「バイオハザード」新作CG映画が23年夏公開 張り詰めた表情のレオンとクリスを描いたティザービジュアル&特報が解禁

CG長編映画「バイオハザード:デスアイランド」(2023年夏公開)より、ティザービジュアルと特報映像が解禁。羽住英一郎監督、脚本の深見真からコメントが到着した。

©2023 CAPCOM / DEATH ISLAND FILM PARTNERS

 

全世界でシリーズ累計出荷本数が1億3,000万本を超えるサバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」。2021年に『バイオハザード:インフィニット ダークネス』として、シリーズ初の連続CGドラマ化されると、動画配信サービスNetflixにて再生回数ランキングの首位を獲得した。

 

羽住監督をはじめ、そんな『バイオハザード:インフィニット ダークネス』制作スタッフが再集結し、2017年公開の「バイオハザード:ヴェンデッタ」を手掛けた深見が脚本を担当。新たなCG長編映画として、「バイオハザード」の世界を描く。

 

本作の舞台となるのは、かつて刑務所として使用されていた監獄島・アルカトラズ。アメリカ大統領直属のエージェントのレオン・S・ケネディは、機密情報を握るアントニオ・テイラーを拉致した武装集団の車両を追っていた。だが突如現れた謎の女の妨害に遭い、犯人たちを取り逃がしてしまう。

©2023 CAPCOM / DEATH ISLAND FILM PARTNERS

 

一方、対バイオテロ組織「B.S.A.A.」のクリス・レッドフィールドは、サンフランシスコを中心に起きている感染経路不明のゾンビ発生事件を担当していた。調査の結果、被害者全員がある場所を訪れていたことが判明。そこは、かつて刑務所として使用されていた監獄島・アルカトラズだった。

 

交わるはずのない2つの事件の手がかりを求め、クリス一行はフェリーへと乗り込み、島へ向かうことに。この島が彼らにとって「デスアイランド(死の島)」となることを知らずに…。

 

解禁されたティザービジュアルではレオンとクリスが張り詰めた表情で調査に向かう一幕が描かれ、迫りくる波の中央に浮かぶ監獄島・アルカトラズが、これから始まる物語の恐怖を予感させる。

 

また特報では、感染経路不明のゾンビが人を襲うシーンから始まり、任務に当たるレオンの姿や、調査のためにかつて刑務所として使用されていた監獄島・アルカトラズへ向かうクリスの様子が描かれ、海中の檻から大量に放たれるリッカーや、巨大な牙をもつ海洋生物の姿など、絶望を予感させる映像となっている。

 

また、先着特典としてA4サイズのクリアファイルがついたムビチケカードが、2月10日(金)より上映劇場窓口ほかメイジャー通販にて発売。上映劇場は公式サイトにて後日発表される。

 

「バイオハザード:デスアイランド」特報

監督:羽住英一郎 コメント

『バイオハザード:インフィニット ダークネス』に引き続き、またバイオハザードの世界に没入できて、とても刺激的な制作期間でした。スタッフもほぼ同じメンバーでしたので、今回は特に長年バイオハザードのゲームに親しんできたユーザーに楽しんでもらえる作品を目指しつつ、スクリーンサイズへのスケールアップにスタッフ一丸となって挑戦しました。

 

脚本:深見真 コメント

「バイオハザード:ヴェンデッタ」に引き続き、バイオハザード映画の新作で脚本をやらせていただきました。自分自身、原作ゲームの大ファンなので、再び「B.O.W.がいる世界」に戻ることができて感無量です。

 

ちょうど「バイオハザード RE:3」が発売直後の時期に(めちゃくちゃプレイしつつ)脚本執筆に入りました。バイオハザードをプレイしてエネルギーをためてバイオハザードの仕事をする永久機関の完成です。

 

ゲームするのも仕事のうちです。素晴らしいスタッフによる映像を僕も楽しみにしております。

 

作品情報

「バイオハザード:デスアイランド」

2023年夏公開

 

監督:羽住英一郎

脚本:深見 真

CG制作:Quebico

プロデュース:トムス・エンタテインメント

配給:角川ANIMATION

製作:DEATH ISLAND FILM PARTNERS

 

原作:株式会社カプコン

 

公式サイト:https://biohazard-deathisland.com/

Twitter:https://twitter.com/bio_deathisland

推奨ハッシュタグ #d_island

 

©2023 CAPCOM / DEATH ISLAND FILM PARTNERS

スラッシュ・メタル界を牽引するメガデス 初の日本武道館ライブをWOWOWで独占生中継

メガデスが6年ぶりに行う来日公演より、バンド初となる聖地・日本武道館でのライブをWOWOWで独占生中継することが決定。2月27日(月)午後7時より、WOWOWライブ/WOWOWオンデマンドで放送される。

メガデス

 

スラッシュ・メタル界を牽引し、メタル・ファンから絶大な支持を得るメガデス。2017年の15thアルバム『ディストピア』は、第59回グラミー賞(R)の最優秀メタル・パフォーマンスを受賞した。

 

そして、2022年に発表した最新作『ザ・シック、ザ・ダイイング…アンド・ザ・デッド!』が全米アルバムチャートで3位、全英アルバムチャートも過去最高位の3位を記録。日本でもオリコントップ10入りの大ヒット、さらに今月開催された第65回グラミー賞(R)で最優秀メタル・パフォーマンス部門にノミネートされるなど、再び黄金期を迎えている。

 

そんなメガデスの6年ぶりの来日公演から、彼らのキャリア初となる東京・日本武道館でのライブを独占生中継することが決定。メガデスの歴史に残るであろう、聖地でのパフォーマンスは必見だ。

 

なお、WOWOWオンデマンドでは生中継終了後、準備ができ次第、2週間アーカイブ配信も実施される。

 

番組情報

『生中継!メガデス ライブ・アット・武道館 2023 THEY ONLY COME OUT AT NIGHT – LIVE AT BUDOKAN』

WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド

2023年2月27日(月)午後7時〜

※WOWOWオンデマンドで生中継終了後、準備でき次第〜2週間アーカイブ配信あり

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/music/megadeth/

『金ロー』90年代の大定番ヒット作「プリティ・ウーマン」&「アルマゲドン」を放送!

3月3日、17日(金)の『金曜ロードショー』(日本テレビ系 午後9時~)は、「金曜リクエストロードショー」第6弾として「プリティ・ウーマン」と「アルマゲドン」が放送される。

『金曜ロードショー』「プリティ・ウーマン」© 1990 Touchstone Pictures. All rights reserved.

 

3月3日は、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツ主演のコメディータッチのシンデレラ・ストーリー「プリティ・ウーマン」を放送。本作は、シンデレラ・ストーリーの王道「マイ・フェア・レディ」の現代版として、女性たちに絶大な人気を誇り、世界中で大ヒットした作品。

 

主演は「アメリカン・ジゴロ」(1980年)や「愛と青春の旅だち」(1982年)、「コットンクラブ」(1984年)などで当時ハリウッドのトップに君臨していたリチャード・ギア。そして、この作品でゴールデン・グローブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を獲得、一躍大人気女優として大ブレークを果たしたジュリア・ロバーツ。彼女にとってもこの作品が、まさに“シンデレラ・ストーリー”となった。

 

主題歌は米歌手、ロイ・オービソンが1964年にリリース、全米、全英で1位を獲得した「オー・プリティ・ウーマン」。本作の影響で1990年にもリバイバル・ヒットした。監督は自ら俳優としても活躍した恋愛映画の名手、ゲーリー・マーシャル。製作総指揮は「スパイダーマン」シリーズのローラ・ジスキン。日本語吹替は、山寺宏一がリチャード・ギアの声を、深見梨加がジュリア・ロバーツの声を担当している。

 

そして3月17日は、ブルース・ウィリス主演のSF感動巨編「アルマゲドン」を放送。1998年の全世界でNo.1ヒット(Box Office Mojo調べ)を記録。日本でも興行収入83.5億円((一社)日本映画製作者連盟)で年間1位を獲得したSFスペクタクル超大作。「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ、「トップガン」シリーズなどのメガヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマーが、「ザ・ロック」に続き、マイケル・ベイ監督とタッグを組んだ本作は、映像的なリアリティを追求するため、NASA(アメリカ航空宇宙局)の強力なバックアップのもと撮影が行われた。

 

脚本は、「ダイ・ハード3」「ジュマンジ」のジョナサン・ヘンズリーと共同で「スター・ウォーズ」シリーズの監督、J・J・エイブラムスが務める。また、エアロスミスによるテーマ曲「ミス・ア・シング(I Don’t Want to Miss a Thing)」は全米No.1ヒットを4週連続で記録。(「Billboard Hot100」)今でも「感動シーン」の定番BGMとして定着するほど、世界中の人々に愛され続けている。

 

主演は「ダイ・ハード」シリーズで、当時人気の絶頂にいた、アクション・ムービーの第一人者、ブルース・ウィリス。その最愛の娘、グレース役には、エアロスミスのヴォーカル、スティーブン・タイラーの娘、リヴ・タイラーが務めている。

『金曜ロードショー』「アルマゲドン」© 1998 Touchstone Pictures and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.

 

番組情報

『金曜ロードショー』

「プリティ・ウーマン」

日本テレビ系

2023年3月3日(金)午後9時~10時54分

 

「アルマゲドン」

日本テレビ系

2023年3月17日(金)午後9時~10時59分

 

© 1990 Touchstone Pictures. All rights reserved.

© 1998 Touchstone Pictures and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.

片平なぎさ主演『赤い霊柩車』30年の歴史に幕 “サスペンスの女王”が語る愛された理由

“サスペンスの女王”片平なぎさが主演を務める人気サスペンスシリーズ『赤い霊柩車』のファイナルとなる『放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~』(フジテレビ系 午後8時~9時52分)が、3月17日(金)に放送されることが決定した。

『放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~』

 

1992年に第1作が放送されて以来、根強い人気を誇る『赤い霊柩車』シリーズ。放送開始から30周年の節目を迎え、平成の始まりから令和にかけて長きにわたって愛され続けてきた作品の歴史に、ついに幕が下りる。そのファイナルで主人公・石原明子が挑むのは、最後にして史上最悪の事件。そして、石原葬儀社が廃業の危機に…。

 

今回も、片平演じる石原明子と、明子のフィアンセ・黒沢春彦役の神田正輝をはじめ、狩矢警部役の若林豪、そして、石原葬儀社の2人・大村崑、山村紅葉といったおなじみのメンバーがそろい踏み。物語に華を添えてきた大村・山村コンビの“夫婦漫才”が見られるのも、今回が最後となる。そしてゲストには、京人形職人役に榎木孝明、明子の幼なじみ役に松下由樹といった豪華俳優陣を迎えて、ファイナルを盛り上げる。

 

物語の舞台は、『赤い霊柩車』おなじみの京都。出張で来た春彦といつものようにデートをしていた明子は幼なじみの中江伊織(松下由樹)と偶然再会する。彼女がずっと師事していた友禅下絵師・九条万葉(羽場裕一)が、「時代が変わった」という言葉を残して突如引退してしまったため、タクシー運転手へと転職したとのことだった。

 

そんなある日、九条が殺害されてしまう。そこには九条の幼なじみである西崎朱(榎木孝明)を示すと思われる「にしさき」の血文字が残されていて…。一方、石原葬儀社では、父親の葬儀を“映える”ものにしてほしいと相談に来た依頼人を、秋山が邪険に追い払ってしまう。

 

するとその動画がネットにアップされてしまい、石原葬儀社がまさかの炎上。予約は次々とキャンセルされてしまい、あっという間に葬儀社は存続の危機に立たされてしまう。果たして、事件の真相とは。そして、石原葬儀社はどうなってしまうのか。

 

放送決定にあたり、片平は「正直なところ、こんなに長く愛していただけるとは思っていませんでした。50歳を過ぎてからは、神田正輝さんと『サザエさん』になろうと決めて、みんなで年を取らない努力をしていたつもりでしたが…やはり老いには勝てませんでした(笑)。この辺が潮時です。皆さん、今日まで支えてくださって、本当にありがとうございました」と語った。片平、編成企画・狩野雄太、プロデューサー・八木亜未によるコメント全文は以下を参照。

 

片平なぎさ コメント

◆今作の見どころをお聞かせください。

ラストを飾るにふさわしい豪華なゲスト陣の力をお借りして、何を大切にこれからを生きていくのかを問いかける内容になっているかと思います。また、30年引っ張り続けた明子と春彦との婚約関係の行方は…?

 

◆『赤い霊柩車』シリーズが30年もの長きにわたって愛されてきた理由は、どこにあると思いますか。

もちろん、山村美紗先生のサスペンスファンが大勢いらっしゃる事は大きいと思います。加えて、ローソクの灯が美しい幽玄の世界で、時代と共に移り変わる葬儀の形を語る明子と、そこにちょっとコミカルな夫婦の寸劇を演じる秋山さんと良恵さん。毎回同じパターンで始まる冒頭のくだりに安心感と親しみを持っていただいているのかもしれませんね。

 

◆これまで撮影されてきた中で、印象深かったエピソードをお聞かせください。

とにかくみんな仲が良くて、いつも笑っていました。真剣なシーンで、若林豪さん演じる狩矢刑事が植木の間から“ぬっ”と現れただけで、監督さんも含め、全員が吹き出し、笑いが止まらず、なかなかOKが出ないこともしょっちゅうで…楽しい思い出です。

 

◆シリーズ最終回を迎えるにあたって視聴者へのメッセージ

正直なところ、こんなに長く愛していただけるとは思っていませんでした。50歳を過ぎてからは、神田正輝さんと『サザエさん』になろうと決めて、みんなで年を取らない努力をしていたつもりでしたが…やはり老いには勝てませんでした(笑)。この辺が潮時です。皆さん、今日まで支えてくださって、本当にありがとうございました。感謝です。

 

編成企画・狩野雄太 コメント

まず、『赤い霊柩車』シリーズが長年の間フジテレビのタイムテーブルを支えてくださり、フジテレビとしては深い感謝の想いでいっぱいでございます。放送30年目を迎え、石原葬儀社、春彦さん、狩矢警部補、おなじみの面々で最後に1回新作を皆様にお届けさせていただきたいと思い、今回制作させていただくことになりました。FINALにふさわしい豪華な俳優陣の皆様にもご出演いただけて大変ありがたいと思っております。

 

犯人は誰なのか?石原葬儀社はどうなるか?も気になるかと思いますが、明子さん春彦さんがどんな結末を迎えるのか?もぜひ、ご注目いただけましたら幸いでございます。

 

プロデューサー・八木亜未 コメント

30年間、皆様にお届けさせていただいた『赤い霊柩車』の歴史が幕を閉じます。子供の頃テレビで見ていたこの作品を、まさか自分がプロデュースするとは思ってもいませんでした。ファイナルにふさわしいテーマは何か?レギュラーの皆様が涙のクランクアップをし、豪華なゲストの方々が華を添えてくださって、ファイナルとして皆さまにお届けできるものが完成しました。葬儀をお祝いと捉え“赤”でお見送りするための“赤い”霊柩車。どうぞ、最後まで楽しんでおくれやす!

 

あらすじ

石原葬儀社の明子(片平なぎさ)が、京都にやってきた春彦(神田正輝)と八坂を散策していると、幼なじみの中江伊織(松下由樹)と再会する。子供の頃から友禅下絵師の九条万葉(羽場裕一)に弟子入りしていたという伊織は、九条の引退とともにタクシー運転手に転職したとのことだった。

 

石原葬儀社では、秋山(大村崑)が、父のために“映える葬式”をしてほしいという糸谷将太(山崎裕太)と糸谷あや(景井ひな)の相談を受け入れられず、怒って追い返してしまう。受け継いだものを守っていくことの難しさに直面する明子。

 

そんなある日、九条が遺体で発見された。引退したはずの九条は、なぜか下絵を描いている最中に殺害されており、テーブルの上には血文字で「にしさき」というダイイングメッセージが書いてあった。警察は、九条の幼なじみで、京人形の工房を営んでいる西崎朱(榎木孝明)を連行する。

 

一方、石原葬儀社では、秋山が糸谷兄妹を追い払った時の動画がインターネットにアップされてしまい、予約のキャンセルが相次いでいた。明子が九条の葬儀を秋山に相談すると、秋山は25年前に西崎の妻・椿が亡くなった時の葬儀で、九条が西崎に「椿はおまえが殺したんだ!」と激怒していたことを思い出す。

 

九条の葬儀は、伊織や武藤紘一(石井正則)ら、弟子たちの希望によって行われた。明子は看護師で九条と親しかったという原口三奈代(奥貫薫)から、九条が「どうしてもやらなければならないことができた」と話していたことを聞いて不思議に思っていると、本堂がざわつき始める。武藤が焼香に訪れた西崎に「あなたが先生を殺したんじゃないですか?」と突っかかっていたのだ。

 

石原葬儀社へのインターネット上でのバッシングはやまず、ショックを受けた明子は「今までやってきたことって、もう時代に合わないのかな…」と、葬儀社をやめることを考える。そんな時、明子は武藤の作品として飾られていた着物の柄が、九条の遺影にあった下絵と似ていることに気がつく。さらに真相に近づく、明子と春彦に魔の手が…。果たして、九条の死の真相は?そして、石原葬儀社はどうなってしまうのか。

 

番組情報

『放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~』

フジテレビ系

2023年3月17日(金)午後8時~9時52分

 

出演:片平なぎさ、大村崑、山村紅葉、奥貫薫、羽場裕一、石井正則、佐藤寛太、榎木孝明、松下由樹、若林豪、神田正輝 ほか

原作:山村美紗 『紅梅屋敷の殺人』

脚本:金井寛

編成企画:狩野雄太(フジテレビ)

プロデューサー:八木亜未(大映テレビ)

監督:本橋圭太

制作:フジテレビ

制作著作:大映テレビ株式会社

 

©フジテレビ

元櫻坂46菅井友香が『競馬BEAT』新MCに決定「とにかく馬が大好きなので、競馬の魅力を伝えていけるように全力を尽くしたい」

『競馬BEAT』新MCの菅井友香 ©カンテレ

 

現在放送中の競馬中継番組『競馬BEAT』(カンテレ/フジテレビ系 西日本ネット 毎週日曜 午後3時~4時)が2月12日にリニューアルし、新MCとして元櫻坂46・菅井友香の就任が発表された。菅井のスタジオ登場は2月26日(日)からとなる。

 

菅井は、小学5年生で乗馬と出合い、馬場馬術にも挑戦。全日本ジュニア大会チルドレンライダー選手権2位(2011年)という実力の持ち主で、大学では馬術部に所属。2017年から約5年間、日本馬術連盟「馬術スペシャルアンバサダー」を務めるなど、馬とは幼いころから触れ合っていて大好きだという。

 

菅井は「馬は魅力だらけで一言では語れないくらい大好きです! 大きくてカッコいい半面、繊細で優しいところも、賢くて頭が良いところもあるので、そのギャップがすごく魅力的だと思います」とコメント。「馬も人間と同じように、一頭一頭性格がまったく違うので、新しい馬と出会うのがすごく楽しいです。最初は仲良くなれるか不安に思う馬でも、根気強く毎日愛情を注いでいると心を開いてくれて、一緒に何かを乗り越えられたらいいなと思うようになります。言葉が通じなくても心を通わせられる、すごくすてきな動物です」と馬への愛を炸裂させた。

 

続けて「私は“ホースセラピー(乗馬療法)”という活動を学生時代に少ししていたのですが、それくらい馬には人を癒やす力があります。きれいな目も本当に透き通っていて、吸い込まれそうになります」と語り、「顎に近い頤(おとがい)というプニプニしている部分がとても好きなのですが、馬によって触り心地が違うので、新しい馬に出会ったら頤を触らせてもらって感覚を確かめます」とその知識を披露した。

 

実際に馬と心通わせるために気をつけていたことを聞くと、「私は大学で馬術部に入る前に、乗馬クラブでずっと習っていましたが、そこで約3年間パートナーを組ませてもらった大好きな馬がいました。新しい馬具やおもちゃを買ったり、大好物のニンジンやお菓子をお礼にプレゼントしたり、少しでも喜んでもらえるように接して、声を掛けるようにしていました。馬に乗りながらも、何か少しでも答えてくれたときには、肩をポンポンとして“ありがとう”と頻繁に伝えるようにしていました。根気強く愛を持って馬を育てていらっしゃる皆さんも、きれいな心で人間と向き合ってくれる馬自身も、本当にリスペクトしています」と語った。

『競馬BEAT』新MCの菅井友香 ©カンテレ

 

昨年グループを卒業し、ソロ活動が本格化することについては、「櫻坂46から卒業するのはすごく寂しかったのですが、こうしてまた新たに挑戦させていただけることができて、本当にこのご縁に感謝しています。今はとにかく、自分にできることを頑張りたいと、やる気でいっぱいです!」とコメント。

 

今回の『競馬BEAT』新MCのオファーを聞いた時の気持ちについては「“夢じゃないか”と思うくらいすごくうれしかったですし、今も夢心地です。馬好きとしては競馬もすごく気になっていましたが、馬術競技をしてきたのでなかなか手を出せずにいました。競馬もすごく奥深いだろうな、もっと知りたいな、という気持ちがあったので、このようなすてきな形でかなえられることが本当にうれしいです」と笑顔で答えた。

 

一方で、「とてもうれしい気持ちがある半面、競馬ビギナーなのですごく緊張しています。本当に一からしっかり勉強させていただきたいなと思っていますし、競馬をまだ見たことのない方や、まだ踏み出せなかったという方々に、少しでも魅力を伝えていけるように全力を尽くしたいなと思います」と語り、「とにかく馬が大好きなので、実際に厩舎にお邪魔させていただいて、いつか取材をさせていただけたらうれしいです。乗馬を習っていたときは、現役を引退した馬に跨って練習していたこともあったので、もし現役のサラブレッドに実際会えるとなったら、すごくすごく楽しみです! 私は厩舎の匂いが好きなので、掃除もお手伝いさせていただきたいです。体力も根性も腕力もあるので、何でもできます!(笑)これまで経験してきたことがどこかで生かせられたらうれしいです」と、新MCとしての意気込みを見せた。

 

番組情報

『競馬BEAT』
カンテレ/フジテレビ系 西日本ネット
毎週日曜 午後3時~4時

〈出演者〉
MC/進行:菅井友香、恋さん(シャンプーハット)、岡安譲(カンテレアナウンサー)
解説:安藤勝己(元騎手)、高橋賢司、坂本和也(競馬エイト)
パドック:舘山聖奈(カンテレアナウンサー)
実況:川島壮雄(カンテレアナウンサー)、石田一洋(カンテレアナウンサー)

その他、ホースマンや競馬好きゲストが毎週登場

番組ホームページ:https://www.ktv.jp/keiba/
カンテレ競馬公式Twitter:@ktvkeiba

 

©カンテレ

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第7回:「ピーウィーのビッグ・ホリデー」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第7回は「ピーウィーのビッグ・ホリデー」(2016年)について、想いを語っていただきました。

 

第7回:「ピーウィーのビッグ・ホリデー」

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!!

 

2月24日は≠ME結成日です! 4周年! 早い! ノイミーに出会ってくれて、見つけてくれてありがとう!
5年目もノイミーの応援よろしくお願いします! いや、応援したくなるようなグループになります! もっともっと精進していくぞー! おー!

 

今回紹介する映画は、「ピーウィーのビッグ・ホリデー」で、Netflix限定の映画です。

 

子供番組で人気になったポール・ルーベンス演じるキャラクター、ピーウィー・ハーマンが主人公の作品で、他にもティム・バートン監督の「ピーウィーの大冒険」などがあります。

 

レストランで働いている主人公、ピーウィー。運命的な出会いをして友人となった人物がきっかけで、人生で初めて休暇を取り、旅に出ることに。ピーウィーがさまざまな出会いや冒険を体験する物語です。

 

ジャンルはコメディで、少しだけミュージカル要素もあります。子供と一緒に見られる作品だと思います!

 

「Mr.ビーン」のコメディ要素と「チャーリーとチョコレート工場」のファンタジー要素を混ぜた映画な気がします。

 

芸人さんの、野性爆弾さんや天竺鼠さん、私のTwitterやTikTokの動画が好きな人は、多分この映画好きです! 多分!

 

内容は非現実的なところもありつつ、とんでもなく濃い旅の物語です。

 

先の展開がどうなるか全く予想できなくて、ストーリーはぶっ飛んでいます。結構シュールなシーンもあったり、ツッコミどころ満載だけど、この映画の中に入りたいと思う映画です!

 

なぜこの映画に入りたいかというと、例えば、朝の準備で壮大な「ピタゴラスイッチ」や「ホーム・アローン」みたいなシーンがあるのですが、見ているだけでワクワクします。
町並みも可愛くて、絵本が映画になったみたいにカラフルで美しいです。

 

他にも、ピーウィーの好物のお菓子、ルートビア・キャンディも食べてみたいです。飴にストローを刺して飲んでいて、ヤシの実を飴にしたバージョンみたいです。
調べてみたら本当にあったのですが、本物のルートビア・キャンディはストローを刺さない? みたいです。
どんな味がするんだろう……気になります。

 

≠ME 河口夏音

 

映画の中で、「ここに残るか、人生を楽しむか」というセリフがあるのですが、旅に出たらいろいろな出会いがあり、しかもキャラが濃い人々と出会うピーウィーを見て、私もいろいろな場所に行って人生を思いっきり楽しみたいと思いました。

 

ノイミーとしてもいろいろな場所に行って現地のファンの方と会いたいし、プライベートでもたくさん旅行したいです!(実は、趣味が一人旅です)。皆さんも人生楽しんでいきましょう!

 

「ピーウィーが所持している車たち」

 

また、町の人々はもちろん、出会った人々にどんどん好かれていくピーウィーは、人に愛される天才だと思いました。

 

この映画を見たら、心がほっこりして、人生が豊かになる気がします。もし今悩みがある人は、この映画を見たら悩みがどうでも良くなると思います。少しでも気になった方は、ぜひこの映画を見てね!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。また次もお楽しみに〜!

 

PROFILE

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

■6th Singleが2023年3月29日(水)に発売決定!

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

『大奥』三浦透子、MEGUMI、片桐はいり、岡本玲、當真あみが出演決定「8代・徳川吉宗編」2・28スタート

『大奥』上段左から)三浦透子、MEGUMI 下段左から)片桐はいり、岡本玲、當真あみ ©NHK

 

現在放送中のドラマ10『大奥』(NHK総合 毎週火曜 午後10時〜10時45分)で、2月28日(火)よりスタートする「8代・徳川吉宗編」に、三浦透子、MEGUMI、片桐はいり、岡本玲、當真あみの出演が決定した。

 

3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみの「大奥」が原作。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いた傑作コミックをドラマ化する。

 

「3代・徳川家光×万里小路有功 編」には福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴。「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」には仲里依紗、山本耕史、竜雷太。「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」には中島裕翔、冨永愛、風間俊介、貫地谷しほり、片岡愛之助らが出演。

 

脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子。“男女逆転・大奥”の世界に新しい息吹を吹き込み、壮大で豪華絢爛な映像世界で描くとともに、時代を超える普遍的なまなざしで“人々の悲しみ”、“愛”、“葛藤”に寄り添い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気を届けていく。

 

このたび、2月28日(火)放送の第8回よりスタートの「8代・徳川吉宗編」に出演する5名のキャストが決定した。吉宗(冨永)の長女で、言語や排尿障害などを持つ9代将軍・徳川家重役を三浦透子。江戸の町奉行で吉宗の側近・大岡忠相役をMEGUMI。

 

小石川養生所を開所し、赤面疱瘡解決へ尽力する医者・小川笙船役を片桐はいり。家重の小姓頭・大岡忠光役を岡本玲。家重の小姓で、彼女を献身的に支える龍役(後の田沼意次)を當真あみが務める。

 

番組情報

ドラマ10『大奥』
NHK総合
毎週火曜 午後10時~10時45分

公式Twitter:https://twitter.com/nhk_oooku

 

©NHK

倉野尾成美「熊本にいる家族の存在は大きい。今でも実家に帰るたびにすべての力が抜ける安心できる場所」映画『いちばん逢いたいひと』

白血病を克服した少女とそのドナーになった男の数奇な運命を描いた感動のヒューマンドラマ『いちばん逢いたいひと』が、2月24日(金)より公開。本作でヒロイン・楓を演じる、AKB48の倉野尾成美さんが、初主演を務めた現場でのエピソードのほか、趣味である映画鑑賞などについて語ってくれました。

 

倉野尾成美●くらのお・なるみ…2000年11月8日生まれ。熊本県出身。AKB48チーム8熊本県代表、およびAKB48チーム4のキャプテン。愛称は「なる」。2014年、AKB48チーム8熊本県代表に。主な出演作に『劇場版 仮面ライダー エグゼイド トゥルー・エンディング』、ドラマ『マジムリ学園』、『イミテーションラブ』がある。TwitterInstagramAKB48公式サイト

 

【倉野尾成美さん撮り下ろし写真】

「恋チュン」ダンスで皆さんの自然な笑顔が引き出せたんじゃないかなと

──初主演映画となる本作の出演経緯について教えてください。

 

倉野尾 今回はオーディションや面接ではなく、ありがたいことに直接お話をいただいたんです。主演ということに驚きつつ、ほかの(AKB48)メンバーがいないので、「自分一人でできるかな?」という気持ちと「映像のお仕事をやりたい!」という気持ちでいっぱいでした。

 

──脚本を読んだときの感想は?

 

倉野尾 「生命の大切さ」を扱ったメッセージ性の強い作品ということもあり、最初に台本を読んだときは涙が出そうになるぐらい感動しました。あと、心に刺さるセリフがいっぱいあったのも印象的でしたし、そこを上手に伝えることができたらいいな、と思いました。

 

──今回演じられた楓の役作りについては?

 

倉野尾 私は白血病を乗り越えた後の楓を演じたので、前向きで元気でかっこいい部分を心がけました。ただ、台本読みのときに、子ども時代の楓を演じる田中千空ちゃんに会って、彼女の心に響くお芝居や熱量を目の当たりにしたんです。演技経験が私よりあるので、それには大きな刺激を受けましたし、より「楓という役を繋げられるよう頑張ろう」と思いました。

 

──倉野尾さんの登場シーンでは「恋するフォーチュンクッキー」のダンスもされていますね?

 

倉野尾 そのシーンではその日に出会ったばかりの地元の学生の方と一緒だったんですが、皆さん、緊張されているなか、仲がいい雰囲気を出さなきゃいけなかったんです。それで、監督と一緒に「みんなで、文化祭で踊るダンスの稽古をしている」という裏設定みたいなことを考えて、そこで「恋チュン」ダンスに頼ろうと(笑)。皆さんの自然な笑顔が引き出せたんじゃないかなと思います。

 

『ONE PIECE』好きを封印して演じましたが、ときどき「ルフィやん!」と

──楓の母役の高島礼子さんとの共演はいかがでしたか?

 

倉野尾 高島さんは大女優のオーラみたいなものがすごくて。そんな方とカメラが回ったら親子にならなきゃいけないので、さらに緊張してしまって。でも、ずっと「こんな経験って、なかなかないな……」と思いながら共演させていただきました。とても優しい方で、撮影の合間に「ちょっと大島優子ちゃんに似てるよね?」と声を掛けてくださったことも嬉しかったです。

 

──楓の旅先のシーンでは、倉野尾さんが大好きな『ONE PIECE』のルフィの声優でおなじみの田中真弓さんとも共演されています。

 

倉野尾 私情ではありますが、全くの偶然なんです。いただいた台本にあった田中さんの名前を最初に見たとき、「もしかして同姓同名の女優さん?」と検索しちゃったぐらいですから(笑)。撮影中は『ONE PIECE』好きを封印して演じましたが、ときどき「ルフィやん!」と思うこともありましたし、田中さんから「映像系のお仕事は慣れてないから、いろいろ教えてね」と言われたときは、高島さんとは違う意味のドキドキでした。そして共演シーンが終わった後には、マネージャーさんを通してサインもいただきました。家宝として、部屋に飾っています!

 

瀬戸内への旅は楓と同じようにずっとワクワクした気持ちでいっぱい

──劇中には瀬戸内のきれいな景色が出てきます。ロケでの思い出は?

 

倉野尾 楓が一人旅をしているシーンで、自分でもなかなか行けない場所を旅しているみたいな気分になり、楓と同じようにずっとワクワクした気持ちでいっぱいでした。私自身、一人旅をしたことがなくて、(AKB48に入りたての)中学生の頃に熊本から東京に通っていたぐらいで。……ということは、あれも一人旅なのかな?(笑) 今回はコロナ禍での撮影だったので、府中焼き(広島お好み焼きのひき肉版)をテイクアウトした程度で、お店には一度も行けなくてグルメを楽しむことができず残念だったんです。今度改めて、ゆっくり行きたいなぁと思っています。

 

──完成した作品を観たときの感想は?

 

倉野尾 幼少時代の楓を演じた田中千空ちゃんがしっかり演じてくれたからこそ、自分が出ているシーンにより意味を見いだすことができると思いましたし、コミカルなシーンも楽しくて、いろんな感情を持てる映画になったと思いました。あと、順撮りではなかったので、シーンごとに気持ちを変えることが大変でしたが、それが1つの作品として繋がったときの感動がありました。私自身、ずっと緊張していたので、主演としての立ち居振る舞いはできなかったかもしれませんが、楓と同じように、私もいろんな人たちに支えられて、この作品に携わることができてよかったです。

 

いちばん多いのはやっぱり『ONE PIECE FILM RED』ですね(笑)

──作品に関連して、倉野尾さんの支えになっている方はいらっしゃいますか?

 

倉野尾 熊本にいる家族の存在は大きいですね。今でも実家に帰るたびにすべての力が抜けるというか、とにかく安心して過ごせる場所です。いちばんぐっすり眠れる場所でもあります。あと、最寄り駅から実家までの車の中で、家族に仕事のことや自分が思っていることなどを話す時間が大好きなんです。でも、それは自分から一方的に話しかけるだけで、実家に着いたらほとんど話さないという(笑)。そんな大切な時間によって、気持ちがリセットされる気がするんですよ。

 

──倉野尾さんが集めているモノを教えてください。

 

倉野尾 映画館の半券です。中高生の頃はホテルでの生活が多くて、「今日の仕事は昼まで」「翌日の仕事は夕方から」というように時間があるわりには、その使い方が分からなかったんです。そんなとき、スタッフさんから「映画を観に行ってみたら?」と言われたのが、ハマったきっかけです。最初は手探りに、1日に2、3本を観ていていたのですが、そこから自分の好きなジャンルを見つけたりして、さらに楽しくなりました。映画館が自分にとって安心できる場所にもなっていますし、『流浪の月』みたいな作品を観て、帰り道に余韻に浸るのも好きなんです。『劇場版 私立バカレア高校』からファイリングしています。いちばん多いのはやっぱり『ONE PIECE FILM RED』ですね(笑)。

↑映画のほかに、舞台の半券などを大切に保存しているファイル

 

↑ファイリングの最初の作品は映画「私立バカレア高校」

 

 

(c)TT Global

いちばん逢いたいひと

2月17日(金)より福山駅前シネマモードにて先行公開
2月24日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

 

【映画「いちばん逢いたいひと」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督・脚本:丈
出演:倉野尾成美(AKB48)
三浦浩一、不破万作、田中真弓、大森ヒロシ、丈、崔哲浩、
中村玉緒(特別出演)、高島礼子

(STORY)
11歳の女の子・楓(田中千空)は、ある日突然授業中に倒れてしまい、「急性骨髄性白血病」と診断される。幼い楓にとって、抗がん剤治療や放射線治療は過酷でしかなかったが、隣のベッドで同じ病気と闘っている与志(海津陽)だけが唯一の心の支えだった。

同じ頃、IT企業を経営する柳井健吾(崔哲浩)は最愛の娘を白血病で亡くしてしまう。経営者の健吾は仕事を優先せざるを得なかったが、娘を失ったことで、幸せだと思っていた家庭は崩壊へと向かってしまう。全てを失ってしまった健吾にとって、今や一通の手紙でのみ交流があった、見知らぬ女の子の骨髄ドナーになれたことだけが人生で唯一の誇れることだった。

かけがえのない人を失いながら、それでも懸命に生きていこうとする一人の男と大人になった一人の少女(倉野尾成美)。 異なる人生を歩みながら探し求めた、それぞれの「いちばん逢いたいひと」とは……。

(c)TT Global

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/神宮 好(オサレカンパニー) スタイリスト/松本沙也加(オサレカンパニー)

中川翔子インタビュー「20年続けられたのは、歌があったからだと思うんです」『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』

中川翔子さんが、芸能生活20周年記念アルバム『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』(すーぱー!しょこたんべすと)を2月22日(水)にリリース。収録曲27曲、全5形態、多数の特典も付く今作はまさに“超ベスト”な大作に! 20年の歌にまつわる思い出、自身にとってのSNSやYouTube、今後目指したいもの…、今も変わらず“貪欲”なしょこたんがさまざまな話題を赤裸々に語ってくれました。

 

◆デビュー10周年記念の『しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』から約10年ぶり、2枚目のベストアルバムとなります。

ぎっしりと並んだ楽曲名を見て、こんなにも積み重なったんだと思いました。デビューから20年、毎回これが最後のリリースになるかもしれないという覚悟で走り続けてきたんですけど、おかげさまで生きた証が残せた気がします。

 

◆収録曲はどのように決めたのですか?

取りあえずシングル表題曲は全部入れようと。コラボシングルもあるから、それだけでかなりの数になるんです。結果的にDisc1はアニソンを歌うという夢がかなった喜びと、どんどん世界が広がっていく中、がむしゃらに走り続けた思い出が詰まった感じになりました。Disc2はいろいろな方とコラボしたり、子どもたちが合唱してくれたり。ここまで生きててよかったという思いのあふれた1枚だと思います。

 

◆並んだ楽曲を見て、思い出されることはありますか?

「空色デイズ」は思い出深いですね。ロボットアニメのオープニング曲だったので、作品を背負うことへのプレッシャーもあって。喉を潤すため、ポットから出る蒸気に顔を突っ込んで何十回と歌ったのをよく覚えています。今でも私の名刺代わりのような曲ですし、海外で披露すればみんなが日本語で大合唱してくれる、20年間ずっと支えてくれた曲ですね。「綺麗ア・ラ・モード」は、松本隆さんが作詞、筒美京平さんが作曲してくださった、ものすごい曲で。おふたりがそろってレコーディングに来てくださったもんだから緊張しすぎちゃって、「ヘタクソだね」って言われたのをよく覚えてます(笑)。

 

◆そのおふたりに見られていたら、緊張しない方が難しいと思います(笑)。

でも面白いもので、後になって武道館でコンサートがあったとき、ちょうどメンタル的にキツい時期で。それでも無理やり振り絞るように歌ったら、松本さんが「めちゃくちゃよかったよ」って褒めてくださったんです。ギリギリの状況だから生まれる何かがあるんだなと思いました。今でも結構、それこそ「超!完全生産限定盤」に付くDisc3はセルフカバーということで再録したんですけど、「綺麗ア・ラ・モード」はわりとすぐ終わって。なかなか褒めてくれないマネージャーさんが夜中に電話してきて、「めちゃくちゃいい、超リピートしてる」って言ってくれて、「よっしゃ!」って感じでした。

 

◆以前リリースした曲をあらためて歌ったことで、いろいろ発見もあったのでは?

当たり前ですが、歌声は全然変わりましたね。あらためて「Brilliant Dream」をレコーディングしてみたら、意外とエモくなっていて。当時はまさかトランスでデビューするとは思っていませんでしたけど(笑)。「ストロベリmelody」はキーが高くて、当時は苦戦したんです。でも今は力を入れず、スッと歌うことができて。「RAY OF LIGHT」も今の方がうまくつかめている気がしますし。「calling location」は、あらためて好きだなって思いました。自分の曲で一番好きかもしれませんね。Disc3の収録曲は皆さんからのリクエストなのですが、アルバム曲なのにこの曲を選んでいただけたのはうれしかったです。

 

◆Disc2には新曲「ヌマルアクマ」も収録されています。この曲は中川さん自身が作詞を手掛けられていますが、かなり“攻めた”詞になってますね。

20周年らしく、「平和」や「ピース」をテーマにした曲を書き下ろそうということになりまして。でも出来上がったのは、これでした。ちょうどこのころ、『チェンソーマン』を見ていたんですよ(笑)。

 

◆ひょっとしてこの曲、詞先だったんですか?

一応は曲先で、いくつか候補がある中からメロディーを選ばせてもらったんです。でも、平和やピースを訴えるような音数じゃないんです。なので、どうしてこの曲を選んだんだろうと(笑)。でも、よく考えたら私、楳図かずお先生の作品が大好きで。楳図先生の作品ってホラーでグロテスクだけど、すごい美少女が出てきたりするじゃないですか。ライブのときも、「ハラワタ引き出して食いちぎってやるぜ!」とか叫んでたりするから、割と知ってる人は知ってるだろうし、むしろ私の原点な感じでいいのかもなって。

 

◆歌詞を見たスタッフさんたちの反応はいかがでした?

それが、あっさりOKが出たんです。平和とか、ピースって言われていたのに(笑)。ただこれまでのシングルを振り返ると、かなり真面目なんですよね。私、ブログやSNSだとオタク全開にしているのに、歌だと真面目だったりするので(笑)。その分、カップリングやアルバムには、はっちゃけた曲を入れるようにしているんですけど。自分ではっちゃけた詞を書いたことはなかったので、そういう意味でもよかったのかなと思いました。

 

◆この曲を歌唱する上で、心掛けたことはありますか?

曲調や文字数が多いところは令和っぽいですし、今回はあえて引き算をして。誰が歌っているのか分からない感じにしようと思いました。感覚的には、TikTokやアニメのアフレコに近いかもしれないです。私が歌手をやっていることを知らない方が、何かのきっかけでこの曲を聴いてくれて。何も知らずに歌ってくれたら、それも面白いかもなって。

 

◆ということは、アニメのアフレコのときは個性を消すようにしているんですね。

そうですね。個人的なオタクマインドとしても、声をあてた人の顔が思い浮かぶのが嫌なので(笑)。「塔の上のラプンツェル」のときも“しょこたん”をいかに消すか全力を尽くしました。誰だか分からなかったという言ってもらえたときは、「よっしゃ!」って感じでした。ただ難しいのが、歌は基本的に逆なんですよ。

 

◆プロは単にうまいだけではなく、その人ならではの要素も必要ですからね。

だから私、曲ごとに歌声が違うことに悩んでいた時期があって。私らしさ、個性が歌の中にほしいなって。でも2019年の「タイプ:ワイルド」のとき、プロデュースしてくださったヒャダインさんが「今の子どもたちはあなたのことをアニソンのお姉さんとして受け入れているし、ちゃんと癖もあるから。大丈夫だよ」って言ってくださって。その言葉が一つ自信になって、考えすぎずに歌えるようになりました。

 

◆20年間歌い続けてきた今、思うことはありますか?

歌があったからこそ、20年間芸能活動を続けてこられたのかもしれないとは思います。イベントをすれば、いろいろな方がいろいろな報告をしてくれて、たくさんの子どもたちも来てくれて。歌があるから人と出会えるし、思い出を届けられるんだろうなって。ただ私のメンタル的に、歌だけでも続かなかったと思うんです。ずっとネガティブで、自己肯定感が低かったので。でも落ち込んだり、つらかったりしたときは、ブログやSNS、ツイッター、最近はYouTubeで発信することで助けてもらいました。

 

◆中川さんにとって、ネットメディアもまた大事な存在なんですね。

今年に入ってすぐ入院して手術を受けることになったときも、“歌えなくなるかもしれない”“お仕事できなくなるかもしれない”って、不安で怖くて仕方がなかったんです。でも、たくさんの方から頑張れってエールを頂いて。アニソンとかいろいろな夢も、自分の思いを発することで叶えられたわけですし。ただ、ちょっとツイートしたらすぐネットニュースで取り上げられちゃうので、なるべくポジティブなことを発信したいとは思っています(笑)。

 

◆昨年発売した20周年記念写真集「ミラクルミライ」も、きっかけはYouTubeでした。

まさか、このタイミングで写真集を出すとは思いませんでした(笑)。2021年に水着の動画をアップしたら、めちゃくちゃバズって。“誰に需要あるねん!”とも思ったんですけど、今思えばいい生きた証ができました。これを機に、20周年を意識しましたし。それまでは誰も、もうすぐ20周年だってことに気づいてなくて(笑)。

 

◆ここから20年後、どうなっていたいと思いますか?

最近は“しょこたん”だけじゃなく、“中川翔子さん”って呼ばれることも増えてきたんです。自分でもよく分からないときがあるんですよ。バラエティとかでは特に“しょこたん”を求められるけど、写真集や文化人のお仕事しているときは“中川翔子”として扱われることが多いですし。でも考えると、私の憧れの松田聖子さんは“松田聖子さん”としてキラキラ輝くように歌いながら、みんなが大好きな“聖子ちゃん”でもいてくれる。私も“中川翔子さん”であり“しょこたん”でもあるのを目指していけたらなと思っています。

 

◆そのために取り組んでいることはありますか?

聖子さんを見ていると見た目も大事だと思うので、スタイルが変わらないように頑張ろうって。写真集を作ったときぐらいから意識するようになりました。口にするのは簡単だけど、やってみたらめちゃくちゃ大変ですよね。何気に、昨年9月にすべてのシングルを歌うライブをやったときも苦労しました。「当時の衣装を着る!」って自分で言っちゃったので、めちゃくちゃ頑張らなくちゃいけなくなって(笑)。

 

◆今でも努力は続けているんですか?

一応、続けてはいます。プランクで腕や腹筋、体幹をバランスよく鍛えて、あとはやっぱり食事。私、食べようと思うと結構大食いなんですよ。だからなるべく量はセーブして、アプリを利用しながら、ファスティングダイエットをしたり。と言いつつ、さっきカフェでチョコレートのたっぷり入ったフラペチーノを注文してしまったんですけど(笑)。でも、あまり追い込んでばかりだと人生楽しくないし、たまにはご褒美も必要かなって。

 

◆そう思うようになったのも20周年がきっかけですか?

そうですね。今まではお仕事のためいろいろ我慢して犠牲にして、それが幸せでもあったけど。ここからはバランスを大事に、ドラクエで言うところの、「いのちだいじに」を作戦にしようと。

 

◆何かプライベートで叶えたい夢はありますか?

祖母の遺言が「シャンソンを歌いなさい」「麻雀を覚えなさい」だったんですけど、その理由だったシャンソンを歌っていた方が、油絵も描かれていて。祖母がその方の絵をいっぱい買って、家に飾ってあるんですよ。毎日それを眺めていると、油絵もいいなと思い始めて。いつかアトリエを作って、いっぱい絵を描いて。その絵が売れる人になりたいです(笑)。

 

◆では新曲「ヌマルアクマ」にちなんでの質問を。最近“沼ってる”趣味はありますか?

入院中、やることがなくて『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を見始めたんです。で、いい機会だから、ファーストガンダム(シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』の通称)を一気見しようと。そうしたら、ドハマりしちゃいました。これから他の『ガンダム』シリーズを見たりガンプラを作ったりしようと思ったら、もう楽しみで。いいインプットの時間になりました。

 

◆ファーストガンダムで印象的なシーンやキャラクターを挙げるなら?

ミハルさんは衝撃的でしたね。良かれと思ってレバーを引いたら、爆風で吹っ飛んじゃうっていう。命って、はかないんだなと思いました。あとはやっぱり、スレッガーさん。ああいう口調の男性、最近いないじゃないですか。「ほらほら優男さん、メガネが行ったぜ」みたいな(笑)。一周回ってカッコいいなと。グフに乗っているランバ・ラルがカッコいいと思ったら、もう年下なのにもびっくりしました(笑)。

 

◆…もしかしたらこの沼、かなり深いかもしれませんね。

いや、本当ですよ。「ファーストガンダムにハマった」って軽くツイートしたら、ぐわーっとリプが来て。ガンダムの大気圏突入の真似したときの反応もすごくて、うれしかったです。これからすっごく楽しみだけど、ちょっと怖さもありますね(笑)。

 

PROFILE

●なかがわ・しょうこ…5月5日生まれ。東京都出身。A型。2006年にシングル「Brilliant Dream」でアーティストデビュー。現在、『ポケモンとどこいく!?』(テレビ東京系)で、番組ナビゲーター・コッカーの声を担当。吹き替えを担当したアニメ映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」が3月17日(金)公開。舞台「SHOW BOY」が7月1日(土)より上演。

 

リリース情報

『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』(読み方:すーぱー!しょこたんべすと)
2023年2月22日(水)発売

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』超!完全生産限定盤

超!完全生産限定盤
3CD+Blu-ray+フォトブック:1万9800円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』初回生産限定盤A

初回生産限定盤A
2CD+Blu-ray:5980円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』初回生産限定盤B

初回生産限定盤B
2CD+Blu-ray:5980円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』初回生産限定盤C

初回生産限定盤C
2CD+Blu-ray:5980円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』通常盤

通常盤
2CD:3980円(税込)

 

●text/小山智久

伊藤沙莉が朝ドラ主人公に決定!『ひよっこ』以来の出演 24年春スタート

2024年度前期連続テレビ小説 伊藤沙莉

 

2024年前期連続テレビ小説の主演を、伊藤沙莉が務めることが決定した。

 

伊藤沙莉は1994年生まれ、千葉県出身。役への深い洞察力に裏打ちされた演技力はシリアスからコメディーにおいても評価され、ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍。ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、ブルーリボン賞助演女優賞、山路ふみ子女優賞、文化庁芸術祭放送個人賞など受賞歴も多数。

 

近年の主な出演作に、映画「ちょっと思い出しただけ」「月の満ち欠け」、ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ)、『拾われた男』『ももさんと7人のパパゲーノ』(NHK)、『キッチン革命』(テレビ朝日)、舞台「首切り王子と愚かな女」「世界は笑う」など。

 

連続テレビ小説への出演は、2017年の『ひよっこ』以来2度目。連続テレビ小説第110作目となる今作は2024年春スタート。作品タイトル、概要については改めて発表される。

 

番組情報

連続テレビ小説 タイトル未発表
NHK総合ほか
2024年春放送予定

 

©NHK

 

小野莉奈「1/4の確率で“この子の気持ち、よく分かるなぁ”と思える作品に」映画『少女は卒業しない』

直木賞作家・朝井リョウ氏の連作短編小説を原作に、廃校前の高校を舞台に4人の少女の卒業式までの2日間を描いた『少女は卒業しない』が2月23日(木・祝)より公開。河合優実さんら若手演技派が共演する本作で、進学のため上京するバスケットボール部部長・後藤由貴を演じた小野莉奈さんに本作への思いや、現在22歳の小野さんが感じていることなどを語ってもらいました。

 

小野莉奈●おの・りな…2000年5月8日生まれ。東京都出身。主な出演作に映画『アルプススタンドのはしの方』『左様なら今晩は』、短編映画『牡丹の花』、ドラマ『中学聖日記』『コントが始まる』『部長と社畜の恋はもどかしい』、大河ドラマ『青天を衝け』など多数。今後の出演作に、23年公開予定の映画『真夜中のキッス』がある。Instagram

【小野莉奈さん撮り下ろし写真】

 

どこかキラキラした“光”や“希望”のようなシーンになってほしい

──最初に、脚本を読んだときの感想を教えてください。

 

小野 4人のヒロインがそれぞれジャンル分けされているので、後藤を演じる自分に与えられた役割やバランスみたいなものを見つけていかなきゃいけないと思いました。後藤はバスケ部で部長をやっていることもあって、4人の中では一番明るい性格で、責任感の強い女の子だと思いました。そう言えば、私、よく「バスケしてそうな顔」って言われるんですよ(笑)。

 

──そんな後藤も、“ある悩み”を抱えていますよね。

 

小野 高校を卒業して、東京の大学への進学が決まっているので、地元に残る彼氏の寺田(宇佐卓真)との関係性に悩んでいます。現実的な考えを持っている大人っぽい部分もありつつ、特別な悩みというより同じようなことに悩んでいる子が多いだろうと思いました。この映画は4人の少女それぞれがいろいろな悩みを抱えていて、中には重いテーマも扱っている作品なので、私が出ているパートだけは、どこかキラキラした“光”や“希望”のようなシーンになってほしいという気持ちもありましたね。

 

「ずいぶん大人っぽくなったね」と言われました(笑)

──リアリティーを求める中川 駿監督とのリハーサルや演出はいかがでしたか?

 

小野 撮影前に、彼氏役の宇佐卓真さんや親友役の坂口千晴さんと一緒にリハーサルをみっちりしました。でも、そのときには自分の中で後藤という役は出来ていて、中川 駿監督にいろいろ聞くというよりは、「私、こんな感じで後藤を分析したんですが、いかがですか?」という感じで撮影していきました。監督は私のアイデアにすごく寄り添ってくださったのでかなり自由にやらせていただきました。

 

──完成した作品を観た感想は?

 

小野 4人それぞれのパートのバランスが取れている感じがしました。だから、お客さんが観たときに、1/4の確率で「この子の気持ち、よく分かるなぁ」と思えるんじゃないかと。すごく青春している感じも伝わると思うし、いろんな人から共感を得られる作品になったので嬉しかったです。あと、2回目を東京国際映画祭の上映で観たんですが、自分の顔があんな大きいスクリーンに映し出されることが初めてで、素直に恥ずかしかったです(笑)。そのとき、両親も観に来ていて、2人の心にも響いたように、この映画は年代など関係なく、楽しめる作品だなと改めて思いました。

 

──現在公開中の『銀平町シネマブルース』では映画監督役を演じられていますが、『アルプススタンドのはしの方』以来となる城定秀夫監督の現場はいかがでしたか?

 

小野 久しぶりの城定組は、前回と一切変わらなくて、穏やかな雰囲気でした。今回は2日間だけの参加だったんですが、とても独特で落ち着くんですよね。自分では全く思っていないし、変わっていないんですが、皆さんからは「ずいぶん大人っぽくなったね」と言われました(笑)。

 

今がどこか自分にとっての節目なような気がする

──当時の19歳だった時のインタビューでは「大学に行った同級生が社会に出る22歳までに結果を残したい」と言われていましたが、実際に22歳になられていかがですか?

 

小野 自分が想像していた22歳ではないなと思っていますし、その発言をしたときの自分と変わらないですね。今回のような映画のヒロインや、大河ドラマ(『青天を衝け』)に出演させていただいているんですが、「まだまだ……」と感じる部分が多いです。どの現場でも完全にできたと思ったことはないですし、いつも納得していない気がします。そのような気持ちは、いつになっても忘れたくないです。ただ、今がどこか自分にとっての節目なような気もしています。

 

──撮影現場に必ず持っていくモノやアイテムがあれば教えてください。

 

小野 iPhoneのイヤホンです。ロケバスでの移動時間や待ち時間に音楽を聴いたり、映画を観るだけで、ちょっとした気分転換になります。『少女は卒業しない』のときは、自分が高校時代によく聴いていたback numberさんやAimerさん、YUIさんを聴き直して、当時の感情をよみがえらせていました。基本、撮影中はキャストの方と話すことが多いですが、自分の世界に入りたいときや集中したいときには、やっぱり必要なモノなんですよね。だから、忘れてしまうと、かなりショックが大きいんです(笑)。

 

 

(C)朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会

少女は卒業しない

2月23日(木・祝)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国公開

(STAFF&CAST)
監督・脚本:中川 駿
原作:朝井リョウ『少女は卒業しない』(集英社文庫刊)
主題歌:みゆな「夢でも」(A.S.A.B)
出演:河合優実
小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望
窪塚愛流、佐藤緋美、宇佐卓真 / 藤原季節

(STORY)
廃校により校舎の取り壊しが決まった島田高等学校。最後の卒業式まであと1日。卒業生代表として答辞を務めることになった料理部部長の山城(河合)、心理学の職に就くことを夢に持ち、東京の大学に進学することを決めたバスケ部部長の後藤(小野)、恒例の卒業ライブの準備に追われる軽音楽部部長の神田(小宮山)、クラスになじめず図書室で過ごす時間が多かった作田(中井)は、それぞれの“別れ”を胸に卒業式への時を過ごしていた。

【映画「少女は卒業しない」よりシーン写真】

(C)朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会

 

撮影/金井尭子 取材・文/くれい響 ヘアメイク/伏屋陽子(ESPER) スタイリスト/瀬川結美子

菜々緒 神々しき美ボディが屋久島で…!衝撃の菜々緒ポーズから10年ぶりの写真集発売

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

菜々緒の写真集「DIVINE」(講談社)が、3月21日(火)に発売される。それに先駆け、本人コメントが到着した。

 

2009年より本格的に芸能活動を始め、現在はドラマ、映画、雑誌、CM等幅広く活躍中の菜々緒。『主に泣いてます』(12年/フジテレビ/紺野泉役)で連続ドラマ初出演・初主演を務めた後、悪女役を演じたドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(15年/フジテレビ/橘カラ役)で数々のドラマ賞を受賞し、注目を集めた。

 

最近では『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(21年/TBS/宝来麗子役)で恋愛に不器用な鬼編集長、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(21年/TBS/蔵前夏梅役)でシングルマザーの看護師を演じるなど役の幅を広げている。

 

そんな彼女の最新写真集「DIVINE」が、3月21日(火)に発売決定。タイトルの「DIVINE」とは「神聖な」「神から授かった」ことを意味する。そのタイトルから浮かび上がる「菜々緒」の神々しい被写体。ロケーションとして迎え入れたのは、神聖なる地「屋久島」だ。

 

世界中の神聖なるシーンを撮り続けるフォトグラファー「Badboi」の手により、ここに仕上がった神からの授かりもの「DIVINE」。手にすることで圧倒的なエネルギーが感じられるような、全ての人に贈る菜々緒の最新写真集が完成した。

 

菜々緒 コメント

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

◆10年ぶりに写真集を出そうと思ったきっかけは?

ここ数年、私だけじゃなく誰もが変化の年で、いろんなことに揺られながら自分とたくさん向き合って過ごしていた時、今の自分を残したいと強く思ったんです。数年前、私の友達がフォトグラファーのMat(Badboi)を紹介してくれて、彼が撮った写真を見た時に、自分も一度は撮ってもらいたい。タイミング的に10年ぶりにふさわしい写真集を撮れたら。と思ったのがきっかけです。

 

◆タイトルに込めた意味、想いを教えてください。

「DIVINE」は、神聖な、神々しい、素晴らしく良い、すてき、という意味があって、屋久島が持っているエネルギーと、撮ってもらった写真たちを見た時に、これ以外の言葉が見つからなかったんです。

 

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

◆実際の撮影時期、場所、期間などに加えて、どんな雰囲気での撮影だったか教えていただけますか?

去年の5月の終わり頃、4日間の撮影でした。世界中を飛び回っているMatと私のスケジュールが合ったのが奇跡のようでした。場所は大好きな屋久島で、美しい自然をメインに撮影をしました。ちょうど雨季にも関わらず、晴れ間やきれいなサンセット、虹や雷などが迎えてくれて、屋久島に歓迎されているような雰囲気でした。

 

◆出来上がりを見ての感想をお聞かせください。

屋久島の自然の豊かさと美しさ、Matの撮るパワフルな写真の力、たくさんの好きなもの、人に囲まれて、いろんな巡り合わせが重なりできた写真集。自分の中にたくさんの波がある時期に撮ってもらった写真は、1枚1枚違う私で、見ていてとても面白く愛おしく感じました。さまざまな繋がりを感じながら、愛と感謝を込めて、皆様にこの写真集を届けたいと思います。

 

書誌情報

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

菜々緒「DIVINE」
2023年3月21日(火)発売

ISBN:978-4-06-529013-2
定価:4,400円(税込)
判型:B4
ページ数:128ページ
発行元:講談社

 

白石麻衣&鈴木伸之インタビュー「そのときどきの新しい自分も見ていただけたら」『LIFE! 冬2』2・22放送

人生における“可笑しさ”や“哀しさ”を、さまざまな設定とキャラクターによるオムニバスコントで描く『LIFE!』(NHK総合)。春、夏、秋、冬と季節ごとに放送され、毎回変わる座組にも注目が集まる中、2月22日(水)放送の『LIFE!冬2』(午後10時~10時45分)には白石麻衣さん、鈴木伸之さんが初登場! それぞれ4本のコントに挑戦したお2人に、収録の感想や現場でのエピソードを聞きました。

 

◆初めての『LIFE!』の収録はいかがでしたか?

白石:私はコントを見ることが大好きなので、『LIFE!』の皆さんの輪の中に入ってコントをできてすごく楽しかったです。今回は4本のコントに挑戦させていただいたのですが、皆さんが楽しそうに、かつ自由にやられている姿を間近で見てワクワクしました。コントの“正解”は分からなかったんですけど、自分が思ってる以上にもっと台本通りじゃなくていいんだなって。ある意味自由で、自分がそのとき思った感情でお芝居していいんだと、共演者の皆さんが教えてくださいました。

鈴木:コントに挑戦させてもらうこと自体が人生で初めてでしたし、『LIFE!』は大好きでずっと見ていた番組だったので、まさか出られるとは…! 出演が決まったときはすごくうれしかったです。撮影はドラマではあり得ないようなシチュエーションの中で、みんながあり得ない方向を信じて進んでいくので、どういうふうにしたら笑ってもらえるのかなと、そのテンション感や温度感の調節が難しかったです。“大丈夫だったのかな”と思うこともありましたが、すごく楽しみながらやらせてもらいました。

 

◆どんな心境で挑んだのでしょう…?

白石:私自身バラエティが大好きで、芸人さんのような人を笑顔にして元気づけられる方って本当にかっこいいなっていつも思います。なので、今回コントをできる場に立つからには中途半端な気持ちじゃなく、ちゃんと振り切ってしっかり“気持ちを作ってやろう!”という思いで臨みました。

鈴木:お話を頂いたときに「絶対やりたいです」とお答えしたんですけど、出る側として“俺大丈夫かな”“うまくできるかな”という不安はありました。でも、普段のドラマの現場よりも読み込んだんじゃないかなというほど台本に向き合うぐらい、撮影をすごく楽しみにしていました。

 

◆元々『LIFE!』にはどんな印象をお持ちでしたか?

白石:『LIFE!』は出てみたいなと思っていた憧れの番組だったので、今回スケジュールに入っているのを見てすごくうれしかったです。毎回いろんなコントを見てきたので、今回はどんなコントになるんだろうと、撮影が楽しみでワクワクしていました。

鈴木:僕は『LIFE!』の肩の力を抜いて見れるような雰囲気がすごく好きで、ドラマなどの撮影の合間にエンドレスで見ているんです。今回生で芸人さんたちが本気でふざけてる姿を見ることができたのですが、それがたまらなく面白くて。あらためて、大人の本気って一番面白いなと感じました。

 

◆『LIFE!』といえば、座長・内村光良さんとの共演にも期待が高まります。

白石:内村さんはとにかく優しくて、お仕事の話やグループ時代の話など、たくさん話しかけてくださいました。そして、『LIFE!』の皆さんのチームの空気感がすごくすてきだなと思ったので、番組と出演者の皆さんのことをより好きになりました。

鈴木:内村さんはたくさん声をかけてくださる優しさのかたまりのような方です。アドリブもめちゃくちゃ面白くて、思わず本番中にクスッと笑ってしまったり。本当に『LIFE!』が好きなので、自分が内村さんとコントをやらせていただくなんて…非現実的な体験をさせていただいたなと思っています。

 

◆内村さんのほかにも、多彩な共演者の皆さんが勢ぞろいしていますね。

白石:今回私が母親、シソンヌ・じろうさんがその子供という設定のコントがあったんです。じろうさんが何にでもなれる方だというのは知っていたので、子供という設定でも多分想像を超えるような子供で来るんだろうなと思っていました(笑)。私もそんなじろうさんが演じる子供を“うまく寝かしつけられるような母を演じよう!”と、ちゃんと叱れるような母を目指して演じていきました。

鈴木:あるコントで、照明さんがせりふに対応したシチュエーションをライティングで作ってくださっていたんですけど、それを長田(庄平)さんが即興でお芝居の中に取り入れられていたんです。それがめちゃくちゃ面白くて、さすがだなと思いました。

 

◆『LIFE!』でのコントは実際に挑戦してみて…?

白石:事前に台本を読んで自分の中でストーリーを想像して作っていったのですが、実際に合わせてやってみると思っていた以上に皆さんがパワフルにコントをされていたんです。そこで私も“これぐらいやっていいんだ”というのを学ばせていただきました。

鈴木:僕は4本撮らせていただいたんですけど、そのうち1本は多くのテイクを撮らせていただいて…それは家に帰ってもちょっと引きずっていました(笑)。もちろん楽しかったんですけど、その中でさらにいいものを出したいなと思っていて。また機会があったら挑戦させてもらいたいなと思っています。

 

◆撮影でのマル秘エピソードを教えてください!

白石:カーリング女子日本代表役を演じたのですが、実際にカーリングの先生に手の角度から背筋までポージングの姿勢を教えていただいたんです。そして、至って真面目だけど、どこか“それは無理があるんじゃない?”と思ってしまうような部分を伝えられるように、真面目だけど真面目すぎないようなところを探って演じていきました。

鈴木:今回衣装でシルバーアクセサリーをたくさんつける機会があったんですけど、実は僕金属アレルギーで普段は指輪とかも一切しないんです。役どころでめちゃめちゃゴツいシルバーアクセサリーをつける必要があったので、スタッフさんに全部のアクセサリーを加工していただいて…それがちょっと申し訳なかったです(笑)。

 

◆今回の『LIFE!』はいかがでしたか?

白石:今回もたくさんのコントがありますが、本当にひとつひとつ全部違った色を持っていますし、私自身もコントごとに全く違うキャラクターを演じているので、そのときどきの新しい自分も見ていただけたらいいなと思います。そして、放送直前SPコントでもじろうさん、ジャルジャルの後藤(淳平)さんと一緒にコントさせていただいたんですけど、そちらもかなりパンチの効いたコントに仕上がっているんです。普段出さないようなところから声を出すこともありました(笑)。自分の中ではある意味挑戦的な感じでしたので、そちらにも注目して見ていただけたらうれしいなと思います。

鈴木:今回は打ち合わせをして細かく演出をしていただいたというより、一連の中でこのメンバーで作れるものを…という感じが大きかったんです。なので僕はふざけすぎず、とにかく一生懸命やることが大事だなと思って取り組ませていただきました。掛け合いをしていく中で“こうやって演じられるんだ”と台本読んだだけではわからなかったことを発見することができて、台本の面白さがブラッシュアップされていく感じがたまらなく面白くて。それは何にも変えがたい時間だったなと思いますし、始まると死ぬまでカットがかからないので、何が起こるか分からない感じがすごく刺激的でした。

 

PROFILE

 

白石麻衣
●しらいし・まい…1992年8月20日生まれ。群馬県出身。A型。乃木坂46の1期生として活躍後、2020年にグループを卒業。近作にドラマ『テッパチ!』(2022年)『ミステリと言う勿れ』(2022年)、映画「嘘喰い-鞍馬蘭子篇-」(2022年)など。Netflix 映画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」が2023年に配信スタート。

 

鈴木伸之
●すずき・のぶゆき…1992年10月14日生まれ。神奈川県出身。AB型。現在放送中のドラマ『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ系)に出演。近作に『ファーストペンギン!』(2022年)『監察の一条さん』(2022年)など。主演を務めた『自転車屋さんの高橋くん』(2022年)ではEDテーマ「フタリノリ」を担当し、歌手デビューを果たした。

 

番組情報

『LIFE! 冬2』
NHK総合
2023年2月22日(水)午後10時~10時45分

出演:内村光良、長田庄平(チョコレートプラネット)、後藤淳平(ジャルジャル)、白石麻衣、じろう(シソンヌ)、鈴木伸之、田中直樹、YOU ※五十音順

 

●photo/徳永徹 text/安井美彩希

 

乃木坂46・久保史緒里が「ルーヴル美術館展」開催記念ラジオドラマに主演『監視員しおりは座らない』【コメントあり】

『監視員しおりは座らない~愛とはなんだ?~』

 

『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)番組内にて、久保史緒里主演の連続ラジオドラマ『監視員しおりは座らない~愛とはなんだ?~』が、3月1日(水)よりスタート。久保からコメントが到着した。

 

3月1日(水)~6月12日(水)の期間中、ルーヴル美術館の豊かなコレクションから精選された73点の珠玉の「愛」の名画が一堂に会する「ルーヴル美術館展 愛を描く」が、東京・国立新美術館で開催。

 

そんなイベントの開催を記念し、会えない時代に生まれ、「オンライン演劇」をはじめさまざまな方法で演劇やエンターテインメントの新しい物語作りに挑戦してきた「ノーミーツ」がオールナイトニッポンチームとタッグを組み、本ラジオドラマを制作。映画「ハケンアニメ!」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑が脚本を務める。

 

『監視員しおりは座らない』は、ルーヴル美術館展の監視員を担当することになった美術オタクのしおり(久保)が、ルーヴル美術館展に実際に展示される絵画や来場する客との出会いを通じて、愛の形を学んでいく。

 

1話完結のオムニバスドラマで、各話に豪華ゲストも出演予定。詳細は、『監視員しおりは座らない』公式Twitterに随時公開される。

 

久保史緒里(しおり役)コメント

『監視員しおりは座らない~愛とはなんだ?~』久保史緒里

 

美術館を訪れた際、作品とひとり向き合う時間が好きでした。
しかしそこには必ず、監視員さんの存在が。今回初めて監視員さんの視点で見渡す美術館で、作品への理解を深めるための鍵となる大切な存在はお客さまでした。
個性豊かなお客さまの会話に耳を傾け、時に混ざりながら、ルーヴル美術館展のすてきな作品を深掘りしつつ愛を学んでいきます。美術館でしか味わうことのできないあの特別な空気感に皆さまをお連れできたらと思います。
ぜひ、お聴きいただけたらうれしいです。

 

番組情報

連続ラジオドラマ『監視員しおりは座らない~愛とはなんだ?~』
2023年3月1日(水)~4月19日(水)
『乃木坂46のオールナイトニッポン』内で毎週放送(全8話)

キャスト:久保史緒里(乃木坂46)、釘宮理恵 ほか
脚本:政池洋祐
演出:河カタソウ
ディレクター:舟崎彩乃(ミックスゾーン)
企画・制作:ノーミーツ×オールナイトニッポン
公式Twitter:https://twitter.com/kanshiin_shiori

 

波瑠主演、高杉真宙共演で“ズボラ女子”ד家事力最強男子”の社会派ラブコメ『わたしのお嫁くん』ドラマ化【コメントあり】

4月スタートの水10ドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)で波瑠が主演を務め、高杉真宙が共演することが決定した。

『わたしのお嫁くん』©フジテレビ

 

波瑠はフジテレビ水曜ドラマで初主演を務め、2022年よりスタートした同枠において初となる女性主人公を演じる。高杉はニューヒーローの誕生を意識した“水10”枠にふさわしい、まさに新しい時代のヒーローのような役どころを演じる。2人の共演は本作が初となる。

 

講談社「Kiss」で連載中の柴なつみの同名コミックが原作となる本作は、仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公が、あることをきっかけに会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”を嫁に迎えるという社会派ラブコメディー。

『わたしのお嫁くん』©柴なつみ/講談社

 

主人公の速見穂香(波瑠)は大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL。5期連続で営業成績ナンバー1を獲得しているだけでなく、優秀社員賞も受賞するなど、同僚からは「ほとんどのクライアントを会ったその日に落とす、営業の神」と呼ばれるほどのエース社員。

 

さらに、飲み会の場でシャツを汚してしまった人を見つけるや否や、さっとハンカチを出して拭き始めるなど、みんなの理想のお嫁さん的存在でもある。そんなパーフェクトで周りから憧れられている存在の穂香だが、実はプライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠していた。

 

一方、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(高杉)は、穂香と同じ「ラクーン・エレクトロニクス」の営業部で働く、入社3年目の後輩社員。三人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。また、幼い頃から忙しい母に変わり兄弟で家事をしてきたため、神レベルの家事力には絶対の自信を持っている。穂香と共に営業先をまわることがあり、仕事ができる姿に強い憧れを抱いていた知博だったが、あることがきっかけで、そんな穂香の本当の姿を知ることに。

 

発表にあたり、波瑠は「原作の漫画の楽しさと、頑張る女性が悩む部分も描かれていて、同世代の女性に共感してもらえるドラマになってほしいと思います。元気をもらえて楽しく観られる恋愛ドラマですが、頑張る速見が空回ったり、個性的なキャラクターがたくさん出てくる予感です。ぜひ推しを見つけて楽しんでもらえたらうれしいです」と。

 

また、高杉は「波瑠さんとの二人での会話やコミカルな部分もかなりあるので、リズムをしっかり作って、漫画や台本の読んでいて楽しい雰囲気をうまく出すことができたらと思っています。多くの価値観の中で自分たちのつながりを見つけて、進んでいく二人を、ほほ笑ましく笑って楽しく見守っていただけるとうれしいです」と語った。波瑠、高杉、原作者・柴なつみ、プロデュース・中野利幸のコメント全文は以下を参照。

 

波瑠 コメント

◆台本を読んでの感想をお聞かせください。

原作の漫画の楽しさと、頑張る女性が悩む部分も描かれていて、同世代の女性に共感してもらえるドラマになってほしいと思います。

 

◆速見穂香役の印象と、演じる上での意気込みを教えてください。

速見は私の想像では、笑顔がすてきな人なんだろうなと思っています。そうじゃないとあんなにたくさんの人に好かれることはなかなかないと思うので。なので、今は笑顔の練習中です(笑)。

 

◆初共演となる高杉真宙さんの印象はいかがですか。

まだ一度しかお会いしていないのですが、一生懸命で真面目な方だと思いました。これから撮影を通していろいろな高杉さんを知っていけるのが楽しみです。

 

◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

元気をもらえて楽しく観られる恋愛ドラマですが、頑張る速見が空回ったり、個性的なキャラクターがたくさん出てくる予感です。ぜひ推しを見つけて楽しんでもらえたらうれしいです。

 

高杉真宙 コメント

◆台本を読んでの感想をお聞かせください。

波瑠さんとの二人での会話やコミカルな部分もかなりあるので、リズムをしっかり作って、漫画や台本の読んでいて楽しい雰囲気をうまく出すことができたらと思っています。

 

◆初共演となる波瑠さんの印象はいかがですか。

今回初めてお会いしたのですが、かけていただいた言葉から、演じられる速見さんのかっこ良さを感じました。優しく温かい現場になりそうな予感がすごくしています。

 

◆山本知博役の印象と、演じる上での意気込みを教えてください。

山本はかわいらしさも度胸も持ち合わせている絶妙な人だなという印象です。恋愛をしていたら、普通に嫉妬もする人。そういった部分もすてきに魅せていきたいです。

 

◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

たくさんの人と人が出会って生きていく中で、今はいくつものつながり方があると思います。多くの価値観の中で自分達のつながりを見つけて、進んでいく二人を、ほほ笑ましく笑って楽しく見守っていただけるとうれしいです。

 

原作者・柴なつみ コメント

ヤッホ~イ!!ドラマ化を提案してくださった方、関わってくださっている方、全ての方々に感謝しています。本当にありがとうございます。1秒でも早く波瑠さんがカップ麺食べながらくつろぐ姿を見たいし、高杉真宙さんがエプロンおたまでプンプンする姿を見たいです。まだ見てないけど絶対に最高のドラマになると確信してます。なぜならお二人とも作品への愛、理解度、解像度がめちゃくちゃ高い方だから!私テレビっ子だから!見たもん!表情とかすごいもん!!脚本も回を追うごとに、にぎやかになっていて、いつも笑い転げながら読んでおります。どんな楽しい時間を過ごせるんだろうと、視聴者として今からワクワクしています。正座待機!

 

プロデュース・中野利幸(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

原作のタイトルにひと目ぼれし、中身を読んだらさらに夢中になりました。まさに“今の時代”を捉まえた内容で映像化したい!と思いました。社会から求められる役割を無理して演じなくても良い心地よさ。波瑠さん、高杉さんもハマり役になると確信しています。今回は脚本家、チーフ監督も女性で、女性の目線を大事にしたドラマを目指します。週の真ん中、水曜日に家族でほっこり見られる社会派ラブコメディーです!自分自身も楽しみです。

 

番組情報

『わたしのお嫁くん』

フジテレビ系

4月スタート

毎週水曜 午後10時~10時54分

 

WEB

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/oyome_kun/

公式Twitter:https://twitter.com/oyome_kun/

公式Instagram:https://www.instagram.com/oyome_kun/

 

©フジテレビ

眞島秀和「稽古や本番のたびに増えていく課題。そうした苦労こそが僕にとっての舞台の醍醐味」

2020年に上演された2人芝居『そして春になった』を下敷きに、新人女優の死をめぐる映画監督と女優たちの愛憎と葛藤を悲喜劇として描いた岩松 了さん作・演出の新作舞台『クランク・イン!』。主演を務めたのは、これが初めての岩松作品への出演となる眞島秀和さん。衛星劇場での放送を前に、公演中のエピソードをたっぷりと語ってもらった。

 

眞島秀和●ましま・ひでかず…1976年11月13日生まれ、山形県出身。1999年、映画『青〜chong〜』でデビュー。近年の代表作に映画『ある男』、『“それ”がいる森』、ドラマ『鵜頭川村事件』、大河ドラマ『麒麟がくる』など。現在、ドラマ『大奥』、主演作『しょうもない僕らの恋愛論』が放送中。

 

吉高由里子さんのお芝居には何が飛び出してくるか分からない面白さがある

──岩松 了作品への出演は以前から切望されていたそうですね。

 

眞島 ええ。実はこの作品が決まる前にも一度オファーをいただいていて、楽しみにしていたんです。でも、その公演はコロナ禍でキャンセルになってしまいまして。ちょうど中止が決まる前に岩松さんと映画の現場でお会いする機会があり、そのときに、「今度の舞台、大丈夫なんでしょうか?」と聞いたところ、「え、なに? 僕とはやりたくないの?」と誤解されてしまったこともありました(笑)。「いやいや、コロナが心配なんです……」と説明したら分かっていただけたのですが、そうしたお茶目なところがある方なんですよね。それがあったからかどうかは分かりませんが(笑)、今回も「せっかくだし、眞島くんでやろうか」という流れで、僕を起用してくださったのかもしれません。


──実際に岩松さんの作品に触れてみた印象はいかがでしたか?

 

眞島 稽古が始まったばかりの頃は最後まで台本が出てきていませんでしたので、どういう話になるんだろうとワクワクしていました。ただ、覚悟していたとおり、難解さも感じました。セリフに込められた機微もそうですが、不明瞭な感情表現も多く、それらをいかに自分の中に落とし込めるかが大事だなと思ったんです。また、岩松さんに直接お聞きしたわけではないのでこれは僕の勝手な解釈ですが、そうした判然としない登場人物たちの言動には、“人間の行動のすべてに理由があるわけではない”という岩松さんの思いが込められているのかなとも感じました。

撮影/宮川舞子

──これまで岩松さんとは役者としての共演経験がたくさんありますが、演出を受けるのは初です。稽古場での「演出家・岩松 了」は眞島さんの目にどのように映りましたか?

 

眞島 役者の岩松さんはいつも面白くて、何をしてくるのか、何を考えているのか分からないという印象があるんです(笑)。もちろん、いい意味でです。役者の仕事を純粋に楽しんでいるんだなというのが伝わってくる。でも演出家でいるときは、当然ながら役者や自分が書いたホンとじっくりと向き合われていて。穏やかながら、ときどき目がギラッと光る瞬間もあり、その姿を見るたびにこちらの身も引き締まる思いでした。

 

──よく、いろんな役者さんから「岩松さんの稽古場は厳しい」という声を聞きますが……。

 

眞島 僕もその噂は耳にしていました。ですから、役者として追い詰められるようなことがあるのかなと思っていたんです。でも、今回に限っていえば、あまり恐ろしさもなく充実した稽古を過ごせたなと思います。役柄の方向性について大きな枠を作ってくださいますし、それらがヒントになって、いろんなアイデアが生まれていくんです。ただ、稽古が佳境に入った頃に、『眞島さんのやりたい形でいいから』と言われたことがありまして。“このタイミングで言われても、もう戻れないしなぁ”と思ったのを覚えていますね(笑)。

 

──それは、しっかりと地盤ができたことで、何をやっても役から外れることはないという思いもあったからなのかもしれないですね。

 

眞島 どうなんでしょうね(笑)。もしくは、それまで重ね過ぎて凝り固まった芝居の無駄な部分を削ぎ落としていきましょうという意味だったのかも。確かに、役者が手応えを感じてきた頃にそうしたことをおっしゃるそうなんですが、僕自身はまだ実感できていなかったので、ちょっと戸惑いましたね(笑)。

 

──今回の役についてもおうかがいすると、眞島さんが演じる映画監督の並之木は女性にだらしなく、そのことで多くの女優たちからどんどんと責められていきます。

 

眞島 ちょっと手を出し過ぎですよね(苦笑)。ただ、彼のなかで何よりも優先させているのは、あくまで映画を撮ることなんですよね。ですから、すべての情熱を映画に注いでいるという気持ちを軸にして役を作っていきました。それに、岩松さんもおっしゃっていましたが、いわゆる芸術肌なところがある。岩松さんから、「だから彼の女性への言い訳をよく聞いていると、かっこいいことを言ってるようで実は中身がないんだ」と言われたときは、思わず納得しました(笑)。

 

──印象的だったセリフはありますか?

 

眞島 これは舞台を観に来た知人の感想なのですが、並之木はさんざん現場をかき乱し、女優たちからも責められているのに、最後に「いい映画になりそうな予感がする」って言うんです。あの言葉にゾッとしたと言われて(笑)。でも、なるほどなと思いました。並之木は本当に映画のことしか考えていなくて、ちょっと感覚や感性がおかしくなっている。ある意味で彼の人物像を象徴したセリフだなと思いました。

撮影/宮川舞子

──そんな並之木を翻弄する新人女優役に吉高由里子さん。今回が初共演となりました。

 

眞島 一緒に演じていて、ものすごく楽しい方でした。感受性が高く、こちらの動きに合わせて純粋な気持ちで芝居を返してくるので、毎回違ったものが生まれるんです。どんなものが飛び出してくるのかその瞬間まで分からないという面白さがあり、そうした方との共演自体も初めてでしたので、とても新鮮でした。また、秋山菜津子さんや伊勢志摩さんなど、舞台では百戦錬磨の方々と共演できたことも本当に幸せで。場面ごとにさまざまな感情をぶつけてくる大変な役だったと思うのですが、そのすべてに説得力があるんですよね。いつかお2人のような役者になりたいなと、多くの刺激をいただきました。

 

──なお、今回の舞台は3年ぶりの舞台でした。以前、「舞台は純度の高い仕事」とコメントされていましたが、改めて舞台の魅力をどのようなところに感じましたか?

 

眞島 なんだか生意気なことを言っていてすみません(苦笑)。でも、今回もとても充実した時間を過ごさせていただきました。連日の稽古をはじめ、本番直前の緊張感など、やはり舞台でしか味わえないものがたくさんあるんです。そうした環境に身を置くことが自分にとっては大切であり、やるべきことだという思いもあって。僕は歌ったり、踊ったりすることはできませんが、その代わり、ストレートプレーのお芝居に関しては正面からドンとぶつかっていきたい。その思いで毎回挑戦させてもらっています。

 

──「苦労することが役者の醍醐味だ」との言葉も残されていましたね。

 

眞島 またまた生意気なことを言ってますね(笑)。けれど、稽古場もその日その日で得るものや課題が変わっていきますし、そうした苦労って本当に醍醐味だなと感じています。舞台はいつも大変ではあるけれど、充実感がある。そのひと言につきますね。

 

──最後に、放送をご覧になる方に向けて、眞島さんが注目しているポイントを教えていただけますか。

 

眞島 並之木は感情がたかぶるとどんどん声が大きくなっていくんです。公演中も、本番ごとにその日の流れによって変化していったところがあるので、僕個人の楽しみで言えば、放送ではどうなっているのか、そこがちょっと気になっています(笑)。また、この作品には本当に素晴らしいキャストが集まっていますので、皆さんがどのような表情をしてお芝居をされていたのかもじっくり見てみたいですね。作品の見どころとしては、見る方によっていろんなとらえ方ができる物語だと思います。お話が進むにつれて、過去の事件の真相が明らかになるどころか、どんどん謎が深まっていきますし、登場人物たちの心情やセリフにも翻弄されていって。それに、僕は女性のたくましさと怖さも感じました。そうした強さや怖さが一つの場所に集まることで、やがていろんな悲劇や喜劇が巻き起こっていく。岩松さんらしい物語や言葉の美しさも散りばめられていますので、ぜひ何度も繰り返し見ていただけたらと思います。

 

撮影/宮川舞子

『クランク・イン!』

CS衛星劇場 2023年2月26日(日)後 4・30よりテレビ初放送!

 

(STAFF&CAST)
作・演出:岩松 了
出演:眞島秀和、吉高由里子、伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香、秋山菜津子

(STORY)
映画の撮影現場で命を落とした新人女優。はたして彼女は殺されたのか、それとも事故だったのか──。真相は謎に包まれたまま、撮影は延期に。そして一年後、同じ地で撮影が再開され、監督の並之木はなんとか成功させるべく準備を始めるも、女優たちのわがままや進行の遅れで頭を悩ます。そんな彼の前に現れたのが、新たに作品に参加することになった新人女優のジュン。奔放なジュンの姿に並之木は徐々に惹かれるも、やがて彼女の言動が現場に思わぬ空気をもたらしていくのだった。

【舞台『クランク・イン!』よりシーン写真】

撮影/宮田浩史 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/佐伯憂香 スタイリスト/momo 衣装協力/suzuki takayuki

来栖りんがTVアニメ『神無き世界のカミサマ活動』OPテーマを担当!デビューシングル「I wish」5・24発売

先日メジャーデビューを発表した来栖りんが、5月24日(水)にデビューシングル「I wish」をリリース。さらに、表題曲「I wish」が4月放送予定のTVアニメ『神無き世界のカミサマ活動』のOPテーマに決定した。

来栖りん「I wish」初回限定盤

 

原作・朱白あおい、作画・半月板損傷による『神無き世界のカミサマ活動』は現在、ヒーローズ編集部が運営する無料漫画サイト「コミプレ」にて連載中。怪しげなカルト教団の教祖の息子・征人が、神や宗教という概念のない異世界に転生。そこに征人がいた教団の神である“ミタマ”まで召喚され、神無き世界で「宗教」を作る、異色の異世界転生物語だ。

 

表題曲「I wish」は来栖の透明感のある歌声を生かしつつ、「願いをかなえて欲しい」という強い思いが込められた楽曲に。タイアップソングとして作品に寄り添いながらも、デビューにもピッタリな一曲となっている。

 

なお、2月14日(火)より、来栖りんオフィシャルファンクラブ「くるーず!」が本オープン。船長を務める来栖の本ファンクラブでは、会員限定の動画・写真・音声などのデジタルコンテンツをはじめ、イベント開催やグッズ販売なども予定している。

 

そして、3月5日(日)には東京・科学技術館サイエンスホールにて、初のオフィシャルファンクラブ限定イベント「くるーじんぐ!#1」を開催。本イベントでは、デビューシングル「I wish」のCD予約販売が行われ、対象商品を予約した人を対象に、イベント当日先着で終演後のお渡し会に参加できる。

 

「くるーじんぐ!#1」のファンクラブ会員2次先行チケット抽選受付は、2月14日午後8時よりスタート。

 

リリース情報

来栖りん「I wish」通常盤A

 

「I wish」

TVアニメ『神無き世界のカミサマ活動』OPテーマ

発売日:2023年5月24日(水)

 

【初回限定盤】

価格:3300円(税込)

仕様:CD1枚、Blu-ray1枚、フォトブック、スリーブ付き

収録内容:表題曲「I wish」を含む、新規楽曲4曲を収録

BD同梱:表題曲「I wish」のMusic Videoとメイキング映像を収録

 

【通常盤A】

価格:1650円(税込)

仕様:CD1枚

収録内容:表題曲「I wish」を含む、新規楽曲3曲を収録

 

【通常盤B】

価格:1650円(税込)

仕様:CD1枚 ※TVアニメ『神無き世界のカミサマ活動』描き下ろしイラストジャケット

収録内容:表題曲「I wish」を含む、新規楽曲3曲を収録

 

WEB

オフィシャルサイト:https://kurusurin.jp

オフィシャルTwitter:https://twitter.com/kurusurindesu

STAFFオフィシャル Twitter:https://twitter.com/kurusurin_staff

オフィシャルYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@kurusu_rin

オフィシャルファンクラブ「くるーず!」:https://kurusurin-fc.com/

白石麻衣、鈴木伸之が『LIFE!』に初登場!YOU、ジャルジャル後藤淳平、チョコプラ長田庄平も参戦

内村光良が座長を務める『LIFE! 冬2』(NHK総合 2月22日(水)午後10時~10時45分)に、白石麻衣、鈴木伸之、YOU、後藤淳平(ジャルジャル)、長田庄平(チョコレートプラネット)の出演が決定した。

『LIFE!冬2』白石麻衣 ©NHK

 

春、夏、秋、冬と季節ごとに放送され、毎回座組が変わるコント番組『LIFE!』。2月22日(水)放送の「冬2」には、内村、じろう、田中直樹といったおなじみのメンバーに加え、初出演の白石麻衣、コント初挑戦の鈴木伸之、4年半ぶり2度目となるYOU、『LIFE! 秋』以来2度目の出演となる後藤淳平、『LIFE! 夏』以来2度目の出演の長田庄平らが集結。コント収録は和気あいあいと行われた。

『LIFE!冬2』左から)じろう、白石麻衣 ©NHK

 

白石は4本のコントに出演。チャイナドレスから、あるスポーツ選手の役でかつら&メガネの衣装にも挑戦し「18才の少女の役からママ役まで幅広く演じられたのはコントならでは!収録楽しかったです」と手応えを明かした。

 

コント初挑戦だという鈴木は、実は『LIFE!』ファンで収録前にある濃厚キャラクターのコントを見てイメージトレーニングをしてきたという。トークコーナーでは念願の濃厚キャラの決めぜりふを伝授してもらうことに。コントでは剣士役からプロ野球選手役まで、持ち前の身体能力を生かした演技を披露する。内村や長田、後藤、じろうといったコントの達人たちのアドリブ合戦に、笑いをこらえながら参戦するひと幕も。一夜限りの豪華メンバーによる珠玉のコントは必見だ。

 

番組情報

『LIFE!冬2』

NHK総合

2023年2月22日(水)午後10時~

 

©NHK

浦沢直樹×手塚治虫『PLUTO』Netflixで23年アニメ化 アトム&ウランも登場の制作決定PV公開【コメントあり】

浦沢直樹原作の傑作漫画『PLUTO』がNetflixでアニメ化され、2023年に独占配信されることが決定。浦沢ら原作スタッフ陣のコメントが到着し、制作決定PVも公開された。

「20世紀少年」「YAWARA!」「MASTERキートン」(脚本:勝鹿北星・長崎尚志)など、数々のヒット作を生み出している浦沢が、漫画の父・手塚治虫が生み出した「鉄腕アトム」の一篇「地上最大のロボット」(1964年)を原案に、長年作品を共につくってきた長崎尚志をプロデューサーに迎え、葛藤しながら描き上げた傑作『PLUTO』(2003年)。

 

舞台は人間と高性能ロボットが完全に共存する、近未来の社会。世界で最も優秀なロボットが次々に暗殺される怪事件が発生する。真相を追うロボット捜査官ゲジヒトとアトムは、やがて世界を破滅へと導く史上最悪の憎しみの存在に気づく。

 

壮絶にして悲しきロボット叙事詩となった本作は、手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。2011年アングレーム国際漫画フェスティバルでインタージェネレーション賞、その他ACBDアジア賞を受賞するなど、国内外から高い評価を得た。

 

2015年には舞台化され、2018年に再演。日本はもちろん、イギリス、オランダ・ベルギーと欧州ツアーも敢行され、多くのファンに映像化を待ち望まれていた作品がついにアニメ化を果たす。

 

制作プロデュースはジェンコ、アニメーション制作はスタジオM2が担当。映画「この世界の片隅に」で国内興行収入27億円を記録し、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞や第41回アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞など数々の映画賞に輝いた、企画・プロデューサー陣が再集結する。

 

エグゼクティブプロデューサーとしては、25年に渡り日本のアニメビジネス全体をけん引してきてきた真木太郎と、これまでの浦沢直樹原作のアニメ化を手掛けて来た丸山正雄が名を連ねる。

 

併せて、本作の制作決定PVも公開。物語の主人公であるユーロポールのロボット捜査官ゲジヒトと、彼が追うある事件に関わるアトムとウランという二人のロボットも登場。どのようなドラマが描かれるのか、期待が高まる映像となっている。

 

そして、映像に登場したキャラクターたちを演じるキャストも明らかに。ゲジヒト役にはスパイ映画の金字塔「007」シリーズや映画「ナイブズ・アウト」シリーズでダニエル・クレイグの吹き替えを担当している藤真秀。

 

アトム役には『SHAMAN KING』(2021)の主人公・麻倉葉や『けいおん!』の秋山澪など幅広い演技経験を持つ日笠陽子、そしてウラン役は『マクロスΔ』でヒロインのフレイア・ヴィオンを演じ、今年歌手活動5周年を迎えた鈴木みのりが抜てきされた。

 

さらに、3月25日(土)と26日(日)に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2023」に、浦沢の初参加が決定。25日の「BLUE STAGE」で実施される「ネトフリアニメ スペシャルステージ」に、浦沢、原作監修の手塚眞、日笠、鈴木が登壇する。

 

浦沢、長崎、手塚のコメントは下記に掲載。

 

コメント

浦沢直樹

60年前の発表以来、その言いようのない切なさに私の心が揺さぶられたように、多くの人の「心の漫画」となった「鉄腕アトム」の挿話「地上最大のロボット」。

 

この作品のリメイクがいかに難事業かを身をもって知る私は、今回のアニメ化に挑むスタッフの皆さんの勇気に心から拍手を送るとともに、新たな「心の作品」の誕生に心躍っています。

 

今こそ手塚治虫さんのメッセージが世界中に届きますように。

 

長崎尚志

60年前、『PLUTO』の原作「地上最大のロボット」が誕生した。

 

最強の戦闘能力を持つロボットたちが競う物語だったが、これまでのアトムにはこの手の対戦形式の作品はなく、当時の少年たちは熱狂した。アトムファンというより「地上最大のロボット」ファンの誕生だ。その渦中にいた私は、この作品が単に誰が強いかを描いた作品ではなく、もっと深い何かを伝えたいのではないか、と感じていた。

 

そして『PLUTO』に挑んだ時、答えが出た。手塚治虫は預言者だったのだ。現代、我々が直面している戦争とは、東西の文化や考え方の違いを理解し、尊重しなかった結果である。『PLUTO』はその手塚哲学を受け継ぎ、ただ反戦を訴えるのではなく、そこには痛みが伴うこと……それでも平和しかないということを世に問いたい作品なのだ。

 

手塚眞

ついに、やっと、『PLUTO』がアニメになる。いつかこれは映像にされるべきだと思っていた。

 

何度も企画が立ち上がりまた消えていったのは、その内容の難易度の故だ。確かにハードルが高い。

 

しかしだからこそ挑戦のしがいがある本物中の「本物」だ。

 

そしてこれは新しい浦沢アニメであると同時に、新しい手塚アニメでもある。

 

アニメの進化形をどのように見せてくれるか、とても楽しみだ。

 

『PLUTO』制作決定PV

番組情報

Netflixシリーズ『PLUTO』

2023年独占配信

 

<スタッフ>

原作:『PLUTO』浦沢直樹×手塚治虫 長崎尚志プロデュース 監修/手塚眞 協力/手塚プロダクション(小学館 ビッグコミックス刊)

アニメーション制作:スタジオM2

制作プロデュース:ジェンコ

 

<キャスト>

ゲジヒト:藤真秀

アトム:日笠陽子

ウラン:鈴木みのり

 

作品公式サイト:https://pluto-anime.com

作品公式Twitter:https://twitter.com/pluto_anime_

高橋恭平、畑芽育、板垣李光人らの“青春”すぎるオフシーンが詰まった特別映像解禁!「なのに、千輝くんが甘すぎる。」

2023年3月3日(金)公開のなにわ男子・高橋恭平主演映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」より、撮影の裏側がたっぷり詰まった特別映像が解禁された。

©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社

 

原作の亜南くじらの人気コミック「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(講談社「月刊デザート」連載中)は、インパクトあるタイトルと次から次へと登場する女子憧れの胸キュンシチュエーションが話題となり、既刊8巻で240万部を突破している“片想いごっこ”ラブストーリー。

 

人気アイドルグループ・なにわ男子の高橋恭平が陸上部のエースで学校イチのイケメン・千輝彗(原作表記は千輝慧)役で映画初主演を果たし、畑芽育がヒロインの如月真綾を演じる。また、千輝のライバル・手塚颯馬役を板垣李光人が務め、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、箭内夢菜、鈴木美羽らフレッシュなキャストが顔をそろえた。

 

このたび解禁となった映像には、撮影の合間に妹役を演じた子役と楽しそうに写真を撮る高橋のリラックスした姿やなにわ男子のデビュー曲「初心LOVE」を楽しそうに踊る高橋と畑の様子など、笑顔の絶えないオフシーンが満載。

 

さらに、海辺を走るシーンでお互いの肩をたたき声をかけ合う高橋と板垣の様子や、雨降る中、真剣な表情で陸上の撮影シーンに臨む高橋の姿などもあり“甘すぎる”本作の“青春すぎる”裏側を余すことなく楽しむことができる映像となっている。

 

映像中には高橋のコメントもあり、ラストは「日本中、世界中、宇宙中をキュンキュンさせたいと思っていますので、ぜひ映画館でご覧ください!」という力強い言葉で締めくくられている。なお、特別映像は松竹マルチプレックスシアターズ系列の劇場の幕間にて上映中。

 

特別映像

作品情報

「なのに、千輝くんが甘すぎる。」

2023年3月3日(金)全国ロードショー

 

出演:高橋恭平(なにわ男子)、畑芽育、板垣李光人/莉子、曽田陵介、中島瑠菜、箭内夢菜、鈴木美羽

原作:亜南くじら「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(講談社「月刊デザート」連載)

監督:新城毅彦

脚本:大北はるか

主題歌:なにわ男子「Special Kiss」(ジェイ・ストーム)

製作:「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会

企画・配給:松竹

 

公式サイト:movies.shochiku.co.jp/chigirakun-movie

公式Twitter&Instagram:@chigira_movie

 

©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社

2023年ネクストヒットはこれだ! 芸人、女優、ゲーム……プロがエンタメ界のトレンドを予測

2023年にヒットが予測されるモノ・コト・ヒトをその道のプロが解説。“知らんけど”とならないガチのエンタメネクストヒットをご覧あれ!

※こちらは「GetNavi」2023年2・3月合併特大号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンド予報1

企画力のある芸人たちが独自路線の動画で人気を博す

お笑い評論家

ラリー遠田さん

ライター・お笑い評論家。1979年生まれ。主な著書に「お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで」(光文社新書)がある。

いまや芸人がYouTubeチャンネルを運営するのは珍しくなくなりました。かまいたち、霜降り明星、チョコレートプラネットなどテレビの最前線で活躍する芸人たちもYouTubeに力を入れています。そんななかで、芸人ならではの企画力でバズる動画を量産する隠れた人気者が次の3組です。

 

【Key Personはコチラ!】新感覚YouTuber芸人

【その1】ジェラードン「ジェラードンチャンネル」

登録者数100万人を達成、サムネイルだけで笑えるコント

高校の同級生でコンビを組んでいたアタック西本と海野裕二、同期のかみちぃで2008年に結成。KOC 2021ファイナリスト。かみちぃ扮する「如月マロン」の地下アイドル握手会ネタをきっかけに再生回数が急増し、現在登録者数が100万人を達成した。

 

コント動画の人気の秘密は、サムネイル画像のキャッチーさ。「父親かと思って話してたら引きこもりの生徒自身だった」「お互い消化試合のお見合い」など、内容がひと目でわかるキャッチコピーと画像の組み合わせで見る者を惹きつけます。

↑再生回数1位の「貫禄ありすぎて、父親と間違われる引きこもり生徒」。先生目線で進むストーリーと、貫禄あるタケノリ君との掛け合いが絶妙だ

 

【その2】きしたかの「高野さんを怒らせたい。【きしたかの】」

業界人からの注目度が高い、つい“怒らせたくなる”ドッキリ

中学校の同級生コンビ。コント中心だが2019年末から漫才にも取り組み、M-1グランプリ2022では準々決勝に進出。ANN「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」でも話題に上がるなど、テレビディレクターたちも注目する。

 

ボケ役の岸 大将があの手この手でツッコミ役の高野正成を怒らせるドッキリ動画で話題に。業界内注目度の高いコンビであり、きっかけがあれば一気にブレークしそうです。

↑210万回再生されている1番人気ドッキリ動画。高野さんがドッキリと気付くまでのドキドキと、気付いてからのツッコミの2度おもしろい

 

【その3】ニッキューナナ「ニッキューナナch」

常にギリギリを攻めながらカラッとした下ネタがユニーク

創価大学落語研究会にて2016年に結成。「今の時代に真っ向から逆らうセクハラコント」と称され、AbemaTVの人気番組「シモネタGP2021」で準優勝に輝く。TikTokでは“学校あるある”に少しエロのエッセンスを加えた動画が若者からも支持されている。

 

突き抜けた下ネタコント動画で人気を博している異色の男女コンビ。アダルトな題材をカラッと明るく笑えるネタに仕上げているところに、非凡なセンスを感じます。

↑TikTokでも人気の「(ニッキューナナの)学校あるある!」。下ネタが苦手な人もクスッと笑える軽い動画短編集なので、何も考えずに楽しめる

 

【このトレンドも見逃せない!】脚本家芸人

演者としてだけでなく裏方でも才能を開花

コントユニット「ダウ90000」の蓮見翔、お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大など、ドラマや舞台の脚本を手がける芸人が注目を集めている。その路線で活躍するバカリズム、劇団ひとりなどに続く存在となりそう。

蓮見 翔

 

かもめんたる

 

【このトレンドも見逃せない!】ギャル芸人

見た目も中身も生粋のギャルがノリの良さで愛される

お笑いコンビ「エルフ」の荒川、お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」の信子と金子きょんちぃが、見た目も中身も生粋のギャルである「ギャル芸人」としてじわじわと人気を伸ばしている。芸人離れした明るさとノリの良さが魅力。

エルフ

 

ぱーてぃーちゃん

 

 

トレンド予報2

「2003年生まれ」の女優が活躍し、85年、88年に次ぐ黄金世代として浮上する

美少女評論家

高倉文紀さん

女優・アイドル評論家。「日経エンタテインメント!」「日刊ゲンダイ」などで、女優や女性アイドルのインタビューや分析記事を執筆する。

アスリートに層が厚い「黄金世代」と呼ばれる世代が存在するのと同じように、女優シーンでも同じ年に生まれ、人気主演女優を多数輩出している黄金世代があります。同世代に才能ある女優が多数いることによって、新人時代に良きライバルとして切磋琢磨できる効果があることが、理由の1つとして考えられます。

 

僕が2023年に新“主演級”世代として注目したいのが、「2003年生まれ」の女優たちです。この世代は、演技の完成度が高く、ナチュラルなビジュアルとのバランスが良い正統派女優タイプが多いという印象。特に注目するのは「すずめの戸締まり」で主人公の声優を務めた原菜乃華、TBSスター育成プロジェクトでグランプリになった飯沼 愛、「仮面ライダーリバイス」でヒロインを演じた井本彩花の3人です。

 

ほかにも、片岡 凜、中村守里、Kōki など注目の存在が多数。彼女たちが20歳を迎える23年は、学生役に限らず幅広い役柄にハマる時期でもあるので、ドラマや映画でのニーズが高まり、大きな活躍が期待されるでしょう。

 

【Key Personはコチラ!】2003年生まれ組

【その1】原菜乃華

hara

新海 誠作品でヒロインに抜擢! 高い演技力に注目が集まる

2009年から子役として活躍。近年では「ナイト・ドクター」や「真犯人フラグ」「ナンバMG5」などのドラマに出演している。今年公開されて大ヒットした新海 誠監督の新作映画「すずめの戸締まり」では主人公の声優を務めた。トライストーン・エンタテイメント所属。

 

【その2】飯沼 愛

女優発掘・育成プロジェクトで約9000人から1位に選ばれた実力派

TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」Season1でグランプリ。「この初恋はフィクションです」の主演の座を掴み芸能界デビュー。その後「パパとムスメの7日間」で主演、「アトムの童」でゴールデン初出演を果たす。田辺エージェンシー所属。

 

【その3】井本彩花

「仮面ライダーリバイス」でヒロインを演じた京美人

2017年に開催された「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞。第91回選抜高等学校野球大会の応援イメージキャラクターや、21年からは「仮面ライダーリバイス」のヒロインで主人公の妹・五十嵐さくら役を務める。オスカープロモーション所属。

 

【このトレンドも見逃せない!】

アイドルとして3度目のデビュー、紅白歌合戦にも出場

SAKURA(宮脇咲良)

韓国のアイドルグループ「LE SSERAFIM」の最年長メンバー。HKT48、IZ*ONEを経て、今年5月に3度目のデビューを果たした。バラエティ力の高さに定評があり、韓国では自身初の単独番組がスタートし話題となった。

 

【このトレンドも見逃せない!】

演技力と純度の高さが魅力のガールズグループ

ブルーベリーソーダ

TBSスター育成プロジェクトから結成された7人組ユニット。抜群の表現力と、清楚でひたむきな存在感が魅力的で「ちょっと手が届かないクラスのマドンナ」的なスター性を秘めたユニットとして新風を巻き起こしそうだ。

 

 

トレンド予報3

Nintendo Switchのキラータイトルがゲーム実況を中心にトレンド入り必至

デジタルライター

岡安 学さん

ゲームを中心に活動するフリーライター。特にeスポーツシーンを精力的に取材する。アニメやマンガ、ガジェット系にも精通する。

Nintendo Switchのキラータイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編が5月に全世界で同時発売されます。前作は2779万本のヒットを記録し、オープンワールドゲームのニュースタンダードとなりました。今作は世界的に高い評価を受けた前作から6年、開発発表から4年を経ての発売。待望のタイトルで世界中が注目しています。

 

舞台はハイラル王国の上空。また主人公「リンク」の新しい能力と服装が、公開されているトレイラー動画で確認されています。前作はゲーム実況が盛り上がりました。今回も発売と同時に、ゲーム実況を中心にトレンドになることは間違いないでしょう。

 

【Key Itemはコチラ!】

ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザキングダム / Nintendo

(C)Nintendo

発売と同時にゲーム実況が盛り上がるファン待望の最新作

2023年5月12日発売予定

前作で2779万本(※)のヒットを記録したオープンワールドアクションアドベンチャーゲーム。前作から6年が経つファン待望の作品。ストーリーはまだ明らかにされていないが、ガノンの復活を予想させる映像も公開されている。
※全世界累計、2022年9月時点

↑冒険の舞台はハイラルの地上フィールドだけでなく空にも広がる。さらにそれ以上にも拡張される予定だ

 

【コレにも注目!】

ストリートファイター6 / CAPCOM

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

新規ナンバリングによってプレイヤー増加の可能性大!

2023年6月2日発売予定

日本のeスポーツ牽引するタイトルのひとつで、観る文化としても期待できるタイトル。「ストV」では出遅れ感からプレイしなかった人も、一度リセットされることで参入してくる可能性もある。

 

 

トレンド予報4

性能を活かした美麗なビジュアルでFF最新作をきっかけにPS5が再燃する

ゲームコラムニスト

卯月 鮎さん

ゲームコラムニスト・書評家。フリーでゲームコラムや紹介記事を手がける。著書にゲームの進化を探る「はじめてのファミコン」がある。

世界的にもファンが多い「ファイナルファンタジー」の最新作が2023年6月に発売決定。約7年ぶりとなるリリースですが、今作の特徴はシリーズ初の本格アクションRPGであること。「ストーリーとリアルタイムバトルとドラマがジェットコースターのように繋がっていて、いままで体験したことがない興奮が味わえる」とのこと。

 

発売から半年間はPS5での独占販売が決定。2020年の発売から現在も「PS5は入手困難」と言われているなかでの独占販売なので、より需要が高まりそうです。

 

PS5の強みは、高繊細で圧倒的なグラフィック。本作発売後にはPS5の映像美が世界中で話題になり、人気が再燃するでしょう。

 

【Key Itemはコチラ!】

FINAL FANTASY XVI / スクウェア・エニックス

 

アクションゲームが苦手な人も楽しめるシリーズ初の本格アクションRPG

2023年6月22日発売予定

シリーズのナンバリング最新作で、アクションRPG。クリスタルの加護を受けた大地“ヴァリスゼア”を舞台に、主人公のクライヴ・ロズフィールドの復讐の物語を描く。今作では召喚獣同士の激突も大きな要素となる。

↑主人公のクライヴが召喚獣の能力などを駆使しながら敵と戦っていく。バトルは大別すると3種類が用意されている

 

【コレにも注目!】

Nintendo Switch後継機

switch
↑写真は現行モデル

 

大ヒットからの世代交代に任天堂の手腕が問われる

2017年発売のNintendo Switchは、来年で6年目。そろそろ世代交代が叫ばれている。これだけヒットしたハードをどう世代交代させるか、同時発売ソフトに何を持ってくるかが注目だ。

 

構成/ブルーラグーン 文/会田肇、海老原誠二、岡本幸一郎、川端由美、佐伯尚子、中山秀明、並木政孝、ブルーラグーン、保谷恵那 撮影/島本一男(BAARL)、千葉タイチ、土屋勝義、中田悟 ヘアメイク/Hitomi Haga、miko スタイリスト/大橋みずな、FUYU

香音&石井杏奈が“推し”への暴走する恋心を怪演!話題作『ガチ恋粘着獣』ドラマ化

香音と石井杏奈が主演を務めるドラマ『ガチ恋粘着獣』(ABCテレビ・テレビ朝日)が、4月より放送スタート。香音と石井をはじめ、原作者・星来からコメントが到着した。

『ガチ恋粘着獣』左から)香音、石井杏奈©ABCテレビ

 

本作は、電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」のマンガランキング総合1位(2022年9月20日時点)を獲得した、星来による人気コミックス「ガチ恋粘着獣〜ネット配信者の彼女になりたくて〜」(ゼノンコミックス/コアミックス)を実写ドラマ化。

 

物語の主人公は、3人組の人気動画配信グループ「コズミック」のメンバーに、本気で恋している女性ファンだ。純粋で真っ直ぐな「恋心」はいつしか「ガチ恋」に変わり、「好意」は「憎悪」に変化して…。彼女たちの過激な恋愛バトルが繰り広げられる一方で、思わず共感してしまう繊細な恋心が丁寧に描かれた、SNSで話題沸騰中の人気作だ。

 

出会うはずのない憧れの存在・人気動画配信者に本気で恋をしてしまった女子大生の輝夜雛姫(かぐや・ひなき)と、コンセプトカフェ店員の花織琴乃(はなおり・ことの)を主人公に、ドラマは二部構成で目まぐるしく展開する。

 

そんな2人の主人公を演じるのは、香音と石井杏奈。本作が地上波連ドラ初主演となる香音が演じるのは、第1部の主人公・雛姫だ。雛姫は「コズミック」のメンバー・スバルにガチ恋する女子大生で、バイト代を投げ銭に注ぎ込み、いつかはスバルの彼女になりたいと本気で願っている。そんなある日、雛姫のSNSにスバル本人からダイレクトメールが届いて…。

 

そして、第2部の主人公・琴乃を演じるのは、女優として目まぐるしい活躍を見せている石井。「コズミック」のメンバー・コスモの大ファンだが、雛姫のようなガチ恋勢を軽蔑しており、本人たちに迷惑をかけない“本物のファン”でいることを信条に陰ながら応援している。しかしある日、とある女子高生がコスモに突撃したことを知ってしまう。

 

このたび、雛姫と琴乃のキャラクタービジュアルも初公開に。それぞれが想いを寄せるスバルとコスモの衣装を着たマネキンに陶酔し、恍惚な表情を魅せるキャラクタービジュアルには、出会えるかすらわからない、手の届かない存在への切ない恋心と、「あなたは絶対に私のもの」という、彼女たちの力強い意思が表現されている。

 

発表に当たり、香音は「雛姫は狂気的な面もありますが、基本的には純粋にスバル君を想う一途で愛のある女の子だと思っています。その可愛らしい女の子の面と内側に秘めている狂気的な部分を、喜怒哀楽しっかり出していけたらと思っています」とコメント。

 

石井も「どんな琴乃でも愛されるように、全力で振り切る準備もぶっ飛ぶ準備もできています。琴乃の幸せを1番に願いながら、丁寧に演じていきたいと思います」と意気込みを寄せている。

 

輝夜雛姫役・香音 コメント

『ガチ恋粘着獣』©ABCテレビ

 

◆台本・原作を読まれた感想を教えてください。

もともと原作を読んでいたので、とても迫力のある作品ですし、参加することにわくわくしました。

 

◆演じる雛姫の印象は?また、どのように演じたいですか?

雛姫は狂気的な面もありますが、基本的には純粋にスバル君を想う一途で愛のある女の子だと思っています。その可愛らしい女の子の面と内側に秘めている狂気的な部分を、喜怒哀楽しっかり出していけたらと思っています。

 

◆視聴者の方へメッセージをお願いします。

恋する女の子たちの愛するが故の歪んだ愛情表現を、私自身、愛しくも恐ろしく表現できるよう、撮影を頑張りたいと思っています。ドラマ『ガチ恋粘着獣』、ぜひ見ていただきたいです。

 

花織琴乃役・石井杏奈 コメント

『ガチ恋粘着獣』©ABCテレビ

 

◆台本・原作を読まれた感想を教えてください。

時代に沿った物語でとても面白かったです。表に出る側としても、視聴者側としても共感できるところがたくさんありました。なので、出演が決まりとてもうれしかったです。それと同時に、映像化することでより魅力的に仕上げるために、琴乃としてお芝居で精一杯貢献したいと気合いも入りました。

 

◆演じる琴乃の印象は?また、どのように演じたいですか?

心で感じたことを頭で考えてから行動できるすてきな女性。一喜一憂する姿や罵詈雑言、罵倒する姿全てが表も裏もない真っ直ぐな琴乃。どんな琴乃でも愛されるように、全力で振り切る準備もぶっ飛ぶ準備もできています。琴乃の幸せを1番に願いながら、丁寧に演じていきたいと思います。

 

◆視聴者の方へメッセージをお願いします。

過激な行動や狂気的な描写が多々ありますが、これはとても真っ直ぐな純愛です。みんなの恋の行方がどうなっていくのか見守っていただけるとうれしいです。

 

原作者・星来 コメント

◆ドラマ化のお話を聞かれた時のお気持ちを教えてください。

最初にお話を伺った時、率直に「えっ!」と驚きました。自分で描いておいてなんですが、「コレを!?」と困惑しました。実写化されるなんて、描き始めた当初もそんなつもりがなかったので、キャラクターデザインもかなりファンタジーですし、現実で「ガチ恋」のキャラクターが動くなんて想像できませんでした。でも、それと同時に実写で動くキャラクターを見てみたいと、楽しみにしている気持ちも芽生えました。

 

◆雛姫役を香音さん、琴乃役を石井杏奈さんが演じることになりました。お2人の印象と、星来さんが考える雛姫、琴乃の印象を教えてください。

(香音さん、石井さんは)お2人とも雰囲気のある佇まいがすてきだなと感じました。

 

キャラクターに関してはどちらも感情には共感できますが、欲望への行動力を持てているのはうらやましくもあり、怖いなと思ったりもします。友達にはなりたくないけど、観察してるくらいがちょうどいい、SNSでフォローはするけど、絡もうとは思わない距離感の人たちです。性格でいうと、完全に真逆にいる2人なので、絶対に仲良くなれないだろうな…。

 

◆視聴者の方へ『ガチ恋粘着獣』の見どころとともに、メッセージをお願いします。

それぞれのキャラクターが“ただのヤバい奴”で終わらずに、しっかりと多角的に描いてもらっているのがありがたいです。「テンプレ通りではないキャラクター」一視聴者として、今からとても楽しみです。

 

番組情報

『ガチ恋粘着獣』

ABCテレビ(関西)・テレビ朝日(関東)

2023年4月スタート

※TVerで最新話の見逃し配信あり

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/gachikoi/

竹中直人監督、斎藤工×趣里×MEGUMI出演の映画「零落」主題歌・ドレスコーズ「ドレミ」MV公開

「零落」©2023 浅野いにお・⼩学館/「零落」製作委員会

 

浅野いにお原作の漫画を、監督・竹中直人、出演・斎藤工×趣里×MEGUMIで映画化する「零落(れいらく)」(3月17日(金)公開)の主題歌であるドレスコーズ「ドレミ」のミュージックビデオが公開された。

 

原作は「ソラニン」「おやすみプンプン」「うみべの女の子」の浅野いにお。「零落」では圧倒的な空虚感という極限状態を経験したことで現れた人気漫画家の本当の姿、漂流する“表現者”の魂の喪失と覚醒を描き、新境地を切り開いた。

 

竹中は書店を訪れた際、帯に描かれた猫顔の少女の視線と“零落”という文字に引かれこの作品を手に取り、読み終えた後は「絶対に映画にしたい!」と心が叫んだと明かす。なお1992年に「無能の人」で監督デビューした竹中にとって、本作は10本目の監督作となる。

 

主⼈公の元⼈気漫画家・深澤薫を斎藤⼯が演じ、屈折した⼈物像にリアルな魂を宿す。また“猫のような⽬をした”⾵俗嬢・ちふゆを趣⾥、敏腕漫画編集者で深澤の妻・町⽥のぞみをMEGUMIが演じ、さらには⽟城ティナ、安達祐実、⼭下リオなど個性的なキャストがスクリーンを彩る。

 

そんな本作の主題歌であるドレスコーズ「ドレミ」のミュージックビデオが2月14日(火)、ドレスコーズ公式YouTubeチャンネルで公開された。映像では、陰鬱かつ退廃とした雰囲気を持つ「ドレミ」にリンクするように映画「零落」から複数のシーンをモノクロで使⽤しており、映画の世界観を表現。

 

冒頭では趣⾥が演じた“ちふゆ”のセリフ、シーンが楽曲への導⼊で使⽤され、主演を務める斎藤⼯やMEGUMIなどの出演シーンも登場。さらに志磨遼平が直筆した歌詞も映し出され、リリックと映像の調和を感じられる作品となっている。

 

さらに、3⽉8⽇(⽔)に発売される「ドレミ」7inchレコードは、カラーバイナル仕様(ピュア)となり、主題歌である「ドレミ」と劇中歌に使⽤されている「スーパー、スーパーサッド」のオリジナル⾳源を収録。映画「零落」内で流れる「スーパー、スーパーサッド(劇中ラジオ edit)」を聴くことができるダウンロードコードも封⼊される。

 

なお、ELR Storeでの購⼊者の中から抽選で志磨直筆サイン⼊りレコードキーホルダーがプレゼントされる。2⽉28⽇(⽕)午後11時59分までの予約が対象となる。また、店舗購⼊特典として映画「零落」⾮売品プレスシートが付属される。

 

作品情報

ドレスコーズ「ドレミ」

ドレスコーズ「ドレミ」配信リンク⼀覧:https://dress.lnk.to/doremilink
ELR store 予約リンク:https://kingeshop.jp/shop/g/gNDS-1065/?elr=44598
販売店舗⼀覧:https://evilamag.com//uploads/2023/01/dresscodes_7inch.pdf

「零落」
2023年3月17日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー

<出演>
斎藤⼯
趣⾥、MEGUMI
⼭下リオ、⼟佐和成、吉沢悠、菅原永⼆、⿊⽥⼤輔、永積崇
信江勇、佐々⽊史帆、しりあがり寿、⼤橋裕之、安井順平、志磨遼平、宮﨑⾹蓮
⽟城ティナ、安達祐実

監督:⽵中直⼈
脚本:倉持裕
製作幹事・配給:⽇活/ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
宣伝協⼒:ミラクルヴォイス
製作:「零落」製作委員会(⽇活/ハピネットファントム・スタジオ/⼩学館)

 

WEB

公式HP:https://happinet-phantom.com/reiraku/
公式Twitter:https://twitter.com/reirakumovie
公式Instagram:https://instagram.com/reirakumovie

©2023 浅野いにお・⼩学館/「零落」製作委員会

 

竹中直人監督、斎藤工×趣里×MEGUMI出演の映画「零落」主題歌・ドレスコーズ「ドレミ」MV公開

「零落」©2023 浅野いにお・⼩学館/「零落」製作委員会

 

浅野いにお原作の漫画を、監督・竹中直人、出演・斎藤工×趣里×MEGUMIで映画化する「零落(れいらく)」(3月17日(金)公開)の主題歌であるドレスコーズ「ドレミ」のミュージックビデオが公開された。

 

原作は「ソラニン」「おやすみプンプン」「うみべの女の子」の浅野いにお。「零落」では圧倒的な空虚感という極限状態を経験したことで現れた人気漫画家の本当の姿、漂流する“表現者”の魂の喪失と覚醒を描き、新境地を切り開いた。

 

竹中は書店を訪れた際、帯に描かれた猫顔の少女の視線と“零落”という文字に引かれこの作品を手に取り、読み終えた後は「絶対に映画にしたい!」と心が叫んだと明かす。なお1992年に「無能の人」で監督デビューした竹中にとって、本作は10本目の監督作となる。

 

主⼈公の元⼈気漫画家・深澤薫を斎藤⼯が演じ、屈折した⼈物像にリアルな魂を宿す。また“猫のような⽬をした”⾵俗嬢・ちふゆを趣⾥、敏腕漫画編集者で深澤の妻・町⽥のぞみをMEGUMIが演じ、さらには⽟城ティナ、安達祐実、⼭下リオなど個性的なキャストがスクリーンを彩る。

 

そんな本作の主題歌であるドレスコーズ「ドレミ」のミュージックビデオが2月14日(火)、ドレスコーズ公式YouTubeチャンネルで公開された。映像では、陰鬱かつ退廃とした雰囲気を持つ「ドレミ」にリンクするように映画「零落」から複数のシーンをモノクロで使⽤しており、映画の世界観を表現。

 

冒頭では趣⾥が演じた“ちふゆ”のセリフ、シーンが楽曲への導⼊で使⽤され、主演を務める斎藤⼯やMEGUMIなどの出演シーンも登場。さらに志磨遼平が直筆した歌詞も映し出され、リリックと映像の調和を感じられる作品となっている。

 

さらに、3⽉8⽇(⽔)に発売される「ドレミ」7inchレコードは、カラーバイナル仕様(ピュア)となり、主題歌である「ドレミ」と劇中歌に使⽤されている「スーパー、スーパーサッド」のオリジナル⾳源を収録。映画「零落」内で流れる「スーパー、スーパーサッド(劇中ラジオ edit)」を聴くことができるダウンロードコードも封⼊される。

 

なお、ELR Storeでの購⼊者の中から抽選で志磨直筆サイン⼊りレコードキーホルダーがプレゼントされる。2⽉28⽇(⽕)午後11時59分までの予約が対象となる。また、店舗購⼊特典として映画「零落」⾮売品プレスシートが付属される。

 

作品情報

ドレスコーズ「ドレミ」

ドレスコーズ「ドレミ」配信リンク⼀覧:https://dress.lnk.to/doremilink
ELR store 予約リンク:https://kingeshop.jp/shop/g/gNDS-1065/?elr=44598
販売店舗⼀覧:https://evilamag.com//uploads/2023/01/dresscodes_7inch.pdf

「零落」
2023年3月17日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー

<出演>
斎藤⼯
趣⾥、MEGUMI
⼭下リオ、⼟佐和成、吉沢悠、菅原永⼆、⿊⽥⼤輔、永積崇
信江勇、佐々⽊史帆、しりあがり寿、⼤橋裕之、安井順平、志磨遼平、宮﨑⾹蓮
⽟城ティナ、安達祐実

監督:⽵中直⼈
脚本:倉持裕
製作幹事・配給:⽇活/ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
宣伝協⼒:ミラクルヴォイス
製作:「零落」製作委員会(⽇活/ハピネットファントム・スタジオ/⼩学館)

 

WEB

公式HP:https://happinet-phantom.com/reiraku/
公式Twitter:https://twitter.com/reirakumovie
公式Instagram:https://instagram.com/reirakumovie

©2023 浅野いにお・⼩学館/「零落」製作委員会

 

新FFは初の本格アクションRPG! 6月発売予定でPlayStation 5人気再熱か?

2023年にヒットが予測されるモノ・コトをその道のプロが解説。“知らんけど”とならないガチのネクストヒットをご覧あれ!

※こちらは「GetNavi」2023年2・3月合併特大号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンド予報

性能を活かした美麗なビジュアルでFF最新作をきっかけにPS5が再燃する

ゲームコラムニスト

卯月 鮎さん

ゲームコラムニスト・書評家。フリーでゲームコラムや紹介記事を手がける。著書にゲームの進化を探る「はじめてのファミコン」がある。

世界的にもファンが多い「ファイナルファンタジー」の最新作が2023年6月に発売決定。約7年ぶりとなるリリースですが、今作の特徴はシリーズ初の本格アクションRPGであること。「ストーリーとリアルタイムバトルとドラマがジェットコースターのように繋がっていて、いままで体験したことがない興奮が味わえる」とのこと。

 

発売から半年間はPS5での独占販売が決定。2020年の発売から現在も「PS5は入手困難」と言われているなかでの独占販売なので、より需要が高まりそうです。

 

PS5の強みは、高繊細で圧倒的なグラフィック。本作発売後にはPS5の映像美が世界中で話題になり、人気が再燃するでしょう。

 

【Key Itemはコチラ!】

FINAL FANTASY XVI / スクウェア・エニックス

 

アクションゲームが苦手な人も楽しめるシリーズ初の本格アクションRPG

2023年6月22日発売予定

シリーズのナンバリング最新作で、アクションRPG。クリスタルの加護を受けた大地“ヴァリスゼア”を舞台に、主人公のクライヴ・ロズフィールドの復讐の物語を描く。今作では召喚獣同士の激突も大きな要素となる。

↑主人公のクライヴが召喚獣の能力などを駆使しながら敵と戦っていく。バトルは大別すると3種類が用意されている

 

【コレにも注目!】

Nintendo Switch後継機

switch
↑写真は現行モデル

 

大ヒットからの世代交代に任天堂の手腕が問われる

2017年発売のNintendo Switchは、来年で6年目。そろそろ世代交代が叫ばれている。これだけヒットしたハードをどう世代交代させるか、同時発売ソフトに何を持ってくるかが注目だ。

椿野ゆうこ 天真爛漫な少女が垣間見せるオトナの表情にドキッ…!迫力ボディに釘付け

椿野ゆうこ(ひめもすオーケストラ)の写真集「椿野ゆうこ 1st写真集 椿の色」(KADOKAWA)が、2月14日(火)に発売された。

 

アイドルグループ・ひめもすオーケストラのメンバーで、“愛嬌満点なたぬき顔&迫力ボディ”と話題沸騰の椿野ゆうこ。その1st写真集から、大人っぽい表情が垣間見れる表紙と掲載カットが公開された。

 

カメラマンは細居幸次郎で、鹿児島県内の各地でロケ。アイドルとしての姿からは常に笑顔の印象があるが、今回の写真集では今までに見たことのない彼女の素顔が垣間見れる。天真爛漫な幼さと時折見せる大人っぽさ、そのはざまを行き来する彼女の表情は、まさに今この瞬間にしか目撃できないだろう。

 

各法人では購入特典として、限定絵柄ブロマイドをプレゼント。また、発売後の2月18日(土)にオンライン1対1トークイベント、2月25日(土)には書泉グランデでのリアルイベントの実施が予定されており、そちらも見逃せない。

 

書誌情報

「椿野ゆうこ 1st写真集 椿の色」
2023年2月14日(火)発売

撮影:細居幸次郎
定価:3,300円(税込)
仕様:A4判 オールカラー128ページ
ISBN:9784040748580
発行・発売:株式会社KADOKAWA

 

有村架純「松本潤さんのチャーミングな部分が、家康さんにも反映されている気がします」『どうする家康』

『どうする家康』©NHK

 

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時~ ほか)で、瀬名役の有村架純からコメントが到着した。

 

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

 

有村演じる家康の正室・瀬名は今川家家臣・関口氏純(渡部篤郎)の箱入り娘。太陽のように明るく、朗らか。家康の初恋の女性で、相思相愛の仲むつまじい夫婦となり、信康(細田佳央太)と亀姫(當真あみ)を授かる。織田信長(岡田准一)との戦い(桶狭間の戦い)を前に、家康を笑顔で送り出すが、その日から彼女の運命が変わり始める。

 

有村架純 コメント

史実上、瀬名(築山殿)は悪女だったのではないかというお話も残っていますが、「本当はそうではなかったんじゃないか」というのを、古沢さんが面白く脚本で描かれていて。なので、家康さんに対して、“手のひらで転がす”じゃないですけども、それぐらいの受け皿を持って、基本的にはなるべく笑いの多い人物にしようと意識しています。

 

松本潤さんとは初共演から10年ほどたちますが、時間をかけて松本さんの人柄を知っていく中で、チャーミングな部分が感じられて。それが今回の家康さんにもすごく反映されているような気がします。やはり武将なので、少し傲慢に物事を考える部分もあったりはしますけれど、放っておけない部分だったり、みんなが手を差し伸べたくなるような家康さんだからこそ、そことの調和が取れているというか。とてもバランスがお上手だなと思います。

 

役者の皆さんがそれぞれのキャラクターを本当に魅力的に演じられていて、私も負けないよう、この物語の一部となれるように、精いっぱい奮闘しております。時代が1年2年たつごとに、どんどん変わっていきますが、そんな激動の時代をぜひ体感していただけたらと思います。

 

番組情報

大河ドラマ『どうする家康』
毎週日曜
NHK総合:午後8時~
BSプレミアム/BS4K:午後6時~

 

WEB

番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/
番組公式Twitter:https://twitter.com/nhk_ieyasu

 

©NHK

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」続編が待ち遠しい! 全世界5月発売で大ヒットの予感

2023年にヒットが予測されるモノ・コトをその道のプロが解説。“知らんけど”とならないガチのネクストヒットをご覧あれ!

※こちらは「GetNavi」2023年2・3月合併特大号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンド予報

Nintendo Switchのキラータイトルがゲーム実況を中心にトレンド入り必至

デジタルライター

岡安 学さん

ゲームを中心に活動するフリーライター。特にeスポーツシーンを精力的に取材する。アニメやマンガ、ガジェット系にも精通する。

Nintendo Switchのキラータイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編が5月に全世界で同時発売されます。前作は2779万本のヒットを記録し、オープンワールドゲームのニュースタンダードとなりました。今作は世界的に高い評価を受けた前作から6年、開発発表から4年を経ての発売。待望のタイトルで世界中が注目しています。

 

舞台はハイラル王国の上空。また主人公「リンク」の新しい能力と服装が、公開されているトレイラー動画で確認されています。前作はゲーム実況が盛り上がりました。今回も発売と同時に、ゲーム実況を中心にトレンドになることは間違いないでしょう。

 

【Key Itemはコチラ!】

ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザキングダム / Nintendo

(C)Nintendo

発売と同時にゲーム実況が盛り上がるファン待望の最新作

2023年5月12日発売予定

前作で2779万本(※)のヒットを記録したオープンワールドアクションアドベンチャーゲーム。前作から6年が経つファン待望の作品。ストーリーはまだ明らかにされていないが、ガノンの復活を予想させる映像も公開されている。
※全世界累計、2022年9月時点

↑冒険の舞台はハイラルの地上フィールドだけでなく空にも広がる。さらにそれ以上にも拡張される予定だ

 

【コレにも注目!】

ストリートファイター6 / CAPCOM

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

新規ナンバリングによってプレイヤー増加の可能性大!

2023年6月2日発売予定

日本のeスポーツ牽引するタイトルのひとつで、観る文化としても期待できるタイトル。「ストV」では出遅れ感からプレイしなかった人も、一度リセットされることで参入してくる可能性もある。

久間田琳加「“女優業もやってるんだ!”と認識してもらえるようになりたいです」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第51回はドラマ『ブラザー・トラップ』(TBSほか)で主演を務める久間田琳加さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」久間田琳加

 

◆本作で久間田さんが演じられる主人公・立花あかりはどんなキャラクターですか? 久間田さんが感じたあかりの魅力についても教えてください。

台本を読んだときに、こんなにも優しくてこんなにも周りに気を遣える女の子がいるんだと思ったのが最初の印象でした。あかりは自分に自信が持てなくて、自分の気持ちを抑えてしまうところがあるんですけど、意外とへこたれず、いざというときには行動力もあって。思わず応援したくなるようなかわいらしい子だなと思いました。

 

◆ご自身と似ているところも多いのでは?

そうですね。でも、困っている人を放っておけないあかりに対して、私は助けたいと思いつつも“自分が手を差し伸べていいのかな”“ウザいと思われないかな…”と自問自答をしてしまって少し躊躇してしまうタイプなので、あかりのすぐに行動に移せるところはすてきだなと思います。

 

◆本作は原作ものの実写化ですが、原作を忠実に再現されている部分もありますか?

はい。むしろ一歩も間違えたくないといいますか、誰かが責められる展開にはしたくなかったので、監督さんをはじめ、スタッフさんやキャストのみんなでものすごく話し合いましたし、入念にリハーサルをした上で撮影に臨みました。私自身、台本を読んで“この言い回しはちょっと違うんじゃないかな”とか“手の重ね方はこうした方がドキッとするかも?”などと考えたりして。原作を読んでいる方々にも受け入れていただけるように、そのあたりのすり合わせはかなり細かくしていったと思います。タイトルだけを見ると一見ドロっとしているように思えるかもしれませんが、実はほわっとした優しい空気が流れている作品で。三角関係の行方が気になる展開ではありますが、登場人物一人ひとりが応援したくなるようなキャラクターなので、それぞれの思いにも注目して見てもらえたらと思います。

 

◆主演として撮影に臨むにあたって意識しているところはありますか?

これまでさまざまな現場でいろんな座長さんの姿を見てきましたが、今回のように同世代のキャストの方たちが集まるドラマでは撮影中以外でのコミュニケーションが大事だなと思って。私も皆さんとなるべくたくさんコミュニケーションがとれるように頑張りました。でも、私以上に大和役の塩野(瑛久)さんがみんなのお兄さん的存在として引っ張ってくださって。自分も頑張りつつ、塩野さんに頼らせてもらっています。

 

◆あらためて共演の塩野さん、山中柔太朗さんの印象を教えてください。

お二人とも今回のキャラクターに近い性格をされているなと思いました。大和役の塩野さんは一番年上でコミュニケーション能力が高くて、現場を誰よりも盛り上げてくださいます。一方で、和泉役の山中さんはものすごくしゃべるわけではないけど、ポッと出る言葉が面白かったり、穏やかでおっとりしている印象です。

 

◆あかりの恋は成瀬兄弟との三角関係に発展していきますが、久間田さんから見て和泉と大和はそれぞれどんなところが魅力的だと思いますか? ちなみに兄・弟どっち派?

それがすごく悩ましくて…(笑)。最初に原作を読んだときは、どっちもいいなと思っていたのですが、いざ撮影に入ると最初は大和先輩とのシーンが多かったこともあって「あっ先輩、強引でいいかも」って思ったりもして(笑)。でも、後半になって和泉君とのシーンが増えてきて彼の優しい空気も魅力的だなと感じています。

 

◆視聴者の方も「成瀬兄弟どっち派?」と盛り上がりそうですね。

そうですね。撮影現場でも日々スタッフさんたちと「どっち派ですか?」という話で盛り上がっていて。僅差で大和の方が人気なんですけど、意外と分かれるのでぜひ視聴者の方にもどっち派?と言いながら盛り上がっていただけたらうれしいです。個人的には真逆の二人だからこそ、どっちもいいなと思う要素がありすぎて…一番は二人が合体するのが理想です(笑)。

 

◆確かに、二人が合体したら最強になりそうですね。

はい。見ている方にもあかりのドキドキがリアルに伝わるように頑張って撮影しているので、思う存分成瀬兄弟にキュンキュンしていただきたいなと思います。

◆本作にも胸キュンシーンがたくさん詰まっていますが、演じていてドキッとシーンやキュンとしたせりふはありますか?

和泉君と一緒にいるときに、お兄ちゃん(大和)から電話がかかってきて「あっ、大和先輩だ」って携帯に手を伸ばしたときに、和泉君にパシッと抑えられて「出ないで」って言われるシーンですね。そういった行動も年下がやるからこその魅力があるといいますか。ちょっと強引な感じもドキッとしました。あと、本作では会話が敬語だったりさん付けで呼ばれたりするのですが、今まで演じてきたラブストーリーではそういう経験がなかったので新鮮だなと思います。

 

◆ちなみに久間田さん自身が最近キュンとしたことは?

映画「プラダを着た悪魔」の冒頭のシーンですね。すごくおしゃれで世界観に引き込まれるんです。“今日仕事のモチベーション上げたいな”っていうときは、サントラでその部分の音楽を聴いて過ごすようにしています(笑)。

 

◆キュンと言えば、久間田さんの明るくかわいらしい笑顔にキュンとくる方も多いと思います。いつも笑顔でいるための秘訣はありますか?

何だろう…? いつも笑顔でいようと意識しているわけではないんですよね。でも強いて言うなら、食べることが好きなので食べたいものを三食きっちり食べてハッピーに過ごすことが秘訣だと思います(笑)。

 

◆我慢しないことが大事だと。

はい(笑)。今、何が食べたい? 今、何がしたい? と常に自問自答しています。

 

◆ドラマの撮影が終わって自分へのご褒美として食べたいものは?

(即答で)焼き肉! おいしいお肉が食べたいです。

 

◆我慢しない代わりに、スタイル維持のためのダイエットなどをしているんですか?

ダイエットというよりは、食べたいものを食べるために運動をするという感じですね。もともと体を動かすことが好きなので、撮影期間中も週2でジムに通っているんです。この間も山中さんに「またジム行ってきたんですか? 寝てください」って言われたばかりで(笑)。

 

◆心身健康でいることが自然と笑顔に結びつくと。

そうですね。もちろん落ち込んでしまうこともあるのですが、引きずらないように常にリフレッシュするように心掛けています。

◆ではタイトルの“トラップ”にちなんだ質問を。ご自身は罠や誘惑に引っかかってしまいやすいタイプ?

(即答で)はい。現場の差し入れとかに目がなくて。“今日は絶対甘いものは食べない!”と思っていても、あるだけ持って帰っちゃうんです。そういう食トラップにはすぐ引っかかっちゃいますね(笑)。

 

◆ドッキリを仕掛けられたらすぐに気づくと思いますか?

どうなんだろう~。でも、意外と人の変化には敏感で。例えば髪形を変えたりしたら、すぐに気づいて相手に「切ったでしょ?」って言うので、この人いつもとは違う動きしてるぞ! と思ったら何かあるかも? もしかしてドッキリかな? と怪しむかもしれないです(笑)。

 

◆なるほど(笑)。最近は女優として主演作が続いていたり、バラエティなどにも出演されてますます活躍の場が広がっていますが、久間田さんにとって2022年はどんな1年でしたか?

女優としていろんな現場を経験させていただいて、今まで生きてきた中で一番時が過ぎるのが早かった1年でしたね。

 

◆それだけ充実した1年だったと。2023年はどんな年にしたいですか? 今後の目標を教えてください。

『ブラザー・トラップ』をはじめ、2023年もいろんな作品に出演させていただけたらうれしいですし、「久間田琳加って女優業もやってるんだ!」と認識してもらえるようになりたいです。役としては、これまで原作のある役柄やおっとりした優しい役が多かったので、機会があれば一切笑わないような真逆のキャラクターも演じてみたいなと思っています。これからも幅を決めず、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っていますので、ぜひ皆さん期待して応援してもらえるとうれしいです!

 

PROFILE

●くまだ・りんか…2001年2月23日生まれ。東京都出身。AB型。主な出演作はドラマ『お茶にごす。』『青春シンデレラ』など。主演映画「おとななじみ」が5月12日(金)公開予定。

 

番組情報

ドラマストリーム『ブラザー・トラップ』(※一部地域を除く)
TBSほか 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分
※Paravi・U-NEXTで各話1週間有料先行配信中
※地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」「Yahoo!」にて無料1週間見逃し配信

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/brothertrap_tbs/
公式Twitter:@drama_streamtbs
公式Instagram:tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

 

●photo/中村 功 text/星野彩乃

朝ドラ『ブギウギ』新キャスト13人発表 水上恒司がヒロイン・趣里の相手役に【コメントあり】

『ブギウギ』趣里 ©NHK

 

2023年度後期放送の連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合ほか)に、新たに水上恒司、藤間爽子、なだぎ武、岡部たかし、宇野祥平、黒崎煌代、楠見薫、妹尾和夫、橋本じゅん、森永悠希、福徳秀介、後藤淳平、升毅の出演が決定し、コメントが到着した

 

連続テレビ小説第109作『ブギウギ』は、戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~1985)をモデルに足立紳が描くオリジナル作品。ブギウギは陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、“ブギウギのように多くの人を明るく元気にしたい”という思いが込められている。

 

本作では実在の人物である笠置をモデルに、激動の時代の渦中でひたむきに歌に踊りに向き合い続けたある歌手の波乱万丈の物語として大胆に再構成。 登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描いていく。

 

このたび、主演の趣里が演じるヒロイン・花田鈴子の最愛の人と大阪編の人々を演じるキャストが発表された。鈴子の最愛の人・村山愛助役を水上恒司、鈴子の幼なじみタイ子役を藤間爽子、銭湯の常連客・易者役をなだぎ武、銭湯の常連客・アホのおっちゃん役を岡部たかし、銭湯の釜炊き・ゴンベエ役を宇野祥平が演じる。

 

さらに、鈴子の弟・花田六郎役を黒崎煌代、銭湯の常連客・アサ役を楠見薫、銭湯の常連客・熱々先生役を妹尾和夫、歌劇団の音楽部長・林役を橋本じゅん、歌劇団の専属ピアニスト・股野義夫役を森永悠希、洋食店の配膳係・ハット役を福徳秀介、洋食店の料理人・コック役を後藤淳平、梅丸の社長・大熊役を升毅が務める。水上、黒崎、妹尾、福徳、後藤は本作が連続テレビ小説初出演となる。

 

発表にあたり、水上は「『ブギウギ』を楽しみにお待ちの皆様、お初にお目にかかります。この度、村山愛助役を授かりました水上恒司と申します。村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って趣里さん演じる花田鈴子と世界で1番ブギウギな音を奏でていきます。『ブギウギ』もうしばらくお待ちくださいませ!!」と呼びかけた。

 

また、新キャスト発表を受けて、趣里は「私が幼い頃から拝見し楽しませていただいている方々、揺るぎのない経験と活躍を重ねていらっしゃる俳優の皆様とのお芝居で、泣いたり笑ったり、歌ったり踊ったり、当時のエネルギッシュな空気を一緒に生み出していける撮影の日々が待ち遠しいです」と。

 

続けて「愛助役の水上さんとは初めての共演ですが、真っすぐな瞳の中にある温かさが印象的で、ご一緒できること、とてもうれしく思います。鈴子の人生の中で唯一無二の大切な存在として、制作現場を共に乗り越える仲間として丁寧にコミュニケーションを重ねながら2人の物語の温もりを伝えていきたいです」と語った。

 

ヒロイン 花田鈴子役・趣里 コメント

私が幼い頃から拝見し楽しませていただいている方々、揺るぎのない経験と活躍を重ねていらっしゃる俳優の皆様とのお芝居で、泣いたり笑ったり、歌ったり踊ったり、当時のエネルギッシュな空気を一緒に生み出していける撮影の日々が待ち遠しいです。
愛助役の水上さんとは初めての共演ですが、真っすぐな瞳の中にある温かさが印象的で、ご一緒できること、とてもうれしく思います。
鈴子の人生の中で唯一無二の大切な存在として、制作現場を共に乗り越える仲間として丁寧にコミュニケーションを重ねながら2人の物語の温もりを伝えていきたいです。

 

村山愛助役・水上恒司

『ブギウギ』水上恒司

<役柄>
大阪にある日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司。鈴子の大ファンだったが、やがてお互いに引かれ合っていく。さまざまな逆境を二人で乗り越え、鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手。

 

<コメント>
『ブギウギ』を楽しみにお待ちの皆様、お初にお目にかかります。
この度、村山愛助役を授かりました水上恒司と申します。
村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って趣里さん演じる花田鈴子と世界で1番ブギウギな音を奏でていきます。
『ブギウギ』もうしばらくお待ちくださいませ!!

 

タイ子役・藤間爽子

<役柄>
大阪・福島の芸者の娘。鈴子とは同じ小学校。転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来、一番の仲良し。

 

<コメント>
鈴子の幼なじみで親友のタイ子役で出演させていただくことになりました。
オーディションを受けた時からビビッと根拠もない自信があり「必ずこの作品に携わりたい!」と願っていたので、出演が決まった時は本当にうれしかったです。
タイ子は鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、実はとても芯の通った強い女性。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。
戦後を生き抜いてきた、たくましい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです。どうぞ楽しみにいてください。

 

易者役・なだぎ武

<役柄>
鈴子たちの銭湯「はな湯」がある商店街で占いをしている。銭湯にもよく客として訪れている。鈴子からは、「この占いは当たらないで有名」と言われている。

 

<コメント>
念願の朝ドラレギュラー。母親に伝えたら、拍手して喜んでくれた。これで一つ親孝行が出来た気持ちです。
『この人に占ってもらっても、もらわなくてもええけど、毎朝顔は見たくなる人やな~』くらいの憎めない愛嬌のある易者を演じられたらと思っております。
皆さんとその瞬間瞬間の空気を楽しみながら撮影に挑めればと。アドリブも隙あらば狙ってます(笑)。

 

アホのおっちゃん役・岡部たかし

<役柄>
いつも薄汚い格好をして、よく酒に酔っているおっちゃん。大工仕事が得意。なぜか、おっちゃんだけはいつもタダで銭湯に入っている。

 

<コメント>
アホのおっちゃん役をやらせていただきます岡部です。
僕も関西で幼少期を過ごしたのでまわりにはあほのおっちゃんがふつうにいました。あほのおっちゃんはあほなんですがおもしろいし人懐っこかったのを覚えています。アホノオッチャン。呟くとノスタルジックな気持ちになり縦笛で「故郷」なんかを奏でたくなります。波乱万丈なスズ子の人生にも優しく温かい記憶として残るようなあほのおっちゃんにしたいと思います。
よろしくお願いします。

 

ゴンベエ役・宇野祥平

<役柄>
鈴子たちの銭湯「はな湯」の住み込みの従業員。頼りになる優しい男。謎の男だが、梅吉たちに恩を感じている。

 

<コメント>
この度は、初めて大阪局制作の連続テレビ小説『ブギウギ』に参加できる事、しかも脚本は足立紳さんだという事がとてもうれしく、大変光栄に思います。僕が演じるゴンベエは、一言でいうと謎の人です。今後、謎の部分が明らかになるのかどうか、僕にはわからないのですが、「謎」というのが、誰しもが持っている知られていない昔の事だとしたら、とても普遍的なものだとも思います。
ゴンベエも皆様に、何処かこういう人いたなあと思われるような身近な人間に感じていただくことが出来たら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

花田六郎役・黒崎煌代

<役柄>
鈴子の3歳年下の弟。ちょっとぼーっとしたところがあるマイペースな性格。拾ってきた亀をペットにしていて、いつも一緒にいる。

 

<コメント>
花田六郎を演じられることを光栄に思います。そうそうたる方々に囲まれながら朝ドラに関わらせていただくというのは、幸せ極まりない一方、身の引き締まり方が極限に達しそうです。
六郎は動物が大好きで、ピュアで真っすぐな心を持つヒロインの弟です。六郎として愛と笑いにあふれる温かい家族の一員になれることに深く感謝し、皆様とワクワクを共有できるよう努めてまいります!よろしくお願いいたします!

 

アサ役・楠見薫

<役柄>
鈴子たちの銭湯「はな湯」の常連客。また、銭湯のお客さん相手に、銭湯の休憩スペースであん摩の仕事をしている。

 

<コメント>
個性さく裂の銭湯常連メンバーに入れていただき、期待でワクワクが止まりません!ヒロイン鈴子のご近所さんとしてにぎやかに、毎朝元気をお届けできるよう頑張ります!
朝ドラに10回目の出演で、本当に光栄でうれしく思います。今回も、楽しい作品になるように心を込めて演じたいと思います!

 

熱々先生役・妹尾和夫

<役柄>
花田家のかかりつけの医者。銭湯の常連客でもある。いつも「熱々や。身体を冷やしたらあかん」としか言わないので、熱々先生と呼ばれている。

 

<コメント>
子供の頃(昭和30年前後)、私自身、近所のおっちゃん、おばちゃんには大変お世話になりました。そして町のお医者さんには何度も助けてもらいました。高熱を出した時、はしかの時、おたふく風邪の時、ぜんそくのひどかった時、大けがをした時~など。
『ブギウギ』では、町のお医者さん 熱々先生役です。頑張ります!

 

林役・橋本じゅん

<役柄>
道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)の音楽部長。歌劇団の現場責任者。強面だが、実は優しく面倒見が良い。

 

<コメント>
関西が舞台の朝ドラ!
もう首が大気圏を突き抜けて果てしない宇宙を眺めるくらい途方に暮れるような思いでオファーをお待ちしておりました!
いただいた林部長さんは、とても人がお好きな方のよう。好き過ぎてお喋りも大好きなとても義理人情厚く、苦をいとわず信念と笑顔と共に泥臭い時代を軽やかに走り抜けた、それもいつも誰かと並走した人間味そのものな方とお見受けしております。まだまだ台本を読み込んで林さんや皆さんと出会い続けてる今、ブギウギの世界にワクワクウキウキしております!!

 

股野義夫役・森永悠希

<役柄>
梅丸少女歌劇団(USK)の専属のピアニストで、鈴子たちの練習では、いつも伴奏をして手伝っている。気弱でちょっと後ろ向きな性格。

 

<コメント>
股野義夫を演じさせていただきます。森永悠希です。大阪放送局制作の朝ドラに、こうしてまた出演することができて、うれしく思っています。
今回はピアノを弾かなければいけないので…(笑)今からドキドキしていますが、作品に少しでも花を添えられるように、そして見てくださっている皆様がよい一日を過ごせますよう、頑張って参りたいと思います!よろしくお願いいたします!

 

ハット役・福徳秀介

<役柄>
鈴子たち梅丸少女歌劇団(USK)の団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食店の配膳係。仕事をしながら鈴子たちともよく会話をしている。

 

<コメント>
10年以上前、〈コントの演技〉と〈ドラマの演技〉の違いについて聞かれた際、「一緒ですね」と答えて、井筒監督に怒られたことがあります。
もちろん怒られただけではなく、違いについて、ご教授いただきました。
今回はそれを存分に発揮し、少しでも力になれたらな、と思っております!
よろしくお願いいたします!

 

コック役・後藤淳平

<役柄>
鈴子たち梅丸少女歌劇団(USK)の団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食店の料理人。おもしろそうな話が聞こえてくると厨房から顔を出して会話に加わってくる。

 

<コメント>
小学生の頃、ギリギリまで朝ドラを見てから学校に行っていたぐらい生っ粋の連続テレビ小説ファンなので、とても光栄です。
コンビで出させてもらうので「ジャルジャル」がコントをしている風に見えないよう、しっかりと物語に入り込みたいと思っています。
よろしくお願いいたします!!

 

大熊役・升毅

<役柄>
歌舞伎や映画など幅広く手掛ける日本随一の興行会社・梅丸の社長。梅丸少女歌劇団(USK)の親会社でもある。金勘定に厳しい経営者だが、芸事を愛し、涙もろい一面もある。

 

<コメント>
連続テレビ小説の出演は1982年の「よーいドン」から、今回9作目となる『ブギウギ』となります。しかも私自身の記憶にも残る実在の人物、笠置シヅ子さんの物語。
幼い頃にその歌声も聴き、画面で弾けるそのお姿も拝見。
さらに、私の父が服部良一先生と親交があった事など。
これまでとは違ったズキズキ・ワクワクを感じます。
この大熊
顔には出さず
背中で泣いて…
鈴子のスタートダッシュを後押しさせていただきます!

 

番組情報

2023年度後期 連続テレビ小説『ブギウギ』
NHK総合ほか
2023年秋放送予定

 

©NHK

新・黄金世代誕生か? 注目集まる2003年生まれの女優 

2023年にヒットが予測される女優をその道のプロが解説。“知らんけど”とならないガチのネクストヒットをご覧あれ!

※こちらは「GetNavi」2023年2・3月合併特大号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンド予報

「2003年生まれ」の女優が活躍し、85年、88年に次ぐ黄金世代として浮上する

美少女評論家

高倉文紀さん

女優・アイドル評論家。「日経エンタテインメント!」「日刊ゲンダイ」などで、女優や女性アイドルのインタビューや分析記事を執筆する。

アスリートに層が厚い「黄金世代」と呼ばれる世代が存在するのと同じように、女優シーンでも同じ年に生まれ、人気主演女優を多数輩出している黄金世代があります。同世代に才能ある女優が多数いることによって、新人時代に良きライバルとして切磋琢磨できる効果があることが、理由の1つとして考えられます。

 

僕が2023年に新“主演級”世代として注目したいのが、「2003年生まれ」の女優たちです。この世代は、演技の完成度が高く、ナチュラルなビジュアルとのバランスが良い正統派女優タイプが多いという印象。特に注目するのは「すずめの戸締まり」で主人公の声優を務めた原菜乃華、TBSスター育成プロジェクトでグランプリになった飯沼 愛、「仮面ライダーリバイス」でヒロインを演じた井本彩花の3人です。

 

ほかにも、片岡 凜、中村守里、Kōki など注目の存在が多数。彼女たちが20歳を迎える23年は、学生役に限らず幅広い役柄にハマる時期でもあるので、ドラマや映画でのニーズが高まり、大きな活躍が期待されるでしょう。

 

【Key Personはコチラ!】2003年生まれ組

【その1】原菜乃華

hara

新海 誠作品でヒロインに抜擢! 高い演技力に注目が集まる

 

2009年から子役として活躍。近年では「ナイト・ドクター」や「真犯人フラグ」「ナンバMG5」などのドラマに出演している。今年公開されて大ヒットした新海 誠監督の新作映画「すずめの戸締まり」では主人公の声優を務めた。トライストーン・エンタテイメント所属。

 

【その2】飯沼 愛

女優発掘・育成プロジェクトで約9000人から1位に選ばれた実力派

TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」Season1でグランプリ。「この初恋はフィクションです」の主演の座を掴み芸能界デビュー。その後「パパとムスメの7日間」で主演、「アトムの童」でゴールデン初出演を果たす。田辺エージェンシー所属。

 

【その3】井本彩花

「仮面ライダーリバイス」でヒロインを演じた京美人

2017年に開催された「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞。第91回選抜高等学校野球大会の応援イメージキャラクターや、21年からは「仮面ライダーリバイス」のヒロインで主人公の妹・五十嵐さくら役を務める。オスカープロモーション所属。

 

【このトレンドも見逃せない!】

アイドルとして3度目のデビュー、紅白歌合戦にも出場

SAKURA(宮脇咲良)

韓国のアイドルグループ「LE SSERAFIM」の最年長メンバー。HKT48、IZ*ONEを経て、今年5月に3度目のデビューを果たした。バラエティ力の高さに定評があり、韓国では自身初の単独番組がスタートし話題となった。

 

【このトレンドも見逃せない!】

演技力と純度の高さが魅力のガールズグループ

ブルーベリーソーダ

TBSスター育成プロジェクトから結成された7人組ユニット。抜群の表現力と、清楚でひたむきな存在感が魅力的で「ちょっと手が届かないクラスのマドンナ」的なスター性を秘めたユニットとして新風を巻き起こしそうだ。

『舞いあがれ!』福原遥がクランクアップ「皆さんと出会えたことは一生の宝ものです」

『舞いあがれ!』福原遥 ©NHK

現在放送中の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合ほか)がクランクアップ。ヒロイン役の福原遥、制作統括・熊野律時からコメントが到着した。

 

連続テレビ小説第107作『舞いあがれ!』は、1990年代から現在にかけ、福原遥演じるヒロインの岩倉舞がものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら空を飛ぶ夢に向かっていく姿を描く、挫折と再生のドラマ。

 

2022年3月に撮影がスタートした本作が、2月10日(金)にクランクアップ。2022年4月8日のクランクイン以来、主演として舞を演じ続けてきた福原は「皆さんがすごく支えてくださったおかげでクランクアップできたことに感謝しています」と。

 

続けて「ばんばが言っていた『どがん向かい風にも負けんとたくましく生きるとぞ』のように、どんなにつらくても前を向いて進んでいったらその先に明るい未来が待っている、夢を持ったら、あきらめなければいつかその夢はいろんな方向であってもかなうというメッセージがたくさんの方に届いたらいいなと思って演じてきました。『舞いあがれ!』で出演者やスタッフの皆さんと出会えたことは一生の宝ものです。ここで学んだことや出会いを大切にして、これからもそれを胸に生きていきたいと思います」と思いを語った。

 

また、制作統括の熊野律時は「舞=福原遥さんを中心に、みんなで力を合わせて素晴らしいドラマにしようと日々さまざまな挑戦を続けてきました。撮影は終了しましたが、このドラマに関わった全員の思いを、このドラマをご覧いただいている皆さまに、最終回の放送までしっかりと届けられるよう、引き続き頑張りますので、舞の人生を温かく見守ってください」とメッセージを寄せた。

 

福原遥 コメント

皆さんがすごく支えてくださったおかげでクランクアップできたことに感謝しています。私自身、中学生のときに朝ドラを見てすごく励まされていたので、いつか自分もこの朝ドラという場所でたくさんの人に元気や勇気を届けられる存在になれたらいいなと思いながら仕事をしてきました。ばんばが言っていた「どがん向かい風にも負けんとたくましく生きるとぞ」のように、どんなにつらくても前を向いて進んでいったらその先に明るい未来が待っている、夢を持ったら、あきらめなければいつかその夢はいろんな方向であってもかなうというメッセージがたくさんの方に届いたらいいなと思って演じてきました。『舞いあがれ!』で出演者やスタッフの皆さんと出会えたことは一生の宝ものです。ここで学んだことや出会いを大切にして、これからもそれを胸に生きていきたいと思います。

 

制作統括・熊野律時 コメント

キャスト・スタッフのみんなと長きにわたってここまで撮影を続けてきました。『舞いあがれ!』は、ヒロイン・舞がたくさんの人と手を携えて多くの困難を乗り越え、空へと舞いあがっていく物語です。ドラマの制作現場もまさに同じです。舞=福原遥さんを中心に、みんなで力を合わせて素晴らしいドラマにしようと日々さまざまな挑戦を続けてきました。撮影は終了しましたが、このドラマに関わった全員の思いを、このドラマをご覧いただいている皆さまに、最終回の放送までしっかりと届けられるよう、引き続き頑張りますので、舞の人生を温かく見守ってください。よろしくお願いいたします。

 

番組情報

連続テレビ小説『舞いあがれ!』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

WEB

公式HP:https://nhk.jp/maiagare
公式Twitter:https://twitter.com/asadora_bk_nhk/
公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/

 

©NHK

小日向ゆか、純白チューブトップビキニ姿で美ボディ披露【独占カット】

小日向ゆかが、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号のグラビアに登場した。

 

小日向ゆかはボム2度目の水着グラビア。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQHGR41Q/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107365559

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020330/

 

ブルース・リー創始のジークンドーを広める武術界の新星・石井東吾その不断の努力とは!?

2023年2月時点でチャンネル登録者数26万人以上を誇るYouTubeチャンネル『石井東吾 Togo Ishii ワンインチチャンネル』をご存知だろうか。石井東吾は、ブルース・リーが開祖の武術・ジークンドーの使い手である。武術界でブレイクし、多くのメディアやテレビの地上波にも出演、人気はますます広まっている。その石井東吾の初の著書『陰と陽 歩み続けるジークンドー』(Gakken・刊)が発売され、出版記念イベントが行われた。その様子と本人のコメントを紹介する。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:松本祐貴)

石井東吾(いしい とうご)/ジークンドー・インストラクター、武術家 1981年3月12日生まれ。1999年よりヒロ渡邉師父に師事。2003年に初渡米しブルース・リーの直弟子であるテッド・ウォン師父よりプライベートレッスンを受ける。2020年からメディアなどに出演。テレビ、雑誌など出演多数。DVD『ジークンドー・ファイナルステージ〜究極のカウンター戦術〜』(BABジャパン)などがある。
■石井東吾 Togo Ishii ワンインチチャンネル https://www.youtube.com/c/togoishii_1inchchannel
■石井東吾公式ツイッター https://twitter.com/togoishii

 

ワンインチパンチで脚光を浴びた武術界の新星

武術家・石井東吾が世に知られたのは2020年3月に格闘家・矢地祐介のYouTubeに出演し、ワンインチパンチを披露したことだ。ワンインチパンチとは1インチ(2.5センチ)開けた状態からテイクバックなしに放つパンチだが、その威力は人が吹っ飛ぶほどである。その後も石井は、那須川天心・朝倉海・岡田遼・朝倉未来などとコラボを行った。

 

2021年5月には『石井東吾 Togo Ishii ワンインチチャンネル』をYouTubeで開設し、約1か月で登録者数10万人を突破、現在は26万人以上の登録者を誇る。チャンネルには、デニス・植野行雄もレギュラー出演をしている。

 

今回の出版記念イベントは、スペシャルゲストにミュージシャンのハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、石井の師匠にあたるヒロ渡邉が登場。当初予定していた100席はまたたく間に完売。追加販売を行い、150人以上が会場を埋めた。いよいよ武術界の新星が観衆の前に現れる。その会場の様子をお届けしよう。

 

ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)も認めた石井東吾のこだわり

「本日司会進行を務めるデニス・植野行雄です。いや〜、みなさんの拍手が鳴り止みません。純度が高い!!」と、芸人であるデニス植野が会場を盛り上げたところで、今日の主役である石井東吾が姿を現した。

「とても緊張してます」と話すように、会場を埋めた生の観衆たちに圧倒されていたようだ。続いてミュージシャンのハマ・オカモト(OKAMOTO’S)とのトークが始まる。二人の出会いはハマ・オカモト(OKAMOTO’S)がMCを務める『プレスク』(BSフジ)だったのだとか。

 

石井「最初は番組でゲストに呼んでもらったんだよね」

 

ハマ「そう、もともと武術のYouTubeは見ていましたが、東吾先生と出会えたのは、たまたまオススメ動画に出てきたからです。YouTubeのアルゴリズムのおかげで東吾先生に会うことができたんですね。『プレスク』ではひとつのことにこだわる人を探していて、僕がスタッフに東吾先生を推薦しました。最初から東吾先生は所作が普通ではなかったですよ」

 

お互いの仲の良さがわかるような軽妙なトークが続き、最後に石井が「ハマ・オカモトくんは目指している道は違いますが、求道者として似ている部分があります」と最大限のリスペクトを送っていた。

 

石井東吾の第一印象は「モンチッチ」だった!?

次なるトークゲストは、石井東吾の師匠・ヒロ渡邉だ。ブルース・リーの直弟子テッド・ウォンからジークンドーを学び、ジークンドー・エイジア・ジャパンの統括代表を務めている。そんなヒロ渡邉が、石井の第一印象を語った。

 

ヒロ「テッド・ウォン先生のセミナーを開いたときに、やたらニコニコとしている子がいるなと思ってたんです。東吾の第一印象は、はっきりいうとモンチッチでした(笑)。だけど、実際は真面目で、どんどん頭角を現してくる、本当にいい弟子です」

 

石井「いや、当時は運動音痴で劣等感の塊でした。ヒロ先生は、そんな僕をジークンドーの修行でどんどん褒めてくれました。だから僕も『もっと認められたい』とがんばったんです」

 

ヒロ「テッド先生のプライベートレッスンは鬼でしたね。ロサンゼルスで昼の気温は40度近くになるんです。そこでスパーリングなんてしたらね。東吾はホテルのベッドで大の字になって動けなくなってましたね」

 

石井「ヒロ先生はそんなときでも日程に余裕があれば、ディズニーランドやユニバーサルスタジオ・ハリウッドに行きたがるんですよ。お供させていただきましたが、本当は寝ていたかったです(笑)」

 

厳しさとともに微笑ましさもあった師匠と弟子のトーク。さらに、ヒロ渡邉によるジークンドーの実演もあり、会場は大いに盛り上がった。石井は「今でもヒロ先生が進化するので、僕は食らいついていきたいです。僕はずっとヒロ先生の弟子でいます」と師への敬愛は変わらないのであった。

 

世に出るキッカケは「ウチの師匠なら刃牙(バキ)の技ができます」

まだまだイベントは続く。シークレットゲストとして格闘家・矢地祐介、また、ワンインチチャンネルメンバーのデニス・植野行雄、神戸勇輝、平良が登壇。

 

RIZINなどで活躍する矢地は、石井を有名にした人物でもある。そもそもは矢地が、自身のYouTube『ヤッチくんチャンネル』で、漫画『グラップラー刃牙』の技の再現を取り上げていた。その中に烈海王の無寸勁(ノーインチパンチ)があり、矢地とデニス植野で取り組むが、結果は「できません」だった。その映像を見た石井東吾の弟子・平良が「ウチの師匠なら刃牙の技ができます」と連絡し、動画出演につながった。これが、石井東吾のブレイクのキッカケになるとは、このときは誰も知らなかった。

 

『ヤッチくんチャンネル』の「総合格闘技 VS ジークンドー!ブルース・リー直伝のワンインチパンチ、衝撃の被弾・・!」の回では、石井東吾と矢地祐介が初めて対面し、石井のワンインチパンチの威力、さらには矢地がワンインチパンチを学ぶ姿が見られる。この動画は500万回以上再生され、武術ファンに石井東吾の名を知らしめた。ジークンドーがまた注目を浴びる時代が来たのだ。

 

 

石井は「矢地くんがいなかったら、僕は今、この場にはいなかったと思います」と、矢地に感謝の言葉を述べた。ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、ヒロ渡邉と緊張の表情が続いていたが、いつもの収録メンバーに囲まれ、石井もリラックスの表情を浮かべていた。

左からデニス・植野行雄さん、弟子の平良さん、石井東吾さん、格闘家・矢地祐介さん、ワンインチチャンネル撮影・編集担当・神戸勇輝さん

 

トークショーの後、会場を埋めたファンのためにプレゼント抽選会が行われた。プレゼントには本日の登壇者のサインが入った色紙、ワンインチチャンネル特製のエコバックとTシャツが用意され、当選者は石井との撮影も楽しんでいた。最後にサイン会も開かれ、出版記念イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 

「大事なのは諦めずに続けること」

イベント後の石井東吾を直撃。まずは『陰と陽 歩み続けるジークンドー』を出版した経緯を聞いてみた。

 

「2020年にいろいろな方々のYouTubeや雑誌などに出始めて、半年ほどたったころ、多くの出版社から書籍のオファーをいただき、今回の出版につながりました。こだわりとしては、僕は自分の言葉で思いを届けたかったので、すべてを自分の文章で綴りましたね」

 

本書には、石井の会社員時代のエピソードも書かれている。厳しいジークンドーの修行と会社員という二足のわらじ生活は苦しくなかったのだろうか。

 

「会社員をがんばれたのもジークンドーのおかげです。もちろん修行も仕事もつらいときがあります。続けられた理由の一つは、ヒロ渡邉先生が向上していく背中を見ていたことですね。僕は先生を追いかけていて、気づいたら10年、20年経っていました」

 

そして石井は会社に辞表を提出する。

 

「さまざまなメディアに出ていくと、両立が厳しくなってきました。その時点で来た映画(※1)のオファーが決定的で、撮影のための数か月の拘束をこなすには有給がもう足りなかったんです(笑)。両方中途半端はイヤでしたし、武術の道で生きることを決意しました」

(※1)2023年公開予定『1%er』(山口雄大:監督/坂口拓:主演)

 

最後にファンの方、読者にメッセージをもらった。

 

「僕が歩んできた道でしか語れませんが、大事なのは諦めずに続けること。運動神経も悪くて、なんの才能もありませんでしたが頑張って続けた先に今の自分に辿り着くことが出来ました。この本ではそんな劣等感を抱えた自分が、武術の修行とサラリーマン生活、様々な出会いを通し少しずつ成長しながら歩んできた道のりが書かれています。今を生きる皆さんにとって、少しでもより良く生きるヒントになれば嬉しく思います」

 

まだまだ石井東吾の武術家としての道は開かれたばかりだ。これからジークンドーがどのように日本で受け入れられていくのかはこの男にかかっている。気になる方は、まずは石井東吾のYouTubeチャンネル、そして、石井の半生が描かれた『陰と陽 歩み続けるジークンドー』を手にとって見てはどうだろう。少年野球ではベンチを温めていた小さく平凡な少年が、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』と出会い、武術に惹かれていくーー。“不断の努力”を続ける人・石井の凄みを気付かされるはずである。

 

 

『陰と陽 歩み続けるジークンドー』

武術界で一躍脚光を浴びたジークンドーの使い手・石井東吾。その半生とジークンドーの技術、哲学を詰め込んだ一冊!!

陰と陽 歩み続けるジークンドー

陰と陽 歩み続けるジークンドー

石井東吾
1,584円(02/14 19:31時点)
発売日: 2022/12/20
Amazonの情報を掲載しています

 

新感覚YouTuber芸人の勢いがとまらない! 2023年知っておきたい3組

2023年にヒットが予測される芸人をその道のプロが解説。“知らんけど”とならないガチのネクストヒットをご覧あれ!

※こちらは「GetNavi」2023年2・3月合併特大号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンド予報

企画力のある芸人たちが独自路線の動画で人気を博す

お笑い評論家

ラリー遠田さん

ライター・お笑い評論家。1979年生まれ。主な著書に「お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで」(光文社新書)がある。

いまや芸人がYouTubeチャンネルを運営するのは珍しくなくなりました。かまいたち、霜降り明星、チョコレートプラネットなどテレビの最前線で活躍する芸人たちもYouTubeに力を入れています。そんななかで、芸人ならではの企画力でバズる動画を量産する隠れた人気者が次の3組です。

 

【Key Personはコチラ!】新感覚YouTuber芸人

【その1】ジェラードン「ジェラードンチャンネル」

登録者数100万人を達成、サムネイルだけで笑えるコント

高校の同級生でコンビを組んでいたアタック西本と海野裕二、同期のかみちぃで2008年に結成。KOC 2021ファイナリスト。かみちぃ扮する「如月マロン」の地下アイドル握手会ネタをきっかけに再生回数が急増し、現在登録者数が100万人を達成した。

 

コント動画の人気の秘密は、サムネイル画像のキャッチーさ。「父親かと思って話してたら引きこもりの生徒自身だった」「お互い消化試合のお見合い」など、内容がひと目でわかるキャッチコピーと画像の組み合わせで見る者を惹きつけます。

↑再生回数1位の「貫禄ありすぎて、父親と間違われる引きこもり生徒」。先生目線で進むストーリーと、貫禄あるタケノリ君との掛け合いが絶妙だ

 

【その2】きしたかの「高野さんを怒らせたい。【きしたかの】」

業界人からの注目度が高い、つい“怒らせたくなる”ドッキリ

中学校の同級生コンビ。コント中心だが2019年末から漫才にも取り組み、M-1グランプリ2022では準々決勝に進出。ANN「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」でも話題に上がるなど、テレビディレクターたちも注目する。

 

ボケ役の岸 大将があの手この手でツッコミ役の高野正成を怒らせるドッキリ動画で話題に。業界内注目度の高いコンビであり、きっかけがあれば一気にブレークしそうです。

↑210万回再生されている1番人気ドッキリ動画。高野さんがドッキリと気付くまでのドキドキと、気付いてからのツッコミの2度おもしろい

 

【その3】ニッキューナナ「ニッキューナナch」

常にギリギリを攻めながらカラッとした下ネタがユニーク

創価大学落語研究会にて2016年に結成。「今の時代に真っ向から逆らうセクハラコント」と称され、AbemaTVの人気番組「シモネタGP2021」で準優勝に輝く。TikTokでは“学校あるある”に少しエロのエッセンスを加えた動画が若者からも支持されている。

 

突き抜けた下ネタコント動画で人気を博している異色の男女コンビ。アダルトな題材をカラッと明るく笑えるネタに仕上げているところに、非凡なセンスを感じます。

↑TikTokでも人気の「(ニッキューナナの)学校あるある!」。下ネタが苦手な人もクスッと笑える軽い動画短編集なので、何も考えずに楽しめる

 

【このトレンドも見逃せない!】脚本家芸人

演者としてだけでなく裏方でも才能を開花

コントユニット「ダウ90000」の蓮見翔、お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大など、ドラマや舞台の脚本を手がける芸人が注目を集めている。その路線で活躍するバカリズム、劇団ひとりなどに続く存在となりそう。

蓮見 翔

 

かもめんたる

 

【このトレンドも見逃せない!】ギャル芸人

見た目も中身も生粋のギャルがノリの良さで愛される

お笑いコンビ「エルフ」の荒川、お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」の信子と金子きょんちぃが、見た目も中身も生粋のギャルである「ギャル芸人」としてじわじわと人気を伸ばしている。芸人離れした明るさとノリの良さが魅力。

エルフ

 

ぱーてぃーちゃん

豊田ルナ、美バスト際立つチューブトップ水着姿披露【独占カット】

豊田ルナが、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号のグラビアに登場した。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

小日向ゆかがボム2度目の水着グラビアに登場。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQHGR41Q/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107365559

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020330/

櫻坂46大園玲、BOMB初ソロ表紙&ノスタルジックな冬グラビア披露【独占カット】

櫻坂46の大園玲が、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号の表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

小日向ゆかがボム2度目の水着グラビアに登場。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

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<通常版>
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セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107365559

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020330/

 

霜降りせいやが粗品にかけたい魔法とは? ハリー・ポッター舞台のRPG『ホグワーツ・レガシー』発売

『ハリー・ポッター』の世界を舞台としたRPG「ホグワーツ・レガシー」の通常版(PlayStation 5 / Xbox Series X|S)が、2月10日にセガより発売。日本版TVCMに出演しているお笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんが、CM披露記者会見に出席しました。

 

hogwartslegacy
↑小学生の時には『ハリー・ポッター』ごっこをしていたという、同作の長年のファンであるせいやさん

 

同ゲームは、1800年代の魔法界を舞台としたオープンワールド・アクションRPGです。プレイヤー自身がホグワーツ魔法魔術学校の5年生となり、魔法界の隠された真実を明らかにする旅をしながら、魔法界を危険に晒す邪悪な存在に立ち向かいます。

 

ホグワーツや禁じられた森など自由に散策できるほか、個性豊かな仲間や教師たちとの交流も体験。呪文を覚えたり魔法薬を調合したりと、学校生活で魔法の能力を高めることができます。

Sanctuary_FINAL
↑プレイヤー自身が、世界を自由に散策することができる

 

School_FINAL
↑魔法学校で仲間や教師たちと交流

 

Spells_FINAL
↑画像は「ホグワーツ・レガシー」より

 

かねてより『ハリー・ポッター』シリーズのファンを公言しているせいやさんは、CM出演が決定する前に同ゲームを先行予約していたとのこと。「俺出てええの? って笑っちゃいました。ここまできたか」と今回の出演に大きな喜びを表し、スタッフとともに呪文「アクシオ」の発音にこだわった撮影中のエピソードや、普通の者には理解できないパーセルタング(蛇語)を披露しました。

↑せいやさん「子役は、まさに小学生の時の僕のまま」

 

CMに登場する組み分け帽子に関して、「4つの寮に入るとしたらどの寮か」という質問には、せいやさんは「難しいなぁ……永遠のテーマ」と本気で悩みつつ、「やっぱりグリフィンドールとスリザリン」と回答。

 

好きなシーンには、校長であるダンブルドアに生徒が忠誠を誓うシーンをあげ「吉本でいったらダウンタウンの浜田雅功さん」と妄想。「本当のツッコミは浜田さんだけだ!」と忠誠を誓い、「ほんまの忠誠誓ってくれてありがとうなぁ」「結果発表~! グリフィンドール!」と浜田さんになりきり再現しました。

 

さらに同作に登場する「必要の部屋」にちなみ、せいやさんが「ダウンタウンさん、ウッチャンナンチャンさんがひな壇で、僕がMCのバラエティ番組をしたい!」と望むと、せいやさん専用の「必要の部屋」が出現。しかしひな壇に現れたのは、後輩お笑いコンビ「令和ロマン」と「9番街レトロ」でした。

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↑後輩たちから「願いが足りませんでしたね」とツッコミが

 

「相方である粗品さんに魔法をかけるとしたら」という質問には、記憶を消す呪文「オブリビエイト」で「ギャンブルという概念を記憶から消したい。競馬好きすぎるんで」と真剣な顔で回答。

 

せいやさん自身はハリーの友人「ネビル」に似ているとよく言われるとしつつ、「粗品はマルフォイでしょ。あんなスリザリン似合う奴いませんよ。霜降り明星は、めちゃくちゃグリフィンドールとスリザリンです」と自身が好きな2つの寮生でコンビが成り立っているとアピールしていました。

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↑左からMCの小林麗菜さん、9番街レトロの京極風斗さんとなかむら☆しゅんさん、せいやさん、令和ロマンの髙比良くるまさんと松井ケムリさん

 

hogwartslegacy

 

ゲームの対応機種はPlayStation5、Xbox Series X|S、PC、 PlayStation4 、Xbox One、Nintendo Switch。各価格とソフト販売時期は下記となっています。

 

PS5、Xbox Series X|S 通常版:9878円  / 2月10日発売
PS5 デラックス・エディション(パッケージ版):10978円  / 2月7日発売
デラックス・エディション(デジタル版):10978円  / 2月7日発売
PS4、Xbox One 通常版:8778円  / 4月4日発売予定
PS4 デラックス・エディション(パッケージ版):9878円  / 4月4日発売予定
Nintendo Switch 版:価格未定 / 7月25日発売予定

 

HOGWARTS LEGACY software © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche Software. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights © J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia © and Warner Bros. Entertainment Inc.

公式サイト:https://www.hogwartslegacy.com/ja-jp

「ずぶ濡れSKE48 Team S」通常版表紙は青海ひな乃!びしょびしょで頑張る姿を激写

名古屋・栄を拠点に活動するSKE48 Team Sのメンバー19名が掲載される写真集 「ずぶ濡れSKE48 Team S」が、2月27日(月)に発売決定。通常版表紙を飾る青海ひな乃より、コメントが到着した。

「ずぶ濡れSKE48 Team S」通常版表紙

 

SKE48のメンバーたちが、びしょびしょになって頑張る姿を撮影する企画「ずぶ濡れSKE48」(2019年9月より「週刊SPA!」にて連載中)。2021年9月に書籍化された人気企画だが、今回は2022年5月に約11年ぶりにオリジナル新公演を開催したTeam Sのメンバー総勢19人にフォーカスした「ずぶ濡れSKE48 Team S」の発売が決定した。

 

表紙には、青海ひな乃、野村実代、坂本真凛、北川愛乃の4名が登場。通常版は青海、Amazon限定版は野村、セブンネット限定版は坂本、星野書店限定版は北川がそれぞれ表紙を飾る。

SKE48 野村実代

 

連載のアザーカットに加えて、Team Sのオリジナル新公演「愛を君に、愛を僕に」のパフォーマンスで汗をかくメンバーたちの写真、そして現在のTeam Sの新たな歴史を切り開く熱量を感じさせる全員のインタビューを掲載。

 

さらには、グループの創世記を支え、ファンから“鬼軍曹”とも呼ばれた振付師で、新公演でも振り付けを担当した牧野アンナとTeam Sリーダーの松本慈子、副リーダーの上村亜柚香の座談会も敢行。新公演に向けたレッスンで感じたTeam Sに足りなかったもの、そして新公演を経て生まれ変わった彼女たちの姿について語っている。

 

また、前作ではずぶ濡れ7にも選ばれたずぶ濡れの申し子で、Team Sのグラビアクイーン・竹内ななみを撮り下ろしたずぶ濡れグラビアも掲載されるとのことで、こちらも見逃せない。

 

青海ひな乃 コメント

SKE48 青海ひな乃

 

18歳の頃にSKE48に入ってもう5年目。最初は弱いところを見せたくなくて1人でがむしゃらに頑張ってきましたが、今はTeamのメンバーやファンの皆さんが側にいてくれるので、弱い自分も「それだけ本気でアイドルをしてるんだ」ってポジティブに受け止められます。

 

これからも“汗と涙”の多いアイドルだと思いますが(笑)ずっとついてきてくれるとうれしいです!本気でアイドルをしている私達、良い顔してるでしょ?これからもTeam Sをよろしくお願いします!

 

書誌情報

「ずぶ濡れSKE48 Team S」

2023年2月27日(月)発売

 

Total Producer:秋元 康

提供:週刊SPA!編集部

定価:2,200円(税込)

 

通常版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594620094

Amazon限定版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594620388

 

WEB

SKE48公式HP:http://www.ske48.co.jp/

DREAMS COME TRUEとドラマ『5つの歌詩(うた)』が連動したスペシャルライヴを放送・配信

DREAMS COME TRUEが昨年12月に開催したスペシャルライヴ「STAR CHANNEL presents DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022」の模様が、3月21日(火・祝)にスターチャンネルで放送・配信される。

©DCT entertainment, Inc.

 

昨年、スターチャンネルが新たな取り組みとして行った、DREAMS COME TRUE全面協力×脚本・総監修:岡田惠和の最強タッグで送る、5SONGS×5STORIESのオリジナルドラマプロジェクト『5つの歌詩(うた)』。

 

時に私たちの背中を押し、励まし、慰めてくれたりと、私たちに「生きるチカラ」を与えてくれる、DREAMS COME TRUE・吉田美和の歌詩。その奥深い世界の中で、吉田が一番使用している言葉が「あなた」という一語。

 

ドラマ化された「空を読む」「マスカラまつげ」「TRUE, BABY TRUE.」「何度でも」の4曲と、この企画のため書き下ろされた「スピリラ」の計5曲は、身近にいる家族、恋人、友人、大事な人など、それぞれの「あなた」という存在を思い浮かべて見ることのできる物語となった。

©DCT entertainment, Inc.

 

そんなドラマの独占配信・放送を記念し、ドラマと連動する形で昨年12月に大阪と横浜で開催されたのが、スペシャルライヴ「STAR CHANNEL presents DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022」。

 

このライヴでは、DREAMS COME TRUEの唯一無二の力強いライヴ・パフォーマンスに加え、巧みな演出により奥深い歌詩の世界を際立たせる形で表現。そして#5「スピリラ」で好演を見せた土村芳(三島薫役)、前田亜季(遠山真理恵役)、足立梨花(中谷宏実役)の3人も舞台に登場し、ドラマとリンクした生の舞台劇を披露するなど、今までになかった画期的な演出で話題を呼んだ。

 

全4公演がソールドアウトした貴重なスペシャルライヴから、昨年12月18日に横浜アリーナで開催された公演を完全収録。3月21日(火・祝)にスターチャンネルEXで独占配信、BS10 スターチャンネルでTV初放送される。

 

また同日21日午後1時30分からは、オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』も全話一挙放送。ドラマとライヴを合わせて見ることで、その世界観をより深く味わうことができる。

©DCT entertainment, Inc.

 

番組情報

「STAR CHANNEL presents DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022」

スターチャンネルEX

2023年3月21日(火・祝)午後8時30分~独占配信

https://www.star-ch.jp/dreamscometrue/

 

BS10 スターチャンネル

2023年3月21日(火・祝)午後8時30分~TV初放送

https://www.star-ch.jp/news/detail.php?id=500

 

出演:DREAMS COME TRUE、土村芳、前田亜季、足立梨花

 

©DCT entertainment, Inc.

 

『5つの歌詩(うた)』#5「スピリラ」© 2022 東北新社

 

オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』

BS10 スターチャンネル

2023年3月21日(火・祝)午後1時30分~全話一挙放送!

ドラマ公式サイト:https://www.star-ch.jp/dreamscometrue/

 

© 2022 東北新社

黒木瞳×桜井日奈子「魔女の香水」追加キャストに落合モトキ、小西真奈美、宮尾俊太郎、水沢エレナ、小出恵介

2023年初夏公開の映画「魔女の香水」の追加キャストとして、落合モトキ、小西真奈美、宮尾俊太郎、水沢エレナ、小出恵介の出演が発表された。

©映画『魔女の香水』製作委員会

 

本作は“魔女さん”と呼ばれる香水店の店主・白石弥生(黒木瞳)によって香水に魅せられ、自らの人生を切り開くことになる若林恵麻(桜井日奈子)の成長を描く物語。黒木、桜井がメインキャストとして出演し、恵麻の憧れの男性となる実業家の横山蓮役で平岡祐太が共演する。

 

このたび新たなキャストが解禁。正社員になることを夢に派遣社員として頑張る恵麻が最初に挫折し、夜の街で出会う一人の青年・杉斗を演じるのは、落合モトキ。杉斗は、物語の後半で重要な役どころとなる。

 

さらに、恵麻が働く会社のクールな女性上司・高渕霧子を小西真奈美、弥生の過去で重要な役割を担う榊亮太役を宮尾俊太郎が演じる。

 

劇中では、サイドストーリー的な役割で一組の夫婦の物語が繰り広げられ、その妻の原舞を水沢エレナ、夫・原翔を小出恵介が演じる。妻の舞はホステスだった独身時代から弥生の店の常連。恵麻と同様に人生の転機に弥生がそっと寄り添うことになる。

 

作品情報

「魔女の香水」

2023年初夏 TOHOシネマズ 日比谷 他全国ロードショー

 

出演:黒木瞳、桜井日奈子/平岡祐太、水沢エレナ、小出恵介、落合モトキ、小西真奈美、宮尾俊太郎

監督・脚本:宮武由衣

製作統括:菅原智美

音楽:小林洋平

撮影監督:髙間賢治

照明:上保正道

録音:弦巻裕

美術:岩本一成

編集:岩切裕一

助監督:谷口正行

製作:映画『魔女の香水』製作委員会

企画:358プロジェクト

企画協力:エメラルド倶楽部 TBSスパークル

制作:クロスメディア

配給:アークエンタテインメント

 

公式サイト:majo-kousui.jp

 

©映画『魔女の香水』製作委員会

早見沙織「いつか伊勢志摩に行きたい」ウド鈴木&出川哲朗の“子ども地図ツアー”をナレーションで彩る

2月12日(日)に『ウド&出川の子ども地図ツアーin伊勢志摩 観光客が知らないスポットを旅してゴメン』(テレビ朝日系 午後1時55分〜3時20分)が放送。声優の早見沙織がナレーションを担当することが発表され、コメントが到着した。

早見沙織

 

この番組は、ウド鈴木&出川哲朗とゲストの土屋アンナ、本田望結が、地元の子どもならではの目線で描かれた「オススメの場所」の地図を手に、三重県・伊勢志摩エリアの魅力をにぎやかに再発見する旅を描くバラエティ。

 

この度、『鬼滅の刃』『SPY×FAMILY』など人気アニメへの出演で知られる声優・早見沙織が、同番組のナレーションを担当することが発表された。

 

早見はまだ伊勢志摩に行ったことがないということで、番組を通じて「いつか行きたい」との思いを強くしたよう。また、自身は細かい旅程を組まずに旅を楽しむタイプと明かし、伊勢グルメでは「伊勢うどん」のオリジナリティに惹かれたと語る。

 

番組では、ゲストの本田が「伊勢うどん」を初めて食すシーンもあり、どのような感想を語るのか、早見のナレーションと合わせて注目だ。早見からのコメント全文は下記に掲載。

 

早見沙織 コメント

◆番組を見て

全然想像しなかった観光スポットというのが、子ども地図だからこそ知ることができて、とても面白かったです。子どもの視点ってすごいですね。伊勢志摩には行ったことがなくて、本当にいつか行きたいって、いつもスタッフさんと話をしている場所なので、番組を見てもっと行きたくなったし、知りたくなりました。

 

◆伊勢志摩エリアについて

やっぱり伊勢神宮のイメージが私の中では一番大きくて、あとは参道で食べられるグルメ。なかでも伊勢神宮に行ってきた友達から聞いて興味を持っていたのが「伊勢うどん」。普通のうどんとは違う特色を聞いていたので、そのイメージがありますね。

 

◆ウドさん&出川さんのイメージ

ナレーションをあてながら、ほっこりした気持ちになりました。2人のやりとりを見ていて、ずっと親友でいらっしゃるんだろうなって、映像を通してでも伝わってきました。2人の楽しそうな様子を見ていると、今回行かれた場所がより一層すてきなところだっていうのがすごく伝わってきました。

 

◆早見さんの旅スタイル

私もどちらかというと目的地だけを決めて、細かく行程を決めずに旅をするタイプ。まさに今回の旅と同じで、気になるなってところには、寄り道、寄り道で進むのですごく共感しました。

 

番組情報

『ウド&出川の子ども地図ツアーin伊勢志摩 観光客が知らないスポットを旅してゴメン』

テレビ朝日系

2023年2月12日(日)午後1時55分~3時20分

 

番組公式HP:https://www.nagoyatv.com/kodomochizu/

橋本環奈がTBS連続ドラマ初主演!山田涼介演じる“絶対的王様”とのラブコメディ『王様に捧ぐ薬指』【コメントあり】

4月スタートの火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、橋本環奈が主演、相手役を山田涼介(Hey! Say! JUMP)が務めることが決定。両名と橋本梓プロデューサーからコメントが到着した。

『王様に捧ぐ薬指』主演を務める橋本環奈と相手役の山田涼介

 

原作はわたなべ志穂による同名漫画で、プチコミック(小学館)にて2014年~2017年に連載されていた人気作品。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”が繰り広げる胸キュンラブコメディ。愛がないのに結婚を決めた男女の、超打算的なシンデレラストーリーが幕を開ける。

 

主人公・羽田綾華を演じるのは、TBSドラマ初主演の橋本環奈。綾華は、結婚式場「ラ・ブランシュ」に入社したばかりの新人ウエディングプランナー。誰もが認める“絶世の美女”で昔からモテモテだが、外見ばかり見る男性たちに嫌気が差し、恋愛はほとんどしたことがない。さらに、美人すぎるが故に周囲から誤解され、ねたまれることも多く、トラブルの絶えない人生を送っている。

 

華やかな容姿とは裏腹に、ズケズケとものをいう強気な性格。実家は小さなかまぼこ店を営んでおり、弟と妹が4人いる。大家族の長女として生まれた綾華は、家計を助けるために学費も自分で稼がなければならなかった。経済的には苦労しているが、いつも支えてくれる家族は綾華にとって何よりも大切な存在だ。そんな綾華の人生に、突然のプロポーズで転機が訪れる。

 

綾華へ突然「結婚してほしい」とプロポーズをする御曹司・新田東郷を演じるのは、山田涼介。東郷は大企業「新田ホールディングス」の後継者で、綾華が働く「ラ・ブランシュ」の社長。絶対的な権力を持つワンマンタイプで、従業員からは陰で「王様」と呼ばれている。

 

これまで女性に困ったことはないが、本当の恋はしたことがない。メリットだけで結婚を選んだ綾華と東郷。“ド貧乏シンデレラ”&“絶対的王様”の打算だらけの結婚生活がスタートする。

 

主人公・綾華を演じる橋本は、数々の映画やドラマに引っ張りだこで、昨年は『NHK紅白歌合戦』の司会という大役も見事に務め上げるなど、マルチに活躍。意外にも地上波の連続ドラマ主演は本作が初となる。コメディからアクションまでどんな役柄も多彩に演じる橋本が、新境地となる本作でどんな“シンデレラ”を演じてくれるのか。

 

東郷を演じる山田は、金曜ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』以来、約2年ぶりのTBSドラマ出演。最近では狂気的な役を熱演し注目を集めるなど、俳優としての振り幅をさらに広げている山田が、本作ではツンデレ感満載の“絶対的王様”役で新たな魅力を発揮する。

 

橋本、山田、橋本プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

橋本環奈 コメント

偽とはいえ夫婦役を演じるのは初めてのことなので今からとても楽しみです。『王様に捧ぐ薬指』というタイトルにぴったりの王様的伴侶が山田涼介さん!一体どんな偽夫婦となるのか乞うご期待です。ご夫婦の皆さまもそうでない方々も、笑って、泣いて、きゅんとして、多くの視聴者の皆さまに楽しんで見ていただけたらうれしいです。

 

山田涼介 コメント

今年30歳になる僕が今回、王道ラブコメ少女漫画原作ということで、皆さんをキュンキュンさせられるか不安なところはありますが…(笑)。東郷を全力で演じ、The・KINGになりきりたいと思います。橋本さんとは映画で一度、バラエティ番組で何度か共演させていただいているので、いい意味で緊張せずあうんの呼吸で偽装夫婦を演じられるのではないかと、今から楽しみにしています。皆さまの1週間の疲れを吹き飛ばせるような面白い作品になると思います。『王様に捧ぐ薬指』ぜひご覧ください。

 

プロデューサー・橋本梓 コメント

たくさん笑って、ちょっぴり泣けて…。視聴者の皆さまが1日の終わりに、明日への元気をもらえるようなドラマをお届けしたいと思っております。愛情でもお金でも割り切れない「夫婦」の人間関係を、時に共感しながら、時にツッコミながら楽しんで見ていただけるとうれしいです。今回、TBSドラマ初主演となる橋本環奈さんと、山田涼介さんが、一体どんな夫婦になるのか?!ぜひご期待ください!

 

番組情報

火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』

TBS系

2023年4月スタート

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

原作:わたなべ志穂「王様に捧ぐ薬指」(小学館プチコミックフラワーコミックスα)

脚本:倉光泰子、関久代

プロデューサー:橋本梓、勝野逸未

演出:坪井敏雄、泉正英、宮崎萌加

 

<出演者>

羽田綾華:橋本環奈

新田東郷:山田涼介(Hey! Say! JUMP)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ousama_tbs2023/

番組公式Twitter:@ousama_tbs

番組公式Instagram:@ousama_tbs

櫻坂46「Cool」MVが公開!センターを務める二期生・大園玲が変わりゆく少女を表現

櫻坂46

 

櫻坂46が2月15日(水)に発売する5thシングル『桜月』より、二期生・大園玲がセンターを務める共通カップリング曲「Cool」のミュージックビデオが公式YouTubeチャンネルにて公開された。

 

本MVの監督を務めたのは、広告やドラマ、音楽など幅広いジャンルの映像クリエーションを手掛ける小山巧。センターを務める大園玲は、外の世界を知らない少女を演じており、異世界に興味を持ち、見たことのないものに触れて変化していく彼女の表情やしぐさが印象的だ。

 

大園は2018年に開催された坂道合同新規メンバー募集オーディションから、坂道研修生として活動スタート。2020年に欅坂46の新二期生としてグループに配属、櫻坂46の1stシングル『Nobody’s fault』では坂道研修生出身として唯一表題曲メンバーに選出された。

 

2022年にはTBS『ラヴィット!』のレギュラーに抜擢、鹿児島県出身という特性も活かしてバラエティ番組にも多数出演している人気急上昇中のメンバーだ。今回は表題曲「桜月」でセンターを務める守屋麗奈と共に、新センターとして今後の飛躍が期待される。

 

また、現在櫻坂46のオフィシャルYouTubeでドキュメンタリー「私たち、櫻坂46三期生です」も順次公開中。表題曲「桜月」のダウンロード&ストリーミングの先行配信も、2月8日(水)よりスタートされた。

 

動画

櫻坂46『Cool』MUSIC VIDEO

 

配信情報

「桜月」先行配信
2023年2月8日(水)配信スタート

配信リンク:https://sakurazaka46.lnk.to/gMIEFJWN

 

リリース情報

5th Single『桜月』
2022年2月15日(水)発売

櫻坂46・5th Single『桜月』初回仕様限定盤 TYPE-A

 

【Blu-ray付き】
初回仕様限定盤 TYPE-A / SRCL-12420〜12421 / 1,900円(税込)
初回仕様限定盤 TYPE-B / SRCL-12422〜12423 / 1,900円(税込)
初回仕様限定盤 TYPE-C / SRCL-12424〜12425 / 1,900円(税込)
初回仕様限定盤 TYPE-D / SRCL-12426〜12427 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤・封入特典:
応募特典シリアルナンバー封入
メンバー生写真(各TYPE別19種より1枚ランダム封入)

【通常盤/CDのみ】
CD only / SRCL-12428 / 1,100円(税込)

 

WEB

公式サイト:https://sakurazaka46.com/
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日向坂46影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世出演 ひなこい『恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービーが公開!

©Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. ©10ANTZ Inc.

 

日向坂46・影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世出演のスマートフォン向けゲームアプリ「ひなこい」の『恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービーが公式YouTubeにて初公開。さらにアプリ内では撮り下ろし映像40本以上が配信されることが決定した。

 

「ひなこい」は、東京から片道2時間、のどかな田舎町にある日向坂高校に転校してきた主人公が、ひょんなことから“アイドル部”の一員となり、アイドルを目指す22名の部員たちと泣いて笑って恋をする青春恋愛ストーリーを描いたスマホゲーム。ゲーム内では、世界観・ストーリーと連動した日向坂46のさまざまな衣装での写真や映像、ボイスなどが手に入れることができる。

 

2月9日(木)午後3時より開催のゲーム内イベント HINAKOI CHOICE『恋するバレンタイン・ウォーズ』には、影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世が出演。「ひなこい」内で新規撮り下ろし映像40本以上配信される同イベントでは、ユーザーの選択によって物語の結末が変わるインタラクティブな恋愛体験を楽しめる。

 

日向坂46と同じ高校に通い、学生生活を過ごし、バレンタインデーを迎えたときメンバーの誰から本命チョコをもらえるのか。そんなゲームならではの“If<もしも>”を体験できるオリジナルストーリーで、本日公開されたプロローグムービーではそのシナリオの冒頭が視聴可能だ。

 

さらにゲーム内にて “HAPPY VALENTINE FOR YOU♡本命チョコにリボンをかけてガチャ”も開催。バレンタインらしいピンクのチョコの箱をモチーフに、本企画撮り下ろしのメンバー写真が、ゲーム内デジタルカード「ひな写」として登場。同時開催のゲーム内イベント『恋するバレンタイン・ウォーズ』を有利に進める特効付きデジタルカードとなっている。

 

撮影を振り返り、影山は「いろいろな表情の影山優佳や日向坂46メンバーを楽しめる企画だと思います」とコメント。佐々木はペアで撮影する機会の多かった「富田鈴花の乙女な一面がたくさん見られたのでとってもかわいかったです!」と振り返った。

 

いっぽう、富田も「佐々木久美さんとの撮影が多かったのですが、楽しすぎて、思わずコントが始まるのではないかというシーンが何回かありました(笑)」と。山口は「実はメンバーとの絡みは素やアドリブの部分もあります。本当に学校生活を送っているような距離感を感じられると思うので、ぜひプレイして映像を見てください」とアピールした。

 

なお、日向坂46と全力で恋するスマホゲーム「ひなこい」では、2月9日から最大150連無料ガチャ、さらに毎日無料で10連ガチャが引けるお得なキャンペーンを実施中。

 

影山優佳コメント

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撮影はとても楽しかったです! 私の印象はサッカーやクイズ企画などの頭脳的なイメージが強いと思います。その印象通りの映像もあったり、素の笑うことが大好きな自分、アイドルらしい王道の胸キュンせりふがあったりと、いろいろな表情の影山優佳や日向坂46メンバーを楽しめる企画だと思います。さらに選択次第で内容が変わるストーリーということで、ぜひハッピーエンドを目指していただきたいのはもちろんですが、それ以外のエンディングも楽しめるシーンが多いと思うので、ぜひ全てのシナリオ・映像を楽しんでもらえるとうれしいです。

 

佐々木久美コメント

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メンバーが主人公1人を取り合うような設定で、バレンタインのかわいらしいコミカルなお芝居ができて楽しかったです。普段からたくさんお話ししている富田鈴花の乙女な一面がたくさん見られたのでとってもかわいかったです!

 

富田鈴花コメント

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マイナスそうな選択肢なのに、意外とプラスだった! みたいな楽しさがたくさんあったので、プレイしたらすごく楽しそうだなと思いました。佐々木久美さんとの撮影が多かったのですが、楽しすぎて、思わずコントが始まるのではないかというシーンが何回かありました(笑)。
きっと照れ屋さん二人の頑張りも感じ取ってもらえるような映像になっていると思います。王道のかわいさを楽しんでいただけるような展開になっているので、ぜひたくさんプレイしていただきたいです。

 

山口陽世コメント

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今回の企画は“選択肢”でストーリーが変わるとお聞きして、前後の流れを意識して撮影に臨みましたが、ゲーム感があって楽しみながらの撮影でした。(ペアで撮影する機会の多かった)影山優佳さんのせりふや表情がとても上手で、引き込まれるように同じテンションで収録できました。実はメンバーとの絡みは素やアドリブの部分もあります。本当に学校生活を送っているような距離感を感じられると思うので、ぜひプレイして映像を見てください。

 

『HINAKOI CHOICE恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービー

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玉城ティナインタビュー「私も“社畜”向きだと自覚はしています(笑)」『社畜OLちえ丸日記』

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

話題のYouTube「社畜OLちえ丸」チャンネルをエッセーとしてまとめた「自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる」(著・ちえ丸)が『社畜OLちえ丸日記』としてドラマ化され、2月10日(金)午後9時よりHuluで独占配信がスタート。バリキャリ営業OLとして地獄の日々を送る主人公・ちえ子を演じる玉城ティナさんが、仕事との付き合い方や息抜き法なども交えつつ、ドラマの見どころを語ってくれました。

 

◆原作や台本、企画を聞いたときの率直な印象をお願いします。

会社内で繰り広げられる「こんなことある?」という感じのやりとりが面白く、想像をかき立てられました。ただ、今までに演じたことのないキャラクターでしたし、コメディ色も強くて。私にできるのかなという不安もありました。

 

◆演じるちえ丸はどんな人でしょう?

バリキャリOLになるんだという強い夢を持ち、それを自分の力でつかみ取って。でも現実は厳しくて、超えなければいけない壁が立ちふさがって。それでも負けずに、できることからやっていこうとする強いメンタルの人だと思います。でも強さだけではなく、とぼけた部分や天然でかわいらしい部分も見えてくると、キャラクターとして深みが出ると思ったので。あまりこういう人だと決めつけずに、多面的に演じるようにしました。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆演じる上で心掛けたことは?

タイトルにもある「社畜」は強い言葉ですし、ちょっと間違えると社会問題っぽく見える可能性もありますよね。もちろん仕事は真剣だし大変でもあるけど、傍から見たら何か笑えるみたいな、そのバランス感は大事にしました。あとは場面によって、ボケとツッコミの役割分担みたいなところも変わっていくので。そのあたりのメリハリは付けつつ、でも計算高くは見えないようにと考えました。

 

 

◆先ほどコメディに対する不安もあったとお話ししていましたが、やってみてどうでしたか?

なじみやすい、覚えやすいせりふが多かったからか、想像していたよりも自然にできた気がします。大橋彰さん(アキラ100%)やコウメ太夫さんとのやりとりも、相手が芸人さんだからと意識し過ぎずに、素の人間、役者同士としてのお芝居ができた気がしますし。こういった作品で芸人の方がいらっしゃるとコメディ要素をお任せしたくなっちゃうんですけど、一緒に担いでいけたかなと思います。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆原作者のちえ丸さんご本人とお会いした印象は?

YouTubeで見た感じだと髪の長さはセミロングぐらいかなと思っていたら、私ぐらいのボブで。違ったら恥ずかしいから、「私に合わせてくれたんですか?」とは聞けなかったんですけど、ちえ丸さんから「おそろいにしました」って言ってくださいました(笑)。世代も近いからか、初めてお会いした感じもしなくて。考え方や、抱えている思いも近かったですし。撮影の合間であまり時間がなかったんですけど、もっとお話してみたかったなと思いました。

 

◆玉城さんとちえ丸さんに共通する部分は?

仕事に対して真っすぐなところですかね…自分で言うのも何ですけど(笑)。私もちえ丸さんと同じように、自分で選んだ道を自分なりに頑張っているので。ちえ丸さんは動画だとちょっとふざけた雰囲気にされていますが、言葉選びが絶妙で、結構刺さることを言ってくださるんです。だから動画を見ている人は思わずクスッと笑っちゃったり、ほろっと来ちゃったりするんだろうなと思います。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆ちえ丸さんはちょっと不器用なところがありますが、玉城さんはどうですか?

器用だったら、もっと楽しく生きられていると思います(笑)。あまりすぐ人と仲良くなったりできないし、人と話しているときに途中まで頭の中で話して、途中から声に出す癖があるんです。だから取材などでも、言いたいことがうまく伝わってなかったりして(笑)。そこはあまりよくないなと思っています。

 

◆どんな仕事でもつらいこと、大変なことがあると思います。玉城さんはそれをどう乗り越えていきますか?

過ぎちゃえば、あまり気にしません。そのときは気になっても、また次の日は来るし、次のお仕事もあるので。もちろん思い返してみると、“あのときは無理してたのかな”“頑張り過ぎていたのかな”ということはあります。

 

◆例えばこの仕事ならではの「寒い」「長い」「せりふ量が多い」といったことだと、どういう過酷さが一番堪えますか?

どれもキツくないわけではないですけど、仕事で起こることは大体、仕方がないと刻み込まれています(笑)。例えば“お昼まだかな”“おなかがすいたな”と思っても、一人で食べる方が嫌なんです。子供のころから、わりと場の雰囲気に合わせなければいけないみたいな思考が刷り込まれていて。その延長線上として、今のお仕事をしている感じですね。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆お話を聞いていると、わりと「社畜」体質な気が…。

だと思います(笑)。染まり切ったらダメだと思うけど、向いてはいるでしょうね。

 

◆こんな上司は嫌だとか、逆に理想の上司はいますか?

理想の上司は、うるさくない人(笑)。あと、自分のことを気にかけてくれる先輩がいたらよかったなと思うことはあります。もちろん、現場の方は全員先輩という心づもりではいますが、誰かから直々に教えてもらうということはなかったので。もし近い間柄の先輩がいたら気軽に相談できますし、「私のときは…」みたいな経験談も聞けるじゃないですか。直接的には生かせなくても、そういう話ができるだけで気が楽になったりしますし。今でもちょっと憧れてはいますね。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆ちえ子は週末の料理が気分転換になっていますが、玉城さんはいかがですか?

私は家にいること自体が気分転換かもしれないです。もう人にはお見せできないような格好で(笑)、何もしません。映画を見たり本を読んだりするのもいいけど、何かの役に立たないかなって思っちゃうところがあるので。何もしないという時間は大切だと思います。

 

◆最後にドラマの見どころと、頑張って働いている人たちへのエールを。

物語は会社の人たちとの会話を中心に進んでいきますが、今回はモノローグもたくさんあって。ときどき、ちえ丸が心に残るようなことを思ったり感じたりしているので、それが見てくださる方々にも響くといいなと思っています。「社畜」と聞くとネガティブな印象がありますけど、ちえ丸はやりがいを持って日々を生きているので。“大変そうだな”“自分だったら嫌だな”ではなく、“頑張ってほしいな”という目線で見ていただいて、その方にとっての活力になったらうれしいです。

 

PROFILE

●たましろ・てぃな…1997年10月8日生まれ。沖縄県出身。O型。最近の出演作にドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』『NICE FLIGHT!』『鉄オタ道子、2万キロ』、映画「恋のいばら」「窓辺にて」など。「零落」が3月17日(金)公開。

 

番組情報

『社畜OLちえ丸日記』
2023年2月10日(金)午後9時よりHuluで独占配信スタート
以降、毎週金曜21時に新エピソード更新[全15話]

出演:玉城ティナ、望月歩、佐藤玲、田村健太郎、大橋彰(アキラ100%)、コウメ太夫/内田慈、阿南敦子、平山祐介/鶴田真由

原作:『自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる』(著者:ちえ丸/KADOKAWA刊)
脚本:蛭田直美
監督:横尾初喜、小山亮太
コンテンツプロデューサー:吉田絵、岩長真理
プロデューサー:星野恵(AX-ON)
Hulu:茶ノ前香、中村梓
宣伝:荒井智美、木之下ゆり子
制作:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/drama-chiemaru/

©︎NTV

来栖りん Lantisよりメジャーデビュー決定!「きらきらした気持ちを私の声と歌で届けたいです」

来栖りん

 

声優を目指していくことを発表していた元アイドル・来栖りんが、バンダイナムコミュージックライブの音楽レーベル・Lantisよりメジャーデビュー決定した。

 

アーティストデビューは、今春を予定。本日オフィシャルYouTubeチャンネルより行った生配信で発表され、彼女自身の言葉で現在の心境が語られている。アーカイブ配信されているので、そちらでも視聴可能だ。

 

同時に公開されたアーティスト写真は「無垢」をテーマに、「アイドルから声優へ生まれ変わる天使」をイメージして撮影され、透明感のある白を基調としたものだ。声優を目指すと語る彼女がどのように生まれ変わっていくのか、期待が高まる。

 

メジャーデビューに伴い、来栖りんのアーティストオフィシャルサイトおよびスタッフによる公式Twitterも始動。さらにメジャーデビューを記念して、来栖りんオフィシャルファンクラブ「くるーず!」の開設も決定した。

 

「くるーず!」は、来栖りんが船長をつとめる船で一緒に冒険に出よう! という強い想いから名付けられたという。ファンクラブでは会員限定の動画・写真・音声などのデジタルコンテンツをはじめ、イベント開催やグッズ販売なども予定。2月14日(火)の本オープンに先駆けて本日よりプレオープンされ、無料のメルマガ会員登録も開始している。

 

そして3月5日(日)には、科学技術館 サイエンスホールにて初となるファンクラブ限定イベント「くるーじんぐ!#1」の開催も決定。本日21時よりファンクラブ会員先行チケット抽選受付が開始される。本人からのコメントは下記に掲載。

 

来栖りん コメント

この度、Lantisよりメジャーデビューさせていただくことになりました。
ずっとかなえたかった夢の第1歩をこうしてすてきな場所で踏み出すことができてとてもうれしいです。
私がこれまで、大好きな声優さんやアーティストの方々に感じていたきらきらした気持ちを、今度は私の声と歌で応援してくださっているファンの皆様に届けたいです。
そして私のことを知らない多くの方にも届けられるよう一生懸命頑張ります!

 

WEB

オフィシャルサイト:https://kurusurin.jp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/kurusurindesu
STAFFオフィシャルTwitter:https://twitter.com/kurusurin_staff
オフィシャルYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@kurusu_rin
オフィシャルファンクラブ「くるーず!」(※):https://pre.kurusurin-fc.com/
※プレオープン時のURL

次なるBiSHを選ぶオーディション企画「BiSH THE NEXT」開催 現メンバーも選考に参加

BiSH

 

“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、2月8日(水)放送の『スッキリ』(日本テレビ系 毎週月~金曜 午前8時~10時25分)内で、次なるBiSHを選ぶオーディション企画「BiSH THE NEXT」の始動を発表した。

 

6月29日(木)で解散するBiSHは、1月7日開催の「BiSH 解散パーチー 中夜祭」にて「株式会社BiSH」の設立を発表。「株式会社BiSH」は、次なるBiSHを創出するためにBiSHメンバーが実際に私財を投じ、立ち上げられた会社で、本オーディションの企画を実施。現BiSHメンバーも本選考に携わり、応募者の選考を行っていく。

 

また、今回発表となったオーディションの選考基準は日本語が話せること以外は全て不問となっており、現在のBiSHとは異なる新しい形のグループになっていく展望が見込まれている。本オーディションは東京以外の全国5都市でも実施予定。

 

「BiSH THE NEXT」オーディション詳細

応募資格:日本語が話せること以外は全て不問

 

応募方法:BiSHTHENEXT@wack.jpまで
件名に[BiSHTHENEXTオーディション応募]と記入。本文に名前、年齢、身長、体重、住所、緊急連絡先を明記の上、写真2枚(全身・顔正面アップ各1枚=3か月以内に撮影したもの)を添付して送付

 

お問い合わせ先:info@wack.jp

 

2次審査にかかる交通費等は自己負担となります。
合否に関するお問い合わせには応じられません。

 

1次締切:2023年2月15日(水)
※1次締切前に審査は先行して行い、こちらでメンバー決定された場合は2次締切の方はオーディションを行いませんのでご注意ください。

2次締切:2023年2月20日(月)

 

選考:
第1次審査=書類メール審査(合格者のみ通知 電話に出れるようにしてください)
第2次審査=面接(東京で行います)
第3次審査以降=2023年3月以降に行われる公開審査、合宿審査にて決定。
(審査の模様を撮影させていただきますため、応募者に関しては応募時に撮影に関する承諾書にご署名いただきます)
(コロナの状況により開催見送り、最終面接にて代替される可能性があります)

 

合格後:株式会社WACKに所属。新たなグループとして活動をスタート。

https://www.bish.tokyo/news/detail.php?id=1106083

 

WEB

BiSH 公式WEBサイト:https://www.bish.tokyo
BiSH Official YouTube:https://www.youtube.com/c/BiSH_official
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BiSH THE NEXT Official YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC215FyMKCraapk7qgQkpkeg
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BiSH THE NEXT Official Instagram:https://www.instagram.com/bish_the_next_official/

 

アンジェラ芽衣「桃月なしこから“あなたのうるささは才能だよ”と褒め言葉をもらいました」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。記念すべき第50回は『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』に出演中のアンジェラ芽衣さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」アンジェラ芽衣

 

◆『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』の制作が決まったときの心境はいかがでしたか?

とにかくうれしかったです。本編の撮影中から、お兄様と呼ばせていただいている庄野崎(謙)さんと「いつか私たちのスピンオフをやりたいね」と話していたので“ついにきた!”と。ありがたいことにいつも応援してくれている皆さんからも「神代兄弟のスピンオフが見たい」という声をたくさん頂いていたので、情報解禁前は「早くみんなに言いたい!」とウズウズしていました(笑)。

 

◆庄野崎さんとも喜びを分かち合いましたか?

はい。「やったじゃん! イェーイ!」って(笑)。スピンオフが決まったこと自体うれしかったのに、庄野崎さんと一緒に撮影ができて喜び倍増でした。庄野崎さんとは本編を撮影していたときから本当の兄弟のような関係性で、いつも相談に乗ってもらっていたんです。落ち込んだり悩んだりしてしまいがちな私を何度も励ましてくれて、その優しさにたくさん救われましたし、「ここはいいところだから自信持って」「やり方は一つじゃないから大丈夫だよ」などと声を掛けてくれたおかげで、今回も気負い過ぎず伸び伸びやれたような気がします。

 

◆本作は玲花が兄の凌牙(庄野崎)から結婚を勧められるという予想外の始まりでした。メーンビジュアルのウエディングドレス姿もおきれいですね。

ありがとうございます! ビジュアルと同じように劇中でもドレスを着てヒールを履いた状態で撮影したのですが、アクションシーンが特に大変でした。

 

◆すごくカッコよく決められていた印象ですが…。

いやいや。撮影前に、スーツアクターの(宮澤)雪と森(博嗣)君が付きっきりで教えてくれたおかげです。二人から提案してもらった動きを私が実践すると、どこかどんくさく見えてしまって全くスマートにできなかったんです。そういうときも「じゃあこれはどう?」と新たな形を提案してくれて。たくさん試行錯誤してもらったおかげで運動神経が悪い私でも何とか形になりました。ほかにも爆破の中を駆け抜けたり、何度も撮影できないような緊迫感のあるシーンが多くて本当に貴重な経験をさせていただいたなと思います。

 

◆あらためて見どころを教えてください。

ひと言では言い表せない、笑いあり涙ありのストーリーになっています。私たちの思いだけでは実現しなかった作品ですし、皆さんが神代兄弟への愛を語ってくれたり、イラストを描いて送ってくれたりしたからこそのことだと思っていますので、感謝の気持ちでいっぱいです。本編では描かれることのなかった神代兄弟の新たな魅力が詰まっていますので、ぜひご覧ください!

◆ではここからはプライベートについてお伺いさせてください。まず先程動画内の「自分を動物に例えると?」という質問で「ニワトリ」と答えていたのが気になったのですが。

以前友達と「お互いを動物に例えると何だと思う?」という話をしたときに、私だけ何も当てはまらなくて。試しにネットで動物診断をしてみたら小鹿だったので「かわいいじゃん♪」と思っていたら「それはない」と否定されてしまって…(笑)。特徴を挙げながら考えていったら“うるさい”“よくしゃべる”“すぐに忘れる”という点がニワトリにぴったりだったらしく、それ以降ニワトリっぽいと言われることが多くなりました。自分でも納得しています(笑)。

 

◆嫌なことも忘れてすぐに切り替えられるタイプですか?

それが嫌なことだけは忘れられないんです(笑)。一度気分が沈むと、しばらく引きずってしまいます。なので細かく言うと“繊細なニワトリ”ですね。

 

◆なるほど(笑)。弊誌で行っていた『仮面ライダーセイバー』の連載当時からたくさん話してくださって、明るい印象があったので少し意外でした。

よくギャップがあるとは言われます。最初は少し人見知りしてしまうので静かな面もあるのですが、慣れるといっきに話すようになるのでその温度差にびっくりされるのかなと(笑)。それこそ庄野崎さんも「最初に会ったころは、クールであまり人と慣れあわない感じの人だと思ってた」と言っていました。話すのが好きなのでずっとしゃべっているんですよね。控室でもよくうるさいと言われます(笑)。でも、同じ事務所の(桃月)なしこから「あなたのうるささは才能だよ。いるとその場が明るくなる」という褒め言葉をもらって。なしこは普段あまり褒めたりしない人だからこそ、本当にそう思ってくれているんだなと思えてうれしかったです。

◆ちなみにお休みの日は何をしていますか?

基本ベッドの上にいます(笑)。寝すぎて体が痛くなるくらい。ごろごろしながら携帯でSNSを見たりゲームしたりして、何もせずに一日が終わることもよくありますね。でも、そうじゃないと休んだ気にならなくて。例えば二日間お休みがあったら、一日は外に出て遊んで一日はだらっと過ごしていたいんです。もちろん、友達に誘われたときは出掛けるんですが、基本的に一人でどこでも行けるタイプなので自分発信で人を誘うことはないかもしれません。

 

◆インドア派なんですね。では最後に今後女優として演じてみたい役や出演してみたい番組について教えてください。

女優としては、殺人鬼などとことん悪い役を演じてみたいです。玲花を演じる中で学んだミステリアスな部分を生かせる役どころに挑戦できたらいいなと。あと、以前『ドッキリGP』(フジテレビ系)に出演させていただいたのですが、今後もいろんなバラエティに出てみたいですし、動物が好きなので動物番組にも興味があります。私は毎年「去年より絶対に飛躍してやるぞ!」という気持ちで過ごしているので、今年も昨年以上に羽ばたけるように精いっぱい頑張っていきたいです。

 

PROFILE

●あんじぇら・めい…1997年4月29日生まれ。埼玉県出身。O型。主な出演作は『仮面ライダーセイバー』『ゼロイチファミリアは褒められたい』など。

●photo/中村 功 text/矢嶋咲良

 

上坂すみれの大型ポスターが渋谷駅コンコースに登場!2・11からアーティストデビュー10周年イヤー突入

声優・アーティストの上坂すみれのアーティストデビュー10周年を記念した大型ポスターが、2月6日(月)より東京・東急田園都市線渋谷駅のB2Fコンコースに掲出された(2月12日(日)まで)。

 

3月18日(土)、19日(日)に東京・立川ステージガーデンにて開催される自身の単独ライブ「SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書」のメインビジュアルを使用した大型ポスターとなっており、ファンタジーな世界観の中で上坂がほほ笑みながら絵を差し伸べる姿が印象的だ。

 

上坂は2月8日(水)には自身が主演を務めるTVアニメ『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』オープニングテーマなどが収録された13thシングル「LOVE CRAZY」が発売となり、2月11日(土)からアーティストデビュー10周年イヤーに突入する。

 

イベント情報

「SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書」
【DAY1:運命の書】2023年3月18日(土)午後5時開場/午後6時開演
【DAY2:同人の書】2023年3月19日(日)午後4時開場/午後5時開演

会場:東京・立川ステージガーデン
チケット代金:8,800円(全席指定・税込)
チケット申し込み方法などの詳細は、LIVE特設サイト内NEWSを参照
http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/live/talesofsumipe2023

 

リリース情報

「LOVE CRAZY」【初回限定盤】

 

13th SINGLE「LOVE CRAZY」
2023年2月8日(水)発売

【初回限定盤】CD+Blu-ray:¥2,200(税抜価格\2,000)
【期間限定アニメ盤】CD ONLY:¥1,430(税抜価格¥1,300)
※キャラクターデザイン・鈴木美咲描き下ろしジャケット仕様
【通常盤】CD ONLY:¥1,430(税抜価格¥1,300)

予約:https://sumire-uesaka.lnk.to/13thSG_LOVECRAZY

 

Netflix、空間オーディオ対応作品を700以上に拡大 ダウンロード可能デバイスも4台→6台に

米Netflixは、プレミアムプラン(月額1980円)のユーザー向けに700タイトル以上の映像作品を、空間オーディオに対応させたことを発表しました。

Netflix

 

Netflixの空間オーディオは、「映画館のような臨場感あふれるオーディオ体験を可能にする」というもの。2021年にアップルのイヤホンやヘッドホンへの対応が発表され、2022年7月にデバイスを問わず利用できるようになり、さらなる対応作品の追加が期待されていました。

 

今回プレミアムプランで、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『ウェンズデー』『今際の国のアリス』シーズン2など、700を超える上位人気タイトルが空間オーディオで楽しめるようになりました。さらに『YOU ー君がすべてー』『ユアプレイス、マイプレイス』『刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン』『Tour de France (仮題)』などの人気作や新作も、順次対応予定とのことです。

 

対応作品には「空間オーディオロゴ」が表示されるほか、検索バーに「空間オーディオ」と入力すると、現在の全対応作品リストを確認することができます。

↑空間オーディオを試してみませんか?

 

またプレミアムプランにおいて、コンテンツをダウンロードできるデバイスの数も4台から6台に拡大。より多くのデバイスで映画やドラマを、オフラインで楽しめるようになりました。

森田望智が冴羽獠(鈴木亮平)の相棒・槇村香に「愛を持って全力で突き進んでいきたい」Netflix映画「シティーハンター」

森田望智が、鈴木亮平主演のNetflix映画「シティーハンター」(2024年Netflixにて全世界独占配信)のヒロインに決定した。

Netflix映画「シティーハンター」

 

1985年から1991年まで週刊少年ジャンプにて連載され、単行本の累計発行部数は5000万部突破、一大ブームを巻き起こした北条司原作の伝説のコミック「シティーハンター」。1987年にはTVアニメの放送もスタートし、1999年放送のTVスペシャルまで至る大ヒットシリーズとなった。

 

コミックは台湾、香港、中国、韓国、タイ、インドネシア、フランス、イタリア、スペイン、メキシコ、ポーランドと世界各国で出版。2019年に公開されたアニメーション映画「シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉」は興行収入15億を超える大ヒットに。

 

そして連載開始から数十年の時を超えて、日本初の実写版「シティーハンター」がついに誕生。主人公の冴羽獠役に鈴木亮平が決定し、多くのヒットドラマ・映画を手がける佐藤祐市が監督を務める。

 

森田が演じるのは、冴羽獠の元・相棒の槇村秀幸の妹であり、獠の新たな相棒・槇村香。本作では原作をリスペクトし、新宿駅東口の伝言板が復活。駅のコンコースの一角に忘れ去られたようにひっそりと生き残る伝言板に書き込まれた「XYZ」をきっかけに、ストーリーが展開していく。公開された写真では、そんな伝言板の前で明るい笑顔を浮かべて立っている香の姿が映し出されている。

 

伝言版のほかにも、物語の舞台となる新宿区や新宿区観光協会、歌舞伎町商店街などの全面協力の下、実際の新宿・歌舞伎町で過去最大級の規模となる撮影を敢行している。

 

発表にあたり、森田は「心臓が跳ね上がるような緊張と、浮き立つような喜びを同時に日々かみ締めています。皆さんの記憶の中にある彼女の断片に、少しでも触れることができるよう、愛を持って全力で突き進んでいきたいと思います」と意気込みを。

 

さらに主演の鈴木も、「きっと、皆さんの中にある香さんのイメージを裏切らない、そして何より森田さんにしかできない、チャーミングで愛すべき香ちゃんに出会っていただけると確信しています」と語っている。森田、鈴木、佐藤監督、高橋信一エクゼクティブ・プロデューサーのコメント全文は以下掲載。

 

森田望智コメント

昭和の時代から令和の今日この日まで、計り知れないほどたくさんの方々の愛情が深奥まで溶け込まれ続けている「シティーハンター」。そんな伝説の愛あふれる世界に槇村香さんとして立てること、心臓が跳ね上がるような緊張と、浮き立つような喜びを同時に日々かみ締めています。一生懸命でパワフルで愛情深くてチャーミングな香さん。彼女の心をのぞけばのぞくほど、その魅力のとりこになっている自分がいます。皆さんの記憶の中にある彼女の断片に、少しでも触れることができるよう、愛を持って全力で突き進んでいきたいと思います。

 

鈴木亮平コメント

香と獠として共に過ごして数カ月。柔らかくて、素直すぎるほど素直で、いつも一生懸命な森田さん。セット裏で一人必死な顔で小道具を振り回す練習をする森田さんの姿は、まさに子供の頃から大好きだった、あのひたむきで天真らんまんな槇村香そのものでした。きっと、皆さんの中にある香さんのイメージを裏切らない、そして何より森田さんにしかできない、チャーミングで愛すべき香ちゃんに出会っていただけると確信しています。

 

監督・佐藤祐市コメント

今回、ご出演していただけると聞いてとてもうれしかったのを覚えています。いろいろな作品での彼女の演技を見ていると、多分、集中力の高い女優さんじゃないかなぁ~、と思っていました。実際にお会いすると、どこか柔らかさもあり、不思議な雰囲気のある女優さんでした。でも目には見えない「芯の強さ」も感じました。そんな彼女だからさまざまな注目を集め、たくさんのオファーを受けてるんだなと思いました。一瞬の集中力は、さすがという以外ない森田さんが演じる「香」。どうぞお楽しみに。

 

エクゼクティブ・プロデューサー/高橋信一(Netflix コンテンツ部門 マネージャー)コメント

どんな役を演じても「憑依」したようにその役になりきる森田さんが、「香」となってシティーハンターの世界を駆け巡る姿を楽しみにしていました。(勝手ながら)トレードマークともいえる美しい長い髪の毛を本作のために切っていただきました。俳優キャリアを通じて初めてショートヘアの役柄として「香」を演じられ、まさに「香」となって笑い、怒り、悲しみながら鈴木亮平さん演じる獠と共に新宿を駆け巡る姿を拝見していると、本当に獠と香が新宿にいるかのような錯覚すら覚えます。世界中の多くのファンはもちろん、初めて「シティーハンター」に触れる方にも愛される作品になることを撮影を通して確信しています。

 

作品情報

Netflix映画「シティーハンター」

2024年 Netflixにて全世界独占配信

 

原作:北条司「シティーハンター」

出演:鈴木亮平、森田望智

監督:佐藤祐市

エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一

プロデューサー:三瓶慶介、押田興将

脚本:三嶋龍朗

音楽:大友良英

製作:Netflix

制作:ホリプロ、オフィス・シロウズ

原作協力:コアミックス

 

Netflix作品ページ:www.netflix.com/シティーハンター

倉科カナが『大奥』「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」に出演決定「吉保の愛の行き着く先へも注目していただけたら」

現在放送中のドラマ10『大奥』(NHK総合 毎週火曜 午後10時〜10時45分)の「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」の追加キャストとして、倉科カナの出演が決定した。

『大奥』倉科カナ

 

3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみの「大奥」が原作。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いた傑作コミックをドラマ化する。

 

「3代・徳川家光×万里小路有功 編」には福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴。「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」には仲里依紗、山本耕史、竜雷太。「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」には中島裕翔、冨永愛、風間俊介、貫地谷しほり、片岡愛之助らが出演。

 

脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子。“男女逆転・大奥”の世界に新しい息吹を吹き込み、壮大で豪華絢爛な映像世界で描くとともに、時代を超える普遍的なまなざしで“人々の悲しみ”、“愛”、“葛藤”に寄り添い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気を届けていく。

 

倉科が演じるのは、綱吉(仲)への忠誠心を誰よりも強く持つ美しき側用人・柳沢吉保。倉科は「吉保の静かに蠢く感情、深い愛、愛ゆえの憎悪、演じていてとても苦しく、最後の最後までもやはり虚しくて。でも、その抱えているもの全てを表面に出さず、ただただ寄り添い見つめている吉保の気高い姿。表立って華やかな役柄ではないですが、ぜひ吉保の愛の行き着く先へも注目していただけたらうれしいです」と思いを語った。

 

吉保も登場する「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」は、2月7日(火)放送の第5回よりスタートする。

 

番組情報

ドラマ10『大奥』

NHK総合

毎週火曜 午後10時~10時45分

 

©NHK

青春お寺ラブコメ『てんぷる』23年TVアニメ化決定!愛美、芹澤優、山下七海、朝日奈丸佳、上坂すみれがメインキャストに

吉岡公威原作の青春お寺ラブコメ『てんぷる』が、2023年にTVアニメ化されることが決定し、第1弾ビジュアル&PVが解禁。さらに、愛美、芹澤優、山下七海、朝日奈丸佳、上坂すみれらがメインキャストを務めることが発表された。

©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

本作は、女たらしの血をその身に継ぐ主人公・赤神明光が自らに打ち勝ち、ストイックに生きるため出家するものの、美少女だらけの尼寺に入ってしまうという青春お寺ラブコメディ。

 

公開された第1弾キービジュアルは、花びら舞う青空をバックに、本作のヒロインである蒼葉結月、蒼葉月夜、蒼葉海月、ミア・クリストフ、カグラ・ボールドウィンら5人の姿が描かれた爽やかでかわいらしいイラストとなっている。

『てんぷる』キャストビジュアル©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

またメインスタッフ・キャストも解禁。監督は古賀一臣(『彼女、お借りします』など)、キャラクターデザインを勝又聖人(『五等分の花嫁∬』など)が務める。

 

メインキャストは、赤神明光役を赤坂柾之、蒼葉結月役を愛美、蒼葉月夜役を芹澤優、蒼葉海月役を山下七海、ミア・クリストフ役を朝日奈丸佳、カグラ・ボールドウィン役を上坂すみれが担当することが決定。併せて本作をイメージした撮り下ろしのキャストビジュアルも公開となり、第1弾PVではキャラクターボイスを聞くことができる。

 

さらに原作者・吉岡公威からのお祝いコメント&イラストも到着。吉岡は「すてきなご縁に恵まれ、このたび『てんぷる』のアニメ化が決定しました!これもスタッフ、関係者の皆さまそして読者の皆さまのおかげです。動いてしゃべる赤神たちを見れる日が来ようとは!一視聴者として楽しみです。少しでもこの良縁が広げられるよう、尽力していきたいと思います!」とコメントを寄せている。

 

イラストはヒロイン5人がアニメ化をお祝いする「ノーマルver.」と、温泉でセクシーな姿があらわになってしまう「煩悩解放ver.」の2種類が公開された。

『てんぷる』お祝いイラスト「ノーマルver.」©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

『てんぷる』お祝いイラスト「煩悩解放ver.」©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

第1弾PV

 

作品情報

©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

『てんぷる』

2023年TVアニメ化決定

 

<キャスト>

赤神明光:赤坂柾之

蒼葉結月:愛美

蒼葉月夜:芹澤優

蒼葉海月:山下七海

ミア・クリストフ:朝日奈丸佳

カグラ・ボールドウィン:上坂すみれ

 

<スタッフ>

原作:吉岡公威(講談社「コミックDAYS」連載)

監督:古賀一臣

キャラクターデザイン:勝又聖人

シリーズ構成:香椎葉平

アニメーション制作:月虹

 

公式HP:https://temple-anime.com/

公式Twitter:@temple_tvanime

 

©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

新木優子が山下智久主演「SEE HEAR LOVE」で耳が聞こえないヒロインに「全身全霊ですてきな作品を作り上げていけたら」

新木優子が、山下智久主演×イ・ジェハン監督の映画「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」(Prime Videoで2023年独占配信予定)のヒロインに決定し、場面写真とコメントが到着した。

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」©2023「SHL」partners

 

本作は「ピッコマ」で連載され、100万以上いいね!を集めた人気ウェブ漫画家NASTY CAT作「見えなくても聞こえなくても愛してる」を実写映画化。次第に目が見えなくなる病を患った漫画家と、それを支える生まれつき聴覚障害がある女性の切なくも温かい愛にあふれたラブストーリーを描く。

 

主演を務めるのは、約6年ぶりに王道ラブストーリー作品を演じる山下智久。本作で自身初の漫画家、そして視覚障害者の難役に挑む。監督は、ラブストーリーの金字塔「私の頭の中の消しゴム」を手掛けた恋愛映画の名手イ・ジェハンが担当する。

 

新木優子が演じるのは、目が見えなくなる漫画家・真治(山下)を支える、生まれつき耳が聞こえないヒロイン・相田響。新木は映画やドラマなど多数出演し、男女問わず幅広い世代からの支持を集め、Diorジャパンのアンバサダーを務めるなど幅広く活躍中。公式Instagramのフォロワー数は470万人を超え、その人気は国内のみならずアジアを中心とした国々でも高まっている。主演の山下とは劇場版「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」以来、5年ぶりの共演となる。

 

新木は、本作について「目が見えなくなってしまった真治と、元から耳が聞こえないろう者である響。それぞれが人生に新しい希望を見つける瞬間に私はすごく心を動かされました。そんなところが見てくださる方にも伝わって新たな希望が生まれる、そんな作品になるように監督と山下さんをはじめとするキャスト、全てのスタッフの皆さんと全身全霊ですてきな作品を作り上げていけたらと思います!」とコメントしている。

 

併せて公開された場面写真は、柔らかいパーマがかかった髪の毛が印象的な響(新木)が目を丸くしている表情や、楽しげに公園を歩くショット。響の無邪気でかわいらしい天真らんまんな性格が伝わってくる。

 

初公開となる真治(山下)との2ショットは、落ち葉に囲まれた公園で、目が見えない山下の頭の上に落ちた葉に響が手を伸ばすシーン。二人の関係性が伝わる温かくも美しい一枚になっている。また公式サイトもオープンし、この2ショットがメイン写真として使用されている。

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」©2023「SHL」partners

 

新木優子コメント

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」©2023「SHL」partners

 

作品のオファーをいただいた2年前。話を聞いて、直感的にこの作品に参加したいと感じました。

 

ろう者という挑戦したことのない役どころや、今までと全く異なる環境での撮影になることへの不安と緊張感、参加すると決まってからふわふわとしていた気持ちが、初めて監督にお会いした時に作品に対しての情熱をうかがい、今までの不安や緊張感が一気に無くなるようなそんな感覚がありました。

 

クランクインをした日から、韓国のスタッフさんや日本のスタッフさん入り混じっての撮影の雰囲気も良く、監督や山下さんともカットごとにたくさんのディスカッションをして、撮影が進むにつれて少しずつ響という役をつかめているようないろんな手応えを感じる部分もあり、早くつながった映像を見たい気持ちでいっぱいです。目が見えなくなってしまった真治と、元から耳が聞こえないろう者である響。それぞれが人生に新しい希望を見つける瞬間に私はすごく心を動かされました。そんなところが見てくださる方にも伝わって新たな希望が生まれる、そんな作品になるように監督と山下さんをはじめとするキャスト、全てのスタッフの皆さんと全身全霊ですてきな作品を作り上げていけたらと思います!

 

作品情報

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」

2023年Prime Videoにて配信予定

 

原作:「見えなくても聞こえなくても愛してる」© NASTY CAT/SUPERCOMIX STUDIO Corp.製作/2023「SHL」partners

監督・脚本:イ・ジェハン(John H, Lee)

出演:山下智久、新木優子

 

公式サイト:http://see-hear-love.com

公式Twitter:@SHL_2023

 

©2023「SHL」partners

吉田美月喜、冬の北海道ロケを振り返り「ずっと見ていたいと思える景色でした」主演映画「カムイのうた」撮影終了

映画「カムイのうた」(2023年秋完成予定)に主演する吉田美月喜、望月歩が撮影終了を迎え、両名と菅原浩志監督からのコメントが到着。併せて、第1弾となる映像が公開された。

左から)望月歩、吉田美月喜、菅原浩志監督

 

1903年に生まれ19歳の若さで亡くなった、アイヌ文化伝承者・知里幸恵さん。自らもアイヌの血を引く知里さんは、文字を持たず、失われつつあったアイヌの伝統文化口承叙事詩「ユーカラ」を、著作「アイヌ神謡集」により初めて日本語で表現。その業績は、アイヌ民族の人々に大きな自信と誇りを与えた。

 

本作は彼女の生きた姿をモチーフとし、明治・大正期、土地や生活を奪われ衰亡の危機に瀕していたアイヌ民族の生きざまや伝統・文化を雄大な北海道の自然の中に描く。

 

吉田が知里さんをモデルにした北里テル役、望月がアイヌの青年・一三四役を演じ、2人を取り巻く人物として、阿部進之介、島田歌穂、加藤雅也らも出演。北海道東川町を中心に撮影が進められた。

 

吉田、望月、菅原監督のコメントは下記に掲載。

 

コメント

吉田美月喜(北里テル役)

◆冬の北海道での撮影はいかがでしたか?

冬の北海道は初めてでした。夏の北海道での撮影が楽しかったこともあり、この撮影もとても楽しみにしていました。こちらに来てみると大寒波と重なって驚くほどの寒さで(笑)。寒くて手先が痛かったのですが、景色がすごくきれいで「ずっと見ていたい」と思えるいい場所でした。

 

◆冬の演技を通して感じたことは?

昔は今よりも物が限られた中で生活をされていたと思うのですが、この極寒の中で私たちの衣装よりもっと寒い服装で過ごされていたことを考えると、本当に私たちには想像できない苦労があったんだろうなと感じました。それと、昔からあるわらの靴を履いて撮影をしたのですが、わらの間から雪が入ってくることがないんですよね。こうした道具に触れながら、昔の方々の知恵と工夫で作られているものに感銘を受けました。

 

◆撮影を振り返って思うことは?

この作品が決まってから、アイヌの人々や北海道の方に納得していただける作品にしないといけない、と思いながら演じさせていただきました。自分の人生の中で、大きくてすてきな文化を知ることができたと感じています。アイヌ文化やアイヌの人々の考え方は、今の時代にも必要なものだと感じて、私自身とても勉強になりました。知里幸恵さんという実在した方をモデルとした役に、真剣に向き合って役に取り組めたことも貴重な経験でした。

 

望月歩(一三四役)

◆冬の北海道での撮影はいかがでしたか?

吉田さんと同じく、北海道の冬は初めてでした。台本の中での「自然」は、雪のシーンも含めて想像でしかなかったのですが、今回の冬の撮影でやっとこの自然を体験できたことをうれしく思っています。この現場で自分が一番はしゃいでいる自信があるくらい、めちゃくちゃ楽しかったですね(笑)。どこもかしこも雪で真っ白で、「きれいだな」というのが一番の印象です。

 

◆撮影を振り返って、思うことは?

北海道に来て、この土地の食べものを食べ、空気を吸って、景色を見て、自分の役である一三四に入り込めるように準備をしてきました。その中で、台本にはない部分で、せりふや動きなどが自分の中身から自然と出てきたことに対して、準備したかいがあったなと感じています。それと、北海道の冬は雪が多く、音を吸収するんです。都会のにぎやかさに慣れてしまった僕にとって、その音のない空間にいることは、いろんなことを考えさせられる時間だったと感じています。

 

菅原浩志監督

この北海道の寒さでは、「演技」ではなく「リアル」が入ってきます。寒さで耳が赤くなり、吐く息が白くなる。吉田美月喜さんと望月歩さんには、この北海道の厳しい寒さの中で生きたテルと一三四を感じてほしかった。撮影は大変ですが、実際の雪、冬を映像に撮ると、ものすごい力があり、その中で、お二人は素晴らしいリアルな演技をしてくれたと思います。

 

今後のスケジュールですが、北海道の動物や自然、冬だからこそ撮れるものの撮影を進めます。撮影が終わると、映像の編集と音楽や効果音など「音」の創造が始まります。9月には完成し、皆さんに見ていただけるよう準備を進めています。一番最初に北海道の方に見ていただきたく思っています。

 

「カムイのうた」第1弾映像

作品情報

「カムイのうた」

2023年秋完成予定

 

〈キャスト〉吉田美月喜、望月歩、島田歌穂、加藤雅也、阿部進之介

清水美砂、天宮良、伊藤洋三郎、菜月、加藤憲史郎、清水伸、茅本梨々華

 

〈スタッフ〉

監督・脚本:菅原浩志(「ぼくらの七日間戦争」「写真甲子園0・5秒の夏」「早咲きの花」「ほたるの星」「北の残照」「ヌプリコロカムイノミ」)

プロデューサー:作間清子

撮影:上野彰吾

美術:長寿恵

編集:時任賢三

助監督:桑原昌英

 

製作協力:写真文化首都「写真の町」北海道東川町

古川琴音インタビュー「何を好きで何を嫌いか、自分の物差しを持って生きている〈私〉にほれ込んで演じました」映画「スクロール」

上司からパワハラを受け、社会への絶望感から死への衝動を抱えている〈僕〉(北村匠海)。今が楽しければそれでいいと、日々を刹那的に生きるユウスケ(中川大志)。ある日、大学時代の友人が自殺したのを知った2人は、彼の死を通して自らの「生」を見つめ直していくことに。

古川琴音 ©橋爪駿輝/講談社 ©2023映画『スクロール』製作委員会

 

そんな現代の若者の生きざまを切り取ったかのような映画「スクロール」が、2月3日(金)に公開される。本作で〈僕〉の同僚で彼に思いを寄せる〈私〉を演じているのが、今年の大河ドラマ『どうする家康』への出演も決まっている古川琴音さん。作品を通して各キャラクターから感じたことと併せ、自らの人生観、恋愛観も語ってくれました。

 

◆原作や脚本を読んで、どういう作品だと感じましたか?

自然と周りの友達やきょうだいなど、たくさんの人のことが思い浮かんできて、こういう台本は初めてでした。監督もおっしゃっていたんですけど、この作品は「みんなの物語」なんです。社会に出て、壁にぶち当たっているすべての人が、どこか思い当たるところがある作品だと思います。

 

◆古川さんが演じた、〈私〉という役柄の魅力は?

登場人物の中で一番、自分がどう生きていくか、何を大切にするかを決めている人で、すごく好きなキャラクターでした。自分が何を好きで何を嫌いかって、意外と分かっているようで分かっていないと思うんです。大人になると、周りの意見に流されて、自分の気持ちをごまかしやすくもなりますし。そんな中、彼女はきちんと自分の物差しを持ちながら世の中と関わりを持てているところがカッコいいなと感じました。

 

◆そういう役柄を演じるにあたり、何か準備したことはありますか?

もう台本の段階で彼女の素晴らしさにほれ込んでいたので、それが一番の役作りになったかもしれません(笑)。演じてみると、強い人だなと改めて感じました。こうしたい、こうできたらいいなと思っても実際は行動できないことを、彼女は平然とやってのけられるんです。彼女みたいになれたらと思いましたし、生きていくためのパワーをもらえた気がしました。

 

◆登場人物の中で、どのキャラクターに一番共感しますか?

どの登場人物も自分の中にいる気がしますが、今の自分に一番近いのは〈僕〉(北村匠海)だと思います。彼は理想と現実の間を揺れ動きながら、どう生きていくかを模索していて、現実に不満があるわけではないけれど、漠然とした不安はいつも抱えている。そんな感じの迷い方は似てるかなと思います。逆に一番離れているのは、ユウスケ(中川大志)かも。彼も心の中ではいろいろ抱えているものがありますが、それでも器用に何でもできてしまうんですね。あの器用さは私にはないところかなと思います。

 

◆北村さんと〈僕〉、中川さんとユウスケに重なる部分は感じましたか?

匠海君は自分のことを掘り下げて考える方なので、〈僕〉に近い部分はあると思います。でも、匠海君のほうがより大人な感じがしますね。自分の基準がはっきりしていますし、むしろ〈私〉に近いのかも。中川さんとは今回あまりご一緒する機会がなかったんですけど、印象としてはちょっと違う気がしますね。もちろん、中川さんも器用な方だと思うんですけど、ユウスケより誠実だと思います(笑)。

 

◆撮影中、北村匠海さんとどのようなお話をされましたか?

作品のテーマに沿った話が多かったですね。人間である以上、どんな人も社会と関わらなければ生きていけない。そういう根本の深いところを考えなきゃいけないね、みたいな。匠海君とは何回か共演させていただいているのですが、共演するたびに懐の大きな人だと感じるんです。ミクロな視点もマクロな視点も持っていて、自分が思いも寄らなかった深いところまで考えさせてくれるというか。バランス感が絶妙な人だと思います。

 

◆劇中、〈私〉はパワハラ上司に対する〈僕〉の思いをたたき付けて、会社をやめることになりますが、もし古川さんが同じ立場だったら?

丁寧に辞職届を書いて、ひっそりやめます(笑)。そもそも、ああいう人とはなるべく関わらないようにするでしょうし。〈私〉は好きな人への気持ちのぶつけ方もすごくて。ああいう芸術的で、アグレッシブな伝え方はなかなかできないと思います。

 

◆恋愛に対するスタンスについて、〈私〉に共感するところはありますか?

とにかく好きな人のことを知りたいという気持ちは分かるところがあります。例えば、今日何食べたとか、どんな食べ物が好きかとか、どんなことでもいいです。知ることで近づける気がするんですよね。〈私〉のように真っすぐぶつかっていくのは難しいですけど、自分の気持ちを偽らないように、相手に接したいなとは思っています。

 

◆本作の公開日が2月3日(金)とバレンタインシーズンですが、古川さんはバレンタインの思い出はありますか?

学生時代にチョコレートケーキを作って、あげたことはあります。付き合っている人がいるのを知ってはいたんですけど、ダメでも自分の気持ちだけは伝えようと思って。誰かにチョコをあげるという経験もしてみたかったですし(笑)。

 

◆〈私〉に通じるところがあるエピソードですね。

そうですね。〈私〉だったら、〈僕〉に彼女がいたとしても、やっぱり自分の気持ちを一番に考えて告白するでしょうし。そこは同じかもしれません。

 

◆本作は現状へのいら立ちやどうすればいいか分からない感情を抱えた人々が登場する物語ですが、古川さんがそういうとき、気持ちが楽になる行動はありますか?

散歩です。お気に入りのルートが3つぐらいあって。静かに歩きたいなと思ったら車通りの少ないルートにしますし、長めに歩きたいときは、時間のかかるルートを選んだり。その日の気分に合わせて散歩しています。

 

◆どのようなことを考えながら散歩を?

あらかじめせりふを全部ボイスメモに入れておいて、それを聞きながら歩いています。あとは好きな音楽を聴きながら、考えごとをしたり。いろいろグルグル頭の中を巡るんですけど、家に着く頃にはすっとなくなって、フラットな気持ちになれて。その日はぐっすり眠れます。

 

◆本作には「生きること。愛すること。」というキャッチコピーが付けられていますが、古川さんにとって生きること、愛することは?

難しいですけど、日々いろんなものを愛してはいますね。仕事や、飼ってる猫もそうですし。家族や親しい人に対してもそうですし。いろんなものを愛しているし、愛されているかなと。それを感じるのが生きることなのかもしれないです。

 

◆この作品をどういうふうに見てほしいと思いますか?

完成した映画を見たとき、物語に没頭するというより、過去のことをいろいろ思い出しながら見ていました。きっとスクリーンに映し出された場面から影響を受けて、そういえば自分はああだったなって、触発されたんでしょうね。そんなふうに引っかかるところがたくさんある作品だから、映画と自分の中を行ったり来たりしながら、思いをかみしめるように見ていただけたらと思っています。

 

◆古川さんは今年、大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか)にも、巫女の千代役で出演します。こちらの撮影はいかがですか?

やっぱり大河ドラマならではのスケールがあるなと感じています。当時の人は今より動物的というか、生きるか死ぬかみたいな問題に直面していて、物語全般にそういう空気感が漂っていますね。その空気の一部を自分の中に取り入れながら演じるのは、大河ドラマならではだなと感じています。

 

◆謎めいた設定の役柄ですが、どのような人物だと捉えていますか?

私にとってもミステリアスな部分が多くて。今後どうなっていくのか、なぜこういう行動をしているのか、知らないで演じているところもあるので。千代が何をやろうとしているのか、私も楽しみにしています(笑)。ただ、やっぱり戦国の世に生きていて、強い人なんだろうなとは思っていて。大河ドラマは今までみたいなナチュラルな演技だと通じないところもありますし、千代はこういう人なんだという、核を作っていきたいです。

 

◆2023年、個人的に新しく挑戦してみたいことはありますか?

ギターですね。先日、映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行ったんです。実はどんな話かまったく知らなかったんですけど、友だちが良かったと言っていて。実際、すごく感動しました。特に印象的だったのがオープニングで、ベースの音から始まる曲がカッコいいなと思って。それを弾くために、まずはギターから挑戦したいと思っています。

 

PROFILE

古川琴音

●ふるかわ・ことね…1996年10月25日生まれ。神奈川県出身。近作にドラマ『コントが始まる』『前科者‐新米保護司・阿川佳代‐』『アイドル』、映画「今夜、世界からこの恋が消えても」「メタモルフォーゼの縁側」など。2023年はNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演予定。

 

作品情報

©橋爪駿輝/講談社 ©2023映画『スクロール』製作委員会

 

「スクロール」

2023年2月3日(金)全国公開

 

出演:北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音

水橋研二、莉子、三河悠冴/MEGUMI、金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子

 

監督・脚本・編集:清水康彦

脚本:金沢知樹、木乃江祐希

原作:橋本駿輝「スクロール」(講談社文庫)

主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)

 

公式HP:https://scroll-movie.com/

 

©橋爪駿輝/講談社 ©2023映画『スクロール』製作委員会

福原遥、赤楚衛二、古舘寛治が「成田山節分祭」に参加「本当に楽しくて、すがすがしい気持ちになりました」『舞いあがれ!』

『舞いあがれ!』左から)赤楚衛二、福原遥、古舘寛治 ©NHK

 

2月3日(金)に大阪・寝屋川市で行われた「成田山節分祭」に、連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演中の福原遥、赤楚衛二、古舘寛治が参加。3人からコメントが到着した。

 

連続テレビ小説第107作は、オリジナル作品『舞いあがれ!』。1990年代から今にかけ、福原遥演じるヒロインの岩倉舞がものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら空を飛ぶ夢に向かっていく姿を描く、挫折と再生のドラマだ。

 

そんな本作から、主演でヒロイン・岩倉舞役の福原遥、梅津貴司役の赤楚衛二、笠巻久之役の古舘寛治が「成田山節分祭」に参加。福原は「本当に楽しくて、すがすがしい気持ちになりました。皆さんにとっていい1年になったらいいなと思いながら豆をまかせていただきました」と感想を語った。

『舞いあがれ!』 ©NHK

 

福原遥 コメント

本当に楽しくて、すがすがしい気持ちになりました。皆さんにとっていい1年になったらいいなと思いながら豆をまかせていただきました。『舞いあがれ!』を見てくださっている方がとてもたくさん来てくださって、私自身がすごく元気をもらいました。歓声もとても大きくてうれしかったです。

 

赤楚衛二 コメント

本当に貴重な体験をさせていただき、楽しかったです。たくさんの方のエネルギーを直に感じられるのは久しぶりでした。多くの方に名前を呼んでいただきましたが、7割が『赤楚君』で3割が『貴司』でした。貴司と言われるのはとてもうれしいですね。ぜひ貴司って呼んでください(笑)。

 

古舘寛治 コメント

4年前に千葉でも豆をまかせていただきましたが、大阪のほうは両手でつかめるだけつかんで投げるという運動会のようなところがありました。奥の来場者にまで届けられなかったのは少し残念でしたが、楽しかったです。大阪出身ではありますが最近は帰ってくる機会も少なかったので、大阪の人独特のエネルギーを思い出しました。

 

番組情報

連続テレビ小説『舞いあがれ!』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

WEB

公式HP:https://nhk.jp/maiagare
公式Twitter:https://twitter.com/asadora_bk_nhk/
公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/

 

©NHK

新垣結衣が精神科医役で野木亜紀子脚本『連続ドラマW フェンス』出演決定【コメントあり】

『連続ドラマW フェンス』

 

3月19日(日)にスタートする松岡茉優、宮本エリアナW主演の『連続ドラマW フェンス』(WOWOWプライム 毎週日曜 午後10時~)に、新垣結衣が特別出演することが決定した。

 

本作は、ドラマ『アンナチュラル』『フェイクニュース』『MIU404』、映画「罪の声」など、数多くの社会派エンターテインメント作品を手掛ける野木亜紀子によるオリジナル脚本。本作は、ドラマ『アンナチュラル』『フェイクニュース』『MIU404』、映画「罪の声」など、数多くの社会派エンターテインメント作品を手掛ける野木亜紀子によるオリジナル脚本。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、東京から来た雑誌ライター・小松綺絵(松岡茉優)とブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)がバディとなり、性的暴行事件の真相を追う。

 

新垣はこれまでに、野木脚本作である『空飛ぶ広報室』『掟上今日子の備忘録』『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』の4作品に出演。本作が5作品目の出演で、WOWOWに出演するのは初となる。

 

そんな新垣が演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころとなっている。

 

新垣結衣 コメント

このような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさやつらい現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。

 

作品情報

『連続ドラマW フェンス』

 

『連続ドラマW フェンス』(全5話)
WOWOWプライム・WOWOW4K/WOWOWオンデマンド
2023年3月19日(日)放送・配信スタート
毎週日曜 午後10時~

配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信

脚本:野木亜紀子(ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』、映画「罪の声」)
出演:松岡茉優、宮本エリアナ/青木崇高、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子、佐久本宝、ド・ランクザン望、松田るか、ニッキー/新垣結衣(特別出演)/Reina、ダンテ・カーヴァー、志ぃさー、吉田妙子、光石研 ほか
監督:松本佳奈(ドラマ『きょうの猫村さん』『パンとスープとネコ日和』、映画「マザーウォーター」)
音楽プロデューサー:岩崎太整
プロデューサー:高江洲義貴、北野拓
製作:WOWOW NHK エンタープライズ

番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/fence/

今年はライブ活動を! 早見 優がデビュー曲『急いで!初恋』から今までのミュージックヒストリーを語る!!

2022年にデビュー40周年を迎えた早見 優さん。アイドルの伝説的な当たり年として知られる「花の82年組」のひとりとして、石川秀美、小泉今日子、シブがき隊、中森明菜、堀ちえみ、三田寛子といった面々とアイドル全盛期を盛り上げた。

 

個性豊かな82年組の中でも、早見さんの「ハワイ育ちの帰国子女で英語が堪能」という才色兼備のキャラクターはひときわ輝いていた。歌うことが大好きで、ポップ、ロック、ジャズ、ミュージカルと活躍のステージを広げてきた早見さんの音楽史をたっぷり伺った。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:牛島フミロウ)

 

●早見 優(はやみ・ゆう)/歌手。日本生まれ。3歳から14歳までをグァム、ハワイで育つ。14歳でスカウトされ82年「急いで!初恋」で歌手デビュー。「夏色のナンシー」や「PASSION」などのヒット曲がある。バイリンガルと国際感覚を生かしTV、舞台などで活躍。上智大学比較文化学部日本文化学科を卒業。2008年にワインエキスパート認定。2018年4月にダンスフィットネスZUMBA®のインストラクター認定、AFAAプライマリー・フィトネス・インストラクター認定。NHK World「Dining with the Chef」やNHKラジオ「深夜便ビギナーズ」(毎月第三土曜日)のレギュラー出演中。2022年にはデビュー40周年迎え、ベストアルバム「Affection~Yu Hayami 40th Anniversary Collection~」を発売。

 

花の82年組について

――デビュー40周年おめでとうございます。振り返ってみて、どんな40年間でしたか?

 

早見優(以下、早見)「ありがとうございます。あっという間だったという気持ちもあります。でも、その間にプライベートでは子どももひとり成人してますし、私のミュージックヒストリーを考えても、ずっと音楽を続ける中でミュージカルをやったりジャズをやったりしてきて、今回40周年記念ベストアルバムを出したと思うと、あっという間ではなかったのかな、とも思います」

 

――40年の歳月を一口にはなかなか言えないですよね。

 

早見「アイドル時代のことを考えると、本当に濃い5、6年間だったので、そこはあっという間だなとは思うんですけど」

 

――早見さんのデビューは1982年、いわゆる「花の82年組」ですが、裏を返すとライバル同士ともとれます。皆さんとの仲はどうだったんですか?

 

早見「仲良かったですよ。当時は3か月に1回シングル曲を出しましたから、タイミングが合う同期のメンバーとは歌番組でよく一緒になっていました。歌番組も『ザ・ベストテン』(TBS)、『歌のトップテン』(日本テレビ)、『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)、『カックラキン大放送!!』(日本テレビ)『8時だョ!全員集合』(TBS)などたくさんありましたし、地方局でも一緒になったりもしたので、共演がきっかけで仲良くなったっていうのもあります」

 

――お仕事でご一緒するなかで仲良くなったと?

 

早見「一番の理由は、みんな年齢が近かったことですよね。同期でも、私たちが15歳くらいで、例えば相手が19歳、20歳だとそんなに仲良くはなれなかったと思うんです。40年経った今も仲良くいられるっていうのは、本当に宝物だなって思いますね」

 

――交友がずっと続いてるんですね。

 

早見「でも、あのころはプライベートでは全然会ってないんですよ。時間もなかったですし。仕事が終わるのが夜中だったので、帰って4時間ぐらい寝てっていう毎日でした」

 

――当時、早見さんは15歳じゃないですか。すごい生活ですね。

 

早見「そうですね、コンプライアンスが緩やかな時代でしたから」

 

――あくまで仕事の現場で会って、合間合間の時間で親交を深められたと。

 

早見「SNSとかがある今の方が仲良くなれそうですけどね。プライベートでは全く会ってないけど、毎日のように歌番組や何かの収録で会っていたので、『おはよう、学校行った?』『行った、早退』みたいな、割とカジュアルな会話を交わしていました。歌番組の本番を終えて、『お疲れ~、じゃあ明日ね』みたいな感じでした」

 

――クラスメイトとか、同じ部活の仲間に近い感覚なんでしょうか?

 

早見「そんな感じです。収録の控室も、今みたいに個別の控え室じゃなくて大部屋だったので、新人の私たちはいつも出口のところに集まって、誰かがお菓子を持ってると『ちょうだい!』という感じでシェアして」

 

――同世代同士で過ごすその時間は楽しそうですね。

 

早見「はい、楽しかったです!」

 

デビュー曲秘話

――デビュー曲のお話を伺いたいと思います。ファーストシングルは『急いで!初恋』(1982年)でしたが、この曲の思い出は?

 

早見「実は、『急いで!初恋』のB面に収録された『潮風の予感』が本当はデビュー曲になる予定だったんです。デビュー前に資生堂のコマーシャルが決まったということで、『それに合わせてコマーシャルソングを作ったので、レコーディングしてください』っていうのが『急いで!初恋』だったんです」

 

――デビュー時にそういう出来事があったんですね。

 

早見「『潮風の予感』は、先生について何回も練習したんですけど、『急いで!初恋』は決まってすぐレコーディングして、練習もほとんどしないで歌ったのを覚えてます。新曲が出るとだいたい『おはようスタジオ』とか『ヤンヤン歌うスタジオ』(どちらもテレビ東京)で歌わせていただくんですけど、すっごい緊張しました」

 

――早見さんは住んでいたハワイでスカウトされて、デビューされるまでの間にどれくらい歌のレッスンをされたんですか?

 

早見「レッスン期間はあまりなかったです。10月にハワイから日本に来て、もう11月には『ヤンヤン歌うスタジオ』の中にあった近藤真彦さんの青春ドラマにチョイ役で出させていただいていたんです。同時にお芝居とか、たまに歌のレッスンがあったぐらいですね」

 

――お仕事やデビューが一気に決まって、一気にやるみたいな感じだったんですか。歌やお芝居をレッスンする準備期間は、もっとあるものだと思っていました。

 

早見「もっとあればよかったのにって思いますけどね」

 

――不安はなかったですか?

 

早見「でも、デビューの時は比較するものがないので、『こんなものかな?』って感じでした」

 

――たしかに。そうやってデビューされて、ご自分のレコードが出るというのはどんな気持ちでしたか?

 

早見「あまり実感がなかったです。テレビに出ている自分を今みたいに簡単に見られないじゃないですか。デビューしたという実感が初めて湧いたのは、シングルを買ってくださった方との握手会ですね。握手する時に初めて直にファンの皆さんにお会いして、話した時に感想をいただけるんです。『この歌いいですね』とか『歌ってる時の振り付けが可愛いですね』とか。その感想を聞いて『本当に届いてるんだな』って感じました」

 

大ヒット曲『夏色のナンシー』について

――早見さんの代表曲でもある『夏色のナンシー』(1983年)についても聞かせてください。作詞が三浦徳子さん、作曲が筒美京平さんという黄金コンビです。

 

早見「『夏色のナンシー』は5枚目のシングルなんですけど、それまでは割と大人っぽいバラードが続いたんです」

 

――早見さんのデビュー時のキャッチフレーズは「少しだけオトナなんだ」でしたね。

 

早見「アメリカに住んでいて、日本に来た時に『よろしくお願いしまーす!』みたいな感じじゃなかったんです。どこか大人びていて、声も低めだったので、そういうイメージになったのかなと思います」

 

――早見さんはじめ、82年組の皆さんはキャラクターも豊かでした。

 

早見「それまでの4枚のシングルはいろいろ試行錯誤があって、5枚目でコカ・コーラのコマーシャル出演が決まるんですけど、コカ・コーラのイメージに合わせて作っていただいたのが『夏色のナンシー』でした。この曲で覚えているのが、キー合わせの時にディレクターさんに『ちょっと半音あげよう』って言われたんです。すごく高くて、えー!? と思ったんですよ。でも『このほうが声がいいから』って、それからずっとそのキーで歌うことになりました。すごく辛かったなって思うんですけど、聴き心地がいいんでしょうね」

 

――その前の『love Light』、レコード大賞で新人賞をとった『アンサーソングは哀愁』(どちらも1982年)は、大人っぽくて静かな曲でしたけど、『夏色のナンシー』から雰囲気がポップで爽やかな感じに変わりましたもんね。

 

早見「『夏色のナンシー』のカセットテープを最初にもらって聴いた時に、すっごく爽やかで、一気にハワイの青空と海を想像できたんです。『こういう歌を歌いたかった』って強く思ったのを覚えてます」

 

――三浦先生と筒美さん、そして早見さんそれぞれの良さが完璧に出ている曲だと思います。コカ・コーラのイメージにもぴったりだし。

 

早見「ほんとに。その後、『渚のライオン』『ラッキィ・リップス』(どちらも1983年)とずっと筒美京平先生に曲を書いていただくんですけど、『渚のライオン』のカセットテープをもらって、ディレクターさんに『明後日レコーディングするから覚えてきて』って言われた時に、もう『夏色のナンシー』の期間が終わっちゃうんだと思ったのを覚えてます。寂しかったですね」

 

――すごく好きだったんですね、『夏色のナンシー』が。

 

早見「好きでしたし、初めてチャートインした歌だったので、歌う機会がものすごく増えたんです。いろんな番組で歌わせていただいたし、ようやくうまく歌えるようになってきたって思っていたんですが『あ~、もう新曲なんだ』って思いました」

 

――3か月ごとに新曲をリリースするしばりの辛いところですね

 

アン・ルイスさんからのアドバイス

――その後、『PASSION』や『CLASH』(どちらも1985年)など、ロックな曲調へと移っていきました。どういう経緯でその流れに?

 

早見「そのあたりからアン・ルイスさんにすごく可愛がっていただいていたんです。私、ライブがすごく好きなんです。ファンの方と同じ空間にいて盛り上がれるライブの雰囲気が好きなので、アンさんに『ポップな歌もいいんだけど、ライブでみんなで手を上げてわーっと盛り上がれる感じの歌を歌いたいんだよね』って言ったら、『早見はね、1年間休んで、私のコーラスについて勉強したほうがいい』とおっしゃっていただいて、『それいい!』と思って、マネージャーさんに相談したら『絶対ダメだ』と言われました(笑)」

 

――そうですよね(笑)。

 

早見「でも、アンさんからいろいろなアドバイスをいただいて、もう少しビートのきいた歌を歌いたいっていうお話をディレクターさんに話していた時に、ちょうど映画『KIDS』の主演のお話をいただいたんです。そのイメージに合わせて、中原メイ子さんに書いていただいたのが『PASSION』なんです」

 

――そういう流れだったんですね!

 

早見「私、レコーディングっていつも風邪をひいてたんです。タイトなスケジュールでしたから、夜中にレコーディングすることが多かったからかもしれません。でも、『PASSION』のレコーディングはコンディションがバッチリで、3回ぐらい歌ったところで、いつもは厳しいディレクターさんが『はい、オッケー』って言うんです。『本当に? マジで? えーっ!』ってすごく嬉しかったのを覚えてます」

 

――歌に関して、早見さんの「自分はこうしたい、こういう曲が歌いたい」というオーダーも通ったんですか?

 

早見「希望はけっこう言っていて、それが通る時もありましたし、なかなか通らない時もありました。歌を歌って、現場でファンの皆さんの反応とかを見ると『もう少しこういう歌が歌いたいな』とか、そういう気持ちはやっぱり出てくるので。『PASSION』の頃はハッキリと『この後はもう少しダンスっぽい曲を歌いたい』っていう風にはお願いしてました」

 

――ご自分のやりたいことが見つかると、提案もしていける状況になってたということですね。

 

早見「そうですね。嬉しかったですね、思ってるものができるっていうのは」

 

ジャズ、ミュージカルについて

――その後、ジャズやミュージカルに活躍の場を広げて行きます。どのようなきっかけで?

 

早見「ジャズは、私がちょうど20、21歳ぐらいの時に、事務所から『もうレコードやCDが売れる年齢ではないので、方向転換しなきゃいけない』って宣言されるんです。それで、大好きな歌がもう歌えないんだって落ち込んでいたら、父から『じゃあ今からジャズを歌えば40、50歳ぐらいになったら一人前になれるよ』って言われたんですね」

 

――早見さんのお父様はジャズシンガーですよね。

 

早見「はい、亡くなりましたが井上良というジャズシンガーです。それで、そこから父と一緒にジャズを歌っていくんですが、『ジャズはエイトビートじゃなくて、フォービートだから』ってもう本当に何度も注意されて……あと、彼は割とスタンダードな歌い方だったので『メロディーを大切に』という風にも教わりましたね」

 

――ジャズは、それまで歌ってきたポップスやロックと唱法からビートから何から違うわけですからね。難しかったのではないかと思います。

 

早見「ジャズは小さいころから聴いていたので、割と耳馴染みがあったんですね。だから知ってる歌を歌えるっていうのは嬉しかったです。でも、『歌ってたら40、50歳になったら一人前になれる』って父は言ってたはずなんですけどね、あれ? みたいな(笑)」

 

――ミュージカルはどうですか。また全然違うジャンルですよね。

 

早見「ミュージカルは、もうレコードを出せないって言われて本当に落ち込んでいる時に、『グリース』っていう作品のオファーをいただいたんです。もう何がなんでも歌を続けたいと思っていたので、『こういう形で歌を歌えるんだ』と気づいたんです。特に『グリース』ってあまりミュージカルっぽくなくて、大林宣彦監督が映画を基にして演出されたんですが、『(早見さんが演じるサンディ役の)オリビア・ニュートン・ジョンの『Hopelessly devoted to you』(邦題/愛すれど悲し)とかの歌い方を聴きながら、本当にポップな感じで歌えばいいんだよ』って言われました」

 

――そういった大林監督のアドバイスもあり、歌を歌えるミュージカルもいいなっていう感じで新たな道を見つけたと。

 

早見「私はおばあちゃん子だったんですけど、小さいころにミュージカル映画を一緒に見てたんです。『雨に歌えば』とか、『イースター・パレード』『上流社会』とか。だから、ミュージカル自体はすごく好きだったんです」

 

――早見さんの歌手としての下地には、お父さんやおばあちゃんから吸収されたものがたくさんあるんですね!

 

40周年記念アルバムについて

――40周年記念アルバム『Affection ~YU HAYAMI 40th Anniversary Collection~』についても伺わせてください。歴代の名曲もさることながら新曲が3曲入っています。『今が一番好き!』は作詞に野村義男さんのお名前がありますね。

 

早見「その3曲をプロデュースしてくださったのが川原伸司さんで、よっちゃん(野村義男さん)のバンドTHE GOOD-BYEのディレクションをされていたんです。今回、川原さんが『キューティーモリモリの3人(早見さん、松本伊代さん、森口博子さん)で形になるものを作ると楽しいんじゃない? 曲は僕が作るから、詩はよっちゃんに頼んでみる』って提案してくださったんです。よっちゃんもOKしてくれて」

 

――川原さんのアイデアだったんですね。

 

早見「そう。私もデビュー当時によっちゃんの映画『三等高校生』(1982年)に出演させていただいたり、一緒になる機会が多かったのですごく仲良かったんです。でも、そこから何十年も会っていなかったんですけど、レコーディング当日によっちゃんが来てくれて、『あー、久しぶり!』って言った時、もう一気に10代に戻ったみたいでした。セリフを入れるアレンジもその場で生まれたりして楽しかったですね」

 

――皆さんのいい関係を感じる楽しい曲です! そして、二人のお嬢さんと早見さんで歌われている『make lemonade』。こちらは優しくて元気が出る歌詞です。

 

早見「アメリカに留学している娘たちが日本に戻ってくるタイミングで一緒にレコーディングできるねっていうことで、一緒に歌っています」

 

――作詞は早見さんとお嬢さんですね。

 

早見「メインは私なんですけど、娘たちに見せたら『これは譲れない。ここは変えたほうがいい』とか意見をもらって。曲名の『make lemonade』って、アメリカでは人生で辛いことが起きた時に 『レモンをいっぱい放り投げられた』って言い方をするんです。そうやって辛酸を味わった時、考え方を変えて、美味しいレモネードを作っちゃえ(make lemonade)って、要するに、『ピンチがチャンス』のような意味なんです。小さいころ、私も言われてたし、子どもたちが小さい時に私も言ってたみたいなんです。たとえばクラブ活動を頑張ったけど、チームから外れちゃったら、『じゃあmake lemonadeね!』って言ってたんですね。子どもたちが『ママがいつもこれ言ってたよね、これテーマにしない?』って言ってくれまして、じゃあそうしよう! という感じで生まれた曲です」

 

――早見さんと娘さんたちの絆を感じさせる曲なので、ぜひみなさんも親子で聴いてほしいですね。さて、3曲目はアン・ルイスさん作詞の『Your Last Woman』です。

 

早見「今回、アメリカに住んでいるアンさんに曲を作ってってお願いしたら、『私は詩を担当するので、息子の美勇士に曲を書いてもらおう』って提案がアンさんからあったんです。美勇士君から上がってきたものを山川さんがちょっと素敵にアレンジしてくれました」

 

――3曲とも、それぞれに40周年らしいエピソードがあるんですね。それを知ってから聴くとまたひと味違いますね。

 

今年の活動予定について

――今年はこういうことやってみたいな、こういう年にしたいなっていうお考えってありますか?

 

早見「今年はデビュー41年ではあるんですけど、『夏色のナンシー』をリリースしてから40年目なんですね。だから昨年あまりできなかったライブ活動をしたいなと思っています。1回ではなくて、何回かできればいいなって」

 

――コロナ対策も整ってきていますし、また好きなライブをファンの皆さんと一緒に。

 

早見「同じ空間で歌いたいです。昨年7月に、キューティーモリモリで、博子ちゃんと伊代ちゃんと一緒にジョイントコンサートをした時のことなんですが、お客様が、私の娘と同い年ぐらいの20歳前後の方と親子でいらしてくださいました。その姿を見て、世代を超えて私たちの音楽を聴いてくれてるんだっていうのがすごく嬉しかったんです」

 

――ファン世代が親になり、子どもとコンサートに来るなんていいですね。

 

早見「今はサブスクリプションで音楽を聴く時代になっているので、若い人は、昔の歌だから……とかそういう感覚じゃなくて、あいみょんを聞いた後に松本伊代ちゃんや早見優の歌を聴いていただけると嬉しいなって思います」

 

――三浦さん、筒美さんをはじめ、素晴らしい作詞作曲家の作品ばかりですから、当時のヒット曲は今聴くとまた新鮮さを感じます。この40周年のベスト盤を通じて、新しい世代のお客さんにも届くといいなと思います。

 

早見「そうですね、ありがとうございます!」

 

【information】

Affection
~YU HAYAMI 40thAnniversary Collection~

デビュー40周年を迎える早見優のアニバーサリーアイテム第3弾! 早見優の魅力を詰め込んだCD3枚組。40年のヒストリーを感じさせる輝かしい代表曲の数々、今回初CD化のレア曲、そして新曲までを網羅した41曲、3CDアルバム。新曲は、野村義男作詞で松本伊代、森口博子と歌う「今が一番好き」、娘のありさ・かれんと作詞し一緒に歌った「make lemonade」、Annieことアン・ルイスが作詞の「Your Last Woman」の3曲。「ナチュラル」をテーマに優しさ、包容力も兼ね備えた肩肘張らない自然体の早見優を捉えた最新写真満載、スージー鈴木氏によるライナーノーツを掲載したブックレットも付属。

● 2022年10月12日発売
●定価:6600円(税抜価格6000円)
●音源同時デジタル配信

 

YU HAYAMI / LIVE 1984~1985

デビュー40周年を迎える早見優のアニバーサリーアイテム第1! 早見優の1984年と1985年のLIVE過去、レーザーディスクなどでしかリリースされていない映像2本と、カセットでしか世に出なかったそのライブを完全収録した音源をDVDCD初復刻。初々しくもエネルギッシュな早見優がここに!当時のコンサートパンフレット2冊も復刻!

 ●2022年4月20日発売
定価:1万6500円(税抜価格1万5000円)

白石聖主演、朝倉あき、北野日奈子共演の新ドラマ『とりあえずカンパイしませんか?』放送決定 テーマは「合コン」

『とりあえずカンパイしませんか?』出演する白石聖、朝倉あき、北野日奈子

 

白石聖が主演を務め、朝倉あき、北野日奈子が共演するドラマ『とりあえずカンパイしませんか?』(テレビ東京 毎週水曜 深夜1時~)が3月1日(水)から放送されることが決定した。

 

本作は『孤独のグルメ』や『サ道』といった人気シリーズを手掛けるテレビ東京が、日本独特の文化とされる「合コン」をテーマに切り取った、テレ東王道のライフスタイルドラマの中でも異色を放つ新感覚ドラマ。舞台は「合コン」でもキスシーンやラブシーンなどはあえて描かず、「自己表現」「存在感」「取捨選択」といった誰しもが抱える人生の悩みや葛藤の種を「合コン」を通じて解決していくシチュエーションコメディとなっている。

 

自己紹介が苦手で人見知りな主人公・香山花火役を演じるのは、テレビ東京ドラマ初主演となる白石聖。ドラマ『I”s』や映画「胸が鳴るのは君のせい」など王道ラブストーリーでの透明感ある演技が印象的な彼女が、「合コン」という大人な恋愛のワンシチュエーションを舞台にどんな魅力を発揮するのか。また、今までとはひと味違うハートフルでコミカルな演技は必見だ。

 

共演には、体育会系で姉御肌な町あけび役を、映画「七つの会議」といった名俳優が集まる作品でも堂々とヒロインを演じ、圧倒的な演技力で評価の高い朝倉あき。ポジティブで社交性の高い白石若菜役を、乃木坂46を卒業後、女優業で新たな魅力を開花させ、ドラマ『少年のアビス』など話題作に立て続けに出演している北野日奈子が演じる。

 

脚本は、ポップカルチャーな作風で演劇界を牽引する劇団「ロロ」の主宰・三浦直之。監督は、映画「おいしい家族」や「ずっと独身でいるつもり?」などを手掛け、新進気鋭の若手監督として話題を集めるふくだももこが務める。

 

白石聖 コメント

正直なところ私は合コンを経験したことがなく、お酒もそこまで得意な方ではありませんが、お話を頂いて台本を読んだとき、たまには誰かと飲んでみたいかも。と、そんな気持ちになりました。以前から、ふくだ監督とご一緒させていただきたいと思っていましたし、井上監督の演出を受けられるのも今から楽しみです。一日の終わりに、一緒にカンパイしながら観てもらえるような作品にできたらと思います。

 

朝倉あき コメント

この女の子三人で、おしゃべりのお芝居に挑戦できることが今からとても楽しみです。“合コン”という日本独特かつ不思議な集まりの中で、役を通して発見することもたくさんありそう! そして毎回どんな個性的なお相手がいらっしゃるのか、とてもワクワクしています。三人の中では最年長の「あけび」という人物像、台本を読めば読むほど興味津々です。素晴らしいキャストとスタッフの皆さんとご一緒できることに心の中で乾杯して、撮影にチャレンジしていきたいです!

 

北野日奈子 コメント

今回『とりあえずカンパイしませんか?』に出演させていただくことを聞いたときは、新しい役にチャレンジできるというワクワクした気持ちでいっぱいになりました! 台本を頂いて読んでいるうちに早く若菜ちゃんになって花火さん、あけびさんとお酒を飲みながら語り合いたいとうずうずしました!(笑)若菜ちゃん、花火さん、あけびさんの出会いから、そこから訪れる登場人物にもほっこりしたり共感できる部分があると思います。撮影楽しんで頑張りたいです。放送をお楽しみにしていてください!

 

番組情報

水ドラ25『とりあえずカンパイしませんか?』
テレビ東京
2023年3月1日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~ 全4話

出演:白石聖、朝倉あき、北野日奈子
脚本:三浦直之(ロロ)
監督:ふくだももこ、井上康平
プロデューサー:中村晋野(テレビ東京)、山中直樹(ROBOT)
制作協力:ROBOT
製作著作:テレビ東京
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/toripai/
公式Twitter:@tx_toripai

新田さちか、織田奈那らがラブシーンに挑む!『今夜、わたしはカラダで恋をする。』シーズン2が放送決定

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

2月25日(土)・26日(日)に、スペシャルドラマ『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』(ABCテレビ 深夜1時〜1時30分ほか)が放送決定。さらにABEMAでは、2月4日(土)より先行配信が行われる。

 

本シリーズは「セックス」というセンシティブなテーマを切り口に、恋への葛藤や、性に対するデリケートな悩みを抱えるヒロインたちの揺れる心情を描くオムニバス作品だ。

 

2022年3月に単発スペシャルドラマとして放送された前作は、見逃し配信200万回超えという再生数を記録。本作ではABEMAとの連動放送を展開し、4話のオムニバスドラマとして、1つひとつの作品をより色濃く描いていく。

 

ABCテレビでは2月25日(土)に第1話、26日(日)に第2話と、2夜連続で放送。ABEMAでは、2月4日(土)より第1・2話の配信がスタート、第3話は2月11日(土)、第4話は2月18日(土)に先行配信を予定している。

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』新田さちか©ABCテレビ

 

そんな本作でヒロインを演じるのは、新田さちか(第1話)、織田奈那(第2話)、林田岬優(第3話)、秋谷百音(第4話)という、女優として注目を集める4人。

 

SNSを中心に人気を誇り、アパレルブランドのプロデューサーも務める新田が演じるのは、地方から上京しキラキラした都会の恋に憧れる大学生の葉月。笑顔にあどけなさを残す葉月が、大沼(猪塚健太)との一夜を経験し、本当に大切なものを見つけていくさまを演じている。

 

いっぽう、現在放送中のドラマ『アカイリンゴ』への出演でも話題の織田は、彼とのセックスレスに悩む恵麻のデリケートな心情を繊細に大胆に演じる。彼を想いながらも、今にも壊れてしまいそうな恵麻の悩みをたたえた表情と、大沼に身を委ねていく甘美な表情のギャップにも注目だ。

 

ファッションモデル・女優として活躍の幅を広げている林田が演じるのは、年下の彼とラブラブなキャリアウーマン・愛莉。しかし、体の相性だけが合わない彼に密かな不満が…。年下の彼を大人の艶っぽさでリードする一面と、大沼に心まで脱がされ激しく乱れてしまう本音の女心を、林田が見事に体現する。

 

ロングラン映画「ベイビーわるきゅーれ」で脚光を集めた秋谷は、交際経験のない20歳の大学生・渚を初々しく好演。大人の魅力を放つ大沼に憧れるウブな渚が、“同級生との初めての体験”と“背伸びをした大人の恋”を通して、自分の本当の気持ちを見つけていく姿を描く。

 

そして、各エピソードに登場する女性たちが思わずハマってしまう、甘くて妖しい魅力を放つ“沼男子”大沼役を演じるのは、前作に続いて猪塚健太。ミステリアスな大人の男性を好演する猪塚の艶っぽさをはじめ、4人のヒロインの前で見せるさまざまな表情にも注目だ。

 

さらに、各話のヒロインの相手役には岩上隼也(第1話)、山下航平と鈴木志遠(第2話)、植村颯太(第3話)、春本ヒロ(第4話)ら人気急上昇中のイケメン俳優陣が登場する。

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』左から)織田奈那、山下航平©ABCテレビ

 

なお、主題歌はシンガーソングライター・ハナフサマユと井上苑子が担当。なんと、各話ごとにヒロインの心情に寄り添った楽曲を書き下ろした。井上が第1話の「かさぶた」と第3話の「陽だまり」を、ハナフサが第2話の「ボーイフレンド」と第4話「プリンセスになって」を担当し、ドラマの世界観とリンクした歌詞とメロディーラインで物語を美しく彩っていく。

 

ロングPR映像

 

新田さちか (青山葉月役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

台本を読んでみると、演じる葉月が、私には持ち合わせていないものをたくさん持っている女の子で、周囲の友達にもなかなかいないタイプの子だったんです。最初は戸惑いも大きかったのですが、でもだからこそ「挑戦したい」という気持ちになりました。
実際に演じてみると、地方出身という悩みを持っていながら、とてもピュアな女の子で、どんどん愛おしくなっていきました。女性のみなさんに共鳴していただける心情もあると思いますし、地方出身にコンプレックスを抱いている方にも共感していただけるストーリーだと思うのでぜひ、たくさんの方に観ていただきたいです。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

撮影中は終始些細なことにも気を遣ってくださって、本当に心地いいお芝居の現場を作ってくださいました。猪塚さんは“沼”というよりも、“泉”のようなイメージでした。

 

織田奈那 (佐々木恵麻役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

台本をいただいて読んだ時には、ベッドシーンを演じたことがなかったので、恵麻を演じられるか不安だったんですが、挑戦したいと思えるお話でした。
私が演じる恵麻は、どこにでもいるような女の子なので、共感してくださるところがたくさんあるんじゃないかと感じました。恋愛について悩んでいても、性のことってなかなか相談しづらいことだと思うんですが、そうした方々に向けて、ひとつの恋愛のスタイルを提示できるストーリーなんじゃないかなと思って演じました。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

気配りができて、とても紳士的な部分を持ち合わせていていらっしゃる方だなっていう印象です。私が出演したエピソードでは、猪塚さんとの共演シーンが少なかったのですが、私のクランクインシーンに、猪塚さんがいてくださったんです。そのときに、女性に対してとても紳士的な大沼さんと、猪塚さんがすごく重なって…。“沼男子”というわけではなく、「気配りのできる大沼さんそのまんまだ」って感じました(笑)。

 

林田岬優 (泉愛莉役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

最初に台本を読んだ時に、「ここまで心と体の関係を鮮明に描いた作品なんだ!」という驚きがありました。愛莉は年下の彼と付き合っていて、しっかりしなきゃという考えを持っている。仕事も的確な判断ができる女の子。でもそんな気持ちがブレーキになってしまっている部分もあるんです。心と体が繋がっているからこそ、素直で真っ直ぐな愛莉の“彼とちゃんと向き合いたい”っていう気持ちに共鳴できました。
このエピソードは年下の彼との恋愛が描かれていますが、何かの“条件”で心にブレーキがかかってしまうことって、年齢は関係なくあると思いますし、恋愛をしていたら共感できることだと思うので、たくさんの方に響いてくれたらいいなと思っています。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

私は今作でラブシーンを初めて演じたのですが、動きを確認して気持ちを入れて頭の整理もしてから臨まないといけないんです。でも、監督や猪塚さん、インティマシーコーディネーターさんと相談する中で、余計なことを考えず集中して演じられました。
猪塚さんは…半端ないリードでした。“大沼号”という船に乗っているような感覚で、身を委ねてしまってもいいんだという安心感がすごくありました。包容力があって、誰とでも楽しくコミュニケーションを取れる方なので、現場ではすごく和ませていただきました。

 

秋谷百音 (工藤渚役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

渚は“未経験”なことに対してコンプレックスを抱いている20歳の女の子で、若さゆえの焦りを感じているんです。でも、そこが渚のピュアさでもあるんです。すっごく憧れている年上の大沼さんに振り向いてほしくてまっすぐ頑張る経験を通して、自分の本当の気持ちを知っていくんです。
最初に台本を読んだ時に感じた、渚のすべてが新鮮で、初々しい姿を観ていただけたらなって思います。まだ恋愛経験のない方にも共感していただけると思いますし、恋愛まっただ中の方にも、何かを感じていただける女の子の心情が描かれている作品です。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

役の年齢差も実際の年齢差も近い方だと思うのですが、すっごく憧れる上司の頼りがいのある優しさを身に纏っていて、そのオーラみたいなものが充満していました(笑)。作中で、食事に誘った渚が大沼さんに断られちゃうシーンがあるんですが、その時に、猪塚さんがアドリブで頭をポンポンってなでるようにして去っていったんです。「20歳の女の子が、そんなことされちゃうと沼るぞ!」って(笑)。そんな“沼み”にあふれた仕草が自然にできる方なので、私としても渚に気持ちを入れやすかったです。

 

猪塚健太(大沼亮介役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆前作に続きSeason2のオファーを受けたときのお気持ちは?

Season1の撮影時は、女性の悩みや葛藤をテーマにした作品の中で、“沼男子”というフワっとしながらもなかなかに奥が深そうな役を演じるので、受け入れてもらえるかどうかの不安もあったんです。でも、放送後に「共感できました」という多くの反響をいただけていたので、もしSeason2をやることになったら、出演したいと思っていました。
実は、今回のオファーをいただく前から、パーソナルジムに通って体を鍛えていたんです。今作では濃いシーンがSeason1よりも多くあるので、僕がたくましく見えることで、少しでも、女優さんたちが輝けばいいなと思っています。

 

◆Season2で大沼を演じてみて、改めて感じた魅力や深みは?

Season1の時から、“沼男子”とはなんだろう? というのを僕の中でもずっと考えていて、今も明確な答えが出ていないのですが(苦笑)、こと大沼に関しては、女性のきめ細やかな心情をナチュラルに察知して、その人を傷つけない最適な行動ができる能力の高い人だと考えているんです。ですから、“沼男子”はこういう男だと決めつけずに、出会った女性に対して、自然に接することが大沼に繋がるんじゃないかな、と。
今作でも、ヒロイン4人がそれぞれに悩みを抱いているので、おそらくエピソードごとに大沼の見え方、女性に対しての接し方が違うんじゃないかなって感じています。でも人を安心させてしまう根本の部分は同じ。そこさえブレなければ大沼になると信じて Season1から演じています。大沼はまだまだ研究しがいのある男ではありますが(笑)、Season2では現段階で考えられる大沼を演じきれたと思っています。

 

◆『カラ恋』はラブシーンも見せ場になる作品です。

Season2では1話ごとの放送尺も増えましたし、ストーリーもラブシーンも数倍色濃く描かれている印象があります。今作でもインティマシーコーディネーターさんが入ってくださっていて、どう演じれば観ている方が不快にならないような美しいシーンづくりができるかのアドバイスを的確にしていただけたので、不安を解消しながら安心して演じることができました。僕はもちろんですが、何よりも女優さんたちにとってはすごく頼りがいのある存在なんじゃないかなと感じました。
僕自身、Season1で大沼を演じていたので、少しでも女優のみなさんを引っ張っていけたらって考えていたんですが…、みなさん今作への出演を決めた強い意思と覚悟をお持ちで、お芝居をしていてもすごく感じられたので、僕も気負わずに演じることができましたし、逆にすごく心強くて頼らせてもらったなっていう思いがあります。

 

◆最後に今作の見どころをお聞かせください。

女性それぞれに不安や葛藤、デリケートな心情があって、自分で気づくこともあれば、大沼を通して気付かされ成長して前に進んでいく姿を描いている作品です。僕自身、女性に対して気遣いのできる紳士的な部分や傷つけない接し方など勉強になることがあると感じているので、男性のみなさんにも楽しく観ていただきながら、女性心を感じていただけたら。
ドラマを観て、悶々としたり、逆にスッキリしたり…共感しても、しなくてもみんなでワイワイ話して楽しんでいただけたらうれしいです。今作も4つのエピソードそれぞれに何か感じられるものがあるので、たくさんの方に届けたい作品です。

 

岩上隼也(長谷川稜役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

後藤(庸介)監督のワークショップを何度か受けさせてもらっていたのですが、まだ現場ではご一緒できたことがなかったんです。なので今回お声がけいただいた時は本当にうれしかったです。自分の俳優人生ではまだ男女の物語をしっかりと演じたことがなかったので、とにかく楽しみでうれしい気持ちが大きかったです。ただ前シーズンも見ていたので、「このような男女の絡みが深いストーリーを自分が演じるのか!?」という不安や緊張もたくさんありました。でも、スタッフキャストの皆さんと、しっかりやり切りたいという思いでいっぱいでした。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

最初はなかなか肉体的にもハードな内容だったので正直不安や緊張の気持ちが強かったです。ただ、読み込んでいくうちに全体的なストーリーとして、こういう恋愛を実際にも経験している人たちがいるんじゃないかなぁと思えました。
その中で僕が演じた長谷川稜という役柄は女性関係がだらしない、いわゆるクズ男です。ただ、監督から「ただのクズ男ではなく自分の仕事など人生について葛藤があったり、その中で深みが出せたらいい」とアドバイスいただいて。酷いやつなんだけど、少し気になってしまうようなキャラクターになれるように意識して演じました。

 

山下航平(早田航希役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

作品の概要を初めて聞いたとき、今までやったことのないテイストの作品で、お話をいただけてすごくうれしかったのと共に、女性目線で描く、「性」に関する作品なので、自分の中でチャレンジすることに対して、正直不安な気持ちもありました。
近年は、「性」に対して今までよりもオープンな気持ちを持っている人が増えたような気がしますが、まだセクシュアルなことをオープンにするのは少し後ろめたいような雰囲気もあります。この作品をきっかけに、僕の同世代をはじめとした、普段言えなかった「性」の悩みを持つ人が周りの人に話せるきっかけにもなればと思い、チャレンジしようと決めました。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

この作品は、現代の女性や、僕たちの同世代だけでなく、今を生きるすべての人が共感できるセクシュアルな悩みを赤裸々に描いた作品だと思います。それぞれ「性」に関する悩みを持つ女性が、さまざまな経験を得て奮闘し成長していく話ですが、悩みの1つひとつがとてもリアルなので、自身を反映させて共感できる人も多いと思います。
僕の演じる早田は彼女のことを愛しているんですが、仕事が忙しいことを理由に彼女とセックスレスな関係を続けています。早田なりにもセックスレスに対して理由はあるのですが、彼女との気持ちのすれ違いをきっかけに衝突してしまいます。その悩みを乗り越えていく2人の関係性にもご注目ください。セックスが無くても一緒にいられる関係、付き合うということにはさまざまな形がある。そんなことをこの作品で伝えられたらうれしいです。

 

鈴木志遠(小泉一真役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

まずはこのような人気作品に出られることがうれしかったです。僕自身が大人の恋愛要素が含まれているものに出たいという願望もあり、とても楽しみでした。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

最初に台本を読んでみたときに感じたことはリアルだなと思いました。最近はきれいな恋愛が描かれているものが多くありますが、そことは違い、現代の恋愛が想像できました。そんな中で僕の役は相手を落とす沼男子でしたが、なかなか普段の自分とは違うので前作を観たり、いろんな沼男子要素を取り入れて現場に向かいました。

 

植村颯太(宮瀬拓真役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

純粋にうれしかったです! 撮影前に前作の作品を拝見させていただいて、これに挑戦するのかという不安とドキドキがあって、演者さんとは初対面だったので距離感も凄く不安でした。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

宮瀬君と共通点がいくつかありました。特に、彼女には全力で尽くすところが一緒だと思いました!(笑)。宮瀬君は仕事には真面目、彼女がいる家ではツンデレで尽くす系男子。真っ直ぐで純粋で、ただただ良い子だなと台本を読みながら思いました(笑)。宮瀬君と時々性格が似ている部分があったので、親近感が湧いて撮影当日が楽しみでした!

 

春本ヒロ(山崎隆也役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

正直、うれしかった反面、驚きました。今までにない初挑戦の役でもあったので、すごく不安でした。ただ、クランクインしてみるとスタッフさん含めて共演者の皆さんも優しく、落ち着いて撮影に挑むことができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

僕が演じる山崎隆也という役は、紳士的で純粋な男性です。初めて台本を読んだ時、一途で良い人だなと温かい気持ちになり、この役を演じることができて本当に良かったです。

 

番組情報

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』
ABCテレビ ※関西ローカル
第1話「セフレでもいいから。」2023年2月25日(土)深夜1時〜1時30分
第2話「彼氏じゃない人とする夜」2023年2月26日(日)深夜1時45分〜2時15分
※放送後、TVerでの見逃し配信あり

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/karakoi

ABEMA
第1話&第2話 2023年2月4日(土)配信スタート
第3話「年下の彼とわたしのカラダ」2023年2月11日(土)午後10時~
第4話「初めては、君がいい」2023年2月18日(土)午後10時~

ABEMA配信URL:https://abema.tv/video/title/534-16

 

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第6回:「シックス・センス」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第6回は「シックス・センス」(1999年)について、想いを語っていただきました。

 

第6回:「シックス・センス」

やっほー!

 

ただ今、紅茶検定を取るために勉強中の河口夏音です!
3月29日に、≠ME 6thシングルの発売が決定しました〜!!! 4周年コンサートの前々日だね! お楽しみに!

 

今回紹介する映画は、「シックス・センス」です。オチがとっても有名な映画ですが、知らない方もいると思うので、ネタバレしないよう紹介していきます!
まだ「シックス・センス」について何も知らない方は、読み終わったら何も調べずに見てほしいです!

 

ちなみに私はオチをなんとなく知った上で見ました…。
公開されたのが生まれるより前なので、公開された時に見たかった気持ちもありますが、オチを知った上で見てもとっても面白かったです!

 

「精神科医の主人公が、幽霊が見える少年の治療に取り掛かることに。夫婦関係に悩んでいた主人公は、少年を治療しながら自らの心も癒されていった。そして、信じられない真実が待ち受けていた…」というあらすじになっています。

 

この前、配信でファンの方に怖がりでも見ることができるおすすめのホラー映画を聞かれて、その時は「ハッピー・デス・デイ」と「チャイルド・プレイ」と言ったのですが、配信が終わった後に、そういえば「シックス・センス」もあった!!! と思い、今回紹介させていただきます。

 

怖すぎないホラー映画で、ホラーは苦手だけど見てみたいという方におすすめです!(ホラーに慣れすぎた私の感覚なので、怖かったらごめんなさい)。

 

また、ホラー要素もありつつ、ヒューマンドラマ要素もあり、感動する作品になっています。最後はとんでもない展開になるので、絶対に最後まで見てください!!!
そして、伏線も散りばめられているので、2回目も見たくなるはずです!

 

さらに、コールという少年は幽霊が見えるので、見える人の視点で映像を楽しむことができます。
ということで、今回の絵は幽霊が見えるコールを描きました!

 

コール役のハーレイ・ジョエル・オスメント、他の出演映画も見たことあるのですが、天才子役と言われていたことに大きくうなずけます。

 

また、「シックス・センス」の監督のM・ナイト・シャマラン監督の作品は、他にも「ヴィジット」と「OLD」を見たことがあるのですが、特に「ヴィジット」は私の好みの映画でした!
「パラノーマル・アクティビティ」のようなモキュメンタリーで、「ドント・ブリーズ」みたいな人間が怖い映画です。もっとこの監督の作品を見ようと思います!

 

そういえば、「#河口夏音のええ絵映画と」で感想ツイートはもちろん、面白かった映画やおすすめの映画あったら教えてください!

 

ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました! 次はどのジャンルの映画にしようかな〜!

 

PROFILE

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■6th Singleが2023年3月29日(水)に発売決定!

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

『ワンピース』実写ドラマ、Netflixで年内独占配信へ! 腕掲げるビジュアル初公開

Netflixより

 

Netflix(ネットフリックス)は、オリジナルの実写ドラマ『ONE PIECE(ワンピース)』を2023年に配信すると発表しました。

 

 

ワンピースは尾田栄一郎さんによる日本の少年漫画で、『週刊少年ジャンプ』にて1997年34号より連載中です。

 

Netflixによる実写ドラマ版が制作されることは、実は2020年1月に発表されていました。今回公開されたビジュアルでは、同作の主人公「ルフィー」が輝く太陽に向かって拳を突き上げる様子が確認できます。

 

キャストは、ルフィ役をイニャキ・ゴドイさん、ゾロ役を新田真剣佑さん、ナミ役をエミリー・ラッドさん、ウソップ役をジェイコブ・ロメロ・ギブソンさん、サンジ役をタズ・スカイラーさんが担当。尾田さんはエグゼクティブ・プロデューサーとして就任し、脚本はマット・オーウェンズさんが務めます。

 

ワンピースといえば、2022年8月に公開されたアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』も大ヒットしました。Netflixの実写ドラマも、ファンを楽しませてくれる名作になってほしいものです。

 

Source: Netflix 1, 2

斉藤由貴「35年以上も音楽を続けていることは想定外ですが、どんどんと歌うことが好きになってきています」

毎年恒例となった斉藤由貴さんのクリスマスライブ。昨年12月に開催された『X’mas live 2022』ではカバーに挑戦するなど、新たな一面を見せファンを楽しませた。そのときの模様がホームドラマチャンネルにてテレビ初放送。また、2020年にはアーティスト活動35周年を迎えるなど、ますます精力的に音楽と向き合う彼女に今回のライブの見どころ、そして歌うことへの思いをたっぷりとうかがった。

 

斉藤由貴●さいとう・ゆき…1966年 9月10日、神奈川県出身。女優・歌手。1985年、『卒業』で歌手デビュー。同年、ドラマ『スケバン刑事』や映画『雪の断章 -情熱-』で初主演を務め、各映画賞で新人賞を受賞。翌年、連続テレビ小説『はね駒』でヒロインを演じ、人気を不動のものに。2月21日に’11年のオリジナルアルバム「何もかも変わるとしても」を再リリース。また、今春より『連続ドラマW フィクサー Season1』がWOWOWにて放送開始。

 

今の時代って、いろんな窮屈さを感じるようになったなと思う

──斉藤由貴さんの『X’mas live』も回数を重ね、いまや恒例のイベントとなりました。

 

斉藤 昨年でなんと8回目を迎えました。ただ、“クリスマス”と銘打っているわりにはクリスマスソングをそれほどたくさん歌っているわけではなくって(笑)。どちらかというと、年の瀬のクリスマスの時期に開催しているライブという感覚のほうが強いです。誰しもが「今年ももう終わるなぁ」という気分のときにライブ会場に集まり、一緒に音楽を楽しむ。そうした気分を味わってもらいたいというのがコンセプトとしてあります。

 

──そうしたなか、今回放送される『X’mas live 2022』の選曲はどのように決めていかれたのでしょう?

 

斉藤 今の時代って、いろんな窮屈さを感じるようになったなと思うんです。たとえば、“こんなことを遵守しなきゃいけないの?”というような変な決まりがたくさん生まれ、生きづらい厭世観が蔓延している感じがして。そんなモヤモヤとした感情を抱いているときに、《嘘》をテーマにしたら面白いかも……と思ったのが始まりでした。代表曲の1つである「AXIA〜かなしいことり〜」もそうですが、私が歌ってきた曲には恋愛における女の子の嘘をテーマにしたものが多くて。ですから、それらを選んで並べてみたら、いつもとちょっと違ったセットリストになるかもって思ったんです。

 

──なるほど。その一方で、ライブの後半には1991年のアルバム『LOVE』から「Yours」と「Julia」の2曲が選出されていますね。

 

斉藤 これはたまたまなんですけどね(笑)。ライブ前半のテーマが《嘘》なので、後半はもう少し軽やかさがありつつ、ちょっと冷ややかな空気感も出せたらいいなと思ったんです。そうしたらこの2曲がしっくりときて。ただ、その結果、今度は全体の構成が妙に小洒落た雰囲気になってしまったので(笑)、“これは少し毛色の異なる曲も入れなきゃいけないぞ”と思い、カバー曲にも挑戦しました。

 

私にとってずっと憧れであり、眩しい存在

──そのカバー曲として選んだのが松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」とNOKKOさんの「人魚」です。これはどういった経緯で決めていかれたのでしょう?

 

斉藤「SWEET MEMORIES」にはちょっとした思い出があるんです。私が所属している東宝芸能は女優が在籍する事務所であって、音楽活動をするという感覚がもともと方針としてなかったんです。ただ、デビューしてほどなくして、いろんなところから「歌を歌いませんか?」というお話をいただき、なんとな〜く音楽活動を始めていくことになって(笑)。そうしたなか、私の声やイメージに合う曲の方向性を探るために当時のヒット曲をいくつか歌うことになり、そこに「SWEET MEMORIES」もあったんです。作詞が私のデビュー曲「卒業」を書いてくださった松本隆さんでもありますし、その縁もあって、今回選ばせていただきました。

「人魚」に関しては非常にシンプルな理由で、私がNOKKOさんの大ファンだからです。本当にものすっごくファンなんです(笑)。この「人魚」はNOKKOさんがソロになられてから筒美京平さんに書いていただいた曲ですが、きっと女性アーティストの誰もがいつかカバーをしてみたいと思っていたはずで、私もその1人でした。また、NOKKOさんは私にとってずっと憧れであり、眩しい存在だったのですが、少し前から思いがけずお友達になることができて。そうしたタイミングもあり、“歌うなら今だ!”と、カバーさせてもらいました。

 

──実際に歌ってみていかがでしたか?

 

斉藤「SWEET MEMORIES」に関しては、同じ松本隆さんが私に書いてくださった「卒業」や「初戀」「情熱」とは歌い方のニュアンスが異なり、かなり異質な表現になったかなと感じています。実際にリハーサルのときにもコーラスの方に、「由貴さんの表現の新しい一面を見たかも」と言っていただいて。一瞬、“それはいいことなの? だめなことなの?”と悩んだのですが(笑)、「すごくいいです!」と言ってもらえましたので、放送をご覧になる方もぜひ楽しみにしていてほしいです。

 

本当に自分の中で想定外のことで、いまでも不思議な気持ち

──また、3年前の2020年にはアーティストデビューから35周年を迎え、いまなお、こうして音楽の分野で活躍されていますが、デビュー当初から比べて、ご自身の中で音楽に対する変化にはどのようなものがあると感じていますか?

 

斉藤 率直に思うのは、デビューから何十年も経ったいま、私の人生の中でこれほど音楽の割合が多くのキャパを占めるとは想像もしていなかったということです。私は女優としてこの世界に入ってきたわけですし、当時から漠然と、お仕事をいただける限り、一生女優を続けていくんだろうなと思っていたんです。だからこそ、アイドル歌手としてデビューをし、音楽活動をしていた自分に対して、当時は違和感しかなかったんです。アイドル歌手として求められる表現や受け答え、佇まいなどに自分が馴染んだということが一度もなくって。それがやがて、時間が経つにつれて少しずつ音楽から離れていったわけですが、“そういえば、歌手をしていた時期もありました”と思えるぐらいになったタイミングで、思いがけず「また歌ってみませんか」と声をかけていただいたんです。正直に言うと、“いまさら?”という思いも多少はありました。でも、そこから気づいたら、また歌を歌っていく時間が増えていったんです。これは本当に自分の中で想定外のことで、いまでも不思議な気持ちです。

 

──再び活動を続けている要因の中に、以前よりも歌うことが好きになったということもあるのでしょうか?

 

斉藤 たしかに自分らしく表現できるようになったという点においては、すごく好きになりました。やはりアイドル歌手の頃は、“これは私じゃない”という思いがあり、不自由さも感じていましたから。でもいまは、歌で表現することに純粋に向き合えている。その意味では、どんどんと歌うことが好きになっているんだと思います。

 

──また、斉藤さんは歌だけでなく、90年代の初めの頃から作詞もされるようになりましたが、ご自身にとって“言葉”を表現することにはどのような思いがあるのでしょう?

 

斉藤 もともと小さい頃から物を書くのが好きだったんです。中学生のときに入った部活がなんといっても「小説部」ですからね。ひたすら文章を書き続けるという奇妙な部活だったのですが(笑)、それもあって何かを書く作業は自分の中で、ごく自然な行為だったんです。ですから、「歌詞を書いてみないか」と言われたときも、すっと受け入れることができました。それに、当時は雑誌の「月刊カドカワ」で詩とイラストを毎月掲載していたり、自分のラジオ番組の最後に「一行詩」というのを考えて、それを本にまとめていただくということもあったので、作詞は私にとってすごく嬉しく、楽しい作業でした。ただ、全曲で作詞をしたアルバム『LOVE』などもそうですが、作詞にのめり込むと、自分を投影し過ぎてしまって、客観的に楽曲と向き合えなくなってしまうということがあったんです。ですからいまは、言葉を紡ぐこと自体は好きなんですが、やはり他人の目や手で客観的に書かれた歌詞のほうが風通りがいいなと思うようになりました。

 

撮影当日に「あんまり変わらないね」って。あのときは悲しかった(笑)

──なお、ホームドラマチャンネルでは『X’mas live 2022』のほか、アルバム『LOVE』をテーマにした短編映画(1991年)や、1986年に作られた『漂流姫』も合わせて放送されます。当時の撮影で印象に残っていることはありますか?

 

斉藤 たしかに撮ってましたね。懐かしい〜(笑)。『漂流姫』は故 市川準監督に撮っていただいたんです。当時はまだ映画監督になる前でCMやPVの世界で活躍されていたんです。ですから、発想も豊かで。すごく覚えているのが、最初の打ち合わせで、「今回、由貴ちゃんは何もしゃべらなくていいから」って言われたんです。「ただひたすら香港の街を逃げ回って、ときどき姿を見せては、また消えていくだけ。最後の最後に『はい』って言うだけでいいから」って。面白いことを考える人だなぁって思いました(笑)。その頃の私は倒れるぐらい忙しかったこともあって、何もしゃべらなくていいというのは本当に嬉しかったです(笑)。それと、もうひとつ印象に残っているのが、私のことをまじまじと見て、「由貴ちゃん、撮影までにもうちょっと痩せてきて」と言われたんです。“え〜、そんなことはっきり言う?”と思って(笑)。でも、言われたとおりにランニングをしたり、食事制限をしてかなり体を絞っていったんですが、撮影当日に私を見て、「あんまり変わらないね」って。あのときはホントに悲しかったです(笑)。

 

──初めて映像をご覧になる方は、そのあたりも注目しそうですね(笑)。では最後に、あらためて『X’mas live 2022』の見どころをお聞かせください。

 

斉藤 今回のクリスマスライブの大きな挑戦の1つに、バンド編成をガラリと変えたというのがあります。今まではお友達のようなサポートメンバーでお送りしていたのですが、あえて少し雰囲気を変えてみようと思い、新たなピアニストやいつもはいないドラムを入れてみたり、フルートやアルトサックスといった管楽器にも参加していただきました。そのことでアレンジや楽曲の印象にも変化が生まれましたし、いつもご覧になってくださる方にとっても、新鮮さを感じていただけるのではないかと思います。また、これは個人的な好みで恐縮ですが、大好きな楽曲のカバーにも挑戦してみましたので、ぜひそこにも注目していただきたいです。

 

【斉藤由貴さん写真一覧】

「斉藤由貴セレクション」CSホームドラマチャンネル

『斉藤由貴 X’mas live 2022』2023年2月5日(日)後7・00、2月26日(日)後8・00放送

『LOVE』2023年2月5日(日)後8・45放送

『漂流姫』2023年2月5日(日)後9・30、2月26日(日)後9・35放送放送

公式HP:https://www.homedrama-ch.com/special/saito_yuki

 

 

撮影/宮田浩史 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/冨永朋子(アルール) スタイリスト/石田純子(オフィス・ドゥーエ)

衣装協力:メムロード、アンテプリマ

澄田綾乃 1st写真集で限界ギリギリの撮影に挑戦…!“令和最強のメリハリボディ”を惜しげもなく披露

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社)が、2月25日(土)に発売決定。タイトルが発表されると共に、限界露出カットが初解禁となった。

 

「令和最強のメリハリボディ」などと称され、「週刊プレイボーイ」の表紙を飾るなど、グラビア界での活躍が著しい澄田綾乃。2月25日(土)に発売される1st写真集では、これまでのグラビアでは見せていなかった、限界カットに挑戦している。

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

撮影が行われたのは長崎県の五島列島と、夜の東京。五島列島パートでは、透き通る海の波打ち際で開放感たっぷりに笑っている姿をはじめ、等身大で可愛らしい表情のほか、これまでのグラビアでは見せてこなかった、限界ギリギリの“手ブラ”などの撮影にも挑戦。雄大な自然の中で、過去最大の露出を披露した。

 

さらに東京パートでは、五島列島パートとは打って変わり、彼女の持つ真の強さにフィーチャーした力強い美しさを撮影テーマに掲げ、夜の渋谷で雑踏の中たたずむ姿のほか、ホテルの室内ではTバック姿を披露。その美しすぎる圧倒的ボディを惜しむことなく披露してくれている。

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

また、タイトルが「PURITY」に決定。“純度”や“純粋”の意味を持つこの言葉は、澄田の“澄”の字にヒントを得て、1st写真集だからこそできる、不純物のない彼女のありのまま、高純度たっぷりな姿をたっぷり収めるという意味を込めているとのことだ。

 

発売日の翌日2月26日(日)には、澄田自身初の対面イベントが東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて開催される。詳細は澄田のTwitterもしくは「B.L.T.」のTwitterを参照。

 

書誌情報

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」
2023年2月25日(土)発売
※一部、発売日が異なる地域あり

定価:3,300円
発行:東京ニュース通信社

Amazon限定表紙版:https://www.amazon.co.jp//dp/4867015458

 

「ゴチ」新メンバー小芝風花が意気込みを語る「制服を着てやっと実感がわきました!」『ぐるぐるナインティナイン』

『ぐるぐるナインティナイン』小芝風花 ©日本テレビ

 

1月19日(木)放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系 毎週木曜 午後8時〜9時)「ゴチになります!24」で新メンバーに決定した小芝風花より、第2戦の放送を前に意気込みコメントが到着した。

 

小芝風花 コメント

◆19日放送の新メンバー発表後、周りの反応は?

ヒント動画の段階で何人かの友達から「この新メンバー、風花?」と言われたり、たくさん予想してくださる人がいて、その時点から「新メンバーって注目度が高いんだな」と改めて実感しました。初回の放送の翌日がドラマの撮影日だったんですけど、スタッフさんから拍手で「おめでとう! ゴチ新メンバー良かったね! 昨日見たよ!」ってみんなに喜んでいただけました。

 

◆ご家族の反応は?

私は移動の車の中で見ていて家族と一緒には見ていなかったんですけど、帰ったら母が「これから楽しみだね」って言ってくれました。

 

◆ゴチのメンバーになると聞いた時の感想は?

「いつかゲストでもいいからこの番組に出られたらいいね」って家族で話していたので、「まさかいきなりレギュラーって、いいんですか???」という感じで本当にビックリしました。

 

◆テレビで見ていた「ゴチ」の感想&メンバーの印象は?

「楽しそう」っていうイメージです。初回の収録に参加させていただいて、結果発表の時は心臓がドキドキではちきれんばかりで、食べたものが全部出てしまうのでは? というぐらい緊張していました。テレビで見ていた時はSPメニューをかけたミニゲームコーナーが大好きで、「これに参加できるんだ」っていうのがすごくうれしかったです。
メンバーのみなさんはテレビで見ていた印象と変わらずで、ナイナイのお2人とは特番などで何度かお世話になっていたんですけど、そのおかげで初日から結構お話をさせていただけました。隣の席が岡村さんなんですけど、新メンバーBさんが割と「この人かな?」っていうのが共通認識であったり、ともに料理を頼みすぎていたので「やばいですね」とコミュニケーションをすごく取らせていただきました。「岡村さんは結構人見知りされる方」と聞いていたんですけど、そういうのも全く感じず、楽しくお話をさせていただけたので、これから毎回収録が楽しみだなって思いました。

 

◆次回「ゴチ」の制服姿が初披露となりますが、着てみた感想は?

制服を着てやっと「本当の新メンバーなんだ」って実感がわきました! このバッジ(番組紋章)をつけてみなさんと制服で並べるので、「今日からが本番だ」って感じです!

 

◆この制服を選んだ理由やこだわりは?

まず絶対ロングスカートが良くて、高校のときはブレザーだったので、セーラー服っぽいのが良かったんですけど、こういう制服見たことないなっていう色や形が良くて、えんじ色のこれになりました(笑)。母と一緒に「これ可愛いね」と思う形を選んでオリジナルで作っていただきました。

 

◆好きな食べ物は?

お肉は見ちゃいますね。初回でお肉は高いということがすごく勉強になったので、いろいろ勉強しなきゃとは思うんですけど、ウニとか名前を見るとちょっと食べたくなっちゃいます。こういうところでしか食べられないキャビアとか高級食材っぽいものが出てくると、「せっかくだから食べたい」となってしまうので、メニューにあると惹かれますね。

 

◆負けず嫌いということですが、料理の金額予想はどうですか?

本当に難しくて。初回が6位と危なかったので、結果発表が終わった後に頼んだお料理がいくらかだったのかを見せていただき、勉強のためにメニューを持って帰らせてもらって勉強もしてきたので、第2戦は良い成績を残せたらいいなと思います。

 

◆食リポについて自信は?

食リポはめっちゃ苦手で、「おいしい以外にこのおいしい料理をどうやって説明したらいいんだろう?」って感じなんですけど、せっかくすてきな高級料理を食べさせていただけるので、その味を覚えたいのと、どうやったらそれを伝えられるのか? 皆さんを見て勉強させていただきながら食リポも上達できたらいいなと。高級な味も覚えつつ価格帯も覚えつつ食リポも上達できたらいいなと(笑)。

 

◆初戦は6位タイ。「抜けさせてください!」と祈っていましたが?

危なかった…せっかくならいい成績を残したいですね。クビレース的には払わなければいいと思うんですけど、ずっと中途半端な成績でもいいというよりは1位になると星のバッジがもらえると聞いたのでそれをたくさん集めたいです!

 

◆初戦ではいきなり出川さんにピタリ賞100万円が出ましたが、小芝さんの目標は?

ピタリ賞の100が入ったバッジはすごい輝きを放つと思いますのでとりたいです!

 

◆新メンバーは3人ですが、このメンバーには負けたくないなどありますか?

ナイナイのお2人、増田さんは経験値もあるし手ごわいライバルだと思いますが、新メンバーの2人は同じ状態から一緒のスタートの同期なので、なんとか勝ちたいです! 負けないように切磋琢磨したいなと思います。

 

◆ドラマやCMなど大忙しですが、小芝さんにとってのゴチの時間とは?

私的にはリラックスして本当に楽しめる場ですね。楽しい人がたくさんいらっしゃるので、ただただ楽しんでミニゲームしておいしいごはんを食べて、気分転換というかリフレッシュできる収録になればいいなと思います。

 

◆ミニゲームが大好きということですがこれはやってみたいなどありますか?

初戦の「おしリング対決」とか体を動かす系のゲームが大好きで、初戦はスカートだったのでズボンだったらもっといけたかもしれないのに…という後悔がちょっとあって。それもあったので制服はロングスカートが良かったんです。動いてもあまり気にならなさそうだなって。どんどん動いていきたいので、みなさんに果敢に挑んでいきたいです!

 

◆最後にゴチバトルにかける意気込みをお願いします。

新メンバーに選んで頂けて光栄です。最初はとんちんかんな回答をすると思いますが、少しずつ勉強をして、1年でクビにならないよういい成績を残せるように頑張るので応援して頂けたらうれしいです!

 

番組情報

『ぐるぐるナインティナイン』
日本テレビ系
2023年2月2日(木)午後8時~9時

 

#ババババンビ 岸みゆ 舞台「宇宙よりも遠い場所」に三宅日向役で出演「全身全霊でこの役に挑みたい」

#ババババンビ 岸みゆ

 

ゼロイチファミリア所属の岸みゆ(#ババババンビ)が、舞台「宇宙よりも遠い場所」に出演決定。本人からコメントが到着した。

桃月なしこやアンジェラ芽衣など人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリアから生まれた、7人組アイドルグループ・#ババババンビ。活動開始から2周年を迎えた昨年10月には、過去最大規模となる中野サンプラザでのワンマンも成功させた。

そんな#ババババンビで赤色担当の岸が、同名アニメを舞台化した「宇宙よりも遠い場所」で三宅日向役を演じることが発表に。初の舞台出演となる岸は役作りのために黒髪を亜麻色に染め上げ挑んだそうで、ビジュアル撮影を行なったことも自身のTwitterで報告。合わせて、コメントが到着した。

 

#ババババンビ 岸みゆ コメント

アイドルグループ・#ババババンビ 身長145cm岸みゆこと岸みゆです。
この度、舞台「宇宙よりも遠い場所」にて物語の主軸となる4人のうちの1人、三宅日向(みやけひなた)役に選んで頂きました。

 

これを機に岸みゆのこと、初めて知ってくださった方も多いんじゃないかなって思います。

 

実は岸みゆにとって“よりもい”は舞台関係なく観ていたアニメで日向ちゃんを初めて見たとき、「この子、身長145cmなんだ! 岸みゆポニーテールに似てるお団子ヘアだ! なんか見た目もちょっとだけ似てる気がするな(笑)。実は境遇も重なる部分がある…きっと普段の私と同じ目線や景色を見て過ごす子なんだなー」と勝手に親近感を覚えながら見ていて、それが日向ちゃんとの出会いでした。

 

そしたらある日突然、「舞台の役で三宅日向ちゃんに決まったから」と言われ、驚きすぎて涙が止まりませんでした。

 

小さい頃から舞台や映画が大好きでずっと演技をやってみたかったけど、145cmで選ばれる役なんてないって勝手に決め込んで、口に出すことすらできませんでした。

 

だから今回、岸みゆにとって全てが初めてです。
台本を読むことも、稽古をすることも、舞台に立つことも、もちろん演じることも。
でも今からワクワクが止まりません。アイドルを始めた3年前と同じく岸みゆの全身全霊でこの役に挑みたいと思います。

 

舞台の本番はもちろん、その過程でも初めてのことにたくさん挑戦して泣いたり笑ったりずっこけたりする岸みゆの応援。そして今年4大都市ツアーを成功させる#ババババンビの赤色、身長145cmの岸みゆのアイドルとしての挑戦。

 

ここからも全部本気で行くのでその全てを見ていてください。

 

岸みゆ

 

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森七菜×奥平大兼W主演「君は放課後インソムニア」眠れぬ二人の夜を切り取った特報映像&ティザービジュアルが解禁

森七菜、奥平大兼がW主演を務める映画「君は放課後インソムニア」(2023年6月公開)より、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

「君は放課後インソムニア」ティザービジュアル ©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

 

「富士山さんは思春期」「猫のお寺の知恩さん」で一瞬のきらめきのような思春期を描いた青春漫画の旗手・オジロマコトが手掛ける「君は放課後インソムニア」は、2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて好評連載中。幅広い世代から高い支持を得て、現在、コミックスは第11集まで刊行されている。

 

監督は映画「東南角部屋二階の女」で長編映画の監督としてデビューし、TVドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』や『祈りのカルテ』でも演出を務める池田千尋。映画「東京リベンジャーズ」シリーズを手掛ける髙橋泉が池田監督と共に共同脚本として参加している。TVアニメも4月から放送され、“君ソム”ファンから映画の続報を待ち望む声が多数寄せられていた。

 

本編映像初公開となる特報映像は、奥平演じる丸太(がんた)が「今日も眠れなかった」と夜明けを待つショットから始まる。「一人じゃどうしようもできなくて…」と心情を吐露し、一点を見上げるカットが印象的だ。

 

その後、「心配かけちゃうから」と、一人で悩みを抱えていることに少し感情が高ぶった様子のせりふとともに、森演じる伊咲(いさき)が橋の上から遠くを見つめる寂しそうな表情が映し出される。

 

「そしたら、ここがあって…」というせりふの中、伊咲と丸太が何かにもたれかかって眠っているシーンへと変わる。満天の星空に映し出されるメインコピー「誰にも打ち明けられなかった秘密が、二人を繋ぐ」にあるように、二人は「不眠症」という共通の悩みを抱えていた。

 

花火を見たり、望遠鏡を設置したり、二人の仲が良さそうなシーンが展開されるも、「まだ、起きてる?」という伊咲のせりふと寂し気な表情を浮かべるシーンで映像は締められており、二人の関係はどのように発展していくのか、期待が高まる。

 

ティザービジュアルでは、夕焼けをバックにこちらを見つめる森と奥平の表情からは素朴さやアンニュイさが醸し出され、その下に置かれた朝焼けを見る丸太のシルエットと相まって、“君ソム”ならではの世界観が表現されている。

 

物語の舞台でもある石川県七尾市を中心に撮影を敢行。海や山に囲まれた土地に流れる空気の中、初々しさと芯の強さを兼ね備えたフレッシュなキャストが強力な制作陣の下、細かく揺れ動く主人公の心情を体現されている。

 

また、特製クリアファイル付きのムビチケが1月27日(金)より発売。

 

「君は放課後インソムニア」特報映像

作品情報

「君は放課後インソムニア」

2023年6月全国公開

 

出演:森七菜、奥平大兼

原作:オジロマコト「君は放課後インソムニア」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)

監督:池田千尋

脚本:髙橋泉 池田千尋

企画・制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS

製作:映画「君ソム」製作委員会

配給:ポニーキャニオン

 

公式HP:kimisomu-movie.com

公式twitter:@kimisomu_movie

公式Instagram:@kimisomu_movie

 

©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

櫻坂46 新センター守屋麗奈が切ない表情で魅せる…!桜舞う映像美で彩る「桜月」MV解禁

2月15日(水)に発売される櫻坂46の5thシングル「桜月」のミュージックビデオが、オフィシャルYouTubeチャンネルにて公開された。

櫻坂46「桜月」MUSIC VIDEOサムネイル

 

二期生の守屋麗奈が、坂道研修生として初のセンターを務めることが話題になっている本作。別れをテーマに歌った、出会いと別れが交差する桜舞う季節にピッタリの楽曲となっており、守屋が表現する切ない表情やメンバー全員から出る儚さに注目だ。

 

MVの監督は、CMや広告のクリエイティブなどを手掛ける金野恵利香が担当。卒業した渡邉理佐がセンターを務めた「僕のジレンマ」以来となる、約1年ぶりのタッグによって制作された。

 

守屋は「初めてセンターを務めさせて頂いて、いろんな不安があったのですが、みなさんに櫻坂46を知ってくださるきっかけになればと思って頑張ったので、たくさん愛していただけるとうれしいです」とコメント。

 

5thシングルの全貌はまだ明かされていないが、カップリング楽曲のセンターも坂道研修生出身の二期生・大園玲が務めることや、こちらも坂道研修生出身の二期生・増本綺良がTBS朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』の水曜日・新レギュラーに抜擢されるなど、グループに新たな風が吹いている。今後の櫻坂46の動向からも目が離せない。

 

動画

櫻坂46「桜月」MUSIC VIDEO

リリース情報

5th Single『桜月』

2022年2月15日(水)発売

櫻坂46『桜月』TYPE-A

 

【Blu-ray付き】

初回仕様限定盤 TYPE-A / SRCL-12420〜12421 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤 TYPE-B / SRCL-12422〜12423 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤 TYPE-C / SRCL-12424〜12425 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤 TYPE-D / SRCL-12426〜12427 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤・封入特典:

応募特典シリアルナンバー封入

メンバー生写真(各TYPE別19種より1枚ランダム封入)

 

【通常盤/CDのみ】

CD only / SRCL-12428 / 1,100円(税込)

 

WEB

公式サイト:https://sakurazaka46.com/

公式Twitter:@sakurazaka46

公式TikTok:http://www.tiktok.com/@sakurazaka46.officialtk

神木隆之介主演『らんまん』東京編に宮澤エマ、中村蒼、いとうせいこうら11名の出演が決定

神木隆之介が主演を務める2023年度前期連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか 4月3日(月)スタート)に、新たに牧瀬里穂、宮澤エマ、池内万作、大東駿介、成海璃子、池田鉄洋、安藤玉恵、山谷花純、中村蒼、田辺誠一、いとうせいこうの出演が決定。各キャストの役柄紹介とコメントも到着した。

『らんまん』©NHK

 

連続テレビ小説第108作『らんまん』の主人公は、槙野万太郎。日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとしている。明治維新から大正、昭和、そして未曽有の敗戦と、激動の時代の渦中でただひたすらに愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた人物だ。

 

このたび、万太郎が高知から上京して巡り合い、刺激を受ける東京編の出演者11名が発表された。ヒロイン・寿恵子(浜辺美波)の母で和菓子屋「白梅堂」を営む西村まつ役を牧瀬里穂、まつの妹で料理屋のおかみ・笠崎みえ役を宮澤エマ、「白梅堂」の無骨な菓子職人・阿部文太役を池内万作。

 

万太郎の住む「十徳長屋」に暮らす元彰義隊の倉木隼人役を大東駿介、隼人の妻・倉木えい役を成海璃子。同じく住人で魚の干物を売る棒手振り・及川福治役を池田鉄洋、差配人・江口りん役を安藤玉恵、小料理屋の女中・宇佐美ゆう役を山谷花純。

 

万太郎が通った学問所「名教館」時代の学友である広瀬佑一郎役を中村蒼、万太郎が憧れる植物学者の野田基善役を田辺誠一、同じく植物学者の里中芳生役をいとうせいこうが務める。成海、田辺、いとうは本作が連続テレビ小説初出演作となる。

 

発表にあたり、宮澤は「歯に衣着せぬ物言いが多い笠崎みえは、寿恵子の人生において一つのターニングポイントとなるキッカケを持ってくる人物でもあります。『らんまん』の持つかわいらしく癒やされるような穏やかな空気感の中で、みえのカラッとしたチャキチャキ感がいいスパイスになればいいなと思っております」と。

 

また、中村は「互いに刺激し合いながら人生を歩んでいく万太郎と佑一郎が、どのように支え合いその関係がどこまで続いていくのか楽しみにしています。神木さんとは役柄上関わりも多いと思うので、これからたくさんご一緒できるのを楽しみにしています」と思いを語っている。

 

新キャスト11名によるコメントと、それぞれの役柄の詳細は以下を参照。

 

西村まつ役・牧瀬里穂

『らんまん』牧瀬里穂

<役柄>

寿恵子の母。元柳橋の有名芸者。

今は根津で和菓子屋「白梅堂」を営んでいる。

 

<コメント>

まつは売れっ子芸者からお妾さんになり、旦那さまを亡くしてしまいますが、芸者だった頃に培った生き抜く力、自分の力で幸せになることを考え、娘を一人で育てる力強い女性だと思います。

 

朝ドラに出演させていただくのは2回目となりますが、東京制作は初めてなのでとても楽しみにしていました。現場では楽しく、おすえちゃんと万太郎さんを見守りたいと思います。

 

初めて出演した『まんぷく』のしのぶ役は元宝塚スターだったという過去の設定がとてもうれしかったことを覚えています。関西弁のせりふには苦労しましたが、旦那さん役の加藤雅也さんがとても朗らかな方でしたので、大変助けられました。

 

寿恵子と万太郎さんの出会いや純粋な2人がどのように成長していくのか、母という立場で見守れることがとてもうれしくもあり楽しみであります。

 

宮澤エマさんとの共演はとても楽しみにしていました。

 

姉妹として、料理屋の女将さんと和菓子屋の女将さんの掛け合いなど負けずに頑張りたいと思います。

 

笠崎みえ役・宮澤エマ

『らんまん』宮澤エマ

<役柄>

寿恵子の叔母、まつの妹。新橋の料理屋のおかみ。

新政府の役人と懇意にしている。めいの寿恵子が玉の輿に乗れるように世話を焼く。

 

<コメント>

私が演じます笠崎みえは、歯に衣着せぬ物言いが多い、考えが気持ち良いくらいハッキリとした女性です。明治の新しい価値観を取り込もうとする「粋な東京の女」といったイメージでしょうか。現代の私たちからすると一言多いような、おせっかいにも思える発言が多々ありますが、女性として自立して生きていく選択肢が多くなかった時代に、寿恵子に愛情を持ってアドバイスしているようにも感じられて、めい思いの情の厚い人ではないかなと感じています。また、寿恵子の人生において一つのターニングポイントとなるキッカケを持ってくる人物でもあります。『らんまん』の持つかわいらしく癒やされるような穏やかな空気感の中で、みえのカラッとしたチャキチャキ感がいいスパイスになればいいなと思っております。

 

初めての連続テレビ小説は『おちょやん』の栗子役でした。映像作品の経験も浅く、お着物にお作法、三味線、大阪ことば、と課題が多く、三味線を片手に大阪と東京を行き来して、必死にお稽古を重ねた思い出があります。また私個人の名前を知らなくても「栗子さん」というキャラクターのおかげでたくさんの方に認知していただけるきっかけになった大事な作品です。

 

みえは恐らくまつと寿恵子と過ごす時間が1番多いのかと思いますが、お二人の優しい柔らかい雰囲気に飲まれないようにツッコんだり、グイグイ引っ張ったりかき回したりするのが難しくも楽しいです。万太郎と寿恵子のシーンはモニター越しに見させていただいてるだけでもすでにほっこり癒やされているので、(みえの心とは裏腹に)がんばれー!と応援したくなります。

 

阿部文太役・池内万作

『らんまん』池内万作

<役柄>

白梅堂の無骨な菓子職人。

女主人・まつの下「白梅堂」で働いている。

 

<コメント>

「無骨な職人」という、今まで演じたことのない役なのですごく楽しみです。

 

とはいえ「無骨な職人」を演じようとすると一面的になりそうなので、自分なりに文太さんの持つ深みやギャップを持たせられたらいいなぁとか思ってはいますが、、、ともかく楽しいドラマになるよう貢献できたらなあと思っています。

 

前回の連続テレビ小説の出演はなんと16年も前の『どんど晴れ』になりますが、キリッとした現場だったなあという印象と、乗っ取りにやってきた「加賀美屋」の寒い板の間で正座していた記憶が強烈に残っています。

 

和菓子職人の役なのでお菓子作りの練習があるのですが、初めての経験とはいえ料理も嫌いではないので非常に楽しくやっています。

 

今後は寡黙な文太さんを驚かせるような出来事が起こるとも聞き及んでおり、そのあたりも非常に楽しみにしています。

 

女将の牧瀬里穂さん、お嬢さんの浜辺美波さんを盛り立てていけるよう微力ながら頑張りますので、皆さま「白梅堂」をよろしくお願い致します。

 

倉木隼人役・大東駿介

『らんまん』大東駿介

<役柄>

元彰義隊で上野戦争の生き残り。昼間から酒と賭け事に溺れ自堕落な生活をしている。万太郎の住む「十徳長屋」に妻子とともに暮らしている。

 

<コメント>

侍として命を全うすることができず生きながらえた男。時代に置いていかれた苦悩や葛藤を感じました。倉木を演じる今現在破滅的なその思いを背負いつつ、彼の今後の成長が僕自身楽しみです。

 

13年前の『ウェルかめ』当時、連続テレビ小説に出演することが夢の一つでした。撮影中はそれを実感することはなかなかなかったんですが、徳島ロケの際、休みの日に四国を旅していたら(役名の)「勝乃新や!」「カメ遍路がんばって」とたくさん声をかけていただき、一番うれしいカタチで夢がかなったんだなぁと実感しました。

 

前回は徳島、今回は高知が舞台。僕は田舎が四国なので、縁を感じています。倉木隼人も、大切に演じます。

 

神木隆之介がいれば、そこはもう楽しいです。底抜けの楽しさ優しさ才能お化け神木くん筆頭に、長屋の面々との時間が楽しみです。

 

あとは、僕は作品で関わらせていただいた土地を旅するのが好きなのですが、初回放送後、高知へ旅に行くのが楽しみです。

 

倉木えい役・成海璃子

『らんまん』成海璃子

<役柄>

倉木隼人の妻。彰義隊の倉木が戦で傷を負ったところをかくまい、看病したことがきっかけで夫婦になった。世話好きで万太郎たちの食事の世話などをしてくれる。

 

<コメント>

江戸から明治へと、時代の大きな変化のうねりの中で、貧しくも家族と共にたくましく生きる、<倉木えい>という人物を、楽しみながら演じたいと思います。

 

初めての「連続テレビ小説(朝ドラ)」への出演ということもあり、どんな空気感の現場なのか、今からとても楽しみです。

 

及川福治役・池田鉄洋

『らんまん』池田鉄洋

<役柄>

「十徳長屋」の住人。魚の干物を売る棒手振り。

しっかり者の娘・小春と二人暮らし

 

<コメント>

まだまだ幕末の雰囲気を引きずった、粗野な男だと思いますが、長屋の貧乏暮らしは助け合い、きっと福治も人情深いヤツなんだろうと思います。やせ我慢の奥に垣間見える優しさを、大切に演じてみたいと思います。

 

『純情きらり』の河原は、嫁をいたぶる少し嫌な役柄でして、視聴者の皆さまからもかなり嫌われてしまいました。

 

当時付き合っていた彼女のお母さまは「この俳優キライ!」と言って、私と付き合っていることを言い出せなかったらしいです。

 

大好きな隆ちゃんこと、神木隆之介君演じる万太郎の長屋仲間という役柄に、心が躍ってやみません。隆ちゃんとシェアハウス生活をしているがごとく、楽しもうと思っております。

 

私はべーやんと呼ばせてもらっております、ヒロインの浜辺美波さんとは、神木隆之介君を取り合うがごとく、共演ならぬ競演をしたいと思っております(笑)

 

あんたまさんこと安藤玉恵さんはお仕事以外で仲良くさせていただいておりました。初めての共演がとても楽しみです。

 

江口りん役・安藤玉恵

『らんまん』安藤玉恵

<役柄>

「十徳長屋」の差配人。

裏表のない正直者で万太郎たち長屋メンバーの相談役。

 

<コメント>

私が演じる江口りんは、正直で明るくて義理人情を大切にしている元気な下町の女性という印象です。

 

ズバズバと話す口調は、どきりともするし、時に笑いを誘うものでもあるのだろうと思ってもいます。

 

「りん」という名前もカッコよくて気に入っています。「輪」「鈴」「凛」…なんだか音楽が流れてきそうですね。

 

『あまちゃん』の出演から10年です!ミスコンのシーンで一人水着になったこと、ほぼ即興でダンスをしたこと、レディガガになったこともありました。超個性的な共演の皆さんとの笑いにあふれる撮影の日々が本当に楽しかったです。

 

熱中したり、一生懸命だったり、真っすぐであったり、頑固であったりしながら、偉業を成し遂げた牧野富太郎さんの魅力的な人生を、それを神木さんが演じることを、視聴者としても楽しみたいと思っています。あいみょんさんの曲が好きなので、そちらも期待しています。

 

長屋の皆さんとの共演が楽しみです。群像劇のように、チームでのパワーが画面から出ると面白いのかななんて感じています。また、長田育恵さんの脚本だということがとてもうれしいです。長田さんの作品への出演は3本目。学生時代からの盟友でもあります。長田さんが書いたせりふを言える喜びを心に秘めて、演じたいと思っています。

 

『らんまん』の一員にしていただき、本当に光栄です!

 

宇佐美ゆう役・山谷花純

『らんまん』山谷花純

<役柄>

「十徳長屋」の住人。小料理屋の女中。

北陸能登の生まれだがワケあって東京に流れてきた。

 

<コメント>

一見、分け隔てなく人と接しているように見えるのですが、絶対に越えさせない一線を強く引いてる女性だと思います。チーフ演出の渡邊(良雄)さんからミステリアスな空気を主張せずにまとう女性像のお話をいただきました。個性あふれる「十徳長屋」の皆さまと時間を重ねる中で役の立ち位置をなじませていけたらなと思います。

 

『あまちゃん』に出演していた時、地元の宮城を題材にされた作品だったので、家族や、学校の先生など身内以外の方々もとても喜んでくれておめでとうって言っていただいたのがうれしかったです。

 

きっとたくさん植物が登場すると思うので緑色の違いを知ることができるのだろうなと思っています。楽しみです。

 

以前、宮澤エマさんが出演されている舞台を観劇し、ドラマの撮影現場も見学させていただいたことがあります。

 

私も出演させていただいた、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の実衣の年代別のお芝居がすごく魅力的で大好きでした。

 

聞いていて気持ちの良い透き通る声を聞くたびに癒やされます。

 

今回、同じシーンはないかもしれないのですが、ほんの少しでもお話ができたらうれしいです。

 

広瀬佑一郎役・中村蒼

『らんまん』中村蒼

<役柄>

名教館時代の万太郎の学友。

北海道で土木工学を学び、今は工部省で鉄道を通す仕事をしている。

 

<コメント>

僕が演じる広瀬佑一郎は万太郎と目指す場所は違えど新たな道を自ら開拓する人間で、とてもエネルギーにあふれた男だなと思いました。

 

新しい時代の幕開けとなった明治の激動の日本を生きる人々のパワーを僕も感じながら視聴者の方々にもそれをお届けできればと思います。

 

前回出演した『エール』は撮影中にコロナが延しまん延し、撮影が中断したりして不安な中進んでいました。

 

ただ、その分よりキャスト・スタッフの結束が強まって最後まで撮影を乗り切ることができました。

 

万太郎は植物。佑一郎は土木の道を進んでいくわけなのですが、互いに刺激し合いながら人生を歩んでいくので2人がどのように支え合い、その関係がどこまで続いていくのか僕自身楽しみにしています。

 

やはり万太郎を演じる神木さんとは役柄上関わりが多いと思うので、これからたくさんご一緒できるのを楽しみにしています。

 

野田基善役・田辺誠一

『らんまん』田辺誠一

<役柄>

万太郎が憧れる植物学者の一人。

万太郎のために東京大学への紹介状を書く。

 

<コメント>

神木君演じる万太郎が幼少期よりずっと憧れている先生、さらに登場する回は一連の10分以上の二人芝居なのでとても緊張していたのですが、神木君とは4回目の共演でしたので、あうんの呼吸で自由に芝居することができました。そこで生み出される空気感を楽しんでいただければ幸いです。

 

連続テレビ小説は初めてです。今回はピンポイントの出演ですが、とても丁寧に愛情を持って撮っているので、いつかがっつり出演したいと思いました。

 

自分の生まれた季節なので春は大好きです。万太郎の生きざま、努力がどんな花を咲かせるのか、らんまんになるのか、僕も楽しみです。そして大好きな役者である神木隆之介と志尊淳の芝居が毎日見られるのは、個人的にとても楽しみです。

 

里中芳生役・いとうせいこう

『らんまん』いとうせいこう

<役柄>

万太郎が憧れる植物学者の一人。

少年時代の万太郎が模写をする「植物図」の作者。

 

<コメント>

モデルになった田中芳男は上京した牧野富太郎を受け入れてくれる偉人で、「日本博物館の父」と言われる大変な偉人です。牧野マニアとしてこの男爵の役をいただけるのは何よりの喜びでした。

 

しかもドラマの中でも里中は主人公・万太郎が尊敬し続けている対象で、作家同士としても面識のある長田育恵さんがとてもいい脚本を書いてくれました。自分はなんてラッキーなんだと今も幸せな気持ちです。

 

ありがたいことに、同僚の植物学者を大好きな田辺誠一君が演じることになり、リラックスして自分たちの研究室の雰囲気を作ることができました。しかも主演の神木君が、僕が長年続けている子供番組を昔よく見ていたと分かり、やりやすいことこの上ないスタジオでした。

 

ちなみに植物監修の田中(伸幸)先生は国立科学博物館に来る前は牧野植物園に長くいらっしゃって、僕も何度も取材したことがあるため、リハーサルや本番で撮影の様子をじっとチェックしてくださっているのが心強いことでした。縁が重なって楽しく演じていますので、どうぞ縁起のよいドラマとしてご覧ください!

 

番組情報

連続テレビ小説『らんまん』(全130回)

NHK総合ほか

2023年4月3日(月)スタート 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/asadora_nhk

公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_ak_nhk/

公式ホームページ:https://nhk.jp/ranman

 

©NHK

『絶メシロード 出張編』2週連続放送!民生(濱津隆之)が九州・佐賀の絶メシ旅へ

濱津隆之が主演を務めるドラマ『絶メシロード 出張編』(テレビ東京系 深夜0時30分~)が、3月2日、9日(木)の2週連続で放送されることが決定した。

『絶メシロード 出張編』©「絶メシロード出張編」製作委員会

 

「絶メシリスト」を原案にドラマ化し2020年1月期に放送すると、実際にお店に足を運ぶ人や続編を求める声が続出。そんな『絶メシロード』が、2021年の元日スペシャル、2022年8月期のseason2を経てスペシャル放送が決定した。

 

絶滅してしまいそうな絶品メシ=“絶メシ”を求めて、1人の男が週末に一泊二日の車中泊の旅に出る。独特な雰囲気を放つお店や少しくせの強い店主など…。その場所へ実際に行った者だけが感じることのできる雰囲気や絶景、そして最高の絶品メシが本作の魅力だ。

 

今作の舞台は佐賀県。“未だ見ぬ絶メシ”が眠る九州・佐賀県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」とのコラボレーションにより、企画が実現。佐賀県の協力の下、オール佐賀でのロケとなる。また、主人公・須田民生役に濱津隆之、民生の妻・須田佳苗役に酒井若菜の出演が決定。今回、佐賀出張にかこつけて佐賀の絶メシ旅を目論む民生の前に立ちはだかるのは、佐賀で出会った謎の男・鮫島。癒やしの佐賀ツアーのはずが、強面の謎の男とリラックスできない男二人の車中泊旅行に。

 

放送に合わせて、『絶メシロード』ファン必見の特別企画も実施予定。詳細は番組公式Twitter、HPで公開される。

 

須田民生役/濱津隆之 コメント

無理だと思っていた絶メシ遠方ロードがついに実現しました。しかも一気に九州まで。海を越えます。ちゃんと帰ってこれるのか、お小遣いは足りるのか。佐賀編、どうぞ皆さんお楽しみに。

 

企画・脚本・プロデュース/畑中翔太(dea/BABEL LABEL)コメント

昨年夏のシーズン2でも多くの反響をいただいた『絶メシロード』が、早くも2週連続の特番で、しかも“出張編”として復活します!これまで関東の自宅から行ける一泊二日の旅がルールだった民生が、仕事の出張にかこつけて九州・佐賀まで足を伸ばします。今作の魅力は、佐賀で出会った“謎の男・鮫島”とはじまる、おじさん二人の車中泊旅。素性も知らない地元民・鮫島に巻き込まれていく、民生の小さな大冒険をお楽しみください。そして現地でしか出会えない、味わいある“絶メシ”にぜひご期待ください!

 

プロデューサー/寺原洋平(テレビ東京)コメント

出張、それはサラリーマンの誰しもが小さなロマンを感じる、魅惑の響きを持つモノトーンの日常に色を添えるイベント。でも同時に出張には天国もあれば地獄もある、その両面をサラリーマンであれば体得します。だからこそ、次の出張を少しでも居心地の良いものにするため、キャリアを重ねるほど、細やかなカスタマイズのバリエーションは増していくもの。御多分に洩れず、今回、民生もそのはずだったのですが…。翻弄されながらも未体験の佐賀の魅力をちょっとでも堪能しようと奮闘する民生の小さな大冒険を出張の開放感と共にぜひ、お楽しみください!絶メシだからこそ引き出せる佐賀の魅力がたっぷりです!!

 

番組情報

木ドラ24『絶メシロード 出張編』

テレビ東京系

【前編】2023年3月2日(木)【後編】3月9日(木)深夜0時30分~

 

原案:「絶メシリスト」

出演:濱津隆之 酒井若菜

監督:菅井祐介

企画・脚本・プロデュース:畑中翔太(dea/BABEL LABEL)

プロデューサー:寺原洋平(テレビ東京) 太田凌介(テレビ東京) 石川竜輝(テレコムスタッフ)

制作:テレビ東京 テレコムスタッフ

制作協力:サガプライズ!(佐賀県 広報広聴課)

製作著作:「絶メシロード出張編」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/zetsumeshiroadsp/

公式Twitter:@zetsumeshiroad

公式ハッシュタグ:#絶メシロード

 

©「絶メシロード出張編」製作委員会

『犬神家の一族』を吉岡秀隆×大竹しのぶでNHKドラマ化 演出は『鎌倉殿の13人』の吉田照幸

2023年4月放送の『犬神家の一族』(BSプレミアム/BS4K)に、吉岡秀隆、大竹しのぶの出演が決定した。

『犬神家の一族』吉岡秀隆 ©高橋マナミ

 

昭和25年に発表され、これまで幾度となく映像化されてきた人気作品『犬神家の一族』を、各90分の前後編というボリュームでドラマ化。『獄門島』(2016)、『悪魔が来りて笛を吹く』(2018)、『八つ墓村』(2019)に続く、NHK版金田一耕助シリーズの第4弾となる。

 

前々作・前作に引き続き、名探偵・金田一耕助を演じるのは吉岡秀隆。対する犬神家の創始者の長女・松子役は大竹しのぶが務める。演出は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の吉田照幸。映画テイストにあふれた3時間の大作として、BSプレミアム/BS4Kならではの質の高いドラマを届けていく。

『犬神家の一族』大竹しのぶ

 

戦後間もなく、那須湖畔の広大な屋敷で財界の大物・犬神佐兵衛が他界し、戦争によるけがのため不気味なマスクで顔を覆った孫の佐清が復員してくる。しかし、勢ぞろいした一同の前で発表された遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという衝撃的な内容だった。

 

松子(大竹)ら3人の佐兵衛の娘たちが反目し合う中、湖を訪れていた金田一耕助(吉岡)の前で、佐兵衛の孫たちが謎の死を遂げてゆく。果たしてマスクの下の佐清は本物なのか。そして、謎の元日本兵の正体と、「三つ家宝」に秘められたメッセージとは。 衝撃の結末に向け、名探偵の推理が始まる。

 

番組情報

『犬神家の一族』

BSプレミアム/BS4K

2023年4月放送予定

 

©NHK

超人気コスプレイヤーの立花はる×コスチュームデザイナーの鳴海ゆい、「衣装はコスプレイヤーの背中を押してくれる存在」

1月23日に配信がスタートしたVR作品『Pharfaite VR Session ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会』に出演し、映像ディレクションも担当した立花はるさん。コスプレイヤーにとってもっとも重要ともいえるコスチュームについて、作品に登場するコスチュームの開発デザインを手掛けている鳴海ゆいさんとトークセッションをしていただきました。

 

 

立花はる(写真左)●たちばな・はる…愛称/ふとんちゃん。1月20日生まれ。千葉県出身。身長164cm、B85・W55・H85 。趣味/コスプレ・ゲーム全般。特技/デザイン・洋裁・クレープ作り。鳴海ゆい(写真右)●なるみ・ゆい…2月14日生まれ。愛知県出身。身長160㎝。株式会社スタニングアーツ所属。pharfaite統括ブランドマネージャー。

 

きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを目指して

立花はる(以下、立花) Pharfaite(以下、パルフェット)の衣装は、正直コスプレイヤー界のトップオブかわいいオリジナル衣装だと思っていて。オリジナル衣装のメーカーさんって今は多いんですけど、段違いでかわいいし、こだわりが詰まっていて、360度どこから撮られてもかわいいと思うし、女の子のボディーの良さをたとえ細い子でも、ちょっとふくよかな子でもすごく美しく見せてくれる、すごく素敵な衣装だなと思います。

 

鳴海ゆい(以下、鳴海) そう言っていただけるとうれしいですね。とにかくスタイルやボディーラインが美しく見えるっていうことに、一番こだわりを持っています。紐の長さや位置もミリ単位で検証しながら、ここが一番美しく見える形になる! という配置のバランスを計算して作っています。

 

立花 私のカラダって、普通の女の子よりはスマートっていうか、そんなに凹凸がない系なんですけど、だから貧相な衣装を着ると貧相オブ貧相になっちゃうんですよ(笑)。なので、華やかさであったりとか、スタイルを良いほうに強調してくれる衣装っていうのをやっぱり選びたいなって思っています。最近だとパルフェットの競泳水着は、すごくきれいにラインを見せてくれるので注目しています。細く見えるんですけど、出るところは出るみたいな、お尻まわりだったり胸だったりとか、ストーンってならずにちゃんとウェーブが見える衣装っていうのがパルフェットの魅力なのかな。

 

──コスチューム製作を始めたきっかけを教えてください。

 

鳴海 私自身も以前はコスプレイヤーやモデルとして活動していまして、そのときにはまだオリジナルコスチュームっていうのがあまりない時代で、あってもホントに布面積がめちゃめちゃ小さいビキニとか、めっちゃハイレグのレオタードとか、男性目線でのエッチなコスチュームっていうのが多かったんです。だから、もっと女性目線で見て、きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを取り入れたいと思って、デザインをし始めたのがきっかけです。

レースリミテーション(当時はまだ名前もなく)がパルフェットとして初めて制作したオリジナルランジェリーなんですけど、それをイベントに出るときに衣装として作って着て写真をSNSに投稿すると、「この衣装どこかで買えるんですか?」という反応を結構いただいたので、これは作っちゃうしかないかなというノリでした。そのときは、自分が着られれば良かったのですが、商品として世に出せるように様々な調整を施して、商品化していきました。

 

立花 すごく覚えています。最初にレースリミテーションを知ったのはクラウドファンディングをされてたときですね。そのPRサイトを見て、なんてエッチでかわいい衣装なんだって思いました。めっちゃかわいくて、そのときは鳴海さんもモデルとして出ていらしていたりとか、結構人気のある女のコたちもモデルに起用していて、話題性もすごかったイメージがあります。

 

──今回の作品に登場するコスチュームについて詳しく教えてください。

 

鳴海 先ほど立花さんのお話にも出た、フラットシーマーという競泳水着。実際の競泳水着に使われているフラットシーム縫製を採用していて、縫い目が重ならないので、機能性だけじゃなく、見た目や着心地の面でも優れた仕様になっています。ボディーラインを無駄なく、美しく補正することを一番の目的としていて、モチーフとしては矢をイメージしたウエストラインに色が入っていて、それでウエストがきゅっとしまったように見えるというのが特徴的なデザインですね。こまかな仕様を説明すると専門的な話になっちゃうんですけど、一言でいうと”魅せる競泳水着”です。実際に着て泳いでみましたが、もちろん全然泳げます(笑)。

 

立花 着るのが大変そうに見えると思うんですけど、めちゃ伸びる素材だから全然そんなことなくて。それでぴったり張り付いてくれるので、体のラインをきれいに見せられます。

 

↑フラットシーマーレーシングスイムウェアを着用する立花はるさん

 

鳴海 次に今回の作品の中でもトーンが違ってすごくインパクトがあるのが、ブラックマテリアルっていうSCHE/MEE(スキーミー)というパルフェットのセカンドラインで出しているタイプ。すべて黒をテーマにした素材違いのシリーズでして、同じ黒なんですけど素材の表面感とか柄などで様々な表情になるっていうところを楽しんでいただけたらと思っています。オーロラに輝くエナメル素材や、カーボンファイバー調の表面とか、上質感や素材の特徴にこだわっているからこそ、シンプルなデザインが映える製品だと思っています。独自で素材を開発したり、常に魅力的なを取り入れて、パルフェットの世界観を表現していきたいと思っています。

 

立花 実はランジェリータイプのフェアリーケージのほうが肌の露出は多いんですよ。なんですけど、あのスキーミーのドキッと感はすごいですよね。パルフェットの競泳水着へのこだわりがすごいなって、日々思います(笑)。VRでホント体感してほしいです。

 

↑スキーミーを着用するとみこさん、やなぎばころんさん、立花はるさん(写真左から)

 

↑フェアリーケージを着用するとみこさん

 

鳴海 カフェメイド・スイムウェアは、もともとBLUE EGGっていう秋葉原にあるパルフェットのプロデュースするメイドカフェで着られているメイド服を水着のデザインに落とし込んだものでして、特徴は2本のベルトをバストで挟み込んでいるデザインなのですが、かなりタイトな仕様になっているのでバストがすごい盛れるし、スタイルが良く見える。かわいらしさとセクシーさを両立したデザインになっているんじゃないかなと思います。実際のメイド服より布面積が小さくなっているので、ベルトの長さのバランスは何度もサンプルを作り直しました。マネキンに着せてもわからないところがあるので、サンプルが届いたらとりあえず私が着てみて、所属しているタレントとかにもちょうど出勤しているときとか試着してもらったりして調整していきました。

 

立花 モデル側としてもこういった衣装が登場することで、表現の幅が広がりますよね。しかも水着になっているので、耐久性もあって屋外でも着やすいです。

 

↑カフェメイド・スイムウェアを着用するやなぎばころんさん(手前左)、立花はるさん(後方)、とみこさん(手前右)

 

これだけ至近距離で着用した衣装を見る機会はないと思います

──今回のVR作品で見てほしいポイントを教えてください。

 

鳴海 よくあるセクシー衣装って、前はかわいいけど後ろ向いたらえ⁉⁉ って事、よくあるじゃないですか(笑)。その点、パルフェットの衣装は、どんな角度からでもかわいく見えるように想定しつつ、安っぽくならない仕様でパターン製作をしています。360度かわいい衣装だという自負があるので、いろんな角度から見られるVRで、それを堪能していただきたいです。あとは高級コスチュームブランドとして展開しているので、使用している素材も自社開発の独自素材や、上質感にこだわった素材を使用しています。角度によって光の反射が変化したりだとか、これだけ至近距離でじっくりと衣装を見る機会はあまりないと思いますので、そのあたりとかも是非ゆっくりと眺めていただき、美しい素材感を感じていただければと思います。

 

立花 今回、このVR作品のディレクションをさせていただいて、パルフェットがとってもかわいくて、セクシーだけど下品じゃない=“エッチかわいい”っていうのをテーマにしたいなと思っていたので、その雰囲気がVRという新しい動画のスタイルで伝えられたらなって思っています。モデルさんもかわいいし、衣装もかわいいしで、かわいいとかわいいが融合してすごいことになっているので、楽しんでいただけたらなと思います。

 

鳴海 ディレクションを立花さんにお任せしていて、立花さんだったらパルフェットの魅力を理解した上で作っていただけるだろうなっていう信頼があったからこそ、こういうカタチで取り組めたのかなと思っています。

 

──最後に着られる側と着る側、お互いに望むことはありますか?

 

鳴海 女の子全員、皆さんがそれぞれ個性的で魅力があると思うので、自分に自信を持ちながら、いろんな活動の中で自分の個性を生かしつつ少しでも世の中を明るくしていってほしい。そのときにウチの衣装が相応しいって思ってもらえるような製品を作っていきたいですし、彼女たちのコンテンツのプラスアルファになってほしいです。

 

立花 もうすでにコスプレイヤーの需要にめちゃめちゃ応えてもらっている気がするんですけど。。。私は肌の露出とかあんまりしたりしないタイプなので、パルフェットさんの衣装だったら大丈夫だなっていう安心感があって。かわいく見せられるからエッチ過ぎない下品に見えないっていうのがあるんですけど、最初のレースリミテーションっぽい、がっつり攻めたランジェリー系のもまた見てみたいなって思います。

 

鳴海 本当にそうやって自分の肌を見せたいって思ってもらえるような衣装が作れるのが一番理想かなって思いますね。あと一歩、勇気を後押しできるような衣装が作れれば。

 

【この記事の写真一覧】

 

Pharfaite VR Session
ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会

配信期間:2023/1/23 18:00から
販売期間:2023/1/23 18:00から2025/1/20 20:00まで

予価:3,300円(税込)

販売URL https://share.blinky.jp/s/NTE4Mw

※ご購入の前に、下記テストコンテンツが再生可能かどうか、ご確認ください。
https://share.blinky.jp/s/NTE4NQ

 

撮影/プシュカ 取材/編集部

橋本環奈&重岡大毅がホラー映画「禁じられた遊び」でW主演!超特報映像解禁 監督は中田秀夫

橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)のW主演映画「禁じられた遊び」が9月8日(金)に公開されることが決定。ティザービジュアルと超特報映像、橋本、重岡らのコメントも到着した。

©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

 

原作は、清水カルマのデビュー作で、第4回「本のサナギ賞」大賞を受賞した人気ホラー小説「禁じられた遊び」(ディスカヴァー文庫刊)。「リング」(1998)、「スマホを落としただけなのに」(2018)、「事故物件 怖い間取り」(2020)など、ホラー・サスペンスなどのあらゆる怖さを追求し、世に送り出してきた中田秀夫が監督を務める。

 

企画・プロデュースは「64 ロクヨン 前後編」(2016)、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(2019)、「ラーゲリより愛を込めて」(2022)など、多岐に渡るジャンルのヒット作、話題作を生んできた平野隆。中田監督とは「スマホを落としただけなのに」シリーズ以来、2年ぶりのタッグとなる。

 

本作は昨年11月に開催された、世界80か国以上の映画配給会社が一堂に会する世界有数の映画見本市「American Film Market 2022」(通称:AFM)で、超ティザービジュアルが解禁。その不気味なデザインに、解禁直後から世界各国のバイヤーの話題をさらっていた。

 

そんな本作でW主演を務めるのは、ホラー映画「カラダ探し」の大ヒットも記憶に新しい橋本環奈と今回がホラー作品の初挑戦となる重岡大毅(ジャニーズWEST)。二人は初共演&中田組初参加で、橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人を演じる。

 

今回の発表に当たり橋本は、「今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格。しかもお仕事ができる大人の女性という初めての試みだったので、台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。服装も今までの役とは少しイメージが異なり、基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくり、ブーツを履いていてといういでたちで、私自身演じていてすごく新鮮でした」と今まで演じてきた役柄とは全く異なるキャラクターへの挑戦となったことを明かした。

 

いっぽう、重岡は、「想像をはるかに超えてくると思います。ホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。本当にパワーが必要なんだなと思いました」とコメント。

 

さらに撮影を振り返り、「映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それがかなうことになりうれしかったです。もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです(昨年夏撮影時点)」と、7年ぶりの映画出演に対する喜びを語った。

 

監督を務めた中田秀夫は、「橋本さんは、役の本質をつかむ芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルを大変真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。私が『ホラーは後でいっぱい音がつくから』と『大きな表現』を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした」と二人に対してコメントを寄せている。

 

原作者・清水カルマは、「自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがあり、ずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を見るのが楽しみでたまりません」と喜びのコメントを寄せた。

 

また、本作の最新ティザーポスタービジュアル・本編映像初解禁となる超特報映像も合わせて解禁。ティザービジュアルには「エロイムエッサイム――。」の呪文と、正体不明の不気味な女性の眼窩に収まる、どこか慄然とした表情の橋本と重岡の二人の姿が切り取られている。

 

超特報映像は、映像クリエイターの倉沢比呂子(橋本)がボーイッシュな装いでカメラを回すシーンからスタート。伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい「エロイムエッサイム。エロイムエッサイム」と、何か呪文を繰り返し唱え続ける直人の息子・春翔の姿を目撃した比呂子。

 

その呪文は、「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の純粋な疑問に、直人が冗談で教えたはずのものだった。しかし、土はうごめき、なぜかトカゲがよみがえる。そして、<死者を蘇らせる><禁断のあそび>の不穏なテキストとともに、得体の知れない女性の姿や土からと伸びる不気味な白い手も映し出され、絶叫し戦慄する比呂子と直人。

 

この庭には、何かがいる。子供の純粋な願いが最凶の禁忌を解き放ち、二人に襲いかかる。果たして、二人は迫りくる恐怖から逃れられるのか。そして、この不気味な姿の女性は誰なのか。謎が深まるばかりの不気味なビジュアルと戦慄の超特報映像により、今後の展開にも期待も高まる。

 

橋本、重岡、中田監督、原作者・清水のコメント全文は下記に掲載。

 

橋本環奈(倉沢比呂子役)コメント

今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格。しかもお仕事ができる大人の女性という役で初めての試みだったので、台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。

 

服装も今までの役とは少しイメージが異なり、基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくり、ブーツを履いていてといういでたちは、演じていて私自身すごく新鮮でした。

 

重岡大毅(ジャニーズWEST)(伊原直人役)コメント

ホラー映画の出演は初めてなので、「これはどうやって撮るんだろう」と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。本当にパワーが必要なんだなと思いました。

 

映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それがかなうことになりうれしかったです。もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです(昨年夏撮影時点)。

 

中田秀夫監督 コメント

(W主演のお二人に関して)橋本さんは、役の本質をつかむ芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。

 

重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルを大変真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。

 

原作者:清水カルマ コメント

まず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても10人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。

 

それでもずっと映画に対する憧れがあったので、「禁じられた遊び」の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を見るのが楽しみでたまりません。

 

「禁じられた遊び」超特報映像

作品情報

「禁じられた遊び」

2023年9月8日(金)全国ロードショー

 

出演:橋本環奈、重岡大毅(ジャニーズWEST)

原作:清水カルマ『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)

監督:中田秀夫(「リング」「スマホを落としただけなのに」「事故物件 恐い間取り」「“それ”がいる森」)

企画・プロデュース:平野隆(「スマホを落としただけなのに」「糸」「ラーゲリより愛を込めて」)

プロデューサー:小杉宝、岡田有正、大脇拓郎、田口雄介

脚本:杉原憲明

 

©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

 

公式HP:https://kinjirareta-asobi.jp/

公式Twitter:@kinjirareta_asb

リトグリ新メンバー3人揃っての初インタビュー! まだまだ未知数の魅力を深掘り!!

22年7月、メンバー2人の卒業を発表し、新メンバー募集オーディションを開催したLittle Glee Monster(以下、リトグリ)。約4か月に及んだオーディションを経て、かれん、MAYU、アサヒとともにリトグリで活動することとなったのは、7002人の中から選ばれた、ミカ、結海、miyouの3人。昨年12月14日に新体制での新曲『Join Us!』をリリースすると、1月から同タイトルツアーを開催。1月28日には大阪・オリックス劇場での公演を控えている。音楽性からそのキャラクターまで、まだまだ未知数の3人の魅力を深掘りすると、なんと号泣してしまい……!?

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

左から、結海、ミカ、miyou

 

音楽との出会い

ーーまずは、これまでどんなふうに音楽と触れ合ってきましたか?

 

miyou 私は父がずっとアフリカンミュージックをやっているミュージシャンで、小さいころから父のライブを観に行ったり、家ではあらゆる音楽がずっと流れているような、なんとなく肌の近くにずっと音楽がある生活をしていました。それもあって、いつからかはっきりと「歌手になりたい」という目標ができたんです。

 

ーー物心つく前から音楽と馴染んでいたんですね。

 

miyou 生まれてからずっと、赤ちゃんのときから音楽が鳴っている環境でした。

 

ーー幼いころはどんなアーティストを聴いていましたか?

 

miyou 記憶に残っているのは、ボブ・マーリーやマイケル・ジャクソンなどの世界の一流アーティストとか。でも、ほんとうに何でも聴いていたんです。常になにかずっと。

 

ーーお父さんのライブを観て、「自分もあそこに立ちたい」とウズウズしたりも?

 

miyou ないんですよ、それが。父は歌って踊って太鼓を叩くんですが、「私ですか? 踊らないでーーす!」って(笑)。当時はお父さんがやっているものは……わかる? この感覚。

 

結海 わかるよ、一緒のことはやりたくないんだよね。なんか照れちゃう。

 

miyou そうそう。でも、いま自分が歌手になり、いろんな音楽に興味を持ち出して、自分のルーツでもあるアフリカンミュージックにすごく興味が湧いています。

 

ーーミカさんはいかがですか?

 

ミカ 私はお母さんがフィリピンの人で、フィリピンは音楽が生活に根付いていて、みんな歌ったり踊るのが大好きなんです。その影響でよくカラオケに行ったり、フィリピンの方たちが集まるスナックに行って、お客さんから「歌ってみてよ」と無茶ぶりされたりして。ほんとうに小さいときから音楽が近くにありました。

 

ーー当時からお客さんの前で歌っていたんですね。

 

ミカ 小学1年生くらいから、恥ずかしながら(笑)。そういう経験を通して、人前で歌うことに慣れたり、褒められたりすると「私、歌が好きなんだな」と思うようになっていきました。

 

ーー何を歌っていましたか?

 

ミカ 『崖の上のポニョ』です。

 

miyou それ、ちょうどさっき控室で話してた!

 

ミカ あとは演歌の『愛のままで…』という歌とか。お父さんが好きで覚えました。学校でもやっぱり音楽が好きで、高校は軽音部に入っていました。

 

ーー結海さんは?

 

結海 小さいころから表現をすることが大好きでした。おじいちゃんのガラケーに動画が残っているんですけど、家族で沖縄旅行に行ったときに、誰でも上がっていいフリーステージがあって、そこにめっちゃ駆け出していって一人で踊ったそうなんです。

 

miyou 踊ったん! すごいな!

 

結海 覚えてないんだけど(笑)。気付いたときには表現することが好きで、小学5年生のとき、友達に誘われて「地元の子どもが集まって楽しくやろう!」というコンセプトのミュージカルに入ったんです。

 

ーーミュージカルではどんなことをやったんですか?

 

結海 『みにくいアヒルの子』で、初舞台初主演をやらせてもらいました。それでだんだんと「歌が好きだな」と思い始めまして。「歌手になりたい」という道がぼんやりと浮かんできて、そんなときにリトグリのオーディションがあることを知り、受けることになったんです。

 

「M∞NSTER AUDITION」を受けたきっかけ

ーー引き続き、みなさんがリトグリ新メンバーオーディション「M∞NSTER AUDITION」を受けたきっかけも聞きたいです。

 

miyou 私はTikTokがきっかけでした。元々兄がやっていて、兄の知り合いに動画を撮ってレコーディングして編集してくれる人がいて、その人から「やったほうがいいよ」と勧められて。「サポートしてくれる人がいるならやってみようかな」と歌をアップするTikTokをやり始めたんです。でも、最初はまったくバズらなくて。難しいんやなあと思っていたんですよ。すっごくきれいな映像を作ってくださっていたのに。で、ひとつ、自分でものすごく適当に撮ったような「バズらなくてもいいや」みたいな動画をポンッとあげたら、ぶわーーっと再生回数が伸びて、100万回くらいいったんです。

 

ーーいきなり!? なぜだと思いますか?

 

miyou なんでだろう……絶対にバズるなんて思っていなくて、すっごい軽いノリで自分で撮ったのに。そういうもんなんやなあ、って思いました(笑)。それでほかの動画も再生回数が伸び出したんです。

 

結海 自分で撮ったからこそのオリジナリティが光ったんじゃない?

 

miyou ちゃんみなさんの『ハレンチ』のギター弾き語りなんだけど、見た目とのギャップというか「『ハレンチ』歌うんかい!」というのもあっただろうし、原曲と違う感じで歌ったのもよかったのかなあ? ほんとうにバズった理由がわからない(笑)。

 

ミカ (無言で微笑み拍手をする)ぱちぱちぱち

 

miyou そうしたら、たまたま今回のオーディションのスタッフさんが見つけてくださり「受けてみませんか?」と声をかけてくれたんです。ずっと歌手にはなりたいと思っていたけど、どういう形でなりたいのかははっきりとしていない時期で、「リトグリ!? 私がなれるのかな……?」とちょっと悩みました。今までの自分のイメージとかなり離れていると思ったけど、「チャレンジしよう! 一歩踏み出そう!」という直感で受けることにしたんです。

 

ーーそして一次審査は動画審査でしたが、どんな動画を撮りましたか?

 

miyou 中学と高校の文化祭で歌ったときの動画を送りました。

 

ミカ テレビで観た! 一瞬だけ映ってた!

 

ーーオーディションの模倣は朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)で放送されていましたが、そこに映っていたんですね。

 

結海 制服を着て髪も下ろしていて、「レアだ! miyouがJKだ!」って思った。

 

miyou もう二度と見られへんからね。

 

ーーミカさんはいかがですか?

 

ミカ 私もずっと「歌手になりたい」という夢があり、ソロよりもグループでやってみたいと思っていました。そんなときにリトグリファンの親友から「いま、こんなオーディションがあるよ」と教えてもらい、「本当!?」って。リトグリは大好きな曲もたくさんあって聴いていたし、「これは絶対に受けないと!」と、誘われたときから迷いもしなかったです。

 

ーーオーディション告知は7月後半でしたが、いつごろ知りましたか?

 

ミカ 結構遅くなって知りました。いつだっけ? 7月後半から始まって、締切が8月の……。

 

結海 募集が始まったのが7月25日で、締切が8月10日ですね。

 

miyou 結海、すっごい覚えてる。

 

ミカ 私が動き出したのは8月5日くらいかな。すごいギリギリで「やばい!」みたいな。実は7月後半にコロナ陽性になっていまして。

 

結海 言ってたね!

 

ミカ だから親友に聞いたときがちょうどまっただなかで「ああ! オーディション受けたい! でも……!」という状態で。体力がないからやる気も沸かなかったですし。で、治ったときにまだギリギリ間に合う状況だったので。

 

ーー急いで用意したんですね。

 

ミカ 自分の写真も送らなきゃで、家の適当なところでお母さんにカメラを構えてもらって、「いや……もうちょっと上で……」とか、めっちゃ時間をかけました(笑)。白い服を着て撮ったのが懐かしいです。

 

ーー動画はどこで撮りましたか?

 

ミカ 一人でカラオケに行き、リトグリがカバーで歌っていたゴスペラーズさんの曲『永遠に』を歌いました。2時間予約して結構テイクを重ねて。こだわりが強くて、聴いている人は「そんな変わらないだろう」と思うかもしれないですけど、「なんかここ、声が裏返ってるな……」って、何度も何度も歌い直しました。

 

ーー結海さんはどうでしたか?

 

結海 お母さんがネットで見つけて。「オーディションをするらしいよ」と教えてくれました。リトグリはもちろん知っていたし歌も好きですし、「受けたい!」と思いつつも、元々あるグループに入るのってすごく勇気がいることだと思いまして。ギリギリまで受けるかどうか迷って、ほんとうに締め切り日まで、8月10日まで迷っていました。

 

miyou だから細かい日付を覚えてたんや。

 

結海 そうそうそう! 10日になって、「やっぱり受けよう!」ってカラオケに走ったんです。それで一人で地味にスマホをセッティングして、家入レオさんの『未完成』を何テイクも重ねました。失敗したら、「演奏停止」ボタンを押すよりも「巻き戻し」ボタンを押したほうが早いことを知って、人生で初めて「巻き戻し」ボタンを押しました。

 

ミカ そんなボタンあったんだ!

 

結海 そうなの。最初は1時間予約したけど、足りなくて30分延長して、10日夜8時に動画を送りました。

 

ーーほんとうにギリギリ! 令和でよかったですね。昭和なら「デモテープを郵送せよ」でしょうから、間に合わないですからね。

 

miyou たしかに! 令和だからこその余裕やな。すばらしい。でもすごいよな。入るところまでを想像していたからこその、ギリギリまでの迷いやったもんな。

 

結海 逆にね(笑)。

 

miyou だってめっちゃ悩んだんやろ?

 

結海 だからこそ決め手は、「受かるわけないっしょ!」という気持ちが前に出てきたからなの。受けないよりも受けて落ちたほうが後悔しないかなって。

 

miyou わかる、結局それよな、決め手は。

 

結海 これも挑戦だ! いい機会だ! って思って。

 

ミカ (無言で微笑み拍手をする)ぱちぱちぱち

 

肌で感じたリトグリメンバーのすごさ

ーーそうして応募総数7002人から277人に絞られ、8月21日から各都市で二次審査が行われました。課題曲としてみなさんがリトグリの『世界はあなたに笑いかけている』を歌いましたが、ご自宅で練習したり?

 

miyou バイト帰りに、周りを気にしながら小さな声で練習していました(笑)。

 

ーー夜道をひとり歩きながら(笑)。

 

miyou 大阪でバイトしていたんですけど、「どこで練習しようかな」と常に考えていて。バイト中はビルの中で一人になる瞬間があるので、イヤホンで聴きながら「ふんふんふん〜〜♪」みたいな(笑)。歌うと響いてしまいので(笑)。

 

ミカ・結海 あはははは!

 

結海 控えめにね(笑)。

 

miyou これ初めて言ったわ(笑)。

 

ーー一次審査の合格発表から二次審査まで、結構期間が短かったですよね。

 

miyou そうなんですよ!

 

ミカ・結海 一週間!(目を合わせて)……!!

 

ーー見事にシンクロしてる(笑)。

 

結海 (笑)。一週間もなかったよね!

 

ーーミカさんと結海さんは関東在住ですが、おふたりは二次審査の東京会場で会っていますか?

 

ミカ・結海 会っていないんですよ。

 

miyou いちいちハモってんなあ(笑)。

 

ミカ (笑)。日にちが違ったんだよね?

 

結海 でも番号は一個違いだよね。

 

ミカ 私は23で。

 

結海 私24なんですよ。

 

miyou めっちゃ覚えてるやん!

 

ミカ 大事に番号シールを取っておいてあるから。

 

ーーではその時点ではお互いの存在は知らなかったんですね。

 

ミカ テレビで見て「他にはこんな子がいるんだあ」という感じでした。14人に絞られたこともテレビで知ったんですよ、「14人!? 少なっ!」って。

 

ーー二次審査で277人から一気に14人に絞られたんですよね。三次審査では、リトグリの3人と一緒にアカペラで『Jupiter』を歌い、そして自由曲を歌い、それがリトグリ公式YouTubeにアップされました。なかでもリトグリ『好きだ。』を歌ったミカさんの動画が、現時点で再生回数90万回とズバ抜けています。なぜだと思いますか?

 

ミカ いただいたコメントで多かったのは「リトグリっぽい!」で、たぶんみなさんリトグリさんがほんとうに好きなんだと思います。

 

ーーこの曲を選んだ理由は?

 

ミカ 歌詞を見ずに歌わなければいけなかったので、親友とよく聴いていてフルで歌えて好きな曲が『好きだ。』だったんです。

 

miyou 私もその理由で選んだかも。

 

ーーmiyouさんはAI『STORY』を、結海さんはHY『366日』を歌い、それぞれプロ顔負けの歌唱力と表現力でしたよね。そしてリトグリメンバーとの『Jupiter』はいかがでしたか?

 

結海 三次審査前から「もしかしたらこの先の審査でリトグリさんと一緒に歌えるんじゃないか」と、1%くらい思っていたんです。そうしたらほんとうにそうなったので「うわ! 予想が当たった!」と思って。実際に歌うと、「信じられない!」という感じでした。でもめちゃくちゃ楽しかったです。これでリトグリのみなさんと歌う機会が最後になるかもしれませんでしたし、悔いのないようにやろうと思いました。

 

miyou 私はまったく予想していなくて、「まさか!」という衝撃が大きかったです。今までグループで歌うことをしてこなかったし、ずっとハモリをやってきたプロと並んで歌ったときの衝撃は……すごいものがありましたね。

 

ミカ 私は『Jupiter』という選曲も意外だなと思ったし、アカペラというのもびっくりして。3人から「合わせるから好きなように歌っていいよ」と言われて。

 

結海 言われた!

 

ミカ 「きゃあ! これがリトグリか! さすが!」と思ったし、「ほ、ほんとうに好きなように歌っていいんですね……?」と歌い出したら、ほんとうに合わせてくれて。感動しました。

 

結海 私は歌い出しのときにめっちゃ息を吸いました。

 

miyou 「アカペラの歌い出しは息で合わせる」という鉄則、聞いたよな。

 

結海 そう、それを真似しようと思って。

 

合宿の思い出

ーーそうした三次審査で6人に絞られ、その後開催される有観客審査ライブに向けての2泊3日の合宿が始まりました。そのときにはお互いの存在は知っていましたか?

 

結海 私だけ、合宿メンバーの5人に会うのは初めてでした。三次審査が2日間あったので。だから入室する瞬間、緊張しました。全員知らない人だし、どんな景色を見たのか全然覚えてないかも。

 

miyou そうやった!

 

ミカ 私とmiyouちゃんは三次で一緒だったよね。

 

miyou そう、私がめっちゃ大阪弁で話しかけたよな。

 

ミカ おお、大阪だあ〜……って思って(笑)。

 

miyou 「緊張してますかあ!?」ってな。

 

ミカ 無理やり話を合わせたんですよ。「た、たこ焼き美味しいよね……!」って(笑)。「出汁で食うのが美味しいねん!」と返されて「えっ、ダッシュ!?」って。全然噛み合わなかった(笑)。

 

ーー(笑)『THE TIME,』でmiyouさんが紹介されるときは、かならず「ムードメーカー」というキャッチコピーが入っていましたが、その通りなんですね。

 

結海 そう! ムードメーカー中のムードメーカーで、大きな存在です。

 

miyou 女の子と話すときは、ガツッと入っていけるんですよね。

 

ミカ 接しやすいんですよねえ。

 

ーーありがたいですねえ。イチグループに一人はいてほしい……。

 

結海 あははは! 間違いないです(笑)。

 

ーーじゃあ合宿のときは、miyouさんとミカさんはすでに打ち解けていて。

 

miyou 合宿の日、駅で会ったんですよ。

 

ミカ 駅のトイレで会いました。「あ! どうも! 早く着きすぎちゃったかなあ」とか言いながら。

 

miyou それでコンビニでおにぎり買ってな。

 

ミカ 「何がいいかな?」「喉を通るやつがいいんじゃない?」って話したよね。

 

結海 私も別の合宿日、ミカちゃんと駅のトイレで会って一緒に行った気がする(笑)。

 

ーー合宿ではボイストレーニングやダンスレッスン、リズムの取り方などみっちりと練習する様子が『THE TIME,』でも放送されました。そんななか、候補者の一人が「みんなすごくうまくて、自信がなくなった」と感情を吐き出しながら泣く場面もありました。みなさんも一緒に泣かれていたように思いますが、そのときの感情を教えてください。

 

結海 6人ともそれぞれの不安があって、そんな想いを表に出してくれたことで、「自分も不安だったんだ」と一緒に泣いてしまったんだと思います。

 

miyou あれは合宿最終日だったんです。最終審査ライブに向けてパフォーマンスできるように練習していて、そのなかでみんな「上手くいかへん」とかいろいろな悩みにぶつかり、「今日で全部終わった」という瞬間の涙でした。一旦ほっとした涙だったり、いろいろとやってみるからこそわかる自分のできない部分への悔し涙だったり、それぞれあったと思います。

 

ーーどんな悩みがありましたか?

 

結海 やっぱり5人のレベルの高さにすごく驚いて。上手い子が集まることはもちろんわかっていましたが、「自分がこの中にいてついていけるのかな。大丈夫かな」という不安がいっぱいありました。

 

miyou 結海、泣いてたっけ?

 

結海 何度か泣いたよ。「自分、下手じゃん」って。オーディションが進むにつれて「大丈夫かな」って。

 

miyou わかりやすく横に並ぶからなあ。

 

結海 「この6人の中に入る資格はあるんだろうか」って。

 

miyou 結構ネガティブになってたんやな。

 

ミカ 私は音楽的なことについて「スキルを上げたい」などもちろんありましたが、自分のトーク力のなさにがっかりして泣いていました。

 

ーートークを披露する場面もあったんですか?

 

ミカ 随所でインタビューがあり、この日も「3日間、どうでしたか?」という質問を受けたときに、なぜかわからないんですけど真っ白になってしまって。一言も答えられなくて。

 

miyou 言いたいことはいっぱいあるのになあ。

 

ミカ それが出てこなくて。考えていることがあるのに、言葉にできない悔しさがこの日は結構目立っちゃって。

 

miyou 私もダンスが難しくてできない悔しさがありつつも、音楽的ではないところに不安がありました。ずっと空気を平和にしていたいから、どこか気を張っている部分があったんです。大阪から東京に出てきて、長い3日間でした。

 

ーー気遣いができる分、背負ってしまうんでしょうか。

 

miyou それは背負っているわけじゃなくて、やりたいからやっているんです(笑)。

 

ーーありがたい……。

 

結海 ありがたい! ほんとうにみんな大好き!

 

ミカ ありがとうね!!

 

(手を取り合いわちゃわちゃする3人)

 

結海 3人でのインタビューが初めてなもんですから、変なテンションですみません!

 

ーーそうなんですか!

 

ミカ だからずっとドキドキ、すっごい緊張してました……。

 

結海 ぎこちなくてすみません(笑)。

 

涙の最終審査ライブとこれからの目標

ーーそして11月14日、最終審査ライブが開催され、候補者6人でのパフォーマンスが多くのファンの前で行われました。力を出し切れましたか?

 

ミカ とにかく「楽しんでやろう」と考えていました。6人でのパフォーマンスが最後でしたしね。

 

ーー受かる・受からない、の次元ではなく。

 

ミカ そう、「最後は笑顔で楽しもう!」って。ファンの方たちの顔を見ると、自然と気持ちも上がりました。

 

結海 私も楽しかった一方で、実は悔いが残っています。今も見返すと「うわーーーー!」って悶絶します。オーディションが進むにつれて自信がなくなり、自分の歌のスキルもまだまだで、どんどん気持ちが落ちていき……と自分が縮こまっていたなかでのライブだったので。自分の中では納得がいっていませんでした。

 

ーーストイックですよね。

 

結海 気持ちだけは(笑)。まだ実力に現れていないけど、ストイックにやっていきたいタイプなんです。

 

miyou いつもインタビューで「課題を持ってやりたい」とか言っているもんな。私はライブは、最初アカペラから始まったんですが、その瞬間からずっと涙を堪えていました。

 

結海 わかるーーーー!!

 

ミカ ずっと練習していたからねえ。

 

miyou だからずっと声が震えていたんです。あんなに波のあるライブはないっていうか……いろんな感情が自分の中で揺れたり暴れたりしていて。今まで練習してきた全部の記憶が、ひとつひとつの歌の中にあるじゃないですか。「この歌のこの部分、めっちゃ練習したな」とか、そういうことをすごく考えながら歌って。どの瞬間も「絶対に心のなかに納めたい、逃したくない」と思いながら、みんなと目を合わせて楽しく歌いました。

 

ーーライバルという感覚ではないですね。

 

ミカ ライバルだなんて思ったことない。

 

結海 一緒にあがっていく存在です。……待って、めっちゃ思い出したわ今……。

 

miyou ん? なんか泣きそうになってない?

 

結海 泣きそう!!

 

ミカ やだあ……(涙)。

 

miyou えーーー!! 私は泣きません(笑)

 

結海 だってmiyouの言葉があの日の風景を思い出されるからさあ!(涙)さっきミカちゃんと目を合わせて「やばいよね、これ。泣くよね……?」って、ね?

 

ミカ ね! せっかくメイクしてもらったのに!

miyou カメラマンさん、泣いているふたりを撮らなくていいんですか?

 

ーーありがとうございます(笑)。その審査ライブでみなさんがリトグリ新メンバーとして選ばれ、12月14日にリリースされた新体制での新曲『Join Us!』のMVを観ると、グッと来ますよね……。

 

miyou たしかにあのMVはやばいです。

 

結海 ね! 私、電車の中で観ちゃったんです。ダメですよねえ、観る場所を間違えました(涙)。

 

ミカ ううう〜〜(涙)。

 

結海 せっかく一瞬だけ涙引っ込んだのに!(涙)

 

ーー今の涙は、どんなことが込められた涙ですか?

 

結海 5人の仲間たちがいい子すぎて……(涙)

 

ミカ ううううう〜〜(涙)、ちょっとティッシュくださいぃ……。

 

miyou 私はティッシュ大丈夫です、1mmも涙出ていないので(笑)。

 

ーーひとりだけめっちゃさっぱりしてる(笑)。

 

結海 みんな本気で頑張っていたし、「このなかから誰かが落ちるんだ」と考えただけで、当時から不安定になっていました。もちろん私も落ちるかもしれないし、自分が受かっても誰かが落ちるというこの状況に……(涙)。

 

ミカ すみません、泣いちゃって……。

 

ーー存分に泣いてください! リトグリメンバーに選ばれ、ご家族やご友人など周囲の反応はいかがでしたか?

 

ミカ 元々優しい親なんですが、活動で忙しくなるからとより体調を気にしてくれたり、支えてくれています。

 

結海 家族は「夢が叶ってよかったね」と祝福してくれて、友達は祝福してくれつつも変わらず仲良くしてくれるので、この関係をずーっと大事にしていきたいと思っています。

 

miyou みんな喜んでくれました。

 

ーーTik Tokのきっかけを作ったお兄さんの反応はいかがでしたか?

 

miyou お兄ちゃんは笑ってたかも。「えええー!(笑)」って。

 

ミカ 会ってみたい!

 

結海 まだ会ったことないからね。

 

ミカ これからお互いのご家族のこともね、自己紹介し合おうね。

 

miyou そうね!

 

ーー最後に今後の目標を教えてください。

 

miyou いまでもリトグリに加入したことが信じられない瞬間もあるし、応募から今に至るまでの期間が短いので、「気付いたらここに立っていた」という感覚もありますが、一緒に頑張ってきた仲間や以前のリトグリのメンバーの方々など、いろいろなことを背負った私たちが入ってきたからには、”新しいリトグリ”として、今までになかった部分を発信して「こんなリトグリもあるんやね」と思ってもらえる存在になりたいと思っています。

 

ミカ まだ「新人さん」として見られると思いますが、これからもっとスキルを成長させて「プロ!」と思われるようなかっこいい一員になりたいです!

 

結海 リトグリさんにもまだやったことがないことがある、という話を聞きまして。たとえばドームに立つことなど、それを6人で叶えたいと思っています。それに、ずっと観てきた紅白に出たり、ゆくゆくは世界に……という目標も掲げたりしているので、言語も頑張りつつどこに行っても誇らしいグループの一員になっていきたいと思います。

 

全員 (無言で微笑み拍手する)ぱちぱちぱちぱち

 

miyou 自分たちで自分たちに拍手しちゃった(笑)。

 

 

【3人へのスペシャルアンケート】

1)チャームポイント
2)特技
3)お好きな有名人
4)自分が一番大切にしてるもの
5)何か集めているもの
6)今年の個人的目標

 

 

miyou

1)ほっぺ
2)安くて可愛い古着選び
3)藤井風、Beyonce、Michael Jackson 、星野源、清水翔太
4)大阪の友達から上京する時にもらった手紙を東京にも持ってきています。たまに読んで元気だします!
5)服(ずっと集め続けてます)
6)頑張ったと納得出来る1年にしたい。大きな舞台に向けての大きな一歩を踏み出せる1年にしたい。

 

ミカ

1)笑顔
2)クレヨンしんちゃんのものまね
3)広瀬すずさん
4)お母さんからおさがりのピアス
5)シュシュ
6)新メンバーという印象をなくし、ちゃんと認められるような大きな存在になりたい

 

結海

1)眉毛と横顔をよく褒められます
2)口笛
3)平手友梨奈さん
4)生まれた頃からもっているプーさんのぬいぐるみ
5)意図的ではないですが、気づいたらプーさんグッズが増えている。
6)歌を自分のものにして届ける。

 

【information】
「Little Glee Monster Live Tour 2023 Join Us!」2023年1月28日(土)大阪・オリックス劇場EP「Fanfare」2023年3月22日(水)発売通常盤:CDのみ 1980円(税込)初回盤A:CD+BD特典付き ※BD内容は1/7の人見記念講堂ライブのライブ映像 4180円(税込)初回盤B:CD+フォトブック特典付き ※フォトブック内容は人見記念講堂ライブの模様 2860円(税込)

吉田美月喜、映画「あつい胸さわぎ」で“思春期の揺れる思い”を等身大で体現「18歳は大人のようで子供の部分も」

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

連ドラ『ドラゴン桜』(2021年4月期)やNetflixドラマ『今際の国のアリス』(2020年12月配信)で鮮烈な印象を残し、注目の若手女優の1人となった吉田美月喜さん。2022年11月には主演映画「メイヘムガールズ」が公開されるなど、2023年はさらなる飛躍が期待されている。

 

そんな彼女が常盤貴子とのW主演を果たした映画「あつい胸さわぎ」が、2023年1月27日(金)に全国公開される。若年性乳がんと診断された大学生の千夏(吉田)が、自らの境遇や恋心に思い悩んでいく姿を、母・昭子(常盤)との関係を織り交ぜながら温かく描いた本作。思春期特有の揺れる思いをどう表現したのか? 撮影エピソードと併せ、吉田さん自身の初恋や母親との関係もお聞きしました。

 

◆「あつい胸さわぎ」の概要や脚本に触れたとき、どのようなことを感じましたか?

私が演じる千夏が乳がんになり、母親の昭子さん(常盤貴子)との関係やそれぞれの恋の悩みがあって…と書かれた企画書を読んだとき、シリアスで重い話かなと思ったんです。でも脚本を読んでみたら、何とも言えない温かさを感じて。作中、千夏はいろいろ思い悩み、ときには誰かと衝突したりもするんですけど、それでも周りの人たちはずっと千夏と向き合い続けてくれるんですね。そんな、人の温かさが詰まった作品だと思いました。

 

◆もし自分が千夏の立場だったら…といったことは考えましたか?

やっぱり、考えちゃいましたね。自分ががんになる、重い病気になるなんて、今まで考えたこともなかったですし。自分なりにいろいろ調べてみたんですけど、今は情報があふれ過ぎているから、結局どうしたらいいのか分からなくなるんです。きっと千夏も調べてはみたけど答えは分からなくて、同じような気持ちになったんだと思います。

 

◆千夏を演じるうえで意識したこと、大事にしたことはありますか?

ちょうど撮影したときは私も千夏と同じ18歳だったから、共感できる部分もたくさんあって。いい意味であまり悩まず、演じることができた気がします。18歳って大人のようだけど、自分ではいろいろ決断できない、子供の部分もあるんです。それと、千夏は子どもの頃の経験から胸に対してコンプレックスがあるんですけど、きっと誰もが同じように、何かしらのコンプレックスを抱いているでしょうし。大人と子供が同居していることの危うさ、感情の揺れ動きの激しさみたいなものは意識しました。

 

◆年齢以外に、千夏に共感するところは?

お母さんと仲が良いことですね。だから千夏が昭子さんに抱いている思いみたいなものも、分かるところがあります。劇中、昭子さんは新しく職場に来た木村さん(三浦誠己)と親しくなるんですけど、それを知った千夏は「気持ち悪い」という言葉をぶつけちゃうんです。でもそれは昭子さんとの関係性が近いからこそで、「気持ち悪い」というのは額面通りの意味だけじゃなくて。相手はちゃんとした人なのかな、大丈夫なのかっていう心配も入っている。そんなふうにも想像しながら演じていました。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆実際、吉田さんも同じ状況だったら、母親を拒絶してしまいそうですか?

でも私、普段から母のプライベートなこともいろいろ聞いていて。昔の恋愛話とかも、結構知っているんです。

 

◆ちょっと驚きですね。聞くのも抵抗ありますけど、そもそも話したがらない気がします。

友人からも、「おかしくない?」って言われました(笑)。だからある意味、耐性が付いているというか。うちのお母さん、透子ちゃん(前田敦子)と昭子さんを掛け合わせた感じなんです。透子ちゃんみたいに何でも相談できるし、休みが一緒だと2人でテーマパークに行ったりもしますし。普段の会話も姉妹みたい、コントしてるみたいって言われるので。もちろん、千夏と昭子さんみたいに、ささいなことで衝突することもありますけど。

 

◆例えば、勝手に部屋の掃除をされたら、千夏みたいに怒りますか?

自分の空間に入られるのは嫌だなって感じは分かりますね。どんなに仲よくても、人に見られたくないものもあると思いますし。

 

◆作中でもあるように、トーストを焦がされても平気?

あれ、千夏は“いつものこと”みたいに受け入れていましたけど、結構ひどい焦げ方ですよね。「食べれるとこないやん」どころじゃない(笑)。あんなに焦げたトーストを出されたらもう怒りを通り越して、笑っちゃう気がします。

 

◆母親とは、どんなことでけんかになることが多いですか?

「早く寝なさい」「早くお風呂入りなさい」「早く起きなさい」。…そんな感じです(笑)。あと、私のことを心配してくれているからこそ、この仕事のことで意見が食い違うこともありますし。ただ、お母さんは私の思いをしっかり聞き入れたうえで、意見を言ってくれるので。そういう点では昭子さんより、気軽に話しやすいかもしれません。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆病気と並行して千夏の初恋も描かれるわけですが、吉田さん自身の初恋の思い出は?

小学校のときですね。給食を残すことに厳しい学校で、食べるのが遅い子たちが集められて、食べ終わるまで何もしちゃいけなかったんです。私は当時、食べるのが遅かったんですけど、好きな子も遅くて。一緒に食べている時間が好きでした。私はシンプルに食べるのが遅いだけで好き嫌いはなかったから、その子の苦手なもの、きゅうりを食べてあげたり(笑)。頭のいい子だったから、放課後に勉強を教わったりもしました。

 

◆劇中で千夏は自分の恋心を、「胸が躍る」「胸が騒ぐ」と表現していますが、その感覚は分かるところもありますか?

当時は恋だと、はっきり認識はしていませんでしたけど、似たような感じだったと思います。振り返ると我ながら、ほほ笑ましくて。勉強を教わるために、わざと分からない問題を増やしていたんです(笑)。あとはおそろいのネコの消しゴムをくれたことが、すごくうれしかったりもして。

 

◆光輝(奥平大兼)の前での千夏の言動も共感できる感じですか?

分かります! 私、劇中で初めて光輝と会話を交わすシーンが好きなんです。千夏は何気ない会話をしているふうを装っているけど、頭をフル回転させて、何か一緒にできることがないか考えているんですね。それで思わず、「1人暮らししようと思ってる」なんて口走っちゃたり。まぁ演じているのは私なんですけど(笑)、分かる分かるって思いながら試写を観ました。

 

◆ちなみに今、吉田さんが「恋しているもの」はありますか?

2年前、コロナをきっかけに犬を飼い始めたんです。ヨークシャテリアで「ちょこ」って名前なんですけど、もうかわいくて。ストレッチしようと思って脚を広げると、足の太もものところでゴロンとするんです。遊んで、かまってって。普段はお転婆娘で、布団をかんで中身を出しちゃったりするのに。あざといなって思います。

 

◆犬を飼い始めることで、生活も変わったのでは?

家の中が平和になりました(笑)。それこそお母さんとけんかすることも減りましたし、ちょっと機嫌悪そうだなと思ったら、「ちょこが遊びたがってるよ」って言うと機嫌がよくなったりするので。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆撮影は主に和歌山で行われましたが、どんな思い出がありますか?

皆さん、すごく温かかったんです。撮影していると、「頑張ってるね」「できたら見るね」みたいな言葉をかけてくれて。私も東京の中ではわりとご近所同士の関係が近い環境で育ったんですけど、ロケ先で出会った人たちは知らない人に対しても距離感が近いというか。こういう町で育ったからこそ、千夏と昭子さんみたいな関係性になれたんだろうな、ちょっと住んでみたいなと思いました。

 

◆印象的だった景色、風景はありますか?

撮影が行われた雑賀崎は、“日本のアマルフィ”(「世界一美しい海岸」とも称されるイタリアの人気観光地)と呼ばれているんです。確かにそう言われるのも納得できるほど、自然の美しさにあふれた、居心地のいい、ステキな場所で。あの風景を背景に撮影していると、勇気がもらえる気がしました。

 

◆ご当地ならではの食べ物、飲み物は味わえましたか?

和歌山ラーメンは食べましたね。あとは前田さんが、「グリーンソフト」を現場に差し入れてくださって。ふと見かけて、食べてみたいなと思っていたんです。抹茶味だからほっとする、優しい味で。すごくおいしかったです。

 

◆公開されるのは1月ということで、2023年、個人的にやりたいことはありますか?

スポーツしたいですね。学生時代ずっと運動してきたのに、高校を卒業したらそういう機会もなくなっちゃって。一番やりたいのはテニスです。何気に難しいんですよ。相手とのスケジュールを合わせて、空いているテニスコート探して、ラケットやボールも用意して…ってなると、気軽にできないから。テニスでなくても、何かしら体を動かしたいです。

 

◆ということは、アクションに興味も?

あります! 映画「メイヘムガールズ」でワイヤーアクションは経験させていただいたんですけど、誰かと戦ったことはなくて。アクションができる女優さんってカッコいいなと思うし、タイミングが合えば挑戦してみたいです。

 

◆どんな殺陣がしたいですか?

武器を使うより、素手同士がいいですね。武器には頼らない、みたいな(笑)。でも、やるからにはちゃんとした知識が必要ですし、けがしないためにもたくさん練習しないといけないと思うので、まずちょっと体験してみたいなと。運動神経は悪くないほうだと思うし、根拠はないですけど、自信はあります(笑)。

 

◆最後に改めて、「あつい胸さわぎ」の見どころをお願いします。

千夏や昭子さんだけじゃなく、本当にいろんなキャラクターの目線から見られる作品なんですね。(第35回東京)国際映画祭のときにいただいた意見も、結構バラバラで。昭子さんの目線で、娘が千夏と同じ状況になったらという人もいれば、昭子さんの恋愛部分に注目した人もいたし、あるいは透子ちゃんからの目線とか。千夏のもう1人の幼なじみであるター坊(佐藤緋美)やそのお母さん(石原理衣)との関わり合いとか。いろんな人、いろんなところに焦点を当てて見られる作品だと思うし、千夏が病気になったことの重さより、人の温かさを感じる作品だったりしますから。ぜひ劇場に足を運んでいただけたらと思います。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

PROFILE

吉田美月喜
●よしだ・みづき…2003年3月10日生まれ。東京都出身。連ドラ『ネメシス』『ドラゴン桜』第2シリーズ、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』、映画「メイヘムガールズ」などに出演。映画「パラダイス/半島」「カムイのうた」が、2023年公開予定。

 

作品情報

「あつい胸さわぎ」
2023年1月27日(金)全国ロードショー

出演:吉田美月喜 常盤貴子
前田敦子 奥平大兼 三浦誠己 佐藤緋美 石原理衣

原作:横山拓也「あつい胸さわぎ」(戯曲)
監督:まつむらしんご
脚本:髙橋泉
製作:映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

公式サイト:https://xn--l8je4a1a7e6m7952c.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/atsuimunasawagi_movie/
公式Twitter:https://twitter.com/atsuimunasawagi
公式Facebook:https://www.facebook.com/atsuimunasawagimovie

 

●text/小山智久

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

川畑 玲×江川清音「番組を楽しみながらも、生命に関わる情報を扱っているという緊張感をいつも持っています」ウェザーニュースキャスター連載・第12回/特別編《後編》

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は95万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第12回は前回に引き続き、気象予報士でもある川畑 玲キャスターと江川清音キャスターの特別対談の後編をお送りします。

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

第12回・川畑 玲キャスター&江川清音キャスター/特別編後編

 

関連記事:川畑 玲×江川清音「常に意識しているのは、視聴者が気象に興味を持ってくれるような番組作り」ウェザーニュースキャスター連載・第11回/特別編《前編》

 

【川畑 玲さん、江川清音さん撮り下ろし写真はこちら】

気がついたら好きになっていました

江川 川畑さんはどんなことがきっかけで天気に興味を持ち始めたんですか?

 

川畑 私は気がついたら好きになっていましたね。

 

江川 かっこいい! それ、私も言いたい!! 今度、番組で使わせてもらいます(笑)。と言うことは、小さい頃からずっと一貫して気象の仕事に就きたいと思われていたのでしょうか?

 

川畑 いえ、初めて意識したのは中学生の時です。高校受験を前に、担任の先生に「川畑君はどんなことに興味があるの?」と聞かれたんです。その時に浮かんだ一つが英語の先生でした。

 

江川 やってそう!(笑) ものすごくイメージできます。

 

川畑 ただ、大学で理学部に進み、理学部だと英語の先生になれないということを大学に入ってから知りまして(笑)。

 

江川 ははははは。もしかして、川畑さんってちょっと抜けているところもあるんですか?(笑)

 

川畑 そうかもしれないです(笑)。でも、気象も好きでしたし、英語の先生にもなりたいと思っていて、二兎を追っていたものですから、そこまで頭が回らなかったんですよね。

江川 あ、なるほど。担任の先生に興味があることを聞かれて答えたもう一つが気象だったんですね。

 

川畑 そうです。その時は、漠然と「そういえば天気も好きですね」って先生の前でつぶやいた程度だったんです。

 

江川 いわゆる、一般の人が「好き」っていうレベルですか?

 

川畑 そうですね。そんなに変わらないと思います。小さい頃から雲を見るのが好きで、そこから少しずつ天気予報とか天気図に興味を持ち始めたんです。私は愛知県出身なんですが、夏になるとゲリラ雷雨が発生するし、冬になると西高東低の気圧配置や南岸低気圧でときどき雪も降る。当然、小学生の頃は南岸低気圧なんて知らないわけですが、それでも天気図を見ると南のほうに低気圧が通っていて、“なるほど、こういう時に雪が降るんだ”というのがなんとなく分かってくる。それが面白かったんです。

 

江川 勘が鋭いお子さんだったんですね。

 

川畑 鋭いというか、そうやって自分なりに考えるのが好きだったんです。それに、夕方の6時50分くらいになると、どこのテレビ局でもニュース番組の最後にお天気コーナーをするじゃないですか。あれを全局、はしごしたりして。

 

江川 えっ!? “天気予報のはしご”って初めて聞きました(笑)。

 

川畑 まぁ、まず聞き慣れない言葉ですからね(笑)。

 

江川 しかもそれ、小学生の時のお話ですよね。全然、一般レベルの「好き」じゃないじゃないですか(笑)。

 

川畑 ははははは!

 

江川 川畑さんもやっぱり変人なんですね(笑)。

 

川畑 この前、連載に登場された山口(剛央)さんもそうですが、天気予報の仕事をされる方って、少し変わった方が多いですよね(笑)。

 

江川 川畑さんからはそうした空気を感じたことがなかったので意外でした。でも、より興味が湧いてきました! もしや天気図を自分で書いたりとかもしていたんですか?

 

川畑 小学生の頃からしていました。

 

江川 やっぱり!(笑) みんな、子どもの頃に天気図を自分で書くものなんですね。

 

川畑 天気図の書き方も基本的には山口さんと同じです。ラジオの気象通報を聞いて、自分でメモして、“天気図って楽しいな〜”って(笑)。ただ、当時って天気図を書くための用紙というものが売ってなかったんです。探せばあったのかもしれませんが、今みたいにインターネットもなかった時代ですから、どこに売っているかも分からなくて。だから、自作するしかないんです。

 

江川 オリジナルで? すごいなぁ。

 

川畑 無ければ作るしかないですから。まずは地図帳を持ってきて、トレッシングペーパーで日本地図をなぞって。そうやって日本とアジアの地図が出来たら、緯度と経度のラインを全部引いて、あとは気象通報で流れてくるポイントを事前にマークしておき、ラジオが始まるのをワクワクしながら待つ。それをずっと繰り返していましたね。

 

江川 やっぱり変人だなぁ(笑)。

川畑 玲●かわばた・あきら…1977年12月6日生まれ。愛知県出身。A型。気象予報士。名古屋大学、大学院を経て、ウェザーニューズに入社。航空気象、航海気象等を担当し、現在「ウェザーニュースLiVE」内でキャスターとして活躍。Twitter

 

海上気象の仕事が世界の天気に興味を持つきっかけに

江川 海上気象を専門にされたのはどうしてなんですか?

 

川畑 それはウェザーニューズに入ってからなんです。気象の仕事がしたくて大学院まで出て、その後にウェザーニューズに入社したのですが、ある時、「航空気象をやってみないか」と言われまして。

 

江川 空のほうですか?

 

川畑 ええ。ちょうど社内に航空気象の予報チームが立ち上がった頃だったんです。航空に関することですから、晴れや曇り、雨といった一般的な気象だけでなく、風がどの方向からどれくらいの強さで吹いていて、飛行機が離着陸できるかどうかという判断をするための支援情報などを作っていました。特に注意しないといけないのが霧なんです。飛行機事故は離着陸の時が一番多いので、視程の悪さなどの細かい予測を1〜2年ほどやっていました。そうしたら、今度は「海のほうはどう?」と聞かれて。

 

江川 そんなに何度も専門分野が変わっても対応できるものなんですね。

 

川畑 必要とされているなら頑張ってみようと思ってしまいますね。ただ、大変だったのが、気象に関する知識は大学や大学院で学んできたので自分の中にあるものの、海については門外漢なわけです。なぜ波が高くなるのかとか、潮の流れといった初歩的なことすら分からなくて。それでも「やってみないか」と言われると、「分かりました、やってみます」と答えてしまうんです。

 

江川 怖さや不安よりも、興味が湧くんですか?

 

川畑 知らないことを知りたいという探究心が強いんだと思います。もちろん最初はすごく苦労します。とは言え、私たちが普段お伝えしている生活に密着した気象だって、今も分からないことがたくさんあって。でも、それらを1つずつ解明していくのが、この仕事の面白さでもあると思うんですね。そうは言っても、航海気象に関しては多くの船員さんや大切な荷物を守らなくてはいけないという責任感がありましたので、改めて身の引き締まる思いでした。

 

江川 そうですよね。まさしく命に直結することですもんね。

 

川畑 それに、大きな船だと海外まで荷物を運びますから、世界の気象や海の特性を知らなくてはいけなくて。今までは日本を中心とした気象だけを見ていたのに、ある日を境に、「南米の沖合の波の高さはどれくらいですか?」という質問がくる(笑)。そうした大変さや面白さもありましたね。

江川 なるほど。命や荷物を守らなければいけないという重圧があり、かつ、海外の気象についても詳しくならなければいけない。それは相当なプレッシャーでしょうし、同時にやりがいも大きいでしょうね。もしかして、「ウェザーニュースLiVE」内での「Global Weathernews UPDATE(世界のあすの天気)」のコーナーを考えたのも、そうした海外の天気を見るようになったことがきっかけだったんですか?

 

川畑 そうです。車を運転している時に、ふと思いついたんです。コロナ禍でしばらく海外旅行に行けてないなと思い、きっとサポーターさんの中にも同じような思いを抱いている方がいるんじゃないかと思いまして。それに、ウェザーニューズでは世界中のお客様をサポートするサービスをしていて、私もよくいろんなエリアの海の情報を海外スタッフと英語でブリーフィングしていました。そうした情報を基に、普段私がこの会社でしていることを視聴者さんの視点に変えてお伝えすることで、世界を旅しているような気分になったり、“この国ってこういう気候なんだ”と、さらに天気に興味を持ってもらえるんじゃないかと思ったんです。

 

江川 何度かコーナーを拝見しましたが、事前の準備が本当にすごいですよね。

 

川畑 それは私がいつも予報センターにいる人間だからというのが大きいですね。観測データも予測データも豊富にそろっていますから。まだまだ伝えきれていない情報もたくさんあるんです。ですから、自分だからできることを、これからもどんどんサポーターさんにお届けできたらなと思っています。

 

江川 そうした企画を女性キャスターと一緒にやっているというところも素敵だなと思います。

 

川畑 そのほうが、私が解説するのとはまた違った魅力が伝わると思いますし、キャスターさん自身も気象への興味を深めていけるのではないかと思いまして。また、そうやって、いろんなことがプラスの方向に進んでいくことで、ウェザーニュースLiVEチーム全体が盛り上がっていければなと考えているんです。

 

江川 素晴らし過ぎます!(拍手)

 

川畑 きっと、私がキャスターに起用されたのも、そういったところを期待してのことだったのかなと思うんです。

 

江川 確かにこれまでにもキャスター発案の企画はいくつかありましたが、「Global Weathernews UPDATE」のような切り口はなかったですもんね。

 

川畑 ただ、そこを期待して私をキャスターにしたのであれば、もうちょっと早く相談してほしかったですけどね(笑)。打診があってからキャスターになるまでが3週間ちょっとというのはやはり大変でしたから(笑)。

 

江川清音●えがわ・さやね…1989年12月3日生まれ。北海道出身。O型。ウェザーニューズ「おは天」の10期生として、2008年よりキャスターに就任。その後、番組の変遷とともに「SOLiVE24」、「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味・特技はダンス、フラワーアレンジメント、クレイデコレーション、カルトナージュ、カリグラフィー、ヨガなど。 TwitterIntagram

 

失敗してもいいから、伝わる表現を

江川 キャスターデビューが2022年4月ですから、もう半年以上たったことになるんですね。

 

川畑 ええ、あっという間でした。

 

江川 でも、最初からすごく落ち着かれていて。番組の進行もスムーズですし、素晴らしいなといつも思っています。もう緊張することもなくなりましたか?

 

川畑 いえ、今も緊張しかないですよ(笑)。ただ、緊張との付き合い方が分かってきたと言いますか、緊張してもいいんだなと思うようになりました。そこにもやはり、船会社様とずっとブリーフィングを重ねてきた経験が活かされていまして。先ほど江川さんがおっしゃったように、航海気象は生命に直結する情報を扱っていますが、でもそれは普段の天気予報でも同じなんです。我々が扱っている気象情報は一般に生活する方々の日常に大きく関わり、時には生命の危険にも繋がっていく。そうした思いが私の根幹にあるので、常に緊張感を持って情報を伝えていくことが大事だと感じているんです。だからこそ、江川さんのようなキャスターさんに私は憧れるんです。

 

江川 私ですか? 私のどこにでしょう?

 

川畑 緊張感を持つことは大切ですが、でもそればかりだと見ている側は疲れてしまう。その点、江川さんは生活情報を柔らかい雰囲気で表現しつつ、防災情報はきっちりと伝えていっている。もちろん、ほかのキャスターさんもそこは意識されているところだと思いますが、なかでも江川さんはそのメリハリの付け方が本当にお上手だなと思うんです。

 

江川 そう言っていただけると嬉しいです。確かに番組中に特別な気象情報が入った際、瞬時に頭の中を切り替える準備はどのキャスターもしていますね。ですから川畑さんが言うように、楽しい番組を作りながら、適度な緊張感を持つことは私も意識しています。

 

川畑 そんな江川さんにどうしても聞いてみたかったことがありまして。日々、番組内でいろんな緊張と向き合われていると思いますが、逆にどんなことで気持ちをリフレッシュされているんですか?

 

江川 私は何かしら1つのことに没頭できる時間を作るようにしています。

 

川畑 あ〜、同じです!

 

江川 お花のアレンジメントや裁縫をしたり。ミシンが3台もあるんですよ(笑)。それぞれで縫えるものが違ったりするので、一心不乱にミシンを動かしています。ただ怖いのが、そうやって何も考えずに没頭していると、つい夜ふかしをしてしまうんですよね。

 

川畑 それもすごく分かります(笑)。

 

江川 川畑さんもかなりの多趣味でいらっしゃいますよね。ピアノを弾かれますし、ガーデニングもお好きで。

 

川畑 あとは散歩ですね。これが私の3大趣味です(笑)。江川さんの趣味もそうだと思いますが、どれも1人になれる時間なんですよね。仕事をしているといろんな情報が頭に入ってきてインプットすることが多いですし、仕事を離れたら子育てがあるので、なかなか1人になって自分の気持ちや感情を外に出す時間がなくって。ですから、ガーデニングをしたり、夜な夜なヘッドホンをしてピアノを弾いたりしているんです。ガーデニングに関してはお花を育てるのも楽しいんですが、草むしりをしている時間も大好きです。

 

江川 私も畑をやっていたので分かります。無心になれるんですよね。川畑さんとは会社で会うと、よく子育ての話になりますけど、1人になれる時間って本当に大事だなと思います。私も自分だけの時間がないとダメなんです。それも細かい作業をするのが大好きで。それに、誰かの役に立ちたいという気持ちも強いので、友達にウェルカムボードを描いたことがきっかけでカリグラフィーにはまったりと、そうやってどんどんと趣味が増えていきました。川畑さんがピアノを始めたのは何がきっかけだったんですか?

 

川畑 実はずっと趣味らしいものがなく、何か自分が楽しめる時間が欲しいなと思ったからなんです。

江川 それって最近の話ですか?

 

川畑 いえ、ピアノはもう十数年前になります。とあるJ-POPのコンサートを観に行って、改めて音楽って素晴らしいなと思ったんです。その話を友人にしたところ、「ピアノが弾けるようになったら、もっと音楽が楽しくなるんじゃない?」と言われて。それがきっかけでした。

 

江川 楽譜は昔から読めたんですか?

 

川畑 ちゃんと勉強したことは一度もなくて、音楽の授業で習うレベルのものでした。ですから、最初は小さい子どもが習うような教材から始めたんです。そのうち発表会にも出るようになったんですが、5〜6歳くらいのお子さんたちがスラスラと弾く中、最後のほうに突然、年齢の高いおじさんが出てきて、足を震わせながら弾くという、なんだかとても不思議な空気になってしまって(笑)。

 

江川 その様子を見てみたいです。今度、呼んでください(笑)。

 

川畑 客席を見ても、みんな私の年齢に近いお父さんやお母さんばかりですし、失敗して演奏が止まっても誰も助けてくれないわけです。そうすると、さらに指がブルブル、足がガタガタ震えて(笑)。そうした中、「あのお父さん、どうしちゃったんだろう」という感じで皆さんが見守ってくれていたのですが、でもそうやって、たとえ恥ずかしくても、失敗しても、やることが大事だと思ったんですよね。

 

江川 人前で披露するって、上達するためにも必要なことですしね。けど、よく発表会に出ようという気になりましたね。そこがすごいです。

 

川畑 昔からすごく緊張するタイプなんです。川畑少年は相当な恥ずかしがり屋でしたから(笑)。だからこそ、いい加減、そんな性格に打ち勝ちたいという自分もいて。それに、これは番組進行にも通じることですが、うまく披露したいというより、間違えてもいいから伝わる表現をしたいんですよね。そこが一番大きいんです。

 

江川 素晴らしいです。ピアノを弾くようになって、ご自身の中に変化ってありましたか?

 

川畑 最初はポップスを弾いていたんですが、どんどんクラシックにも興味を持つようになりました。そうやって趣味がさらに広がっていくのも面白いんです。最近はクラシックばかり聴いたり、弾いたりしていますから。

 

江川 なんと! じゃあ、私はそれに合わせて踊りますよ。一緒にコラボしましょう!

 

川畑 いいですね! でも、私の演奏はまだまだあまりにも拙いので、誰かにお披露目するのであれば、まずは内田先輩(内田侑希キャスター)に頼んだほうがよろしいかと(笑)。

 

江川 ゆっきーもピアノ弾けるんですか?

 

川畑 習っていたと聞いたことがあります。それに、プロフィールを拝見すると絶対音感の持ち主らしくて。だから、内田先輩の前では絶対に弾かないぞと心に決めているんです(笑)。

 

江川 ははははは! 最近は何を弾かれているんですか?

 

川畑 キャスターの打診があった3月の発表会ではショパンを弾きました。といっても、比較的優しいものですけどね。今はベートーヴェンの「エリーゼのために」を練習しています。

 

江川 有名な曲ですよね。

 

川畑 たとえ曲名は知らなくても、耳にすればみんな分かる曲だと思います。しかも、この曲が書かれた背景を知ると、すごく深くて。当時のベートーヴェンはどのような思いを乗せてこの曲を作ったんだろうかと考え、その上で、私のようなおじさんが弾ける「エリーゼのために」ってなんだろうと思って練習すると、また違った楽しみ方ができるんです。

 

江川 すごい! 趣味の世界でも、そうやって深掘りしていくんですね。

 

川畑 偉そうなことを言っていますが、本番になるとたくさん間違えちゃんですけどね(笑)。

江川 それでも構わないので、ぜひ聴いてみたいです。では、最後の質問になりますが、キャスター仲間に伝えたいことはありますか?

 

川畑 いつもありがとうございます。

 

江川 まさかの感謝の言葉!(笑)

 

川畑 いや、もうこのひと言に尽きます。何度も言いますが、皆さんから学ばせていただいていることがすごく多いので、いつも感謝しているんです。これからも一緒にいい番組を作っていきたいと思っていますし、逆に私にできることがあれば何でも言ってください。

 

江川 こちらこそありがたいです。本当に頼っちゃいますよ?

 

川畑 「ウェザーニュースLiVE」やサポーターさんたちのためにできることがあれば、何なりと。

 

江川 心強いです。というか、すでにお天気以外のところでも、女性キャスターたちに混じっていろんなムチャブリ企画にも参加してくださっていますしね(笑)。

 

川畑 そうですね(笑)。まさかこの会社に入って、「影絵クイズ」に参加したり、会社の外で握力計を握ったりと、そういう企画に自分が携わるとは夢にも思わなかったです。予報センターの人間としてはどれも難易度の高い仕事ですが(笑)、でも、そういったところでサポーターの皆さんに少しでも親しみを感じていただけたら嬉しいなと思いますので、これからもどんどんチャレンジしていきたいですね。

 

江川 期待しています!

 

──たくさんのお話、ありがとうございました。次回にご登場いただくのは檜山沙耶キャスターになります。お2人から檜山沙耶さんのご紹介をいただけますか?

 

川畑 とても素敵なキャスターさんですね。時に天然さを感じることもあり、今でも私が予報センター解説時代に内藤さんと間違えられたことは記憶していますが(笑)、普段の柔らかい雰囲気の中で、伝えるべき時はしっかり伝える。そんな硬軟を併せ持っている方だと思います。そして、周りから見えないところでいろいろとご努力をされているのではと思うのですが、芯が強くブレない方だなと思っています。

 

江川 さやっちの第一印象は、とってもおしとやかな女性! です。話し方も上品で柔らかいのでずっと声を聞いていたくなります(笑)。特に大雨による災害などが発生して緊迫している時、番組の警戒レベルがぐっと上げられます。その際の話し方も、強すぎたり力を入れすぎると聞き取り手に圧迫感を与えてしまって聞いている方が苦しくなるのですが、さやっちは絶妙なバランスで、優しくも強くもありながら、番組を進めるのが上手なんです。さやっちを見ていると緊迫した中に、安らぎも含まれていてすごいと思います。私はよく上司に「警戒レベルの時の顔が怖い」と言われるので(汗)、さやっちを見習って私も学ばせてもらっています!

実は、今までお仕事でご一緒させてもらったことがほとんどないんです。クロストークや番組も朝と夜で会えないので、話す機会が全くと言っていいほどないので残念なんです……。未だに第一印象は変わらずですが、交流を深めると変わるのかな!?(笑)

さやっちとは、さやさやコンビで同じ一人っ子というのも気になっていました! これからご飯など行って交流を深めていきたいと企んでいます……! さやっち、これからもよろしくね!!

 

《川畑 玲キャスターに17の質問!》

Q01.好きな天気や空を教えてください。

川畑 秋の筋雲。空の高さを感じる雲が好きなんです。普段生活をしていると下を向いて歩くことが多いと思うのですが、ふと空を見上げた時に雲が高い場所で浮かんでいると、「上を向いて歩きなさい」と言われているような気持ちになります。また、それとは別に、ハロや彩雲のような光学現象で雲に色が付く時は雲が高いことが多いんです。それもあって好きというのもありますね。

 

Q2.冬の季節に知っておくと便利な天気図の読み方は?

川畑 冬の天気で雨や雪が降るのは、冬型の気圧配置か南岸低気圧のどちらかが現れている時。ですので、低気圧の位置を見つつ、上空の寒気がどれくらい強いかも確認しておくといいと思いますよ。寒気が弱ければ南岸低気圧でも雪ではなく雨になります。

 

Q3.キャスターになって意識し始めた美容などはありますか?

川畑 あんまりないんですが、もともと乾燥肌なので保湿だけはしっかり毎日しています。これはキャスターになる前からですね。

 

Q4.幼少期はどんな少年でしたか?

川畑 恥ずかしがり屋でした。人前で話すのがとにかく苦手で。授業中に先生に当てられると、オクターブくらい高い声で「はい!」って声が裏返ってしまうような感じでした(笑)。ただ、責任感が強いところもあり、学級委員に立候補しちゃったりするんですよ。そうした相反する性格が共存しているところは今も若干残っています。

 

Q5.緊張している時の対処法を教えてください。

川畑 緊張を受け入れる。“緊張していてもいいんだ”と自分に言い聞かせる。完璧を求めないこと。そうすることで冷静になっているところもあると思います。あとは遠くを見ながら、“今の自分、大丈夫かな”って客観的に考える。番組中でもインターバルになるとスタジオの遠くの方を見ながら、“あぁ、今日も緊張しているな”、“でも、これもいつもどおりだからきっと大丈夫”って思うようにしています(笑)。

 

Q6.お気に入りのピアノ曲を教えてください。

川畑 聴いていて好きなのはショパンの「ノクターン 第1番」。第2番や第20番は有名ですので、すぐにピンとくる方も多いと思うのですが、第1番もとてもおすすめですね。「夜想曲」というぐらいなので、夜に聴くととても穏やかな気持ちになります。

 

Q7.「ばた様」と呼ばれることへの心境は?

川畑 想定外のことでした(笑)。「ばたやん」もまさかという感じで(笑)。でも、気恥ずかしいですけど、そうやってサポーターさんに身近に思っていただけるのは嬉しいです。これからも江川さんと“やんやんトーク”を楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

 

Q8.番組中、マダムを意識することはありますか?

川畑 ありますね。ただ、いつもコメントで登場してくださる方々が本当のマダムかどうか分からなくて。もしかしたら、自分と同じ年齢ぐらいの男性かもしれないなと疑ってもいます(笑)。それでもマダムの皆さんのコメントがない時はちょっと不安になりますね。“あれ、今日はいらっしゃらないぞ?”って(笑)。逆にコメントを見かけると安心して、私の調子も出てきます。ですから、マダムの方も、マダムでない方も、ご視聴いただき感謝です。ちなみに、今の「マダムの方も〜」というのは江川さんが番組の中で私を紹介する時に言ってくださった言葉で。私も同じ思いですので、改めて感謝を伝えたいですね。本当にいつもありがとうございます。

 

Q9.これまでのクロストークで印象に残っていることは?

川畑 今でもすごく覚えているのは、山岸(愛梨)キャスターとのクロストークで「おつきみピッピ」(ポケモンとのコラボ企画)の指ふりをした時ですね。私の指の動きがちょっと違ったようで、「どんだけ〜!」みたいになってしまいまして(笑)。チャットのコメント欄がざわついたのも印象的でした。

 

Q10.内田キャスターを「内田先輩」と呼ぶようになったきっかけは?

川畑 自然と呼んじゃいました(笑)。もちろん、キャスターとして先輩だからというのもあります。内田さんは人としてとても魅力的な方で、すごく真面目な一面と子どもっぽさの両面をお持ちなんです。先輩からも後輩からも愛されるキャラクターですし、そうした魅力的なところをお伝えしたくて、初めてのクロストークの時にふと出てしまいました。……ただ、心のどこかで、ちょっとイジってやろうという気持ちが芽生えたのも事実です(笑)。決して、怖い方だから先輩と呼んでいるということではないです(笑)。

 

Q11.今一番気になっている植物は?

川畑 これはひと言では答えられない質問ですね。世の中にはいろんな植物があり、当然、まだ私が知らないものがたくさんあります。ですので、もっともっと知りたくて。番組の中でもそうしたリポートを大募集していますので、おすすめの珍しい植物がありましたら、ぜひ教えてください。

 

Q12.ガーデニング初心者におすすめの植物を教えてください。

川畑 やはり、まずは簡単なものから始めるのが一番だと思います。その意味では、この時期だとガーデンシクラメンがおすすめです。寒さにも耐えられるし、外に置いておいても大丈夫。鉢植えでも問題ないのでベランダでも育てられます。また、花持ちも良く、春ぐらいまでお花を楽しめますよ。

 

Q13.今欲しいガーデニングアイテムは?

川畑 板にローラーが付いているガーデニングチェアをいつか買おうと思っています。普段はお尻や膝が汚れないようにダンボールを敷いて作業をしているんですが、それでも腰が痛くなっちゃうんですよね。切実に、今一番欲しいアイテムですね。

 

Q14.番組の切り抜き動画をご覧になることはありますか?

川畑 たまに見ます。正直、ちょっと怖いんですが(笑)、“この時はこういう話の展開にしておけばよかったな”と反省する意味も込めて見ています。ただ、皆さんに楽しんでもらえていること自体は嬉しいのですが、自分があまりそこを意識してしまうと失敗しそうなので、影響されないように気をつけています。

 

Q15.普段、お子さんからは何と呼ばれていますか?

川畑 2種類ありまして。父ちゃんと呼ばれる時と、パパと呼ばれる時があります。しかも、見事に使い分けているんですよね。普段は父ちゃんなんですが、何かお願いごとがある時はパパになるんです(笑)。6歳と2歳の子どもがいて、最近は下の子もまねするようになってきました(笑)。

 

Q16.お子さんに言われてほっこりしたエピソードを1つ。

川畑 寝る前に子どもから、「父ちゃん、今日もお仕事お疲れ様」と言われた時は涙が出そうになりました。普段、私から子どもたちに「今日も一日お疲れ様」って言うことがあるんです。すると、子どもたちも同じように「お疲れ様」と言ってくれるんですが、「お仕事お疲れ様」は初めてで。子どもがそんなことを言えるようになったことも感慨深かったですし、その言葉をもらった瞬間は仕事と育児で張り詰めた緊張がふっと解消された気がして、心の中で号泣していましたね。

 

Q17.最後に、GetNavi webということで普段愛用しているガジェットを教えてください。

川畑 ノートPCの高さを変えられるポータブルのスタンドを愛用しています。プログラミングをしているとすごく肩が凝るんですが、キーボードに少し角度がつくことで文字が打ちやすくなり、疲れにくくなりました。あとは対談の中でもお話ししましたが、喉のケアのためにUSBで動く加湿器をよく使っていますね。

↑川畑さん愛用のPCスタンド。直径は約4㎝で軽量のため、持ち運びも便利

 

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【連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」一覧はこちら

 

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「ウェザーニュース」HP https://weathernews.jp/
「ウェザーニュース」YouTube https://www.youtube.com/user/weathernews
「ウェザーニュースLiVE」公式Twitter https://twitter.com/wni_live
「ウェザーニュースLiVE」公式Instagram https://www.instagram.com/weathernews_live/?hl=ja

 

撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

川畑 玲×江川清音「常に意識しているのは、視聴者が気象に興味を持ってくれるような番組作り」ウェザーニュースキャスター連載・第11回/特別編《前編》

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は約95万人と、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第11回は特別編として、気象予報士でもある川畑 玲キャスターと江川清音キャスターの対談を敢行。唯一の男性キャスターである川畑さんの知られざる素顔を江川キャスターに深掘りしていただきました!

 

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

 

第11回・川畑 玲キャスター&江川清音キャスター/特別編前編

【川畑 玲さん、江川清音さん撮り下ろし写真はこちら】

 

 

江川さんはいつも質問の内容の角度が鋭いんです

江川 今回は某テレビ番組の『徹○の部屋』ならぬ『清音の部屋』として、川畑さんのいろんな一面を探ってみたいと思います! たくさん質問攻めにしますよ。

 

川畑 怖いですね(笑)。お手柔らかにお願いします。

 

江川 そんな恐ろしいことは聞きませんから、安心してください(笑)。まず、前回の私の連載回でも少しだけ川畑さんの魅力についてお話をさせていただきましたが、改めてお伝えすると、川畑さんは視聴者の皆さんが番組から感じていらっしゃる通りの、いつも朗らかで優しい雰囲気をお持ちの方です。だからこそ、多くの方が身近に感じているのではないかと思います。

 

川畑 そう言っていただけると嬉しいです。実は、身近な存在でありたいというのはすごく意識していることなんです。私は気象の専門家ではありますが、決して特別な人間ではありませんから。それに、「ウェザーニュースLiVE」の良さはサポーター(視聴者)さんとコミュニケーションを取れるところだと思うんですね。ですから、できるだけ皆さんと近い距離で気象に関する情報を共有できる存在でありたいなと思っているんです。

 

江川 私も同じ気持ちです! そうした中で、川畑さんは気象やお天気の説明がとても分かりやすいんです。キャスターになる前は予報センターで解説員をされていましたが、その時からいつも丁寧なお話の内容に感動していました。

 

川畑 うわ〜。そんなにたくさん褒めていただいて、なんだか涙が出そうです(笑)。

 

江川 私、ずっと川畑さんみたいになりたいと思っているんです。

 

川畑 何をおっしゃるやら(笑)。

 

江川 だって、以前にも「ここだけの話ですけど」って今と同じことをメールしたことがありましたよね。キャスター全員への気配りもそうですし。それに、例えば私が子どもの関係でどうしても休まなければいけないことがあっても、快く代わっていただいたりして。“こんな素敵な人間になりたいな”といつも思っています。

 

川畑 そんなこと言われても何も出ませんよ(笑)。私のほうこそ、江川さんには尊敬しかありません。番組への真摯な向き合い方であったり、いつもサポーターさんたちに対していかに分かりやすく情報を伝えるかということを意識されていて。しかも何がすごいって、ものすごく準備に時間をかけていらっしゃるところです。そこは本当に見習わないといけないところだなと感じています。あと、これは少し余談になりますが、予報センターで解説をしていた時は、“今日は江川さんにどんな質問をされるんだろう……”といつも身構えてました(笑)。

 

江川 それ、どの解説員の方からも言われます。特に喜田(勝)さんからは番組後に、「あの質問がくるとは思わなかったなぁ」って(笑)。

 

川畑 分かります。質問の内容の角度が鋭いんです。それは、やはりたくさんの時間をかけて準備をされているからこそだと思います。準備した分だけ、「こういうことを解説員に聞けばサポーターさんのためになるだろうな」という引き出しがどんどん増えていくんだろうなって。私が予報センターにいた時は、江川さんのそうした質問の鋭さに怯える毎日でしたが(笑)、キャスターになってからは、誰よりも時間をかけて準備されている姿を見て、“なるほど、こういうことなのか”と理解しました。

 

江川 こちらこそ、そういった視点で私のことを見てくださっていて嬉しいです。ありがとうございます。

 

打診を受け、3週間後にはキャスターデビューをしていました

江川 川畑さんは2022年の4月からキャスターとして登場されましたが、最初に声がかかった時はどんなお気持ちだったんでしょう?

 

川畑 ただただびっくりでした(笑)。土曜日の朝に連絡を受けたんです。その日、私は仕事がお休みで、しかも自分のピアノの発表会の日だったんです。

 

江川 あ、突然の連絡だったんですか?

 

川畑 そうです。内容もストレートに、「(『ウェザーニュースLiVE』の)解説員ではなく、キャスターをやってみませんか?」と。椅子から転げ落ちるくらいの衝撃でした(笑)。まさしく、「え〜っ!?」ですよ。

 

江川 それは驚きますよね(笑)。

 

川畑 「ウェザーニュースLiVE」は女性キャスターばかりでしたし、私は皆さんよりも年齢が上なので、そんな自分がキャスターという大役が務まるのかなと。聞いた時は、本当に不安とプレッシャーしかありませんでした。

 

江川 決断は早かったんですか?

 

川畑 ええ、その場で「分かりました」と即答しました。

 

江川 かっこいい!

 

川畑 こうやって声をかけてもらえるというのは、必要とされていることなのかなとプラスに考えたんです。それに、サポーターの皆さんに受け入れてもらえるかどうかはやってみないと分からないと思いましたから。おかげで、その日のピアノの発表会はいつもよりちょっとだけ緊張が小さかったですね(笑)。

 

江川 よかったですね。うまく弾けたんですか?

 

川畑 うまくはなかったです。それとこれとはまた別問題なので(笑)。

 

江川 (笑)。キャスターへの打診があってから、実際に番組を任されるまでの期間はどのくらい?

 

川畑 デビュー日が4月20日だったんですけれども、 話をもらったのは3月末でした。そのあいだ、キャスターの仕事の内容であったり、心得的なレクチャーは受けましたけど、特に練習期間のようなものもなく……。

 

江川 それで半月後にはデビュー? それもなかなかすごいですね。でも、言われてみれば、ギリギリまで予報センターで解説をされていましたもんね。

 

川畑 そうなんですよ。前々日まで解説員をして、一日おいて、いきなりぶっつけ本番でキャスターデビューでした(笑)。きっと、解説員をしていたという下地もありましたし、カメラの前で話すのがどういうことかが分かっているだろうという判断があったんでしょうね。とは言え、デビューした日は、“人生って本当に何があるか分からないなぁ”としみじみ思いました。

川畑 玲●かわばた・あきら…1977年12月6日生まれ。愛知県出身。A型。気象予報士。名古屋大学、大学院を経て、ウェザーニューズに入社。航空気象、航海気象等を担当し、現在「ウェザーニュースLiVE」内でキャスターとして活躍。Twitter

 

江川 予報センターの解説員になるまでは、ウェザーニューズ内でどんなお仕事をされていたんですか?

 

川畑 私は海上気象が専門なんです。分かりやすく言えば、波の高さや海流、高潮などの予測をしたり、そのためのシステムをつくるプログラミングをしているんですね。それは今もキャスター以外の時間でやっています。

 

江川 そうなんですね。そこからどうして解説員に?

 

川畑 それも急でした。ある日、「予報センターの解説員にならないか?」と。「えっ!? 僕が?」と、その時も青天の霹靂でした(笑)。

 

江川 へー! 普段から人前でお話をするのが得意で、そこを買われたんでしょうか?

 

川畑 それは絶対にないと思います。今もすごく苦手ですから。

 

江川 そんなことないと思いますよ。

 

川畑 そんなことあるんですって(笑)。ただ、その時もやっぱり、“うまくいくかどうかは分からないけれど、とりあえずやってみよう”という感じでした。

 

江川 そこはずっとブレずにある思いなんですね。でも、そもそも、どうしてこのタイミングで男性キャスターを起用しようと思ったんでしょうね。

 

川畑 もともと男性キャスターをもっと増やして、番組にいろんな幅を出していこうという構想があったそうです。そうした中で、2年ほど解説員をしていた私に、「彼をキャスターとして担当させたら面白いんじゃない?」という話が出たんじゃないかなと勝手に思っています。気象予報士ですから、天気にも詳しいだろうということで。

 

江川 じゃあ、もしかすると、そのうち喜田さんがキャスターになることも?(笑)

 

川畑 喜田さんは重鎮すぎますから、可能性は少ないと思いますよ。それに、予報センターでギャグを鍛錬するという大事なお仕事もありますし(笑)。それは冗談としても、確かにもっと年齢に幅があってもいいかもしれませんね。もっと言えば、国籍の違うキャスターさんが登場しても面白いと思いますし。

 

江川 素敵ですね。海外にもサポーターさんがたくさんいらっしゃって、コメントをいただくことも多いですし、海外のキャスターが誕生することで、よりグローバルな番組になりそうです。

 

伝え方や表現力など、まだまだ勉強することばかりです

江川 普段、キャスターの勉強はどのようにされているんですか?

 

川畑 今いるキャスターさんは皆さん個性的な方ばかりですから、“この人のここがすごい!”と感じるところを自分の中に取り入れるようにしています。それはキャスターさんに限らず、解説員の方からもですが。例えば、内藤(邦裕)さんの指し棒の指し方ですとか。

 

江川 すごいピンポイント(笑)。詳しく知りたいです!

 

川畑 内藤さんの指し方は本当に素晴らしいんですよ。全くブレない。私はつい、指し棒の先をクルクルと回してしまう癖があるんですが、それだと見ている側が落ち着きなく感じてしまうんですね。その点、内藤さんはゆっくりと動かして、ピタッと止める。“これはすごく分かりやすいぞ!”と思って、まねするようになりました。ほかにも、いろんなキャスターさんを見て、話し方や話す内容などを参考にしています。最初は緊張しかありませんでしたけど、初めて経験することって学ぶものも多いですし、今はすごく楽しいです。

 

江川 では、今は苦労もそれほどなく?

 

川畑 いえ、3時間も生放送を担当するって、やっぱり大変です。視聴者さんとチャットのコメントを通じてコミュニケーションを取りながら、同時に気象の変化も確認していると、頭も体力も使いますから。だからこそ、私は全てのキャスターさんに対して尊敬の念しかないんです。今日のこの対談ではそのことを伝えられれば、もう十分です(笑)。

 

江川 そんな。川畑さんも素晴らしいキャスターですから。ちなみに発声の練習などはされてます?

 

川畑 特別なことはしていないですね。ただ、最近は喉に気を使って、デスクワーク中は机の上にポータブルの加湿器を置くようにしています。

 

江川 そういえば、以前、「番組前にはコーヒーを飲まない」とおっしゃっていましたよね。

 

川畑 正確には、番組を担当する前日から飲まないようにしています。本当かどうかは分からないのですが、コーヒーは喉を痛めやすいと何かの本で読んだことがあったので。ですから、前日はココアばかりです(笑)。江川さんは喉のケアで何かされていますか?

江川清音●えがわ・さやね…1989年12月3日生まれ。北海道出身。O型。ウェザーニューズ「おは天」の10期生として、2008年よりキャスターに就任。その後、番組の変遷とともに「SOLiVE24」、「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味・特技はダンス、フラワーアレンジメント、クレイデコレーション、カルトナージュ、カリグラフィー、ヨガなど。 TwitterIntagram

 

江川 日常では、寝る時にぬれマスクをするぐらいですね。あとは、番組中もカメラに映っていないところで、こまめに水を飲んで喉を潤すようにしたり、5分の短いインターバル中でも飴を舐めるようにしたり。それと、前回のこの連載でも少しお話ししましたが、発声練習は欠かさずやっています。

 

川畑 例のBスタ裏で?(笑)

 

江川 そうです、そうです。それも1人で大きな声で(笑)。「モーニング」(午前5:00〜8:00)の本番前だと深夜に真っ暗なスタジオの中で発声をしているので、「ムーン」(午後8:00〜11:00)を終えたキャスターさんが、「Bスタから誰かの発狂している声が聞こえる!」と驚かれたことがあったみたいです(笑)。途中で、「あ、江川さんの声だ」と気づいたそうですが。

 

川畑 (笑)。私が本番中にしていることと言えば、インターバルの時になるべくしゃべらないようにして、次の準備をしながら頭を休めるぐらいですね。

 

江川 人によって方法が違いますからね。ほかのキャスターさんがどうされているのか、聞いてみたいです。

 

川畑 そういう企画があると面白いかもしれませんね。それと、個人的には話し方もちゃんと学んでみたいなと思っているんです。話し方ってちょっとしたニュアンスの違いで、伝わり方が大きく変わるじゃないですか。特に私は、江川さんやあいりんさん(山岸愛梨キャスター)の話し方が大好きで。お聞きしたかったのですが、江川さんって、いつもあえて抑揚をつけてしゃべっていらっしゃいますよね。

 

江川 はい、やっています。

 

川畑 やっぱり。柔らかく伝えるところや、安心感を持って聞いてもらうための話し方など、いつも意識されているんだろうなと思っていました。

 

江川 私は学生時代に弁論研究部に入っていて、人前に立って自分の思いを伝えるということをしてきたので、なおさら気にしているんだと思います。

 

川畑 なるほど。だからなんですね。いつも番組を拝見しながら、メモを取るようにしています。そうした表現の練習などもいつかみんなでやってみたいですね。

 

番組中もいろんな“なぜ?”を常に持つことが大事

江川 普段からキャスターとして心がけていることはありますか?

 

川畑 情報を伝える際、なるべく視聴者さんが理解しやすい目線に合わせるということは意識しています。我々の仕事は正しい気象情報をお伝えするということが大前提としてありますが、一方で、気象をより身近に感じてもらえるように、楽しさや魅力も伝えていきたいなと思っているんです。

 

江川 私も同じです!

 

川畑 いつも同じような説明だと面白みがありませんし、だからといって、難しいことばかり言ってしまうと、手が届かない世界だと思われてしまう。ですから、そうならないように視聴者さんと同じ目線に立ちつつ、そこにほんのちょっとだけ深い話を入れていくようにしているんです。それが積み重なっていくことで、ご覧になっている方の知識も増え、より興味を持ってもらえるようになるんじゃないかなって。これは予報センターで解説員をしていた頃からずっと自分の中で意識していたことですね。

 

江川 “気象”というと、ちょっと専門的なことを解説しているイメージがありますもんね。

 

川畑 そうなんです。少しでも聞き慣れない言葉が出てくると、聞き手が迷子になりかねない。だから、手の届く範囲で、かつ興味をそそる少しだけ難しい説明というのが大事になってくるんです。

 

江川 川畑さんの天気の解説がいつも分かりやすい上に、楽しく感じる秘密が分かった気がしました。

 

川畑 1〜2年ほど前に視聴者さんからの疑問に答える「教えて予報士さん」というコーナーで、海流の話をさせてもらったことがあったんですね。その時も、誰でも分かるようなところから話し始めて、少しずつ専門的な内容を付け加えていったところ、「楽しかったです」という感想を多くいただいて。やはり、そうした番組作りが大事なんだなと改めて感じました。ただ、キャスターの立場になると、今度は自分が一方的に話すのではなく、解説員の方から話題を引き出さないといけないので、また勝手が少し違ってくる。そこに大変さを感じることもありますね。

 

江川 素朴な疑問ですが、川畑さんもやはり番組前のブリーフィングを解説員の方とされるんですか?

 

川畑 します。と言っても、手短なものですけど。天気の予測にブレ幅があったりすると、どこをポイントにして番組で話すかを事前に少し打ち合わせする感じですね。

 

江川 どんな会話をされているのか気になります。やはり、専門的な言葉が飛び交うんですか?

 

川畑 むしろ、ものすごくざっくりした時のことのほうが多いですよ。宇野沢(達也)さんとかと、「今回の寒気はヤバいっすね」とか、「これはなかなか見ないキツい気圧配置ですね」といった感じでブリーフィングを進めています(笑)。

 

江川 子どもみたいですね(笑)。

 

川畑 本当にそんな感じです(笑)。逆に私からお聞きしたいのですが、江川さんが番組中に気象予報士に質問する際、意識されていることはありますか?

 

江川 基本的にはブリーフィングでうかがった内容を深掘りしていく感じなのですが、番組中に気になったこともどんどん聞くようにしています。例えば寒気の流れの話題が出た時に天気図を見ながら、“これって停滞しているけど、そのまま動かないものなのかな”とか、“このまま居座るとなると、しばらく天気が悪いのかな”といった疑問をまとめていきながら、視聴者さんが一番聞きたいであろう内容にまとめていくようにしているんです。

 

川畑 常に客観性をお持ちなんですね。

 

江川 そうですね。やはり、“これはどういうこと?”といった、いろんな“なぜ?”を持っていることが大切だと思うんです。それに、慣れてくると多くのことが自分の中で当たり前の知識になってしまうので、初心を忘れないようにしています。今の時期だと『JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)』というワードが頻繁に登場しますが、解説員の口から出ると、「日本海側に大雪をもたらす寒気ですね」と説明を入れたり。

 

川畑 そうやって、いろんな方に“いい番組だな”“また見てみたいな”と思ってもらえる努力が大事ですよね。

 

江川 本当にそう思います。

 

※「川畑 玲キャスターと江川清音キャスター」による対談は後編へ。後編では川畑さんの学生時代のお話も。

関連記事:川畑玲×江川清音「番組を楽しみながらも、生命に関わる情報を扱っているという緊張感をいつも持っています」ウェザーニュースキャスター連載・第12回/特別編《後編》

 

【連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」一覧はこちら

 

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

≒JOY「スイートシックスティーン」MV公開!グループ最年少の天野香乃愛が初センター

≒JOY

 

≒JOYの4曲目のオリジナルソングとなる、4thソング「スイートシックスティーン」のミュージックビデオが公開された。

 

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ“=LOVE”(イコールラブ)、“≠ME”(ノットイコールミー)に続く「第3のグループ」として誕生した、“≒JOY”(ニアリーイコールジョイ)。

 

先日は山野ホール(代々木)にて、初の単独公演「≒JOY 特別公演」の追加公演となる「≒JOY特別追加公演」を開催。約1600名の来場者を集め、大盛況を収めたのも記憶に新しい中、4thソング「スイートシックスティーン」のMVを公開した。

 

本楽曲は、グループ最年少で1月21日に16歳の誕生日を迎える天野香乃愛が初のセンターを務め、“16歳のワガママ”を詰め込んだ放課後パーティーソングに仕上がっている。MVは、ドラマシーン、LIPシーン、ダンスシーンで構成されており、アメリカ版成人式「Sweet 16」をモチーフに、16歳になる最年少の天野が自らパーティーを企画。

4thソング「スイートシックスティーン」MVサムネイル

 

「1人で頑張るのもすてきだけど、みんなで作るパーティーはもっと最高だよね」と他のメンバーがサプライズで更なるパーティー会場とケーキを準備し、天野を全員で心から祝福するという、≒JOYという青春を共に過ごす彼女たちの笑顔のきらめきをぎゅっと詰め込んだ、多幸感あふれる作品に仕上がった。

 

4thソング「スイートシックスティーン」は、2月22日(水)から配信がスタートし、同日に発売される=LOVEの13thシングルのType D(CD+DVD)のカップリングにも収録される。

 

なお、=LOVEの13thシングルのオンラインサイン会、オンライン個別お話し会にも≒JOYが参加することが発表されており、さらに4月30日(日)にパシフィコ横浜 ホールDにて「イコノイジョイ合同個別お話会」の開催も決定している。詳細は公式サイトを参照。

 

動画

4thソング「スイートシックスティーン」MV

 

WEB

公式サイト:https://nearly-equal-joy.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/Nearlyequal_joy
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC_qmQbqvW6UES3NT780l2Pg

 

山崎育三郎×松本穂香インタビュー「凸凹はひとつの才能でもあると思うんです」『リエゾン-こどものこころ診療所-』

左から)松本穂香、山崎育三郎

 

主演・山崎育三郎×ヒロイン・松本穂香が、感動作の名手として名高い脚本家・吉田紀子とタッグと組んでおくる本作。累計120万部を突破し、「モーニング」(講談社)で現在も連載中の同名漫画が原作となっている。

 

多くの人が生きづらさを感じる現代で、不得意なことがあったり、時に周りを困らせてしまったりする特性を持つ“発達障害=凸凹(でこぼこ)”を抱えていたら―。本作は、郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも凸凹を抱える院長・佐山卓(山崎)と研修医・遠野志保(松本)のコンビが、さまざまな生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐ向き合い、寄り添っていく姿を描く感動の医療ヒューマンドラマだ。

 

難役に挑む山崎さんと松本さんが演じる当たって大切にしていることや現場で行っていること、本作に感じる魅力や伝えたいメッセージとは―。さらに、インタビュー終盤ではお2人の“推し芸人”トークも展開します。

 

◆お2人は2021年公開の映画「ミュジコフィリア」でも共演していますが、本作での共演を経て、あらためて感じるお互いの印象はいかがですか?

山崎:穂香ちゃんは役に対してとても誠実で、受け止め方が繊細な方。確かに“志保”としてそこにいてくれるので、僕も引き出されるものがありますし、絶対的な安心感があります。そして、基本的に全くせりふを間違えないんですよ。今回は医療用語もたくさん出てくるので難しい部分もあるのですが、そういうところもいつもほぼ一発で決めますし、本当に尊敬する役者さんです。

松本:いやいや…。ありがとうございます。育三郎さんは、いつも「なんでこんなに優しいのだろう!」と思います。とにかく周囲に気を遣いながら、現場を引っ張っていっていただいている印象です。

山崎:そうでしょう?(笑)。前と印象は変わっていますか?

松本:そうですね(笑)。前とは役柄も全く違いますし、いい意味で変わった部分はあるかもしれないです。いつも現場の空気が穏やかなのは育三郎さんのおかげだと思います。

 

◆原作は漫画ファンの間で話題を呼んでいる大ヒット作です。脚本とあわせて、原作を読んだ際にどのようなことを感じられましたか?

山崎:脚本はもちろん、原作も読ませていただいたのですが、僕自身も日々子育てをしている中で、共感できる部分がたくさん描かれていて涙があふれました。いわゆる医療モノのように、病気を完璧に治療したり、何かをズバッと決断する、というような物語ではないかもしれません。でも、読み終わった後にとても温かい気持ちになって、「こんな作品がやりたかった!」と心から思える本に巡り合えたな、と感じました。

松本:私もまず原作を読ませていただいたのですが、そこで感じた温かい部分が脚本にも詰まっているなと思ったんです。誰か1人だけにフィーチャーするのではなく、全ての人に寄り添うような、繊細で優しい脚本だなと。「この作品に携わらせていただけてよかった」と思えるようなお話を毎回いただけるので、日々奮起しながら臨んでいます。

山崎育三郎

 

◆それぞれ佐山と志保を演じる上で、お2人が大切にしたことは?

山崎:現場に発達障害の当事者の方が来てくださっているのですが、「こういう状況の時はこういう感情になることが多いです」ということを教えていただいたり、ちょっとした動作でも気になったことは細かく確認しながら進めています。ひとつひとつに嘘がないよう、より丁寧に描いていけたらと。

松本:私は原作を繰り返し読ませていただいているのですが、志保は凸凹ゆえの手足の動きなどが絵でも描かれているので、立ち姿などは原作からも取り入れています。やはり、原作の世界観は大切にしていきたいです。

 

◆今回、お2人は発達障害をもつ役を演じるに当たり、事前に準備されたこと、取り組まれていることなどはありますか?

松本:いろいろな本などを読んで勉強しながら、私も現場でその当事者の方にその都度質問させていただいています。あと、脚本の吉田(紀子)さんが志保のプロフィールを書いてくださったんです! 「字が汚くてノートが読めない」みたいなことだったり、彼女の生い立ちを細かいところまで書いてくださっていて、それも参考にさせてもらっています。

山崎:僕も、佐山の分厚いプロフィールをいただいたので、それを取り入れながらやっているのですが、こういうものをいただけたのは初めてですね。あと、当事者の方が「僕はそういう動きはしません」「そういう状況で目線は合わせられないと思います」というようなご指摘もすぐに言ってくださって。

 

◆当事者の方がそばにいて声をかけて下さるというのは、お芝居をされるに当たってとても大きなことのように思います。

山崎:そうですね。佐山が体操をするシーンがあるんですけど、「山崎さん、カッコよく動きすぎです」といったお言葉もありました(笑)。ちょっと前までミュージカル(「エリザベート」)をやっていたので、つい気合が入ってしまって…(笑)。「もっと力を抜いて」など、そういう体の使い方も教えていただいています。

 

◆ドラマには子どもたちもたくさん登場するかと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?

山崎:本当に、子どもたちがいると現場の空気がすごく明るくなるんです。本番が始まる直前まではみんな自由に動いているのですが(笑)、本番が始まると一瞬で変わって、泣くシーンなども完璧なんですよ。あの集中力には毎回驚かされますし、子どもには嘘がないので心が動かされます。

松本:本当にそうで、直前までにぎやかにしていても、本番に入るとすごく繊細なお芝居をするんです。キャラクターとしてその子の中に渦巻いている感情が見えますし、誰にも何も言われていないのに自然と動いていたり、役にスッと入れるところがすごいなと。逆に勉強させてもらうことも多いです。

松本穂香

 

◆ドラマでは、佐山の趣味としてチェロを弾くシーンも登場するとお聞きしました。

山崎:はい。佐山も凸凹ですが、そのひとつの症状として、“毎日同じことをやらないと精神的に落ち着かない”というのがあるんです。今回、そのルーティンが“チェロを弾く”ということで、先生にレッスンしていただいて演奏も披露しています。一見スパイス的に見えるかもしれないのですが、佐山にとってはこれも症状ゆえなんですよね。

 

◆お2人は、ご自身の生活におけるルーティンはありますか?

山崎:うーん…。僕はルーティンを決めないようにしているのもあって、“コーヒーを飲む”ことぐらいです。昔は舞台やミュージカルの際にルーティンを決めてやっていたのですが、それができなかった日は緊張してしまったり、うまくいかなかった経験もあって、今はルーティンを作らないようにしています。

松本:私も特に無いのですが、強いてあげるなら“お風呂にゆっくり浸かること”ですね。そこで台本を読んだり、歌を歌ったりして、ストレス発散も兼ねてリラックスしています。

 

◆お2人がこのドラマを届けるに当たって、視聴者の方に伝えたいメッセージを教えて下さい。

山崎:このドラマの中には発達障害を指す“凸凹”という表現が出てきますが、僕個人の考えとしては、誰もが何かしらの凸凹を持っていると思うんです。“発達障害”というと言葉のインパクトがちょっと強いので、大きなものとして受け止めがちですが、そもそもがみんな違う人間ですよね。今は、その人にしかないものに価値が見出される時代ですし、僕も凸凹はひとつの才能でもあると思うんです。それをみんなで受け止められる社会になればいいなと思いますし、このドラマを通じて、僕らのそういった思いを感じていただけたら幸せです。

松本:育三郎さんがおっしゃったように、世の中にはいろんな人がいて、自分とは違う人たちのことをどう捉えるか、私たちの見方で変わることもたくさんあると思うんです。発達障害にはまだまだ知られていない部分もたくさんあると思うので、このドラマをきっかけに何かを知って、理解したいと感じていただけたらうれしいなと思います。

 

OTHER TOPICS

左から)松本穂香、山崎育三郎

 

Q.佐山と志保は発達障害をもつ子どもたちやその家族にそっと寄り添い、そのこころを診療しますが、お2人のこころを癒してくれる存在やアイテムは?

山崎:やはり自分の子どもですね。寝顔を見るだけで1日の疲れが吹き飛びます。

松本:私は母親と、あとは飼っているワンコです。もう、本当に癒されるんですよ!

山崎:あと、僕はピアノかな。家にピアノがあって、ほぼ毎日弾いているのですが、音楽が流れている時間は自分だけの世界に浸れるといいますか、日々のいろんなことから解放される気がして…。メロディが心を浄化してくれて、穏やかな気持ちになれるんです。

松本:私はお笑いが好きなので、YouTubeとかで芸人さんのコントを見たりもします。

山崎:それ、僕も一緒。大好き!

松本:本当ですか!?(笑)。私、もうずっとジャルジャルさんが好きなんです。あと、最近だとシソンヌさんやジェラードンさん。山崎さんは?

山崎:僕はクロちゃん。あれだけ自分を解放して生きるって、なかなかできることじゃないですよね。『水曜日のダウンタウン』の恋愛企画もすごかったですし、クロちゃんを見ると元気が出ます(笑)。

 

PROFILE

山崎育三郎
●やまざき・いくさぶろう…1986年1月18日生まれ。東京都出身。A型。毎週日曜に放送中の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)でMCを務める。出演映画「イチケイのカラス」が全国公開中 、2023年3月21日(火・祝)に東京ガーデンシアターにてライブイベント「THIS IS IKU 2023」の開催を控える。

 

松本穂香
●まつもと・ほのか…1997年2月5日生まれ。大阪府出身。O型。毎週土曜に放送中の『アートフルワールド~たぶん、すばらしき芸術の世界~』(BSフジ)でナレーションを務める。玉城ティナとW主演を務める映画「恋のいばら」が全国公開中、2月4日(土)放送のドラマ『大河ドラマが生まれた日』(NHK総合)に出演する。近作は映画「“それ”がいる森」「今夜、世界からこの恋が消えても」「ミュジコフィリア」など。

 

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵 hair&make:花村枝美(MARVEE) stylist:山本隆司(山崎/style³)、浅田晶子(松本/東京衣裳)

 

番組情報

『リエゾン-こどものこころ診療所-』
テレビ朝日系
2023年1月20日(金)スタート
毎週金曜 午後11時15分〜深夜0時15分 ※一部地域では放送時間が異なります。

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/liaison/

 

吉田美月喜「自分の人生において1つしかない思い出いっぱいの作品。もう6回ぐらい観ています(笑)」

演劇ユニット「iaku」の同名舞台を映画化した『あつい胸さわぎ』が、1月27日(金)より公開する。若年性乳がんを宣告された18歳の千夏と母の昭子を中心に港町を展開されるハートウォーミングな群像劇で、映画初主演を務めた吉田美月喜さん。千夏を演じるうえで等身大を心がけたという役作りの話や実生活での母との関係性についてなどを伺いました。

 

吉田美月喜●よしだ・みづき…2003年3月10日生まれ。東京都出身。主な出演作にドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』『ドラゴン桜』、映画『鬼ガール!!』『たぶん』『メイヘムガールズ』、Netflixドラマ『今際の国のアリス』など。2023年はドラマ『沼る。港区女子高生』、映画『パラダイス/半島』『カムイのうた』の公開を控える。Instagram

 

【吉田美月喜さん撮り下ろし写真】

 

実際はとても温かいお話で、年齢的にも主人公の千夏に共感できる部分が多かった

──オーディションを受ける前に台本を読まれたときの率直な感想は?

 

吉田 企画書には“乳がん”というワード以外にも、「家族や初恋が複雑に絡み合っていく話」と書いてあったので、かなり身構えて脚本を読み始めたんです。でも、実際はとても温かいお話で、年齢的にも主人公の千夏に共感できる部分が多かったんです。お母さんと仲が良いことや、高校を卒業してのワクワク感みたいなところとか、青春映画な感じがしたんです。それで「この役やりたい!」という気持ちが高まり、オーディションを受けました。

 

──吉田さんと同年代である千夏の役作りについては?

 

吉田 18歳といえば、子どもでも大人でもない複雑な年齢だと思うんです。自分一人だけでは答えが出ないけれど、それを表に出すこともできない。また、もし私が乳がんと診断されたときの困惑も、千夏と変わらないんじゃないかと。そういったことを意識しつつ、できるだけ自分の等身大で演じることを心がけました。それは、監督やスタッフの方、それから常盤(貴子)さんや前田(敦子)さんら、ほかのキャストの方たちが、私が等身大の自分でいられる現場を作ってくださっていたおかげでもあります。

 

私も大人になったら、常盤さんのような気遣いがさらっとできる女性になりたい

──事務所の先輩である常盤貴子さんが、お母さんの昭子役を演じられています。

 

吉田 常盤さんは大先輩なので、お会いする前は緊張していたんですが、撮影時も撮影以外でも、本当の母のように、私のことをいろいろ面倒見てくださって、ありがたかったです。それもあり、最初に撮った冒頭の日常の掛け合いシーンから、すぐに親子になることができました。また、とてもかっこいい方で、サーカスのシーンで「このTシャツ、いいですね」とお話していたらプレゼントしてくださり、市場でも「この魚、おいしそうですね」みたいなお話をしていたら、後日、その魚が入った宅急便を自宅に送ってくださったんです。私だけでなく家族にまで、そんな対応をしてくださるなんて! 私も大人になったら、そんな気遣いがさらっとできる女性になりたいと思いました。

 

──そんな常盤さんとの共演で、お好きなシーンは? また、吉田さんと実際のお母さんとの関係性はいかがですか?

 

吉田 常盤さんとの共演シーンでいうと、お互い真剣にぶつかっているシーンも好きですが、庭で花に水をあげながら、母の恋愛の話をしているシーンが好きです。千夏が何の根拠もない自信を持つ、ほんわかとした雰囲気がお気に入りですね。実際の母と私も、何でも話すような親子ですね。カラオケにもよく行くんですが、母の影響もあって、レベッカやチェッカーズ、あとは山口百恵さんや中森明菜さんなどの70~80年代の懐メロを歌うことが多いんです。また、私がお風呂の湯船にかなりの時間入っているんですが、湯船の縁にお母さんが座って、ずっと話していますね。お母さんの仕事の話とか、私の些細な愚痴とか、飼っている犬のチョコの散歩中の話とか。よく考えたら、そういう時間も千夏とお母さんに似ているかもしれません。

 

現場での休憩時間中も、美容についてとか、いろいろお話できて、楽しかった

──また、透子役の前田敦子さんの印象はいかがでしたか?

 

吉田 前田さんとの共演も初めてだったのですが、実際お会いしたときの感想は「わぁ、きれいな方だなぁ」でした。役柄的にはお姉ちゃん的存在なので、「どんなふうに話しかけたらいいのかなぁ?」と思っていたら、衣装合わせのときに前田さんから話しかけていただいてすごく嬉しかったです。現場での休憩時間中も、美容についてとか、いろいろお話できて、楽しかったです。そんな関係が築けたからこそ、2人でバチバチ言い争いをするシーンもうまくいったんだと思います。

 

──千夏の初恋相手である光輝役の奥平大兼さんとの印象はいかがでしたか?

 

吉田 奥平さんは私の一歳下という年齢が近いこともあり、とても気軽に話せる存在だったのですが、自分をしっかり持っている方なんです。驚くぐらい堂々としすぎていて、どこか天才肌なところを感じました。それはター坊役の佐藤緋美さんにも言えていて、洋服や音楽好きという点も同じですね。

 

「現場を引っ張ってくれるから安心だよね」と言ってもらえるような存在になりたい

──本作は吉田さん自身において、どんな一作となったと思われますか?

 

吉田 初めての主演映画という、自分の人生において1つしかない思い出いっぱいの作品になりました。もう6回ぐらい観ています(笑)。乳がんを宣告された千夏の葛藤を描いている作品ですが、笑えるシーンもありますし、どのキャラクターも千夏を見捨てないで見守ってくれているので、とても温かい気持ちになれる映画になりました。私も作品を通じて、何かしらのことで悩んでいる人に対して、しっかり向き合う姿勢の大切さを学びました。実は撮影後に、原作の舞台の再演を見る機会があったのですが、素敵すぎて「私の千夏は受け入れられるのか?」と不安だったんです。でも、すでに映画を観た舞台のファンの方から「良かった」と言っていただいているので自信がつきました!

 

──2023年は本作を機に、主演作やヒロインを務める作品が続々と公開されます。将来の展望を教えてください。

 

吉田 ずっと前から芯のある女優を目指していこうと思っています。それこそ、今回常盤さんや前田さんといった存在から芯のある女性像をすごく感じたのですが、やはり主演を務めるからには、周りの方から「現場を引っ張ってくれるから安心だよね」と言ってもらえるような存在になりたいです。これまでの作品では、自分のことでいっぱいいっぱいだったため、主演としてはまだまだだったと思います。頑張ります。

 

──現場にいつも持っていくモノ、手放せないアイテムがあれば教えてください。

 

吉田 去年の春に初めて、舞台(「エゴ・サーチ」)をやらせていただき、そのときに共演者の方に、手ぬぐいをいただいたんです。それ以来、お弁当を食べるときに下に敷いてみたり、ペットボトルに付いた水滴を拭いたり、使い勝手のいい手ぬぐいにハマりました。『パラダイス/半島』(2023年)という作品で共演した落語家の立川かしめさんからいただいた手ぬぐいもあり、今は4枚ほどを使い回しています。

 

 

(C)2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

あつい胸さわぎ

1月27日(金)より新宿武蔵野館、イオンシネマほかにて全国公開

 

(STAFF&CAST)
監督:まつむらしんご
原作:戯曲『あつい胸さわぎ』横山拓也(iaku)
脚本:髙橋泉
出演:吉田美月喜、常盤貴子
前田敦子、奥平大兼、三浦誠己、佐藤緋美、石原理衣

(STORY)
港町の古い一軒家に暮らす武藤千夏(吉田美月喜)と、母の昭子(常盤貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。小説家を目指し念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで苦い思い出になっていた。その言葉は今でも千夏の胸に“しこり”のように残ったままだ。だが、初恋の相手である川柳光輝(奥平大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基春(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に興味を惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。親子二人して恋が始まる予感に浮き足立つ毎日。そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう……。

【映画「あつい胸さわぎ」よりシーン写真】

(C)2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/田中陽子 スタイリスト/岡本純子

中川美優の1st写真集「MUSE」が12月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

中川美優 1st写真集『MUSE』

 

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2022年12月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、中川美優の1st写真集「MUSE」が第1位になったことが分かった。

 

待望の初写真集のテーマは「映画のような写真集」。鹿児島、沖縄、東京、横浜を舞台に“主演・中川美優”によるドラマチックでセンセーショナルな展開とともに、これまでにないセクシーなカットにも挑戦。中川のミステリアスな魅力に引き込まれていく作品となっている。12月11日には、書泉ブックタワーでリリースイベントが開催され、大盛況となった。

 

中川は「お気に入りのページは、見開き1ページのビリヤード台のカットです。?普段、ビリヤード台には絶対乗っちゃいけないので、すごくレアな体験でした。写真集ぜひチェックしてください!」とコメントしている。

 

2022年12月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:中川美優 1st写真集『MUSE』
出版社:秋田書店/発売日:2022年12月9日

2位:似鳥沙也加 1st写真集 Ribbon
出版社:KADOKAWA/発売日:2022年9月28日

3位:足立梨花写真集 リリカル
出版社:KADOKAWA/発売日:2022年10月14日

4位:日向坂46 金村美玖 1st写真集 羅針盤
出版社:光文社/発売日:2022年12月20日

5位:小野寺梓 1st写真集 偶像に生きる
出版社:光文社/発売日:2022年12月16日

6位:小島瑠璃子ラスト写真集 瑠璃
出版社:集英社/発売日:2022年12月23日

7位:山田南実写真集『Departure』
出版社:講談社/発売日:2022年11月16日

8位:小澤美奈瀬写真集『MUSE』
出版社:講談社/発売日:2022年11月26日

9位:村島未悠 1st写真集『むらみゆ』
出版社:集英社/発売日:2022年12月7日

10位:天野麻菜ファースト写真集『なまのまな』
出版社:ワニブックス/発売日:2022年11月25日

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。店頭イベント販売数含む。

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/203384/

 

2022年度人気No.1レースクイーンが決定! 「Adam by GMO 日本レースクイーン大賞2022」

2022年にサーキットを彩ったレースクイーンの中から、ファンの人気投票によって大賞およびグランプリが決定する「日本レースクイーン大賞」。SUPER GT、SUPER FORMULA、スーパー耐久など、2022年も300人を超えるレースクイーンたちが様々なカテゴリで活躍。1月14日に、幕張メッセで開催された「東京オートサロン2023」のイベントステージで、授賞式が行われました。

 

「Adam by GMO日本レースクイーン大賞2022」の大賞受賞者は、織田真実那さん、藤井マリーさん、名取くるみさん、益田アンナさん、宮瀬七海さんの5名。そしてその中から、2022 Pacific Fairiesの名取くるみさんが見事「グランプリ」に輝きました。

 

↑(写真左から)織田真実那さん、藤井マリーさん、名取くるみさん、益田アンナさん、宮瀬七海さん

 

【授賞式の様子】

 

 

↑グランプリを受賞した名取くるみさん(写真手前右)は、昨年度グランプリ受賞者の川瀬もえさん(写真手前左)とは同じチーム。青から青へトロフィーを受け取った名取くるみさんは、「これからも素晴らしいレースクイーンの方々の背中を追い越す勢いで、自身の活動に精進して参ります」と今後に向けて抱負を語った

 

授賞式ではレースクイーン大賞の発表に先立ち、昨年7月にすでに発表されているスーパーGTに初登場のレースクイーンを対象とした「新人部門」を受賞した3名と、こちらも昨年9月に発表になっている、人気No.1のレースクイーンコスチュームを決定する「コスチューム部門」の受賞ユニットの表彰も行われた。

 

↑新人部門を受賞した早川みゆきさん、七瀬ななさん、朝倉咲彩さん(写真左から)

 

↑「コスチューム部門」グランプリを受賞したraffinee Lady/raffinee μ’sのRiOさん、長坂有紗さん、さかいゆりやさん、近藤みやびさん、藤井マリーさん、広瀬晏夕さん、高橋紫微さん(写真左から)

 

また、ファイナリスト20名の中から選ばれる特別賞も発表。「クリッカー賞」には安西茉莉さんが。「週刊プレイボーイ賞」には有栖未桜さんが選ばれました。また、実行委員会特別賞には、仲 美由紀さん、福江ななかさん、水瀬琴音さんが選ばれました。

 

↑「クリッカー賞」安西茉莉さん

 

↑「週刊プレイボーイ賞」有栖未桜さん

 

↑「実行委員会特別賞」の福江ななかさん、水瀬琴音さん、仲 美由紀さん(写真左から)

 

タイトルスポンサーであるAdam by GMOから贈られる「Adam賞」を、名取くるみさん、日南まみさん、藤井マリーさん、松田 蘭さんが受賞。「テレビ東京賞」には益田アンナさん。「東京中日スポーツ賞」には宮瀬七海さんがそれぞれ選ばれた。

 

↑「Adam賞」の名取くるみさん、日南まみさん、藤井マリーさん、松田 蘭さん(写真左から)

 

↑「テレビ東京賞」益田アンナさん

 

↑「東京中日スポーツ賞」宮瀬七海さん

 

【この記事の写真一覧】

【保存版】141人のコンパニオン&400枚超の写真とともに振り返る! 東京オートサロン2023

1月13~15日の3日間に渡って幕張メッセにて開催された「TOKYO AUTO SALON 2023」。クルマ好きには待ちに待った世界最大のカスタムカーイベントで、新年のスタートを感じる恒例イベントとなっています。今年は3日間の来場者が17万9434人と、昨年(12万6869人)を大幅に上回り、オンラインでの再生回数は18万4067回と大いに盛り上がりを見せました。

そして本イベントを盛り上げてくれた華やかなコスチュームに身を包んだコンパニオンたちを大特集! 141人登場、総枚数400枚超の写真で振り返ります。

 

※撮影はソーシャルディスタンスを保って行いました。マスク着用の有無は各ブースの方針に従っています。

 

【141人を一挙に紹介!】

 

 

<AME>

横田りか(よこた・りか)

TwitterInstagram

【横田りかさんギャラリー】

 

 

<AZUTO>

なつき

【なつきさんギャラリー】

 

 

<AZZURRE MOTORING>

AONA(あおな)(写真左)

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YUKINA(ゆきな)(写真右)

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【AONAさん、YUKINAさんギャラリー】

 

 

<BYD Auto Japan>

らいな

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【らいなさんギャラリー】

 

 

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山田リリア(やまだ・りりあ)

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【柴咲のあさんギャラリー】

 

 

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【兎咲 香さんギャラリー】

 

 

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【有栖未桜さんギャラリー】

 

 

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<CABANA>

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【亀澤杏菜さんギャラリー】

 

 

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【くどう美咲さんギャラリー】

 

 

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【真田ゆきさんギャラリー】

 

 

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【西山絵里香さんギャラリー】

 

 

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<ESPRIT>

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<EXIZZLE-LINE>

夏川いづみ(なつかわ・いづみ)(写真左)

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太田久美(おおた・くみ)(写真右)

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【夏川いづみさん、太田久美さんギャラリー】

 

 

桐嶋しずく(きりしま・しずく)

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【桐嶋しずくさんギャラリー】

 

 

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【安西茉莉さんギャラリー】

 

 

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菅田れもん(すだ・れもん)

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釘嶋ミナ(くぎしま・みな)

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<GORDON>

日向りえ(ひなた・りえ)

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<GYEON Quartz Japan>

永原芽衣(ながはら・めい)

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【永原芽衣ギャラリー】

 

 

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<HWE>

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【宮瀬七海さんギャラリー】

 

 

今井みどり(いまい・みどり)

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【今井みどりさんギャラリー】

 

 

水瀬琴音(みなせ・ことね)

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濱崎千羽(はまさき・ちわ)

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【濱崎千羽さんギャラリー】

 

 

<JAF>

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【小倉えみるさんギャラリー】

 

 

神崎さとみ(かんざき・さとみ)

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【神崎さとみさんギャラリー】

 

 

<KAMIKAZE COLLECTION>

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MINAMI(みなみ)

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<KiNTO>

近藤みやび(こんどう・みやび)

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<KOYORAD>

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<LCI>

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<Liberty Walk>

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【チュアン梨砂子さんギャラリー】

 

 

<MODELLISTA>

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【工藤紗良さんギャラリー】

 

 

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津田知美(つだ・ともみ)

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<MONZA JAPAN>

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<ResultJapan>

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<SHIBATIRE>

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<STYLE-RV×model LM>

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<TOP SECRET>

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<VeilSide>

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<WinnmaX>

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<WORKPIT横浜× 415COBRA>

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<アーティシャンスピリッツ>

ななえなな

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<ヴァレンティジャパン>

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<ウエッズスポーツ>

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霧島聖子(きりしま・せいこ)

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<エンパイヤ自動車>

宮本悠未(みやもと・ゆうみ)(写真左)

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濱松虹心(はままつ・にいな)(写真右)

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【仲 美由紀さんギャラリー】

 

 

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<オーリンズ>

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<カヤバ株式会社>

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<くるまドットコム>

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<ジーテクニックジャパン>

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<ショウワガレージ>

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<スズキ株式会社>

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早乙女るな(さおとめ・るな)

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<ソフト99>

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【一瀬優美さんギャラリー】

 

 

<トピー実業>

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白石理桜(しらいし・りお)

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<ハーテリー>

あやか

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ちゃろ

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【ちゃろさんギャラリー】

 

 

橘 未桜(たちばな・みお)

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【橘 未桜さんギャラリー】

 

 

仁美(ひとみ)

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【仁美さんギャラリー】

 

 

丹内芽衣(たんない・めい)

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【丹内芽衣さんギャラリー】

 

 

<プロスタッフ>

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【荏崎ろあさんギャラリー】

 

 

<マツダ株式会社>

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【鎌田ありささんギャラリー】

 

 

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【辻門アネラさんギャラリー】

 

 

<ルノー・ジャポン/アルピーヌ・ジャポン>

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【HAReNAさんギャラリー】

 

 

沙倉しずか(さくら・しずか)

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【沙倉しずかさんギャラリー】

 

 

星野ゆみ(ほしの・ゆみ)

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【星野ゆみさんギャラリー】

 

 

浅美 蓮(あさみ・れん)

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【浅美 蓮さんギャラリー】

 

 

日野けいこ(ひの・けいこ)

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【日野けいこさんギャラリー】

 

 

<レクソンエクスクルーシヴ>

永井恵麻(ながの・えま)

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【永井恵麻さんギャラリー】

 

 

谷みな(たに・みな)

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<ワイルドスピード>

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【織田真実那さんギャラリー】

 

 

生田ちむ(いくた・ちむ)

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<株式会社エクセディ>

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【央川かこさんギャラリー】

 

 

瀬谷ひかる(せや・ひかる)

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【瀬谷ひかるさんギャラリー】

 

 

<株式会社ケイズ>

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花井ゆうか(はない・ゆうか)

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【花井ゆうかさんギャラリー】

 

 

田中ゆうな(たなか・ゆうな)

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【田中ゆうなさんギャラリー】

 

 

<株式会社阿部商会>

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百田ゆり(ももた・ゆり)

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【百田ゆりさんギャラリー】

 

 

<埼玉自動車大学校>

美桜(みお)(写真左)

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相沢菜月(あいざわ・なつき)(写真中央左)

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荒井つかさ(あらい・つかさ)(写真右)

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【美桜さん、相沢菜月さん、涼雅さん、荒井つかささんギャラリー】

 

 

<三菱自動車工業>

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【太田麻美さんギャラリー】

 

 

<小倉クラッチ>

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【さかいゆりやさんギャラリー】

 

 

綾瀬 香(あやせ・かおり)

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【綾瀬 香さんギャラリー】

 

 

奥村美香(おくむら・みか)

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【奥村美香さんギャラリー】

 

 

清原れな(きよはら・れな)

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【清原れなさんギャラリー】

 

 

南條あさみ(なんじょう・あさみ)

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【南條あさみさんギャラリー】

 

 

<小倉学園>

SHIHO(しほ)

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【SHIHOさんギャラリー】

 

 

<日産キャラバン>

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【芹沢まりなさんギャラリー】

 

 

樹 智子(いつき・ともこ)

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【樹 智子さんギャラリー】

 

 

<豊田自動織機>

あさのまお(あさの・まお)

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【あさのまおさんギャラリー】

 

 

大槻ひかり(おおつき・ひかり)

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【大槻ひかりさんギャラリー】

 

取材・撮影/編集部

鈴木ゆうか×福山翔大インタビュー「現場が楽しいので、疲れを感じることはあまりない」『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』

人生の一大イベントである“結婚式の素晴らしさ”をテーマに、結婚式を迎えるまでのリアルな道のりやさまざまな人間模様をネズミの家族の視点から描くウエディングドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜1時~)。本作で主演を務める鈴木ゆうかさんと共演する福山翔大さんにお互いの印象やご自身が演じる役どころについて聞きました。

左から)福山翔大、鈴木ゆうか

 

◆出演を聞いた時の心境はいかがでしたか。

鈴木:1年ぶりにテレビ東京さんのドラマに出演できるのがすごくうれしかったです。そして作品の詳細を聞いたら、ネズミの役ということだったので私が子年というのもあり、運命を感じました。それにウエディングプランナーも中学生の時になりたいなと思っていたので、すごく私と共通点がある作品だなと。

 

福山:僕は友人の結婚式に参加したときにプランナーの方の配慮が素晴らしく、すてきな職業だなと感じていたので演じられるのがうれしかったです。そういう部分が伝わるように丁寧に演じています。

 

◆鈴木さんはネズミのチュー子と天音の二役を演じられていますが、演じ分ける上で意識していることはありますか?

鈴木:動物の役を演じるのが初めてなので、特にチュー子を演じることに苦労しています。チュー子が乗り移っている時は動物っぽさを残しつつ、合理的でしっかりしてる一面を強調させながらやってます。

 

福山:チュー子と天音はそれぞれ目の印象が違うなと一緒にお芝居をしていて感じます。

 

鈴木:確かに天音はあんまりテキパキしていないので、天音を演じているときは目にあまり力を入れていないかもしれないです。

 

◆鈴木さんはチュー子と天音、どちらの方がご自身と近いですか。

鈴木:チュー子のようにしっかりしていないので天音ですかね。学生の時、居酒屋でアルバイトしていたんですけど、よくミスをして怒られていたので…。

鈴木ゆうか

 

◆福山さんは康平と似ているなと思うところはありますか。

福山:似ているとは思わないんですけど、康平は細かい部分まで配慮ができる役なので、僕自身もそういう人でありたいなと思います。

 

鈴木:福山さんも康平のように配慮ができる方だと思います。この間、スタッフの方が落としてしまった紙を、椅子に座っていた福山さんが落ちるのが分かっていたのかと思うくらいダッシュで拾いに行っていたんです。すごく紳士的な方だなと思いました。

 

福山:そんなことあったかな? 自分では覚えてないです(笑)。きっと、落ちたことが気になったんでしょうね。鈴木さんはタフな方なので、どんなに撮影が長引いても顔色ひとつ変えず、常に笑顔で過ごされていたので現場もとても明るかったです。鈴木さんのそういう姿勢がプロフェッショナルですごいなと思いました。

 

鈴木:遅くまで続く撮影が多いので、雰囲気を崩さないようにというのは心掛けています。でも現場が楽しいので、疲れを感じることはあまりないです。

 

福山:そこがすてきですよね。撮影に向けて各部署の方の準備を待つ時間があるんですけど、鈴木さんはそういう待ち時間でも背筋がピンと伸びているんです。その現場の士気を落とさない佇まいを見て、すてきな座長だなと思いました。だから僕も何かアシストできることがないかなと思った結果、紙を拾ったんだと思います(笑)。

 

鈴木:そう言ってもらえてうれしいです。でも、本当に現場が楽しいんですよ。特に福山さんおしゃべり上手なので、疲れないのは福山さんのおかげでもあります。

福山翔大

 

◆とてもすてきな撮影現場ですね。

鈴木:ネズミの家族での撮影も和気あいあいとしていて楽しいです。最初は皆さんのネズミ姿に慣れなくて笑っちゃうこともあったんですけど、今では耳がないと寂しいです(笑)。

 

◆皆さんのネズミ姿は本作での見どころのひとつですよね。

鈴木:ネズミの家族が暮らしているお部屋にも細かい仕掛けがあるので注目していただきたいです。ネズミのサイズ感に合わせて、食べ物やつまようじなども私たちの体くらい大きくなっているんです。

 

福山:憑依する瞬間も見どころだよね?

 

鈴木:そうですね(笑)。憑依する瞬間は風が吹くんですけど、その時、私は白目になるんです。なかなか白目をやる機会がなかったので、自撮りしながら練習しました。

 

◆お二人が乗り移ってみたいものはありますか?

鈴木:私は愛犬になりたいです。うちの子は散歩の時とかよくほえるので、何を感じてほえているのかの気持ちを知りたいです。

 

福山:僕は鳥かな。鳥は自由に空を飛んでいるので、遮られるものがなくていいな~と思います。

 

◆今回はウエディングプランナーを演じられましたが、ご自身の結婚式を挙げる際はどんな式にしたいですか。

鈴木:犬を飼っているので、庭がある式場でリングドッグをやってもらいたいです。

 

福山:以前、出席した先輩の結婚式でケーキじゃなくて一匹のマグロに包丁を入れていたんです。そういう遊び心のある結婚式ってすてきだなって思ったので、マグロ入刀は僕もやりたいなと思いました。

 

PROFILE

鈴木ゆうか

 

鈴木ゆうか

●すずき・ゆうか…1996年10月1日生まれ。東京都出身。A型。女優として活躍しながら『non-no』の専属モデルも務める。『JKからやり直すシルバープラン』(テレビ東京系)でドラマ初主演。出演作にドラマ『ナンバMG5 』(フジテレビ系)、『パパとムスメの7日間』(TBS系)など。

 

福山翔大

●ふくやま・しょうだい…1994年11月17日生まれ。福岡県出身。A型。『You May Dream』(NHK福岡放送局制作)でドラマ初出演。出演作に映画「ALIVEHOON アライブフーン」、ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)、『#家族募集します』(TBS系)など。

福山翔大

 

番組情報

水ドラ25『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』

テレビ東京系

毎週水曜 深夜1時~

 

配信:ネットもテレ東、TVer、Paravi、GYAO!にて毎話放送後に見逃し配信

 

主演:鈴木ゆうか

出演:福山翔大、優希美青、西岡星汰/久保田磨希、濱津隆之

OPテーマ:et-アンド-「恋のせい、」(avex trax)

EDテーマ:安斉かれん「恋愛周辺(Demo)」(avex trax)

監督:有働佳史、芝﨑弘記、高階貴法

脚本:大歳倫弘、保木本真也、有働佳史

プロデューサー:北川俊樹(テレビ東京)、千葉貴也(テレビ東京)、芝﨑弘記(ホリプロ)

制作:テレビ東京/ホリプロ

制作協力:キャンター

製作著作:「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」製作委員会

協力:株式会社ベルコ

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/sorekon/

公式Twitter:https://twitter.com/tx_sorekon

公式 Instagram:https://www.instagram.com/tx_sorekon/

 

©「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」製作委員会

 

text/梅山織愛

佐久間宣行総合プロデュースのアイドル・ラフ×ラフが『オールナイトニッポン0』パーソナリティに抜てき

1月18日(水)放送の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』にて、9人組女性アイドルグループ・ラフ×ラフが、2月11日(土)放送の『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送 深夜3時〜5時)のパーソナリティを担当することが発表された。

 

毎週、スペシャルなパーソナリティが週替わりで担当している土曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』。2月11日放送でパーソナリティを務めるのは、さまざまな人気バラエティ番組を世に送り出しているテレビプロデューサー佐久間宣行が総合プロデュースを手掛けるアイドルグループ「ラフ×ラフ」。

 

昨年実施された歌やダンス、バラエティなどのオーディションを通過した15歳から21歳の9人の女性で結成され、大喜利もできるバラエティアイドルを目指して活動中だ。

 

先日、『M-1グランプリ2022』王者・ウエストランドの新バラエティ番組の初回ゲストに抜てきされたことに続き、『オールナイトニッポン』への出演も発表されたラフ×ラフ。始動したばかりのアイドルグループが『オールナイトニッポン』の冠番組を担当するのは異例のこととなる。

 

生放送への出演は18歳以上の4人で、残りの5人は事前収録の形での登場を予定している。今後募集するメールテーマなどは、『オールナイトニッポン』公式Twitterにて発表予定。また番組は、スマホやパソコンから「radiko」でも聴取可能で、タイムフリー機能では放送1週間後まで公開される。

 

佐久間宣行総合プロデューサーコメント

ラフ×ラフに『オールナイトニッポン0』のオファーを頂きありがとうございます。喜びはもちろんあるのですが、早くも緊張で吐き気がしてきました。自分が初めて『オールナイトニッポンR』をやらせていただいた時以上かも知れません。それぐらい人生変えてほしい女の子たちです。
ラフ×ラフは、面白さも真面目さも楽しさもある、性格のいい9人組です。少しでもその魅力が伝わってほしいです。このオールナイト出演を伝えた時、喜びで泣いている子と緊張で泣いている子両方いました。いったいどんな放送になるんでしょうか。
ラジオの生放送が終わったあと、少しでも彼女たちに興味を持ってもらったり、魅力を知ってもらえるような放送になるよう、まずはフリートークの練習から始めてもらいます!

 

番組情報

『ラフ×ラフのオールナイトニッポン0(ZERO)』
ニッポン放送
2023年2月11日(土)深夜3時~5時 ※12日(日)午前3時~5時
※ニッポン放送では深夜4時50分(12日午前4時50分)までの放送

パーソナリティ:ラフ×ラフ(吉村萌南、齋藤有紗、夏目涼風、佐々木楓菜、高梨結、林未梨、藤崎未来、永松波留、日比野芽奈)

番組Twitter:@Ann_Since1967
番組HP:https://www.allnightnippon.com/zero-sat/

 

松村沙友理が“推し”の等身大パネルと肩を組み…「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」場面カット解禁 公開日は5月12日

松村沙友理主演の映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」の公開日が、5月12日(金)に決定。併せて本作より、場面カットが解禁された。

©平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(徳間書店)は、平尾アウリによる累計100万部超えの大人気コミック。2015年8月より「月刊COMICリュウ」で連載がスタートし、2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクイン。2020年にはテレビアニメ化もされ、「推し武道」の愛称で親しまれている。

 

その後、元乃木坂46の松村沙友理主演で2022年10月クールにABCテレビで実写ドラマ化。原作の再現度の高さと、“推し活”のあるあるが詰まった共感度の高いストーリーで話題を集めた。

 

物語の主人公・フリーターのえりぴよ(松村)は、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー・市井舞菜(伊礼姫奈)に人生の全てを捧げている伝説的なファン。自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっている。

 

本日1月18日(水)がえりぴよの“推し”舞菜の誕生日であることから解禁された場面カットには、舞菜の等身大パネルの肩に手をかけ、幸せそうな笑顔が弾ける愛にあふれたえりぴよの姿が。

 

パン屋で働くえりぴよが繰り出す、推しの人気獲得のための秘策を切り取ったカットとなっており、仕事でも布教活動を欠かさない彼女の微笑ましい努力が伝わってくる。劇場版では、舞菜のためにどのようなパワーアップした“推し活”を見せてくれるのか。

 

作品情報

「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」

2023年5月12日(金)新宿バルト9 他全国ロードショー

 

出演:松村沙友理

中村里帆、MOMO、KANO、SOYO、GUMI、和田美羽・伊礼姫奈・豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)

原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)

監督:大谷健太郎

脚本:本山久美子

音楽:日向萌

製作:「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

配給:ポニーキャニオン

 

公式HP:oshibudo-movie.com

公式Instagram/Twitter:@oshibudo_abc

 

©平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

声優・井澤詩織がランジェリー姿でこちらを見つめる…1st写真集の表紙画像が解禁

「井澤詩織1st写真集 mascotte」通常版表紙

 

2月1日(水)に発売される声優・井澤詩織の1st写真集「mascotte」の表紙画像が解禁。

 

『チェンソーマン』ポチタ役や『メイドインアビス』シリーズのナナチ役、ゲーム『Tokyo 7th シスターズ』芹沢モモカ役、『EDENS ZERO』のピーノ役などで知られる人気声優・井澤詩織の1st写真集「mascotte」。

 

本作のロケ地は、本人初上陸となった沖縄。「友達目線」「兄弟目線」「恋人目線」「猫目線」とさまざまな視点で彼女の魅力を切り取っていく。衣装はカジュアルな服装やお出かけ時のオシャレな服装のほか、水着やランジェリー、猫のコスプレなども披露。写真が趣味である井澤によるこだわり満点の一冊に仕上がった。

 

今回解禁されたのは、通常版とAmazon限定版の2種類のカバーだ。通常版は、ランジェリー姿でこちらを見つめる目線が力強い1枚。いっぽう、Amazon限定版は黄色い水着がまぶしい、爽やかなカットとなっている。

 

さらに写真集発売を記念した特番を1月20日(金)午後9時から、声優グランプリYouTubeチャンネルにて配信することも決定。各種法人別特典の画像や、本配信で初解禁となる情報など盛りだくさんの内容を予定しているとのことで、こちらも見逃せない。

「井澤詩織1st写真集 mascotte」Amazon限定版表紙

 

書誌情報

「井澤詩織1st写真集 mascotte」
2023年2月1日(水)発売

定価:3,520円(税込)
仕様:A4判/オールカラー/112ページ
ISBN:9784074536641
発行:主婦の友インフォス
発売:主婦の友社

 

『内村さまぁ~ず』復活!新番組『内さまワールド』Netflixで2・9独占配信スタート

ウッチャンナンチャンの内村光良、さまぁ~ずによる新番組『内さまワールド』が、Netflixにて2月9日(木)より独占配信スタート。さらに1月12日(木)より『内村さまぁ~ず』ディレクターズセレクション傑作10選が配信されることも決定した。

©内村さまぁ~ず製作委員会

 

内村光良、さまぁ~ずによる行き当たりばったりなその場まかせの展開で送る脱力系成り行きバラエティ『内村さまぁ~ず』シリーズ。日本の単独バラエティのDVDリリース数でギネス世界記録も保持し、多くのファンから支持を集めている。

 

2022年10月に『内村さまぁ~ず Second シーズン7』の最終回を迎え、16年の歴史にいったん幕を下ろした大人気番組が、新番組『内さまワールド』としてNetflixで復活。約3年ぶりの撮りおろしとなる番組新キービジュアルも解禁し、新シリーズがスタートする。

 

また、2006年11月1日から2015年11月9日まで配信されていた『内村さまぁ~ず』222話の歴代エピソードより、ディレクターズセレクションとして、選りすぐりの10話が1月12日からNetflixで配信決定した。

 

記念すべき第1話「仲良し3人組 麻布十番アピールツアー」をはじめ、大好評企画の人間ドックシリーズの第1弾など、粒ぞろいのラインナップとなっている。配信タイトル、内村とさまぁ~ずのコメントは以下掲載。

 

『内村さまぁ~ず』ディレクターズセレクション配信タイトル

#1「仲良し3人組 麻布十番アピールツアー」

#3「俺達ちょいとムチャするぜ」

#42「ザ・有吉弘行MCへの道!」

#43「枕遊びの可能性を徹底的に探る男達!」

#52「そろそろ人間ドッグで不安を解消したい男達!」

#60「どんなお題でも多彩な話術を繰り広げちゃう男達!」

#152「内さまと相性が良いのは塚地なのか僕なのかをどうしても決めたい鈴木達!!」

#153「テレビで大事な大体の事を教えてもらいたいバイきんぐ達!!」

#160「まだまだ私・鳥居みゆきのコトを何も知らない内村さまぁ~ず達!!」

#162「東京スナックはしご旅!!」

 

内村光良、さまぁ~ず(三村マサカズ・大竹一樹)コメント

◆Netflixでの配信が決まったことについて

内村:よくこんな番組を拾ってくださって、ありがとうございます(笑)恐縮でございます。

 

三村:番組内でもちょっと言ったのですが、(Netflixで配信されることで)視聴者の方がちょっと変わったりもするかも知れないので、新しいファン開拓に向けて頑張りたいです。

 

大竹:本当、一回見て諦めないで!“良い回”ありますから…!山の回、谷の回、いろんなの含めてどこかに笑いあり、面白さありですもんね。だから見ていただきたいと思います。

 

内村:諦めないでいただきたい。

 

大竹:そうですね!ぜひお願いしたいと思います。

 

◆Netflixと聞いて知っている作品はありますか?

内村:韓国の『イカゲーム』とか『愛の不時着』とか…大作の作品をいっぱい撮っているなと思います。

 

大竹:私も結構見ていますね。あまり周りの人でいないのですが『ブラックリスト』っていう、罪を犯した人にヒントをもらって他の犯罪者を捕まえるっていう、結構長尺のシーズンを全部見ていて…演者がみんな同じように年を取って続いていくのが面白いですよ。あと最近「グレイマン」とか過激なのが多いですね、「ポーラー 狙われた暗殺者」とか。

 

内村・三村:いっぱい見てるね。

 

大竹:いっぱい見てますよ。もう“ネトフラー”ですよね。あと、強盗団が押し寄せるやつとか…タイトルがすぐ出ないのですが、おじさんが薬を作り出す『ブレイキング・バッド』とか、一通り手出したよ。

 

三村:「我ら、Netflix」というのはなかった?

 

大竹:(そんな作品)あった?

 

三村:あったかないか分からないからツッコめないよね、ボケても(笑)。番組数多いから。

 

内村:私、『鬼滅の刃』は煉獄さんまでのシリーズは全部Netflixで見ました。あれ面白かった。

 

大竹:あと裸のやつとかね、裸の監督。

 

三村:裸の監督?「全裸監督」だろ!

 

内村:「全裸監督」もね、ヘアメイクの伊藤沙莉ちゃんよかったもんね。あと私、映画も見てますよ。

 

三村:「浅草キッド」とかね。

 

内村:何かしら見てますよ!

 

三村:何かしらお世話になっております。

 

番組情報

『内さまワールド』

2023年2月9日(木)よりNetflixにて独占配信スタート

隔週木曜更新

 

出演者:内村光良、さまぁ~ず ほか

公式サイト:http://uchisama.com/

公式Twitter:https://twitter.com/uchisama2010

 

©内村さまぁ~ず製作委員会

ガーシーに4000万!? 人気YouTuber「ドクターA(麻生泰)」のSNS戦略と本業について聞いてみた

チャンネル登録者数16万人を誇る人気YouTuberとして活動している「ドクターA」こと、美容外科医の麻生 泰先生。本インタビューでは、麻生先生がYouTubeを始めたきっかけや、そこから得たもの、今後の展開などについてじっくり聞いてみた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田衛)

麻生 泰(あそう・とおる)◎1972年、大阪府生まれ。医療法人社団東美会理事長。東京美容外科統括院長。慶應義塾大学医学部非常勤講師。慶應義塾大学医学部大学院にて医学博士号取得。2003年に東京美容外科の前身となる「学園前美容外科」を奈良県に開業し、開業医としての経歴をスタート。2004年現名称である「東京美容外科」の1号院を開院し、東京美容外科の系列院は109院を超える。痛みの少ない「日帰り可能な豊胸手術」を開発し、豊胸手術のパイオニアとして学会での発表や海外での公演実績なども多数。 また、YouTuberとしても積極的に活動を展開し、「ドクターA(麻生泰)」名義の自身のチャンネルは登録者数16万人を誇る。 音楽をこよなく愛し、18年には桐朋学園芸術短期大学に入学。ヴァイオリンの名器ストラディバリウスの所有者としても注目を集めている。

 

動画再生回数「30回」からスタートしたYouTube

──ここ数年は本業の美容整形のみならず、八面六臂の活躍を見せている麻生先生。まずはYouTubeを始めたきっかけから教えていただけますか?

 

麻生 医学界というのは、みなさんが想像しているよりもはるかに封建的で保守的なんですよ。Facebookに登録するとかSNSに書き込むのはよくないと考えているお医者さんは非常に多い。それはなぜかというと、患者さんのほうから「やめてくれ」とお願いされたり、誹謗中傷の声が病院側に届いたりするから。実際、大学病院なんかでは「SNSは禁止」というところも多いですしね。あとは精神科の先生が殺されたことがあったじゃないですか。

 

──大阪の心療内科が放火された事件ですね。

 

麻生 そうそう。医者というのは患者の病気を治すにあたって全力を出すのは当然の話なんですけど、残念ながら結果的にはうまくいかないこともあるわけですね。そうすると、患者さんから恨まれることも出てくる。だから医者はあまり表に出て目立つものじゃないという考え方もあるわけですよ。それに加えて医学界は大病院の教授を頂点としたピラミッド社会なので、個人ベースで派手なことをしていると悪目立ちしちゃうんですよね。

 

──「医者は裏方に徹するべき」という考えも一理ある気がしますが。

 

麻生 でも、僕は「それでいいのかな?」とかねてから疑問を持っているんです。だってどんな業界のどんな職業だって自分たちのことをアピールしないといけないじゃないですか。それが昔はお金を出して広告を打つというやり方しかなかったけど、SNSを使えば無料で告知できるようになった。それこそスマホ1台あれば誰だってできる。そんなの、やらないほうがおかしいですよ。

 

──そうした当たり前の発想が医学界では異端に映るのでしょうね。

 

麻生 そうだと思う。あと前からジレンマを感じていることがあって、どんなに自分たちがちゃんと仕事をしていても、そのことが世の中に知られていなかったら何もしていないのと一緒なんですよね。たとえば「二重の手術をしてみたい」と考える人がいるとします。その人はスマホとかで検索するかもしれませんが、その小さい画面にクリニック名が表示されなかったら選択肢にも入らない。どんな名医を抱えていても、勝負の土俵にすら上がれないんですよ。

 

──今の時代、SEO対策は必須かもしれません。

 

麻生 そうですよね。そういうこともあって、とにかく絶対に何らかの手段で名前を売らなきゃいけない。それは現代において誰しもが求められていることだと思います。若者はとっくにそのことに気づいているはずですよ。だって個人でフォロワー数が何万人もいるってことは、早・慶・上智に受かることよりはるかにブランド価値があるわけですから。東大・京大よりも上でしょうね。めちゃくちゃ勉強して学歴社会のトップに立った人よりも、高校生TikTokerとかのほうが実経済に与える影響も大きいですし。

 

──影響力を持ってナンボだ、と。

 

麻生 もちろん一方では影響力を持つことのデメリットもありますよ。プライバシーが奪われて遊べなくなるかもしれないし、スキャンダルで騒がれるかもしれない。でも僕なんて年齢も年齢だし、スキャンダルなんて知ったことじゃないですよ。炎上するんだったら、それすらも利用していくくらい腹を括ってやらないでどうするんだと言いたい。……ということで自分でYouTubeを始めることにしたんですけど、最初はひどかったですね。100再生とか30再生とかもザラで。

 

──そんな時代もあったんですか!

 

麻生 病院のプロモーションとして始めたから、内容が本当に医療のことばかりだったんですよ。自分の得意な手術とか、豊胸や二重のやり方とか……。でも、そういう情報って特定の人に向けたものだから数字としては全然伸びないんです。数字が伸びないというのは、プロモーション効果がないということを意味する。正直、頭を抱えましたね。……まぁ、でも冷静に考えたら当たり前なんです。だって僕は名のあるお笑い芸人でもなければカリスマモデルでもない。そんな一般人が知名度を上げようと思ったら、一番手っ取り早いのは有名人とのコラボ。それで2021年の終わりくらいからガンガンとコラボをするようになったんです。

 

──わりと最近の話ですね。実際、そのあたりから麻生先生の名前もいろんなメディアで見かけるようになりました。

 

麻生 とりあえず「登録者数10万人」というのを目標として挙げたんです。そうと決めたら自分は早いほうなので、どんな手段も厭わず10万に到達させようと。もちろんお金だって払います。実際、YouTuberの中には「コラボするなら金額はこれくらいで」ってお金を要求するケースもあるんですけど、それでもやるというのが当時の僕の考え。でも結論を言うと、それでもあまり伸びなかったんですよ。

 

ガーシーチャンネル登場で大ブレイク!

──では結局、ブレイクしたのは何のコンテンツだったんですか?

 

麻生 それは明確で、圧倒的にガーシー!

 

──やはりですか! ガーシーチャンネルに麻生先生が登場したときのインパクトは強烈でしたからね。

 

麻生 ガーシーのときは反応が段違いでした。やっぱりすごいですよ、あの人は。わずか数か月でフォロワーを10万、50万、100万と伸ばしていくあのパワー。誰にも真似できないことをやっていますしね。だから僕もコラボしたいと思ったんですけど、基本的に1人でやっている人だから、なかなかコンタクトが取れなくて……。

 

──麻生先生、あのときはドバイまで行かれていましたよね。

 

麻生 行った、行った(笑)。なんでもヒットマンに追われているという話で、僕の周りでは「先生、わざわざそんな危険を冒す必要ないじゃないですか」という声が多かったんですよ。でも、なんというか……鬼気迫るものを感じたんですよね。結局、ガーシー現象というのはフォロワーの人たちもその迫力を感じ取ったという部分が大きかったんじゃないですか。今はYouTubeからもBANされちゃって大変みたいですけど。

 

──麻生先生は4000万円をガーシーさんに融資したことでも話題になりました。単にお人好しでやった行動ではないと思いますが、その意図は?

 

麻生 意図はフォロワー数の獲得。シンプルな話ですよ。それで本人の状況を聞いてみたところ、今は詐欺で警察に追われるのが困るということだったんですね。それを知って、要するにお金で転がすことができる人だと僕は考えました。そうしたら向こうから提案があったんですよ。「コラボしますから、お金を貸していただけませんか?」って。

 

──こう言ってはアレですけど、当時のガーシーさんって今以上に存在がイカサマ臭かったですよね。まともな人は敬遠する感じだったじゃないですか。

 

麻生 たしかに。でも、だからこそ投資価値があると考えたんです。YouTubeの再生回数が伸びれば、そこで収益も出ますしね。彼も僕から借りたことをYouTubeで公言しているんだからたぶん返すだろうし、返さなかったとしてもそれはそれでオイしいと思った。「この男、やっぱりとんでもない詐欺師です」って話題になるでしょうから。結果的に彼は毎月500万円ずつきちんと返し、すでに完済しました。つまり約束は守ったわけです。

 

──麻生先生の周りもホッとしたでしょうね。

 

麻生 どうだろうな。最初は僕、4000万円を広告宣伝費として払おうとしていたんです。YouTubeが回ったら、結果的に患者さんも増えるだろうから。でも「いや、それは無理です。先生個人でお願いします」ってダメ出しされちゃって(苦笑)。しょうがないから僕のポケットマネーで払いましたよ。まぁ結果オーライだとは思うんですけど。彼もBTSの件に関しては詐欺師かもしれないけど、僕にしてみたら登録者数を伸ばしてくれた恩人だし、お金もきちんと返してくれたわけだから、すごく好きですけどね。国会議員になるときも「先生、どう思います?」って相談を受けたんですよ。僕は「ぜひやるべきだ」と伝えたんですけど。

 

──麻生先生の進言もあったんですか!

 

麻生 いや、でもアンチからの僕に対する攻撃がすごいのよ。「お前のせいでガーシーは調子に乗っている」「税金泥棒の片棒を担いでいるも同然だ」「9割以上はお前の責任だからな」みたいな調子で(苦笑)。一説によると、ドバイにはガーシー・ファミリーと呼ばれる軍団があるらしいんですよ。「どうせ麻生もファミリーの一員だろ!」って決めつけられるから、勘弁してほしいですよ。なんで俺が軍団入りしなくちゃあかんの……。

 

YouTubeとかで自由に動けるのは、本業がしっかりしているから

──ガーシーさん以外にも多彩な方とコラボしていますよね。人選はどうされているんですか?

 

麻生 ケース・バイ・ケースです。でも、偶然繋がるパターンが多いかな。たとえば青汁王子(三崎優太)は昔から顔くらいは知っていたんですよ。彼が(ホテル)ニューオータニで開いたパーティに参加して、挨拶しましたから。でもそのときは彼も若くて、とっぽい感じだったので、そこまで仲良くはなれなかったんですよ。その後、彼は脱税とかでいろんな人から叩かれたじゃないですか。しばらくして再会すると、ガラリと雰囲気が変わっていました。やっぱり一度落っこちてから這い上がる人って、独特の深みがあるんです。

 

──なんとなくわかる気がします。

 

麻生 あとTikTokで僕の息子と彼が絡んでいたんですよね。そうしたら青汁王子がBreaking Down(格闘技イベント)に出てケガをしまして。「治してくれないか」ということで僕を頼ってきたんです。こっちも本当に最高のチームで手術しました。

 

──眼窩底骨折でしたよね。格闘家が治療をするときは形成外科が多い気がします。なぜ美容整形外科で?

 

麻生 そこは結構ポイントで、大学病院とかだと融通が効かない部分があるんですよ。最初に形成外科で検査して、あとから耳鼻科にも足を運んだりするので、アレンジがなかなか難しくて。たとえば〇月〇日までに退院したいとか、特室(特別個室)に入れてくれとか、鼻が詰まり気味だから鼻中隔湾曲症の手術もやってくれとか、そういった細かいニーズには応えられない。でも患者としては、どうせなら1回の麻酔で全部済ませたいわけですよ。

 

──なるほど。そういった側面もあるわけですか。

 

麻生 うちは民間の病院だけど手術室もあるし、もちろん道具だって全部揃っている。だからバババッて一流のドクターを集めて、青汁王子のニーズ通りにやってあげたんですよ。まぁ自費診療にはなるんですけど。その手術の様子をライブ配信したら、ものすごい数の人が観にきたから、うちの技術力はアピールできたかなと思っています。

 

──あくまでも本業があったうえでの話題作りでしょうからね。

 

麻生 この業界、中には叩かれるようなことをしているところもあるわけですよ。広告では安いと謳われているのに、実際はアップセルされて不必要な手術を薦められたりとか。あるいは本当は入れちゃいけない注入剤をブチ込んで高額を取ったりとか……。でも僕がYouTubeとかで自由に動けているのは、バックグラウンドがしっかりしているから。慶應病院とのパイプもしっかりありますしね。本業がしっかりしているからこそ、それ以外の部分ではふざけてもOKだと考えているんですよ。

 

──麻生先生はYouTubeのほかに音楽活動も積極的に行っています。実際の話、こうした動きは本業のほうにフィードバックされているんですか?

 

麻生 直接はそこまで因果関係はないですよね。関係ないことを100やったとして、100返ってくることは絶対ない。ただ、10返ってくるだけでも万々歳なんですよ。それは青汁王子だって同じだと思いますよ。彼のチャンネル登録者数が1万人増えても、青汁が1万袋売れるかといったら別問題でしょ? そもそも美容外科というのは単価が高いんですよ。豊胸手術だと、1回で100万円とか150万円とかしますから。その中で「どこで手術しようか?」と調べたとき、名前が知られていて技術も高評価なクリニックが検索で引っかかったら安心感があると思うんです。

 

──たしかにそうでしょうね

 

麻生 ただ実際の話をすると、僕の手術は半年先まで予約が埋まっていて受けられないんですけどね。

 

──え~、そうなんですか!? だとしたら、もはやYouTubeでクリニックの情報を拡散する必要性もあまりないのでは?

 

麻生 鋭いですね。実はそのとおりなんです。そこは息子に煽られてる部分もありますね。同業他社に知名度で負けているって焚きつけてくるんです。たとえば東京中央美容外科さんというところがあるんですけど、よく我々の東京美容外科はそこと間違えられるんですよ。先方は院長自身がガツガツ表に出るようなところではないから、そういうところで差別化したいなという気持ちもあります。息子は「俺のために親父はもっとガンガン露出してくれ」ってうるさく言ってくるんです。「俺は自分の人生が大事だから、これ以上、やることを増やしたくない」と言っているのに……。

 

「お金持ちの息子」の父としての本音

──息子さんも強烈なキャラですよね。「お金持ちの息子」と名乗っていますが。

 

麻生 たぶん世の親は「さすがに子どもとはコラボしたくない」という人が多いと思うんです。だから、そこに勝機があったんですよね。もちろん「子どもにYouTubeをやらせること自体、教育上、いかがなものか?」という考え方もあるとは思いますよ。実際、大勢のアンチが僕のところに来ました。「こんな子を育てて何を考えているんだ!」とか「絶対そのうち誘拐されるぞ」とか(笑)。

 

──ゆたぽんのパパとかジャガー横田夫妻のように(笑)。

 

麻生 完全に出る杭ですよ。でも出過ぎて存在が突き抜けたら叩かれなくなるだろうから、どうせならそこまでやったほうがいいと息子には伝えています。もともと彼、あんな性格ではなかったんです。中学生のころなんて本当に暗い少年だった。そのへんは秘書も間近で見てましたけど……。

 

秘書 今とは全然違いましたね。もう別人みたいです。

 

麻生 「お金持ちの息子」という名前が彼を変身させたんです。あんなヒカルさんみたいに髪を2色に染め分けるような子じゃ前はなかった。彼もなんとか目立って自分の場所を作ろうともがいているんでしょう。そのへんは必死で頑張っている他の若者と一緒ですよ。

 

──甘やかしているわけでは決してない?

 

麻生 僕は息子にお金は遺さないと決めているんです。どうせ渡したところで溶かすだけなので。遺したら逆に人生が破綻に近づきますよ。息子は歯医者さんになるための大学に通っているんですけど、最近、辞めたいと言うようになったんです。今は動画の編集をやって、お小遣い稼ぎしていますからね。「歯科医で開業したところで年収1000万円が関の山だ」みたいなことを言っていて……。

 

──うわっ、ちょっとそれは親として看過できないですね。

 

麻生 本当にマズいんですよ。「日本で年収1000万円稼げるのって人口の何パーセントいると思う?」ってこんこんと説明したんですが、全然響いていないみたいなんです。「ヒカルやラファエルは何億も稼いでいる」とか言っていますから。「今はたまたま動画が少しバズっているかもだけど、これが何年続くと思っているんだ? 俺だって頑張って働いてきた経験があるからこそ、動画で話せることもあるんだ。今、お前がしっかり人生経験を詰んでおかないと、本当に薄っぺらい人間になるぞ。いいか? 大学だけは絶対に出ておけ。どうしてもSNSの世界に行くというのなら、せめて大学を出てからにしろ」……そうやって必死で説得しているんですけどね。

 

──至極まっとうです。

 

麻生 結局、世の中の流れが読めていないんでしょうね。世の中の流行や人々の関心は絶えず変わっていくから、有名なYouTuberだってすぐに「あの人は今」状態になるはず。ましてやYouTubeバブルはすでに崩壊していると言われているのに……。YouTuberがチヤホヤされていると言っても、結局、大事なのは「何を発信しているか?」という部分じゃないですか。僕の場合は美容外科というベースがあるから発信する内容もあるけど、中身がない人間は飽きられますよ。

 

日本一のクリニックに

──最近の麻生先生は音楽活動も活発に行っていますよね。

 

麻生 ヴァイオリンは45歳から始めたんです。第2の人生で楽しめるものをと思いましてね。でも単なる趣味というよりは、かなり真剣にやっていて、音大まで行ったんですよ。YouTube効果もあってか、コンサートをやるとありがたいことにチケットが結構売れるんです。

 

──どういう方が会場にいらっしゃるんですか?

 

麻生 僕と同世代の女性が多いかな。旦那さんと一緒に来ていただいたりもしますし。音楽は本当に楽しいから、ずっと続けていきたいです。あとはサーフィンも真剣にやっていますね。この前、プロサーファーになりましたし。僕、やると決めたら徹底してやるほうなので。

 

──すごいバイタリティです。

 

麻生 でも予約が取れない患者さんからは、それも面白くないみたいで……。「遊んでいる暇があるんだったら、私の豊胸をしろ!」みたいな感じで激しく追及されています(笑)。「お前のヴァイオリンなんて聴きたくないわ! お前の本業は何だ? 医者だろ? だったら黙って手術すればいいんだよ!」とかね。

 

──その気持ちもわかりますけどね(笑)。

 

麻生 もちろん理解できますよ。僕が何でメシを食っているかといえば、美容整形なわけだから。そんなの言われなくたって僕が一番わかっています。「遊んでないで働け!」って文句言われるのも、ありがたい話ではあるんです。需要があるってことですからね。でも人生って仕事をしてる時間だけじゃなく、子どもと過ごす時間や趣味に使う時間も僕は大事にしたいんですよ。そのへんはバランスよくやっていきたい。

 

──では最後に2023年の抱負を教えていただけますか。

 

麻生 まずはコンサート活動をもっと活発にやっていきたいです。あとは本業のクリニックを日本一にしたいですね。日本一というのは売上もそうだけど、「日本の美容外科といえば、やっぱり麻生さんのところの東京美容外科だよね」と言われるような知名度をつけること。そのためには、学術的な意味できちっとしたところを目指さないといけない。結局、最後は本質的なところに戻っていきますよね。ここ数年はいろいろ手を広げたことで疲れた部分も正直ありますけど、まだまだ弱音を吐くわけにはいかない。もうひと踏ん張り、頑張りたいと思います!

 

【innformation】

もしも、人生を今日からやり直すとしたら

著者:麻生泰
発行:KADOKAWA

2月2日発売

TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』10月放送開始!劇場での先行上映も決定

TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』が、10月より放送決定。それに先駆けて、8月18日(金)より全国の映画館にて全3幕、全話数先行上映も実施されることが決定した。

『アイドルマスター ミリオンライブ!』劇場KV ©Bandai Namco Entertainment Inc.

 

春日未来・最上静香・伊吹 翼を中心に、765プロダクションに新たに集まった39人のアイドルと、彼女たちの活動拠点となる765プロライブ劇場の、始まりからその成長を描く、TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』が10月より放送開始される。

 

それに先駆けて、全国の劇場での全話数先行上映も決定。大スクリーン、ハイクオリティな音響システムを備えた映画館の環境で、作品を楽しむチャンスとなるだろう。入場者プレゼントや応援上映などのイベントも企画中とのことで、そちらにも注目だ。

 

さらに劇場ビジュアル、場面カット、ティザーPVの解禁と合わせて、ムビチケの受注も開始された。バンダイナムコエンターテインメントの運営するエンタメコマースサイト「アソビストア」にて、「アソビストア限定デザインムビチケ3種 765セット」と「アソビストア限定デザインムビチケ3種 プロデューサーセット」を受注受付中。

©Bandai Namco Entertainment Inc.

 

動画

ティザーPV

 

番組情報

TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』

2023年10月〜放送予定

 

全国の劇場にて全話数先行上映予定

上映スケジュール:

【第1幕】2023年8月18日(金)〜9月7日(木)

【第2幕】2023年9月8日(金)〜9月28日(木)

【第3幕】2023年9月29日(金)〜10月19日(木)

 

「アソビストア」チケット購入ページ:https://shop.asobistore.jp/feature/ml_movie_ticket

 

WEB

公式サイト:https://millionlive-anime.idolmaster-official.jp/

公式Twitter:https://twitter.com/imasml_765PRO

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@765production

 

©Bandai Namco Entertainment Inc.

NMB48 山本望叶が初センター!4thアルバム表題曲の選抜メンバー発表&新ビジュアルも公開

1月16日に大阪・難波のNMB48劇場公演にて、NMB48の3月8日(水)に発売される4thアルバム(※タイトル未定)の表題曲の選抜メンバーが発表された。選抜メンバーは16名で、山本望叶が2018年1月の加入から6年目で初センターを務める。

NMB48

 

公演終盤、選抜メンバーが発表されると、山本は「アルバムを発売させていただけるのはいつも応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。ユニバーサルミュージック移籍1弾作品でリード曲のセンターをさせていただけることになり、とてもうれしいです。アルバムをたくさんの人に聴いていただきたいですし、NMB48の魅力をたくさんの人に知っていただけるように私が先頭に立ってがんばります」とあいさつ。

 

それに対して、NMB48キャプテン小嶋花梨は、「ずっとセンターに立ってほしいと思っていたので、やっとこの時が来たのかとワクワクします」と声をかけた。また、初選抜入りとなった坂田心咲は「目標としていた選抜メンバーになるという夢がかなえられると思っていなかったので、びっくりした気持ちがあります。アルバム発売をぜひ楽しみにしていてください」と。

 

劇場に駆けつけ、ステージに呼び込まれた初選抜入りの出口結菜は「初選抜うれしいです。あきらめかけていた目標だったのですが、みなさんのおかげで初選抜に入ることができました。NMB48のアルバムをたくさんの人に聞いて頂けるように、がんばりたいです」と涙ながらに語った。

 

今回の発表に合わせて新ビジュアルと、アルバム商品形態、UNIVERSAL MUSIC STORE限定販売となるイベント参加券付き「劇場盤」のイベント開催情報も公開。ユニバーサルミュージック移籍第1弾となる今作品の新ビジュアルは、モノトーンで統一された衣装をまとい、新しいNMB48の一面を魅せるビジュアルとなっている。山本からのコメント全文は下記に掲載。

 

4thアルバム 表題曲 選抜メンバー

安部若菜、泉綾乃、加藤夕夏、川上千尋、小嶋花梨、坂田心咲(初選抜)、貞野遥香、塩月希依音、渋谷凪咲、上西怜、新澤菜央、隅野和奏、出口結菜(初選抜)、原かれん、前田令子、山本望叶(初センター)

 

山本望叶 コメント

アルバムをリリースをさせていただけるのは、いつも応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。

 

ユニバーサルミュージックさん移籍1弾作品でリード曲のセンターをさせていただけることになりとてもうれしいです。アルバムをたくさんの人に聴いていただきたいですし、NMB48の魅力を広めていけるように私が先頭に立ってがんばります。

 

新ビジュアルの写真(アーティスト写真)はクールでかっこいい感じですが、表題曲はこれまでにないようなインパクトがある楽曲になっていますので、みなさん楽しみにしていてください。

 

リリース情報

4th Album『(タイトル未定)』

2023年3月8日(水)発売

 

【初回限定盤Type-N(CD+DVD)】UMCK-7204/3,500円+税

【初回限定盤Type-M(CD+DVD)】UMCK-7205/3,500円+税

【初回限定盤Type-B(CD+DVD)】UMCK-7206/3,500円+税

初回プレス限定封入特典:オリジナル生写真(全メンバーのうち1枚をランダム封入)

【劇場盤(CD)】PDCS-1027/2,000円+税

※UNIVERSAL MUSIC STORE限定販売/イベント参加券付き

 

WEB

NMB48 オフィシャルサイト:http://nmb48.com/

NMB48 オフィシャルYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/NMB48official

NMB48 オフィシャルTwitter:https://twitter.com/nmb48_official

NMB48 オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/nmb48_official/

NMB48 オフィシャルTikTok:https://www.tiktok.com/@nmb48_official

ユニバーサルミュージック公式通販サイト/UNIVERSAL MUSIC STORE:https://store.universal-music.co.jp/

久保田紗友がラジオパーソナリティ初挑戦「素の部分をお届けできれば」『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』

久保田紗友が、1月22日(日)に放送される特別番組『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』(ニッポン放送 午後7時~8時)でラジオパーソナリティに初挑戦することが分かった。

年始から『やっぱそれ、よくないと思う。』(テレビ朝日)、『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)とドラマ出演が続いており、2月には主演ドラマ『弁当屋さんのおもてなし』(北海道テレビ)も控えている久保田。そして2023年は「軽やかに、何ごともやってみる!」という所信表明のとおり、かねてからチャレンジしてみたかったというラジオ・パーソナリティに挑戦する。

 

そんな久保田が舞台初主演を務めるオールナイトニッポン55周年記念公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」(3月17日(金)から東京・愛知・高知・大阪で上演)は、劇作家だけでなく、今や映画・ドラマ・アニメにと引っ張りだこの人気作家であるヨーロッパ企画・上田誠の脚本・演出によるもので、宮沢賢治の不朽の名作「銀河鉄道の夜」を大胆にアレンジしたSFコメディ。

 

番組は、この舞台のテーマやキーワードをお題に展開。それにまつわるエピソードトークや影響を受けた楽曲紹介などを交えて、素の久保田の魅力に迫っていく。

 

久保田紗友 コメント

今回、念願のラジオパーソナリティを務めさせていただきます久保田紗友です。1時間1人で話すのも回すのも初めてのことですが、本日1月18日リリース日がなんと23歳の誕生日。最高の誕生日プレゼントとなりました!

 

舞台「たぶんこれ銀河鉄道の夜」に絡めたお題をテーマに、普段あまりお見せできていない久保田紗友の素の部分を日曜日の夜、皆さんにお届けできればと思います。無事に1時間しゃべりきれるのか祈るばかりですが、楽しい時間にしたいので、ぜひお付き合いください!

 

番組情報

『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』

ニッポン放送

2023年1月22日(日)午後7時~8時

パーソナリティ:久保田紗友

 

公演情報

オールナイトニッポン55周年記念公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」

脚本・演出:上田誠(ヨーロッパ企画)

キャスト:久保田紗友、田村真佑(乃木坂46)、鈴木仁、戸塚純貴、藤谷理子(ヨーロッパ企画)、石田剛太(ヨーロッパ企画)、土佐和成(ヨーロッパ企画)、中川晴樹(ヨーロッパ企画)、後藤剛範、加藤啓、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、岩崎う大(かもめんたる)

 

【東京公演】

2023年3月17日(金)~4月2日(日)

会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAほか 愛知・高知・大阪公演

今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは何?【インタビュー後編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで界隈を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

【インタビュー前編はコチラ

 

メンバーの〝こんなところを知ってほしい〟大発表!「怜那ちゃんのギャップは、みんなに知ってもらいたい!」(忽那)

――ダウ90000のドキュメンタリー映画では、メンバーの皆さんのことをそれぞれ深掘りしていましたね。この機会に、お互いのことで、さらにファンの方に知ってほしい部分がありましたら、教えてください。

 

忽那 私は、怜那ちゃんの礼儀正しさをもっと知ってほしいなと思います。

 

吉原 え、初めて言われたけど……(笑)。

 

忽那 ギャルみたいな見た目なんですけど、誰よりも言葉使いが綺麗だし、一番年下なのに気も遣えるし、頭もいいし……! この怜那ちゃんのギャップをもっとみんなに知ってもらえたらいいなって思いますね。

 

吉原 なんか、ありがとうございます……!(笑)

 

中島 私も怜那ちゃんのことを言おうとしてた! 普段とってもしっかり者なんですけど、たまにナヨナヨしちゃったり、自信なさそうに話したりする時もあって。そういう、かわいらしい部分をもっと私たちが引き出していきたいなって思います。

 

――まだファンの方に見えてない部分があるんですね。

 

蓮見 じゃあ、吉原はどう?

 

吉原 それこそ百依子さんは、今まで後輩があんまりできたことがなかったんですって。

 

中島 年下の子と関わる人生じゃなかった……。

 

吉原 で、私が入ってきたタイミングで一番先輩らしいことをやってくれました。

 

中島 おしゃれなトルコ料理屋さんとかに誘って連れてってあげたんです。あんまり上手くいかなかったんですけど……(笑)。

 

吉原 お淑やかで、おっとりしてそうに見えるんですけど、めちゃくちゃ芯がある人なんです。お姉さんタイプですね。

 

――お姉さんな一面をもっと知ってほしいということですね。

 

忽那 えっと、ほかにもいろいろありますよ!

 

中島 忽那……もういいから(笑)。

 

蓮見 もう十分だってさ。

 

忽那 え~もっと言いたいことある!

 

――なんでも言っていただいて大丈夫です。

 

忽那 じゃあ、園田さんのことなんですけど。

 

一同 あははは!

 

忽那 今まで私は、園田さんの笑顔が作り過ぎて怖いなって思ってたんです。

 

蓮見 あ、わかる、わかる。

 

忽那 でも無理に笑わなくても、園田さんはそのままで十分魅力的なんだなって、ドキュメンタリーを見て気づいたんです。

 

蓮見 それまで思ってなかったんだ?

 

忽那 いやいや……最近それを見せてくれるようになったんですよ。嘘の笑顔で隠さないで、自然体でいてほしいです。

 

園田 わかったよ(笑)。ありがとうね。

 

蓮見 でも、本当にそうですね。なんなら、まだ全員楽屋のほうが面白い感じなんで。テレビに出るときは、テレビの顔をしちゃうし、張り切って話している若者で終わるんですよ。もっと素で話せるようになればいいな、とは思いますね。

 

上原が園田に問いただしたい〝トイレの蓋事件〟「排泄はエンタメにならないんだよ(?)」(蓮見)

――上原さんはいかがですか?

 

上原 すみません、ちょっと文句みたいになってしまうんですが、いいですか……? また、園田さんなんですけど(笑)。

 

園田 さっきから目が合うなと思ってたよ……!

 

上原 園田さん、よくうちに泊まりに来るんですけど、トイレの便座を閉めないんですよ……。それで「便座を閉めてくれ」って言ったら「いや~悔しい。俺、普段は閉める人間なのにな」って言うんですよ!?

 

一同 (爆笑)。

 

蓮見 ダッサ、マジで!

 

忽那 それはやだー!

 

飯原 俺ですら閉めてるのに。

 

上原 しかも「閉めるのにな」って言った次の日に閉めないで帰ってくんですよ。閉めないことよりも「俺、閉める人間なのに」って言っちゃうところがダメです。

 

蓮見 汚れた便器じゃなくて、その薄汚れた性格が気に食わないってことだ(笑)。

 

園田 上手いこと言うな……!

 

――園田さん、その件についていかがでしょうか?

 

園田 いや~ウケると思ってやってるだけなんですよ、単純に。

 

吉原 笑ってほしいんだ。

 

蓮見  “天丼”ってこと?  もう一回開けっぱなしにしたら、ウケるかなって。

 

園田 そうそうそうそう。

 

蓮見 いや、まず謝れ……!

 

上原 『ダウドキュ』でもそうだったんですが、園田さんは、思ってることと口から出る言葉が違ったり、わざとかっこつけたりするタイプなんです。そういう部分がプライベートでも垣間見えるんですよね。

 

――園田さん、どうでしょうか?

 

園田 いや、それに関しては「ごめん」で終わっても、つまらないな~って思ってやっただけなんです。上原の家に泊まりに行くのって、すげえ楽しいんですよ。だから、少しでも盛り上げたくて。

 

蓮見 じゃあ、閉めろよ。盛り下がることをするな(笑)。

 

園田 俺が閉めておしっこしたらつまんないじゃん。

 

吉原 いや、開けておしっこしても盛り上がらないですよ。

 

蓮見 あのな、排泄は、エンタメにならないんだよ。

 

園田 あ、そうなんだ。

 

一同 あはははは!

 

蓮見 もう、これこいつの戒めとして見出しにしてください。「排泄はエンタメにならない」って。

 

――わかりました(笑)。

 

汚部屋だけじゃなかった!? 飯原に対する新たなクレーム「〇〇が汚いことはどうすんの? って言いたい」(道上)

――道上さんは、メンバーの皆さんのことで知ってほしいことはありますか?

 

道上 私は常々、飯原という人間が面白いので、もっと知ってほしいと思っています(笑)。これからどんどん掘られて、未知の面白い部分がまだまだ出てくると思うので。だけど……。

 

中島 なになにー?

 

道上 彼は、部屋が汚れていたことに関して「誰にも迷惑かけてないんで」って言っていたんですが、それはいいとしても、服が汚いことはどうすんの!? って文句を言いたいです。私たちは、私服を衣装に使うことが多いんですが、シワシワなだけじゃなくて、食べこぼしで汚れていたり、破けている服を平気で使うんですよ……!

 

蓮見 あ~それは嫌だね。

 

――飯原さんは「ん?」って顔をしていますが……。

 

道上 部屋が汚いとかは、こっちは知ったこっちゃないんですが、服は綺麗にしてほしい。そこは怒ってます!

 

中島 珠ちゃんは、誠実に怒ってくれる人なんですよ。

 

道上 でも、全然響かない……!

 

飯原 ん~申し訳ない。

 

道上 部屋は綺麗になったんだから、身だしなみもマジで頼むよって思っています。

 

飯原 でもねえ……洗濯がね、できないんだよ。本当にできない!

 

蓮見 できないんだよな。

 

――皆さん気になっているようですが、飯原さん、どうでしょうか。

 

飯原 え~みんな本気で言ってるのか。そっかあ……。

 

一同 (爆笑)。

 

上原 単独公演で、大穴空いたままの服で出てたもんね。

 

蓮見 それはちゃんとしてほしいわ。

 

飯原 わかりました……。じゃあ衣装については気をつけたいと思います。

 

蓮見 うん、よろしくな。

 

園田が服をあげまくる問題を議論!「無地の服だから、ラーメンズに憧れている若者3人って感じ」(蓮見)

蓮見 ちなみに、服で言ったら僕も一つやめてほしいことがあるんです。園田が後輩男子2人に服をあげるんですけど、全部無地の服をあげるんですよ……! 無地の服って他人にあげるものじゃないじゃないですか。

 

――たしかに、そうかもしれないです。

 

蓮見 で、こいつらもあんまり服を持ってないから、それを着るんですよ。すごく嫌なんですよね。ふんわりした色味の服を着ている集団になっちゃって。

 

――同じ雰囲気の服装の人が3人。

 

蓮見 そうなんです。無地の服なので、ラーメンズに憧れている若者3人って感じになってて恥ずかしい……!

 

――新しい服を買いたくないとかですか?

 

上原 いや、買ってるんです。

 

蓮見 その服はいいんですよ。なのに、洗濯のスケジュールがあるから、月火水は自分の服で、木金は園田になっちゃう(笑)。

 

園田 わかった! じゃあ、あげるのやめるし、捨ててくれ。

 

中島 2人が「服ください」って言い始めたわけじゃないの?

 

上原 くださいとは言ってない。

 

蓮見 そうなの? (笑) 園田、反論してもいいよ。くださいって言った?

 

園田 くださいって言ったけどなあ……。

 

蓮見 ほら、だからあげてるわけだろ?

 

上原 「いる?」が先だったよ。

 

飯原 ゼロの状態から園田さんに「服ください」なんて言わないでしょ。

 

蓮見 でも「その服いいっすね」って言って「でもちょっと飽きてきてんだよな」「じゃあくださいよ」って流れは会話としてあり得る。そういう感じ?

 

園田 そう、それだよ、それ!

 

一同 (苦笑)。

 

飯原 いや「もう着ねえからあげる」って先に言ってた!

 

上原 初めて服を貰った時は、園田さんちに僕が泊まりに行って、いきなりタンスからバババッて出して、ハイって渡された。

 

中島 私もこの前、急に園田さんが紙袋を渡してきて「どうしたの?」って聞いたら「服が小さくなっちゃったんだ。だから、この前コレいいねって言ってたからあげる」って言われて。かわいいし嬉しかったんだけど、服は小っちゃくならないよな~って。

 

蓮見 園田が太っただけじゃん。服が急に百依子のサイズに小さくならない(笑)。

 

道上 私も「バケットハットが欲しいな。挑戦したいな」って言ってたら「あげるよ」って言われて。バケハをくれたのは、たしかに嬉しかったんですけど、その他に5個くらい帽子がついてきて……!そんなにいらないよって。

 

園田 ねえ、何でみんなそのとき言わないの!  何で世に出るタイミングで全部言うの……。

 

道上 なんか余計なおせっかいが多いんすよ。

 

一同 あはははは!

 

飯原 ヤッバ! それは思ってないよ!

 

園田 さすがに泣いちゃうよ、俺……。

 

上原 服くれたのは嬉しかったし。

 

道上 んん~。まあ、園田さんは優しいから……なんでしょうね……。

 

蓮見 無理だよ、もう(笑)。おせっかい呼ばわりから入ってるんだから。

 

園田 おーい、なめんなよ……!

 

道上 いやいや……! 求めてないのに、押し付けられるとこっちも困っちゃうんですよ。

 

――園田さんは「何かしてあげたい」というお気持ちなんですか?

 

園田 僕はネットでよく服を買うんですが、サイズが合わないこともあって。それを処理したいのと、あげたら喜ぶかなっていう思いが、半分ずつくらいです。

 

道上 その捨てるならあげちゃえって精神が嫌なんです。断捨離に使われている感じで、無責任ですよ!

 

蓮見 あ~なるほどね。そういうニュアンスだと嫌だな。

 

園田 何かを捨てるのが、自分の中でもったいなく思えて……。あげるなら、いいかって。

 

蓮見 じゃあ、これからは1回グループLINEで確認したらいいじゃん。誰かいりますかって。

 

園田 フリマみたいな感じか。じゃあ、そうしようかな。

 

蓮見 それでいいよ。まあ、俺が言ってんのは、すぐ服をあげるなっていうのはもちろんで、他のみんなもやすやすと着るなよって話!

 

――(笑)。これからは、あげるのも着るのも一度精査してからってことで。

 

蓮見 ですね。この話、いつまでもできてしまいそうなので、あとでよく話し合いたいと思います……。

 

2023年のダウメンバーの目標を聞く! 「今年は、ダウで全国ツアーに行きたい!」(道上)

――では、最後に皆さんの2023年の目標を聞いて行きたいと思います。

 

吉原 私は、ダウでコマーシャルの分野に進出できたらと思っています。昨年は、サントリーさんのBOSSとNetflixさんのコラボWEBムービーに出演することができて、良い経験ができたので。

 

――すごいことだと思います!

 

吉原 ありがたいです。テレビCMはまだなので、そこまで行けるくらい、頑張れたらいいなと思いますね。何かに使っていただけたら、すごくハッピーだなって。

 

蓮見 あっても良さそうなのにな。メルカリとか……な、園田?

 

一同 (爆笑)。

 

蓮見 「捨てるのもったいないな~」

 

園田 「みんなに断られちゃった~」

 

蓮見 無地の服いっぱい持ってくるんだろ!

 

――(笑)。あるかもしれないです。園田さんは何か目標はございますか?

 

園田 1人で企画ライブや大喜利ライブに呼ばれたら嬉しいなと思います。

 

蓮見 それは、いいね。

 

園田 誰かダウから出してください、ではなく、園田さんぜひ来てくださいって言われたいです。

 

蓮見 園田主催でもいいんじゃない?  面白いと思う。

 

――それこそ主催ライブを開いていたら、いろんな企画に呼ばれそうです。

 

蓮見 出たい人なんだってなりますよね。

 

園田 なるほど。僕としては、やっぱりウケるのが好きなのと、芸人さんたちとも仲良くしたいっていう気持ちもあるので、〝絶対的に面白い〟って信頼を得られるように努力したいな、とは思ってはいるんです。

 

――昨年は大喜利ライブなどには出演されなかったんですか?

 

園田 主催している方と会ったりはしたんですけど、まだスベるのが怖くて……出してくださいとまでは力強く言えなかった。そこをちゃんと自信がつけられたらいいなと思います。

 

――ぜひ出演していただきたいです。ほかの皆さんはいかがでしょうか。

 

道上 私は、みんなで全国を回りたいってずっと言ってますね。

 

――全国ツアーいいですね。

 

道上 とりあえず主要都市から回っていければ嬉しいです。一度、お笑いライブで大阪の方に呼ばれて行ったんですけど、今度は自分たち主催で地方に行ってみたいです。

 

――それはファンの方も楽しみですね。

 

道上 実現したいです。あとは、これは嫌な顔されそうなんですけど……私はネット活動をやりたいんです。歌ってみたとか踊ってみたとか、めちゃくちゃ好きだったんで、やってみたくて。

 

蓮見 やればいいと思うよ。去年は8人で活動できたし、ここからはそれぞれ個性を出すタイミングだと思うしね。

 

道上 え!!  意外な反応でビックリしてます……。

 

蓮見 でも、スタッフさん集めて編集するって部分をどこか面倒臭がってるじゃん(笑)。いまいち一歩踏みきれてない部分も少なからずあるはずなのに、俺が嫌がるからって理由つけてたから~。

 

――そうなんですか?

 

道上 うふふ、ちょっとね、そうなんですよ(笑)。

 

蓮見 いや、まあたしかに難しいよな~。

 

道上 でも気持ちはあるんで、今年は挑戦したいですね。

 

吉原 動画投稿だったら、1人でもできるんじゃない?

 

蓮見 いや、やるんだったら、クオリティ高いものを出してほしいとは思うんだよ。

 

吉原 なるほど。映像としてちゃんとしているものを出してほしいと。

 

道上 生半可な気持ちではやらないようにしたいです。乞うご期待ってことで!

 

趣味を生かした活動もあり?「自分がお酒を飲んで、人に喜んでもらえることってあるんだなって」(中島)

――楽しみにしております。次は、中島さんはいかがですか?

 

中島 私は強いて言うなら、演技をすることがすごい好きで、この世界に入っているので、まずは演技のお仕事をキツイ! って思えるまで取り組みたいですね。現段階だと、楽しいって気持ちが勝っていて、まだまだそういった立場になれているわけでもないので、もっと努力したいです。ほかに好きなことも見つかっていないので。

 

蓮見 あるじゃん。そのうちお酒の仕事が来るよ。

 

中島 あ、日本酒好きのこと?

 

――お好きですもんね。ドキュメンタリーでもおいしそうに飲んでいたのが印象的でした。

 

中島 いや、飲まれないってわけじゃないんですよ?

 

蓮見 それ飲めるヤツしか言わないから(笑)。

 

吉原 おいしそうに、たくさん飲むからね。

 

中島 みんなに言われました。まさか、自分がお酒を飲んで人に喜んでもらえるとは。思いもよらなかったことなので、驚きました……!

 

蓮見 飲み姿を見せていこう。

 

――お酒のリポートやハシゴ酒の動画、期待していますね。続いて、忽那さんはいかがですか?

 

忽那 昨年は、ドキュメンタリーとかでみんなの個性を知ってもらったことで「より面白くコントを見れるようになった」っていうお客さんの声があったんです。それで、自分の内面を知ってもらえると、プラスなことがいっぱいあるなって思ったので、自分を知ってもらうツールを何か持ちたいな、と考えています。最近はnoteを始めてみて。まだ更新できてないんですが……。

 

中島 下書きがいっぱいあるんだよね。

 

蓮見 たまってんだ、すごいなあ。

 

忽那 でも、全部途中までしか書けてない(笑)。努力したいとは思います。あとは、みんなを知ってもらうって意味で、ダウでロケに行きたいなって思ってます。

 

――わ~それは楽しそうですね。

 

蓮見 忽那はディズニーに行きたいだけでしょ?

 

中島 よくあるじゃないですか。食べ歩きグループとアトラクショングループに分かれるロケ。私たち8人もいるからできるんですよ!

 

――なるほど!

 

蓮見 女子は向いてるけどさ~。

 

飯原 じゃあ、俺たちはパチンコの実践動画だな。

 

蓮見 やろう! まじで!

 

中島 なんで急にディズニーからパチンコになっちゃうの~。

 

蓮見 女子がディズニーのとき、俺らガーデン(パチンコ店)行くからさ!

 

忽那 一緒に行きたいです。

 

蓮見 え、ガーデンに?

 

吉原 何でそっちについてくの!!

 

――(笑)。

 

新たなフィールドに挑戦したい。「何も武器がないなかで、どれだけ堂々とできるか大事」(飯原)

――次は、上原さんどうでしょうか?

 

上原 僕は、ダウの中で自分がどういう存在か、自分の個性をどう出せるかをちゃんと考え始めたのが最近なんで、まずはしっかりそこを見つけたいですね。みんなで話している時に、自分が何をしゃべりたいかよりも「うーん、やめておこう」が勝っちゃうので、それもしっかり考えられるようにしたいです。

 

――これからバラエティ番組やトークイベントも増えそうですよね。

 

上原 バラエティは苦手なんですけど、好きではあるので話す力は磨きたいです。あと、僕はサッカーが好きなんですけど、ワールドカップの時に蓮見さんが全然詳しくないのに、ラジオでサッカーの話をしていて。あんなに興味ない人が公共の場でサッカーの話してんのに、なんでこんなにサッカー好きな俺が視聴者側で聴いてるんだ!って (笑)。

 

蓮見 あははは! たしかにな~。

 

上原 悔しかったですよ! だから、自分の好きなものが話せるような場に行きたいですね。

 

――なるほど、それは4年後を楽しみにしていますね! 次は、飯原さんはどうでしょうか?

 

飯原 まあ、僕はパチンコの実践動画をやりたいっていうのと……。

 

蓮見 それはやろう。必ずやろう。

 

飯原 あと、映画に出たいですね、今年中に。ドラマと何が違うのか知りたいですし、ベテランの俳優さんの中で自分がどうなるか試したい。そういった現場では、自分が本当に出せるものは、まずは度胸だけというか、何も武器がないなかでどれだけ堂々とできるかが大事だと思ってます。

――飯原さんは、いつも堂々となさっているイメージがありますが。

 

飯原 あー、本当にそこだけは取り柄なのかもしれないですね。自分を繕っても仕方がないので。僕は何もできませんっていうのを提示した上で、でも言われたことはしっかりやりますって態度を示しています。

 

――大事なことだと思います。

 

飯原 そう思ってはいますね。最近だと「『有吉ゼミ』見たよ」って話から始まるんで、変に自分を作らなくて良くて。「この子は何にもできない子なんだ」って、最初に思われてる(笑)。

 

蓮見 あんな汚い部屋に住んでて。

 

飯原 そうね。それでも現場ではちゃんとしますよ、と。

 

――映画出演、期待しています。

 

飯原 まだ、何も決まってないですけどね。できたら嬉しいです。

 

さらなる飛躍を遂げる一年へ。「クオリティがひとつ上がった新たなバージョンを皆さんに見せたい」(蓮見)

――それでは最後に蓮見さん、今年のダウ90000の展望をお願いします。

 

蓮見 はい。吉原も言っていましたけど、2022年は順風満帆に活動しているように見せたまま終わることができたので、それは本当に良かったなと思います。人前に出す部分じゃない、難しかったり、もがいていた部分を隠しつつ、活動できたことには、一安心といった年でした。

 

――本当に素晴らしい活躍でした。

 

蓮見 ですが、2023年はそうはいかない。昨年、訳わからないくらい忙しくさせてもらって、ありがたいのと同時に、全然できないことだらけだったので。それを一個ずつ潰していけたらいいなと自分では思っています。まずは、2022年のクオリティーがひとつ上がった新たなバージョンを皆さんに見せていきたいです。

 

――蓮見さんご自身の個人的な目標はありますか?

 

蓮見 まずは、各々がもっと目立つようになってくれたら嬉しいなと思います。その後で自分がやりたいこともやっていけたら。あ、あとは個人のYouTubeを始める予定なので、皆さんチェックお願いします!

 

――いいですね。宣伝しておきます。

 

中島 ちょこっと、わかる人にだけでいいですよ!

 

吉原 一番目立つ見出しは「排泄はエンタメにならない」だからね。

 

中島 そっちも、もういいよ…!!

 

蓮見 あ、ちなみにそれでいうと、俺が笹塚のサイゼリヤでうんち漏らした話もありますけど……?

 

――!?!? それは、また今度聞かせてください……!

 

蓮見 はーい(笑)。とにかく、2023年も8人で何事もなく仕事をこなしていけたらと思いますので、皆さん今年も宜しくお願いします。

 

――応援しております。ありがとうございました。

 

【ダウ90000 アンケート<女性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

 

道上珠妃(みちがみ・たまき)
1998年10月2日、タイ出身

1)年齢的に動けるうちにいっぱい動く系のスポーツバラエティに出たいです

2)薄利多売

 

忽那文香(くつな・あやか)
1999年4月10日、兵庫県出身

1)たくさん色んなドラマに出る

2)ぼちぼちいこか

 

中島百依子(なかしま・もえこ)
1999年8月21日、福岡県出身

1)個人としては役者業でもっと活躍したいと考えているんですが、わたしには強いキャラがあるわけではないので、細かいところまで積み重ねられるような演技でどんな役でも任せてもらえるように成長したいです。

2)いままでの人生で大きく影響するような言葉にまだ出会ってないので、今年はもっと本を読んで言葉に触れたいです。意味ではないんですが、「承」の形が書いていて大好きです。

 

吉原怜那(よしはら・れな)
2001年2月22日、東京都出身

1)ユニットコント番組のレギュラーになる!

2)女は皆正気じゃない

玉城ティナが“社畜OL”役で脱クール『社畜OLちえ丸日記』Huluで独占配信 共演に望月歩、佐藤玲ら 脚本は蛭田直美

『社畜OLちえ丸日記』©NTV

 

玉城ティナ主演の連続ショートドラマ『社畜OLちえ丸日記』が、2月10日(金)よりHuluで独占配信されることが決定し、玉城からのコメントが到着した。

 

原作は、チャンネル登録者数34.6万人(2022年12月末時点)超え、社会人から絶大な支持を集めるYouTubeチャンネル「社畜OLちえ丸」が2022年に出版したエッセー本「自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる」(KADOKAWA刊)。

 

脚本は、『これは経費で落ちません!』(NHK総合/2019年)や、第48回放送文化基金賞・テレビドラマ番組・優秀賞と第38回ATPテレビグランプリ・ドラマ部門・優秀賞をW受賞した『しずかちゃんとパパ』(BSプレミアム/2022年)を手掛けた蛭田直美。

 

始業時間の2時間以上前に出社するのは当たり前、終電間際の深夜帰宅も通常運転。鬼上司からは指示を待って呼吸しているだけで数時間にも及ぶ説教をされ、超絶厳しいノルマにも毎日のように苦しめられ…。憧れのバリキャリ生活とはかけ離れた、とんでもないブラック企業の営業部に配属されてしまった22歳の社畜OL・築丸ちえ子(通称:ちえ丸)。

 

でも彼女は、そんな地獄のような環境下でも決して腐りはしない。時には心の中で激しいツッコミを入れながら、時には周囲の人々からの言葉や行動にジーンとしながら、不屈の精神で一歩一歩、着実に社会の荒波の乗り越え方と生きるたくましさを身に付けていく。

 

学生時代に動画で見たバリキャリ営業OLの生活スタイルに憧れを抱く新社会人・ちえ丸を演じるのは玉城ティナ。朝6時に起きて白湯を飲み、ヨガを行ってから早めに出勤。誰もいないオフィスでコーヒーを楽しんで…というオシャレルーティンを夢見たちえ丸は、猛勉強&必死の就職活動の末に見事内定をつかみ、念願の営業部に配属。

 

しかし、希望に胸を膨らませて出社したちえ丸が目にしたのは、到底達成できそうにないノルマと何かにつけて怒鳴りつける鬼上司、早朝から深夜まで馬車馬のように働き続ける同僚たちの姿だった。

 

理想とはかけ離れた現実に打ちのめされるちえ丸だが、ポケットには常にお守り代わりの退職届を忍ばせ、「ノルマを達成できなくても死なないし」と自分を鼓舞し、ひたむきに、ちょいちょい図太く、時々落ち込みながらも明るく前向きに奮闘していく。

 

つらい現状に嘆くだけではなく不器用ながらも何ができるかを考え、人と自分の良いところもしっかりと見つめていくちえ丸の姿は、きっと見る全ての人々に力を与えてくれるはずだ。

 

「社畜」な日々を描く物語だが、ジャンルとしてはコメディ。玉城は劇中で歌って踊って「アイーン」もするという、コメディの王道に挑む。クールビューティな役柄が多い玉城にとって新たな挑戦だったようで「『私にできるのかな!?』というのが最初の正直な印象でした」と語りつつ、「せりふはなじみやすい会話が多く、撮影現場でも監督をはじめ皆さんが毎回リアクションを取ってくださるので、私もちえ丸というキャラクターを『どうしたら面白くなるかな?』と考えながら演じることができました」と手応えは十分。

 

そして、「ちえ丸は厳しい現実や高い壁があっても人のせいにせずに自分で乗り越えようとする、弱さよりも強さが際立つ女性。私とちえ丸では業種は違いますが、自分の選んだ道を自分なりに進んでいきたいと思う気持ちは似ているのかなと思いました。見てくださった方にとっての明日への小さな活力になってもらえるような作品になったら一番うれしいなと思っています」とアピールしている。

 

ちえ丸を迎え入れる営業部の人々も、かなりの個性派ぞろい。数時間にも及ぶ説教は当たり前、月のノルマを達成することと「ホウレンソウ」を何よりも重視する“歩くパワハラ”こと、鬼上司・分倍河原竜児を演じるのは、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、ドラマ『DORONJO/ドロンジョ』でも主人公を徹底的に鍛え抜こうとする伯父役を怪演した平山祐介。

 

会社の社長の甥で、親に強制的に入社させられた対人恐怖症気味な新入社員・藤木リョウ役に、ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』、連続テレビ小説『エール』、『17才の帝国』などで繊細な演技を見せてきた望月歩。

 

営業部の先輩で、配属26日目にしてノルマを達成したという偉業を持ち、何もできないちえ丸をバカにし、何かにつけてマウントを取ってくる三村理菜役に佐藤玲。同じく営業部の先輩で爽やかキャラ、常に場の空気を読んでいる日和見主義だが、貧しい家庭で育ったこともあってかコネ入社の藤木にはついネチネチと厳しく当たってしまう風戸大翔役に田村健太郎。

 

ちえ子に「ちえ丸」という呼び名を付けた張本人で、いつもにこやかで空気のような存在の癒やしキャラの部長役にコウメ太夫。ちえ丸にお菓子を配ったり、営業から戻ったときには声を掛けたりと振る舞いは優しいが、その言葉の裏には嫌みが含まれていることもあるお局様の佐古山かずえ役に阿南敦子。このバラエティー豊かなキャスト陣が脇を固め、社会の荒波の象徴のような職場を生き抜いてきた猛者の先輩たちや同僚として、ちえ丸に影響を与えていく。

 

玉城ティナ(築丸ちえ子=ちえ丸役)コメント

ちえ丸は今までに演じたことのないキャラクターだったので、台本を読ませていただいた時は「私にできるのかな!?」というのが最初の正直な印象でした。ですがせりふはなじみやすい会話が多く、撮影現場でも監督をはじめ皆さんが毎回リアクションを取ってくださるので、私もちえ丸というキャラクターを「どうしたら面白くなるかな?」と考えながら演じることができました。
ちえ丸は厳しい現実や高い壁があっても人のせいにせずに自分で乗り越えようとする、弱さよりも強さが際立つ女性。私とちえ丸では業種は違いますが、自分の選んだ道を自分なりに進んでいきたいと思う気持ちは似ているのかなと思いました。
見てくださった方にとっての明日への小さな活力になってもらえるような作品になったら一番うれしいなと思っています。

 

番組情報

『社畜OLちえ丸日記』
2023年2月10日(金)午後9時からHuluで独占配信スタート
毎週金曜 午後9時に新エピソード更新[全15話]

出演:玉城ティナ
望月歩、佐藤玲、田村健太郎、コウメ太夫/阿南敦子、平山祐介 ほか

原作:『自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる』著者:ちえ丸/KADOKAWA刊)
脚本:蛭田直美
監督:横尾初喜、小山亮太
コンテンツプロデューサー: 吉田絵、岩長真理
プロデューサー: 星野恵 (AX-ON)
Hulu:茶ノ前香、中村梓
宣伝:荒井智美、木之下ゆり子
制作:AX-ON
製作著作:日本テレビ ©NTV

「社畜OLちえ丸日記」公式ホームページ:https://www.ntv.co.jp/drama-chiemaru/

 

小沢仁志“還暦記念作”「日本映画でも韓国に負けない作品を作れるということを証明したかった」映画「BAD CITY」公開!

“顔面凶器”の異名を持つ小沢仁志さんが「還暦記念映画」として、主演のほか、オリジナル脚本・製作総指揮を務めるハードアクション映画『BAD CITY』が1月20日(金)より全国公開。劇中、CG・スタントなしで120人を相手に繰り広げる立ち回りなど、「俳優人生、最後の無茶」に挑んだ彼がアクション映画への熱い思いなどをユーモアたっぷりに語ってくれました。

 

小沢仁志●おざわ・ひとし…1962年6月19日生まれ。東京都出身。1984年、『スクール☆ウォーズ』(TBS系)で本格的に俳優デビュー。以後、『SCORE』『太陽が弾ける日』など、多くの映画やドラマで強面の個性を発揮。スタントマンをほとんど使わないアクション俳優としても知られている。「顔面凶器」「Vシネマの帝王」などの異名を持ち、そのいで立ちから数々の悪役を好演。OZAWA名義で監督や企画、脚本をも担当する。主な代表作に映画『ビー・バップ・ハイスクール』(1985年)、Vシネマ『日本統一シリーズ』(2013年より現在も製作中)、映画『HiGH&LOW THE WORST』(2019年)、U-NEXT配信ドラマ『列島制覇 非道のうさぎ』(2021年)など。InstagramYouTube公式ブログ小沢会(小沢仁志公認オフィシャルサイト)

 

【小沢仁志さん撮り下ろし写真】

 

今の時代に合ったアクション映画に、昭和のイデオロギーをブチ込んだドラマ

──小沢さんが主演し、日本映画界におけるガン・アクションの歴史を変えた『SCORE』(1996年)から四半世紀が経つなか、「還暦記念映画」と謳われた本作の企画の発端は?

 

小沢 『SCORE』のときから、俺がずっと背負ってきている悔しさがあって、それは日本の映画業界では、なかなかアクションというジャンルが定着しない、予算の問題もあって作りづらいということ。それで俺ももう60歳になるから、「そろそろ新たな花火を打ち上げたい!」と思ったのがきっかけ。それで今回は『SCORE』みたいな銃撃戦ではなく、今の時代に合ったアクション映画にして、昭和のイデオロギーをブチ込んだドラマを盛り込むのがいいかなって。そうすれば、年配の人にとって懐かしさを感じられるし、若いやつが観てもかっこいいと思えるし。だから、「還暦記念映画」というのは、後から付いた冠だね(笑)。

 

──本作では、小沢さん演じる主人公が、いわゆるヤクザや殺し屋ではなく、強行犯の警部役である理由は?

 

小沢 俺がいつも演じているようなヤクザ役だと、周りからVシネマのように見られてしまう恐れもあったから、あえて変えてみたんだ。あと、日本映画でも韓国に負けない作品を作れるということを証明したかったことも大きいね。マ・ドンソクが主演した『犯罪都市』や『ザ・バッド・ガイズ』などを意識しつつも、リアリティと無国籍感を出してみた。だから、『BAD CITY』にはヤクザも出てくるけれど、メインは警察と韓国マフィアとの戦いになっている。

 

次世代の人間をしっかり育てたいという気持ちがあったからね

──『SCORE2 THE BIG FIGHT』(1999年)では主演のほか、自ら監督(OZAWA名義)をされていましたが、本作では脚本と製作総指揮のみ。監督は『マンハント』や『ベイビーわるきゅーれ』などのアクション監督で知られる園村健介監督に任せています。

 

小沢 次世代の人間をしっかり育てたいという気持ちがあったからね。彼はとても優秀で売れっ子のアクション監督だけど、アクションシーン以外に関しては監督に合わせなきゃいけないストレスもあったと思うんだ。だから、彼には自分のやりたいことを思う存分やってほしい気持ちもあった。脚本と一緒に製作総指揮のクレジットも入っているんだけど、監督には現場で一度しか口出ししなかったよ。唯一言ったのは、クライマックスの120人との立ち回りを撮っているとき、時間の都合で次の階段のシーンを欠番(カット)にしようとしたんだよね。だから、「欠番は許さん」と! 園村監督は山口祥行の紹介で繋いでもらったから、ヤマにはしっかりラスボス役で出てもらっているよ(笑)。

 

──大人気シリーズ『日本統一』主演の山口さんをはじめ、豪華なキャスティングも見どころの1つですね。

 

小沢 俺はリリー(フランキー)さんと共演するのを切望していたし、(かたせ)梨乃姐の側近には(本宮)泰風みたいな男がいた方がいいと思ったしね。それで刑事役の三元(雅芸)や殺し屋役のTAK∴(坂口拓)は、これからのアクション映画の流れを作っていく人材としては必要で、ちゃんと表舞台でやってほしかったからね。それで、「還暦記念映画」の冠が付いたから、ヒデ(中野英雄)とかカズ(小沢和義)が「1シーンだけでも、エキストラでも出してくれ」と言ってきて(笑)。だから、脚本に役を足したし、あえて観ている人がワクワクするドリームマッチも用意したんだ。今回は、俺にとって「今でも『SCORE』みたいな奇跡を起こせるのか?」というチャレンジでもあったけど、一人一人がとんでもない熱量を出してくれたと思うし、それが画面から溢れ出ているんだよね。

 

ハリウッドでもできないことをやっている

──そんな濃ゆいメンバーが集まった撮影エピソードを教えてください。

 

小沢 撮影中は脳内にアドレナリンが出っぱなしで、リミッターがブチ切れていたから、どのシーンが大変とかなかったね。ただ、製作総指揮の立場だから、出演としての出番がない日もリリーさんや梨乃姐に付いて、現場にいたから、休みは撮休の1日だけ。終わっても、あと1週間は動けるかもと思っていたし(笑)。あと、福岡県の人たち、特に中間市は全面協力してくれたのはありがたかったね。デモ隊のエキストラなども地元の人で、市長辞任を求めるプラカードも、皆さんの私物だったりするし(笑)。そこまでお世話になったから、福岡では去年の12月から先行上映しているんだよね。

 

──この後、全国公開を直前に控えた心境を教えてください。

 

小沢 1月からの全国公開は、『日本統一』のファンの若いお姉ちゃんも巻き込んで、福岡以上に盛り上がってほしい。東京でのメイン館は『SCORE』が上映されたときと同じ新宿ピカデリーということで、運命を感じているしね(笑)。あと、もう海外の映画祭にも出ているし、海外のマーケットでも売れている。メインのキャストが吹き替えなしで戦うとか、ハリウッドでもできないことをやっているから。どんどん外に出て行って向こうでも受けてほしいし、やっぱり韓国の人にも観てほしい。賞なんて獲らなくていいからさ!

 

若いお姉ちゃんに恋をし、父親とかに見られないように身体を鍛えること

──撮影現場などに必ず持っていくモノがあれば教えてください。

 

小沢 台本ケースは必需品だね。二十歳ぐらいのとき、電車で台本を読んでいて、周りにタイトルが丸見えなのが嫌で買ったのが、最初のきっかけ。『日本統一』は3作分が1冊になった分厚い台本だったりするし、雨に濡れても大丈夫な固めのやつの方がいい。今使っているのは5年モノで、あえてシールを貼ったりして、どこにあるか分かりやすくしているね。あと、ジッポーライターはすぐになくすから持たない主義だったけれど、娘たちが「ダディっぽいから」と言って還暦祝いでくれた『紅の豚』のジッポー。紙タバコにジッポーのオイルは最高に合うし、さすがにこれは手放せないね(照)。

↑「小沢仁志」さんオリジナルシールがかわいい! 5年モノの台本カバー

 

──還暦になっても、そのパワフルさを維持できる理由は何でしょうか?

 

小沢 あと何年生きられるか分からないから、タバコをやめるつもりはないし、夜は炭水化物をあまり食べないけど、食事も好きなものを好きなだけ食べているからね。あとは若いお姉ちゃんに恋をし、一緒に歩いているときに父親とかパトロンに見られないように身体を鍛えること。仕事のために、トレーニングなんてしないよ! 身体作りに関しては、毎日の歯磨きみたいにしないと気持ち悪いから動いているけど。

↑還暦お祝いで娘さんからプレゼントされた『紅の豚』ジッポーと、革製の台本カバー

 

関連記事:坂ノ上茜「念願だったアクション映画に、しかもこんな座組の作品に出られて、とても光栄です」映画『BAD CITY』

 

 

© 2022「BAD CITY」製作委員会

BAD CITY

2023年1月20日から新宿ピカデリーほかにて公開

 

【映画「BAD CITY」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
製作総指揮・脚本:OZAWA
監督・アクション監督:園村健介
主題歌:クレイジーケンバンド「こわもて」(doublejoy international/UNIVERSAL SIGMA)
出演:小沢仁志
坂ノ上 茜、勝矢、三元雅芸
中野英雄、小沢和義、永倉大輔
山口祥行、本宮泰風、波岡一喜、TAK∴
壇蜜、加藤雅也、かたせ梨乃、リリー・フランキー

(STORY)
ある夜、「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が死体となって発見された。それは、韓国マフィアの仕業であった。その韓国マフィアの幹部・金数義(山口祥行)が密談していたのは、巨大財閥である五条財閥の会長・五条亘(リリー・フランキー)。五条が無罪となった判決には必ず裏があると踏んでいる検察庁検事長の平山健司(加藤雅也)は、公安0課の小泉香(壇蜜)を使い、秘密裏に特捜班を結成。メンバーは、熊本(勝矢)、西崎(三元雅芸)、野原(坂ノ上茜)、そしてもう一人…ある事件を起こした容疑で拘置所に勾留中の元強行犯警部・虎田誠(小沢仁志)である。
果たして虎田たち特捜班は、五条を検挙することができるのか?
「真の悪の存在」や「裏切り者」は誰なのか?
欲望が渦を巻くこの街で繰り広げられる、欲望の果てに見える景色とは―。

© 2022「BAD CITY」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響

超人気コスプレイヤーの立花はる(ふとん)、やなぎばころん、とみこが、パルフェットとコラボでコスプレVR作品に挑戦!

1月23日に配信開始となるVR作品『Pharfaite VR Session ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会』に出演する、立花はるさん(ふとん)、やなぎばころんさん、とみこさん。趣味としてコスプレを楽しみながら、公式レイヤーやモデル、イベント出演など、プロのコスプレイヤーとしても大活躍の3人に、コスプレを始めたきっかけやコスプレの楽しみ方、初体験となったVR撮影の裏側などたっぷりと語ってもらいました。

 

↑左から、やなぎばころんさん、立花はるさん、とみこさん

 

【立花はるさん、やなぎばころんさん、とみこさんの撮り下ろし写真】

 

コスプレを始めてなかったら全然違う人生

──コスプレを始めたきっかけを教えてください。

 

立花はる(以下、立花) 高校生の時に、えなこさんのコスプレを見て、コスプレをしたいって思ったのがきっかけですね。ただ当時はまだ衣装を買うお金が無くて、大学生の時にお金を貯めて始めました。人前で初めてコスプレを披露したのは2015年だったかな? アニメジャパンっていうイベントのコスプレエリアに一般参加で。

 

やなぎばころん(以下、ころん) 高校生の時にマンガの同人即売会に出ていて、あ、その時はマンガを描いているほうです。で、売るにあたってなんか着てたほうがいいよねってことになってコスプレをして。それがきっかけです。イベントで初コスプレっていうと、東方Projectの例大祭っていうイベントがあって、その同人即売会が初めてです。

 

とみこ コスプレをやり出したのは高校生になってアルバイトをするようになってから。コスプレをしたい欲はもっと前からあって、「COSPLAYERS ARCHIVE」っていうwebサイトを見たりして、コスプレイヤーさんの写真を見て、自分もやってみたいなって思ったのがきっかけです。そのサイトのフリマのコーナーで好きなキャラクターのコスプレを一式買って、最初は家で1人でコスプレしていました(笑)。初めて人前でコスプレを披露したのは、としまえんかなぁ(「水と緑の遊園地 としまえん」2020年8月閉園)。

 

全員 (笑)。

 

立花 いーねー!としまえん‼

 

とみこ 毎月のようにとしまえんでコスプレイベントがあったんですよ。

 

立花はる●たちばな・はる…愛称/ふとんちゃん。1月20日生まれ。千葉県出身。身長164cm、B85・W55・H85。趣味/コスプレ・ゲーム全般。特技/デザイン・洋裁・クレープ作り。

 

──コスプレの楽しいところを教えてください。

 

とみこ いつもと違う自分になれるところ! 好きなキャラクターになりきれること。

 

ころん 変身願望が満たされます。あとはかわいい衣装が着られて、しかも普段、着られないようなもの。そしてコスプレとしてなら着ても許される。

 

立花 なりきれるのはやっぱり楽しいですよね。あと、友達が増えました。ヲタクを隠してたわけじゃないんですけど、まだコスプレを始めた当初は今ほどコスプレもメジャーじゃなくて、そんなに表に出してなかった時代だったので。腹を割って話せるヲタク友達が出来たのはコスプレのおかげですね。

 

ころん 生涯付き合っていく人たちは、今仲いいレイヤーたちなんだろうなって感じがしますね。公私一緒になってる。

 

とみこ コスプレを始めてなかったら全然違う人生だと思う。私の周りも理解はあったんですけど、私くらいディープな感じのヲタクっていなくて。初めて感情とか知識とかを共有できてめちゃくちゃうれしかったですね。

 

やなぎばころん…愛称/ころんたそ、ギバチャン。7月6日生まれ。東京都出身。身長156cm。B78・W59・H89。趣味/コスプレ・ゲーム(音ゲー・シミュレーション全般)。特技/絶対音感・ホルン。

 

──コスプレを楽しむうえで大変なことってありますか?

 

とみこ 衣装をそろえるのにお金がかかる。キャラクターのジャンルにもよるんですけど、どんなに簡素な衣装のキャラクターでも、だいたい3万円くらいはかかるかなぁ。

 

立花 それが基本は一回きりですからね。このイベントにはこの衣装、このキャラクターで出ようって決めるので、何回もは着ないんです。

 

ころ 普通の洋服だったら何回も着れるんですけど。このお金あったら、今まで何できたんだろうって思いますよね。あと部屋の圧迫がすごい(笑)。思い入れがあったりすると、衣装をなかなか人にゆずったりできない。

 

とみこ コスプレの衣装って装飾が付いてたりするとたためなくて、タンスにしまったりできないので、段ボールに空間作って吊り下げていたり。場所をとります。

 

立花 実家は衣装で半分埋まってます(笑)。あと、同じようなウィッグが多すぎて、どれがどれだかわからない。実家の犬の毛にウィッグの毛が付いてて、「(赤とか緑の)宇宙人の毛が付いてるよ」てママに言われます。

 

とみこ…愛称/とみこ、おとみちゃん。9月8日生まれ。東京都出身。身長160cm。B83・W62・H87。趣味/コスプレ・メイク・コスメ・動物鑑賞。特技/料理・メイク・自撮り。

 

会うより恥ずかしいです(照)

──初挑戦となったVR作品に出演してみた感想を教えてください。

 

立花 私は今回この作品のディレクションをさせていただいていています。そして、衣装はサロンドアーツさんとのコラボで、Pharfaite(パルフェット)とSCHE/MEE(スキーミー)を着させていただいています。今までパルフェットの衣装を着て、本格的な動画の撮影というのをしたことがなくて。パルフェットの衣装着て動いてみてわかったのが、安い衣装とかだと、動いたらはじけ飛んだりとか(笑)、破壊が起きたりとか。正面から写真と撮ったらかわいいけど、斜めや後ろから見ると雑に作られててかわいくないってことがあるんですけど、パルフェットの衣装は360度回どこから見てもかわいいなっていうのを、今回VR作品を撮ってみてあらためて思いました。

 

ころん 今まで自分が衣装を着た姿って、撮ってもらった写真でしか見たことがなかったので、自分が衣装を着てる姿を客観的にしかもVRで立体的に見ると、この凹凸こういうふうに光るんだって気づいたり、VRだと角度的に見ちゃいけないものが見えちゃうんじゃないかなって心配もあったんですけど、意外とホールド力があって全然そんな心配なくて。

 

とみこ 写真撮影でポージングっていうのは慣れてるんですけど、動きながらポージングって、ポージングとポージングの間の流れもきれいにしないといけないじゃないですか。そこを考えるのが難しいなと思って、一秒たりとも気が抜けない感じがありました。

 

立花 動画も慣れてないし、VRというのが初めてだったので、最初のほうはみんな結構どうやったらいいんだろう? みたいな手探り感あったけど、後半なるとみんなわかってきたよね。

 

ころん ようやく最後くらいにね(笑)。

 

立花 これか! みたいな。みんな最後はニッコニコだった。

 

とみこ 私はこつつかむのに結構時間かかりましたね。セリフは無理です……ほんとにしゃべるの苦手なんですよ。アドリブでわーってしゃべるのは好きなんですけど、台本みたいなのガチで苦手なんだなって思いました。顔が恥ずかしくて沸騰しそう。

 

──どんなところを見てほしい?

 

立花 ウチら動いてもかわいいよっていう(笑)。

 

全員 (笑)。

 

立花 写真だけだと、本当に存在しているのかわからないってよく言われるんです。遠い存在に見られがちなんですけど、動いてパルフェットのかわいい衣装を着て、カメラ越しですけど、VRでめちゃくちゃ距離が近く感じられるので、これまでにないカタチで触れ合えるのかなっていう感じがしますね。

 

ころん 普段見られない距離で私たちのこと見てもらうので、恥ずかしさはあるんですけど、こんなに近くで見られるのはレアだと思います。空間にのめり込むことが出来るので、空間含めて見てほしいなって思います。

 

とみこ 自分のところはもう恥ずかしくてあまり見られなくて……自分は置いておいて、二人のは冷静に見れたんですけど、やっぱり二人かわいいなって。

 

立花 おそらくヲタクもそういう気持ちになると思います。あ、かわいいなってなると思います。

 

とみこ めっちゃドキドキしますよ。ホント近いんで。会って話すより近い。見てるこっちがのけぞっちゃうくらい(笑)。直接会うより恥ずかしいと思います。

 

 

──今後、どんな活動をしていきたいですか?

 

ころん コロナでなかなかイベントに参加できなかったので、イベントにはめちゃくちゃ行きたいですね。

 

立花とみこ そうだねぇ。

 

とみこ 昔やったコスプレを今のクオリティーでやりたいかなぁ。写真を見返したりすると、メイクとかも今見ると下手くそだなって思うので、今のクオリティーでやり直して写真もきれいにして、かけられるお金も昔と違うので、リメイク版をやってみたいなって。

 

立花 年齢を重ねて大人のキャラができるようになったと思うんですけど、逆に限界に挑戦したいなと思い始めて、ロリやりたくなってる。小学生キャラとか。昔は無理だろうなって思ってたのが、今だったらもう羞恥心もないし、なんでもできるんじゃないかと思って。自分の顔面を超えてやっていこうかと。あとコスプレ以外だと、静止画よりは動画のほうが向いてると思っていて、動画やMCのほうでやっていきたいです。アニメとゲームの知識を持っててしゃべれる女の子ってそんなに存在してないと思うので、そこの分野を突き詰めて、配信だったりできたらなと思ってます。

 

ころん 今回のVR撮影をしてみて動画ありだなぁって。今まで結構グラビアのDVDとかお断りしてたんですけど、やってもいいのかなって思えました。今後、動画の需要が増えていくなら、勉強しながら挑戦してもいいかなと思いました。

 

とみこ 被写体としてこう成功したいというのはあんまりなくて、別のスキルを磨いていきたいなと思っています。デザインしたりするのが好きなので、今も少しやっているんですけど、ほかのレイヤーさんのお手伝いしたり。

 

立花 とみこってセルフプロデュースがすごく上手だから、人のプロデュースっていうか、衣装のプロデュース系が合いそうだよね。

 

とみこ モノづくり好きなんですよ。モデルやめたいとかではなくて。本来やりたかったのはそっちのほうだと思うので、突き詰められたらいいなって。ふんわりした目標なんですけど、これからはそこを強化していきたいって思っています。

 

 

Pharfaite VR Session
ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会

配信期間:2023/1/23 18:00から
販売期間:2023/1/23 18:00から2025/1/20 20:00まで

予価:3,300円(税込)

販売URL https://share.blinky.jp/s/NTE4Mw

※ご購入の前に、下記テストコンテンツが再生可能かどうか、ご確認ください。
https://share.blinky.jp/s/NTE4NQ

 

撮影/プシュカ 取材/編集部

乃木坂46岩本蓮加、与田祐希、遠藤さくら出演の「乃木恋」オリジナルドラマ配信決定!森永「ダース」とコラボ

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

乃木坂46の岩本蓮加、与田祐希、遠藤さくらが出演するオリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』が完成。前編は1月20日(金)午後8時よりスマートフォン向けゲームアプリ「乃木恋」公式YouTubeでプレミア公開され、後編は「乃木恋」アプリ内で無料配信されることが分かった。

 

「乃木恋」は、累計1,000万DLを突破した乃木坂46メンバーが登場する恋愛シミュレーションゲーム。推しメンとの関係を築いていく胸キュンストーリーが楽しめるほか、多数の撮り下ろし写真や、これまでに発売された生写真から厳選した豊富なカードコレクション、また「乃木恋」だけの貴重なムービーやボイスも登場する。

 

『3等分のバレンタイン』は、恋愛経験のない3人がバレンタインに向けて本命チョコレートを準備するショートドラマ。岩本蓮加、与田祐希、遠藤さくらが演じる、恋する乙女のかわいらしさ満載のシーンに注目だ。監督は、乃木坂46の数々の映像作品を手がけている伊藤衆人が務めている。

 

撮影を振り返り、岩本は「オリジナルショートドラマ企画に参加させていただけてすごくうれしかったです」とコメント。遠藤は「普段の与田さんとは違う、演技に入り込む瞬間を間近で見られて、とてもすてきだなと思いました」と撮影秘話を明かし、与田は「私が演じたキャラクターがかなり特徴的だったのですが、普段しない演技ができてバレンタインの思い出になりました!」と感想を語った。

 

なお、乃木坂46は2022年9月より森永製菓のチョコレート「ダース」のブランドアンバサダーを務めており、新CMやメンバーが12秒で「ダース」の食レポなどに挑戦する「“12秒” DARSレビューチャレンジ」動画を公開。今回発表した『3等分のバレンタイン』も、「ダース」とのコラボレーションにより実現し、劇中にも3種類の「ダース」(ミルク・甘さ控えめミルク・白いダース)が登場している。

 

さらに「乃木恋」アプリ内では、『3等分のバレンタイン』イベントの開催も決定。イベントでは、ドラマで描かれなかった3人それぞれの恋愛ストーリーを楽しむことができ、また「乃木恋」でしか見られない全18本の撮り下ろし特典ムービーやゲーム内デジタルカードも配信される。

 

岩本蓮加コメント

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』岩本蓮加©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

「ダース」と「乃木恋」のコラボレーションの企画に参加させていただけてすごくうれしかったです。コメディ要素強めでにぎやかな雰囲気で撮影できました。乃木坂46加入当初からお世話になっている伊藤衆人監督に撮影していただき、監督にしか出せないキャラクターで演じることができて、与田とさくちゃんのかわいいシーンも見どころの一つかなと思います。今回の3人の組み合わせはあまりない組み合わせだと思いますが、バレンタインに奮闘する3人を「乃木恋」で楽しんでいただきたいです!

 

与田祐希コメント

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』与田祐希©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

(撮影を振り返り)私が演じたキャラクターがかなり特徴的で、普段しない演技ができてバレンタインの思い出になりました! 2人が演技しているところを、1人ソファーの下から見ているシーンが個人的に印象に残っています。家のテレビを見ているみたいな感覚で、かわいい2人の姿を見られて楽しかったです。バレンタインのワクワクとどきどきが詰まった作品で、普段はあまりしないような演技も頑張ったので、皆さんに届くとうれしいです。

 

遠藤さくらコメント

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』遠藤さくら©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

(撮影を振り返り)バレンタインにチョコを作るのが久しぶりだったのと、女の子同士の雰囲気もあり楽しく撮影できました。印象に残っているシーンは与田さんが勢いよくしゃべるシーンです。普段の与田さんとは違う、演技に入り込む瞬間を間近で見られて、とてもすてきだなと思いました。ずっと「乃木恋」をやり続けているファンの方も、新しくファンになってくれて初めてムービーをみるよっていう方でも、メンバーの新しい一面知ることができると思うので、皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです。

 

予告編映像

 

作品情報

乃木恋オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』

前編:2023年1月20日(金)午後8時より「乃木恋」YouTubeチャンネルにてプレミア公開
後編:2023年1月20日(金)午後8時よりスマホゲーム「乃木恋」にて無料配信

公式サイト:https://nogikoi.jp
公式LINE:https://lin.ee/anybXT0
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCekZSp8FYtUPO4RzD3nLBsQ
公式Twitter:https://twitter.com/nogikoiofficial

©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは?【インタビュー前編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで業界を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

 

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

 

『ABCお笑いグランプリ』で決勝進出。「賞レースは〝世間に認めてもらいに行く場〟だと意識しました」(蓮見)

――昨年はさまざまなメディアや舞台で大活躍だったダウ90000の皆さんですが、まずは2022年を振り返っていただきつつ、ご自身が成長したなと思う経験を教えていただきたいです。

 

蓮見 そうですね。昨年は公演やライブだけでなく、いろいろとテレビ番組やドラマなどにも出させていただきまして、活動の場はかなり広がった1年だったと思います。

 

飯原 僕は自分の部屋までテレビに出ちゃいましたから。

 

――『有吉ゼミ』(日本テレビ)の飯原さんの汚部屋掃除の回ですね。面白かったです。

 

飯原 SNSでめちゃくちゃ叩かれました(笑)。まあ、そりゃそうなんですけど……。

 

中島 めっちゃ怒られてる!と思って、面白くなっちゃいました。

 

吉原 部屋が汚いって本当にダメなんだなって思いました……。

 

――大変でしたね……。

 

蓮見 「人間性を疑う」って言われてたもんな(笑)。

 

――お部屋は維持されているんですか?

 

飯原 もちろんです。

 

蓮見 偉いね。タバコも辞めたんだよね?

 

飯原 辞めました。唐橋 充さんに、部屋が燃えるからやめたほうがいいよって言われたので。それも一つの成長ということで。

 

――なるほど(笑)。それでは、それぞれ2022年を振り返っていただければと思います。

 

中島 はい。昨年、私の中では「ABCお笑いグランプリ」の決勝戦に出場できたことが、大きかったです。あの時、賞レース独特の圧を感じたんですよね。決勝で披露したネタは、その2か月前くらいに単独公演で何回もやっていたネタなので、だいぶ慣れているはずだったのですが、口は動くのに、頭が飛んでいきそうな感覚になっちゃって……!

 

――緊張していたということですか?

 

中島 ん~、あの感覚は言葉にできないですね。緊張にやられていたのかもしれないし、逆に高揚していたのかもしれない……。ふわふわしてるけど、セリフは出る。あの気持ちを味わう前と後では大違いなので、経験できてよかったと思います。

 

――やはり賞レースは普段の舞台とは違うものなんでしょうか。

 

吉原 そう思いますね。私も初めて2021年に蓮見さんと女子4人で「M-1グランプリ」に出場した時は、1回戦からいつも以上に緊張していました。

 

――そうだったんですね。

 

吉原 2021年は「キングオブコント」にも出場したんですけど、1回戦で落ちてしまったんですよ。だから、2022年はABCで決勝に進んでいた手前、絶対に負けられないし……落ちたら終わる、くらいの気持ちで本番に挑みました。それこそ2022年はお仕事をいろいろ貰えるようになってきたけど、賞レースでしっかりしないと……と思って、プレッシャーを感じていましたね。

 

――皆さん、普段は緊張されるタイプですか?

 

吉原 一番緊張しやすいのは……園田さんですかね。

 

園田 僕はもう、毎回緊張してるから、どれが一番緊張したとか、区別もできないですけど(笑)。ただ、僕としては賞レースに出たことで“勝ち負け”の感覚が生まれたのが大きかったですね。スベるとかうまくいかないとかじゃなくて、勝つとか負けるっていうのが、すっごい重圧に感じました。

 

――通常の舞台にはない部分ですもんね。蓮見さんはいかがですか。

 

蓮見 ん~。やるべきことをやるまでなので、プレッシャーは特に感じないタイプなのですが、賞レースは“世間に認めてもらいに行く場”なんだというのは強く意識するようになりましたね。今まで自分たちの中で進めてきたことをいろんなルールに乗っ取ってやらなきゃいけなくなったというか。賞レースだけでなく、昨年はドラマもそうで。映像の中で、できることと、できないことを知ることができました。

 

――活躍のフィールドが広がると、やり方も変えなくてはいけないということですね。

 

蓮見 はい。昨年は、いい意味で自分の好きなようにものづくりをできなくなった年でしたね。難しいなと思うことが多くて、あまり全部を掴みきれないまま終わりましたよ、2022年は。

 

テレビの仕事が増えて……「肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていました」(吉原)

――さきほどのお話にありました初の冠ドラマ『深夜1時の内風呂で』(フジテレビ)や『今日、ドイツ村は光らない』(Hulu、日本テレビ)などのドラマ出演も大きなできごとだったかと思います。

 

蓮見 そうですね。メンバーは特にそこを目指してた人が多いんで。やれたのは良かったですよね。こんな言い方したらアレですけど……みんなすごいちゃんとやってました(笑)。

 

一同 あははは!

 

蓮見 俺、けっこう現場で眠かったりしたんですけど(笑)、メンバーはそんな感じじゃなかったんですよ!“かかっている”というか。やっぱりみんな好きなんだなと思いましたね、そういう現場が。

 

忽那 私はめちゃくちゃ緊張しましたよ。舞台は今までやってきたことの延長だったんで、ドキドキするのにも慣れているんですけど。ドラマは、まず現場に行くっていうのが初めてだったんで。周りの大人も全然違うし……。

 

――大所帯でロケ撮影は大変ですよね。

 

忽那 そうなんです。スタッフさんの人数にも驚いたりして。そんな中、今この目の前のセリフを読むことしか自分にできることがない状態で。必死でした。あの時の自分どうだったかなって思います。ちゃんとできてたかなあ……って。

 

――ドラマやってみて、新たに知ったことや勉強になったことは何かありますか?

 

忽那 自分の演じている姿をより意識できました。映像だと自分ってこう動いてるんだ、こう映っているんだっていうのをちゃんと認識しながら、進んでいくので……あれ、質問何でしたっけ? この話合ってます……?

 

一同 (爆笑)

 

――映像で残ると、いつもは気づかない部分にも目が行くということですね。

 

忽那 はい! そうです。新しい経験でした。

 

蓮見 みんなドラマを経験して、度胸が付いたと思いますよ。現場に慣れてカメラに怖気づかなくなったというのは、全員あると思います。

 

吉原 なんなら肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていましたね。

 

――皆さんそう見えました。

 

道上 それこそ私たちって、8人でテレビに出始めたのが、2022年の1月から。『ネタパレ』(フジテレビ)が初テレビで、まだ1年しか経ってないんです。それがまず信じられない…。『ももクロちゃんと!』(テレビ朝日)やメンバー4人でしたが『ダウンタウンDX』(日本テレビ)、『アンタウォッチマン!』(テレビ朝日)など、芸能界のすごい方にたくさんお会いした。もう会っちゃったのかあ……って気持ちです。

 

――まだ不思議な感覚というか。

 

道上 そうです。個人的に、収録でメイクさんがメイクやってくれるじゃないですか。あれがすごい楽しくて。自分のメイク用品が変わりました! 良いものを揃えようと。

 

中島 あ、たしかに~。みんな新しい化粧品を買ってます。

 

――皆さん自身も芸能人であることを意識し始めた感じ?

 

吉原 私は、親からも言われるようになりました。ちょっとリーズナブルな靴や小物を買おうとすると、母が怒るんです。他人に見られる仕事なんだから、身なりや持ち物も意識しなさい、細かいところも大人はちゃんと見ているよ、と。もちろん私も自覚は芽生えてるんですけど、母のほうも娘がプロになったことを実感してくれている感じなんです。

 

――周囲の方の反応も変わってきたわけですね。

 

道上 そうですね。当たり前ですが、聞こえてくる世間の方の反応もだいぶ変わりました。テレビに出るとダウ90000を知らない人たちも見るので、「おもしろくねえ」って声もSNSで目にする。見たくないときは自己防衛する力も身に付きましたね。

 

――それこそ飯原さんは、『有吉ゼミ』の後のSNSの反応はどう受け止めたんですか?

 

飯原 僕は元々世間の反応は、あまり気にしないタイプなんです。叩かれたことより、部屋が綺麗になったことのほうがプラスなんで(笑)。

 

一同 あははは!

 

飯原 昔、僕のおじいちゃんがテレビに対して文句を言っていたんですけど、それと同じだよな、と思ってるんです。それでストレス解消になるんだったら別にいいかなって考えですね。

 

初冠ドラマで勝村政信さんと共演。「〝演技って楽しい〟と感じることができたんです」(上原)

――上原さんは、昨年を振り返ってみていかがでしょうか?

 

上原 んん~そうですねえ。

 

蓮見 あ、しゃべった(笑)。

 

上原 いや、振られたから! 2022年を振り返ると、ダウが始まった最初の1年に比べて、活動の幅が広がって、爆速すぎるくらいの伸び方をしたと思うんです。でも僕としては、そのスピードについて行けなくて、自分がいま何を楽しいと思って活動しているのか、分からなくなってしまうこともありました。

 

――お仕事が増えて、環境も急に変わったわけですもんね。

 

上原 地上波でドラマをやりますってなっても、現実味が湧かないし、意識も足りない。昨年は、そこと向き合い始めた年になりました。ただ、そんな中、『深夜1時の内風呂で』の撮影で勝村政信さんと共演させていただいた時に、「演技って楽しい!」と感じることができたのが良かったと思っています。

 

――それは撮影中にでしょうか?

 

上原 はい。演じている時に不安もなくて、なんならすごく楽しくて。自分の実力不足も演技中に自覚できるレベルなのですが、それ以上に楽しいが勝っていましたね。

 

飯原 何十年もキャリアを積んでいる人と一緒にやるんだから、自分ができないのは前提だけど、落ち込んでいる暇もないくらいでもあるよね。

 

上原 そうなんだよね。やるしかない状況なんですよ。あれは、人生の中で忘れられないくらい大きな経験になりましたね。

 

――素晴らしい経験ですね。

 

吉原 それで言うと、私もすごくもがいた一年だったと思います。外の方には「躍進の年」とか「順風満帆」とか言っていただけるのですが、個人的には悩んだことも多かったので。

 

――例えば、どんなことで悩まれたでしょうか。

 

吉原 大きい仕事との対峙の仕方や、8人の中での自分の役割などですかね。常に考えることが多かったです。ただ、2022年に悩み抜いた感じはあるので、2023年は上手く活動できるように繋げていきたいですね。

 

メンバーそれぞれに注目が集まった一年。「初めて個人でファンレターをもらったんですよ!」(園田)

――昨年はファンもかなり増えたんではないでしょうか。

 

中島 そうですね。私としては、10月にあった演劇の本公演にたくさんお客さんが来ていただいたのが嬉しかったです。ドラマやバラエティで見てもらえる機会が増えたけど、公演の集客に繋がらないと、やっぱり私たちはやっていけないので。

 

――チケットはすぐに完売だったとお聞きしました。

 

中島 ほんとにありがたいです……!

 

蓮見 公演のアンケートを見ると、ドラマを見て来ました、と書いてくださってる方もいましたね。

 

吉原 遠いところから、わざわざ足を運んでくれた方もいて。ありがたいですよね。

 

忽那 集客の話に繋がるんですけど、私たちは昨年、ドキュメンタリー映画も公開したんです。

 

――ダウ90000ドキュメンタリー『耳をかして』ですね。忽那さんはテーマソングを歌っていらっしゃいました。

 

忽那 はい、恥ずかしい……(笑)。はじめ、『ダウドキュ』を見に来てくれるお客さんがいるのか不安だったんです。コントも演劇もトークもしなくて、集客できるのかと。でも、結果的に劇場が満員になるくらい来てくれて、自信になりました。

 

――演劇やコントの公演以外で、というのがファンの方が増えている証拠かと。

 

忽那 みんなの中身を見にきてくれたのが、嬉しかったですね。

 

園田 個人に注目してもらえてきた実感はあります。僕は、昨年初めて個人でファンレターをもらったんですよ!

 

――嬉しいですね!

 

園田 それがめちゃくちゃ自信に繋がった感じで。もしたとえ僕が世間で嫌われ始めても、手紙を送ってくれた人は最後まで付いてきてくれるかもしれないって……(笑)。頑張ろうと思いました。

 

――素敵ですね。皆さん、ドキュメンタリーをご覧になってどうでしたか?

 

吉原 私もくっちゃん(忽那)と同じで、コントじゃないからお客さんが来てくれるか不安でした。作品としても、自分はちゃんと動けているのかな、とか。

 

――拝見しましたが、とても面白かったです。

 

吉原 本当ですか? 不安があったけど、最終的には、大きな劇場の大きなスクリーンでみんなで一緒に見れたっていう体験を含めて、感動しましたね。

 

中島 お客さんの反応を見れてよかったです。

 

忽那 わ~拍手笑い起こってる~!とか。

 

飯原 エンディングで、僕以外のメンバーが全員泣いてたんです。あれ、前に座ってたお客さんどう思ったんだろうな……。

 

一同 あはははは!

 

上原 近くのお客さん相当、気まずかったんじゃないかなと。

 

飯原 嗚咽みたいな声で、みんなボロボロ泣いてた。

 

――蓮見さんも上映後のステージで。

 

蓮見 いや~あとちょっとで泣くとこでした……!

 

吉原 いやいやいや!

 

中島 座り込んで泣いてましたよ!

 

――かが屋さんと一緒に。

 

蓮見 何故か加賀(翔)さんがビショビショに泣いてましたね(笑)。

 

道上 ドキュメンタリーを撮影したのが、昨年の夏だったのですが、秋以降どんどんみんな成長していったので、ちょっと懐かしい気分になりました。みんなの思いもいろいろ知ることができましたし、良かったです。

 

中島 そうだね。お互いの話をすることはちょっと恥ずかしいし、あんまり求めてないのかなって思ってたんですけど、案外みんな「知れて良かった」と話していて、良い機会でした。

 

蓮見 僕としては、メンバー個人のことをもっと知ってもらいたいという思いがあったので、そういった意味で『ダウドキュ』は成功だったな、と思いますし、公開できて良かったと思いますね。

 

→インタビュー後編に続く。

 

【ダウ90000 アンケート<男性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

蓮見 翔(はすみ・しょう)
1997年4月8日、東京都出身

1)自分の劇場を持つ

2)できないことはやらない

 

園田祥太(そのだ・しょうた)
1998年3月2日、東京都出身

1)個人でライブにもっと出たい!企画、大喜利、任せられる人になる!

2)despair

 

飯原僚也(いいはら・りょうや)
1998年6月2日、徳島県出身

1)映画に数え切れないほどでる!

2)それが当たり前と言うには俺はまだ若すぎる

 

上原佑太(うえはら・ゆうた)
1998年10月6日、神奈川県出身

1)好きなもの(嵐、ラブライブ、サッカー、VTuberなど)の話をみんなでして楽しみたいので、きちんと堂々と喋れるようになりたいです。ダウの中での活動の他にも個人での出演もさせてもらえるようになったので、いただいた色々な仕事を通じて自分にはどういうことが出来て何がしたいのかを見つけていきたいです。

2)どうにかなる、なるようになる、きっと大丈夫