、そこから8年ほどキャスターとして突っ走ってきたので、最初は番組を離れることに、「イエーイ、お休みだぜ!!」って喜んでいたんです(笑)。でも、1週間もしないうちに、“あれ!? やることがない!”って思っちゃって。もちろん、産休というお時間をいただいていたわけですけど、すぐに“番組でおしゃべりしたい!”って寂しくなってしまったんです。キャスターさんたちが楽しそうにお話をしているのをうらやましくも感じましたし。それもあって、アプリは毎日活用していたものの、番組からはちょっとずつ遠ざかっていくようになりましたね。

 

──ということは、気象解説員の宇野沢達也さんが松雪さんのことをいじっていたり、マイクトラブルなどが起きると山口剛央さんが“リボンさんの呪いだ”とネタにされていたこともご存じなかったんですか?

 

松雪 あ、それについては風の噂で聞いていました(笑)。あいりんさんやゆかりんとは連絡を取り合ったり、ときどき会ったりもしていたので、「山口さんがまた何か言ってたよ〜」というのは耳にしていて。“え、私の呪いってどういうこと?”って(笑)。

 

──(笑)。ただ、視聴者側としては宇野沢さんや山口さんたちのイジりを毎日のように見ていたので、松雪さんがいない寂しさが少し緩和されていました。

 

松雪 それもすごく言われました。一切そこに本人はいないんですけど、やけに存在感だけはあったみたいで(笑)。視聴者さんも私に成りすましてリボンの絵文字付きのコメントをたくさん送ってくださったりと、そうやって私を使って遊んでくださることはうれしかったですし、愛を感じてましたね。

 

──では、お休み中に番組を客観的にご覧になったことで改めて感じたこの番組の魅力にはどのようなものがありましたか?

 

松雪 やはり視聴者さんと双方向で作り上げているのが一番大きいんだろうなと思いました。地上波などの一般的な天気予報だと、早ければ30秒ぐらいで終わったりしますよね。でも、“どうしてこんな天気になるんだろう?”とか、“明日の天気の注意点はどこだろう?”と思う方っているはずで。そうした疑問を視聴者さんが番組に投げかけることで、答えとして返ってくる。そこが魅力ですよね。それに、刻一刻と変わる天気の状況を皆さんのほうから番組にリアルタイムで伝えていただけるのも良さの1つで。そうしたこともあって、お休み中はテレビなどで天気予報を見ると少し物足りなさを感じるときがありました。“あれ? もう終わっちゃうの!?”って(笑)。

 

──分かります。うっかりしていると聞き逃しちゃったりしますし。

 

松雪 そうなんです。でも、ウェザーニュースLiVEでは絶えず天気をお伝えしていて、仮に晴れのアイコンが出ていても、場所によって「雨が降ってきました」というコメントが届くと瞬時に最新の情報をお伝えできますし、(スタジオの)隣の席にいる気象予報士さんにその後の天気がどうなりそうかも、すぐに聞くことができる。本当にいい番組だなって思います。それに解説員の皆さんも、“社内でオーディションでもやりました?”って思うぐらいキャラの濃い方ばかりですしね(笑)。

 

──解説員の皆さんの天気の読み解き方にも個性があり、それぞれ見ているポイントが違っていたりするのも興味深いです。

 

松雪 使っている資料も違っていて、面白いですよね。森田(清輝)さんだと衛星画像から天気を読み解く技術に長けていらっしゃいますし。また、得意とする分野もそれぞれにあって、宇野沢さんは減災のプロですし、飯島(栄一)さんはお天気の話しだけじゃなく、山や宇宙のことまで教えてくださるので、いつも感心しながらお話を聞いています。ただ、残念なのが、最近は担当している番組の時間の都合で、なかなか宇野沢さんと共演する機会が減ってしまったんですよね。

 

──お2人の掛け合いが少ない寂しさは視聴者も感じていると思います。

 

松雪 スタジオの裏ではしょっちゅう天気と関係ない話をしていますけどね(笑)。「宇野沢さん、私、フィンランドに行ってみたいです」って言うと、「あぁ、そう。別にいいけど、フィンランドは寒いからな」ってぶっきらぼうに返されて(笑)。でも、そこには愛があって、本当に優しい方だなっていつも思います。

 

──宇野沢さんは、松雪さん相手だとちょっと毒っけがあるところが魅力ですよね。キーワードランキングのコーナーでは妙に辛口になったり(笑)。

 

松雪 あれ、ちょっとひどくないですか? 私、どうしてあんなに怒られるコーナーになっちゃったのか、全然分からないんですけど(笑)。

 

──ときどき、クイズの解答予測の仕方に対して、「人として間違っている」ぐらいのことを言われてますよね。

 

松雪 そうなんです。クイズに正解して褒めてもらえると思ったら、「いや、でもなぁ……」って言われたり。“あれ? 私、今、正解しましたよね!?”って驚いちゃいます。宇野沢さんだけじゃなく、山口さんや視聴者さんからも同じような対応を受けるんですよ。私はあのコーナーが始まった当初から、ただただ全力で臨んでいるだけなのに、正解したらしたで、視聴者さんから「残念です」ってコメントがきたり。一体どんなコーナーなんだって思います(笑)。

 

──連続正解なんてしようものなら、視聴者がどんどん引いていきますし(笑)。

 

松雪 ほんとに!(笑) 「だってまだ3連勝でしょ?」とかコメントで言われるんです。厳しい。ほんと、厳しい(笑)。私は何を成し遂げたらあのコーナーで褒められるのかいまだに分かんないです。どうしたらいいんでしょうね(笑)。

 

後輩たちのお手本となり、いつも見守っているような存在になれれば

──さて、2023年ももうすぐ終わりますが、松雪さんにとってはどんな一年でしたか?

 

松雪 やはり復職したというのが私のなかでは大きな出来事でしたし、同時に、一からまた仕事を学び直したような一年でもありました。「コーヒータイム」を担当するのも久々でしたから、改めてスタートラインに立ったような気持ちにもなって。それに、頼れる後輩たちの姿を見ながら、自分自身の立ち位置も含め、“私はどうすればいいんだろうか”と考えることも多かったです。

 

──立ち位置というのは?

 

松雪 私が、かなりまったりゆったりとした性格ですので、後輩ばかりの環境の中で、“こんな先輩のままでいいんだろうか?”と悩んだりするんです。とはいえ、今さらそんなに大きく変化できるわけでもないですし。それに、私の番組を参考にしてくれる子や仕事のことで相談にきてくれる子も多いので、みんなのことを引っ張ることはできなくても、後輩たちのお手本となり、いつも見守っているような立場になれればいいなと思ったり。そうしたことをたくさん考える一年でもあったなと思います。

 

──おっしゃるようにキャスターの数も増え、それぞれに個性溢れるメンバーが集まっていますが、そうしたなか、松雪さんはご自身のことをキャスターの中で“何担当”だと思いますか?

 

松雪 ん〜、これは難しい質問だぞ(笑)。何かなぁ……。逆に私って何が得意だと思います?

 

──言葉の切り返しのうまさやボキャブラリーの豊富さにいつも驚かされるので、その意味で毎回クロストークをすごく楽しみにしていますし、松雪さんのお人柄が一番発揮される瞬間なのかなと思います。

 

松雪 本当ですか? うれしいです!

 

──ただ、いつも時間ギリギリまでしゃべっているので、“これ、天気の引き継ぎ、間に合うのかな”とヒヤヒヤすることもあります。そのドキドキ感もまた楽しいんですが(笑)。

 

松雪 そうかぁ(笑)。そうですよね。私、ほんとにたくさんしゃべっちゃうんですよね。あれ、絶対によくないですよね。ほぼ毎回スタッフさんからイヤモニで、「はい、もう終わりでーす!」って指示が入りますし(笑)。でも、そういえばこの前、占い師さんに「あなたにはメンターの素質がある」と言われたんですよ。それがすごく私のなかに残っていて。「相手のいいところを引き出す能力があるから、そこを伸ばしたほうがいいよ」と言われたので、それ以来、“私でもキャスターみんなのいいところを引き出せていけるのかな”と思うようになったんです。そう考えると、クロストークは得意分野と言えるのかもしれないですね。だからといって、話が長くなる言い訳にはなりませんけど(笑)。

 

──(笑)。確かに、松雪さんのクロストークを見ていて思うのが、いつも相手の話をしっかりと聞き、肯定したり共感したりしながら会話を広げていっているなと感じます。

 

松雪 私から見るとみんな後輩ですから、どうしてもほかのキャスターは私に気を遣うと思うんです。ですから、クロストークではなるべく誰もが話しやすい内容から入り、お友達のような感じでおしゃべりできる雰囲気を作りたいなというのは心がけていますね。それに、相手の言葉を否定しないとおっしゃっていただきましたが、私はそれを解説員の山口さんからすごく感じるんです。お天気のことを質問すると、まず「そうなんですよ」から始まりますし、私が少し見当違いなことを言ってしまっても、「それも間違いではないんですが、でもこっちの天気図を見ると、ちょっと違うんですよね」とさり気なく正確な情報へと導いてくださる。そうした話の流れの作り方は参考になりますし、自分にも取り入れていきたいなと思っていますね。

 

あの切り抜き動画はガチャピンのかわいさと松岡修造さんのお人柄に助けられました

──少し話がそれましたが、2023年といえば、7月に「ウェザーニュースLiVE ファンミーティング」がEX THEATER ROPPONGIで開催されました。

 

松雪 そうでした。久々の有観客のイベントだったこともあって、胸にくるものがありましたね。あんなにも大きな会場が満員になるのもすごいことでしたし。私たちは、普段は画面を通してしか皆さんと会話ができないのですが、実際にあの場にいると、これだけ多くのサポーターさんに支えられているんだなとも実感できて。女性のお客さんもたくさんいらっしゃいましたし、なかには《あやち、呪って!》と書かれたものを掲げていらっしゃる方もいて、そのときは“どうすればいいんだろう”と頭を悩ませましたけど(笑)、終始、皆さんからの愛をたくさん感じられて、ちょっと涙が出そうになりました。

 

──山岸さんは泣いていましたよね。

 

松雪 そうなんです。そのあいりんさんの泣いている姿を見てたら、私は若干涙が引いていきました(笑)。変な意味ではなく、“あいりんさんが泣いているから、私は頑張って耐えよう”って。というのも、やはりあいりんさんの番組への思いというのは、私と比べものにならないくらい強くて濃いと思うんですね。だからこそ、あの満員のお客さんの光景にこみ上げてくるものがあったんだと思います。

 

──振り返ると、あの日の松雪さんは通常の番組を終えて駆けつけたので、途中からの参加でした。

 

松雪 大変でした。ほんとに大変でした! 「コーヒータイム」を終えてからでしたので、当然リハーサルに参加できるわけもなく。台本もいただいてなかったので、会場に着いても「何をしたらいいんですか?」とバタバタしていて、「とりあえずステージに出てくれればいいから」って言われたんです(笑)。

 

──でも、その状況で舞台を成立させられるところに本番の強さを感じます。

 

松雪 それは先輩方の姿を見てきたからこそですね。あいりんさんもそうですが、どんな状況でも物怖じしないんです。何があってもおどおどせず、自信を持ってやっている姿を届けていく。普段の番組もそうですが、やはり一番大事なのは視聴者やお客さんを不安にさせないことで。私たちが慌てていると、ご覧になっていらっしゃる方々の不安は2倍にも3倍にもなってしまいますから。

 

──普段から突然何が起きるか分からない気象を相手にしているから、突発的なアクシデントがあっても平常心で挑めるわけですね。7月のイベントでもいきなりヘッドホンから音が出ないということがありましたが、そこからすぐに別のルールに変えて、対応されていましたし。

 

松雪 そこがウェザーニュースLiVEのキャスターみんなのすごさでもあるなと思います。それに、アクシデントを楽しめるのはサポーターの皆さんもそうで。予定外のことが起きても、みんなで笑って“ウェザーニュースLiVEらしいなぁ”って思ってもらえる。それも、長年にわたって築き上げてきた関係性があるからこそですよね。

 

──また、動揺のしなさについては松雪さんも伝説を残されていますよね。ガチャピンがクロマキーの中に消えるというトラブルも笑いに変えていらっしゃいましたし、松岡修造さんがゲストで登場した際も松岡さんのペースに巻き込まれることなく、「こんなに動揺しないキャスターは初めてです」と驚かれていました。

 

松雪 懐かしいですね。今でもたまに当時の切り抜き動画がおすすめで出てきてびっくりします(笑)。修造さんのときは事前の台本が一切なかったんですよ。ですから、全部が行き当たりばったりで。でも、修造さんとのやりとりにスタッフさんたちから笑いが起きていましたし、“あ、この雰囲気でいいんだ”と思って(笑)。それに、私は予測できない化学反応を楽しみたいところがあるんですね。前日に修造さんのことを勉強していきましたけど、情報を入れすぎると想定内の会話ばかりになってしまうし、それもつまらないなって思ったんです。その結果、ウィンブルドンで活躍されたことも知らず、「えっ!? 知らないの?」という反応をされたのですが(笑)、修造さんのお人柄とトーク力の高さで楽しい流れにしていただきました。ですから、あのときに生まれた面白さは、私が動揺していなかったというより、修造さんのお力のおかげなんです。ガチャピンの事件もそうですね。ただただガチャピンのかわいさに助けられただけです(笑)。

 

──そういえば、前回の連載のインタビューで、小川キャスターが初めてウェザーニュースLiVEのことを知ったのは、松雪さんとガチャピンの切り抜き動画だったとおっしゃっていました。

 

松雪 私もせんちゃんから聞きました。思えば、あの事件のときも番組の担当が急遽私に代わったことで、事前の準備がほとんどできていなかったんです。そうしたなか、いきなりクロマキーのなかにガチャピンが消えちゃったもんだから、この先なにをすれば正解になるのか分からなくなっちゃって(笑)。とはいえ、やはり、私たち気象キャスターがやらなければいけないことは一番にお天気を伝えることですし、スタッフさんがなんとかガチャピンが映るように技術面で調整してくださっていたので、私は落ち着いて、事故のないように天気を伝えることに専念できたんですよね。

 

──そうした対応も松雪さんの冷静さがあったからこそだと思うのですが、普段から慌てないために意識されていることなどはあるのでしょうか?

 

松雪 いえ、いつも緊張はしていますし、何かが起きると心のなかでは慌てているんです。むしろ、ほかの人以上に緊張する方だと自分では思っていますし。ただ、それが顔や行動に出ないだけなんですよね。思わぬことが起きて、テンションがグワッと変に上がることもないですし。それに、慌てていてもどこか自分のなかで、“こうなっちゃったらしょうがないよね”っていう気持ちもあって(笑)。それが冷静な対処をしているように見えるだけなんだと思います。

 

──なるほど。では最後に、2024年は松雪さんにとってキャスターデビューから10年目になりますが、どんな一年にしていきたいですか?

 

松雪 そうですねぇ……(長考)。

 

──もしや、あまり計画は立てないほうですか?

 

松雪 ですね。全く立てないです(笑)。なんとな〜く、“こういうことをしたいな”とかはあるんですけど、わりとその場その場で決めちゃうタイプなので。ですから、来年になったら考えたいと思います(笑)。そのときは番組内でもお伝えしますね。

 

──楽しみに待っています。また、2024年最初に連載にご登場いただく次のキャスターは10月にデビューしたばかりの青原桃香キャスターになります。青原さんの魅力についてお話しいただけますか?

 

松雪 ももちゃん(青原)とは番組が前後することが多く、クロストークでよくお話をさせていただくんですが、すでに新人とは思えないほど落ち着いているなと感じます。解説員の皆さんに質問をするときも簡潔で、内容自体はまだ素朴なものが多いですが、だからこそ視聴者の視点に近い番組になっているのではないかと思います。それに、ほんわかとしたキャラクターですので、ほかのキャスターと打ち解けるのも早かったんですよね。そうそう、先日、クッキーを焼いてきてくれたんです! お料理が得意だと言っていたので、いつか手作りのお菓子が食べたいなって話していたら、すぐに作ってきてくれて。

 

──クロストークで話されていたことですよね。でも、そのときは「器具を実家から持ってきていない」と青原さんがおっしゃっていたような気がするのですが。

 

松雪 そうなんです。それが、クロストークで話をした翌日からたまたま実家に帰る予定があったみたいで、そのついでに作ってきてくれたんです。クマちゃんのかわいいクッキーでした。すっごくおいしかったですし、いただきながら、“なんて、いい子なの!”って、親の心境になっていましたね(笑)。同じく10月にデビューしたゆいこちゃん(岡本結子リサキャスター)もハロウィンの特番でご一緒しましたけど、お2人とも自分からどんどんと行動に移すタイプですし、本当に素直で、素敵な子たちばかりで。番組を拝見していても、新人ならではのしなやかさと柔らかさを感じますので、そうした魅力をそのまま自分らしさにつなげていってほしいなと思いますね。

 

《松雪キャスターに16の質問!》

 

Q01.ご自身ではどんな性格だと思いますか?

松雪 相当な面倒くさがりやです(笑)。ですから、普段の生活ではいろんな家電にめちゃくちゃ頼って生きていますね。ただ、その場やそのときになってワチャワチャと慌てるのも嫌なんです。それもあって、あとからラクをするためにも準備はしっかりするようにしています。

 

Q02.もしキャスターになっていなかったら、どんな職業に就いていたと思いますか?

松雪 憧れていたのは女優さん。絶対にできないし、なれるとも思っていませんでしたし、「やってみる?」と言われてもやれませんけどね(笑)。ただ、作品ごとに違う自分になれるのって楽しそうだなと思って。それに、今の気象キャスターのお仕事もちょっと似ているところがあるなって思うんです。コーナーやお天気の状況に合わせて声のトーンや話し方を変えたりしますから。機会があれば、ぜひ番組で朗読とかもやってみたいです。私の声は眠くなるそうなので、読み聞かせをしながら、皆さんを寝かせる自信はありますよ(笑)。

 

Q03.キャスターになったことで感じる自分自身の変化は?

松雪 人生が100倍楽しくなりました。お天気に限らず、季節の美しさやその時期ならではの楽しみなどを多くの方と一緒に追いかけることが日常になりましたから。実は、キャスターになる前はそれほどでもなかったんです。でも、季節の移り変わりなどを意識的に感じ始めてからは、なんでもない日々がすごく充実するようになっていって。四季折々の楽しさがある国に生まれ、気象キャスターという仕事に就けて、本当に幸せだなって思います。

 

Q04. 2024年版のカレンダー撮影で印象に残っているエピソードを1つ!

松雪 暑かった! とにかく暑かった(笑)。なので、撮影が終わってから、さやっち(檜山沙耶キャスター)とせんちゃんの3人でアイスを食べに行ったんです。それがいい思い出になっていますね。

 

Q05.最近の雨女エピソードを1つ!

松雪 ないです(笑)。カレンダー撮影の日も見事な晴れでしたから。そもそも私、別に雨女じゃないと思うんです。なのに、なぜか視聴者の方々から、“くもち”とか“あめち”って言われていて、気づいたら雨女のキャラになっていたんですよね。どうしてそんなことになったのか、自分でも本当に分からないんですけど。誰が言い始めたんでしょうね。しかも、曇っている日は番組のコメント欄が楽しそうに盛り上がっているのに、晴れてる日はみんなだんまりなんですよ。あれ、ズルくないですか? “「あやち、晴れているよ!」って言ってよ!”って思います(笑)。この雨女説の謎だけは、いつか解明したいと思っています。

 

Q06.モン活に続いて、次にキャスター内で流行らせたいものはありますか?

松雪 これからの季節だとイチゴですね。早くイチゴのシーズンが来ないかなぁって楽しみで楽しみで。今もスーパーに行くたびにチェックしているんですけど、まだまだみかんが売り場を牛耳っています。せんちゃんもイチゴが大好きだそうで、「どんぐり・いちご」という名前でも活躍しているほどなので、シーズンが来たら一緒にいちご狩りにも行きたいですね。

 

Q07.天気にまつわる好きな言葉は?

松雪 晴好雨奇。《晴れの日には晴れの、雨の日には雨の美しさがある》という意味で、まさにそのとおりだなと思います。青空だけがきれいなわけではないですし、身の回りにあるすべてのものに美しさや良さがある。そうした、日常にあふれるいろんな素晴らしさを見逃なさいように生きていきたいなと思います。

 

Q08.ウェザーニュースアプリのなかでお気に入りの機能は?

松雪 今はやはり「服装予報」ですね。秋や冬になっても夏日並みの気温の日が何度かあり、すごく重宝しました。私自身、毎日、服装に悩むタイプなので、「服装予報」はぜひ皆さんにも使ってほしいです。それと、子どもが生まれたことで、以前よりも気温を細かく見るようになりました。子どもって気温にすごく左右されるんです。夏はよく汗をかくし、冬は逆に寒さに強くて。大人は厚着をしていても、子どもは薄着でいいってことがよくあるんですよね。そのほかにも、「雨雲アラーム」はお買い物や洗濯物を取り込む予定を立てるのにとても便利ですし、今では一般的になりつつある“天気痛”の予報を伝えてくれる機能もありますので、皆さんもたくさん活用して、生活に役立てていただければと思います。

 

Q09.「ここだけは絶対にほかには負けない!」という埼玉県の魅力は?

松雪 お、難しい!(笑) 埼玉の魅力ですか? えーと……みんな優しい(笑)。それに自分たちのことをわざと自虐的にディスってみたりと、ちょっと卑屈なところもかわいいなって思います。実はそれって、素直であることの裏返しだとも思いますし。「翔んで埼玉」のような映画を笑って楽しめるのも優しい県民性ならではでしょうし、ほんと、素敵な映画を作っていただき感謝です(笑)。

 

Q10.映画が趣味とのことですが、繰り返し観る作品は?

松雪 ミュージカルが特に大好きで、「オペラ座の怪人」と「ウエスト・サイド・ストーリー」は数えきれないほど観ました。そしたら、やっぱり血筋なんだなと思ったのが、祖母も「ウエスト・サイド・ストーリー」を公開当時に観て大好きになり、映画館で何十回も観たと話してました。どちらも名作なので、未見の方は絶対に観てほしいです!

 

Q11.ずっと習っていたというクラシックバレエの近況を教えてください。

松雪 少し前までは週に一度ぐらいの頻度でちょこちょことレッスンに通っていましたけど、子どもができてからは機会が減り、今はかなり遠ざかっていますね。でも、バレエの音楽を聞いたり、たまに動画で見たりはしています。あと、よく夢に見ますね。それを考えると、やっぱりバレエが大好きなんだなと思います。ただ、夢の内容はたいてい舞台袖にいて、“やばい! トゥシューズが履けない!”って焦ってるようなものばかりなんですけど……(苦笑)。

 

Q12.今新たに趣味にしたいなと思っていることは?

松雪 新たにというか、今は以前と比べて自分の時間がなかなか取れないので、少しずつ自分の時間を作れたらなという思いがあります。時間ができたら最初にやりたいのが筋トレ。もともとずっとやっていて、腹筋も割れていたし、体脂肪率も10%台だったんです。なのに、いつの間にやら見る影もなく(笑)。やっぱり、運動を続けているときのほうが体が軽いですし、汗の質も違う気がして。今もたまにジムに問い合わせだけはするんです。でも、「いつ頃から来られますか?」と聞かれると、なかなか日にちを伝えられなくて、結局行けずじまいの日々が続いています(笑)。

 

Q13.最近の自分へのご褒美は?

松雪 タリーズコーヒーのアイリッシュラテを飲みました。毎年楽しみにしているぐらい大好きで、今年もほぼ毎日のように飲んでいます。ご褒美にしては多すぎますけどね(笑)。でも、あの味はまさしくご褒美ですよね。ちょうどいい甘さですし、心も温かくなるので、いつも絶対にホットを頼みます。

 

Q14.2023年にやり残したことは?

松雪 え〜、やり残したことだらけな気がします(笑)。やり残したことに気づいてないものもいっぱいありそうですし(笑)。それこそ運動をしよう、昔の体を取り戻そうと思いつつ、結局できなかったですし。最近は本当に自分の時間が少なくって、だからこそいろんな家電に頼って生きています。ほんと、素晴らしい世の中になりましたね(笑)。

 

Q15.ご自身を家電で例えると?

松雪 そうだなぁ……加湿器かな。絶対に必要なものではないかもしれませんが、あると便利だし、“側においておくと何かといいことがあるかもしれませんよ”という意味で(笑)。ウェザーニュースLiVE自体も同じだと思うんです。お天気番組って予報を見るだけなら短い時間で事足りますが、プラスアルファの情報を知ることで、より生活が潤うと思いますので。今、“生活の潤い”と“加湿器”をかけてみました(笑)。

 

Q16.GetNavi webということで、普段愛用している家電を教えてください。

松雪 偶然にも答えが同じになっちゃうんですが、象印の加湿器が大好きなんです。今使っているのは2023年モデルのもので、見た目もポットみたいでかわいくて。あまりにも好きすぎて、リビング用と寝室用とプラスアルファで使うためのものとして3台持っています。スチーム式なので、部屋が温かくなるのもいいんですよね。それと、毎日活躍してくれているのがデロンギのエスプレッソマシン。豆を入れるだけの全自動なので本当に便利なんです。少し高価なものではあるんですが、カフェで飲むよりも経済的だなと思って。……と、いいながら、毎日のようにアイリッシュラテを飲んでいますけど(笑)。また、いつも必ず持ち歩いているのがワイヤレスイヤホンです。Sudioという北欧のメーカーのイヤホンで、卵みたいなケースも含め、デザインがかわいくて愛用していますね。このイヤホンを使っていつも出社前に電車の中で番組を見て、事前に天気の流れなどをチェックしています。

↑松雪さん愛用のイヤフォン。出社時の必需品

 

松雪彩花さんのサイン入り生写真を3名様にプレゼント!

 

<応募方法>

下記、応募フォームよりご応募ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6vnh6Dws15RjqU_i8knnLvcAFMvQGBrLWuJOfAouuJdMdkA/viewform?usp=sf_linkhttps://forms.gle/2aZVYE2eDKNSthTs8

※応募の締め切りは1月31日(水)正午まで。
※当選は発送をもってかえさせていただきます。
※本フォームで記載いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的での使用はいたしません。また、プレゼント発送完了後に情報は破棄させていただきます。

 

「ウェザーニュース」HP https://weathernews.jp/

「ウェザーニュース」YouTube https://www.youtube.com/user/weathernews

「ウェザーニュースLiVE」公式Twitter https://twitter.com/wni_live

「ウェザーニュースLiVE」公式Instagram https://www.instagram.com/weathernews_live/

 

 

撮影/干川 修 取材・文/倉田モトキ

17年ぶりに大みそかに『サザエさん』放送『ちびまる子ちゃん』は6年ぶり

大みそかの12月31日(日)に、『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系 毎週日曜 午後6時~6時30分)と『サザエさん』(フジテレビ系 毎週日曜 午後6時30分~7時)が放送されることが決定した。『ちびまる子ちゃん』が大みそかに放送されるのは6年ぶり、『サザエさん』は17年ぶりとなる。

『ちびまる子ちゃん~笑って年越し!さくら家と一緒に大みそか~』©さくらプロダクション/日本アニメーション

 

『ちびまる子ちゃん』“「まる子の買った伊勢エビ」の巻” あらすじ

大みそか、お母さんに頼まれておせちの材料のおつかいをすることになったまる子。かまぼことタイの切り身を買いに来たはずが、魚屋のおじさんに見せてもらった伊勢エビの豪華さに心を奪われ一緒に買ってきてしまう。もちろんお母さんに怒られるまる子だったが、ヒロシとおじいちゃんは大喜び。それをきっかけに夫婦げんかが始まり、ヤケになったヒロシが「もう1匹伊勢エビを買う」と言いだし、家の中は大混乱。何とかおせちを完成させたさくら家だったが…。

 

『サザエさん』 “ワクワク大晦日!” あらすじ

「明日は大みそかだ」とワクワクしていたカツオ。なぜ大みそかがワクワクするのかワカメが聞くとカツオは、お正月はあっという間に終わってしまうので寂しさがあり、“お正月イブ”である大みそかの方がいいと言うのだ。大みそか当日、磯野家では正月の準備に追われる中、カツオだけは大みそかを大いに楽しもうと張り切る。(他2エピソード)

 

番組情報

『ちびまる子ちゃん~笑って年越し!さくら家と一緒に大みそか~』

フジテレビ系

2023年12月31日(日) 午後6時~6時30分

※毎週(日)午後6時~6時30分

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/maruko/

公式X(旧Twitter):https://twitter.com/tweet_maruko

 

最新放送回 無料配信中

TVer:https://tver.jp/series/sr6z4bxpf7

FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/5d40/

 

『サザエさん』

フジテレビ系

2023年12月31日(日)午後6時30分~7時

※毎週(日)午後6時30分~7時

 

サザエさん公式HP:http://www.sazaesan.jp/

 

©さくらプロダクション/日本アニメーション

©長谷川町子美術館

『マツコ会議』が年末特番で復活!マツコがぺえの自宅でpeco、古川優香らとプライベートな忘年会を開催

『マツコ会議 忘年会SP』(日本テレビ系 午後10時~10時54分)が12月29日(金)に放送される。

『マツコ会議 忘年会SP』(c)日本テレビ

 

今年9月、レギュラー放送が最終回を迎えた『マツコ会議』が年末に特番で復活。いつもは会議室でゲストと中継をつないでいたが、今回は会議室を飛び出してマツコ・デラックスが気になっている相手の家を訪問する。

 

マツコが気になっているのは、2015年に『マツコ会議』が発掘した逸材・ぺえ。初登場から7年たった2022年に再び出演したぺえだったが、緊張もあって思うように話せず不完全燃焼に終わった。

 

そんなぺえのことをずっと気にかけていたマツコは、今回ぺえが最もリラックスして話しやすい環境でやりたい! ということで、ぺえの自宅を訪問し忘年会を開催。ぺえが緊張しない空間を作り出すため、スタッフは部屋に入らず、リモートで様子を見ながら定点カメラで撮影する。

 

マツコが好きな人と好きなことを話し、聞きたいことを好きなだけ聞くプライベートな忘年会。どんな展開になるのか、予測不能なトークが繰り広げられる。

 

番組情報

『マツコ会議 忘年会SP』(c)日本テレビ

『マツコ会議 忘年会SP』
日本テレビ系
2023年12月29日(金)午後10時~10時54分

<出演者>
マツコ・デラックス、ぺえ、peco、古川優香、あそぶ(OTOGI不動産)

番組HP:https://www.ntv.co.jp/matsukokaigi/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/ntv_matsukomt

(c)日本テレビ

佐藤優樹、つばきファクトリー・谷本安美らが飯田圭織と忘年会を開催『キタに恋した!~キタコイ年忘れスペシャル~』12・29放送

『キタに恋した!~キタコイ年忘れスペシャル~』(HBC 午後11時58分~深夜0時58分)が、12月29日(金)に放送される。

『キタに恋した!~キタコイ年忘れスペシャル~』左から)佐藤優樹、谷本安美、飯田圭織、伊勢鈴蘭、山﨑愛生(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は、佐藤優樹、谷本安美(つばきファクトリー)、伊勢鈴蘭(アンジュルム)、山﨑愛生(モーニング娘。’23)が登場し、稲場愛香、石栗奏美(OCHA NORMA)、工藤由愛(Juice=Juice)がVTR出演する。

 

2023年を締めくくる『キタに恋した!』は、みんなで集まって忘年会を開催。4月の番組開始から8カ月、「キタコイで一番の思い出」や「キタコイに出演するようになって変わったこと」など、さまざまなトークテーマで盛り上がりる。

 

そして、忘年会の準備もみんなで手分けして行うことに。伊勢&山﨑コンビと波多野裕太アナは、戸越銀座の商店街に買い出しへ。伊勢は築地で習っただし巻き卵の食材を購入。山﨑は、大好きなパンダさんのパンケーキを作ることに。果たして、うまく料理はできるのか。

 

一方、佐藤&谷本コンビと本間吏成アナは、なぜか江戸川区・平井の三味線専門の楽器店へ。磨いてツヤを出すという三味線作りの基礎を練習するため、箸を作ることもあるようで、ここでは箸づくりを体験する。忘年会用の箸を作ることになった2人だが…。

 

さらに、北海道の紺野あさ美からもビデオメッセージと差し入れが。珍トーク続出の大忘年会はどこまで続くのか。グループの垣根を超えた北海道出身のメンバーたちの掛け合いも見どころだ。

『キタに恋した!~キタコイ年忘れスペシャル~』左から)谷本安美、佐藤優樹(c)HBC

 

番組情報

『キタに恋した!~キタコイ年忘れスペシャル~』
HBC
2023年12月29日(土)午後11時58分~深夜0時58分

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

(c)HBC

中岡創一&小峠英二が「ドッキリ修行」でジャングル映画風のアクション超大作を制作『ダマされた大賞』3時間SP

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』(日本テレビ系 午後7時~9時54分)が12月29日(金)に放送される。

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』中岡創一©日本テレビ

 

ドッキリだとは分かっていても、いつどのようにダマされるのかは分からない「ドッキリ修行」。今回の舞台は、フィリピン・パラワン島のジャングル。しかし小峠英二はスケジュールが合わなかったため、今回は中岡創一がフィリピンで、小峠は千葉で撮影。後で編集してジャングル映画風の1つの物語を作り上げることに。

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』小峠英二(c)日本テレビ

そのストーリーは、トレジャーハンター・小峠が財宝を探しにジャングルに足を踏み入れるが、敵に捕まってしまい、ジャングルに住むターザン・中岡が助けに行く…というアクション超大作。その撮影中にさまざまなドッキリが2人を襲う。

 

途中、アクション映画さながらの爆破ドッキリに中岡が「フィリピンだからって何でもしてええわけじゃないぞ!」とぶちギレるひと幕も。一方、千葉の小峠も過酷なドッキリに次々と遭遇。息つく間もないドッキリの連続。果たして2人のアクション超大作の結末はいかに。

 

そのほかにも、デヴィ夫人が、『世界の果てまでイッテQ!』で共演する出川ガールズ(堀田茜、谷まりあ、箭内夢菜、横田真悠)にベトナムでドッキリを敢行する。

 

番組情報

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』
2023年12月29日(金)午後7時~9時54分

MC:内村光良、羽鳥慎一
ゲスト:アンミカ、いとうあさこ、小泉孝太郎、谷まりあ、中岡創一(ロッチ)、生見愛瑠、箭内夢菜、横田真悠 ほか
審査委員長:菊地凛子、白石麻衣

(c)日本テレビ

M-1王者・令和ロマンの地上波初冠番組『令和ロマンの娯楽がたり』12・28放送 白熱したトークで髙比良くるまVS永野の論争がぼっ発!?

『M-1グランプリ』第19代王者に輝いたばかりの令和ロマンの地上波初冠番組『令和ロマンの娯楽がたり』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 午後11時15分~深夜0時15分)が、12月28日(木)放送。令和ロマンからコメントが到着した。

 

この番組では、令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)の2人とゲストがさまざまな娯楽やカルチャーに関する謎や疑問をひたすら分析して語っていく。アイドル、お笑い、漫画…慶應義塾大学出身という高学歴、M-1にも分析して挑んだという、分析力には定評のある令和ロマンが今このタイミングで何を語るのか。

『令和ロマンの娯楽がたり』松井ケムリ (c)テレビ朝日

「なぜみんなそんなに恋愛リアリティショーが好きなのか?」「もしも松本人志がいなかったら?」「2023年もっと騒がれて良かったのに大賞」など気になるテーマから、選ばれたのは「なぜ日本人は未完成のアイドルが好きなのか?」。

 

オーディション番組出身のアイドルが人気の中、くるまは「昔はソロが多くてみんなが憧れるものだったけど、今は逆に親しみやすい共感性の方が大事になってきたのではないか」と分析。ゲストのラッパー・TaiTanは「日本人はカッコいいが苦手でカワイイを愛でがち」と語る。アイドルグループ出身の山崎怜奈の見解に「すごい言葉が…」と、これにはくるまも感嘆。

 

そして、アイドルとの距離感の話の中で、ケムリが学生時代にとあるタレントのSNSで絡んでいたことをくるまが暴露。そのお相手とは。ホワイトボードを駆使しながら理論を解説したりと、白熱したトークを繰り広げる。

 

続いてのテーマは「5年後天下を獲る芸人は?」。最近天下を獲ったのは誰なのかとガチトーク。Aマッソ・加納は芸人の舞台はテレビや劇場だけでなく、「『芸人の天下』はネットも無視できない」とリアルコメント。これに永野も参加して「リアル天下は…」と自分の思う天下を語る。ケムリも「プラットフォームの外からぶっ壊せる永野さんは強いよね」と永野最強説を言いはじめ、実際にさまざまな芸人の名前を挙げながら議論。

『令和ロマンの娯楽がたり』髙比良くるま (c)テレビ朝日

 

さらにトークは過熱し、くるまVS永野の論争もぼっ発。「あなたは正しいことを言ってるけど人気出ないと思うよ!」という永野はくるまのある部分を指摘する。『M-1グランプリ』の優勝会見でも言われていたとくるまの理解されにくい持ち味とは。

 

そしてネタ作りに関する質問には「漫才っていうのは…」と、令和ロマンの漫才理論を解説する。

 

令和ロマン・髙比良くるま コメント

年代が近かったり、MCポジションの我々が若手芸人だということによって、奇跡的に生まれた全演者の忌憚なき意見が出たのが(この番組の)良さじゃないですか? 皆さんがいてくれたおかげで見識が広がりました。みんなが同じ学校だったらいい生徒会だろうなと思いました。みんなが同級生だったらよかったのにな、永野さんは先生で。

 

令和ロマン・松井ケムリ コメント

冠番組と聞いた時は少しだけドッキリだと思いました。収録時間が「どうなってるの!?」と思うくらい長かったです。見どころは、永野さんが「天下を獲る芸人」で言った言葉ですね。ビックリな発想でした。

 

番組情報

『令和ロマンの娯楽がたり』
テレビ朝日系 ※一部地域を除く
2023年12月28日(木)午後11時15分~深夜0時15分

(c)テレビ朝日

デヴィ夫人が出川哲朗と一緒に堀田茜、谷まりあら“出川ガールズ”にドッキリを仕掛ける!『ダマされた大賞』3時間SP

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』(日本テレビ系 午後7時~9時54分)が12月29日(木)に放送される。

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』左から)デヴィ夫人、出川哲朗、堀田茜、谷まりあ、箭内夢菜、横田真悠(c)日本テレビ

 

今回、83歳のデヴィ夫人が、『世界の果てまでイッテQ!』で共演する出川ガールズ(堀田茜、谷まりあ、箭内夢菜、横田真悠)にベトナムでドッキリを仕掛ける。ガールズたちが夫人のことをどれだけ慕っているのか、ドッキリで大検証する。

 

「人をダマすの大好きです!」とドッキリが大好物のデヴィ夫人がダマすのは、『イッテQ!』で共演中の出川ガールズ、堀田、谷、夢っぺ(箭内)、横田の4人。久しぶりのドッキリに「小娘たちがどんなリアクションをするのか、とっても楽しみ!」と夫人のテンションも最高潮となる。

 

ドッキリの舞台となるのは、本当の『イッテQ!』ロケの最中のベトナム・ハノイ。2チームに分かれて“かご舟レース”で争っていると、突然、夫人の体調が急変、苦しみ出したら、ガールズはどんな反応をするのか。彼女たちがどれだけ夫人を慕っているのかを検証する。

 

ドッキリ前夜、デヴィ夫人の元に、自称ドッキリの達人・出川哲朗が合流。今回は出川も仕掛け人として夫人をサポート。さっそく作戦会議をする2人は、「誰が夫人のことを一番心配してくれそうか?」で大盛り上がり。夫人は「人間的に一番心配してくれそうなのは、夢っぺ。」。一方、出川の予想は「(心配してくれないのは)断トツで茜ちゃん。なぜなら、赤い血が流れてない!」と言いたい放題。とはいえ、ドッキリが成功するか否かは夫人の演技力次第。出川はリハーサルを勧めるが、夫人は「私、本番の方が強いの」と断固拒否する。

 

そして迎えたドッキリ本番。デヴィ夫人、谷、夢っぺチームと出川、堀田、横田の2チームに分かれて“かご舟レース”スタート。何も知らないガールズたちが必死にかご舟をこいでいると、コース半ばで急に夫人の具合が悪くなり…。ぶっつけ本番で迫真の演技に臨む“大女優”デヴィ夫人。するとガールズたちがまさかの行動に。さらに、出川によって追い打ちをかけられたガールズたちに恐怖のドッキリが襲いかかる。夫人愛が一番あるのは誰なのか。大号泣の結末は。

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』(c)日本テレビ

 

番組情報

『ダマされた大賞 超ド級ドッキリ連発!2023総決算3時間SP』
2023年12月29日(木)午後7時~9時54分

MC:内村光良、羽鳥慎一
ゲスト:アンミカ、いとうあさこ、小泉孝太郎、谷まりあ、中岡創一(ロッチ)、生見愛瑠、箭内夢菜、横田真悠ほか
審査委員長:菊地凛子、白石麻衣

(c)日本テレビ

ダイアン津田、永野らがキレ芸No.1を目指して大騒ぎ 日向坂46松田好花もむちゃぶりにブチギレ?『ランジャタイpresentsブチギレ-1グランプリ』

『ランジャタイpresentsブチギレ-1グランプリ』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 午後11時15分~深夜0時15分)が、12月26日(火)に放送される。

 

数々の芸人が「キレ芸」で大活躍しているテレビ界。この番組では、次世代のブチギレキャラの座を狙う芸人たちが、さまざまな競技であらゆるものにブチギレまくる。芸能界ナンバー1のブチギレ王をかけて争う。

 

MCはランジャタイと松田好花(日向坂46)。参加者にはザブングル加藤、津田篤宏(ダイアン)、永野、野呂佳代、ハリウッドザコシショウ、ヤマゲン(ネコニスズ)と、芸能界を代表するキレ芸の持ち主が集結。審査員には東野幸治を招くも、ブチギレの対象に!?

 

オープニングからハチャメチャな自由発言を連発する出演者たち。体調不良で休みとなった齊藤京子の代わりにMCとしてやって来た松田好花も「京子さん、どうしてくれるんですか!」とブチギレ。参加者たちが登場時に使ったスモークに群がり、「煙ちょうだい!」「照明消して!」という謎展開も。酸素が回らないほど笑ったオープニングだが、最後まで体力は持つのか。

『ランジャタイpresentsブチギレ-1グランプリ』(c)テレビ朝日

 

第1競技「鏡の自分にブチギレろ!」では、津田とザブングル加藤の東西キレ芸対決が実現。「まだ出なアカンか? こんなん」とやる前からキレ気味の津田に、東野がなぜか津田のプライベート情報を次々に暴露し拍車をかける。津田と加藤の怒声が響きわたるが、勝ったのはどちらなのか。

 

第2競技「東野幸治にブチギレろ!」では、永野とザコシショウが対決。ザコシはある番組での積年の恨みをぶつけてブチギレ。東野が「すみませんでした」とまさかの謝罪をする場面も。

 

そして、スタジオで「お前は誰だ!」と散々ツッコまれていたヤマゲンだが、実は先の番組イベントで行われた「ブチギレ王決定戦」で優勝し、特番への出演を決めたすご腕の持ち主。「キレてる途中に歌え!」でその実力をいかんなく発揮すると、スタジオは騒然とする。

 

ランジャタイのボケ連発の進行に加え、芸人たちのむちゃぶりにキレる松田と、スタジオはハチャメチャ大騒ぎ。最終競技では、勝ち残った相手と面と向かっての直接ブチギレ対決。この番組だから成立する、終始ブチギレまくりの年末スペシャルとなっている。

『ランジャタイpresentsブチギレ-1グランプリ』(c)テレビ朝日

 

番組情報

『ランジャタイpresentsブチギレ-1グランプリ』
テレビ朝日系(一部地域を除く)
2023年12月26日(火)午後11時15分~深夜0時15分

(c)テレビ朝日