今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは?【インタビュー前編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで業界を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

 

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

 

『ABCお笑いグランプリ』で決勝進出。「賞レースは〝世間に認めてもらいに行く場〟だと意識しました」(蓮見)

――昨年はさまざまなメディアや舞台で大活躍だったダウ90000の皆さんですが、まずは2022年を振り返っていただきつつ、ご自身が成長したなと思う経験を教えていただきたいです。

 

蓮見 そうですね。昨年は公演やライブだけでなく、いろいろとテレビ番組やドラマなどにも出させていただきまして、活動の場はかなり広がった1年だったと思います。

 

飯原 僕は自分の部屋までテレビに出ちゃいましたから。

 

――『有吉ゼミ』(日本テレビ)の飯原さんの汚部屋掃除の回ですね。面白かったです。

 

飯原 SNSでめちゃくちゃ叩かれました(笑)。まあ、そりゃそうなんですけど……。

 

中島 めっちゃ怒られてる!と思って、面白くなっちゃいました。

 

吉原 部屋が汚いって本当にダメなんだなって思いました……。

 

――大変でしたね……。

 

蓮見 「人間性を疑う」って言われてたもんな(笑)。

 

――お部屋は維持されているんですか?

 

飯原 もちろんです。

 

蓮見 偉いね。タバコも辞めたんだよね?

 

飯原 辞めました。唐橋 充さんに、部屋が燃えるからやめたほうがいいよって言われたので。それも一つの成長ということで。

 

――なるほど(笑)。それでは、それぞれ2022年を振り返っていただければと思います。

 

中島 はい。昨年、私の中では「ABCお笑いグランプリ」の決勝戦に出場できたことが、大きかったです。あの時、賞レース独特の圧を感じたんですよね。決勝で披露したネタは、その2か月前くらいに単独公演で何回もやっていたネタなので、だいぶ慣れているはずだったのですが、口は動くのに、頭が飛んでいきそうな感覚になっちゃって……!

 

――緊張していたということですか?

 

中島 ん~、あの感覚は言葉にできないですね。緊張にやられていたのかもしれないし、逆に高揚していたのかもしれない……。ふわふわしてるけど、セリフは出る。あの気持ちを味わう前と後では大違いなので、経験できてよかったと思います。

 

――やはり賞レースは普段の舞台とは違うものなんでしょうか。

 

吉原 そう思いますね。私も初めて2021年に蓮見さんと女子4人で「M-1グランプリ」に出場した時は、1回戦からいつも以上に緊張していました。

 

――そうだったんですね。

 

吉原 2021年は「キングオブコント」にも出場したんですけど、1回戦で落ちてしまったんですよ。だから、2022年はABCで決勝に進んでいた手前、絶対に負けられないし……落ちたら終わる、くらいの気持ちで本番に挑みました。それこそ2022年はお仕事をいろいろ貰えるようになってきたけど、賞レースでしっかりしないと……と思って、プレッシャーを感じていましたね。

 

――皆さん、普段は緊張されるタイプですか?

 

吉原 一番緊張しやすいのは……園田さんですかね。

 

園田 僕はもう、毎回緊張してるから、どれが一番緊張したとか、区別もできないですけど(笑)。ただ、僕としては賞レースに出たことで“勝ち負け”の感覚が生まれたのが大きかったですね。スベるとかうまくいかないとかじゃなくて、勝つとか負けるっていうのが、すっごい重圧に感じました。

 

――通常の舞台にはない部分ですもんね。蓮見さんはいかがですか。

 

蓮見 ん~。やるべきことをやるまでなので、プレッシャーは特に感じないタイプなのですが、賞レースは“世間に認めてもらいに行く場”なんだというのは強く意識するようになりましたね。今まで自分たちの中で進めてきたことをいろんなルールに乗っ取ってやらなきゃいけなくなったというか。賞レースだけでなく、昨年はドラマもそうで。映像の中で、できることと、できないことを知ることができました。

 

――活躍のフィールドが広がると、やり方も変えなくてはいけないということですね。

 

蓮見 はい。昨年は、いい意味で自分の好きなようにものづくりをできなくなった年でしたね。難しいなと思うことが多くて、あまり全部を掴みきれないまま終わりましたよ、2022年は。

 

テレビの仕事が増えて……「肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていました」(吉原)

――さきほどのお話にありました初の冠ドラマ『深夜1時の内風呂で』(フジテレビ)や『今日、ドイツ村は光らない』(Hulu、日本テレビ)などのドラマ出演も大きなできごとだったかと思います。

 

蓮見 そうですね。メンバーは特にそこを目指してた人が多いんで。やれたのは良かったですよね。こんな言い方したらアレですけど……みんなすごいちゃんとやってました(笑)。

 

一同 あははは!

 

蓮見 俺、けっこう現場で眠かったりしたんですけど(笑)、メンバーはそんな感じじゃなかったんですよ!“かかっている”というか。やっぱりみんな好きなんだなと思いましたね、そういう現場が。

 

忽那 私はめちゃくちゃ緊張しましたよ。舞台は今までやってきたことの延長だったんで、ドキドキするのにも慣れているんですけど。ドラマは、まず現場に行くっていうのが初めてだったんで。周りの大人も全然違うし……。

 

――大所帯でロケ撮影は大変ですよね。

 

忽那 そうなんです。スタッフさんの人数にも驚いたりして。そんな中、今この目の前のセリフを読むことしか自分にできることがない状態で。必死でした。あの時の自分どうだったかなって思います。ちゃんとできてたかなあ……って。

 

――ドラマやってみて、新たに知ったことや勉強になったことは何かありますか?

 

忽那 自分の演じている姿をより意識できました。映像だと自分ってこう動いてるんだ、こう映っているんだっていうのをちゃんと認識しながら、進んでいくので……あれ、質問何でしたっけ? この話合ってます……?

 

一同 (爆笑)

 

――映像で残ると、いつもは気づかない部分にも目が行くということですね。

 

忽那 はい! そうです。新しい経験でした。

 

蓮見 みんなドラマを経験して、度胸が付いたと思いますよ。現場に慣れてカメラに怖気づかなくなったというのは、全員あると思います。

 

吉原 なんなら肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていましたね。

 

――皆さんそう見えました。

 

道上 それこそ私たちって、8人でテレビに出始めたのが、2022年の1月から。『ネタパレ』(フジテレビ)が初テレビで、まだ1年しか経ってないんです。それがまず信じられない…。『ももクロちゃんと!』(テレビ朝日)やメンバー4人でしたが『ダウンタウンDX』(日本テレビ)、『アンタウォッチマン!』(テレビ朝日)など、芸能界のすごい方にたくさんお会いした。もう会っちゃったのかあ……って気持ちです。

 

――まだ不思議な感覚というか。

 

道上 そうです。個人的に、収録でメイクさんがメイクやってくれるじゃないですか。あれがすごい楽しくて。自分のメイク用品が変わりました! 良いものを揃えようと。

 

中島 あ、たしかに~。みんな新しい化粧品を買ってます。

 

――皆さん自身も芸能人であることを意識し始めた感じ?

 

吉原 私は、親からも言われるようになりました。ちょっとリーズナブルな靴や小物を買おうとすると、母が怒るんです。他人に見られる仕事なんだから、身なりや持ち物も意識しなさい、細かいところも大人はちゃんと見ているよ、と。もちろん私も自覚は芽生えてるんですけど、母のほうも娘がプロになったことを実感してくれている感じなんです。

 

――周囲の方の反応も変わってきたわけですね。

 

道上 そうですね。当たり前ですが、聞こえてくる世間の方の反応もだいぶ変わりました。テレビに出るとダウ90000を知らない人たちも見るので、「おもしろくねえ」って声もSNSで目にする。見たくないときは自己防衛する力も身に付きましたね。

 

――それこそ飯原さんは、『有吉ゼミ』の後のSNSの反応はどう受け止めたんですか?

 

飯原 僕は元々世間の反応は、あまり気にしないタイプなんです。叩かれたことより、部屋が綺麗になったことのほうがプラスなんで(笑)。

 

一同 あははは!

 

飯原 昔、僕のおじいちゃんがテレビに対して文句を言っていたんですけど、それと同じだよな、と思ってるんです。それでストレス解消になるんだったら別にいいかなって考えですね。

 

初冠ドラマで勝村政信さんと共演。「〝演技って楽しい〟と感じることができたんです」(上原)

――上原さんは、昨年を振り返ってみていかがでしょうか?

 

上原 んん~そうですねえ。

 

蓮見 あ、しゃべった(笑)。

 

上原 いや、振られたから! 2022年を振り返ると、ダウが始まった最初の1年に比べて、活動の幅が広がって、爆速すぎるくらいの伸び方をしたと思うんです。でも僕としては、そのスピードについて行けなくて、自分がいま何を楽しいと思って活動しているのか、分からなくなってしまうこともありました。

 

――お仕事が増えて、環境も急に変わったわけですもんね。

 

上原 地上波でドラマをやりますってなっても、現実味が湧かないし、意識も足りない。昨年は、そこと向き合い始めた年になりました。ただ、そんな中、『深夜1時の内風呂で』の撮影で勝村政信さんと共演させていただいた時に、「演技って楽しい!」と感じることができたのが良かったと思っています。

 

――それは撮影中にでしょうか?

 

上原 はい。演じている時に不安もなくて、なんならすごく楽しくて。自分の実力不足も演技中に自覚できるレベルなのですが、それ以上に楽しいが勝っていましたね。

 

飯原 何十年もキャリアを積んでいる人と一緒にやるんだから、自分ができないのは前提だけど、落ち込んでいる暇もないくらいでもあるよね。

 

上原 そうなんだよね。やるしかない状況なんですよ。あれは、人生の中で忘れられないくらい大きな経験になりましたね。

 

――素晴らしい経験ですね。

 

吉原 それで言うと、私もすごくもがいた一年だったと思います。外の方には「躍進の年」とか「順風満帆」とか言っていただけるのですが、個人的には悩んだことも多かったので。

 

――例えば、どんなことで悩まれたでしょうか。

 

吉原 大きい仕事との対峙の仕方や、8人の中での自分の役割などですかね。常に考えることが多かったです。ただ、2022年に悩み抜いた感じはあるので、2023年は上手く活動できるように繋げていきたいですね。

 

メンバーそれぞれに注目が集まった一年。「初めて個人でファンレターをもらったんですよ!」(園田)

――昨年はファンもかなり増えたんではないでしょうか。

 

中島 そうですね。私としては、10月にあった演劇の本公演にたくさんお客さんが来ていただいたのが嬉しかったです。ドラマやバラエティで見てもらえる機会が増えたけど、公演の集客に繋がらないと、やっぱり私たちはやっていけないので。

 

――チケットはすぐに完売だったとお聞きしました。

 

中島 ほんとにありがたいです……!

 

蓮見 公演のアンケートを見ると、ドラマを見て来ました、と書いてくださってる方もいましたね。

 

吉原 遠いところから、わざわざ足を運んでくれた方もいて。ありがたいですよね。

 

忽那 集客の話に繋がるんですけど、私たちは昨年、ドキュメンタリー映画も公開したんです。

 

――ダウ90000ドキュメンタリー『耳をかして』ですね。忽那さんはテーマソングを歌っていらっしゃいました。

 

忽那 はい、恥ずかしい……(笑)。はじめ、『ダウドキュ』を見に来てくれるお客さんがいるのか不安だったんです。コントも演劇もトークもしなくて、集客できるのかと。でも、結果的に劇場が満員になるくらい来てくれて、自信になりました。

 

――演劇やコントの公演以外で、というのがファンの方が増えている証拠かと。

 

忽那 みんなの中身を見にきてくれたのが、嬉しかったですね。

 

園田 個人に注目してもらえてきた実感はあります。僕は、昨年初めて個人でファンレターをもらったんですよ!

 

――嬉しいですね!

 

園田 それがめちゃくちゃ自信に繋がった感じで。もしたとえ僕が世間で嫌われ始めても、手紙を送ってくれた人は最後まで付いてきてくれるかもしれないって……(笑)。頑張ろうと思いました。

 

――素敵ですね。皆さん、ドキュメンタリーをご覧になってどうでしたか?

 

吉原 私もくっちゃん(忽那)と同じで、コントじゃないからお客さんが来てくれるか不安でした。作品としても、自分はちゃんと動けているのかな、とか。

 

――拝見しましたが、とても面白かったです。

 

吉原 本当ですか? 不安があったけど、最終的には、大きな劇場の大きなスクリーンでみんなで一緒に見れたっていう体験を含めて、感動しましたね。

 

中島 お客さんの反応を見れてよかったです。

 

忽那 わ~拍手笑い起こってる~!とか。

 

飯原 エンディングで、僕以外のメンバーが全員泣いてたんです。あれ、前に座ってたお客さんどう思ったんだろうな……。

 

一同 あはははは!

 

上原 近くのお客さん相当、気まずかったんじゃないかなと。

 

飯原 嗚咽みたいな声で、みんなボロボロ泣いてた。

 

――蓮見さんも上映後のステージで。

 

蓮見 いや~あとちょっとで泣くとこでした……!

 

吉原 いやいやいや!

 

中島 座り込んで泣いてましたよ!

 

――かが屋さんと一緒に。

 

蓮見 何故か加賀(翔)さんがビショビショに泣いてましたね(笑)。

 

道上 ドキュメンタリーを撮影したのが、昨年の夏だったのですが、秋以降どんどんみんな成長していったので、ちょっと懐かしい気分になりました。みんなの思いもいろいろ知ることができましたし、良かったです。

 

中島 そうだね。お互いの話をすることはちょっと恥ずかしいし、あんまり求めてないのかなって思ってたんですけど、案外みんな「知れて良かった」と話していて、良い機会でした。

 

蓮見 僕としては、メンバー個人のことをもっと知ってもらいたいという思いがあったので、そういった意味で『ダウドキュ』は成功だったな、と思いますし、公開できて良かったと思いますね。

 

→インタビュー後編に続く。

 

【ダウ90000 アンケート<男性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

蓮見 翔(はすみ・しょう)
1997年4月8日、東京都出身

1)自分の劇場を持つ

2)できないことはやらない

 

園田祥太(そのだ・しょうた)
1998年3月2日、東京都出身

1)個人でライブにもっと出たい!企画、大喜利、任せられる人になる!

2)despair

 

飯原僚也(いいはら・りょうや)
1998年6月2日、徳島県出身

1)映画に数え切れないほどでる!

2)それが当たり前と言うには俺はまだ若すぎる

 

上原佑太(うえはら・ゆうた)
1998年10月6日、神奈川県出身

1)好きなもの(嵐、ラブライブ、サッカー、VTuberなど)の話をみんなでして楽しみたいので、きちんと堂々と喋れるようになりたいです。ダウの中での活動の他にも個人での出演もさせてもらえるようになったので、いただいた色々な仕事を通じて自分にはどういうことが出来て何がしたいのかを見つけていきたいです。

2)どうにかなる、なるようになる、きっと大丈夫

ふぉ~ゆ~越岡裕貴×工藤美桜が歌う映画「まくをおろすな!」テーマ曲MV解禁

 

ふぉ~ゆ~・越岡裕貴の初主演映画「まくをおろすな!」(1月20日(金)公開)より、テーマ曲「The Breakthrough My Century」のミュージックビデオが解禁された。

 

本作の舞台となるのは、貧富の差や疫病が蔓延し、「生類憐れみの令」まで制定され多くの人が苦しんだ五代将軍・綱吉の時代。歴史的に有名な登場人物や実際に起こった大事件を新解釈で描き、日光江戸村で敢行されたロケだけでなく、舞台上で撮影された映像や歌、ダンス、殺陣も満載。オリジナリティあふれた超デラックスミュージカル時代活劇となっている。

 

そんな物語の中心となるのが、越岡演じるブン太(紀伊国屋文左衛門)と工藤美桜演じるモン太(近松門左衛門)のバディ。そして舞台を中心に活躍しているジャニーズの寺西拓人、原嘉孝、高田翔、室龍太、さらに竹中直人、岸谷五朗らも出演する。

 

公開に先駆け、越岡と工藤が歌うテーマ曲「The Breakthrough My Century」のミュージックビデオが公開。ブン太とモン太のバディ感や華やかなダンス、迫力のある殺陣、そして豪華なゲストキャストも登場し、映画の魅力を凝縮した見応えある映像に仕上がっている。

 

映画「まくをおろすな!」テーマ曲「The Breakthrough My Century」MV

 

作品情報

映画「まくをおろすな!」
2023年1月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

<監督>
清水順二(30-DELUX)

<出演>
ブン太(紀伊国屋文左衛門):越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)
モン太(近松門左衛門):工藤美桜

ヤスベー(堀部安兵衛):寺西拓人
大岡越前守忠相:原嘉孝
寺坂吉右衛門:高田翔
犬屋敷郎府:室龍太

出雲也哉子:緒月遠麻
柳沢吉保:坂元健児
大石内蔵助:田中精(30-DELUX)
吉田忠左衛門:椙本滋
浅野内匠頭長矩:清水順二(30-DELUX)

関智一、ちゅうえい(流れ星☆)、阿部祐二、高柳明音、沖野晃司
井田玲音名(SKE48)、田辺美月(SKE48)

LiLiCo

我善導(WAHAHA本舗)、藤澤アニキ、古旗宏治、いっとん(KoRocK)
近藤直央、市川恭之介、竹内叶人、猿渡陽斗、原田百嘉

村瀬文宣、竹之内景樹、谷口敏也、田沼ジョージ、中村悠希、大塚晋也
師富永奈、髙木俊輔、林宏樹、寺田遥平、片山日南、石井鈴音
須貝汐梨、沓掛龍一、長田健一、鮫嶋一範、末棟友里奈、三枝百合絵
津山直紀、上玉利澄斗、石倉和樹 、唐沢朱音、山本柚香、ラヒム勇希

松尾芭蕉:竹中直人

吉良上野介義央:岸谷五朗 ほか

 

公式サイト・SNS

「まくをおろすな!」公式サイト:https://www.makuoro.com
公式Twitter:@maku_wo_orosuna
公式Instagram:@maku_wo_orosuna

 

坂ノ上茜「念願だったアクション映画に、しかもこんな座組の作品に出られて、とても光栄です」映画『BAD CITY』

Vシネマや映画、バラエティなど、幅広く活躍する小沢仁志さんが「還暦記念映画」として、オリジナル脚本・製作総指揮・主演を務めたアクション『BAD CITY』が、1月20日(金)より全国公開。本作で開港警察強行犯の新米刑事・野原 恵役を演じている坂ノ上 茜さんに、「昭和」を体感した現場エピソードや果敢に挑んだアクションについてのほか、この冬に手放せないアイテムも紹介してもらいました。

 

坂ノ上 茜●さかのうえ・あかね…1995年12月5日生まれ。熊本県出身。2015年、「ウルトラマンX」のヒロイン・山瀬アスナ役で女優デビュー。主な出演作にドラマ『チア☆ダン』、『監察医 朝顔』、映画「見えない目撃者」「きみの瞳が問いかけている」などに出演。2022年7月公開の『愛ちゃん物語』で映画初出演を飾る。また、バラエティでは『王様のブランチ』レポーターを約4年半にわたり担当(21年3月卒業)。現在は『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS)にレギュラー出演中。今後は、主演映画「ぬけろ、メビウス!!」や『神回』が2023年公開予定。TwitterInstagram

 

【坂ノ上 茜さん撮り下ろし写真】

小沢さんからは「俺は“大丈夫か?”とは言わねぇ。やるのか、やらねぇのか?」と

──今回演じられた開港警察強行犯の刑事・野原 恵役は、オーディションだったそうですね。

 

坂ノ上 その頃、アクション作品をやりたいと思っていて、個人的に半年近くアクション練習に通っていました。そんな中での『BAD CITY』のオーディションだったので、「もちろん受けます!」という感じでした。そういった気持ちで受けたので、野原役に選んでいただいたときは嬉しかったですね。その後、(園村健介)監督に「なぜ、私を選んでくださったんですか?」と聞いたら、「目がとても良かった」と言われたんです。オーディションでは簡単な蹴りとかもやったので、動きとかの理由ではなかったのが、少し意外でした。

 

──国内外のアクション映画のアクション監督を務められている園村健介さんの監督作ということに対する怖さやプレッシャーみたいなものはありませんでしたか?

 

坂ノ上 そうですね、クランクインまでの時間があまりなかったこともあり、短期集中で練習させていただきました。重力を生かしたスピード感でかっこよく魅せる園村監督流のメソッドがあるのですが、それを身体に叩き込みながら楽しくやらせてもらいました。あと、銃の持ち方などは「ウルトラマンX」での役作りの訓練で学んでいましたが、発砲するようなガンアクションは今回が初めてでした。

 

映画愛からモノ作りを楽しまれているところが、私にはとても新鮮でした

──本作は小沢仁志さんの「還暦記念映画」であり、野原は小沢さん演じる虎田率いるチームの一員でもあります。

 

坂ノ上 小沢さんとは以前『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』で共演したときから、本当は怖い人じゃないということを知っていましたから(笑)、「どうしよう?」という心配は一切ありませんでした。ただ、クランクイン2日前に、私が練習中に足を脱臼してしまい、救急車で運ばれてしまったんです。それでテーピングして、初日に現場に入ったとき、小沢さんから「坂ノ上、俺は“大丈夫か?”とは言わねぇ。やるのか、やらねぇのか?」と言われました。そういう力強く背中を押してくれるような優しさがある方なんです。

 

──小沢さん以外にも、山口祥行さんや本宮泰風さんらが集結した独特な撮影現場の空気感は、いかがでしたか?

 

坂ノ上 私は平成生まれなのですが、「昭和(の現場)ってこういうことなんだな!」という感じでした。体育会系の熱い方たちが集まって、自分の出番以外のシーンでも現場にいて、「ああだ、こうだ」と意見を交わしている感じとか、時に意地を張り合っている感じとか、映画愛からモノ作りを楽しまれているところが、私にはとても新鮮に見えました。打ち上げでも、小沢さんから「現場は芝居を勉強ができる宝箱みたいな場所。だから、自分の出番がないときも、監督の隣で一緒にモニターを見て、今のカットはなぜNGだったのか、を見極めろ」と言われました。

 

──男性だらけの特捜班のなかで、「紅一点の新米キャラ」として活躍していくことに関しては?

 

坂ノ上 これまでの作品でも紅一点の立場が多かったこともあって、現場に戸惑いみたいなものは一切なかったです。皆さん強面なのに、空き時間も構ってくださいますし……(笑)。キャラ立ちしていることに関しては、とても演じやすくて、ありがたかったです。ショッピングモールでの大乱闘シーンを一晩かけて撮影したのは、とても大変でしたが、なかなかできない体験だと思うので、いい思い出になりました。

 

「20代でアクションできる女優は?」というときに「坂ノ上茜」と挙げてもらえる一本に

──そのほか、福岡ロケでの思い出は?

 

坂ノ上 福岡では、いっぱいおいしいものを食べさせていただきました。あと、私の地元が熊本なので、福岡にいる友だちも多いんです。撮影期間中に、ちょうど私の誕生日があり、撮影終わりで福岡にいる友だちの家に行ってお祝いしてもらいました。そしたら、熊本にいる友だちと鹿児島にいる友だちも仕事終わりに駆けつけてくれたんです。そこに関しては、今回演じた野原とシンクロしている部分がありましたね。野原は仕事の合間の少ない休みに、友だちと会ってガールズトークしていますから。ちなみに、翌日には小沢さんたちに「お前の好きな焼肉喰いに行くぞ!」と祝ってもらいました。結果、24時間でケーキ3つ食べて太りました(笑)。

 

──そんな『BAD CITY』は坂ノ上さんのキャリアにおいて、どんな一作になったと思いますか?

 

坂ノ上 念願だったアクション映画に、しかもこんな座組の作品に出られて、とても光栄でした。そして、「20代でアクションできる女優って誰がいる?」というときに「坂ノ上 茜」と挙げてもらえる一本になったらいいなって思います。それだけ、私自身も頑張りましたし、完成した作品を試写で観たときも、アクションシーンでは瞬きだけでなく、息もできないぐらい興奮しましたから!

 

23年はすでに3本の出演映画が公開予定。今後もいろいろな役を演じていけたら

──今年は2月には主演映画である『ぬけろ、メビウス! !』、夏にはヒロインを務めた『神回』が続けて公開されます。

 

坂ノ上 『BAD CITY』では新米刑事でしたが、『ぬけろ、メビウス! !』は大学受験を目指す契約社員ですし、『神回』はタイムリープする女子高生を演じています。このように幅広い年齢の役柄をやらせてもらっているので、とてもありがたいです。今後もいろいろな役を演じていけたらいいですね。

 

──現場に必ず持っていくモノを教えてください。

 

坂ノ上 とにかく寒がりなので、「イオンドクター」のレッグウォーマーです。毎年10月あたりに気温が下がったタイミングで「今年は乗り越えられないかもしれない……」と思う私を救ってくれる1本です。中わたが天然鉱物パウダーという素材で、外はシルクで、とても暖かくて、春すぎぐらいまで、移動中も寝るときも、ずっと履いています。友だちから「レッグウォーマー履いてないと死んじゃうの?」と言われるぐらい。1年ごとに買い替えるんですが、売り切れる前の5月ぐらいに買っています! ちなみに、これを履くために、冬場はずっとワイドパンツ姿です。

↑坂ノ上さん愛用の「イオンドクター」のレッグウォーマー。シーズン前には必ず手に入れていると言います

 

 

© 2022「BAD CITY」製作委員会

BAD CITY

2023年1月20日から新宿ピカデリーほかにて公開

【映画「BAD CITY」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
製作総指揮・脚本:OZAWA
監督・アクション監督:園村健介
主題歌:クレイジーケンバンド「こわもて」(doublejoy international/UNIVERSAL SIGMA)
出演:小沢仁志
坂ノ上 茜、勝矢、三元雅芸
中野英雄、小沢和義、永倉大輔
山口祥行、本宮泰風、波岡一喜、TAK∴
壇蜜、加藤雅也、かたせ梨乃、リリー・フランキー

(STORY)
ある夜、「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が死体となって発見された。それは、韓国マフィアの仕業であった。その韓国マフィアの幹部・金数義(山口祥行)が密談していたのは、巨大財閥である五条財閥の会長・五条亘(リリー・フランキー)。五条が無罪となった判決には必ず裏があると踏んでいる検察庁検事長の平山健司(加藤雅也)は、公安0課の小泉香(壇蜜)を使い、秘密裏に特捜班を結成。メンバーは、熊本(勝矢)、西崎(三元雅芸)、野原(坂ノ上茜)、そしてもう一人…ある事件を起こした容疑で拘置所に勾留中の元強行犯警部・虎田誠(小沢仁志)である。
果たして虎田たち特捜班は、五条を検挙することができるのか?
「真の悪の存在」や「裏切り者」は誰なのか?
欲望が渦を巻くこの街で繰り広げられる、欲望の果てに見える景色とは―。

© 2022「BAD CITY」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク:塩田勝樹(Sui) スタイリスト:豊島今日子

島崎遥香が『シて彼』の役柄で久間田琳加主演『ブラザー・トラップ』第2話に出演「むしろ最終話まで出てやろうかなって(笑)」

『ブラザー・トラップ』左から)山中柔太朗、島崎遥香、久間田琳加©TBS

 

TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で1月24日(火)からスタートする久間田琳加主演の新ドラマ『ブラザー・トラップ』(TBSほか 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分)の第2話に、1月17日(火)に最終回を迎える『私のシてくれないフェロモン彼氏』の主人公・水川黎(島崎遥香)が登場することが決定した。

 

『ブラザー・トラップ』は、電子コミックサービス「LINEマンガ」で1億3000万ビューを突破した人気漫画を実写化。元カレとわだかまりが残ったまま別れてしまったことがきっかけで、恋愛に積極的になれなれない大学生・立花あかりに訪れた久々の恋。しかし、相手の年下男子・成瀬和泉はなんと元カレの弟だった。その事実を、いつしか本人たちも知ってしまい…。この三角関係を中心に繰り広げられる、繊細で一途なドキドキのピュアラブストーリーだ。

 

主人公の立花あかりを久間田琳加、あかりと引かれ合う年下男子・成瀬和泉を山中柔太朗、2人の関係を揺さぶる和泉の兄・成瀬大和役に塩野瑛久が演じる。

 

このたび『ブラザー・トラップ』第2話に、『私のシてくれないフェロモン彼氏』の主人公・水川黎(島崎遥香)が登場することが決定した。

 

『私のシてくれないフェロモン彼氏』は、イケメンで完璧なのに“シてくれない”年下彼氏に翻弄される主人公・水川黎と、「好きな人とはただ一緒にいるだけで幸せ。なんでそれだけじゃだめなの?」という性欲が“凪”なフェロモン彼氏・有馬柊人(渡邊圭祐)が、お互いのことを真剣に考えるからこそすれ違い続ける、不器用なふたりのじれったすぎる“寸止め”ラブストーリー。

 

島崎演じる水川黎は、『ブラザー・トラップ』第2話で、あかり(久間田)と和泉(山中)のシーンに登場。黎があかりと和泉にどのように絡んでいくのか注目だ。

 

『私のシてくれないフェロモン彼氏』は、1月17日深夜1時13分から最終話を放送。ついに一夜を共にし、幸せいっぱいの黎と柊人。そんな中、柊人は伊坂(山中聡)から、写真集を出すために海外で行う撮影にアシスタントとして1年ほど同行しないかと持ちかけられる。だが、黎と離れ離れになりたくない柊人は即答で断ってしまう。そのことを知った黎は、ある決断をする。果たして、シてくれないからこそたどり着いた2人なりの幸せの形とは…。

 

久間田琳加 コメント

共演シーンは一瞬だったんですけど、島崎さんとお会いするまでドキドキしていました。でも、面白い企画ですし、せっかく島崎さんとご一緒できるのだから、しっかり頑張ろうと思って臨みました。
突然登場するので視聴者の方々はびっくりされるのではないかと思いますが、どこで登場するのか予想しながらぜひ楽しんでご覧いただきたいです。

 

山中柔太朗 コメント

島崎さんとご一緒させていただくお話をいただいた際は少し緊張していましたが、いざ現場でお会いしてみるとすごくすてきで優しい方でした。
このクロスオーバー企画はとても面白いと思います。このような試みがあるからこそ、ドラマストリーム枠のファンも増えて盛り上がっていくのだろうと感じました! ぜひ楽しんでご覧いただきたいです。

 

島崎遥香 コメント

今回の撮影はすごく楽しかったです! 私が出演するのは第2話なのですが、意地でも3話・4話、むしろ最終話まで出てやろうかなって思いました(笑)。そのくらいこの企画は楽しかったです!
あの2人にしか出せない空気感があり、それがとてもピュアですてきだなって今回共演してみて思いました。ぜひ皆さんそのあたりにも注目してこのドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。

 

番組情報

ドラマストリーム『ブラザー・トラップ』
TBSほか
2023年1月24日(火)地上波放送スタート
毎週火曜 深夜0時58分~1時28分

先行有料配信:1月17日(火)より「Paravi」「U-NEXT」にて毎週火曜正午配信予定
※1月24日(火)地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」「Yahoo!」にて無料1週間見逃し配信

<出演者>
立花あかり役:久間田琳加
成瀬和泉役:山中柔太朗
藤宮遥役:工藤遥
駒井瑛太役:若林時英
三宅絵里子役:渡邉美穂

成瀬由紀役:NANA(MAX)
成瀬大和役:塩野瑛久

<スタッフ>
原作:日向きょう「ブラザー・トラップ」(ジーンLINEコミックス/KADOKAWA刊)
脚本:おかざきさとこ
プロデューサー :阿部愛沙美
配信プロデューサー:大原拓真、今井夏木
演出:坂上卓哉、尾本克宏、府川亮介
制作プロダクション:TBSスパークル
製作:『ブラザー・トラップ』製作委員会

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/brothertrap_tbs/
公式Twitter:@drama_streamtbs
公式Instagram:tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

©『ブラザー・トラップ』製作委員会

 

吉高由里子×北村匠海が贈る“突然のキスから始まる恋物語”『星降る夜に』放送スタート

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

吉高由里子が主演を務めるドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)が、1月17日(火)からスタートする。

 

吉高由里子×北村匠海×恋愛ドラマの名手・大石静脚本という最高の布陣が、テレビ朝日“火曜よる9時”の新ドラマ枠に集結。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)という、命のはじまりと終わりをつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく『星降る夜に』。そんな本作が、ついに1月17日(火)からスタートする。

 

心が研ぎ澄まされるような静けさの中、どこまでも広がる満天の星空。そんなハッと息を呑むような美しい映像と共に始まる『星降る夜に』。そこから2分にわたり無音で紡がれるのは、物語のプロローグとなる“音のない世界を生きる一星の世界”だ。

 

湖畔で写真を撮る一星のそばに、ふと笑顔で現れ、何かを語りながら星空を見上げる鈴。まるで吸い寄せられるかのような表情を浮かべながら、彼女にカメラを向けシャッターを切る一星。そして突然のキス。静寂を破るほど衝撃的で、まるで夢のような2人の出逢いが、観る者の心をも一瞬で奪うだろう。

 

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

いっぽう、そんな夢現な星降る夜の出逢いは、主人公・鈴の心も大きく揺さぶることに。断りもなくカメラを向けてきたかと思えば、図々しく鈴のお酒を勝手に飲み、声をかけても何も語らない。だが、鈴が寒そうにしていると、自分のマフラーを巻いてくれる優しくて不思議な青年。そんな彼と突然キスまでしてしまった鈴は、戸惑いながらも、本能の恋の扉をそっと開いていき…。

 

星空の下で出逢った、10歳差の男女の“誰よりも純粋で、誰よりも自由な恋の始まり”をロマンチックかつ刺激的に、そして繊細な描写の中にコミカルさも散りばめながら描く第1話。世間の決めた概念を超えて、愛を知っていく鈴と一星の出逢いにきっと胸が踊るはず。

 

本作は、大石が生み出した“美しく情熱的な大人のピュアラブストーリー”に、さらなる情感をもたらすキャスト陣の芝居にも期待が高まる。中でも、一星と出逢うことで徐々に自分自身を開放していく鈴のちょっぴりぎこちない心模様を丁寧に演じる吉高、ちょっと強引で子どもっぽいけれど、とてつもない魅力を放つ一星を愛くるしく演じる北村。たとえ彼らと同じ境遇ではなくとも、その心情に思わず寄り添い、感情移入してしまうだろう。

 

また、45歳の心優しき“ポンコツ天然”新人ドクター・佐々木深夜を演じるディーン・フジオカのポンコツ演技も見逃せない。劇中では検尿を頭から被ったり、周りから総ツッコミされる変顔を見せたり、年下の鈴に「おいで」と呼ばれたり…。今までのディーンのイメージを180度覆す、キュートな新境地を披露する。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

予告編

 

番組情報

『星降る夜に』
テレビ朝日系
2023年1月17日(火)スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/hoshifuru_yoruni/

 

横野すみれ ピンクのシースールー衣装で“可愛い”に全振り!「一緒に暖まってほしいです」

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

ゼロイチファミリア所属の横野すみれが、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』通常版の表紙に掲載。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

2021年5月に、NMB48メンバーとしての活動辞退をした横野。そこから約1年を経た2022年4月30日に自身のTwitterアカウントで画像4枚に渡る文書を発表し、自身の想いと新たにゼロイチファミリアに所属することを発表していた。

 

そんな彼女が『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』の表紙に登場。「アイドルの頃から密かに単独表紙をしてみたい…! と思っていた」という掲載への喜びから、撮影のエピソードやお気に入りの衣装についてもインタビューで語っている。

 

横野すみれ インタビュー

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

◆『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』表紙おめでとうございます。

たくさん思い出のある『BOMB』さんに掲載していただけることができて本当に光栄ですし、ありがたいです。
アイドルの頃から密かに単独表紙をしてみたい…! と思っていたので、今回応援してくださる皆さんも私と同じぐらい喜んでくれたみたいでうれしかったです。
もう冬本番で寒い日が続いていますが、『BOMB』を見て一緒に暖まってほしいですね。

 

◆お気に入りの衣装やシチュエーションはありますか?

“ラブスペシャル”ということで、ピンク色のかわいいスタジオでピンク色の羽を飛ばしてピンク色のシースールー衣装を着て、まさにピンク尽くしの撮影でした!
こんなに全部がピンクなのは今までにない感じだったので、すごくテンション上がりましたー! 一度、可愛いに全振りした撮影をしてみたかったので、今回それができてうれしかったですね。
あとはベッドで着ている白いランジェリーも可愛くてお気に入りです。私は可愛い下着を着たり集めるのが好きなんですが、白いランジェリーのレースのデザインがきれいで欲しくなっちゃいました(笑)。

 

◆ファンコミュニティ「すーふぁみりー」について教えていただけますか?

「すーふぁみりー」は私のファンコミュニティで、ほぼ毎日、日記、ボイス、動画、ギャラリーなんかのコンテンツが更新されております。SNSには書ききれないことだったり、私の気持ちや日常などが見れちゃいます!
生配信では、雑誌の撮影風景だったり、フォトブックの内容をファンの方から意見もらったりして一緒に方向性など決めたりもしています。今年はすーふぁみりー会員限定のイベントも計画中なので、ぜひ遊びにきてください!

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

WEB

横野すみれ 公式Twitter:https://twitter.com/yokono_sumire
横野すみれ 公式Instagram:https://www.instagram.com/yokono_sumire/
すーふぁみりードットコム:https://suufamily.com

©佐藤裕之/BOMB

前田敦子主演『ウツボラ』全キャスト&予告映像解禁 北村有起哉が美しい双子に翻弄される作家役 藤原季節、平祐奈らも出演

3月24日(金)に放送・配信スタートする前田敦子主演の連続ドラマW-30『ウツボラ』(WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド)のオールキャストと予告映像が解禁された。

原作は、「同級生」シリーズなどで知られる漫画家・中村明日美子によるサイコサスペンス。連載当時、ミステリアスな展開と官能的な描写が話題を呼び、「このマンガがすごい2011」第7位にランクインした同作は、完結後も読者による考察が繰り広げられるなどカルト的な人気を誇っている。

 

ある日、謎の死を遂げた美しい女性「朱」。彼女と入れ替わるように、人気作家・溝呂木の前に、朱の双子の妹と名乗る「桜」が現れる。実は溝呂木は、朱の小説「ウツボラ」を盗用していた。「ウツボラ」の原稿を持つ桜はある提案を持ちかけ、溝呂木はやがて深い闇へと追い詰められていく。一方で、刑事たちは朱の死の真相を追っていた。果たして、事件の真相とは。

 

前田が一人二役で演じる「朱」と「桜」に翻弄される作家・溝呂木舜役には、北村有起哉。小説を書くことができなくなっていた溝呂木は、新連載「ウツボラ」で再び脚光を浴びるが、それは「朱」の作品を盗用したものだった。「朱」が謎の死を遂げたことで焦った彼は、彼女の妹を名乗る「桜」が続きの原稿を持っているのではないかと思い接近。誘惑に抗えず、盗作という闇へと足を踏み入れる中年作家の葛藤を、哀愁かつ色気の漂う演技で見せていく。

 

さらに、溝呂木の作家としての才能にほれ込みつつも彼の盗作を疑う担当編集者・辻真琴役に、藤原季節。幼い頃から溝呂木に恋心を抱き、彼の身の回りの世話をする姪・溝呂木コヨミ役に、平祐奈。ビルから飛び降りた「朱」の怪死事件を捜査する刑事・望月剛役に、おかやまはじめ。

 

望月の部下で、同じく怪死事件の真相を追う刑事・海馬芳嗣役に、武田航平。溝呂木の盗作問題に固執していく辻を見守る作家・野宮愛役に、雛形あきこ。そして、溝呂木の大学時代からの友人で作家仲間の谷田部理役を、渡辺いっけいが演じる。

 

併せて解禁された60秒の予告映像には、溝呂木と抱き合う「朱」と「桜」の姿が。彼女たちは別人でありながら、肌を重ねた溝呂木は、彼女たちの輪郭が確かに重なるような印象を抱く。人間の心に潜む「欲望」の終着点はどこにあるのか。「朱」の怪死事件と小説「ウツボラ」を巡って、物語は思いもよらない結末へと向かっていく。

 

連続ドラマW-30『ウツボラ』予告映像

番組情報

連続ドラマW-30『ウツボラ』

WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド

2023年3月24日(金)午後11時30分~放送・配信スタート

 

原作:中村明日美子『ウツボラ』(太田出版刊)

脚本:小寺和久、井上季子

音楽:岩本裕司、前田恵実

監督:原廣利

 

出演:前田敦子 藤原季節 平祐奈 おかやまはじめ 武田航平 雛形あきこ 渡辺いっけい 北村有起哉

 

製作:WOWOW、The icon

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/utsubora/

若月佑美インタビュー「しっかりしているイメージを持たれがちなので、ゆるキャラになりたいです(笑)」ドラマ『ワタシってサバサバしてるから』

物まねタレントの丸山礼さんがトラブルメーカーの主人公・網浜を演じていることでも話題のコメディドラマ『ワタシってサバサバしてるから』(NHK総合 毎週(月)~(木)後10・45~11・00)。“自称サバサバ女子”の網浜に日々振り回される同僚・安藤を演じる若月佑美さんに、作品の印象や楽しい撮影エピソードなどを聞きました。

◆まずは、作品全体の印象からお願いします。

“自称サバサバ女子”って実際にいると思うんですけど、原作が漫画ということもあって、網浜さんほど度を越した人はあまりいないと思うんです(笑)。だからこそ笑えて、安心して見られるんですけど。とにかくこれは、巻き込まれていく人が普通の人であればあるほど面白いというか。視聴者の皆さんも巻き込まれる側になって網浜さんの言動を見るような作品だなと思って。今回私自身が求められている役割もそういうことだと思い、今回は敢えて普通の人でいこうと思って役を演じました。

 

◆網浜みたいな女性をどう思いますか?

どう付き合っていけばいいのか、ちょっと難しいですよね(笑)。自分が止められるような感じだったら「ちょっと網浜さん!」ってツッコめると思うんですけど、いろいろな方向に自分の考えを好き勝手に発信しちゃう人なので。ちょっと近くにいたら大変かもしれないなと思います。

 

◆若月さんは今回、そんな網浜と同じ出版社で働く安藤を演じるんですよね。

私自身「Oggi」で普段お仕事をさせていただいていて、話題になっているレストランを編集の方に教えていただいたりすることがあって。きっとファッション誌にいらっしゃる方はいろいろな流行を発信していらっしゃるんだろうなと感じたので、そういう部分を役に取り入れられたらと思いました。あとはイヤリングなどの小物を衣装さんと相談して、おしゃれ感を出すように心掛けたりもしていて。雑誌の編集をされている方って、本当に忙しくて大変だと思うんです。お仕事だけでも大変なのに、この作品ではさらに網浜さんがやりたい放題をやっているので、ノンフィクションじゃなくてよかったなって(笑)。

 

◆キャラクターとしての安藤はどんな印象ですか?

本来の立ち位置で言うとツッコミ役なんです。でも監督とお話させていただく中で、あまりツッコみすぎるのも逆に面白くなくなってしまうかもということで。「何でやねん!」みたいにツッコむのではなく、網浜さんの行動に対して「え…何で?」とそっと言ったり、心の底から引いていたりするような表情を意識しました。

 

◆まさにそこが「普通の人」というところですね。

今回の私の役はそこまで大きなキャラクターが付いているわけでもなく、そういう意味では栗原類さんが演じられているアメリカの大手通販会社CEOのジェームズさんなどがキャラクターとしては濃かったりするので(笑)。安藤はそういった人たちの中間に立つ人というか、網浜さんに対しても毛嫌いしたり変にいじったりせずに“そういう人なんだ”と思って付き合っているんですよね。なので、同じく同僚を演じる藤川役の佐々木史帆さんとも話し合って、「もう関わらないでくださいよ~」と言いながらニヤニヤしている感じぐらいのスタンスで演じるようにしました(笑)。

 

◆アドリブがかなり飛び交う現場だったそうですね。

ものすごかったです!私は受けのお芝居をする役どころだったのでそこまで自分からアドリブは仕掛けていないのですが、お芝居が終わってもしばらくカットがかからないんです。そうすると、礼ちゃんが目の前にある物を使って何か面白いことをしようとしてくれて(笑)。絞り出すからこそ意味が分からない面白さが出てくるんですよね。オンエアでは実際にどこまで使われるか分からないですけど、そういうところにも網浜さんがみんなを巻き込んでいく感じが出ていてよかったなと思います。ちなみに礼ちゃんはカットがかかってもお芝居を止めないのはもちろん、食べることもやめなくて。レストランのシーンではポテトを一人でひたすら食べていたのが面白かったです(笑)。

 

◆丸山さんと一緒の現場は楽しそうですね。

今回初めましてだったのですが、テレビで拝見していたイメージ通りの方でした。周りに積極的に話しかけて、面白いことをずっと話してくださいましたし。あとキャラクターに入り込むのがすごく上手で、カメラが回るとパッと切り替わるんです。もちろん網浜さんのハイテンションな感じは普段の礼ちゃんにも通じるところがあるんですけど、ご本人が「網浜が入っちゃうと何でもできちゃう」と言っていたので。役に入るスイッチはすごいなと思いました。女性っぽいかわいらしい面もあって、今度一緒に遊園地に行く約束もしています!

 

◆網浜は、自分がサバサバしている人間だと思われたいと考えているキャラクターです。若月さん自身は、周りにどんな人間だと思われたいですか?

私自身、第一印象までいかずとも、ちょっとお話をさせていただいた方には「しっかりしているね」とか「男前だね」って言われるんですよね(笑)。そう言われることもイヤではないんですけど、私は意外と「ポンコツだね」って言われたいです。「しっかりしているね」と言われると、しっかりしなきゃと思って頑張るんですけど。意外と抜けているところもあるので、そこを知ってくれているとうれしいかもしれません。本当に小さいことですけど、道を間違えることも結構多いんですよ。なのに地図も見ずに、反対方向にしばらく進んでしまったりすることもあって…(笑)。あとこれは言われたことはないのですが、「静かだよね」も言われたいです。私、家だとものすごく静かなんですよ。一人でいるときは当たり前ですけど、「話さなくていいよ」と言われるとすごく静かにしています(笑)。誰かと喋るときも、スイッチを入れないと喋ることができないですし。大人になるとなかなかそういう指摘はされないと思いますが、ゆるキャラになれるように頑張ろうと思います(笑)。

 

◆ところでちょうど年が明けましたが、2022年はどんな年でしたか?

お仕事の面ではいろいろなことをやらせていただきました。ドラマはもちろん、舞台も久しぶりにやらせていただきましたし。その後、アートの方で賞を頂いたり(第106回二科展のデザイン部門で特選賞を受賞)、この年末年始もミステリーにコメディーと幅広い作品をやらせていただきました。2023年は一つ一つのお仕事を振り返りながら、自分の得意なものや不得意なものを明確にしたいですし、将来どういう人になりたいかというところも整理できたらと思っています。

 

◆この1年間で何か新しく発見したことはありますか?

韓国ドラマが大好きなのですが、俳優のファン・イニョプさんに勇気をもらいました。今31歳ぐらいで、最初はモデル業をされていて、俳優業に入ったのがここ最近みたいなんです。『女神降臨』という作品をきっかけに一気にお名前が広まって、インスタグラムのフォロワーやファンが増えたというのを知って。ひたむきに何かを頑張っていたら一瞬で人生が変わることもあるんだというのを教えてもらって、私ももっと頑張らなきゃと思いました。

 

◆若月さん自身、2023年は20代ラストイヤーでもありますよね。

女性としては若くいたいけど、俳優としては年上に見られた方がいいのかなとか、今そこのバランスを取るところで葛藤しています(笑)。例えば大人の男性と交際する役を演じるとき、見た目としてもう少し大人っぽければ説得力を出せるんだろうなとか。私なりにうまくバランスを取りながら、いろいろなお仕事にチャレンジしていけたらと思っています。

 

PROFILE

●わかつき・ゆみ…1994年6月27日生まれ。静岡県出身。O型。最近の出演作にドラマ『家電侍スペシャル ストップ!忠臣蔵』『invert 城塚翡翠 倒叙集』『競争の番人』『新・ミナミの帝王』、映画「ブラックナイトパレード」「劇場版ラジエーションハウス」「桜のような僕の恋人」、舞台「薔薇王の葬列」など。現在、「Oggi」美容専属モデルとしても活躍中。

 

番組情報

『ワタシってサバサバしてるから』

NHK総合 毎週(月)~(木)後10・45~11・00

 

<STAFF&CAST>

原作:とらふぐ・江口心

脚本:福田晶平

演出:伊藤征章

制作統括:中山ケイ子、訓覇圭

プロデューサー:大瀬花恵

出演:丸山礼、トリンドル玲奈、犬飼貴丈、栗原類、鞘師里保、本多力、若月佑美、小林涼子、佐々木史帆/和田正人、マギー、山田真歩/栗山千明、笹野高史 ほか

お魚さん(ストーリーテラー):アンミカ

 

<STORY>

編集部員の綱浜奈美(丸山)は歯に衣着せぬ言動で日夜事件を起こし続け、仕事ができる新人の本田麻衣(トリンドル)を勝手にライバル視していた。そんな中、同僚の安藤(若月佑美)が企画した営業部エースでモテ男の山城達也(犬飼)らとの合コンに割り込んだ網浜は、本田に対抗心を燃やしてマウントを取ろうとする。だが本田もそれに屈しないため、二人の対決はヒートアップしていく。

 

●photo/中田智章 text/橋本吾郎

 

馬場ふみか&野村周平インタビュー「復讐劇としてはもちろん、人間物語としても見応えがあると思います」『夫を社会的に抹殺する5つの方法』

1月10日(火)スタートの『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京系)で、冷え切った夫婦を演じる馬場ふみかさんと野村周平さん。演じる役柄はモラハラ夫と彼に復讐する妻役だが、初共演から8年、何度となく共演していることもあり気の合う間柄のお2人。ドラマの見どころや撮影エピソード、意外な素顔まで、楽しいトークを繰り広げてくれました。

©テレビ東京

 

◆最初にこのドラマの内容を聞いたとき、どう思いましたか?

馬場:やっぱり、タイトルに驚きました。きっととんでもない作品になるんだろうなと。

 

野村:タイトルでだいたい内容を察しましたし、これが放送された後、めっちゃ嫌われるんだろうなと。みんなやりたがらないから、オレのところに来たのかな?

 

馬場:(笑)。でも悪い役演じるの、楽しくないですか?

 

野村:いや、さすがにここまでだと(笑)。これを楽しんでやってたらやばいからね。

 

◆改めて、自分の演じる役どころをどう捉えていますか?

馬場:茜は専業主婦で、本来はすごく強い、芯のある女性だと思うんです。でも、野村君演じる大輔との結婚生活の中で、本来の自分を見失っている感じですね。

 

野村:本当にいい奥さんだし、理想の主婦な馬場ちゃんをぜひ見てほしいですね。

 

馬場:料理が上手で、毎日ホテルで出てくるような豪華な食事を用意するんです。

 

野村:なのに大輔はモラハラだから、「いらない、仕事行ってくるわ」みたいな。つらいですよ、あんなおいしそうなもの並んでるのに(笑)。

©テレビ東京

 

◆どのように役作りをしたのか、参考にした人などはいますか?

野村:いても、言えないからなぁ。

 

馬場:「モラハラの参考にしました」って(笑)。

 

野村:バレたら、めちゃめちゃ怒られる(笑)。まぁ、さすがに参考にした人はいませんけど、さまざまな作品を見たりしました。

 

馬場:あとは監督が、結婚前はどういうふうに生きてきて、何が好きで、どういう友達がいてみたいな資料を作ってくださって。それを読んで、自分の中に落とし込む作業をしました。あとは誰でもそうだと思いますけど、誰かといるときと1人でいるときは違うので。表情の違いや復讐により変化していく感情を、しっかり表現できればと思っています。

 

◆役を引きずることはありませんか?

馬場:あまり普段の生活には影響しないですね。

 

野村:今回の俺の役なんて、引きずったらやばいですよ。

 

馬場:(笑)。わりとスイッチング系ですよね、私たち。

 

野村:プライベートでは、「うわー!」

 

馬場:「イエーッ!」ってタイプなので(笑)。

 

◆お2人は気が合いそうですね。

馬場:(笑)。野村君とは、共演歴も長いんです。私のデビュー作、高校生のときからなので。共演するたびに、エネルギーがすごいなと感じます。

 

野村:馬場ちゃんはプライベートでも仕事現場でもあまり変わらないんですよね。他の人といるときがどんな感じか分からないですけど、少なくとも裏表のない、親しみやすい人だと思います。

©テレビ東京

 

◆劇中、大輔は茜に対しひどい仕打ちをしますが、お2人がこれをされたら嫌だなということはありますか?

馬場:私、大抵のことは大丈夫なんですけど、世の中の流れに逆行するような発言をしている人を見ると、どうなんだろうとは思います。モラハラもそうですけど、これだけ社会問題化しているのに、まださらっとモラハラ的な発言をする人、いるじゃないですか。

野村:夫婦間だけじゃないもんね、モラハラって。芸能人に対する悪口、陰口だって、一種のモラハラみたいなもんですよ。傷ついてるんですから(笑)。

 

◆逆に自分を“抹殺”するとまではいかないものの、これには弱いというキラーなアイテム、動物、食べ物などはありますか?

馬場:私はパンダですね。特に赤ちゃんや子供のパンダは動きが人間みたいで、愛らしくて。なかなか実際、動物園に行けないんですけど、今はいろいろ動画を配信してくれる人がいるから、そういうのをつい見ちゃいます。あと、パンダのグッズを見ると買っちゃうし。

 

野村:オレはバイクと車ですね。もう、すぐ手が出ちゃう。

 

◆例えば、どんな車やバイクに弱い?

野村:語り始めると長いですよ。この取材じゃ時間が足りなくなっちゃう。

 

馬場:短めにしてもらっていいですか(笑)。

 

野村:(笑)。簡単に言えば、アメリカの車やバイクですね。日本車も好きですけど。あと、飼い犬のおやつもすぐ買っちゃうし、釣りも好きだから、釣り道具にも目がないし…。

 

◆野村さんは弱いものがたくさんありますね(笑)。

馬場:ね(笑)。多趣味でアクティブだから。

©テレビ東京

 

◆放送タイミング的には新年ということで、新しくやってみたいことはありますか?

野村:もう、いろんなことやってますからね。強いて言うなら、いとこのお年玉をちょっと上げてやろうかな、ぐらい(※取材時は12月中旬)。

 

馬場:おっ、金額を?

 

野村:金額を。もう20歳ぐらいだし、ちょっと増やしてあげないとね。

 

馬場:20歳まで!? それもう、あげてるだけですごいですよ。

 

◆馬場さんは親戚にお年玉をあげたりしないんですか?

馬場:姪ちゃんにはあげていますね。ただ、あげているというか、勝手に…。

 

野村:引き落とされてるの!?(笑)

 

馬場:(笑)。お誕生日プレゼントとかも、「好きなもの買って」と言ってるんですよ。そしたら、私の口座から引き落とされるんです。先日、テレビ買っていたのには驚きました。会ったとき、「これふみちゃんに買ってもらったの」って(笑)。

 

野村:すごいな(笑)。

 

馬場:いいんです。かわいくて仕方ないんで。

 

◆最後に、ドラマの見どころをお願いします。

馬場:序盤は、復讐に至るきっかけみたいなものが描かれていく感じなんです。なぜ茜が復讐を決意したのか、野村君のモラハラっぷりと共に見ていただければと思います。

 

野村:(笑)。なかなか普通のドラマにはないような、過激なシーンもあるので。そこはリアルに描いていきたいし、楽しみにしていただきたいですね。ただ、そんなひどいシーンばかりでもないんですよ。

 

馬場:昔の回想で、ラブラブデートしたりしてるんです。こんな頃もあったんだなって。

 

野村:なんか、デッサンしたりしてね。

 

馬場:そうそう、野村君が私の絵を描いてくれて。

 

野村:そういうシーンのときは、景色もきれいだったりするので。さっきのご飯の話もそうですけど、細かいところまで気が付いてくれたらいいなと。

 

◆回を追うごとに、立場が逆転していく感じなんでしょうか?

野村:ただ、茜が自ら復讐を仕掛けるわけでもないんです。黒幕的な人がいて、そいつがいろいろけしかけてくるので。

 

馬場:そうなんです。自分から復讐しようというのではなく、自然と復讐する流れになっていくというか。

 

野村:後半にかけて大輔や茜の心情の変化もだんだん描かれていくので、復讐劇としてはもちろん、人間物語としても見応えがあると思います。

 

馬場:結果的に、ほかの人との向き合い方やSNS、インターネットとの付き合い方みたいなことも考えさせられる話になっているので。人間の内面、奥深さみたいなものも味わっていただきたいです。

©テレビ東京

 

PROFILE

馬場ふみか

●ばば・ふみか…1995年6月21日生まれ。新潟県出身。AB型。出演作に連ドラ『恋と弾丸』『やんごとなき一族』など。『連続ドラマW ギバーテイカー』(WOWOW)が1月22日(日)スタート。映画「ひとりぼっちじゃない」が3月10日(金)公開。

 

野村周平

●のむら・しゅうへい…1993年11月14日生まれ・兵庫県出身。AB型。出演作に連ドラ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』など。映画「そして僕は途方に暮れる」が1月13日(金)公開。

 

番組情報

ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法』

テレビ東京ほか

2023年1月10日(火)スタート

毎週火曜 深夜0時30分〜1時

 

出演:馬場ふみか、野村周平、佐藤玲、岡本夏美、永瀬莉子、持田将史/森カンナ/渡辺いっけい、宮崎美子

原作:「夫を社会的に抹殺する5つの方法」アップクロス・三田たたみ/GIGATOON Studio(DMMブックス連載中)

脚本:上村奈帆、小坂志宝、服部紘二、倉地雄大(テレビ東京)

監督:上村奈帆、進藤丈広

プロデューサー:倉地雄大 (テレビ東京)、櫻田惇平(ホリプロ)

制作協力:ホリプロ

製作著作:テレビ東京

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/otosatsu/

公式Twitter:https://twitter.com/tx_otosatsu

公式Instagram:https://www.instagram.com/tx_otosatsu/

 

©テレビ東京

 

●text/小山智久

“娘”吉田美月喜と“母”常盤貴子が真正面から衝突する「あつい胸さわぎ」

吉田美月喜と常盤貴子が母娘役でダブル主演する映画「あつい胸さわぎ」(1月27日(金)公開)より、本編シーン映像が解禁された。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

若年性乳がんを患った主人公・千夏(吉田美月喜)と、子離れできない母・昭子(常盤貴子)の複雑な親心を描く本作。吉田と常盤がダブル主演を務め、奥平大兼、前田敦子、佐藤緋美らが出演する。

 

今回解禁されたのは、千夏と昭子の親子の衝突を捉えた本編シーン。小説家を目指して芸大に通う千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」のことで頭を悩ませていた。千夏の初恋の相手は、同じ地元の小・中学校の幼なじみ・光輝(奥平大兼)で、大学で光輝と再会した千夏は、再び自分の胸が躍り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことに。

 

大学の近くで一人暮らしをする光輝に憧れた千夏は、一人暮らしの物件探しを光輝に手伝ってもらう。一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基晴(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に引かれはじめ、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。

 

昭子の夫は千夏が幼い頃に他界し、昭子は18歳になる千夏を女手一つで育てあげた。大学生になった思春期の娘に手を焼きながらも、穏やかな日々を過ごす昭子だったが、ある日千夏の部屋で “乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。“若年性乳がん”という現実を突きつけられ、戸惑い、不安が募る千夏と昭子。さらに二人のそれぞれの恋は、思わぬ形で終わりを迎える。

 

そんな矢先、昭子は千夏の部屋で、千夏が書いている小説を見つける。そこにたまたま帰宅した千夏が入ってきて、動揺する二人。母親にだって打ち明けられない“恋愛”や“性”、“病気”に対する想いを赤裸々に綴った小説を昭子に読まれてしまったことで、恥ずかしさと自身の境遇の惨めさ、さまざまな感情が入り混じり、千夏は怒り、泣き叫ぶ。

 

話をしようとするも、会話を拒み反抗する娘の態度についカッとなった昭子は「コソコソしてんのはどっちよ!」と、千夏の机にあった物件のチラシを突きつける。昭子もまた、千夏が自分に内緒で一人暮らしを考えていたことに、苛立っていた。そこで千夏は、母親と最近親しい関係である木村の話を出し、「二人で暮らすのなら昭子が出ていけばいい」とやけになって言い返す。

 

全てがうまくいかず苦悩する親子がお互いの感情を衝突させ合い、ついに「もうどうでもいい」と言い放つ千夏。そして、病気により将来も恋愛も先が見えなくなった千夏は、ずっと抱えていた“性”に対する「気持ち悪い」という想いを、ストレートに母親にぶつける。

 

吉田は撮影時、千夏と同じ18歳。常盤とは実際の親子ほどの歳の差があるが、二人の掛け合いはまさに本当の親子のようだったという。そして普段は明るく大らかで度量が大きい性格だが、娘の乳がんの発覚により、本人以上にネガティブになっていた昭子の脆く危うげな心境を、見事に表現する常盤。そんな大女優を前に、正面から衝突していくエネルギッシュな若手女優・吉田の熱演にも胸を打たれる作品に仕上がった。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

作品情報

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

「あつい胸さわぎ」

2023年1月27日(金)新宿武蔵野館、イオンシネマほか全国ロードショー

 

出演:吉田美月喜、常盤貴子

前田敦子、奥平大兼、三浦誠己、佐藤緋美、石原理衣 ほか

 

原作:戯曲『あつい胸さわぎ』横山拓也(iaku)

監督:まつむらしんご

脚本:髙橋泉

配給:イオンエンターテイメント/SDP

 

公式サイト:https://xn--l8je4a1a7e6m7952c.jp/

公式Instagram:https://www.instagram.com/atsuimunasawagi_movie/

公式Twitter:https://twitter.com/atsuimunasawagi

公式Facebook:https://www.facebook.com/atsuimunasawagimovie

 

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

『三千円の使いかた』中尾ミエ、70歳を過ぎても仕事に生きがいを見いだす琴子の人生観に共感「70代なんてまだまだ現役」

葵わかな主演のドラマ『三千円の使いかた』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)に出演している中尾ミエのインタビューコメントが到着した。

『三千円の使いかた』御厨琴子(中尾ミエ) ©東海テレビ

 

本作は、姉妹、母、祖母という御厨家の三世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金し、その夢をかなえるために奮闘する物語。

 

原作は「読めばお金がたまる!」と話題になり、去年の発売開始以降各所で話題を呼び、累計76万3千部を突破 (2022年12月2日現在)している原田ひ香の人気小説。節約や貯蓄にまつわるちょっと得するエピソードだけでなく、女性三世代の悩みがリアルに描かれ、「共感できる!」と女性の支持を集めている。

 

「お金」を切り口に家族や人生について考える、今までにないホーム“マネー”ドラマとなる本作で、保護犬を飼う一軒家を購入するため、一千万円の貯金を目指すことにした美帆(葵わかな)。一方、祖母の琴子(中尾ミエ)は、一千万円の遺産の運用益でマッサージチェアを購入するが、特に生きがいもなく暮らしていた。

 

1月14日(土)放送の第2話では、琴子が智子(森尾由美)の友人たちにおせち料理の作り方を教えたことで、「仕事のやりがい」を感じるようになる。今回は、そんな琴子を演じる中尾ミエにインタビュー。琴子と同じ77歳ながら、今も精力的に活動し続ける中尾に、ドラマの裏話やポジティブに生きる秘訣を聞いた。

『三千円の使いかた』御厨琴子(中尾ミエ)、御厨美帆(葵わかな) ©東海テレビ

 

◆琴子を演じてみての印象は?

琴子はね、私と年齢が同じだけでなく、私の生き方ともリンクする部分が多い役なんです。第2話では、智子さんのお友達におせち料理を教えたことで仕事に生きがいを見いだすけれど、そんな「いくつになっても社会の役に立ちたい」という考え方は、私の人生観とまったく同じ。スタッフの皆さんはもう少しオバサンっぽい雰囲気の琴子をイメージしていたようだけど、少し自分のほうに「寄せて」みました(笑)。だから役柄にもすんなりと入っていけましたね。ただ、私はあんなに料理が上手ではないですけど。

 

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

ドラマ自体は、最初の頃は少し距離のあった家族が徐々に絆を深めていく、といった内容なんですが、現場は最初から雰囲気が良くて。皆さんのことを役名で呼んだりして、自然と溶け込んでいましたね。ドラマの中のお話だけど、現場に行けば孫はもちろんひ孫までいて、それがみんなかわいいの!「あ、この子たちみんなに私の血が流れているのね」って、ちょっとうれしくなります。それと70歳を過ぎてからは単なるおばあさん役が多かったのですが、今回は安生さん(橋本淳)のような若い男性とも親しくなったりして、それも新鮮な感じですね。

『三千円の使いかた』御厨家 ©東海テレビ

 

◆このドラマは「お金」がテーマの一つですが、中尾さんはお金とどう付き合ってきましたか?

基本的には無駄遣いはしない、ということですね。洋服などにもそれほど興味はないし、最初に買った車は中古車だったし…。ただ、いろんなものを何でも使い切るように心がけています。「そろそろ危ないかな?」という食材でも迷わず使っちゃうので、周りからは「そんなことに命をかけないで!」って言われますけど(笑)。化粧品だって、メークさんの使いかけをいただいて使うことが多いんですよ。それを使い切ったときの達成感たるや!その辺の金銭感覚は、琴子さんに通じるものがあるのかもしれません。

 

◆琴子は仕事に生きがいを見いだそうとしますが、中尾さんなら歌手・役者以外のどんな仕事に興味がありますか?

何だろう…。ただ私は働くことが好きだから、「この仕事」と限定せず、いろいろなことを経験してみたいですね。人間って、実は自分のことを一番分かっていないと思うんです。そして自分の中には、「まだ気づいていない才能」だってきっとあるはず。ちなみに以前のことですが、近所のレストランで人手が足りないというので、手伝ったことがあるんですよ。そのときは友達に声をかけたら店に入りきらないほどの人数が来店して、さらに人手が足りなくなりましたが(笑)。

 

◆世間では「何歳まで働けばいいんだろう」と、働くことにネガティブな意見もありますが、中尾さんがいつまでも仕事に前向きでいられる理由は…?

性格もあるから一概には言えないけれど…、私はやっぱり人が好きだし、人と会うのが好き。初対面の人に会うのも大好きなんですよ。この世界に60年いますが、いまだに「初めまして」という共演者の方は多いですね。でもそれが楽しいし、「また新しいお友達が増えたわ」「新しい体験ができたわ」ということをうれしく思っています。どんなお仕事にもそうした出会いや発見があると思うし、そういう気持ちがあれば前向きでいられるのでは?

 

◆第2話の見どころを教えてください。

第2話では、琴子が働くことや人に喜ばれることに生きがいを見いだし、意外な行動に出ます。私も琴子と同年齢だけど、70代なんてもう一仕事できる年齢だし、自分が社会の役に立てるという自覚を持つことが大事だと思うんです。人生100年時代では、70代なんてまだまだ現役だということを、皆さんにも感じてもらいたいですね。そしてそんな琴子の変化を、ぜひ楽しみにしていてください。

 

ストーリー

「保護犬を飼うため一千万円を貯めて一軒家を購入する!」。美帆(葵わかな)は夢の実現のため、固定費を浮かせて貯金しようと実家に戻ってきた。

 

一方、夫の死後、「一千万円の遺産をコツコツ増やしマッサージチェアを購入する!」という目標を達成した77歳の祖母・琴子(中尾ミエ)はその後、日々の生きがいもなく暮らしていた。そんなある日、智子(森尾由美)から、友人たちにおせち料理の作り方を教えてほしいと頼まれる。

 

智子に懇願され渋々協力することになった琴子だったが、この出来事がきっかけで人生が思わぬ方向に転がることになる。

 

番組情報

『三千円の使いかた』(全8話予定)

東海テレビ/フジテレビ系

2023年1月7日(土)~2月25日(土)

毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

公式HP:https://www.tokai-tv.com/3000yennotsukaikata/

 

©東海テレビ

カスタムカーの祭典を盛り上げるコンパニオンたち【東京オートサロン2023】フォトレポート

41回目となる「TOKYO AUTO SALON 2023(東京オートサロン2023)」。1月13日~15日の3日間、千葉・幕張メッセで開催されています。コロナ禍で人気の高まる車中泊仕様など、多種多様なカスタムカーやレーシングカー展示され、イベントも盛りだくさん。そんなカスタムカーの祭典「東京オートサロン2023」では、各ブースを担当するコンパニオンたちも色とりどりのコスチュームで祭典を盛り上げています。初日の彼女たちをフォトレポートします。

 

※撮影はソーシャルディスタンスを保って行いました。マスク着用の有無は各ブースの方針に従っています。

 

※本記事は下記のギャラリーの方が閲覧しやすいです。

 

【ギャラリー】

 

<CABANA>

亀澤杏菜(かめざわ・あんな)

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<DUNLOP>

雪音まりな(ゆきね・まりな)

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鳴戸蘭世(なると・らんぜ)

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<EXIZZLE-LINE>

長沼まゆ(ながぬま・まゆ)

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<FIEVILLE>

安西茉莉(あんざい・まり)

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<GYON Quartz Japan>

鈴乃八雲(すずの・やくも)

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<HWE>

宮瀬七海(みやせ・ななみ)

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今井みどり(いまい・みどり)

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水瀬琴音(みなせ・ことね)

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<KAMIKAZE COLLECTION>

Ai

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<KOYORAD>

葉月ゆうか(はづき・ゆうか)

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<MODELLISTA>

緒方千捺(おがた・ちなつ)

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<Rowen Japan>

小宮かなえ(こみや・かなえ)

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星ルミカ(ほし・るみか)

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<SHIBATIRE>

小湊美月(こみなと・みづき)

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米倉みゆ(よねくら・みゆ)

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<SPHERE LIGHT>

宇都宮 茜(うつのみや・あかね)

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立花あい(たちばな・あい)

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綺咲あみ(きさき・あみ)

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<VeilSide>

黒木麗奈(くろき・れな)

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<WORKPIT横浜× 415COBRA>

木村理恵(きむら・りえ)

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<ウエッズスポーツ>

安田七奈(やすだ・なな)

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霧島聖子(きりしま・せいこ)

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<エンパイヤ自動車>

仲 美由紀(なか・みゆき)

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<オーリンズ>

わかな

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<ジーテクニックジャパン>

ちとせよしの(ちとせ・よしの)

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<ハーテリー>

ちゃろ

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<プロスタッフ>

荏崎ろあ(えざき・ろあ)

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<Liberty Walk>

チュアン梨砂子(ちゅあん・りさこ)

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<ルノー・ジャポン/アルピーヌ・ジャポン>

HAReNA(はれな)

TwitterInstagram

 

沙倉しずか(さくら・しずか)

TwitterInstagram

 

<ワイルドスピード>

生田ちむ(いくた・ちむ)

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<株式会社エクセディ>

央川かこ(おうかわ・かこ)

TwitterInstagram

 

瀬谷ひかる(せや・ひかる)

TwitterInstagram

 

<株式会社ケイズ>

花井ゆうか(はない・ゆうか)

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<三菱自動車工業>

太田麻美(おおた・あさみ)

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撮影/編集部

吉高由里子の仰天行動を北村匠海&ディーンが告白!まさかの下ネタ手話も披露『星降る夜に』制作発表記者会見

吉高由里子主演ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)が1月17日(火)スタート。それに先駆け、制作発表記者会見が開催され、吉高をはじめ、北村匠海、ディーン・フジオカが登壇した。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

吉高由里子×北村匠海×恋愛ドラマの名手・大石静脚本という最高の布陣が、テレビ朝日“火曜よる9時”の新ドラマ枠に集結。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)という、命のはじまりと終わりをつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく『星降る夜に』。

 

このたび、1月17日(火)の放送スタートを前に、東京・コニカミノルタプラネタリアTOKYOで制作発表記者会見が開催。吉高と北村、45歳の心優しき“ポンコツ天然”新人ドクター・佐々木深夜を演じるディーン・フジオカが満天の星空の下に集った。

 

会見当日、プラネタリアTOKYOではさそり座や夏の大三角が燦然と輝く、吉高の誕生日(1988年7月22日)の夜空を特別に再現。美しい星空の下、ピュアホワイトの衣装に身を包んだ3人が登場すると、北村とディーンが壇上まで吉高をエスコートし、会場を沸かせた。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

自分が生まれた日の星空を見上げた吉高は「さそり座とか、気性が荒そうな星座ばかり!」とおどけながらも、「こんなに星の輝く日に生まれたんだな」とニッコリ。「このドラマがより多くの方に広まってくれることを願って」と、きらめく星々にピュアな思いを託した。

 

クランクインから約1か月、撮影現場はいろんな刺激に満ちあふれているそうで、印象的なエピソードを聞かれた吉高は「クランクインが長野のキャンプ場で、ソロキャンプのシーンから始まったんですけど、すごい雪が降ってきまして…」と。「それが私にとって、去年の初雪だったんです。思わず、ドラマの題名を『雪降る夜に』に変えたほうがいいんじゃないかって、プロデューサーさんに相談しちゃいました(笑)」と、思い出話を披露。

 

音のない世界を生きる一星を演じる北村は、手話の先生から「“意識の置き方”についてすごく指摘される」そうで、「『歩いている時の背中が“聞こえる人”に見えます』と言われたり『もっとオーラを出して!』と言われたり…。『意識かぁ…ものすごい芝居の領域まで行ってるな!』と、日々考えながら演じています」と、新開拓の日々に目を輝かせた。

 

そして、ディーンも「今回はポンコツな役なので、登場シーンから糞尿まみれになったりしているんですよ(笑)」と、楽しそうな表情で語るも、吉高と北村に「検尿でしょ!(笑)」とツッコまれるなど、天然ぶりがさく裂。「どうやったらポンコツを極められるか探りながら、芝居をしています」と、おちゃめにほほ笑んだ。

 

劇中では3人とも手話のシーンがあり、撮影合間もたびたび手話で会話しているという。「一星が手話で話す内容は最初はほぼ下ネタ」と明かした北村だったが、ディーンに教えてほしいと懇願され、手話で「AV」や「駅弁」を生披露したり、ディーンが役名の「佐々木深夜」を手話で名乗るなど、手話トークでも大いに盛り上がった。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

また、3人は現場でのほっこり&仰天裏話も披露。実は、クランクイン前に「私は結構ポンコツ」と、北村とディーンに打ち明けたという吉高。すると「おディーンさんからは『そんなの最初から分かってるよ』という心強い言葉、匠海くんからは『いくらでも付き合いますよ』という寛大な言葉」が返ってきたという。2人の大きな愛に包まれた吉高は、「お2人の心強さに甘えていきたいと思います」とにこやかに宣言した。

 

いっぽう、男性陣は吉高の既成概念を打ち破る行動に度肝を抜かれているという。北村は、「スタジオに行ったら、目の前を吉高さんが猛スピードで走っていって、みんなが避けたんです。そうしたら、吉高さんが『なんで避けるの!? 私、ドッジボールじゃないんだから!』と。そんな吉高さんを日々見ながら、『そろそろ転ばないか…』って、心配しています」とニヤリ。

 

ディーンからも「撮影が終わって僕が自分の車に戻ったら、由里ちゃんが勝手に中に座っていたんですよ。あれは、どういうことなんですか!?」と問い詰められた吉高は、「そういう、小さいイタズラが好きなんです」と釈明し、会場を爆笑に包んだ。

 

さらに会見では、3人に「ラブ」や「パーソナル」なテーマの質問を行い、フリップで回答していくコーナーも。「もしも恋に落ちるなら…?」というテーマでは、「物事をスパッと決めてくれる人がいい」という吉高が「強引だけど守ってくれる年下男子」を、「包容力って言葉が大好き!」という北村が「包容力があるけどヌケていて守ってあげたくなる年上女性」を恋の相手に選択。10歳差ラブを演じる2人から、くしくも役の設定と重なる回答が飛び出す結果に。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

また、「クランクアップまでに3人でやってみたいこと」では、吉高は「キャンプや釣りなどのアウトドア」、既に現場で吉高と卓球をして惨敗したという北村は「リベンジを賭けた卓球ダブルス勝負」、ディーンは「TikTok」と「ポーカー勝負」を熱望。

 

北村とディーンがさっそく「テントは男2人で張ろう」「火をおこして肉を焼こう」と、キャンプの手順を相談しだしたかと思えば、吉高も「勝負事やゲームも大好き。ぜひやりたい」とノリノリで、計画実現への第一歩を踏み出した。

 

なお、3人には「思わずドキッとしちゃう異性の行動や仕草」や「遺品整理をされるなら『これだけは絶対に見られたくない!』という物」も直撃。本イベントの模様は、TVer・テレ朝動画・Gyao!・アベマ・テラサにて、1月14日(土)正午から3月末まで無料視聴が可能となっている。

 

番組情報

『星降る夜に』

テレビ朝日系

2023年1月17日(火)スタート

毎週火曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/hoshifuru_yoruni/

NGT48本間日陽、水着姿で美ボディまぶしい恋人目線グラビア【独占カット】

NGT48の本間日陽が、1月7日(土)発売のアイドル誌「BOMB」2月号のグラビアに登場した。

 

12月28日に8枚目のシングル「渡り鳥たちに空は見えない」をリリースしたNGT48センターの本間日陽が1年ぶりにボム水着グラビアに登場。すっぴんでパックをしていたり、シャンプーハットをかぶってお風呂に入っていたりと恋人目線のグラビアに。

 

表紙&巻頭は11thバースデーライブの開催も決定した乃木坂46。2023年うさぎ年に年女となる4期生の田村真佑は実家で過ごす穏やかなお正月グラビアを。正月飾りをして、初詣にでかけ、おせちを食べて、こたつでみかんと百人一首。

 

31枚目のシングル「ここにはないもの」で久しぶりの選抜復帰を果たした阪口珠美はボム初ソログラビアを。ちょっぴり大人っぽい猫のイメージでの撮影では、毛糸玉とじゃれ合ったり、ミルクを飲んだり。

 

5期生からは、最年長の池田瑛紗と最年少の小川彩の初ペアグラビアを。まるで姉妹のように自然に振る舞う姿に、見ているこちらも幸せな気持ちになってくるグラビアに。

 

超短尺ドラマアプリBUMPで主演ドラマ『ヤりたい男と、殺りたい女。』が好評配信中の高崎かなみは、“不思議の国のビキニ”がテーマのプリンセス感いっぱいの水着グラビアを12ページ。

 

【通常版】
表紙:田村真佑(乃木坂46)
裏表紙:阪口珠美(乃木坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター
田村真佑(乃木坂46)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
田村真佑・阪口珠美・池田瑛紗・小川彩(乃木坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:本間日陽(NGT48)
裏表紙:高崎かなみ

<W付録>
①両面超BIGポスター
本間日陽(NGT48)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
※付録メッセージカードは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
水着別冊『BOMB Love Special』から横野すみれ・志田音々・吉田莉桜・新谷真由・蓼沼優衣・南みゆか・吉澤遥奈の初出しオリジナルカットを怒涛の16ページ。

そのほか、木下彩音、井本彩花、吉田美月喜、SUPER☆GiRLS、アップアップガールズ(仮)、B.O.L.Tなどインタビューも充実。

<掲載タレント>
田村真佑(乃木坂46)
阪口珠美(乃木坂46)
池田瑛紗・小川 彩(乃木坂46)
本間日陽(NGT48)
横野すみれ
志田音々
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南 みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
高崎かなみ
木下彩音
井本彩花
吉田美月喜
SUPER☆GiRLS
アップアップガールズ(仮)
B.O.L.T

「ボム1月号」
特別定価:本体1,058円+税
発売日:2023年1月7日(土)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNL1KYV3
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107357198
HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13526827
<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020231

 

高崎かなみ、プリンセス感いっぱいの水着グラビアで美ボディ披露【独占カット】

高崎かなみが、1月7日(土)発売のアイドル誌「BOMB」2月号のグラビアに登場した。

 

超短尺ドラマアプリBUMPで主演ドラマ『ヤりたい男と、殺りたい女。』が好評配信中の高崎かなみ。“不思議の国のビキニ”がテーマのプリンセス感いっぱいの水着グラビアを12ページにわたって披露している。

 

表紙&巻頭は11thバースデーライブの開催も決定した乃木坂46。2023年うさぎ年に年女となる4期生の田村真佑は実家で過ごす穏やかなお正月グラビアを。正月飾りをして、初詣にでかけ、おせちを食べて、こたつでみかんと百人一首。

 

31枚目のシングル「ここにはないもの」で久しぶりの選抜復帰を果たした阪口珠美はボム初ソログラビアを。ちょっぴり大人っぽい猫のイメージでの撮影では、毛糸玉とじゃれ合ったり、ミルクを飲んだり。

 

5期生からは、最年長の池田瑛紗と最年少の小川彩の初ペアグラビアを。まるで姉妹のように自然に振る舞う姿に、見ているこちらも幸せな気持ちになってくるグラビアに。

 

12月28日に8枚目のシングル「渡り鳥たちに空は見えない」をリリースしたNGT48からはセンターの本間日陽が1年ぶりにボム水着グラビアに登場。すっぴんでパックをしていたり、シャンプーハットをかぶってお風呂に入っていたりと恋人目線のグラビアに。

 

【通常版】
表紙:田村真佑(乃木坂46)
裏表紙:阪口珠美(乃木坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター
田村真佑(乃木坂46)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
田村真佑・阪口珠美・池田瑛紗・小川彩(乃木坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:本間日陽(NGT48)
裏表紙:高崎かなみ

<W付録>
①両面超BIGポスター
本間日陽(NGT48)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
※付録メッセージカードは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
水着別冊『BOMB Love Special』から横野すみれ・志田音々・吉田莉桜・新谷真由・蓼沼優衣・南みゆか・吉澤遥奈の初出しオリジナルカットを怒涛の16ページ。

そのほか、木下彩音、井本彩花、吉田美月喜、SUPER☆GiRLS、アップアップガールズ(仮)、B.O.L.Tなどインタビューも充実。

<掲載タレント>
田村真佑(乃木坂46)
阪口珠美(乃木坂46)
池田瑛紗・小川 彩(乃木坂46)
本間日陽(NGT48)
横野すみれ
志田音々
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南 みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
高崎かなみ
木下彩音
井本彩花
吉田美月喜
SUPER☆GiRLS
アップアップガールズ(仮)
B.O.L.T

「ボム1月号」
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発売日:2023年1月7日(土)
判型:AB判 電子版:なし
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上白石萌歌、坂東龍汰、橋本愛らが杉咲花の”撮休”を彩る『杉咲花の撮休』主題歌はChilli Beans.

2023年2月10日(金)に放送・配信がスタートする連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』(WOWOWプライム)に、上白石萌歌、坂東龍汰、橋本愛らの出演が決定。また松尾諭がオープニング映像に出演し、Chilli Beans.が主題歌を担当することが分かった。

 

多忙な俳優の知られざるオフの姿をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、毎話異なるパラレルストーリーで送る人気オムニバスドラマ“撮休”シリーズ。『有村架純の撮休』『竹内涼真の撮休』『神木隆之介の撮休』に続く第4弾の主人公は、杉咲花。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れた休日、通称“撮休”を杉咲がどのように過ごすのかを描いていく。

 

このたびメインキャストが解禁。第1話「丸いもの」(監督・脚本:松居大悟)には、女優や歌手として多彩な才能を見せる上白石萌歌、映画を中心に活躍する松浦祐也が出演。

 

第2話「ちいさな午後」(監督:今泉力哉/脚本:燃え殻)には、今年11月公開の「窓辺にて」で今泉監督作に出演した若葉竜也、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の好演が反響を呼んだ芹澤興人、『善人長屋』で連続ドラマ初主演を飾った中田青渚、『エルピス—希望、あるいは災い—』での迫真の演技を披露した岡部たかし、「斬」以来、4年ぶりの新作映画を始動したことが話題の映画監督・俳優の塚本晋也が出演。

 

第3話「両想いはどうでも」(監督・脚本:今泉力哉)には、映画やドラマ、配信コンテンツなどさまざまな作品に引っ張りだこの泉澤祐希と、モデル・女優などマルチに活動する菊池亜希子が出演。

 

第4話「リリー」(監督:松居大悟/脚本:向井康介)には、InstagramなどSNSで話題の中国人美女“栗子”ことロン・モンロウと、数多の作品で見る者を魅了する名俳優・光石研が出演。

 

第5話「従姉妹」(監督:三宅唱/脚本:和田清人・三宅唱)には、『連続ドラマW 両刃の斧』で刑事役を熱演し、端正なルックスと確かな演技力でブレイク中の坂東龍汰と、地上波連続ドラマ初主演となった『家庭教師のトラコ』でミステリアスな家庭教師を演じた橋本愛が”撮休”シリーズに初登場する。

 

最終話「五年前の話」(監督:三宅唱/脚本:和田清人・三宅唱)にも、坂東と橋本が引き続き出演。ほかWOWOWのオムニバスドラマ『ワンナイト・モーニング』で繊細な役を見事に演じた芋生悠、そして三宅監督の最新作「ケイコ 目を澄ませて」にも出演している足立智充が出演する。

 

さらに、名バイブレイヤーの松尾諭がシリーズ恒例のオープニング映像に登場。杉咲に撮休になったこと伝えにいくプロデューサー役をコミカルに演じる。

 

主題歌を担当するのは Moto(Vo)、Maika(Ba&Vo)、Lily(Gt&Vo)による3ピースバンド・Chilli Beans.(チリビーンズ)。今年バンド初となる全国ツアー、Chilli Beans. 1st one man live tour「Hi, TOUR」が全会場SOLD OUTで終了し、話題沸騰中のChilli Beans.が本作に彩りを注ぐ。劇伴音楽はシリーズ第3弾「神木隆之介の撮休」でシリーズに初参加した安達練が担当。

 

連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』/特報映像

 

STORY

第1話「丸いもの」
突然の撮休、洗濯機の故障に気付いた杉咲花は仕方なくコインランドリーに行くも、不慣れなため千円札しか持っておらず、小銭がない。両替するため外に出てみると、路上でミュージシャンの瑞希(上白石萌歌)が弾き語りをしている。つい持っていた千円札で瑞希のCDを買ってしまった花は所持金ゼロになってしまい、コインランドリーに来ていた客・権田(松浦祐也)に小銭を借りようとする。

 

第2話「ちいさな午後」
撮休の朝、杉咲花は友人・優(中田青渚)に言われた一言がきっかけで平凡で凡庸な一日を過ごすことに決める。あてもなく出掛けてみると、行きつけの定食屋に閉店のお知らせが。店主(塚本晋也)の事情を聞き、サラリーマン(若葉竜也)やほかの客(岡部たかし)と過ごす花。公園に行ってみるとリストラされた男(芹澤興人)に出会い、帰り道では小学生と猫を探す。皆いろいろあるんだと感じながら帰路につくのであった。

 

第3話「両想いはどうでも」
撮休の日、杉咲花は以前から好意を寄せている草(泉澤祐希)の家に出掛ける。正式に交際をスタートさせるかどうかを次の休みに話そうと、約束していたのだ。しかし、草は花の仕事のことを気遣い、はっきりとしない。話が本題からそれてしまう2人はマネジャーの武田(菊池亜希子)に話そうとするが、そこでも2人の恋模様は置いていかれる。

 

第4話「リリー」
中国映画の出演が決まっている杉咲花は、撮休を利用して中国語レッスンを入れることに。初めて会う先生・リリー(ロン・モンロウ)とカフェで待ち合わせするが、リリーが携帯電話をどこかに落としたことが分かり、2人はレッスンそっちのけで捜しに出掛ける。交番に届けを出すと感じの悪い警察官(光石研)に嫌みを言われ、突っ掛かってしまう花。怒りをなだめるリリーの言葉で次第に花は自分を見つめ直し始める。

 

第5話「従姉妹」
撮休の日、杉咲花は一緒に暮らしている恋人・桧山大樹(坂東龍汰)が、先輩から借りたカメラレンズを壊してしまったことを知る。俳優仲間の河野緑(橋本愛)にはあきれられるが、花は大樹にお金を貸すことに。午後、いとこの雪(杉咲花=2役)と食事をしに出掛けた花は、雪からなぜ役者になったのかと問われ、胸の内を打ち明ける。

 

最終話「五年前の話」
杉咲花は恋人・桧山大樹との同居生活を解消することになり、俳優で友人の河野緑と一緒に住む家を探す。そして不動産会社の水野(芋生悠)と風間(足立智充)に勧められ、花はひとりで物件の契約をしまう。そんな5年前の出来事を、花は映画の宣伝のためのインタビューを受けながら、ふと思い出していた。撮休だからとマネジャーに取材を入れられてしまった、ある日の出来事だった。

 

番組情報

連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2023年2月10日(金)放送・配信スタート
毎週金曜 午後11時30分【第1話無料放送】
配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]

〈キャスト〉
杉咲花
上白石萌歌 松浦祐也
若葉竜也 芹澤興人 中田青渚 岡部たかし 塚本晋也
泉澤祐希 菊池亜希子
ロン・モンロウ 光石研
坂東龍汰 芋生悠 足立智充 / 橋本愛
松尾諭 ※話数順

〈スタッフ〉
監督:松居大悟 今泉力哉 三宅唱
脚本:松居大悟 燃え殻 今泉力哉 向井康介 和田清人・三宅唱
音楽:安達練 主題歌:Chilli Beans.「border line」(A.S.A.B)
制作協力:ホリプロ
製作著作:WOWOW
番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/satsukyu4/

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第5回:「ヘアスプレー」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第5回は「ヘアスプレー」(2007年)について、想いを語っていただきました。

 

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!

 

今回紹介するのは、「ヘアスプレー」というミュージカル映画です!

 

毎回紹介するにあたって、その映画を見返しているのですが、今回は私の記憶と「ヘアスプレー・ライブ!」(2016年)という「ヘアスプレー」を元にした生放送ミュージカルを参考にして紹介していきたいと思います!

 

地元のダンス番組に憧れ、オーディションに挑戦する主人公、トレーシー。個性のあるキャラクターたちの歌とダンス、レトロでキュートなファッションが見どころです。

 

60年代アメリカ、ボルティモアのかわいらしい街並みがすてきで、レトロな雰囲気が好きな人は絶対に好きな映画だと思います。というより、この映画は誰もが好きになる映画だと思います!

 

面白いだけではなく、メッセージ性があり、大事なことを教えてくれます。また、明るい雰囲気で見終わった時に多幸感があふれます!

 

音楽がとっても良くて、ポップでノリやすい曲が多いので、友達と集まった時やパーティーをする時にこの映画を見ると楽しい気分になること間違いなしです!

 

また、私はずっとミュージカルに憧れがあって、ついにこの間、ツアーの広島公演のMCできらりん(落合希来里ちゃん)、みるてん(本田珠由記ちゃん)と私が脚本を書いたミュージカルをしたんです!!!

 

自分的には大満足で、次は12人全員でミュージカルをしたいのですが、「ヘアスプレー」で縦一列になって自己紹介していくシーンがあり、とっても大好きなので、またミュージカルができたらこのシーンを再現したいです!

≠ME 河口夏音

 

トレーシーのような明るくて自信のある女性に憧れて、コスプレをした時の写真です!

 

続いて、「ヘアスプレー・ライブ!」の話になるのですが、とにかく生放送なのが信じられないくらい、演技も歌もカメラワークや演出も素晴らしくて、舞台と映画のいいとこ取りになっています。そして、キャストがめちゃくちゃ豪華で、アンバー役のダヴ・キャメロンが可愛いです。

 

「ヘアスプレー」もおすすめですが、特に舞台が好きな方には「ヘアスプレー・ライブ!」も見ることをおすすめします。どちらにも良さがあると思います! また、他におすすめの生放送ミュージカルがあったら教えてください!!!

 

今回の絵は、ヘアスプレーになっちゃったトレーシーちゃんを描きました。

ということで、今回は大好きなミュージカル映画「ヘアスプレー」を紹介しました。ぜひ周りに映画に興味がある方がいたら、この連載をおすすめしていただけたらうれしいです!

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました! また次回もお楽しみに〜。

 

PROFILE

≠ME 河口夏音

 

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

5th Single『はにかみショート』Type C

 

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■『≠ME 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』Blu-ray & DVD
2022年10月12日(水)発売

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

ロイヤルホテル能登に「ムー」が協力した客室が誕生!宇宙的感覚で宿泊しよう

能登で疑似宇宙体験

コスモアイル羽咋で知られるUFOの街・羽咋に近い大型ホテル「ロイヤルホテル能登」に、「プラネットルーム」が誕生!

「ムー」とのコラボ観光事業の一環として、ホテル内の1室をムーのテーマの一つである「宇宙」を演出した装飾を施した部屋になっている。旅の思い出に特別な疑似宇宙体験を加えられるというわけだ。

 

【プラネットルーム 837号室】
★宇宙を旅するような新しい部屋★
~ご家族や大切な方と宇宙旅行へGO!!~

●ベッドにはマニフレックス製マットレス(抗菌仕様)を使用し、お客様それぞれに最適な睡眠姿勢を実現させ、肩や腰にご負担なくぐっすりとお休みいただけます。
※睡眠の感覚は個人差があります。
(ロイヤルホテル能登のHPより)

 

ムー旅を楽しむ特典つき


ロイヤルホテル能登
〒925-0156
石川県羽咋郡志賀町矢蔵谷ラ-1

https://www.daiwaresort.jp/noto/

 

桜庭ななみが恋愛ドラマ初挑戦!40代イケオジと恋に落ちる『全力で、愛していいかな?』23年2月3日スタート【コメントあり】

『全力で、愛していいかな?』主演を務める桜庭ななみ©「全力で、愛していいかな?」製作委員会

 

桜庭ななみが、2023年2月3日(金)から放送される『全力で、愛していいかな?』(テレビ東京ほか 毎週金曜 深夜0時52分~1時23分)で主演を務めることが決定した。

 

原作は、電子書籍やオンラインサービスなどを手がけるviviONグループによる出版レーベル・viviON THOTH(ヴィヴィオントート)から刊行され、各種電子コミックサービスでも好評配信・連載中のさんずい尺による同名作。コミックシーモアの「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2022」女性部門賞、めちゃコミックの「みんなの推し恋愛マンガ大賞」【大人の恋愛部門】へ入賞するなど女性を中心に大きな話題を呼んでいる。

 

主人公・篁千世を演じるのは、2008年に女優デビューし、映画「焼肉ドラゴン」やNHK大河ドラマ『西郷どん』、来春公開予定の主演映画「有り、触れた、未来」など数多くのドラマや映画に出演する桜庭ななみ。日本だけではなく韓国・中国の作品にも出演し、今年韓国で開かれた第17回「Asia Model Festival」で「アジアスター賞海外部門」を受賞するなど、海外でも大活躍中の桜庭が、今作で恋愛ドラマに初挑戦する。

 

建設会社に勤める千世(桜庭)は、オジサンたちに囲まれながら日々仕事に励んでいた。そんな中、ひょんなことからランチを一緒に食べるようになった“ひる友”のイケオジ・瀬尾一愛から突然告白される。長年恋愛から遠ざかっていた千世は戸惑いながらも「お試し期間がほしい」と告げ…。恋に臆病になり“好き”が分からなくなっていた千世と包容力抜群な優しすぎる瀬尾の、大人同士の不器用な年の差うぶきゅんラブストーリーを描く。

 

桜庭ななみ(篁千世役)コメント

『全力で、愛していいかな?』主演を務める桜庭ななみ©「全力で、愛していいかな?」製作委員会

 

篁千世役をやらせていただく、桜庭ななみです。原作を読んだときに、コメディなので奇抜な部分もありましたが、モノローグで描いている相手に対して言えなかった言葉や気持ち…その気持ちってわかる気がしたんです。大人が恋愛をする時の「本当は思っているけど実は相手に言いたくても言えない気持ち」を等身大で描いているので、見ている人たちに共感してもらえる部分がたくさんあると思います。私が演じる千世には、私にない部分があって、そういうとこは憧れたりもするのですが、活発な部分が似ているところでもあるので、自分なりに千世を楽しみながら演じていきたいです。コメディだけどリアリティがあるように表現していきたいです。

 

原作者/さんずい尺 コメント

『全力で、愛していいかな?』をドラマ化していただき、誠にありがとうございます。いち視聴者としてドラマ版の瀬尾さんと千世さんの恋模様を楽しみにします。

 

番組情報

ドラマ25『全力で、愛していいかな?』
テレビ東京ほか
2023年2月3日(金)スタート 毎週金曜 深夜0時52分~1時23分

配信:動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer、GYAO!)にて見逃し配信
主演:桜庭ななみ
原作:さんずい尺「全力で、愛していいかな?」(株式会社forcs/株式会社viviON)
脚本:川﨑いづみ
監督:金井純一、本間利幸、朝比奈陽子
プロデューサー:村田充範(テレビ東京)、高瀬敦也(ジェネレートワン)、小林和紘(FCC)
制作:テレビ東京、ジェネレートワン
制作協力:FCC
製作著作:「全力で、愛していいかな?」製作委員会
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/zenryokuai
公式Twitter:@tx_Zenryokuai

 

小宮璃央、川津明日香、新條由芽が“性行為”を描く問題作に挑む!『アカイリンゴ』実写化

『アカイリンゴ』左から)新條由芽、小宮璃央、川津明日香©ABCテレビ

 

小宮璃央が主演を務め、川津明日香、新條由芽が出演するドラマ『アカイリンゴ』(ABCテレビ 毎週日曜 深夜0時25分~)が、1月22日(日)放送スタート。3名と原作者・ムラタコウジらからコメントが到着した。

 

ムラタコウジ原作の『アカイリンゴ』が、小宮璃央主演で実写ドラマ化。原作は「コミックDAYS」(講談社)にて2020年より連載スタートし、“過激すぎてBANされた”こともある問題作だ。過激な性描写もさることながら、真っ向から性行為へと切り込んだテーマ性が大きな話題を呼んでいる。

 

物語では、性行為が法律で禁じられた近未来の日本を舞台に、欲望に揺れる心情と理性で抑えきれない衝動を、繊細に鮮烈に描写。現代社会は法律やルールに基づいて成り立っているが、その法律によって人間のあるべき“自然な愛の姿”まで規制されてしまったら…。

 

そんな、あり得ないような世界観を舞台にすることで浮き彫りになっていく“愛することの意味”、そして“生きることの意味”とは。ルールで縛られた現代社会に、痛烈なテーマで一石を投じる艷やかで切ない愛の物語だ。

 

主人公は、高校生で優等生の犬田光(小宮)。厚生労働省性行為取締官(通称セトリ)の幹部を父に持ち、自身もセトリになるのが目標で、犯罪である性行為に対しては嫌悪感を抱いている。しかし、とあるきっかけから、性行為がなぜ悪いことなのかを自問していくように。

 

そして、光の幼なじみで同級生の水瀬優(川津明日香)との何気ない関係性は、国民的人気女優・宇宙美空(新條由芽)との衝撃的な出会いによって、怪しく妖しい事件に発展。性行為が禁じられた社会で描かれる恋模様は、可笑しさを交えながらも、妖艶に切なく、やがてサスペンスフルな展開を見せる。

 

発表に当たり、小宮は「お話をいただいて、すぐに漫画を読んだのですが、面白くてどんどん読み進めてしまい最新話まで到達してしまいました(笑)。地上波で放送できるのか…!? と素直に思いましたが(笑)、試行錯誤しながら撮影を進めていき、皆さんにお届けできるように頑張ります!」と意気込みを寄せた。

 

犬田光役・小宮璃央 コメント

『アカイリンゴ』小宮璃央©ABCテレビ

 

◆原作の第一印象と、面白いと感じた部分をお聞かせください。

お話をいただいて、すぐに漫画を読んだのですが、面白くてどんどん読み進めてしまい最新話まで到達してしまいました(笑)。地上波で放送できるのか…!? と素直に思いましたが(笑)、試行錯誤しながら撮影を進めていき、皆さんにお届けできるように頑張ります!

 

◆演じる「犬田光」の印象は? 彼の魅力に感じた部分もお聞かせください。

犬田は信じる力が強く、その信念を貫こうとしている姿がすごく魅力的だなと思いました! 自分がその信念を貫く犬田光をどう演じられるか、今からすごく楽しみです。

 

◆撮影への意気込みを教えてください。

誰1人欠けることなく『アカイリンゴ』をみなさんにお届けできるよう、出演者の皆、そしてスタッフの方々一同、全力で制作に取り組んでいきます!

 

◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

この度、『アカイリンゴ』犬田光役を演じさせていただきます。小宮璃央です! みなさんにこの作品の魅力を最大限お届けできるように光を演じていきます! 放送をぜひ楽しみにお待ちください。

 

水瀬優役・川津明日香 コメント

『アカイリンゴ』川津明日香©ABCテレビ

 

◆原作の第一印象と、面白いと感じた部分をお聞かせください。

原作を読ませていただいた第一印象は、切り口が斬新で面白いなと思いました。性行為を法律で禁止するだけで、その行為へのアプローチや感じ方が全員異なります。禁止された性行為を違法な薬物のように扱ったり、不潔なこととして扱ったり、ただの義務として扱ったり、愛として扱う人も居ます。人の数だけ愛の形や性行為への感じ方や思いがあると思います。それをまとめて禁断の果実。アダムとイブのアカイリンゴ。と表現しているので登場人物全員の性行為への問い方をぜひ注目していただきたいです!

 

◆演じる「水瀬優」の印象は? 彼女の魅力に感じた部分もお聞かせください。

水瀬はヒーローです。少年漫画の主人公のような子だなと思いました。原作を見た時は、口が悪い綺麗な女の子だなという印象を受けました。読み進めていくと水瀬は頭が良く視野も広く運動もでき、どんな時も機転を効かせていきます。いかなる状況でも恋人を助けるために一生懸命ですが、実はとっても奥手です。そんな水瀬の可愛らしさが伝わるよう努めていきたいです。

 

◆撮影への意気込みを教えてください。

私自身、性にフォーカスを当てた作品や水瀬のような役柄は初挑戦になります。衣装合わせや本読みを重ねていくうちにだんだんと水瀬のイメージをつかむことができています。性別や年齢を問わず面白いな、なんか観てしまうなと思って頂ける作品になるよう努めていきたいです。

 

◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

原作ファンの方も初めて観る方でも絶対楽しめる作品ですので、ぜひ最後まで楽しみながら観ていただけたらうれしいです!

 

宇宙美空役・新條由芽 コメント

『アカイリンゴ』新條由芽©ABCテレビ

 

◆原作の第一印象と、面白いと感じた部分をお聞かせください。

今までにない世界観でもしこんな世界だったら…と想像がふくらみます。キャラクター1人ひとりに違った欲望があって、それが入り交じっていく感じが見ていてとても面白いです。

 

◆演じる「宇宙美空」の印象は? 彼女の魅力に感じた部分もお聞かせください。

何を考えているのか分からないけど何故か惹き付けられる。だからこそもっと知りたいと思う。独特の雰囲気をまとったキャラクターだと思いました。

 

◆撮影への意気込みを教えてください。

ウチュラの魅力を私なりに表現できたらと思っています! がんばります!

 

◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

先の展開が気になるような作品になること間違いなしです! 『アカイリンゴ』の世界観に浸りながら見ていただけたらと思います。お楽しみに!

 

監督・桑島憲司 コメント

「この作品の映像化は無謀だろ…」原作を読んでの率直な感想がこれでした。
と同時に性描写の表現の限界にチャレンジしたいと思う自分もいました。
地上波で流せるギリギリを攻めますので、衝撃のエロエモ作品を楽しみにお待ちいただけたらと思います。

 

原作者・ムラタコウジ  コメント

『アカイリンゴ』は作者自身が映像化はあり得ないと思いながら描いてた作品なので、ドラマ化の一報を聞いた時は冷静に理解できるまでに4日かかりました。テレビで「性行為」という言葉はまだタブーにはなってないんだっけ…? と思うくらい世界はすごいスピードで価値観が変わっていっております。まだこの作品を実写化できる時代であったことに感謝し、放送を楽しみにしております!

 

ティザー映像

 

番組情報

『アカイリンゴ』
ABCテレビ(関西)
2023年1月22日(日)スタート
毎週日曜 深夜0時25分~
※ABCテレビでの放送後、TVer・GYAO!で見逃し配信あり

テレビ神奈川(関東)
2023年1月27日(金)スタート
毎週金曜 深夜2時~ ※初回は深夜2時30分~
※ほか地域でも放送予定

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/akairingo/

中谷美紀×菊池風磨『連続ドラマW ギバーテイカー』本ポスター&本予告公開 追加キャストに袴田吉彦、池田鉄洋ら6人

2023年1月22日(日)放送・配信スタートの中谷美紀主演『連続ドラマW ギバーテイカー』(WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド 毎週日曜 午後10時)より、本ポスターと本予告が公開。袴田吉彦、遠山俊也、平山祐介、桜田ひより、吉田ウーロン太、池田鉄洋の出演も解禁された。

 

原作「ライフ2 ギバーテイカー」(講談社アフタヌーンKC)は、累計発行部数1,000万部を突破した「ライフ」のすえのぶけいこによる初の青年誌連載作品。刑事の倉澤樹と猟奇的殺人犯・貴志ルオトが繰り広げる死闘を描いた本格クライムサスペンスで、迫力あるタッチでエネルギッシュに描かれた強烈なストーリーと独特な心理描写が、「ライフ」に次ぐ“第2の衝撃作”と話題を呼んだ。

 

監督は、WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW 沈まぬ太陽』(2016)、『WOWOWオリジナルドラマ ヒル』(2022)、『連続ドラマW シャイロックの子供たち』(2022)の鈴木浩介、脚本は『連続ドラマW 黒鳥の湖』(2021)、『ドクターホワイト』(フジテレビ系・2022)などを手掛けた小峯裕之が務める。

 

元小学校教諭の倉澤樹(中谷美紀)には、当時小学6年生だった教え子・貴志ルオト(菊池風磨)に愛娘を惨殺された過去があった。事件当時12歳という犯人の年齢もあり、この猟奇殺人事件は日本中に大きな衝撃をもたらした。倉澤は被害者遺族として絶望を味わい、その経験から生まれた“自分と同じように苦しむ人をひとりでも多く救いたい”という想いの下、刑事になった。

 

強い信念に突き動かされ、事件解決に奔走する日々を送ること12年。娘の命日を目前にした倉澤は、ルオトが医療少年院を退院することを知る。ルオトが「完全に更生した」という話を聞くも、被害者遺族として疑心を抱かずにはいられない。ある日、そんな彼女の元に「あなたの大事なものを、もう一度奪います」という不審なメッセージが届く。それは再び日本中を震撼させる、新たな事件の始まりだった。

 

主演の中谷美紀が演じる倉澤は、被害者への思いから、時に自身の危険を顧みずに行動してしまう刑事。相手役となる猟奇殺人犯・貴志ルオトを演じるのは菊池風磨。「幸せは奪うもの」という異常な価値観を持ち、独特な雰囲気を身にまとう猟奇殺人犯という役柄だ。

 

また、倉澤が所属する神奈川県都筑中央署の刑事・今井要役には池内博之。倉澤の警察学校の同期で、親友の椿理子役には深川麻衣。ルオトが医療少年院を退院後に就職するベーカリー「幸せの穂」の従業員・津山聡美役には馬場ふみか。本作唯一のオリジナルキャラクターである倉澤の元夫・小野塚優一役には吉沢悠。物語のカギを握るルオトの母親・貴志茉莉絵役には斉藤由貴。

 

さらに今回、袴田吉彦、遠山俊也、平山祐介、桜田ひより、吉田ウーロン太、池田鉄洋の出演が解禁。神奈川県警本部・管理官の宇賀神敏一役に袴田吉彦、倉澤の上司で都筑中央署の刑事課長・仁科昌裕役に遠山俊也、倉澤の娘が殺された事件を担当していた元刑事・篝伸哉役に平山祐介、ルオトの関与が疑われる事件の被害者遺族・有坂弥生役に桜田ひより、ベーカリー「幸せの穂」の店主・津山善行役に吉田ウーロン太、物語の終盤で倉澤を支える足柄警察署上河原交番の巡査部長・湊靖久役に池田鉄洋。各々が抱える疑念、思惑、煩悶が、本作をより一層スリリングに際立てる。

 

彼らが加わった本ポスター&初出し映像を含む本予告も公開。また、放送を記念し、スタート日の1月22日(日)に中谷の主演映画を大特集。本編の前には中谷自身が作品と撮影を振り返る特別コメントも送る。

 

 

『連続ドラマW ギバーテイカー』本予告映像

 

番組情報

『連続ドラマW ギバーテイカー』
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2023年1月22日(日)放送・配信スタート
毎週日曜 午後10時~(全5話)

出演:中谷美紀、菊池風磨、深川麻衣、馬場ふみか、吉沢悠、斉藤由貴、池内博之、袴田吉彦、遠山俊也、平山祐介、桜田ひより、吉田ウーロン太、池田鉄洋

原作:すえのぶけいこ『ライフ2 ギバーテイカー』(講談社アフタヌーンKC)
脚本:小峯裕之
監督:鈴木浩介
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:小林祐介、黒沢淳、雫石瑞穂
制作協力:テレパック 製作著作:WOWOW

番組サイトURL:https://www.wowow.co.jp/drama/original/givertaker/ 
WOWOWオリジナルドラマ公式Twitter:@drama_wowow

 

『「連続ドラマW ギバーテイカー」放送記念!女優 中谷美紀』
WOWOWシネマ
2023年1月22日(日)
・午前8時30分~「BeRLiN」
・午前10時25分~「電車男」
・午後12時15分~「嫌われ松子の一生」
・午後2時35分~「繕い裁つ人」
・午後4時30分~「総理の夫」

 

佐藤玲、岡本夏美ら『夫を社会的に抹殺する5つの方法』共演者解禁!クランクインした馬場ふみか&野村周平のオフショットも公開

『夫を社会的に抹殺する5つの方法』©テレビ東京

 

2023年1月10日(火)スタートの『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京ほか 毎週火曜 深夜0時30分~)に、佐藤玲、岡本夏美、永瀬莉子、持田将史、森カンナ、渡辺いっけい、宮崎美子が出演することが決定。さらにクランクイン現場のオフショットが公開された。

 

原作は、DMMグループのウェブ漫画制作スタジオ「GIGATOON Studio」が制作、現在「DMMブックス」で独占配信されている三田たたみの縦読み漫画「夫を社会的に抹殺する5つの方法」。夫の大輔からDVやモラハラなどを受けてきた専業主婦の主人公・奥田茜が、謎の手紙の指示に従い大輔を社会的に制裁する中で、自他と対峙し人生を見つめ直す姿を描く。

 

ネットを介し、発信、受信、監視、管理…が容易になった現代だからこそ、心と身体が求める時代に即した“コミュニケーションのあり方”を見つめ直すべく、ただの復讐劇ではなく、現代社会が抱える問題に切り込んだ意欲作だ。主人公の奥田茜を演じるのは馬場ふみか。茜の夫で茜に対して暴力や心無い暴言を浴びせ続ける冷酷非情な奥田大輔役は野村周平が演じる。

 

このたび茜の親友で週刊誌のライターとして働く工藤凛役に佐藤玲、茜の会社員時代の後輩で茜の良き相談相手の西野早苗役に岡本夏美、茜が頻繁に視聴しているYouTube配信者で引きこもり系YouTuberのここまちゃん役に永瀬莉子、大輔の実家の会社「奥田産業」の最年少取締役・長澤光太郎役に世界的ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのリーダー・shojiこと持田将史が決定。

 

さらに大輔の姉で茜が悩んでいることを察し、良き理解者となる奥田和美役で森カンナ、大輔の父親で「奥田産業」代表取締役社長の奥田雅俊役で渡辺いっけい、世間体を気にし茜に対して厳しく接する大輔の母親・奥田美千子役で宮崎美子が共演する。

『夫を社会的に抹殺する5つの方法』©テレビ東京

 

そんな本作より、12月9日早朝からのクランクインとなった撮影現場の風景・オフショットも到着。初日一発目の撮影は、大輔が公園で茜の似顔絵を描いたり散歩をしたりと、仲むつまじかった頃の回想シーンからスタート。これから猟奇的な復讐劇が始まるとは想像もつかないほど本物の家族のような貴重ショットとなっている。

 

佐藤玲(工藤凛役)コメント

今回お話をいただいたとき、「なんという刺激的なタイトルなんだ…!」と、まず衝撃を受けました。私の演じる工藤凛というキャラクターは、芯のある人物で、茜の親友でありよき理解者です。ドラマ版でのオリジナルキャラクターということもあり、周りのキャラクターたちと話が進むにつれどういった関わり方をしていくのか…。刺激的な作品になると思います。どうぞ皆さま楽しみにしていてください!

 

岡本夏美(西野早苗役)コメント

主人公の茜を慕う後輩、早苗役を演じます。岡本夏美です。どんどんと淡白になっていく現代社会で、現実に向き合っていくことがどれほどエネルギーのいるものなのか、勇気のいることなのかを台本を読んで、とても強く感じました。茜がもつエネルギーの輪に、早苗として、ありがたく巻き込まれにいこうと思っております。早苗と茜の会話から大きな疑惑も生まれていくため、丁寧に心情を言葉にしていけたらと思います。

 

永瀬莉子(ここまちゃん役)コメント

ここま役を演じました、永瀬莉子です。ここまちゃんは動画配信を通して世の中への想いを真っすぐに発信していて、馬場ふみかさん演じる茜の日常の中での心のよりどころになる女の子です。初めて台本を読んだ時に、ここまちゃんは太陽と影を持ち合わせたミステリアスな女の子だなと思いました。しゃべり口調やテンションは明るく、太陽のように思われがちですが実はすごく悩んで考えて落ち込む姿も想像できるような子で、スイッチを入れて鎧を着て動画を配信しているような儚さを感じました。彼女の気持ちに寄り添えるようにせりふじゃなくてここまちゃんの言葉で伝えられるように何度も台本を読んで言葉を落とし込みました。良くも悪くも多くの言葉が飛び交っているSNS社会である今、このストーリーを通して何か感じ取っていただけるのではないかと思います。ぜひ放送をご覧ください!

 

持田将史(長澤光太郎役)コメント

長澤光太郎を演じる持田将史です。お話を頂いたとき、非常に衝撃的なタイトルに驚かされました。しかし、台本を読んでいく中で、SNS社会がテーマになりつつも、物語の核にはネットからは見えない家族の問題や、人には言えない苦しみにフォーカスが当たった作品だなと感じました。奥田産業の取締役でありながら、大輔の姉、和美の幼なじみでもあり、奥田家の内情をよく知る人間として丁寧に長澤を演じていけたらと思います。

 

森カンナ(奥田和美役)コメント

私は野村さん演じる大輔の姉、奥田和美を演じます。それはもう大変ひどい弟ですが、どんな人間であれ正義というものがあり、善と悪は表裏一体だからこそ、人間は面白いんだなと台本を読んで感じました。つまり、このドラマただ夫に復讐、抹殺する話ではありません。ぜひ、最後までお見逃しなく。また、夫を社会的に抹殺したいとお思いの奥さま方、参考にする際は十分ご注意ください。

 

渡辺いっけい(奥田雅俊役)コメント

大輔の父親・奥田雅俊役を演じます。『夫を社会的に抹殺する5つの方法』は、とても惹き込まれるストーリーです。きっと続きが気になって仕方ないドラマになることでしょう。ヒロインの馬場ふみかさん演じる茜の復讐の先に見えてくる世界を皆さんにより深く感じてもらうために、この役を慎重に…そして、楽しく演じたいと思っています。どうぞお楽しみに!

 

宮崎美子(奥田美千子役)コメント

タイトルにびっくりして、この仕事、受けていいものかどうか考えました。世の中の既婚男性にとって怖い話なのかなと。でも、抹殺したいくらい執着してるということは、それくらいの愛があるのかなとも思いました。また、役柄は厳しいお母さん役、あまりやったことのない役で、抹殺したいと思われるくらいの男性に育てたお母さんはどんな人なのか、興味も湧きました。どんな風に育てたらそうなるのかな?と。それを、見てる人にも納得してもらえるようにしたいし、あまり演じたことのない役柄なので、チャレンジしたいと思いました。お父さん役の渡辺いっけいさんと相談しながらやっていきたいと思います。

 

番組情報

ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法』
テレビ東京ほか
2023年1月10日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時30分~1時

出演:⾺場ふみか、野村周平、佐藤玲、岡本夏美、永瀬莉子、持田将史/森カンナ/渡辺いっけい、宮崎美子
原作:「夫を社会的に抹殺する5つの方法」アップクロス・三田たたみ/GIGATOON Studio(DMMブックス連載中)
脚本:上村奈帆、小坂志宝、服部紘二、倉地雄大(テレビ東京)
監督:上村奈帆、進藤丈広
プロデューサー:倉地雄大 (テレビ東京)、櫻田惇平(ホリプロ)
協力プロデューサー:たちばな やすひと
制作協力:ホリプロ
製作著作:テレビ東京
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/otosatsu/
公式Twitter:https://twitter.com/tx_otosatsu
公式Instagram:https://www.instagram.com/tx_otosatsu/

 

門脇麦、田中圭ら豪華キャストが集結した華やかなポスタービジュアルが解禁!『リバーサルオーケストラ』

『リバーサルオーケストラ』門脇麦、田中圭ほか ©日本テレビ

 

2023年1月11日(水)にスタートする門脇麦主演の新水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)のポスタービジュアルと第1話のあらすじが解禁された。

 

本作は、地味な市役所職員として働いている元天才ヴァイオリニストの主人公が、強引すぎる変人マエストロと共に地元のポンコツオーケストラを立て直す音楽エンターテインメントドラマ。

 

国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たし、“天才ヴァイオリン少女”の名を欲しいままにした谷岡初音(門脇)は10年前、とある理由で表舞台から突如、姿を消した。二度と舞台には立たないと心に決めた初音だが、強引すぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことに。しかし2人の前には、数々の障害と強敵が出現する。

 

このたび、主演の門脇と、田中の周りにポンコツ交響楽団“児玉交響楽団”の団員を演じる面々、さらに楽団を取り巻く豪華キャスト総勢15人が集結した、音楽があふれ聴こえてきそうな、華やかなポスタービジュアルが解禁。画面中央の「みんなの想いが、音があふれる!存続絶望オーケストラの大逆転劇!」というコピーの通り、各エピソードで登場人物それぞれの物語が描かれ、チームとしてポンコツが成長していくさまを想起させるポスターに仕上がっている。

 

ポスター解禁に併せて、番組公式HPも人物相関図などが公開され、バージョンアップ。さらに、番組公式TikTokも開設された。

 

第1話あらすじ

埼玉県のはずれにある、のどかな街・西さいたま市では音楽での地域活性化を図るべく、市長・常葉修介(生瀬勝久)の旗振りで、立派なシンフォニーホールを建設中。市役所の広報広聴課に勤務する谷岡初音(門脇麦)は、ホールの4月オープンを告知するポスター配布のため、公民館にやって来る。そこで行われていた地元のオーケストラ「児玉交響楽団」通称「玉響」の公演を覗いた初音は、驚がくの光景を目にする。

 

5年ぶりに帰国した人気ヴァイオリニスト・三島彰一郎(永山絢斗)がニュースで騒がれる中、初音は自宅のレッスン室で一人ヴァイオリンを奏でる。市役所にいるときとは別人のように楽しそうな表情。実は彼女は、「天才」の名をほしいままにしたヴァイオリニストだったのだ。しかし、とある理由で10年前に表舞台を去っていて…。

 

いっぽう、父・修介に強引に呼び戻され、ドイツから帰国したばかりのマエストロ・常葉朝陽(田中圭)は、玉響の練習場にいた。のんびりムードでやる気のない団員たちを厳しく叱責する朝陽。団員たちは、突如就任した悪魔のような指揮者に戦々恐々としている。玉響を見捨てようとする朝陽だが、初音の存在に気づき、彼女を「ポンコツ改造計画」に巻き込むことに。逃げる初音、追う朝陽。怒濤のスカウト攻撃がスタートする。

 

番組情報

『リバーサルオーケストラ』
日本テレビ系
2023年1月11日(水)スタート
毎週水曜 午後10時

<CAST>
門脇麦、田中圭、永山絢斗、瀧内公美、坂東龍汰、恒松祐里、前野朋哉、岡部たかし、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、濱田マリ、津田健次郎、平田満、原日出子、生瀬勝久 ほか

<STAFF>
脚本:清水友佳子
音楽:清塚信也、啼鵬
演出:猪股隆一、小室直子、鈴木勇馬
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/reveorche/
公式Twitter:@reveorche_ntv
公式Instagram:@reveorche_ntv
公式TikTok:@reveorche_ntv

 

©日本テレビ

桜田ひよりがZドラマ第4弾『沼る。港区女子高生』に主演!豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子、八木勇征が共演【コメントあり】

『沼る。港区女子高生』桜田ひより、豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子、八木勇征 ©日本テレビ

 

2023年2月25日(土)スタートのZドラマ第4弾『沼る。港区女子高生』(日本テレビ 午後2時30分~3時 ※関東ローカル)で桜田ひよりが主演を務めることが決定した。

 

Zドラマ第4弾となる今作も、勢いのある若手役者たちによる高校生のリアリティーを体現した物語を展開。“推し”“沼”など推し活をテーマに、推し活にはまる高校3年生の港区女子高生とクラスメートたちの卒業までの物語を描く。そして、八木勇征は前作の役名と同じく、完璧男子・園宮蓮として連続で出演。さらに、豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子の出演も決定した。

 

主人公の港区女子高生・倉石えな(桜田)は、生まれながらに色が普通の人の100倍見える色覚を持つギフテッドな女の子。故に、幼い頃から絵を描く才能に満ちあふれるいっぽう、異常なまでに絵を描くことに執着する子供だったが、ある出来事から絵を描くことを封印している。

 

しかし、完璧男子のタレント・園宮蓮(八木)に特別な色を感じ、再び絵を描き始める。それは、同級生の彼氏・高森悠真(豊田)にも秘密だった。えなの推し活のきっかけを作った斎藤麻里香(吉田)は仲間ができて喜ぶが…。そんな中、柚月琴奈(矢吹)は、ある秘密を知ってしまう。

 

桜田ひより(倉石えな役)コメント

桜田ひより

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

素直にうれしかったです。若い世代の俳優がドラマを作り上げているので、いろんな刺激をもらえるのではとワクワクしました。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

えなちゃんに1番に感情移入しました。読んでいるとイメージが膨らんでいって早くお芝居がしたくなりました。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

本当に思っていることは人になかなか言えないと言う点は似ているなと感じました。大きく異なる点は、やっぱり絵のうまさ…です。笑

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

初めましての方も、お久しぶりの方もいるので、緊張と不安とワクワクが混ざっています。まずはきちんと相手がどういう方なのか観察してからコミュニケーションを取れたらなと思います!

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

『ブルーロック』というアニメに沼っています。今では新しいエピソードが出るとすぐに見るようになりました!

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

中学校の卒業式は、すぐに校門を出て、家族とご飯を食べに行った記憶があります。笑笑

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

自分の「好き」なもの。
自分の「好き」なこと。
自分の「好き」な人。
自分の「好き」を相手に伝える。それをできる人って中々いないと思います。
でもこの作品で誰かの横に並んで、手を繋いで、せーので一歩目が出せるように、同世代の方の気持ちに寄り添いながら、作り上げていこうと思います。皆さんお楽しみに。

 

豊田裕大(高森悠真役)コメント

豊田裕大

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

改めて、Z世代の年齢を調べたんです! そうしたら、僕もZ世代だということが分かって、自分と近い年代の方々に届ける作品に携われるんだと思ってうれしかったです。共演者の方々も僕と同じ世代なので、一緒に作品を作り上げていくのが今から楽しみです。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

今作のテーマが、「好き」「推し」「沼る」「アート」などの世界観で、読みながら、頭の中で映像が色鮮やかに再生されました。SNSの使い方など今に寄り添った作品で親しみやすいと思いました。また役を通して高校生に戻れるのが、なんだか今からソワソワしています。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

好きなものや好きな人に対する一途さは自分と共通しています。ただ悠真は一途過ぎるが故に、本音を言えずに葛藤していて、素直になれていない部分があるように思います。僕は思っていることははっきり伝えるタイプなので、そこは異なる点だと思います。

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

僕は普段、自分の価値観に近い人たちと過ごすことが多いです。だから今回は、同世代の共演者の方々とご一緒して、自分にはない新しい価値観に触れられることが楽しみです。

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

うどんです。今まで麺類の中では、お蕎麦を食べることが多かったのですが、うどんのおいしさに最近気づいてからは、よく食べるようになりました! いつかうどんの聖地、香川県に行って讃岐うどんをたくさん食べたいです。

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

卒業式が近づくにつれ、もうこのメンバーで授業を受けたり、行事をすることがなくなってしまうと思うと寂しさが込み上げてきたのを覚えています。式中はあまりにも寂しくて泣いてしまいました。更に、高校進学で地元を離れる僕に、クラスのみんながビデオメッセージをくれたんです。とてもうれしくてそれが今でも印象に残っています。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

高森悠真を演じさせていただきます。豊田裕大です。Z世代の方々が共感しやすいキーワードが、今作にはたくさんあると思います。見てくださる方が、何か一つでも感じ、考えさせられるようなドラマにできたらと思っています。精いっぱい頑張りますのでぜひご覧ください!

 

吉田美月喜(斎藤麻里香役)コメント

吉田美月喜

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

学園ものの作品はいろいろな雰囲気のものがあると思いますが、今回Z世代に向けての新しい形のドラマに参加できてとてもうれしく思います。どのように撮影していくのか楽しみです。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

自分の「好き」をSNSなどさまざまな形で表現できる時代だからこその悩みや人間関係などが繊細に描かれているなと感じました。その中で等身大の学生達が今どのように生きていて感じているのかを考えながら演じていきたいと思います。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

今回演じる麻里香は明るくてクラスのムードメーカーで推し活に励んでいる女子高生です。
私とはかなり反対なキャラクターだからこそ自分にとって挑戦的な役で、今から演じるのが楽しみです。

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

同世代の方からはいつもいろいろな刺激を頂くので、現場でもたくさん話して勉強しながら撮影を楽しめたらなと思います。

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

サンリオキャラクターがすごく好きで、コロナ前はピューロランドの年パスなど持っていてよく1人でキャラクターに会いに行っていました。ただ、コロナなどでなかなか気軽に行くことができなくなってしまってからあまり行けていないのでまた行きたいなと思っています。

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

私の世代は高校の卒業式はコロナ禍での卒業式だったので、みんなで集まって卒業式ができず、いつの間にか卒業してしまっていた様な感覚で少し悲しかったです。今は徐々に対策などを整えながらみんなで卒業式ができていたりすると聞いたので、制限などはありながらも卒業式の思い出を楽しんでほしいなと思います。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

好きなことを全力で楽しんでいる学生たちの青春のきらめきはすごくまぶしくて大きなパワーを持っていると思います。
今の時代を生きる皆さんにも共感できる部分がたくさんあると思うので、楽しんでいただけるように撮影を頑張りたいと思います。

 

矢吹奈子(柚月琴奈役)コメント

矢吹奈子(HKT48)

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

Zドラマの出演が決定して、とてもうれしかったです! 同世代の方々にエールを送ることができるドラマに携わることができて光栄ですし、今からワクワクしています!

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

自分の好きなものを正直に伝えたり、悩みを乗り越えて挑戦していくことの大切さを感じて、私も背中を押されている気持ちになりました。第1話を読み終わった時、「この後はどうなるの?!」と、次の展開も気になりました。琴奈が抱く悠真への想いや、努力ではどうにもならない壁との葛藤、琴奈の揺れ動く繊細な気持ちを、丁寧に表現することができればと思っています。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

私は小学6年生の卒業前に福岡へ引っ越したので、中学校に入学した時に、周りは友達がいるのに、私だけほぼ初対面だったので、その時は孤独な気持ちになった経験があります。そういう状況は、少し琴奈と共通しているかもしれません。

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

演技の経験が豊富な方ばかりなので、たくさん吸収させていただいて、成長できたらと思います。学生時代の青春も味わえる気がして、とても楽しみです!

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

ゲームとドラマ・映画鑑賞です。ゲームは、最近Nintendo Switchの「スプラトゥーン」と「ポケモン」に沼っています!いつも持ち歩いて、移動時間や空き時間に楽しんでいます! ドラマや映画は昔から好きで、よく見ていたのですが、最近はお芝居の勉強としてもいろんなジャンルの作品を見るようになりました!

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

小学6年生の時に転校をしたので、卒業式までに校歌を覚えることができるか少し不安な気持ちがありました。頑張って練習して、卒業式で完璧に歌うことができたので、「よかった~」と安心した記憶があります。
また、来年の春にHKT48から卒業をすることが決まっているので、これから卒業式を迎えるような気持ちで今はアイドル活動をしています。学校から卒業して、新しい道を歩み始める方々と同じ気持ちで演じることができれば思います。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

Z世代に向けたドラマということで、同世代にエールを送れる作品になるよう励みたいと思います!皆さん、ぜひ楽しみにしていてください!

 

八木勇征(園宮蓮役)コメント

八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)

 

◆前回に引き続きZドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

こうしてまた出演させていただけることができてすごく光栄です! また園宮蓮を演じることができるとは思っていなかったので不思議なご縁を感じました。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

今回は東京の港区女子高生という“トレンド”を感じるテーマで今のニーズにとても沿っていると思いました。主人公の桜田ひよりさん演じる「えな」が持って生まれた特別な“ギフト”がこの物語の鍵になっています。前作で完璧男子として描かれつつも後半はその内面が少し垣間見えていた園宮蓮ですが、今回はその後のストーリーとして、えなと関わっていくにつれ蓮の人間性にもさらに見えてくると思います。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

実は共通点はほぼないのですが、強いて言うなら見えない部分があるところだと思います。僕も全部が全部表向きに出せるタイプではないので共感できます。大きく異なるのは完璧男子ってところですね…笑

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

いろいろな方面でご活躍されている同世代の皆様と一緒にお芝居ができる事がすごくうれしいですし、何より楽しみです。
その現場でだからこそ生まれるものが必ずあると思いますし、それが僕にとって刺激になり貴重な経験になるので、クランクインできる日が今から待ち遠しいです!

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

サウナですね! 徹底的にサウナの温度や水風呂の温度を下調べして、ここなら整えそうだなとか考えています笑。
あと個人的にはサウナ飯も大切です! たまに何も考えずフラっと入ってみたお店のご飯がすごく美味しくてハマることがあります。沼が深いし奥が深いなと感じます。

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

印象的なのは、合唱でした。卒業式という自分の人生においての大切な学生生活の締めくくりの場で皆んなで練習して歌ったことが心に残っています。歌っている時はこれで卒業なんだな、と不思議な気持ちでした。別れの悲しい気持ちもあったり、楽しかった思い出も蘇ったり、これから進む自分の道への期待もあったり、いろいろな感情が入り混じった中で歌っていましたね。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

前回に引き続き園宮蓮を演じさせていただきます! 今回のストーリーもまさに沼にハマってしまうくらい面白い作品になるなと確信しています。ぜひ皆さん楽しみにしていてください! TVerなどで配信もあるので何回も観て沼にハマってください。

 

番組情報

『沼る。港区女子高生』
日本テレビ ※関東ローカル
2023年2月25日(土)午後2時30分~3時

出演:桜田ひより、豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子(HKT48)、八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)ほか

企画・プロデューサー:鈴木努
プロデューサー:戸谷志帆梨
制作プロダクション:AX-ON
制作協力:UUUM
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/numarujk/
公式Twitter:https://twitter.com/z_drama_ntv
公式Instagram:https://www.instagram.com/z_drama_ntv/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@z_drama_ntv
公式LINE:https://lin.ee/6F7fW9A

江川清音「サポーターさんと気象解説員の皆さんの架け橋になっていきたいという気持ちは、ずっと変わらず持ち続けている思いです」ウェザーニュースキャスター連載・第10回

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は93万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第10回に登場していただくのは江川清音キャスター。厚い信頼で後輩から慕われている“さーやん”さんに、これまでの思い出を振り返っていただきながら、大好きなお天気のこと、そして番組を応援してくれるサポーターの皆さんへの思いをたっぷりとうかがいました。

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

第10回・江川清音キャスター

江川清音●えがわ・さやね…1989年12月3日生まれ。北海道出身。O型。ウェザーニューズ「おは天」の10期生として、2008年よりキャスターに就任。その後、番組の変遷とともに「SOLiVE24」、「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味・特技はダンス、フラワーアレンジメント、クレイデコレーション、カルトナージュ、カリグラフィー、ヨガなど。TwitterInstagram

 

【江川清音さん撮り下ろし写真】

キャスターはサポーターさんたちの代表だと思っています

──前回の山口剛央解説員、白井ゆかりキャスターによる特別対談を経ての江川清音キャスターのご登場になります。最初に江川さんから見たお2人の魅力についてお聞かせいただけますか?

 

江川 山口さんとはお酒友達なんです(笑)。と言っても、一緒に飲んだことほとんどなく、よくお酒の話をするので、勝手にそんな印象を持っているというだけなんですけどね。山口さんは、ひと言でいえば貫いている方ですね。気象に関する知識やデータが豊富で、過去に起きた災害のお話など、何を聞いても瞬時に答えが返ってくる。ですから、本番中にいきなりブリーフィングの時に出なかったような質問も話題にできるんです。本当に、“この世界にいてくださって、ありがとうございます!”という思いでいっぱいです。ゆかりんは年下のお姉ちゃんかな(笑)。常に細かい気配りができる方で、それでいて、とにかく優しい。ちょっとしたことでも心配して連絡をくれたりするんです。番組担当のシフトを急遽変更しなければいけなくなった時でも嫌な顔ひとつせず、「全然問題ないですよ!」って言ってくれて。いつも助けてもらっていますね。

 

──江川さんは朝からお昼にかけての時間帯を担当されることが多く、反対に白井キャスターは夕方から夜が多いので、白井さんとはなかなか社内でも会える機会がなさそうですね。

 

江川 そうなんです。でも、たまに衣装室で一緒になることがあって。そんな時はホッとします。私が普段から頼りないというのもあるのですが(苦笑)、長年一緒にやっているので、ゆかりんの顔を見るだけで安心できるんです。私にとってまさに癒やしです。ただ、社内で会っても、お互い準備などでバタバタしているので、お話ができたとしても本当に数分で。それがいつもすごく残念ですね。

 

──番組自体は3時間の生放送ですが、そこまでの準備にもたくさんの時間をかけているということを、以前白井キャスターもおっしゃっていました。

 

江川 私の場合は特に長くて、ほかのキャスターと比べて1時間ぐらい早く準備に取りかかるようにしているんです。そうしないと間に合わなくて……。本番でアドリブのようにポンポンと言葉が出てくるタイプではないので、番組で話す内容を頭に入れておいたり、何を話すかを事前に用意しておいたりしないと本当にダメなんです。

 

──ご自身の頭の中で原稿内容を咀嚼する時間が必要ということですか?

 

江川 咀嚼というより、私は実際に口に出して確認をしています。番組の原稿って自分で書くんですが、“ここをしっかり届けたい!”というポイントがあるので、話す時の抑揚も考えながら何度も音読するんです。学生時代、弁論部に所属していたので、特にそうしたことを意識しているのかもしれないですね。それに、時間をかけて書いた原稿でも、いざ口に出して読んでみたら、“あれ!? これは何が言いたいんだろう?”と、まとまりのない文章になっていたりすることもありまして。そうした確認も含めて必ず時間をかけて音読をするようにしていますね。ただ、担当する時間が「モーニング」(午前5:00〜8:00)や「サンシャイン」(午前8:00〜11:00)だと家を出るのが深夜ですし、お迎えに来ていただく時間も決まっていますので、そうした時は前日に家でいろいろと調べておいたりもします。

 

──具体的にはどのような準備をされるんでしょう?

 

江川 前日にすることは、それまでの天気の流れを復習し、週間の天気予報も刻々と変わっていくので、最新のものをチェックしたり。あとは自然季節の確認ですね。七十二候や二十四節気が当てはまっているかなどをチェックします。それに番組内ではフリートークの時間もありますから、《今日は何の日?》を調べたり。……やることは結構多いです(笑)。

 

──江川さんの番組ではおなじみの「いきなりクイズ」を考えたりも?

 

江川 それもありますね(笑)。3時間ってやはり長いですから、いろいろと仕込まないといけなくて(笑)。

 

──おっしゃるように3時間の生放送はかなりの長丁場だと思いますが、普段は30分のブロックを6回に分けてこなしていくという感覚なのでしょうか?

 

江川 私は日によります。晴れた穏やかな日だと、30分ごとのインターバルでひと息つけることもありますが、天候が荒れていたり、地震などのイレギュラーなことが起こっていたりする時は、3時間ずっと緊張感が続いていきますから。それに、インターバル中でも視聴者さんからのチャットコメントを拾っていることがあるので、やはりあまり休んでいる時間はないかもしれないです。皆さんからのコメントの中に天気にまつわる質問を見つけると、“こういうことを知りたいんだな。それなら解説員の方への質問の中に差し込んでみよう”とその場その場で考えたりします。

 

──そうやってリアルタイムで視聴者の疑問や声を拾い、すぐに番組内で答えを届けていくというのは、「ウェザーニュースLiVE」の強みの一つだなと感じます。

 

江川 やはり双方向の番組ですからね。私がウェザーニューズに入った当初は前身の「SOLiVE24」という番組で、キャスターはサポーターの代表という立ち位置だったんです。それは今も変わらないと私は思っていて。そうした意識を持ちながら、サポーターさんが疑問に感じていることなどを予報センターの解説員の皆さんに質問して聞いていく架け橋だと思っています。また、その上でスタッフさんの存在というのがすごく重要なんです。スタッフさん方に光が当たる機会ってあまりないのですが、本当にいい方ばかりで、私、大好きで。日々の番組構成だけでなく、“このキャスターだと、きっとこのリポートを盛り上げてくれそうだな”ということをすごく考えてくださっているんです。私たちもそうしたスタッフさんたちの思いを汲み取って、サポーターさんたちのリポートに対してコメントをしていく。そうした関係性が本当に素敵だなと思うんです。

 

──キャスターさんとスタッフさんとのあうんの呼吸で番組が成り立っているのは、いつも放送を拝見しながら強く感じています。

 

江川 そのためにも、私は普段から、スタッフさんとの交流をすごく大事にしているんです。時間があれば、たくさんお話をするようにしていて。そうしたちょっとした会話の中から、お互いがどんな番組にしていきたいかといった方向性を感じ取れることもありますから。

 

一番つらかったのは「SOLiVE音頭」。私、歌NGなんです(苦笑)

──先ほど「SOLiVE24」の話題が出ましたが、江川さんはさらにその前身である「おは天」(携帯電話用の気象情報動画配信サービス)からキャスターをされています。

 

江川 はい。ですから、ウェザーニューズに入って14年目になるんです。18歳の時に受けたオーディションで合格をいただき、「華麗なる18歳」というキャッチコピーをつけていただいたんですよね(笑)。同期にあいりん(山岸愛梨キャスター)がいるんですが、私は途中で大学に戻ったりして、数年ほどキャスターをしていない時期があったんです。ですので、実際のキャリアはあいりんのほうが上になりますね。

 

──「おは天」や「SOLiVE24」の頃から番組の内容も随分と変わってきたと思いますが、キャスターとして求められていることにも変化を感じますか?

 

江川 気象に関してより詳しくなっていかなければいけないなと実感しています。“こんなことも知らないの?”と思われてはいけないキャリアになってきていますし。以前はもっと自由奔放でした(笑)。ぶっつけ本番で、“好きなようにやっていいよ”という空気もありましたから。でも今は、番組の構成もお天気の情報に重きを置く内容になってきましたし、視聴者数もどんどん増えてきましたので、より正確に、かつ、見る人にとって誤解のない番組作りを意識するようになりましたね。そうはいっても、まだまだ失敗だらけで、落ち込むことばかりなんですけどね。

 

──江川さんでも失敗をされることがあるんですか?

 

江川 たくさんありますよ。放送後に視聴者さんから言葉の使い方でご指摘をいただいて、“そうだよなぁ……ごめんなさい”って、すごく落ち込んだり。番組中は失敗したと思ってもなるべく笑顔を届けるようにしていますが、私はちょっとしたミスでもずっと引きずってしまうんです。それもあって、事前の準備を入念にしているんです。

 

──そうなんですね。ちなみに、思わず笑っちゃうような失敗談などもありますか?

 

江川 それもたくさんありますよ。番組が終わった後に、衣装が前後ろ逆だったことに気づいたことがありました(笑)。幸いなことに分かりにくいデザインでしたので、きっと誰にもバレていないと思います。番組が終わって着替える時に、“あれ? どうしてここにタグが!?”って(笑)。あとは……間違いなくバレているものでいえば、笑いすぎて椅子から転げ落ちたりもしましたね(笑)。MAXコーヒーを吹き出したこともありましたし。それはCスタジオ時代の話なんですが、染みになってしばらく残っていて。それを見るたびに、“これ、私のコーヒーの跡だ……”とへこんでました。今はもうきれいになっていますけどね。

 

──では、この振り返りの流れで、「SOLiVE24」時代のものでも結構ですので、もう一度やってみたい企画などはありますか?

 

江川 ソラヨミ企画をやりたいですね。予報センターの森田清輝さんや丹羽祐久さんと一緒に空の読み方を学ぶという企画があったんです。天気に詳しくなりますし、空についてたくさん知ることができるので、視聴者さんがどんどん増えている今、そうした企画を望んでいる方も多いのではないかと思うんです。

 

──確かにすごく興味があります。

 

江川 あとは公開番組も久々にやってみたいですね。以前は2週間に一度、公開番組をしたり、「そら博」といったイベントも開催したりして、視聴者さんと直接コミュニケーションを取れる機会が多かったんです。皆さんの顔を知れることで関係性も深まっていくので、ぜひまたやりたいです。もちろん、イベントは楽しいことばかりではなく、なかにはつらいこともありましたけどね。

 

──そのつらかった思い出をうかがってもいいですか?

 

江川 一番つらかったのは「SOLiVE音頭」です(笑)。あれは泣きました。「本当に歌だけはやめてください!」って号泣しながらお願いをして。

 

──歌が苦手なんですか?

 

江川 私、歌NGキャスターなんです(笑)。その結果、学生時代にダンスをしていたこともあって踊り担当になったんですが、振付も任されたんですね。しかも、踊り担当が3人だったので残り2人のキャスターさんに振付を教えようとしたところ、私が自分で歌いながら動きを見せなきゃいけないことに気づいて(笑)。まさしく地獄の時間でした。あれがあったので、おかげで怖いもの知らずになりましたけどね(笑)。先ほど言っていただいた「いきなりクイズ」もそうです。あの時に培った度胸の賜物です(笑)。

 

──「いきなりクイズ」はどういった経緯で生まれたものなのでしょう?

 

江川 あれは多くの視聴者さんに番組に参加してもらえたらいいなと思って始めたものでした。サポーターさんの中にはチャットでコメントを書いてくださったり、リポートを送ってくださったりと、いろんな形で参加してくださっている方もいますが、それはきっと一部の方で、多くがじっと番組を見てくださっているだけと思うんです。そうした方々にも、“ん? なんだ今のは?”と思ってもらったり、ほんの数分でも前のめりな感じになって番組に参加してもらえたらなと思い、ジェスチャークイズのようなものを始めてみたんです。そうすることで、番組を飽きることなく楽しんでいただけるかなという思いもあって。ただ、「よく分からない」とか「難しすぎる」という意見が多いです(笑)。

 

──確かに難易度が高めですよね(笑)。

 

江川 そうみたいですね。私は結構簡単にしているつもりなんですけれど。きっと、私の演技力や表現力の問題なんでしょうね(笑)。ただ、思いがけないような答えがコメントで飛び交っていたりして、それもまた楽しくて。いつかは全員が正解するのを目標に日々頑張っています(笑)。

 

──その日が訪れるのを楽しみにしています。でも、そうした「いきなりクイズ」のようなバラエティ色のある企画と詳しい天気情報がバランス良く成り立っているのも「ウェザーニュースLiVE」のいいところですよね。

 

江川 はい。だからこそ、視聴者さんも安心して楽しんでいらっしゃるのかもしれないですね。それに、視聴者さんたちと一緒に番組を作っているというのも本当に素敵だなと思っていて。「10分天気予報マップ」がすべてを物語っていると思うんです。皆さんから送られてくる全国各地のお天気リポートを瞬時に見ることができる。これって本当にすごいことで。ちょっとした地域の差での雨量の違いが分かりますし、私たちにとってもこれからどんな危険が発生するかを予測する材料にもなる。状況に応じて、声のトーンを変えて注意喚起もできますし、まさしく皆さんとともに「ウェザーニュースLiVE」はあるんだなと感じています。

 

同期のあいりんはキャスターみんなの大黒柱。というより、裏のドンですね(笑)

──天気にまつわるお話もうかがいたいのですが、江川さんが一番テンションの上がる天気や時間帯はいつですか?

 

江川 朝日が昇る瞬間と朝焼けですね。ものすっごく気分が上がります! 特に今ぐらいの冬の時期だと、「モーニング」の番組中に朝焼けのグラデーションが見られますし、あの美しさを視聴者さんと共有できる時間が大好きなんです。逆に、これは視聴者さんにもバレていると思いますが、朝の幕張のお天気カメラに曇り空が映っているとドヨーンとした気持ちになりますね(笑)。それこそ、雨雲のまねをしているんじゃないかと思うぐらい気分が沈みます(笑)。

 

──では、好きなウェザーニュースアプリの機能は?

 

江川 雨雲レーダーは言わずもがなですが、皆さんから送られてきたウェザーリポートが見られるページが好きです。晴れの日のリポートに限らず、雨の日でも皆さんからの報告を見て、“みんな空を眺めているんだなぁ”って思う時間が一番ホッとするんです。それに、全国にいるサポーターさんの存在を普段から身近に感じていると、災害などが起きた時に、“この地域に住んでいる方もいらっしゃったな”、“大丈夫かな”と考えられるようになりますし。そうした気持ちがあることで伝え方の意識も変わっていくと思いますので、皆さんからのリポートは時間がある限り見るようにしています。

 

──皆さんからのリポートがアプリの開発や番組の構成に反映されていることも多そうです。

 

江川 それはすごくありますね。例えばゲリラ雷雨が発生して、その近くにいたサポーターさんから動画が送られてくると、番組内でもより詳しい気象解説ができますから。特に解説員の内藤邦裕さんは局地予報がお得意な方ですので、ゲリラ雷雨に関する情報を幅広く、かつ分かりやすい言葉で解説してくださるんです。また、雨が収まってきたり、状況が落ち着いてくると、今度は時間をかけて丁寧に気象のメカニズムやゲリラ雷雨の対策についても教えてくださったりして。なかには少し難しいかなと思える内容もあるのですが、それが逆に視聴者にとって刺激になりますし、そうやってみんなで意識を高めていけたらいいなとも思っているんです。もちろん、そのためには私たちキャスターも、いろんな切り口で解説員の皆さんからさまざまな情報を引き出せるようにならないといけないんですけどね。

 

──では、江川さんから見て、今のキャスターはどんなチームになっていると感じますか?

 

江川 十人十色でそれぞれのいいところがすごく出ているように思います。得意分野もみんな違いますし、そうした中で、天気という軸があり、会社のキャッチコピーにもあるように「Always WITH you!」という思いで一緒に空を眺める仲間として支え合っている。新しく入ってくるキャスターもそこを理解している子たちばかりですので、すごくまとまりのあるチームになっているなと思います。

 

──個性豊かなキャスターがいらっしゃいますが、そうした中で江川さんの強みはなんだと思いますか?

 

江川 “誰にも負けないぞ!”と思うのは体力とフットワークの軽さですね。今はもうなくなりましたが、以前は3時間の生放送を1日2回担当していたこともありましたから。しかも、それを週に3回くらい(笑)。頼まれたら「やります!」って引き受けちゃうんですよね。でも、そのおかげで自分のスキルも広がり、いろんなことができるようになっていきましたので、すごくプラスになっているなと感じています。

──また、後輩もどんどんと増えてきましたが、江川さんが後輩に声をかける際はどんなことを意識されているのでしょう?

 

江川 私はあまり後輩という感覚を持たないようにしていて、みんな友達だと思っているんです。それだけに、ちょっと頼りない先輩だなと思われているかもしれませんが(笑)。それと普段の会話の中で、“なにか悩んでいるのかな?”と感じたりすると、話を聞いてみたり、あとでメールを入れるようなこともありますが、でもどちらかというと待つタイプですね。相談に来てくれると親身になって一緒に考える感じです。

 

──それはあえて待つんですか?

 

江川 そうですね。もしかしたら、自分の力でなんとか消化しようとしていたり、殻を破ろうとしている時間かもしれないので、そこは邪魔をしたくなくて。逆に相談ごとがあれば、なんでも聞いてほしいです。私は結婚をしていて子どももいるので、なかなか食事などに誘いにくいかもしれませんが、そこは気にせず、声をかけてほしいですね。

 

──江川さんはご出産後に再びキャスターに復帰されましたが、以前と比べてご自身の中で変化を感じることはありますか?

 

江川 やっぱり私って天気とこの仕事が好きなんだなと改めて思いました。育児に幸せを感じながらも、早くサポーターの皆さんと天気を眺めて共感したいと思っていましたから。それもあって、一年も経たないうちに戻ってきたんです。また、天気の見方も以前と比べて変わりました。家事が多くなったことでアプリの洗濯天気予報の素晴らしさを改めて痛感しましたし(笑)、子どもが風邪をひかないようにと気温の変化にも敏感になりました。そうしたことは番組内で視聴者さんに天気の情報をお伝えする際にもとても役立っているなと思います。

 

──また、同期である山岸キャスターについてもお聞きしたいのですが、江川さんにとってはどのような存在でしょう?

 

江川 私に限らず、すべてのキャスターが憧れる女性だと思います。真面目な性格なのは昔から同じなのですが、最近はプロデューサー的なところもあり、番組の企画などで悩んだりすると、いろんなアドバイスをくれるんです。いわば、キャスターみんなの大黒柱。いや、というより裏のドンですね(笑)。あいりんがいて、みんながいるという感じです。

 

──出会った時のことは覚えていますか?

 

江川 私が18歳で、確かあいりんは二十歳ぐらいだったと思います。“世の中にはこんなきれいな子がいるんだ!”と衝撃を受けました。まさにアイドル! という感じで、今も私の中ではアイドルです。一緒にいると話が止まらなくなり、たまにクロストークで一緒になると、あまり長引かないように努力するんですが、それでもつい話し込んでしまったりして(笑)。私にとってはなくてはならない存在で、私がここまでキャスターを続けてこられたのはあいりんのおかげだと思っていますし、同期とはいえ、支え合っているというより、ずっと支えられていますね。

 

──そういえば、小林李衣奈キャスターをインタビューさせていただいた際、山岸さんと江川さんの番組内での話し方をいつも参考にしているとお話しされていました。

 

江川 本当ですか!? そういうふうに見られていると思うとドキドキしちゃいますね。もう変なこと言えないです(笑)。番組プロデューサーからは「さーやんは好き勝手にやっていいよ」と言われているのですが、羽目を外しすぎないように気をつけます(笑)。

 

──(笑)。では、ほかのキャスターについて最近変化を感じたことや、改めて知った意外な一面などがありましたら教えてください。

 

江川 ゆっきー(内田侑希キャスター)がめちゃめちゃかわいい!(笑) いや、もちろんものすごくかわいいのは以前から知っていました。ただ、これまでそんなに交流する機会がなかったんですね。それが、先日のカレンダー撮影で同じ日になって。そこでたくさんお話をしたんですが、勝手に私が抱いていたクールビューティーなイメージが一気に覆りました。話す内容も、しゃべっている時の楽しそうな表情も、もう全部がかわいくて、ずーっとおしゃべりをしていたくなるんです。それに、いつも笑顔で楽しそうに番組をされているのに、“本当はもっとこうしていきたいんです……”といった悩みも抱えていて、番組をよりよくするためにどうすればいいかを真剣に考えている。そうした真面目さもまた素敵なんですよね。

 

──クロストークで一緒にバンジージャンプに行こうという話をされていましたね。

 

江川 よくご存知で(笑)。そうなんです。どうせならカメラを回そうかとも話していたんですが、きっと2人ともバンジージャンプを楽しむだけで、飛ぶ前に怖がったりキャーキャー叫ぶこともないだろうから、つまらない映像になりそうだねという話もしていて(笑)。そういえば、ゆっきーから、「さーやんさんとは似ているところが多いと思います」と言ってもらえたんです。確かにそうかもと思って。社交ダンスにも興味を持っていたので、これからますます仲を深めていきたいですね。

 

天気に関する知識を今以上に身につけて、いつか予報センターでも働いてみたい

──もう一つ、江川さんにどうしても聞いてみたかったことがありまして。番組内の発言でときどき登場する“Bスタ裏”の存在についてなんですが。

 

江川 ふふふふふ。やはり来ましたね、Bスタ裏。気になりますよね(笑)。「Bスタジオ」は以前使っていたスタジオなんです。それがいつからか、説教部屋のようなイメージを持つ場所になってしまって。誰かがミスをしたという垂れ込み情報がサポーターさんを通じて私の元に届くと、私が「これはBスタ裏に呼び出しですね」と言うようになっていったんですよね。それで、気づいたら私はBスタ裏の主みたいな思われ方をされるようになっていました(笑)。

 

──「Bスタ裏」の言葉が広まるきっかけになったのは何だったんですか?

 

江川 決め手になったのは、たぶん山口(剛央)さんの言葉なんです(笑)。

 

──どういうことでしょう?

 

江川 山口さんが何かの拍子で、「江川さんにBスタ裏に連れて行かれないように頑張ります」というようなことを番組の中で発言されていて。それがきっかけで一気に定着したような気がします。ほんと、Bスタ裏に何はあるんだって思いますよね(笑)。

 

──頭の中では完全に学校の体育館裏みたいな場所をイメージしています(笑)。

 

江川 「ちょっと後で顔出して」って? そうですよね。でも、あまり言い過ぎると、本当にBスタ裏で説教をしていると思われそうなので、ほどほどにしておきます(笑)。

 

──(笑)。とはいえ、そうした番組での楽しいやりとりからも、キャスターさん、スタッフさん、解説員の皆さんとの仲の良さが伝わってきます。山口さんは「おつきみピッピ」(ポケモンとのコラボ企画)の指振りの動きで、見事江川さんが陥落させていましたし。

 

江川 番組内で一緒に動きをやってくださいましたね。ほかのキャスターがお願いをしてもずっと拒んでいたそうですが、私の時についに折れてくれて(笑)。同じく解説員の喜田(勝)さんもよく「江川さんが圧をかけてくる」とおっしゃるんですが、私に言わせると、お2人とも何となくムチャブリをされるのを期待しているかのような視線を送ってくることがあるんです。勘違いかもしれませんが、長い付き合いなだけに少なくとも私にはそう見える時があるので、それなら期待に応えましょうと(笑)。

──確かに、この夏復活した「さやサンシャイン体操」も喜田さんは楽しそうにやっていましたね。

 

江川 「サンシャイン体操」は以前、季節ごとにやっていたんですよね。夏に久々にやってからというもの、喜田さんが会うたびに、「もうやらないの?」と聞いてくるので、もしかして皆さんやりたがっているのかなと思って(笑)。喜田さんも山口さんも関西の血が流れているからか、人を喜ばせることがお好きなんです。ですので、これからも怒られない程度に皆さんのユニークな一面を引き出していきたいですね。

 

──また、江川さんといえば、フリートークなどでお酒の話をしてくれるのを期待している視聴者さんも多いと思います。

 

江川 私が番組を担当している時間はお酒に関するリポートが増えるとよく言われます(笑)。言われてみれば、事あるごとにお酒の話題を出していますよね。決して、強いわけではないんです。嗜む程度なので、きっと皆さんと同じぐらいで。でも、お酒の話をするのは楽しいので、朝の時間帯では難しいかもしれませんが、休日のお昼前後あたりにお酒のコーナーとかもいつか企画でやってみたいですね。お米やお酒の味は地方によって違いますし、そこには気象も大きく関わってくると思いますので、そういったことを調べてみるのも面白いかもしれないなと思っています。

 

──同じお酒好きだと、戸北美月キャスターという心強い仲間もいますしね。

 

江川 美月ちゃんともよく、「一緒に酒蔵巡りをしたいね」という話をしているんです。私以上に専門的なことに詳しいですから。ほんと、ぜひ美月ちゃんとは企画をやってみたいです。

 

──江川さんはお酒を飲むとどんな感じになるんでしょう?

 

江川 質問攻めとまではいかないまでも、いろいろと相手のことを聞いちゃいますね。普段は自分のことを話すよりも、周りの会話を聞いているのが大好きなんです。でも、お酒を飲むと自分から話しやすくなるので、ここぞとばかりに質問を(笑)。きっとほかのキャスターについて私の知らない一面がたくさんあると思うので、いつかみんなと飲んで一人ひとりのことを知り尽くしてみたいです(笑)。

 

──その時は、ぜひこぼれ話を番組でもしてください! では、最後にこれからの目標を教えていただけますでしょうか。

 

江川 やはりキャスターである以上、もっともっと円滑に番組を進められるようになりたいという思いを常に持っています。また、天気にも詳しくなって、最初にお話ししたようにサポーターの皆さんが求めるものを伝えられる架け橋のような存在になっていきたいですね。以前と比べて「ウェザーニュースLiVE」はいろんなところで注目を集めるようになり、それにともなって求められるものも増えてきていると思うんです。ですから、新しく番組をご覧になる方やこれまで応援してくださっていた視聴者さんがより楽しめるように、解説員の皆さんから気象に関するさまざまな話題を引き出せるようになりたいと思っています。それと、これは夢でもあるんですが、いつか予報センターの中でも働きたくて。自分に気象予報士さんのような専門的なものを極められるほどの力があるかどうかは分かりませんが、“これは江川に聞いてみよう”と思ってもらえるぐらいの知識を持てるように頑張っていきたいですね。

 

──ありがとうございます。また、次回は特別対談の第2弾として江川キャスターと川畑 玲キャスターにご登場いただきます。予告編として、江川さんから見た川畑キャスターの魅力を教えていただけますか?

 

江川 川畑さんはもともと予報センターの解説員として番組に出演されていたのですが、2022年の4月からキャスターとしてもご登場いただくようになりました。皆さんからすぐに“ばた様”と呼ばれるようになるなど、いつも朗らかな雰囲気をお持ちで、また趣味のガーデニングのお話といった生活に密着した話題も人気ですので、視聴者さんにとってもすごく身近な存在なのではないかと思います。これまでの経歴やキャスターになった経緯などもたくさんお聞きしましたので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

《江川キャスターに17の質問!》

Q01.ご自身ではどんな性格だと思いますか?

江川 番組でご覧いただいてるそのまんまだと思います。ただ、“番組の中でこう言っておけばよかった……”といった後悔することがあると、裏でものすごく沈みます(笑)。そこから“これを次に活かそう”と切り替えられるのも結構時間がかかりますね。一度切り替えたらもう大丈夫なんですが。

 

Q02.“パブリックイメージとはここが違う”というところはありますか?

江川 ないです! 3時間もの生放送で本性を隠し通すことなんてできないので、すべてをさらけ出しています(笑)。ただ、自分ではよく分からないんですが、たまに天然だと言われるんですよね。私って天然なんですかね?(笑) 思い当たる節があるとすれば、あいりんと外で待ち合わせをすると、「さーやんとは最初の待ち合わせ場所では会えたためしがない」とよく言われます(笑)。ほぼ、私が間違えていて。そういう意味では、おっちょこちょいなところがあるのかも。自分では自覚がないんですけどね。……あ、だから天然なのか(笑)。

 

Q03.番組などで緊張しないコツは?

江川 適度な緊張は大事だと思うんです。ただ、私の場合は緊張すると噛んでしまうクセがあるので、本番前に声を出すということをしています。それこそ、今はフリースペースのようになっているBスタ裏で発声をして(笑)、喉を温めながらちょっとずつエンジンをかけていっていますね。あとは最後に大きく深呼吸。これも大事ですね。

 

Q04.天気にまつわる好きな言葉を教えてください。

江川 雨過天晴(うかてんせい)。“悪いことも、いずれよくなる”という意味です。つらいことや悩みって誰しもあると思うのですが、それが転じていい方向に向かうこともある。努力は報われると思いますし、こうした前向きな言葉が大好きですね。

 

Q05.もしキャスターになっていなかったら、どんな仕事をしていたと思いますか?

江川 フランスでお花屋さんをしていたと思います。大学生の時はフランス語を学びたくて、留学の試験にも合格していたんです。でも、同じタイミングで競技ダンスの大会があり、どちらかを選ばなきゃいけなくなって。母からは「絶対に留学を取りなさい」と言われていたのですが、試験に落ちたとうそをついて、ダンスを選びました。実はこれ、いまだに母に言っていないことなんですけどね(苦笑)。当時、ダンス部でいくつかの役職を任されていて、自分がいなくなると指導する人もいなくなり、どうしても自分にはやめることができなかったんです。でも、そのことで全国優勝もできたので、後悔はしていないですね。一方で、大学では国際関係の勉強をしていましたし、もし留学していたらフランスで仕事をしていたかも……と思うので、きっと今とは違う人生を送っていたでしょうね。お花屋さんは、単純にお花が好きだからです(笑)。

 

Q06.では、競技ダンスの一番の魅力とは?

江川 競技ダンスっていわゆる社交ダンスなのですが、男女2人のペアで作る最大の芸術だと思っています。クラシックバレエも習っていたので一人のダンスの大変さを経験していましたが、それが2人になるとさらに難しくて。お互いが動ける範囲を理解し合い、一番美しく見える瞬間を動きながら作っていく。大変ではありますが、あれに勝る興奮はないです。始めたきっかけは、ウッチャンナンチャンさんの番組で杉本彩さんが踊っているのを見て、「かっこいい! 私もやりたい!!」と思ったことでした。それで、大学に入ったら絶対にやろうと決めていたんです。

 

Q07.ウェザーニュース・ダンス・クラブを作る予定は?

江川 いいですね! ぜひ作ってみたいです!!  ゆかりんやりえなちゃんなど、ダンス経験者がたくさんいますもんね。以前の番組では米米CLUBさんの名前をもじって「ごめんごめんクラブ」というダンスチームを作ったことがあったんです。あれが私の中でのピークだったかもしれない(笑)。今だと天気に関連した企画じゃないと難しいかもしれないので、みんなで冬型の気圧配置をコンテンポラリーダンスで表現してみるというのはどうでしょう?(笑) 私が振付を担当すると「いきなりクイズ」みたいな難易度の高いものになってしまいそうですし、振付はみんなで考えます(笑)。

 

Q08.夜の番組担当チームはいろんなパーティー企画を配信していますが、もし朝チームでパーティーをするなら?

江川 あ〜、これもやってみたいですね。みんなでホットケーキやホットサンドを作ってみたり。ベビーカステラとかもいいですね。その中に1個だけカラシを入れておきます(笑)。もしくは朝の担当が終わった頃にみんなで集まって、夜の一品として付け加えられそうな簡単なおかずを考えてみたり。うん、楽しそう! ちょっとプロデューサーに提案してみます!

 

Q09.バイク好きとのことですが、思い出のバイクは?

江川 自分で買って乗っていたのは原付きだけなんです。アメリカンとかにも憧れていましたが、買っちゃうとあとに引けなくなってしまいそうだったので、いつも借りて乗っていましたね。父がバイク好きで、一緒にツーリングに行きたくて、私も中型の免許を取ったんです。今でも覚えているのが、小樽までお寿司を食べに行ったこと。その帰り道に虹がかかっていたんですよね。いい思い出です。バイクに乗って風を切る気持ちよさはほかにないものですし、ツーリングは天気とも密接に関わってくるので、また機会があれば乗りたいなと思います。

 

Q10.今のお酒のあては?

江川 ベビーチーズに韓国のりを巻いて、昆布しょうゆに付けて食べる。これ、昆布しょうゆというのがポイントなんです。特に北海道の「はぼまい昆布しょうゆ」がおすすめです。私も取り寄せるぐらい大好きです。あとはホタルイカの素干しかな。

 

Q11.お酒の席での豪快エピソードを1つ!

江川 書ける範囲でのエピソードじゃないとまずいですよね?(笑) そうですね……学生時代の飲み会では、私の前に乾杯を待つ行列ができるということがありました。みんなが一人ひとり、「お疲れ様です!」って声をかけにくるんです。ビール連盟の女子ビ長(ビール長)をやっていたからなんですけどね。

 

Q12.ズバリ、北海道といえば?

江川 お刺し身! イカの踊り食いやめふん(鮭の背わたを塩で漬け込んだ珍味)など、どこの居酒屋さんに入っても魚介類がおいしいですね。……あ、食べ物の話に特化しちゃいましたけど、別に大丈夫ですよね?(笑) 大学が京都で、それからはずっと北海道を離れていたので、帰るたびに「やっぱり北海道っていいなぁ」と地元の良さを再認識します。

 

Q13.最近、自分へのご褒美でしたことは?

江川 自分が生まれた年に出来たワインを買いました。思ったよりもまろやかな味わいでした。ちょっと値段はお高めでしたけど、こうしたご褒美があるから頑張れるんだと思って、思い切って買っちゃいました。

 

Q14.2022年にやり残したことは?

江川 これは毎年話してることなんですが、スカイダイビングをしたいんです。それと気球にも乗りたい。以前、静岡まで弾丸で気球を乗りに行ったことがあるんですが、その時は風が強くて飛ばなくて。ただの日帰り旅行になってしまったという苦い思い出があります(笑)。ですから、いっそのこと気球に詳しい解説員の内藤さんと番組で企画を考えようかなと思っているぐらいです。2023年は空に関する企画をたくさん考えて、どんどん実行に移していきたいですね。

 

Q15.では、新たに趣味にしたいことは?

江川 今でも十分、趣味が多いほうだと思うのですが、裁縫をもっと極めたいです。自分の服を作ったことはあるのですが、まだ世に出せるほどのも代物ではないですし、子どもの服も作ってあげたくて。ミシンを3台も持っているので、今のままでは宝の持ち腐れになっちゃいますからね。それと、これはお仕事に絡んだことになりますが、日本の地形に詳しくなりたいです。純粋に地図帳を見るのが楽しくて好きなんですが、全国にある川や山、湖などを知ることで、その地方でどんな天気に関する事象が起こるのかが分かると思うので、もっと地形に関する知識を増やしていきたいです。

 

Q16.GetNavi webということで、ご自身を家電に例えると?

江川 「電気メーター」……って家電じゃないですよね?(笑) でも、いいですか? 電気メーターって、メモリが動いている間は何かしら家電などが動いているわけで、まさに自分そのものだなって思うんです。家にいる時は常に動いていて、家事をしたり、仕事の準備をしたりと、本当にじっとしていることがないんです。ただ、哀しいかな、家の中ですることが多すぎて、なかなか子どもを構ってあげられないんですよね。だからか、子どもに「ママとパン、どっちが好き?」って聞くと、必ず「パン!」って即答されて(笑)。私にとってパンが一番のライバルであるというのが最近の最大の悩みなので、いつか「ママが一番!」と言ってもらえるように頑張りたいです(笑)。

 

Q17.最後に、普段愛用しているアイテムを教えてください。

江川 グルーガンです。10年ほど前に購入して、まだ現役で頑張ってくれています。これは低温タイプで、プリザーブドフラワーを作る時によく使っていますね。頼まれてブーケを作るのが大好きで、これまでにも何十個と作ってきました。実家に帰省した時に使おうと思ってかばんに入れていたら、空港の手荷物チェックで、「銃のようなものが入っているのですが……」と止められたこともありました(笑)。

↑江川さんの愛用品グルーガン。こちらを使ってブーケやプリザーブドフラワーなどを作っているとのこと

 

 

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

石田亜佑美×岡村ほまれ×為永幸音×北原ももがグループを越えてロックダンスに挑戦!『ハロプロダンスアカデミー』

『ハロプロダンスアカデミー』左から)為永幸音、岡村ほまれ、北原もも、石田亜佑美

 

ハロプロメンバーが、プロのダンサーや振付師にさまざまなジャンルのダンスを基礎から教えてもらい、ダンススキルを高める新番組『ハロプロダンスアカデミー』が2023年1月から放送スタート(メ~テレ 2023年1月10日(火)スタート 毎週火曜 深夜1時34分~/CSダンスチャンネル 2023年1月11日(水)スタート 毎週水曜 午後10時30分~)。初回から#3では石田亜佑美さん・岡村ほまれさん(モーニング娘。’22)、為永幸音さん(アンジュルム)、北原ももさん(OCHA NORMA)がロックダンスに挑戦。TV LIFE webでは、収録直後の4人にロックダンスに挑戦した感想や、見どころを聞きました。

 

◆番組に出演することになった感想を教えてください。

石田:ダンスチャンネルで放送中の番組『ハロプロダンス学園』でダンスをたくさんやらせてもらっているのですが、この番組では後輩たちとダンスができるのが新鮮だなって思いました。『ハロプロダンス学園』のメンバーだけでなく、ハロー!プロジェクトには、ダンスがすてきな人、ダンスが好きな人が、たくさんいることも知っていたので、こうやって選ばれてきた後輩たちと一緒に踊れたこともすごくうれしかったです。

岡村:モーニング娘。’22の中では、自分はダンスに特化したメンバーではないと思っていたので、今回出演者に選ばれて、結構びっくりしました。普段はハロー!プロジェクトのダンスにしか、ほぼ触れていないので、外部の先生に教えてもらってダンスができるのは、すごくいい経験になるなって思いますし、これからの活動にも生かすことができるなと思いました。

為永:『ハロプロダンス学園』の皆さんがすごく熱量を持って撮影やショーケースに挑んでいるのを見ていたので、みんなで成し遂げることにすごく憧れがありました。今回、みんなでダンスをできて、すごくうれしかったですし、決まったときは「『ハロプロダンス学園』みたいにできるんだ」っていうことで、ドキドキしながらもすごく楽しみでした。

北原:以前『ハロプロダンス学園』の新メンバーオーディションに参加させていただいて、そこでダンスの楽しさをより感じることができたんです。(オーディションの模様はダンスチャンネル『ハロプロダンス学園 課外活動Vol.10』で放送)今回、こうやって新しい番組に出演させていただくことができて、本当に夢みたいですし、実際に参加させていただいて、ダンスって本当に楽しいなって強く思った1日でした。

 

◆今回はICHI先生に習ってロックダンスに挑戦されましたが、実際に踊ってみていかがでしたか?

石田:とても楽しかったです! ロックダンスの手を回す振り付けは、意外とハロー!プロジェクトの曲のダンスにも出てくるんです。これまでは、その振り付けをあまり意識してやっていなかったのですが、今回、シャッフルの1、2、3という細かいリズムを教えていただいて、「本当のロックをやっと知れた」みたいな喜びがあります。今度、ハロー!プロジェクトに帰ったときに、手を回す振り付けが出てきたら、ちょっとドヤって踊ってしまうかもしれません(笑)。それぐらい基礎を学べる1日でした。

岡村:最後に私たちも習ったロックダンスで振り付けをしたんですが、「なかなか振り付けは降ってこないな」と。ICHI先生は基礎から応用までいろんなロックダンスを知っているし、ずっと踊り続けているから、いろんな振り付けが次々出てきてすごかったんです。私も何かひとつを極めたいなと思いました。

為永:私は、ロックは止めるっていうイメージがあったんですが、その止めがただ力を入れるだけではなくて、力を抜くことも大切だということを学びました。実際にやってみると、すごく難しかったので、今後応用できるようにしたいなと思いました。それと、一番楽しかったのは、コンビでロックダンスをするところ。みんなと目を合わせて踊るっていうのがすごく楽しかったです。

北原:新しく学ぶことがすごく多かったです。普段のOCHA NORMAとしての活動に生かせることだなと強く感じたので、学んだことを持って帰って、また挑みたいなと思います。

『ハロプロダンスアカデミー』

 

◆石田さんは『ハロプロダンス学園』にも出演されていますが、違いはありますか?

石田:『ハロプロダンス学園』のメンバーは、個が完成されているので、協力もするんですが、お互いを見て、盗んで、自分も高めるみたいなライバル心をみんなが抱きながらやっているイメージ。この『ハロプロダンスアカデミー』で集められたメンバーは“チーム”って感じがして。それはICHI先生が掛けてくださる言葉の数々で盛り上がったからというのもあるんですが、みんなで作って、盛り上げて、踊ったという一連の流れをとても感じられました。

 

◆収録中の石田さんの笑顔が印象的でした。

石田:『ハロプロダンス学園』にはアンジュルムの佐々木莉佳子ちゃんとか、陽なキャラクターがいるので、私はそこまで出てないけど、今回は私がそのポジションだったのかもしれないですね。みんなの頑張りをすごく感じたので、それに胸が熱くなりました。

『ハロプロダンスアカデミー』

 

◆ハロー!プロジェクトのメンバーとしてグループの垣根を越えて、コンサートなどで交流があるかと思うのですが、今日の収録を経て、あらためて感じた印象などありますか?

石田:意外とまだそんなに一緒にコンサートに立てていなくて…、どうかな?

北原:先輩方とこうやって踊らせていただくこともそうですが、バキバキにダンスを踊る機会も少ないので、とても緊張しました。こうやって好きなダンスを踊れて、しかも先輩方と一緒っていうのは、うれしいです。新しい発見というよりも、やっぱりすごいなとあらためて感じましたね。オーディションのときに、石田さんからひと言「良かったよ」と声をかけてもらったんですが、それが今頑張る糧になっているので、存在にすごく助けられました。

岡村:分かる。石田さんのひと言って胸に来るものがあるよね。石田さんがいてくれたので頑張れました。

石田:ほまれ、どうした?(笑)

岡村:『ハロプロダンス学園』に所属されている先輩と一緒に出演することになっていて、 「誰のグループなんだろうな」と思っていたら石田さんで心強かったです。

石田:ハロー!プロジェクトのメンバーがソロでパフォーマンスをするソロフェスがあったときに、為永幸音ちゃんの表情の表現力が素晴らしくって! そのときから表現者という印象だったんですが、今回一緒に踊ってみて、ハートが強くてとてもカッコいいなって思ったんです。一緒に踊れて、うれしかった。

岡村:元気出ましたもん!

石田:分かる!

岡村:私だったら「緊張する、無理かも」ってなるところを「頑張りましょう!」みたいな。

為永:そんなに明るかったですか!?

岡村:明るいエネルギーにたくさん助けられました。

石田:あ、そういえば、北原ももちゃん、最初は長ズボンだったんです。キックを頑張ったら、破けちゃってね。

北原:本当は、ひざのところが空いているデザインの長ズボンだったんですが、思いっきり蹴ったらひざがその空いているところに入ってしまって…。そのままキックしたので、ビリっといっちゃったので急きょ切りました。

 

◆それほど真剣にロックダンスと向き合っていたということですね。では、岡村さんの印象は?

石田:とても頑張ってたよね。

岡村:(石田にアピールしながら)頑張りましたよ。

石田:普段、モーニング娘。’22として一緒に活動していて、私とモーニング娘。’22の加賀楓ちゃんが踊るパートが多い中、ほまれも最近、ダンスパートに選ばれることが多くて。それが個人的にうれしくて。今回もほまれがいてうれしかったし、今までと違うダンスのジャンルに触れることを私もやってきた中で、その違うジャンルに触れたから得られた、自分の表現があるので、それをほまれに体感してもらえると思うと、それもうれしいなと。ついつい、親心で見てしまいます。

岡村:優しいことを言ってくれるんですよ。だから頑張れます、ありがとうございます。

 

◆このようなダンス企画に再度呼ばれたとき、どんなジャンルを踊りたいでしょう?

為永:私は昔からやってきたHIPHOPをあらためて習ってみたいっていう気持ちもあるんですが、ダンスをやる上でバレエがすごく大事と聞いて。一回だけではあまり意味がないかもしれないんですが、やってみたいなっていう気持ちがあります。

北原:私、テーマパークのパレードのバックダンサーになるのがずっと夢で。テーマパークダンスをやりたいです。

石田:(北原とハイタッチ)

 

◆石田さんも先日の『ハロプロダンス学園』でのインタビューで、テーマパークダンスをやりたいとおっしゃっていましたね。

石田:そうなんです! だから、ついハイタッチを(笑)。

北原:個人的に通っているダンスのレッスンでも、テーマパークダンスをやっているのですが、テーマパークダンスの先生がいらっしゃると思うので、ぜひ教わりたいです。

岡村:似合いそう!

石田:見たいし、見てほしい!一緒にできたらいいよね。

岡村:私、大人っぽいのがまだ苦手なんですが、来年、18歳になるので、大人っぽさも出したいと思っていて。なので、フロアを使うようなガールズを学びたいです。

 

◆最後に、注目ポイントを教えてください。

岡村:ロックダンスって、意外と表情や目線を使うんだなと思いました。なので、一つのストーリーを見ているように感じるなと思ったので、見ていても面白いんじゃないかなと思います。

為永:1、2、3のリズムを感じながら、意識して踊ったので、それでみんなの息が合っているところは注目してほしいポイントだなって思います。

北原:人を楽しませる要素が強いなって思いました。最初に踊ったときと、最後の本番では表情などが全く違うと思うので、そういった表情や笑顔に注目してほしいです。

石田:ダンスだけで曲のAメロ、Bメロ、Cメロみたいな、メリハリをすごく感じたんです。よくダンスの見せ方でメリハリって言葉を聞きますが、「これがメリハリか!」と。イントロはニュアンスっぽい感じから始まって、縦一列になった後に斜めになってウィッチウェイというステップに移っていくところは分かりやすく盛り上がって、「ここがサビです」と見ていて分かると思います。そのメリハリを見てもらいたいです。

 

PROFILE

『ハロプロダンスアカデミー』石田亜佑美

石田亜佑美
●いしだ・あゆみ…1997年1月7日生まれ。宮城県出身。O型。モーニング娘。’22のメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』岡村ほまれ

岡村ほまれ
●おかむら・ほまれ…2005年5月9日生まれ。東京都出身。A型。モーニング娘。’22のメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』為永幸音

為永幸音
●ためなが・しおん…2004年2月9日生まれ。長野県出身。O型。アンジュルムのメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』北原もも

北原もも
●きたはら・もも…2006年8月30日生まれ。東京都出身。A型。OCHA NORMAのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンスアカデミー』左から)為永幸音、岡村ほまれ、北原もも、石田亜佑美

 

『ハロプロダンスアカデミー』
メ~テレ(名古屋テレビ)
2023年1月10日(火)スタート
毎週火曜 深夜1時34分~

CSダンスチャンネル
2023年1月11日(水)スタート
毎週水曜 午後10時30分~(リピート放送あり)

<配信>
Amazon Prime Video チャンネル 「ダンスチャンネル オンデマンド」
配信開始
【#1】2023年1月17日(火)午前0時
【#2】2023年1月24日(火)午前0時
【#3】2023年1月31日(火)午前0時

番組サイト:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-academy.html

 

●photo/徳永徹 text/田中ほのか

安藤サクラが赤ちゃんアイテムに囲まれたポスタービジュアル解禁!『ブラッシュアップライフ』

『ブラッシュアップライフ』©日本テレビ

 

安藤サクラが主演を務め、バカリズムが脚本を手掛ける2023年1月8日(日)スタートの新日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)より、ポスタービジュアルが解禁された。

 

本作は、地元の市役所で働く実家住まいの独身女性・近藤麻美が平凡な人生をもう一度やり直すタイムリープヒューマンコメディ。ある日突然、人生をゼロからやり直すことになった麻美。気がつくと、そこは産婦人科のベッドの上で、目の前には若き日の父と母の姿が。そこから彼女の2周目の人生が始まる。

 

このたび、本作のポスタービジュアルが解禁。「人生をゼロから=赤ちゃんからやり直す」タイムリープ・ヒューマン・コメディをイメージして、安藤演じる近藤麻美が「赤ちゃんから、もっかい生きまーす。」のコピーの通り、おくるみやクマのぬいぐるみ、哺乳瓶、ガラガラなど、赤ちゃんのアイテムに囲まれベビーベッドに横になり、こちらを見つめるデザインに。

 

撮影は海外の有名雑誌のほか、日本でも雑誌や広告など幅広い分野で活動しているカメラマン・濱田英明が担当。撮影当日は、おくるみにくるまれてみたり、哺乳瓶を持ってみたり“赤ちゃんらしさ”を追求する撮影が行われ、ベビーベッドの上で赤ちゃんがこちらを見つめているような構図に決定した。

 

さらにポスタービジュアルの解禁に併せて、番組公式HPもブラッシュアップ。本日公開となった最新の相関図も公開中だ。

 

番組情報

『ブラッシュアップライフ』
日本テレビ系
2023年1月8日(日)スタート
毎週日曜 午後10時30分

<CAST>
安藤サクラ、夏帆、木南晴夏、[松坂桃李・黒木華・臼田あさ美・鈴木浩介]、染谷将太/志田未来、田中直樹、バカリズム ほか

<STAFF>
脚本:バカリズム
演出:水野格、狩山俊輔
プロデューサー:小田玲奈、榊原真由子、柴田裕基(AX-ON)、鈴木香織(AX-ON)
チーフプロデューサー:三上絵里子
企画協力:マセキ芸能社
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/brushup-life/
公式Twitter/Instagram:@brushuplife_ntv

 

©日本テレビ

柄本 佑監督作公開「“こんなかっこいい人を撮る映画監督は、もっとかっこいいに違いない”がきっかけ」

2017年から22年にかけて監督した、3本の短編をまとめた連作集『ippo』が1月7日(土)より公開される柄本 佑さん。加瀬 亮さん、高良健吾さんなどを起用して撮った個性的な作品の制作秘話のほか、自身の映画監督へ思いについても熱く語ってくれました。

 

柄本 佑●えもと・たすく…東京都出身。映画『美しい夏キリシマ』で映画主演デビュー。2018年『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『ポルトの恋人たち -時の記憶-』などにより、キネマ旬報ベスト・テン最優秀主演男優賞、毎日映画コンクール最優秀男優主演賞などを受賞。最近の出演作に映画『痛くない死に方』『心の傷を癒すということ-劇場版-』『殺すな』『ハケンアニメ!』『カラダ探し』、ドラマ「空白を満たしなさい」「初恋の悪魔」など。また監督作品として『帰郷★プレスリー』『夜明け』がある。今後の出演作に『シン・仮面ライダー』が待機中。

【柄本 佑さん撮り下ろし写真】

 

黒木監督とフェデリコ・フェリーニ監督の『道』について話したことを覚えています

──柄本さんが小学校の卒業文集に書いた「将来の夢」。それは俳優ではなく、映画監督だったそうですね?

 

柄本 小学3年のとき、家にたまたまあったVHSのビデオテープで勝 新太郎さんの『座頭市』を一人で観たんです。どの作品かは覚えていないんですが、とにかく勝新さんがかっこよくて、「こんなかっこいい人を撮る映画監督は、もっとかっこいいに違いない」と思ったのが映画監督になろうと思ったきっかけですね。

 

──その後、高校生のときに『美しい夏キリシマ』のオーディションを受けたことをきっかけに役者の道に進まれますよね?

 

柄本 ウチの母ちゃんの当時のマネージャーが勝手に応募して、1次の写真審査が通って、2次の面接オーディションになったんです。そんなとき、母ちゃんから「どうせ落ちるとは思うけど、オーディション受けたら、生で映画監督を見れるよ!」と言われたんですよね。黒木和雄監督と言えば、僕にとって『竜馬暗殺』『祭りの準備』の監督でしたから、「どんな人なんだろう?」って、ミーハーな気分で会場に行きました(笑)。オーディションでは黒木監督と僕の大好きなフェデリコ・フェリーニ監督の『道』について話したことを覚えています。

 

本格的に撮るようになったのは、専門学校の卒業制作から

──ちなみに、学生時代には映画を撮っていたんですか?

 

柄本 小・中学生の頃は、よくビデオカメラで、弟と一緒に自分の部屋の中でできること、例えばコントみたいなものだったり、フィギュアを動かしたりして撮っていました。そのときは「編集する」というなんてことは頭にないので、一回止めて、その続きを撮るみたいな感じでした。それで本格的に撮るようになったのは、専門学校(早稲田大学芸術学校空間映像科)の卒業制作から。僕の幼なじみと劇団「東京乾電池」の役者さんに出てもらった『記念日』という9分の短編でしたが、撮影は『グミ・チョコレート・パイン』の現場で知り合った俳優の森岡 龍にお願いしました。

 

──それが、今回公開される『ippo』へと繋がっていくわけですね。

 

柄本 「あきた十文字映画祭」のために、『帰郷★プレスリー』(09年)という短編を上野俊哉監督のピンク映画『白衣と人妻 したがる兄嫁』のイメージで撮ったりしていました。それで「東京乾電池」にも所属している劇作家・演出家の加藤一浩さんと出会って、彼と一緒に長編映画を作ろうという話になったんです。でも、脚本を作っていくうちに、いろいろあって、加藤さんの戯曲の中で何かできないかな、と思ったときに、「4人あるいは 10人の男たちによる断続的な何か」という4本の連作戯曲に出会ったんです。それで、その中の3本を映画化する流れになりました。

 

「この脚本、難しいけど、面白いよね」と言ってくれたのも勇気になった

──それで17年に、1本目となる『ムーンライト下落合』を撮影されます。

 

柄本 久々に再会した友人という役を、加瀬 亮さんと宇野祥平さんが演じている姿が一番最初に思い浮かんだんです。月明かりに照らされている加瀬さんの姿と、宇野さんの背中にかかる嘘みたいにでっかい月のヴィジュアル。そこに向かっていけば、ちゃんと映画になるだろうと思ったんですね。ちょうど、その頃クランクイン直前だった『きみの鳥はうたえる』の撮影の延期が決まって、三宅唱監督に相談してたら、助監督として参加してくれることになったり、『きみの鳥~』の四宮秀俊さんが撮影してくれることになったり、偶然が重なりましたね。皆さん、「この脚本、難しいけど、面白いよね」と言ってくれたのも作品作りをしていくうえでの勇気になりました。それで出来上がったら、すぐに上映したくなっちゃって(笑)、3本撮る前にこれだけ1週間限定で上映しました。

 

──その2年後、18年に2本目の『フランスにいる』を撮られます。

 

柄本 今回の上映順通りに『約束』を撮りたかったんですが、2人とも忙しくスケジュールがなかなか合わなかったので、先に『フランスにいる』を撮ることになったんです。場所は「東京乾電池」の倉庫で撮るイメージがあったんですが、ちょっと狭いので、カメラの位置関係で悩んでいたんです。そのとき、現場で出会った巨匠カメラマンである柳島克巳さんのことを思い出して。「iPhoneで撮る」というヒントをいただきました。モデル役の高良健吾さんのスケジュールもタイミング良く合うなか、画家役はあえて加藤さんにお願いしました。だから、モデルと画家の関係性は、どこか僕と加藤さんの関係性に似ているといえますね。

 

のんびりゆっくりと楽しんでもらえると嬉しいです

──そして、また2年後となる20年に『約束』を撮られます。

 

柄本 コロナ禍で延期になった後、撮影を予定していた団地で撮れなくなってしまったんです。それで新たなロケ地が見つかったところで、渋川清彦さんと弟(柄本時生)のスケジュールが決まり、撮影しました。そういった偶然とか思いつきとか、いろんなものが重なって、ようやく5年がかりで3本まとめて公開できるようになりました。6人の男たちが出てくるので、どこか共感するところもあるかと思います。決して深刻な映画ではないので、皆さんには気負いなく、ふらっと観に来ていただいて、のんびりゆっくりと楽しんでもらえると嬉しいですね。

 

──ちなみに、柄本さんが現場に必ず持っていくモノなど、モノに対するこだわりがあれば教えてください。

 

柄本 僕、パソコンが苦手なので、ネタ帳みたいに思いついたものをすぐに書きとめる鉛筆と自由帳です。筆圧が強いのかシャープペンだと折れるし、ボールペンだと破れるので、断然鉛筆なんです。それに鉛筆削りが付いているキャップをはめて、かなり短くなるまで使い続けますね(笑)。自由帳に関しては、線が引いてない方がいいですね。失くしては見つかり、かれこれ十年近く使っているものといえば、皮でできた筆箱があります。あと、映画館でのこだわりとしては、観る前に必ずコーヒーと水を買いますね。

 

 

↑『約束』より (C) がらにぽん

Ippo

2023年1月7日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

 

(STAFF&CAST)
監督・脚色・編集:柄本 佑
脚本:加藤一浩
出演:加瀬 亮、宇野祥平「ムーンライト下落合」/渋川清彦、柄本時生、西村順乃介、西村廉乃介「約束」/高良健吾、加藤一浩「フランスにいる」

【映画「Ippo」よりシーン写真】

(C) がらにぽん

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/星野加奈子 スタイリスト/林 道雄 衣装協力/ジョルジオ アルマーニ

葵わかな、実年齢の24歳役に共感「人生や将来のことを考え出すタイミング」『三千円の使いかた』

『三千円の使いかた』葵わかな ©東海テレビ

 

2023年1月7日(土)からスタートするドラマ『三千円の使いかた』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)で、主演を務める葵わかなさんにインタビュー。脚本の印象や役を演じるうえで意識していることなどを聞きました。

本作は、姉妹、母、祖母という御厨家の3世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金し、その夢をかなえるために奮闘する物語。

原作は「読めばお金がたまる!」と話題になり、去年の発売以降各所で話題を呼び累計76万3千部を突破 (2022年12月2日現在) している原田ひ香の人気小説。節約や貯蓄にまつわるちょっと得するエピソードだけでなく、女性3世代の悩みがリアルに描かれ、「共感できる!」と女性の支持を集めている。

 

◆オファーを受けたときの感想

題材やタイトルを聞いて、「どんなドラマなんだろう?」と気になりました。その後、原作を読ませていただきましたが、お話もすごく面白いと思いましたし、ぜひやらせていただきたいと思いました。

 

◆脚本を読んだときの感想

原作はもちろん、脚本も、すごくリアルだなと感じました。私が演じる美帆と私自身は同い年なのですが、“何も考えていない”という最初の美帆の設定も、自分の周りの友達や同世代との会話の中で納得できるというか。「だいたい24歳ってみんなこんな感じだよね」という、心からの共感がありました。ストーリーの中で美帆が成長していく段階もすごくリアルで。美帆が人生や将来のことを考え出すタイミングが24歳というところも共感できます。23歳では少し早くて、でも25歳だと少し遅くて、ちょうど24歳というところが納得。最後まで続きが気になる脚本です。

 

◆役柄について

私が演じる美帆は24歳で、一人暮らしをしていて会社に勤めています。大学を卒業して収入もあって、今一番充実して事足りている感じがよく分かる。自分の同世代の子たちと同じことを言っているなと共感できるような、等身大の女の子です。明るくて、足りない部分はあるものの、あることをきっかけに将来のことを見つめ直し、自分自身で「今後どうなっていくんだろう」と思い直す。節約や貯金を通して、自分の将来設計をしていく役どころになっています。

 

◆葵さんご自身の将来設計はいかがですか?

正直まだ何も考えていないというか、分からないです(笑)。それこそ美帆に共感するというか。考えないといけないなと思いつつ、今自分が頑張っていること、今日明日がすごく大切だと思っているので、このドラマを通して考えていければと思っています。

『三千円の使いかた』葵わかな ©東海テレビ

 

◆演じるうえで意識されていることはありますか?

私自身は結構しっかりして見られることが多いので、あまりしっかりしていなさそうな感じに見えるように意識しています。逆に気合を入れすぎずに、作り込みすぎずに、ナチュラルに演じられるように。あまり言葉に責任感がなさそうな感じがいいなと思っているので、能天気で言葉がふわふわしているようなところを目指しながらやっています。

 

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

家族のシーンの撮影がすごく楽しいです。それぞれのキャラクターが演じられるご本人に近くて。お芝居をしているときも、普段お話をしているときも、空気感が変わらなくてやりやすいです。御厨家の皆さんが現場にいるときは、本当に家族として私もそこにいる気持ちになりますし、好きな空間です。一人のシーンを撮っていると、「次、家族のシーンいつあるんだったっけな」と思い出しますし、すてきな家族になれているなと思います。

 

◆2022年を振り返っての思いと2023年への意気込み

2022年は、舞台やドラマなど撮影が続いていてすごく忙しかったなと思うのですが、その分、振り返ってみると、良い出会いや良い時間を過ごせていたなと思います。2023年も新しい役や作品に出会えるように、健康に、体調を崩さずに一年を過ごしたいと思います。

 

◆ドラマの見どころは?

美帆は、家族・御厨家の皆さんとの掛け合いが多く、家族を中心としたお話になっています。実際に家族のシーンを撮影していても、すごくほっこりするというか、本当にこういう家族がいるんじゃないか、と思います。自分もこの人たちと家族になっている世界があったんじゃないかと思うくらいすごく居心地が良くて、楽しく撮影しています。
このドラマはお金がテーマではありますが、それぞれのキャラクターの悩みが等身大なところが面白いと思っていますし、今後もどのように撮影が進んでいくのかすごく楽しみです。家族のシーンを撮っていると、自分の本当の家族にも会いたくなるんです。もちろんためになるドラマではありますが、そういう温かさも感じていただけるのではないかと思います。

 

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

お金を通していろいろな世代の方たちが、自分の人生について、これまでとこれからを考え直すお話になっています。その中で、お金だけがあっても生きていけないという、もう一歩踏み込んだテーマがあるんじゃないかと思っていて。どうやったら豊かに幸せに人生を過ごしていけるかということを考え続けるストーリーなので、さまざまな世代の方に共感していただけると思います。男女問わず、このドラマを見て、納得したり共感したり、逆に「自分はどうなんだ?」と自分に問いかけてみたり。少しでも隣にいるように思ってもらえるような作品になればと思います。撮影も頑張ります!

 

PROFILE

葵わかな
●あおい・わかな…1998年6月30日生まれ。神奈川県出身。A型。

 

番組情報

『三千円の使いかた』(全8話予定)
東海テレビ/フジテレビ系
2023年1月7日(土)~2月25日(土)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

 

●hair&make/竹下あゆみ styling/岡本純子 photo/栗林伸幸

紫吹淳がシングルマザーのバーテンダー役で連ドラ初主演『ママはバーテンダー』23年1月スタート【コメントあり】

『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』星野あかり役を演じる紫吹淳©BS-TBS

 

紫吹淳が、2023年1月19日(木)よりスタートする『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』(BS-TBS 毎週木曜 午後11時30分~深夜0時)で連続ドラマ初主演を果たすことが分かった。

 

舞台は、銀座の老舗バー「BAR 1511」(いちごーいちいち=一期一会)。主役の星野あかり役を演じるのは、紫吹淳。2001年宝塚歌劇団月組のトップスターを経て、2004年3月に18年間在籍した宝塚歌劇団を退団。そして女優としてデビューし18年目。自身初の主演となる連続ドラマで演じるのは、夫と死別し2人の子供と暮らすシングルマザーのバーテンダー・星野あかり。お客様の悩みを聞いたり、軽やかにシェイカーを振りカクテルにまつわるうんちくをカッコよく語るバーテンダーでありながら、家に帰ると子育てに奮闘するママという二面性のある役どころを演じる。

 

紫吹は「ドラマ出演は年に1回または2回で、あまり経験がない私が、初めて主演を務めさせていただきます。初主演が54歳とは皆さま驚きですよね」とコメントを寄せている。

 

共演には、「BAR 1511」オーナー・原田敏行役でモロ師岡、「BAR 1511」見習いバーテンダー ・坂井幸樹役で中村米吉、「BAR 1511」アルバイト・新川千広役で百瀬拓実が出演。紫吹演じるあかりの子供・愛菜役を住田萌乃、大地役を山田忠輝が演じる。

 

また毎話ゲストが登場。第1話にはホテルプラトン銀座支配人・東堂克生役で内藤剛志、第2話には航空会社の元CA・吉澤風香役で奥菜恵、第3話には元区役所職員・熊田和雄役で勝村政信、第4話にはBARぺザンテのバーテンダー・福原彩葉役で松井愛莉、第5話には靴メーカーの営業・梶田翔吾役で平原テツ、第6話には介護士で原田の昔からの友人・早瀬華代子役でりょう、第7話にはお笑い芸人・倉沢雅樹役で古屋呂敏が登場する。

 

紫吹淳 コメント

ドラマ出演は年に1回または2回で、あまり経験がない私が、初めて主演を務めさせていただきます。
初主演が54歳とは皆さま驚きですよね。
最初で最後のつもりで楽しく撮影させていただいております。
ドラマは1話毎すてきなゲストの皆様がBARに来ていろんなお話をして帰ります。
コミカル(思わずクスッと笑え)感動場面も!
また子育てにも奮闘致します。
ドラマの撮影は佳境を迎えております。
大変な撮影でしたが、このドラマに携わってくださったスタッフ・キャストの皆様に恵まれ、幸せを感じでおります。
ぜひご覧いただきたくお願い申し上げます。

 

ストーリー

銀座の老舗バー「BAR 1511」で働くバーテンダー・星野あかり(紫吹淳)。かつて働いていた店に訪れた男性と恋に落ち結婚。二人の子供を授かるも、夫に先立たれ現在はシングルマザーとして中学1年生の愛菜、小学3年生の大地を女手一つで育てている。
子供たちに寂しい思いをさせているのは承知しつつも、いずれ独立して自分の店を持ちたいと考えるあかりは、日々、お酒をいかにおいしく飲むかを研究し、オーナーの原田からも一目置かれる存在に。
また、常連さんから一見さんにいたるまでの接客もそつなくこなし、踊るようにシェイカーを振り、『カクテル言葉』を添えてお客さんの悩み相談を解決する彼女は、銀座でも評判となり、今日もあかりを目当てにお客さんが訪れる――。

 

番組情報

『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』(全8話)
BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送
2023年1月19日(木)スタート
毎週木曜 午後11時30分~深夜0時
※放送翌日正午より見逃し配信あり

<出演>
紫吹淳、モロ師岡、中村米吉、百瀬拓実、住田萌乃、山田忠輝

企画・プロデュース:井口 喜一(ジャンゴフィルム)
脚本:川口 清人/たか ひろや
監督:杉山 泰一/保坂 克己/井川 浩哉
プロデューサー:井口 欣生(BS-TBS)
製作:BS-TBS ジャンゴフィルム

番組公式サイト:https://bs.tbs.co.jp/drama/bar1511/
番組公式Twitter:https://twitter.com/bar1511_bstbs

 

©BS-TBS

天才棋士の育て方…史上最年少のプロ囲碁棋士を見守る“父親の本音”に迫る

将棋や囲碁の世界で最近よく耳にするのが「史上最年少」。将棋では藤井聡太が史上最年少で五冠を達成したのが有名だが、囲碁でも驚くほど低年齢のプロ棋士が誕生している。2022年の囲碁界は、相次ぐ「ジュニアプロ棋士」の誕生に沸いた。

 

なかでも9歳4か月で史上最年少プロ棋士になり話題を呼んだのが藤田怜央さん。我が子であり、プロ棋士の息子と接するときに心掛けていることを、父の陽彦さんに聞いた。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

遊ぶときはかわいらしい少年だが、碁盤の前ではプロ棋士の目に変わる

藤田怜央さん

2013年4月25日生まれ。4歳のとき囲碁に出会う。20年に日本棋院関西総本部のプロ候補生の院生に認められ、22年7月に関西棋院が設けた「英才特別採用規定」の採用試験に合格。9月1日付でプロ棋士として認定される。

 

藤田陽彦さん

理学療法士。日常生活を行ううえで基本となる動作の改善を目指す動作の専門家として活躍するとともに、子どもが抱えているメンタルの課題をサポートする活動を行っている。

 

リバーシゲームがきっかけで同じ白と黒の囲碁の門を叩く

怜央さんが囲碁を始めたのは4歳のとき。そのきっかけとなったのがリバーシゲーム。リバーシの天才少年を紹介したテレビ番組を見て、やりたいと言ったそうだ。

 

「休みの日などはずっとリバーシ。いつしか自宅では飽き足らなくなり、リバーシ教室やサークルを探したのですが見つからず、ならば同じ白黒の石を使う囲碁があると近くの囲碁サロンに相談してみたら、“しっかり座っていられるなら良いですよ”ということで通い始めたのがきっかけです」(陽彦さん)

 

囲碁を始めた当初からいまのような才能が開花したのだろうか。

 

「最初はそんなことはなかったんですが、4歳10か月で囲碁を集中してできるのは珍しい、また整地(※)が速いというのは言われました。怜央は記憶力が良かったんですよ。大阪メトロの路線と駅名や、全国各地の『今日の最高気温』を覚えたり。3歳上の兄と一緒に計算の宿題をやっていて、九九も早くに覚えましたね。歌と同様に覚えるんですよ」(陽彦さん)

※:終局後、白黒それぞれが有する“陣地“の形をきれいに整えること。四角形など数えやすい形になるように陣地を整え、縦・横の線の交わり目(目という)の数を数える。白、黒それぞれが有する陣地が多いほうが勝ちとなる

 

陽彦さん自身は囲碁をほとんど知らないため、怜央さんは囲碁サロンや子ども道場で鍛えているとのこと。自宅で囲碁のことはあまり話さないという。

 

「私は囲碁を教えられません。だから囲碁をするためのサポートをしてあげることが大切と考えました。そのなかで重視しているのが運動ですね。運動が脳を活性化させるというのは知っていたので。近所の公園や、休みの日だったら大きな公園に行って遊ばせる。寝る直前まで遊ばせてて、家にはあまり居させなかったですね。囲碁はPCやタブレットでもできるんですが、ダラダラやっていてもダメ。囲碁漬けにはしないようにしています。一時的に成績が伸びることもあるんですが、それは限定的なものだと思っています」(陽彦さん)

 

ただ、怜央さんの高い能力が周囲で評判になってきたとき、プロになることについて真剣に考えるようになったという。

 

「タイミングが難しいですね。これから年齢を重ねていくとプロになるのが厳しくなる。でも幼なすぎても難しい。ならばいまが良いタイミングかと思いました。プロになるからには世界一を目指す。それは私の思いでもあるし、本人にも“世界一になるぞ”と言い聞かせています」(陽彦さん)

 

陽彦さんが大切にしているのが、怜央さんが囲碁をするための良い環境づくり。それは碁盤に向かわせることだけではないという。

 

「スポーツ選手にはコーチやトレーナーがいますよね。そういう人のサポートがあって選手が活躍できる。だから私もひとりのサポーターとして怜央を支えています。朝食後には散歩をして、経営している鍼灸院に来て囲碁をします。棋譜を見ながら練習しています。ただ、囲碁から離れる時間も作ります。身体を動かすために卓球などをします。あとは心に余裕を持たせるのも大切だと思うので、ひとりでボーッとする時間もたまに作るようにしています」(陽彦さん)

 

好きなことが見つかったら、とことん付きあってあげる

「私は現在、学校に行けない子どものサポートをしています。その要因は人それぞれですが、子どもたちと接するなかで“こういう接し方が良いのか”と学ぶことがあります。怜央へのサポートにもつながっていると思いますし、逆もあります。その点ではうまくつながっていると思います」(陽彦さん)

 

怜央さんが近ごろハマっているのが動物。動物図鑑が好きという。

 

「最近、神戸どうぶつ王国に行きました。ハシビロコウが見たいって言うので。その動物園は、動物との距離が近いんですよ。怜央と私はすごく楽しみましたが、妻と兄は“ふ〜ん”という感じでした。囲碁とは違う楽しさを感じさせてあげることも必要と考えています」(陽彦さん)

 

陽彦さんが子育てで心掛けているのが、好きなことを見つける、そしてそれにとことん付き合ってあげることだ。怜央さんが大富豪ゲームにハマったときは、朝食後、午前中ずっとやっていたそう。

 

「学校の勉強ができるのも良いことですが、それよりも夢中になれることを見つける、見つかったらとことん付き合ってあげることが大切だと私は思っています。公園に行って遊ぶのもそうですが、いまの怜央にとっては囲碁。囲碁サロンや道場までの送迎も必ずしています」(陽彦さん)

 

プロの囲碁棋士としてこれから対局を重ねていくわけだが、怜央さんにはこれからどんな棋士になってほしいのだろうか。

 

「先ほども言いましたが世界一を目指してほしいと思います。そのために本場である韓国へ修行しに行くか、なんて話もしています。そして早い段階でタイトルを取れるような棋士になってもらいたいですね。プロの棋士でも、30歳を過ぎたあたりから徐々に力が衰えていくと言われています。頭の回転も遅くなりますし。そう考えるとスポーツ選手と同じなんです。これからは伸びるだけじゃなく、“勝てない”という壁に直面する状況もあると思います。そんなときでも囲碁が好きでいられるよう、とことん付き合ってあげたいと考えています」(陽彦さん)

 

↑休みの日は陽彦さんの鍼灸院で囲碁の練習をすることも。体を動かすことが大切と、卓球でリフレッシュしている。怜央さん、結構ウマい!

松本穂香「相手の価値観みたいなものが見えてきて、“合う・合わない”が明確になると思う」映画「恋のいばら」

1人の男性とその元カノと今カノのいびつな三角関係を通し、誰もが抱く嫉妬や恋心を繊細かつエキセントリックに描いた『恋のいばら』が、1月6日(金)より公開。劇中で図書館に勤める元カノの桃を演じる松本穂香さんに、W主演を務めた玉城ティナさんの印象や作品の魅力について伺いました。

 

松本穂香●まつもと・ほのか…1997年2 ⽉5 ⽇⽣まれ、⼤阪府出⾝。2015年に『⾵に⽴つライオン』(三池崇史監督)で⻑編映画デビュー。2017年放送のNHK 連続テレビ⼩説「ひよっこ」で注⽬を集める。翌2018 年にはオーディションで役を射⽌め、TBS の「この世界の⽚隅に」で連続ドラマ初主演。そのほか主演作に『おいしい家族』(19/ふくだももこ監督)、『わたしは光をにぎっている』(19/中川⿓太郎監督)『酔うと化け物になる⽗がつらい』(20/⽚桐健滋監督)『君が世界のはじまり』(20/ふくだももこ監督)、『みをつくし料理帖』(20/⾓川春樹監督)などがある。また今年は、Netflix映画『桜のような僕の恋⼈』(22/ 深川栄洋監督)の全世界配信、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22/三⽊孝浩監督)、『“それ”がいる森』(22/中⽥秀夫監督)、NHK 特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」、「WOWOWオリジナルドラマ 松尾スズキと30 分の⼥優2」などがある。Twitter

【松本穂香さん撮り下ろし写真】

 

玉城さんとは映画の中の桃と莉子とどこか同じような感じがしました

──最初に台本を読んだときに感想は? また、本作のオリジナルである香港映画『ビヨンド・アワ・ケン』を観た感想は?

 

松本 私が演じる桃は、少しつかみどころのない女性だったので、今までにないタイプの作品になるかもしれないなと……。とても新鮮な感じがしました。オリジナルは城定秀夫監督が「別モノの日本版を作りたいので、特に観なくてもいいですよ」と仰っていたので、私はあえて観ませんでした。

 

──元カノを通じ、秘密の共犯関係に陥っていく莉子役の玉城ティナさんの印象は?

 

松本 今回、玉城さんと一緒に主演するということでお話をいただいたんですが、私と正反対というか対極にいる方なのかな? と、勝手にイメージを抱いていたんです。でも、いざ、ご一緒してみると、全然そんなことはなく、反対に私と似ている部分が多い方でした。映画の中の桃と莉子も、見た目は全然違うけれど、根本的に似たところを感じて、仲良くなっていくので、どこか同じような感じがしました。

 

──これまでもドラマ「この世界の片隅に」のほか、『君が世界のはじまり』や『みをつくし料理帖』など、シスターフッドを描いた作品に出演されていますが、今回の桃を演じるにあたって心掛けたことは?

 

松本 どの作品でも向き合い方は変わらないので、今回も特に意識はしていません。台本のト書きにも、役に関してのヒントが書いてあるので、それは参考にしましたね。いろんなモノで、ぐちゃぐちゃになっている部屋に、笑顔で人を招き入れるという桃の言動からも、少し人とズレた感覚を持っているのかもしれないと思いましたし、バスで隣に座って莉子を見つめていたり、かなり衝動的な行動を取る人だというのは常に意識しました。

 

ティナちゃんは面白くて、賢くて、努力家で、しっかりされている方

──松本さんといえば、朝ドラ「ひよっこ」で演じられた澄子以来、メガネの印象も強いですが、本作の桃もメガネをかけています。

 

松本 確かに、メガネをかける役は多いです。「似合う」と言ってくださる方が多いので、素直に嬉しいです。今回は衣装合わせのときに、小道具さんが用意してくださったものをいろいろかけながら、あまり主張が強すぎないものを城定監督と一緒に選ばせてもらいました。

 

──そんな城定秀夫監督の演出については?

 

松本 城定監督とは現場であまり役についてのお話することがないまま、撮影がどんどん進んでいきました。軽い演出程度で、相談みたいなこともなく、かなりお任せな感じだったので「大丈夫かな?」と思っていたのですが、「OK!」をいただけました(笑)。ワンカットで撮るシーンが多かったので、「どうなるのかな?」と思っていたのですが、何テイクも撮ることがほぼなかったですし。ここまで監督さんと役やお芝居について話しこまなかった現場は、初めてだったかもしれませんね。

 

──撮影中、玉城さんとの掛け合いはいかがでしたか?

 

松本 2人のシーンが多かったので、どんどん仲良くなっていきましたし、自然と距離感が縮まっていきました。世代が一緒だから合う波長みたいなものは、確かにありました。学年的には私が一個上なのですが、ティナちゃんは面白くて、賢くて、努力家で、しっかりされている方なので、引っ張ってもらったというか、助けられることも多かったです。

 

観る方によって、いろんな解釈ができるところも面白い

──完成した作品を観たときの感想は?

 

松本 1つの作品の中に、ラブストーリーだったり、サスペンスだったり、ホラーだったり、いろんな要素がギュッと盛り込まれていて、簡潔に表現されている作品になったと思いました。観る方によって、いろんな解釈ができるところも面白いです。映画の感想を話し合ううちに、相手の価値観みたいなものが見えてきて、“合う・合わない”が出てくると思うんです。だからこそ、「恋人同士では見ないでください」とキャッチフレーズが付いているんでしょうね(笑)。

 

──ちなみに、松本さんのキャリアにおいて、どんな一作になりましたか?

 

松本 この作品が今後、どのように繋がっていくかは分かりませんが、いろんなご縁があるなか、個人的にはティナちゃんと出会えてよかったな、と思える作品になりました。また、楽しい作品で共演してみたいです。

 

周りの人たちを頼りながら、助けてもらいながらやっていけた2022年

──2023年の抱負を教えてください。

 

松本 2022年は自分一人だけではなく、事務所の方とか周りの人たちを頼りながら、助けてもらいながら、フォローされながら、いろんなお仕事をやっていけた年だったと思います。なので、今年はそれを踏まえつつ、いろいろと幅を広げて、少しずつ成長していければいいなと思います。

 

──松本さんがいつも現場などに持っていくモノやアイテムがあれば教えてください。

 

松本 基本、現場には最悪台本だけ持っていけばいいと思っている人なのですが(笑)、あえて言うなら、空き時間に読む小説ですね。持っては行くのですが、共演者の方と話すことが多い現場ではあれば、読みませんし、連ドラの撮影だったら台本を読んでいることが多いです。好きな作家さんは、西加奈子さんです。

 

 

(C)2023「恋のいばら」製作委員会

恋のいばら

2023年1月6日(金)より全国公開

(STAFF&CAST)
監督:城定秀夫
脚本:澤井香織 城定秀夫
出演:松本穂香、玉城ティナ
渡邊圭祐
中島 歩、北向珠夕、吉田ウーロン太、吉岡睦雄
不破万作、阪田マサノブ、片岡礼子
白川和子

(STORY)
桃(松本穂香)は、図書館に勤務する24 歳。最近、カメラマンの健太朗(渡邊圭祐)にフラれ、関係が終わったところ。会えなくなってからも健太朗のことが気になって、健太朗のインスタを見ていると、どうやら新しい恋人ができたらしい。そこから、今カノのインスタを発見。どんどん検索していくと、今カノは地味な自分とは対照的なイマドキの洗練されたダンサー・莉子(玉城ティナ)だと知る。桃は、インスタを頼りに莉子を調べ、直接会いに行ってしまう。そして莉子と対峙した桃は、ある”秘密の共犯”を持ちかける。

【映画「恋のいばら」シーン写真】

(C)2023「恋のいばら」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/尾曲いずみ スタイリング/李靖華

森七菜&出口夏希W主演『舞妓さんちのまかないさん』のおいしく美しい日々が詰まった本予告&キーアートが解禁

©小山愛子・小学館/STORY inc.

 

是枝裕和が総合演出を手掛け、森七菜と出口夏希がW主演を務めるNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』が、2023年1月12日(木)より全世界独占配信。それに先駆け、本予告映像とキーアートが解禁された。

 

原作は2016年より「週刊少年サンデー」で連載中の小山愛子による大人気コミック。2021年にはNHKでアニメ放送も始まり、幅広い層の支持を集めている同作を全9話のドラマとして描く。是枝がNetflix作品を手掛けるのは本作が初めてのことで、企画には川村元気が参加。各エピソード演出を津野愛、奥山大史、佐藤快磨と次世代を担う注目監督が担当する。

 

キャストは森と出口のほか、蒔田彩珠、橋本愛、松岡茉優、常盤貴子、松坂慶子など、日本を代表する実力派俳優陣が集結した。

 

京都・祇園の花街を舞台に、「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」と「舞妓」のおいしく美しい日々が詰まった本作。祇園の舞妓さんになることを夢見て、故郷の青森を離れ、京都へやって来たキヨ(森)と親友・すみれ(出口)の希望に満ちたシーンから本予告映像がスタートする。

 

舞妓さんたちが共同で生活する屋形に住み込み、舞などの稽古に励んでいく2人。しかし、キヨはすみれのように器用にこなすことができず、屋形の女将さん・梓(常盤)から「あんたには舞妓ちゃんは向いてへんと思うわ」と言われ、舞妓の夢を諦めてしまう。そんなキヨの選択に涙するすみれ。

 

ある日、みんなのため作った親子丼が評判となり、キヨは屋形の毎日のごはんを用意する「まかないさん」として働くことに。シチューに天ぷら、パンプディング、なべっこ団子(おしるこ)など、キヨの作る料理の数々がそれぞれの生活と共に鮮やかに映し出されていく。

 

「キヨちゃんは後悔してない? ここに来たこと」とすみれに聞かれ、「私ね、はじめから“まかないさん”になるためにここに来た気がする」と答えるキヨ。互いに目で通じ合う2人の笑顔で締めくくられる映像は、何気ない日常のいとおしさが詰まった、温かく優しい時間を感じる予告となっている。

 

また、菅野よう子が手掛けた、本作のオリジナル・サウンドトラックの発売も決定した。

 

「舞妓さんちのまかないさん」本予告映像

 

リリース情報

『舞妓さんちのまかないさん』オリジナル・サウンドトラック
2023年1月18日(水)発売
(1月11日(水)より菅野よう子オフィシャルWEBSHOPにて先行発売)

作編曲・作詞:菅野よう子
価格:2,980円(税別)

<配信アルバム>
「舞妓さんちのまかないさん」オリジナル・サウンドトラック 価格:2,139円
「舞妓さんちのまかないさん」オリジナル・サウンドトラック (Extra Track ver.) 価格:2,444円

2023年1月11日(水)同時配信

 

番組情報

Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』
2023年1月12日(木)Netflixにて全世界独占配信

出演:森七菜 出口夏希
蒔田彩珠 城桧吏 福地桃子 若柳琴子 南琴奈
リリー・フランキー 北村有起哉 尾美としのり 古舘寛治 戸田恵子 白石加代子 / 松坂慶子
橋本愛 松岡茉優 井浦新 常盤貴子

原作:小山愛子「舞妓さんちのまかないさん」(小学館「週刊少年サンデー」連載)

総合演出:是枝裕和
企画:川村元気
監督:是枝裕和 津野愛 奥山大史 佐藤快磨
脚本:是枝裕和 砂田麻美 津野愛 奥山大史 佐藤快磨
エグゼクティブ・プロデューサー:古澤佳寛 佐藤菜穂美
プロデューサー:山田兼司 鹿嶋愛 北原栄治
音楽:菅野よう子
京舞指導:井上八千代
特別協力・監修:衹園新地甲部組合 学校法人八坂女紅場学園

製作:STORY inc.
制作プロダクション:STORY inc. 分福

©小山愛子・小学館/STORY inc.

公式サイト:http://www.story-inc.co.jp/makanai/
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/舞妓さんちのまかないさん
作品公式インスタグラム:https://www.instagram.com/the_makanai/

 

西島秀俊×濱田岳×上白石萌歌がワケあり刑事トリオに!『警視庁アウトサイダー』1月スタート

『警視庁アウトサイダー』左から)濱田岳、西島秀俊、上白石萌歌©テレビ朝日

 

西島秀俊主演、濱田岳、上白石萌歌が共演するドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時〜9時54分)が、2023年1月放送スタート。さらに、服部宣之ゼネラルプロデューサーからコメントが到着した。

 

刑事ドラマといえば、清廉潔白な熱血刑事がどす黒い悪に立ち向かうという構図が定石だが、2023年新春、そんな概念を壊す、まったく新しい刑事ドラマが誕生。今や日本のみならず世界から熱い注目を集める俳優・西島秀俊が2023年の幕開けに挑むのは、スネに傷を持つ“グレー”な刑事たちが、秘密を隠しながら互いに利用しあい、それぞれの正義を見出していくという異色作だ。

 

そこに、確かな演技力で役柄にリアリティーを宿らせる濱田岳、女優として着実に成長を続ける上白石萌歌の2人が加わり、シリアスとコメディーが絶妙なスピード感でからみあう、いまだかつてない刑事ドラマを生み出していく。

 

原作は、人気ミステリー作家・加藤実秋の同名小説で、コミカライズも決定した人気作。西島が見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事、濱田が一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事、上白石が安定した就職先として警察を選んだ新米刑事というクセの強いキャラクターに扮し、ワケありトリオを結成。警察組織の中で異質な存在=“アウトサイダー”である3人が持ちつ持たれつ、さまざまな難事件に挑んでいく。

 

やがて、それぞれが背負っていた過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へとなだれ込んでいくことに。果たして、アウトサイダーな刑事たちが選択する正義とは…。

 

西島演じる主人公・架川英児は、五十路を過ぎて本庁組織犯罪対策部から所轄に飛ばされた、元マル暴のオヤジ刑事。左遷の原因となったトラブルの真実を探るためにも組織犯罪対策部への返り咲きを強く望んでおり、上層部に手腕をアピールする必要性から、秘密を表沙汰にされたくない光輔(濱田)と密約を交わし、タッグを組むことに。しかし、一連の謎を追ううち、自身が本庁を追われた原因があまりに深い闇につながっていることに気づく。

 

いっぽう、英児とのタッグを受け入れる濱田演じる光輔は、周囲から非の打ちどころがないと評される所轄のさわやかエース刑事。しかし、光輔は決して明かせない大きな秘密を抱えていて…。その秘密を察知した英児とやむなくコンビを組むこととなり、そこに新米刑事・直央(上白石)も加わってトリオで捜査に臨むうち、3人の間には友情や愛情とは異なる、なんとも奇妙な絆が育まれていく。

 

そして英児&光輔の下につくのは、上白石演じるなりゆきで刑事になってしまった新人・水木直央。最初は捜査に嫌々当たっていた直央だったが、ある事件をきっかけに刑事という仕事への意識が変わることに。しかし、実の父が警察組織の上層部にいるという事実が、彼女の運命を翻弄していく。

 

脚本は、映画「東京リベンジャーズ」など話題作を多数手がける髙橋泉。演出は、『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズなどを世に送り出したヒットメーカー・木村ひさし監督が担当する。

 

第1話あらすじ

桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔(濱田岳)は、不審な男が職務質問を振り切って逃走したという一報を聞き、現場に駆けつける。人質を取ってたてこもった男を冷静に諭し、投降させるまであと一息…というところで、突然、ダブルのスーツにサングラスという任侠ファッションの男が乱入! 鮮やかなアクションで、不審者を取り押さえた。瞬時に場をおさめたこの男こそ、刑事課に異動してきた架川英児(西島秀俊)。本庁の組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”から飛ばされてきたオヤジ刑事だった…。
その矢先、大学教授宅で働いていたハウスキーパーの女性が刺殺される事件が発生。英児と光輔はバディを組んで捜査に当たるが、一緒に調べを進めるうち、英児は何もかもが完璧な光輔に違和感を覚えて…!? そんな中、2人は新米刑事・水木直央(上白石萌歌)の面倒を見ることになるが、実は直央は警視庁副総監の娘だった――!?

 

番組情報

『警視庁アウトサイダー』
テレビ朝日系
2023年1月スタート
毎週木曜日 午後9時~9時54分

©テレビ朝日

蓮佛美沙子&トリンドル玲奈W主演『今夜すきやきだよ』23年1・6スタート【コメントあり】

『今夜すきやきだよ』出演する蓮佛美沙子、トリンドル玲奈©「今夜すきやきだよ」製作委員会

 

蓮佛美沙子とトリンドル玲奈がW主演を務める『今夜すきやきだよ』(テレビ東京系 毎週金曜 深夜0時12分~)が、2023年1月6日(金)から放送されることが決定し、コメントも到着した。

 

本作は第26回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した谷口菜津子による同名コミックをドラマ化。内装デザイナーとして働く太田あいこ(蓮佛)は、仕事はデキるものの家事全般が苦手。結婚願望が強く、今の恋人と結婚したいと感じているが、 “家庭的な妻”を求める彼とはすれ違い気味だ。

 

いっぽう、絵本作家の浅野ともこ(トリンドル)は、他人に恋愛感情を抱かないアロマンティック。家事は得意だけれど仕事はスランプ気味で、長いこと新作を描けずもんもんとした日々を送っている。そんな二人は高校の同級生の結婚式で再会。ある出来事をきっかけに一緒に暮らすことになる。

 

正反対の二人が日常生活に当たり前のようにあるジェンダーロールや婚姻制度、セクシュアリティにまつわる生きづらさへ立ち向かう姿を、おいしいお家ご飯を通して紡ぐガールズムービー。2023 年「ドラマ24」作品の初陣として、幕を開ける。

 

脚本は、北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS」コンペティション部門「Next Generation」にて、大林宣彦監督の名を冠した「大林賞(Obayashi Prize)」を受賞した映画「彼女来来」、「浅草九劇賞」特別賞を受賞した舞台「とりわけ眺めの悪い部屋」を手掛けた山西竜矢。山西にとって初の連続ドラマの脚本となる。

 

蓮佛美沙子(太田あいこ役)コメント

『今夜すきやきだよ』出演する蓮佛美沙子©「今夜すきやきだよ」製作委員会

 

◆本作『今度すきやきだよ』の出演が決まっての率直なご感想と撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。

多様性とよく聞かれるこの過渡期に、あいこやともこは迷ったり、矛盾したり、 反省したりしながら、自ら道を作っていきます。その姿が私にはとてもいとおしく、そしてたくましく見えました。そのいとおしさを皆さんの隣の家に住んでるくらいの距離感で、おいしい料理と共に楽しくお届けできたらと思います。そして原作の谷口先生が書かれていたように、いつかこの作品が「こんな時代もあったんだね」と言われるようになったらいいなと、そんな願いも込めながら、誠心誠意努めたいと思います。

 

◆共演されるトリンドルさんの印象などをお聞かせください。

トリちゃんとは随分前に友達役でご一緒していて、それ以来なので、今回のあいことともこのように「久しぶり!」のテンションから始められるのはとても心強いです。先日の本読みでは、いつになくアンニュイなトリちゃんのお芝居を見て、これがギャップか! と個人的にとてもときめきました。芯が強くて我が道をいくともこ、ぴったりだと思います。感情ジェットコースターのあいことして、唯一無二の凸凹共生相手になれるよう、一緒においしいものをたくさん食べたいです。

 

◆ドラマを楽しみにされています視聴者へメッセージをお願いいたします。

生きていく中で出会うたくさんの“普通”に、“当たり前”に、違和感を感じたなら。のみこまなくていいんだよ。あなたの“大切”は、誰にも奪われないんだよ。そんな風に、誰かの心のほころびを解くとまではいかずとも、ほんの少しでもゆるゆるっ と、心地よい隙間を、風穴を、そっと開けてくれる作品になると思います。週末に気楽にドラマを見たい方、“当たり前”にモヤモヤしてる方、そして『孤独のグルメ』ロス、グルメドラマ大歓迎の方! 愚直で愉快な仲間たちがいます、ぜひ遊びに来てください。

 

トリンドル玲奈(浅野ともこ役)コメント

『今夜すきやきだよ』出演するトリンドル玲奈©「今夜すきやきだよ」製作委員会

 

◆本作『今度すきやきだよ』の出演が決まっての率直なご感想と撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。

出演が決まって、すごくうれしかったです! まず、タイトルにものすごく引かれました。読み進めていくうちに、原作にも脚本にもハッとさせられる言葉がたくさんあって、演じるのが楽しみですし、なるべく自然体で感じたままにお芝居できたらなと思っています。

 

◆共演される蓮佛さんの印象などをお聞かせください。

最近、蓮佛さんが出演されているドラマを見てすてきだなぁ~とうっとりしていたので、久しぶりに共演できると聞いてすっごくうれしかったです! 実は数年前にお鍋を食べに行った仲なんです。

 

◆ドラマを楽しみにされています視聴者へメッセージをお願いいたします。

私は本作を読んだときに、世の中になんとなくある価値観にとらわれなくていいんだ、もっと自分の好きなように生きてみたい! と勇気をもらえました。なので視聴者の方にも、見た後にホッとすると同時に、明日からも頑張ろう! と思っていただけるように精いっぱい努めます。
おいしそうなご飯もたくさん出てきます! ぜひご覧ください。

 

番組情報

ドラマ24『今夜すきやきだよ』
テレビ東京系
2023年1月6日(金)スタート 毎週金曜 深夜0時12分~

主演:蓮佛美沙子、トリンドル玲奈
原作:『今夜すきやきだよ』 谷口菜津子(新潮社バンチコミックス刊)
監督:太田良 山中瑶子
脚本:山西竜矢
音楽プロデューサー:福島節
音楽:澤田かおり
チーフプロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)
プロデューサー:本間かなみ(テレビ東京) 高橋優子(ザ・ワークス)
制作:テレビ東京 ザ・ワークス
制作著作:「今夜すきやきだよ」製作委員会
公式 HP: https://www.tv-tokyo.co.jp/konyasukiyakidayo/
公式 Twitter:@txkonyasukiyaki
公式 Instagram:@txkonyasukiyaki

鶴嶋乃愛が“絶対に不倫させる女”の不敵な笑み『あなたは私におとされたい』ポスタービジュアル&予告映像解禁

『あなたは私におとされたい』ポスタービジュアル©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

 

鶴嶋乃愛と村井良大がW主演を務めるMBSドラマ特区『あなたは私におとされたい』(MBSほか 2023年1月5日(木)スタート 毎週木曜 深夜0時59分ほか)のポスタービジュアル・予告映像が解禁。合わせて、OP主題歌がBeverly「Swamp!」、ED主題歌がTHREE1989「幸福論理」が決定した。

 

原作は、2021年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」で連載中の「あなたは私におとされたい」(作画:梅涼/原作:宮口ジュン)。ゼッタイに不倫しない男×ゼッタイに不倫させる女の駆け引きの中で「セックスレス」「ハラスメント」などリアルな社会問題を通じ、夫婦の在り方を問う“異端の不倫マンガ”として話題を集めている。

 

証券会社勤務の相澤直也(村井良大)は同じ会社で働く妻・夏菜(宇垣美里)と社内結婚。2人は会社でも“おしどり夫婦”として有名だった。そんなある日、直也の働くライト証券新宿支店に配属された新入社員の立花ノア(鶴嶋乃愛)。若く妖艶なノアは直也を誘惑し、直也も彼女の色香に翻弄されるも、信頼できる部下・平野恭介(内藤秀一郎)に相談しながら断り続ける。それでも、あの手この手で直也を罠にかけていくノア。

 

一方、銀座支店で働く直也の妻・夏菜は、新入社員の大村ユリカ(マーシュ彩)、小山みゆき(染野有来)との向き合い方に悩んでいた。夫への不信感から直也には素直に相談できず、だんだん部下の皆木蒼(佐藤友祐)を頼りにするようになっていく。

 

新たに解禁されたのは、“ゼッタイに不倫させる女”ノアが不敵にほほ笑むポスタービジュアル・予告映像。ポスタービジュアルでは、原作マンガの表紙でもモチーフとなっている紫の蝶が舞う中、“ゼッタイに不倫させる女”立花ノアをイメージした、不穏で妖艶な世界観を表現。彼女に翻弄されていく直也やその妻・夏菜、同僚の平野や夏菜を想う後輩・皆木が並び、中心でただ一人、ノアだけが不敵にほほ笑む姿が印象的だ。

 

予告映像では「欲望って、持ち主にすっごく忠実なんですよ」という魅惑的なノアのせりふとともに彼女の誘惑に戸惑う直也の姿が映し出され、夫に不信感を募らせる夏菜、彼女を抱き寄せる皆木、そしてノアの存在に警鐘を鳴らす平野など、ノアを中心としたそれぞれの関係性の危うさを予期させる。

 

またOP主題歌がBeverly「Swamp!」、ED主題歌がTHREE1989「幸福論理」が決定。いずれも本作のために書き下ろされた楽曲となっている。

 

Beverly コメント

『あなたは私におとされたい』のオープニングテーマとして「Swamp!」を起用していただき、とても光栄です!この曲は攻撃的なビートと怪しいハーモニーが畳みかけて来る、エレクトリック・ファンクな楽曲です。激しいサウンドとストーリーに負けないよう、私も情熱的に挑みました!Swampは“沼”という意味です。サビでも繰り返し使用される「Swamp!」という言葉とメロディーが、ドラマのストーリーのように、どんどんその“沼”にはまっていく様を一緒に演出出来れば嬉しいです。Thank you for this big opportunity!

 

THREE1989 コメント

初のドラマ主題歌を書き下ろさせていただき、メンバー一同歓喜しております!
THREE1989の原点であるダンスビートを効かせた楽曲「幸福論理」は、一足先に台本を読ませて頂き、ドラマのイメージを膨らませながら、許されない恋愛をメタファーに、「本来の幸せとは?」というテーマに挑みました。
「幸福」それは誰もが求めているものであると同時に、人類の進化と共に幸せの形は変化し続けてきました。
生活の利便性は増して行くばかりの現代社会の中で、本当に求めているモノを手にしているのだろうか?
自分を守る事に必死で、愛のままに欲望のままに生きているのだろうか?
聴いたアナタの魂を揺さぶり、本音を漏らしてしまうかもしれないそんな一曲に作品と一緒になってくれたらと制作させてもらいました!

 

『あなたは私におとされたい』予告映像

 

番組情報

ドラマ特区『あなたは私におとされたい』
2023年1月5日(木)より順次放送スタート

MBS:2023年1月5日(木)深夜0時59分~
テレビ神奈川:2023年1月5日(木)午後11時~
チバテレ:2023年1月6日(金)午後11時~
とちテレ:2023年1月12日(木)午後10時30分~
テレ玉:2023年1月12日(木)午後11時30分~
群馬テレビ:2023年1月12日(木)午後11時30分~

<配信>
TVer、GYAO!、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり

出演:鶴嶋乃愛、村井良大、内藤秀一郎、佐藤友祐(lol-エルオーエル–)、マーシュ彩、染野有来、宇垣美里

原作:「あなたは私におとされたい」梅涼/宮口ジュン(サイコミ/Cygames)
監督:加藤綾佳、長野晋也
脚本:鈴木史子
オープニング主題歌:Beverly「Swamp!」(avex trax)
エンディング主題歌:THREE1989「幸福論理」(rhythm zone)

制作プロダクション:レプロエンタテインメント、ダブ
製作:「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

公式HP:https://www.mbs.jp/anaoto/
ドラマ公式Twitter:@dramatokku_mbs 
ドラマ公式Instagram: @dramatokku_mbs
ドラマ公式TikTok:@drama_mbs

 

©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

今更聞けない「K-POP第4世代」注目の5グループーーIZTY、LE SSERAFIM、IVE、aespa、読み方わかりますか?

これまでの成功戦略を参考に、デビュー時から海外進出を積極的に展開。オーディション番組出身ですでに知名度の高いメンバーや、日本人が属しているグループが多いのも特徴だ。近年音楽シーンを沸かせているK-POPのなかでもひときわガールズグループの台頭が目立っている。“第4世代”として注目の、いまアツい5グループを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

解説します

エンタメ系ライター

えんどうまいさん

アニメ・マンガ・韓国エンタメに精通。K-POPはSHINHWAからハマり、第4世代の推しはIVE。

 

【グループ1】 ITZY

[ イッチ ]

自信にみなぎった第4世代ガールズの代表格

デビュー:2019年2月

事務所:JYPエンターテインメント

ファンネーム:MIDZY(ミッチ)

TWICEの妹分としてデビューした5人組。デビュー曲「DALLA DALLA」のMVは動画公開から24時間で約1400万回再生を記録。19年11月にはアジア・アメリカ11都市を巡るショーケースツアーを行うなど、デビュー当初からグローバル展開を見据えて活動している。高度な技術とスタミナを要するキャッチーなダンス曲が多く、キュートさがありつつも力強さを感じられるパフォーマンスが特徴。また、21年12月には日本デビュー・ベスト・アルバム「IT’z ITZY」をリリースし、2週連続オリコントップ10入りを記録した。「私は私、自分らしく前に進んでいく」というメッセージがストレートに伝わる楽曲が世界中から支持されている。

 

力強い、ハイレベルなパフォーマンスで魅了!

「王道的なかわいさを押し出したTWICEとは打って変わって、ITZYはガールクラッシュ系。Z世代人気が高いです。ゴッリゴリに歌って踊る、ガチ度の高いパフォーマンスに定評があり、アメリカでも人気急上昇中です」

 

【グループ2】 LE SSERAFIM

[ ル セラフィム ]

世界に羽ばたく準備はOK 新進気鋭の実力派グループ

デビュー:2022年4月

事務所:SOURCE MUSIC

ファンネーム:FEARNOT(ピオナ)

BTSを輩出したHYBE傘下のガールズグループ専門事務所からデビュー。元HKT48の宮脇咲良(SAKURA)など、オーディション番組「PRODUCE 48」から生まれたユニット「IZ*ONE」出身のメンバーが2人属している。SAKURAのほか、バレエが得意なKAZUHAも日本人。10月17日に2ndミニアルバム「ANTIFRAGILE」をリリースし、今後の活動が見逃せない。

 

洗練された、完成度の高いステージが魅力

「オールマイティなチェウォン、ユンジンがパフォーマンスの柱となり、完成度の高いステージを見せます。中国で大人気のSAKURAのカリスマ性も高く、世界展開する際に大きな力になりそう」

 

【グループ3】 IVE

[ アイヴ ]

【10月19日日本デビュー】 全員がセンター級の存在感!“完成型”新人グループ

デビュー:2021年12月

事務所:STARSHIPエンターテインメント

ファンネーム:DIVE(ダイブ)

元IZ*ONEの中心メンバー、ウォニョンとユジンが所属するとあってデビュー前から注目の的に。ビジュアル・スター性・実力すべて備わった“完成型”ガールズグループとして第4世代を牽引する。「ELEVEN」はデビュー7日にして音楽番組で13冠を達成した。10月19日に「ELEVEN –Japanese ver. -」で日本デビューを果たし、カップリングには日本オリジナル曲「Queen of Hearts」も収録されている。

 

実力も見た目も最上級のアイドル!

「ビジュアル、ステージ、楽曲、すべてが完璧! 異次元の頭身とかわいらしさを誇るウォニョンは表現力も素晴らしく、老若男女を魅了します。独特な魅力を持つ日本人のレイには、沼落ち必至」

 

【グループ4】 aespa

[ エスパ ]

圧倒的な美貌を誇る独創的な多国籍ユニット

デビュー:2020年11月

事務所:SMエンターテインメント

ファンネーム:MY(マイ)

K-POP文化を牽引してきた老舗事務所・SMエンタが6年ぶりに披露した、韓国・日本・中国の多国籍ユニット。現実と仮想世界をリンクさせたAIの世界観を押し出した斬新なコンセプトは時代にマッチする。ダンス・歌唱力もさることながら、洗練されたビジュアルも圧巻だ。デビュー曲「Black Mamba」をはじめ、どの曲もサビのダンスがユニークで中毒性が高く、TikTokなどでバズることが多い。

 

ステージ上とのギャップ萌え必至

「SMエンタらしい、凝りまくったコンセプトが健在! 圧倒的なカリスマ性と美貌を兼ね備えていますが、普段は普通の女の子。ワチャワチャ騒ぐ姿とステージ上とでのギャップがたまりません!」

 

【グループ5】 NewJeans

[ ニュージーンズ ]

敏腕ディレクターの肝煎りユニット!第4世代のニューアイコン

デビュー:2022年8月

事務所:ADOR

ファンネーム:Pocket(ポケット)

元SMエンタのクリエイティブディレクターが代表を務めるHYBE傘下の事務所が手掛ける、大型新人ユニット。デビューミニアルバムは予約販売3日目で44万4000枚を突破し、収録曲は現在もチャート上位を陣取っている状態だ。平均年齢は16.4歳。デビュー早々で専用アプリ「Phoning」を発表するなど独自路線を突き進み、自主制作リアリティ番組「NewZips」の配信も開始した。

 

いそうでいなかったナチュラル系ユニット

「いい意味でK-POP的なクセがなく、懐かしさを感じさせる楽曲がウケています。つい体が動いちゃうグルーヴ感は彼女たちのナチュラルな魅力にもマッチ。そして全員美少女&髪が綺麗すぎる!」

 

歴代K-POP世代別解説

【第1世代(1996〜2004年)】 K-POPの扉を開いた元祖アイドル

韓国音楽史上初のアイドル・ソテジワアイドゥルが解散した1996年、H.O.Tが大ブレイクし、韓国の大衆音楽文化が一変。女性では97年デビューのS.E.Sが初のアイドルグループで、10代を中心に熱狂的なファンが出現。ファンダム文化が生まれた。

代表的グループ●S.E.S、Baby VOX、Fin.K.L、Jewelry、suger

 

【第2世代(2005〜2012年)】 日本の第1次K-POPブーム到来

日本を中心に海外進出を目指す傾向が顕著に。長い練習期間を経て歌唱力・ダンス技術が高いのがこの世代の特徴。東方神起のように日本に住んで活動するグループも出現。彼らの成功がきっかけで、多くのアイドルが日本に進出した。

代表的グループ●少女時代、KARA、Wonder Girls、f(x)、2NE1、T-ARA、miss A、4minute

 

【第3世代(2013〜2019年)】 ニューメディアがさらなる飛躍に貢献

さらなるグローバル化を狙い、外国人メンバーが在籍するグループが増加。動画配信やSNSの普及でコンテンツが多様化し、K-POP人気はヨーロッパや北米にも広がる。BLACKPINKのように全員がハイブランドのグローバルアンバサダーを務めるケースも。

代表的グループ●BLACKPINK、Red Velvet、TWICE、MAMAMOO、GFRIEND、OH MY GIRL

比嘉愛未が櫻井翔の妻役で『大病院占拠』出演決定「櫻井座長に甘えていこうと思っています(笑)」

©日本テレビ

 

櫻井翔が主演を務める2023年1月スタートの新土曜ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系 毎週土曜 午後10時)に、比嘉愛未の出演が決定。コメントも到着した。

 

本作は、2019年/2021年に衝撃をもたらしたサスペンスドラマ『ボイス 110緊急指令室』の制作チームが再び結集し、完全オリジナルで送るタイムリミット・バトル・サスペンス。

 

日本が誇る大病院が鬼の面を被った謎の武装集団によって占拠され、休職中の捜査官が人質を救うため犯人に立ち向かっていく。犯人の正体は? 占拠目的は? 物語が進むにつれて、謎に包まれた事件に隠された真実が明かされていく。

 

主人公の武蔵三郎(櫻井)は、1年前に起きたある事件がきっかけで、現在は休職中の捜査官。刑事としては圧倒的な推理力と、時にはルールを破ってでも真実に迫ろうとする行動力のある男だ。さらに正義感が強く、間違っていると思った時は、目上の人間であろうとかみついていく熱血漢。

 

比嘉が演じるのは、そんな三郎の妻で心臓外科医の裕子。度胸が据わっており、三郎と同様に強い正義感の持ち主。リーダーシップもあり、テキパキと人に指示を与えることができる。

 

夫の三郎とは、1年前に起きたある事件がきっかけで現在別居中だが、三郎のことを誰よりも尊敬し、信頼し、愛している。占拠事件に巻き込まれたことにより自らも人質となるが、目の前の患者の命を救うため、手術に臨むことに。比嘉の緊迫の手術シーンも本作の見どころとなっている。

 

オファーを受けた比嘉は、「今まで数多くの医療従事者の役を演じてきましたが、病院が占拠されるというシチュエーションは初めて。台本を読ませていただいたとき、物語の緊迫感や展開に夢中になりました。面白い‼ と思える作品づくりの一員になれてとてもうれしく思っています」とコメント。

 

また、ドラマ初共演となる主演の櫻井について、「バラエティでは何度かお会いしているのですが、全体をまとめてくださったり、気遣いをされている姿を見て、とても頼もしい方という印象があります。なので、今回、櫻井座長に思う存分甘えていこう‼ と思っています(笑)」と意気込みを語っている。

 

比嘉愛未(武蔵裕子役)コメント

今回オファーいただいた役は、主人公の妻で一人娘の母でもあり、敏腕心臓外科医の武蔵裕子という人物。
今まで数多くの医療従事者の役を演じてきましたが、病院が占拠されるというシチュエーションは初めて。
台本を読ませていただいたとき、物語の緊迫感や展開に夢中になりました。
面白い‼ と思える作品づくりの一員になれてとてもうれしく思っています。
今回初共演の櫻井翔さんは、バラエティでは何度かお会いしているのですが、全体をまとめてくださったり、気遣いをされている姿を見て、とても頼もしい方という印象があります。
なので、今回、櫻井座長に思う存分甘えていこう‼ と思っています(笑)。
2023年の幕開け『大病院占拠』ぜひご期待ください。

 

番組情報

『大病院占拠』
日本テレビ系
2023年1月スタート
毎週土曜 午後10時〜

出演:櫻井翔、比嘉愛未 ほか

脚本:福田哲平
演出:大谷太郎
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:尾上貴洋、茂山佳則
制作協力:日テレアックスオン
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/dbs/
公式Twitter:@dbs_ntv
公式Instagram:@daibyoinsenkyo_ntv

 

©日本テレビ

森咲智美、東ちづるらが鈴木ゆうか主演『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』に出演決定 ED曲は安斉かれん

『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』メインビジュアル©「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」製作委員会

 

2023年1月4日(水)にスタートする鈴木ゆうか主演ドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜1時~)の追加キャストが解禁。さらにEDテーマに安斉かれんの「恋愛周辺(Demo)」が起用されることが分かった。

 

本作は人生の一大イベントである“結婚式の素晴らしさ”をテーマに、結婚式を迎えるまでのリアルな道のりやさまざまな人間模様をネズミの家族の視点から描く、誰も見たことのないどこか不思議で心に染み入る新感覚ウエディングドラマ。主演を鈴木ゆうかが務め、ネズミ一家の長女・チュー子と、チュー子が乗りうつるプランナー歴2年目の新人・篠原天音の一人二役に挑む。

 

そんなチュー子たちネズミ一家と共に、永遠の愛を誓うカップルたちを幾度となく見送ってきたお社の神様で本作の語り部を担当する大黒天役に、蛙亭の中野周平(蛙亭)が決定。

 

さらに後半戦の各話ゲストも解禁。ウェディングフェアに参加していたカップルのすれ違いと葛藤を描いた第5話と第6話に登場する東條なつき役に未来、パートナーの岩井ミホ役に森咲智美。若い頃、仕事と子育てに追われ、結婚式を挙げることができなかった両親のために結婚式を挙げるべく、その子供たちとチュー子たちが奔走する第7話と最終話には、夫・大菊柾役で三浦浩一、妻・雛役で東ちづるが出演する。

 

都内にある結婚式場「ウェディングヒルズ大黒」を舞台に、永遠の愛を誓うカップルを幾度となく見送ってきた、大黒天の使いであるネズミの家族が、大黒天からのお達しのもと、式場スタッフたちに”乗りうつる“ことで、式場の再建と、さまざまな事情を胸に抱え、結婚式に臨むワケありカップルたちに降りかかる難題やトラブル解決に向けて奔走していく本作。物語の後半戦では、固定観念に縛られない今の時代だからこその結婚式の在り方に焦点を当てて、家族の絆と交差する人間模様をよりリアルに描いていく。

 

さらに安斉かれんが歌う「恋愛周辺(Demo)」がエンディングテーマに決定。本楽曲は、恋愛においてさまざまな感情にぶつかりながらも「出会った運命の人と、結婚をして生涯を共に歩いてきたい」「そして、その先までどこまでも二人で一緒にいたい」という気持ちが歌詞に込められた一曲。安斉の透き通る歌声が物語の終わりに華を添える。

 

併せて公開されたメインビジュアルには、主人公に憑依したネズミがシルエットで表現。さらにネズミのいたずらで、テーブル上のケーキが好物であるチーズになっていたり、ポットに花が生けられていたりと、ネズミ視点で描く本作ならではのこだわりが細部まで詰め込まれたビジュアルに仕上がった。

 

未来(5話・6話ゲスト:東条なつき役)コメント

『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』出演する未来

 

初めて台本を読ませていただいたときに、ネズミ一家とウェディングの組み合わせ?!と、想像がつかず一気に引き込まれました! 新感覚な世界観の中にも毎回深いテーマが組み込まれていて、とても考えさせられる内容の作品だなと感じました。現実社会にも当事者の方がいるであろう問題を抱える役を演じることはとても緊張しましたが、たくさんの方に見ていただき、何かを感じ、考えるキッカケになるのなら大変うれしいです! そして、すてきなドレスを着てヴァージンロードを歩くことができて感無量でした(笑)! 衣装もお楽しみに!

 

森咲智美(5話・6話ゲスト:岩井ミホ役)コメント

『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』出演する森咲智美

 

久々のドラマ出演で、率直に出演が決まってうれしかったです! 台本を読んでみて、一見ネズミが人間界にやってきて成長していくバラエティドラマのようでもありますが、、、実はいろいろなトラブルだったり人間模様が描かれていて「伝える」が強い物語だなと思いました。私の回は、トランスジェンダーついて描かれていて、なんて難しい役なんだ!と思いました。今では受け入れられてきていますが、過去に友達もそれで悩んでいる子がいたり、そんな人たちのためにも少しでも理解してもらえたらと、やり甲斐を感じました。どんな苦難があったとか、でも運命の相手だと信じて愛し合ってる姿だとか、家族愛とか、、、深いところが表現できたらいいな。
そして、このたび、結婚します!!と聞いて驚かれた方もいらっしゃると思いますが、ドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った』に出演するからですよ! このドラマ本当にすてきで、ネズミと人間の関係性がどんどん変化してくスピード感ももちろん!そこで式を挙げたカップルたちの物語もあり、ぜひ心をいっぱい動かしてもらえたらうれしいです。水着ではなくウェディングドレスを着たレアすぎる私もぜひよかったら見てくださいねっ♡

 

三浦浩一(7話・最終話ゲスト:大菊柾役)コメント

『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』出演する三浦浩一

 

結婚式場のロビーの一角に住む神様とネズミたちのお話。しかも、そのネズミたちが式場のプランナーたちの体を借りて結婚式を成功させるという奇想天外な物語。その発想の面白さにビックリしました。私が演じさせていただいた頑固な大菊柾と妻・雛の結婚式を挙げるために、3人の子供たちと天音が必死になってくれました。大菊家の親子愛、夫婦愛が本当に優しく切なく描かれていて胸が熱くなりました。

 

東ちづる(7話・最終話ゲスト:大菊雛役)コメント

『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』出演する東ちづる

 

私自身が婚姻した際に結婚式を挙げていなく、それから10年ぐらい経って夫がサプライズで実現してくれました。「この年でウエディングドレス!?」と戸惑いつつも、とってもハッピーで、何より集まってくださった皆さんと楽しい時間を過ごせました。プランナーさんとは今も仲良くお付き合いさせてもらっています。そんなこんなを思い出しながら台本を読みました(私の経験とストーリーは全く関係ございませんが(笑))! ちなみに、今回初めての役柄(?)に挑戦しています。ハッピーな余韻に浸れますよ。あ…オセロ盤をお待ちでしたら、ご用意してお楽しみください。

 

中野周平(大黒天役)コメント

『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』出演する中野周平

 

ドラマのナレーションというのが初めてで、さらには神様役というのも初めての経験ですごい楽しかったですし、僕なりの神様っぽい間抜けた感じが出せていたらいいなと思っております。かわいいネズミが幸せハッピーオーラ全開の結婚式というものにどう関わっていくのか、「かわいい×幸せ」で、温かい雰囲気でいっぱいなのかなと思いつつ、中々そうもいかない展開も盛りだくさんの作品です。皆さんの様子をゆっくりと天から見させていただきます。

 

安斉かれん コメント

『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』エンディングテーマを担当する安斉かれん

 

今回、エンディングテーマという形で、このすてきな作品に携われること、とてもうれしく思っています! 普段、私は自分の目線で感じた等身大の歌詞を書くことが多いのですが、ネズミさんの視点で物語が展開するというすごく斬新なドラマの設定にインスピレーションをいただき、私なりに全く別の視点から、(例えば、今結婚を検討してる方や、私とは違う働き方をされている方々になりきって)歌詞を描いてみました。どんなドラマになるのか? 私もとっても楽しみです!!

 

番組情報

水ドラ25『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』
テレビ東京系
2023年1月4日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~

配信:ネットもテレ東、TVer、Paravi、GYAO!にて毎話放送後に見逃し配信

主演:鈴木ゆうか
出演:福山翔大、優希美青、西岡星汰/久保田磨希、濱津隆之
OPテーマ:et-アンド-「恋のせい、」(avex trax)
EDテーマ:安斉かれん「恋愛周辺(Demo)」(avex trax)
監督:有働佳史、芝﨑弘記、高階貴法
脚本:大歳倫弘、保木本真也、有働佳史
プロデューサー:北川俊樹(テレビ東京)、千葉貴也(テレビ東京)、芝﨑弘記(ホリプロ)
制作:テレビ東京/ホリプロ
制作協力:キャンター
製作著作:「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」製作委員会
協力:株式会社ベルコ

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/sorekon/
公式Twitter:https://twitter.com/tx_sorekon
公式 Instagram:https://www.instagram.com/tx_sorekon/

 

©「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」製作委員会

岡崎紗絵主演『花嫁未満エスケープ』続編、放送決定!井上祐貴が物語のキーマン役で出演

『花嫁未満エスケープ 完結編』

 

岡崎紗絵主演のドラマ25『花嫁未満エスケープ 完結編』(テレビ東京系 毎週金曜 深夜0時52分)が、2023年1月6日(金)から放送されることが決定した。

 

本作は、岡崎紗絵初主演ドラマ『花嫁未満エスケープ』の続編作。2022年4月クールに放送された前作では、250万ダウンロードを超えるBookLive発の同名の電子コミックを原作に、“結婚適齢期”を迎えたアラサー主人公が結婚に踏み切らない今カレと高校時代の元カレの三角関係で揺れる恋愛模様が描かれた。

 

今回の舞台はそれから半年後。駆け出しのデザイナーとして仕事に邁進し、恋愛から遠ざかっていた主人公のゆう(岡崎)に、再び恋の兆しが訪れることで登場人物たちの物語が動き出す、原作にはない完全オリジナルのラブストーリーを送る。

 

前作の放送時には、女性なら一度は経験したことがあるような共感性の高いストーリーが話題を呼び、恋愛や結婚に悩む女性に突き刺さるシーンやせりふの数々に、20~30代を中心に多くの視聴者から反響を集めた。TVerの視聴ランキングでは、テレビ東京の4月クールドラマの中で毎話1位の週間再生数を記録し続け、TikTokでは「#花嫁未満エスケープ」の動画総再生数が1億回を超えるなど、テレビ東京の深夜帯ドラマとしては前代未聞の偉業を達成。放送終了後には”花エスロス”になる視聴者があふれ「終わってほしくない」「続きが見たい」といった続編期待を望む声が多く挙がったことが、本作の制作につながった。

 

そして前作で主人公との恋の三角関係を熱演した浅香航大、中川大輔、中川の会社の後輩役である美山加恋、主人公と同じ店で働いていた元同僚役の小林涼子、松村沙友理のメインキャストに加え、今作の物語のキーマンとなるウェディングドレスデザイナー兼クチュリエとして働くシングルファザー役で井上祐貴の出演が決定。

 

自分軸で生きているものの恋愛になると流されやすい主人公が、自分とは違う価値観を持つ人々と出会いながら、恋に悩み傷つき、そして成長しながら”結婚”についてどんな答えを導き出すのか。そして『花嫁未満エスケープ』というタイトルの本当の意味も明かされる大人のラブストーリーの結末とは。

 

主演を務める岡崎は「花エス完結編のお話を初めにいただいたときは驚きでした。また『ゆう』になれると思うとうれしかったです。台本を頂いて、本当なんだと実感したというか、それとともに責任感がじわじわと湧いてきました。たくさん迷って悩んで揺れた『ゆう』が恋愛も仕事もいろいろな経験を経て成長した。前を向けた。そんな彼女の次のステージを、想いを、丁寧に演じられたらと思います。どんな選択をしてどんな道を歩んで、これからの『柏崎ゆう』を創っていくのか、見届けてくださるとうれしいです」とコメントを寄せた。

 

番組情報

ドラマ25『花嫁未満エスケープ 完結編』
テレビ東京系
2023年1月6日(金)スタート 毎週金曜 深夜0時52分~

出演:岡崎紗絵、井上祐貴、美山加恋、小林涼子、松村沙友理/中川大輔/浅香航大
原案:小川まるに『花嫁未満エスケープ』(ライブコミックス)
脚本:桑村さや香、早船歌江子
監督:堀江貴大、亀谷英司
プロデューサー:村田充範(テレビ東京)、石田麻衣(ホリプロ)
制作:テレビ東京、ホリプロ
製作著作:「花嫁未満エスケープ 完結編」製作委員会
公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hanayomemiman2/
公式 Twitter:@hanayomemiman
公式 Instagram:@hanayomemiman

『金ロー』視聴者リクエスト第6弾「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3週連続放送

『金曜ロードショー』「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」© 2003 DISNEY ENTERPRISES, INC

 

2023年1月20日、27日、2月3日(金)の『金曜ロードショー』(日本テレビ系 午後9時~)は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3作が、3週連続で放送される。

 

視聴者が見たい映画を放送する恒例企画「金曜リクエストロードショー」第6弾として、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3作が3週連続放送決定。1月20日に第1作「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」、1月27日に第2作「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」、2月3日に第3作「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」が放送される。

 

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、ディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」をモチーフとした映画シリーズで、海賊船“ブラックパール号”の船長ジャック・スパロウを中心に、カリブ海の海賊たちの戦いと冒険が展開されるアクション・アドベンチャー。日本でも、これまで公開された5作品で433億円(《一社》日本映画製作者連盟調べ)、世界で約6000億円を超える(Box Office Mojo)興行収入を記録したメガヒットシリーズだ。

 

出演は、主人公のキャプテン・ジャック・スパロウにジョニー・デップ。ジャックとは時に反目し合い、時に手を結ぶウィル役に「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーランド・ブルーム。ウィルの恋人でスワン総督の娘、エリザベスには「キング・アーサー」のキーラ・ナイトレイ。製作は、「トップ・ガン」シリーズや「アルマゲドン」などを手がけた稀代のヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマー。第1作~第3作の監督はハリウッド版「リング」のゴア・ヴァービンスキーが担当。海賊映画を最新の映像技術で現代によみがえらせ、第2作「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」ではアカデミー賞・視覚効果賞を受賞した。

 

番組情報

『金曜ロードショー』
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」
日本テレビ系
2023年1月20日(金)午後9時~11時19分

 

「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
日本テレビ系
2023年1月27日(金)午後9時~11時29分

 

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
2023年2月3日(金)午後9時~11時39分

 

© 2003 DISNEY ENTERPRISES, INC
© 2006 DISNEY ENTERPRISES, INC.
© 2007 DISNEY ENTERPRISES, INC.

加藤茶「できれば100歳まで頑張っていきたい」『ドリフに大挑戦スペシャル第3弾』元日放送!

『ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル』©フジテレビ

 

『ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル』(フジテレビ系 午後5時~9時)が、2023年1月1日(日)に放送決定。高木ブーと加藤茶よりコメントが到着した。

 

2021年9月26日放送の第1弾、2022年5月8日放送の第2弾に続き、『ドリフに大挑戦スペシャル』第3弾が放送。時を経てもなお色あせない名作コントに大挑戦するだけでなく、『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系/1977年~)などからも厳選された爆笑コントも織り交ぜていくことで“ドリフの笑い”に浸れる超豪華4時間スペシャルとなっている。

 

今回は、ドリフおなじみの「雷様」に加藤茶が初登場。第1弾の放送の際に、およそ23年ぶりに復活したコント「雷様」は、いかりや長介さんが黒、高木ブーが緑、仲本工事さんが赤の雷様に扮して愚痴を言い合いながらコントを繰り広げるという『ドリフ大爆笑』で生まれた、言わずと知れた国民的人気キャラクター。

 

そんな名作に、青い雷様の衣装を身にまとって現れた加藤。しかしよく見るとそこには丸眼鏡にちょびひげがトレードマークというおなじみの姿が。それを見た高木も思わず「角がない~!」と言ってしまうほど、強烈なキャラクターで雲の上にやって来る。

 

また、雲の上には他にも、前回の放送でも登場した、いかりや長介さんに扮する黒の衣装に身を包んだ肥後克広(ダチョウ倶楽部)も参戦。周囲も思わず「似てる!」と話すほどの存在感で、今回も笑いを誘っていく。そしてもう一人、ギターを抱えてすわ親治が登場する。

 

さらに、新旧織り交ぜて送るコント「忠臣蔵」も。当時のザ・ドリフターズのメンバーでのコント映像と、今回カンニング竹山や飯尾和樹(ずん)、シソンヌ、錦鯉が大挑戦したコントを、神田伯山の口上で披露していく。

 

まるで時空を超えて一本の作品を見ているかのように、“ドリフの世界観”を紡いでいく伯山の語りに、スタジオで見ていた高木や加藤らも「すごく豪華」と思わず見入ってしまうほどのコント作品に。そして、自分たちが演じたコントと、後輩芸人たちが演じたコントを見ていた高木は「新しい忠臣蔵も面白いね!」と話し、加藤も「“新旧”こういう見せ方もいいですよね。新しいメンバーも一生懸命やってくれてすごく面白いし、楽しかった」とコメントした。

 

それを見ていた劇団ひとりやサンドウィッチマンから、コントをやるにあたっての緊張について聞かれた加藤は「間違っても志村けんが必ずツッコんできてくれるから、安心してボケられる。何をやってもツッコんでくれるからそれがうれしい」と当時の思い出を回顧。さらにコントに関する質問が出ると、当時のまさかの裏話が飛び出す。『ドリフに大挑戦スペシャル』を経て“ドリフの世界観”とつながったからこそ繰り広げられるスタジオトークも必見だ。

 

高木ブーコメント

みんなにサポートしてもらって、お正月の特番を作りました。お正月はぜひドリフターズを見て、皆さんで初笑いしてもらえるとうれしいです。1人になってしまった雷様が2023年、進化していきます。雷様ファミリーを目指します。加トちゃんも僕も頑張りました。懐かしいコントもパワーアップして戻ってきました。どうぞご覧ください。

 

加藤茶コメント

やっぱり若い人たちとこうやってコントできるのがうれしいです。2023年もいろいろなコントを一緒にやりたいですね。できれば100歳まで頑張っていきたいと思います。今回、僕たちがやった忠臣蔵のコントと、挑戦してもらったコントを見たんですが、“新旧”こういう見せ方もいいですよね。新しいメンバーも一生懸命やってくれてすごく面白いし、楽しかったです。雷様は、仲本の葬式の時にブーさんと今後の話をすることがあって、“1人になっちゃったけど雷様は続けた方がいい。俺も手伝うから”という話をして、今回実現しました。それに“ドリフ3人でできる”と思って作っていたコントが今回あります。志村や仲本が突然いなくなったみたいに、明日どうなるかなんて分からない。だから、今しか見ることができない僕たちのコントを楽しんでもらえたらうれしいです。

 

番組情報

『ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル』
2023年1月1日(日)午後5時~9時

<出演者>
高木ブー、加藤茶
飯尾和樹(ずん)、池田美優、飯塚悟志(東京03)、井上咲楽、遠藤憲一、岡田結実、勝地涼、カミナリ、神田伯山、カンニング竹山、桑野信義、劇団ひとり、近藤春菜(ハリセンボン)、佐藤栞里、澤部佑(ハライチ)、サンドウィッチマン、シソンヌ、柴田英嗣(アンタッチャブル)、白鳥紗良、すわ親治、錦鯉、バイきんぐ、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、松本若菜、ももいろクローバーZ ほか

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/dorifu_daichosen/
公式Twitter:@dori_SP8
公式TikTok:@dorifu_fuji

 

©フジテレビ

蓼沼優衣、三角ビキニで健康美ボディ披露『BOMB Love Special WINTER』【独占カット】

蓼沼優衣が、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』のグラビアに登場した。

「制コレ’20」で準グランプリを受賞した蓼沼優衣がボム水着グラビアに初登場。親しみやすさあふれる笑顔、そして健康的なグラビアボディ…小花柄が少女感たっぷりの三角ビキニ、ぐっとアダルティな黒のチューブトップ水着、ブラトップからのアンダーウェア風水着。

●蓼沼優衣…2002年6月20日生まれ。栃木県出身。身長158cm。B78・W60・H87。血液型A型。

 

通常版の表紙を飾るのは、美女軍団「ゼロイチファミリア」での復活を果たした横野すみれ。久しぶりのボム水着グラビアでは、ピンクコーデビキニの甘い世界観から、ベッドでの白レースビキニの限界セクシー、そしてヘルシーなタイトデニム姿、胸元が大きく開いたワンピース水着まで、見せ所満載の18ページ。ヒップラインの美しさは必見。

●横野すみれ…20000年12月12日生まれ。大阪府出身。身長160cm。B86・W56・H85。血液型A型。

 

TSUTAYA&一部書店限定版の表紙には、志田音々が登場。『仮面ライダーギーツ』にレギュラー出演と、22年は飛躍の一年となった志田音々が巻末グラビアに登場。彼女のボム水着グラビアではおなじみの猫をモチーフにしたキャラクターをテーマにしたグラビアを。赤いリボン&赤白のボーダー水着には真っ白なモヘアニットを。小さめピンクチューブ水着では、りんご風呂初体験。透け感のあるナイトドレスにはベロアのブルービキニを。かわいさをギュッと詰め込んだ16ページとなっている。

●志田音々…1998年7月15日生まれ。埼玉県出身。身長167cm。血液型AB型。

 

<通常版>
表紙:横野すみれ
裏表紙:志田音々

綴じ込み付録:横野すみれ 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<TSUTAYA&一部書店限定版>
表紙:志田音々
裏表紙:横野すみれ

綴じ込み付録:志田音々 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<そのほかのラインナップ>

“令和のレオタード姫”吉田莉桜は20歳になった大人の魅力を解放。Tシャツからの展開での薄紫ビキニ、ヒップのステッチが刺激的なオレンジチューブトップ水着ではバスタブでの濡れ感、もちろん黒のレオタード水着の腰から脚へのセクシーボディラインも。

●吉田莉桜…2002年2月20日生まれ。長崎県出身。身長162cm。血液型B型。

「パラディーク」のメンバーとしても活躍中の新谷真由。完全無欠の美少女フェイスにグラビア映えする圧巻のボディ。可憐なピンクのレースビキニ、胸のボタンを限界まで開けたタンクトップ、こぼれそうなバストの青いチューブトップ水着。

●新谷真由…2001年4月3日生まれ。東京都出身。身長148cm。B85・W60・H85。血液型O型

昨年、彗星のごとく現れたグラビア界のニューヒロイン、南みゆか。バスト90センチの迫力が伝わるV字型のチューブトップ水着、現役感のある紺のワンピース水着、フレッシュなパステルブルーの水着ではシャワーシーンも。現役女子高生のあどけなさとオトナのボディ。

●南みゆか…2005年10月10日生まれ。三重県出身。身長164cm。B90・W59・H92。血液型O型。

ミスマガ2019でミスヤングマガジン賞を受賞した吉澤遥奈が久しぶりにボム水着グラビアに登場。20歳になり表現の幅も広がった彼女の最新ビキニグラビア。オレンジのレース下着風水着ではコタツでみかん。胸元の開いたチューブトップ水着では、まったりとゲームとピザ、コットンの白水着ではベッドでゴロゴロ。

●吉澤遥奈…2002年3月20日生まれ。愛知県出身。身長165cm。B86・W56・H86。血液型O型。

<掲載タレント>
横野すみれ
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
志田音々

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』
定価:本体1,300円+税(税込1,430円)
発売日:2022年12月22日(木)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【本書のご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BLV3JCDN/
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HMV&BOOKS:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13449903

 

年末年始まとめ見したい「クルマ・バイク要素多め」の芸能人YouTubeチャンネル4選

YouTubeで活躍する芸能人のチャンネルでは、幅広いジャンルの趣味や特技などが紹介されています。そのなかには、クルマ・バイク愛を熱く、深く紹介しているチャンネルも数多く存在。滅多に見ることができない貴重な旧車や、ユニークなカスタムバイクなど、年末年始だからこそ見ているだけでわくわくした気持ちになりたい人におすすめしたい、芸能人のクルマ・バイク系YouTubeチャンネル4つをご紹介します。

 

【その1】徳井video(チュートリアル 徳井義実)

出典:徳井video

 

お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんは、バイク好きとして有名。YouTubeチャンネル「徳井video」でも、ツーリング動画が多数上げられています。「新幹線とバイク【GB350】で富士山を目指す」「バイクでキャンプ」など、バイクに乗らない人でも興味をひかれる企画が多いのが嬉しいところ。

 

そんな徳井さんは、大のクルマ好きでもあります。愛車のハイエースでバンライフを楽しむシリーズでは、車中泊のモーニングルーティンや料理の様子を見ることができ、ファンからも「忙しい中でちゃんと『自分時間』を大切にされてるとっくん、素敵だね」「徳井さんのキャンプ動画ほんと好きです」など好評を博しています。

 

例えば、2022年10月に公開された「キャンプ場スタッフがDIYで作ったキャンピングカー【VANLIFE】」は、雑誌の取材で訪れた埼玉県ときがわ町のキャンプ場・NONIWAが舞台。キャンプ場スタッフ・ヘンミさんのクルマがすごいと撮影を開始したのだそう。マツダのBONGOを自身でカスタムしたというキャンピングカーの天井に貼られた杉の板や、キャンプ用品をかけるための「見せる収納」壁など、オシャレなカスタムに徳井さんもテンションが上がっている様子でした。日々の生活に追われる中で、ほっと一息つきたい。そんな人は、そのヒント探しに徳井さんのバンライフ動画を見てみてはいかがでしょう。

 

 

【関連リンク】まるで秘密基地! チュートリアル・徳井さんが興奮したこだわりのキャンピングカー

 

【その2】中尾明慶のきつねさーん(中尾明慶)

出典:中尾明慶のきつねさーん

 

俳優でタレントの中尾明慶さんは乗り物好きとしても有名。なんと2017年には、ホンダ・N-ONEのワンメイクレースでアマチュアドライバーデビューもしているほどの腕前です。中尾さんのYouTubeチャンネル「中尾明慶のきつねさーん」でも、バイク・クルマ関連の動画がズラリ。愛車のためのガレージDIYや、ビンテージのアメ車「1971年 プリムス・クーダ」購入の様子なども見ることができます。納車の喜びを始終笑顔で伝えてくれる中尾さんを見ていると、こちらまで嬉しい気持ちになっていきます。

 

バイク動画も必見です。例えば、2022年11月に配信された「【スーパーカブ】ヤバい変○カスタムカブを集めて爆走ツーリング」と題した動画の中では、群馬県にあるカスタムカブ専門店「GARAGE52」の店長が出演。イベントで集まっていた、さまざまなカスタムカブを紹介してくれました。

 

ハンドルの幅をかなり狭くカスタムした「だっちゅーの号」、前輪が23インチ、後輪が21インチもある日本一車高が高い?カブなど、中尾さん曰く「すっごい変態w」な、こだわり抜かれたカブが次々登場。

 

ネット上でも、「人によって好みやこだわりが違うから面白いですよね」「カブってこんなにもカスタムで雰囲気が変わるんですね!」と好評でした。バイク・クルマ愛を存分に感じられる動画をお探しの人は、ぜひ中尾さんの笑顔もまぶしい「中尾明慶のきつねさーん」をチェックしてみてください。

 

 

【関連リンク】個性派カスタムカブが大集結! 中尾明慶さんの選んだNo.1変態カブは?

 

【その3】濱口優と秘密基地(よゐこ 濱口優)

出典:濱口優と秘密基地

 

お笑いコンビ・よゐこの濱口優さんいえば、「獲ったどー!」のセリフから釣りのイメージが強いですが、YouTubeチャンネル「濱口優と秘密基地」では、キャンピングカーやバイクなどの動画も多く上げられていますチャンネル名にもなっている「秘密基地」候補のひとつとして、軽キャンピングカーを見に行ったときに衝動買いしてからその魅力にハマッた濱口さん。これまでに、軽キャンの納車や内装のDIY動画などが配信されています。

 

動画の中では、軽キャンピングカーで道の駅を巡るシリーズも人気。例えば、2022年8月に配信された動画「【軽キャン】濱口優の道の駅巡り!伊豆編」では、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」を訪れ、施設内の洋食店で一番人気の鶏のトマト煮定食とスタッフに勧められたフレッシュトマトジュースを購入。

 

キャンピングカーへ戻って「めちゃくちゃ美味しい」「甘い!とろけた!」と舌鼓を打つ姿に、ネット上では「トマト好きじゃないけどすごく食べたくなりました」「まさるさんの食レポいいっすね!」との声が。カスタムやドライブだけではない、軽キャンならではの遊び心ある濱口さん流の楽しみ方は、見ていると自分も軽キャンを手に入れたくなってきます。

 

 

【関連リンク】濱口優さんが「うんめぇ~」「キレがすごい良い」と大絶賛! キャンピングカーで訪れた“道の駅グルメ”に注目

 

【その4】ハンバーグ師匠チャンネル(スピードワゴン 井戸田潤)

出典:ハンバーグ師匠チャンネル

 

お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤さんは、バイク芸人としてバラエティ番組に出演したこともあるほどのバイクマニア。井戸田さんのYouTubeチャンネル「ハンバーグ師匠チャンネル」では、カスタムバイク購入やツーリングなどバイク関連動画が多数上げられています。そんな井戸田さんは大の旧車好きでもあります。70スープラやスカイライン32GT-Rなど、往年の名車を紹介する動画のほか、プロレーシングドライバーのプライベートガレージを訪問するなど、クルマ好きにはたまらない内容が盛りだくさん。

 

なかでも、2022年8月に配信された動画「日本一と言われるガレージには億越えの車だらけだった。」では、 “超” がついてもおかしくない貴重なクルマが続々と紹介されました。まず紹介された「トヨタ 2000GT」は、映画「007は二度死ぬ」で使用されたボンドカーでありレジェンドな一台 。6億円ほどの価値があるそうです。「日産スカイラインGT-R(R32)」や、世界限定99台「NISMO 400R」タイプの「日産スカイラインGT-R(R33)」なども紹介され、ファンも「スゲーとしか言いようがない」「これは一日中居れますね!」と大喜び。名車好きの人はぜひチェックしてほしいチャンネルです。

 

 

【関連リンク】ボンドカーの値段にびっくり仰天! 希少車両が並ぶ“日本一のガレージ”をハンバーグ師匠が訪問

 

往年の名車からゆったり時間を楽しむバンライフまで。年末年始は、ゆっくりくつろぎながらクルマ・バイクの世界を深く堪能してみてはいかがでしょうか。

【NHK紅白歌合戦】ウタはいつ出る? Snow Manは何を歌う? 初出場back numberは? 曲順をチェック!

間もなくNHKで放送される「第73回NHK紅白歌合戦」。放送前に、出演アーティストの曲順と見どころをチェックしておきましょう。

 

『第73回NHK紅白歌合戦』(C)NHK

 

2年ぶりのNHKホールでの開催となります、今年の『紅白歌合戦』のテーマは「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」。「2022年の最後を締めくくる時間に歌で“平和の尊さ”や“希望にあふれた愛”を感じてもらいたい。大みそかを年に一度の”ハレの日”にしたい。みんなで楽しめる歌のお祭り最高のライブエンターテインメントを」という願いが込められています。司会は大泉 洋、橋本環奈、桑子真帆アナウンサー、スペシャルナビゲーターを櫻井 翔が務めます。3年連続で司会を務める大泉は「過去2回の経験を最大限に生かしまして、圧倒的に最高な紅白になるよう全力を尽くしたいと思います! 時間などを気にせず、自由な、フリーダムな紅白を目指します! 史上初の年を越してしまう紅白になるかもしれませんが、精いっぱい、全力で、アーティストの皆様を盛り立ててまいる所存です」と意気込みを語っていました。

 

そんな今年の『紅白』の曲順は、全体のトップバッターを務めるのは、「Good Luck!」を披露するSixTONES。紅組のトップバッターは天童よしみの「ソーラン祭り節」で、大トリでは福山雅治が「桜坂」を披露し『紅白』を締めくくります。

 

<前半曲順>

SixTONES「Good Luck!」

天童よしみ「ソーラン祭り節」

緑黄色社会「Mela!」

郷ひろみ「GO!GO!50周年!!SPメドレー」

なにわ男子「初心LOVE」

水森かおり「九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~」

LE SSERAFIM「FEARLESS -Japanese ver.-」

Saucy Dog「シンデレラボーイ」

山内惠介「恋する街角~きつねダンスRemix~」

日向坂46「キツネ」

JO1「無限大」

milet「Fly High」

NiziU「CLAP CLAP」

鈴木雅之「違う、そうじゃない」

BE:FIRST「Shining One」

SEKAI NO OWARI「Habit」

三浦大知 「燦燦」

IVE「ELEVEN -Japanese ver.-」

Snow Man「ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP~」

Perfume「紅白 Medley 2022」

特別企画:THE LAST ROCKSTARS「THE LAST ROCKSTARS」

Aimer「残響散歌」

坂本冬美「お祭りマンボ~スカパラSP~」

 

<前半見どころ>

初出場のなにわ男子はパフォーマンス中に、Twitterやデータ放送を使った企画で視聴者とともにステージを作り上げていきます。また、宮脇咲良(SAKURA)がいるLE SSERAFIMやIVEら初出場となる韓国グループや、今年を話題となった「キツネ」をキーワードで異色のコラボレーションを披露する日向坂46らガールズグループがどんなステージを見せてくれるのか注目です。さらに、YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるスーパーバンドTHE LAST ROCKSTARSが特別企画に登場します。

 

<後半曲順>

ウタ「新時代」

King Gnu「Stardom」

三山ひろし「夢追い人~第6回けん玉世界記録への道~」

TWICE「Celebrate」

特別企画:ディズニースペシャルメドレー

Vaundy「怪獣の花唄」

milet×Aimer×幾田りら×Vaundy「おもかげ」

純烈(ダチョウ倶楽部・有吉弘行)「プロポーズ~白い雲のように」

特別企画:back number「アイラブユー」

乃木坂46「裸足でSummer」

工藤静香「35周年SPメドレー」

King & Prince「ichiban」

Official髭男dism「Subtitle」

あいみょん「ハート~君はロックを聴かない」

特別企画:加山雄三「海 その愛」

Superfly「Beautiful」

藤井 風「死ぬのがいいわ」

篠原涼子「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」

ゆず「夏色」

関ジャニ∞「T.W.L」

星野源「喜劇」

特別企画:氷川きよし「限界突破×サバイバー」

特別企画:松任谷由実 with 荒井由実「Call me back」

KinKi Kids「25th Anniversary Medley」

特別企画:安全地帯「I Love Youからはじめよう」

石川さゆり「天城越え」

特別企画:桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」

MISIA「希望のうた」

福山雅治「桜坂」

 

<後半見どころ>

ディズニー、back number、加山雄三、氷川きよし、松任谷由実、安全地帯、桑田佳祐率いる豪華メンバーで送る「時代遅れのRock’nRoll Band」など特別企画がめじろ押しの後半。デビュー25周年を迎えたKinKi Kids、35周年を迎えた工藤静香の特別メドレー、新生・純烈にはダチョウ倶楽部、有吉弘行が参加した特別ステージなど、紅白ならではの楽曲を披露します。

 

上記以外にも、2022年の大ヒット映画『ONE PIECE FILM RED』とのコラボ企画やオープニングテーマを東京スカパラダイスオーケストラが手掛けるなど、さまざまな企画が盛り込まれています。また、ゲスト審査員は、2023年の大河ドラマ『どうする家康』で主人公・徳川家康役の松本 潤、史上最年少三冠王となったプロ野球・ヤクルトスワローズの村上宗隆、サッカーワールドカップで日本代表を率いた森保 一らが務めます。

2022年を凝縮した今年の紅白、隅々まで見逃せません!

 

<番組情報>

『第73回NHK紅白歌合戦』
NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1
2022年12月31日(土)後7・20~11・45(※中断ニュースあり)

公式ホームページ:https://www.nhk.or.jp/kouhaku/

(C)NHK

志田音々、小さめピンクチューブ水着で“りんご風呂”初体験『BOMB Love Special WINTER』【独占カット】

志田音々が、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』TSUTAYA&一部書店限定版の表紙&グラビアに登場した。

TSUTAYA&一部書店限定版の表紙を飾るのは、志田音々が登場。『仮面ライダーギーツ』にレギュラー出演と、22年は飛躍の一年となった志田音々が巻末グラビアに登場。彼女のボム水着グラビアではおなじみの猫をモチーフにしたキャラクターをテーマにしたグラビアを。赤いリボン&赤白のボーダー水着には真っ白なモヘアニットを。小さめピンクチューブ水着では、りんご風呂初体験。透け感のあるナイトドレスにはベロアのブルービキニを。かわいさをギュッと詰め込んだ16ページとなっている。

●志田音々…1998年7月15日生まれ。埼玉県出身。身長167cm。血液型AB型。

 

通常版の表紙には、美女軍団「ゼロイチファミリア」での復活を果たした横野すみれが登場。久しぶりのボム水着グラビアでは、ピンクコーデビキニの甘い世界観から、ベッドでの白レースビキニの限界セクシー、そしてヘルシーなタイトデニム姿、胸元が大きく開いたワンピース水着まで、見せ所満載の18ページ。ヒップラインの美しさは必見。

●横野すみれ…20000年12月12日生まれ。大阪府出身。身長160cm。B86・W56・H85。血液型A型。

 

<通常版>
表紙:横野すみれ
裏表紙:志田音々

綴じ込み付録:横野すみれ 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<TSUTAYA&一部書店限定版>
表紙:志田音々
裏表紙:横野すみれ

綴じ込み付録:志田音々 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<そのほかのラインナップ>

“令和のレオタード姫”吉田莉桜は20歳になった大人の魅力を解放。Tシャツからの展開での薄紫ビキニ、ヒップのステッチが刺激的なオレンジチューブトップ水着ではバスタブでの濡れ感、もちろん黒のレオタード水着の腰から脚へのセクシーボディラインも。

●吉田莉桜…2002年2月20日生まれ。長崎県出身。身長162cm。血液型B型。

「パラディーク」のメンバーとしても活躍中の新谷真由。完全無欠の美少女フェイスにグラビア映えする圧巻のボディ。可憐なピンクのレースビキニ、胸のボタンを限界まで開けたタンクトップ、こぼれそうなバストの青いチューブトップ水着。

●新谷真由…2001年4月3日生まれ。東京都出身。身長148cm。B85・W60・H85。血液型O型

「制コレ’20」で準グランプリを受賞した蓼沼優衣がボム水着グラビアに初登場。親しみやすさあふれる笑顔、そして健康的なグラビアボディ…小花柄が少女感たっぷりの三角ビキニ、ぐっとアダルティな黒のチューブトップ水着、ブラトップからのアンダーウェア風水着。

●蓼沼優衣…2002年6月20日生まれ。栃木県出身。身長158cm。B78・W60・H87。血液型A型。

昨年、彗星のごとく現れたグラビア界のニューヒロイン、南みゆか。バスト90センチの迫力が伝わるV字型のチューブトップ水着、現役感のある紺のワンピース水着、フレッシュなパステルブルーの水着ではシャワーシーンも。現役女子高生のあどけなさとオトナのボディ。

●南みゆか…2005年10月10日生まれ。三重県出身。身長164cm。B90・W59・H92。血液型O型。

ミスマガ2019でミスヤングマガジン賞を受賞した吉澤遥奈が久しぶりにボム水着グラビアに登場。20歳になり表現の幅も広がった彼女の最新ビキニグラビア。オレンジのレース下着風水着ではコタツでみかん。胸元の開いたチューブトップ水着では、まったりとゲームとピザ、コットンの白水着ではベッドでゴロゴロ。

●吉澤遥奈…2002年3月20日生まれ。愛知県出身。身長165cm。B86・W56・H86。血液型O型。

<掲載タレント>
横野すみれ
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
志田音々

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』
定価:本体1,300円+税(税込1,430円)
発売日:2022年12月22日(木)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【本書のご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BLV3JCDN/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107350039

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910100780237/
HMV&BOOKS:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13449903

 

“グラビア界のニューヒロイン”南みゆか、パステルビキニで美谷間披露『BOMB Love Special WINTER』【独占カット】

南みゆかが、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』のグラビアに登場した。

昨年、彗星のごとく現れたグラビア界のニューヒロイン、南みゆか。バスト90センチの迫力が伝わるV字型のチューブトップ水着、現役感のある紺のワンピース水着、フレッシュなパステルブルーの水着ではシャワーシーンも。現役女子高生のあどけなさとオトナのボディ。

●南みゆか…2005年10月10日生まれ。三重県出身。身長164cm。B90・W59・H92。血液型O型。

 

通常版の表紙を飾るのは、美女軍団「ゼロイチファミリア」での復活を果たした横野すみれ。久しぶりのボム水着グラビアでは、ピンクコーデビキニの甘い世界観から、ベッドでの白レースビキニの限界セクシー、そしてヘルシーなタイトデニム姿、胸元が大きく開いたワンピース水着まで、見せ所満載の18ページ。ヒップラインの美しさは必見。

●横野すみれ…20000年12月12日生まれ。大阪府出身。身長160cm。B86・W56・H85。血液型A型。

 

TSUTAYA&一部書店限定版の表紙には、志田音々が登場。『仮面ライダーギーツ』にレギュラー出演と、22年は飛躍の一年となった志田音々が巻末グラビアに登場。彼女のボム水着グラビアではおなじみの猫をモチーフにしたキャラクターをテーマにしたグラビアを。赤いリボン&赤白のボーダー水着には真っ白なモヘアニットを。小さめピンクチューブ水着では、りんご風呂初体験。透け感のあるナイトドレスにはベロアのブルービキニを。かわいさをギュッと詰め込んだ16ページとなっている。

●志田音々…1998年7月15日生まれ。埼玉県出身。身長167cm。血液型AB型。

 

<通常版>
表紙:横野すみれ
裏表紙:志田音々

綴じ込み付録:横野すみれ 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<TSUTAYA&一部書店限定版>
表紙:志田音々
裏表紙:横野すみれ

綴じ込み付録:志田音々 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<そのほかのラインナップ>

“令和のレオタード姫”吉田莉桜は20歳になった大人の魅力を解放。Tシャツからの展開での薄紫ビキニ、ヒップのステッチが刺激的なオレンジチューブトップ水着ではバスタブでの濡れ感、もちろん黒のレオタード水着の腰から脚へのセクシーボディラインも。

●吉田莉桜…2002年2月20日生まれ。長崎県出身。身長162cm。血液型B型。

「パラディーク」のメンバーとしても活躍中の新谷真由。完全無欠の美少女フェイスにグラビア映えする圧巻のボディ。可憐なピンクのレースビキニ、胸のボタンを限界まで開けたタンクトップ、こぼれそうなバストの青いチューブトップ水着。

●新谷真由…2001年4月3日生まれ。東京都出身。身長148cm。B85・W60・H85。血液型O型

「制コレ’20」で準グランプリを受賞した蓼沼優衣がボム水着グラビアに初登場。親しみやすさあふれる笑顔、そして健康的なグラビアボディ…小花柄が少女感たっぷりの三角ビキニ、ぐっとアダルティな黒のチューブトップ水着、ブラトップからのアンダーウェア風水着。

●蓼沼優衣…2002年6月20日生まれ。栃木県出身。身長158cm。B78・W60・H87。血液型A型。

ミスマガ2019でミスヤングマガジン賞を受賞した吉澤遥奈が久しぶりにボム水着グラビアに登場。20歳になり表現の幅も広がった彼女の最新ビキニグラビア。オレンジのレース下着風水着ではコタツでみかん。胸元の開いたチューブトップ水着では、まったりとゲームとピザ、コットンの白水着ではベッドでゴロゴロ。

●吉澤遥奈…2002年3月20日生まれ。愛知県出身。身長165cm。B86・W56・H86。血液型O型。

<掲載タレント>
横野すみれ
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
志田音々

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』
定価:本体1,300円+税(税込1,430円)
発売日:2022年12月22日(木)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【本書のご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BLV3JCDN/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107350039

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910100780237/
HMV&BOOKS:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13449903

 

いよいよ本番目前!「第73回NHK紅白歌合戦」の注目アーティストを一挙にチェック

今年も12月31日に開催されるNHK紅白歌合戦ですが、東京・渋谷のNHKホールではそのリハーサルがすでに始まっており、多くの歌手やアーティスト、アイドルグループがステージで音合わせを行っています。今回は、メディア向けに公開されたリハーサルの模様と、各アーティストのコメント取材の様子をお届けします!

 

K-POPグループのハイレベルなパフォーマンスに注目

今回の紅白歌合戦の注目のひとつは、K-POPの女性グループが多数出場すること。なかでも、元HKT48のSAKURA(宮脇咲良さん)が所属する「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」は、来年の日本デビューを前に紅白初出場を果たし、すでに世界的ヒットとなっている「FEARLESS」の日本語バージョンを披露することで話題となっています。

↑LE SSERAFIM(ル セラフィム) (C)NHK

 

SAKURAさんは紅白出演について、「2022年にデビューして、その年に紅白に出場できてうれしく思う」とコメント。同じく日本人メンバーのKAZUHA(カズハ)さんは、「紅白という大きな舞台で『FEARLESS』の日本語バージョンを披露させていただけることになってうれしい。最高のステージをお見せしたい」と、紅白の初舞台への意気込みを語っています。

 

年末年始を日本で過ごすことについて聞かれると、メンバーのYUNJIN(ユンジン)さんは「日本はお肉がおいしいので来日するたびに食べている。今回もメンバーとお肉を食べにいくことになるかも」と語る一方、最年少メンバーのEUNCHAE(ウンチェ)さんは日本語で「お餅が食べたい!」とアピール。

 

来年以降の活動について質問されると、リーダーのCHAEWON(チェウォン)さんは「今年デビューしたばかりでこのように大きな愛を頂けて感謝。来年は全世界のファンにお会いしたい」と、今年以上にワールドワイドな活動をしたいと語っていました。

 

3年ぶりの紅白出場となるTWICEは、同じく紅白出場する事務所の後輩グループのNiziUから「初めての共演なので素敵な思い出を作りたい」とラブコールされていることを受け、「NiziUからそんなふうに話してくれるなんてうれしい。一緒に何かできるといいですね」(ツウィさん)と答えていました。

↑3年ぶりの紅白出場となるTWICE (C)NHK

 

また、今回披露される曲について、「紅白では『TT』を歌うことが多かったのですが、今回は『Celebrate』を披露させていただける。みなさんにいいエネルギーをお届けしたい」(ジヒョさん)と、熱いパフォーマンスを見せたいと意気込みを語っています。

↑TWICEのリハの様子 (C)NHK

 

トップバッターを飾るのはSixTONES

ジャニーズからは、今回の紅白のトップバッターを務めるSixTONES(ストーンズ)と、Snow Manの2組がリハーサルに登場。SixTONESは最新シングルから「Good Luck!」を披露します。リハーサルの様子も公開され、トップバッターらしく楽しく賑やかなムードで、会場全体を巻き込むようなパフォーマンスとなっていました。

↑SixTONESのリハーサルの様子 (C)NHK

 

今回披露する「Good Luck!」について、メンバーの松村北斗さんは「ラブアンドピースというテーマにすごく合っている曲」とコメント。ジェシーさんは「3年連続の出場で、今回はトップバッター。わちゃわちゃしていますが、いっぱい笑って頂けるとうれしい」と語っています。さらに、記者からトップバッターに決まったときの心境を聞かれると、ジェシーさんは「大トリじゃないんだと思った」とおどけてみせ、メンバーの田中樹さんから「実はこいつが一番緊張しているんですよ」とツッコミが入る場面も。

 

Snow Manは、映画「おそ松さん」の主題歌となった「ブラザービート」を披露。公開されたリハーサルでは、Snow Manのクールなイメージを覆すポップでユニークなステージとなっていました。

 

メンバーの岩本 照さんは「Snow Manとしては2度めの紅白出演ですが、NHKホールでやるのは初めて。いまからワクワクしています」とコメント。目黒 蓮さんは「紅白らしい楽しい演出で、みんなに真似してもらいたいポーズなども取り入れている」と振り付けにも注目としています。

 

初出場の2組にも注目!

このほか、29日にはいずれも初出場となる緑黄色社会とJO1の2組のリハーサルも公開されました。結成10周年のアニバーサリーイヤーに紅白出場を決めた緑黄色社会は、2020年のヒット曲「Mela!」を披露。バンドサウンドが冴えるパワフルなパフォーマンスとなっています。

↑緑黄色社会のリハーサルの様子 (C)NHK

 

ボーカルを務める長屋晴子さんは「Mela!はメンバー4人全員で作った曲。リハーサルを終えて、ちょっとずつ実感がわいてきた。本番ではとにかく楽しみたい」とコメント。来年の活動について聞かれると、ベースの穴見真吾さんは「来年は新しいステージに立ちたい。まだライブで回れていないところに行ったり、アリーナなど大きい会場でワンマンライブしたり」と回答。来年もさらなる活躍が期待できそうです。

↑結成10周年で紅白初出場となった緑黄色社会 (C)NHK

 

11人組ダンスボーカルグループのJO1は、デビュー曲「無限大」を披露。大人数であることを生かしたダンスパフォーマンスは、動きもピタリとあって見ごたえのあるステージとなっています。

↑JO1のリハーサルの様子 (C)NHK

 

リーダーの與那城奨(よなしろ しょう)さんは、リハーサルを終え「リハはあっと言う間で、だんだん緊張してきました」と現在の心境を語り、「初出場ですが、全力でパフォーマンスするので楽しんで頂けたら」とコメント。メンバーの白岩瑠姫(しろいわ るき)さんは「JAM(JO1のファンネーム)のみなさんに恩返しと成長を伝えられるようなパフォーマンスをしたい」と、応援するファンへの感謝を述べています。

↑初出場のJO1 (C)NHK

 

こんほか、同日には石川さゆりさんやあいみょんさんなど、紅白常連アーティストのリハーサルも公開され、いよいよ本番を目前にして、会場となるNHKホールにも緊張感が漂ってきています。

↑石川さゆりさんのリハーサルの様子 (C)NHK

 

↑今回で4回目の出場となるあいみょんさん (C)NHK

 

今年の紅白歌合戦は12月31日の午後7時20分からNHK総合ほか、NHK BS 4K、NHK BS 8K、NHKラジオ第1などで放送されますので、注目のアーティストたちのステージをお見逃しなく!

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

年末年始、絶対イッキ見して欲しい「芸人&タレント」YouTubeチャンネル5選

GetNavi webでは日々、芸能人のYouTube動画をピックアップ。そこで今回は、年末年始にイッキ見したくなる、芸人・タレントのおすすめ趣味系YouTubeチャンネル5つを紹介。キャンプ、DIY、音楽など、思い思いの趣味を語る姿には有意義な時間の過ごし方のヒントもありそうです。

 

【その1】「くっきー ! の引田くっきー !」(野生爆弾 くっきー)

出典:くっきー ! の引田くっきー !

 

芸人のほかに、画家、ミュージシャンとしても活動している野生爆弾 くっきーさん。YouTubeチャンネル「くっきー ! の引田くっきー !」では、バイク、音楽、革製品など、幅広いジャンルがディープに紹介されています。独創的なセンスが光るくっきーさんは、カスタム系動画でもそのセンスを発揮。革ジャンをコレクションするなど革グッズマニアでもあるくっきーさんは、鋲ジャンカスタムやドクターマーチンの塗装などの動画も多く上げています。

 

後輩芸人のフットボールアワー・後藤輝基さんと老舗革ブーツブランド「WESCO」の恵比寿店に一緒に訪れてオリジナルブーツを作った動画では、オーダーから約1年半を経てついに開封する様子が公開されました。お揃いで作ったオリジナルブーツを開封するかと思いきや、既にオーダーした編み上げオーダーブーツをすでに履き慣らしていたくっきーさん。後藤さんの鋭いツッコミが飛び交うなど、面白さも抜群でネット上でも大好評です。趣味をディープに楽しみたい人におすすめしたいチャンネルです。

 

 

【関連リンク】くっきー!さんとフット後藤さんがついにWESCOブーツ披露! 一緒に開封のはずがまさかの!?

 

【その2】「SATAbuilder’s」(バッドボーイズ 佐田正樹)

出典:SATAbuilder’s

 

お笑いコンビ・バッドボーイズ 佐田さんのYouTubeチャンネルは、DIY・旧車の動画が中心。バイクのカスタム動画も人気で、100万再生数を超える動画もあるほど。「きれいな仕上がりの加工がすばらしい!」「カスタム具合がカッコ良すぎる」など、神回の多いチャンネルとなっています。

 

DIY動画も人気が高く、倉庫を「秘密基地」へと作り上げていくシリーズでは床塗装などの内装から棚製作まで、秘密基地が完成していく様子を見ることができます。なかにはDIYだけではなく、購入した家具の紹介動画もあるのでインテリアのアイデアにもつながりそうです。

 

佐田さんお気に入りのソフビ人形を飾る “映え棚” の作成動画では、照明まで付けるこだわりぶりを発揮。ライトが目立ち過ぎないように、棚の後ろに隠して間接照明したり端材を棚の横に使用したり、随所に工夫がうかがえました。「見ていて勉強になることが多いし面白い!」「僕も真似して棚を作ったりしてます!」などDIYの参考にする人も多いようです。DIYを極めてみよう、と思う人は「SATAbuilder’s」を参考にしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

 

【関連リンク】秘密基地がさらに進化! バッドボーイズ・佐田さんがソフビ人形を飾る映え棚を作成

 

【その3】「大チャンネル」(宮川大輔)

出典:大チャンネル

 

グルメ動画やフィッシング動画をアップしている芸人の宮川大輔さん。2022年11月には、突如「新車購入! 大輔バイク 買いました」という動画を上げ、なんと本来デリバリーバイクとしてよく使われるHONDAのBENLYを購入。この面白いチョイスは、ファンから「このバイク選ぶのサイコー」「このバイクがどう進化していくのか楽しみすぎる!笑」と大絶賛され注目を浴びることに。

 

そんな宮川さんですが、実は大のラグマット好きでもあります。同11月に公開された動画「宮川大輔 大好きなラグマット オリジナルで自作しました」では、「欲しいなっていうのが中々売ってないじゃないですか」とオリジナルのラグマットを作ることに。なければ自分で作る楽しさを伝えてくれる動画には、「めっちゃ楽しそう~~」「やってみたーい」と共感の声が多く見られました。宮川さんの軽快なトーク力と、普段テレビでは見られない素の一面も楽しめる「大チャンネル」で、新しい趣味探しのきっかけにしてみるのはいかがでしょう。

 


【関連リンク】なければ自分で作ればいい! 楽しそうにラグマットを作る宮川大輔さんに共感の嵐

 

【その4】「Hiromi factoryチャンネル」(ヒロミ)

出典:Hiromi factoryチャンネル

 

タレントのヒロミさんのYouTubeチャンネル「Hiromi factoryチャンネル」は、登録者数100万人超えと大人気。バイクやクルマ系動画では、ハンバーグ師匠こと井戸田潤さんとツーリングをする動画「【初コラボ】ハンバーグ師匠とハンターカブで初ツーリング」の再生数が129万回、フワちゃんとのコラボ動画「フワちゃんバイクを届けたぞー」は、なんと302万回! 「フワちゃんが喜んでるの見て私もなんだか嬉しい」「親子みたいな仲良さ」など大評判です。

 

ヒロミさんといえば大のDIY好きとしても有名で、DIY系動画も数多く上げられています。ガーデニングやジャグジー設置、家具のリメイクなど、見ているだけでの楽しめる動画が目白押し。ここでは、11月に配信された動画「【キャンプ場】冬超えられるか色んな草を植えてみる」をピックアップしてみます。ヒロミさんは自身でキャンプ場を作る計画を立てていて、これまでにもいろいろな工程を配信していました。この動画では、キャンプ場に植える植物が冬を越すことができるか試しています。

 

ヒロミさんが「俺のアベンジャーズ」と豪語する仲間に囲まれて作業する様子には、「みんな笑顔なのがいい!」「良いお仲間ですね!」などといった声が続出。キャンプ場がどのように完成していくのか、続編も気になります。工具の使い方解説動画もあって、DIYを本格的に始めてみたいという人いぜひおすすめしたいチャンネルです。

 

 

【関連リンク】ヒロミさんのキャンプ場は今!? 開拓中の土地に新たな植物を植えてみた!

 

【その5】「ホトゴルフ」(蛍原徹)

出典:ホトゴルフ

 

芸能界屈指のゴルフ通としても有名な芸人 蛍原徹さんのYouTubeチャンネルは、もちろんゴルフコンテンツ専門。芸人とのコラボ動画では、ゴルフ以外の部分のトークも面白いので、ゴルフ初心者やゴルフをしたことのない人でも楽しむことができます。「究極の一本を求めて」シリーズの動画では、オリジナルウェッジを作るまでの様子を見ることもできます。

 

2022年9月に公開された動画「高麗芝の超高速グリーンは速さも硬さもヤバかった!」では、福岡県にある名門・芥屋ゴルフ倶楽部のコースを蛍原さんがおひとり様でプレイ。芝目の影響が強く玄人向けだという高麗芝にトライします。

 

10番ホールの第1打では、「左バンカー右裾方向がオススメ」とのキャディさんのアドバイスもむなしく右側へスライスしてしまうなど、四苦八苦しつつも、始終ほのぼのとした雰囲気で進んでいくので見ていてほっこりします。今からゴルフを始めてみたい人にはもちろん、蛍原さんのゆったりしたコメントは、ふと疲れたときなどに見るのにもぴったりだと思います。

 

 

【関連リンク】果たして寄せられるのか! 蛍原徹さんが玄人向けの超高速グリーンに挑戦

 

年末年始には自宅でゆっくり、YouTubeチャンネルのイッキ見というのも贅沢な過ごし方。ぜひ、お気に入りのチャンネルを見つけて、来年からの新しい趣味を始めるアイデアにしてみてください。

横野すみれ、レースビキニで限界セクシー『BOMB Love Special WINTER』【独占カット】

横野すみれが、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』通常版の表紙&グラビアに登場した。

通常版の表紙を飾るのは、美女軍団「ゼロイチファミリア」での復活を果たした横野すみれ。久しぶりのボム水着グラビアでは、ピンクコーデビキニの甘い世界観から、ベッドでの白レースビキニの限界セクシー、そしてヘルシーなタイトデニム姿、胸元が大きく開いたワンピース水着まで、見せ所満載の18ページ。ヒップラインの美しさは必見。

●横野すみれ…20000年12月12日生まれ。大阪府出身。身長160cm。B86・W56・H85。血液型A型。

 

TSUTAYA&一部書店限定版の表紙には、志田音々が登場。『仮面ライダーギーツ』にレギュラー出演と、22年は飛躍の一年となった志田音々が巻末グラビアに登場。彼女のボム水着グラビアではおなじみの猫をモチーフにしたキャラクターをテーマにしたグラビアを。赤いリボン&赤白のボーダー水着には真っ白なモヘアニットを。小さめピンクチューブ水着では、りんご風呂初体験。透け感のあるナイトドレスにはベロアのブルービキニを。かわいさをギュッと詰め込んだ16ページとなっている。

●志田音々…1998年7月15日生まれ。埼玉県出身。身長167cm。血液型AB型。

 

<通常版>
表紙:横野すみれ
裏表紙:志田音々

綴じ込み付録:横野すみれ 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<TSUTAYA&一部書店限定版>
表紙:志田音々
裏表紙:横野すみれ

綴じ込み付録:志田音々 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<そのほかのラインナップ>

“令和のレオタード姫”吉田莉桜は20歳になった大人の魅力を解放。Tシャツからの展開での薄紫ビキニ、ヒップのステッチが刺激的なオレンジチューブトップ水着ではバスタブでの濡れ感、もちろん黒のレオタード水着の腰から脚へのセクシーボディラインも。

●吉田莉桜…2002年2月20日生まれ。長崎県出身。身長162cm。血液型B型。

「パラディーク」のメンバーとしても活躍中の新谷真由。完全無欠の美少女フェイスにグラビア映えする圧巻のボディ。可憐なピンクのレースビキニ、胸のボタンを限界まで開けたタンクトップ、こぼれそうなバストの青いチューブトップ水着。

●新谷真由…2001年4月3日生まれ。東京都出身。身長148cm。B85・W60・H85。血液型O型

「制コレ’20」で準グランプリを受賞した蓼沼優衣がボム水着グラビアに初登場。親しみやすさあふれる笑顔、そして健康的なグラビアボディ…小花柄が少女感たっぷりの三角ビキニ、ぐっとアダルティな黒のチューブトップ水着、ブラトップからのアンダーウェア風水着。

●蓼沼優衣…2002年6月20日生まれ。栃木県出身。身長158cm。B78・W60・H87。血液型A型。

昨年、彗星のごとく現れたグラビア界のニューヒロイン、南みゆか。バスト90センチの迫力が伝わるV字型のチューブトップ水着、現役感のある紺のワンピース水着、フレッシュなパステルブルーの水着ではシャワーシーンも。現役女子高生のあどけなさとオトナのボディ。

●南みゆか…2005年10月10日生まれ。三重県出身。身長164cm。B90・W59・H92。血液型O型。

ミスマガ2019でミスヤングマガジン賞を受賞した吉澤遥奈が久しぶりにボム水着グラビアに登場。20歳になり表現の幅も広がった彼女の最新ビキニグラビア。オレンジのレース下着風水着ではコタツでみかん。胸元の開いたチューブトップ水着では、まったりとゲームとピザ、コットンの白水着ではベッドでゴロゴロ。

●吉澤遥奈…2002年3月20日生まれ。愛知県出身。身長165cm。B86・W56・H86。血液型O型。

<掲載タレント>
横野すみれ
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
志田音々

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』
定価:本体1,300円+税(税込1,430円)
発売日:2022年12月22日(木)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【本書のご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BLV3JCDN/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107350039

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910100780237/
HMV&BOOKS:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13449903

吉澤遥奈、コットンビキニで美バスト披露『BOMB Love Special WINTER』【独占カット】

吉澤遥奈が、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』のグラビアに登場した。

 

ミスマガ2019でミスヤングマガジン賞を受賞した吉澤遥奈が久しぶりにボム水着グラビアに登場。20歳になり表現の幅も広がった彼女の最新ビキニグラビア。オレンジのレース下着風水着ではコタツでみかん。胸元の開いたチューブトップ水着では、まったりとゲームとピザ、コットンの白水着ではベッドでゴロゴロ。

●吉澤遥奈…2002年3月20日生まれ。愛知県出身。身長165cm。B86・W56・H86。血液型O型。

 

通常版の表紙を飾るのは、美女軍団「ゼロイチファミリア」での復活を果たした横野すみれ。久しぶりのボム水着グラビアでは、ピンクコーデビキニの甘い世界観から、ベッドでの白レースビキニの限界セクシー、そしてヘルシーなタイトデニム姿、胸元が大きく開いたワンピース水着まで、見せ所満載の18ページ。ヒップラインの美しさは必見。

●横野すみれ…20000年12月12日生まれ。大阪府出身。身長160cm。B86・W56・H85。血液型A型。

 

TSUTAYA&一部書店限定版の表紙には、志田音々が登場。『仮面ライダーギーツ』にレギュラー出演と、22年は飛躍の一年となった志田音々が巻末グラビアに登場。彼女のボム水着グラビアではおなじみの猫をモチーフにしたキャラクターをテーマにしたグラビアを。赤いリボン&赤白のボーダー水着には真っ白なモヘアニットを。小さめピンクチューブ水着では、りんご風呂初体験。透け感のあるナイトドレスにはベロアのブルービキニを。かわいさをギュッと詰め込んだ16ページとなっている。

●志田音々…1998年7月15日生まれ。埼玉県出身。身長167cm。血液型AB型。

 

<通常版>
表紙:横野すみれ
裏表紙:志田音々

綴じ込み付録:横野すみれ 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<TSUTAYA&一部書店限定版>
表紙:志田音々
裏表紙:横野すみれ

綴じ込み付録:志田音々 両面超BIGポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入)

<そのほかのラインナップ>

“令和のレオタード姫”吉田莉桜は20歳になった大人の魅力を解放。Tシャツからの展開での薄紫ビキニ、ヒップのステッチが刺激的なオレンジチューブトップ水着ではバスタブでの濡れ感、もちろん黒のレオタード水着の腰から脚へのセクシーボディラインも。

●吉田莉桜…2002年2月20日生まれ。長崎県出身。身長162cm。血液型B型。

「パラディーク」のメンバーとしても活躍中の新谷真由。完全無欠の美少女フェイスにグラビア映えする圧巻のボディ。可憐なピンクのレースビキニ、胸のボタンを限界まで開けたタンクトップ、こぼれそうなバストの青いチューブトップ水着。

●新谷真由…2001年4月3日生まれ。東京都出身。身長148cm。B85・W60・H85。血液型O型

「制コレ’20」で準グランプリを受賞した蓼沼優衣がボム水着グラビアに初登場。親しみやすさあふれる笑顔、そして健康的なグラビアボディ…小花柄が少女感たっぷりの三角ビキニ、ぐっとアダルティな黒のチューブトップ水着、ブラトップからのアンダーウェア風水着。

●蓼沼優衣…2002年6月20日生まれ。栃木県出身。身長158cm。B78・W60・H87。血液型A型。

昨年、彗星のごとく現れたグラビア界のニューヒロイン、南みゆか。バスト90センチの迫力が伝わるV字型のチューブトップ水着、現役感のある紺のワンピース水着、フレッシュなパステルブルーの水着ではシャワーシーンも。現役女子高生のあどけなさとオトナのボディ。

●南みゆか…2005年10月10日生まれ。三重県出身。身長164cm。B90・W59・H92。血液型O型。

<掲載タレント>
横野すみれ
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
志田音々

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』
定価:本体1,300円+税(税込1,430円)
発売日:2022年12月22日(木)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【本書のご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BLV3JCDN/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107350039

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910100780237/
HMV&BOOKS:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13449903

 

優勝の流れがきていた!? ウエストランドの〝勝因〟を女優界No.1のお笑い好き・川瀬莉子が語る【M-1グランプリ2022特集】

漫才頂上決戦『M-1グランプリ2022』が開催され、毒舌漫才のウエストランドが優勝し、大きな話題になっている。

 

今回は、前回のインタビューで優勝予想をしてもらった女優・川瀬莉子さんに大会を振り返ってもらった。はたして、川瀬さんの考えるウエストランド優勝の勝因とは何なのか!?

 

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M-1チャンピオン同士の異色タッグ! 文化放送「おかしば」ハイテンションラジオの現場と昨今のM-1について語る【M-1グランプリ2022特集】

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

川瀬莉子(かわせりこ)1996年12月9日出身地:愛知県、血液型:O型、身長:165cm、趣味:散歩、読書、特技:バトミントン、和装歩き。「第2回ミス美しい20代コンテンスト」でグランプリ

 

新たな審査員を迎えて始まった、シン・M-1グランプリ

――先日『M-1グランプリ 2022』が開催され、大変盛り上がりましたね。前回のインタビューでは「予想編」ということで、上位3組を当てる3連単に挑戦していただきましたが、大会をご覧になっていかがでしたでしょうか?

 

川瀬 素晴らしい大会でしたね! 残念ながら、予想の3連単は外してしまいましたが、しっかり予習していたこともあって、例年以上に楽しめました。

 

――敗者復活戦からご覧になっていましたか?

 

川瀬 はい。敗者復活戦の面々もそれぞれ目立っていて、爪痕を残していたコンビが多かったですね。大会自体も大きなハプニングなどもなく、完成されていた感じがしました。

 

――今年は、新たな審査員として山田邦子さん、そして博多大吉さんは5年振りに就任しましたね。

 

川瀬 レジェンドの登場で驚きました! 全体的に審査員がフレッシュなメンバーになって、また違った展開が見れそうだと思い、楽しみでした。

 

――それでは、さっそく大会を振り返っていきましょう。

 

個性豊かなファイナリストたちに審査員も苦悶!
決勝コンビ全10組を完全解説

 

1組目 カベポスター

――決勝戦に出場したコンビのネタを順番に振り返りたいと思います。まず、1番手でネタを披露したのは、カベポスターさんでした。

 

川瀬 さすがのカベポスターさん、安定感抜群の掛け合いを披露してくれましたね。笑神籤を引かれた瞬間は、ウワーッという顔をされていてきつそうでしたが、正直トップバッターがめちゃくちゃ似合うと思ってしまいました(笑)。大会を左右する存在なので、カベポスターさんの安心できる心地よい漫才は、1番手にふさわしかったと思います。

 

――前回、川瀬さんはツカミに注目して欲しいとお話されていました。

 

川瀬 今回もガシッと掴まれましたね~。(立川)志らく師匠もツカミの部分を褒めていましたが、逆にツカミが面白すぎて期待値が上がりすぎてしまったと仰られてました。

 

――志らく師匠の予想外の指摘に、カベポスターのお二人も驚きながらも、ちゃんとボケて切り返していました(笑)。

 

川瀬 他の審査員の方の反応でいうと、ナイツ塙(宣之)さんが「悪いところが何もない」とお話しされていましたが、まさしくその通りだと思いました。「大声大会」というネタで、出てくる言葉ひとつひとつがしっかりとボケになっていて、最後に伏線が回収される感じ、完璧でしたね。山田邦子さんの点数が出た時は少し驚きましたが、平均点数が低い設定なんだろうな、と思い納得しましたし、コメントできちんと評価されていました。

 

――結果は8位でしたね。

 

川瀬 やっぱり順番は重要ですね……。中盤後半に披露していたら、もっと点数伸びていたかと思います。良いネタをまだまだたくさん持っているかと思うので、来年に大きく期待です。

 

2組目 真空ジェシカ

――つづきまして、真空ジェシカさんが2番手で登場しました。

 

川瀬 真空ジェシカは2番じゃない! 似合わなかったですね(笑)。

 

――もう少し場が温まってからのほうが良かったかもしれませんね。

 

川瀬 そうなんですよ。ツカミもネタも最高だったので! まずは、ガクさんのことを「見つけたら嬉しいラッキーどんぐり」と呼ぶツカミで、かわかいかったですね。

 

――今回もしっかりツカんでいました。

 

川瀬 そこから「シルバー人材センター」というネタ。聞き間違いから始まる入りや、絶妙なワードセンス、ツッコミのパートで理解させて笑わせるスタイル……ずっとジェシカワールドで面白かったです。 そこから、最後の終わり方がトリッキーすぎてw

 

――不思議な空気になっていましたね(笑)。

 

川瀬 引き込まれました。こちら側を全力で引き離そうとする感覚に、好きな人はハマッてしまう。だけど、好みの問題もあって、実際に松本(人志)さんは点数を低めにつけていらっしゃいました。全体的には高得点だったので、本当に惜しい……。何度も言うけど順番が悪い!!  次は、運も味方にしてほしいです。

 

3組目 敗者復活戦 オズワルド

――さて3 組目は、敗者復活組になりました。1位になったコンビが発表されて、そのままネタを披露する流れです。

 

川瀬 敗者復活組が来るのが早かったですね。後半だと、勢いのままバーンッと行けてしまう場合もあるのですが、前半だと、しっかり内容の面白さを審査される気がします。

 

――敗者復活組の位置で流れが変わることもありますよね。今回は、1位がオズワルドという結果になりました。

 

川瀬 強かったですね。2位の令和ロマンも、まだ世間的には無名にもかかわらず、純粋な面白さで食い込んでいて、行くんじゃないかとも思ったんですが、そこはやっぱりオズワルド。決勝経験ありの人気コンビが上位に集う中、そこをぶち抜けるオズワルドは、ネタの強さだけでなく、発信力もあり自分たちの売り込み方もしっかり分かっているのがすごい。

 

――前回のインタビューで、オズワルドが勝ち上がる可能性もあると予想されていましたね。

 

川瀬 手堅く決勝進出されました。ネタは、敗者復活戦と決勝戦で同じネタを披露されてましたが、少しアレンジされていましたね。さらに、大吉先生も仰っていたように、2回目でも変わらずお客さんを笑わせていました。

 

――シチュエーションに大きく左右されない安定感がありました。

 

川瀬 パワーもマシマシでしたが、少しだけ緊張は見られたような気はします。点数も大きくはハネていなくて残念でしたが、それでも期待とプレッシャーの中で、あれだけ堂々とできたのはオズワルドだからこそですね。

 

――来年もまた勝ち上がってきてくれそうです。

 

川瀬 笑い飯さん、和牛さんのような常連組になっていくんでしょうか……。応援している方は夢が終わらずにまだ来年まで追っていけると思うと、それはそれで楽しみですよね。今後も頑張ってほしいです。

 

4組目 ロングコートダディ

――4組目は、昨年も決勝進出したロングコートダディさんが登場しました。

 

川瀬 2人らしさが出ていた漫才でしたね! 面白かった~。せり上がりや入りの時点で、すでに兎さんの雰囲気でお客さんが笑っていましたね(笑)。始まる前から、クスクス笑い声が聞こえていた気が。やはり昨年と比べると随分とキャラクターが浸透したのかもしれません。

 

――「マラソン世界大会」という常に走っている、動きが多いネタをやっていました。

 

川瀬 誰も傷つかない平和な世界観で、次から次へと出てくるマラソンランナーのボケが面白くて、最初から最後までワクワクしながら見られる漫才でした。2人で楽しみながらやっている空気感が良かったです。ファンの方も一気に増えたんじゃないかなあ。

 

――得点も高かったですね。

 

川瀬 単なるボケの羅列になっていないところが評価されていましたね。笑いが落ち着く部分もなかったですし、納得の点数だと思いました。

 

――大会の全体的なテンションも上がった感じがしました。

 

川瀬 自分たちの空気に持って行って、ネタ後のトークの際にはM-1を〝マラソン1グランプリ〟にしていましたね(笑)。最後の最後まで素晴らしかったです。

 

5組目 さや香

――5組目はさや香さん。5年ぶりに決勝戦に返り咲いたコンビです。

 

川瀬 さや香のしゃべくり漫才の本領発揮といったところでしたね! まず、「免許返納」を題材にしたちょっと変なテーマで、入り方も怖面白いといった感じでした。そこから時事ネタもあり、キレツッコミもあり、そして伏線回収的な展開もありで、ただまくし立てるだけのしゃべくり漫才ではなく、要素がギュンギュンに詰まっていたので、感動しました。面白くない瞬間がなかったです。

 

――点数も歴代2位の高得点を叩き出しました。

 

川瀬 爆上がりの点数でびっくりしました! でも相応しい評価だと思います。予想の3連単にさや香さんを入れてなかったんですが、私の中で「もうこれは1位だ!」となっちゃいました(笑)。それぐらい面白くて。私の3連単は崩れてしまいましたが、これはもう納得でした。

 

――初出場の5年前から、かなりパワーアップされていたと思います。

 

川瀬 関東のテレビやステージではまだあまり拝見してないので、関西の舞台で場数を踏んでピッカピカに磨かれてきたんだろうな、と。これから全国でどんどん活躍してくれると思います。

 

6組目 男性ブランコ

――6組目に登場したのは、男性ブランコさんです。

 

川瀬 推しのお2人がやってきました~(笑)。いつもの名前のツカミをしっかりやってくれたので、まずはホッとしました。知らない人にも、とても親しみやすい入り方だと思いますので。

 

――「音符運び」という不思議な世界観の漫才でした。

 

川瀬 設定、雰囲気からかわいかったですね。この感じ、女性には相当ウケが良かったんじゃないかあな。その一方で、2人の演技力を存分に発揮した、ちゃんと男性ブランコらしい漫才でしたね。

 

――素晴らしい演技でした。

 

川瀬 浦井(のりひろ)さんの死にっぷりと言ったら(笑)。音符も見えましたね。こちらの想像力をしっかり演技力でカバーしてくれているような。

 

――得点もかなり高かったのですが、上位3組には一歩及ばず。

 

川瀬 ちょっとした差だと思うんですよね。松本さんが96点を付けているなど、高評価なことには間違いないですから。いや~個人的には邦子さんに刺さってほしかったですね……! 来年、また違った男性ブランコの一面を見せてほしいです。

 

7組目 ダイヤモンド

――さて、次はダイヤモンドさんがネタを披露しました。

 

川瀬 んん~もっと評価されてほしかったんですけど、審査員の皆さんの中ではあまり良いとはならなかったようですね。奮わなかったので、辛かったです。

 

――「有銭飲食」や「農薬野菜」など変なところを強調したワードを出していくという、興味を引く内容の漫才でした。

 

川瀬 言葉遊びが本当に面白かったですね! 次はどんな言葉を変換してくるのか、楽しみにして聞いていました。テーマの着眼点が良いですよね。

 

――点数が伸びなかったのは何故でしょうか?

 

川瀬 出順もあったかと思います。大きな動きのある男性ブランコさんのあとに、言葉だけで来ると、切り替えが難しかったのかなと。頭の中で一旦考えなくてはいけない内容だったと思うので。

 

――なるほど。前後のコンビの性格にも左右されるわけですね。

 

川瀬 ダイヤモンドさんは、もちろん動きがあるネタも持っていますし、来年また違ったテイストの2人が見れるといいなと思います。

 

8組目 ヨネダ2000

――佳境となってきましたが、ここで登場したのがヨネダ2000さんです。川瀬さんの3連単予想では1位に据えられていました。

 

川瀬 最高に面白かったですね! ちゃんとヨネダ2000ワールドに持っていってくれました。ただ残念ながら1位ではなかったですが。

 

――しかし、会場のお客さんウケはものすごかったとお聞きしました。

 

川瀬 おお~やっぱり! どちらかというと私もお客さんの笑いの量はどうか、という目線で見ていたので、そこの予想は合っていたかな……!

 

――他にはない唯一無二のリズム漫才でしたね。

 

川瀬 「もちつき」というテーマやネタ自体も面白いのですが、誠ちゃんも愛ちゃんもあれをやりきる技術がすごいですよね。声量や音程を細かく調整していたし、リズム感も必要。2人じゃないとできないことだと思います。

 

――審査員さんの皆さんは、相当悩んでいらっしゃいましたね。

 

川瀬 みんな頭を抱えてましたね~。私は「そうだ! 悩め、悩め!」と思っていました(笑)。志らく師匠にはハマるだろうなと思っていましたが、案の定、高得点をつけられていて、塙さんも高かったです。ですが、審査員の方は笑いの量だけでなく、ちゃんとバランスを見ていらっしゃいますからね。

 

――ウケ量に関しては、川瀬さんの予想はかなり良いところまで行っていたと思います。

 

川瀬 く~、審査員に私がいれば…!(笑)。2022年はTHE Wでも活躍されていましたし、今後も注目していきたいと思います。

 

9組目 キュウ

――まさかのタイタン所属の2組が残りました。9番目はキュウさん。

 

川瀬 9番目のキュウということで運があるな、と思いつつ、ヨネダ2000が作った空気の中でやるのは、なかなか大変だったんじゃないかと思います。同郷なので、めちゃくちゃ応援していたのですが、点数はちょっと渋かったですね。

 

――「全然違うもの」という謎かけ形式のネタをやっていましたね。

 

川瀬 キュウらしい安定の言葉遊びネタでした。次はどんなツッコミをするんだろうというワクワク感を出しつつ、インパクトのある顔芸……!みんなが楽しみにしているキュウを見せてくれたと思います。

 

――点数的には少々伸びなかったのが、残念です。

 

川瀬 そうですね。ただ、大吉先生も仰っていましたが、決勝ラウンドの雰囲気的にはもっと違うネタを選んでも良かったんじゃないかな、と。その点は私も考えました。厳しい言葉に聞こえたかもしれないけど、ネタ数が多いキュウならもっと行けたんじゃない? というアドバイスかと思います。

 

――来年には、キュウの独特のテイストに視聴者の方も慣れていそうです。

 

川瀬 そうなんです。初見ではちょっと難しい。慣れたらクセになっていくタイプだと思うので、来年はもっと大きな笑いを生み出してほしいです!

 

10組目 ウエストランド

――そして、ついにやってきました、最終コンビ。ウエストランドさんです!

 

川瀬 大爆発でしたね!(笑) 今年のウエストランドはすごいぞ、とは噂で聞いていたので最後の10組目ということでより期待が高まりました。案の定、井口(浩之)さんの毒舌がよりパワフルになっていて、あらゆる方向を刺しに行ってましたね~!

 

――前回決勝に進んだ時も10組目でしたが、今回は一味違い、会場の空気をツカんでいましたね。

 

川瀬 当時、松本さんのアドバイスで「もっと刺しに来い」と言われたと井口さんが話していましたが、まさにその通り進化していたのが素晴らしいですよね。共感できる毒に笑ってしまうと、こちらも共犯になってしまうという(笑)。やられましたね……!

 

――後半に進むにつれて、どんどん毒が増していました。

 

川瀬 だんだんと井口さんの偏見が強まっていくのが面白かった。後半に向けて漫才が盛り上がるというのは、しゃべくりのタイプでは分かりやすい展開ですが、一刺しが強くなっているというか……。より深く深く刺しに行く構成で濃厚な仕上がりでしたね。

 

――前回のインタビューで、河本(太)さんの立ち位置も重要だとお話されていました。

 

川瀬 やっぱり、いてくれて良かった! となりました。エスカレートしていく井口さんを笑いながら見ている感じ。あのバランスがあるから見ていられるんですよね。ネタを飛ばしたと話していましたが、どこか分かりませんでした(笑)。

 

――そして、ファイナルラウンドに進出。

 

川瀬 志らく師匠の最高得点も出て「人を傷つけないお笑いの時代の中、優勝したらスターになる」と話されていて、これはすごい発言だぞ!とビビッときました。この時点で、流れが来ていたと思います。

 

タイプの違う3組が上位に! 運命のファイナルラウンドへ

――10組のファーストラウンドが終了して、ウエストランドさん、ロングコートダディさん、さや香さんの3組がファイナルラウンドに進むことになりました。3組が決まった時どうでしたか?

 

川瀬 3組とも全く違う漫才のタイプで、これはすごいことになったな、と思いました。納得の上位3組ですよね。

 

――ファイナルは、ウエストランドさん、ロングコートダディさん、さや香さんという順番でネタを披露することになりました。

 

川瀬 順番もいいですね。ウエストランドの後に、ロングコートダディを見たくなっちゃいますもんw 大会としても盛り上がる流れだったのではないでしょうか。

 

――トップ3にふさわしい3組ということで、はたして運命の結果は…? 3位のコンビから見ていきましょう。

 

★3位 ロングコートダディ

川瀬 惜しくも3位入賞となったのは、ロングコートダディさんでした! 2本目も2人の世界(観?)がしっかり反映された、みんなが楽しめるネタでしたね。また、兎さんのキャラクターで笑いが起きてましたし(笑)。

 

――「タイムスリップ」をテーマにした、どの世代の方にも分かりやすい内容でした。

 

川瀬 そうなんです。ただ、みんなで盛り上がってワァーッという一体感はあったのですが、強いボケの応酬という形ではなかったので、そこだったのかなと。

 

――1本目はダブルボケタイプの漫才でしたもんね。

 

川瀬 1本目のほうが笑いの数は多くて、畳みかけてきていた。対して、2本目はみんなに想像してもらって大きなボケを生み出すタイプ。決して悪いわけじゃなかったし、なんなら完璧だったと思います!

 

――来年も勝ち上がってきそうですので、期待ですね。

 

★2位 さや香

――そして、2位の準優勝となったのは、さや香さんでした。

 

川瀬 最初ちょっと緊張されていたんでしょうか。入りでちょっと詰まっていて、心配しましたが後半しっかり巻き返していましたね。ノリに乗っていたと思います。

 

――1本目と比べていかがでしたか。

 

川瀬 実は、私は2本目のネタのほうが好きでした。このレベルの漫才が2本もあるとは……さや香恐ろしすぎます(笑) 後半、立場が逆転している構成がよかったですね。しゃべくり漫才の中にも、多彩な表現と見せ方があるんだと、感心してしまいましたね。

 

――ちなみに、2021年大会の伝説の「からあげ4」のネタもありますから……。

 

川瀬 本当にどんな振り幅なんですか!?(笑)。正統派漫才もできて、ふざけたネタもできる。どこを切り取っても面白い。完全に別の次元のレベルのコンビになっていると思います。正直、優勝かとも思いました……。完璧に近い仕上がりだったので。

 

――しかし、惜しくも2位という結果に。大吉先生が1票を入れていました。

 

川瀬 大吉先生も相当悩んだ顔をされてましたね。ここまでくると、本当に3組とも僅差で、どうしても優劣をつけないといけないから……という状況だと思うんです。本当にハイレベルな戦いでした。

 

――さて、そんな2022年のM-1グランプリを制したのは……。

 

★優勝 ウエストランド

川瀬 栄えある優勝は、ウエストランドさんでした! 本当におめでとうございます。いや~感動しましたね。正直いうと、ウエストランドさんの流れが完全に来ていましたよね。追い風が吹いていたと思いますよ!

 

――10組目で披露して、そのまま続けてファイナルラウンドのトップバッターでしたもんね。

 

川瀬 もう、風が見えました(笑)。どんなネタで来るんだろうと思っていたら、1本目の「あるなしクイズ」の続き…! 一言目のフリが出た瞬間に、会場が笑っていました。みんな本当はもうちょっと悪口を聞きたかった。その需要にちゃんと答えて、ネタを用意していたのは尊敬します。

 

――2本目では、なんと「M-1グランプリ」自体に悪口を言っていました。

 

川瀬 ものすごい爆弾を投下していましたよね~! 1本目はわりと視聴者側を刺しに来ていたのが、2本目はお笑いの身内側を刺しに行っていて、しっかりコントラストをつけていました。

 

――たしかに。悪口の対象が違ったんですね。

 

川瀬 2本合わせて、全方位への攻撃が完成した印象でしたね(笑)。その〝ネタの構成〟が勝因のひとつだと思います。

 

――優勝するには、2本目も意識したネタ選びが大切ということですね。

 

川瀬 そう思います。過去大会のミルクボーイさんのように、2本目でお客さんの期待にしっかりと応えた形。まだ、悪口あるんだ……止まらないな……というこちら側の気持ちも含めて、面白い!

 

――なるほど。もっと悪口を聞きたくなってしまいましたもんね。

 

川瀬 また、ウエストランドさんは一度、決勝戦に進出した〝過去の経験値〟も大きかったと思います。決勝の経験があるからこそ、空気感もわかりますし、ネタもしっかり用意できた。運も含めて、本当に〝優勝の流れ〟が来ていたと思います。文句なしのチャンピオンでした! おめでとうございます。

 

――これからテレビで活躍してくれそうですね。

 

川瀬 井口さんの毒舌はもちろんのこと、今後河本さんのキャラクターも前に出てきてくれたら面白いんじゃないでしょうか。あの横に立てるのは絶対に変な人ですから(笑)。注目していきたいですね。

 

――楽しみです。さて、最後に改めて今大会を振り返って、いかがでしたでしょうか。

 

川瀬 今回、全体的に本当に素晴らしい大会だったと思います。予想しながら見ていたので、例年以上に私自身も真剣に向き合っていたということもありますが、それを踏まえなくても最高の大会でした。1組1組の完成度も高かったですし、何より展開が美しかったですね。脚本家がいるんじゃないかってくらい、ひとつのエンターテイメントとして楽しめました。

 

――ドラマチックだったと思います。

 

川瀬 志らく師匠が仰っていたように、逆風の中を突き進んでの優勝。本当に綺麗な流れ……ですが、ウエストランドがチャンピオンというのも、綺麗すぎなくていいというか、泥臭い意地も見えて、それも良かったです。感動しました。ウエストランドのお二人本当におめでとうございました!

 

 

――ありがとうございました。来年の大会も楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

齋藤飛鳥の紅白ラストステージも!「第73回NHK紅白歌合戦」のリハーサル現場の熱気

今年も12月31日に開催されるNHK紅白歌合戦ですが、東京・渋谷のNHKホールではそのリハーサルがすでに始まっており、多くの歌手やアーティスト、アイドルグループがステージで音合わせを行っています。今回は、メディア向けに公開されたリハーサルの模様と、各アーティストのコメント取材の様子をお届けします!

 

乃木坂46・齋藤飛鳥さんの紅白ラストステージに注目!

28日のリハーサルには、年末で活動終了する齋藤飛鳥さんのラスト紅白として注目を集める乃木坂46が登場。齋藤さんが初センターとなった思い出の曲「裸足でSummer」では、齋藤さんをはじめとするメンバーの思い出の映像をバックにパフォーマンスをします。

↑齋藤飛鳥さんのラスト紅白として話題の乃木坂46のリハーサルの様子 (C)NHK

 

キャプテンの秋元真夏さんは「今年5月に10周年ライブをやって勢いをつけてやってきた1年を紅白で締めくくれるのはうれしい」とコメント。齋藤さんは「みんなでステージに立てることがうれしい。見てくださる人にキラキラをお届けできるように、とにかく明るく楽しくやりたい」と、紅白でのラストステージへ向けて思いを語りました。

↑前列センター右が齋藤飛鳥さん (C)NHK

 

日向坂46は、2ndシングル「ドレミソラシド」の収録曲である「キツネ」を披露。今年きつねダンスで盛り上がったファイターズガールがバックで応援するなか、手でキツネを表現した振り付けで楽しく踊ります。

↑キツネダンスで話題となったファイターズガールもバックで応援 (C)NHK

 

メンバーの佐々木久美さんは「キツネという曲はシングルの収録曲なんですが、ライブでは定番曲なのでファンの方なら知っている人も多い。知らない方にも、日向坂46ってこういう曲も歌うんだとアピールできたら」とコメント。小坂菜緒さんは「このタイミングでキツネを歌うと思ってなかったのでビックリ。盛り上がる曲なので頑張りたい」と、メンバーも驚きの選曲だったと語っています。

↑キツネのポーズを決める日向坂46のみなさん (C)NHK

 

ジャニーズからは6組が出場

ジャニーズからは今回6組が出場。そのうち3組が28日にリハーサルを行いました。来年メンバー3人が脱退することが発表されたKing & Princeの平野紫耀さんは「『ichiban』で出演させてもらえるとは予想していなかった。いい年越しになるようなパフォーマンスを見せたい」と意気込みを語っていました。

 

その意気込み通り、リハーサルのステージでは圧巻のダンスパフォーマンスの様子が一部披露され、5人での最後の紅白ステージへの期待が高まります。

↑圧巻のダンスパフォーマンスで魅せるKing & Princeのリハーサルの模様 (C)NHK

 

同じくジャニーズからは、初出場となるなにわ男子も登場。デビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」を歌うフレッシュな姿は、見ているだけで笑顔になってしまいそう。

 

今年デビュー25周年を迎えたKinKi Kidsの2人は、「25th Anniversary Medley」としてデビュー曲の「硝子の少年」を含むメドレーを披露。KinKi Kidsは1999年にコーナー企画のプレゼンターとして「フラワー」を歌っていますが、実は初出場は6年前の2016年。今回が2回目の出場となります。

 

紅白出場への意気込みを質問されると、「25周年という記念の年に出場できて、見てくださる人に感謝の気持ちを届けたい」(堂本光一さん)、「コロナ禍の影響を受けた一年でしたが、そんななかでライブできたのも、支えてくれたスタッフや見に来てくださったファンのみなさんのおかげ。来年からもそんな思いに恩返しできたら」(堂本 剛さん)と、とにかく“感謝”という言葉が多く使われたのが印象的でした。

 

このほか、今年前半の朝ドラ「ちむどんどん」の主題歌を歌った三浦大知さんや、初出場となるBE:FIRSTのリハーサルの模様も披露されました。

↑初出場のBE:FIRSTのリハーサルの様子 (C)NHK

 

今年の紅白歌合戦は12月31日の午後7時20分からNHK総合ほか、NHK BS 4K、NHK BS 8K、NHKラジオ第1などで放送されますので、注目のアーティストたちのステージをお見逃しなく!

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

黒木ひかりが時代劇初挑戦!「黒木ひかりを抑えるのが大変でした(笑)」映画「近江商人、走る!」

江戸時代、そろばん片手に知恵を振り絞り、商売で勝負に出る近江商人たちの活躍を描いた異色のビジネス時代劇『近江商人、走る!』が12月30日(金)より公開。本作で筧利夫さん演じる米問屋主人の愛娘で、主人公の近江商人・銀次を支える幼なじみを演じる黒木ひかりさんが、初体験となる時代劇でのエピソードのほか、「2022年一番ハマったモノ」についても語ってくれました。

 

黒木ひかり●くろき・ひかり…2000年6月25日生まれ。東京都出身。「ウルトラマンZ」のメインキャスト・オオタユカ役に抜擢され、ロングランヒットとなった「アルプススタンドのはしの方」では成績優秀のブラスバンド部部長の久住智香役を熱演するなどさまざまな作品に出演。サッカー番組「やべっちFC」の後継番組DAZN「やべっちスタジアム」のレギュラーアシスタント、TBS「王様のブランチ」レギュラーリポーターを務める。TwitterInstagram

 

【黒木ひかりさん撮り下ろし写真】

太陽のような元気や明るさ、熱さ優しさがにじみ出るような女の子

──初の時代劇出演ということで、出演オファーが来たときの率直な感想は?

 

黒木 マネージャーさんから「時代劇の話が来ているよ」と聞いたとき、「え、やってみたい!」と思いつつ、「私、日本史苦手だったから、出て大丈夫かな?」とちょっと不安な気持ちもありました。でも、せっかくのチャンスなので、まずはカタチから入ろうと、歩き方や座り方、襖の開け方といった所作を動画で見て勉強するところから始めました。

 

──米問屋の娘である楓の役作りについては?

 

黒木 楓ちゃんは普通の町娘なので、まるで太陽のような元気や明るさ、熱さ優しさがにじみ出るような女の子にしたいな、と思いました。また、着飾らないところが魅力でもあると思ったので、あまりきれいすぎないように注意しました。普段の私に近いところが多いと思いましたし、全体的には中学生のとき、何も考えずに体育祭に参加したときをイメージしました(笑)。

 

和装にハマったので、今度は浅草で着てみたいです

──近江商人のお話だけに、いろんな取引やお金の話も出てきますが、台本を読んで、すぐに理解できましたか?

 

黒木 そうなんですよ! 専門用語が難しすぎて、ウィキペディアを検索しながら、その意味を台本に書きこんでいました。最初は「商人」の意味すら、よく分かっていませんでしたから(笑)。でも、難しかったのは用語だけで、全体的な話としては、今の時代とあまり変わらない成功物語なので、すぐに理解できました。私、時代劇って、もっと難しいものだと思い込んでいたんです。「武士道」の考え方とか、どこか“固い”“怖い”イメージが強かったですし。

© 2022 KCI LLP

──滋賀県のオープンセットや京都撮影所、そして和装での撮影はいかかでしたか?

 

黒木 セットの中に入ると、完全に町が出来上がっていたので、まるでテーマパークにいるような楽しい気分になりました。今まで日本髪をすることもなかったですし、コロナ禍で成人式も出られなかったので、最初の衣装合わせのときは違和感しかなかったです(笑)。でも、マネージャーさんに「おでこ、まるっと出てていいじゃん!」と言われたことで調子に乗って! 帯はコルセットをしているような感じで、気も引き締まるし、姿勢もかなりよくなりましたし、「このセットにいるんだから、この衣装で、この髪形は当たり前」な気持ちになっていきましたね。今回、和装にハマったので、今度は浅草で着てみたいです。

 

高い所が苦手だったけど、カメラが回るとアドレナリンが出て全く怖くなかった

──動画で学ぶことのできなかった所作のシーンについては?

 

黒木 楓ちゃんは、お客さんにお茶を出すシーンがとても多いので、所作の先生に現場でお茶の運び方や渡し方、お盆の持ち方みたいなことを細かく指導してもらいました。とにかく頑張りました! あと、正座もめちゃくちゃ苦手だったんですが、足が痺れてきても、「これは頑張っている証拠!」と自分に言い聞かせていました。ただ、正座をしていると、気づけばいっぱい蚊に刺されてしまい、かゆくてしょうがなかったです(笑)。

© 2022 KCI LLP

──そのほか、苦労されたシーンについて教えてください。

 

黒木 楓ちゃんは自分のために頑張るというより、ちょっと変わった性格の銀次(上村侑)を支えるために頑張る役どころなんです。なので、黒木ひかりを抑えるのが大変でした(笑)。例えば、お茶屋の看板娘・お仙ちゃん(田野優花)のライブシーンで、オタクのみなさんに紛れて、最前でオタ芸をするシーン。普段の私なら「うりゃほい!!」と全力でやると思うんですが、あくまでも楓ちゃんは、みんなのマネをしている程度に抑えていて、「恥ずかしいけど、楽しいからやっちゃう?」なお芝居をしているんです。

 

──やぐらの上に乗って、旗振り(手旗信号)をするシーンも印象的でした。

 

黒木 旗自体が重いので、棒に引っかからないようにうまく回すのが大変でしたが、それより私、高い所が苦手なんです。やぐらの高さまで、クレーン車で上がっている間もグラグラして怖かったし、そこから跨ってやぐらに移動するときも、手汗と足汗がハンパなかったです。でも、アドレナリンが出たのか、カメラが回ると全く怖くなかったんですよ! あと、銀次がけがをした大工さんを助けるために組合を作ることを提案するシーンでは、ぐるぐるカメラを回しながら強面の職人さんに囲まれているところを映した長回しがあるんです。面白いシーンになったので、そこにも注目してほしいですね。

 

常にプルプルが欲しい方には男女問わずおススメです

──それでは、黒木さんが必ず現場に持っていくアイテムを教えてください。

 

黒木 現場だけじゃなく、プライベートでも、唇がカサカサしていると落ち着かないので「リップクリーム」です。中学生の頃はカサカサでも全然気にしなかったんですが、3年ぐらい前に突然必要なモノだと気づいて、いろんなリップを試したんです。韓国コスメやメイクさんのおススメも試したなか、最後にたどり着いたのが、皮膚科の先生に勧められたリビジョンの「ユースフルリップ」。夜寝る前に塗って朝になっても潤っているので、常にプルプルが欲しい方には、男女問わずおススメです。現場でテンションが下がらないようにバッグには2、3本入っていますし、家にもストックが3本ぐらいあります(笑)。

↑黒木さん持参のリップクリーム。男女問わず唇カサカサに悩む方にはオススメ

──「2022年一番ハマったモノ」についても教えてください。

 

黒木 小学生以来のシール集めですね(笑)。実家近くの文房具屋さんがお店を閉じることになって、久しぶりにお店をのぞいたら、かわいいシャカシャカシールとかぷくぷくシールとかキラキラシールを見つけてしまったんです。あまりの懐かしさ故にいっぱい買ってしまい、それ以来、文房具屋さんを見つけたらシールを探すようになりました(笑)。ファイルの中にいっぱい入れているので、久しぶりにシール交換したいですね! あと、去年の終わりからスヌーピーが好きで、グッズを集めています。ジェラピケとコラボしたぬいぐるみを買ったのがきっかけですが、寝室はスヌーピーだらけで、パジャマもスヌーピー柄。ユニクロとのコラボ商品も買いましたし、町田のスヌーピーミュージアムにも行きました!

 

近江商人、走る!

12月30日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

© 2022 KCI LLP

(STAFF&CAST)
監督:三野龍一
脚本:望月 辰
出演:上村 侑、森永悠希
真飛 聖、黒木ひかり、前野朋哉、田野優花、村田秀亮(とろサーモン)
鳥居功太郎、たむらけんじ、大橋彰(アキラ100%)、高梨瑞樹、徳江かな、落合亜美、コウメ太夫
矢柴俊博、堀部圭亮、渡辺裕之(特別出演)、藤岡弘、(特別出演)/筧 利夫

(STORY)
ある近江商人との出会いから、大津の米問屋大善屋で丁稚奉公することとなった銀次(上村)。それから5年……商才を発揮する銀次は、店の仕事だけではなく、職人の互助組合作りや茶屋の看板娘・お仙(田野)のアイドル化計画などを手掛け、町の人々を助ける。そんな彼の元には同じ店で働く楓(黒木)、眼鏡職人の有益(前野)や大工の佐助など仲間が集まるようになった。悪辣な奉行の罠によって、大善屋が千両もの借金を背負う。先輩の丁稚・蔵之介(森永)の父も関わるこの悪企みから店を守るため、銀次は大津と15里=60km離れた堂島の米の価格差を利用した裁定取引を思いつく。電話もネットもない時代、飛脚でも半日掛かる距離を越え、情報を迅速に入手するため、銀次たちが仕掛けた壮大な作戦とは?

【映画「近江商人、走る!」よりシーン写真】

© 2022 KCI LLP

 

撮影/関根和弘 取材・文/くれい響

斎藤工×上野樹里の社会派コメディ『ヒヤマケンタロウの妊娠』テレ東系で1・5スタート【コメントあり】

『ヒヤマケンタロウの妊娠』キービジュアル©坂井恵理・講談社/テレビ東京

 

テレビ東京とNetflixが共に企画・製作し、今年4月にNetflixで全世界配信されたドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』が、テレビ東京系で2023年1月5日(木)から放送されることが決定した(毎週木曜 深夜0時30分)。

 

原作は坂井恵理による13年発売の同名コミックス(講談社「BE LOVE」KC所載)。男性も妊娠するようになってから約50年たった世界を舞台に、主人公の桧山が予想外の妊娠をきっかけに今まで見てこなかった社会のさまざまな問題に直面し、奮闘しながら徐々に周囲の人と自分自身を変えていく姿を描く。

 

主人公の桧山健太郎を斎藤工、そのパートナー・瀬戸亜季を上野樹里が演じ、筒井真理子、リリー・フランキー、岩松了、高橋和也らが共演する。

 

斎藤工 コメント

男性妊娠という入り口から見える景色は、どこかあなたの身の回りの心当たりにつながっていくのではないかと思います。どうぞお気軽にご覧いただけたら幸いです。

 

上野樹里 コメント

妊娠に対して甘くない社会の現実を軽やかに、見やすく描いている作品だと思います。パートナー間で子育てに関する意識の違いや、考え方のすれ違い、それぞれのツボを突くセリフも多く、性別問わずに共感していただけると思います。今、女性が社会でどんなふうに生きているか、妊娠をヒヤマが体験することで、この作品ならではの尺度から見えてくる、あるあるをたくさん感じてもらえたらと思います。

 

監督/箱田優子 コメント

Netflix作品が地上波で見れる!あらびっくり。日本のジェンダーギャップ指数の低さが話題の中、ヒヤマのドラマ企画が立ち上がりしばらくたちましたが、ここ数年で世の価値観が変化しつつあると感じている方も多いのではないでしょうか。
「いや変わってないよ」も「変われないよ」も「でも変わりたい」も、このドラマを見ながら隣にいる誰かと話すと、より面白いのでは。シニカルな笑いと共にお届けします。ぜひ。

 

監督/菊地健雄 コメント

オファーを受けたときにいかにもテレビ東京らしい攻めた内容だと思っていたので、地上波での放送とてもうれしいです!気楽に見て楽しんでいただきつつ、今の日本におけるさまざまなことについて考えていただける作品なのでぜひご覧ください。一人でも多くの方に届くことを願っております。
そして、なんと我が家でも妻が第二子を妊娠中なので、またとないこの機会に夫婦でもう一度じっくり見直して出産と子育てに備えます!

 

番組情報

木ドラ24『ヒヤマケンタロウの妊娠』
テレビ東京系
2023年1月5日(木)スタート
毎週木曜 深夜0時30分~

配信:Netflixで全世界同時独占配信中
原作:坂井恵理『ヒヤマケンタロウの妊娠』(講談社「BE LOVE」 KC 所載)
監督:箱田優子、菊地健雄
脚本:山田能柳、岨手由貴子、天野千尋
出演:斎藤工、上野樹里
筒井真理子、岩松了、高橋和也、宇野祥平、山田真歩/リリー・フランキー
細川岳、前原滉、森優作、山本亜依、伊勢志摩、篠原ゆき子、橋本淳、小野ゆり子、木竜麻生、斉木しげる、根岸季衣
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflixコンテンツ・アクイジション部門マネージャー)
プロデューサー:間宮由玲子(テレビ東京)、太田勇(テレビ東京)、平林勉(AOI Pro.)
企画・制作:テレビ東京
制作協力:AOI Pro.

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hiyamakentaro/
公式Twitter:@hiyamakentaro

©坂井恵理・講談社/テレビ東京

 

アイドルはもっと自由でいい!! 室井ゆうの目指す理想と壮大な野望とは?

ライブハウスを主な拠点として活動するライブアイドル・地下アイドルの中には、スケジュールや予算、音源制作などの管理やマネジメントといった、いわゆる“運営”の業務をメンバー自らが行う、セルフプロデューススタイルが一定数存在する。

 

室井ゆう。セルフプロデュースのアイドルグループ・エレクトリックリボンのリーダーとして活動しながら、20年7月にはミ米ミとの2人組ユニット・グデイを結成、2つのグループで演者と運営をつとめ続ける日々を駆け抜けてきた。12月18日。グループ加入から5年となる節目に、室井は残るメンバーにグループを託し、エレクトリックリボンを卒業。ほぼ同時期に、室井は次のステージへの扉を開けていた。

 

12月5日にデビューライブを開催しお披露目されたばかりのアイドルグループ・ねおち。今度はメンバーとしてではなく、「プロデューサー」として、新たなグループをスタートさせた。

●室井ゆう@muroiyu) 12月18日生まれ。セルフプロデュースの2人組“超自由音楽ユニット”グデイのメンバーとして活動。12月5日にデビューライブを開催したアイドルグループ「ねおち」では、音楽家のDaijiroNakagawaと共同プロデュースを手掛ける。アイドル、お笑い、バンド、そしてお茶割と餃子の王将が好き。

 

AKB48とバナナマンにハマって芽生えた野望

2つのグループのパフォーマーとして、運営として。ライブアイドルの世界を見続けてきた20代現役アイドルがゼロから作り上げ届けるアイドルグループとは。室井ゆうがその先に抱く野望とは。

 

「モーニング娘。さんの安倍なつみさんがめちゃくちゃ好きだったんです。小さいころは、ミニモニ。さんなど、ハロプロさんのアイドルが大好きでした」

 

そんなアイドル好きの熱量は、小学生時代にさらに加速する。

 

「AKB48さんにハマって(笑)。秋葉原のAKB48劇場にランドセルを背負ったまま通っていました」

 

お笑いにもドハマりする。

 

「バナナマンさんです。単独ライブのDVDを全部レンタルして、ずっと見てました」

 

そこでひとつの野望が生まれる。

 

「バナナマンさんといつか一緒にお仕事がしたい! って。そして、進路について考える時期になったとき、乃木坂46さんのオーディションを受けてみたんです」

 

そう、乃木坂46の番組のMCをつとめるのがバナナマンだったからだ!

 

「アイドルになりたいというよりは、バナナマンさんとお仕事ができるということで(笑)。だけど、途中で自分がいる場所はここではないのかなと感じて辞退しました」

 

その後、秋葉原にあったライブアイドル・地下アイドルたちがパフォーマンスを披露するステージがあるカフェを併設したドラッグストアでアルバイトをするようになる。

 

「そこで毎日ライブをするアイドルさんたちのステージに触れることで、こういうライブアイドルという世界があるんだ、アイドルってこんなに身近な存在なんだと感じたときに、見て楽しんでいたアイドルという存在が、バナナマンさんとも関係なく、“なってみたい”存在に変わりました」

オーディションに合格し、お笑い芸人・髭男爵の山田ルイ53世プロデュースのアイドルグループ「まどもあ54世」のメンバーとして14年にアイドル・室井ゆうは誕生した。

 

お笑い好きということで、芸人を目指すという選択肢はなかったのだろうか。

 

「放送作家という道は考えました。バナナマンさんや他のお笑い芸人さんともお仕事ができるわけですし(笑)。アイドルか放送作家の二択でした」

 

アイドルを選んだ理由はこうだ。

 

「今よりもアイドルの年齢的な節目が低かったので、まずは後からは目指せないかもしれないアイドルに挑戦しようと」

 

約2年の活動後、グループは解散、その後、17年にエレクトリックリボンへの加入が決まり、18年にグループがセルフプロデュースに移行した時にリーダーに就任している。実際にアイドルになってみて、感じたことがある。

 

「アイドルってもっと自由に楽しんでできたらいいのにという思いがあって。自分が自由に楽しんでいる姿を見てもらいたい、楽しそうだなと思ってもらいたい。そう考えたときに、グループだってひとつに縛られる必要もないんじゃないか、卒業して新たに始めるのではなく、あえて違うスタイルのものを両立させることで、新しい発見やそれぞれへのいい影響が生まれるんじゃないかと思ったんです」

 

室井の言う「楽しんでいる姿を見せたい」という言葉のままに、バンドサウンドやポップソング、正統派アイドルなど、ジャンルの枠にとらわれることなく、「楽しい」「好き」と感じるものを詰め込みまくったかのような2人組の“超自由音楽ユニット”グデイは、そうして誕生した。

 

とはいえ、グデイ結成自体は室井の発案ではない。ミ米ミに、ある日、「何か一緒にやりたい」と言われたことがきっかけだった。

 

「一緒に焼肉を食べているときに突然言われて(笑)。もともと仲の良い友達で、びっくりしたけどうれしかったです。私はとにかくミ米ミの歌声が好きでしたし、その声と一緒に歌えて、楽しいことを一緒に作れるかもしれない、そこが何よりもうれしかったです」

 

すべてが「自由形」であることにこだわる。

 

「2人が楽しいこと、好きなことをやるんだからのなら、自由がいいよねって。まずは、自分たちが好きな人に楽曲をお願いしようというところからスタートさせました」

 

音楽好きの2人が、それぞれの「好き」にこだわり依頼し、作り上げられていく楽曲。エリボンとは違う道、扉が眼前に一気に広がっていく。

 

SPARK!!SOUND!!SHOW!!、ナードマグネット、PARIS on the City!、cinema staffなど、グデイの楽曲には現在ライブシーンで活躍し注目を集めるアーティストたちの手によるものがズラリと並ぶ。それらは、2人が「愛をもって」お願いした結果だ。

 

「愛で動かせることって、やっぱりあると思うんです。私が大好きなこの人には私が、ミが好きなあの人にはミがと、全力の愛をもってお願いするというかたちをとっています」

 

アイドル活動の「お金」事情

エレクトリックリボンとグデイ。ひとくちにセルフプロデュースといっても、両者の動かし方には異なる部分が多いという。

 

「まずグループの場合、その人数ぶんの衣装代やレコーディング費用がかかります。エリボンの運営はメンバーみんなで行い、最終決定権はリーダーである私にというスタイルなのですが、メンバー個々の思いをできるだけ反映させたいためにそれぞれ話をする時間も必要です。グデイは私とミの2人だけなので、そういう部分はすごくシンプルです」

 

予算の管理の方法も異なる。

 

「エレクトリックリボンには、『グループ費用』というものを設けていて、それを軸に、この予算をいつまでにどのぐらいかけるかを考えて活動内容を決めていました。いっぽうでグデイはまずやりたい、やろう、お願いしよう、なんとかなるっしょ! っていう考え方なんです。そうです、真逆です(笑)。グデイは基本的に持ち出し方式です(笑)」

 

まず走り出してしまうと、ピンチの月だって……。

 

「あります、あります! そこはもう、とにかくがんばるしかない。グデイのライブの本数が突然増えたりしたら、もしかしたらそういうことだったりするのかもしれません(笑)」

 

チェキ撮影やチケット売上が収入に直結するライブアイドル、しかも少人数のセルフ運営だからこそできることかもしれない。ところで「グデイ」という名前の理由は?

 

「ミは、カタカナがいいという希望があって。あとは、略されない名前がいいねと言っていて、そのためにはカタカナ4文字以下ぐらい、そういう条件のもとで候補をいくつか出し合った中から決めました」

 

いつか海外に進出したいという野望のもと、海外でも通じるという意味も込め“GOOD DAY”の略で「グデイ」。

 

「なので、英語表記では“GOODDAY”としています……というのが表向きの理由です」

 

表向きじゃない理由はというと……

 

「私がグリーン・デイが大好きだからです(笑)。だからアカウント名を『@Gday』にして、こっそり愛を隠しています(笑)」

 

グデイの一部のロゴや楽曲にもオマージュが込められている。

 

「『BLASTER』という曲は、ほぼほぼグリーン・デイの『AMERICAN IDIOT』へのリスペクトです(笑)。いつかうちらがめちゃくちゃ売れたときにグリーン・デイみがないと愛が伝わらないんじゃないかと思って」

 

壮大な野望がある。

 

「グリーン・デイを自分たちで呼ぶには、一体いくらぐらいあればいいんだろうって(笑)。イベンターさんなどに聞いたりしました。そうしたら、2億円ぐらいあったら来てくれるんじゃないかと言われたことがあったので、必要経費として2億円をためています(笑)」

 

ファンのこと、自分がいなくなったあとのグループのことを考え、エレクトリックリボンからの卒業には発表から約1年をかけた。

 

「活動しながら裏で引き継ぎを進めて直前に発表するということもできたのですが、それだとファンの方をびっくりさせちゃうし、心配されちゃうでしょうし。あえて期間の余裕をもって発表することでファンの方も心の準備ができたりメンバーたちの成長過程を見守ることもできるかなと思って」

 

結果的に室井と同時に複数のメンバーが卒業、エレクトリックリボンは大きく形を変えた。

 

「仮に私が『もうちょっとやらない?』と説得して残ってくれたとしても、先に気持ちに区切りをつけていなくなる私が言うべきではない。私のいないところでみんながたくさん話し合って決めたその気持ちは尊重したくて。みんなともそれぞれ話をしました。みんな、大丈夫です! それで自分ができることは、卒業のタイミングを合わせるということでした。残るpippiちゃんが中心になって作られていくエレクトリックリボンは、私がいた時代のものときっと違うものになる。そこは純粋に楽しみです!」

 

妄想を実現させたアイドルグループ「ねおち」のプロデュース

そしていよいよ始動した、おもに楽曲面を担当するDaijiroNakagawaとの共同プロデュースによるアイドルグループ・ねおち。

 

「ずっと妄想していたことを、ようやく現実にすることができました」

 

アイドルグループを、ゼロからプロデュースしたいという「妄想」。その妄想には最初からメンバーとしての室井ゆうは存在していなかったという。

 

「アイドルになってすぐぐらいにはもう、次の目標はこれだなと思っていました。指原莉乃さんのように、ご自身も活躍しながら=LOVEなどのアイドルグループをプロデュースするというのも憧れです。小さいころからアイドルが好きだったからこそ、アイドルたち自身が楽しんで活動できる環境を作ってあげたい。ライブはもちろん、バラエティに出たり水着撮影をしたり、アイドルとして依頼される仕事、アイドルだからできる仕事は一通り全部自分で経験しておこうという気持ちもありました。何かがあったときに、私のときはこうだったよ、こんなふうに感じたよ、と経験として語ってあげられることもできたらいいなって思ったので」

 

ねおちの目指すものを一言で言うと、「癒し」だという。

 

「アイドルをやってきた中で感じたことがあって。見る側のがんばる必要がないアイドルがいてもいいんじゃないかっていう思いがあったんです。必ず同じフリをしたりコールをしなければならないものではないと思うし、がんばって応援することに疲れてしまう人もいると思います。周りを気にせずねおちにゆだねて癒されてほしい。女性も学生も、身体が不自由な方だって、それぞれの楽しみを感じられるようにしたい。だから、主催ライブのときはあえて着席というスタイルにこだわりました」

開催されたデビューライブは、一定のコンセプトが貫かれた楽曲と、それに合わせた統一感あるパフォーマンス、さらにはモニターでの映像も駆使した、室井ゆう流の「癒し」に包まれていた。無事デビューライブを終えた室井を直撃すると、

 

「メンバーみんなががんばったことが伝わってきましたし、終わったあとにファンの方にも『着席ということに意味があったんだね』と言っていただき、ねらいはちゃんと伝えられたのかなと、ほっとしました。椅子の位置にもこだわりました。いい形でお披露目できたのではないかと思っています」

 

手応えを感じながら、少しリラックスしたように笑っていた。

 

「楽曲も、もう少し分かりやすかったりポップなものにしたほうがいいのかとも思ったのですが、自分が今のベストだと信じるものを届けました。これまで考えてきたこと、今やってみたいことが、ねおちだということですね。ライブで流した映像も私が作りました。パフォーマンス以外の運営チームでできることは全部やるという感じです」

 

ねおちのライブ会場で、室井は場内設備の整理や終演後の物販でのチェキ撮影など、スタッフ業務に徹していた。

 

「レコーディングに立ち会ったときなんかに、この曲歌ってみたいなと思ったりもしましたが、(ステージには)出ないです。断言しておきます(笑)」

 

この先、ねおちが大活躍し、バナナマンとの共演を先に叶えてしまうことだってあるかもしれない。

 

「ついていきますが、見守っています(笑)。私の夢を叶えてくれたということに満足します」

 

室井ゆう、ますます忙しい2023年がやってきそうだ。

 

「エレクトリックリボンでの活動が終わることでグデイの活動が増える予定です。いろいろなものに縛られず、飛び越して、スピード重視というこれまでのグデイとは違う見せ方も、いろいろたくらんでいます。ねおちは、まずは名前や存在を知ってもらうこと。たくさんの方に愛されるグループにしていきます」

 

やりたいこと、好きなことは増えるばかりだと笑う。

 

「どんどん増えていく(笑)。頭の中の妄想、想像がありすぎて。時間だけが足りないです。……分身したい!(笑)」

 

2億円もためないといけない。

 

「年末ジャンボ、買ってあります!」

 

突如グリーン・デイの来日が発表され、しかもそれがグデイとのツーマンライブだったりしたら……

 

「室井、1等当てたんだ! と思ってください(笑)」

(執筆:太田サトル/撮影:我妻慶一 ※グデイ アーティスト写真、ねおち 写真をのぞく)

 

【INFORMATION】

GOODDAY!!!!!!

日時:2022年12月30(金)
会場:高円寺HIGH
開場:18:30 / 開演:19:00
出演:RAY/CONFVSE/グデイ

ADV ¥3000 / DOOR ¥3500
【詳細はこちら】https://tiget.net/events/216757

新谷真由の1st写真集「まゆのとなり」が11月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

新谷真由ファースト写真集「まゆのとなり」

 

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2022年11月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、新谷真由のファースト写真集「まゆのとなり」が第1位になったことが分かった。

 

人気アイドルグループ「パラディーク」のメンバーとして活動し、グラビア誌でも人気を博す新谷真由。ファン待望の初写真集は石垣島・竹富島でロケが行われ、「もしも新谷真由が僕の彼女だったら…」をテーマに、南国ムードの中で、今まで見せたことのない過去最大露出の大胆ショットにも挑戦している。

 

11月12日に神保町・書泉グランデ、翌13日に秋葉原・書泉ブックタワーで開催された対面イベントには、大勢のファンが集まり、大盛況となった。

 

新谷は「一位ありがとうございます!! たくさんの方の手に取っていただき、すごくうれしいです。応援してくれているファンの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。もっと飛躍していけるよう精いっぱい頑張りますので、これからも応援よろしくお願いいたします!ずっと『まゆのとなり』にいてください」とコメントを寄せている。

 

2022年11月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:新谷真由ファースト写真集「まゆのとなり」
出版社:秋田書店/発売日:2022年11月11日

2位:桜井木穂ファースト写真集 うたかたの
出版社:徳間書店/発売日:2022年11月12日

3位:櫻坂46 菅井友香 卒業写真集 大切なもの
出版社:集英社/発売日:2022年11月8日

4位:兒玉遥 写真集『Stay25』
出版社:ワニブックス/発売日:2022年11月25日

5位:山田南実写真集『Departure』
出版社:講談社/発売日:2022年11月16日

6位:福田ルミカ1st写真集?Rumika
出版社:講談社/発売日:2022年11月24日

7位:高田里穂写真集「完成された未完成」
出版社:集英社/発売日:2022年10月31日

8位:青山ひかる写真集 blueprint
出版社:講談社/発売日:2022年11月1日

9位:長澤茉里奈×長澤聖愛『Wpocchi』
出版社:小学館/発売日:2022年11月18日

10位:櫻井音乃1st写真集「Fanfare」
出版社:集英社/発売日:2022年11月9日

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。※店頭イベント販売数含む。

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/200978/

永野芽郁主演「マイ・ブロークン・マリコ」Prime Videoで23年1・6より見放題独占配信

©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

 

永野芽郁主演、タナダユキ監督の映画「マイ・ブロークン・マリコ」が、Prime Videoにて2023年1月6日(金)より見放題独占配信されることが決定した。

 

本作は、2019年にオンラインコミック「COMIC BRIDGE」で連載された平庫ワカの同名コミックを映画化。タナダユキ監督の力強さと繊細さを兼ね備えた演出、永野のこれまでのイメージを大胆に覆す役柄と演技、そして原作の持つ物語の力が一つになり人間の儚さとたくましさが優しく熱をもって描かれ、カナダ・モントリオールで行われた第26回ファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した。

 

主人公・シイノ役を務めるのは永野芽郁。天真らんまんなこれまでのイメージを覆し、タバコをふかし、怒鳴りつけながら親友の遺骨を強奪する泥臭くも必死な雄姿をスクリーンに刻み付けた。そして父親や恋人に理不尽に傷つけられ、自分自身を壊すしかなかったシイノの親友・イカガワマリコ役は、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で永野と共演しプライベートでも親交の深い奈緒。

 

「ふがいない僕は空を見た」「ロマンス」に続きタナダ作品出演となる窪田正孝がキーキャラクターのマキオに扮し、理不尽な暴力を奮い苦しめてきたマリコの実父を尾美としのり、マリコの父の後妻・タムラキョウコを吉田羊が演じている。

 

鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出る。

 

作品情報

「マイ・ブロークン・マリコ」
2022年1月6日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信

提供:ハピネットファントム・スタジオ

 

©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

日本最強フードファイター・MAX鈴木。彼が日本の「大食い観」を変える日は本当に来るのか?

2015年放送の「元祖!大食い王決定戦」(テレビ東京系列)で、初出場初優勝という快挙を成し遂げたフードファイター・MAX鈴木こと鈴木隆将。デビューから7年経った今も、日本最強と称されるその食べっぷりは健在だ。愚直なまでに大食いを追求する、熱い生き様が魅力のMAX氏。そんな彼が「人生を賭けた使命」と断言する大いなる野望とは?

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:黒木絵美)

●MAX鈴木(本名:鈴木隆将)/現役最強にして、日本一のフードファイターであり、YouTuberとしても活躍。チャンネル登録者数は約70万人におよぶ。【MaxSuzuki TV :https://www.youtube.com/@maxsuzukitv

 

大食いファンの度肝を抜いた鮮烈なデビュー。
しかし、卵1個でドン底へと転落

——MAXさんが大食いデビューしたのは、34歳と遅咲きだったそうですね。

 

2015年の「元祖!大食い王決定戦」がデビュー戦です。それまでの僕って、超が付くほどのドクズ男。ギャンブル三昧で借金まみれだし、仕事もロクに続いた試しがなく、ヒモみたいな生活を送っていました。

でも初出場した大食い王で優勝して、突然「すごいすごい」とチヤホヤされて仕事も舞い込むようになって……。あの時は、人生がひっくり返るような成功体験を味わわせてもらいました。

 

——いつごろから大食いの自覚があったのですか?

 

番組に出るちょっと前ですよ。それまでは、たくさん食べるといっても牛丼2杯がせいぜい。ただ、うちは父親が大食い番組が好きで、自分もよく観ていたんです。そしたら、大食いアイドルとしてもえのあずきちゃんが出てきて、普通にめっちゃ可愛いじゃんと思って(笑)。

そのあずきちゃんが、チャレンジメニューに挑戦したことをブログに書いていたので、同じ店に行ってみたんです。45分制限で2.8kgの油そばを食べ切るというチャレンジでしたが、30分程度でペロッと完食。「俺、こんなに食えるんだ?」って自分でも驚きました。

 

——事前準備はまったくなしで?

 

そう、ノリとミーハー心で行ってみただけ。なのに、特に苦もなく食べ切れたと思ったら、店中のお客さんが「兄ちゃんすごいな」と拍手喝采されて。賞金5000円までもらい、生まれて初めてヒーローになったような気分でした。

それに気を良くして、2.8キロから3・4・5キロと少しずつ食べる量を増やし、料理もラーメン・餃子・カレー・チャーハンなど、階段を登るような感覚であらゆるメニューに挑戦。面白いように全部クリアして、その最終ステージとして大食い王に応募したのが始まりです。

ただね、優勝して「日本一の大食い王」として有頂天で1年間過ごしたんですが……。翌年の2016年は、わずか卵1個の差で優勝を逃してしまいました。

 

——負けたことで、また環境は変わりました?

 

大違いですよ。だって、テレビ局もイベント会社も、わざわざ負けた人なんて呼ばないでしょ?「惜しくも大食い2位だったMAX鈴木さんです!」って煽られても、お客さんは全然ありがたみないですもん(苦笑)。

結局、仕事ゼロの負け犬生活に逆戻り。一旦は人生が上向きになった時期を経験しただけに、さらに地の底まで落ちたような気がして、精神状態はズタボロでした。

でも、その人生で一番苦しかった時期に、今の嫁さんから逆プロポーズを受けて結婚することになったんです。

 

——なんと! そのタイミングで?

 

腐っている僕を見て「入籍することで何か刺激になればと思った」って本人は言ってますけどね。ドクズな自分が結婚できるなんて夢にも思ってなかったし、いつも献身的に僕を支えてくれている彼女には感謝しかありません。

 

——再び、大食いへの火がついたのは?

 

2017年大食い王の予選会の知らせが来て、「試合に出たい! 勝ちたい!」と心底望みました。正直それまで、大食いに対する僕の姿勢は「テレビに出て有名になれるしラッキー」くらいの中途半端なもの。でも、一度負けてドン底を味わったからこそ、自分の生きる道は大食いしかないと強く思ったんです。

けれど前回の経験から、試合前は数か月間かけてトレーニングをしなければ勝てないのは分かっていました。大食いに集中するとなると、その間はまともな仕事なんてできません。もう一度、大食い王に出たいと恐る恐る嫁さんに話したところ、「優勝できなかったら大食いはキッパリやめて普通に働く」という条件付きで出場を許してくれました。

 

——後がない状況に追い込まれたんですね。

 

まさに背水の陣です。優勝したい。そして、支えてくれる嫁さんに報いたい。ただその想いだけで厳しいトレーニングを重ね、その年の「元祖!大食い王決定戦」を制することができました。

 

常人には不可能!命をかけた大食いトレーニング

——大食いのトレーニングって、どんなことをするのか見当もつかないのですが……

(※死の危険を伴う事なので、絶対に真似はしないで下さい!!)

 

試合で勝つために一番効率が良い食べ方は「短時間でどれだけ摂取できるか」です。例えば、カレー10キロを60分かけて食べるというのは、やろうと思えば結構簡単なこと。でもそれだと勝負には勝てないため、同じ量を10分で食べる練習を行います。

ビニール袋って、ゆっくり時間をかけて引っ張れば、表面が薄くなりながら徐々に大きく伸びますよね? でも、突然ドンと重い物を入れると破れてしまいます。原理はそれと同じで「急激に胃に負荷をかける→破れないギリギリのラインを伸ばす」の訓練を繰り返すことで、胃の柔軟性・可動域を広げていくんです。

 

——お話を伺っているとなるほどと思いますが、実際やれるのかと言われると無理だなと感じます。

 

もちろん、すごく危険な行為ですよ。でも無理矢理にでもやる。そうしないと勝てる胃袋がつくれませんから。

 

——トレーニングに使う食材は何でも良いんですか?

 

食べ物でも水でもOKです。ただ、最初は胃が温まっていないので、始めにカレーライスなど主食系を食べ、その後で水を入れます。30分〜1時間もすると膨張してくるから、その痛みに耐え続けるという訓練です。

 

——痛みというのはやはり「胃が痛い」ということ?

 

いや、骨の痛みですね。胃が背中側まで目一杯広がるので、その他の臓器が色んな場所へ押し動かされます。最終的には、肥大した胃と動いた臓器によって、内側から肋骨が押されるんですよ。そうなると、ギューっと骨が軋むような苦痛が出てきます。

 

——やだ……聞いてるだけで痛い……

 

僕にとっては日常茶飯事なんで大したことはありませんが、皆さんそういう顔をされます(笑)。

それで、この作業を反復して、身体が固形物に慣れてきたら、次は水を3分で10リットル飲めるかといった訓練に変えていきます。アメリカで活躍するフードファイター・小林尊さんも同じトレーニング法を実践していましたが、やっぱりこれが究極の答えですね。

ただ、短時間で水分を大量摂取すると水中毒になる恐れがあるため、細心の注意が必要。実際、僕も一度死にかけたことがあります。その時は、帰りの電車の中で「ああ、これはマジでダメだ」と半分諦めました(苦笑)。

 

名トレーナーとの運命の出会いで優勝奪還

——食材の量が半端ないだけに、大食いトレーニングは金銭面でもかなり痛みを伴いそうです。

 

この件に関しては、恩人と呼べる方がいてね……。

2017年の大食い王では絶対勝たなきゃいけないのに、そのころはもう本当にお金がないから、トレーニング用の食材なんて用意できませんでした。

そんな時、高田馬場にある「旨辛ラーメン・表裏」というお店を紹介してもらったんです。店主の松下さんに切羽詰まった現状を話したところ「いいよ、やろうよ」と一言。それで、その日から毎日お店に通い、無償でトレーニングメニューを用意してもらうようになりました。

 

——松下さんは大食い番組のファンだったとか?

 

それが、大食いを見たこともないような人で。でも、やり始めるとどんどん大食いの世界に詳しくなっていって、僕はただ松下さんの指示に従うだけ。「お前、今日は10分でこれを8キロ食え」なんて独自のメニューを組んでくれて、それをこなしていれば不思議といつも優勝しちゃうんですよね(笑)。

 

——名トレーナーですね!MAXさんのほかにも、どなたか大食いファイターを育てていらっしゃるんでしょうか。

 

いや、僕だけです。そもそも、何の面識もなかった僕に、なんでこんなに良くしてくれるんだろう? とはずっと疑問に感じていました。でも以前テレビ出演した際、「表裏」にも取材クルーが話を聞きに行ったんです。その時に「何かに夢中になれるヤツは嫌いじゃない」なんてコメントされていたので、当時の僕の必死さというのが伝わっていたのかもしれないなと。松下さんと嫁さんには、一生頭が上がりません。

 

大食い向きの食材の条件は「重さ・のどごし」

——大食いで苦手な食材はありますか?

 

熱いもの・辛いものがまず苦手。僕は大食いの極意のひとつって「ペース」だと考えていて、最初から最後まで一定のリズムで食べ進めたいんです。でも、熱いものは箸を止めて冷ます必要があったり、辛味にグッと詰まってしまう瞬間が出て、どうしてもペースが乱れてしまいます。

あとはお肉。咀嚼が増える分、時間がかかるんですよね。また、パスタも鬼門です。

 

——パスタ? 意外です。ツルっといけそうですけど。

 

カレーや牛丼などは、体内に入れた後、自重で胃に落ちていってくれるんです。でもなぜかパスタは落ちにくい。食道のあたりで止まってしまう感覚があって、僕はすごく苦手。食べやすい料理の代表格であるラーメンも、細麺だと重さが足りず、途中で止まってしまいます。

 

——揚げ物も大変だと聞いたことがあります。

 

あいつらは口の中を切り裂きますからね。サクサクに揚がってる美味しいやつほど厳しいです。だからトンカツなんかはラスボスの最終形態ですよ。観ている人から批判は受けますが、僕は衣を剥がして肉と分けて食べています。

 

——では逆に、得意な食べ物は?

 

カレーや卵かけご飯、ラーメン・つけ麺は得意かな。要は、のどごしの良いものは大抵イケます。

 

——スイーツ類はいかがですか?

 

あー、厳しいですね。血糖値が急激に上がるからか、途中で眠くてぼんやりしてくるのがツライ。加えて、ケーキなどスポンジ系スイーツは、細麺ラーメンと同じで軽くて胃まで落ちていかないんです。

落ちないということは、その都度お茶などで流す必要性があって、手間もかかるし余計なものを入れる分、胃の容量を奪ってしまいます。プライベートで一番好きな食べ物はイチゴのショートケーキなんですけどね(笑)。

 

本場・アメリカでの勝利を目指す。
大食いへのモチベーションはただ「勝つこと」

——MAXさんがここまでストイックに体を張って大食いを続ける、一番の原動力は何でしょうか?

 

強いヤツに勝ちたい。ただそれだけです。

 

——試合に挑むアスリートのような考え方ですね。

 

僕は大食いをスポーツとして捉えていますから。

日本で大食いをやってる人間って、2パターンに分かれます。大食い自体を極めたいと思っている僕みたいなタイプはレアケースで、大多数の方は何かの手段のひとつとして捉えている人たち。大食いはタレントとして差別化するためとか、自分の商品をPRするためとかそういった感覚です。どっちが良い悪いって話ではないけれど、一緒にやっていて隔たりは感じます。

 

——MAXさんは、あくまでスポーツとしての大食いにこだわりたい?

 

そうですね。大食い王で優勝を奪還した後、燃え尽き症候群になったんです。とにかくそこで勝つことだけを目指してましたから、いざ優勝すると心が空っぽになってしまって。そんな時、小林尊さんに誘ってもらって、アメリカのネイサンズ(世界最高峰と称されるホットドック早食い大会)に挑戦してみました。

現地に行って、まず感じたのが文化のギャップ。米一粒残さないような食べ方が美徳とされる日本では、大食いにも「美味しそうに綺麗に食べる」ことが求められます。でも、アメリカでマナーを気にしていたら「お前、何やってんだ!?」とブーイングの嵐ですよ。1gでも多く、1秒でも早く。スポーツと同様に、記録を貪欲に追い求めるのがアメリカンスタイルです。

だからネイサンズでは、初めて人の目を気にすることなく、食べることだけに集中できました。会場も熱気も日本の比じゃないし、「俺の居場所はここだ!」という興奮と高ぶりが腹の底からせり上がってきて、武者震いが止まりませんでした。本当の意味で大食いに取り憑かれたのはこの時。それ以来、いつかネイサンズで勝利したいというのが、僕のモチベーションの全てになっています。

 

——ちなみにネイサンズでの成績は?

 

2019年の本戦5位が最高かな。その大会での僕の記録は10分間でホットドック42.5個ですが、1位の選手はなんと75個。最初の1分で10個以上食べるとか信じられます?彼らは右手でソーセージを鉛筆削りみたいに口に入れ、左手に持ったパンを水に浸して流し込んでいきます。

日本の大食いは60分で10キロ食べる。でもアメリカは10分で10キロ食べないと通用しない「早大食い」の世界なんです。胃にかかる負荷が全然違います。アメリカの選手から見ると、日本の大食いは「お遊戯会」レベルでしょうね。

 

日本の大食い観を変えることが自分の使命 

——もし全米制覇できたら、やはり最終的に目指す姿は、フードファイターとして世界的に成功した小林尊さんですか?

 

実はそこまで考えていないんです。僕の無責任な性格が出てますけど(苦笑)。優勝が叶ったとしても、その先のことは真っ白。ただ、僕は勝ちたい。本場・アメリカで勝ちたいという気持ちだけ。シンプルでバカみたいでしょ?

 

——熱くてカッコイイです! そうすると、日本で活動する時は、自分のやりたい大食いスタイルを封印しなければいけないストレスがあるのでは?

 

最初はモヤモヤだらけでしたよ。自分の出し方や目指すべき道もよく分からず、失敗と葛藤の繰り返し。でも、経験を重ねることで器用さが身についたのか、時と場所に応じて自分自身の感情を使い分けられるようになってきました。でも、こういった処世術というか、落とし所を見つけられたのはかなり最近の話です。

 

——「これは俺のスタイルじゃない」と尖っていた時期もあったんですね。

 

そうそう(笑)。でも、我を貫いて何も為せずに終わるより、ある程度一般に融合しておけば、世間からプラスの感情で見てもらえます。いやらしい言い方かもしれないけど、好感度が上がれば仕事の幅も広がるし、結果的にできることが増えてやりたいことがやれるようになる。回り道かもしれないけれど、自分の理想の実現のためには、一歩一歩道を作っていくしかありません。

 

——MAXさんの目指す理想とは?

 

僕はね、「綺麗に食べる」という日本の素晴らしい価値観を変えたいわけじゃないんです。けれど、それとは異なる世界もあるんだとは知ってもらいたい。大食いをスポーツとして捉え、命を賭けてチャレンジしている人たちがいることを受け入れてほしい。

汚い・もったいないと眉をひそめるだけじゃなく、違った視点から大食いを認めてもらうこと。そして、この意識改革を実現できるのは日本では僕しかいない。全米制覇の夢と共に成し遂げたい、僕の人生最大のテーマです。

 

注目の次世代フードファイターはズバリこの人!

——今、MAXさんが注目している大食い選手を教えてください。

 

エンタメ的な視点だと、ぞうさんパクパクさん、しのけんさん、海老原まよいちゃんの3人はかなりの実力派。たくさん食べられるというのはもちろん、3人とも見せ方が上手いですね。YouTubeの編集技術も卓越していて、新世代の大食いエンターテイナーの中では飛び抜けた存在だと思います。

 

——スポーツとしてのフードファイターはいかがですか?

 

厳密に言うと……日本にはいません。そんな中で、唯一光るものを感じたのが「けんチャンネル大食い」の番組名でYouTube配信しているけんチャンネルさん。活動をはじめて1年も経っていないのかな。登録者数1万人にも満たないくらいですが、彼はスポーツ寄りだという印象を受けました。

 

——けんチャンネルさん、知りませんでした。期待大ですね!

 

久しぶりの大型新人かなと。とはいえ、先日コラボもさせてもらいましたが、ご本人はお子さんもいて本業はサラリーマンという方。どこまで本気で大食いをやれるのか未知数だし、まだ脅威に感じるような存在ではないですね。

 

——MAXさんの後に続くアスリートタイプが出てこないのは寂しい気がします。

 

まぁね。日本の文化である「美味しく綺麗に楽しく食べる」に沿ったコンテンツを作っていれば、ある程度のお金は稼げます。そうすると、やっぱり誰しも無理をしない流れになるのは当然ですよね。

一方で、例えば「優勝賞金1000万円!」といった大食い企画が持ち上がれば、本気で戦いにくる人もいるんじゃないかとは思っていて。僕もいろいろなメディアに働きかけて、大食い界を盛り上げられるよう頑張っているところです。

 

大食いファン待望の「元祖!大食い王決定戦」の復活はあるか!?

——道は険しそうですが、NETFLIXやAmazonプライムビデオなど、メディアが地上波テレビ一辺倒ではなくなったのは、既定路線を壊したいMAXさんにとって追い風といえますね。

 

ええ、地上波ではできなかったチャレンジングなコンテンツ制作も期待できるようになりました。僕も自分のYouTubeチャンネルでは、食べ方なんて気にしない全解放バージョンの動画を定期的に発信しています。

 

——視聴者の反応はいかがですか?

 

もちろん、批判コメントはめっちゃ来ますよ。でも関係ないっす。「大食いってカッコよくね?」という感覚が、ネガティブな意見を上回る日がいつか訪れてほしい。このゴールへたどり着くため、ただ挑戦するのみです。

それに、最近では僕の考えに賛同してくれるイベンターさんも現れ始めて、日本各地でガチの大食い対決を開催できるようになりました。先日も仙台でホットドック対決をやったんですが、中村ゆうじさんがMCで入ってくださってね。

 

——「元祖!大食い王決定戦」の名物司会者の中村有志さんについては。

 

やっぱり、有志さんが出ると全然違います。煽りも実況もマジで最高。会場の空気がガラッと変わるんですよ。コメント・閲覧数は爆上がりするし、僕ら選手もめちゃくちゃテンション上がります。

 

——MAXさんが世に出るきっかけになった「元祖大食い王決定戦」は、現在はなくなってしまったんですかね?

 

名前を変えて大食い番組自体は継続していますが、スタイルは大きく変わりました。以前は男女混合戦だったのに、今は女性だけが戦ってますし。でも「昔のようにまた混合戦をやってくれ」というファンの声は多く聞きます。やっぱり、とにかく強いヤツ同士のガチンコって燃えるじゃないですか。

 

——元祖大食い王の番組を期待するファンは多そうです。

 

YouTubeでも大食い動画は人気コンテンツの一つ。再生数が伸びているということは、世間にそれだけニーズがあるということです。コアなファンもたくさん付いているし、注目度の高さはひしひしと実感します。ひょっとしたら来年あたり、大食い王の混合戦、あるかもしれませんよ?

當真あみインタビュー!映画「かがみの孤城」で声優初挑戦「90点をあげたいです。頑張りました!」

映画「かがみの孤城」(12月23日(金)全国公開)で、當真あみさんが声優に初挑戦している。原作は2018年の本屋大賞を受賞するなど、多くの人に愛される辻村深月さんのベストセラー小説。学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた主人公のこころが、同じ中学生の少年少女たちと共に“鏡の中の城”に迷い込むファンタジーミステリーだ。監督は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」などの原恵一さん、制作は「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などのA-1 Picturesが担当。當真さんは1000人を超えるオーディションで原監督に見いだされ、こころ役に抜てきされた。自身も原作の大ファンだという當真さんに、アフレコのエピソードや作品への思いを聞きました。

 

◆オーディションを経て、こころ役に決まった時の心境はいかがでしたか?

喜びしかなかったです! 実はオーディションがあるもっと前にこの作品の原作を事務所の方に薦められて、本をお借りして読んでいたんです。自分でも買って読み直すぐらい大好きな作品になり、“アニメ化したら面白そうだな”と思っていたので、オーディションのお話を頂いた時は驚きましたし、ヒロインのこころちゃん役に決まってもっとびっくりしました(笑)。

 

◆原作のどういった部分にそれほどひかれたのでしょう?

お互いのことを全く知らない7人の中学生が異世界のような鏡の中のお城に集められて、そこに隠された鍵を見つければどんな願いでもかなえてくれる――その設定だけでもワクワクするんですけど、なぜその7人が選ばれたのか、そしてみんながかなえたい願いとは何なのか。そういう部分が少しずつ明らかになっていくんです。張り巡らされた伏線の回収やミステリー要素も面白く、まるでいろんな謎解きに挑んでいるような感覚になりました。

 

◆當真さんから見て、こころはどんな女の子ですか?

こころちゃんは、引っ込み思案でおとなしい子です。学校になじめず、家に閉じこもっていて。同じ中学生でも、お城の中で出会うアキちゃん(吉柳咲良)は物事をスパッと言うタイプなので、まるで対照的ですね。

 

◆ご自身はどちらのキャラクターに近いですか?

断然、こころちゃんです(笑)。私も自分からはっきりと言いたいことが言えたり、自ら進んで行動を起こせたりするタイプではないので。だから、こころちゃんを演じながら“分かるなぁ”と共感する部分がたくさんありました。

 

◆初めての声優への挑戦はいかがでしたか?

やっぱり普段の映像のお芝居とは全然違いました。自分の声だけで演じることがこんなにも難しいものなんだと痛感しました。息遣いとかちょっとした抑揚とか、映像でのお芝居や普段の生活でも意識しないようなことも表現しないといけなくて。アフレコはリハーサルも入れて4日間あったんですけど、特にリハーサル1日目は本当にガチガチでした。

 

◆原監督からはどのようなディレクションがありましたか?

一番印象に残っているのは、「練習しすぎないでね」と言われたことです。“えっ!?”と驚きました。絶対に「もっと練習してきてください」と言われるだろうと覚悟していたので。まさか真逆のことを言われるとは思いませんでした。

 

◆それはびっくりしますよね(笑)。

でも理由を伺ったら、「オーディションの時の雰囲気がこころちゃんにすごく合っていたから」とおっしゃっていて。「練習しすぎることで、その雰囲気が変わってしまわないように」と。その言葉のおかげで、すごく心が軽くなりました。私は声優初挑戦ですし、北村匠海さんや麻生久美子さん、宮﨑あおいさんなど、そうそうたる共演者の皆さんがいらっしゃる中で、どんなお芝居をすればいいのかと不安でいっぱいだったんです。でも、「練習しすぎないでね」という監督のその言葉に、いつもの自分でいいんだと思えてホッとしました。

◆こころを演じる上で難しかったところは?

こころちゃんは、私と似ている部分があるとは言え、違う人生を歩んでいます。なので、自分が経験したことのない出来事に遭遇する場面では、こころちゃんの心情をどう理解すればいいかと時間をかけて考えました。もちろん、台本にその時の気持ちとかが書かれていることもあるんですけど、きっとそれだけじゃなく、いろんな気持ちを抱えているはずで。そこを自分なりに解釈していくのが大変であり、演じがいを感じるところでもありました。

 

◆演じていて、特に印象に残っているシーンは?

宮﨑あおいさん演じる喜多嶋先生とのシーンです。2人の会話はすごく気に入っています。こころちゃんにとって喜多嶋先生は、唯一自分を理解してくれる大人なんです。「こころは悪くない」となだめてくれる場面があるのですが、その時の喜多嶋先生がとっても優しくて。まるで私自身に言ってくれているようで、心が温かくなりました。

 

◆初めてのアフレコを全て終えた瞬間は、どんなお気持ちでしたか?

「やり切ったー!」という達成感が一番でした。4日間の中にいろんなことが凝縮されていて、濃厚な時間を経験させていただきました。だからこそ、やり切った感がすごくありました。

 

◆自己採点するなら何点を付けますか?

そうですね…90点をあげたいです。頑張りました! 監督からも収録後に「あみはこころちゃん、そのものだ」と褒めていただけて。その喜びも含めて90点を付けたいです。

 

◆実際に映画を拝見して、すごくすてきな雰囲気の声をお持ちだなと感じました。當真さん自身、自分の声についてはどう感じていますか?

普段から自分の出演作を見るようにしているんですけど、その時の印象として、自分の声ってもうちょっと低いと思っていたんです。でも、今作で画面を通して自分の声を客観的に聞いたら、想像していたよりも高くて。“えっ、こんなに高かったんだ!?”という驚きがありました。私としては、それはうれしい発見で。“自分の声、嫌いじゃないぞ”と思いました(笑)。

 

◆こころはお城に行くことで、自分の居場所を見つけたように心が穏やかになります。當真さんにも、そういった場所はありますか?

私は家ですね。一番心が落ち着きます。その日あった出来事を母に話したり、電話で友達と話したり。家にいて、そうやって誰かと話している時が一番リラックスできるんです。特に母とはたくさん話します。と言っても、一方的に私の話を聞いてもらうことがほとんどなんですけど(笑)。でも、話を聞いてもらえることで心が軽くなります。

 

◆こころたちのように、仲間と協力して何かを達成したという思い出はありますか?

中学生の時にクラス対抗の合唱コンクールがあって、みんなで一致団結して臨んだ思い出があります。「絶対に一番になるぞ!」って休み時間に集まったり、放課後も残って練習したり。そういうことには結構、頑張っちゃうタイプです。一人だけ怠けているとみんなに迷惑がかかってしまいますし(笑)。みんなで協力して頑張ることが大好きなんです。

 

◆最後に、映画をご覧になる方にメッセージをお願いします。

この映画で活躍するのは、7人の中学生たちです。もう子供ではないですけど、大人とも言えない。そんな成長過程にいる彼らはそれぞれに悩みを抱えていて、そこはきっと共感してもらえるのではないかと思います。一人だと悩んで動けなくなっても、心を許せる人が近くにいれば前向きに進んでいける。そういうメッセージも込められているので、ぜひたくさんの方にご覧いただきたいです。

 

PROFILE

當真あみ
●とうま・あみ…2006年11月2日生まれ。沖縄県出身。O型。「カルピスウォーター」の14代目CMキャラクターを務め、注目を集める。主な出演作は、ドラマ『妻、小学生になる。』『霊媒探偵・城塚翡翠』『オールドルーキー』など。2023年1月8日(日)スタートのTBS系日曜劇場『Get Ready!』にも出演する。

 

作品情報

映画「かがみの孤城」
2022年12月23日(金)全国公開

<STAFF&CAST>
原作:辻村深月
監督:原恵一
制作:A-1 Pictures
主題歌:優里「メリーゴーランド」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
声の出演:當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴/芦田愛菜/宮﨑あおい

●photo/小澤正朗 text/倉田モトキ hair&make/SAKURA(makiura office)styling/井阪 恵(dynamic)
©2022「かがみの孤城」製作委員会

栗山千明主演『晩酌の流儀』年末SPが12・30放送!一年の締めは絶品カニ料理「一緒に晩酌を楽しみましょう」

『晩酌の流儀 年末スペシャル~一年の最後に、最高の一杯を~』主演を務める栗山千明©「晩酌の流儀 年末スペシャル」製作委員会

 

12月30日(金)に栗山千明が主演を務める『晩酌の流儀 年末スペシャル~一年の最後に、最高の一杯を~』(テレビ東京ほか 深夜0時30分~1時30分)が、放送されることが分かった。

 

『晩酌の流儀』は今年7月クールにテレビ東京ほかのドラマ25枠で放送されたコメディグルメドラマ。「一日の最後に飲むお酒を、いかにおいしく飲めるか」を常に考え行動する主人公・伊澤美幸を演じる栗山のおいしそうな飲みっぷり、食べっぷりに多くの視聴者が共感し、レシピを再現する人や続編を期待する声も上がった話題作だ。

 

スペシャルでも引き続き、主人公・伊澤美幸を演じるのは栗山。近年では『遺留捜査』(テレビ朝日系)や『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』(テレビ東京ほか)、『ケイ×ヤクーあぶない相棒ー』(読売テレビ・日本テレビ系)、『ファイトソング』(TBS系)などに出演している。

 

不動産会社に勤める美幸は、年末という忙しい時期においても、「一日の最後に飲むお酒を、いかにおいしく飲めるか」を考えて行動。仕事納め、一年の締めくくりとして、一週間前から晩酌の準備をしていた。選び抜かれた食材を使った「絶品カニ料理」と共に、一年で最も贅沢な晩酌を楽しむ。

 

さらに、広告付き無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP・TVer・GYAO!)にて『晩酌の流儀』の再配信も決定。本作の放送までに、全8話をおさらいして楽しめる。

 

栗山千明(伊澤美幸役)コメント

スペシャルをお届けできることを大変うれしく思っています。
連続ドラマは夏の設定でしたが今回は冬! ということで美幸の年末のルーティンや晩酌メニューにもご注目ください。皆さまもぜひ、お飲み物を片手に…一緒に晩酌を楽しみましょう!

 

プロデューサー/松本拓(テレビ東京)コメント

今年の夏に連続ドラマとして放送した『晩酌の流儀』を、こんなにも早くスペシャル番組でお届けできますこと、大変うれしく思っています!
年末、30日の深夜に、この上なくおいしそうな晩酌をお届けできると思います!
一年の最後に、栗山さん演じる美幸のさらにパワーアップした豪快な飲みっぷりと食べっぷりをご堪能ください! 最高の一杯を、ぜひご一緒に!

 

番組情報

『晩酌の流儀 年末スペシャル ~一年の最後に、最高の一杯を~』
テレビ東京ほか
2022年12月30日(金)深夜0時30分~1時30分

主演:栗山千明
共演:武田航平 辻凪子 馬場裕之(ロバート) おかやまはじめ
ゲスト:片桐仁 他
監督:松本拓(テレビ東京)
脚本:政池洋佑
プロデューサー:松本拓(テレビ東京) 勝俣円(DASH) 鶴田紫央里(DASH) 新谷朋成(DASH)
制作:テレビ東京 株式会社 DASH
製作著作:「晩酌の流儀 年末スペシャル」製作委員会
公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/banshaku/
公式 Twitter/Instagram:@tx_banshaku

 

大食い女王・もえあずが語る。『元祖!大食い王決定戦』のスゴすぎる舞台裏と、新たな大食い業界とは?

アイドルグループ「エラバレシ」のメンバーとして活躍しながらも、「元祖!大食い王決定戦」で3連覇を成し遂げ、圧倒的な大食い女王となった、もえのあずき。通称・もえあず。彼女はいかにして、大食い女子界のトップスターにまで上り詰めたのか。実はきっかけは、つんく♂主催の『アイドル大食い選手権』だったとか…!その秘密を存分に語ってもらう。

 

また、最近は、YouTubeでの「大食い動画」ブームもある中、新型コロナの影響もあり『元祖!大食い王決定戦』ほか大会が少なくなってきている現状もある。大食い界の今後についても、展望を聞いた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

もえのあずき:東京・秋葉原にある「AKIHABARAバックステージpass」から生まれたアイドルグループ「エラバレシ」のメンバー。大食いアイドルとして多くの番組で活躍し、テレビ東京「元祖!大食い王決定戦~爆食女王戦~」にて3連覇を果たした爆食女王

 

危険すぎて制限時間短縮? 初出場から過酷な大会を経験
「炎天下の中、アツアツのカレーパンを食べました(笑)」

――もえあずさんが、初めて『元祖!大食い王決定戦』に出場されたのは、いつでしょうか?

 

もえあず 2013年の男女混合戦です。当時はまだ、大食いの大会については何も知らない状態だったのですが、テレビに映れるぞ! という気持ちで大阪予選に出場しました。通常の場合、予選の制限時間は45分というルールがあるのですが、その日は真夏日で、さすがに猛暑すぎて危険だということで30分勝負になったんです。しかも、その炎天下の中、アツアツ揚げたての黒ニンニクカレーパンを食べました(笑)。

 

――初出場からなかなかハードでしたね……!

 

もえあず すごいことさせるな~と思いました。結果は、ギリギリ本選に出場できない4位だったんですが、テレビに映れたので、それだけで満足でしたね。その時は、大会でこれ以上勝ち進めるなんて思ってもみませんでした。

 

――つづいて出場した2014年『元祖!大食い王決定戦 全国縦断 新女王発掘戦』では、3位という結果を残して、話題になりました。

 

もえあず 私、その時かなりのラッキーガールだったんです(笑)。予選の食材が、青森の郷土料理・鱈のじゃっぱ汁だったんですが、私が世界一好きな「白子」が入っていて! それで1位通過できて。ここぞという時に、好きなものが出てくるので、ラッキー!と思っていたら決勝までいけちゃいました♪

 

――それは、すごいです。出場初期から結果を残されていたので、大会を研究したり、調整して臨んでいたのかと思っていました。

 

もえあず 実はそんなことなく、大食いチャレンジもやったことがないくらい、何も知らなくて……。 本当に「テレビに出たい」「もっと映りたい」という気持ちだけで、勝ち進めました。ありがたいことに、その大会で認知してくれた方が多くて、その後は大食いのお仕事ももらえるようになりました。

 

――お仕事として「大食いチャレンジ」や「デカ盛りグルメ」を食べる機会が増えていったかと思いますが、回数を重ねて気づいたことなどはありますか?

 

もえあず いろいろな食材を食べるようになって、だんだんと時間配分が分かってきましたね。最初は1皿何秒で食べて、後半はペースが落ちるけど何秒を守ろう……といったマラソンを走るような感覚で食べることにしているんです。

 

――なるほど。出てきた食べ物によってペース配分を判断しているんですね。

 

もえあず 本番は、直前になるまで食材が分からないんですが、1回はこの食材くるかな、とか、揚げ物が来たらどうするか、ラーメンは必ずくるから……とか事前に予想を立てるようにはしています。

 

「調整はあまりしない」タイプ。
大会期間中は〝アルコール禁止〟のルールもあるけど……

――大会に向けて調整はするんですか?

 

もえあず 調整はあんまりしない方ですね。実は、海外大会などで数日遠征に行く時は、大会の最終日しかお酒飲んではいけないという、ちょっとしたルールがあるんですよ。パフォーマンス力が落ちる可能性があるからなのか。でも、そこはマイルールで、ちょっぴり飲んだりしていました(笑)。

 

――もえあずさんは、お酒お好きですもんね!

 

もえあず 好きなんです~。だから、そのほうが、緊張がほぐれて自分としてはよかったので。なので、そういった意味で、精神面の調整はしていましたね。

 

――ちなみに、本番中のメンタルの調整や、やる気を保つ方法は何かありますか?

 

もえあず 方法とは少し違うかもしれませんが、オーディエンスの味方を増やすことは大切だと思っていました。「もえあず、がんばれ!」という空気に持って行きます。

 

――どのようにその空気を作っていたんですか?

 

もえあず 試合中にマイクを向けられたら、しっかりコメントをしたり、声援に答えたりしていました。「がんばれ!」と言ってもらえるとやる気も出て、嬉しいです。男女混合戦だと女子1人の試合などもあって、けっこう応援してもらえました♡

 

大食いとアイドルの両立、一番キツいのは……
「筋肉がついて、顔が四角くなっちゃって……」

――もえあずさんは、男女混合戦でも度々好成績を残していらっしゃいますよね。それでも、男女差を感じる部分は何かありますか?

 

もえあず 喉や顎の力の差はあるので、不利ではありますよね。顎と嚙む力、もしくは噛まなくても飲み込める強靭な喉があれば、強いと思います。海外の強い選手は、塊のままスルスルとステーキを飲み込んじゃいますから。

 

――すごいですね……。もえあずさんはどちらのタイプですか?

 

もえあず 私は噛まないと飲み込めないので、とにかく噛みまくります。テレビでは、なぜか顎弱いキャラになっているんですけど、実際にはそんなに弱くないと思っていますよ(笑)。ただ、大会に向けて顎を鍛えようとすると、顔の形が変わっちゃうんですよね。

 

――え! そんなにすぐ変わるものなんですか。

 

もえあず 変わります~。エラのあたりに筋肉がついて、顔全体が四角になってしまうんですよ。当時はめっちゃ鍛えていましたけど、アイドルとしてのお仕事もあるので輪郭が変わるのが、すっごく嫌で……!

 

――大食いとアイドルを両立するうえでは、そういった悩みもあるんですね。

 

もえあず どちらのお仕事も大好きなので、それ自体は苦ではなかったのですが、顔が変わってしまうのは辛かったです(笑)。でも、自分を〝広告塔〟だと思っていたので、私が少しでも売れたらグループも売れるぞ! と考えて両立できるようにしていました。

 

伝説の大食い女王・赤坂尊子に弟子入りも。
優勝した瞬間、「売れた!と思いました!(笑)」

――爆食女王に輝いたのは2015年の『元祖!大食い王決定戦〜新爆食女王襲名戦〜』ですが、その時は勝算はありましたか?

 

もえあず 自分でも内心は勝てるか不安な大会でした。でも、ちょうどそのころに、デカ盛り系のお仕事をたくさんやっていて、知らず知らずのうちに大食いの実力がついていたのかもしれませんね。最後は、計量(お皿に残っている量の差)で優勝することができました。

 

――優勝した瞬間のお気持ちは覚えてますか?

 

もえあず 優勝はもえあず! となった瞬間に、「売れた!」と思いましたね(笑)。全然レベルは違うと思うんですが、M-1で優勝した芸人さんの気持ちのような!

 

――あはは! それは優勝した方にしか分からない喜びです。

 

もえあず 人生が変わりましたね。実は、その大会の前に、元祖大食い女王の赤阪尊子さんに弟子入りしていたんです。当日は、赤阪さんとのツーショットを待ち受けにして臨んだので、そのおかげかもしれません。

 

――赤阪さんとは、どのようなトレーニングをされたんですか?

 

もえあず なぜかプールで泳がされました(笑)。私がカナヅチだと言ったら、精神力を鍛えなきゃいけない、というお話で。めちゃくちゃ辛かったんですよ~。それとラーメン10杯チャレンジなどの練習もしながら、ご指導いただきました。

 

――赤阪さんからは、何かアドバイスはありましたか?

 

もえあず 「結局辛いのはみんな一緒だから、辛い時にもう一歩進むんや。アカンと思っても、ぐっとこらえてもう一口行くんや。そこが差や」と言われました。

 

――素敵なお言葉です。

 

もえあず かっこいいですよね。大食いだけでなくて、その後の人生のいろんな時に思い出しています。生き方のアドバイスとしても、本当にありがたいお言葉をいただけたと思います。

 

名実況MC・中村有志との思い出。
試合後にも選手たちの食欲が止まらず……「もう勘弁してくれ!」

――その後、もえあずさんは『女王戦』で3連覇を成し遂げます。プレッシャーを感じることはなかったのですか?

 

もえあず 2回目以降は「負けられない」という気持ちで臨みました。その時は、YouTubeなどもまだ流行していなくて、お仕事や招待イベントで大食いできる機会が、普通の方より多いことも自信につながっていましたね。勝てると思ってやっていたんです。

 

――さすがです! ちなみに、2回目の「爆食女王」に輝いた大会では、司会の中村有志さんが勇退されましたよね。

 

もえあず 有志さんにも、本当に感謝しかないですね。選手のみなさんのニックネームをつけたり、キャラ付けをしてくれることで大会を盛り上げてくれていたので。それに、いつも選手のことを尊重してくださる方でした。大食いができる人って、一般の方からしたら、ビックリ人間的な部分もあると思うのですが、そこを変わり者扱いせず、いつも新鮮に驚いてくれて「すごい!」とたくさん褒めてくださいました。

 

――中村さんの実況でさらに大会が面白いものになっていたと思います。

 

もえあず そうなんです。試合中、食べていると無言になる時間が大半なので、そこをどうエンターテイメントにするかは、司会の方のお力があってこそだと思いますね。

 

――中村さんとの思い出は何かありますか?

 

もえあず 海外の大会などで、打ち上げに行くことがあるんです。選手のみんなは、試合後でも永遠と食べ続けているので、いつも有志さんは「もう勘弁してくれ!」って言っていました(笑)。

 

――あはは! 司会を勇退されたあとは、お会いになりましたか?

 

もえあず MAX鈴木とアンジェラ佐藤さんと大食いイベントに出た時に、司会をやっていただきました。やはり有志さんに実況してもらうと、闘っていた現役時代が蘇ります。会場もいつも以上に盛り上がっていましたね。

 

――大食いの大会は、MCの方の存在も重要なんですね。

 

つんく♂主催の『大食いアイドル選手権』で、もえあず覚醒!
「つんく♂さんがいなかったら、私は存在してなかったと思います」

――そもそもなのですが、もえあずさんが大会などに出場する前から、たくさん食べるタイプだったんでしょうか?

 

もえあず 食べる方だと思っていましたが、自分はずっと世の中によくいる「私食べられます!」とアピールする女の子と同じレベルだっと思っていたんです。まさか全国大会レベルだとは思っていなくて(笑)。

 

――他の人より食べられると気づいたのはいつですか?

 

もえあず つんく♂さん主催の『大食いアイドル選手権』で優勝した時ですね。そこで〝自分は意外と食べられるんだ〟ではなくて、〝本当にみんな食べないんだ!〟って思いました。カルチャーショックでした(笑)。みんな実際は食べられるけど、女の子だから「もうお腹いっぱい」って言ってるんだと。いまだに疑ってますよ。牛丼一杯でお腹いっぱいだなんて!

 

――!(笑) あと一口が食べられないって言う方とか、いらっしゃいますよね。

 

もえあず そうそう! 何が出ても一口残してるのとか、みんな食べられないアピールしてるんだと信じていました。世の中の人は、みんな我慢して生きていると思っていて、食べられるけど「お腹いっぱいです。ごちそうさま」っていう〝儀式〟的なことなんだと。それが礼儀だと思っていました……。

 

――『大食いアイドル選手権』で他人より食べられることに気づいて、その後、本大会に挑戦したという流れでしょうか。

 

もえあず そうですね。つんく♂さんに「本家に出れるよ」と言っていただいたんです。あのお言葉がなかったら「大食いアイドルもえあず」は誕生していなかったですね。

 

――さすが、つんく♂さんですね。すごい。

 

もえあず その後、テレビに出始めてからも「歌を続けなさい」って言ってくださったのも、つんく♂さんでした。「いろいろ言われるかもしれないけど、歌手を続けるのが大切だ」と助言していただいたんです。そのお言葉があって、今もアイドルとして歌えていて、それが幸せなことなので、本当につんく♂さんには感謝しています。

つい最近も「元気?」って連絡してくださって。たくさんのアイドルの方を抱えている中で、いまだに私のことも気にしてくださって…。嬉しいです。

 

――見守ってくださってるんですね。

 

もえあず アイドルのオーディションを受けたのも、つんく♂さんプロデュースという文字があったからなので、つんく♂さんがいなかったら、私は存在してなかったと思います。

 

新たな世代の大食いスターが発掘されてほしい……
「大食い〝ブーム〟で終わらせたくない!」

――最近の大食い界の状況についてもお話をお聞きできればと思います。ここ数年、コロナの影響などもあり、各種大会が減っているように感じますが、YouTubeの大食い動画は依然人気を集めていますよね。何かお考えはありますか?

 

もえあず そうですね。大人数で食事する、というのはなかなか難しいことなんだと思います。ここ数年は、私も海外の大会などにも行けませんでしたので。また、SDGsの流れもあり、とにかくただただ量で競うだけでない大食いの見せ方が求められている気はします。

 

――時代の流れもあるんですね。

 

もえあず 逆に、大食いYouTubeで人気の方が増えているのは、「個人で楽しくたくさん食べる」ことに注目が集まっているんだと思います。デカ盛り系のグルメが話題になるのそうですよね。

 

――大食いジャンルの幅が広がっているとは思いますが、『元祖!大食い王決定戦』やイベントの今後というのはいかがでしょう。

 

もえあず 大会はやってほしいな、とイチファンとして思っています。まず、新人さんが出る機会がなくなってしまうので。どんどん新たなスターの方に挑戦してもらえる環境があるといいな、とは思っていますね!大食いがひとつのコンテンツとして、ずっと盛り上がっていくには、新陳代謝が必要ですから。

 

――新たな世代の選手は見たいですね。

 

もえあず 大食い〝ブーム〟で終わらせたくないんです。さらに言えば、スポーツ、音楽、お笑い……などと一緒に〝大食い〟というジャンルで肩を並べるくらいになりたいと思っています!

 

――〝新たな世代のもえあず〟さんが出てくる可能性もありますね。

 

もえあず え~! すごい新人さんは大歓迎です。でも、可愛さでは勝ちたいな~♡なんて。

 

――次世代大食いアイドル対決楽しみにしています! では、最後に、もえあずさんの今後の目標について教えてください。

 

もえあず まず「世界のもえあず」になることが目標です。大食い、アイドルはもちろん、お着物の資格を持っていたり、日本酒が大好きだったりするので、そういったいろいろな分野から日本の良さを世界に伝えられたらいいな、と思っています。

 

――海外イベントなどが再開したら、もえあずさん一人で日本フェスができそうです(笑)。

 

もえあず やりたいです! 大食いの大会に出て、ライブをやって……とセットで遠征するのは夢ですね。そのためにも、2023年は、YouTubeなどを使って積極的に世界に発信していきたいです。

 

――応援しています。本日はありがとうございました。

前田敦子が美しくミステリアスな双子の一人二役に挑戦『ウツボラ』ポスタービジュアル解禁

前田敦子主演の連続ドラマW-30『ウツボラ』(WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド)が、2023年3月24日(金)放送、配信スタート。本作よりポスタービジュアルが解禁された。

連続ドラマW-30『ウツボラ』

 

原作は、「同級生」シリーズなどで知られる漫画家・中村明日美子によるサイコサスペンス。連載当時、ミステリアスな展開と官能的な描写が話題を呼び、「このマンガがすごい2011」第7位にランクインした同作は、完結後も読者による考察が繰り広げられるなどカルト的な人気を誇っている。

 

ある日、謎の死を遂げた美しい女性「朱」。彼女と入れ替わるように、人気作家・溝呂木の前に、朱の双子の妹と名乗る「桜」が現れる。実は溝呂木は、朱の小説「ウツボラ」を盗用していた。「ウツボラ」の原稿を持つ桜はある提案を持ちかけ、溝呂木はやがて深い闇へと追い詰められていく。一方で、刑事たちは朱の死の真相を追っていた。果たして、事件の真相とは。怪死事件と一つの小説をめぐって、物語は思いも寄らない結末へと向かっていく。

 

主演の前田敦子は、溝呂木を誘惑し翻弄する美しい双子「朱」と「桜」を一人二役で演じる。ポスタービジュアルは原作単行本の第1巻・第2巻表紙をオマージュ。中央には「その女は、死んだ女と同じ顔をしていた」というキャッチコピーが添えられ、謎の死を遂げた朱と、彼女の死後に突如として溝呂木の前に現れた桜が対になるミステリアスな構図のビジュアルに仕上がった。溝呂木をはじめとする他登場人物を演じるキャストは、今後発表予定。

「ウツボラ」原作書影

 

番組情報

連続ドラマW-30『ウツボラ』

WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド

2023年3月24日(金)午後11時30分~放送・配信スタート

 

原作:中村明日美子『ウツボラ』(太田出版刊)

脚本:小寺和久、井上季子

音楽:岩本裕司、前田恵実

監督:原廣利

出演:前田敦子

製作:WOWOW、The icon

 

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/utsubora/

広瀬アリスが新年一発目の『オールナイトニッポン』パーソナリティに!【コメントあり】

広瀬アリスが、新年一発目となる2023年1月2日(月・祝)放送の『オールナイトニッポン』(ニッポン放送 深夜1時~3時)のパーソナリティを担当することが決定した。

『広瀬アリスのオールナイトニッポン』

 

明るい笑顔と飾らない人柄で人気の広瀬は、2022年は『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』『恋なんて、本気でやってどうするの?』、映画「劇場版ラジエーションハウス」「七人の秘書 THE MOVIE」、アニメーション映画「バブル」に出演し、大活躍の1年に。

 

2023年は初出演となるNHK大河ドラマ『どうする家康』に徳川家康の側室・於愛の方役で出演。そんな“今最も輝いている女優”である広瀬が『オールナイトニッポン』に初挑戦する。

 

番組では「広瀬が判定!インドア派VSアウトドア派」をテーマにメールを募集。自宅が好きすぎて外で遊ぶ魅力を詳しく教えてほしいという広瀬が、リスナーから送られてきた室内・屋外の楽しい過ごし方を公平にジャッジし、最終的にインドア派とアウトドア派はどちらが有利なのかを判定していく。

 

他にも、リスナーの日常の小さな愚痴・モヤモヤを紹介するコーナーや、漫画が大好きで特にバイオレンス描写の強い作品が好きだという広瀬が、リスナーから送られてきた2023年の抱負から、彼らの背中を押すバイオレンス漫画を提案するコーナーも予定。さらには番組内でリアルエゴサーチも。

 

詳細はオールナイトニッポン公式Twitterにて公開。なお番組は「radiko」のタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。

 

広瀬アリスコメント

2023年『オールナイトニッポン』一発目、まさかの私、広瀬アリスが務めさせていただくことになりました。ニッポン放送さん、務まりますかね? 私で大丈夫ですか? とにかく不安を抱えております。自分らしさMAXになりそうな『オールナイトニッポン』になりそうですが皆さま、ぜひ頑張ってついてきていただけるとうれしいです。そして広瀬アリスという人間を知っていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。

 

番組情報

『広瀬アリスのオールナイトニッポン』

ニッポン放送

2023年1月2日(月・祝)深夜1時~3時(3日(火)午前1時~3時)

 

パーソナリティ:広瀬アリス

 

番組メールアドレス:hirose@allnightnippon.com

番組Twitter:@Ann_Since1967

ロードムービー第2弾の舞台は北海道!松重豊主演『孤独のグルメ』大晦日スペシャル放送決定&ゲスト情報解禁

松重豊主演の人気シリーズ『孤独のグルメ』の大晦日スペシャル(テレビ東京系 午後10時~11時30分)が、12月31日(土)に放送決定。併せてゲスト情報、松重のコメントが到着した。

『孤独のグルメ 2022 大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。』©テレビ東京

 

本作は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重)が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ。2012年の初回放送からシリーズを重ねるごとに人気が増している本作は今年で10周年を迎え、現在10作目となる「Season10」が放送中。

 

6年連続となる大晦日スペシャルは、『孤独のグルメ 2022 大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。』と題したロードムービー第2弾。今回五郎が訪れるのはグルメの宝庫・北海道。

 

仕事納めに築地を訪れた五郎は商談相手から北海道の小樽まで、ある物を届けてほしいと頼まれる。まさかの依頼に、最初は北海道まで車で行くのは無理だと断りをいれる五郎だったが、依頼主の強い思いに根気負けして、渋々了承することに。小さな相棒と北の大地を巡るグルメな大冒険が幕を開ける。

 

気分が乗らない旅路も、最初に訪れた苫小牧で北海道ならではのグルメに出会えて最高のスタートに。千歳では相棒とともに牧草地を駆け抜けて、札幌では偶然見つけたお店で、北の大歓声を浴びながら勝利の肉料理に酔いしれる。さらに、思わぬ形で訪れた石狩では、ご当地名物でお腹も心も満たしていく。そして、ゴールの小樽で今年のお腹締めに五郎が堪能するグルメとは。

 

築地で五郎に小樽まで届け物を依頼する商談相手の小林洋役に岩松了、その小林の姪で、五郎が届け物を届ける小樽にある旅館の新女将・小林真奈役に北乃きい、札幌でお店探しに難航する五郎を、手助けする酒屋の男役に平成ノブシコブシ・徳井健太、その札幌で五郎が立ち寄るお店の大将役に宅麻伸がゲスト出演。さらに小樽の山道で車が動かなくなり、五郎に助けを求めるテンガロンハットの若い男・真也役の葉山奨之、石狩で立ち寄るお店の大将役の松村邦洋ら、個性豊かなキャストたちがグルメとの出会いだけでなく、人との出会いも楽しみの一つである本作に“味”を添える。

 

また、大晦日と元日に計15時間40分にもおよぶ『孤独のグルメ』の過去作イッキ見放送が決定。ラインナップは、Season7(2018年4月クール放送)とSeason8(2019年10月クール放送)、そして昨年放送され大好評だったロードムービーの第1弾『孤独のグルメ 2021 大晦日スペシャル』となっている。Season7の1~7話、『孤独のグルメ2021大晦日スペシャル』は、12月31日(土)午前7時45分~午後1時30分放送、Season7の8~12話、Season8の1~5話・7~11話は2023年1月1日(日・祝)午前9時~午後5時55分放送。

 

松重豊 コメント

◆今年で6年連続の放送となる年末恒例の大晦日スペシャル。6年目を迎える今作の見どころをお聞かせください。

去年はロードムービーにしました。視聴率が良かったので、今年も2匹目を狙います。あの車に何を載せて走るとバズるか。目指すは北海道。五郎がビッグなサプライズをお届けします。

 

◆最後に、一年の締めくくりに、大晦日スペシャルを楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

年末年始の数日間、テレ東はこの番組の再放送ばかり流しています。最も劣化が進んだ井之頭五郎を見られるのはこの大晦日スペシャルだけです。

 

番組情報

『孤独のグルメ 2022 大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。』

テレビ東京系

2022年12月31日(土)午後10時~11時30分

 

主演:松重豊

原作:『孤独のグルメ』 作/久住昌之・画/谷口ジロー(週刊SPA!)

脚本:田口佳宏

音楽:久住昌之、ザ・スクリーントーンズ

演出:井川尊史、北畑龍一

チーフプロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)

プロデューサー:小松幸敏(テレビ東京)、吉見健士(共同テレビ)、北尾賢人(共同テレビ)

制作協力:共同テレビジョン

製作著作:テレビ東京

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume_omisoka2022/

公式Twitter:@tx_kodokugurume

 

©テレビ東京

©『孤独のグルメ【新装版】』(扶桑社)

テレ朝&TELASA恋愛ドラマ『正しい恋の始めかた』に中村里帆&高田里穂、『バツイチ2人は未定な関係』に水谷果穂が出演決定

2023年新春に放送・配信されるテレビ朝日・TELASA恋愛ドラマシリーズ『正しい恋の始めかた』に中村里帆と高田里穂が、『バツイチ2人は未定な関係』に水谷果穂が出演することが発表された。

『正しい恋の始めかた』『バツイチ2人は未定な関係』©テレビ朝日

 

『おっさんずラブ』など話題作を生み出してきた年末年始の恋愛ドラマ枠に、地上波×動画配信プラットフォーム・TELASA完全連動の新たな恋愛ドラマ2作品が誕生する。

 

ナムスによるウェブコミックが原作の『正しい恋の始めかた』は、完璧主義だが恋愛偏差値だけが低い主人公が、全く違うタイプの男子と出会ったことで、恋をスタートさせようと奮闘するトライアングル・キャンパスラブストーリー。完璧主義の大学生で、唯一達成できていない“恋”を始めるべく奮闘する主人公・尾崎真心を大友花恋、恋愛下手の真心の前に現れる2人の男子を豊田裕大、本田響矢が演じる。

 

近由子の同名漫画が原作の『バツイチ2人は未定な関係』は、恋人でも家族でもない、けれど“大切な人”という新しい関係を築き、人生のリスタートを切るバツイチ男女の現代サバイバルストーリー。バツイチ女性・藤田真実を本仮屋ユイカ、中学時代の同級生のバツイチ男性・中村修吾を早乙女太一が演じる。

 

この度、両作の追加キャストが解禁。『正しい恋の始めかた』で中村里帆が演じるのは、大友演じる恋愛偏差値が低めの主人公・尾崎真心を心配しながらも温かく見守る、しっかり者の親友・山内明日香役。いっぽう、高田里穂は、本田響矢演じる桜井優馬と同じゲームプログラミング学科の才色兼備な先輩・中村杏奈役を優美に表現する。

 

『バツイチ2人は未定な関係』で水谷果穂が演じるのは、早乙女演じる中村修吾に思いを寄せる会社の後輩・椎名弓美。本仮屋演じる主人公・藤田真実にも恋の宣戦布告をするなど、強気で大胆な性格の椎名を全力で体現する。

 

今まさに注目を集める女優陣が勢ぞろいした新春恋愛ドラマ。勢いある彼女たちが、恋のライバルや最強の味方など、それぞれの立場から恋物語をより一層盛り上げていく。

 

番組情報

『正しい恋の始めかた』

テレビ朝日系

2023年1月1日(日)深夜0時25分~1時25分

 

『正しい恋の始めかた~ほろあま?ほろにが?デート編』

2022年12月31日(土)午前11時~TELASAにて先行配信スタート

 

『バツイチ2人は未定な関係~「ふつう」、やめます!編』

テレビ朝日系

2023年1月4日(水)深夜0時45分~1時45分

 

『バツイチ2人は未定な関係~人生は二択じゃない!編』

2023年1月4日(水)深夜1時45分~TELASAにて配信スタート

 

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/renaidrama/

荒井麻珠の新曲「計画的プラトニック」が『親友は悪女』主題歌に決定 ポスタービジュアルも解禁【コメントあり】

2023年1月8日(日)からスタートする清水くるみ&山谷花純W主演のドラマ『親友は悪女』(BSテレ東 毎週日曜 午後11時30分)の主題歌が、荒井麻珠の新曲「計画的プラトニック」に決定。さらにポスタービジュアルも解禁された。

『親友は悪女』ポスタービジュアル©「親友は悪女」製作委員会 2023

 

原作は、和田依子による同名漫画で、対照的な二人の女同士の友情と刺激的な恋愛模様を描いた人間ドラマを映し出す。純粋で控えめな主人公・堀江真奈を演じるのは、映画「桐島、部活やめるってよ」「青の帰り道」など話題作への出演や『持続可能な恋ですか?』、ミュージカル「ヘアスプレー」でのペニー役など、その演技力に定評のある清水くるみ。

 

いっぽう真奈の親友でありながら、真奈と周囲の男性たちを翻弄する“悪女”であり、もう一人の主人公・高遠妃乃を演じるのは、『鎌倉殿の13人』、映画「天間荘の三姉妹」「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」などでの熱演で話題を呼んでいる山谷花純。二人にとって、本作が連続ドラマ初主演となる。

 

そんな本作の主題歌が、Little Glee Monsterのメンバーとして活動した後、ソロアーティストとしてデビューし、「よみうりランド並木道イルミネーション」とコラボしたクリスマスソング「Wishes Come True」を今月リリースした荒井麻珠の新曲「計画的プラトニック」に決定。シニカルな視点で“君”との関係を描く歌詞は、真奈と妃乃、さらに絡んでいく周囲の男性との恋愛模様など、本作で描かれるさまざまな人間関係を思わせる内容となっている。

 

さらに、清水と山谷によるポスタービジュアルも完成。おそろいのパジャマを着て、屈託のない表情で歯磨きをする真奈と、魅惑の表情で口紅を塗る高遠妃乃。仲むつまじい様子で同居生活を楽しんでいるように見える2人だが、その本心は…。「それでも私は信じてる。」という、意味深なキャッチコピーとともに、対称的な2人の主人公の様子を表したポスタービジュアルとなっている。

 

荒井麻珠 コメント

荒井麻珠

 

『親友は悪女』ドラマ化!おめでとうございます。私、コミック全巻持ってます!!

 

いちファンとしてもとてもうれしかったですし、今回音楽で作品の一部になれるという奇跡にとても感謝しています。ありがとうございます。

 

主題歌に選んでいただいた「計画的プラトニック」は、オシャレで美しい旋律の奥に、狂気的な本音だったり本能的な寂しさ、切なさだったり、がある楽曲です。主人公たちの、心の“淀み”そして、“ピュアさ”に寄り添った作品になっているのではないかなと思います。

 

このドラマとドラマに関わる方々、そして視聴者の皆さまの、真ん中にある純粋な部分をフワッと押し上げるようなそんな存在の音楽になっていたらすごくうれしいです。ぜひ、ドラマと一緒にこの楽曲も楽しんでください!

 

番組情報

『親友は悪女』

BSテレ東 BS⑦ch<全国無料放送>/BSテレ東4K 4K⑦ch<全国無料放送>

2023年1月8日(日)スタート

毎週日曜 午後11時30分~

 

原作:和田依子『親友は悪女』(DPNブックス)

主演:清水くるみ、山谷花純

出演:矢野聖人、石川瑠華、濱正悟、酒井大成、花山瑞貴/淵上泰史

監督:吉川鮎太、大内隆弘、井上雄介

脚本:本山久美子、岡庭ななみ

プロデューサー:小林教子(テレビ東京)、奥村麻美子(ホリプロ)

コンテンツプロデューサー:浅岡彩子(BSテレ東)、 髙橋一馬(BSテレ東)、川島啓資(BSテレ東)、渡辺瑞希(BSテレ東)

企画協力:33コレクティブ

制作:BSテレ東/ホリプロ

製作・著作:「親友は悪女」製作委員会2023

 

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/akujo_bs7ch/

公式Twitter:@akujo_bs7ch

公式Instagram:@akujo_bs7ch

公式アメーバブログ:https://ameblo.jp/shinyuu-akujyo-blog

白石聖、橋本淳、井上祐貴、石橋蓮司が“男女逆転”『大奥』「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」に出演決定

2023年1月10日(火)放送スタートのドラマ10『大奥』(NHK総合 毎週火曜 午後10時~10時45分)で、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、冨永愛が出演する「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」に、新たに白石聖、橋本淳、井上祐貴、石橋蓮司の出演が決定した。

『大奥』白石聖

 

3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみの「大奥」が原作。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたこの傑作コミックをドラマ化する。

 

「3代・徳川家光×万里小路有功 編」には福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴。「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」には仲里依紗、山本耕史、竜雷太。「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」には中島裕翔、冨永愛、風間俊介、貫地谷しほり、片岡愛之助らが出演。

 

脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子。“男女逆転・大奥”の世界に新しい息吹を吹き込み、壮大で豪華絢爛な映像世界で描くとともに、時代を超える普遍的なまなざしで “人々の悲しみ”“愛”“葛藤”に寄り添い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気を届けていく。

 

このたび、中島演じる水野祐之進と、冨永演じる徳川吉宗が登場する「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」の新たなキャストが発表された。薬種問屋・田嶋屋の跡取り娘で、水野の幼なじみ・お信役を白石聖、御中臈の一人で大奥に入った水野を案内する松島役を橋本淳。

 

御中臈の一人で大奥総取締・藤波(片岡愛之助)のお気に入り・柏木役を井上祐貴、春日局(斉藤由貴)の命により、大奥での出来事を日記に記す村瀬正資役を石橋蓮司が務めることになった。

 

番組情報

ドラマ10『大奥』

NHK総合

2023年1月10日(火)スタート

毎週火曜 午後10時~10時45分 ※初回は15分拡大

 

「3代・徳川家光×万里小路有功 編」

出演者:福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴ほか

 

「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」

出演者:仲里依紗、山本耕史、竜雷太ほか

 

「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」

出演者:中島裕翔、冨永愛、風間俊介、貫地谷しほり、片岡愛之助

 

原作:よしながふみ「大奥」

脚本:森下佳子

 

©NHK

神田愛花がフジ昼帯『ぽかぽか』に“プレーヤー”参戦で「生放送はやったもの勝ち。積極的に動いていきます!」

神田愛花

 

2023年1月9日(月)からスタートする新番組『ぽかぽか』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜 午前11時45分~午後2時45分)の囲み取材が行われ、MCのハライチ(岩井勇気、澤部佑)と共に番組に出演する神田愛花が出席した。

 

この番組は、毎週月曜日から金曜日までのデイタイムに、スタジオ生放送で放送するバラエティ番組。『笑っていいとも!』(1982年~2014年)、『バイキング』(2014年~2020年)を手掛けてきたフジテレビのバラエティ制作陣が再び総力を結集して挑む、新時代の“平日お昼の生バラエティ”となる。

 

◆番組のオファーを受けたときの心境

最初に打診を頂いたときは、まさか自分がこんな大きなお仕事を頂けるはずがないと思って、この話はきっとなくなるんだろうなと思いました。なので、早く忘れようと思って日々生活していました(笑)。ですがある日、正式にご依頼を頂いて、「本当だったんだ!」と思って。帯ということなので、自分自身が体力的に大丈夫なのか、本当に私でいいのか、最初はすごく考えました。「私には荷が重いな、本当にやれるのかな?」と自分に問いただしまして。そして、事務所のスタッフとも相談をして、フジテレビの皆さんが誠心誠意受け止めてくださることも分かったので、ぜひ受けさせていただこうと決心いたしました。
ハライチさんとご一緒させていただけるということが分かって、そこでだいぶ気持ちが軽くなった部分もあります。お二人がいてくだされば、もう大船に乗った気持ちで、気楽に構えることができています。ただ、私としてはお二人ともすごく話しやすい方たちだと思っているのですが、お二人が私のことをどう思っているのかまだ確認できていないので、少し不安です(笑)。

 

◆このお話が来た後にハライチのお二人とお話はされましたか?

先日お仕事で澤部さんにお会いしましたが、「とにかく楽しくやりましょうね」という話になりました。まだ番組の全容が決まっているわけではないのですが、とにかく楽しくやることを大事にしようと。

 

◆番組が決まってどなたか周りの方にお話しされましたか?

母に報告しました。母はびっくりしていて、「今さら愛花に何の用なの?」って(笑)。まさか娘にこんな大きなお話が来ると思っていなかったようで、とにかくびっくりしていましたね。

 

◆番組でやってみたいことはありますか?

生放送は、撮り直しが利かないし、やったもの勝ちとも言えると思うんです(笑)。収録の番組では、「ゲストの方にこんなことを聞いたら変な空気になっちゃうかな」とか、ためらうような場面がたくさんあって、自分を抑え込んでいたような部分があったんですよね。でも生放送となると、聞いちゃったもの勝ちですからね(笑)。しかもハライチさんが一緒だから、絶対に変な空気にはならないと思うんです。なので、「聞きたいことは素直に聞く」ということを大事にしたいと思っています。

 

◆ハライチのお二人と共演するに当たって、楽しみにしていることはありますか?

単純に、お二人のやりとりがとても面白いので、それを毎日横で見られるということが楽しみです。でも、まだお二人と連絡先を交換していないんです。連絡先を知りたいですと言ったのですが、「それは始まってからおいおいでいいんじゃないですか」って言われて(笑)。私はスタート前に連絡先を交換して、「頑張りましょうね」みたいな会話をしたかったのですが、ハライチのお二人からするとそれはおいおいでいい、と…(笑)。

 

◆スタートに向けて準備していることはありますか?

今のところ大きな病気はせずにここまでこられたので、両親に感謝しているのですが、体調を崩すとしたらちょうど今の年齢から先だと思うんですよね。なので、小まめに人間ドックに行くということをやりたいと思っています。それと、今までロケなどで朝が早かったり、食事をする時間がなかったりすることがよくあったのですが、この番組がスタートしたら決まった時間にお仕事をすることになるので、リズムを取りやすくなると思うんです。なので、食生活を整えていこうと思います。

 

◆今回、神田さんは “進行役”ではなく“プレーヤー”として抜てきされたようですが、意気込みはありますか?

そうなんですよね。まず“プレーヤー”って何なんだろうって思って(笑)。元NHKアナウンサーということで、一番の特技は進行なのですが、そこをはく奪されてしまいました(笑)。しかも、ベテランのハライチのお二人がMCとして出演されますし…。プレーヤーとして存在することがお仕事で初めてなんですよ。なので、まずプレーヤーを理解するところから始めたいと思います(笑)。素直に感想を言ったり、積極的に動いていきたいと思っています。

 

◆お昼の番組ということで、主婦層の方々にアピールしたいことはありますか?

子育てをされている主婦の皆さんの大変さは、体感できておらず分かっていないところもあるかもしれませんが、わが家にも、たくさん食べて、洗濯物をすごく出す人間がいるので(笑)、一応、自分なりに主婦として毎日頑張っています。自分の経験を生かしながら、思ったことは素直に表現して、「こういうタイプの主婦もいるんだな」と少しでも共感していただけたらと思っています。

 

◆最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。

2023年1月9日から、これまでになかった新しい楽しい番組が始まります。真剣に見ていただかなくて大丈夫です!(笑)チャンネルをフジテレビに合わせたら、その日一日が楽しくなるような番組ですので、ぜひ楽しみにしていてください。

 

PROFILE

神田愛花
●かんだ・あいか…1980年5月29日生まれ。神奈川県出身。O型。

 

番組情報

『ぽかぽか』
フジテレビ系
2023年1月9日(月)スタート
毎週月曜~金曜 午前11時45分~午後2時45分 ※生放送

 

藤原季節『ギルガメ』ドラマ化で“熱量”に自信「常に目をかっぴらいてました」イジリー岡田、岩本恭生、細川ふみえも会見に登場

『ギルガメッシュ FIGHT』

 

12月24日(土)深夜1時15分からParaviで独占配信されるParaviオリジナルドラマ『ギルガメッシュ FIGHT』の会見が行われ、藤原季節、大東駿介、出口亜梨沙、真島なおみ、杉本愛莉鈴が登壇。さらにイジリー岡田、岩本恭生、細川ふみえが特別ゲストとして登場した。

 

本作は1991年、テレビ東京で情報番組として始まり、「深夜お色気番組」の代名詞ともいえる番組へと変貌を遂げていった伝説の深夜番組『ギルガメッシュないと』のスタッフたちの実話から着想を得た、番組制作陣視点のフィクションドラマ。当時テレビの前でひそやかに見ていた視聴者には垂涎必至の『ギルガメッシュないと』を彷彿とさせる出演者や、懐かしのコーナーも登場する。

 

主人公である伝説の深夜番組を作り出した天才的、偏執的、芸術的なディレクター・加藤竜也役を演じるのは藤原季節。本作で、Paraviオリジナルドラマ初主演を務める。さらに、プロデューサー・栗田淳一役を大東駿介が演じる。

 

会見では作中でアナウンサーの高田敬を演じた安東弘樹がMCを担当。平成レトロな衣装も見どころということで、出演者はファッションショー形式で登場した。

 

本作の基となった『ギルガメッシュないと』について、主演の藤原は「僕は世代ではないんですけど、誰に聞いても番組の存在は知っているので、こうして時を経てドラマ化するくらい伝説の番組だったんだなと」とコメント。また、出口はそんな『ギルガメッシュないと』のドラマ化について「最初、資料が送られてきたときにこんな時代があったのかとびっくりしたんですけど、今の時代にこういう映像をどうやって撮るんだろうっていうワクワク感がありました」と話した。

 

セクシー女優を演じた杉本は「裸エプロンとかをやるのに嫌だなって気持ちは全くなくて、若くてきれいなうちにこんな格好ができることなんて光栄だと思いました」と出演の喜びを語り「セクシー女優さんの役ということで、撮影期間の前にアダルトビデオをたくさん見て勉強しました」と役作りについて明かした。

『ギルガメッシュ FIGHT』出演する杉本愛莉鈴

 

番組のプロデューサーを演じた大東は、ドラマを制作する上でもプロデューサーに成り切っていたという。「歌謡祭の撮影のときに、歌を歌うはずだった子が1人体調不良で来れなくなっちゃったので、残りの2人でやるってなったんですけど、その様子を眺めていたときに、スイッチが入っちゃって、さっき別のシーンでちょっと出てた子が3曲目歌ってもらえるんじゃないかと思って、実際のプロデューサーとディレクターに『僕に20分ください』と頭下げに行って、撮影予定にない3人目の歌唱シーンを撮ってもらいました」と撮影での出来事を振り返った。

 

また、藤原も「西岡亜紀さんが『GNNヒップライン』でお尻を見せるときに僕はディレクションするんですけど、彼女のお尻に対して、どこまで熱量を上げられるか、裸エプロンに対して興奮できるラインを見つけられるかが勝負だと思っていたので、現場では常に目をかっぴらいてました」と当時のディレクター同様の熱量で現場に挑んでいたことを明かした。

 

そんな二人は見どころとして企画を立案する会議のシーンを挙げ「裸にエプロンとかを妄想してどんどん企画が生まれていく瞬間はめちゃめちゃ楽しかったし、熱量があった」と話した。

 

一方、加藤ディレクターに番組に抜擢されるTバックの女王を演じた真島は「モデルになった方がきれいに日焼けをされていたので、人生で初めて日焼けサロンに行きました。それにお尻もきれいに見せたかったので、お尻を中心に筋トレに通い、髪色もレトロな感じに染めました」と、見た目から作り上げていったことを明かした。

 

印象的なシーンについては「やっぱり『GNNヒップライン』に抜擢されてTバックを見せるシーンが印象的です。きれいに見せるためにパンティの調整にすごく時間を使ったんです。お話の中でもこだわるんですけど、リアルな撮影でも大人が真剣にTバックと向き合って作り上げました」と語った。

『ギルガメッシュ FIGHT』出演する真島なおみ

 

さらに本作の配信開始日がクリスマスイブということで、「今まで一番テンションが上がったクリスマスは」という質問が。藤原は「人生で初めて告白したのはクリスマスだった気がします。札幌出身なんですけど、札幌の雪まつりで告白した気がします」と述懐。杉本は「去年なんですけど、クリスマスの夜に『今日一緒にゲームやってくれる人いますか』ってグループチャットで言ったら、みんなから『やろう!やろう!』って来たんです。ゲームの向こう側にみんなが待ってると思ったら心が温かくなりました」と笑顔を見せた。

 

そしてここで当時『ギルガメッシュないと』に出演していたイジリー、岩本、細川が登場。出口は、自身が演じる役柄のモデルとなった細川に「『ギルガメ』が初司会ということですが、プレッシャーとかは感じなかったんですか」と質問。細川は「プレッシャーは感じたと思うんですけど、認めてもらったことの方がうれしかったです。あと、現場のプロデューサーの方たちも『大丈夫だよ』と助けてくださいましたので」と語り、イジリーも「当時のプロデューサーの人たちは女性のレギュラーには優しかったですからね」と振り返った。

『ギルガメッシュ FIGHT』出演する出口亜梨沙

 

杉本はイジリーに「私の裸エプロンは当時の女性に負けてないですか」と質問。イジリーは「もし1991年に20歳前後だったら、間違いなく『ギルガメッシュないと』のレギュラーでした」と太鼓判を押した。

そして最後に主演の藤原が「相当熱量の高いドラマになっております。クリスマスの聖なる夜に性なるエロを楽しんでください!」とメッセージを送り、会見を締めくくった。

 

番組情報

Paraviオリジナルドラマ『ギルガメッシュ FIGHT』

動画配信サービス「Paravi」で 2022年12月24日(土)深夜1時15分から第1話配信予定
Paravi:https://www.paravi.jp

主演:藤原季節
出演:堀井新太、姜暢雄、永野宗典、出口亜梨沙、真島なおみ、大下ヒロト、生越千晴、七瀬公、杉本愛莉鈴、安東弘樹/羽場裕一、大東駿介

プロデュース:工藤里紗(テレビ東京)、植田郁子(Paravi)、櫻井雄一(ソケット)
プロデューサー:田中智子(テレビ東京)、高林庸介(Paravi)、岸川正史
アソシエイトプロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)
監督:スミス、吉田卓功、岸川正史
脚本:大西右人、政池洋佑
制作協力:ソケット
製作著作:テレビ東京
番組公式Twitter:@tx_grgmfight

 

プラモデルと世界をつなぐアイドル「LINKL PLANET」初の単独ライブ直前インタビュー

BANDAI SPIRITSのプラモデル公式アンバサダーとして結成された、現在5人組のアイドルグループ、LINKL PLANET(リンクルプラネット)通称“リンプラ”。プラモデルの魅力を発信し、プラモデルのパーツのように、プラモデルとファン、プラモデルと世界(=プラネット)をつなぐ存在となるべく活動するアイドルだ。

 

7月27日に配信され連続ドラマ「量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-」のエンディングテーマに選ばれた1stシングル「ツクッテクミタテテ」を皮切りにコンスタントに楽曲を配信、11月30日には5thシングル「SIGNAL」が配信されたばかり。他のアイドルグループと大きく異なる点は、言うまでもなく「プラモデルの魅力を発信する」という点。模型関連のイベントに出演したり、動画でもプラモデルの開封、組み立て動画を配信するなど、コンセプト重視型だ。

 

まずは自作キットとともに自己紹介!

プラモデルを作って楽しむ女子は、昔も今も少数派かもしれない。リンプラメンバーも、お父さんやお兄ちゃんの影響で組んでみたことがあるメンバーがいれば、まったく触れたことのないメンバーもいて、経験値もそれぞれだ。

パーツとパーツをつなぐプラモデルのように、プラモデルとファン、プラモデルと世界(=プラネット)をつなぐアイドルを目指し、BANDAI SPIRITSのプラモデル公式アンバサダーとして結成されたアイドルグループ。現在は荒井芽依(20)、安藤玲菜(16)、石川恵里加(17)、大音奏依(18)、宮﨑菜々(23)の5人組で、新たに2期生の加入が決定。2022年7月に1stシングル「ツクッテクミタテテ」を配信リリース、12月26日には6thシングル「PLAMO NIGHT」が配信リリース予定。12月27日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで初単独ライブ開催予定。

 

この日もメンバーそれぞれが組み立てたキットを持参して登場してくれたリンプラの5人。アイドルグループで時々ある「セクシー担当」「ダンス担当」「バラエティ担当」のような役割もまた、リンプラ独自の世界観に基づいた、プラモデルづくりにおける特性をいかした「マスター」を目指すというものになっている。オーディションの過程でも、自宅に未組み立てのキットが送られてきて、それを仕上げて持ってくるというなど、他のアイドルグループではまずありえない審査があったりもした。

 

グループの特性だけでなく、もちろんLINKL PLANETのメンバーもそれぞれの個性、魅力を放っている。その作品とともにメンバーを知っていこう。

まずは「デコレーションマスター」、宮﨑菜々さん。

 

「最年長で水色担当、宮﨑菜々です。アニメとお笑いが大好きです。作品は……まずこのベースを見てください! これは海底をイメージしているんです。全体にちりばめられた緑や青、これ、ランナー(プラモデルのパーツがついている枠)を細かく切ったものなんです! 海底に光が差しこんでいるイメージをどうやって表現しようかなと思ったときにランナーが目に入って。ライティングするとめちゃくちゃ綺麗です! 本体もブルーとシルバーをアクセントにして綺麗めでカッコいいところを目指しました」

 

続いては「早組みマスター」の石川恵里加さん。

 

「赤色担当です。特技はどこでも寝られることです! 今のプラモデルは説明書も見やすくて初心者でも組み立てやすいものが多いので、まずは早組をして、塗装や他のパーツを組み合わせるアレンジを考えるなど、他のことにこだわる時間を増やせたらいいなって思っています。この作品では全体の色に統一感を出せるようにして、サビも塗装で表現してみました。ベースは私も海底のイメージなのですが、市販のものにお父さんがパテを盛って海の底ぽい凸凹を作ってくれました。そこに緑色で光っているような塗装をしてみたところがこだわりです」

 

「ポージングマスター」を担当するのが大音奏依さんだ。

 

「担当カラーは白、おしゃれとカワイイを追求することが好きです。私の作品のテーマは火の鳥、フェニックスです! 全体を赤系で仕上げてみました。もともとカッコいいプラモデルにカワイイを加えてみたいなと思って。それで羽をくっつけてみたり、このスカートのような部分も、もとは爆発を再現するエフェクトパーツなのですが、それをつなぎあわせてカッコよくてカワイイ見えるようにしてみました」

 

メンバーから「ガチ度が高い!」と言われていたのがこのあとの二人。安藤玲菜さんは、「塗装マスター」として塗装の道を究める。

 

「最年少のピンク担当です。みんなを笑顔にすることが好きで、だいたいふざけてます(笑)。ドラマと音楽、あと寝ることが好きです! この作品を作る前に、川口名人(川口克己氏。1980年代のガンプラブームをけん引した伝説のモデラー。現BANDAI SPIRITSシニアアドバイザー)にラップ塗装(ラップを使用して複雑なまだら模様を表現する塗装法)を教えてもらい挑戦してみました。私も水中のイメージで、ギラギラ感を塗装で表現してみました。全部をラップ塗装にするとくどくなりそうなので、メリハリやバランスも考えています。あと、水中なのでボンベも背負っています!」

 

そして、「オールラウンドマスター」を目指すのが、荒井芽依さんだ。

 

「関節好きの関西人です。人間もプラモデルも関節が大好きです。担当カラーはグリーンです。オタクです。オールラウンダーという、全部ひっくるめたやべぇマスターの名前をいただいたので、がんばります。実は今回は基本塗装はほとんどしていなくて、ウェザリング、汚し塗装をめちゃくちゃがんばってみました。砂漠や荒野のイメージで、砂ぼこりなどの汚しを意識してます。武器も盛り盛りにしてます!」

「プラモデルは自由」と言われることもあるが、リンプラメンバーも、女子ならではの発想をプラモデルに柔軟に取り入れていく。

 

菜々「ネイル、マニキュアでも塗装ができるんですよ! フリーダムガンダムの背中の翼のようなところ、あれを上のほうまで全開にせず、下のほうに広げてスカートぽく見えるようにしてみたり。キラキラな色を塗って“フリーダムガンダム・女の子バージョン”みたいにしました」

 

玲奈「私もガンプラをピンク色に塗装したり、桜の花びら型のマスキングシールを使って塗装したことあります」

 

恵里加「恵里加ももともとお裁縫とか細かいことが好きで、プラモデルを作ってみたらそれと似た部分もあるかなと思いました。同じようにプラモデルづくりも好きになってくれそうな女の子、多い気がします。ちなみに最初に作ったのは、袋入りで発売でされているエントリーグレードのガンプラでした。作りやすかったです!」

 

奏依「奏依はなぜかRG(小スケールだがパーツ数も多い精密なシリーズ)が最初だったんですよね(笑)。何も知識がなかったので、こういうものなんだと思っていたのですが、あとからそれがすごいシリーズなんだって知りました(笑)」

 

初の単独ライブを前に意気込み語る!

プラモデル作りの楽しさを啓蒙するいっぽうで、もちろんアイドルらしく(?)ステージで歌ったり踊ったりもする。歌やダンスも経験者、初心者さまざま。

 

菜々「私は地元広島でアイドル活動をしていた経験があるのですが、LINKL PLANETのメンバーとしてステージに立ったときに、見てくださる方が手を振ってくれたり手拍子をしてくれたりというのがまた経験できて、やっぱりアイドルっていいなって思いました」

 

玲菜「私は歌もダンスも初めてで、全部初心者。フリを覚えるのも遅くて落ち込んだりもしました。だけど、メンバーのみんながアドバイスくれたり、ステージから見える皆さんの笑顔に励まされてがんばってます」

 

恵里加「恵里加は歌うことは好きだったのですが、ダンスはほんとに苦手……学校でダンスしたりすることが時々はやったりするじゃないですか、そういうのにもノレなかったタイプなので……(笑)。努力を続けています」

 

友達どうしのダンスの流行にはノレないが、いわゆる「陰キャ」というわけではないという恵里加さん。失礼ではあるけれど、「陰キャ」の自覚がある人は……? と聞くと、スッと挙手する玲菜さん。一斉に「絶対違う!」とツッコミが入る。

 

玲菜「学校ではめちゃくちゃ抑えてるの! 学校でエネルギーを貯めておいて、みんなと会ったときにそれを爆発させてるんです! どっちもできるってことですね、イエィ(笑)」

 

奏依「うん、当たり前のことだけど、本番でファンのみなさんに見てもらう以上、努力は必要ですよね。努力をしたぶんだけ感動を与えることができると思っているので、今できること以上のことができるよう、努力を続けます」

 

芽依「奏依、最近自信がついてきたって言ってたね」

 

奏依「プラモデルのマスターを目指すこととは別に、アイドルとしての課題もそれぞれあるので、それをみんなで協力しながら高めあっていけるグループにできたらいいなって思っています」

 

芽依「いいこと言うなぁ……って、うまくまとまったからもういいかなって油断してました(笑)。みんなできない、できないって言うけれど、けっこうできるんですよ! 私はけっこう緊張しいなので、そこをみんなに支えてもらいながら自信を少しずつつけていっています」

 

12月27日には初めての単独ライブが渋谷duoで開催される。

 

芽依「緊張しいの荒井は、緊張した日々を過ごしながらもメンバー、お客さん、みんな一緒に楽しめたらいいなって思っています」

 

奏依「デビューからここまでがんばってきたからこそ、思い切り楽しいものを!」

 

玲菜「初期から見てくださっているファンの方には成長した姿を見てもらいたい」

 

菜々「単独ライブっていうことは、私たちのファンだけの空間! そこがまず楽しみです。曲もギッシリ詰め込んでいるので、途中でバタンキューしないよう体力づくりもがんばります」

 

恵里加「恵里加はみなさんと直接会えることは楽しみ。ソロコーナーがちゃんとできるか不安ですが、うまくいくよう毎日がんばっています!」

 

単独ライブでは、リンプラにしかできないパフォーマンスも予定されている。そしてこの日にLINKL PLANETの2期生もお披露目される。ますますパワーアップするリンプラは、アイドルシーンとプラモデルのシーンを飛び越えて、思わぬ「リンク」でつなぎ合わせた作品を送り出してくれるかもしれない。

 

LINKL PLANET 1st LIVE ツクッテクミタテテ

日時:2022年12月27日(火)
18:00開場/18:30開演
会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE
前売券:3000円 

※未就学児入場不可
※整理番号順入場
※ドリンク代600円(税込)別途必要
※お一人様2枚まで

【詳しい情報は下記URLより】
https://bandai-hobby.net/site/plamogirlsproject/news_20.html

 

(執筆:太田サトル/撮影:我妻慶一)

広瀬すず×永瀬廉『夕暮れに、手をつなぐ』2人が過ごす“最後の1日”を表現したポスタービジュアル解禁

『夕暮れに、手をつなぐ』©TBS

 

広瀬すず主演の火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)の初回放送日が、2023年1月17日(火)に決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁された。

 

本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬すず)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬廉)と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。恋愛ドラマの名手・北川悦吏子が『オレンジデイズ』以来19年ぶりに、完全オリジナル脚本で“青春ラブストーリー”を手掛ける。

 

このたび、ひとつ屋根の下でともに過ごしていたはずの空豆と音の“最後の1日”に、バカ騒ぎをした後の2人を表現したポスタービジュアルが公開。背中合わせで別々の方向を見る空豆と音。夢への扉にたどり着いた2人がここからそれぞれの道へ進もうとしている姿を写し出している。

 

20代の大人でありながら、まだ何者にもなっていない2人がお互いに夢を追いかけながら共に過ごす、刹那的で、だけど永遠に記憶に残る美しくて切ない時間を切り取ったビジュアルに仕上がった。

 

このポスターのデザインを手掛けたのは、2021年の金曜ドラマ『最愛』や、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をはじめ、映画「マスカレード・ナイト」「東京リベンジャーズ」「キャラクター」など多くの話題作を手がけてきたアートディレクターの吉良進太郎。

 

そして今若者から絶大な支持を得ている写真家・川島小鳥が撮影を担当。被写体の魅力的な表情を引き出す川島が、空豆と音の切ない、でも温かくて美しいラブストーリーの世界観を演出している。

 

キャッチコピーの「とっくに、恋に落ちていた。」は、脚本の北川がポスターのために書き下ろしたもの。九州のド田舎で育った野生児のようにエネルギッシュでチャーミングな空豆と、都会で育った平凡な音。2人はいつ恋に落ちていたのか。また、2人の恋はどのような結末を迎えるのか。ポスター撮影の様子は、今後番組SNSにて公開予定だ。

 

アートディレクター・吉良進太郎 コメント

写真の中に楽しい時間が終わっていくような切なさ、
これからを期待するような希望感が混在するように、
このカットの前にお二人にいっぱい遊んでもらいました!
今日が終わっていくことを一番感じてしまう夕暮れ時、
そこで葛藤するキャスト二人のいいポスターが出来上がったと思います!

 

写真家・川島小鳥 コメント

ポスターの撮影の時から流れていた懐かしくて、笑いながら涙が出てしまうような温かさが、ドラマではどんな風に展開していくのか、今からとても楽しみです。空豆と音たちの葛藤と成長に、毎週元気をもらえるはずです。

 

番組情報

火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』
2023年1月17日(火)スタート
毎週火曜 午後10時~10時57分※初回は15分拡大

<キャスト>
広瀬すず、永瀬廉(King & Prince)、田辺桃子、黒羽麻璃央、伊原六花、川上洋平([Alexandros])、内田理央、櫻井海音、松本若菜、茅島成美、酒向芳、遠藤憲一、夏木マリ

<スタッフ>
脚本:北川悦吏子
演出:金井紘、山内大典(共同テレビジョン)、淵上正人(共同テレビジョン)
プロデューサー:植田博樹、関川友理、橋本芙美(共同テレビジョン)、久松大地(共同テレビジョン)
編成:三浦萌
製作著作:TBS
制作協力:共同テレビジョン

©TBS

 

広瀬すず&永瀬廉が北川悦吏子の当て書きで青春ラブストーリー『夕暮れに、手をつなぐ』23年1月スタート【コメントあり】

火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』©TBS

 

広瀬すずが2023年1月期の火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)でTBSドラマ初主演を務めることが決定。相手役でKing & Princeの永瀬廉が出演し、脚本家・北川悦吏子がオリジナル脚本で青春ラブストーリーを紡ぐ。

 

本作は、九州の片田舎で育った主人公・浅葱空豆が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる。それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だったが、なぜか2人は東京の片隅で下宿生活を送ることになる。

 

23歳の大人でありながら、まだ何者でもない2人が、ひとつ屋根の下でそれぞれ「夢」を追いかけて、不安を抱えながらも励まし合い、笑い合い、時にはケンカをしながらも支え合って共に時間を過ごす。それは昼と夜の間の「夕暮れ」の時間にいるような、いつ来るか分からない夏を夢見る、冬の時間にいるような、ずっとそこにはいられないことが分かっている曖昧でかけがえのない時間。とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない夢追う2人の青春ラブストーリーだ。

 

主人公・空豆を演じるのは、本作がTBSドラマ初主演となる広瀬すず。九州の片田舎で伸び伸びと育った空豆は、男勝りな性格と行動力で竜巻のように周囲の人を引きつけるエネルギーとすてきな笑顔を持つ野生児のような女の子。その野生児っぷりに「猿」や「猪」と呼ばれることも。独特な九州なまりがかわいらしく、天真らんまんで屈託なく育ったように見えるが、実は胸の奥にはいろいろな思いを抱えている。音と出会いひとつ屋根の下で暮らす中で“ファッション”に目覚めていく。

 

そんな空豆と運命的に出会う青年・音を演じるのは、近年は俳優としても活躍するKing & Princeの永瀬廉。本格ラブストーリーに挑戦するのは本作が初となる。音は大学卒業後、親の反対を押し切って就職せずに音楽の道を選んだ。フリーターをしながら、パソコンで楽曲を制作しリリースする、いわゆる“コンポーザー”として成功を目指す青年。レコード会社と契約はしているものの、鳴かず飛ばずでくすぶっている。普段は珈琲店でアルバイトをしているさえない平凡な男の子だが、空豆と出会ったことで、刺激を受け、諦めかけていた夢にもう一度向き合うようになる。

 

広瀬と永瀬は本作が初共演。そろっての撮影初日に挑んだのは、空豆と音が衝撃的で運命的な出会いを果たした後のシーン。初日から息の合った掛け合いを見せ、和やかな雰囲気で撮影がスタートした。広瀬と永瀬によって息が吹き込まれた空豆と音がどのような青春ラブストーリーを紡ぐのか、期待が高まる。

 

そんな2人の物語をつづるのは、『愛していると言ってくれ』『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』『ロングバケーション』など、これまで数々の恋愛ドラマを生み出してきたラブストーリーの名手・北川悦吏子。近年もNHK連続テレビ小説『半分、青い。』や『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』など精力的に連続ドラマを執筆しているが、王道の“青春ラブストーリー”を手掛けるのは、2004年の『オレンジデイズ』以来、19年ぶりとなる。

 

広瀬は「北川悦吏子さんの青春ラブストーリー、憧れしかありません。こんなにもぜいたくな時間を、いとおしい時間を、体感できるなんて」、永瀬も「数々の、記憶に残る恋愛作品を生み出されてきた北川悦吏子さんの青春ラブストーリーの世界に参加させていただけることを、とてもありがたく、光栄に思っています」と喜びを語っている。

 

広瀬すず コメント

北川悦吏子さんの青春ラブストーリー、憧れしかありません。こんなにもぜいたくな時間を、いとおしい時間を、体感できるなんて。打ち合わせの時点で、空豆にピッタリとおっしゃってくださいました。うれしい、うれしいけど、あれ、私は北川さんから野生的に、猪に見えているの? と疑問を抱いたのは隠せませんが…!
胸を張って全員を引きずり回せるよう、努めていきます!(笑)
言葉の紡ぎ方、交わした方、心トキメキます。ぜひお楽しみに!

 

永瀬廉コメント

数々の、記憶に残る恋愛作品を生み出されてきた北川悦吏子さんの青春ラブストーリーの世界に参加させていただけることを、とてもありがたく、光栄に思っています。
僕が演じさせていただく海野音は、普段はクールっぽくみせている23歳の男の子ですが、空豆や他のキャラの濃い登場人物たちに振り回されると、思わず、素の関西弁でツッコんでしまうようなおちゃめな一面もあります。
空豆と音がどのような夢を見つけるのか、2人の関係はどうなっていくのか、僕自身も、とても楽しみで仕方がありません。週の前半から、ドキドキ、ワクワク、どこか懐かしい気持ちにもなれる青春ラブストーリーになると思います。ぜひ、ご覧ください。

 

脚本・北川悦吏子 コメント

何でだか青春ラブストーリーがとてつもなく書きたくなりました。火がついたように書きたくなりました。
23歳。青春の終わりかけ。そこは、甘くて切なくてつらくて痛い日々でしょうか? 笑顔の日々でしょうか?
あの時代にしか、あの頃にしかない輝きと、そしてそれが必ず失われていく寂しさを、もう一度書きたくなりました。きっと今までも書いてますが。今までのどの作品よりも鮮烈に。
広瀬すずさんと永瀬廉君。ずっと書きたかったおふたりです。完全なる、あっと驚く当て書きをしておりますので、お楽しみに。

 

プロデューサー・関川友理、橋本芙美 コメント

20年、30年たっても色褪せない数々の名作ドラマを生み出されてきた北川悦吏子さんが、新たに書きたい! と温められてきた作品がついに始動しました。
それは、いまを生きる若者たちの、刹那的だけど宝物のようにキラキラした時間を描いた青春の物語です。
大人になりながら、まだ何者にもなっていない20代はじめの男女が互いに夢を追い、励まし合い、時にはケンカしながらも、同じ時間を過ごし、語り合う。それは、誰にとっても一生忘れる事のない時間なのだと思います。
そんな青春の日々を、「恋愛の神様」北川悦吏子さんの脚本で、広瀬すずさんと永瀬廉さんという最強のタッグでお届けします。
とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない、夢を追う2人の青春ラブストーリーです。撮影が始まりましたが、広瀬さん演じる空豆が本当にキュートでまぶしいです。そして、広瀬さんと永瀬さんのかけ合いが最高にいとおしく、早く全国の皆さんにお届けしたいです!
どんなラブストーリーとなるのか…。この作品のために集結した最高のスタッフ&キャストが全力で作り上げる世界、年明けのスタートをぜひご期待ください!

 

番組情報

火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』
TBS系
2023年1月スタート
毎週火曜 午後10時~10時57分

脚本:北川悦吏子
プロデューサー:植田博樹、関川友理、橋本芙美(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
演出:金井紘
編成:三浦萌
製作著作:TBS
制作協力:共同テレビジョン

浅葱空豆:広瀬すず
海野音:永瀬廉

公式Twitter:@yugure_tbs
公式Instagram:yugure_tbs
公式TikTok:@yugure_tbs

 

©TBS

原つむぎと“ご近所飲みデート”!酔って紅潮した豊満ボディが露わに…フォトブック発売

 

グラビアアイドル・原つむぎ初の単独出版であるフォトブック『原つむぎは、酔うと床で寝るらしい。』(サイゾー)が、12月20日(火)に発売。それを記念して、誌面カットと本人コメントが到着した。

 

本作はグラビアニュースサイト「グラッチェ」による「理想のデート」の再現をコンセプトとしたフォトブックシリーズの1冊目で、今回のテーマはお酒好きの原つむぎとの“ご近所飲みデート”。商店街、ピクニックといったさわやかなシチュエーションから、酔った原との部屋飲み・お泊まりに展開していく。

 

実際に数本のお酒を空けながらの打ち解けた撮影とあって、ここでしか見られない原つむぎが楽しめるだろう。そして、本人のデート服から露わになる、紅潮したHカップボディは必見だ。

 

テーマにちなみ、原が求めるカップルのルールや私物紹介、幼少期や学生時代の写真を織り込んだ長文インタビューといったコンテンツも掲載。お泊まりデートさながらに、原つむぎと親密になれる1冊に仕上がった。

 

2023年1月8日(日)には、書泉グランデ(東京・神保町)にてお渡し会を開催。サイン本を受け取れるのはもちろん、2ショット撮影や水着撮影などの豪華な参加特典も見逃せない。

 

原つむぎ コメント

 

商店街でお買い物していろいろ食べたり、ピクニックしたり、ただ幸せな撮影でした。屋外のシーンと屋内の乱れたシーンのギャップを楽しんでもらえたらうれしいです。
オークション特典の飲み会は、ぜひいろいろお話したくて私が考えたものです。つむと一緒に飲みましょう! よく飲みに行く人やったら、おすすめの居酒屋とか聞きたいですね。

 

PROFILE

原つむぎ
はら・つむぎ…1998年1月6日、兵庫県出身。身長168cm、B101・W64・H100。2020年12月デビュー。2021年「グラビア・オブ・ザ・イヤー2021(キネマ旬報社)」新人賞。柔和で豊満な体つきを武器にこれまで発売したDVDでは特典などの完売が続き、令和の完売女王とも呼ばれる。

 

書誌情報

『原つむぎは、酔うと床で寝るらしい。』
2022年12月20日(火)発売

定価:2,200円(税込み)
版型:A4判80ページ
発売:株式会社サイゾー
撮影:松木宏祐

サイゾーブックストア:https://cyzobook.official.ec/

 

山口剛央×白井ゆかり「私がきっかけで気象に関心を持つ人が増えたら、それが無上の喜びです 」ウェザーニュースキャスター連載・第9回/特別編《後編》

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は92万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第9回は、前回に続き、特別編として、気象解説員の山口剛央さんと白井ゆかりキャスターとの特別対談の後編をお届けします。

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

題字・駒木結衣

 

第9回・山口剛央解説員&白井ゆかりキャスター/特別編≪後編

関連記事:山口剛央×白井ゆかり「難しいことをいかに簡単に、簡単なことはより深く、深いことは面白く」ウェザーニュースキャスター連載・第8回/特別編《前編》

 

【山口剛央さん、白井ゆかりさんの撮り下ろし写真はこちら】

数年分の全国の天気図は全部頭の中に入っています

白井 改めてお聞きしたいのですが、山口さんが気象予報士になろうと思われたきっかけは何だったんでしょう?

 

山口 私が大学4年生だった1994年に初めての気象予報士試験が行われたんです。中学生の頃から気象に興味を持ち、それまではあくまで趣味として自分の世界を歩んでいただけだったんですが、新たに国家資格としての制度が生まれたので、自分の実力を試してみようと思ったんです。1994年は8月と11月に試験が行われて、それはスルーしたのですが、1995年3月の試験から挑戦しました。

 

白井 資格を取って気象関係のお仕事に就こうと?

 

山口 そういった思いは一切なかったですね。純粋に、このマニアックな自分の知識がどこまで通じるんだろうという思いだけでした。見事に2回ほどぶった切られて落ちましたけどね。“お前にそんな資格はない!”って(笑)。

 

白井 山口さんほどの知識をお持ちの方でも落ちたということに驚きです。その時も今と同じように試験は学科と実技の2つですか?

 

山口 ええ、そこは同じでした。学科は最初の試験で合格し、一年間は合格の有効期限があるので、残りの2回で実技試験も受かれば晴れて資格をもらえるわけですが、逆にもし3回目も落ちたら、きっぱりとやめようと思っていました。受かったのは、まさにそのギリギリの3回目でした。

 

白井 でも、考えてみれば、当時は制度ができてまだ2年目ですし、試験対策も大変ですよね。

 

山口 数は少ないものの、いちおう参考書は出ていたので、それで勉強していましたね。ただ、私は文系でしたので、数式問題が出てくると途端に分からなくなって。そこは最初からある程度見切りを付けて、得意な問題の点数だけを確実に取りにいくようにしていました。防災に関する注意事項といった、いわゆる暗記ものですよね。数式問題の勉強法はチンプンカンプンなので逆引きで。まず先に答えを見るんですよ。

 

白井 どういうことですか?

 

山口 答えを見てから、どういう解き方をしているのかを体に入れていく。それを繰り返しやっていました。勉強法としては邪道ですけど。

 

白井 でも、3回目で見事に合格をされて。

 

山口 3回目の実技試験では、ちょっとした幸運があったんです。天気図が出てきて、それが《こういう天気図の時はどんな防災の注意が必要か》というような設問で。私は自分でいうのもなんですがバカが付くぐらいの天気図マニアなものですから(笑)、日付はふせられていたものの、それがいつの天気図なのかがすぐに分かったんですね。

 

白井 すごい! それ、どういう能力なんですか? 実際にあった天気図が頭の中に入っていたということですよね。

 

山口 そうです。“あ、これは95年11月8日の天気図だ”って。

 

白井 さすがに、その日一日が全国的にどんな天気だったかまでは覚えてないですよね?

 

山口 いえ、頭に入っていました。その天気図の11月8日は稚内で風速44.9mという、ちょっと記録的な数値を観測した日でしたので間違いようがなかったんです。ですから、設問の解答も実際に起きたことを書けばいいだけでしたし、ほぼ全問正解だったと思います。

 

白井 まさかそんな解き方をする人がいるとは夢にも思わなかったでしょうね。むしろ、事前に問題と答えを知っていたんじゃないかと疑われそう。

 

山口 そう、そうなんです。そこでうっかり『稚内で44.9mの風が……』なんて書こうものなら間違いなく怪しまれますから、そこは気をつけました(笑)。

山口剛央●やまぐち・たけひさ…1973年生まれ。京都府出身。気象予報士。大学卒業後、製薬会社の勤務を経て、1997年、ウェザーニューズに入社。現在「ウェザーニュースLiVE」内で気象解説員を務めている。

 

白井 それほど天気が大好きだと、こうしてウェザーニューズに入られた時は天国だったんじゃないですか?

 

山口 そうでしたね。ただの天気マニアで、自分の将来にとって何の役に立つかも分からないのに、せっせと10代の頃から天気のデータを毎日記録し続けていた男が、それを生業にできるなんて思ってもみませんでしたから。こんなに幸せなことはないなって。

 

白井 中学生の頃から天気のデータを取り続けていたんですよね。

 

山口 中1からです。きっかけは1985年12月17日に実家の京都で雪が降ったことでした。それ以降、毎日の天気をメモするようになって。

 

白井 そのメモというのは何かを参考にされて?

 

山口 完全な自己流です。その記録はウェザーニューズに入るまで、10年近く続けてましたね。

 

白井 やめたきっかけというのはウェザーニューズに入ったからですか?

 

山口 ええ。ウェザーニューズに入って何に一番興奮したかって、気象衛星ひまわりの画像をただで見られるっていうことで(笑)。「もう、記録なんて取る必要ないな」って。

 

白井 (笑)。そういえば、ひまわりのアンテナを個人的に買って、ご自宅で見ていたとおっしゃっていましたよね。

 

山口 ひまわりの画像受像機ですね。170万円もしたんですよ。でも、そこまで精度のいいものでもなくて。それが、ウェザーニューズに来たら、ただで見られるわけです。しかも、精度の高いものを。おまけにアメダスまでついてくる(笑)。まさに、白井さんがおっしゃったように、「ここは天国だ!」というひと言に尽きます。

↑山口さんが自作で作っていた気象記録の一部

 

ふと“これは記録にとどめておこうかな”という瞬間があるんです

白井 学生の頃から毎日の天気図や気象の記録を書き続けていたというエピソードにも驚いたのですが、それ以外にもいろんな観測をされてきていますよね。衝撃だったのが、夏は必ず水シャワーで、そこから派生して水道水の水温を毎日測っていると聞いた時で。最初は“この方、普段どういう生活をされているんだろう?”と、興味しか湧かなかったです(笑)。

 

山口 まあ、理解し難いですよね(笑)。でも、夏は真水が一番ですよ。……という話をすると、白井さんのように大抵びっくりされるんですが、でも夏場の水温って29℃ぐらいあるんです。

 

白井 あ、そこまで冷水ではないんですね。

 

山口 そうです。ですから、“うわ、冷たい!”という感じではないんです。プールの温度とほぼ同じですから。

 

白井 そんな、“僕は毎日プールに入っていますよ”みたいな言い方しないでください(笑)。

 

山口 (笑)。それと、暑がりだというのもありますね。30℃や31℃ぐらいであれば平気なんですが、ある閾値(しきいち)から上になると猛烈に暑さに弱くなってしまって。ですから、私にとって真夏の約1か月間は水シャワーが快適なんです。

 

白井 今はほかにどんな記録に関心があるんですか?

 

山口 もっぱら虫ですね。それこそ、セミの初鳴と終鳴の日がいつかという記録は10年前くらいから取り続けています。「平年値」というものがありまして、8年間記録を取り続けると正確なデータとして認められるんです。ダンゴムシはまだあと2年足りないですね。

 

白井 ダンゴムシは何の観察をされているんでしょう?

 

山口 その年で最初に見かけた日です。

 

白井 毎年変化ってあるものなんですか?

 

山口 それがですね、見事に3月末か4月上旬なんです。たいしたものですよね。ずっと土の中にいるのに、どうやって毎年決まった時期に外に出るタイミングに気づくのか。

 

白井 たしかに興味深いですね。ちなみに、そうした観察の対象というのは何かきっかけがあって見つけるんですか? ……あ、すみません、なんだか私、さっきからずっと質問ばっかりですね(笑)。やっぱり山口さんとお話をしているとどんどんと聞きたいことが増えていくので。

 

山口 いえ、全然構わないですよ。きっかけというのは、別にないんですよ。虫が特別好きというわけでもないですし。85年に雪の記録をメモした時もそうなんですが、ふと“これはとどめておこうかな”という瞬間があるんですよね。

 

白井 そうなんですね。天気以外だと一番長く続けている記録は何ですか?

 

山口 部屋の暖房を付ける最初の日です。たしか2005年からですね。今は冷暖房の初日と終日の記録を付けていますが、でもこれこそ本当になんの役にも立たない統計ですよね(笑)。自分が勝手にエアコンを付けて消すタイミングだけの日ですし。

 

白井 たまに記録のために粘っている時もありますよね。「この日までは暖房は使わない」って意地になっているような(笑)。

 

山口 あります。でも、そのことで例年、記録を更新していますから。

 

白井 それは正確な統計とは言わないんじゃないですか?(笑)

白井ゆかり●しらい・ゆかり…1991年6月25日生まれ。埼玉県出身。B型。2015年にウェザーニューズ入社。現在、同社が配信する「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍中。趣味・特技は茶道、ヨガなど。TwitterInstagram

 

──冷暖房や水温の統計を取り続けているということは、その間、ずっと引っ越しもされていないということなんでしょうか?

 

山口 そうですね。環境が変わると数値も変わってきますから。といっても、それが理由で引っ越さないわけではないです。ただ、面倒なだけで(笑)。

 

白井 資料が膨大そうですもんね。

 

山口 そう。それが一番の理由ですね。

 

白井 手作りの地震計が畳1畳分あるとおっしゃっていましたし。

 

山口 重さも20kgくらいあります。それもあって引っ越しができないんです。業者さんに、つい「絶対に壊さないでくださいね」「傷つけないようにお願いします」って言ってしまいそうで。

 

白井 引っ越し業者の方も、“これ一体何だ!?”と不思議がりそうですけど(笑)。そういえば、番組を盛り上げてくれた電飾のホタルは元気ですか?

 

山口 ホタル、作りましたね(笑)。

 

白井 あのホタルに関しては、私のムチャブリがすぎたので、本当に申し訳ないと思っています。5月くらいでしたよね。山口さんが次にどんな工作を作ろうかと悩んでいたので、私が「ホタルはどうですか?」と提案して。しかも、それを番組中に言ってしまったので、山口さんも後に引けなくなってしまって。

 

山口 本当は飛んでいる感じも出したかったんですよね。でも、最後までいいアイデアが思いつかなくて。

 

白井 それも、私が「せっかくなので飛ばしましょうよ」と言ってしまったからでした(笑)。本当に申し訳ありませんでした。でも、すごく楽しかったので、これからも私にお手伝いできることがあれば何でも言ってくださいね。

 

──今、思いついたのですが、次は傘を作ってみるのはいかがですか? 山口さんと言えば、傘を持ち歩かないことで知られているので、それなら逆に“これなら持ち歩いてみたい”と思えるものを自作されてみては?

 

山口 傘ですか……。う〜ん、できれば持ち歩きたくないですね。というのも、私、傘を差すのがすごくへたくそなんです。

 

白井 どういうことですか?(笑)

 

山口 一瞬で風に煽られてしまうんです。ですから、絶対に壊れないという傘なら持ち歩いてもいいんですけど。

 

白井 ヘルメットに傘をくっつけるっていうのはどうでしょう? どんな強風でも折れない強さにして。頭にくっついていれば両手も空きますし、タケコプターみたいでかわいいと思いますよ。

 

山口 それ、傍から見たらむちゃむちゃ楽しい人じゃないですか(笑)。私の周りから人がどんどんいなくなると思いますよ。

 

白井 たしかに(笑)。逆に子供は寄ってきそうですけどね。

 

山口 「おっちゃん、飛んでー!」って(笑)。それはそれでいいですね。

ちょっとマニアックなものでも好きな人同士で会話ができるのって素敵だなって

白井 山口さんには私の持ち込み企画にもお付き合いいただいていますよね。少し前に『美しきジャンクションの世界』に出てくださいましたし。

 

山口 ええ、楽しかったですね。

 

白井 番組の中でいろんなジャンクションの形を紹介していきましたけど、人によってこんなにも好みが違うんだということが知れたのが、私にとっては大きな収穫でした。私は上空から見た形がシンメトリーになっているのが好きなんですが、山口さんは違って。

 

山口 私はいかに複雑な形をしているかに惹かれます。番組の中でも少しお話ししましたが、土木工学に興味があるんです。橋の設計ですとか。

 

白井 トンネルもですよね。

 

山口 そうです、そうです。

 

白井 『ジャンクション』の企画が終わった放送後に、そのまま会社に残って随分長い時間、トンネルの素晴らしさについてお話しされていたのを覚えています。私はそこまでトンネルの魅力が分からなかったので、「教えてください」と言ったら、スイッチが入っちゃって(笑)。そこから動画を見漁って。

 

山口 そうでしたね。私が大好きな米子自動車道にある摺鉢山トンネルの動画を見ていただいて。ただひたすら4000mぐらい真っすぐ伸びるトンネルの中を車で走っている3分ほどの映像でしたけど(笑)。

 

白井 途中で眠くなりそうでした(笑)。でも、橋には私も以前から興味があるんです。アーチの角度とか、絶対に意味があるでしょうから、そういうのを調べていったら面白いだろうなって。

 

山口 明石海峡大橋などは本当にきれいですよね。ずっと見ていても飽きることがない。

 

白井 分かります! 背景の空の景色も込みで、どの時間帯に見ても絵になりますし。そういえば、番組中に山口さんが好きだとおっしゃった関西にあるジャンクションを、同じように好きだという視聴者の方がいらっしゃって。こうやって、ちょっとマニアックなものでも好きな人同士で会話ができるのって素敵だなと思ったんです。

 

山口 本当ですか。私、ウェザーニューズに入社して、「道路気象」の担当も9年間やっていましたけど、「このジャンクションが好き」という話題が出たことは一度もありませんでしたよ(笑)。もちろん、あくまで仕事で接していた方たちでしたので、心で思っていても口に出さなかっただけかもしれませんが。

 

白井 その「道路気象」のお話にもちょっと興味があります。山口さんとお話をしていると、本当に話題が尽きないですね。

──先日の山口さんの企画『誰でもできる天気図の書き方』はアーカイブで123万回も再生されていますし、もっといろんなお話を聞いてみたいという視聴者はすごく多いと思います。

 

白井 絶対にたくさんいると思います。また一緒に持ち込み企画をやりたいですね。あ、そうだ。山口さんも夏場にお1人で3時間の生放送を担当されていたことがありましたよね。いかがでした?

 

山口 キャスターさんたちが毎日3時間の生放送をされているのが、いかにすごいことなのかがかよく分かりました。私の場合は途中で少しインターバルがありましたし、その日の気象情報をメインにお伝えしつつ、プラスアルファとして台風や地震に関する知識なんかをお届けしていただけでしたが、それでも3時間もの長い時間を1人で担当するのは疲れました。

 

白井 どこがそれほど大変でした?

 

山口 やはりフリートークですね。別に私のフリートークに期待していた人はいなかったと思いますし、ごく短い時間でしたけど、緊張もしましたし、難しかったですね。

 

白井 拝見していましたけど、山口さんはいろんなことを詰め込もうとし過ぎていたような感じがしました。

 

山口 そうなんですか?

 

白井 ものすごく準備をされていたじゃないですか。内容自体も、そのまま一本の大きなコーナーが作れるんじゃないかと思うぐらい完成されていて。あの密度のフリートークをやれと言われたら、私たちキャスターは絶対に無理だと思います。

 

山口 なるほど。まあ、私の場合は毎日じゃありませんからね。だからこそ、ある程度の内容のものを準備できたというのもあると思います。それに、任された以上は期待に応えたいという思いもありましたから。

 

白井 それも関西魂ですね(笑)。素晴らしいです! 最後にもう一つお聞きしたいのですが、気象に関する天職に就かれている山口さんにとって、これからの目標にはどのようなものがあるんでしょう?

 

山口 目標ですか……。この年齢になると、正直言って夢とかもうないんですが(苦笑)、でも、ただただ天気や地震に関心を持っていた男が、番組やこうした取材の場で自分の趣味の話ができるって、これ以上に幸せなことはないんですよね。ですから、あとは番組を通じて、私と同じように気象に関心を持ってくれる人が1人でも増えてくれたら、私はそれだけで満足です。虫の観察はさておき(笑)、手作りの地震計の話なんかを偶然聞いた中高生ぐらいの子が、いずれ数十年後に「あれを見て興味を持って、気象の仕事に就きました」と現れてくれたら、それが私にとっては無上の喜びです。

──たくさんのお話、ありがとうございました。さて次回は江川清音キャスターの登場になります。お2人から江川キャスターのご紹介をいただけますか?

 

山口 私にとっては、特に鋭い「ぶっこみ」をしてくる常に気の抜けないキャスターさんですが(笑)、一方で荒天や地震などでシビアな状況になった時はビシッと決めてくれる頼れる存在でもあります。皆さんも江川さんの記事をお楽しみに。私もぜひ読んでみたいです。

 

白井 さやねさんは、明るく誰にでも優しくて、「飲みにいこうよ〜」とノリのいいところも大好きです。番組を見ていても、ご自身が一番楽しそうに番組を進行していて、見ている側も元気をもらっています。また、私たちキャスターが仕事をしやすい環境を整えようと行動してくださる方です。お仕事とご家庭との両立は、きっと忙しいはずなのに、趣味のフラワーアレンジメントなどまで……。どこまで器用な方なんだ! と尊敬しています。

 

《山口剛央さんに11の質問!》

Q01. 好きな天気、季節を教えてください。

山口 真っ青な空が好きです。季節は春。虫も出てきますし(笑)、世の中が明るくなりますよね。桜とかが咲いたら本当に嬉しいです。苦手なのは晩秋。どんどん暗くなるのが早くなりますし、日の入りが早いと泣けてきます。

 

Q02. 台風や雨の動向を予測するコツはありますか?

山口 台風の進路のように数日先の予想になってくると今は数値予報モデルが一般的で、そこから読み解いていくことになります。あと、もっと短い時間、例えば数時間後や1日くらい先で自分のいるところが雨になるかなどは雲の色などを目視して予想する“ソラヨミ”という方法もあります。

 

Q03. 気象以外に“実はこれも詳しい”というものは?

山口 それがないんですよ。ただ、宇宙の話は好きですね。造詣が深いわけでもないんですが、やはり自然の話ですし、気象に関係しているから興味があるのかもしれないです。それに宇宙の話にまで及ぶと、よく分からなすぎて、逆に楽しくなるんです。想像がどんどん膨らんでいくといいますか。ですから、夜眠れない時とかは宇宙のことをよく考えるようにしています。ブラックホールのことや、もっと単純なことだと、火星まで歩いていくなら何年くらいかかるだろうかとか。そうやって、分からないことに分からないことを重ねるとよく眠れます(笑)。

 

Q04. もし月にいけたら、どんな観測をしてみたいですか?

山口 地震計を置いてみたいです。月震というのがあるんです。地球はものすごく活発なので至る所で地震が起きますが、月は冷え切った星なんですね。それでもわずかに動いている。それが面白くて。1969年にアポロ11号が月に行った時に地震計を置いてきた観測データがあるのですが、自分でも観測してみたいですね。

 

Q05. モノづくりを始めたきっかけは?

山口 昔から好きだったんです。といっても、子どもの頃はプラモデルを作る程度でしたけど。いろんなものを自己流で作るようになったのは、気象に興味を持ってからですね。中3の時に最初の地震計を作り、高2で風速計を作りました。2代目の地震計は大学4年生の時。その後、ウェザーニューズに入ってからはしばらくやっていなかったのですが、解説員として人前で話す機会が増え、意外と多くの方が楽しんで聞いてくださるので、去年の頭ぐらいに3代目の地震計を作りました。自分の中ではかなりバージョンアップしていて、今も家で24時間稼働しています。

 

Q06. 今新たに作ろうと思っているものは?

山口 風速計を作っています。ただ、難しくてもうちょっとかかりそうですね。設計図や見本のようなものがあるわけではなく、自分が過去に資料などで読んだ記憶や引き出しだけで作っているので、なかなか思うようにいかないんです(笑)。

 

Q07. 最近、ガスバーナーでどんなものを炙ってますか?

山口 相変わらず「ナポリタン炙りゲッチュー」しか作っていません(笑)。最初の頃はいろんなものを炙っていたんですが、最終的にチーズ炙りにたどり着きました。レシピも簡単で。ナポリタンに玉ねぎとピーマンとソーセージ、その上にチーズを乗せてガスバーナーで炙るだけですから。

 

Q08. 切り抜き動画はご覧になりますか?

山口 「ダンゴムシ」の回は見ました。1000万回再生を超えて恐ろしいことになっていますよね(笑)。それに、一度検索して見ると、あとからどんどんといろんなおすすめが出てくるじゃないですか。それらをたまに見ることはあります。番組で変なこと言わなかったかなとか確認するために。でも、「ダンゴムシ」も私はただ、日本語の間違いを正しただけなんです。それが話題になって。世の中分からないものだなと思いました。

 

Q09. 「塩口さん」と呼ばれることについての見解をお願いします。

山口 そうですね……(笑)。今、キャスターのお仕事を休業されている松雪彩花さんに対して、どうやら塩対応というものをしてしまったそうで。それで視聴者の方々から「塩口さん」と呼ばれるようになったんです。松雪さんがどう思っていらっしゃるかは分かりませんが、私にとってはとても信頼できるキャスターさんですし、誤解のある塩対応も優しく受け入れてくれる心の広い方だと思っています(笑)。ただ、今年の夏はその呪いなのか、マイクトラブルが起きるという現象がありまして。それもあって、いつか復帰されることがあれば、その時は第一声で謝ろうと思っています(笑)。

 

Q10. 2023年の阪神タイガースに期待していることは?

山口 それはもちろん、18年ぶりのペナントレース優勝です。日本一に至っては1985年以来、成し遂げていないんです。私の観測の歴史と同じなんです(笑)。そろそろ本当に優勝する姿を見たいです。

 

Q11. GetNavi webということで、最近購入した家電などがありましたらご紹介いただけますか?

山口 普段からあまりもモノを持たない人間なんですが、今年、人生で初めて炊飯器を買いました。それまではレトルトのご飯で間に合わせていたんです。でも、昨年ガスバーナーを購入し、自分の中で大ヒットしたので、今年も何か買おうと思い、一念発起して炊飯器を。といっても3980円のものなので、よく宣伝しているような多機能のものに比べると10分の1くらいの値段なんですけどね。これでハマれば、徐々にバージョンアップしていこうと。実際、ほぼ毎日使っていて、これは当たりだったなと幸せを感じています。

 

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撮影/小澤正朗 取材・文/倉田モトキ

山口剛央×白井ゆかり「難しいことをいかに簡単に、簡単なことはより深く、深いことは面白く」ウェザーニュースキャスター連載・第8回/特別編《前編》

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は92万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第8回は特別編として、読者の皆さんからの要望も多かった気象解説員の山口剛央さんと白井ゆかりキャスターとの特別対談を実施。白井キャスターに聞き役になっていただき、底の知れない山口さんのいろんな面を引き出していただきました。

 

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

題字・駒木結衣

 

第8回・山口剛央解説員&白井ゆかりキャスター/特別編前編

【山口剛央さん、白井ゆかりさん撮り下ろし写真はこちら】

きっと多くの方が、“この人、何にもないんだな”と感じていると思います(苦笑)

白井 僭越ながら私から山口さんの紹介をさせていただきますと、ひと言でいえば、1を質問したら10以上の答えが返ってくる方です。特に地震と台風に関する知識量が日本一、いや世界一と言っても過言ではなく、いつも詳しく、そして分かりやすく気象の解説をしてくださるので、私たちキャスターはすごく助けられています。

 

山口 いえいえ、とんでもございません。

 

白井 しかも気象のことに限らず、他愛のない日常会話でも10以上のことを返してくださる。それも、ちゃんとオチをつけて。そこには関西魂があるのかなぁって勝手に思っていますけど……ありますよね?(笑)

 

山口 ありますね。話を落とさないと気がすまないんですよ(笑)。でも、さすがに10以上の答えを返すというのは言いすぎです。せいぜい、プラス0.5程度です。

 

白井 いやいや、その0.5の深みが違うんですって。だからこそ、聞き手のこちらとしてはいつも大満足な気持ちになるんです。

 

山口 それでも、全部が全部プラスアルファの答えができているとは思っていませんよ。やはり気象以外の話題を振られると、腕を組んで“う〜ん……”って悩むことがありますから。

 

白井 あ、それはきっとわざとです(笑)。本番中の私たちは、むしろそうやって困らせて楽しんでいるところもあるんです。“なんでも答えられる知識豊富な山口さんでも分からないことがあるのかな?”って。そうしたところも含めて番組を一緒に盛り上げてくださっているので、私たちキャスターは本当にいつも感謝しています。

 

山口 ……恐縮です。

 

白井 山口さんとしっかりお話をしたのって、多分2018年に山口さんが「ウェザーニュースLiVE」の解説員になられてからですよね。

 

山口 それぐらいですね。

 

白井 お話をするまでは、物静かで、ちょっと固い方なのかなという印象を持っていました。でも、どなたに対しても必ず敬語でお話をされていて。それが意識してのことなのか、それとも元からそういう性格なのか、どちらなんだろうと思っていたら、ふとした時に関西弁が出ていたので、“あ、これがきっと素の山口さんなんだろうな”と思ったのを覚えています。

 

山口 私、出身が京都なものですから、普段の言葉でしゃべろうとすると関西弁になってしまうんです。ですから、誰に対しても敬語で話すようにしているんです。

 

白井 そういうことなんですね。それからもよく観察していると、目上の方にはもちろん、キャスターや全スタッフさんに敬語で話されていて。しかも物腰が柔らかくて、ものすごく接しやすい方なんだなと当時は思っていました。

 

山口 当時は? 今は印象が変わっちゃいましたか?(笑)

 

白井 (笑)。もちろん、いい意味でですよ。しゃべればしゃべるほど、いろんなネタがどんどんと出てくるし、本当に楽しい方だなと思っています。私の印象はどうですか? 変わりました?

 

山口 初めてOAでお仕事をさせていただいた時からすごく話しやすくて、回を重ねるごとに、親しみやすさも増していきましたから、昔も今もずっと私の中ではやりやすい方という印象ですよ。

 

白井 お〜、嬉しいです!(笑)

 

山口 だからといって、やりづらいキャスターさんがいらっしゃるわけでもないんですが、本番では2人だけで画面に映ることがありますから、まだ打ち解けていないとぎこちない空気が視聴者にも伝わってしまう気がして。そうしたことが白井さんとは、最初からなかったですね。

 

白井 良かったです。でもそれはきっと、山口さんがブリーフィングの時から気さくに話してくださるからというのもあると思います。というか、山口さんはブリーフィングの間、ずーっとしゃべってますよね(笑)。

 

山口 話のネタがある時にはそうですね。ただ、私の場合はネタといっても、ちょっと変わっているじゃないですか。ですから、自分でもどうかなと思うこともあるんですが……。

 

白井 セミやダンゴムシの観察と記録ですよね。虫以外にも、地震計といった自作の製作物のお話だとか。それも、すっごく嬉しそうにお話しされていて。「聞いてくださいよ。実はですね……」って。そのお姿を見て、“あ〜、きたきた!”といつも思っています(笑)。

 

山口 ……マジですか。めっちゃ、恥ずかしい(笑)。

 

白井 ああいった話題はどのキャスターにもされているんですか?

 

山口 番組中に話題が出たことのあるキャスターさんだけです。何も知らない人にいきなり話し始めても戸惑われるだけですから。

 

白井 そうか。そうですよね。いきなりダンゴムシとか地震計の話をされても、「……え? あ、はい」ってなりますもんね(笑)。

山口剛央●やまぐち・たけひさ…1973年生まれ。京都府出身。気象予報士。大学卒業後、製薬会社の勤務を経て、1997年、ウェザーニューズに入社。現在「ウェザーニュースLiVE」内で気象解説員を務めている。

 

山口 もちろん、天気が荒れている日のブリーフィングではしませんよ。その時は天候の話だけになりますから。でも、天気が落ち着いていて、時間がある時はしゃべりたいことを一方的に話してしまいますね。しかも、それを真剣に聞いてくださるので、私としてもありがたくて。どうでもいい話題ばかりですが、趣味を誰かに聞いてもらえるって、すごく幸せなことですから。

 

白井 いえいえ、私たちも楽しんで聞いていますよ。それに、番組で話せる話題を提供していただいているようなところもありますからすごく助かっています。きっと、山口さんの趣味の話を楽しみにされている視聴者も多いと思いますし。

 

山口 そうですか?

 

白井 たくさんいますよ。山口さんがどんなことに興味を持って普段どんな生活をされているのか、キャスターたちもみんな興味津々ですから。私の勝手なイメージですけど、山口さんって日々黙々とお仕事をされ、家に帰ったら製作物に没頭されている感じなのかなと思っているんです。

 

山口 全くそのとおりですね。ほぼ、それが全てです。きっと多くの方が、“この人、何にもないんだな”と感じていると思いますが(苦笑)、本当に何もない男です。ただ、私としては、そろそろそういうのから多少は脱却して、皆さんと同じ目線の会話ができるように頑張りたいなと思っていまして。

 

白井 え、どういうことですか?

 

山口 たまにはしてみたいんです。「今、流行っているあれ、私も食べましたよ」といった話とか。

 

白井 多分無理だと思います(笑)。

 

山口 せめて、「皆さんが話題にしていたあそこ、仕事帰りに昨日行ってきましたよ」くらいのことが言えるようになりたいなと(笑)。

 

白井 たしかに、それはそれで興味をそそられますけど。「どうしたんですか、山口さん!」って(笑)。でも、私たちとしては山口さんに「こういうの興味あります?」と聞いて、「いえ、ないです」って即答されるのを期待しているところがあって。そこは裏切らないでいてほしい気持ちもあります(笑)。

 

山口 そうか、裏切りになってしまうんですか(苦笑)。なるほど。では、今後も変わらずこのままでいるように務めます。

季節感を表す言葉で悩むと、いつも山口さんを頼っています

──山口さんは気象予報センターの解説員として番組に出演されていますが、番組以外では普段、どういったことをされているのでしょう?

 

山口 仕事の流れを簡単に説明しますと、まず出社してから、その日の気象の解析をします。具体的には、ウェザーニューズの気象予報センターでは毎日その日の全国の天気の傾向を表した図を作っていますので、それを確認しつつ、自分のほうでも予測モデルを作成し、それぞれを比較しながら、実際にどういう雨の降り方をしそうかといった予測をしていきます。予測図にはいろいろあり、絶対にブレ幅が出るんですね。Aの予測モデルだと雨が降ると出ているけど、Bは降らないと予測している、といった感じで。そんな時、どちらの予測に重きを置き、番組ではどう伝えていこうかということを本番の約1時間前に考えています。

 

白井 伝えるのが難しい季節や時期のようなものはあるんですか? 例えば、冬場は何日も同じような天気が続くから、その変化をいかに伝えていくかに苦労されたり。

 

山口 一番難しくて、予報を外すと大きな影響が出てしまうのはやはり梅雨ですね。予想とは違って大雨に直結してしまったりするとものすごく落ち込みます。

 

白井 今年(2022年)は梅雨明け発表がいつ頃なのかで随分悩まれていましたよね。

 

山口 そうでしたね。気象庁も相当悩んでいたようでした。あとになって「梅雨は明けていなかった」と修正が入りましたから。私も気象に興味を持って随分と長い年月で天気を見続けていますが、梅雨が明けたあとに、もう一度梅雨入りして、再び梅雨明けしたというような天候の変化はあまり記憶にないです。それぐらい2022年は不思議な梅雨でした。

白井ゆかり●しらい・ゆかり…1991年6月25日生まれ。埼玉県出身。B型。2015年にウェザーニューズ入社。現在、同社が配信する「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍中。趣味・特技は茶道、ヨガなど。TwitterInstagram

 

──キャスターの皆さんは本番前、どのような準備をされているのでしょう?

 

白井 私は午後の時間帯の番組を担当させていただくことが多いので、最初にその日の天気がどのような流れできているのかを確認するところから始めます。そのあとで、午後のこれからの天気の動向や週間の予報を、当日一緒に番組を担当される解説員の方にブリーフィングで教えていただきます。特に山口さんの場合は細かい数字を教えてくださるんです。気温の変化や雨量など、いろんな情報を詳細に教えてくださるので、それが番組内で自分がトークをする時の材料にもなっていて本当にありがたいです。

 

山口 いえ、滅相もないです。

 

白井 でも、こうしたブリーフィングが行われるようになったのって、実は『ウェザーニュースLiVE』になってからなんです。以前の番組(『SOLiVE24』/2009〜2018年)ではしていませんでしたから。

 

山口 そうだったんですか? それは知りませんでした。

 

白井 解説員の方が作成されたメッセージシートを本番前に確認したり、自分が担当する前の時間の放送を見て天気の流れを知っておくということはしていましたが、基本的には本番で解説員の皆さんが中心となって天気のことを語ってくださっていたので、私たちはあくまで聞き役という感じでした。ですから、こうして必ず本番前にブリーフィングをするようになってからは、キャスターだけで天気をお伝えする時間も以前と比べてかなり精度が上がっているんじゃないかという気がします。

 

山口 私は今のやり方しか経験していないのですが、白井さんに限らず、キャスターの皆さんは、事前にご自身でその日の天気の流れを調べて、その上でブリーフィングに来られますよね。それは、皆さんが番組の中で発言する天気の話題にしっかりとした根拠をもたせることにも繋がっていますし、いろんな情報を的確に自分の中で咀嚼されて、それを視聴者に届けることにもなっている。皆さん、本当に勉強熱心なので、そこはいつも頭が下がる思いです。

 

白井 いえ、私たちは解説員の皆さんがいないと本当に何もできませんから。特に私は言葉の使い方に苦労していて、原稿を書く際も季節感をどう表現すればいいのかで悩んでしまうので、いつも山口さんに頼ってしまっているなって思っています。

 

山口 季節感や体感の表現は難しいですよね。“ひんやり”と“肌寒い”では、言葉から受け取る印象って人によってそれぞれですし。

 

白井 そうなんです。不特定多数の方に対して同じように“これぐらいの気温なんだな”ということをどうやったらうまく伝えられるんだろうと、毎回悩んでいます。

 

山口 どうしても多少は主観が入ってしまいますしね。ウェザーニューズ社には全国の放送局に向けてそれぞれの地元の天気予報の情報を出す「放送気象」という部署がありまして。私はそこに7年くらいいたので、その時に随分と鍛えられました。といっても、まだまだ怪しいところがあるんじゃないかと気を張っていますけど。

──そうしたお話を聞くと、番組内で行われている「キーワードランキング(※)」は一般の方々がその日の気温などに対してどのような表現をされているのかを知れる機会になっているのかなと思います。

※ 視聴者から送られてくるリポートの中から多く使われているワードをキャスターがクイズ形式で当てるコーナー

 

白井 たしかにそうですね。皆さんが普段、どういう言葉を使っているのかがよく分かりますから。あのランキング、なかなか正解が読めなくて大変なんですけど(苦笑)。

 

山口 たまに、ものすごく難しい時がありますよね。

 

白井 だから楽しいんですけどね。私、かなり本気でやっていますし(笑)。それに、あそこで正解を出せると、残りの放送時間もいいテンション感でこなしていける気がするんです。

 

山口 そういうバロメーターにもなっているんですか。だからか、皆さんが外したあとに結構本気で悔しがっているのをよく隣で見かけます(笑)。

何を聞いてもらって構いませんよ。全力で答えますから

 

白井 山口さんは普段の放送で情報を伝える際に、気をつけていることはありますか?

 

山口 やはり、いかに分かりやすい言葉で話すかということですね。難しいことを難しいまま話すのは簡単なんです。頭の中にある知識をそのまま話せばいいだけですから。でも、それだと伝わりませんし、見ている方が理解できなければ情報の意味がないですよね。ですから、難しいことをいかに簡単に、簡単なことはより深く、深いことは面白く、ということを常に意識しています。

 

白井 おっしゃるように、解説員の皆さんはいつも分かりやすく噛み砕いて説明してくださるので、私も本番中に勉強をさせてもらっているような感覚になることが多いんです。その点は、ある意味で、自分のことを視聴者代表みたいに思っているところがあって。解説を聞きながら分からないことがあれば詳しく説明を伺い、視聴者さんからリアルタイムで送られてくる疑問に、“そうそう、私も気になる!”ということがあれば、その場で質問する。そうやって、視聴者さんと解説員の皆さんとの架け橋みたいな役割になれたらいいなといつも思っています。

 

山口 私にとってもキャスターさんはすごくありがたい存在です。一人で解説をしていると、それこそ独りよがりの内容になってしまいますから。分かりづらいこと、疑問に思っていることなどをキャスターさんから質問していただくことで助けられているところがあります。

 

白井 本番中に急に質問されるのは苦じゃないですか? むしろ、質問されたほうがやりやすかったりしますか?

 

山口 天気に関することであれば、全く苦じゃないです。それはどの解説員も同じだと思います。

 

白井 そうなんですね。私は、「これってどういうことですか?」とか、「じゃあ、これは?」って重箱の隅をつつくように何度も聞くと嫌がられるかなと思って、いつもまとめて1つか2つくらいに絞るように意識しているんです。あまり深く掘り下げすぎると、時間も足りなくなってしまいますし。

 

山口 いや、時間さえあれば、何を聞いてもらって構いませんよ。全力で答えますから。

 

白井 頼もしい! やはり、“1を聞くと10以上が返ってくる”山口さんですね。ちなみに、先ほど「天気に関することであれば」とおっしゃっていましたが、それ以外の話題に関してはどうですか? 山口さんは心が寛容でいらっしゃるので、結構たくさんのキャスターから思いがけない質問をされることが多いと思うのですが(笑)。

 

山口 あー、そっちですか……(苦笑)。荒れた天気の日はしっかりと天候をお伝えするというのが大前提としてありますが、穏やかな日は笑いがたくさんある楽しい番組でいいんじゃないかという思いがあります。ですから、何を聞かれても大丈夫ですよ。心の門戸は開きまくってますから。ノーガードで(笑)。

 

白井 ははははは! たしかにいつもノーガードですよね(笑)。

 

山口 なので、ぶっこんだ質問をされることにも何も恐れてはいないです。

 

白井 本当ですか?

 

山口 もう、どんどん来てもらえればと(笑)。

 

白井 こういう質問は困るな……というのもないんですか?

 

山口 ないです。大抵さらけ出しましたから、もう隠しているものも何もないですし。

 

白井 そう言われると、山口さんが戸惑うような質問を考えたくなりますね(笑)。

──山口さんが応援する阪神タイガースが負けた翌日に、内田侑希キャスターが野球の話題をぶっこんでくることもありますが、あれは……?

 

山口 あ〜、あれは……たしかにつらい時もありますね(苦笑)。

 

── 一度、“今日は野球の話をしない”という紳士協定を内田さんが破りそうになったこともありました。

 

白井 そんなことが?(笑)

 

山口 ありましたね。でも、あの時は事前にお互いの同意があり、そこはしっかりと守ってくださる方ですから心配はしていなかったんです。まぁ、でも、実際はちょっとだけドキッとしましたけど(笑)。それに、野球の話は来春までないでしょうし、今のところは穏やかですよ。

 

白井 春になってからのゆっきーからの再開宣言が怖いですね。「山口さん、そろそろやりますか!」って(笑)。

 

山口 プロ野球の開幕とともに始まるかもしれませんね。そうなったらまたバチバチですよ(笑)。

 

──では、この流れで聞いてしまいますが、質問で恐怖を感じるキャスターさんはいらっしゃいますか?

 

山口 えっ?

 

白井 このキャスターのぶっこみは怖いなぁっていう方、います?(笑)

 

山口 えぇっ!?(苦笑) ……そうですねぇ、ぶっこみ自体は苦じゃないので、全然平気なんです。ただ、ぶっこみの数が多い方が何人かいらっしゃって、ドキドキすることはあります。

 

白井 誰とは言わない?

 

山口 誰とは言いません。午前中の番組によく入られる方のような気がしますが(笑)。

 

白井 それ、かなり絞られますよ(笑)。

 

山口 (笑)。でも、全くもって、嫌だとか、困っているということはなく、むしろ本当にありがたく思っています。そうやって番組を盛り上げる中に自分も入れてもらえているというのは嬉しいですよ。

 

※「山口剛央解説員と白井ゆかりキャスター」による対談は後編へ。後編では山口さんのプライベートのお話も。

関連記事:山口剛央「私がきっかけで気象に関心を持つ人が増えたら、それが無上の喜びです 」ウェザーニュースキャスター連載・第9回/特別編《後編》

 

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撮影/小澤正朗 取材・文/倉田モトキ

元乃木坂46松村沙友理主演『推し武道』23年春映画化 推しメンとの新エピソードも【コメントあり】

©平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 

現在放送中の松村沙友理主演ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の映画化&2023年春公開が決定し、引き続き主演を務める松村と原作者・平尾アウリからコメントが到着した。

 

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(徳間書店)は、平尾アウリによる累計100万部超えの大人気コミック。2015年8月より「月刊COMICリュウ」で連載がスタートし、2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクイン。2020年にはテレビアニメ化もされ、「推し武道」の愛称で親しまれている。

 

その後、松村主演で2022年10月クールにABCテレビで実写ドラマ化。原作の再現度の高さと、“推し活”のあるあるが詰まった共感度の高いストーリーで話題を集めた。

 

フリーターのえりぴよ(松村)は、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー・市井舞菜(伊礼姫奈)に人生の全てを捧げている伝説的なファン。自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっている。

 

乃木坂46を卒業後、映画初主演作となる松村は、「撮影の時から自分自身の思い出がとても強い作品だったので、映画化が決定してとてもうれしいです」と喜びの声を。また原作者・平尾アウリは「漫画家人生において映像化を目標にしていた私ですが、今作は私の夢を叶えてくれる作品となりました」とコメントを寄せた。

 

ほか、メインキャラクターChamJamのメンバーを演じる中村里帆、 4人組ガールズユニット@onefive のMOMO KANO SOYO GUMI、和田美羽、伊礼、えりぴよのオタク仲間を演じる豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)ら、おなじみのキャストも総出演する。

 

松村沙友理 コメント

「推し武道」のドラマからたくさんの反響をいただいて、撮影の時から自分自身の思い出がとても強い作品だったので、映画化が決定してとてもうれしいです。
ドラマの中では描かれなかったえりぴよと舞菜の新しいエピソードだったり、ChamJamの思いなども、とても深く描かれているので、ぜひ映画館でご覧になっていただきたいです。
映画で初めて披露されるChamJamの曲もありますので、私も映画館で見るのをとても楽しみにしています!!!

 

平尾アウリ(原作)コメント

ドラマ化に続き映画化もしていただけることとなりまして、うれしく思っております。
漫画家人生において映像化を目標にしていた私ですが、そのひとつとして映画にしていただけることを夢に見ていましたので、今作は私の夢をかなえてくれる作品となりました。
スタッフの皆様、キャストの皆さま、応援してくださる皆さまのおかげでかなえられたことです。
どんな映画になっているのか…私も映画館で見ることを楽しみにしております。

 

作品情報

©平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 

劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」
2023年春全国公開

出演:松村沙友理
中村里帆、MOMO、KANO、SOYO、GUMI、和田美羽・伊礼姫奈・豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)
監督:大谷健太郎
脚本:本山久美子
原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)音楽:日向萌
製作:劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会
配給:ポニーキャニオン

公式HP:oshibudo-movie.com
公式Instagram/Twitter:@oshibudo_abc

©平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 

ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』最終回
ABCテレビ(関西)
2022年12月25日(日)深夜0時~
テレビ朝日(関東)
2022年12月24日(土)深夜2時45分~

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/oshibudo/

 

『silent』最終回前夜に川口春奈、鈴鹿央士、板垣李光人と物語を振り返る特別番組がTVerで生配信決定

最終回直前 『silent』night ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信 左から)板垣李光人、鈴鹿央士、川口春奈 ©フジテレビ

 

12月22日(木)に最終回を迎える木曜劇場『silent』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時〜10時54分)。最終回放送前夜となる12月21日(水)に特別配信番組『最終回直前「silent」night ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信』(TVer Special Live 午後7時~8時)が生配信されることが決定した。

 

オリジナル作品となる本作は、主人公の青羽紬(川口春奈)が、かつて本気で愛した恋人である佐倉想(目黒蓮)と、音のない世界で“出会い直す”という切なくも温かいラブストーリー。脚本は“当て書き”で作り上げられ、主題歌は、この作品のためにOfficial髭男dismが書き下ろしで楽曲を提供している。

 

TVer Special Liveで無料生配信される特別配信番組には、川口春奈、鈴鹿央士、板垣李光人の3人が出演。ここでしか聞けない『silent』の解説や撮影秘話、さらに翌日に迫った最終回の見どころなど、スペシャルなトークを送る。さらに、最終回の初公開カットを含んだロングバージョンの特別予告も、番組内で初公開。最終回に向けて期待が高まる内容となっている。

 

Twitter上では、「#silent生配信」で、印象に残っているシーンを募集。それらの投稿を基に、反響の高かったシーンに関するトークや撮影現場でのエピソードなど、キャストたちが語り尽くしていくという視聴者交流型の企画も実施する。配信前の投稿だけでなく、番組配信中に寄せられたキャストへの質問や感想などにも答えていくなど、生配信でしかできないオンラインでの交流も見どころだ。さらに、「#silent生配信」で投稿した視聴者の中から抽選で、特別なクリスマスプレゼントを行う企画を実施予定。

 

『最終回直前「silent」night ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信』は、スマートフォン・タブレットのTVerアプリ、TVerのPCサイト上から視聴が可能(テレビアプリからの視聴は不可)。またTVerIDへ新規登録(無料)することで、配信終了後も一定期間「追っかけ再生」が可能となっている。

 

配信番組情報

最終回直前 『silent』night ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信

配信日時:2022年12月21日(水)午後7時〜8時
※スケジュールは変更になる場合あり。

視聴方法:TVer Special Liveにて生配信
※ライブ配信では約30秒程度の配信遅延があります。
※テレビアプリではご覧いただけません。スマートフォン・タブレット・PCからお楽しみください。
※TVerIDへの登録で、配信中から配信終了後も一定期間「追っかけ再生」が可能

TVerIDは下記リンク内下部の「新規登録(無料)」から登録可能 https://s.tver.jp/login.html?umss=N4IgzgpmYJYPYDsAqBPADhEAuAjABjwBoQAXANwgCcBBNNbEygVwmMogBMZ2BjEgVQBKAGWwgAFiRJowWAPRzyVAHQArNHJABfIA

 

番組情報

木曜劇場 『silent』
フジテレビ系
最終回(15分拡大):2022年12月22日(木)午後10時~11時9分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/silent/
公式Twitter:@silent_fujitv
公式Instagram:silent_fujitv
公式TikTok:silent_fujitv

最新放送回 無料配信中
TVer:https://tver.jp/lp/series/sr1dvhg7rz
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/f056

声優・井澤詩織が水着やランジェリーから猫のコスプレまで…!1st写真集の発売決定

声優・井澤詩織の1st写真集が、2023年2月に発売決定。先行カットと合わせて、本人からのコメントも到着した。

「井澤詩織 1st写真集(仮)」先行カット

 

『チェンソーマン』ポチタ役や『メイドインアビス』シリーズのナナチ役、ゲーム『Tokyo 7th シスターズ』芹沢モモカ役などで知られる人気声優・井澤詩織の1st写真集が発売決定。彼女の誕生日となる、2023年2月1日(水)に発売される。

 

写真集のロケ地は、本人初上陸となった沖縄。「友達目線」「兄弟目線」「恋人目線」「猫目線」とさまざまな視点で井澤の魅力を切り取っていく。衣装はカジュアルな服装やお出かけ時のオシャレな服装のほか、水着やランジェリー、猫のコスプレなども披露。写真が趣味である本人による、こだわり満点の1冊となりそうだ。

 

今回の発表に際して、「まさかデビューから16年経って写真集を出してもらえるとは」と語った井澤。さらに「“10年遅ぇ!”とか言わないで!(笑)。10年前よりたぶん良い顔してると思います。“今”だから見せる私を楽しんでください」とメッセージを寄せた。コメント全文は下記に掲載。

 

井澤詩織 コメント

デビューしたばっかりの頃は笑顔もポーズもなんにも分からなくて、悩んだ挙句に写真写りがよくなるように神社にお願いに行ったくらい。そもそも写真を撮ってもらう機会も少なかったわけですが、まさかデビューから16年経って写真集を出してもらえるとは。積み重ねとは偉大です(笑)。

 

念願の沖縄ロケ!しかも今回はダメ元でお願いしたカメラマンの岡本武志さんに撮影していただくことができました。友達&兄弟&恋人&猫目線、いろんな角度から楽しめるようにさまざまなシチュエーションが詰まっています。

 

「10年遅ぇ!」とか言わないで!(笑)。10年前よりたぶん良い顔してると思います。「今」だから見せる私を楽しんでください。

 

書誌情報

「井澤詩織 1st写真集(仮)」

2023年2月1日(水)発売

出版社:主婦の友インフォス

幾田りらが『紅白歌合戦』出場決定!milet、Aimer、Vaundyとのコラボで「おもかげ」を披露

大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 午後7時20分~11時45分)で、milet×Aimer×幾田りら、そしてVaundyが紅組から出場し、「おもかげ(produced by Vaundy)」を歌唱することが分かった。

『第73回NHK紅白歌合戦』幾田りら ©NHK

 

『第73回NHK紅白歌合戦』のテーマは「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」。このテーマには、「2022年の最後を締めくくる時間に歌で“平和の尊さ”や“希望にあふれた愛”を感じてもらいたい。大みそかを年に一度の”ハレの日”にしたい。みんなで楽しめる歌のお祭り最高のライブエンターテインメントを」という願いが込められているという。また、2年ぶりのNHKホールでの開催となる。

 

白組からも出場するVaundyが作詞・作曲・プロデュースした楽曲「おもかげ(produced by Vaundy)」は、動画チャンネル『THE FIRST TAKE』で実現したコラボレーションで、milet、Aimer、幾田りらの3人のボーカリストが共演することで大きな話題を呼び、その楽曲総再生数は1億回を超えている。

 

今回はプロデュースをしたVaundyも参加し、紅組からmilet×Aimer×幾田りら×Vaundyとして、紅白でしか見ることのできないスペシャルバージョンで楽曲を届ける。

 

発表にあたりVaundyは「この曲を書いたときには、まさか僕も一緒に歌える機会があるとは思っていなかったので、ちょっと緊張もしますが、ぜいたくなステージを思う存分楽しみたいと思います」と。

 

また、幾田は「テレビでは初パフォーマンスとなりますが、miletさん、Aimerさん、Vaundyさんと共に、この楽曲の持つ愛のテーマを分かち合いながら楽しんで歌いたいと思います。大晦日の夜、一緒に踊りましょう」と呼びかけた。4人によるコメント全文は以下を参照。

 

Vaundy コメント

この度、Aimerさん、miletさん、幾田りらさんに楽曲提供・プロデュースした「おもかげ」を一緒に披露します。

 

この曲を書いたときには、まさか僕も一緒に歌える機会があるとは思っていなかったので、ちょっと緊張もしますが、ぜいたくなステージを思う存分楽しみたいと思います。

 

milet コメント

「おもかげ」を紅白という大舞台で、尊敬するAimerさん、幾田りらさん、そしてこの曲をプロデュースしてくれたVaundyさんと一緒に歌えるなんて、うれしくて心が喜びであふれています。

 

おもかげファミリーが愛で満たす音楽で、皆さんの心とぎゅっとつながれますように。

 

大晦日、紅白をごらんのみなさんが笑顔でノリノリになれるような、あたたかく楽しいステージにできればとおもいます!

 

Aimer コメント

「おもかげ」という曲を、一緒に歌ったmiletさん、幾田りらさんと、そしてVaundyくんも一緒に特別な形で披露できることを、うれしく思います。

 

今年のNHK紅白歌合戦のテーマのひとつである“LOVE & PEACE”をこの楽曲からも感じていただけるように、4人で大切に歌いたいです。

 

幾田りら コメント

「おもかげ」が1年を通してたくさんの方のもとに届き、今回の紅白歌合戦でのスペシャルコラボの実現につながったことを心からうれしく思います。

 

テレビでは初パフォーマンスとなりますが、miletさん、Aimerさん、Vaundyさんと共に、この楽曲の持つ愛のテーマを分かち合いながら楽しんで歌いたいと思います。

 

大晦日の夜、一緒に踊りましょう。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

番組情報

『第73回NHK紅白歌合戦』

NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1

2022年12月31日(土)午後7時20分~11時45分 ※中断ニュースあり

 

©NHK

吉高由里子主演『星降る夜に』千葉雄大、光石研、水野美紀ら追加キャスト13人発表 ティザー映像も解禁

2023年1月17日(火)スタートの吉高由里子主演ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)の追加キャストとして千葉雄大、光石研、水野美紀、猫背椿、長井短ら13人の出演が発表された。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

吉高由里子×北村匠海×恋愛ドラマの名手・大石静脚本という最高の布陣が、テレビ朝日火曜よる9時の新ドラマ枠に集結。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)という、命のはじまりと終わりをつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな固定概念を鮮やかに飛び越えながら“運命の恋”を育んでいく。

 

45歳の心優しき“ポンコツ天然”新人ドクター・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)も登場し、ヒロインをはさんで25歳、35歳、45歳と“10歳差トライアングルラブ”の予感も…。そんな本作に、千葉雄大、光石研、水野美紀をはじめ、猫背椿、長井短ら13人の出演が発表された。

 

主人公の鈴と一星を一番近くで見守るのが、千葉演じる一星の親友・佐藤春。一星が勤める「遺品整理のポラリス」の遺品整理士でもある春は、手話が堪能で、しかも毒舌。一星とこっそり手話で下ネタトークや悪口に花を咲かせるなど、一星にとっては唯一無二の親友で、既婚者ということもあり、恋愛相談でも頼りたくなる存在だ。

 

そんなおしゃべりで面倒見のいい春にも、実は周囲には語らない過去や、妻に対する複雑な感情があり…。『おっさんずラブ-in the sky-』や『いいね!光源氏くん』シリーズなどで新境地を次々と開拓してきた千葉。30代に突入した彼が繊細に表現する妻への愛と己の葛藤、そして現在鋭意練習中だという手話での芝居にも注目だ。

 

また、「遺品整理のポラリス」に必要不可欠の存在で、鈴と一星の恋を温かく応援するのが、水野演じる社長・北斗千明。人の死を扱う職場でありながら、北斗の持つポジティブでちゃらんぽらんな人柄に影響され、「ポラリス」には明るくて陽気な面々が引き寄せられる。

 

彼女の心根は、深い愛情と優しさでいっぱい。悩める遺品整理士たちの背中も“明後日の方向”から押してくれる、頼もしき自由人だ。そんな北斗を、『奪い愛、冬』での怪演から、『にじいろカルテ』などでにじませた心の機微まで、縦横無尽な演技で観客を魅了する水野が、温かくパワフルに体現する。

 

さらに「遺品整理のポラリス」に関わるキャラクターとして、吉柳咲良が一星に恋心を抱いている北斗の娘・北斗桜、若林拓也がリーゼントを愛する新入社員・桃野拓郎、宮澤美保が定時で帰る鑑定士・服部洋美、ドロンズ石本が癒やし系遺品整理士・岩田源吾を演じ、「遺品整理のポラリス」を盛り上げていく。

 

そして、鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」の産婦人科の院長・麻呂川三平を光石研が演じる。どこか軽くておどけた言動が目立つ麻呂川だが、実は情が深くて器の大きい男。善人から悪人まで見事に演じ分ける名バイプレイヤーの光石が、大きな愛と確かな芝居で、物語をふんわりと包み込んでいく。

 

さらに、そんな麻呂川より実はパワーバランス的には格上かもしれない、レディースの元総長(!?)で、野性味あふれる看護師長・犬山鶴子役に猫背椿。所属する劇団「大人計画」の中でもひときわ独特な存在感を放つ猫背が、病院きっての体育会系で豪胆な“姐さん”を伸び伸びと演じる。

 

いっぽう、低いテンションでシニカルな毒を放つ看護師・蜂須賀志信を演じるのは長井短。多様な価値観に理解が深く、月並みな意見とは逆の意見を言うことも多い蜂須賀。そんな病院の異端児を、芸能界の異端児がひょうひょうと演じ、物語に新風をもたらしていく。

 

そして、中村里帆が真面目で正義感あふれる優秀な看護師・伊達麻里奈、駒木根葵汰が鶴子の息子で、ピンク髪&ぶっ飛んだキャラの指名No.1“添い寝士”チャーリーこと犬山正憲を表現する。

 

また、両親を亡くした一星と一緒に暮らす、音のない世界で陽気に生きる祖母・柊カネ役で、日本ろう者劇団の女優・五十嵐由美子が出演。シャンパン好きで陽気、お節介ですぐ前衛的なダンスを踊るファンキーな祖母が、鈴と一星の恋を強烈に後押しすることに。さらに、鈴や北斗がやがて通うことになる手話教室の講師・橋本英雄役で、現役で手話講師を務める寺澤英弥が出演。オリパラの開会式・閉会式で手話通訳も務めた寺澤が、本作で初のドラマ出演を果たす。

 

そして、本作のティザー映像もついに公開。映し出されるのは、漆黒の闇の中、孤独な表情で佇む鈴と、温かい光をまといながらそっと現れる一星。「人は恋で生まれ変わる。教えてくれたのは、10歳下のあなたでした」という吉高が語る印象的なキャッチコピーと共に、甘美な鼻キス、いとおしそうに見つめ合う鈴と一星という、美しい映像が堪能できる。

 

千葉雄大(佐藤春 役) コメント

出演オファーをいただいたとき、「すてきなタイトルだなぁ」と思いました! そう思って台本を読み進めたらいきなり下ネタが出てきて、「もう好き」となりました。生きるって大変で、ひとりでいると寂しいし、誰かといると煩わしさもあって…仰々しく感じる人生の出来事って意外とシンプルだったり、逆にくだらないことにすごく時間をかけたり。そんな空気感を僕は感じました。

 

僕が演じる春は今のところ、親友の一星に振り回されそうな役回りになりそうですが、それを心底嫌がっているわけではなく、何だかんだやっちゃってるところがいとおしい人だなと思います。そんなところを楽しんでもらえるよう努めます。実は既に手話の練習も始めているのですが、難しいところもありつつ、先生方が最高なので、楽しみながら練習させていただいています。練習が終わってからもせりふとは別の手話を教えていただきながら雑談したりする時間がすごく楽しいです。

 

一星を演じる北村匠海君は、すごく大人っぽい面もあれば無邪気な面もあって、思わず目で追っちゃう人だなぁと思います。また、吉高由里子さんとは“はじめまして”なのですが、吉高さんの周りの温度は数度上がる気がするので、寒い冬の撮影も乗り切れそうです。

 

星が出ていようがいまいが、視聴者の皆様の火曜の夜にそっと寄り添ったり、たまに背中を叩いたり、体温を感じられる時間になればいいなぁと思います。よろしくお願いします。

 

猫背椿(犬山鶴子 役) コメント

昨年参加させていただき、自分でも大好きだった『あのときキスしておけば』という作品の首脳陣集結によるこの作品に呼んでいただけたことは、自分にとって最高のご褒美です!! 今回は、さまざまな色や形の石が不作為に並べられても面白いモザイク模様を為すように、“ひとつひとつが面白ければ集まったらめっちゃ面白い!!”みたいな台本です。大石静さんの本の登場人物にはみな独特のかわいらしさがあっていとおしいのです!!尖っているところ、まあるいところ、へこんだところ、それぞれがそれぞれの形のままで病院を構成したり、遺品整理会社を構成したりしていて、受け取り方もそれぞれで良いような、「みんな違って、みんないい」とはこのドラマのことなのです!!

 

その中で、私が演じる犬山鶴子は新人の佐々木先生にも容赦ないけど、大元の根っこの部分には“関わりのできた人への愛とリスペクトがある人”だと思っています。若い頃のヤンチャぶりは、隠そうとしてるけど時に出ちゃう…のでしょうね♡

 

吉高由里子さんは強さと儚さを同時に感じる不思議な魅力のある方だと思います。北村匠海さんと吉高さんのコンビネーションは何だかとてもしっくり来てしまい、観る前から期待させられてしまいます!!

 

長井短(蜂須賀志信 役) コメント

出演オファーをいただいて、とてもうれしかったです。新しいドラマ枠で、しかも9時!私、関わって大丈夫か?なんて自嘲しかけますが、胸を張ってこのドラマの一員になれるよう頑張りたいです。吉高由里子さんと北村匠海さんはずっとご活躍されているお2人なので、どんな方なんだろうとワクワクしています。大石さんの脚本のドラマに出演させていただくのは『家売るオンナの逆襲』(2019年)以来、今回が2度目ですが、すぐにでも声に出したくなる脚本だなぁという印象です。「私のことを想像しながら書いてくれたのかな?」と感じられることは、俳優として一番の幸せだと思っています。楽しみです。

 

人って「いろんな働き方があるって言っても、結局みんな健気に一生懸命な人が好きで、分かりやすい頑張りを評価するんでしょ?」って、卑屈になってしまう時があります。いっぽう、私が演じる蜂須賀は他己評価をぶち破ることができている女性だなと感じていて、とても憧れるキャラクターです。

 

この作品が決まってすぐ、手話を学んでいる友人と食事に行きました。看護師の友達はいないので募集しています。全ての物語に当事者がいることを忘れずに、誰も置き去りにしない作品にしたいです。よろしくお願いします。

 

光石研(麻呂川三平 役) コメント

スタッフ、キャストのお名前を聞いて心が躍り、ワクワクしております。今回は大石静先生のオリジナル作品ですが、さすが大石先生!軽妙洒脱!時に笑い、時にジワって染み渡るセリフは、俳優冥利につきます!また、今回演じる麻呂川三平についても、貴島彩理プロデューサーと深川栄洋監督からキャラクターの構想を聞き、俳優の琴線を刺激されました。今からワクワクしております。

 

吉高由里子さんのことは10数年前から知っていますが、若き天才!北村匠海君とは(『にじいろカルテ』に続き)2度目の共演ですが、なんともナチュラルで本当に匠な方!このお2人の共演は見ものです。視聴者の皆さんも、個性豊かな出演者の化学反応をどうぞ楽しみにしていてください!

 

水野美紀(北斗千明 役) コメント

深川栄洋監督作品には『にじいろカルテ』以来の参加。うれしいです。深川さんは毎シーン、役者が驚いてワクワクするような、想像を超える演出をされる方です。今回も現場でシーンがふくらむのが楽しみです。また、大石静さんの脚本も登場人物のキャラクターがみんな、とても人間味があって魅力的に描かれているので、ワクワクします。

 

吉高由里子さんとは“はじめまして”ですが、シリアスな芝居だけでなくコメディーにも明るそうな方。北村匠海くんとは『にじいろカルテ』でご一緒しましたが、当時も真摯に仕事に取り組まれていて、とても穏やかで柔軟な印象を持ちました。お2人と一緒にお芝居するのが楽しみです。

 

視聴者の皆さん、寒い時期ですが、ドラマの中の我々に会いに来てください。少し、心がぽかぽかするかもしれません。

 

『星降る夜に』ティザー映像

番組情報

『星降る夜に』

テレビ朝日系

2023年1月17日(火)スタート

毎週火曜 午後9時~9時54分

 

©テレビ朝日

天海祐希主演『緊急取調室』映画化&シリーズ完結 最後の敵は総理大臣!23年6・16公開【コメントあり】

天海祐希主演のドラマ『緊急取調室』シリーズが、「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」(2023年6月16日(金)公開)と題して映画化&完結を迎えることが決定し、天海らメインキャストからコメントが到着した。

©2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

 

天海演じるたたき上げの刑事・真壁有希子とクセ者ぞろいのベテラン取調官による「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」のメンバーが、可視化された特別取調室で厄介な被疑者と“言葉の銃撃戦”を繰り広げ、事件の裏に隠された「真実」を暴くドラマ『緊急取調室』シリーズ。

 

2014年1月より4シーズンに渡りテレビ朝日系列で連続ドラマとして放送され、全39話の平均世帯視聴率は13.1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録。これまでに2回のドラマスペシャル、第4シーズンまで制作されている。そんな人気シリーズが、初の映画化で完結を迎える。

 

被疑者を「マル裸にする」を信条に取り調べに臨む主人公・真壁有希子役の天海を筆頭に、おなじみのレギュラーメンバーが集結。キントリ班の管理官としてチームを率いる梶山勝利役の田中哲司、刑事人生の大半をマル暴で過ごし、海千山千の経験で被疑者に相対する菱本進役のでんでん、チームきっての頭脳派であり、徹底した洞察力で相手を追い込んでいく小石川春夫役の小日向文世。

 

そして、捜査一課の“もつなべコンビ”こと、渡辺鉄次役の速水もこみちと、監物大二郎役の鈴木浩介。ドラマ第3シーズン以降、キントリに臨時で在籍していた玉垣松生役の塚地武雅。さらに、刑事部長から副総監へ出世を果たした磐城和久役の大倉孝二と、ドラマシリーズと同様に日本を代表する名バイプレイヤーたちが脇を固める。

 

警察官、弁護士、医師、キャスター、教師、棋士、サラリーマン、霊能力者、主婦、活動家、高校生、ロボット、実業家、プロボクサー、オウムと、およそ100人の被疑者を取り調べてきたキントリメンバー。劇場版で最後に立ち向かう被疑者は、なんと内閣総理大臣。果てしなく巨大な敵にキントリはどのような作戦で挑むのか。どんな相手にも“真実のために突き進むキントリ”の信念を、劇場版ならではのスケール感で描いていく。

 

また、スタッフもドラマから続投。脚本は『GOOD LUCK‼』『白い巨塔』『14才の母』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『BG〜身辺警護人〜』など、幅広いジャンルで多くの代表作を持つ井上由美子。第1シーズンから完全オリジナルストーリーで手掛ける『緊急取調室』の劇場版を、壮大なスケールで描く。監督はテレビ朝日の常廣丈太が、“キントリの産みの親”井上由美子と共に“キントリの育ての親”として、初の映画化であり、最後のキントリとなる本作を監督する。

 

天海らメインキャストのコメントは下記に掲載。

 

コメント

天海祐希(真壁有希子役)

キントリが劇場版になる?!

 

とても驚きました。

 

こんな光栄なことがありましょうか!

 

ご褒美ですか?!

 

これも応援してくださった皆さまのお陰です。

 

ラストを映画で飾れるなんて!

 

本当にありがとうございます。

 

愛すべきキントリメンバー、

 

ご出演くださった素晴らしいゲストの皆様、

 

たくさんの力を貸してくださったスタッフの皆様さま、

 

すてきな皆さまと共に8年という時を重ねられたこと、感謝しかないです。

 

キントリ、この映画が本当に最後です。

 

長く一緒にいられた真壁有希子さんと離れるのも

 

キントリメンバーと離れるのも

 

とても寂しいですが、

 

全てを宝物にして

 

経験できたさまざまなことを自分の誇りにしたいと思います。

 

キントリのラストに

 

これまた強力なゲストの方々がご出演くださいました。

 

キントリ一丸となって戦います。

 

皆さま、どうぞ

 

キントリの最後をご覧くださいますよう

 

お願い致します。

 

田中哲司(梶山勝利役)

『緊急取調室』が、この映画で最後になります。正直寂しいです。

 

天海さんを始め、もう家族のような共演者の方々。根気よく真摯に撮影に取り組んでくれたスタッフの方々。

 

僕はせりふを覚えてしゃべっているだけで、その仲間たちが、僕の演じる管理官の梶山勝利役を作ってくれたと思ってます。

 

そしてこの映画。

 

ドラマの最後にふさわしい作品になっていると思います。

 

どうぞご期待下さい!

 

速水もこみち(渡辺鉄次役)

毎回このドラマの撮影を終えた後、次のシーズンもまたキントリが続いたらいいなとは思っていたのですが、改めて振り返ると8年も続いた作品に参加できたことは自分にとって大きな財産のひとつのように感じます。寂しい気持ちもありますが、ファーストシーズンからの歴史が積み重なった劇場版は自分自身も楽しみですし、これから見にきてくださる皆さんと一緒にキントリを楽しみたいなと思います。キントリ!そしてモツナベ!ぜひ、ご期待ください。

 

鈴木浩介(監物大二郎役)

感無量です。ドラマが8年続いたこともありがたいことですし、

 

劇場版としてお客様に見ていただけることを幸せに思います。

 

演じた監物大二郎は、名前のとおり堅物で、曲がったことが大嫌いな真っすぐな男です。

 

演じていると、心地よくて、ここまで心根の優しい人物を演じることはなかなかないので

 

長年演じることができて幸せでした。

 

楽しい思い出しかないので、最強で最高の相棒である速水さんと

 

「モツナベ」で共演できなくなることが唯一さみしいです。

 

撮影は思い残すことがないよう精いっぱい取り組みました。

 

どこかまだ続くような気がしてならないのですが、

 

皆さまのたくさんの応援のおかげでここまで来ることができました。

 

8年間、本当にありがとうございました。

 

劇場で「キントリ」の最後をぜひ見届けてください。

 

大倉孝二(磐城和久役)

キントリの撮影は、いつも緊張との闘いだったように思います。

 

私が演じてさせていただいた磐城という役は、並み居る先輩方を前に上司として、

 

高圧的な態度で弁舌を振るいまくし立て、時には叱り飛ばす。

 

緊張しないではいられません、これは。

 

リラックスして撮影できたことはなかったように思います、それは最後の映画の撮影まで。

 

別に泣き言ばかり言いたい訳ではなく、そういう場に、いつでも緊張感を持たせてもらえる場に、

 

長きに渡って立たせてもらえたことは、とても幸運だったと思います。

 

緊急事案対応取調班、最後の活躍を楽しんでいただけたら幸いです。

 

塚地武雅(玉垣松夫役)

僕はシーズン3からの参加になりますが取調室で虚偽や黙秘を続ける容疑者を言葉だけの心理戦で自白させる展開。見応えのあるドラマだなと出演していながら毎回他人事のようにワクワクしていました。笑

 

諸先輩方の重厚感あふれる演技と撮影を離れたところでの和気あいあいとした雰囲気。どちらもすごく勉強になる時間でした。

 

まぁ皆さん、それはそれは楽しい方々なのです。

 

ただ本番は一転してシリアスに。

 

このメリハリ!

 

キントリの先輩方のようになるのが僕の目標です。

 

物語としては何度も危機を乗り越えてきたキントリ。これがファイナル!

 

敵は巨大! 勝てるのか?そして玉ちゃんはお役に立てるのか?

 

視聴者の皆さん、出番です!

 

うぇ〜い。

 

でんでん(菱本進役)

赤い毛氈(もうせん)の上を、緊張感いっぱいで歩きました、

 

ようやくひな壇にたどり着いた時は、毛のない頭に冷や汗がにじんでいました、

 

マスコミの何でもない質問にしどろもどろでした、

 

何と答えたのかほとんど覚えてません、8年前の第1回キントリ制作発表の場でした。

 

これが楽しい時間の幕開けでした。

 

役者は役作りを大事にします。命です。なんとかしようと手探りで探していくのですが、

 

最終的には共演者の皆さんの力が菱本に深く厚みを加えてくれたんです。

 

お陰さまでいい感じの菱本進像ができあがったと思います。

 

キントリのチームワークは最強ですね。8年間の結晶をどうぞ皆さん楽しみにしてください。

 

小日向文世(小石川春夫役)

大将の天海さんの下、おじさんたちが撮影現場でワイワイ楽しく世間話しながら、時々大将ににらまれて…8年間このドラマがシリーズとして続いたこと、幸せでした。その集大成としての映画化。長い間皆で過ごしたあの取調室ともお別れです。これが見納めです…。ぜひご覧になってください!

 

キントリのファンの皆様、長い間応援本当にありがとうございました。

 

作品情報

「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」

2023年6月16日(金)全国公開

 

脚本:井上由美子

監督:常廣丈太

音楽:林ゆうき

 

出演:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、塚地武雅、大倉孝二、でんでん、小日向文世

配給:東宝

 

©2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

久保田紗友&西田尚美が『ハマ蹴り』出演決定!紘一(藤ヶ谷太輔)が管理人を務める下宿の住人役を熱演

藤ヶ谷太輔が主演を務めるオシドラサタデー『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系 午後11時〜11時30分)のスタート日が、1月14日(土)に決定。久保田紗友、西田尚美の出演が発表されたほか、既報ビジュアルの別バージョンが公開された。

『ハマる男に蹴りたい女』左から)久保田紗友、西田尚美©テレビ朝日

 

コミック誌「Kiss」で連載中の『ハマる男に蹴りたい女』(天沢アキ/講談社)を藤ヶ谷太輔主演でドラマ化した本作。人生の沼にハマッた元エリート・設楽紘一(藤ヶ谷)が、関水渚演じるズボラお仕事女子・西島いつかと繰り広げる“オトナの一つ屋根の下ラブ”が、新たな“キュン旋風”を巻き起こす。

 

このたび、出演が発表された久保田紗友が演じるのは、紘一が管理人を務めることになるレトロな下宿「銀星荘」の住人・増田すず。健康食品の研究・開発という職に就いている理系女子で観察力抜群のすずは、住人たちの行動や習性を常に観察・分析し、そこで感じたことを忖度なしにそのまま口に出してしまう。設楽といつかは、そんな空気を読むことを知らないすずのストレートな意見にハッとさせられることが増え…。

 

飛び抜けた観察力をもつ一方、すず自身はコミックやアニメに夢中で、“生身の”恋愛には興味なし。ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』『ホリミヤ』『雪女と蟹を食う』、映画「ハローグッバイ」「サヨナラまでの30分」など多数の作品で幅広い役柄を演じることに定評のある久保田が、ちょっぴり不思議な女の子・すずをどう体現するのか、今から期待が高まる。

 

紘一の気心知れた幼なじみ“ナオ姉”こと、バー「Dolce」のオーナー兼店長・佐久間ナオを演じるのは、数々の話題作で存在感を放ち続ける西田尚美。ナオはサバサバした性格で、紘一の恥ずかしい黒歴史や歴代の元カノすべてを知る唯一の人物。さらに、「銀星荘」を経営するおばがケガをしてしまい、そのピンチヒッターとして失業中の紘一に管理人の仕事を紹介。まさに、紘一が“管理人ライフ”をスタートさせるきっかけを作った張本人でもある。

 

また、ナオ自身も銀星荘で暮らしているため、慣れない管理人業務に悪戦苦闘する紘一と、そんな彼をアゴでこき使ういつかの意地の張り合い、そして少しずつ距離を縮めていく2人を見守る存在に。果たして、ナオ姉が見守る中、紘一&いつかの“オトナの一つ屋根の下ラブ”はどう転がっていくのか…。

 

さらに、本作が情報解禁された際、SNSなどで「これは…エロい!」「藤ヶ谷くんの色気がヤバイ!」と話題沸騰した、藤ヶ谷&関水による2ショットの全身フルバージョンが初公開。初対面で、突然コミックの表紙を再現する密着ショットの撮影に臨んだ2人の頑張りで完成したという、ドキドキの1枚に注目だ。

 

そして、本作の初回放送が1月14日(土)に決定。加えて、12月10日(土)には、現在放送中の『ボーイフレンド降臨!』の中でティザー映像が初公開されるなど、いよいよ『ハマ蹴り』が本格始動する。

『ハマる男に蹴りたい女』全身フルバージョンビジュアル©テレビ朝日

 

番組情報

『ハマる男に蹴りたい女』

テレビ朝日系

2022年1月14日(土)スタート

毎週土曜日 午後11時~11時30分

公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/hamaruotoko/

 

©テレビ朝日

ガチンコ大予想! 女優界No.1のお笑い好き・川瀬莉子が選んだM-1優勝コンビは、なんとあの二人!【M-1グランプリ2022特集】】

今年もこの季節がやってきた! 日本一の漫才師を決める頂上決戦『M-1グランプリ』が12月18日に開催される。空前のお笑いブームの中、エントリーしたのは、史上最多の7261組。熱き戦いを制するのは一体どのコンビなのか?

 

今回は、「第2回ミス美しい20代コンテンスト」でグランプリを獲得し、最近ではドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)にも出演し話題の女優・川瀬莉子さんに今年の優勝コンビをガチ予想してもらう。なんでも川瀬さんは、劇場に通ってノートを付けていたこともあるほどのお笑い好きなんだとか! さらに、大胆な予想に編集部も驚き……!はたして、その優勝コンビとは?

 

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M-1チャンピオン同士の異色タッグ! 文化放送「おかしば」ハイテンションラジオの現場と昨今のM-1について語る【M-1グランプリ2022特集】

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

川瀬莉子(かわせりこ)1996年12月9日出身地:愛知県、血液型:O型、身長:165cm、趣味:散歩、読書、特技:バトミントン、和装歩き。「第2回ミス美しい20代コンテンスト」でグランプリ

劇場に通ってノートをつけるほどのお笑いファン

――まずは、川瀬さんがお笑い好きになったきっかけを教えてください。

 

川瀬 もともと子どものころからお笑い番組を見るのが好きで、出身が名古屋なのですが、愛知県って関西系列のテレビ番組がけっこう放送されているんですよね。なので、芸人さんが出演している番組は自然と見ている感じで、いつのまにか……!

 

――どんな番組がお好きだったんですか?

 

川瀬 関西の番組の中では『バツウケテイナー』(サンテレビ)というバラエティが、すっごい好きで! だから、出演者のアギシュ(アキナ・和牛・アインシュタイン)の3組をM-1でも応援していましたし、上京してからはルミネ(theよしもと)に和牛さんを見に行ったりしていました。アインシュタインさんが、関東でも活躍し始めたころと、同時期に私も上京したので、いちはやく周りに「稲ちゃん(稲田直樹)面白いよ!」と言っていました。

 

――川瀬さんは、劇場に通ってノートをつけていたこともあるとか。

 

川瀬 いえ! そんなに大したことないですが……。名古屋には、吉本さんの常設劇場がないので、東京に来て「近くで見れる! うれしい!」と思って、渋谷∞(無限大)ホールによく通っていたんです。そこで、なんのネタをやっていたのか、とか、ここがいい! というポイントをちょっとメモしていて、あとで感想を書く感じでした。

 

――すごい……!しっかりお笑いファンですね。現在では、ネタ見せバラエティ番組『冗談来人』(BSフジ)のアシスタントも務められています。

 

川瀬 オーディションの際、お笑い好きだと強くアピールをして合格を頂きました! スタジオでは、至近距離で芸人さんのネタが見れるので、普通に楽しんじゃってます。幸せな時間です。

 

――熱意が伝わったんですね。 本日の予想も、期待しております!

 

大波乱!M-1予選を振り返って

――まずは、準決勝までの予選を振り返っていかがでしょう?

 

川瀬 はじめにGYAO!の再生回数で準決勝進出の敗者復活コンビを決めるワイルドカードは、誰になるか予想していたのですが、やっぱり金属バットさんでしたね。人気も期待度も高かったので。

 

――しかし、残念ながら決勝進出とはならず。ワイルドカードの組は敗者復活戦にも出場できないルールです。

 

川瀬 難しいところですよねえ……。敗者復活に、出してほしい気持ちもあるんですけど、一回準々決勝で落とされて、ワイルドカードで上がれて、また落とされて……というと、あの気持ちを2回も味わうのは辛そうじゃないですか。

 

――改めて気合いを入れて挑むのはキツいかもしれませんね。

 

川瀬 金属さん、決勝で見たかったですが、これがM-1のガチな部分ですよね。

 

――準決勝のメンバーを見てどう思いましたか?

 

川瀬 「よしもと漫才劇場」に所属されている方が多いな、という印象はありました。強いですね!

 

――ロングコートダディ、ビスケットブラザーズ、マユリカ、さや香、からし蓮根、コウテイ、カベポスター、ハイツ友の会……と8組もいらっしゃいますね。

 

川瀬 その中で、3組が決勝進出ですね。からし蓮根さんが好きなので期待していたのですが、残念ながら。あとは、ビスケットブラザーズさんもキングオブコントで優勝されて実力は十分ですし、勢いもあったと思うのですが……。さすがにM-1も決勝ってなったら、嫉妬具合が大変か!(笑)

 

――2冠の王者誕生も見てみたいですけどね。そして、準決勝を勝ち抜いたのは、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000の9組です。

 

川瀬 昨年もそうでしたが、初決勝の方が意外といらっしゃるな、という印象を受けました。初出場5組で、あと4組が決勝経験者。昨年からの連続出場が2組で、返り咲き組も2組。ちょうどいい感じもするんですけど、予想が難しくなるバランス!

 

――結成年数や、経験値、コンビの個性などいろいろな意味でバランスがいいかもしれませんね。

 

川瀬 そうなんです。ただ、お笑い好きの間では納得の実力あるみなさんなのですが、テレビの前のお茶の間の方には「これは誰なんだ?」という新鮮なメンバーですね(笑)。劇場では人気のあるすごい方々で、私たちから見ると全員面白いっ!

 

――テレビの露出はこれから、といった感じですかね。

 

川瀬 その点でいうと、決勝経験者の方って少し有利ですよね。テレビの前の皆さんも「見たことあるコンビだ!」となりますし、審査員の方も、これまでの記憶と比較して「あの時より面白いな」と思えば、点数が上がる可能性もあります。そういった面も考慮しつつ、予想したいと思います。

 

決勝進出コンビ9組を解剖! 川瀬さんの注目ポイントは?

――まずは、ランダムにコンビを上げてもらい、ネタの特徴や今年の勢いを分析して頂きたいです。

 

1組目 男性ブランコ

川瀬 では、個人的に好きなコンビ・男性ブランコさんから! もともと私は、コントが好きな傾向がありまして、男性ブランコさんは『冗談来人』でコントを拝見したことがありました。演技が素晴らしくて、ボケの平井(まさあき)さんの七変化的な演技力は最高です。

 

――男性ブランコさんは、その演技力を漫才でも活かされていますよね。

 

川瀬 そうなんです。シンプルな王道漫才とは違った、キャラクターになりきって世界観が進んでいく感じが好きですね。平井さんももちろんですが、ツッコミの浦井(のりひろ)さんのワードセンスとそこにいる安心感も見ていて心地良い。

 

――平井さんが動きまわるのに対して、浦井さんがどっしりと構えている印象です。

 

川瀬 変なキャラクターの隣で、ゆったり佇んでいる浦井さん。なんだかパパみたいで…!

 

――(笑)。独特の空気感があります。

 

川瀬 あと、お二方とも声がいいですよね~。スッと入ってきて耳心地が良い。女性ウケも良いんじゃないでしょうか。平井さんは、それに付随して女性役を演じるのが上手いので、そこも注目ポイントです。女性役が上手いというと和牛・川西(賢志郎)さんも好きなんですが、川西さんも声質が女性役に合っている感じがするんですよね。

 

――見ている側も、すんなり役柄を理解できるというか。

 

川瀬 しかも、平井さんがちょっとセクシーなんですよ~(笑)。艶めかしさがある。昨年は敗者復活戦で3位という結果からの決勝進出なので、頑張ってほしいですね。

 

 

2組目 さや香

川瀬 次は、返り咲き組のさや香さん。5年ぶりの決勝進出ということで注目しています。去年の敗者復活戦では、オオトリで〝からあげ4〟と叫び続ける変なネタをやっていた(笑)。

 

――あれは忘れられません…!

 

川瀬 がっつり印象に残りましたよね。そこから、今年は久しぶりの決勝戦でかなり気合いが入っているんじゃないかと思います。大阪の劇場で場数を踏んでいるうえに、決勝用にとっておきのネタを用意しているのではないかと。ファーストラウンドだけでなく、ファイナルラウンドを見据えて、しっかり2つ温めていそうで、ワクワクしています。

 

――2つ目のネタが、優勝を左右しますから。

 

川瀬 さや香さんは、スピード感のあるしゃべくり漫才で、ボケをギュッと詰め込むタイプ。どれだけ爆発するか楽しみです。また、私の好きな番組『バツウケテイナー』を『バツウケテイナーR』として引き継いでいて、大阪のファンの方からの期待も背負っていると思うので。

 

――関西での知名度は抜群で、人気もあります。

 

川瀬 ただ、これはデータ的な部分の話なのですが、一度決勝に出場してから間が空いて、返り咲いて優勝というパターンは少ないそうです。初決勝で優勝、もしくは、昨年大会から連続で進出して優勝というパターンが多数なんだとか。

 

――え! そうなんですか。言われてみれば……マヂカルラブリーさんくらいでしょうか。

 

川瀬 ですが、そんなジンクスやデータは気にせずに、頑張ってほしいですね。「返り咲いた」ということで気持ちが強くなったり、プレッシャーもあるかもしれませんが、そこを打ち破って勝ちに行ってほしいです!

 

3組目 ロングコートダディ

川瀬 昨年、惜しくも4位だったロングコートダディさん。前回は、転生したら「肉うどん」になるというネタで、いまだに記憶に残っています。あれで肉うどんの売り上げが上がったんじゃないかな~(笑)。今年も、忘れられないネタをやってくれると思うので楽しみですね。

 

――昨年に続いての連続出場ですが、審査員の方はどう見ると思いますか?

 

川瀬 2年連続は大きいですよね。昨年と比べて、パワーアップしていたり、趣向を変えたネタだと審査員の方も点数を入れやすいんじゃないでしょうか。

 

――たしかに、昨年のチャンピオンである錦鯉さんも、2年連続出場でした。

 

川瀬 令和にフィットした人を傷つけない笑い、平和な笑い。今の時代に即していて、お茶の間にも人気が出そうな、万人受けするコンビだと思います。

 

――ちなみに、ロングコートダディさんは、今年キングオブコントでも決勝進出を果たしてました。

 

川瀬 ノリに乗っていますよね~。勢いって大事だと思います。ファイナルも行くんじゃないかなあ。

 

――おお~そうしましたら、3連単の候補コンビでしょうか?

 

川瀬 まだ迷い中ですが…! 「肉うどん」を超えてきたら、可能性大ですよね。

 

 

4組目 カベポスター

川瀬 カベポスターさんは、ザ・実力派漫才師ですよね。今年はABCお笑いグランプリでも優勝されていました。ただ、関東ではこれからって印象でしょうか。関西では人気ですし、知名度もあると思うんですが。

 

――満を持して、全国に進出ですね。

 

川瀬 一昨年、昨年と準決勝には残っていたので、ついに来た!とは思いました。ABCお笑いグランプリも拝見したんですけど、2本用意してきたネタが、どちらも素晴らしくて、完成度が高かったです。2つとも仕上げていた。さらに、持ちネタの数もめちゃくちゃ多いので、今回も自信がある2つを持って挑んでくるかと思います。

 

――そうなんですね。どんなネタで勝負してくるのか楽しみです。

 

川瀬 言葉遊びが面白い、みんなが楽しいネタが多いので、家族で楽しめそうです。関西の漫才師だけど、ガーッとまくしたてるしゃべくり系とは真逆なので、関東の初めて見る方も、世代関係なく受け入れてもらえそうだな、と。

 

――初めて見る方に、ここに注目して欲しいというポイントはありますか?

 

川瀬 最初のツカミの部分が毎回面白いので見てほしいです! ボケの永見(大吾)さんが「たしかに、お前の言う通り……」って言った後に、例えば「青色の朱肉ってスタンプラリーにしか使わないよな」「俺、そんなこと言ってないわ」で、始まるんです。これが毎回楽しみで。

 

――クスッと笑えて、親しみやすいツカミです。

 

川瀬 ツカミで掴まれたら、そのまま最後まで掴まれちゃう(笑)。みなさんも掴まれてほしいところです。

 

5組目 ヨネダ2000

川瀬 女子コンビは、ハリセンボンさん以来13年ぶりという、ヨネダ2000さん。まだ結成3年目で、新星現る! といった感じで、期待値がめちゃくちゃ高いです。ちなみに私は、愛さんと同い歳なんですよね。シンプルに、タメの女の子は応援したくなっちゃいます♪

 

――『女芸人No.1決定戦THE W』の決勝に残っていますね。(※『THE W』 前に本取材は行われました)

 

川瀬 同じ月に2度も賞レースの決勝に出場するコンビは初かもしれませんよね。2つの大会に向けて、同時にネタを準備して仕上げなくてはいけない状況なんて。めちゃくちゃ忙しいだろうと思うので、その点だけ心配ですね。ちゃんとご飯食べてほしい……!

 

――快挙だと思います。ネタについてはどう思われますか?

 

川瀬 初見の人は衝撃を受ける可能性が! 一回見たら忘れられないし、分かってたとしても次はどんなタイプで来るんだろうとドキドキします。見たことない方には、『THE W』で多少慣れてもらうのがいいかも(笑)。

 

――リズムネタのような個性的なスタイルですもんね。

 

川瀬 加えて、二人は平場の受け答えも面白い。ずっとふざけていて笑っちゃうし、愛嬌もあって、見てる人を幸せにできるコンビだと思います。『THE W』で勢いと自信をつけてもらって、挑んでほしいですね。

 

6組目 ウエストランド

川瀬 今年は、ウエストランドさんとキュウさんというタイタン2組が決勝進出。びっくりですが、嬉しいですね!

 

――吉本以外の他事務所の2組が同時にファイナルに進むのは初めてです。

 

川瀬 ウエストランドさんは、お名前も売れていますし、骨太な男性ファンの方がしっかりいらっしゃるイメージです。今回、コンビ歴も一番長くて、ベテランの風格も出ている。そして何より、誰よりも鋭いネタで目立ちますよね。

 

――唯一無二の毒のある漫才。

 

川瀬 こういう枠、必要ですよね~。ウエストランドさんの反骨精神は、優しさが求められている時代に異色ではあるけれども、光っている。M-1という舞台で、どんな愚痴や偏見を並べてくれるのか……。なかなかいないじゃないですか、こんなに堂々と嫌なことを言う人!!

 

――あははは。突き抜けていますよね。

 

川瀬 誰も傷つけないお笑いが広がる中で、ザッと刺しに来ている感じ。井口(浩之)さんの「嫌われてもいいんだぜ、俺」っていうスタンスは、強くてかっこいいです。 でも、見ている人も笑ってしまうということは、共感できることをネタにしている。みんなが心の中で考えていることを悪者の代表として公開してくれているんですよ……!

 

――なるほど。井口さんは、みんなの心の代弁者。

 

川瀬 そうなんです。実は、一番みんなに優しい! あれ、これは井口さんを潰してしまってるかな? 〝井口潰し発言〟かもしれない……。

 

――(笑)。では、河本(太)さんの立ち位置についてはいかがでしょう。

 

川瀬 横に立ってるだけ……と言ったら語弊がありますけど、ツッコミかどうかも分からない絶妙な立場ですよね。でも、井口さん一人だと見ている側も疲弊してしまいそうなところ、河本さんがドシッと構えてくれていることで、こちらも受け入れられる。強烈すぎる部分を吸収してくれているというか。

 

――河本さんがいないと成立しないわけですね。

 

川瀬 めっちゃ怒る人と吸収する人でベストな2人です。決勝の場で、どれだけ強いパワーを発揮してくれるのか、注目したいです。

 

7組目 キュウ

川瀬 つづいては、タイタン所属の2組目、キュウさん。キュウさんも、また良い意味で変なコンビで。 一応、清水(誠)さんがツッコミですが、ボケているような感じもある。不思議なバランスで成り立っています。それに、相方のピロさんの低めのトーンが良い。まず「キュウのピロ」って名前から面白い。ちょっとイラッとするくらい面白い……!

 

――(笑)。昨年は敗者復活戦で、最下位となりイジられていました。

 

川瀬 敗者復活戦って、外の寒いところでやるじゃないですか。絶対にダメですよ、キュウが外でやったら。今回、外ステージを経由せずにそのまま決勝に上がれて良かったね、と思うメンバーがいますが、キュウさんはその代表格。

 

――芸風や声量によってウケづらい場合がありますもんね。

 

川瀬 私は愛知県出身で、キュウさんとは同郷なので応援しています。「グッドバッドゲーム」や「テテテンテ」といったネタが個人的に好きなのですが、遊び心のある特徴的なネタが多いので、バズりにも期待です。もし、キュウさんのネタが女子高生とかに流行ったらと想像すると、なんとなく〝違和感〟があって笑えますw

 

――審査員の方の評価は、どうなると思いますか?

 

川瀬 ジワジワ笑わせるのが得意なので、そこが強みだと思います。ローな入りから、後半に連れてどんどん盛り上がる。世界観が分かってきたところで、一気に引き込まれるので、それがハマッたら点数が伸びるのではないでしょうか。

 

――審査員のツボに入れば、高得点が狙えるということですね。反応が楽しみです。

 

8組目 真空ジェシカ

川瀬 次は、真空ジェシカさん。昨年、初めての決勝進出を果たして、2年連続出場!昨年のM-1でほぼ初めてくらいにネタを拝見して、ツカミの「言うとしたら僕~」で完全に掴まれました。毎回ツカミで変なことを言うので、それ以来、いつも楽しみにしています!

 

――昨年のM-1から、メディア露出が一気に増えたコンビかと思います。

 

川瀬 人気も出始めている中、この一年で相当力をつけてきていると思うので、今年はさらに審査員の方の評価も上がるのではないかと。どんどんネタをブラッシュアップしていくタイプで、頭の良い人のやり方だな、と思います。ルービックキューブのように、ちょっとずつ面を揃えていくような。

 

――前回大会では「一日市長」というネタを披露していましたね。

 

川瀬 若い男女両方にウケが良いネタを作っているコンビだと思います。スタイリッシュさもありつつ、ちょっと変なボケが多い。でもそれが、なんとなくかっこいいまである……。最近のアニメでいうと『チェンソーマン』を彷彿とさせるんですよね。アングラっぽい雰囲気も出しつつ、さらっとしたメジャー感もある。ちょっと嫌味な感じがありそうで、嫌じゃない異色感。

 

――なるほど。それはクセになりそうな世界観です。

 

川瀬 そう思いますね~。独特な感覚なので例えるのも難しいのですが。ガクさんのツッコミも他にないタイプですよね。ツッコんでいるようで、ツッコんでいない(笑)。ずっと「やめてよ~」って言っているような、ゆるゆるっとした感じが面白い。今年はかなり期待値が高いコンビです。

 

9組目 ダイヤモンド

川瀬 ついに、9組目! ダイヤモンドさんです。毎年、準々決勝までは進んでいて、今年は一気に決勝進出。実力派なコンビですよね。2021年には「おもしろ荘」で優勝していて、その時の「スタバ」というネタは、思わず真似したくなるような動きとリズムでした。

 

――〝真似したくなる〟というのもポイントですよね。

 

川瀬 優勝を目指すのはもちろんですが、地上波に出演して売れる、という点では重要だと思います。SNSや子どもたちの間で流行ったら、一気に人気者ルートですから。ダイヤモンドさんのネタは、なんだかバズりそうな予感がするぞ!

 

――来年からテレビ露出が増えるコンビかもしれません。

 

川瀬 決勝に行くだけでも人生変わるレベルの変化があると思うので。今回の決勝メンバーの中でも、ダイヤモンドさんはそのタイプな気がしますね。昨年のモグライダーさんやランジャタイさんのように、もし優勝できなかったとしても、人気が出て地上波でひっぱりだこになりそう。

 

――どんなネタを持ってきてくれるのか、楽しみですね。

 

川瀬 お茶の間の皆さんは、要チェックなコンビだと思います。

 

運命の敗者復活戦!決勝に進出する10組目のコンビは?

――さて、ファイナリストの9組について解説いただきました。ここからはお待ちかねの予想タイムです! まずは『敗者復活戦』の予想から行きましょう。今年も準決勝で惜しくも敗れたコンビの中から、国民投票により1組だけが決勝に駒を進められます。

 

川瀬 敗者復活戦は、寒い冬空のもと外ステージで行われます。いつもの舞台とは違った特殊な環境です。さきほども少しお話しましたが、ゆっくり小声で話すコンビにはちょっと過酷な状況かとも思うんですよね。また、国民投票で決まるので人気度も考慮しないといけない。そこで、私が選んだのは……。

 

★敗者復活枠 本命 ななまがり

――おお! 決勝に進んだら面白そうなコンビです。理由をお聞かせください。

 

川瀬 本当に迷いました……。いまも迷っているんですけど(笑)。今回の準決勝のみんなの感想を聞いている感じと、私がシンプルに好き、というのもあって選ばせて頂きました。まず、敗者復活の会場だと、正統派な漫才よりも、ななまがりさんのちょっと変なキャラクター漫才の方が、生きてくるのではと思ったんです。

 

――たしかに、外の会場でも負けなさそうですね。

 

川瀬 はい。今回の敗者復活のメンバーの中には、大きな声でインパクトがある漫才をするコンビがけっこういて、わりと平等に有利かとも思うんですが、その中でななまがりさんは、人気や知名度もしっかりあるので。

 

――どんなところに注目して欲しいですか?

 

川瀬 ななまがりさんも、ツカミが面白くて、それに、可愛いんです(笑)。ふたりの仲良し感が伝わってくる感じが好きなんですよね。もちろん、ネタも仕上がっていると聞いているので期待大です。

 

――ぜひ上がってきてほしいですね。ちなみに、敗者復活枠の次点はどなたでしょうか?

 

★敗者復活枠 次点 オズワルド

川瀬 次点は、手堅いところでオズワルドさんです。昨年、惜しくも準優勝という結果で、今年も最後のひと枠を気合いを入れて狙いにくると思うので。

 

――人気と知名度も十分です。

 

川瀬 テレビでもM-1の話をして、今年こそって言ってるのを視聴者さんも知っていると思うので、みんなの応援したい!という気持ちも乗ってくると考えています。頑張ってほしいです。

 

2022年のMを制するのは? トップ3&優勝コンビ予想を発表!

――では、最後にトップ3そして優勝コンビの予想をしてもらいたいと思います! 実際にM-1グランプリでは、視聴者も参加できる「3連単」予想企画が開催されています。ここで川瀬さんが、3連単を当てたら盛り上がりますよ。

 

川瀬 わ~。めちゃくちゃ迷います……! 改めて1組ずつ振り返ってみると、揺らぎますね(笑)。でも、決めました。まず第3位は、このコンビです。

 

★第3位 ロングコートダディ

川瀬 ここはしっかり上がってきてくれるだろうという予想で、ロングコートダディさんが3位です。前回4位という結果は、やはりタイミングの問題もあったかと思います。惜しかった。ここは順位を上げてくるという予想です。

 

――手堅い予想です。しかし、優勝、準優勝ではない理由は?

 

川瀬 難しいところですね(笑)。安定して面白いし、大好きなんですけど、優勝の絵がちょっと見えないかな、という部分があって。他の勢いに押されそうな気もするんです。前回大会やキングオブコントなどの活躍ぶりも加味すると、期待値が上がりまくっている。

 

――連続出場のプレッシャーや審査員の方の目も変わってくると。

 

川瀬 そうですね。とても応援しているんですが、大爆発とはいかないかもというところで。ひとまずファイナルラウンドに上がってくることは、間違いないと思います!

 

――ありがとうございます。続いて、準優勝となるコンビは?

 

★第2位 真空ジェシカ

――おお! これまた連続出場のコンビですね。

 

川瀬 やっぱり外せないですね。決勝の雰囲気に慣れているコンビは有利だと思うので。ここはガチガチに本気の予想で行きたいと思います(笑)

 

――ですが、2年連続対決で真空ジェシカさんが2位の理由は?

 

川瀬 去年に比べてファンの方がめちゃくちゃ増えていると思いますし、それに比例して面白さと完成度もドンッと上がっていると思うんです。特に、真空ジェシカさんは人力舎所属で吉本以外の他事務所です。人気が出たことによって、いろんな舞台を経験して、場数を踏めるようになったと思うんですよね。

 

――それは素晴らしい分析ですね。

 

川瀬 ファンの方の声援も力になっていると思いますし、会場の雰囲気を持って行ってくれそうなので。ハマればハネる、上位に食い込んでくると思います。

 

――楽しみです。さあ、それでは優勝予想の発表です。すでに昨年のファイナリスト2組が出てしまいましたが、一体誰なのか……。お願いします。

 

★第1位 優勝 ヨネダ2000

川瀬 優勝予想は、ヨネダ2000さんに決定です!!!

 

――わ~!まさかのコンビ!これは大胆な予想ですね。

 

川瀬 私は、ヨネダ2000で行ってしまいますよ(笑)。2、3位に安定な2組を据えて、優勝はダークホースに期待したく。逆にいえば、この3組が残ったら、ヨネダ2000さんが勝利を勝ち取ってしまう気がするんですよ。

 

――すごい……。それは前代未聞の大会になりそうです。

 

川瀬 みんなが待ち望んでいる〝M-1ドリーム〟でいうと、ヨネダ2000が1番になってほしいです。あと優勝後の姿が想像しやすかったんですよね。いろんな番組に呼ばれて活躍しそうだと思いました。若さと女性の勢いで期待値デカめでの予想です。

 

――もし優勝したら最年少記録を塗り替えるんじゃないでしょうか。錦鯉さんからのバトンタッチも面白い。

 

川瀬 ぜひ優勝してほしいです。ただ、正直なところ、全組あり得るとも思うので、3組に選ばなかったコンビも恨まないでほしい……!(笑)。

 

――それでは最後に、総評をお願いします。

 

川瀬 今回の大会は、新しいメンバーも多くて、審査員の方も変わる可能性があるということで、全体的に雰囲気がガラッと変わるのではないかと思います。新しい風が吹いて、新世代M-1グランプリが始まる気がします。その流れでヨネダ2000が優勝すると、すごいことになる。新しい時代のお笑いが見たいです。最高に楽しみにしています。

 

――ありがとうございました。はたして、3連単予想を当たるのか……乞うご期待!

 

 

※M-1グランプリ終了後には、川瀬さんの「M-1振り返りインタビュー」も公開予定!

 

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『DOCTORS』ファイナルに菅野美穂が出演決定!お見合い相手・森山役の髙嶋政伸と28年ぶり共演

沢村一樹が主演を務める新春ドラマスペシャル『DOCTORS〜最強の名医〜ファイナル』(テレビ朝日系 午後9時〜)が、1月3日(火)に放送。それに先駆け、菅野美穂の出演が発表され、コメントが到着した。

『DOCTORS~最強の名医~ファイナル』菅野美穂©テレビ朝日

 

本作の主人公は、普段は患者に笑顔で優しく接するスゴ腕の外科医だが、自分が信じる医療のためなら目的や手段を選ばない、非情な一面も持ち合わせる医師・相良浩介。2011年10月期に連続ドラマとしてスタートした沢村一樹主演の大人気医療ドラマ『DOCTORS〜最強の名医〜』が、1月3日(火)放送の新春スペシャルをもって、ついにファイナルを迎える。

 

そんな『DOCTORS〜最強の名医〜ファイナル』に、菅野美穂の出演が決定。髙嶋政伸演じる堂上総合病院の院長・森山卓のお見合い相手として、物語の一翼を担うことになる。

 

本作では、相良が退職願を出してしまうという、かつてない激震が。しかも、それは森山による“最大の暴挙”が発端で…。『DOCTORS〜最強の名医〜』がスタートして11年、これまでにも数々のバトルを繰り広げてきた相良と森山だったが、森山のこれほどの暴挙は初。そこまでして相良を病院から追い出そうとする要因とは、いったい何なのか。

 

今回も大暴れの予感満載の森山。優秀な外科医ではあるが「人間性にやや難アリ」と言われ続け、これまで幾度となく周りの人々を翻弄してきた。気に入らないことがあるとすぐに「んんんんん」と唸りだしてしまう特異さや、生粋のお坊ちゃま気質でどこか憎めない森山は、相良と双璧をなす大人気キャラクターに。長年にわたり、多くの視聴者に愛されてきた。

 

そんな森山だが、これまで恋の話はあまり出てこず…。母親のことを「ママ」と呼ぶ、ちょっぴりマザコン気味な森山が、なんと本作ではついにお見合いを敢行し、さらにはその女性といい雰囲気にまで。森山は、プライベートにおいて最後にして最大のターニングポイントを迎えることになる。

 

今回、そんな森山のお見合い相手として登場するのが、堂上総合病院の総合診療科医・皆川和枝(伊藤蘭)の妹で、医療ロボットメーカーに勤める皆川琴美。物語の最大のキーパーソンとも言える女性を菅野が演じる。琴美は森山を「森山先生って、純粋な方なんですね!」と褒め、あろうことか意気投合。このお見合いをきっかけに森山は人間的に成長できるのか、そして結婚することになるのか…。

 

森山を演じる髙嶋とは、1994年に放送された『お姉さんの朝帰り2』以来、およそ28年ぶりの共演となる菅野。「脚本を読んだ時は、森山先生のお相手役ということで笑ってしまいました(笑)」と話し、「テレビで拝見している限りでは、『いやいや、結婚相手には…』と思っていたのですが、実際にお会いした森山先生はかわいらしい方で親近感を覚えました」と撮影を振り返った。

 

一方の髙嶋も「素晴らしい方がいらっしゃってくださいました!30年弱ぶりにご一緒した菅野さんは全くお変わりにならない若々しさで…」と。「琴美さんは、森山に対していいところはいい、悪いところは悪い、とちゃんと言ってくれる女性。森山的には一気にいろいろな世界が広がった感じでした」と振り返っている。菅野のコメント全文は、下記に掲載。

 

菅野美穂(皆川琴美 役) コメント

『DOCTORS~最強の名医~ファイナル』菅野美穂©テレビ朝日

 

脚本を読んだ時は、森山先生のお相手役ということで笑ってしまいました(笑)。『DOCTORS~最強の名医~』は、最先端の医療のお話と、どこかほのぼのするような人間関係のギャップが魅力だと思うんですけど、森山先生と一緒のシーンが多いのかなと思うと楽しみでしたし、伊藤蘭さん演じる皆川先生と“姉妹”というのも光栄だな、ありがたいなと思いました。

 

テレビで拝見している限りでは、「いやいや、結婚相手には…」と思っていた森山先生ですが、実際にお会いしたらかわいらしい方で、親近感を覚えましたし、いち視聴者として拝見していた時とは違った印象で撮影を楽しみました。

 

福田靖さんの脚本は、会話のやりとりの中でのツッコミなどがほのぼのしていたり、緊張感をザックっと割るところなど面白いなと思い、もっと早くから『DOCTORS~最強の名医~』シリーズに参加したかったなあ、と思いました。

 

10年以上愛されたシリーズの最後というと名残惜しい感じがしますけれども、最後を飾るにふさわしい脚本だと思いますし、私も参加できて光栄でした。皆さんもぜひ楽しみにしていてください。

 

番組情報

新春ドラマスペシャル

『DOCTORS~最強の名医~ファイナル』

テレビ朝日系

2023年1月3日(火)午後9時~

 

©テレビ朝日

「アイドルマスター」がサブスク解禁!765オールスターズなど103曲がフルサイズで12・28配信

©窪岡俊之 THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

 

「アイドルマスター」から2013年に発売されたベストアルバムの楽曲が、12月28日(水)深夜0時より音楽ストリーミングサービスで配信開始されることが分かった。

 

2005年にアミューズメント施設向けゲーム機からスタートした、アイドルプロデュースゲーム「アイドルマスター」。プロデューサーとしてアイドルを育成するゲームシステムや個性豊かなキャラクター、楽曲が多方面から支持され、家庭用ゲームソフトをはじめ、ラジオ、テレビアニメ、モバイルコンテンツからステージイベントまで、さまざまなクロスメディア展開が行われている。

 

配信開始されるのは、2013年発売のベストアルバム『THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST!』シリーズ『THE IDOLM@STER HISTORY』『SWEET&SMILE!』『COOL&BITTER!』『LOVE&PEACE!』の4タイトル。

 

「アイドルマスター」に登場する芸能事務所・765プロダクションに所属するアイドル13人によるユニット「765プロオールスターズ」や、プロダクション事務員の音無小鳥を加えたユニットほか、ソロ曲を含むバラエティー豊かな計103曲がフルサイズで配信される。

 

配信情報

『THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST! −THE IDOLM@STER HISTORY−』
『THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST! −SWEET&SMILE!−』
『THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST! −COOL&BITTER!−』
『THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST! −LOVE&PEACE!−』

※上記タイトルから一部の楽曲の配信は予定しておりません。

Apple Music、Spotify、YouTube Musicなどの主要音楽ストリーミングサービスで配信開始
2022年12月28日(水)深夜0時~

アイドルマスター日本コロムビア公式サイト:https://columbia.jp/idolmaster/

アイドルマスター OFFICIAL WEB:https://idolmaster-official.jp/

©窪岡俊之 THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

M-1チャンピオン同士の異色タッグ! 文化放送「おかしば」ハイテンションラジオの現場と昨今のM-1について語る【M-1グランプリ2022特集】

毎週土曜日のお昼時のラジオといえば、軽やかな音楽だったり耳触りの良い声のパーソナリティによる情報番組が多いイメージ。ところが文化放送の『おかしば』は様相がかなり違う。毒あり下ネタありの深夜ラジオのノリなのだ。

 

パーソナリティは、ますだおかだ岡田圭右さんとアンタッチャブル柴田英嗣さん。どちらもM-1チャンピオン、しかもコンビのツッコミ同士がタッグを組んで11時から13時までの2時間、ハイテンションでボケたり暴走したりともうハチャメチャ。番組のコンセプトは「超絶ポジティブバラエティ」というから納得である。

 

12月某日、収録終わりのスタジオにお邪魔して、岡田さん、柴田さん、そしてアシスタントの松井佐祐里アナにお話を伺った。それぞれの相方を離れてなぜ2人でラジオをやることになったのか、まずはそこから聞いてみたい。

(※番組の雰囲気そのままにお答えいただいたので、どうかお二人の声で再現して読んでもらえれば幸いである)

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:牛島フミロウ)

岡田圭右(おかだけいすけ・右)1968年11月17日生まれ、大阪府出身。O型。増田英彦と共にお笑いコンビ・ますだおかだを結成。2002年に『M-1グランプリ』で優勝を果たす。/ ●柴田英嗣(しばたひでつぐ・中央)お笑い芸人。1975年7月15日年生まれ、静岡県出身。B型。1994年、山崎弘也とアンタッチャブルを結成。2004年に『M-1グランプリ』で優勝を果たす。/ ●松井佐祐里(まついさゆり・左):文化放送アナウンサー。「おかしば」アシスタント
 

お互いリスペクトしている仲

岡田圭右(以下、岡田)「なんでこの二人か言うたら、たぶん前身の『なな→きゅう』やんな」

 

――お二人が曜日パートナーをされていた文化放送の朝の情報番組ですね

 

岡田「そう。その中で高評価を得た二人をね、えー、プロデューサーがこれはもう二人を絡めて科学変化起こそう! みたいな」

 

柴田英嗣(以下、柴田)「僕は『なな→きゅう』で水曜日を担当させてもらってたんですけど、なんか『木曜日が面白いらしいぞ』みたいな」

 

岡田「あー、僕やってたね木曜日」

 

柴田「『誰がやってんだ、木曜日は?』みたいな」

 

岡田「逆にこっちも『何か前日の水曜日が盛り上がってるよね』と」

 

柴田「『岡田ぁ?』みたいな」

 

岡田「『柴田ぁ? じゃあ俺、そいつとやらせろ!』みたいな」

 

柴田「そういう状態でしたねえ」

 

岡田「いや、いらない、こんな小ボケ。どうせ書けへんねんから」

 

――(笑)『なな→きゅう』の水曜と木曜のパートナーだったお二人で一本の番組を、ということになった。

 

岡田「ですね、おそらくそういうことだと思います」

 

――もともとご面識はあったんですよね?

 

岡田「アンタッチャブルの二人とはけっこう仲いいねん、たまにプライベートで山崎(弘也)くんと一緒にゴルフに行ったりね」

 

柴田「僕からすれば岡田さんは大先輩。高校生のころ、僕がいつか芸人になったら出たいって思って見ていたネタ番組があったんですよ。ますだおかだは、その番組のチャンピオンだったんですから」

 

岡田「『GAHAHAキング』(テレビ朝日)ね」

 

柴田「そのチャンピオンの人と一緒にやれてるっていう喜びはすごくあります。尊敬しかなかったですからね。もうなくなっちゃったんですけど」

 

岡田「一緒に番組やったら一気になくなって、はいはいはい」

 

柴田「正確に言うと25年ぐらい前になくなったんですけど」

 

岡田「早いな! まぁその後の『爆笑オンエアバトル』(NHK)ぐらいかな。共演やないけどたまに顔合わせてたんは。あれもネタ番組やから、がっつり絡むことはなかったね」

 

柴田「『爆笑オンエアバトル』でも、ますだおかだは545点を出して」

 

岡田「パーフェクト、満点ね」

 

柴田「そう。みんな545点ていう満点を目指して頑張るわけですよ。僕らもめちゃくちゃウケて、これは今回満点いっただろうって思っても、やっぱり出ないんです。541点が最高で。ますだおかだはその満点を出したんですよ」

 

岡田「やっぱり、そこに尊敬があった?」

 

柴田「そっから尊敬があって……翌日かな、もうやめたの」

 

岡田「尊敬なくなるのが早いのよ!」

 

ラジオはいかに素の自分を出せるか

――ラジオで一緒になって、これまでとは違った一面を感じたりしましたか?

 

岡田「アンタッチャブルの二人は遊び心というか、楽しむということに関しては突き抜けてるんですよ。ラジオでもそうで、言うたら何ですけど、土曜日の昼間になかなか全身全霊で下ネタに行けないですよ。ラジオっていうのはいかに素の自分を出せるかやからそれでええと思うけど、下ネタにここまで飛び跳ねて喜ぶとは思えへんかった。中学か高校の男子そのまま」

 

――聴いていても、柴田さんが誰より楽しんでるのが伝わります。

 

岡田「伝わるでしょ。ちゃめくちゃ」

 

柴田「僕しか楽しんでないですから(笑)」

 

岡田「アンタッチャブルって、漫才で見たら柴田くんは軌道修正。でも暴れるのはこの男も山崎くんと双璧やで、実は変われへんねん」

 

――結構、リスナーにもガンガン行きますよね。

 

岡田「行く行く。今日の収録でも、えげつないド下ネタを送ってきた72歳のリスナーに『こんな時間に家でラジオ聴いてるんじゃねえ馬鹿野郎!』とか、あの時は談志師匠に見えたわ」

 

――(笑)下ネタを送ってくるリスナーも含めて、土曜日の昼の番組とは思えない内容とテンションです。

 

岡田「思われへんよ。土曜の午前中の爽やかなラジオなら無理やもんほんまに」

 

柴田「何でこんなことになっちゃったんでしょうかね」

 

岡田「いやいや、諸悪の根源はあなたよ」

 

柴田「僕はメールを読んでるだけなんですけどね。リスナーの皆さんが悪いんですよ。他のメールはちゃんとしてるのに僕のコーナー(大喜利)だけ下ネタとかばっかり」

 

岡田「それでええねん。仕事っていろんな気遣いしながらやってるけど、自分をむき出しで、素で仕事できるラジオってみんな一番やりたがるし、それを許してくれる環境があるってのは最高やからね。それであかんかったらあかんで、もう終わりでええねん」

 

――岡田さんはそういう覚悟なんですね。

 

岡田「ダメですよって言われたらしゃあない、それでもう終わりやもん」

 

番組以外ではプライベートの話は一切なし?

――この『おかしば』は楽しむことが目的という感じですか?

 

岡田「芸能界は29年ぐらいになるけど、仕事って楽しいだけじゃできへんのよね。なかなか」

 

――というのは?

 

岡田「やっぱり仕事は100パーセント楽しむというよりも、どこか抑えてる部分があったり、指示されてる部分があったりするから、心底楽しめるいうのはなかなか難しい。でも、このラジオは特に心から楽しんで自由にできるね」

 

柴田「そうですね」

 

岡田「でも、アンタッチャブルは舞台でも心底楽しくやってるのがすごいなと思う。いろんなM-1チャンピオンおるけど、俺はアンタッチャブルが一番やから。あの決勝の舞台でほんまに単独ライブをやってるような感じで漫才やってたから。M-1に出てるみんなは、何か背負ってるもんを感じさせる悲壮感があるけど、アンタッチャブルは何もなかったもん」

 

柴田「そう言ってくれるんですよ岡田さんは、すごくありがたい」

 

岡田「やっぱりすごいわ、うん」

 

柴田「僕は、ますおかさんは7位ぐらいにしてるんですけど(笑)」

 

岡田「まぁ確かに7位いうたらあのコンビと一緒くらい……って、やめよう(笑)。いや、でもほんますごいのよ」

 

――アンタチャブルの二人がそういう自由な空気を持ってると。

 

岡田「持ってるな、ほんまに。ラジオでもたまに言うねんけど、1回映像で流してほしいわ。パーソナリティが爆笑して壁をバンバン叩いて、キャスターの椅子を遊園地のコーヒーカップみたいにぐるぐる回して遊んでるラジオはないからね」

 

――松井さんが笑って話せなくなる時もあるぐらいですから。

 

柴田「松井ちゃんは笑いのツボが浅いんですよ。ツボアサちゃんですから」

 

松井「なんかつられて笑っちゃいますね。二人がケタケタケタって笑って、作家さんも笑ってるともうダメですね」

 

岡田「それもええのよ、このくらいの関係が。誰もまだ心底、心開いてへんぐらいが(一同笑)。柴田くんはもう全力投球してるけど、松井ちゃんに至っては全然心開いてない。それでええねん、その距離感がな」

 

松井「あんまり詰めすぎてもよくないですもんね」

 

柴田「そのほうが新鮮味が出ますよね。知りたくないですもんね、松井ちゃんのことなんか。何ひとつ知りたくないです(笑)」

 

松井「え? 知りたくないって何ですか!? それはちょっと違うんじゃないですか!?」

 

柴田「何にも知りたくないです。話した時に知れる楽しみがあるから、事前になんにも入れなくないです」

 

岡田「そういうことか。それ、コンビでラジオをやってる人で多いよな。あんまりプライベートでは喋らんと、ラジオで喋りたいみたいな」

 

柴田「プライベートの話なんか、空き時間とかも全くしないですもんね。今週は何してたとか」

 

松井「しないですね」

 

柴田「岡田さん、松井ちゃんは昨日何やってたの? ってことは番組で初めて知りたいから、基本的に興味を持たないようにしてるって感じですよね。知ったら面白くなくなっちゃう」

 

――初めて聞く話だとリアクションも含めて違いますよね。

 

松井「新鮮ですね」

 

柴田「これからほんとに何も教えてほしくない」

 

岡田「その言い方がちょっとな~」

 

柴田「語らないでほしい。プライベートで話しかけないでほしい(笑)」

 

松井「そこまで言います!?」

 

コンビでの仕事と『おかしば』の違い

――『おかしば』は、贅沢にもM-1チャンピオン同士が相方以外とタッグを組んだ番組で、何が起こるかわからない面白さを感じます。

 

柴田「贅沢だとは思わないですけど、まぁ異質な番組ではありますよね。こうやって、それぞれのツッコミ側が集まって、ツッコミとボケとかでもなくやってるっていうのは」

 

――自由奔放に振る舞う柴田さんと、たしなめる岡田さんっていうポジションは、自ずとできてきた感じですか?

 

岡田「そうでしょうね。柴田くんの暴走も、さっき言ったようにラジオは素でやるわけですから別にそれでええと思いますね」

 

柴田「でもラジオをやってる中で、僕のほうがツッコミの回数は圧倒的に多いと思うんですよ」

 

岡田「いや、そんなことないわ」

 

柴田「僕は一人漫才みたいなことはやるけど、ツッコミのない笑いじゃないですか。岡田さんはボケるから」

 

岡田「いやいや、俺はもうほんと冷静に交通整理よ。ほんまにな」

 

柴田「先輩方の漫才師のツッコミは大概ボケるんすよ。爆笑問題の田中さんしかり、くりぃむしちゅーの上田さんしかり、岡田さんしかり」

 

岡田「ほんでまたそのボケがクオリティー低いねん、ほんまに。古典的なボケ」

 

柴田「それを連発するんですから」

 

岡田「いつの時代のボケをすんねんって。俺もわかんのよ、ほんま諸先輩もやっぱりボケたいと。舞台でもツッコんでばっかりやから、プライベートでボケたがるのよ」

 

柴田「ウケたいんですよ。笑いがほしいんですよ」

 

岡田「いやいや、笑いはみんな欲しいよ。古典的なボケやけど欲しいねん。ウケたいのよ。ツッコミでもボケたいのよ、ほんまに」

 

――『おかしば』を聴いていて、この二人じゃないと出せない空気感、化学変化がありますね。このインタビューもそうですけど。

 

柴田「オカダさんとしか出せないと思う本当に。感謝してます」

 

岡田「そうやな」

 

――自分の相方とやるのは全然また違いますか?

 

柴田「全然違います」

 

岡田「全然ちゃうよ」

 

――どういうところが違いますか?

 

柴田「コンビでの仕事ってなると、コンビの冠がついてるから抜けない。別に岡田さんと二人でやってて抜いてるわけじゃないんですよ。力の入り方が違うというか、見る人の期待って『アンタッチャブルって絶対面白い』じゃないですか。でも、この二人の化学反応だったら『くだらないね』とか、『すごい滑ってたね』がアリなわけです」

 

岡田「いや、アンタッチャブルもくだらないことやってますよ」

 

柴田「やってんだけど(笑)。でも、こういう風に見られたいっていうお笑い美学みたいなものがちょっと違うんです。コンビでの仕事と『おかしば』では」

 

――コンビの看板っていうかブランドはありますよね。

 

柴田「そうそう。そりゃだって、岡田さんとやったら失敗することもありますよ、っていう言い訳が立つけど、山崎となら立たない。そこに美学みたいなのはありますね、僕は」

 

岡田「これ、本当に皆さんになかなか説明しづらいのよね。コンビって、兄弟でもないし、家族でもないし、恋人や妻でもないけど、それ以上に長く一緒にいるという関係。まぁ、失敗できないというのは多少あるかもしれんね。自分のコンビでの立ち位置っていうのは、ちゃんと持っとかんとあかんなっていうのはあります。コンビの立ち位置と、一人の仕事の立ち位置は全然違いますもん俺は」

 

ラジオならでは!歴代王者が今年のM-1を語る

――先ほどM-1のお話が出ましたが、今年もそろそろM-1シーズンですね。

 

岡田「俺はいつも決勝だけしか見ないけど、柴田くんは予選からがっつり見てるのよ」

 

――そうなんですか?

 

岡田「俺も知らんかったから。『M-1もしっかり見てるんや』って他のメディアではあんまり伝わってこえへんやん。漫才を語るとかも。だから、ラジオでわかる発見のひとつやね。下ネタ大好きなんも発見やし、M-1、笑いに関してもすごいねんから」

 

――決勝メンバーも出揃いましたが、今年はどうですか、柴田さん?

 

柴田「世代交代って感じですね。今まで決勝に残した人たちを1回厳しい目で審査して、その面白さと鮮度とどっちを取るかで、審査員の皆さんが鮮度を取ったっていう感じの大会になりそう。だから面白くなりそうですよね。知名度とかは関係なく、本当にお笑いの鮮度とネタで勝負っていう感じですよね」

 

岡田「よう聞くのは、ある時から漫才師がもうアスリートになってると。ストイックに劇場とかライブで、ネタを年間に何百本何千本やって、しっかり仕上げた人らの大会になっている。漫才だけをやってるサイボーク漫才師だけが勝ち抜いてのM-1みたいな感じやね。ほんで、そっから一気にチャンピオンになって、メディアにお披露目みたいな」

 

――M-1に芸人生命をかけているコンビって多いですね。売れたいのもそうですけど、次ダメだったら辞める、というようなコンビもいると聞きます。

 

柴田「はい」

 

岡田「M-1は今、スターへの一番の近道やけど、その道は一番険しいからね。出場してんの今、7000組?」

 

柴田「7000組です。我々の時の倍以上ですもん」

 

岡田「我々の時は1700~1800組やから」

 

――柴田さんはこれまでも予選からずっと見てるんですか?

 

柴田「見れるようになってからですけど、見てます。今は3回戦からYoutubeに上がったりするので、なるべくチェックするようにしてますね」

 

――予選から見ることの面白さとか、醍醐味ってどういったことがありますか?

 

柴田「このコンビより、こっちのコンビの方が評価されたのはどういうところなのかな? とかを考えながら決勝を見たいんですよ。この人たちは負けたけど、でも決勝に出てたらもっとこうなったかもしれないなとか、想像するのが楽しい。ま、オタクのやり方ですよね。決勝進出したメンバーで戦ってるだけじゃなくて、準決勝で負けた人も僕は勝手にエントリーさせてるんですよ。大会をそういった見方をするのがまた面白くて」

 

今年のM-1はどうなる? 柴田の優勝予想

――今年の決勝進出メンバーで意外なコンビはいましたか?

 

柴田「予選から見ているとそんなに意外なコンビはいないかもしれないですけど、ダイヤモンドとかの初出場組とか、ヨネダ2000もそうですね。女の子でも来たか、みたいなのはありますね」

 

岡田「あの審査は難しいよね、もう年々。準決勝でもみんなけっこう笑い取ってたのに、そっから決勝いくか落とすか振り分けるいうのは、なかなかね」

 

柴田「決勝の審査員の方々も大変だと思いますよ。選んだら文句言われて。誰をあげたって文句言われるんだよきっと」

 

――ちなみに今年、柴田さん的に優勝候補はどのコンビ?

 

柴田「真空ジェシカですよね。圧倒的1位です」

 

岡田「即答で圧倒的1位! え?」

 

柴田「え? って何ですか」

 

岡田「いやいや、こんだけみんなハイレベルに仕上げてきてる中で、即答で圧倒的って」

 

柴田「これは夢と希望が入ってますよ」

 

岡田「当然、今の笑いの中で自分の好きな笑いであるし…」

 

柴田「僕のお笑いの好みとしては、ロングコートダディなんです。でも優勝してほしいのは真空ジェシカです。同じ事務所なんすよ」

 

岡田「ちょっとやめてもらえます?」

 

柴田「でも、真空ジェシカの漫才ってあんまり見たことないと思いますけど、面白いんですよ。ツッコミも僕たちとかと違ってガツガツ行く感じじゃない、スタイリッシュな感じのツッコミで構成されてるんです。人力舎にあんまりない形だし、漫才全体を見ても特に強いツッコミもなく、それを圧倒する強いボケがあるわけじゃないっていう今風な漫才。真空ジェシカもさることながら、今年はまた誰がチャンピオンになっても何かしら冠がつきそうな感じの大会になるんじゃないですか」

 

岡田「すごいな。うわ、今年のM-1楽しみやな」

 

――ぜひ決勝戦の感想も番組でまた聴きたいです。

 

柴田「終わったらね」

 

岡田「そらもう言っていただこう」

 

番組は10年続けたい

――最後に、『おかしば』で今後やっていきたことなどありましたらぜひ教えて下さい。

 

岡田「私からは、ちょっとリアルな話で申し訳ないですが、なかなか松竹芸能の若手を出すチャンスが少ないんで、この番組はスタッフの理解が多少あるんで、松竹の若手を売り込めるようなコーナーを何か作りたいなというのはありますね。一番売りたいのはアメリカザリガニです」

 

――アメザリさんは若手じゃないんじゃないですか?

 

柴田「うちと同期ですよ(笑)」

 

――柴田さんはちなみに?

 

柴田「1回、僕なしで”岡田で2時間”っていうのを見てみたいなと。僕はリスナーの皆さんと一緒に公開収録に参加する。自分がどういう放送をやってるか見たことがないから」

 

岡田「ちょ、ちょっと! それどういうことやろ」

 

柴田「岡田さんと松井ちゃんで。もしくは誰か……アメザリとか置くんですかね。それを外から見てみたいです」

 

岡田「何の意味があんのそれ?」

 

柴田「岡田さんがどんな感じでやってんのかなと。もう松井ちゃんもいらないかもしれない。岡田さんのピンで一人喋り」

 

岡田「無理無理無理。無理ですほんとにもう。最近ラジオでも喋ることもうないねんから(一同笑)」

 

柴田「もしかしたら『柴田くんがいてくれてありがたいな』って思ってくれることもあるかもしれない」

 

岡田「俺はいつもありがたいと思っとるわ」

 

柴田「なお」

 

岡田「より一層? いや、それは俺は無理や。柴田くんがいて、やっぱお互いあってのラジオですから」

 

柴田「どういうのをやりたいというよりかは、10年やりたいですよね」

 

岡田「いや、無理無理! 10年は長いて(一同笑)」

 

柴田「時間帯変えて、動かされながら隙間を埋めていく番組になって」

 

岡田「遊牧民族みたいな。それやったらええわな、そういう10年はええわ」

 

――気が付いたら10年経ってたみたいなのがいいですよね。

 

岡田「結局せやねん、『10年続けたい』って言わんでええねん。もうずっとお試し番組でええねん」

 

柴田「そうそう。今でもお試し番組。編成がまだ新しいコンテンツを見つけてないらしくて、見つけしだい終わるらしいんです(笑)」

 

岡田「そらやばいわ。なんか人気声優とか出てきたら一発やな」

 

柴田「それと坂道をあわせたらもう」

 

岡田「うわー、やばいやばい! ただ、この番組は編成の一部の人がハマってるからな。ピンポイントでファンがおんのよ」

 

――ラジオ好きには評判いいみたいですよ。

 

岡田「やっぱり芸人は『ラジオ聴いてます』が一番ベタに嬉しいやろ」

 

柴田「めちゃくちゃ嬉しい。ラジオってテレビみたいにザッピングしないじゃないですか。やってたから聴くじゃなくて、自分の時間をそこに合わせに行く。だからやっぱり嬉しいんすよ。自分の番組を聴いてくれたっていうのがね」

 

岡田「ほんまやな」

 

どうだろう、お二人ならではの空気感が少しは伝わっただろうか。ただ悲しいかな、しょせん筆者の筆力だとこの程度。ぜひ土曜日の11時に文化放送に周波数をあわせてほしい。『おかしば』の超絶ポジティブ三人衆に、笑いと元気をもらえることをお約束する。

 

【INFORMATION】

文化放送 おかしば
毎週土曜日11時から13時放送中

【公式HPはこちら

 

『乃木坂46のオールナイトニッポン』齋藤飛鳥、岩本蓮加、与田祐希が生出演!卒業予定の齋藤を楽しませる特別企画も

『乃木坂46のオールナイトニッポン』

 

12月21日(水)放送の『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送 毎週水曜 深夜1時~3時)に、乃木坂46からの卒業を発表している齋藤飛鳥、パーソナリティの久保史緒里と同期の岩本蓮加、与田祐希が生出演することが決定した。

 

齋藤は先日リリースされた乃木坂46の31枚目のシングル「ここにはないもの」で、センターを担当。乃木坂46からの卒業を発表しており、年内いっぱいグループ活動を行った後、2023年に卒業コンサートが予定されている。

 

放送当日はオールナイトニッポンが大好きな齋藤に番組出演を楽しんでもらうため、特別企画を実施予定。また、生放送中に、メールテーマの募集も予定している。番組は、「radiko」のタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。

 

番組情報

『乃木坂46のオールナイトニッポン』
ニッポン放送
2022年12月21日(水)深夜1時~3時 生放送

出演:久保史緒里、齋藤飛鳥、岩本蓮加、与田祐希

番組メールアドレス:nogizaka@allnightnippon.com
番組Twitter:@NOGI46ann
ハッシュタグ #乃木坂46ANN

鶴嶋乃愛×村井良大『あなたは私におとされたい』に内藤秀一郎、佐藤友祐、マーシュ彩、染野有来が出演決定【コメントあり】

『あなたは私におとされたい』©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

 

鶴嶋乃愛と村井良大がW主演を務めるMBSドラマ特区『あなたは私におとされたい』(MBSほか 2023年1月5日(木)スタート 毎週木曜 深夜0時59分ほか)に、内藤秀一郎、佐藤友祐(lol-エルオーエル-)、マーシュ彩、染野有来が出演することが決定した。

 

原作は、2021年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」で連載中の「あなたは私におとされたい」(作画:梅涼/原作:宮口ジュン)。ゼッタイに不倫しない男×ゼッタイに不倫させる女の駆け引きの中で「セックスレス」「ハラスメント」などリアルな社会問題を通じ、夫婦の在り方を問う“異端の不倫マンガ”として話題を集めている。

 

証券会社勤務の相澤直也(村井良大)は同じ会社で働く妻・夏菜(宇垣美里)と社内結婚。2人は会社でも“おしどり夫婦”として有名だった。そんなある日、直也の働くライト証券新宿支店に配属された新入社員の立花ノア(鶴嶋乃愛)。若く妖艶なノアは直也を誘惑し、直也も彼女の色香に翻弄されるも、信頼できる部下・平野恭介(内藤秀一郎)に相談しながら断り続ける。それでも、あの手この手で直也を罠にかけていくノア。

 

一方、銀座支店で働く直也の妻・夏菜は、新入社員の大村ユリカ(マーシュ彩)、小山みゆき(染野有来)との向き合い方に悩んでいた。夫への不信感から直也には素直に相談できず、だんだん部下の皆木蒼(佐藤友祐)を頼りにするようになっていく。

 

“ゼッタイに不倫しない男”相澤直也が仕事において最も信頼している部下で、ノアからのアプローチに困惑する直也のよき相談相手である平野を演じる内藤は、『仮面ライダーセイバー』で主人公を演じ、立て続けに『もしも、イケメンだけの高校があったら』『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』などに出演するなど、今飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する若手俳優だ。

 

そして人妻であることを知りながらもひそかに夏菜を想い、新入社員との向き合い方に悩む彼女を後輩としてなにかとサポートする皆木蒼役の佐藤は「avex audition MAX 2013」でアクター部門グランプリを受賞後、ダンス&ボーカルグループ“lol-エルオーエル-”のメンバーとして活動し、アーティスト活動だけでなく俳優やモデルとしてもマルチに活躍中。

 

また、ライト証券銀座支店に新入社員として配属された大村ユリカ役にはマーシュ彩、小山みゆき役に染野有来がそれぞれ決定。2人は上司である夏菜から厳しく指導され、夏菜に反発するようになり…直也や夏菜の関係にどう影響していくのかも注目だ。

 

平野恭介役:内藤秀一郎 コメント

平野恭介役:内藤秀一郎©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

 

皆さんこんにちは。
平野演じさせていただきます内藤秀一郎です。
直也のチャラい後輩でもあり、仲間想いで仕事はしっかりと出来る男でもあります。
自分の欲望に真っすぐで、この男がこの物語の緩和剤にもなってる、そんな男を演じてます。
ぜひ平野の素直さを楽しんでいただけたらなと思います。

 

皆木蒼役:佐藤友祐 コメント

皆木蒼役:佐藤友祐©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

 

皆木役を演じさせていただきます佐藤友祐です。
皆木はすごく真面目で仕事もできて、人への気遣いなどもできる役柄になっています。
皆木のいい部分や抑えきれなかった相澤夏菜への想いなどをうまく表現できたらいいなと思っています。夏菜役の宇垣美里さんは昔から憧れの女性で、僕自身が自然と皆木の気持ちになることができて演じていてとても楽しかったです。
いつも尊敬して憧れていた女性に少しでも頼ってもらいたい、守ってあげたいっていう気持ちをストレートに表現できていたらいいなと思います。
相澤夫婦がどうなっていくのか? ノアや皆木、平野が2人の関係性にどう絡んでいくのか?
注目して観ていただけたらうれしいです!

 

大村ユリカ役:マーシュ彩 コメント

大村ユリカ役:マーシュ彩©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

 

大村ユリカ役を演じさせていただきます、マーシュ彩です。
気が強く、でもかわいらしさもありどこか憎めないという私の中では初めての役どころですが、新しい役に出合えるのはすごくうれしくワクワクしています。
何も考えていないように見えて、しっかり意思があるところは共感できるポイントでもあるのでのびのびと演じつつ「あなおと」の世界に染まっていけたらなと思っています。
どろどろとした人間の欲望にまみれた世界を一緒に楽しめたらうれしいです。

 

小山みゆき役:染野有来 コメント

小山みゆき役:染野有来©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

 

ドラマ特区の漫画原作は面白い作品が多く、視聴者としてよく観ていたので同じ枠の作品に参加できることが決まった時はとてもうれしかったです!
自分ではコントロールできない感情にどう向き合うか。
作品を皆さんに楽しんでもらえるように役として役割を果たせたらと思ってます!

 

番組情報

ドラマ特区『あなたは私におとされたい』
2023年1月5日(木)より順次放送スタート

MBS:2023年1月5日(木)深夜0時59分~
テレビ神奈川:2023年1月5日(木)午後11時~
チバテレ:2023年1月6日(金)午後11時~
とちテレ:2023年1月12日(木)午後10時30分~
テレ玉:2023年1月12日(木)午後11時30分~
群馬テレビ:2023年1月12日(木)午後11時30分~

出演:鶴嶋乃愛、村井良大、内藤秀一郎、佐藤友祐(lol-エルオーエル–)、マーシュ彩、染野有来、宇垣美里

原作:「あなたは私におとされたい」梅涼/宮口ジュン(サイコミ/Cygames)
監督:加藤綾佳、長野晋也
脚本:鈴木史子
制作プロダクション:レプロエンタテインメント、ダブ
製作:「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

公式HP:https://www.mbs.jp/anaoto/
ドラマ公式Twitter:@dramatokku_mbs 
ドラマ公式Instagram: @dramatokku_mbs
ドラマ公式TikTok:@drama_mbs

 

キャリーオーバーで敗者復活!? ”漫才歴2年”かもめんたるの胸の内【M-1グランプリ2022特集】

12月18日(日)に開催される決勝戦に向け、世間を沸かせている「M-1グランプリ2022」。エントリー数は過去最多となる7261組。11月30日にファイナリスト9組が発表され、残る1枠をめぐり、決勝戦前に敗者復活戦が開催される。今回は、準決勝で敗退し、敗者復活戦を控えるかもめんたるにインタビュー。漫才歴2年であり、ラストイヤーでもある、生粋のコント師として知られキングオブコント2013王者のふたりに、知られざる胸の内を明かしてもらった。槙尾さんの、う大さんへの愛にも注目されたし!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:)

岩崎う大(いわさきうだい・左)1978年9月18日 東京生まれ/槙尾ユウスケ(まきおゆうすけ・右)1980年12月5日広島生まれ

 

劇団かもめんたるをやっていなかったら、M-1にも繋がっていない

ーーM-1グランプリ(以下、M-1)には、21年からの挑戦で2度目となります。出場を決めたきかっけを教えてください。

 

う大 20年12月放送の『お笑い二刀流 MUSASHI』(テレビ朝日系)で、コント師に漫才をやらせるという企画があり、そこで漫才をやったら好評だったんです。僕たちも意外と楽しかったんですし。周りの人から「かもめんたる、M-1出たらいいんじゃない?」と言われて。

 

槙尾 手応えはありましたよね。周りの声が後押しになりました。

 

う大 それでそれまであった、漫才への苦手意識がちょっと拭えたんです。

 

ーー苦手意識があったんですね。

 

う大 かもめんたるが漫才をするなら……とストレートに考えると、漫才の中にコントが入る構成のネタかと思うじゃないですか。でも、実はそれってすごく難しくて。ひとつのネタの中でふたつのパーソナリティが必要なんですが、その感覚が、僕には掴めなかったんです。

それが、テレビで漫才を初めてやる直前、劇団かもめんたるの公演があり、そのとき僕がやっていた役柄が自分の素に近いキャラクターで、ふと「この役でしゃべくり漫才をやったら、意外とおもしろいんじゃないか」と思いついたんです。僕が自分のいろいろな持論を語って、槙尾は聞き手というか、被害者というか。それでひとつの形になるかなと思いました。

 

槙尾 漫才師の人って究極に演技が上手いですよね。だって、事前に決まっているネタを、練習しているわけじゃないですか。それを、そのときその瞬間に思ったことのように、素で喋る感覚で自然にやっているから。みなさん、相当すごいですよ。

そんなふうに普通の漫才師さんは素に近い感じでやっていると思いますが、僕たちは、う大さんは「う大さんに近い別人」で、僕は「その人の相方」という感じといいますか、“漫才のお芝居”という感覚でやっています。

 

ーー演劇が漫才に繋がったんですね。

 

う大 そうですね。劇団かもめんたるをやっていなかったら、M-1にも繋がっていないという感じがすごくするので、人生わからないものですよね。

 

ーーそうしてかもめんたるさんの漫才が形になり、テレビで披露されて反響もよかったことで、すぐに2021年のM-1出場を決断したのでしょうか。

 

う大 決断なんて大したものでもなく、「出てみましょうか」という感じです。誰も期待していないし(笑)、マネージャーも「別にいいけど。好きにしたら」という反応でした。

 

ーー結果は、初出場で準々決勝まで進みました。M-1にはいわゆる“M-1戦士”という単語がありますが、おふたりもそういった心境でしたか?

 

う大 大会である以上、極端な言い方をするとほかの人たちはライバルですしね。とはいえ、僕らはほかとはかぶっていないという自覚があったので、僕らのやるべきことは自分たちのクオリティを上げることだなと思っていました。今年がラストイヤーですし、昨年の時点で2年というリミットがあったことは最初からわかっていたことですから。5年後、10年後に完成する漫才を目指す方法もありますが、僕らは2年しかないから、そんなことも言っていられない。だから、「できないことはやらない」に徹しました。

実際ほかにも仕事がたくさんあるし、M-1にかけられる時間は限られていました。だからこそ、去年は正直、「是が非でも決勝!」とは臨めていなかったかもしれないですね。突き詰めすぎると、いやになっちゃっていたかもしれないし。

ハードルが高すぎると越えられませんから。「M-1なんか挑戦しなければよかった」となるのが嫌だったんです。今年のM-1の最年長コンビでもあるんですが、若いころとはいろいろと変わりますよね。昔は「キングオブコント(以下、KOC)で優勝するしかない!」と、それだけに賭けていましたけどね。

 

ーーKOCに出場していたころとは、挑み方が変わったんですね。

 

う大 若いころとは違い、俯瞰で考えているかもしれません。

 

かもめんたるに時代が追いついてきた!?

ーーKOCには2013年に優勝してから、2015年から2017年まで3年連続出場し、最後の年は準決勝進出で終わってしまいました。当時、おふたりのラジオ「ラジオかもめんたる」で敗退の原因を巡ってケンカになったことは、業界内で知られていますよね。それも若さや、現在との挑み方の違いゆえだったんでしょうか。

 

う大 あれはそういうことじゃなかった気がしますね。僕は失敗を笑いにしたかったけど、そういった意思の疎通が取れていないことでケンカになったんだと思います。

 

槙尾 当時はかもめんたるとして一番どん底でした。今でこそ地上波で、たとえば『有吉の壁』(日本テレビ系)などにも出ていますが、そういう仕事もないし、大変な時期だったと思います。それで、「もう一度KOCで優勝して、ネタ番組に呼ばれるようになりたい」という気持ちがあったと思うんです。

う大さんは「そんなことない」と言うかもしれませんが、当時のかもめんたるはギスギスしていると感じていました。ツッコミやイジリのつもりでも、無意識に言い方がきつくなってしまうというか。

だって、ネタ番組の「過去のKOC王者を呼びました」という企画があっても、僕らはそういうのに呼ばれないんですよ。なんでですかねえ。チャンピオン感が薄いのかな(笑)。

 

う大 そういう周りの感じもわかるんですよね。

 

ーー時代の流れなど、純粋な面白さ以外の要因で置かれている状況が変わることは、あると思います。

 

槙尾 そう、それこそ今のう大さんは、「先生すごい!」「天才!」「キングオブう大!」とかいろいろ言われているじゃないですか。当時は全然言われていなかったですからね。当時から今にかけて面白さが急激に増したとかでもないんですよ、絶対に。「評価されるの遅くない?」と思います。

 

ーー流れがきている実感があるのですね。

 

う大 noteでいろんな賞レースのことを書き始めるようになって、KOCの寸評を書いていたのを『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に見つけてもらえて、「キングオブう大」という企画が始まったこととかですかね。

 

槙尾 あと、劇団かもめんたるが実を結んできたのもありますね。

 

ーー新人劇作家の登竜門とされる岸田國士戯曲賞に、20年、21年と2年連続ノミネートされましたね。

 

う大 それで『有吉の壁』で有吉弘行さんが「う大は偉いんだから。こんなことやらせちゃダメだよ」と、たまにイジってくれたりもしました。

 

槙尾 2017年はそういう流れが来る前で、う大さん自身は「なんで認められないんだ」というストレスが絶対溜まっていたはずだし、僕も同じでした。

 

う大 僕はこれから寸評キャラでやっていきたいわけじゃないんですが(笑)、純粋なお笑いだけでやっていけるほどの才能がないですから。と、思う一方で、劇団が漫才に繋がったように、この寸評の道もなにかほかの道にぶつかることがあるかもしれません。

 

ーーう大さんは公式YouTubeチャンネル「う大脳」でも、昨年のM-1決勝を実況&寸評していましたよね。

 

う大 ああやって真剣に見ると笑わなくなるので、生配信とか苦手なんですよね……。「こいつ、笑ってないじゃん」と言われそうで。でも、意識的に笑いを見せるのもちょっと余計な行動ですし。

 

ーー槙尾さんはどうご覧になっていましたか?

 

槙尾 「クソ—! ここに立てなくて悔しい!」というのはまったくなく、客観的に見ていました。そもそも去年は“M-1戦士”というよりも、初めての漫才に慣れる期間だったと思います。ライブや予選でお客さんの前でやるうちに、「あ、漫才ってこんな感じなのか」と、徐々に掴んでいく感じでした。

最初は「僕ら漫才もやるんですよね。今日はコントじゃなくて漫才をやらせてもらいます」と、掴みで言わないと違和感がある気がしていましたが、だんだんとそれが取れて、普通に「どうも、かもめんたるです」とやり始めた、そんな段階でした。

それで、あれよあれよと準々決勝まで来られて。もちろん決勝なんて夢のまた夢だったんです。

 

敗者復活戦は”寒空に映えるネタ”を

ーー今年の出場は、いつごろから考えていましたか?

 

槙尾 今年1月から、M-1を見据えてライブで漫才のネタをやっていました。周りのコンビと話したら、「え! もうM-1のネタを試しているの!?」とすごい言われて。当初から2年計画だったというのもあり、スタートダッシュは早かったですね。

 

う大 がむしゃらにやるほどの時間もないから、逆算してお客さんの前でネタを試して、脈アリ・脈なしをジャッジしていました。

 

ーーということは、昨年と意気込みが変わったということでしょうか。

 

槙尾 今年も最初のころは「決勝なんて行けないだろう」という感じでしたが、やっていくうちに「お? これは……!?」となって、準決勝に行けることが決まったときは、「絶対に決勝に行きたい!」となったし、準決勝が終わったあとは「決勝、イケたんじゃないか!?」と思ったりしました。ただ、敗者復活戦についてはイメージしていなかったです。

 

う大 正直僕も、「今年はストレートで決勝に上がる」というのは唯一目指していた場所で、リアルに想像するようにしていたんですよね。だから敗者復活戦から上がる自分たちは想像していなかったし、今もできていないです。それに、通常かもめんたるって、屋外で映えるタイプじゃないですしね。漫才とこれで「さようなら」となるのか、それとも「続けよ」という結果がもらえるのかは、笑いの神様がどうジャッジするかですかね。

 

ーー敗者復活戦のネタは決まっていますか?

 

う大 決まっています。寒空に映えそうなネタをやる予定です。

ひとつ思うのは、急に漫才をやりはじめた年長者としては、M-1 はすごい盛り上がっているけど、同時にみんなM-1を追いかけすぎているような気もして。だから「もっと自由にやればいいのに」というニュアンスを込めて、「コントからきたかもめんたるが、こんな漫才をやっているんだ」と伝えられたらいいなという気持ちもちょっとあるんです。そんなふうに、お笑い界に還元できたらうれしいと思っています。

なぜそんなことを言うのかというと、そういうことを考えていればお笑いの神様が微笑んでくれるんじゃないのかな、という打算というか。スピリチュアルな考え方かもしれないですけど。

 

槙尾 う大さんはスピリチュアルが結構好きなんですよ。だから、さらば青春の光さんの公式YouTubeに出たときも、「う大さんなら全然ありえるな」と思って。

 

ーー「【100万円詐欺チャレンジ】信頼してる相方からの儲け話に槙尾は騙されてしまうのか!?」の動画ですね!(笑)う大さんが槙尾さんに電話をして、「植物由来のスピリチュアルスーツを、40万円で売る」というドッキリ企画でした。

 

槙尾 う大さんがスピリチュアル好きじゃなかったら、いきなりあんなことを提案されたとしたら「なんでそんなことを言うんだろう」と怪しむはずじゃないですか。でもあのときは、「たしかにう大さんなら、信頼するスピリチュアルな先生がいそうだな」と。

 

ーーそれであのとき素直に、40万円のスーツを作ることに了承したんですね。

 

槙尾 あとは「一緒にスーツを作ろう」と言ってくれたのが嬉しい気持ちがあったから。その嬉しさが怪しさを上回って「作りましょう!」と言ってしまいました。

 

ーーなんだかすごく泣けます……!  M-1グランプリ公式YouTubeの『M-1グランプリ2022「かもめんたる」直撃!インタビュー【東京2回戦】』のコメント欄には「槙尾さんがう大さんに近づきすぎ」「槙尾さんがう大さんと一緒にいるのが嬉しそうなのが伝わります」というコメントが散見されました。

 

神様からのキャリーオーバーがそろそろ来るはず!?

槙尾 僕の目線から話すと、う大さんは当たりが優しくなりました。こういう場で話すときはどうしてもう大さん中心になりますが、「おまえも入ってこいよ」と言われても、やっぱりう大さんに質問されていることについては入りずらかったりするじゃないですか。そんなときに、僕に振ってくれることが多くなったんです。目線を送ってくれて、話しやすくしてくれたり。

ここ何年かですごくマイルドになりました。一言一言が優しいし、僕が言ったことに自然と乗っかってくれたり、僕に関わってくれるようになったんです。

以前のう大さんは「頑張っているのに評価されない」というジレンマがあったと思います。それが、少しずついろいろな形で仕事が増え、う大さんの評価も高まり、そういうことがコンビの中で良い関係の底上げになったのかなと思います。

 

ーーそれが観ているファンにも伝わっているのかもしれませんね。

 

槙尾 そうだと思います。あと、前は一人称が多かったんです。いまは「かもめんたるとしては」とか「僕らは」と言ってくれることが多くなったと思います。う大さんがネタを書いているので、僕はプレイヤーとして、う大さんが面白いと思うことを一緒に表現する人としてずっとついてきている側面があるので、それなのに一人称で語られるとすごく孤立感があるんです。

だから「かもめんたるは」と言ってくれると、報われるというか……。僕はう大さんが考えたものを演じてきただけで、だから「おもしろいことをやって」と言われても作ることはできないし、比例して需要もないんですよね。プレイヤーとしての需要もまだ難しいし、そっちの需要もう大さんのほうが多かったりするんですよ。だから「マキオカリー」というカレー屋をやってるんですけど(笑)。

 

ーー(笑)。そういった話は普段からしますか?

 

う大 しないですね、大人ですし(笑)。

 

槙尾 漫才を始める前、「今後はひとりでやっていく」という話はあったかもしれないです。いままでは、かもめんたるの中に岩崎う大と槙尾ユウスケがいて、そうではなく、“岩崎う大”で活動するという話をされたときに、初めて危機感を抱いたんです。

コンビって、どうしてもどちらかがどちらかに依存しちゃうコンビも少なくないと思います。お互いが自立して、そのなかで相乗効果を生み出すコンビが理想ですよね。僕はお笑いでは全然自立できていないですが、カレー屋では自立できています(笑)。

 

ーー(笑)冷静に分析されていますね。

 

槙尾 冷静でもないです。その時期から何年か経っているから言えるだけですよ。当時はヤバかったですから。「どうしようどうしよう、生活できないし」って。それこそ、今は漫才をやるようになってコンビでネタをやっていますが、それ以前はコントもやっていなかったから、コンビでネタをやる機会がほとんどなかったんです。

 

ーー単独ライブも一切なしですか?

 

槙尾 やっていませんでした。劇団かもめんたるはありましたが、あれは僕は“いち劇団員”なので。カレー屋をやり出して、経済的に安定し出して、自然と僕のピンの仕事も少し増えてきて、コンビでの仕事も『有吉の壁』とかで増えてきての、今です。

 

ーー今はコンビ間のバランスも良い状態で、敗者復活戦に臨むということですね。

 

槙尾 そうですね。う大さんは今、劇団の脚本もあって大変ですけど。

 

う大 それも込みでの人生ですからね。忙しいからマイナスなのかというと、それは違うかもしれない。運命に任せます。漫才も一生懸命やるし、演劇も一生懸命やるし、どこかでいいことがあるだろうと。そのタイミングがいつ来るかは、神様次第ですけどね。

 

ーーそのタイミングが、いまかもしれないです。

 

う大 M-1決勝が、キャリーオーバーを吐き出すタイミングかなと思っているんです。僕の中では、KOCも2013年以降ダメで、岸田國士戯曲賞を2回も取り逃したし、この前の『ドラフトコント2022』(フジテレビ系)も負けたんです。だからほくそ笑んだんですよね。「ここで負けたから、M-1決勝、あるかもな」と。

 

ーーキャリーオーバーするだろうと(笑)。

 

う大 そうですね(笑)。そう思わないと、いちいち負けてへこまないといけないから。感情的に、絶対にへこむんですよ。「うわ! 負けた! 悔しい!」と。それを引きずらないために、「これはキャリーオーバーだな」と思っています。

 

槙尾 僕も関わってますからね、キャリーオーバー。11月の「神田カレーグランプリ」で、一番売ったので優勝できると思っていたら3位だったんですよ。だから「これはM-1決勝に行くフラグが立ったな」と思ったんです。そのあと、いつもピンで出ている即興ライブの大会でも最後の3人まで残って、「これはヤバい! ここで優勝しちゃったらM-1ヤバいかも!」と思っていたら負けました。

 

ーーいろんなところでM-1がよぎるんですね(笑)。

 

槙尾 よぎりますね。う大さんはファイナリスト発表のとき、「行けそう」という感覚、なかったですか?

 

う大 あったよ。行くかもなとは思ったけど。でも呼ばれなかったら呼ばれないで、すんなり受け入れました。「うそだろ!」とはならなかったです。敗者復活でどうなるか分かりませんが、決勝に上がれたら本当にキャリーオーバーがくるかもしれない。

 

槙尾 ストレートで決勝にいけなかった分も溜まったということですからね。

 

う大 でも期限があると思うんだよなあ。

 

ーーたしかに(笑)。いまはどれくらいなんでしょう。

 

う大 相当溜まっているはずだけど、いつの間にか有効期限が切れている分もあって、半分くらいになっている可能性もありますよね。神様に「noteがいっぱい読まれたよね? あれでキャリーオーバー吐き出したよ」と言われたら、「あ……そうっすよね……」って感じですけど。

 

ーーもっと派手なものがほしいですよね(笑)。

 

槙尾 準決勝に行けたことで、キャリーオーバーが支払われた可能性もありますよ。だってすごいことですからね、ここまでいけただけで。

 

う大 それあるよ、あるある。でもキャリーオーバーは、メンタル的に信じることにメリットがあるから、信じるべきだと思います。

 

槙尾 敗者復活戦、18組中の1組ですからね……。この前YouTubeで「18組の中でどのコンビが通過するのか、AIで予想する」という動画を観たんですよ。18位から予想されていて、「当たっていそうな感じがするな」と思って観ていたら、かもめんたる、13位でした。

 

ーーあははは!

 

槙尾 低っ!(笑)だから応援よろしくお願いします!

 

【INFORMATION】

劇団かもめんたる 第12回公演

奇事故

日時:2023年1月25日〜29日
会場:あうるすぽっと

詳細は劇団HP

三浦透子×前田敦子×伊藤万理華「この3人が集まったことが奇跡」「そばかす」鼎談インタビュー解禁

©2022「そばかす」製作委員会

 

12月16日(金)公開の三浦透子主演映画「そばかす」より、本作で共演した三浦、前田敦子、伊藤万理華の鼎談インタビュー映像が解禁された。

 

ゲイのカップルが今の日本社会でどう生きていくかを真摯に描いた、映画「his」の企画・脚本アサダアツシをはじめとする同制作チームが、劇団「玉田企画」の作・演出を担う俊英として注目の玉田真也を監督に迎えて送る本作。

 

主演は2021年公開の「ドライブ・マイ・カー」でヒロインを務め、第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した三浦透子。「恋愛至上主義」がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた。

 

物心ついた頃から「恋愛が何なのか分からないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」。自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純(三浦)は、30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。

 

妹(伊藤万理華)の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う。

 

鼎談インタビューで「この3人が集まったことが奇跡で、とても楽しかった」と口々に語る3人からは、同じ価値観を共有できた撮影だったことがうかがえる。「恋をしない」佳純は非常に難しい役どころだが、そんな彼女の人生に大きな影響を及ぼす同級生を演じたのが、元AV女優という役どころの前田敦子。

 

さらに、佳純の妹を演じた伊藤はそれぞれの共演を「楽しかったしか出てこない」と現場での朗らかな様子を伝えている。家族の設定だった三浦と伊藤、そして友人設定の三浦と前田、各々の演技の息はぴったり合ったようだ。

 

撮影前にもきちんとリハーサルを実施し、監督や出演者とコミュニケーションをとりながら撮影を進めたこともあり、スクリーンからも出演者たちの気兼ねない関係が漏れ出ている。「透子ちゃんがスタッフみんなをまとめていた」と前田に褒めたたえられ、三浦は「なんかすみません(笑)」と照れ笑いを見せた。

 

 

作品情報

「そばかす」
2022年12月16日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開

三浦透子
前田敦子 伊藤万理華 伊島空 前原滉 前原瑞樹 浅野千鶴
北村匠海(友情出演) 田島令子 坂井真紀 三宅弘城

監督:玉田真也
企画・原作・脚本:アサダアツシ
主題歌:「風になれ」三浦透子(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
製作幹事:メ~テレ
配給:ラビットハウス
製作プロダクション:ダブ
(not) HEROINE movies メ~テレ60周年

©2022「そばかす」製作委員会

公式HP:https://notheroinemovies.com/

幸澤沙良インタビュー「いろんなことを学んで吸収して、たくさん刺激を受けた作品です」『差出人は、誰ですか?』

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

いよいよ12月12日(月)から最終週を迎える、よるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』(TBSほか 毎週月曜~木曜 深夜0時40分~0時55分 ※一部地域を除く)。12月8日放送の第36話で、立花先生(柄本時生)が亡くなったことが分かり、2年D組が絶句するという衝撃の展開に。これまでも多くの注目を集めてきた本作で、初のドラマ出演にして主演を務めた幸澤沙良さんに、クランクアップ時の心境や最終週の見どころを聞きました。

 

◆クランクアップを迎えられたということですが、その時のお気持ちを教えてください。

すごく楽しかったですし、達成感があります。ですが、もっとこうすれば良かったなって思うところもあったので、悔しい気持ちもあって。そして、3か月一緒にやってきた共演者の方や、スタッフさんと離れることも寂しいなと思ってクランクアップ時は号泣しました。

 

◆どんなシーンで、クランクアップを迎えられたのでしょうか?

みんな違うシーンでクランクアップだったんですが、私は小畑先生(薄幸)との2人のシーンでした。その時、オーディションで一緒にやってきた3人(大嵩愛花、馬越友梨、大平くるみ)が駆け付けて来てくれましたし、藤原(大祐)さんはスタッフさんとテレビ電話をつないでくださって「お疲れ様」と言っていただきました。

 

◆大嵩さんたちとは何かお話をされましたか?

「ここのシーン、もっとこうしたらよかったね」と反省会をしました。スタッフさんたちからは「ここが良かったよ」と声をかけてもらいました。

 

◆本作を振り返って、一番印象に残っているシーンはどこでしょう?

第10週(12月12日から放送)で立花先生が手紙ゲームを始めた理由や目的が分かるのですが、台本を読む際、こういう理由だったんだっていうことを美月の視点で読みました。理由や目的が分かった時には感動して思わず号泣しました。

 

◆実際にそのシーンを撮影されていかがでしたか?

一番印象に残っているシーンでもあり、一番大変だったと思うシーンでした。作品の中でも大切なシーンなので、その分、泣くお芝居や、泣くのをこらえるお芝居があって大変でした。

 

◆そのシーンを乗り越えるために、意識されたことはありますか?

その撮影のときに泣く芝居について悩んでいたのですが、スタッフの方にいろいろ質問して、アドバイスをもらって。櫻井(海音)さんからもアドバイスをくださいました。

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

◆どんなアドバイスだったのでしょうか?

泣きの芝居のときに、カメラが向いてないときは、素直に相手の言葉や、その場の状況を受け入れて涙が出るのですが、カメラが自分のほうを向くと、どうしても緊張してしまって、集中できずに泣けませんでした。それを櫻井さんに相談したら、「自分にカメラが向いているときを1番正当な気持ちでお芝居ができるように、いろんな角度から撮るために何回も同じシーンは撮影するけど、それを毎回全部受け取ろうとしなくていいんだよ。自分の大切なシーンのときにちゃんと真正面から役とぶつかって、力を抜いていいところは抜いていいんだよ」と言っていただきました。

 

◆一番好きなシーンはどこでしょう?

彩花(大嵩)と仲直りするシーン。彩花とは全体を通して何回かけんかをしていて、その中で美月の成長も感じられるし、彩花とちゃんと親友になれたなと感じるところなので好きです。そして「美月、良かったね」と思いながら読んでいたので、撮影中も彩花が全部受け入れてくれるところは自分もうれしくなりました。

 

◆YouTubeで公開されているメイキングでも、和気あいあいとした現場だったことが伝わってきますが、皆さんと過ごした期間はいかがでしたか?

本当に楽しくて、実際に学校へ行っているような感覚でした。私が通っている学校の行事もコロナの影響でなくなってしまったんですが、このドラマの撮影を通して青春を取り戻しているなって思うぐらいすごく楽しかったです。

 

◆文化祭シーンでは、成田(櫻井)が美月に壁ドンするなど印象的なシーンもありましたね。

私自身、学校の文化祭がなくなってしまったのでやったことがなかったので、文化祭のシーンの撮影はとても楽しみでした。その壁ドンも人生初だったので、すごく緊張しました(笑)。この撮影を通して、いろんなことを経験できたのですごく楽しかったです。

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

◆今回、初のドラマ出演で初主演を務められましたが、よかったと思えた瞬間は?

多くの人と演技ができたことですね。私は成田、一ノ瀬君(藤原)、健(駒木根葵汰)、彩花といったクラスメートや多くの人と関わるシーンが多いので、お芝居のことなど学ぶことがありました。刺激にもなりました。

 

◆では、難しかったこと、大変だったことは?

1人のシーンも多くて。部屋で1人LINEや手紙を読むシーンでは、最初は自分1人でその周りにカメラマンさんや音声さんといった大人の方がたくさんいる中で芝居をするということにすごく緊張して難しかったです。そして、主役だから自分がちゃんとしないと、というのも考えていたんですが、「最初だからそんなに気負わなくていいんだよ」と共演者の方々に言っていただきました。でも、どうしても自分の中では主役だから、自分がちゃんとしないといけない、共演者さんを自分がサポートしなきゃといったことを考えて焦ってしまうことが多かったです。今振り返ってみると、もっとみんなに頼ればよかったなと思います。

 

◆このドラマを通して、成長したなと思う部分はどこでしょう?

自分ではあんまり自覚ないんですけど、「堂々とできるようになったね」と周りの方に言っていただくことが増えました。たしかに、最初は緊張して縮こまっていたのですが、カメラの前に立って演技をすることに慣れたのか、自信がついたのか分からないのですが、日がたつにつれて、自然とちゃんと声が出せるようになったとは自分でも感じているので、堂々と人前に立てるようになったのかなって思います。

 

◆最初のインタビューの時と比べて、とても表情豊かに受け答えしてくださっていますが、気持ちの部分で成長したなと思うところはどこでしょうか?

自分では緊張しますし、どうしようとずっと思っているんですけど。ただ、最初は緊張や「うわ、どうしよう」という不安やマイナスの気持ちがたくさんありました。最近は撮影の中でも楽しいなって思うことが増えてきて、もちろん緊張とか不安もあるのですが、その場を楽しめるようになって、そこは変わったなって思います。

 

◆幸澤さんにとって本作はどんな作品になりましたか?

いろんなことを学んで吸収して、たくさん刺激を受けた作品です。お話の中でも、美月の成長する姿や、美月や他の共演者の方から学ぶこともたくさんありました。最初に出演したドラマがこの作品でよかったなって思いますし、本当にすごく大切な作品です。

 

◆本作に出演されて、家族や友達といった周りの反響はいかがでしょうか?

最初のころ、友達から「幸澤沙良が話しているように感じて、桑鶴美月として見るのが難しい」と言われました。ただ、どんどん物語が進んでいくにつれて、「ちゃんと美月として見られるようになった」と言われました。それがとてもうれしくて、ちゃんと成長できているのかな、ちゃんと美月になれているのだなと、それがうれしかったです。

 

◆駒木根さんのインタビューで成田と馬場(窪塚愛流)の仲直りのシーンで、「幸澤さんが泣いていて、すごく感情豊かで繊細な方なのだなと思った」と言われていたのですが、いかがでしょうか?

そのシーンは私自身も台本を読みながらボロボロ泣きましたし、美月としてその2人の掛け合いを見ていてもすごく感動するところでした。そして、櫻井さんと窪塚さんの芝居に引き込まれたのもあると思います。泣きの芝居は相手や自分が見ている方の演技に助けられることが多いんだなって実感したときでもあるので、そうやって繊細って言ってくださったのはうれしいです。

 

◆駒木根さんが「撮影の合間に幸澤さんがオンラインで授業を受けているのを見て驚いた」とも言われていたのですが、学業との両立はいかがでしたか?

1回授業に出なかっただけで、どんどん置いていかれちゃうのですごく大変でした。みんなも合間にやっていたので、台本も覚えなきゃいけないし、英単語も覚えなきゃいけないしという状況でしたが、頭がパンクしそうになりながらやっていました(笑)。

 

◆この3か月ほど、学業と俳優業を両立してきて、救われたなと思う言葉や存在は?

一緒にオーディションからやってきたメンバーには支えてもらったなと感じています。同じように初めてのドラマ出演でしたし、演技も始めてから少ししかたっていないという同じ境遇の人がいたというのはすごく大きかったなと。そして、言葉で救われたのは三浦(獠太)さん。私が「演技が納得いかなくて…」と相談をした時に、「頑張ってやっても、きっとどこかで『ここはもっとできたな』とか、 自分が納得することのない職業だから」と言っていただいたんです。そこから、できなくて落ち込みそうになったときに、この言葉を思い出して、次につなげられるように努力しようと思うことができました。

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

◆どんなシーンで相談されたんでしょうか?

第32話(12月1日放送)の美月が健に「私はずっと健の味方だよ」と言うシーン。美月と健にとって大切なシーンなのでうまくやろうと思って焦ったり、カメラを向けられて緊張してしまったり、いろいろとうまくいかないところがあって相談しました。

 

◆手紙がキーアイテムとなっているドラマですが、撮影中やクランクアップの時に手紙を交換したなどのエピソードはありますか?

実はオーディションからやってきたメンバー3人に今書いています。あとはクランクアップのときに内海誠子さんからお手紙をいただきましたし、三浦さんからはマスクの包装にメッセージを書いたものを頂きましたし、たくさんの方にメッセージをもらいました。

 

◆最終週の見どころを教えてください。

ひとつは立花先生がなぜ手紙ゲームを始めたのか、その目的です。あとは美月と一ノ瀬君の恋模様にも注目して見てもらいたいです。

 

PROFILE

幸澤沙良
●こうざわ・さら…2005年9月27日生まれ。神奈川県出身。O型。オーディション番組『私が女優になる日_』season2でグランプリを獲得し、本作で主演デビュー。

 

番組情報

よるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』
TBSほか ※一部地域を除く
毎週月曜~木曜 深夜0時40分~0時55分
毎週金曜 TBS公式YouTubeにて全話配信

<出演者>
桑鶴美月…幸澤沙良
成田育…櫻井海音
一ノ瀬斗也…藤原大祐
御手洗健…駒木根葵汰
馬場浩人…窪塚愛流
佐伯彩花…大嵩愛花
柊ひかり…馬越友梨
難波桃子…大平くるみ
諸祐太郎…三浦獠太
氏田誠二…野村康太
野木静香…那須ほほみ

原田…サイプレス上野
カズタ…さなり

小畑きみ…薄幸(納言)
桑鶴雅巳…金子昇
桑鶴夏樹…島田珠代(吉本新喜劇)

立花純太…柄本時生

企画・原案:秋元康
脚本:藤平久子、濱田真和、灯敦生
音楽:G.B.’s Band Produced by GeG(変態紳士クラブ)
プロデュース:橋本梓、佐久間晃嗣
演出:加藤亜季子、宮崎萌加、熊坂出、宮本秀光

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sashidare_tbs/
公式Twitter:@sashidare_tbs
公式Instagram:sashidare_tbs
公式TikTok:sashidare_tbs

 

©TBS/撮影:加藤春日

三浦友和「ギターが並べてある自分の住み家みたいな居心地のいい空間は、大切にしたいと思っています」映画「ケイコ 耳を澄ませて」

難聴のボクサーの実話を基に、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が新たに脚本を書きあげた『ケイコ 目を澄ませて』が、12月16日(金)より公開。劇中で、岸井ゆきのさん演じるヒロインが通う、小さなボクシングジムの会長を演じる三浦友和さんに、製作者や共演者との距離感や自身のキャリアについて、さらにはこだわりのヴィンテージギターについても語ってもらいました。

 

三浦友和●みうら・ともかず…1952年1月28日生まれ。山梨県出身。1974年「伊豆の踊子」で映画デビュー。以降、映画・ドラマ・CMで幅広く活躍。近年の主な出演映画に『おかえり、はやぶさ』(12)、『アウトレイジ ビヨンド』(12)、『葛城事件』(16)、『64―ロクヨン- 前編・後編』(16)、『羊と鋼の森』(18)、『風の電話』(20)、『AI崩壊』(20)、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22)、『線は、僕を描く』(22)などがある。

 

【三浦友和さん撮り下ろし写真】

 

ミニシアター系の劇場で映画を観るのが、個人的に好きなんです

──出演依頼が多いなか、本作への出演を決めた理由を教えてください。

 

三浦 どの作品でもそうですが、とにかく脚本が面白かったんです。面白さについては作品によって違いますが、今回の『ケイコ 目を澄ませて』に関しては、ケイコという女の子の成功物語ではなかったこと。それと、よくありそうな起承転結があるボクシング映画ではなかったことですね。

 

──ちなみに、ボクシングジムの会長役を演じることに関しては?

 

三浦 ボクシングについては、三十代の頃にちょっとかじっていたんですよ。トレーニングの仕方も知っていたので、自分がボクシングジムの会長という役をできるかどうか考えたとき、何とかなりそうだなと(笑)。だから、意外と役に入り込みやすかったです。

 

──三宅唱監督からのオファーというのは、どのように捉えられましたか?

 

三浦 新宿でいうと、この作品が上映されるテアトル新宿や、新宿武蔵野館、K‘s cinemaといったミニシアター系の劇場で映画を観るのが、個人的に好きなんです。そのなかで、三宅監督の『きみの鳥はうたえる』を観ていて、「すごく素敵な監督だなぁ」と思っていたんです。でも、彼と一緒に仕事するのは初めてだったので、一度お目にかかって、いろいろお話する機会をいただきました。

 

分かりやすさとは一切違う点が、どこか心地良いというか、面白かった

──実際、三宅監督にお会いしたときの印象は?

 

三浦 僕、どこの現場に行っても、スタッフキャスト含めて、最年長なんですよ。彼らとは世代だけでなく、観てきた作品も違うから、いきなり現場に行くのは不安なんです(笑)。だから、そうやって一度話す機会を設けてもらうわけですが、三宅監督に関しては、頑なとか偏屈な印象は一切なく、自由な発想の持ち主で、とても安心しました。

 

──ケイコ役の岸井ゆきのさんとの共演はいかがでしたか?

 

三浦 彼女のことは知っていましたが、彼女が出た作品自体も観たことなかったですし、今回が初共演だったんです。これは作品のテイストにもよるんですが、コメディとかなら、事前にキャストとご飯食べに行ったり、飲みに行ったりして、仲良くなった方がいいんですよね。でも、今回はそうしない方がいいかと思いまして。だから、岸井さんとはボクシングジムの現場が初対面だったんです。そのときは、目の前に完璧に出来上がったケイコがいたんです。ミット打ちしている姿もプロそのものだったし。だから、ちょっと感動しましたね。

 

──その後、ジム会長と所属するボクサーという関係性の芝居に関しては?

 

三浦 女優さんとして、役柄に対して完璧なアプローチをされているので、こちらが無理しなくても、自然と彼女を見守るという、お互いの関係性を表現する芝居ができました。会長とボクサーの関係性ではありますが、お互いに欠けているところを埋めていくような……。こちらとしては、とても楽でした。

 

──完成した作品をご覧になっての感想は?

 

三浦 自分の出ていないシーンも含めて、期待以上のものでしたね。僕の世代ではボクシング映画といえば、『ロッキー』なわけですが、その分かりやすさとは一切違う点が、どこか心地良いというか、面白かったですね。

 

「なぜ、僕をオファーしたんですか?」と、聞いてみたい気持ちでいっぱいですね(笑)

──『グッバイ・クルエル・ワールド』と『線は、僕を描く』という、22年に公開された三浦さん出演作について振り返っていただきたいと思います。

 

三浦 若い頃は正義の味方みたいな役が多くて、それはとても難しくて大変だったんですよ(笑)。だから、『グッバイ・クルエル・ワールド』で演じた強盗団のボスみたいに、そうじゃない役が来るのが、とてもありがたいし、演じていてやっぱり面白いんです。『線は、僕を描く』は『羊と鋼の森』にも近い主人公の青年との師弟関係でしたが、今70歳だし、そういう役回りが増えてきたのかなぁとは思いますね。でも、僕が演じる師匠側にもどこか未完成なところがあって。例えば、水墨画の巨匠でも、教えるのが絶望的に下手だったりして、そういう人間性丸出しなところが好きですね。

 

──人間性丸出しのキャラといえば、ともに2007年にテアトル新宿で上映された『松ヶ根乱射事件』と『転々』。女にだらしない父親と、とぼけた借金取りといった役柄で演じたコミカルな演技は、高い評価を得ました。

 

三浦 そういう、ちょっと個性的な作品を自分で選んでいるんじゃなくて、50代になったあたりから、そういう変わった役柄のオファーが来るようになっただけなんですよ。個人的にも、おかしな人間ドラマの方が好きなんですが、逆にオファーしてくださった方に、「なぜ、僕をオファーしたんですか?」と、聞いてみたい気持ちでいっぱいですね(笑)。

 

美しくて、無駄なモノが一切ない。いい音出すために作られていますから

──そんな三浦さんのこだわりのモノについて教えてください。

 

三浦 ビートルズとベンチャーズに憧れて始めたエレキギターですね。これは楽器全般に言えることですが、美しくて、無駄なモノが一切ない。いい音出すために作られていますからね。海外に行っても、ギターショップには必ず行くようにしていますし、ヴィンテージ系は眺めているだけでも楽しい。音楽やっている息子(三浦祐太朗)が持っていったモノもありますけど、家には今30本ぐらいあります。お気に入りは、モズライトの1969年より前のモノ。それ以降のモノは重くなりますからね。あとはリッケンバッカーやテレキャスターといった定番モノを部屋に飾って、眺めています。最近出てきたギターには何の興味もない(笑)。あとは衣食住なら、「住」のこだわりもあります。

 

──「住」のこだわりとは、具体的にどういうことでしょうか?

 

三浦 18歳で家を出たとき、当時のアルバイトの収入が30000円だったんです。でも、なぜか24000円の部屋に住んでいたんですよ。たかが六畳間だったんだけど、鉄筋コンクリートの3階建て。バス・トイレ、あと炊事場があるといった条件から選んでいて。普通はそんなことしないでしょ?(笑) 残り6000円しかないから、月末になると確実に食えなくなる。そして、電気やガスの集金が「ピンポーン!」と来ると、居留守を使うようになる。そんな青春を送っていたぐらいだから、今でもギターが並べてある自分の住み家みたいな居心地のいい空間は、大切にしたいと思っています。

 

(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

 

ケイコ 目を澄ませて

12月16日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開

(STAFF&CAST)
監督:三宅 唱
原案:小笠原恵子「負けないで!」(創出版)
脚本:三宅 唱、酒井雅秋
出演:岸井ゆきの
三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美
中島ひろ子、仙道敦子 / 三浦友和

(STORY)
嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない思いが心の中にたまっていく。「一度、お休みしたいです」と書き留めた会長あての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す。

【映画「ケイコ 目を澄ませて」よりシーン写真】

(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/及川久美 スタイリスト/藤井享子

現役女子高生声優・進藤あまね 初々しい水着カットに制服姿も…1st写真集の発売決定

 

『BanG Dream!』倉田ましろ役や『D4DJ』春日春奈役で知られる、人気声優・進藤あまねの1st写真集が発売決定。先行カットと発売日が解禁され、撮影を終えた本人からのコメントも到着した。

 

写真集のロケ地は、本人にとって初上陸となった沖縄。制服姿のカットや爽やかな水着カット、ドキッとさせられるような大人っぽい表情のカットほか、南国ならではの開放的なシチュエーションと衣装が盛りだくさんだ。

 

少女と大人の女性のはざまの年齢だからこそ見せられる顔がたくさん詰まった一冊となっている本書。発売日は、彼女の高校卒業直前となる2023年2月20日(月)に決定した。卒業前最後の“青春”を切り取ったかのような一冊に期待が高まらずにはいられない。

 

今回の発表に際して、進藤は「写真集の発売が決定しました! なんと今回沖縄で撮影しております! 本当に楽しくて……初沖縄だったんですけど、沖縄の食べ物も、海も、プールも、自然も全部感じられて、とってもとっても楽しかったので、皆さんのもとに写真集が届くのが楽しみです! 皆さん、写真集楽しみにしててね〜!」とのメッセージを寄せた。

 

なお、「進藤あまね1st写真集」専用のTwitterアカウントも開設。早速、オフショットとコメント動画が公開された。今後も写真集情報やオフショットなどを投稿予定とのことで、こちらにも注目だ。

 

WEB

進藤あまね1st写真集専用アカウント:@amane_PB

 

松坂桃李、染谷将太らが安藤サクラ主演『ブラッシュアップライフ』に出演決定!バカリズムは物語のキーマンに

安藤サクラが主演を務め、バカリズムが脚本を手掛ける23年1月スタートの新日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)に、松坂桃李、染谷将太、黒木華、臼田あさ美、鈴木浩介、バカリズムが出演することが決定した。

『ブラッシュアップライフ』上段・左から)松坂桃李、染谷将太、黒木華 下段・左から)臼田あさ美、鈴木浩介、バカリズム ©日本テレビ

 

本作は、地元の市役所で働く実家住まいの独身女性・近藤麻美が平凡な人生をもう一度やり直すタイムリープヒューマンコメディ。ある日突然、人生をゼロからやり直すことになった麻美。気がつくと、そこは産婦人科のベッドの上で、目の前には若き日の父と母の姿が。そこから彼女の2周目の人生が始まる。

 

このたび、主人公・麻美(安藤)の人生に関わる重要なキャラクターを演じる豪華キャスト陣が解禁。麻美の元カレ・田邊勝役の松坂桃李、麻美の同級生・福田俊介役の染谷将太、そして麻美に関わる重要な役で黒木華、臼田あさ美、鈴木浩介が共演。さらに脚本を手掛けるバカリズムも物語のキーマンとして登場する。キャストコメントは以下掲載。

 

松坂桃李(田邊勝役)コメント

まず、安藤サクラさんと再び共演できること、元カレ役として新たな関係性を構築できること、うれしく思います。今回、サクラさん演じる麻美は少しずつキャラクターが変化していくので、そのテイストの違いを僕自身も楽しんでいけたらと思っています。そして脚本のバカリズムさん。バカリズムさんは人間の生態というジャンルに強い興味がある方なんじゃないかと、脚本の節々から感じました。バカリズムさんの世界観の中に入れるというだけでワクワクします。今回のようなゲスト的な出演経験もこれまであまりなかったので、視聴者の方に新鮮かつ、楽しんでいただけるようなドラマ作りを目指していきたいと思います。皆さま楽しみにしていてください!

 

染谷将太(福田俊介役)コメント

(安藤)サクラさん×バカリズムさんという組み合わせをひらめいた方に感謝です、そして声をかけてくださり感無量です!バカリズムさんの書いた巧妙な本にサクラさんのエネルギーが加わる、こりゃ見たことないドラマになること必至です。個性豊かですてきな皆さまとブラッシュアップする人生はどうなるのか?とても楽しみでなりません。現場を楽しみ、オンエアを楽しむ、今回のテーマはどっちも楽しむでやっていきたいと思っております!キャストの皆さまがどんな役で出てきて、どんなストーリーになるのか!?予想もつかないストーリー展開に乞うご期待です。

 

黒木華 コメント

バカリズムさんと主演の安藤サクラさん、お二人ともとても好きな方なので、このチームの作品に参加できることを大変うれしく思います。タイムリープのコメディという題材がどのような形になっていくのか、今から楽しみです。素晴らしい役者さんばかりなので、せりふの掛け合いが楽しみですし、自分が出演していない場面もどのようになっているのか早く観たいです。観てくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、思いきり楽しんでやりたいと思います。

 

臼田あさ美 コメント

とにかく脚本がおもしろくて、演者の皆さんがどんな風に演じて映像に変化するのか、想像しただけでわくわくします!ただただ楽しみです!安藤(サクラ)さんとお芝居をするのが久しぶりなので、うれしい気持ちと楽しみな気持ちでいっぱいです。私的には、非常に難しい役どころなのですが、、、楽しみながら、演じたいと思います。

 

鈴木浩介 コメント

安藤サクラさんとは、初めての共演からずいぶんと日が経ち久しぶりに現場でお会いできうれしく思います。そして、バカリズムさんの書かれる脚本はとにかく面白いので、この作品に関われることができて光栄です。バカリズムさんの書くせりふは、とてもリアルで説明ぜりふが少ないのに状況が全てわかっていく。しかも、物語のいろんなところに伏線が散りばめられ、それが次々に解き明かされていく見事な脚本だと思います。バカリズムさんの書かれる言葉を大切に、丁寧に演じたいと思っています。僕自身も放送を楽しみに見ようと思っています、ものすごく面白いので、ぜひ観てください!

 

番組情報

『ブラッシュアップライフ』

日本テレビ系

2023年1月スタート

毎週日曜 午後10時30分

 

<CAST>

安藤サクラ、夏帆、木南晴夏、松坂桃李、染谷将太、黒木華、臼田あさ美、鈴木浩介、バカリズム ほか

 

<STAFF>

脚本:バカリズム

演出:水野格、狩山俊輔

プロデューサー:小田玲奈、榊原真由子、柴田裕基(AX-ON)、鈴木香織(AX-ON)

チーフプロデューサー:三上絵里子

企画協力:マセキ芸能社

制作協力:AX-ON

製作著作:日本テレビ

 

公式HP:https://www.ntv.co.jp/brushup-life/

公式Twitter/Instagram:@brushuplife_ntv

 

©日本テレビ

夏帆&木南晴夏が安藤サクラの親友役で『ブラッシュアップライフ』に出演決定【コメントあり】

安藤サクラが主演を務め、バカリズムが脚本を手掛ける2023年1月スタートの新日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)に、夏帆、木南晴夏が出演することが決定した。

『ブラッシュアップライフ』夏帆、安藤サクラ、木南晴夏 ©日本テレビ

 

本作は、地元の市役所で働く実家住まいの独身女性・近藤麻美が平凡な人生をもう一度やり直すタイムリープヒューマンコメディ。ある日突然、人生をゼロからやり直すことになった麻美。気がつくと、そこは産婦人科のベッドの上で、目の前には若き日の父と母の姿が。そこから彼女の2周目の人生が始まる。

 

このたび、麻美(安藤)の小・中学校からの同級生で、大人になった今でもしょっちゅう地元で遊んでいる親友の門倉夏希役を夏帆、同じく親友の米川美穂役を木南晴夏が演じることが決定。これまでも『架空OL日記』や『かもしれない女優たち』などバカリズム脚本の作品への出演経験のある夏帆は、「升野さん(バカリズム)の作品は、いかに肩の力を抜いて楽しくその場にいられるかが勝負!みたいなところがあるので、最後まで自分自身も楽しんで演じたいと思います!」とコメント。木南は、バカリズムの脚本について「タイムリープというファンタジーをテーマにしつつも、会話の中身はとてもリアルで地味です。でも所々に伏線がたっぷりつまっていて、後でそれに気づくと、おおー!と鳥肌が立ちます。バカリズムさんの頭の中はすごいです!」と本作の魅力を語った。

 

先日、麻美(安藤)、夏希(夏帆)、美穂(木南)が、学生時代を思い出し久々にプリクラを撮りに行くシーンの撮影が行われ、撮影前から懐かしいプリクラ話で盛り上がる3人。麻美・夏希・美穂のような役さながらの仲良しトークで楽しく、3人での撮影もスタート。仲良し3人組トリオが繰り広げる、ウィットに富んだ“バカリズムワールド”全開の会話劇にも注目だ。

 

夏帆(門倉夏希役)コメント全文

◆『ブラッシュアップライフ』に出演が決まって

升野さん(バカリズム)の本で、主演は(安藤)サクラさんと聞いただけで、絶対に面白くなるなと思いましたし、そこに自分が参加できるというのが、本当に本当にうれしかったです!

 

以前にも、『架空OL日記』や『かも知れない女優たち』など、升野さん(バカリズム)脚本の作品に出演させていただき、升野さんの脚本はセリフを覚えるのは大変なんですが、日常会話の延長線のようなセリフと升野さんの言葉のチョイスがお芝居をしていてすごく楽しいんです。

 

今回の『ブラッシュアップライフ』もとても面白く、さらに「タイムリープ」もしちゃうということでいろいろなところに伏線が張られていて、私も新しい台本を読むのがすごく楽しみです!

 

◆共演者の方と楽しみなことは?

楽しみなことしかないです!(笑)

 

(安藤サクラ・木南晴夏)お二人の中に入れるだけでも本当にうれしく、実際はお二人よりも年下なので撮影前はドキドキしていましたが、撮影が始まりとても楽しいです。お二人ともすごくフラットで気さくに接してくださるので、これからもっと楽しい現場になりそうだなと思います!

 

◆意気込み&メッセージをお願いします

意気込まずに楽しく頑張りたいなって思っています!(笑) 升野さんの作品は、いかに頑張らず肩の力を抜いて楽しくその場にいられるかが勝負!みたいなところがあるので、最後まで自分自身も楽しんで演じたいと思います!

 

木南晴夏(米川美穂役)コメント全文

◆『ブラッシュアップライフ』に出演が決まって

安藤サクラさんとお芝居が一緒にできるのがとても楽しみでした。個人的に会話劇が好きなので、バカリズムさんの描く女性たちの会話が、リアリティーがあって面白いです。ただワンシーンが長いのでセリフが心配です(笑)。

 

◆共演者の方と楽しみなことは?

安藤さんと夏帆ちゃんとは幼なじみの役なので、リラックスして撮影できるように早めに仲良くなりたいなと思っています。

 

◆意気込み&メッセージをお願いします

タイムリープというファンタジーをテーマにしつつも、会話の中身はとてもリアルで地味です。

 

でも所々に伏線がたっぷりつまっていて、後でそれに気づくと、おおー!と鳥肌が立ちます。バカリズムさんの頭の中はすごいです。

 

番組情報

『ブラッシュアップライフ』

日本テレビ系

2023年1月スタート

毎週日曜 午後10時30分

 

<CAST>

安藤サクラ、夏帆、木南晴夏 ほか

 

<STAFF>

脚本:バカリズム

演出:水野格、狩山俊輔

プロデューサー:小田玲奈、榊原真由子、柴田裕基(AX-ON)、鈴木香織(AX-ON)

チーフプロデューサー:三上絵里子

企画協力:マセキ芸能社

制作協力:AX-ON

製作著作:日本テレビ

 

公式HP:https://www.ntv.co.jp/brushup-life/

公式Twitter/Instagram:@brushuplife_ntv

 

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有村架純主演のNetflix映画「ちひろさん」キービジュアル&予告編解禁!劇伴音楽はくるり岸田繁が担当

有村架純主演のNetflix映画「ちひろさん」(2023年2月23日(木・祝)全世界配信&劇場公開)より、キービジュアルと予告編が解禁された。

Netflix映画「ちひろさん」©2023 Asmik Ace, Inc. ©安田弘之(秋田書店)2014

 

本作は、月刊漫画誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された安田弘之による同名漫画を映画化。とある海辺の町の小さな弁当店さんで働く元風俗嬢の主人公・ちひろが、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく。

 

ちひろを演じるのは、昨年大ヒットした「花束みたいな恋をした」や今年公開した「前科者」に続く主演映画作品となり、Netflix作品には初出演となる有村架純。元・風俗嬢という、これまでのイメージを覆す役柄を演じる。

 

監督は、昨年スマッシュヒットを飛ばした「街の上で」、現在公開中の「窓辺にて」などを手掛けた今泉力哉。原作漫画を読んで「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が、“恋愛を必要としない主人公”を描く。

 

このたび有村演じるちひろが真っすぐ遠くを見つめ、さみしさと希望を称えた絶妙な表情を浮かべたキービジュアルが解禁。コピーにある「さみしさも、よろこびも。心のままに生きていく。」というちひろの想いを体現したビジュアルとなった。

 

海辺の小さな街にある弁当店で働く元・風俗嬢のちひろは、ちょっと口が悪くて、マイペース。そして自由。そんな彼女は街では浮いている、へんな“おとな”。予告編では、ちひろと彼女を取り巻く人々とのやりとりが切り取られている。

 

そして映画全編を彩る劇伴音楽を今泉監督が愛するバンド・くるりの岸田繁が制作。主題歌は、書き下ろし楽曲「愛の太陽」に決定した。岸田が「私はちひろさんや周りの人たちを、音楽でそっと後方支援しています」と語る通り、くるりならではの大胆かつ繊細に心に響くメロディーと言葉は、ちひろのキャラクターと作品の世界に美しく寄り添い、その魅力をより一層引き立てている。

 

なお、主題歌「愛の太陽」とサウンド・トラックが収録されたCD作品「愛の太陽 EP」が、2023年3月1日(水)発売。また、上映劇場に新宿武蔵野館のほか、イオンシネマシアタス心斎橋、伏見ミリオン座の追加も発表された。

 

くるり・岸田繁 コメント

「ちひろさん」の漫画原作を読んだときのこと。悲しい話もしんどい話も多いのですが、なんだか胸の奥のつっかえが取れて、ほんのり温かくなってくるような、不思議な作品だなぁ、と思いました。すぐに好きになりました。ちひろさんは、とてもミステリアスです。周りの人たちも、個性的というか変わった人が多いように見えます。もしかしたら、私やあなたも、他人から見ればそう見えるのかもしれません。人は誰もが、他人に言えない秘密や、わざわざ他人に言わない悩みを抱えて生きています。私はちひろさんや周りの人たちを、音楽でそっと後方支援しています。有村架純さんをはじめ、役者さん方の名演が光る素晴らしい作品です。

 

Netflix映画「ちひろさん」予告編

作品情報

Netflix映画『ちひろさん』

2023年2月23日(木・祝)Netflix全世界配信&全国劇場にて公開

 

出演:有村架純

豊嶋花、嶋田鉄太、van

若葉竜也、佐久間由衣、長澤樹、市川実和子

鈴木慶一、根岸季衣、平田満

リリー・フランキー、風吹ジュン

 

原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)

監督:今泉力哉

脚本:澤井香織、今泉力哉

音楽:岸田繁

主題歌:くるり「愛の太陽」(VICTOR ENTERTAINMENT / SPEEDSTAR RECORDS)

製作:Netflix、アスミック・エース

制作プロダクション:アスミック・エース、デジタル・フロンティア

配給:アスミック・エース

 

公式HP:https://chihiro-san.asmik-ace.co.jp/

 

©2023 Asmik Ace, Inc. ©安田弘之(秋田書店)2014

兒玉遥 オーバーオールから美バストが…!「攻めすぎ」な6年ぶりの写真集が話題沸騰

元HKT48のメンバーで現在は女優を中心に活動している兒玉遥の写真集「Stay 25」(ワニブックス)が、話題を呼んでいる。

兒玉遥

 

兒玉はHKT48の1期生でセンターを務めた経験もあり、指原莉乃や宮脇咲良と並ぶ当時のHKT48の中心メンバーの1人だ。3年前にグループを卒業してからは、女優を中心に活動しており、2022年は主演映画2本が公開され、テレビ東京系ドラマ『何かおかしい2』にもレギュラー出演した。

 

そんな彼女の6年ぶりとなる写真集「Stay 25」が、11月25日に発売。本人が語る「過去最大露出」に注目が集まっていたが、実際に写真集を見た読者からの反響が盛り上がりを見せている。

兒玉遥

 

実際に写真集を見たファンからは、「兒玉遥攻めすぎw」「20キロ痩せてのセクシーBODYやばい」「世の中の男子を寝れなくする写真集」など賞賛の声が続出。オリコンの写真集ランキングでは第4位にランクインし、同週の女性写真集では一番の売上を記録した。

 

兒玉のYouTubeチャンネルの写真集関連動画は累計100万再生に迫るなど、まだまだ本写真集の話題は広がっていきそうだ。さまざまなジャンルで話題を届けている兒玉遥の活動から、今後も目が離せない。

 

書誌情報

兒玉遥 2nd写真集「Stay 25」

2022年11月25日発売

 

価格:3,300円(税込)

発売:ワニブックス

付録:B3ポスター(2種のうち1種をランダム封入)

 

WEB

兒玉遥Twitter:https://twitter.com/haruka_kdm919

兒玉遥Instagram:https://www.instagram.com/haruka_kodama919/

兒玉遥YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC2KSyJh26B00bDWd9gw-YMA

仲本工事さん追悼『ドリフ大感謝祭』12・15放送 名作コントを一挙放送 加藤茶「僕たちが一緒に作ってきたコントは消えない」

12月15日(木)に『ドリフ大感謝祭 ありがとう仲本工事さんスペシャル』(フジテレビ系 午後8時~9時54分)が放送されることが決定した。たくさんの笑いをお茶の間に届けてくれた仲本工事さんに感謝の気持ちを込めて、これまでのザ・ドリフターズの名作コントを送る。

『ドリフ大感謝祭 ありがとう仲本工事さんスペシャル』上段左から)飯塚悟志(東京03)、ももいろクローバーZ、下段左から)加藤茶、高木ブー ©フジテレビ

 

番組では、加藤茶と高木ブーが、ザ・ドリフターズの代表的番組である『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)と、『8時だョ!全員集合』(TBS系)から選ばれたコント作品を見ながら、仲本さんとゆかりのあるゲストを迎え、これまでの思い出を語る。

 

1977年2月の放送開始からおよそ20年もの間、最高級の笑いを届け続けた国民的人気番組『ドリフ大爆笑』からは、ドリフの代名詞でもある公開コント「商店街」を蔵出し。さらに、今なお愛される人気キャラクターを数多く輩出し続けたこの番組の中から、お茶の間に最高級のインパクトを残したキャラクター「ばか兄弟」を今回特別に放送する。

 

「ばか兄弟」は、仲本さん扮する黄色いつなぎを着た弟が、いかりや長介さん扮する赤いつなぎを着た兄にさまざまな質問を投げかけると、なぜかとんちんかんな答えばかりが返ってくるという伝説のコントシリーズ。その軽妙なやりとりとオチは抱腹絶倒間違いなしだ。

 

そして今回特別に、1969年10月に放送がスタートし、およそ16年にわたり毎週土曜午後8時に放送された『8時だョ!全員集合』(TBS系)のコント映像も合わせて放送。『8時だョ!全員集合』はザ・ドリフターズを語る上で欠かせない番組であり、そのほとんどが生放送で、観客を前に一発勝負でコントを披露するという伝説のバラエティ番組。この番組からは仲本さんが持ち前の運動神経で体を張ったコント「体操コント」を放送。まさにアスリート芸人の先駆けとも言える鮮やかな動きから生みだされていく笑いは必見だ。

 

また、スタジオには加藤茶と高木ブーに加えて、『もリフのじかん』(ニコニコチャンネル)で共演したももいろクローバーZのメンバーや東京03の飯塚悟志も出演。世代を超えて笑いとともに交流していくトークバラエティ番組の中で見せた仲本さんの素顔にも思いをはせていく。

 

加藤茶 コメント

ついこの間まで一緒に仕事をしていた仲本が10月に突然いなくなって、まだ実感が湧いていないままです。志村の時もそうだったけど、みんな急だよね。でも、僕たちが長い時間をかけて一緒に作ってきたコントは消えないし、これからも多くの人に見てもらえるのは幸せなことだと思う。皆さん、仲本が頑張ったコントで、たくさん笑ってやってください。ドリフも生きているメンバーの方が少なくなっちゃったけど、これからもブーさんと一緒に頑張るよ。

 

高木ブー コメント

「じゃあ、また来週ね」と次に会う約束をしたまま、仲本は遠いところへ旅立ってしまいました。家族よりも長い、60年以上も一緒にいた仲間を失って僕はまだ立ち直れずにいます。仲本は人を笑顔にすることが大好きでした。この番組は仲本との思い出がいっぱい詰まっています。どうぞ、たくさんの方に見ていただいて、たくさん笑っていただけると仲本もきっと喜んでくれると思います。“ザ・ドリフターズ”も、また少しずつ前進していきます。まだまだやりたいことがいっぱいあった仲本の分まで、加トちゃんと2人で頑張ります。

 

番組情報

『ドリフ大感謝祭 ありがとう仲本工事さんスペシャル』

フジテレビ系

2022年12月15日(木)午後8時~9時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/dorifu/

 

©フジテレビ

眞島秀和主演で原秀則『しょうもない僕らの恋愛論』ドラマ化 共演に矢田亜希子&中田青渚【コメントあり】

2023年1月スタートの新木曜ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』(日本テレビ系 毎週木曜 午後11時59分~)で、眞島秀和が主演を務めることが決定。矢田亜希子、中田青渚が共演することも発表された。

『しょうもない僕らの恋愛論』中田青渚、眞島秀和、矢田亜希子 ©読売テレビ

 

本作は、「冬物語」「部屋においでよ」などを手掛けた恋愛作品の名手・原秀則による同名コミックスを実写ドラマ化。世代も性別もばらばらな男女3人の揺れ動く感情を繊細に紡ぐ、等身大のヒューマンドラマが繰り広げられる。

 

眞島演じる拓郎の元に、かつて想いを寄せていた女性が亡くなったという知らせが届くところから物語が動き出す。40歳を超えて生き方にも仕事にも葛藤を抱える拓郎が2人の女性との交流を通じて、人生と恋、そして過去にやり残した想いと向き合っていく姿が丁寧に描かれる。そして、どこか不器用な3人が互いの考えに触れて刺激し合い、それぞれが自身を見つめ直し、新たな一歩を踏み出していく物語がゆるやかに展開される。

 

物語の主人公は、学生時代の恋愛に一つのやりのこした想いを抱えるデザイナー・筒見拓郎。仕事では一定の成功を収めながら、これからの生き方に葛藤する等身大の40代という役どころだ。『#居酒屋新幹線』(MBS)以来の約1年ぶりの民放地上波ドラマの主演となる眞島が、ともすれば人並みとも言える「普通の男」を丁寧に演じる。

 

そんな拓郎に、高校時代からひそかに想いを寄せ続ける森田絵里を演じるのは矢田亜希子。拓郎への素直な気持ちをぶつけられない淡い恋心を抱く絵里が、大人のリアルな恋と向き合っていく。 そして、拓郎がかつて想いを寄せた女性の娘・谷村くるみを演じるのは中田青渚。亡くなった母が過去に愛した人を追う女子高生、という役どころ。物語の中で、少女の真っすぐな想いが拓郎と絵里の2人の関係に影響を及ぼし、そしてまたくるみも大きく成長を遂げていく。22年8月に『善人長屋』(BSプレミアム)で初主演を果たし、同年11月からは『私のシてくれないフェロモン彼氏』(TBS)に出演するなど活躍が目覚ましい若手女優・中田がオーディションを経て、この役をつかみ取った。

 

眞島秀和(筒見拓郎役)コメント

「冬物語」「部屋においでよ」ともに、何度も読み返している作品なので、原秀則さんの世界に生きられることがとてもうれしく、撮影に入るのが楽しみです。

 

これから本格的に冬を迎えますが、スタッフ演者力を合わせて、心温まるノスタルジックなヒューマンドラマをお届けします。

 

矢田亜希子(森田絵里役)コメント

今回、原秀則先生の「しょうもない僕らの恋愛論」のドラマ化というお話をいただき、原作を読まさせていただきました。

 

まずタイトルから想像する印象だと「恋愛もの」と思いながら読ませていただいたのですが、恋愛だけではないとても人間味のある内容でヒューマンドラマだなと思いました。お話は現代的ですが、懐かしい青春を思い出させてくれたり、とても切なくてわくわくしました。

 

私は仕事もバリバリなキャリアウーマンでありながら一人の男性に20年以上片思いをしているという純粋な一面を持つ女性です。

 

仕事も恋も、、、大人な40代のリアルな姿を皆さまに見ていただけたらなと思っております。

 

お楽しみにしていてください!よろしくお願いします。

 

中田青渚(谷村くるみ役)コメント

谷村くるみ役を演じます、中田青渚です。

 

今回、オーディションを受けさせていただきましたが、原作を読んだ時からこの役を演じたいと強く思っていたので、決定したと聞いた時はとてもうれしかったです。くるみは天真爛漫な女の子ですが、拓郎と出会うことで起こる感情の変化や、10代の誰しもが悩む進路など、繊細な感情も丁寧に演じていきたいです。 スタッフや共演者の皆さまと一緒に、優しくあたたかいドラマにしていきたいと思います。

 

原作者・原秀則 コメント

「しょも恋」ドラマ化と聞いて大変喜んでおります!

 

結構苦しんで描いたマンガなので…(笑)

 

拓郎、くるみ、絵里の恋模様を、スタッフ&キャストの方々がどう作り上げてくれるのか、そしてどうアレンジするのかも楽しみにしてます。

 

マンガ片手に見比べていただくとうれしいです!

 

いいドラマになりますよ~に♬

 

番組プロデューサー・山本晃久 コメント

私自身が40代半ばを迎え、管理職である上司の思いと、現場でバリバリ働く楽しさに満ちあふれた後輩たちの思いの両方の気持ちがよく分かる立ち位置になりました。そしてまた、「違う人生もあったんだろうか」と自分のこれまでを振り返ることも多くなりました。そんな時にこの原作を手に取り、主人公・筒見拓郎の姿に心を鷲掴みされました。

 

それぞれの人間が抱えているモノは、他人から見ればまさに“しょうもない”こだわりに見えます。でも、本人にとっては“しょうもない”けど“大切なもの”で、“しょうもない”からこそ尊いのだと思います。

 

筒見拓郎は大げさかもしれませんが、40代の男の悲哀や可愛らしさを具現化した存在です。それを、さりげないしぐさの中に深い印象を残す魅力を持つ、眞島秀和さんに演じていただきます。眞島さん演じる拓郎を見て、きっと男性は心を締め付けられるでしょうし、女性は男ってバカだなと思いつつ、その愛らしさに心ひかれるはずです。20年以上も主人公を思い続ける、矢田亜希子さん演じる森田絵里の、素直になれなくて葛藤する姿に共感するはずです。母親が愛した人と出会い変わっていく、中田青渚さん演じる谷村くるみを見て、若くキラキラした感情に心揺さぶられるはずです。

 

それぞれの人間の中にあるこうした感情を、丹念にお届けできればと思います。どうぞお楽しみに。

 

番組情報

『しょうもない僕らの恋愛論』

日本テレビ系

2023年1月19日(木)スタート

毎週木曜 午後11時59分~

 

出演:眞島秀和、矢田亜希子、中田青渚 ほか

 

原作:原秀則「しょうもない僕らの恋愛論」(小学館ビッグコミックス刊)

脚本:いとう菜のは、今西祐子

監督:近藤啓介、松本花菜、本田隆一

チーフプロデューサー:沼田賢治

プロデューサー:山本晃久、大沼知朗、古賀俊輔、長坂淳子

制作協力:吉本興業

制作プロダクション:ザフール

製作著作:読売テレビ

 

公式HP:https://www.ytv.co.jp/renairon/

公式Twitter/Instagram/LINE:@renairon_ytv

 

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