収集歴30年以上、イジリー岡田がソフビ愛を語る。「ソフビを手に取ると……まだ汚れていない、ベロの動きが遅かった頃の僕に会える」

古くは60年代末〜70年代の大ブームに始まり、その後も90年代末、2000年代半ばにフィギュアブームの渦中で盛り上がりを見せたソフトビニール人形=ソフビが、近年また新たなブームを迎えています。当時モノから現行品まで「版権モノ」と呼ばれる特撮・アニメ・漫画のキャラクターを商品化したものや、インディーズメーカーによるオリジナルの怪獣・怪人、あるいはカワイイ系のマスコット的なキャラクターなど、そのジャンルは多岐にわたり、コレクター垂涎のレアアイテムは軒並み価格が高騰。特にビンテージ系ソフビの人気は高く、海外コレクターの大量参入も手伝って専門店の商品在庫が常時枯渇気味という状況も招いています。そんな中、80年後半からずっと60年代末〜70年代半ばの当時モノを集め続けてきた著名人のコレクターが、お笑いタレントのイジリー岡田さんです。最近は自身のYouTubeチャンネルでソフビ関連の動画をコンスタントにアップし無類のコレクターぶりを披露している岡田さんが、そのこだわりに貫かれた蒐集遍歴を振り返り、永遠の少年として集め続けずにはいられないソフビの魅力を語り倒します!

 

イジリー岡田●いじりーおかだ…1964年9月23日生まれ。埼玉県出身。1987年4月デビュー。特技はものまね。主なものまねれレパートリーには三沢光晴、岡田武史、名古屋章、渡辺篤史など多数。テレビ東京『ギルガメッシュないと』にレギュラー出演し、「日本一のエロタレント」のジャンルを確立。深夜枠にも関わらず高視聴率を記録するなど人気を博した。代表的な芸に「高速ベロ」があり、一秒間に18回上下させる記録を持つ。バラエティ番組に多数出演するほか、映画・ドラマなどにも出演、活躍の幅を広げている。InstagramYouTube「イジリーチャンネル」

 

【イジリー岡田さん&ソフビ撮り下ろし写真】

 

子供の頃に叶わなかった夢を求めて

──イジリーさんはどういうきっかけで、ソフビ収集を始められたんですか?

 

岡田 幼稚園のときにタイガーマスクのソフビを父親に買ってもらったのが最初なんですけど、やっぱり子供の頃ってそんなに買ってもらえないので、悪役レスラーも含めて持っていたのが全部で6体ぐらいで。でも、友達の家に行くと毎日1体ずつタイガーマスクの悪役レスラーを買ってもらってどんどん増えていくのを目の当たりにして、「あ、いいな」と。だからその子は全部揃えてたんですけど、自分はその夢が叶わず……。それで大人になってから、南青山の骨董通りにあったレトロ玩具の専門店(ビリケン商会)に当時まだ中学生だった弟と行って、こういう昔のおもちゃを扱うお店があるんだということでいろいろ調べたんですよ。昔は下北沢に「2丁目三3番地」や「懐かし屋」「ヒーローズ(ねずみ小僧)」とか、そういうお店が5軒ほど(残る2軒は「オムライス」と「アートストーム」)あったので、それで子供の頃の夢が膨らんでいって、子供の頃に買えなかったものを手にするってことで、20代前半から7つ歳下の弟と一緒に30年以上集めてきました。

 

──80年代後半からビンテージ玩具の収集を始められてたんですね。当時はまだお宝ブームが来る前で、60年代末から70年代のキャラクター玩具が安く買えた時代というか。

 

岡田 ウルトラマンAのスタンダードサイズが、まだ2000円で買えましたからね。今だと5万円以上するソフビが5000円くらいで買えたりして。ただ、当時はソフビ一つで5000円は高いなぁという感覚でしたから、買えるか買えないかギリギリのラインで集め始めて、それが気づけば今に至ったという感じです。

 

──あと、当時はまだビンテージ玩具の専門店だけじゃなく町の普通のおもちゃ店に古い玩具の在庫が眠っていたりもして。

 

岡田 昔、浅草になべやかんちゃんから教えてもらった穴場のおもちゃ屋さんがあって、そこで仮面ライダーストロンガーと電人ザボーガーのスタンダードサイズが袋入りで売ってたんですよ。1個5000円で。それが今は「まんだらけZENBU」(まんだらけ出版部が発行する通販用カタログ誌)のオークションで15万円スタートですから。そういう店があった頃のほうが夢はありましたよね。テレビで「(開運!なんでも)鑑定団」(テレビ東京系/1994年4月スタート)が始まって、あれでみんな古いものに価値があることを知ったから、それよりも前のほうが安く見つけられたというのはありました。そういえば、「ギルガメッシュないと」(テレビ東京/1991年10月スタート)に出る前に出演したドラマの主演女優さんの実家がおもちゃ屋さんで、「倉庫はあるんですか?」って聞いたら「ありますよ」って言われたんですけど、「そうですか」って……それ以上は踏み込めなかったですね(笑)。1990年だったから、まだいろいろあったと思うんですけど。

 

──今はもう、そういうところから掘り出し物が出てくることはほぼないかなと。

 

岡田 ないですねぇ。ただ、2005年くらいに浅草の普通のおもちゃ屋さんで「マジンガーZ」のDr.ヘルのミニソフビが8体くらい新品同様で置いてあったんですよ。で、最初は復刻されたのかなと思ったんですけど、いや、これは当時のものだろうと。それで、僕は人見知りで普段は人に声をかけられないんですけど、そのときは「これはおもちゃのためだ」と思って、すごく小さな声で「すみません、あのDr.ヘルは復刻ですか?」って聞いたら、「これはたまたま昨日、倉庫を掃除してたら当時のものが出てきたんで置いてるんですよ」って言われて、「そうですかぁ……これ、いくらで売ってくれますか?」「500円でいいですよ」「全部ください」って(笑)。「やった! 2000年過ぎてこういうことあるんだ」と思って、あれはすごくラッキーでした。今はまんだらけで6000円なので12倍ですよね。あれからどんなおもちゃ屋さんでもとりあえず覗いてみるのが癖になりました。

 

Yahoo!オークションでやらかした手痛い失敗

──1999年にYahoo!オークションが日本でスタートし、2000年代後半には広く普及したことで、2000年代以降はビンテージ玩具を入手できる手段が格段に広がりました。

 

岡田 僕はYahoo!オークションというものがあるのに気づくのが遅かったんですが、あるときタイガーマスクの袋入り(未開封品)がヤフオクに出ているという連絡が弟から来て、これは子供の頃からの憧れだから絶対落とそう、もういくらでも出す、ってことで7万円で落としまして。それが快感になってからヤフオクにハマっていくんですよ。

 

──で、ハマった結果、怪しいものをつかまされることに(笑)。

 

岡田 あ、YouTubeをご覧になられたんですね(笑)。

 

──はい。未開封で入手していたミスター・ノーやバイキングキッドのレアカラー版が実は偽造品なんじゃないか、未開封と思われた商品のいくつかがヘッダーやタスキを偽造した開封品かもしれない、ということでその真贋をまんだらけで査定してもらったら、これがことごとくニセモノをつかまされていたという動画を(笑)。

 

岡田 あの怪しいものは嫌な思い出なので、すぐに実家へ送り返しました(笑)。だから、ここにはないんですよ。(パチモノのソフビを手に取って)こういうのはいいんです。ちゃんとパチモノ、ニセモノですよってことで売ってるから。でも、あれは偽造品が本物として出品されてたので……やられちゃいましたねぇ。

 

──ご本人的にはしんどいことだと思いますが、YouTubeを見る側としては面白い動画で、とても勉強になりました(笑)。

 

岡田 ハッハッハッ! ありがとうございます(笑)。動画でも言いましたけど、薄々気づいてる自分もいるんです。だけど、YouTubeがなかったら一生「俺は騙されてない」と思って死んでいったと思うんですよ。ちなみに、ヘッダーの厚みが違うというのは入って2年目の女性マネージャーが触って気づいたんです。30年集めてきた俺が気づいてなかったのに。というのも、普段は段ボールにずっと入れたままなので。ところが、動画撮影のために事務所に持ってきて「こういうのあるんだよ」って見せたら、「あれ? 岡田さん、これ分厚くないですか?」「え? ……ホントだ!」って(笑)。

 

──昔は今ほどちゃんとしてないので、同じ商品でもヘッダーに使ってる紙が違うみたいなこともなくはないというか、その可能性にすがって本物だと思い込めなくもないですけど、あえて真贋を確かめた結果、討ち死にしてしまうという(笑)。

 

岡田 そうなんですよぉー(笑)。ニセモノなんだろうなと思いつつ、コメントに「バイキングキッドって黄色いパンツもあるんじゃないですか」とか書かれていて、それをちょっと信じちゃったんですけど、査定の結果「一切ない」って言われて(笑)。あと、タイガーマスクは面取れなので、マスクを右手に持った素顔の状態で袋に入って売られてたんですよ。だから、袋入りでマスクを被った状態のものは一度開けられてるんじゃないかということで、自分が持ってるのは実際一度袋から出されちゃってるものなんですけど、まんだらけさんで聞いた話だと、こういう商品(マスクを被った状態)も当時あったということだったので、いろいろ勉強になりましたね。もう絶対に騙されません(笑)。当時はガラケーだったから騙されたんですよ。小さい画面で写真を見て、タイトルに「珍色」って……こんな珍しいものはないみたいに書いてあるのを全部信じて、5体で総額25万円くらいやられちゃいました。

 

──なかなか高い授業料になりましたね。

 

岡田 それと、これはニセモノじゃないんですけど、「がんばれ!ロボコン」のロボトン(スタンダードサイズ)は赤ハチマキと青ハチマキがありまして。ヤフオクでタイトルにわざわざ「赤ハチマキ」って書いて出品されてるのを見つけて、青ハチマキより高価なのかなと思ってものすごく争っちゃって13万くらいで落としたんですよ。それで、中野のまんだらけ変やに行ったとき、番組でお世話になったベテランの店員さんに「青ハチマキより赤ハチマキのほうが高いですか?」って聞いたら、「青も赤も一緒です」って言われて(笑)。ということは10万もいかないものですねってことで……あれもやっちゃいましたね。

 

──今回は「タイガーマスク」のほかに「仮面ライダー」のソフビもたくさんお持ちいただきましたが、「タイガー」が1969〜71年、「ライダー」が1971〜72年の放送で、イジリーさんの世代にはまさにドンピシャな作品ですよね。

 

岡田 そうです。「タイガーマスク」が幼稚園で、小学1年生のときに「仮面ライダー」が始まったので、それはそれはラッキーな世代でした。

 

──作品自体はそんなに見てなかったり、世代がズレていてもおもちゃ自体に魅力を感じて集めているコレクターの方も大勢いますが、イジリーさんの場合は原則として収集対象が原体験に基づいていて、そこはすごくわかりやすいですよね。

 

岡田 「タイガーマスク」「仮面ライダー」、そして「ジャイアントロボ」「ゴレンジャー」「ロボコン」の5作品が、特に自分にとって子供のときのいい思い出なので。だから、基本的には当時モノのコレクターですけど、「仮面ライダー」や「ジャイアントロボ」は近年になってメディコム・トイさんから発売された新しいソフビも買ってます。

 

──「ジャイアントロボ」は当時、敵怪獣はほぼソフビになってないですし、「仮面ライダー」のショッカー怪人も当時は途中までしか出てないですからね。

 

岡田 ライダー怪人の当時のソフビはカメストーンで止まっちゃってるじゃないですか。そこまでの怪人も全部は出てないですし。でも、メディコム・トイさんの東映レトロソフビコレクションは全怪人を出してくれるということで、それでもう10年以上買い続けてるんですけど、そしたらスタンダードサイズだけじゃなくて途中からミドルサイズも出し始めたので、それも全部集めていて。

 

──スタンダードサイズはリリースの順番がランダムですが、ミドルサイズはほぼ話数順に出ていて、最近ついにショッカー怪人ラストのウニドグマに到達しましたね。で、ゲルショッカー怪人も順番どおりガニコウモルから発売されると思ったら、なぜか一発目がクラゲウルフという。

 

岡田 ですね。クラゲウルフはこないだ渋谷まで注文に行きました。

 

──あ、ネット注文じゃなくて、わざわざ1/6計画(メディコム・トイの直営ショップ)の店頭で買われてるんですか?

 

岡田 はい。ネットが信じられないので(一同笑)。毎月、店頭まで注文しに行ってるのは僕ぐらいじゃないですか。もう10年間ずっとなので、カランコロンって店のドアを開けたら、そこからレジに着くまでの間にちゃんとカタログが出てきます(笑)。

 

愛してやまないお気に入りのコレクションたち

──これまで30年以上、長らく集め続けてきた中で一番好きなソフビは?

 

岡田 やっぱりタイガーマスクですね。「マスクを取ったら伊達直人に早変わり」というCMのキャッチコピーも「えぇー⁉︎」って驚きがあって……幼稚園の頃にその魅力を刷り込まれたので、今見ても触ってもたまらないものがあって、やっぱこれが一番ってなっちゃいますよね(しみじみ)。で、悪役レスラーを買ってもらえないからウチにあったバルタン星人と戦わせたり、ウルトラセブンをジャイアント馬場さんに見立てて「馬場対タイガーだ!」とかやってましたから(笑)、そういう状況で「大人になったら全部集めよう」という気持ちが育まれたのかもしれない。で、その代わり5体騙されるという(一同笑)。

 

──ちなみに、タイガーマスクのスタンダードサイズは何体お持ちなんですか?

 

岡田 中嶋製作所のヤツは8体ですね。なんでかというと、まず手が違うんですよ。グー(パンチ)とパー(チョップ)で。あとはマスクも違って、黄色いマスクの1期、オレンジマスクの2期と、耳の中が白い一番最初のレモンイエローバージョンと。だから、全部集めようと思ったら結構な数になるという。あとは、他のメーカーのものも数えるともっと多くなりますけど。

 

──そういう細かいバージョン違いをコンプリートするのもコレクションの醍醐味ですね。

 

岡田 そうなんです。子供の頃はそういう違いがあるのを知らなかったですから、じゃあ全部揃えたいなと思って。両手グーと両手パー、右手チョップに左手チョップと、腕の違いだけで4種類買っちゃいましたね。僕が子供時代に持っていたのは左手がパーで右手がグーだったんですけど、たぶんタイガーマスクは右利きなので右手チョップで戦わせたかったんです。グーの右手を上げると「コラーッ!」になっちゃうので、それは違うんですよ(笑)。

 

──続いて、手に入れられて一番嬉しかったソフビは?

 

岡田 それはコレクションを始めてからですよね? 単純に一番となっちゃうと、やっぱり最初に父親に買ってもらったタイガーマスクになってしまいますね。買っていいか確認しなさいと言われて公衆電話からお袋に電話して、浦和の西友のおもちゃ売り場で山積みになってる中から選んで、家に帰ってちゃぶ台の上に乗せて、マントが風になびいてるという光景を今でも覚えているので。我が家に来た第1号のソフビで、すべてはそこから始まっていますしね。でも、コレクションを始めてからということになると、モモレンジャーのスタンダードサイズですかね。

 

──YouTubeの動画でも紹介されていましたが、ゴレンジャーのスタンダードサイズの中でモモレンジャーが一番入手難易度が高いんですよね。

 

岡田 女性キャラだから男の子はあまり欲しがらなくて、単純に現存している数が一番少ないんですよ。

 

──お持ちのモモレンジャーはかなりコンディションがいいので、そこも重要なポイントかなと。

 

岡田 面取れのマスクはもちろん、なくなりやすいマント、バーディー(腰の両側に付いているパーツ)、ブーツに貼られてる番号のシールが全部ありますからね。だから、ほぼ完璧な状態のものを確か5万円くらいで……。

 

──安っ!

 

岡田 そうなんですよ。手に入れたのが、みんながまだあまり興味ない頃だったので。今だとまんだらけさんで袋入りが40万ですけど。

 

──昨今のソフビブームで、値段の高騰化がすごいことになってますよね。ということで下世話な質問ですが、イジリーさんがお持ちのソフビで購入価格が最も高かったのは何ですか?

 

岡田 ロボット刑事(バンダイ製のスタンダードサイズ)ですかね。

 

──あれってハンチング帽が別パーツなので、開封品だと軒並み帽子が紛失していて完品は滅多に出てこないという激レア物件ですね。

 

岡田 その袋入りをここ10年以内だったと思いますけど15万で買いました。すでに弟が持ってたから悔しくて。弟はかなり前に5000円くらいで買ってるんですよ。で、弟は未開封でも袋から出すタイプなので、それをガラスケースに飾っていて。だから「帽子をちょっと貸してくれ」って言って、マスクの付いてないタイガーマスクを安く買って、なぞの魔人(虎の穴の幹部)が黒スーツを着てるから首を外して、伊達直人の頭となぞの魔人の胴体を合体させて、それにロボット刑事の帽子を被せてスーツ姿の伊達直人を完成させました。

 

──贅沢なマニア遊びですねぇ(笑)。

 

岡田 今の値段で総額いくらかかってるんだみたいな(笑)。これは今まで誰もやってないんじゃないですか。たぶん岡田兄弟だけだと思います。

 

──すごく素敵な遊び方だと思います(笑)。

 

岡田 わかっていただけて嬉しいです(笑)。でも、そのあとに電人さんからスーツ姿の伊達直人が出ちゃったんで、「あぁ、まあいいか」ってなりましたけど。

 

──しかし、ロボット刑事のスタンダードサイズ未開封が15万円というのは、今の相場で考えるとむちゃくちゃお得な買い物ですね。

 

岡田 今年、ヤフオクで見かけたときはかなり競り合って100万円くらいになってましたからね。あくまでヤフオクでの値段なのでショップ価格はそこまでじゃないと思いますけどすごいなと。それと比べたら安いですけど、自分が手に入れた当時も高いは高かったというか、ソフビ一つに15万って決して安くはないですからね。だから「どうしよう?」と思ったけど、15万でも今買っとくべきじゃないかな、これは戦うしかないなと思い、戦って競り落としました。

 

──それは賢明な判断でしたね。というか、あのロボット刑事がちゃんと帽子付きで2体もある岡田家がマジですごいなと。

 

岡田 弟のは開封済みだけど、僕のは段ボールに一つだけ入れて別格扱いで保管してます(笑)。

 

──それでは最後にベタな質問ですが、イジリーさんにとってソフビの魅力とは?

 

岡田 ソフビって何時間でも見ていられますよね。普段は段ボールに入れて保管してるから、これだけ自分のコレクションが一つのテーブルに並んでるのって実は初めて見る光景なんですけど、もうたまらないですね。ちょっとしたレトロ玩具屋さんの棚ぐらい揃っていて。で、ソフビを手に取ると一瞬で幼少期に戻れるというか……まだ汚れていない、ベロの動きが遅かった頃の僕に会える(一同爆笑)。今は人の歯ブラシやリップクリームを舐めるのに使ってますけど、まだアイスクリームにしかベロを使ってない頃のピュアな自分に戻れます(笑)。

 

 

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/鴬谷五郎

本郷柚巴、黒嵜菜々子、豊田ルナ、澄田綾乃らのオール撮り下ろし水着グラビア別冊「BOMB Love Special 2023 #3」発売

アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2023 #3』が、11月25日(土)に発売。

 

同誌は、BOMB本誌の1.3倍のサイズとなるA4ワイド判(297mm×235mm)の超ビッグサイズとなり、通常版では本郷柚巴、TSUTAYA&一部書店限定版では豊田ルナが表紙に登場。さらに、黒嵜菜々子(Peel the Apple)、川道さら、白濱美兎、三田悠貴、澄田綾乃の撮り下ろし水着グラビアが掲載される。

 

また、綴じ込み付録として、通常版は本郷柚巴、限定版は豊田ルナの両面超BIGポスターがそれぞれ全2種からランダムで1枚封入される。

 

通常版表紙は本郷柚巴

通常版の表紙を飾るのは、NMB48を卒業して本格的にソロ活動を始めた本郷柚巴。グループ卒業から5か月、少し大人になった本郷とのあの夏の思い出。誰もいない堤防でシャツから覗く黒いビキニ。チューブトップ水着で湯船に浸かる、身体のラインにしっとりと張り付くキャミソール。うつ伏せ寝での畳、彼女の柔らかさが伝わる。そしていつもの笑顔。この最高の笑顔とビキニ。

●本郷柚巴…2003年1月12日生まれ。大阪府出身。身長157cm。血液型B型。2015年にNMB48に加入し、8年間の活動を経て今年6月に卒業。

 

通常版裏表紙は黒嵜菜々子(Peel the Apple)

20歳になり、あどけないかわいらしさとグッと感じる大人っぽさも両方魅せることができるようになった黒嵜菜々子。ペールトーンの紫のワンピース水着、まさに大人なブラックビキニ、そしてかわらしい花柄チューブ水着といろいろな黒嵜が見られるビキニグラビアに。

●黒嵜菜々子…2003年5月16日生まれ。東京都出身。身長160cm。血液型A型。アイドルグループPeel the Appleに所属。ニコ生での冠番組『黒嵜菜々子のわたしを野球につれてって!』も絶好調。

 

TSUTAYA&一部書店限定版の表紙は豊田ルナ

2nd写真集「Good to see Moon」を12月7日(木)に発売する豊田ルナは、写真集からの先行カットを公開。爽やかな花柄チューブのビキニはもちろん、ロケ地ベトナムの民家でのワンピース水着、ナイトプールで魅せるしっとりとした表情、そして初めて挑戦したランジェリーなど見どころ盛りだくさん。

●豊田ルナ…2002年7月17日生まれ。埼玉県出身。身長161cm。B76・W58・H89。血液型O型。「ミスマガジン2019」グランプリ。

 

限定版の裏表紙は澄田綾乃

セクシーアイコン・澄田綾乃が登場。今回はレトロな雰囲気のスタジオで大人の色気が、とめどなくあふれるグラビアを。ピタピタニットの美しいバストラインからの、脱いだらサテンレースの水着、スケスケ素材の水色ビキニ、バストのカタチがあらわな変形フロント&サイド開きのワンピースビキニで美ボディを披露している。

●澄田綾乃…1999年2月26日生まれ。山口県出身。身長156cm。B88・W56・H87.5。血液型A型。

 

<通常版>
綴じ込み付録:本郷柚巴 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<限定版>
綴じ込み付録:豊田ルナ 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

 

<そのほかのラインナップ>
★昨年末にグラビアデビューし、今年大活躍のグラビア界の新星・川道さら。今回のグラビアは“やんちゃな彼氏のスカジャンを勝手に着ちゃって…”というある日の日常。カップ焼きそばを食べたり、ベッドでゴロゴロしたり、マックスコーヒーを初めて飲んだりとさまざまな日常をのぞき見できる。

●川道さら…2005年2月14日生まれ。千葉県出身。身長157cm。血液型A型。2022年11月にグラビアデビュー。

★「美少女図鑑AWARD2023」で3冠に輝いた、圧倒的な透明感を持つ白濱美兎。17歳ならではのフレッシュなピンクチェックビキニ。清楚感ただよう水色のワンピース水着。制服の上に着たダボっとしたトレーナー…青春を感じる女子高生のかわらしさあふれるグラビアを披露している。

●白濱美兎…2006年10月5日生まれ。鳥取県出身。身長163cm。B93・W63・H91。血液型O型。

★超絶美バストに大注目の三田悠貴。岐阜が生んだ“にゅう(NEW=乳)”グラビアクイーン。黒レースの変形水着からあふれ出した自慢のバスト。ヘルシーサラダを食べながらも目に入るのは圧倒的なバスト。チューブトップビキニには収まりきらない圧巻バスト。“にゅうワールド”全開のグラビアとなっている。

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも

<掲載タレント>
本郷柚巴
黒嵜菜々子(Peel the Apple)
川道さら
白濱美兎
三田悠貴
澄田綾乃
豊田ルナ

「BOMB Love Special 2023 #3」
定価:本体1,400円+税(税込1,540円)
発売日:2023年11月25日(土)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

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<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CKBFRBL8/
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<限定版>
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乃木坂46最年少・小川彩が初センター 5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」MV公開 テーマは「目覚め」

乃木坂46が12月6日(水)に発売する34thシングル「Monopoly」の通常版に収録される5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」のミュージックビデオが、オフィシャルYouTubeで公開された。

乃木坂46・5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」Music Video

 

10月末に神奈川県内で撮影された「いつの日にか、あの歌を…」のMV。「目覚め」をテーマに、5期生曲でも初のセンターを務めるグループ最年少メンバー・小川彩の海辺の撮影では、強風で髪の毛が多々乱れたものの、とにかくダンスに集中して撮影を行った。

 

映像ディレクターとして多数のMVを手掛け、乃木坂46では「月の大きさ」「錆びたコンパス」、また5期生曲「考えないようにする」に引き続き、大久保拓朗が監督として指揮を執った所にも注目のMVとなる。

 

乃木坂46「いつの日にか、あの歌を…」MV

 

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」
2023年12月6日(水)発売

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)
※各タイプごとに特典映像を収録、全国イベント参加券1枚封入
※生写真1枚封入(34名×4種=全136種のうち1種ランダム封入)
通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/
乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

王林、陣内智則、松村沙友理も驚がく!181匹の動物を飼う男性&超ロン毛の「原始人」などレアな人たちが続々登場『国民うもレア栄誉賞』

12月2日(土)放送のバラエティ特番『国民うもレア栄誉賞』(フジテレビ ※関東ローカル 午後3時25分~4時20分)に、王林、陣内智則、松村沙友理が出演する。

『国民うもレア栄誉賞』左から)陣内智則、王林、松村沙友理 ©フジテレビ

 

本番組は、日本全国の埋もれているけど実はすごい偉業や記録を持つ“うもレア”な一般人にスポットを当て、その栄誉をたたえる国民称賛バラエティ番組。第1回となる今回は、王林、陣内智則、松村沙友理が審査員となり、「日本一生きるの大変じゃない?」と「日本一意地張っていませんか?」の2部門で「国民うもレア栄誉賞」を決定する。

 

「日本一生きるの大変じゃない?」部門では、「日本一!?ペットを多頭飼いするイケメン」「94歳から0歳のやしゃごがいる日本一!? 多世代家族」「日本一!?過酷な山道を遠距離通学する小学生」「日本一!?多言語をしゃべれる男性」「日本一!?髪の毛が多い男性」という色濃いラインナップで、計5組の“うもレア”な一般人を紹介。

 

「日本一!?ペットを多頭飼いするイケメン」の森田優基さんは美容事務員の仕事をする傍ら、合計56種類181匹の動物を自宅で飼育。毎朝、早朝3時から1匹ずつ犬を散歩させ、仕事から帰宅後の夜もペットのケアを欠かさない、ペットファーストの生活を送っている。あまりにも動物に時間を割く姿に、松村が「私とかの人間にも興味を持ってー!」と心配する場面も。

 

茨城県在住の「94歳から0歳のやしゃごがいる日本一!?多世代家族」は、毎日とってもにぎやか。しかし、「親戚間でも名前を覚えられない」「お昼ごはんの好みがみんなバラバラ過ぎて合わせるのが大変」など、多世代ならではの悩みが尽きない。

 

「日本一!?過酷な山道を遠距離通学する小学生」は、番組ディレクターも驚がくの険しい登山下山コースを往復。地獄の坂道で登校後も、元気に走り回る小学生の姿にスタジオ一同爆笑。毎日過酷な山道を通学する息子に対する両親の思いとは。

 

そして「日本一!?多言語をしゃべれる男性」の溝江達英さんは、なんと14カ国語を自由自在に操るスーパーマルチリンガル。世界中から学生が集まる大学で、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語を交互にしゃべり、多言語での会話を証明。さらに、教室を飛び出し、街中で目についたものをランダムに多言語変換する。

 

また、SNSなどで話題の超ロン毛な男、通称「原始人」を番組で大調査。居住地が不明な中、番組ディレクターによる目撃情報の聞き込みとSNSでの最新情報を元に、足取りを追跡。最後に奇跡の遭遇が…!? 上半身裸に地面まで伸びた「日本一!?髪の毛が多い男性」にスタジオ一同あぜんとする。

 

さらに、「日本一意地張っていませんか?」部門では、「日本一!?メニューが多い居酒屋」「日本一!?ワンオペで無理している食堂」「日本一!?孤独にアニメを作る男」を紹介。

 

合計8040品のメニューを提供する居酒屋では、定番メニューだけではなく、75歳の店主が作れるとは思えない料理まで展開。そこまで多くのメニューを提供する店主の思いに迫る。一方、創業50年の食堂で働く店主は、たった1人で店を切り盛り。30品以上の料理を難なく提供する姿にスタジオも驚く。そんなお客さま思いの店主の1日とは。

 

また、1人でアニメを作る男性には、スタジオの陣内もくぎ付け。アニメの原画作成から声優まで、全てを担うその男性とは。男性の声だけでなく女性の声も出せてしまう、独自の方法も。

 

情野誠人(チーフプロデューサー)コメント

この番組は、決して世の中の多くの人から称賛を浴びているわけではないけれど、言われてみれば“スゴイ”と思える一般の方々をおせっかいながらもご紹介し、部門ごとに“国民うもレア栄誉賞”を決める番組です。SNSの普及でついつい人の悪いところが目につきがちな昨今、目線を変えて“言われてみれば、これってスゴイかも”と優しい気持ちで見ていただけるとうれしいです。

 

番組情報

『国民うもレア栄誉賞』

フジテレビ ※関東ローカル

2023年12月2日(土)午後3時25分~4時20分

 

出演者:王林、陣内智則、松村沙友理 ※五十音順

 

©フジテレビ

福田麻貴が『婚活1000本ノック』でドラマ初主演「応援してもらえるように一生懸命演じたい」24年1月スタート

福田麻貴(3時のヒロイン)が、2024年1月スタートの水10ドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)の主演を務めることが決定。コメントが到着した。

『婚活1000本ノック』福田麻貴 ©フジテレビ

 

本作は、“女子会”や“婚活”といった女性目線の作品を多く手がけている南綾子の同名小説(新潮社刊/新潮文庫より12月25日(月)発売予定)を原作とする、婚活ラブコメエンターテインメントドラマ。福田は今作でドラマ初主演を飾る。

 

新型コロナウイルスでの自粛期間を経て、コロナをきっかけに“婚活”をする男女が増え始めたと言われている昨今。「合コン」や「婚活パーティー」だけでなく、「婚活アプリ」や「オンラインデート」など、出会う方法も時代とともに変化し、ますます婚活市場は活発化。まさに婚活戦国時代が到来している今、最新の婚活事情を通して登場人物たちをコミカルに描く。

 

福田が演じるヒロインは、著者である南綾子自身。33歳の売れない小説家・南綾子は、生涯のパートナーを求めて奮闘中。ある日、そんな彼女の前にかつて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」の栄冠を与えたクズ男・山田が幽霊となって出現する。彼は自らが成仏するため、綾子のバディとなり婚活をサポートすることに。

 

しかし、本気が空回りして遊び目的の男性に引っかかってしまったり、相手を生理的にどうしても受け付けなかったり、いざトントン拍子で結婚が進みそうになると怖気づいてしまったり…と、婚活で出会う男性たちと展開する“恋愛あるある”が、1000本ノックのごとく綾子に浴びせられる。

 

幽霊というユニークなファンタジー要素に加え、ああだこうだと揺れ動く心とあっちへこっちへ行ったり来たりしながらもん絶する姿が、人生における大切な要素を語りかけてくる。

 

福田は『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』のチャンピオンに輝いた、3時のヒロインのリーダー。芸人としてバラエティのゲスト、司会進行を担うだけにとどまらず、自らのライブやイベントの構成を行い、アイドルのライブ演出や脚本の提供、作家としての才能も持ち併せている。

 

俳優としては、よるドラ『いいね!光源氏くん』(2020年・NHK総合)第五絵巻でドラマデビューし、『危険なビーナス』(2020年・TBS系)で連ドラ初レギュラー。今年は『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系)、『ラストマンー全盲の捜査官―』(TBS系)に出演している。

 

今回の情報解禁用の撮り下ろしカットではウエディングドレスを身にまとい、撮影中には女優モードに。ドラマ初主演にして、婚活に奔走するヒロイン役をどのように演じ切るのかに注目だ。
福田、原作・南綾子、羽鳥健一プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

福田麻貴 コメント

◆ドラマの印象について

一見ポップでありつつも、“これ水曜10時に流れるんですよね?”と思うような赤裸々な部分もあり、私を主演に選んでくださったということも含めて、挑戦的なドラマなんじゃないかと思います…!

 

コメディーや非現実的な要素がありつつも、わりとリアリティーたっぷりの1人の女性の生きざまを描いています。私演じる綾子に同情したり引いたり共感したり、クソ男・山田の憎めないズルさにキュンキュンしながら楽しんでほしいです!

 

◆初のヒロイン役についての意気込み

突然主演の話がきて、“自分で大丈夫ですか!?”と非常に不安だったのですが、原作を読んで、主人公の綾子の絶妙なポジションとあまりのリアリティーに“確かに私や…”と思いました。お芝居は素人なので迷惑かけないように修行します!誰もが憧れるヒロインではなく、生身の人間としてとても共感できる、親近感のある役だと思うので、応援してもらえるように一生懸命演じたいです。

 

原作・南綾子 コメント

自分を主人公にする、という設定はもちろん自分で考えたのですが、書いたときはまさかドラマ化されるとは想像しておらず、自分が主人公となったドラマがこれからつくられるという事実にずっと戦慄しています。結婚したいのか恋愛したいのか、それとも1人で生きていきたいのか、時に破天荒に、時にみみっちく思い悩み行動する1人の女性を、福田さんには伸び伸びと自由に演じてもらいたいです。そしてそんな主人公に対し、こんな女は嫌だとか結婚できないはずだとか悪口を言いながら見ていただくのも一興だと思います。

 

プロデュース 羽鳥健一(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

福田麻貴さんに、原作をお読みになった感想をお伺いする機会があったのですが、開口一番、“(小説の主人公の南綾子に)とても似ていると思いました”とおっしゃいました。多くの女性スタッフから、“主人公にとても共感できる!”という声は聞いていましたが、“自分に似ている”とおっしゃった福田さん。ドラマのリハーサルを重ねれば重ねるほど、ドラマの主役・南綾子が鮮明になっていきました。福田さんの言い回しや動き方によって、台本がうねりと共感を得るものに変化していく喜びを強烈に感じています。監督の提案に対する対応力の高さは半端なしです。映像になったら面白くないはずがありません。女性だけでなく男性も応援したくなるであろう、福田麻貴さんが演じる南綾子とドラマにご期待ください!

 

番組情報

『婚活1000本ノック』

フジテレビ系

2024年1月スタート

毎週水曜 午後10時~10時54分

 

出演:福田麻貴(3時のヒロイン)ほか

 

原作:「婚活1000本ノック」南綾子(新潮社刊/新潮文庫より12月25日(月)発売予定)

脚本:松本美弥子、山岡潤平、ニシオカ・ト・ニール、藤平久子

プロデュース:羽鳥健一(『貴族探偵』『ようこそ、わが家へ』ほか)

矢ノ口真実(The icon)(映画「推しが武道館いってくれたら死ぬ」ほか)

髙石明彦(The icon)(『恋なんて、本気でやってどうするの?』ほか)

演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズ ほか)

西岡和宏(『元彼の遺言状』ほか)

吉野主(『ショジョ恋。』『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』ほか)

制作協力:The icon

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/konkatsu-1000

公式Twitter:https://twitter.com/konkatsu1000_cx

公式Instagram:https://www.instagram.com/konkatsu1000_cx

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@konkatsu1000_cx

 

©フジテレビ

AKB48 小栗有以がコーセー「メイク キープ ミスト EX」PRムービーに登場!12・21よりwebにて公開

AKB48の小栗有以が、コーセーのフィックスミスト「メイク キープ ミスト EX」をPRするweb動画に出演することが決定した。

コーセー「メイク キープ ミスト EX」AKB48 小栗有以

 

「メイク キープ ミスト EX」は、メイクの仕上げにひと吹きするだけで1日中メイクをキープし、化粧崩れしにくくなるフィックスミスト。普段から小栗が商品を愛用していたことから、今回の出演が決定した。

 

メイクの仕上げに「メイク キープ ミスト EX」をひと吹きしてさまざまな場所に出かけることで、商品特性となる高いメイクキープ力をアピールする内容に。12月21日(木)より「メイク キープ シリーズ」ブランドサイトにて公開予定となっている。小栗が行く先々で見せる表情にも注目だ。

 

WEB

「メイク キープ シリーズ」ブランドサイト:https://www.kose.co.jp/makekeep/

※小栗出演のweb動画は2023年12月21日(木)公開予定

 

Official Site:https://www.akb48.co.jp/about/members/detail.php?mid=180

Instagram:https://www.instagram.com/yuioguri_1226/

Twitter:https://twitter.com/yuiyui_maromaro

乃木坂46 愛を独占したい遠藤さくらと、応えようとしない賀喜遥香…交錯する2人の思いをコンセプトに制作した「Monopoly」MV公開

乃木坂46が12月6日(水)に発売する34thシングル「Monopoly」のMusic Videoが、オフィシャルYou Tubeにて公開された。

乃木坂46「Monopoly」Music Video

 

11月上旬、静岡県西伊豆にて2日間撮影した今回のMV。「独占欲」をテーマに掲げ、遠藤さくらが賀喜遥香の愛を独占したいと思いつつも、それに応えようとしない賀喜遥香。交錯する2人の思いをコンセプトに制作された。

 

映像ディレクターとしてTVCMや企業ブランディング映像など多岐にわたり活躍し、乃木坂46では「制服のマネキン」「シンクロニシティ」「しあわせの保護色」「最後のTight Hug」など多数のMVを手掛けた池田一真が監督を務めた。

 

物が壊れていく様子など、撮影チャンスが1回しかないシーンが多数あったため、綿密なリハーサルを何度も繰り返してから撮影に臨んだという。また今作のWセンターを務める遠藤さくらと賀喜遥香は2人で撮影するシーンが多く、終日コミュニケーションをとりながらの撮影となった。

 

乃木坂46「Monopoly」MV

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」

2023年12月6日(水)発売

 

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)

※各タイプごとに特典映像を収録、全国イベント参加券1枚封入

※生写真1枚封入(34名×4種=全136種のうち1種ランダム封入)

通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

 

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

 

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/

乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

モーニング娘。’23 譜久村聖の卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』を放送 卒業公演の生中継も

モーニング娘。’23 譜久村聖の卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』(CSテレ朝チャンネル1 午後7時~)が、11月24日(金)に放送。譜久村聖からコメントが到着した。

 

ハロプロエッグから15年目、モーニング娘。加入から12年目を迎え、グループリーダーとして9年目、ハロー!プロジェクトのリーダーとしても4年目を迎えていた譜久村聖。

 

昨年末、モーニング娘。とハロー!プロジェクトからの卒業を発表。いよいよ11月29日(水)、神奈川・横浜アリーナで開催される『モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show 〜聖域〜」譜久村聖 卒業スペシャル』(CSテレ朝チャンネル1 午後5時40分~独占生中継)にて、卒業を迎える。

 

2008年6月にハロプロエッグに加入した譜久村が、モーニング娘。9期メンバーに選ばれたのは2011年1月。2014年11月に道重さゆみの卒業後、歴代最年少でモーニング娘。9代目リーダーに就任。2019年6月からは和田彩花(アンジュルム)の後任として、ハロー!プロジェクトのリーダーを務めてきた。

 

グループ在籍期間歴代最長を記録するなど、長年にわたりモーニング娘。&ハロー!プロジェクトを牽引してきた譜久村の卒業ステージを全国のファンへリアルタイムでお届けする。

モーニング娘。’23 譜久村聖卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』(c)テレビ朝日

 

それに先駆けて11月24日に放送される卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』では、14人のメンバーで譜久村聖のモーニング娘。としての軌跡を振り返り、その思いに迫ることに。

 

序盤は「3つの時代で振り返る!譜久村聖のモーニング娘。ヒストリー」と題して、譜久村聖10年間のモーニング娘。人生を振り返る企画。「出会いがすてきな人生」と自身の10年を回顧するように、加入後から今に至るまでに触れ合ったメンバーや楽曲に対する深い愛を当時の裏話や写真、CDジャケットと共に振り返る。

 

自身がモーニング娘。にサプライズ加入する瞬間の心境や、リーダー就任時期に加入した12期メンバー(野中美希・牧野真莉愛・羽賀朱音) と迎える初の武道館公演。当時のメンバーにはただならぬ思い入れが…。そして譜久村聖と同期・生田衣梨奈の唯一の衝突、さらに譜久村だけでなく、各メンバーが加入してきた当時の思い出なども併せて振り返る。

モーニング娘。’23 譜久村聖卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』(c)テレビ朝日

 

中盤ブロック「譜久村聖的モーニング娘。ミュージック世界(ワールド)」では、譜久村の魅力の一つである、楽曲の解釈の深さや人一倍楽曲思いなポイントを深掘り。テーマごとに思いの深い楽曲を披露する。

 

感受性が豊かすぎて、歌うことに苦労した楽曲とは。1つの楽曲のワンフレーズもさまざまな心情に置き換えて歌いあげる譜久村聖の頭の中をのぞくことができるかも。話題に上がった楽曲は卒業公演で披露されるのか、より一層当日のライブが楽しめるだろう。

 

中盤戦後半は「実は天然!?みずき伝説」。ステージ上で美しくかれんにパフォーマンスするが、ステージを降りると一転、かわいくド天然なエピソードを各メンバーが暴露する。生田衣梨奈の、譜久村や後輩へのイケメンすぎる対応とは。

 

メンバーにはおなじみという寝ながらなんでもする様子を動画と共にお届けし、天然すぎてもはやメンバーが悲鳴を上げるほど恐怖するエピソードも。最後にはモーニング娘。OGの石川梨華と高橋愛から天然エピソードも暴露される。

 

収録後、サプライズでメンバー全員から譜久村聖への2Sで思いを伝えるコーナーに。さながらファンとのお話会のような雰囲気となり、緊張や加入時のこと、ツアー中に抱えていたことなどを振り返り、こみあげてくる感情に落涙。13人ならではのリアクションと、思い思いの形で感謝を伝える。譜久村聖の「出会いがすてきな人生」を体現するかのような愛と感謝に包まれた瞬間となった。

 

現体制のモーニング娘。とはどうやって形成されたのか。また、譜久村聖とはどのような人物なのか。加入当初の情景から、卒業公演後、翌日にしたいこととまで、初めてモーニング娘。に触れる方からずっと彼女たちの背中を追い続けるフリークの方まで、幅広く深く、卒業を控えるありのままの気持ちを楽しめる内容となっている。譜久村のコメントは下記に掲載。

 

譜久村聖 コメント

卒業まで1週間。

実感湧かずぽわぽわしていますが

私のモーニング娘。人生を全力でぶつけられたらと思います!

 

番組情報

モーニング娘。’23 譜久村聖卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』
CSテレ朝チャンネル1
2023年11月24日(金)午後7時~
※スカパー!番組配信にて11月27日(月)午後8時30分まで見逃し配信あり

『〈独占生中継〉モーニング娘。’23コンサートツアー秋
「Neverending Shine Show〜聖域〜」譜久村聖 卒業スペシャル』
2023年11月29日(水)午後5時40分~

テレ朝チャンネルHP:http://www.tv-asahi.co.jp/ch/
番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0688/

(c)テレビ朝日

渋谷凪咲、NON STYLEらが“脳がバグる”不思議実験に挑戦『大阪ほんわかテレビ』

11月24日(金)の『大阪ほんわかテレビ』(読売テレビ 毎週金曜 午後7時)は、さまざまな研究に取り組む研究所に潜入する「あの研究に大潜入!ほんわかラボツアー!」を放送。スタジオでは、ほんわかレギュラーメンバーが“脳がバグる”不思議実験に挑戦する。

『大阪ほんわかテレビ』渋谷凪咲(c)読売テレビ

 

今週の日本各地の新しい物、変わった物、面白い物などを紹介する「情報喫茶店」のコーナーでは「あの研究に大潜入!ほんわかラボツアー!」と題し、日本各地のさまざまな研究に取り組む研究所に潜入する。

 

日本初の入浴剤を手掛けたバスクリンの研究所では、約3000もの香料が保管されている「フレグランス室」や漢方の原料として知られる500種類以上もの生薬を保存した倉庫、入浴でどれほどストレスが軽減されるかの検証実験などが紹介される。

 

また筑波大学のある研究所では、誰もが幼い頃に一度は作ったことがある、あるものを設計することができるソフトを開発しているという。そして錯覚の世界大会で4年連続トップ10入りを果たしているという教授による“脳がバグる”不思議な実験も紹介。

 

スタジオでは、渋谷凪咲、NON STYLE(石田明、井上裕介)、天才ピアニスト(竹内知咲 ますみ)らほんわかレギュラーメンバーがこの実験を体験することに。渋谷とますみは皮膚がスライムのように伸びる感覚に陥るという錯覚実験を、井上と竹内は耳たぶが伸びるように錯覚する実験をそれぞれ体験。“脳がバグる”不思議体験に一同驚きの表情を見せる。

 

番組では、ほかに「プロが教える 本格お家の晩御飯」と題して、一流シェフが考案した自宅で簡単に作れるオリジナルレシピを紹介する。

『大阪ほんわかテレビ』井上裕介(c)読売テレビ

 

番組情報

『大阪ほんわかテレビ』
読売テレビ
2023年11月24日(金)午後7時

放送後TVer、ytvMyDo!での見逃し配信あり

番組公式X:@honwakaytv
番組ホームページ:https://www.ytv.co.jp/honwaka/

(c)読売テレビ

松本穂香主演、藤原季節共演で直木賞作家・山本文緒原作の『自転しながら公転する』をドラマ化【コメントあり】

主演・松本穂香、共演・藤原季節で、3週連続SPドラマ『自転しながら公転する』が読売テレビ・日本テレビ系にて放送決定した。

『自転しながら公転する』©読売テレビ

 

本作は、2021年に亡くなった直木賞作家・山本文緒が手掛けた最後の⾧編小説が原作。中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞受賞、2021年本屋大賞第5位など、文壇、書店や読者の一般層の双方から強い支持を得てきた物語だ。⾧らく映像化を望む声が多く上がっていた作品が、満を持してのドラマ化となる。

 

主人公は与野都(松本穂香)、30歳独身、契約社員。憧れだった東京を離れ、地元・茨城に戻ってきて悶々と過ごす日々で出会ったのは、優しいけれど経済的に不安定なアルバイト店員の羽島貫一(藤原季節)。20代の頃のキラキラした恋愛とは違って、たくさんの「リアル」が突きつけられる中で、2人の関係は深まって、時に離れて、を繰り返していく。結婚に、仕事に、親の介護に、尽きることのない都の不安。そんな彼女が迷いながらも、ひたむきに幸せを追い求めていく、等身大のヒューマンラブストーリーが繰り広げられる。

 

さらに、本作品のメインキャストとして、⾧谷川慎(THE RAMPAGE)、小林涼子、野村麻純、神保悟志、鶴田真由ら豪華な出演者も一挙発表。⾧谷川が演じるのは、都に好意を寄せる裕福なベトナム人留学生・ニャン役。小林、野村が演じるのは、都の地元の親友。小林は小島そよか役、野村が柏崎絵里役で、ともに同い年の都からの相談に真剣に向き合って、時に優しく、時に厳しい言葉を投げかけていく。

 

そして、神保と鶴田が演じるのは都の両親、修と桃枝。桃枝は更年期障害を患い、都と修はその介護と向き合うこととなる。主演の都を演じる松本は「幸せってシンプルなものでいいんだな~といろんなモヤモヤを軽くしてくれるお話になっていると思いますので、ぜひ観てください!」と意気込みを語る。

 

一方の貫一を演じる藤原からは「自転公転しながらぐるぐる生きている誰かにとっての、宝物になるような全3話を贈ります」とのコメントが到着。温かなエールとなるような作品を予感させるコメントに期待が高まる。

 

松本穂香 コメント

◆今回の作品と自身の役どころの印象について

家族であっても恋人であっても、やっぱりそれ以上は近づけない一定の距離とか、分かり合えない価値観が絶対にあると思うんですけど、そこを考えて考えて、ぐるぐる回りながらいろんな感情を抱えたからこそたどり着ける場所があるんじゃないかなと、このドラマを通して感じました。

 

私が演じる都もいろんな人といろんな感情をぶつけ合ったり共有したりして、最後は自分の意思で答えを見つけ出します。悩んで苦しんでつらくても、そこがゴールじゃない。物語の終わりには優しい希望を感じさせてくれるお話になっています。

 

◆視聴者の皆様へのメッセージ

幸せってシンプルなものでいいんだな~といろんなモヤモヤを軽くしてくれるお話になっていると思いますので、ぜひ観てください!

 

藤原季節 コメント

◆今回の作品と自身の役どころの印象について

『自転しながら公転する』は、地球や太陽のように、自転と公転を繰り返してぐるぐる悩む主人公、都の物語です。原作や脚本を読みながら、心に刺さる台詞が多くて、簡単に読み進められませんでした。

 

僕が演じる羽島貫一は、中卒で元ヤンの寿司職人でありながら、大変な読書家という少々複雑な役です。

 

何も考えていないように見えるけど、胸中にはしっかりとした正義感や苦悩を抱えている貫一を、丁寧に演じています。

 

都の相手役として、2人で抱き合って自転公転しながら、彼の人生をスパイラル状に駆け抜けたいと思っています。もう二度と同じ軌道に戻れないこの瞬間を、楽しみたいです。

 

◆視聴者の皆様へのメッセージ

新作をテレビで届けられるのは久しぶりです。いつも応援してくださる方々を、ずいぶんお待たせしてしまいました。すてきなドラマに出会いましたのでご期待ください。

 

「自転しながら公転する」を、全国の皆さまに届けられることを、心からうれしく思います。自転公転しながらぐるぐる生きている誰かにとっての、宝物になるような全3話を贈ります。

 

矢部誠人プロデューサー(ytv)コメント

結婚、仕事、家族…。たくさんの悩みが降り注ぐ現代。自分自身の将来やキャリアについて、先行きが見えず、不安を感じている方も多いと思います。今作の主人公・都もその1人です。恋人の貫一との未来や、家族との関係に悩み…、友人に相談する中で現実を受け入れ…、でもわずかな希望にすがってまた悩む。その繰り返しです。それでも都はそのひとつひとつから目を背けず、懸命に自分の人生を切り開いていきます。そして、彼女にとっての「幸せ」にたどり着きます。

 

都は、自然体だけど華があって、芯もある。そして、豊かな表情で人を惹きつける松本穂香さん。
貫一は、ミステリアスな雰囲気と少年のようなキラキラした瞳のギャップが魅力的な藤原季節さん。

 

考え得る限り、最高で最強の2人に演じていただけることに本当に感謝しています。

 

山本文緒さんが旅立ってから2年。タイトルと書影に惹かれ、吸い込まれるように手に取ってジャケ買いした小説を、ようやくドラマにすることができます。山本さん、この素晴らしい作品を残してくださってありがとうございました。その思いを受け継ぎ、毎話心を込めてお贈りします。

 

「自転しながら公転する」担当編集者 新潮社出版部 桜井京子 コメント

山本文緒さんは本作の執筆中から登場人物のビジュアルイメージをいろいろお持ちになっていて、ドラマ化になったら誰と誰にやってもらおう、などと想像していました。何度も、早く映像化されたらいいね、と話ししていたので、今回のドラマ化が実現して、天国でとても喜んでいると思います。

 

番組情報

3週連続スペシャルドラマ『自転しながら公転する』

読売テレビ・日本テレビ系

2023年12月14日(木)、21日(木)、28日(木)

毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

 

出演:松本穂香、藤原季節、⾧谷川慎(THE RAMPAGE)、小林涼子、野村麻純/神保悟志、鶴田真由

 

原作:山本文緒『自転しながら公転する』(新潮文庫刊)

脚本:池田奈津子(映画「アキラとあきら」、『君と世界が終わる日に』(NTV))

演出:淵上正人(『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS)、『世にも奇妙な物語』(フジ))

音楽:戸田有里子

 

チーフプロデューサー:中間利彦(ytv)

プロデューサー:矢部誠人(ytv)、水野綾子(共同テレビ)

企画協力:新潮社

制作協力:共同テレビ

制作著作:読売テレビ

 

番組公式HP:https://www.ytv.co.jp/jitenkouten/

公式X:@ytvdrama

 

©読売テレビ

愛希れいか、自身が演じる徳川家定と胤篤の関係性は「奇跡的ですし、とても美しいなと感じます」『大奥Season2』

3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみ作の「大奥」。今年1月期のドラマ10枠にて、家光から8代将軍・徳川吉宗までの物語がドラマ化された。

愛希れいか

 

そして、現在放送中のSeason2で描き出すのは、吉宗の遺志を継いだ若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した、幕末・大政奉還の物語だ。

 

今回は「幕末編」にて、美しく聡明な13代将軍・徳川家定役を演じる愛希れいかさんに、本作に感じる魅力や演じる家定の印象をはじめ、阿部正弘役の瀧内公美さん、瀧山役の古川雄大さんら共演キャストとの現場エピソードなどを聞きました。

 

◆愛希さんは原作、シーズン1ともに楽しまれていたとのことですが、これまで本作に感じていた魅力は?

「赤面疱瘡」というはやり病をはじめ、ジェンダーを超えた愛の表現など、現代に通ずる部分が多くある作品だなと思いました。また、男女逆転という設定もあり、女性の強さが際立っていますし、登場人物に共感したり、理解できる感情がたくさんあって。また、美しい画でありながら、人間模様がリアルに描かれている部分にも魅力を感じます。

 

◆本作で演じる家定の印象は?

これは監督からも最初に言っていただいたことなのですが、家定は賢く聡明で、受け入れる強さを持った人だと思っています。愛を受けるべきところで自身が愛をもらえていないにもかかわらず、人を愛することができ、優しさをも持ち合わせている。かつ、自身の置かれた状況を客観視でき、常にフラットな視点から物事を見られるところがすてきだなと思っています。

 

◆家定を演じるに当たって、意識していることは?

自身の定めを受け入れ、もういつ死んでも構わないと思っているところから、正弘や瀧山らとの出会いによって次第に前を向く家定の姿というのが、しおれているところに水を与えられ、きれいに花を咲かせる植物のように見えたんです。そういう彼女の変化は見せ場のひとつだと思っていて、心情や表情をシーンごとに繊細に表現できるよう、どれくらい見せていくか、という塩梅は監督と常に相談し合いながらやっていました。

 

◆家定にとって、老中の正弘はどのような存在だったと思われますか?

家定にとってはとても大切で、言葉では言い表すことのできないような存在だと思っています。“家定の身代わりになる”と言ってくれ、家定も身代わりになりたいと思うような、もはや友情を超えた感情を互いに持ち合わせていて。正弘の将来を見据えての考え方というのは男性をもうならせる強さがあると思いますし、そのカッコよさに私自身も勇気をもらえる人物です。

 

◆それでは、最後の大奥総取締となる瀧山はいかがでしょうか?

男性に対して恐怖心がある家定にとって、初めて心を開けた男性が瀧山だと思っています。長く陰間をやっていて、多くの女性と出会ってきたことから、きっと家定の気持ちも理解でき、なじむのが早かったのかな、と。家定にとっては自身のとりでにもなる心強い存在ですし、瀧山のお節介さみたいなものが自然と家定を守ってくれている。やがて、家定がいい意味で瀧山を雑に扱うような場面も登場したり、2人が信頼関係を構築していくさまが見えてくると思います。

 

◆家定は福士蒼汰さん演じる正室の胤篤(たねあつ)と思いを通い合わせ、結ばれることになりますが、この2人の関係性をどう捉えていますか?

公私ともに何事も包み隠さず話してくれる胤篤というのは、家定にとってなにより信頼できる存在だったと思います。さらには、家定の心を初めてときめかせた男性でもあり、女性としても将軍としても潤いを与えてくれた存在。お互いを尊敬し合う同志でありながら、決して依存し合うことはなく、“あなたの思うように生きてほしい、それが私の幸せ”と思える相手と出会えたことは奇跡的ですし、とても美しいなと感じます。

 

◆撮影時に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

基本的に悲しい展開が多く、心からはしゃげるようなシーンがないのですが、正弘とお菓子作りをするシーンは気を楽にして撮影でき、私自身もほっこりできました。

 

◆キャスト陣の皆さんと何かコミュニケーションは取られましたか?

実は私、器用なタイプではなくて、スタート直前まで全く別のことを話していて、パっと役に入るということができないんです。なので、今回のように集中力が必要な役だとつい役に入り込んでしまい、なかなか皆さんとお話をするということができなくて…。

 

そんな中、正弘役の瀧内さんは役柄同様に気づくとそばにいてくださり、時にそっと手を握るなど、役に入りやすい環境を作ってくださって。多く言葉を交わさずとも家定が正弘に抱いていた感情を理解できたので、それが大変ありがたかったです。瀧内さんは私がこれまで抱いていた勝手なイメージとはいい意味で違い、とても明るく気さくで、コミュニケーションを積極的にとってくださったので本当に感謝しています。

 

◆親交も深い古川さんとの共演というのも心強かったのでは?

そうですね。古川さんとは共演経験も多く、私が役に入り込んでしまう人間というのは既に知っているので(笑)、いい意味で放っておいてくださるんです。お互いに1匹狼タイプではあるのですが、今回もお芝居の相談をさせていただいたり、現場に古川さんがいるというのはとても心強かったです。

 

◆劇中で印象に残っているシーンを1つ挙げていただくと…?

正弘との別れのシーン(第17話)です。このシーンで私自身としても初めて乗馬をしたのですが、このために練習を積み、ロケ撮影でとても濃い1日を過ごさせていただきました。舞台ではできない、貴重な経験ができたことをうれしく思っています。

 

◆豪華絢爛なセットや衣装も見どころの1つかと思います。愛希さんが特に気に入っている部分は?

本作はもちろん、NHKさんはどの作品もこだわってらっしゃる印象がありますが、今回もセットや衣装、カツラやメークはもちろん、消え物で映らないんじゃないかな、という細部まで本当に丁寧にやられていることに驚きました。

 

今回、家定のカラーとしてブルーの衣装をよく着ていて、最初と最後では全く違うブルーをまとっているのですが、それは彼女の生命力が強くなっていくさまを表しています。また、本作のメインビジュアルで家定は黄色の着物を着ているのですが、これは監督が事前に私に何色が好きかと聞いてきてくださったんです。単純に黄色が好きというのもありますが、胤篤への初恋で春めいた彼女の心情も込めており、ぜひそういった細かい部分まで楽しんでいただけたらと思います。

 

◆最後に、読者へ本作のアピールをお願い致します。

原作、Season1も含めてとても素晴らしい作品だなと思っていましたが、本作に携わらせていただいたことでその思いがより強くなりました。Season2も老若男女を問わずどなたでも楽しめると思いますし、個人的にもたくさん新たな挑戦をしているので、ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

愛希れいか

●まなき・れいか… 1991年8月21日生まれ。福井県出身。A型。1月10日(水)開幕のミュージカル「トッツィー」の出演を控える。

 

番組情報

ドラマ10『大奥Season2』

NHK総合

毎週火曜 午後10時~10時45分

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/片岡聡恵 hair&make/スギノトモユキ(NICOLASHKA) styling/山本隆司

NMB48 安部若菜のデビュー小説を山本望叶主演でドラマ化『アイドル失格』24年1・13スタート【コメントあり】

原作・NMB48安部若菜×主演・山本望叶による連続ドラマ『アイドル失格』(BS松竹東急 毎週土曜 午後11時~)が、2024年1月13日(土)スタート。安部と山本、伊藤学プロデューサーからコメントが到着した。

 

原作は、2022年11月に発売されると現役アイドルが本気で描いた衝撃作として話題となった、安部若菜の作家デビュー小説「アイドル失格」(KADOKAWA刊)。アイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」と、不動のセンターとしてキラキラ輝く「アイドル」という、出会ってはいけない2人の恋と成長の物語。選ぶのは、恋か夢か――。

 

アイドルとして活動する高校2年生の主人公・小野寺実々花を演じるのは、安部と同じくNMB48のメンバーで、“顔面国宝”とも呼ばれる新世代ビジュアルエース・山本望叶。2023年1月に発売された4thアルバム『NMB13』のリード曲「Done」の選抜メンバーに選出され、初のセンターポジションも務めた。山本は本作がドラマ初主演となる。

 

演じる実々花は、所属するアイドルグループ「テトラ」の人気が順調に上がっていく中で、将来に漠然とした不安を抱えている女の子。キラキラと輝くアイドルの姿の裏に抱える等身大の不安や悩みもがく姿を、現役アイドルならではのリアルさを投影し、かれんに演じる。

 

安部と山本、伊藤プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

山本望叶(小野寺実々花役)コメント

NMB48 山本望叶

まず、本当にうれしい気持ちです。若菜の書いた小説がドラマ化することもですし、そのドラマに自分も出演させていただけること、しかも主演ということで、聞いた後は5日間くらい夢見心地でした。

演技の経験は少ないですが、ずっと演技のお仕事がしたいと思っていました。

選んでいただいたことに感謝して、安部先生の顔に泥を塗らないよう、精いっぱい頑張りたいと思います!

分からないことだらけで不安な気持ちもありますが、こうして悩むことも夢だったので、すごくワクワクしています!

 

原作者・安部若菜 コメント

NMB48 安部若菜

まさか自分の書いた小説「アイドル失格」をドラマ化していただける日が来るなんて、本当にうれしいです!

作中のアイドルグループ「テトラ」の4人が歌い踊る姿や、ドキドキの恋愛の行方など、ドラマ版ならではの部分も楽しんでいただけたらと思います!

小説版との違いも読み比べてもらえたら、より『アイドル失格』の世界を楽しめてサイコーです! すてきなドラマになると思うので、ぜひご覧ください!

 

プロデューサー・伊藤学(KADOKAWA)コメント

これは「アイドル」と「オタク」の物語でありながら、このドラマを見ることになる「あなた」の物語かもしれない。

素晴らしい感性で描かれた原作をベースとして、頼れるスタッフ・キャストとともに、皆さんに楽しんでいただけるドラマを全力で制作しています。

何者かになりたいという想い、誰かに必要とされたいという想い。誰もが一度は願ったことのある、そんな青くさくて、爽やかで、悩める気持ちを持った2人の“進む道”と“決断”をぜひご覧ください。

 

番組情報

土曜ドラマ『アイドル失格』(全12話/各話30分)
BS松竹東急(BS260ch/全国無料放送)
2024年1月13日(土)スタート
毎週土曜 午後11時~

出演:山本望叶 ほか
原作:安部若菜「アイドル失格」(KADOKAWA)
脚本:三谷伸太朗、大山晃一郎、葉名恒星、伊藤学
監督:大山晃一郎、葉名恒星、関祐太朗、藤原光洋
プロデューサー:五十嵐正幸(BS松竹東急)、上江洲茉央(BS松竹東急)、伊藤学(KADOKAWA)
製作:BS松竹東急 KADOKAWA
制作協力:KAPFILM

局公式 X:@BS260_official
ドラマ公式 X:@BS260_drama

(c)BS松竹東急/KADOKAWA
(c)安部若菜『アイドル失格』/KADOKAWA

野元空がアイドルのセカンドキャリアを描いた「ファンファーレ」で映画初主演。「自分の人生に近かったのでリアルに演じることができた」

2011年、中学生時代にダンス&ボーカルグループのメンバーとしてキャリアをスタートさせて、現在は俳優として舞台を中心に活動する野元 空。自身にとって映画初主演となる公開中の映画「ファンファーレ」で演じるのは元アイドルグループのメンバーだった駆け出しのスタイリスト。自身の境遇に似ていて共感することが多かったという本作の撮影エピソードや、俳優の道を選ぶまでの道のりを語ってもらった。

 

野元 空●のもと・そら…1997年11月9日生まれ。鹿児島県出身。2011年にデビュー。現在はダンスや歌の経験を活かして、俳優として舞台をメインに場広く活動中。主な舞台出演作に、「アサルトリリィ・御台場女学校編」(2021年)、「比翼の人」(2022年)、「TOKYO TOKYO COL-CUL COMEDY」(2022年)など。映画出演作に「30S」(2023年)など。公式HPX(旧Twitter)InstagramTikTok

 

【野元空さん撮り下ろし写真】

 

アイドルのセカンドキャリアを描いたストーリーに共感した

──これまで映画の出演経験はありましたか?

 

野元 「ファンファーレ」が2作目です。同じく今年公開の映画「30S」が1作目で、短いスパンで撮影がありました。

 

──映画出演2作目にして初主演はすごいですね。

 

野元 オーディションで選んでいただいたんですが、(水上)京香ちゃんとW主演という形で出させていただいて、私にとって大切な作品になりました。

 

──オーディション前に大体のストーリーは知らされていたんですか?

 

野元 事前に台本をいただいていました。それを読んだ時点で絶対に出たいと思って、「このチャンスに懸けよう!」という思いでオーディションに臨みました。

 

──物語は、野元さん演じるスタイリストの玲、水上さん演じる振付師の万理花、そして喜多乃愛さん演じる、かつて二人が所属していたアイドルグループ「ファンファーレ」の現役メンバー・由奈を中心に進んでいきます。

 

野元 長いこと一緒のグループで活動してきた二人がアイドルを辞めてからのお話なので、自分の人生と被るところが多くて。だから余計にやりたいと思ったんです。

 

──オーディションの時点で、それぞれの役は決まっていたんですか?

 

野元 この3人の誰かでということでオーディションを受けました。まず私の経歴から言って、由奈ではないだろうから、万理花か玲だろうなと。この2人だと、私の性格に近いのは玲なんですよね。私も小さい頃からダンスをやり続けているので、そこは万理花に共通するところもありましたけど。

 

──オーディションの手ごたえはいかがでしたか。

 

野元 気合を入れて臨んだので、力み過ぎたなという部分もあって、自分の中で思い描いていたほどうまくできなかった気がして100%落ちたと思いました。オーディションが終わったその足で近くの喫茶店に入って、めちゃくちゃ落ち込みながらコーヒーを飲みました(笑)。だから玲に決まったと聞いて、めっちゃうれしかったです。

 

──性格は玲に近いと仰っていましたが、落ち着いたテンション感も共通しているんですか。

 

野元 ほとんど一緒です。3人が集まって、「初めてファンファーレのメンバーが揃ったときのシーンを再現してみよう」というシーンがありますが、そのときに自己紹介する感じとかも一緒でした。だから私としては本当に演じやすかったですし、玲で良かったです。

 

──役作りについて、監督から具体的な指示はあったのでしょうか。

 

野元 女の子の人生を覗き見しているような作品にしたいというお話があって、「あまり演じようとせず、飾らず、ありのままで」みたいなことを仰っていました。そもそも玲は私に近い性格というのもあって、フラットに演じようと思いました。

 

──玲と現役ファンファーレメンバーとの、ちょっとぎこちないやりとりがリアルでした。

 

野元 玲は後輩との付き合い方が分からなくて、慕ってくれるのはうれしいけど、すごく面倒見が良いかというとそうじゃない。私自身、そういうところがあるのでリアルなのかもしれません。

 

──玲は上司や取引先の人とコミュニケーションがうまく取れずに悩みますが、そこも共感しましたか?

 

野元 私自身は誰かと折り合いが悪いみたいな経験はないんですけど、人付き合いが得意なわけではないので共感しました。世渡り上手な人って、すごくうらやましいです。玲と「そんなふうにうまく生きられたらいいのにね」って話しながらお酒を飲みたいです(笑)。

 

──水上さんと喜多さんも、演じた役に近いところはあるんですか?

 

野元 近いですね。それを踏まえて、監督もキャスティングしたと思います。京香ちゃんも乃愛ちゃんも今回が初めましてだったんですが、本当に10年来の仲だったんじゃないかというぐらい、一緒にいて居心地が良くて。準備期間1週間、撮影期間1週間、トータル2週間ぐらいしか一緒にいなかったのに、すごく仲良くなりました。映画の取材で半年ぶりに会ったときも、「久しぶり」って挨拶もなく、いきなり「聞いてよ。昨日こんなことがあってさ」って、ずっと一緒にいたような空気感でいられるんです。

 

──まさに映画の関係性と一緒ですね。

 

野元 2人ともサバサバしていて、肩の力を抜いて接することができるので、縁と言いますか、会うべくして会った気がします。まだ2人のことを知らなかったときは、どうやって長いこと一緒にいるという空気感を出そうかとか、どうやって関係性を築いていこうかとか考えたんですけど、余計な心配でした。そういう雰囲気って出そうと思って出せるものではないですから。

 

──顔合わせして、すぐに打ち解けられたんですか?

 

野元 最初に監督が、3人だけで話す時間を作ってくださったんです。お菓子と飲み物が置かれた部屋に入れられて、「1時間後にまた来るから話しておいて」と(笑)。そのおかげで、すぐに仲良くなって、自主的に3人でご飯に行きましたし、撮影が始まる前も3人で過ごして、普通に友達になったというか。映画での関係性を作るために仲良くなろうとしたわけじゃなくて、普通に仲良くなっちゃったみたいな。

 

一人で歌って踊る勇気はなかったし、過去にいたグループ以外での活動も考えられなかった

──「ファンファーレ」は元アイドルのセカンドキャリアが描かれています。野元さん自身も同じ芸能とはいえ、歌とダンスをメインにした活動から、俳優へとシフトチェンジしました。

 

野元 私の場合、前にいたグループの活動が終わることもあって、致し方ない状況ではあったんですが、前の環境から抜け出して、役者をやろうと決めたのは間違いなく自分の選択でした。私自身、なかなか思い描いていたような活動ができない時期もあったからこそ、玲の気持ちが分かるし、それを考えると苦しくなりました。

 

──前の事務所を退所されて、しばらくはフリーランスで活動されていたんですよね。

 

野元 一年半ほどフリーランスでやっていたんですが、いかにそれまでの環境が恵まれていたのかを痛感しました。自由な活動はできたんですけど、自分で責任を負わなきゃいけないじゃないですか。自分で選んだ道なので、そこを楽しむことはできたんですが、細かい話ですけど、請求書やスケジュール管理、ギャラ交渉も自分でしなきゃいけない。それまでマネージャーさんたちがやってくれていた事務的なことを、自分でやらなきゃいけない状況になったときに、事務所のありがたみを感じました。守ってくれる人がいないから、自分の身は自分で守るしかないですしね。

 

──ギャラの未払いや契約内容と違うみたいなトラブルに見舞われる可能性もありますからね。

 

野元 その点で言うと、私は本当に人の縁に恵まれていて。これまでの人生を振り返ったときに、周りの人にたくさん助けていただいているんですよね。だから何かあったとき、たくさん周りに相談したので、精神的に助けられた部分も大きかったですし、一人で不安になることもなくて。なんだかんだ楽しくやれていました。

 

──そもそもお芝居に興味を持ったきっかけは?

 

野元 メンバーや先輩が出ている舞台を観劇しているうちに、すごく面白いし、いつか自分もお芝居をしてみたいなと思ったんです。そしたら19歳のときに初舞台に出ることになって、やってみたら演じるのも楽しかったんです。

 

──それまで演技レッスンは受けていたんですか?

 

野元 受けてはいたんですけど、遊び半分みたいなところもあって。本格的な稽古が初舞台でした。それでお芝居の楽しさを知ったんですが、やっぱり事務所の演技レッスンは自分に合わないなと感じて。もっとお芝居を勉強したいなと思って、20歳のときに友達に紹介してもらって、自分でお金を払って外部の演技レッスンに通い始めました。

 

──すごい情熱ですね。

 

野元 そこで知り合った演技トレーナーの方には、今もお世話になっていて。たまたま今所属している事務所の演技レッスンも担当していらっしゃるんですが、ずっとその方に教わり続けていて、もう5、6年経ちます。

 

──相性的なものが大きいのでしょうか。

 

野元 そうですね。何でも話せて、親戚のおじさんみたいなところもあるんですけど(笑)。お芝居のことで分からないことがあったときに質問すると、ちゃんと答えが返ってくるんです。当たり前のことに聞こえるかもしれないですけど、意外と難しいことだし、そこも相性かもしれません。お芝居の課題は尽きないので、今後も末永くお世話になると思います。本当は卒業したいんですけどね(笑)。

 

──どのタイミングで、お芝居をメインに活動しようと考えたんですか。

 

野元 最初はそこまで深く考えていませんでした。ただただお芝居が好きだったので、演技レッスンが楽しい、もっと上手になりたい、いずれは映像作品もやってみたい、という感じでした。だからこそグループの活動が終わるときに、役者になるという選択肢ができたのかもしれません。

 

──グループでの経験を活かした選択肢はなかったんですか?

 

野元 もちろん歌って踊ることは大好きなので、そのまま続ける選択肢もあったんですけど、一人で歌って踊る勇気はなかったですし、そのグループ以外での活動も考えられませんでした。それで一人になったときに、何をしたいのかを考えて、やっぱりお芝居だなと。役者をやるんだったら、事務所を辞めようと思ってフリーランスになったんです。

 

──ダンス経験がお芝居に活きている部分はありますか。

 

野元 直接的に関わっているわけではないんですが、間の取り方なんかは感覚的に活かされているのかなと思います。特に2.5次元の舞台では、リズムの取り方などが役立っています。逆に変な癖がついているところもあるみたいで、ある現場で振り向くシーンがあったときに、「振り向き方がダンサーっぽいのでやめて」と言われたことがあります(笑)。

 

今は自分のやりたいことを、自由にさせてくれる環境

──2022年からASOBISYSTEMに所属していますが、前にいた事務所との違いはありますか?

 

野元 以前はグループだったというのもありますが、前の事務所は待っていたらお仕事が来て、来たお仕事をやるという感じでした。今はお芝居のお仕事に関してはオーディションがあったら、自分で頑張って取りにいかないといけないし、それ以外でも自主性が必要です。SNSに強い事務所なので、どれだけ自分の個性で目立っていくかみたいなところが大事なんですよね。

 

──フリーランスを経験したことで、事務所という後ろ盾があることで安心感も大きいのではないでしょうか。

 

野元 そうですね。事務的なこともやってくれますし、事務所という看板に守ってもらえるのはありがたいです。演技レッスンにも通わせてもらっていますし、私はファッションが大好きなので、そういう系統のお仕事もさせてもらっていて。自分のやりたいことを、自由にさせてくれるところは大きいですね。

 

──「ファンファーレ」に出演して、映画ならではのやりがいって感じましたか。

 

野元 監督が役のことを大事にしてくれていて、好きな食べ物は何とか、どういう彼氏がいそうとか、実際のストーリーには関係ないところまで一人ひとりの設定を細かく作るんです。しかもめっちゃリアルで、「玲に彼氏がいたら同棲をしてどうこう」と2人で話し合いながら紙に書いていくという時間があって、それによって役を膨らませることができました。見た目も、玲を演じるためにインナーカラーを入れたんですけど、個人的にスタイリストさんってインナーカラーが入っているイメージがあるんですよ。玲はスタイリストさんについているアシスタントさんなので、とにかく忙しい。だから髪の毛の色も綺麗に染まっているんじゃなくて、インナーカラーを新たに入れる暇もなく抜けっぱなしになって、ちょっと汚いみたいな。

 

──細かいですね~。

 

野元 そういう役を演じると美容師さんにお伝えして、「根元から入れるんじゃなくて、なんならプリンぐらいからスタートしてください」とリクエストしました。そういう細かいところまで監督と話し合って作ったのが玲というキャラクターですし、キャストさんとスタッフさん全員で一緒に作ったと実感できる現場でした。すごくいい経験でしたし、より映画が好きになれました。

 

──最後に改めて「ファンファーレ」の見どころをお聞かせください。

 

野元 アイドルのお話ですけど、誰にでも自分と同じだなと思えるところがある作品だなという思いがあって。理想と現実のギャップがある中、それでも自分の選んだ道で生きていかないといけないから、必死にもがいて、ちょっと報われたり、全く報われなかったり、いっぱいいっぱいになって泣いちゃったりして。万理花も玲も大きな壁にぶつかるわけじゃなくて、ちっちゃなしんどさが積み重なっていくんですけど、そういう状況に置かれている人って多いと思うんです。だから、こういう苦しさってあるよなって共感してもらえると思いますし、そこに救いもあって、また明日も生きていこうという希望が持てる映画です。

 

 

ファンファーレ

全国公開中!

【映画「ファンファーレ」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督・脚本・編集:吉野竜平
出演:水上京香、野元空
喜多乃愛 / 橋口果林、松崎未夢、白井美海、外原寧々
松浦慎一郎、土居志央梨、中島歩

(STORY)
同じアイドルグループ「ファンファーレ」にいた万理花(水上京香)と玲(野元空)。2人はグループ卒業後、振付師とスタイリストの道へ進んでいた。そんなある日、かつての仲間だった現ファンファーレメンバーの由奈(喜多乃愛)から、卒業ライブのために振付と衣装を担当して欲しいと声がかかる。自分の夢や現実と向き合っている日々のなかで突然やって来たチャンス。しかし追いつかない技術や、決して良好ではなかった過去の関係により衝突が発生する……。それでも自分と向き合って前に進もうとする彼女たちの姿を、準備期間からライブ当日までを追いかけた物語。

 

公式サイト:https://funfaremovie.com/

公式X(旧Twitter):https://twitter.com/FunFAREmovie

(C)「ファンファーレ」製作委員会

 

撮影/武田敏将 取材・文/猪口貴裕

鞘師里保、乳酸菌オタク女子役で地上波連ドラ初主演!明日海りおが教育係、橋本さとしが乳酸菌役『推しを召し上がれ』24年1・10スタート

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレビ東京ほか 毎週水曜 深夜1時~1時30分)が、2024年1月10日(水)スタート。主演の鞘師里保、共演の明日海りお、橋本さとしからコメントが到着した。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』左から)明日海りお、鞘師里保、橋本さとし

 

原作は、2023年12月に発売50周年を迎える人気ベストセラーヨーグルトを題材に「校閲ガール」の宮木あや子が著した「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊/11月29日(水)発売予定)。企業の取材協力の下で執筆された“推し事小説”を、このたびドラマ化する。

 

主人公の朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)は、就職活動中に読んだヨーグルトを題材にした創作小説にハマり、小説内で登場する“ブルガリア菌”の大ファンになる。そんな由寿を見た“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)はパッケージから飛び出し、由寿には見えない存在として彼女にとりつき、行く末を見守ることに。

 

就活と推し活にいそしむ中、1年後に由寿は老舗食品メーカー「株式会社明和」へ就職。晴れて社会人としての生活をスタートさせた。同期たちが皆、人事部長からの辞令を受け取る中、由寿の勤務先はまさかの大阪。不安を抱えながら、新天地の大阪で社会人としての門出をスタートさせる。

 

初めての経験に苦労するも、担当先のスーパーの社員から今なお語り継がれる「株式会社明和」伝説の営業社員「おでん先輩」の話を聞いた由寿は気持ちを奮い立たせ、目標を掲げて仕事にまい進していくのだった。

 

その矢先、由寿はまさかの人事異動で本社の広報部に。慣れない都会での生活と広報部での仕事に苦戦しつつも、先輩社員とともに「明和ヨーグルト」50周年特集の社内報の記事を担当。関係社員へのインタビュー取材を行うことになった。“乳酸菌を愛しなさい、そうしたら必ず乳酸菌は答えてくれる”。この言葉を胸に、新人広報ガール・朋太子由寿の奮闘劇が今、幕を開ける。

 

主人公・朋太子由寿を演じるのは、モーニング娘。の絶対的エースとして活躍し、卒業後はアーティストとして活躍する鞘師里保。舞台やミュージカルをはじめドラマ『俺の美女化が止まらない!?』(テレビ東京)など、数多くの作品で女優としての存在感も表している鞘師が、待望の地上波連続ドラマ初主演を果たす。

 

由寿が配属となる広報部の先輩で教育係・緑川逸美役を、今年は2作で日生劇場主演を務め、話題となったドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)や現在放送中のドラマ『下剋上球児』(TBS系)にも出演している明日海りお。

 

“ブルガリア菌”推しとなった由寿のもとに現れ、晴れて社会人となった由寿の成長を見守る“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)役を、数多くのミュージカル作品で名役を務め、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)にも出演している橋本さとしが演じる。

 

存在しなかったものを日本で売り出し、数多くの苦難にぶち当たっては何度も心が折れそうになるも、「これがヨーグルトの正統だ」と、粘り強く啓蒙を続け、数年後にはベストセラー商品へと変えた半世紀前の明和の人たち。

 

主人公の由寿が仕事の過程で知る至宝の言葉や会社の歴史は、どの業界のどんな働き手にも通じる普遍的な“愛”というキーワードを通して、お仕事ドラマならではの“共感”を生み出していく。

 

“広報ガール”として商品の開発担当者やパッケージデザインの担当者など、歴史ある「明和ヨーグルト」を今もなお支えている人たちへのインタビューを通して、明和の理念や歴史を学び、成長していく由寿の姿に期待が高まる。

 

各キャラクター詳細と鞘師、明日海、橋本、原作者・宮木らのコメントは下記に掲載。

 

コメント

鞘師里保(朋太子由寿役)

鞘師里保

〈キャラクター〉

株式会社明和に入社した新入社員。本社研修後、大阪支店に配属され、新天地での社会人生活をスタートさせる。岩手の田舎出身でオタク気質。今はヨーグルトが題材の創作小説にどハマりし、想像で擬人化させた“ブルガリア菌”を推している。

 

〈コメント〉

◆本作が地上波連ドラ初主演作品となりますが、改めて出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

地上波連ドラ初主演。キラキラした文字の並びに戸惑いを感じつつも、素直にとても光栄です。映像でのお芝居を本格的に始めた1作目もテレビ東京さんでした。そういった意味でも今作楽しんでいただける作品を届けることでお返ししたい気持ちです。これまでOLとしてさまざまなオフィスで働かせて(演じさせて)いただきましたが、由寿のようなエネルギッシュな役は新鮮で、とても楽しみです。

 

◆ドラマ撮影もこれから始まりますが、撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

由寿の初々しさ、“推し”と仕事にひたむきな姿。どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれます。そんなフレッシュさを表現できたら。そして、今回エンターテインメント各分野の先頭に立たれている明日海りおさん、橋本さとしさんとご一緒できること、私も歌う人間としてこんなぜいたくな空間はないなと感じております。お2人の演じられる憧れの先輩、そして乳酸菌…。絶対見たいに決まっています。撮影が始まるのが待ち遠しいです。

 

◆最後にドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します。

由寿の願いである「“推し”の素晴らしさを世の中に伝える」をかなえてあげられるように精いっぱい頑張りたいです。皆さまには一人前になるべく奮闘する彼女の姿を見守っていただけたらと思います!

 

明日海りお(緑川逸美役)

〈キャラクター〉

由寿が所属する広報部の先輩で教育係。手間暇かけた毛髪や肌に高価そうな服を身にまとった外見は日本の働く女性の多くが目指しているであろう姿…がしかし、実は隠された素顔が。

 

〈コメント〉

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

オファーをいただけたことが素直にうれしかったです。OLの役は今までやったことがありませんでしたし、作品自体も初めて挑戦するタイプの作風に感じていて…楽しみがひとつ増えたな! と思いました。

 

◆ドラマ撮影もこれから始まりますが、撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

まずは、鞘師里保さん演じる由寿ちゃんに「なんだこの美人は!!」と思ってもらわないといけないので、肌とオーラをピカピカにしてクランクインできるよう頑張ります。

 

◆最後にドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します。

タイトルにちなんで、「こんな上司がいたら推すしかない!!」と思ってもらえる緑川さんでいたいと思います。推しがいる人もいない人も、地道に、懸命に頑張る由寿ちゃんに、共感したり、応援したくなるドラマだと思います。お楽しみに!

 

橋本さとし(由寿を見守る乳酸菌役/ブルガリア菌20388株)

〈キャラクター〉

創作小説をきっかけに“ブルガリア菌”推しになった由寿にとりつき、社会人として新たなスタートを切った由寿の成長を見守っている。いつか、本人とちゃんとコミュニケーションを取れる日が来ることを願っている。

 

〈コメント〉

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

今回オファーをいただいた役は、乳酸き…え!? …乳・酸・菌? …乳酸菌!? 携帯電話を二度見、いや三度見しました。自分なりにキャリアを積んで35年、いろんな役柄を演じてきましたが、さすがに顕微鏡を1000倍にしてじゃないと見れない役は初めてで、184センチの大柄な僕に務まるのだろうか? と疑問と不安がチラつきました。が! 僕自身、乳製品が大好きでヨーグルトは日常で欠かせない存在。腸内環境を整えるということはストレスの緩和にもつながり、心と体の両面を支えるありがたい菌なのです。気づかない内にとても大きな存在となっている! そのように、主人公と対面ではなく内面から会話する乳酸菌という役柄にチャレンジ精神をかき立てられました。

 

◆ドラマ撮影もこれから始まりますが、撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

目に見えなくても、声が届かなくても、きっと伝わる愛がある…それを信じて乳酸菌を等身大で演じたいと思います。

 

◆最後にドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します。

ドラマをご覧になる皆さまにもヨーグルトを食べるたびに吾輩の声が届きますように。

 

原作者・宮木あや子

この先さらに大きな世界へ羽ばたいてゆくであろうすてきなガールの、記念すべき地上波初主演連続ドラマの原作者という誉れをいただき、大変うれしく思います。労働で疲れてきた週半ばの深夜。明日への活力につながる、楽しくておいしい、滋味と善玉菌のあふれる幸せなドラマになることを願っています。

コロナ禍を挟んだため、必要な取材ができない期間があり、原作の執筆には3年かかりました。長く一緒にいた分、登場人物・登場微生物たちへの愛もひとしおです。そんな私の重い愛を裏切らない素晴らしい脚本と出演者の方々に恵まれ、今は世界一幸せな原作者として、出演者のファンの皆さまと一緒に放送の開始を楽しみに待ちたいと思います。

なお、原作の本は結構ページ数が多く、映像では再現が難しい場面もあり、省かざるを得なかったであろう部分がたくさんあります。もしよろしければドラマの補完として、原作本もお手に取ってみてください。ページを開けばきっとあなたのそばにも橋本さとしが……ほら、そこにいるわ……。

 

阿部真士プロデューサー(テレビ東京)

テレ東の深夜で普通のお仕事ドラマを作っても、誰にも見向きもされないと思いますので、とても信頼のおけるスタッフ陣と一緒に“大きな挑戦”をすることにしました。「乳酸菌オタクと乳酸菌との愛と友情の物語」を制作します。

この大いなる挑戦にふさわしい主演を迎えました。鞘師里保さん。底知れぬ情熱と頑固さとプロ意識を持った鞘師さんに、ご本人のキャラクターにも似たギャップを演じてもらいたくてオファーしました。2024年、最注目のアーティスト・俳優です。羽ばたきますよ。

さらに、やっと、やっと、念願かなってご一緒できることになった明日海りおさん。たたずまい、オーラ、あふれ出る芯の強さ、そして華やかさ…。企業の顔とも言える広報部にこんなにすてきな方がいたらどんなにうれしいことか。初めて演じていただく役柄、さらに……実は……という秘密。とても楽しみです。

そして、橋本さとしさん。ミュージカル・演劇界の至宝に恐れ多いオファー。しかし、史上初の乳酸菌役を快く引き受けてくださいました。身長184センチの乳酸菌がテレビで初披露され、すてきな声で歌ったり、踊ったりします。そう、普段は目に見えない乳酸菌ですが、このドラマを見るといかに温かくわれわれを見守り、支えてくれているかが分かります。まだまだすてきなキャストが出演してくださる予定です。続報もお楽しみにしてください。

 

番組情報

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』
テレビ東京ほか
2024年1月10日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~1時30分

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊/11月29日(水)発売予定)
主演:鞘師里保
共演:明日海りお、橋本さとし
脚本:阿相クミコ、波多野都
監督:片桐健滋、佐藤洋輔、藤田結衣
音楽:田井モトヨシ
プロデューサー:阿部真士、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)
企画協力:株式会社 明治
制作協力:東通企画
製作著作:テレビ東京

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/
公式 X(Twitter):@tx_oshimeshi https://twitter.com/tx_oshimeshi
公式 Instagram: @tx_oshimeshi https://www.instagram.com/tx_oshimeshi/

(c)テレビ東京

 

櫻坂46冠バラエティ『サクラミーツ』イベント開催!井上梨名「2024年、皆さんと最高の笑顔でスタートできるようなイベントにするぞー!」

櫻坂46の冠バラエティ『サクラミーツ』(テレビ朝日 毎週木曜 深夜1時56分~2時13分)が、2024年1月5日(金)に初の番組イベントを東京・EXシアター六本木にて開催。井上梨名、大沼晶保、武元唯衣、増本綺良からコメントが到着した。

『サクラミーツ』(c)テレビ朝日

 

櫻坂46の井上梨名&大沼晶保&武元唯衣&増本綺良が、毎回さまざまな人気芸人とコラボし、コントやゲームに果敢に挑んでいる『サクラミーツ』。「オリジナルコント」を披露したり、芸人考案の「楽屋ゲーム」を楽しんだりと、フレッシュなセンスが掛け算される番組となっている。

 

そんな『サクラミーツ』が初の番組イベントを開催。視聴者を目の前に迎え、イベントならではの企画をたくさん用意。とっておきの豪華ゲストも登場し、いつもの『サクラミーツ』らしさに加え、“ここだけ”でしか見られないスペシャルなサクラミーツ体験を送る。

 

チケットは「テレ朝チケット」にて、11月27日(月)より番組最速先行受付(抽選)がスタート。ライブ動画配信サービス「テレ朝動画」にて、有料生配信も予定している。
井上、大沼、武元、増本のコメントは下記に掲載。

 

櫻坂46 コメント

井上梨名

番組が始まった時に、目標の1つとして挙げていたリアルイベントを開催できること、本当にうれしいです!

2024年、皆さんと最高の笑顔でスタートできるようなイベントにするぞー! みんな、集まれ!

 

大沼晶保

いつもサクラミーツを応援してくださる皆さんへ、感謝をいっっぱい込めた楽しいイベントにしたいです!!

4人で力を合わせて、皆さんの2024年初笑いをゲットするぞー! おーー!

 

武元唯衣

この番組でたくさんの芸人の皆さまから毎週コントを通して学んだことを、生で! ステージで! 発揮できるように頑張ります。

2024年の初笑いをお届けしますので、ぜひ遊びに来てください!!!

 

増本綺良

皆さんとお会いできるイベントをいつかやってみたい!とずっと思っていたので、開催を聞いた時は本当にうれしかったです! いつも番組を楽しみにして下さっている方や、Buddies(櫻坂46のファンネーム)の皆さんの笑顔をリアルタイムで見られることが今からすごく楽しみです。

皆さんの笑い初め、いただきマスモト。

 

イベント情報

『サクラミーツ』番組イベント
2024年1月5日(金)
1部 午後2時開場/午後3時開演
2部 午後6時30分開場/午後7時30分開演

会場:東京・EXシアター六本木

出演:櫻坂46 井上梨名、大沼晶保、武元唯衣、増本綺良 ほかゲスト予定

チケット(※電子チケットのみ):
S席 8,500円/A席 6,000円/B席 5,000円/
S席(お土産グッズ付き) 9,500円/A席(お土産グッズ付き) 7,000円/
B席(お土産グッズ付き) 6,000円 ※全て税込

受付スケジュール(※受付プレイガイド:テレ朝チケット)
・番組先行(抽選):11月27日(月)正午~12月3日(日)午後11時59分
・一般発売(予定):12月16日(土)午前10時~
テレ朝チケット: https://ticket.tv-asahi.co.jp/ex/project/sakurameets2024

(c)テレビ朝日

セクシー女優の未歩なな&八木奈々&古川ほのかがアイドルユニット「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」結成!12・22配信デビュー『月ともぐら』

バラエティ番組『月ともぐら』(テレビ東京 毎週木曜 深夜3時05分~)から誕生したアイドルユニット「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」が、2023年12月22日(金)にデビュー曲を配信。2024年1月24日(水)にはCD発売も決定した。

「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」

 

「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」は、番組に出演する「お月ちゃん」と呼ばれるメンバーがアイドルとして活動する「お月ちゃんのうた」プロジェクトの第1弾。

 

グループ名の「Mi LUNA」は「ME=私」と「日々形を変える月=LUNA」を掛け合わせたグループ名となっており、日々形を変えて夜空を照らす月のように時にはそれぞれの個性のまま、時には何者かを演じながら周囲を照らすアイドルグループとなっている。

 

メンバーの未歩なな、八木奈々、古川ほのかは、3人は今年10月に行われた番組イベント「舞台版 月ともぐら 胸キュンコラボグランプリ」内のコント企画でアイドルグループ「単車ガールズ」を演じ、オリジナル楽曲も披露。コント上では「単車ガールズ」は解散し幕を閉じたが、今回その3人が実際にアイドルとしてデビューすることとなった。

 

活動詳細は後日、『月ともぐら』番組内や「お月ちゃんのうた」公式SNSにて順次発表される。

 

番組情報

『月ともぐら』
テレビ東京
毎週木曜 深夜3時05分~

MC:モグライダー

X(旧Twitter): @otsukichannouta (https://twitter.com/otsukichannouta)
Instagram:@otsukichannouta (https://www.instagram.com/otsukichannouta/)

日向坂46佐々木美玲がHulu韓国ドラマ『プレイ・プリ』出演者と韓国旅!超最新トレンドを『ZIP!』でオンエア

11月21日(火)配信スタートのHulu初のオリジナル韓国ドラマ『プレイ・プリ』と、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系 毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時※一部地域を除く)の「流行ニュース キテルネ!」がコラボ。佐々木美玲(日向坂46)と『プレイ・プリ』出演者による韓国トレンドスポットリポートが、11月22日(水)、23日(木・祝)の『ZIP!』にて放送される。

『ZIP!』内「流行ニュース キテルネ!」左から)シン・ヒョンスン、佐々木美玲、キム・ヒャンギ、ヨンオ(c)日本テレビ

 

午前7時40分ごろ放送の「流行ニュース キテルネ!」は、グルメやファッション、アイテムなど 今知りたいトレンドをいち早く紹介するコーナー。

 

今回は、『愛の不時着』『梨泰院クラス』のプロデューサーが実写化したHulu初のオリジナル韓国ドラマ『プレイ・プリ』とコラボ。キテルネ!リポーターの佐々木美玲と『プレイ・プリ』出演者が韓国の2大トレンドスポットを紹介する。

 

放送1日目は、大ヒット映画「神と共に」などに出演する韓国の国民的俳優であり、『プレイ・プリ』主演のキム・ヒャンギが登場。アートな雰囲気が漂うオシャレなお店が続々オープンしている注目のエリア・聖水(ソンス)を案内する。トレンドカフェや没入型SNS映えスポット、行列ができる人気ショップを巡りながら、日本語と韓国語を交えたキュートな旅を繰り広げていく。

 

放送2日目に訪れたのは、ドラマの舞台にもなっている学生の街・弘大(ホンデ)。もう1人の主演シン・ヒョンスンがナビゲーターとなり、思い出作りにぴったりな定番旅スポットや定番韓国グルメの最新絶品アレンジ、ポップでカラフルな「進化系韓国の伝統おやつ」を紹介。日本人にも人気の定番スポットで最新トレンドを追う。

 

放送終了後には、未公開シーンを含めた「拡大版」をHulu公式YouTubeチャンネルで配信。ドラマでライバル役を演じるヨンオも合流し、韓国ドラマの大ファンだという佐々木とドラマキャスト3人で『プレイ・プリ』の本編胸キュンシーンも鑑賞。思わず佐々木が「時が止まってしまう」とコメントする場面も。さらに4人でも韓国旅人気スポットに潜入する。

『ZIP!』内「流行ニュース キテルネ!」左から)佐々木美玲、キム・ヒャンギ(c)日本テレビ

番組情報

『ZIP!』
日本テレビ系
毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く

※生放送のため内容が変更になる可能性あり

番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/zip/
番組公式Twitter:@ZIP_TV
番組公式Instagram:@ntvzip

(c)日本テレビ

日向坂46佐々木美玲がHulu韓国ドラマ『プレイ・プリ』出演者と韓国旅!超最新トレンドを『ZIP!』でオンエア

11月21日(火)配信スタートのHulu初のオリジナル韓国ドラマ『プレイ・プリ』と、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系 毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時※一部地域を除く)の「流行ニュース キテルネ!」がコラボ。佐々木美玲(日向坂46)と『プレイ・プリ』出演者による韓国トレンドスポットリポートが、11月22日(水)、23日(木・祝)の『ZIP!』にて放送される。

『ZIP!』内「流行ニュース キテルネ!」左から)シン・ヒョンスン、佐々木美玲、キム・ヒャンギ、ヨンオ(c)日本テレビ

 

午前7時40分ごろ放送の「流行ニュース キテルネ!」は、グルメやファッション、アイテムなど 今知りたいトレンドをいち早く紹介するコーナー。

 

今回は、『愛の不時着』『梨泰院クラス』のプロデューサーが実写化したHulu初のオリジナル韓国ドラマ『プレイ・プリ』とコラボ。キテルネ!リポーターの佐々木美玲と『プレイ・プリ』出演者が韓国の2大トレンドスポットを紹介する。

 

放送1日目は、大ヒット映画「神と共に」などに出演する韓国の国民的俳優であり、『プレイ・プリ』主演のキム・ヒャンギが登場。アートな雰囲気が漂うオシャレなお店が続々オープンしている注目のエリア・聖水(ソンス)を案内する。トレンドカフェや没入型SNS映えスポット、行列ができる人気ショップを巡りながら、日本語と韓国語を交えたキュートな旅を繰り広げていく。

 

放送2日目に訪れたのは、ドラマの舞台にもなっている学生の街・弘大(ホンデ)。もう1人の主演シン・ヒョンスンがナビゲーターとなり、思い出作りにぴったりな定番旅スポットや定番韓国グルメの最新絶品アレンジ、ポップでカラフルな「進化系韓国の伝統おやつ」を紹介。日本人にも人気の定番スポットで最新トレンドを追う。

 

放送終了後には、未公開シーンを含めた「拡大版」をHulu公式YouTubeチャンネルで配信。ドラマでライバル役を演じるヨンオも合流し、韓国ドラマの大ファンだという佐々木とドラマキャスト3人で『プレイ・プリ』の本編胸キュンシーンも鑑賞。思わず佐々木が「時が止まってしまう」とコメントする場面も。さらに4人でも韓国旅人気スポットに潜入する。

『ZIP!』内「流行ニュース キテルネ!」左から)佐々木美玲、キム・ヒャンギ(c)日本テレビ

番組情報

『ZIP!』
日本テレビ系
毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く

※生放送のため内容が変更になる可能性あり

番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/zip/
番組公式Twitter:@ZIP_TV
番組公式Instagram:@ntvzip

(c)日本テレビ

齊藤京子「ひとつ殻を破れたと思えました」『完全密着!泥濘の食卓の軌跡』第2弾配信 禁断のもぐもぐタイム&ちふゆ(原菜乃華)との対決の裏側も

配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』より、episode2「苦しくも楽しい日々と そのつづき」がTELASA(テラサ)にて独占配信された。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

日向坂46・齊藤京子が初の単独主演で挑む、新進気鋭の漫画家・伊奈子の話題作を初のドラマ化した『泥濘の食卓』。齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえに真っすぐな愛が度を越えていき…。深愛は愛する店長だけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄り、徐々にこの家族へと寄生――やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描く物語だ。

 

この衝撃作に挑む齊藤に密着したスピンオフが、『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』。第1弾「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」では、初単独主演というプレシャーの中、齊藤がどのように撮影に挑み、深愛という役を作り上げていったのか。

 

本読みやリハーサルなどクランクイン前の姿から、緊張の中で迎えたクランクインまでを中心につぶさに追い、本編では見られない齊藤の素顔や変化していく様子を余すところなく映し出した。

 

SNSでは「とてもとても良かった!」「マジ尊敬です」「齊藤京子が捻木深愛になっていく過程が見られた 葛藤と熱量がすごい」「あんまり普段見せない表情だったなぁ」「見ないままでは後悔するほど、きょんこを深く知れる内容です」など、感心&感動の声があふれた。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

第2弾「苦しくも楽しい日々と そのつづき」では、齊藤がさらなる進化を遂げていく瞬間を密着カメラが捉え、心の中をさらけ出す独占インタビューも。ここでしか見られない貴重なオフショット姿も大放出する。

 

インタビューを交えながら撮影の日々を追う構成の今回。当初は緊張の表情を見せていた齊藤だが、日々続く撮影の中で少しずつ慣れていき、「最初はやっぱり周りを見ている余裕もなく、単独主演ドラマとして不安でいっぱいだったんですけど、今はどのシーンも、『(原作の)このシーンだ!』ってなって、毎回(撮影が)楽しいです」と充実した表情で語る。

 

それを現すように、深愛が不倫相手の店長・那須川夏生(吉沢悠)の家族と食事をする“地獄の食卓”シーンでは、現場で監督や俳優陣たちと細かく感情をすり合わせる中、思わず笑いが起きる場面も。チーム一丸となってシーンを作り上げていく中、和やかな雰囲気で撮影は進む。

 

『泥濘の食卓』では欠かせない食事シーンでは、齊藤が「本当においしい!」と語るように、食卓に並ぶ料理のあまりのおいしさに、カットが掛かった後も“もぐもぐ”が止まらず、スタッフからまさかのストップ。おちゃめな姿もたびたび見せ、撮影に挑む姿にも余裕を感じさせるようになった。

 

それと同時に齊藤に見えてきたのは、芝居の難しさ。本作で挑む深愛は、“純愛モンスター”と称されるほどの一筋縄ではいかない難役。泣いたり、笑ったり、泣いたり…を繰り返すなど感情の幅も大きく、全力で挑むが故に、ある事態が齊藤を襲ったことも。

 

さらに、ある重要なシーンでは、監督の演出で齊藤が「人生で一度も経験したことがない」というある演技に挑むことに。新たな壁に直面する齊藤だが、この経験で「ひとつ、殻を破れたなと思えて…」と大きな手応えを感じることに。監督からも「素晴らしい瞬間だった」という言葉が飛び出す、さらなる進化を遂げた瞬間とは。

 

齊藤が全力で役に向き合い、深愛になりきる裏には、衣装やヘアメイクはもちろん、セットや小道具も大きな助けに。齊藤本人も「びっくり!」と語る、細部まで詰まったこだわりも公開する。

 

ほかにも、これまで撮影してきた中で最も印象的だったシーンや、原作者・伊奈子が撮影現場を訪問した際に明かされた「捻木深愛」という名前に込められた思い、過酷なスーパーでのロケの裏側、共演者が明かす齊藤の印象など、貴重な撮影裏側から裏話まで続々と公開する。

 

話題となっている、純愛モンスター・深愛と恋愛モンスター・尾崎ちふゆ(原菜乃華)の初対決シーンや超衝撃シーンにも密着。撮影の裏側で起きていた意外すぎる姿も放送される。

 

番組情報

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』
episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」
配信中
episode2「苦しくも楽しい日々と そのつづき」
2023年11月18日(土)『泥濘の食卓』第5話放送終了後から独占配信スタート
配信URL:https://www.telasa.jp/series/13983

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

ドラマHP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

(c)テレビ朝日

梅澤美波・与田祐希・筒井あやめが「超・乃木坂スター誕生!LIVE」にゲスト出演「ステージに彩りを加えられるよう頑張ります」

梅澤美波・与田祐希・筒井あやめが、12月16日(土)、17日(日)に東京・代々木第一体育館で開催される「超・乃木坂スター誕生!LIVE」にゲスト出演することが決定。梅澤からコメントが到着した。

梅澤美波・与田祐希・筒井あやめ

 

乃木坂46期待の新星である5期生が昭和・平成の名曲を歌唱&本格的なコントに初挑戦している音楽バラエティー『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ 毎週月曜 深夜1時29分~1時59分)。

 

番組発のLIVEとなる「超・乃木坂スター誕生!LIVE」では、これまで挑戦してきたカバー曲の数々を披露し、さまざまなキャラクターを演じて好評のコントに生で挑戦。さらに、乃木坂46の楽曲パフォーマンスも行われる。

 

そんな本LIVEに、3期生の梅澤美波、与田祐希、4期生の筒井あやめがゲスト出演。5期生と歌でのコラボレーションはもちろん、生で挑戦するコントにも登場。過去に『ノギザカスキッツ ACT2』(20~21年/日本テレビ)で、数々のコントに挑戦した経験を持つ3人は、どんなキャラクターに扮して共演するのか。このLIVEでしか見られない、先輩&後輩の超レアな共演となっている。

 

梅澤のコメントは下記に掲載。

 

梅澤美波 コメント

このたび、「超・乃木坂スター誕生!LIVE」に出演させていただくことになりました!

 

5期生たちが、かわいく、はかなく、かっこよく、かれんに、さまざまな楽曲と向き合い歌い踊り、新たな魅力を毎度見せてくれる『乃木坂スター誕生!』には、先輩の私としても感謝しています。そして何よりオズワルドさんの存在が心強い!心からありがとうございます!

 

そんな感謝の気持ちも込めて、そして先輩としての迫力も込めて、挑ませていただきます。かわいい5期生たちのステージにより彩りを加えられるよう頑張ります。お楽しみに!

 

イベント情報

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」

2023年12月16日(土)午後5時開場/午後6時30分開演:ゲスト・梅澤美波

2023年12月17日(日)午前10時30分開場/正午開演:ゲスト・与田祐希

2023年12月17日(日)午後5時開場/午後6時30分開演:ゲスト・筒井あやめ

会場:国立代々木競技場第一体育館

 

チケット:9,800 円 (税込)

 

イベント公式サイト:https://nogistar-live.jp

 

番組情報

『超・乃木坂スター誕生!』

日本テレビ

毎週月曜 深夜1時29分~1時59分

 

番組公式サイト:https://www.ntv.co.jp/newnogistar/

番組公式 X(旧 Twitter):https://twitter.com/nogista_ntv

番組公式 TikTok:https://www.tiktok.com/@nogista_ntv

 

©日本テレビ

ハマ・オカモト&齋藤飛鳥MC『ハマスカ放送部』イベント第2弾が24年2・6開催決定!「こないとグーパンです」

『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系 毎週月曜 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域を除く)のイベント第2弾「ハマスカ生放送部 HEY!MUSIC! HAPPY!MEETING!’24~見てくれないとグーパン祭~」が開催決定。番組MCを務めるハマ・オカモトと齋藤飛鳥よりコメントが到着した。

『ハマスカ放送部』左から)ハマ・オカモト、齋藤飛鳥©テレビ朝日

 

ロックバンド・OKAMOTO’SのベーシストでラジオDJとしての評価も高いハマ・オカモトと、乃木坂46を卒業し、女優・モデルなどで活躍中の齋藤飛鳥という異色コンビが繰り広げる音楽トーク番組『ハマスカ放送部』。

 

このたび、2回目となる番組イベントの開催が決定。MC2人の独特の空気感がクセになる…という雰囲気はそのままに、今年も「完全ノーカット」「テレビには映らない2人の生の姿」を超至近距離で楽しめるファンミーティングとなっている。

 

トークあり、対決あり、音楽ありの盛りだくさんの内容を予定しているほか、今年もスペシャルなゲスト&コラボを準備中。その詳細は番組内で少しずつ明らかに。

 

なお、テレビ朝日の新しい電子チケット・サービス「テレ朝チケット」で11月21日(火)午後11時59分まで、番組最速抽選先行の申込を受付中。さらに、前回に引き続き、2公演ともテレビ朝日のライブ動画配信サービス「テレ朝動画」にて有料での生配信を予定している。

 

ハマ・オカモト コメント

皆さまのおかげで2回目の番組イベントを開催することになりました。こないとグーパンです。

 

齋藤飛鳥 コメント

あんなに内容が詰め詰めだったから、一度きりのイベントなんだろうな、と思っていました。またやってほしいという声があったのか、言わせているのかはわからないですが開催が決まったのなら、しっかり楽しまなければならないですね!ステージに立つ、という機会がなかなか無い今、皆さんとどんな距離感で、どんな風に接することができるのか、楽しみです。グッズもかわいいな!

 

イベント情報

「ハマスカ生放送部 HEY!MUSIC! HAPPY!MEETING!’24~見てくれないとグーパン祭~」

日時:2024年2月6日(火)

A面:午後1時開場/午後2時開演

B面:午後6時30分開場/午後7時30分開演

 

会場:EXシアター六本木

 

出演:ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)・齋藤飛鳥  …and more

 

<チケット ※電子チケットのみの取り扱い>

S席 8,500円(税込) *B3F前方フロア+特典グッズ付

A席 6,000円(税込) *B2F中間・後方フロア

B席 5,000円(税込) *B1Fスタンド席

 

◆受付スケジュール ※受付プレイガイド:テレ朝チケット

・番組最速抽選先行:受付中 ~11月21日(火)午後11時59分

・一般発売(予定):2024年1月13日(土)午前10時~

 

テレ朝チケット:https://ticket.tv-asahi.co.jp/ex/project/hamasukahousoubu2024

 

番組情報

『ハマスカ放送部』

テレビ朝日系

毎週月曜 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域を除く

 

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/hamasukahousoubu/

番組公式X(旧Twitter):@hamasuka_bd

番組公式Instagram:@hamasuka_bd

 

©テレビ朝日

AKB48・小栗有以&山内瑞葵&倉野尾成美&山﨑空「またAKB48のみんなと一つの作品を作れてうれしい」映画「ガールズドライブ」

悩みを抱えた女子高生4人が東京までのドライブを通して成長していく青春ロードムービー「ガールズドライブ」が11月10日(金)に公開。本作に出演しているAKB48の小栗有以さん、山内瑞葵さん、倉野尾成美さん、山﨑空さんが、撮影エピソードとともに作品の見どころを語ってくれました。

(左から)AKB48・倉野尾成美、小栗有以、山内瑞葵、山﨑空

 

◆「この4人で映画を」と最初に聞いたときはどう思いましたか?

小栗:『マジムリ学園』のときにAKB48でドラマを作っていただいたことがすごくうれしくて。またみんなと、しかも今度は映画ということで、さらにうれしかったです。

 

倉野尾:この4人という組み合わせは今まであまりなかったし、空やズッキー(山内)とお芝居するのも久しぶりだったので、どう交わるのかなと思いました。

 

山内:私自身、映像系のお芝居をするのは『マジムリ学園』以来だったんです。気合が入りながらも、久しぶりの映像でのお芝居ということもあって緊張もしていて。でもメンバーが一緒なので心強かったし、合間にいろいろなお話ができて楽しかったです。

 

山﨑:私もほとんど演技をしたことがなかったので、すごく緊張していました。でも先輩方がいろいろ話しかけてくれて。私はいつもお菓子を入れたポーチを持っているんですけど、なるさん(倉野尾)がそれに気づいて、おすすめのお菓子を教えてくれました。

 

倉野尾:空はいつもお菓子を食べているんですよ(笑)。しかも毎日違うお菓子を食べているから「今日は何を食べてるの?」って。

 

小栗:何を教わったの?

 

山﨑:「男梅」です。あれから毎日持ち歩いています。

 

倉野尾:(笑)。おいしいよね。

 

小栗:この映画にもお菓子が出てくるシーンがあって。(山﨑は)普通にお菓子が好きなので、いつも通りずっと手が止まらず食べていたんです。その様子がかわいくて、スタッフさんが追加で持って来てくださったりしました。

 

山﨑:食事だったらダメかなと思ったけど、お菓子ならいいかなって(笑)。

 

◆劇中では、マシュマロを焼いて食べるシーンもありました。

山内:焼くのが意外と難しいんです。火に近づけてもうまく焼き目が付かないし、逆に焼き過ぎちゃったりもして。

 

倉野尾:焦がしすぎずに、焦げ目がほんのり付いて。ちょっと中までトロッとする焼き方が理想なんですけど、なかなか…。

 

小栗:でもスタッフさんの中に、焼くのが上手な方がいらっしゃって。その方が焼くともう、ほんの数秒で完璧な焼きマシュマロになるんです。本当に一発百中で。

 

◆1回で100個焼いてくれたんですか?

小栗:間違えた!百発百中です(笑)。

 

倉野尾:(笑)。1回で100個焼けたら、とんでもない人になっちゃう。

 

山内:でも本当、焼いたら全然違って。すごいなと思いました。

 

山﨑:マシュマロって、焼くとこんなにおいしいんだって。発見でした!

 

◆撮影の合間は皆さんでどんなことを話していましたか?

倉野尾:その日のお弁当の予想とかをしていました。「昨日はお肉だったから、今日は…」とか。唐揚げとハンバーグが多かったです。

 

小栗:そんなに多かったっけ?

 

山内:多かったです。「毎日のようにハンバーグ食べてるね」って話してて。

 

小栗:…思い出した!私、親知らずを抜いた直後だったから、あまり食べられなくて。だから記憶にないんだ。

 

山内:ゆいゆいちゃん(小栗)はひたすら、もずくを食べていました(笑)。

 

小栗:もずくだったら、あまりかまずに食べられるから。自分で買って、現場に持って行っていました(笑)。

 

◆食べ物にまつわる思い出が結構多いんですね。

倉野尾:そうですね(笑)。あと横浜での撮影のとき、ゆいとズッキーの2人は中華街に行ったりして。

 

山内:せっかく横浜に来たからって、ゆいゆいちゃんが誘ってくれて。私たち2人だけ空き時間だったので、抜け出したんです(笑)。

 

倉野尾:本当に2人きりで行ったんだもんね?

 

山内:はい、役衣装の制服で行きました。

 

小栗:中華街だったら制服を着ている人もいそうだし、紛れるかなって。何とか小籠包にたどり着いて、みんなの分を買って帰って。

 

倉野尾:2人がうらやましかったけど、おいしい小籠包を食べられてうれしかったです。

 

◆小春(小栗)、由佳(山内)、玲奈(倉野尾)、歩美(山﨑)とそれぞれ個性の違う女子高生を演じたわけですが、誰が一番役と重なりますか?

倉野尾:役と似ているのは、ゆいだと思います。

 

小栗:そうですね。4人の中では小春が一番普通の女の子ですし、自分と似ているところが多かったので気持ちも入れやすくて。逆に違うのは誰だろう…?

 

倉野尾:あとは、みんな違うかも。ズッキーが一番違うかな?

 

山内:違いますね。由佳は「キモい」「ウザい」みたいなことを常に言っていて(笑)。なので、言い慣れていない感じが出ないように練習しました。

 

倉野尾:空も違うよね?歩美は静かな子だから(笑)。

 

山﨑:そうですね。歩美は感情を表に出さず、全然笑わないので。

 

山内:むしろ撮影中は笑ったらダメだったもんね。

 

山﨑:そうなんですよ、普段はニコニコしているのに。感情が出ないようにすると、せりふが棒読みになっちゃうので気を付けていました。

 

倉野尾:抑揚を出さないと棒読みになっちゃうから難しいよね。私も普段とは全然違うキャピキャピなキャラクターで(笑)。でも、その明るさに助けられた部分もあったかも。朝から晩までずっと撮影だったけど、あのキャラクターだったから乗り越えられたと思います。

 

◆では、もしこの4人でドライブや旅行をするなら、どこに行きたいですか?

小栗:景色がブワーッと広がっているところがいいな。オープンカーで夕暮れの海沿いを走ってみたいです。宮古島の橋とか。

 

倉野尾:だいぶ遠い…(笑)。

 

小栗:だから、そこまでは飛行機とかで移動して、橋の部分だけドライブする(笑)。

 

倉野尾:私は栃木かな。東京出発と考えたら現実的だし。紅葉を見て、ギョーザを食べて。神社もたくさんあるから巡ったりするのも楽しそう。

 

山内:私は富士サファリパークに行きたいです。小さいころに一度行ったことがあるんですけど、ちょうど眠たいタイミングだったからか園内をドライブした記憶が全くなくて。動物と触れ合いながら、みんなでドライブしたら楽しいだろうなって思います。

 

山﨑:私は江の島の水族館!イルカとクラゲが大好きなので、それを見に行きたいです。あと、丸焼きたこせんべいを食べてみたいです。

 

◆運転は誰がしましょう?

倉野尾:免許は誰も持ってないんです。欲しいんですけど。

 

山内:私も欲しいです。でも運転が似合いそうなのは、なるさん。

 

倉野尾:確かに。任せてって言っちゃいそう。でも私的にはズッキーが運転する車に乗りたいかな。何か一番安全運転しそうだから。

 

山内:安全には行きたいです。

 

倉野尾:ゆいは道を間違えそう(笑)。

 

小栗:携帯がナビしてくれるから大丈夫。間違えたら携帯のせいってことで(笑)。

 

◆劇中では山﨑さんが運転するというのも意外でした。

山﨑:やってみて思ったのが、運転のときにハンドルって思ったほど動かさないんだということ。最初は分からなくて、ブンブン動かしちゃっていました(笑)。あと持ち方もあるみたいで、それも教わって。もし運転できたら楽しそうだなと思いました。

 

◆映画の中で、特に見てほしいシーンは?

山﨑:一番好きなのはプールのシーンです。もともとプールは大好きだし、皆さんと一緒に遊べて楽しかったです。

 

倉野尾:泳ぎ、うまいんだよね。バタフライが得意らしくて。

 

山﨑:はい。2歳から水泳やってました。

 

山内:しかも服を着たままプールに入るということで、悪いことをしているみたいでドキドキしました。撮影的にも一発勝負なところがあるし、ちゃんといい感じで入れるかなって。入った後はもう“みんなで青春してる!”って感じがして楽しかったです。

 

倉野尾:私は、クライマックスのシーンが印象に残っています。エキストラさんもたくさん来てくださって。

 

小栗:あの日も暑かったよね。

 

倉野尾:そう。結構集中力が必要なシーンだったので大変でした。

 

山内:クライマックスの前にみんなで話し合うシーンがあって、そこもすごくいいシーンなんです。4人が感情を爆発させるんですけど、撮影していてもすごく心を動かされて。そこもぜひ注目していただきたいです。

 

小栗:主題歌も普段のAKB48とは違う、いい意味でギャップのある楽曲になっているので、作品と一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。私たちもすごく気に入っています!

 

PROFILE

●おぐり・ゆい…2001年12月26日生まれ。東京都出身。AB型。

●やまうち・みずき…2001年9月20日生まれ。東京都出身。O型。

●くらのお・なるみ…2000年11月8日生まれ。熊本県出身。A型。

●やまざき・そら…2004年5月13日生まれ。東京都出身。B型。

 

作品情報

映画「ガールズドライブ」

2023年11月10日(金)公開

 

出演:小栗有以(AKB48)、山内瑞葵(AKB48)、倉野尾成美(AKB48)、山﨑空(AKB48)
水野勝、大川航、久保姫菜乃(AKB48)、近藤雄介、若林拓也
/鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)/西丸優子、吉田ウーロン太/小手伸也

 

主題歌:「全力反抗期」AKB48(ガールズドライブ)©2023 by DH Co., Ltd.

監督:宮岡太郎

脚本:井上テテ

音楽:岡出莉菜

製作:メディアミックス・ジャパン TCエンタテインメント DH キグー TBSグロウディア テレビ神奈川

制作:MMJ

配給/宣伝:キグー

 

©2023 映画「ガールズドライブ」製作委員会

 

●photo/中田智章 text/小山智久

『ぼっち・ざ・ろっく!』青山吉能×長谷川育美インタビュー!「ひとりぼっち東京」から「青春コンプレックス」まで…結束バンド初のワンマンライブを振り返る

昨年のテレビアニメの中でも目を見張るヒット作となった『ぼっち・ざ・ろっく!』。「まんがタイムきららMAX」で連載中のはまじあきさんによる4コマ漫画が原作のバンドストーリーで、極度の人見知りで陰キャなギター担当の“ぼっちちゃん”こと後藤ひとり、元気いっぱいなドラム担当の伊地知虹夏、クールで孤高なベース担当の山田リョウ、明るく人望もあるギターボーカル担当の喜多郁代の女子高生4人が“結束バンド”として活動しながら成長していく姿を描いている。その結束バンドの初ワンマンライブとして5月にZepp Haneda(TOKYO)で行われたイベント「結束バンドLIVE-恒星-」が11月22日(水)にBlu-ray&DVD化。11月17日(金)~30日(木)には、劇場で期間限定上映される。今再びよみがえる、一夜限りのプレミアムライブ。熱いパフォーマンスを見せた後藤ひとり役の青山吉能さんと喜多郁代役の長谷川育美さんに振り返ってもらいました!

◆ライブが劇場上映されると聞いたときの率直な感想は?

青山:「最高!」のひと言に尽きます。自分の顔が大きなスクリーンで皆さんに見られるんだ…という不安は一旦置いておき(笑)。これまで自分たちは結束バンドの音楽をお客さんとして受け取ったことがなかったので、皆さんと同じものを同じように受け取れるようになる。それがすごくうれしかったです。

 

長谷川:私も大きなスクリーンに、しかもキャラクターとしてではなく自分自身として映るなんてこと、これまでなかったので。ちょっと戸惑いもありました(笑)。でも、音響などはBlu-rayやDVDを家で見るのとは違う、劇場ならではのものになるんだろうなとワクワクしました。この作品のスタッフの方々なら絶対それ用のサウンドにしてくるでしょうから。

 

青山:実際、音楽ディレクターの方がSNSで「楽しみだ。腕が鳴る」ってつぶやいてたしね(笑)。

 

◆ライブは、長谷川さんが歌う「ひとりぼっち東京」から幕を開けました。

長谷川:第一声を出すときは「一人ぼっち」を感じたんですけど、歌い出したら「あ、イケるな」と。あの出だしさえしっかりキマれば、と思っていたので。

 

青山:あまりにもカッコよすぎて、私はもう目がハート。ガチ恋してました(笑)。結束バンドの他の2人との「キャー!」って声が入っている動画があるくらい、そのカッコよさにシビれました。育美の歌はただ上手いだけじゃなくて、歌心があるというか。一曲一曲、全てのパフォーマンスに上手いだけでは収まらない何かが詰まっていて。かつ喜多ちゃんであるというところも両立されているんですよね。アニメで喜多ちゃんがやっていたこととかも全部拾ってくれるので、「あ、公式だ」っていう(笑)。

 

長谷川:うれしい!今まで「歌うことが好き」と言ってはきましたけど、それはあくまでカラオケの範囲内での話で。この作品と出会って、このステージに立って、生バンドの良さや、お客さんも含めてあの空間にいる全員で音楽を作っているんだという一体感を感じることができました。歌う場所が違うだけでこんなにも気持ちも変わってくるんだなと。ただただ楽しかったです。

 

青山:お客さんの拳だけで盛り上がるライブというのも珍しかったよね。アニメのイベントってキラキラ輝くサイリウムが握られていることが定番なので。バンドマンのライブに来たかのような会場の空気は、オープニングから新鮮でした。

 

長谷川:私も歌いながら感動しました。“ファンの方の手、すごい!”って。別にペンライトが禁止されていたわけではなかったので、きっと何本かはあるのかと思いきや、1本もなくて。ぎゅうぎゅうになって、つぶされそうになりながらも、その手を突き上げてくれている。あれは今まで声優をやってきても見たことのない景色でした。

 

◆そしてアンコールの一曲目がテレビアニメ最終話のエンディング曲として流れた、青山さんによるASIAN KUNG-FU GENERATIONさんのカバー曲「転がる岩、君に朝が降る」の弾き語りでした。

青山:今まで経験してきたライブだったら表情と歌と振りのことだけを考えればよかったところへ、ギターのことも入ってきて。もう表情のことなんて考えている余裕がなかったです。後になって配信を見て、「ヤバ、顔」と(笑)。でも、それがいいとみんなが言ってくれて。表情ってあまり作り込みすぎなくていいこともあるんだなと思いました。

 

長谷川:いい表情がにじみ出てたよ。アンコールで初登場するって緊張するだろうし、相当心にきますよね。当然、お客さんは誰もそのことを知らない。そんな中でギターを抱えて出てくれば、「うわぁ!」ってなるじゃないですか。その声援も受けて弾き語りをするわけじゃないですか。しかも曲が「転がる岩、君に朝が降る」で、ソロパートもあって。それをやれる度胸、すごいですよ。おかしい!(笑)

 

青山:(笑)。そもそものきっかけはYouTubeで公開していた“ギターヒーローへの道”という作品の企画で、そこでギターを一から教わって。ぼっちちゃん役に決まった時点で、「ひょっとしたらギターを弾く企画があるかも」ということは伺っていたんです。せっかく主役だし、ギターを弾く機会なんて人からめちゃくちゃ求められでもしない限りないだろうなとも思ったので、後先考えずにふたつ返事で「やります」とお答えしたんですけど。そしたら、課題曲がまさかのオープニングの「青春コンプレックス」という激ムズ曲だったという(笑)。ただ何がよかったかって、私はギターについて何も知らなさすぎて。「いやこんなの絶対無理です」ってことすら分かっていなかったんです(笑)。結果的にはほぼ原曲に近い形で弾けるようになり、「あの激ムズ曲をやれた」という自信をつけさせてもらったおかげで、それからは「あ、イケるかも」と思えるようになりました。

 

長谷川:私もいち視聴者として、皆さんと同じタイミングでその練習過程を追っていました。ギターって譜面からして難しいですし、ゼロの状態から「青春コンプレックス」を弾くというゴールを設定されているのって相当なプレッシャーだったはずで。それを一人で全部背負いながらも、最後までちゃんとやり切っていましたし、最後の本番の演奏では弦が切れるというミラクルまで起こしていて(笑)。

 

青山:奇跡的にラスサビで6弦が切れたんです(笑)。でも、「一発撮りでやり直しはしません」ってことだったので。

 

長谷川:アニメの最終話でもひとりは弦が切れるシーンがありますしね。きっと練習は自分がやりたいところまでやれたんだろうから、もし練習回数が1回でも少なかったり多かったりしたら、その様は撮れていなかったわけですよね。だから「持ってるなー」と思いました(笑)。

 

◆アンコールの最後、長谷川さんがその「青春コンプレックス」を歌ってライブは締めくくられていましたね。

青山:結束バンドの曲の中でもお客さんが一番聞いているであろう「青春コンプレックス」を最後まで取っておくのって、勇気のいることだったでしょうけど。最後にみんなが何もかもをこの曲に込めようとしている姿を、私は「転がる岩、君に朝が降る」をやりきった後だったこともあり、安心して袖で見ていました(笑)。

 

長谷川:「掻き鳴らせー!」のコールは、お客さんの声がイヤモニを突き破って耳に届くくらいすごくて。私もボルテージが上がりました。

 

◆虹夏役の鈴代紗弓さんの「なにが悪い」や、リョウ役の水野朔さんの「カラカラ」は、ご覧になっていかがでしたか?

長谷川:朔は、最初は緊張しているようでしたけど、後半に進むにつれてノってきているのが分かって、こっちもテンション上がりました。歌はもともと、一緒にカラオケに行っても上手かったんです。でも、「カラカラ」ってめちゃくちゃ難しい曲じゃないですか。あれを生で完璧に歌い上げていたのは、さすがでした。

 

青山:紗弓さんは、“生きる虹夏”って感じで。歌い出した途端、ステージの色が一気に変わった気がしたよね?

 

長谷川:照明の色とかではなく、「パーッ!」っとね。他の私たち3人がどんなに頑張っても絶対に作れない、“天性の陽”みたいな空気がありました。

 

青山:結束バンドって、もちろんキャラもですけど、キャスト自身も4人それぞれ個性が全然違うんだなとあらためて思いました。

 

◆歌やギターに触れて、演じるキャラクターの見方は変わりましたか?

青山:ギターを弾くまでは、「ひとりの猫背って何であんなに首が前に出ちゃうんだろう」って不思議だったんです。でも、実際に弾いてみたら「いや、なるわ」って納得しました(笑)。

 

長谷川:私は歌だけでギターはやってないので100パー喜多ちゃんと同じことができているわけではないんですけど、喜多ちゃんとしてライブのステージに立たせていただいて、「レコーディングで見せられる喜多ちゃんの歌と、ライブで見せられる喜多ちゃんの歌ってまた違うな」と感じました。ライブでは喜多ちゃんの成長が見えてもいいのかなと思って、彼女に寄り添いながら歌わせていただきました。

 

◆ライブを通してあらためて感じた『ぼっち・ざ・ろっく!』の音楽の魅力は?

青山:ライブで実際に生バンドの演奏を聴くと物足りなく感じてしまうこともありそうですけど、『ぼっち・ざ・ろっく!』の場合はそれが全くなくて。生音で「バンッ!」って勝負できるところが強みですよね。あとはやっぱり、ボーカルが強いです!

 

長谷川:喜多ちゃんとして歌っているということもあり、大枠はキャラソンに該当する楽曲ではあるものの、既存の枠とは異なっていて。『ぼっち・ざ・ろっく!』だけの楽曲の色というのがあるんです。それが作品の間口を広げてくれたという面はすごく大きいと思います。楽曲をきっかけに作品に触れた方もたくさんいらっしゃるでしょうから。

 

◆来春&来夏には劇場総集編の前編と後編の公開も控えていますし、今後もまだまだ「ぼっち・ざ・ろっく!」旋風が続きそうですね。

青山:テレビ放送が終わってから1年が経つのに、いまだに「後藤ひとり役の青山吉能です」と言えるのがすごくうれしくて。これからも皆さんに今までを超えるくらいの熱い愛を渡していきたいですし、ファンの皆さんにも「負けない…」と思って頂く、という関係でずっといたいです。

長谷川:この1年、息をつく間もないくらい喜多ちゃん役としてずっと稼働させていただいていて。これは当たり前のことではなく、皆さんが応援してくださっているからこそなので、すごくありがたいです。まずはこのライブをご覧になっていただいて。劇場ならではの音響や大きなスクリーンだから感じられるものもあると思うので、いっぱい、いっぱい楽しんでいただいて、“ぼっち・ざ・ろっく!愛”を深めていただけたらと思います。

 

PROFILE

青山吉能

●あおやま・よしの…5月15日生まれ。熊本県出身。A型。主な出演作に、『Wake Up, Girls!』(七瀬佳乃役)、『ポケットモンスター』(ドット、ぐるみん役)などがある。

 

長谷川育美

●はせがわ・いくみ…5月31日生まれ。栃木県出身。A型。主な出演作に、『弱キャラ友崎くん』(七海みなみ役)、『ウマ娘 プリティーダービー』(ミホノブルボン役)などがある。

 

作品情報

「結束バンドLIVE-恒星-」

2023年11月22日(水)リリース

Blu-ray 完全生産限定版 8,800円(税込)

DVD 完全生産限定版 7,700円(税込)

 

本編【DISC 1】

●結束バンドLIVE-恒星-

Zepp Haneda(TOKYO)で開催されたワンマンライブ

 

音声特典

●5.1chサラウンド

●オーディオコメンタリー

①青山吉能×鈴代紗弓×水野朔×長谷川育美

②三井律郎(サウンドプロデューサー)×岡村弦(音楽ディレクター)×高山幹弘(アソシエイトプロデューサー)

 

<収録楽曲>

01.ひとりぼっち東京

02.ギターと孤独と蒼い惑星

03.ラブソングが歌えない

04.Distortion!!

05.ひみつ基地

06.カラカラ

07.あのバンド

08.小さな海

09.なにが悪い

10.青い春と西の空

11.忘れてやらない

12.星座になれたら

13.フラッシュバッカー

アンコール

01.転がる岩、君に朝が降る

02.光の中へ

03.青春コンプレックス

 

特典映像【DISC 2】

●ぼっち・ざ・ろっく!です。(2023年4月23日開催イベント)

 

特典映像【DISC 3】

●Making of -恒星-

●ギターヒーローへの道 番外編

 

完全生産限定版特典

オフィシャルフォトブック(全24P)

「光の中へ」リリックビデオ ポストカード2種

※仕様・収録内容は変更になる場合がございます。

 

11月17日(金)~30日(木)

「結束バンドLIVE-恒星-」

期間限定劇場上映

 

●photo/中村 功 text/図司 楓 ©はまじあき/芳文社・アニプレックス

伊礼姫奈「キラキラしたタイトルから想像したものと、いい意味でギャップがある作品」映画「シンデレラガール」

「子宮に沈める」「飢えたライオン」など、社会の歪みを真正面から描いてきた緒方貴臣監督が、義足のファッションモデルに訪れる心境の変化を描いた映画「シンデレラガール」が11月18日(土)より公開。主演を務める伊礼姫奈さんが、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」のアイドル役とは全く異なる力強いヒロイン・音羽の魅力について語ってくれました。

 

伊礼姫奈●いれい・ひめな…2006年2月7日生まれ。群馬県出身。4歳から女優活動をスタートし、これまでに数多くの作品に出演。主な出演作にNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、WOWOWオリジナルドラマ「向こうの果て」、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」などがある。 映画「マイブロークン・マリコ」や連続ドラマから映画化もされた「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」にレギュラー出演するなど、今後も出演作が多数控える。現在、DMM TVにてドラマ「EVOL (イーヴォー)」が配信中。Instagram

【伊礼姫奈さん撮り下ろし写真】

新たなシンデレラストーリーって、どんなものだろう?

──今回の音羽役はオーディションで選ばれたそうですが、最初に「義足のファッションモデル」の話と聞いたときの印象は?

 

伊礼 身近に義足の方がいないこともあり、どこか馴染みのない印象でした。オーディションのときも、いくつかのシーンの台本をいただいただけだったのですが、緒方監督から事前に、音羽の性格やどのような思いでこの作品を作りたいという説明があり、それを聞いたときに「私もこの作品に携わることができたらいいな」と思いました。だから、オーディションで選んでいただいたときは、純粋に嬉しかったです。

 

──ちなみに、緒方監督からの事前の説明とは、どういうものだったのでしょうか?

 

伊礼 もちろん、周りの人たちの支えがあって、成長していく部分はありますが、音羽自身がすごく確立したものを持っていて、自分の意思で前に進んでいく、自立していく姿を丁寧に描きたいというお話でした。それで、「今までのシンデレラ像ではなく、新たなシンデレラストーリーを作りたい」って仰ったんですが、それを聞いて、「新たなシンデレラストーリーって、どんなものだろう?」と、とても惹かれました。

 

──その後、脚本をすべて読んだときの感想は?

 

伊礼 緒方監督の作品らしく、日常生活を切り取っていて、そのシーンが長く続くわけでもなく、スパンって切れて、また新たな生活のシーンが切り取られていくので、どこかドキュメンタリーみたいな雰囲気が伝わってきました。なので、脚本を読みながら、「どういうふうに撮影するのかな?」っていうワクワク感がありましたし、ネガティブなことを言わないところに、音羽らしい強さが出ていると思いました。

 

「天井から吊られていることを意識する」ランウェイの歩き方

──音羽の役作りについてですが、伊礼さん自身はどのように考え、緒方監督からはどのようなアドバイスをされましたか?

 

伊礼 まずは実際に義足を付けられている方に直接お会いして、日常生活ではどういうふうに歩いているとか、いろいろお話を伺いました。また、義足の付け外しの瞬間も見せていただき、それを基に音羽が送る日常や心情に生かしました。あと、セリフだけでなく、細かい表情からもどこか自信があるような感じを意識しました。緒方監督とはリハーサル前も、リハーサル後も、撮影に入るまで、細かく話し合いました。一番は「このシーンでは音羽をこういう女の子に見せたい」「このときの音羽の表情を大事に撮りたい」といったことで、ほかにもそのシーンの意味やセリフの意味も照らし合わせたりしていきました。

 

──モデルとして、ランウェイの歩き方については?

 

伊礼 今までコレクションなどに出たことがなかったので、たくさん練習しました。実際にモデルをやられている方と一緒に歩くシーンだったので、そのモデルの方にいろいろ教えていただいて、撮影までずっと歩く練習をしていました。「天井から吊られていることを意識する」とか、ちょっと変えるだけでも、すごくかっこよく見えたりするので、いろいろ研究しました。緒方監督と話し合い、義足であることは意識しつつ、お芝居では表現しないことを心がけました。結構ちゃんとできていたかなと思います。

──撮影中の印象的なエピソードを教えてください。

 

伊礼 緒方監督は、できるだけカット数を少なめにしたい監督さんなので、ワンカットの撮影が多かったです。例えば、お母さんとのシーンは、生活の一部を覗いているような演出で、演じていても新鮮な気持ちで楽しかったし、出来上がったものを観たときも「すごいな」と思いました。あと、セリフと信号のタイミングを狙っていたクルマの中のシーンやクラスメイトとの関係性や距離感など、その場で生まれるものが多くて、ちょっとした緊張感があったのも楽しめました。

 

自ら発信することの大切さや楽しさ

──完成した作品を観たときの率直な感想は?

 

伊礼 撮っているときは、ほかの作品と変わらない雰囲気だったのですが、完成した映画を観たときに伝わってくる緊張感はなんかすごくて、一観客として独特な世界観に引き込まれました。ランウェイでのシーンは、かっこいいだけでなく、ライティングとかで、いろんな含みのあるシーンになっていたと思います。やっぱり、あの現場で生まれた空気感は印象的でしたし、キラキラしたタイトルから想像したものと、いい意味でギャップのある作品になったと思います。

 

──今回の現場で、学んだことや勉強になったことは?

 

伊礼 見せ方とか作り方みたいなものを肌で感じることができました。今までは作品に参加するみたいな感覚程度だったのですが、今回は2度目の主演作というのもありますし、この力強い物語で、音羽を演じるからという部分も大きかったと思います。緒方監督も、私の意見を求めてくださる方だったので、できるだけ自分から発信することの大切さや楽しさにも気付くことができました。

──伊礼さんといえば、映画化もされたドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」のアイドル・舞菜役というハマり役も印象的ですが、実際の伊礼さんはどんな性格の方ですか?

 

伊礼 友達からは、よく「ハッキリした性格だね」とは言われます。好きなものは好きだし、苦手なものは苦手。その人にとって、自分が必要だなって思ったときは、その場にいますし、自分が必要ないとか、大丈夫だなって思ったときは、ちょっと距離を置くようにしているし。このお仕事をしていると、「大人っぽい」とも言われることが多いです。このお仕事を小さい頃からやっていると、いろんなことを学びますし、吸収した素敵なものが積み重なったことで、「大人っぽい」にたどり着いたのかなと思いますね。でも、子供っぽいときも絶対あるし、むしろ高校生らしく楽しんじゃうこともありますよ(笑)。

 

いろんな方から必要とされる女優さんになりたい

──「どんな女優さんになりたい」など、将来の希望や展望を教えてください。

 

伊礼 憧れの女優さんが清原果耶さんとキム・テリさんなのは、以前から変わっていません。あと、必要とされる女優さんになりたいです。視聴者・観客の方に、「あの人の芝居見たいね」って言われるのもですし、撮影現場で「あの人がいたら、安心感あるよね」だったり、ファンの方から「応援したい」って思っていただけたり、いろんな方から必要とされる存在になれたらなと思っています。

 

──いつも現場に持って行くモノやグッズを教えてください。

 

伊礼 高校2年生のときに、お母さんがプレゼントしてくれた台本カバーです。今までは、かなり以前に買った透明なものを使っていたんですが、お母さんが「推し武道」のお仕事が決まる直前ぐらいのタイミングでプレゼントしてくれたんです。「革り小物Aster*isk」さんというところで、皮の色を選ぶところから、お母さんが全部選んでくれたんですが、私の名前も入っているので、世界に一つの宝物です。現場に持っていくバッグも、ここでオーダーメイドで作ってもらったもので、持ち手の部分を台本カバーと同じ色にしました。

 

──ちなみに、カメラが趣味だそうですね?

 

伊礼 写真は私が生きていくうえで、常に近くにある存在なので、フィルムカメラでも、一眼のカメラでも撮ります。最初は興味から初めたんですが、その場の空気感とかも写るので、現場にはよく持っていきますね。現像して出来上がってくるのが楽しみですが、3台ぐらいをメイン使って、あと2台のフィルムカメラはあまり使いこなせてないかもしれません。メーカーはニコンが好きですが、今後余裕があるときに、大人の趣味的なもので楽しめたらなと思っています。

 

 

 

シンデレラガール

11月18日(土)より、新宿K’s Cinemaほか全国順次公開

【映画「シンデレラガール」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督・脚本:緒方貴臣
脚本:脇坂豊
出演:伊礼姫奈
辻千恵 泉マリン 太田将熙 輝有子 佐月絵美 三原羽衣 田口音羽 筒井真理子

(STORY)
12歳の時に病気で片脚を切断し、入退院を繰り返していた音羽(伊礼)。中学の卒業式に参加できなかった彼女だったが、病院の屋上で同級生が開いたサプライズの卒業を映した動画がSNSで話題になり、モデルのオファーが舞い込む。“義足の女子高生モデル”として注目されるも、その後の仕事は義足を隠したものばかり。「義足を障がいの象徴でなく、個性として捉えてほしい」という声に心を動かされた音羽は、もっと義足を前面に押し出していこうと決心する。

公式HP https://cinderella-girl.paranoidkitchen.com/

(C)2023映画「シンデレラガール」製作委員会

 

撮影/干川 修 取材・文/くれい響 ヘアメイク/塩田勝樹 スタイリスト/世良 啓 衣装協力/HUNDRED COLOR

乃木坂46川﨑桜が『全日本フィギュアスケート選手権』スペシャルサポーターに就任『世界フィギュア』に続き2季連続【コメントあり】

乃木坂46の川﨑桜が、12月21日(木)から開催される『全日本フィギュアスケート選手権2023』(フジテレビ系)のスペシャルサポーターに就任。コメントが到着した。

川﨑桜

 

川﨑は今年3月に行われた『世界フィギュアスケート選手権2023』に続き、2季連続でスペシャルサポーターを務めることに。また、『全日本フィギュアスケート選手権2023』だけでなく、今季のフジテレビフィギュアスケート中継全般のスペシャルサポーターも務める。

 

乃木坂46の5期生として昨年加入した川﨑は、今年初の選抜入りを果たすなど、活躍の幅を広げているメンバーの1人。

 

自身も10年間フィギュアスケートに打ち込んだ経験があり、『世界フィギュアスケート選手権2023』では大会初日のオープニングセレモニーにスケーターとして登場。氷上でスペシャルパフォーマンスを披露するなど、リンクの内外からフィギュアスケートの魅力を伝えられる存在でもある。

 

川﨑は今回も出場選手の魅力や大会の見どころを存分に伝えるため、地上波放送だけでなく、さまざまなプラットフォームから“フィギュアスケート”を発信。

 

大会に向けての事前特別番組などに出演し見どころを紹介するほか、フジテレビスケート公式SNSだけでなく、今年開設された「乃木坂46川﨑桜 フジテレビ系世界フィギュアSPサポーター」アカウントでも、ここでしか見られないスペシャルなコンテンツを届けていく。

 

その先駆けとして、11月18日(土)放送の『S-PARK』(深夜0時40分~1時20分)にも生出演が決定。12月の『全日本フィギュアスケート選手権2023』に向けて、どんなコメントで盛り上げてくれるのかに注目だ。川﨑のコメントは下記に掲載。

 

川﨑桜 コメント

乃木坂46・5期生の川﨑桜です。3月の『世界フィギュア』に引き続き、大好きなスケートに携わらせていただけることを本当にうれしく思います。私自身スケーターとして約10年打ち込んだ経験をもとに、普段あまりフィギュアスケートを見ない方にも競技の魅力が伝わるように精いっぱい頑張ります。

 

荻谷俊介(フジテレビ ニュース総局 スポーツ局)コメント

坂本花織選手、宇野昌磨選手が世界選手権を連覇、“りくりゅう”こと三浦璃来選手と木原龍一選手のペアが年間グランドスラムを達成。日本勢が世界の舞台で素晴らしい活躍を見せてくれています。乃木坂46・川﨑桜さんにはフィギュアスケートに打ち込んできた経験を生かして、その魅力を伝えていただき、日本フィギュアが新たな時代を迎える瞬間を一緒にお届けしたいと思います。

 

番組情報

『全日本フィギュアスケート選手権2023』
フジテレビ系

◆男子ショート
2023年12月21日(木)午後7時~8時54分

◆女子ショート
2023年12月22日(金)午後7時~8時54分

◆男子フリー
2023年12月23日(土)午後6時30分~9時【生中継】

◆女子フリー
2023年12月24日(日)午後7時~9時20分【生中継】

◆メダリスト・オン・アイス
2023年12月25日(月)午後3時45分~5時43分【生中継】

◆ペア・アイスダンス
2023年12月27日(水)深夜2時05分~3時05分

<特別番組>

◆『全日本フィギュア SP特番』(仮)
2023年12月16日(土)午後3時35分~4時30分
2023年12月23日(土)午後3時30分~4時25分

女子解説:荒川静香
女子実況:今湊敬樹(フジテレビアナウンサー)
男子解説:本田武史
男子実況:中村光宏(フジテレビアナウンサー)
キャスター・リポート:内田嶺衣奈、海老原優香(フジテレビアナウンサー)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sports/skate/japan/index.html
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/online_on_ice
公式Instagram:https://www.instagram.com/online_on_ice/
SPサポーター公式Instagram:https://www.instagram.com/sakurakawasaki_cxfigure/

(c)フジテレビ

モーニング娘。’23新メンバー・井上春華&弓桁朱琴インタビュー。「ファンの皆さんから名前を呼ばれるのがすごくうれしい」

9月から秋の全国ツアー「Neverending Shine Show」を開催しているモーニング娘。’23。2022年には結成25周年を迎えたモー娘。に、今年5月、17期新メンバーとして井上春華さんと弓桁朱琴さんが加わりました。オーディションから初めての全国ツアーまで、目まぐるしく変わった環境の変化とともに、加入から半年が過ぎた今だからこそ話せる2人だけの貴重なトークをお届けします!

 

モーニング娘。’23●モーニングムスメ トゥースリー…テレビ東京系「ASAYAN」でのオーディション企画、「シャ乱Qロックヴォーカリストオーディション」に落選した5人が、インディーズのCDシングル「愛の種」を5日間で5万枚売り切ることを条件にメジャーデビューを果たす。グループ名の由来は「いろいろついてくる、盛りだくさん、おトク感、親しみやすい」を表したもの。シングル「モーニングコーヒー」でメジャーデビュー。7thシングル「LOVEマシーン」で初のミリオンを記録。その後、女性グループが持つ数々の記録を更新し続けている。2014年1月1日よりアーティスト名の後ろに、西暦の年号を入れて表記する。それに伴い2023年1月1日よりアーティスト名が「モーニング娘。’23」に改名。メンバーは、譜久村 聖、生田衣梨奈、石田亜佑美、小田さくら、野中美希、牧野真莉愛、羽賀朱音、横山玲奈、北川莉央、岡村ほまれ、山﨑愛生、櫻井梨央、井上春華、弓桁朱琴。公式HPYouTube

 

【井上春華さん&弓桁朱琴さん撮り下ろし写真】

 

初めての秋ツアーと17期の絆を深めた「ゼリー事件」

──現在、秋ツアー「Neverending Shine Show」の真っただ中。初のコンサートツアーを含めてどのような毎日を過ごされていますか?

 

弓桁 週末はツアー、平日は撮影やリリースイベントがあります。25日に発売したシングルの「個別お話会」や「お見送り会」のようなCDを購入していただいた皆さん向けのイベントにも出させていただいています。ファンの皆さんの前に出る機会が増えて本当にうれしいです。

 

井上 私もコンサートでファンの皆さんの熱気に後押しされています。リハーサルまでは「ちゃんとできているのかな?」と緊張して固くなりがちなのですが、本番のステージではファンの皆さんの熱のこもった声援のおかげで、私のテンションが上がって楽しい気持ちになります。

 

弓桁 そうそう。まず学校だと私に直接好意を伝えてくることなんてないじゃないですか? それが、コンサートではファンの皆さんが振ってくれるペンライトの色を見て「この人は私のこと推してくれているんだ」と一目でわかります。正直、人に好意を持たれた経験がないので少しテレてしまいます。なんか新鮮な感覚ですね(笑)。ツアーでは行ったことのなかった土地に行けたのも楽しかったです。大阪で食べたたこ焼きや仙台で初めて食べた牛タンの味は忘れられません。

 

井上 悔しかったのは仙台で「ずんだシェイク」を飲めなかったこと。時間がなくて、代わりにずんだシェイク味のグミを買って食べました。小田さくらさんと北川梨央さんにも食べてもらったんですが、「本物はもっとおいしいよ」と言われて(笑)。残念ながら、すでに帰りの新幹線だったので時すでに遅しで……。

 

弓桁 私は小田さんが飲んでいるのを一口もらいました。甘い抹茶みたいな味でおいしかったです。

 

井上春華●いのうえ・はるか…2006年5月6日生まれ。京都府出身。特技:書道7段、フィンランド民謡を歌うこと。趣味:歌うこと。座右の銘:落ち着く ハロー!プロジェクト加入:2023年5月23日(モーニング娘。加入日)

 

──忙しい中でもちゃんとツアーを満喫されていますね。ちなみにコンサートでファンがステージに送る「コール」でお気に入りはありますか?

 

井上 「はるさん」と一斉に名前を呼ばれるのはうれしいですね。あと、私は曲のイントロ部分でファンの皆さんが「オイ! オイ!」と盛り上げてくれるかけ声が大好きです。この煽られている雰囲気で気持ちが高ぶります。

 

弓桁 めちゃくちゃわかる! 私は「ゲッター」と呼んでいただいていてすごくうれしいです。学校の運動会をやっている気分になります。小学校6年生の時に運動会の応援団長をやっていて、その頃の“お祭り感”を思い出してしまいます。この時は声を枯らして応援していました。

 

──今年の5月23日「モーニング娘。25周年記念オーディション」でグループに加入しました。オーディションを受けたきっかけを聞かせてください。

 

井上 もともとアイドルという存在が好きで、「ハロー!プロジェクト」を含むいろいろなアイドルグループの楽曲を聴いていました。どちらかというと、アイドルにかかわる仕事に就きたい願望の方が先にありました。マネージャーさんたちのような裏方さんの方を将来像としてイメージしていました。でも、十代の年齢で挑戦できるのは表に出る方だけじゃないですか。だから、今のうちにチャレンジしてみようと思いました。あと、なによりも私は歌うことが大好きなんです。「ハロー!プロジェクト」のグループは歌に力を入れているイメージがあります。そこで私も歌えたら素敵だなと思って応募しました。

 

弓桁 私は年長の頃からミュージカルをやっていて、小学校3年生まで本格的なスクールにも通っていました。4年生ごろから年に1回ぐらいのペースで地元・静岡のミュージカルにも出させていただいていたんですが、新型コロナウイルスの自粛期間に入ったときに世の中の芸能イベントも中止になってしまって、「芸能を仕事にしたら食べていけないのかな?」と半ば芸能の仕事を諦めていた時期がありました。だけど、中学生になったぐらいに「やっぱり目立つのが好きだな」と思い始めていた矢先にオーディションの情報が耳に入りました。お母さんの後押しもあって応募を決めました。

 

──「ハロー!プロジェクト」を知ったきっかけは?

 

弓桁 小学校低学年の頃から自然に知っていました。私のお母さんもモーニング娘。のファンで、コンサートに行くほどではありませんが、グループが出演するテレビ番組を録画して一緒に見ていました。ちなみに好きな曲は「浪漫~MY DEAR BOY~」です。OGの藤本美貴さんに憧れていて、藤本さんが在籍していた時期のモーニング娘。の曲を聴いている中で出会いました。昨年のROCK IN JAPAN 2022でも最初の曲で流れていて、改めて「この曲好きだな」と再認識できました。それこそ、ミュージックビデオの雰囲気も好きで、紫色の衣装も運動会の応援団みたいで、とにかく全部大好きです。

 

井上 「ハロー!プロジェクト」が気になりだしたのは、スマイレージ(現アンジュルム)さんの「夢見る 15歳」がキッカケです。初めてミュージックビデオを見た時に「なんでこんなにキラキラしているんだろう?」と衝撃を受けたのを昨日のように覚えています。スマイレージさんの曲を一番聴いていたかもしれません。

 

弓桁朱琴●ゆみげた・あこ…2008年7月8日生まれ。静岡県出身。特技:バレエ、卵焼きを作ること、腕の関節を曲げられること。趣味:アニメを見ること、写真を撮ること。座右の銘:初志貫徹 ハロー!プロジェクト加入:2023年5月23日(モーニング娘。加入日)

 

──晴れて合格したオーディションでは厳しいレッスンも課せられました。

 

井上 正直、レッスンまでたどり着けるとは思っていませんでした。その喜びもあっただけにあまりしんどいとは思いませんでした。ただ、歌とダンスの経験がなかったので、受かる自信はほとんどなくて。もうダメでもともとな気持ちでしたね。ダンスの振りを覚える前にカラダの使い方を練習する「アイソレーション」というがあるんですが、「どうしてこんな動きができるんだろう?」と不思議な気持ちでしたね。

 

弓桁 もともと、ミュージカルのオーディションでも役を頂けた喜びと同時に落ちてしまって泣いている子たちの姿を見てきたので、他の応募者の方の気持ちも考えて、責任をもってやらなきゃいけないと考えていました。3次審査を通過したあたりで自信も付いてきて「私は受かるんだ!」という気持ちが湧いてきたんですが、反対に自信喪失していた時間もたくさんありました。とにかく、合宿中は泣いてばかりで……。YouTubeに上がっているレッスン中の動画では泣いていないんですけど、レッスンが終わった後にトイレの中で泣いたり、宿舎に帰った後にまた1人で泣いたり……と当時を思い返すと涙ばかり流していましたね。「アイドルになりたい」という純粋な思いで受けに来たのに「(この辛い時間は)いつかは終わる」と心の中で言い聞かせている部分もあって……。そんな自分が悔しかったです。

 

──2人で励まし合う場面もありましたか?

 

弓桁 それは1回もありませんでした(笑)。

 

井上 泣いていたことも知りませんでした。

 

弓桁 私はライバル意識が高かったと思います。

 

井上 私はライバルとは考えていませんでした(笑)。というのも、そこを気にしちゃうと終わりだと思っていました。本当にネガティブな性格なんです。そもそも、今回の合格までにいくつかのオーディションに落ちていて……正確な数はわかりませんが、たぶん10回以上落ちているはず。だから、ついついネガティブになってしまって……。

 

──そんな2人の距離を縮めたハプニングがあるんですよね?

 

弓桁 「ゼリー事件」ですね(笑)。合宿審査の最初の日にボーカル指導の菅井秀憲先生を待っていたときの話です。ちょうど吸うタイプのゼリー飲料を持っていたんですけど、一緒に待っていた井上とはまだ仲が良くなく、あの菅井先生との時間を前に、とにかく焦りまくってしまっていて。なぜか蓋が空いたままの状態で机の上にポーンって置いちゃったんです。そしたら、中身が全部出てきてしまって。アクシデントであたふたしていた状況を井上が助けてくれたんです。ティッシュを持ってきて拭いてくれて。

 

井上 ティッシュを持っていった記憶がない(笑)。

 

弓桁 持ってきてくれたよ!

 

井上 全く覚えてないです。プレッシャーもあって忘れてしまったのかも……。

 

弓桁 そのときに2人でゼリーを拭きながら、お互いに笑ったりして距離が縮まりました。

 

──仲良しになれてよかったですね。では、グループに加入して感じたギャップを教えてください。

 

井上 ギャップというよりは“不安”なんですけど、「ハロー!プロジェクト」の中で一番曲数の多いグループなのでちゃんと全部マスターできるか心配です。今も秋ツアーでやっている曲しか覚えていなくて、まだ20~30曲くらいですしね。入る前から不安でしたが今も“不安”の真っただ中にいます。

 

弓桁 私はリハーサル期間の短さに驚きました。参加させていただいていた地元のミュージカルだと1本の作品の通し稽古で1か月半ぐらいの時間をかけていました。ところが、モーニング娘。はツアーの1曲目から30曲目までを完成させる工程をたったの1週間でやってしまうので……。今までのペースでやっちゃって痛い目に遭いました。9月に国立代々木競技場第一体育館で開催されたHello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERTと秋ツアーの両方で「What is LOVE?」を披露させていただいたんですが、同じ曲なのにそれぞれのコンサートで立ち位置が違っていて。このころは代々木の後に秋ツアーのリハーサルがあって頭がパンクしそうで、同じ曲なら練習しなくても大丈夫だろうと思っていざ秋ツアーの本番を迎えたら代々木の動きを取ってしまってメンバーとぶつかってしまいました。本当に反省です。

 

井上 私はじっくり自分が納得できるまで練習しないとダメなタイプ。なのにそれができないぐらいタイトなスケジュールでした。リハでは本当に踊れませんでしたね。

 

弓桁 もちろん、ダンスだけじゃなくて歌の練習もしなきゃいけないし、代々木の時は他のグループの先輩たちにもご挨拶をししたりバタバタでしたね。

 

初めてのシングルCDと卒業を控えるリーダーへの思い

──そんなお2人は8月3日と4日のファンクラブイベントで初歌唱を披露しました。それぞれが歌った曲の選曲理由を教えてください。

 

井上 私はOGの光井愛佳さんのソロ曲「私の魅力に 気付かない鈍感な人」を選ばせていただきました。ちょうど、私たちが加入した時期にファンの方たちの声出しも解禁されました。そんなファンの人たちの声が聞きたいと思い選曲させていただきました。

 

──歌の経験がないのに「しゃくり」が巧みでした。

 

井上 これはつい癖でやってしまうんです。全く意識していなくて。ボイトレの先生には「この癖はやめた方がいいよ」と注意されることもあります。曲によってはウィークポイントになりますからね。この癖をうまい具合に使いこなしたいです。

 

弓桁 私もファンの方に声を褒めていただくこともあるんですが、ボイトレの先生は「ドスが効きすぎている」と注意されます。今は喉の奥で発声している状態なんですが、それを鼻あたりから発生するように矯正しています。割りばしや鉛筆を咥えながら練習するんです。そして、私がFCイベントで選ばせていただいたのは、インディーズデビュー・シングルの「愛の種」でした。発売当時のOGの方たちも新人時代に歌われていた曲で、同じく新人として初めてファンの皆さんの前で歌う曲としてピッタリだと選曲しました。今の自分にしか出せない初々しさを見てもらいたくて! かなり真面目な理由で選ばせていただきました!

 

──8月23日に東京・池袋サンシャインシティ噴水広場でアルバム「モーニング娘。ベストセレクション~The 25周年~」で“噴水広場デビュー”を果たしました。

 

弓桁 楽しい時間でした! 最前列で踊る場面もありましたが、私は「前に出たもん勝ち」という思考で育ってきたのでめちゃくちゃドヤ顔をしていたと思います。私は上手にいたと思うんですが、ファンの皆さんの目をバッチリ見ながら踊っていました。

 

井上 緊張していました。それは、最前列にいようが端っこでも真ん中でも関係なかったと思います。初めてのサンシャインは普段のステージとの違いに驚きました。後ろを見ても上を見ても人がいるし(笑)。

──アルバム収録曲「なんざんしょ そうざんしょ」では初めての歌割もありました。

 

井上 まさか歌い出しとは思いませんでした。先に歌詞カードで歌割を確認していたんですけど、実際に流れていた曲を耳にしても自分の声だと気づけないぐらいで(笑)。

 

弓桁 本当にいつも間にか流れていた感覚でしたね。2人して1番と2番の最初を任せてもらえたんですが、新メンバーだからなんじゃないかな? すでに「新メンバーじゃなくなったら……」という不安が頭をよぎることがあります。今は前列に行かせてもらえますし、CDのジャケット写真でも真ん中の方に配置させてもらえますけど……、とにかく新メンバーじゃなくなっても前列にいけるように頑張らなきゃと思います。

 

──ニューシングルの中で「Wake-up Call~目覚めるとき~」では2人で歌い出しでしたね。

 

弓桁 そうなんです! 同期で存在感を出せていけたら最高です。私はラップパートも担当しました。石田亜佑美さん、野中美希さん、北川莉央さんの中に私も入っていますが苦労しましたね‥‥。それこそ、リズムが崩れると悪目立ちしてしまいますし、絶対に噛めないし、息継ぎのタイミングも難しいですし。レコーディングの段階でもラップの音程はわからなかったので、ノリと勢いでやった思い出です。もともと「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle」というアニメが好きで、タイトルにあるようにこの作品を通してラップは身近なものでした。今回はこの作品で流れる曲と石田さんのラップを聴いて勉強しました。

 

井上 私も先輩と一緒に歌うパートがいくつかありましたけど、自分のダンスを覚えるのに精いっぱいで‥‥。「先輩と一緒だから」と考える暇もありませんでしたね。

 

──今回のシングルはリーダー・譜久村 聖さんのラスト参加シングルでもあります。

 

井上 本当に寂しいです。仕事の合間に話したりするちょっとした時間が大切なものになっています。

 

弓桁 私たちは譜久村さんの卒業発表の後に加入しています。その発表を聞いたときには、「え!  卒業しちゃうの!?」という気持ちでした。ただ、私たち2人とも今の仕事に食らいつくことに精いっぱいであまり感傷に浸る時間がありません。卒業公演も迫っていますし。まずはステージで迷惑をかけないように頑張らなきゃです!

 

17期のユニークな特技が炸裂!「実は私も……」

──ところで、弓桁さんは「ラジオ体操」の「腕を上下に伸ばす運動」が得意なんですよね?

 

弓桁 プッ(吹き出す)。そうなんです、今でも舞台裏で緊張をほぐすためにやっています。6月の武道館公演でお披露目のときにリラックスするためにやったら思いのほか効果があったので。小学校3年生からバレエを習っていた影響で周りから「ラジオ体操のキレがいいね」と言われていました。体も柔らかくて関節も曲げられますよ!  ほら!(腕をねじってみせる)

 

井上 すごい!  こんなの初めて見ました!!  でも、実は私もバレエを習っていたんです。

 

弓桁 そうそう。歴は井上の方が長いかも。

 

井上 あまり言わないようにしていたんですけど、Y字バランスができるぐらいには体は柔らかいんですよ。

 

弓桁 私もY字バランスはできますけど、私より井上の方が柔らかいんですよ。

 

井上 ただ、本当にダンスが苦手で……。あと、弓桁が特技として最初に言っていたので被らないように言わないでおこうと思って。そもそも、バレエも得意じゃありませんし。

 

弓桁 言った方がいいのに。

 

井上 自信がないの……。

 

弓桁 確かに通うバレエ教室によって変わるものなんです。私のところは基礎に1時間半ぐらいかけるところでした。井上はどんな教室に通っていたの?

 

井上 ウチのは「バレエを楽しむ」をコンセプトにした教室だったかな。長く続けることができて、体は柔らかくなったんですけど、センスがなかったのかあまり技術は身に付かなくて……、特に回るのが苦手ですぐに目が回ってフラフラしていました。

 

弓桁 それはめちゃくちゃわかる。私もターンが苦手で止まれないタイプでした。だけど、せっかくだから2人でバレエの動きを活かした振付を披露したいですね。

──井上さんはチョコミントが大好きの「チョコミン党」なんですよね?

 

井上 はい。もともと、甘ったるい食べ物が得意じゃなくて、さわやかなミントとチョコの組み合わせがすごくマッチしていると思うんです。アイスが一番おいしいんですけど、お菓子もチョコミントのフレーバーをついついお店で探してしまいます。Tシャツとか化粧品もあるんですよ。

 

弓桁 好きすぎるよね。私も最初は「マジか!」と思いました(笑)。

 

井上 でも、一時期食べていたよね?

 

弓桁 そうそう。オーディション中に井上に勧められて食べてハマった時期があったんです。ただ、今は苦手になっちゃって……。あまりにもミントの配分の多いチョコミント味のアイスを食べてしまったのがトラウマで……。

 

井上 北海道で食べたチョコの部分が少なかったやつでしょ?

 

弓桁 うん。それで今は苦手になっちゃいました(笑)。あと、井上は飴もコレクションしているよね?

 

井上 スーパーで売っているやつじゃなくて、いわゆる飴屋さんで売られているのを買っちゃいます。例えば「千歳飴」とか。彩りがきれいで飾ったりするんですが、結局食べちゃいます(笑)。

 

弓桁 たまに仕事の合間にも分けてくれますね。私も梅味が大好きです。梅のお菓子と交換してます。

 

17期の知られざる「ジェラシー」トーク「本当は最年少だし甘えたい」

──2人はお互いにうらやましいと思う一面はありますか?

 

弓桁 あります! 井上はめちゃくちゃ甘え上手なんですよ。

 

井上 え~!

 

弓桁 グイグイ先輩に甘えに行けるのがうらやましい。例えば、北川さんが井上の顔の前に手の平を出して、そのまま井上が顎をのせにいくみたいな光景がよく見られます。私にはできない行動です。もし、同じことをしても誰も喜んでくれないんじゃないかと考えてしまって……。

 

井上 そんなことないよ。

 

弓桁 井上が甘えキャラを確立しつつあるので、私には求められていないと思ってしまいます。「先輩が嫌がったらどうしよう」という思いばかりが先行してしまって。本当は最年少だし思いっきり甘えたいんですけど、なかなか行動に移すことができません。

 

井上 でも、私も甘えるタイプじゃないんですよ。家には妹もいましたし。その環境がグループに加入して変化したのが影響しているのかな? 上京した寂しさから甘えてしまうのかもしれません。とにかく、誰かとコミュニケーションを取らないとネガティブなことばかり考えてしまいますから。それを防ぐために先輩に甘えてしまいます。反対に、弓桁の大人っぽい見た目なのに子供っぽい内面のギャップがうらやましい。私の憧れの先輩はOGの工藤 遥さんなんです。あのボーイッシュなキャラクターなのにかわいらしい一面のあるギャップに惹かれます。卒業コンサートでも、アンコールで「もしも・・・」を歌われていましたよね。弓桁も身長も高いし、服装も大人っぽいのにいい意味で子どもっぽいんです。わかりやすくいうと明るい子(笑)。

 

弓桁 多分そのキャラクターを出せているのは井上の前だけなんです。先輩からはおとなしいと思われている節があるんですが、逆に学校ではどんどん人に話しかけて友達を作るタイプなんですよ。グループに加入しておとなしくなっていますね。

 

井上 これからどんどん正体を現すのかも(笑)。そういえば、弓桁は教育係の羽賀朱音さんに怒られる夢を見たんだよね?

 

弓桁 うん(笑)。でも、なんで羽賀さんが出てきたのかわかりません。その日にマネージャーさんに怒られたことをそのまま羽賀さんが再現していました。でも、普段の羽賀さんはめちゃくちゃ優しいんですよ!

 

井上 そうそう。私の大好きなチョコミントのスイーツを買ってきてくれて一緒に食べたこともありました。

 

弓桁 本当に友達みたいなんですよ。例えば、「さっきのあれこうだったよね」とか、たまたま階段でスレ違った時とかにフランクに話しかけてけてくださって。まるで譜久村さんに話しかけるのと同じテンションなんです。私たちと羽賀さんは知り合って半年弱じゃないですか。それなのに、何年も一緒に活動している仲間のように接してくれてうれしいなって。ちなみに井上はメンバーの夢を見るの?

 

井上 全然見ない(笑)。1回も夢にメンバーが出てきたことがないんですよ。出てきているのかもしれないけど、夢を全く覚えていなくて……。

 

弓桁 え、そうなの!?  私なんて毎日のように“悪夢”を見るのに。この前も場位置を全く覚えずにステージに立つ夢を見ました。

 

井上 もしかしたら、私に負けじとネガティブなのかもね(笑)。

 

 

<ニューシングル>

モーニング娘。’23 73rdシングル
『すっごいFEVER!/Wake-up Call~目覚めるとき~/Neverending Shine』

好評発売中

 

<ツアースケジュール>

モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show」

11/18(土)宝山ホール(鹿児島)
開場/13:00 開演/ 13:45

11/18(土)宝山ホール(鹿児島)
開場/16:45 開演/17:30

11/19(日)福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡)
開場/12:30 開演/13:30

11/19(日)福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡)
開場/16:30 開演/17:30

11/25(土)札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道)
開場/13:00 開演/14:00

11/25(土)札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道)
開場/16:45 開演/17:45

 

モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show」SPECIAL

11/28(火)横浜アリーナ (神奈川)
開場/17:00 開演/18:00

ゲスト/安倍なつみ、保田圭、矢口真里、石川梨華、辻希美、高橋愛、道重さゆみ、田中れいな、佐藤優樹、森戸知沙希

 

モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show 〜聖域〜」譜久村聖 卒業スペシャル

11/29(水) 横浜アリーナ(神奈川)
開場/17:00 開演/18:00

詳しくはモーニング娘。’23公式HPで確認ください。

 

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/多嶋正大

乃木坂46、生配信ライブで遠藤さくら・賀喜遥香Wセンター曲「Monopoly」を初披露!改装中の「SHIBUYA TSUTAYA」がステージ

11月14日、乃木坂46が「SHIBUYA TSUTAYA」をステージに、「Monopoly First Live」と題したYouTube生配信ライブを敢行。遠藤さくら・賀喜遥香が初のダブルセンターを飾る、12月6日(水)発売のNewシングル「Monopoly」を初披露した。

「Monopoly」Wセンターを務める遠藤さくら・賀喜遥香

 

2024年春の再オープンに向けて現在改装中である「SHIBUYA TSUTAYA」は、乃木坂46にとって自身のCDやメンバーの写真集などを発売するたびに大規模なパネル展を実施するなど、グループやファンにとってもゆかりの深い場所。

 

現在は立ち入りできない場所を特別に借りてのパフォーマンスとなり、約10分間の短い配信ではあったが、18.5万人の同時視聴者数を集めるなど、注目を集めた中での初披露となった。

 

なお、シングル表題曲「Monopoly」は各音楽配信サイトにて先行配信中。

「Monopoly 」を披露した乃木坂46

 

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」
2023年12月6日(水)発売
先行配信:https://nogizaka46.lnk.to/Monopoly

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)
※全形態、特典映像収録および封入特典あり
通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

 

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/
乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

乃木坂46、生配信ライブで遠藤さくら・賀喜遥香Wセンター曲「Monopoly」を初披露!改装中の「SHIBUYA TSUTAYA」がステージ

11月14日、乃木坂46が「SHIBUYA TSUTAYA」をステージに、「Monopoly First Live」と題したYouTube生配信ライブを敢行。遠藤さくら・賀喜遥香が初のダブルセンターを飾る、12月6日(水)発売のNewシングル「Monopoly」を初披露した。

「Monopoly」Wセンターを務める遠藤さくら・賀喜遥香

 

2024年春の再オープンに向けて現在改装中である「SHIBUYA TSUTAYA」は、乃木坂46にとって自身のCDやメンバーの写真集などを発売するたびに大規模なパネル展を実施するなど、グループやファンにとってもゆかりの深い場所。

 

現在は立ち入りできない場所を特別に借りてのパフォーマンスとなり、約10分間の短い配信ではあったが、18.5万人の同時視聴者数を集めるなど、注目を集めた中での初披露となった。

 

なお、シングル表題曲「Monopoly」は各音楽配信サイトにて先行配信中。

「Monopoly 」を披露した乃木坂46

 

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」
2023年12月6日(水)発売
先行配信:https://nogizaka46.lnk.to/Monopoly

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)
※全形態、特典映像収録および封入特典あり
通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

 

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乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

『うちの弁護士は手がかかる』第4話の配信が220万再生を突破 4話連続で200万再生超えを記録

ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分)では、第4話(11月3日放送)の見逃し配信が220万再生を突破。4話連続で200万再生超えを記録した。

『うちの弁護士は手がかかる』(c)フジテレビ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。

 

第1話の累計見逃し配信が370万再生を超える(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。11月13日時点)など、さらなる飛躍を見せる本作。第4話の放送後1週間での無料見逃し配信も220万再生を突破し、第1~4話全てが200万再生超えを記録した。現在TVer・FODでは第1~3話、そして最新の第5話を無料見逃し配信中。

 

11月17日(金)放送の第6話では、人気配信者である蔵前の同級生の依頼で、蔵前と杏が動画のコメント欄に誹謗中傷を書き込む犯人に迫る。果たして“くらあん”は姿の見えない犯人にいかにしてたどり着くのか。

 

第6話(11月17日(金)放送)あらすじ

盲腸で入院していた蔵前勉(ムロツヨシ)が無事退院し、「香澄法律事務所」に帰ってきた。「蔵前の代わりに寝不足になった」などと当たられつつも、温かく出迎えられる蔵前。しかし、天野杏(平手友梨奈)は「あなたがいなくても全然平気でした」と言い、所長の香澄今日子(戸田恵子)までもが、杏は自分のパラリーガルとしてサクサクやってくれた、と言い出す。

 

寂しさを感じつつ帰路に就いた蔵前は、偶然、同級生だった麻生一郎(津田健次郎)に出会う。麻生は東大卒のエリートで、現在は有名予備校「レルネンアカデミー」の講師をしながら、教育系動画配信者としても人気を博していた。麻生に誘われて彼の家を訪問した蔵前は、妻の悦子(遊井亮子)や高校2年の長女・光希(新井美羽)から歓迎される。光希は、父と同じように東大を目指しているらしい。

 

後日、麻生が香澄法律事務所にやってきて、遺言状を作成してほしいと依頼する。さらに麻生は、遺言状とは別に相談があると言ってタブレットを見せ、1~2カ月前から彼の動画に誹謗中傷の書き込みが増えていることを打ち明ける。アンチコメントはすべて同じアカウントからだった。依頼を引き受けた杏は、プロバイダーを相手に、発信者情報開示命令申立および消去禁止命令申立(※)を行うが……。

 

<注釈>

※発信者情報開示命令申立は、SNS等のインターネット上の投稿によって自己の権利を害されたとする者は、一定の要件の下、SNS等を運営するコンテンツプロバイダ(CP)や発信者がSNS等に侵害情報を記録する通信を媒介したアクセスプロバイダ(AP)等に対し、発信者の情報開示を求めること。ならびに消去禁止命令申立は、発信者情報開示命令の審理中に、通信事業者等のIPアドレス等の保存期間経過を理由にこれらが削除されることを防止するために、発信者情報開示命令事件及びその異議訴訟が終了するまでの間は、通信事業者等に裁判所から発信者情報の消去禁止を命じるよう求めること。

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系
毎週金曜 午後9時~9時58分

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基、中園勇也、神田優
音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香、江花松樹
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸、下畠優太、中田博之
台本イラスト:藍にいな
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx
公式TikTok:@uchiben_kin9_cx

(c)フジテレビ

『最高の教師』でドラマデビューを果たした藤﨑ゆみあが高校サッカー19代目応援マネージャーに「とにかく元気で全力で応援できるところは誰にも負けません!」

現役高校生俳優・藤﨑ゆみあが、12月28日(木)に開幕する「第102回全国高校サッカー選手権大会」の応援マネージャーに就任し、コメントが到着した。

「第102回全国高校サッカー選手権大会」藤﨑ゆみあ(c)日本テレビ

 

今大会で102回を数え、“冬の風物詩”となっている全国高校サッカー選手権大会。第102回大会の番組の顔となる19代目応援マネージャーは、夏放送の日本テレビ系7月期ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』阿久津由利役でドラマデビューを果たした注目の若手俳優、高校1年生の藤﨑ゆみあ。今ドラマの主題歌、菅田将暉「ユアーズ」の配信ジャケットに抜てきされ、ミュージックビデオにも出演した。

 

第102回全国高校サッカー選手権大会は、12月28日(木)に開幕し、2024年1月8日(月・祝)成人の日に決勝戦が行われる。応援マネージャー関連動画は、高校サッカー公式YouTubeチャンネルなど、公式SNSで順次公開していく。

 

藤﨑ゆみあコメント

◆応援マネージャー就任の話を聞いていかがでしたか?

応援マネージャーは憧れだったので、知らせを聞いた時はウソかと思って、夢だったらどうしようって思っていました。3日間くらい家族にも内緒で誰にも言わずに黙っていて、「本当なのかな? どうなんだろう?」という気持ちでポワポワ浮いている感じでした。こうやって皆さんの前に出て、カメラの前に立ってようやく実感できた感じがします。とてもうれしいです。

 

◆応援マネージャーの印象は?

堀北真希さんや新垣結衣さんの応援マネージャーの姿を直接は見ていないのですが、インターネットを通じて知って、気付いたときには応援マネージャーの存在が自分の中で大きくなっていました。私が特に印象的だったのは清原果耶さんが応援マネージャーをされていた第97回大会で、高校生の方と一緒にダンスを踊っていた姿が印象的で、その姿がすごく輝いていてかっこいいなって思っていました。

 

◆歴代の応援マネージャーに「ここは負けない」というポイントは?

とにかく元気で全力で応援できるところは誰にも負けません!

 

◆高校サッカーの印象は?

「青春」です。サッカー自体は何年もできると思うんですけど、高校サッカーは一生に一度、高校生の3年間しかない。その一瞬一瞬を全力で取り組んでいる選手の皆さんは、誰よりも輝いているように見えますし、チーム内で仲間と協力して頑張っている姿がとてもいいな、と思って憧れています。

 

◆印象に残っているサッカー選手は?

去年のサッカーワールドカップのスペイン戦での三笘薫選手のパスのシーンがとても印象に残っています。ライン上の「1ミリ」のパスにものすごく感動して、友達と一緒に熱狂しました。サッカー独特の、トントンとパスがつながってく速さ、スピード感を見ていると熱くなります。

「第102回全国高校サッカー選手権大会」藤﨑ゆみあ(c)日本テレビ

 

◆応援マネージャーとして、どんな取材がしたいですか?

私は部活動経験がないので、チーム内での絆や、どういう会話をしているのか取材してみたいです。あとはどういう練習を行ってチームが作り上げられるのか、徹底的に知りたいなって思います。試合前の選手の皆さんの表情だったり、覚悟だったりを目の当たりにできる、これ以上無い貴重な機会なので、それらをしっかり見て感じて、取材して皆さんにお伝えできればと思います。3年間、懸命にサッカーに取り組んできた選手の皆さんの思いが知れるんじゃないかと思うので、私も一生懸命学びたいと思います。

 

◆今後全力で目指したい目標は?

高校生の皆さんの最高の晴れ舞台を多くの方々に届けられるように、全力で頑張ることがまず一つです。そして、俳優としてはまだ経験が浅いので、皆さんのお力添えを頂いて全力で一つ一つの作品に向き合っていくことが一番大きな夢です。

 

◆応援マネージャーとしての目標、意気込みは?

この「応援マネージャー」という名誉あるものに選んでいただいたので、歴代の方々の思いをしっかりと受け継いでいきたいですし、主人公である選手の皆さんの思いや意志をしっかりと受け取って、見ている方々にお伝えできるように精進したいと思います。「ともに全力で」という大会テーマのもと、「全力で声を出して全力で応援して全力で笑い合える」、そんな環境が作れるように頑張りたいと思います。

 

◆高校生の皆さんへのエールをお願いします。

これまで頑張ってきた自分と応援してくださる周りの方々を信じて、最後まで全力で楽しみましょう! そして、みんなで笑い合い泣き合える、そんな最高な温かい冬を一緒に作りましょう!

 

日本テレビスポーツ局 プロデューサー・山下剛司コメント

第102回全国高校サッカー選手権大会は、高校サッカーならではの魅力である、大敗していても、どんな状況でも、最後までひたむきに全力を尽くすプレーや表情、思いを表現していきたい、という意味を込めて、「ともに全力で」というキャッチフレーズを掲げて放送・配信に取り組みますが、まさに「全力」という言葉にピッタリとマッチしているのが、藤﨑ゆみあさんです。

藤﨑さんは、作品の中では、高校1年生らしからぬ大人びた表情が印象的で、感情表現の豊かさを感じさせる俳優さんですが、普段は周りの人々をパッと明るくする笑顔、元気さ、明るさがいっぱいの15歳で、知らないことに対する好奇心、探究心が旺盛で、常に全力で取り組もうとする姿勢が藤﨑さんの魅力だと感じています。中学を卒業して上京して間もないとも思えない、インタビューで堂々と自身の考えを話している姿、カメラが回るとスイッチが入って表情を作る姿からは、見ている我々を圧倒する力強さを感じさせます。高校生の皆さんにとっても心強い応援マネージャーになってくれると思います。

選手の皆さんが高校サッカーにかけてきた思いや覚悟に触れて多くの方々に伝えたい、という藤﨑さんに、現場で感じた高校サッカーの魅力をたくさん発信していただきます。YouTubeなど公式SNSで、応援マネージャースペシャル動画を順次配信していく予定ですので、こちらもお楽しみください。

 

大会情報

「第102回全国高校サッカー選手権大会」
2023年12月28日(木)開幕

公式HP:https://www.ntv.co.jp/soc/
公式YouTube:https://www.youtube.com/c/hssofficial/featured
X(旧Twitter):https://twitter.com/ntv_hss
公式Instagram:https://www.instagram.com/ntv_hss/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@hss_senshuken

(c)日本テレビ

望海風斗「“あの経験があったから今の自分がある”と思えるほど、成長のきっかけになったコンサートでした」

圧巻の歌唱力を誇り、近年出演したミュージカル『DREAMGIRLS』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の話題も記憶に新しい望海風斗さん。元宝塚歌劇団雪組トップスターとして活躍し、2021年に退団。その同年に開催した初のコンサート『望海風斗CONCERT「SPERO」』がホームドラマチャンネルにてオンエアーされます。構成、演出、衣装などこだわりが詰まった公演の見どころ、また当時の心境などを放送に先駆け御本人にたっぷりとうかがいました。

 

望海風斗●のぞみ・ふうと…神奈川県出身。女優・歌手。宝塚歌劇団入団後、2003年に月組公演『花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン』で初舞台を踏む。2017年、雪組トップスターに就任。2021年の退団後は舞台を中心に幅広く活躍。主な出演作に『ガイズ&ドールズ』『DREAMGIRLS』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』など。2024年には『イザボー』、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(再演)の出演が控えている。公式HPInstagram

望海風斗さん撮り下ろし写真

私にとっての“初めての一歩”。選曲にもこだわりました

──2021年に開催された『望海風斗CONCERT「SPERO」』をあらためて振り返っていただくと、ご自身にとってどのようなコンサートだったと感じていますか?

 

望海 やはり“はじめの一歩”という印象が強いですね。宝塚歌劇団を退団して最初のコンサートでしたから、“私に何ができるのか?”ということを模索しつつ、その結果として、いろんな扉を開くきっかけになった公演だったように感じます。

 

──構成・演出・振付は旧知の仲である川崎悦子さんでした。当時はコンサートに向けて、どのようなお話をされたのでしょう?

 

望海 悦子先生が作る世界観は少し大人な趣きがあり、それが私自身にはまったらいいなというお話をさせていただいたのを覚えています。また、そもそもの経緯として、仮に初めてお仕事をさせていただく演出家さんとステージを作るとなると、全く違う自分になってしまうのではないかという懸念もありまして。ですから、宝塚歌劇団のことをよくご存知で、かつ、反対に外の世界を知らない私に厳しく(笑)、いろいろと教えてくださる悦子先生にお願いするのが一番なのではと思ったんです。

 

──選曲も一緒に考えていかれたのでしょうか?

 

望海 はい。実はここが一番の悩みどころで、こだわった部分でもありました。宝塚時代は男役しか演じてこなかったので、普段私が聴いていた音楽も男性ボーカルのものばかりだったんですね。それもあって、いざ女性の曲を歌おうと思っても、頭に全然浮かんでこなかったんです(笑)。とはいえ、コンサートをするからには新たな自分を見せたいという思いが強かったので、悦子先生と何度も相談しながら決めていきました。

 

(C)梅田芸術劇場

 

──当時は女性の曲を歌う望海さんの姿を見られるのは貴重でしたし、お客さんの期待値も高かったと思います。

 

望海 そうなんです。言い換えると、私にとっても、ファンの皆さんにとっても、ある意味で未知の世界でした(笑)。でも、それこそがこのコンサートのテーマでもあったんです。タイトルにもなっている「SPERO」はイタリア語で“希望”を表す言葉ですし、私が新たな一歩を踏み出し、それをご覧になる皆さんも私と一緒に未来に向かって進んでいきたいと思ってもらえるようなものにしたいなって思っていたんです。

 

──その想いがしっかりと伝わったようで、公演後のSNSでは感動の声を多く見かけました。

 

望海 本当にありがたかったです。私はドキドキでしたけどね(笑)。特に公演初日は、皆さんの期待以上のものをお届けできているかが自分では分からなくて。幕が開くまで、“大丈夫かな?”“喜んでいただけるかな?”と不安でいっぱいでした。でも、多くの嬉しい感想をいただけたので、そこで手応えを感じ、残りの公演も楽しく行うことができましたね。

 

(C)梅田芸術劇場

 

──コンサートの構成も《Cinema》、《Jazz》、《Musical》、《Japan》(※J-POP)と4つのテーマで魅せていく演出がとても素敵でした。

 

望海 ありがとうございます。これも、“いろいろな面を見せていきたい”というアイデアから生まれたものでした。

 

──また、楽曲に合わせて、男役の俳優が出番を終えて一人の女性と変わっていくというストーリー仕立ての展開もドラマチックでした。

 

望海 まずは宝塚時代を彷彿とさせる私を見せ、そこから徐々に違う面を表現していくような物語を感じていただきたいなと思ったんです。ですから、衣装も最初は皆さんが見慣れた服装にし、ちょっとずつ変化を出していくようにしました。ただ、このコンサートではまだスカートを履いていないんですよね。無理しているように思われちゃうかなという懸念もあり(苦笑)、多少は露出の多い衣装ではあるものの、自分にとっても違和感のないデザインの服を用意していただきました。楽しくもあり、大変だったのはお芝居のほうです。どうしても全部が男役っぽい動きになってしまって(笑)。ただ、そこは徹底的に悦子先生に演技指導をしていただき、そのおかげで、コンサートを作っているはずが結果的にお芝居も成長させることができましたね。

 

──では、セットリストのこだわりについてもお聞かせいただけますか?

 

望海 今お話しした経緯もあり、最初の《Cinema》のコーナーでは男役時代の曲も入れるようにしました。退団したからといって封印するのも違うなと思いましたし、何より私自身が男役時代の曲が大好きなんです。とはいえ、やはり“新たな一歩”がコンサートのテーマとしてあり、今までとは違う私の一面もお見せしたかったので、その点では選曲のバランスをすごく考えていきましたね。

 

──確かに序盤は懐かしさなどがありつつも、後半には新しさを見せていくという流れになっていますね。

 

望海 《Musical》のコーナーは特にそうですね。例えば、「そばにいて」は以前、『タカラヅカ プレイズ ディズニー』というカバーアルバムで歌わせていただいた曲なので、お客様にとっても馴染みのある歌なんです。ただ、当時は男役として歌ったので、それを今の自分が表現したらどうなるんだろうという思いがありました。それ以外は私にとってチャレンジであり、夢を叶えた曲ばかりですね。『ジキル&ハイド』の「あんな人が」や、『ドリームガールズ』の表題曲、それに『モーツァルト!』の「星から降る金」はいつか歌ってみたいとずっと思っていたんです。

 

(C)梅田芸術劇場

 

──実際に歌ってみていかがでしたか?

 

望海 男役として歌うときと比べ、キーの高さや感情の込め方が異なりますので、最初はやはり戸惑うところもありました。でも、ステージに立って、公演を重ねていくうちに、どんどんと自分のものになっていく感覚があったんです。それに、これらのミュージカル曲を歌ったことで声の表現の幅が広がりましたし、振り返ると、“あの経験があったから、今の自分がある”と思えるほど、成長のきっかけになったように感じています。

 

── いっぽう、《Japan》のコーナーで披露したJ-POPの曲ではいろんな側面が見られて新鮮でした。なかでも「LA・LA・LA LOVE SONG」は女性ボーカルで聴くことで、よりラブソングとしてのテーマ性が強く表現されていたように感じました。

 

望海 そう言っていただけると嬉しいです。最初はどうしても歌声が男性っぽく聴こえてしまっていたので、悦子先生にたくさんご指導いただきました(笑)。また、「月光」は歌だけでなく、G-Rocketsさんによるエアリアルのパフォーマンスも入っていたりと、楽曲の世界観を視覚的にも表現できたのですごくお気に入りの演出になっていますね。「始まりのバラード」は、実は存じ上げない曲だったんです。でも、とっても素敵で、初めてのコンサートで歌う曲としてピッタリだなと思い、本編の最後に披露させていただきました。

 

──そうかと思えば、まさかの「横浜市歌」もあり、一瞬何が始まったのかと驚きました(笑)。

 

望海 そうですよね(笑)。でも、自分のコンサートの横浜公演でこの曲を歌うのが夢だったんです。これをJ- POPのカテゴリーに入れてしまっていいものか悩みどころではありますが(笑)、横浜は私の地元でもありますし、コンダクターの西谷亮さんも横浜のご出身ということで、この機会に歌わせていただきました。

 

──そしてアンコールでは「SUPER VOYAGER!-希望の海へ-」と新曲の「SPERO」を披露!

 

望海 私自身、やはり宝塚歌劇団のショーが大好きでしたので、最後にショーを感じさせる「SUPER VOYAGER!」で皆さんと一緒に盛り上がりたかったんです。また、「SUPER VOYAGER!」のタイトルにある《希望》や《航海》になぞらえ、新たな希望に満ちた冒険を表現した曲として、最後に「SPERO」をお届けしました。

──『SPERO』の制作に関してはどのようなリクエストをされたのでしょう?

 

望海 “希望”であったり、“前に向かって進んでいく”というキーワードだけをお伝えし、あとはお任せでした。作曲の長谷川雅大先生は宝塚時代から大変お世話になっている方で、退団前に開催したコンサート『NOW! ZOOM ME!!』でも曲を作っていただいていたんです。そのときは男役として作曲してくださっていたこともあり、今回の『SPERO』を聴いたときはまるで異なる世界観に驚きつつ、なんて優しさのある曲なんだろうと感動しました。ファンの方に向けたメッセージも込められていますし、この曲を歌うことで私も皆さんと一緒に前に進んでいけると強く思える。本当に素敵な曲をご提供くださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

──こうしてアンコールも含めて全体を振り返ると、当時の望海さんのすべてが詰まったコンサートだったなと感じます。

 

望海 私もそう思います。きっとファンの方も最初は、“どんなコンサートになるんだろう?”と予想できなかったと思うんです。でも、公演を終えたあとにいただいたお手紙などを拝読すると、“これからもついていきたいと思いました”という感想がとても多くて。こちらの想いが伝わっていたんだなと嬉しく思いました。また、この公演にはゲストとして素晴らしいお三方が出てくださり(※ラミン・カリムルー/2021年8月9日〜11日、井上芳雄/10月2・3日、海宝直人/10月4・5日に出演)、今思えば本当に恐ろしいほど怖いもの知らずだったなと感じるほどなんですが(笑)、でもそのゲストをきっかけに私のコンサートを観にきてくださった方もいらっしゃったようで。その意味では、多くの新たな出会いや素敵な関係が作れたステージだったなと感じますね。そして、何よりコンサートを無事に成功させられたのはミュージシャンやスペシャルダンサーの皆さんのお力があってのこと。皆さんのパフォーマンスは映像で見るとより細かく堪能することができますので、ぜひこの放送で卓越した技術を楽しんでいただければと思います。

 

 

望海風斗コンサート「SPERO」

CSホームドラマチャンネルにて放送

放送日時:2023年11月18日(土)午後8時30分〜/11月26日(日)午後6時30分~

※冒頭に望海風斗撮り下ろしインタビュー特典付きで放送!

「望海風斗セレクション」特設ページはこちら https://www.homedrama-ch.com/special/nozomifuto

 

撮影:宮田浩史 取材・文/倉田モトキ 舞台写真:(C)梅田芸術劇場

櫻坂46藤吉夏鈴が『アオハライド Season2』でドラマ初出演!出口夏希演じる双葉のライバル役【コメントあり】

櫻坂46の藤吉夏鈴が、2024年1月19日(金)放送・配信スタートの連続ドラマW-30『アオハライド Season2』(WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド 毎週金曜 午後11時~11時30分)に出演することが決定。コメントが到着した。

連続ドラマW-30『アオハライド Season2』藤吉夏鈴(櫻坂46)

 

原作は、「ストロボ・エッジ」「思い、思われ、ふり、ふられ」などのヒット作を世に送り出した漫画家・咲坂伊緒が、2011年より「別冊マーガレット」にて連載していた作品。

 

主人公たちのひたむきな恋愛模様や爽やかな友情が共感と憧れを呼び、瞬く間に話題を集め、現在までにシリーズ累計発行部数1,300万部を突破(※電子版を含む)。そんな大ヒット作『アオハライド』を、2シーズンで完全実写化する。

 

W主演を務める出口夏希、櫻井海音をはじめ、志田彩良、莉子、新原泰佑、宮里ソル(円神)、曽田陵介、兼近大樹(EXIT)ら、今後ますます活躍が期待されるフレッシュな俳優陣が集結。Season1は2023年9~11月に放送され、2024年1月19日(金)からはSeason2がスタートする。

 

吉岡双葉(出口夏希)と馬渕洸(櫻井海音)は中学の同級生。高校生になって再会した双葉と洸は次第に想いをたぐり寄せ、文化祭の日に急接近する。洸の本当の気持ちを知りたい双葉は、洸に想いを伝えようと決意。 “あと1ミリ”の距離に近づく2人だが、そんな2人の前に、洸のかつての同級生・成海唯(藤吉夏鈴)が現れ…

 

Season2から新たに登場する成海唯は、“洸が長崎に引っ越した際に出会い、彼に想いを寄せる中学時代の同級生”という役どころ。洸の空白の3年間を知る唯の登場により、“あと1ミリ”だった双葉と洸の想いが少しずつ離れてゆく。そして、双葉に急接近する冬馬(曽田陵介)の行動により、双葉は次第に冬馬へと心引かれてしまう。

 

実は、Season1の本予告で後ろ姿、第7話の洸との電話越しの声ですでに唯が登場しており、SNS上で「唯役は誰?」など、話題になっていた。

 

そんな唯を演じる藤吉夏鈴は、本作がドラマ初挑戦。物語の行方を握る役柄について、「“成海唯”が愛されるキャラクターになるといいなと思いながら演じました。初めてのドラマ出演ですし、『アオハライド』は、私にとってのお芝居の原点、スタートになると思います」とコメント。長崎弁での芝居にも注目だ。

 

併せて、TVアニメ『アオハライド』(2014年/TOKYO MXほか)で馬渕洸の声を演じた声優・梶裕貴がナレーションを務める、Season2特報映像も解禁。今回のコラボは、梶が自身の公式Xで今作の連続ドラマ化に関して触れたことがきっかけとなり実現した。『アオハライド』ファンにとって胸が高鳴るコラボとなっている。

 

藤吉のコメント全文は下記に掲載。

 

藤吉夏鈴(成海唯役)コメント

連続ドラマW-30『アオハライド Season2』藤吉夏鈴(櫻坂46)

本格的なドラマ出演は初めてで、今回のお話を聞いたときは「私にできるのかな…」という不安もありましたが、台本を読んで、早く現場に入りたいと楽しみにしていました。原作は読んだことがありましたが、人物の背景にそれぞれの悲しみや苦しみがあって、今の年齢になって改めて読んでみても、面白かったです。

私の母が長崎出身で、幼い頃に少しだけ住んでいたこともあるので、長崎弁も少しはできるかなと思っていたのですが、実際は難しくて…イントネーションも1から練習しました。

演じた成海唯は、洸を手に入れたいと想う意志の強い子です。Season1は双葉と洸の関係がメインで描かれていましたが、Season2は唯が2人の仲をかき乱していきます。Season1から見ている方は、「なんだ、この子は」となると思うのですが(笑)、私は人に対してこれほどまで熱をもって接することがあまりないので、唯を少しうらやましく思っています。愛されるキャラクターになるといいなと思いながら演じました。

初めてのドラマ出演ですし、『アオハライド』は、私にとってのお芝居の原点、スタートになると思います。ぜひ、多くの方にご覧いただきたいです。

 

『アオハライド Season2』特報

 

番組情報

連続ドラマW-30『アオハライド Season2』(全6話)
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2024年1月19日(金)スタート
毎週金曜 午後11時~11時30分
※TVer/FODで最新話見逃し配信

<Season2 キャスト>
出演:出口夏希 櫻井海音
志田彩良 莉子 新原泰佑 宮里ソル(円神)
堀内敬子 野間口徹 板尾創路 比嘉愛未
藤吉夏鈴(櫻坂46) 曽田陵介 兼近大樹(EXIT)

<スタッフ>
原作:咲坂伊緒『アオハライド』(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:桑村さや香
監督:木村真人
音楽:横山克
主題歌:「この雨がやんだら」足立佳奈 feat.竹内唯人(SME Records)
プロデューサー:小林祐介 橋本芙美 関本純一
制作プロダクション:共同テレビジョン
製作著作:WOWOW

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/ao-haru-ride2/

乃木坂46・中西アルノの歌声を黒沢薫&平原綾香が絶賛「アドバイスをものにするスピードが異常に早い」『Spicy Sessions』

ゴスペラーズの黒沢薫がメインMCを務める音楽番組『Spicy Sessions』(TBSチャンネル1)の囲み取材が行われ、黒沢とサブMCの乃木坂46・中西アルノ、初回ゲストの平原綾香が出席した。

『Spicy Sessions』左から)中西アルノ、黒沢薫、平原綾香

 

2002年7月の開局以来、さまざまなアーティストのライブや出演番組を放送してきたTBSチャンネルから“ちょっと刺激的な”音楽番組が誕生。メインMCを務めるのは、音楽への深い愛情と探究心で多くのミュージシャンからリスペクトを受ける、ゴスペラーズの黒沢薫。

 

毎回1組のゲストを迎え、観覧客を前に楽曲の披露や黒沢とのコラボレーション、ルーツをたどるトークをするほか、話の流れでスタジオのバンドメンバーと行う即興のセッションも見どころ。音楽好きの視聴者に向けて、CS放送ならではの遊び心にあふれた空間を届ける。

 

サブMCとして乃木坂46の5期生・中西アルノが出演。グループ屈指の歌唱力と表現力を持つ中西が、ゲストの歌唱披露にコーラスで参加する。黒沢のアドバイスを受けて毎回ソロでも1曲パフォーマンス。番組を通して成長していく姿にも注目だ。毎回、番組終盤には、カレーをこよなく愛する黒沢のお薦め絶品カレーが登場。スパイシーな一皿を楽しみながらのエンディングトークも。

 

初回となる12月16日(月)放送には、12月17日(日)にデビュー20周年を迎える平原綾香がゲスト出演する。

 

◆収録を終えての感想を教えてください。

黒沢:本当に好きなことだけをやっている番組なので、いいのかなというのは正直な感想です。見てもらったら分かると思うのですが、その場で決めていくような番組なので、これが果たしてエンターテイメントになるかというのは、僕も含めて分からなかったですが、客席の反応を見ていると、「これってやっぱり面白いんだ」「俺たちの思っていたことは合ってたんだ」と思えて、すごくうれしかったです。

そして、セッションや歌を歌うのが、本当に好きなので、そういうのを思いっきり振り切れる番組というのはうれしいもんです。リクエストして出演してもらった平原さんとアルノさんが僕の想像を超えて、お2人とも素晴らしかったので、これはいけるぞとリハーサルから感じました。

『Spicy Sessions』中西アルノ

◆中西さんは初のMCに挑戦です。

中西:こんなすてきな番組のレギュラーをいただけたこと、サブMCとしてお手伝いできることが、本当に光栄でうれしく思っています。私も歌だけでなく、音楽そのものが大好きなので、こういった場でたくさん影響を受けて、盗めるところを盗みながら、自分のこれからのスキルアップにつなげていけたらいいなと思っています。

 

◆平原さんは初回ゲストでしたが、収録を終えていかがでしょうか?

平原:この番組の一番いいところは、音楽ファーストであることだと思うんです。私の新曲「からっぽのハート」をフルで歌えたことが実はすごいこと。テレビだとどうしてもテレビサイズになってしまったり、聞いてほしいところが聞いてもらえなかったり、カラオケでやらなきゃいけなかったり、そういうことがある中で、こういう音楽ファーストな番組に出演できて、歌えて、演奏できるって本当にすごいなと。

なので、この番組を立ち上げた方の熱意だったり、音楽を愛する気持ちだったり、このお2人の素晴らしさだったり、そういうものがぎゅっと合わさってひとつのちゃんとした音楽番組が今日、誕生したんだなって思うとすごく胸がいっぱいになりました。番組タイトルが、黒ぽん(黒沢)のカレーがという云々の話だけではなくて、本当にいろんな理由でこういうタイトルになったんだなと納得できるような初回の収録だったと思います。

アルノさんも毎回歌を歌っていくので、音楽に成熟味が増して、いろんな歌を歌っていって、すごく私はワクワクしました。初回なので好き放題させてもらったのですが、#2からはどうなるのかなと今から私もすごくワクワクするので、ずっと見届けていきたい、毎回見たい番組だなと思います。

 

◆中西さんは生バンドを背にソロで歌唱する場面もありましたがいかがでしたか?

中西:そもそもたくさんの人の前で1人で歌うっていう経験もほとんどなくて、その状況で今回こういった経験ができるということが、大きなひとつの経験値になるなと思いつつ、お2人の素晴らしい歌を聞いてしまった後に、私が歌うのは正直ハードルも高いし、お客さんの耳もたぶんこの数時間でもきっと肥えてしまっている状況だったので、どう歌っていこうかなと苦戦していました。実際、生バンドと歌うというのも生まれて初めてのことで。

黒沢&平原:生まれて初めてなんだ!

中西:そうなんです。なので、自分でカラオケの音源で練習していたのですが、それを持ってきて発揮するとなると、やっぱり生バンドとは違うので、そこがちぐはぐになっちゃったりするんです。それが初めての経験だったので、そこはもっとフレキシブルに動けなきゃいけないんだなと今日知ったので、反省点もたくさん見つけたので、次回からの歌唱に生かしたいなと思います。最初こそどうやって入ろう、どのタイミングで行くんだろうと探り探りやっていたのですが、リハーサル含め、本番はもう完全に信頼して、安心して身を任せて歌えるようになったと思います。

 

◆お2人は中西さんの歌声はいかがでしたか?

黒沢:僕は、スカウトした本人なので、絶対いけると思っていたのですが、生バンドで歌うのが初めてだったことを今知って「マジで!?」と。リハーサル、本番を通して、アドバイスをしたことをものにするスピードが異常に早いですし、音程感やニュアンスは別に言うことがあんまりないので、それ以外のところで「バンドと一緒に作るんだよ」ということだったり、「サビは、誰がどう歌っても盛り上がるようにできているから、そんなにサビだからって勢い込まなくて大丈夫なんだよ」といったアドバイスをしました。リハーサルの2回目からものにしていて、本番ではちゃんといい感じでやれていたので、最高の余地ありです。

平原:20歳と聞いて、これからいろんな可能性があると思うのですが、一番大切なのは今。今、表現したいものを表現することが一番だと思うんです。なので、今日人生で初めて生演奏で歌ったということで、きっと2回目からはどんどん変わっていくでしょうし、それが楽しみですし、恵まれていていいなと思いました。私も毎回出たいなと思うぐらいです。

 

◆中西さんをスカウトしたきっかけを教えてください。

黒沢:乃木坂46の5期生のライブにゲストに出させていただいた時、うわさでものすごく歌が上手い子がいるらしいよと聞いていて。実際にそのライブを楽屋のモニターから見ていてたら、実力や声量が「1人だけ違う子がいる」と思って、隣にいたレコード会社の人からアルノさんのことを教えてもらったんです。それで一緒に歌ったりしたら楽しいよなと思ってたところ、この番組の話があって。僕1人だけだと絵的にも弱いし、誰かっていう時に「乃木坂グループから中西さんがいいと思いますよ」と指名しました。

中西:うれしい限りですね。そういったことがきっかけで、こんなすてきな番組に携われていることを幸せに思います。

 

◆視聴者の方にメッセージをお願いします。

黒沢:音楽が立ち上がる瞬間、曲が演奏される瞬間みたいなところのワクワク感が、聞いている方も演奏してる方もこの番組で感じていただけるといいなと思います。音楽って不自由なものですが、すごく自由なものなんだよと番組を見た人が感じてくれたら、すごく幸せです。

 

番組情報

『Spicy Sessions』
TBSチャンネル1
2023年12月16日(月)午後11時~深夜0時
※毎月1回ペースで不定期放送

STU48・今村美月&甲斐心愛&瀧野由美子「ファンの皆さんにも6年間の“思い出”を見つけてほしい」10thシングル「君は何を後悔するのか?」

2017年の結成当初から、STU48を支えてきた瀧野由美子さんの卒業シングルとなる「君は何を後悔するのか?」が、11月15日(水)にリリース。記念すべき10枚目のシングルを通じて、絶対的エースから語られる最後のメッセージとともに、これからのSTU48を支えていく今村美月さんと甲斐心愛さんに、今後の目標を語ってもらいました。

 

 

【今村美月さん&甲斐心愛さん&瀧野由美子さん撮り下ろし写真】

これからも後悔しないよう、未来に向かって生きたい

──瀧野さんの卒業シングルとして、初めて楽曲を聴いたときの感想は?

 

瀧野 歴代の先輩の卒業シングルからしっとりしたバラードになるのか、前向きになれる盛り上げ曲になるのか、いろいろと考えていたのですが、そのどちらでもないSTU48らしいメッセージ性の強い楽曲をいただきました。それがとても嬉しかったです。ただ、私は今まで後悔をしない選択肢を取ってきたし、アイドル人生を充実させてきたと思うので、このタイトルにはちょっと驚きました。

 

瀧野由美子●たきの・ゆみこ…1997年9月24日生まれ。山口県出身。17年よりSTU48一期生として、デビュー曲「暗闇」からの10曲中、8曲でセンターを務めた。11月3日には、広島グリーンアリーナにて卒業コンサートを開催。鉄道好きとしても知られる。公式HPX(旧Twitter)Instagram

 

──今村さんと甲斐さんは、どういう印象を持ちましたか?

 

今村 この楽曲を最初に聴いたとき、ピアノのイントロから始まっていく、誰もが想像しやすいアイドルの楽曲とはだいぶ違う緩急あるリズムやメロディラインが印象的でした。4thシングルの「無謀な夢は覚めることがない」と同じジャンルに入るような楽曲だと思うんですが、ゆみりん(瀧野)のソロパートがうらやましいと思いつつ、今回も激しいリズムに合わせたダンスがあるかもとも思いましたね。歌詞も自分の人生と照らし合わせてみて、共感できるところや気づかされることもありました。

 

甲斐 タイトルと同じ、問いかけるサビがとにかく印象的でした。メンバーのみんなもいろいろ考えたと思うんですけれど、私は今まで生きてきて、自分が後悔したことがなかったことに気づかされました。ひょっとしたら、後悔したら落ち込む性格なので、できるだけ考えないようにしていたのかもしれません。これからも後悔しないよう、未来に向かって生きたいと思いました。

 

今村美月●いまむら・みつき…2000年2月19日生まれ。広島県出身。17年よりSTU48一期生として活動し、20年からは二代目キャプテンとして活躍。「FATALISM ≠ Another story」などの主演舞台にも出演している。X(旧Twitter)Instagram

 

──今回のダンスの特徴について教えてください、

 

瀧野 曲の最初と終わりに、メンバー全員が手を伸ばした先の真ん中に私がいるフォーメーションは、実はデビューシングルの「暗闇」と同じなんです。その話を聞いたときに、「この振りは、3rdシングル『大好きな人』ぽいかも?」とか、これまでのシングルへのオマージュだと感じる振り付けがいくつかありました。そういう意味でも、10枚目という節目に、ファンの方と過ごした6年間を振り返っている気がしています。ファンの皆さんにも、そんな6年間の“思い出”を見つけてほしいです。曲の最後に振り返るタイミングに関しては、これまで感じたさまざまな思いを胸にして感情を込めています。

 

今村 きれいなメロディラインに乗せて、きれいに勢い良く踊りたいと思っていたんですが、振り付けをしてくださったCRE8BOYさんから「余計なことは考えず、感情でぶつかって」と教わったこともあり、できるだけハートでぶつかっていくよう、内から出るものでパフォーマンスするよう心がけています。サビや落ちサビの振りは、キャッチーでまねしやすいので、ファンの皆さんにもやってもらいたいです。

 

甲斐 私なりの振り付けのポイントはスカートを持つところ。冒頭で(瀧野)由美子が歌っている横で、波をイメージしてスカートをひらひらさせるんですが、これがなかなか難しいんですよ(笑)。冒頭で失敗すると、かなりのダメージを受けるので、初披露したときは、緊張で手が震えてしまいました。今ではもう慣れましたが、難しいのは変わりません!

 

ゆみりんが卒業したことを後悔するようなグループにしたい

──今回のMV撮影はどこで、どのようなキャラを演じましたか?

 

瀧野 今回はシングルでは初めて、メンバーそれぞれが瀬戸内7県に分かれて撮影しています。私は出身地でもある山口県だったんですが、朝日と一緒に撮ったり、岩国を走る錦川清流線の駅で撮ったりしました。今回はドラマ仕立てではないですし、キャラ設定みたいなものもないので、等身大の自分で演じました。

 

今村 私は広島県での撮影だったんですが、平和記念公園の川沿いを歩きながら歌っています。あと、みんなと同じく、ちょっとした決意をして走り出すシーンも撮りました。

 

甲斐 私も広島県の撮影だったんですが、宇品港でした。そこは、もともとSTU48の船上劇場が見える思い出深い場所なのですが、そこで夜に物思いにふけて、自販機でコーヒー買うシーンとか、たそがれて歩くシーンとかを撮りました。

 

甲斐心愛●かい・ここあ…2003年11月28日生まれ。広島県出身。17年より、STU48第一期生として活動し、CM「長崎ちゃんめん」出演のほか、ドラマ「叫ばないと生きていけない」では主演を務めた。X(旧Twitter)Instagram

 

──卒業を控えた瀧野さん(取材時)の今後の希望や展望を教えてください。

 

瀧野 卒業するまでは、いろんな方に感謝を伝えながら、恩返しができるような活動をしていきたいです。卒業してからは、今までグループ活動してきた時間を有意義に使って、女優さんを目指していきたいと思います。いろんなことを勉強して、1から頑張っていきたいですし、大好きな鉄道を語るタレントとしてバラエティ番組にも出たいです。また、モデルさんとしても活動したいですし、来年1月にはセカンド写真集も発売されるので、多方面で頑張っていきたいです。

 

──今村さんと甲斐さんは、瀧野さんが卒業したSTU48をどのように引っ張っていきたいですか?

 

今村 結成当初からSTU48の先頭に立って引っ張ってくれた、ゆみりんが卒業することで不安に思うメンバーやファンの方もいると思うんですが、私はゆみりんから約7年学んできたことがたくさんあるので、あまり不安には思っていないんです。三期生も加入したことですし、みんながなんでも言い合えるような関係性にして、ゆみりんを安心させるというか、卒業したことを後悔するようなグループにしたいです!

 

甲斐 お姉ちゃんばっかりの1期生のメンバーと一緒にいると、どうしても妹キャラになってしまいがちなんですけど、もうちょっとお姉さんになって、しっかりあいさつすることや人生経験から説得力あるパフォーマンスができるという、由美子から学んだことを後輩に受け継いでいきたいです。あと、ライブやメディアに出られなかったときに「私、STU48に貢献できているのかな?」という気持ちにもなったんですが、「もっと前に出たい」と思って頑張ったことが、今に結びついているんです。そういう熱い気持ちも忘れないようにしたいです。

 

宮島ロケで買ったメンバーとおそろいのストラップ

──いつも現場に持っていくモノやアイテムについて教えてください。

 

瀧野 私が一番好きな新幹線である「こだま500系」型のモバイルバッテリー「もちてつ」です。スマホを充電している間は、ヘッドライトが点灯するんですよ。ほかの車輛タイプも持っているんですが、常に持ち歩いているのは500系。かわせみのくちばしをモチーフにした先端がかっこいいのに、車体断面が円形に近くてかわいいんですよ! キティちゃんやエヴァンゲリオンともコラボもしているし、なにより私と同い年(1997年)なので、幼なじみみたいな存在なんです。ただ、これを分かってくれるメンバーはいないですね(笑)。でも、ドクターイエローのような珍しい新幹線を見たときに連絡をくれるメンバーはいます!

↑瀧野さんのお気に入りのモバイルバッテリー

 

今村 のどが痛くなるときだけじゃなく、心の支えにもなっている「龍角散ののどすっきり飴」。銀色のパッケージに入った「龍角散」の粉末や、スティックタイプの「龍角散ダイレクト」も使いこなしていますが、ライブのときにはステージドリンクに「のど飴」を3つ入れて、私なりのドリンクを作って飲んでいますね。あとは指輪。メンバーの高雄さやかちゃんと谷口茉妃菜ちゃんに勧められて、初めてオンラインの占いをしたんですが、「アクセサリーをたくさん付けると、もっと輝ける」と言われたんです。それで舞台で演じた役名だったことで好きになったヒナギクの花の形をしたものと、あとは小さい指輪をいくつか買って持ち歩いています。

↑今村さんの必需品、のど飴とアクセサリー

 

甲斐 メイクポーチに付けている2つのストラップです。1つは尾道の烏須井八幡神社の「願い玉」で、ボールボーイ佐竹さんから「広島カープの大瀬良(大地)投手が持っている」という話を聞いたので、カープとコラボのものを買いに行きました。願いが叶ったら神社に返しに行かなきゃいけないんですが、まだ叶っていないので、どんなお願いをしたかは教えません(笑)。もう1つは、この前、みちゅ(今村)と迫(姫華)ちゃんとちほ(石田千穂)と宮島ロケしたときに盛り上がって、おそろいで買ったやつです。人型をしたもみじまんじゅうで、私とみちゅがマッチョバージョン、迫ちゃんが鹿バージョン、ちほが考える人バージョンを選びました!

↑甲斐さんの思い出が詰まったストラップ

 

 

STU48 10th Single「君は何を後悔するのか?」

2023年11月15日(水)発売

●10thシングル 表題楽曲選抜メンバー
石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・沖 侑果・尾崎世里花・甲斐心愛・工藤理子・小島愛子・信濃宙花・高雄さやか・瀧野由美子・中村 舞・福田朱里・吉田彩良・立仙百佳

価格:各¥1,800(税抜価格¥1,636)
形態:MAXI+DVD
[初回限定盤]
応募抽選シリアルナンバー券封入【※CD帯裏にシリアルナンバー記載】
[通常盤]
生写真1種ランダム封入

●収録内容
〈Type A〉
【初回限定盤】品番:KIZM-90787~8
【通常盤】品番:KIZM-787~8

CD 計6曲収録予定
M-1「君は何を後悔するのか?」
M-2「雨とか涙とか」
M-3「愛をもらったこともあげたこともない」
M-4 M-1(off vocal ver.)
M-5 M-2(off vocal ver.)
M-6 M-3(off vocal ver.)

DVD
1.「君は何を後悔するのか?」Music Video

〈Type B〉
【初回限定盤】品番:KIZM-90789~90
【通常盤】品番:KIZM-789~90

CD 計6曲収録予定
M-1「君は何を後悔するのか?」
M-2「楡の木陰の下で」
M-3「愛をもらったこともあげたこともない」
M-4 M-1(off vocal ver.)
M-5 M-2(off vocal ver.)
M-6 M-3(off vocal ver.)

DVD
1.「君は何を後悔するのか?」Music Video

〈劇場盤〉
価格:¥1,250(税抜価格¥1,136)
品番:NMAX-1423

CD 計6曲収録予定
M-1「君は何を後悔するのか?」
M-2「幽体離脱と金縛り」
M-3「愛をもらったこともあげたこともない」
M-4 M-1(off vocal ver.)
M-5 M-2(off vocal ver.)
M-6 M-3(off vocal ver.)

 

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/
STU48公式X(旧Twitter):https://twitter.com/STU48_official_
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撮影/中村 功 取材・文/くれい響

モーニング娘。’23譜久村聖&生田衣梨奈の“ぽんぽんコンビ”が最後のペアグラビア【独占カット】

モーニング娘。’23の譜久村聖・生田衣梨奈が、11月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」12月号のグラビアに登場した。

 

モーニング娘。’23から9期メンバーの譜久村聖と生田衣梨奈が登場。譜久村の卒業直前に“ぽんぽんコンビ”最後のペアグラビアを11ページで。約13年間いつも隣にいた存在…2人の対談にも注目。

 

通常版の表紙は白間美瑠

白間美瑠がNMB48を卒業後、3年ぶりにボムに帰還。26歳になった大人のビキニグラビアを披露。レーシーで愛らしさいっぱいなイエローのランジェリー、黒ビキニTバックの美しいヒップライン、ゆるめのニットから覗くデコルテ、ニットビキニで強調される背中のラインとウエストのくびれと、今の白間美瑠のセクシーさが詰まったグラビアとなっている。

 

通常版の裏表紙は岸みゆ(#ババババンビ)

メジャーデビューを果たし、来年には武道館公演も開催する#ババババンビから、赤色担当、岸みゆがボム水着グラビアに初登場。甘え上手で人懐っこい“ペットのような彼女”がテーマのかわいさあふれるグラビアに。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙・裏表紙&付録ピンナップはSTU48

10枚目のシングル『君は何を後悔するのか?』をリリースするSTU48は21ページの全力特集。石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかの4人は、秋の女子旅を。瀬戸内海に浮かぶ江田島で、足湯にお蕎麦に枕投げと、仲の良さが伝わるスペシャルなグラビアに。

シングル初選抜の信濃宙花・工藤理子は2人で初のペアグラビアを。こちらの女子旅は大久野島へ。いたるところにウサギがいるこの島で大はしゃぎ。

 

【通常版】
表紙:白間美瑠
裏表紙:岸みゆ(#ババババンビ)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
菊地姫奈・志田音々・岸みゆ・豊田ルナ・澄田綾乃・天野きき・吉田莉桜・新谷真由・黒嵜菜々子・小日向ゆか・都丸紗也華・都丸亜華梨・川道さら・蓬莱舞

2)両面ピンナップポスター
※撮影現場の水着ムービーが見られるQRコード付き
白間美瑠

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
裏表紙:信濃宙花・工藤理子(STU48)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
※付録オール水着カレンダーは通常版と同じです

2)両面ピンナップポスター
※撮影風景のムービーが見られるQRコード付き
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

<そのほかのラインナップ>
『SKE48 15th Anniversary Festival 2023』でお披露目されたSKE48 12期研究生11人をどこよりも早くボム独占で撮り下ろし。

12月7日(木)に2冊目の写真集『Good to see Moon』を発売する豊田ルナの写真集先行カット公開。12月16日(土)開催の写真集発売記念イベント情報も。

澄田綾乃は11月25日(土)発売のボム水着別冊『Love Special 2023 #3』の先出未公開カットを。ナース服+白タイツからの白レースビキニは禁断だけど憧れのシチュエーション。

グラビア誌、マンガ誌で人気最高潮の鈴原すずがボム水着グラビアに初登場。18歳のフレッシュさいっぱいのビキニを披露。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、矢崎希菜などインタビューも。

<掲載タレント>
白間美瑠
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
信濃宙花・工藤理子(STU48)
譜久村聖・生田衣梨奈(モーニング娘。’23)
SKE48 12期研究生
岸みゆ(#ババババンビ)
豊田ルナ
澄田綾乃
鈴原すず
木下彩音
井頭愛海
矢崎希菜

「ボム12月号」
特別定価:本体1,091円+税(税込:1,200円)
発売日:2023年11月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK9MBPJ7/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107445440
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14352674

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080021238/

ヒロミ&指原莉乃『恋セワ』タッグがMC!秋元康による企画・監修でテレ朝看板グルメ開発に挑む『キッチンカー大作戦!』

新番組『キッチンカー大作戦!』(テレビ朝日系 毎週金曜 深夜0時15分~0時45分)が、11月24日(金)スタート。MCのヒロミ、指原莉乃よりコメントが到着した。

 

コロナ禍によるテイクアウト需要の拡大により、近年、飲食業界で急増しているのが“キッチンカー”。東京都では、店舗型の飲食店が減少の一途をたどる中、キッチンカーの出店は右肩上がりで増えている。

 

11月24日(金)スタートの『キッチンカー大作戦!』は、そんなキッチンカーに注目した、新タイプのバラエティ。番組に課せられたミッションは、“テレビ朝日を代表する名物”となるような、“看板グルメ”を開発すること。その目的の下、新たなキッチンカーグルメを開発して実際に販売。世の中にどーんと広めていこう、という壮大なプロジェクトが始動する。

『キッチンカー大作戦!』左から)指原莉乃、ヒロミ (c)テレビ朝日

 

企画・監修は、バラエティからドラマまで数々のヒット番組を手掛け、AKB48グループや坂道シリーズをプロデュースし、時代の最先端を手掛けてきた秋元康。

 

プロジェクトを引っ張る番組MCには『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』(テレビ朝日、ABEMA)でもタッグを組んだヒロミ、指原莉乃の名コンビが就任。先日初回収録が行われ、キッチンカーグルメの可能性を感じまくった2人が大興奮のコメントを寄せた。

 

番組では、グルメ業界の最先端を知る食通たちによる“グルメ賢者会議”を開催。会議で出たアイデアを元に、一流シェフに新キッチンカーグルメの開発を依頼。試作や試食を繰り返してメニューを決定し、最終的にキッチンカーで実際に販売する。

 

第1弾のテーマは、“ハンバーグ”。初回はヒロミ、指原、ゲストのYOUが賢者会議の様子を見守っていくのだが、会議に招集されたグルメ賢者たちからは多彩かつ斬新なアイデアが多数飛び出し、大盛り上がり。初回の会議を受けてシェフが試作を重ね、12月1日(金)放送の第2回ではキッチンカーで販売するハンバーグが決定する予定となっている。どんな新形態のハンバーグが生まれるのか。

『キッチンカー大作戦!』左から)指原莉乃、ヒロミ (c)テレビ朝日

 

初回収録を終えたヒロミは、オファーを受けたとき「今、あちこちの街角でキッチンカーを見かけますから、すごく面白いところに目をつけたなと感心しました」と企画の斬新さに膝を打ったことを明かす。指原も「私、キッチンカー大好きなんです。音楽フェスとかイベントに参戦したときの一番の楽しみなのでうれしかったです!」と、新プロジェクトへのワクワク感を打ち明けた。

 

ヒロミはまた、「グルメ賢者たちは、“どんだけアイデア出てくるの!?”っていうぐらい出てくるからスゴイ! これからいろいろなメニューが生まれるんだろうなあ」と期待を語る。

 

そして、「この番組ではテレビの中で作り上げた商品を、誰もがすぐに食べられる! それが新しいなと思います。第1弾のハンバーグは、ぜひ食べてみてほしいな。絶対に皆さんも驚くと思います!」と番組の開発力を自信満々にアピール。

 

指原も「ヒロミさんのおっしゃるとおり、番組で開発したメニューがすぐに味わえるなんて、すごく楽しいと思います。金曜日の深夜にこの番組を見たら、ぜひ土曜日や休日にお出かけして、キッチンカーまで遊びに来てほしいです」と呼びかけている。

ヒロミ、指原によるコメント全文は以下を参照。

 

ヒロミ コメント

今、あちこちの街角でキッチンカーを見かけますから、この企画を聞いたときはすごく面白いところに目をつけたなと感心しました。

グルメ賢者たちは、“どんだけアイデア出てくるの!?”っていうぐらい出てくるからスゴイ! これから彼らのアイデアによって、いろいろなメニューが生まれるんだろうなあ。そして、彼らのアイデアを託されたシェフも、時間をかけて、いろいろ試行錯誤しながら開発してくれています。僕たちが試食して感じたおいしさがどのぐらい皆さんに伝わるのか、ちょっと楽しみ。個人的にはラーメンやつけ麺がテーマとして登場するのがいつになるか、気になりますね!

今までだと、番組でグルメを開発したとしても、だいたいテレビの中だけで完結しちゃっていたと思うんです。でもこの番組ではテレビの中で作り上げた商品を、誰もが実際に試すことができる。キッチンカーが出店している場所に行けば、すぐに食べられるんですから! それが、ちょっと新しいなと思います。

第1弾のテーマであるハンバーグは、なかなかスゴイものが飛び出しますから、ぜひ食べてみてほしいな。絶対に皆さんも驚くと思います!

 

指原莉乃 コメント

私、キッチンカー大好きなんです。音楽フェスとかイベントに参戦したときの一番の楽しみなので、この企画を聞いたときはうれしかったです!

初回収録は、試食でとにかくおなかいっぱいになりました(笑)。ホントに全部が全部おいしくて、おいしいもので満たされたのでうれしかったですね。そして賢者の皆さんのクリエイティビティーには感動しました。ハンバーグ、ぜひ期待してください!

これから私がテーマとして取り上げてほしいのは、ラーメン! もしラーメン回があるなら、私の一番好きな“ラーメンYouTuber”のSUSURUを賢者として召喚してほしいですね。彼は日本中のラーメンを食べ歩いているので、戦力になると思います。

私自身、テレビで見たグルメ、すぐに食べたいなって常々思っていたんです。ヒロミさんのおっしゃるとおり、番組で開発したメニューがすぐに味わえるなんて、すごく楽しいと思います。金曜日の深夜にこの番組を見たら、ぜひ土曜日や休日にお出かけして、キッチンカーまで遊びに来てほしいです。

 

番組情報

新番組『キッチンカー大作戦!』
テレビ朝日 ※関東ローカル
2023年11月24日(金)スタート
毎週金曜 深夜0時15分~0時45分

(c)テレビ朝日

STU48信濃宙花・工藤理子が初のペアグラビアで美素肌披露【独占カット】

STU48の信濃宙花・工藤理子が、11月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」12月号のグラビアに登場した。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙・裏表紙&付録ピンナップはSTU48

10枚目のシングル『君は何を後悔するのか?』をリリースするSTU48は21ページの全力特集。シングル初選抜の信濃宙花・工藤理子は2人で初のペアグラビアを。こちらの女子旅は大久野島へ。いたるところにウサギがいるこの島で大はしゃぎ。

石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかの4人は、秋の女子旅を。瀬戸内海に浮かぶ江田島で、足湯にお蕎麦に枕投げと、仲の良さが伝わるスペシャルなグラビアに。

 

通常版の表紙は白間美瑠

白間美瑠がNMB48を卒業後、3年ぶりにボムに帰還。26歳になった大人のビキニグラビアを披露。レーシーで愛らしさいっぱいなイエローのランジェリー、黒ビキニTバックの美しいヒップライン、ゆるめのニットから覗くデコルテ、ニットビキニで強調される背中のラインとウエストのくびれと、今の白間美瑠のセクシーさが詰まったグラビアとなっている。

 

通常版の裏表紙は岸みゆ(#ババババンビ)

メジャーデビューを果たし、来年には武道館公演も開催する#ババババンビから、赤色担当、岸みゆがボム水着グラビアに初登場。甘え上手で人懐っこい“ペットのような彼女”がテーマのかわいさあふれるグラビアに。

 

【通常版】
表紙:白間美瑠
裏表紙:岸みゆ(#ババババンビ)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
菊地姫奈・志田音々・岸みゆ・豊田ルナ・澄田綾乃・天野きき・吉田莉桜・新谷真由・黒嵜菜々子・小日向ゆか・都丸紗也華・都丸亜華梨・川道さら・蓬莱舞

2)両面ピンナップポスター
※撮影現場の水着ムービーが見られるQRコード付き
白間美瑠

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
裏表紙:信濃宙花・工藤理子(STU48)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
※付録オール水着カレンダーは通常版と同じです

2)両面ピンナップポスター
※撮影風景のムービーが見られるQRコード付き
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

<そのほかのラインナップ>
モーニング娘。’23から9期メンバーの譜久村聖と生田衣梨奈が登場。譜久村の卒業直前に“ぽんぽんコンビ”最後のペアグラビアを11ページで。約13年間いつも隣にいた存在…2人の対談にも注目。

『SKE48 15th Anniversary Festival 2023』でお披露目されたSKE48 12期研究生11人をどこよりも早くボム独占で撮り下ろし。

12月7日(木)に2冊目の写真集『Good to see Moon』を発売する豊田ルナの写真集先行カット公開。12月16日(土)開催の写真集発売記念イベント情報も。

澄田綾乃は11月25日(土)発売のボム水着別冊『Love Special 2023 #3』の先出未公開カットを。ナース服+白タイツからの白レースビキニは禁断だけど憧れのシチュエーション。

グラビア誌、マンガ誌で人気最高潮の鈴原すずがボム水着グラビアに初登場。18歳のフレッシュさいっぱいのビキニを披露。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、矢崎希菜などインタビューも。

<掲載タレント>
白間美瑠
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
信濃宙花・工藤理子(STU48)
譜久村聖・生田衣梨奈(モーニング娘。’23)
SKE48 12期研究生
岸みゆ(#ババババンビ)
豊田ルナ
澄田綾乃
鈴原すず
木下彩音
井頭愛海
矢崎希菜

「ボム12月号」
特別定価:本体1,091円+税(税込:1,200円)
発売日:2023年11月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK9MBPJ7/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107445440
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14352674

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080021238/

上白石萌歌が『めざましテレビ』11月のエンタメプレゼンターに決定「私の原点のような場所なのでご恩を返せたら」

上白石萌歌が朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜 午前5時25分~8時 生放送)で11月のエンタメプレゼンターを務めることが決定し、コメントが到着した。

上白石萌歌

 

上白石は、11月16日(木)、22日(水)、29日(水)の3回出演予定で、6時台のエンタメコーナーをはじめ、「イマドキ」「めざましじゃんけん」、生原稿読みなどを行い、7時台からはMCとして番組終了まで登場。エンタメ担当の軽部真一アナウンサーと共に、さまざまなエンタメニュースを伝えていく。

 

鹿児島県出身の上白石は、10歳の時に史上最年少で第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、12歳でドラマ『分身』(2012年/WOWOW)で俳優デビュー。その後、2016年にキリン「午後の紅茶」のCMで披露した歌声が話題となり、2019年にはadieu名義でアーティスト活動を本格始動。

 

2018年公開の映画「羊と鋼の森」(2018年/東宝)では姉の上白石萌音と映画初共演し、第42回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。細田守監督のアニメーション映画「未来のミライ」(2018年/東宝)では主人公の声を担当、第71回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出され、上白石もプレミア上映に参加した。

 

そのほか映画「子供はわかってあげない」(2021年/日活)、ドラマ『義母と娘のブルース』(2018年/TBS系)、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年/日本テレビ系)、『教場Ⅱ』(2021年/フジテレビ系)、連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年/NHK)、『警視庁アウトサイダー』(2023年/テレビ朝日系)、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(2023年/TBS系)など、数々の話題作に出演。現在放送中のドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時)では、シンガーソングライターの月見英子役で歌う劇中歌に多くの反響が寄せられている。

 

人生で初めて生出演したテレビ番組が『めざましテレビ』だったという上白石は、「私の原点のような場所が『めざましテレビ』なので、こうやって大人になってまた出演させていただいて、ご恩を返せたらいいなという気持ち。精いっぱい務めたい」と語っている。コメント全文は以下を参照。

 

上白石萌歌 コメント

◆エンタメプレゼンター就任を初めて聞いたときの感想は?

「私に務まるのかなあという思いがすごくありました。『めざましテレビ』さんにはとてもご縁がありまして、そもそも軽部さんとすごくご縁があります。それは、私がこの世界に入るきっかけになった東宝シンデレラオーディションの授賞式の翌日に『めざましテレビ』の生出演があったので、私の原点のような場所なんです。こうやって大人になってまた出演させていただいて、ご恩を返せたらいいなという気持ちがあるので、精いっぱい務めたいなと思っています。

 

◆当時は小学5年生でしたね?

小学5年生でした(笑)。なんか訳も分からず一晩過ごして、次の日早起きしてフジテレビに入って、訳も分からず衣装を着させてもらって、訳も分からず軽部さんにお会いして、みたいな、本当に右も左も分からない状態でしたので、逆に緊張しなかったです…。分からないって緊張しないんですね。今回の方が逆に緊張するかもしれないです(笑)。

 

◆今回は「エンタメキャスター」としての出演なので、原稿の生読みもありますが、自信のほどは?

私、音読がすごく下手だったんですよ。小学校の国語の時間の音読がすごく苦手で、不安で…。すごくシャイだったし、前の子がここまで読むから私はここからかな?ってひたすら確認してやるという、けっこう緊張に弱いタイプだったので、生読みは心配ですね(笑)。

 

◆エンタメコーナーを一緒に務める軽部アナウンサーの印象は?

お会いするとすごくいい“気”をもらえるというか、歩くパワースポットみたいな感じがあるなって(笑)。お目にかかるだけですごく癒やしとか、何かいいことありそうな予感をもらえる方だと思っています。そして、10代の頃から知っていただいているので、勝手にお父さんのように思っていまして、私がもし生放送中に失敗してしまっても、軽部さんの方をちらっと見たら大丈夫かな?と思っています(笑)。

 

◆『めざましテレビ』の印象は?

“きょうのわんこ”とか絶対見ちゃいますし、占いの時最下位になっても“ごめんなさい~”って終わるし、朝からすごく癒やしをくれる番組だなって思っています。全てが明るくて、色で言うとオレンジなイメージ。『めざましテレビ』を見たら雨の日でも明るい気持ちで外に出られる、朝からいいビタミンをもらっている感じです!

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

皆さん、早起きは得意ですか?私はあまり得意ではないので、一緒に早起きしていい一日を過ごしましょう!

 

チーフプロデューサー・高橋龍平(フジテレビ 情報制作センター)コメント

初めて『めざましテレビ』にお越しいただいたのは小学5年生の時。生放送のスタジオで初々しくも堂々と自己紹介する姿が印象的でした。あれから12年…、俳優・アーティストとして大活躍の萌歌さんが、このたびエンタメプレゼンターとして戻ってきてくださり、本当に感慨深いです。『めざましテレビ』はホームですので、安心して生プレゼンしていただきたいと思います。それでも旧知の仲ですので、多少のムチャブリはあるかもしれません。普段は見られない萌歌さんの素顔がきっと見られるはず!どうかご期待ください。

 

番組情報

『めざましテレビ』
フジテレビ系
毎週月曜~金曜 午前5時25分~8時 生放送

※上白石萌歌の生出演は11月16日(木)、22日(水)、29日(水)の予定

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/meza/
公式Twitter:@cx_mezamashi
公式Facebook:@cx.mezamashi
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公式LINE:@mezamashiline
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCrrsHarrLoiLTqu1LHxDJpw
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(c)フジテレビ

STU48 瀧野由美子 卒業コンサートで完全燃焼「私のアイドル人生、何も後悔はないです!」

瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48のセンター瀧野由美子の卒業コンサートが11月3日(金・祝)に広島グリーンアリーナで開催された。以下、レポートを掲載する。

©STU

 

STU48初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」でセンターを務めて以降、全シングルで選抜メンバー入り、累計8作でセンターを務め、STU48を支え続けた絶対的エース・瀧野由美子。7月29日(土)に神戸で行われた“STU48 全国ツアー2023”の初日のステージで卒業を発表した彼女が、この日の広島グリーンアリーナで卒業コンサートを迎えた。

 

冒頭で瀧野は「今日はきっと本当に、あっという間に終わってしまうのではないかなと思うので、1分1秒も見逃さないように、みなさんとこの時間を楽しめたらいいなと思います!」と意気込みを。瀧野も構成に携わったセットリストで、王道のSTU48ナンバーや瀧野が選抜として参加したAKB48の楽曲など思い出の深い楽曲や、期別やユニットに分かれてさまざまなメンバーとのパフォーマンスを披露していく。

 

11月15日(水)にリリースする10thシングル『君は何を後悔するのか?』Type Aのカップリングとして収録された、1期生だけの楽曲「雨とか涙とか」も初披露。この日のために準備された新衣装をまとっての初披露に、福田朱里は「私たち1期生、7年目にしてやっとオリジナル曲をいただくことができました!本当にうれしいです!!」と、念願である瀧野との1期生楽曲初披露を喜んだ。

 

2部の本編最後、客席が水色のペンライトの光に染まる中、瀧野が「次に披露する曲は、私の卒業シングルとして頂いた、私の参加する最後の表題曲です。新しく進む私の、そして私たちの背中を押してくれる楽曲です」とコメントすると、10thシングル表題曲「君は何を後悔するのか?」を披露。後悔を振り返りつつ、歩んできた道に思いを馳せながら、新しい道を進む決意を歌った楽曲であり、STU48らしいメッセージ性の強い卒業ソングを力強くパフォーマンスした。

 

迎えたアンコールでは、瀧野がドレス姿で登場し「これから歌わせていただく曲は、STU48がいただいた初めてのオリジナル曲で、私が初めてセンターをさせていただいた楽曲です。私のアイドル人生はこの楽曲からスタートしました。皆さん本当に7年間あたたかい応援ありがとうございました」と感謝を込めて、自身の原点でもある「瀬戸内の声」をパフォーマンス。

 

同期で卒業生の大谷満理奈、榊 美優、佐野 遥、塩井日奈子、新谷野々花、張 織慧、三島遥香、藤原あずさ、森 果穂、矢野帆夏も登場し、瀧野は「1期生は私のかけがえのない同期なので、今日は来てくれて本当にうれしいです!本当にありがとう!」と笑顔を見せた。

 

ラストの楽曲は、瀧野が「これから、私はSTU48とは別の道を歩みますが、私の夢と、そして、このグループの夢がかないますように!心を込めて歌います」とコメントすると、STU48のライブ定番曲「夢力」を披露。最後にステージ中央に1人で立った瀧野は「私は今後の人生も、ここで見た景色を一生忘れません!約7年間、本当にあたたかい応援ありがとうございました。私のアイドル人生、何も後悔はないです!!」と感謝を伝え、幕を閉じた。

 

1部と2部合計29曲を完走し、清々しい表情を見せた瀧野。来年1月11日(木)に2nd写真集の発売も控える。これから2ndステージに立つ、瀧野由美子の今後にも注目だ。瀧野からの卒業コメントは、以下に掲載。

 

瀧野由美子 卒業コメント

今回は、卒業コンサートを2部制でやらせていただけるということで、ドレスを2着用意して頂きました。そして2部で着ているドレスはファンの皆さんからいただいたものです。ありがとうございます!

 

私は7年前、アイドルのオーディションを初めて受けました。それまではオーディションなんて受けたことなかったし、アイドルになりたいなと憧れていた時期もあったのですが、「来世でなろうかな」と、あまり現実的には捉えていませんでした。そんな中、2017年、瀬戸内に48グループができました。今までアイドルという存在を自分事として考えたことがなかったのですが、瀬戸内の48グループ“STU48”と聞いたときに「これが最初で最後のオーディションだ」と思って受けることにしました。

 

でも、ギリギリまで悩んで、「もし、うまくいかなかったらどうしよう。もし、苦しいことばかりだったらどうしよう」いろんなことを考えて、それでもアイドルに挑戦してみたいなと思って締切の最終日の夜に書類を提出しました。みなさんのおかげで、今世でアイドルになることができました!

 

この2部のセットリストは、いろいろな楽曲を披露させていただいたのですが、STU48の楽曲はすべて私がセンターをさせていただいた曲でセットリストを組んでもらいました。STU48に入って、いろんな経験をさせていただきましたが、入った当時の自分に伝えたいことは、「絶対にオーディション受けてよかったよ」と言ってあげたいし、ギリギリまで悩んだのに一歩踏み出した自分に拍手を送りたいです。

 

公演概要

「STU48瀧野由美子卒業コンサート」

2023年11月3日(金・祝)広島県・広島グリーンアリーナ ※1部/2部制

 

出演メンバー:石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・甲斐心愛・瀧野由美子・谷口茉妃菜・兵頭 葵・福田朱里・峯吉愛梨沙・森下舞羽(1期生)/ 沖 侑果・信濃宙花・中村 舞(ドラフト3期生)/ 池田裕楽・内海里音・尾崎世里花 ・川又あん奈・川又優菜・工藤理子・小島愛子・迫 姫華・清水紗良・鈴木彩夏・高雄さやか・原田清花・宗雪里香・吉田彩良・立仙百佳・渡辺菜月(2期生)/ 岡田あずみ・岡村梨央・久留島優果・諸葛望愛(2.5期研究生)/ 新井梨杏・石原侑奈・井出 叶・岩﨑春望・奥田唯菜・梶原未羽・壁島結華・北澤 苺・清水りさ子・曽川咲葵・長谷川乃彩・濵田 響・藤井里詠・森末妃奈(3期研究生)

 

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STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

 

©STU

STU48石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかが秋の女子旅で仲良しショット【独占カット】

STU48の石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかが、11月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」12月号のTSUTAYAほか店舗限定版表紙&グラビアに登場した。

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙・裏表紙&付録ピンナップはSTU48

10枚目のシングル『君は何を後悔するのか?』をリリースするSTU48は21ページの全力特集。石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかの4人は、秋の女子旅を。瀬戸内海に浮かぶ江田島で、足湯にお蕎麦に枕投げと、仲の良さが伝わるスペシャルなグラビアに。

 

シングル初選抜の信濃宙花・工藤理子は2人で初のペアグラビアを。こちらの女子旅は大久野島へ。いたるところにウサギがいるこの島で大はしゃぎ。

 

通常版の表紙は白間美瑠

白間美瑠がNMB48を卒業後、3年ぶりにボムに帰還。26歳になった大人のビキニグラビアを披露。レーシーで愛らしさいっぱいなイエローのランジェリー、黒ビキニTバックの美しいヒップライン、ゆるめのニットから覗くデコルテ、ニットビキニで強調される背中のラインとウエストのくびれと、今の白間美瑠のセクシーさが詰まったグラビアとなっている。

 

通常版の裏表紙は岸みゆ(#ババババンビ)

メジャーデビューを果たし、来年には武道館公演も開催する#ババババンビから、赤色担当、岸みゆがボム水着グラビアに初登場。甘え上手で人懐っこい“ペットのような彼女”がテーマのかわいさあふれるグラビアに。

 

【通常版】

表紙:白間美瑠

裏表紙:岸みゆ(#ババババンビ)

 

<W付録>

1)別冊小冊子 総勢14人登場

オール水着カレンダー

菊地姫奈・志田音々・岸みゆ・豊田ルナ・澄田綾乃・天野きき・吉田莉桜・新谷真由・黒嵜菜々子・小日向ゆか・都丸紗也華・都丸亜華梨・川道さら・蓬莱舞

 

2)両面ピンナップポスター

※撮影現場の水着ムービーが見られるQRコード付き

白間美瑠

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

裏表紙:信濃宙花・工藤理子(STU48)

 

<W付録>

1)別冊小冊子 総勢14人登場

オール水着カレンダー

※付録オール水着カレンダーは通常版と同じです

 

2)両面ピンナップポスター

※撮影風景のムービーが見られるQRコード付き

石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

 

<そのほかのラインナップ>

モーニング娘。’23から9期メンバーの譜久村聖と生田衣梨奈が登場。譜久村の卒業直前に“ぽんぽんコンビ”最後のペアグラビアを11ページで。約13年間いつも隣にいた存在…2人の対談にも注目。

 

『SKE48 15th Anniversary Festival 2023』でお披露目されたSKE48 12期研究生11人をどこよりも早くボム独占で撮り下ろし。

 

12月7日(木)に2冊目の写真集『Good to see Moon』を発売する豊田ルナの写真集先行カット公開。12月16日(土)開催の写真集発売記念イベント情報も。

 

澄田綾乃は11月25日(土)発売のボム水着別冊『Love Special 2023 #3』の先出未公開カットを。ナース服+白タイツからの白レースビキニは禁断だけど憧れのシチュエーション。

 

グラビア誌、マンガ誌で人気最高潮の鈴原すずがボム水着グラビアに初登場。18歳のフレッシュさいっぱいのビキニを披露。

 

そのほか、木下彩音、井頭愛海、矢崎希菜などインタビューも。

 

<掲載タレント>

白間美瑠

石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

信濃宙花・工藤理子(STU48)

譜久村聖・生田衣梨奈(モーニング娘。’23)

SKE48 12期研究生

岸みゆ(#ババババンビ)

豊田ルナ

澄田綾乃

鈴原すず

木下彩音

井頭愛海

矢崎希菜

 

「ボム12月号」

特別定価:本体1,091円+税(税込:1,200円)

発売日:2023年11月9日(木)

判型:AB判 電子版:なし

ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

 

【購入はコチラ】

<通常版>

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK9MBPJ7/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107445440

HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14352674

 

<限定版>

TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080021238/

さとうほなみインタビュー「夢は一人芝居。自分の心が動くものに出会えてきた経歴を信じて、本当に楽しいと思えることを続けていきたい」

人気バンド・ゲスの極み乙女のドラマー、ほな・いこかとしてだけでなく、この頃は数多くのドラマや映画に出演し、女優としても躍進を遂げるさとうほなみさん。11月10日(金)にはヒロインを演じた映画「花腐し」の公開と主演舞台「剥愛」の開幕も控えている。TV LIFE webでは両作の見どころはもちろん、今後の展望などについても聞いた。

さとうほなみ

 

◆さまざまな作品にひっぱりだこのさとうさんですが、11月10日からは舞台「剥愛」が開幕します。最初にオファーを受けた時の気持ちを教えてください。

まず山田佳奈さんというお名前を拝見した瞬間“ついに佳奈様が来てしまったーー!”と思わず興奮してしまいました(笑)。もともと本作の脚本・演出をされている山田佳奈さんの作品が好きで、中でも『タイトル、拒絶』という作品にとても衝撃を受けたんです。いつか私もご一緒できたらいいなとずっと思っていたので、お話をいただいたときは率直にうれしかったですね。

 

◆脚本を読まれたときはどんな感想を抱かれましたか?

私が演じさせていただく菜月という人物の置かれている環境であったり、家族との関係性であったり…心を動かされる情報がすごく多かったです。菜月を演じることが女優としての次へのステップになるというよりは、今自分の中にある“何か”に終止符を打つ機会になるんじゃないかと思いました。

 

◆本作は剥製を題材にした日常とかけ離れた物語となっていますが、そこに関してはどのように受け止められましたか?

私にとっても剥製というのが身近なものではなくて。皮を剥いで、肉を抜いて、そこに別のものを詰めて生きているように見せるという行程は自分の頭の中でも動画のように再生できない状況なんです。しかも、家族の関係性がとても歪で。田舎で剥製を営むこだわりの強い父(吉見一豊)と、全てを投げ捨てて出て行ったはずなのに、新しく構築したものがなくなってしまったがゆえに、そこに戻ってくるしかなくなってしまった長女の菜月、さらに出て行ってしまった母や姉に代わって、自分を犠牲にしながら父の面倒を見ていた次女のしおり(瀬戸さおり)…と、各々が家族を大切にしてはいるんです。でもその大切というのは言葉通りの大切という意味ではなく、いろんなことに対して見て見ぬふりをしてきたという意味もあるように思えて。以前佳奈さんが「沈殿物というのは掻きまわす人がいないと沈殿したままなんだ」とおっしゃっていたのですが、沈殿して上澄みだけが少し濁ったまま生きてきたものに対して、掻き回す人が戻ってきたことで、これまで醜いものや卑しいものを感じずに生きてきたのに、一気に掻き乱されて、全員が避けてきたものを直視しなければならなくなってしまう。そして、歪なものがより歪なものに変化していくという。そういった意味でも、私を含めて今回出演されるキャストの方たちは、全員がしんどい作業を行う羽目になると思います(笑)。

 

◆菜月という役柄とご自身の共通点や共感できるところはありますか?

似ていると感じるところは多かったです。家族の中でも菜月だけはやりたいことに対して直観で動く部分があって。感情のままに行動してしまう猪突猛進的なところや姉妹の関係性が似ていると思いました。私も5歳年下の妹がいるのですが、反面教師で姉のすることは全てしたくないというような思春期を過ごしていたんです。もちろん私が悪い部分もたくさんあるのですが、妹は何も見聞きせず心を閉ざしてしまって。今はもう一緒に出掛けたりするぐらいすごく仲がいいんですけど、ずっと解決しないまま、忌み嫌ったという情報だけ自分たちの中に残したまま成長しちゃった二人なんだろうなって思いました。だから、しおりと菜月がぎこちない感じなのもすごく分かりますし。きっとどの家族も他人には分からない何かを抱えているんじゃないかと思うので、今回の「剥愛」に関しては、全く同じじゃなくてもどこかしらに共感していただける部分があるんじゃないかなと思います。

 

◆舞台という生ものだからこその面白さはどんなところに感じますか?

これはもうライブ感に尽きますね。今回は15公演あるのですが、基本的な内容は同じでも、15回全て違うものになると思うんです。逆に全く同じものはできないという。その時々の空気感であったり、お客さんの層であったり、何が起こるのか分からないのが舞台だったりするので、その分怖いけど楽しいですね。

 

◆ちなみにライブでステージに立つときとは、心構えや感じ方は違いますか?

ライブというのはお客さん巻き込み型といいますか。全力で音を届けて、カッコいい自分たちを全面に押し出して、お客さんと一体化するのを楽しむのですが、舞台、特に今回の「剥愛」に関しては正反対ですね。お客さんは見たくないところも見なくちゃいけないというのが大きな違いだと思います。でも、ライブ感というところはどちらにも共通しているなと思います。

 

◆また同日からは映画「花腐し」も公開されますが、「剥愛」といい、本作もインパクトのあるタイトルですね。

そうなんですよね。しかも、同時期とは偶然にしても驚きました。

 

◆「花腐し」は二人の男性と一人の女性が織り成す、切なくも純粋な愛の物語です。

私が演じる女優・祥子が冒頭亡くなってしまうところから物語が始まります。自分の目線からいうと、その後、祥子を取り巻いていた男性が偶然出会って、昔話をしているうちに、同じ女性(祥子)を愛していたことに気づくんです。この作品では20歳から33歳ぐらいまでを演じたのですが、二人との時間が流れている中で、祥子は女性としての身体の変化を感じていくんです。一つひとつのシーンにちょっとした意味合いがあって、雨(のシーン)もその一つだったりするのですが、とても湿度の高い作品になっています。

 

◆現代をモノクロ、過去をカラーとして映し出されていたのが斬新で、独特な世界観が演出されているなと思ったのですが、さとうさん自身はご覧になられていかがでしたか?

作中にもあるのですが、監督が大滝詠一さんの「君は天然色」という楽曲の「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」という歌詞にインスパイアされて、思い出(過去のシーン)に色をつけたそうなんです。現代というのは過去の自分よりも腐ってしまっているというか、過去の思い出って美化されたりする部分もあるじゃないですか? だから、すごく色があるように見えるんですよね。でも「花腐し」に関しては、自分の不甲斐なさもちゃんと映し出されていて。何かがこのときから腐り始めてきたんだなって気づかされる部分もあり、こちらもまた見ていて心がえぐられる作品だと思います。

 

◆特に印象的なシーンや撮影時のエピソードがあれば教えてください。

綾野剛さん演じる栩谷と祥子が出会うシーンですね。私の中ではそこが一番「花腐し」だなと思っていて。柄本佑さんと綾野さんのシーンも、腐りゆく人の心情みたいなものが二人でしゃべっているからこそ出ていてすごく印象的ではあるんですけど。やっぱり自分が出演させていただいているというのと、今後の二人の関係性を示すすごく重要なものが出てきたりして“花腐し”という言葉の意味を感じられるという意味でも特に印象に残っています。

 

◆重々しいシーンが続いたかと思いますが、現場の雰囲気はどうでしたか?

既にチームとして固まっている中に入らせていただいたのですが、綾野さんが率先して引っ張っていってくださって。精神的にはしんどい部分もありましたけど(笑)、とても居心地のいいチームでした。

 

◆舞台の開幕や映画の公開を控え、女優としてますます活動の幅を広げているさとうさん。今後演じてみたい役柄や出演したい作品、女優としての展望について教えてください。

すーーーーーーーーーーーーっごく難しいと思うのですが、一人芝居をやってみたいんです。もちろんたくさんの共演者の方やスタッフさんのおかげで、初めて一つの作品が成立するのだと思いますし、一つひとつの出会いにとても感謝しているんですけど、いつか挑戦してみたいですね。そこに到達するまでにはとてつもなく長い道のりがあるとも思うし、すーーーーーーーーーーーーっごい難しいと思うのですが(笑)、ぜひ実現させたいです。

 

◆ちなみに一人芝居をするとしたら、具体的にどんなストーリーをやりたいですか?

うーん…それはこれから探します(笑)。これまで自分の心が動くものに出会えてきた経歴を信じて、今後も本当に楽しいと思えることを続けていきたいですし、何よりもいっぱいお芝居をしたいです。

 

PROFILE

●さとうほなみ…1989年8月22日生まれ。東京都出身。最近の主な出演作はドラマ『あなたがしてくれなくても』『彼女たちの犯罪』、映画「銀平町シネマブルース」「次元大介」など。

 

公演情報

舞台「□字ック第十五回本公演『剥愛』」

2023年11月10日(金)~ 11月19日(日)

東京・シアタートラム

公式HP:https://setagaya-pt.jp/stage/9100/

 

作品情報

映画「花腐し」

2023年11月10日(金)公開

公式HP:hanakutashi.com

 

●photo/小澤正朗 text/星野彩乃

#ババババンビ・岸みゆがランジェリー姿でしなやか美ボディ披露【独占カット】

岸みゆ(#ババババンビ)が、11月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」12月号の通常版裏表紙&グラビアに登場した。

通常版の裏表紙は岸みゆ(#ババババンビ)

メジャーデビューを果たし、来年には武道館公演も開催する#ババババンビから、赤色担当、岸みゆがボム水着グラビアに初登場。甘え上手で人懐っこい“ペットのような彼女”がテーマのかわいさあふれるグラビアに。

 

通常版の表紙は白間美瑠

白間美瑠がNMB48を卒業後、3年ぶりにボムに帰還。26歳になった大人のビキニグラビアを披露。レーシーで愛らしさいっぱいなイエローのランジェリー、黒ビキニTバックの美しいヒップライン、ゆるめのニットから覗くデコルテ、ニットビキニで強調される背中のラインとウエストのくびれと、今の白間美瑠のセクシーさが詰まったグラビアとなっている。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙・裏表紙&付録ピンナップはSTU48

10枚目のシングル『君は何を後悔するのか?』をリリースするSTU48は21ページの全力特集。石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかの4人は、秋の女子旅を。瀬戸内海に浮かぶ江田島で、足湯にお蕎麦に枕投げと、仲の良さが伝わるスペシャルなグラビアに。

 

シングル初選抜の信濃宙花・工藤理子は2人で初のペアグラビアを。こちらの女子旅は大久野島へ。いたるところにウサギがいるこの島で大はしゃぎ。

 

【通常版】

表紙:白間美瑠

裏表紙:岸みゆ(#ババババンビ)

 

<W付録>

1)別冊小冊子 総勢14人登場

オール水着カレンダー

菊地姫奈・志田音々・岸みゆ・豊田ルナ・澄田綾乃・天野きき・吉田莉桜・新谷真由・黒嵜菜々子・小日向ゆか・都丸紗也華・都丸亜華梨・川道さら・蓬莱舞

 

2)両面ピンナップポスター

※撮影現場の水着ムービーが見られるQRコード付き

白間美瑠

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

裏表紙:信濃宙花・工藤理子(STU48)

 

<W付録>

1)別冊小冊子 総勢14人登場

オール水着カレンダー

※付録オール水着カレンダーは通常版と同じです

 

2)両面ピンナップポスター

※撮影風景のムービーが見られるQRコード付き

石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

 

<そのほかのラインナップ>

モーニング娘。’23から9期メンバーの譜久村聖と生田衣梨奈が登場。譜久村の卒業直前に“ぽんぽんコンビ”最後のペアグラビアを11ページで。約13年間いつも隣にいた存在…2人の対談にも注目。

 

『SKE48 15th Anniversary Festival 2023』でお披露目されたSKE48 12期研究生11人をどこよりも早くボム独占で撮り下ろし。

 

12月7日(木)に2冊目の写真集『Good to see Moon』を発売する豊田ルナの写真集先行カット公開。12月16日(土)開催の写真集発売記念イベント情報も。

 

澄田綾乃は11月25日(土)発売のボム水着別冊『Love Special 2023 #3』の先出未公開カットを。ナース服+白タイツからの白レースビキニは禁断だけど憧れのシチュエーション。

 

グラビア誌、マンガ誌で人気最高潮の鈴原すずがボム水着グラビアに初登場。18歳のフレッシュさいっぱいのビキニを披露。

 

そのほか、木下彩音、井頭愛海、矢崎希菜などインタビューも。

 

<掲載タレント>

白間美瑠

石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

信濃宙花・工藤理子(STU48)

譜久村聖・生田衣梨奈(モーニング娘。’23)

SKE48 12期研究生

岸みゆ(#ババババンビ)

豊田ルナ

澄田綾乃

鈴原すず

木下彩音

井頭愛海

矢崎希菜

 

「ボム12月号」

特別定価:本体1,091円+税(税込:1,200円)

発売日:2023年11月9日(木)

判型:AB判 電子版:なし

ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

 

【購入はコチラ】

<通常版>

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK9MBPJ7/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107445440

HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14352674

 

<限定版>

TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080021238/

「これは“もう一人の自分”が綴っている言葉なんです」キャイ~ン・ウド鈴木が自身で書き溜めた短歌を書籍化「ウドの31音」

お笑いコンビ・キャイ~ンのウド鈴木が、短歌集『ウドの31音』(飯塚書店)を発売した。何年もの間、X(旧Twitter)で投稿をし続けた自作の短歌をまとめた一冊で、4月に発売されて以降、各所で話題になり「あのウドちゃんが短歌!?」と驚くお笑いファンも多い。今回は、念願であった書籍化について、その思いを聞いた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

ウド鈴木●うど・すずき…1970年1月19日生まれ。山形県出身。天野ひろゆきとコンビを組むキャイ~ンではボケを担当。X(旧Twitter)

【ウド鈴木さん撮り下ろし写真】

言いたいことが多すぎて…「短歌というルールがあれば、伝えられるんじゃなかって」

──今年4月に短歌集を発売するまで、長い間、X(旧Twitter)で短歌の投稿を続けていらっしゃいました。初めに投稿を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

 

ウド そもそもなんですけど、僕がX(旧Twitter)を始めたのは、当時放送されていたバラエティ番組「リンカーン」(TBS系)の企画からだったんです。特にこれを伝えたいって強い意志があって始めたわけでもなかったので、何も考えず頭の中に浮かんだことをふんわり綴って行って、108投稿目で一旦辞めたんです。

 

──煩悩の数で辞めたんですね。

 

ウド はい。それで3年以上経ってから、今度は自分の考えや思うことを発信してみようかなと思い立った時期が来た。明確な意思がありましたね。そこでまた、投稿を再開したのですが、今度は文字数の問題が……。

──140字という制限がありますもんね。

 

ウド 自分の思ったことを投稿しようとすると、すぐ文字数がパンパンになっちゃうんですよ……。僕、昔からそうで、番組のアンケートなんかも回答欄のカッコから、いつも文字が溢れちゃう。仕方ないから、余白部分に縦で書いたりしてたら、昔はファックスで返信していたから、全部答えが切れちゃったりして!

 

──あははは。伝えたいことが多すぎるというか。

 

ウド そうなんです。天野(ひろゆき)くんは、簡潔に分かりやすく書くのがうまくて、同じアンケートを書いても2行とかで終わっている。でも、その一言で天野くんの文章は面白い。僕の方はと言うと、面白い要点まで行きつかず寄り道ばかり。そこで、この癖をどうにかしようと思って、文章を端的にするために、ある一定のルールを決めようと思い立った。それが短歌だったんです!

 

──なるほど。文字数を制限するためだったんですね。

 

ウド はい。短歌は五七五七七の31文字。俳句や川柳だと五七五だから、ちょっと短いな……というのもあって、短歌の文字数がぴったりちょうど良かった。31文字という枠組みを決めておけば、言いたいことをまとめられるんじゃないかと考えたんです。

 

天野くんに「もう1人のウドちゃんの言葉だねと言われました

──短歌を投稿し始めて、周りの方の反応はいかがでしたか。

 

ウド 最初は全然(笑)。特に何も言われなかったですよ。ただその後、ツイートを見てくださる皆さんから、「ウドちゃんいいこと言うね」とか「私もそう思う」など、だんだんコメントを頂けるようになりました。

実は僕の短歌は、誰かに強いメッセージを込めて放っていた言葉じゃなくて、自分自身に向けて発している言葉が多かったんです。なので、見てくださっていた方々も初めは戸惑っていた部分があったのではないか、とは思います。

 

──なるほど。ご自身だけに言い聞かせているような言葉が多かったから、ということでしょうか。

 

ウド そうです。自分が言われたいようなことを綴っている、自分が元気になったり、自分の胸がほっこりしたりすることを書くようになっていたんですよね。それは、たぶん“もう一人の自分”がいて、僕を励ましてくれているんです。実際、天野くんにも「もう1人のウドちゃんの言葉だね。普段の仕事では表現できないことが、短歌に表れているんだね」と言われました。

 

──自分自身への言葉が多い理由は何なのでしょうか。

 

ウド 僕は人生で、何か大きなことを成し遂げたという経験がほとんどない、と根底では考えているんです。小さい頃から甘えん坊ですし、自分の甘えた部分を見ないふりをして生きてきた人間だと思っていて、途中で投げ出したり、やり遂げられなかったり、たくさん失敗をしてきました。

ただ、そこでさらに自分を責め立てて、自分を追い込むと余計悲しくなって、悪い方向に進んで居場所がなくなってしまう。それが分かっているので、ダメな僕でも認めてあげて心の拠り所になるようにと“もう一人の自分”が励まし始めたんだと思います。もう十分周りの皆さんには甘えさせて頂いてはいるんですけど…(笑)。

 

──そうなんですね。実際に、ポジティブな言葉が多くて素敵だなと感じていました。

 

ウド 僕自身に向けた私的な言葉ではあるんですが、見てくださる人が 僕と同じように自分に対してそう思ってもらえればいいな、とは思っています。

 

中学生の時のある失敗で…「幸せになるための方法に気づいたんですよ」

──子どもの頃や学生時代から文章を書くのは得意だったんですか。

 

ウド いや、全くでしたね。読書感想文でも、ほとんどあらすじになっちゃって、自分の感想は書けず、てんで駄目でした。卒業文集で書いたのも一言だけで、それは俳句でした。「大晦日 賽銭箱に 手を伸ばす」って詠んで。

 

──あははは! その頃から五七五のリズムはお好きだったんでしょうかね。でも、それはどういった意味で?

 

ウド 分からないです(笑)。もちろん実際にやってはいないですけど、大晦日にふと浮かんだ一句がなぜか頭の中に残っていて、文集に載せようと思ったんです! ほんとリズムだけは良いですよねえ。ただ、そういう一句を文集に載せてしまうような奴というか、褒められた子どもじゃなかったんですよ。

 

──あまのじゃく的な気質があったんでしょうか。

 

ウド そうかもしれません。人に認めてもらいたいけど、人見知りで何もできない。目立ちたいけど、面白いことができない。だから、みんなが静かにしている時に限ってワーッと騒いでみたりとか、誰かの邪魔をしに行ったりとか、そういう目立ち方をしていました。注目の集め方が分からなかったんですよね。

──なるほど。当時のウドさんなりに試行錯誤されてたんだとは感じます。

 

ウド 何の工夫もセンスも才能もないやり方ですよ。でも、そんな僕でも人一倍幸せになりたいって気持ちは強くて、何かやらなきゃとだけは考えていたんでしょうね。

それである時、雑誌の通販広告で「幸運のペンダント」ってものが載ってて、僕、それを買ったんです(笑)。送料込み7,700円で中学生にとっては大金です。でも、これで幸せになれるんだって思ったら、1週間で失くしちゃったんですよ!

 

──なんと!(笑)  それは辛いですね。

 

ウド 打ちひしがれましたね。それで、どうしたと思います? 今度は、おばあちゃんに「お小遣いくれ!」って泣きついて、もう1個同じペンダントを買ったんですよ! これでやっと幸せになれると。でも、結局そのペンダントも1週間で失くしてしまった!

 

──ええ……!? それは不運すぎます……。

 

ウド さすがに自分の学ばなさには、呆れましたね(笑)。でも、そんな時、ペンダントの箱と一緒に入っていた小さな手引きを手に取ったんです。すると、そこには「物事に積極的に取り組んで、人に感謝をして、いつも笑顔で過ごそう」と書いてあった。衝撃でした。幸せになるための本当の方法は、これなんだと気づいた瞬間でしたよ。それからは、幸せはお金で買えないし、人に感謝して生きようと考え始めたんです。

 

──その経験で、しかも中学生でその考えに至るのはすごいことです。

 

ウド それは、ずっと僕の心の中にあることで。それこそ短歌にも、その思いが宿っている。自分は立派な人間ではないし、天野くんや周りの人にも迷惑をかけてしまうけれど、感謝を忘れずに、ちゃんとした人間になろうよって。自分が自分に言い聞かせている。言い続けていれば、実際に本当になるかもしれないからと。

 

自分で出版社に営業も!「(書籍化は)人生を終える前にやっておきたいことの一つでした」

──そして、ついに短歌集を発売されました。こちらの本は、1ページに一首、短歌のみが掲載されている、なかなかシンプルな構成になっていますね。

 

ウド 僕の好きな詩人の三代目魚武濱田成夫さんの詩集が、そういったスタイルだったんです。それに感銘を受けまして。でも、僕がそういった構成や形式にこだわりすぎて、最初は書籍化が実現できなかったんです。周囲の方にはすごく頑張って頂いたんですけど、僕に柔軟性がなくて。でも、そこからやるだけやってみようと思って、自分で出版社さんに電話したんです。

 

──ご自身で営業したんですね。すごい。

 

ウド そこで、今回書籍化してくださった飯塚書店さんに出会うことができました。短歌集を多く手掛けている出版社さんで、社長さんが電話に出られたんですが、ものすごくビックリされていましたね(笑)。聞くと、うちの事務所の浅井企画と仕事をされた経験もあるそうで、そういったご縁も繋がって、書籍化することができました。

──本当におめでとうございます。紆余曲折ありながらも、本が発売されたお気持ちはいかがですか?

 

ウド 本当に感無量です。本を出したかった自分と、短歌を綴ってきた自分、そして自分が読んだ一首一首が喜んでくれてるんじゃないかなと感じます。自分のことだけど、もう一人の僕がいるのもあって、自分のことのように嬉しいというか。

 

──周りの方の感想はお聞きになられましたか?

 

ウド 正直、天野くん以外誰にも差し上げてないんですよ。気恥ずかしさもあるし、押しつけがましいかなって思う部分もあって(笑)。

 

──ウドさんらしい考え方だなと感じます。

 

ウド 誰かに読んでほしいというよりかは、自分自身が本を出して一つやり遂げたいという気持ちが一番強かったからだと思いますね。人生を終える前にやっておきたいことの1つだったので。なので、読者の皆さんにも、集中して読んでもらうというよりかは、何も考えずにぺらっとめくって閉じてもらう……そんなふうに読んでもらいたいですね。

 

「これからも天野くんと漫才をやっていきたい!」

 

──今後も短歌は詠まれますか?

 

ウド 一応、今回本を出したことで「短歌で気持ちを表す」ことは一区切りついたかな、と感じています。でも、また川や月を見ながら浮かんだ時に、ぽつりぽつりと詠みたいと思います。

 

──またウドさんの書く言葉が読みたいとは思います。

 

ウド 一度、ポケットビスケッツの活動で、「GREEN MAN」という歌を作詞したことがあるんです。その時は、テル(内村光良)さんに突然「次の曲のボーカルはウド!」と言われて、千秋ちゃんと共に、ビックリ仰天! そして「作詞もウド!」というテルさんの一声もあり、歌詞を書くことに。まさに青天の霹靂でした! ありがたかったですね〜! 改めて振り返りますと、いろいろな企画で歌詞を書かせていただいていて、ある時は、アーティストの後輩にお願いをして作詞をさせていただいたこともありました。また機会があったら、挑戦してみたいです!

──それは楽しみです。では、今回夢を1つ実現されたウドさんですが、今後やりたいことや、新たな目標はありますか?

 

ウド やっぱりキャイ〜ンの活動、そして漫才をやりたいっていうのはありますね。漫才は一番楽しい。ただ、今までは、天野くんが書いてくれた100%面白いネタを僕が120%でしっかり覚えるっていうシステムできてるんですが、最近は満足に覚えられなくなっちゃってきて。今後はちょっとパーセンテージを変えなきゃいけないですねえ~。

 

──(笑)。これからもお二人で漫才が見たいです。

 

ウド はい、ぜひとも! 漫才はやりたいですし、天野くんと一緒だったらなんでもいいんですけど、テレビ、ラジオ、舞台いろいろ続けていきたいです。

あと、個人的なことでいうと、僕の旅の師匠、神様である伊能忠敬が歩いた道を巡って旅をしてみたいですね。55歳から旅に出て、全国の測量を始められたそうで、私も自分の年齢を重ねてもいつか旅をしてみたい。いつかこの人生で成し遂げたいです。

 

──今後も応援しています。ありがとうございました。

 

【ウドさんが、いまのお気持ちとGetNavi WEBについて短歌を詠んでくれました】

 

 

<書誌情報>

ウドの31音

著者:ウド鈴木

出版社:飯塚書店
価格:定価800円(税別)

全国書店およびAmazonなどネット書店にて絶賛発売中!https://amzn.asia/d/aBQJ9G5

白間美瑠が美バスト映えるランジェリー姿で大人セクシー【独占カット】

白間美瑠が、11月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」12月号の通常版表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

通常版の表紙は白間美瑠

白間美瑠がNMB48を卒業後、3年ぶりにボムに帰還。26歳になった大人のビキニグラビアを披露。レーシーで愛らしさいっぱいなイエローのランジェリー、黒ビキニTバックの美しいヒップライン、ゆるめのニットから覗くデコルテ、ニットビキニで強調される背中のラインとウエストのくびれと、今の白間美瑠のセクシーさが詰まったグラビアとなっている。

 

通常版の裏表紙は岸みゆ(#ババババンビ)

メジャーデビューを果たし、来年には武道館公演も開催する#ババババンビから、赤色担当、岸みゆがボム水着グラビアに初登場。甘え上手で人懐っこい“ペットのような彼女”がテーマのかわいさあふれるグラビアに。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙・裏表紙&付録ピンナップはSTU48

10枚目のシングル『君は何を後悔するのか?』をリリースするSTU48は21ページの全力特集。石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかの4人は、秋の女子旅を。瀬戸内海に浮かぶ江田島で、足湯にお蕎麦に枕投げと、仲の良さが伝わるスペシャルなグラビアに。

シングル初選抜の信濃宙花・工藤理子は2人で初のペアグラビアを。こちらの女子旅は大久野島へ。いたるところにウサギがいるこの島で大はしゃぎ。

 

【通常版】
表紙:白間美瑠
裏表紙:岸みゆ(#ババババンビ)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
菊地姫奈・志田音々・岸みゆ・豊田ルナ・澄田綾乃・天野きき・吉田莉桜・新谷真由・黒嵜菜々子・小日向ゆか・都丸紗也華・都丸亜華梨・川道さら・蓬莱舞

2)両面ピンナップポスター
※撮影現場の水着ムービーが見られるQRコード付き
白間美瑠

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
裏表紙:信濃宙花・工藤理子(STU48)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
※付録オール水着カレンダーは通常版と同じです

2)両面ピンナップポスター
※撮影風景のムービーが見られるQRコード付き
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

<そのほかのラインナップ>
モーニング娘。’23から9期メンバーの譜久村聖と生田衣梨奈が登場。譜久村の卒業直前に“ぽんぽんコンビ”最後のペアグラビアを11ページで。約13年間いつも隣にいた存在…2人の対談にも注目。

『SKE48 15th Anniversary Festival 2023』でお披露目されたSKE48 12期研究生11人をどこよりも早くボム独占で撮り下ろし。

12月7日(木)に2冊目の写真集『Good to see Moon』を発売する豊田ルナの写真集先行カット公開。12月16日(土)開催の写真集発売記念イベント情報も。

澄田綾乃は11月25日(土)発売のボム水着別冊『Love Special 2023 #3』の先出未公開カットを。ナース服+白タイツからの白レースビキニは禁断だけど憧れのシチュエーション。

グラビア誌、マンガ誌で人気最高潮の鈴原すずがボム水着グラビアに初登場。18歳のフレッシュさいっぱいのビキニを披露。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、矢崎希菜などインタビューも。

<掲載タレント>
白間美瑠
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
信濃宙花・工藤理子(STU48)
譜久村聖・生田衣梨奈(モーニング娘。’23)
SKE48 12期研究生
岸みゆ(#ババババンビ)
豊田ルナ
澄田綾乃
鈴原すず
木下彩音
井頭愛海
矢崎希菜

「ボム12月号」
特別定価:本体1,091円+税(税込:1,200円)
発売日:2023年11月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK9MBPJ7/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107445440
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14352674

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080021238/

 

舞台は山梨県甲州市!西野七瀬が軽トラ初運転&平愛梨はなぜか大号泣!?『ヤギと大悟』

11月10日、17日、24日、12月1日(金)の4週にわたって『ヤギと大悟』(テレビ東京系 毎週金曜 午後7時25分~)では、山梨県甲州市での雑草モグモグ旅の模様を送る。ゲストの平愛梨、西野七瀬よりコメントが到着した。

 

これまで特番として3回放送され、第1弾はギャラクシー賞を受賞、一部で話題となった前代未聞のヤギが主役の旅番組『ヤギと大悟』。ゴールデンレギュラーになっても内容は変わらず、主役のヤギと千鳥・大悟が田舎町を雑草を食べながら歩くだけ。ヤギのお腹がいっぱいになったらロケ終了という、新ジャンル「ヤギ×人情旅番組」の超絶ゆる番組となっている。

 

今回、舞台となるのは、フルーツ王国とも呼ばれ、特にブドウが名産、グルメではほうとうで有名な山梨県甲州市。ポポはおいしすぎるブドウにテンションMAXで爆食い。大行列のほうとう超人気店にもアポなしで突撃する。地元小学校にお邪魔すると、生徒たち大パニック。そして、なぜかドッジボール対決に…。

 

ゲストには4兄弟のママで7年ぶりのロケ出演の平愛梨、現在女優で大活躍中の西野七瀬が登場。軽トラ運転姿にフン掃除姿まで普段は見ることのできない貴重なシーンが盛りだくさん。さらに平がロケ中に大号泣…、一体何が起きたのか。平は11月10日、17日、24日放送回に、西野は11月24日、12月1日放送回に出演する。

 

また、10月に「めぇ」があしらわれた番組オリジナルTシャツや、ポポ、モロコシ、千鳥・大悟の番組特製イラストで作られたキーホルダー、クリアファイル、アクリルスタンド、ダイカットシールを発売したところ、店頭では売り切れが続出。

 

このたび、テレ東本舗。WEB、テレ東本舗。東京駅店、「テレ東60祭@なぜか横浜赤レンガ」(11月15日(水)~19日(日))にて、番組オリジナルの追加グッズの発売が決定した。追加グッズは「めぇ」と「番組ロゴ」が入ったフェイスタオル、テレ東ファン支局(テレ東ファンがあつまるオンラインコミュニティ)の方々と一緒に作ったブランケット、エコバッグの3商品。『ヤギと大悟』の番組の魅力が詰まったグッズになっている。販売は11月10日(金)午前10時から。(※ブランケット、エコバッグの店頭販売は、11月15日(水)から)

 

平愛梨 コメント

『ヤギと大悟』平愛梨(c)テレビ東京

ポポちゃんは人間と変わらないなと思って。ずっと一緒にいるとポポちゃんの喜怒哀楽も知れて、すごく楽しかったです。今後ヤギさんに対しての見る目、変わります。モロコシちゃんもかわいかったですね。モロコシちゃんの方がかわいいけど、ちゃんとヤキモチを妬くとか、自分の子供と似てたりするので、人間と変わらないんだって感動も覚えました。あとポポちゃんとモロコシちゃんが「え! こんなにブドウをむしゃぶりついて食べるの!?」って、すごくびっくりしましたね。そこが見どころです!

 

西野七瀬 コメント

『ヤギと大悟』西野七瀬(c)テレビ東京

ポポちゃんとのロケはすっごい楽しかったです! 癒やされましたし、あんなにヤギと一緒に時間を過ごしたのは初めてだったんですが、すごくかわいかったです。モロコシもめっちゃかわいいですね。抱っこもさせてもらって、お腹が水風船みたいに“ぽよんぽよん”でした。大悟さんとは、2人きりっていうのは初めてだったので緊張していたんですが、リラックスして過ごせました。ちょっと軽トラを運転させていただいて、すごく楽しかったですし、小学校にもお邪魔して子供たちの嵐のような勢いに押されまくりでしたが、パワーをもらいましたね。まぁパワーを取られたのか、もらったのかわからないんですけど(笑)。みんなかわいかったです。

 

番組情報

『ヤギと大悟』
テレビ東京系
毎週金曜 午後7時25分~7時55分

配信:民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて全国どこからでも放送と同時に視聴可能なリアルタイム配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
動画配信サービス「U-NEXT」にて見放題配信

【出演者】主役:ヤギ(タンポポ 通称:ポポ)、相方:大悟(千鳥)
ゲスト:平愛梨<11月10日、17日、24日放送分に出演>
西野七瀬<11月24日、12月1日放送分に出演>

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/yagitodaigo/
公式X(Twitter):@yagitodaigo
公式Instagram:@yagitodaigo

テレ東本舗。WEB:https://shop.tv-tokyo.co.jp/shop/c/c103032

(c)テレビ東京

モーニング娘。’23山﨑愛生が飯田圭織と松屋銀座のデパ地下でNo.1グルメ探し!『キタに恋した!』

11月11日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、モーニング娘。’23の山﨑愛生が登場する。

『キタに恋した!』左から)波多野裕太アナ、飯田圭織、山﨑愛生(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は日本を代表する繁華街、銀座のデパート「松屋銀座」のデパ地下で、グルメめぐり。松屋銀座は150年以上の歴史を刻む老舗デパート。約120店舗の名店が並ぶデパ地下で、従業員たちが本気で選んだお薦めのNo.1グルメを探す。

 

総菜部門のNo.1を探す飯田が目をつけたのは、京都の懐石料理店のだし巻き卵。純粋なだしの風味を感じられ人気だそう。さらに進んでいくと、気になるコンビーフの店を発見する。和牛を使って手作業で作られたコンビーフが人気だというが、果たしてお薦め総菜No.1はどのグルメなのか。

 

一方、スイーツ部門のNo.1を探す山﨑が、まず候補にあげたのが、母親と一緒に食べたことがあるというトルコの伝統菓子「ピスタチオバクラヴァ」。パイ生地を40層にも重ねてナッツをたっぷり挟んで焼き上げた逸品。さらに調査を進める山﨑は、お客さんに聞いてみることに。

 

番組情報

『キタに恋した!』
HBC
2023年11月11日(土)深夜0時58分~1時28分

MC:飯田圭織
ゲスト:山﨑愛生(モーニング娘。’23)
進行アシスタント:波多野裕太(HBCアナウンサー)
ナレーター:室谷香菜子(HBCアナウンサー)

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
(翌日11月12日(日)正午配信)
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

(c)HBC

「BOMB」12月号の付録は“オール水着カレンダー” 菊地姫奈、志田音々、岸みゆ、豊田ルナ、澄田綾乃ら総勢14人が登場

アイドル誌「BOMB」12月号が11月9日(木)に発売。付録として、別冊小冊子「オール水着カレンダー」が付いてくる。

 

「オール水着カレンダー」には、菊地姫奈、志田音々、岸みゆ、豊田ルナ、澄田綾乃、天野きき、吉田莉桜、新谷真由、黒嵜菜々子、小日向ゆか、都丸紗也華・都丸亜華梨、川道さら、蓬莱舞の総勢14人が登場。月ごとと12か月をまとめたカレンダーにビキニグラビアを配した仕様となっている。

「BOMB」12月号オール水着カレンダー

 

通常版の表紙は白間美瑠

白間美瑠がNMB48を卒業後、3年ぶりにボムに帰還。26歳になった大人のビキニグラビアを披露。レーシーで愛らしさいっぱいなイエローのランジェリー、黒ビキニTバックの美しいヒップライン、ゆるめのニットから覗くデコルテ、ニットビキニで強調される背中のラインとウエストのくびれと、今の白間美瑠のセクシーさが詰まったグラビアとなっている。

 

通常版の裏表紙は岸みゆ(#ババババンビ)

メジャーデビューを果たし、来年には武道館公演も開催する#ババババンビから、赤色担当、岸みゆがボム水着グラビアに初登場。甘え上手で人懐っこい“ペットのような彼女”がテーマのかわいさあふれるグラビアに。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙・裏表紙&付録ピンナップはSTU48

10枚目のシングル『君は何を後悔するのか?』をリリースするSTU48は21ページの全力特集。石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやかの4人は、秋の女子旅を。瀬戸内海に浮かぶ江田島で、足湯にお蕎麦に枕投げと、仲の良さが伝わるスペシャルなグラビアに。

シングル初選抜の信濃宙花・工藤理子は2人で初のペアグラビアを。こちらの女子旅は大久野島へ。いたるところにウサギがいるこの島で大はしゃぎ。

 

【通常版】
表紙:白間美瑠
裏表紙:岸みゆ(#ババババンビ)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
菊地姫奈・志田音々・岸みゆ・豊田ルナ・澄田綾乃・天野きき・吉田莉桜・新谷真由・黒嵜菜々子・小日向ゆか・都丸紗也華・都丸亜華梨・川道さら・蓬莱舞

2)両面ピンナップポスター
※撮影現場の水着ムービーが見られるQRコード付き
白間美瑠

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
裏表紙:信濃宙花・工藤理子(STU48)

<W付録>
1)別冊小冊子 総勢14人登場
オール水着カレンダー
※付録オール水着カレンダーは通常版と同じです

2)両面ピンナップポスター
※撮影風景のムービーが見られるQRコード付き
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)

<そのほかのラインナップ>
モーニング娘。’23から9期メンバーの譜久村聖と生田衣梨奈が登場。譜久村の卒業直前に“ぽんぽんコンビ”最後のペアグラビアを11ページで。約13年間いつも隣にいた存在…2人の対談にも注目。

『SKE48 15th Anniversary Festival 2023』でお披露目されたSKE48 12期研究生11人をどこよりも早くボム独占で撮り下ろし。

12月7日(木)に2冊目の写真集『Good to see Moon』を発売する豊田ルナの写真集先行カット公開。12月16日(土)開催の写真集発売記念イベント情報も。

澄田綾乃は11月25日(土)発売のボム水着別冊『Love Special 2023 #3』の先出未公開カットを。ナース服+白タイツからの白レースビキニは禁断だけど憧れのシチュエーション。

グラビア誌、マンガ誌で人気最高潮の鈴原すずがボム水着グラビアに初登場。18歳のフレッシュさいっぱいのビキニを披露。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、矢崎希菜などインタビューも。

<掲載タレント>
白間美瑠
石田千穂・甲斐心愛・沖侑果・高雄さやか(STU48)
信濃宙花・工藤理子(STU48)
譜久村聖・生田衣梨奈(モーニング娘。’23)
SKE48 12期研究生
岸みゆ(#ババババンビ)
豊田ルナ
澄田綾乃
鈴原すず
木下彩音
井頭愛海
矢崎希菜

「ボム12月号」
特別定価:本体1,091円+税(税込:1,200円)
発売日:2023年11月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK9MBPJ7/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107445440
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14352674

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080021238/

「Baby you」が世界8カ国のバイラルチャートでトップ10入りのシンガーソングライター・有華が、これまでの軌跡を振り返る

18歳から大阪を中心に活動を始め、2022年に「Partner」がSNS総再生回数13億回越えをするなど大ヒットを記録、さらに今年リリースしたメジャーデビューシングル「Baby you」がTikTokを中心に国内のみならず海外でもバズっているシンガーソングライターの有華。満を持して10月25日にメジャー1stフルアルバム『messy bag』をリリースした彼女に、これまでの軌跡を振り返ってもらった。

 

有華●ゆか…大阪府出身。幼少期からピアノ、コーラスを始める。18歳から大阪を中心にシンガーソングライターとして活動中。Instagramに写真や動画を公開したことにより、インフルエンサーからのフォローや大好きなおしゃべりと容姿のギャップが共感を得て、現在までに同性を中心に支持を集めている。2023年1月18日メジャーデビューデジタルシングル「Baby you」をリリース。ビルボードが発表した「TikTok Weekly Top20」で1位を獲得し、TikTok上半期トレンド大賞2023ミュージック部門にて受賞。国内のみに止まらず世界の8カ国のバイラルチャートでトップ10入りを果たしている。他アーティストへの楽曲提供など、活動の幅を広げている。公式HPYouTubeInstagramTikTokX(旧Twitter)

【有華さん撮り下ろし写真】

大学時代、憧れだった絢香さんとオリックス劇場で一緒に歌うことができた

──これまでのキャリアを振り返ってもらいたいのですが、幼少期から音楽に親しんでいたのでしょうか?

 

有華 音楽とは無縁といってもいいような両親でしたが、二人の姉が習い事でピアノとコーラスをしていたこともあって、自然と私も習うようになりました。それで私だけが高校生までピアノを続けたんです。習字とそろばんも習ってはみたのですが、全然続かなかったんですよ。でも音楽だけは続きました。特に明確な理由もなく、「何となく好き」という感じで毎日歌っていましたし、自然なことだったんでしょうね。

 

──ピアノを始める前から、音楽が好きだったのでしょうか。

 

有華 物心ついたときから、音楽番組を見るのが好きで。幼少期のビデオを見たら、自分でステージみたいなものを作って、モーニング娘。さんやミニモニ。さんなどのアイドルソングを歌っていました。

 

──小さい頃から人前に出て何かするのが好きだったんですか?

 

有華 好きでした。小学校でも勝手に教壇をステージにして踊っていました(笑)。私と同じように歌って踊るのが好きな友達が多くて、「誰がセンターに立つ?」みたいなバトルもやっていましたね。

 

──ピアノはいかがでしたか。

 

有華 ピアノを弾くこと自体は好きだったんですが、ピアノを突き詰めようというよりも歌を深く学んでみたいなと思って。それで高校生のときにピアノの先生繋がりで声楽のレッスンを受けるようになりました。姉の影響で始めたコーラスは歌の技術を習うというよりも、みんなでハーモニーを作ることが重要だったので、歌を本格的に習ったのは声楽が初めてでした。クラシックを中心に歌っていたんですが、高音を出す曲が多かったので、発声や裏声の出し方などの基礎を学べたのは、ためになりました。

──中高は音楽一色という日々だったのでしょうか。

 

有華 部活は音楽と関係ないものをやっていました。中学時代はバスケットボール部だったんですけど、散々バスケをやったので疲れて、高校では楽しく部活をやりたいなということで、ダンス部に入りました。コンテストや大会を目指すような本格的な部活ではなく、お遊びクラブみたいなものだったので、少女時代やKARAなど、当時流行っていたK-POPのコピーダンスをしていました。

 

──ダンス経験も今の活動に活きていますか?

 

有華 MVでダンスを踊るシーンがあるときは、高校時代の経験が活きていますし、ミュージカル映画が好きで、シーンの一部をMVで再現させてもらったこともあって、それもダンス経験があるからですね。そういえば小学生のときもダンススクールでヒップホップを習っていました。振り返ってみると、いろいろ両親は私にさせてくれたので感謝しています。

 

──音楽を志すようになったきっかけとなったアーティストはいらっしゃいますか?

 

有華 私が小学生の頃、絢香さんが「I believe」でデビューされてから、「絢香さんみたいになりたい」と思っていました。テレビで絢香さんが歌ってらっしゃる姿がとても幸せそうで、のびのび歌っているところがすごくかっこいいなって、憧れていました。それで家族にもずっと「オーディションを受ける」と言っていたんです。オーディション雑誌を買って、勝手に応募してしまおうかなと思いましたが、応募するには写真を撮ってもらわないといけなくて。それで諦めました(笑)。

 

──絢香さんのファン歴が長いんですね。

 

有華 小学生の頃からずっとです。大学時代、動画を事前に送って選ばれた人が、ファンクラブイベントで絢香さんと一緒にオリックス劇場で歌えるという企画がありました。そのときに動画を送ったところ、選ばれて一緒に「はじまりのとき」を歌うことができたんです。

 

──オリックス劇場で歌うってプロでも難しいですよね。

 

有華 ですよね。オリックス劇場でファンクラブイベントをされている絢香さんがすごいんですけど(笑)。そこで初めて知らない人の前で歌わせていただきました。それ以降、絢香さんには、ライブは観に行っているものの、お会いしたことはないです。いつまでも憧れの方なので、ライブで共演するとか、そういう場でお会いしたいなと思っています。

 

──歌唱力には当時から自信があったんですか。

 

有華 ずっと根拠のない自信がありました。周りも褒めてくれていましたし。だから絶対に歌手になると思っていたんですけど、初めて高校生でオーディションを受けたら落ちてしまって、「どうして?」ってびっくりしました(笑)。

 

友達に手紙を書く感覚で曲作りを

──曲作りを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

 

有華 高校3年生のときに受けたオーディションの審査員の方が電話をくださって、「ピアノが弾けるなら自分で曲を作ってみたら」って仰ってくださったのがきっかけで作るようになりました。それまでは自分で曲を書きたいとはあまり思っていなくて、単純に「歌えればいい」という感じでした。

 

──高校時代はオーディションに明け暮れていたのでしょうか?

 

有華 そうですね。何十社も受けたのに駄目でした。当時、めっちゃ太っていて、体型をカバーするために脚をクロスしたり、腕を全力で後ろに回したりして添付する写真を撮ったりしたものの、今みたいに盛れるアプリがなかったこともあって……体重もマイナス10キロぐらいで書いていたから、「こいつ嘘つきだな」って思われていたでしょうね。それで多分落ちたんだと思います(笑)。それでもへこたれなかったのは、自信があったんでしょうね。

 

──高校時代、印象的だった学校行事はありましたか?

 

有華 文化祭です。高校3年生の文化祭で、体育館で絢香さんの「ブルーデイズ」を歌ったのが、初めてみんなの前で歌を披露した経験です。私はクラスの中で盛り上げて笑いを取るだけの女子だったので、「え、この子、歌えるん? すごいやん」みたいな感じになりました。とりあえず男子には茶化されて「有華マジか~」って、ずっとヤジを飛ばされていたんですが、女の子たちは真剣に聴いてくれました。そのときの友達は今も私の活動を応援してくれています。

 

──オーディションの審査員から曲作りを薦められてからは、精力的に楽曲を作っていたんですか?

 

有華 意外にハマりました。最初は友達に手紙を書く感覚で曲を作り始めて、曲を作るのが楽しいなと思ってからライブで演奏し始めました。それで自分の曲で喜んだり泣いてくださったりする方が間近にいらっしゃるのを実感して、自分の歌でそんなことができるってすごい! うれしい! と思いました。

──早い段階からそういった反応があったんですか?

 

有華 最初は、5人くらいのシンガーソングライターが出演するブッキングライブに出たのですが、私はお客様がいなかったので、他のアーティストさんのお客様に届けるところからスタートしました。私のキャラの問題なのか、なかなかお客さんがつかなくて。それでInstagramに動画を投稿し始めたら同世代の方々が見てくれるようになりました。

 

──大学に進学されていますが、音楽への思いがありながら進学しようと思ったのはなぜでしょうか。

 

有華 音楽系の専門学校に行ったほうがいいのでは? とも思ったんですが、家族に「4年制の大学に行きなさい」と反対されました。でも音大だと音楽関係の友達しかできないので、関西で見つけた総合大学の音楽学部に行きました。

 

──大学に進学して良かったことは何ですか?

 

有華 主に音楽療法を学ぶ学部に進んだのですが、実習で音楽の力を実感したり、楽譜の作り方を学べたりしたのはいい経験になりました。

 

──どうして音楽療法を学ぼうと思ったのでしょうか。

 

有華 学部の中に、教員になる学科と音楽療法の学科の二つがあって、2年生まではどちらも体験できるんです。それで音楽療法の実習で高齢者施設や保育園に行って。高齢者の方やお子さんに音楽を聴かせたら、目に見えて音楽が響いているのが分かるんです。しゃべるのが不自由な方が昔の歌謡曲を聴いて歌いだしたり、手足が自由に動かない方が音楽に乗せて体を動かしたり。その光景を見て、素晴らしい仕事だなと思って、音楽療法を専攻しました。そのときに自分が生まれる前の曲も聴くようになったんですが、若いときに聴いた曲を幾つになっても口ずさめる曲の力がすごいなと思いましたし、自分の曲もそうなればいいなと強く思いました。

 

上京してからの1年が一番辛かった

──ライブハウスでの活動を始める中で、音源を出したのはいつ頃ですか?

 

有華 2014年から活動を始めて、2016年に音源を出していました。その頃は、1枚ずつコピーしたCDを手売りしていました。買ってくださるのはSNSを通じて私の存在を知って、オンラインで買ってくださるSNS世代の方々が中心でした。

 

──音源を出したことで流れは変わりましたか?

 

有華 やっぱりInstagramは影響力があって、それによって全国ツアーを回れたり、今まで行ったことのないところでもワンマンライブができたりしたので、いい経験になりました。

 

──SNSで発信するうえで心掛けていることは?

 

有華 嘘をつかないというか、ありのままでいることです。個人的にSNSと実物が違うのは、あまりいいギャップじゃないなと思います。だからSNSでも素を出すことを意識しています。あとは投稿する歌も、続きを聴きたいと思ってもらえるようにフルで上げないとか、会いたいと思ってもらえるように工夫しています。SNSに力を入れ始めた頃は、「大好きな絢香さんがこんなことをしてたら私はどう思うんだろう」「こうしてもらったらうれしいな」「『逆にないな』って冷めちゃうかな」など、絢香さんに対する自分の気持ちを基準にして考えていました。

──ファンとの交流で得たものが曲に反映されたことはありますか?

 

有華 DMで恋愛相談されることが多くて、「みんないろんな恋愛しているんだな」と。そういう子たちに少しでも「これ分かる」「私のことを歌っている曲かも」って思ってもらえるような曲作りを意識しています。もちろん自分の経験がベースですが、恋愛相談からインスピレーションを得ることもあります。

 

──大学卒業後、平日は会社員、休日はミュージシャンと二足の草鞋を履いていたそうですね。

 

有華 1年ぐらいですけどね。「大学を卒業するまでに事務所が決まっていなかったら就活をする」と親と約束していたのですが、就職が決まった後にInstagramでワーッって反響が増えて、音楽だけでもいけるかもって思ったんです。

 

──上京したのは幾つのときですか?

 

有華 26歳のときです。上京してからの1年が一番辛かったですね。最初、ライブハウスで活動していたときも、「なんでお客さんつかないんだろう」って思っていましたが、周りにいた人たちも同じような状況で、みんなで頑張ろうっていう雰囲気があったんです。一人だなと感じることはなかったし、そこからInstagramきっかけでツアーができるようになりました。ところが、このままちょっとずつ階段登れるぞ、というタイミングでコロナ禍が始まりました。それまではSNSにカバー曲も上げていましたが、カバーするだけの人だと思われたくなかったので、コロナ禍をきっかけに頻度を減らしたら、初めてフォロワーが減ってしまって……。ライブ配信を見ている人が減るという現実を体験したので、やっぱりカバーも上げたほうがいいかなとか、ちょっとぶれ始めて。ツアーやイベントをしても、以前ほど人が集まらない。一度上昇した状態を経験したからこそ下降するのがすごくきつくて、「もうこれで潮時かな、周りも結婚していく。私も落ち着きたいな」などと思っていました。

 

──コロナ禍の影響はかなり大きかったんですね。

 

有華 よりステップアップできると思って東京に来たのに、環境に慣れるのに苦労したり、頑張っても結果がついてこないプレッシャーのようなものを感じたりした1年でした。そんな中でリリースした「Partner」で多くの方々に聴いていただけたので、またここからがスタートだなと。「Partner」で売れなかったらもう無理かなって思うくらい私のなかで賭けていた曲だったのでうれしかったですね。

 

「Partner」のサビは中毒性があって記憶に残るからSNSで使ってくれたら

──メジャー1stフルアルバム『messy bag』は「Partner」から始まりますが、どのように作られた曲なのでしょうか。

 

有華 CHIHIROさんとの共作なのですが、私の恋愛観をもとに一緒に歌詞を書いていったので、他人事ではない、私の経験がちゃんと書かれた曲です。歌い方も、それまでの歌い方とはちょっと違って、より女の子らしくというか、かわいく歌うことを強く意識したので苦労しました。サビの「あいあい」の歌い方も、レコーディングのときに「こうかな、こうかな」と話し合っていたら、あっという間に12時間ぐらい過ぎていました。

 

──サビの「あいあい」は、SNSにぴったりですよね。

 

有華 もともとCHIHIROさんが作ったデモに、あのサビの部分がまるまるあったんです。「このサビは中毒性があって、記憶に残るからSNSのカップル動画で使われたらいいよね」という話はしていました。

──ヒットする確信みたいなのはありましたか。

 

有華 楽曲が出来上がったときは、「みんながSNSで使ってくれたらうれしいな」と思っていました。ただ、それは狙ってできることでもないんです。リリースしたのは2022年4月20日だったんですが、GWの後半に、若いカップルの方々が使ってくれたことがきっかけで広がり始めました。そのスピードがすごくて、「よっしゃー!」というより「ホンマ?」というような信じられない気持ちでした。

 

──SNSで支持される曲を作ろうという意識は強かったのでしょうか。

 

有華 「Partner」の前年にリリースした「一蓮星」という曲も、SNSにサビの部分を乗せたことから始まった楽曲だったので、多少はありますね。トレンドとして、SNSをきっかけに楽曲が広まるとことが多いので、そこから派生してくれたらというのはありました。ただ、TikTokが本格的に流行り出したのは、コロナ禍になってからだと思うんです。瑛人さんの「香水」が出てきたあたりから、SNSで流行る曲を意識し始めました。それまでも、Instagramにカバーとかオリジナル曲は上げていましたが、これほど爆発的に広まると考えたことはなかったです。TikTokが普及するまでは、あんまりバズることを念頭にしてなかったのかもしれません。

 

──ちなみにご家族は有華さんの音楽活動を一貫して応援してくれているんですか?

 

有華 はい。特に父は、私の出演したテレビやラジオを全て録り貯めて保存していますし、こういうインタビュー記事まで、全媒体をチェックしてくれています。職場でも布教活動がすごいらしくて、恥ずかしいのでやめてほしいんですけど……。おそらく今回のアルバムも会社で配りますね(笑)。

 

 

Major 1st Full Album
『messy bag』

好評発売中!

【初回限定盤】¥4,950 (tax in)
【通常盤】 ¥3,300 (tax in)

(収録曲)
1.Partner
2.Bestie
3.Baby you
4.恋ごころ
5.#Me
6.HAPPY DATE
7.Darling Darling
8.キミエール
9.ずるいね。
10.Gentleman
11.Baby you -Reprise-

 

有華ワンマンライブ2024「messy bag」

(スケジュール)
日時:2024年1月27日(土) open 17:00 / start 18:00
場所:日本橋三井ホール(東京)

日時:2024年2月3日(土) open 17:00 / start 18:00
場所:サンケイホールブリーゼ(大阪)

 

撮影/河野優太 取材・文/猪口貴裕 ヘアメイク/Akiko Hachinohe

元乃木坂46鈴木絢音、純烈・岩永洋昭も絶賛!宮城・鳴子温泉の栗だんご 宮尾俊太郎は本場のホッケをアピール『秘密のケンミンSHOW極』

11月9日(木)放送の『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ/日本テレビ系 午後9時~9時54分)は、「本場で食べたらスゴかった!?」北海道のホッケ、「ヒミツのOSAKA 極」、「ケンミン秘密のだんご 極」宮城・鳴子温泉の栗だんごを取り上げる。

『秘密のケンミンSHOW極』鈴木絢音(c)読売テレビ

 

スタジオゲストは、北海道出身の宮尾俊太郎、宮城県出身の狩野英孝、秋田県出身の鈴木絢音、富山県出身の登坂絵莉、京都出身のミキ(昴生、亜生)、大阪府出身の相川七瀬、西川きよし、長崎県出身の岩永洋昭(純烈)。

 

本場に行って食べたときの衝撃のおいしさ&魅力を伝える「本場で食べたらスゴかった!?」では、日本一の海鮮王国・北海道から、漁獲量が66年連続日本一の「ホッケ」に注目。北海道のホッケは、全国に流通するホッケに比べてサイズが大きく、しかも「大きければ大きいほど脂がのってうまい!」と北海道民は自慢。

 

その中でも一流ブランドとされる羅臼産のホッケを求めて羅臼町へ。定番の食べ方だというフライ、煮付け、ぬか漬けなど、“本場で食べたらスゴかった”おいしさを伝える。北海道出身のバレエダンサー・宮尾俊太郎も地元の人しか知らない情報など、ホッケの魅力をたっぷりとトーク。試食会にフライと煮付けが振る舞われると、ゲストみんな感激。本場の味を堪能する。

 

「ヒミツのOSAKA 極」では、「大阪府民にとって『でしょ』は敬語!?」を。一般的に「でしょ」は、同意を求める言葉として、例えば会話中に「おいしいでしょ?」「好きでしょ?」などと使い、その使い方は大阪でも同じ。

 

しかし、一般的には家族や後輩へのタメ口として使うが、大阪では先輩や上司に使う敬語として使用。社長レベルの人に「でしょ」を使っても失礼じゃないらしい。大阪出身ゲストの相川七瀬は、他県ではタメ口の言葉だったことを初めて知り、これまで音楽業界の大御所にも使っていたと明かし、冷や汗状態に。

 

「ケンミン秘密のだんご 極」には、宮城県・鳴子温泉の名物「栗だんご」が登場。栗が丸ごと1個入り、湯気が立つほどホッカホカの出来たてを食べるのがベストだといい、多くの宮城県民が「栗だんご」を楽しみに鳴子温泉に来るという。

 

みたらし団子のような甘いしょうゆあんがたっぷりとかかり、老舗店では栗と餅にもこだわって提供している。試食会に出てくると、元乃木坂46の鈴木絢音(秋田出身)や純烈の岩永洋昭(長崎出身)は、こだわりの栗と餅&ほどよい甘さのしょうゆあんを絶賛。

『秘密のケンミンSHOW極』岩永洋昭(純烈)(c)読売テレビ

 

番組情報

『秘密のケンミンSHOW極』
読売テレビ/日本テレビ系
2023年11月9日(木)午後9時~9時54分

(c)読売テレビ

森七菜が“ぷにぷにポーズ”で雪見レンチンをアピール!見事なおもちのばしシーンも ロッテ「雪見だいふく」新WEBCM

森七菜が出演するロッテ「雪見だいふく」新WEBCM「弾むぷにぷにモチの楽しみ方」篇(15秒)と「まるで出来立て!?」篇(15秒)が11月8日(水)より公開される。

 

新WEBCMでは、今年でCMキャラクター3年目となる森が、就任当初より「雪見だいふく」の開発担当に食べ方アイデアとして熱く語っていた「雪見だいふく」をレンジで温める驚きの楽しみ方を紹介。食べごろ食感から、まるで出来立てのような食感まで、さまざまな食感の「雪見だいふく」を楽しむことができる新メソッドを披露する。

ロッテ「雪見だいふく」新WEBCM 森七菜

 

まず1つ目は、「雪見だいふく」のぷにぷに食感を楽しむメソッド。以前より「常温で8分待つ」ことが勧められてきたが、「8分も待ってられない…」といった声に応えるべく、裏技を公開。実は、レンジで8秒温めるだけでも、ぷにぷに食感が楽しめるのだ。そんな新発見を森が紹介する。

 

2つ目は「雪見だいふく」をレンジで20秒温めると、ロッテの社内でも限られた関係者しか食べるチャンスがない、出来立てのようなおいしさが楽しめてしまうというメソッド。森のアイデアがきっかけとして生まれた“雪見レンチン”の楽しみ方が詰まった新WEB動画に注目だ。

 

撮影現場レポートと森によるコメントは以下を参照。

 

撮影現場レポート

ロッテ「雪見だいふく」新WEBCM 森七菜

「よろしくお願いします!」と、「雪見だいふく」のような真っ白な衣装を身にまとい、撮影現場に入られた森。“もちなな”の愛称でも知られる森が、「雪見だいふく」の弾むようなぷにぷにさを、自身のほっぺたをぷにぷにと押して表現する“ぷにぷにポーズ”の撮影がスタート。カメラに近づいて、満面の笑みで「ぷにぷに~」と言いながらポーズを披露する森の姿に、思わず現場では「かわいい…」とうっとりしてしまうスタッフが続出。その後、ほっぺたを押すスピードを変えてパターン違いの撮影を続ける森。「雪見だいふく」のように、ぷにぷになモチ肌さに「すごい…」とスタッフの心の声がもれてしまう場面も。また、静寂の中で“ぷにぷにポーズ”を繰り返す撮影だったため、見事な“ぷにぷにポーズ”につい見ほれてしまっていたスタッフに、「えっ!?(撮影してる?)」と森も突如不安になり、思わず笑ってしまうひと幕も。森らしさがあふれる渾身の“ぷにぷにポーズ”に注目だ。

 

「雪見だいふく」のCMといえば恒例の“おもちのばし”シーン。撮影現場ではスタッフ一同、息をのむ緊張した空気に包まれる。1年ぶりのCM撮影での“おもちのばし”となったが、森は緊張というよりも、楽しみといったワクワクされた様子でスタンバイ。ついに撮影が始まると、最初のテイクから見事な“おもちのばし”を披露し、現場では大きな拍手が沸き起こる。現場の雰囲気に森自身も少し照れつつ「よっしゃー!」と納得の笑みを見せた。“おもちのばし”シーンも必見だ。

ロッテ「雪見だいふく」新WEBCM 森七菜

 

CMの撮影後には、「雪見レンチンクイズ」と題して、3秒、8秒、12秒、20秒とレンジで温めた「雪見だいふく」を森が実食し、何秒温めた「雪見だいふく」なのかを当てるクイズに挑戦。挑戦前、森は「自宅でもいろいろな秒数でレンチンして食べているので、クイズには自信があります!」と意気込みは十分。

 

まずは8秒温めた「雪見だいふく」にチャレンジ。「ぷにぷにですね!雪見だいふくのもちもち加減が増していて…これは8秒だと思います!」とコメントし、難なく正解。20秒温めた「雪見だいふく」では、「めちゃくちゃおいしい!おもちがやわらかくて、少しあたたかくて…クリーミー。これは20秒!」と即答し、見事正解。続いて、12秒温めた「雪見だいふく」では、「うーん!なるほど…これは難しいですが、私が知っている8秒と20秒の中間のような気がする。アイスの温度的にも、12秒!」と少し悩みつつも推理のうえ解答し大正解。最後に、3秒温めた「雪見だいふく」では、「うん!おいしい!これは温め秒数が短いですね!久しぶりに冷たい雪見だいふくを食べました(笑)」と思わず笑ってしまいつつも正解。難関クイズながらも、見事全問正解のミラクルな結果に。スタッフから拍手が送られ、満面の笑みで大喜びの森だった。そして「秒数違いでそれぞれ個性があるのでぜひ全種類試してみてほしいです!」と語った。

 

森七菜 コメント

◆レンジで8秒温めた「雪見だいふく」を食べてみていかがでしたか?

レンジで8秒温めた「雪見だいふく」は、おもちがぷにぷにになることに加えて、冷たいアイスの部分とアイスがクリーミーな部分の2層になるところが私は好きです。すぐ食べるのも好きですが、レンジで8秒温めるのも新食感で楽しみ方が広がるなと思いました。
レンジで8秒温めるだけで、ぷにぷにもちもちですよね…!私は8分がなかなか待ちきれず、いつもすぐレンジに直行してしまいます(笑)。8分待つという、あの待ち遠しい時間も好きなのですが、いつもレンジで8秒温めて楽しんでしまいます!

※8分待ち:室温25℃の場合。冷凍庫の機種や保管状況により異なります。
※レンジで8秒(600W):電子レンジで加熱する際は「雪見だいふく」を必ずお皿に移して加熱してください(ラップは不要)。

 

◆まるで出来立てのようなおいしさ?レンジで20秒温めた「雪見だいふく」を食べてみていかがでしたか?

出来立ての「雪見だいふく」のような食感だと思うと、かわいらしいなと思いながら、ぷにぷにして食べました!中のアイスもクリーミーになっていて、とてもおいしかったです。レンジで8秒も20秒もそれぞれの良さがあって、どちらも選べないくらい好きです!

※レンジで8秒、20秒(600W)電子レンジで加熱する際は、「雪見だいふく」を必ずお皿に移して加熱してください(ラップは不要)。

 

◆「雪見だいふく」の特徴である“弾むぷにぷにモチ”にちなみ、ここ最近で心が弾んだエピソードをお教えください。

誕生日が8月だったのですが、当日ドラマの撮影をちょうどしていたんです。そしたら、撮影現場に「緑黄色社会」の皆さんがサプライズで来てくださったんです。私のためだけに演奏と歌を歌ってくださって、感激しました。ビックリとあまりのうれしさに大号泣してしまい、とても心が弾みました…!

⼈生のご縁の中で、アーティストの方に誕生日を祝っていただけることが、ありがたいことによくあるんです。「YOASOBI」のお2⼈だったり、「緑黄色社会」さんだったり、本当にありがたく、そのたびに感激しています。

 

◆新WEBCMでは見事な「雪見だいふく」の“おもちのばし”を披露されていましたが、森さんが今「これをのばしたい!」と思うことはありますか?

Instagramのフォロワーをのばしたいです!自分で運営しているアカウントが期間限定であるのですが、スタッフさんが運営している私のアカウントもあって。そのフォロワー数に勝てないんですよ(笑)、どうしても!私が運営しているアカウントでは、自分で撮っている写真や撮ってもらった写真もあげて一生懸命やっているのですが、同じ私ではあるのに、全然誰にも見つけてもらえないというか、勝てなくて…悔しいんですよね。フォロワーをのばしたいな~と思っているのですが、SNSが得意ではないので、のばし方があれば教えてほしいです!

 

◆スタッフさんと勝負してるんですね!?

そうなんです、でもどっちも写っているのは私で…自分と勝負してる、自分との戦いです(笑)。

 

CM情報

ロッテ「雪見だいふく」新WEBCM
「弾むぷにぷにモチの楽しみ方」篇(15秒)
「まるで出来立て!?」篇(15秒)

2023年11月8日(水)より公開

https://www.lotte.co.jp/products/brand/yukimi/#howto

さらば青春の光・森田哲矢&東ブクロ「僕らはネタがストロングポイント。ネタはやり続けないと駄目」ライブDVD発売「目標は2万本」

テレビ、YouTube、ラジオなど、あらゆるジャンルで惜しみなく笑いを提供しているお笑い芸人のさらば青春の光。2023年5~7月にかけて東京・大阪・名古屋など全国6都市を回った単独公演「すご六」で約2万人動員した。ありそうでありえないオリジナリティー溢れる設定で、観客を“さらば”の世界に引き込んでいく。その貴重な公演のDVDが2023年11月1日発売した。“さらば”の笑いをご家庭でもどうぞ!

 

さらば青春の光●さらばせいしゅんのひかり…2008年8月結成。大阪府出身。キングオブコント2012-2015、2017、2018ファイナリスト、M-1グランプリ2016ファイナリスト。現在のレギュラー番組は、テレビ、ラジオ、WEBでレギュラー17本。YouTubeも積極的に更新。YouTube「さらば青春の光Official Youtube Channel」

【さらば青春の光さん撮り下ろし写真】

 

台本を覚えられないんです。その時、出た言葉でええやんって感じ

──今回、このDVDを売っていきたいと思っています! 何本目標にしますか?

 

森田 そもそも前回は何本売れたんですか? 2500本? じゃあ、目標3000本で(笑)。いや待てよ、劇場来た人全員買ってくれたら、2万本なんで、2万にしておきましょう!

 

東ブクロ 2500で充分でしょう。

 

森田 いやいや、前回は超えたいでしょ!

 

東ブクロ だってオレ、お笑いのDVDは借りたことあるけど、買ったことないですもん。何千人も買ってもらえるだけでありがたい。

 

森田 生で観てない人は観たいだろうけど、生で観た人もDVDで観たいって人もおるって。それにDVD集めている人もいますし。

 

東ブクロ まぁ、作家とネタを振り返った特典も付いてるしな。

 

森田 ということで目標は2万本で!

 

──それにしてもテレビ、動画、ゴルフ(笑)とお忙しいのに、なぜコントネタの単独ライブを続けていくんですか?

 

森田 真面目な話、僕らはネタがストロングポイントだと思っているんで、ネタはやり続けないと駄目だと思っています。

 

東ブクロ まぁ、やらなしゃあないですから(笑)。

 

森田 ブクロにコメント求めても照れのコメントしかでませんよ(笑)。

 

東ブクロ いやいや、ホンマにやりたくないんですよ、大変過ぎますから。

 

森田哲矢●もりた・てつや…1981年8月23日生まれ。大阪府出身。さらば青春の光が所属する「株式会社ザ・森東」代表取締役社長。モルック日本代表。日本モルック協会公認モルックアンバサダー。X(旧Twitter)InstagramYouTube「さらば森田の五反田ガレージ」

 

──そうですよね、一番最後の「タネ飛ばし」(※以後出てくるコント内容はDVDを要チェック)のネタは、東ブクロさん、めちゃくちゃセリフ多かったですよね。「コイツ、ゴルフばっかしてるから、セリフ増やしたろ」って増やしたんですか?

 

森田 ハハハハハ! それはないです。あくまでも笑いを取るための手段ですから。

 

東ブクロ 正直なところ、セリフは一言一句覚えてないんで、ホンマに。流れで覚えてるんで。一言一句間違えないでやれって言われたら、できないです(笑)。

 

森田 オレだってご機嫌伺いながらやってるんすよ。セリフ多すぎたら、削るようにしてますし。そもそも客演の仕事きたら「セリフの量多いわ!」って機嫌悪くなるのか心配です。

 

東ブクロ そもそも客演なんてやらないから! 僕、ここ数年で分かったんです、台本を覚えられないんです。その時、出た言葉でええやんって感じでやってる。

 

森田 かっけーこと言うな! 急に語りだした。

 

東ブクロ だから全公演見た人は、毎回、この部分のセリフ違うやんって思ってるかも。

 

森田 今回、「タネ飛ばし」のネタは、セリフ多いから大変だったとは思いますけど、他は楽だったと思いますよ。「野球人生」っていうネタは袖でカンペ読んでますからね(笑)。

 

東ブクロ (苦笑い)。

 

どうやったら面白くなるかいろいろ枝部分を考えて辿り着いた

──一方で森田さんは、肉食的なビーガンの人という設定の「パリヴィ」で、激しいセリフ回しでゼイゼイして、次の「野球人生」の監督の役でゼイゼイして、体力的に大変だったのでは?

 

森田 「パリヴィ」からの「野球人生」はめっちゃしんどかったです。野球の監督役なのに一番汗かいてるし。衣装さんも「コイツどんだけ汗かくねん」って。衣装チェンジの時に脱がせにくいし、着させにくかったですから。順番いじればよかったんですけど、いじれなかったんですよね。

 

東ブクロ●ひがしぶくろ…1985年10月6日生まれ。大阪府出身。「株式会社ザ・森東」副社長。趣味はゴルフ。ベストスコア72(10/30現在)の腕前。YouTube「さらば青春の光東ブクロのゴルフ学校~芸能界No.1目指します~」

 

──今、話が出た中でもいろんな設定のコントがありますが、今回、苦労された設定はありますか?

 

森田 設定出すところまでは、そこまで大変じゃなかったんですけど、いざ作ってみると、大変だったのは、先ほどから話に出ている「タネ飛ばし」ですね。“青春”中毒のおじさんが10億円の賞金がかかったさくらんぼの種飛ばし大会を開催するってネタなんですけど、最初の段階では「青春」ってキーワードはなかったんです。どうやったら面白くなるかいろいろ枝部分を考えて辿り着いたんです。

 

東ブクロ 僕は作る段階で苦労していたなんて全く知りませんでした。台本もらって初めて設定を知る感じなんで。

 

森田 一回、ブクロがアドリブで下ネタをぶわーって言いだしたんですよ。「そこまで下じゃないんだよ。このおじさんは“青春”に興奮を覚えるんやから」って注意したことあった。

 

東ブクロ その辺の擦り合わせできてないから、僕がアドリブで下ネタばっか言ってた(笑)。

 

森田 そう、こいつ、すぐ下ネタいくから!

 

東ブクロ そりゃ、下ネタ行くわ。ただ一番苦労したネタではある。

 

森田 めちゃくちゃ苦労しましたね。

 

──肉食系なのにビーガン男子という設定の「パリヴィ」はかなり突飛な設定でしたね。

 

森田 公演時にはビーガンなのにクラブにいるイケイケ男子になっていますが、もともとは違う設定だったんです。当初はゴミ屋敷にいるビーガンの人という設定でした。ゴミ屋敷に住んでるくらいだらしないのに、食べ物に関しては繊細みたいな。ただお客さんに見せる時に分かりづらいかなと思って。それでもう少し分かりやすくしたくて、クラブの設定に変えました。

 

東ブクロ 「パリヴィ」は、最初、台本もらった時は、言葉のやりとりで見せるコントかと思いました。あそこまで舞台装置使って、音楽にのせてやるネタになるとは。最初の台本段階から一番、印象が変わったネタですね。今回、初めて音楽を流した中でネタをやる難しさもあったので、ある意味、新鮮ではありましたよ。

 

森田 このコントの中で僕がラップする場面があるんですけど、あれは実は勝手に足したんです、ハハハハハ。まぁ、まぁ、ウケたからその後の公演でもやってくことにしました。

 

やしろさんの演出のおかげでお客さんに満足感を与えることができる

──思いのほかウケなかったネタは?

 

東ブクロ 「それでもボクはやってない」では、ウケるのはウケるんです。設定はAV女優が電車に乗っていたので痴漢モノの撮影していると思って、触りにいった大学生が駅員に捕まって……という内容なんですけど……。

 

森田 この「痴漢」ネタは、『カチコチTV』(FANZA TV)やっていたからできたネタですよ。AV女優さんと収録の合間でしゃべっている時に、有名女優さんが今日、電車で来たという話になって。「え! 電車乗るんですか」って(笑)。「AVと思われて痴漢とかされないんですか?」って(笑)。そこから発想したネタなんです。

 

東ブクロ ネタばらして笑いがボーンってくるところもあれば、徐々に笑いがくるところもあって。その土地その土地で笑いがバラバラでした。

 

 

──今回の「それでもボクはやってない」、電動マッサージを開発した企業の人がAV現場にクレームを言いに来る「AV」(2015年)、やたらと芝居にこだわるAV男優のネタ「男優」(2015年)は、AV三部作と勝手に呼んでいるんですけど。

 

森田 おー、ありがとうございます! ただもう、AV関連のネタがなくなってきてるんだよなー!

 

──そういえば、演出家、ラジオパーソナリティのマンボウやしろさんがすでに5回も単独ライブの演出されているんですね。

 

森田 単独ライブ「真っ二つ」(2018年)から演出をお願いしているんです。やしろさんにお願いするきっかけは、以前、バイク(川崎バイク)さんに誘われて、やしろさんが作・演出した舞台を新宿に観に行ったんですよ。その時の演出とか舞台装置がすごくよくて。多分人生で初めてプロジェクションマッピングみたいのをこの日、見たんちゃうかな。それでぜひやしろさんにお願いしたくて、やしろさんのラジオの本番中に「単独の演出やってくれませんか?」って直談判しました。もう、断れない状況で、ハハハハ! 今でもやしろさん、このこと恨んでいるみたいですよ。「あれは卑怯だ」って(笑)。

 

東ブクロ やしろさんの演出があるからこそ、ネタが笑いに変わってるってことありますよ。ある意味、ネタの雰囲気も想像とは違うものに変わったりしますし。幕間の映像も作ってくれているんですが、あれもすごくかっこいい。何よりも以前は、映像とかなかったんで幕間の時間がないから「早く着換えろ!」って感じで。それもなくなりましたし。単独公演としての格が何百倍にもなった。

 

森田 何百……。何千やと思います、僕は(笑)。

 

東ブクロ さすがに何千はないやろ!

 

森田 さすがにって…。やしろさんの演出のおかげでお客さんに「観たなー」っていう満足感を与えることができるんですよ。

 

東ブクロ ホント、一緒にやらせていただいて何の不満もないです。あ、1つだけ髪形は気になりますけど(笑)。

 

森田 あれも演出やろ、自己演出や(笑)。

 

ゴルフクラブのタイアップよろしくお願いします!

──幕間に流れた「メモリー」って曲もやしろさんが作ったんですか?

 

森田 あれは、音響チームが頑張ってくれました。「こんな曲にしてください」って音響チームに投げるんですよ。全部やってくれるのでホント、助かります。ただわりと音響チームが声出したいとか、歌いたいって人が多くて。ただ一番、社長が声出したがりです。大城音響事務所の大城さん(笑)。「野球人生」で出てくる野球部の声とか、一番前のめりでやってくれました。

 

──すみません、そろそろ時間が……、最後になりますが、モノを紹介するゲットナビということで、熱くなれるモノとかありますか?

 

森田 急やな~。僕はスニーカーですかね。結構、買っちゃいます。僕は定番のスニーカーが好きなんですよ。スーパースター、コンバースのオールスター、エアフォースワンとか。今日履いてるのも、コンバースのスエードなんです。高校生の時はエアフォースワンを履いていました。今、エアフォースワンを履いてたりすると、「エアフォースワンのオリジナルですよね」って分かる人には分かる。なんかタイアップあったらよろしくお願いします!

 

東ブクロ 僕はゴルフクラブですかね。アイアンは地クラブを使ってますし。

 

森田 じクラブ???

 

東クラブ 大手メーカーじゃなくて、各地域で生まれた小規模なメーカーがこだわりをもって作ってるクラブのことや。

 

 

森田 あー、地酒の「地」ね。地クラブね。

 

東ブクロ 僕は他の人と同じじゃない物珍しいものを使いたいというのがあって。1つひとつ丁寧に作ってるんやろなとは思います。正直、打っててそこまで分からないけど、職人さんのこだわりは感じられるので。

 

森田 コントも丁寧に1つひとつ作ってますけどねー(笑)。ハハハハハ。それは感じ取れないものですか?

 

東ブクロ 地コントではない!

 

森田 地コントやろ! 全部、自分たちで考えて丁寧に作ってるんやから。

 

東ブクロ 僕は今、アイアンもウェッジもEPONを使ってるんですが、スコアも上がりますし、気持ちも上がりますよ。EPONは新潟の燕三条の会社で鉄の技術がすごい企業です。

 

森田 コントもそれぐらいこだわってほしいんやけどな。まぁ、まずはゴルフクラブのタイアップよろしくお願いします!

 

東ブクロ お願いします(笑)。

 

 

 

さらば青春の光 単独LIVE『すご六』

3,740円(税込)

 

(CAST)
さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)

(収録内容)
2023年5月~7月にかけて東京・大阪・名古屋・福岡・北海道・宮城の全6都市を周り、約2万人を動員したさらば青春の光の最新単独ライブの模様を紹介。

オープニングコント
イエスマン
それでもボクはやってない
ガンジスのしらべ
パリヴィ
野球人生
タネ飛ばし
※名称変更になる場合がございます。

 

販売元:ポニーキャニオン
発売元:TBSラジオ

(C)2023 TBS RADIO/THE MORIHIGASHI

 

撮影/映美 取材・文/浦澤 修

BiS「LAZY DANCE」の各メンバーソロ歌唱音源やユニーク動画付きの配信限定商品をリリース決定

BiSの現体制第2弾シングル『LAZY DANCE』の全曲配信が、11月8日(水)よりスタートする。それに合わせて、各メンバーソロ歌唱音源や動画コメント付きの配信限定商品をリリースすることも発表された。

BiS

 

ニューシングル『LAZY DANCE』には、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュースの「LAZY DANCE」「なまえをよんで」の2曲に加え、各楽曲のインスト音源が収録されている。その全曲配信が11月8日よりスタート。

 

また音源配信と合わせて、クラウンミュージックストア限定で、「LAZY DANCE」のBiSメンバー6人のソロ歌唱バージョンを加えた計10曲入りのスペシャルパッケージも配信限定でリリースされることが発表された。

 

さらに、各メンバーのユニークコメント付き商品として、本シングル収録の4曲にメンバーソロver.の音源1曲と歌唱メンバーによる購入者に向けた動画コメントをセットにした日本クラウン初のNFT商品も数量限定先着順にて販売されるという。こちらもクラウンミュージックストア限定とのことで、見逃せない商品となりそうだ。

 

リリース情報

■BiS「LAZY DANCE」クラウンミュージックストア限定盤

2023年11月8日(水)正午〜発売開始

※シングル『LAZY DANCE』収録の4トラックとメンバー6人各々がソロ歌唱する「LAZY DANCE」6トラック(合計10トラック)をセットにした、クラウンミュージックストア限定商品。
※セット販売のみ

価格:1,980円(税込)
購入URL:https://crown.murket.jp/item/94894

【収録曲】
1.LAZY DANCE
2.なまえをよんで
3.LAZY DANCE (Instrumental)
4.なまえをよんで (Instrumental)
5.LAZY DANCE (イコ・ムゲンノカナタver.)
6.LAZY DANCE (クレナイ・ワールズエンドver.)
7.LAZY DANCE (シオンエピックver.)
8.LAZY DANCE (トギーver.)
9.LAZY DANCE (ナノ3ver.)
10.LAZY DANCE (ヒューガーver.)

■メンバー別BiS『LAZY DANCE』BOX(ユニーク動画付)
販売期間:2023年11月8日(水)正午〜11月30日(木)

※シングル『LAZY DANCE』収録の4トラック+各メンバーソロ歌唱「LAZY DANCE」(合計5トラック)をセットにした、クラウンミュージックストア限定商品。
※期間限定、数量限定商品(先着順)
※販売数量に達した場合、販売期間内でも販売終了

価格:2,480円(税込)
販売数量:各10セット

【収録曲】
1.LAZY DANCE
2.なまえをよんで
3.LAZY DANCE (Instrumental)
4.なまえをよんで (Instrumental)
5.LAZY DANCE (メンバー別ver.)

<BiS『LAZY DANCE』イコ・ムゲンノカナタBOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95033

<BiS『LAZY DANCE』クレナイ・ワールズエンドBOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95034

<BiS『LAZY DANCE』シオンエピックBOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95035

<BiS『LAZY DANCE』トギーBOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95036

<BiS『LAZY DANCE』ナノ3 BOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95037

<BiS『LAZY DANCE』ヒューガーBOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95038

New Single『LAZY DANCE』(初回生産限定盤/通常盤)

■New Single『LAZY DANCE』
2023年11月8日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】CRCP-10481 / 5,000円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-10482 / 1,100円(税込)

配信リンク:https://bis.lnk.to/lazydance

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

『いちばんすきな花』見逃し配信が累計1400万再生を突破 TVerお気に入り登録数も今期民放ドラマ最多の126万獲得

多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠ら4人が主演を務める木曜劇場『いちばんすきな花』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)の見逃し配信が、累計1400万再生を突破。TVer“お気に入り登録”数も今期民放ドラマ最多の126万を獲得した。

『いちばんすきな花』(c)フジテレビ

 

本作は、「男女の間に友情は成立するのか」をテーマに送る、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマ。主人公は潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。

 

年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人だが、それぞれの日常の中で“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリーとなっている。

 

初回の放送後から、「男女の間に友情は成立するのか」をテーマに、SNS上でも投稿者による持論が展開。物語に登場するキャラクターへの共感の声があふれるなど、放送中には「#いちばんすきな花」のほか、ドラマに関連するワードがXにおいて常にトレンド入りを果たしている。

 

第3話(10月26日放送)の無料見逃し配信は、放送後1週間(10月26日~11月2日)で289万再生を記録。第4話も放送後3日(11月2日~11月5日)で早くも225万再生を記録しており、第1話から第4話の現時点での無料配信における総再生数は1400万再生を突破した(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。11月5日時点)。

 

また、TVerの“お気に入り登録”数も、10月期放送の民放ドラマにおいて最多の126万を獲得。主人公の4人のキャラクターとその一つひとつの物語に共感する視聴者が続出している。なお現在、TVer・FODでは第1話から第4話まで無料配信中。

 

第5話(11月9日(木)放送)あらすじ

朝、春木椿(松下洸平)の家で目を覚ました佐藤紅葉(神尾楓珠)。紅葉は前の晩、急に椿の家にやって来て、2人で酒を飲んだ後、そのまま寝てしまったのだ。その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出す。そんな紅葉のスマホに突然、高校時代の友人・伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと連絡が入り…。

深雪夜々(今田美桜)は紅葉に呼び出されて会うことに。急に呼び出したことを謝る紅葉に「暇してたんで」と答えつつ、何かあったのかを尋ねる。不意に潮ゆくえ(多部未華子)のことが好きかと紅葉に問いかける夜々。突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り、動揺を隠せない。

そんな折、ゆくえはインテリアショップで1人買い物中、赤田鼓太郎(仲野太賀)と妻の峰子(田辺桃子)にばったり遭遇する。一方、紅葉はイラストについて、思わぬ仕事の依頼が舞い込み…。

 

番組情報

木曜劇場 『いちばんすきな花』
フジテレビ系
毎週木曜 午後10時~10時54分

出演者:多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠、
齋藤飛鳥、一ノ瀬颯、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希、臼田あさ美/仲野太賀 ほか

脚本:生方美久
音楽:得田真裕
主題歌:藤井風「花」(HEHN RECORDS/UNIVERSAL SIGMA)
プロデュース:村瀬健
演出:髙野舞
制作・著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/ichibansukina_hana/
公式X(旧Twitter):@sukihana_fujitv
公式Instagram:@sukihana_fujitv
公式TikTok:@sukihana_fujitv

(c)フジテレビ

世界中で愛されるミュージカル『スライス・オブ・サタデーナイト』で不良役を演じる一色洋平が役者の原点を振り返る。ティーンエイジャー時代の美しい原風景

1960年代のロンドンのはずれを舞台に、ティーンエイジャーの青春と葛藤を30曲を超えるロックナンバーとともに描くミュージカル『スライス・オブ・サタデーナイト』。1989年4月の初演以来、世界中で300回以上上演され、9か国語以上の言語で翻訳されるほど愛されている名作だ。92、93年に日本でも上演された本舞台が、約30年ぶりに上演。今回、チンピラだが目を離せない魅力の持ち主・エディを演じる一色洋平さんに、今回の舞台へかける思いとともに、ティーンエイジャー時代の思い出を振り返ってもらった。

 

一色洋平●いっしき・ようへい…1991年8月6日生まれ。 神奈川県出身。2010 年、早稲田大学演劇研究会にて俳優活動を始める。舞台を中心に活躍、確かな演技力と圧倒的な身体能力を併せ持つ。近年の主な舞台出演作に、『鋼の錬金術師』(主演:エドワード・エルリック役/23)、『くるみ割り人形外伝』(「演劇の案内人・クララの父役/23)、『飛龍伝 2022〜愛と青春の国会前』(主演:山崎一平役/22)など。公式HPX(旧Twitter)YouTube

【一色洋平さん撮り下ろし写真】

 

ティーンたちの成長物語の一夜が描かれている『スライス・オブ・サタデーナイト』

──今回、ミュージカル『スライス・オブ・サタデーナイト』のオファーがあったときのお気持ちをお聞かせください。

 

一色 僕は大学生の頃から、今回の演出を担当している(元吉)庸泰さんが主宰されている劇団「エムキチビート」の舞台をよく観ていたんです。いつかご縁がないかなと思っていたんですが、ようやく念願が叶って、一緒に賑やかな作品を作れそうだということでワクワクしました。

 

──今回はロックミュージカルですが、大好きなジャンルだそうですね。

 

一色 ロックミュージカルの熱量や使われる楽器も好きですし、否応なしに身体を躍動できるところも魅力です。身体表現を大事にしてきたタイプの人間なので、言葉と身体をリンクさせがちで、ロックミュージカルと自分がやってきたことの相性が良いなという感覚があるんです。

 

──60年代のイギリスが舞台ですが、その時代のロックに馴染みはありましたか。

 

一色 24時間BGMを流してくれる配信サイトがあるんですが、それでオールディーズを聴くことが多くて。僕がよく聴くサイトは、ただオールディーズを流すんじゃなくて、カーステレオっぽい音質で、当時の雰囲気を感じさせるんですよ。その中で唯一グループ名を意識して聴いているのはビートルズで、僕の初舞台のタイトルも『ラヴ・ミー・ドゥ』でした。

 

──ビートルズのデビューシングルで、今回の舞台のセリフにも出てきますよね。初めて『スライス・オブ・サタデーナイト』の台本を読んだときの印象はいかがでしたか。

 

一色 率直に言うと難しいと思いました。難しい内容ではないからこそ難しいというか。「CLUB A Go-Go」というクラブで起きる一夜の物語ですが、登場するティーンエイジャーにとっては毎週来ている場所で、その一夜を切り取っています。各キャラクターのエピソードが断片的に描かれていて、一見するとオムニバス的なんですが、これまで上演されてきた『スライス・オブ・サタデーナイト』のどれよりもサブテキストが細かいのではないかと。だから結果的にオムニバス的にはならず、きちんと彼ら彼女らティーンたちの成長物語の一夜が描かれているなと感じました。

 

──一色さん演じるエディはヤク中の不良でありながら、どこか憎めないキャラクターです。

 

一色 ドラッグに手を出している人物をステレオタイプに演じると、へべれけで千鳥足みたいなのを想像すると思います。でも僕が着目したいのは、どうしてドラッグに手を出してしまったかということ。エディという人物を形成したのは、この舞台で描かれている土曜の夜ではなくて、その他の週6日の時間だと思うんです。だから自分の中でサブテキストを細かく作ったんですが、彼がドラッグに手を出した理由は、悲しいのか、別にそうでもないのか……その中間を僕は狙っています。

──そもそもドラックの影響を受けているシーンも少ないですしね。

 

一色 今回、舞台上にいるんだけどセリフがないときの芝居を、みんなで「オフ芝居」と呼んでいるんですが、芝居のメインは下手で行われているけど、ずっと上手にいるみたいなシーンがあって、そこで少しだけドラッグの中毒症状を入れています。あとは川平慈英さん演じるクラブオーナーのエリックは、エディがヤク中であることを理解しています。だからエリックと会話するところで、肉体的な中毒症状を表現しています。

 

──役のバックグラウンドをご自身で膨らませているんですね。

 

一色 稽古の序盤に庸泰さんから、当時のイギリスの文化的背景をお聞かせいただいたんですが、ほぼほぼ役作りは任せていただきました。

 

──今回生バンドで演奏されますが、どんな音楽になるのでしょうか。

 

一色 曲数は31曲もあるんですけど、当時の音楽はビートルズぐらいしか知らない僕ですら、どこかで聴いたことがあるなという曲ばかりなんです。その感覚を解き明かすために、音楽監督の大嶋吾郎さんが1時間ぐらいかけて、座学で当時の音楽史を教えてくださって。このナンバーは、この曲のオマージュであるというのも解説してくれました。エディはアニマルズが大好きだけど、石川新太くん演じるテリーはモッズが好きだったりする。音楽史的には「モッズあってこそのアニマルズ」なので、テリーの音楽嗜好には反論できないよね、みたいなことも教えていただきました。

 

──ロックの知識が豊富だと、その辺の細部も楽しめますね。

 

一色 今回と同じシーエイティさんプロデュースの舞台に『BACKBEAT(バックビート)』がありますけど、あの舞台はまさに60年代を切り取った、しかもビートルズに着目した作品。だから『BACKBEAT』をご覧になって、もっと当時の音楽史を知りたいと思った方にも馴染みの良い言葉と音楽がたくさん出てくるはずです。

 

──稽古場の雰囲気はいかがでしょうか。

 

一色 本当に楽しくて、文化祭みたいな雰囲気です。あと今回は主演の河下楽くんと熊谷彩春ちゃん、僕と高田夏帆ちゃんという感じで、各々カップリングがあって、カップル同士で建設的な話し合いができているなと感じます。日々、二人で話し合っていくうちに、対話の温度も変わっていくんですよ。最初は初めましてということもあってお互いに気を遣うんですけど、どんどん会話のトーンが低くなっていく。話している音色が低くなっていくのって気を許した証拠だなと思うんです。僕も夏帆ちゃんとはたくさんお話しさせてもらっています。

 

高校時代は部長として陸上部の部員を意識改革

──一色さんのティーンエイジャー時代のお話を伺いたいんですが、高校時代に打ち込んでいたことは何ですか?

 

一色 僕は陸上競技をずっとやっていたんですけど、高校3年生のときは陸上部の部長をやっていて。「脱いだジャージは畳め」とか、「靴を揃えろ」とか、「先生には何度でも挨拶していいんだから、一日何度でもしろ」とか、競技のことよりも、マナーなどに口うるさい部長でした(笑)。

 

──高校生でマナーに厳しいって珍しいですね。

 

一色 応援されるチームになりたかったんです。この記事を部活の先輩が見たら申し訳ないんですけど……。当時、僕が通っていた学校の陸上部は、めちゃめちゃ競技に強かったんです。ところが、それこそジャージをほっぽり出して競技に出るとか、自分たちの仲間の選手が競技をしていても応援に行かないとか、集団としてどうなんだろうという点が多かったんです。神奈川県大会だと他の学校とは敵対関係ですけど、関東大会になると、神奈川県同士として一致団結しなきゃいけなかったりする。でも、うちの高校だけそれに馴染めなかったり、他校の先生から「どうなんだろうね」って首を傾げられたりしているなって、高校1年生のときに感じていて。だから、僕は自分の競技人生は正直いいから、部長になって、この部活を変えてみたいという野望が芽生えたんです。

 

──ご自身から部長に立候補したんですか?

 

一色 そうは言っても、自分でなれるものではなかったので、とにかく日々の素行を良くするという立ち振る舞いをしていました(笑)。

 

──実際に一色さんが部長になって、部員の意識は変わったんですか?

 

一色 自慢みたいになってしまいますが、僕らが高校3年生で引退する頃には、他校の先生から「変わったね」と言ってもらえましたし、うちの高校がやっている応援の仕方を他校が真似てくれることもありました。

──部員も一色さんの方針に好意的だったんですね。

 

一色 ただ一人だけ、僕の方針に反抗していた選手が同級生にいたんです。それこそ僕が「ジャージを畳め」と言っても、「それよりも競技のほうが大事だろう」と反抗し続けていました。ところが高校3年生の部員にとって引退試合となるインターハイの試合で、選手紹介のときに、彼がちゃんと服を畳んでいるところがテレビに映ったんです。僕も同じ会場にいたんですが、彼の私物が仕舞ってある籠にジャージから何から全て綺麗に畳んであって。それを見たときは、本当にうれしかったです。その後、彼は110mハードルでロンドンオリンピックにも出場しました。

 

──そこまでマナーに気を遣っていたのは、ご家族の影響ですか?

 

一色 いえ、親は特にうるさいわけではなく普通でした。ただ中学校の陸上部が厳しくて、「良い競技者である前に良い人間であれ」みたいなことを常に言われていました。その考え方に僕自身が納得できていたので、中学で学んだことを、高校でも生かしたいなと勝手に思っていたんです。

 

──陸上部での経験は今の仕事にも活きているのではないでしょうか。

 

一色 衣装や小道具など、物を大事に扱うという精神は、もちろん活きています。あと陸上競技をやっていたときに、自分では「気づき力」って呼んでいるんですけど、いろんなことに気づく力みたいなものも培われたと思います。

 

──具体的にどういうことでしょうか?

 

一色 僕は大学で演劇を始めたんですが、最初にやったことはスタッフ側だったんです。役者がやりたくて早稲田大学の演劇研究会に入ったんですけど、最初は先輩の公演を支えなければいけないという立場にあるので、音響や制作、舞台美術などを経験しました。最初はどうして役者をやらせてもらえないのかという気持ちも強かったんですが、周りを知ることで意識も変わったんですよね。どうやって舞台が作られているのか、どのようにチケットが出回って、どのように売られていくのか、なぜスピーカーはそこに吊られているのか、なぜ照明はこの向きで吊られているのか、どうしてケーブルは裏でこう這わせなければいけないのかと総合的に学べたときに、舞台が総合芸術と言われる理由がよく理解できたんです。役者だけをやっていたら、絶対に分からなかったことですからね。それも陸上部で気づき力を養わせてもらったからこそ、舞台業界に入ってからも、いろんなことに気づかせてもらえたのはあるかもしれません。

 

──舞台を俯瞰して見られることで、お芝居に役立つ部分も多そうですね。

 

一色 よく「第三の目を持ちなさい」なんて言いますけれども、それは客席から自分を見る目ということだと思うんです。それを特に鍛えさせてもらったなと思ったのは、音響のオペレーターをやらせてもらったときです。毎日、客席の一番上に立って俳優の芝居を見て、音楽を流し、そのパラメータを上下するということをやっていると、こういう芝居が音楽を呼びやすいんだなとか、お客さんの体感リズムを良くさせてくれる俳優の演技はこうなんだなとか、照明にうまく当たるにはこうすればいいんだとか、毎日一番いいところから先輩たちの演技を見させてもらった分、たくさんのことを学びました。

 

役者を志したきっかけになった高校の文化祭

──最初に観た舞台は覚えていますか?

 

一色 最初に観劇したのは6歳のときで、地球ゴージャスの第2回公演『紙のドレスを燃やす夜 〜香港大夜総会〜』(97)をシアターコクーンで観たんですが、そのときの感想は「こんなに大きい音がする場所があるんだ」ということと、「大勢の人が笑っている」ということ。歌もダンスもあるので子どもでも分かりやすいですし、みんなが笑うと空間が揺れるのが面白くもあり、ちょっと怖さもありました。

 

──舞台は小さい頃からお好きだったんですか。

 

一色 父の一色伸幸が脚本家なので、舞台が面白いというよりは、父の仕事場に連れて行ってもらっているみたいな感覚でした。劇団四季の『ライオンキング』も観に行きましたし、演劇だけではなくSMAPさんのコンサートにも連れて行ってもらいましたし、ドラマとか映画の撮影現場にも連れて行ってもらって、皆さんにかわいがってもらった記憶があります。

 

──お父様は映画やドラマなど映像作品を中心に活躍されていますが、一色さんは俳優を志したときから、舞台を中心にやりたいと考えていたんですか。

 

一色 当時はお芝居というとドラマや映画の印象が強かったんですが、演じられたらいいやと思っていたので、特にこだわりはなかったです。いろいろあってお芝居をやりたいと思ったとき、父に相談したんですが、今でも鮮明に覚えていて。父の書斎に行って、「役者をやりたいんだけど」と言ったら開口一番、「やってもいいけど舞台からやりなさい」と言われたんです。それには二つの理由があって、まず一つはテレビやスクリーンといったフィルターを通さずに、目の前のお客さんを笑わせたり、感動させたりできるような人になりなさいということ。もう一つは舞台というものが一体どうやって作られているのかをゼロから知れて、自分たちでやれる場所に行きなさいということ。それで早稲田の演劇研究会に入ったんです。

 

──どうしてお芝居に興味を持ったんですか。

 

一色 幼少期は極度の恥ずかしがり屋で、初対面の大人と接するときは、マンガみたいに父や母の後ろに隠れるみたいなことをやっていた子どもでした。ところが父が脚本家だと、そうもいかなかったんです。小学校だとお楽しみ会、中学高校だと文化祭と、学校で劇をやる機会ってあるじゃないですか。そうすると必ず「お前のお父ちゃんは脚本家なんだから脚本を書け」って言われるんですよ。

 

──一色さん自身が書いているわけじゃないのに(笑)。

 

一色 そうなんですよ。しかも、みんな主人公は恥ずかしがってやらないから、「主人公もやれ」と言われて、小中高とずっと脚本と主人公を担当させられてきたんです。

──それは大変ですね。

 

一色 ただ高校生になると、意識も変わって、男子校だったんですけど、やたらとイケメンが集まる高校で、関東で一番女子高生が集まる文化祭と言われていたんです。確か二日間の来場者数は4万人ぐらいでした。

 

──とんでもない規模ですね!

 

一色 だからモテそうな出し物でもやれば良いのに、なぜか全クラス芝居をやるんですよ。そういう伝統みたいなものが続いていたから、学校の地下室には100台ぐらいピンスポットがあって、好きなものを使っていいよと。それで毎年、各クラスが芝居を上演するんですけど、お客さんの投票によって良かったクラスが決まって、企画賞という賞状をもらえるから、張り合いが出るんです。これも自慢になってしまいますが(笑)、僕は1年、2年と脚本と主演を担当して、連続で企画賞を獲ったんです。

 

──1年生から頭角を現していたんですね。しかも2年連続で企画賞!

 

一色 みんなが「一色と同じクラスになると企画賞が獲れる」って言ってくれるようになったんですけど、3年生のときは、そのプレッシャーに負けて、三谷幸喜さんのマイナーな作品をパクって脚本にしたんです。そりゃあ三谷さんの作品ですから、みんなが「面白い!」って絶賛でした。でも稽古をしていくうちに、それに耐えられなくなったんです。盗作で企画賞を獲ってうれしいはずがないと気づいて、ある日の放課後、みんなを集めて泣きながら「実は盗作だったんだ。だから、もう一回、俺にオリジナルで書かせてくれ」と直談判しました。

 

──とてつもなく勇気のいることですよね。

 

一色 本当に辛かったです。自分の気持ちがどうこうよりも、みんなが授業中も教科書の裏に隠した台本を読んでセリフを覚えているのを、はす向かいの席とかから見ていましたから。でも僕が直談判したら、全員が「いいに決まっているじゃないか。俺たちも一色が書いた脚本で企画賞を獲りたいに決まっているじゃん」と快諾してくれて、そこから急いで脚本を書き上げた結果、3年連続で企画賞を獲ることができました。そのときは大号泣でしたね。

 

──ドラマティックな展開ですね。

 

一色 そのときに忘れられないのが、昼間は動物園みたいにうるさい男子校なのに、劇を作るっていう時間になると、みんなが一言もしゃべらず、セリフを覚えたり、舞台セットを作ったり、照明の当てる練習をしたりという時間があったんです。放課後、秋だから西日が綺麗に差し込む教室の中で、もの作りに没頭するみんなの姿を見たのが、役者を目指す最初のきっかけでしたね。

 

──高校時代って一生懸命やることに照れもあったりしますけど、ものすごい団結力だったんですね。

 

一色 男子校の良さでしょうね。もう一つ、そのときに忘れられない出来事があって。引っ込み思案のNくんというクラスで目立たない存在の子がいたんですけど、みんなに劇で何をやりたいか聞いたときに、「役者をやりたい」「音響をやりたい」と次々と手が挙がる中、彼だけは隅っこで黙っていて、「この時間が早く過ぎればいいな」という雰囲気だったんです。僕は文化祭実行委員でもあったから、彼を先導して「Nくんは何をやりたい?」と聞いてあげなきゃいけない立場だったのに、それを聞くのが怖くて、そっとしておいちゃったんです。そしたらアメフト部のTくんという子が、「俺、Nの描く絵が好きなんだ。だから舞台美術を一緒にやろうぜ」って声をかけてくれたんですよね。そのとき、Tくんは素晴らしい目を持っているなと。

 

──鮮明に情景が浮かんでくるような素晴らしいエピソードですね。

 

一色 先ほど舞台は総合芸術という話がありましたが、自分のできることに心血を注ぐだけではなく、誰かの才能をリスペクトして、適材適所で活かすという姿勢に感動しましたし、今でもTくんには感謝しています。先日出た舞台が僕にとって60作品目だったんですが、そのときの文化祭の光景はいまだに思い出す僕にとっての原風景ですね。

 

 

ミュージカル『スライス・オブ・サタデーナイト』

(STAFF&CAST)
作:ザ・ヘザーブラザーズ
翻訳・訳詞:小田島創志
演出:元吉庸泰
音楽監督:大嶋吾郎
振付:原田 薫
出演:河下 楽(AmBitious)/
神里優希 一色洋平 石川新太 /
黒沢ともよ・ダンドイ舞莉花(W キャスト)熊谷彩春 高田夏帆 田野優花 /
HideboH/川平慈英 ほか

(公演スケジュール)
【東京公演】2023 年 11 月 3日(金・祝)~19 日(日) 有楽町よみうりホール
【大阪公演】2023 年 11 月 21 日(火)~23 日(木・祝))松下 IMP ホール
【仙台公演】2023 年 11 月 28 日(火)~29 日(水) 電力ホール

 

(STORY)
イギリス・ロンドンのはずれのサタデーナイト。地元の人気店「CLUB A Go-Go」は人生の学校、青春の世界。ティーンたちが集い社会のすべてを知るために学ぶ場所。無邪気なリックと優しいシャロン。シャイな二人は互いに好き合っているのに恥ずかしくて言い出せない。気弱なスーは崇拝しているゲリーと付き合っている。けれどハンサムで自信家のゲリーはセクシーで魅力的なペニーや他の女の子にもちょっかいを出す。男の子たちは、粋がっているエディに、クールなリーダー格の女子ブリジットを閉店までに口説き落とせと挑発している。個性豊かなティーンエイジャーたちが織りなすロマンスや葛藤をクラブオーナーのエリックは揶揄しつつも励まし、見守っている。まるで家族のように。1960年代ティーンズのファッションと彼らを取り巻く様々な青い体験をネオノストラジックな30曲超のナンバーに乗せて届ける。

 

撮影/友野 雄 取材・文/猪口貴裕

ももクロ高城れにが舞台単独初主演「とてもドキドキしています」作・演出は三浦直之「最高の家出」24年2月上演

ももいろクローバーZの高城れにが、2024年2月4日(日)より東京・紀伊國屋ホールにて公演のパルコ・プロデュース2024「最高の家出」(3月より地方巡演)にて、初の単独舞台出演&主演を務めることが決定。コメントが到着した。

 

作・演出を手掛けるのは、2009年に劇団ロロを立ち上げ、古今東西のポップカルチャーをサンプリングしながら描く世界観が演劇ファンのみならず、ジャンルを超えて注目されている三浦直之。

 

近年では、ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』、映画「サマーフィルムにのって」の脚本や、舞台KERA CROSS「SLAPSTICKS」の演出を担うなど、活動の場を広げている。そんな三浦が書き下ろし最新作にて、パルコ・プロデュース公演に初登場する。

 

主演を務めるのは、2023年に結成15周年を迎えたももいろクローバーZのメンバー・高城れに。6月に30歳の誕生日を記念したソロコンサート「30祭」を神奈川・ぴあアリーナMMで開催するなど、活躍の幅を広げている高城だが、単独での舞台出演は初めてとなる。

パルコ・プロデュース2024「最高の家出」

 

共演には、映画「サマーフィルムにのって」や舞台玉田企画「영(ヨン)」、映画「忌怪島/きかいじま」などに出演の祷キララ。ブロードウェイ・ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」、また2023年3月にはイギリス・ウェストエンドにて「GALAXY TRAIN-A New Musical」ロンドン公演への出演を果たした東島京。

 

主演映画「それぞれの花」やNHK大河ドラマ『青天を衝け』など多数のドラマに出演し、まつもと市民芸術館プロデュース舞台「ハイ・ライフ」が2023年11月に開幕を控える尾上寛之。またロロからは板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子が出演。舞台上と舞台裏、それぞれの”家出”が重なり合って生まれる、ファンタスティック迷走ストーリーを描く。

 

高城と三浦のコメントは下記に掲載。

 

作・演出:三浦直之

ここ数年、ずっと家出という言葉が気になってました。

逃走とか駆け落ちと違って、家出っていうのはいつも帰ってくることが宿命づけられてる。もし、永遠に帰らない家出があるとしたら、それはもう家出とは違うなにかのはずで、だから、家出っていうのはいつも失敗することが前提の言葉です。

成功する家出を描きたくて「最高の家出」というタイトルをつけました。

集まってくれたキャストもスタッフも最高なので、あとは僕自身が、最高になれれば最高な家出の物語が出来上がるはずです。もうここにはいられなくて、だけど、どこにも行けなくて、そんな宙ぶらりんな人たちが右往左往する姿を見に来てください。

 

主演:高城れに

初の主演舞台ということでとてもドキドキしていますが、この舞台を通じて出会う人や物、環境、感覚、たくさんあると思います。その1つひとつを、見逃さないように、大切に箒ちゃんという役に、そして舞台に向き合いたいと思います。個性あふれる仲間たちと、すてきな、最高の舞台がつくれるよう、一生懸命全力で頑張りたいと思います!

 

あらすじ

結婚生活に疑問を感じ、家出をした立花箒(たちばな・ほうき/高城れに)。道中、無一文になり途方に暮れていたところ、出会った藤沢港(東島京)に「住み込みの働き手を探している劇場がある」と聞き、劇場を訪れる。そこで与えられたのは、舞台上に作られた“模造街”で、ある役を演じる仕事だった。

この劇場ではたった1人の観客のために、7カ月間をかけてひとつの物語を上演しているのだが、港が家出したせいで、箒は代役を務めるハメに。舞台の主演・蒔時アハハ(まきとき・あはは/祷キララ)は「相手役が変わるならやらない」とゴネるが、物語の幕は上がり、箒とアハハはチグハグな関係のまま芝居を続ける。

演劇と現実の区別がつかなくなった男、眠りを忘れて働き続ける裏方、舞台上だけ雄弁な言葉を失った俳優。箒は奇妙で愉快な面々に振り回されながら、次第に劇場での暮らしに心地よさを覚え、アハハとの友情を深めていく。そんなある日、劇場に箒の夫・向田淡路(尾上寛之)が現れ、さらに港も戻ってきて、“模造街”の秩序が崩れ始め…。

 

公演情報

パルコ・プロデュース2024「最高の家出」

作・演出:三浦直之(ロロ)
出演:高城れに(ももいろクローバーZ)祷キララ 東島京 板橋駿谷 亀島一徳 篠崎大悟 島田桃子 重岡漠 尾上寛之
企画・製作:株式会社パルコ

公式HP:https://stage.parco.jp/program/iede

【東京公演】2024年2月4日(日)~2月24日(土)東京・紀伊國屋ホール
入場料金(全席指定・税込):9,000 円
U-18チケット:2,500 円(観劇時18歳以下対象)
U-30チケット:4,500 円(観劇時30歳以下対象)
一般発売日:2023年12月2日(土)

【高知公演】2024年3月6日(水)午後6時30分開演 高知県立県民文化ホール オレンジホール
入場料金(全席指定・税込):9,000円
U-25チケット 4,500円(観劇時25歳以下対象)
一般発売日:2023年12月23日(土)

【大阪公演】2024年3月9日(土)午後12時30分開演/午後5時開演 森ノ宮ピロティホール
入場料金(全席指定・税込):9,500円
U-22チケット:3,800 円(観劇時22歳以下対象)
一般発売日:2024年1月28日(日)

【香川公演】2024年3月14日(木)午後6時30分開演 レクザムホール(香川県県民ホール)小ホール
入場料金(全席指定・税込):9,000円
U-25チケット:4,500円(観劇時25歳以下対象)
一般発売日:2023年12月23日(土)

【宮城公演】2024年3月20日(水・祝)午後3時開演 電力ホール
入場料金(全席指定・税込):9,000円
U-25チケット=4,500円(観劇時25歳以下対象)
一般発売日:2023年12月16日(土)

【北九州公演】2024年3月23日(土)正午開演 J:COM北九州芸術劇場 中劇場
入場料金(全席指定・税込):9,000円
U-25チケット4,500円(観劇時25歳以下対象)
一般発売日:2023年12月23日(土)

BiS 現体制の新たな可能性を示した熱狂のツアーファイナル終幕!約4年ぶりのオリジナルアルバムリリースも発表

BiSが、11月2日(木)に全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のファイナル公演を東京・Zepp Hanedaで開催。ダブルアンコールを含む全21曲をパフォーマンスし、会場に集まった研究員(ファン総称)を熱狂の渦に巻き込んだ。以下、レポートを掲載する。

 

9月10日の神奈川・Yokohama bayhall公演を皮切りに全国13か所(14公演)で開催されてきた、全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」もいよいよファイナルに。会場のSEが止まり、暗転したステージにBiSが登場し、立ち位置に着くと“ひとをぶつのは悪いことですか?”とメッセージ性の強い歌詞の「BASKET BOX」からライブがスタートする。

 

冒頭からエモーショナルな雰囲気を切り裂くように、続く「FOR ME」ではアクセル全開で一気にトップスピードまで引き上げ、熱狂のライブが開幕。「Zepp HanedaにBiSが来たぞー」と観客を煽ると、先日YouTubeにライブ映像を公開した「teacher teacher teacher」、「DA DA DA DANCE SONG」とライブでの人気楽曲を連続でパフォーマンスしていく。

BiS(●photo/sotobayashi kenta)

ここで自己紹介を挟み、トギーが「まだまだいけるよね? 最後までぶち上がっていきましょう!」とさらに煽ると、KEMURIのカバー曲「PMA(Positive Mental Attitude)」を。続いてはBiSで最もラブリーで、“猫”のニャンニャンポーズが特徴的な楽曲「LOVELY LOVELY」では、会場をラブリーでハッピーな空間に染め上げた。

 

ここで、ナノ3が「ツアーを9月からやってきて、今日ファイナルを迎えることができたんですけど、このツアーを回っていく中で本当にたくさんの研究員と出会って、研究員がいてくれる心強さだったり、研究員のBiSに向けてくれる愛とか熱量に、たくさんたくさん助けられてきました。研究員のみんなと最高な1日にしたいと思っています。どこよりも熱いステージにすることを約束するので、今日はついてきてください」と呼びかける。

 

ライブの中盤には、現体制初パフォーマンスとなる「SURRENDER」のイントロが鳴り響くや、会場から大きな歓声がこだまし、観客の楽曲への思いとエモーショナルな楽曲が混ざり合い、会場の一体感がより増していく。また、2021年の初夏以来となる名曲「HiDE iN SEW」も久しぶりにパフォーマンス。新体制BiSが魅せる、新たな「HiDE iN SEW」に研究員は感情を揺さぶられたことだろう。

BiS(●photo/sotobayashi kenta)

 

ヒューガーが「ツアーファイナルを迎えられました。メンバー、どうですか?」と今日の感想をメンバーに尋ねると、イコ・ムゲンノカナタは「so bigですね。すごく大きくて、この県で見たなという人が集まっていてうれしいです」と。シオンエピックは「ファイナルってちょっと違いますね。熱い。特に熱い」、クレナイ・ワールズエンドは「ずっとこの日のためにツアーを回ってきたし、今日が来ちゃった感じ。昨日の夜からずっと心がふわふわしていて。小学生の遠足の前の日みたいな感じ。ちゃんと寝て今日に備えてきました」と明かす。

 

トギーは「Zepp広いけど、一番後ろの人の顔の造形まで見えてますよ。今日のためにコンタクトの度数2度あげてきました。本当に目なんてどうでもいいくらい今日が楽しみでした」と伝え、ナノ3は「今日が6人体制でやる最大規模のライブです。私たちもめちゃめちゃ気合いを入れてきたし、この先に繋がるように大切な日になればいいなと思っています」とファイナルにかける思いを述べた。

 

その気合のまま「少年の歌」「FUCKiNG OUT」と攻撃的セッっとリストで終盤まで走り抜け、本編ラストとなる「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」で会場を揺らし、BiSのエモーショナルショーを締めくくった。

 

鳴り止まないアンコールコールを受け、改めてステージに姿を表したBiS。クレナイ・ワールズエンドが「次にやる曲は新曲『LAZY DANCE』です。新しいBiSでこうやって新しい曲ができて、みんなの前で歌うことがうれしいです。大切に届けます」 と宣言し、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュースで11月8日(水)にリリースするニューシングルの表題曲をパフォーマンスする。

 

続けて、シングルのカップリング曲「なまえをよんで」も初披露。フルカワユタカの世界観とBiSのキャラクターが見事に融合した楽曲に会場の研究員は初見とは思えないレスポンスを見せ、大きな見せ場を作った。

 

ここで、イコ・ムゲンノカナタが「9月から始まったツアーもついにファイナルを迎えました。本当にたくさんいろんな各地を回って、いろんな人と出会っていくうちに、すごいたくさんの言葉をもらいました。各地の研究員のみんなにもらった言葉1つ1つが本当にあったかくて、抱きしめてもらってるみたいに優しくて。言葉って人の気持ちを大きく変えれる影響力があるんだなってすごく実感しました。研究員のみんながBiSのそばにいてくれることや、こうやってライブをしてることとか、本当にたくさんの人の支えと助けでできていて、当たり前だと思ってることって絶対に当たり前じゃないし、研究員のみんなと支え合っている関係をこれからも大切にしていきたいなって思います」と感謝を。

 

続けて「言葉はいい意味でも悪い意味でも人の気持ちを変えれるすごい大きな力を持っていて、私は研究員に届ける言葉を“ありがとう”の一言で済ませたくないんです。今、ありがとうを超える言葉を見つけられていないんですけど、とにかく研究員のみんなには感謝しきれないぐらい感謝してるし、BiSと一緒に常に前を向いて生きていてほしいなって何よりも思います。研究員のみんながもしつらくなった時は、絶対にBiSや、BiSの音楽がそばにいます。私たちがずっとそばにいるし、私たちの音楽も研究員のそばにいるので、自分を大切にすることをおろそかにしないで、私たちと一緒に一瞬一瞬の生きていく時間を大切にしていってほしいです」と思いを述べる。

 

さらに「私たちは過去のことは振り返らずに、未来だけを見て前に進んでいきたいなって思っているので、研究員のみんなにはついてきてほしいです。私たちは、これからもっともっと強くなっていけると思うし、研究員の力も借りてもっともっと絶対強くなるので、これからもよろしくお願いします。もし前を向けなくなったら、いつでもBiSのところに帰ってきてください。生きて生きて、また会いましょう」と力強く語りかけた。

 

アンコールラストでも、2021年以来となる「イミテーションセンセーション」をパフォーマンスしたBiS。ライブのエンドSEとして使用されている楽曲だが、実際に歌うのは2021年以来となる楽曲に、研究員はまたしても感情を揺さぶられる。感涙のパフォーマンスを終えると、メンバーがステージを降りるが、ここでも大きな歓声は収まらず、大人気曲「STUPiD」のイントロが流れ、BiSがステージに駆け込み、ダブルアンコールへ突入。最後は「CURTAiN CALL」で有終の美を飾った。

 

ライブ終わりにメンバーが会場に感謝を伝えている中、11月8日のシングルリリースを改めて強調しつつ、2024年2月には約4年ぶりのアルバムをリリース予定だというサプライズ発表も。新体制BiSがスタートして以降、楽曲プロデューサーに中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)を迎え、まさに“新時代”に突入しているBiS。今回、ライブはチケットSOLD OUTとはならなかったが、確実に未来に繋がる熱狂のライブを展開した彼女たちのさらなる成長に期待せずにはいられない。

 

SETLIST

“INCREDIBLE BiS TOUR”ファイナル
2023年11月2日(木)Zepp Haneda
1.BASKET BOX
2.FOR ME
3.teacher teacher teacher
4.DA DA DA DANCE SONG
5.PMA(Positive Mental Attitude)
6.LOVELY LOVELY
7.KiS MY ASS
8.SURRENDER
9.I WANT TO DiE!!!!!
10.HiDE iN SEW
11.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム
12.thousand crickets
13.少年の歌
14.FUCKiNG OUT
15.つよがりさん
16.BiS-どうやらゾンビのおでまし-

EN1.LAZY DANCE
EN2.なまえをよんで
EN3.イミテーションセンセーション

W EN1.STUPiD
W EN2.CURTAiN CALL

SETLIST PLAYLIST:https://lnk.to/pl_incredibletour

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

●photo/sotobayashi kenta

乃木坂46与田祐希がヤンキー役に挑戦!不良たちにひるまず強烈ビンタさく裂!!映画「OUT」本編映像公開

11月17日(金)公開の映画「OUT」より、ヒロインを務める乃木坂46与田祐希の本編映像が解禁された。

「OUT」©2023『OUT』製作委員会

 

本作は、累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画「OUT」(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)を実写映画化。監督・脚本は「ドロップ」の品川ヒロシ。原作は、品川の中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語となっている。

 

“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所。地元から遠く離れた叔父叔母の元、焼肉店・三塁で働きながら生活を始める。保護観察中の達也は、次にけんかをすれば一発アウトだ。

 

そんな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人(キリヒト)」副総長の安倍要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった。暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会い、守るべきものができた達也の進む道は──。

 

主人公・井口達也役には倉悠貴、暴走族「斬人」総長の丹沢敦司役には醍醐虎汰朗、副総長の安倍要役に⽔上恒司。特攻隊長の長嶋圭吾役にJO1與那城奨、親衛隊長・目黒修也役にJO1⼤平祥⽣、期待のルーキー・沢村良役にJO1⾦城碧海。そして、ヒロイン・皆川千紘役には乃木坂46与田祐希と、豪華新鋭キャストが集結した。

 

このたび、乃木坂46与田祐希の本編映像が解禁。演じる皆川千紘は、丹沢敦司(醍醐虎汰朗)が7代目総長を務める暴走族「斬人」の5代目総長・皆川状介の妹で、千葉のあらゆる暴走族がたまり場として利用するボウリング場・アイビーボウルでバイトをしている。

 

かつて、アイビーボウル周辺では西千葉近郊の4大暴走族「愚狼」「斬人」「阿修羅」「SID」が入り乱れる大抗争「狂命戦争」が勃発し、数人の死者を出す大惨事に。千紘の兄・状介もその抗争で命を落としていた。

 

この凄惨な事件をきっかけに4大勢力はアイビーボウルでの“もめ事禁止”という不戦協定を結んだのだが、千紘はあえてつらい過去の詰まったアイビーボウルでバイトを始め、もめそうな連中を見つけては止めに入る“抑止力”としての役割を担っている。暴力にも脅しにも屈さず、確固たる信念をもって不良たちを守ろうとするけなげな姿は一目置かれ、誰も彼女に頭が上がらない。

 

解禁となったのは、まさにその様子を収めた、千紘の一喝シーン。アイビーボウルに連れられてきた達也と「斬人」のメンバーは初めて出会い、血気盛んであるがゆえに一触即発の危機に陥る。まさにけんかが始まろうとした瞬間、「はーい。そこまで!」と、一瞬で場を収める千紘の声が響き渡る。

 

全員が千紘に頭を下げてあいさつをし、「斬人」総長の丹沢も駆け寄ってご機嫌伺いを。冷酷な一面も持ち合わせ、圧倒的強さを誇る丹沢も千紘にはタジタジで、総長たる威厳をみじんも感じない。しかし達也はそんな様子を意に介さず、割り込んできた千紘に突っかかっていく。

 

「男のけんかに口出しすんな」とすごまれても千紘の強気な態度と迫力は逆に増していくばかり。「なめられたまま生きていくのは無理」とむちゃなけんかに挑もうとしていた達也に対し、強烈なビンタをお見舞いする。

 

優しさと悲しさを怒りという形で表現しつつ、札付きの不良たちに囲まれてもひるまずぶつかっていく千紘役を体現した与田祐希。

 

品川監督も最初は「どちらかというと天然でポワッとしているから、ヤンキーの役なんかできるのかな? って心配していたんです」と告白するが、「でも、ホン(台本)読みのときの千紘に成り切った彼女を見て、全然大丈夫だと思いましたね」と圧巻の演技にほれ込んだそう。

 

残された者のつらさを知る千紘から、容赦のない素直な怒りをぶつけられた達也たち。彼らは千紘のおかげで、大切なものとは何か、次第に気付かされていく。

 

「OUT」本編映像

作品情報

「OUT」

2023年11月17日(金)全国劇場公開

 

倉悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希(乃木坂46) ⽔上恒司

與那城奨(JO1) ⼤平祥⽣(JO1) ⾦城碧海(JO1)

小柳心 久遠親 山崎竜太郎 宮澤佑 長田拓郎 仲野温

じろう(シソンヌ) 大悟(千鳥) 庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈 杉本哲太

 

原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)

監督・脚本:品川ヒロシ

音楽:武史(山嵐/The Ravens)

主題歌:JO1「HIDEOUT」(LAPONE Entertainment)

 

製作:映画『OUT』製作委員会

製作幹事:吉本興業

制作プロダクション:ザフール

配給:KADOKAWA

 

公式HP:https://movies.kadokawa.co.jp/out-movie

Twitter:https://twitter.com/out_moviejp

Instagram:https://www.instagram.com/out_moviejp

TikTok:https://www.tiktok.com/@out_moviejp

 

©2023『OUT』製作委員会

「イカゲーム ザ・チャレンジ」456万ドルを懸けた仁義なきバトルはドラマにどれぐらい忠実?

「イカゲーム ザ・チャレンジ」は、「イカゲーム」の世界観をベースとしたリアリティー番組。昨年秋に21歳以上の一般参加者を公募し、世界各国から選ばれし456人が集結。撮影はイギリスで行われた。賞金はリアリティー番組史上最高額となる456万ドル(7億円弱)で、デスゲームではないとはいえ、プレーヤーは死にものぐるいで挑んでくるに違いない。

 

プレーヤーが何のゲームに挑戦するのかは未発表だが、制作はファン・ドンヒョク監督もサポート。ドラマからインスパイアされたゲームだけでなく、驚愕の挑戦もあるとのことで、期待値が上がる。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

緊張とどんでん返し満載!? 456人の命運やいかに

Netflixシリーズ
「イカゲーム: ザ・チャレンジ」
11月22日より独占配信(全10話)

リアリティー番組史上最高額となる456万ドル(7億円弱!)の賞金をめぐり、456人の一般人プレーヤーがゲームに挑む。7億円をゲットできれば、人生が変わる!!?

 

巨大なブタの貯金箱にキャッシュがどっさり

ドラマ同様、会場の上空には札束の入った大きなブタの貯金箱が登場。劇中ではこのキャッシュの山に目がくらみ、メンタルと感覚を狂わせていくプレイヤーもいるが……!?

 

ファンタジーのようなポップな色使いも踏襲

壮絶なゲーム内容とは裏腹にやたらとポップでかわいらしい色使いは、リアリティー番組でもしっかりと完全再現。ティザーを観ると実際にリアルなセットが組まれていることもわかる。

 

ドラマでもインパクト大だったレトロなゲームに挑戦!

「イカゲーム」のシンボルともいえるヨンヒ人形が登場し、“だるまさんが転んだ”が開催される模様。プレーヤーはギフンたちのようにナンバー付の緑ジャージを着用している。

 

人間の嫌なところがたっぷり垣間見られる“寝床”も再現……

プレーヤーたちの寝床も、セットが再現されているようだ。劇中ではいろんな意味で最悪な寝床だったが、リアリティー番組では、このスペースでいったいどんなドラマが生まれるのか。

 

(C)NETFLIX, INC. AND IT’S AFFILIATES, 2023. ALL RIGHTS RESERVED.

上白石萌音、小林武史、さだまさしらが文化庁京都移転記念コンサートで「日本の歌百選」を披露『きょう ハレの日、』11・6放送

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』(BSプレミアム 午後10時~10時59分)が、11月6日(月)に放送される。

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』©NHK

 

今年、京都に移転した文化庁。新庁舎での業務もスタートする中、9月8日にロームシアター京都で移転を記念するコンサートが行われた。

 

文化庁長官の都倉俊一をはじめ、上白石萌音、小林武史、さだまさし、ナオト・インティライミといった豪華アーティストが参加。京都市交響楽団の演奏で、自身のオリジナルソングに加え、文化庁選定の「日本の歌百選」の中から名曲を披露した。

 

番組では、このコンサートの模様を中心に、同日行われた移転記念式典の模様なども交えながら、京都が新たに日本文化の世界への発信地となったことを発信するこのイベントの感動を届ける。

 

番組情報

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』

BSプレミアム

2023年11月6日(月)午後10時~10時59分

 

出演アーティスト:上白石萌音、小林武史、さだまさし、ナオト・インティライミ (50音順)

記念演奏曲 指揮:都倉俊一

指揮:広上淳一

演奏:京都市交響楽団

司会:トラウデン直美、野村雅夫

 

番組HP:https://www.nhk.or.jp/music/programs/489144.html

 

©NHK

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」開催決定 名曲カバーや生コントを披露!井上和「チームとしての強さを見ていただけるライブになれば」

乃木坂46の5期生が昭和・平成の名曲を歌唱&本格的なコントに挑戦する音楽バラエティ『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ 毎週月曜 深夜1時29分)のLIVE開催が決定。メンバーの井上和、中西アルノよりコメントが到着した。

『超・乃木坂スター誕生!』乃木坂46の5期生©日本テレビ

 

これまでに番組で挑戦してきたさまざまな名曲カバーを、観客の前で生で披露する本イベント。国立代々木競技場第一体育館にて12月16日(土)夜公演(開場:午後5時/開演:午後6時30分)、12月17日(日)昼公演(開場:午前10時30分/開演:正午)と夜公演(開場:午後5時/開演:午後6時30分)の全3公演開催。昨年大盛況に終わった「新・乃木坂スター誕生!LIVE」に続いて、番組のLIVEを行うのは2回目となる。

 

今回も5期生11人のメンバー全員がこのLIVEでしか聴くことができないソロ歌唱に挑戦。また、このLIVE限定の初披露曲も含めて、全3公演異なる楽曲を披露するのも大きな見どころとなっている。

 

さらに、『超・乃木坂スター誕生!』で本格的なコントに初挑戦している5期生。今回のステージでは、生でコントにチャレンジ。番組から生まれたさまざまな人気コントの中から、いったいどのキャラクターが登場するのか。そしてLIVE後半は、乃木坂46の楽曲をパフォーマンスする。井上、中西のコメントは下記に掲載。

 

井上和 コメント

今回、代々木競技場第一体育館のような大きな会場で5期生だけの公演をすると聞いて、すごく驚きました。個人的には5期生が2年目に入ったので、歌もパフォーマンスも、乃木坂46のライブパートに関しても、総合的に全部底上げをしたいなと思います。何をとっても「去年とは違う!」と思っていただけたらうれしいですね。昨年の「新・乃木坂スター誕生!LIVE」は、もう「歌わなきゃ!」みたいな感じでカチコチだったので(笑)、次のステップに進みたいです。

 

番組で挑戦した曲でも、ちょっとアレンジが加わったりするライブならではの良さがあるので、大先輩のアーティストの方々の曲を歌わせていただく中にも“私たちらしさ”を出せるようなパフォーマンスができたらいいなと。それから、5期生の個としての強さはもちろん、チームとしての強さを見ていただけるライブになればと思っています。楽しんでいただけるLIVEをお届けできるように頑張ります。

 

◆コントへの意気込みは?

「新・乃木坂スター誕生!LIVE」は初挑戦という部分が大きくて、頑張って歌っている姿をファンの皆さんに見守っていただいて、感動するシーンが多かったと思うんです。番組でコントに挑戦しているからには、「このLIVE面白かった!」と思ってもらえるように、コントはもちろんMCパートでもちょっと一捻りするとか、面白さもプラスできるようにしたいです。

 

中西アルノ コメント

まずは『超・乃木坂スター誕生!』でもLIVEを開催していただけることがとてもうれしいです。去年の「新・乃木坂スター誕生!LIVE」を経験して、みんなガラッと変わった気がするので、成長できる場をつくっていただけたことに本当に感謝しています。前回はたくさんの人の前に立って一人で歌うことがみんな初めてで、思うようにいかなくて悔いが残っている部分も多かったんです。今回のLIVEでは、その思いを11人全員昇華させたいと思います。

 

番組の収録でもそうですが、「あの曲もっとこうできたのに」と後から思う曲が何曲かあるんです。「テレビで見た時よりずっとすごい!」と思ってもらえるように、そういう曲にもまた挑戦したいですね。前回は公演を通して頑張っている過程を見ていただく感じでしたが、5期生も2年目になるので、今回は結果重視で素直に内容を評価していただけるようなクオリティの高いライブにできたらと思っています。

 

◆コントへの意気込みは?

まだ全く予想がつかないんですが、回数を重ねてきてシリーズ化して、結構役が板についているものもあるんです。5期生の個性や意外な一面を出せるチャンスだと思うので、積極的に取り組んでいけたらいいなと思います。歌で泣かせたり、コントで笑わせたり、見てくださる皆さんを振り回せるようになれたらいいですね(笑)。

 

イベント情報

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」

会場:国立代々木競技場第一体育館

 

出演:乃木坂46(5期生) and more…

※出演者は予告なく変更となる場合あり

 

<日程>

2023年12月16日(土)夜公演 開場:午後5時/開演:午後6時30分

2023年12月17日(日)昼公演 開場:午前10時30分/開演:正午

夜公演 開場:午後5時/開演:午後6時30分

 

<チケット>

価格:9,800円 (税込)

乃木坂46モバイル会員先行:2023年10月31日(火)正午〜11月7日(火)午後11時59分

楽天チケット先行:2023年11月15日(水)正午〜11月19日(日)午後11時59分

一般先着受付:2023年12月2日(土)正午〜

 

主催・企画:日本テレビ

制作協力:Salvage

制作・運営:ソーゴー東京

 

イベント公式サイト:https://nogistar-live.jp

 

番組情報

『超・乃木坂スター誕生!』

日本テレビ

毎週月曜 深夜1時29分~1時59分

 

©日本テレビ

「ここまでSTU48を守ってくれて、ありがとう」今村美月・甲斐心愛・瀧野由美子に聞く10thシングルとセンター・キャプテンを務めるうえでの心がけ

瀬戸内を拠点とするアイドルグループ・STU48の10thシングル「君は何を後悔するのか?」が、2023年11月15日(水)にリリース。本シングルは累計8作でセンターを務めたメンバー・瀧野由美子の卒業シングルでもある。本稿では、10thシングル選抜メンバーの今村美月・甲斐心愛・瀧野由美子にインタビュー。「君は何を後悔するのか?」の聞きどころや、メンバーそれぞれの視点から見たセンター・キャプテンの「役割」についてもお話を聞きました。

左から)甲斐心愛、瀧野由美子、今村美月

 

◆「君は何を後悔するのか?」は瀧野さんの卒業シングル。先日、大阪で開催された「STU48 全国ツアー2023」の千秋楽にてファンの方々の前で初披露されましたね。

瀧野:いつもの初披露とは違う、自分にとっては最後の初披露。これまでとは異なる緊張感がありました。私が「初披露します」と曲振りするのも最後で、「このドキドキも最後なのか」という気持ちと「ファンの方に早くパフォーマンスを見てほしいな」というワクワクの気持ちが入り混じっていました。

 

甲斐:この曲は(瀧野)由美子が真ん中にいて、メンバーが由美子のほうに手を伸ばしているポーズから始まるんです。私はちょうど由美子の姿が目に入る位置にいたこともあり、楽曲に込められた思いを考え、気持ちを入れて歌う準備が自然とできました。由美子がセンターにいてくれると、やっぱり安心感があるんですよね。ただ、そんな頼もしい背中を見ながらパフォーマンスするのもあと何回かしかないと思うと、手が震えちゃって。袖で泣いてしまいました。

 

今村:初披露前にゆみりん(瀧野)が曲の説明をしてくれる時間があって。そのとき私は、ゆみりんのいちばん近いポジションにいました。いつも以上に緊張しているのが伝わってきたんです。一緒に活動してきて約6年半。ここまでの歩みがあって今日があるんだなと、ゆみりんの言葉を聞きながら思っていました。その思いを胸にしつつも、まずはファンの方々に楽しんでもらえるよう、この曲を好きになってもらえるよう、精一杯パフォーマンスしました。

 

◆瀧野さんが卒業すると聞いたとき、おふたりはどんな気持ちでしたか?

今村:私はみなさんに発表するよりちょっと前に卒業について聞いたのですが、ものすごく前向きな決意を感じたんです。前を見て決めた卒業なので、応援の気持ちしかないですね!……と言いつつ、やっぱり寂しさはあります。だって、6年半もSTU48の1期生として一緒にやってきたんだから。でもやっぱり、「よく頑張ってきたよね、私たち」と言って送り出したいなという気持ちが、今は強いです。

 

甲斐:レッスンなどの休憩時に冗談で「いつまでおるか、わからんよ(笑)」って笑い合っていたのに、いざ本当に卒業すると聞いたときは、簡単には受け入れられなくて。ファンの方に発表したときも、まだ由美子が卒業するという実感が湧きませんでした。それくらい、由美子がいるSTU48が当たり前だったから。いなくなることが想像つかなかったんです。でも、こうやって由美子と取材を受けるのも最後なんだと思うと、実感せざるを得なくなります。寂しい気持ちが強いですね。

 

瀧野:卒業するってメンバーに伝えたとき、泣いてくれる子が多くて。ファンの方々への発表のときも、ジャケット写真を撮るときにも涙を流してくれる子がいました。自分が卒業することをこんなにも惜しんでくれる、寂しいと言ってくれる人がいることが、素直にうれしかったです。そうやって自分のことを思ってくれるメンバーがいるから、卒業までグループのために、最後の最後まで頑張りたいなと思えるんですよね。STU48はそういうグループなんです。

 

◆改めて、「君は何を後悔するのか?」の聞きどころを教えてください。

瀧野:まず、10枚目のシングルという節目で自分の卒業シングルをいただけることが、本当に光栄なことだと思っています。歌詞は自分の気持ちとリンクする部分も多いのですが、改めて見てみると、とても深くて。いろいろな人の心に届く気がしています。これからもSTU48メンバーに歌い継いでほしい楽曲ですね。

 

今村:ゆみりんが言っていた深い歌詞と合わせて、私はメロディも好きです。初めて聞いたときにAメロのリズムがすごくオシャレで印象的でした。Bメロはゆったり、サビに向けて勢いがつくという流れもいい。オケで聞いてもカッコいいなと思える楽曲です。ノリノリでレコーディングしました!

 

甲斐:私はダンスですね。サビで思い悩む仕草をするなど、歌詞と連動しているんですよ。イントロとアウトロでスカートを持ってフワッとさせるといった、衣装を生かした振り付けにも注目してほしいです。また、1stシングル「暗闇」を彷彿とさせる振り付けが曲中にちらほらと出てきて、STU48の歩みを感じられるようにもなっているんですよ。節目となる10thシングルで1stシングルの振り付けを入れることに意味があると、私は思っています!

 

瀧野:MVもぜひ見てほしいです。STU48のMVは、瀬戸内のきれいなロケーションでいつも撮影していて、今回は瀬戸内7県すべての場所で撮影しました。メンバーそれぞれが担当する県で撮影し、その日の夜にみんなで集まってダンスシーンの撮影をしたんです。MVで瀬戸内のいいところを見ていただけると思うので、ぜひ聖地巡りをしてみてください!

◆実は私、兵庫県出身なんです。

瀧野:そうなんですか!じゃあ、STU48だ。

 

◆以前に石田千穂さん・高雄さやかさん・中村舞さんにインタビューしたときも、同じことを言っていただきました(笑)。

今村:みんな、すぐに仲間にしたがるから(笑)。

 

甲斐:STU48へようこそ!じゃけえ、テープレコーダーが青色だったんですね。

 

◆そ、そうなんです!改めて、地元の魅力を伝えてくれるみなさんを、これからも応援していきます!

3人:ありがとうございます!

 

「みんなで背負っていければと思っています」

◆ここまでいろいろとお話をうかがってきましたが、瀧野さんはこれまでも多くの楽曲でセンターを務めてきました。アイドルグループのセンターとして、心がけていたことはありますか?

瀧野:心がけていたこと……。私は他の48グループのセンターさんと比べて、頼りない部分が多くて。だから、最初にセンターになったときから、いろいろな人に助けてもらわないとダメだろうなと思っていました。自分ひとりの力ではできないと最初から分かっていたので、メンバーみんなが味方になってくれるセンターでありたいなという気持ちが強かったんです。ファンの方々はもちろんですが、まずはメンバーに認めてもらいたいなって。その気持ちはずっと変わらなかったですね。

 

あと、センターになってから、より気を引き締めていたのは体調管理。任せてもらう分、他の子よりもいろいろなところへ行くことが多くなるし、代表として活動させてもらうことも増えるので、迷惑をかけないように体調はしっかり管理していました。お休みの日でも仕事の面での体調やモチベーション維持を第一に考えていましたね。

 

◆体が資本なんてよく言いますが、仕事をしていて、本当にその通りだと感じています。

瀧野:そう。体が資本なんです。もちろん、無理し過ぎはよくないですけど、頑張れるところは頑張っていました。

 

◆頼りない部分が多かったとのことですが、甲斐さんはさきほど頼もしい背中を見てきたとおっしゃられていました。きっと、頼りがいのあるセンターだったんだと思いますし、瀧野さんが心がけていたことはメンバーみなさんにも伝わっていたんじゃないかと思います。

瀧野:ありがとうございます……!

 

◆今村さんは、2020年からSTU48のキャプテンを務めていらっしゃいます。就任してから、心がけていることはありますか?

今村:いいのか悪いのかは分かりませんが、個人に肩入れし過ぎないようにしています。誰かの話を親身になって聞くのも大事だと思うのですが、それぞれに頼りにしているメンバーがいるので、すべてを私が聞かなくてもいいのかなと思っていて。もちろん、相談してくれる子たちとはちゃんと向き合って話を聞くし、話をしたいなと思うときには聞きます。ただ、「この子が心配だから、注力して話を聞いてあげる」みたいな、そういう差は付けないようにしたくて。みんなを同じ目線で見られたらいいなと思っています。私自身もフラットで見てくれる人が好きなので。

 

◆なるほど。

今村:私が話を聞くことを、逆に負荷に感じるメンバーや場面もある気がするんですよね。例えば、心愛は後輩と同じ目線でワチャワチャしていることが多いから、なかには親しみやすい心愛に相談しやすいという子もいるんじゃないかな。1期生のみんなは、私に任せっきりにしたくないとも言ってくれています。みんながグループのことを思ってくれているからこそ、今の自分の在り方でいられているんだろうなぁ。特に1期生みんながもう、リーダーみたいな感じです。

 

◆甲斐さんはセンター・キャプテンでの2人の活動を見て、どのように感じていますか?

甲斐:レッスンやいろいろな活動があるなかで、誰もが年齢の離れたメンバーと最初から仲良く接する余裕が持てるわけではなくて。でも、由美子は当たり前のように、中学生で何も分かっていなかった私と最初から仲良くしてくれました。家まで一緒に帰ってくれたこともあったなぁ。そんな由美子がセンターの重圧に苦しんでいる姿を見たとき、こんなに近くにいるのに、由美子がSTU48を守ってくれていたことを全然分かっていなかったと痛感して。由美子本人は言わないだろうけど、自分の言葉がSTU48のイメージになるから、責任感を持って、慎重に考えて行動・発言をしていたと思います。いろいろな行動でSTU48を守ってくれました。本当にありがとう。

 

瀧野:こちらこそ、ありがとね。

 

甲斐:みちゅ(今村)は、周りに完璧、完璧と言われ過ぎて、完璧を求められすぎて一度大変になったことがあって。いつかのコンサートの後に、「みんなの前に立って何かを言ったり、場を引き締めたりするのが性格的に無理」と泣いてしまったことがあったんです。みちゅは負けず嫌いで、みんなでいいものを作りたいという気持ちが強い子なのに、そうやって爆発している姿を見て、私も一緒に泣きました。私に何ができるか分からないですし、そういうときに話を聞けないタイプなのですが、隣にいて一緒に泣くことはできます。その行動が正しいか分かりませんが、みちゅだけに任せるのではなく、みんなで背負っていければと思っています。

 

今村:ありがとう。頼りにしてる。

 

甲斐:うん、みちゅはね、今の感じでいいよ!分からんと言いながらキャプテンをやっているのが、みちゅのキャプテンの形だとも思うし、今のSTU48がそれで成り立っていると思うから!

 

瀧野:こういうメンバーがいるSTU48を、これからもよろしくお願いします。

 

PROFILE

STU48

国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ。瀬戸内(SeToUchi)の頭文字からSTU48(エスティーユー フォーティエイト)と命名される。瀬戸内7県を巡業公演しながら、全国に「瀬戸内の声」を届ける活動とパフォーマンスを展開中。

 

今村美月

●いまむら・みつき…2000年2月19日生まれ。広島県出身。O型。STU48の1期生。

https://twitter.com/michu219_stu48

 

甲斐心愛

●かい・ここあ…2003年11月28日生まれ。広島県出身。B型。STU48の1期生。

https://twitter.com/k_cocoa1128

 

瀧野由美子

●たきの・ゆみこ…1997年9月24日生まれ。山口県出身。O型。STU48の1期生。

https://twitter.com/stu48_yumianko

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/M.TOKU

 

INFORMATION

■リリース情報

10th Single『君は何を後悔するのか?』

2023年11月15日(水)発売

※Type A・B・劇場盤の3形態でリリース。

先行配信リンク:https://lnk.to/stu48_kimiwananiwokoukaisurunoka_senkou

 

■コンサート情報

STU48 瀧野由美子 卒業コンサート

2023年11月3日(金・祝)広島県・広島グリーンアリーナ

※リリース情報・公演詳細はSTU48公式サイトを参照

 

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/

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想像し得なかった快挙を達成 「イカゲーム」 の魅力と影響を識者が解説!

「イカゲーム」はなぜここまで人々を魅了したのか? シーズン1を振り返りながら映画ライターの
よしひろまさみちさん、SYOさんのおふたりに、徹底解説してもらった!

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

Netflixシリーズ「イカゲーム」
シーズン1独占配信中
シーズン2独占配信予定

 

映画ライター・SYOさん

映画、ドラマ、アニメからライフスタイルまで幅広く執筆。これまでインタビューした人物は300人を超える。

 

映画ライター・よしひろ まさみちさん

様々な媒体で映画のレビューやインタビュー記事を執筆。テレビやラジオ、ニコ生などでも映画の紹介を手掛ける。

 

超良質な脚本が世界的大ヒットの原動力に

「イカゲーム」が世界的大ヒットを成し得た背景として、映画『パラサイト 半地下の家族』が国際的に評価され、アジア系エンタメに注目が集まるようになったことは無視できない。しかしそれ以上に、Netflixにてパッケージ化され、世界配信されたことが大きいと、よしひろまさみちさんは分析する。

 

「“配信日に全話アップ”の強みを非常に生かした作品です。テンポが良く展開が早いので次が気になり、勢いで観ちゃうんですよ。しかも全9話は韓国ドラマにしては短く、イッキ見にもちょうど良い。質も高いので口コミで広まり、社会現象化したと思います」

↑エミー賞の主演男優賞受賞や女優賞のノミネートで、俳優個人にもスポットライトが

 

とはいえ、「本作のヒットは脚本の良さに尽きる!」と続ける。

 

「捨てキャラも無駄なシーンも皆無。必要なエピソードのみで簡潔に構成されているのがスゴい。視覚的な見せ方も上手いです。本作のシンボル的な少女の巨大人形を使った『だるまさんが転んだ』を最初に持ってくるのも絶妙。初回から人が死にまくる衝撃もあり、一気に世界観に引き込まれます」

 

またSYOさんは、別の視点から脚本を絶賛する。

 

「韓国のリアルな社会問題をデスゲームのなかに溶け込ませ、現実味を出して感情移入を誘うという話の組み立ても非常に巧妙です。要素に目新しさはありませんが、話の構築の仕方が斬新です」

 

こうして「イカゲーム」のヒットがもたらした影響は、アジア系エンタメの大快挙に繋がった。

 

「『パラサイト〜』のポン・ジュノ監督の功績でアジア系作品自体の価値は急上昇しましたが、パーソナルな方までには及びませんでした。しかし『イカゲーム』が大衆的な賞であるエミー賞で主演男優賞を獲得したことがアジア人俳優の価値も上げた。現に主演のイ・ジョンジェは『スター・ウォーズ』シリーズの新ドラマの主演に抜擢。これは5年前でも想像し得なかった快挙です」(よしひろさん)

 

イ・ジョンジェだけでなく、チョン・ホヨンはインスタグラムのフォロワー数が韓国女優1位(2049万人)に輝くなど、その影響力は計り知れない。

↑大ブレイクを果たしたチョン・ホヨン。国内外の作品に続々と出演が決定している

 

「本作のヒットと演者の活躍は、日本の俳優陣の希望にもなっています。ベテランになると役の幅が狭まる現象に悩まされがちですが、本作の多種多様なキャラを見て“演じられる役は沢山ある!”と元気づけられた話を俳優さんから聞きました。日本のエンタメ業界にも、良い影響を与えているのではないでしょうか」(SYOさん)

 

↑現在制作中のシーズン2もキービジュアルが公開。配信は来年以降になりそうだ

 

ここからはヒットにつながったポイントを6つピックアップ。未視聴の方も、参考にどうぞ!

 

【HIT POINT01】
内容はヘビーすぎるのに色使いやセットはポップ

“ゲームに負けたら即死亡”という超過酷な世界観にもかかわらず、登場するセットや色使いがポップな反面、どこかノスタルジック。プレーヤーは昭和感漂う緑のヘボピージャージ、運営側のスタッフはショッキングピンクのユニフォームを身に着けているのも特徴的だ。

 

■ワクワクさえしてしまう設定とは裏腹な色味とセット
「残虐なゲームが繰り広げられるとは思えないセットで、第1話から夢中に。これからいったい何が始まるんだ!? というワクワク感すらありますよね。デスゲームなのに(笑)」(よしひろさん)

↑1話のヨンヒ人形はインパクト大。韓国の教科書に登場する少女がモチーフだ

 

↑セットのカラーリングは、ファミコンゲームのグラフィックを思わせるようなポップさがある

 

↑キッズルームのような色合い&模様の部屋でゲームを行う。でも、負ければ即射殺だ……

 

【HIT POINT02】
多種多様なプレーヤーのバックボーンの描き方が細やか

癌の独居老人、脱北者、外国人労働者、詐欺師、トラブルを抱えたエリート証券マンなど、主要プレーヤーの性別、境遇は様々。彼らが大金を必要とする事情が丁寧に描かれているので、共感範囲が広い。

 

■切羽詰まった背景がわかりより感情移入しやすい!
「それぞれのキャラがゲームに参加せざるを得ない事情・背景がしっかりと描かれており、人間臭い。非現実的なデスゲームなのに、思わずどっぷり感情移入してしまいます」(よしひろさん)

↑ゲーム会場には、様々な事情により経済的に困窮した人々が集められた

 

↑脱北者のセビョク。施設にいる幼い弟を引き取り、ささやかな幸せを手に入れるために大金が必要だ

 

↑娘の親権を失ったギフン。娘がアメリカに渡ることを知り、親権を取り戻すためにゲームに参加する

 

【HIT POINT03】
誰もがプレーしたことがある懐かしい遊びに親近感!

カタヌキやビー玉遊びをはじめ日本人には馴染みの深い懐かしい遊び要素が満載で、世界観に入りやすいのも本作の魅力のひとつ。“韓国でも同じ遊びをするのか!”と、驚いた人も多いはずだ。

 

■レトロ要素はプレーヤーにもやさしい
「韓国の文化に疎い脱北者や出稼ぎ労働者が登場しますが、僕らに馴染み深いレトロ要素はそんな彼らでも理解できるものばかり。ゲームを展開しやすくする要素ともなっています」(SYOさん)

↑第2ゲームは「カタヌキ」。カルメ焼きでできており、日本のものよりサイズが大きい

 

↑第3ゲームの「綱引き」は、もはや未経験者はいないであろう。学生時代の運動会の定番競技だ

 

↑プレーヤー候補に招待状を配る男(コン・ユ)は冒頭、ギフンにメンコ勝負を持ちかけてきた

 

【HIT POINT04】
シンプルな子どもの遊びは観る者を惹きつけやすい!

デスゲームモノは、わりとルールが複雑なものを参加者が強いられることが多い。しかし本作はだるまさんが転んだ、カタヌキ、綱引き……など、シンプル&簡単なものばかりで非常にわかりやすい。

 

■ルールを知らない欧米人でもすんなり理解できるのがイイ
「まったく知らない欧米の視聴者でも、一見すれば理解できるゲームばかりなのもヒットの理由のひとつ。イカゲームだけはやや複雑ですが、小学生男子が好きそうなルール(笑)」(よしひろさん)

↑日本のデスゲームモノを多数観てきた監督は「ゲーム内容が複雑」と考えていたそう。そこで、敢えて子どもの遊びを取り入れたのだとか

 

↑カタヌキをやらされるとは知らずに、4つのなかから絵を選ぶ。“傘”を選んだときの絶望たるや……

 

↑「飛び石渡り」は、強化ガラスのみを選んで2列のガラスの橋を渡り切る。単純だが怖すぎる

 

【HIT POINT05】
ドメスティックな社会構造が重厚なストーリー構築に一役

格差や貧困、国家分断といった韓国独特のリアルな社会構造が、劇中ではキャラを通して繊細に描かれている。そのおかげでデスゲームの非現実感が薄れ、ドラマ全体に重厚感を与えているのもポイントだ。

 

■エンタメ作品でありながら韓国ならではの問題にも斬り込む
「ファン監督は自身の経験から“厳しい格差への問題提起”を本作のテーマのひとつとしています。社会問題とエンタメ性を絶妙なさじ加減で配分した手腕は、さすがの一言です!」(SYOさん)

↑自動車メーカーにリストラされたギフン。抗議ストライキにも参加していたが、現在は借金まみれで母は病気だ……

 

↑エリートのサンウは先物取引で6億円もの負債を作り、転落人生に。競争社会の犠牲者とも言えよう

 

↑給料未払いの出稼ぎ労働者・アリ。訴えても取り合ってもらえず、社長に重傷を負わせてしまう……

 

【HIT POINT06】
けっこう気になっていた(!?)運営サイドの裏側が見られる

プレーヤー側の視点で物語が展開していくのは常だが、本作ではゲームの運営側の動きが描かれているのも見どころ。ゲームの準備や遺体の処理を、結構苦労しながらすべて人力でやっている姿が描かれているのだ。なかには謀反者もいるなど、決して一枚岩ではないところも興味深い。

 

■運営側の“舞台裏”が人間臭くて面白い!
「ゲーム終了後に床の血をせっせと掃除していたり、内緒で勝手に遺体の臓器を取り出して売っている作業員がいたり……。実は結構気になっていた運営側の人間臭い裏側が絶妙に描かれていて、新鮮です」(SYOさん)

↑作業員も何者かに集められ使役されている。一見皆従順に動いているが、そうでもなく……

 

↑刑事のジュノが作業員としてゲームに潜入。彼の動きを通して“舞台裏”が見えてくる

 

↑プレーヤーの遺体も、1体1体手作業で作業員たちが棺桶に入れているのだ

 

(C)NETFLIX, INC. AND IT’S AFFILIATES, 2023. ALL RIGHTS RESERVED.

いまこそ「イカゲーム」はいかが? スピンオフ番組スタート前に総復習!

Netflix史上最大の大ヒットドラマをベースとした実写スピンオフ番組「イカゲーム ザ・チャレンジ」が、配信間近。「イカゲーム」がトレンドワード入りする前に、本家ドラマをプレイバック!

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

Netflixシリーズ「イカゲーム」
シーズン1独占配信中
シーズン2独占配信予定

 

スピンオフの配信目前! 世界観を復習しておこう

世界94か国で視聴ランキング1位を獲得したNetfix発のオリジナルドラマシリーズ「イカゲーム」。2021年の配信当初、配信開始から28日以内に視聴した世帯数は1億4200万人に及び、Netfix創設以来の大ヒットを記録。その後エミー賞で6冠を達成するなど、一大ムーブメントと化したのは記憶に新しい。

そんなモンスター作品の実写スピンオフ番組「イカゲーム ザ・チャレンジ」が11月に配信を控えている。同番組はドラマの世界観を踏襲した、賞金を懸けたリアリティーショーということで、ドラマへの注目度が再びアップしそうな予感。そこで改めて、「イカゲーム」シーズン1のおさらいをしつつ、そのヒットの背景についてみっちり深掘りしてみよう!

 

【ストーリー】

金銭的に逼迫した人々のもとへ、謎のゲームの招待状が届く。職業も年代もバラバラの456人の参加者たちは秘密の場所に閉じ込められ、賞金456億ウォン(約44億円)を懸けたゲームをさせられることに。その内容は誰もが子どもの頃にやったことのある懐かしい遊びばかりだ。ただし、ゲームに負けると待っているのは死……。果たして勝ち残るのは誰か、そしてこのゲームの真の目的とは?

 

■「イカゲーム」の主な受賞歴

●第79回ゴールデングローブ賞(2021)
テレビ部門 助演男優賞(オ・ヨンス)
●第31回ゴッサム・インディペンデント映画賞(2021)
ブレイクスルーシリーズ(長編)賞
●第74回プライムタイム・エミー賞(2022)
監督賞、主演男優賞(イ・ジョンジェ)、ゲスト女優賞(イ・ユミ)、視覚効果賞、スタント賞、美術賞
●第28回SAGアワード(2022)
テレビ部門 主演男優賞(イ・ジョンジェ)、主演女優賞(チョン・ホヨン)、スタントアンサンブル賞
●インデペンデント・スピリット賞(2022)
テレビ部門 主演男優賞(イ・ジョンジェ)

 

ベテランから演技派アイドルまで……
シーズン2もキャストがスゴい!

制作中のシーズン2ではイ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、コン・ユが続投する。さらにチェ・スンヒョン(元BIGBANG)やイム・シワン(ZE:A)、カン・ハヌルなど若手演技派の出演が決定。Netflixドラマ「セレブリティ」などで頭角を現したパク・ギュヨンも出演することで、キャスト面からも期待が高まる。

 

(C)NETFLIX, INC. AND IT’S AFFILIATES, 2023. ALL RIGHTS RESERVED.

岡咲美保にとって声優は「自分じゃないものにならせてくれる場所」、歌は「自分に帰れる場所」- 3rdシングルインタビュー

声優・アーティストとして活動する岡咲美保が、3rdシングル「ココロトラベル」を2023年11⽉1⽇(⽔)にリリース。アーティストデビューから2年。ここまでの歩みのなかで彼女は、音楽への向き合い方が変化してきたという。声優は「好奇心を満たしてくれる、自分じゃないものにならせてくれる場所」、歌は「自分に帰れる場所」と言葉にする彼女に、3rdシングルと、ここまでの歩みについてお話を聞きました。

岡咲美保

 

◆アーティストデビューしてから2年が経ちました。振り返ってみて、どんな2年でしたか?

イベントに出演したり、テレビ番組で歌唱したり、いろんな写真を撮っていただいたりと、初めてのことがたくさんあったので、「まだ2年しか経っていないの!?」という気持ちがあります。一方で「もっとこうしたいな」という課題を見つけて、その階段を昇っているという感覚もずっとあって。そういう意味では、長い時間でもあったような気がしています。長いような短いような、そんな2年間でした。自分について考える時間がものすごく増えましたね。

 

◆声優としての活動では、自分よりも演じるキャラクターのことを考えることが多い。

そうなんです。私は自分を無にして役を入れるタイプなので、むしろ自分の存在が邪魔になることも多いんです。

 

◆歌唱力に定評がある岡咲さんですが……。

いやいや、それどこ情報ですか!?(笑)

 

◆もう各所からそういう声を聞きます(笑)。もともと歌は好きでしたか?

めちゃくちゃ好きですね。小さい頃から家で歌っていたと家族からも聞いていますし、中学生くらいからはお友達とカラオケに行ってアニメソングをはじめ、いろいろな曲を歌ってきました。アーティストは歌うことが仕事なので、カラオケとは違いパフォーマンスに落とし込む責任があります。それでも、音楽が好きという気持ちは変わらず、歌う時間は楽しいですね。

 

◆2年で音楽への思いや聞き方、聞く楽曲は変化していると感じていますか?

はい。「私が歌うなら、きっとこういう楽曲のほうが自分の声を活かせるかな」という聞き方をするようになりました。また、レコーディングやトラックダウンという楽曲制作の作業も、最初はお任せをしていたのですが、最近は「こうしてみたいです」と自分の意見を言えるようになったんです。音楽の理想像の輪郭が、少しは見えてきたのかも。ただ、これは現時点での私の理想。まだまだ変わっていくと思うので、完成形ではありません。

 

◆活動のなかでさまざまなアーティストの方と共演されることもあります。みなさんのステージやパフォーマンスを見て、刺激を受けることはありますか?

めちゃくちゃ受けます。みなさん、ものすごく視野が広いんですよね。ファンの方々の気持ちに応えるためにどうすればいいか、しっかりと考えて向き合っていらっしゃる。自分はまだまだだと痛感する日々です。ただ、得意なことを伸ばすほうがこの世界は合っていると思うので、刺激を受けつつ、自分の音楽ではどういう形で活かせるのかを考えるようにしています。刺激を受けたものをそのままアウトプットするのではなく、しっかり自分の中にインプットしてから表現に活かすようにしていますね。

 

◆「この人はすごい!」と、印象的だったアーティストの方は?

angelaさんです。同じキングレコードの大先輩で地元も一緒なので、すごく優しくしていただいていて。「Animelo Summer Live (アニサマ)」の舞台裏でも、いろいろとお話してくださいました。その「アニサマ」の舞台で感じたのは、angelaさんのエネルギー。私はお客さんに楽しんでもらおうと思うと、体が硬くなっちゃうタイプなんです。ただ、angelaさんは「アニサマ」のトリという大役だったのにも関わらず、エネルギーを最大限にお客さんに届けていました。それをお客さんが受けて、同じエネルギーを返していたんです。その様子を見て、シンプルに感動しました。MCでの盛り上げ方も含めて、「これぞエンターテインメント」というものを見せていただきました。

 

◆この2年で特に印象に残っている活動をひとつ挙げるとすれば?

ライブデビューとなった「リスアニ!LIVE」ですね。初めてアーティスト・岡咲美保として有観客のライブの舞台に立ったんです。準備する段階で不安の極限までいき、それがいつの間にか突破して本番では「あっ、もうやることをやるだけだ」という悟りの境地を開くまでに至りました(笑)。それぐらい自分を追い詰めたことも相まってか、ステージから見た景色にとても感動しました。

 

◆コンテンツ関係では大きな舞台で歌を披露する機会もあります。そのときとソロアーティストとして歌う場合では、感覚が異なる?

「あり方」が変わるんですよね。キャラクターを背負っているときは、その子と仲良くすることに集中しているんです。一方、アーティストとしてステージに立つときは「こうすれば喜んでもらえるかな」と考えることが多くて。自分でも「岡咲美保には価値がある」と思えるようなパフォーマンスをしたいなと思う分、力がより一層入るかもしれません。

 

◆キャラクターとしてステージに立つときは、そのキャラクターが後押ししてくれたり、傍にいてくれたりという感覚があるのかもしれないですね。

ですね。身振り手振りも「この子だったらこうする」というのが思い浮かぶんです。ただ、それがアーティスト・岡咲美保となると急に難しくなって。日々、勉強中です……!

 

決め手は「私の声で再生できる」

◆そんな活動も経て、この度、3rdシングルがリリースされます。表題曲「ココロトラベル」はご自身がリムル=テンペスト役として出演されているアニメ『転⽣したらスライムだった件 コリウスの夢』のED主題歌です。

以前にリムル役として作品の楽曲を歌唱する機会はありましたが、まさか岡咲美保としても歌わせていただけるなんて。とても驚きましたし、思ってもいなかった幸せが舞い込んできました。その分、期待に応えたいという思いと、責任もすごく感じて。うれしいという気持ちと同時に「どうしよう、どう作っていこうか」という気持ちもありました。

 

◆「ココロトラベル」は、コンペで募ったもののなかから選んだ楽曲だとお聞きしました。

コンペで集まった楽曲は、どれも『転スラ』らしいものだったんです。どの曲も未来が見えて迷いましたが、最終的に決め手となったのは「私の声で再生できる」という点。どれもいい曲でしたが、今回はリムルの傍にずっといた私として歌おうと思っていたので、私の声に合うという点を重視して選びました。

 

◆それは、ずっと『転スラ』と共に歩んできた岡咲さんならではの選び方な気もします。

そうかも!『転スラ』と出会ってから、1週間のなかでリムルにならない日が本当にないんですよ。私の声優人生を変えてくれた作品なのでその分、思い出もたくさんあるんです。リムルと出会っていない世界線の自分が考えられない。心の深いところにまでリムルがいます。

◆レコーディングで意識したポイントは?

真っすぐ出てきた自分の声を受け止めて歌いました。いつもならちょっと気になるような声の表現やリズム感、あとはピッチが多少ズレても、「こっちのほうが思いが伝わるならそのほうが良い」と思えたんですよね。そういう意味では、わりと肩の力を抜いて歌えました。リムルと『転スラ』が大切だという気持ちに浸っていたら、いつの間にかレコーディングが終わっていたんです。

 

◆どこも聞きどころではあると思いますが、なかでも読者の方に注目してほしいポイントは?

自分の旅路を慈しめる、愛して受け止めるというような歌詞がすごくすてきで。いいことがあった日はもちろん、ちょっと上手くいかなった日も「でも、こういうところを自分は頑張ったよね」というマインドに切り替えてくれるような、ストレスフリーな楽曲だと思っています。

 

「歌」は「自分に帰れる場所」

◆本シングルに収録されているもう1曲「キボウノレシピ」についてもお伺いします。こちらもご自身がミリー役として出演されているTVアニメ『とあるおっさんのVRMMO活動記』のED主題歌ですね。

私、主人公のアースが流行りに流されず、好きなことを楽しむ様子がすごく好きなんです。なので、「自分の好きという気持ちを大事にしよう」というテーマで、コンペで楽曲を募りました。本作のED主題歌は、温かい気持ちになって、笑顔になれるのが理想かなと思っていたんです。「キボウノレシピ」は、それにピッタリな楽曲でした。また、「君と君と君と」という歌詞の部分では、ライブでいろいろな方向を指さしている様子が見えたんです。そういうみんなを巻き込んで歌えそうな雰囲気が、アースがギルドに入ったり、ゲームの世界の主要キャラクターが彼に寄ってきたりする様子とシンクロするなと思ったんです。

 

◆アースの周りには自然といろいろな人が集まってきますよね。

誰かに気に入られたいから自分の形を変えるのではなく、自分の好きを貫き、それをみんなが気に入ってくれた結果、周りに人が集まってくる。アースは望んでいるかどうか分かりませんが、それってひとつの理想形ですよね。アニメで得た気持ちをさらに後押しできる楽曲になればと思いながら、レコーディングしました!

◆ライブ映えしそうな楽曲でもありますよね。岡咲さんはライブでどんなことをやってみたいですか?

ありがたいことに、2024年1月27日にワンマンライブの開催が決定しました!いまはそちらに向けてスタッフさんと一緒に、どんなライブにしようか考えているところです。まだ見えていない部分も多いですが、自己紹介せずとも、パフォーマンスを見たら「岡咲美保ってこういうアーティストなんだな」と伝わるような、自分らしさを詰め込んだライブにはしたいですね。いつかやってみたいのは、トロッコに乗ってお客さんの近くにいくこと!グッズを掲げたファンに、アーティストが手を振り返すというあのシーン。自分がお客さんとしてライブに行くときも、あの時間がすごく好きなんですよ。ファンの方と距離の近いライブができたら、自分の活力にもなる気がします。感謝の気持ちを返せるライブをしていきたいですね。

 

◆ここまでいろいろなお話ありがとうございました。では、ご自身にとって「声優」「歌」とはどういう存在になっているか、教えてください。

「声優」は「自分じゃないものにならせてくれる場所」。私、小さい頃はなりたいものがたくさんあって、定まらなかったんです。ただ、いろいろなものになれるのが声優。なってもいいと認めてくれる場所なんです。『転スラ』でいえば、現実世界でスライムには絶対になれないですし、リムルは元をたどると男性。そういう自分の姿形関係なく、声だけで旅ができる声優は、自分の好奇心を満たしてくれるものです。「歌」はそれとは逆に、自分に寄り添ってくれる場所。私、小さい頃から歌っている自分が好きなんですよ。自分を認められるのが歌っている時間でした。ふだん言葉で伝えられないことも、歌詞に寄り添ったら伝えられることもあります。言葉よりも自分を無理なく表現できる距離感が心地いいんですよね。「歌」は「自分に帰れる場所」だと感じています。

 

◆(こんなお話も!)今、岡咲さんが読者の方々に推したいエンタメは?

漫画ですね。少女漫画から入ったのですが、どんどん刺激が欲しくなって、ホラーにいき、今は人間の本心も赤裸々に描いている作品を読むようになりました(笑)。キラキラした世界を見られるエンタメももちろん大好きですが、現実ってこうだよなと思える世界をエンタメとして、芸術として昇華できる作品もすごいと思うんです。オススメは押見修造先生の作品や、郷田マモラ先生の『サマヨイザクラ』っていう作品。『サマヨイザクラ』は裁判員制度をテーマにしたサスペンスで、自分の下した判決が本当に良かったのかと向き合う作品です。ぜひ一度、触れてみてほしいですね!

 

PROFILE

岡咲美保

●おかさき・みほ…11月22日生まれ。岡山県出身。2021年9月15日に1stシングル「ハピネス」でアーティストデビュー。声優としての主な出演作は、『転生したらスライムだった件』リムル=テンペスト役、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』市川雛菜役、『とあるおっさんのVRMMO活動記』ミリー役など。

 

リリース情報

3rd Single「ココロトラベル」

2023年11⽉1⽇(⽔)発売

CD+Blu-ray盤:1,980円(税込)

通常盤:1,430円(税込)

 

ライブ情報

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024 ~キラメキブルーム~ supported by animelo」

2024年1月27日(土)神奈川・関内ホール 大ホール

 

WEB

公式サイト:https://www.okasakimiho.com/

公式X:https://twitter.com/okasakimiho_PR

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@okasakimiho_official

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/M.TOKU hair & make/楢林ミナコ(ヘアメイクフリンジ) styling/細田真弓 衣装協力/ADELLY

今注目の若手俳優・青木柚×伊礼姫奈×服部樹咲インタビュー。『EVOL』実写化の役作りは「私生活にも影響が」

現実に絶望し、自殺を図った3人の少年少女が織り成すドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』がDMM TVで11月3日に配信スタート。原作は漫画家・カネコアツシ氏による人気同名コミック。主人公の3人を演じるのは青木柚、伊礼姫奈、服部樹咲という注目の若手俳優だ。鬱屈した中学生を演じた3人だが、撮影は楽しく行われたよう。撮影中さながらのわちゃわちゃトークで舞台裏から互いの印象、今ハマっているモノまで語った。

(中央)青木 柚●あおき・ゆず…2001年2月4日生まれ。神奈川県出身。2016年公開の映画『14の夜』でメインキャストに選ばれる。映画『うみべの女の子』(2021)、『はだかのゆめ』(2022)、『まなみ100%』(2023)など主演作多数。ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(2023・日本テレビ系)ではキーマンとして話題を集めた。主演映画『The Night Before 飛べない天使』が12月15日(金)に公開予定。

 

【青木柚さん×伊礼姫奈さん×服部樹咲さん撮り下ろし写真】

 

「正義ってなんだろう」「とにかくワクワクだらけ」原作の魅力

(左)伊礼姫奈●いれい・ひめな…2006年2月7日生まれ。群馬県出身。4歳から俳優活動を始め、2016年にNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にレギュラー出演。2022年には1000名を超えるオーディションで映画『18歳、つむぎます』(2023)の主演に抜擢された。主な出演作にドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(2022・テレビ朝日系。2023年には劇場版が公開)、『離婚しようよ』(2023・Netflix)など。主演映画『シンデレラガール』が11月18日(土)に公開予定。

 

──原作漫画をお読みになった感想からお聞かせください。

 

青木 のめり込むように読みました! 舞台はヒーローが存在する街。ドラマで僕らが演じた3人が命を絶とうとしたときに、特殊能力が芽生えるという設定に引き込まれました。子どもと大人、善と悪といった相反するものたちの葛藤が丁寧に描かれていますし、とにかくワクワクだらけで早く続きを読ませてほしい! と思いました。

 

伊礼 絵も内容も斬新で「何で今まで読んでいなかったんだろう」と思うくらい面白かったです。しかも、いろんなメッセージが込められている。「正義ってなんだろう」と考えるきっかけになるほど、さまざまなモノを受け取りました。この実写化に出演できることが、すごくうれしかったです。

 

服部 私にとっては、漫画の面白さを教えてくれた作品です。初めて全部読んだ漫画が『EVOL』だったので、すごくインパクトが強くて。それまでは「何でみんな、ヒーロー作品にハマっているんだろう」と思っていたのですが、『EVOL』を読んで、メインキャラクター3人の個性が強くて愛おしくて、面白いなと思いました。

 

──原作に思入れが強い分、役作りで特に意識したことはありましたか?

 

青木 みんなビジュアル⾯を意識していたと思います。僕が演じたノゾミは、⽬が隠れるぐらい前髪が⻑く、映像ならではのCGや、マスクや合成などで前髪を短くする案も出ていました。ですが、その前髪もノゾミのアイデンティティーに直結する部分だと思い、こだわりたくて……ヘアメイクさんをはじめとするスタッフの皆さんの⼒をお借りして、前髪の⻑いスタイルで演じることができました。また、⾐装さんも原作そのままのTシャツを⽤意してくださり。チームで作り上げたノゾミだなと感じています。

 

伊礼 私の中でもヘアスタイルが大きかったです。漫画独特の髪型だし、実写化したらどうなるんだろうと考えていました。原作のアカリに寄せるために髪を切り、監督と一緒にビジュアルを作っていきましたね。目の強さを出すために、眉毛の角度にもこだわりました。アカリの表情を出すために、監督からは「もっと睨んで」と言われて。鏡を見てたくさん練習しました、私生活にも影響が出るぐらい(笑)。

 

服部 私も金髪にしたのが一番のポイントです。たぶんアカリはあの髪型にしたことでドーンと落ちたと思うけれど、私は金髪にすることによってギャルになりました(笑)。悪い言葉や勢いよく言うセリフが多く、監督からも「もっとギャルっぽく!」と言われるので、“マインドギャル”というのは保てるように頑張りました。

(右)服部樹咲●はっとり・みさき…2006年7月4日生まれ。愛知県出身。4歳からバレエを始め、国内外で数々の輝かしい成績を収める。俳優デビュー作となった映画『ミッドナイトスワン』(2020)で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に映画『日曜日とマーメイド』(2022)、ドラマ『競争の番人』(2022・フジテレビ系)など。映画『唄う六人の女』(2023)が10月27日(金)に公開したばかり。

 

──伊礼さんのように私生活に影響はありましたか?

 

服部 私は楽しんで生活していました(笑)。

 

青木 チャラかったです(笑)。

 

──撮影中に、一番印象に残っていることは?

 

青木 3人で空飛んだことじゃない?

 

伊礼・服部 あー……(笑)。

 

青木 あ、違うみたい(笑)。ビルの屋上にクレーンを運んで、ワイヤーで釣られて空中から3人で飛び降りたんです。あのシーンをきっかけに3人の距離が縮んだ気がしたけど……2人はどう?

 

伊礼 私はトラックで突っ込んで爆破されて、3人で笑い合うシーン。遅い時間なので寒かったし、撮影は大変だったけれど、ノゾミとサクラを見たときに、私自身も「この2人と、もっといろんなことをしてみたい」ってすごく思えたんです。金子(ノブアキ)さんも好きなシーンだとおっしゃっていました。

 

服部 言われちゃった! 私は3人で走って逃げてからの病院での屋上シーンが印象深いです。クランクインしてそんなに経っていないころで、空き時間が3、4時間あったんです。その間に、コンビニに行ってアイスを買って公園で遊んで。3人が仲良くなったのが、あの日だったと思うから。

 

青木 確かにそうだね。小中学生が遊んでいる公園で、金髪と、キノコと、前髪ギザギザの3人衆が馬の遊具に乗っているっていう(笑)。

 

服部 ブランコに乗ってから楽屋に戻りました。グッと距離が縮まった気がして、すごく楽しかったです。

 

「役者としても人間としても尊敬」高め合う若手俳優たち

 

──俳優としてのお互いの印象はいかがですか? まずは青木さんの印象から。

 

伊礼 青木さんは……って、恥ずかしいな(笑)。

 

青木 良いこと言ってよ!

 

伊礼 私は映画観賞が好きで、柚くんの作品も観ていたので、共演できるのがまずうれしかった。本人にも伝えましたけど、俳優としてすごく尊敬できる方です。実際に共演しても支えてもらいましたし、お芝居を近くで見ることができたのが一番うれしかったです。

 

青木 ありがとうございます!

 

服部 私は……。

 

青木 何詰まってるの!?

 

服部 役者としても一人の人間としても尊敬できました。周りへの気遣い、現場での居方、演技に対する姿勢を学ぶことができたので、感謝していて、仲良くなれたのがすごくうれしかったです。

 

──青木さんと服部さんから見た伊礼さんについても教えてください。

 

青木 アカリは3人の中でも深いところまで落ちていく役柄なんです。その役への密接度がすごいというか。もちろん裏側で伊礼さん自身がすごく落ちているわけではなく、僕らとも仲良く話しているんですけど、絶対に役と切り離しちゃいけない譲れない部分があるんだろうなって感じました。

 

服部 現場ではしんどいシーンを見たことがなかったので、完成作品を観て「こんなの撮ってたんだ!」って驚きました。柚くんの言う通り、アカリの闇の部分を演じる上で、譲れない部分があるのは本当に感じました。

 

青木 集中力の高さを垣間見た気がします。伊礼さんの年齢の頃の⾃分とは全然違ったなと。「無理しないでね」と思ってしまうくらい。自分も見習うべきところだなと思いました。

 

服部 3人で仲良くするときはわいわい楽しくやっているので、切り替えがすごい。3回くらい印象が変わったギャップが多い子です。会う前はしっかりしたイメージが強く、実際に会うとめちゃめちゃ可愛く、今は可愛い部分はそのまま、ひょうきんで面白い子って印象(笑)。

 

伊礼 え、ひょうきん? 今、意味を調べてもいいですか(笑)。

 

──ひょうきんの自覚はないと(笑)。では服部さんはどんな人ですか?

 

青木 自分の意思をしっかり持っているんだなと、表情からも感じました。「原作に忠実に」ということを一番大事に演じていたのが印象的です。服部さんが過去に出演した作品も拝見していましたが、サクラはどの作品とも違う役柄でしたし、素はどんな感じなのだろうとも思いました。一番年下だけど、服部さんに引っぱってもらいながら自分も演じることができた気がします。

 

伊礼 とても頼っていたし、心の癒やしを樹咲に求めていた気がします。現場にいるだけですごく落ち着くし、映像になると画になるし。独特な空気をまとっていて、包んでくれるような優しさを持っている方です。年齢は一つ下なんですけどね。

 

服部 うれしいです! 柚くんが言ってくれた「どの作品とも違う役柄」っていうのは今回、自分ではあまり自信がないところだったので。

 

青木 リップサービス、リップサービス(笑)!

 

服部 うわー残念(笑)!

 

NewJeans、BMSGからスイーツまで。10~20代が熱く語るモノ

 

──撮影中に流行っていたモノ・コトなどありましたか?

 

青木 NewJeansじゃない?(※韓国の5人組ガールズグループ)

 

服部 現場で踊っていたね。

 

伊礼 衣装がNewJeansに似ていて。撮影場所の雰囲気もエモくて、画になるところだったから「なんか踊りたくなっちゃうよね」って。

 

青木 その踊っている姿を見て、ひょうきんだなって思った(笑)。白い衣装と、病院の屋上のちょっと緑赤がかった照明を見て「NewJeansぽくない?」って。

 

──現場がNewJeansのミュージックビデオみたいだったんですね。

 

服部 そう、MVごっこしていました。

 

青木 韓国語も流行ったね。

 

伊礼 樹咲が喋れるんです。それに憧れて、喋れるようになりたいねって。

 

服部 ちょっとずつ教えました(笑)。韓ドラがすごく好きで、1年間ずっと見つづけていたらわかるようになりました。

 

青木 撮影が終わるまでにペラペラになるんじゃないかと言っていたけれど、全然ならなかったです(笑)。

 

──GetNavi webということで、今皆さんがハマっているモノも教えてください。

 

伊礼 ドーナツ! 2人におすすめのドーナツ屋さんを調べてきました! 2人は私よりも甘いモノを食べないタイプなので、甘さ控えめでパンに近い、でもちゃんとドーナツっていう、麻布十番にある「ダンボドーナツ」をおすすめします。

 

──美味しいドーナツは、インターネットで調べるんですか?

 

伊礼 はい。調べて実際に行って食べて、レポートを書いてます。私しか見られないですけど(笑)。

 

青木 えっ、それはお仕事に繋がるんじゃない?

 

伊礼 本にできるくらい食べに行きたいですね。甘いものを手で食べられるのが一番の幸福! 輪っかの真ん中に達する瞬間が一番好きで、そのためにドーナツを食べています。

 

──青木さんと服部さんはいかがですか? 趣味でも!

 

服部 趣味ほどではないけれど、最近始めたのは、おからパウダーで作る蒸しパン。タッパーにおからパウダーと卵、牛乳を入れてチンすればできます。それだけだと味がないから、焼いたお肉や野菜を上に乗せて食べています。

 

伊礼 体に良いコトしてる!

 

服部 手間がかかるから暴食防止になるし、ヘルシーでボリュームもあるんです。作り方はYouTubeで知りました。ダイエット系のパンレシピを上げている方がいて、いろいろ種類があるんですよ。バナナと、自分で作った甘くないクリームを乗せて、ラップで包んで切って断面がきれいなサンドイッチも作りました。

 

青木 僕はBE:FIRSTが所属しているBMSGという事務所です。「Be MySelf Group」の略で、「⾃分が⾃分のまま輝ける場所」という意味もあって。グループはもちろん、同世代のラッパーやシンガー、デビューを控えているトレーニーもいるのですが、その全員が唯⼀無⼆の輝きを持っていて。提供楽曲でさえも、⾃分ゴトのように表現されている様が、脚本を演じる⾃分にとって刺激的で……。

 

伊礼 熱がすごい。本当にハマってるんだね。

 

青木 それぞれの⼈間性が反映された⾳楽がすごく魅⼒的なんです。俳優は⾃分を表現するというより、役と向き合って演じる存在だけど、アーティストは⾃分⾃⾝を表現することが多いじゃないですか。BMSG は「⾃分はこうありたいんだ」っていうものを強く⾒せてくれるんです。

 

──熱く箱推ししてるんですね。

 

青木 BMSG を観ていると「⾃分もこうありたい」と、強く思えるというか。演技をしていないときの、⽇常⽣活の⾃分も⼤事にしたいなと。⾃分を⽀える⼤きな柱の⼀つがBMSG なんです。

 

ドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』

DMM TV 11月3日(金)配信開始

 

【ドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
監督:山岸聖太『正しいロックバンドの作り方』『もっと超越した所へ。』
出演:青木柚 伊礼姫奈 服部樹咲 金子ノブアキ 芋生悠 占部房子 西田尚美・石黒賢(特別出演)安田顕
原作:カネコアツシ『EVOL(イーヴォー)』(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
主題歌:Tempalay「Superman」(作詞、作曲:小原綾斗、編曲:Tempalay)

 

(STORY)
世の中に絶望し、自殺を図った3人の少年少女。病院で目を覚ますと彼らの身には、不思議な「異能力」が宿っていた。 その力は「ヒーロー」と呼ばれる、血統でのみ継がれる「正義の味方」しか持ち得ないはずのものだった──。

【フォトレポートPart2】79人合計250枚超の写真で送るJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「パーツ・機器・その他編」

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」が10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京ビッグサイトで開催中。連日大きな賑わいを見せているJMS2023で、各ブースを盛り上げるのがコンパニオンたち。彼女たちの活躍の様子を2回に分けて紹介します。今回は「パーツ・機器・その他編」と題して送るPart2には、79人のコンパニオンを紹介します。

 

関連記事:【フォトリポートPart1】60人超が登場!4年ぶりに開催したJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「車体・メーカー編」

 

 

【79人を一挙に紹介!】

 

<横浜ゴム>

星野ゆみ

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【星野ゆみさんギャラリー】

 

諏訪部響子

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【諏訪部響子さんギャラリー】

 

香澄明希

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【香澄明希さんギャラリー】

 

青木陽菜乃

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【青木陽菜乃さんギャラリー】

 

<住友ゴム工業>

早川みゆき

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【早川みゆきさんギャラリー】

 

春槻奈々

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【春槻奈々さんギャラリー】

 

<ブリヂストン>

美里

【美里さんギャラリー】

 

宮澤千夏

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【宮澤千夏さんギャラリー】

 

<トピー工業>

塩谷成美

【塩谷成美さんギャラリー】

 

<ニチコン>

江藤ゆか

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【江藤ゆかさんギャラリー】

 

芹澤せいか

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【芹澤せいかさんギャラリー】

 

<HW ELECTRO>

北郷ゆい

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【北郷ゆいさんギャラリー】

 

亀澤杏奈

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【亀澤杏奈さんギャラリー】

 

はらことは

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【はらことはさんギャラリー】

 

美波あみ

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【美波あみさんギャラリー】

 

<THK>

Reina+World

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【Reina+Worldさんギャラリー】

 

鈴木珠優

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【鈴木珠優さんギャラリー】

 

YUNA

【YUNAさんギャラリー】

 

haruna

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【harunaさんギャラリー】

 

藤井美樹

【藤井美樹さんギャラリー】

 

小林明日香

【小林明日香さんギャラリー】

 

樋口希穂

【樋口希穂さんギャラリー】

 

<日本精工>

海凪よち

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【海凪よちさんギャラリー】

 

南実千晴

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【南実千晴さんギャラリー】

 

小田 カノン

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【小田 カノンさんギャラリー】

 

石本りこ

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【石本りこさんギャラリー】

 

松本ゆん

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【松本ゆんさんギャラリー】

 

<小糸製作所>

楠しおり

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【楠しおりさんギャラリー】

 

荒井ゆき

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【荒井ゆきさんギャラリー】

 

佐東詩織

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【佐東詩織さんギャラリー】

 

<東海理化>

安西まりな

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【安西まりなさんギャラリー】

 

坂本 優

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【坂本 優さんギャラリー】

 

桃田

【桃田さんギャラリー】

 

<豊田自動織機>

春名なこ

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【春名なこさんギャラリー】

 

夏目まなみ

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【夏目まなみさんギャラリー】

 

前原ひろ奈

【前原ひろ奈さんギャラリー】

 

藤田香澄

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【藤田香澄さんギャラリー】

 

<住友電工グループ>

瀬戸志織

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【瀬戸志織さんギャラリー】

 

小泉奈央

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【小泉奈央さんギャラリー】

 

<トヨタ紡織>

葵木ひな

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【葵木ひなさんギャラリー】

 

高瀬真実

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【高瀬真実さんギャラリー】

 

有栖未桜

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【有栖未桜さんギャラリー】

 

城谷心夏

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【城谷心夏さんギャラリー】

 

桜庭かよ

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【桜庭かよさんギャラリー】

 

<Ohlins Racing AB>

香月わかな

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【香月わかなさんギャラリー】

 

わかな

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【わかなさんギャラリー】

 

さかいゆりや

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【さかいゆりやさんギャラリー】

 

朝倉咲彩

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【朝倉咲彩さんギャラリー】

 

前田星奈

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【前田星奈さんギャラリー】

 

<豊田合成>

渡邉明日香

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【渡邉明日香さんギャラリー】

 

工藤沙良

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【工藤沙良さんギャラリー】

 

<日立Astemo>

安倍有里子

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【安倍有里子さんギャラリー】

 

横田りか(写真左)

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【横田りかさんギャラリー】

 

河本 恵

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【河本 恵さんギャラリー】

 

<矢崎総業>

波岡なみ

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【波岡なみさんギャラリー】

 

香野かえで

【香野かえでさんギャラリー】

 

<NOK>

中村美里

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【中村美里さんギャラリー】

 

あさみ やこ

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【あさみ やこさんギャラリー】

 

月野えみり

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【月野えみりさんギャラリー】

 

<DENSO>

神山愛莉

【神山愛莉さんギャラリー】

 

<日本特殊陶業>

相沢明日加

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【相沢明日加さんギャラリー】

 

栗本紗智

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【栗本紗智さんギャラリー】

<ミネベアミツミ>

坂口ゆき

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【坂口ゆきさんギャラリー】

 

遠藤絵莉菜

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【遠藤絵莉菜さんギャラリー】

 

<SANGO>

鬼塚すずの

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【鬼塚すずのさんギャラリー】

 

竹内ゆり

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【竹内ゆりさんギャラリー】

 

<NHKニッパツ>

小林琉唯

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【小林琉唯さんギャラリー】

 

成海 梓

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【成海 梓さんギャラリー】

 

泉 夢花

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【泉 夢花さんギャラリー】

 

<ALTIA>

羽瀬 萌

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【羽瀬 萌さんギャラリー】

 

<TPR>

伊達 望

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【伊達 望さんギャラリー】

 

<KAMIKAZE COLLECTION>

近藤みやび

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【近藤みやびさんギャラリー】

 

央川かこ

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【央川かこさんギャラリー】

 

Ai

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【Aiさんギャラリー】

 

広瀬晏夕

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【広瀬晏夕さんギャラリー】

 

雪音まりな

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【雪音まりなさんギャラリー】

 

<タカラトミー>

奥村美香

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【奥村美香さんギャラリー】

 

春霞

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【春霞さんギャラリー】

 

<キッザニア マツダ>

木村 楓

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【木村 楓さんギャラリー】

 

取材・撮影/編集部

【フォトレポートPart1】60人超が登場!4年ぶりに開催したJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「車体・メーカー編」

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」が10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京ビッグサイトで開催中。4年ぶりの開催となった今回から、「東京モーターショー」の名前が変わり、自動車業界の枠を超えた「モビリティ」の最新技術が披露されています。自動車メーカーだけでなくスタートアップなども加わり、過去最多の475社が参加。連日大きな賑わいを見せてます。そんななか、ショーを盛り上げるのが各ブースを彩るコンパニオンたち。彼女たちの活躍の様子を2回に分けて紹介します。今回は「車体・メーカー編」と題し、61人のコンパニオンが登場します。

 

関連記事:【フォトレポートPart2】79人合計250枚超の写真で送るJAPAN MOBILITY SHOW 2023を彩るコンパニオンたち「パーツ・機器・その他編」

 

【61人を一挙に紹介!】

 

<トヨタ>

湯川真結

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【湯川真結さんギャラリー】

 

澄音

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【澄音さんギャラリー】

 

<ホンダ>

津田知美

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【津田知美さんギャラリー】

 

沙倉しずか

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【沙倉しずかさんギャラリー】

 

廣川エレナ

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【廣川エレナさんギャラリー】

 

那津あやこ

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【那津あやこさんギャラリー】

 

広瀬 咲

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【広瀬 咲さんギャラリー】

 

池永百合

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【池永百合さんギャラリー】

 

吉原詩織

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【吉原詩織さんギャラリー】

 

二瓶由衣

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【二瓶由衣さんギャラリー】

 

仲 美由紀

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【仲 美由紀さんギャラリー】

 

<マツダ>

西本梨沙

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【西本梨沙さんギャラリー】

 

神崎由莉子

【神崎由莉子さんギャラリー】

 

<SUBARU>

本間萌夏

【本間萌夏さんギャラリー】

 

国分ひかり

【国分ひかりさんギャラリー】

 

岡田真菜美

【岡田真菜美さんギャラリー】

 

有本吏那

【有本吏那さんギャラリー】

 

相原夕舞

【相原夕舞さんギャラリー】

 

<三菱>

長谷川せいら

【長谷川せいらさんギャラリー】

 

浜嶋りな

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【浜嶋りなさんギャラリー】

 

安西茉莉

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【安西茉莉さんギャラリー】

 

友野ゆみ

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【友野ゆみさんギャラリー】

 

藤森マリナ

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【藤森マリナさんギャラリー】

 

<ダイハツ>

根岸しおり

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【根岸しおりさんギャラリー】

 

浅香えり花

【浅香えり花さんギャラリー】

 

瀬名あすみ

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【瀬名あすみさんギャラリー】

 

<BMW>

橘 京

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【橘 京さんギャラリー】

 

熊林保奈美

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【熊林保奈美さんギャラリー】

 

<BYD

黒澤恵理

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【黒澤恵理さんギャラリー】

 

西山絵里香

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【西山絵里香さんギャラリー】

 

村上 楓

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【村上 楓さんギャラリー】

 

菅田れもん

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【菅田れもんさんギャラリー】

 

葵井えりか

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【葵井えりかさんギャラリー】

 

田中彩央里

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【田中彩央里さんギャラリー】

 

遊馬りえ

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【遊馬りえさんギャラリー】

 

瀬田佳奈子

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【瀬田佳奈子さんギャラリー】

 

森菜津子

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【森菜津子さんギャラリー】

 

江戸川ひなの

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【江戸川ひなのさんギャラリー】

 

VEGA

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【VEGAさんギャラリー】

 

矢田初音

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【矢田初音さんギャラリー】

 

瀬谷ひかる

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【瀬谷ひかるさんギャラリー】

 

冨永夏生

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【冨永夏生さんギャラリー】

 

高宮じゅりあ

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【高宮じゅりあさんギャラリー】

 

早乙女るな

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【早乙女るなさんギャラリー】

 

<ヤマハ>

羽月優彩

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【羽月優彩さんギャラリー】

 

立花しおり

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【立花しおりさんギャラリー】

 

桜井ユミ

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【桜井ユミさんギャラリー】

 

<カワサキ>

新谷優月

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【新谷優月さんギャラリー】

 

<SUZUKI>

星乃由宇

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【星乃由宇さんギャラリー】

 

【純さんギャラリー】

 

遊木なつめ

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【遊木なつめさんギャラリー】

 

SUZUKI_中尾あんなさん

中尾あんな

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【中尾あんなさんギャラリー】

 

杉野ヒマリ

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【杉野ヒマリさんギャラリー】

 

<三菱ふそう>

鶴田麗子

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【鶴田麗子さんギャラリー】

 

山口紗矢佳

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【山口紗矢佳さんギャラリー】

 

浅井菜々子

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【浅井菜々子さんギャラリー】

 

<いすゞ/UDトラックス>

羽田彩音

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【羽田彩音さんギャラリー】

 

RIRI

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【RIRIさんギャラリー】

 

初見あんな

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【初見あんなさんギャラリー】

 

水野夏恋

【水野夏恋さんギャラリー】

 

竹垣ゆきこ

【竹垣ゆきこさんギャラリー】

 

取材・撮影/編集部

戸次重幸「西田敏行さんが演じたあの猪八戒を受け継ぐことが、いまだに信じられないです」舞台「西遊記」開幕

1970年代にドラマ化され、一世を風靡した『西遊記』が装いも新たに豪華キャストで舞台版としてかえってくる。片岡愛之助さん演じる孫悟空らと一緒に三蔵法師のお供として天竺に向かう猪八戒役には戸次重幸さん。かつて西田敏行さんが演じ、コミカルさと愛嬌たっぷりの存在感で人気を博したこの役に、果たしてどのような生命を吹き込んでいくのか──。会話の中にも“西遊記愛”と“猪八戒愛”が溢れ出る戸次さんに、舞台への意気込みを伺いました。

 

戸次重幸●とつぎ・しげゆき…1973年11月7日生まれ。北海道出身。1993年、北海学園大学にて森崎博之、安田 顕、大泉 洋、音尾琢真とともに演劇ユニットTEAM NACSを結成。劇作家、演出家、作家、ナレーターとしても活躍。レギュラー番組に「SONGS」(NHK総合/ナレーター)、「おにぎりあたためますか」「ハナタレナックス」(いずれもHTB)など。近年の出演作にドラマ『スタンドUPスタート』、舞台TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-『幾つの大罪〜How many sins are there?〜』(作・演出・出演)など。

【戸次重幸さん撮り下ろし写真】

大泉洋とずっと物まねをして遊んでいたぐらい猪八戒が大好きなんです

──絢爛豪華なキャスト陣が集結した舞台『西遊記』が間もなく開幕します。最初に、出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

 

戸次 純粋に嬉しかったです。僕と同世代の方なら共感してもらえると思いますが、『西遊記』といえば堺正章さん主演のドラマの印象が強く、僕も大好きでした。もちろん、今作は当時のドラマの舞台化ではないのですが、とにかく『西遊記』という作品に携われることが幸せで。しかも、この共演者ですからね。誤解を恐れずに言うなら、お客さま以上に僕自身がこの舞台の稽古と本番を楽しみにしている自信があります(笑)。

 

──このインタビュー時はまだ稽古前の段階ですが、すでに台本は読まれたのでしょうか?

 

戸次 ええ。共演者の方々とも話したのですが、みんな口を揃えて言うのが、“新しい西遊記になっている”ということなんです。二部構成の舞台で、第一部は誰もが知るエピソードが盛り込まれ、第二部は完全オリジナルになっている。特に第二部は“ザ・エンターテインメント”といえるほど、さまざまなキャラクターが登場し、派手な演出も用意されているので、かなりの壮大さと新鮮さを感じていただけると思います。何より、僕が猪八戒を演じるというのが意外ですよね。だって、豚の妖怪なのに太っていないんですから(笑)。その意味では、“もしかして、かなり新しい部分を担っているんじゃないか……!?”という強い重責も感じています(笑)。

 

──猪八戒といえば、やはりドラマで演じた西田敏行さんのイメージが強いです。先日の製作発表の際、戸次さんも猪八戒役の西田さんをリスペクトされているとお話しされていましたね。

 

戸次 子供の頃から大ファンでした。大学時代も、よく大泉(洋)と一緒に物まねをして遊んでいましたね。例えば、美女に出会ったときの福島弁なまりの猪八戒のセリフとか。「あんれ、これまた、めんこい子でね~の」って(笑)。堺さん演じる悟空との掛け合いなんて、極上のコントを見ているようでしたから。それと、大好きだったのが猪八戒の筋斗雲で。彼の雲にはハンドルが付いているんですよ(笑)。で、たいてい黒煙をはきながら墜落していく。「あらぁ、調子悪いなぁ、あら、あら、あらららぁぁぁ〜〜〜」って(笑)。

 

──物まねがどれも激似なのに文字では伝わらないのがとても残念です(笑)。そうした熱い想いを、直接西田さんにお伝えしたことはあるんですか?

 

戸次 これが実はあるんですよ。30歳の頃にTEAM NACSが北海道から東京に進出して、個人としてもいろんなお仕事をさせていただくようになったのですが、僕が初めて東京で出演した舞台をたまたま西田さんが観に来られていたんです。それで、終演後に飲み会を開いてくださって。その後に下北沢のスナックにまでお呼ばれして(笑)。そのとき、ここぞとばかりに僕の“西遊記愛”を語り、当時のいろんなエピソードを根掘り葉掘りお聞きしました。やはり悟空と猪八戒の掛け合いの面白さは堺さんと西田さんのアドリブだったことなどを教えていただき、僕にとっては忘れられない、夢のような一夜でしたね。その西田さんが演じられた役を、約20年後に自分が演じるわけですからね。嬉しさや感慨がありつつ、まだどこか現実味がわかないというのが正直なところです。

 

──そこまで思い入れのある役だと、お芝居にも無意識のうちに西田さんの猪八戒像が滲み出そうですね。

 

戸次 どうなんでしょうね。でも、きっとオマージュ的な部分は少なからず出てしまうと思います。それに、台本を読む限り、マキノノゾミさんが書くセリフにも、“これ、西田さんが漏れ出てるよな……”というところがいくつかあるんです(笑)。ですから、もはや切り離せない部分があるんだと思います。とはいえ、そうやって過去の西田さんの素晴らしい猪八戒の表現を継承しつつ、やるからには戸次重幸なりの新しい猪八戒もお見せしていきたいなと思っています。

 

松平健さんの牛魔王、眼力だけで割り箸程度なら折れそうな迫力

──演出の堤幸彦さんとは2015年の舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』ですでに一度お仕事をされていますね。

 

戸次 舞台はそれ以来になります。ほかの作品でも、ドラマ『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』でゲスト出演させていただいたぐらいで。

 

──舞台の演出にはどのような印象をお持ちですか?

 

戸次 稽古中、役者に対して、いい意味でどこまで本気か分からない泳がせ方をする方ですね(笑)。「これ、本当に本番でもやるつもりですか?」と聞きたくなるような動きを我々に求めてくるんです。それで結局本番ではやらない(笑)。でも、きっとそれは堤さんの作戦のひとつで。そうやっていろんな方向性のお芝居を役者にやらせることで、最終的に“これしかない”と残る正解を浮き彫りにしていっているんだと思います。ですから、今回もそのムチャブリのような術中にはまりながら、楽しく、いいお芝居を作っていけたらなと思っています。

 

──お話を伺っているだけでも稽古が楽しそうです。

 

戸次 すごく楽しいですよ。でも、怖さもあります。というのも、堤さんは特に僕で遊びたがるんですよ(笑)。僕がなんでも言うことを聞くと思っているのか、“それ、絶対に作品を壊しちゃいますよ!?”というような演出を要求してくるんです(笑)。

 

──それだけ信頼が厚いということなんでしょうね。

 

戸次 どうなのかな(笑)。でも、そうだとしたら、役者にとってこれ以上嬉しいことはないですね。

 

──また、孫悟空を演じる主演の片岡愛之助さんとは昨年、舞台『奇人たちの晩餐会』で共演されました。そのときの印象はいかがでしたか?

 

戸次 皆さんがイメージされる、そのままの方です。裏表がなく、ユーモアがあって、それでいてお名前のとおり愛に溢れている。我々役者やスタッフたちだけでなく、お客さまのことをすごく愛していらっしゃって。また、御本人もおっしゃっていたことですが、愛之助さんは父子相伝で歌舞伎役者になられたわけではなく、養子として歌舞伎の世界に入られた方なので、役者の仕事が出来ることに対して感謝の気持ちでいっぱいなんですよね。だからこそ、誰に対してもとても優しく、愛に満ち溢れていらっしゃるんです。

 

──そんな愛之助さんが演じる孫悟空がとても楽しみです。

 

戸次 まだ稽古前ですが、僕の中ではすでに明確なイメージが出来あがっています。きっと朗らかさがあり、陽気な孫悟空になるのではないかなと。それに、マキノさんが書かれる悟空はすごく頼れる男なんですよ。それがとにかくかっこいい。堺さんが演じられた悟空もかっこよかったですが、お師匠さんを大事にしつつ、ちょっと暴れん坊のイメージがあったと思うんです。でも、今回の悟空にはハードボイルドさがあって。それを愛之助さんがあのミステリアスな笑顔で演じるわけですから、想像するだけで楽しみです。なんといっても、僕は笑顔の信用できない役者さんが大好きなので(笑)。

 

──(笑)。その嗜好はいろんなところでお話しされていますね。ご自身が作・演出される舞台のキャスティングでも“笑顔の信用できない役者を選ぶ”とよくおっしゃっています。

 

戸次 ええ。愛之助さんはその筆頭ですから(笑)。もちろん、これはお芝居の上での話ですし、僕にとっては最大級の褒め言葉です。本当に心から笑っているのか、それとも裏で何かを企んでいるのか……。そうやって勘ぐって見てしまうような演技をされる方が大好きで。その意味でも、愛之助さんはきっとこれまでにない悟空像を見せてくれるのではないかと思います。

──ほかにも、三蔵法師役の小池徹平さんや沙悟浄役の加藤和樹さんなど、豪華な旅の一行になっていますね。

 

戸次 お二人とも初共演なんです。ですから、どんな稽古になるのか楽しみですね。僕は本番以上に稽古が大好きなタイプなので、今からワクワクしています。また、『西遊記』のいちファンとして楽しみにしているのが松平健さん演じる牛魔王です。製作発表の場で初めてお会いしたのですが、存在感といいますか、醸し出すオーラや圧が半端なくて。目をカッと見開いたら割り箸程度なら折ることができるんじゃないかと思えるほどでした(笑)。まさに、牛魔王ですよ(笑)。それにキャラクターの設定も素敵なんです。台本を読むだけでも、人間の弱さを持った牛の妖怪という感じがして。それを松平さんがさらにどのように表現されていくのか、楽しみは尽きないです。

 

──牛魔王との立ち回りはあるんですか?

 

戸次 それについては本番までのお楽しみということで(笑)。ただ、猪八戒の殺陣はふんだんにあるということはお伝えしておきます。とはいえ、ちょっとだけ僕のなかで不安要素がありまして。日本刀を使った立ち回りは大好きですし、得意でもあるんですが、猪八戒が持っているのは鍬なんです。ビジュアル撮影のときに持ってみたのですが、これがとてつもなくバランスが悪い(苦笑)。日本刀は剣先が軽くて柄が重く、すごく振りやすい構造になっているのに対して、鍬は先端が重いんです。農具なので当然なんですが、これまで培ってきた殺陣のノウハウが生かされるかどうかが怪しくて。もしかすると、本番では撮影時のものとは違う鍬を用意していただけるのかもしれませんが、そこは課題の一つだなと感じています。

 

──なるほど。そのほか、稽古以外で楽しみにされていることはありますか?

 

戸次 やはり、稽古後の飲み会でしょう! と言いつつ、ここにも一つ懸念材料がありまして。今回はアンサンブルの方が18名もいるんです。さすがに全員を引き連れてお店に行くのは無理なので、どうしようかなと頭を悩ませています(笑)。

 

──稽古後の飲み会でのコミュニケーションは大切ですし、ちょっとずついろんな稽古場でも、そうした時間を作ることが解禁されてきていると聞きます。

 

戸次 そうなんです。それに、こうした飲み会を開くのは年上の義務だと思っているんです。というのも、以前、中井貴一さんと舞台で共演させていただいたとき、何度も飲みに連れていってもらったんですね。そのたびに恐縮していたのですが、貴一さんが言うには、「僕たちも先輩たちにたくさん奢ってもらってきて、その御礼をシゲたちに返しているだけだから」と。「だからシゲにも後輩ができたら、俺への御礼として後輩たちに同じように奢ってあげな。役者の付き合いってそういうものだから」とおっしゃったんです。その言葉が僕のなかに金言として残っていて。だからこそ、若い子たちを飲みに連れていきたいと思っているんです。とはいえ、もしかしたら、そもそも僕と飲みたくないと思っている人もいるかもしれませんけどね(笑)。そこは稽古を通して、探っていきたいと思っています。

 

今、“張り子”に多大な可能性を感じています

──ここからは、GetNavi webということで家電やマイブームのお話もうかがっていきたいのですが、最近購入されたガジェットなどはありますか?

 

戸次 直近だと、iPhone 15を発表されたと同時に予約して、すぐさま購入しました。もちろんPro Maxです。なぜかって? 老眼だからです(笑)。もう、Pro Maxのサイズじゃないと見えづらいんですよ(苦笑)。フォントの設定も、最大の大きさから2段階下ぐらいのサイズにしていて。妻からは、「文字でかっ! らくらくホンか!」ってツッコまれました(笑)。

 

──(笑)。スマホは新機種が出るたびに買い替えるほうですか?

 

戸次 いえ、そんなことないです。今回もiPhone 12からの買い替えなので、久々に新調しました。ストレージ容量はいちばん大きな512GBにしていますね。どうしたって家族の動画や写真が増えていきますから。今、1人目の子が小1なんですが、以前は写真をメインで撮っていたんです。でも、どんどんとカメラが高性能になっていったので、これはもう絶対に動画のほうがいいなと思い、最近は動画撮影が中心になっています。ですから、正直に言うと、512GBでも足りないくらいで。きっと近い将来は1TBとか2TBが標準装備になっていくでしょうし、もしそうなれば、子どもたちが生まれて成人するまでの成長の軌跡や記録を常に手元に持っていられるようになる。本当に便利な時代になったなと思います。

 

──では、最近はまっている趣味などは?

 

戸次 この前、息子が誕生日でNintendo Switchを買ってあげたんですよ。僕も人生で初めてマリオカートをやったんですが、ものすごくはまってますね(笑)。どうしてもコンピューターに勝てなくて、息子と2人でムキになってやっています(笑)。それと、最近になって始めた趣味といえば張り子です。

──張り子って、あの張り子ですか?

 

戸次 そうです。ダルマとか赤べことかの。これも家庭の話で恐縮なんですが、もともとは息子が自由研究の工作として張り子を作っていて、それを手伝ったことがきっかけだったんです。そしたら、息子以上に僕自身がのめり込んでしまって。

 

──張り子というと小学生の頃にお面を作った記憶がありますが、製作の過程は同じなのでしょうか?

 

戸次 基本は同じです。ただ、きっとそのお面は風船に新聞紙や和紙を貼って作っていったと思うのですが、本格的なものは木彫りの型を使うんです。この型が何よりも大事なんですよね。今、非常に張り子の可能性を感じています(笑)。

 

──完成したものはどこかで発表されるんですか?

 

戸次 せっかくなのでSNSなどで披露していこうかなと考えています。そのためだけにInstagramを開設しようかなと。やはり、誰かに見てもらうことでモチベーションも上がりますから。

 

──お会いするたびに趣味が増えていっているようですし、日々の生活を謳歌されていますね。

 

戸次 のめり込むとはまっちゃうタイプなんですよね。ここまで来たら、あとはもう作業場の確保ですね。アトリエを手に入れたい。それが今の一番の夢ですね(笑)。

 

 

日本テレビ開局70周年記念舞台
『西遊記』

(STAFF&CAST)
作:マキノノゾミ
演出:堤 幸彦
出演:片岡愛之助、小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、中山美穂、松平 健 ほか

(公演スケジュール)
大阪公演 2023年11月3日(金・祝)〜5日(日)オリックス劇場
福岡公演 2023年11月10日(金)〜23日(木・祝)博多座
名古屋公演 2023年12月27日(水)〜2024年1月2日(火))御園座
東京公演 2024年1月6日(土)〜28日(日)明治座

<札幌上映会&スペシャルトーク>
12月16日(土)、17日(日)カナモトホール(札幌市民ホール)

公式サイト https://saiyuki-ntv.jp/

 

撮影/小澤正朗 取材・文/倉田モトキ

ムロツヨシ×平手友梨奈『うちの弁護士は手がかかる』第2話の見逃し配信が220万再生を突破

ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分)第2話の見逃し配信が220万再生を突破した。

『うちの弁護士は手がかかる』左から)ムロツヨシ、平手友梨奈 ©フジテレビ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。

 

そんな本作の第2話(10月20日放送)の無料見逃し配信が220万再生を突破(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。10月30日時点)。なお、第1~3話の放送は現在、TVer、FODで見逃し配信中。

 

11月3日(金・祝)放送の第4話では、難解な刑事裁判の弁護を引き受ける蔵前・杏の“くらあん”と、そこに新たに加わる山崎慶太(松尾諭)。果たして、3人は真実にたどり着くことができるのか。

 

第4話(11月3日放送)あらすじ

蔵前勉(ムロツヨシ)たち「香澄法律事務所」の面々は、天野杏(平手友梨奈)が同僚たちの名前を覚えていないことを知って驚く。パラリーガルの丸屋泰造(酒向芳)や岩渕亮平(日向亘)、先輩弁護士の辻井玲子(村川絵梨)だけでなく、何と蔵前の名前も覚えていなかったのだ。蔵前は、相手のことを知り、情報を共有することで分かり合えてスムーズに仕事もできるようになる、と杏に助言するが…。

 

そんな折、杏は所長の香澄今日子(戸田恵子)に呼ばれ、山崎慶太(松尾諭)が手がけている強盗致死事件の裁判員裁判に協力するよう命じられる。今日子は、裁判員裁判は見栄えのいい人が有利という理由で、杏と山崎が協力して裁判に臨むように指示する。

 

被告人は30歳の日雇い派遣労働者・木原健太(戸塚純貴)。木原は、深夜人けのない路上で被害者の後藤敦(伊藤孝太郎)と肩がぶつかったと口論に。もみ合ううちに階段から転落した後藤は頭を強く打ち、病院へ搬送されたもののその後死亡。一度はその場から逃亡した木原は後に自首していたが、現場から後藤の財布とスマートフォンがなくなっていたことから、検察は強盗致死として木原を起訴していた。

 

山崎は、量刑が軽い傷害致死を主張するつもりだという。ところが杏は、このケースは強盗致死だといい、金品を奪ったことを認め、自首したことをアピールして減刑を狙うと言い出し…。

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』

フジテレビ系

毎週金曜 午後9時~9時58分

 

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか

 

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)

 

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)

おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)

西垣匡基(映画「犬、回転して、逃げる」(監督・脚本)、「さよなら、ハイスクール」ほか)

中園勇也(『100万円の女たち』『トレース~科捜研の男~』(脚本協力)、『元彼の遺言状』)

音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)

演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)

相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

台本イラスト:藍にいな

 

制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/

公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx

公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

公式TikTok:@uchiben_kin9_cx

 

©フジテレビ

Peel the Apple 2ndミニアルバムがオリコン週間インディーズアルバムランキング2位に!「秋のぴるあぽ祭り」11・4開催

「ぴるあぽ」こと、Peel the Appleが10月16日にリリースした2ndミニアルバム『Apple bobbing』が、オリコン週間インディーズアルバムランキング(10月30日付)2位を獲得した。

Peel the Apple

 

その他のランキングとしては、オリコンデイリーアルバムランキング(10月17日付)6位、オリコン週間アルバムランキング(10月30日付)12位、ビルボード総合アルバム・チャート“Hot Albums” 10月25日公開(10月16日〜22日)8位、タワーレコード全店総合アルバム(10月16日〜22日)4位を獲得。

 

また、本作に収録されているリード曲「めっちゃちっちゃらぶ」は、日本テレビ系『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』11月度エンディングテーマへの採用が決定した。

 

本作はメンバー各3名編成ユニットに分かれた3形態でのリリースでセールスを競い、優勝ユニットには、新曲とMVを制作。最下位ユニットには罰ゲームとして、メンバー3名での駅伝形式で42.195kmのフルマラソンが用意される。

 

そんな中、11月4日(土)に東京文具共和会館(浅草橋)で「秋のぴるあぽ祭り」と題した彼女たちの命運をかけた本リリースイベント最終日の開催が決定。形態別ユニットでセールスを競い、一体どのユニットが新曲とMVを手に入れるのか。罰ゲームを受けるのはどのユニットなのか。彼女たちの運命をかけたリリースイベントから目が離せない。

 

リリース情報

2nd Mini Album『Apple bobbing』配信ジャケット

2nd Mini Album『Apple bobbing』
2023年10月16日発売

【TYPE-A】2,000円(税込)※浅原 凜、小田垣 有咲、広島 世那のユニット形態
【TYPE-B】2,000円(税込)※黒嵜 菜々子、佐野 心音、南 るなのユニット形態
【TYPE-C】2,000円(税込)※春海 りお、松村 美月、山崎 玲奈のユニット形態

 

イベント情報

「秋のぴるあぽ祭り」
2023年11月4日(土)東京文具共和会館(浅草橋)

 

WEB

Official Site:https://peeltheapple.jp
Official Twitter:https://twitter.com/PtA_staff
Official Instagram:https://www.instagram.com/pta_staff/
YouTube Channel:https://www.youtube.com/channel/UCPHz8Z64Jvyskmjvd13_quw

飯田圭織&稲場愛香が東京・蔵前で銀のアイススプーンづくりを体験『キタに恋した!』

11月4日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、前週に引き続き稲場愛香が登場する。

『キタに恋した!』(c)HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は東京のブルックリンとも呼ばれる職人の街・蔵前へ。伝統工芸を受け継ぐ職人の工房がたくさんあり、最近ではその技を体験できる場所も増えている。

 

一行は、数ある工房の中から、銀のアイススプーンづくりを体験。現代の名工にも選ばれた銀師に江戸時代から受け継がれた技を教えてもらい、それぞれが純銀のスプーンに個性的な模様を金づちで打ちつけていく。

 

2つ目のスポットは、3Dの立体的なラテアートが人気のカフェへ。もんすけの立体ラテアートをお願いしたところ…。

 

紺野あさ美の「北海道通信」も職人技に挑戦。札幌市北区で吹きガラスのグラスづくりにチャレンジ。約1300度にもなる溶解炉でガラスを溶かしながら息を吹き込み、世界に一つだけのマイグラスを作る。

『キタに恋した!』紺野あさ美(c)HBC

 

番組情報

『キタに恋した!』
HBC
2023年11月4日(土)深夜0時58分~1時28分

MC:飯田圭織
ゲスト:稲場愛香
進行アシスタント:本間吏成(HBCアナウンサー)
北海道リポーター:紺野あさ美
ナレーター:室谷香菜子(HBCアナウンサー)

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze
(翌日11月5日(日)正午配信)
X(旧Twitter):@HBCkitakoi
TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

(c)HBC

BiS 現体制初の全国ツアーファイナル公演より「teacher teacher teacher」のライブ映像を公開

BiSが11月8日(水)にリリースするシングル『LAZY DANCE』の初回生産限定盤に収録される映像作品より、「teacher teacher teacher」のライブ映像を公開した。

BiS

 

『LAZY DANCE』の初回生産限定盤に収録される映像作品には、2023年7月18日に東京・LIQUIDROOMで開催した現体制初の全国ツアー「3 balls and 2 strikes TOUR」のファイナル公演が完全収録されている。その中から今回、人気曲「teacher teacher teacher」のライブ映像が先行公開された。

 

また、公開に合わせて、11月8日にリリースされるニューシングル『LAZY DANCE』のリリースイベント、タワーレコードでのリリース企画も発表に。タワーレコード新宿店及びタワーレコード梅田NU茶屋町店では、『LAZY DANCE』発売記念パネル展が開催されるとのことだ。

 

なお、BiSは11月2日(木)に現在開催中の全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のツアーファイナルを東京・Zepp Hanedaにて開催する。

 

動画

BiS「teacher teacher teacher」ライブ映像

 

リリース情報

New Single『LAZY DANCE』(初回生産限定盤/通常盤)

New Single『LAZY DANCE』
2023年11月8日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】CRCP-10481 / 5,000円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-10482 / 1,100円(税込)

配信リンク:https://bis.lnk.to/lazydance

 

イベント・ライブ情報

■BiS『LAZY DANCE』リリースイベント
2023年11月4日(土)大宮ステラタウン14:00
2023年11月6日(月)タワーレコード新宿 19:30
2023年11月7日(火)タワーレコード渋谷B1F 19:30
2023年11月8日(水)渋谷MAGNET by SHIBUYA109 19:30
2023年11月9日(木)HMV&BOOKS SHIBUYA 19:00
2023年11月10日(金)タワーレコード錦糸町 19:00
2023年11月11日(土)新宿マルイメン 14:00
2023年11月18日(土)タワーレコード渋谷B1F 14:00
2023年11月23日(木)浅草ROX 2G 15:00
2023年11月25日(土)汐留シオサイト 15:00
2023年11月26日(日)タワーレコード渋谷B1F 14:00

■BiS 全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」
2023年11月2日(木)東京 Zepp Haneda

■BiS『LAZY DANCE』発売記念パネル展開催&プレゼント
東京:タワーレコード新宿店
2023年11月7日(火)~2023年11月20日(月)

大阪:タワーレコード梅田NU茶屋町店
2023年11月7日(火)~2023年11月13日(月)

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

後藤真希が“マーガン”に…!? ハロウィンにちなんだコスプレ姿で“一度見たら忘れられない”ダンスも披露

後藤真希が10月31日(火)、自身のインスタグラムを更新。ハロウィンにちなんだ、画像と動画を公開した。

後藤真希

 

後藤は「Happy Halloween」とつづり、アメリカで話題のサイコ・スリラー映画「M3GAN ミーガン」のパロディ画像と動画を「#マーガンが守ってあげる」というハッシュタグと共に投稿。

 

映画「M3GAN ミーガン」は、キャッチーなシーンがSNSで爆発的な人気を博した注目作品。後藤は、中でも「一度見たら忘れられない」と言われている本編のワンシーン“ミーガンダンス”を披露した。

 

この投稿は、わずか数時間で再生回数20万を超え、「クォリティ高いし可愛すぎる」「再現度すごい! マーガンになら追いかけられたい」などのコメントが寄せられている。動画は下記URLを参照。

後藤真希

後藤真希インスタグラム該当ページ
https://www.instagram.com/reel/CzBT60Ap0H7/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

 

WEB

YouTubeチャンネル“ゴマキのギルド”:https://youtube.com/channel/UCpZwrtcPizMdC4rlbGDZOKg
YouTubeチャンネル“ゴマキとオウキ☆”:https://youtube.com/channel/UC7a-9oGxX5pF-DvRaiY88qg
公式Instagram:https://www.instagram.com/goto_maki923/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/gotomaki923

STU48 瀧野由美子の卒業シングル「君は何を後悔するのか?」MVが公開!「暗闇」へのオマージュも

瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48の、センター瀧野由美子の卒業シングルである10thシングル「君は何を後悔するのか?」のミュージックビデオが、10月30日(月)20時にプレミア公開された。

STU48「君は何を後悔するのか?」MV場面カット

 

STU48初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」でセンターを務めて以降、全シングルで選抜メンバー入り、累計8作でセンターを務め、グループを支え続けた絶対的エース・瀧野由美子の卒業シングルとなる本作。

 

瀧野は7月29日に神戸で行われた“STU48 全国ツアー 2023”の初日のステージで卒業を発表し、その卒業シングルである「君は何を後悔するのか?」は9月30日の同ツアーの千秋楽で初パフォーマンスされた。今までの後悔を振り返りつつ、歩んできた道に思いを馳せながらも、新たな道へ進む決意を歌った楽曲であり、STU48らしいメッセージ性の強い卒業ソングとなっている。

STU48「君は何を後悔するのか?」MV場面カット

 

MVでは、16人のメンバー1人1人が広島・宇品波止場公園や山口・今津川沿い道、愛媛・西条のベネチア、兵庫・浜の散歩道など瀬戸内7県のそれぞれの街を歩く姿や、風を受けるリボンを握りしめ力強く踊るシーンが描かれている。集合しての広島市現代美術館でのダンスシーンでは、感情表現豊かなパフォーマンスやデビューシングルである「暗闇」の振付のオマージュも見どころだ。

 

メンバーそれぞれの表情から、悩みながらも強く持った意志を感じられ、後悔を表現しているかのような瀧野の振り返るシーンが印象的なMVに仕上がった。なお、11月3日(金・祝)には、広島グリーンアリーナで瀧野由美子卒業コンサートが開催される。MV監督・安島哲平と振付・CRE8BOYからのコメントは以下に掲載。

 

MV監督・安島哲平 コメント

企画時にロジックをこねくり回してた未熟な私ですが、瀬戸内に吹くリアルな風を浴びて、リアルなメンバーたちと相対して、シンプルな話に着地できました。

誰かが新たな道に進むとき、風と共に背中を押せるように。

 

振付・CRE8BOY コメント

黄昏時、波打ち際に立つ瀧野さんのイメージを基に構築しました。Aメロの歌い出しでは、瀧野さん自身には振り付けを付けず、彼女の表情や声で感情を表現しています。彼女のアイドルとしての始まりの楽曲「暗闇」の要素を要所に取り入れ、ファンと一緒に過ごした6年間を振り返りたいと考えています。サビ後半での指差し回す振り付けは、メンバーの等身大の思いや悩み、そして未来への決意を表現しています。瀧野由美子が、STU48が新たな決意をもって踊り、未来に向かって進むことを願って制作しました。

 

動画

STU48「君は何を後悔するのか?」MV

 

リリース情報

10th Single『君は何を後悔するのか?』
2023年11月15日(水)発売
※Type A・B・劇場盤の3形態でリリース。

 

コンサート情報

STU48 瀧野由美子 卒業コンサート
2023年11月3日(金・祝)広島県・広島グリーンアリーナ

※リリース情報・公演詳細はSTU48公式サイトを参照

 

WEB

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/
STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_
STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/
STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

田原総一朗「制限のあるテレビの中で、どこまで権力と喧嘩できるかというのが面白い」89歳の田原が次世代に伝えたい“3つ”のこと

田原総一朗、89歳。ジャーナリストであり、作家や評論家としても活躍するが、近年は『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)などのテレビ司会者として知られる機会が多いかもしれない。歯に衣着せぬ物言いで問題の真相に迫り、これまで総理大臣を3人辞めさせてきた田原だが、その思想の根本には「この国を少しでもよくしたい」という真摯な想いがあるという。これまでの半生から、政治論、ジャーナリズム論まで熱量たっぷりに語り尽くした10,000字インタビュー!

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田 衛)

 

田原総一朗●たはら・そういちろう…1934年、滋賀県生まれ。60年、早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年よりフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。早稲田大学特命教授を歴任する(2017年3月まで)。テレビ・ラジオの出演多数。近著に『激論 アメリカは日本をどこまで本気で守るのか?』(ケント・ギルバートとの共著/ビジネス社)、『会社が変わる! 日本が変わる!! 日本再生「最終提言」』(牛島信との共著/徳間書店)など。公式HPX(旧Twitter)

【田原総一朗さん撮り下ろし写真】

偉い人たちが言うことは信用できないなという考え

──お元気そうですね。近著『堂々と老いる』(毎日新聞出版)では「滑舌も悪くなったし、物忘れも激しくなった」などとぼやいていたので、少し心配していたのですが。

 

田原 健康の秘訣は仕事をし続けていることだろうね。やっぱり人に求められているうちが華ですよ。ところで今日は何の取材なの? ジャニーズ問題?

 

──そこはまったく想定していませんでした(笑)。でも、世の中で話題になっているのは事実です。ジャニーズについては、メディア報道のあり方も厳しく問われていますよね。

 

田原 メディアなんて最初から情けないものだよ。特にテレビは全然ダメ! そもそもテレビって免許事業だからね。政府が免許を与えてくれたうえで、彼らは放送できるわけ。だから基本的に政府に睨まれたらおしまいなんですよ。そういった制限のあるテレビの中で、どこまで権力と喧嘩できるかというのが面白いと僕は考えてきたんだけれど。

 

──そこはまさに田原さんの真骨頂でしょうね。ただ一方で若い人の中には田原さんのことを『朝まで生テレビ!』などで知り、番組の司会者として認識しているケースも多いと思うんです。なぜジャーナリストを志したかも含め、今回は今までの歩みを掘り下げていければと考えています。

 

田原 なるほど。そういうことなら、やっぱり太平洋戦争のことに触れないわけにはいかないだろうな。つまり第二次世界大戦だ。今、僕は89歳。日本が戦争に負けたのは小学校5年生の夏休みだった。小5の1学期から軍事教練が始まったこともあり、僕自身は典型的な軍国少年だったんですよ。学校の先生が言ったのは、「この戦争は悪の侵略国であるアメリカ、イギリス、ヨーロッパ諸国を打ち破るものである」と。「アジアは不当にアメリカやヨーロッパの植民地にされている。だからアジア諸国を解放させ独立させるのが、この戦争の真の目的なんだ」という説明だったわけ。

 

──大東亜共栄圏の構想ですか。

 

田原 そうそう。「だから君らも早く大人になって、ちゃんと戦争に参加して、天皇陛下のために名誉の死を遂げなさい」って当然のように言われていたんだから。ところが1945年に終戦になって、NHK(当時は日本放送協会)のラジオから玉音放送が流れ始めた。ラジオのない家も多かったから、近所の人たちもうちに集まって聴いていたことは覚えているんだけど、ノイズが多いうえに言葉遣いも難しくてね……。

それでもわかったのは「敵は新たに残虐なる爆弾を使用して」という原爆投下を指す文言と、「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」という表現。それを聴いた近所の人たちは、まだ戦争が続くものだと勘違いしたくらいだから。

 

──「もっと堪え忍びながら、限界まで戦え!」とも受け取れますしね。

 

田原 ラジオでは「負けました」とはっきり言わなかったから、それですごくわかりづらかったんだよね。だけど、その日の夜になると街に電気がついたので「あぁ、戦争は本当に終わったんだな」と納得した。ずっと戦争中は夜間に電気をつけることができなかったので。

そして問題はここからなんだけど、先生たちは急に手のひらを返したようなことを言いだしたわけ。「実はあの戦争は絶対やってはいけないものだった。戦争は悪だ。完全に間違えていた」って。それは学校だけじゃなくて、ラジオや新聞も同じ。臆面もなく「正しいのはアメリカとイギリス。戦争は悪いものだから、若い人たちは平和のために頑張ってほしい」みたいな主張に変えてきた。

 

──軍国少年にしてみれば、裏切られた気分になるのも無理はありません。

 

田原 偉い人たちが言うことは信用できないなという考えが、ここで芽生えてきたね。さらに混乱するのは、そのあとで朝鮮戦争が起こったじゃない。太平洋戦争に負けたことで「戦争=悪」という考えが浸透したはずなのに、朝鮮戦争の頃になると「戦争反対」と口にしただけで「バカ野郎! お前はいつから共産党員になったんだ!」って学校の教師から怒られる世の中になった。なにしろ当時、戦争反対ということを正面から唱えていたのは共産党だけだったから。そしてアメリカ・GHQは共産党員を追放していった。

 

──いわゆるレッドパージですね。

 

田原 だから僕らの世代というのは、2回も価値観を根本からひっくり返されているんですよ。「こいつらの言うことは信用できない」という不信感が、2回の原体験によって根強く残っているわけ。政治家、学校、新聞やラジオなどのメディア……嘘ばかりついてきたからね、これらの連中は。

そういう中で子供だった僕が不思議に感じたのは、「じゃあ一体、誰がそういったことを最初に言い出したんだろう?」ということ。「やっぱり悪の戦争でした」と言っておきながら、舌の音も乾かないうちに「戦争反対なんてバカか!」と変節して……。こっちとしては一次情報を直接確かめたかった。伝聞・推定は信用できなかった。そこは今でも同じで、僕はオンラインの情報をまったく信用していない。とにかく直接会って確認したかった。

 

一番にあるのは単純な自分の好奇心

──なるほど。そこがジャーナリスト・田原総一朗の原点ということになりますか。

 

田原 そういうこと。僕は、わかったふりをしたくないんですよ。だから、わからないことは本人に直接聞いちゃう。安倍晋三には「なぜ集団的自衛権の行使を認めるんだ?」って疑問をそのままぶつけてしまう。岸田文雄にも「なぜ防衛費を大幅に増やす必要があるんだ?」だったり、「なぜ原発を推進させているのか? 安全だという根拠は?」と直接訊ねるわけです。

 

──それは視聴者や読者のために本人から聞き出すということですか?

 

田原 いや、違う。一番にあるのは単純な自分の好奇心。「視聴者のために」なんて、そんなのおこがましいですよ。

 

──話を学生時代に戻すと、田原さんはジャーナリスト志望であると同時に文学志向も強かったと伺っています。

 

田原 うん、最初は政治やマスコミに対する不信感だとか、社会の真実を追求することを小説を通じてやりたかったんだね。だから高校でも大学でも同人誌を作るようなサークルにいたけど、結局はダメだった。文学というのは、文才のある人が努力することで初めてモノになるんです。でも僕は、はっきり言って文才というものが一切ないから……。

──さすがにそんなことはないと思います。

 

田原 いや、これは本当の話! しかも、その頃に出てきたのが石原慎太郎や大江健三郎だったからね。2人が書いた『太陽の季節』や『死者の奢り』を読んだら、逆立ちしても敵わないなって思った。

 

──のちに石原さんは政治家に転身し、田原さんと対決する場面もありました。

 

田原 要するに石原という男は、小説『太陽の季節』で書いたことを現実社会で成立させたかったんだよ。だけど理想と現実に開きがあるのは当然の話であって、これはなかなかうまくいかなかった。そして政治家として混迷の最中にあるとき、月刊誌で僕と対談をしたんだ。そのときに僕は「石原さん、あなたのことは作家として大いに認めるけど、政治家としてはまったく認めない」って面と向かって言ったんです。政治家失格だとまで僕は言い切った。

当然、その場で大喧嘩になったし、対談自体もギスギスした雰囲気のまま終了。その様子は雑誌にもそのまま掲載された。でも、どういうわけか発行から1週間くらいすると石原の秘書から連絡があったわけ。「あの対談、うちの講演会のパンフレットで再掲載していいですか?」って。つまり大喧嘩したにもかかわらず、内容的には気に入っているみたいなんだよ。

 

──そのあたりは石原さんの度量の大きさなんですかね。

 

田原 そういうことなんだと思う。ちょっと感心したよね。それで改めて会ってみると、「田原さん、ハト派っているでしょ? 俺はあの連中が何を言っているのか、さっぱりわからないんだ。話をしたいから、悪いんだけど紹介してくれないか?」とか言われてさ。

 

──そんなの政治家の仕事じゃないですか! 田原さんが間を取り持つ必要あるんですか?

 

田原 まぁでも頼まれたから、加藤紘一とか小渕恵三とか何人かと話し合うことになったんだけどさ。論争になると、そこでは石原が勝つんだ。やっぱり弁が立つものだから。だけど政治家は相手を論破するのが目的ではなく、政策を遂行しなくちゃいけないわけですよ。それじゃダメだって僕は石原に伝えたよ。

でも、石原は石原なりに命懸けで日本を変えようとしていたのは確かだろうね。そのことはよく伝わってきた。今、同じだけの気迫で取り組んでいる政治家はいないでしょう。

 

──たしかに清濁併せ吞むような臭みのある政治家は減っている印象があります。

 

田原 そこが一番の問題! 結局、田中角栄はどんな手段を使ってでも勝とうとしたわけでしょう。それでカネをバラ巻いた。あるいはカネじゃなくて、圧力で権力を握るタイプもいるけどね。とにかくトップに立つ政治家というのは、反対派を全部説得しなくちゃいけない。安倍晋三は日本を強国にしたかった。だから、そのための手段を択ばなかった。

そして政治の世界にはフィクサーと呼ばれる存在が常にいたんだけど、今はそれがいない。それはなぜかと言うと、総理大臣になったところで理念やビジョンがないからなんですよ。人によっては、小泉(純一郎)内閣のときの竹中平蔵を最後のフィクサーと呼んでいるみたいだけどね。今の時代になって竹中はボロクソ言われているけど、一方で小泉バッシングは起こらない。これも不思議な話で、小泉の命令で竹中は動いたんだから、本当は小泉も同じくらい叩かれるのが自然なんだよ。

 

文章の才能だけじゃなく、就職活動の才能もなかったねぇ

──すみません、石原さんの話からつい再び脱線してしまいました。大学時代の田原さんが文学に挫折したあたりに話を戻したいのですが……。

 

田原 いや、こちらこそ申し訳なかったです(笑)。それで文才がなかったから小説家になることは諦めて、就職のときにマスコミを片っ端から受けたんですよ。朝日新聞、NHK、TBS、日本放送……結果は見事に全滅。文章の才能だけじゃなく、就職活動の才能もなかったねぇ。

 

──田原さんを落とすなんて、ずいぶんマスコミの採用担当も見る目がないですね。

 

田原 今にして思うと、自分が悪いんだよ。面接のときに社会批判ばかりしたものだから、敬遠されたんじゃないかな。それで最終的には岩波映画製作所という会社で働くことになった。ここでは最初、工場建設の過程を記録するPR映画の撮影助手を務めたんだけど、これが本当に失敗続きで……。あっという間に社内で干されて、やることがなくなっちゃった(苦笑)。

 

──不器用というか、要領が悪かったんですかね。

 

田原 そうこうするうちに、いつまでも遊んでいるわけにはいかないということで、今度は『たのしい科学』という日本テレビの子供番組を手伝うことになったんだ。だから、このへんからテレビとの関りができてきたわけ。正直、テレビの世界は岩波映画よりもいい加減だし、自由だと思ったね。すごく可能性を感じた。そうした中で東京12チャンネル(現・テレビ東京)が開局するという話が出たので、「ちょうどいいや」と移籍することになったんです。

 

──テレビマンとしての田原さんは、ラジカルなドキュメンタリーを数多く制作しています。

 

田原 最初は苦労が絶えなかった。なにしろ当時の東京12チャンネルなんて三流局もいいところで、「テレビ番外地」なんて呼ばれる始末。スポンサーもつかないものだから、自分でスポンサーを見つけて番組を作っていたくらいだから。とにかく前提としてあるのは、日本テレビやTBSと同じような番組は作れないということ。だから危ない番組を作るしかない。そのへんは会社の上層部もわかっていたから、放任してくれた部分は多分にあったよね。なので、やりたい放題やった。だけど調子に乗りすぎて、最後は辞めることになった。それが42歳のときかな。

 

──何があったんですか?

 

田原 70年代に起こった原子力船『むつ』の放射線漏れ事故。僕は原発について取材し、テレビとは別に『展望』という雑誌で「原子力戦争」という連載をしたんだ。当時は全国に原発反対運動が広がっていた。だけど一方で原発推進運動というものがあることもわかった。そちらを調べてみると、推進派のバックには電通がいることが判明した。それをそのまま書いたら、大問題になってね。電通は「こんな記事を書くディレクターがいるテレビ局のスポンサーは降りる」と東京12チャンネルに圧力をかけてきたわけだ。

そして自分の上司に当たる部長と局長が譴責処分になった。さらに親会社の日経新聞から来た社長室長が「連載をやめるか、会社を辞めるか?」と迫ってきたから、さすがにもう潮時だなと諦め、フリーランスになったんですよ。

 

──原発の問題は想像以上にデリケートだったということですか。

 

田原 そうだね。それと電通がそこまで強い力を持っているとは思っていなかった。逆に僕の中では電通に対する興味が強くなって、「電通に関する記事を書きたい」っていくつかの編集部に打診したんだよ。どこも返事は渋かったけど、『週刊朝日』だけはOKということになったから連載することになった。ところが連載1回目の原稿を書いた3日後に編集長から連絡が来て、「全部、書き直してくれ」と(苦笑)。

 

マスコミが権力に対して腰が引けていたら話にならない

──そこは本当に聖域なんですね。

 

田原 僕だって別に電通を糾弾したいわけじゃないんだよ。「こんなタブーみたいな扱いを続けていて本当にいいのか?」って問いたかったんです。電通だって「こうしたほうがいい」と考えながら動いているわけでしょ。臭いものに蓋をするっていうのは、どうなのかと思う。

それで『週刊朝日』の件は、二転三転したんだけど結局は原稿をそのまま載せることになってね。さらにそれをまとめた単行本がベストセラーになった。この前の東京オリンピックでも、みなし公務員がどうだとか電通の問題はいろいろ騒がれたけど、それは昔から綿々と続く話でもあるわけです。マスコミが権力に対して腰が引けていたら話にならない。

 

──ディレクター時代の田原さんは、ほかにも「ヒッピーたちの全裸結婚式」「俳優・高橋英二の癌手術から死に至るまでのノンフィクション」「カルメン・マキと天井桟敷の役者との同棲ドキュメント」などの問題作を連発しました。NY郊外のマフィア酒場では、撮影許可をもらうために黒人娼婦と本番ショーを敢行したということもあったのだとか。

 

田原 それくらい過激なことをやらないと、東京12チャンネルは注目されなかったんです。実際、テレビ局に勤めていたとき、僕は2回も警察から逮捕されているから(笑)。それでも会社をクビになることはなかったし、オンエアも予定通りされた。何かあるたびに「コンプラ的に大丈夫か?」って言い出す今のテレビ業界では考えられないことだよね。

 

──テレビ局を退社した田原さんは、当初、雑誌を中心に活躍しました。テレビマン時代は社会ネタ全体を広く扱っていましたが、このあたりから政治にフォーカスしていったような印象があるんですよ。

 

田原 それは、おそらく田中角栄を扱ったことが大きかったんじゃないかな。ロッキード事件後、世の中すべてが角栄を全否定していたでしょう。そんな中で僕は角栄の言い分を5時間のインタビューで聞いたうえで、それを記事にした。実は彼自身はまともにやろうとしていてたんだけど、アメリカにやられてしまったんだということだよね。話として面白いなと思った。

 

──四面楚歌状態だった田中角栄もそうですが、政治献金で騒がれた鈴木宗男やライブドア事件渦中のホリエモン(堀江貴文)などにも田原さんは好意的なコメントを出しています。

 

田原 リクルート事件のときも、江副浩正冤罪論を打ち出したしね。これは弱者の味方をするというより、世論の反対に進むという面が強いかな。今のウクライナとの戦争にしても、世論が全部「ロシアが悪い!」という方向に傾いているときに、あえて鈴木宗男はロシアに行こうとしているじゃないですか。その是非はともかくとして、話は聞いてみたいと僕なんかは思ってしまう。

あと僕が政治を中心に扱うようになった理由としては、能力の問題も大きかった気がする。いろんなことに幅広くアンテナを伸ばすのって本当に大変なことですから。「芸能も扱って、スポーツも扱って……」とやっていくのは想像以上に難しいんです。それと、もうひとつ。政治のことを扱うと単純に視聴率がよかったんだよね。だからテレビ局や編集部が話に乗ってくれたわけで。

 

──それは意外です。『朝まで生テレビ!』なんて深夜枠だし、視聴率は度外視しているのかと思っていました。

 

田原 いやいや、とんでもない! 今でも深夜枠の中で『朝生』は数字がいいほうですよ。他局が0.何パーセントとかいう時間帯なのに、調子がいいときは4~5%いきますから。深夜放送としてはズバ抜けていいはずです。

 

『朝生』は偶然性が重なった部分が非常に多い。スタッフにも恵まれているしね

──そもそも『朝から生テレビ!』は、どういった経緯でスタートしたんですか?

 

田原 『朝生』が始まった97年当時、深夜放送で隆盛を誇っていたのは女子大生がたくさん出演する『オールナイトフジ』(フジテレビ系)。それでテレビ朝日の編集局長から「うちも深夜放送をやりたい。何か考えてくれ」って言われたの。だけど予算的な理由から有名タレントを使うわけにはいかない。ハイヤー代も出せないから、1~2時間で終わるのではなくて始発まで続く番組を作らなくてはいけない。そして深夜でも視聴者に観てもらうためには、内容的にも刺激がないといけない。そういったいくつかの事情があったわけです。

 

──たしかに扱う題材は「部落問題」「新興宗教」「原発の是非」「日本国憲法」など刺激的なテーマばかりでした。

 

田原 でも「天皇の戦争責任」を取り上げたときは、「それだけはやめてくれ!」って編集局長から厳しく言われましたよ。だから「わかった。『オリンピックと日本人』に変更します」ってその場では伝え、新聞のテレビ欄にもそのように打たれた。だけど生放送が始まって30分くらい経ったら、「今日はこんなテーマで討論している場合なのか?」と僕が唐突に問いかけ、CM明けにはそのまま昭和天皇論に移行するという展開になった。完全なスタンドプレーですよ。編集局長を裏切ったわけだから、もうこれで降板になって仕方ないと半ば諦めていました。

 

──局内では大問題になったでしょうね。

 

田原 ところが、このときの視聴率が予想以上によかった。そうすると現金なもので、「大晦日の特番も天皇論でいこう」という話になったわけ。『朝生』はこうした偶然性が重なった部分が非常に多い。スタッフにも恵まれているしね。

 

──思えば『朝生』以前の討論番組って、政治家や有識者など各々が自分の考えをPRするだけでした。おおよそ議論の体をなしていなかったです。

 

田原 別に僕は司会者をやっているつもりもないし、仕切ろうとなんて考えていないの。ただ誰に対しても本音でしゃべるし、嘘がつけない男なのは事実。出演者に喧嘩させようと思っているわけではないけど、話をまとめようとすら考えていない。番組としては、そこがよかったんじゃないかな。あの場は完全な真剣勝負だから、ハプニングやアクシデントも頻出するし。出演者も野坂昭如や大島渚を筆頭に、容赦なくぶつかってくるタイプばかりなものだから。

 

──余計な駆け引きはしないという田原さんの信条が、出演者にとってもプラスに作用しているのでしょうね。

 

田原 そこは大事なポイントだと思う。僕は200人以上の街宣右翼と九段会館で話し合ったこともあるんです。そのときは2時間半以上にわたって「日本をどうしていくべきか?」と議論し、最終的に向こうからは「あなたと考えは違うけれど、国を想う気持ちは同じだ」って言われた。相手が右翼だろうが政治家だろうが同じことですよ。小泉純一郎だろうが、安倍晋三だろうが、岸田文雄だろうが、言うべきことがあれば「あんた、これ間違えているよ」って本人に直接言う。

 

──そうした大物政治家たちも、田原さんの意見を聞きたがっている部分があるんじゃないですか?

 

田原 そこはわからないけどね。でもたとえば安倍さんなんかは、首相だった2013年12月に靖国神社を参拝した。すると、それまでの中国と韓国からの非難に加えて、アメリカからも苦言を呈されたんですよ。そんな中で安倍さんからは「田原さん、もう一度、靖国に行きたいと思っているんだ」って相談されたこともあったの。だけど僕は「絶対にやめろ」って強く言っておいた。

なぜならば彼はA級戦犯として逮捕された岸信介の孫でしょう。さらに第1次政権時から「戦後レジームからの脱却」を謳っていた。でも、それってアメリカから言わせると歴史修正主義という話になる。戦後の対米従属から独立するということは、戦前に戻ると捉えられても仕方ない。「もし安倍政権を続けたいと本気で考えているなら、戦後レジームからの脱却など二度と口にするな。靖国に行くのも絶対にダメだ」って伝えましたよ。本人も「よくわかった」と頷いていました。

 

──そんなことがあったんですね。

 

田原 小泉純一郎が総裁選に出たときのことも印象に残っているね。彼は首相になる前に2度落ちていたじゃない。もし次も落ちたら、政治生命が終わってしまうかもしれない。それで「田原さん、どうしたらいいと思う?」という話になったんだ。

そこで僕が話したのは「今の日本の総理大臣は、結局のところ、田中角栄だ」と。田中派(経世会)の全面支持を受けた人間だけが首相になれるわけだから。そこで彼には「真っ向から公然と田中派と喧嘩するしかない。田中派をぶっ壊す勢いでやるべきだ」と言った。

 

──ひょっとして「自民党をぶっ壊す」という有名なフレーズは、田原さんの提言によるものだったんですか? しかも、それってカメラが回っていないところでの会話ですよね。

 

田原 もちろん。テレビの前であろうとなかろうと、僕が言うこと自体は別に変らないですから。

 

──田原さんは「今まで総理大臣3人を間接的に辞めさせた」と言われることもあります。

 

田原 「間接」じゃなくて「直接」ですよ。具体的には宮澤喜一、海部俊樹、橋本龍太郎。テレビで徹底討論したら、3人ともボロが出て失脚してしまった。だけどそれでどうなったかといえば、結局、日本は変わらなかった。そこは少し反省した点でもあって、テレビでの公開討論じゃなくて、直接本人に伝えるやり方に変えたんです。だから小渕恵三、小泉純一郎、安倍晋三あたりは直接話していますね。

──直接の対話ということは、視聴率にも雑誌の部数にも還元されないですよね。自民党から献金されるわけでもないのに、なぜそんなお人好しみたいな真似をするんですか?

 

田中 「この国をよくしたい」という気持ちだろうね。損得勘定とか考えていたら、こんなことはできないよ。正直に言うと、共産党以外の全政党から「国会議員になってください」って出馬要請されたこともあります。だけど、すべてお断りした。僕は権力なんてまったく関心がないですから。

 

──いやはや、改めてすさまじいバイタリティです。今後、若い世代に伝えたいメッセージはありますか?

 

田原 言いたいことは3つです。1つは言論・表現の自由を守ること。世の中にはタブーなんて存在しません。2つ目は絶対に日本に戦争をさせない。どんな理屈があっても戦争は許されないですから。戦争をしようとする政治家は失脚させるべきです。そして3つ目は野党を強くする。自民党がこれだけ自分勝手な真似をしているのは、野党が強くないからです。アメリカではトランプですら失脚するし、ドイツではメルケルだって辞めざるをえないんだよ?

今日はいろんな話を好き勝手にしたけど、次世代の人たちにもこの3つだけは頭に入れてほしいなと思う。民主主義が機能していない国なら、僕みたいな人間は真っ先に抹殺されているでしょう。だけど僕は本音でぶつかっていけば、人間はいろんな状況を突破できると信じているから。打算もなく好奇心だけでここまで僕はやってきたけど、そういう面で後悔は一切したことがないですね。

 

朝まで生テレビ

テレビ朝日系  毎月最終金曜日深夜放送

<次回の放送> 11月25日(金)テレビ朝日系 深夜1:30~4:25

(文中敬称略)

田村健太郎&福田麻貴が『時をかけるな、恋人たち』でお笑いコンビ役に!吉岡里帆も絶賛の第4話に登場【コメントあり】

吉岡里帆が主演を務め、永山瑛太が共演する『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~11時30分)の第4話(10月31日(火)放送)に、田村健太郎と福田麻貴(3時のヒロイン)がゲスト出演。両名と吉岡からコメントが到着した。

 

本作は、時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本によるタイムパトロール・ラブコメディ。主演の吉岡里帆は令和の時代を生きる主人公・常盤廻役、彼女の恋の相手となる未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔を永山瑛太が演じる。

 

毎話、時をかけてくる恋人たちの役で登場するバラエティに富んだゲストも話題の本作。第1話では、23世紀人の青年と令和のミュージシャンの恋を、泉澤祐希&ドラマ初出演となるシンガーソングライター吉澤嘉代子が演じ、第2話では過去に逃避行してきた教師と生徒の禁断の恋を、鳴海唯&南出凌嘉が演じた。

 

そして先週10月24日放送の第3話で、23世紀のカタブツ女子と彼女が本気の恋をしてしまうホストを演じたのが、清水くるみ&吉村界人。どの回も「コメディーなのに、なぜか泣けてキュンとする…」と評判になっている。

『時をかけるな、恋人たち』(c)カンテレ

 

10月31日放送の第4話で廻と翔が取り締まるのは、23世紀からやってきた売れないお笑い作家と、令和を生きる女芸人との許されざる恋。主演の吉岡に「『トキコイ』(『時をかけるな、恋人たち』)の印象に残っている回は?」と聞いたところ、「私は、4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です」とこの回をセレクト。

 

「『トキコイ』は、5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。6話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、7話からは自分たち自身の話になります。その中でも4話は、1人で進むことも肯定する回。“恋っていいよね!”っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です」と、推しである理由を明かしている。

 

そんな4話で未来からやってきた長期滞在中の違法タイムトラベラー・池浦トシを演じるのは、田村健太郎。売れない作家だったトシは、令和の世界で舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中になっていた。そんなトシの相方・水戸桜を演じるのは3時のヒロイン・福田麻貴で、2人は恋愛関係にあるという設定。

 

田村は役どころについて「トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。そのトシのマインドはすごく分かります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そしてそこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。作中ではそれは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります…」と共感しながら演じることができた様子。

 

一方の福田は「芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。水戸桜は一人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、けなげでちょっと痛々しいです。めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです」と笑顔を見せた。

『時をかけるな、恋人たち』(c)カンテレ

 

田村と福田はリアリティーを出すために漫才の練習なども重ねたと言い、田村は「福田さんは漫才の時もこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分すごくトーンを調整してくれましたし、バランスを取ってくれてたんじゃないかと思います。優しくしていただきました」と。

 

また、「福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごくスベッてることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。そこら辺が、ああーやっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだなっていうのをつくづく感じました」と福田について語った。

 

福田は「普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです」と感想を。

 

田村については「1回目の打ち合わせからツッコミがうまくてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に“もう1回合わせときましょか”と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした」と撮影の裏話も披露した。

 

最後に、4話の見どころについて、田村は「恋人との記憶や生活がきれいに消されてしまうっていうさまを廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。現場でも、せりふにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのがすごく伝わってきたので、あれがどういうふうにドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです」。

 

そして、「このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティーに急にハッとさせられるんです。そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!」とコメントを。

 

福田は「第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。面白くて切ないラブストーリーです!」とメッセージを寄せた。

吉岡、田村、福田によるコメント全文は以下を参照。

 

吉岡里帆 コメント

◆『トキコイ』の印象に残っている回は?

私は、4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です。『トキコイ』は5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。6話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、7話からは自分たち自身の話になります。その中でも4話は、1人で進むことも肯定する回。「恋っていいよね!」っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です。

 

田村健太郎 コメント

◆池浦トシの役どころ&演じられての感想は?

トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。そのトシのマインドはすごく分かります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そしてそこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。作中ではそれは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります…。

 

◆相方役の福田麻貴さんと、リアリティを出すために漫才の練習なども重ねられたと伺いました。福田さんの印象や、何か撮影時、練習時のエピソードなどもあればお願いします。

福田さんは漫才の時もこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分すごくトーンを調整してくれましたし、バランスを取ってくれてたんじゃないかと思います。優しくしていただきました。あと、福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごくスベッてることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。そこら辺が、ああーやっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだなっていうのをつくづく感じました。

 

◆田村さんが思う第4話の見どころは?

恋人との記憶や生活がきれいに消されてしまうっていうさまを廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。現場でも、せりふにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのがすごく伝わってきたので、あれがどういうふうにドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです。

 

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティーに急にハッとさせられるんです。

そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!

 

福田麻貴 コメント

◆水戸桜の役どころ&演じられての感想は?

芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。水戸桜は一人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、けなげでちょっと痛々しいです。めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです。

 

◆相方役の田村健太郎さんとは、リアリティを出すために漫才の練習なども重ねられたと伺いました。「漫才シーンを演じる」というので、普段、臨まれているのとは違いましたか? また、田村さんの印象や、何か撮影時、練習時のエピソードなどもあればお願いします。

普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです。

田村さんは、1回目の打ち合わせからツッコミがうまくてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に「もう1回合わせときましょか」と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした。

 

◆福田さんが思う第4話の見どころは?

第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。

 

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

面白くて切ないラブストーリーです! お楽しみください。

 

第4話 あらすじ

「廻が好きだ、付き合ってほしい」――翔(永山瑛太)に告白された廻(吉岡里帆)は、いずれ記憶を消されると知りながらも翔の気持ちを受け止めようとしていた。迎えた浅草での初デートの日、廻は翔と過ごす時間が思いのほか楽しく、浮かれている自分に気づく。しかし、浮ついた心は仕事上で思わぬミスを生み、激しく落ち込む。
そんな中、タイムパトロール隊は池浦トシ(田村健太郎)という長期滞在の違法タイムトラベラーを発見し、彼が時をかけて多くの人に認知されていることを問題視する。23世紀で売れない作家だったトシは、令和の世界で舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中。廻もファンの1人で、翔とのデートでも彼らの漫才を見たばかりだった。さらに厄介なことに、トシは相方の水戸桜(福田麻貴)と恋愛関係にあるという。
早速、廻と翔はトシの元へ向かおうとするが、その矢先、廻は天野(伊藤万理華)から任期があと1週間だと告げられる。当然、タイムパトロールの職務が終われば廻の記憶は消されてしまう。翔はそれでも必ずまた廻に会いにくると熱のこもった言葉で語りかけるが、対する廻はどこか冷静で…。
確保されたトシは、隊員たちを前に、何とか桜と一緒にいられないかと食い下がる。しかし万一、2人がお笑い芸人としてブレイクすれば、未来は変わってしまう。時を超えた恋に浮かれ、今を見失ったトシに自分の姿を重ねた廻は、桜の芸人としての未来を心配するトシに、ある提案を持ちかける。さらに、自身の恋にも決着をつけることを決めた廻は、翔にあることをお願いして…。

 

番組情報

火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後11時~11時30分

出演:吉岡里帆、永山瑛太、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:王舟
主題歌:Chilli Beans.「I like you」 (A.S.A.B)
オープニング曲:PEOPLE 1「ドキドキする」 (Sony Music Labels)
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
監督:山岸聖太、山口淳太
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

(c)カンテレ

ももいろクローバーZ、新曲「誓い未来」MV公開!スーツケースを使いダンスも披露 楽曲提供はゆず・北川悠仁

10月27日に配信リリースされた、ももいろクローバーZの新曲「誓い未来」のMUSIC VIDEOが公開された。

ももいろクローバーZ「誓い未来」

 

本楽曲は、ももいろクローバーZとは初のタッグとなるゆず・北川悠仁が楽曲を提供。作曲はももクロのボーカルプロデュースを務めている岡田実音と北川の共作曲になっている。結成15周年を迎えたももクロの未来へ進んでいく決意を描いており、疾走感に叙情を伴う究極のポップソングに。

 

MUSIC VIDEOでは、ももクロがビンテージかつ異国情緒あふれるポップな世界で、ターミナル駅から列車に乗って未来への旅を続けるストーリーが描かれている。

 

後半では性別や人種を越えた人々と一緒にダンスを踊り大団円を迎えると、再び列車に乗り込んで、未来へ進み続けるももクロが映し出されている。また、スーツケースを使ったダンスパフォーマンスや、魔法をかけるような動きを取り入れたダンスも見どころ。

 

また、本楽曲は太田胃散「太田漢方胃腸薬Ⅱ(ツー)」のCMタイアップソングになることも決定しており、テレビCMは11月中旬ごろよりオンエア予定。CMもMVの世界観とリンクした内容となっている。

 

誓い未来 -MUSIC VIDEO-

 

リリース情報

ももいろクローバーZ「誓い未来」

ももいろクローバーZ「誓い未来」
配信中

特設サイト:https://mcz-release.com/sound/chikaimirai/

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁/岡田実音
編曲:PRIMAGIC

乃木坂46 池田瑛紗の描いたARTハチ公が渋谷に出現!?「すてきなアートたちを一緒に楽しみましょう」「渋谷芸術祭」11・6開催

11月6日(月)~12日(日)、東京・渋谷各地にて「第15回渋谷芸術祭 2023 〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」が開催。企画の1つ「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」に、乃木坂46の池田瑛紗が参加する。

 

岡本太郎の作品「明日の神話」が渋谷駅へ恒久設置されることが決まったことを契機にスタートした「渋谷芸術祭」。日本を代表するメディア都市・渋谷で開催するからこそ、街全体をギャラリーと捉え、あらゆる空間をチャレンジする人たちへ解放し「都市とアートの関係性」を模索する。

 

毎年秋に約1週間、多様な人々がアートに触れ、アートを考え、アートを体験する機会を創出。都市と都市、人と人、過去と今、今と未来をアートでつなげる、国際文化観光都市・渋谷が取り組む文化事業となっている。

 

そんな「渋谷芸術祭」の企画の1つ、~ハチ公生誕100年特別企画〜「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」に、日本テレビも参加。

 

渋谷のシンボル・ハチ公の生誕100年を記念した企画で、12名の現代アーティストがハチ公をモチーフにした作品を制作。AI自動生成によるデジタルARハチ公88体と合わせて、合計100体の“ARTハチ公”が渋谷の街中に出現する。

「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」(c)日本テレビ

 

12名の現代アーティストの中には、『THE ART HOUSE』で紹介され福島滉平、池平徹兵、金理有、田中里姫らの新進気鋭のアーティストに加え、アイドルグループ乃木坂46のメンバーで東京藝術大学に在籍中の池田瑛紗も参加。アーティストとして、ハチ公アートの制作に臨んだ。

 

池田は、「たくさんの文化が交流する街、渋谷。普段アイドルとして活動する内でもとても関わりが深いこの街の歴史に少しでも自分が加わることができたらとても幸せです。渋谷ですてきなアートたちを一緒に楽しみましょう!」とコメント。取材を重ね、イメージを膨らませたアーティスト・池田瑛紗の作品に期待だ。

 

AR企画には、XR(AR/VR/MR)領域における最先端技術の開発&コンサルティングを提供する、注目の集団“playknot”も参加。特設サイトにアクセスし、100体のハチ公を見つけてスタンプを集めると、抽選で賞金総額100万円(10万円×10名)を獲得することができる(30体・50体・80体など段階的にクリアした人にも各日先着で賞品を用意)。

「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」(c)日本テレビ

 

イベント情報

渋谷芸術祭 2023 コラボレーション
〜ハチ公生誕100年特別企画〜「探せ!ARTハチ公100変化ARスタンプラリー」
開催期間:2023年11月6日(月)~12日(日)
開催場所:東京・西武渋谷店内ほか、渋谷の街中
(12名のアーティスト作品は、西武渋谷店などに点在展示)

参加費:無料
賞品引き換え場所:公式サイト&公式 X で後日発表

公式HP:http://shibuyaartscramble.tokyo/
公式 X(旧 Twitter):http://twitter.com/arthachikoh @arthachikoh
ARスタンプラリー公式サイト:arthachiko100.com

(c)日本テレビ

ゴスペラーズ黒沢薫×乃木坂46中西アルノMCの音楽番組『Spicy Sessions』がスタート!初回ゲストは平原綾香

ゴスペラーズの黒沢薫がメインMCを務める音楽番組『Spicy Sessions』(TBSチャンネル1)が、毎月1回ペースの不定期放送として12月にスタートする。

『Spicy Sessions』左から)中西アルノ、黒沢薫、平原綾香

 

2002年7月の開局以来、さまざまなアーティストのライブや出演番組を放送してきたTBSチャンネルから“ちょっと刺激的な”音楽番組が誕生。メインMCを務めるのは、音楽への深い愛情と探究心で多くのミュージシャンからリスペクトを受ける、ゴスペラーズの黒沢薫。

 

毎回1組のゲストを迎え、観覧客を前に楽曲の披露や黒沢とのコラボレーション、ルーツをたどるトークをするほか、話の流れでスタジオのバンドメンバーと行う即興のセッションも見どころ。音楽好きの視聴者に向けて、CS放送ならではの遊び心にあふれた空間を届ける。

 

サブMCとして乃木坂46の5期生・中西アルノが出演。グループ屈指の歌唱力と表現力を持つ中西が、ゲストの歌唱披露にコーラスで参加する。黒沢のアドバイスを受けて毎回ソロでも1曲パフォーマンス。番組を通して成長していく姿にも注目だ。

 

記念すべき初回ゲストは平原綾香。2003年12月に「Jupiter」でデビューして以降、数々のドラマやテレビ番組の主題歌を担当するほか、式典での歌唱やチャリティー基金の設立など、歌を通して幅広く活動。

 

ミュージカル俳優としても活躍し、12月17日(日)にはデビュー20周年を迎える平原が、一流ミュージシャンによる番組オリジナルバンドの演奏で歌声を届ける。黒沢や中西との共演も。

 

毎回、番組終盤には、カレーをこよなく愛する黒沢のおすすめ絶品カレーが登場。スパイシーな一皿を楽しみながらのエンディングトークも必見だ。

 

番組情報

『Spicy Sessions』

TBSチャンネル1

2023年12月スタート

※毎月1回ペースで不定期放送

長濱ねる、恋愛リアリティーショー風ドラマCMに出演! 躊躇なく虫を退治したエピソードも!?

恋愛リアリティーショー風ドラマCM「素肌みたいな恋がしたい」の発表会が、2023年10月23日に都内で開催。同CMに出演する俳優の長濱ねる・内藤秀一郎・小西詠斗、インフルエンサーの折田涼夏、お笑い芸人・ジェラードンのかみちぃとアタック西本、マルチに活躍する“ゆうこす”こと菅本裕子が登壇した。

発表会の様子

 

恋愛リアリティーショー風のドラマ新CM「素肌みたいな恋がしたい」は、主人公の長濱が、ロート製薬のスキンケア商品を通じて自信を持ち、前向きに自らの恋愛に向き合っていく姿を表現した作品。恋愛に奥手な主人公・しずくを長濱、その他恋愛リアリティーショーの参加者役として内藤や小西、折田、ジェラードンのふたりが出演し、菅本がMC役を担当する。また、本CMには、アーティスト・いきものがかかりが2008年にリリースした楽曲「気まぐれロマンティック」を採用。ポジティブで明るい曲調で物語を彩っているという。

 

長濱は「色んな方の恋愛リアリティーショーを観て勉強しました」とコメント。また、アタック西本は「なかなか空気が掴めなかった」と振り返ると、かみちぃは「森の中のスタジオだったんですけど、その中にポツンとゲジゲジが現れまして。全員が『ウワー』ってなっているのに、ねるさんがティッシュをファッファッって二枚取って、そのまま森の中に返してあげていました」と回顧する。アタック西本も「何の躊躇もしていなかった」と添えると、長濱は「虫は平気なんですけど、ジェラードンのお二人が頼りになるかなと思っていたら怖がって逃げていたので、ここは行くしかないと思いました」と当時の心境を明かした。

 

イベントでは、CMにちなんで「いきなり恋が始まりそうな握手」を長濱と菅本が実演することに。「緊張しますね(長濱が)推しメンなので」と話す菅本は、長濱と握手をすると赤面。菅本は「恋しちゃいました」と感想を話すと、その長濱は「ゆうこすさんと仲良くなりたいなという想いで握手をしました(笑)」と微笑んでいた。また、かみちぃと内藤も同じく握手に挑戦。かみちぃは「(握手した手が)いい匂いするけど、気持ち悪い」とバッサリ。内藤は「頑張ったんですけど届きませんでした」と肩を落としていた。

 

そのほか発表会では、フラッシュティントリップを塗ってドキッとさせる胸キュン表情や、胸キュンさせるようなハンカチの差し出し方、スキンケア川柳なども行われた。長濱は「見ていただいて分かったように、本当に和気あいあいと撮影した雰囲気が今回のドラマにも表れていると思います」とアピールしていた。

 

ロート製薬の新CM「素肌みたいな恋がしたい」は、10月24日よりロート製薬公式YouTubeチャンネルにて公開。

 

CM概要

「素肌みたいな恋がしたい」

出演者:長濱ねる、内藤秀一郎、折田涼夏、小西詠斗、ジェラードン・かみちぃ、アタック西本、菅本裕子(MC役)

テーマソング:いきものがかり「気まぐれロマンティック」

 

公開日:

第1話~第3話:2023年10月23日(月)

第4話~第6話:2023年11月27日(月)

 

ロート製薬公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@Rohtoofficialchannel/featured

 

※特設サイトは24日に公開予定

峯岸みなみが夫の東海オンエア・てつやとのルールや理解できない行動を明かす バストケアの相談も『ドーナツトーク』

10月29日(日)放送の『ドーナツトーク』(CBC/TBS系 午後11時30分~)に、峯岸みなみがゲスト出演する。

『ドーナツトーク』峯岸みなみ©CBC

 

“ドーナツトーク”とは、正解(真ん中)はないが、甘さ(楽しさ)とカロリー(濃さ)あふれるホンネトーク、終わりなく続く「井戸端会議」のこと。スタジオでは、女優の水野美紀、フリーアナウンサーの鷲見玲奈、お笑い芸人のヒコロヒー、アーティストのPORIN(Awesome City Club)の4人が、週替わりゲスト&オンラインでつないだ50人の女性と共に、ドーナツのようにどんどんトークを膨らませていく。

 

今回のゲストは、AKB48の元メンバーでタレントの峯岸みなみ。昨年、東海オンエアのリーダー・てつやと結婚した峯岸。夫とのルールは、出かけるときに「今日も仲良く楽しく」と約束すること。だが街に出て夫の好きそうな女の子がいると、峯岸は「結構タイプでしょ」と聞いてしまうという。夫がまんざらでもない態度をとると「自分から聞いたくせに嫌になっちゃう」と嫉妬心が強すぎるエピソードを打ち明ける。

 

さらに夫の理解できない行動が、元カノや好きだった子の写真を消してくれないこと。「名残惜しいのか消してくれない」と話すと、ヒコロヒーから「何が名残惜しいねん!」と鋭いツッコミが入る。

 

そして、街行く人に「トラウマになっていること」を聞くと「クラゲに股間を刺され、海に入れない」「幼少期にタコを食べすぎてもどし食べられなくなった」などの意見が出る。峯岸のトラウマは、自分のファンではない人に手を振ってしまい困惑されたことで、「トラウマだらけ」だという水野は「子育てしながら自分の人生を振り返させられてる」といい、家事をしながら自分の過去を脳内再生して「アッ!」と叫んでしまうという。

 

ほかにも、大きなおっぱいに憧れる峯岸が、MC4人とドーナツ会員にバストケアを聞いていく。

 

番組情報

『ドーナツトーク』

CBC/TBS系

2023年10月29日(日)午後11時30分~

番組HP:https://hicbc.com/tv/donutstalk/

 

©CBC

深川麻衣&大木亜希子「自分で自分のことを勝手に決めつけることが、一番もったいない」映画『人生に詰んだ元アイドルは、 赤の他人のおっさんと住む選択をした』

元SDN48メンバーの作家・大木亜希子さんが自身の体験に基づいて執筆した私小説を映画化した『人生に詰んだ元アイドルは、 赤の他人のおっさんと住む選択をした』が、11月3日(金・祝)から公開。劇中、主人公・安希子を演じた元乃木坂46の深川麻衣さんと大木さんが、セカンドキャリアを歩む元アイドルの苦悩について語ってくれました。

 

【深川麻衣さん&大木亜希子さん撮り下ろし写真】

いい意味で、タイトルに裏切られました

──今回の映画化で、自身の役を深川さんが演じると聞いたときの大木さんの感想は?  いっぽうで初めて原作を読んだ深川さんの感想は?

 

大木 深川さんが出演してくださるという話を聞いたときは、嬉しさのあまり腰が抜けるほど驚きました(笑)。深川さんは私と同じく元アイドルという境遇で、ひそかにシンパシーを感じていました。映画『愛がなんだ』でお芝居を拝見したとき、難しい役柄を繊細に演じられていてすごいなと思いましたし、女優さんとして活躍されている姿を見て励まされていたので、深川さんに安希子役を演じてもらえるなんて、この上ない幸せでした。また、井浦さん演じられるササポンとかけ合わせることで、「どんな化学反応が起きるんだろう?」という期待に胸を膨らませていたのを覚えています。

 

深川 ありがとうございます。原作はすぐに読み終わるぐらい面白過ぎたんですが、いい意味で、タイトルに裏切られたという印象もあったんです。どちらかというと、もっとコメディー寄りで、アイドルだったときの話も描かれると思っていたから。でも、セカンドキャリアで壁にぶつかったり、直面する悩みというのが、ものすごく生々しく描かれていて、そのギャップにグッときました。そんな安希子を自分が演じられるんだということが本当に嬉しくて、撮影に入るのがとても楽しみでした。

深川麻衣●ふかがわ・まい…1991年3月29日生まれ。静岡県出身。2011年から乃木坂46の1期生として活動をスタートし、2016年にグループを卒業。主な出演作に、映画『愛がなんだ』、連続テレビ小説「まんぷく」、大河ドラマ「青天を衝け」、「日本ボロ宿紀行」「特捜9」シリーズ、「彼女たちの犯罪」などがある。Instagram

 

──共同生活をすることになるササポン役を井浦新さんが演じることについては?

 

大木 普段の井浦さんのイメージは幅広い役柄を演じられるかっこいい俳優さんだったので、一体どんな「普通のおじさん」になってくださるのかと思っていたんです。でも、当時のササポンそのままイメージをつかんでくださって、とても感激しました。

 

撮影現場は原作の世界観そのもの

──アイドル時代に「聖母」と呼ばれる癒やしキャラだった深川さんが、逆に中年男性に癒やされる役を演じることについては?

 

深川 これまで演じた役と似ている、似ていないというより、安希子の感情の機微にすごく共感できたこともあり、そのときの安希子の気持ちをどう表現したら伝わるかということを結構考えました。あとは、新さんと実際に向かい合ってみて、生まれるものを大切にしましたし、穐山茉由監督もその空気感を大事に切り取ってくださいました。本当に、みんなで一緒に擦り合わせながら作っていきました。

 

──元アイドルである深川さんが脚本を読んで、共感したセリフやシーンは?

 

深川 安希子は、元アイドルという経歴が今の仕事にプラスになる話のネタだと思っていて。でも取引先の会社の方にはそれがイマイチ伝わっていないシーンは印象的でした。私自身もアイドルグループに属していた経験も含めて今の自分がいると思っているからこそ、独り立ちして認めてもらえるようにより頑張らなきゃいけないという気持ちだったので。だから、安希子の焦りみたいなものは、すごく理解できました。あと、「もう若くないんですよ」と言う安希子に対して、「自分のことを必要以上に年寄りだと思わないほうがいいよ」というササポンの言葉には、ハッとさせられました。自分で自分のことを勝手に決めつけることが、一番もったいないし、実際自分が30歳になるときに、ドラマの現場で先輩の中村梅雀さんに「まだ何でもできるじゃん」って言われたことを思い出しました。

 

大木 私自身、完成した映画を見るまでは「深川さんという元アイドルの俳優さんが演じてくれることで、セカンドキャリアや人生の迷いをリアルに感じる作品になるだろう」と思っていたんです。でも、実際に試写を観たら、元アイドルという境遇に関係なく、一人の悩める女性として共感できる作品になっていると感じました。

大木亜希子●おおき・あきこ…1989年生まれ、千葉県出身。2005年、ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー。2010年、SDN48のメンバーとして活動開始。解散後はWEBメディアで、営業担当及び社員記者として3年間働く。現在は作家として独立。著作に『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)、『シナプス』(講談社)。最新の連載小説は『マイ・ディア・キッチン』(別冊文藝春秋/料理監修 今井真実先生)。 X(旧Twitter) / Instagram

 

──大木さんも見学された現場の雰囲気はいかがでしたか?

 

大木 私が見学したのは、友達と朝まで飲み明かして、二日酔いになった安希子がササポンと庭いじりをするシーンだったんですが、原作の世界観そのものでした。初めて深川さんとお会いする日で、すごく嬉しかったんですけど、原作者とはいえ、この空間に土足で踏み込むようなことはしてはいけないと思えるほど、世界観が出来上がっていたので、できるだけ邪魔しないよう、昼食に出してもらったお弁当だけ食べてすぐに帰りました(笑)。

 

深川 ほっとできる安心感のある現場でした。辛いシーンはありつつ、すごく温かい作品ですし、穐山監督も寄り添ってくれるし、新さんもすごく穏やかで何でも受け止めてくださる方ですし、安心感がある現場でしたね。お友だち役の松浦りょうちゃんと柳ゆり菜ちゃんも、すぐに距離が近くなれたし、役の延長線上にみんながいるような現場でした。

 

批判的な言葉を気にしていると、いつまでもブレイクスルーできない

──そんなお二人が壁にぶつかった際、乗り越えたエピソードも教えてください。

 

大木 2019年に書籍化のきっかけとなった記事をWEBメディアで配信したとき、SNSを中心に大きな反響がありました。Twitter(現・X)のトレンドランキングで上位になったときに、やっぱり温かいコメントだけではありませんでした。「こんな生活、おとぎ話に決まってる」とか「元アイドルのライターが何か言っているwww」みたいな辛辣なコメントに最初は傷ついたんですけど、そういう言葉を気にしていると、いつまでもブレイクスルーできないってことに気づいたんです。それを客観的に受け入れることで、少しずつ前に進むことができました。

 

深川 20代の頃は仕事が全てで、仕事の評価=自分の存在価値みたいに思っていたんですよ。でも、それってすごく疲れちゃうことだし、壁にぶつかって、仕事がうまくいかなくなったときに、自分から見る存在価値が揺らいじゃうんです。だけど、30代に突入して、周りの先輩が「30代は肩の力が抜けて楽しいし、ようこそ!」みたいな感じで迎えてくださったんです。それで、まず真ん中に自分を置いて、大事な仕事、友達や趣味があってっていう考え方に変えたら、ちょっと楽になりましたね。

──年齢の離れた部下との接し方に悩む読者にアドバイスがあれば教えてください。

 

大木 私がササポンと住んでいたときに、何が一番心地良かったというと、彼が無理に距離を詰めてこなかったことなんです。ちょっとゴリゴリくるような熱血おじさまに、無理矢理ポジティブにさせられたら、元気になるどころか、さらに落ち込んでいたと思います。でも「あなたはそこにいるだけでいい」「回復するまでは、無理のない範囲で働けばいい」と、「期待を求めない」「見返りを求めない」「リアクションを求めない」という3つのことをしていただいたおかげで、自分が回復への道をたどることができました。もし、若い部下の方との接し方が悩んでいる方がいたら、「私はそういうことが嬉しかった」と伝えたいです。

 

深川 「ポジティブにさせたい」「元気を出してほしい」という気持ちはありがたいかもしれないけど、そこに無理矢理持ってくんじゃなくて、その人をまず受け入れてあげることが大事だと思います。自分も同じ立場だったら、それが嬉しいし、否定しがちなときに、「それでいいんだよ」と認めてくれたら、気持ちが楽になる気がしますね。そのうち、時間が解決してくれることもあると思いますし。

 

──ちなみに、「詰んだ」ときに、気分転換となるストレス解消法を教えてください。

 

大木 大好きな屋久島の檜を使った、純正のオーガニック・アロマオイルをアロマストーンに垂らして嗅ぎますね。それだけで思考がクリアになってリセットされます。あとは、双子の姉の奈津子が勧めてくれる美容家電を使います。

 

深川 凝り固まっているなぁという時は、電動のヘアブラシで頭をほぐしたりします。緊張している時期とか考え事をしている時は頭も意外と凝っているので、頭や身体をほぐすと自然と心もリラックスしてくる気がします。

 

 

人生に詰んだ元アイドルは、 赤の他人のおっさんと住む選択をした

11月3日(金)公開

 

(STAFF&CAST)
監督:穐山茉由
原作:大木亜希子
脚本:坪田文
出演:深川麻衣 松浦りょう 柳ゆり菜 猪塚健太 三宅亮輔 森高愛 河井青葉 柳憂怜 井浦新

(STORY)
元アイドルの安希子(深川)は、幸せで充実した人生を歩んでいると自分に言い聞かせながら日々の仕事に励んでいた。ある日、メンタルを病み、会社を辞めることになった彼女は仕事もなく、男もなく、手残り残高10万円という厳しい現実に直面。そんなとき、友人から一軒家でひとり暮らしをする56歳のサラリーマン・ササポン(井浦)との同居生活を提案される。

公式HP:https://tsundoru-movie.jp/

(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会

 

撮影/中村 功 取材・文/くれい響

飯田圭織&稲場愛香が新大久保で話題の2Dカフェへ!韓国雑貨店では人気No.1商品を予想『キタに恋した!』

10月28日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時58分~1時28分)は、稲場愛香が登場する。

『キタに恋した!』左から)飯田圭織、稲場愛香©HBC

 

北の大地を飛び出し、北海道民の目線からいろんな魅力をリサーチする『キタに恋した!』。モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する。

 

今回は、最新韓流グルメがいち早く上陸するということで若者に大人気の新大久保へ。実は新大久保によく通うという稲場愛香のお薦めスポットとは…。

 

一行は、アートの街としても注目される新大久保で話題のアートなカフェへ。その名も「2Dカフェ」。2次元の世界にいる錯覚に陥りそうな店内は、まるで絵本の中のよう。店内だけでなくスイーツまでも2D仕様というこだわりように飯田圭織と稲場も大興奮する。

 

続いては、韓国雑貨店とカフェが併設された店へ。カフェでは、韓国の伝統的なお菓子「ソルギ」をオーダー。伝統的なお菓子を現代風にアレンジしたアートなグルメとは。さらに、韓国雑貨店では、2人が人気No.1商品を予想。店内の2000アイテムの中から見事No.1商品を当てたのは誰なのか。

 

番組情報

『キタに恋した!』

HBC

2023年10月28日(土)深夜0時58分~1時28分

 

MC:飯田圭織

ゲスト:稲場愛香

進行アシスタント:本間吏成(HBCアナウンサー)

ナレーター:室谷香菜子(HBCアナウンサー)

 

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze

(翌日10月29日(日)正午配信)

X(旧Twitter):@HBCkitakoi

TikTok:https://www.tiktok.com/@hbckitakoi?is_from_webapp=1&sender_device=pc

 

©HBC

秋元真夏「口が好み」のアインシュタイン稲田に告白!?堀未央奈は「先輩たちの目が怖かった」と本音を『痛快!明石家電視台』

10月28日(土)放送の『痛快!明石家電視台』(MBS ※関西ローカル 午後3時30分~4時30分)は、「関西なんでやEXPO」と題し、不思議だらけの関西の「なんでや?」を街行く人々に大調査。元乃木坂46の秋元真夏、堀未央奈がゲスト出演する。

 

今回は、「関西人のなんでや?」「ゲストのなんでや?」「街のなんでや?」をテーマに、明石家さんまがゲストやメンバーとともにトーク&クイズを繰り広げることに。

 

「街のなんでや? クイズ」では、関西の1つの街にターゲットを絞り、その街の「なんでや?」を調査。ロケリポーターのギャロップがクイズを探して、林健が「いい意味でガチャガチャしてます」という大阪・天満を調査する。

 

元キックボクシング日本王者が代表兼トレーナーを務めるフィットネスジムでは、林がキックボクシングに挑戦。「優勝した割には忙しくないぞ!」と『THE SECOND』王者のうっぷんを晴らす。

 

また、「日本酒1合1円」という激安居酒屋では「99円のおでんが49円になる条件とは?」というクイズを出題。超激安になっても、林が「99円でええわ」とこぼす条件とは。ほかにも、なぜかジョン・レノンのサイン入りギターがある天神橋筋商店街内の喫茶店など、個性豊かな「なんでやタウン」のクイズをさんまが出題する。

『痛快!明石家電視台』関西人からの直球質問にタジタジになる秋元真夏(c)MBS

 

「ゲストのなんでや?」では、関西人から秋元真夏、堀未央奈に「なんでや?」と思う質問を街頭インタビュー。「女性だらけのアイドルグループ・乃木坂46で大変だったことは?」という直球質問に2人はタジタジ。

 

秋元は「女子グループだから絶対仲悪いんでしょ」と何度も聞かれたという当時を振り返る。一方の堀は「先輩たちからの目は怖かったです」と2期生に加入して間もなくセンターを務めた際の本音を吐露。続く秋元の発言に、さんまは「今何言うた?」とダメ出しする。

 

次に、「アイドルグループ・乃木坂46を卒業してからの変化は?」という質問に対して、秋元は自身の恋愛観を打ち明け「稲田さんの口が一番好き」とアインシュタイン・稲田直樹に突然の告白。対する堀は好きな男性のタイプを「歯向かってこない男の人がいい」とぶっちゃけ、さんまは爆笑。思いがけないフレーズに明石家メンバーは震え上がる。

 

「関西人のなんでや?」では、街で見付けた思わずツッコミたくなる不思議な関西人・通称「なんでやさん」に番組スタッフがインタビュー。大阪・心斎橋で出会った35歳・ギャル占い師のスマホ待ち受け画面にさんまはビックリ。

 

スタジオには、化石の専門家の間でも有名という「伝説のサラリーマン化石ハンター」が登場。平日は会社員として勤務し、休日に趣味で化石採集&研究を行う「なんでやさん」は、所有する1万点もの化石の中から超貴重なものを持参。「日本で見つかった最大級の獣脚類」という恐竜のキバは推定1億円。その化石を巡り、さんまが「俺を信じろ!」と絶叫する事態が勃発する。

『痛快!明石家電視台』左から)堀未央奈、間寛平 (c)MBS

 

番組情報

『痛快!明石家電視台』
MBS ※関西ローカル
2023年10月28日(土)午後3時30分~4時30分

(c)MBS

いつでもどこでも推しと一緒。「推し活」を盛り上げるアイテム5選

忙しい毎日に潤いを与えてくれる存在、それが推し。できることなら、四六時中ともに過ごしたい。そんな願いを叶えてくれるブランドが「GAACAL」だ。今回は綺羅星のごとく揃ったアイテムの中から、筋金入りの推し活歴を誇る筆者が厳選した5つをご紹介しよう。

 

【その1】推しをさらに魅せる「クリア窓ポーチ」

ここ数年、ぬい撮りが随分とメジャーになってきた。お気に入りのぬいぐるみを連れて出かけ、さまざまなシーンで撮影するアレである。国内外問わず多くのアイドルのぬいぐるみグッズが発売されており、コスチュームを自作するツワモノも少なくない。もちろん、ゲームやアニメキャラクターのぬいぐるみ人気も健在である。

 

愛するぬいを常に見つめたい。撮影するときだけバッグから取り出すのは寂しい。そんな人におすすめなのが、「グッズ用クリア窓ポーチ」。小型リュックのようなポーチに入れてお気に入りのぬいを持ち歩くことができる。小窓がついているので常にぬいが覗いている状態だ。

金具付きなので、ポーチにつけるも良し、バッグにつけるも良し。付属のフェルトボールが、ぬいの可愛さを惹き立ててくれる。推しを見せびらかしたい派におすすめ。

 

▶「君の箱庭」グッズ用クリア窓ポーチ

(ホワイト・ベージュ・ピンク・スモークブルー・ブラック)

https://gaacal.com/products/s00019

 

【その2】大切な推しを傷つけることなく持ち運べる「アクスタ保護ポーチ」

ぬい撮りと並んでよく見かける光景が、アクスタ(アクリルスタンド)撮影。推し活を楽しむ者たちは、カフェや公園、ライブに向かう新幹線の中など、あらゆる場所で撮影を試みている。この「アクスタ保護ポーチ」があれば、大切な推しのアクスタを傷つけることなく、遠征先に持って行けるのだ。

 

アクスタだけでなく、缶バッジや小さなぬいだってしっかり収納できる。中身が見えるクリア仕様だから、推しの様子を常に確認できるのも良き。推し事のみならず、普段のお仕事にも使えるシンプルさ、なおかつプチプチがハートになっている点も見逃せない。

 

▶「全力待機」アクスタ保護ポーチ

(クリア・ピンク・パープル・ブルー・イエロー・オレンジ)

https://gaacal.com/products/s00020

 

【その3】ライブやイベント時に大活躍!「推し活3way多機能リング」

こちらは、6×8.9㎝までのカードが入れられるポケットと落下防止リング、ペンライトホルダーが揃った「推し活3way多機能リング」。手首に通せるから、ライブやイベント中に、ペンライトを持って、うちわに持ち替えて……ともたつくことを防いでくれるのが本当にありがたい。

 

写真のように、カードが入るクリアホルダーをスマホに挟むこともできる。もちろん、推し活以外にも使えるオシャレな見た目と流行のくすみカラー展開も魅力的。

 

▶「推し活3way」多機能リング クリアカードホルダー付き 落下防止

(アイボリー・ピンク・ライラック・ブルー・グリーン・ブラック)

https://gaacal.com/products/s00002

 

【その4】推しの姿をより華やかに!「缶バッジロゼット」

推しの缶バッジは、その存在自体が輝いている。しかし、さらに推しを輝かせるのが、「缶バッジロゼット」だ。小さなハート柄のリボンで作られたロゼット(勲章のようなブローチ)はクラシカルな雰囲気で、バッグやポーチに付けるのはもちろん、インテリアとして飾るのもおすすめ。

 

58~75㎜のバッジに対応しており、中央にマグネットが付いているので、簡単に取り付け可能。あなたの推しをさらに輝かせよう。

 

「華とハートと」缶バッジロゼット

https://gaacal.com/products/s00054

 

【その5】遠征時にも買い物にも。「大容量帆布トートバッグ」

推し活をしていると、どうしても荷物が増える。そこで活躍するのが、大容量のトートバッグだ。こちら「大容量帆布トートバッグ」は、シンプルで普段使いもしやすいデザイン、かつ35㎝×37㎝で5㎝のマチ付きだから、大荷物も余裕で収納可能。缶バッジロゼットをつければ、自分だけの推しバッグが完成!

 

意外に手持ちのバッグだと入らないことが多いうちわも、このトートならすっぽり(持ち手が少しだけ覗く程度!)入る。内側には3つのポケットがあるのでバラバラになりやすい小物を収納しやすく、さらにうれしいのはトートバッグ上部にファスナーがついている点! 電車の中やイベント会場などの人混みで不安な防犯面もバッチリだ。

 

▶「推しも生活も譲れない」大容量帆布トートバッグ

(ホワイト・ピンク・パープル・ブラック)

https://gaacal.com/products/s00016

 

このほかにも、普段使いもできるキュートなアイテムが多数あるので、推し活をさらに充実させたい人はぜひチェックしてみて。自分の好きな色や推しの色が選んで、気分をあげていこう!

 

GAACAL 推し活グッズ

https://gaacal.com/collections/oshikatsu

 

「名言 響く(人名)」「値段(店名)」の検索1位を調査「10代・20代女性の勝負曲」も『ニッポン人の頭の中』

10月28日(土)放送の『ニッポン人の頭の中』(日本テレビ ※関東ローカル 毎週土曜 午前10時30分~11時25分)は、「ニッポン人は何の値段が一番気になっているのか?」「10代・20代の男性が女性から一番歌ってほしい曲とは!」「ニッポン人は誰の名言が一番響いているのか?」「今年、急上昇しているのは○○ハラスメント!?」を送る。

『ニッポン人の頭の中』左から)朝日奈央、白洲迅、藤井貴彦アナ、有田哲平、山本彩、井口浩之(c)日本テレビ

 

この番組は、検索エンジンやSNS、日常にあふれかえる多種多様なデータを基にニッポン人の本当の頭の中を可視化するビッグデータバラエティ。10月28日放送は有田哲平(くりぃむしちゅー)をはじめ、ゲストに朝日奈央、井口浩之(ウエストランド)、白洲迅、山本彩を迎えて送る。

 

「ニッポン人は何の値段が一番気になっているのか?」では、10月に入り、約4600品目のアイテムが値上げされるなど、日常生活で常に気になる“値段”を調査。「値段 (店名)」で検索された店舗名の第3位は「スポッチャ」で有名なラウンドワン。2位は期間限定のフレーバーが楽しめる「サーティワンアイスクリーム」。そしてニッポン人が一番気になっている店とは…。

 

さらに10代・20代の女性の勝負曲&男性が女性に歌ってほしい曲を調査。女性が勝負曲として男性に向けて歌う曲の第3位は西野カナの「トリセツ」、第2位はSaucy Dog(サウシードッグ)の「シンデレラボーイ」、そして第1位は? さらに男性が女性に歌ってほしい曲も紹介する。

 

「ニッポン人は誰の名言が一番響いているのか?」では、 ニッポン人が「名言 響く (人物名)」で一番検索された有名人を調査。名言で有名なマツコ・デラックスを抑えて圧倒的1位となった意外な人物とは。

 

「今年、急上昇しているのは○○ハラスメント!?」では、数々のハラスメントの中で今年、急上昇したハラスメントを紹介。セクハラ、パワハラだけじゃない〇〇ハラスメントとは。

 

番組情報

『ニッポン人の頭の中』
日本テレビ(関東ローカル)
毎週土曜 午前10時30分~11時25分

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/mindofjapanese/
公式 X(旧 Twitter):https://twitter.com/atamanonaka_ntv

(c)日本テレビ

川井田夏海&大塚剛央「いつだって世界は彩り豊かだと伝わってくるアニメ」映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』

装画家・イラストレーターとしても活躍する西村ツチカによる漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』。人間と動物が織りなす奇想天外な世界観が魅力の本作を、「ハイキュー!!」シリーズや「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」など、数々の名作を世に送り出してきたProduction I.Gが映像化した映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」が公開中。今作で劇場アニメーション映画初主演を務める川井田夏海さんと、数多くの人気アニメに出演する実力派若手声優・大塚剛央さんの二人に、本作の魅力や、今ハマっていることを語ってもらった。

 

【川井田夏海さん&大塚剛史さん撮り下ろし写真】

 

原作の漫画は読めば読むほど自分の中で世界が広がっていった

──『北極百貨店のコンシェルジュさん』は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店を舞台に、川井田夏海さん演じる新人コンシェルジュの秋乃が、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら成長していくストーリーです。原作と脚本をそれぞれ読んだときの感想をお聞かせください。

 

川井田 オーディションにあたって原作を読ませていただいたんですけど、独特な絵のタッチを、どういうふうに映像化するんだろう、どういう構成になるんだろうというワクワク感がありました。脚本は、春夏秋冬を通して、秋乃の目線で成長していく姿がしっかりと描かれていて、上手に1本にまとまっているなと思いました。

 

大塚 最初に原作を読んだとき、パッと読んだだけでは理解できないことが多かったんです。特に僕が演じさせていただいたエルルは謎のペンギン、いつも百貨店内を歩いているキャラクターで、この発言はどういうことなんだろうとか考えて。人間に対する皮肉だったり、人間と絶滅種の動物とのやり取りの温かさだったり、読めば読むほど自分の中で世界が広がっていくという印象でした。台本は秋乃を中心に描かれていて、すごく人情味が強いというか、温かい雰囲気が感じられました。だからエルルを演じる上でも、前向きな姿勢で臨んだほうがいいのかもしれないと思いました。

川井田夏海●かわいだ・なつみ…2月18日生まれ。愛知県出身。主な出演作品は、「放課後ていぼう日誌」(帆高夏海役)、「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」(結城あさみ役)、「RPG不動産」(ルフリア役)など。今作で劇場アニメーション映画初主演を務める。公式サイト

 

──アフレコのときは、どのぐらい絵は出来上がっていたんですか?

 

川井田 色はついていなかったですが、かなり完成形に近くて、キャラクターがヌルヌル動いていたので、分かりやすかったです。たとえば秋乃が走るシーンで、お客様がいるときは正しい姿勢なんですけど、そうじゃないと雑になるところなどは、息遣いの演技するときに参考になりました。森さん(※秋乃の先輩コンシェルジュ)のスンとした感じも、アフレコの時点で十分伝わってきました。

 

──役作りでどんなことを意識しましたか。

 

川井田 秋乃が持っている素直さやひたむきさ、一生懸命さを豊かに演じようと思いました。あと、くじけないところですね。たとえばトキワさん(※秋乃を厳しくチェックする外商員)に「向いてない」とバシッと言われたときに、森さんに頼ることなく、泣きながらも「何くそ!」ってへこたれなかったり、お客様に土下座させられても、「私が見送ります!」と食い下がったり。ちょっと頑固なところもあるけど、そういうところも魅力だなと思うので、そこも含めて豊かに演じられるように意識しました。

 

──川井田さん自身、秋乃に共通するところはありますか。

 

川井田 私はド末っ子なので、すぐに私生活では「うえーん」って泣きつきます(笑)。ただお仕事のときは、うまくいかないときでも「何くそ!」ってなるので、そこは秋乃に似ているのかもしれません。

大塚剛央●おおつか・たけお…10月19日生まれ。東京都出身。2020年、第14回声優アワード「新人男優賞」を受賞。主な出演作品は、「風が強く吹いている」(蔵原走役)、「もののがたり」(岐兵馬役)、「【推しの子】」(アクア役)、「アイドルマスター SideM」(眉見鋭心役)など。公式サイトX(旧Twitter)

 

──大塚さんはエルルを演じる上で、どんなことを意識しましたか。

 

大塚 まだ若手の僕をエルル役に選んでいただいたので、若さがあったほうがいいのかなと思っていたんですけど、いざ現場でやってみたら、「もっと落ち着きがあって、しっかりとした説得力が欲しいです」と言っていただいたので、エルルの深みを意識して演じました。エルルは哲学的なことを言うので、百貨店に対してどう思っているのか、秋乃に対してどう思っているのかなどは、原作と脚本を照らし合わせながら考えて作り上げていきました。

 

──アフレコは何人ぐらいで行われたんですか。

 

川井田 大体3、4人ぐらいでした。

 

大塚 まだ制限があったので、掛け合いのある人たちで一緒に録るという感じでした。

 

川井田 私は一日スタジオにいて、シーンごとにキャストの方々をお迎えして、掛け合いで一緒に録らせていただいて、収録が終わって帰られて、次のキャストの方々をお迎えしてと、本当にコンシェルジュさんになった気分でした(笑)。

 

人生は季節のように巡っていくんだと前向きになれる作品

──お二人はこれまで共演経験は?

 

大塚 初めてですね。

 

──共演した印象はいかがでしたか。

 

川井田 ザ・落ち着き。

 

大塚 (笑)。

 

川井田 個人的に、この作品で一番難しい役はエルルじゃないかなと思っているんですが、大塚さんはかっこよく演じていらっしゃって、落ち着いていて、とても頼りになるし、たくさん助けていただきました。あまり会話をする時間もなかったんですけど、多くは語らずとも、どしっといてくださってすごく心強かったです。

(C)2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

 

──大塚さん自身がエルルのような存在なんですね。

 

川井田 そうなんです!

 

大塚 そんなことはないです(笑)。川井田さんもお話した通り、この作品は、会ってすぐに「始めましょう」みたいな感じだったので、なかなかお話する機会はなかったんですけど、真っすぐぶつかって演じている姿は秋乃と重なって素敵だなと思いました。その後、別の現場でご一緒したときに改めてお話しをしたんですが、いつも元気に接してくださるので、自然と現場が明るくなるんです。

 

──完成した作品を観た感想はいかがでしたか。

 

川井田 すごい映像作品が出来上がったなと思いました。一体、何枚絵を描いたんだろうと不思議になるぐらい動きが素晴らしくて、そこに色がついて、音楽がついて、周りのざわめきや呼吸が加わって。クリスマスのシーンではオーケストラもあって。良いときもあれば、悪いときもあるけど、いつだって世界は彩り豊かだというのが伝わって来て、まるで人生みたいな作品だなと。つらいことがあっても、ずっと続くわけじゃない。人生は季節のように巡っていくんだと、観たら前向きな気持ちになれます。

 

大塚 多種多様な動物がいて、その中には絶滅種である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)もいて、その説明も丁寧に描かれていて、原作を知らない方でも楽しめる作品だなと感じました。音も繊細で、たとえば足音一つとっても、それぞれ動物によって違いがあって、いろんな楽しみ方ができるなと。僕は試写を二度観させていただいたんですが、二回目のときは、「ここに注目しよう」みたいな見方もできて、何度も観たくなる作品です。

(C)2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

 

──お二人は、どういうときに百貨店を利用しますか?

 

川井田 食べ物を探しに行くときですね。季節のお菓子が好きなので探しに行って、目当てのものがなかったら別のお菓子を買ったり。まあ、大体あんみつなんですけど(笑)。自分では作れないお菓子がたくさん売っているので、自分へのご褒美として買っています。

 

大塚 僕も食べ物ですね。今日はいつものスーパーじゃなくて、美味しいものを買って帰ろうかなみたいなときにデパ地下に寄ります。寄った結果、あれも欲しい、これも欲しいって、いっぱい買っちゃうみたいな(笑)。

 

二人がハマっている家電とゲームとは?

──最近、購入して重宝している家電を教えてください。

 

川井田 とても生活が変わったなと思ったのが、今年買った最新のiPad Airです。オーディションや仕事の原稿などが家にどんどん溜まっていくので、見返したいとなったときなどに「あの原稿どこだったっけ?」って探すのが大変だったんです。「だったらiPadに入れてしまおう」ということで、iPadを買ってからは荷物が軽くなりました。

 

──基本はお仕事で使うことが多いんですか。

 

川井田 そうですね。それこそ原作の本を読んだり、映像のチェックをしたりも全部iPadでできて便利なんです。ちょっとした時間に映画を観るときも、スマホよりも画面が大きくて臨場感があるので、生活の水準が上がりました(笑)。

 

大塚 僕はソニーのサウンドバーです。家で過ごすのが大好きなので、ゲームをしたり、映画を観たりするときに、どうせなら良い音質で楽しみたいなと思って買いました。ただ買って結構経っているんですが、いまだに設定に苦労するんですよね。一応、「シネマ」とか「ミュージック」とかボタンが付いているんですけど、自分の感覚で聴きたい音声はどれがベストなのかを探すのが難しいです。

 

──大塚さんはゲーム好きで知られていますが、最近は何にハマっていますか?

 

大塚 最近は『TROPICO』というシミュレーションゲームにハマっています。自分が大統領になって、政治や経済を動かして街づくりをするんですけど、YouTubeで動画を観て、面白そうと思って始めました。

 

──川井田さんはハマっているゲームはありますか?

 

川井田 最近、Nintendo Switchの『ピクミン4』を買ったんですけど、よくやっているのは『ドラゴンクエスト』です。もう何度もクリアしているんですけど、またリセットして一から始めるぐらいドラクエが大好きなんです。映画にしても同じ作品を何度も観て、同じところで泣けるタイプなんですよね(笑)。それはゲームも同じです。

 

──お二人ともインドア派ですか?

 

大塚 そうですね。基本的に休みは家で過ごすことが多いです。連休があったら、旅行に行きたいですけどね。国内でも行ったことのない場所がたくさんありますし、京都も修学旅行以来行ってないですし。最近は地方に行くのはお仕事になるので、プライベートで行きたいです。

 

川井田 私もずっと家にいますね。大袈裟じゃなく、一日中同じ場所に座って動かない、みたいな(笑)。それでソファに座ってゲームをやったり、映画を観たり。外出するとすれば、大好きな観劇をするときぐらいで、連休のときは実家に帰ることが多いです。しかも、いつも地元で同じものを食べるんですよ。鴨うどんを食べて、ラーメンを食べて、おいしいクレープ屋さんでクレープを食べて、スーパーのお団子を食べて。それを全て食べたら東京に戻ります(笑)。

 

 

北極百貨店のコンシェルジュさん

絶賛上映中!

【映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」よりシーン写真】

(CAST)
秋乃:川井田夏海
エルル:大塚剛央

東堂:飛田展男
森:潘めぐみ
岩瀬:藤原夏海
丸木:吉富英治
給仕長:福山 潤
トキワ:中村悠一

ワライフクロウ夫:立川談春
ワライフクロウ妻:島本須美
ウミベミンク娘:寿美菜子
ウミベミンク父:家中 宏
クジャク:七海ひろき
クジャク彼女:花乃まりあ
二ホンオオカミ:入野自由
二ホンオオカミ彼女:花澤香菜
カリブモンクアザラシ:氷上恭子
ゴクラクインコ:清水理沙
バーバリライオン:村瀬 歩
バーバリライオン彼女:陶山恵実里
ネコ:諸星すみれ

ウーリー:津田健次郎

(STAFF)
原作:西村ツチカ『北極百貨店のコンシェルジュさん』(小学館「ビッグコミックススペシャル」刊)
監督:板津匡覧
脚本:大島里美
キャラクターデザイン・作画監督:森田千誉
コンセプトカラーデザイン:広瀬いづみ
美術監督:立田一郎[スタジオ風雅]
動画検査:野上麻衣子
撮影監督:田中宏侍
編集:植松淳一
音響監督:菊田浩巳
音楽:tofubeats
アニメーション制作:Production I.G
製作:アニプレックス、Production I.G、KDDI、ADKマーケティング・ソリューションズ、トーハン
配給:アニプレックス
主題歌:「Gift」Myuk(Sony Music Labels Inc.)

 

(STORY)
新人コンシェルジュとして秋乃が働き始めた「北極百貨店」は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店。一人前のコンシェルジュとなるべく、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら日々奮闘する秋乃の前には、あらゆるお悩みを抱えたお客様が現れます。中でも<絶滅種>である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)のお客様は一癖も二癖もある個性派ぞろい。長年連れ添う妻を喜ばせたいワライフクロウ。父親に贈るプレゼントを探すウミベミンク。恋人へのプロポーズに思い悩むニホンオオカミ……。自分のため、誰かのため、様々な理由で「北極百貨店」を訪れるお客様の想いに寄り添うために、秋乃は今日も元気に店内を駆け回ります。

 

公式サイト:https://hokkyoku-dept.com/

公式X:https://twitter.com/HOKKYOKU_Dept

公式Instagram:https://www.instagram.com/hokkyoku.dept/

(C)2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

 

撮影/友野 雄 取材・文/猪口貴裕

武田玲奈「この作品をきっかけに、大人の女性の役が増えてほしい!」映画『唄う六人の女』

竹野内豊さんと山田孝之さんがダブル主演を務め、美しく奇妙な6人の女によって、森の奥深くに監禁された2人の男の運命を描いたサスペンス・スリラー『唄う六人の女』が、10月27日(金)より公開する。個性的な女性キャラが登場するなか、優しい雰囲気を放つ“包み込む女”と、都会に生きる“かすみ”という対照的な二役を演じた武田玲奈さん。いくつかの“初めて”が重なった役柄の思いについて語ってくれました。

 

武田玲奈●たけだ・れな…1997年7月27日生まれ、福島県出身。2014年Popteenレギュラーモデルとして芸能活動スタート。映画『暗殺教室』(15年)にて女優デビュー。2023年福島県いわき市の観光や食の魅力を発信する「いわきツーリズム推進特命部長」任命。主な出演作に、ドラマ「おいハンサム!!」(22年)、「あなたがしてくれなくても」(23年)、映画『真・鮫島事件』(20年)などがある。現在、MCを務めるeスポーツ番組「eGG」(日本テレビ)が放送中。X(旧Twitter)Instagram

【武田玲奈さん撮り下ろし写真】

 

このタイトルなのに、私、歌わなくていいんだ(笑)

──最初に脚本を読んだときの感想を教えてください。

 

武田 私自身、自然がとても好きなので、自然が大きなテーマになっている作品に参加できることは楽しみでした。そして、そこで描かれるエコやサステナブル、SDGsといったメッセージ性にも胸打たれました。実際に、ゴミの分別や自然に優しい素材を使うことを考えたり、調べたりしていたので……。あと、「このタイトルなのに、私、歌わなくていいんだ」と思いました(笑)。

 

──「オー!マイキー」などで知られるアーティスティックな作風で知られる石橋義正監督の最新作としての印象はいかがでしたか?

 

武田 初めて石橋監督とご一緒するということで、以前の作品を観させていただいたんですが、独特な世界観のなか、かなりCGを使ってらっしゃるので、台本を読みながら「このシーンでは、どのようなCGが足されるんだろう?」と考えていました。あと、今回はコメディ要素がないので、「これまでの石橋さんの作品とは違った雰囲気の作品になるんだろう」と思いました。

──今回、武田さんは竹野内豊さん演じる萱島の彼女・かすみと、森の中で萱島が出会う六人目の女“包み込む女”の二役を演じられています。

 

武田 まずは“包み込む女”ですが、台本を読んだだけでも、現場に入ってもなかなか分かりにくい、かなり難しい役柄だったと思います。目にカラコンを入れたり、奇抜なデザインの着物を着たり、最終的に森の中に生息する妖精のような感覚で臨みました。一方のかすみは、都会でバリバリに働くかっこいい女性。全く違う役どころなので、二つの役を演じ分けることに関しては、そこまで難しくなかったと思います。

 

恋人役の竹野内さんは、すごく気さくで、親しみやすい方

──また、かすみは萱島との子どもを欲しており、“包み込む女”は自らの子どもを守っているように、母性の強さに関しては共通しています。

 

武田 かすみに関しては、気が強い性格でもあるので、だいぶ年齢の離れた萱島を守りたい、助けたいという思いから、自分の意見をしっかり言ったり、ときには叱咤したりすることもあります。“包み込む女”は、反対に無表情で無口で、石橋監督からは「ただ、そこに存在している。佇んでいることを意識してください」というアドバイスをいただきました。ただ、子役の子どもたちと触れ合っているときの芝居が難しかったです。普通なら笑顔で接すればいいのですが、“包み込む女”は歯を出して笑顔にはなれない。あと、子どもを抱っこすることもあまり慣れていなかったので、そこも大変でした。

 

──人里離れた森林での撮影はいかがでしたか?

 

武田 森林のシーンは、京都の原生林の中だったり、奈良の山奥だったり、数か所で撮影しました。電波も繋がらない原生林の中に入っていくときは、かなり慎重に行動していました。みんなヘルメットをかぶって、ガイドさんに案内されながら、指定された道以外を歩いてはいけないといった、植物を守るためのいろいろなルールに従って移動していました。

 

──竹野内さんのほか、共演者の方とのエピソードを教えてください。

 

武田 竹野内さんも山田(孝之)さんも、今回が初共演だったんです。竹野内さんはどこか寡黙そうなイメージがあって、「年齢差のある恋人役が演じられるかな?」と思っていたんですが、全然そんなことなくて(笑)。すごく気さくで、親しみやすい方だったので、全く抵抗なく役に入り込めました。山田さんは結構キツいというか、怖い役どころだったので、ちょっと怯えていたんですが(笑)、山田さんも優しく紳士的な方でした。あと、竹中(直人)さんとのシーンは、ちょっと緊張感がほぐれる雰囲気だったので、竹中さんが作られた空気に乗っからせていただく感じで、楽しくやらせてもらいました。

 

「自然を大切にしたい」と思ってくれる人が増えてほしい

──完成した作品をご覧になったときの感想は?

 

武田 どこか奇妙な雰囲気ではあるんですが、すごく美しいビジュアルの作品になったと思いました。6人の女たち、それぞれの違う個性、違う美しさがあるので、皆さんハマっているなと思いながら観ていました。あと、私が現場では見ていなかった、すごいアクションや、グロい感じのシーンもありながら、最初に脚本を読んだときよりも、強いメッセージ性を感じました。

 

──本作は武田さんとしても、いろんな意味で、挑戦作だったと思います。

 

武田 初めての二役というのもありますし、全くセリフがない役どころも初めてでした。そういった意味での挑戦もありましたし、子どもを持つ母親という役も、今までほとんどなかったので、「この作品をきっかけに、大人の女性の役どころが増えてほしい」って思いました(笑)。また、この作品をたくさんの方に観てもらうことによって、「自然を大切にしたい」と思ってくれる人が増えてほしいです。

──いつも現場に持っていくモノやグッズについて教えてください。

 

武田 「SHIRO」のハンドクリームとか、いい香りがする消毒用のハンドジェル。あとは「nahrin」のロールオンタイプのハーブオイル。それから、「THERA」の塗香(パウダー状のお香)で、シナモンと混ざった匂いのものを手に塗りこんだりしています。現場や寝る前とかに、匂いを嗅ぐことでリフレッシュするようにしています。個人的には甘めというより、スーッとする匂いの方が好きですね。

↑武田さんが愛用するハンドクリームなど。撮影の合間には匂いでリフレッシュを図るとのこと

 

 

(C)2023「唄う六人の女」製作委員会

唄う六人の女

10月27日(金)より全国公開

 

(STAFF&CAST)
監督・脚本:石橋義正
脚本:大谷洋介
出演:竹野内豊 山田孝之 水川あさみ アオイヤマダ 服部樹咲 萩原みのり 桃果 武田玲奈 大西信満 植木祥平 下京慶子 鈴木聖奈 津田寛治 白川和子 竹中直人

(STORY)
父の訃報を受けて帰郷した萱島(竹野内)と、萱島の父が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島(山田)は、車で山道を走る途中で事故に遭い気を失ってしまう。目を覚ますと、2人は“刺す女”(水川)、“包み込む女”(武田)ら、謎めいた6人の女たちによって、森の奥深くの屋敷に監禁されていた。

 

【映画「唄う六人の女」よりシーン写真】

公式HP https://www.six-singing-women.jp/

(C)2023「唄う六人の女」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/円谷歩美 スタイリスト/小川未久
衣装協力/ビューティフルピープル、リュニック エ モア、STEFANO POLETTI、リューク、プリュイ

鈴木愛理がラムちゃんに!?Liyuuと『マクロスF』イントロクイズも『アニソンでしょでしょ』初の地上波放送【コメントあり】

『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 カバーでしょdeショー!!』(テレビ朝日 ※関東地区 深夜1時26分〜1時56分)が、10月26日(木)に放送される。出演者のオーイシマサヨシ、鈴木愛理、Liyuuからコメントが到着した。

『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 カバーでしょdeショー!!』左から)鈴木愛理、Liyuu、オーイシマサヨシ (c)テレビ朝日

 

オリジナルコンテンツを毎日届けている、チャンネル登録者134万人のテレ朝公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で、毎週土曜に配信中の大人気アニソン番組『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲カバーでしょdeショー!!』(通称:『アニソンでしょでしょ』)。

 

豪華ゲストとたっぷりアニメ談義&珠玉のアニソンカバーを送る当番組。MCであるオーイシマサヨシと鈴木愛理も自ら披露する渾身のカバー歌唱も話題で、鈴木がカバーした人気アニメ『【推しの子】』OP主題歌「アイドル」は現在1100万再生を突破。ほかにも、Ado「新時代」は880万再生、『鬼滅の刃』OP曲「残響散歌」は800万再生とバズりまくり。

 

オーイシマサヨシが“1人34役!?”で熱唱した「うまぴょい伝説」はアニメ業界も話題騒然のクオリティで270万再生を記録。番組開始2年半で100万再生を超える動画が28本、トータル1億再生を突破する超バズりコンテンツとなっている。

 

そんな『アニソンでしょでしょ』が、初の地上波放送。ゲストは、番組2回目の登場となる歌手・コスプレイヤーのLiyuu。上海出身で日本のアニメが好きすぎて来日したというLiyuuは、人気コンテンツ『ラブライブ!スーパースター!!』から生まれたスクールアイドルグループ「Liella!(リエラ)」のメンバーとしても活動中。SNSの総フォロワー数220万人を超えるいま話題の人物だ。

 

今回は、アニメ大好きLiyuuが、アニメ『けいおん!』で初めて「日本には“部活”というものがある」ということを知ったエピソードなど、「アニメで学んだ、日本と中国のギャップ」について熱弁。さらに、カラオケも大好きなLiyuuは『マクロスF』シリーズには名曲がたくさんあるといい、「マクロスFの曲限定!早押しイントロクイズ」というニッチ(?)なクイズで鈴木と対決する。

 

圧倒的に不利な鈴木には「代わりにオーイシマサヨシに答えてもらえる」という「オーイシカード」が2枚与えられ…。4問先取のこのイントロクイズ対決、白熱しすぎて意外な結末が。

 

番組名物の「アニソンカバー歌唱」コーナーでは、Liyuuは大好きな『マクロスF』から、ランカ・リーが歌った名曲「星間飛行」を振り付けも完璧に熱唱。オーイシが「銀河のアイドルがそこにいた!」と思わずうなった歌唱に注目だ。

 

さらに、鈴木は昨年放送されたアニメ『うる星やつら』から「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」を初カバー。ボカロPのツミキが作詞・作曲したこの曲は、テンポの速さに加えて「言葉数」がとんでもなく多い超難曲だ。「歌詞を紙でもらった時に、(歌詞の分量が多すぎて)余白がないくらい歌詞で紙が真っ黒だった」というほど。

 

サビも難しいが序盤のラップも超ハイスピード、過去最も難しいとも言える曲に挑戦した鈴木。「ラムちゃんを意識した」というかわいいツノを頭に生やしたコーディネートも気合い十分。果たして、スタジオでのパフォーマンスでまた伝説が生まれるのか。

 

アニソンファンならずとも必見のこの放送は、ABEMA、TVerでも放送後2週間は無料配信される。オーイシ、鈴木、Liyuuによるコメントは以下を参照。

 

オーイシマサヨシ コメント

上海出身のLiyuuさん、何度も共演しているはずなのにいつもよそよそしい…、嫌われてるのかな?(笑) でも、アニメで学んだという中国と日本のギャップの話は面白かったし、イントロクイズも楽しかった! ちなみに「オーイシカード」は僕だけが損するルールだったと思います(笑)。

Liyuuちゃん、愛理ちゃんのカバーもすごかったのでとにかく必見! ABEMA・TVerの配信もチェックよろしくお願いします!

 

鈴木愛理 コメント

カバー曲「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」は、この世の中にまだこんなに速くて難しい曲が残ってるんだってほどの難しさでした! ツミキさんワールドで普段使わない難しい言葉も出てきて…、でも私なりの楽曲の解釈で全力で歌い切りました! ラムちゃんの性格も出ている歌詞でラムちゃんらしさも意識して歌ったので、聴いてくださるとうれしいです!

衣装は、「もしラムちゃんが人間界で服を着るとしたらどうなるか」を意識しました!「ツノ」も付けさせていただきました!笑

 

Liyuu コメント

中国と日本のギャップとか、いろんな話ができて楽しかったです! 2年前より日本語は多少上達していたかな、と思います! カバーした「星間飛行」は昔から好きな曲だから、テレビでカバーできてうれしかったです! 全力で「キラッ」をしました! 皆さん、ぜひ見てくださいね!

 

番組情報

『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 カバーでしょdeショー!!』
テレビ朝日 ※関東地区
2023年10月26日(木)深夜1時26分〜1時56分

テレビ朝日公式「動画、はじめてみました」YouTubeチャンネル:
https://t.co/wBRn2Sq3Iu?amp=1
公式X(旧Twitter)テレビ朝日公式「アニソン神曲カバーでしょdeショー!!」:https://twitter.com/anison_desho
公式TVer:https://tver.jp/series/srezrcm0ju
テレビ朝日公式「動画、はじめてみました」HP:https://www.tv-asahi.co.jp/douhaji/

(c)テレビ朝日

今年も開催! 石川県のUFO&パワースポットを巡る「ムー旅 in 石川」第2弾……12月9日~10日

12月9日~10日、月刊ムーとクラブツーリズムのコラボによる「ムー編集長・三上丈晴氏とめぐる 宇宙科学博物館コスモアイル羽咋と奥能登・伝説のパワースポット 2日間」が開催されます。

 

同ツアーは、昨年好評を博した「ムー旅 in 石川」の第2弾。ムー三上丈晴編集長の案内のもと、コスモアイル羽咋から聖域の岬(珠洲岬)を巡るバスツアーです。

↑コスモアイル羽咋

 

今回は、コスモアイル羽咋で高野誠鮮さんとのUFOトーク、能登半島のパワースポット珠洲岬で元気のチャージ、円山応挙作と伝わる「幽霊画」の鑑賞などを予定。宿泊ホテルでは三上編集長のトークショーとサイン会も実施します。

↑能登半島「聖域の岬」

 

集合場所は金沢集合と大阪集合の2つから選べます。旅行代金は、金沢集合が7万9800円~8万5800 円、大阪集合が8万9800円~9万5800円。

 

ツアーの詳細は、クラブツーリズム公式サイトの当該ページ(金沢集合/大阪集合)をご覧ください。

乃木坂46・筒井あやめが『世界動画ニュース』にゲスト出演 ポジティブな感想にMC小峠英二からツッコミも

10月26日(木)放送の『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』(テレビ朝日系 午後7時~8時54分)に、筒井あやめ(乃木坂46)が出演する。

 

この秋、木曜午後7時枠に進出した人気情報バラエティ『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』は、各国のオモシロ動画から“世界の今”を浮き彫りにするというコンセプト。MC・小峠英二(バイきんぐ)をはじめ、いとうせいこう、稲垣えみ子(元朝日新聞記者)、堤伸輔(編集者)、徳井健太(平成ノブシコブシ)ら個性派コメンテーターたちが「なんで?」「どうして?」と動画を見て浮かんだギモンをざっくばらんに語り合うことで、“世界を楽しく学べる”と大好評を博してきた。

 

本日10月26日(木)放送回は、ゲストコメンテーターに乃木坂46・筒井あやめを迎え「世界のアイデア動画SP」と題した2時間スペシャル。世界各地のスゴ技や便利アイテム、ひらめきアイデア、知られざる珍風景など、アイデア満載な世界の動画をたっぷりと送る。

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』左から)下平さやか、小峠英二、いとうせいこう、稲垣えみ子、堤伸輔 (c)テレビ朝日

 

まず取り上げるのは「気持ちいい高速職人技」。ペルーからは超高速でレモンを切る“レモンカット達人”、トルコからは“高速じゃがいも収穫職人”の動画が登場。イタリアからは、薄くなった道路の白線を高速マシンに乗りながら器用に引き直す“ライン引き職人”の映像が届き、見ていて気持ちのいいスゴ技の数々に、スタジオの一同は「これはスゴイ!」を連発。

 

「日常に溢れるスゴ技」では、人間を縄の代わりにして跳ぶウガンダの“超人縄跳び”のアクロバティックな動画が出現し、全員「うぉーー!」と口をあんぐり…。中国からは長~い棒を使ったちょっと強引なバタフライ練習法が紹介され、筒井は「私、水泳を習っていたんですけど、コレやってほしかったな!」とポジティブな感想を披露。これには、小峠から「いやいや、スイミングスクールに下見に行って、コレやってたら不安になるよ!」とツッコミが入るが、スタジオでも物議をかもしたオドロキのバタフライ練習法とは。

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』左から)徳井健太、筒井あやめ (c)テレビ朝日

 

「ノーアイデアなポンコツさん大集合!」では、バンブーダンスを観客に披露していた女性が調子に乗りすぎたあまり、やらかしてしまったハプニング動画がジャマイカから到着。小峠は「これは面白い! 芸術点が高い!」と大爆笑。

 

さらに「世界で発見!こんなところに日本の技術力!」では、世界中の教授たちが絶賛する日本のある商品を紹介。国境を越えて愛され続ける日本の高い技術力に、スタジオからは驚きの声が上がって…。

 

このほかにも「世界でここだけ!? なんじゃこりゃ珍風景」「思わずポチっちゃう!? 世界の便利アイテム」「型破りな奇策で見る世界の今!」「危機一髪ランキング」など、面白アイデア、衝撃ひらめき動画が目白押し。多様性に富んだ“世界の今”を感じられること間違いなしの2時間が展開される。

 

さらに、今回からスタジオには新たなバーチャルコメンテーターが登場。“ハシモトちゃん”と名乗る新バーチャルコメンテーターは髪にピンクのリボンをつけ、ぬいぐるみを腕に抱く女の子の姿をしており、ビジュアルはキュートだが声のトーンはかなり低め…。

 

麻雀エピソードなど“やさぐれ感”漂う発言も飛び出し、小峠は「声とビジュアルが合ってないよ!」とツッコむが、それもまたハシモトちゃんの魅力…!? 新メンバー・ハシモトちゃんにも注目だ。

 

番組情報

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』
テレビ朝日系
2023年10月26日(木)午後7時~8時54分

(c)テレビ朝日

原田葵アナが『ぽかぽか』木曜のレギュラーメンバーに 進行を担当「地に足をつけて自分らしく務めたいと思います!」

『ぽかぽか』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜 午前11時50分~午後1時50分)では、10月26日(木)よりフジテレビ入社1年目のアナウンサー・原田葵が、進行アナウンサーとして木曜のレギュラーメンバーに加入することが決定した。

『ぽかぽか』原田葵(フジテレビアナウンサー)

 

『ぽかぽか』は、「みんなの“楽しい”が集まる場所」を合言葉に、豪華ゲストを招いてのトーク企画「ぽいぽいトーク」をはじめ、ライブ感覚あふれるユニークな企画の数々を届ける“お昼の生バラエティ”。平日お昼の2時間にわたって、お台場フジテレビ7階の「ぽかぽかパーク」から生放送している。

 

2022年8月まで、アイドルグループ・櫻坂46として活動していた原田アナは、法政大学を卒業後の2023年4月、フジテレビに入社。現在は『めざましテレビ』で「ココ調」キャスター(月曜)、フィールドキャスター(木曜)を務めている。

 

そんな原田アナにとって、『ぽかぽか』は、今年1月の放送開始当初から憧れの番組だったという。「強く、たくましく」をモットーにしている彼女の番組の進行ぶり、そして、MCのハライチ(岩井勇気、澤部佑)と神田愛花、木曜レギュラーの島崎和歌子、さらに豪華ゲストの面々とのやりとりに注目だ。

 

原田葵(フジテレビアナウンサー)コメント

番組が始まった時から『ぽかぽか』を見ていて、いつか番組に携われたら…と思っていたので、とてもとてもうれしい反面、私に務まるのかと、不安な気持ちもいっぱいです。たくさんの方への感謝の気持ちを忘れることなく、地に足をつけて、自分らしく務めたいと思います! そして、皆さんに明るく心地よいお昼の時間を届けられるよう、ハライチのお2人や神田さん、島崎さん、『ぽかぽか』を担当している先輩方を頼りながら、広い視野を持って番組を進行できるアナウンサーを目指して、精いっぱい頑張ります! よろしくお願いいたします!

 

番組情報

『ぽかぽか』左から)神田愛花、ハライチ(岩井勇気、澤部佑)(c)フジテレビ

『ぽかぽか』
フジテレビ系
毎週月曜~金曜 午前11時50分~午後1時50分(生放送)

MC:ハライチ(岩井勇気・澤部佑)、神田愛花

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/pokapoka/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/lets_pokapoka
公式YouTube:https://www.youtube.com/@pokapoka-official
TVer:https://tver.jp/series/srfu98zd11
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/f08g

(c)フジテレビ

上白石萌音がスペインのトマト祭りに参加!顔面トマト直撃に感情も解放「もう怖いものなしです!」『世界くらべてみたらSP』

10月25日(水)放送の『世界くらべてみたらSP』(TBSほか 午後7時~9時)は、世界の奇祭として知られ、スペインで毎年8月に行われる「ラ・トマティーナ(トマト祭り)」を特集。MCの上白石萌音がこの祭りに参戦する。

『世界くらべてみたらSP』トマト祭りに参加した上白石萌音(c)TBS

 

バレンシア州のブニョールという小さな町の中で、100トンにもおよぶトマトを互いに投げ合う壮絶な「トマト祭り」。昨年のタイに続き、2度目の海外ロケとなる上白石の「陽気なスペインで“陰キャ”になりがちな自分を解放したい!」というリクエストに応える形で、この祭りに参加することになった。

 

しかし、会場に向かう道中で陽気なスペイン人に絡まれた上白石は早くも引き気味。その後、トマトを町に運び込むトラックの荷台に乗り込むが、参加者の格好の標的になってしまう。次々にトマトが顔面を襲う状況に、ついに上白石の感情が解放されて…。

 

参加後、上白石は「トマト祭りは普通にけんかでした! 顔面を何発も殴られた感覚で、ストレスがいっぱいたまったけど、同時にいっぱい発散できました。もう怖いものなしです!」と語った。上白石の新たな一面が見られるスペイン旅に注目だ。

 

なお、この日は「世界で採点カラオケを歌ってもらったら?」「日本の総菜パンは世界でどれが一番人気?」なども放送する。

 

予告動画

 

番組情報

『世界くらべてみたらSP』
TBSほか
2023年10月25日(水)午後7時~9時

(c)TBS

「猫神」の謎に迫る!? 「ムー」とコラボしたあやしい猫グッズ第3段が発売中

月刊「ムー」と、新日本カレンダーが運営する犬猫グッズ通販サイト「ペピイ」がコラボした猫用ミステリーグッズが、数量限定で発売中です。

 

今回、第2弾-第2章として新たに発売となったのは、「捕まえてごらんUMAじゃらし」(2種類)、「モアイの謎キッカー」、「古代猫帝国のコロッセオ爪とぎ」の3アイテム。

 

価格は、捕まえてごらんUMAじゃらしが各2530円(税込)、モアイの謎キッカーが2530円(税込)、古代猫帝国のコロッセオ爪とぎが4990円(税込)。

 

第2弾-第1章のグッズ「帰ってきたツチノコキッカー」「ファラオの添い寝爪とぎ」も現在発売中。価格は帰ってきたツチノコキッカーが2530円(税込)、ファラオの添い寝爪とぎが4200円(税込)です。

 

11月15日まで、月刊ムー表紙ポストカードプレゼントキャンペーンを実施中。ペピイで対象のコラボグッズを含む、合計1万円(税込)以上商品を購入すると、抽選で32名に月刊ムー表紙ポストカードが当たります(12種類の中からランダムで1つ)。応募方法などの詳細は、ペピイ内の特設ページをご覧ください。

櫻坂46・守屋麗奈が「妄想女子図鑑」で4変化 リアルなVTRにハナコ&ニューヨーク「ドラマより泣きそうになる」『妄想ハナコ』

10月24日(火)放送の『妄想ハナコ』(テレビ朝日系 深夜1時56分~2時13分)は、守屋麗奈(櫻坂46)出演の「妄想女子図鑑」を送る。

 

ハナコとゲストの“イケナイ妄想”を実際にやってみる禁断バラエティ『妄想ハナコ』。今回の企画は「妄想女子図鑑」。「女子の自宅での様子」を男子たちが好き勝手に妄想。その妄想を今回は守屋麗奈による超リアルなVTRにし、みんなで覗き見する。男子こだわりの妄想が大暴走するイケナイ企画だ。

『妄想ハナコ』ハナコ、ゆうちゃみ、ニューヨーク (c)テレビ朝日

 

ハナコと今回のゲスト・ニューヨークが妄想したのは声優の卵、芸人の卵など、夢を追いかける東京女子。守屋が“4変化”して演じ分け、4つのVTRを事前に作成。芸人の卵を演じる際には、なぜかバスガイド姿に。さらに、ショートカット姿に扮して芸人ネタを披露する。

 

リアリティーのあるVTRを「ドラマより泣きそうになる!」「変な男にだまされんといてほしい…」と食い入るように見つめる一同。ゆうちゃみは「これ実は泣きながら叫んでるよ」と女子の本音を激白。ハナコとニューヨークは、守屋が演じる芸人の卵の「売れてない芸人あるある」に爆笑。さらに、ゆうちゃみが明かした今どきの女子の生態に「エロすぎる!」と男子たちが大興奮する。

『妄想ハナコ』守屋麗奈 (c)テレビ朝日

 

番組情報

『妄想ハナコ』
テレビ朝日系
2023年10月24日(火)深夜1時56分~2時13分

レギュラー出演:ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)
ゲスト出演:ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、ゆうちゃみ、守屋麗奈(櫻坂46)

(c)テレビ朝日

増田有華、現場での歌唱シーン一発撮りに「負けてたまるかと思った」映画「Love song」公開記念舞台挨拶

映画「Love song」の公開記念舞台挨拶が、10月21日に池袋シネマ・ロサにて行われ、増田有華、木口健太、青木一馬、平山大、牧野裕夢ら若手キャスト5名が登壇。オフィシャルレポートが到着した。

 

本作は、横浜を舞台にしたハードボイルドかつエモーショナルな恋愛映画。ほぼ観客で埋め尽くされた会場から大きな拍手に迎えられ登壇した増田は、「勝ち気で気が強く見られがちな感じは私の10代の時と全く同じだな、人の制止を振りはらって出ていくみたいなことは私もよくあったので」と主人公・花の役作りについてはさほど苦労しなかったと振り返った。

 

撮影前に本読みがあり、監督い何か言われるかなと思いきや「いいじゃないですか!」と言われ、無理なく演じられたという。

 

劇中の歌唱シーンについては、「事前にレコーディングしてから現場に向かうと思っていたら、撮影の現場で『はい、歌ってください』と言われて。エコーもない、素の状態で歌ってくださいという状況だった。あまりに斬新だったがここで負けてたまるかと思って、そのまま歌わせてもらった」と、ほぼ一発撮りであったことを明かした。

映画「Love song」増田有華(c)2023「ラブソング」製作委員会

 

花の相手役・誠を演じた木口は、「普段演じる役と結構違うハード系な役で、時代的には松田優作さんの時代の映画とか元々好きな映画のジャンルだったので、その辺の映画をもう一回見返して温度感みたいなものを取り入れられたらと思ってやっていたのですごい楽しかった」と感想を。

 

増田は本作の出演が決まる前に木口の出演映画「おんなのこきらい」(2014)を偶然見ていて、すてきな俳優だと思い、ネットで名前を検索。その後、相手役が木口だと知り驚き、すぐに「『おんなのこきらい』見ました」と本人に伝えたと話す。

 

木口の方も増田が出演する『全裸監督2』を見ていて「すごくいい女優さんだな」という印象が。相手役が増田だと知りうれしかったと語り、互いの作品を見ていたからこそ共通の話題で会話できたことで現場もスムーズにいったと振り返るなど、2人の仲の良さをうかがわせた。

映画「Love song」木口健太(c)2023「ラブソング」製作委員会

 

また増田は、本作で共演した本田博太郎や藤吉久美子とのエピソードも披露。本田とは待ち時間に3時間、2人で話す時間があり、その際に「長年やっているけれど役者っていうのは人が出るよ。どんなに偽っていても人柄が出る。すてきな女性でいてくださいね」と励まされたという。

 

一方、藤吉からは「主役はいいの、座っていなさい」と言われ、気を使わせない雰囲気を作ってもらったり、歌のシーンでは率先して拍手してくれたりと、ベテラン俳優2人と貴重な時間を持ったことを明かした。

 

最後に増田は「皆さんにこんなふうに集まっていただけるとも思わず、最後列まで席が埋まっていてすごく幸せな気持ちです。見終わった皆さんに感想を1人づつ尋問していきたいくらい。SNSで#Lovesongと付けてつぶやいてくれたら、イイねを押しまくりたい」と語り、舞台挨拶を締めくくった。

 

映画「Love song」は10月26日(木)まで池袋シネマ・ロサにて上映。10月28日(土)からは大阪シアターセブンでの上映が決まっている。

 

作品情報

「Love song」
2023年10月20日(金)より東京・池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

出演:増田有華、木口健太、山口大地
/藤吉久美子、本田博太郎
青木一馬、平山大、牧野裕夢、広瀬彰勇、大川夏凪汰、佐藤真澄、角謙二郎

監督:児玉宜久
脚本:村川康敏 宍戸英紀

(c)2023「ラブソング」製作委員会

齊藤京子「クランクアップ後に見たら、絶対泣きます!」初単独主演作『泥濘の食卓』撮影に密着したオリジナルコンテンツが配信

配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』より、episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」がTELASA(テラサ)にて独占配信スタート。齊藤京子からコメントが到着した。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

日向坂46・齊藤京子が初の単独主演で挑む、新進気鋭の漫画家・伊奈子の話題作を初のドラマ化した『泥濘の食卓』。齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえに真っすぐな愛が度を越えていき…。深愛は愛する店長だけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄り、徐々にこの家族へと寄生――やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描く物語だ。

 

10月21日に待望の初回放送を迎えて早くも多くの反響を呼んでいる中、配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』の第1弾「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」の配信がスタートした。

 

その名の通り、本コンテンツでは初の単独主演にして衝撃作に挑む齊藤に完全密着。プレッシャーの中でどのように撮影に挑んでいったのか、撮影の裏側を余すところなく大公開していく。

 

第1弾では、本読みからリハーサルなどクランクイン前の姿から、緊張の中で迎えるクランクインまでを中心に、齊藤が主人公・深愛という役に真っ向から向き合い、作り上げていく日々を追う。そこには本編では決して見られない齊藤の表情はもちろん、クランクイン前からクランクイン後の変化していく様子まで、貴重な姿が続々と披露されることに。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

最初は「本当に頑張らないと…という責任はすごく感じています」とプレッシャーを口にし、不安な様子を見せていた齊藤。期待と不安が入り混じったような笑顔から緊張感が伝わってくる。

 

それでも芝居に関する疑問や不安に感じていることを安里麻里監督に積極的に質問し、リハーサルでは安里監督から出される優しくも鋭い演出に対して一生懸命吸収しようと何度も挑むなど、真っ向から深愛という役に向き合い、丁寧に作り上げていく。そんな齊藤の姿を見た安里監督からも「ワクワクしています」と期待がかかる。

 

密着ではほかにも、緊張の中で迎えるクランクインの日に最初に挑んだ本番での姿や、超重要シーンで試練の撮影に挑む姿などをつぶさに追っていく。さらに、クランクイン以降の齊藤は驚くほどの変化を見せ始め…。撮影の合間には、おちゃめな笑顔を見せるひと幕も。

 

齊藤は「密着では常にカメラが回っていて、自分でも記憶がないこともいっぱい記録されていると思うので、私も楽しみです!」と語る一方、「クランクアップ後に見たら、『あの頃は…』と思いが込み上げてくると思うので、絶対に泣きます!」と早くも撮影後の心境も見据えていた。

 

本編では純粋で真っすぐすぎる愛を持つがゆえに“史上最恐の純愛モンスター”となってしまう深愛役で新境地を披露し、密着では真っすぐすぎるほどに一生懸命に役に挑む姿を見せる齊藤。配信オリジナルコンテンツでは、物語とはひと味違う齊藤の姿を楽しむことができる。

齊藤によるコメントは以下を参照。

 

齊藤京子 コメント

『泥濘の食卓』の主演をやらせていただけるだけでも夢のようなお話で、さらにTELASAで完全密着していただけると聞いて、「何が起きているんですか?」と少し混乱したほどで…(笑)。感無量です。普段はグループで活動しているので、今回のドラマで密着をしてもらい、ドキュメンタリーとして配信されるのはうれしいですし、素晴らしい共演者の方々もたくさん出演されているので、多くの方に見ていただきたいです。

episode1では、リハーサルなどクランクインするまでの役作りの様子が中心なのですが、クランクアップ後に見たら泣いちゃいますね。今見ても泣くと思うんですけど、クランクアップ後を想像すると、「あの頃は…」という思いが込み上げてくると思うので、絶対に泣きます!

ドラマ本編は、作品として見ていただきたいのですが、撮影現場はとても明るくて、いつも笑い声に包まれているので、TELASAでは撮影の裏側を楽しんで見ていただきたいなと思います。密着では常にカメラが回っていて、自分でも記憶がないことも記録されていると思うので、私も楽しみです。

『泥濘の食卓』の本編を見た後にドキュメンタリーを見ることで、物語にのめり込んで緊張した感情が、元に戻ると言いますか、とても温かいほっこりした気持ちになっていただけると思います。私も本編と同じくらい楽しみなので、皆さんも一緒に見てぜひ楽しんでください!

 

番組情報

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』
episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」
2023年10月21日(土)『泥濘の食卓』第1話放送終了後から独占配信スタート
https://www.telasa.jp/series/13983

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

ドラマHP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

(c)テレビ朝日

弘中綾香アナが産休前最後の『激レアさん』出演 後任不明で若林正恭「どうするのよ、『激レアさん』は?」

10月23日(月)放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系 午後11時15分~11時45分 ※一部地域を除く)は、弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)産休前最後の出演となる。

 

研究員・若林正恭(オードリー)、研究助手・弘中アナの2人をメインに毎回“激レアさん”たちの体験を徹底研究し、発表していく『激レアさんを連れてきた。』。2017年の放送開始以来、研究助手として数々の激レアさんを紹介し続けた弘中アナだが、10月23日(月)の放送をもって、長期の産休に入ることとなった。

『激レアさんを連れてきた。』弘中綾香 (c)テレビ朝日

 

番組の最後に「お知らせがあります」と切り出した弘中アナ。「来週から産休に入ります!」と宣言すると「イェーイ!!」と右手を大きく突き上げ、若林ほか、ゲストの山本舞香、吉村崇(平成ノブシコブシ)からも大きな拍手が巻き起こる。「ギリギリまで働いたよね」と若林からねぎらいの言葉をかけられると、あふれる笑顔に。これには吉村も「素晴らしいよ!」と感嘆する。

 

気になるのは弘中アナの後任だが「どうするのよ、『激レアさん』は?」と若林から問われると、弘中アナは「誰が来るのか分からないですけど、テレビ朝日の先輩後輩が…」と返答。果たして、来週からの『激レアさんを連れてきた。』の研究助手はどうなるのか。弘中アナは「来週からも続きますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください!」と締めくくった。

 

今回の『激レアさんを連れてきた。』には「女の子にモテたくてモテたくて猛勉強して東大に入ったけど全然モテずどうにかモテるため、歌舞伎町で『東大生ホスト』になった人」が登場。これを聞いただけで「タイトルだけでめちゃくちゃバカですよ!」(吉村)、「全部聞き出したい!」(山本)と一同は興味津々に。

 

やってきたのは、えーすけさん。彼は現在も東京大学の4年生でありながら、歌舞伎町でホストとしても活躍するという不思議な“二刀流”生活を送っている。中高時代のトラウマと衝撃の出来事が彼を変えたということだが、いったいえーすけさんの身に何が起こったのか。また、高校時代の写真と現在の姿とのギャップに、スタジオは大盛り上がりとなる。

 

そもそも、えーすけさんは中高の6年間で女の子と話したのは3回くらい。しかも内容は「消しゴム拾って」などで…。「女の子としゃべりたい」とただひたすら願い続けていたえーすけさんだが、 華やかさとは無縁の青春時代を過ごしていた高校1年生の夏休みを終えたある日、衝撃の出来事が。「女の子と話さない同盟」を勝手に組んでいた友人が変貌して…。

 

そんなえーすけさんが行き着いたのが、東大生になればモテるという考えだった。そこから、1日10時間を勉強に費やして見事東大に合格。しかし、いざ東大に入ると新たなハードルと絶望に見舞われて…。

『激レアさんを連れてきた。』左から)弘中綾香、若林正恭、山本舞香、吉村崇 (c)テレビ朝日

 

現状を打破し、生まれ変わろうとしたえーすけさんが実践したモテるための秘策とは。これには、若林も思わず過去の自分と照らし合わせて「不評だった…」という髪形を後悔。さらに「人見知り芸人」として名を馳せ、これまでモテてこなかっただけに「納得いかないな」とえーすけさん、ゲスト陣にかみつく場面も。

 

やがて、えーすけさんは一大決心をして人生で初めて向かったクラブで見た光景に衝撃。また、そこで運命の出会いが…。こうして「異性にモテるにはコミュニケーションやノリも大事」と悟ったえーすけさんは、歌舞伎町のホストの世界へ。そこで目の当たりにしたNo.1ホストの言動に感動。そして、ホストの道を極めることを決心したえーすけさんの、東大生ならではの計算の速さや人間心理を用いた驚きの接客方法とは。

 

番組情報

『激レアさんを連れてきた。』
テレビ朝日系
2023年10月23日(月)午後11時15分~11時45分 ※一部地域を除く

(c)テレビ朝日

最も泣ける恋愛リアリティ『あいの里』みな姉&中さんの“その後”は?「いくつになろうとも、素敵な恋愛をする権利は平等にある」

中高年にフォーカスした恋愛バラエティ『あいの里』(Netflix)が人気爆発したことは記憶に新しい。番組では多くのドラマやカップルが誕生したが、中でも視聴者に絶大なインパクトを与えたのが絵本作家・みな姉(60歳=配信時・以下同)と大家業を生業とする中さん(60歳)だった。渦中の2人を直撃し、“その後”の様子を伺うとともに、「大人が恋愛することの難しさ」や「高齢化社会の結婚観」についても持論を展開してもらった!

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田 衛)

 

「キラキラしていない!」「リアルすぎる!」という驚きの声が多くの視聴者から上がった『あいの里』は、参加資格が35歳以上という中高年限定の恋愛バラエティ。番組の中で出演者たちは“人生最後の恋”を求め、古民家で自給自足の共同生活を送ることになる。社会的地位も高く、酸いも甘いも噛み分けた人生の猛者ばかりだけあって、そこでの恋愛模様は人生観や生き様も色濃く反映されるのが特徴。既存の恋愛番組にはない生々しさがあった。

最終エピソードの告白シーンでは残念ながらカップル成立とならなかったみな姉と中さんだが、ラブ・ヴィレッジでの番組収録後、2人は交際に発展。しかしオンエア内ではその過程説明が駆け足気味だったため、ファンの多くが「どういうことだ!?」とザワついたのも事実である。一体、どんなドラマがあったのか? カメラが追っていなかった物語の深層に迫った。

 

【みな姉&中さん撮り下ろし写真】

今は人の悪口なんて外で絶対に言えない。下ネタなんて、もってのほか(笑)

──単刀直入にお伺いします。今、2人はどのように過ごしているんですか?

 

中さん 普通にきちんとおつき合いさせていただいていますし、平和に暮らしています。とりたてて変わったこともないですし。

 

みな姉 それじゃ話を端折りすぎでしょ(笑)。平和に暮らしているのはたしかだけど、実際はいろいろ起こるんですよ。年齢も年齢だから、それぞれ背負っているものもあります。2人の間には課題もたくさん存在するから、ときにはぶつかり合いながらも解決に向けて話し合いを重ねている感じですかね。

 

中さん 2人で街を歩いていると、たまに声をかけられたりします。この前は駅で軽く言い争いをしていたところ、「みな姉と中さんですよね? 写真を撮っていただきたかったんですけど、ひょっとしてケンカしていました?」とか言われて気まずかった(笑)。

 

──みな姉はオールナイターズだったこともあるくらいなので、騒がれるのも慣れているのでは?

 

みな姉 いやいや、あの頃はインターネットなんてなかったですから。どこで見られているかわからないから、今は人の悪口なんて外で絶対に言えない。下ネタなんて、もってのほか(笑)。Netflixだから、海外からの反響も大きかったんですよ。英語圏ではない国からのコメントもたくさん届きました。

 

中さんに対しては、私自身も誤解していた部分があったから、謝りたかった

──ラブ・ヴィレッジで、中さんはみな姉にフラれる格好となりました。その後、どのようにして2人は交際に至ったんですか?

 

みな姉 番組の構成上、私たち2人は告白シーンでお断りしたらジ・エンドということになっています。だけど実際は一緒に暮らしていた期間もあるわけだし、縁を切りたいというわけではなかったんですよね。実際、他の女性出演者たちと収録後も仲よく集まったりしていました。そういう中で「お断りしたとはいえ、人間的に嫌いになったわけじゃないんだから、中さんと会うのもアリなんじゃないの?」みたいな若干おせっかい気味な意見も出たんです(笑)。私としては「そうかなぁ。でも本当に好きだったら、向こうからまた声をかけてくるんじゃないの?」みたいな感覚だったんですけど。

 

中さん いや、それは無理ですよ~。こっちはフラれた立場なのに、どの面下げて「もう一度会えませんか?」って誘うのか……。そんなのストーカーじゃないですか(笑)。男の出演者だけでアンチョビのお店に集まって、同窓会みたいなことはやりましたけどね。

 

みな姉 中さんに対しては、私自身も誤解していた部分があったから、そこを謝りたいという気持ちがあったんです。

 

──誤解とは?

 

みな姉 別に私のことを大して好きというわけでもなく、流れ的に鐘を鳴らしただけかと思っていて……。奥さんへの想いも強いようだし、ともちんにもアプローチをしていたので、どう考えても私に対して本気と信じられなかったんですよ。でも周りの女性陣から「それじゃ中さんがかわいそう。彼は本気だったのに」って言われ、「そうだったのか……」と気づいたんですね。

──なるほど。きちんとけじめをつけたかったわけですね。

 

みな姉 それと忘れ物の話もありましたね。最後は古民家からドタバタと撤収したものだから、スタッフさんによると忘れ物が結構あったらしいんですよね。どういうわけか中さんの私物を私が預かる格好になっていて、それを返さなくちゃいけなかったんです。今さらスタッフさんに返すのも面倒くさいですから。

 

中さん こっちからすると、狐につままれた感覚ですよ。いきなり連絡が来て「謝りたいから一度会いたい」とか言われても、「なんのことだろう?」って困惑しちゃって……。

 

みな姉 そりゃそうだよね(笑)。

 

中さん 連絡が来た時点で番組の収録は終わっていたけど、まだ配信は開始されていなかった。だから2人で会っているところを誰かに見られたらマズいなと思ったんです。番組の中では僕が見事にフラれているのに、そのへんの居酒屋とかでコソコソ密会しているところを目撃されたら「おいおい、話が違うじゃん」って騒ぎになるじゃないですか。

 

製作陣からは「それぞれの人生なので、おつき合いされることはもちろん自由」

みな姉 仕方ないから私の家で会うことにしたんですけど、いきなり男性を自宅に上げるのことに抵抗感もあったんです。だから最初は中さんから玄関に段ボールを敷いて、そこで飲もうかという話も出たくらいなんだけど、結局は普通にリビングに上がってもらいました(笑)。

 

中さん 2人ともお酒は好きなほうだから、あの日は結構飲んだ気がする。みな姉は日本酒、僕はジャック・ダニエルだったかな。みな姉の作ってくれた料理がおいしかったから、それはすごくうれしかったですね。

 

みな姉 そんなロマンティックな雰囲気でもなかったんですよ。「こんなこともあったよね」とかラブ・ヴィレッジでの思い出話をする感じでした。……だけど……気づいたらどういうわけかキスする流れになっていて(笑)。

 

中さん そこは僕のほうからしましたね。

 

みな姉 そのとき、私、確認したんです。「これ、どういう意味なの?」って。単に酔っぱらった勢いでキスされたら嫌だなと思ったので。そうしたら、「つき合うということでしょ」という話をしたので、「そういうことなら」と受けることにしました。

 

──素晴らしい! しかし番組スタッフも、まさか収録後にそんなドラマが進行するなんて予想もしていなかったでしょうね。

 

中さん そこなんですよ。番組の内容と矛盾が生じるのはマズいと思ったので、みな姉がスタッフに伝えたんです。まだ配信前でしたし。制作陣も「収録してから先はそれぞれの人生なので、おつき合いされることはもちろん自由です。むしろわざわざ言ってくれて、ありがとうございます」といった調子でした。

 

みな姉 そこからは結構な頻度で会っていますね。そのへんは若い人の恋愛みたいです。

 

中さん 僕の仕事が、パソコンひとつあればどこでもできるものですから。それに僕の場合は恋愛すること自体が前の妻と出会った25歳以来久しぶりだったから、そのへんの感覚が猪突猛進でグイグイ進む20代で止まっているのかもしれない。要するに落ち着いた大人の恋愛ができない(苦笑)。

 

子供の問題はリアルに突き当たっている現在進行形の話です

──みな姉さんはバツ2で、息子さんが1人います。中さんは8年前に奥さんと死別し、2人の子供を育てるシングルファザー。お子さんには納得してもらえましたか?

 

みな姉 私のほうは息子も結婚しているくらいだし、「好きにすればいいんじゃないの?」という感じでしたね。正直なところ、子育てもとっくに一段落している感覚なので。問題は中さんのほうですよ。お子さんが2人とも多感な時期だから……。

 

中さん 2人の子供は番組をまだ観ていないんです。実はモノクロの再現シーンに少しだけ2人は出演しているんですけど、そこだけ確認していたかな。ひょっとしたら、父の恋愛する姿を直視したくないのかもしれない。

 

みな姉 絶対そうだと思うな……。

 

中さん もちろんラブ・ヴィレッジに行く前から「こういう恋愛番組に出るんだよ。パートナーができるかもしれない」と説明はしました。「もしそうなったら、ちゃんと会ってくれるよね?」って確認もしましたし。帰ってきたときは「パパ、フラれちゃったよ」って笑いながら言いました。

 

──ひょっとしたら、娘さんはホッとしたのかも。

 

中さん そのへんはわからないですけどね。「実はあれからいろいろあって、みな姉とつき合うことになったんだ」と家族会議で伝えたら、「ふ~ん……」みたいなテンション低めのリアクションでした。娘は高校2年生と中学1年生で多感な時期ですからね。

 

──今後、みな姉さんは中さんの2人の娘さんに受け入れてもらう必要があるわけですか。

 

みな姉 難しいですよね。こればかりは簡単に答えは出せない問題。中さんの場合、離婚ではなくて死別ですから。お嬢さんたちからすると、パパの相手は永遠に前の奥さんという気持ちもあるんだと思う。気持ちの切り替えはそう簡単にできないですよ。もちろん時間が解決するという面はあると思いますよ。だけど私も決して若くはないから、「10年待ってくれ」と言われたら70歳になってしまう。そうなると、もう本格的なおばあちゃんなので。

 

中さん 娘のことが大事なのは言うまでもないけど、一方で僕の人生は僕のものという考え方もあると思うんです。

 

みな姉 それはたしかにその通りだけど、娘さんたちを傷つけてまで私たち2人が幸せになるのは絶対に違うと思う。他人の不幸のうえに幸福な恋愛なんて成立しないですよ。そこは不倫と一緒。

 

中さん 子供の問題はリアルに突き当たっている現在進行形の話ですね。本音で向き合いながら、どこかで折り合いをつけなきゃいけないと考えています。

 

『あいの里』は恋愛をテーマにしつつも、社会派ドキュメンタリーとしての一面も持つ異色の番組だった。高齢化社会と若者の結婚離れが加速度的に進む中、日本人はどのような恋愛や結婚を目指すべきなのか? 恋愛至上主義の終焉、高齢出産のリスク、働き方と家庭とのバランス……さまざまな問題がラブ・ヴィレッジ内で浮き彫りになる中、自分の胸に手を当てて考えさせられた人も多いはずである。

 

「そうか。俺はまだ恋愛できるんだ」って、ふと気づいた

──そもそも2人は、どういう経緯で番組に出演することになったんですか?

 

みな姉 私はもともと恋愛バラエティが好きだったから、「『バチェラー』の熟年版があったら面白いのにね」なんて冗談半分で息子と話していたんです。息子は「いやいや、50代や60代の恋愛なんて番組にしたところで面白くないから」って鼻で笑っていましたけど(笑)。そうしたら本当にそんな番組ができるということを知って、「これ、いいじゃん」という感じで迷わず応募しました。

 

──みな姉自身に「恋愛したい」「パートナーを見つけたい」という意思があったということですね?

 

みな姉 もちろんです。変な話ですが、既婚者からのアプロ―チはこの年齢になってもあるんです。でもそんな先の見えない今だけの恋愛をしている余裕はないですし、そもそも人の道からはずれていることですからね。この先の人生を一緒に過ごせる相手を真剣に探したかった。番組を通じてだったら、お金目的の変な人とかは事前に落とされているはずだし、ちゃんとした出会いもあるんじゃないかと期待したんですよね。

 

中さん 私は仕事が不動産関係ですけど、それとは別に趣味で俳優のエキストラもやっているんです。その流れで『あいの里』オーディションの告知を目にしたんですね。妻が亡くなってから8年間は子育てと仕事に忙殺されて、恋愛どころじゃないというのが正直なところでした。だけど番組募集のことを知った瞬間、止まっていた恋愛頭脳が再び動き出したんです。スイッチが8年ぶりに入った感覚。「そうか。俺はまだ恋愛できるんだ」って、ふと気づいた。

 

──まさに番組が中さんの運命を変えたわけですね。

 

中さん その通りです。オーディションに受かったので番組に出演することになったわけですけど、もしオーディションに落ちていても恋愛相手を探していたはずです。それくらい決定的に出演者募集の告知でスイッチが入ったんです。それと、もうひとつ。大家をやっていると隣人同士の揉め事を解決しなくちゃいけないんですけど、やっぱり世間が想像している以上に80歳くらいの高齢の方の恋愛トラブルって多くて。

 

みな姉 そうなんだ……。

 

中さん 2人のおばあちゃんが、1人のおじいちゃんを奪い合うとか普通にありますからね。そういうケースを目の当たりにしていると、恋愛に年齢の上限はないんだなとしみじみ気づかされるんです。

 

──番組初期のみな姉は、バツが悪そうにしていましたよね。

 

みな姉 それは単純に年齢のこと! 中高年専用の恋愛バラエティと聞いていたのに、実際は私が60歳で、その下の女性はトッちゃんとユキえもんの45歳。50代もいなかったし、私からすると全員が若いんですよ。下手したら、自分の娘くらいの感覚ですから。その人たちを相手にムキになって戦うなんて、私には無理だなと気持ちが萎えちゃったんです。

 

──古傷をえぐるようなことを聞いて申し訳ないのですが、番組の中でも言及されていた2回目の結婚相手はかなり年下だったのでは?

 

みな姉 たしかにそうなんですけど、あのときは私もまだ若かったですからね。40歳の時点での19歳年下と、60歳のときの19歳年下は意味が全く違いますよ。21歳の男の子から見て、40歳はギリギリお姉さんかもしれない。だけど41歳の男性から見た60歳の女性は、おばあちゃんみたいなものですから。

 

──逆に年下だから恋愛対象にならないということはないんですか? たとえば沼ぴぃは42歳。みな姉からすると、考え方が子供すぎるとか。

 

みな姉 う~ん、年齢が若いから未熟だとは思わないですけどね。沼ぴぃはすごくいい人じゃないですか。気もすごく合ったし、私とカップルになったら当面はすごくうまくいった気もするんです。だけど10年後、私が70歳になったとき、彼はまだ働き盛りの52歳。私が80歳のおばあちゃんになったとき、彼はまだまだ元気な62歳。そのとき、下手したら私は認知症とかになったりしているかもしれない。そういう相手の負担を想像すると、さすがに躊躇しますよね。

 

年を取ったら、女性陣も基本的に全員が平和主義

──出演者は中高年に限定されていましたが、若者の恋愛との違いはどんなところで感じましたか?

 

中さん 通常、こうした恋愛バラエティはバトルとかサバイバル的な要素が根底にあるじゃないですか。だけど年齢を重ねていると、忖度の気持ちが前面に出るんですよ。「どんな手段を使ってでもライバルを蹴落とす」というよりは、「集団の輪を乱さないように留意しつつ、自分の願いを叶える」という方向に意識が向かうので。私の場合、収録には途中参加でしたけど、その時点でたあ坊とゆうこりんがいい感じになっているのは明らかだった。そうすると、ゆうこりんは最初から恋愛対象外になってしまうわけです。

 

──それは恋の駆け引きとは違うものなんですかね。

 

中さん 自分の中で「恋愛の掟3箇条」があるんです。「1・友人の彼女には手を出さない」「2・会社関係の女性には手を出さない」「3・習い事で知り合った女性にも手を出さない」という内容なんですけど。ゆうこりんは1の理由からダメということになります。

 

みな姉 そのへんは『あいのり』などとの大きな違いでしょうね。年を取ったら、女性陣も基本的に全員が平和主義。たとえば誰かが「この人、ちょっといいな」と好意を寄せるオーラを出していたら、そこはみんなで応援に回っちゃう。逆に制作スタッフは肩透かしを喰らっていましたけどね。「中高年の恋愛って、こんなにもバトル要素が少ないのか」って(笑)。

 

中さん 番組的には僕と沼ぴぃがライバルとしてバチバチ戦ったほうが面白いのかもだけど、実際は妙に譲り合い精神みたいなものが出ちゃって……(苦笑)。

 

──マドンナ・みな姉を巡り、外野フライのお見合い状態になっていたわけですね(笑)。

 

みな姉 あと「この年代だからこそ」という点に関しては、若い人よりも現実に即した悩み……一例を挙げると「財産分与をどうするか?」みたいな切り口も避けては通れないですよね。仮にだけど、両者ともに子供がいたとします。2人はめでたく結婚しました。でも2人のうち、1人は先に死んでしまいました。じゃあ遺産はどうなるのか? 子供に半分、配偶者に半分でいいのか? このあたりは結構大きなポイントになると思うんです。

 

──実際、世の中でも揉めているケースがごまんとありますよね。加藤茶さんの奥さんはやいのやいの言われて悩んだみたいですし、紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏の事件でも罵詈雑言が飛び交いました。

 

みな姉 私もネット上では同じように言われていますよ! 「みな姉は中さんが持つ不動産目的で近づいたに違いない。たいしたタマだぜ」とか(苦笑)。もう半ば諦めていますけど、どうしてもそんなふうに見られてしまう。

 

──出演者の中で、たあ坊とゆうこりんは日韓での家族観の違いに悩んでいました。子供の恋愛じゃないから、国籍のほかにも「親の介護」「宗教問題」「子育ての方針」といった生々しい現実問題にも直面すると思うんです。

 

みな姉 10代~20代の恋愛においては、介護のことなんて普通は視野にも入らないじゃないですか。だけど私たちくらいの年齢になると、親の介護はもちろんのこと、自分が倒れたら誰に介護してもらうのかという点も考えなくちゃいけない。すごく切実な問題ですよ。もしパートナーが倒れたら、きちんと最期まで介護できるのか? そういうこともリアルに考えなくてはいけないわけです。だから若い頃の「超カッコいい! 好き♡」みたいな恋愛より覚悟が問われると思う。

 

性に関しても含めて難しいですよね、中高年の恋愛は(笑)

──性に関してはいかがでしょうか? 60代以上の恋愛・結婚となると、「セックスなんて別に必要ない」と考える人も増えてくるはずです。

 

中さん そこは難しい問題ですよね。人によって考え方が大きく違うと思います。

 

みな姉 私たち2人の間でもズレがあるポイントかもしれない。私個人に関していうと、そもそも若い頃からセックスは子供作りするためのものだと捉えていたんです。快楽のためという考え方も理解できるんですけど、あくまでも最初に来るのは妊娠とか繁殖目的。だから子供を作る必要がなくなった今は、肉体関係にこだわる必要もないと思っちゃうんですよね。それよりは心の繋がりがメインになるというか。……中さんはまだまだ現役世代だから、そのあたりは考えが違うみたいなんだけど(笑)。

 

中さん 僕個人としては、やっぱりセックスは恋愛の中で大きな要素を占めるという考え方。自分の気持ちを一番オープンにして、相手のことを好きだと心から思えるのは、セックスのタイミングですから。ただ、セックスというのは相手の同意があって初めてできることじゃないですか。

 

──男性器が機能しない年齢になっても、添い寝してイチャイチャしたがる男性も多いそうです。

 

みな姉 添い寝はいいですよね。それは私もわかるな。猫とかも飼い主にくっついてくるけど、信用できる人とくっついて寝ると幸せを感じますから。セックスまでいかないまでも、相手の体温を感じていたいというのは共感できます。

 

中さん 性に関してはまだ模索中というか、僕ら2人の課題かもしれません。僕自身も10年後や20年後、気持ち的にしたくでも機能的にできなくなるかもしれないですし。そういうことも含めて難しいですよね、中高年の恋愛は(笑)。

 

年齢を重ねたゆえの魅力というのが絶対にある

──『あいの里』は好評だったため、第2シーズンが制作されることも発表されています。番組を観て励まされたという中高年も多いと思いますが、改めて同世代の人たちにメッセージをお願いできますか。

 

中さん 正直な話、あいの里へ行く前はもう1人でいる人生でいいと思っていたんです。子育てが終われば嫌でも1人になるし、そこにパートナーがいなくても全然OKじゃないかという考え方で。今はネットやサブスクのサービスも充実しているから、1人でいても時間を持て余すことはないじゃないですか。そういう考え方の人って意外に多いと思いますよ。

 

みな姉 たしかにそうだろうね。

 

中さん だけど、みな姉とつき合うようになってから考えが変わりました。自分の趣味は今まで通り持ちつつ、パートナーとも新たな楽しみを発見すればいい。つまり、恋愛をすれば人生の楽しみが2倍に広がるんですよ。この記事を読んでいる人の中には「恋愛なんて面倒くさい」と腰が重たくなっている人もいっぱいいるはずですが、ぜひ第1歩を歩み出していただきたいなと思いますね。

 

みな姉 出演者の中で私はズバ抜けて高齢だったから、番組収録の初期は完全に自信を失っていたんです。「60歳ともなると、もう恋愛とか言ってる場合じゃないのかな……」って。だけど、その考え方は間違いだった! 70歳になっても80歳になっても、女は女なんですよ。死ぬまで異性から愛されて大いに結構じゃないですか。もし世の中の女性が「私はもう50歳だから恋愛は無理」とか「60歳なのに人を好きになるなんて恥ずかしい」と感じているなら、それは自分の可能性に蓋をしている行為だと思う。

 

──含蓄があるお言葉です。

 

みな姉 肌の質感や表面上の美貌では、20代のお嬢さんに敵わないかもしれない。だけど、60代には60代ならではの美しさもあるはずですよ。そのことを自分で信じてあげてほしいんですよね。もちろん男性だって、年齢を重ねたゆえの魅力というのが絶対にあるはずですし。

 

──今後、日本はますます高齢化社会になっていきます。老人ホームでの色恋沙汰みたいなケースも増えていくことでしょう。

 

みな姉 50代以上限定のマッチングアプリが出たら流行るんじゃないですかね。「人生を最期まで一緒に歩みたい」という中高年の恋愛には、「私も彼氏が欲しい~」とか浮かれている若い子と違う想いがありますから。

 

中さん いや、でも本当に勇気を出して番組に出演してよかったですよ。全国に顔と名前がさらされるわけだから、そりゃ少しは否定的な意見も飛んできました。でも、結果的には最高の結婚相談所だったと思う。番組の回し者じゃないけど、シーズン2のオーディションはまだ受け付けているみたいだから、少しでも興味がある人は応募したらいいんじゃないかな。

 

みな姉 私も最初は「1人だけ60歳のオバサンで、場違いだったかな?」って少し後悔したけど、最後は2人の男性から声をかけられたから安心しました(笑)。なによりも番組を観てくれた人から「勇気をもらった」「励まされた」と言われるのが一番うれしいですね。いくつになろうとも、素敵な恋愛をする権利は平等にあるんだなと改めて感じました。

 

 

あいの里

Netflixにて独占配信中

※シーズン2配信決定!https://lovevillage2cast.com/

出演:田村淳、ベッキー

UFOに遭遇できるかも!? 福島・飯野町でUFOづくしの2日間! ムー三上編集長出演「UFOフェスティバル2023」「千貫森ミステリーツアー」

福島県福島市飯野町で、UFOの里いいの聖地化プロジェクト(福島県福島市飯野町)主催による「UFOフェスティバル2023」が、11月11日に開催されます。

 

今回で2回目となる同イベントは、UFOと宇宙人に特化したイベントとしては国内最大級。フェスティバルのメインとなる宇宙人(仮装)パレード&コンテストは、昨年開催時には国内外から約2000人の参加者が集まりました。

 

イベントでは、上述の宇宙人パレード&コンテストのほか、芸人のスカチャンによるお笑いショー、国際未確認飛行物体(UFO)研究所 所長の、月刊ムー三上丈晴編集長によるトークイベント「UFOの謎に迫る!」や、「UFOと遭遇イベント」などが行なわれます。

 

開催時間は10時30分~。参加料は無料ですが、宇宙人仮装パレード&コンテスト参加者は別途参加協力料1000円が必要です(※中学生以下、UFO研究所会員は無料)。

 

また、翌日の11月12日午前より、30年前から数多くのUFO目撃情報が報告されている千貫森(福島県福島市飯野町)でUFOを探す「千貫森ミステリーツアー」も実施。こちらも三上編集長が参加します。

 

ミステリーツアーでは、UFOのエネルギー源である電磁波を補充する基地に足を踏み入れます。三上編集長による、UFOと千貫森に関する話を聞きながら、約30分の登山の後、頂上でUFOを呼ぶイベントを行ないます。定員は100名(先着順)で、別途参加料金がかかります。

 

両日ともに、イベントの詳細は、国際未確認飛行物体(UFO)研究所の公式サイト(https://ufo-laboratory.com/)をご覧ください。