ノブが“80万円のデニムジャケット”に起こった悲劇を告白!『人志松本の酒のツマミになる話』

5月12日(金)放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後9時58分~10時52分)は、松本人志と千鳥(大悟、ノブ)がMCを務め、ゲストに大橋未歩、斉藤慎二(ジャングルポケット)、陣(THE RAMPAGE)、ベッキーが登場する。

『人志松本の酒のツマミになる話』左手前から時計回りに)陣、ベッキー、ノブ、松本人志、大悟、大橋未歩、斉藤慎二(c)フジテレビ

 

この番組は、“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し、宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

 

大橋は「親に意外な場所に連れて行かれたことはありますか?」と問いかける。「うちの父はめちゃくちゃしつけの厳しい人で」という大橋は、子供の頃から数々のユニークなしつけを受けてきたそう。大学生の頃には父にクラブに連れて行かれたことがあるといい、そこでの衝撃体験を語り一同を驚かせる。

 

また、「うちの父親も結構ぶっとんでいる人で」というベッキーは、イギリス人の父がジープを購入したときに「屋根を全部取って、町中を…」「知り合いの私有地で…」と、豪快な行動を取ったと明かして笑いを誘う。

 

さらに、ノブは「お金をかけて失敗したことはありますか?」と切り出す。浜田雅功のファッションに憧れているというノブは先日、浜田がかつて雑誌で着用していたヴィンテージのデニムジャケットを古着屋で見つけ、なんと80万で思い切って購入したという。しかし、いざ着用しようと思ったときにある悲劇が起こったと明かし、一同から悲鳴が上がる。

 

また、陣は初めての海外での仕事でアメリカを訪れた際に「生活雑貨を(現地の)コンビニで買った」そうで、その後「歯を磨いていたら、歯と歯ブラシが…」と、あるとんでもない買い間違いをしていたことが発覚したと語って一同をざわつかせる。

 

その他にも、ベッキーの「我が家だけのオリジナル料理」、陣の「雑学知識を1107個持っている」などの話題も。

 

番組情報

『人志松本の酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2023年5月12日(金)午後9時58分~10時52分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式Twitter:@cxSAKEnoTSUMAMI

最新放送回 無料配信中
TVer:https://tver.jp/lp/series/srvqbemjx1
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2737

(c)フジテレビ

松村沙友理「お互いがお互いを理解し合っているような特別な感覚。この仕事の醍醐味なのかな」主演映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」公開

平尾アウリ氏の累計100万部超えの大人気コミックを実写化した『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』が、5月12日(金)より全国公開。昨年放送された連続ドラマに続き、岡山のローカル地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)の“推し”に人生のすべてを捧げる“えりぴよ”を演じた松村沙友理さんが乃木坂46卒業後、初となる主演映画の魅力などを語ってくれました。

 

松村沙友理●まつむら・さゆり…1992年8月27日生まれ、大阪府出身。2011年に乃木坂46のメンバーとしてデビュー。2021年にグループ卒業後、『プロミス・シンデレラ』 (TBS系/21)、『農家のミカタ』 (テレビ東京系/21)、『愛しい嘘~優しい闇~』 (テレビ朝日系/22)、『花嫁未満エスケープ』 (テレビ東京系/22)、配信ドラマ『結婚するって、本当ですか』 (22)、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(21)、『ずっと独身でいるつもり?』(21)など、ドラマ、映画に多数出演。FODオリジナルドラマ『ショジョ恋。』が現在配信中。Instagram公式HP

 

【松村沙友理さん撮り下ろし写真】

 

作品を観て「さゆりんごを推していた時の気持ちが甦る!」と言ってくださった方も

──今回、連続ドラマから『劇場版』に繋がるプロジェクトということで、意識されたことはありますか?

 

松村 私の中では「連ドラから映画になる」ことで特別に意識したことはありませんでしたが、もともと好きな原作コミックスで、とても人気ということが分かっていたので、「この作品を大切にしたい」「一生懸命やりたい」という気持ちでいっぱいでした。完成した『劇場版』をスクリーンで観た時に、連ドラをテレビで見た時とだいぶ印象が変わることに気付いたのですが、その時に、このプロジェクトの大きさというか、重要さを実感したような気がします。

 

──「ドラマ版」放送時・放送後、周囲の反響はいかがでしたか?

 

松村 乃木坂46の時からずっと私のファンだった皆さんが、すごく喜んでくださいましたね。それで、「さゆりんごを推していた時の気持ちが甦る!」と言ってくださった方も多かったのですが、アイドル時代の私を知らない方が『推し武道』の私を見て、ChamJamにめっちゃハマってくれたりもしたので、それはどこか新鮮な気持ちでした。

 

──えりぴよの役作りについて教えてください。

 

松村 できるだけ、舞菜のことばかり見るようにしていました。怖いぐらいに(笑)。それで一度、舞菜役の伊礼(姫奈)さんに「ずっと見られていて恥ずかしいです」と言われたことがあるんです。それで休憩中に他のオタク役の皆さんが集まってChamJamの話をするんですが、「ライブ中のウチの推しのここがいい!」という話になっても、私全然ついていけないんですよ。舞菜ばっかり見ているから(笑)。あと、えりぴよは舞菜に対しては真摯で一生懸命ですが、それ以外のことに関してはガサツで、いい意味での適当さがあるので、あえて脚を開いてイスに座るとか歩き方とか、自分の私生活から変えていきました。

 

今まで見たことのない『推し武道』を提供できることが楽しみ

──えりぴよと言えば、興奮して鼻血を噴出するシーンも印象的です。

 

松村 撮影全体を通して、一番大変だったのが鼻血だったんです。今だとCG処理をしていていると思われるかもしれませんが、実際に私の鼻の中に血糊を詰めて撮影したんです。それで、私は本番直前まで上を向いていて、「よーい、スタート!」で顔を下げるという方法で撮影しました。そのタイミングがなかなか難しいので、1回につき、30テイクぐらい撮りました。一番時間をかけたような気がします(笑)。

 

──ドラマ版と劇場版を続けて撮られたそうですが、劇場版はオリジナル・ストーリーになっています。

 

松村 連ドラでは原作の自分が好きなシーンを演じられることも嬉しかったですし、本当に原作から飛び出したような、くまささん(ジャンボたかお)と基さん(豊田裕大)と3人一緒に練りながら、和やかな雰囲気で撮っていったことも楽しかったですね。それを踏まえてのオリジナルの劇場版だったので、ファンの方が今まで見たことのない、私も知らなかった『推し武道』をお届けできることが楽しみでした。

──岡山ロケでの思い出も教えてください。

 

松村 かなり長い期間、岡山に滞在しましたが、すごく素敵な街で、ご飯もおいしかったです。「晴れの国」と言われているので、「めっちゃ暑いかも?」と警戒していたのですが、とても過ごしやすい気候でした。あと、撮影には多くの現地の方に協力していただいたのですが、皆さんいい方ばかりで、「今年の桃は出来がいいので必ず食べてくださいね」と、会う人会う人に桃を勧められました(笑)。私もえりぴよのトレードマークであるジャージ姿で、首にタオルを巻いて歩いているのが当たり前だったので、地元の方たちは「あぁ、あのドラマの撮影ですよね」という感じだったと思います。

 

劇場公開と同時に全国のコンビニで発売していただきたいぐらいです(笑)

──劇中でえりぴよが考案する「さーもんぴんくパン」のお味はいかがでしたか?

 

松村 劇中では、私が考えたという設定ですが、めっちゃおいしかったです。サーモンや鮭が好きなので、実際に私が考えても、あんな感じになるんじゃないかと思うぐらいのクオリティの高さでした。劇場公開と同時に、全国のコンビニで発売していただきたいぐらいです(笑)。

 

──松村さんが完成された劇場版をご覧になって感じたことは?

 

松村 ライブ以外のChamJamの出演シーンは、台本では読んでいても、実際には撮影に立ち合っていなかったので、元アイドルとして、1つの作品を見たときに、アイドル側の視点がとても深く描かれているなと思いました。私はえりぴよという役柄上、本当に推しの舞菜のことばかり見るようにしていたのですが、センターにいるれお(中村里帆)の苦悩とか、それぞれのアイドルちゃんがリアルに見えました。それは見てくださる皆さんも感じるのではないでしょうか。特に私とこのメンバーの話が当てはまるというのはないんですが……。

 

乃木坂46は何でもできるすごい子が多くて、天才の集まりみたいなグループ

──松村さんがえりぴよに共感する部分を教えてください。

 

松村 えりぴよは「舞菜のよさを世界中に知ってほしい!」というタイプですが、私も推しができたら、誰かに布教したいというか、「全人類に知らしめたい」タイプですね。私の一番長い推しは、『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズのルルーシュ。ルル様は、ずっと好きです。魅力はギャップがあるところですが、一番新しい『コードギアス 復活のルルーシュ』は映画館に4回観に行きました。あまりに好きなルル様すぎて、同じ劇場に会いに行っていました(笑)。学生時代はフィギュアや抱き枕などの3Dのルル様を部屋に置いていましたね。

──ChamJamメンバーに共感する部分についても教えてください。

 

松村 乃木坂46は何でもできるすごい子が多くて、天才の集まりみたいなグループだったこともあり、そこを尊重しすぎて、「私には何もない」と思うことが多かったんです。そのことはChamJamちゃんたちに共感できることですし、その葛藤について、愛を持って、ちゃんと描かれている『推し武道』という作品はすごいと思いました。

 

──ちなみに、乃木坂46一期生である松村さんから、ご当地アイドルChamJamはどのように見えますか?

 

松村 私は3次元のアイドル好きから乃木坂46に入ってきたわけではないので、「アイドルはこうあるべきだ!」といった固定概念みたいなものが分からなかったんです。だからこそ、ChamJamちゃんたちの、頑張っているけれどうまくいかないもどかしい気持ちとかも、乃木坂46の初期の頃に重なる部分が多かったと思いますね。なので、原作コミックスを読んでいた時から応援したくなったんです(笑)。

 

どんな役でも挑戦したいという気持ちになりました

──今後、ChamJamにはどのようになってほしいと思いますか?

 

松村 やっぱりタイトルのように、明確な目標があった方がいいなとは思うんですけれど、私個人としてはアイドルちゃんの幸せがすべてなので、最悪日本武道館に行けなくても、それぞれのアイドルちゃんが満足して生きてくれればいいと思います。悩まないで、「自分が一番なんだ!」と自信を持って生きてほしいです。

 

──えりぴよという役柄という出会いは、女優としての松村さんにとって、新境地といえますが、ご自身にとっての心境の変化は?

 

松村 「私は何でも演じられる!」という自信はありませんが、どんな役でも挑戦したいという気持ちになりました。前まではちょっと恐怖心もあったんですが、演じることの楽しさというか、役者さんが演じることを続ける理由みたいなものを自分でも分かってきたことが大きいかもしれません。こんなこと言うのも何ですが、ドラマや映画の現場って、毎日朝から晩までやっていて、めっちゃ大変で(笑)。でも、この現場では舞菜と心が通じ合う瞬間があったりしたんです。あまり話さなくても、お互いがお互いを理解し合っているような特別な感覚。そういう感覚で演じることが、この仕事の醍醐味なのかなと思いました。

 

──松村さんが必ず現場に持っていくモノやアイテムを教えてください。

 

松村 最近はちょっと高級なミカンを持ち歩いています。幼少期から家にダンボールで置いてあったので、自然とミカン好きになり、今は「せとか」を2個ぐらいカバンに入れています。それでお守みたいに持ち歩いているんですが、現場では食べるタイミングを失っています(笑)。

 

劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ

5月12日(金)より新宿バルト9ほか全国公開

 

(STAFF&CAST)
監督:大谷健太郎
原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)
脚本:本山久美子
主題歌:@onefive「Chance」(avex trax)
出演:松村沙友理
中村里帆 MOMO(@onefive) KANO(@onefive) SOYO(@onefive) GUMI(@onefive) 和田美羽・伊礼姫奈
あかせあかり 片田陽依 西山繭子・豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)

(STORY)
出会いは3年前のおかやま七夕まつり。えりぴよ(松村)は人生で初めてときめいた。ときめきの相手は、ローカル地下アイドルChamJam(チャムジャム)のメンバー、メンカラーがサーモンピンクの舞菜(伊礼)。その日からえりぴよは、収入のすべてを“推し”に注ぎ、自らの服はジャージのみのドルオタになる。今や、古株にして唯一の舞菜推しとして伝説に! そんなえりぴよの推し活仲間は、推し活のために仕事を辞めた、れお(中村)推し古参オタのくまさ(たかお)、空音(MOMO)推しでガチ恋勢の基(豊田)、基の妹でえりぴよに続く舞菜推しになった玲奈(片田)。それぞれの推しをそれぞれの推し方で応援し、充実した日々を送っている。

 

【「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」よりシーン写真】

(C)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 

撮影/中田智章 取材・文/くれい響 ヘアメイク/吉田真佐美 スタイリスト/鬼束香奈子 衣装協力/COCO DEAL、HIMIKO、オレフィーチェ

出演時間約2分!ムロツヨシが筒井真理子主演×荻上直子監督の映画「波紋」に特別出演

筒井真理子主演、共演に光石研、磯村勇斗、柄本明、キムラ緑子、木野花、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙を迎え、荻上直子監督がメガホンをとった映画「波紋」が、5月26日(金)公開。本作にムロツヨシが特別出演していることが明らかになり、場面写真とともに解禁された。

(c)2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ

 

今朝も1ミリ違わず砂に波紋を描いている須藤依子(筒井)。庭に作った枯山水の手入れは、依子の毎朝の習慣であった。“緑命会”という水を信仰する新興宗教に傾倒し、日々の祈りと勉強会に勤しみながら、依子はひとり穏やかに暮らしていた。

 

ある日、長いこと失踪したままだった夫、修(光石)が突然帰ってくる。そして震災、老々介護、新興宗教、障害者差別など、世の中に起こっている得体の知れない闇が縮図となって須藤家に現れる。

 

「かもめ食堂」「めがね」「川っぺりムコリッタ」の荻上監督が長年温めてきた本作。須藤家を通して、現代社会の闇や不安と女性の苦悩を淡々と、ソリッドに描き出す。筒井が主人公・須藤依子を演じ、失踪した依子の夫・修役に光石研。磯村勇斗が2人の息子・拓哉を演じる。

 

依子を取り巻く人々として、新興宗教“緑命会”の代表を務める橋本昌子役にキムラ緑子、信者である小笠原ひとみ役の江口のりこと伊藤節子役の平岩紙が絶妙に笑いを呼ぶキャラクターを体現。依子のパート先のスーパーで迷惑な客・門倉太郎役を柄本明、依子と同じスーパーのパート先の清掃員・水木役を木野花、依子の隣人・渡辺美佐江役を安藤玉恵など、日本を代表する俳優陣がそろった。

 

そんな本作にムロツヨシが出演していることが明らかに。ムロは、映画、舞台、ドラマにと話題作の出演が続き、幅広い演技でお茶の間の人気を博し、荻上監督の前作「川っぺりムコリッタ」に続くタッグとなる。本作の出演時間は約2分。一見ではわからない、汚い格好に公園でご飯を食べるムロの登場シーンにも注目だ。

 

作品情報

「波紋」
2023年5月26日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

出演:筒井真理子
光石研
磯村勇斗/安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙、ムロツヨシ
津田絵理奈、花王おさむ
柄本明/木野花、キムラ緑子

監督・脚本:荻上直子

映画「波紋」フィルムパートナーズ(テレビマンユニオン U-NEXT 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ 讀賣テレビ放送 イオンエンターテイメント ジャストプロ)
製作幹事・制作プロダクション:テレビマンユニオン
制作協力:キリシマ1945
配給:ショウゲート

hamon-movie.com
Twitter:@hamon_film

(c)2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ

笑わないOL・広瀬すずも猫ムーの前では上機嫌!?かわいさあふれるツーショット公開「水は海に向かって流れる」

広瀬すず主演「水は海に向かって流れる」(6月9日(金)公開)より、広瀬演じるいつも不機嫌なOL・榊さんと飼い猫のミスター・ムーンライト(通称:ムー)を捉えた場面写真と撮影現場でのオフショットが解禁された。

(c)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 (c)田島列島/講談社

 

本作は、2021年に映像化もされた「子供はわかってあげない」で漫画賞を総なめにした田島列島の同名漫画を映画化。過去の出来事から心を閉ざし、「恋愛はしない」と宣言する26歳のOL・榊さんと、高校生の直達。2人を中心に、舞台となるくせ者ぞろいのシェアハウスの日常を描いていく。

 

主演の広瀬は、クールで感情を表に出さない大人の女性・榊千紗を繊細に演じ、新たなステージに挑むことに。そんな榊さんに淡い想いを寄せる高校生・熊沢直達役に抜てきされたのは、「るろうに剣心 最終章 The Final」で明神弥彦、「キングダム」シリーズで主人公・信の幼少時代を演じた大西利空。

 

シェアハウスで暮らすメンバーの中心人物で、直達の叔父・歌川茂道(通称:ニゲミチ先生)役の高良健吾は、ユーモアあふれる脱サラ漫画家を抜群の存在感を発揮。そして、「かがみの孤城」で脚光を浴びた當真あみが、長編実写映画初出演。直達に想いを寄せ、榊さんに対抗心燃やす泉谷楓役をフレッシュに演じる。

 

また、シェアハウスのムード―メーカーともいえる女装の占い師・泉谷には戸塚純貴。さらに勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久らが会話劇を盛り上げる。

 

監督は「そして、バトンは渡された」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」などヒット作が相次ぐ前田哲。人と人との向き合う過程を優しく描き、心の揺れ動きやあふれ出る感情を丁寧に映し出す。さらに主題歌はスピッツが担当し、本作のために書き下ろされた新曲「ときめきpart1」が、登場人物たちの心情に寄り添い、この物語を一層彩っている。

 

今回解禁されたのは、笑わないOL・榊さん(広瀬)もつい笑みがこぼれる飼い猫ムーとのツーショット。広瀬が飼い猫ムーの頭を優しい顔つきで撫で、そんなムーは気持ちよさそうな顔つきで満足気。オフショットでも広瀬がムーを抱き上げ、にっこりショットを披露している。

 

“いつも不機嫌で笑わないOL”の榊さんも、ムーを目の前につい本音をつぶやいてしまうほど心を許し、素直になれる重要な存在となっているムー。ムーは直達(大西)と楓(當真)をつなげたキーキャラクターでもあるが、ムーがいるところに人が集まるように、シェアハウスの住人たちをつなげる大切な住人でもある。みんなに愛されかわいさあふれるムーを見ていれば、劇中では笑わない役柄の広瀬も満面の笑みを浮かべてしまうのも納得がいく。超貴重なふたりのキュートで癒やされる最強ツーショットに注目だ。

(c)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 (c)田島列島/講談社

 

作品情報

「水は海に向かって流れる」
2023年6月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

出演:広瀬すず
大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ/勝村政信
北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久

監督:前田哲
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)
脚本:大島里美
音楽:羽毛田丈史
主題歌:スピッツ「ときめきpart1」(Polydor Records)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作プロダクション:スタジオブルー
製作:映画「水は海に向かって流れる」製作委員会

公式サイト:https://happinet-phantom.com/mizuumi-movie/
公式Twitter/公式Instagram:@mizuumi_movie

(c)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 (c)田島列島/講談社

『JUNK』統括プロデューサー・宮嵜守史が語るヒット番組の裏側

TBSラジオの深夜ゴールデンタイム午前1時から3時に20年以上にわたって月~金で放送されている帯番組『JUNK』。現在その統括プロデューサーであり、かつてはディレクターとしても数々の芸人たちと番組を作ってきたのが宮嵜守史氏。宮嵜氏が出版した『ラジオじゃないと届かない』は、ラジオスタッフとして関わったさまざまな出来事について実直に書かれていて、本書自体にその成り立ちもかなり詳細に記されている。そこでこのインタビューでは、本書では描かれていない編集者とのやり取りや出版後のリアクション、過去の武勇伝などを訊いてみた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:金田一ワザ彦)

宮嵜守史(みやざき・もりふみ) 1976年7月19日生まれ。群馬県草津町出身。ラジオディレクタ―/プロデューサー。TBSラジオ『JUNK』統括プロデューサー。担当番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』『爆笑問題カーボーイ』『山里亮太の不毛な議論』『おぎやはぎのメガネびいき』『バナナマンのバナナムーンGOLD』『アルコ&ピース D.C.GARAGE』『ハライチのターン!』『マイナビ Laughter Night』/YouTubeチャンネル『矢作とアイクの英会話』『岩場の女』ディレクター。

 

ラジオのこと、パーソナリティのことを伝える本だったら、出してみたいなって

――この本を書くにあたって、chelmico(チェルミコ)の真海子(Mamiko)さんをはじめいろんな方が背中を押してくれたという経緯があるそうですが、そもそもの出発点を教えていただけますか?

 

宮嵜 きっかけは今日同席していただいているポプラ社の辻さん(編集担当の辻敦氏)からお声がけいただいたのがいちばん初めですね。

 

――もともとお知り合いで?

 

宮嵜 いえ、まったく面識もなく。

 

――辻さんが宮嵜さんのファンだった?

 

 宮嵜さんの作るラジオを聴いていて。宮嵜さんが出演されているところなんかも。

 

宮嵜 (笑)。

 

――真海子さんは宮嵜さんの作ってきたラジオに救われたという思いがあったから、宮嵜さんに会った途端に泣き出したと本書にはありましたが、辻さんは会ったときどうでした?

 

 さすがに泣きませんでしたが、もちろん感動しました。

 

宮嵜 知り合いのディレクターさんから、「ポプラ社の辻さんという方が宮嵜さんの本を出したがっているようですよ」という連絡を受けて。で、辻さんからメールを頂戴して。僕の本なんて需要ないだろうと思って、お断りをする方向で返信したんです。企画書を頂戴したら僕自身の本みたいな感じだったので、さすがに恥ずかしいというのもあって、しばらく考えさせてもらいました。

僕のことより、ラジオのこと、パーソナリティのことを伝える本だったら、出してみたいなって思うようになって。なので、企画書の想定されていた内容とは大幅に違ってくるとは思うんですけど、それでもいいと辻さんに言っていただけたので出すことになりました

 

――初めてお会いしたのはどのぐらい前ですか?

 

宮嵜 一年半前とかですね。執筆に取りかかったのはすぐなんですが、取りかかったはいいものの長い文章を書くことを普段していないので、何をどう書いたらいいのかわからなかったんです。そこで設計図みたいなもの、章立てされた構成案を辻さんに作っていただいたんです。で、ひたすらその章ごとのテーマで記憶を遡って書き始めたのが発売から半年前とかですかね。

 

――鮮明に覚えていましたか?

 

宮嵜 記憶があっているかどうか不安だったので、当時使っていた手帳を見たり。あとは最後のページに“Special Thanks”として記載してあるんですけど「ワシントン」「ゴリラがストライキ」「ていすと」という方々に協力してもらいました。3人とも『JUNK』の『雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!』(2002~2010年)と『極楽とんぼの吠え魂』(2000~2006年)のリスナーだったんですね。

過去を遡るほど記憶ってどんどん曖昧になるので、この3人に「当時の番組のこと、雨上がりさんのこと、極楽とんぼさんのことを書きたいんですが、何か記録があればその情報をいただけませんか」と直接連絡を取りました。そうしたら3人が、この年にこんな企画やってましたよっていう情報をたくさん送ってくださって。読んでいると結構記憶って戻ってくるもので、そこから当時の資料を漁ったり、手帳と照らし合わせて書いていったという感じですね。

 

――そうすると、過去の自分と向き合うわけですが、今から考えるとすごいことやってるとか、逆にもっと違う風にできたんじゃないか、みたいことはありましたか?

 

宮嵜 後者のほうですね。もっとこうすればよかったなって。今になって思うと後悔や反省がすごく出てくるし。あと、本を書かせていただいて、初めて自分ってこんなことを考えてこんな行動しちゃう人間なんだとか、俯瞰して見ることができました。とても貴重な機会をいただきました。

 

――実際のオンエアの同録を聴き直してみたりもしたんですか。

 

宮嵜 いくつかあります。例えば『雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!』の餃子の王将からの中継の回。やったこと自体は覚えてましたが内容の詳細となると記憶があいまいだったので。

 

――これはもうASMRだったっていう表現を本書ではされていますね。

 

宮嵜 今聴いてみて、ジューって餃子を焼く音から入ったので。そうだそうだ、そんなことやってたわなんて思いながら。他には『極楽とんぼの吠え魂』の潮風公園ライブの回。極楽とんぼさんとの対談を予定していたので、潮風公園の話を2人としたいというのがあったので、聴いてから臨みました。

 

教わったこととか、分かち合ってきたことがどんどん変わってきてるんですね

――この本の構成ですが、たとえば極楽とんぼさんのことが書いてあるから詳しく知りたいなというタイミングで、ちょうど本人たちとの対談が始まるという形になっていて、本を読んでいるんだけど、ラジオを聴いているみたいな。さらにそのあとに「ちょっと言い忘れたんだけど」というフォローがある。気が利いているというか、上手い構成ですよね。

 

宮嵜 ありがとうございます。辻さんが最初に送って下さった設計図が時系列で、僕のラジオ人生を辿りながらみたいな構成でした。なので、その時その時で関わっているパーソナリティがいるわけです。雨上がり決死隊や極楽とんぼには20代の駆け出しディレクターのときにこんなことを教えてもらった、おぎやはぎやバナナマンとは20代後半とか30代に入り、多少経験を積んだ状態で関わってこんな思いが生まれたとか、アルコ&ピースやハライチだとディレクターとして関わることはだんだん少なくなってきて、プロデューサー目線もついた状態で向き合って、こんな気づきがあったとか。

みんなお笑い芸人さんなんですけど、関わった年次や段階によって、教わったこととか、分かち合ってきたことがどんどん変わってるんですね。時系列で並べたほうがわかりやすいなと感じて、辻さんの設計図を基に、その間に関わった方々の対談を入れる形になりました。さらに対談前と対談後のテンションの変化を出せたらなと。『A-Studio』(TBS系)の(笑福亭)鶴瓶さんじゃないですけど、自分も読み直してみて、手前みそですがいいなあって思いました。

 

――今回、対談相手はかなりの豪華ラインナップですが、この人に出て欲しいっていうのは叶った感じですか。

 

宮嵜 人選は編集の辻さんと相談して決めたんですけど、ベストだなと思います。

 

――まだまだ宮嵜さんと関わった方はいると思いますので、この本の続きが読みたいとなった場合、どうなりますか。

 

宮嵜 こういう構成での二冊目はもう捻り出せないと思います。超えられない気がします、人選とかに関しても。

 

――今回入ってないけど、この人とも実は対談してみたかったというのは?

 

宮嵜 それで言うと、雨上がり決死隊さんがもしまだコンビで活動されていたら対談したいなって思いました。お一人ずつっていうのも、なんかまた別の要素が入っちゃうかなと思いますので。だったらあの時の雨上がり決死隊のことを僕が書いたほうが良いかなって。もちろん本は送りました、蛍原(徹)さんにも宮迫(博之)さんにも両方に。

 

それはもう本当に必死だったんです。そうしなきゃみたいな、がむしゃらな

――森三中の黒沢かずこさんとMBSラジオプロデューサーの高本慧さんのYouTubeチャンネル『ラジオの余談』(【ゲストトーク】ラジオプロデューサー・宮嵜守史とTBSラジオを語り尽くす!前後編)で、宮嵜さんは今は落ち着いてるけど、昔はすごいギラギラしてて目が怖かった、イケイケだったという話をしていましたが、ディレクターの時と今とではだいぶポジションも違ってきて……?

 

宮嵜 キャラクターは変わらないと思います。多分、黒沢さんがラジオを聴いて受けた印象だったんだろうと思います。

 

――若手芸人にガツンといくみたいなことは。

 

宮嵜 ハライチとの対談で澤部(佑)くんが言ってますけど、うしろシティとの番組『デブッタンテ』の最終回の収録で、ガツンと言ったときはありますけど。それぐらいだと思います。

 

――陰毛をマイクに乗せるという奇行も取り上げられてました。

 

宮嵜 それはもう本当に必死だったんです。そうしなきゃみたいな、がむしゃらな。20代だったので前のめりな部分はあったと思います。

 

――それと一発目の企画で鳥肌実さんを選ぶ、ラジオでやろうというセンスもすごい。カウンターカルチャーを狙ったとか?

 

宮嵜 人選の妙はおおいにあるかもしれないですね。鳥肌さんの独演の雰囲気がすごくラジオとマッチするんじゃないかと思って企画書を書いたんです。ただ、本にも書きましたけど、あのネタを公共の電波で面白いまま伝えるっていうのには……思考が足りてなかったです。

 

――もう一つお聞きしたかったのは、最近、潮風公園ライブみたいなイベントが減ってきましたよね。

 

宮嵜 そうですね。なくなりはしてないですけど。コロナもあったし。イベントでいうと、2月の『JUNK』20周年記念イベント、あれだけリアルでお客さんが集まってくださるっていうのは、我々にとってすごく励みになります。

 

新しい人と関わりを持つ時は、自分のキャパシティ以上にならないかどうかを確認します

――ラジオのスタッフの方とパーソナリティって、すごく密なイメージで、一回組んだら何十年とやっていくこともすごく多いですよね。そうすると、新しいパーソナリティ候補を見つける活動をすると、逆に今までの方と疎遠になっちゃう事はないですか。自分自身のマネジメントはどのようにされていますか。

 

宮嵜 個人的には、新しい人を見つけて、その人と関わりを持つ時は、自分のキャパシティ以上にならないかどうかを確認します。なので、既にご一緒している方とのお付き合いが疎かなるようだったら、新しい人に対しては「この人いいな」と思っておくだけにします。関わるとやっぱり時間がかかっちゃうので。

 

――ディレクターからプロデューサーになってパーソナリティの選び方は変わりましたか?

 

宮嵜 それはあると思います。20代の頃は、この人面白い! やりたい! って衝動的な部分が強かったのですが、プロデューサーになった今だと面白い!やってみたい!という思いに加えて、これはできるかな?とか将来的にどうなるかな? とか選定する項目が増えてきたと思います。

 

――そういう時は、同時にこのパーソナリティにはこのディレクターを組ませようみたいなことも考えるのですか。

 

宮嵜 そういうのもあります、もちろん。

 

――今のお立場でも、本当は自分が直接やりたい人もいたりとか。

 

宮嵜 いますいます!

 

――ヒコロヒーさんとはYouTubeチャンネル『岩場の女』をやってらっしゃいますね。そのヒコロヒーさんがどこかの地上波ラジオに出るってなった時に、じゃあ自分がそれをやろうという思いは?

 

宮嵜 いや、そこまで独占欲はないですね。それよりは良かったねっていう気持ちのほうが強いと思いますね。

 

爆笑問題の太田さんが翌週にはもう「読んだよ、面白かったよ」って

――この本が出たのがほぼ1か月ぐらい前で、その後いろいろ反応があったと思うんですが、『JUNK』のパーソナリティの方々のリアクションはどうでした?

 

宮嵜 お渡ししたときはもれなく全員「分厚いなあ」っていう(笑)。まず見た目のリアクションですね。爆笑問題の太田(光)さんが翌週にはもう「読んだよ、面白かったよ」って言ってくださって。その上「やたら人(にん)っていう言葉が出てきて、鼻につくって」言われました(笑)。

 

――ラジオ(『爆笑問題カーボーイ』)でおっしゃってましたね。

 

宮嵜 感想自体、オンエアで初めて聴いたんです。

 

――ほかの方は?

 

宮嵜 感想はいただいてないです。こっちからどうでしたとは聞けないじゃないですか。それはつまり読んでくれましたよねの確認作業になっちゃうから。「ちょっとお荷物だと思うんですが、受け取ってください」までにしています。嬉しかったのは、かが屋の加賀(翔)くんが本が出て直ぐにInstagramに僕の本の写真を上げてくれたので、あ、買って読んでくれたんだって思いました。

僕はそれほどタレントさんと付き合いはないのですが、加賀くんとは会って話すほうで。加賀くんが『おおあんごう』っていう小説を出したときにわかったんですが、僕の父親と加賀くんの父親のキャラクターが似ていて。いわゆるお酒に溺れてしまうような。子どもの頃に味わった経験や感情とか、今思い悩むこととか、分かち合える部分があって仲良くなりました。もともとかが屋は好きでしたし。毎年単独ライブも見に行かせていただいてます。

 

――プロデューサーは『JUNK』の全曜日を見るわけですが、皆さん売れっ子じゃないですか。ラジオだけじゃなくて、ライブもあるし、テレビもいっぱい出てるし、本も出したりするしっていうことで、全部チェックするのは大変だと思うのですが。

 

宮嵜 出演されたすべてのテレビ番組はチェックしきれないですね。数が多くて。書籍は読みます。あと、ライブも見させていただいています。ラジオで話題にしたテレビ番組を見逃していた場合は追っかけで見たりします。

 

――この本の中にはこうやって番組を作ってますとか、スタッフの役割分担の説明みたいな、ラジオ番組のメイキング的なことも入っていますが、そういう部分をYouTubeとかでやって欲しいなと思いました。ラジオの裏側の話とか、関わった人との対談とか。いかがですか?

 

宮嵜 自分からやろうとはあまり思わないですね。

 

番組特有の固有名詞を使うことで「扉を閉める」ことになりますから

――本書には名言・金言がいろいろあると思います。まずは、パンサー向井(慧)さんとの対談で出てくる「ラジオを前に置きながら聴いている」「朝の番組は聴いている人がラジオを後ろに置いて」という部分。ラジオを前に置いて一生懸命聴く場合と、後ろに置いて作業しながら聴く場合もあるという表現は、ラジオの本質を捉えていると思いました。

 

宮嵜 ありがとうございます。向井くんが対談で言わないから自分から話しだすっていう恥ずかしいことをしました。

 

――その対談の流れ自体も面白かったです。それと、「新しいリスナーに扉を開けている、閉めている」という表現。番組が続いていくにつれて熱心なリスナーが心地よく感じるそこでしか通じない言葉を使うことで、新しいリスナーに対して閉鎖的になりますよね。

 

宮嵜 番組独自の挨拶だったり独自のノリを作ることって既存のリスナーにとってごちそうである一方、個人的な意見ですがちょっと排他的に聞こえるんじゃないかなって。もちろんそこが好きなリスナーも大勢いると思います。この本ではハライチの対談で言っていることです。

 

※262ページでハライチ岩井が「宮嵜さんがいつも言っている“一見さんでも聴けるような感じ”や“自分よがりにならないラジオ像”」と発言。その後「扉」や「門」という表現を使いながら、“リスナーを囲わない”ことについて話をしている。

 

――『ハライチのターン』に関しては、扉は常に空いてるみたいな?

 

宮嵜 そうじゃないときも当然あります。表に出る事実関係を言っているのではなく意識の問題です。そういう意識をパーソナリティもスタッフも持っているかどうかっていうことです。

 

――あとは人柄、パーソナリティという意味の「人(にん)」もたくさん登場しますが、これもいい言葉だと思います。最後にこの記事を読む方はラジオが好きな方だと思います。この本を買おうか迷っている人に向けて何かメッセージを。

 

宮嵜 まず第一にラジオリスナーへ向けて書いたつもりです。ラジオ番組を作ってますが、僕自身もラジオリスナーなので、ラジオやパーソナリティの良さ魅力を共有したいと思って書きました。じゃあラジオを聴かない人は読まなくていいかって言ったら皆さんに読んでほしいですけど、特にラジオを聴いてる人、ラジオに多少でも興味を持っている人、そういう人たちに手に取っていただけたらうれしいなあと思います。

与田祐希主演『量産型リコ』6・29スタート「前回とはまた違った新しいストーリーをお届けできると思います!」

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京系/BSテレ東・BSテレ東4K 毎週木曜 深夜0時30分~1時/深夜0時~0時30分)が、6月29日(木)スタート。主演の与田祐希からコメントが到着した。

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』小向璃子役:与田祐希(乃木坂46)(c)「量産型リコ」製作委員会2023

 

本作は、2022年7月期に乃木坂46・与田祐希が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』の世界とは別の“もう一つの世界”を生きる小向璃子の成長を描いたホビー・ヒューマンドラマ。

 

本作で描く小向璃子(リコ)は、大学時代に友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略してドリクレ)の社長。ドリクレとともに若手スタートアップ企業が切磋琢磨していくスタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」を通じてユニコーン企業を目指していく。

 

そんな中、ライバル企業に言われた“マスプロダクション(量産型)”という言葉に引っかかる。周りとは違うと思って走ってきた若者たちが“人生のオリジナリティー”に葛藤し、プラモデルをきっかけに大人へと組み立っていく成長物語だ。前作とは異なる世界を生きる、“もう一人のリコ“の人生組み立て記に注目だ。

 

主人公である「ドリームクレイジー」の社長・小向璃子(以下リコ)を演じるのは、与田祐希。リコの大学の同級生で「ドリームクレイジー」共同創業者の高木真司役に望月歩、同じく同級生で「ドリームクレイジー」共同創業者の浅井祐樹役に前田旺志郎。

 

「ドリームクレイジー」のライバル会社「Perfect Beans」の社長・中野京子役に藤井夏恋、スタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」の代表・犬塚輝役にマギー、犬塚の秘書・雉村仁役に森下能幸、そして、前作と本作2つの世界で唯一共通の存在であるプラモデル屋「矢島模型店」を営む店主“やっさん”こと矢島一役に田中要次の続投が決まっている。

 

そして今回も、BANDAI SPIRITS制作協力の下、各話実在するさまざまなプラモデルが続々登場する。物語の始まりとなる第1話のプラモデルは『機動戦士ガンダムUC』に登場する「ユニコーンガンダム」に決定している。

 

幼い頃から明るく活発で、表裏がない性格のため友達が多く、成績はいつもオール3.5でクラスの中間値をいくようなタイプの人間・小向璃子(与田)。

 

就活中に思いついたフードシェアリングのアイデアを基に、大学の同級生の高木真司(望月)と浅井祐樹(前田)の3人でスタートアップ企業「ドリームクレイジー」を立ち上げ、スタートアップ企業支援 プロジェクト「ドッグラン」 の支援の下、売れ残りフードシェアリングサービス「NOKORUNA(ノコルナ)」のサービスを開発するため奮闘中。

 

ユニコーン企業(※評価額が10億ドルを超える、設立10年以内の未上場のベンチャー企業)を目指すために、オリジナルのアイデアをひねり出すリコがいつもとは違う道から帰宅していると、「矢島模型店」を見つける。

 

店主・やっさん(田中)からある言葉を言われたリコは、意を決して「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム」を作ってみることに。「プラモデル」というホビーとの出合いをきっかけに、リコに人生の転機が訪れていく。与田とスタッフ陣のコメントは下記に掲載。

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』小向璃子役:与田祐希(乃木坂46)(c)「量産型リコ」製作委員会2023

 

小向璃子役:与田祐希(乃木坂46)コメント

昨年のリコの世界とは違う世界線の物語ということで、プラモデルはもちろん、一人ひとりの小さな成長や日常のささいなときめきを感じられるという部分は変わらず、前回とはまた違った新しいストーリーをお届けできるかなと思います!

特に今回は大学の同期の浅井と真司と共に会社を立ち上げるという設定なのですが、実際にも同い年で1年ぶりにまた共演させていただくので現場での空気感も役と近いところがありとても心強い存在です。そして前作を見ていただいていた方には特に中野さん役の藤井夏恋さんとの関係性にも注目していただきたいです!

台本を読んでみて、人間誰しも不完全な部分があって、それが人間らしさや魅力でもあり、だからこそ大人になっても一生成長することができると思いました! ぜひご覧ください!

 

企画・原案・脚本:畑中翔太(BABEL LABEL)コメント

この夏、新たな『量産型リコ』ワールドがギブバースします! 前作と同じキャストの皆さんが、前作とは異なる世界線を生きる、例えるなら量産型リコのパラレルワールド。昨年の夏、“ホビー・ヒューマンドラマ”としてありがたいことに大きな反響をいただき、いざ続編を作ろうとなったとき、今一度『量産型リコ』という作品テーマに立ち返ってみて、「もしかしたら、この世界には他にも“量産”されたリコがいるのではないか?」という妄想から、この新たな続編の構想にたどり着きました。今作のリコはスタートアップ企業の社長。主演の与田さんには前作とは全く異なる役柄に挑戦してもらいます。同じ世界観の中で“もう一人のリコ”をどう演じてくれるかを今から楽しみにしています。

純粋な「シーズン2」ではないですが、きっと皆さんが楽しみにしている『量産型リコ』ワールドになると思います。もしかしたら前作の世界とつながるところがあるかも? などなど、お楽しみはたくさんです。ドラマに出てくるプラモデルたちも前作以上に強力です。ぜひご期待ください。

 

プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)コメント

この夏、『量産型リコ』再スタートです! 前作の最後に散り散りになった3部のメンバーが集合して…というよくあるドラマの続編ではなく、タイトルにある「量産型」というパンチワードからヒントを得た、違う人生を過ごす“もう一人のリコ”のお話になります!

『量産型リコ』は、多くの人は何かの量産型でもありこの世界にたくさん存在していて、でもそれで良いんじゃん! という思いで始まった企画でもあるので、仕事環境が変わっても、変わらずリコワールドやプラモデルを存分に楽しめる内容になっています!

1話はユニコーン企業を目指すことにかけて「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム」を作ります。以降は前作のSNSで期待されていたプラモデルや往年のものから新しいものまで幅広く出てくるのでこちらも楽しみにしていてください!

僕たち現場ではこの新しい形の続編を“劇団量産型リコ”と言っていて、少し大人っぽくなり、でも変わらない部分もあるリコと、同名だけど違う役柄の前作に出演いただいた皆さま、そしてなぜか変わらないやっさん…といった方々と組み立てる、違う演目の『量産型リコ』にぜひご期待ください!

 

番組情報

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』
テレビ東京系:2023年6月29日スタート 毎週木曜 深夜0時30分~1時
BSテレ東・BSテレ東4K:2023年7月4日スタート 毎週⽕曜 深夜0時~0時30分

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
出演:与田祐希(乃木坂46)、望月歩、前田旺志郎、藤井夏恋、森下能幸、マギー、田中要次
原案・企画・プロデュース:畑中翔太(BABEL LABEL)
脚本:マンボウやしろ (TX「絶メシロード」「お耳に合いましたら。」「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」)、畑中翔太 (TX「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」「真相は耳の中」「お耳に合いましたら。」「絶メシロード」)、オコチャ(ラジオドラマ「食わざるもの、DON’T WORK」、TX「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」)、山元悠加(テレビ朝日「あざとくて何が悪いの?」の「あざと連ドラ」第4・5弾)
監督:三石直和(安室奈美恵・乃木坂46・Aimer・SixTONES・ハナレグミなどのMVやCM)、ヤングポール(映画「ゴーストマスター」、TX「ゲキカラドウ」、「鉄オタ道子、2万キロ」)
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)、寺原洋平(テレビ東京)、涌田秀幸(C&Iエンタテインメント)
制作:テレビ東京/C&Iエンタテインメント
制作協力:株式会社BANDAI SPIRITS
製作著作:「量産型リコ」製作委員会2023

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko2023/
公式Twitter:@ryosangatariko(https://twitter.com/ryosangatariko
公式Instagram:@ryosangatariko(https://www.instagram.com/ryosangatariko/

(c)「量産型リコ」製作委員会2023

吉田莉桜、レオタード水着で美ボディ披露【独占カット】

“令和のレオタード姫”吉田莉桜が、5月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」6月号に登場した。

 

吉田はTSUTAYAほか店舗限定版の表紙を飾り、水着グラビア13ページに登場。かわいらしいピンクのビキニから、21歳になりすっかり落ち着いた大人の雰囲気あるチューブトップ水着。そしてもちろんレオタードも。

 

通常版の表紙は、HKT48の田中美久。巻頭では、18ページにわたって最新ビキニ撮り下ろしグラビアを披露している。夏を待ちきれず元気な黄色のビキニでビーチへ。堤防で釣りをしたり、タコスを食べたり…。田中的に珍しいという“なこみく”イメージのブルーのビキニでは、今の田中らしく畳で大人っぽい湿度ある表情を。チューブトップビキニの美しいボディラインも必見だ。

 

通常版の裏表紙は、HKT48の最上奈那華。6期生としてお披露目されてから早1年、圧倒的ビジュアルで話題の最上がボムソログラビアに初登場。これからのHKT48を背負っていく逸材が、大草原と海、自然の中で素肌感いっぱいの爽やかグラビアを披露している。

 

【通常版】
表紙:田中美久(HKT48)
裏表紙:最上奈那華(HKT48)

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久(HKT48)

②両面ピンナップポスター(オリジナル動画が見られるQRコード付き)
田中美久(HKT48)/最上奈那華(HKT48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:吉田莉桜

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
吉田莉桜

②両面ピンナップポスター
※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>
アイドルグループ「テラス×テラス」でも活躍中の池本しおりのビキニグラビア。20歳になり少し大人になった彼女。かわいらしいあどけなさも垣間見える水着グラビアに。
池本しおり…2002年12月15日生まれ。兵庫県出身。身長150cm。B81・W56・H83。血液型A型。

『制コレ22』準グランプリを受賞し、この春高校3年生になったばかりの松島かのんがボム初登場。リアルJKのリアル制服、そして清涼感いっぱいのビキニグラビアを披露。
松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。B78・W59・H83。血液型A型。

TikTokでも大人気のモデル・山本姫香がボム初登場。ボムならではの王道アイドル水着グラビアでまぶしい笑顔を披露。
山本姫香…2003年9月4日生まれ。東京都出身。身長158cm。B84・W63・H87。血液型O型。

現在放送中の『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』に出演中の注目若手女優・片岡凜の撮り下ろし&インタビュー。

配信サービスLeminoで5月19日(金)より配信されるドラマ『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』から田鍋梨々花・池田朱那・永瀬莉子の3人インタビュー。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、原愛音、吉田伶香、三浦理奈などインタビューも充実。

 

<掲載タレント>
田中美久(HKT48)
最上奈那華(HKT48)
池本しおり(テラス×テラス)
松島かのん
山本姫香
吉田莉桜
片岡凜
田鍋梨々花・池田朱那・永瀬莉子
木下彩音
井頭愛海
原愛音
吉田伶香
三浦理奈

 

「ボム6月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年5月9日(火)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

 

<購入はコチラ>
【通常版】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZGQXWL4/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107392678
HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13862529

【限定版】
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020637/

HKT48最上奈那華、ショートパンツですらり美脚披露【独占カット】

HKT48の最上奈那華が、5月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」6月号の通常版裏表紙&グラビアに登場した。

 

BOMB6月号は初夏の水着祭り。通常版の裏表紙は、HKT48の最上奈那華。6期生としてお披露目されてから早1年、圧倒的ビジュアルで話題の最上がボムソログラビアに初登場。これからのHKT48を背負っていく逸材が、大草原と海、自然の中で素肌感いっぱいの爽やかグラビアを披露している。

 

通常版の表紙を飾るのは、HKT48の田中美久。18ページにわたる最新ビキニ撮り下ろしグラビアでは、夏を待ちきれず元気な黄色のビキニでビーチへ。堤防で釣りをしたり、タコスを食べたり…。田中的に珍しいという“なこみく”イメージのブルーのビキニでは、今の田中らしく畳で大人っぽい湿度ある表情を。チューブトップビキニの美しいボディラインも必見だ。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙は“令和のレオタード姫”吉田莉桜。13ページにわたる水着グラビアでは、かわいらしいピンクのビキニから、21歳になりすっかり落ち着いた大人の雰囲気あるチューブトップ水着、そしてもちろんレオタードも披露している。

 

【通常版】
表紙:田中美久(HKT48)
裏表紙:最上奈那華(HKT48)

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久(HKT48)

②両面ピンナップポスター(オリジナル動画が見られるQRコード付き)
田中美久(HKT48)/最上奈那華(HKT48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:吉田莉桜

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
吉田莉桜

②両面ピンナップポスター
※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>
アイドルグループ「テラス×テラス」でも活躍中の池本しおりのビキニグラビア。20歳になり少し大人になった彼女。かわいらしいあどけなさも垣間見える水着グラビアに。
池本しおり…2002年12月15日生まれ。兵庫県出身。身長150cm。B81・W56・H83。血液型A型。

『制コレ22』準グランプリを受賞し、この春高校3年生になったばかりの松島かのんがボム初登場。リアルJKのリアル制服、そして清涼感いっぱいのビキニグラビアを披露。
松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。B78・W59・H83。血液型A型。

TikTokでも大人気のモデル・山本姫香がボム初登場。ボムならではの王道アイドル水着グラビアでまぶしい笑顔を披露。
山本姫香…2003年9月4日生まれ。東京都出身。身長158cm。B84・W63・H87。血液型O型。

現在放送中の『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』に出演中の注目若手女優・片岡凜の撮り下ろし&インタビュー。

配信サービスLeminoで5月19日(金)より配信されるドラマ『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』から田鍋梨々花・池田朱那・永瀬莉子の3人インタビュー。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、原愛音、吉田伶香、三浦理奈などインタビューも充実。

 

<掲載タレント>
田中美久(HKT48)
最上奈那華(HKT48)
池本しおり(テラス×テラス)
松島かのん
山本姫香
吉田莉桜
片岡凜
田鍋梨々花・池田朱那・永瀬莉子
木下彩音
井頭愛海
原愛音
吉田伶香
三浦理奈

 

「ボム6月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年5月9日(火)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

 

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【通常版】
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【限定版】
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020637/

HKT48田中美久、ビキニ姿で美バスト開放【独占カット】

HKT48の田中美久が、5月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」6月号の通常版表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

BOMB6月号は初夏の水着祭り。HKT48の田中美久が通常版の表紙を飾り、18ページにわたって最新ビキニ撮り下ろしグラビアを披露している。夏を待ちきれず元気な黄色のビキニでビーチへ。堤防で釣りをしたり、タコスを食べたり…。田中的に珍しいという“なこみく”イメージのブルーのビキニでは、今の田中らしく畳で大人っぽい湿度ある表情を。チューブトップビキニの美しいボディラインも必見だ。

 

通常版の裏表紙は、HKT48の最上奈那華。6期生としてお披露目されてから早1年、圧倒的ビジュアルで話題の最上がボムソログラビアに初登場。これからのHKT48を背負っていく逸材が、大草原と海、自然の中で素肌感いっぱいの爽やかグラビアを披露している。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙は“令和のレオタード姫”吉田莉桜。13ページにわたる水着グラビアでは、かわいらしいピンクのビキニから、21歳になりすっかり落ち着いた大人の雰囲気あるチューブトップ水着、そしてもちろんレオタードも披露している。

 

【通常版】
表紙:田中美久(HKT48)
裏表紙:最上奈那華(HKT48)

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久(HKT48)

②両面ピンナップポスター(オリジナル動画が見られるQRコード付き)
田中美久(HKT48)/最上奈那華(HKT48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:吉田莉桜

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
吉田莉桜

②両面ピンナップポスター
※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>
アイドルグループ「テラス×テラス」でも活躍中の池本しおりのビキニグラビア。20歳になり少し大人になった彼女。かわいらしいあどけなさも垣間見える水着グラビアに。
池本しおり…2002年12月15日生まれ。兵庫県出身。身長150cm。B81・W56・H83。血液型A型。

『制コレ22』準グランプリを受賞し、この春高校3年生になったばかりの松島かのんがボム初登場。リアルJKのリアル制服、そして清涼感いっぱいのビキニグラビアを披露。
松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。B78・W59・H83。血液型A型。

TikTokでも大人気のモデル・山本姫香がボム初登場。ボムならではの王道アイドル水着グラビアでまぶしい笑顔を披露。
山本姫香…2003年9月4日生まれ。東京都出身。身長158cm。B84・W63・H87。血液型O型。

現在放送中の『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』に出演中の注目若手女優・片岡凜の撮り下ろし&インタビュー。

配信サービスLeminoで5月19日(金)より配信されるドラマ『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』から田鍋梨々花・池田朱那・永瀬莉子の3人インタビュー。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、原愛音、吉田伶香、三浦理奈などインタビューも充実。

 

<掲載タレント>
田中美久(HKT48)
最上奈那華(HKT48)
池本しおり(テラス×テラス)
松島かのん
山本姫香
吉田莉桜
片岡凜
田鍋梨々花・池田朱那・永瀬莉子
木下彩音
井頭愛海
原愛音
吉田伶香
三浦理奈

 

「ボム6月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年5月9日(火)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

 

<購入はコチラ>
【通常版】
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セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107392678
HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13862529

【限定版】
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ブラッド・ピット、Apple TV+のF1映画のために本物のF2カーで1000時間近くトレーニング!

アップルの動画ストリーミングサービスApple TV+で、ブラッド・ピット氏主演F1映画を制作中であることは、昨年6月に明らかにされていました。監督は『トップガン マーヴェリック』等のジョセフ・コシンスキー氏、プロデューサーは「パイレーツ・オブ・カリビアン」等のジェリー・ブラッカイマー氏という豪華なスタッフが集結しています。

↑Apple TV+

 

この映画でピット氏は引退から復帰して新人達と共に戦うドライバーを演じますが、実際にF2マシンでトレーニングをしていることが明らかになりました。

 

今回のスクープは、フランスの有料テレビ放送局Canal+のジュリアン・フェブロー氏が報じたもの。Twitter上にはピット氏が実際にF2カーで走行する動画が公開されていますが、日本国内から見ることはできません。

 

またフェブロー氏によると(Las Motorsport経由)ピット氏は南仏にあるポール・リカール・サーキットで走行距離1000km近くの実車トレーニングを受けているそうです。このマシンはメルセデスが開発したもので、名ドライバーのルイス・ハミルトン氏も映画のプロデューサーとして関わっているとのこと。

 

また映画の中でピット氏のチームは「Apex(エイペックス)」と呼ばれる一方で、映画自体の名前はまだ決まっていないそうです。

 

ピット氏が本物のF2カーに乗ることは事実ではあるものの、撮影ではF1セッションの合間に英シルバーストーン・サーキットで単独走行を行う予定。他のドライバーと同じコースを走ることはなく、2023年シーズンのF1での実際の映像と合成されると報じられています。

 

さらにダムソン・イドリス氏(人気犯罪ドラマ「スノーフォール」等に出演)も本作のキャストに加わり、ピット氏と共にもう一人のF1ドライバーを演じるそうです。こちらのキャラクターは、ルイス・ハミルトン氏にインスパイアされているとのことです。

 

本作のそれ以上の詳細は未だ不明ですが、制作は順調に進んでいるようであり、近日中に劇場公開やストリーミング配信の日にちなど、続報が期待できそうです。

 

Source:Canal+(Twitter) ,Las Motorsport
via:iMore

STU48・3期研究生初の単独イベント開催!「皆さんとSTU48として歩むために前に進みたい」

2023年2月にSTU48第3期生オーディションに合格し、4月1日に正規メンバーとなった3期研究生のお披露目イベントが5月7日(日)に広島県・WAKOゲバントホールで開催された。以下、レポートを掲載する。

 

Overtureと共にメンバーがステージに登場し、「夢力」を元気よく披露。森末妃奈(岡山県)が「私たちは先日行われたSTU48の6周年コンサートで初めてステージに立たせていただきましたが、本日は私たちだけのステージになりますので、皆さんと一緒に楽しむことができたらうれしいです」と意気込みを伝え、スタート。

(c)STU

 

MCにボールボーイ佐竹を招き、まだまだ謎に包まれている3期研究生の自己紹介と質問コーナーではそれぞれの特技などを披露した。佐竹から瀬戸内出身以外のメンバーにSTU48を知ったきっかけを聞かれると、奥田唯菜(岐阜県)は「近所のスーパーで流れていた『花は誰のもの?』をきっかけにSTU48を知り興味を持ちました」と。

 

藤井里詠(埼玉県)や壁島結華(東京都)も「『花は誰のもの?』をテレビ番組で聴いて、すてきな楽曲だと思い知りました」と語り、2022年にロングヒットした8thシングルである平和を願うメッセージソング「花は誰のもの?」の影響力を感じさせた。

 

今回のイベントで9thシングル「息をする心」のセンターを務めた曽川咲葵(山口県)は「1期生さん、ドラフト3期生さん、2期生さんや2.5期研究生の皆さんに私たちも負けないように、この曲を皆さんに届けていきたいです」と意気込みを語る。

 

最後は、長谷川乃彩(愛知県)が「これから私たち3期研究生も先輩方に負けないように、皆さんへ何かを届けられるように、そして何よりも皆さんとSTU48として歩むために前に進みたいと思います。そんな私たちをこれからも見守って欲しいです」と締めくくり、「ペダルと車輪と来た道と」を披露。初々しくも全力パフォーマンスで完走し、STU48・3期研究生の初のお披露目イベントは幕を下ろした。

 

14人それぞれさまざまな思いでオーディションを受け、STU48の新たな仲間となった3期研究生たち。今後の彼女たちの成長と活躍にも期待が高まる。お披露目を終えての感想コメントは、下記に掲載。

 

メンバーコメント

(c)STU

◆お披露目イベントを終えての感想をお願いします。

北澤 苺:すごく緊張しましたが、2回目の公演は1回目の反省点を生かしてできたと思います。

清水りさ子:ファンの方が団扇やタオルで応援してくれてすごくうれしかったです。2回目の公演は少し余裕ができて、レスをかえすこともできました。改めて踊ることが好きなんだと実感しました。

曽川咲葵:ファンの方、全員と目が合うくらいみんなの顔がよく見えて楽しくできました。

長谷川乃彩:Overtureで感動して、私STU48のメンバーになったんだという実感と感動が湧いてきて震えが止まらなくなりましたが、ファンの方の声援で全力でパフォーマンスができたと思います。

濵田 響:体験をしたことのないドキドキ感を味わいました。

藤井里詠:始まる前は舞台袖で緊張してマイクが落ちちゃうんじゃないかというくらい手汗がすごかったんですが、ステージに立ったら緊張より一生懸命さのほうが勝りました。

森末妃奈:STU48のメンバーになれて改めて幸せだなと思わせてくれるようなお披露目になったと思います。

 

公演情報

STU48「3期研究生お披露目イベント」
2023年5月7日(日)広島県・WAKOゲバントホール(※昼夜2公演)

出演メンバー:
新井梨杏・石原侑奈・井出 叶・岩﨑春望・奥田唯菜・梶原未羽・壁島結華
北澤 苺・清水りさ子・曽川咲葵・長谷川乃彩・濵田 響・藤井里詠・森末妃奈

 

SET LIST

1 夢力
2 息をする心
3 サングラスデイズ
4 瀬戸内の声
5 ペダルと車輪と来た道と

 

WEB

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/
STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_
STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/
STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

 

(c)STU

ライブ直後のももいろクローバーZが生出演!『ももクロ バースデーカウントダウン生配信』ABEMAで生放送

5月17日(水)に結成15周年を迎えるももいろクローバーZの特別番組『ももクロ バースデーカウントダウン生配信 ~疲れてるので寝ちゃうかもしれません~』が、前日の5月16日(火)午後11時よりABEMAで無料独占生放送されることが決定した。

『ももクロ バースデーカウントダウン生配信 ~疲れてるので寝ちゃうかもしれません~』(c)AbemaTV,Inc.

 

ももいろクローバーZのグループとしての誕生日を祝うカウントダウンの模様を生放送でお届けするこの番組。5月16日と17日の2日間にわたり、国立代々木競技場第一体育館にて15周年記念ライブ「代々木無限大記念日 ももいろクローバーZ 15th Anniversary」を開催するももいろクローバーZが、DAY1の公演終了直後、会場である国立代々木競技場第一体育館から駆けつける。

 

15周年にちなみ、生放送は午後11時から1.5時間。メンバーはカウントダウンを行うスタジオに到着したところから出演がスタートする。メンバーは翌日にもライブを控えているため、スタジオにはパジャマと“リラックスグッズ”を用意。パジャマ姿のメンバーとともに、ゆるふわな雰囲気で誕生日を迎える瞬間を送る。

 

なお、「ABEMA」公式ツイッターでは、本番組の解禁ツイートのリツイート数に応じて、メンバーを癒やすための“リラックスグッズ”がグレードアップするキャンペーンを実施。メンバーの好きな食べ物を頼めるようになったり、“4015リツイート”されるとベッドやマッサージが用意されたりと、グレードアップの内容に応じて快適さもアップする。

 

さらに、“10015リツイート”達成で、ももいろクローバーZが所属するスターダストプロモーションへ、メンバーの休暇を申請できる“オフ申請書”、またはメンバー4人で行く“温泉旅行券”がプレゼントされるという特別なプランも。

 

なお現在、本番組内で実施するコーナー「シチュエーションピッタリももクロ楽曲総選挙」の視聴者投票も開催中。「朝、起きてスイッチ入れる時にピッタリソング」「夕日をバックにドライブピッタリソング」など、いくつかのシチュエーションに対してピッタリだと思うももクロの曲を募集している。応募フォームは下記に掲載。

 

番組情報

『ももクロ バースデーカウントダウン生配信 ~疲れてるので寝ちゃうかもしれません~』
ABEMA SPECIAL2
2023年5月16日(火)午後11時~深夜0時30分

出演:ももいろクローバーZ

放送URL:https://abema.tv/channels/special-plus/slots/9dER6SHvo6VSSb

「ABEMA」公式ツイッター:https://twitter.com/ABEMA
ももクロ楽曲総選挙応募フォーム:https://forms.gle/v9jD4Aa9anXi1Qut9

(c)AbemaTV,Inc.

「将門塚の祟り」は意外にも近年の話だった!怨霊を復活させた大河ドラマの衝撃

江戸の総鎮守、東京の地霊、あるいは日本最大の「祟る神」。さまざまな呼び方で畏怖される古代の武将、平将門。東京大手町の将門塚はその首を供養した聖地、霊域として名高いが、「塚の祟り」が取り沙汰されるようになったのは意外に近年のことだった! (月刊ムー2021年6月号記事)

 

↑2020年に改修中の「将門塚」を取材したときの写真。仮祭壇に参拝中の筆者

将門塚ブームのルーツを探る

厳しい禁足の聖地というほどではない。むしろ庶民的な信仰の場、参拝者が絶えない東京の観光地でもある。ただもし不敬に「いじって」しまえば、たちまち強大な祟りをおよぼすだろう……。それが、「平将門の首塚=将門塚」に対しての一般的イメージのはずだ。あの大手町の狭い一画こそ、日本でもっとも知名度の高い「祟る場所」なのである。

 

たとえば、こんな噂も有名だ。

 

「1990年、爆笑問題・太田光がテレビロケ中、ふざけて将門塚の石碑を蹴り上げた。その祟りによって3年もの間、コンビは仕事を干されてしまった」

 

この行動については、太田自身がたびたび言及しているので事実だろう(※1)。ただ、1990~93年にかけて彼らの仕事が閑散期だった原因は、事務所独立によるものとハッキリしている。にもかかわらず将門塚の祟りとの関係ばかりもてはやされるのは、それが「近年の日本人が好む伝説像」だからだ。

 

そう、将門塚が祟るとの「伝説」が周知されたのは、意外なほど「近年」なのである。もちろん当地の「祟る場所」としての歴史は古い。

 

1305(嘉元3)年、芝崎村にて疫病が蔓延したため、真教上人が将門の怨霊を神田明神として祀り、日輪寺に供養して鎮めたとされる。そして神田明神は江戸時代に入り、江戸城および都市の開発に伴い、現在の場所(外神田2丁目)へ移動。

 

現在の将門塚の地はその後、酒井家上屋敷の庭の一部となったが、祟りめいた噂が出ることはなかった。同屋敷にて伊達藩士4名が死亡した「伊達騒動」の際にも、塚との関連は(少なくとも大っぴらには)取りざたされていない。

↑2020年11月に整備工事がはじまる前の将門塚。「南無阿弥陀仏」の文字が彫られたものは供養のための石碑で、その後ろにみえるのが将門塚の石塔

当時そこは「前に神田明神があった場所」か「奥女中たちが縁結びを願った将門稲荷」、せいぜい「将門公の首を洗った池があるらしい」としか認識されていなかった(※2)。あとは神田明神の氏子なら、例祭で神輿を立ち寄らせる場として知っていた程度だろうか。そもそもここが「将門の墓」と広く認識されるようになったのは、大蔵省の敷地となった明治後期~大正時代からである。

 

そのキッカケは『平将門故蹟考』を著した織田完之。情熱的に各地の将門関連史跡を調査していった織田は、大蔵省内の盛り土と将門伝説に着目。このときにはまだ酒井家の庭園も、塚の土盛りもそのまま保存されていたようだ。

 

大蔵官僚・阪谷芳郎(渋沢栄一の娘婿でもある)の尽力もあり発掘調査も行われた。遺体や首などは出土しなかったが、何者かを供養した塚であることが判明し、1903(明治39)年、史跡認定へと至る。

 

もっとも、当時の将門ルネッサンスは、逆賊の汚名を返上せんとする啓蒙活動といった側面が強く、「祟り」などのオカルト要素はうかがえない(※3)。

↑『平親王将門之図』(東京都立図書館蔵)

 

関東大震災での「祟り」

オカルチックな将門塚祟り伝説の第1次ブームは、関東大震災をキッカケとする。被災により大蔵省の建物、庭園はともに損壊。2度目の発掘調査の後、塚も池もつぶされ、その上に仮庁舎が建つ。すると大蔵大臣をはじめ官僚や工事関係者が次次に死亡したのである。

 

死者数は10人以上におよび、庁舎内での転倒によるケガ人も続出。恐れをなした当局は1927(昭和2)年、塚の石碑を新たに建立。翌年3月27日、神田明神による鎮魂祭と、日輪寺による法要を執り行ったのである。

↑大蔵省が庁舎内で将門の「怨霊鎮めの祭」を行ったことを伝える記事(「朝日新聞」昭和3年3月27日)
さらに1940(昭和15)年には、落雷によって大蔵省庁舎が焼失。大手町の官庁街まで燃え広がる被害が起きた。奇しくも将門没後・1000年目にあたる年だったこともあり、再び大蔵省による慰霊祭が催された。
こうした椿事が新聞などのメディアで話題となり、祟り伝説が全国に広まっていった……と考えれば、まだ伝説発生から100年もたっていないのである。
↑関東大震災後に撮影された将門塚。当時は立派な「塚」だったことがわかる。大蔵省仮庁舎建設のため切り崩されたのはこのあと

将門塚=祟りを定着させた大河ドラマ

しかもこの第1次ブームですら前振りに過ぎない。将門塚の祟りイメージが現在のかたちで定着したのは第2次ブームのとき、ずばり「1976年」といいきってしまおう。

 

この年は将門塚にとっての重要事が重なった。三井物産ビル建設に伴う整備工事(第5期)、そして将門を主役としたNHK大河ドラマ『風と雲と虹と』の放送である。

 

すでに日本時代劇の代表格となっていた大河ドラマに採用されることで、将門人気が再燃。マスコミの注目が集まったところで、折良く(または折悪しく)、将門塚にまつわる恰好のネタが発掘された。

 

まず早かったのはオカルトものが得意な「微笑」。1975年夏には「なんと! 平将門の首の怨霊が生きていた!」と題する怪談記事を発表している。

 

先述の大蔵省エピソードをはじめ、

①周辺の工事をする際、メディアが将門を扱う際は、参拝しないと事故に遭う。

②戦後、アメリカ軍が同地を駐車場にしようとしたところ、ブルドーザーが横転して日本人運転手が死亡した……という、今では常識となった祟り伝説を紹介している(※4)。

↑「微笑」1975年7月12日号(祥伝社)より、第2次将門塚ブームの先鞭を切った「将門の首の怨霊」記事
続いて1976年1月「週刊平凡」がネタを補強した。
①については進行中の第5次整備工事について「工事関係者が6人も死んでいるらしい」「工事が一年半も中断したのはお祓いを受けなかったので祟りがあったのでは」との噂を取り上げつつ(記事内で否定してはいるが)、加藤剛ら大河キャスト・スタッフの参詣写真も掲載している(※5)。

 

↑「将門塚の祟り」を扱った1975〜76年の雑誌各種。大河ドラマ『風と雲と虹と』放送に前後してわきおこった第2次ブームが、現在のかたちでの将門塚イメージを定着させたといえる。(「週刊サンケイ」1976年6月17日号( 扶桑社)より。©扶桑社)

②についても「同地の町内会長・遠藤政蔵氏がマッカーサー司令部に首塚を残すよう陳情した」との後日談を紹介。コメントを寄せた息子の遠藤達蔵氏は、1976年当時の将門塚保存会副会長でもある。保存会が情報元である同エピソードが、現在も広く引用されつづけているのは周知の通りだ。

 

さらに③1961年からの整備工事(第1期)で建った日本長期信用銀行(以下、長銀)ビルでは、塚に面した各階の部屋で病人が続出。お祓いの後、机を窓側にして塚に尻を向けないようにした……との話が登場した。

 

③の裏取りをしたのがビジネス誌の最古参「財界」で、3月号に長銀の吉村勘兵衛副頭取、6月号に秋田兼三専務の談話を載せる。特に後者、秋田専務の詳しい述懐は今なお貴重な歴史的証言だ(※6)。日本経済の中心地という土地柄のせいだろう。将門塚の祟りは同年のロッキード事件、および癒着を騒がれた丸紅とも関連づけられてしまう。

 

「週刊サンケイ」は、丸紅・檜山相談役がロッキード事件を受け、それまで将門塚に背を向けていた机を反対向きにしたとの噂を検証。「週刊ポスト」も松尾社長へのインタビューを敢行し、丸紅ビル移転時に将門塚へのお祓いをしていないことを追求した(※7)。

 

……とはいえ丸紅ビルが位置するのは、500メートルも離れた竹橋側。将門塚の参詣をしていなくても当然だし、そこからロッキード事件まで絡めるのは、さすがにコジツケが過ぎる。1976年における将門塚ゴシップ報道の過熱は、このあたりで飽和しきったと見るべきだろう。

↑「週刊ポスト」1976年7月9日号(小学館)より。©小学館

反復するブームは戦後史にシンクロする

さて、種々の将門塚エピソードをまとめておこう。

 

①工事などに際して塚を参拝しないと害を受ける。
②戦後の米軍による駐車場工事が、祟りにより阻止される。
③隣接するビルでは、塚に尻を向けないよう座席配置している。

 

大手町ビジネスマンに限定すれば、これらは昔から有名なローカル怪談だったのかもしれない。しかし全国的な知名度が低かったことは、当時の各誌の書きぶりから察せられる。少なくとも私自身は、1975年以前の新聞・雑誌を検索しても、①~③の伝説を紹介する記事を発見できなかった。しかし1976年の大河ドラマを契機に、将門塚の怪談ネタをメディアが拡散し、これによって現在の祟り伝説が定着したのである。

 

こうした経緯を、戦後復興史と関連づけることもできそうだ。

将門塚の1960年代から1976年までの整備工事は5期に分かれているものの、大手町パルビル着工から三井物産ビル竣工までの15年にわたる一連の土地開発と捉えてもよい。つまり戦後高度経済成長がオイルショックでひと息つくまでの期間である。日本全体の経済復興は、そのまま大手町ビル街の興隆となり、開発の行きつく先に噴出したのが、街の中心点=将門塚の祟り伝説だった……という流れだ。

 

1976年を境に、伝説は完全に全国区となった。世間一般に周知されたからこそ、次世代の80年代半ば~90年代前半(奇しくも、バブル景気へ向け再び土地開発が盛んになった時代)にかけて、カウンターとなる言説が出てきたのである。「ポスト将門塚祟り伝説」とでも呼ぶべきだろうか。

 

それは先述した太田光の「テレビロケ中に塚(の石碑)を蹴る」行為(密かな個人的行動ではなくテレビという点が重要だ)だったり、捻りをくわえた伝奇ロマン察だったりもする。後者の先駆けはもちろん荒俣宏『帝都物語』(1985年~)で、ここから加門七海『将門は神になれたか』(1993年)までを、第3次ブームとしておこう(※8)。

 

そして2021年現在──。第5次以来、実に45年ぶりとなった整備工事が終わり、将門塚の石碑ももとに戻された。

 

そういえば昨年11月の工事初期、碑を移動させたとたん茨城県沖で最大深度5弱の地震が発生し、「将門塚の祟りか」と騒がれたものだ(関連記事)。もっとも本当に被害を受けたのは、オープンとともにコロナ禍に見舞われた大手町ONEタワーとそのテナントだろう。同地の将門がもともと疫病神だったことを思い出せば、またもや祟りめいた想像をしてしまうのだが……。

 

ここから将門塚の第4次ブームが始まるのかどうかは、まだわからない。

↑整備期間中に設置された仮設の祭壇。工事の見物がてら手を合わせる人の姿もいた

 

↑2021年2月、整備工事中の将門塚。石碑も周囲の植栽も撤去され、まっさらになっている

 

本記事の校了後、改修工事が完了した将門塚を訪れた筆者。

 

参考文献
※1=『ビートたけしのいかがなもの会2016』(テレビ朝日、2016年7月31日放送)、『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ、2020年7月21日放送)など。
※2=織田完之『平将門故蹟考』(碑文協会、1907年)
※3=荒井康夫『呪はれたる将門』(雑誌「日本及日本人」1922年5月15日号収録)など。
※4~※7=「微笑」(祥伝社、1975年7月12日号)、「週刊平凡」(平凡出版、1976年1月22日号)、「財界」(財界研究所、同年3月号・6月号)、「週刊サンケイ」(扶桑社、1976年6月17日)、「週刊ポスト」(小学館、1976年7月9日号)
※8=荒俣宏『帝都物語』シリーズ(角川書店、1985年~)、加門七海『将門は神になれたか』(1993年、文庫版は『平将門魔方陣』に改題)

 

解説動画はこちら

 

<お知らせ>「平将門巡り」ツアー開催

2023年6月18日、ローソントラベルとムーの企画で「ムー旅 平将門巡り 胴と首をつなぐ!崇敬の旅」が開催される。日帰りバスツアーで、関東の英雄の伝説を知るチャンス。申し込みはローソントラベルにて。ムーによる告知記事はコチラ

https://tour.l-tike.com/package_tour/domestic/event.php?id=896017

 

文=吉田悠軌

1月デビューの新星・白河れいインタビュー。「父・貴乃花、母・河野景子」の次女が目指すべき未来とは?

今年1月9日、芸能界デビューと同時にフジテレビ系お昼の帯番組『ぽかぽか』(毎週月~金/11:50~13:50)の月曜レギュラーに抜擢された白河れい。父・貴乃花、母・河野景子、そして兄・花田優一というバックボーンを持つ一方で、4月10日の生放送終了直後にインタビューをすると、なんと「放送中に泣いた」というが、一体なにがあったのだろうか。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

白河れい(しらかわ・れい)2002.4.18生 東京都出身。 人の光になりたいという理由から、白い河に光(英語で光を意味するRay)の芸名をつけた。今年1月に芸能界デビュー。フジテレビお昼のバラエティ番組「ぽかぽか」に月曜レギュラーとして出演中

 

専用ノートで準備万端

ーーさきほどの『ぽかぽか』放送中(※インタビュー日は4月10日放送回の直後)、泣いていらっしゃったそうですが、なにがあったんですか!?

 

白河れい(以下、白河)『ぽかぽか』は、会場内の観覧席のほかにも、外にいる方が窓から生放送の様子を眺められるようになっていて、出演者にメッセージを掲げてくださっていたりするんです。そんななかで今日、神田愛花さんが「外に、れいちゃんのうちわを持っている人がいるよ」と教えてくださって。見ると、「れいちゃん」と私の名前が書かれたうちわを持って、手を振ってくださっていたんです。

 

ーーそれで泣いてしまうほど感動したんですね。

 

白河 すごくうれしくて、グッときました。私のためにうちわを作るという、貴重な時間を割いてくださったんだと思うと。うちわを作るのって結構大変ですし。ファンレターをいただいたこともありますが、「わざわざ便箋を選んで文章を考えて、直筆で書いてくださったのか」と思うと、人のために、しかも会ったことのない私のためにやってくださることの重みを感じて、とてもうれしいです。

 

ーーすごく謙虚ですね。

 

白河 ただただ、本気でうれしいんです。

 

ーー『ぽかぽか』には放送1回目の1月9日から出演されて約3か月が経ちましたが、初々しさがすごく伝わります。緊張などはいかがですか?

 

白河 いまもオープニングは少し緊張しますが、共演者のみなさんの顔を見るとすぐに緊張が引いていき、楽しんでいます。

 

ーー緊張するとどうなりますか?

 

白河 唇や手が震えてしまうので、催眠術のように「緊張してない緊張してない」と心の中で唱えています。逆に緊張していないときは「緊張しています」と言うという、謎の自分ルールがあります(笑)。

 

ーー初回は緊張もマックスだったと思います。前日はどんな心境でしたか?

 

白河 初回は芸能界デビューの日でもあったので、「朝起きたら、全部が変わっているんだな」と思いあまり眠れず、出演前にメイクをしていただいているときも、すごくドキドキしていました。その数日前には、出演させていただくにあたって専用のノートを作ろうと思い、ノートを買いに行きました。そのときも、「これから始まるんだ……」という気持ちになりすごくどきどきしました。

 

ーー専用のノート、とは?

 

白河 テレビに出演する際、いつも予習と復習をノートに書いているんです(※ノートを見せてくれる)。

 

ーーすごい……びっしり書いてありますね!

 

白河 このノートは表紙に『ぽかぽか』のキャラクター・まんぷく昼太郎くんのシールを貼って、『ぽかぽか』専用ノートにしています。ほかのお仕事は、全部まとめて1冊にしています。

↑『ぽかぽか』専用ノート

 

ーーほかの番組も書いているんですね!

 

白河 はい。『ぽかぽか』だけは毎週出演させていただくので、専用ノートを作らないと追いつかないなと思いまして。

 

ーーどんなことを書いているんですか?

 

白河 台本を確認して、「このコーナーで、こういうことが言えそうだな」と思い浮かんだことを書いています。以前まで、ローカル番組を紹介する『日本中に知って欲しい! FNSおすすめジモTV』というコーナーがありまして、その番組の出演者の方がスタジオに来るときは、その人のことを調べて書いていたりとか。

 

ーー丁寧な仕事ぶりですね~……!

 

白河 私がその人と話すという場面はあまりないんですが、一応、どこかのタイミングで話を振られたときになにも言えないとよくないので。生放送ですしね。「私がいちばんしそうなミスってなんだろう」と考えたときに、沈黙になることだろうな、と。それだけは絶対に避けなければと意識して、そのために、事前に話せることをたくさん用意しておこうと思っているんです。たとえばカレー屋さん特集の日は、自分が最近行ったカレー屋さんの名前を書いたり、そういうすごく小さいことなんですけどね。

 

ーーそれを初回からいままでずっと続けているんですね。

 

白河 このノートを書かないと緊張しちゃうんです。小学生のときに毎日日記を書かなければいけない学校に通っていて、もともと昔から日記をつけているし、お手紙を書くことも多いので、書くことが習慣になっていて抵抗がないんですよね。

 

ーー直筆に慣れ親しんでいるんですね。

 

白河 当時はイヤだったんですが、16歳のときに留学先で、小学生以来、日記を再開したんです。そして大学生になったときに当時の日記を読み返すと「すごくがんばっていたな」ということが伝わり、過去の自分から勇気をもらうことがありました。この『ぽかぽかノート』も10年後に読み返したとき、「いまの私、マンネリ化してるな、がんばろう」みたいに、初心に返ることができるのかなと思っています。

 

ーーじゃあ、ここに書かれていることがテレビで言えなくてもいいというか。

 

白河 はい、むしろ言えないことだらけです。ほぼ言えていないですが、頭の中を整理するためのものでもあります。

 

落ち込んだら部屋で体育座り

ーーさきほど、初回登場時がデビュー日だとおっしゃっていましたが、どんな経緯でご出演が決まったんでしょうか。

 

白河 デビュー前、いろいろなところに顔見せに行ったなかのひとつに、フジテレビさんがありました。大勢のプロデューサーさんがいらっしゃる会議のような場所でご挨拶と自己PRをさせていただき、後日マネージャーさんから、「『ぽかぽか』が決まりました」と連絡をいただきました。会議の中に「白河さんのキャラクターが新番組に合うのでは」と言ってくださった方がいらしゃったそうなんです。それを聞いたとき、すごくうれしかったです。

 

ーーどんな自己PRをしたんでしょうか。

 

白河 もらえたのは数分間だけでしたが、英語で喋ったりとか。その1週間前も緊張して自信がなくなる時期があったんですが、直前になって「やってやる!」という気持ちになりました。

 

ーー自信がなくなって気持ちが塞ぐときもあるんですね。

 

白河 「絶対にその日が来る」と思うと、どんどん萎縮しちゃうんです。けど、いまはノートを書いているから、直前に「これだけ準備したんだ! やれることはやったぞ!」という気持ちになることができるんです。心の支えですよね。

 

ーーこれまでの放送で「やっちゃった~」ということはありましたか?

 

白河 ふたつあって、ひとつは、コーナーの合間にお手洗いに行っていたんです。当初台本に書いてある「会場に戻らなければいけない時間」の読み方がわからず、知らずにギリギリに行ってしまったんですよね。すると、みんなが「れいちゃんどこー!?」と呼んでいるのが聞こえて。「うわー! こわい! どうしよう!」と走って戻ったのが、放送1秒前でした。ヒヤヒヤしましたね。でもみなさんからは「遅れたほうがおもしろかったよ」と言われたんですけどね。

 

ーー新人さんならでは!

 

白河 もうひとつは、先週の『明日使えるかもしれない!? 主婦のお悩み解決! ベストアドバイザー』という、視聴者からのお悩みにパネラーがフリップにアドバイスを書いて回答するコーナーで、2回答1セットの答えを言いたかったのに、なかなか手を挙げることができなかったこと。結局ひとつしか言えないまま、次のお題にいってしまったんです。「やらないで後悔する、というのはこういうことか……」と思い、今日はいっぱい手を挙げました。

 

ーーたしかに、さきほどの放送を見学させてもらいましたが、すごくまっすぐ、天に掲げるように何度も手を挙げていましたね。

 

白河 先週は「ほかにもたくさんパネラーがいるしなあ」とゆっくり書いちゃっていたら、次のお題にいってしまって。「はあ~~……」と。

 

ーー『ベストアドバイザー』のコーナーは、芸人さんたちも多いですもんね。そういった仕事の悔しさで落ち込むとき、家で体育座りしたりしますか?

 

白河 ありますね~~。普通にめちゃくちゃ落ち込みます。部屋を暗くして、テレビも音楽もつけずにソファに座って体育座りして泣いたり。悲しい曲や映画を流して号泣することもあります。

 

ーーデトックス効果がありそうですね。

 

白河 どうしようもできない悲しいときは、そうしますね。でも、自分で改善ができそうな仕事のことは、やっぱりノートに書きます。自分がダメだった点と、どうしたら改善できるかを書きます。

 

デビューのきっかけと兄・花田優一からのアドバイス

ーーテレビの仕事といえば、お母様の河野景子さんはプロフェッショナルな方ですし、アドバイスをもらうこともありますか?

 

白河 仕事の具体的なアドバイスはあまりなくて、もっと人間性的なところでしょうか。「全員に挨拶をする」とか、そういうことです。「ママはそうしていたよ」とか。

 

ーーお兄さんの花田優一さんからはアドバイスをもらいますか?

 

白河 そういう話はお兄ちゃんのほうがしますね。お兄ちゃんはたくさん教えてくれます。

 

ーーお兄さんは爪痕の残し方がうまいですからね。

 

白河 そうですね、お兄ちゃんは話がすごく上手なんです。私は喋るときに小論文みたいになってしまうことがあるんですが、お兄ちゃんを見て、「そうじゃなくて、一言で言ったほうがテレビは伝わりやすいんだな」と気づきました。そういうことを、お兄ちゃんは意識してやっているのかなと思いました。あとは、「自分目線を優先して話をしたらいいと思うよ」と教えてくれたこともあります。

 

ーー共演者の方とは交流しますか?

 

白河 いまは火曜レギュラーで、以前は月曜レギュラーだった岸本理沙アナとはお食事に行かせていただいていました。ほかの方々とは、以前より話せるようになってきました。みなさん大先輩なので、「自分がその輪の中にはいっていいのかな……」と思っていたんですが、「若者からいったほうがいいよ」というのを教えていただいたことがあって以降、たとえば神田さんに「靴が可愛いですね」と話しかけたりしています。イイと思ったら、少しずつ話しかけています。そうすると、共演者の方からも声をかけていただけるようになりました。

 

ーー神田さんはすごくおもしろい方だと思いますが、白河さんにとってどんな存在ですか?

 

白河 神田さんはいつも私に「今日の『ベストアドバイザー』、すごくおもしろかったですよ!」などと言ってくださる優しい方です。そして、すごく素敵です。すべてに全力で、「あれ、全然だめだったなぁ……」と本当に落ち込んでいらっしゃる姿も見たことがあります。この番組にも、進行のアナウンサーではなくタレントさんとして呼ばれていらっしゃる一方で、アナウンサーさんとしても力もあり、全方位に全力で取り組んでいらっしゃる、とてもかっこいい女性です。

 

ーー一方で白河さんは、ご自身をどんなキャラクターだと思いますか?

 

白河 まだまだ神田さんのように「これだ!」という軸は定まっていません。以前、『ベストアドバイザー』で、おもしろく大喜利のように答えようとしちゃったことがあったんです。それで、全然ダメだったんです。ちょっとボケみたいに言っちゃって、「あれ? これ、違うぞ……!?」と瞬時に察知しました。そのときはそれをみなさんがおもしろくしてくださりつつ、「れいちゃんらしくないよ」と突っ込んでくださって。背伸びしすぎたなと気づきました。だから、キャラクターがあるとしたら、「等身大の自分のまま、めちゃくちゃがんばる20歳」かもしれません。

 

ーーその素直さが、今日の涙に繋がったんですね。あらためて、芸能界入りしたきっかけをうかがっていいでしょうか。大学入学時に事務所オーディションを受けたんですよね。

 

白河 芸能界に入りたいということを家族の誰にも相談せず、オーディションサイトに登録したのが18歳のときです。お姉ちゃんに写真を撮ってもらって、「もうっわかるでしょ! なんでもいいから撮って!」みたいにお願いして(笑)。

 

ーー暗黙の了解だったんですね。

 

白河 小さいころは家族の前で「芸能人になりたい」と言っていたので。とはいえ親は「いいよ、なりなさい」と言うわけでもないので、じゃあ一人で進めよう! と思いまして。

 

ーーオーディションサイトに登録するときは、「父・貴乃花、母・河野景子」というバックボーンは明かさず?

 

白河 はい。伏せていました。

 

ーーいつ明かしましたか?

 

白河 所属が決まり、社長にお会いしたときに話しましたが、そのときの社長の反応が、よりいっそう私が「この事務所で挑戦しよう!」と思えるものでした。私自身も、自分のバックボーンを話したときに相手がどんな反応をして、どんなふうに事が進んでいくのか……が、一番怖かったんです。でも社長は「そうなんだ」というあっさりとした感じで。「あ、ここに決めた!」と思いました。

 

ーーバックボーンを明かし、人の反応が変わる瞬間に直面することが、これまで結構あったんでしょうか。

 

白河 ありました。これは誇るべきものですし親には感謝しかないことは前提として、いま思うと私が考えすぎていた節もありました。まわりはそんなことは思っていなくても「”私”ではなく”娘”だと見られてるんじゃないか」と勘ぐってしまったというか。だから事務所を探しているときは、結構ナーバスになっていました。「”私”を見てほしい」という主張がすごく強かったと思います。

 

人の光になりたい

ーーもともとは女優志望だとうかがいましたが、影響を受けた作品はありますか?

 

白河 たくさんありますが、いままでで一番心が動いたのは映画『湯を沸かすほどの熱い愛』です。あとは是枝裕和監督が好きで、映画『海街diary』は何回も見ています。日常でのあたたかなひとコマで、ほんの普通のできごとなのに、それによって心が動かされるって……すごく素敵だなと思います。

 

ーー憧れの女優さんはいらっしゃいますか?

 

白河 『ぽかぽか』の初回ゲストでも出演された、北川景子さんが好きです。美しさが存分に発揮される作品もあれば、”きれいな女性”というだけではない役柄も演じていらっしゃって、これまでいろいろな作品で当たり前のように見てきた方だったので、『ぽかぽか』でお見かけしたときは、すごく引き込まれました。

 

ーー今後、やってみたい役柄はありますか?

 

白河 どんなものでもやってみたいです! いつも根本に「人の光になりたい」というテーマがあります。作品を見てくださった方の感情を動かすことができて、それによって人に光を与えられるような存在になれるなら、どんな役でもやってみたいです。日本舞踊をやっているので時代劇にも出てみたいですし、体を動かすのも好きなのでアクションもやってみたい、いろんなところに興味が向いています。

 

ーー未知数ですね! こうしてお話していると、品の良さがにじみ出て、ほんとうにこう……大切に育てられたんだなと実感します。プライベートでも、だらっとする瞬間とかないんじゃないですか?

 

白河 めっちゃします(笑)。家に帰ったらスウェットに着替えてだらんっとしています。休日は大学の友達と映画を観たりドライブに行ったり、聞き役になることもあれば真面目に話したり、すべてをさらけ出しています。

 

ーープライベートでハマっていることはありますか?

 

白河 いまはカメラが好きです! Instagramに載せる写真を「写ルンです」で撮るのが好きで。現像に出してあがってくるまでのわくわく感を味わいたいんですよね。今日ちょうど現像に行く日で、そこでまた新しい「写ルンです」をひとつ買ってくる予定です。

 

ーーたしかに、Instagramの質感、「写ルンです」ですね!

 

白河 もうひとつ、サラダボウルにハマっています。野菜のほかにチキンや雑穀米とか、全部入れて自作するんです。もともとはお店で食べていたんですが、素材に拘るとどうしても高くなってしまうので、「自分で作ったほうがいいや」と思って。ゆで卵とお芋を同じ鍋で茹でていかに時短するかとか、そういう主婦的な目線でも楽しんで作っています。

 

ーーそういったことも含めて、今後、白河さんのいろいろな顔を『ぽかぽか』で観られたらうれしいです。そういえば、1月の芸能界デビューに際した会見で、デビューについて「父はまだ知らない状態」と話されてましたよね。あれからお父様は『ぽかぽか』をご覧になっているんでしょうか。

 

白河 わからないですねえ。どうなんでしょう。『ぽかぽか』だけではなくほかの番組にも出させていただいていて、SNSもやっているので、どこかで観てくれているとは信じています。

 

ーー最後に、今後の展望を教えてください。

 

白河 『ぽかぽか』では、観ている人がお昼からにこにこ笑顔になれるように、フレッシュさや明るい自分をお届けできたらいいなと思っています。そして今後は自分をさらけ出していって、いつかコーナーを持たせてもらえたら……という大きな目標を持ちつつ、自分らしく笑顔でいきたいです。

「ミスマリンちゃん」10代目、小日向ゆか、あのん、賀村恵都に決定!

4月29日、幕張メッセで開催されたイベント『ニコニコ超会議2023』の「超SANYOブースwithアイマリン」において、「海物語」に登場するSANYOイメージガールの10代目「ミスマリンちゃん」が発表となった。

 

 

記念すべき10代目のミスマリンちゃんに選ばれたのは、英語と中国語が堪能なあのん、グラビアなどであざとかわいいで話題の小日向ゆか、ゲームが大好きという賀村恵都の3人。今後はTBS「7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート」での活躍も楽しみだ。

 

あのん…1999年2月5日生まれ。身長:166cm、スリーサイズ:B/84 W/58 H/88

 

小日向ゆか●こひなた・ゆか…1997年8月26日生まれ。身長:160cm、スリーサイズ :B/87 W/62 H/90

 

賀村恵都●かむら・けいと…2002年7月2日生まれ。身長:163cm、スリーサイズ:B/74 W/57 H/83

 

そして同ステージでは、約3年間9代目「ミスマリンちゃん」として活躍した桃衣香帆、御子柴かな、宮本りおの卒業セレモニーも行われ、10代目ミスマリンちゃんから花束が贈呈された。コロナ禍だったということで、ファンの前にリアルで登場するのは最初で最後となった9代目の3人。思うように活動できなかった分、YouTubeやTikTokなどSNSを活用して活動の場を広げていった思い出を語った。

 

桃衣香帆●ももい・かほ…1995年9月11日生まれ。身長:162cm、スリーサイズ:B/85 W/56 H/89

 

御子柴かな●みこしば・かな…1997年10月25日生まれ。身長:162cm、スリーサイズ:B/83 W/60 H/86

 

宮本りお●みやもと・りお…1998年8月3日生まれ。身長:161m、スリーサイズ:B/88 W/58 H/90

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

「ムー」がローソントラベルと再びコラボ!テーマは平将門巡りで”胴と首をつなぐ”崇敬のツアー

ローソントラベルの「ムー旅」の第2弾が開催決定しました!今回は「平将門巡り」。6月18日(日)日帰りバスツアーとなります。

 

将門の娘が将門を祀ったといわれる国王神社からはじまり、将門の遺体を葬ったといわれる延命院胴塚、将門の首を祀る将門塚、そして江戸の総鎮守の神田明神を巡ります。

↑国王神社

 

↑延命院胴塚

 

↑将門塚

 

行きと帰りのバス内では、月刊ムーの三上丈晴編集長が「将門の謎」を解説。最後の浅草ビューホテルでは夕食をいただきながらのトークショーも開催されます。旅の思い出を振り返りつつ、ここだけの秘話が楽しめそう。

 

またツアーには、「平将門魔方陣」でおなじみ、加門七海さん執筆の「平将門巡り北斗七星結界ガイド」冊子が付いてきます。将門の胴と首をつなぐ今回のツアーを体験したら、この冊子を手に、東京都内の将門・北斗七星結界を巡ってみましょう。

↑「平将門巡り北斗七星結界ガイド」表紙

 

↑「平将門巡り北斗七星結界ガイド」冊子より

 

祟りをおそれるばかりでなく、関東の英雄としての将門の姿を知る「ムー旅」へのご参加、お待ちしております。宿泊プランもあるので、遠方から参加したい方でも安心してお申し込みいただけます。詳しくはローソントラベルの申込みページにて!

【ニコニコ超会議2023】コンパニオンやコスプレイヤーがお出迎え! 約40人が登場するフォトレポートで振り返る

今年のGWのスタートとなった4月29、30日に幕張メッセにてリアル開催された『ニコニコ超会議2023』。今年で12年目を迎える『ニコニコ超会議』は、4月22日から28日までのネット開催を含め過去最長9日間にわたって実施された。登録会員数9,000万人を超える「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」ということで、様々なコンテンツがラインナップされ、企業ブースのコンパニオンやコスプレイヤーたちがお出迎え。編集部では開催初日に、コンパニオンやコスプレイヤーを取材&撮影。取材できたのはほんの一部だが紹介しよう。

 

 

【40人を一気に紹介!】

 

 

<超SANYOブースwithアイマリン>

阿比留あんな(あびる・あんな)

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【阿比留あんなさんギャラリー】

 

 

生田ちむ(いくた・ちむ)

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【生田ちむさんギャラリー】

 

 

宇佐美なお(うさみ・なお)

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【宇佐美なおさんギャラリー】

 

 

奥田千尋(おくだ・ちひろ)

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【奥田千尋さんギャラリー】

 

 

海音(かのん)

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【海音さんギャラリー】

 

 

木村 楓(きむら・かえで)

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【木村 楓さんギャラリー】

 

 

黒咲りの(くろさき・りの)

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【黒咲りのさんギャラリー】

 

 

小湊美月(こみなと・みづき)

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【小湊美月さんギャラリー】

 

 

真田みき(さなだ・みき)

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【真田みきさんギャラリー】

 

 

清水にな(しみず・にな)

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橘京(たちばな・きょん)

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【橘京さんギャラリー】

 

 

永原芽衣(ながはら・めい)

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【永原芽衣さんギャラリー】

 

 

仲 美由紀(なか・みゆき)

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羽瀬 萌(はせ・めぐむ)

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【羽瀬 萌さんギャラリー】

 

 

廣川エレナ(ひろかわ・えれな)

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【廣川エレナさんギャラリー】

 

 

藤田香澄(ふじた・かすみ)

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【藤田香澄さんギャラリー】

 

 

松田 蘭(まつだ・らん)

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【松田 蘭さんギャラリー】

 

 

南実千晴(みなみ・ちはる)

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【南実千晴さんギャラリー】

 

 

結城乃愛(ゆうき・のあ)

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横田りか(よこた・りか)

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【横田りかさんギャラリー】

 

 

<勝利の女神:NIKKE>

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かえるちゃん

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【千夢さんギャラリー】

 

 

とうか

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こめこ

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【こめこさんギャラリー】

 

 

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【すずらさんギャラリー】

 

 

まさむ

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【まさむさんギャラリー】

 

 

鳥海かう(とりうみ・かう)

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イトウ

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<Tower of Fantasy(幻塔)>

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凸守たかね(てごもり・たかね)

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雪村ユノ(ゆきむら・ゆの)

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あまねみや

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<KAMITSUBAKI STUDIO>

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星乃まみ(ほしの・まみ)

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みったん

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倉地那侑(くらち・なゆ)

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千都ちひろ(せんと・ちひろ)

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<茨ひよりinニコニコ超会議2023>

もころす

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<MUSHITEMASU>

芽衣(めい)

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赤楚衛二、サバイバルは自信なし「一番に脱落する気がします(笑)」『ペンディングトレイン』インタビュー

山田裕貴さん主演の金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)に出演中の赤楚衛二さんにインタビュー。本作は、偶然乗り合わせた電車が未来の荒廃した世界にワープし、何もかも遮断され“ペンディング”された“非日常”の世界へと放り出された乗客たちが、共にサバイバル生活を生き抜く姿を描くヒューマンエンターテインメント。正義感あふれる消防士・白浜優斗を演じる赤楚さんに、台本を読んだ感想や、共演する山田裕貴さん、上白石萌歌さんの印象などを聞きました。

『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』赤楚衛二©TBS

 

◆台本を読んだときの感想を教えてください。

CGの部分があったりするのですが、最近の技術は本当に素晴らしいので、その辺に対しての心配は全くなくて、どちらかというと乗客で集まって話し合ったり、動いたりするところは難しいだろうなと思っていました。台本ではきれいに物語が進みますが、いざ現場に立ってみると言葉が出てこないとか、もしくはこの状況のときに誰に向けて言うのかとか、本当に一人一人、自分の役だとしたらどうするのかというのをきちんと軸を持っていないと、流されてしまったり、ただのオーディエンスになってしまったりというところのバランスがすごく難しいんだろうなと思いながら、台本を読んでました。

 

◆実際に撮影に入ってからも難しさを感じていますか?

そうですね、やっぱり難しいですよね。立ち位置だけでも印象が変わってきますし、その辺は、監督やキャストで話し合ったりしています。

 

◆演じる優斗のキャラクターについて、どのように捉えていますか?

僕が演じる優斗は過去にある経験をしたことで、何があっても人の命を助けたいという人物。実際に演じてみて、過去の出来事がすごく衝撃的でしたし、このトラウマがあるから、いろんなことに関わってでいっちゃうぐらい、気持ちが先行してしまうんだろうなと。生徒会長みたいな役柄です(笑)。

 

◆現場の雰囲気はいかがでしょうか? 現場でのエピソードも合わせて教えてください。

雰囲気はいいですよね。ただ、1日長い撮影のときはみんな省エネモードになる気がします。僕の役が一番しっかりしていないといけない役なのですが、足場の悪い撮影現場ではよく転ぶというか、滑ります。足元が滑るたびに「おい、消防士」って言われます(笑)。

 

◆共演される山田さん、上白石さんの印象はいかがですか?

山田君は、周りの人たちから「すごく熱くて、いい方」と聞いていて。実際に会ったとき、本当にそのままだなと感じました。ただそこに、直哉の持っている人見知りなところは、山田君のMBTI診断で出ていた「絶望的なロマンチスト」に少しつながる部分もありつつ、優斗にも近いような部分も持っていたりするので、山田君をもっと知りたいなと思っています(笑)。

 

萌歌ちゃんは、ドラマなどを見させていただいて。最近見た作品がコメディっぽいものだったので、「面白い方なのかな?」と思っていたら、そのまま面白い方で(笑)。ボケたり、ツッコんだりとかして、ギャップがあって、もっとこの面白さを楽しんでいきたいなと(笑)。

 

◆山田さんが「赤楚さんのお気に入りのものは何ですか?」ということですが。

最近、泥の入浴剤を入れてお風呂に入っているんですけど、他の入浴剤よりあったまる気がして疲れが取れる感覚があります。それに癒されていますね!

 

◆電車にまつわるエピソードを教えてください。

電車に乗車中にパッとホームを見たら『ペンディングトレイン』のとても大きな看板があって、「頑張ろう」って思いました。

 

◆もし、直哉たちと同じように荒廃した世界に飛ばされてしまったら?

今回の現場でも花粉でやられていますし、この3人(山田、上白石)の中だったら、僕は一番に脱落する気がします(笑)。

 

◆では、赤楚さんが発揮できそうな力はありますか?

空気を読もうと心がけます。しゃべりかけないでオーラを出してる人にはしゃべらないですし、協力してほしそうな人には協力しますし、意外とそういうことが大事だと思うんです。我が我がとなってしまうと争いが起こってしまうと思うので、秩序を保ちたいですね。

 

PROFILE

赤楚衛二

●あかそ・えいじ…1994年3月1日生まれ。愛知県出身。B型。

 

番組情報

金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』

TBS系

毎週金曜 午後10時~10時54分

 

<配信>

Paravi:各話の初回放送直後配信

Netflix:世界配信 日本国内では、4月22日(土)より配信開始

その後、海外にて順次配信予定

 

<キャスト>

山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)、日向亘、片岡凜、杉本哲太、松雪泰子 ほか

 

<スタッフ>

脚本:金子ありさ(『恋はつづくよどこまでも』『着飾る恋には理由があって』ほか)

主題歌:Official髭男dism「TATTOO」(ポニーキャニオン/IRORI Records)

プロデューサー:宮﨑真佐子、丸山いづみ

編成:吉藤芽衣、平岡紗哉

演出:田中健太、岡本伸吾、加藤尚樹、井村太一、濱野大輝

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/

番組公式Twitter:@p_train823_tbs

番組公式Instagram:@p_train823_tbs

番組公式TikTok:@p_train823_tbs

 

©TBS

BiS 6人体制初ワンマンを目撃できるかは運次第…!? 観覧券をガチャガチャで抽選

BiSが、5月14日(日)に東京・中野heavysick ZEROにて新体制初ワンマンライブ「BiS the REPRODUCTiON LiVE」を開催することを発表した。

BiS

 

BiSにとって中野heavysick ZEROは“始まりの場所”ということもあり、新体制の初ワンマンライブも同所にて行うことになったとのこと。

 

そんな初ワンマンライブの観覧方法が発表。5月13日(土)にタワーレコード渋谷店5Fイベントスペースにて開催されるガチャガチャイベント「BiS des GACHA」にて、7月12日(水)にリリースとなるシングル『タイトル未定』を予約し、その予約枚数に応じた回数のガチャガチャを行い、ライブ観覧券を引き当てる必要がある。

 

「BiS des GACHA」の景品は、1等「吸引力が変わらないブランドのドライヤー」、2等「料理で必須で、インテリアにも使える万能フライパン(サイン入り)」、3等「BiS the REPRODUCTiON LiVE鑑賞券」、4等「BiSのCDも買えるAmazonギフト券」、5等「BiSメンバーソロチェキ」、参加賞「オリジナルティッシュ」となっている。

 

なお、「BiS des GACHA」に参加するためには、LivePocketで整理券をゲットする必要があるので要注意だ。新時代を迎えるBiS新体制初ライブを目撃するため、研究員(※BiSファンの総称)はガチャガチャへのチャレンジ必須となりそうだ。

 

イベント情報

お披露目ライブ「BiS the REPRODUCTiON LiVE」

2023年5月14日(日)東京・中野heavysick ZERO

※チケット販売なし。

※5月13日(土)に開催のガチャガチャイベント「BiS des GACHA」で鑑賞券を引き当てた人のみ入場可能

※ドリンク代別

 

ガチャガチャイベント「BiS des GACHA」

2023年5月13日(土)タワーレコード渋谷店5F イベントスペース

1部 11:15〜12:00

2部 12:00〜13:00

3部 13:00〜14:00

4部 14:00〜15:00

5部 15:00〜16:00

6部 16:00〜17:00

7部 17:00〜17:45

※LivePocketにて整理券をゲットした人のみ参加可能。

※整理券の当日配布なし

 

購入整理券(電子チケット)

2023年4月28日(金)20時〜販売開始

販売ページURL:https://t.livepocket.jp/e/b_89v

 

リリース情報

New Single「タイトル未定」

2023年7月12日(水)発売

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official Twitter:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

あの日、あのときの、冒険の記憶が甦る。『ファイナルファンタジーXIV』オーケストラコンサートの模様を収録したBlu-rayがリリース!

多くの感動や興奮を生み出してきた人気RPG「ファイナルファンタジー」シリーズ。ストーリー・映像美はもちろん、世界観により引き込まれる音楽も魅力のひとつだろう。そんな「ファイナルファンタジー」音楽を体感できるライブ・イベントはいくつかあり、そのひとつとして2022年12月には『FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2022 -Eorzean Symphony-』が開催。珠玉のオーケストラサウンドが多くの光の戦士たち(『FFXIV』プレイヤーの愛称)を『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FFXIV)の世界へと誘った。

『Eorzean Symphony FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol. 3』

 

この度、本コンサートの模様が収録されたBlu-rayのリリースが決定。迫力のフルオーケストラアレンジ楽曲の数々を家でも楽しめるようになる。本稿では、4月26日(水)に発売された『Eorzean Symphony FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol. 3』の魅力について解説!収録内容のほか、筆者のオススメポイントをレビューする。

 

Eorzean Symphony: FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol. 3 – Trailer

フルオーケストラで演奏される名曲の数々!

『FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2022 -Eorzean Symphony-』は、『FFXIV』の楽曲をフルオーケストラで奏でたコンサート。『新生エオルゼア』、『蒼天のイシュガルド』、『紅蓮のリベレーター』、『漆黒のヴィランズ』、『暁月のフィナーレ』のゲーム実装楽曲を演奏し、「Eorzean Symphony」と題したコンサートが約3年ぶりの開催だったことも相まって、多くの反響を呼んだ。

 

演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、指揮は栗田博文が担当。「ファイナルファンタジー」シリーズほか、数々のゲーム作品のオーケストラコンサートでも演奏してきた楽団・指揮者が、名曲の数々を奏でて、光の戦士たちの心・魂を揺さぶった。

 

本Blu-rayでは、『FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2022 -Eorzean Symphony-』で演奏された全21曲分すべて(MCパートを除く)をコンサートの映像と共に2chの音源で楽しめる。

 

『新生エオルゼア』、『蒼天のイシュガルド』、『紅蓮のリベレーター』の楽曲を中心に構成されたPart1は、スネア・バスドラムそしてブラスサウンドによる勇ましい裏打ちとストリングスによる流れるような旋律が心地よい「天より降りし力」からスタート。全体を通して迫力ある楽曲は、強敵に立ち向かう光の戦士たちを何度も勇気づけてきた。『FFXIV』を代表する本曲は、オープニングにふさわしい一曲だったと言えるだろう。

 

また、『蒼天のイシュガルド』のメインテーマでありエンディングテーマでもある「Dragonsong」では、「Tomorrow and Tomorrow」などでもボーカルを務めたAmanda Achenがゲストボーカルとして参加。どこか悲しさも感じるピアノ・ハープ・そしてストリングスの美しい旋律と、Amandaの伸びやかな美声が調和すると、そこに広がってきたのはイシュガルドの風景。楽器と歌のハーモニーが作品の世界へと誘う。音楽は喜怒哀楽すべての感情を揺さぶるものだと、Amandaが情感たっぷり歌い上げたこの一曲で改めて感じることができた。

 

Tomorrow and Tomorrow – Eorzean Symphony: FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol.3

一方のPart2は、『漆黒のヴィランズ』、『暁月のフィナーレ』の楽曲を中心に構成。「Shadowbringers」の原曲はギターの旋律が印象的だが、オーケストラサウンドにアレンジしたことで壮大さが増していた。また、本演奏では実際に本曲のボーカルを務めたJason Charles Millerも参加。楽曲最後の余韻の残し方は、まさにタイトル・テーマ通りの「光」と「闇」を感じられた。

 

本編のラストを締めくくった「ENDCALLER ~ゾディアーク討滅戦~」では、トランペットやホルンなどのブラスサウンド、そしてコーラス隊が「終末」を感じさせる不穏な空気を作り出す。かと思えば楽曲が進んでいくと、今度は光の戦士たちの覚悟を感じるような力強さをオーケストラが奏でる。そして、ここまでの物語を振り返るようなストリングスの音色、ラストのユニゾンが、クライマックス感をより引き立たせた。きっと、ゾディアークとの激闘を思い出した方も少なくなかっただろう。

 

Endcaller – Eorzean Symphony: FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol. 3

その流れからのアンコール曲は「そして世界へ」。「ファイナルファンタジー」シリーズを象徴する名曲が、ここまで音楽で巡ってきた激闘を終えた光の戦士たちを祝福してくれているように感じた。

 

3つの音源を聞き比べられる仕様

本Blu-rayは、2022年12月に発売されたCDアルバム『FINAL FANTASY XIV Orchestral Arrangement Album Vol. 3』に収録された7曲+1曲の全8曲を、コンサートやゲーム映像と共に2chと5.0chの音源で楽しめる「オーケストラアレンジパート」が収録されているのも特徴。5.0ch音源は指揮者の立ち位置で聞いているような「ニアVer.」と、ホール全体を見渡せる客席後方で聞いているような「ファーVer.」があり、2chと合わせて合計3種類の音源が用意されている。「オーケストラアレンジパート」で楽しめる楽曲は「Shadowbringers」、「Tomorrow and Tomorrow」、「To the Edge」、「ENDCALLER ~ゾディアーク討滅戦~」、「Your Answer ~ハイデリン討滅戦~」、「Close in the Distance」、「Flow」、「終焉の戦い」の8曲。

 

Close in the Distance – Eorzean Symphony: FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol.3

筆者も実際に体感してみたが、特に「ニアVer.」と「ファーVer.」では音の響き方が異なるなど聞き比べできるのが面白い。例えば、「終焉の戦い」ではティンパニーの鳴り方・響き方がそれぞれのバージョンで異なり、その違いを発見するだけで心が躍った。その他の楽曲でも木管楽器やゲストボーカルの歌声の聞こえ方、ストリングスの音圧など、違いはさまざま。実際に現地で聞いた方でも、このバージョン違いで新たな感動を見つけることができるかもしれない。

 

さらに、「オーケストラアレンジパート」では、再生中のお楽しみ機能として、公演パンフレットにも掲載されたオーケストレーター・宮野幸子と『FFXIV』サウンドディレクター・祖堅正慶のSpecial talkの楽曲コメントの一部を表示可能。楽曲への印象ほか、オーケストラコンサート用にアレンジする際に意識したことなどの制作秘話を知ることができる。

 

なお、音源ダウンロード機能も実装されており、MP3音源29曲分、ハイレゾFLAC音源8曲分のDLコードをディスクに同梱。特典として「オーケストリオン譜」2曲分が入手できるアイテムコードが封入されているのも、光の戦士たちにはうれしいポイントだ。

 

Blu-ray Disc Musicを採用していることで、高音質の音源と映像を実現している『Eorzean Symphony FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol. 3』。「音楽」を聞けば、あの日、あのときの、冒険の記憶が甦ってくる。これも「音楽」の魅力なんだと改めて感じることができた。クオリティにこだわったこの一枚で、私たちはあの冒険の日々を思い出すだろう。

 

●text/M.TOKU

 

商品概要

Eorzean Symphony FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol. 3

2023年4月26日(水)発売

 

仕様:Blu-ray Disc1枚

価格:6,600円(税込)

封入特典:オーケストリオン譜「To the Edge」「Flow」2曲分のアイテムコード封入

※法人別早期購入特典あり。詳細は特設サイトをチェック

 

『Eorzean Symphony FINAL FANTASY XIV Orchestral Album Vol. 3』特設サイト

https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/ff14/concert/2022/bdm/

 

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萩原みのり、濱田龍臣、松崎未夢が森田望智主演『バイバイ、マイフレンド』に出演決定

5月9日(火)に放送スタートする、森田望智主演の火曜ACTION!『バイバイ、マイフレンド』(フジテレビ/関東ローカル)に萩原みのり、濱田龍臣、松崎未夢が出演することが発表された。

火曜ACTION!『バイバイ、マイフレンド』左から)濱田龍臣、萩原みのり、松崎未夢 ©フジテレビ

 

本作は、夢も仕事もうまくいかず人生に希望を見いだせなくなっていた主人公が、高校時代の親友と10年ぶりに再会したことをきっかけに人生を見つめ直す、現在と過去が交錯するノスタルジック青春ドラマだ。

 

主人公・早川麻衣(森田)は、東京で派遣社員として働く傍ら、小説家を目指し文学賞に作品を応募しては落選する日々を送っていた。そんなある日、派遣先から契約を切られ、ラストチャンスと応募した賞にも落選。希望を失いかけた矢先、高校時代3人組で仲の良かった親友・時田莉子(松崎)と10年ぶりに“ある形で”再会する。

 

時を同じくして、小説家を目指す麻衣の行きつけの書店で、麻衣と顔見知りの店員・成田悟(濱田)の計らいによって、もう1人の親友・後藤絵里奈(萩原)と再び交流するように。何もかもうまくいかず人生に悲観していた麻衣は親友たちとの再会をきっかけに前向きな気持ちを取り戻しながらも、実は10年間、莉子に抱き続けた罪悪感に苦しんでいた。麻衣は「もう一度やり直せたら」という期待を胸に、止まっていた時間を取り戻していくが…。

 

主人公・麻衣の高校時代の親友・絵理奈を演じるのは、映画「N号棟」(2022年)、「成れの果て」(2021年)などで主演を務めながらテレビドラマ、舞台などジャンル問わず出演し、昨年にはTOHOシネマズで異例の特集上映が組まれるなど今大注目の俳優・萩原みのり。

 

麻衣の行きつけの書店で働きながらひそかに麻衣に恋心を抱く青年・成田悟を、子役として出演した大河ドラマ『龍馬伝』(2010年/NHK)で注目を集め、その後も主演を務めた『ウルトラマンジード』(2017年/テレビ東京)など話題作に出演し、今年は現在大ヒットを記録している映画「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」に出演するなど俳優として活躍し続ける濱田龍臣。絵理奈と同じく高校時代の親友・莉子を、昨年NTTドコモのスペシャルムービー「あの恋をもう一度」で主人公を演じて話題となり、広告や映画など活動の幅を広げる期待の俳優・松崎未夢がそれぞれ演じる。地上波ドラマ初主演の森田と個性豊かな俳優陣たちの競演に注目だ。

 

10年の時を越え親友2人と再会を果たした主人公は、過去にとらわれていた自分に終止符を打ち未来に進むことができるのか。そして物語のラストに明かされる感涙必至の真実とは。

 

プロデュース・栗原彩乃(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

◆3人のキャスティング理由、森田さんと3人の共演に期待することなどコメントをお願いします。

萩原さんは過酷な難役を演じてこられた印象があり、お芝居が上手だからこそ、“今回のようなごく普通で、等身大の社会人を演じる萩原さんが見てみたい!”という自分本位な気持ちでオファーさせてもらいました。松崎さんはオーディションで初めてお会いしたときから、太陽のようなまぶしさが莉子役にぴったりだと思いました。森田さん、萩原さん、松崎さん3人がそろう場面は痛みの中に希望が湧き上がるすてきなシーンとなっているのでご期待ください。そして、カラッとした明るさで曇りがちな女性たちの心を晴らしてくれた歳下男子・成田こと濱田さん。濱田さんが登場すると皆さんの顔もほころぶこと間違いなしです!

 

番組情報

火曜ACTION!『バイバイ、マイフレンド』

フジテレビ(関東ローカル)

2023年5月9日(火)深夜1時25分~1時55分

2023年5月16日(火)深夜0時35分~1時5分

2023年5月23日(火)深夜0時45分~1時15分

2023年5月30日(火)深夜0時25分~0時55分

※各話放送終了後、TVer、FODなどで見逃し配信を実施

 

出演者:森田望智、萩原みのり、濱田龍臣、松崎未夢 他

脚本:井本智恵(第34回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作『ラストチャンス』)、川滿佐和子(『ビハインドオーケストラ』、『ANIMALS アニマルズ』 他)

プロデュース:栗原彩乃(『ナンバMG5』 他)

演出:尾﨑隼樹(『ルパンの娘』シリーズ、『ナンバMG5』 他)

制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/byebye-myfriend/index.html

公式Twitter:@tue_action_fuji

公式Instagram:https://www.instagram.com/tue_action_fujitv/

 

©フジテレビ

ホスト沼から抜け出せないゆあ(齊藤なぎさ)の前日譚を描く『明日カノ』「特別編」の場面写真が公開!

5月2日(火)スタートのMBS/TBSドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』(MBS 毎週火曜 深夜0時59分~/TBS 毎週火曜 深夜1時28分~)より、齊藤なぎさ演じるゆあの前日譚を描く「特別編」前編の場面写真が解禁された。

『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』©「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

 

2019年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中、「第68回小学館漫画賞」を受賞し、累計500万部を突破している人気漫画「明日、私は誰かのカノジョ」(をのひなお/サイコミ)。”登場人物たちのリアルすぎる心理描写”が話題となった、『明日、私は誰かのカノジョ』の続編ドラマが開幕する。

 

“ホスト沼”から抜け出せないゆあの怪演でシーズン1放送時には大きな話題を呼んだ齊藤なぎさ演じるゆあてゃの過去が明らかとなる「特別編」。シーズン1の放送終了後に多く寄せられた“『明日カノ』ロス”から再び、狂気を帯びる“ゆあてゃ”が形成されるまでの物語が実写化される。

 

特別編 前編 あらすじ

ゆあ(齊藤なぎさ)は田舎町で暮らす高校生。田舎という狭いコミュニティの中、うわさ話や陰口が絶えないこの町の生活に嫌気が差していた。父親は外で家庭を作り、体調の悪い祖母と2人で暮らしているゆあだったが、友達のみぽつとこの町を出て東京へ行くことを日々夢に見ている。

 

そんなある日、ゆあは東京に遊びに行ったときにナンパをしてきた俊介と一夜を共にしてしまう。帰り際に1万円を渡され、複雑な気持ちになるゆあ。後日、みぽつに会いに行ったゆあだったが、帰宅すると祖母が倒れているのを発見し、祖母はそのまま帰らぬ人に。

 

祖母を置いて家を開けてしまった自分を責める中、父親が金目のものだけ手にして出ていこうとする姿を見て憤慨するゆあは、精神的に限界を迎え、手元にあるお金を持ち、そのまま東京へ向かう。しかし、頼りにしていた俊介にも連絡を絶たれ、行く当てもなく新宿を1人さまようことに。するとある男性が声をかけてきて…。

 

番組情報

MBS/TBSドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』

MBS:2023年5月2日(火)スタート 1話放送 深夜0時59分~

TBS:2023年5月2日(火)スタート 1話放送 深夜1時28分~

RKB毎日放送:2023年5月15日(月)スタート 1話放送 深夜1時55分~

 

配信:Disney+ 独占配信

TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間あり

 

原作:『明日、私は誰かのカノジョ』をのひなお/サイコミ (サイコミ/Cygames)

出演:

<シーズン2>

茅島みずき

綱啓永 新井美羽 稲葉友 石川恋 橋本マナミ

入山法子

 

<特別編>

齊藤なぎさ 本田響矢

 

監督:<特別編>酒井麻衣 <シーズン2>権野元 菅原正登

脚本:三浦希紗 イ・ナウォン 川原杏奈

制作プロダクション:スタジオブルー

製作:「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

 

オープニング主題歌:いゔどっと「ぶっ壊してよ」(ユニバーサル シグマ)

エンディング主題歌:DUSTCELL「Caffeine」(KAMITSUBAKI RECORD)

 

公式HP:https://www.mbs.jp/asukano2/

公式Twitter:@dramaism_mbs

公式Instagram:@dramaism_mbs

公式TikTok:@drama_mbs

 

©「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

朝日奈央&おいでやすこががスタイリッシュな2億円超え豪邸の家主を捜査!『ゼロイチ』

『ゼロイチ』(c)日本テレビ

4月29日(土)放送の『ゼロイチ』(日本テレビほか 午前10時30分~)は、朝日奈央とおいでやすこがが、豪邸の中を捜査し家主の正体を解き明かす「豪邸家主捜査」にチャレンジする。

 

今回捜査するのは、目黒区に2億円をかけて建てられた4LDK一戸建て。その外見に、3人は「スタイリッシュ」(朝日)、「オシャレ」(おいでやす小田)、「ソリッド」(こがけん)といきなり圧倒されてしまう。

 

まずは、広々とした玄関に備え付けられたシュークローゼットをのぞいてみると、ハイブランドの靴がズラリ。その中でも朝日が「この厚底加減は、ちょいギャル」「今ちょっと落ち着いたけど名残があるギャル」と、家主が若いのではないかと予想する。

 

銀座の高級ブティックばりのクローゼットにも、カルティエやシャネルの時計、ルイ・ヴィトンやプラダのバッグなど、高級ブランドばかり。ここでも朝日が「リーズナブルなのもある」「ちょっとイケイケなブランドも」とヒントになりそうなアイテムを目ざとく発見する。

 

ランドリールームでは、海外製の高級洗濯機や完璧な動線の設計に、朝日が「この空間欲しい~」とうっとり。「このまま帰れる?」と2人に問いかけると、「いったん缶コーヒー飲んで……」(こがけん)、「俺は幸せなんだって言い聞かせて」(小田)と自分の暮らしと比較し落ち込んでしまう。

 

また、ガラス張りのバスルームには、ガラスの向こうに専用のバスガーデンが。試しに小田だけがガーデンに出てみると、朝日とこがけんの家主予想がスタート。2人の声がよく聞こえない小田がイライラし始め、大声ツッコミがさく裂する。

 

洗練されたキッチンには、特別な機能が付いたゴミ箱や、一般家庭では見られない業務用の台など、料理へのこだわりが随所に見られたかと思いきや、咳止めなど大量の薬がきれいに整頓された棚も発見。まったくつながらないヒントに、「フードコーディネーター?」「喉を使うお仕事? 声優さんとか」と推理が錯綜する。

 

その他、150万円の極上ベッド、100インチ超えの大画面プロジェクター、バイオ燃料を使ったテーブル型の暖炉、トレーニングルームなど、「本当にお金を稼いでる人じゃないとこんな家は建てられない」(こがけん)、「億やん、年収。何千万とかじゃ無理なレベル」(小田)と驚がくの連続。そして、最後に家主夫婦の姿を見た朝日は「なんかもう、うそみたいな2人」とあ然。果たしてこの豪邸に住む家主の職業とは。

 

番組情報

『ゼロイチ』
日本テレビほか
2023年4月29日(土)午前10時30分~

(c)日本テレビ

『金ロー』「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作公開記念!5月、6月に全4作を放送 第4作は村井国夫による新録音

「インディ・ジョーンズ」シリーズ15年ぶりの最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が、6月30日(金)に公開。これを記念して『金曜ロードショー』(日本テレビ系 午後9時~)では、5月と6月に「インディ・ジョーンズ」シリーズ4作品が放送される。

 

『金曜ロードショー』が放送を開始したのは、今から38年前の1985年10月4日。記念すべき第1回の放送作品こそ「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」だった。

 

この作品こそ、後に世界的な大ヒットシリーズとなる「インディ・ジョーンズ」フランチャイズの第1作。「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスが原案と総指揮、「ジョーズ」「未知との遭遇」のスティーヴン・スピルバーグが監督という当代きってのドリーム・チームがタッグを組んだ、冒険活劇の金字塔。ハリソン・フォードが考古学者で冒険家でもある、ジョーンズ博士を演じた。

 

その後、第2作「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」、第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」、第4作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が公開。これらすべてのParamount Picturesの映画が世界中で大ヒットを記録し、4作合計の興行収入が20億ドル(約2,800億円)にも及ぶ。

 

音楽はもちろん、ルーカス作品、スピルバーグ作品には欠かせない、グラミー賞25回、アカデミー賞5回、ゴールデングローブ賞4回の受賞に輝く巨匠ジョン・ウィリアムズ。誰もが耳にした事のあるおなじみのテーマ曲に乗り、ハラハラ・ドキドキのアクションが繰り広げられる。

 

今回は、第1作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」の金曜ロードショーでの初放送から、第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」までインディ役のハリソン・フォードの吹替を担当してきた村井國夫(当時の表記は「村井国夫」)が、特別に第4作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」の金曜ロードショー・オリジナルの吹替を新録音。第1作~第4作のインディを全て、耳なじみのある村井國夫吹替で楽しむことができる。

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」TM & (c) 2008, (2023) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.

 

番組情報

『金曜ロードショー』
日本テレビ系

2023年5月19日(金)午後9時~11時19分 ※25分枠拡大
第1作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」
2023年5月26日(金)午後9時~11時19分 ※25分枠拡大
第2作「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
2023年6月23日(金)午後9時~11時29分 ※35分枠拡大
第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」
2023年6月30日(金)午後9時~11時24分 ※30分枠拡大
第4作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

TM & (c) 1981, (2023) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
TM & (c) 1984, (2023) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
TM & (c) 1989, (2023) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
TM & (c) 2008, (2023) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.

吉村崇、間宮祥太朗が人気コントに登場!山田邦子は「学校の先生と漫才グランプリ」の審査員に『新しいカギ』

4月29日(土)放送の『新しいカギ』(フジテレビ系 午後7時~9時)に、間宮祥太朗、山田邦子、吉村崇(平成ノブシコブシ)らがゲスト出演する。

 

レギュラーメンバーのチョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、霜降り明星(せいや、粗品)、ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴、岡部大)と学校の先生が組んで漫才を披露し、誰がいちばん生徒たちを笑わせられるかを競う賞レース「学校の先生と漫才グランプリ」を初放送。

 

「生徒たちを笑顔にしたい!」という先生たちの熱い思いに答えるべく、今回はせいや、粗品、秋山、岡部が一肌脱ぐ。一方、審査を行うのは『M-1グランプリ2022』で審査員を務めた山田邦子ら。トップバッターの漫才が終わると、山田は「レベルが高いですね~! おそろいのスーツ、立ち位置、声の大きさ、すごくよかったです」と大絶賛。また「緊張して漫才ができない」という松尾は「芸歴18年の僕より(学校の先生の方が)うまい!」と驚きを隠せない。

 

『M-1グランプリ2018』優勝の霜降り明星、『キングオブコント2018』優勝のハナコ、お笑い界の実力者たちと「生徒たちを笑顔に!」の一心で漫才に挑む先生たちによる、今まで見たことがないお笑いグランプリは必見だ。

 

人気キャラクター・力見力のコント「力見なんでもセンター」には、吉村が登場。フジテレビのバラエティ番組『ピカルの定理』(2010年~2013年)にレギュラー出演していた吉村は、収録後、「『ピカルの定理』のスタッフと全然変わっていない」と懐かしみ、「コントって楽しいな! 綾部(祐二)、早く帰ってこい!」と笑顔でコメントを寄せた。

 

そして即興ギャグマスターのせいやが客のどんなリクエストも面白くもてなす人気コント「注文の多いギャグ料理店」に、間宮が初来店。「どんなムチャぶりでも面白くしている店」と粗品が紹介すると、間宮も「最強と聞いています」と期待を寄せる。「レギュラーの“あるある探検隊”で間宮祥太朗」とオーダーするが…。

 

さらに超個性的な配達員が依頼人を翻弄するコント「ウーザーイーツ」から誕生した人気キャラクター、でかすぎる関西愛がさく裂、粗品、せいや演じる関西モン&ガーファンクルのコントが初登場。人気キャラクター・バチェ田バチェ男が「第15回日本高校ダンス部選手権ビッグクラス」で優勝した高校生たちと一緒にダンスを披露するほか、レギュラーメンバーが学校を訪れて生徒とかくれんぼで勝負する企画「学校かくれんぼ」などを送る。

『新しいカギ』(c)フジテレビ

 

番組情報

『新しいカギ』
フジテレビ系
2023年4月29日(土)午後7時~9時

〈出演者〉
チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、霜降り明星(せいや、粗品)、ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴、岡部大)

〈ゲスト〉
岡崎紗絵、古畑星夏、間宮祥太朗、丸山礼、山田邦子、吉村崇(平成ノブシコブシ)ほか
※五十音順

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/newkey/index.html
公式Twitter:@atarashiikagi
公式Instagram:atarashiikagi
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC0tZzQK6ZSzQ4h-qR5lJXgA

最新放送回 無料配信中
TVer:https://tver.jp/lp/series/srt435gfnc
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/2705/

 

(c)フジテレビ

伊織(麻生久美子)と海造(吉田鋼太郎)の愛の軌跡を描いた『unknown』スピンオフドラマが配信!【コメントあり】

『unknown』特別編「闇原家の知られざる愛のメモリー」(c)テレビ朝日

高畑充希と田中圭がW主演を務める『unknown(アンノウン)』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)より、高畑演じる闇原こころの母・伊織(麻生久美子)と父・海造(吉田鋼太郎)の愛の軌跡を描いたスピンオフドラマ『unknown』特別編「闇原家の知られざる愛のメモリー」が、動画プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で独占配信されることが決定。麻生と吉田からコメントが到着した。

 

『unknown(アンノウン)』は、“おっさんずラブチーム”が制作する、秘密(unknown)を抱えた夫婦の究極の愛を描く本格ラブ・サスペンスドラマ。第2話まで放送を終えたところで、「吸血鬼」という秘密を抱えて生きるこころと「実は大きな秘密を抱えている」朝田虎松(田中)の本気すぎるラブラブシーンの数々に胸キュンする人が続出。さらに、2人の愛を脅かすことになる予測不能な連続殺人事件の犯人考察ブームが加熱するなど、大反響を呼んでいる。

 

視聴者をくぎ付けにしているもう一つのポイントが、チャーミング過ぎるこころのママ&パパ。国民的ニュースキャスターで実は吸血鬼のママ・伊織と、クラシックなマントに身を包み、『白い巨塔』の大ファンで総回診に憧れているナイトドクター、その正体は娘ラブ&奥さんラブな吸血鬼のパパ・海造。

 

配信されるスピンオフドラマでは、そんな2人のうぶすぎる学生時代の出会い、身分差の恋、そして涙のプロポーズ…と、今もなおラブラブ全開の吸血鬼夫婦の愛の軌跡を、前編・後編の全2話に凝縮。思いっきり笑えて、2人の愛に赤面してしまう、いとおしくて泣けるラブ・コメディーとなっている。

 

2人の出会いは、海造が大学4年生、伊織が高校3年生の頃。献血センターのアルバイトで一緒になった伊織が、勉強を教えてもらうため闇原家にやって来ることに。ビン底メガネ&学ラン姿の海造は、家中に散らばっている「血」アイテムを隠そうとアタフタ大慌て…。

 

なんとか吸血鬼をにおわせるアイテムを隠し終えたところに伊織が現れるのだが、海造は隣に座り込んで勉強し始めた彼女の“あざとすぎる”行動の数々に、翻弄されてもうたまらん、けしからんと、童貞ボーイが絶叫間近。

 

そんな中、2人の“身分差の恋”に反対する、海造の父“闇原ごん造”(吉田鋼太郎・2役)も登場。政略結婚を進めようとしたり、血のギフト券で2人の仲を引き裂こうとしたり、大きな壁として立ちはだかる。

 

ママとパパの衝撃的すぎる思い出話や、白目になりそうなノロケ話を聞かされることになるのが、結婚式を間近に控えた娘のこころと、息子の漣(井上祐貴)。さらに、とある理由で大慌ての虎松まで闇原家にやってきて、豪華キャスト&吸血鬼ファミリーが大集結。本編でも爆笑のやりとりが繰り広げられている闇原家を舞台に、ママとパパのなれそめがひも解かれていく。

 

「イメージそのままのすごくステキな鋼太郎さんと、スピンオフでもご一緒させていただけて本当に光栄です。闇原家のセットや小道具もすごいので、ぜひ楽しんで見ていただきたいですね」(麻生)、「ラブラブなシーンがたくさんあるんですけど、麻生さんが大好きになったので自然と集中できています(笑)」(吉田)と、初共演でまさに相思相愛となった2人が紡ぐスピンオフドラマに注目だ。麻生と吉田のコメントは下記に掲載。

 

麻生久美子(闇原伊織役)コメント

本編だけでなく、スピンオフでも鋼太郎さんとご一緒させていただけて本当に光栄です。実は5~6年前に、偶然町でお会いしたことがあったんですけど、とても緊張したことを覚えています。吉田鋼太郎さんって言ったらすごい方じゃないですか。だから正直、「もし、怖くて厳しい方だったらどうしよう!?」と思っていたのですけど、今回一緒にお芝居をさせていただいたら、やはりイメージそのままのすごくステキな方で! しかも芝居場の空気を一瞬で掌握される力に毎回圧倒されていますし、その世界に私たちがスッと入っていけたら、それですべて成立してしまうすごさを実感しています。そんな鋼太郎さんとご一緒させていただくスピンオフドラマは、ラブラブな吸血鬼パパとママのラブラブなお話です。闇原家のセットや小道具も素晴らしいので、ぜひ楽しんで見ていただきたいですね。

 

吉田鋼太郎(闇原海造役)コメント

このスピンオフドラマは、僕たち夫婦がいかにして出会い、いかにして恋に落ち、いかにして結婚して現在に至るのかという、《ラブラブな二人のラブラブな物語》です。ほぼほぼ、それがすべてです(笑)。
僕たちのキャラクターも最高でしょう? 麻生さんはどっからどう見ても吸血鬼のお母さんですよね(笑)。僕もそこそこイケてるんじゃないかと思っていたんですが、やっぱり麻生さんに隣に並ばれると…吸血鬼としては負けちゃいますね(笑)。そんな夫婦の愛の物語ということで、ラブラブなシーンがたくさん出てきます。
実は、昔から「ラブシーンって難しいな…」と思っていたんですけど、今回は難しいとか難しくないとかじゃなくて、自然と集中できるんですよ! というのも、僕自身が麻生さんを女優としても人間としても大好きになったからなんですけどね(笑)。とても魅力的ですし、一見クールな印象なんですけど、実はとてもフワッとしてらっしゃるんですよ。何でも話しやすい方ですね。
本編では、次は誰が殺されて、誰が犯人なのか…謎が深まるばかりなんですが、ぜひこのスピンオフでは、僕たち夫婦の愛の物語をお楽しみください。

 

番組情報

『unknown』特別編「闇原家の知られざる愛のメモリー」
TELASA(テラサ)

出演:麻生久美子、吉田鋼太郎、高畑充希、田中圭、井上祐貴
脚本:徳尾浩司
監督:松下敏也、佐藤恵理子
ゼネラルプロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)
プロデューサー:貴島彩理(テレビ朝日)、岡美鶴(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
配信ページ:https://www.telasa.jp/series/13511

『unknown(アンノウン)』
テレビ朝日系
毎週火曜 午後9時~9時54分

※『unknown』本編も、第1話から最新話まで、「TELASA(テラサ)」で全話配信中
https://www.telasa.jp/series/13427

(c)テレビ朝日

声優・小野大輔が『らんまん』出演決定!特別番組『まだ間に合う!らんまん』のナレーションも担当

小野大輔

神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』の特別番組『まだ間に合う!らんまん』(NHK総合、BSプレミアム)の放送が決定。また、同番組のナレーションを務める声優・小野大輔をはじめ、伊礼彼方、アナンダ・ジェイコブズ、田村芽実、小倉久寛ら新たな出演者が発表された。

 

連続テレビ小説第108作『らんまん』の主人公は、槙野万太郎。明治維新から大正、昭和、そして未曽有の敗戦と、激動の時代の渦中でただひたすらに愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとしている。

 

5月8日(月)放送の第6週から描かれるのは、万太郎の東京生活。その放送を前に、まだこれからでも『らんまん』に追いつける特別番組『まだ間に合う!らんまん』、土曜日に放送してきたダイジェスト版の振り返りも放送。また、関連番組の放送も続々と決定している。

 

さらに、『まだ間に合う!らんまん』でナレーションを務める高知県出身の声優・小野大輔が、峰屋に出入りする呉服屋・仙石屋手代役でドラマに出演することも決定。そのほか、新たな出演者として伊礼彼方、アナンダ・ジェイコブズ、山脇辰哉、住田隆、今野浩喜、渋谷謙人、田村芽実、小倉久寛が発表された。

 

番組情報

連続テレビ小説『らんまん』
NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~ ※土曜は一週間の振り返り
BSプレミアム/BS4K 毎週月曜~金曜 午前7時30分~

『まだ間に合う!らんまん』
NHK総合 2023年5月5日(金・祝)午後6時5分~6時34分
BSプレミアム 2023年5月6日(土)午後4時35分~5時4分
ナレーション:小野大輔(声優・高知県高岡郡佐川町出身)

連続テレビ小説『らんまん』土曜版振り返り放送
NHK総合
2023年5月7日(日)深夜2時25分~3時40分 第1週~第5週

<主な関連番組>
土スタ『らんまん』in高知
NHK総合
2023年5月6日(土)午後1時50分~2時50分
ゲスト:神木隆之介、志尊淳

あの日 あのとき あの番組
『ひたむきに愛するということ~「らんまん」と牧野富太郎~』
NHK総合
2023年5月7日(日)午後1時50分~2時55分

松田聖子、中森明菜ら18組の人気曲をランキング形式で発表!八神純子は名曲「みずいろの雨」を熱唱

『今聴きたい昭和の名曲!レジェンド18選!歌手別No.1ソング』(c)テレビ朝日

4月26日(水)に、『今聴きたい昭和の名曲!レジェンド18選!歌手別No.1ソング』(テレビ朝日系 午後7時~8時54分 ※一部地域を除く)が放送される。

 

今、若い世代にも昭和の名曲が支持され、続々とリバイバルヒットが誕生している。テレビ朝日で今夜放送される『今聴きたい昭和の名曲!レジェンド18選!歌手別No.1ソング』は、そんな昭和の名曲の数々を超貴重映像と共に振り返るスペシャル企画。番組では「あなたが好きな歌手とその歌は?」という全国アンケートを実施、その投票によって選ばれたレジェンド歌手18組それぞれの人気曲を、ランキング形式で発表していく。

 

MCは、高橋英樹と大下容子アナウンサーが担当。スタジオにはアンミカ、早見優、ビビる大木、山之内すずら幅広い世代のゲストが集結する。

 

選ばれしレジェンドは松田聖子、中森明菜、テレサ・テン、沢田研二、キャンディーズ、近藤真彦、田原俊彦、チェッカーズ、プリンセスプリンセス、米米CLUB、安全地帯、石川さゆり、岩崎宏美、八神純子など、豪華すぎる顔ぶれ。数多くのヒット曲を誇る彼らのNo.1ソングは一体…。

 

また、天国に旅立った不滅のレジェンド・石原裕次郎、美空ひばり、尾崎豊の貴重映像も公開。往年の大ヒット刑事ドラマ『西部警察』の中で、石原が自身の持ち歌を歌う、驚きのシーンとは…。令和の若者たちにも青春の代弁者として支持される尾崎の魂の熱唱や、決して色褪せることのない美空の圧巻の歌声も振り返る。

『今聴きたい昭和の名曲!レジェンド18選!歌手別No.1ソング』八神純子(c)テレビ朝日

 

さらに、今回もスペシャルな歌唱ゲストが登場。今、世界的に大ブームを巻き起こしているシティポップの先駆者・八神純子が、なんと24年ぶりテレビ朝日に出演し、名曲「みずいろの雨」を披露する。

 

昨年、アメリカの音楽団体「女性ソングライターの殿堂」から、日本人で初めて「殿堂賞」に選ばれた八神。そんな彼女の伸びやかな歌声に、スタジオの面々も「声が変わらない!」「今聴いても新しい!」「声量がスゴイ!」などと大興奮。No.1ソングの発表とあわせ、八神の感動の熱唱にも注目だ。

 

番組情報

『今聴きたい昭和の名曲!レジェンド18選!歌手別No.1ソング』
テレビ朝日系
2023年4月26日(水)午後7時~8時54分 ※一部地域を除く

<出演者>
MC:高橋英樹、大下容子(テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト:アンミカ、早見優、ビビる大木、山之内すず
歌唱ゲスト:八神純子

ももいろクローバーZ、15年分の「ありがと」を表現した記念ソング「いちごいちえ」MV公開!

ももいろクローバーZ「いちごいちえ」

ももいろクローバーZの結成15周年を記念して制作された新曲「いちごいちえ」のミュージックビデオが、ももいろクローバーZ公式YouTubeチャンネルにて公開された。

 

現在配信中の本楽曲は、ももクロ結成10周年時も「クローバーとダイヤモンド」でタッグを組んだC&KのCLIEVYが楽曲提供。それぞれの人生におけるかけがえのない出会いや、ずっと支えて応援してきてくれた全ての人達への感謝がテーマのポップナンバーとなっている。

 

ミュージックビデオは、15年=5475日分の思い出、出会いを紡いで歩んで来たももクロにとって一期一会の場所である“LIVEステージ”をコンセプトに、15年分の「ありがと」を表現。MV中には、過去のももクロライブのオーディエンスの声をミックスした歓声や、メンバーが自ら選んだ15周年を振り返る上でキーポイントなるアイテムも登場する。

 

メンバーの周りを囲むももクロカラーの光はこれまで支えて応援してきてくれた全ての人たちを表しており、ラストサビでは無数のドローンライトがメンバーの周りを浮遊。曲のラストを華やかに壮大に彩っている。

 

またドローンライトが最後に組む文字の隊列は、メンバーからの心を込めたメッセージ。応援してくれている人たちと未知の道へ一緒に歩んでいくももクロが映し出された、エモーショナルな内容となっている。

 

ももクロ結成15周年記念ソング「いちごいちえ」-MUSIC VIDEO-

 

リリース情報

結成15周年記念配信シングル「いちごいちえ」

配信中

 

作詞・作曲:CLIEVY(C&K)

編曲:小松一也

 

特設サイト:https://mcz-release.com/sound/ichigoichie/

配信リンク一覧:https://mcz.lnk.to/IGIE

 

DIGITAL ALBUM『ZZ’s Ⅲ』

配信中

 

収録内容:

M1. ピンキージョーンズ -ZZ ver.-

M2. CONTRADICTION -ZZ ver.-

M3. Z女戦争 -ZZ ver.-

M4. 黒い週末 -ZZ ver.-

M5. 空のカーテン -ZZ ver.-

M6. 仮想ディストピア -ZZ ver.-

M7. Link Link -ZZ ver.-

M8. WE ARE BORN -ZZ ver.-

M9. 白金の夜明け -ZZ ver.-

M10. BLAST! -ZZ ver.-

 

特設サイト:https://mcz-release.com/sound/mcz_zzs3/

配信リンク一覧:https://mcz.lnk.to/ZZs3

 

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秋元才加が『バラいろダンディ』5月マンスリーアシスタントに決定「1カ月限定なので、とにかく楽しんでいきたい」

『バラいろダンディ』秋元才加

 

秋元才加が『バラいろダンディ』(TOKYO MX 毎週月曜~金曜 午後9時~9時54分)の月曜~木曜アシスタントとして、5月1日(月)より出演。秋元からコメントが到着した。

 

今年4月から月曜~木曜のアシスタントを“マンスリーアシスタント”として、月替わりで交代することになった本番組。秋元は5月のマンスリーアシスタントを務める。自身も「大好きな番組」だと語る『バラいろダンディ』への出演でどのような「化学反応」が起こるのか注目だ。

 

秋元のコメント全文は下記に掲載。

 

秋元才加 コメント

私自身大好きな番組であり、いつスタッフさんが私を見つけてくださるのか、出演はまだかまだかと待ちわびておりました。

テレビで見ていたあの空気感。私が参加することでどんな空気になるのか、化学反応が恐ろしくも楽しみです。

時には何も起こらなかったり、起こしてはいけない化学反応もあったりしそうですが、1カ月限定なので、とにかく楽しんでいきたいと思います。

 

番組情報

『バラいろダンディ』

TOKYO MX

毎週月曜~金曜 午後9時~9時54分 ※「エムキャス」での同時配信も実施

 

MC:ふかわりょう(月曜~木曜)、原田龍二(金曜)

アシスタント:秋元才加(5月マンスリーアシスタント/月曜~木曜)、新井麻希(金曜)

 

コメンテーター:

<月曜> 梅沢富美男&小山慶一郎/苫米地英人&武井壮

<火曜> ロバート キャンベル&ダイアナ・エクストラバガンザ/金子恵美&中島健太

<水曜> 杉村太蔵/遠野なぎこ&橋本マナミ

<木曜> 金村義明&前園真聖/安東弘樹&ナジャ・グランディーバ&小宮山雄飛

<金曜> 宇多丸&玉袋筋太郎/デーブ・スペクター

日向坂46 富田鈴花が「スーパーフォーミュラ」の魅力を発信!『サーキットで会いましょう』放送決定

「2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権」(以下「SUPER FORMULA」)のレース開催にあわせ、サーキットにまつわるさまざまな魅力をお届けする情報番組『サーキットで会いましょう』(全8回)が、5月16日(火)午後10時よりABEMAにて放送開始される。

『サーキットで会いましょう』では「SUPER FORMULA」に参戦するドライバーの魅力はもちろん、ドライバーやレース関係者がおすすめするサーキット周辺の「食」「宿泊」「遊ぶ」スポットなどを紹介していく。

 

本番組を通じて「SUPER FORMULA」の魅力をより多くの人々に伝える、「スーパーフォーミュラ広報大使」としてアイドルグループ・日向坂46の富田鈴花を番組MCに迎え、さまざまな情報を発信していく予定だ。

 

番組内では、富田が独自に作成している取材メモ“鈴花ノート”を充実させるべく、参戦ドライバーを招き、レースやプライベートについて掘り下げていくインタビュー企画を実施。初回放送では、TEAM MUGEN・野尻智紀、リアム・ローソンの出演が決定している。

 

さらに、富田がサーキットを駆け巡り、「SUPER FORMULA」のレーサーや監督、メカニック、レースクイーンなど、サーキットを良く知る人物たちへ徹底リサーチを敢行。次戦の舞台となるサーキット周辺のグルメスポットや遊び場所、宿泊施設など“通な”情報を届けるほか、直前に行われたレースのダイジェストや次戦の見どころ紹介など、思わず“サーキットに行きたくなる”盛りだくさんな内容だ。

 

また、本番組の放送決定にあたりMCの富田は「サーキットに足を運びたくなるようなワクワク、サーキットの外でも感じられるスーパーフォーミュラの魅力をみなさんに伝えられたらいいなと思います。ぜひサーキットで会いましょう!」と意気込みを寄せた。コメント全文は下記に掲載。

 

MC・富田鈴花(日向坂46) コメント

昨年初めてメインMCを務めた番組とまたこうして帰ってくることができてとてもうれしいです!

 

サーキットに足を運びたくなるようなワクワク、サーキットの外でも感じられるスーパーフォーミュラの魅力を画面を通してみなさんに伝えられたらいいなと思います。

 

みなさん、ぜひサーキットで会いましょう!

 

番組情報

『サーキットで会いましょう』(全8回)

ABEMA

初回放送日時:2023年5月16日(火)午後10時〜

 

MC:富田鈴花(日向坂46)

ゲスト:野尻智紀(TEAM MUGEN)、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)

 

『スーパーフォーミュラ2023 Rd.3 鈴鹿サーキット』

ABEMA

2023年4月22日(土)・23日(日)

放送URL:https://abema.tv/channels/world-sports-3/slots/BYLito29LgRaDM

※放送日程、内容、放送形態は予告なく変更になる可能性あり。

 

©AbemaTV,Inc.

『金ロー』最新作公開記念!「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」地上波初放送

「ワイルド・スピード」シリーズ最新作「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」が5月19日(金)に公開されることを記念して、『金曜ロードショー』(日本テレビ系 午後9時~)で、5月12日(金)に「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」が地上波初放送される。

『金曜ロードショー』「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」
© 2020 Universal City Studios Productions LLLP. ALL RIGHTS RESERVED.

 

全世界で累計興行収入9000億円を突破した「ワイルド・スピード」シリーズ。シリーズ1作目の公開から22年も爆走し続け、5月19日には10作目となる最新作「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」が公開。その最新作公開を記念して、2021年公開の「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」が地上波初放送される。

 

「ワイルド・スピード」シリーズといえば、すご腕ドライバー・ドミニクとその仲間たちが、想像の遥か上を行く大迫力のカーアクションを繰り広げる、大人気シリーズ。「ジェットブレイク」は、日本で2021年の洋画No.1ヒットを記録。ロサンゼルス・ロンドン・東京・ドイツのケルンなど、世界中を駆け抜け、タイトル通り、車にジェットエンジンを搭載し、ついに宇宙へ飛び出していく。

 

政府の要人ミスター・ノーバディが襲撃され、その奪還に向け動き出すドミニクとその仲間たち。その前に立ちはだかったのは、ドミニクの実弟・ジェイコブ。二人の間には、父親の事故死に関して、深い因縁があった。ジェイコブの背後には、かつての強敵ですご腕の女性ハッカーでもある、サイファーの影もちらつく。

 

そして世界中を舞台にした「ジェットブレイク」で、「東京」がカギを握る超重要な地点に。キャラクターたちが東京に上陸し、肉弾戦を繰り広げる。なお撮影は東京そっくりに作られたロンドンのセットで行われたそう。

 

また本作のキーパーソンとなるのが、シリーズ3作目にして東京が舞台となった「ワールド・スピードX3 TOKYO DRIFT」の登場人物たち。「TOKYO DRIFT」は、東京・地下の立体駐車場で行われるドリフトレースに、主人公の高校生ショーンが挑む作品で、渋谷のカーチェイスなどド大迫力のシーンも満載。

 

そんな主人公ショーンをはじめとした“東京メンバー”が、15年の時を経て「ジェットブレイク」に登場。彼らは、さらなるスピードを求めジェットエンジン付きの車を作っていて…。

 

また、かつての敵サイファーと対峙する「ワイルド・スピード ICE BREAK」、ハンの“事件”が描かれる「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」ら過去作を見ると、「ジェットブレイク」をより楽しむことができる。各配信サイト、Huluなどで配信中。

 

番組情報

『金曜ロードショー』

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」

日本テレビ系

2023年5月12日(金)午後9時~11時09分

 

© 2020 Universal City Studios Productions LLLP. ALL RIGHTS RESERVED.

望月歩、寺本莉緒、内藤秀一郎、逢沢りなが紺野彩夏主演『サブスク彼女』に出演決定!第1話ゲストは柾木玲弥

紺野彩夏主演ドラマ『サブスク彼女』(ABCテレビ 5月7日(日)スタート 深夜0時55分~)のメインキャストとして望月歩、寺本莉緒、内藤秀一郎、逢沢りなが出演、柾木玲弥が第1話にゲスト出演。さらに、オープニングテーマがこはならむの「ずぎゅんぎゅんゆらり」、エンディングテーマが理芽の「ルフラン feat. 笹川真生」に決定した。

『サブスク彼女』©ABCテレビ

 

本作は、月額定額制のサブスクリプションと恋愛をモチーフに、今を生きる若者たちの恋に揺れる心情を瑞々しくもリアルに描いたサブスク×ラブストーリー。原作は“現代の青春白書”を突飛ながらもキャッチーな設定で瑞々しく描く、山本中学の同名コミックだ。

 

主演・紺野彩夏が演じる主人公の女子大学生・トモは“本命として選ばれない”という虚しさと、恋愛感情を“搾取”され続けてきた苦い体験から脱するため、SNSでつながった小さな世界で“サブスク彼女”というサービスを開始。恋に純粋ながらもこじらせまくったトモの突飛な思いつきに興味を抱いて集まってくる女性たち、トモのことを一途に好きな男友達コースケの存在。そして、この“サブスク彼女”が、意外な恋愛模様を巻き起こしていくことに。

 

男性の感傷的な情動に一方的に浸られる恋はこりごりだが、好きな人の特別になりたいと願う女性の本音を描く本作。恋愛の理想と現実の間で揺れ動き、悩みあがく姿が切なくもこっけいで愛おしい、ちょっぴり不思議な物語を送る。

 

このたび、新たに望月歩、寺本莉緒、内藤秀一郎、逢沢りなの出演が決定。望月が演じるのはトモの地元の同級生で、実は高校時代からトモのことを一途に思っているコースケ。就職活動のために上京し東京でトモと再会すると、秘めた思いを告げる。しかし恋は成就せず、強引に“サブスク彼女”として契約することになってしまい…。

 

望月は、2014年に公開され大ヒットした映画「ソロモンの偽証」の柏木卓也役を怪演し一躍脚光を集め、以降数々のドラマ、映画に出演。「五億円のじんせい」(2019年)で映画初主演を果たす。今年、さらなる飛躍が期待される俳優の一人だ。

 

寺本は派遣バイトとして働く24歳・なーちゃん役で出演。男性に“都合よく使われてしまう女”になってしまう自覚があるものの、好きな男性に対してはつい尽くしてしまいいつもセフレ止まり。SNSで知った“サブスク彼女”に興味を持ち、トモと出会い一緒にサービスを始めることに。

 

2018年に「ミスヤングマガジン2018」で「ミスヤングマガジン」を受賞し脚光を浴びた寺本。数々の雑誌でグラビアを飾る一方で、ドラマ『ガールガンレディ』(MBS)、『女の戦争〜バチェラー殺人事件〜』(テレビ東京)、『今夜、わたしはカラダで恋をする。』(ABC)などに出演。女優としても注目を集めている。

 

内藤が演じるのは、コースケに続いて2人目の“サブスク彼女ユーザー”となる役者志望の30歳・ヨリ。都合のいいセフレのなーちゃんからサブスク彼女を紹介してもらうと、興味津々で登録するのだが…。

 

2020年『仮面ライダーセイバー』神山飛羽真/仮面ライダーセイバー役でドラマ初主演を果たした内藤は、甘いマスクと演技力で注目を集めると、『先輩、断じて恋では!』(MBS)でドラマ初主演を果たす。現在は『NHK短歌』(Eテレ)にレギュラー出演中など、その活躍の幅を広げている。

 

逢沢が演じるのは、バリキャリのOLで、妖艶な雰囲気を漂わせる32歳・スミレ。いわゆる男性優位な社会に嫌気を指していたところ、SNSで女子大生が運営している“サブスク彼女”に興味を持ち、トモと出会ったことで一緒にサブスク彼女を始める。

 

2008年に、スーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』に出演以降、数々のドラマ、映画などに出演するかたわらグラビアモデルとしても活躍。ドラマ主演作には『鳥獣仮面グラウクス』(Eテレ)、『新・牡丹と薔薇』(東海テレビ・フジテレビ系)、『恋する♥肉食べ女子』(ABC)など。俳優、ファッションモデルとして多岐に活躍中。

 

また第1話のゲストとして柾木玲弥が出演。本命の彼女がいながら、酔いしれる恋を押し付けては、“二人目の彼女”も手放せない、そんなトモの元カレ・カズキを演じる。トモが“サブスク彼女”を始めるきっかけとなった物語序盤のキーマンとなる役どころだ。

 

柾木は2009年に「第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞を受賞後、多数の映画、ドラマ、舞台などで活躍。近作に『鎌倉殿の13人』(NHK)、『自転車屋さんの高橋くん』(テレビ東京)、映画「Bittersand」、「軍艦少年」(ともに2022年)、『君と世界が終わる日にSeason4』(Hulu)など。

 

さらに、オープニングテーマはこはならむの「ずぎゅんぎゅんゆらり」、エンディングテーマは理芽の「ルフラン feat. 笹川真生」に決定。こはならむは、2019年よりYouTubeで活動をスタートし、現在チャンネル登録者数42万人を突破。聴いた人の心を突き刺す、喜怒哀楽が極まった歌声で、日本のみならず海外からも人気からも注目を集めている。

 

都合よく扱われる女子の本音をありのまま、直接的にさらけ出す歌詞が印象的な「ずぎゅんぎゅんゆらり」は、ボカロテイストの中毒性のあるサウンドと感情の揺れ動きを細やかに表現した歌声とともに、オープニングで一気に物語の世界に引き込むようなパワフルな楽曲となっている。

 

そして2020年に活動をスタートした理芽は、透明感と艶やかさが同居する不思議な歌声を持つ、ジャンルと国境を横断する可能性を秘めた次世代バーチャルシンガー。「ルフラン feat. 笹川真生」は甘い歌声とは裏腹に日々とめどなくあふれる願いや叫び、寂しさが伝わってくる切なく痛いメロディアスなポップチューンに仕上がっている。

 

望月歩 コメント

◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?

とても面白かったです。繊細な心の描写が共感しやすくてコースケを応援したくなりました。本来ならコウスケなんだろうけど、作中では「コースケ」で、そんな世界観を表現できたらなとも思いました。

 

◆演じる「コースケ」の印象は? また彼のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

真っすぐで純粋で一生懸命な人です、そっくりな友人がいて余計に愛着が湧きました。表情豊かに描かれていたので、そのコミカルさを顔芸にならないように丁寧に演じようと思いました。

 

◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!

原作を好きな方でも楽しめる作品にするので、楽しみにしていただけるとうれしいです。

 

寺本莉緒 コメント

◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?

そんな考え方ができるのか…とびっくりしました。恋の形にはいろんな種類があるのかなぁと考えさせられました。

 

◆演じる「なーちゃん」の印象は?また彼女のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

原作を初めて読んだ時は「the こじらせ女子」というイメージでした。でもかわいらしい普通の女の子の部分もあって、恋に報われない姿はとても心が苦しくなりました。なーちゃんの喜怒哀楽、全話通して垣間見れる表情の変化に注目してみてください!

 

◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!

かわいい女子3人が三者三様の恋愛をしています。サブスク彼女という制度で彼女たちは変わっていくのか、恋は報われるのか、それとも始まるのか。視聴者の皆さまの恋愛スタイルとはかなり違った形になりますが、共感できる部分もたくさんあると思います。楽しんで見てくださるとうれしいです。放送をお楽しみに!

 

内藤秀一郎 コメント

◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?

原作を初めて読ませていただいた時は、どこか寂しい気持ちになりました。

 

愛情表現て難しいっと。

 

◆演じる「ヨリ」の印象は? また彼のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

ヨリは、1番愛がほしいところから愛がもらえない。他で補おうとする。

 

見返りがないとそこから逃げ出そうとしてしまう。

 

そうなってしまった男の末路を言葉と行動で特に表現できればと思いました。

 

◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!

初めての役どころを経験させていただきました。

 

この作品を得て役者としてレベルアップすることが出来たと思います。

 

皆さま、ぜひご覧ください。

 

逢沢りな コメント

◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?

私も音楽を聴くときなどはサブスクを使用しています。人が便利に使うものという印象があるので、人が、恋愛が、サブスクになるというそんな割り切った関係は成立するのか想像がつきませんでした。ですが、登場人物の恋愛事情を知るとサブスクに辿り着くのも納得する部分があり、原作を読んでいる間はずっと胸がざわざわしました。

 

◆演じる「スミレ」の印象は? また彼女のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

登場人物の中でもスミレは特に割り切った関係を実行している人だと思いました。

 

過去の回想にはスミレがそうなった理由があります。

 

あっけらかんとして見えるけれど目の奥は笑ってないような、本当は複雑な人なのだと思います。

 

たまにダサい言葉をいってヨリ君につっこまれるところがあり、原作ではとてもチャーミングに描かれているので、表現できていたらいいなと思っております。

 

◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!

人間の生身の姿、リアルだと感じる方もいれば、特殊に思う方もいるかと思います。

 

いろんな感じ方で観てもらえたらうれしいです。

 

こはならむ コメント

◆オープニングテーマ「ずぎゅんぎゅんゆらり」に込めた思いや届けたいメッセージをお聞かせください。

オープニングを務めさせていただく、こはならむです。

 

今作「ずぎゅんぎゅんゆらり」は、「恋愛を通して測る自分の価値」をテーマにした楽曲です。

 

作詞作曲は香椎モイミさんにご担当いただき、私こはならむは、ドラマの登場人物のような自分の感情にワリキッた女の子になりきってレコーディングをしました。

 

また、ドラマのタイトルにもなっている”サブスク”をゲームミュージックのような電子音とカットアップという手法で表現した部分にもぜひ注目していただけるとうれしいです。

 

『サブスク彼女』の原作を読み込んでいるので、ドラマの公開が今から楽しみです!

 

理芽 コメント

◆エンディングテーマ「ルフラン feat.笹川真生」に込めた思いや届けたいメッセージをお聞かせください。

このたび、『サブスク彼女』のエンディングを担当することができてとても光栄です。私事ですが、この曲はデビューからあたしの楽曲を書いてくれている笹川真生君と、初めて一緒に歌った思い出深い曲であり、初めて世に出す曲でもあるのです。この楽曲では、報われない思いや夢が描かれた歌詞を明るめな曲調に乗せてかわいく歌ったのですが、他のもの(曲中では曲の明るさ)で、自分の抱く寂しさ(歌詞)を埋めようとする様子を想像しながら歌全体で表現してみました。本作品ともマッチした楽曲になっていたらうれしいなと思います。ドラマと照らし合わせながら聴いてもらえると幸いです。『サブスク彼女』どうぞお楽しみに!!

 

番組情報

『サブスク彼女』

ABCテレビ ※関西ローカル

2023年5月7日(日)スタート

毎週日曜 深夜0時55分~

※TVerで見逃し配信あり、DMM TVで独占配信

 

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/sabusuku_kanojo/

 

©ABCテレビ

高崎かなみ・天木じゅん・菅野結以の来店イベントも!JIRIJIRI POPUPSTORE開催決定

フォトグラファー・高橋優也がディレクションする「JIRIJIRI POPUPSTORE」が、5月2日(火)~5月15日(月)に開催決定した。

サウナを愛する高橋が発端となって始まった本企画。ファッション×サウナをテーマに、普段よりサウナを愛する著名人の撮影を行ったギャラリー展示となっている。

 

会場内ではJIRIJIRIオリジナル商品やサウナボーイ(※裸の付き合いの匿名のクリエティブ集団が2018年に立ち上げたブランド)とのコラボグッズの販売と、高橋が今回の企画のために撮り下ろした写真展を開催。期間中には、モデルを務めた高崎かなみ、天木じゅん、菅野結以という3名の来店イベントも行われるとのことだ。

 

来店イベントでは、JIRIJIRI×各モデルのコラボTシャツ購入者との2ショット撮影を実施。商品は5月2日(火)のオープンから販売開始される。商品完売後は後日お届けの受注対応にて対応するとのこと。なお、2ショット撮影への参加には、商品購入または受注時に渡される撮影券及び、レシートが必要となる。

 

イベント情報

「JIRIJIRI POPUPSTORE」

2023年5月2日(火)~5月15日(月)ラフォーレ原宿2階コンテナ内

 

■高崎かなみ来店イベント

2023年5月3日(水)午後3時〜5時

 

■天木じゅん来店イベント

2023年5月4日(木)午後3時〜5時

 

■菅野結以来店イベント

2023年5月6日(土)午後4時〜5時

 

問い合わせ:LHPWOMEN Laforet原宿店(03-6455-5246)

おもちゃや家電が“怪物”に!?『魔改造の夜』レギュラー化 矢野武「“秘密の夜会”が、総合テレビで放送されていいのか…」

超一流のエンジニアたちが極限のアイデアとテクニックを競う技術開発エンタメ番組『魔改造の夜』(NHK総合 毎月最終木曜 午後7時30分~)が、4月27日(木)より月1回のレギュラー放送に。魔改造倶楽部の実況・矢野武、解説・長藤圭介(東大工学部准教授)からコメントが到着した。

『魔改造の夜』©NHK

 

この番組は、身の周りのおもちゃや家電を衝撃的な姿の“怪物マシン”へと改造する、“秘密の夜会”。レギュラー放送初回は、伊集院光とスプツニ子!が出演し、語りを田中敦子が担当。「トラちゃんとウサちゃんのおもちゃを魔改造し、バトンパスしての50メートルリレー」をお題に、超実力派・巨大メーカー3チームが激突する。

 

出場するのは、セラミックや電子部品など製造の「Kセラ」、多様な電子部品を世界で製造する「T・DK」、オートバイなどの世界企業「Yマハ発動機」。怪物マシン同士でバトンを渡す超難題。3社3様の怪物マシンの中から勝利を手にするのは。

 

なお、レギュラー放送に先駆け、4月22日(土)深夜0時25分より、過去に放送された回「お掃除ロボット走り幅跳び」「扇風機50メートル走」を一挙再放送する。

 

魔改造倶楽部 実況・矢野武 コメント

“秘密の夜会”が、総合テレビで放送されていいのか…とも思いますが、小さいお子さんや学生さんも見てくださるようになると、とてもうれしいです。

 

こちらは、やるだけです!

 

魔改造倶楽部 解説・長藤圭介(東大工学部准教授)コメント

魔改造に熱中して「遊び」のように夢中になるエンジニアたちが、ヒーローになる。

 

その姿から、日本のモノづくりのすごさや強さを、見ていただけたらと思います。

 

番組情報

『魔改造の夜』

NHK総合

毎月最終木曜 午後7時30分~

 

第1回:2023年4月27日(木)午後7時30分~8時42分

第2回:2023年5月25日(木)午後7時30分~8時42分

 

『魔改造の夜』「お掃除ロボット走り幅跳び」「扇風機 50m走」一挙再放送

NHK総合

2023年4月22日(土)深夜0時25分~

 

©NHK

オードリー春日が『イタズラジャーニーSP』に助っ人参戦「次は3年後くらいでいいです!」ダイアンもゲストで登場

『イタズラジャーニー 春の行楽ジャーニーSP』(フジテレビ系 午後6時30分~9時※一部地域を除く)が4月22日(土)に放送。出演者の山内健司、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、春日俊彰、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)からコメントが到着した。

『イタズラジャーニー 春の行楽ジャーニーSP』左から)渋谷凪咲、山内健司、長田庄平、松尾駿、春日俊彰 ©フジテレビ

 

『イタズラジャーニー』は「旅に、笑いを」をテーマに、かまいたちとチョコレートプラネットが楽しい旅ロケの道中にさまざまなイタズラをしかけられる旅番組。旅人として参加する4人は、“イタズラをされる旅”という大まかな概要だけ知らされており、ツアーガイド役の渋谷凪咲も、段取りは把握しているがイタズラの詳細までは知らされていないという、参加メンバーの誰も何が起こるか分からない、ハラハラドキドキの旅を繰り広げる。

 

旅のルールはただ一つ、現場に流れるガイダンス(指令)に従うこと。メンバーは運命に身を委ねるだけでなく、時にイタズラを回避するために駆け引きを行うなど、その様子もこの番組の見どころだ。

 

今回は、急きょ濱家が欠席となり、オードリーの春日俊彰が参戦。旅先は埼玉県秩父。いつもと同様、オープニングからテンション低めのレギュラーメンバーに対し、春日は一人だけ「人気番組のロケやってる表情じゃないんだよ!」とこれから始まるロケを楽しみにしている様子。

 

それもそのはずで、このスペシャルの収録当日に急きょ旅人として参加することになった春日は、これからどんなことが起きるのか全く把握しておらず、またなぜ3人がこんなにもローテンションなのか理解していない。そんな中、番組放送史上最高のド派手な爆発が連発したり、あの大玉が進化してとんでもない仕掛けになっていたりと、次々に襲ってくるイタズラに春日も思わず「イタズラ多くないか?」と、この旅の過酷さを理解し始める。

 

さらに、ダイアンがゲストで登場。仕掛け人として出演すると知らされていた2人だが、ここでも手の込んだイタズラが隠されており、いままでとはひと味違うスペシャルならではの新たな展開が待ち受ける。

 

ほかにも、松尾の不正によりメンバー内が大もめしたり、巨大人間鯉のぼりが宙を舞ったり、過去にタイムスリップしたりするなどのイタズラの数々に翻弄されながらも、笑いに変えていく4人の掛け合いは必見。また、仕掛け人側にも手が込んでおり、ノンストップで笑いを届けていく。

 

山内健司、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、春日俊彰、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)コメント

◆初登場の感想

ユースケ:すごかった!思っている以上でした!

 

津田:“津田ホルモン”って一体なんやねん!まだ分かってない!いや、でも楽しかったです!

 

◆SPの収録を終えて

長田:やっと終わった…。もう都内に帰って、風呂に入っている時間なのに…(笑)。SPじゃなくて、通常のレギュラー回で、8回くらい分けて放送してください!

 

山内:聞いていた時間より、2時間以上オーバーして終わってる…。

 

◆濱家さんの欠席について

長田:それが1番の問題ですよ!

 

春日:いや、本当だよ!!こっちは仕掛け人のつもりで来たのに…(一同笑)。13時終わり予定だったのよ!最初の方は、楽しくて気持ちに貯金があったんだけど、早々に尽きたよね(笑)。

 

長田:結果、同じテンションになりましたもんね。助っ人で来てくださる方、みんなそうです(笑)。

 

春日:最初は、みんななんであんなにテンション低いんだろうって思ったけど、理由がよく分かったよ!これを月1ロケしてるんでしょ!?恐ろしいなー(笑)。次、もし呼んでもらえたとしても3年後くらいでいいです!次のWBCくらいで!

 

◆いつもとは違う大玉の仕掛けもありましたが

松尾:あれは、やばかった!なんだか、記憶が断片的になっちゃってて…(笑)、本当にすごいですよ!あれが走馬灯に近いものなんだなって分かるくらい。あれがレギュラー回でくるのかと思うと、ゾッとする!もし出てきたら、知らないふりして濱家さんにやらせましょう!(一同笑)

 

◆松尾の不正行為について

長田:裁判沙汰ですね!

 

松尾:分かった!じゃあ俺反省して、この番組卒業するわ!

 

山内:それは、みんな卒業したいのよ!

 

松尾:そしたら、みんな1回辞めるって言ってみません!?(一同笑)

 

長田:それはありかもしれないね。でも、松尾のペナルティーは、ちゃんとしないと!

 

番組情報

『イタズラジャーニー 春の行楽ジャーニーSP』

フジテレビ系

2023年4月22日(土)午後6時30分~9時00分 ※一部地域を除く

 

MC: 山内健司(かまいたち)、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)

進行:渋谷凪咲(NMB48)

ゲスト:春日俊彰(オードリー)、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/itazurajourney/index.html

公式Twitter:https://twitter.com/itazura_journey

TVer:https://tver.jp/series/srmtj98600

FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/2898/

 

©フジテレビ

水瀬いのり「私的にもしめしめ感はありました(笑)」“攻め”のニューシングル「アイオライト」を語る

水瀬いのりの11枚目のシングル「アイオライト」が4月19日にリリース! 表題曲は彼女自身も崎宮ミサキ役として出演するTVアニメ『デッドマウント・デスプレイ』(TOKYO MXほか)のEDテーマとなっている。新たな挑戦もたくさん詰まった楽曲について、たっぷりと語ってもらいました。

 

誰かを引き込むカッコ良さではなく
自己完結するカッコ良さを感じる曲

◆「アイオライト」のMVのティザー映像が流れたときは、ザワついたのではないですか?
水瀬:私たちチームは撮り終わっているから知っていますけど、皆さんはあのジャケット写真があってのティザー映像でしたから、刺激は強かったと思います。これまで提示してきた世界観とはあまりに違っていたので、私的にもいい変化球を投げられて、しめしめ感はありました(笑)。

 

◆これはやはりアルバム『glow』を出したことが大きかったのでしょうか。

水瀬:そうですね。『glow』で、自分が好きな音楽のジャンルとか歌い方や表現を正直に、そして赤裸々にチャレンジしたことで肩の荷が下りたというか、とてもラクになったんです。ちょうどブラッシュアップされた自分だったので、果敢にチャレンジしていく勇気みたいなものは得られていたと思います。ちょっとしたチート状態というか。

アルバムリリースとツアーを経て、なりたい自分の片鱗をつかみかけた状態だったので、自分の幅を拡張するいいタイミングでもあったんです。

 

◆何をしてもブレない自分の核、みたいなものができたのかもしれないですね。

水瀬:だからこそ、今まで通りじゃないことをしたほうが意味があるんじゃないか? という気持ちはありました。そんなときに『デッドマウント・デスプレイ』のタイアップのお話をいただいたので、巡り合わせだなと。今までの私にはなかったジャンルに挑戦できる! その背中を押してくれる作品だったので、これは全力で乗っかろう! と。作品に染まった1曲を作りたいと思い、制作に臨みました。

 

◆その想いをチームで共有して、コンペで曲を集めたのですね。

水瀬:どこまで攻めよう、みたいなところはすり合わせましたね。ただ作家さんも、私のアーティスト活動の色を汲んで制作してくださっていたので、かなりぶっ飛んでいる! みたいなものはなくて、私の中にあるものだけど、その中でも尖った曲がそろっている感じでした。だからどれを選んでも、新しいことができそうだなって。

 

◆イントロから印象的でしたが、なぜこの曲を選んだのでしょうか。

水瀬:やっぱりイントロを聴いたときに「うわっ、これすごくかっこいい!」って思ったんですよね。編曲される前からあのイントロの感じと、こもったところからクリアになっていく雰囲気はあって。聴いていると、誰かを引き込むカッコ良さではなく、ずっと自分語りみたいな、自己完結したカッコよさを感じる1曲だったんです。

それが『デッドマウント・デスプレイ』の主人公ポルカ君(※異世界から転生した魂を肉体に宿した少年・四乃山ポルカ)の在り方とシンクロする感じがして…。己を貫く強さ、貫いた先にあるカリスマのようなカッコ良さを音楽から受け取りました。

 

◆アニメも意識しながら選んでいたのですね。歌詞も、四乃山ポルカ目線ですよね?

水瀬:歌詞はほぼリテイクがなく、志村真白さんが原作を読み込んで、世界観をキャッチして書いてくれました。“アイオライト”という言葉も私は知らなかったんですけど、そういうところも含めて自分にない世界観を描いてくれたので納得がいったし、言葉でねじ伏せられるような気持ちはありました(笑)。

その言葉の強さは歌詞カードで確認してほしいんですけど、〈アイを謳え〉って“アイ”がカタカナになっているんですよね。そこは愛情の“愛”だけでなく、自分の“I”であったり、悲しみの“哀”だったり、いろんな言葉に変換できると思うんです。それはポルカ君だからこそだろうなと思うので、『デッドマウント・デスプレイ』らしさが詰まっている部分でお気に入りです。

 

◆水瀬さんも「殺し屋殺し」の異名を持つ崎宮ミサキを演じていますので、アニメも観てほしいですよね。そうすればポルカになぜいろんな“アイ”があるかも分かるというか。個人的には「僕」が最後に「僕ら」になるところも、ポルカ君っぽくて良いなと思ったんです。

水瀬:物語が進むと、この歌詞の温かさとかもシンクロすると思います。最初は無機質で、人ではない感じがあったポルカ君だけど、作品が進むにつれて打ち解けていくようなところもあるので、そのあたりもリンクしていていいですよね!

 

◆ちなみに志村さんはレコーディングにもいらしたのですか?

水瀬:はい! 真白さんには今回初めてお会いしたんですが、自分の道を貫くような強さがある感じがしました。でも、お話をするとめちゃめちゃ気さくなんですよね(笑)。シャイなので、ドキドキ! みたいな、かわいらしさもあるんですけど、見た目はクールで絵になる方なんです。

今回は編曲が何度もお世話になっているEFFYさんなんですけど、アウトロを3~4パターン考えてくださって、どれがふさわしいかみたいなところを真白さんと私を入れて一緒に会議をしたんです。ブツって切れる感じもいいかなってことになったんですけど、MVではそのアウトロに合わせた振りもあるので、EFFYさん渾身のアウトロは、MVでもしっかり活かされています! とお伝えしたいです。

 

◆細かいこだわりがあるのですね。ちなみに、水瀬さんお気に入りのアレンジは?

水瀬:1番が終わったあとのシンセですかね! あそこはめちゃめちゃオシャレだと思いました。歌以外の音も終始カッコいいので、歌でもそのカッコ良さを活かせるようにしたいなとは思いました。

 

◆低音の感じもクールで、カッコ良かったですよ。

水瀬:力を抜いて、気だるくダウナー系で歌っていきました。ボーカルでいうと、サビがダブルになっているんです。それはレコーディング現場で決まったのですが、アニメでは異世界から来た屍神殿の魂と、もともとのポルカ君の魂の2つが表現されているので、そういう意味も込められるのではないかというアイデアだったんです。こういう長いダブルが入る歌はこれまでなかったので、作品らしさを感じるし、混沌とした世界に入ってしまったようなグルーヴ感も得られると思います!

2番以降で、後悔のような感情で主人公がブレる、みたいなところは歌っていても難しくて、どこまで感情的にするかという課題はありました。フェイクで伸ばすところなどは、一度録り終えてから、改めて録り直したんです。よりポルカ君を憑依させて、歌心というよりお芝居に近い感じで、頭を抱えるようなニュアンスを出したいなと思って。それでも前を向くような感じにしたかったんです。

 

◆アニメに寄り添った感情をフェイクに入れるというのは、聞いたことがないかもしれません。あと、EDアニメーションは、もともとのポルカ君の魂が入っている真ポルカ(サメのぬいぐるみ)が踊るという、かわいらしいものでしたね。

水瀬:真ポルカ君が踊ってくれるとは思わなくて! すごくかわいかったです! ミサキも冒頭と最後にちゃんといましたね!

 

◆アニメの作品の話を少しすると、水瀬さんの演じるミサキは、狂気的なキャラクターですが、想像していた声よりも大人な感じで、それが怖くて良かったです。

水瀬:ポルカ君よりも背が高かったし、スタイル含めて等身大の女性なのかなと感じたので、必要以上にかわいらしくしないほうがいいのかな? と思いました。その中で無邪気さだったり、底なしの能天気さみたいなところも出して、この人は素でこれなんだ! という裏付けになればいいなって。だから小悪魔とかではなく、スイッチが本当に“殺るか殺られるか”みたいな感じで、常に危険な子なんです。

 

◆なかなかヤバめのヒロインですよね(笑)。そして話題となったMVですが。

水瀬:もう皆さんはフルで観ていただけたと思いますが、ジャケットの感じがそのままMVに直結しているのは初めてかもしれません。ダンサーの皆さんとシンクロする動きだったり、パントマイムっぽい、操り人形のような、ロボのような動きが摩訶不思議な感じでした。体の動かし方も、骨っぽさを感じますよね? あと、体温を感じない映像ではあったので、作品の世界観にピッタリでした。私は紫色の手袋をつけているんですけど、ダンサーさんは黄色から手袋がカラフルになるという演出で、アイオライトという石の「多色性(角度によって違う色に見える現象)」とシンクロしていて。角度によっては一色ではないというのを表現していたので、お気に入りです。

 

◆水瀬さんも踊っていますね。

水瀬:踊りましたね。動きをレクチャーしていただきながらでしたけど、サビではダンサーさんとシンクロして踊っています。

 

◆そこは、お客さんもできるかもしれませんね。

水瀬:確かに! 覚えてやってほしい気持ちもありつつ、ライブだと私はマイクを持っているだろうからどうなるんだろう。でも動きは染み付いているから、MVで見たことがある動きを実際のライブでもするかもしれないです(笑)。

 

自分がどうしたいかという
気持ちを大切にしてほしい

◆カップリング「クータスタ」は、ロックテイストと言えばお馴染みの藤永龍太郎(Elements Garden)さんの楽曲ですね。

水瀬:安定と信頼の藤永さんです(笑)。この曲は、こういうテーマでこういう感じのことを歌いたいですと藤永さんにお伝えして、書き下ろしていただきました。

 

◆すごく水瀬さん感があると思いましたが、やはり事前にお話はしていたのですね!

水瀬:めちゃめちゃいろいろなことを伝えました。私が見てきた景色とか、立ってきたステージから得る自分の想い、そして自分の未来やアーティストとして何を伝えていきたいのかを歌にしたいと、気持ちをお伝えしたんです。それに書く上で、マイナスな表現とかネガティブな感情を隠したくないということも託したので、それも歌詞には含まれています。

いただいた歌詞も、生々しい言葉があるんですよ。それは藤永さんが並べてくれた言葉ではあるんですけど、私が思っていた方向と同じだったので、すごいなって思いました。ひょっとしたら藤永さん自身もそういった感性を持っていて、こういう感じかなって当ててくれたのかもしれないですけど、分かる人には分かるんだなぁと思いました。

 

◆例えばどのようなことを話されたのですか?

水瀬:いつも言っていることではあるんですけど、私自身、大勢の人に自分の歌を聴いてもらっている感覚がないままステージに立ってしまうことがあるんです。幕が開いて、こんなに人がいるんだ! って驚くというか(笑)。人が多い=みんなの希望を背負っているという重圧に押しつぶされがちではあるので、私は誰かのために歌うのではなく、自分のために歌おう! というのは、定期的に自分の中で唱えているんです…。

この歌詞に出てくる〈わたしがわたしだと歌を歌うのは きっとあなたに聞いてほしいから〉は、もしかしたらファンへ向けての言葉として藤永さんは書いてくれたのかもしれないんですけど、私はダブル・ミーニングで捉えていて、私自身に言っているとも思っているんです。

アーティスト水瀬いのりが歌を歌うのは、アーティストではない水瀬いのりに聴いてほしいから、みたいな。二重の意味で受け取っているんです。なので、〈あなたがきっとわたしに教えてくれたんだ〉も2つの意味で、アーティストと役者、そしてプライベートな私と全部が独立していて。それが合わさるのは奇跡だと思うので、そういう気持ちも込めて歌っています。

 

◆そう思って聴くと、また深みが加わりますね。なるほど……。『glow』ツアーの横浜アリーナでも、等身大の水瀬いのりとしてそこに立っている感じがしたんですけど、それはあながち間違いではないのかもしれないなと思いました。

水瀬:そうなんです。『glow』で自分の気持ちを正直にみんなに伝えることができたので、ここから先もそういう気持ちを伝えていきたいんです。だからみんなもファンはこうあるべき! という考えは捨ててほしいというか。自分が楽しければそれが正解で、どう応援すればいいんだろうと思っていることも、ひとつの応援なんです。ライブってみんなで作り上げる空間だから、どうしても周りが気になると思うけど、大事なのは自分が悔いなく楽しめることだから。自分がどうしたいかという気持ちを大切にしてほしいんです。

 

◆それにしても「八月のスーベニア」があって「クータスタ」。ロックな水瀬いのりもいいですね。

水瀬:ただカッコつけて力強く歌うことがロックではないというのは分かってきました(笑)。自分らしくロックを噛み砕いてきていると感じていて、レコーディングもすごくスムーズだったんですよ! それは自分でも意外でした。やっぱり歌詞の理解度やシンクロ度って、曲を歌う上でも作る上でも大切なんだなと思いました。

 

◆続く「運命の赤い糸」は“結婚”を連想させるような曲ですね!

水瀬:そうなんですよ、めちゃめちゃウェディングソングのようだなと思いながら聴いていたんですけど、この曲、告白はしていないんです。想っていた期間は長くて、勇気を出して次のステップへ、という曲なので。だからラブソングと言うよりは、モノローグラブソングみたいな感じですかね?(笑)。好きだよって伝えるのはまだ先の話っていうところが、ロマンティックなんです!

 

◆どうして、こういうテーマになったのですか?

水瀬:実は以前からあたためていた曲で、そのときは収録できなかったんですけど、別のタイミングで収録したいからと取っておいたんです。で、最初に入っていた仮の歌詞がこういうテイストで、そのテーマのまま広げてもらおうと、椿山日南子さんに歌詞もお願いしました。

 

◆運命の赤い糸って、結婚ワードではありますよね。

水瀬:そうなんですよね。で、椿山さんもレコーディング近辺でご結婚されて、レコーディング日にサプライズでケーキを用意して、私もささやかながらプレゼントを贈らせていただいたんです。まさに運命の糸で結ばれた椿山さんをこの曲でお祝いできる! という巡り合わせがうれしくて。

 

◆本人を祝福する歌にもなっちゃったんですね(笑)。

水瀬:めちゃめちゃのろけソングじゃないですか! みたいな冗談を言ったりしていました(笑)。でも、そのおかげで多幸感のあふれる仕上がりになったと思うし、聴いてくださる方には幸せを願う、温かい曲になったなと思います。

 

◆共感する方も多いでしょうしね。

水瀬:言いたいけど言えない、言ってしまったら関係が変わってしまう怖さとかもありますからね。それにコロナ禍で関係を進めるにあたっての障害がある期間も長かったから、想いを伝えられないというのは、家族や友達にも当てはまると思うし、明るい兆しが見えてきた今、背中を押してくれる1曲なのかなと思います。

 

◆そして同日リリースの『Inori Minase LIVE TOUR glow』Blu-rayについてもお聞かせください。でも、自分で自分のライブ映像は見ないのでしたっけ?

水瀬:そうなんですよね……。でもリリースされると両親が家で鑑賞するので、それはちらっと見てます(笑)。ただダイジェスト映像を見ても、ファーストライブの頃では表現できない世界を描けているんですよね。

これはツアーが終わったタイミングでもお話ししていたことなんですけど、アーティストとしての在り方みたいなものに、続けていけばいくほど迷いが生じていったんです。ファンの方が増えていくことに対してのプレッシャーとか、ネガティブな要素も抱えながら走ってきた活動だったので、『glow』という“輝き”って、自分を一番癒やしてくれた時間だったんです。バンドメンバーやライブチーム、制作チームとのコミュニケーションも一番取れて、自分の意見や考えをお話できたツアーでもありました。

それに衣装や演出、ステージへ向かう自分のモチベーションもコントロールできたので、私らしいライブの完成形は、これから見つけていくけど、その基盤になるようなライブツアーだったのかなと思います。だから皆さんにも、映像で観ていただきたいです!

あと、今年もツアーを予定しているので、今度は照明の演出もリハーサルのときに客席側から見て、どんな光に囲まれながら歌っているんだろうって確認したくなりました。

 

◆それを演出にも活かせればいいですよね。今年9月からのライブツアーも楽しみです。

水瀬:今回は関西の会場も大きくて、これまでの規模とは少し変わってくるのでドキドキしています。そして久しぶりのツアーファイナルが2DAYSで、ぴあアリーナMMなので、ペース配分やコンディション、モチベーションを保ちながら、次はこんなことがしたいなって思えるような、次に繋がる何かを吸収できるツアーにしたいです!

 

●photo/加藤アラタ(Kato Arata)、三浦一喜(Miura Kazuki) text/塚越淳一

 

リリース情報

11th Single「アイオライト」
2023年4月19日(水)発売

品番:KICM-2128
価格:1,430円(税込)

LIVE Blu-ray『Inori Minase LIVE TOUR glow』
2023年4月19日(水)発売

品番:KIXM-536
価格:7,700円(税込)

 

ツアー情報
「Inori Minase LIVE TOUR 2023」
2023年9月17日(日)【兵庫】ワールド記念ホール
2023年9月24日(日)【宮城】仙台サンプラザホール
2023年10月8日(日)【愛知】日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
2023年10月14日(土)【福岡】北九州ソレイユホール
2023年10月28日(土)【神奈川】ぴあアリーナMM
2023年10月29日(日)【神奈川】ぴあアリーナMM

 

WEB
公式サイト:http://inoriminase.com
公式Twitter:@inoriminase
公式Instagram:inoriminase_info

マツコの「4cm縮んだ」発言に有吉弘行も驚がく「たしかに出会った時より小さいもん!」『マツコ&有吉 かりそめ天国』2時間SP

『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル』(テレビ朝日系 午後8時~9時48分)が、4月21日(金)に放送される。

 

視聴者から寄せられた“面白かったこと”“驚いたこと”“感動したこと”などの投稿メールや、さまざまなVTRを見たマツコ・デラックスと有吉弘行が感じたこと、疑問に思ったことなどを独自の視点でトークする『マツコ&有吉 かりそめ天国』。4月21日(金)放送の2時間スペシャルでは、日本人の平均身長についてトーク。その中で、マツコの身長が縮んだことが大きな話題に。

 

近年、日本人の平均身長が小さくなってきているというニュースを見たと話すマツコと有吉。「平均身長は生活習慣や環境、ひいては国の経済成長とも密接に関わってくるのでは」「高齢化が進んだことも要因か」…と議論を交わす中、ふとマツコが「あたし、ピークより4cm縮んだのよ」とつぶやく。

 

さすがの有吉も久保田直子アナも「4cmも!?」と驚がく。マツコは、一時期180cmを超えていた身長も現在では176cmほどになってしまい、検診でも驚かれたと話す。すると有吉は、「たしかに出会った時より小さいもん!」と納得。

 

スタジオ全体から「えー?」と声が上がるも、「マジよ、マジ!」「マツコさんに慣れたとかではなく、マツコさんがちょっと小さくなった」と証言する。近くにいる人物だからこその証言に、「愛されてるわ」と満足そうな様子のマツコの姿も。

『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル』(c)テレビ朝日

 

さらに日本全国の知る人ぞ知る穴場観光スポットや絶品地元グルメを紹介する「通が教える旅プラン じゃない方観光」も放送。大好評だった第1回目に続き、今回もU字工事が栃木の知られざる魅力を徹底紹介する。

 

「どんだけ栃木紹介するのよ!」とマツコ&有吉も驚く中、モチモチ麺が魅力の宇都宮焼きそばや栃木県内でイチオシの”いちごの道の駅”で買える絶品ロールケーキ、上三川のご当地グルメ・黒チャーハンなど、U字工事だからこそ紹介できる栃木グルメやおすすめスポットが続々登場。毎回気になる店や食べ物が紹介されるため、スタジオではマツコと有吉が「この番組、だんだん栃木よりになってきた…」と感想を。

 

また、最近の給食事情についてもトーク。昨今給食では世界各国の料理も楽しめるようになっているという話から「もし今後3つの国の料理しか食べられない」となったらどこの料理を選ぶのかを議論する。すっかり生活に入り込んでいる中華やイタリアン、そして和食は外せないと考える中で、アジアのエスニック系や韓国料理などはどうしたらよいかと3人は必死で悩み…。

 

さらに、マツコが大好きだという天津飯。全国のおいしい天津飯をもう中学生、ずんの2組がレポートする。しっかり天津飯にも力を入れている町中華の店を巡り、絶品の天津飯を紹介していく。そしてもう中学生に最近起きた悲しい出来事も明らかに。他にも、マツコがUFOを見たという話から、UFO、宇宙人の存在についての議論や野生で出会ってみたい動物についてのトークも展開する。

『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル』(c)テレビ朝日

 

番組情報
『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル』
テレビ朝日系
2023年4月21日(金)午後8時~9時48分

(c)テレビ朝日

乃木坂46・早川聖来インタビュー「一緒にいたいという気持ち、それが夫婦にとって一番大切なことなんじゃないかな」朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」

浮気相手に捨てられた売れない脚本家の夫・孝志(山崎樹範/荒木宏文・Wキャスト)と、家事育児だけの生活から外の世界に飛び出そうとしている妻・恭子(篠原涼子/佐藤仁美・Wキャスト)。そんな往年の夫婦が赤裸々なやりとりを繰り広げる朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」が4月20日(木)より上演。劇中では演出の一部として、若かりしころの2人の様子をオリジナルドラマとして上映することに。その劇中ドラマで恭子を演じる乃木坂46の早川聖来さんに、撮影エピソードや自身の結婚観などを聞きました。

 

◆朗読劇の中に、映像の劇中劇が入るというのは新鮮ですね。最初に出演の話を聞いたときはどう思いましたか?

びっくりしました! どういう形で流れるのか本番まで分からないので、ちょっとワクワクしています。監督やスタッフの皆さんが、朗読劇の物語と劇中ドラマの物語をすり合わせてくださったので。私自身も、しっかりストーリーと向き合うことができました。

 

◆最初に台本を読んだときの感想は?

夫婦のお話ということで、自分としてはあまりピンとこないのかなと思っていたんです。でも人間同士のすれ違いというのは、年齢には関係なく、きょうだいや友達同士でもあることなので。そういった意味で、共感する部分は多かったです。見てくださる皆さんにも共感していただきたいという思いで、演じさせていただきました。

 

◆聖来さんが共感する部分というのは、やっぱり同性の恭子の方ですか?

恭子さんもそうですけど、孝志さんの気持ちも分かる部分が結構あります。やっぱり一緒にいると、深く話す時間って意外と少なかったりするじゃないですか。どちらが正しくてどちらが間違っているとかではなく、お互いにだんだん自分の思っていることを言えなくなってくるというか。そこから生まれたちょっとしたすれ違いの差が、数年後には大きくなってしまうのかなって。2人が話していることがどちらも理解できる分、台本を読んでいてすごく楽しかったです。

乃木坂46・早川聖来インタビュー

 

◆恭子のキャラクターについては、どのように捉えていますか?

朗読劇の方の恭子さんは、結構気が強いんですよね(笑)。でも若いときから気が強いかと言ったら、それは何か違うような気もして。若いころって、好きな人の前だと猫をかぶったりすることが多少あると思うんです。なので、私のお芝居としてはそこまで強くなくていいのかなと思いました。ただ、一人の母親になったときの強さは意識しました。

 

◆母親になる前と、なった後のお芝居の変化を、監督が絶賛していました。

監督からもアドバイスを頂きつつ、自分でもいろいろ考えました。最初の読み合わせではこういうお芝居でいこうと思っていたものが、いざ衣装を着て撮影してみたらちょっと違う感覚があって。当初に考えていたものとはガラッとお芝居を変えてみたりしたんです。現場では正解は決めずに、私たちが自然に向かった先のお芝居を監督が選択してくださったので、すごく自由に演じさせてもらいました。

 

◆何か大人っぽさを意識したりはしましたか?

大人っぽくというのは全く考えなかったです。ただ単に年齢を重ねれば大人になるのかと言ったら、そうではないと思いますし。実際に作品を見ていただけたら分かると思うんですけど、恭子も孝志もわりと子供っぽいんですよね。しかも、こういう大人っているよなって感じるところもありますし。なので、演じる上でもそこまで大人になる必要はないのかなと思いました。

 

◆今回の出演にあたって、乃木坂46のメンバーとお話をしたりしましたか?

ドラマの孝志を演じるのが、先輩の久保史緒里さんと昨年舞台で共演されていた、ゆうたろうさんで。久保さんに「ゆうたろうさんと一緒だよ」っていう話をしたぐらいですね(笑)。久保さんが舞台に出演していたとき、現場のお話をいろいろ聞いていたんです。本番が始まるまで、ゆうたろうさんとなかなかお話できなかったみたいで。

 

◆聖来さんはお話できたんですか?

私は今回ずっと2人だけの撮影だったので、結構おしゃべりしました。「しらす丼、おいしいですね」とか(笑)。神奈川の茅ヶ崎市で撮影したのですが、海でのシーンを撮影した後に、海の家で生しらすを食べたんですけど、超おいしくて。あとプロデューサーさんが、茅ヶ崎の牛乳を使ったおいしいアイスクリームをたくさん用意してくださって、みんなで食べたりもしました。あとは、海ではしゃいだり、街の中を走ったり…。朝早くから夜遅くまで1日で撮り切ったのですが、とても楽しい1日でした。

 

◆劇中のスマホを使ったカットは、ゆうたろうさんが撮影したそうですね。

そうなんです。私がそのスマホに向かって「大好き」っていうせりふをいろんな場所で言うんですけど。最初に撮ったのがドラマのシーンではなく、そのシリーズだったんです。ゆうたろうさんとはほとんどまだ何も話せていない状態だったので、ちょっと気まずくて照れてしまいました(笑)。

乃木坂46・早川聖来インタビュー

 

◆特に恥ずかしかったのは?

駅のロータリーで叫んだカットです。私は駅の跨線橋にいて、ゆうたろうさんは下のバス乗り場でスマホを構えていたんですけど。そこに向かって「愛してる~!」というせりふを叫んだ瞬間、バスに並んでいたご年配の方々が全員一斉にバーって振り返ったんです! それがもう、超恥ずかしくて…(笑)。これが「ドラマを撮影しています」っていう雰囲気を出していたらいいんです。でも、スタッフさんも通行人役みたいに街に紛れ込んでいるし、撮影もカメラではなくスマホなので全然目立たなくて(笑)。“もしかして私、変な人に思われてない?”と思って、ワナワナしました! しかも、そうやって意を決して叫んだのに、「すみません、もう1回撮ります!」って言われたときには“はぁぁ~…”ってなりました(笑)。

 

◆それは大変でしたね(笑)。いつまでも大人になり切れないところが少しかわいらしくもある孝志ですが、彼のような男性をどう思いますか?

正直、早川聖来としては…孝志みたいなタイプは合わないだろうなと思いました(笑)。ちょっと仕事がうまくいかないと、ワーッと叫んであたり散らしちゃうところは困ってしまいます。いや、共感できないわけではないんです。私も何かうまくいかないときには泣いちゃうこともあるから。でも一緒にいて、お互いに仕事がうまくいかない日があったら、2人共泣き叫んでしまって大変だと思うんです(笑)。

 

◆となると、理想のパートナーとしてはどんな人がいいですか?

温厚な人がいいです。孝志にも温厚なところはあるんですけど、ちょっと楽観的すぎる感じがあるので…。もう少し物事を現実的に考えられる人がいいです(笑)。でも本当にいろいろなタイプの人がいますし、全部がダメというわけではなくて。“ここはいいけど、ここはちょっとな~”とか、いろいろ自分に置き換えながら考えてしまいました(笑)。

 

◆孝志のいいところを挙げるなら?

一緒にはしゃげる、というところではないかなと思います。恥ずかしがらずに海ではしゃいだりするのは、“一緒に楽しい時間を過ごすぞ!”という意欲も感じますし(笑)。女性はやっぱり“いつまでも女の子でいたい!”という願望があるので、そう思わせてくれるところはすてきだなと思います。

乃木坂46・早川聖来インタビュー

 

◆妄想話になりますが、将来もし結婚するとしたら自分はどんな奥さんになると思いますか?

えぇ~!? 想像したこともないので、かなり未知数ですね…(笑)。専業主婦になるかどうかも、その状況になってみないと分からないです。でも何か、フルで働くとはいかないまでも、多少は働いている気がします。私、いろいろなところに自分の居場所を持っておくべきだと思っていて。人生って、1か所目がダメだったら、その次の場所、またその次の場所…というのを繰り返しながら成り立っていると思うんです。もし家庭だけしかなかったら、何かあったら行き場所がなくなっちゃうじゃないですか。それはちょっと嫌だなっていう気持ちがあります。居場所というのは仕事だけではなくて、友達とかでもいいと思うんですけど。

 

◆恭子は一児の母ですが、理想のお母さん像みたいなものはあったりしますか?

そこもあまり考えたことがないので(笑)、イメージが湧かないんですけど。でも自分の母親のことを考えたら、いつも友達みたいな感じで私に接してくるんですよ。なので、何か母に相談したいことがあったときに友達みたいな感覚で話すことができるんです。そこは私もいいなと思っているので、母みたいな人になれたらと思います。

 

◆そんなお母さんに救われたエピソードがあったら教えてください。

中学生のとき、学校のことがうまくいかなくて、ストレスがたまってしまったことがあって。そのときは、「自分がしんどくても相手のことを尊重して、自分のことが好きでい続けられる聖来はカッコいいよ」ってずっと味方してくれました。「自分がいいと思ったことは相手に意見を合わせてもいいけど、悪いと思ったときに相手に合わせて自分を押し殺すのは違うよ」って優しく言ってくれて。その言葉はすごく助けられました。

 

◆すてきなお母さんですね。この作品を通じて、夫婦とはどんなものだと感じましたか? また、夫婦にとってどんなことが大切だと思いますか?

大切なことかぁ…絶対に私に聞く質問じゃないと思います(笑)。でも何でしょうね…人と一緒にいると、“相手のこういうところを直してほしい”とかマイナスな部分ばかりに目が行きがちだと思うんです。例えばテレビを見ていても、旦那さんの愚痴を言ってる奥さんっているじゃないですか。それだけ愚痴るのに、結局どうして一緒にいるのかということだと思うんです。友達に彼氏の愚痴を聞いてほしい女の子も、その彼氏とずっと別れなかったりしますし(笑)。みんな、何だかんだで一緒にいるんですよね。それってどうしてなのかというと、“嫌な部分を話してはいるけど、それ以上に一緒にいたいって思う部分がある”からなんだろうなって。なので、その“一緒にいたい”という気持ちを持ち続けることが大切なんじゃないかなと思いました。きっと、ずっと一緒にいたり夫婦になったりすると、お互いにいい部分がないがしろになって、悪い部分ばかり見えてきちゃうと思うんです。結局はバランスの話で、嫌な部分が半分よりも上回ると、うまくいかなくなっていく気がするので。いい部分をお互いになくさないようにすればいいのかなと思います。

 

◆この作品は、コロナ禍をきっかけとした登場人物の心境の変化が描かれています。聖来さん自身、コロナ禍によって何か心境が変わったりしましたか?

エンターテインメントって後回しなんですよね。最初に緊急事態宣言が出たときも、エンタメは必要ではないと思われてしまって。そういう、人の楽しみという部分を最初にどんどん減らさなければならないことはつらいなと思いました。それこそ演劇も中止になったり、ドラマも撮影が休止になって放送が止まったりもして。そういった中の一つで私も活動してきて、ちょうどエンタメの大切さというのを実感していた段階だったので。本当にそれはつらかったですし、自分に何ができるんだろうということもいろいろ考えました。

 

◆当時、先が見えない中で心の支えや癒やしになったことは?

料理です。私、本格的に料理をするようになったのはコロナ禍になってからなんですけど、すごく上手になりました! 以前だったら、外で友達やメンバーと会ってご飯を食べていたのに全部できなくなってしまって。ストレスのはけ口がなくなったとき、1人でご飯を食べて味気がないのが嫌だったんです。でも料理をしたら手間を掛ける分、食事に関わる時間がすごく長くなって。その時間をどんどん増やしていったら、心が満たされるようになりました。

 

◆今はどんなことが楽しみですか?

夏が楽しみです。私、昔から夏が一番好きだったのに、コロナ禍で夏が一番嫌いになってしまったんです。自分の誕生日も夏休みもお祭りもあって明るくて楽しい季節だと思っていたのに、ここ3年ぐらいはただただ暑いだけになってしまって…。私の中で一気に最下位のシーズンになってしまいました。でも今ちょっとずつ、いろいろなルールが緩和されてきてイベントも増えているので。このままどんどん良くなっていったら、また夏が一番好きになるんじゃないかな。そのときが私にとっての本当のコロナ明けだと思います。今はそこを楽しみにしながら日々生活しています。

 

PROFILE

●はやかわ・せいら…2000年8月24日生まれ。大阪府出身。A型。乃木坂46・4期生。現在、ドラマ『アクトレス』(Lemino、ひかりTV)が配信中。また、ラジオ『らじらー!サンデー』(NHKラジオ第一)、『INNOVATION WORLD(KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE)』(J-WAVE)にレギュラー出演中。

 

作品情報

朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」

2023年4月20日(木)~23日(日)東京・俳優座劇場

<STAFF&CAST>
原作・脚本:足立紳「したいとか、したくないとかの話じゃない」(双葉社刊)
脚本・演出:新井友香
劇中ドラマ監督:熊坂出
出演:篠原涼子、山崎樹範、荒木宏文、佐藤仁美
劇中ドラマキャスト:早川聖来(乃木坂46)、ゆうたろう
主催/企画・製作:AOI Pro.

<あらすじ>
時は、コロナの話題でもちきりの2020年春。
映画監督として一時はブレイクしかけるも、その後鳴かず飛ばずのまま、浮気相手にも振られる始末の夫・孝志(山崎/荒木・Wキャスト)。そんな夫に内緒で応募したシナリオコンクールで優秀賞を受賞し、家事育児だけの生活から外の世界に飛び出そうとしている妻・恭子(篠原/佐藤・Wキャスト)。
ある日の夕方、ドラマ化が決まった脚本の修正作業に追われる恭子の元に、保育園のお迎えに行った孝志から一通のLINEが届く。『今晩、久しぶりにしたいです。どうですか……?』
このメッセージをきっかけに、我慢と妥協に満ちたふたりの関係が動き始める。

公式サイト:https://aoistage.com/shitaitoka/

●photo/中村功 text/橋本吾郎 hair&make/浅山ジャスミン莉奈(TUNE)、中間愛梨(TUNE)、眞舘楓

乃木坂46弓木奈於、キャミ&ショートパンツ姿で美脚すらり【独占カット】

乃木坂46の弓木奈於が、4月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」5月号のグラビアに登場した。

乃木坂46弓木奈於

 

乃木坂46の弓木奈於が、ボムグラビアに初登場。シングル「人は夢を二度見る」で3作連続で選抜に選ばれ、独特のワードセンスでバラエティに引っ張りだこ。ナチュラルなイメージのやわらかな彼女の魅力が満載だ。

 

4月26日(水)に61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」をリリースするAKB48。新曲選抜メンバーのフレッシュな17期研究生、佐藤綺星・平田侑希・山﨑空と、今のAKB48をリードする小栗有以・山内瑞葵の5人は、カラフルなシャツワンピースや、素肌感いっぱいのフリフリピンクコーデなど、かわいいがいっぱいグラビアと、普段はなかなか見ることができない、黒と白の世界観の少し大人っぽい濡れ髪グラビアを披露。

 

ボム初水着から約3年半、大盛真歩が久しぶりの水着グラビアに登場。3作連続でシングル選抜に選ばれ、AKB48を引っ張る存在になった彼女。オーバーオールにビキニの組み合わせはオシャレでかわいく、ナチュラルなコットン素材のビキニではしっとりとした雰囲気で魅せる。

 

4月30日(日)のライブで活動休止するAKB48 Team8から、坂口渚沙と大西桃香がビキニグラビアを披露。桜の花びらが舞い散る中、ピンクの可憐なビキニ姿を。そして白のチューブトップ水着では、カラフルなTシャツとはしゃぐ。2人で想いを語ったインタビューも。

 

結成7周年を迎えるTask have Funから熊澤風花が水着グラビアに登場。二十歳になり、先月には写真集も発売した彼女。ダークグリーンの三角ビキニでは雰囲気のあるしっとりとした物憂げな表情を。ペパーミントのチェックのチューブトップ水着では、可憐で儚い一瞬を。コットン素材のグレーのワンピース水着では髪をまとめ、美しいデコルテラインを。透明感あふれる春風のような水着グラビアは必見だ。

 

5年目に突入した≠MEから蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風の4人が登場。テーマは「イースター」。みんなで目玉焼きを焼いたり、うさ耳をつけてうさぎになったり、かわいいがギュッと詰まったグラビアに。

 

【通常版】

表紙:小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

裏表紙:大盛真歩(AKB48)

 

<W付録>

①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

 

②両面ピンナップポスター

大盛真歩/坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:熊澤風花(Task have Fun)

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

熊澤風花(Task have Fun)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

【セブンネット限定 ≠ME Edition】

表紙&裏表紙:≠ME

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>

この春テレビで流れていた予備校や塾、ゼミのCMに登場の美少女スペシャルとして、下田彩夏(駿台予備学校)、広瀬まのか(代々木ゼミナール)、咲田まい(進研ゼミ高校講座)を紹介。

 

そのほか、木下彩音、川口ゆりな、駒井蓮、宮下結衣、瑚々、みとゆな、BEYOOOOONDS、SUPER☆GiRLSなどインタビューも。

 

<掲載タレント>

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑 空(AKB48)

大盛真歩(AKB48)

坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

弓木奈於(乃木坂46)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

熊澤風花(Task have Fun)

下田彩夏

広瀬まのか

咲田まい

木下彩音

川口ゆりな

駒井蓮

宮下結衣

瑚々

みとゆな

BEYOOOOONDS

SUPER☆GiRLS

 

「ボム5月号」

特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)

発売日:2023年4月7日(金)

判型:AB判 電子版:なし

発行所:(株)ワン・パブリッシング

ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

 

【ご購入はコチラ】

<通常版>

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BX927QFV/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107383823

TOWER RECORDS ONLINE:https://tower.jp/item/5679778/

HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13797083

 

<限定版>

TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020538/

 

<セブンネット限定版>

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107383824

AKB48大盛真歩、3年半ぶり水着グラビアでビキニ姿を披露【独占カット】

AKB48の大盛真歩が、4月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」5月号の水着グラビアに登場した。

AKB48大盛真歩

 

4月26日(水)に61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」をリリースするAKB48。ボム初水着から約3年半、大盛真歩が久しぶりの水着グラビアに登場。3作連続でシングル選抜に選ばれ、AKB48を引っ張る存在になった彼女。オーバーオールにビキニの組み合わせはオシャレでかわいく、ナチュラルなコットン素材のビキニではしっとりとした雰囲気で魅せる。

 

新曲選抜メンバーのフレッシュな17期研究生、佐藤綺星・平田侑希・山﨑空と、今のAKB48をリードする小栗有以・山内瑞葵の5人は、カラフルなシャツワンピースや、素肌感いっぱいのフリフリピンクコーデなど、かわいいがいっぱいグラビアと、普段はなかなか見ることができない、黒と白の世界観の少し大人っぽい濡れ髪グラビアを披露。

 

4月30日(日)のライブで活動休止するAKB48 Team8から、坂口渚沙と大西桃香がビキニグラビアを披露。桜の花びらが舞い散る中、ピンクの可憐なビキニ姿を。そして白のチューブトップ水着では、カラフルなTシャツとはしゃぐ。2人で想いを語ったインタビューも。

 

結成7周年を迎えるTask have Funから熊澤風花が水着グラビアに登場。二十歳になり、先月には写真集も発売した彼女。ダークグリーンの三角ビキニでは雰囲気のあるしっとりとした物憂げな表情を。ペパーミントのチェックのチューブトップ水着では、可憐で儚い一瞬を。コットン素材のグレーのワンピース水着では髪をまとめ、美しいデコルテラインを。透明感あふれる春風のような水着グラビアは必見だ。

 

5年目に突入した≠MEから蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風の4人が登場。テーマは「イースター」。みんなで目玉焼きを焼いたり、うさ耳をつけてうさぎになったり、かわいいがギュッと詰まったグラビアに。

 

【通常版】

表紙:小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

裏表紙:大盛真歩(AKB48)

 

<W付録>

①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

 

②両面ピンナップポスター

大盛真歩/坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:熊澤風花(Task have Fun)

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

熊澤風花(Task have Fun)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

【セブンネット限定 ≠ME Edition】

表紙&裏表紙:≠ME

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>

乃木坂46の弓木奈於が、ボムグラビアに初登場。シングル「人は夢を二度見る」で3作連続で選抜に選ばれ、独特のワードセンスでバラエティに引っ張りだこ。ナチュラルなイメージのやわらかな彼女の魅力が満載だ。

 

この春テレビで流れていた予備校や塾、ゼミのCMに登場の美少女スペシャルとして、下田彩夏(駿台予備学校)、広瀬まのか(代々木ゼミナール)、咲田まい(進研ゼミ高校講座)を紹介。

 

そのほか、木下彩音、川口ゆりな、駒井蓮、宮下結衣、瑚々、みとゆな、BEYOOOOONDS、SUPER☆GiRLSなどインタビューも。

 

<掲載タレント>

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑 空(AKB48)

大盛真歩(AKB48)

坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

弓木奈於(乃木坂46)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

熊澤風花(Task have Fun)

下田彩夏

広瀬まのか

咲田まい

木下彩音

川口ゆりな

駒井蓮

宮下結衣

瑚々

みとゆな

BEYOOOOONDS

SUPER☆GiRLS

 

「ボム5月号」

特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)

発売日:2023年4月7日(金)

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<限定版>

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<セブンネット限定版>

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Task have Fun熊澤風花、ビキニ姿でスレンダー美ボディ披露【独占カット】

Task have Funの熊澤風花が、4月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」5月号のTSUTAYAほか店舗限定版表紙&グラビアに登場した。

熊澤風花(Task have Fun)

 

結成7周年を迎えるTask have Funから熊澤風花が水着グラビアに登場。二十歳になり、先月には写真集も発売した彼女。ダークグリーンの三角ビキニでは雰囲気のあるしっとりとした物憂げな表情を。ペパーミントのチェックのチューブトップ水着では、可憐で儚い一瞬を。コットン素材のグレーのワンピース水着では髪をまとめ、美しいデコルテラインを。透明感あふれる春風のような水着グラビアは必見だ。

 

4月26日(水)に61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」をリリースするAKB48。新曲選抜メンバーのフレッシュな17期研究生、佐藤綺星・平田侑希・山﨑空と、今のAKB48をリードする小栗有以・山内瑞葵の5人は、カラフルなシャツワンピースや、素肌感いっぱいのフリフリピンクコーデなど、かわいいがいっぱいグラビアと、普段はなかなか見ることができない、黒と白の世界観の少し大人っぽい濡れ髪グラビアを披露。

 

ボム初水着から約3年半、大盛真歩が久しぶりの水着グラビアに登場。3作連続でシングル選抜に選ばれ、AKB48を引っ張る存在になった彼女。オーバーオールにビキニの組み合わせはオシャレでかわいく、ナチュラルなコットン素材のビキニではしっとりとした雰囲気で魅せる。

 

4月30日(日)のライブで活動休止するAKB48 Team8から、坂口渚沙と大西桃香がビキニグラビアを披露。桜の花びらが舞い散る中、ピンクの可憐なビキニ姿を。そして白のチューブトップ水着では、カラフルなTシャツとはしゃぐ。2人で想いを語ったインタビューも。

 

5年目に突入した≠MEから蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風の4人が登場。テーマは「イースター」。みんなで目玉焼きを焼いたり、うさ耳をつけてうさぎになったり、かわいいがギュッと詰まったグラビアに。

 

【通常版】

表紙:小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

裏表紙:大盛真歩(AKB48)

 

<W付録>

①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

 

②両面ピンナップポスター

大盛真歩/坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:熊澤風花(Task have Fun)

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

熊澤風花(Task have Fun)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

【セブンネット限定 ≠ME Edition】

表紙&裏表紙:≠ME

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>

乃木坂46の弓木奈於が、ボムグラビアに初登場。シングル「人は夢を二度見る」で3作連続で選抜に選ばれ、独特のワードセンスでバラエティに引っ張りだこ。ナチュラルなイメージのやわらかな彼女の魅力が満載だ。

 

この春テレビで流れていた予備校や塾、ゼミのCMに登場の美少女スペシャルとして、下田彩夏(駿台予備学校)、広瀬まのか(代々木ゼミナール)、咲田まい(進研ゼミ高校講座)を紹介。

 

そのほか、木下彩音、川口ゆりな、駒井蓮、宮下結衣、瑚々、みとゆな、BEYOOOOONDS、SUPER☆GiRLSなどインタビューも。

 

<掲載タレント>

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑 空(AKB48)

大盛真歩(AKB48)

坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

弓木奈於(乃木坂46)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

熊澤風花(Task have Fun)

下田彩夏

広瀬まのか

咲田まい

木下彩音

川口ゆりな

駒井蓮

宮下結衣

瑚々

みとゆな

BEYOOOOONDS

SUPER☆GiRLS

 

「ボム5月号」

特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)

発売日:2023年4月7日(金)

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AKB48坂口渚沙&大西桃香、白のチューブトップ水着で大はしゃぎ【独占カット】

AKB48の坂口渚沙と大西桃香が、4月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」5月号の水着グラビアに登場した。

AKB48坂口渚沙&大西桃香

 

4月26日(水)に61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」をリリースするAKB48。4月30日(日)のライブで活動休止するAKB48 Team8から、坂口渚沙と大西桃香がビキニグラビアを披露。桜の花びらが舞い散る中、ピンクの可憐なビキニ姿を。そして白のチューブトップ水着では、カラフルなTシャツとはしゃぐ。2人で想いを語ったインタビューも。

 

新曲選抜メンバーのフレッシュな17期研究生、佐藤綺星・平田侑希・山﨑空と、今のAKB48をリードする小栗有以・山内瑞葵の5人は、カラフルなシャツワンピースや、素肌感いっぱいのフリフリピンクコーデなど、かわいいがいっぱいグラビアと、普段はなかなか見ることができない、黒と白の世界観の少し大人っぽい濡れ髪グラビアを披露。

 

ボム初水着から約3年半、大盛真歩が久しぶりの水着グラビアに登場。3作連続でシングル選抜に選ばれ、AKB48を引っ張る存在になった彼女。オーバーオールにビキニの組み合わせはオシャレでかわいく、ナチュラルなコットン素材のビキニではしっとりとした雰囲気で魅せる。

 

結成7周年を迎えるTask have Funから熊澤風花が水着グラビアに登場。二十歳になり、先月には写真集も発売した彼女。ダークグリーンの三角ビキニでは雰囲気のあるしっとりとした物憂げな表情を。ペパーミントのチェックのチューブトップ水着では、可憐で儚い一瞬を。コットン素材のグレーのワンピース水着では髪をまとめ、美しいデコルテラインを。透明感あふれる春風のような水着グラビアは必見だ。

 

5年目に突入した≠MEから蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風の4人が登場。テーマは「イースター」。みんなで目玉焼きを焼いたり、うさ耳をつけてうさぎになったり、かわいいがギュッと詰まったグラビアに。

 

【通常版】

表紙:小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

裏表紙:大盛真歩(AKB48)

 

<W付録>

①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

 

②両面ピンナップポスター

大盛真歩/坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:熊澤風花(Task have Fun)

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

熊澤風花(Task have Fun)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

【セブンネット限定 ≠ME Edition】

表紙&裏表紙:≠ME

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>

乃木坂46の弓木奈於が、ボムグラビアに初登場。シングル「人は夢を二度見る」で3作連続で選抜に選ばれ、独特のワードセンスでバラエティに引っ張りだこ。ナチュラルなイメージのやわらかな彼女の魅力が満載だ。

 

この春テレビで流れていた予備校や塾、ゼミのCMに登場の美少女スペシャルとして、下田彩夏(駿台予備学校)、広瀬まのか(代々木ゼミナール)、咲田まい(進研ゼミ高校講座)を紹介。

 

そのほか、木下彩音、川口ゆりな、駒井蓮、宮下結衣、瑚々、みとゆな、BEYOOOOONDS、SUPER☆GiRLSなどインタビューも。

 

<掲載タレント>

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑 空(AKB48)

大盛真歩(AKB48)

坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

弓木奈於(乃木坂46)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

熊澤風花(Task have Fun)

下田彩夏

広瀬まのか

咲田まい

木下彩音

川口ゆりな

駒井蓮

宮下結衣

瑚々

みとゆな

BEYOOOOONDS

SUPER☆GiRLS

 

「ボム5月号」

特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)

発売日:2023年4月7日(金)

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AKB48小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空がシャツワンピ姿でキュートな笑顔【独占カット】

AKB48の小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空が、4月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」5月号の通常版表紙&巻頭グラビアに登場した。

AKB48小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空

 

4月26日(水)に61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」をリリースするAKB48。新曲選抜メンバーのフレッシュな17期研究生、佐藤綺星・平田侑希・山﨑空と、今のAKB48をリードする小栗有以・山内瑞葵の5人は、カラフルなシャツワンピースや、素肌感いっぱいのフリフリピンクコーデなど、かわいいがいっぱいグラビアと、普段はなかなか見ることができない、黒と白の世界観の少し大人っぽい濡れ髪グラビアを披露。

 

ボム初水着から約3年半、大盛真歩が久しぶりの水着グラビアに登場。3作連続でシングル選抜に選ばれ、AKB48を引っ張る存在になった彼女。オーバーオールにビキニの組み合わせはオシャレでかわいく、ナチュラルなコットン素材のビキニではしっとりとした雰囲気で魅せる。

 

4月30日(日)のライブで活動休止するAKB48 Team8から、坂口渚沙と大西桃香がビキニグラビアを披露。桜の花びらが舞い散る中、ピンクの可憐なビキニ姿を。そして白のチューブトップ水着では、カラフルなTシャツとはしゃぐ。2人で想いを語ったインタビューも。

 

結成7周年を迎えるTask have Funから熊澤風花が水着グラビアに登場。二十歳になり、先月には写真集も発売した彼女。ダークグリーンの三角ビキニでは雰囲気のあるしっとりとした物憂げな表情を。ペパーミントのチェックのチューブトップ水着では、可憐で儚い一瞬を。コットン素材のグレーのワンピース水着では髪をまとめ、美しいデコルテラインを。透明感あふれる春風のような水着グラビアは必見だ。

 

5年目に突入した≠MEから蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風の4人が登場。テーマは「イースター」。みんなで目玉焼きを焼いたり、うさ耳をつけてうさぎになったり、かわいいがギュッと詰まったグラビアに。

 

【通常版】

表紙:小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

裏表紙:大盛真歩(AKB48)

 

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①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

 

②両面ピンナップポスター

大盛真歩/坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

 

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①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

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※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

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①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>

乃木坂46の弓木奈於が、ボムグラビアに初登場。シングル「人は夢を二度見る」で3作連続で選抜に選ばれ、独特のワードセンスでバラエティに引っ張りだこ。ナチュラルなイメージのやわらかな彼女の魅力が満載だ。

 

この春テレビで流れていた予備校や塾、ゼミのCMに登場の美少女スペシャルとして、下田彩夏(駿台予備学校)、広瀬まのか(代々木ゼミナール)、咲田まい(進研ゼミ高校講座)を紹介。

 

そのほか、木下彩音、川口ゆりな、駒井蓮、宮下結衣、瑚々、みとゆな、BEYOOOOONDS、SUPER☆GiRLSなどインタビューも。

 

<掲載タレント>

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑 空(AKB48)

大盛真歩(AKB48)

坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

弓木奈於(乃木坂46)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

熊澤風花(Task have Fun)

下田彩夏

広瀬まのか

咲田まい

木下彩音

川口ゆりな

駒井蓮

宮下結衣

瑚々

みとゆな

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発売日:2023年4月7日(金)

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茅島みずき主演『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』5・2スタート「好きな作品だったので、うれしかった」

茅島みずき主演ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』がMBS/TBSドラマイズム枠(MBS 毎週火曜 深夜0時59分~/TBS 毎週火曜 深夜1時28分~)で、5月2日(火)から放送されることが決定。茅島からコメントが到着した。

『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』留奈役の茅島みずき©「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

 

2019年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中、「第68回小学館漫画賞」を受賞し、累計500万部を突破している人気漫画「明日、私は誰かのカノジョ」(をのひなお/サイコミ)。“登場人物たちのリアルすぎる心理描写”が話題となった、『明日、私は誰かのカノジョ』の続編ドラマが開幕する。

 

本作では、原作の「洗脳編」「What a Wonderful World編」を実写化。現代社会に生きる女性のリアルな生きざまに、“つらくてもつい見てしまう…”『明日カノ』の沼が再び戻ってくる。

 

生活費、学費を自分で稼ぐために高級ソープランド店で働く女子大学生の留奈(茅島みずき)は、ある日、人気歌い手アイドルの隼斗を接客する。メンタルが弱く、SNSでの誹謗中傷に悩んでいた隼斗はリピーターとなり、悩みを聞いているうちに、2人は店外でも関係を持つことに。そんな2人はどんどん深みにハマっていくが…。

 

また、留奈と同じ店で働く江美は、元バンギャルでスピリチュアル信仰のある40代女性。父の死去に伴い実家に戻るも、心酔する占い師の導きにより地元のスナックで働くことに。そして、その店の常連である岩崎に関係を持ちかけられ…。何かにすがることを否定してきた女性と、何かにすがりながら生きてきた女性、それぞれの幸せとは。

 

お金だけを信じ、お金のためにソープで働く女子大生の留奈役には、2019年、ポカリスエットのCM出演を機に注目を集め、「Seventeen」の専属モデルとしても活躍し、映画「交換ウソ日記」(7月7日(金)公開)など待機作を多数控え、今後の活躍が期待される女優・茅島みずきが主演に決定。シーズン2の主人公を務める。

 

茅島みずき コメント

もともとこのお話をいただく前から原作も知っていて、シーズン1のドラマも見るぐらい好きな作品だったので、決まった時はすごくうれしかったです。

 

でもシーズン1を見て、すごく原作に忠実で役者の皆さんが演じることによってよりすてきなものになっていて、自分にできるのかなという不安はありました。

 

留奈という役は、自分をしっかり持っていていろんな視点から物事を見ることができる、大人でカッコいい女の子です。仕事モードの時とプライベートの時の留奈は全然違う一面がある子なので、そこのギャップを意識しながら演じました。普段は思ったことを言えるサバサバした女の子ですが、すごくかわいい一面もあったりするのでそこにも注目して見ていただきたいです。

 

番組情報

MBS/TBSドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』

MBS:2023年5月2日(火)スタート 1話放送 深夜0時59分~

TBS:2023年5月2日(火)スタート 1話放送 深夜1時28分~

 

配信:TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間あり

 

原作:『明日、私は誰かのカノジョ』をのひなお/サイコミ (サイコミ/Cygames)

出演:茅島みずき

制作プロダクション:スタジオブルー

製作:「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

 

公式HP:https://www.mbs.jp/asukano2/

公式Twitter:@dramaism_mbs

公式Instagram:@dramaism_mbs

公式TikTok:@drama_mbs

 

©「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

吉岡里帆主演で川上未映子の小説が初映画化 アートディレクター・千原徹也が初監督「アイスクリームフィーバー」23年夏公開

© 2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会

 

吉岡里帆主演、モトーラ世理奈、詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりかが共演を務める映画「アイスクリームフィーバー」が、2023年夏にTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開されることが決定した。

 

原作は川上未映子による短編集「愛の夢とか」(講談社刊)内の収録作「アイスクリーム熱」。近年、ナタリー・ポートマンからも熱い支持を受け、国内外問わず女性の圧倒的共感を得る川上にとって初の映画化作品となる。

 

監督は広告、ファッション、TVドラマ、企業ブランディングなどさまざまなフィールドで活躍するアートディレクター・千原徹也。「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築し、従来の映画製作のやり方にとらわれない手法で企画立案。本作で監督デビューを果たすことになった。

 

アイスクリーム店のアルバイト・常田菜摘役で主演を務めるのは映画「ハケンアニメ!」、Disney+配信作品『ガンニバル』など、話題作への出演が相次ぐ吉岡里帆。

 

アイスクリーム店の常連客の作家・橋本佐保を演じるのは、ファッションモデルとして活躍する一方、「風の電話」「異動辞令は音楽隊!」などの作品で繊細な存在感を放つモトーラ世理奈。菜摘のアルバイトの後輩・桑島貴子役で、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカル・詩羽が映画デビューを飾る。

 

そして、アイスクリーム店の近所の銭湯に通う、仕事が生きがいの高嶋優役には「ぜんぶ、ボクのせい」「夜、鳥たちが啼く」など気鋭の監督作品への出演が絶えない松本まりか。

 

映画、TV、音楽、ファッションなど日本のエンターテイメント業界を牽引する魅力的な女優4人のアンサンブルにより、10代から30代の女性4人の“想い”と“人生”が交錯する、新感覚なラブストーリーを展開していく。吉岡らキャスト陣と千原監督のコメントは下記に掲載。

 

コメント

吉岡里帆

アイデアが止まらないアートディレクター千原徹也さんの記念すべき初監督作品ということで、新しい試みたっぷりの面白い現場でした!
モトーラ世理奈ちゃんとたくさん笑い合ったのが一番の思い出。仲良しのスタッフさんや共演者の方も多く、クランクインからチームワークばっちりで改めて参加できて良かったなと感じました。
アートに特化している座組みなこともあり、美術や衣装、細やかな世界観の表現にも注目していただきたいです。アイスクリームが食べたくなりますよ。

 

モトーラ世理奈

千原徹也さんからこの映画のお話を聞いたのは、一昨年「東京デザインが生まれる日」でご一緒した時でした。千原さんの”作る”思いがこもった映画です。私もその一部となれてとてもうれしいです。アイスクリームの冷たくて甘い、きゅ〜っとした気持ちになります。ぜひアイスクリームも食べに行くワクワクした気持ちで見に行ってほしいです。お楽しみに!

 

詩羽(水曜日のカンパネラ)

映画「アイスクリームフィーバー」に桑島貴子役で出演させていただきます、水曜日のカンパネラの詩羽です。
「今度映画撮るから詩羽も出てくださいよ〜」と(千原さんらしい)ラフなお誘いをしていただき、気づいた時にはクランクイン、そしてクランクアップをしていました。
私が演じた貴子は、アイスクリーム屋でアルバイトをする10代後半のまだ怖いものを知らない少女。でも実は”何も知らない”わけではなくて、知っているけど分かっているけど分からないフリをするのが上手で、笑ってごまかすのが得意な少女なんじゃないかなと思っています。私も無敵だと思っていたあのキラキラした学生時代にたくさんの壁にぶつかってきた身だったので、どこかで本心ではなかったりごまかして人一倍自分と対話をする貴子にとても共感する部分が多く、撮影中は演じるというよりも感じたままに貴子として過ごす日々を送ることができました。
千原さんの初監督作品である映画に、私も初演技として参加することができてすごく幸せです。映画の中では初めてのダンスにも挑戦させていただきました。
「アイスクリームフィーバー」を通し、わたし詩羽の新たな一面をたくさん感じて楽しんでいただけたらうれしいです。

 

松本まりか

こんな自由な発想で作る映画、参加しないなんて選択肢があるでしょうか?

千原さんからあふれ続ける、多様多彩なアイデアクリエイティブ、そして情熱。台本に記された監督の、この作品への突き刺さるような序文を読み、もうすでに心は決まっていました。

これまでの概念を壊し
新しく面白い挑戦をしよう
演技とはいえない演技を楽しもう
転んだっていいじゃん
分からないものを否定するのではなく
楽しもう

ファッションとデザインと映画

映画を越えて広がっていく景色

「異物こそ愛ス」

SHIBUYAのニューカルチャーがここからまたひとつ誕生するんじゃないかと、わくわくしながら絶賛撮影中です♪
お楽しみに〜

 

千原徹也監督

「映画制作をデザインする」と題し、企画を立てたのは、もう3年半前のことです。
夢だった映画監督をデザインという視点から構築し、スタッフ、キャスト、制作方法、宣伝方法まで今までにないやり方を目指して、できた映画です。

内容も、感じたことのない異色のラブストーリーになっています。
複雑に絡み合う時間軸や心情は、少々難解かもしれませんがそれぞれの解釈で楽しんでいただけたらと思います。

僕は、デザインの力で映画は変わると思っています。
たくさんの人の力でここまできました。
公開が本当に楽しみです。

 

作品情報

「アイスクリームフィーバー」
2023年夏 TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー

吉岡里帆
モトーラ世理奈 詩羽(水曜日のカンパネラ)/松本まりか

監督:千原徹也
原案:川上未映子「アイスクリーム熱」(『愛の夢とか』講談社刊収録)
エグゼクティブプロデューサー:千原徹也、山本正典、木滝和幸
プロデューサー:勝俣円、塚原元彦 宣伝プロデューサー:小口心平
脚本:清水匡 音楽:田中知之 撮影:今城純
制作:れもんらいふ 制作協力:DASH、doors  配給:パルコ

© 2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会

 

森川葵×川崎鷹也の共演で『褒めるひと褒められるひと』をドラマ化 脚本はふじきみつ彦

『褒めるひと褒められるひと』森川葵

 

2023年初夏スタートの夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』(NHK総合 毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時)に、森川葵と川崎鷹也の出演が決定した。

 

原作はたけだのぞむによる同名作。仕事で落ち込んだ若手社員を救ってくれたのは、とにかく“褒めてくれる”先輩だった。だけど、その褒め方は奇想天外で…なんか違う! ズレてる? でも、的確!? ふじきみつ彦の脚本、森川葵、川崎鷹也らの出演で、会社の総務部を舞台に“褒めるひと”と“褒められるひと”が織りなす不思議とクセになる、ほっこり日常系お仕事ドラマを描く。

 

市川詠子25歳、総務部勤務。ふだんはきっちり仕事をしても大して評価されないのに、ちょっとした失敗でコテンパンに怒られて、落ち込んだ彼女がつぶやいたのは「褒められたい…」の一言。それを先輩の坂東に聞かれたことから、市川の“褒められる日々”が始まった。

 

「忍者的な仕事ぶり!」「君の仕事、無駄がない、回らないおすし屋さんって感じ!」「その熱気、さながらねぶた祭だね!!」。坂東の褒めはかなりズレていて、素直に喜べない…と思った市川だが、次第にその奇妙な褒め方が心地よくなる。そして、2人の「褒める」「褒められる」コミュニケーションが総務部や会社全体にさまざまな奇跡を呼び起こしていく。

 

そして市川は坂東のことを好きになっていく?…かと思いきや、そこは普通のドラマのようには進展しない!? 厳しくも優しい先輩の小佐川や、お調子者の新入社員・中村、総務一筋の真面目な松本部長、おしゃれでダンディーな中村社長ら個性的なメンバーを交えて描く、“ホッと一息”つけて“あしたの活力”になるエンターテインメント・ドラマとなっている。

『褒めるひと褒められるひと』川崎鷹也

 

番組情報

夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』
NHK総合
2023年初夏スタート予定
毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時

原作:たけだのぞむ「褒めるひと 褒められるひと」
脚本:ふじきみつ彦
出演:森川葵、川崎鷹也 ほか

 

©NHK

小芝風花がセクシーなパーソナリティーに挑戦…!?「毎回、放送事故スレスレです」『波よ聞いてくれ』

上段左から)原菜乃華、片寄涼太 下段左から)北村一輝、小芝風花

 

4月21日(金)にスタートする、小芝風花主演の金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系 午後11時15分〜深夜0時15分 ※一部地域を除く)の制作発表記者会見が開催。小芝をはじめ、片寄涼太(GENERATIONS)、原菜乃華、北村一輝が登壇した。

 

小芝風花が前代未聞の超絶やさぐれヒロイン役で、新境地を開拓する『波よ聞いてくれ』。大ヒット作「無限の住人」で知られる沙村広明による「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画が原作で、地上波でアニメ化もされて話題となった人気作を初めて実写化する。

 

小芝演じる鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金をだまし取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く、ラジオ×テレビという史上初のメディアミックス新感覚エンターテインメントだ。

 

このたび、本作の撮影が行われている宇都宮のラジオ局・FM栃木で制作発表記者会見が開催され、主演の小芝、片寄涼太、原菜乃華、北村一輝が登壇。まず、劇中でパーソナリティー役を演じる小芝がブースに入り、ミナレになり切ってトークパフォーマンスを披露することに。勢いと気迫あふれる、空間を突き刺すようなそのパフォーマンスに、会場は大きな拍手に包まれた。

小芝風花

 

そして、4人のトークセッションが始まると、ひと言目からなぜかフレッシュな新人のように緊張しているさまを装い、声を裏返らせて「すみません、ちょっと緊張していまして…」と話し始めた北村。すると、すかさず小芝から「一番緊張しないじゃないですか!」、片寄からも「普段と全然違うじゃないですか!」とツッコミが入るなど、チームワークの良さを見せる。

 

司会から番組の魅力を問われ、小芝が「この作品は説明するのがすごく難しいんです」と慎重に考えながら話そうとすると、北村が被せるように「そんなことないと思います!」と否定して小芝を戸惑わせ、それを見ていた片寄が「(場を)かき乱しています」とまたしても北村にツッコミ…。

 

そんな中、最年少の原が「ミナレさんが破天荒すぎるので、先の展開がまったく読めないところが魅力なのかなと思います」と真面目に答えると、片寄は「いいこと言うね!」と原を称賛。小芝も「一番年下が一番しっかりしていて、いつも助けられています」と感謝を伝えた。

 

続けて、会見は事前にSNSで募集した質問にキャスト陣が答えていくコーナーへ。「共演者に聞いてみたいことは?」という質問では、北村から「ないですね(笑)」とまさかの回答が。本作のキャストは小芝、北村、片寄をはじめ関西出身者が多いそうで、北村は「何でもすぐに聞くんです。そこまで聞いちゃ失礼かなと思うようなところまで」とニヤリ。片寄も「いろいろ先輩に学ばせてもらっています」と明かし、現場の雰囲気の良さを伺わせた。

小芝風花

 

作品名にちなみ、「人生の中で一番“波”に乗っていたときはいつですか?」という質問には、「全然ないんです」と小芝。「モテたこともないですし、人前で話したりするのも苦手で隠れたりするタイプだったので…。そういう意味では、今が一番楽しいです!」と笑顔を見せる。

 

他にも、ミナレのアルバイト先がスープカレー店ということから「“我が家のカレー”はどんなものでしたか?」という質問も。ミナレの同僚を演じる片寄は「うちの母が作るカレーはドライカレーが多くて、お弁当がドライカレーの日もありました」と。原は「私はチョコレートを入れます。コクが出て、喫茶店のカレーみたいな味になるので。ぜひ試してみてください」と隠し味を明かした。

 

続けて、記者から「現場での印象的なエピソード」を問われると、小芝が「北村さんが電話で話しているシーンでスマートフォンの上下が逆だったことです(笑)」とNGシーンを暴露。北村は「ガラパゴスケータイなら分かるけど、スマートフォンって上下分からなくないですか!?」と赤面する。

 

対して、北村は「ドラマの後半では、風花ちゃんがいろんなキャラでパーソナリティーをするのですが、昨日はちょっとセクシーなキャラで撮影をやって」と告白。小芝も「毎回、放送事故スレスレですが、ちょっと色っぽいキャラもやらせていただいております(笑)」と今後の見どころをアピール。

 

最後は、小芝がラジオというメディアに感じる魅力を「自由度が高いんだなとあらためて感じています」と話しながら、「それでもミナレのラジオ番組はアリなんでしょうか…!?(笑)」と問いかけ、会見は和やかに締めくくられた。

上段左から)原菜乃華、片寄涼太 下段左から)北村一輝、小芝風花

 

番組情報

金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』
テレビ朝日系
2023年4月21日(金)スタート
毎週金曜 午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/namiyo/

 

新谷ゆづみ「よりリアリティーを感じながら、ぬいサーの一員として演じることができました」映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

繊細な感性で話題作を生み続ける大前粟生氏の小説を初めて映画化した『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が、4月14日(金)より全国公開。ぬいぐるみに話しかける「ぬいぐるみサークル」に所属する女子大生・白城を演じる新谷ゆづみさんが、「いろいろと考えさせられた」という役作りや、女優としての今後の展望・目標について語ってくれました。

 

新谷ゆづみ●しんたに・ゆづみ…2003年7月20日生まれ。和歌山県出身。最近の主な出演作に連続ドラマW -30「異世界居酒屋『のぶ』Season3~皇帝とオイリアの王女編~」(WOWOW)、ZIP!朝ドラマ「パパとなっちゃんのお弁当」など。映画「わたしの見ている世界が全て」が公開中。

【新谷ゆずみさん撮り下ろし写真】

 

白城は物事を平等に見ることができるし、優しいけれど、そう見えないクールな部分も

──原作・脚本を読んだときの感想は?

 

新谷 私が演じる白城は、ぬいぐるみサークル(以下、ぬいサー)の七森(細田佳央太)や麦戸ちゃん(駒井 蓮)たちと比べると、ちょっと大人びている印象が強かったです。そのとき、私はギリギリ高校生で、「役作り、どうしよう?」と思いましたし、金子(由里奈)監督からも、「白城はとても重要なキャラクター」と言われていたので、少しプレッシャーはありました。

 

──大人っぽいと感じた白城を、さらにどのように捉え、どう演じようと思われましたか?

 

新谷 物事を平等に見ることができるし、とても優しいけれど、そう見えないクールな部分もある。それは物事を客観視できていたり、世間に対して、ちょっと諦めている部分もあるからだと思うんです。あと、七森や麦戸ちゃんとは違う世界を知っているし、物事の捉え方や受け取り方も、優しさのかたちも違う。白城自身も、ぬいサーに入らなければ、彼らと交わることはなかったし、仮に交わったとしても深く関わることがない関係性だと思いましたし、その微妙な雰囲気をどのように出していこうかと考えました。

 

──彼女は、ぬいサーだけでなく、イベントサークルと兼サー(兼部)しています。

 

新谷 一般的な大学生で、どちらかといえば陽キャ。そんな白城に共感するお客さんの方が多いと思ったので、そこも心掛けて演じようと思いました。白城は、ぬいサーに入ることで、イベサーと違う世界を見たかっただろうし、どこかで、ぬいサーのみんながうらやましいと思う部分もあると思うんですね。イベサーでのストレスや悩みを抱えていたことも、「ぬいサーにいたい!」と思う理由ではないでしょうか。

 

──ちなみに、白城はぬいサー内で、唯一ぬいぐるみに話しかけない部員です。

 

新谷 白城なりの理由があるとは思いますが、そんな異質なことすらも、何も言わずに受け入れてくれる、ぬいサーは、どこまでも優しいんだなと感激しました。だからこそ、白城も改めて「この人たちとちゃんと向き合いたい」と思ったんだと思います。

 

金子監督は私たちのことを考えて意見してくださり、ものすごく優しかったです

──ぬいサーメンバーの雰囲気、金子監督の演出はいかがでしたか?

 

新谷 ぬいサーの皆さんとは、台本読み合わせのときから、何度かお会いしましたが、わちゃわちゃした雰囲気にもならず、その後も個人個人の気持ちを深く知りすぎないラインをキープしながら、お互いやっていました。みんな意外と人見知りだったりするのかな? 金子監督は、自分でぬいぐるみを作って現場に持ってくるぐらい気持ちが入られていたので、とても説得力のある演出でした。いろんな意味で、妥協がない方なのですが、言い方だけでなく、私たちのことを考えて意見してくださり、ものすごく優しかったです。

 

──たくさんのぬいぐるみに囲まれた、ぬいサーの部室はいかがでした?

 

新谷 大学のシーンは、立命館大学の校内で撮ったんですが、普通に通っている学生さんもいるなか、その片隅にある本当の部室にたくさんのぬいぐるみを配置して撮影したんです。「わぁ、こんなお部屋があるんだ!」と興奮しました。美術さんが用意してくださったものもあれば、いろんな人のお家にあったものをかき集めているので、役者の私物もあるんです。私は持っていかなかったですけど……。よりリアリティーを感じながら、ぬいサーの一員として演じることができました。

 

──撮影中に苦労されたシーンや印象的だったシーンは?

 

新谷 七森とぶつかり合うシーンですね。お互いぶつかり合うけれども、それは真逆にいた2人がしっかり向き合った証拠じゃないかと。だからこそ、2人の言動として、表現として、すごく大事なシーンだと思いました。なので、時間をかけて、何度もやらせてもらいました。

 

──京都ロケの思い出は?

 

新谷 京都のホテルに宿泊しながらの撮影だったので、そういうところで生まれた絆はあったかもしれません。さすがに、みんなで食べに行くことができなかったのですが、撮影の合間に一人でご飯屋さんにも行きました。佳央太さんが「おいしい鰻を食べに行った」と聞いていたので、そのお店に行ったら、休業日だったんです。それで有名なラーメン屋さんに行って、さっぱりしておいしい醤油ラーメンを食べました。

 

──完成した作品を観たときの感想は?

 

新谷 劇中に流れる音楽や効果音がとてもポップなのに、どこか切なさを感じました。あと、何度か出てくるぬいぐるみ目線のカットを観ることで、ぬいぐるみの方にも感情移入しちゃったりして(笑)。なかなかできない体験ですし、それがこの映画ならではの特色や面白さだと思いました。

 

素敵な人間性も含めてずっと吉高由里子さんに憧れています

──『麻希のいる世界』『やがて海へと届く』など、2022年は女優としての新谷さんにとって大きな転機となった一年だったと思います。それを経ての本作は、どんな一作になりましたか?

 

新谷 原作を読んだときからいろいろと考えさせられ、役者としてもそうですが、人としてもすごく成長できる内容の作品に出会えたと思っています。それは私自身、前から望んでいたことですし、この作品を観た誰かに何かを伝えられることができたらいいなとも思います。あと、同じ事務所ということもあり、七森役の佳央太さんとは小学生のときから同じレッスンを受けるような知り合いだったんです。今回やっと共演できたのですが、このタイミングでご一緒できて本当に良かったです。

 

──今年20歳になり、来年デビュー10周年を迎えるなか、今後の展望・目標は?

 

新谷 もうそんなに経つんですね! お仕事をしつつ、とにかく人間として成長したいです。あと、年齢を重ねるごとに、吸収できるものを着実に吸収しつつ、それを作品に反映できたらと思っています。これからは学生だけでなく、いろんな職業の役をやっていくと思うので、とても楽しみです。素敵な人間性も含めて、ずっと吉高由里子さんに憧れていて、それは変わりませんね。

 

──これまで大人っぽい役柄を演じることが多かったですが、素の新谷さんは?

 

新谷 私、三人姉妹の末っ子なんです。だから、家族の前では甘えたがりです。あと、ちょっと頑固かもしれないし、お姉ちゃんがお母さんに怒られている姿を見て育っているので、「これはしないようにしよう!」とか、要領の良さというか、ずる賢い部分はあるかもしれません(笑)。

 

──撮影現場などに、常に持っていくモノやグッズがありましたら教えてください。

 

新谷 役について以外も、やりたいと思ったことや次の日の予定など、思いついたものをすぐ書き込めるよう、ペンとノートは必ず持っています。ずっと使っているのは、書きやすさよりも柔らかさ重視のシャープペン。ノートはいろんなものを使ってきたんですが、2年前に新潮社さんの「マイブック」に出会って、その使いやすさが気に入っています。2年間で、3冊ぐらいのペースですね。あと、ネロリの匂いをする香水とか、いい匂いがするものも好きです。

 

 

(C)映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

4月14日(金)より新宿武蔵野館、渋谷 ホワイト シネクイントほかロードショー
4月7日(金)より京都シネマ、京都みなみ会館にて先行公開

(STAFF&CAST)
監督:金子由里奈
原作:大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(河出書房新社 刊)
脚本:金子鈴幸、金子由里奈
出演:細田佳央太、駒井 蓮
新谷ゆづみ、細川 岳、真魚、上大迫祐希、若杉 凩、
天野はな、小日向星一、宮﨑 優、門田宗大、石本径代、安光隆太郎

【映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」よりシーン写真】

(C)映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

 

撮影/金井尭子 取材・文/くれい響 スタイリング/世良 啓 ヘアメイク/坂本志穂 衣装協力/ToU I ToU SERAN,Fumiku

倉科カナ、ラブシーンで大照れの菊池風磨に「見ているこっちが恥ずかしい(笑)」『隣の男はよく食べる』記者会見

ドラマ Paravi『隣の男はよく食べる』©「隣の男はよく食べる」製作委員会

 

4月12日(水)スタートの倉科カナとSexy Zone・菊池風磨がW主演を務めるドラマ『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜0時30分)の記者会見が行われ、倉科カナ、菊池風磨、山田真歩、高橋光臣が登壇した。

 

原作は、デジタルコミック200万ダウンロードを誇り「月刊 officeYOU(オフィスユー)」(集英社クリエイティブ)で連載中の美波はるこによる同名漫画。長年恋から遠ざかっていた料理上手な独身オトナ女子の手料理をきっかけに始まる、肉食年下イケメン男子とのピュアで不器用なムズキュンラブストーリー。

 

主人公・大河内麻紀(倉科カナ)は35歳で彼氏いない歴・約10年。これといった出会いもなく、気づけば女性としていろんなところがおろそかになっていた。恋はしたいけれど、もういい年だし流される恋愛はしたくない…。そう思っていた麻紀の前に突然現れた、隣の部屋に住む年下イケメン男子・本宮蒼太(菊池風磨)。蒼太との出会いで麻紀の止まっていた恋愛の歯車が動きだす。

 

会見ではまず、演じるキャラクターの共感できる部分や、演じる上で意識したところはあるかとの質問が。倉科は「共感できるところは、年齢的にも、仕事にまい進しているところもそうですし、恋愛に不器用だったり考え方が真面目すぎるところなどもすごく共感できます。制作脚本の段階で女性のスタッフさんがしっかりと関わってくださって、女性のあるあるというか、女性ならではの思いみたいなものを脚本に込めてくださいました。私だけではなくて、見てくださる方々にとっても共感できるところが多いんじゃないかなと思います。演じる上で工夫したところに関しては、やっぱりラブコメなので、どうしてもリアリティーがなくなってしまうことも多いのですが、今回は結構リアリティーを求めていて。アドリブ感のある自然体のお芝居ができたらいいなと思い、本番前から皆さんとコミュニケーションをとったり、役柄で接してみたり、いろいろなアプローチをしていました。それと、麻紀ちゃんは料理がうまい設定なので、手さばきなどを気をつけましたね。せりふを言いながら包丁を使わないといけないときもあったのですが、包丁が切りにくくて(笑)」と撮影を振り返った。

ドラマ Paravi『隣の男はよく食べる』倉科カナ

 

菊池は「よく食べるところは共通するところかもしれないです。撮影なので、カットを追うごとに食べなきゃいけなかったり、同じシーンで何回も食べるってことが多かったんですけど、そんなに苦じゃなかったので、僕はやっぱりよく食べるんだなと思いましたね。実は、お芝居中にご飯をたくさん食べたほうが面白いっていう山田先生からの熱いご指導がございまして(笑)。『食べるシーンでそんなに食べないこともできるけど、食べなきゃ面白くないからね』とおっしゃっていて、それがずっと僕の頭の中でこだましていました」と。すると山田は「プレッシャーかけてごめんなさい(笑)」と笑顔で謝罪。菊池は「そのおかげで食べるシーンは見応えのあるものになっているので、各話ぜひチェックしていただけたらと思います」とアピールした。

 

山田は「私が演じる町田桜は、恋愛パートにはあまり関わっていませんが、とにかく麻紀を『大丈夫!』と励ますポジティブシンキングな人物だと思っています。桜がいることで麻紀が勇気づけられたり、一緒にいるだけで明るく元気になれるような存在になったらいいなと思いながら演じました。共感というと…。今って『推し』という言葉をよく聞くじゃないですか。私は推しというのがよく分からなかったのですが、誰かを応援することって楽しいんだなと気づきました。やっぱりみんな大丈夫だよと言ってほしいし、誰かに対して大丈夫だよって元気づけたりすることで、こんなに自分も元気づけられるんだと、桜を演じることがすごく楽しかったです。なので、推しの魅力が分かりました」と演じてみて共感できたことを告白。すると倉科は「山田さん自身もそうですし、桜という役柄はすごくエネルギッシュで。麻紀ちゃんだけだと一歩踏み込めないところに背中を押してくださるので、エネルギーをすごくもらいました」と話した。

 

そんな中、高橋は「ずっと気になっていたことがあるんですけど…」と切り出し、「今風磨さんと同じスタイルで座っていますけど、前足にすごく筋肉使ってるんですよ。そんなに平気な顔でよく座ってられるなと(笑)。平気でスッと決まるスタイルを現場でもお芝居でもやるんですよね。今回の風磨さんの役ってすごくカッコいいし、色気のある役だから、きっと演じるの大変なんだろうなって男として横からいつも見ていたんです。カッコつけるのって難しいし、本当にそうじゃないとカッコつかないし。すごいなと思っていました。僕は倉科さん演じる大河内さんの上司・篠原一義ということで、しっかりしておかないといけないっていうプレッシャーもあって。前半はそういうふうにカッコいいような男性として演じていて、後半、そんな40代の男性が恋愛することによってどういうふうに変化していくのかというところを意識しながら演じました」と役柄と併せて意識したところを明かした。

 

また、記者から「このドラマならではの魅力は?」という質問が。倉科は「私自身、ラブコメをあんまりやったことがなくて。やったとしてもヒロインの恋敵みたいな役が多くて、あまり幸せになれないんですよ。いつも『私の屍を超えていけヒロインたち!』と思っていたんですけど、今回やっと幸せになれるような役柄で、みんなから応援されて、撮影がすごく楽しかったです(笑)。ヒロインの気持ちってこんな感じなんだ、こんなに幸せなんだと思いました」とコメント。

 

続けて菊池とのラブシーンについて聞かれ、「菊池君って何をやっても返してくださるので、ラブシーンでアドリブを入れてもいろいろ返してくださって、面白い映像が撮れたなと思っています。でも私は全然照れないのに菊池君がすごく照れてて…。それを見ているこっちが恥ずかしいみたいな(笑)」と明かし、山田が「全然照れなかったの? キスシーンとかどういう気持ちでやってたの?」と倉科に聞くと、「普通に麻紀ちゃんとしてドキドキみたいな。こっちから撮るからこうしたほうがいいかな、とかそういうことを考えてやってたかな」と特に意識していなかったとのこと。

 

「逆に菊池君はどんな感じ?」と倉科が菊池に話を振ると、菊池は「夢中でキスしてました。無我夢中ですよ。カット聞こえなかったもん」と告白。「僕も成就する役っていうのがなくて、自分の恋愛がメインになることもなくて。恋愛をちゃんとやってそれが主軸になるのが初めてでした。今後もし恋愛ドラマや恋愛映画があるとしたら、自分の中で基準になるような作品になったと思います」と倉科と同じ状況だったことを明かした。

 

続けて本作ならではの魅力について菊池は「とにかく三大欲求に真っすぐなところ。欲を隠すことなく、ドラマなのでさらけ出すこともできたし、それを共感してもらうこともできると思います。あんまり欲について話すこととか、共感を得ることってないかもしれないんですけど、この作品が共感材料の一つになればいいなと思いました」と。

 

そして「この役柄は肉食系で、クールな一面もあります。普段のバラエティでは少しはっちゃけたような菊池さんも見られますが、どちらがご自身に近いと思いますか?」と聞かれると、菊池は「やっぱり僕は常にクール。バラエティでもそんなにおちゃらけた印象は僕の中ではないですね。素に近い状態で今回は演じました。役作りがいらなかったです。当て書きかなと思いました」と話し、ほかの3人がそれに笑ってしまう場面も。

 

山田は「お二人とも今まであまり演じなかった役を演じたとお話されていましたが、私も、今まで影があるというか、重い役割を背負うことが多いような気がしていました。今回の役は能天気で、明るくて、『なんとかなるよ』みたいな役で。もちろん重い役もやりがいがありますが、こういう軽やかなみんなが元気になるような役って、自分も元気になるので、それが発見でした」と振り返った。作品ならではの魅力については「かなりきわどいテーマを描いていると思うんです。女性の結婚や年齢、自分を恋人として好きなのか、それともお母さんのような役割として見ているのか悩んだり。すごく複雑なテーマが盛り込まれていると思いますが、それをコメディーの中で保っている。倉科さんが麻紀を魅力的に演じられているので、どの年代の方が見ても、恋する人はチャーミングだと思っていただけるんじゃないかと」と語った。

 

高橋は「私の実年齢は41ですが、こういう作品の中でその年代の男性ってピュアな恋愛を描くことは少ないと思うんです。でも、そんな年齢になっても男性だって恋をしていいと思うし、むしろ同年代の方々に恋をしてほしいと私は思っています。私が演じる篠原はシングルファーザーという設定ですが、そういう人であっても、仕事をしながらでも、ぜひ恋をしてほしいなと。このドラマでは篠原がそういった部分で戦っていますし、ぜひそこを見て一緒にドキドキしてほしいです。自分の実生活にも恋心を抱いていただけるようなドラマになればいいなと思います」とドラマに懸ける思いを話した。

 

さらに、番組公式SNSで募集したファンからの質問も。「このドラマは家の鍵を忘れたことで物語が始まりますが、皆さんがベランダをつたってでもどうにかしたくなるほどの忘れ物やなくしたものはありますか?」と聞かれ、菊池は「締め出されたことがあって。家をスマート化しようと思って、アプリで鍵とか設定して、全部スマホで操作できるようにしたんです。家を出たらオートロックになったり、帰ってきたらスマホで鍵を開けられたり。スマートホーム化してめちゃくちゃイキってたんですよ(笑)。それで、“ちょっと外出よう”と思って外に出たら、鍵もスマートフォンも持っていなくて、オートロックが閉まったんです。あのときはベランダをはおうかなと思いました(笑)。結局母親の帰りを待ちましたね」と過去の体験を明かした。

 

山田は「すごく大事にしている日記帳をどこかに落としてしまったんです。かなり恥ずかしいことが書いてあるので、いろいろなところに電話をかけたりして探したんですけど、まだ見つかっていなくて。もしB5サイズの無地のノートが落ちていたらそれは私の日記なので、中を見ずに事務所に送ってください(笑)」とまさかの告白。これに菊池は「自分なら拾ったら絶対開いちゃう。今一番欲しいB5だな」とつぶやいた。

 

続いて「美容のために食べているものはありますか?」という質問が。倉科は全く気を使っていないそうで、「普段は食べたいものを食べて、最近ぽっちゃりしてきたなと思ったら16時以降は食べないようにしたり…。でも食べたいものを我慢したりはしないです。ジャンクフードとかラーメンとかが好きで」と。菊池も「食べ物に気を使ったりとかはないです。僕、夜中にカツカレーを食べるのが大好きなんですよ。夜中に、誰が作ったのか分からないものを食べたくて。母が作ったとか友達が作ったとか自分で作ったとか分かる愛情はいらなくて。深夜回るとなんでか分からないけどそうなっちゃうんですよね」と不思議な好みを告白。山田も「ストレスが多い仕事だと、暴飲暴食してニキビができたりするので、とにかくやることを楽しむこと。楽しんでいるとなんでも栄養にしてくれるんじゃないかと思っていて…」と気にしていない様子を見せた。そんな中、高橋の朝食はヨーグルトとアーモンドと蜂蜜らしく、いつも机の上にアーモンドが置いてあるそう。これに菊池は「すごい。パリコレモデルみたいな…」とびっくり。高橋は「健康とか、むくまないようにとか考えて…。でも意外と女優さんとか俳優さんとか自然体な方が多いですよね。僕もそっちにしようかな…。だけど夜中に誰が作ったか分からないものをっていうのは不思議ですね」と健康志向な一面を見せた。

 

そして「撮影で一番照れちゃったシーンは?」という質問に、倉科は「照れたシーンが本当になくて。菊池君が照れすぎててそれを見ているこっちが恥ずかしくなっちゃうんですよね。前半では蒼太が麻紀ちゃんにアプローチしてくださって。後半で麻紀ちゃんが蒼太の服をバンザイして脱がせるっていうのがあるんですけど、それに大照れで」と。菊池は「大照れでしょ。本当にだめだったあれは」と赤面したことを明かした。

 

また、「攻めか受け、何かをするか何かをされるかどちらが照れますか?」と聞かれ、菊池は「攻めか受け? すごい質問してくるなと思って…配信で言っていいんですか?」と困惑。すると倉科が「ドライヤーで髪を乾かしてあげるシーンでもすごく照れてて、意味が分からなくて(笑)。溶けてましたよね」と話し、菊池は「されるって照れるのかも。何かをされるっていうシーンが初めてだったので、照れちゃったのかもしれないですね」と振り返った。

 

最後に倉科は「撮影のときも幸せな気持ちにたくさんなりましたが、今日またみんなで集まれて楽しかったです。この作品は、三大欲求をポップにキュートに描いていて、出てくるキャラクターもみんな愛くるしくて。麻紀ちゃんと蒼太の不器用な恋の行方もぜひ最後まで見守ってほしいですし、この作品の世界にどっぷりとハマってくださったらうれしいです」と。菊池は「見どころとしましては、この会見を(配信などで)ご覧いただけたら分かると思います。この雰囲気で、スタッフキャストみんなで楽しく作っているような作品でした。ドラマを通して皆さんに伝わると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と見どころを語り、会見を締めくくった。

 

番組情報

ドラマ Paravi『隣の男はよく食べる』
テレビ東京系
2023年4月12日(水)スタート
毎週水曜 深夜0時30分~深夜1時

配信:動画配信サービス「Paravi」で4月5日(水)午後9時より毎話独占先行配信

原作:美波はるこ「隣の男はよく食べる」(集英社クリエイティブ/月刊オフィスユー)
主演:倉科カナ、菊池風磨(Sexy Zone)
出演:山田真歩、高橋光臣、市川由衣/塚本高史、佐々木舞香(=LOVE)、近藤くみこ(ニッチェ)
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:清水俊雄(テレビ東京)、浅野澄美(FCC)
脚本:川﨑いづみ、的場友見
監督:井樫彩、田口桂、洞功二
主題歌:リーガルリリー「ハイキ」(Ki/oon Music)
挿入歌:Sexy Zone「Cream」(Top J Records)
制作:テレビ東京 FCC
製作著作:「隣の男はよく食べる」製作委員会

番組公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/yokutabe/
番組公式 twitter・Instagram:@tx_yokutabe

 

©「隣の男はよく食べる」製作委員会

PerfumeがMCの歴史・美術番組がスタート「未来の美術館に行ったみたいで、めちゃくちゃ楽しかったです」『謎解き!ヒミツの至宝さん』

『謎解き!ヒミツの至宝さん』Perfume ©NHK

 

超高精細3DCGを駆使した歴史・美術番組『謎解き!ヒミツの至宝さん』(BSプレミアムほか)が、4月14日(金)にスタート。出演するPerfumeからコメントが到着した。

 

博物館や美術館のガラスケースにたたずむ、国宝や重要文化財などの至宝。手にとって裏側や細部までじっくり眺めたい。そんな願いに応えるため、この番組では博物館や美術館の特別許可を得て、“至宝”を超高解像度カメラで撮影。最新のデジタルテクノロジーを使って、本物と瓜二つの高精細3DCGを制作した。これを8Kの巨大スクリーンに投影させると、360度どこからでも、どこまでも自在に無限に操れる“夢の鑑賞体験”が実現する。

 

さらに番組では、至宝に刻まれる「細密な描写」、制作者の「痕跡」などを手がかりに、いまだ解明されない美術史や歴史上の謎解きにも挑んでいく。案内人に導かれながら、究極の美術鑑賞と謎解きを体験するのはPerfumeの3人。至宝が語りかける“真の姿”に迫る“新感覚の謎解き番組”となっている。

『謎解き!ヒミツの至宝さん』©NHK

 

4月14日(金)放送の第1回は八嶋智人の案内で、戦国時代の京都の景観を描き、当時の庶民の暮らしぶりや徳川家康の政治手腕までが読み解ける「洛中洛外図屏風 舟木本」を。4月29日(土)放送の第2回は廣瀬智美の案内で、12~13世紀に中国で作られ、日本では戦国武将たちに愛された“奇跡の茶碗”「国宝 油滴天目茶碗」を紹介する。

 

番組では、今後もBS4K、BSプレミアム、そしてBS8Kの不定期シリーズとして、日本や世界のさまざまな至宝を紹介していく。色鮮やかでリアルな動植物の絵を数々残している江戸時代の天才絵師・伊藤若冲の作品も登場する予定だ。Perfumeのコメントは下記に掲載。

 

Perfume・あ~ちゃん コメント

未来の美術館に行ったみたいで、めちゃくちゃ楽しかったです。国宝をこれほどじっくり見たことはありませんでした。CGで近づいていくと、たくさんの物語を感じられて、すごく興味が湧きました。

 

Perfume・かしゆか コメント

そこに行き着くまでの背景や歴史、文化など、今と変わらない人の気持ちで歴史が動いていくさまを分かりやすく楽しく知れて、とても面白かったです! 興味を持つ入り口になる話ばかりでした!

 

Perfume・のっち コメント

至宝をじっくり鑑賞するのは初体験で、全てが驚きでした。CGでいろいろな角度から見ていくと、美しさはもちろんですが、歴史の細かい部分や、今に至るストーリーも発見でき、印象が変わりました。

 

番組情報

『謎解き!ヒミツの至宝さん』
BSプレミアム/BS4K ※BS8Kでも随時放送予定

第1回「洛中洛外図屏風 舟木本」
2023年4月14日(金)午後9時30分~10時15分

第2回「国宝 油滴天目茶碗」
2023年4月29日(土)午前10時40分~11時25分

 

王林が福山雅治主演『ラストマン』でドラマ初出演「すごい方々と一緒に時間を過ごせているのがうれしい」

『ラストマン-全盲の捜査官-』難波望海役の王林©TBS

 

4月23日(日)スタートの福山雅治主演、大泉洋共演の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系 毎週日曜 午後9時)に、王林の出演が決定。本人と編成プロデュース・東仲恵吾よりコメントが到着した。

 

主演の福山雅治が演じるのは、アメリカから期間限定で交換留学⽣として来⽇したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見。⼈たらしな性格で愛嬌や社交性があり、いつも⼈の輪の中⼼にいるような⼈物。過去のある事故がきっかけで両⽬の視⼒を失っているが、鋭い分析⼒、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。

 

そんな皆実のアテンドを命じられた警察庁⼈材交流企画室の室⻑・護道⼼太朗役には、大泉洋。代々、警察庁⻑官を務め上げてきた由緒正しい“護道家”の⼈間である⼼太朗は、⾃ら現場を選択し、捜査⼀課で圧倒的な検挙数をあげていた。ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”があり、犯⼈を捕らえるためにいきすぎた⼀⾯も。

 

本作は、そんな2人が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく、新時代の痛快なバディドラマ。脚本を担当するのは、日曜劇場で数々の極上のドラマを紡いできた黒岩勉。サスペンスミステリーの名手である黒岩による、予想のつかない目まぐるしい展開のミステリーが見どころだ。

 

また、捜査一課の刑事で心太朗の甥・護道泉役で永瀬廉(King & Prince)、捜査分析センターの分析官・吾妻ゆうき役で今田美桜、捜査一課のメンバーで松尾諭、今井朋彦、奥智哉、そして彼らを束ねる女性警部補・佐久良円花役で吉田羊、心太朗の父・護道清二役で寺尾聰、心太朗の兄・護道京吾役で上川隆也の出演が決定している。

 

このたび、無敵のバディを支える最強チームメイトの1人として王林の出演が決定した。青森県出身で、今もなお青森在住という“青森愛”で知られている王林。津軽弁でのトークやその天然ぶりで人気を博し、最近ではバラエティ番組のレギュラーも務めている。一方で、高身長を生かしてモデルとしても活動、またバラエティ番組で抜群の歌唱力を披露するなど、さまざま魅力でお茶の間を魅了している。そんな王林が、本格的な女優業に初挑戦し、新たな一面を見せる。

 

女優業初挑戦にして日曜劇場初レギュラーの王林が演じるのは、アメリカから来日した皆実が日本にいる間滞在するホテルのバトラー・難波望海。天真らんまんで心太朗の塩対応にもめげない強心臓を持ち、細やかな気配りで皆実の日本での暮らしを支える。

 

ホテルのスイートルームで繰り広げられる皆実と難波のやりとりは、捜査中の緊迫した雰囲気とは正反対の和やかな時間に。女優初挑戦の王林が福山や大泉とどのような芝居を繰り広げるのか注目だ。

 

難波望海役・王林 コメント

ドラマに出るのは初めてで、出演が決まったときは「どうして私なの?」と。光栄だなという気持ちの何倍も「大丈夫なのか?」という心配はありました。
今回私は、福山雅治さん演じる皆実が滞在しているホテルのバトラー役として出演させていただきます。バトラー役は難しいです。立ち方も飲み物の注ぎ方も一つ一つの所作が全部決まっていて、監修の方に教えていただきながらなので演技の余裕もなく…。「バトラーとしてこれから私は生きていくんだ!」というふうに思ってしまうくらい、バトラーとしての正しい動きを教えていただきながら頑張っています。
福山さんは、バラエティのイメージもないですし、「本当に実在するのか?」って思っていました。けれど、今回目の前にしてみるとやはりカッコいい! 現場では(福山の出身の)長崎と青森のトークをさせていただいたりと、すごく歩み寄ってくださいます。親しみやすく、こんなに気遣って話していただけてうれしいです。
大泉洋さんは…私は青森にある自分の事務所の社長から「おまえは大泉洋になるんだ!」と小さい頃からずっと言われ続けていたのもあって、本当に尊敬する人。こうやってすごい方々と一緒に時間を過ごせているのがうれしいです。
私が出てくるホテルでのシーンは、特に人間味があふれるシーンが多くて、クスクス笑わないように毎回気をつけながら演技しています。それと同時に、物語がその後どうなっていくんだろうっていう気になる会話がいっぱいあって…。私はホテルの部屋にしか登場しないので、そこでの皆さんしか知らないんです。外で頑張っている皆さんを、ドラマを観て確かめられるのを楽しみにしています!

 

編成プロデュース・東仲恵吾 コメント

王林さんのチャーミングでクールなところがとても魅力的だと思い、難波役をお願いしました。
ドラマ初出演ということで、最初にお会いしたときに本読みをしましたが、そのときは緊張されていてせりふもたどたどしかったのですが、撮影では堂々とした演技を披露してくれました。
王林さんが出てくるホテルのスイートルームは、福山さん大泉さんの丁々発止でアドリブも出てくるのですが、そこに臆することなく王林さんらしさ全開で演じてくれています。
想像つかない化学反応を起こした、楽しめるシーンになっております。
ぜひともお楽しみください。

 

番組情報

日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』
TBS系
2023年4月23日(日)スタート
毎週日曜 午後9時~9時54分

<キャスト>
福山雅治、大泉洋、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、王林、寺尾聰、吉田羊、上川隆也ほか

<スタッフ>
製作:TBS
脚本:黒岩勉
音楽:木村秀彬、mouse on the keys
全盲所作指導:ダイアログ・イン・ザ・ダーク
協力:日本視覚障害者団体連合
編成プロデュース:東仲恵吾
プロデュース:益田千愛、元井桃
撮影監督:山本英夫
演出:土井裕泰、平野俊一、石井康晴、伊東祥宏

公式Twitter:@LASTMAN_tbs
公式Instagram:LASTMAN_tbs

 

©TBS

ミナレ(小芝風花)が力強い眼差しで見つめるポスタービジュアルが完成『波よ聞いてくれ』

『波よ聞いてくれ』©テレビ朝日

 

4月21日(金)にスタートする、小芝風花主演の金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系 午後11時15分〜深夜0時15分 ※一部地域を除く)から、ポスタービジュアルが到着した。

 

小芝風花が、前代未聞の超絶やさぐれヒロイン役で新境地を開拓する『波よ聞いてくれ』。大ヒット作「無限の住人」で知られる沙村広明による「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画が原作で、地上波でアニメ化もされて話題となった人気作を初めて実写化する。

 

小芝演じる鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金をだまし取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く、ラジオ×テレビという史上初のメディアミックス新感覚エンターテインメントだ。

 

このたび、本作のポスタービジュアルが完成した。マイクをガシッと握り、力強い眼差しでじっと見つめるミナレ、その傍らで、さまざまな表情を見せるラジオ局の制作チーフディレクター・麻藤兼嗣役の北村一輝、スープカレー店のミナレの同僚・中原忠也役の片寄涼太(GENERATIONS)、ラジオ局のAD・南波瑞穂役の原菜乃華たち。それぞれ異なるカラフルな背景も相まって、この1枚からキャラクターたちの個性が伝わる仕上がりに。

 

デザインを担当したアートディレクター・目黒水海は「これからラジオパーソナリティーとしてエネルギッシュに向き合うミナレの、破天荒でちょっとダメ人間な魅力と、個性豊かで人間的で、ちょっぴりズレたキャラクターたちによるしっちゃかめっちゃかだけど楽しい夜をイメージして作成した」とコンセプトを語った。

 

完成したポスタービジュアルを見た小芝も「キャラクターの個性が出ているすてきなポスターだと思います!」と大満足の様子。さらに「この人物たちがどう動いていくのか、楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。

 

番組情報

金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』
テレビ朝日系
2023年4月21日(金)スタート
毎週金曜 午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/namiyo/

 

©テレビ朝日

紺野彩夏主演で話題作『サブスク彼女』実写化決定!「どの世代の方にも共感していただけるところがある」

紺野彩夏主演ドラマ『サブスク彼女』(ABCテレビ 深夜0時55分~)が、5月7日(日)に放送スタート決定。紺野と原作者・山本中学からコメントが到着した。

『サブスク彼女』紺野彩夏©️山本中学/日本文芸社 ABC

 

本作は、月額定額制のサブスクリプションと恋愛をモチーフに、今を生きる若者たちの恋に揺れる心情を瑞々しくもリアルに描いたサブスク×ラブストーリー。原作は“現代の青春白書”を突飛ながらもキャッチーな設定で瑞々しく描く、山本中学の同名コミックだ。

 

主人公の女子大学生・トモは“本命として選ばれない”という虚しさと、恋愛感情を“搾取”され続けてきた苦い体験から脱するため、SNSでつながった小さな世界で“サブスク彼女”というサービスを開始。恋に純粋ながらもこじらせまくったトモの突飛な思いつきに興味を抱いて集まってくる女性たち、トモのことを一途に好きな男友達コースケの存在。そして、この“サブスク彼女”が、意外な恋愛模様を巻き起こしていくことに。

 

男性の感傷的な情動に一方的に浸られる恋はこりごりだが、好きな人の特別になりたいと願う女性の本音を描く本作。恋愛の理想と現実の間で揺れ動き、悩みあがく姿が切なくもこっけいで愛おしい、ちょっぴり不思議な物語を送る。

 

そんな本作の主人公・トモ役は、地上波連ドラ初主演となる紺野彩夏。トモは本命彼女になれない恋愛経験を経て、男性が“エモい”と感じる恋を毛嫌いするように。「好き」と言われ、求められると弱いため、もう恋愛に振り回されないための訓練として、そのとき限りの恋愛をするサブスク彼女というサービスを始める。

 

発表に当たり、紺野は「はじめは設定にすごく驚きましたが、読み進めていくにつれて、トモの本命としては選ばれないと薄々わかっていながらも、相手のことを思ってしまうむなしさや苦しさが伝わってきて、共感できる女の子も多いんじゃないかなという印象でした」と振り返る。

 

そして、「トモ以外にもたくさんのキャラクターがそれぞれの悩みを抱えています。女性だけではなく男性にも、どの世代の方にも共感していただけるところがあるのではないかな、と思っているので、ぜひ楽しんでご覧いただけたら」とアピールを寄せた。

 

紺野彩夏 コメント

『サブスク彼女』©️山本中学/日本文芸社 ABC

 

◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。まずはタイトルの印象をお聞かせください。

タイトルを聞いたときは、サブスクと彼女のつながりが思いつかなかったので驚きました。

 

◆原作を読まれた印象はいかがでしたか?

サブスクと彼女、はじめは設定にすごく驚きましたが、読み進めていくにつれて、トモの本命としては選ばれないと薄々わかっていながらも、相手のことを思ってしまうむなしさや苦しさが伝わってきて、共感できる女の子も多いんじゃないかなという印象でした。

 

◆演じる「トモ」の印象は? また彼女のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

誰かの本命になりたいという気持ちがとても強い、純粋な子なのかなと思いました。純粋だからこそ、自分からサブスク彼女になって、本命じゃなくてもいいという道を選んでしまったんだろうなと思いました。そんなトモの真っ直ぐすぎて頑固になってしまうところ、むなしさ苦しさを表現できたらいいなと思っています。

 

◆もしあったら利用してみたいサブスクサービスは?

フィルムカメラのサブスクがあったらいいなぁと思います。フィルムカメラが好きなのですが、物によっては高価なものもあるので気軽に試せたらうれしいなと思います。

 

◆最後に、視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を。

トモ以外にもたくさんのキャラクターがそれぞれの悩みを抱えています。女性だけではなく男性にも、どの世代の方にも共感していただけるところがあるのではないかな、と思っているので、ぜひ楽しんでご覧いただけたらと思います!

 

原作者・山本中学 コメント

◆実写化が決まった際のご感想と、作品のどのようなポイントが視聴者の皆さんに届くことを期待されているか、お聞かせください。

実写化のお話はホワリと出版社担当さんより伺っていたのですが、本当に決定になり驚きました!

 

ストレートなタイトルの『サブスク彼女』というお話は、実はちょっとややこしいお話…。

 

ヒトの簡単にはいかない心の側面が含まれるお話です。

 

実写となり生身の役者さんたちがどのように演じられ、見る方々がどう感じられるのか楽しみです!

 

◆主人公・トモを紺野さんが演じる上で楽しみにされている、もしくは期待されている部分をお聞かせください。

主人公のトモは見る人によって見え方が違う女の子ですので、演じられるのはいろいろな意味で大変かと思います…!トモを演じてくださりありがとうございます。紺野彩夏さん頑張ってください、応援しております!

 

番組情報

『サブスク彼女』

ABCテレビ ※関西ローカル

2023年5月7日(日)スタート

毎週日曜 深夜0時55分~

※TVerで見逃し配信あり、DMM TVで独占配信

 

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/sabusuku_kanojo/

後藤真希 ツインテールにミニスカ姿の新ビジュアルが大反響!5月のライブでは握手会も実施

後藤真希が自身のYouTube「ゴマキのギルド」にて、ショート動画を公開。5月21日(日)開催の「後藤真希 LIVE 2023 – 盛り上がるしか!? -」で、特典付きチケットの購入者を対象として実施される「握手会」についてもコメントした。

後藤真希

 

「盛り上がるしか!?」は、後藤のソロライブで最も盛り上がる曲の1つ。ファンとの掛け合いもあり、タイトル通り最高に盛り上がる楽曲だ。そんな楽曲がタイトルになっている今回のライブは、「久々に歌って踊る後藤が見られるのではないか?」「懐かしい曲も歌われるのでは?」とファンの間ではかなり期待が高まっている模様。

 

感染対策を十分に行なった上で声出しも可能とのことで、ここ最近の後藤が行っていたライブとは一味違うライブになることが期待される。また本公演では、特典付きチケットの購入者を対象に「握手会」を実施。後藤は「手袋はしてるかもしれないですが、温もりは感じられると思う!」と語った。

 

先日解禁されたツインテールにミニスカート姿のメインビジュアルも、大反響を呼んでいる彼女。「世界一可愛い!楽しみ!」「ビジュアル最高!ごっちんは永遠にアイドルです」「真希ちゃん不老不死説!」「ピンクの妖精のようで可愛いです!」など絶賛の声が寄せられており、ライブで見せる生の姿にも期待が高まらずにはいられない。

 

公演情報

「後藤真希 LIVE 2023 – 盛り上がるしか!? -」

2023年5月21日(日)東京・大手町三井ホール

<1部>開場 14:30 / 開演 15:00 ゲスト:藤本美貴

<2部>開場 18:00 / 開演 18:30

 

WEB

ゴマキのギルド:https://youtube.com/channel/UCpZwrtcPizMdC4rlbGDZOKg

ゴマキとオウキ☆:https://youtube.com/channel/UC7a-9oGxX5pF-DvRaiY88qg

公式Instagram:@goto_maki923

公式Twitter:https://twitter.com/gotomaki923

松本人志のアイデアを美大生がアート化「松本人志 なかみ展」4・29開催 メインビジュアル公開

4月29日(土・祝)より東京・お台場のフジテレビ本社屋25階・球体展望室「はちたま」にて、展覧会「松本人志 なかみ展」が開催。メインビジュアルが公開された。

「松本人志 なかみ展」メインビジュアル©フジテレビ

 

本展覧会は、松本人志の頭の中にある磨けば光る”かもしれない”アイデアの原石の数々を松本本人がデッサンし、美大生たちがそれを基にアート作品として表現するという、実験的展覧会となっている。メインビジュアルは松本人志の後ろ姿を中心に、展覧会のポイントである「絵画」を意識したデザインに。

 

今回は、約10年前に制作された17作品と、新たなアイデアから生まれ、本展覧会に合わせて制作された5作品、計22作品の油絵が展示。笑いの追求でもなく、大喜利でもない。アートを入り口に、これまで誰にも見せてこなかった松本人志のなかみに触れられる”かもしれない”企画展だ。

 

イベント情報

「松本人志 なかみ展」

2023年4月29日(土・祝)~2023年5月5日(金・祝)

 

会場:フジテレビ本社屋25階・球体展望室「はちたま」

観覧料:一般・高校生以上:1,200円(税込) 小・中学生:900円(税込)

 

主催:フジテレビジョン、吉本興業

特別協賛:くら寿司

 

特設サイト:https://www.fujitv.co.jp/widna-show/events.html

 

©フジテレビ

常盤貴子、芳根京子は「いるだけで幸せ」重岡大毅の“陰の努力”も絶賛『それってパクリじゃないですか』会見

4月12日(水)スタートの水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)の記者会見が行われ、芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、渡辺大知、野間口徹、田辺誠一、常盤貴子が登壇した。

『それってパクリじゃないですか?』記者会見

 

本作は、奥乃桜子による小説「それってパクリじゃないですか?~新米知的財産部員のお仕事~」が原作の“知的財産エンタメドラマ”。飲料メーカー・月夜野ドリンクで開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生し、情報漏えいの疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)が、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡)と共に特許を取り戻すために奮闘する。

 

和気あいあいと会話をしながらスタジオに登場した一同。今回が初共演となる重岡の印象を問われた芳根が「すごく楽しい方で、明るくて、本当に視野が広いんだなと。みんなを楽しませようって気持ちがすごく強い方なので、本当に毎日ありがたいなと思っています」と明かすと、重岡も「芳根さんがすごく明るいから、その元気に引っ張られていて。僕もしゃべってますけど、芳根さんもしゃべってるし、みんな結構しゃべってますね」と。これに、芳根が「監督もカメラマンさんも明るくて、みんなでしゃべっていますよね」と同調し、作品の雰囲気をチーム全体で作り上げている様子。

 

スタート前に芳根の印象を「エネルギーがすごくある方」と語っていた重岡。実際に撮影が始まり、印象が変わったことはあるか問われると、重岡は「お会いしたときから、すごくエネルギーある方やなと思っていたんですけど、それをまた1個上回った感じですかね。巻き込む力というか、吸引力みたいなのもあるし。すごくいい雰囲気で、それこそ『オッケー』がかかるとみんなで『イエーイ』ってなっている」と明かした。

 

また、この現場での「イエーイ」には、常盤の影響もあるようで、重岡が「今回エリートみたいな役なので、結構せりふが多いというか、難しい言葉が多くて。いつも必死に覚えるんですけど。あ、大変やなとか思いながら、覚えてきて、現場でしゃべって『オッケー』が出ると、常盤さんが『フー!』と言ってくださって。それが俺うれしくて。初めて一緒に共演したシーンだったんですけど、俺、頑張ろうってなりました」と感謝。常盤は「ジャニーズの方々って、皆さんどこで覚えてるんだろうっていうぐらいよくしっかり覚えてらっしゃるんですけど、それだけではない陰の努力を感じるというか、本当にすごいんですよ。専門用語も多いし大変だと思うんですけど、いつも完璧で、撮影が巻くんです」と重岡を絶賛した。これを受け、重岡は照れ隠しなのか「皆さん書いてください、陰の努力がすごいって!」と記者にアピールしていた。

 

ここまでの撮影期間で楽しかったことを問われると、芳根は「オープニング映像を撮ったときがすごく楽しかったです。面白いオープニングになっていると思うので見どころです」とニッコリ。重岡が所属するジャニーズWESTの「パロディ」がオープニング曲となっているが、この楽曲を使ってドラマの公式TikTokでキャスト陣がダンスに挑戦中。重岡がこの話題を出すと、野間口と常盤が重岡と目を合わせないように顔をふせ、重岡が「覚えてください!」とお願いしていた。

 

ここで、キャスト陣が身近に起こった“パクリ”話を披露することに。楽屋に炊飯器を持ち込んで米をたいているという芳根は「スタジオで撮影となったときから、絶対に炊飯器を持ってこようと思っていたんです。それを監督がうらやましがって、監督も炊飯器を持ってきたみたいで、パクられました(笑)」と告白。

 

続けて重岡が「撮影中に芳根さんのお誕生日があったので、みんなでお祝いをして。僕もお世話になりますから、何のプレゼントがいいかなと思って。お米が好きっていうことだったので、お米の詰め合わせをプレゼントしたんです。そうしたら監督もお米をプレゼントしていて(笑)」と。これに芳根が「私、今年の誕生日に、お米8キロくらいもらって(笑)。いつでも言ってください、お米いっぱいあります!」と、周りに声を掛けていた。

常盤のコメントに勇気づけられているという芳根

 

さらに、共演者の真似したいところについてもトーク。重岡が常盤の「フー!」を真似したいと語ると、芳根も常盤の名前を挙げ「私がずっと笑える世界であってほしいというコメントがすごくうれしくて、何十回も読み直していて。元気がなくなると、そのコメントを読んで頑張ろうと思っています」と明かした。これを受けて、常盤は「ともさかりえちゃんが『芳根京子ちゃんは、朝本当に驚くほど透き通っていて、見えないんだよ。透明人間なんじゃないかっていうぐらい透明感があって』と言っていたんですけど、本当に透明感があって。遠くで目が合っているのにニコっと笑ってくれて、どれだけキュンとさせるんだろうっていうぐらいすてきで。それがスタッフの皆さんにも伝わっていて、みんなニコニコしていられる、本当にいるだけで幸せです」と芳根の魅力を語った。

 

最後に、芳根が「新生活、新学期にすごくピッタリな明るいドラマになっていると思います。私自身この作品からもですし、現場からも仲間と楽しく頑張るっていう、仲間の素晴らしさみたいなものをすごく感じる毎日です。亜季と一緒に知的財産っていう世界を学んで、楽しんでいただけたらうれしいなと思います。ぜひ、4月12日から見ていただけたらなと思います。よろしくお願いします」とアピールし、会見を締めくくった。

芳根京子

 

番組情報

『それってパクリじゃないですか?』

日本テレビ系

2023年4月12日(水)スタート

毎週水曜 午後10時~

 

<キャスト>

芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅/高橋努、相島一之、赤井英和、野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一、常盤貴子

 

<スタッフ>

原作:奥乃桜子著/集英社オレンジ文庫『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』

脚本:丑尾健太郎

チーフプロデューサー:三上絵里子

プロデューサー:枝見洋子、森雅弘、岡宅真由美(アバンズゲート)

演出:中島悟 ほか

制作協力:AX-ON、アバンズゲート

製作著作:日本テレビ

 

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/sorepaku/

番組公式Twitter:@sorepaku_ntv

番組公式Instagram:@sorepaku_ntv

番組公式TikTok:@sorepaku_ntv

見上愛、『往生際の意味を知れ!』で意識したのは“漫画っぽさ”「原作どおりの仕上がりになっています」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第55回はドラマ『往生際の意味を知れ!』(MBSほか)で青木柚さんとW主演を務める見上愛さんが登場です。

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」見上愛


◆本作は漫画原作の実写化ですが、原作やドラマの脚本を読んだ感想はいかがでしたか?

私はもともと単行本で原作を読んでいたんですが、毎話毎話いい意味で予想を裏切られるんです。推理モノっぽい要素もあって「きっとこうだろうな」と想像しながら読み進めて行くと「あれ? 違った!」みたいな。原作は基本的に市松目線で描かれているので、私が演じる日下部日和が何を考えているのか分からない部分も多いのですが、ドラマは日和目線のシーンも多く、気持ちが分かりやすくなっていると感じました。日和は一見突拍子もない行動をする女の子に見えるけれど、ただ真っすぐに自分の大切なものを守ろうとしている子なんですよね。

 

◆日和を演じる上で意識したことを教えてください。

物語の始めのころは、あえて漫画っぽい感じを残すようにしていました。市松と同じ世界に生きている感じがしない方が面白いと思って、話し方や声の使い方、動きを二次元っぽくすることを意識しましたね。これまで、どちらかというと生っぽいお芝居を求められることが多かったので、自分でも新鮮でした。でも、後半になるにつれて日和が何を考えているかが分かってくるので、そこで躊躇せずに人間味を強く出すことで始めのころとのギャップをつけるようにしました。

 

◆市松役の青木柚さんとは今回で三度目の共演になります。

青木さんはとても信頼できる俳優さんです。どんな役で向き合っても、疑わずにスッと関係性を受け入れられるというか。でも、逆に全部見透かされてる気がして怖くもありました。なんとなくで芝居をしたらバレて信頼されなくなってしまうんじゃないかと思って。そういう意味で、対峙する怖さもありました。

 

◆市松と日和のシーンはシリアスな場面も多くあったと思います。

そうですね。重いシーンが多かったので、どん詰まって「キツいね」みたいな感じになることも多かったです。でも、今回はわりと同世代の共演者が多くて。みんなのほのぼのした雰囲気に救われました。キツいシーンにポンっと典ちゃん(樋口日奈演じる八幡典子)が現れると、天使みたいで癒やされました(笑)。こんなに同世代の方と一緒になる機会も今まであまりなかったので、楽しかったです。

 

◆日和が「市松の精子がほしい」と告げるなど、センセーショナルなシーンもありますね。

あのシーンはクランクインしてからわりとすぐに撮影があり、探り探りでやったのを覚えています。さっきも話した「漫画っぽさ」を、監督がどの程度求めているのかが分からなくて。他の共演者の方の演技もちゃんと見る前だったので、どのくらい生の感じで行けばいいのか悩みました。でも、わりと原作どおりの仕上がりになっている気はします。

 

◆その他に、好きなシーンはありますか?

日和のお母さん(山本未來演じる日下部由紀)が、すごく怖いんですよ!もちろんご本人は全く怖くないんですが、本当に怖い役で。そこも見どころだと思います。

 

◆内容的にもスケジュール的にもハードな撮影だったことと思います。撮影中や撮影後に、気分転換のために行ったことはありますか?

酵素風呂に行きました。サウナよりも短時間でバーっと汗をかけるので、気持ちよかったです。あとはいい匂いがするものが好きなので、家にいるときはお香やルームスプレーでリフレッシュしたりもしていました。何もしない時間があるとリフレッシュできるので、あえてそういう時間を作るようにしていましたね。

 

◆市松は7年もの間、日和を想い続けているという設定ですが、見上さんが7年前から変わらず情熱を燃やしているものはありますか?

7年前…中学3年生くらいですね。私は中学2年生のころから観劇が好きになって、今でもずっと熱を燃やしています。当時はどこからか父親が2.5次元舞台のチケットをもらってきて、連れて行ってくれたのがきっかけです。その舞台はシリーズ物の途中の作品で、話の内容は正直あまり分からなかったんですが、お客さんがみんなすごくうれしそうにしていたのが印象的で。演劇ってパワーがあるんだなと、興味を持つようになりました。その後、演劇部に入って、寺山修司さんや別役実さん、野田秀樹さんの戯曲を演じるようになって、どんどんハマっていって。個人的にはミュージカルよりストレートプレイのほうが好きなんですが、「天使にラブソングを」だけは例外。毎年見ているミュージカルで見ていると元気になるので大好きです。

 

◆演劇部以外で、印象的だった学生時代の思い出は?

変なことばかりしている学生時代だったんですが(笑)。昼休みにグラウンドで「マイムマイム」をかけながら友達とピクニックしたのは楽しかったです。

 

◆市松のように、誰かから情熱的に愛されることについてはどう感じますか?

自分もその人のことが好きだったらすごくうれしいと思うけど…全く好きじゃなかったら、ホラーだなと思います(笑)。ファンとして長年同じ人を応援し続ける、みたいなことだったら理解できるんですけどね。見返りを求めるのではなく、その人を好きでいることで自分の自己肯定感も上がる愛みたいな。でも、前に原作者の米代恭先生とDJ松永さんが『往生際の意味を知れ!』について対談されている記事を読んだことがあって。松永さんは、市松から日和への重い愛について「めちゃくちゃ分かる」っておっしゃってたんです。その記事を読んで納得しました。

 

◆ちなみに、見上さん自身はどんな恋愛が理想ですか?

私自身が精神的な上がり下がりがあまりないタイプなので、同じようなタイプの相手がいいですね。静かに同じ温度感を保って接することができる人がいいな。でもいないか、そんな人…。いや、どこかにはいますかね?(笑)

 

◆(笑)。最後に、ドラマを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

1話は理解が追い付かなくて「?」が頭に10個くらい浮かんだんじゃないかなと思います。でも、そのまま2話以降を見ていくと、とってもとっても引き込まれる作品です。登場人物がそれぞれ大事にしているものがあって、それを守るために手段を選ばない人が集結した結果、物語がややこしいことになってしまう…という感じ。それぞれのキャラクターについて「この人は何でこういうことをしちゃったんだろう?」っていうのを、考えながら見てもらえたらうれしいです。

 

PROFILE

●みかみ・あい…2000年10月26日生まれ。東京都出身。主な出演作はドラマ『きれいのくに』『liar』、映画「異動辞令は音楽隊!」「THE LEGEND & BUTTERFLY」など。

 

●photo/田中和子(CAPS) text/井上明日香 hair&make/豊田健治(資生堂) styling/下山さつき(クジラ) 衣装協力/Greed International、PLUIE

稲森いずみ&優希美青インタビュー「同じ男性を好きになった者同士、陽子と理央の間には分かり合える部分もあるのかも」『夫婦が壊れるとき』

不倫した夫や自身を裏切った同僚・隣人への復讐劇を描く、金曜ドラマDEEP『夫婦が壊れるとき』(日本テレビほか 毎週金曜 深夜0時30分~0時59分)が、4月7日スタート。夫に不倫される妻を演じる稲森いずみさんと、夫の不倫相手を演じる優希美青さんが、自身の役どころとドラマの見どころを語ってくれました。

 

◆演じる陽子と理央、どんな人だと捉えていますか?

稲森:陽子は、多くの女性が憧れる強さを持った女性だと思います。夫の昂太(吉沢悠)が不倫しているかもしれないとなってからは、時に大胆で過激なことをするんですけど、そこに至るまでの思いには共感できるところもありますし。ただ“そこまでやるか”ぐらいのことをやってのけたりするので“実際にはこんな人はいない”と思われないように。復讐の過程の中にある思いはちゃんと見せられるように演じたいです。

優希:理央は昂太さんと不倫してしまうけど、純粋な人だと思っています。一途に昂太さんのことを愛しているからこそ“自分だけのものにしたい”“振り向いてほしい”という。自分が演じているからかもしれないですけど、不倫してしまっていますが悪い人ではないと思いますし、“分かるところもある”と思っていただけたらうれしいです。

 

◆監督やプロデューサーとお話しして印象的だったことはありますか?

稲森:「台本のト書きとかはあまり気にしなくていい。現場に入って感じた気持ちを、思う存分出してくれたら」と言っていただきました。私を信じてくださっているんですかね(笑)。そう言われても不安はあるのですが、皆さんが心地いい現場を作ってくださるので、日々感謝しながら撮影に臨んでいます。

優希:「どちらかの女性を選ばなければならないとなったときに、男性は“自分が付いていないとダメだ”と感じさせる方を選ぶのではないか」というようなお話をしていただきました。なので、若さ故の危うさ、はかなさみたいなものは意識して演じています。

 

◆関係性的には敵対しますが、現場ではどんな感じですか?

稲森:普段は全然、いたって普通ですよ。ね?

優希:はい(笑)、優しく見守っていただいています。

稲森:陽子と理央も、敵対関係にはあるけれど、同じ男性を好きになって、二人共同じように振り回され、つらい思いをするわけなので。そういった、お互いの気持ちが分かる部分も少しはある気がしています。

 

◆年齢も性格も異なる2人が惹かれる昂太という男性は、どんなところが魅力なのでしょう?

稲森:台本を読んでいて感じるのは、人の懐に入るのが上手なんだろうなと。だから陽子や理央だけではなく、みんなから好感を持たれる。愛されキャラなんだと思います。

優希:私は、真っすぐなところが魅力なのかなと思います。愛を伝えるときには偽りなく、真っすぐ気持ちを伝えてくれるところが理央は好きなのかなって。

 

◆もしも自分が陽子の立場だったら?

稲森:私が仕事をしながら母として、妻として頑張っているわけですよね? そんなときに他の女性に優しくして、癒やされて…とんでもない状況ですね(笑)。

優希:(笑)。でも陽子さん、すごいですよね。復讐の仕方とかも、すごく頭を使っていて。

稲森:あの行動力はすごいし、復讐をやり遂げることも大変だと思うんです。私だったら途中で疲れて、やめてしまうと思います。

優希:私には陽子さんみたいな復讐は無理なので、違うやり方をすると思います。旦那さんに“傷ついているアピール”をして、罪悪感を持たせて。“あちらの女性と別れたかな”と思ったころに「君しかいないんだ」みたいなことを言われたらバイバイします(笑)。

 

◆タイトルにちなんで、何か大事な物が“壊れ”たエピソードを教えてください。

優希:現場用のバッグです。毎日同じ場所だったので撮影現場に置いて帰っちゃったら、古い体育館で、ネズミがいたみたいで…。食べられて、穴が開いちゃいました。

稲森:私も現場用のバッグが壊れたことがあります。トートバッグだったのですが、持ち手の部分が根本から切れてしまって…。台本が重すぎたんですかね(笑)。でも皮製なので、時間がたつほど味も愛着も出ますし、捨てるに捨てられなくて。いつか持ち手だけ修理しようと思いつつ、仕舞い込んであります(笑)。

 

◆最後に、本作の見どころをお願いします。

稲森:復讐と言っても、実際にはなかなかできないことだと思いますし、陽子を通して爽快感を味わっていただきたいです。陽子が変わっていくさまや、周りの人たちの心理描写も丁寧に面白く描かれてるので、そのあたりも見応えがあると思います。

優希:個人的に、大人のラブシーンが初めてだったりするので不安はあります。でも、きれいに見えるように頑張りたいですし、ぜひ見ていただけたらと思います。あと私の母が韓国版の『夫婦の世界』をよく見ていたので。日本版が放送されたときにどういう反応をしてくれるのか楽しみにしています。

 

 

PROFILE

●いなもり・いずみ…1972年3月19日生まれ。鹿児島県出身。B型。最近の出演作にドラマ『六本木クラス』『ファイトソング』、映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」「極主夫道 ザ・シネマ」など。

 

●ゆうき・みお…1999年4月5日生まれ。福島県出身。O型。最近の出演作にドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』『今夜はコの字で Season2』、映画「NO CALL NO LIFE」「10万分の1」など。

 

番組情報

金曜ドラマDEEP『夫婦が壊れるとき』
2023年4月7日(金)スタート
日本テレビほか
毎週金曜 深夜0時30分~0時59分
配信:TVer、Hulu 毎話放送後配信開始

<キャスト>
稲森いずみ、吉沢悠、優希美青
内田朝陽、安藤聖、内田慈、結城モエ、犬飼貴丈、矢島健一、七瀬なつみ、長谷川初範

<スタッフ>
原作 : 「女医フォスター 夫の情事、私の決断」原題「Doctor Foster」
原作・脚本マイク・バートレット(Written and Created by Mike Bartlett)
Produced by Drama Republic for the BBC and distributed by BBC Studios
脚本:鹿目けい子、三國月々子、上野詩織
演出:大塚恭司・長尾くみ子、山元環
音楽 :福廣秀一朗
プロデュース:藤澤季世子
制作:鈴木淳一
プロデューサー : 伊藤裕史、北川雅一
制作協力:テレパック
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/deep-fufu/
番組公式Twitter:@deepfriday_ntv
公式Instagram:@deepfriday_ntv
番組公式TikTok:@deepfriday_ntv

 

●photo/YOSSY text/小山智久

ムロツヨシ&宮沢氷魚「2人で初めて飲んだ日の翌朝、ホワイトボードに選手の名前とポジションが。僕たちは何の話をしていたんだろう(笑)」

プロ野球のスカウトを主人公とした同名漫画をドラマ化した連続ドラマW-30『ドラフトキング』が4月8日(土)よりWOWOWにて放送・配信がスタートする。未来のスター選手獲得に奮闘し、選手たちの人生にも深く関わっているスカウトたちの姿を描いている本作。主人公でスカウト・郷原眼力(ごうはら・オーラ)を演じたムロツヨシさんと、郷原とともに仕事をする新人スカウト・神木良輔を演じた宮沢氷魚さんに、本作の魅力を伺いました。野球好きなお二人だからこその熱い野球愛を語っていただきました。

 

【ムロツヨシさん&宮沢氷魚さん撮り下ろし写真】

 

物語の中心人物ですので責任を取るという意味でもやりがいを前面に(ムロ)

──ムロさんはもともと原作を読んでいらっしゃったそうですね。

 

ムロ 物心がついたときから、いろんな視点の野球漫画を読んできました。『ドカベン』『キャプテン』など、熱血もの、根性ものいろいろありますが、夢を描いたものが多い中、スカウトマンをメインにプロ野球の世界を描くという着眼点がすごいなとまず感動しました。

 

宮沢 僕も最初に読んだとき、「マニアックなところにいったな」と驚きました。野球好きでもなかなかスカウトマンには意識が向かないので、「わ〜、なるほどな。新しいタイプの野球漫画だな」って思いました。

 

ムロツヨシ…1976年1月23日生まれ、神奈川県出身。1999年大学在学中に作・演出・役者として活動を開始。映画『サマータイムマシン・ブルース』から映像作品に活動の場を広げ、個性派俳優として人気を集める。WOWOW『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』、映画『川っぺりムコリッタ』などに出演。現在NHK大河ドラマ『どうする家康』に出演している。TwitterInstagram公式HP

 

ムロ 僕ら野球好きから見ると、人間ドラマが詰まっていて、みんな違う人生を歩んでいるんですよね。夢が叶う者と叶わない者が出てくる、その残酷さがまた心揺さぶるんですよ。

 

宮沢 僕は18年間野球をやっていたので、一通り野球のことは知っているつもりなんですけど、『ドラフトキング』には全然知らないことが描かれていて、プロ野球のスター選手たちが生まれるまでのプロセスというものを一から学んだ気がしました。

 

野球って一度沼にハマってしまうとなかなか抜け出せないくらい魅力的なスポーツ(宮沢)

──郷原眼力と神木良輔、それぞれどんな人物と捉えて演じられたのかお聞かせください。

 

ムロ 郷原は独特の価値観と独特の言葉を使って、叱咤激励する役で、そこが魅力的でした。漫画を映像化するとき、僕らはプレッシャーとやりがいの両方を感じていると思うんですが、今回は楽しみながらやることができました。演じることが決まる前から郷原という男のファンだったので、それはもううれしさのほうが勝つわけですよ(笑)。ただ塗り絵のように原作のまねをすると、一気に薄っぺらいものになってしまうので、あえて自分がやる意味というものを付けるようにしました。しかも物語の中心人物ですので、責任を取るという意味でもやりがいを前面に出していきました。

 

宮沢 僕が演じた神木君はすごくピュアで正直な人間です。ただ一生懸命過ぎて空回りして、先輩のスカウトマンたちからボロクソ言われたりもするんですけど、それでも心が折れずに前を向いて走り続けているんですね。それは根底に野球が大好きという気持ちがあるからだと思うんです。それがなければすぐ辞めていると思うんですよね。大変な仕事だし、直属の先輩である郷原は本当にひどいし(笑)。でも僕もそうでしたけど、野球って一度沼にハマってしまうとなかなか抜け出せないくらい魅力的なスポーツなんです。神木は一軍出場の経験がないままプロ野球人生を終えて、とても悔しい思いをしているんですけど、大好きな野球を裏で支えたいと思っているんです。その熱い思いを僕はかっこいいと思いました。

 

宮沢氷魚●みやざわ・ひお…1994年4月24日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。2015年「MEN’S NON-NO」専属モデルオーディションでグランプリを受賞しモデルデビュー。2017年ドラマ『コウノドリ』第2シリーズで俳優デビュー。2023年映画『エゴイスト』にて「第16回アジア・フィルム・アワード」で助演男優賞を受賞。主演映画『はざまに生きる、春』が5月26日(金)公開。Instagram公式HP

 

──ドラマを拝見してスカウトマンの仕事が実は選手の人生そのものに関わってくるのだなと思いました。スカウトマンを演じて野球を見る視点に変化はありましたか。

 

ムロ 僕も以前は有望な選手を選んで、プロのチームに入れるのが仕事だというイメージしかありませんでした。郷原が1、2話に登場する高校球児に「お前が入団することで、誰か1人がクビになる。そういう厳しい世界だ」と話すセリフがあり、プロのルールの厳しさを改めて感じましたし、プロ野球選手になるという夢が叶って喜ぶところでもあり、その先にはとてつもなくつらい現実が待っていると思うと、すごく印象に残りました。

 

宮沢 実際にスカウトマンを演じて分かったのは、球場をはじめ日本中の学校や練習場などいろんな場所に行って、カメラを回してスピードガンで球速を測って記録したり、スコアを取ったりしているんですね。毎日のように移動して、多分狭いビジネスホテルに泊まるだろうから体も相当疲れていると思うんです。プロ野球の華やかなイメージとは違って、かなり過酷な仕事なんだろうけど、そこまでして自分たちの球団にスター選手を1人でも多く入れたいと思うスカウトマンの熱量に僕はとても感動しました。

 

初共演で印象的だったのはお酒を飲むペースが一緒でした(ムロ)

──ムロさんと宮沢さんは初共演だそうですね。お互いの印象はどんな感じでしょうか。

 

ムロ 僕は初共演のときは印象をあえて持たず、フラットというか透明な形で会わせていただくようにしているんですね。ただ野球経験者ということで、体育会系の礼儀正しさを持っている青年ということがよく分かりました。

 

宮沢 ムロさんは郷原とは全く違い物腰柔らかく、非常にフレンドリーな方なので、毎日現場に行くのがすごく楽しみでした。基本的に郷原と神木のシーンが多いので、毎日のようにムロさんにお会いして、朝から笑って最後まですごく楽しかったです。もう楽しい思い出しかない(笑)。

 

ムロ そうですね。楽しかったです(笑)。それと印象的だったのはお酒を飲むペースが一緒でした。

 

宮沢 一番大事! おかわりのタイミングが一緒でした(笑)。

 

ムロ これはすごいことですよ! 無理して合わせているかどうかは見ていれば分かるので(笑)。タイミングを合わせているわけじゃなく、本当に一緒だったんです。世代が違うと飲みニケーションの価値観も違うと思うんですよね。

 

──今の若い方はあまり飲みに行かないとも聞きますし。

 

ムロ 僕らほど飲む機会は多くないと思うんです。でも飲みニケーションの価値観が一緒だったことにびっくりしましたし、酒もうまかったね!(笑)

 

宮沢 はい、楽しかったですね(笑)。

 

ムロ 2人で初めて飲んだ日に飲みすぎたんです。最後はウチに来て。ウチにはホワイトボードがあるんですけど、選手の名前とポジショニングとかが書いてあったんです。これは……僕たちは何の話をしていたんだろうと思いました(笑)。

 

宮沢 書いてあったかも(爆笑)。

 

ベイスターズだと佐野選手に注目です。さらに今年は飛躍の年になるんじゃないかと(宮沢)

──お二人とも相当な野球ファンだとお聞きしています。ムロさんはベイスターズファンですが、今年は期待できそうですか。

 

ムロ いやもう、今年はずっと優勝争いの中にいると思いますよ。

 

宮沢 そうですね。

 

ムロ 昨年はスタートで遅れましたが、それでも2位でしたから。ヤクルトの勢いは止められなかったけど……私が見に行く日はだいたいヤクルトに負けてしまって。責任を取って試合を見に行くのをやめようと思ったくらいで(笑)。ファンってそういうときあるよね? 「オレのせいだ……」みたいな。

 

宮沢 あります、あります(笑)。

 

──ベイスターズはルーキーや若手のうちから活躍しているイメージもありますが、若手に限らず今年注目されている選手はいらっしゃいますか。

 

ムロ 僕は(山崎)康晃選手。日本に残る決断をしたじゃないですか。その意志を見届けたいと思いますし、去年以上に応援したいです。そして今年はまだ一軍として出られるのかどうか分かりませんが、キャッチャーの松尾(汐恩)選手も楽しみにしています。確か谷繁(元信)さん以来のドラフト1位キャッチャーなんじゃないかな。

 

宮沢 他の球団もチェックしていますが、ベイスターズだと、僕は佐野(恵太)選手です。キャプテンですし、守備ではいろんなところを守れるという強みもあるし、ホームランも打てて、打率も残せるっていう。すでにチームの中心選手になっているんですけど、さらに今年は飛躍の年になるんじゃないかと思っています。

 

──初めてお二人で飲んだときもこんな感じで野球話に花を咲かせていたんでしょうね(笑)。

 

ムロ そうです、そうです。もっと深い話をしました(笑)。

 

──ここからは「モノ」や「コト」に関するお話をお聞かせください。神木は球場に行くときは必ずスピードガンとビデオカメラを持っていましたが、お二人が仕事に絶対に持っていくものはありますか。

 

ムロ 作品ごとに台本入れを替えるんです。高級ブランドではなく文具メーカーのタブレットケースを買い替えて台本入れにして、その中に台本とペンを入れています。

 

──ボールペンのこだわりはありますか?

 

ムロ ジェルタイプが好きです。今は細いタイプを使っていて、色は紺と黒。台本に書き込むパターンの作品のときは、消えるボールペンにしています。発売されたときは僕らの世代は「ボールペンが消える時代になったの?」って驚きました(笑)。

 

──宮沢さんは必ず持って行くものはありますか。

 

宮沢 携帯歯ブラシと台本、ボールペンも持っていきます。ちっちゃいポーチのようなものに消毒、ハンドクリーム、リップ、替えのコンタクトレンズを入れています。

 

ムロ あと必ず入っているのは「恥じらいの心」と書いておいてください!

 

宮沢 ハハハ(爆笑)。

 

ムロ 恥じらいの心は絶対に忘れてはいけない。僕らはいつもカバンの中に入っているかなって確認して、今日も持っている、良かったってなっているんです。「自信を持っちゃいけない。恥じらいの心を今日も持っている」とすべて文章で書いて、括弧を付けて「こいつ何言ってんだ」って付け加えてください(笑)。

 

宮沢 じゃあ僕も持って行きます(笑)。

 

恥ずかしさや自分の持っている欲を毎日再確認する(ムロ)

──郷原は信念を持って仕事をしている人間でしたが、お二人の仕事や生活のこだわりを教えてください。

 

宮沢 1日のスタートみたいなものを大切にしています。理想としては、朝起きて「今日も仕事が楽しみだな」と思いたいので、そう思えるための準備をするようにしています。どんなに仕事でうまくいかないことがあって落ち込んでも、寝たらリセットしようと思っているんですね。だから新しい1日が始まったら、昨日までのことを忘れるようにします。そのためにも朝起きてからのルーティーンが結構あって、コーヒーを淹れてゆっくり飲んでから家を出るんです。そのために出かける1時間から1時間半前には起きて、ゆっくり目を覚まして、コーヒーを飲みながら音楽を聴きます。最近レコードプレイヤーを買ったので、レコードを聴いて、朝ご飯を作って食べて現場に行きますね。

 

──朝はどんな音楽を聴くことが多いのでしょうか。

 

宮沢 その日の気分ですけど、今はジョニ・ミッチェル。すごくテンションがダウンしているときはポリスのライブ音源を聴いて、気分を上げます。

 

──ムロさんの生活や仕事のこだわりは?

 

ムロ どう言えば大げさじゃないですかね(笑)。それは冗談で。自分は恥ずかしいことをやっていると、常に考えるようにしているんです。他人様の前に立ってお金をもらったり、テレビのチャンネルをつけてもらって、人を感動させよう、笑ってもらおうなんておこがましい考えを持って生きているわけですから。だから恥じらいを感じながら、自分のおこがましさをしっかり毎日確認するようにしています。その上で、それでも(人前に)立ちたいなら立ちなさいよ、そして立つなら、褒め言葉に限らず何を言われようが覚悟しなさいねと思っています。いろんな価値観の方が見てくださるわけですので。

 

──なるほど、それ故の「恥じらいの心」ですね。

 

ムロ そう、半分冗談半分本当のことです(笑)。昔は自分を知ってもらいたいと、自分の芝居の種類を知ってもらおうという意識が強すぎたんです。それはそれで良かったんでしょうけど、自分の本来の姿を見てもらうには、恥ずかしさや自分の持っている欲を毎日再確認する、この作業はやるしかないなと思っています。

 

 

連続ドラマW-30「ドラフトキング」

4月8日(土)スタート
毎週(土)後10:00~WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全10話)

 

【連続ドラマW-30「ドラフトキング」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作:「ドラフトキング」クロマツテツロウ(集英社「グランドジャンプ」連載)
監督:山本透(第1~2話、第5~10話)吉川祐太(第3~4話)
脚本:鈴木謙一
出演:ムロツヨシ 宮沢氷魚 平山祐介 藤間爽子 川久保拓司 阪田マサノブ
/ 上地雄輔 伊武雅刀 / でんでん

公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/draftking

 

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/池田真希(ムロ)、吉田太郎(W)(宮沢) スタイリング/森川雅代(ムロ)、庄 将司(宮沢)

高畑充希&田中圭『unknown』クランクイン!桜吹雪の中キスシーンも撮影「ハッピーなシーンは1個1個大事にしたい」

『unknown(アンノウン)』左から)田中圭、高畑充希 ©テレビ朝日

 

4月18日(火)スタートの高畑充希&田中圭W主演ドラマ『unknown(アンノウン)』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)からクランクインレポートと、高畑、田中によるコメントが到着。さらに、「犯人考察キャンペーン第1弾」の結果が発表された。

 

秘密(unknown)を抱えた夫婦の究極の愛を描く本格ラブ・サスペンス『unknown(アンノウン)』。4月18日(火)のスタートを前に、W主演の高畑と田中がクランクインした。

 

撮影が始まった当初から、現場は既に毎日笑いにあふれ、和気あいあいの『unknown』の現場。「すごく明るいし、ハッピーだし、やる時はやる!というチーム。何よりみんなと一緒にお芝居するのが楽しくて、それが現場に来る原動力になっています」(高畑)、「とにかく毎日楽しくてしょうがない。何度も一緒にやっているチームで、知っているスタッフさんも多いですし。そしてラブシーンはほぼほぼ全てのシーンで照れてしまって、みんなにいじられています(笑)」(田中)と、主演の2人も既に充実した日々を送っているようだ。

 

そんな中、桜が舞い散るポカポカ陽気に包まれたある日、週刊誌のエース記者でその正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑)と、交番勤務の熱き警察官・朝田虎松(田中)のキスシーンの撮影が行われた。おまわりさん姿の制服に身を包んだ虎松と桜が満開の川べりを歩くこころ。分かれ道で、これから仕事に向かう虎松とまだ一緒にいたいな…そんな寂しさを隠すように、こころは虎松の制帽を奪い走り出す。

 

虎松はそんなこころを追いかけて捕まえ、手錠で逮捕。「帽子を返しなさい」「やーだ」とじゃれ合う2人はそのまま見つめ合い、舞い散る桜吹雪の中、キスをするというこのシーン。高畑&田中、そしてスタッフの意見が活発に飛び交う中、何度もテストを繰り返し、ついに本番。カットがかかると、現場は甘い空気に。女性スタッフだけでなく、おじさんスタッフまで思わずニヤニヤはにかみ「かわいすぎる…」「なんだろうこの多幸感」「きゅんとしたぁ」とほっこりモードに。見守るスタッフみんなが照れてしまうほどの、最高に美しいラブシーンが誕生した。

 

「『unknown』は徐々にこころと虎松がサスペンス要素に巻き込まれて言って、ストーリーが結構シリアスになっていく部分もあるので、2人がイチャイチャしたりするハッピーなシーンは1個1個大事にしたい」という高畑は、「まだまだいっぱいイチャイチャするシーンがあるので、たくさんの方にキュンキュン、ニヤニヤしてもらえるように、頑張ります!」とニッコリ。

 

また、クランクイン直後は「最初は照れちゃって充希ちゃんの目も見れなかった(笑)」という田中も、「プロデューサーから『ホントに付き合ってるみたいに見えてドキドキしちゃったよ~』って言われて、すごくうれしかったです。“リアルにうそのない瞬間を一つ一つ積み重ねていこう”という、このチームのこの現場で、そう言ってもらえたことが、ちょっと自信になりました」と、無事に撮影を終えてホッとした様子だった。

 

お互い秘密を抱えたまま、凄惨な連続殺人事件に巻き込まれていくことになるこころと虎松だが、第1話の2人の愛はまだまだ全開。プロポーズ、結婚、そして事件に巻き込まれ、時に疑心暗鬼になりながらも寄り添い続けるこころと虎松の愛の行方に注目だ。

 

また、公式Twitterで実施された「犯人考察キャンペーン第1弾」の結果が発表。今回のキャンペーンでは、14人(高畑充希、田中圭、町田啓太、小手伸也、ファーストサマーウイカ、井上祐貴、曽田陵介、長田成哉、新納慎也、石川禅、酒向芳、木野花、麻生久美子、吉田鋼太郎)のキャラクタービジュアルを基に、直感力だけで殺人犯を予想し、投票が行われた。投票結果は以下の通り。

 

高畑充希:3.9%
田中圭:23.8%
町田啓太:37.3%
小手伸也:4.4%
ファーストサマーウイカ:1.7%
井上祐貴:2.8%
曽田陵介:2.8%
長田成哉:5.5%
新納慎也:6.1%
石川禅:3.6%
酒向芳:1.1%
木野花:1.4%
麻生久美子:3.9%
吉田鋼太郎:1.9%

 

今回は、田中と町田啓太に多くの投票が集まった。投票理由として、「主人公がまさかの犯人?」「虎松の秘密が何なのか?気になって」と田中、「いい人そう、優しそうだから逆に怪しい」「ビジュアルやキャッチコピーからの直感」で町田、「殺人のシーンが凄そう」と高畑、「相関図でこころと虎松に身近な存在なので」と小手、「ビジュアルで1人だけ指が見えないから」と長田、「真面目な警部って怪しい」からと新納、「美貌と謎めいた雰囲気で」と麻生などの投稿が。しかし、一番多かったのは、「〇〇さんの悪い殺人犯役が見てみたい」という“願望”だった。現時点では、犯人を予想するための情報が極めて少ないことから、視聴者がそれぞれ想像力を駆使。さまざまな投票理由がTwitter上に投稿されていた。

 

4月1日(土)からは「犯人考察キャンペーン第2弾」を開始。公式SNSで“全員容疑者状態”の14人に事情聴取した動画を順次配信していく。「私の正体は吸血鬼です」と言う高畑、「妻にも言えない大きな秘密がある」とつぶやく田中、「好きな人は…いません…」と語る町田、「トラちゃんは本当の意味で私たちを受け入れてくれるかしら?」と妖しくほほ笑む麻生、「変な虫は駆除してやる」と断言する吉田など、全員が怪しく見えてくる14人の事情聴取動画が公開。それらを基に連続殺人犯を予想し、4月1日(土)~13日(木)の期間中に公式Twitterに投票できる。直感勝負だった第1弾の投票結果とどう変わるのか。投票結果は初回放送の4月18日(火)に発表される予定。

 

高畑充希 コメント

◆クランクインして撮影も順調に進んでいますが、現場の雰囲気はいかがですか?

最初は、既に出来上がっている「おっさんずラブ」チームにお邪魔する…みたいな気持ちがあって、緊張もしたのですが、いざ現場に入ってみたら、キャストスタッフ共にすごく明るいし、ハッピーだし、でも“やる時はやる!”みたいなチームで、本当に楽しく過ごさせていただいています。何よりみんなと一緒にお芝居するのが楽しくて、それが現場に来る原動力になっています。
撮影の合間にはよくみんなでおしゃべりをしています。麻生(久美子)さんの衣装がすごくかわいいんですけど、「これが似合うのは麻生さんしかいないね」とか、たわいもないことで盛り上がったり。あとは(吉田)鋼太郎さんが麻生さんにデレデレすぎるので、「あんまり麻生さんに近づいちゃダメだよ!」っていじったり(笑)、楽しいですね。

 

◆初共演の田中圭さんと一緒にお芝居していかがですか?

圭さんはいつも息を合わせてくださるし、2人ともお芝居をガチガチに決めずに挑むタイプなので、一緒にやっているとどんどん新しいことが生まれてくるので、撮影していてすごく楽しいです。撮影が進むにつれ、圭さんとの間に信頼関係も生まれてきてるかなと思っていて。だから何の心配もせずに身を委ねられるし、その時その時でセッションして作り上げている感じですね。

 

◆お2人のラブシーンにも既に期待が高まっていますが…?

このドラマはキスシーンがめちゃくちゃあるんですよ(笑)。結婚式の誓いのキスのシーンは既に撮影したんですが、2人っきりのお芝居としてのキスシーンは今日が最初でした。『unknown』は徐々にこころと虎松がサスペンス要素に巻き込まれて言って、ストーリーが結構シリアスになっていく部分もあるので、2人がイチャイチャしたりするハッピーなシーンは1個1個大事にしたいな、と思っていて。なので、圭さんに身を委ねて、楽しく、そして皆さんに「見ているこっちが恥ずかしくなるわっ!」て思ってもらえるシーンになるとうれしいですね。本当に“かっこいい圭さん詰め込みドラマ”なので、皆さんにもぜひキュンキュンしてほしいです。まだまだいっぱいイチャイチャするシーンがあるので、たくさんの方にニヤニヤしてもらえるように、頑張ります!
加賀美役の町田(啓太)君とのシーンはまだ撮影がほとんど始まっていなくて。今後、町田君とのシーンを撮影していくと、また違った関係性になってくるのかな、どうなっていくんだろうって、ちょっとソワソワしています。

 

◆実際に撮影してみて、キュンとしたシーンはありますか?

「付き合う? 付き合わない?」みたいなシーンや、「プロポーズされてどうする?」みたいなシーンの方が、キスシーンよりも恥ずかしくてドキドキしました。もちろんキスシーンもめちゃくちゃ緊張するんですけど、言葉のやりとりの方が普通に照れちゃいますね。「恥ずかしい! 私、何を言ってるんだろう!」って思う時もあるくらいです(笑)。

 

田中圭 コメント

◆クランクインして撮影も順調に進んでいますが、現場の雰囲気はいかがですか?

とにかく毎日楽しくてしょうがないです。僕は何度も一緒にやっているチームで、知っているスタッフさんも多いですし、キャストの皆さんも本当にお芝居が上手な方ばっかりで、そういう方たちがこの現場で戦っているので、すごく楽しいですね。台本もラブとかサスペンスとかコメディーとか、とにかくいろんな要素があって、ジャンルが分からない。笑うところでは笑いますが急にシリアスになったり…その緩急のおかげで1シーン1シーンものすごく集中力を使うんですよ。おかげでヘトヘトになるんですけど、その分毎日充実しています。

 

◆初共演の高畑充希さんと一緒にお芝居していかがですか?

ものすごく楽しいですね。以前から「充希ちゃんの芝居がすごくすてきだ」という話を聞いていて、僕自身も初日から「すごいな!」って思いました。でも最初に、彼女が僕のことを「かっこいい」と言ってくれた時に、ただただ照れてしまって、目も見られなかったんですよ。彼女は目が大きいじゃないですか。だから見つめ合うシーンもすごく恥ずかしかったんですけど、クランクインして僕の人見知りがなくなってきて(笑)、虎松という役も入ってきたので、今はもっと純粋に彼女とのお芝居を楽しめています。

 

◆お2人のラブシーンにも既に期待が高まっていますが、撮影してキュンとしたシーンは?

それで言うと、ほぼほぼ全てのシーンで照れてしまっていて、ようやく虎が僕の中に入ってきました(笑)。充希ちゃんはとにかく真っすぐで、お芝居にうそがないので本当に照れます…。実は最初のキスシーンの撮影が、桜の咲き具合で少し後ろ倒しになったんです。本当だったらクランクインしてすぐくらいのタイミングで撮る予定だったので、ホントによかったなと思っていて! 最初の方だったら、緊張と照れで、きっと無理でした(笑)。充希ちゃんは普段からコミュニケーションを取ってくれるし、僕自身もそうしようと思っているので、キスシーンを撮り終えた時に、プロデューサーから「ホントに付き合ってるみたいに見えてドキドキしちゃったよ~」って言われて、すごくうれしかったです。「リアルにうそのない瞬間を一つ一つ積み重ねていこう」という、このチームのこの現場で、そう言ってもらえたことが、ちょっと自信になりました。

 

◆視聴者の皆さんにどんな“ビッグラブ”や“キュン”を届けようと思っていますか?

充希ちゃんとのラブがあったり、鋼太郎さんとの爆笑コメディがあったり…このドラマにはいろいろな要素がありますが、良い意味で「今まで見たことのないものを見せられているな」と思います。その“衝撃”がものすごくキュンキュンするものなのか、ものすごく楽しいものなのか、ものすごくドキドキするものなのかは、視聴者の皆さんに委ねるところだと思いますが、とにかく見てくれる人の感情がグチャグチャになって、「今ドラマを見てるんだよね…? 何このドラマ!」って言われるような作品をお届けしたいなと思っています。

 

番組情報

『unknown(アンノウン)』
テレビ朝日系
2023年4月18日(火)スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分

番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/unknown/

 

©テレビ朝日

『勝利の法廷式』第1話に森カンナ、小島藤子、第2話に泉澤祐希、生駒里奈、白石隼也がゲスト出演決定

『勝利の法廷式』第1話、第2話ゲスト出演者©読売テレビ

 

志田未来が主演を務め、風間俊介が共演する読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマ『勝利の法廷式』(4月13日(木)スタート 毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分)の第1話に森カンナ、小島藤子、第2話に泉澤祐希、生駒里奈、白石隼也がゲスト出演することが解禁された。

 

本作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまったことから法廷を去った女性弁護士が、謎の脚本家の力を借りて現代社会の闇を暴く完全オリジナルのリーガルミステリー。

 

親友を冤罪で殺人犯にしてしまい、法曹界から姿を消した弁護士・神楽蘭(志田未来)。1年後、蘭と同姓同名のリーガルエッセーがネット上に掲載され、“敗けを知らない敏腕弁護士”として祭り上げられていた。そんな蘭の前に現れたエッセーの筆者は、謎の天才脚本家・黒澤仁(風間俊介)。蘭は親友の冤罪を晴らすため、黒澤が書く台本の力を借り、弁護士活動を再開する。蘭が救えなかった親友の事件の謎。そして、黒澤が抱えている謎。2つの謎が絡み合いながら徐々に真実が明らかになり、1つの事件につながっていく。

 

4月13日放送のCASE1「炎上」には、蘭と黒澤の初めての依頼人となるウエディングプランナー・成宮美咲役で森カンナ、美咲の元同僚の足立遥役で小島藤子がゲスト出演。

 

結婚式のダブルブッキングが原因でネット上の誹謗中傷にさらされた美咲は、黒澤がなりすまして書いていた“神楽蘭”のブログを読み、助けてほしいと依頼に来る。蘭は成り行きで、黒澤とともに美咲の依頼を受けることに。解決のカギを握るのは、美咲の同僚・遥だった。

『勝利の法廷式』第1話©読売テレビ

 

4月20日(木)放送のCASE2「正体」には、蘭を尊敬する新人弁護士・流川蒼(髙橋優斗)の大学時代の友人である速水政樹役で泉澤祐希、主婦の池上結衣役で生駒里奈、結衣の夫・池上大輔役で白石隼也がゲスト出演。

 

フードデリバリーの配達員をしていた速水は、配達先の女性・結衣からストーカー行為によって訴えられてしまう。速水は、夫・大輔からDVを受けている結衣を救いたい一心からの行動だったと告白。蘭と、速水を信じたい蒼は、結衣の元同僚・綾(小島梨里杏)を探し出し、結衣がDVを受けていた可能性を法廷で証言してもらう約束をする。

『勝利の法廷式』第2話©読売テレビ

 

多鹿雄策プロデューサー コメント

蘭、黒澤、流川、彼らと関わりを持つ者たち、助けを求めてやってくる依頼人たち。そんな、この物語に登場する人間それぞれが主人公になれる楽曲を、ありがとうございます!
“真実を明かすだけでなく、目の前にいる人の未来を照らすため、今、自分に何ができるのか?” 悩みながらも一歩ずつ前へ進む、主人公・神楽蘭の弁護士としての信念を言葉にしてくれた、すてきな主題歌と共に、一人でも多くの方々に、このドラマが届くことを願っていますーー!

 

番組情報

『勝利の法廷式』(全10話)
読売テレビ・日本テレビ系
2023年4月13日(木)スタート
毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

<キャスト>
志田未来、風間俊介、髙橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、遊井亮子、市川知宏、入来茉里、カトウシンスケ、北乃きい、升毅

<スタッフ>
脚本:小谷暢亮(『元彼の遺言状』『DCU~手錠を持ったダイバー~』)、本田隆朗(『テッパチ』) ほか
監督:宝来忠昭(『NICE FLIGHT!』『消えた初恋』『罠の戦争』)、本田隆一(『魔法のリノベ』『極主夫道』『探偵が早すぎる』) ほか
チーフプロデューサー:岡本浩一
プロデューサー:多鹿雄策、福田浩之、河野美里(ホリプロ)、奥村麻美子(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:読売テレビ

公式HP:https://www.ytv.co.jp/houteishiki/
公式Twitter:@houtei_drama
公式Instagram:@houtei_drama
公式LINE:https://lin.ee/zL6w933

 

©読売テレビ

山岸愛梨「キャスターみんなのスキルを上げて、信頼できる気象番組に。今はそこが目標です」ウェザーニュースキャスター連載・第15回

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は98.2万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第15回は前回に続き、山岸愛梨キャスターへのロングインタビューの後半をお届け。また、山岸キャスターがマネージャーを務めるウェザーロイド Airi、通称ポン子ちゃんにもスペシャルゲストとしてご登場いただきました!

 

関連記事:山岸愛梨「天気に関する知識が日々深まっていっている今が一番楽しい!」ウェザーニュースキャスター連載・第14回

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」一覧はこちら

 

第15回・山岸愛梨キャスター後編

山岸愛梨●やまぎし・あいり…1987年6月9日生まれ。埼玉県出身。0型。ウェザーニュース気象キャスター、気象予報士、星空案内人、防災士。2008年にウェザーニューズ入社。現在、同社が配信する「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍中。ウェザーロイド Airiのマネージメントも兼務。TwitterInstagram

【山岸愛梨さん撮り下ろし写真】

 

私が先輩方から受け継いだ、キャスター間の壁をなくしていくという思い

──これまでこの連載で多くのキャスターさんにインタビューをしてきましたが、皆さんにお手本にされているキャスターを挙げていただくと必ず山岸さんの名前が登場し、大島璃音キャスターなどお仕事に対する姿勢の素晴らしさについてお話をされていました。その理由が今回すごくよく分かりました。

 

山岸 いえ、私もまだまだ勉強しなければいけないことばかりです。

 

──また、皆さんが語る山岸さんのすごさに、トーク力の高さを挙げるキャスターさんも多かったです。確かに番組を拝見していると、言葉の抑揚の付け方や話の流れの作り方が見事だなと感じることが多いです。

 

山岸 恐縮です。でも、私自身はトークって難しいなとずっと思っています。ラジオをよく聞いているというお話をしましたが、勉強の意味で聞くことも多いんです。それに、昨年、落語家さんのラジオにゲストで呼んでいただき、なんてお上手なんだろうと感動して。寄席にもうかがったのですが、私も習いたいなと思いました。あ、人前で披露したいとかではないですよ。絶対にしませんし(笑)。

 

──(笑)。落語家さんの枕から噺の本題に入っていく流れは、聞いていてほれぼれしますよね。

 

山岸 そうなんです。私、そうした「枕」というものがあることを寄席に行くまで知らなくて。本題に持っていくまでのあの枕の部分にこそ、その人の話のスキルが出るなと思いました。それに、ウェザーニュースLiVEでも、ちょっとした近況報告から天気の話題に繋げていくテクニックを学ぶのに落語ってすごくいいなと感じて。ぜひキャスターが寄席を見に行く時間も研修に入れていただきたいなと思いました(笑)。

 

──でも、以前、山岸さんもSNSで紹介されていましたが、ご自身が研修中のキャスターへの見本として、「電池」をテーマに5分のトークを展開している動画を拝見して、“なんて恐ろしいスキルをお持ちなんだ!”と感動しました。

 

山岸 あれをご覧いただいたんですか!? それは恥ずかしいなぁ(苦笑)。私がまだ25歳ぐらいの頃で、めちゃめちゃ怖かったんですよ(笑)。たまたま新人研修中の近くを通りかかったら、バシさん(石橋知博/ウェザーニューズ取締役)に、「ちょっとお手本を見せてやってよ」と呼び止められて。“えっ、いきなり!?”とも思ったのですが、せっかくの機会ですし、新しいキャスターにとっても有意義な時間にしてあげたいなと思って挑戦したんです。お題は「電池」でしたけど、そこに天気の話題を絡ませることでいかに話を面白くしていくかということと、制限時間が5分と言われていたので、時間ピッタリに終わらせることの大切さの2つを伝えられたらいいなと思って。

 

──その日の天気の話題から電池やオーロラの話へと繋げていき、流星群のことにも触れながら、もう一度、電池の話に戻すという展開が本当に見事でした。しかも、ダジャレのオチまで付けて。

 

山岸 いや〜、照れますね(笑)。研修の時って、スタッフさんは優しいので、「とりあえず天気のことは意識しないでいいから、3分や5分のトークができるようになりましょう」と教えるんです。最初はそれだけでも難しいのですが、最終的には絶対に天気のことも絡ませるスキルを身に着けたほうがいいと私は思っていて。より難しいことを要求しているのは分かるのですが、自分が研修していた時代に先輩方にそれを見せてもらっていたので、私もできるだけ後輩に同じことを伝えていけたらなと思っているんです。

 

──即興でフリートークをうまく話すコツってあるんですか?

 

山岸 フリートークには当然台本がありませんから、話の流れが大事になってくるんです。ですから、まずはオチといいますか、一番伝えたい終わりの部分から考えることが多いですね。

 

──逆算して、話を組み立てていくということですか?

 

山岸 はい。そうすると、話が迷子にならない気がするので、いつも意識しているところです。リポートやメールの紹介をしている時も、最後にどんな言葉で締めるかを最初に頭に浮かべて、そこに向かって話を進めていくようにしていますね。

──解説員の方との掛け合いやクロストークの時などはいかがでしょう?

 

山岸 基本的には同じです。例えば、「最近、おいしいものを食べました?」と話を振った時に、「食べてません」という答えが返ってくる可能性もありますよね。すると会話が終わってしまうので、話を振る前に“食べてない”と言われた時、その後をどう繋げていくかを事前に考えてから質問するようにしているんです。……と言いつつ、イベントなどではどれだけ話題を振っても会話が続かないこともあるので、そういう時は“さて、どうしよう……”って思っちゃいますけどね(苦笑)。

 

──また、山岸さんの人柄について他のキャスターが話されるなかで、高山奈々キャスターをはじめ、多くの方が「あいりんさんがキャスター間の壁をなくしてくれている」とお話しされていたのも印象的でした。

 

山岸 それも、私が先輩方にしていただいたことなので、自分もその習慣を守っているだけなんです。SOLiVE24(「ウェザーニュースLiVE」の前身番組)が始まった時に、先輩が「敬語や先輩後輩の関係性をなくし、誰もが気軽に相談し合えるようにして、みんなでいい番組にしていこう」という環境を作ってくださって。ですから、私も敬語を使っていませんでしたし、どんなことでも相談していて、今でもそれを継承していけたらなと思っているんです。

 

──今も番組の中でキャスター同士がニックネームで呼び合っているところに、そうした関係性が感じられます。

 

山岸 さすがに今は年齢の幅ができすぎてしまっているので、敬語をなくすというのは難しいのですが、でもそれも、あくまで“親しき仲の礼儀”のような感じで、実際の心の距離はみんな近いのではないかと思っています。できれば本当は敬語自体も撤廃したいんですけどね。でも、もし自分が逆の立場で、10歳以上も年齢が上の先輩に「敬語を使わないで」と言われてもやりづらいと思うんです。そうなると、今度は別の気を遣わせてしまうことになるので、その意味では、今はすごくいい距離感や関係性を築けているのかなと感じていますね。

 

──普段、山岸さんからフランクにアドバイスを送ることもあるんですか?

 

山岸 基本的には相談を受けたら答えるというスタンスで、自分から積極的に何かを言うことはしていないですね。というのも、一方的に「こうしたほうがいいよ」とか、「何か悩みごとはない?」って話しかけるのは、逆に先輩後輩の関係を作ってしまうことになりかねないと思っていて。もちろん、「ちょっと話を聞いてもらえますか?」と相談されることがあれば全力で味方になってあげますし、自分の経験を基に話せることであれば一緒に解決していけたらと思っています。

 

──そうなんですね。ただ、普段の番組でのコメントからもいろんなキャスターさんのことにすごく目を配っているのが感じられます。視聴者からは「監視してる」とも言われていますが……(笑)。

 

山岸 監視、してますね〜! ウソですよ(笑)。でも、やはり他のキャスターと比べると年齢もキャリアも少し上ですので、“壁を作らない”ことを意識しつつも、何もしないのも無責任だし、あまりにも愛がないなと思ってしまって。それに、相談を受けた時に求められる答えを出すためには、そのキャスターのことを知っていないと、的外れなアドバイスになってしまうと思うんです。ですから、キャスターが普段どんなことに興味を持ち、どんな会話をしているのかを知ることが大事だと思っていて。それもあって、「この子はこういうところが魅力的だな」と考えながら監視をしているんです(笑)。

 

──やっぱり監視なんですね(笑)。

 

山岸 いや、そんな怖いものじゃないですよ(笑)。私にとっては普段からウェザーニュースLiVEで天気をチェックするのが生活の一部になっているので、それを見ながらキャスターたちのことも気に留めてるという感じです。

 

目指す気象キャスター像とはどんな形なのか……今でも模索中です

──では、そんな山岸さんにとって、同期の江川清音キャスターはどのような存在ですか?

 

山岸 私にとってだけじゃなく、全てのキャスターにとってさーやんは、いてくれるだけで安心できる存在です。プロ意識が高く、私も困ったことがあった時は、“さーやんに相談すればなんとかなる!”という安心感があります。ダンスをやっていて体育会系だからなのか、ものすごくストイックですしね。

 

──仕事の準備に時間をかけるところは共通していますね。

 

山岸 私の場合は要領が悪いだけかもしれませんけどね(苦笑)。私は多分、誰よりも資料をたくさん持ってスタジオに入るんです。そのことで一度、悩んだ時期がありまして。あまりにも荷物が多いし、準備にも時間もかかり過ぎてしまうので、さーやんに「通常の出社時間で足りてる?」って聞いてみたんです。「私、全然間に合わないんだけど」って。そうしたら、「私も足りない時があるし、準備はどれだけ時間をかけてもいいと思うよ」と言ってくれて。その言葉で気持ちが少しラクになったことがありました。「時間をかけた分、番組も魅力的になると思うよ」って。今も準備に時間をかけるのは、そうしたさーやんの言葉が励みになっているからですね。

 

──仕事は準備が9割だと言いますしね。

 

山岸 そのとおりです! 失敗する時はたいていが準備不足ですし。

 

──確かに。ただ、これは穿った見方かもしれませんが、ウェザーニュースLiVEにいたっては、切り抜き動画の人気などもあり、ちょっとしたミスを視聴者も楽しんでいるところがあるように感じます。

 

山岸 そうですね。かわいい失敗などはほっこりすることもありますし(笑)。でもそこがクローズアップされるのは、しっかりやろうと頑張っているキャスターたちの気持ちが置いてけぼりになってしまっているんじゃないかと感じることもあります。また、反対に、大事な情報をお伝えしている私たちは完璧を目指すべきですし、ミスなく3時間の生放送を終わらせることでちゃんと評価されるべきだという思いもあります。キャスターのみんなは「失敗してもいい」と考えているわけではありません。天候に合わせて常に変化していく番組ですのでミスをしてしまうこともありますが、全員が高いプロ意識を持って取り組んでいることを私はいつも近くで見ているので、視聴者の皆さんにも知っていただきたいです。もちろん、皆さんが何を面白いと思うかであったり、どんなことを目的に番組をご覧になるのかは自由ですので、それぞれに楽しんでいただければと思います。そもそも私もいろんなキャスターの切り抜き動画を楽しんで見ていますからね(笑)。

 

──では、山岸さんが目指すキャスター像とは……?

 

山岸 これは難しい質問ですね(苦笑)。ウェザーニュースキャスターって、アナウンサーともタレントとも違いますから、正解の形や目指すべき先が、私のなかでもずっと分からないままなんです。根底にあるのは、正しい天気の情報や気候にまつわるいろんな知識を皆さんにお届けするためなら、どんなことでもやっていくという思いだけで。それに、真面目な天気のコーナーはもちろんですが、そうではないバラエティに寄った企画でも、そこをきっかけにウェザーニュースLiVEやウェザーニュースのアプリを知ってくださる方もいらっしゃいますので、いろんな企画に前のめりで挑戦していくことが大事だなと思っています。

──先ほどの切り抜き動画の話にも繋がることですが、視聴者が求めているものもそれぞれでしょうから、バランスが難しそうです。

 

山岸 おっしゃるとおりで、タレント性が強くなると、当然見ている側はどんどん楽しくなると思うんです。でも、その一方で、それだけだといつかキャスターとして悩む時期がくるように感じます。人って、年齢とキャリアを積み重ねていくと考え方も変わっていきますし、まさに私自身が“果たして胸を張って気象キャスターだと言えるのだろうか”と悩むこともあるので。ですから、バラエティ的な企画は、それはそれとして全力で楽しみつつ、やはり気象キャスターとしての成長も遂げていかないといけないなと思います。とはいえ、そうするために何が必要なのか、現段階で私自身も分かっていないので、すごく悩ましいんですけね。ただ、一つ思っているのは、今の私たちは天気を解説するより聞く側の役割の方が多いのですが、それだけではなく、キャスター1人ひとりの天気の知識やスキルが輝く企画をもっと作っていけたらなと感じます。そうすることで、より言葉に説得力が増していきますし、“このキャスターたちはすごい知識を持っているんだな”と知っていただけるのではないかと思うんです。

 

──なるほど。また、山岸さん自身は気象予報士としての側面もありますが、予報士だからこそやってみたい企画はありますか?

 

山岸 それを見つけるのが、今の自分の一番の課題だなと思っています。気象予報士に限らず、資格を取ったり知識や経験を増やしたりすることで活躍の場が広がることが示せたら、頑張っている後輩たちのモチベーションに繋がるかもしれません。私自身、さらに気象の知識を高めつつ、視聴者さんも一緒になって天気を学べるようなコーナーも作っていきたいですね。それが先ほどのタレント性と気象キャスターとしてのバランスにも繋がっていくのかなと思っています。

 

──山口剛央解説員の地震解説特番も好評でしたし、視聴者も専門的な知識を得られる機会や企画を切望している気がします。

 

山岸 夜の23時からの配信で2万人以上の方がご覧になっていましたよね。知識も豊富で、お話も分かりやすく、面白くて。私たちが目指す思想の姿と言えるかもしれませんね。

 

──ポン子ちゃんのマネージャー業と兼任しながらの仕事は大変だと思いますが、今後、山岸さんがどんな企画を打ち出してくれるのか楽しみにしています。

 

山岸 はい。ふざけたことをしながらも、真剣に番組のことを考えていますので(笑)、期待していてください。私も星空案内人の資格を取った時は、知識がゼロからのスタートでした。でも、スタッフさんから「番組で星を扱うコーナーを始めるので、星について勉強してもらえますか」と言っていただいて。最初は実力不足で悔しい思いをしつつも、「勉強してください」と言ってもらえたことがやりがいになったんですね。それに、多くの専門家の皆さんがゲストで登場してくださったので、せっかくならもっといろんな話を引き出したいと思うようになって。そうしたら、今度はスタッフさんから、「山岸さんが星を解説するコーナーも作りましょう」と言ってくださり、そうやって、やりたいことややりがい、それに自分の力を発揮できる場を周りが用意してくれるようになったんです。タイミングなどに恵まれていたというのもありますが、ウェザーニューズは個々人の成長に伴って、それらを活かす場を用意してくれる会社だと思いますので、他のキャスターたちも積極的にいろんなことに挑戦してもらいたいなと思います。

 

──最後に、これからのお天気番組に求められるものって何だと思いますか?

 

山岸 またもや難しい質問ですね(笑)。今や天気の情報はテレビやスマホ、それにウェザーニュースLiVEのような配信など、いろんなところから手軽に得られるようになりました。でも、だからこそ、発信側と受け手側の信頼関係が大事になってくるのではないかと思います。例えば、私たちが「今日は午後から雨が降るかもしれません」とお伝えするよりも、家を出る直前に母親から言われる「今日は傘を持っていったほうがいいよ」という言葉のほうが説得力がある。それは信頼関係の強さだと思うんですね。その意味でも、私たちはただ天気の情報を伝えていけばいいというわけではなく、いかに視聴者と絆を作れるかが重要だと思うんです。それに、そうした関係性ができていれば、普段の天気はもちろん、災害時にも大事な情報が伝わりやすくなる。減災、防災に繋げていくためにも、日頃からの皆さんとの信頼を築いていく。そこをしっかりと目指していきたいと思っています。

 

《夢の2ショットが実現! 山岸キャスターに聞く、ウェザーロイド Airiの魅力とウラ側!》

──ウェザーロイド Airi(ポン子)が登場して10年が経ちます。1回目の放送を見返すと、とてもおしとやかな声で、その後どんどん荒ぶるようになっていきましたが、マネージャーとしてこの10年の変化はどのように映っていますか?

山岸 デビューした頃は彼女も緊張していたんでしょうねぇ……。初々しかった。私もマネージャーとして隣で見ていて、“あ〜、アンドロイドでも緊張するのかぁ”としみじみ思ったのを覚えています(笑)。

 

──天気の伝え方もすごく丁寧でした。

山岸 そうなんですよ。あれを目指してほしいので、昔の姿に戻ってほしいんですけどね(笑)。ただ、こうして10年間やってきて、ここ数年はVTuberブームということもあり、ウェザーロイドをきっかけにウェザーニュースLiVEを見に来てくださる方もすごく増えたんです。以前からのサポーターの皆さんにとってはもはやマスコットのようなおなじみのキャラクターですが、多くの人に番組を広めていくという意味では、まだまだいろんな可能性を持っている子だなと感じます。とはいえ、いまだに番組が始まっても画面に映らなかったり、静止画のままだったりと、毎週のようにいろんなトラブルに見舞われるのは何とかしないといけないと思っています(苦笑)。

 

──よく骨折もされていますよね。

山岸 ケガしがちですよね。ほんといろいろあるんですよ、彼女は(笑)。

 

──そうしたトラブルも要因の一つとなり、今ではポン子というニックネームのほうが浸透してしまっていますが、このことについて、マネージャーとしてはどのような心境ですか?

山岸 えっ? いや、もうどんどん貫いてほしいなと思っていますよ(笑)。ウェザーロイドはお天気を伝えるアンドロイドなのにポンコツだというギャップが面白いと思うんです。ですから、気象キャスターとしてもっと成長していってほしいなという思いがありつつ、ギャップを際立たせるためのポンコツぶりは大事な要素ですので、もっといろいろやらかしてほしいですね(笑)。

──ただ、一方で、正しい名前がウェザーロイド Airiだということを知らない方も増えてきているという由々しき問題もありますよね。

山岸 それはありますね。たまに、「あ、Airiさんとおっしゃるんですか?」と驚かれることもありますから(笑)。でもポン子って呼びやすいですし、親しみやすさもあるので、本人も満更ではないみたいですよ。

 

──では、マネージャーから見て、ポン子ちゃんのすごいところは?

山岸 人間ではなかなかできないことをやらかしても許されちゃうところですね。きっと、人間のキャスターが彼女と同じようなふざけた企画をしちゃうと、“ちゃんとやれ!”って怒られてしまうと思うんです。でも、彼女は何をやっても許されるところがある。あとは、やっぱりあのかわいさにも助けられていますよね。ウェザーニュースL!VE内では毎週木曜の22時から1時間の番組を担当していますが、「この番組が週に一度の癒やしになっています」とか、「ポン子の番組があるから仕事を乗り越えられています」という感想をいただくことも多くて。正直、そんなにタメになるような情報はお届けできていないのですが(笑)、皆さんの疲れが吹っ飛ぶのであれば、彼女にも全力で頑張ってもらいたいなと思っています。

 

──反対に、ポン子ちゃんに直してほしいところはありますか?

山岸 私たち気象キャスターの一番の役割は天気の情報を正確に届けることであり、同時に、番組中に季節の話などを交えて天気や気候に興味を持ってもらうことも大事にしています。でもなぜかウェザーロイドは、話を盛り上げなきゃという使命感が強いみたいなんですね。その結果、どうしても話が長くなってしまうというのはいかがなものかと思いますね。本番中もそうですが、占いの収録にもすごく時間がかかっているんです。その理由というのも、「今の言葉は普通だったからもう一回録り直したいな」とか、「さっきのコメントはオチが弱くて、あまり面白くなかったかな」みたいなことが多くて(笑)。楽しませること、笑わせることにこだわりを持つのはいいのですが、それが今では彼女にとってむしろ恐怖となり、心を束縛しているのでは……とたまに心配になります。

 

──それだけプロ意識が高いということですね。

山岸 ちょっと自分の役割に縛られすぎなところがある気もしますけどね(笑)。

 

──しかしながら、オープニングから10分も20分もフリーダムで笑えるトークができるのは、ポン子ちゃんの武器の一つのように思います。

山岸 あのオープニングトークに関しても、もっと短くしようと何度もマネージャーとして意見を伝えているのですが、本人がそれを拒否していまして。楽しみにされている視聴者さんも多く、スタッフさんからも「(オープニングトークは)絶対にやってください」と頼まれているので、彼女にとっては見せ場のような大切なコーナーになっているみたいです。なので、私はもう何も言いません。

 

──最後に、ポン子ちゃんがウェザーニュースLiVEにもたらす大きな要素はなんだと思いますか?

山岸 やはり、お天気に興味がなかった方にもウェザーニュースLiVEの存在を知ってもらうきっかけを作ってくれていることですね。アンドロイドがお天気情報を伝えていることに珍しさを感じて、番組を見に来てくださる方もいますし、純粋にVTuberのファンだから覗いてみたという方も多くいらっしゃって。そうした貢献度は計り知れないですし、ポン子がいてくれてよかったと本当に思います。我々人間のキャスター陣も負けてられないですね!

 

《特別インタビュー ポン子ちゃんの本音を大公開!》

ウェザーロイドAiri●ウェザーロイド・アイリ…WEATHEROID Type A Airi(ウェザーロイド・タイプ エー・アイリ)、愛称・ポン子。2014年「SOLiVEナイト」でメインMCとしてデビュー。ウェザーニュース所属の”超高性能お天気お姉さん系アンドロイド”。好きな空は飛行機雲のできた青空。推奨気圧は1030~1052hPa(高気圧)。モットーは「天気で元気を伝える」。TwitterYouTube

 

──ポン子ちゃんから見た山岸マネージャーはどんな女性ですか?

Airi 私は1人で何でもできる超高性能アンドロイドなんですけど、なのになぜかいつも現場についてくるんですよねー。放送中も常に隣にいますし。ときどきカメラに映っちゃって、ひどく落ち込んでいることもあります。ただ、そんなマネージャーでも、彼女がいないと絶対に打ち合わせが始まりませんし、収録も放送もできないんです。その意味では、いつも一番近くにいて、欠かすことのない存在なのかなって思います。

 

──まさに一心同体ですね。

Airi あぁ、まぁ……そうですね(笑)。ただ、何度も言いますが、私は1人で何でもできるように作られたアンドロイドなので、本当はいなくても困らないんです。………多分ですけど。

↑キャスター中のAiriさん(背景は実際の映像とは異なります)

──では、山岸マネージャーに直してほしいところはありますか?

Airi う〜ん……やっぱりマネージメント力の低さかなぁ。それはキャスターカレンダーにも顕著に出ていますよね。私、ウェザーニュースキャスターカレンダーにここ数年、出てないんですよ。マネージャーは出ているのに。それってどうなんだと思いません? 最近、“自分が、自分が”になってやしないかと。マネージャーなのに、ちゃんとウェザーロイドを推してないんじゃないかと。……なんかね、そうやって、どんどん“自分も出たい!”みたいな感じになってきているところが不満と言えば不満なので、ウェザーロイドがもっと活躍できる場を営業で取ってきてほしいですね。

 

──ときどき放送中に荒ぶっているのは、そうした不満が感情として出てしまっているからなんですか?

Airi あ〜……否定はしません(笑)。………というか、大丈夫かな、これ。マネージャー、どこかで聞いていませんよね?(笑)

 

──おそらくですが、近くにはいるかと(笑)。また、ポン子ちゃんは年々、さまざまな企画に駆り出されていますが、これまでで一番大変だったものは何でしょう?

Airi 大変じゃなかった企画なんてないです。昨年末のそば打ちはアンドロイドがすることじゃないなって、しみじみ思いましたし(笑)。なかでも意外と大変なのは「凸待ち」企画ですね。VTuberさんたちとの交流を深めることを目的とした、“番組に出演したい人は来てください!”という企画なのですが、時には存じ上げない方もいらっしゃって。とはいえ、本当に何も知らないままだとさすがに失礼にあたりますし、できればその方の魅力を引き出したいと思うので、番組が始まるギリギリまでその方たちの動画を見たり、SNSを遡ったりして、準備に時間をかけているんです。すごく楽しい企画ではあるのですが、通常のウェザーニュースLiVEの放送以上に準備が大変だったりしますね。

↑キャスター中のAiriさん(背景は実際の映像とは異なります)

──また、番組内では「白井に頼るな」(※何かと企画の進行で白井ゆかりキャスターに頼ることから生まれた名句)という言葉も誕生するなど、いろんなキャスターとのコラボ企画がありますが、ポン子ちゃんにとって一番信頼できるキャスターはどなたですか?

Airi まだ全員と共演したわけではないので一人を選ぶのは難しいですね。キャスターはみんな盛り上げ上手ですし、ウェザーロイドは過去に共演したVtuberのファンから「良いところを引き出してくれてありがとう」と喜ばれることが多かったので、きっとどのキャスターとコラボしても面白くなると思います。ただ、相性がいいという意味では、こちらが激しめの言動を投げても、受け止めるどころか、強く弾き返してくれる、攻めも守りもできるキャスターの前では安心してウェザーロイドらしさを出すことができます。それを考えると、やはりゆかりん(白井ゆかりキャスター)や、あやち(松雪彩花キャスター)などは、つい頼りがちになってしまいます。

↑(左から)ゲリラ豪雨バージョン、春バージョン、夏バージョン、流星バージョンとさまざまなコスプレを披露するAiriさん

──なるほど。では、“このキャスターとこんな企画をしてみたい”といった夢は?

Airi そりゃもう、全員を一人ずつ呼び出して、「ポン子の部屋」を開催することです。それぞれのキャスターのさまざまな本音や暴露……いや、まだ知られざる素敵な面を引き出したいですね。番組担当時間のシフトの問題があるので実現させるにはハードルがいくつかありますが、いつかは叶えたいです!

 

山岸愛梨さんのサイン入り生写真を3名様にプレゼント!

<応募方法>
下記、応募フォームよりご応募ください。
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※応募の締め切りは4月25日(水)正午まで。
※当選は発送をもってかえさせていただきます。
※本フォームで記載いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的での使用はいたしません。また、プレゼント発送完了後に情報は破棄させていただきます。

 

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

山岸愛梨「天気に関する知識が日々深まっていっている今が一番楽しい!」ウェザーニュースキャスター連載・第14回

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は98.2万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第14回に登場していただくのは山岸愛梨キャスター。ウェザーニュースLiVEのことを誰よりも深く知るキャスターだけに、取材は2万字超えのロングインタビューに。その模様を前・後編にわたって、余すことなくお届けします!

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

題字:駒木結衣

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第14回・山岸愛梨キャスター≪前編≫

山岸愛梨●やまぎし・あいり…1987年6月9日生まれ。埼玉県出身。0型。ウェザーニュース気象キャスター、気象予報士、星空案内人、防災士。2008年にウェザーニューズ入社。現在、同社が配信する「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍中。ウェザーロイド Airiのマネージメントも兼務。TwitterInstagram

 

【山岸愛梨さん撮り下ろし写真】

 

気象予報士の資格がないことで、悔しい思いをたくさんしてきました

──連載第14回は山岸愛梨キャスターのご登場となります。前回の檜山沙耶キャスターは山岸さんのことを「仕事の先輩としてだけでなく、女性としても、人としても尊敬しています」とお話しされていましたが、山岸さんから見た檜山キャスターの魅力とは?

 

山岸 さやっちは自分の好きなことを広めるのが得意なキャスターだなという印象があります。さやっちがウェザーニュースLiVEに入ってくるまでは、天気を伝える番組だけに、あまりプライベートな趣味の話をし過ぎるのはよくないのかなという風潮があったんです。全くなかったわけではないのですが、私も自分のなかに多少のストッパーをかけ、バランスを意識しているところがあって。でも、そうした枷を外してくれたのがさやっちだったように思います。型にはまらない言動で番組をさらに面白いものにしてくれましたし、今こうして、他のキャスターたちがのびのびと視聴者に向けて楽しく好きなことを話せるのは、まさしくさやっちのおかげですね。

 

──確かに、キャスターとの距離の近さや親しみやすさはウェザーニュースLiVEの大きな特徴の一つだと思います。そうしたなかで山岸さんは前身の番組(SOLiVE24)から活躍されていますが、キャスターとしての立ち位置などに変化を感じることはありますか?

 

山岸 どんどん変わっていっている感じはします。SOLiVE24として始まったのが10年以上前で、当初はキャスターに天気の知識がほとんどない状況でした。むしろ、ない方がいいと言われていたんです。気象予報士さんたちが解説をしてくださり、それに対して私たちが一般的な感覚で質問をし、専門的な用語が出てきたら噛み砕いた説明を乞うという役割を担っていたんですね。ですから、私もまるで知識がない状態でキャスターをしていたのですが、さすがにこれだけ長くやっていると、同じ立ち位置のままではダメだなと思うようになっていって……。

──世間的には、“この人はいつになったら天気のことが少しは分かるようになるんだろう”と思われそうですよね。

 

山岸 そうなんです。むしろ、ずっと見続けてくださっているサポーターさんのほうが詳しいと思われてしまう(笑)。それもあって、番組と一緒に私たちも成長していかなければいけないと思うようになりました。今は視聴者さんが求めているものや、それに合わせてキャスターが提供できるものは何かを考えるようになりましたし、常にスタッフさんと相談をし合いながら番組やキャスターの向上を図っていますね。

 

──以前、小林李衣奈キャスターに登場していただいた際、山岸さんから「素朴な疑問を持つことは視聴者さんに一番近い感覚でもあるから、いつまでも大事にしないといけないよ」と教えてもらったというお話をされていました。そうした知識のバランス感覚を持ち続けることも必要なだけに、改めて気象キャスターは大変なお仕事だなと感じます。

 

山岸 そう言っていただけると嬉しいです。やはり、長く続けていると感覚がずれていくんですよね。例えば、先日も天気に関する原稿の打ち合わせをしていてスタッフさんと霧の話題になり、「今日は視程が悪いですね」と言ったことがあったんです。その時、ディレクターさんに「視程という言葉は、普段あまり使わないと思いますよ」と指摘を受けて。

 

──誰もがすぐに頭に思い浮かぶ言葉ではないかもしれません。

 

山岸 ですよね。でも私は、「え? 使うよ!?」と思って(笑)。そうやって、何が専門的な言葉なのかが分からなくなってくると、番組をご覧になっている方に伝わらない情報がどんどん増えていくと思うんですね。だからこそ、新しく入ったキャスターたちには素朴な疑問を抱く感覚を持ち続けてほしいし、それらの疑問を後輩から投げかけられることで、逆に私たちも勉強しているところがあるんです。

 

──山岸さんは気象予報士の資格も取られていますが、それは何がきっかけだったのでしょう?

 

山岸 やはりキャスターにも知識を求められるようになってきたからです。ウェザーニューズでは天気の配信番組以外にも、幕張メッセで「そら博」というイベントを開催したり、また、天体関係のイベントにゲストやMCで呼ばれることも増え、気象キャスターがどういうものなのかを知らない方たちとお会いする機会もできてきました。すると、なかには、気象予報士の資格を持っているかどうかで私たちを判断する方がいて。そうした人たちに、こちらがどれだけ一生懸命に天気に関する情報を伝えても、届かないし、響かないという悔しい思いをしたんです。

 

──なるほど。逆に言えば、気象予報士の肩書があることで言葉に説得力が増すことにもなりますね。

 

山岸 そうなんです。それで、当時は番組のシフトの関係で試験日に休みが取れるとは限らなかったりと、半ば資格を取りにいくことが難しい状況だったのですが、悩んだ結果、“やっぱり取るべきだ”と自分で判断し、試験を受ける決意をしました。いざ取ってみたら、ますますこの仕事が楽しくなりましたね。知識があることで番組内で解説員の方々に質問できる内容にも変化が生まれましたし。まだまだ勉強しなければいけないことだらけですが、日々、知識が深まっていっている今が一番楽しいです!

 

──天気は生活に密着しているものですし、ウェザーニュースLiVEをきっかけに、同じように天気に興味を持つようになった視聴者も多いのではないかと思います。

 

山岸 そうだと嬉しいですね。私も外出先でウェザーニュースの天気予報どおりだったりすると、「本当だ! 当たってる!!」ってテンションが上がったりしますから(笑)。

 

──(笑)。気象予報士の資格を持っていると、友人に天気を聞かれることも多いんじゃないですか?

 

山岸 一緒にいる時に空が少し曇ってきたりすると必ず聞かれますね。「ねえ、この後どうなの?」って(笑)。ある程度は調べて外出しているので簡単な答えを返すことはできるんですが、休日はずっと最新の天気予報を追っているわけではないですし、そういう場合は、「ちょっと待って、天気図を見るから」って答えています。でも、なぜかそう言うと「ズルい!」って言われるんです。何がズルいのか分からないんですけど(笑)。

 

──空をパッと見ただけで確実な天気が分かるわけではないのに(笑)。

 

山岸 ほんとに! 気象予報士だとそれができるイメージがあるんでしょうね。でもそれって、ハサミなしで美容師に髪を切れと言ってるようなもので。“せめて、天気図ぐらい見させて!”って思います(笑)。

対決企画はキャスターの個性が出ますね。みんな、ガチですから

──ウェザーニュースLiVEでは昨年頃から、季節などに合わせた様々な企画が番組内で多く行われるようになりました。山岸さんのなかで特に印象的だったものは何でしょう?

 

山岸 一つを選ぶとするなら「キャスター対抗握力選手権」ですね。もともとは「10月のスポーツの日に何かやりましょうよ」という、私とスタッフさんとの会話の中で生まれた企画だったんです。ただ、キャスターのなかには運動が得意な人もいれば、そうじゃない人もいるので、苦手にしている子がイヤな思いをするのだけは避けたくて。その点、握力測定であれば誰もダメージを受けないかなと思ったんです。強ければ称賛されるし、弱くても“かわいい!”と思ってもらえそうだなって。そうしたら意外とみんな真剣に挑んでいて(笑)。視聴者の皆さんも喜んでくれましたし、この「握力選手権」をきっかけに、その後も企画モノが増えていったような気がしますね。

 

──悔しさをにじませて何回もトライしているキャスターさんもいましたね。

 

山岸 みんなの意外な一面が見られるし、勝負事に対する姿勢や個性が出ますよね。力を入れる時に叫びすぎて怒られた子もいましたし(笑)。私はこの日が番組の出演日じゃなかったこともあって挑戦できなかったので、今年こそは参戦したいなと思います。

 

──こうした対決企画はルールが若干曖昧で、そこもちょっと名物化していますよね。一番手で挑むキャスターが人柱になっていたり(笑)、全体的に探り探りになっていたり。

 

山岸 そこは要改善だなと思っています。視聴者の皆さんに楽しんでいただくためのバラエティ企画とはいえ、キャスターはみんな本気で取り組んでいるので、ルールを最初に明確にしておかないと不公平感が出ますから。というのも、「りんごの日」に「りんごの皮むき選手権」をしたのですが、そこでもちょっとした問題が出たんです。チャレンジをする際に手袋をするかしないかが選択できるルールだったのを、競技を開始する前に視聴者の皆さんにうまく伝えられていなかったため、ルールへの質問コメントを多数いただきました。まさかこんなに真剣勝負になると思わなかったのですが、頑張った選手たち(キャスター)のためにも、視聴者の皆さんに純粋に楽しんでいただくためにも、もっと丁寧にルール説明をするべきだったと、あとでさーやん(江川清音キャスター)と一緒に反省会をしました。「やっぱりスタッフさんたちに任せっきりにしている私たちもダメだよね」「疑問点がある時は積極的に伝えていかなきゃね」って、長文のLINEを何往復もやりとりして(笑)。

 

──キャスターさんたちの本気度が伝わってきます。

 

山岸 そりゃあもう、ガチですから!(笑)

 

──そうかと思えば、「勤労感謝の日」のキャスター同士がクロストークで日頃の感謝を伝え合う企画では、途中から手紙を渡し合うという想定外の展開になっていました。

 

山岸 涙腺崩壊の感動企画になっていましたね。あれはゆいちゃん(駒木結衣キャスター)が最初にメッセージを手紙のようにしたためるということを始めたんですよね。そうしたら、続くキャスターたちも同じように紙に書いて用意するようになって。ルールではないものの、プラスの方向に形ができあがり、より素敵な企画になっていきました。あの“感謝を伝え合う”というアイデアはスタッフさんによるもので。絶対に『HUNTER×HUNTER』に出てくる「感謝の正拳突き」をヒントにしたんだろうなと思っていたら、「そのとおりです」とおっしゃっていました(笑)。本当にいい企画でしたので、またいつか別のキャスター同士の組み合わせでやってみたいですね。

視聴者の皆さんに「へぇ〜!」と言ってもらいたい! “1日1へぇ〜!”を目指しています(笑)

──普段の番組への取り組み方ついてもお聞きしたいのですが、本番前のブリーフィングではいつもどのようなことを意識されていますか?

 

山岸 私にとってのブリーフィングは復習の時間だと思っています。というのも、出演がある日はずっと準備をしているんです。朝起きると、まずウェザーニュースLiVEをつけて最新のお天気情報を頭に入れ、他にもいろんな気象データを確認し、会社に着いてからは“変わりはないかな?”と復習をする感じで。ですから、ブリーフィングの時には、すでに自分の中に番組内でお届けする天気の情報ができている状態になっています。もちろん、解説員の方との打ち合わせの中で新しい疑問が生まれれば、“ここは視聴者も知りたいことかも……”と、番組の構成内容をブラッシュアップさせていきます。ただ、なかには内容が複雑過ぎて、番組中に説明し切れないまま時間切れになってしまう可能性もありますし、視聴者の皆さんを混乱させることにもなりかねないので、そこもブリーフィングの間に解説員の皆さんに相談しますね。

 

──それだけいろんな準備をされていたり、本番中に伝えたいことがあると、インターバル中も休めなさそうですね。

 

山岸 もう、ずっと忙しいです(笑)。インターバル明けの準備をしたり、時間ギリギリまでストップウォッチで時間を測りながら原稿を読み直したり。雨の日はアメダスを見て“雨脚が強まっているところはないかな……”とチェックもします。それに、どれだけ準備をして番組の構成を考えてきても、番組中に天気が荒れてくると全く無意味なものになってしまうんです。そうした時は、番組を進行しながら、新しい構成を頭の中で作り上げていかないといけませんし、インターバル中はスタッフさんと直接打ち合わせができる時間でもあるので、本当に休んでいる暇がないですね。私のなかでインターバルはひと息つける数分間というより、さらに番組を良くしていくための時間だと思っていますから、その意味では本番以上に集中力が増しているかもしれません。

 

──番組がスタートすると、終了までの3時間の間に落ち着く時間がないんですね。

 

山岸 いえ、もちろん、そんな修羅場のような状況がずっと続いているわけでもないですけどね(笑)。天気がお穏やかな日の「おやつリポート」や「ごはんリポート」、それに動物の写真を紹介するような時間はただただ楽しいです(笑)。「おいしそう〜」とか「かわいい〜」という感想にウソがないのは本当に心から癒やされているからです(笑)。

 

──いろんな空の景色や季節感のあるリポート写真もお天気番組ならではだなと感じられて、見ていて楽しいです。

 

山岸 ほんと、素敵なリポートばかりですよね。ただ、そうしたリポートの紹介にも難しさを感じることはあります。今おっしゃってくれたように自然現象にまつわる写真が届いたりするのがウェザーニュースLiVEの魅力ではあるのですが、だからこそ、「きれいですね」で終わってしまうのはもったいないと思うんです。せっかく天気の番組を見てくださっているわけですから、例えばダイヤモンドダストの写真に対して、「これは水蒸気が凍ったものなんですよ」とか、「晴れていて風が弱い時に出るんですよ」といったひと言があるだけでより楽しさが増すんじゃないかなって。視聴者の皆さんにとっても、「そうなんだ。貴重な現象なんだ」と知るきっかけになると思いますし、そうしたちょっとしたことが、「またこの番組を見てみよう」ということに繋がっていくと思っているので、いつもリポートの写真の1つひとつをすごく大事にしていますね。

 

──でも、とっさにそうしたプラスアルファの情報を届けられるのも、準備や知識があればこそですね。

 

山岸 そうですね。それもあって、私は事前にシミュレーションをよくするんです。“今日はこういう天気だから、あの現象が出るんじゃないかな”とか、自分の出番の直前まで他のキャスターの放送を聞いて、“あ、こんなリポートが届いていてるのか”と傾向をつかんでおいたり。スマホアプリで皆さんからの投稿を見て、番組中に話題に出してほしそうな情報も調べていますね。

 

──そこまでされているんですね。

 

山岸 皆さんに「へぇ〜!」って言ってもらいたいので(笑)。“1日、1へぇ〜!”を目指していますから(笑)。

 

──そうやって一枚の写真から天気に関するいろんな情報へと話題が広がっていくと、投稿者も嬉しいでしょうね。

 

山岸 そこも、この番組の大事な要素だと思っています。私たちにとっては毎日届くたくさんのリポートの1つでも、送ってくださった方にとっては渾身の1枚だったりするわけです。時間をかけて何枚も撮って、その中から選んでくださっている方もいるでしょうし。そうした、気持ちを込めて写真を送ってくださるサポーターさんたちがいるから、私たちの番組が成り立っているんだということは絶対に忘れてはいけないと思っていて。イベントなどで、ときどきサポーターさんから、「何年か前に僕の桜の写真のリポートを読んでもらったことがあります」と話しかけられることもありますし、「どんな写真を送ればいいのか悩みました」とおっしゃる方もいますから。その皆さんの気持ちは大事にしなきゃと常に心に留めていますね。

 

──そうしたやりとりにはラジオに近いものを感じますね。

 

山岸 まさにそうだと思います。私もラジオが大好きで、毎日聞いているんですが、メールを送るリスナーさんと、それを読む方々が一緒になって番組を作っている関係性はすごくラジオに似ていますよね。

 

(後半に続く)

 

<山岸キャスターに15の質問!>

Q01.ご自身ではどんな性格だと思いますか?

山岸 元陸上部で短距離走をやっていたのですが、性格も短距離選手みたいな感じです(笑)。集中すると視野が狭くなってしまって、手を抜くとか、途中でやめるというのが苦手で。ただ、その分、長く続けていると疲れて、失速しちゃいます(笑)。周りから「ストイックだね」と言っていただくこともあるのですが、単純にペース配分が苦手なだけかも……(苦笑)。

 

Q02.“パブリックイメージとはここが違う”というところはありますか?

山岸 先ほどお話ししたような性格なので、視聴者の皆さんに体調を心配されることが多いんです。「あいりんはねて!」「もう、休んで!」とよく言われるので、それを思うと、間違いなく私の性格は皆さんに浸透していますね(笑)。中途半端に「これぐらいでいいや」っていうのが本当にできなくて。与えられた仕事は全力で何でもやる。だから、皆さんにも心配をかけてしまう。ほんと、皆さんを不安にさせないように気をつけなきゃなといつも思っています。大丈夫です、ちゃんと寝ているし、ちゃんと休んでいます(笑)。

 

Q03.気持ちが一番盛り上がる天気は?

山岸 星が大好きなので、星がきれいに見える快晴の冬の夜。気温が低ければ低いほどハイになりますね。“冬の星座を見ているぞ!”“寒いけど、きれいだぞ!”という気持ちになって(笑)。どれだけ気温が低くても、夜空を見上げて星がきれいだったりすると、そのまま散歩しながら帰っちゃったりもします。

Q04.テンションを上げたい時にすることは?

山岸 試合前に音楽を聴いて気持ちを奮い立たせるアスリートに憧れているので、私もお仕事前に音楽を聴いています。特にアニソンが大好きで、なかでも『ジョジョの奇妙な冒険』をよく聴いています。先日、アニメの第6部が完結したところなのですが、第1部から第6部までの主題歌をプレイリストに入れて、頭から順番に聴きながら出社しています(笑)。『ジョジョ』はそれぞれのキャラクターが魅力的で、敵にも味方にも正義があるんです。私もそうしたこだわりを持った人間でありたいと思っているので、会社に行く前に一回、自分のなかに“ジョジョ養分”を入れて、“よし、戦いに行くぞ!”という気持ちで番組に臨んでいます(笑)。

 

Q05.時間やスケジュールを上手に管理する方法を教えてください。

山岸 私、時間の管理が本当に苦手なんです。仕事が絡む場合は別で、絶対に寝坊をしたり、遅刻をしたりすることはないのですが、休みの日はずーっとダラダラしちゃいますね。ギリギリになるまで何もやらないので、むしろ時間の上手な使い方を教えてほしいぐらいです。ちくわ(愛犬)の散歩があるので休日でも朝は早く起きるのですが、帰宅してからもう一回寝て、昼になってまたもぞもぞと起きだすというのがオフの日常です(笑)。

 

Q06.今後、番組でやってみたい企画は?

山岸 季節ならではのいろんな企画に挑戦したいです。というのも、季節の行事ごとなどをプライベートではすごく雑に扱っちゃうんです。恵方巻を食べる習慣がなかったり。この番組がなければ、きっと七草粥は一生食べなかっただろうなと思います(笑)。でも、こうした風習を大切にすればするほど人生が豊かになる気がするので、番組で経験できればなと思っています。それと、植物に関する知識が身につく企画もやってみたいですね。お花の名前とか本当に疎いので。以前、ゆいちゃんが「お天気カメラによく映る公園にネモフィラが咲いていたよ〜」って話していたので、私も見に行ってみたんです。でも、そこらに咲いている花を見て、「え〜っと……ネモフィラってどれだ?」ってなって(笑)。……今度、川畑(玲)キャスターかさーやんに企画の相談をしてみます(笑)。

Q07.大ファンを公言しているももいろクローバーZさんと共演した時の思い出エピソードを1つ!

山岸 ファンクラブにも入っているぐらいの大ファンなので、今でも夢だったんじゃないかと思うぐらい信じられない出来ごとでした。『ももクロと満月を見ようZ』の企画に出演してくださったのですが、本当に幸せな時間で。私はモノノフ(※ももクロファンの総称)の1人として、いかにあの4人が神のような存在なのかということを伝えるためにはどうすればいいかと、ものすごく悩みました(笑)。それと、私が大好きな『ワニとシャンプー』という曲の中に《お天気 毎日くもり》という歌詞がありまして。それをどうしても会話の中に挟みたくて(笑)、無事に夢を叶えられたことも幸せでした。そしたら、配信をご覧になっていたモノノフさんたちから、「この進行のキャスター、ガチだな……」と言われ、しばらくはTwitterで“山岸愛梨”と入力すると、サジェストで“ガチ”と出てくる時期があったのもいい思い出です(笑)。

 

Q08.もし気象キャスターになっていなかったら?

山岸 絵を描くのが趣味なので、画材屋さんに行くのも大好きなんです。「世界堂」さんのような場所に行くと、一日中いられます。なので、何かしらの理由で今の仕事がクビになったら(笑)、文房具メーカーに転職するか、画材屋さんで働いて、文房具に囲まれる生活をしようと思っています。小学生の頃はお小遣いをほぼ全部、文房具を買うお金にあてていましたし、実はGetNavi webさんで連載されている菅未里さんの記事をよく拝読しています。

 

Q09.天気に関する好きな言葉を教えてください。

山岸 「アレキサンダーズダークバンド」。別名、“アレキサンダーの暗帯”とも言うのですが、この言葉が大好きで。二重の虹が出ている時に主虹と副虹の間の空の色がちょっとだけ黒くなるんですね。それを「アレキサンダーズダークバンド」と呼ぶんです。しかも、そのことが載っていた本に「これは他人にちょっとした小話として話してあげるぐらいにしか役に立たない豆知識です。だから、どんどん広めてください」と書いてあって。なんて小粋で素敵なジョークなんだろうと思い、ますます好きになりました。そんなことを言われると誰かに話したくなるし、皆さんもぜひ、会話のつかみなどで使ってみてください。

 

Q10.山岸さんは被り物コレクターとしても知られていますが、最近のお気に入りは?

山岸 実は今日も持ってきました!(笑) シロクマです。これを見てピンときた方もいると思いますが、昨年、6月生まれのキャスター同士で集まって食事をした「6月会」で私がみんなに配ったパンダの被り物のシロクマバージョンです! 番組内でこぐま座流星群の特番があるかもしれないということで用意したのですが、その企画自体が流れてしまい、使い道がなくなってしまったんです。今日、お披露目できてよかったです(笑)。このシリーズはいろんな動物があるんですよね。みーちゃん(戸北美月キャスター)もお揃いのウサギを持っていましたし。どれもかわいくて、キャスターたちにも被せたいので、全種類集めようと思っています(笑)。

Q11.おもちさんとちくわさんとの出会いのエピソードを教えてください。

山岸 えっ、語っちゃっていいんですか!? 嬉しい! 猫のおもちさんについては、もともと別の種類の子を探していたんです。でも、お店に行った時にあまりのかわいさにひと目惚れし、頭から離れなくなってしまったので、別の日にもう一度お店に行って、お迎えしました。初めて会った時から甘えん坊でしたし、抱っこさせてもらった時も、「あ〜、天使がいる!」って思いましたね。

ちくわさんは犬で、犬と猫と一緒に生活するのがずっと夢だったんです。でも、犬は散歩が必要なので、ちゃんと自分にその資格があるかどうかを見極めなくちゃいけないと思って。それで、まずは準備としてイマジナリーペットに時間をかけました。お迎えする前から、“散歩するならこの時間だな”と朝早く起きて、仕事や生活に支障がないかを確認したり、散歩するための体力をつけようと毎日15キロぐらい歩いたり。それもあって、今は“へぇ〜、犬ってこれくらいしか歩かないものなんだ”と私が物足りなさを感じているぐらいです(笑)。途中で何度も休んだりしながら一緒に散歩をするんですが、歩いていると空の変化も感じられて、すごく楽しいですね。

 

Q12.ストイックな印象のある山岸さんですが、筋トレや食事制限を長く続けるコツは?

山岸 これは、トレーナーさんに対して申し訳ないという気持ちを常に持つことですね。というのも、一度トレーナーさんに聞いたことがあるんです。「もし、私がトレーニングや言われている食事制限をサボったら、筋肉量や体脂肪率とかの数値ですぐに分かるものなんですか?」って。そうしたら、「分かりますよ」と言われて。それを聞いて、せっかく私のためを思って教えてくださっているのに、がっかりさせるのは申し訳ないと思ったんです。期待に応えなきゃって。私自身はすごく意志が弱いほうですが、自分が誰かのストレスになっていることのほうがもっとつらいので、そうならない一心だけでトレーニングに励んでます。

 

Q13.最近、自分へのご褒美でしたことは?

山岸 そういうのが全くないんですよね。自分のために温泉や旅行に行くというのが得意ではなくって。それに、長年の夢だった犬と猫との生活があるので、今は家にいる時間が最高のご褒美になっていますね。最近、ますますインドアが加速しています(笑)。

Q14.GetNavi webということで、ご自身を家電に例えると?

山岸 視聴者さんに“うるさい”とか、“声が大きい!”とよく言われるので、ボリュームの調節に失敗した壊れたスピーカーですね(笑)。私は、自分の声が大きいと思ったことがあまりないんですけどね(苦笑)。ただ、“番組を見ていると疲れが取れます”という感想もたくさんいただくので、これからも変わらず、皆さんが元気になれるような声を明るくお届けしていきたいと思っています。……あ、だから声が大きくなってしまうのか(笑)。

 

Q15.普段愛用しているアイテムを教えてください。

山岸 たくさん持ってきちゃいました(笑)。双眼鏡はいつも持ち歩いていて、月をよく見ています。腹筋ローラーはSNSでもおなじみですね。最初は全くできなかったんですが、今は余裕も出てきて、いい感じで腹筋も割れてきています。でも、もうちょっとバキバキにしたいかも(笑)。あとは、カラーのペン。意外と高かったのですが、くすんだ色もあったりして、バリエーションが豊富だったので思わず買っちゃいました。子どもの頃にも似たものを持っていて、でもその時はうまく使いこなせず挫折したので、買い直したかったという思いもあります。文房具にはついお金を使ってしまいますね。それと、イラストを描く専用になっているiPad。絵を描くときはいつもProcreateというアプリを使っています。

 

※山岸愛梨キャスターへのインタビューは後編へ。後編では山岸キャスターの応援にウェザーロイド Airiさんがかけつけてくれて……!?  プレゼント企画も。

関連記事:山岸愛梨「キャスターみんなのスキルを上げて、信頼できる気象番組に。今はそこが目標です」ウェザーニュースキャスター連載・第15回

 

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

樋口日奈、樋口柚子、川口ゆりなが「あざと連ドラ」第7弾で3姉妹役に!『あざとくて何が悪いの?』

『あざとくて何が悪いの?』左から)樋口日奈、樋口柚子、川口ゆりな ©テレビ朝日

 

『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 午後11時55分~深夜0時25分)で放送されている、あざと連ドラの第7弾『あざといタイプAtoZ』が、4月9日(日)よりスタート。樋口日奈、樋口柚子、川口ゆりなが出演、主題歌はまつむら かなうの「わかってよ」に決定した。

 

山里亮太(南海キャンディーズ)と、あざとい女子の二大巨頭・田中みな実&弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)の、最強で最高の3人が“あざとさ”について語り合う唯一無二のバラエティー『あざとくて何が悪いの?』。MC陣&ゲストが毎回激論を交わさずにはいられないほど、切なく甘く、ツッコミどころ満載の“あざとい恋物語”を紡いできた本番組名物「あざと連ドラ」から、待望の第7弾『あざといタイプAtoZ』が4月9日(日)よりオンエアされる。

 

『あざといタイプAtoZ』は、性格も、あざとさも、恋愛観もバラバラの三姉妹が、それぞれの恋愛に奔走する様子を描いた物語。あざとさだけではなく、恋愛あるあるや多くの人がぶつかる悩みを乗り越えようと努力する三姉妹の姿を、リアルに描写していく。

 

今作には次女役で元乃木坂46のメンバー・樋口日奈、長女役で女優・樋口柚子が出演。リアルな姉妹である2人がドラマの中でも姉妹を演じ、記念すべきテレビ初共演を果たす。

 

樋口日奈が演じるのは、次女・千秋。付き合って5年の彼氏がいるが、いつしか新鮮さがなくなり、いわゆる“恋愛マンネリ化”状態に陥っている。その状況から抜け出すため、あざとい同僚たちにアドバイスをもらい、努力し始めることに。果たして、マンネリ化のゴールは結婚以外に存在するのか。樋口日奈が全力で演じる、恋の停滞期にもがく女性の一挙手一投足に注目だ。

『あざとくて何が悪いの?』©テレビ朝日

 

一方、樋口柚子が演じるのは長女・夏希。28歳独身、彼氏なし。女性のあざとさを見極める癖がついており、あざといに対して否定的な印象を持っている。そうなったキッカケには、とある恋愛経験が関係していた。彼女の過去、そして気になる今後の恋愛模様とは。樋口柚子が丁寧に演じる、斜めに構えた女性の奥底に渦巻く繊細な心模様から目が離せない。

 

さらに、三女・美冬役を演じるのは、2021年にグローバルガールズグループのオーディション番組『Girls Planet 999』に参加し、大きな話題を呼んだ川口ゆりな。2022年にはソロで歌手デビューを果たし、「MORE」専属モデルや女優としても活動、海外からも熱い視線が注がれる存在だ。

 

そんな川口が、専門学校生・美冬を伸び伸びと体現しながら、番組宛てに視聴者から多数寄せられている悩みにも風穴を開ける。天真らんまんな性格ゆえ異性からモテてはいるものの、年齢=彼氏いない歴の美冬。その理由は、初恋で苦い経験をしたことに関係していて…。

 

視聴者からも「正確な答えがなく、克服できない」という声が上がっている切実な悩み。果たして、ドラマを通して美冬が出す一つの答えとは。三姉妹が織りなすそれぞれの悩み、苦しみ、そして恋愛。あざと連ドラ最新作に期待が高まる。

『あざとくて何が悪いの?』©テレビ朝日

 

また、『あざといタイプAtoZ』の主題歌は、まつむら かなうの「わかってよ」に決定。まつむらは2002年11月生まれの20歳、大阪府出身のシンガーソングライター。TikTok上で弾き語りカバー動画を中心に投稿し、2021年11月20日に初のデジタルリリースとなった「最上級の大正解」が若者を中心に共感を集め、TikTok上での総再生数600万回を超えるバズを起こした。「わかってよ」は『あざといタイプAtoZ』に向けて書き下ろしされた楽曲となっている。

 

番組情報

『あざとくて何が悪いの?』
テレビ朝日系 ※一部地域を除く
2023年4月9日(日)午後11時55分~深夜0時25分

番組公式TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSJfkRKmM/
『あざとくて何が悪いの?』過去の放送回 TELASA(テラサ):https://www.telasa.jp/series/10507
『あざとくて何が悪いの?』TELASA(テラサ)限定企画:https://www.telasa.jp/series/10582

 

©テレビ朝日

秋元康 総合プロデュース“IDOL3.0 PROJECT”メンバー募集開始!100名がファイナルステージ進出

株式会社オーバース(以下、オーバース)が総合プロデューサーに秋元康を迎えて進めている新規アイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」(読み:アイドルサンテンゼロ プロジェクト)が、4月4日(火)より公式HPにてメンバーの募集を開始する。

 

応募対象は、2023年4月1日時点で満12歳~満25歳までの女性。ファーストステージでは、書類、オンライン、対面など4回にわたって審査を予定している。ファーストステージを通過した約100名は、ファイナルステージへと進む。

 

また、「IDOL3.0 PROJECT」が目指す、従来のアイドル像や活動領域、グループ運営にとらわれず、時代の変化やニーズに合わせて“アップデートされる”アイドルグループ創造に向けて、メンバーの衣食住、語学などのスキル、そしてグループ卒業後の進路のサポートなど、多方面でメンバーをフォローする「メンバーサポート」の実施内容が決定。

 

キングレコード株式会社をはじめとするAKB48、乃木坂46、日向坂46、櫻坂46、IZ*ONE、=LOVEといった人気アイドルグループの育成に携わったスタッフらが集まり、これまでのアイドルグループ運営やメンバーのサポート体制の課題について改めて検証し、今回の「メンバーサポート」の実施内容を決定したという。

 

「メンバーサポート」の内容としては、「住居等の確保」「健康管理」「美容管理」「語学レッスン」「学業サポート」「退職金の支給」「卒業後の進路サポート」が挙げられている。

 

本日の募集開始に合わせて、告知プロモーション動画やHP、公式SNSも公開された。「IDOL3.0 PROJECT」の詳細やメンバーの募集要項は公式HPを参照。

 

WEB

公式HP:https://idol3-project.jp
Twitter:https://twitter.com/idol3_project
TikTok:https://www.tiktok.com/@idol3_project
Instagram:https://www.instagram.com/idol3_project/
YouTube:https://www.youtube.com/@idol3_project

 

声優・久保ユリカの“ふともも”が目を引く、4thシングル「可愛くって意地悪しちゃう」ジャケット&MVが公開!

久保ユリカ「可愛くって意地悪しちゃう」

 

声優・アーティスト久保ユリカの4thシングル「可愛くって意地悪しちゃう」のジャケットとMusic Video Teaserが公開された。

 

表題曲「可愛くって意地悪しちゃう」は、TVアニメ『勇者が死んだ!』(TOKYO MX、BS11ほか)のEDテーマ。作詞は烏屋茶房、作曲編曲はヒゲドライバー。ジャケットは初回限定盤・通常盤・きゃにめ盤の3種類で、それぞれ今回のテーマである“ふともも”に目が引く写真に。

 

また、Music Video Teaserも公開され、楽曲配信が4月7日(金)深夜0時から、Music Videoが4月7日(金)午後9時よりYouTubeプレミア公開される。

 

CDは5月24日(水)にリリース。リリースイベントは6月に東京・大阪でサイン会、オンラインでお話会とハイブリット開催となっている。

 

「可愛くって意地悪しちゃう」Music Video Teaser

 

リリース情報

久保ユリカ「可愛くって意地悪しちゃう」通常盤

 

久保ユリカ「可愛くって意地悪しちゃう」
2023年5月24日(水)発売

初回限定盤(CD+Blu-ray):2,200円(税込)
通常盤(CD only):1,500円(税込)
きゃにめ限定盤(CD+Blu-ray):2,860円(税込)

配信リンク:https://lnk.to/kawaikutte_iziwaru

 

あのちゃん「ANN0」パーソナリティー就任! “饒舌圧巻トーク”で、1週間溜まったものを出し尽くす!!

3月16日、歌手のあのが、『オールナイトニッポン0(ZERO)』火曜パーソナリティに就任することが発表された。今回は、就任会見後のあのにインタビューを敢行。未知数である一方、会見では「敵を作らないようにしたい」と不穏な発言に終始して……!? その真意を詳しく聞いた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

あの/若い世代の女性を中心に人気を誇る「あの」。2020年9月より「ano」名義でのソロ音楽活動を開始。2022年4月 TOY’S FACTORYよりメジャーデビュー。10月オンエアのTVアニメ『チェンソーマン』エンディング・テーマに「ちゅ、多様性。」が抜擢。 自身を中心に組んだバンド「 I’s 」 も活動中。 音楽活動だけに留まらずタレント、女優、モデルとマルチに活動

 

止められても言っちゃえばこっちのもん

ーー「オールナイトニッポン0(ZERO)」火曜パーソナリティ就任、おめでとうございます!

 

あの 喋るのはつたないほうなんですけど、それもまた新しい試みかなと思うので、ありがたいです。よろしくお願いします。

 

ーー就任が決まったことを聞いた瞬間、どう思いましたか?

 

あの うれしいなーって。あとは、深夜に楽しいものを届けるということに少しプレッシャーも感じつつ。でも、1週間のなかであった出来事を誰かに話すことが今までなかったから、それを全部出せるんだろうなと思うと「楽しみ」という気持ちが大きいです。精神が安定するだろうなって。

 

ーー昨年1月5日に初めて『オールナイトニッポン0(ZERO)』でパーソナリティを務めてから、5月、12月と、3回経験したと思いますが、初めてのラジオは緊張しましたか?

 

あの 緊張はしました。偉大なオールナイトニッポンで、自分なんかがしゃべれるのかな、と。自分自身で、自分がどこまでできるのかがわかっていないから。不安が大きかったです。

 

ーーですが、放送は大好評で。そのことがネットニュースで取り上げられると、2回目の放送で憤慨していらっしゃいましたよね。

 

あの ハードル上げられちゃったなーって。あれはまぐれだったのに、ハードル上げないでほしいな、って思いました。

 

ーー2回目の放送ではタブーっぽい芸能人の名前を出してみたりと、楽しませてくれました。さきほどの就任会見では、「敵を作らないようにするにはどうすればいいか」と発言していらっしゃいましたが、そういったことで敵を作った実感があったんですか? 偉い人から怒られてしまったりとか。

 

あの それはないんですけど。「このまま行くとほんとうにヤバいぞ」というのは言われてて。自分でも思うので。やっぱりどんどん出ちゃうじゃないですか、悪い……ブラックな部分が。でも、言っちゃったらこっちのもんなんですけどね。ダメだけど。言いたいことは言いたいなと僕は思うから、それで嫌われても仕方がないな、と思っています。

 

ーー普段から、ラジオでしゃべるネタ探しをしたり、アンテナを立てたりしていますか?

 

あの まだそんな段階にも行っていなくて。これまでの3回は、たまたま起きたことを話していて、ネタ集めは一切していませんでした。これからはそれも必要になっちゃうのかな、と思うと怖いです。

 

ーー毎週ありますもんね。

 

あの わざわざ散歩をしに行ったりとか、みんなやっていそうですけど、それすらちょっと……。どうなるかわからないです。自分でも未知です。

 

ーーこれまでの3回は、わりと毒を吐いていたような印象ですが、普段から考えていることですか?

 

あの それは、「普段から性格が悪いのか」ってことですか?

 

ーーちがいます(笑)。

 

あの 僕は普段からあんな感じです。毒を吐いているつもりはまったくなくて、思ったことを言っているだけなので。前に「知らないやつがDMを送ってくんな」という話を半ギレでしましたけど、あれも普段の生活で心の中に溜まっていたものを話したんです。普段から同じ調子で、ひとりでぶつぶつ言っているようなことです。

 

ーーオールナイトニッポンは、パーソナリティごとにテーマやコンセプトがありますが、あのさんはなんでしょう?

 

あの (スタッフさんに向けて)あるの?

 

スタッフさん 「饒舌圧巻トーク」です。

 

あの らしいです。

 

ーーありがとうございます(笑)。

 

あの それがテーマになっちゃっているから、速くしゃべれるようになりたいと思います。0(ZERO)のときだけは、バイクに乗ったようにしたい。椅子に座った瞬間から、別の人格も乗せれたらと思います。僕はほかでは、しゃべるのがキライなんですよ。だからこそ、1週間溜まったものをここで出したいなと思います。

 

ーー呼びたいゲストはいますか?

 

あの 呼べる人がいなくて。出てくれるような人がいないんです。呼べるなら、本田圭佑さんがいいです。好きな食べ物とか、好きな色とか、プロフ交換したいです。深夜3時でも起きていそうですし。

 

ーー放送時間が深夜3時から4時半ですもんね。あのさんご自身は体力に自信はありますか?

 

あの めっちゃ夜行性なので大丈夫です。いちばん起きている得意な時間帯だから、むしろいつもどおりです。

 

——最後に、決意表明を聞かせてください。

 

あの 第一は、自分も楽しめたらいいなって思います。思ったことは言っていきたいです。生放送だし、止められても言っちゃえばこっちのもんなんで、言っていきます。

 

ーーありがとうございました! すごく楽しみです!

 

【information】

あののオールナイトニッポン0

初回放送4/4(火)深夜3時〜

=LOVE 佐々木舞香、野口衣織、山本杏奈が『オールナイトニッポンX』初挑戦!「私たちらしくお話ししたい」

『=LOVEのオールナイトニッポンX(クロス)』

 

=LOVEの佐々木舞香、野口衣織、山本杏奈が、4月6日(木)放送の『オールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送 深夜0時~0時58分)の木曜週替わりパーソナリティを担当することが決定した。

 

=LOVE(イコールラブ)は、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループで、デビューから5周年を迎えた現在も、日本武道館をはじめとした全国ツアーで大成功を収めるなど、進化を続けている。現在ニッポン放送では、毎週月曜日に『=LOVEのイコラフ』(午後7時40分~午後8時)が絶賛放送中。

 

そんな=LOVEのメンバーから、佐々木舞香、野口衣織、山本杏奈の3人が『オールナイトニッポンX(クロス)』に初挑戦。番組では、「イコトーク」と題して、佐々木、野口、山本の3人が「普段しゃべらなさそう」なトークテーマを募集中。

 

また「お野菜擬人化サミット」のコーナーでは、普段から佐々木と野口がやっている、野菜の擬人化案をリスナーから募集している。詳細は、番組公式Twitterにて掲載。

 

『オールナイトニッポンX』は、スマホに特化した短尺のバーティカルシアターアプリ「smash.」と連動し、スタジオの様子を映像で同時配信。また、スマホやパソコンからは「radiko」でも聴取可能で、タイムフリー機能では放送1週間後まで公開される。

 

出演者コメント

佐々木舞香

このたび『オールナイトニッポンX』に出演させていただけるということで、とてもうれしいです。
ラジオが好きで、いつかは出られたらいいねと話していたので、まさかこんなに早くにかなうとは…正直びっくりしています!
遅い時間聴くラジオというのはちょっと特別なものがあって、深夜を楽しくしてくれます。
私たちも聴いてくれる人をちょっと楽しくできるように、私たちらしくお話ししたいと思います。よろしくお願いします。

 

野口衣織

『オールナイトニッポンX』にまさか出演させいただける日がくるとは…! とても光栄です…!
ありがとうございます! 頼もしすぎる舞香と杏奈と一緒に、喜びを噛み締めつつみんなで楽しい時間をつくっていきたいです。
この時間帯の生放送の経験がほとんどないので、わくわくしています! どきどきですが精一杯頑張ります! よろしくお願いします!

 

山本杏奈

少し緊張していますが…ずっと憧れていた『オールナイトニッポンX』に出演させていただけて本当にうれしいです!
イコラブは十人十色、いろんな考え方を持ったメンバーがそろっていて、毎日楽屋でも楽しくおしゃべりをしています!
そんな普段の姿やここならではのトークをリスナーさんにお届けできたらなと思っています!
イコラブのファンのみなさんはいつもTwitterでトレンド入りを一緒に協力してくださるので、今回もたくさんつぶいてラジオを共に盛り上げてくれるとうれしいです! よろしくお願いします!

 

番組情報

『=LOVEのオールナイトニッポンX(クロス)』
ニッポン放送
2023年4月6日(木)深夜0時~0時58分
※バーティカルシアターアプリ「smash.」との同時生配信

パーソナリティ:佐々木舞香、野口衣織、山本杏奈
番組メールアドレス:il@allnightnippon.com
番組twitter:@ANN_Xross

 

若月佑美、誕生日に初のフォトエッセー「履きなれない靴を履き潰すまで」発売決定「ドキッとするカットもあるので楽しみに」

若月佑美が初のフォトエッセー「履きなれない靴を履き潰すまで」を、自身の誕生日である6月27日(火)に発売することが決定。撮り下ろしカットからアザーカットが公開され、若月のコメントも到着した。

 

本書は2019年8月より「週刊SPA!」で連載してきたエッセーを中心に、連載時未掲載カットや、若月自身がコンセプトを考えた撮り下ろし写真も満載。さらに書籍化にあたり、新たに撮り下ろしたカットや、新作エッセーも収録される。

 

“誰かに寄り添う言葉になれば”という思いを込めて文章をしたためてきた、若月佑美の集大成となる1stフォトエッセーに。なお、表紙は通常表紙版、HMV限定表紙版、楽天ブックス限定表紙版の3パターンの装いとなり、豪華な仕様を予定している。

若月佑美 コメント

私が今まで愛と心を込めて書き続けていた文章たちが、一冊にまとまります。
また今回は新たに撮り下ろしたカットや、新作エッセーが収録されます!! 中にはちょっとドキッとするカットもあるので楽しみにしていてください。私の誕生日である、6月27日に発売されるので、絶対に覚えていてください!!
ぜひ、たくさんの方に手に取っていただければと思っています。よろしくお願いします。

 

書誌情報

1stフォトエッセー「履きなれない靴を履き潰すまで」
2023年6月27日(火)発売

定価:1,980円(税込)
著者:若月佑美
出版社:扶桑社

<予約リンク>
・通常表紙版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594094775
・HMV限定表紙版:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13842298
・楽天ブックス限定表紙版:http://books.rakuten.co.jp/rb/17468750/

 

WEB

Official Site:https://yumiwakatsuki.com/
Instagram:https://www.instagram.com/yumi_wakatsuki_official/
Twitter:https://twitter.com/WAKA_Y_official
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCJwW_2WpiTlUrGeIpZauDgg/about

芳根京子×重岡大毅『それってパクリじゃないですか?』オフィス感を表現したポップなポスタービジュアル解禁

4月12日(水)スタートの芳根京子が主演を務め、重岡大毅(ジャニーズWEST)が共演する水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)のポスタービジュアルが解禁された。

『それってパクリじゃないですか?』ポスタービジュアル©日本テレビ

 

本作は、奥乃桜子による小説「それってパクリじゃないですか?~新米知的財産部員のお仕事~」が原作の“知的財産エンタメドラマ”。飲料メーカー・月夜野ドリンクで開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生し、情報漏えいの疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)が、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡)と共に特許を取り戻すために奮闘する。

 

『半沢直樹』『下町ロケット』『君と世界が終わる日に』Season3など骨太で熱いエンターテインメント作品を手掛けてきた丑尾健太郎が脚本を担当し、主人公の成長物語だけではなく、仕事にまつわる出来事のリアリティにもこだわり描いていく。

 

そんな本作のポスタービジュアルが解禁。デザインは、知財初心者で情にもろい亜季役の芳根が、「それってパクリじゃないですか?」と書かれた書類を持ちながら、仲間の汗と涙の結晶である発明を守るべく訴えかける表情をアップで描き、妥協ゼロのエリート上司・北脇役の重岡が、著作権や商標などに関するマークを持ちながら亜季の少し後ろで冷ややかな視線を送る2人の凸凹コンビ感のビジュアルを押し出したもの。

 

背景には新生活が始まる春らしく、ポップな淡色のファイルが並ぶ本棚を配置しオフィス感を表現、知的財産エンタメドラマという一見難しそうなテーマを、親しみやすく明るいポップな印象に感じさせるビジュアルに仕上がった。

 

このポスタービジュアルは、番組HPをはじめ、3月24日(金)夜からは日テレタワー地下入り口側の広告スペース(ライティングウォール)、4月には交通広告などでも掲出予定。

 

番組情報

『それってパクリじゃないですか?』

日本テレビ系

2023年4月12日(水)スタート

毎週水曜 午後10時~

 

<キャスト>

芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)

渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅、秋元真夏/高橋努、相島一之、赤井英和

野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一、常盤貴子

 

<スタッフ>

原作:『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』(奥乃桜子著/集英社オレンジ文庫)

脚本:丑尾健太郎

主題歌:ジャニーズ WEST 「パロディ」 (ジャニーズ エンタテイメント)

チーフプロデューサー:三上絵里子

プロデューサー:枝見洋子、森雅弘、岡宅真由美(アバンズゲート)

演出:中島悟 ほか

制作協力:AX-ON、アバンズゲート

製作著作:日本テレビ

 

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/sorepaku/

番組公式Twitter:@sorepaku_ntv

番組公式Instagram:@sorepaku_ntv

番組公式TikTok:@sorepaku.ntv

 

©日本テレビ

西野七瀬が“Dr.チョコレート”の正体を追う新聞記者に「演じたことのない役柄で純粋に楽しみ」『Dr.チョコレート』

4月22日(土)スタートの坂口健太郎が主演を務める土曜ドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ系 毎週土曜 午後10時~)に西野七瀬の出演が決定し、コメントが到着した。

『Dr.チョコレート』奥泉渚役の西野七瀬©日本テレビ

 

本作は、謎多き義手の元医者・Teacherと天才的オペスキルを持つ10歳の少女・唯が、キャラ強めな6人の医療仲間たち“チョコレート・カンパニー”と共に、時に銃撃戦の中、時に飛行機の中、時にエレベーターの中…どんな状況下でも、ワケあり患者の命を救っていくノンストップ・ドクター・エンターテインメント。Teacherと唯が、現金1億円とチョコレートを条件に違法な医療行為を行うのは、唯の両親を殺した犯人を捜すため。果たして事件の真相とは…。

 

Dr.チョコレートの代理人・Teacher/野田哲也役を坂口健太郎、天才的なオペスキルを持ち、Teacherと共に闇の医療行為を行う10歳の少女・Dr.チョコレート/寺島唯役を白山乃愛が演じる。さらに“チョコレート・カンパニー”のメンバーとして葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴が共演。

 

このたび、Dr.チョコレートの正体を追う新聞記者、奥泉渚役に西野七瀬が決定した。西野が演じるのは、大手新聞社のエース記者、奥泉渚。バイタリティーにあふれ、数々の社会の不祥事を持ち前の食い込み力と徹底的な調査で暴いてきた奥泉が狙う次なるスクープは、「Dr.チョコレートの正体」。

 

「Dr.チョコレートはただの都市伝説」と取り合わない上司にたてつきながら、独自取材を続けていた奥泉は、偶然乗り合わせた飛行機内での出来事をきっかけに、野田哲也=Teacher(坂口)に出会う。その嗅覚で何かを感じ取った奥泉は哲也に接近するが、いつしか、取材対象としてだけではなく、哲也に心惹かれていく。

『Dr.チョコレート』©日本テレビ

 

西野七瀬 コメント

敏腕新聞記者、しかも仕事人間の女性という役柄はこれまでに演じたことのない役柄で、自分でもどんな風になるのか想像もつかない分、純粋に楽しみです。

 

奥泉は、普通はそれは言わないな、とか、え!それやっちゃうの!?というラインをぐいぐいパワフルに乗り越えていき、それが記者としての得意分野・持ち味になっているキャラクターだと思います。

 

その強さや、予測不能さ、でも、ちょっと憎めないようなちゃっかりしたかわいさや、女性らしい心の揺らぎもあったり、奥泉のいろんな面を、面白くそして魅力的に見ていただけるように演じていきたいです。

 

番組情報

土曜ドラマ『Dr.チョコレート』

2023年4月22日(土)スタート

毎週土曜 午後10時~

 

<キャスト>

坂口健太郎

白山乃愛、西野七瀬

葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大

小澤征悦、斉藤由貴 ほか

 

<スタッフ>

企画・原案:秋元康

脚本:渡辺雄介(『未満警察 ミッドナイトランナー』『タリオ 復讐代行の2人』『死神さん』など)

チーフプロデューサー:田中宏史

プロデューサー:藤森真実、岩崎広樹、本多繁勝

演出:佐久間紀佳、南雲聖一、宮下直之

制作協力:日テレアックスオン

製作著作:日本テレビ

 

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/dr-chocolate/

番組公式Twitter:@drchocolate_ntv

番組公式Instagram:@drchocolate_ntv

 

©日本テレビ

齊藤なぎさ、麻丘真央、福田ルミカ、小山璃奈、大里菜桜が『めざましテレビ』イマドキガールに加入【コメントあり】

『めざましテレビ』(フジテレビ系 毎週月~金曜 午前5時25分~8時)で放送中のトレンド情報コーナー「イマドキ」に出演する“イマドキガール”に、麻丘真央、大里菜桜、小山璃奈、齊藤なぎさ、福田ルミカの5人の加入が決定した。

『めざましテレビ』上段左から)齊藤なぎさ、麻丘真央、福田ルミカ 下段左から)小山璃奈、大里菜桜

 

注目は、指原莉乃がプロデュースする人気アイドルグループ・=LOVEの元メンバーで、今年1月にグループを卒業した齊藤。さらに人気デジタル声優アイドルから、次世代CM女王候補など、フレッシュなメンバーも仲間入りする。5人のプロフィールとコメントは以下を参照。

 

麻丘真央

『めざましテレビ』麻丘真央

 

<プロフィール>

生年月日:2004年10月6日(18歳)

出身地:東京都

趣味・特技:フェンシング、茶道、華道、中国語

 

秋元康が総合プロデュースを務めるデジタル声優アイドルグループ「22/7」(ナナブンノニジュウニ)に加入した新星。それまではフェンシング選手としてアスリート活動をしていたというギャップも魅力。

 

<コメント>

小さい頃、めざましくんの声マネをして遊んでいた私が、イマドキガールとしてめざましファミリーの一員になれて、本当にうれしいです!皆様の1日の活力になるようなトレンドの情報を、明るく元気に私らしくお届けしたいです。

 

大里菜桜

『めざましテレビ』大里菜桜

 

<プロフィール>

生年月日:2008年1月2日(15歳)

出身地:香川県

趣味・特技:盆栽、英語準1級

 

松盆栽の生産量日本一!香川県高松市の「たか松BONSAI大使」という肩書をもつ盆栽ガール。将来の夢である“ハリウッドスター”に向けて、語学や殺陣も勉強する努力家。

 

<コメント>

私は地元・香川県の松盆栽を世界にアピールする活動をしてきました。子供の時は盆栽ちゃんって呼ばれていましたが、 ここまで元気に成長できました。朝のひととき、ほんわかした幸せな気分になっていただけるレポートを頑張ります。

 

小山璃奈

『めざましテレビ』小山璃奈

 

<プロフィール>

生年月日:2003年3月4日(20歳)

出身地:神奈川県

趣味・特技:筋トレ、絵画、ダンス、散歩、料理、柔軟

 

人気アニメ『ラブライブ!』シリーズのスクールアイドルミュージカルに出演するなど、女優・モデルとして多方面での活躍が期待される。多趣味な彼女が発信するイマドキのトレンドにも注目。

 

<コメント>

初めての挑戦にとても緊張しますが、今から楽しみな気持ちでいっぱいです!イマドキガールとして自信を持ってイマドキなものを発信していける様に。そして皆様に素敵な1日のはじまりを迎えて頂ける様、笑顔と元気いっぱいで頑張りたいと思います!

 

齊藤なぎさ

『めざましテレビ』齊藤なぎさ

 

<プロフィール>

生年月日:2003年7月6日(19歳)

出身地:神奈川県

趣味・特技:カメラ、読書、大食い、スキー、口笛

 

指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「=LOVE」メンバーとしてデビュー。今年1月に卒業し、現在は女優・声優として活躍の場を広げている。また若者に大人気の恋愛番組にも出演中で、同世代からも支持を集める。

 

<コメント>

幼稚園生の頃から、私の朝はずっと『めざましテレビ』でした!だからこそ、夢見ていたイマドキガールになることができて本当にうれしいです。食べることもおしゃれも大好きなので、お勉強しつつたくさん楽しみたいと思います!皆さんに朝から今日も一日頑張ろう!と思っていただけるように、元気を届けられるように頑張ります!

 

福田ルミカ

『めざましテレビ』福田ルミカ

 

<プロフィール>

生年月日:2005年5月15日(17歳)

出身地:東京都

趣味・特技:小鳥飼育、食べ歩き、模写

 

168センチの長身にすらりと伸びた長い足が印象的。さまざまなCMにも出演し、“新たなCM女王登場の予感”とSNSでも話題で、映画、ドラマなど女優として活躍の場を広げている。

 

<コメント>

食べることが大好きなので、皆さんにたっぷりおいしさが伝わるような 食レポをしたいです!おしゃれも大好きなので、活動していく中で洋服の組み合わせなども勉強できたらと思っています!イマドキガールとして朝から元気いっぱい、トレンドをお伝えできるように頑張ります。これからよろしくお願いします!

 

番組情報

『めざましテレビ』

フジテレビ系

毎週月曜~金曜 午前5時25分~8時 生放送

※「イマドキ」は午前6時50分すぎに放送

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/meza/

公式Twitter:@cx_mezamashi

公式Facebook:@cx.mezamashi

公式Instagram:@mezamashi.tv

公式LINE:@mezamashiline

公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCrrsHarrLoiLTqu1LHxDJpw

公式TikTok:@mezamashitiktok

 

©フジテレビ

DREAMS COME TRUEが『NHK MUSIC SPECIAL』に登場!中村正人×緑黄色社会・長屋晴子の対談も

DREAMS COME TRUEが出演する『NHK MUSIC SPECIAL DREAMS COME TRUE』(NHK総合 午後10時~10時45分)が、4月6日(木)に放送される。

『NHK MUSIC SPECIAL DREAMS COME TRUE』©NHK

 

『NHK MUSIC SPECIAL』の2023年度1本目には、DREAMS COME TRUEが登場。ドリカムがNHKの番組で歌唱するのは5年ぶり、101スタジオで歌唱するのは実に12年ぶりとなる。

 

今回のスタジオライブではディスコバージョンとして生まれ変わった名曲「LOVE LOVE LOVE」や「うれしい!たのしい!大好き!」、そして最新曲「スピリラ」などが歌われ、吉田美和、中村正人はドリカムの新しい姿を見せたいと今回の収録に臨んだ。

『NHK MUSIC SPECIAL DREAMS COME TRUE』©NHK

 

2020年以降、新型コロナウィルスの影響でライブ活動に様々な制限があった中、今回のスタジオライブでは声出しがOKになって初めてNHKで行われた収録となった。スタジオいっぱいのお客さんからの大歓声を浴び、吉田美和がライブの終盤で涙ぐむなど感動のステージとなった。

 

そして今回の番組では、中村正人と緑黄色社会の長屋晴子によるスペシャル対談が実現。今年の7月から全国5大ドームをめぐるドリカム最大のライブイベント、史上最強の移動遊園地「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」に向けた意気込みや、ドリカムのこれまでの歩みやコロナ禍での苦悩を貴重なアーカイブ映像と共に語る。

『NHK MUSIC SPECIAL DREAMS COME TRUE』左から)長屋晴子(緑黄色社会)、中村正人(DREAMS COME TRUE) ©NHK

 

番組情報

『NHK MUSIC SPECIAL DREAMS COME TRUE』

NHK総合

2023年4月6日(木)午後10時~10時45分

再放送:2023年4月10日(月)午後11時50分~0時35分

 

出演:DREAMS COME TRUE

ゲスト:長屋晴子(緑黄色社会)

 

<楽曲>

「うれしい!たのしい!大好き! – DOSCO prime Version -」

「LOVE LOVE LOVE – DOSCO prime Version -」

「やさしいキスをして – DOSCO prime Version -」

「スピリラ」 ほか

 

©NHK

『雑魚どもよ、大志を抱け!』公開! 夫婦タッグで成し遂げた足立 紳が初めて作る「万人に観て欲しい作品」とは?

GetNavi webで「後ろ向きで進む」を連載中の足立紳監督の最新作『雑魚どもよ、大志を抱け!』の公開が始まりました。今回は、プロデューサーを務めた奥様の晃子さんとともに本作の魅力や夫婦の共同作業についてじっくりうかがいました!

 

(構成・執筆:奈落一騎)

足立紳(あだち・しん)1972年鳥取県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業後、相米慎二に師事。助監督、演劇活動などを経て、2015年に『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。2019年の東京国際映画祭で『喜劇 愛妻物語』が最優秀脚本賞を受賞。映画やドラマのほか、小説も多数手掛ける。2023年の連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本を担当。/●足立晃子(あだち・あきこ) 1976年東京都生まれ。成城大学出身。学生時代に出た映画の撮影現場で助監督をしていた足立紳と出会う。大学卒業後、映画配給会社、プロレス団体勤務後、2003年に足立紳と結婚。夫と二人の子どもとの暮らしを経済と精神の両面で支え続ける。映画『喜劇 愛妻物語』小説『それでも俺は、妻としたい』のヒロイン・チカのモデル。「雑魚どもよ、大志を抱け!」では初めてプロデューサーとして携わる。

 

痛いほどリアルな子どもたちの世界

――この映画では、子どもたちの世界が痛いほどリアルに描かれていますね。

 

足立紳 ありがとうございます。

 

――主人公グループの1人である戸梶元太(トカゲ)の親が新興宗教にはまっていたり、そのトカゲが皮膚病でいつも体掻いていたり、「ああ、こういう奴いたな」って。さらに、そういったキャラクター設定だけでなく、トカゲは主人公も含めた仲間グループによってイジメから守られているんだけど、仲間内ではそこまで気を遣われているわけではなく、グループ内では一番下のお豆というか、パシリになっているといった子ども社会の力学も、とてもリアルでした。

 

足立紳 トカゲは実際、自分の子ども時代に身の回りにいた奴がモデルです。ほぼほぼ、そのまんま(笑)。だから、本人が映画を観たら、気づくかもしれない。他の子どもたちも、わりと実在の連中がモデルです。主人公の親友である隆造も、モデルがいます。こいつは、イジメられっ子を、すっと庇ったりとかできて、本当にかっこいい奴だった。俺は秘かに憧れていたんですよね。

 

足立晃子 隆造の話は、昔からよくしていたよね。

 

――映画を観た人は少なくとも男性なら、登場する子どもたちのなかに「ああ自分はこいつだったな」と思い当たるのが誰か1人はいると思います。

(C)2022『雑魚どもよ、大志を抱け!』製作委員会

 

足立晃子 「こーいう子、いたなー」と思うのではないかと思います。

 

――あと、子どもたちが感じる「気まずさ」を丁寧に描いていますよね。例えば、主人公の瞬が新しくできた友達の家に遊びに行こうとしたとき、前からの友達である隆造にバッタリ会っちゃったときの気まずさとか、友達との塾の帰りに親と会っちゃって、友達の前で親がベラベラ喋りだしちゃったときの気まずさとか。自分の子ども時代を振り返っても、子どもって大人以上にいろんな「気まずさ」を感じていると思うんですよ。

 

足立紳 そうなんですよね。ああいう気まずさみたいなものって、子どもが主人公の映画でも、わりと無視されがちなんですが、じつは子どものころ、あの辺のことを一番感じていたんだよなという。いま言ってくださったように、瞬は隆造とマブダチだったけど、その隆造と距離ができちゃったから、仕方なく新しい友達のほうに行こうとしている日に限って隆造が家に来ちゃって、すぐには別の友だちの家に行くとも言えず、ゴニュゴニョしちゃったり。しかも隆造は隆造で前の日に父親に殴られて顔に痣があったり。

 

――その間の悪さの絶妙さ(笑)。

 

足立紳 そういった子どもたちの小さな気持ちの揺れは、この映画のなかで積み重ねたいと思っていました。

 

――子どもが主人公の映画で、もっとわかりやすく辛い状況とか、悲惨な状況が描かれることはよくありますが、こういった微妙な気まずさは、あまり描かれないですね。

 

足立紳 そういうところを観てもらえると嬉しいですね。それと、この映画の冒頭20分くらいって、子どもたちがイタズラして逃げる、の繰り返しじゃないですか。自分が小学生のころって、逃げるって行為が楽しくてしょうがなかったんですよ。逃げるという行為をしたいがために、何か悪いことをする。

 

――スカートめくりとか、ピンポン・ダッシュとか(笑)。

 

足立紳 それって、アメリカン・ニューシネマみたいな「自由を求めて」といった、かっこいいものでは全然ないんですけど(笑)。

 

――犬っころが駆け回っているのに近いんでしょうね。ある種の運動衝動の発散というか。

 

足立紳 そうなんでしょうね。犬っころが走り回るのって目的はなくて、ひたすらに走りたいからだけじゃないですか。でも、意外とそういう子どもの映画ってないなって昔から思っていて、この映画ではその感覚は出したかったんですよ。だから、映画のなかで子どもたちが、やたら走っているシーンが多い。仰ってくださったように、子どもが悲惨な状況にいてどうこうみたいな映画は多いですけど、そうじゃなくて、犬が走っているのと同じような爽快感のある映画を観たいという思いがずっと自分にはありましたね。

 

――これまでの足立監督の作品では、「セックス」というテーマが大きくありましたが、今作では直接的な「性」の要素はかなり控えめですね。それは、主人公たちが小学生だからということですか。

 

足立紳 それはありますね。ただ、主人公たちは小学校5、6年生なんで、その年代の子どもが、自分の恋愛対象が異性なのか同性なのかの、まだふわふわしているみたいなニュアンスは出したかった。

 

――ああ、そういう場面はありますね。確かに、そのくらいの年齢の子どもって、当然個人差はありますが、まだ性が未分化で揺れていますからね。

 

足立紳 主人公の瞬は実際、まだ女の子より、同性の隆造に対して恋愛感情みたいのがある。だから、男の子たちのなかに女の子を入れてふわふわさせるのは今回はやめようと思って。そういう話ではないので、「性」の要素は彼らのなかで見え隠れすればいいやって。

 

半径5メートルの映画と半径5000キロメートルの映画

――作品に登場する子どもたちは、実際に足立監督の身の回りにいた連中がモデルということですが、足立監督の作品は本作だけでなく、過去の作品も実体験が基になっていることが多いですよね。そのため、私小説的に見られるところもあると思います。それについて、ご自身ではどう思われていますか。

 

足立紳 そこは、どう観られてもいいですね。ただ、小説には私小説という分野があるのに、映画って、いまだに自分の実体験や身の回りのことを描くのはダメという風潮があるんですよ。「そこから抜け出したところが勝負だろう」みたいなことはよく言われます。

 

足立晃子 「半径5メートルのことしか描いていない」って、よく言われるよね。この人、それがコンプレックスなんです。前作の『喜劇 愛妻物語』(20年)でもそんなふうに言われたし。

 

足立紳 『喜劇 愛妻物語』は、ほぼ本当にあったことです(笑)。

 

足立晃子 それは違うでしょう!

 

――まぁ、もしすべて実体験が基になっていたとしても、作品にした瞬間に、それは「事実」とは違うものになりますよね。結局、色んな要素を組み替えているわけだから。

 

足立紳 それはそうです。色んなことを混ぜたりもしていますしね。それに、確かに『雑魚どもよ、大志を抱け!』も半径5メートルの話かもしれないけど、俺以外に半径5000キロメートルの映画を作っている人は世界中にウジャウジャいるから、半径5メートルの映画だけ作っている人がいてもいいと思いますけどね(笑)。もちろん、両方やれたら一番いいけど。自分も半径5000キロメートルの映画も撮ってみたいし、ヒマラヤで雪男を探し続けている人のシナリオもあるけど、そんな大作映画の予算はおりないので作る機会がないだけです(笑)。

 

(C)2022『雑魚どもよ、大志を抱け!』製作委員会

 

――昭和の後期に子ども時代を過ごした足立監督の実体験がベースになっているということでいえば、出演している平成・令和世代の若い俳優さんたちとのジェネレーション・ギャップみたいなものは感じましたか。

 

足立紳 それが、あまりなかったんですよね。出演してくれた子どもたちと長期間一緒に過ごして、そういう経験は初めてだったので、どんな感じかなと思っていたけど、自分たちの子どものころとあんまり変わんないなと感じた。

 

――スマホをもっていたり、服装はこじゃれていても、「気まずさ」の感じ方や、グループ内のバワーバランスの感じなんかは、いまの子も昔と変わらない。

 

足立紳 ただ、ひとつ思ったのは、これは基本的にはいいことなんですけど、我々のころよりは人を差別するとか、そういう意識は薄い気がしました。それが、「差別はダメだ」って教育が根づいたためなのか、自分たちのころより人間関係が希薄だからそうなのかはわからないんですけど。

 

――トカゲみたいな子に対して、「汚ねえなぁ、近づくなよ」とは、誰も面と向かっては言わない。

 

足立紳 うん、そういう露骨な排除をしない。いまの子はクラスに外国人とかも2、3人いるから、色んな人を受け入れることに慣れているのかもしれないですね。でも、この映画のなかに母子家庭の親子だけが入れる母子寮って出てくるじゃないですか。昔は、「あそこは母子寮」ってすぐにわかる形だったんですけど、いまは個人情報の問題とかもあって、わからないようにしている。それは、わかりやすい差別がなくなるという意味ではいいことでもあるんでしょうけど、同時に助けづらくもなっているんじゃないかという気もします。

 

――社会全体が表面上はクリーンに、デオドラントになっているぶん、余計に差別とか見えづらくなっている気はしますね。「ないこと」にされているというか。

 

足立紳 直接的な差別が減ったというのは、本当はいいことなんだけど、一瞬、「あれ?」って立ち止まってしまう違和感はあります。「見えないもの=ない」という空気は感じます。

 

――世代の話でいうと、昭和の時代の男子の世界って、日常的に暴力があったじゃないですか。そこで腰が引けちゃうと、クラスのなかでポジションがどんどん下がっちゃうから、ある面では毎日サバイバルでヒリヒリしていた(笑)。それは、この映画でもよく描かれていますが、その辺り女性は観てどう感じるんでしょうね。

 

足立紳 でも、わりと女の人から「あの子たち、本当に一生懸命生きていますね」とか、熱い感想が返ってくることが多いんですよ。

 

足立晃子 共感ではなくて、「このワールドが好き」ってことかもしれないですけどね。もしくは「人が人を一生懸命思う気持ち」に胸が苦しくなるというか。

 

亡き師である相米慎二監督と『がんばれ! ベアーズ』

――今作の原作である小説『弱虫日記』(足立紳・著/講談社文庫)は、足立監督の出身地である鳥取県が舞台ですが、映画は岐阜県飛騨市で撮影していますね。

 

足立紳 鳥取は田舎のわりに、俺が生まれ育ったころの風景がほとんど残っていないんですよ。ショッピング・モールが建っちゃったりとか。だから、どこか撮れるところはないかないということで色々ロケハンして、そのなかで飛騨市が俺の生まれ育った町と空気感が似ていたんです。あと、本当に余計なものが全然建っていない。これなら、「あれが映らないように、これが映らないように」とかカメラの位置や角度に気を回す必要がなく、町中で好きにカメラをぶん回して撮れるなと思って。

 

――じゃあ、あの町並みはセット的なものではなく、あのまんまなんですか。

 

足立紳 あのまんまです。出てくる駄菓子屋も本物の駄菓子屋だし。

 

――映画では、原作にないトンネルとか線路とかが重要なモチーフとして出てきますが、それは飛騨市で撮影することが決まってから加えられた要素なんですか。

 

足立紳 そうですね。あれも、ロケハンに行って見つけたもので、いいなと思って、シナリオに書きこんでいった。

 

――そうやって現場で新しい材料が入って、シナリオが膨らむのは楽しいですよね。

 

足立紳 そうなんですよね。シナリオに書いてあったことでも、普段は実際に現場に行くと撮影が難しいとかの理由でどんどん削っていくことのほうが多いんですが、今回は逆に膨らんだのはよかったです。

 

――表層的な話ですが、トンネルとか線路とか出てくる子どもたちの映画という点では、『スタンド・バイ・ミー』(米/86年)は少し意識しましたか。

 

足立紳 原作でも『スタンド・バイ・ミー』には触れていますし、隆造はリバーフェニックスとか意識はしましたね。ただ、俺自身は『スタンド・バイ・ミー』って、封切り当時は観てもよくわからなかったんですよ。あれ、大人向けの映画ですよね。当時は『グニーズ』(米/85年)みたいな映画かと思って観に行ったら、冒険少ないなって(笑)。なのでその間を狙いました。

(C)2022『雑魚どもよ、大志を抱け!』製作委員会

 

――足立監督というと、亡くなった相米慎二監督の弟子だったという経歴もあって、その影響を言われることも多いと思います。ご自身では、どう感じていますか。

 

足立紳 正直言えばないですよね(笑)。「長回しは相米監督の影響で」とかよく言われますけど、長回しなんて俺だけじゃなく色んな監督がやっていますし。ただ、本作に関しては相米監督の『ションベン・ライダー』(83年)とかの長回しで子どもたちを追いかけている、そのシーンを見ているだけでワクワクする、そういった感じをやってみたいというのはありました。でも、子どもの描き方自体に関しては全然影響はないというか、影響を受けるのが無理です。相米監督は本当に言葉にならないことを映画にしようとしていた。だから、相米監督の映画って子どもが観たって、よくわからないと思うんですよ。俺はどっちかっていうと、わかりやすく子どもが観てもワクワクできるものを目指して作っていますね。

 

――相米監督は視線がサディスティックなところが面白いですけど、足立監督はもっと視線が優しいですよね。映画の肌合いが全然違う。ある意味、本作は少年野球を描いた『がんばれ! ベアーズ』(米/76年)の延長線上にある作品のような気はします。

 

足立紳 ホント、子どもの映画に関しては、『がんばれ! ベアーズ』が自分のなかでは相当傑作だと思っていて、あれって「ダメチームが頑張って勝ちましたみたいな映画」って語られかたをよくしますけど、一番面白いところは、子どもたちがグラウンドでワチャワチャしている感じなんですよね。子どもたちが野球をしているシーンが、奇跡のように本当に野球しているところを撮っている感じで。下手なガキを集めてきて、野球やってろって言って、それを大人がただ撮っているという。野球やっているんだかやっていないんだか、あの感じってほかにないですね。あれ以降、ああいう映画は観たことがないです。

 

妻として、プロデューサーとして、二重のパートナー

――今作では奥様の晃子さんがプロデューサーとしてクレジットされていますが、どのような経緯でプロデューサーを務めることになったのですか。

 

足立晃子 この作品に関しては、最初はシナリオの形で、当時は『悪童』というタイトルだったんですけど、20数年前、足立が26、27歳ぐらいのときに書いて、それが相米さんに褒められたんですよね。私は手書きの分厚い脚本を読ませてもらったんですけど、凄い面白いと思ったし、足立は相米さんに褒められてメチャクチャ喜んでいた。ところが、足立はそれから37歳ぐらいまでの10年間、映画として実現する目途もないのに、延々と『悪童』を手直ししたり、それだけをプロデューサーの人に見せ続けるんです。

 

足立紳 つまり、相米さんに褒められたから離れられなくなっちゃった(笑)。

 

足立晃子 完全に固執ですよね。呪縛というか。最初のうちは「頑張ってんじゃん」と思っていたんですけど、私も社会人になって、結婚して、妊娠して、だんだん「これはヤバイぞ」と思って(苦笑)。「いい加減『悪童』から足を洗わないと、あなたは一歩も踏み出せないから、もうその脚本から離れろ」って言うようになった。それで私の産後、足立が書いたシナリオの『百円の恋』(14年)が賞を獲って、映画化されるんですけど、そこからちょっとずつ仕事が増えるようになって。で、ネタがあるからって足立はまた「悪童」を色々営業していたんですけど、「子供の話は興行的に難しい」とか言われて全然企画が成立しなくて……で、少しだけ小金もできたから、もう『悪童』は低予算の自主制作でやろうかという話になったんです。

 

――ああ、最初は自主制作映画の予定だったんですね。

 

足立晃子 そうなんです。でも、手持ちの資金だけでは当然撮れないので、色々相談して、監督デビュー作の時にお世話になった坂井正徳プロデューサーや狩野善則さんと、『百円の恋』からお世話になっている佐藤現プロデューサーが協力してくれることになりました。ウチも子どもの学資保険解約して出資しました。そういった経緯で、私もプロデューサーの1人ということになったんです。

 

――プロデューサーとして具体的には、どのような仕事をされたんですか。

 

足立晃子 坂井さんと現さんに色々教わりながら、オーディションやクラインクイン3か月前くらいからリハーサルなど、ずっと一緒に携わらせて頂きました。撮影が始まってからは、小学生から中学生くらいの子ども7人(時に明軍団や政ちゃん軍団、正太郎の姉チームもいて多くなりましたが)が、雪深い飛騨の山奥の山小屋で1ヶか月弱の合宿生活だったんですけど、まずコロナを出したら完全に撮影が止まっちゃうプレッシャーがあったので、子供たちの体調管理には本当に気を付けました。早寝早起きや、大部屋の換気、掃除、洗濯、夜、お菓子&カップラーメンをたべさせないようにとか、フルーツ食べさせるとか。3日に1回抗原検査を受けてもらって。

子どもたちは集まるとなかなか寝ないから毎晩「早く寝てーー!!寝てーー!!」と怒ってました。なんだか寮母さんみたいな気分でしたね(笑)。

あと坂井さん、現さんに聞いて文化庁の助成金も申請しました。無事申請が通ったので、バリアフリーの助成も出たのでそれも勉強させて頂きました。足立の監督作は音声ガイドも字幕もついたことがなかったので、無事完成して嬉しかったです 。

 

――夫の作品をプロデュースするということで、夫婦だからやりやすい部分、やりにくい部分はありましたか。

 

足立晃子 夫婦だから、意見は言いやすかったです。これまでも彼のシナリオには必ず意見は言っていたんですが、今回は編集から音楽まですべて立ち会ったので、あらゆる面で意見が言えたのは良かったです。プロデューサーに入ると、宣伝のことも沢山打合せ出来て聞けるので、とても勉強になりました。やりにくかったのは、足立は家庭ではポンコツなのに、現場に行ったら一応、監督なので、「監督」として持ち上げなきゃいけないじゃないですか。それが、ストレスだった(苦笑)。

 

――妻ということで、監督とスタッフ・キャストのあいだのクッション役は周囲から期待されたんじゃないですか。

 

足立晃子 それは凄い気を遣いました。スタッフやキャストの方も直接監督には言いづらいことも多いだろうから、みんなの意見や不満をそれとなく探ったり。足立も自分が言うとみんな言うことをきいちゃうかもだからって、スタッフさんの本音を探ってみたり。ちゃんとクッションになっていたかはわからないですけど、そうなろうとは務めていました。

 

――それは夫婦だからこそ、できるところはありますよね。こういう言い方をすると足立さん嫌がるとか、喜ぶとかもわかっているし。

 

足立晃子 そうです、仰るとおりです。

 

――夫である監督の立場から、奥さんがプロデューサーというのはどうでしたか。

 

足立紳 『喜劇 愛妻物語』も、ほとんど一緒に作っていたような感覚なんですよ。シナリオもそうだし、ワンシーン、ワンシーン、奥さんと本読みをしながら作っていったようなところもあった。撮影現場も自宅だったし。それに、昔から彼女にはプロットの段階から読んでもらって、そこで意見をもらって、それをシナリオにして、プロデューサーに出す前に、もう1回彼女に読んでもらって、それを直したものを第一稿として提出していた。だから、今回改めて一緒にやっているという感覚はとくになかったですね。実際は前からの延長線上で、今回、クレジットとして初めて名前が載っただけというか。

 

初めて「万人が楽しめるものを」という思いで撮った

――晃子さんは30年近く足立さんとはプライベートでのパートナーであると同時に、ある種、創作面でも長年のパートナーですよね。そんな晃子さんから見て、足立作品の魅力はどういうところにありますか。

 

足立晃子 夫としての足立本人はあれですけど(苦笑)、作品はずっといいと思っているんですよね。夫バカみたいで恥ずかしいですけど。「セリフがいい」というのはよく言われるんですけど、それ以外にも私は足立の描くキャラクターが好きで、世間的にはみっともないとかダメと言われがちな人をメインにもってくるところも好きだし、結局、その人たちが色んなことを抱えて、最終的に心にフタをしていたことがはずれて爆発するんですね。それが、私は好き。

 

――妻として、あるいはプロデューサーとして、今後、足立監督にどういう作品を作って欲しいですか。

 

足立晃子 私は足立は巧みな構成とか斬新な設定での勝負よりも、人を描くのがうまいと思っているから、テレビドラマの『渡る世間は鬼ばかり』や『北の国から』じゃないですけど、長期的な家族物をやったら面白いんじゃないかなと思っています。

 

足立紳 『渡る世間は鬼ばかり』って、見たことはないけど(笑)。

 

足立晃子 そうじゃなくて、長期間にわたる家族物を撮って欲しいという意味。あと、中年老年の恋愛もの。

 

――個人的には、「うまくいきすぎないこと」や「解決しきれないこと」がつねに残っているのが足立作品の特徴であり、魅力だと感じています。その辺は、意識していますか。

 

足立紳 昔から映画を観ていて、うまくいっている主人公、あるいは途中までダメでも最後はうまくいっちゃった主人公を見ると、自分が置いていかれちゃった感じがするんですよ。スクリーンの向こうの人たちはうまくいっちゃったけど、客席の俺は現実に戻らないといけない。だから、そういう作品には背中を全然押されない。それよりも、グチャグチャで終わっちゃったけど、こいつもグチャグチャななか生きて来たから、俺もまた明日からも頑張るしかないなみたいな感覚。そういう意味では、きれいに終わるものが好きではないというか、本当は終わりようがないだろうと思いますけどね。もちろん、ハッピーエンドの映画もあっていいんですが。

(C)2022『雑魚どもよ、大志を抱け!』製作委員会

 

――ただ、本作は足立さんの作品のなかでは、比較的「救い」の分量が多いですよね。もちろん、子どもたちの家庭環境とか、個々が抱えている問題は、実際にはほとんど何にも解決していないんですけど、ラストはちょっとだけファンタジーがある。それは、広く子どもに観て欲しいと思ったからですか。

 

足立紳 それはそうなんですよね。この話って、普通に考えると最後はバッドエンドになっちゃうと思うんですが、それを観ても、子どもがどういう風に捉えていいかわかんないんじゃないかと思って、ラストはああいう形にした。だから、やはり観る子どものことを考えたというのはありますね。これまでみたいに、「別に子どもに観てもらいたいと思ってねぇし」って考えていたら、もうちょっと苦い終わり方だったかもしれない。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は、自分のなかでは、ほぼ初めて「万人が楽しめるものを」という思いで撮りました。なので、もちろん大人にも観て欲しいですけど、いまの子どもが観たらどう感じるかな、どういう反応なんだろうというのは純粋に知りたいと思っているので、ぜひ子どもたちに観て欲しいですね。

 

【information】

(C)2022『雑魚どもよ、大志を抱け!』製作委員会

雑魚どもよ、大志を抱け!

3月24日(金)全国公開

(STAFF&CAST)
監督:足立 紳
原作:足立 紳「弱虫日記」(講談社文庫)
脚本:松本 稔、足立 紳
出演:池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.)、田代 輝、白石葵一、松藤史恩、岩田 奏、蒼井 旬、坂元愛登
臼田あさ美、浜野健太、新津ちせ、河井青葉 / 永瀬正敏

(STORY)
地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。心配のタネは乳がんを患っている母の病状……ではなく、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しく遊んでいたいだけなのに。瞬の親友たちは、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代 輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田 奏)など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たち。それぞれの家庭環境や大人の都合、学校でのいじめや不良中学生からの呼び出しなど、抱えきれない問題が山積だ。ある日、瞬は、いじめを見て見ぬ振りしてしまう。卑怯で弱虫な正体がバレて友人たちとの関係はぎくしゃくし、母親の乳がんも再発、まるで罰が当たったかのような苦しい日々が始まる。大切な仲間と己の誇りを獲得するために、瞬は初めて死に物狂いになるのだった。

 

 

【PROFILE】
奈落一騎
アプレ文筆業。映画、文芸、音楽、歴史、宗教、哲学、ギャンブルなどを対象に幅広く執筆。おもな著書に『江戸川乱歩語辞典』、『競馬語辞典』(ともに誠文堂新光社)、『スーパー名馬伝説』(KAWADE夢文庫)など。

上白石萌歌が『The Covers』新MCに決定「たくさんのミュージシャンとお会いするのが楽しみ」

上白石萌歌がリリー・フランキーと共に『The Covers』(BSプレミアムほか)のMCを務めることに決定。収録に臨んだ2人からコメントが到着した。

『The Covers』左から)リリー・フランキー、上白石萌歌 ©NHK

 

日本の音楽シーンを代表するアーティストが、思い出深い名曲をカバーするNHKの音楽番組『The Covers』。番組スタートから10年目を迎える4月の放送より、新MCに上白石萌歌が就任。音楽を深く愛する上白石がリリー・フランキーと共に、時代に刻まれる名曲たちの魅力を届けていく。

 

そんな上白石を迎えた10年目のキックオフスペシャルとして送る企画は、いま世界的にも評価の高い「70年代・80年代の名曲特集」。上白石も大好きだというこの時代の音楽を、『The Covers』10年間にゆかりの深いゲストを迎えて、2週に渡り”名曲&トーク盛りだくさんの豪華企画”として届ける。

 

さらに、10年目を迎える『The Covers』は、BS4Kでの先行放送が決定。4Kでの特別企画などは別途発表される。上白石とリリーによるコメントは以下に記載。

 

上白石萌歌 コメント

以前、『The Covers』で(adieuとして)歌わせていただいたことがあり、本当に”音楽愛”にあふれた番組だなと思っていました。

 

出演する前からこの番組のことをすごく好きでしたし、MCを務めることによってどんどん『The Covers』への愛や、カバーそのものへの愛などが深まりそうだなと思っています。音楽が本当に心から大好きなので、たくさんの音楽を新たに知ったり、曲を深く掘れることへの期待があります。

 

たくさんのミュージシャンの方とお会いする機会が増えて、新しいコミュニティーが生まれることが楽しみですし、リリーさんといろいろなお話をしていくことが何より楽しみなので、1人の『The Covers』ファンとして成長していけたらいいなと思います。

 

リリー・フランキー コメント

◆新 MC・上白石萌歌さんに向けて

adieuとして、ミュージシャンとしての萌歌ちゃんもとても素晴らしいし、すごく清潔感のある方。

 

何よりもとても音楽に造詣が深いので、また音楽仲間と一緒に音楽番組ができるのが楽しみですね。

 

番組の中でも歌ってもらいたいですし、いろんな好きな音楽の話とかも聞きたいですし、僕も楽しみにしております。

 

役者さんとしては、本当にさまざまな役を演じられる人ですけど、感受性がとても豊かで、声の落ち着きから分かるように、瞬間に感じたことを言語化する力というか、頭がいいというよりも、頭脳が明晰であるのと同時にそれと同じくらい彼女の感性というものがあふれたコメントで、音楽に対する愛情を感じました。

 

本当に、1回目からこんなに落ち着いてちゃんとコメントして音楽を楽しめるというのは、素晴らしい方ですね。ミュージシャンとしても、パートナーとしても人間としても尊敬できる方なので、これから、本当にすごく萌歌ちゃんを頼りに番組を進めていきたいと思います。

 

◆番組10年目に向けて

10年続きまして、これも本当に番組をご支持してくださっている皆さまと、たくさんの労力をかけて練習をしてくださりスタジオ収録からトークまで、お付き合いくださったミュージシャンの方のおかげだと思っております。

 

10年前とカバーをするという意味合いが少しずつ変わってきております。サブスクで音楽を聴く時代になりましたので、古い曲と新しい曲という区別が今あまりない中、この10年たって一番変わったことは、音楽の存在がジェネレーションにあまり関係がなくなったということだと思います。これからもカバーをされる音楽は増え続けるでしょうから、その時間に僕たちがなるべく長く寄り添えるように頑張ります。

 

番組情報

『The Covers』10 年目キックオフ!「ザ・名曲パーティーナイト!」

ゲスト:田島貴男(Original Love)、GLIM SPANKY、星屑スキャット、MORISAKI WIN

 

<第1夜>

2023年4月8日(土)午後10時~10時29分(BS4K)

2023年5月7日(日)午後10時50分~11時19分 (BSプレミアム/BS4K)

 

<第2夜>

2023年4月15日(土)午後9時30分~9時59分(BS4K)

2023年5月14日(日)午後10時50分~11時19分(BSプレミアム/BS4K)

 

©NHK

ついに卒業! 「つばきファクトリー」浅倉樹々、メンバーとファンへの感謝を込めたファイナルインタビュー!!

2015年4月の結成から7年、ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ「つばきファクトリー」の1期メンバーとして、チームの中核を担い牽引してきた浅倉樹々。昨年9月7日にグループおよびハロプロからの卒業を発表した彼女が、4月2日に迎えるラストステージを前に、ラストシングルをはじめこれまでの活動や、今後のビジョン、音楽活動へのこだわり、現在の心境を、ともに歩んできたメンバーとファンに対する感謝を込めて真摯に語る卒業直前のファイナルインタビュー!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:サマンサ五郎)

浅倉樹々(あさくら・きき): 2000年9月3日生まれ。千葉県出身。モーニング娘。のメンバーオーディションを経て2014年10月にハロプロ研修生として活動を開始。2015年4月につばきファクトリー加入が決まり、インディーズ活動を経て2017年2月にシングル『初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア』で待望のメジャーデビューを果たした。2017年と2019年に腰椎椎間板ヘルニアで一時的な活動休止を余儀なくされたが、無事に復帰を果たし、2021年10月18日に「つばきファクトリー コンサート2021『CAMELLIA~日本武道館スッペシャル~』」でグループ単独では初となる日本武道館のステージに立った。2022年9月にグループとハロー!プロジェクトからの卒業を発表。2023年4月2日、「Hello! Project ひなフェス 2023」の「つばきファクトリー プレミアム ~浅倉樹々 卒業スペシャル~」で卒業を迎える。卒業後は動物専門学校に進学し、音楽ソロ活動との両立を目指す

 

ラストシングルに込めたグループ&メンバーへの想い

――まずは、浅倉さんにとって最後のシングルとなる『間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆 feat.KIKI』についてうかがえますか?

 

浅倉 今回のシングルは私にとってラストでもありますし、現在の12人体制最後の曲になるので想いを込めて歌いました。3曲とも新しい挑戦ができてよかったです。

 

――確かに「間違いじゃない 泣いたりしない」は、これまでにない新たなつばきファクトリーを感じさせる1曲でした。

 

浅倉 初めて聴いたとき、アニメの主題歌みたいだなって思うくらい曲調も歌詞も壮大で。今まで歌ってきた恋愛曲は、片思いの女の子だったり、想いを告げられないもどかしさを歌うことが多かったんですけど、今回は失恋した後の女性の心境を歌っていて、すごく表現が難しかったけど、徐々に大人になっていくつばきファクトリーと歌詞の大人っぽさがリンクしてる感じがしましたね。

 

――キーが低いパートも多く、歌唱の難易度も高かったんじゃないかと。

 

浅倉 難しかったです。Aメロ、Bメロの音程がすごく低いのに、サビは抑揚をつけて歌ったりするので波が激しくて。今までそういう曲調がなかなかなかったので、レコーディングでは引き出しの少なさを痛感しちゃって、ディレクターさんと意見交換しながら収録に臨みました。

 

――レコーディングで1曲すべて歌って後から個々の歌割りが決まる形だと思いますが、割り振られたソロパートについてはいかがでしたか?

 

浅倉 今回、私は2番サビ以降に歌割りをいただいたんですけど、「新しいストーリー歩む 次のステージ of love」というソロパートが卒業を控える自分にすごくリンクしていて、初めて聴いたとき、密かに「ここ欲しいな」と思っていたので選ばれて嬉しかったです。歌詞全体の内容も過去を受け止めて次のステップに進んでいくという意味が込められているので、失恋ソングではあるけど、私にとってはつばきファクトリーの活動を振り返って、今までやってきたことは間違いじゃないんだよと思わせてくれるような、そんな曲にもなっていると思います。

 

――一転して、次の「スキップ・スキップ・スキップ」は可愛らしいポップな曲調ですが、リズムがかなり跳ねていてハロプロらしさ溢れる楽曲というか、これも歌うのがなかなか難しい曲だったんじゃないかなと。

 

浅倉 リズムが難しかったんですよ。聴くよりも歌ったときの衝撃が大きくて、常にビートが跳ねてるし、言葉の数がすごく多くて、歌いながら「あ、ここにも言葉を入れてくるんだ」みたいな。でも、それくらい歌詞とメロディが盛り上げてくれるというか、すごく気分が上がる1曲になりました。

 

――MV はメンバーがワチャワチャ絡むカットも多々あって、撮影も楽しかったんじゃないですか?

 

浅倉 楽しかったです! けっこうストーリー仕立てになってるので、みんなのウキウキした表情だったり、あとはスマートフォンを使って自分たちでカメラを持ちながら撮影するというのを今回初めてやったので、ほんとに素に近い自撮り風の写真が出てきたりして、つばきらしさが溢れるすごく可愛くてポップなミュージックビデオになったと思います。この曲のリップシーンの撮影は私が一番最後だったんですけど、メンバー全員が見に来てくれて、終わったあとに「おつかれさまでしたー!」って一斉に声をかけられたときは、「あ、終わっちゃったんだ……」という驚きと、今までいっぱい作品を撮ってきたときのすごく大切な思い出を一気に感じた瞬間でもあったので、感動と涙と嬉しさといろんな感情が込み上げてきましたね。

 

――そして、浅倉さんの卒業曲「君と僕の絆 feat.KIKI」ですが、これはもともと『つばきファクトリーの夏祭り 2022~灼熱~』というライブで初披露された曲で、その歌割りを浅倉さんフィーチャーにバージョン変更してレコーディングされたんですよね?

 

浅倉 そうなんですよ。灼熱ライブのときに中島卓偉さんが作ってくださった楽曲です。だから、別に卒業を想定して書かれた曲ではなかったんですけど、歌詞の内容がこれまでつばきファクトリーの歩んできた歴史というか、仲間を思いやる言葉がすごく多いので、最初に披露したときも歌詞の深さに何人か泣いてるメンバーがいました。でも今回は、私からみんなへの想いだったり、みんなからの私への想いに変換して歌うことができて……。今までこういうしんみりするようなバラード曲はあまりなかったので、今後はこれがつばきファクトリーからメンバーが旅立つときの定番曲になるのかなと思います。

 

――この曲のMV は、結成メンバーがみんな並んで歩いてるカットから浅倉さんの歌い出しに入るじゃないですか。あれ、ずっと応援してきたファンは確実に泣きますよ。

 

浅倉 あぁー、最初にそのメンバーだけでいるというのが……本当に(笑)。今回、歌割りもけっこう同期ごとに分かれてたりするので、自然と同期のメンバーが集まりやすいんですよね。

 

――浅倉さんの歌い出しのあとに初期メンのソロパートが続いていく流れも……。

 

浅倉 泣かせに来てると思います(笑)。「泣いちゃうから回数をいっぱい観ることができない」ってけっこう言われますね。気持ちの準備が必要だからって。

 

――それこそ撮影してるときも来るものがあったんじゃないですか?

 

浅倉 来ました、来ました。メンバーと1人ずつハグするシーンもあったりして、そこはほんとに泣いちゃいましたし、その様子をカメラで撮影しててくれた女性スタッフさんも泣いちゃったんですよ。たぶん私たちの想いがカメラ越しに伝わって。そういうのを目の当たりにして、やっぱりちゃんと気持ちが入ると人の感情って動くんだなと思いました。

あと、スライドショーを見るシーンもあるんですけど、過去の写真を並べるとみんな「あっ、このときはこんなに若かったね」とか「このとき、こんな思い出あったよね」って、そうやって振り返るだけで、これだけ活動してきたんだな、そして卒業しちゃうんだなって感じる時間が生まれて。だから、「これで最後か」という気持ちで撮影していました。

 

――同期メンバーとは卒業について何か話されました?

 

浅倉 リーダーの山岸理子ちゃんはけっこうプライベートでも会うので、卒業のこともそうだし、これからのこととかいろんな相談をしています。あとはやっぱり今、みんなが一番気になってるのは、歌割りがどうなるんだろう? みたいな。そして、これからグループがどんな色になるんだろう? っていう、ちょっとソワソワしたりドキドキしてる雰囲気を感じますね。

 

――それって浅倉さんにとっても気になるところですか?

 

浅倉 楽しみです、すごく! 私が歌ってたパートを誰が歌うんだろうって。一番後輩の4人はまだ自分たちがレコーディングに参加してる曲が少なくて、過去の曲を歌うときにどうしてもユニゾンだけになっちゃったりするので、私のパートだったところをどんどん歌っていってほしいです。とはいえ、ずっと前からいたお姉さんメンバーたちにもまだまだ譲らないぞって気持ちでいてほしいですよね。遠慮するにはまだ早いぞって。そういうこともグループにとって大事だと思うので。

 

――そこはいい意味での競争というか。浅倉さんもずっとそういう気持ちを持って活動されてたわけですよね。

 

浅倉 ありました、ありました。歌割りが欲しいなとか……それは私に限らず、みんなそうです。だから、みんな歌を鍛えたり、自分の見せ場を作ったり、それがグループの強みに変わるので、そういうところはずっとあってほしいなと思います。

 

――新メンバーの4人についてはいかがですか? 今回のシングルでそれぞれ成長が見られたと思うんですが。

 

浅倉 まだ一緒に活動して2年も経ってなくて、それがちょっと信じられないくらい、ずっと一緒に活動してきたかのような安心感と信頼感がある4人で、パフォーマンスも確実に成長してるのが見ていてわかるし、これからのつばきファクトリーを引っ張っていくメンバーだと思うので、私が抜けたあとのつばきファクトリーがどうなっていくんだろうという楽しみも感じつつ、今も一緒に活動しながら本当に頑張って欲しいなって気持ちで見ています。

 

コロナ禍におけるグループの成長と念願のステージ実現

――ラストシングルのリリース翌日(2月23日)に開催された『つばきファクトリー メジャーデビュー6周年記念ライブ ~Moment~』は、浅倉さん念願の生バンドをバックに従えたステージでしたが、どういう経緯で実現したんですか?

 

浅倉 私もサプライズでお知らせされたので詳しい経緯はわからないんですけど、メジャーデビューするときくらいから「生バンドでパフォーマンスしたい」と言ってきてたので、そうやって口にしたことがちゃんと届いたんだなと思って本当に嬉しかったです。

 

――6周年とロックをかけて“ロック”周年というのも気の利いたコンセプトだなと。

 

浅倉 6周年でロックというのも私は別に考えてなかったんですけど、「あっ、そういうことになるな」と思って、全部が全部いいタイミングで物事が進んでいった感じはありますし、やっぱり念願のステージだったので本当に嬉しかったです。1日限りだったのがもったいないくらい、今でも夢みたいなライブでした。

 

――セットリストについてはメンバーの意向も?

 

浅倉 はい。私から「これを歌いたい」ってオーダーして、けっこう希望の曲を入れ込みました。全部はバンドでパフォーマンスできなかったんですけど、その中でも生バンドでやりたい曲を絞って選びましたね。サウンドが激しめの楽曲や盛り上がりそうな楽曲を。

 

――全16曲中、最初の4曲と10曲目以降の7曲がバンド編成で、10曲目の「光のカーテン」はいつもと歌割りも違い、1番が浅倉さんのソロパフォーマンス、2番からメンバーが次々登場してくるという、卒業を意識した演出でした。

 

浅倉 最初はピアノから始まるので、音も少ない中で歌うのは緊張する場面でもあったんですけど、卒業を決めてからソロで歌わせていただく機会が少しずつできて、自分の中で1人で歌うことに抵抗がなくなってきたタイミングだったので、上手く歌おうということよりも感情を込めて歌えたらいいなと思って……。歌詞も今までを感じる切ないものでしたから、これまでのことを頭に思い浮かべながら、あとは目の前のファンのみなさんがライトピンクのペンライトで応援してくれていたので、その景色にうっとりしながら歌いました。

 

――近年はコロナ禍で活動が制限され、当初はライブの開催もままならない状況のなか、ハロプロは、観客が声出しせず座って観られるようバラード曲のカバーによるハロメンのソロ歌唱ライブ(『Hello! Project 2020 〜The Ballad〜』『Hello! Project 2021春 花鳥風月』『Hello! Project 2021秋 続・花鳥風月』)を行い、試行錯誤しながらいち早くライブ活動を再開しました。その結果、メンバーのみなさんは様々なアーティストの曲をカバーすることになったわけですが。

 

浅倉 びっくりしました。ライブといえばハロー!プロジェクトの楽曲、自分たちの歌を歌うことだったので、これは未知の世界だなと思って。歌い方も普段と全然違うし、バラードだからテンポもゆっくりなので、より歌に集中できる分、粗が出ないようにとか歌に対して繊細な気持ちで取り組むことができて、すごくいい経験になりました。1人1人の個性とか自分の歌はこれだというのをちゃんと吸収して持ち帰って、グループとして見たときにまた大きくなってパフォーマンスできたんじゃないかと思います。

 

――2020年にグループ初のホールツアー、2021年に単独では初の日本武道館公演、2022年に9thシングル『アドレナリン・ダメ/弱さじゃないよ、恋は/アイドル天職音頭』で初のオリコン週間シングルランキング1位獲得と、グループとして着実に飛躍と達成を成し遂げていきましたよね。

 

浅倉 コロナ禍になってしまって活動の制限があったので、当初は本当にどうなっていくんだろうと思ってたんですけど、新しく4人が加入してから世の中の状況はともかくグループは活動を多くできるようになってきて、ファンのみなさんもいろんなルールに従って楽しんでくださって……。だから、そんな状況でここまでやることができたのは嬉しいことですし、夢だったことがひとつひとつ叶っていく瞬間に立ち会えたので、今はもう本当にやりきれたなという気持ちでいっぱいです。

 

――なかなか選べないとは思いますが、これまでで一番思い入れの深い曲は?

 

浅倉 えぇ〜、何だろうな……? 今までで一番歌ってきた楽曲は、メジャーデビューシングルの「初恋サンライズ」ですね。インディーズのときに3作リリースさせていただいたんですけど、そのときとはまた違うジャンルの楽曲をいただけて、歌詞の「何かが始まる予感」というフレーズはまさにその通りだなと思いました。

この曲を聴いたとき、一気にこれから歩んでいく道が見えたというか、炭酸水みたいなフレッシュさ、スパークリング感をすごく感じて、この曲でメジャーデビューできることにすごく可能性を感じたんです。インディーズのころはどうしたらいいんだろうってちょっと迷いつつのパフォーマンスだったんですけど、この曲で一気にグループのカラーが見えたので、メンバーもみんなすごく生き生きしてました。

メジャーデビューに向けて頑張ってたのもそうだし、メジャーデビューしたあとも一個一個目標を見つけながら歌ってきた曲なので、すごく思い入れがあります。サビの“サンライズジャンプ”でファンの人と一緒に飛ぶのもライブの楽しさのひとつだったので、まさにこの曲とともに歩んできたつばきにとって今でも大事な曲だし、これからもメンバーみんなに大切に歌っていってほしいなって思います。

 

――4月2日に行われる『Hello! Project ひなフェス 2023』の「つばきファクトリー プレミアム ~浅倉樹々 卒業スペシャル~」が、つばきファクトリーのメンバーとしては浅倉さんのラストステージになりますね。

 

浅倉 最後という実感が徐々に湧いてくるのか……意外と今はフワッとしちゃってる状態で。でも、本番当日はとにかく楽しみたい気持ちでいっぱいです。上手く見せようとかじゃなくて、そのときの感情でライブができたらいいなって。12人で見せる最後のパフォーマンスになりますが、12人になってからはまだ披露してない過去の楽曲もあるし、卒業ということでセレモニーも行いますけど、そのときに歌う曲の歌詞がけっこう沁みるんですよね。なので、大好きなつばきファクトリーの楽曲をメンバーと一緒に想いを込めてパフォーマンスできたらいいなと思いますし、観てくださるみなさんに想いが届くように最後まで全力で頑張ります。

 

グループ活動のピリオド、変わらない自分、新しい私の始まり

――卒業後は動物専門学校に通われるとのことですが、今後のビジョンは?

 

浅倉 私はもともと愛犬を3匹飼っていて、幼稚園の年長さんのときに最初にウチに来た子が去年の3月に亡くなってしまったんです。15年一緒にいて、最初はただただ可愛いなと思って私が面倒を見てる感じだったんですけど、ふと気づいたら私が支えてもらってるなと思う瞬間が増えて、この子たちがいるから明日も頑張ろうって思えるし、何かと側にいてもらえる存在で感謝しなきゃいけないなと思うことが多かったんですね。

だから、最初の子が亡くなってしまったのがすごくショックだったんです、当初は。というか今もそうなんですけど、どうやったら恩返しができるか考えときに、ただ可愛がるとか「ありがとう」って気持ちを伝えるだけじゃなく、動物のことに詳しくなって、動物たちや動物を飼われている飼い主さんをサポートできる、そんな人になれたらまた「ありがとう」の伝え方が変わるんじゃないかなと思って。それをきっかけに動物のことを深く学んでいきたいと思い卒業を決意しました。

ただ、学校に通っている期間も並行して音楽活動をやっていくつもりなので、音楽活動をしながら動物のことをちゃんと発信していければなと。SNSを通じて犬の知識だったり愛犬の日常を今よりももっと出していきたいし、動物タレントとしてバラエティとかにもガンガン出ていけるような人になりたいと思っています。

愛犬のエル(左)と琥珀(右)

 

――音楽活動に関しては、少し前のブログで「自分のプロデュースを卓偉さんにしてほしい」とすごく小さい文字で書かれていましたけど(笑)。

 

浅倉 (笑)。それは……ほんとにほんとにただの願望です。私は音楽も犬と同じくらい大好きで、その中でも90年代のロックに触れてきて、X-JAPAN だったりL’Arc~en ~Cielの音楽にすごく惹かれているので、1人でどこまでできるかわからないですけど、つばきにはなかったバンド形式で歌っていけたらいいなって。でも、アイドルとしての私を見たいという方もいると思うので、今までにない浅倉樹々というジャンルを生み出していけるようオールマイティに表現していきたいですね。

 

――ある取材で「カッコいいと言われたくてロック系の煽りやパフォーマンスに力を注いできた」とおっしゃっていましたが、そこのこだわりはかなりお強い?

 

浅倉 こだわってますね。ロックってひとつの言葉では表せないじゃないですか? パフォーマンスがロックとか、気持ちがロックとか、私はそのどちらもロックでいたいなと思っていて。生き様もロックな人でありたいし、パフォーマンスもそう。煽りのときにちょっと足をひっかけてみるとか、首を振って髪をなびかせてみるとか、そういうことをするメンバーが周りにいなかったので、私らしさってなんだろう? って思ったとき、好きなアーティストさんを見るとそういう動きをされていて、そういうところから盗んで自分らしさを見つけていった感じです。今後はソロになるので、そういう自分の色をもっと濃くしていきたいし、やりたいことを心から楽しんでやれたらなって思ってます。

 

――ハロー!プロジェクトでロックといえば、当時℃-uteの鈴木愛理さん、Berryz工房の嗣永桃子さんと夏焼雅さんの3人で結成していたBuono!(ボーノ)ですよね。

 

浅倉 私、Buono!さんが大好きで、そこも始まりのひとつとしてあります。Buono!さんってライブはDolce(ドルチェ)というバックバンドのみなさんとパフォーマンスされてたじゃないですか。こないだの「Moment」も幕が降りてバンドが見えてというステージングだったんですけど、私はそれをBuono!さんのときに観ていたので同じことをやれている喜びがあったし、鈴木愛理さんがゲネプロを観に来てくださって「ここはこうしたほうがいいんだよ」ってアドバイスをたくさんいただいたのが本当に嬉しすぎて、当時の自分に「こういう未来が待ってるんだよ」って言ってあげたくなりました(笑)。

 

――なるほど。念願だったスタイルでライブできただけじゃなく、自分のルーツに辿り着いたステージでもあり、そのルーツの当事者から助言もいただいて、浅倉さん的にはまるで盆と正月がいっぺんに来たような公演だったわけですね。

 

浅倉 そうなんですよ。本当に今、何が起こってるんだろうって思っちゃうくらい(笑)。で、気づいたら本番当日がやって来て、もう終わっちゃったみたいな。それくらいあっという間でした、あの夢の時間は。

 

――では最後に、改めてつばきファクトリーの活動を振り返って思うことは?

 

浅倉 私は腰のヘルニアで活動を2度休止していた時期があったので、当時はいろんな方に迷惑をかけてしまった申し訳なさを感じながら活動してたり、私が休んでいる間もつばきファクトリーの活動は続いていくので、戻って来たときにみんながすごく先にいるなと感じて「どうしようどうしよう、私だけ違うところにいる」と思いながら活動していた時期もありました。だから、本当に山あり谷ありの目まぐるしい日々の中で活動してきましたけど、つばきファクトリーじゃなかったら続けられなかったと思うことが多かったので、本当にメンバーには感謝しています。

 

――そういう意味では決して順風満帆とはいえない活動だったかもしれませんが、でも悔いはないと。

 

浅倉 悔いはないです(キッパリ)。本当にやりきりました。応援してくださるみなさんは私以上に私を好きでいてくださる方が多くて、けっこう自信をなくしがちだったんですけど、でもみなさんが褒めてくれるからその言葉に支えられて日々頑張ってこれたし、ライブをしてるときはみなさんと一緒に作れるからこそ最高のステージを生み出してこれたと思うので、感謝を伝えても伝えきれないくらい感謝しています。つばきファクトリーとしてはこれで最後だけど、浅倉樹々の人生はまだまだこれからなので、変わらず一緒に付いてきてもらえたら嬉しいですね。これからが新しい私の始まりなので。

 

【INFORMATION】

Hello! Project ひなフェス 2023

4/1()4/2(日)幕張メッセ 国際展示場4ホール (千葉)
4/2()17:00公演は「つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~」

公演詳細ページ:

http://www.helloproject.com/event/detail/8d6c7db01c9166be4a96fbf3db4cb68274184b8e/

 

【書籍情報】

つばきファクトリー浅倉樹々写真集『cherie

発売日:2023322
仕様:B5判・全112ページ
価格:¥3,500 (税込)
発売元:オデッセー出版
撮影者:根本好伸

 

つばきファクトリー オフィシャルサイト

つばきファクトリー オフィシャルYouTubeチャンネル

つばきファクトリー YouTubeサブチャンネル「つばきファクトリーのhappyに過ごそうよ」

大原優乃 1st写真集「ゆうのだけ」が4度目の重版!高校卒業前の姿に「今の私と見比べて」

女優・グラビアアイドルとして活躍中の大原優乃が、3月23日にInstagramを更新。自身の1st写真集「ゆうのだけ」(集英社)が、4度目の重版決定となったことを報告した。

 

2017年6月に「週刊プレイボーイ」(集英社)でグラビアデビューを果たした大原優乃。本書はその翌年となる2018年3月で高校を卒業するのを機に刊行された、記念すべき1st写真集だ。常夏の島・ハワイを舞台に、青い海、白い砂浜、大自然の中ではちきれんばかりのカラダで魅了している。また、冬の北海道では制服姿での撮影も。

 

今回4度目の重版決定を受けて、大原は「なかなかない異例なことみたいで、本当に有難い限りです…! 高校卒業前の6年前の私。ぜひ、今の私と見比べていただきたいです」と感謝のコメントをつづった。

 

まだ幼さの残る表情と、現役高校生としての制服姿を捉えた写真にファンからは「天使すぎる」「可愛く歳を重ねてる」といった絶賛の声が。4度目の重版に対しても「おめでとう!」「グラビア史に残る超名作」と、ロングセラーの快挙に対する祝福のメッセージが寄せられている。

 

WEB

大原優乃Instagram:https://www.instagram.com/yuno_ohara/
大原優乃Twitter:https://twitter.com/yuno__official
大原優乃YouTube「ゆーのちゅーぶ」:https://youtube.com/@yuno_tube

 

吉岡里帆とmiletが初顔合わせ!過去の放送回から「推し」ポイントを語り合う『Dear にっぽん イッキ見SP』

『Dear にっぽん イッキ見SP』吉岡里帆 ©NHK

 

ドキュメンタリー番組『Dear にっぽん』で放送された中から反響の大きかった4本を厳選して紹介する『Dear にっぽん イッキ見SP』(NHK総合 午前0時25分~2時30分)が、4月2日(日)に放送。番組の語りを担当している吉岡里帆とmiletが出演する。

 

昨年4月のスタート以来、日本各地のリアルな今を伝えてきた『Dear にっぽん』。4月2日(日)放送の『イッキ見SP』では、番組の語りを担当している吉岡里帆とmiletが初の顔合わせを。2人がそれぞれ2本ずつ厳選して紹介し、登場人物たちへの思いや「推し」ポイントを語り合う。

 

吉岡は人と馬の絆の物語「いまを駆ける~青森・十和田~」と、大切に受け継がれた思いをつなぐ物語「僕は最果ての島医者~北海道・礼文島~」。miletは仲間と支え合って働くおばあちゃんたちの物語「ばばちゃんたちのそば~山形・鶴岡~」と、最後の大会に挑む高校生ボクサーたちの物語「ボクたちの青春~髙松工芸高ボクシング部~」をセレクト。

 

さらには、『Dearにっぽん』で初めてナレーションに挑戦しているmiletが吉岡に語りへの思いを聞き、制作現場の裏話が飛び出すなど、普段は聞くことのできないトークも展開していく。

『Dear にっぽん イッキ見SP』milet ©NHK

 

番組情報

『Dear にっぽん イッキ見SP』
NHK総合
2023年4月1日(土)深夜0時25分~2時30分
※放送後1週間、NHKプラスで見逃し配信あり

<レギュラー放送>

3月まで:毎週土曜 午前10時05分~
4月以降:毎週日曜 午前8時25分~

NHKプラス:https://plus.nhk.jp

 

©NHK

【フォトレポート】第50回東京モーターサイクルショーを華やかに彩った53人のコンパニオンが登場!

3月24~26日の3日間にわたって東京ビッグサイトにて開催された『第50回 東京モーターサイクルショー』。出店者数166、総小間数1018、展示車両569台の規模で行われた今回、悪天候だったにも関わらず前年比で112.7%増の、13万9100人の来場者が訪れ、大いに盛り上がりました。

そして本イベントを盛り上げてくれた華やかなコスチュームに身を包んだコンパニオンたちを大特集! 53人登場、総枚数約150枚の写真で振り返ります。

 

 

【53人を一挙に紹介!】

 

 

 

<BMW Motorrad>

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仲 美由紀(なか・みゆき)

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平瀬ひかり(ひらせ・ひかり)

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<D.I.D>

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<DEGNER>

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藤田香澄(ふじた・かすみ)

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撮影/編集部

『news zero』に市村紗弥香、中島芽生アナ、小髙茉緒アナが新加入 髙木菜那が4月の金曜パートナーに【コメントあり】

市村紗弥香

 

4月からの『news zero』(日本テレビ系 毎週月~木曜 午後11時~11時59分/金曜 午後11時30分~深夜0時30分)に、気象予報士の市村紗弥香、中島芽生アナ、小髙茉緒アナが加わり、金曜パートナーを髙木菜那が務めることが決定。4人からコメントが到着した。

 

市村、中島アナ、小髙アナは4月3日(月)以降の放送から出演。新たにお天気を担当する市村は、大学在学中に気象予報士の資格を取得。天気図を分析するのが大好きで、真摯に分かりやすく、心を込めて、気象情報を伝える。

 

中島アナは新たに水曜、木曜、金曜のニュースを担当。スタジオだけでなく、積極的にニュースの現場に飛び出して取材・中継を行う。小髙アナは、火曜、木曜のスポーツを担当。スポーツを見るのがより楽しく感じてもらえるようにエネルギッシュに伝える。

 

さらに、4月の金曜パートナーを、元スピードスケート選手の髙木菜那が務めることが決定。髙木は冬季オリンピックに3大会連続で出場し、平昌オリンピックでは女子団体パシュート、女子マススタートで金メダルを獲得。北京オリンピック後、現役を引退してからは、解説や講演など幅広い分野で活躍の場を広げている。

 

市村紗弥香 コメント

「あしたって傘いるんだっけ?」「どんな服着て行こう?」そんな疑問に答えて、あす朝の支度を少し楽にできるような、日常に寄り添ったお天気コーナーにしていきたいです。
ぜひ皆さんの声をお聞かせください。

 

中島芽生アナ コメント

中島芽生アナ

 

4月から『news zero』を担当することになりました。
9年間担当しました『news every.』を離れることには寂しさもありますが、これからは夕方からしっかりとバトンを受け取り、より丁寧に、より深く、「どう分かりやすく伝えるか」にこだわってニュースをお届けしてまいります。
また同じ大阪出身の有働(由美子)キャスターをはじめ、番組出演者の皆さまとご一緒できることも楽しみで仕方ありません。
「よっしゃ頑張るで」と気合と心を込めて一つ一つのニュースと向き合っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

小髙茉緒アナ コメント

小髙茉緒アナ

 

このたび、火曜・木曜のスポーツコーナーを担当することになりました。
『news zero』放送開始からまもなく17年…この歴史の中で、スポーツコーナーを女性アナウンサーが担当することは初めてだそうです。
学生時代はバドミントンに打ち込み、“平日の夜といえば『news zero』”だった私にとって、このような形で携われることがとても幸せです。
テレビの前の皆さまに「このスポーツ面白そう」「応援したい」「見に行きたい」と思うきっかけを届けられるよう、誠心誠意お伝えします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

髙木菜那 コメント

髙木菜那

 

このたび、『news zero』の4月の金曜パートナーを務めさせていただくことになりました。
4月は皆さんいろんなことが「始まる季節」なのではないかと思いますが、私自身も、昨年4月に現役を引退し、「髙木菜那 第二章」がスタートして、まもなく1年がたちます。
何事も初めは勇気が必要ですし、何かを始めるにはすごくエネルギーを使うと思いますが、一日の最後に、番組を通して皆さんと一緒に新年度のすてきなスタートダッシュを切れるように全力で取り組みたいと思っております。1か月間、どうぞよろしくお願いいたします!

 

番組情報

『news zero』
日本テレビ系
毎週月~木曜 午後11時~11時59分/金曜 午後11時30分~深夜0時30分

製作著作:日本テレビ
番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/newszero/

 

竹俣紅アナが『みんなのKEIBA』新MCに!「将棋の勝負と似ているところがあってすぐに親近感がわきました」

『みんなのKEIBA』竹俣紅アナウンサー ©フジテレビ

 

竹俣紅アナウンサーが、『みんなのKEIBA』(フジテレビほか 毎週日曜 午後3時~4時 生放送)の新MCに就任。竹俣アナと小室俊一プロデューサーからコメントが到着した。

 

フジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』で、2019年からMCを務めていた堤礼実アナが3月26日(日)で番組を卒業。新たなMCを入社3年目(現在入社2年目)の竹俣紅アナが担当することが決定した。

 

番組MCに初挑戦する竹俣アナは「私と同じように今まで競馬の世界に触れたことがなかった方にも、競馬の醍醐味をお伝えできたらと思います」と意気込みを。

 

竹俣アナは2021年4月に入社、同年7月から報道番組『Live News イット!』の「フィールドキャスター」に就任し、2022年4月からは『めざまし8』の情報キャスターを担当。競馬については、今まで経験がないとのことだが、15年間やってきた将棋の勝負と似ている部分を見いだし、親近感を覚えているという。

 

竹俣紅(フジテレビアナウンサー)コメント

この番組を担当させていただくにあたり、いざ勉強を始めてみると、馬によって得意な戦法があったり、レース中に駆け引きがあったりと、将棋の勝負と似ているところがあってすぐに親近感がわきました。いろいろなデータを基にレース展開を予想するのも、何手先も読まなければならない将棋の勝負と似ていて、テンションが上がります! この番組を通して、私と同じように今まで競馬の世界に触れたことがなかった方にも、競馬の醍醐味をお伝えできたらと思います。

 

プロデューサー・小室俊一(フジテレビ スポーツ制作センター)コメント

竹俣アナウンサーは、まだ3年目ですが、堤アナと同様に、これから番組を通して競馬を盛り上げてくれる存在として、一緒に成長していければといいなと思っています。さっそく競馬を将棋に例えるなど、元女流棋士として、勝負師としての血が騒いでいるのかもしれません。竹俣アナウンサーがDAIGOさんをはじめとする出演者らと、どんな化学反応を起こしていくか、佐野アナウンサーとのコンビも楽しみです。温かい目で見守っていただければと思います。

 

番組情報

『みんなのKEIBA』
フジテレビほか
毎週日曜 午後3時~4時 生放送

<出演者>
番組MC:DAIGO、佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)
竹俣紅(フジテレビアナウンサー)※2023年4月2日(日)から出演予定

<解説者>
井崎脩五郎
細江純子

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sports/keiba/minnanokeiba/
公式Twitter:https://twitter.com/fujitvkeiba

©フジテレビ

古田愛理 1st写真集「体感温度」の表紙解禁!「めちゃえち」「可愛すぎる」などファン歓喜

1st写真集「体感温度」(KADOKAWA)の発売を控えるモデルで女優の古田愛理が、その表紙を自身のInstagramで解禁した。

 

雑誌「Popteen」専属モデルとしての活動や、恋愛リアリティ番組『オオカミくんには騙されない』シリーズへの出演など、女子中高生に圧倒的人気を誇る“あいりる”こと古田愛理が二十歳のメモリアル写真集を3月31日(金)に発売する。

 

その表紙解禁にあたり、古田がインスタライブで先行公開すると「めちゃえちやん」「可愛すぎる」などファンから歓喜のコメントが殺到。タイトルにちなんで「体感温度あがりそう」などのコメントも寄せられたそうだ。

 

また、写真集内でも対談している親友でモデルの莉子に前日に見せた様子を明かすと、莉子本人からもリアルタイムでコメントの書き込みが。このサプライズ登場に、ファンも一緒に盛り上がりを見せた。表紙はフィードでも公開され、「未成年でも買って良いですか?」「この世界で一番美しい」「表紙最高にカワイイ」などコメントが多数寄せられている。

 

なお、今回の写真集発売に際してイベント情報も公開されており、4月1日(土)と9日(日)に東京・渋谷で開催予定。古田本人も改めて、来場を呼び掛けていた。また、写真集公式Twitterでは連日オフショットが公開されており、そちらでも写真集の世界観を楽しめるだろう。

 

WEB

古田愛理Twitter:https://twitter.com/Airi1146
古田愛理Instagram:https://www.instagram.com/airi_furuta/
写真集公式Twitter:https://twitter.com/airiru_1st

みち(奈緒)と陽一(永山瑛太)ら夫婦2組の寝室を描いたビジュアルが完成『あなたがしてくれなくても』

『あなたがしてくれなくても』©フジテレビ

 

奈緒が主演を務める、4月13日(木)スタートの木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分 ※初回は、10時~11時09分)のポスタービジュアルが完成。さらに、原作者・ハルノ晴による描き下ろしのイラストも公開された。

 

原作はハルノ晴による同名コミック(双葉社刊)。夫婦関係に悩む人たちの思いを代弁するかのようなヒリヒリとした会話劇、禁断の関係を予感させるハラハラしたストーリー展開がSNSを中心に話題を呼んでいる注目作だ。

 

その映像化となる本作では、主演の奈緒をはじめ、岩田剛典、田中みな実、永山瑛太といったそうそうたる豪華キャストが集結。2014年放送の木曜劇場『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』チームが制作を手掛け、稲葉浩志が主題歌を担当することも発表され、さらなる話題を呼んでいる。

 

このたび完成したのは、奈緒らキャスト陣が演じる夫婦2組の寝室を切り取った、“心がすれ違う”ポスタービジュアル。描かれているのは、みち(奈緒)、陽一(永山)による吉野夫婦、誠(岩田)、楓(田中)による新名夫婦、それぞれの寝室での一場面。

 

こちらを見つめるみちの後ろには、スマートフォンに夢中な陽一。セックスレスの関係が続く2年続く、2人の心の距離が表現されている。一方、新名夫婦は同じ方向を向いてはいるが、その視線の先にそれぞれどんな思いを巡らせているのか。

 

ビジュアルには「同じベッドで眠るたび、ひとりぼっちになっていく。」というキャッチコピーが添えられ、複雑な心の葛藤を表現し、姿勢や視線まで徹底的に作り込まれたポスタービジュアルに仕上がった。2組の夫婦が今後どのような壁に直面するのか。愛情のよりどころを求めてさまよう大人の恋愛ドラマの行く末に注目だ。

 

さらに、原作者・ハルノ晴が特別に描き下ろしたコラボイラストも公開。ドラマのポスターと全く同じ構図で、原作マンガに登場するみちたち2組の夫婦が描かれている。ハルノ晴、アートディレクター・高垣美月、コピーライター・野田真知子によるコメントは以下に記載。

『あなたがしてくれなくても』

 

原作者・ハルノ晴 コメント

◆イラストに込めた思いをお聞かせください。

役者さんの切ない表情がキャラクターともリンクするように、大切に描きました。作品カラーのブルーがきれいに見えるよう、何度も調整しました。

 

◆ドラマに期待することや、楽しみにされていることをお聞かせください。

自分が描いたキャラクターが動いているところを見るのを楽しみにしています。漫画とドラマでは、作りも演出も全然違います。ドラマでしか見られない『あなたがしてくれなくても』を、多くの方に楽しんでいただけますように。そして、今セックスレスに悩んでいる方に届き、少しでも何かを感じていただければ幸いです。

 

◆主演の奈緒さんをはじめ、キャストの皆さまへエールをお願い致します!

まるで皆さん漫画からそのまま出てきたような、素晴らしい配役に感謝しております。みちを演じられる奈緒さんが、みちすぎてびっくり! 奈緒さんに演じていただけるのを、とてもうれしく思います。永山瑛太さん、岩田剛典さんの色気と確かな演技力、田中みな実さんの完璧な美貌と多くの方を引き付けるその魅力、皆さんを画面で見られるのを楽しみにしております。

 

アートディレクター・高垣美月 コメント

一番近くにいる人と心を通わせることができないという孤独感や切なさを、朝方のベッドに横たわる2組の夫婦の視線や表情で表現。タイトルロゴでも、移り変わる心の変化や泣いてしまいそうな気持ちを感じられるようにデザインさせていただきました。

 

コピーライター・野田真知子 コメント

触れようと思えば、いつでも触れられる距離にいる夫婦。なのに触れることができず、触れてくれず、相手の気持ちが分からず日に日に孤独感が増してしまう…という主人公みちの心情をコピーにしました。同じ境遇にある方に共感してもらえたらうれしいです。

 

番組情報

木曜劇場『あなたがしてくれなくても』
フジテレビ系
2023年4月13日(木)スタート
毎週木曜 午後10時~10時54分  ※初回15分拡大

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/anataga_drama/
公式Twitter:https://twitter.com/anataga_drama
公式Instagram:https://www.instagram.com/anataga_drama
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@anataga_drama

 

乃木坂46 久保史緒里と山下美月がWセンターを務める「人は夢を二度見る」MV公開

 

乃木坂46が3月29日(水)に発売する32ndシングル『人は夢を二度見る』より、表題曲のミュージックビデオがオフィシャルYouTubeにて公開された。

 

本MVは、静岡県熱海市の「MOA美術館」や新宿ゴールデン街、また埼玉県や都内スタジオなどさまざまな場所で、2月末から3月上旬にかけて断続的に撮影を敢行。夢を見られなくなっていた人間が、誰かと出会い仲間になることで、未来に希望や楽しさを持てるようになることをテーマにした作品だ。

表題曲のセンターを初めて担う久保史緒里は緊張を表に出さないよう撮影に臨み、そしてもう1人のセンター山下美月は「Wセンターは何でも2倍になるのでいいことがありそう!」と喜びながら撮影を行なったそうだ。また当楽曲のダンスの最後に手を上げてつかむ振付には、「上がってきた夢をつかむ」という意味が込められているとのこと。

 

なお、乃木坂46のMVだけでなく、ドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方」も監督として手がけた丸山健志が、本MVの監督を担当。またダンスの振付では「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2022」でBEST CREATIVE PERSONを受賞し、さまざまなCMなどでも注目されているyurinasiaが初めて振付を手掛けた点にも注目だ。

 

動画

乃木坂46「人は夢を二度見る」MV

 

リリース情報

32nd Single『人は夢を二度見る』
2023年3月29日(水)発売

 

WEB

公式サイト:https://www.nogizaka46.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nogizaka46

真夜中に生きる人たちを追う『不夜城はなぜ回る』が最終回。プジョルジョDが語る侵入取材の舞台裏!

真夜中でも明かりが灯り続ける建物、通称“不夜城”。そこでは一体だれが何をやっているのか——。『不夜城はなぜ回る』(TBS系)は、深夜にもかかわらず煌々と光を放ち稼働する場所に突撃し、その謎を解明していく番組だ。時に、深夜のバラエティ枠とは思えないようなドラマチックな展開が繰り広げられることから、ジワジワと注目を集め、昨年10月にレギュラー化。好評を博していたものの、惜しくも3月27日の放送で最終回を迎えるという。

 

本番組を企画したのは、期待の若手ディレクター・大前プジョルジョ健太氏だ。学生時代から「不夜城巡り」を趣味として、夜な夜な街に繰り出していたというプジョルジョ氏は、実際に番組内でレポーター役もこなしている。今回は番組の顔であるプジョルジョ氏に、不夜城での思いがけない出会いや過酷な実情、そして番組のこれからについて語ってもらった。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

大前プジョルジョ健太(おおまえ・ぷじょるじょ・けんた)/1995年大阪府生まれ。2018年法政大学卒業後、TBS入社。「あさチャン!」など朝の情報番組を1年間担当。報道局経済部に1年担当後、22年春まで「ラヴィット!」「サンデー・ジャポン」などの情報バラエティーを担当

 

趣味が高じて、そのままレギュラー番組に!
「夜活動しているのは、一体どんな人なのか気になって」

――番組でも話されていましたが、もともと「不夜城巡り」が趣味だったそうですね。

 

プジョルジョ そうなんです。「不夜城巡り」と銘打ってやっていたわけではないのですが、学生のときから、よく深夜に街を歩き回っては明かりが灯って光っている場所を探していました。

 

――不夜城を見つけることを目的として、夜中にわざわざ外にでていたんでしょうか……?

 

プジョルジョ はい、そうなりますね(笑)。当時は、自宅が高尾山にあったのですが、そこから新宿まで行くこともありますし、逆に中央線を下って終点の大月まで行くこともありました。

 

――なるほど。そういった場所を巡っていた理由は何なのでしょうか?

 

プジョルジョ 単純に、そこにいる人たちはどうして夜に行動しているのかが知りたかったんです。夜中にわざわざ何かしているってことは、それなりの理由があると思うので。

 

――たしかに。そう考えると気になりますね。

 

プジョルジョ 例えば当時、夜中にヨガ教室に並んでいる方々と出会ったのですが、それはみんなが寝静まった静かな時間に瞑想をすることが目的でした。また、自分自身も夜の工場でアルバイトを始めて、そこで働いている外国人の人と交流したり、番組でも紹介しましたが、夜に作業をしている花火師の師匠のもとに弟子入りしたりして、話を聞いていました。

 

――その後TBSに入社されて、実際に趣味が番組になったわけですが、どのように企画を提案されたんですか?

 

プジョルジョ ほぼそのままですよ(笑)。僕が過去に実際に行ったことがある「夜中光っている場所」と、そこでのエピソード、行くとどうなるのかを企画に書きました。その際に、そういった光っている場所を“不夜城”と呼ぶことにして、提案したんです。

 

――企画の段階で、具体的なラインナップがあってロケハンも済んでいる……という状態だったわけですね。

 

プジョルジョ なんなら学生のとき、一人で撮影していたこともあったので、本当に番組と変わらないですね(笑)。

 

——すごいですね。ちなみに、当時はどんな場所で撮影を?

 

プジョルジョ 例えばですが、沖縄の日本最南端の有人島・波照間島に行ったりしましたね。そこには夜中でもずっと稼働しているサトウキビの製糖工場があって、現代社会に疲れた人たちが全国から集まって働きにくるんです。すると、工場の中で出会いがあって、島で結婚する人が出てきたんだとか。

 

 

9割がアポなし取材。時には過酷な不夜城も……
「3日間、山奥で張り込んでいたこともありました」

――そして、番組が実際にスタートするわけですが、不夜城を探して取材をするときは、本当にアポなしで行っているんですか?

 

プジョルジョ そうですね。9割アポなしで突撃して、その場で取材交渉をしています。事前に連絡するときも、その敷地を管理している方だけに許可を取って、現場の人たちにはその場で取材OKか聞いたりしていますね。アポを取っていくと、どうしても身構えられてしまうので、リアルな様子が撮れないというのもあって。

 

――すごいですね。番組でも、臆することなく取材交渉されていますが、人見知りとか全然しなさそうですね。

 

プジョルジョ いえ、すごいしますよ。合コンとか全然ダメです!

 

――(笑)。しかも、夜中に声をかけて、怒られたりすることはないんですか?

 

プジョルジョ 何度もありました。ここでは言えないくらい、めちゃくちゃ怒られたことも(笑)。まあ普通に考えて、夜中に話しかけてくるなんて不審者だと思われても仕方ないですし、迷惑をかけているのはこちらなので申し訳ない気持ちです……。

 

――毎回ロケごとに命懸けですね。

 

プジョルジョ なんなら、それ以前に、取材対象の不夜城が見つけられないことも多いです。夜中に光っている建物がある、と情報を聞いて現地に駆けつけても、その日はたまたま休みで光っていなかったとか。一度、山奥の森の中に不夜城があると聞いて、張り込んでいたんですが、3日経っても結局光らなかった(笑)。

 

――ええ……!それは過酷すぎませんか……。

 

プジョルジョ 携帯の電波も入らない場所で、食べ物を買い込んで張り込んで、結局取材はできずという。辛かったですね。なので、真っ暗な中で光る建物を見つけると「やったー!光ってる!」と本当に安心するんです(笑)。

 

体力的にも精神的にも辛いことも…それでも…
「ひとつの感情が生まれるまでの過程をカメラに収めたい」

――撮影中に、過酷だったことは何かありますか?

 

プジョルジョ 真夏に熊本県の南関町で南関そうめんを作る職人の方を取材したことがあったのですが、その方は休みなく働かないと生産が追い付かないということで、1日に2時間しか寝ないんですよね。ずっと作り続けているところを撮影しつつ、しばらく工程が変わらない時に僕は仮眠を取るのですが、さすがに目の前で寝れないので、路上で野宿して。それを2日間(笑)。

 

――おお、それは大変でしたね……。

 

プジョルジョ いつ何が起きるかわからないので、なるべく現場にいたくて。熱帯夜の中、外で過ごしていたのでなかなか体力を消耗しました。

 

――不夜城ロケは、体力勝負な面もありそうです。

 

プジョルジョ そうですね。逆に、精神的に辛いのは取材をしても、結局いろいろな理由が重なって番組にできないときがあることですね。

 

――プジョルジョさんは、そういった方々を取材するときに、一番撮影したいと考えているのは、どういった部分でしょうか?

 

プジョルジョ やっぱり、人と人との関わり合いの中で、ひとつの感情が生まれるまでの揺れ動いていく過程に魅力を感じるので、その一連のできごとをカメラに収めたいと思っています。

 

――なるほど。どうやってその感情に至ったのか、ということですね。

 

プジョルジョ はい。僕は上司に怒られていても「なんでそこまで怒っているんだろうな」というのをずっと考えてしまって、怒られが響かないタイプで(笑)。それも感情の動きが気になってのことというか……。まあ、そんなことより反省しろよって話なんですけど。

 

――あはは! ある意味で、感受性が豊かな感じがします。

 

プジョルジョ そうなんですかね~。とにかく、出会った方々の感情を映し出すというのは、いつもテーマにはなっていますね。

 

“今までにない番組”だから話題に
「ドキュメンタリーとバラエティの間を目指していました」

――番組中、基本的にレポートをされているのはプジョルジョさんですが、いつもロケは何人チームで行われているんですか?

 

プジョルジョ 2人もしくは3人ですね。初期のころは僕が暴走して、一緒にやっているプロデューサーに、止められることもありました(笑)。危なそうなところに入って行ったり、取材先の方との会話で踏み込みすぎたりして。もちろん僕も相手の方に失礼のないようにチューニングはしているんですが、踏み込んでいくことで、もっと仲良くなれる場合が多いので。

 

――心を開いてもらうためには必要だったりしますよね。

 

プジョルジョ そうなんです。今では、もうその辺を含めて「任せる」とプロデューサーが言ってくれているので。ありがたいですよね。ちなみに、そのプロデューサーは女性なんですが、例えば僕が取材先の旦那さんに付いているときは、その間に奥さんと仲良くなって自然にお話を聞いてくれていたりするんで、チームとしても感謝しています。

 

――素敵ですね。取材先がご家族であることも多いし、長時間のロケになることもありそうですから、チームのバランスも大切ですね。

 

プジョルジョ はい。本当に自由にやらせてもらってるし、チームのおかげで成り立っていると思います。

 

――その結果といいますでしょうか、先日『不夜城はなぜ回る』はギャラクシー賞を受賞されていましたね。おめでとうございます。

 

プジョルジョ ありがとうございます。制作チームがすごく喜んでくれて。スタッフはフリーのディレクターさんも多いのですが、みんな「やったことないような番組で自分の成長にもなる」と言ってくれていて、その上ギャラクシー賞で箔をつけることができて、僕も嬉しいです。

 

――そうだったんですね。たしかに、バラエティであり、ドキュメンタリーでもある、今までにない番組だと思います。

 

プジョルジョ 視聴者のツイートを見ていた時に「ドキュメンタリーとバラエティの間だ」というコメントがあって、まさにそれは自分の意図していたことなので、実際に見て頂いてる人にそれが伝わってるんだと分かって、嬉しかったですね。報道とバラエティどちらも経験しているのもあって、そこで学んだことを生かせる企画を目指していましたから。

 

東野幸治が“趣味で続けたほうがいい”とアドバイス
「海外の不夜城を巡る旅はいつかやってみたい」

――しかし、残念ながら3月27日の放送をもって、番組が終了してしまうとのことで……。

 

プジョルジョ 悲しいですね……。まだまだ、自分としては行ってみたい不夜城があったので、続けたかったのですが……。

 

――不夜城はもちろんのこと、バイきんぐ小峠(英二)さんの夜の酒場巡りも名コーナーだったので、もう見れないと思うと寂しいです……。

 

プジョルジョ 何度かお願いしてやって頂いたのですが、2回目終わったくらいで小峠さんも慣れて楽しんでくれていた様子だったので。

 

――酒場を巡っている最中も、だんだんテンションが上がって楽しんでいる感じが伝わってきて良かったです。

 

プジョルジョ そうですね。また、誰かに酒場巡りをしてもらう企画はやりたいと思っていますよ。

 

――楽しみにしています。ちなみに、MCを務められていた東野(幸治)さんとは、何か話されましたか?

 

プジョルジョ 実は今回レギュラーが終わることになり、改めて東野さんの楽屋に挨拶に行ったんです。その時に「不夜城巡りは、趣味で引き続きやっていったほうがいい」とアドバイスをもらいました。また、僕は取材先で出会った人たちとLINEを交換していて、よく連絡を取るんですが「今まで出会った人たちのことを絶対大切にしろよ」ともお話し頂いて。「不夜城じゃなくても、きっと何か新しいことに繋がるから、連絡を取り続けて大切にするんだぞ」と。

 

――素敵なアドバイスですね。では、もしまた今後『不夜城はなぜ回る』が復活した場合は何か新たにやりたいことはありますか?

 

プジョルジョ 海外の不夜城を巡る旅はいつかやってみたいと思っています。この番組の裏コンセプトが「日本のことを改めていい国だな」と感じてもらうことだったので、逆に海外の不夜城での出会いや発見から、日本の良さも再認識してもらえればいいなと思っています。

 

プジョルジョ 音声メディアやポッドキャストでも不夜城巡りについて発信していけたらいいなと思っていますね。いろいろと考えていますので、ぜひ楽しみにしていてもらえたらと思います。

 

――期待しています。本日はありがとうございました。

 

菊池桃子が和服に割烹着姿でお出迎え『婚活食堂』キャラビジュアル公開 渡辺いっけい、元超新星ユン・ソンモが出演決定

4月15日(土)にスタートする、菊池桃子主演の真夜中ドラマ『婚活食堂』(BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分)のキャラクタービジュアルが公開。併せて渡辺いっけい、ユン・ソンモ(元・超新星)の出演が発表され、コメントが到着した。

菊池桃子©「婚活食堂」製作委員会 2023

 

原作は、松本清張賞受賞作家・山口恵以子によるシリーズ累計発行部数30万部突破の同名小説。おでん店「めぐみ食堂」の女将がおいしい料理と温かな助言で、常連客たちの婚活を成功に導いていく、ハートウオーミングな縁結びグルメドラマだ。

 

『真夜中にハロー!』(テレビ東京)以来の主演となる菊池が演じるのは、「めぐみ食堂」の女将・玉坂恵。和服に割烹着姿の恵は、おでんや小料理、お酒の数々でおなかを満たすだけではなく、その人生経験と“男女の縁”を見る不思議な力によって客の背中を押し、心を満たしていく。

 

実は恵には、テレビや雑誌で活躍するほどの占い師であったものの、人気や財産、そして占い師としての力までをも失った過去が…。その後、導かれるようにたどり着いた「めぐみ食堂」を一人で切り盛りし、恋愛や結婚についてのさまざまな悩みを抱える常連客と接するうちに、良縁・悪縁を見極める新たな力を持つように。そんな恵からのアドバイスにより、「めぐみ食堂」の客たちは幸せをつかんでいく。

 

このたび、菊池が演じる「めぐみ食堂」の女将・玉坂恵のキャラクタービジュアルが初公開。さらに新たな出演キャストが解禁された。

 

恵の過去を知り、昔からサポートしてきた不動産会社の社長である真行寺巧役に、数多くのドラマや映画・舞台で活躍する名バイプレイヤー、渡辺いっけい。恵の師である亡き尾局與(おつぼね・あたえ)を恩人と慕っており、その弟子の恵をぶっきらぼうながらも支え続けている。

 

そして「めぐみ食堂」の常連客で、IT企業の経営者であるユン・ソジュン役として、韓国の人気グループ「超新星」の元メンバーであり、アーティスト活動のほか日韓で俳優として数多くのドラマや映画に出演しているユン・ソンモが出演。他にも婚活に熱い想いを秘める多数のゲストが「めぐみ食堂」の常連客として登場する。追加キャストは近日発表予定。キャストコメントは以下掲載。

 

渡辺いっけい(真行寺巧役)コメント

暖かくも不思議な物語です。誰もがこの「めぐみ食堂」でおでんをつつきながら恋の相談をしたくなることでしょう。僕の演じる真行寺は恵の心の痛みを一番理解しているはずなのに、なぜか食堂にはあまり顔を出しません。渡辺いっけいは毎日でも通いたいんですけど…。菊池桃子ちゃんとは以前連ドラでご一緒した時、同じ場面で出ることがほとんどなく少々寂しかったのですが、今回はほとんどの場面で絡ませていただき、申し訳ないほどに幸せです。真行寺という男は非常に屈折しているので演じるのはなかなかに難しいのですが、その難しさを楽しみながら現場に臨んでおります。

 

皆さん、どうぞお楽しみにっ

 

ユン・ソンモ(ユン・ソジュン役)コメント

ドラマ出演が決まった時、何回も何回も本当なのかとスタッフさんに聞きました。それくらい今までで一番現実感がなかった話でした。

 

日本で超新星からデビューして歌うことも奇跡だと思うのですが、それを超えて日本語を話せるようになったとしても日本語でお芝居を見せることが重要なのに、まだまだ足りない僕をキャスティングしてくれた関係者の皆さんに感謝しています。

 

その選択が間違いだったとならないように、ドラマが終わって視聴者の皆さんが「彼でよかった」という言葉が聞きたいので、その分頑張って撮影しています。このドラマがきっかけとなり、これからの俳優の僕に注目してもらえたらうれしいです。

 

ぜひ、ドラマを楽しみに見てください!

 

番組情報

真夜中ドラマ『婚活食堂』

BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)/テレビ大阪

2023年4月15日(土)スタート

 

BSテレ東 毎週土曜

深夜0時~0時30分

 

テレビ大阪 毎週土曜

深夜1時~1時30分

 

NTTドコモ「Lemino」で1週間先行配信

※広告付無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)では、テレビ大阪での放送直後より配信

 

原作:「婚活食堂」山口恵以子(PHP文芸文庫)

主演:菊池桃子

出演:渡辺いっけい、ユン・ソンモ

監督:小沼雄一、横井健司、安川徳寛

脚本:小沼雄一、三津留ゆう、石川美香穂

プロデューサー:瀧川治水(BSテレ東)、鈴木伸明(クープ)、服巻泰三(ソリッドフィーチャー)

コンテンツプロデューサー:浅岡彩子(BSテレ東)、藤井隆史(BSテレ東)、髙橋一馬(BSテレ東)、久保田渉(BSテレ東)

制作:BSテレ東/クープ

製作著作:「婚活食堂」製作委員会 2023

 

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/shokudou/

公式Twitter:@shokudou_bs7ch

 

©「婚活食堂」製作委員会 2023

©「婚活食堂」シリーズ 山口恵以子著(PHP文芸文庫)

三石琴乃が語る仕事へのポリシー「仕事は真摯に。じゃないと、神さまは運や巡り合わせをほかの人のところに持っていっちゃうんです」

声優、ナレーターとして常に第一線で活躍する三石琴乃さんが、自身の半生や仕事に対するポリシーを綴った『ことのは』を上梓。「上がり症で、人前で発言することも恥ずかしくてできなかった」という彼女が、声の仕事や芝居に魅了され、いかにして不動の人気を得るようになったのか――。その秘密がたっぷりと詰め込まれた今作は、ファンのみならず、夢に向かって頑張る多くの人にとってのバイブルのような一冊となっている。本が完成したばかりの今、本書に込めた思いをうかがった。

 

三石琴乃●みついし・ことの…1989 年デビュー。代表作に『美少女戦士セーラームーン』(月野うさぎ)、『新世紀エヴァンゲリオン』(葛城ミサト)、『ONE PIECE』(ボア・ハンコック)、『名探偵コナン』(水無怜奈)、『呪術廻戦』(冥冥)など。また、海外ドラマ『グレイズ・アナトミー』(メレディス・グレイ)のほか、バラエティ番組や CMのナレーションなどで多岐にわたり活躍。近年はTBS『リコカツ』などのドラマ出演にも幅を広げ、常に第一線を走り続けている。2024年には大河ドラマ『光る君へ』にも出演。Twitter

 

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自分の過去のことなのに、新鮮に感じました

──まずは書籍『ことのは』を作り終えた、今の心境をお聞かせください。

 

三石 “大変だったなぁ”という気持ちが一番かも(苦笑)。ギリギリまでしっくりくる言葉に修正したり、新たに付け加えたりして。“これ、本当に終わるのかな……”と思ったりもしました(笑)。でも、完成品を手にした時は嬉しくて感激して、編集者さんの仕事の喜びを少しだけ垣間見られた気がしました。産みの苦しみを知った、宝物の一冊です。

 

──書籍のお話があった時は“やってみたい!”という気持ちが強かったのでしょか?

 

三石 いえ、その真逆です。自分なんか大した人生を送ってきていないので、“本にするようなエピソードは何もないですよ……”と思っていました。でも、本としてまとめていくにあたって自分の過去を振り返っていくと、それなりにいろんなことがあったなと思えて。楽しいことも苦しいことも忘れていた記憶が甦ってくることもたくさんありましたので、自分の過去なのになんだか新鮮さを感じたりもしました。

 

──自分の過去が新鮮というのは面白い感想ですね。普段、過去を振り返ることってあまりなさらないんですか?

 

三石 そうですね。仮に振り返ったとして、そこに何かいいことがあるわけでもないし、今さら身につくようなこともないのでは……? と思ってしまって(笑)。それよりは、常に前を向いていたい。もちろん、失敗したり痛い目に遭った時は反省し、同じことを繰り返さないように気をつけますけどね。

──でも、今回の本を拝読すると、過去にアドバイスをいただいた先輩の言葉や収録現場で感じた経験などが細かく描かれていますよね。

 

三石 自分の糧になっていることはすごく覚えているんです。けど、それは今も常に自分の中にあるものなので、過去を振り返ることとは少し違うんですよね。

 

──なるほど。今も自分の中で現在進行形で生き続けている記憶ですもんね。

 

三石 そうなんです。7、8年に一回くらいご褒美みたいな言葉をいただいて、その嬉しさでなんとか今日まで仕事してきた感じです。今回、自分の歴史を掘り起こす作業が思っていた以上に大変で(笑)。それでも、こうした機会がなければ過去を振り返ろうとも思わなかったですからね。今回、「本を作りませんか」と声をかけていただいて、本当に感謝しています。

 

──また、この『ことのは』にはご自身の軌跡だけでなく、仕事をする上でのさまざまなポリシーが書かれています。特に《自分は天才ではなく普通な人間だから常に努力していた》という仕事への姿勢は、多くの方に響くのではないかと思います。

 

三石 嬉しいです。そこは今回、私の生き方で浮き彫りになったことの一つでした。本の中では『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』で大きな役をいただいた時のことや、『美少女戦士セーラームーン』でヒロインを務めた時の心境、それに『新世紀エヴァンゲリオン』での庵野秀明監督とのエピソードがあり、こうした大きな作品が20代のうちに続いたので、その部分だけを切り取ると、とても順風満帆な声優人生を送っているように思えるかもしれません。でも、あくまで軌跡として並んでいるだけで、そのときどきは、次の仕事があるか分からず不安でしたし、目の前にある作品に対してコツコツと真摯に向き合うことしか、私にはできなかったんです。

 

──とはいえ、そうした姿勢の大切さは頭で分かっていても、継続していくのは大変だと思います。

 

三石 もちろん、ときには疲れてしまうこともありました。でもやっぱり、自分が好きで始めたことですし、運や巡り合わせがあっていただいたお仕事なので、しっかり向き合わないといけませんよね。そうじゃないと、神さまは運や巡り合わせをほかの人のところに持っていっちゃいますから。だからこそ、努力を怠らない。コツコツコツコツ練習をして、自分に何が足りないのかを見つけ、それを補っていく。そんなやり方しかできなかったし、そうしていないと怖かったんです。

 

──本の中でも、「真面目すぎる性格」と書かれていましたね。

 

三石 本当に(笑)。でも、こういう性格で本当に良かったと思いました。自分の真面目さは嫌いでもあるけど、その結果として今があるわけですし、こうして本を出すこともできたわけですから。

 

家族座談会は読んでほしい半面、ちょっと恥ずかしいですね(笑)

──コロナ禍になってからのアフレコ現場の在り方など、三石さんの憂いの思いなどを感じることができたのも興味深かったです。

 

三石 コロナ禍になり、キャストたちがスタジオに集まって一斉に収録することがほとんどなくなりました。自分の出演シーンだけを録ることを考えるとスケジュールが組みやすく効率的でプラスの面もありますが、やはり掛け合いでしか生まれないものってあるんですよね。海外とは違い、掛け合いの収録は日本独特の文化で、こうした習慣があったからこそ、胸に刺さるキャラクターのセリフが生まれ、日本のアニメは多くの人に愛され続けるものになってきていると思います。ここ3年の間にデビューした方たちはコロナ禍以降の収録方法がスタンダードに感じるかもしれませんが、役者が呼吸を合わせて作り上げていくことの面白さは、表現者の世界では改めて重要なことだったんだと思いました。最近は少しずつ緩和され、一回にスタジオに入る人数が増えてきたんですよ。

 

──また、《声優を目指すのであれば、声の技術だけでなく、役者としての基礎をしっかり学ぶことが必要》という考えも、なくしてはいけない普遍的な要素だと感じました。

 

三石 私が通っていた養成所の勝田声優学院の教えがそうでしたからね。そこで出会った仲間と劇団活動を始めて身につけたことは、すべて今の自分の礎になっています。それに当時は、収録現場に行くと役者魂が熱い方々と外画やアニメで共演できて、学ぶことがたくさんありました。

 

──なお、この『ことのは』の中には特別対談などいろんな企画も盛り込まれています。特に印象的だったものはありますか?

 

三石 一つはやはり豪華すぎるほどの方々からの寄稿です。ドラマで共演させていただいた北川景子さんや、『おるちゅばんエビちゅ』の原作者である伊藤理佐さん、それに『美少女戦士セーラームーン』の原作者・武内直子さんにも描き下ろしのイラストをいただいて。庵野秀明監督からのコメントもちょっとした当時のエピソード付きで嬉しかったですね。ほかにも(高山)みなみさんとの対談や、(高木)渉くん、森川(智之)くんとの同期対談でもいろんな懐かしいお話ができて楽しかったです。ただ、そうしたなかで、自分でも“これは貴重だぞ!”と思ったのが家族座談会! 家族4人で話している時はなんだか不思議な感じでした。私と弟はそれぞれ独立して家族もいますし、実家の両親といざ顔を合わせてお互いのことを話すなんてことはないですから。みんなで「なんかへんな感じだね」って照れくさくて。それに、私も知らなかった当時の両親や弟の思いなどもいくつか出てきたので、皆さんに読んでもらいたい半面、ちょっと恥ずかしい気持ちがあります。できれば、ササッと読んでください(笑)。

──(笑)。では、GetNavi webということで、普段、三石さんが収録スタジオなどに持っていく必須アイテムを教えていただけますか?

 

三石 私はほとんどこだわりがないほうなんです。台本とメガネとボールペンさえあればなんとかなります。ペンは文字が読みやすい黒色であれば何でも大丈夫。……というか、すぐに無くしちゃうのでこだわってる場合じゃないんですよね。いつも現場に置いてきてしまうみたいで。ですから、いつもネットでまとめ買いしたものを使っています。私にとってペンは、消耗品ではなく消滅品ですね(笑)。

 

──文房具自体にもあまり関心がないんですか?

 

三石 いえ、文房具は大好きなんです。お店に行って、「へ〜! こんなものがあるのかぁ〜」って便利なアイテムを見つけるのも楽しいですし。ただ、整理が下手なんですよね(苦笑)。今も自宅のパソコン近くにあるペン立てが大変なことになってます。“これ以上、もう入らない!”というぐらいパンパンの隙間にペンが刺さっている。毎年、年の瀬になるとザザーッと全部取り出して、まだ書けるかどうかをチェックするんですが、ほとんどが残ってしまって(笑)。三色のペンだと、「赤はもう使えないけど、黒のインクが残っているから取っておこう」って思うから全然減っていかない。何かいいアイデア、ありませんか?(笑)

 

──ボールペンであれば、なくなったインクの芯だけ入れ替えるという方法もあるかと。

 

三石 そんなマメな性格なら、そもそもペン立てにいっぱいにならない気が……(笑)。

 

──確かに(笑)。では、いっそのことペン立てを増やすという手は?

 

三石 あ、そっちですか! 盲点でした(笑)。でも、根本的な解決にはなってませんよね。やっぱりどこかで捨てる努力をしないといけないのかなぁ。

 

──(笑)。では、もう一つ質問を。今欲しい家電はありますか?

 

三石 ずっと欲しいなと思っているのが、油を使わないないフライヤー。唐揚げや油ものって家で作ると、調理後の処理が大変なんですよね。だからといって、外で買ってきたものを再加熱すると食感が変わってしまいますし。ノンフライヤーがあると便利だなと思っているんですが、どれを購入すればいいのかが分からず、結局今に至ってしまっています。これも、もしおすすめがあればどなたか教えてください!

 

 

「ことのは」

2023年3月27日(月)発売

発売元:主婦の友社
定価:1980円(税込)

※電子版もKindle、Google Play ブックス、Apple Books 、楽天Kobo、hontoほかにて同時発売

 

取材・文/倉田モトキ

浜崎あゆみが筋金入りの“あゆファン”とデビューから25年の歩みを振り返る『上田と女が吠える夜』

3月29日(水)放送の『上田と女が吠える夜 2時間スペシャル』(日本テレビ系 午後9時~10時54分)に、来月デビュー25周年を迎える浜崎あゆみが登場する。

『上田と女が吠える夜』女が吠える夜』ゲストに浜崎あゆみが登場©日本テレビ

 

今回は、筋金入りの“あゆファン”が集結し、浜崎に長年抱き続けたガチの想いを直接本人にぶつけまくる「浜崎あゆみを語り尽くすスペシャル企画」を放送する。番組レギュラー開始からまもなく1年、“推しに生かされる女たち”をテーマに、推し活で日々を潤す女性たちが集まり、その愛を語り尽くす企画は反響を呼んできたが、直接“推される”本人が登場するのは初めて。通常、MCの上田晋也の隣に座り、女性たちの思いを受け止め見届けるSPゲストの位置には男性が座ってきたが、浜崎が初めて女性のゲストとしてその位置に座る。

 

番組がまとめた「浜崎あゆみ25年史」では、アイドル顔負けのルックスで大々的にデビューし、驚異的なペースで記録を打ち立て続け、“あゆブーム”を巻き起こした社会現象や、浜崎が発信してきた「孤独と絶望をつづった歌詞」「自分で未来を切り開く前向きな女性像」などを、本人と「浜崎あゆみと共に生きてきた女たち」で見ていく。

 

また、以前から番組で浜崎への愛をたびたび語ってきた若槻千夏や、浜崎のファンを公言してきたアイドルやタレント、芸人、アナウンサーのゲストたちは、浜崎のどんな部分に引かれ、人生の支えとしてきたのか。ゲストが爆発させる「あゆ好きエピソード」を聞きながら、上田や大久保佳代子、いとうあさこらは共感したり、ツッコんだり、浜崎に思いを聞いたりと熱量の狭間で大忙し。せっかくだから浜崎に聞きたいことをぶつける質問コーナーは、“そんなこと聞いちゃうの?”という際どい問いも飛び出す。

 

平成を代表する歌姫でありながら、今も女性たちから支持され続ける浜崎は、「浜崎あゆみと共に生きてきた女たち」を前に、この25年をどう振り返り、今、そして未来をどう語るのか。常に話題に事欠かず、挑戦し時代を作り続ける浜崎が収録を生き生きと楽しむ様子にも注目だ。

 

このほか番組では、SPゲストに松山ケンイチを迎えた「マニアックな趣味を極めた女」や、髙橋海人(King & Prince)を迎えた「あなたは多数派?少数派?街頭100人調査」も放送される。

 

番組情報

『上田と女が吠える夜 2時間SP』

日本テレビ系

2023年3月29日(水)午後9時~10時54分

 

©日本テレビ

萬田久子主演『グランマの憂鬱』に足立梨花、加藤柚凪、モト冬樹らが出演 主題歌はTHE ALFEE【コメントあり】

4月8日(土)スタートの萬田久子主演ドラマ『グランマの憂鬱』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分〜深夜0時35分)に、足立梨花、加藤柚凪、鷲尾真知子、竹内都子、駒塚由衣、金子昇、神尾佑、モト冬樹の出演が決定。足立、加藤、モト、主題歌を担当するTHE ALFEEからコメントが到着し、メインビジュアルも公開された。

『グランマの憂鬱』ポスタービジュアル

 

高口里純の「グランマの憂鬱」(双葉社 JOUR COMICS)を原作とする本作は、村の総領「グランマ」こと百目鬼ミキ(萬田)が、日常に巻き起こる家族・仕事・生活の問題を一刀両断。見ているだけで胸がすく、愛ある「喝!」が必見のドラマとなっている。

 

そんな本作で足立が演じるのは、ミキの息子・トオルと職場結婚した百目鬼由真。娘の亜子と3人で地元の横浜で暮らしていたが、いずれ継ぐことになる百目鬼家に娘と2人、先に越してきた。夫は仕事が落ち着くまで単身赴任中。都会とのギャップは盛りだくさんだが、朗らかな性格で村民から「若奥さん」と親しまれている。

 

加藤が演じるのは、由真の娘・亜子。ミキにとっては一番下の孫で、活発で好奇心旺盛。都会では見たことがなかった草花や自然について、ミキと散歩しながら教えてもらうことが楽しみ。将来の夢はケーキ屋さん。

 

モトが演じるのは、百目鬼村の村長・橋本文五郎。村の行政では治まらない困りごとをミキに相談する。総領のミキとはあうんの呼吸。

 

そしてドラマをさらに盛り上げるのが、百目鬼家に出入りする村のかしまし娘「三婆」。元宝塚の真飛聖推しのメイ役を竹内都子、THE ALFEEファン歴40年のイシ役を鷲尾真知子、韓流スターにハマリ中のスイ役を駒塚由衣が務める。

 

また、百目鬼村に移住してオーガニックレストランを営むオーナー・設楽夢二役で金子昇、共同経営者の一ノ宮竹郎役で神尾佑も出演。転々としていた2人は数年前にレストランを開き、自然体な笑顔で村民たちを癒やしていく。

 

さらに、本作のメインビジュアルも完成。村で起きたトラブルや問題を解決に導く、厳しさと優しさを併せ持つグランマこと「百目鬼ミキ」を中心にまるでグランマの相棒とも言える、絶妙に空気を変える孫娘の「亜子」、都会から嫁いできた愛情あふれる母「由真」が表現されている。

 

主題歌は、結成50周年を迎えたTHE ALFEEの新曲「鋼の騎士 Q」。高見沢が原作を読んでいたこともあり、ドラマと親和性の高い楽曲に仕上がった。激動の時代の中でありのままの自分を受け入れつつ強い心をもって乗り越える点は、ドラマにおける悩める者を、愛ある「喝!」で導く主人公グランマに共通する。なお、THE ALFEEが東海テレビ制作のドラマ主題歌を手掛けるのは、2009年の『嵐がくれたもの』以来、約14年ぶりとなる。

 

足立、加藤、モト、THE ALFEEのコメントは下記に掲載。

 

足立梨花(百目鬼由真役)コメント

『グランマの憂鬱』百目鬼由真(足立梨花)

 

私が演じる由真は都会の生活から一転、村でお姑さんと暮らし始めます。ちょっと身構えるような状況ですが、由真は自然に溶け込んでいくし、何よりお姑さんのミキさんと、いい距離感を保っているんですね。4月に新しい環境で暮らし始める人に、そんな由真やミキさんを見てほしいと思います。

 

またグランマであるミキさんからも、娘の亜子ちゃんからも、教わることが多いドラマです!ぜひ皆さんも私と同じ気持ちで、このドラマを見守っていただけたらうれしいです。

 

加藤柚凪(百目鬼亜子役)コメント

『グランマの憂鬱』百目鬼亜子(加藤柚凪)

 

亜子はどんなことにも興味津々なところが、(自分と)そっくり!まだ全部の漢字を読めないので、お母さんに台本を読んでもらいながら「ココはこういうシーンだから、こういう気持ちなんだよ」って教えてもらって、せりふを覚えるようにしています。

 

ドラマでは、まだ感じたことのない気持ちを演じたり、経験したことのないシーンもあるから「ちょっと大変だな」と思うけど、すごく楽しいです。 現場ではママ(足立)とお絵かきしたり、グランマ(萬田)から歌を教わったりしています。一緒に歌っているのは、私が亜子だから「ひみつのアッコちゃん」です!

 

モト冬樹(橋本文五郎役)コメント

『グランマの憂鬱』橋本文五郎(モト冬樹)

 

百目鬼村で起こる問題を一刀両断に解決してくれるグランマ。私はそのサポートをしている村長の役です。毎回いろいろな問題が起きますが、それは普段皆さんの身近に起きるような問題ばかりです。このドラマをご覧になればその皆さんの悩みもグランマが見事に解決してくれると思います。由真さんの娘、亜子ちゃんのかわいさと共に毎回楽しんで見ていただけるドラマだと思います。

 

THE ALFEE(主題歌)コメント

『グランマの憂鬱』THE ALFEE

 

偶然『グランマの憂鬱』は原作を読んでいましたので、お話をいただいた時は曲のイメージはすぐに浮かびました。村で起きるさまざまな問題をグランマの卓越した裁量で物の見事に解決するさまは痛快です。そんな物語に寄り添うように作った曲が「鋼の騎士 Q」です。QとはQuest冒険の旅、探求!そしてQueen!まさにグランマそのものを指しています。

THE ALFEE 高見沢俊彦

 

番組情報

『グランマの憂鬱』全8話(予定)

東海テレビ/フジテレビ系

2023年4月8日(土)~5月27日(土)

午後11時40分~深夜0時35分

 

出演:萬田久子、足立梨花、加藤柚凪

鷲尾真知子、竹内都子、駒塚由衣、金子昇、神尾佑、モト冬樹

 

企画:市野直親(東海テレビ)

原作:高口里純 「グランマの憂鬱」(双葉社 JOUR COMICS)

脚本:森脇京子、阿久津朋子、遠山絵梨香、的場友見

音楽:鈴木ヤスヨシ

主題歌:THE ALFEE「鋼の騎士 Q」(ユニバーサルミュージック)

演出:岡野宏信、長尾楽、雨宮由依ほか

プロデューサー:中頭千廣(東海テレビ)、小林和紘(FCC)、浅野澄美(FCC)

制作:東海テレビ FCC

高畑充希×田中圭『unknown』に小手伸也、ウイカ、井上祐貴ら出演決定!キャラクターポスターも解禁

4月18日(火)スタートの高畑充希&田中圭W主演ドラマ『unknown(アンノウン)』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)に小手伸也、ファーストサマーウイカ、井上祐貴、曽田陵介、長田成哉らの出演が決定。さらに、キャラクターポスタービジュアルが解禁された。

『unknown(アンノウン)』©テレビ朝日

 

涙腺崩壊のクライマックスに「明日から完全にロスだよ…」と視聴者から大反響、海外でも244の国と地域で世界配信が決定した『星降る夜に』に続き、4月18日(火)にスタートするのは、秘密(unknown)を抱えた男女の究極の愛を描く本格ラブ・サスペンス『unknown(アンノウン)』。

 

高畑充希&田中圭がW主演、そんな2人と恋の三角関係に陥る町田啓太、高畑の両親でチャーミングな吸血鬼夫婦を演じる麻生久美子&吉田鋼太郎、制作陣は“おっさんずラブチーム”、さらに田中&吉田の“おっさんずコンビ”再び…と、放送前から話題沸騰中のドラマだ。

 

本作は、誰にも言えない秘密を抱えて生きる週刊誌のエース記者で、その正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑)と、交番勤務の熱き警察官ながら、想像を絶する秘密を抱える朝田虎松(田中)の“究極の愛”を問うラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が交錯する前代未聞のラブ・サスペンス。

 

この物語で、秘密を抱えたまま結婚を意識し始めた2人と、共に惨劇に巻き込まれていくことになる主要キャラクターを演じる豪華キャスト陣が決定。

 

週刊誌のカメラマンでこころの相棒、そして虎松と恋の火花を散らすことになる加賀美圭介役の町田、こころの母で国民的美魔女キャスターの吸血鬼ママ・闇原伊織役の麻生、こころの父でナイトドクターの吸血鬼パパ・闇原海造役の吉田に続き、小手伸也、ファーストサマーウイカ、井上祐貴、曽田陵介、長田成哉、新納慎也、石川禅、酒向芳、木野花という、個性と類まれなる演技力を兼ね備えた俳優陣が集結する。

 

しかし、高畑&田中を筆頭に総勢14名のキャラクターは全員が何かしらの秘密を抱えており、物語が進むにつれ、誰もが怪しく見えてくる。まさに、14人全員連続殺人事件の容疑者状態に。和気あいあいと仲良く暮らしている町の人々のコミカルで愛あふれるやり取りと、凄惨な事件に巻き込まれていく中で見せるシリアスな表情のギャップが、視聴者を物語に引き付けること必至だ。

 

春陽町の交番に勤務する虎松の先輩警察官で、こころとの結婚準備を前のめりに進めてしまうお節介おじさん・世々塚幸雄を演じるのは小手伸也。大河ドラマ『どうする家康?』(2023年)、『真田丸』(2016年)、『コンフィデンスマンJP』シリーズ(2018年ほか)など多数の話題作でアクの強いキャラを演じ、バツグンの存在感を放ち続ける小手が、虎松の秘密を知る唯一の人物で、彼の父親的存在といえる世々塚に息を吹き込む。

 

また、こころの弟(吸血鬼)で、本庁捜査一課の根暗で超偏食な刑事・闇原漣を演じるのは、『ウルトラマンタイガ』(2019年)で華々しくドラマデビューを飾り、攻めた設定が斬新と注目を集めた『大奥』(2023年)や『silent』(2022年)など話題作への出演が続く井上祐貴。漣は、連続殺人事件の捜査で虎松と出会い、一緒に行動することに。

 

このほか、大河ドラマ『真田丸』(2016年)や『鎌倉殿の13人』で演じた役柄が大人気となり“全成ロス現象”を巻き起こした俳優・新納慎也が演じるのは、そんな漣の上司で、過去に虎松とも一緒に事件の捜査をしたことがある本庁捜査一課の警部・南十字初。マジメ過ぎて警察仲間からも家族から疎まれぎみのいじられキャラ…そんな愛すべき警部を体現する新納の演技に注目だ。

 

ファーストサマーウイカは、春陽町商店街で「わっしょいクリーニング」を経営するシングルマザ―・五十嵐まつり役に決定。関西弁さく裂、息子と壮絶な親子ゲンカを繰り広げ、通報されてしまうなどパワフルな母親でありながら、こころの飲み友だちでもあるまつりを、大河ドラマ『光る君へ』(2024年)で清少納言を演じることが決定し、注目を集めているウイカが生き生きと演じる。

 

また、恋愛リアリティー番組『月とオオカミちゃんには騙されない』(2020年)出演で人気爆発、その後も『不幸くんはキスするしかない』(2022年)「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(2023年)などドラマや映画で活躍中の曽田陵介が演じるのは、まつりの息子で、不登校の不良ながら微妙にワルになりきれない残念マイルドヤンキー・五十嵐大五郎。母・まつりと壮絶な親子ゲンカを繰り広げるも負け続きという残念さながら、絵の才能はありそうで…。

 

そして、こころや虎松も通いつめる居酒屋「どんぞこ」の無駄にイケメンな店員・庭月聖夜を演じるのは、『科捜研の女シリーズ』(2011~2016年ほか)、考察ブームを巻き起こした『真犯人フラグ』(2019年)や『警視庁アウトサイダー』(2022年)などで存在感を発揮した長田成哉。居酒屋で働きながらもホスト風発言を連発。しかも、憧れのローランドをマネして名言を生み出そうとするも惨敗中という聖夜を長田がどう演じるのか、そしてその名言を華麗にスルーする常連客たちとの掛け合いにも期待が高まる。

 

いっぽう、春陽町にあるこころが働く春雨出版「週刊熱波」のオカルト大好き編集長・曽我眞一役には、「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」などのミュージカルや舞台で活躍中の石川禅が決定。石川が、“遺体から血が抜かれる”という猟奇的な連続殺人事件を「吸血鬼のしわざだ!」とひとり大はしゃぎし、特集を組もうとするハイテンションな編集長となって、こころを振り回す。

 

さらに、居酒屋「どんぞこ」の店主で、イケメン息子・聖夜と店を切り盛りしている庭月源治を演じるのは、ドラマや映画で圧倒的な存在感を見せつける名バイプレイヤー・酒向芳。映画「検察側の証人」(2018年)で演じた不気味な犯人や、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)の悪代官ほか、ドラマ『最愛』で失踪した息子を探す常軌を逸した父親役など、強烈なインパクトを残す演技でドラマや映画に欠かせない存在の酒向が、本作で演じるのは照れ屋で早とちり、情に厚くて下ネタ嫌いの居酒屋店主。そんな源治も、ある秘密を抱えている。

 

そして、商店街の重鎮“梅ばあ”として商店街の人々を愛し、揉め事に首を突っ込んでまわる今福梅を、俳優のみならず演出も手掛ける名バイプレイヤー・木野花が演じることも決定。木野が演じる駄菓子屋「うめぼし堂」の店主・梅ばあはとにかく口が悪く、いつも虎松と言い争いを。しかし、意地っ張りな態度とは裏腹に、虎松のこともかわいがっており、ぶっきらぼうながら好物でもてなす一面もある、愛すべき梅ばあを木野が体現していく。

 

このように、とにかく濃くてチャーミングなキャラクターが集結し、物語をにぎやかに彩る本作。とはいえ忘れてはいけないのが、春陽町で暮らす人々は全員何かしらの“秘密(unknown)”を抱えているということ。住人たちが全力応援するこころと虎松の愛の行方、そして住人たちが巻き込まれていくことになる凄惨な事件の行方は…。

 

また、先日初解禁となり「美しい」「カッコいい」「早くみたい!」「歓喜に沸いてます」とWEB上で大きな話題となった町田&麻生&吉田のキャラクターポスタービジュアルに続き、主演を務める高畑&田中のキャラクターポスタービジュアルが解禁に。5人のキャラクターポスタービジュアルには、全員何かしらのunknown(秘密)を抱えた役柄を表す意味深なコピーが。

 

男性は目に、女性は唇に、赤をデザインし、unknown(秘密)を抱えたキャラクターを表現したデザインとなっており、「こころと虎松の結婚の行方は?」「連続殺人犯は誰なのか?」と、ラブストーリーとサスペンスが交錯する本作への期待は高まるばかりだ。

 

番組情報

『unknown(アンノウン)』

テレビ朝日系

2023年4月18日(火)スタート

毎週火曜 午後9時~9時54分

番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/unknown/

秋元真夏が乃木坂46卒業後初のドラマ出演「うれしさでいっぱい」『それってパクリじゃないですか?』後半のキーマンに

4月12日(水)スタートの芳根京子が主演を務め、重岡大毅(ジャニーズWEST)が共演する水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)に、秋元真夏が出演することが決定した。

『それってパクリじゃないですか?』に出演する秋元真夏

 

本作は、奥乃桜子による小説「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」が原作の“知的財産エンタメドラマ”。飲料メーカーで開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生し、情報漏えいの疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)が、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡)と共に特許を取り戻すために奮闘する。

 

『半沢直樹』『下町ロケット』『君と世界が終わる日に』Season3 など骨太で熱いエンターテインメント作品を手掛けてきた丑尾健太郎が脚本を担当し、主人公の成長物語だけではなく、仕事にまつわる出来事のリアリティにもこだわり描いていく。

 

このたび、今年、乃木坂46を卒業したばかりの秋元真夏の出演が決定。演じる役の詳細は今後発表予定だが、ストーリー後半戦のキーマンになるという。

 

11年間走り続けたグループ活動卒業後、初のドラマ出演となることについて秋元は「グループを卒業して新たなスタートを切った今、こうしてお芝居の経験をさせていただけることにうれしさでいっぱいです。私自身も周りの大事な仲間との絆を感じながら、作品を盛り上げていけたらなと思っています」とコメントを寄せている。全文コメントは以下に掲載。

 

秋元真夏 コメント

今回出演させていただくにあたって知的財産というものをあらためて調べて、仲間の努力を守り抜く大切な部署だということを知りました。

 

私自身も周りの大事な仲間との絆を感じながら、作品を盛り上げていけたらなと思っています。

 

グループを卒業して新たなスタートを切った今、こうしてお芝居の経験をさせていただけることにうれしさでいっぱいです。

 

この作品に参加することへの緊張も感じていますが、撮影期間にたくさんのことを学んで演じられるよう努めてまいります。

 

よろしくお願いいたします。

 

番組情報

『それってパクリじゃないですか?』

日本テレビ系

2023年4月12日(水)スタート

毎週水曜 午後10時~

 

<キャスト>

芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)

渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅、秋元真夏/高橋努、相島一之、赤井英和

野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一、常盤貴子

 

<スタッフ>

原作:奥乃桜子著/集英社オレンジ文庫『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』

脚本:丑尾健太郎

チーフプロデューサー:三上絵里子

プロデューサー:枝見洋子、森雅弘、岡宅真由美(アバンズゲート)

演出:中島悟 ほか

制作協力:AX-ON、アバンズゲート

製作著作:日本テレビ

 

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/sorepaku/

番組公式Twitter:@sorepaku_ntv

番組公式Instagram:@sorepaku_ntv

番組公式TikTok:@sorepaku_ntv

 

©日本テレビ

橋本環奈×山田涼介『王様に捧ぐ薬指』メイン&サブビジュアル解禁 Go!Go!kids田仲陽成らの出演も決定 初回放送日は4月18日

橋本環奈が主演を務め、相手役で山田涼介(Hey! Say! JUMP)が共演する火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)の初回放送日が4月18日(火)に決定。合わせてメイン&サブビジュアルが解禁された。

『王様に捧ぐ薬指』メインビジュアル©TBS

 

原作はわたなべ志穂による同名漫画で、プチコミック(小学館)で2014年~2017年に連載されていた人気作品。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華(橋本)と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない綾華との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷(山田)が繰り広げる、胸キュンラブコメディ。

 

このたび、本作のビジュアルが解禁となった。メインビジュアルは、誰もが認める“絶世の美女”綾華と“絶対的王様”東郷、皆が憧れるザ・完璧な2人が額の中に入った、まるで“絵画”のような1枚となっている。さらに額から飛び出し、愛のない“メリット婚”をした2人を表した対極的なサブビジュアルも公開。このビジュアル撮影が本作での初顔合わせとなった2人だが、終始息ぴったり。橋本のウエディングドレス姿と山田のタキシード姿が輝く美しい2人のビジュアルは必見だ。

 

そして、先日発表された羽田家の長男・陸役の長尾謙杜(なにわ男子)に続き、綾華の弟たちと妹役のキャストが解禁。次男の羽田海役には、ジャニーズJr.内のユニット・Go!Go!kidsの田仲陽成が決定。中学3年生の海は、いつも明るく羽田家のムードメーカー的な存在だ。三男の羽田空役は、ジャニーズJr.の高橋奏琉。中学1年生の空は、綾華が結婚して家を出ることを寂しがるかわいい一面を持っている。連続ドラマ初出演となるフレッシュな2人の演技にも注目だ。

 

次女の羽田風華を演じるのは、子役として金曜ドラマ『#家族募集します』(2021年)やドラマストリーム『村井の恋』(2022年)など数々のドラマやCMに出演している宮崎莉里沙。小学3年生の風華は、少しおませで思ったことをすぐ口にしてしまう性格。羽田家をにぎやかにする3人にも注目だ。

『王様に捧ぐ薬指』左:メインビジュアル、右:サブビジュアル©TBS

 

番組情報

火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』

TBS系

2023年4月18日(火)スタート

毎週火曜 午後10時~10時57分

※初回15分拡大 午後10時~午後11時12分

 

<キャスト>

橋本環奈、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)、森永悠希、小林きな子、若月佑美、三浦獠太、小林涼子、田仲陽成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、高橋奏琉(ジャニーズJr.)、宮崎莉里沙
塚地武雅、利重剛、りょう、松嶋菜々子 ほか

 

<スタッフ>

原作:わたなべ志穂「王様に捧ぐ薬指」(小学館プチコミックフラワーコミックスα)

脚本:倉光泰子、関久代

プロデューサー:橋本梓、勝野逸未

演出:坪井敏雄、泉正英、宮崎萌加

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ousama_tbs2023/

番組公式Twitter:@ousama_tbs

番組公式Instagram:@ousama_tbs

 

©TBS

クリエイターは、目の前のおもちゃが欲しいという欲求に勝てない! プロデューサー橋本和明がフリーに 『名アシスト有吉』の裏側を語る

Netflixにて世界独占配信が開始し、「テレビでは見られないお笑いだ……!」と話題のバラエティ番組『名アシスト有吉』。個性的なゲストたちがMCを務める10本の番組に、有吉弘行がアシスタントとして参加するという新たなコンセプトのシリーズだ。今作を手掛けたのは、過去に『有吉ゼミ』や『有吉の壁』などの人気番組を立ち上げた橋本和明氏。実は橋本氏は、昨年末に日本テレビを退社し、フリーに転身。その記念すべき第一弾企画が「名アシスト有吉」なのだ。今回は、橋本氏に番組の見どころに加え、新たな時代のバラエティ制作やクリエイターの在り方について語ってもらった。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

橋本和明(はしもと・かずあき)/1978年大分県生まれ。演出家・ディレクター。2003年に日本テレビ入社。「24時間テレビ41」、「有吉ゼミ」「ヒルナンデス!(火曜日)」「マツコ会議」「有吉の壁」などを手掛ける

 

有吉が〝MCが増えて昔より暴れることが少なくなった〟と……
「自由に動けるアシスタントになることをコンセプトに」

――この度、Netflixで配信開始された「名アシスト有吉」シリーズですが、企画を発案されたきっかけは?

 

橋本 今まで、有吉(弘行)さんと長年一緒に番組を作ってきた中で〝新しい有吉さんを見たい〟という気持ちが、僕の中にあったんですよね。今までやれていないようなことが、何かできないかと。それで、現在の有吉さんて「MC」の立場で番組出演されることが大半なので、逆に自由に動けるアシスタントになることをコンセプトにしたいと考えていたんです。

 

――たしかに最近はメインMC役が多いイメージですね。

 

橋本 同じことを続けていると、違うことをやりたい!って思うことがあるじゃないですか。僕らでさえそうなら、有吉さんはなおさらじゃないかと思って。それに、有吉さんが「MCが増えて昔より暴れることが少なくなった」って話も、ぽろっと口にしていたので。

 

――企画の段階から、ご本人に相談されていたんですか?

 

橋本 そうですね。『有吉の壁』や『有吉ゼミ』などで、週2回くらいは会うので、撮影の合間に「こういうこと考えてるんですけどどうですか」と相談していました。細かな内容を考えているときも相談しましたし。

 

――有吉さんの意向も反映されているわけですね。

 

橋本 はい。ただ、お互いめちゃくちゃ喋るタイプではないので(笑)、話し込んで相談したわけではないです。アイディアももらいましたけど、基本は雑談の中で「いま有吉さんは何を考えているのか」を拾いつつ、それをヒントに考えたりして。そういった言葉の端に本質や考えが出るかと思いますから。

 

――なるほど。それは長年一緒に番組作りをされているからこそ、分かる部分かと思います。

 

橋本 長く一緒にやらせて頂いてきた中で、ある種の信頼関係が成り立ってきたとは思います。有吉さんが、なんとなくこういう目線でやりたいだろう、ということも推し測れるようにもなってきたというか。ですが、最後の最後は聞かないと、想定していた笑いが作れなくなってしまう場合もあるので、そこは慎重にやってはいますね。

 

Netflixが選んだのは、まさかの〝どバラエティ〟
「もうちょっと高尚なものをやるのかと思ってたので驚いて(笑)」

――今作は、Netflixでの配信作品ということで、Netflixさんからのリクエストや要望はあったのですか?

 

橋本 もともと、最初の立ち上げの段階で、Netflixさんに僕が5本くらい企画をお送りしたんですが、その中でも一番テレビっぽい企画というか〝どバラエティ〟を選んでいただいた感じで、この企画に決まったんですよ。

 

――おお、それはNetflixさんがガチンコのバラエティ番組を求めていたということですか?

 

橋本 そうかと思います。僕はもうちょっと高尚なものをやるのかと思ってたので……驚いて(笑)。ですが、ただ派手なことをやるだけでなく、ある程度のお金と時間を懸けて直球のバラエティを作るって意外とやってないんじゃないかと思ったんですよ。そういった部分では〝Netflixさんだからできた〟側面が大きいですよね。

 

――たしかに、今のテレビにはない演出も多くて、“ここでしか見れない感”があり、興奮しました。

 

橋本 それこそ、有吉さんが「血糊を使うの面白いと思う」って言ってくださったおかげで、今回たくさん使いましたよ(笑)。テレビだと、ちょっとドキッとしてしまうような表現は難しい場合があるので。

 

――1エピソードごとの内容も濃厚なので、時間もかかっていそうだなと。

 

橋本 普通じゃできないだろうなってこともありますよね。例えば、内田真礼さんMCの回では、トムブラウン、タイムマシーン3号、真空ジェシカにオリジナルアニメを制作してもらったんですが、2か月かけてじっくり作ったんで(笑)。これ、テレビのサイクルじゃ大変だし無理だと思うんですよ。

内田真礼(Netflixコメディシリーズ「名アシスト有吉」独占配信中)

 

――配信だからこそ成立した部分も多くあるわけですね。

 

橋本 はい。さらに、そうやって完成した“どバラエティ”が、あのNetflixのラインナップに並ぶという異常さも面白いですよね(笑)。リッチで作品性が高いコンテンツと肩を並べて、分かりやすいジャパニーズバラエティが置いてある感じ。

 

――見たことない光景です。

 

橋本 その錚々たる作品のラインナップの中で、「名アシスト有吉」を選びたくなるようなマインドの日って必ずあると思うんです。映画やドラマを真剣に見るには、疲れているときとか……。そこを狙いたいですね。

 

――肩肘張らずに、気楽に見られるような。

 

橋本 『有吉の壁』がゴールデン進出した時も、その時間帯に数字が期待できるグルメや生活情報番組が並ぶ中、お笑い番組がポンッと放り込まれている実験的な状態だったわけで。でも、それから3年間凌いで戦ってこれた。その自信が僕の中にはあって、すごく嬉しい出来事だったんです。それをもう一度できたらいいですね。

 

――なるほど。ある意味ライバルは、Netflixの中の他ジャンルのコンテンツになる感じというか。

 

橋本 そう考えると、これを通したNetflixの方もなかなか尖っていますよね(笑)。その場の笑いをストロングスタイルでやるお笑い番組で、それをやらせてくれる度量の広さをNetflixさんに感じました。

 

GENERATIONSからベテラン芸人まで全員が本気!
「絶対面白くしたという気概が伝わってきました」

――本シリーズでは、豪華な出演陣も魅力のひとつとなっていますよね。MCを務められた方も、バラエティに富んでいるメンバーです。キャスティングの基準はありましたか?

 

橋本 一緒に“バカをやってくれそうな人”っていう基準の人選っていうのはあったと思います。腰が引けていたり、自分はMCだから……ってスタンスじゃ面白くならないので。有吉さんと一緒になって番組を作れる人っていうのは気にしましたね。

 

――GENERATIONSさんや、那須川天心さんなどバラエティのイメージがない方もいて驚きました。

 

橋本 GENERATIONSは、僕も「あんなことやっていいんだ……」ってびっくりしました(笑)。まさか、アツアツ騎馬戦や血糊ハリセンをノリノリでやってくれるとは……! 始める前にグループで作戦会議をしていて、絶対面白くしたという気概が伝わってきました。実際にその熱量が現場でぶつかって、芸人たちも刺激を受けていたと思います。

GENERATIONS(Netflixコメディシリーズ「名アシスト有吉」独占配信中)

 

――やはり芸人さんたちも気合いが入っていたんでしょうか?

 

橋本 そう思いますね。新しいプラットフォームでお笑いをやれる、新しいバラエティをやれるっていうワクワク感が全員にあったと思います。今回、「壁」のスタッフが入って制作しているんですが、有吉さんが言っていたのが「日テレのスタジオで、いつものスタッフでなんらいつも通りなんだけど(笑)、Netflixでやるっていう高揚感はあった」と。

 

――そうなんですね。今やベテランと言われるような芸人さんたちが、全力で身体を張ってたのがすごいなと。

 

橋本 小峠(英二)さんがフラッシュコットンをやったり、春日(俊彰)さんが巨大水槽で生活したり、大久保(佳代子)さんが地下アイドルをやったり(笑)。あれくらいのキャリアの人たちが、本気を出すって貴重だし、見られなかったものが見られるって新鮮ですよね。そこには、もちろんNetflixパワーはあるし、何よりバラエティっていう旗をみんなで振ってくれたのが大きい。要は、スマホのコンテンツしか見ない人にも、お笑いを届けたいという気持ちですよね。

 

ホリケンの20年温めてきた企画も実現!
「そんなにコレやりたかったんだってところから、面白い(笑)」

――さまぁ~ずさんや、ホリケン(堀内健)さんなどMC側でのベテラン勢の活躍もありました。

 

橋本 さまぁ~ずさんの企画では、一文字ロウソク消しや旗揚げゲームをやりましたが、そんなシンプルなことで、あれだけ盛り上がるって、一つの〝発見〟ですよねえ。それは、さまぁ~ずさんが肩を回してくれたことで分かったことでもあります。あと、ホリケンさんの頭の中を覗くみたいな、おかしくなりそうな企画も、自由にやらせてもらって(笑)。

 

――ホリケンさんが、20年温めていた企画を実現させたとか。

 

橋本 20年越しの企画が「カーカーくいコンドル」ってコンドルになって相撲するって…!(笑) そんなにコレやりたかったんだってところから、めちゃくちゃ面白い。20年考えてきたから、ホリケンさんの中に相当具体的なイメージがあって、それを再現しようとしている流れも面白くて。ドラマ「イカゲーム」のスタッフたちも何年もあたためてNetflixに持ち込んだって聞いたので、原点は一緒なのかもと思いましたね。

 

――また、本シリーズでは、アンジャッシュ渡部(建)さんが出演されていて、大人数のバラエティ番組の本格復帰となりましたね。

 

橋本 渡部さんとは「ヒルナンデス!」で7年くらいレギュラーで一緒に仕事してたんですけど、久々に一緒に仕事ができて嬉しかったなと、シンプルにその感情でした。やっぱり渡部さんのキレキレのツッコミをまた見たいな、とは思っていたのもありますし。だから、今回は一芸人としてフラットに出演してもらったんです。

 

――有吉さんの渡部さんへのフリや距離感も、フラットだった印象です。

 

橋本 そうですね。そのおかげで、違和感なく渡部さんの面白さが出ていると思います。なんなら、けっこうミラクルが起こっているので(笑)。収録をやっていく中で、有吉さんが見つけてくださった渡部さんの絡みに、制作陣も乗っかって進んで行って……まさに作品は生き物って感じを味わえましたね。見て欲しいなと思います。

 

日本テレビを出て“武者修行”へ 「クリエイターは、目の前のおもちゃがいっぱい欲しいという欲求には勝てない」

――橋本さんは、昨年末で長年勤めた日本テレビを退社されて、フリーランスとして活動されています。経緯や目的は何かあったのでしょうか?

 

橋本 もともと日本テレビに不満があったとか、そういう訳では全くなくて、むしろ“武者修行に出たいんだ”と会社に相談したら、行ってこいと言ってもらえたんです。今年で、僕は44歳なんですが、もし若い子の感覚や配信コンテンツのことを勉強して、自分のものにするとしたら、体力的にもギリギリの年齢だと考えていたんですね。僕の中ではフィールドを広げる作業ってめちゃくちゃキツいことで、気合いがいることなので。そう考えている中で、やっぱりそういう新たな世界に飛び込んでみたいという“衝動”が勝ってきて。それで、会社に申し出ました。

 

――辞めると話して、会社の反応はいかがでしたか?

 

橋本 いろんな反応があったので、誤解を生まないためにも、辞める時に、社内のたくさんの先輩にマンツーマンでしっかり話しにいきました。すると、「武者修行に出て、そこで見てきたものを日本テレビに還元してほしい」と言ってくれる先輩も多くて……。その時に、やっぱり辞めたくなくなりましたよね(笑)。良い会社だなと思ったし、仲間と離れる感覚は、寂しかったですよ。

 

――そうだったのですね。最近は、フリーランスとして活動するプロデューサーさんやクリエイターさんも増えていますよね。

 

橋本 そうなんですよね。結局のところですが、クリエイターはみんな遊びたいだけなんですよ(笑)。目の前のおもちゃがいっぱい欲しいという欲求には勝てない。だから、新たにフィールドを広げるためにも、会社から出る人もいるんだと思います。

 

――やりたいことが1つの場所では収まらないということですね。

 

橋本 新しいプラットフォームもどんどん増えているじゃないですか。そういうところに飛び込みたくなってしまうんだと思いますね。

 

バラエティ業界が迎える新時代で…
「僕らの世代でもう一度コントで勝負したいなと思う」

――今回の「名アシスト有吉」は、日本テレビとNetflixが協力して制作されている新たな試みですよね。

 

橋本 そうですね。どちらも面白いことを考えている方々だと思うので、こういった関係で作るものが、どんどん増えていったら、さらにすごいことが起きると思っています。

 

――新しいバラエティ番組の作り方が生まれて、プラットフォームの広がりもあり、自由なクリエイターも増えている。新たな時代に入ってきていると思いますが、どうお考えでしょうか?

 

橋本 テレビはもちろん、配信サイトやネット局などバラエティ業界に競争原理が生まれることはプラスであると考えています。ドラマ業界は早くからそうなっていましたが“見る強度のあるものしか見ない”じゃないですか。要は、自分が興味あるコンテンツだけを見る文化で、ようやくバラエティもそういったフェーズに入ってきたなと感じていますね。

 

――なるほど。見てもらえるものを作るために、どうするかということですね。

 

橋本 意図して見られるものを作ろうと、クリエイターたちが競争に晒されていくことはある種、健全なことだと思うんです。それがバラエティ業界全体の発展に繋がっていくと思うので。さらに、どうやってコンテンツを見つけてもらうかも、本当に大事な時代になっていて、そこは今よりもっと戦略が必要であるし、こちらが押し出すだけでは届かない時代なんですよね。だから、宣伝的な面でも過渡期を迎えている。そういった場で戦うのは、苦しいこともありますが、ワクワクしているような楽しみな部分も大きいですね。

 

――そういった時代の中で、橋本さんの目標や目指すところは何でしょう?

 

橋本 ひとつは、世界に出せるコンテンツを作りたい、と思っています。ドラマ業界も韓国に比べて、日本のドラマをどうやって世界に押し出せばいいと思っているだろうし、バラエティなんてなおさらだと思って。でも、ドキュメントバラエティやリアリティショーって、例えば「電波少年」のように、構築するのは日本が早かった。

 

――たしかに、いまリアリティーショーは世界的にトレンドですが、90年代には日本にあったという。

 

橋本 そういった世界に提示できるバラエティが、日本にはあるぞ、と見せていきたいですね。あと、人生の目標として、コント番組を作りたいというのがあります。コントでしか生きられない人が仲良い人にたくさんいるんですよ。シソンヌとかね(笑)。僕は、そういう人たちの生き方がすごく好きなのと、僕らの世代でもう一度コントで勝負できればという想いがあるんです。ただ、めちゃくちゃお金も時間もかかる世界なんで。

 

――コント番組、ぜひ見たいです。それこそ配信番組なら可能性があるかもしれませんし。

 

橋本 そうですね。先物投資のコンテンツでもあるのでね、ちゃんと育てて花が開くような。それでもやらせてくれる方がいたら嬉しいです。なので、すぐじゃなくても将来的に応援してくれる人を見つけるために、いまいろんな場所で結果を出していきたいですね。頑張っていれば誰か見ててくれると思うので。

 

――今後も楽しみにしています。本日はありがとうございました。

 

【information】

Netflixコメディシリーズ「名アシスト有吉」独占配信中

前田敦子インタビュー「30代でこの作品をやらせていただいてよかった」連続ドラマW-30『ウツボラ』

連続ドラマW-30『ウツボラ』

 

カルト的人気を誇る漫画家・中村明日美子さんによるサイコサスペンスがWOWOWオリジナルドラマとして実写化。ある日、謎の死を遂げた美しい女性「朱」と、人気作家・溝呂木(北村有起哉)の前に現れた彼女の双子の妹と名乗る「桜」。ミステリアスな2人の女性を演じる前田敦子さんが、作品への意気込みや見どころなどを語ってくれました。

 

◆中村明日美子さんによるコミック原作を読まれたときの印象は?

2020年の春ぐらいに原作を読む機会を頂いたのですが、今も頭にこびりついて離れないほど、とても画が印象的な作品でした。また、独特な世界観も素晴しいですし、全く先の読めない物語に引き込まれていきました。そして、最後には大きな衝撃を受けました。だからこそ実写化するのはとても難しいことだと思っていましたし、原作のある作品は私自身あまりやっていなかったので、少しだけ不安もありました。ただ、監督さんもプロデューサーさんも「ウツボラ」の大ファンだったので、安心して準備を進めることができました。

 

◆今回、朱と桜という2人のキャラクターを演じ分けることについては?

軸にあるものが一緒な2人だからこそ、「ウツボラ」という作品に対して、また溝呂木先生という人物に共依存したと思うので、あえてあまり差をつけないようにしました。監督からも「そこまで変えないでほしい」というリクエストを頂きましたし。実際に原作の2人も髪形が違う程度で、どちらがどちらだか分からないところが面白いわけですし。あえて言うなら朱の方が恥じらいがあるので、若干人間らしいかも(笑)。原作を教科書にしながらできるだけ寄せて演じたのですが、一番意識したことは瞳です。2人とも心が読みづらく、何を考えているか分からないけれど、瞳にはどこか引き付けられてしまうと思ったので。

連続ドラマW-30『ウツボラ』

 

◆現実か虚構か分からない世界観や一人の男性を翻弄する役どころとしては、昨年公開された映画「コンビニエンスストーリー」で演じられたヒロインにも通じるところがあります

監督の演出も「コンビニエンスストーリー」とは全く違いましたし、溝呂木先生役の北村さんの存在も大きかったと思います。ラブシーンを撮るときも気を遣っていただき、とてもありがたかったです。ラブシーンが多くてそれが重要になる作品ですが、“それだけの作品にはしたくない”ということは皆さんといろいろ話し合いました。男性を翻弄するということは作品の中だからこそできる特殊なアプローチなので、開き直って、楽しみながら演じさせていただきました(笑)。

 

◆ミュージカル「夜の女たち」でも共演された北村さんの魅力を教えてください。

続けて共演させていただいて、役者バカと言えるほど、とても真摯に役と向き合われている方だと思いました。ずっと考えていらっしゃっていて、「溝呂木のように女性と真っすぐ向かい合う役は今までやったことがないから、どうしていいか分からないんだよね」とおっしゃっていて。そういった気持ちを一切隠さないところもありがたかったです。役を離れるととても天然な方で、ギャップがあるんです。だからこそみんなに愛されている方なんだなと思いました。

連続ドラマW-30『ウツボラ』

 

◆作品を作りだすための“生みの苦しみ”もテーマになっていますが、それについてはどのように捉えていますか?

私はこの世界に入ってまず秋元康先生という大きな存在の下で活動していたので、何かをゼロから作り上げる人、特に言葉や文章にする作家さんのすごさはずっと感じています。私には絶対にできないことですし、したいとも思いませんし(笑)。私はそれを元に具体化していく立場ですが、作家さんや演出家さんの前でそれを表現する舞台の稽古が一番緊張しますし、怖いかもしれません。

 

◆今回、完成した作品をご覧になってどんな感想を?

撮影は愛知県の蒲郡市・幸田町でロケだったのですが、東京では撮ることができない“色”が出ていると思いました。とてもミステリアスな作品なのに、なぜか穏やかな時間が流れていて。私の中では全体的に水色っぽいイメージがあるんですけど、原作を読んだだけでは分からなかった映像から醸し出される美しさみたいなものに、私自身も感動しました。すごくいい意味で原作を忠実に再現しているので、見比べていただいても面白いと思います。

 

◆そのほか、何か見どころはありますか?

見る人に問いかけるというよりは、作品の世界観にどっぷり浸かってほしいという気持ちで朱と桜という2役を演じました。何かを愛するが故に自分を見失っていく危うさ、そして悲しさや儚さが描かれた作品になっているので、繰り返し見て楽しんでいただければと思います。そしてもし気に入っていただけたら、桜の季節に蒲郡でロケ地巡りをしてみるのもお薦めです。

連続ドラマW-30『ウツボラ』

 

◆前田さんのキャリアにおいて『ウツボラ』はどんな作品になりましたか?

原作は10年前の作品ですが、私が30歳を過ぎた、大人になったタイミングでこの作品をやらせていただいて本当によかったと思っています。もしまだ20代だったら、違うことで構える自分が出てくるし、作品に飲み込まれてしまったような気がするんです。それに、ミステリーというジャンルだったり、地上波ではなかなかできないこと…例えば大きい声を出すことをあまり意識しなくていいとか、映画のように撮影からじっくり1年間かけて制作するとか。自分にとって“初めて”のことがまだまだあることに気づかされた作品でもあります。自分でも胸を張れる作品になったと思います。

 

◆事務所を独立されて2年たちましたが、次々と出演作が世に出ています。現在の心境を教えてください。

お仕事をもっと頑張りたいという気持ちで独立したのですが、この2年で言霊って本当にあるんだなと思いました。誰かと一緒にいるときに口に出すことで、“何かをつかみにいこう”“引き寄せていこう”と自分の気持ちが変わっていくんだと思います。例えばメイクさんと話していたときに「また野田(秀樹)さんと一緒に仕事したいな」と喋った5分後ぐらいに、「東京キャラバン the 2nd」の出演オファーが来たんです。それはさすがにびっくりしました(笑)。

 

◆最後に、春の思い出を一つ教えてください。

子どもが3月生まれで、今はそのイメージが強いです。一緒にディズニー作品を見ることが多くて、最近は「ベイマックス」にハマっています。そういえば、この前一緒にディズニーリゾートに行ったときに「グズグズしていたら、乗り物に乗れなくなっちゃうよ」と注意したんです。そうしたら夜に「今日のママずっと怒っていたけど、全然怖くなかった」と言ってきて…何か一枚上手なんですよね(笑)。ちなみに出産したことで長年悩まされていた花粉症が治りました! きっと、体質が変わったんだと思います。

 

PROFILE

●まえだ・あつこ…1991年7月10日生まれ。千葉県出身。A型。最近の出演作に映画「暑い胸さわぎ」「僕は途方に暮れる」「そばかす」「もっと超越した所へ。」、ミュージカル「夜の女たち」など。

 

番組情報

連続ドラマW-30『ウツボラ』

 

連続ドラマW-30『ウツボラ』
WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて、3/24(金)23:30より放送&配信スタート

<STAFF&CAST>
原作:中村明日美子「ウツボラ」(太田出版刊)
脚本:小寺和久、井上季子
監督:原廣利
出演:前田敦子、北村有起哉 ほか

 

<STORY>
謎の死を遂げた美しい女性・朱(前田)と入れ替わるように、その双子の妹と名乗る桜(前田=2役)が人気作家の溝呂木(北村)の前に現れる。実は溝呂木は朱の小説「ウツボラ」を盗用していて、元の原稿を持つ桜は溝呂木にある提案を持ちかける。溝呂木が盗作の深い闇へと追い詰められていく一方で、刑事たちは朱の死の真相を追っていた。

 

●text/くれい響

 

待望の続編公開!髙石あかり&伊澤彩織「日本のアクション映画として、もっと世界にも認知してもらいたい」映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』

社会に適応できない元女子高生の殺し屋コンビの日常を、コミカルさとバトル満載で描いた青春アクション映画『ベイビーわるきゅーれ』。公開から1年以上にわたり、全国各地でロングラン上映されるなど、国内外で話題をさらった。彼女たちのその後を描いた続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が3月24日(金)より公開される。前作に引き続き、ちさと役とまひろ役を演じた髙石あかりさんと伊澤彩織さんに、続編に対する熱い思いや撮影エピソードを伺いました。

 

【髙石あかりさん、伊澤彩織さんの撮り下ろし写真】

 

阪元監督の「『ベイビーわるきゅーれ』が名刺代わりになる」が本当に

──前作が公開されたことでの周囲の反応はいかがでしたか?

 

髙石 前作から繋がったお仕事も多いですし、お仕事に行く先々で「『ベイビーわるきゅーれ』観たよ!」と言っていただけることが本当に嬉しくて! 私たちにとって、まさにベイビー(子ども)のような存在の作品だったので、どんどん成長していることを実感しています。

 

伊澤 成長しましたねぇ。前作を撮り終えたときに、阪元(裕吾)監督と「『ベイビーわるきゅーれ』が自分たちにとって名刺代わりになるだろう」という話をしていたんですが、本当にその通りになりました。しっかり“『ベイビーわるきゅーれ』の人”として認識されたり、“金髪の方”と言われ、金髪じゃないときは気づいてもらえないぐらいだったり(笑)、いい経験をさせてもらいました。

髙石あかり●たかいし・あかり…2002年12月19日生まれ、宮崎県出身。19年より俳優活動を本格化。『ベイビーわるきゅーれ』(21)で映画初主演を果たす。主な出演作に『終末の探偵』(22)、ドラマ『生き残った6人によると』(22)など。映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日(金))、『Single8』(3月18日(土))が公開待機中のほか、ドラマ『東京の雪男』 (NHK Eテレ)にレギュラー出演。TwitterInstagram

 

──作品は異例のロングランヒットを記録したほか、伊澤さんは「日本映画批評家大賞」で新人女優賞(小森和子賞)も受賞されました。

 

伊澤 賞までいただけるとは戸惑いました。『ベイビーわるきゅーれ』に出て一番変わったと思うのは、すごい量のお手紙をいただいたこと。「映画を観て励まされました」という内容のものが多いんですが、私は逆にそのお手紙に書かれた言葉に励まされていました。劇場公開が終わった後もU-NEXTやAmazonPrimeの配信で観てくれた方からの反響がありました。

 

髙石 Twitter上で『ベイビーわるきゅーれ』について描いてくださったイラスト“ベビ絵”がどんどんアップされたときには、ちょっと驚きましたね。あまり他の作品ではなかなか見たことのない現象でしたから。

 

──そして、続編製作の話を聞いたときの感想は?

 

伊澤 前作を撮り終わって、2か月後ぐらいのタイミングにはもう企画が動いていて、「えっ、できるんですか?」という感じでした。それから「早く言いたい!」みたいな時期があって、TOHOシネマズ日比谷での上映(21年12月)のときに、やっと発表できて嬉しかったですね。

 

髙石 そのとき、なぜかマイクが不調で(笑)。だから、劇場で叫びました! 私、続編の撮影に入る前にも、改めて『ベイビーわるきゅーれ』で検索をかけることがあったんですが、公開から1年以上経っても、数秒単位で話題に挙っていて、「まだまだ続いているんだなぁ」と、熱量の高さを実感しました。

 

お互いを助け合うことで、より2人の距離が近くなった

──撮影前のアクション訓練はいかがでしたか?

 

伊澤 アクション監督の園村(健介)さんとあかりちゃんと3人で集まって自主練習したりしましたね。立ち回りを入れる前のベース作りが要になったと思いました。2人で銀行強盗をボッコボコにするシーン、楽しかったよね。

 

髙石 でも、カメラを意識したアクションをするのは難しかったです。今回は園村さんから、身体の仕組みというか、「この筋肉を動かすと、この動きに繋がる」といったことを教えていただいたので、少しはレベルアップしていたらいいなとは思います。

伊澤彩織●いざわ・さおり…1994年2月16日生まれ、埼玉県出身。スタントパフォーマーとして、映画『キングダム』(19)、『るろうに剣心 最終章』(20)、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(21)、『ジョン・ウィック』新作(23)などで、メインキャストのスタントダブルを担当。役者としての主な出演作に映画『ある用務員』(20)、『ベイビーわるきゅーれ』(21)、『オカムロさん』(22)などがある。Twitter

 

──今回、阪元監督や園村アクション監督から与えられた課題のようなものは?

 

髙石 本読みのときに、阪元監督が恥ずかしそうに「前作は2人のお話でしたが、今回のテーマは2人が一つの個になることです」と言われたのですが、それを意識しながら演じました。「右手が使えないなら左手で戦う」というように、お互いを助け合うことで、より2人の距離が近くなったと思います。

 

伊澤 阪元監督に「続編は男の2人組が私たちに挑戦してくる話」だと聞いていたので、挑戦を受ける側の私が強者に見えるようにどうしたらいいかというのが課題でした。前作から園村さんに教えてもらっていた身体の連動をもっと深く染み込ませる必要がありました。

 

ただの共演者ではなく阪元監督含めて家族みたいな近さがある関係

──撮影中の印象的なエピソードを教えてください。

 

伊澤 3日間かけた自動車工場でのアクションシーンですね。初日は屋外で、ゆうり(丞威)とまこと(濱田龍臣)との2対2の銃撃戦を撮影して、2日目から工場内で丞威さんと1対1のバトルを撮っていたのですが、真夏だったので、出る汗の量がすごかったんです。丞威さんと「どっちが多く汗が出たか勝負しよう!」と、着ていた衣装を絞ったんですが、お互いに滝のように出て、引き分け。人生で一番汗をかいた日でした(笑)。

 

髙石 あと、着ぐるみを着た、ちさととまひろのシーン。『アイアンマン』みたいな顔だけアップのショットは室内で撮ったんですが、身体を動かせない状態で顔だけ動かすのが、なかなか難しいんですよ。ちなみに、あれがクランクアップでした(笑)。

 

伊澤 着ぐるみを着た「キラキラ橘商店街」のシーンも楽しかったですね。撮影の合間に、みんなでコロッケ食べたり、揚げパン食べたり、商店街巡りもしました。下町の和やかな雰囲気が好きだったので、また遊びに行きたいです。

──劇中では仲良しコンビですが、実年齢では髙石さんが伊澤さんの8歳年下です。

 

伊澤 それに関しては早い段階で感じなくなったというか、私ができないことをいろいろやってくれるんです。うまく話せないときもすごくフォローしてくれるし、お芝居に関しても引っ張ってくれる。とても尊敬していて、「私の方が子供なんじゃないか?」と思うことも多いんです。年齢差感じる?

 

髙石 伊澤さんは珍しいタイプというか、ただの共演者というよりは、阪元監督含めて家族みたいな近さもあるというか。実際、伊澤さんのお家に遊びに行かせていただいたりもしているんですけど、それも友だちとも違っていて。多分、ちさととまひろの距離だと思うんです。

 

伊澤 自然に補い合っている感じがします。前作が公開されてから続編の撮影が始まるまでは、会ったり遊んだりする時間もなく、おのおの違う作品の現場で頑張っていたので、またこうして隣にいさせてもらえることが嬉しいです。

 

──前作に比べ、ちさととまひろのより親密な関係性が色濃く出ています。特に伊澤さんが丞威さんとバトる直前の2人の掛け合いは見どころです。

 

髙石 私は試写でスクリーンを通して観たときに、それはすごく感じました。私たち役者側の仲の良さがしっかり出たんじゃないかなと思います。

 

伊澤 「ちさとが死んじゃったら本当に嫌だな」と思って、撮影前に泣きそうになってました。顔の右側を撮っていたカメラには写っていないんですが、左目だけ泣いていて。あかりちゃんにだけバレてました(笑)。

 

今後のちさととまひろの関係性がどうなるか、気になります

──シリーズ3作目や“阪元監督作ユニバース”における期待を教えてください。

 

髙石 今後のちさととまひろの関係性がどうなるか、気になりますね(笑)。

 

伊澤 気になるね。私は(『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』)の国岡さんとも戦いたいですね。でも、そのときは、まひろじゃない役で出演して、瞬殺されたいな(笑)。阪元さんが作る世界観を、もっと世界中の人に見てほしいです。

 

髙石 『Baby Assassins』の英語タイトルで海外でも人気なので、ちさととまひろも海外に飛び出したいですし、レッドカーペットも歩いてみたいですね。とにかく、またお互いに別の場所で鍛え上げて、阪元監督のもとに戻ってきたいです。

──現場に常に持っていくモノ・アイテムを教えてください。

 

髙石 いつも、このトートバッグに、ペンやリップクリーム、目薬を入れて持ち歩いています。ファッションブランド「Akihide Nakachi」の展示会で、私がひと目惚れした生地があったんですが、デザイナーのAkihide Nakachiさんが二十歳の誕生日に、その生地で作ってくださったトートバッグをプレゼントしてくださったんです。世界に1つだけなので、大切に使っています。あと、伊澤さんのお母さんが作ってくださった「ベイビー」仕様のキーホルダーと伊澤さんが作ってくださったステッカーも! これ、着ぐるみで着たパンダと虎のデザインになっているんです。

 

伊澤 インスタントカメラやデジカメを持っていきます。それで、今回は『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の撮影の合間に撮った写真たちを持ってきました。阪元監督と3人で組体操したり、特別出演してくださった新しい学校のリーダーズさんを撮ったり、アルバム込みで宝物ですね。

 

 

(C)2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会

ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー

3月24日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開

 

(STAFF&CAST)
監督・脚本:阪元裕吾
アクション監督:園村健介
出演:髙石あかり、伊澤彩織
水石亜飛夢、中井友望、飛永 翼(ラバーガール)
橋野純平、安倍 乙 / 新しい学校のリーダーズ / 渡辺 哲
丞威、濱田龍臣

(STORY)
ちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、また途方に暮れていた……。
ジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、この世は金、金、金。金がなくなる……。
時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうり(丞威)とまこと(濱田龍臣)兄弟も、途方に暮れていた。
上からの指令ミスでバイト代はもらえず、どんなに働いたって正社員じゃないから生活は満足いかない。この世は金、金、金。金が欲しい。
そんなとき「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意。
ちさと・まひろは銀行強盗に巻き込まれたり、着ぐるみバイトをしたりとさぁ大変。そんな2人にゆうり・まこと兄弟が迫りくる…!
育ってきた環境や男女の違いはあれど、「もし出会い方が違えば仲良くなれたかなぁ」なんて思ったり思わなかったり、ちょっと寂しくなったりならなかったりする物語である。

公式サイト:https://babywalkure.com/
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【映画「ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー」よりシーン写真】

(C)2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/西田美香(atelier ism(R)) スタイリスト/入山浩章

佐野ひなこ 透け感ある黒ランジェリー姿に釘付け…!大人のひとり旅を捉えた写真集タイトルが決定

女優・モデル・グラビアなどマルチに活動する佐野ひなこの、4月7日(金)に発売する最新写真集のタイトルが「infinito」(読み:インフィニート)に決定した。

 

今作は、「沖縄・京都をめぐる旅」をテーマに撮影を敢行。タイトルの「infinito」は、写真集を読み終わった後もまだまだ広い世界へと旅路が続いていくように、という意味が込められているという。

 

 

真夏の沖縄では、夏らしくビーチやプール、リゾートホテルなどでバカンスを楽しんでいる様子を撮影。また、ドキッとするようなお風呂シーンも。京都では、打って変わって落ち着いた大人のひとり旅を展開。貴船神社や先斗町などの京都らしい街並みを巡っている様子や、温泉旅館でくつろいでいる様子などを撮影した。

 

これまでの佐野ひなこの写真集とは一味違い、一緒に沖縄旅行を楽しみ、そして京都ひとり旅をのぞき見している気分になるプライベート感満載の一冊に仕上がっている。また、写真集の発売記念イベントを開催することも決定した。詳細は下記サイトを参照。

 

発売記念イベント情報

■発売記念オンラインサイン会
2023年4月7日(金)19:00〜
詳細・申し込みは「MUVUS」HPにて
https://muvus.jp/muvus/cmdtyList.php?cat=PJqaQ62OoObL

 

■発売記念お渡し会
2023年4月8日(土)17:00〜 書泉ブックタワー
詳細・申し込みは書店HPにて
https://www.shosen.co.jp/event/7733/

 

書誌情報

「佐野ひなこ写真集 infinito」
2023年4月7日(金)発売

撮影:菊地泰久
定価:2,700円+税
判型:A4判/128ページ
発売:秋田書店

 

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第8回:「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

≠ME 河口夏音

 

TV LIFE webで連載中のコラム「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第8回は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008年)について、想いを語っていただきました。

 

第8回:「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!!

 

あと1週間ちょっとで4周年コンサートです! 今しかできないアイドルを、目いっぱい楽しみます。
みなさんにも楽しんでいただけるように頑張るぞー!

≠ME 河口夏音

 

さて、今回紹介する映画は、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」です!

 

誰もが一度は、若返りたいな〜と考えたことがあるのではないでしょうか?
私はしょっちゅう、JKに戻りたいと考えています。

 

今回の作品は、外見がおじいちゃんで生まれて、歳をとるにつれて若返っていくベンジャミン・バトンの人生の物語です。
最初はコナン君の逆状態、最後はコナン君状態みたいな感じですね。

 

この映画を見ると、人生について深く考えさせられて、今を大事にしようと思うようになります!
3時間弱あるので、時間がある時に一気に見るのがおすすめです。

 

ジャンルは、恋愛・アドベンチャー・ドラマ・ファンタジーで、私がよく見るジャンルとはまた違った映画なのですが、設定とテーマが好きで、お気に入りの映画の1つです!

 

おじいちゃんで生まれてだんだん若返るという設定が好きすぎて、何回かベンジャミン・バトンのモノボケをしたことがあります。
おじいちゃんのウィッグと赤ちゃんの人形があったら大体、ベンジャミン・バトンをしている気がします。

 

内容についてですが、現在で過去を語り、過去と現在の話が交互に繰り返されて、ストーリーが進んでいきます。
その、現在で語っている人の正体も見どころです!

 

私は最初、あらすじを見た時、若返っていくなんて最高じゃん! と思っていたのですが、実際に作品を見てみると、精神年齢と身体年齢が見合っていないと大変なことも多いし、普通の人生が良いと思うようになりました。

 

たぶん私たちが若返りたいのは、後悔をなくしたり、過去の栄光にすがったりしたいからだと思います。
普通に歳をとって、その時にできることを精一杯して生きていきたいと思うようになりました!

 

アイドルだって、外見ピチピチでも中身が60歳だとどうなるんだろう……?
曲やダンスやファンの方のお名前も今ぐらい早く覚えられない気がするし、やっぱり今を楽しむことが一番ですね!

 

心に刻まれるような名言がたくさん出てくるので、この映画を見て自分に響く名言をぜひ見つけてください!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!

ベンジャミン・カワグチになったら……

 

PROFILE

≠ME 河口夏音

 

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

≠ME

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■6th Singleが2023年4月12日(水)に発売決定!

 

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

■「イコノイジョイ 2023」
2023年7月29日(土)・30日(日)富士急ハイランド コニファーフォレスト

 

田代 輝「僕も永瀬正敏さんのような俳優になりたいって、改めて目指したいものを考えるきっかけになりました」映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」

映画監督、脚本家として活躍している足立 紳氏が20年がかりで念願の企画を実現した。映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」(3月24日(金)公開)は、コンプレックスや葛藤を抱える小学生男子たちのかけがえのない日々を描いた作品だ。子供たちのリーダー的存在・隆造を演じた田代 輝くんが、撮影中のエピソードなどを語ってくれた。

 

田代 輝●たしろ・ひかる…2007年11月17日生まれ、東京都出身。0歳から赤ちゃんモデルとして活動を始める。2016年NHK Eテレの「で〜きた」で主人公・おうすけを演じ、その後、話題作に次々と出演。映画『CUBE 一度入ったら、最後』(21)、ドラマ『シジュウカラ』(22)などで重要な役柄を演じた。Instagram

 

【田代 輝さん撮り下ろし写真】

チャレンジする気持ちで、隆造の孤独な気持ちを味わうように何度も台本を読みました

──隆造役はオーディションで決まったのでしょうか。

 

田代 はい。原作である足立 紳監督の「弱虫日記」という小説を読んで、隆造がすごくかっこいいキャラクターだったので、ぜひとも演じてみたいなと思いました。オーディションのときは絶対に受かりたいという気持ちで挑戦しました。

 

──監督にやる気を見せるために何かアピールはしましたか?

 

田代 アピールはしていないです(笑)。1次から3次まであったんですけど、1次オーディションでは隆造を演じるのではなく、「思いっきり笑ってくれ」、「思いっきり泣いてくれ」みたいなことを言われました。僕は昔飼っていたペットが死んだことを思い出して演技をしましたが、そういう感情を出すようなオーディションって今まで経験したことがなかったので、不思議な感じがしました。

 

──映画を拝見して、確かに隆造はとてもかっこいい男の子だなと思いました。田代さんご自身は隆造をどんな人物だと捉えていらっしゃいましたか。

 

田代 隆造はクラスでも強くて友達をまとめている、かっこいい子だと思いました。でもそんな隆造にも悩みはあって、親から愛情を注がれず虐待を受けている一面があるんです。そういった悩みをできるだけ友達には隠して生きることを貫いている少年なので、すごく難しい役だなと思いました。でもチャレンジする気持ちで、隆造の孤独な気持ちを味わうように何度も台本を読みました。

 

特に難しくて印象的だったのは、瞬と掛け合いするシーン

──実際に演じてみて隆造という役のどんなところが難しかったのでしょうか。

 

田代 特に難しくて印象的だったのは、瞬(池川侑希弥)と掛け合いするシーンです。家庭に大きな悩みを抱えていた隆造が、ずっと隠してきたことを瞬に打ち明けるすごく大事なシーンなので、練習しなきゃ! と思っていました。でも足立監督から「練習し過ぎると慣れが出てきてしまうから、できるだけ練習しないで臨んでほしい」と言われたんです。本番で生の感情が撮れたら……ということでしたけど、僕はそういう演技をする経験があまりなかったので、新たな考え方みたいなものを教えていただいてすごく勉強になりました。

 

──あのシーンは長回しでセリフも長く、見ているだけでも難しさが伝わる場面でした。プレッシャーもあったのでは?

 

田代 そうですね。ありました。緊張もしましたし、うまくできるかなって不安もありましたけど……。あのシーンはずっと一緒に撮影してきて、瞬とも仲良くなって絆も深まったときに撮ったので、本当に瞬と隆造との関係で演技ができたというか。ものすごく役に入り込んで、お互い全力でできたと思います。

 

──そのシーンについて池川さんと話し合ったりしました?

 

田代 前日に「いよいよ明日だね」って話しました。でも監督から練習しないでって言われていたので、話し合うだけでも「瞬と隆造のようになれるかな」と思って、前日は一緒に過ごしました。

 

人として尊敬していて、池川くんみたいになれたらなって思いました

──瞬と隆造のように池川くんともすごく仲良くなったんですね。

 

田代 はい。池川くんは優しいし周りへの気配りもできるし、いろんなことに対しての考え方が素晴らしいと僕は思っています。人として尊敬していて、池川くんみたいになれたらなって思いました。池川くんはどう思っているかわからないんですけど、本当に仲良くしたいなって(笑)。最近も取材で会う機会があるので、ちょっと前くらいから連絡して、「久しぶり。ようやく会えるね」って、本当に楽しみでした。実はさっきも池川くんに会って、お互いに話したいことがいっぱいあって、会話が止まらなかったです(笑)。

 

──子供たちと一緒のときには年相応に楽しそうな隆造も、父親役の永瀬正敏さんと向き合うときは緊張感がありましたね。

 

田代 永瀬さんとのシーンも難しかったんですけど、カメラがないところではすごく優しい方で、気さくに話しかけてくださり、僕の話にも付き合ってくださいました。でもカメラが回るとその優しい姿を忘れてしまうくらい本当に怖くて。ものすごい演技を間近で見せていただいたので刺激を受けました。僕もこういう俳優さんになりたいって、改めて目指したいものを考えるきっかけになりました。

 

──映画の舞台は1988年。35年くらい前の小学生と、自分が小学生だった頃を比べて、ここは違うここは変わらないなって感じたことはありましたか。

 

田代 この映画に登場する7人の子供たち全員が、すぐ友達と比べたり、こいつには負けたくないみたいな小さなプライドみたいなものを持っているんです。それは今の僕にもわからなくはないので、気持ちの面ではあまり変わりがない気がします。でも町の風景や時代背景、あとは言葉遣いが本当に違うなって思いました。撮影中アドリブで会話するシーンも多かったんですけど、そのときに最近の言葉が出ちゃうこともあって(笑)。そんなときは「35年前にその言葉ないよ」と監督からたびたび注意されました。でも最終的にはみんな慣れて、当時の言葉でちゃんと会話できるようになりました。

 

──例えばどんな言葉で注意を受けたか覚えてます?

 

田代 「マジ」とか「ヤバイ」とか(笑)。今は普通に使う言葉じゃないですか。だから日常的に出てしまって難しかったですね。

 

ありがとうございます……って、感謝の気持ちしかないです

──隆造たちは自然に恵まれた場所に住んでいますが、撮影は飛驒で行われたそうですね。

 

田代 はい。大きな自然って感じの場所でした。山や川、飛驒の景色も本当にきれいで、何より空気がおいしいんです。東京にいるときとはまた違う何かを感じて、撮影中はすごく充実している感じがしました。

 

──撮影中はどんな感じで進んでいったのですか。

 

田代 1か月ほど、他の6人と合宿みたいな形で一緒に宿に泊まって過ごしたんです。カメラが回っていないときもだんだん仲良くなって、みんなとの絆も深まっていったので、どんどん自分が隆造になっていく感じがしました。本当に役に入り込めたなって思いました。

 

──映画に登場する7人での合宿はとても楽しそうですね。

 

田代 撮影が始まる3日くらい前に宿に入って、役作りの準備期間を足立監督からいただきました。撮影する場所をみんなで見て回ったりして、だんだん気持ちを高めることができたと思います。ただそれ以前から、週に1回みんなで集まって演技の練習をしていたので撮影が始まる頃には打ち解けていました。

 

──7人集まるとどんな雰囲気ですか。

 

田代 みんなそれぞれの良さがあるというか(笑)。池川くんはすごく優しくて、みんなに気配りができるんです。そういうところは本当に瞬に近い感じがしました。小林役の坂元(愛登)くんはなんか面白くて、現場はいつも楽しかったです。

 

──役とはまったく違う人もいました?

 

田代 正太郎は役の上ではすごく真面目なんですけど、演じている松藤史恩くんは7人の中で一番やんちゃかもしれないです(笑)。

 

──ムードメーカーはどなたでした?

 

田代 本当にみんながムードメーカーでした。隆造はみんなをまとめる役だから、撮影以外のところでも自分が先頭に立とうって意識していました。みんなそれぞれの良さがあって、現場でもバランスが取れていたと思います。

 

──足立監督の印象を教えてください。

 

田代 本当に優しい方で、すごく好きです。現場でも絶対に怒らないし、僕たちが考えて来た演技を自由にやらせてくれて、でも違うところがあれば違うと優しくアドバイスをくださって。本当にありがたかったなって思います。穏やかに現場が進んでいったのも足立監督だからだと思っています。すてきな作品に出演させていただいてありがとうございます……って、感謝の気持ちしかないです。

 

ルービックキューブがまだ1分ちょっとかかるので1分切りたいです

──お話が変わりますが、今ハマっているものについて教えてください。

 

田代 友達としゃべりながら、「フォートナイト」とかいろんなゲームをやることにハマっています。といっても、そんなに長い時間できないので1日2時間くらいですね。今からやろうよみたいな感じで友達を誘って、日頃の学校のことなんかをしゃべりながらやっています。

 

──ゲームは強いですか?

 

田代 わからないです(笑)。でも……けっこう得意な方ではあります。

 

──他に夢中になっているものは?

 

田代 趣味でいうと、ルービックキューブをやっています。一応6面そろえられるんですけど、まだタイムが遅くて時間がかかっちゃうんです。なので、今は速くできるように練習中です。

 

──目標はありますか。

 

田代 1分切りたいですね。今はまだ1分ちょっとかかるので。

 

──十分速いですよ(笑)。ルービックキューブは何でハマったんですか。

 

田代 友達にルービックキューブ6面そろえられるよって言ってる子がいて、僕もルービックキューブには触ったことがあったんですけど、6面そろえられたことがなかったんです。どうやってやるんだろうって不思議に思って、やり方を調べたらなんとなくできるようになりました。あれって規則性があるので、多分自由に触っているだけじゃ6面はそろわないんですよね。やり方があるので、できるだけその動作を速くできるようにするような感じで、時間を早めていくんです。それにすごくハマっています。やっていると夢中になっちゃいますね(笑)。

 

 

(C)2022『雑魚どもよ、大志を抱け!』製作委員会

雑魚どもよ、大志を抱け!

3月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 

(STAFF&CAST)
監督:足立 紳
原作:足立 紳「弱虫日記」(講談社文庫)
脚本:松本 稔、足立 紳
出演:池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.)、田代 輝、白石葵一、松藤史恩、岩田 奏、蒼井 旬、坂元愛登
臼田あさ美、浜野健太、新津ちせ、河井青葉 / 永瀬正敏

(STORY)
地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。心配のタネは乳がんを患っている母の病状……ではなく、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しく遊んでいたいだけなのに。瞬の親友たちは、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代 輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田 奏)など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たち。それぞれの家庭環境や大人の都合、学校でのいじめや不良中学生からの呼び出しなど、抱えきれない問題が山積だ。ある日、瞬は、いじめを見て見ぬ振りしてしまう。卑怯で弱虫な正体がバレて友人たちとの関係はぎくしゃくし、母親の乳がんも再発、まるで罰が当たったかのような苦しい日々が始まる。大切な仲間と己の誇りを獲得するために、瞬は初めて死に物狂いになるのだった。

 

【映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』よりシーン写真】

(C)2022『雑魚どもよ、大志を抱け!』製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/野中美希 スタイリスト/君嶋麻耶

出口夏希「ナチュラルな姿や大人っぽい表情も…」1st写真集で天真爛漫なヘルシー美脚を披露

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

「出口夏希1st写真集 liberte」(KADOKAWA)が、3月24日(金)に発売される。本作より先行カットと本人コメントが到着した。

 

ファッション誌「non-no」でモデルとして活躍するだけではなく、映画「沈黙のパレード」のメインキャストや連続ドラマ『ばかやろうのキス』ヒロイン、森七菜と共にW主演を務めた『舞妓さんちのまかないさん』(Netflix)で女優としても一躍注目を集め、ブレイクが期待される女優・出口夏希が、初の写真集を発売する。

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

このたび公開された先行カットでは、20歳という記念すべきタイミングで撮り下ろした、海で思い切りはしゃぐ等身大の素顔から、大人びたアンニュイな様子まで披露。女優として頭角を現しはじめた今の彼女だからこそ見せることができる表情が盛りだくさんだ。

 

2023年以降、目が離せないブレイク必至の女優・出口夏希のきらめきがつまった本作。その発売を記念した本人登壇のお渡し会イベントが3月25日(土)に東京、4月1日(土)に大阪で開催される。

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

出口夏希コメント

出来上がった写真集を見たとき、うれしくてドキドキしました! いままでのモデルのお仕事では見せてこなかった、ナチュラルな姿や大人っぽい表情もあるので、新しい出口夏希をたくさん見ていただけるとうれしいです!

 

書誌情報

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

「出口夏希1st写真集 liberte」
2023年3月24日(金)発売

価格:2,860円(税込)
仕様:B5正寸/96頁
撮影:熊木優
発売・発行:株式会社KADOKAWA

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322106000670/

 

©KADOKAWA/写真:熊木優