ブルース・リー創始のジークンドーを広める武術界の新星・石井東吾その不断の努力とは!?

2023年2月時点でチャンネル登録者数26万人以上を誇るYouTubeチャンネル『石井東吾 Togo Ishii ワンインチチャンネル』をご存知だろうか。石井東吾は、ブルース・リーが開祖の武術・ジークンドーの使い手である。武術界でブレイクし、多くのメディアやテレビの地上波にも出演、人気はますます広まっている。その石井東吾の初の著書『陰と陽 歩み続けるジークンドー』(Gakken・刊)が発売され、出版記念イベントが行われた。その様子と本人のコメントを紹介する。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:松本祐貴)

石井東吾(いしい とうご)/ジークンドー・インストラクター、武術家 1981年3月12日生まれ。1999年よりヒロ渡邉師父に師事。2003年に初渡米しブルース・リーの直弟子であるテッド・ウォン師父よりプライベートレッスンを受ける。2020年からメディアなどに出演。テレビ、雑誌など出演多数。DVD『ジークンドー・ファイナルステージ〜究極のカウンター戦術〜』(BABジャパン)などがある。
■石井東吾 Togo Ishii ワンインチチャンネル https://www.youtube.com/c/togoishii_1inchchannel
■石井東吾公式ツイッター https://twitter.com/togoishii

 

ワンインチパンチで脚光を浴びた武術界の新星

武術家・石井東吾が世に知られたのは2020年3月に格闘家・矢地祐介のYouTubeに出演し、ワンインチパンチを披露したことだ。ワンインチパンチとは1インチ(2.5センチ)開けた状態からテイクバックなしに放つパンチだが、その威力は人が吹っ飛ぶほどである。その後も石井は、那須川天心・朝倉海・岡田遼・朝倉未来などとコラボを行った。

 

2021年5月には『石井東吾 Togo Ishii ワンインチチャンネル』をYouTubeで開設し、約1か月で登録者数10万人を突破、現在は26万人以上の登録者を誇る。チャンネルには、デニス・植野行雄もレギュラー出演をしている。

 

今回の出版記念イベントは、スペシャルゲストにミュージシャンのハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、石井の師匠にあたるヒロ渡邉が登場。当初予定していた100席はまたたく間に完売。追加販売を行い、150人以上が会場を埋めた。いよいよ武術界の新星が観衆の前に現れる。その会場の様子をお届けしよう。

 

ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)も認めた石井東吾のこだわり

「本日司会進行を務めるデニス・植野行雄です。いや〜、みなさんの拍手が鳴り止みません。純度が高い!!」と、芸人であるデニス植野が会場を盛り上げたところで、今日の主役である石井東吾が姿を現した。

「とても緊張してます」と話すように、会場を埋めた生の観衆たちに圧倒されていたようだ。続いてミュージシャンのハマ・オカモト(OKAMOTO’S)とのトークが始まる。二人の出会いはハマ・オカモト(OKAMOTO’S)がMCを務める『プレスク』(BSフジ)だったのだとか。

 

石井「最初は番組でゲストに呼んでもらったんだよね」

 

ハマ「そう、もともと武術のYouTubeは見ていましたが、東吾先生と出会えたのは、たまたまオススメ動画に出てきたからです。YouTubeのアルゴリズムのおかげで東吾先生に会うことができたんですね。『プレスク』ではひとつのことにこだわる人を探していて、僕がスタッフに東吾先生を推薦しました。最初から東吾先生は所作が普通ではなかったですよ」

 

お互いの仲の良さがわかるような軽妙なトークが続き、最後に石井が「ハマ・オカモトくんは目指している道は違いますが、求道者として似ている部分があります」と最大限のリスペクトを送っていた。

 

石井東吾の第一印象は「モンチッチ」だった!?

次なるトークゲストは、石井東吾の師匠・ヒロ渡邉だ。ブルース・リーの直弟子テッド・ウォンからジークンドーを学び、ジークンドー・エイジア・ジャパンの統括代表を務めている。そんなヒロ渡邉が、石井の第一印象を語った。

 

ヒロ「テッド・ウォン先生のセミナーを開いたときに、やたらニコニコとしている子がいるなと思ってたんです。東吾の第一印象は、はっきりいうとモンチッチでした(笑)。だけど、実際は真面目で、どんどん頭角を現してくる、本当にいい弟子です」

 

石井「いや、当時は運動音痴で劣等感の塊でした。ヒロ先生は、そんな僕をジークンドーの修行でどんどん褒めてくれました。だから僕も『もっと認められたい』とがんばったんです」

 

ヒロ「テッド先生のプライベートレッスンは鬼でしたね。ロサンゼルスで昼の気温は40度近くになるんです。そこでスパーリングなんてしたらね。東吾はホテルのベッドで大の字になって動けなくなってましたね」

 

石井「ヒロ先生はそんなときでも日程に余裕があれば、ディズニーランドやユニバーサルスタジオ・ハリウッドに行きたがるんですよ。お供させていただきましたが、本当は寝ていたかったです(笑)」

 

厳しさとともに微笑ましさもあった師匠と弟子のトーク。さらに、ヒロ渡邉によるジークンドーの実演もあり、会場は大いに盛り上がった。石井は「今でもヒロ先生が進化するので、僕は食らいついていきたいです。僕はずっとヒロ先生の弟子でいます」と師への敬愛は変わらないのであった。

 

世に出るキッカケは「ウチの師匠なら刃牙(バキ)の技ができます」

まだまだイベントは続く。シークレットゲストとして格闘家・矢地祐介、また、ワンインチチャンネルメンバーのデニス・植野行雄、神戸勇輝、平良が登壇。

 

RIZINなどで活躍する矢地は、石井を有名にした人物でもある。そもそもは矢地が、自身のYouTube『ヤッチくんチャンネル』で、漫画『グラップラー刃牙』の技の再現を取り上げていた。その中に烈海王の無寸勁(ノーインチパンチ)があり、矢地とデニス植野で取り組むが、結果は「できません」だった。その映像を見た石井東吾の弟子・平良が「ウチの師匠なら刃牙の技ができます」と連絡し、動画出演につながった。これが、石井東吾のブレイクのキッカケになるとは、このときは誰も知らなかった。

 

『ヤッチくんチャンネル』の「総合格闘技 VS ジークンドー!ブルース・リー直伝のワンインチパンチ、衝撃の被弾・・!」の回では、石井東吾と矢地祐介が初めて対面し、石井のワンインチパンチの威力、さらには矢地がワンインチパンチを学ぶ姿が見られる。この動画は500万回以上再生され、武術ファンに石井東吾の名を知らしめた。ジークンドーがまた注目を浴びる時代が来たのだ。

 

 

石井は「矢地くんがいなかったら、僕は今、この場にはいなかったと思います」と、矢地に感謝の言葉を述べた。ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、ヒロ渡邉と緊張の表情が続いていたが、いつもの収録メンバーに囲まれ、石井もリラックスの表情を浮かべていた。

左からデニス・植野行雄さん、弟子の平良さん、石井東吾さん、格闘家・矢地祐介さん、ワンインチチャンネル撮影・編集担当・神戸勇輝さん

 

トークショーの後、会場を埋めたファンのためにプレゼント抽選会が行われた。プレゼントには本日の登壇者のサインが入った色紙、ワンインチチャンネル特製のエコバックとTシャツが用意され、当選者は石井との撮影も楽しんでいた。最後にサイン会も開かれ、出版記念イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 

「大事なのは諦めずに続けること」

イベント後の石井東吾を直撃。まずは『陰と陽 歩み続けるジークンドー』を出版した経緯を聞いてみた。

 

「2020年にいろいろな方々のYouTubeや雑誌などに出始めて、半年ほどたったころ、多くの出版社から書籍のオファーをいただき、今回の出版につながりました。こだわりとしては、僕は自分の言葉で思いを届けたかったので、すべてを自分の文章で綴りましたね」

 

本書には、石井の会社員時代のエピソードも書かれている。厳しいジークンドーの修行と会社員という二足のわらじ生活は苦しくなかったのだろうか。

 

「会社員をがんばれたのもジークンドーのおかげです。もちろん修行も仕事もつらいときがあります。続けられた理由の一つは、ヒロ渡邉先生が向上していく背中を見ていたことですね。僕は先生を追いかけていて、気づいたら10年、20年経っていました」

 

そして石井は会社に辞表を提出する。

 

「さまざまなメディアに出ていくと、両立が厳しくなってきました。その時点で来た映画(※1)のオファーが決定的で、撮影のための数か月の拘束をこなすには有給がもう足りなかったんです(笑)。両方中途半端はイヤでしたし、武術の道で生きることを決意しました」

(※1)2023年公開予定『1%er』(山口雄大:監督/坂口拓:主演)

 

最後にファンの方、読者にメッセージをもらった。

 

「僕が歩んできた道でしか語れませんが、大事なのは諦めずに続けること。運動神経も悪くて、なんの才能もありませんでしたが頑張って続けた先に今の自分に辿り着くことが出来ました。この本ではそんな劣等感を抱えた自分が、武術の修行とサラリーマン生活、様々な出会いを通し少しずつ成長しながら歩んできた道のりが書かれています。今を生きる皆さんにとって、少しでもより良く生きるヒントになれば嬉しく思います」

 

まだまだ石井東吾の武術家としての道は開かれたばかりだ。これからジークンドーがどのように日本で受け入れられていくのかはこの男にかかっている。気になる方は、まずは石井東吾のYouTubeチャンネル、そして、石井の半生が描かれた『陰と陽 歩み続けるジークンドー』を手にとって見てはどうだろう。少年野球ではベンチを温めていた小さく平凡な少年が、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』と出会い、武術に惹かれていくーー。“不断の努力”を続ける人・石井の凄みを気付かされるはずである。

 

 

『陰と陽 歩み続けるジークンドー』

武術界で一躍脚光を浴びたジークンドーの使い手・石井東吾。その半生とジークンドーの技術、哲学を詰め込んだ一冊!!

陰と陽 歩み続けるジークンドー

陰と陽 歩み続けるジークンドー

石井東吾
1,584円(02/14 19:31時点)
発売日: 2022/12/20
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新感覚YouTuber芸人の勢いがとまらない! 2023年知っておきたい3組

2023年にヒットが予測される芸人をその道のプロが解説。“知らんけど”とならないガチのネクストヒットをご覧あれ!

※こちらは「GetNavi」2023年2・3月合併特大号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンド予報

企画力のある芸人たちが独自路線の動画で人気を博す

お笑い評論家

ラリー遠田さん

ライター・お笑い評論家。1979年生まれ。主な著書に「お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで」(光文社新書)がある。

いまや芸人がYouTubeチャンネルを運営するのは珍しくなくなりました。かまいたち、霜降り明星、チョコレートプラネットなどテレビの最前線で活躍する芸人たちもYouTubeに力を入れています。そんななかで、芸人ならではの企画力でバズる動画を量産する隠れた人気者が次の3組です。

 

【Key Personはコチラ!】新感覚YouTuber芸人

【その1】ジェラードン「ジェラードンチャンネル」

登録者数100万人を達成、サムネイルだけで笑えるコント

高校の同級生でコンビを組んでいたアタック西本と海野裕二、同期のかみちぃで2008年に結成。KOC 2021ファイナリスト。かみちぃ扮する「如月マロン」の地下アイドル握手会ネタをきっかけに再生回数が急増し、現在登録者数が100万人を達成した。

 

コント動画の人気の秘密は、サムネイル画像のキャッチーさ。「父親かと思って話してたら引きこもりの生徒自身だった」「お互い消化試合のお見合い」など、内容がひと目でわかるキャッチコピーと画像の組み合わせで見る者を惹きつけます。

↑再生回数1位の「貫禄ありすぎて、父親と間違われる引きこもり生徒」。先生目線で進むストーリーと、貫禄あるタケノリ君との掛け合いが絶妙だ

 

【その2】きしたかの「高野さんを怒らせたい。【きしたかの】」

業界人からの注目度が高い、つい“怒らせたくなる”ドッキリ

中学校の同級生コンビ。コント中心だが2019年末から漫才にも取り組み、M-1グランプリ2022では準々決勝に進出。ANN「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」でも話題に上がるなど、テレビディレクターたちも注目する。

 

ボケ役の岸 大将があの手この手でツッコミ役の高野正成を怒らせるドッキリ動画で話題に。業界内注目度の高いコンビであり、きっかけがあれば一気にブレークしそうです。

↑210万回再生されている1番人気ドッキリ動画。高野さんがドッキリと気付くまでのドキドキと、気付いてからのツッコミの2度おもしろい

 

【その3】ニッキューナナ「ニッキューナナch」

常にギリギリを攻めながらカラッとした下ネタがユニーク

創価大学落語研究会にて2016年に結成。「今の時代に真っ向から逆らうセクハラコント」と称され、AbemaTVの人気番組「シモネタGP2021」で準優勝に輝く。TikTokでは“学校あるある”に少しエロのエッセンスを加えた動画が若者からも支持されている。

 

突き抜けた下ネタコント動画で人気を博している異色の男女コンビ。アダルトな題材をカラッと明るく笑えるネタに仕上げているところに、非凡なセンスを感じます。

↑TikTokでも人気の「(ニッキューナナの)学校あるある!」。下ネタが苦手な人もクスッと笑える軽い動画短編集なので、何も考えずに楽しめる

 

【このトレンドも見逃せない!】脚本家芸人

演者としてだけでなく裏方でも才能を開花

コントユニット「ダウ90000」の蓮見翔、お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大など、ドラマや舞台の脚本を手がける芸人が注目を集めている。その路線で活躍するバカリズム、劇団ひとりなどに続く存在となりそう。

蓮見 翔

 

かもめんたる

 

【このトレンドも見逃せない!】ギャル芸人

見た目も中身も生粋のギャルがノリの良さで愛される

お笑いコンビ「エルフ」の荒川、お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」の信子と金子きょんちぃが、見た目も中身も生粋のギャルである「ギャル芸人」としてじわじわと人気を伸ばしている。芸人離れした明るさとノリの良さが魅力。

エルフ

 

ぱーてぃーちゃん

豊田ルナ、美バスト際立つチューブトップ水着姿披露【独占カット】

豊田ルナが、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号のグラビアに登場した。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

小日向ゆかがボム2度目の水着グラビアに登場。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQHGR41Q/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107365559

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020330/

櫻坂46大園玲、BOMB初ソロ表紙&ノスタルジックな冬グラビア披露【独占カット】

櫻坂46の大園玲が、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号の表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

小日向ゆかがボム2度目の水着グラビアに登場。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQHGR41Q/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107365559

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020330/

 

霜降りせいやが粗品にかけたい魔法とは? ハリー・ポッター舞台のRPG『ホグワーツ・レガシー』発売

『ハリー・ポッター』の世界を舞台としたRPG「ホグワーツ・レガシー」の通常版(PlayStation 5 / Xbox Series X|S)が、2月10日にセガより発売。日本版TVCMに出演しているお笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんが、CM披露記者会見に出席しました。

 

hogwartslegacy
↑小学生の時には『ハリー・ポッター』ごっこをしていたという、同作の長年のファンであるせいやさん

 

同ゲームは、1800年代の魔法界を舞台としたオープンワールド・アクションRPGです。プレイヤー自身がホグワーツ魔法魔術学校の5年生となり、魔法界の隠された真実を明らかにする旅をしながら、魔法界を危険に晒す邪悪な存在に立ち向かいます。

 

ホグワーツや禁じられた森など自由に散策できるほか、個性豊かな仲間や教師たちとの交流も体験。呪文を覚えたり魔法薬を調合したりと、学校生活で魔法の能力を高めることができます。

Sanctuary_FINAL
↑プレイヤー自身が、世界を自由に散策することができる

 

School_FINAL
↑魔法学校で仲間や教師たちと交流

 

Spells_FINAL
↑画像は「ホグワーツ・レガシー」より

 

かねてより『ハリー・ポッター』シリーズのファンを公言しているせいやさんは、CM出演が決定する前に同ゲームを先行予約していたとのこと。「俺出てええの? って笑っちゃいました。ここまできたか」と今回の出演に大きな喜びを表し、スタッフとともに呪文「アクシオ」の発音にこだわった撮影中のエピソードや、普通の者には理解できないパーセルタング(蛇語)を披露しました。

↑せいやさん「子役は、まさに小学生の時の僕のまま」

 

CMに登場する組み分け帽子に関して、「4つの寮に入るとしたらどの寮か」という質問には、せいやさんは「難しいなぁ……永遠のテーマ」と本気で悩みつつ、「やっぱりグリフィンドールとスリザリン」と回答。

 

好きなシーンには、校長であるダンブルドアに生徒が忠誠を誓うシーンをあげ「吉本でいったらダウンタウンの浜田雅功さん」と妄想。「本当のツッコミは浜田さんだけだ!」と忠誠を誓い、「ほんまの忠誠誓ってくれてありがとうなぁ」「結果発表~! グリフィンドール!」と浜田さんになりきり再現しました。

 

さらに同作に登場する「必要の部屋」にちなみ、せいやさんが「ダウンタウンさん、ウッチャンナンチャンさんがひな壇で、僕がMCのバラエティ番組をしたい!」と望むと、せいやさん専用の「必要の部屋」が出現。しかしひな壇に現れたのは、後輩お笑いコンビ「令和ロマン」と「9番街レトロ」でした。

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↑後輩たちから「願いが足りませんでしたね」とツッコミが

 

「相方である粗品さんに魔法をかけるとしたら」という質問には、記憶を消す呪文「オブリビエイト」で「ギャンブルという概念を記憶から消したい。競馬好きすぎるんで」と真剣な顔で回答。

 

せいやさん自身はハリーの友人「ネビル」に似ているとよく言われるとしつつ、「粗品はマルフォイでしょ。あんなスリザリン似合う奴いませんよ。霜降り明星は、めちゃくちゃグリフィンドールとスリザリンです」と自身が好きな2つの寮生でコンビが成り立っているとアピールしていました。

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↑左からMCの小林麗菜さん、9番街レトロの京極風斗さんとなかむら☆しゅんさん、せいやさん、令和ロマンの髙比良くるまさんと松井ケムリさん

 

hogwartslegacy

 

ゲームの対応機種はPlayStation5、Xbox Series X|S、PC、 PlayStation4 、Xbox One、Nintendo Switch。各価格とソフト販売時期は下記となっています。

 

PS5、Xbox Series X|S 通常版:9878円  / 2月10日発売
PS5 デラックス・エディション(パッケージ版):10978円  / 2月7日発売
デラックス・エディション(デジタル版):10978円  / 2月7日発売
PS4、Xbox One 通常版:8778円  / 4月4日発売予定
PS4 デラックス・エディション(パッケージ版):9878円  / 4月4日発売予定
Nintendo Switch 版:価格未定 / 7月25日発売予定

 

HOGWARTS LEGACY software © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche Software. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights © J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia © and Warner Bros. Entertainment Inc.

公式サイト:https://www.hogwartslegacy.com/ja-jp

「ずぶ濡れSKE48 Team S」通常版表紙は青海ひな乃!びしょびしょで頑張る姿を激写

名古屋・栄を拠点に活動するSKE48 Team Sのメンバー19名が掲載される写真集 「ずぶ濡れSKE48 Team S」が、2月27日(月)に発売決定。通常版表紙を飾る青海ひな乃より、コメントが到着した。

「ずぶ濡れSKE48 Team S」通常版表紙

 

SKE48のメンバーたちが、びしょびしょになって頑張る姿を撮影する企画「ずぶ濡れSKE48」(2019年9月より「週刊SPA!」にて連載中)。2021年9月に書籍化された人気企画だが、今回は2022年5月に約11年ぶりにオリジナル新公演を開催したTeam Sのメンバー総勢19人にフォーカスした「ずぶ濡れSKE48 Team S」の発売が決定した。

 

表紙には、青海ひな乃、野村実代、坂本真凛、北川愛乃の4名が登場。通常版は青海、Amazon限定版は野村、セブンネット限定版は坂本、星野書店限定版は北川がそれぞれ表紙を飾る。

SKE48 野村実代

 

連載のアザーカットに加えて、Team Sのオリジナル新公演「愛を君に、愛を僕に」のパフォーマンスで汗をかくメンバーたちの写真、そして現在のTeam Sの新たな歴史を切り開く熱量を感じさせる全員のインタビューを掲載。

 

さらには、グループの創世記を支え、ファンから“鬼軍曹”とも呼ばれた振付師で、新公演でも振り付けを担当した牧野アンナとTeam Sリーダーの松本慈子、副リーダーの上村亜柚香の座談会も敢行。新公演に向けたレッスンで感じたTeam Sに足りなかったもの、そして新公演を経て生まれ変わった彼女たちの姿について語っている。

 

また、前作ではずぶ濡れ7にも選ばれたずぶ濡れの申し子で、Team Sのグラビアクイーン・竹内ななみを撮り下ろしたずぶ濡れグラビアも掲載されるとのことで、こちらも見逃せない。

 

青海ひな乃 コメント

SKE48 青海ひな乃

 

18歳の頃にSKE48に入ってもう5年目。最初は弱いところを見せたくなくて1人でがむしゃらに頑張ってきましたが、今はTeamのメンバーやファンの皆さんが側にいてくれるので、弱い自分も「それだけ本気でアイドルをしてるんだ」ってポジティブに受け止められます。

 

これからも“汗と涙”の多いアイドルだと思いますが(笑)ずっとついてきてくれるとうれしいです!本気でアイドルをしている私達、良い顔してるでしょ?これからもTeam Sをよろしくお願いします!

 

書誌情報

「ずぶ濡れSKE48 Team S」

2023年2月27日(月)発売

 

Total Producer:秋元 康

提供:週刊SPA!編集部

定価:2,200円(税込)

 

通常版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594620094

Amazon限定版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594620388

 

WEB

SKE48公式HP:http://www.ske48.co.jp/

DREAMS COME TRUEとドラマ『5つの歌詩(うた)』が連動したスペシャルライヴを放送・配信

DREAMS COME TRUEが昨年12月に開催したスペシャルライヴ「STAR CHANNEL presents DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022」の模様が、3月21日(火・祝)にスターチャンネルで放送・配信される。

©DCT entertainment, Inc.

 

昨年、スターチャンネルが新たな取り組みとして行った、DREAMS COME TRUE全面協力×脚本・総監修:岡田惠和の最強タッグで送る、5SONGS×5STORIESのオリジナルドラマプロジェクト『5つの歌詩(うた)』。

 

時に私たちの背中を押し、励まし、慰めてくれたりと、私たちに「生きるチカラ」を与えてくれる、DREAMS COME TRUE・吉田美和の歌詩。その奥深い世界の中で、吉田が一番使用している言葉が「あなた」という一語。

 

ドラマ化された「空を読む」「マスカラまつげ」「TRUE, BABY TRUE.」「何度でも」の4曲と、この企画のため書き下ろされた「スピリラ」の計5曲は、身近にいる家族、恋人、友人、大事な人など、それぞれの「あなた」という存在を思い浮かべて見ることのできる物語となった。

©DCT entertainment, Inc.

 

そんなドラマの独占配信・放送を記念し、ドラマと連動する形で昨年12月に大阪と横浜で開催されたのが、スペシャルライヴ「STAR CHANNEL presents DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022」。

 

このライヴでは、DREAMS COME TRUEの唯一無二の力強いライヴ・パフォーマンスに加え、巧みな演出により奥深い歌詩の世界を際立たせる形で表現。そして#5「スピリラ」で好演を見せた土村芳(三島薫役)、前田亜季(遠山真理恵役)、足立梨花(中谷宏実役)の3人も舞台に登場し、ドラマとリンクした生の舞台劇を披露するなど、今までになかった画期的な演出で話題を呼んだ。

 

全4公演がソールドアウトした貴重なスペシャルライヴから、昨年12月18日に横浜アリーナで開催された公演を完全収録。3月21日(火・祝)にスターチャンネルEXで独占配信、BS10 スターチャンネルでTV初放送される。

 

また同日21日午後1時30分からは、オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』も全話一挙放送。ドラマとライヴを合わせて見ることで、その世界観をより深く味わうことができる。

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番組情報

「STAR CHANNEL presents DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022」

スターチャンネルEX

2023年3月21日(火・祝)午後8時30分~独占配信

https://www.star-ch.jp/dreamscometrue/

 

BS10 スターチャンネル

2023年3月21日(火・祝)午後8時30分~TV初放送

https://www.star-ch.jp/news/detail.php?id=500

 

出演:DREAMS COME TRUE、土村芳、前田亜季、足立梨花

 

©DCT entertainment, Inc.

 

『5つの歌詩(うた)』#5「スピリラ」© 2022 東北新社

 

オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』

BS10 スターチャンネル

2023年3月21日(火・祝)午後1時30分~全話一挙放送!

ドラマ公式サイト:https://www.star-ch.jp/dreamscometrue/

 

© 2022 東北新社

黒木瞳×桜井日奈子「魔女の香水」追加キャストに落合モトキ、小西真奈美、宮尾俊太郎、水沢エレナ、小出恵介

2023年初夏公開の映画「魔女の香水」の追加キャストとして、落合モトキ、小西真奈美、宮尾俊太郎、水沢エレナ、小出恵介の出演が発表された。

©映画『魔女の香水』製作委員会

 

本作は“魔女さん”と呼ばれる香水店の店主・白石弥生(黒木瞳)によって香水に魅せられ、自らの人生を切り開くことになる若林恵麻(桜井日奈子)の成長を描く物語。黒木、桜井がメインキャストとして出演し、恵麻の憧れの男性となる実業家の横山蓮役で平岡祐太が共演する。

 

このたび新たなキャストが解禁。正社員になることを夢に派遣社員として頑張る恵麻が最初に挫折し、夜の街で出会う一人の青年・杉斗を演じるのは、落合モトキ。杉斗は、物語の後半で重要な役どころとなる。

 

さらに、恵麻が働く会社のクールな女性上司・高渕霧子を小西真奈美、弥生の過去で重要な役割を担う榊亮太役を宮尾俊太郎が演じる。

 

劇中では、サイドストーリー的な役割で一組の夫婦の物語が繰り広げられ、その妻の原舞を水沢エレナ、夫・原翔を小出恵介が演じる。妻の舞はホステスだった独身時代から弥生の店の常連。恵麻と同様に人生の転機に弥生がそっと寄り添うことになる。

 

作品情報

「魔女の香水」

2023年初夏 TOHOシネマズ 日比谷 他全国ロードショー

 

出演:黒木瞳、桜井日奈子/平岡祐太、水沢エレナ、小出恵介、落合モトキ、小西真奈美、宮尾俊太郎

監督・脚本:宮武由衣

製作統括:菅原智美

音楽:小林洋平

撮影監督:髙間賢治

照明:上保正道

録音:弦巻裕

美術:岩本一成

編集:岩切裕一

助監督:谷口正行

製作:映画『魔女の香水』製作委員会

企画:358プロジェクト

企画協力:エメラルド倶楽部 TBSスパークル

制作:クロスメディア

配給:アークエンタテインメント

 

公式サイト:majo-kousui.jp

 

©映画『魔女の香水』製作委員会

早見沙織「いつか伊勢志摩に行きたい」ウド鈴木&出川哲朗の“子ども地図ツアー”をナレーションで彩る

2月12日(日)に『ウド&出川の子ども地図ツアーin伊勢志摩 観光客が知らないスポットを旅してゴメン』(テレビ朝日系 午後1時55分〜3時20分)が放送。声優の早見沙織がナレーションを担当することが発表され、コメントが到着した。

早見沙織

 

この番組は、ウド鈴木&出川哲朗とゲストの土屋アンナ、本田望結が、地元の子どもならではの目線で描かれた「オススメの場所」の地図を手に、三重県・伊勢志摩エリアの魅力をにぎやかに再発見する旅を描くバラエティ。

 

この度、『鬼滅の刃』『SPY×FAMILY』など人気アニメへの出演で知られる声優・早見沙織が、同番組のナレーションを担当することが発表された。

 

早見はまだ伊勢志摩に行ったことがないということで、番組を通じて「いつか行きたい」との思いを強くしたよう。また、自身は細かい旅程を組まずに旅を楽しむタイプと明かし、伊勢グルメでは「伊勢うどん」のオリジナリティに惹かれたと語る。

 

番組では、ゲストの本田が「伊勢うどん」を初めて食すシーンもあり、どのような感想を語るのか、早見のナレーションと合わせて注目だ。早見からのコメント全文は下記に掲載。

 

早見沙織 コメント

◆番組を見て

全然想像しなかった観光スポットというのが、子ども地図だからこそ知ることができて、とても面白かったです。子どもの視点ってすごいですね。伊勢志摩には行ったことがなくて、本当にいつか行きたいって、いつもスタッフさんと話をしている場所なので、番組を見てもっと行きたくなったし、知りたくなりました。

 

◆伊勢志摩エリアについて

やっぱり伊勢神宮のイメージが私の中では一番大きくて、あとは参道で食べられるグルメ。なかでも伊勢神宮に行ってきた友達から聞いて興味を持っていたのが「伊勢うどん」。普通のうどんとは違う特色を聞いていたので、そのイメージがありますね。

 

◆ウドさん&出川さんのイメージ

ナレーションをあてながら、ほっこりした気持ちになりました。2人のやりとりを見ていて、ずっと親友でいらっしゃるんだろうなって、映像を通してでも伝わってきました。2人の楽しそうな様子を見ていると、今回行かれた場所がより一層すてきなところだっていうのがすごく伝わってきました。

 

◆早見さんの旅スタイル

私もどちらかというと目的地だけを決めて、細かく行程を決めずに旅をするタイプ。まさに今回の旅と同じで、気になるなってところには、寄り道、寄り道で進むのですごく共感しました。

 

番組情報

『ウド&出川の子ども地図ツアーin伊勢志摩 観光客が知らないスポットを旅してゴメン』

テレビ朝日系

2023年2月12日(日)午後1時55分~3時20分

 

番組公式HP:https://www.nagoyatv.com/kodomochizu/

橋本環奈がTBS連続ドラマ初主演!山田涼介演じる“絶対的王様”とのラブコメディ『王様に捧ぐ薬指』【コメントあり】

4月スタートの火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、橋本環奈が主演、相手役を山田涼介(Hey! Say! JUMP)が務めることが決定。両名と橋本梓プロデューサーからコメントが到着した。

『王様に捧ぐ薬指』主演を務める橋本環奈と相手役の山田涼介

 

原作はわたなべ志穂による同名漫画で、プチコミック(小学館)にて2014年~2017年に連載されていた人気作品。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”が繰り広げる胸キュンラブコメディ。愛がないのに結婚を決めた男女の、超打算的なシンデレラストーリーが幕を開ける。

 

主人公・羽田綾華を演じるのは、TBSドラマ初主演の橋本環奈。綾華は、結婚式場「ラ・ブランシュ」に入社したばかりの新人ウエディングプランナー。誰もが認める“絶世の美女”で昔からモテモテだが、外見ばかり見る男性たちに嫌気が差し、恋愛はほとんどしたことがない。さらに、美人すぎるが故に周囲から誤解され、ねたまれることも多く、トラブルの絶えない人生を送っている。

 

華やかな容姿とは裏腹に、ズケズケとものをいう強気な性格。実家は小さなかまぼこ店を営んでおり、弟と妹が4人いる。大家族の長女として生まれた綾華は、家計を助けるために学費も自分で稼がなければならなかった。経済的には苦労しているが、いつも支えてくれる家族は綾華にとって何よりも大切な存在だ。そんな綾華の人生に、突然のプロポーズで転機が訪れる。

 

綾華へ突然「結婚してほしい」とプロポーズをする御曹司・新田東郷を演じるのは、山田涼介。東郷は大企業「新田ホールディングス」の後継者で、綾華が働く「ラ・ブランシュ」の社長。絶対的な権力を持つワンマンタイプで、従業員からは陰で「王様」と呼ばれている。

 

これまで女性に困ったことはないが、本当の恋はしたことがない。メリットだけで結婚を選んだ綾華と東郷。“ド貧乏シンデレラ”&“絶対的王様”の打算だらけの結婚生活がスタートする。

 

主人公・綾華を演じる橋本は、数々の映画やドラマに引っ張りだこで、昨年は『NHK紅白歌合戦』の司会という大役も見事に務め上げるなど、マルチに活躍。意外にも地上波の連続ドラマ主演は本作が初となる。コメディからアクションまでどんな役柄も多彩に演じる橋本が、新境地となる本作でどんな“シンデレラ”を演じてくれるのか。

 

東郷を演じる山田は、金曜ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』以来、約2年ぶりのTBSドラマ出演。最近では狂気的な役を熱演し注目を集めるなど、俳優としての振り幅をさらに広げている山田が、本作ではツンデレ感満載の“絶対的王様”役で新たな魅力を発揮する。

 

橋本、山田、橋本プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

橋本環奈 コメント

偽とはいえ夫婦役を演じるのは初めてのことなので今からとても楽しみです。『王様に捧ぐ薬指』というタイトルにぴったりの王様的伴侶が山田涼介さん!一体どんな偽夫婦となるのか乞うご期待です。ご夫婦の皆さまもそうでない方々も、笑って、泣いて、きゅんとして、多くの視聴者の皆さまに楽しんで見ていただけたらうれしいです。

 

山田涼介 コメント

今年30歳になる僕が今回、王道ラブコメ少女漫画原作ということで、皆さんをキュンキュンさせられるか不安なところはありますが…(笑)。東郷を全力で演じ、The・KINGになりきりたいと思います。橋本さんとは映画で一度、バラエティ番組で何度か共演させていただいているので、いい意味で緊張せずあうんの呼吸で偽装夫婦を演じられるのではないかと、今から楽しみにしています。皆さまの1週間の疲れを吹き飛ばせるような面白い作品になると思います。『王様に捧ぐ薬指』ぜひご覧ください。

 

プロデューサー・橋本梓 コメント

たくさん笑って、ちょっぴり泣けて…。視聴者の皆さまが1日の終わりに、明日への元気をもらえるようなドラマをお届けしたいと思っております。愛情でもお金でも割り切れない「夫婦」の人間関係を、時に共感しながら、時にツッコミながら楽しんで見ていただけるとうれしいです。今回、TBSドラマ初主演となる橋本環奈さんと、山田涼介さんが、一体どんな夫婦になるのか?!ぜひご期待ください!

 

番組情報

火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』

TBS系

2023年4月スタート

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

原作:わたなべ志穂「王様に捧ぐ薬指」(小学館プチコミックフラワーコミックスα)

脚本:倉光泰子、関久代

プロデューサー:橋本梓、勝野逸未

演出:坪井敏雄、泉正英、宮崎萌加

 

<出演者>

羽田綾華:橋本環奈

新田東郷:山田涼介(Hey! Say! JUMP)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ousama_tbs2023/

番組公式Twitter:@ousama_tbs

番組公式Instagram:@ousama_tbs

櫻坂46「Cool」MVが公開!センターを務める二期生・大園玲が変わりゆく少女を表現

櫻坂46

 

櫻坂46が2月15日(水)に発売する5thシングル『桜月』より、二期生・大園玲がセンターを務める共通カップリング曲「Cool」のミュージックビデオが公式YouTubeチャンネルにて公開された。

 

本MVの監督を務めたのは、広告やドラマ、音楽など幅広いジャンルの映像クリエーションを手掛ける小山巧。センターを務める大園玲は、外の世界を知らない少女を演じており、異世界に興味を持ち、見たことのないものに触れて変化していく彼女の表情やしぐさが印象的だ。

 

大園は2018年に開催された坂道合同新規メンバー募集オーディションから、坂道研修生として活動スタート。2020年に欅坂46の新二期生としてグループに配属、櫻坂46の1stシングル『Nobody’s fault』では坂道研修生出身として唯一表題曲メンバーに選出された。

 

2022年にはTBS『ラヴィット!』のレギュラーに抜擢、鹿児島県出身という特性も活かしてバラエティ番組にも多数出演している人気急上昇中のメンバーだ。今回は表題曲「桜月」でセンターを務める守屋麗奈と共に、新センターとして今後の飛躍が期待される。

 

また、現在櫻坂46のオフィシャルYouTubeでドキュメンタリー「私たち、櫻坂46三期生です」も順次公開中。表題曲「桜月」のダウンロード&ストリーミングの先行配信も、2月8日(水)よりスタートされた。

 

動画

櫻坂46『Cool』MUSIC VIDEO

 

配信情報

「桜月」先行配信
2023年2月8日(水)配信スタート

配信リンク:https://sakurazaka46.lnk.to/gMIEFJWN

 

リリース情報

5th Single『桜月』
2022年2月15日(水)発売

櫻坂46・5th Single『桜月』初回仕様限定盤 TYPE-A

 

【Blu-ray付き】
初回仕様限定盤 TYPE-A / SRCL-12420〜12421 / 1,900円(税込)
初回仕様限定盤 TYPE-B / SRCL-12422〜12423 / 1,900円(税込)
初回仕様限定盤 TYPE-C / SRCL-12424〜12425 / 1,900円(税込)
初回仕様限定盤 TYPE-D / SRCL-12426〜12427 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤・封入特典:
応募特典シリアルナンバー封入
メンバー生写真(各TYPE別19種より1枚ランダム封入)

【通常盤/CDのみ】
CD only / SRCL-12428 / 1,100円(税込)

 

WEB

公式サイト:https://sakurazaka46.com/
公式Twitter:@sakurazaka46
公式TikTok:http://www.tiktok.com/@sakurazaka46.officialtk

 

日向坂46影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世出演 ひなこい『恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービーが公開!

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日向坂46・影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世出演のスマートフォン向けゲームアプリ「ひなこい」の『恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービーが公式YouTubeにて初公開。さらにアプリ内では撮り下ろし映像40本以上が配信されることが決定した。

 

「ひなこい」は、東京から片道2時間、のどかな田舎町にある日向坂高校に転校してきた主人公が、ひょんなことから“アイドル部”の一員となり、アイドルを目指す22名の部員たちと泣いて笑って恋をする青春恋愛ストーリーを描いたスマホゲーム。ゲーム内では、世界観・ストーリーと連動した日向坂46のさまざまな衣装での写真や映像、ボイスなどが手に入れることができる。

 

2月9日(木)午後3時より開催のゲーム内イベント HINAKOI CHOICE『恋するバレンタイン・ウォーズ』には、影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世が出演。「ひなこい」内で新規撮り下ろし映像40本以上配信される同イベントでは、ユーザーの選択によって物語の結末が変わるインタラクティブな恋愛体験を楽しめる。

 

日向坂46と同じ高校に通い、学生生活を過ごし、バレンタインデーを迎えたときメンバーの誰から本命チョコをもらえるのか。そんなゲームならではの“If<もしも>”を体験できるオリジナルストーリーで、本日公開されたプロローグムービーではそのシナリオの冒頭が視聴可能だ。

 

さらにゲーム内にて “HAPPY VALENTINE FOR YOU♡本命チョコにリボンをかけてガチャ”も開催。バレンタインらしいピンクのチョコの箱をモチーフに、本企画撮り下ろしのメンバー写真が、ゲーム内デジタルカード「ひな写」として登場。同時開催のゲーム内イベント『恋するバレンタイン・ウォーズ』を有利に進める特効付きデジタルカードとなっている。

 

撮影を振り返り、影山は「いろいろな表情の影山優佳や日向坂46メンバーを楽しめる企画だと思います」とコメント。佐々木はペアで撮影する機会の多かった「富田鈴花の乙女な一面がたくさん見られたのでとってもかわいかったです!」と振り返った。

 

いっぽう、富田も「佐々木久美さんとの撮影が多かったのですが、楽しすぎて、思わずコントが始まるのではないかというシーンが何回かありました(笑)」と。山口は「実はメンバーとの絡みは素やアドリブの部分もあります。本当に学校生活を送っているような距離感を感じられると思うので、ぜひプレイして映像を見てください」とアピールした。

 

なお、日向坂46と全力で恋するスマホゲーム「ひなこい」では、2月9日から最大150連無料ガチャ、さらに毎日無料で10連ガチャが引けるお得なキャンペーンを実施中。

 

影山優佳コメント

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撮影はとても楽しかったです! 私の印象はサッカーやクイズ企画などの頭脳的なイメージが強いと思います。その印象通りの映像もあったり、素の笑うことが大好きな自分、アイドルらしい王道の胸キュンせりふがあったりと、いろいろな表情の影山優佳や日向坂46メンバーを楽しめる企画だと思います。さらに選択次第で内容が変わるストーリーということで、ぜひハッピーエンドを目指していただきたいのはもちろんですが、それ以外のエンディングも楽しめるシーンが多いと思うので、ぜひ全てのシナリオ・映像を楽しんでもらえるとうれしいです。

 

佐々木久美コメント

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メンバーが主人公1人を取り合うような設定で、バレンタインのかわいらしいコミカルなお芝居ができて楽しかったです。普段からたくさんお話ししている富田鈴花の乙女な一面がたくさん見られたのでとってもかわいかったです!

 

富田鈴花コメント

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マイナスそうな選択肢なのに、意外とプラスだった! みたいな楽しさがたくさんあったので、プレイしたらすごく楽しそうだなと思いました。佐々木久美さんとの撮影が多かったのですが、楽しすぎて、思わずコントが始まるのではないかというシーンが何回かありました(笑)。
きっと照れ屋さん二人の頑張りも感じ取ってもらえるような映像になっていると思います。王道のかわいさを楽しんでいただけるような展開になっているので、ぜひたくさんプレイしていただきたいです。

 

山口陽世コメント

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今回の企画は“選択肢”でストーリーが変わるとお聞きして、前後の流れを意識して撮影に臨みましたが、ゲーム感があって楽しみながらの撮影でした。(ペアで撮影する機会の多かった)影山優佳さんのせりふや表情がとても上手で、引き込まれるように同じテンションで収録できました。実はメンバーとの絡みは素やアドリブの部分もあります。本当に学校生活を送っているような距離感を感じられると思うので、ぜひプレイして映像を見てください。

 

『HINAKOI CHOICE恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービー

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玉城ティナインタビュー「私も“社畜”向きだと自覚はしています(笑)」『社畜OLちえ丸日記』

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

話題のYouTube「社畜OLちえ丸」チャンネルをエッセーとしてまとめた「自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる」(著・ちえ丸)が『社畜OLちえ丸日記』としてドラマ化され、2月10日(金)午後9時よりHuluで独占配信がスタート。バリキャリ営業OLとして地獄の日々を送る主人公・ちえ子を演じる玉城ティナさんが、仕事との付き合い方や息抜き法なども交えつつ、ドラマの見どころを語ってくれました。

 

◆原作や台本、企画を聞いたときの率直な印象をお願いします。

会社内で繰り広げられる「こんなことある?」という感じのやりとりが面白く、想像をかき立てられました。ただ、今までに演じたことのないキャラクターでしたし、コメディ色も強くて。私にできるのかなという不安もありました。

 

◆演じるちえ丸はどんな人でしょう?

バリキャリOLになるんだという強い夢を持ち、それを自分の力でつかみ取って。でも現実は厳しくて、超えなければいけない壁が立ちふさがって。それでも負けずに、できることからやっていこうとする強いメンタルの人だと思います。でも強さだけではなく、とぼけた部分や天然でかわいらしい部分も見えてくると、キャラクターとして深みが出ると思ったので。あまりこういう人だと決めつけずに、多面的に演じるようにしました。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆演じる上で心掛けたことは?

タイトルにもある「社畜」は強い言葉ですし、ちょっと間違えると社会問題っぽく見える可能性もありますよね。もちろん仕事は真剣だし大変でもあるけど、傍から見たら何か笑えるみたいな、そのバランス感は大事にしました。あとは場面によって、ボケとツッコミの役割分担みたいなところも変わっていくので。そのあたりのメリハリは付けつつ、でも計算高くは見えないようにと考えました。

 

 

◆先ほどコメディに対する不安もあったとお話ししていましたが、やってみてどうでしたか?

なじみやすい、覚えやすいせりふが多かったからか、想像していたよりも自然にできた気がします。大橋彰さん(アキラ100%)やコウメ太夫さんとのやりとりも、相手が芸人さんだからと意識し過ぎずに、素の人間、役者同士としてのお芝居ができた気がしますし。こういった作品で芸人の方がいらっしゃるとコメディ要素をお任せしたくなっちゃうんですけど、一緒に担いでいけたかなと思います。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆原作者のちえ丸さんご本人とお会いした印象は?

YouTubeで見た感じだと髪の長さはセミロングぐらいかなと思っていたら、私ぐらいのボブで。違ったら恥ずかしいから、「私に合わせてくれたんですか?」とは聞けなかったんですけど、ちえ丸さんから「おそろいにしました」って言ってくださいました(笑)。世代も近いからか、初めてお会いした感じもしなくて。考え方や、抱えている思いも近かったですし。撮影の合間であまり時間がなかったんですけど、もっとお話してみたかったなと思いました。

 

◆玉城さんとちえ丸さんに共通する部分は?

仕事に対して真っすぐなところですかね…自分で言うのも何ですけど(笑)。私もちえ丸さんと同じように、自分で選んだ道を自分なりに頑張っているので。ちえ丸さんは動画だとちょっとふざけた雰囲気にされていますが、言葉選びが絶妙で、結構刺さることを言ってくださるんです。だから動画を見ている人は思わずクスッと笑っちゃったり、ほろっと来ちゃったりするんだろうなと思います。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆ちえ丸さんはちょっと不器用なところがありますが、玉城さんはどうですか?

器用だったら、もっと楽しく生きられていると思います(笑)。あまりすぐ人と仲良くなったりできないし、人と話しているときに途中まで頭の中で話して、途中から声に出す癖があるんです。だから取材などでも、言いたいことがうまく伝わってなかったりして(笑)。そこはあまりよくないなと思っています。

 

◆どんな仕事でもつらいこと、大変なことがあると思います。玉城さんはそれをどう乗り越えていきますか?

過ぎちゃえば、あまり気にしません。そのときは気になっても、また次の日は来るし、次のお仕事もあるので。もちろん思い返してみると、“あのときは無理してたのかな”“頑張り過ぎていたのかな”ということはあります。

 

◆例えばこの仕事ならではの「寒い」「長い」「せりふ量が多い」といったことだと、どういう過酷さが一番堪えますか?

どれもキツくないわけではないですけど、仕事で起こることは大体、仕方がないと刻み込まれています(笑)。例えば“お昼まだかな”“おなかがすいたな”と思っても、一人で食べる方が嫌なんです。子供のころから、わりと場の雰囲気に合わせなければいけないみたいな思考が刷り込まれていて。その延長線上として、今のお仕事をしている感じですね。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆お話を聞いていると、わりと「社畜」体質な気が…。

だと思います(笑)。染まり切ったらダメだと思うけど、向いてはいるでしょうね。

 

◆こんな上司は嫌だとか、逆に理想の上司はいますか?

理想の上司は、うるさくない人(笑)。あと、自分のことを気にかけてくれる先輩がいたらよかったなと思うことはあります。もちろん、現場の方は全員先輩という心づもりではいますが、誰かから直々に教えてもらうということはなかったので。もし近い間柄の先輩がいたら気軽に相談できますし、「私のときは…」みたいな経験談も聞けるじゃないですか。直接的には生かせなくても、そういう話ができるだけで気が楽になったりしますし。今でもちょっと憧れてはいますね。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆ちえ子は週末の料理が気分転換になっていますが、玉城さんはいかがですか?

私は家にいること自体が気分転換かもしれないです。もう人にはお見せできないような格好で(笑)、何もしません。映画を見たり本を読んだりするのもいいけど、何かの役に立たないかなって思っちゃうところがあるので。何もしないという時間は大切だと思います。

 

◆最後にドラマの見どころと、頑張って働いている人たちへのエールを。

物語は会社の人たちとの会話を中心に進んでいきますが、今回はモノローグもたくさんあって。ときどき、ちえ丸が心に残るようなことを思ったり感じたりしているので、それが見てくださる方々にも響くといいなと思っています。「社畜」と聞くとネガティブな印象がありますけど、ちえ丸はやりがいを持って日々を生きているので。“大変そうだな”“自分だったら嫌だな”ではなく、“頑張ってほしいな”という目線で見ていただいて、その方にとっての活力になったらうれしいです。

 

PROFILE

●たましろ・てぃな…1997年10月8日生まれ。沖縄県出身。O型。最近の出演作にドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』『NICE FLIGHT!』『鉄オタ道子、2万キロ』、映画「恋のいばら」「窓辺にて」など。「零落」が3月17日(金)公開。

 

番組情報

『社畜OLちえ丸日記』
2023年2月10日(金)午後9時よりHuluで独占配信スタート
以降、毎週金曜21時に新エピソード更新[全15話]

出演:玉城ティナ、望月歩、佐藤玲、田村健太郎、大橋彰(アキラ100%)、コウメ太夫/内田慈、阿南敦子、平山祐介/鶴田真由

原作:『自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる』(著者:ちえ丸/KADOKAWA刊)
脚本:蛭田直美
監督:横尾初喜、小山亮太
コンテンツプロデューサー:吉田絵、岩長真理
プロデューサー:星野恵(AX-ON)
Hulu:茶ノ前香、中村梓
宣伝:荒井智美、木之下ゆり子
制作:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/drama-chiemaru/

©︎NTV

来栖りん Lantisよりメジャーデビュー決定!「きらきらした気持ちを私の声と歌で届けたいです」

来栖りん

 

声優を目指していくことを発表していた元アイドル・来栖りんが、バンダイナムコミュージックライブの音楽レーベル・Lantisよりメジャーデビュー決定した。

 

アーティストデビューは、今春を予定。本日オフィシャルYouTubeチャンネルより行った生配信で発表され、彼女自身の言葉で現在の心境が語られている。アーカイブ配信されているので、そちらでも視聴可能だ。

 

同時に公開されたアーティスト写真は「無垢」をテーマに、「アイドルから声優へ生まれ変わる天使」をイメージして撮影され、透明感のある白を基調としたものだ。声優を目指すと語る彼女がどのように生まれ変わっていくのか、期待が高まる。

 

メジャーデビューに伴い、来栖りんのアーティストオフィシャルサイトおよびスタッフによる公式Twitterも始動。さらにメジャーデビューを記念して、来栖りんオフィシャルファンクラブ「くるーず!」の開設も決定した。

 

「くるーず!」は、来栖りんが船長をつとめる船で一緒に冒険に出よう! という強い想いから名付けられたという。ファンクラブでは会員限定の動画・写真・音声などのデジタルコンテンツをはじめ、イベント開催やグッズ販売なども予定。2月14日(火)の本オープンに先駆けて本日よりプレオープンされ、無料のメルマガ会員登録も開始している。

 

そして3月5日(日)には、科学技術館 サイエンスホールにて初となるファンクラブ限定イベント「くるーじんぐ!#1」の開催も決定。本日21時よりファンクラブ会員先行チケット抽選受付が開始される。本人からのコメントは下記に掲載。

 

来栖りん コメント

この度、Lantisよりメジャーデビューさせていただくことになりました。
ずっとかなえたかった夢の第1歩をこうしてすてきな場所で踏み出すことができてとてもうれしいです。
私がこれまで、大好きな声優さんやアーティストの方々に感じていたきらきらした気持ちを、今度は私の声と歌で応援してくださっているファンの皆様に届けたいです。
そして私のことを知らない多くの方にも届けられるよう一生懸命頑張ります!

 

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オフィシャルサイト:https://kurusurin.jp
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次なるBiSHを選ぶオーディション企画「BiSH THE NEXT」開催 現メンバーも選考に参加

BiSH

 

“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、2月8日(水)放送の『スッキリ』(日本テレビ系 毎週月~金曜 午前8時~10時25分)内で、次なるBiSHを選ぶオーディション企画「BiSH THE NEXT」の始動を発表した。

 

6月29日(木)で解散するBiSHは、1月7日開催の「BiSH 解散パーチー 中夜祭」にて「株式会社BiSH」の設立を発表。「株式会社BiSH」は、次なるBiSHを創出するためにBiSHメンバーが実際に私財を投じ、立ち上げられた会社で、本オーディションの企画を実施。現BiSHメンバーも本選考に携わり、応募者の選考を行っていく。

 

また、今回発表となったオーディションの選考基準は日本語が話せること以外は全て不問となっており、現在のBiSHとは異なる新しい形のグループになっていく展望が見込まれている。本オーディションは東京以外の全国5都市でも実施予定。

 

「BiSH THE NEXT」オーディション詳細

応募資格:日本語が話せること以外は全て不問

 

応募方法:BiSHTHENEXT@wack.jpまで
件名に[BiSHTHENEXTオーディション応募]と記入。本文に名前、年齢、身長、体重、住所、緊急連絡先を明記の上、写真2枚(全身・顔正面アップ各1枚=3か月以内に撮影したもの)を添付して送付

 

お問い合わせ先:info@wack.jp

 

2次審査にかかる交通費等は自己負担となります。
合否に関するお問い合わせには応じられません。

 

1次締切:2023年2月15日(水)
※1次締切前に審査は先行して行い、こちらでメンバー決定された場合は2次締切の方はオーディションを行いませんのでご注意ください。

2次締切:2023年2月20日(月)

 

選考:
第1次審査=書類メール審査(合格者のみ通知 電話に出れるようにしてください)
第2次審査=面接(東京で行います)
第3次審査以降=2023年3月以降に行われる公開審査、合宿審査にて決定。
(審査の模様を撮影させていただきますため、応募者に関しては応募時に撮影に関する承諾書にご署名いただきます)
(コロナの状況により開催見送り、最終面接にて代替される可能性があります)

 

合格後:株式会社WACKに所属。新たなグループとして活動をスタート。

https://www.bish.tokyo/news/detail.php?id=1106083

 

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アンジェラ芽衣「桃月なしこから“あなたのうるささは才能だよ”と褒め言葉をもらいました」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。記念すべき第50回は『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』に出演中のアンジェラ芽衣さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」アンジェラ芽衣

 

◆『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』の制作が決まったときの心境はいかがでしたか?

とにかくうれしかったです。本編の撮影中から、お兄様と呼ばせていただいている庄野崎(謙)さんと「いつか私たちのスピンオフをやりたいね」と話していたので“ついにきた!”と。ありがたいことにいつも応援してくれている皆さんからも「神代兄弟のスピンオフが見たい」という声をたくさん頂いていたので、情報解禁前は「早くみんなに言いたい!」とウズウズしていました(笑)。

 

◆庄野崎さんとも喜びを分かち合いましたか?

はい。「やったじゃん! イェーイ!」って(笑)。スピンオフが決まったこと自体うれしかったのに、庄野崎さんと一緒に撮影ができて喜び倍増でした。庄野崎さんとは本編を撮影していたときから本当の兄弟のような関係性で、いつも相談に乗ってもらっていたんです。落ち込んだり悩んだりしてしまいがちな私を何度も励ましてくれて、その優しさにたくさん救われましたし、「ここはいいところだから自信持って」「やり方は一つじゃないから大丈夫だよ」などと声を掛けてくれたおかげで、今回も気負い過ぎず伸び伸びやれたような気がします。

 

◆本作は玲花が兄の凌牙(庄野崎)から結婚を勧められるという予想外の始まりでした。メーンビジュアルのウエディングドレス姿もおきれいですね。

ありがとうございます! ビジュアルと同じように劇中でもドレスを着てヒールを履いた状態で撮影したのですが、アクションシーンが特に大変でした。

 

◆すごくカッコよく決められていた印象ですが…。

いやいや。撮影前に、スーツアクターの(宮澤)雪と森(博嗣)君が付きっきりで教えてくれたおかげです。二人から提案してもらった動きを私が実践すると、どこかどんくさく見えてしまって全くスマートにできなかったんです。そういうときも「じゃあこれはどう?」と新たな形を提案してくれて。たくさん試行錯誤してもらったおかげで運動神経が悪い私でも何とか形になりました。ほかにも爆破の中を駆け抜けたり、何度も撮影できないような緊迫感のあるシーンが多くて本当に貴重な経験をさせていただいたなと思います。

 

◆あらためて見どころを教えてください。

ひと言では言い表せない、笑いあり涙ありのストーリーになっています。私たちの思いだけでは実現しなかった作品ですし、皆さんが神代兄弟への愛を語ってくれたり、イラストを描いて送ってくれたりしたからこそのことだと思っていますので、感謝の気持ちでいっぱいです。本編では描かれることのなかった神代兄弟の新たな魅力が詰まっていますので、ぜひご覧ください!

◆ではここからはプライベートについてお伺いさせてください。まず先程動画内の「自分を動物に例えると?」という質問で「ニワトリ」と答えていたのが気になったのですが。

以前友達と「お互いを動物に例えると何だと思う?」という話をしたときに、私だけ何も当てはまらなくて。試しにネットで動物診断をしてみたら小鹿だったので「かわいいじゃん♪」と思っていたら「それはない」と否定されてしまって…(笑)。特徴を挙げながら考えていったら“うるさい”“よくしゃべる”“すぐに忘れる”という点がニワトリにぴったりだったらしく、それ以降ニワトリっぽいと言われることが多くなりました。自分でも納得しています(笑)。

 

◆嫌なことも忘れてすぐに切り替えられるタイプですか?

それが嫌なことだけは忘れられないんです(笑)。一度気分が沈むと、しばらく引きずってしまいます。なので細かく言うと“繊細なニワトリ”ですね。

 

◆なるほど(笑)。弊誌で行っていた『仮面ライダーセイバー』の連載当時からたくさん話してくださって、明るい印象があったので少し意外でした。

よくギャップがあるとは言われます。最初は少し人見知りしてしまうので静かな面もあるのですが、慣れるといっきに話すようになるのでその温度差にびっくりされるのかなと(笑)。それこそ庄野崎さんも「最初に会ったころは、クールであまり人と慣れあわない感じの人だと思ってた」と言っていました。話すのが好きなのでずっとしゃべっているんですよね。控室でもよくうるさいと言われます(笑)。でも、同じ事務所の(桃月)なしこから「あなたのうるささは才能だよ。いるとその場が明るくなる」という褒め言葉をもらって。なしこは普段あまり褒めたりしない人だからこそ、本当にそう思ってくれているんだなと思えてうれしかったです。

◆ちなみにお休みの日は何をしていますか?

基本ベッドの上にいます(笑)。寝すぎて体が痛くなるくらい。ごろごろしながら携帯でSNSを見たりゲームしたりして、何もせずに一日が終わることもよくありますね。でも、そうじゃないと休んだ気にならなくて。例えば二日間お休みがあったら、一日は外に出て遊んで一日はだらっと過ごしていたいんです。もちろん、友達に誘われたときは出掛けるんですが、基本的に一人でどこでも行けるタイプなので自分発信で人を誘うことはないかもしれません。

 

◆インドア派なんですね。では最後に今後女優として演じてみたい役や出演してみたい番組について教えてください。

女優としては、殺人鬼などとことん悪い役を演じてみたいです。玲花を演じる中で学んだミステリアスな部分を生かせる役どころに挑戦できたらいいなと。あと、以前『ドッキリGP』(フジテレビ系)に出演させていただいたのですが、今後もいろんなバラエティに出てみたいですし、動物が好きなので動物番組にも興味があります。私は毎年「去年より絶対に飛躍してやるぞ!」という気持ちで過ごしているので、今年も昨年以上に羽ばたけるように精いっぱい頑張っていきたいです。

 

PROFILE

●あんじぇら・めい…1997年4月29日生まれ。埼玉県出身。O型。主な出演作は『仮面ライダーセイバー』『ゼロイチファミリアは褒められたい』など。

●photo/中村 功 text/矢嶋咲良

 

上坂すみれの大型ポスターが渋谷駅コンコースに登場!2・11からアーティストデビュー10周年イヤー突入

声優・アーティストの上坂すみれのアーティストデビュー10周年を記念した大型ポスターが、2月6日(月)より東京・東急田園都市線渋谷駅のB2Fコンコースに掲出された(2月12日(日)まで)。

 

3月18日(土)、19日(日)に東京・立川ステージガーデンにて開催される自身の単独ライブ「SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書」のメインビジュアルを使用した大型ポスターとなっており、ファンタジーな世界観の中で上坂がほほ笑みながら絵を差し伸べる姿が印象的だ。

 

上坂は2月8日(水)には自身が主演を務めるTVアニメ『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』オープニングテーマなどが収録された13thシングル「LOVE CRAZY」が発売となり、2月11日(土)からアーティストデビュー10周年イヤーに突入する。

 

イベント情報

「SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書」
【DAY1:運命の書】2023年3月18日(土)午後5時開場/午後6時開演
【DAY2:同人の書】2023年3月19日(日)午後4時開場/午後5時開演

会場:東京・立川ステージガーデン
チケット代金:8,800円(全席指定・税込)
チケット申し込み方法などの詳細は、LIVE特設サイト内NEWSを参照
http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/live/talesofsumipe2023

 

リリース情報

「LOVE CRAZY」【初回限定盤】

 

13th SINGLE「LOVE CRAZY」
2023年2月8日(水)発売

【初回限定盤】CD+Blu-ray:¥2,200(税抜価格\2,000)
【期間限定アニメ盤】CD ONLY:¥1,430(税抜価格¥1,300)
※キャラクターデザイン・鈴木美咲描き下ろしジャケット仕様
【通常盤】CD ONLY:¥1,430(税抜価格¥1,300)

予約:https://sumire-uesaka.lnk.to/13thSG_LOVECRAZY

 

Netflix、空間オーディオ対応作品を700以上に拡大 ダウンロード可能デバイスも4台→6台に

米Netflixは、プレミアムプラン(月額1980円)のユーザー向けに700タイトル以上の映像作品を、空間オーディオに対応させたことを発表しました。

Netflix

 

Netflixの空間オーディオは、「映画館のような臨場感あふれるオーディオ体験を可能にする」というもの。2021年にアップルのイヤホンやヘッドホンへの対応が発表され、2022年7月にデバイスを問わず利用できるようになり、さらなる対応作品の追加が期待されていました。

 

今回プレミアムプランで、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『ウェンズデー』『今際の国のアリス』シーズン2など、700を超える上位人気タイトルが空間オーディオで楽しめるようになりました。さらに『YOU ー君がすべてー』『ユアプレイス、マイプレイス』『刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン』『Tour de France (仮題)』などの人気作や新作も、順次対応予定とのことです。

 

対応作品には「空間オーディオロゴ」が表示されるほか、検索バーに「空間オーディオ」と入力すると、現在の全対応作品リストを確認することができます。

↑空間オーディオを試してみませんか?

 

またプレミアムプランにおいて、コンテンツをダウンロードできるデバイスの数も4台から6台に拡大。より多くのデバイスで映画やドラマを、オフラインで楽しめるようになりました。

森田望智が冴羽獠(鈴木亮平)の相棒・槇村香に「愛を持って全力で突き進んでいきたい」Netflix映画「シティーハンター」

森田望智が、鈴木亮平主演のNetflix映画「シティーハンター」(2024年Netflixにて全世界独占配信)のヒロインに決定した。

Netflix映画「シティーハンター」

 

1985年から1991年まで週刊少年ジャンプにて連載され、単行本の累計発行部数は5000万部突破、一大ブームを巻き起こした北条司原作の伝説のコミック「シティーハンター」。1987年にはTVアニメの放送もスタートし、1999年放送のTVスペシャルまで至る大ヒットシリーズとなった。

 

コミックは台湾、香港、中国、韓国、タイ、インドネシア、フランス、イタリア、スペイン、メキシコ、ポーランドと世界各国で出版。2019年に公開されたアニメーション映画「シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉」は興行収入15億を超える大ヒットに。

 

そして連載開始から数十年の時を超えて、日本初の実写版「シティーハンター」がついに誕生。主人公の冴羽獠役に鈴木亮平が決定し、多くのヒットドラマ・映画を手がける佐藤祐市が監督を務める。

 

森田が演じるのは、冴羽獠の元・相棒の槇村秀幸の妹であり、獠の新たな相棒・槇村香。本作では原作をリスペクトし、新宿駅東口の伝言板が復活。駅のコンコースの一角に忘れ去られたようにひっそりと生き残る伝言板に書き込まれた「XYZ」をきっかけに、ストーリーが展開していく。公開された写真では、そんな伝言板の前で明るい笑顔を浮かべて立っている香の姿が映し出されている。

 

伝言版のほかにも、物語の舞台となる新宿区や新宿区観光協会、歌舞伎町商店街などの全面協力の下、実際の新宿・歌舞伎町で過去最大級の規模となる撮影を敢行している。

 

発表にあたり、森田は「心臓が跳ね上がるような緊張と、浮き立つような喜びを同時に日々かみ締めています。皆さんの記憶の中にある彼女の断片に、少しでも触れることができるよう、愛を持って全力で突き進んでいきたいと思います」と意気込みを。

 

さらに主演の鈴木も、「きっと、皆さんの中にある香さんのイメージを裏切らない、そして何より森田さんにしかできない、チャーミングで愛すべき香ちゃんに出会っていただけると確信しています」と語っている。森田、鈴木、佐藤監督、高橋信一エクゼクティブ・プロデューサーのコメント全文は以下掲載。

 

森田望智コメント

昭和の時代から令和の今日この日まで、計り知れないほどたくさんの方々の愛情が深奥まで溶け込まれ続けている「シティーハンター」。そんな伝説の愛あふれる世界に槇村香さんとして立てること、心臓が跳ね上がるような緊張と、浮き立つような喜びを同時に日々かみ締めています。一生懸命でパワフルで愛情深くてチャーミングな香さん。彼女の心をのぞけばのぞくほど、その魅力のとりこになっている自分がいます。皆さんの記憶の中にある彼女の断片に、少しでも触れることができるよう、愛を持って全力で突き進んでいきたいと思います。

 

鈴木亮平コメント

香と獠として共に過ごして数カ月。柔らかくて、素直すぎるほど素直で、いつも一生懸命な森田さん。セット裏で一人必死な顔で小道具を振り回す練習をする森田さんの姿は、まさに子供の頃から大好きだった、あのひたむきで天真らんまんな槇村香そのものでした。きっと、皆さんの中にある香さんのイメージを裏切らない、そして何より森田さんにしかできない、チャーミングで愛すべき香ちゃんに出会っていただけると確信しています。

 

監督・佐藤祐市コメント

今回、ご出演していただけると聞いてとてもうれしかったのを覚えています。いろいろな作品での彼女の演技を見ていると、多分、集中力の高い女優さんじゃないかなぁ~、と思っていました。実際にお会いすると、どこか柔らかさもあり、不思議な雰囲気のある女優さんでした。でも目には見えない「芯の強さ」も感じました。そんな彼女だからさまざまな注目を集め、たくさんのオファーを受けてるんだなと思いました。一瞬の集中力は、さすがという以外ない森田さんが演じる「香」。どうぞお楽しみに。

 

エクゼクティブ・プロデューサー/高橋信一(Netflix コンテンツ部門 マネージャー)コメント

どんな役を演じても「憑依」したようにその役になりきる森田さんが、「香」となってシティーハンターの世界を駆け巡る姿を楽しみにしていました。(勝手ながら)トレードマークともいえる美しい長い髪の毛を本作のために切っていただきました。俳優キャリアを通じて初めてショートヘアの役柄として「香」を演じられ、まさに「香」となって笑い、怒り、悲しみながら鈴木亮平さん演じる獠と共に新宿を駆け巡る姿を拝見していると、本当に獠と香が新宿にいるかのような錯覚すら覚えます。世界中の多くのファンはもちろん、初めて「シティーハンター」に触れる方にも愛される作品になることを撮影を通して確信しています。

 

作品情報

Netflix映画「シティーハンター」

2024年 Netflixにて全世界独占配信

 

原作:北条司「シティーハンター」

出演:鈴木亮平、森田望智

監督:佐藤祐市

エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一

プロデューサー:三瓶慶介、押田興将

脚本:三嶋龍朗

音楽:大友良英

製作:Netflix

制作:ホリプロ、オフィス・シロウズ

原作協力:コアミックス

 

Netflix作品ページ:www.netflix.com/シティーハンター

倉科カナが『大奥』「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」に出演決定「吉保の愛の行き着く先へも注目していただけたら」

現在放送中のドラマ10『大奥』(NHK総合 毎週火曜 午後10時〜10時45分)の「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」の追加キャストとして、倉科カナの出演が決定した。

『大奥』倉科カナ

 

3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみの「大奥」が原作。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いた傑作コミックをドラマ化する。

 

「3代・徳川家光×万里小路有功 編」には福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴。「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」には仲里依紗、山本耕史、竜雷太。「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」には中島裕翔、冨永愛、風間俊介、貫地谷しほり、片岡愛之助らが出演。

 

脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子。“男女逆転・大奥”の世界に新しい息吹を吹き込み、壮大で豪華絢爛な映像世界で描くとともに、時代を超える普遍的なまなざしで“人々の悲しみ”、“愛”、“葛藤”に寄り添い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気を届けていく。

 

倉科が演じるのは、綱吉(仲)への忠誠心を誰よりも強く持つ美しき側用人・柳沢吉保。倉科は「吉保の静かに蠢く感情、深い愛、愛ゆえの憎悪、演じていてとても苦しく、最後の最後までもやはり虚しくて。でも、その抱えているもの全てを表面に出さず、ただただ寄り添い見つめている吉保の気高い姿。表立って華やかな役柄ではないですが、ぜひ吉保の愛の行き着く先へも注目していただけたらうれしいです」と思いを語った。

 

吉保も登場する「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」は、2月7日(火)放送の第5回よりスタートする。

 

番組情報

ドラマ10『大奥』

NHK総合

毎週火曜 午後10時~10時45分

 

©NHK

青春お寺ラブコメ『てんぷる』23年TVアニメ化決定!愛美、芹澤優、山下七海、朝日奈丸佳、上坂すみれがメインキャストに

吉岡公威原作の青春お寺ラブコメ『てんぷる』が、2023年にTVアニメ化されることが決定し、第1弾ビジュアル&PVが解禁。さらに、愛美、芹澤優、山下七海、朝日奈丸佳、上坂すみれらがメインキャストを務めることが発表された。

©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

本作は、女たらしの血をその身に継ぐ主人公・赤神明光が自らに打ち勝ち、ストイックに生きるため出家するものの、美少女だらけの尼寺に入ってしまうという青春お寺ラブコメディ。

 

公開された第1弾キービジュアルは、花びら舞う青空をバックに、本作のヒロインである蒼葉結月、蒼葉月夜、蒼葉海月、ミア・クリストフ、カグラ・ボールドウィンら5人の姿が描かれた爽やかでかわいらしいイラストとなっている。

『てんぷる』キャストビジュアル©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

またメインスタッフ・キャストも解禁。監督は古賀一臣(『彼女、お借りします』など)、キャラクターデザインを勝又聖人(『五等分の花嫁∬』など)が務める。

 

メインキャストは、赤神明光役を赤坂柾之、蒼葉結月役を愛美、蒼葉月夜役を芹澤優、蒼葉海月役を山下七海、ミア・クリストフ役を朝日奈丸佳、カグラ・ボールドウィン役を上坂すみれが担当することが決定。併せて本作をイメージした撮り下ろしのキャストビジュアルも公開となり、第1弾PVではキャラクターボイスを聞くことができる。

 

さらに原作者・吉岡公威からのお祝いコメント&イラストも到着。吉岡は「すてきなご縁に恵まれ、このたび『てんぷる』のアニメ化が決定しました!これもスタッフ、関係者の皆さまそして読者の皆さまのおかげです。動いてしゃべる赤神たちを見れる日が来ようとは!一視聴者として楽しみです。少しでもこの良縁が広げられるよう、尽力していきたいと思います!」とコメントを寄せている。

 

イラストはヒロイン5人がアニメ化をお祝いする「ノーマルver.」と、温泉でセクシーな姿があらわになってしまう「煩悩解放ver.」の2種類が公開された。

『てんぷる』お祝いイラスト「ノーマルver.」©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

『てんぷる』お祝いイラスト「煩悩解放ver.」©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

第1弾PV

 

作品情報

©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

 

『てんぷる』

2023年TVアニメ化決定

 

<キャスト>

赤神明光:赤坂柾之

蒼葉結月:愛美

蒼葉月夜:芹澤優

蒼葉海月:山下七海

ミア・クリストフ:朝日奈丸佳

カグラ・ボールドウィン:上坂すみれ

 

<スタッフ>

原作:吉岡公威(講談社「コミックDAYS」連載)

監督:古賀一臣

キャラクターデザイン:勝又聖人

シリーズ構成:香椎葉平

アニメーション制作:月虹

 

公式HP:https://temple-anime.com/

公式Twitter:@temple_tvanime

 

©吉岡公威・講談社/てんぷる製作委員会

新木優子が山下智久主演「SEE HEAR LOVE」で耳が聞こえないヒロインに「全身全霊ですてきな作品を作り上げていけたら」

新木優子が、山下智久主演×イ・ジェハン監督の映画「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」(Prime Videoで2023年独占配信予定)のヒロインに決定し、場面写真とコメントが到着した。

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」©2023「SHL」partners

 

本作は「ピッコマ」で連載され、100万以上いいね!を集めた人気ウェブ漫画家NASTY CAT作「見えなくても聞こえなくても愛してる」を実写映画化。次第に目が見えなくなる病を患った漫画家と、それを支える生まれつき聴覚障害がある女性の切なくも温かい愛にあふれたラブストーリーを描く。

 

主演を務めるのは、約6年ぶりに王道ラブストーリー作品を演じる山下智久。本作で自身初の漫画家、そして視覚障害者の難役に挑む。監督は、ラブストーリーの金字塔「私の頭の中の消しゴム」を手掛けた恋愛映画の名手イ・ジェハンが担当する。

 

新木優子が演じるのは、目が見えなくなる漫画家・真治(山下)を支える、生まれつき耳が聞こえないヒロイン・相田響。新木は映画やドラマなど多数出演し、男女問わず幅広い世代からの支持を集め、Diorジャパンのアンバサダーを務めるなど幅広く活躍中。公式Instagramのフォロワー数は470万人を超え、その人気は国内のみならずアジアを中心とした国々でも高まっている。主演の山下とは劇場版「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」以来、5年ぶりの共演となる。

 

新木は、本作について「目が見えなくなってしまった真治と、元から耳が聞こえないろう者である響。それぞれが人生に新しい希望を見つける瞬間に私はすごく心を動かされました。そんなところが見てくださる方にも伝わって新たな希望が生まれる、そんな作品になるように監督と山下さんをはじめとするキャスト、全てのスタッフの皆さんと全身全霊ですてきな作品を作り上げていけたらと思います!」とコメントしている。

 

併せて公開された場面写真は、柔らかいパーマがかかった髪の毛が印象的な響(新木)が目を丸くしている表情や、楽しげに公園を歩くショット。響の無邪気でかわいらしい天真らんまんな性格が伝わってくる。

 

初公開となる真治(山下)との2ショットは、落ち葉に囲まれた公園で、目が見えない山下の頭の上に落ちた葉に響が手を伸ばすシーン。二人の関係性が伝わる温かくも美しい一枚になっている。また公式サイトもオープンし、この2ショットがメイン写真として使用されている。

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」©2023「SHL」partners

 

新木優子コメント

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」©2023「SHL」partners

 

作品のオファーをいただいた2年前。話を聞いて、直感的にこの作品に参加したいと感じました。

 

ろう者という挑戦したことのない役どころや、今までと全く異なる環境での撮影になることへの不安と緊張感、参加すると決まってからふわふわとしていた気持ちが、初めて監督にお会いした時に作品に対しての情熱をうかがい、今までの不安や緊張感が一気に無くなるようなそんな感覚がありました。

 

クランクインをした日から、韓国のスタッフさんや日本のスタッフさん入り混じっての撮影の雰囲気も良く、監督や山下さんともカットごとにたくさんのディスカッションをして、撮影が進むにつれて少しずつ響という役をつかめているようないろんな手応えを感じる部分もあり、早くつながった映像を見たい気持ちでいっぱいです。目が見えなくなってしまった真治と、元から耳が聞こえないろう者である響。それぞれが人生に新しい希望を見つける瞬間に私はすごく心を動かされました。そんなところが見てくださる方にも伝わって新たな希望が生まれる、そんな作品になるように監督と山下さんをはじめとするキャスト、全てのスタッフの皆さんと全身全霊ですてきな作品を作り上げていけたらと思います!

 

作品情報

「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」

2023年Prime Videoにて配信予定

 

原作:「見えなくても聞こえなくても愛してる」© NASTY CAT/SUPERCOMIX STUDIO Corp.製作/2023「SHL」partners

監督・脚本:イ・ジェハン(John H, Lee)

出演:山下智久、新木優子

 

公式サイト:http://see-hear-love.com

公式Twitter:@SHL_2023

 

©2023「SHL」partners

吉田美月喜、冬の北海道ロケを振り返り「ずっと見ていたいと思える景色でした」主演映画「カムイのうた」撮影終了

映画「カムイのうた」(2023年秋完成予定)に主演する吉田美月喜、望月歩が撮影終了を迎え、両名と菅原浩志監督からのコメントが到着。併せて、第1弾となる映像が公開された。

左から)望月歩、吉田美月喜、菅原浩志監督

 

1903年に生まれ19歳の若さで亡くなった、アイヌ文化伝承者・知里幸恵さん。自らもアイヌの血を引く知里さんは、文字を持たず、失われつつあったアイヌの伝統文化口承叙事詩「ユーカラ」を、著作「アイヌ神謡集」により初めて日本語で表現。その業績は、アイヌ民族の人々に大きな自信と誇りを与えた。

 

本作は彼女の生きた姿をモチーフとし、明治・大正期、土地や生活を奪われ衰亡の危機に瀕していたアイヌ民族の生きざまや伝統・文化を雄大な北海道の自然の中に描く。

 

吉田が知里さんをモデルにした北里テル役、望月がアイヌの青年・一三四役を演じ、2人を取り巻く人物として、阿部進之介、島田歌穂、加藤雅也らも出演。北海道東川町を中心に撮影が進められた。

 

吉田、望月、菅原監督のコメントは下記に掲載。

 

コメント

吉田美月喜(北里テル役)

◆冬の北海道での撮影はいかがでしたか?

冬の北海道は初めてでした。夏の北海道での撮影が楽しかったこともあり、この撮影もとても楽しみにしていました。こちらに来てみると大寒波と重なって驚くほどの寒さで(笑)。寒くて手先が痛かったのですが、景色がすごくきれいで「ずっと見ていたい」と思えるいい場所でした。

 

◆冬の演技を通して感じたことは?

昔は今よりも物が限られた中で生活をされていたと思うのですが、この極寒の中で私たちの衣装よりもっと寒い服装で過ごされていたことを考えると、本当に私たちには想像できない苦労があったんだろうなと感じました。それと、昔からあるわらの靴を履いて撮影をしたのですが、わらの間から雪が入ってくることがないんですよね。こうした道具に触れながら、昔の方々の知恵と工夫で作られているものに感銘を受けました。

 

◆撮影を振り返って思うことは?

この作品が決まってから、アイヌの人々や北海道の方に納得していただける作品にしないといけない、と思いながら演じさせていただきました。自分の人生の中で、大きくてすてきな文化を知ることができたと感じています。アイヌ文化やアイヌの人々の考え方は、今の時代にも必要なものだと感じて、私自身とても勉強になりました。知里幸恵さんという実在した方をモデルとした役に、真剣に向き合って役に取り組めたことも貴重な経験でした。

 

望月歩(一三四役)

◆冬の北海道での撮影はいかがでしたか?

吉田さんと同じく、北海道の冬は初めてでした。台本の中での「自然」は、雪のシーンも含めて想像でしかなかったのですが、今回の冬の撮影でやっとこの自然を体験できたことをうれしく思っています。この現場で自分が一番はしゃいでいる自信があるくらい、めちゃくちゃ楽しかったですね(笑)。どこもかしこも雪で真っ白で、「きれいだな」というのが一番の印象です。

 

◆撮影を振り返って、思うことは?

北海道に来て、この土地の食べものを食べ、空気を吸って、景色を見て、自分の役である一三四に入り込めるように準備をしてきました。その中で、台本にはない部分で、せりふや動きなどが自分の中身から自然と出てきたことに対して、準備したかいがあったなと感じています。それと、北海道の冬は雪が多く、音を吸収するんです。都会のにぎやかさに慣れてしまった僕にとって、その音のない空間にいることは、いろんなことを考えさせられる時間だったと感じています。

 

菅原浩志監督

この北海道の寒さでは、「演技」ではなく「リアル」が入ってきます。寒さで耳が赤くなり、吐く息が白くなる。吉田美月喜さんと望月歩さんには、この北海道の厳しい寒さの中で生きたテルと一三四を感じてほしかった。撮影は大変ですが、実際の雪、冬を映像に撮ると、ものすごい力があり、その中で、お二人は素晴らしいリアルな演技をしてくれたと思います。

 

今後のスケジュールですが、北海道の動物や自然、冬だからこそ撮れるものの撮影を進めます。撮影が終わると、映像の編集と音楽や効果音など「音」の創造が始まります。9月には完成し、皆さんに見ていただけるよう準備を進めています。一番最初に北海道の方に見ていただきたく思っています。

 

「カムイのうた」第1弾映像

作品情報

「カムイのうた」

2023年秋完成予定

 

〈キャスト〉吉田美月喜、望月歩、島田歌穂、加藤雅也、阿部進之介

清水美砂、天宮良、伊藤洋三郎、菜月、加藤憲史郎、清水伸、茅本梨々華

 

〈スタッフ〉

監督・脚本:菅原浩志(「ぼくらの七日間戦争」「写真甲子園0・5秒の夏」「早咲きの花」「ほたるの星」「北の残照」「ヌプリコロカムイノミ」)

プロデューサー:作間清子

撮影:上野彰吾

美術:長寿恵

編集:時任賢三

助監督:桑原昌英

 

製作協力:写真文化首都「写真の町」北海道東川町

古川琴音インタビュー「何を好きで何を嫌いか、自分の物差しを持って生きている〈私〉にほれ込んで演じました」映画「スクロール」

上司からパワハラを受け、社会への絶望感から死への衝動を抱えている〈僕〉(北村匠海)。今が楽しければそれでいいと、日々を刹那的に生きるユウスケ(中川大志)。ある日、大学時代の友人が自殺したのを知った2人は、彼の死を通して自らの「生」を見つめ直していくことに。

古川琴音 ©橋爪駿輝/講談社 ©2023映画『スクロール』製作委員会

 

そんな現代の若者の生きざまを切り取ったかのような映画「スクロール」が、2月3日(金)に公開される。本作で〈僕〉の同僚で彼に思いを寄せる〈私〉を演じているのが、今年の大河ドラマ『どうする家康』への出演も決まっている古川琴音さん。作品を通して各キャラクターから感じたことと併せ、自らの人生観、恋愛観も語ってくれました。

 

◆原作や脚本を読んで、どういう作品だと感じましたか?

自然と周りの友達やきょうだいなど、たくさんの人のことが思い浮かんできて、こういう台本は初めてでした。監督もおっしゃっていたんですけど、この作品は「みんなの物語」なんです。社会に出て、壁にぶち当たっているすべての人が、どこか思い当たるところがある作品だと思います。

 

◆古川さんが演じた、〈私〉という役柄の魅力は?

登場人物の中で一番、自分がどう生きていくか、何を大切にするかを決めている人で、すごく好きなキャラクターでした。自分が何を好きで何を嫌いかって、意外と分かっているようで分かっていないと思うんです。大人になると、周りの意見に流されて、自分の気持ちをごまかしやすくもなりますし。そんな中、彼女はきちんと自分の物差しを持ちながら世の中と関わりを持てているところがカッコいいなと感じました。

 

◆そういう役柄を演じるにあたり、何か準備したことはありますか?

もう台本の段階で彼女の素晴らしさにほれ込んでいたので、それが一番の役作りになったかもしれません(笑)。演じてみると、強い人だなと改めて感じました。こうしたい、こうできたらいいなと思っても実際は行動できないことを、彼女は平然とやってのけられるんです。彼女みたいになれたらと思いましたし、生きていくためのパワーをもらえた気がしました。

 

◆登場人物の中で、どのキャラクターに一番共感しますか?

どの登場人物も自分の中にいる気がしますが、今の自分に一番近いのは〈僕〉(北村匠海)だと思います。彼は理想と現実の間を揺れ動きながら、どう生きていくかを模索していて、現実に不満があるわけではないけれど、漠然とした不安はいつも抱えている。そんな感じの迷い方は似てるかなと思います。逆に一番離れているのは、ユウスケ(中川大志)かも。彼も心の中ではいろいろ抱えているものがありますが、それでも器用に何でもできてしまうんですね。あの器用さは私にはないところかなと思います。

 

◆北村さんと〈僕〉、中川さんとユウスケに重なる部分は感じましたか?

匠海君は自分のことを掘り下げて考える方なので、〈僕〉に近い部分はあると思います。でも、匠海君のほうがより大人な感じがしますね。自分の基準がはっきりしていますし、むしろ〈私〉に近いのかも。中川さんとは今回あまりご一緒する機会がなかったんですけど、印象としてはちょっと違う気がしますね。もちろん、中川さんも器用な方だと思うんですけど、ユウスケより誠実だと思います(笑)。

 

◆撮影中、北村匠海さんとどのようなお話をされましたか?

作品のテーマに沿った話が多かったですね。人間である以上、どんな人も社会と関わらなければ生きていけない。そういう根本の深いところを考えなきゃいけないね、みたいな。匠海君とは何回か共演させていただいているのですが、共演するたびに懐の大きな人だと感じるんです。ミクロな視点もマクロな視点も持っていて、自分が思いも寄らなかった深いところまで考えさせてくれるというか。バランス感が絶妙な人だと思います。

 

◆劇中、〈私〉はパワハラ上司に対する〈僕〉の思いをたたき付けて、会社をやめることになりますが、もし古川さんが同じ立場だったら?

丁寧に辞職届を書いて、ひっそりやめます(笑)。そもそも、ああいう人とはなるべく関わらないようにするでしょうし。〈私〉は好きな人への気持ちのぶつけ方もすごくて。ああいう芸術的で、アグレッシブな伝え方はなかなかできないと思います。

 

◆恋愛に対するスタンスについて、〈私〉に共感するところはありますか?

とにかく好きな人のことを知りたいという気持ちは分かるところがあります。例えば、今日何食べたとか、どんな食べ物が好きかとか、どんなことでもいいです。知ることで近づける気がするんですよね。〈私〉のように真っすぐぶつかっていくのは難しいですけど、自分の気持ちを偽らないように、相手に接したいなとは思っています。

 

◆本作の公開日が2月3日(金)とバレンタインシーズンですが、古川さんはバレンタインの思い出はありますか?

学生時代にチョコレートケーキを作って、あげたことはあります。付き合っている人がいるのを知ってはいたんですけど、ダメでも自分の気持ちだけは伝えようと思って。誰かにチョコをあげるという経験もしてみたかったですし(笑)。

 

◆〈私〉に通じるところがあるエピソードですね。

そうですね。〈私〉だったら、〈僕〉に彼女がいたとしても、やっぱり自分の気持ちを一番に考えて告白するでしょうし。そこは同じかもしれません。

 

◆本作は現状へのいら立ちやどうすればいいか分からない感情を抱えた人々が登場する物語ですが、古川さんがそういうとき、気持ちが楽になる行動はありますか?

散歩です。お気に入りのルートが3つぐらいあって。静かに歩きたいなと思ったら車通りの少ないルートにしますし、長めに歩きたいときは、時間のかかるルートを選んだり。その日の気分に合わせて散歩しています。

 

◆どのようなことを考えながら散歩を?

あらかじめせりふを全部ボイスメモに入れておいて、それを聞きながら歩いています。あとは好きな音楽を聴きながら、考えごとをしたり。いろいろグルグル頭の中を巡るんですけど、家に着く頃にはすっとなくなって、フラットな気持ちになれて。その日はぐっすり眠れます。

 

◆本作には「生きること。愛すること。」というキャッチコピーが付けられていますが、古川さんにとって生きること、愛することは?

難しいですけど、日々いろんなものを愛してはいますね。仕事や、飼ってる猫もそうですし。家族や親しい人に対してもそうですし。いろんなものを愛しているし、愛されているかなと。それを感じるのが生きることなのかもしれないです。

 

◆この作品をどういうふうに見てほしいと思いますか?

完成した映画を見たとき、物語に没頭するというより、過去のことをいろいろ思い出しながら見ていました。きっとスクリーンに映し出された場面から影響を受けて、そういえば自分はああだったなって、触発されたんでしょうね。そんなふうに引っかかるところがたくさんある作品だから、映画と自分の中を行ったり来たりしながら、思いをかみしめるように見ていただけたらと思っています。

 

◆古川さんは今年、大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか)にも、巫女の千代役で出演します。こちらの撮影はいかがですか?

やっぱり大河ドラマならではのスケールがあるなと感じています。当時の人は今より動物的というか、生きるか死ぬかみたいな問題に直面していて、物語全般にそういう空気感が漂っていますね。その空気の一部を自分の中に取り入れながら演じるのは、大河ドラマならではだなと感じています。

 

◆謎めいた設定の役柄ですが、どのような人物だと捉えていますか?

私にとってもミステリアスな部分が多くて。今後どうなっていくのか、なぜこういう行動をしているのか、知らないで演じているところもあるので。千代が何をやろうとしているのか、私も楽しみにしています(笑)。ただ、やっぱり戦国の世に生きていて、強い人なんだろうなとは思っていて。大河ドラマは今までみたいなナチュラルな演技だと通じないところもありますし、千代はこういう人なんだという、核を作っていきたいです。

 

◆2023年、個人的に新しく挑戦してみたいことはありますか?

ギターですね。先日、映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行ったんです。実はどんな話かまったく知らなかったんですけど、友だちが良かったと言っていて。実際、すごく感動しました。特に印象的だったのがオープニングで、ベースの音から始まる曲がカッコいいなと思って。それを弾くために、まずはギターから挑戦したいと思っています。

 

PROFILE

古川琴音

●ふるかわ・ことね…1996年10月25日生まれ。神奈川県出身。近作にドラマ『コントが始まる』『前科者‐新米保護司・阿川佳代‐』『アイドル』、映画「今夜、世界からこの恋が消えても」「メタモルフォーゼの縁側」など。2023年はNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演予定。

 

作品情報

©橋爪駿輝/講談社 ©2023映画『スクロール』製作委員会

 

「スクロール」

2023年2月3日(金)全国公開

 

出演:北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音

水橋研二、莉子、三河悠冴/MEGUMI、金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子

 

監督・脚本・編集:清水康彦

脚本:金沢知樹、木乃江祐希

原作:橋本駿輝「スクロール」(講談社文庫)

主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)

 

公式HP:https://scroll-movie.com/

 

©橋爪駿輝/講談社 ©2023映画『スクロール』製作委員会

福原遥、赤楚衛二、古舘寛治が「成田山節分祭」に参加「本当に楽しくて、すがすがしい気持ちになりました」『舞いあがれ!』

『舞いあがれ!』左から)赤楚衛二、福原遥、古舘寛治 ©NHK

 

2月3日(金)に大阪・寝屋川市で行われた「成田山節分祭」に、連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演中の福原遥、赤楚衛二、古舘寛治が参加。3人からコメントが到着した。

 

連続テレビ小説第107作は、オリジナル作品『舞いあがれ!』。1990年代から今にかけ、福原遥演じるヒロインの岩倉舞がものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら空を飛ぶ夢に向かっていく姿を描く、挫折と再生のドラマだ。

 

そんな本作から、主演でヒロイン・岩倉舞役の福原遥、梅津貴司役の赤楚衛二、笠巻久之役の古舘寛治が「成田山節分祭」に参加。福原は「本当に楽しくて、すがすがしい気持ちになりました。皆さんにとっていい1年になったらいいなと思いながら豆をまかせていただきました」と感想を語った。

『舞いあがれ!』 ©NHK

 

福原遥 コメント

本当に楽しくて、すがすがしい気持ちになりました。皆さんにとっていい1年になったらいいなと思いながら豆をまかせていただきました。『舞いあがれ!』を見てくださっている方がとてもたくさん来てくださって、私自身がすごく元気をもらいました。歓声もとても大きくてうれしかったです。

 

赤楚衛二 コメント

本当に貴重な体験をさせていただき、楽しかったです。たくさんの方のエネルギーを直に感じられるのは久しぶりでした。多くの方に名前を呼んでいただきましたが、7割が『赤楚君』で3割が『貴司』でした。貴司と言われるのはとてもうれしいですね。ぜひ貴司って呼んでください(笑)。

 

古舘寛治 コメント

4年前に千葉でも豆をまかせていただきましたが、大阪のほうは両手でつかめるだけつかんで投げるという運動会のようなところがありました。奥の来場者にまで届けられなかったのは少し残念でしたが、楽しかったです。大阪出身ではありますが最近は帰ってくる機会も少なかったので、大阪の人独特のエネルギーを思い出しました。

 

番組情報

連続テレビ小説『舞いあがれ!』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

WEB

公式HP:https://nhk.jp/maiagare
公式Twitter:https://twitter.com/asadora_bk_nhk/
公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/

 

©NHK

新垣結衣が精神科医役で野木亜紀子脚本『連続ドラマW フェンス』出演決定【コメントあり】

『連続ドラマW フェンス』

 

3月19日(日)にスタートする松岡茉優、宮本エリアナW主演の『連続ドラマW フェンス』(WOWOWプライム 毎週日曜 午後10時~)に、新垣結衣が特別出演することが決定した。

 

本作は、ドラマ『アンナチュラル』『フェイクニュース』『MIU404』、映画「罪の声」など、数多くの社会派エンターテインメント作品を手掛ける野木亜紀子によるオリジナル脚本。本作は、ドラマ『アンナチュラル』『フェイクニュース』『MIU404』、映画「罪の声」など、数多くの社会派エンターテインメント作品を手掛ける野木亜紀子によるオリジナル脚本。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、東京から来た雑誌ライター・小松綺絵(松岡茉優)とブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)がバディとなり、性的暴行事件の真相を追う。

 

新垣はこれまでに、野木脚本作である『空飛ぶ広報室』『掟上今日子の備忘録』『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』の4作品に出演。本作が5作品目の出演で、WOWOWに出演するのは初となる。

 

そんな新垣が演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころとなっている。

 

新垣結衣 コメント

このような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさやつらい現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。

 

作品情報

『連続ドラマW フェンス』

 

『連続ドラマW フェンス』(全5話)
WOWOWプライム・WOWOW4K/WOWOWオンデマンド
2023年3月19日(日)放送・配信スタート
毎週日曜 午後10時~

配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信

脚本:野木亜紀子(ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』、映画「罪の声」)
出演:松岡茉優、宮本エリアナ/青木崇高、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子、佐久本宝、ド・ランクザン望、松田るか、ニッキー/新垣結衣(特別出演)/Reina、ダンテ・カーヴァー、志ぃさー、吉田妙子、光石研 ほか
監督:松本佳奈(ドラマ『きょうの猫村さん』『パンとスープとネコ日和』、映画「マザーウォーター」)
音楽プロデューサー:岩崎太整
プロデューサー:高江洲義貴、北野拓
製作:WOWOW NHK エンタープライズ

番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/fence/

今年はライブ活動を! 早見 優がデビュー曲『急いで!初恋』から今までのミュージックヒストリーを語る!!

2022年にデビュー40周年を迎えた早見 優さん。アイドルの伝説的な当たり年として知られる「花の82年組」のひとりとして、石川秀美、小泉今日子、シブがき隊、中森明菜、堀ちえみ、三田寛子といった面々とアイドル全盛期を盛り上げた。

 

個性豊かな82年組の中でも、早見さんの「ハワイ育ちの帰国子女で英語が堪能」という才色兼備のキャラクターはひときわ輝いていた。歌うことが大好きで、ポップ、ロック、ジャズ、ミュージカルと活躍のステージを広げてきた早見さんの音楽史をたっぷり伺った。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:牛島フミロウ)

 

●早見 優(はやみ・ゆう)/歌手。日本生まれ。3歳から14歳までをグァム、ハワイで育つ。14歳でスカウトされ82年「急いで!初恋」で歌手デビュー。「夏色のナンシー」や「PASSION」などのヒット曲がある。バイリンガルと国際感覚を生かしTV、舞台などで活躍。上智大学比較文化学部日本文化学科を卒業。2008年にワインエキスパート認定。2018年4月にダンスフィットネスZUMBA®のインストラクター認定、AFAAプライマリー・フィトネス・インストラクター認定。NHK World「Dining with the Chef」やNHKラジオ「深夜便ビギナーズ」(毎月第三土曜日)のレギュラー出演中。2022年にはデビュー40周年迎え、ベストアルバム「Affection~Yu Hayami 40th Anniversary Collection~」を発売。

 

花の82年組について

――デビュー40周年おめでとうございます。振り返ってみて、どんな40年間でしたか?

 

早見優(以下、早見)「ありがとうございます。あっという間だったという気持ちもあります。でも、その間にプライベートでは子どももひとり成人してますし、私のミュージックヒストリーを考えても、ずっと音楽を続ける中でミュージカルをやったりジャズをやったりしてきて、今回40周年記念ベストアルバムを出したと思うと、あっという間ではなかったのかな、とも思います」

 

――40年の歳月を一口にはなかなか言えないですよね。

 

早見「アイドル時代のことを考えると、本当に濃い5、6年間だったので、そこはあっという間だなとは思うんですけど」

 

――早見さんのデビューは1982年、いわゆる「花の82年組」ですが、裏を返すとライバル同士ともとれます。皆さんとの仲はどうだったんですか?

 

早見「仲良かったですよ。当時は3か月に1回シングル曲を出しましたから、タイミングが合う同期のメンバーとは歌番組でよく一緒になっていました。歌番組も『ザ・ベストテン』(TBS)、『歌のトップテン』(日本テレビ)、『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)、『カックラキン大放送!!』(日本テレビ)『8時だョ!全員集合』(TBS)などたくさんありましたし、地方局でも一緒になったりもしたので、共演がきっかけで仲良くなったっていうのもあります」

 

――お仕事でご一緒するなかで仲良くなったと?

 

早見「一番の理由は、みんな年齢が近かったことですよね。同期でも、私たちが15歳くらいで、例えば相手が19歳、20歳だとそんなに仲良くはなれなかったと思うんです。40年経った今も仲良くいられるっていうのは、本当に宝物だなって思いますね」

 

――交友がずっと続いてるんですね。

 

早見「でも、あのころはプライベートでは全然会ってないんですよ。時間もなかったですし。仕事が終わるのが夜中だったので、帰って4時間ぐらい寝てっていう毎日でした」

 

――当時、早見さんは15歳じゃないですか。すごい生活ですね。

 

早見「そうですね、コンプライアンスが緩やかな時代でしたから」

 

――あくまで仕事の現場で会って、合間合間の時間で親交を深められたと。

 

早見「SNSとかがある今の方が仲良くなれそうですけどね。プライベートでは全く会ってないけど、毎日のように歌番組や何かの収録で会っていたので、『おはよう、学校行った?』『行った、早退』みたいな、割とカジュアルな会話を交わしていました。歌番組の本番を終えて、『お疲れ~、じゃあ明日ね』みたいな感じでした」

 

――クラスメイトとか、同じ部活の仲間に近い感覚なんでしょうか?

 

早見「そんな感じです。収録の控室も、今みたいに個別の控え室じゃなくて大部屋だったので、新人の私たちはいつも出口のところに集まって、誰かがお菓子を持ってると『ちょうだい!』という感じでシェアして」

 

――同世代同士で過ごすその時間は楽しそうですね。

 

早見「はい、楽しかったです!」

 

デビュー曲秘話

――デビュー曲のお話を伺いたいと思います。ファーストシングルは『急いで!初恋』(1982年)でしたが、この曲の思い出は?

 

早見「実は、『急いで!初恋』のB面に収録された『潮風の予感』が本当はデビュー曲になる予定だったんです。デビュー前に資生堂のコマーシャルが決まったということで、『それに合わせてコマーシャルソングを作ったので、レコーディングしてください』っていうのが『急いで!初恋』だったんです」

 

――デビュー時にそういう出来事があったんですね。

 

早見「『潮風の予感』は、先生について何回も練習したんですけど、『急いで!初恋』は決まってすぐレコーディングして、練習もほとんどしないで歌ったのを覚えてます。新曲が出るとだいたい『おはようスタジオ』とか『ヤンヤン歌うスタジオ』(どちらもテレビ東京)で歌わせていただくんですけど、すっごい緊張しました」

 

――早見さんは住んでいたハワイでスカウトされて、デビューされるまでの間にどれくらい歌のレッスンをされたんですか?

 

早見「レッスン期間はあまりなかったです。10月にハワイから日本に来て、もう11月には『ヤンヤン歌うスタジオ』の中にあった近藤真彦さんの青春ドラマにチョイ役で出させていただいていたんです。同時にお芝居とか、たまに歌のレッスンがあったぐらいですね」

 

――お仕事やデビューが一気に決まって、一気にやるみたいな感じだったんですか。歌やお芝居をレッスンする準備期間は、もっとあるものだと思っていました。

 

早見「もっとあればよかったのにって思いますけどね」

 

――不安はなかったですか?

 

早見「でも、デビューの時は比較するものがないので、『こんなものかな?』って感じでした」

 

――たしかに。そうやってデビューされて、ご自分のレコードが出るというのはどんな気持ちでしたか?

 

早見「あまり実感がなかったです。テレビに出ている自分を今みたいに簡単に見られないじゃないですか。デビューしたという実感が初めて湧いたのは、シングルを買ってくださった方との握手会ですね。握手する時に初めて直にファンの皆さんにお会いして、話した時に感想をいただけるんです。『この歌いいですね』とか『歌ってる時の振り付けが可愛いですね』とか。その感想を聞いて『本当に届いてるんだな』って感じました」

 

大ヒット曲『夏色のナンシー』について

――早見さんの代表曲でもある『夏色のナンシー』(1983年)についても聞かせてください。作詞が三浦徳子さん、作曲が筒美京平さんという黄金コンビです。

 

早見「『夏色のナンシー』は5枚目のシングルなんですけど、それまでは割と大人っぽいバラードが続いたんです」

 

――早見さんのデビュー時のキャッチフレーズは「少しだけオトナなんだ」でしたね。

 

早見「アメリカに住んでいて、日本に来た時に『よろしくお願いしまーす!』みたいな感じじゃなかったんです。どこか大人びていて、声も低めだったので、そういうイメージになったのかなと思います」

 

――早見さんはじめ、82年組の皆さんはキャラクターも豊かでした。

 

早見「それまでの4枚のシングルはいろいろ試行錯誤があって、5枚目でコカ・コーラのコマーシャル出演が決まるんですけど、コカ・コーラのイメージに合わせて作っていただいたのが『夏色のナンシー』でした。この曲で覚えているのが、キー合わせの時にディレクターさんに『ちょっと半音あげよう』って言われたんです。すごく高くて、えー!? と思ったんですよ。でも『このほうが声がいいから』って、それからずっとそのキーで歌うことになりました。すごく辛かったなって思うんですけど、聴き心地がいいんでしょうね」

 

――その前の『love Light』、レコード大賞で新人賞をとった『アンサーソングは哀愁』(どちらも1982年)は、大人っぽくて静かな曲でしたけど、『夏色のナンシー』から雰囲気がポップで爽やかな感じに変わりましたもんね。

 

早見「『夏色のナンシー』のカセットテープを最初にもらって聴いた時に、すっごく爽やかで、一気にハワイの青空と海を想像できたんです。『こういう歌を歌いたかった』って強く思ったのを覚えてます」

 

――三浦先生と筒美さん、そして早見さんそれぞれの良さが完璧に出ている曲だと思います。コカ・コーラのイメージにもぴったりだし。

 

早見「ほんとに。その後、『渚のライオン』『ラッキィ・リップス』(どちらも1983年)とずっと筒美京平先生に曲を書いていただくんですけど、『渚のライオン』のカセットテープをもらって、ディレクターさんに『明後日レコーディングするから覚えてきて』って言われた時に、もう『夏色のナンシー』の期間が終わっちゃうんだと思ったのを覚えてます。寂しかったですね」

 

――すごく好きだったんですね、『夏色のナンシー』が。

 

早見「好きでしたし、初めてチャートインした歌だったので、歌う機会がものすごく増えたんです。いろんな番組で歌わせていただいたし、ようやくうまく歌えるようになってきたって思っていたんですが『あ~、もう新曲なんだ』って思いました」

 

――3か月ごとに新曲をリリースするしばりの辛いところですね

 

アン・ルイスさんからのアドバイス

――その後、『PASSION』や『CLASH』(どちらも1985年)など、ロックな曲調へと移っていきました。どういう経緯でその流れに?

 

早見「そのあたりからアン・ルイスさんにすごく可愛がっていただいていたんです。私、ライブがすごく好きなんです。ファンの方と同じ空間にいて盛り上がれるライブの雰囲気が好きなので、アンさんに『ポップな歌もいいんだけど、ライブでみんなで手を上げてわーっと盛り上がれる感じの歌を歌いたいんだよね』って言ったら、『早見はね、1年間休んで、私のコーラスについて勉強したほうがいい』とおっしゃっていただいて、『それいい!』と思って、マネージャーさんに相談したら『絶対ダメだ』と言われました(笑)」

 

――そうですよね(笑)。

 

早見「でも、アンさんからいろいろなアドバイスをいただいて、もう少しビートのきいた歌を歌いたいっていうお話をディレクターさんに話していた時に、ちょうど映画『KIDS』の主演のお話をいただいたんです。そのイメージに合わせて、中原メイ子さんに書いていただいたのが『PASSION』なんです」

 

――そういう流れだったんですね!

 

早見「私、レコーディングっていつも風邪をひいてたんです。タイトなスケジュールでしたから、夜中にレコーディングすることが多かったからかもしれません。でも、『PASSION』のレコーディングはコンディションがバッチリで、3回ぐらい歌ったところで、いつもは厳しいディレクターさんが『はい、オッケー』って言うんです。『本当に? マジで? えーっ!』ってすごく嬉しかったのを覚えてます」

 

――歌に関して、早見さんの「自分はこうしたい、こういう曲が歌いたい」というオーダーも通ったんですか?

 

早見「希望はけっこう言っていて、それが通る時もありましたし、なかなか通らない時もありました。歌を歌って、現場でファンの皆さんの反応とかを見ると『もう少しこういう歌が歌いたいな』とか、そういう気持ちはやっぱり出てくるので。『PASSION』の頃はハッキリと『この後はもう少しダンスっぽい曲を歌いたい』っていう風にはお願いしてました」

 

――ご自分のやりたいことが見つかると、提案もしていける状況になってたということですね。

 

早見「そうですね。嬉しかったですね、思ってるものができるっていうのは」

 

ジャズ、ミュージカルについて

――その後、ジャズやミュージカルに活躍の場を広げて行きます。どのようなきっかけで?

 

早見「ジャズは、私がちょうど20、21歳ぐらいの時に、事務所から『もうレコードやCDが売れる年齢ではないので、方向転換しなきゃいけない』って宣言されるんです。それで、大好きな歌がもう歌えないんだって落ち込んでいたら、父から『じゃあ今からジャズを歌えば40、50歳ぐらいになったら一人前になれるよ』って言われたんですね」

 

――早見さんのお父様はジャズシンガーですよね。

 

早見「はい、亡くなりましたが井上良というジャズシンガーです。それで、そこから父と一緒にジャズを歌っていくんですが、『ジャズはエイトビートじゃなくて、フォービートだから』ってもう本当に何度も注意されて……あと、彼は割とスタンダードな歌い方だったので『メロディーを大切に』という風にも教わりましたね」

 

――ジャズは、それまで歌ってきたポップスやロックと唱法からビートから何から違うわけですからね。難しかったのではないかと思います。

 

早見「ジャズは小さいころから聴いていたので、割と耳馴染みがあったんですね。だから知ってる歌を歌えるっていうのは嬉しかったです。でも、『歌ってたら40、50歳になったら一人前になれる』って父は言ってたはずなんですけどね、あれ? みたいな(笑)」

 

――ミュージカルはどうですか。また全然違うジャンルですよね。

 

早見「ミュージカルは、もうレコードを出せないって言われて本当に落ち込んでいる時に、『グリース』っていう作品のオファーをいただいたんです。もう何がなんでも歌を続けたいと思っていたので、『こういう形で歌を歌えるんだ』と気づいたんです。特に『グリース』ってあまりミュージカルっぽくなくて、大林宣彦監督が映画を基にして演出されたんですが、『(早見さんが演じるサンディ役の)オリビア・ニュートン・ジョンの『Hopelessly devoted to you』(邦題/愛すれど悲し)とかの歌い方を聴きながら、本当にポップな感じで歌えばいいんだよ』って言われました」

 

――そういった大林監督のアドバイスもあり、歌を歌えるミュージカルもいいなっていう感じで新たな道を見つけたと。

 

早見「私はおばあちゃん子だったんですけど、小さいころにミュージカル映画を一緒に見てたんです。『雨に歌えば』とか、『イースター・パレード』『上流社会』とか。だから、ミュージカル自体はすごく好きだったんです」

 

――早見さんの歌手としての下地には、お父さんやおばあちゃんから吸収されたものがたくさんあるんですね!

 

40周年記念アルバムについて

――40周年記念アルバム『Affection ~YU HAYAMI 40th Anniversary Collection~』についても伺わせてください。歴代の名曲もさることながら新曲が3曲入っています。『今が一番好き!』は作詞に野村義男さんのお名前がありますね。

 

早見「その3曲をプロデュースしてくださったのが川原伸司さんで、よっちゃん(野村義男さん)のバンドTHE GOOD-BYEのディレクションをされていたんです。今回、川原さんが『キューティーモリモリの3人(早見さん、松本伊代さん、森口博子さん)で形になるものを作ると楽しいんじゃない? 曲は僕が作るから、詩はよっちゃんに頼んでみる』って提案してくださったんです。よっちゃんもOKしてくれて」

 

――川原さんのアイデアだったんですね。

 

早見「そう。私もデビュー当時によっちゃんの映画『三等高校生』(1982年)に出演させていただいたり、一緒になる機会が多かったのですごく仲良かったんです。でも、そこから何十年も会っていなかったんですけど、レコーディング当日によっちゃんが来てくれて、『あー、久しぶり!』って言った時、もう一気に10代に戻ったみたいでした。セリフを入れるアレンジもその場で生まれたりして楽しかったですね」

 

――皆さんのいい関係を感じる楽しい曲です! そして、二人のお嬢さんと早見さんで歌われている『make lemonade』。こちらは優しくて元気が出る歌詞です。

 

早見「アメリカに留学している娘たちが日本に戻ってくるタイミングで一緒にレコーディングできるねっていうことで、一緒に歌っています」

 

――作詞は早見さんとお嬢さんですね。

 

早見「メインは私なんですけど、娘たちに見せたら『これは譲れない。ここは変えたほうがいい』とか意見をもらって。曲名の『make lemonade』って、アメリカでは人生で辛いことが起きた時に 『レモンをいっぱい放り投げられた』って言い方をするんです。そうやって辛酸を味わった時、考え方を変えて、美味しいレモネードを作っちゃえ(make lemonade)って、要するに、『ピンチがチャンス』のような意味なんです。小さいころ、私も言われてたし、子どもたちが小さい時に私も言ってたみたいなんです。たとえばクラブ活動を頑張ったけど、チームから外れちゃったら、『じゃあmake lemonadeね!』って言ってたんですね。子どもたちが『ママがいつもこれ言ってたよね、これテーマにしない?』って言ってくれまして、じゃあそうしよう! という感じで生まれた曲です」

 

――早見さんと娘さんたちの絆を感じさせる曲なので、ぜひみなさんも親子で聴いてほしいですね。さて、3曲目はアン・ルイスさん作詞の『Your Last Woman』です。

 

早見「今回、アメリカに住んでいるアンさんに曲を作ってってお願いしたら、『私は詩を担当するので、息子の美勇士に曲を書いてもらおう』って提案がアンさんからあったんです。美勇士君から上がってきたものを山川さんがちょっと素敵にアレンジしてくれました」

 

――3曲とも、それぞれに40周年らしいエピソードがあるんですね。それを知ってから聴くとまたひと味違いますね。

 

今年の活動予定について

――今年はこういうことやってみたいな、こういう年にしたいなっていうお考えってありますか?

 

早見「今年はデビュー41年ではあるんですけど、『夏色のナンシー』をリリースしてから40年目なんですね。だから昨年あまりできなかったライブ活動をしたいなと思っています。1回ではなくて、何回かできればいいなって」

 

――コロナ対策も整ってきていますし、また好きなライブをファンの皆さんと一緒に。

 

早見「同じ空間で歌いたいです。昨年7月に、キューティーモリモリで、博子ちゃんと伊代ちゃんと一緒にジョイントコンサートをした時のことなんですが、お客様が、私の娘と同い年ぐらいの20歳前後の方と親子でいらしてくださいました。その姿を見て、世代を超えて私たちの音楽を聴いてくれてるんだっていうのがすごく嬉しかったんです」

 

――ファン世代が親になり、子どもとコンサートに来るなんていいですね。

 

早見「今はサブスクリプションで音楽を聴く時代になっているので、若い人は、昔の歌だから……とかそういう感覚じゃなくて、あいみょんを聞いた後に松本伊代ちゃんや早見優の歌を聴いていただけると嬉しいなって思います」

 

――三浦さん、筒美さんをはじめ、素晴らしい作詞作曲家の作品ばかりですから、当時のヒット曲は今聴くとまた新鮮さを感じます。この40周年のベスト盤を通じて、新しい世代のお客さんにも届くといいなと思います。

 

早見「そうですね、ありがとうございます!」

 

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白石聖主演、朝倉あき、北野日奈子共演の新ドラマ『とりあえずカンパイしませんか?』放送決定 テーマは「合コン」

『とりあえずカンパイしませんか?』出演する白石聖、朝倉あき、北野日奈子

 

白石聖が主演を務め、朝倉あき、北野日奈子が共演するドラマ『とりあえずカンパイしませんか?』(テレビ東京 毎週水曜 深夜1時~)が3月1日(水)から放送されることが決定した。

 

本作は『孤独のグルメ』や『サ道』といった人気シリーズを手掛けるテレビ東京が、日本独特の文化とされる「合コン」をテーマに切り取った、テレ東王道のライフスタイルドラマの中でも異色を放つ新感覚ドラマ。舞台は「合コン」でもキスシーンやラブシーンなどはあえて描かず、「自己表現」「存在感」「取捨選択」といった誰しもが抱える人生の悩みや葛藤の種を「合コン」を通じて解決していくシチュエーションコメディとなっている。

 

自己紹介が苦手で人見知りな主人公・香山花火役を演じるのは、テレビ東京ドラマ初主演となる白石聖。ドラマ『I”s』や映画「胸が鳴るのは君のせい」など王道ラブストーリーでの透明感ある演技が印象的な彼女が、「合コン」という大人な恋愛のワンシチュエーションを舞台にどんな魅力を発揮するのか。また、今までとはひと味違うハートフルでコミカルな演技は必見だ。

 

共演には、体育会系で姉御肌な町あけび役を、映画「七つの会議」といった名俳優が集まる作品でも堂々とヒロインを演じ、圧倒的な演技力で評価の高い朝倉あき。ポジティブで社交性の高い白石若菜役を、乃木坂46を卒業後、女優業で新たな魅力を開花させ、ドラマ『少年のアビス』など話題作に立て続けに出演している北野日奈子が演じる。

 

脚本は、ポップカルチャーな作風で演劇界を牽引する劇団「ロロ」の主宰・三浦直之。監督は、映画「おいしい家族」や「ずっと独身でいるつもり?」などを手掛け、新進気鋭の若手監督として話題を集めるふくだももこが務める。

 

白石聖 コメント

正直なところ私は合コンを経験したことがなく、お酒もそこまで得意な方ではありませんが、お話を頂いて台本を読んだとき、たまには誰かと飲んでみたいかも。と、そんな気持ちになりました。以前から、ふくだ監督とご一緒させていただきたいと思っていましたし、井上監督の演出を受けられるのも今から楽しみです。一日の終わりに、一緒にカンパイしながら観てもらえるような作品にできたらと思います。

 

朝倉あき コメント

この女の子三人で、おしゃべりのお芝居に挑戦できることが今からとても楽しみです。“合コン”という日本独特かつ不思議な集まりの中で、役を通して発見することもたくさんありそう! そして毎回どんな個性的なお相手がいらっしゃるのか、とてもワクワクしています。三人の中では最年長の「あけび」という人物像、台本を読めば読むほど興味津々です。素晴らしいキャストとスタッフの皆さんとご一緒できることに心の中で乾杯して、撮影にチャレンジしていきたいです!

 

北野日奈子 コメント

今回『とりあえずカンパイしませんか?』に出演させていただくことを聞いたときは、新しい役にチャレンジできるというワクワクした気持ちでいっぱいになりました! 台本を頂いて読んでいるうちに早く若菜ちゃんになって花火さん、あけびさんとお酒を飲みながら語り合いたいとうずうずしました!(笑)若菜ちゃん、花火さん、あけびさんの出会いから、そこから訪れる登場人物にもほっこりしたり共感できる部分があると思います。撮影楽しんで頑張りたいです。放送をお楽しみにしていてください!

 

番組情報

水ドラ25『とりあえずカンパイしませんか?』
テレビ東京
2023年3月1日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~ 全4話

出演:白石聖、朝倉あき、北野日奈子
脚本:三浦直之(ロロ)
監督:ふくだももこ、井上康平
プロデューサー:中村晋野(テレビ東京)、山中直樹(ROBOT)
制作協力:ROBOT
製作著作:テレビ東京
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/toripai/
公式Twitter:@tx_toripai

新田さちか、織田奈那らがラブシーンに挑む!『今夜、わたしはカラダで恋をする。』シーズン2が放送決定

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

2月25日(土)・26日(日)に、スペシャルドラマ『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』(ABCテレビ 深夜1時〜1時30分ほか)が放送決定。さらにABEMAでは、2月4日(土)より先行配信が行われる。

 

本シリーズは「セックス」というセンシティブなテーマを切り口に、恋への葛藤や、性に対するデリケートな悩みを抱えるヒロインたちの揺れる心情を描くオムニバス作品だ。

 

2022年3月に単発スペシャルドラマとして放送された前作は、見逃し配信200万回超えという再生数を記録。本作ではABEMAとの連動放送を展開し、4話のオムニバスドラマとして、1つひとつの作品をより色濃く描いていく。

 

ABCテレビでは2月25日(土)に第1話、26日(日)に第2話と、2夜連続で放送。ABEMAでは、2月4日(土)より第1・2話の配信がスタート、第3話は2月11日(土)、第4話は2月18日(土)に先行配信を予定している。

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』新田さちか©ABCテレビ

 

そんな本作でヒロインを演じるのは、新田さちか(第1話)、織田奈那(第2話)、林田岬優(第3話)、秋谷百音(第4話)という、女優として注目を集める4人。

 

SNSを中心に人気を誇り、アパレルブランドのプロデューサーも務める新田が演じるのは、地方から上京しキラキラした都会の恋に憧れる大学生の葉月。笑顔にあどけなさを残す葉月が、大沼(猪塚健太)との一夜を経験し、本当に大切なものを見つけていくさまを演じている。

 

いっぽう、現在放送中のドラマ『アカイリンゴ』への出演でも話題の織田は、彼とのセックスレスに悩む恵麻のデリケートな心情を繊細に大胆に演じる。彼を想いながらも、今にも壊れてしまいそうな恵麻の悩みをたたえた表情と、大沼に身を委ねていく甘美な表情のギャップにも注目だ。

 

ファッションモデル・女優として活躍の幅を広げている林田が演じるのは、年下の彼とラブラブなキャリアウーマン・愛莉。しかし、体の相性だけが合わない彼に密かな不満が…。年下の彼を大人の艶っぽさでリードする一面と、大沼に心まで脱がされ激しく乱れてしまう本音の女心を、林田が見事に体現する。

 

ロングラン映画「ベイビーわるきゅーれ」で脚光を集めた秋谷は、交際経験のない20歳の大学生・渚を初々しく好演。大人の魅力を放つ大沼に憧れるウブな渚が、“同級生との初めての体験”と“背伸びをした大人の恋”を通して、自分の本当の気持ちを見つけていく姿を描く。

 

そして、各エピソードに登場する女性たちが思わずハマってしまう、甘くて妖しい魅力を放つ“沼男子”大沼役を演じるのは、前作に続いて猪塚健太。ミステリアスな大人の男性を好演する猪塚の艶っぽさをはじめ、4人のヒロインの前で見せるさまざまな表情にも注目だ。

 

さらに、各話のヒロインの相手役には岩上隼也(第1話)、山下航平と鈴木志遠(第2話)、植村颯太(第3話)、春本ヒロ(第4話)ら人気急上昇中のイケメン俳優陣が登場する。

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』左から)織田奈那、山下航平©ABCテレビ

 

なお、主題歌はシンガーソングライター・ハナフサマユと井上苑子が担当。なんと、各話ごとにヒロインの心情に寄り添った楽曲を書き下ろした。井上が第1話の「かさぶた」と第3話の「陽だまり」を、ハナフサが第2話の「ボーイフレンド」と第4話「プリンセスになって」を担当し、ドラマの世界観とリンクした歌詞とメロディーラインで物語を美しく彩っていく。

 

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新田さちか (青山葉月役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

台本を読んでみると、演じる葉月が、私には持ち合わせていないものをたくさん持っている女の子で、周囲の友達にもなかなかいないタイプの子だったんです。最初は戸惑いも大きかったのですが、でもだからこそ「挑戦したい」という気持ちになりました。
実際に演じてみると、地方出身という悩みを持っていながら、とてもピュアな女の子で、どんどん愛おしくなっていきました。女性のみなさんに共鳴していただける心情もあると思いますし、地方出身にコンプレックスを抱いている方にも共感していただけるストーリーだと思うのでぜひ、たくさんの方に観ていただきたいです。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

撮影中は終始些細なことにも気を遣ってくださって、本当に心地いいお芝居の現場を作ってくださいました。猪塚さんは“沼”というよりも、“泉”のようなイメージでした。

 

織田奈那 (佐々木恵麻役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

台本をいただいて読んだ時には、ベッドシーンを演じたことがなかったので、恵麻を演じられるか不安だったんですが、挑戦したいと思えるお話でした。
私が演じる恵麻は、どこにでもいるような女の子なので、共感してくださるところがたくさんあるんじゃないかと感じました。恋愛について悩んでいても、性のことってなかなか相談しづらいことだと思うんですが、そうした方々に向けて、ひとつの恋愛のスタイルを提示できるストーリーなんじゃないかなと思って演じました。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

気配りができて、とても紳士的な部分を持ち合わせていていらっしゃる方だなっていう印象です。私が出演したエピソードでは、猪塚さんとの共演シーンが少なかったのですが、私のクランクインシーンに、猪塚さんがいてくださったんです。そのときに、女性に対してとても紳士的な大沼さんと、猪塚さんがすごく重なって…。“沼男子”というわけではなく、「気配りのできる大沼さんそのまんまだ」って感じました(笑)。

 

林田岬優 (泉愛莉役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

最初に台本を読んだ時に、「ここまで心と体の関係を鮮明に描いた作品なんだ!」という驚きがありました。愛莉は年下の彼と付き合っていて、しっかりしなきゃという考えを持っている。仕事も的確な判断ができる女の子。でもそんな気持ちがブレーキになってしまっている部分もあるんです。心と体が繋がっているからこそ、素直で真っ直ぐな愛莉の“彼とちゃんと向き合いたい”っていう気持ちに共鳴できました。
このエピソードは年下の彼との恋愛が描かれていますが、何かの“条件”で心にブレーキがかかってしまうことって、年齢は関係なくあると思いますし、恋愛をしていたら共感できることだと思うので、たくさんの方に響いてくれたらいいなと思っています。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

私は今作でラブシーンを初めて演じたのですが、動きを確認して気持ちを入れて頭の整理もしてから臨まないといけないんです。でも、監督や猪塚さん、インティマシーコーディネーターさんと相談する中で、余計なことを考えず集中して演じられました。
猪塚さんは…半端ないリードでした。“大沼号”という船に乗っているような感覚で、身を委ねてしまってもいいんだという安心感がすごくありました。包容力があって、誰とでも楽しくコミュニケーションを取れる方なので、現場ではすごく和ませていただきました。

 

秋谷百音 (工藤渚役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆作品と演じる役について。

渚は“未経験”なことに対してコンプレックスを抱いている20歳の女の子で、若さゆえの焦りを感じているんです。でも、そこが渚のピュアさでもあるんです。すっごく憧れている年上の大沼さんに振り向いてほしくてまっすぐ頑張る経験を通して、自分の本当の気持ちを知っていくんです。
最初に台本を読んだ時に感じた、渚のすべてが新鮮で、初々しい姿を観ていただけたらなって思います。まだ恋愛経験のない方にも共感していただけると思いますし、恋愛まっただ中の方にも、何かを感じていただける女の子の心情が描かれている作品です。

 

◆猪塚健太さんの印象は?

役の年齢差も実際の年齢差も近い方だと思うのですが、すっごく憧れる上司の頼りがいのある優しさを身に纏っていて、そのオーラみたいなものが充満していました(笑)。作中で、食事に誘った渚が大沼さんに断られちゃうシーンがあるんですが、その時に、猪塚さんがアドリブで頭をポンポンってなでるようにして去っていったんです。「20歳の女の子が、そんなことされちゃうと沼るぞ!」って(笑)。そんな“沼み”にあふれた仕草が自然にできる方なので、私としても渚に気持ちを入れやすかったです。

 

猪塚健太(大沼亮介役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆前作に続きSeason2のオファーを受けたときのお気持ちは?

Season1の撮影時は、女性の悩みや葛藤をテーマにした作品の中で、“沼男子”というフワっとしながらもなかなかに奥が深そうな役を演じるので、受け入れてもらえるかどうかの不安もあったんです。でも、放送後に「共感できました」という多くの反響をいただけていたので、もしSeason2をやることになったら、出演したいと思っていました。
実は、今回のオファーをいただく前から、パーソナルジムに通って体を鍛えていたんです。今作では濃いシーンがSeason1よりも多くあるので、僕がたくましく見えることで、少しでも、女優さんたちが輝けばいいなと思っています。

 

◆Season2で大沼を演じてみて、改めて感じた魅力や深みは?

Season1の時から、“沼男子”とはなんだろう? というのを僕の中でもずっと考えていて、今も明確な答えが出ていないのですが(苦笑)、こと大沼に関しては、女性のきめ細やかな心情をナチュラルに察知して、その人を傷つけない最適な行動ができる能力の高い人だと考えているんです。ですから、“沼男子”はこういう男だと決めつけずに、出会った女性に対して、自然に接することが大沼に繋がるんじゃないかな、と。
今作でも、ヒロイン4人がそれぞれに悩みを抱いているので、おそらくエピソードごとに大沼の見え方、女性に対しての接し方が違うんじゃないかなって感じています。でも人を安心させてしまう根本の部分は同じ。そこさえブレなければ大沼になると信じて Season1から演じています。大沼はまだまだ研究しがいのある男ではありますが(笑)、Season2では現段階で考えられる大沼を演じきれたと思っています。

 

◆『カラ恋』はラブシーンも見せ場になる作品です。

Season2では1話ごとの放送尺も増えましたし、ストーリーもラブシーンも数倍色濃く描かれている印象があります。今作でもインティマシーコーディネーターさんが入ってくださっていて、どう演じれば観ている方が不快にならないような美しいシーンづくりができるかのアドバイスを的確にしていただけたので、不安を解消しながら安心して演じることができました。僕はもちろんですが、何よりも女優さんたちにとってはすごく頼りがいのある存在なんじゃないかなと感じました。
僕自身、Season1で大沼を演じていたので、少しでも女優のみなさんを引っ張っていけたらって考えていたんですが…、みなさん今作への出演を決めた強い意思と覚悟をお持ちで、お芝居をしていてもすごく感じられたので、僕も気負わずに演じることができましたし、逆にすごく心強くて頼らせてもらったなっていう思いがあります。

 

◆最後に今作の見どころをお聞かせください。

女性それぞれに不安や葛藤、デリケートな心情があって、自分で気づくこともあれば、大沼を通して気付かされ成長して前に進んでいく姿を描いている作品です。僕自身、女性に対して気遣いのできる紳士的な部分や傷つけない接し方など勉強になることがあると感じているので、男性のみなさんにも楽しく観ていただきながら、女性心を感じていただけたら。
ドラマを観て、悶々としたり、逆にスッキリしたり…共感しても、しなくてもみんなでワイワイ話して楽しんでいただけたらうれしいです。今作も4つのエピソードそれぞれに何か感じられるものがあるので、たくさんの方に届けたい作品です。

 

岩上隼也(長谷川稜役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

後藤(庸介)監督のワークショップを何度か受けさせてもらっていたのですが、まだ現場ではご一緒できたことがなかったんです。なので今回お声がけいただいた時は本当にうれしかったです。自分の俳優人生ではまだ男女の物語をしっかりと演じたことがなかったので、とにかく楽しみでうれしい気持ちが大きかったです。ただ前シーズンも見ていたので、「このような男女の絡みが深いストーリーを自分が演じるのか!?」という不安や緊張もたくさんありました。でも、スタッフキャストの皆さんと、しっかりやり切りたいという思いでいっぱいでした。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

最初はなかなか肉体的にもハードな内容だったので正直不安や緊張の気持ちが強かったです。ただ、読み込んでいくうちに全体的なストーリーとして、こういう恋愛を実際にも経験している人たちがいるんじゃないかなぁと思えました。
その中で僕が演じた長谷川稜という役柄は女性関係がだらしない、いわゆるクズ男です。ただ、監督から「ただのクズ男ではなく自分の仕事など人生について葛藤があったり、その中で深みが出せたらいい」とアドバイスいただいて。酷いやつなんだけど、少し気になってしまうようなキャラクターになれるように意識して演じました。

 

山下航平(早田航希役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

作品の概要を初めて聞いたとき、今までやったことのないテイストの作品で、お話をいただけてすごくうれしかったのと共に、女性目線で描く、「性」に関する作品なので、自分の中でチャレンジすることに対して、正直不安な気持ちもありました。
近年は、「性」に対して今までよりもオープンな気持ちを持っている人が増えたような気がしますが、まだセクシュアルなことをオープンにするのは少し後ろめたいような雰囲気もあります。この作品をきっかけに、僕の同世代をはじめとした、普段言えなかった「性」の悩みを持つ人が周りの人に話せるきっかけにもなればと思い、チャレンジしようと決めました。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

この作品は、現代の女性や、僕たちの同世代だけでなく、今を生きるすべての人が共感できるセクシュアルな悩みを赤裸々に描いた作品だと思います。それぞれ「性」に関する悩みを持つ女性が、さまざまな経験を得て奮闘し成長していく話ですが、悩みの1つひとつがとてもリアルなので、自身を反映させて共感できる人も多いと思います。
僕の演じる早田は彼女のことを愛しているんですが、仕事が忙しいことを理由に彼女とセックスレスな関係を続けています。早田なりにもセックスレスに対して理由はあるのですが、彼女との気持ちのすれ違いをきっかけに衝突してしまいます。その悩みを乗り越えていく2人の関係性にもご注目ください。セックスが無くても一緒にいられる関係、付き合うということにはさまざまな形がある。そんなことをこの作品で伝えられたらうれしいです。

 

鈴木志遠(小泉一真役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

まずはこのような人気作品に出られることがうれしかったです。僕自身が大人の恋愛要素が含まれているものに出たいという願望もあり、とても楽しみでした。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

最初に台本を読んでみたときに感じたことはリアルだなと思いました。最近はきれいな恋愛が描かれているものが多くありますが、そことは違い、現代の恋愛が想像できました。そんな中で僕の役は相手を落とす沼男子でしたが、なかなか普段の自分とは違うので前作を観たり、いろんな沼男子要素を取り入れて現場に向かいました。

 

植村颯太(宮瀬拓真役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

純粋にうれしかったです! 撮影前に前作の作品を拝見させていただいて、これに挑戦するのかという不安とドキドキがあって、演者さんとは初対面だったので距離感も凄く不安でした。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

宮瀬君と共通点がいくつかありました。特に、彼女には全力で尽くすところが一緒だと思いました!(笑)。宮瀬君は仕事には真面目、彼女がいる家ではツンデレで尽くす系男子。真っ直ぐで純粋で、ただただ良い子だなと台本を読みながら思いました(笑)。宮瀬君と時々性格が似ている部分があったので、親近感が湧いて撮影当日が楽しみでした!

 

春本ヒロ(山崎隆也役)コメント

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』©ABCテレビ

 

◆今作のオファーをもらった時のお気持ちは?

正直、うれしかった反面、驚きました。今までにない初挑戦の役でもあったので、すごく不安でした。ただ、クランクインしてみるとスタッフさん含めて共演者の皆さんも優しく、落ち着いて撮影に挑むことができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

◆台本を読んでみての印象、また演じる役についてお聞かせください。

僕が演じる山崎隆也という役は、紳士的で純粋な男性です。初めて台本を読んだ時、一途で良い人だなと温かい気持ちになり、この役を演じることができて本当に良かったです。

 

番組情報

『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』
ABCテレビ ※関西ローカル
第1話「セフレでもいいから。」2023年2月25日(土)深夜1時〜1時30分
第2話「彼氏じゃない人とする夜」2023年2月26日(日)深夜1時45分〜2時15分
※放送後、TVerでの見逃し配信あり

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/karakoi

ABEMA
第1話&第2話 2023年2月4日(土)配信スタート
第3話「年下の彼とわたしのカラダ」2023年2月11日(土)午後10時~
第4話「初めては、君がいい」2023年2月18日(土)午後10時~

ABEMA配信URL:https://abema.tv/video/title/534-16

 

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第6回:「シックス・センス」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第6回は「シックス・センス」(1999年)について、想いを語っていただきました。

 

第6回:「シックス・センス」

やっほー!

 

ただ今、紅茶検定を取るために勉強中の河口夏音です!
3月29日に、≠ME 6thシングルの発売が決定しました〜!!! 4周年コンサートの前々日だね! お楽しみに!

 

今回紹介する映画は、「シックス・センス」です。オチがとっても有名な映画ですが、知らない方もいると思うので、ネタバレしないよう紹介していきます!
まだ「シックス・センス」について何も知らない方は、読み終わったら何も調べずに見てほしいです!

 

ちなみに私はオチをなんとなく知った上で見ました…。
公開されたのが生まれるより前なので、公開された時に見たかった気持ちもありますが、オチを知った上で見てもとっても面白かったです!

 

「精神科医の主人公が、幽霊が見える少年の治療に取り掛かることに。夫婦関係に悩んでいた主人公は、少年を治療しながら自らの心も癒されていった。そして、信じられない真実が待ち受けていた…」というあらすじになっています。

 

この前、配信でファンの方に怖がりでも見ることができるおすすめのホラー映画を聞かれて、その時は「ハッピー・デス・デイ」と「チャイルド・プレイ」と言ったのですが、配信が終わった後に、そういえば「シックス・センス」もあった!!! と思い、今回紹介させていただきます。

 

怖すぎないホラー映画で、ホラーは苦手だけど見てみたいという方におすすめです!(ホラーに慣れすぎた私の感覚なので、怖かったらごめんなさい)。

 

また、ホラー要素もありつつ、ヒューマンドラマ要素もあり、感動する作品になっています。最後はとんでもない展開になるので、絶対に最後まで見てください!!!
そして、伏線も散りばめられているので、2回目も見たくなるはずです!

 

さらに、コールという少年は幽霊が見えるので、見える人の視点で映像を楽しむことができます。
ということで、今回の絵は幽霊が見えるコールを描きました!

 

コール役のハーレイ・ジョエル・オスメント、他の出演映画も見たことあるのですが、天才子役と言われていたことに大きくうなずけます。

 

また、「シックス・センス」の監督のM・ナイト・シャマラン監督の作品は、他にも「ヴィジット」と「OLD」を見たことがあるのですが、特に「ヴィジット」は私の好みの映画でした!
「パラノーマル・アクティビティ」のようなモキュメンタリーで、「ドント・ブリーズ」みたいな人間が怖い映画です。もっとこの監督の作品を見ようと思います!

 

そういえば、「#河口夏音のええ絵映画と」で感想ツイートはもちろん、面白かった映画やおすすめの映画あったら教えてください!

 

ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました! 次はどのジャンルの映画にしようかな〜!

 

PROFILE

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■6th Singleが2023年3月29日(水)に発売決定!

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

『ワンピース』実写ドラマ、Netflixで年内独占配信へ! 腕掲げるビジュアル初公開

Netflixより

 

Netflix(ネットフリックス)は、オリジナルの実写ドラマ『ONE PIECE(ワンピース)』を2023年に配信すると発表しました。

 

 

ワンピースは尾田栄一郎さんによる日本の少年漫画で、『週刊少年ジャンプ』にて1997年34号より連載中です。

 

Netflixによる実写ドラマ版が制作されることは、実は2020年1月に発表されていました。今回公開されたビジュアルでは、同作の主人公「ルフィー」が輝く太陽に向かって拳を突き上げる様子が確認できます。

 

キャストは、ルフィ役をイニャキ・ゴドイさん、ゾロ役を新田真剣佑さん、ナミ役をエミリー・ラッドさん、ウソップ役をジェイコブ・ロメロ・ギブソンさん、サンジ役をタズ・スカイラーさんが担当。尾田さんはエグゼクティブ・プロデューサーとして就任し、脚本はマット・オーウェンズさんが務めます。

 

ワンピースといえば、2022年8月に公開されたアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』も大ヒットしました。Netflixの実写ドラマも、ファンを楽しませてくれる名作になってほしいものです。

 

Source: Netflix 1, 2

斉藤由貴「35年以上も音楽を続けていることは想定外ですが、どんどんと歌うことが好きになってきています」

毎年恒例となった斉藤由貴さんのクリスマスライブ。昨年12月に開催された『X’mas live 2022』ではカバーに挑戦するなど、新たな一面を見せファンを楽しませた。そのときの模様がホームドラマチャンネルにてテレビ初放送。また、2020年にはアーティスト活動35周年を迎えるなど、ますます精力的に音楽と向き合う彼女に今回のライブの見どころ、そして歌うことへの思いをたっぷりとうかがった。

 

斉藤由貴●さいとう・ゆき…1966年 9月10日、神奈川県出身。女優・歌手。1985年、『卒業』で歌手デビュー。同年、ドラマ『スケバン刑事』や映画『雪の断章 -情熱-』で初主演を務め、各映画賞で新人賞を受賞。翌年、連続テレビ小説『はね駒』でヒロインを演じ、人気を不動のものに。2月21日に’11年のオリジナルアルバム「何もかも変わるとしても」を再リリース。また、今春より『連続ドラマW フィクサー Season1』がWOWOWにて放送開始。

 

今の時代って、いろんな窮屈さを感じるようになったなと思う

──斉藤由貴さんの『X’mas live』も回数を重ね、いまや恒例のイベントとなりました。

 

斉藤 昨年でなんと8回目を迎えました。ただ、“クリスマス”と銘打っているわりにはクリスマスソングをそれほどたくさん歌っているわけではなくって(笑)。どちらかというと、年の瀬のクリスマスの時期に開催しているライブという感覚のほうが強いです。誰しもが「今年ももう終わるなぁ」という気分のときにライブ会場に集まり、一緒に音楽を楽しむ。そうした気分を味わってもらいたいというのがコンセプトとしてあります。

 

──そうしたなか、今回放送される『X’mas live 2022』の選曲はどのように決めていかれたのでしょう?

 

斉藤 今の時代って、いろんな窮屈さを感じるようになったなと思うんです。たとえば、“こんなことを遵守しなきゃいけないの?”というような変な決まりがたくさん生まれ、生きづらい厭世観が蔓延している感じがして。そんなモヤモヤとした感情を抱いているときに、《嘘》をテーマにしたら面白いかも……と思ったのが始まりでした。代表曲の1つである「AXIA〜かなしいことり〜」もそうですが、私が歌ってきた曲には恋愛における女の子の嘘をテーマにしたものが多くて。ですから、それらを選んで並べてみたら、いつもとちょっと違ったセットリストになるかもって思ったんです。

 

──なるほど。その一方で、ライブの後半には1991年のアルバム『LOVE』から「Yours」と「Julia」の2曲が選出されていますね。

 

斉藤 これはたまたまなんですけどね(笑)。ライブ前半のテーマが《嘘》なので、後半はもう少し軽やかさがありつつ、ちょっと冷ややかな空気感も出せたらいいなと思ったんです。そうしたらこの2曲がしっくりときて。ただ、その結果、今度は全体の構成が妙に小洒落た雰囲気になってしまったので(笑)、“これは少し毛色の異なる曲も入れなきゃいけないぞ”と思い、カバー曲にも挑戦しました。

 

私にとってずっと憧れであり、眩しい存在

──そのカバー曲として選んだのが松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」とNOKKOさんの「人魚」です。これはどういった経緯で決めていかれたのでしょう?

 

斉藤「SWEET MEMORIES」にはちょっとした思い出があるんです。私が所属している東宝芸能は女優が在籍する事務所であって、音楽活動をするという感覚がもともと方針としてなかったんです。ただ、デビューしてほどなくして、いろんなところから「歌を歌いませんか?」というお話をいただき、なんとな〜く音楽活動を始めていくことになって(笑)。そうしたなか、私の声やイメージに合う曲の方向性を探るために当時のヒット曲をいくつか歌うことになり、そこに「SWEET MEMORIES」もあったんです。作詞が私のデビュー曲「卒業」を書いてくださった松本隆さんでもありますし、その縁もあって、今回選ばせていただきました。

「人魚」に関しては非常にシンプルな理由で、私がNOKKOさんの大ファンだからです。本当にものすっごくファンなんです(笑)。この「人魚」はNOKKOさんがソロになられてから筒美京平さんに書いていただいた曲ですが、きっと女性アーティストの誰もがいつかカバーをしてみたいと思っていたはずで、私もその1人でした。また、NOKKOさんは私にとってずっと憧れであり、眩しい存在だったのですが、少し前から思いがけずお友達になることができて。そうしたタイミングもあり、“歌うなら今だ!”と、カバーさせてもらいました。

 

──実際に歌ってみていかがでしたか?

 

斉藤「SWEET MEMORIES」に関しては、同じ松本隆さんが私に書いてくださった「卒業」や「初戀」「情熱」とは歌い方のニュアンスが異なり、かなり異質な表現になったかなと感じています。実際にリハーサルのときにもコーラスの方に、「由貴さんの表現の新しい一面を見たかも」と言っていただいて。一瞬、“それはいいことなの? だめなことなの?”と悩んだのですが(笑)、「すごくいいです!」と言ってもらえましたので、放送をご覧になる方もぜひ楽しみにしていてほしいです。

 

本当に自分の中で想定外のことで、いまでも不思議な気持ち

──また、3年前の2020年にはアーティストデビューから35周年を迎え、いまなお、こうして音楽の分野で活躍されていますが、デビュー当初から比べて、ご自身の中で音楽に対する変化にはどのようなものがあると感じていますか?

 

斉藤 率直に思うのは、デビューから何十年も経ったいま、私の人生の中でこれほど音楽の割合が多くのキャパを占めるとは想像もしていなかったということです。私は女優としてこの世界に入ってきたわけですし、当時から漠然と、お仕事をいただける限り、一生女優を続けていくんだろうなと思っていたんです。だからこそ、アイドル歌手としてデビューをし、音楽活動をしていた自分に対して、当時は違和感しかなかったんです。アイドル歌手として求められる表現や受け答え、佇まいなどに自分が馴染んだということが一度もなくって。それがやがて、時間が経つにつれて少しずつ音楽から離れていったわけですが、“そういえば、歌手をしていた時期もありました”と思えるぐらいになったタイミングで、思いがけず「また歌ってみませんか」と声をかけていただいたんです。正直に言うと、“いまさら?”という思いも多少はありました。でも、そこから気づいたら、また歌を歌っていく時間が増えていったんです。これは本当に自分の中で想定外のことで、いまでも不思議な気持ちです。

 

──再び活動を続けている要因の中に、以前よりも歌うことが好きになったということもあるのでしょうか?

 

斉藤 たしかに自分らしく表現できるようになったという点においては、すごく好きになりました。やはりアイドル歌手の頃は、“これは私じゃない”という思いがあり、不自由さも感じていましたから。でもいまは、歌で表現することに純粋に向き合えている。その意味では、どんどんと歌うことが好きになっているんだと思います。

 

──また、斉藤さんは歌だけでなく、90年代の初めの頃から作詞もされるようになりましたが、ご自身にとって“言葉”を表現することにはどのような思いがあるのでしょう?

 

斉藤 もともと小さい頃から物を書くのが好きだったんです。中学生のときに入った部活がなんといっても「小説部」ですからね。ひたすら文章を書き続けるという奇妙な部活だったのですが(笑)、それもあって何かを書く作業は自分の中で、ごく自然な行為だったんです。ですから、「歌詞を書いてみないか」と言われたときも、すっと受け入れることができました。それに、当時は雑誌の「月刊カドカワ」で詩とイラストを毎月掲載していたり、自分のラジオ番組の最後に「一行詩」というのを考えて、それを本にまとめていただくということもあったので、作詞は私にとってすごく嬉しく、楽しい作業でした。ただ、全曲で作詞をしたアルバム『LOVE』などもそうですが、作詞にのめり込むと、自分を投影し過ぎてしまって、客観的に楽曲と向き合えなくなってしまうということがあったんです。ですからいまは、言葉を紡ぐこと自体は好きなんですが、やはり他人の目や手で客観的に書かれた歌詞のほうが風通りがいいなと思うようになりました。

 

撮影当日に「あんまり変わらないね」って。あのときは悲しかった(笑)

──なお、ホームドラマチャンネルでは『X’mas live 2022』のほか、アルバム『LOVE』をテーマにした短編映画(1991年)や、1986年に作られた『漂流姫』も合わせて放送されます。当時の撮影で印象に残っていることはありますか?

 

斉藤 たしかに撮ってましたね。懐かしい〜(笑)。『漂流姫』は故 市川準監督に撮っていただいたんです。当時はまだ映画監督になる前でCMやPVの世界で活躍されていたんです。ですから、発想も豊かで。すごく覚えているのが、最初の打ち合わせで、「今回、由貴ちゃんは何もしゃべらなくていいから」って言われたんです。「ただひたすら香港の街を逃げ回って、ときどき姿を見せては、また消えていくだけ。最後の最後に『はい』って言うだけでいいから」って。面白いことを考える人だなぁって思いました(笑)。その頃の私は倒れるぐらい忙しかったこともあって、何もしゃべらなくていいというのは本当に嬉しかったです(笑)。それと、もうひとつ印象に残っているのが、私のことをまじまじと見て、「由貴ちゃん、撮影までにもうちょっと痩せてきて」と言われたんです。“え〜、そんなことはっきり言う?”と思って(笑)。でも、言われたとおりにランニングをしたり、食事制限をしてかなり体を絞っていったんですが、撮影当日に私を見て、「あんまり変わらないね」って。あのときはホントに悲しかったです(笑)。

 

──初めて映像をご覧になる方は、そのあたりも注目しそうですね(笑)。では最後に、あらためて『X’mas live 2022』の見どころをお聞かせください。

 

斉藤 今回のクリスマスライブの大きな挑戦の1つに、バンド編成をガラリと変えたというのがあります。今まではお友達のようなサポートメンバーでお送りしていたのですが、あえて少し雰囲気を変えてみようと思い、新たなピアニストやいつもはいないドラムを入れてみたり、フルートやアルトサックスといった管楽器にも参加していただきました。そのことでアレンジや楽曲の印象にも変化が生まれましたし、いつもご覧になってくださる方にとっても、新鮮さを感じていただけるのではないかと思います。また、これは個人的な好みで恐縮ですが、大好きな楽曲のカバーにも挑戦してみましたので、ぜひそこにも注目していただきたいです。

 

【斉藤由貴さん写真一覧】

「斉藤由貴セレクション」CSホームドラマチャンネル

『斉藤由貴 X’mas live 2022』2023年2月5日(日)後7・00、2月26日(日)後8・00放送

『LOVE』2023年2月5日(日)後8・45放送

『漂流姫』2023年2月5日(日)後9・30、2月26日(日)後9・35放送放送

公式HP:https://www.homedrama-ch.com/special/saito_yuki

 

 

撮影/宮田浩史 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/冨永朋子(アルール) スタイリスト/石田純子(オフィス・ドゥーエ)

衣装協力:メムロード、アンテプリマ

澄田綾乃 1st写真集で限界ギリギリの撮影に挑戦…!“令和最強のメリハリボディ”を惜しげもなく披露

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社)が、2月25日(土)に発売決定。タイトルが発表されると共に、限界露出カットが初解禁となった。

 

「令和最強のメリハリボディ」などと称され、「週刊プレイボーイ」の表紙を飾るなど、グラビア界での活躍が著しい澄田綾乃。2月25日(土)に発売される1st写真集では、これまでのグラビアでは見せていなかった、限界カットに挑戦している。

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

撮影が行われたのは長崎県の五島列島と、夜の東京。五島列島パートでは、透き通る海の波打ち際で開放感たっぷりに笑っている姿をはじめ、等身大で可愛らしい表情のほか、これまでのグラビアでは見せてこなかった、限界ギリギリの“手ブラ”などの撮影にも挑戦。雄大な自然の中で、過去最大の露出を披露した。

 

さらに東京パートでは、五島列島パートとは打って変わり、彼女の持つ真の強さにフィーチャーした力強い美しさを撮影テーマに掲げ、夜の渋谷で雑踏の中たたずむ姿のほか、ホテルの室内ではTバック姿を披露。その美しすぎる圧倒的ボディを惜しむことなく披露してくれている。

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

また、タイトルが「PURITY」に決定。“純度”や“純粋”の意味を持つこの言葉は、澄田の“澄”の字にヒントを得て、1st写真集だからこそできる、不純物のない彼女のありのまま、高純度たっぷりな姿をたっぷり収めるという意味を込めているとのことだ。

 

発売日の翌日2月26日(日)には、澄田自身初の対面イベントが東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて開催される。詳細は澄田のTwitterもしくは「B.L.T.」のTwitterを参照。

 

書誌情報

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」
2023年2月25日(土)発売
※一部、発売日が異なる地域あり

定価:3,300円
発行:東京ニュース通信社

Amazon限定表紙版:https://www.amazon.co.jp//dp/4867015458

 

「ゴチ」新メンバー小芝風花が意気込みを語る「制服を着てやっと実感がわきました!」『ぐるぐるナインティナイン』

『ぐるぐるナインティナイン』小芝風花 ©日本テレビ

 

1月19日(木)放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系 毎週木曜 午後8時〜9時)「ゴチになります!24」で新メンバーに決定した小芝風花より、第2戦の放送を前に意気込みコメントが到着した。

 

小芝風花 コメント

◆19日放送の新メンバー発表後、周りの反応は?

ヒント動画の段階で何人かの友達から「この新メンバー、風花?」と言われたり、たくさん予想してくださる人がいて、その時点から「新メンバーって注目度が高いんだな」と改めて実感しました。初回の放送の翌日がドラマの撮影日だったんですけど、スタッフさんから拍手で「おめでとう! ゴチ新メンバー良かったね! 昨日見たよ!」ってみんなに喜んでいただけました。

 

◆ご家族の反応は?

私は移動の車の中で見ていて家族と一緒には見ていなかったんですけど、帰ったら母が「これから楽しみだね」って言ってくれました。

 

◆ゴチのメンバーになると聞いた時の感想は?

「いつかゲストでもいいからこの番組に出られたらいいね」って家族で話していたので、「まさかいきなりレギュラーって、いいんですか???」という感じで本当にビックリしました。

 

◆テレビで見ていた「ゴチ」の感想&メンバーの印象は?

「楽しそう」っていうイメージです。初回の収録に参加させていただいて、結果発表の時は心臓がドキドキではちきれんばかりで、食べたものが全部出てしまうのでは? というぐらい緊張していました。テレビで見ていた時はSPメニューをかけたミニゲームコーナーが大好きで、「これに参加できるんだ」っていうのがすごくうれしかったです。
メンバーのみなさんはテレビで見ていた印象と変わらずで、ナイナイのお2人とは特番などで何度かお世話になっていたんですけど、そのおかげで初日から結構お話をさせていただけました。隣の席が岡村さんなんですけど、新メンバーBさんが割と「この人かな?」っていうのが共通認識であったり、ともに料理を頼みすぎていたので「やばいですね」とコミュニケーションをすごく取らせていただきました。「岡村さんは結構人見知りされる方」と聞いていたんですけど、そういうのも全く感じず、楽しくお話をさせていただけたので、これから毎回収録が楽しみだなって思いました。

 

◆次回「ゴチ」の制服姿が初披露となりますが、着てみた感想は?

制服を着てやっと「本当の新メンバーなんだ」って実感がわきました! このバッジ(番組紋章)をつけてみなさんと制服で並べるので、「今日からが本番だ」って感じです!

 

◆この制服を選んだ理由やこだわりは?

まず絶対ロングスカートが良くて、高校のときはブレザーだったので、セーラー服っぽいのが良かったんですけど、こういう制服見たことないなっていう色や形が良くて、えんじ色のこれになりました(笑)。母と一緒に「これ可愛いね」と思う形を選んでオリジナルで作っていただきました。

 

◆好きな食べ物は?

お肉は見ちゃいますね。初回でお肉は高いということがすごく勉強になったので、いろいろ勉強しなきゃとは思うんですけど、ウニとか名前を見るとちょっと食べたくなっちゃいます。こういうところでしか食べられないキャビアとか高級食材っぽいものが出てくると、「せっかくだから食べたい」となってしまうので、メニューにあると惹かれますね。

 

◆負けず嫌いということですが、料理の金額予想はどうですか?

本当に難しくて。初回が6位と危なかったので、結果発表が終わった後に頼んだお料理がいくらかだったのかを見せていただき、勉強のためにメニューを持って帰らせてもらって勉強もしてきたので、第2戦は良い成績を残せたらいいなと思います。

 

◆食リポについて自信は?

食リポはめっちゃ苦手で、「おいしい以外にこのおいしい料理をどうやって説明したらいいんだろう?」って感じなんですけど、せっかくすてきな高級料理を食べさせていただけるので、その味を覚えたいのと、どうやったらそれを伝えられるのか? 皆さんを見て勉強させていただきながら食リポも上達できたらいいなと。高級な味も覚えつつ価格帯も覚えつつ食リポも上達できたらいいなと(笑)。

 

◆初戦は6位タイ。「抜けさせてください!」と祈っていましたが?

危なかった…せっかくならいい成績を残したいですね。クビレース的には払わなければいいと思うんですけど、ずっと中途半端な成績でもいいというよりは1位になると星のバッジがもらえると聞いたのでそれをたくさん集めたいです!

 

◆初戦ではいきなり出川さんにピタリ賞100万円が出ましたが、小芝さんの目標は?

ピタリ賞の100が入ったバッジはすごい輝きを放つと思いますのでとりたいです!

 

◆新メンバーは3人ですが、このメンバーには負けたくないなどありますか?

ナイナイのお2人、増田さんは経験値もあるし手ごわいライバルだと思いますが、新メンバーの2人は同じ状態から一緒のスタートの同期なので、なんとか勝ちたいです! 負けないように切磋琢磨したいなと思います。

 

◆ドラマやCMなど大忙しですが、小芝さんにとってのゴチの時間とは?

私的にはリラックスして本当に楽しめる場ですね。楽しい人がたくさんいらっしゃるので、ただただ楽しんでミニゲームしておいしいごはんを食べて、気分転換というかリフレッシュできる収録になればいいなと思います。

 

◆ミニゲームが大好きということですがこれはやってみたいなどありますか?

初戦の「おしリング対決」とか体を動かす系のゲームが大好きで、初戦はスカートだったのでズボンだったらもっといけたかもしれないのに…という後悔がちょっとあって。それもあったので制服はロングスカートが良かったんです。動いてもあまり気にならなさそうだなって。どんどん動いていきたいので、みなさんに果敢に挑んでいきたいです!

 

◆最後にゴチバトルにかける意気込みをお願いします。

新メンバーに選んで頂けて光栄です。最初はとんちんかんな回答をすると思いますが、少しずつ勉強をして、1年でクビにならないよういい成績を残せるように頑張るので応援して頂けたらうれしいです!

 

番組情報

『ぐるぐるナインティナイン』
日本テレビ系
2023年2月2日(木)午後8時~9時

 

#ババババンビ 岸みゆ 舞台「宇宙よりも遠い場所」に三宅日向役で出演「全身全霊でこの役に挑みたい」

#ババババンビ 岸みゆ

 

ゼロイチファミリア所属の岸みゆ(#ババババンビ)が、舞台「宇宙よりも遠い場所」に出演決定。本人からコメントが到着した。

桃月なしこやアンジェラ芽衣など人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリアから生まれた、7人組アイドルグループ・#ババババンビ。活動開始から2周年を迎えた昨年10月には、過去最大規模となる中野サンプラザでのワンマンも成功させた。

そんな#ババババンビで赤色担当の岸が、同名アニメを舞台化した「宇宙よりも遠い場所」で三宅日向役を演じることが発表に。初の舞台出演となる岸は役作りのために黒髪を亜麻色に染め上げ挑んだそうで、ビジュアル撮影を行なったことも自身のTwitterで報告。合わせて、コメントが到着した。

 

#ババババンビ 岸みゆ コメント

アイドルグループ・#ババババンビ 身長145cm岸みゆこと岸みゆです。
この度、舞台「宇宙よりも遠い場所」にて物語の主軸となる4人のうちの1人、三宅日向(みやけひなた)役に選んで頂きました。

 

これを機に岸みゆのこと、初めて知ってくださった方も多いんじゃないかなって思います。

 

実は岸みゆにとって“よりもい”は舞台関係なく観ていたアニメで日向ちゃんを初めて見たとき、「この子、身長145cmなんだ! 岸みゆポニーテールに似てるお団子ヘアだ! なんか見た目もちょっとだけ似てる気がするな(笑)。実は境遇も重なる部分がある…きっと普段の私と同じ目線や景色を見て過ごす子なんだなー」と勝手に親近感を覚えながら見ていて、それが日向ちゃんとの出会いでした。

 

そしたらある日突然、「舞台の役で三宅日向ちゃんに決まったから」と言われ、驚きすぎて涙が止まりませんでした。

 

小さい頃から舞台や映画が大好きでずっと演技をやってみたかったけど、145cmで選ばれる役なんてないって勝手に決め込んで、口に出すことすらできませんでした。

 

だから今回、岸みゆにとって全てが初めてです。
台本を読むことも、稽古をすることも、舞台に立つことも、もちろん演じることも。
でも今からワクワクが止まりません。アイドルを始めた3年前と同じく岸みゆの全身全霊でこの役に挑みたいと思います。

 

舞台の本番はもちろん、その過程でも初めてのことにたくさん挑戦して泣いたり笑ったりずっこけたりする岸みゆの応援。そして今年4大都市ツアーを成功させる#ババババンビの赤色、身長145cmの岸みゆのアイドルとしての挑戦。

 

ここからも全部本気で行くのでその全てを見ていてください。

 

岸みゆ

 

WEB

岸みゆTwitter:https://twitter.com/miyu_kishi0213
岸みゆInstagram:https://www.instagram.com/miyu_kishi0213/
舞台「宇宙よりも遠い場所」公式Twitter:https://twitter.com/yorimoi_stage
舞台「宇宙よりも遠い場所」公式サイト:https://yorimoi-stage.com/

森七菜×奥平大兼W主演「君は放課後インソムニア」眠れぬ二人の夜を切り取った特報映像&ティザービジュアルが解禁

森七菜、奥平大兼がW主演を務める映画「君は放課後インソムニア」(2023年6月公開)より、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

「君は放課後インソムニア」ティザービジュアル ©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

 

「富士山さんは思春期」「猫のお寺の知恩さん」で一瞬のきらめきのような思春期を描いた青春漫画の旗手・オジロマコトが手掛ける「君は放課後インソムニア」は、2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて好評連載中。幅広い世代から高い支持を得て、現在、コミックスは第11集まで刊行されている。

 

監督は映画「東南角部屋二階の女」で長編映画の監督としてデビューし、TVドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』や『祈りのカルテ』でも演出を務める池田千尋。映画「東京リベンジャーズ」シリーズを手掛ける髙橋泉が池田監督と共に共同脚本として参加している。TVアニメも4月から放送され、“君ソム”ファンから映画の続報を待ち望む声が多数寄せられていた。

 

本編映像初公開となる特報映像は、奥平演じる丸太(がんた)が「今日も眠れなかった」と夜明けを待つショットから始まる。「一人じゃどうしようもできなくて…」と心情を吐露し、一点を見上げるカットが印象的だ。

 

その後、「心配かけちゃうから」と、一人で悩みを抱えていることに少し感情が高ぶった様子のせりふとともに、森演じる伊咲(いさき)が橋の上から遠くを見つめる寂しそうな表情が映し出される。

 

「そしたら、ここがあって…」というせりふの中、伊咲と丸太が何かにもたれかかって眠っているシーンへと変わる。満天の星空に映し出されるメインコピー「誰にも打ち明けられなかった秘密が、二人を繋ぐ」にあるように、二人は「不眠症」という共通の悩みを抱えていた。

 

花火を見たり、望遠鏡を設置したり、二人の仲が良さそうなシーンが展開されるも、「まだ、起きてる?」という伊咲のせりふと寂し気な表情を浮かべるシーンで映像は締められており、二人の関係はどのように発展していくのか、期待が高まる。

 

ティザービジュアルでは、夕焼けをバックにこちらを見つめる森と奥平の表情からは素朴さやアンニュイさが醸し出され、その下に置かれた朝焼けを見る丸太のシルエットと相まって、“君ソム”ならではの世界観が表現されている。

 

物語の舞台でもある石川県七尾市を中心に撮影を敢行。海や山に囲まれた土地に流れる空気の中、初々しさと芯の強さを兼ね備えたフレッシュなキャストが強力な制作陣の下、細かく揺れ動く主人公の心情を体現されている。

 

また、特製クリアファイル付きのムビチケが1月27日(金)より発売。

 

「君は放課後インソムニア」特報映像

作品情報

「君は放課後インソムニア」

2023年6月全国公開

 

出演:森七菜、奥平大兼

原作:オジロマコト「君は放課後インソムニア」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)

監督:池田千尋

脚本:髙橋泉 池田千尋

企画・制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS

製作:映画「君ソム」製作委員会

配給:ポニーキャニオン

 

公式HP:kimisomu-movie.com

公式twitter:@kimisomu_movie

公式Instagram:@kimisomu_movie

 

©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

櫻坂46 新センター守屋麗奈が切ない表情で魅せる…!桜舞う映像美で彩る「桜月」MV解禁

2月15日(水)に発売される櫻坂46の5thシングル「桜月」のミュージックビデオが、オフィシャルYouTubeチャンネルにて公開された。

櫻坂46「桜月」MUSIC VIDEOサムネイル

 

二期生の守屋麗奈が、坂道研修生として初のセンターを務めることが話題になっている本作。別れをテーマに歌った、出会いと別れが交差する桜舞う季節にピッタリの楽曲となっており、守屋が表現する切ない表情やメンバー全員から出る儚さに注目だ。

 

MVの監督は、CMや広告のクリエイティブなどを手掛ける金野恵利香が担当。卒業した渡邉理佐がセンターを務めた「僕のジレンマ」以来となる、約1年ぶりのタッグによって制作された。

 

守屋は「初めてセンターを務めさせて頂いて、いろんな不安があったのですが、みなさんに櫻坂46を知ってくださるきっかけになればと思って頑張ったので、たくさん愛していただけるとうれしいです」とコメント。

 

5thシングルの全貌はまだ明かされていないが、カップリング楽曲のセンターも坂道研修生出身の二期生・大園玲が務めることや、こちらも坂道研修生出身の二期生・増本綺良がTBS朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』の水曜日・新レギュラーに抜擢されるなど、グループに新たな風が吹いている。今後の櫻坂46の動向からも目が離せない。

 

動画

櫻坂46「桜月」MUSIC VIDEO

リリース情報

5th Single『桜月』

2022年2月15日(水)発売

櫻坂46『桜月』TYPE-A

 

【Blu-ray付き】

初回仕様限定盤 TYPE-A / SRCL-12420〜12421 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤 TYPE-B / SRCL-12422〜12423 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤 TYPE-C / SRCL-12424〜12425 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤 TYPE-D / SRCL-12426〜12427 / 1,900円(税込)

初回仕様限定盤・封入特典:

応募特典シリアルナンバー封入

メンバー生写真(各TYPE別19種より1枚ランダム封入)

 

【通常盤/CDのみ】

CD only / SRCL-12428 / 1,100円(税込)

 

WEB

公式サイト:https://sakurazaka46.com/

公式Twitter:@sakurazaka46

公式TikTok:http://www.tiktok.com/@sakurazaka46.officialtk

神木隆之介主演『らんまん』東京編に宮澤エマ、中村蒼、いとうせいこうら11名の出演が決定

神木隆之介が主演を務める2023年度前期連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか 4月3日(月)スタート)に、新たに牧瀬里穂、宮澤エマ、池内万作、大東駿介、成海璃子、池田鉄洋、安藤玉恵、山谷花純、中村蒼、田辺誠一、いとうせいこうの出演が決定。各キャストの役柄紹介とコメントも到着した。

『らんまん』©NHK

 

連続テレビ小説第108作『らんまん』の主人公は、槙野万太郎。日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとしている。明治維新から大正、昭和、そして未曽有の敗戦と、激動の時代の渦中でただひたすらに愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた人物だ。

 

このたび、万太郎が高知から上京して巡り合い、刺激を受ける東京編の出演者11名が発表された。ヒロイン・寿恵子(浜辺美波)の母で和菓子屋「白梅堂」を営む西村まつ役を牧瀬里穂、まつの妹で料理屋のおかみ・笠崎みえ役を宮澤エマ、「白梅堂」の無骨な菓子職人・阿部文太役を池内万作。

 

万太郎の住む「十徳長屋」に暮らす元彰義隊の倉木隼人役を大東駿介、隼人の妻・倉木えい役を成海璃子。同じく住人で魚の干物を売る棒手振り・及川福治役を池田鉄洋、差配人・江口りん役を安藤玉恵、小料理屋の女中・宇佐美ゆう役を山谷花純。

 

万太郎が通った学問所「名教館」時代の学友である広瀬佑一郎役を中村蒼、万太郎が憧れる植物学者の野田基善役を田辺誠一、同じく植物学者の里中芳生役をいとうせいこうが務める。成海、田辺、いとうは本作が連続テレビ小説初出演作となる。

 

発表にあたり、宮澤は「歯に衣着せぬ物言いが多い笠崎みえは、寿恵子の人生において一つのターニングポイントとなるキッカケを持ってくる人物でもあります。『らんまん』の持つかわいらしく癒やされるような穏やかな空気感の中で、みえのカラッとしたチャキチャキ感がいいスパイスになればいいなと思っております」と。

 

また、中村は「互いに刺激し合いながら人生を歩んでいく万太郎と佑一郎が、どのように支え合いその関係がどこまで続いていくのか楽しみにしています。神木さんとは役柄上関わりも多いと思うので、これからたくさんご一緒できるのを楽しみにしています」と思いを語っている。

 

新キャスト11名によるコメントと、それぞれの役柄の詳細は以下を参照。

 

西村まつ役・牧瀬里穂

『らんまん』牧瀬里穂

<役柄>

寿恵子の母。元柳橋の有名芸者。

今は根津で和菓子屋「白梅堂」を営んでいる。

 

<コメント>

まつは売れっ子芸者からお妾さんになり、旦那さまを亡くしてしまいますが、芸者だった頃に培った生き抜く力、自分の力で幸せになることを考え、娘を一人で育てる力強い女性だと思います。

 

朝ドラに出演させていただくのは2回目となりますが、東京制作は初めてなのでとても楽しみにしていました。現場では楽しく、おすえちゃんと万太郎さんを見守りたいと思います。

 

初めて出演した『まんぷく』のしのぶ役は元宝塚スターだったという過去の設定がとてもうれしかったことを覚えています。関西弁のせりふには苦労しましたが、旦那さん役の加藤雅也さんがとても朗らかな方でしたので、大変助けられました。

 

寿恵子と万太郎さんの出会いや純粋な2人がどのように成長していくのか、母という立場で見守れることがとてもうれしくもあり楽しみであります。

 

宮澤エマさんとの共演はとても楽しみにしていました。

 

姉妹として、料理屋の女将さんと和菓子屋の女将さんの掛け合いなど負けずに頑張りたいと思います。

 

笠崎みえ役・宮澤エマ

『らんまん』宮澤エマ

<役柄>

寿恵子の叔母、まつの妹。新橋の料理屋のおかみ。

新政府の役人と懇意にしている。めいの寿恵子が玉の輿に乗れるように世話を焼く。

 

<コメント>

私が演じます笠崎みえは、歯に衣着せぬ物言いが多い、考えが気持ち良いくらいハッキリとした女性です。明治の新しい価値観を取り込もうとする「粋な東京の女」といったイメージでしょうか。現代の私たちからすると一言多いような、おせっかいにも思える発言が多々ありますが、女性として自立して生きていく選択肢が多くなかった時代に、寿恵子に愛情を持ってアドバイスしているようにも感じられて、めい思いの情の厚い人ではないかなと感じています。また、寿恵子の人生において一つのターニングポイントとなるキッカケを持ってくる人物でもあります。『らんまん』の持つかわいらしく癒やされるような穏やかな空気感の中で、みえのカラッとしたチャキチャキ感がいいスパイスになればいいなと思っております。

 

初めての連続テレビ小説は『おちょやん』の栗子役でした。映像作品の経験も浅く、お着物にお作法、三味線、大阪ことば、と課題が多く、三味線を片手に大阪と東京を行き来して、必死にお稽古を重ねた思い出があります。また私個人の名前を知らなくても「栗子さん」というキャラクターのおかげでたくさんの方に認知していただけるきっかけになった大事な作品です。

 

みえは恐らくまつと寿恵子と過ごす時間が1番多いのかと思いますが、お二人の優しい柔らかい雰囲気に飲まれないようにツッコんだり、グイグイ引っ張ったりかき回したりするのが難しくも楽しいです。万太郎と寿恵子のシーンはモニター越しに見させていただいてるだけでもすでにほっこり癒やされているので、(みえの心とは裏腹に)がんばれー!と応援したくなります。

 

阿部文太役・池内万作

『らんまん』池内万作

<役柄>

白梅堂の無骨な菓子職人。

女主人・まつの下「白梅堂」で働いている。

 

<コメント>

「無骨な職人」という、今まで演じたことのない役なのですごく楽しみです。

 

とはいえ「無骨な職人」を演じようとすると一面的になりそうなので、自分なりに文太さんの持つ深みやギャップを持たせられたらいいなぁとか思ってはいますが、、、ともかく楽しいドラマになるよう貢献できたらなあと思っています。

 

前回の連続テレビ小説の出演はなんと16年も前の『どんど晴れ』になりますが、キリッとした現場だったなあという印象と、乗っ取りにやってきた「加賀美屋」の寒い板の間で正座していた記憶が強烈に残っています。

 

和菓子職人の役なのでお菓子作りの練習があるのですが、初めての経験とはいえ料理も嫌いではないので非常に楽しくやっています。

 

今後は寡黙な文太さんを驚かせるような出来事が起こるとも聞き及んでおり、そのあたりも非常に楽しみにしています。

 

女将の牧瀬里穂さん、お嬢さんの浜辺美波さんを盛り立てていけるよう微力ながら頑張りますので、皆さま「白梅堂」をよろしくお願い致します。

 

倉木隼人役・大東駿介

『らんまん』大東駿介

<役柄>

元彰義隊で上野戦争の生き残り。昼間から酒と賭け事に溺れ自堕落な生活をしている。万太郎の住む「十徳長屋」に妻子とともに暮らしている。

 

<コメント>

侍として命を全うすることができず生きながらえた男。時代に置いていかれた苦悩や葛藤を感じました。倉木を演じる今現在破滅的なその思いを背負いつつ、彼の今後の成長が僕自身楽しみです。

 

13年前の『ウェルかめ』当時、連続テレビ小説に出演することが夢の一つでした。撮影中はそれを実感することはなかなかなかったんですが、徳島ロケの際、休みの日に四国を旅していたら(役名の)「勝乃新や!」「カメ遍路がんばって」とたくさん声をかけていただき、一番うれしいカタチで夢がかなったんだなぁと実感しました。

 

前回は徳島、今回は高知が舞台。僕は田舎が四国なので、縁を感じています。倉木隼人も、大切に演じます。

 

神木隆之介がいれば、そこはもう楽しいです。底抜けの楽しさ優しさ才能お化け神木くん筆頭に、長屋の面々との時間が楽しみです。

 

あとは、僕は作品で関わらせていただいた土地を旅するのが好きなのですが、初回放送後、高知へ旅に行くのが楽しみです。

 

倉木えい役・成海璃子

『らんまん』成海璃子

<役柄>

倉木隼人の妻。彰義隊の倉木が戦で傷を負ったところをかくまい、看病したことがきっかけで夫婦になった。世話好きで万太郎たちの食事の世話などをしてくれる。

 

<コメント>

江戸から明治へと、時代の大きな変化のうねりの中で、貧しくも家族と共にたくましく生きる、<倉木えい>という人物を、楽しみながら演じたいと思います。

 

初めての「連続テレビ小説(朝ドラ)」への出演ということもあり、どんな空気感の現場なのか、今からとても楽しみです。

 

及川福治役・池田鉄洋

『らんまん』池田鉄洋

<役柄>

「十徳長屋」の住人。魚の干物を売る棒手振り。

しっかり者の娘・小春と二人暮らし

 

<コメント>

まだまだ幕末の雰囲気を引きずった、粗野な男だと思いますが、長屋の貧乏暮らしは助け合い、きっと福治も人情深いヤツなんだろうと思います。やせ我慢の奥に垣間見える優しさを、大切に演じてみたいと思います。

 

『純情きらり』の河原は、嫁をいたぶる少し嫌な役柄でして、視聴者の皆さまからもかなり嫌われてしまいました。

 

当時付き合っていた彼女のお母さまは「この俳優キライ!」と言って、私と付き合っていることを言い出せなかったらしいです。

 

大好きな隆ちゃんこと、神木隆之介君演じる万太郎の長屋仲間という役柄に、心が躍ってやみません。隆ちゃんとシェアハウス生活をしているがごとく、楽しもうと思っております。

 

私はべーやんと呼ばせてもらっております、ヒロインの浜辺美波さんとは、神木隆之介君を取り合うがごとく、共演ならぬ競演をしたいと思っております(笑)

 

あんたまさんこと安藤玉恵さんはお仕事以外で仲良くさせていただいておりました。初めての共演がとても楽しみです。

 

江口りん役・安藤玉恵

『らんまん』安藤玉恵

<役柄>

「十徳長屋」の差配人。

裏表のない正直者で万太郎たち長屋メンバーの相談役。

 

<コメント>

私が演じる江口りんは、正直で明るくて義理人情を大切にしている元気な下町の女性という印象です。

 

ズバズバと話す口調は、どきりともするし、時に笑いを誘うものでもあるのだろうと思ってもいます。

 

「りん」という名前もカッコよくて気に入っています。「輪」「鈴」「凛」…なんだか音楽が流れてきそうですね。

 

『あまちゃん』の出演から10年です!ミスコンのシーンで一人水着になったこと、ほぼ即興でダンスをしたこと、レディガガになったこともありました。超個性的な共演の皆さんとの笑いにあふれる撮影の日々が本当に楽しかったです。

 

熱中したり、一生懸命だったり、真っすぐであったり、頑固であったりしながら、偉業を成し遂げた牧野富太郎さんの魅力的な人生を、それを神木さんが演じることを、視聴者としても楽しみたいと思っています。あいみょんさんの曲が好きなので、そちらも期待しています。

 

長屋の皆さんとの共演が楽しみです。群像劇のように、チームでのパワーが画面から出ると面白いのかななんて感じています。また、長田育恵さんの脚本だということがとてもうれしいです。長田さんの作品への出演は3本目。学生時代からの盟友でもあります。長田さんが書いたせりふを言える喜びを心に秘めて、演じたいと思っています。

 

『らんまん』の一員にしていただき、本当に光栄です!

 

宇佐美ゆう役・山谷花純

『らんまん』山谷花純

<役柄>

「十徳長屋」の住人。小料理屋の女中。

北陸能登の生まれだがワケあって東京に流れてきた。

 

<コメント>

一見、分け隔てなく人と接しているように見えるのですが、絶対に越えさせない一線を強く引いてる女性だと思います。チーフ演出の渡邊(良雄)さんからミステリアスな空気を主張せずにまとう女性像のお話をいただきました。個性あふれる「十徳長屋」の皆さまと時間を重ねる中で役の立ち位置をなじませていけたらなと思います。

 

『あまちゃん』に出演していた時、地元の宮城を題材にされた作品だったので、家族や、学校の先生など身内以外の方々もとても喜んでくれておめでとうって言っていただいたのがうれしかったです。

 

きっとたくさん植物が登場すると思うので緑色の違いを知ることができるのだろうなと思っています。楽しみです。

 

以前、宮澤エマさんが出演されている舞台を観劇し、ドラマの撮影現場も見学させていただいたことがあります。

 

私も出演させていただいた、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の実衣の年代別のお芝居がすごく魅力的で大好きでした。

 

聞いていて気持ちの良い透き通る声を聞くたびに癒やされます。

 

今回、同じシーンはないかもしれないのですが、ほんの少しでもお話ができたらうれしいです。

 

広瀬佑一郎役・中村蒼

『らんまん』中村蒼

<役柄>

名教館時代の万太郎の学友。

北海道で土木工学を学び、今は工部省で鉄道を通す仕事をしている。

 

<コメント>

僕が演じる広瀬佑一郎は万太郎と目指す場所は違えど新たな道を自ら開拓する人間で、とてもエネルギーにあふれた男だなと思いました。

 

新しい時代の幕開けとなった明治の激動の日本を生きる人々のパワーを僕も感じながら視聴者の方々にもそれをお届けできればと思います。

 

前回出演した『エール』は撮影中にコロナが延しまん延し、撮影が中断したりして不安な中進んでいました。

 

ただ、その分よりキャスト・スタッフの結束が強まって最後まで撮影を乗り切ることができました。

 

万太郎は植物。佑一郎は土木の道を進んでいくわけなのですが、互いに刺激し合いながら人生を歩んでいくので2人がどのように支え合い、その関係がどこまで続いていくのか僕自身楽しみにしています。

 

やはり万太郎を演じる神木さんとは役柄上関わりが多いと思うので、これからたくさんご一緒できるのを楽しみにしています。

 

野田基善役・田辺誠一

『らんまん』田辺誠一

<役柄>

万太郎が憧れる植物学者の一人。

万太郎のために東京大学への紹介状を書く。

 

<コメント>

神木君演じる万太郎が幼少期よりずっと憧れている先生、さらに登場する回は一連の10分以上の二人芝居なのでとても緊張していたのですが、神木君とは4回目の共演でしたので、あうんの呼吸で自由に芝居することができました。そこで生み出される空気感を楽しんでいただければ幸いです。

 

連続テレビ小説は初めてです。今回はピンポイントの出演ですが、とても丁寧に愛情を持って撮っているので、いつかがっつり出演したいと思いました。

 

自分の生まれた季節なので春は大好きです。万太郎の生きざま、努力がどんな花を咲かせるのか、らんまんになるのか、僕も楽しみです。そして大好きな役者である神木隆之介と志尊淳の芝居が毎日見られるのは、個人的にとても楽しみです。

 

里中芳生役・いとうせいこう

『らんまん』いとうせいこう

<役柄>

万太郎が憧れる植物学者の一人。

少年時代の万太郎が模写をする「植物図」の作者。

 

<コメント>

モデルになった田中芳男は上京した牧野富太郎を受け入れてくれる偉人で、「日本博物館の父」と言われる大変な偉人です。牧野マニアとしてこの男爵の役をいただけるのは何よりの喜びでした。

 

しかもドラマの中でも里中は主人公・万太郎が尊敬し続けている対象で、作家同士としても面識のある長田育恵さんがとてもいい脚本を書いてくれました。自分はなんてラッキーなんだと今も幸せな気持ちです。

 

ありがたいことに、同僚の植物学者を大好きな田辺誠一君が演じることになり、リラックスして自分たちの研究室の雰囲気を作ることができました。しかも主演の神木君が、僕が長年続けている子供番組を昔よく見ていたと分かり、やりやすいことこの上ないスタジオでした。

 

ちなみに植物監修の田中(伸幸)先生は国立科学博物館に来る前は牧野植物園に長くいらっしゃって、僕も何度も取材したことがあるため、リハーサルや本番で撮影の様子をじっとチェックしてくださっているのが心強いことでした。縁が重なって楽しく演じていますので、どうぞ縁起のよいドラマとしてご覧ください!

 

番組情報

連続テレビ小説『らんまん』(全130回)

NHK総合ほか

2023年4月3日(月)スタート 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/asadora_nhk

公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_ak_nhk/

公式ホームページ:https://nhk.jp/ranman

 

©NHK

『絶メシロード 出張編』2週連続放送!民生(濱津隆之)が九州・佐賀の絶メシ旅へ

濱津隆之が主演を務めるドラマ『絶メシロード 出張編』(テレビ東京系 深夜0時30分~)が、3月2日、9日(木)の2週連続で放送されることが決定した。

『絶メシロード 出張編』©「絶メシロード出張編」製作委員会

 

「絶メシリスト」を原案にドラマ化し2020年1月期に放送すると、実際にお店に足を運ぶ人や続編を求める声が続出。そんな『絶メシロード』が、2021年の元日スペシャル、2022年8月期のseason2を経てスペシャル放送が決定した。

 

絶滅してしまいそうな絶品メシ=“絶メシ”を求めて、1人の男が週末に一泊二日の車中泊の旅に出る。独特な雰囲気を放つお店や少しくせの強い店主など…。その場所へ実際に行った者だけが感じることのできる雰囲気や絶景、そして最高の絶品メシが本作の魅力だ。

 

今作の舞台は佐賀県。“未だ見ぬ絶メシ”が眠る九州・佐賀県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」とのコラボレーションにより、企画が実現。佐賀県の協力の下、オール佐賀でのロケとなる。また、主人公・須田民生役に濱津隆之、民生の妻・須田佳苗役に酒井若菜の出演が決定。今回、佐賀出張にかこつけて佐賀の絶メシ旅を目論む民生の前に立ちはだかるのは、佐賀で出会った謎の男・鮫島。癒やしの佐賀ツアーのはずが、強面の謎の男とリラックスできない男二人の車中泊旅行に。

 

放送に合わせて、『絶メシロード』ファン必見の特別企画も実施予定。詳細は番組公式Twitter、HPで公開される。

 

須田民生役/濱津隆之 コメント

無理だと思っていた絶メシ遠方ロードがついに実現しました。しかも一気に九州まで。海を越えます。ちゃんと帰ってこれるのか、お小遣いは足りるのか。佐賀編、どうぞ皆さんお楽しみに。

 

企画・脚本・プロデュース/畑中翔太(dea/BABEL LABEL)コメント

昨年夏のシーズン2でも多くの反響をいただいた『絶メシロード』が、早くも2週連続の特番で、しかも“出張編”として復活します!これまで関東の自宅から行ける一泊二日の旅がルールだった民生が、仕事の出張にかこつけて九州・佐賀まで足を伸ばします。今作の魅力は、佐賀で出会った“謎の男・鮫島”とはじまる、おじさん二人の車中泊旅。素性も知らない地元民・鮫島に巻き込まれていく、民生の小さな大冒険をお楽しみください。そして現地でしか出会えない、味わいある“絶メシ”にぜひご期待ください!

 

プロデューサー/寺原洋平(テレビ東京)コメント

出張、それはサラリーマンの誰しもが小さなロマンを感じる、魅惑の響きを持つモノトーンの日常に色を添えるイベント。でも同時に出張には天国もあれば地獄もある、その両面をサラリーマンであれば体得します。だからこそ、次の出張を少しでも居心地の良いものにするため、キャリアを重ねるほど、細やかなカスタマイズのバリエーションは増していくもの。御多分に洩れず、今回、民生もそのはずだったのですが…。翻弄されながらも未体験の佐賀の魅力をちょっとでも堪能しようと奮闘する民生の小さな大冒険を出張の開放感と共にぜひ、お楽しみください!絶メシだからこそ引き出せる佐賀の魅力がたっぷりです!!

 

番組情報

木ドラ24『絶メシロード 出張編』

テレビ東京系

【前編】2023年3月2日(木)【後編】3月9日(木)深夜0時30分~

 

原案:「絶メシリスト」

出演:濱津隆之 酒井若菜

監督:菅井祐介

企画・脚本・プロデュース:畑中翔太(dea/BABEL LABEL)

プロデューサー:寺原洋平(テレビ東京) 太田凌介(テレビ東京) 石川竜輝(テレコムスタッフ)

制作:テレビ東京 テレコムスタッフ

制作協力:サガプライズ!(佐賀県 広報広聴課)

製作著作:「絶メシロード出張編」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/zetsumeshiroadsp/

公式Twitter:@zetsumeshiroad

公式ハッシュタグ:#絶メシロード

 

©「絶メシロード出張編」製作委員会

『犬神家の一族』を吉岡秀隆×大竹しのぶでNHKドラマ化 演出は『鎌倉殿の13人』の吉田照幸

2023年4月放送の『犬神家の一族』(BSプレミアム/BS4K)に、吉岡秀隆、大竹しのぶの出演が決定した。

『犬神家の一族』吉岡秀隆 ©高橋マナミ

 

昭和25年に発表され、これまで幾度となく映像化されてきた人気作品『犬神家の一族』を、各90分の前後編というボリュームでドラマ化。『獄門島』(2016)、『悪魔が来りて笛を吹く』(2018)、『八つ墓村』(2019)に続く、NHK版金田一耕助シリーズの第4弾となる。

 

前々作・前作に引き続き、名探偵・金田一耕助を演じるのは吉岡秀隆。対する犬神家の創始者の長女・松子役は大竹しのぶが務める。演出は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の吉田照幸。映画テイストにあふれた3時間の大作として、BSプレミアム/BS4Kならではの質の高いドラマを届けていく。

『犬神家の一族』大竹しのぶ

 

戦後間もなく、那須湖畔の広大な屋敷で財界の大物・犬神佐兵衛が他界し、戦争によるけがのため不気味なマスクで顔を覆った孫の佐清が復員してくる。しかし、勢ぞろいした一同の前で発表された遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという衝撃的な内容だった。

 

松子(大竹)ら3人の佐兵衛の娘たちが反目し合う中、湖を訪れていた金田一耕助(吉岡)の前で、佐兵衛の孫たちが謎の死を遂げてゆく。果たしてマスクの下の佐清は本物なのか。そして、謎の元日本兵の正体と、「三つ家宝」に秘められたメッセージとは。 衝撃の結末に向け、名探偵の推理が始まる。

 

番組情報

『犬神家の一族』

BSプレミアム/BS4K

2023年4月放送予定

 

©NHK

超人気コスプレイヤーの立花はる×コスチュームデザイナーの鳴海ゆい、「衣装はコスプレイヤーの背中を押してくれる存在」

1月23日に配信がスタートしたVR作品『Pharfaite VR Session ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会』に出演し、映像ディレクションも担当した立花はるさん。コスプレイヤーにとってもっとも重要ともいえるコスチュームについて、作品に登場するコスチュームの開発デザインを手掛けている鳴海ゆいさんとトークセッションをしていただきました。

 

 

立花はる(写真左)●たちばな・はる…愛称/ふとんちゃん。1月20日生まれ。千葉県出身。身長164cm、B85・W55・H85 。趣味/コスプレ・ゲーム全般。特技/デザイン・洋裁・クレープ作り。鳴海ゆい(写真右)●なるみ・ゆい…2月14日生まれ。愛知県出身。身長160㎝。株式会社スタニングアーツ所属。pharfaite統括ブランドマネージャー。

 

きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを目指して

立花はる(以下、立花) Pharfaite(以下、パルフェット)の衣装は、正直コスプレイヤー界のトップオブかわいいオリジナル衣装だと思っていて。オリジナル衣装のメーカーさんって今は多いんですけど、段違いでかわいいし、こだわりが詰まっていて、360度どこから撮られてもかわいいと思うし、女の子のボディーの良さをたとえ細い子でも、ちょっとふくよかな子でもすごく美しく見せてくれる、すごく素敵な衣装だなと思います。

 

鳴海ゆい(以下、鳴海) そう言っていただけるとうれしいですね。とにかくスタイルやボディーラインが美しく見えるっていうことに、一番こだわりを持っています。紐の長さや位置もミリ単位で検証しながら、ここが一番美しく見える形になる! という配置のバランスを計算して作っています。

 

立花 私のカラダって、普通の女の子よりはスマートっていうか、そんなに凹凸がない系なんですけど、だから貧相な衣装を着ると貧相オブ貧相になっちゃうんですよ(笑)。なので、華やかさであったりとか、スタイルを良いほうに強調してくれる衣装っていうのをやっぱり選びたいなって思っています。最近だとパルフェットの競泳水着は、すごくきれいにラインを見せてくれるので注目しています。細く見えるんですけど、出るところは出るみたいな、お尻まわりだったり胸だったりとか、ストーンってならずにちゃんとウェーブが見える衣装っていうのがパルフェットの魅力なのかな。

 

──コスチューム製作を始めたきっかけを教えてください。

 

鳴海 私自身も以前はコスプレイヤーやモデルとして活動していまして、そのときにはまだオリジナルコスチュームっていうのがあまりない時代で、あってもホントに布面積がめちゃめちゃ小さいビキニとか、めっちゃハイレグのレオタードとか、男性目線でのエッチなコスチュームっていうのが多かったんです。だから、もっと女性目線で見て、きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを取り入れたいと思って、デザインをし始めたのがきっかけです。

レースリミテーション(当時はまだ名前もなく)がパルフェットとして初めて制作したオリジナルランジェリーなんですけど、それをイベントに出るときに衣装として作って着て写真をSNSに投稿すると、「この衣装どこかで買えるんですか?」という反応を結構いただいたので、これは作っちゃうしかないかなというノリでした。そのときは、自分が着られれば良かったのですが、商品として世に出せるように様々な調整を施して、商品化していきました。

 

立花 すごく覚えています。最初にレースリミテーションを知ったのはクラウドファンディングをされてたときですね。そのPRサイトを見て、なんてエッチでかわいい衣装なんだって思いました。めっちゃかわいくて、そのときは鳴海さんもモデルとして出ていらしていたりとか、結構人気のある女のコたちもモデルに起用していて、話題性もすごかったイメージがあります。

 

──今回の作品に登場するコスチュームについて詳しく教えてください。

 

鳴海 先ほど立花さんのお話にも出た、フラットシーマーという競泳水着。実際の競泳水着に使われているフラットシーム縫製を採用していて、縫い目が重ならないので、機能性だけじゃなく、見た目や着心地の面でも優れた仕様になっています。ボディーラインを無駄なく、美しく補正することを一番の目的としていて、モチーフとしては矢をイメージしたウエストラインに色が入っていて、それでウエストがきゅっとしまったように見えるというのが特徴的なデザインですね。こまかな仕様を説明すると専門的な話になっちゃうんですけど、一言でいうと”魅せる競泳水着”です。実際に着て泳いでみましたが、もちろん全然泳げます(笑)。

 

立花 着るのが大変そうに見えると思うんですけど、めちゃ伸びる素材だから全然そんなことなくて。それでぴったり張り付いてくれるので、体のラインをきれいに見せられます。

 

↑フラットシーマーレーシングスイムウェアを着用する立花はるさん

 

鳴海 次に今回の作品の中でもトーンが違ってすごくインパクトがあるのが、ブラックマテリアルっていうSCHE/MEE(スキーミー)というパルフェットのセカンドラインで出しているタイプ。すべて黒をテーマにした素材違いのシリーズでして、同じ黒なんですけど素材の表面感とか柄などで様々な表情になるっていうところを楽しんでいただけたらと思っています。オーロラに輝くエナメル素材や、カーボンファイバー調の表面とか、上質感や素材の特徴にこだわっているからこそ、シンプルなデザインが映える製品だと思っています。独自で素材を開発したり、常に魅力的なを取り入れて、パルフェットの世界観を表現していきたいと思っています。

 

立花 実はランジェリータイプのフェアリーケージのほうが肌の露出は多いんですよ。なんですけど、あのスキーミーのドキッと感はすごいですよね。パルフェットの競泳水着へのこだわりがすごいなって、日々思います(笑)。VRでホント体感してほしいです。

 

↑スキーミーを着用するとみこさん、やなぎばころんさん、立花はるさん(写真左から)

 

↑フェアリーケージを着用するとみこさん

 

鳴海 カフェメイド・スイムウェアは、もともとBLUE EGGっていう秋葉原にあるパルフェットのプロデュースするメイドカフェで着られているメイド服を水着のデザインに落とし込んだものでして、特徴は2本のベルトをバストで挟み込んでいるデザインなのですが、かなりタイトな仕様になっているのでバストがすごい盛れるし、スタイルが良く見える。かわいらしさとセクシーさを両立したデザインになっているんじゃないかなと思います。実際のメイド服より布面積が小さくなっているので、ベルトの長さのバランスは何度もサンプルを作り直しました。マネキンに着せてもわからないところがあるので、サンプルが届いたらとりあえず私が着てみて、所属しているタレントとかにもちょうど出勤しているときとか試着してもらったりして調整していきました。

 

立花 モデル側としてもこういった衣装が登場することで、表現の幅が広がりますよね。しかも水着になっているので、耐久性もあって屋外でも着やすいです。

 

↑カフェメイド・スイムウェアを着用するやなぎばころんさん(手前左)、立花はるさん(後方)、とみこさん(手前右)

 

これだけ至近距離で着用した衣装を見る機会はないと思います

──今回のVR作品で見てほしいポイントを教えてください。

 

鳴海 よくあるセクシー衣装って、前はかわいいけど後ろ向いたらえ⁉⁉ って事、よくあるじゃないですか(笑)。その点、パルフェットの衣装は、どんな角度からでもかわいく見えるように想定しつつ、安っぽくならない仕様でパターン製作をしています。360度かわいい衣装だという自負があるので、いろんな角度から見られるVRで、それを堪能していただきたいです。あとは高級コスチュームブランドとして展開しているので、使用している素材も自社開発の独自素材や、上質感にこだわった素材を使用しています。角度によって光の反射が変化したりだとか、これだけ至近距離でじっくりと衣装を見る機会はあまりないと思いますので、そのあたりとかも是非ゆっくりと眺めていただき、美しい素材感を感じていただければと思います。

 

立花 今回、このVR作品のディレクションをさせていただいて、パルフェットがとってもかわいくて、セクシーだけど下品じゃない=“エッチかわいい”っていうのをテーマにしたいなと思っていたので、その雰囲気がVRという新しい動画のスタイルで伝えられたらなって思っています。モデルさんもかわいいし、衣装もかわいいしで、かわいいとかわいいが融合してすごいことになっているので、楽しんでいただけたらなと思います。

 

鳴海 ディレクションを立花さんにお任せしていて、立花さんだったらパルフェットの魅力を理解した上で作っていただけるだろうなっていう信頼があったからこそ、こういうカタチで取り組めたのかなと思っています。

 

──最後に着られる側と着る側、お互いに望むことはありますか?

 

鳴海 女の子全員、皆さんがそれぞれ個性的で魅力があると思うので、自分に自信を持ちながら、いろんな活動の中で自分の個性を生かしつつ少しでも世の中を明るくしていってほしい。そのときにウチの衣装が相応しいって思ってもらえるような製品を作っていきたいですし、彼女たちのコンテンツのプラスアルファになってほしいです。

 

立花 もうすでにコスプレイヤーの需要にめちゃめちゃ応えてもらっている気がするんですけど。。。私は肌の露出とかあんまりしたりしないタイプなので、パルフェットさんの衣装だったら大丈夫だなっていう安心感があって。かわいく見せられるからエッチ過ぎない下品に見えないっていうのがあるんですけど、最初のレースリミテーションっぽい、がっつり攻めたランジェリー系のもまた見てみたいなって思います。

 

鳴海 本当にそうやって自分の肌を見せたいって思ってもらえるような衣装が作れるのが一番理想かなって思いますね。あと一歩、勇気を後押しできるような衣装が作れれば。

 

【この記事の写真一覧】

 

Pharfaite VR Session
ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会

配信期間:2023/1/23 18:00から
販売期間:2023/1/23 18:00から2025/1/20 20:00まで

予価:3,300円(税込)

販売URL https://share.blinky.jp/s/NTE4Mw

※ご購入の前に、下記テストコンテンツが再生可能かどうか、ご確認ください。
https://share.blinky.jp/s/NTE4NQ

 

撮影/プシュカ 取材/編集部

橋本環奈&重岡大毅がホラー映画「禁じられた遊び」でW主演!超特報映像解禁 監督は中田秀夫

橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)のW主演映画「禁じられた遊び」が9月8日(金)に公開されることが決定。ティザービジュアルと超特報映像、橋本、重岡らのコメントも到着した。

©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

 

原作は、清水カルマのデビュー作で、第4回「本のサナギ賞」大賞を受賞した人気ホラー小説「禁じられた遊び」(ディスカヴァー文庫刊)。「リング」(1998)、「スマホを落としただけなのに」(2018)、「事故物件 怖い間取り」(2020)など、ホラー・サスペンスなどのあらゆる怖さを追求し、世に送り出してきた中田秀夫が監督を務める。

 

企画・プロデュースは「64 ロクヨン 前後編」(2016)、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(2019)、「ラーゲリより愛を込めて」(2022)など、多岐に渡るジャンルのヒット作、話題作を生んできた平野隆。中田監督とは「スマホを落としただけなのに」シリーズ以来、2年ぶりのタッグとなる。

 

本作は昨年11月に開催された、世界80か国以上の映画配給会社が一堂に会する世界有数の映画見本市「American Film Market 2022」(通称:AFM)で、超ティザービジュアルが解禁。その不気味なデザインに、解禁直後から世界各国のバイヤーの話題をさらっていた。

 

そんな本作でW主演を務めるのは、ホラー映画「カラダ探し」の大ヒットも記憶に新しい橋本環奈と今回がホラー作品の初挑戦となる重岡大毅(ジャニーズWEST)。二人は初共演&中田組初参加で、橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人を演じる。

 

今回の発表に当たり橋本は、「今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格。しかもお仕事ができる大人の女性という初めての試みだったので、台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。服装も今までの役とは少しイメージが異なり、基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくり、ブーツを履いていてといういでたちで、私自身演じていてすごく新鮮でした」と今まで演じてきた役柄とは全く異なるキャラクターへの挑戦となったことを明かした。

 

いっぽう、重岡は、「想像をはるかに超えてくると思います。ホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。本当にパワーが必要なんだなと思いました」とコメント。

 

さらに撮影を振り返り、「映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それがかなうことになりうれしかったです。もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです(昨年夏撮影時点)」と、7年ぶりの映画出演に対する喜びを語った。

 

監督を務めた中田秀夫は、「橋本さんは、役の本質をつかむ芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルを大変真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。私が『ホラーは後でいっぱい音がつくから』と『大きな表現』を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした」と二人に対してコメントを寄せている。

 

原作者・清水カルマは、「自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがあり、ずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を見るのが楽しみでたまりません」と喜びのコメントを寄せた。

 

また、本作の最新ティザーポスタービジュアル・本編映像初解禁となる超特報映像も合わせて解禁。ティザービジュアルには「エロイムエッサイム――。」の呪文と、正体不明の不気味な女性の眼窩に収まる、どこか慄然とした表情の橋本と重岡の二人の姿が切り取られている。

 

超特報映像は、映像クリエイターの倉沢比呂子(橋本)がボーイッシュな装いでカメラを回すシーンからスタート。伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい「エロイムエッサイム。エロイムエッサイム」と、何か呪文を繰り返し唱え続ける直人の息子・春翔の姿を目撃した比呂子。

 

その呪文は、「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の純粋な疑問に、直人が冗談で教えたはずのものだった。しかし、土はうごめき、なぜかトカゲがよみがえる。そして、<死者を蘇らせる><禁断のあそび>の不穏なテキストとともに、得体の知れない女性の姿や土からと伸びる不気味な白い手も映し出され、絶叫し戦慄する比呂子と直人。

 

この庭には、何かがいる。子供の純粋な願いが最凶の禁忌を解き放ち、二人に襲いかかる。果たして、二人は迫りくる恐怖から逃れられるのか。そして、この不気味な姿の女性は誰なのか。謎が深まるばかりの不気味なビジュアルと戦慄の超特報映像により、今後の展開にも期待も高まる。

 

橋本、重岡、中田監督、原作者・清水のコメント全文は下記に掲載。

 

橋本環奈(倉沢比呂子役)コメント

今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格。しかもお仕事ができる大人の女性という役で初めての試みだったので、台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。

 

服装も今までの役とは少しイメージが異なり、基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくり、ブーツを履いていてといういでたちは、演じていて私自身すごく新鮮でした。

 

重岡大毅(ジャニーズWEST)(伊原直人役)コメント

ホラー映画の出演は初めてなので、「これはどうやって撮るんだろう」と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。本当にパワーが必要なんだなと思いました。

 

映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それがかなうことになりうれしかったです。もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです(昨年夏撮影時点)。

 

中田秀夫監督 コメント

(W主演のお二人に関して)橋本さんは、役の本質をつかむ芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。

 

重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルを大変真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。

 

原作者:清水カルマ コメント

まず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても10人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。

 

それでもずっと映画に対する憧れがあったので、「禁じられた遊び」の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を見るのが楽しみでたまりません。

 

「禁じられた遊び」超特報映像

作品情報

「禁じられた遊び」

2023年9月8日(金)全国ロードショー

 

出演:橋本環奈、重岡大毅(ジャニーズWEST)

原作:清水カルマ『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)

監督:中田秀夫(「リング」「スマホを落としただけなのに」「事故物件 恐い間取り」「“それ”がいる森」)

企画・プロデュース:平野隆(「スマホを落としただけなのに」「糸」「ラーゲリより愛を込めて」)

プロデューサー:小杉宝、岡田有正、大脇拓郎、田口雄介

脚本:杉原憲明

 

©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

 

公式HP:https://kinjirareta-asobi.jp/

公式Twitter:@kinjirareta_asb

リトグリ新メンバー3人揃っての初インタビュー! まだまだ未知数の魅力を深掘り!!

22年7月、メンバー2人の卒業を発表し、新メンバー募集オーディションを開催したLittle Glee Monster(以下、リトグリ)。約4か月に及んだオーディションを経て、かれん、MAYU、アサヒとともにリトグリで活動することとなったのは、7002人の中から選ばれた、ミカ、結海、miyouの3人。昨年12月14日に新体制での新曲『Join Us!』をリリースすると、1月から同タイトルツアーを開催。1月28日には大阪・オリックス劇場での公演を控えている。音楽性からそのキャラクターまで、まだまだ未知数の3人の魅力を深掘りすると、なんと号泣してしまい……!?

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

左から、結海、ミカ、miyou

 

音楽との出会い

ーーまずは、これまでどんなふうに音楽と触れ合ってきましたか?

 

miyou 私は父がずっとアフリカンミュージックをやっているミュージシャンで、小さいころから父のライブを観に行ったり、家ではあらゆる音楽がずっと流れているような、なんとなく肌の近くにずっと音楽がある生活をしていました。それもあって、いつからかはっきりと「歌手になりたい」という目標ができたんです。

 

ーー物心つく前から音楽と馴染んでいたんですね。

 

miyou 生まれてからずっと、赤ちゃんのときから音楽が鳴っている環境でした。

 

ーー幼いころはどんなアーティストを聴いていましたか?

 

miyou 記憶に残っているのは、ボブ・マーリーやマイケル・ジャクソンなどの世界の一流アーティストとか。でも、ほんとうに何でも聴いていたんです。常になにかずっと。

 

ーーお父さんのライブを観て、「自分もあそこに立ちたい」とウズウズしたりも?

 

miyou ないんですよ、それが。父は歌って踊って太鼓を叩くんですが、「私ですか? 踊らないでーーす!」って(笑)。当時はお父さんがやっているものは……わかる? この感覚。

 

結海 わかるよ、一緒のことはやりたくないんだよね。なんか照れちゃう。

 

miyou そうそう。でも、いま自分が歌手になり、いろんな音楽に興味を持ち出して、自分のルーツでもあるアフリカンミュージックにすごく興味が湧いています。

 

ーーミカさんはいかがですか?

 

ミカ 私はお母さんがフィリピンの人で、フィリピンは音楽が生活に根付いていて、みんな歌ったり踊るのが大好きなんです。その影響でよくカラオケに行ったり、フィリピンの方たちが集まるスナックに行って、お客さんから「歌ってみてよ」と無茶ぶりされたりして。ほんとうに小さいときから音楽が近くにありました。

 

ーー当時からお客さんの前で歌っていたんですね。

 

ミカ 小学1年生くらいから、恥ずかしながら(笑)。そういう経験を通して、人前で歌うことに慣れたり、褒められたりすると「私、歌が好きなんだな」と思うようになっていきました。

 

ーー何を歌っていましたか?

 

ミカ 『崖の上のポニョ』です。

 

miyou それ、ちょうどさっき控室で話してた!

 

ミカ あとは演歌の『愛のままで…』という歌とか。お父さんが好きで覚えました。学校でもやっぱり音楽が好きで、高校は軽音部に入っていました。

 

ーー結海さんは?

 

結海 小さいころから表現をすることが大好きでした。おじいちゃんのガラケーに動画が残っているんですけど、家族で沖縄旅行に行ったときに、誰でも上がっていいフリーステージがあって、そこにめっちゃ駆け出していって一人で踊ったそうなんです。

 

miyou 踊ったん! すごいな!

 

結海 覚えてないんだけど(笑)。気付いたときには表現することが好きで、小学5年生のとき、友達に誘われて「地元の子どもが集まって楽しくやろう!」というコンセプトのミュージカルに入ったんです。

 

ーーミュージカルではどんなことをやったんですか?

 

結海 『みにくいアヒルの子』で、初舞台初主演をやらせてもらいました。それでだんだんと「歌が好きだな」と思い始めまして。「歌手になりたい」という道がぼんやりと浮かんできて、そんなときにリトグリのオーディションがあることを知り、受けることになったんです。

 

「M∞NSTER AUDITION」を受けたきっかけ

ーー引き続き、みなさんがリトグリ新メンバーオーディション「M∞NSTER AUDITION」を受けたきっかけも聞きたいです。

 

miyou 私はTikTokがきっかけでした。元々兄がやっていて、兄の知り合いに動画を撮ってレコーディングして編集してくれる人がいて、その人から「やったほうがいいよ」と勧められて。「サポートしてくれる人がいるならやってみようかな」と歌をアップするTikTokをやり始めたんです。でも、最初はまったくバズらなくて。難しいんやなあと思っていたんですよ。すっごくきれいな映像を作ってくださっていたのに。で、ひとつ、自分でものすごく適当に撮ったような「バズらなくてもいいや」みたいな動画をポンッとあげたら、ぶわーーっと再生回数が伸びて、100万回くらいいったんです。

 

ーーいきなり!? なぜだと思いますか?

 

miyou なんでだろう……絶対にバズるなんて思っていなくて、すっごい軽いノリで自分で撮ったのに。そういうもんなんやなあ、って思いました(笑)。それでほかの動画も再生回数が伸び出したんです。

 

結海 自分で撮ったからこそのオリジナリティが光ったんじゃない?

 

miyou ちゃんみなさんの『ハレンチ』のギター弾き語りなんだけど、見た目とのギャップというか「『ハレンチ』歌うんかい!」というのもあっただろうし、原曲と違う感じで歌ったのもよかったのかなあ? ほんとうにバズった理由がわからない(笑)。

 

ミカ (無言で微笑み拍手をする)ぱちぱちぱち

 

miyou そうしたら、たまたま今回のオーディションのスタッフさんが見つけてくださり「受けてみませんか?」と声をかけてくれたんです。ずっと歌手にはなりたいと思っていたけど、どういう形でなりたいのかははっきりとしていない時期で、「リトグリ!? 私がなれるのかな……?」とちょっと悩みました。今までの自分のイメージとかなり離れていると思ったけど、「チャレンジしよう! 一歩踏み出そう!」という直感で受けることにしたんです。

 

ーーそして一次審査は動画審査でしたが、どんな動画を撮りましたか?

 

miyou 中学と高校の文化祭で歌ったときの動画を送りました。

 

ミカ テレビで観た! 一瞬だけ映ってた!

 

ーーオーディションの模倣は朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)で放送されていましたが、そこに映っていたんですね。

 

結海 制服を着て髪も下ろしていて、「レアだ! miyouがJKだ!」って思った。

 

miyou もう二度と見られへんからね。

 

ーーミカさんはいかがですか?

 

ミカ 私もずっと「歌手になりたい」という夢があり、ソロよりもグループでやってみたいと思っていました。そんなときにリトグリファンの親友から「いま、こんなオーディションがあるよ」と教えてもらい、「本当!?」って。リトグリは大好きな曲もたくさんあって聴いていたし、「これは絶対に受けないと!」と、誘われたときから迷いもしなかったです。

 

ーーオーディション告知は7月後半でしたが、いつごろ知りましたか?

 

ミカ 結構遅くなって知りました。いつだっけ? 7月後半から始まって、締切が8月の……。

 

結海 募集が始まったのが7月25日で、締切が8月10日ですね。

 

miyou 結海、すっごい覚えてる。

 

ミカ 私が動き出したのは8月5日くらいかな。すごいギリギリで「やばい!」みたいな。実は7月後半にコロナ陽性になっていまして。

 

結海 言ってたね!

 

ミカ だから親友に聞いたときがちょうどまっただなかで「ああ! オーディション受けたい! でも……!」という状態で。体力がないからやる気も沸かなかったですし。で、治ったときにまだギリギリ間に合う状況だったので。

 

ーー急いで用意したんですね。

 

ミカ 自分の写真も送らなきゃで、家の適当なところでお母さんにカメラを構えてもらって、「いや……もうちょっと上で……」とか、めっちゃ時間をかけました(笑)。白い服を着て撮ったのが懐かしいです。

 

ーー動画はどこで撮りましたか?

 

ミカ 一人でカラオケに行き、リトグリがカバーで歌っていたゴスペラーズさんの曲『永遠に』を歌いました。2時間予約して結構テイクを重ねて。こだわりが強くて、聴いている人は「そんな変わらないだろう」と思うかもしれないですけど、「なんかここ、声が裏返ってるな……」って、何度も何度も歌い直しました。

 

ーー結海さんはどうでしたか?

 

結海 お母さんがネットで見つけて。「オーディションをするらしいよ」と教えてくれました。リトグリはもちろん知っていたし歌も好きですし、「受けたい!」と思いつつも、元々あるグループに入るのってすごく勇気がいることだと思いまして。ギリギリまで受けるかどうか迷って、ほんとうに締め切り日まで、8月10日まで迷っていました。

 

miyou だから細かい日付を覚えてたんや。

 

結海 そうそうそう! 10日になって、「やっぱり受けよう!」ってカラオケに走ったんです。それで一人で地味にスマホをセッティングして、家入レオさんの『未完成』を何テイクも重ねました。失敗したら、「演奏停止」ボタンを押すよりも「巻き戻し」ボタンを押したほうが早いことを知って、人生で初めて「巻き戻し」ボタンを押しました。

 

ミカ そんなボタンあったんだ!

 

結海 そうなの。最初は1時間予約したけど、足りなくて30分延長して、10日夜8時に動画を送りました。

 

ーーほんとうにギリギリ! 令和でよかったですね。昭和なら「デモテープを郵送せよ」でしょうから、間に合わないですからね。

 

miyou たしかに! 令和だからこその余裕やな。すばらしい。でもすごいよな。入るところまでを想像していたからこその、ギリギリまでの迷いやったもんな。

 

結海 逆にね(笑)。

 

miyou だってめっちゃ悩んだんやろ?

 

結海 だからこそ決め手は、「受かるわけないっしょ!」という気持ちが前に出てきたからなの。受けないよりも受けて落ちたほうが後悔しないかなって。

 

miyou わかる、結局それよな、決め手は。

 

結海 これも挑戦だ! いい機会だ! って思って。

 

ミカ (無言で微笑み拍手をする)ぱちぱちぱち

 

肌で感じたリトグリメンバーのすごさ

ーーそうして応募総数7002人から277人に絞られ、8月21日から各都市で二次審査が行われました。課題曲としてみなさんがリトグリの『世界はあなたに笑いかけている』を歌いましたが、ご自宅で練習したり?

 

miyou バイト帰りに、周りを気にしながら小さな声で練習していました(笑)。

 

ーー夜道をひとり歩きながら(笑)。

 

miyou 大阪でバイトしていたんですけど、「どこで練習しようかな」と常に考えていて。バイト中はビルの中で一人になる瞬間があるので、イヤホンで聴きながら「ふんふんふん〜〜♪」みたいな(笑)。歌うと響いてしまいので(笑)。

 

ミカ・結海 あはははは!

 

結海 控えめにね(笑)。

 

miyou これ初めて言ったわ(笑)。

 

ーー一次審査の合格発表から二次審査まで、結構期間が短かったですよね。

 

miyou そうなんですよ!

 

ミカ・結海 一週間!(目を合わせて)……!!

 

ーー見事にシンクロしてる(笑)。

 

結海 (笑)。一週間もなかったよね!

 

ーーミカさんと結海さんは関東在住ですが、おふたりは二次審査の東京会場で会っていますか?

 

ミカ・結海 会っていないんですよ。

 

miyou いちいちハモってんなあ(笑)。

 

ミカ (笑)。日にちが違ったんだよね?

 

結海 でも番号は一個違いだよね。

 

ミカ 私は23で。

 

結海 私24なんですよ。

 

miyou めっちゃ覚えてるやん!

 

ミカ 大事に番号シールを取っておいてあるから。

 

ーーではその時点ではお互いの存在は知らなかったんですね。

 

ミカ テレビで見て「他にはこんな子がいるんだあ」という感じでした。14人に絞られたこともテレビで知ったんですよ、「14人!? 少なっ!」って。

 

ーー二次審査で277人から一気に14人に絞られたんですよね。三次審査では、リトグリの3人と一緒にアカペラで『Jupiter』を歌い、そして自由曲を歌い、それがリトグリ公式YouTubeにアップされました。なかでもリトグリ『好きだ。』を歌ったミカさんの動画が、現時点で再生回数90万回とズバ抜けています。なぜだと思いますか?

 

ミカ いただいたコメントで多かったのは「リトグリっぽい!」で、たぶんみなさんリトグリさんがほんとうに好きなんだと思います。

 

ーーこの曲を選んだ理由は?

 

ミカ 歌詞を見ずに歌わなければいけなかったので、親友とよく聴いていてフルで歌えて好きな曲が『好きだ。』だったんです。

 

miyou 私もその理由で選んだかも。

 

ーーmiyouさんはAI『STORY』を、結海さんはHY『366日』を歌い、それぞれプロ顔負けの歌唱力と表現力でしたよね。そしてリトグリメンバーとの『Jupiter』はいかがでしたか?

 

結海 三次審査前から「もしかしたらこの先の審査でリトグリさんと一緒に歌えるんじゃないか」と、1%くらい思っていたんです。そうしたらほんとうにそうなったので「うわ! 予想が当たった!」と思って。実際に歌うと、「信じられない!」という感じでした。でもめちゃくちゃ楽しかったです。これでリトグリのみなさんと歌う機会が最後になるかもしれませんでしたし、悔いのないようにやろうと思いました。

 

miyou 私はまったく予想していなくて、「まさか!」という衝撃が大きかったです。今までグループで歌うことをしてこなかったし、ずっとハモリをやってきたプロと並んで歌ったときの衝撃は……すごいものがありましたね。

 

ミカ 私は『Jupiter』という選曲も意外だなと思ったし、アカペラというのもびっくりして。3人から「合わせるから好きなように歌っていいよ」と言われて。

 

結海 言われた!

 

ミカ 「きゃあ! これがリトグリか! さすが!」と思ったし、「ほ、ほんとうに好きなように歌っていいんですね……?」と歌い出したら、ほんとうに合わせてくれて。感動しました。

 

結海 私は歌い出しのときにめっちゃ息を吸いました。

 

miyou 「アカペラの歌い出しは息で合わせる」という鉄則、聞いたよな。

 

結海 そう、それを真似しようと思って。

 

合宿の思い出

ーーそうした三次審査で6人に絞られ、その後開催される有観客審査ライブに向けての2泊3日の合宿が始まりました。そのときにはお互いの存在は知っていましたか?

 

結海 私だけ、合宿メンバーの5人に会うのは初めてでした。三次審査が2日間あったので。だから入室する瞬間、緊張しました。全員知らない人だし、どんな景色を見たのか全然覚えてないかも。

 

miyou そうやった!

 

ミカ 私とmiyouちゃんは三次で一緒だったよね。

 

miyou そう、私がめっちゃ大阪弁で話しかけたよな。

 

ミカ おお、大阪だあ〜……って思って(笑)。

 

miyou 「緊張してますかあ!?」ってな。

 

ミカ 無理やり話を合わせたんですよ。「た、たこ焼き美味しいよね……!」って(笑)。「出汁で食うのが美味しいねん!」と返されて「えっ、ダッシュ!?」って。全然噛み合わなかった(笑)。

 

ーー(笑)『THE TIME,』でmiyouさんが紹介されるときは、かならず「ムードメーカー」というキャッチコピーが入っていましたが、その通りなんですね。

 

結海 そう! ムードメーカー中のムードメーカーで、大きな存在です。

 

miyou 女の子と話すときは、ガツッと入っていけるんですよね。

 

ミカ 接しやすいんですよねえ。

 

ーーありがたいですねえ。イチグループに一人はいてほしい……。

 

結海 あははは! 間違いないです(笑)。

 

ーーじゃあ合宿のときは、miyouさんとミカさんはすでに打ち解けていて。

 

miyou 合宿の日、駅で会ったんですよ。

 

ミカ 駅のトイレで会いました。「あ! どうも! 早く着きすぎちゃったかなあ」とか言いながら。

 

miyou それでコンビニでおにぎり買ってな。

 

ミカ 「何がいいかな?」「喉を通るやつがいいんじゃない?」って話したよね。

 

結海 私も別の合宿日、ミカちゃんと駅のトイレで会って一緒に行った気がする(笑)。

 

ーー合宿ではボイストレーニングやダンスレッスン、リズムの取り方などみっちりと練習する様子が『THE TIME,』でも放送されました。そんななか、候補者の一人が「みんなすごくうまくて、自信がなくなった」と感情を吐き出しながら泣く場面もありました。みなさんも一緒に泣かれていたように思いますが、そのときの感情を教えてください。

 

結海 6人ともそれぞれの不安があって、そんな想いを表に出してくれたことで、「自分も不安だったんだ」と一緒に泣いてしまったんだと思います。

 

miyou あれは合宿最終日だったんです。最終審査ライブに向けてパフォーマンスできるように練習していて、そのなかでみんな「上手くいかへん」とかいろいろな悩みにぶつかり、「今日で全部終わった」という瞬間の涙でした。一旦ほっとした涙だったり、いろいろとやってみるからこそわかる自分のできない部分への悔し涙だったり、それぞれあったと思います。

 

ーーどんな悩みがありましたか?

 

結海 やっぱり5人のレベルの高さにすごく驚いて。上手い子が集まることはもちろんわかっていましたが、「自分がこの中にいてついていけるのかな。大丈夫かな」という不安がいっぱいありました。

 

miyou 結海、泣いてたっけ?

 

結海 何度か泣いたよ。「自分、下手じゃん」って。オーディションが進むにつれて「大丈夫かな」って。

 

miyou わかりやすく横に並ぶからなあ。

 

結海 「この6人の中に入る資格はあるんだろうか」って。

 

miyou 結構ネガティブになってたんやな。

 

ミカ 私は音楽的なことについて「スキルを上げたい」などもちろんありましたが、自分のトーク力のなさにがっかりして泣いていました。

 

ーートークを披露する場面もあったんですか?

 

ミカ 随所でインタビューがあり、この日も「3日間、どうでしたか?」という質問を受けたときに、なぜかわからないんですけど真っ白になってしまって。一言も答えられなくて。

 

miyou 言いたいことはいっぱいあるのになあ。

 

ミカ それが出てこなくて。考えていることがあるのに、言葉にできない悔しさがこの日は結構目立っちゃって。

 

miyou 私もダンスが難しくてできない悔しさがありつつも、音楽的ではないところに不安がありました。ずっと空気を平和にしていたいから、どこか気を張っている部分があったんです。大阪から東京に出てきて、長い3日間でした。

 

ーー気遣いができる分、背負ってしまうんでしょうか。

 

miyou それは背負っているわけじゃなくて、やりたいからやっているんです(笑)。

 

ーーありがたい……。

 

結海 ありがたい! ほんとうにみんな大好き!

 

ミカ ありがとうね!!

 

(手を取り合いわちゃわちゃする3人)

 

結海 3人でのインタビューが初めてなもんですから、変なテンションですみません!

 

ーーそうなんですか!

 

ミカ だからずっとドキドキ、すっごい緊張してました……。

 

結海 ぎこちなくてすみません(笑)。

 

涙の最終審査ライブとこれからの目標

ーーそして11月14日、最終審査ライブが開催され、候補者6人でのパフォーマンスが多くのファンの前で行われました。力を出し切れましたか?

 

ミカ とにかく「楽しんでやろう」と考えていました。6人でのパフォーマンスが最後でしたしね。

 

ーー受かる・受からない、の次元ではなく。

 

ミカ そう、「最後は笑顔で楽しもう!」って。ファンの方たちの顔を見ると、自然と気持ちも上がりました。

 

結海 私も楽しかった一方で、実は悔いが残っています。今も見返すと「うわーーーー!」って悶絶します。オーディションが進むにつれて自信がなくなり、自分の歌のスキルもまだまだで、どんどん気持ちが落ちていき……と自分が縮こまっていたなかでのライブだったので。自分の中では納得がいっていませんでした。

 

ーーストイックですよね。

 

結海 気持ちだけは(笑)。まだ実力に現れていないけど、ストイックにやっていきたいタイプなんです。

 

miyou いつもインタビューで「課題を持ってやりたい」とか言っているもんな。私はライブは、最初アカペラから始まったんですが、その瞬間からずっと涙を堪えていました。

 

結海 わかるーーーー!!

 

ミカ ずっと練習していたからねえ。

 

miyou だからずっと声が震えていたんです。あんなに波のあるライブはないっていうか……いろんな感情が自分の中で揺れたり暴れたりしていて。今まで練習してきた全部の記憶が、ひとつひとつの歌の中にあるじゃないですか。「この歌のこの部分、めっちゃ練習したな」とか、そういうことをすごく考えながら歌って。どの瞬間も「絶対に心のなかに納めたい、逃したくない」と思いながら、みんなと目を合わせて楽しく歌いました。

 

ーーライバルという感覚ではないですね。

 

ミカ ライバルだなんて思ったことない。

 

結海 一緒にあがっていく存在です。……待って、めっちゃ思い出したわ今……。

 

miyou ん? なんか泣きそうになってない?

 

結海 泣きそう!!

 

ミカ やだあ……(涙)。

 

miyou えーーー!! 私は泣きません(笑)

 

結海 だってmiyouの言葉があの日の風景を思い出されるからさあ!(涙)さっきミカちゃんと目を合わせて「やばいよね、これ。泣くよね……?」って、ね?

 

ミカ ね! せっかくメイクしてもらったのに!

miyou カメラマンさん、泣いているふたりを撮らなくていいんですか?

 

ーーありがとうございます(笑)。その審査ライブでみなさんがリトグリ新メンバーとして選ばれ、12月14日にリリースされた新体制での新曲『Join Us!』のMVを観ると、グッと来ますよね……。

 

miyou たしかにあのMVはやばいです。

 

結海 ね! 私、電車の中で観ちゃったんです。ダメですよねえ、観る場所を間違えました(涙)。

 

ミカ ううう〜〜(涙)。

 

結海 せっかく一瞬だけ涙引っ込んだのに!(涙)

 

ーー今の涙は、どんなことが込められた涙ですか?

 

結海 5人の仲間たちがいい子すぎて……(涙)

 

ミカ ううううう〜〜(涙)、ちょっとティッシュくださいぃ……。

 

miyou 私はティッシュ大丈夫です、1mmも涙出ていないので(笑)。

 

ーーひとりだけめっちゃさっぱりしてる(笑)。

 

結海 みんな本気で頑張っていたし、「このなかから誰かが落ちるんだ」と考えただけで、当時から不安定になっていました。もちろん私も落ちるかもしれないし、自分が受かっても誰かが落ちるというこの状況に……(涙)。

 

ミカ すみません、泣いちゃって……。

 

ーー存分に泣いてください! リトグリメンバーに選ばれ、ご家族やご友人など周囲の反応はいかがでしたか?

 

ミカ 元々優しい親なんですが、活動で忙しくなるからとより体調を気にしてくれたり、支えてくれています。

 

結海 家族は「夢が叶ってよかったね」と祝福してくれて、友達は祝福してくれつつも変わらず仲良くしてくれるので、この関係をずーっと大事にしていきたいと思っています。

 

miyou みんな喜んでくれました。

 

ーーTik Tokのきっかけを作ったお兄さんの反応はいかがでしたか?

 

miyou お兄ちゃんは笑ってたかも。「えええー!(笑)」って。

 

ミカ 会ってみたい!

 

結海 まだ会ったことないからね。

 

ミカ これからお互いのご家族のこともね、自己紹介し合おうね。

 

miyou そうね!

 

ーー最後に今後の目標を教えてください。

 

miyou いまでもリトグリに加入したことが信じられない瞬間もあるし、応募から今に至るまでの期間が短いので、「気付いたらここに立っていた」という感覚もありますが、一緒に頑張ってきた仲間や以前のリトグリのメンバーの方々など、いろいろなことを背負った私たちが入ってきたからには、”新しいリトグリ”として、今までになかった部分を発信して「こんなリトグリもあるんやね」と思ってもらえる存在になりたいと思っています。

 

ミカ まだ「新人さん」として見られると思いますが、これからもっとスキルを成長させて「プロ!」と思われるようなかっこいい一員になりたいです!

 

結海 リトグリさんにもまだやったことがないことがある、という話を聞きまして。たとえばドームに立つことなど、それを6人で叶えたいと思っています。それに、ずっと観てきた紅白に出たり、ゆくゆくは世界に……という目標も掲げたりしているので、言語も頑張りつつどこに行っても誇らしいグループの一員になっていきたいと思います。

 

全員 (無言で微笑み拍手する)ぱちぱちぱちぱち

 

miyou 自分たちで自分たちに拍手しちゃった(笑)。

 

 

【3人へのスペシャルアンケート】

1)チャームポイント
2)特技
3)お好きな有名人
4)自分が一番大切にしてるもの
5)何か集めているもの
6)今年の個人的目標

 

 

miyou

1)ほっぺ
2)安くて可愛い古着選び
3)藤井風、Beyonce、Michael Jackson 、星野源、清水翔太
4)大阪の友達から上京する時にもらった手紙を東京にも持ってきています。たまに読んで元気だします!
5)服(ずっと集め続けてます)
6)頑張ったと納得出来る1年にしたい。大きな舞台に向けての大きな一歩を踏み出せる1年にしたい。

 

ミカ

1)笑顔
2)クレヨンしんちゃんのものまね
3)広瀬すずさん
4)お母さんからおさがりのピアス
5)シュシュ
6)新メンバーという印象をなくし、ちゃんと認められるような大きな存在になりたい

 

結海

1)眉毛と横顔をよく褒められます
2)口笛
3)平手友梨奈さん
4)生まれた頃からもっているプーさんのぬいぐるみ
5)意図的ではないですが、気づいたらプーさんグッズが増えている。
6)歌を自分のものにして届ける。

 

【information】
「Little Glee Monster Live Tour 2023 Join Us!」2023年1月28日(土)大阪・オリックス劇場EP「Fanfare」2023年3月22日(水)発売通常盤:CDのみ 1980円(税込)初回盤A:CD+BD特典付き ※BD内容は1/7の人見記念講堂ライブのライブ映像 4180円(税込)初回盤B:CD+フォトブック特典付き ※フォトブック内容は人見記念講堂ライブの模様 2860円(税込)

吉田美月喜、映画「あつい胸さわぎ」で“思春期の揺れる思い”を等身大で体現「18歳は大人のようで子供の部分も」

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

連ドラ『ドラゴン桜』(2021年4月期)やNetflixドラマ『今際の国のアリス』(2020年12月配信)で鮮烈な印象を残し、注目の若手女優の1人となった吉田美月喜さん。2022年11月には主演映画「メイヘムガールズ」が公開されるなど、2023年はさらなる飛躍が期待されている。

 

そんな彼女が常盤貴子とのW主演を果たした映画「あつい胸さわぎ」が、2023年1月27日(金)に全国公開される。若年性乳がんと診断された大学生の千夏(吉田)が、自らの境遇や恋心に思い悩んでいく姿を、母・昭子(常盤)との関係を織り交ぜながら温かく描いた本作。思春期特有の揺れる思いをどう表現したのか? 撮影エピソードと併せ、吉田さん自身の初恋や母親との関係もお聞きしました。

 

◆「あつい胸さわぎ」の概要や脚本に触れたとき、どのようなことを感じましたか?

私が演じる千夏が乳がんになり、母親の昭子さん(常盤貴子)との関係やそれぞれの恋の悩みがあって…と書かれた企画書を読んだとき、シリアスで重い話かなと思ったんです。でも脚本を読んでみたら、何とも言えない温かさを感じて。作中、千夏はいろいろ思い悩み、ときには誰かと衝突したりもするんですけど、それでも周りの人たちはずっと千夏と向き合い続けてくれるんですね。そんな、人の温かさが詰まった作品だと思いました。

 

◆もし自分が千夏の立場だったら…といったことは考えましたか?

やっぱり、考えちゃいましたね。自分ががんになる、重い病気になるなんて、今まで考えたこともなかったですし。自分なりにいろいろ調べてみたんですけど、今は情報があふれ過ぎているから、結局どうしたらいいのか分からなくなるんです。きっと千夏も調べてはみたけど答えは分からなくて、同じような気持ちになったんだと思います。

 

◆千夏を演じるうえで意識したこと、大事にしたことはありますか?

ちょうど撮影したときは私も千夏と同じ18歳だったから、共感できる部分もたくさんあって。いい意味であまり悩まず、演じることができた気がします。18歳って大人のようだけど、自分ではいろいろ決断できない、子供の部分もあるんです。それと、千夏は子どもの頃の経験から胸に対してコンプレックスがあるんですけど、きっと誰もが同じように、何かしらのコンプレックスを抱いているでしょうし。大人と子供が同居していることの危うさ、感情の揺れ動きの激しさみたいなものは意識しました。

 

◆年齢以外に、千夏に共感するところは?

お母さんと仲が良いことですね。だから千夏が昭子さんに抱いている思いみたいなものも、分かるところがあります。劇中、昭子さんは新しく職場に来た木村さん(三浦誠己)と親しくなるんですけど、それを知った千夏は「気持ち悪い」という言葉をぶつけちゃうんです。でもそれは昭子さんとの関係性が近いからこそで、「気持ち悪い」というのは額面通りの意味だけじゃなくて。相手はちゃんとした人なのかな、大丈夫なのかっていう心配も入っている。そんなふうにも想像しながら演じていました。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆実際、吉田さんも同じ状況だったら、母親を拒絶してしまいそうですか?

でも私、普段から母のプライベートなこともいろいろ聞いていて。昔の恋愛話とかも、結構知っているんです。

 

◆ちょっと驚きですね。聞くのも抵抗ありますけど、そもそも話したがらない気がします。

友人からも、「おかしくない?」って言われました(笑)。だからある意味、耐性が付いているというか。うちのお母さん、透子ちゃん(前田敦子)と昭子さんを掛け合わせた感じなんです。透子ちゃんみたいに何でも相談できるし、休みが一緒だと2人でテーマパークに行ったりもしますし。普段の会話も姉妹みたい、コントしてるみたいって言われるので。もちろん、千夏と昭子さんみたいに、ささいなことで衝突することもありますけど。

 

◆例えば、勝手に部屋の掃除をされたら、千夏みたいに怒りますか?

自分の空間に入られるのは嫌だなって感じは分かりますね。どんなに仲よくても、人に見られたくないものもあると思いますし。

 

◆作中でもあるように、トーストを焦がされても平気?

あれ、千夏は“いつものこと”みたいに受け入れていましたけど、結構ひどい焦げ方ですよね。「食べれるとこないやん」どころじゃない(笑)。あんなに焦げたトーストを出されたらもう怒りを通り越して、笑っちゃう気がします。

 

◆母親とは、どんなことでけんかになることが多いですか?

「早く寝なさい」「早くお風呂入りなさい」「早く起きなさい」。…そんな感じです(笑)。あと、私のことを心配してくれているからこそ、この仕事のことで意見が食い違うこともありますし。ただ、お母さんは私の思いをしっかり聞き入れたうえで、意見を言ってくれるので。そういう点では昭子さんより、気軽に話しやすいかもしれません。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆病気と並行して千夏の初恋も描かれるわけですが、吉田さん自身の初恋の思い出は?

小学校のときですね。給食を残すことに厳しい学校で、食べるのが遅い子たちが集められて、食べ終わるまで何もしちゃいけなかったんです。私は当時、食べるのが遅かったんですけど、好きな子も遅くて。一緒に食べている時間が好きでした。私はシンプルに食べるのが遅いだけで好き嫌いはなかったから、その子の苦手なもの、きゅうりを食べてあげたり(笑)。頭のいい子だったから、放課後に勉強を教わったりもしました。

 

◆劇中で千夏は自分の恋心を、「胸が躍る」「胸が騒ぐ」と表現していますが、その感覚は分かるところもありますか?

当時は恋だと、はっきり認識はしていませんでしたけど、似たような感じだったと思います。振り返ると我ながら、ほほ笑ましくて。勉強を教わるために、わざと分からない問題を増やしていたんです(笑)。あとはおそろいのネコの消しゴムをくれたことが、すごくうれしかったりもして。

 

◆光輝(奥平大兼)の前での千夏の言動も共感できる感じですか?

分かります! 私、劇中で初めて光輝と会話を交わすシーンが好きなんです。千夏は何気ない会話をしているふうを装っているけど、頭をフル回転させて、何か一緒にできることがないか考えているんですね。それで思わず、「1人暮らししようと思ってる」なんて口走っちゃたり。まぁ演じているのは私なんですけど(笑)、分かる分かるって思いながら試写を観ました。

 

◆ちなみに今、吉田さんが「恋しているもの」はありますか?

2年前、コロナをきっかけに犬を飼い始めたんです。ヨークシャテリアで「ちょこ」って名前なんですけど、もうかわいくて。ストレッチしようと思って脚を広げると、足の太もものところでゴロンとするんです。遊んで、かまってって。普段はお転婆娘で、布団をかんで中身を出しちゃったりするのに。あざといなって思います。

 

◆犬を飼い始めることで、生活も変わったのでは?

家の中が平和になりました(笑)。それこそお母さんとけんかすることも減りましたし、ちょっと機嫌悪そうだなと思ったら、「ちょこが遊びたがってるよ」って言うと機嫌がよくなったりするので。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆撮影は主に和歌山で行われましたが、どんな思い出がありますか?

皆さん、すごく温かかったんです。撮影していると、「頑張ってるね」「できたら見るね」みたいな言葉をかけてくれて。私も東京の中ではわりとご近所同士の関係が近い環境で育ったんですけど、ロケ先で出会った人たちは知らない人に対しても距離感が近いというか。こういう町で育ったからこそ、千夏と昭子さんみたいな関係性になれたんだろうな、ちょっと住んでみたいなと思いました。

 

◆印象的だった景色、風景はありますか?

撮影が行われた雑賀崎は、“日本のアマルフィ”(「世界一美しい海岸」とも称されるイタリアの人気観光地)と呼ばれているんです。確かにそう言われるのも納得できるほど、自然の美しさにあふれた、居心地のいい、ステキな場所で。あの風景を背景に撮影していると、勇気がもらえる気がしました。

 

◆ご当地ならではの食べ物、飲み物は味わえましたか?

和歌山ラーメンは食べましたね。あとは前田さんが、「グリーンソフト」を現場に差し入れてくださって。ふと見かけて、食べてみたいなと思っていたんです。抹茶味だからほっとする、優しい味で。すごくおいしかったです。

 

◆公開されるのは1月ということで、2023年、個人的にやりたいことはありますか?

スポーツしたいですね。学生時代ずっと運動してきたのに、高校を卒業したらそういう機会もなくなっちゃって。一番やりたいのはテニスです。何気に難しいんですよ。相手とのスケジュールを合わせて、空いているテニスコート探して、ラケットやボールも用意して…ってなると、気軽にできないから。テニスでなくても、何かしら体を動かしたいです。

 

◆ということは、アクションに興味も?

あります! 映画「メイヘムガールズ」でワイヤーアクションは経験させていただいたんですけど、誰かと戦ったことはなくて。アクションができる女優さんってカッコいいなと思うし、タイミングが合えば挑戦してみたいです。

 

◆どんな殺陣がしたいですか?

武器を使うより、素手同士がいいですね。武器には頼らない、みたいな(笑)。でも、やるからにはちゃんとした知識が必要ですし、けがしないためにもたくさん練習しないといけないと思うので、まずちょっと体験してみたいなと。運動神経は悪くないほうだと思うし、根拠はないですけど、自信はあります(笑)。

 

◆最後に改めて、「あつい胸さわぎ」の見どころをお願いします。

千夏や昭子さんだけじゃなく、本当にいろんなキャラクターの目線から見られる作品なんですね。(第35回東京)国際映画祭のときにいただいた意見も、結構バラバラで。昭子さんの目線で、娘が千夏と同じ状況になったらという人もいれば、昭子さんの恋愛部分に注目した人もいたし、あるいは透子ちゃんからの目線とか。千夏のもう1人の幼なじみであるター坊(佐藤緋美)やそのお母さん(石原理衣)との関わり合いとか。いろんな人、いろんなところに焦点を当てて見られる作品だと思うし、千夏が病気になったことの重さより、人の温かさを感じる作品だったりしますから。ぜひ劇場に足を運んでいただけたらと思います。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

PROFILE

吉田美月喜
●よしだ・みづき…2003年3月10日生まれ。東京都出身。連ドラ『ネメシス』『ドラゴン桜』第2シリーズ、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』、映画「メイヘムガールズ」などに出演。映画「パラダイス/半島」「カムイのうた」が、2023年公開予定。

 

作品情報

「あつい胸さわぎ」
2023年1月27日(金)全国ロードショー

出演:吉田美月喜 常盤貴子
前田敦子 奥平大兼 三浦誠己 佐藤緋美 石原理衣

原作:横山拓也「あつい胸さわぎ」(戯曲)
監督:まつむらしんご
脚本:髙橋泉
製作:映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

公式サイト:https://xn--l8je4a1a7e6m7952c.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/atsuimunasawagi_movie/
公式Twitter:https://twitter.com/atsuimunasawagi
公式Facebook:https://www.facebook.com/atsuimunasawagimovie

 

●text/小山智久

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

川畑 玲×江川清音「番組を楽しみながらも、生命に関わる情報を扱っているという緊張感をいつも持っています」ウェザーニュースキャスター連載・第12回/特別編《後編》

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は95万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第12回は前回に引き続き、気象予報士でもある川畑 玲キャスターと江川清音キャスターの特別対談の後編をお送りします。

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

第12回・川畑 玲キャスター&江川清音キャスター/特別編後編

 

関連記事:川畑 玲×江川清音「常に意識しているのは、視聴者が気象に興味を持ってくれるような番組作り」ウェザーニュースキャスター連載・第11回/特別編《前編》

 

【川畑 玲さん、江川清音さん撮り下ろし写真はこちら】

気がついたら好きになっていました

江川 川畑さんはどんなことがきっかけで天気に興味を持ち始めたんですか?

 

川畑 私は気がついたら好きになっていましたね。

 

江川 かっこいい! それ、私も言いたい!! 今度、番組で使わせてもらいます(笑)。と言うことは、小さい頃からずっと一貫して気象の仕事に就きたいと思われていたのでしょうか?

 

川畑 いえ、初めて意識したのは中学生の時です。高校受験を前に、担任の先生に「川畑君はどんなことに興味があるの?」と聞かれたんです。その時に浮かんだ一つが英語の先生でした。

 

江川 やってそう!(笑) ものすごくイメージできます。

 

川畑 ただ、大学で理学部に進み、理学部だと英語の先生になれないということを大学に入ってから知りまして(笑)。

 

江川 ははははは。もしかして、川畑さんってちょっと抜けているところもあるんですか?(笑)

 

川畑 そうかもしれないです(笑)。でも、気象も好きでしたし、英語の先生にもなりたいと思っていて、二兎を追っていたものですから、そこまで頭が回らなかったんですよね。

江川 あ、なるほど。担任の先生に興味があることを聞かれて答えたもう一つが気象だったんですね。

 

川畑 そうです。その時は、漠然と「そういえば天気も好きですね」って先生の前でつぶやいた程度だったんです。

 

江川 いわゆる、一般の人が「好き」っていうレベルですか?

 

川畑 そうですね。そんなに変わらないと思います。小さい頃から雲を見るのが好きで、そこから少しずつ天気予報とか天気図に興味を持ち始めたんです。私は愛知県出身なんですが、夏になるとゲリラ雷雨が発生するし、冬になると西高東低の気圧配置や南岸低気圧でときどき雪も降る。当然、小学生の頃は南岸低気圧なんて知らないわけですが、それでも天気図を見ると南のほうに低気圧が通っていて、“なるほど、こういう時に雪が降るんだ”というのがなんとなく分かってくる。それが面白かったんです。

 

江川 勘が鋭いお子さんだったんですね。

 

川畑 鋭いというか、そうやって自分なりに考えるのが好きだったんです。それに、夕方の6時50分くらいになると、どこのテレビ局でもニュース番組の最後にお天気コーナーをするじゃないですか。あれを全局、はしごしたりして。

 

江川 えっ!? “天気予報のはしご”って初めて聞きました(笑)。

 

川畑 まぁ、まず聞き慣れない言葉ですからね(笑)。

 

江川 しかもそれ、小学生の時のお話ですよね。全然、一般レベルの「好き」じゃないじゃないですか(笑)。

 

川畑 ははははは!

 

江川 川畑さんもやっぱり変人なんですね(笑)。

 

川畑 この前、連載に登場された山口(剛央)さんもそうですが、天気予報の仕事をされる方って、少し変わった方が多いですよね(笑)。

 

江川 川畑さんからはそうした空気を感じたことがなかったので意外でした。でも、より興味が湧いてきました! もしや天気図を自分で書いたりとかもしていたんですか?

 

川畑 小学生の頃からしていました。

 

江川 やっぱり!(笑) みんな、子どもの頃に天気図を自分で書くものなんですね。

 

川畑 天気図の書き方も基本的には山口さんと同じです。ラジオの気象通報を聞いて、自分でメモして、“天気図って楽しいな〜”って(笑)。ただ、当時って天気図を書くための用紙というものが売ってなかったんです。探せばあったのかもしれませんが、今みたいにインターネットもなかった時代ですから、どこに売っているかも分からなくて。だから、自作するしかないんです。

 

江川 オリジナルで? すごいなぁ。

 

川畑 無ければ作るしかないですから。まずは地図帳を持ってきて、トレッシングペーパーで日本地図をなぞって。そうやって日本とアジアの地図が出来たら、緯度と経度のラインを全部引いて、あとは気象通報で流れてくるポイントを事前にマークしておき、ラジオが始まるのをワクワクしながら待つ。それをずっと繰り返していましたね。

 

江川 やっぱり変人だなぁ(笑)。

川畑 玲●かわばた・あきら…1977年12月6日生まれ。愛知県出身。A型。気象予報士。名古屋大学、大学院を経て、ウェザーニューズに入社。航空気象、航海気象等を担当し、現在「ウェザーニュースLiVE」内でキャスターとして活躍。Twitter

 

海上気象の仕事が世界の天気に興味を持つきっかけに

江川 海上気象を専門にされたのはどうしてなんですか?

 

川畑 それはウェザーニューズに入ってからなんです。気象の仕事がしたくて大学院まで出て、その後にウェザーニューズに入社したのですが、ある時、「航空気象をやってみないか」と言われまして。

 

江川 空のほうですか?

 

川畑 ええ。ちょうど社内に航空気象の予報チームが立ち上がった頃だったんです。航空に関することですから、晴れや曇り、雨といった一般的な気象だけでなく、風がどの方向からどれくらいの強さで吹いていて、飛行機が離着陸できるかどうかという判断をするための支援情報などを作っていました。特に注意しないといけないのが霧なんです。飛行機事故は離着陸の時が一番多いので、視程の悪さなどの細かい予測を1〜2年ほどやっていました。そうしたら、今度は「海のほうはどう?」と聞かれて。

 

江川 そんなに何度も専門分野が変わっても対応できるものなんですね。

 

川畑 必要とされているなら頑張ってみようと思ってしまいますね。ただ、大変だったのが、気象に関する知識は大学や大学院で学んできたので自分の中にあるものの、海については門外漢なわけです。なぜ波が高くなるのかとか、潮の流れといった初歩的なことすら分からなくて。それでも「やってみないか」と言われると、「分かりました、やってみます」と答えてしまうんです。

 

江川 怖さや不安よりも、興味が湧くんですか?

 

川畑 知らないことを知りたいという探究心が強いんだと思います。もちろん最初はすごく苦労します。とは言え、私たちが普段お伝えしている生活に密着した気象だって、今も分からないことがたくさんあって。でも、それらを1つずつ解明していくのが、この仕事の面白さでもあると思うんですね。そうは言っても、航海気象に関しては多くの船員さんや大切な荷物を守らなくてはいけないという責任感がありましたので、改めて身の引き締まる思いでした。

 

江川 そうですよね。まさしく命に直結することですもんね。

 

川畑 それに、大きな船だと海外まで荷物を運びますから、世界の気象や海の特性を知らなくてはいけなくて。今までは日本を中心とした気象だけを見ていたのに、ある日を境に、「南米の沖合の波の高さはどれくらいですか?」という質問がくる(笑)。そうした大変さや面白さもありましたね。

江川 なるほど。命や荷物を守らなければいけないという重圧があり、かつ、海外の気象についても詳しくならなければいけない。それは相当なプレッシャーでしょうし、同時にやりがいも大きいでしょうね。もしかして、「ウェザーニュースLiVE」内での「Global Weathernews UPDATE(世界のあすの天気)」のコーナーを考えたのも、そうした海外の天気を見るようになったことがきっかけだったんですか?

 

川畑 そうです。車を運転している時に、ふと思いついたんです。コロナ禍でしばらく海外旅行に行けてないなと思い、きっとサポーターさんの中にも同じような思いを抱いている方がいるんじゃないかと思いまして。それに、ウェザーニューズでは世界中のお客様をサポートするサービスをしていて、私もよくいろんなエリアの海の情報を海外スタッフと英語でブリーフィングしていました。そうした情報を基に、普段私がこの会社でしていることを視聴者さんの視点に変えてお伝えすることで、世界を旅しているような気分になったり、“この国ってこういう気候なんだ”と、さらに天気に興味を持ってもらえるんじゃないかと思ったんです。

 

江川 何度かコーナーを拝見しましたが、事前の準備が本当にすごいですよね。

 

川畑 それは私がいつも予報センターにいる人間だからというのが大きいですね。観測データも予測データも豊富にそろっていますから。まだまだ伝えきれていない情報もたくさんあるんです。ですから、自分だからできることを、これからもどんどんサポーターさんにお届けできたらなと思っています。

 

江川 そうした企画を女性キャスターと一緒にやっているというところも素敵だなと思います。

 

川畑 そのほうが、私が解説するのとはまた違った魅力が伝わると思いますし、キャスターさん自身も気象への興味を深めていけるのではないかと思いまして。また、そうやって、いろんなことがプラスの方向に進んでいくことで、ウェザーニュースLiVEチーム全体が盛り上がっていければなと考えているんです。

 

江川 素晴らし過ぎます!(拍手)

 

川畑 きっと、私がキャスターに起用されたのも、そういったところを期待してのことだったのかなと思うんです。

 

江川 確かにこれまでにもキャスター発案の企画はいくつかありましたが、「Global Weathernews UPDATE」のような切り口はなかったですもんね。

 

川畑 ただ、そこを期待して私をキャスターにしたのであれば、もうちょっと早く相談してほしかったですけどね(笑)。打診があってからキャスターになるまでが3週間ちょっとというのはやはり大変でしたから(笑)。

 

江川清音●えがわ・さやね…1989年12月3日生まれ。北海道出身。O型。ウェザーニューズ「おは天」の10期生として、2008年よりキャスターに就任。その後、番組の変遷とともに「SOLiVE24」、「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味・特技はダンス、フラワーアレンジメント、クレイデコレーション、カルトナージュ、カリグラフィー、ヨガなど。 TwitterIntagram

 

失敗してもいいから、伝わる表現を

江川 キャスターデビューが2022年4月ですから、もう半年以上たったことになるんですね。

 

川畑 ええ、あっという間でした。

 

江川 でも、最初からすごく落ち着かれていて。番組の進行もスムーズですし、素晴らしいなといつも思っています。もう緊張することもなくなりましたか?

 

川畑 いえ、今も緊張しかないですよ(笑)。ただ、緊張との付き合い方が分かってきたと言いますか、緊張してもいいんだなと思うようになりました。そこにもやはり、船会社様とずっとブリーフィングを重ねてきた経験が活かされていまして。先ほど江川さんがおっしゃったように、航海気象は生命に直結する情報を扱っていますが、でもそれは普段の天気予報でも同じなんです。我々が扱っている気象情報は一般に生活する方々の日常に大きく関わり、時には生命の危険にも繋がっていく。そうした思いが私の根幹にあるので、常に緊張感を持って情報を伝えていくことが大事だと感じているんです。だからこそ、江川さんのようなキャスターさんに私は憧れるんです。

 

江川 私ですか? 私のどこにでしょう?

 

川畑 緊張感を持つことは大切ですが、でもそればかりだと見ている側は疲れてしまう。その点、江川さんは生活情報を柔らかい雰囲気で表現しつつ、防災情報はきっちりと伝えていっている。もちろん、ほかのキャスターさんもそこは意識されているところだと思いますが、なかでも江川さんはそのメリハリの付け方が本当にお上手だなと思うんです。

 

江川 そう言っていただけると嬉しいです。確かに番組中に特別な気象情報が入った際、瞬時に頭の中を切り替える準備はどのキャスターもしていますね。ですから川畑さんが言うように、楽しい番組を作りながら、適度な緊張感を持つことは私も意識しています。

 

川畑 そんな江川さんにどうしても聞いてみたかったことがありまして。日々、番組内でいろんな緊張と向き合われていると思いますが、逆にどんなことで気持ちをリフレッシュされているんですか?

 

江川 私は何かしら1つのことに没頭できる時間を作るようにしています。

 

川畑 あ〜、同じです!

 

江川 お花のアレンジメントや裁縫をしたり。ミシンが3台もあるんですよ(笑)。それぞれで縫えるものが違ったりするので、一心不乱にミシンを動かしています。ただ怖いのが、そうやって何も考えずに没頭していると、つい夜ふかしをしてしまうんですよね。

 

川畑 それもすごく分かります(笑)。

 

江川 川畑さんもかなりの多趣味でいらっしゃいますよね。ピアノを弾かれますし、ガーデニングもお好きで。

 

川畑 あとは散歩ですね。これが私の3大趣味です(笑)。江川さんの趣味もそうだと思いますが、どれも1人になれる時間なんですよね。仕事をしているといろんな情報が頭に入ってきてインプットすることが多いですし、仕事を離れたら子育てがあるので、なかなか1人になって自分の気持ちや感情を外に出す時間がなくって。ですから、ガーデニングをしたり、夜な夜なヘッドホンをしてピアノを弾いたりしているんです。ガーデニングに関してはお花を育てるのも楽しいんですが、草むしりをしている時間も大好きです。

 

江川 私も畑をやっていたので分かります。無心になれるんですよね。川畑さんとは会社で会うと、よく子育ての話になりますけど、1人になれる時間って本当に大事だなと思います。私も自分だけの時間がないとダメなんです。それも細かい作業をするのが大好きで。それに、誰かの役に立ちたいという気持ちも強いので、友達にウェルカムボードを描いたことがきっかけでカリグラフィーにはまったりと、そうやってどんどんと趣味が増えていきました。川畑さんがピアノを始めたのは何がきっかけだったんですか?

 

川畑 実はずっと趣味らしいものがなく、何か自分が楽しめる時間が欲しいなと思ったからなんです。

江川 それって最近の話ですか?

 

川畑 いえ、ピアノはもう十数年前になります。とあるJ-POPのコンサートを観に行って、改めて音楽って素晴らしいなと思ったんです。その話を友人にしたところ、「ピアノが弾けるようになったら、もっと音楽が楽しくなるんじゃない?」と言われて。それがきっかけでした。

 

江川 楽譜は昔から読めたんですか?

 

川畑 ちゃんと勉強したことは一度もなくて、音楽の授業で習うレベルのものでした。ですから、最初は小さい子どもが習うような教材から始めたんです。そのうち発表会にも出るようになったんですが、5〜6歳くらいのお子さんたちがスラスラと弾く中、最後のほうに突然、年齢の高いおじさんが出てきて、足を震わせながら弾くという、なんだかとても不思議な空気になってしまって(笑)。

 

江川 その様子を見てみたいです。今度、呼んでください(笑)。

 

川畑 客席を見ても、みんな私の年齢に近いお父さんやお母さんばかりですし、失敗して演奏が止まっても誰も助けてくれないわけです。そうすると、さらに指がブルブル、足がガタガタ震えて(笑)。そうした中、「あのお父さん、どうしちゃったんだろう」という感じで皆さんが見守ってくれていたのですが、でもそうやって、たとえ恥ずかしくても、失敗しても、やることが大事だと思ったんですよね。

 

江川 人前で披露するって、上達するためにも必要なことですしね。けど、よく発表会に出ようという気になりましたね。そこがすごいです。

 

川畑 昔からすごく緊張するタイプなんです。川畑少年は相当な恥ずかしがり屋でしたから(笑)。だからこそ、いい加減、そんな性格に打ち勝ちたいという自分もいて。それに、これは番組進行にも通じることですが、うまく披露したいというより、間違えてもいいから伝わる表現をしたいんですよね。そこが一番大きいんです。

 

江川 素晴らしいです。ピアノを弾くようになって、ご自身の中に変化ってありましたか?

 

川畑 最初はポップスを弾いていたんですが、どんどんクラシックにも興味を持つようになりました。そうやって趣味がさらに広がっていくのも面白いんです。最近はクラシックばかり聴いたり、弾いたりしていますから。

 

江川 なんと! じゃあ、私はそれに合わせて踊りますよ。一緒にコラボしましょう!

 

川畑 いいですね! でも、私の演奏はまだまだあまりにも拙いので、誰かにお披露目するのであれば、まずは内田先輩(内田侑希キャスター)に頼んだほうがよろしいかと(笑)。

 

江川 ゆっきーもピアノ弾けるんですか?

 

川畑 習っていたと聞いたことがあります。それに、プロフィールを拝見すると絶対音感の持ち主らしくて。だから、内田先輩の前では絶対に弾かないぞと心に決めているんです(笑)。

 

江川 ははははは! 最近は何を弾かれているんですか?

 

川畑 キャスターの打診があった3月の発表会ではショパンを弾きました。といっても、比較的優しいものですけどね。今はベートーヴェンの「エリーゼのために」を練習しています。

 

江川 有名な曲ですよね。

 

川畑 たとえ曲名は知らなくても、耳にすればみんな分かる曲だと思います。しかも、この曲が書かれた背景を知ると、すごく深くて。当時のベートーヴェンはどのような思いを乗せてこの曲を作ったんだろうかと考え、その上で、私のようなおじさんが弾ける「エリーゼのために」ってなんだろうと思って練習すると、また違った楽しみ方ができるんです。

 

江川 すごい! 趣味の世界でも、そうやって深掘りしていくんですね。

 

川畑 偉そうなことを言っていますが、本番になるとたくさん間違えちゃんですけどね(笑)。

江川 それでも構わないので、ぜひ聴いてみたいです。では、最後の質問になりますが、キャスター仲間に伝えたいことはありますか?

 

川畑 いつもありがとうございます。

 

江川 まさかの感謝の言葉!(笑)

 

川畑 いや、もうこのひと言に尽きます。何度も言いますが、皆さんから学ばせていただいていることがすごく多いので、いつも感謝しているんです。これからも一緒にいい番組を作っていきたいと思っていますし、逆に私にできることがあれば何でも言ってください。

 

江川 こちらこそありがたいです。本当に頼っちゃいますよ?

 

川畑 「ウェザーニュースLiVE」やサポーターさんたちのためにできることがあれば、何なりと。

 

江川 心強いです。というか、すでにお天気以外のところでも、女性キャスターたちに混じっていろんなムチャブリ企画にも参加してくださっていますしね(笑)。

 

川畑 そうですね(笑)。まさかこの会社に入って、「影絵クイズ」に参加したり、会社の外で握力計を握ったりと、そういう企画に自分が携わるとは夢にも思わなかったです。予報センターの人間としてはどれも難易度の高い仕事ですが(笑)、でも、そういったところでサポーターの皆さんに少しでも親しみを感じていただけたら嬉しいなと思いますので、これからもどんどんチャレンジしていきたいですね。

 

江川 期待しています!

 

──たくさんのお話、ありがとうございました。次回にご登場いただくのは檜山沙耶キャスターになります。お2人から檜山沙耶さんのご紹介をいただけますか?

 

川畑 とても素敵なキャスターさんですね。時に天然さを感じることもあり、今でも私が予報センター解説時代に内藤さんと間違えられたことは記憶していますが(笑)、普段の柔らかい雰囲気の中で、伝えるべき時はしっかり伝える。そんな硬軟を併せ持っている方だと思います。そして、周りから見えないところでいろいろとご努力をされているのではと思うのですが、芯が強くブレない方だなと思っています。

 

江川 さやっちの第一印象は、とってもおしとやかな女性! です。話し方も上品で柔らかいのでずっと声を聞いていたくなります(笑)。特に大雨による災害などが発生して緊迫している時、番組の警戒レベルがぐっと上げられます。その際の話し方も、強すぎたり力を入れすぎると聞き取り手に圧迫感を与えてしまって聞いている方が苦しくなるのですが、さやっちは絶妙なバランスで、優しくも強くもありながら、番組を進めるのが上手なんです。さやっちを見ていると緊迫した中に、安らぎも含まれていてすごいと思います。私はよく上司に「警戒レベルの時の顔が怖い」と言われるので(汗)、さやっちを見習って私も学ばせてもらっています!

実は、今までお仕事でご一緒させてもらったことがほとんどないんです。クロストークや番組も朝と夜で会えないので、話す機会が全くと言っていいほどないので残念なんです……。未だに第一印象は変わらずですが、交流を深めると変わるのかな!?(笑)

さやっちとは、さやさやコンビで同じ一人っ子というのも気になっていました! これからご飯など行って交流を深めていきたいと企んでいます……! さやっち、これからもよろしくね!!

 

《川畑 玲キャスターに17の質問!》

Q01.好きな天気や空を教えてください。

川畑 秋の筋雲。空の高さを感じる雲が好きなんです。普段生活をしていると下を向いて歩くことが多いと思うのですが、ふと空を見上げた時に雲が高い場所で浮かんでいると、「上を向いて歩きなさい」と言われているような気持ちになります。また、それとは別に、ハロや彩雲のような光学現象で雲に色が付く時は雲が高いことが多いんです。それもあって好きというのもありますね。

 

Q2.冬の季節に知っておくと便利な天気図の読み方は?

川畑 冬の天気で雨や雪が降るのは、冬型の気圧配置か南岸低気圧のどちらかが現れている時。ですので、低気圧の位置を見つつ、上空の寒気がどれくらい強いかも確認しておくといいと思いますよ。寒気が弱ければ南岸低気圧でも雪ではなく雨になります。

 

Q3.キャスターになって意識し始めた美容などはありますか?

川畑 あんまりないんですが、もともと乾燥肌なので保湿だけはしっかり毎日しています。これはキャスターになる前からですね。

 

Q4.幼少期はどんな少年でしたか?

川畑 恥ずかしがり屋でした。人前で話すのがとにかく苦手で。授業中に先生に当てられると、オクターブくらい高い声で「はい!」って声が裏返ってしまうような感じでした(笑)。ただ、責任感が強いところもあり、学級委員に立候補しちゃったりするんですよ。そうした相反する性格が共存しているところは今も若干残っています。

 

Q5.緊張している時の対処法を教えてください。

川畑 緊張を受け入れる。“緊張していてもいいんだ”と自分に言い聞かせる。完璧を求めないこと。そうすることで冷静になっているところもあると思います。あとは遠くを見ながら、“今の自分、大丈夫かな”って客観的に考える。番組中でもインターバルになるとスタジオの遠くの方を見ながら、“あぁ、今日も緊張しているな”、“でも、これもいつもどおりだからきっと大丈夫”って思うようにしています(笑)。

 

Q6.お気に入りのピアノ曲を教えてください。

川畑 聴いていて好きなのはショパンの「ノクターン 第1番」。第2番や第20番は有名ですので、すぐにピンとくる方も多いと思うのですが、第1番もとてもおすすめですね。「夜想曲」というぐらいなので、夜に聴くととても穏やかな気持ちになります。

 

Q7.「ばた様」と呼ばれることへの心境は?

川畑 想定外のことでした(笑)。「ばたやん」もまさかという感じで(笑)。でも、気恥ずかしいですけど、そうやってサポーターさんに身近に思っていただけるのは嬉しいです。これからも江川さんと“やんやんトーク”を楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

 

Q8.番組中、マダムを意識することはありますか?

川畑 ありますね。ただ、いつもコメントで登場してくださる方々が本当のマダムかどうか分からなくて。もしかしたら、自分と同じ年齢ぐらいの男性かもしれないなと疑ってもいます(笑)。それでもマダムの皆さんのコメントがない時はちょっと不安になりますね。“あれ、今日はいらっしゃらないぞ?”って(笑)。逆にコメントを見かけると安心して、私の調子も出てきます。ですから、マダムの方も、マダムでない方も、ご視聴いただき感謝です。ちなみに、今の「マダムの方も〜」というのは江川さんが番組の中で私を紹介する時に言ってくださった言葉で。私も同じ思いですので、改めて感謝を伝えたいですね。本当にいつもありがとうございます。

 

Q9.これまでのクロストークで印象に残っていることは?

川畑 今でもすごく覚えているのは、山岸(愛梨)キャスターとのクロストークで「おつきみピッピ」(ポケモンとのコラボ企画)の指ふりをした時ですね。私の指の動きがちょっと違ったようで、「どんだけ〜!」みたいになってしまいまして(笑)。チャットのコメント欄がざわついたのも印象的でした。

 

Q10.内田キャスターを「内田先輩」と呼ぶようになったきっかけは?

川畑 自然と呼んじゃいました(笑)。もちろん、キャスターとして先輩だからというのもあります。内田さんは人としてとても魅力的な方で、すごく真面目な一面と子どもっぽさの両面をお持ちなんです。先輩からも後輩からも愛されるキャラクターですし、そうした魅力的なところをお伝えしたくて、初めてのクロストークの時にふと出てしまいました。……ただ、心のどこかで、ちょっとイジってやろうという気持ちが芽生えたのも事実です(笑)。決して、怖い方だから先輩と呼んでいるということではないです(笑)。

 

Q11.今一番気になっている植物は?

川畑 これはひと言では答えられない質問ですね。世の中にはいろんな植物があり、当然、まだ私が知らないものがたくさんあります。ですので、もっともっと知りたくて。番組の中でもそうしたリポートを大募集していますので、おすすめの珍しい植物がありましたら、ぜひ教えてください。

 

Q12.ガーデニング初心者におすすめの植物を教えてください。

川畑 やはり、まずは簡単なものから始めるのが一番だと思います。その意味では、この時期だとガーデンシクラメンがおすすめです。寒さにも耐えられるし、外に置いておいても大丈夫。鉢植えでも問題ないのでベランダでも育てられます。また、花持ちも良く、春ぐらいまでお花を楽しめますよ。

 

Q13.今欲しいガーデニングアイテムは?

川畑 板にローラーが付いているガーデニングチェアをいつか買おうと思っています。普段はお尻や膝が汚れないようにダンボールを敷いて作業をしているんですが、それでも腰が痛くなっちゃうんですよね。切実に、今一番欲しいアイテムですね。

 

Q14.番組の切り抜き動画をご覧になることはありますか?

川畑 たまに見ます。正直、ちょっと怖いんですが(笑)、“この時はこういう話の展開にしておけばよかったな”と反省する意味も込めて見ています。ただ、皆さんに楽しんでもらえていること自体は嬉しいのですが、自分があまりそこを意識してしまうと失敗しそうなので、影響されないように気をつけています。

 

Q15.普段、お子さんからは何と呼ばれていますか?

川畑 2種類ありまして。父ちゃんと呼ばれる時と、パパと呼ばれる時があります。しかも、見事に使い分けているんですよね。普段は父ちゃんなんですが、何かお願いごとがある時はパパになるんです(笑)。6歳と2歳の子どもがいて、最近は下の子もまねするようになってきました(笑)。

 

Q16.お子さんに言われてほっこりしたエピソードを1つ。

川畑 寝る前に子どもから、「父ちゃん、今日もお仕事お疲れ様」と言われた時は涙が出そうになりました。普段、私から子どもたちに「今日も一日お疲れ様」って言うことがあるんです。すると、子どもたちも同じように「お疲れ様」と言ってくれるんですが、「お仕事お疲れ様」は初めてで。子どもがそんなことを言えるようになったことも感慨深かったですし、その言葉をもらった瞬間は仕事と育児で張り詰めた緊張がふっと解消された気がして、心の中で号泣していましたね。

 

Q17.最後に、GetNavi webということで普段愛用しているガジェットを教えてください。

川畑 ノートPCの高さを変えられるポータブルのスタンドを愛用しています。プログラミングをしているとすごく肩が凝るんですが、キーボードに少し角度がつくことで文字が打ちやすくなり、疲れにくくなりました。あとは対談の中でもお話ししましたが、喉のケアのためにUSBで動く加湿器をよく使っていますね。

↑川畑さん愛用のPCスタンド。直径は約4㎝で軽量のため、持ち運びも便利

 

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<応募方法>

下記、応募フォームよりご応募ください。
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※応募の締め切りは2月17日(金)正午まで。
※当選は発送をもってかえさせていただきます
※本フォームで記載いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的での使用はいたしません。また、プレゼント発送完了後に情報は破棄させていただきます。

 

【連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」一覧はこちら

 

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

川畑 玲×江川清音「常に意識しているのは、視聴者が気象に興味を持ってくれるような番組作り」ウェザーニュースキャスター連載・第11回/特別編《前編》

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は約95万人と、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第11回は特別編として、気象予報士でもある川畑 玲キャスターと江川清音キャスターの対談を敢行。唯一の男性キャスターである川畑さんの知られざる素顔を江川キャスターに深掘りしていただきました!

 

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

 

第11回・川畑 玲キャスター&江川清音キャスター/特別編前編

【川畑 玲さん、江川清音さん撮り下ろし写真はこちら】

 

 

江川さんはいつも質問の内容の角度が鋭いんです

江川 今回は某テレビ番組の『徹○の部屋』ならぬ『清音の部屋』として、川畑さんのいろんな一面を探ってみたいと思います! たくさん質問攻めにしますよ。

 

川畑 怖いですね(笑)。お手柔らかにお願いします。

 

江川 そんな恐ろしいことは聞きませんから、安心してください(笑)。まず、前回の私の連載回でも少しだけ川畑さんの魅力についてお話をさせていただきましたが、改めてお伝えすると、川畑さんは視聴者の皆さんが番組から感じていらっしゃる通りの、いつも朗らかで優しい雰囲気をお持ちの方です。だからこそ、多くの方が身近に感じているのではないかと思います。

 

川畑 そう言っていただけると嬉しいです。実は、身近な存在でありたいというのはすごく意識していることなんです。私は気象の専門家ではありますが、決して特別な人間ではありませんから。それに、「ウェザーニュースLiVE」の良さはサポーター(視聴者)さんとコミュニケーションを取れるところだと思うんですね。ですから、できるだけ皆さんと近い距離で気象に関する情報を共有できる存在でありたいなと思っているんです。

 

江川 私も同じ気持ちです! そうした中で、川畑さんは気象やお天気の説明がとても分かりやすいんです。キャスターになる前は予報センターで解説員をされていましたが、その時からいつも丁寧なお話の内容に感動していました。

 

川畑 うわ〜。そんなにたくさん褒めていただいて、なんだか涙が出そうです(笑)。

 

江川 私、ずっと川畑さんみたいになりたいと思っているんです。

 

川畑 何をおっしゃるやら(笑)。

 

江川 だって、以前にも「ここだけの話ですけど」って今と同じことをメールしたことがありましたよね。キャスター全員への気配りもそうですし。それに、例えば私が子どもの関係でどうしても休まなければいけないことがあっても、快く代わっていただいたりして。“こんな素敵な人間になりたいな”といつも思っています。

 

川畑 そんなこと言われても何も出ませんよ(笑)。私のほうこそ、江川さんには尊敬しかありません。番組への真摯な向き合い方であったり、いつもサポーターさんたちに対していかに分かりやすく情報を伝えるかということを意識されていて。しかも何がすごいって、ものすごく準備に時間をかけていらっしゃるところです。そこは本当に見習わないといけないところだなと感じています。あと、これは少し余談になりますが、予報センターで解説をしていた時は、“今日は江川さんにどんな質問をされるんだろう……”といつも身構えてました(笑)。

 

江川 それ、どの解説員の方からも言われます。特に喜田(勝)さんからは番組後に、「あの質問がくるとは思わなかったなぁ」って(笑)。

 

川畑 分かります。質問の内容の角度が鋭いんです。それは、やはりたくさんの時間をかけて準備をされているからこそだと思います。準備した分だけ、「こういうことを解説員に聞けばサポーターさんのためになるだろうな」という引き出しがどんどん増えていくんだろうなって。私が予報センターにいた時は、江川さんのそうした質問の鋭さに怯える毎日でしたが(笑)、キャスターになってからは、誰よりも時間をかけて準備されている姿を見て、“なるほど、こういうことなのか”と理解しました。

 

江川 こちらこそ、そういった視点で私のことを見てくださっていて嬉しいです。ありがとうございます。

 

打診を受け、3週間後にはキャスターデビューをしていました

江川 川畑さんは2022年の4月からキャスターとして登場されましたが、最初に声がかかった時はどんなお気持ちだったんでしょう?

 

川畑 ただただびっくりでした(笑)。土曜日の朝に連絡を受けたんです。その日、私は仕事がお休みで、しかも自分のピアノの発表会の日だったんです。

 

江川 あ、突然の連絡だったんですか?

 

川畑 そうです。内容もストレートに、「(『ウェザーニュースLiVE』の)解説員ではなく、キャスターをやってみませんか?」と。椅子から転げ落ちるくらいの衝撃でした(笑)。まさしく、「え〜っ!?」ですよ。

 

江川 それは驚きますよね(笑)。

 

川畑 「ウェザーニュースLiVE」は女性キャスターばかりでしたし、私は皆さんよりも年齢が上なので、そんな自分がキャスターという大役が務まるのかなと。聞いた時は、本当に不安とプレッシャーしかありませんでした。

 

江川 決断は早かったんですか?

 

川畑 ええ、その場で「分かりました」と即答しました。

 

江川 かっこいい!

 

川畑 こうやって声をかけてもらえるというのは、必要とされていることなのかなとプラスに考えたんです。それに、サポーターの皆さんに受け入れてもらえるかどうかはやってみないと分からないと思いましたから。おかげで、その日のピアノの発表会はいつもよりちょっとだけ緊張が小さかったですね(笑)。

 

江川 よかったですね。うまく弾けたんですか?

 

川畑 うまくはなかったです。それとこれとはまた別問題なので(笑)。

 

江川 (笑)。キャスターへの打診があってから、実際に番組を任されるまでの期間はどのくらい?

 

川畑 デビュー日が4月20日だったんですけれども、 話をもらったのは3月末でした。そのあいだ、キャスターの仕事の内容であったり、心得的なレクチャーは受けましたけど、特に練習期間のようなものもなく……。

 

江川 それで半月後にはデビュー? それもなかなかすごいですね。でも、言われてみれば、ギリギリまで予報センターで解説をされていましたもんね。

 

川畑 そうなんですよ。前々日まで解説員をして、一日おいて、いきなりぶっつけ本番でキャスターデビューでした(笑)。きっと、解説員をしていたという下地もありましたし、カメラの前で話すのがどういうことかが分かっているだろうという判断があったんでしょうね。とは言え、デビューした日は、“人生って本当に何があるか分からないなぁ”としみじみ思いました。

川畑 玲●かわばた・あきら…1977年12月6日生まれ。愛知県出身。A型。気象予報士。名古屋大学、大学院を経て、ウェザーニューズに入社。航空気象、航海気象等を担当し、現在「ウェザーニュースLiVE」内でキャスターとして活躍。Twitter

 

江川 予報センターの解説員になるまでは、ウェザーニューズ内でどんなお仕事をされていたんですか?

 

川畑 私は海上気象が専門なんです。分かりやすく言えば、波の高さや海流、高潮などの予測をしたり、そのためのシステムをつくるプログラミングをしているんですね。それは今もキャスター以外の時間でやっています。

 

江川 そうなんですね。そこからどうして解説員に?

 

川畑 それも急でした。ある日、「予報センターの解説員にならないか?」と。「えっ!? 僕が?」と、その時も青天の霹靂でした(笑)。

 

江川 へー! 普段から人前でお話をするのが得意で、そこを買われたんでしょうか?

 

川畑 それは絶対にないと思います。今もすごく苦手ですから。

 

江川 そんなことないと思いますよ。

 

川畑 そんなことあるんですって(笑)。ただ、その時もやっぱり、“うまくいくかどうかは分からないけれど、とりあえずやってみよう”という感じでした。

 

江川 そこはずっとブレずにある思いなんですね。でも、そもそも、どうしてこのタイミングで男性キャスターを起用しようと思ったんでしょうね。

 

川畑 もともと男性キャスターをもっと増やして、番組にいろんな幅を出していこうという構想があったそうです。そうした中で、2年ほど解説員をしていた私に、「彼をキャスターとして担当させたら面白いんじゃない?」という話が出たんじゃないかなと勝手に思っています。気象予報士ですから、天気にも詳しいだろうということで。

 

江川 じゃあ、もしかすると、そのうち喜田さんがキャスターになることも?(笑)

 

川畑 喜田さんは重鎮すぎますから、可能性は少ないと思いますよ。それに、予報センターでギャグを鍛錬するという大事なお仕事もありますし(笑)。それは冗談としても、確かにもっと年齢に幅があってもいいかもしれませんね。もっと言えば、国籍の違うキャスターさんが登場しても面白いと思いますし。

 

江川 素敵ですね。海外にもサポーターさんがたくさんいらっしゃって、コメントをいただくことも多いですし、海外のキャスターが誕生することで、よりグローバルな番組になりそうです。

 

伝え方や表現力など、まだまだ勉強することばかりです

江川 普段、キャスターの勉強はどのようにされているんですか?

 

川畑 今いるキャスターさんは皆さん個性的な方ばかりですから、“この人のここがすごい!”と感じるところを自分の中に取り入れるようにしています。それはキャスターさんに限らず、解説員の方からもですが。例えば、内藤(邦裕)さんの指し棒の指し方ですとか。

 

江川 すごいピンポイント(笑)。詳しく知りたいです!

 

川畑 内藤さんの指し方は本当に素晴らしいんですよ。全くブレない。私はつい、指し棒の先をクルクルと回してしまう癖があるんですが、それだと見ている側が落ち着きなく感じてしまうんですね。その点、内藤さんはゆっくりと動かして、ピタッと止める。“これはすごく分かりやすいぞ!”と思って、まねするようになりました。ほかにも、いろんなキャスターさんを見て、話し方や話す内容などを参考にしています。最初は緊張しかありませんでしたけど、初めて経験することって学ぶものも多いですし、今はすごく楽しいです。

 

江川 では、今は苦労もそれほどなく?

 

川畑 いえ、3時間も生放送を担当するって、やっぱり大変です。視聴者さんとチャットのコメントを通じてコミュニケーションを取りながら、同時に気象の変化も確認していると、頭も体力も使いますから。だからこそ、私は全てのキャスターさんに対して尊敬の念しかないんです。今日のこの対談ではそのことを伝えられれば、もう十分です(笑)。

 

江川 そんな。川畑さんも素晴らしいキャスターですから。ちなみに発声の練習などはされてます?

 

川畑 特別なことはしていないですね。ただ、最近は喉に気を使って、デスクワーク中は机の上にポータブルの加湿器を置くようにしています。

 

江川 そういえば、以前、「番組前にはコーヒーを飲まない」とおっしゃっていましたよね。

 

川畑 正確には、番組を担当する前日から飲まないようにしています。本当かどうかは分からないのですが、コーヒーは喉を痛めやすいと何かの本で読んだことがあったので。ですから、前日はココアばかりです(笑)。江川さんは喉のケアで何かされていますか?

江川清音●えがわ・さやね…1989年12月3日生まれ。北海道出身。O型。ウェザーニューズ「おは天」の10期生として、2008年よりキャスターに就任。その後、番組の変遷とともに「SOLiVE24」、「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味・特技はダンス、フラワーアレンジメント、クレイデコレーション、カルトナージュ、カリグラフィー、ヨガなど。 TwitterIntagram

 

江川 日常では、寝る時にぬれマスクをするぐらいですね。あとは、番組中もカメラに映っていないところで、こまめに水を飲んで喉を潤すようにしたり、5分の短いインターバル中でも飴を舐めるようにしたり。それと、前回のこの連載でも少しお話ししましたが、発声練習は欠かさずやっています。

 

川畑 例のBスタ裏で?(笑)

 

江川 そうです、そうです。それも1人で大きな声で(笑)。「モーニング」(午前5:00〜8:00)の本番前だと深夜に真っ暗なスタジオの中で発声をしているので、「ムーン」(午後8:00〜11:00)を終えたキャスターさんが、「Bスタから誰かの発狂している声が聞こえる!」と驚かれたことがあったみたいです(笑)。途中で、「あ、江川さんの声だ」と気づいたそうですが。

 

川畑 (笑)。私が本番中にしていることと言えば、インターバルの時になるべくしゃべらないようにして、次の準備をしながら頭を休めるぐらいですね。

 

江川 人によって方法が違いますからね。ほかのキャスターさんがどうされているのか、聞いてみたいです。

 

川畑 そういう企画があると面白いかもしれませんね。それと、個人的には話し方もちゃんと学んでみたいなと思っているんです。話し方ってちょっとしたニュアンスの違いで、伝わり方が大きく変わるじゃないですか。特に私は、江川さんやあいりんさん(山岸愛梨キャスター)の話し方が大好きで。お聞きしたかったのですが、江川さんって、いつもあえて抑揚をつけてしゃべっていらっしゃいますよね。

 

江川 はい、やっています。

 

川畑 やっぱり。柔らかく伝えるところや、安心感を持って聞いてもらうための話し方など、いつも意識されているんだろうなと思っていました。

 

江川 私は学生時代に弁論研究部に入っていて、人前に立って自分の思いを伝えるということをしてきたので、なおさら気にしているんだと思います。

 

川畑 なるほど。だからなんですね。いつも番組を拝見しながら、メモを取るようにしています。そうした表現の練習などもいつかみんなでやってみたいですね。

 

番組中もいろんな“なぜ?”を常に持つことが大事

江川 普段からキャスターとして心がけていることはありますか?

 

川畑 情報を伝える際、なるべく視聴者さんが理解しやすい目線に合わせるということは意識しています。我々の仕事は正しい気象情報をお伝えするということが大前提としてありますが、一方で、気象をより身近に感じてもらえるように、楽しさや魅力も伝えていきたいなと思っているんです。

 

江川 私も同じです!

 

川畑 いつも同じような説明だと面白みがありませんし、だからといって、難しいことばかり言ってしまうと、手が届かない世界だと思われてしまう。ですから、そうならないように視聴者さんと同じ目線に立ちつつ、そこにほんのちょっとだけ深い話を入れていくようにしているんです。それが積み重なっていくことで、ご覧になっている方の知識も増え、より興味を持ってもらえるようになるんじゃないかなって。これは予報センターで解説員をしていた頃からずっと自分の中で意識していたことですね。

 

江川 “気象”というと、ちょっと専門的なことを解説しているイメージがありますもんね。

 

川畑 そうなんです。少しでも聞き慣れない言葉が出てくると、聞き手が迷子になりかねない。だから、手の届く範囲で、かつ興味をそそる少しだけ難しい説明というのが大事になってくるんです。

 

江川 川畑さんの天気の解説がいつも分かりやすい上に、楽しく感じる秘密が分かった気がしました。

 

川畑 1〜2年ほど前に視聴者さんからの疑問に答える「教えて予報士さん」というコーナーで、海流の話をさせてもらったことがあったんですね。その時も、誰でも分かるようなところから話し始めて、少しずつ専門的な内容を付け加えていったところ、「楽しかったです」という感想を多くいただいて。やはり、そうした番組作りが大事なんだなと改めて感じました。ただ、キャスターの立場になると、今度は自分が一方的に話すのではなく、解説員の方から話題を引き出さないといけないので、また勝手が少し違ってくる。そこに大変さを感じることもありますね。

 

江川 素朴な疑問ですが、川畑さんもやはり番組前のブリーフィングを解説員の方とされるんですか?

 

川畑 します。と言っても、手短なものですけど。天気の予測にブレ幅があったりすると、どこをポイントにして番組で話すかを事前に少し打ち合わせする感じですね。

 

江川 どんな会話をされているのか気になります。やはり、専門的な言葉が飛び交うんですか?

 

川畑 むしろ、ものすごくざっくりした時のことのほうが多いですよ。宇野沢(達也)さんとかと、「今回の寒気はヤバいっすね」とか、「これはなかなか見ないキツい気圧配置ですね」といった感じでブリーフィングを進めています(笑)。

 

江川 子どもみたいですね(笑)。

 

川畑 本当にそんな感じです(笑)。逆に私からお聞きしたいのですが、江川さんが番組中に気象予報士に質問する際、意識されていることはありますか?

 

江川 基本的にはブリーフィングでうかがった内容を深掘りしていく感じなのですが、番組中に気になったこともどんどん聞くようにしています。例えば寒気の流れの話題が出た時に天気図を見ながら、“これって停滞しているけど、そのまま動かないものなのかな”とか、“このまま居座るとなると、しばらく天気が悪いのかな”といった疑問をまとめていきながら、視聴者さんが一番聞きたいであろう内容にまとめていくようにしているんです。

 

川畑 常に客観性をお持ちなんですね。

 

江川 そうですね。やはり、“これはどういうこと?”といった、いろんな“なぜ?”を持っていることが大切だと思うんです。それに、慣れてくると多くのことが自分の中で当たり前の知識になってしまうので、初心を忘れないようにしています。今の時期だと『JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)』というワードが頻繁に登場しますが、解説員の口から出ると、「日本海側に大雪をもたらす寒気ですね」と説明を入れたり。

 

川畑 そうやって、いろんな方に“いい番組だな”“また見てみたいな”と思ってもらえる努力が大事ですよね。

 

江川 本当にそう思います。

 

※「川畑 玲キャスターと江川清音キャスター」による対談は後編へ。後編では川畑さんの学生時代のお話も。

関連記事:川畑玲×江川清音「番組を楽しみながらも、生命に関わる情報を扱っているという緊張感をいつも持っています」ウェザーニュースキャスター連載・第12回/特別編《後編》

 

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

≒JOY「スイートシックスティーン」MV公開!グループ最年少の天野香乃愛が初センター

≒JOY

 

≒JOYの4曲目のオリジナルソングとなる、4thソング「スイートシックスティーン」のミュージックビデオが公開された。

 

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ“=LOVE”(イコールラブ)、“≠ME”(ノットイコールミー)に続く「第3のグループ」として誕生した、“≒JOY”(ニアリーイコールジョイ)。

 

先日は山野ホール(代々木)にて、初の単独公演「≒JOY 特別公演」の追加公演となる「≒JOY特別追加公演」を開催。約1600名の来場者を集め、大盛況を収めたのも記憶に新しい中、4thソング「スイートシックスティーン」のMVを公開した。

 

本楽曲は、グループ最年少で1月21日に16歳の誕生日を迎える天野香乃愛が初のセンターを務め、“16歳のワガママ”を詰め込んだ放課後パーティーソングに仕上がっている。MVは、ドラマシーン、LIPシーン、ダンスシーンで構成されており、アメリカ版成人式「Sweet 16」をモチーフに、16歳になる最年少の天野が自らパーティーを企画。

4thソング「スイートシックスティーン」MVサムネイル

 

「1人で頑張るのもすてきだけど、みんなで作るパーティーはもっと最高だよね」と他のメンバーがサプライズで更なるパーティー会場とケーキを準備し、天野を全員で心から祝福するという、≒JOYという青春を共に過ごす彼女たちの笑顔のきらめきをぎゅっと詰め込んだ、多幸感あふれる作品に仕上がった。

 

4thソング「スイートシックスティーン」は、2月22日(水)から配信がスタートし、同日に発売される=LOVEの13thシングルのType D(CD+DVD)のカップリングにも収録される。

 

なお、=LOVEの13thシングルのオンラインサイン会、オンライン個別お話し会にも≒JOYが参加することが発表されており、さらに4月30日(日)にパシフィコ横浜 ホールDにて「イコノイジョイ合同個別お話会」の開催も決定している。詳細は公式サイトを参照。

 

動画

4thソング「スイートシックスティーン」MV

 

WEB

公式サイト:https://nearly-equal-joy.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/Nearlyequal_joy
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC_qmQbqvW6UES3NT780l2Pg

 

山崎育三郎×松本穂香インタビュー「凸凹はひとつの才能でもあると思うんです」『リエゾン-こどものこころ診療所-』

左から)松本穂香、山崎育三郎

 

主演・山崎育三郎×ヒロイン・松本穂香が、感動作の名手として名高い脚本家・吉田紀子とタッグと組んでおくる本作。累計120万部を突破し、「モーニング」(講談社)で現在も連載中の同名漫画が原作となっている。

 

多くの人が生きづらさを感じる現代で、不得意なことがあったり、時に周りを困らせてしまったりする特性を持つ“発達障害=凸凹(でこぼこ)”を抱えていたら―。本作は、郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも凸凹を抱える院長・佐山卓(山崎)と研修医・遠野志保(松本)のコンビが、さまざまな生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐ向き合い、寄り添っていく姿を描く感動の医療ヒューマンドラマだ。

 

難役に挑む山崎さんと松本さんが演じる当たって大切にしていることや現場で行っていること、本作に感じる魅力や伝えたいメッセージとは―。さらに、インタビュー終盤ではお2人の“推し芸人”トークも展開します。

 

◆お2人は2021年公開の映画「ミュジコフィリア」でも共演していますが、本作での共演を経て、あらためて感じるお互いの印象はいかがですか?

山崎:穂香ちゃんは役に対してとても誠実で、受け止め方が繊細な方。確かに“志保”としてそこにいてくれるので、僕も引き出されるものがありますし、絶対的な安心感があります。そして、基本的に全くせりふを間違えないんですよ。今回は医療用語もたくさん出てくるので難しい部分もあるのですが、そういうところもいつもほぼ一発で決めますし、本当に尊敬する役者さんです。

松本:いやいや…。ありがとうございます。育三郎さんは、いつも「なんでこんなに優しいのだろう!」と思います。とにかく周囲に気を遣いながら、現場を引っ張っていっていただいている印象です。

山崎:そうでしょう?(笑)。前と印象は変わっていますか?

松本:そうですね(笑)。前とは役柄も全く違いますし、いい意味で変わった部分はあるかもしれないです。いつも現場の空気が穏やかなのは育三郎さんのおかげだと思います。

 

◆原作は漫画ファンの間で話題を呼んでいる大ヒット作です。脚本とあわせて、原作を読んだ際にどのようなことを感じられましたか?

山崎:脚本はもちろん、原作も読ませていただいたのですが、僕自身も日々子育てをしている中で、共感できる部分がたくさん描かれていて涙があふれました。いわゆる医療モノのように、病気を完璧に治療したり、何かをズバッと決断する、というような物語ではないかもしれません。でも、読み終わった後にとても温かい気持ちになって、「こんな作品がやりたかった!」と心から思える本に巡り合えたな、と感じました。

松本:私もまず原作を読ませていただいたのですが、そこで感じた温かい部分が脚本にも詰まっているなと思ったんです。誰か1人だけにフィーチャーするのではなく、全ての人に寄り添うような、繊細で優しい脚本だなと。「この作品に携わらせていただけてよかった」と思えるようなお話を毎回いただけるので、日々奮起しながら臨んでいます。

山崎育三郎

 

◆それぞれ佐山と志保を演じる上で、お2人が大切にしたことは?

山崎:現場に発達障害の当事者の方が来てくださっているのですが、「こういう状況の時はこういう感情になることが多いです」ということを教えていただいたり、ちょっとした動作でも気になったことは細かく確認しながら進めています。ひとつひとつに嘘がないよう、より丁寧に描いていけたらと。

松本:私は原作を繰り返し読ませていただいているのですが、志保は凸凹ゆえの手足の動きなどが絵でも描かれているので、立ち姿などは原作からも取り入れています。やはり、原作の世界観は大切にしていきたいです。

 

◆今回、お2人は発達障害をもつ役を演じるに当たり、事前に準備されたこと、取り組まれていることなどはありますか?

松本:いろいろな本などを読んで勉強しながら、私も現場でその当事者の方にその都度質問させていただいています。あと、脚本の吉田(紀子)さんが志保のプロフィールを書いてくださったんです! 「字が汚くてノートが読めない」みたいなことだったり、彼女の生い立ちを細かいところまで書いてくださっていて、それも参考にさせてもらっています。

山崎:僕も、佐山の分厚いプロフィールをいただいたので、それを取り入れながらやっているのですが、こういうものをいただけたのは初めてですね。あと、当事者の方が「僕はそういう動きはしません」「そういう状況で目線は合わせられないと思います」というようなご指摘もすぐに言ってくださって。

 

◆当事者の方がそばにいて声をかけて下さるというのは、お芝居をされるに当たってとても大きなことのように思います。

山崎:そうですね。佐山が体操をするシーンがあるんですけど、「山崎さん、カッコよく動きすぎです」といったお言葉もありました(笑)。ちょっと前までミュージカル(「エリザベート」)をやっていたので、つい気合が入ってしまって…(笑)。「もっと力を抜いて」など、そういう体の使い方も教えていただいています。

 

◆ドラマには子どもたちもたくさん登場するかと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?

山崎:本当に、子どもたちがいると現場の空気がすごく明るくなるんです。本番が始まる直前まではみんな自由に動いているのですが(笑)、本番が始まると一瞬で変わって、泣くシーンなども完璧なんですよ。あの集中力には毎回驚かされますし、子どもには嘘がないので心が動かされます。

松本:本当にそうで、直前までにぎやかにしていても、本番に入るとすごく繊細なお芝居をするんです。キャラクターとしてその子の中に渦巻いている感情が見えますし、誰にも何も言われていないのに自然と動いていたり、役にスッと入れるところがすごいなと。逆に勉強させてもらうことも多いです。

松本穂香

 

◆ドラマでは、佐山の趣味としてチェロを弾くシーンも登場するとお聞きしました。

山崎:はい。佐山も凸凹ですが、そのひとつの症状として、“毎日同じことをやらないと精神的に落ち着かない”というのがあるんです。今回、そのルーティンが“チェロを弾く”ということで、先生にレッスンしていただいて演奏も披露しています。一見スパイス的に見えるかもしれないのですが、佐山にとってはこれも症状ゆえなんですよね。

 

◆お2人は、ご自身の生活におけるルーティンはありますか?

山崎:うーん…。僕はルーティンを決めないようにしているのもあって、“コーヒーを飲む”ことぐらいです。昔は舞台やミュージカルの際にルーティンを決めてやっていたのですが、それができなかった日は緊張してしまったり、うまくいかなかった経験もあって、今はルーティンを作らないようにしています。

松本:私も特に無いのですが、強いてあげるなら“お風呂にゆっくり浸かること”ですね。そこで台本を読んだり、歌を歌ったりして、ストレス発散も兼ねてリラックスしています。

 

◆お2人がこのドラマを届けるに当たって、視聴者の方に伝えたいメッセージを教えて下さい。

山崎:このドラマの中には発達障害を指す“凸凹”という表現が出てきますが、僕個人の考えとしては、誰もが何かしらの凸凹を持っていると思うんです。“発達障害”というと言葉のインパクトがちょっと強いので、大きなものとして受け止めがちですが、そもそもがみんな違う人間ですよね。今は、その人にしかないものに価値が見出される時代ですし、僕も凸凹はひとつの才能でもあると思うんです。それをみんなで受け止められる社会になればいいなと思いますし、このドラマを通じて、僕らのそういった思いを感じていただけたら幸せです。

松本:育三郎さんがおっしゃったように、世の中にはいろんな人がいて、自分とは違う人たちのことをどう捉えるか、私たちの見方で変わることもたくさんあると思うんです。発達障害にはまだまだ知られていない部分もたくさんあると思うので、このドラマをきっかけに何かを知って、理解したいと感じていただけたらうれしいなと思います。

 

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左から)松本穂香、山崎育三郎

 

Q.佐山と志保は発達障害をもつ子どもたちやその家族にそっと寄り添い、そのこころを診療しますが、お2人のこころを癒してくれる存在やアイテムは?

山崎:やはり自分の子どもですね。寝顔を見るだけで1日の疲れが吹き飛びます。

松本:私は母親と、あとは飼っているワンコです。もう、本当に癒されるんですよ!

山崎:あと、僕はピアノかな。家にピアノがあって、ほぼ毎日弾いているのですが、音楽が流れている時間は自分だけの世界に浸れるといいますか、日々のいろんなことから解放される気がして…。メロディが心を浄化してくれて、穏やかな気持ちになれるんです。

松本:私はお笑いが好きなので、YouTubeとかで芸人さんのコントを見たりもします。

山崎:それ、僕も一緒。大好き!

松本:本当ですか!?(笑)。私、もうずっとジャルジャルさんが好きなんです。あと、最近だとシソンヌさんやジェラードンさん。山崎さんは?

山崎:僕はクロちゃん。あれだけ自分を解放して生きるって、なかなかできることじゃないですよね。『水曜日のダウンタウン』の恋愛企画もすごかったですし、クロちゃんを見ると元気が出ます(笑)。

 

PROFILE

山崎育三郎
●やまざき・いくさぶろう…1986年1月18日生まれ。東京都出身。A型。毎週日曜に放送中の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)でMCを務める。出演映画「イチケイのカラス」が全国公開中 、2023年3月21日(火・祝)に東京ガーデンシアターにてライブイベント「THIS IS IKU 2023」の開催を控える。

 

松本穂香
●まつもと・ほのか…1997年2月5日生まれ。大阪府出身。O型。毎週土曜に放送中の『アートフルワールド~たぶん、すばらしき芸術の世界~』(BSフジ)でナレーションを務める。玉城ティナとW主演を務める映画「恋のいばら」が全国公開中、2月4日(土)放送のドラマ『大河ドラマが生まれた日』(NHK総合)に出演する。近作は映画「“それ”がいる森」「今夜、世界からこの恋が消えても」「ミュジコフィリア」など。

 

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵 hair&make:花村枝美(MARVEE) stylist:山本隆司(山崎/style³)、浅田晶子(松本/東京衣裳)

 

番組情報

『リエゾン-こどものこころ診療所-』
テレビ朝日系
2023年1月20日(金)スタート
毎週金曜 午後11時15分〜深夜0時15分 ※一部地域では放送時間が異なります。

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/liaison/

 

吉田美月喜「自分の人生において1つしかない思い出いっぱいの作品。もう6回ぐらい観ています(笑)」

演劇ユニット「iaku」の同名舞台を映画化した『あつい胸さわぎ』が、1月27日(金)より公開する。若年性乳がんを宣告された18歳の千夏と母の昭子を中心に港町を展開されるハートウォーミングな群像劇で、映画初主演を務めた吉田美月喜さん。千夏を演じるうえで等身大を心がけたという役作りの話や実生活での母との関係性についてなどを伺いました。

 

吉田美月喜●よしだ・みづき…2003年3月10日生まれ。東京都出身。主な出演作にドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』『ドラゴン桜』、映画『鬼ガール!!』『たぶん』『メイヘムガールズ』、Netflixドラマ『今際の国のアリス』など。2023年はドラマ『沼る。港区女子高生』、映画『パラダイス/半島』『カムイのうた』の公開を控える。Instagram

 

【吉田美月喜さん撮り下ろし写真】

 

実際はとても温かいお話で、年齢的にも主人公の千夏に共感できる部分が多かった

──オーディションを受ける前に台本を読まれたときの率直な感想は?

 

吉田 企画書には“乳がん”というワード以外にも、「家族や初恋が複雑に絡み合っていく話」と書いてあったので、かなり身構えて脚本を読み始めたんです。でも、実際はとても温かいお話で、年齢的にも主人公の千夏に共感できる部分が多かったんです。お母さんと仲が良いことや、高校を卒業してのワクワク感みたいなところとか、青春映画な感じがしたんです。それで「この役やりたい!」という気持ちが高まり、オーディションを受けました。

 

──吉田さんと同年代である千夏の役作りについては?

 

吉田 18歳といえば、子どもでも大人でもない複雑な年齢だと思うんです。自分一人だけでは答えが出ないけれど、それを表に出すこともできない。また、もし私が乳がんと診断されたときの困惑も、千夏と変わらないんじゃないかと。そういったことを意識しつつ、できるだけ自分の等身大で演じることを心がけました。それは、監督やスタッフの方、それから常盤(貴子)さんや前田(敦子)さんら、ほかのキャストの方たちが、私が等身大の自分でいられる現場を作ってくださっていたおかげでもあります。

 

私も大人になったら、常盤さんのような気遣いがさらっとできる女性になりたい

──事務所の先輩である常盤貴子さんが、お母さんの昭子役を演じられています。

 

吉田 常盤さんは大先輩なので、お会いする前は緊張していたんですが、撮影時も撮影以外でも、本当の母のように、私のことをいろいろ面倒見てくださって、ありがたかったです。それもあり、最初に撮った冒頭の日常の掛け合いシーンから、すぐに親子になることができました。また、とてもかっこいい方で、サーカスのシーンで「このTシャツ、いいですね」とお話していたらプレゼントしてくださり、市場でも「この魚、おいしそうですね」みたいなお話をしていたら、後日、その魚が入った宅急便を自宅に送ってくださったんです。私だけでなく家族にまで、そんな対応をしてくださるなんて! 私も大人になったら、そんな気遣いがさらっとできる女性になりたいと思いました。

 

──そんな常盤さんとの共演で、お好きなシーンは? また、吉田さんと実際のお母さんとの関係性はいかがですか?

 

吉田 常盤さんとの共演シーンでいうと、お互い真剣にぶつかっているシーンも好きですが、庭で花に水をあげながら、母の恋愛の話をしているシーンが好きです。千夏が何の根拠もない自信を持つ、ほんわかとした雰囲気がお気に入りですね。実際の母と私も、何でも話すような親子ですね。カラオケにもよく行くんですが、母の影響もあって、レベッカやチェッカーズ、あとは山口百恵さんや中森明菜さんなどの70~80年代の懐メロを歌うことが多いんです。また、私がお風呂の湯船にかなりの時間入っているんですが、湯船の縁にお母さんが座って、ずっと話していますね。お母さんの仕事の話とか、私の些細な愚痴とか、飼っている犬のチョコの散歩中の話とか。よく考えたら、そういう時間も千夏とお母さんに似ているかもしれません。

 

現場での休憩時間中も、美容についてとか、いろいろお話できて、楽しかった

──また、透子役の前田敦子さんの印象はいかがでしたか?

 

吉田 前田さんとの共演も初めてだったのですが、実際お会いしたときの感想は「わぁ、きれいな方だなぁ」でした。役柄的にはお姉ちゃん的存在なので、「どんなふうに話しかけたらいいのかなぁ?」と思っていたら、衣装合わせのときに前田さんから話しかけていただいてすごく嬉しかったです。現場での休憩時間中も、美容についてとか、いろいろお話できて、楽しかったです。そんな関係が築けたからこそ、2人でバチバチ言い争いをするシーンもうまくいったんだと思います。

 

──千夏の初恋相手である光輝役の奥平大兼さんとの印象はいかがでしたか?

 

吉田 奥平さんは私の一歳下という年齢が近いこともあり、とても気軽に話せる存在だったのですが、自分をしっかり持っている方なんです。驚くぐらい堂々としすぎていて、どこか天才肌なところを感じました。それはター坊役の佐藤緋美さんにも言えていて、洋服や音楽好きという点も同じですね。

 

「現場を引っ張ってくれるから安心だよね」と言ってもらえるような存在になりたい

──本作は吉田さん自身において、どんな一作となったと思われますか?

 

吉田 初めての主演映画という、自分の人生において1つしかない思い出いっぱいの作品になりました。もう6回ぐらい観ています(笑)。乳がんを宣告された千夏の葛藤を描いている作品ですが、笑えるシーンもありますし、どのキャラクターも千夏を見捨てないで見守ってくれているので、とても温かい気持ちになれる映画になりました。私も作品を通じて、何かしらのことで悩んでいる人に対して、しっかり向き合う姿勢の大切さを学びました。実は撮影後に、原作の舞台の再演を見る機会があったのですが、素敵すぎて「私の千夏は受け入れられるのか?」と不安だったんです。でも、すでに映画を観た舞台のファンの方から「良かった」と言っていただいているので自信がつきました!

 

──2023年は本作を機に、主演作やヒロインを務める作品が続々と公開されます。将来の展望を教えてください。

 

吉田 ずっと前から芯のある女優を目指していこうと思っています。それこそ、今回常盤さんや前田さんといった存在から芯のある女性像をすごく感じたのですが、やはり主演を務めるからには、周りの方から「現場を引っ張ってくれるから安心だよね」と言ってもらえるような存在になりたいです。これまでの作品では、自分のことでいっぱいいっぱいだったため、主演としてはまだまだだったと思います。頑張ります。

 

──現場にいつも持っていくモノ、手放せないアイテムがあれば教えてください。

 

吉田 去年の春に初めて、舞台(「エゴ・サーチ」)をやらせていただき、そのときに共演者の方に、手ぬぐいをいただいたんです。それ以来、お弁当を食べるときに下に敷いてみたり、ペットボトルに付いた水滴を拭いたり、使い勝手のいい手ぬぐいにハマりました。『パラダイス/半島』(2023年)という作品で共演した落語家の立川かしめさんからいただいた手ぬぐいもあり、今は4枚ほどを使い回しています。

 

 

(C)2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

あつい胸さわぎ

1月27日(金)より新宿武蔵野館、イオンシネマほかにて全国公開

 

(STAFF&CAST)
監督:まつむらしんご
原作:戯曲『あつい胸さわぎ』横山拓也(iaku)
脚本:髙橋泉
出演:吉田美月喜、常盤貴子
前田敦子、奥平大兼、三浦誠己、佐藤緋美、石原理衣

(STORY)
港町の古い一軒家に暮らす武藤千夏(吉田美月喜)と、母の昭子(常盤貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。小説家を目指し念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで苦い思い出になっていた。その言葉は今でも千夏の胸に“しこり”のように残ったままだ。だが、初恋の相手である川柳光輝(奥平大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基春(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に興味を惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。親子二人して恋が始まる予感に浮き足立つ毎日。そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう……。

【映画「あつい胸さわぎ」よりシーン写真】

(C)2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/田中陽子 スタイリスト/岡本純子

中川美優の1st写真集「MUSE」が12月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

中川美優 1st写真集『MUSE』

 

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2022年12月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、中川美優の1st写真集「MUSE」が第1位になったことが分かった。

 

待望の初写真集のテーマは「映画のような写真集」。鹿児島、沖縄、東京、横浜を舞台に“主演・中川美優”によるドラマチックでセンセーショナルな展開とともに、これまでにないセクシーなカットにも挑戦。中川のミステリアスな魅力に引き込まれていく作品となっている。12月11日には、書泉ブックタワーでリリースイベントが開催され、大盛況となった。

 

中川は「お気に入りのページは、見開き1ページのビリヤード台のカットです。?普段、ビリヤード台には絶対乗っちゃいけないので、すごくレアな体験でした。写真集ぜひチェックしてください!」とコメントしている。

 

2022年12月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:中川美優 1st写真集『MUSE』
出版社:秋田書店/発売日:2022年12月9日

2位:似鳥沙也加 1st写真集 Ribbon
出版社:KADOKAWA/発売日:2022年9月28日

3位:足立梨花写真集 リリカル
出版社:KADOKAWA/発売日:2022年10月14日

4位:日向坂46 金村美玖 1st写真集 羅針盤
出版社:光文社/発売日:2022年12月20日

5位:小野寺梓 1st写真集 偶像に生きる
出版社:光文社/発売日:2022年12月16日

6位:小島瑠璃子ラスト写真集 瑠璃
出版社:集英社/発売日:2022年12月23日

7位:山田南実写真集『Departure』
出版社:講談社/発売日:2022年11月16日

8位:小澤美奈瀬写真集『MUSE』
出版社:講談社/発売日:2022年11月26日

9位:村島未悠 1st写真集『むらみゆ』
出版社:集英社/発売日:2022年12月7日

10位:天野麻菜ファースト写真集『なまのまな』
出版社:ワニブックス/発売日:2022年11月25日

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。店頭イベント販売数含む。

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/203384/

 

2022年度人気No.1レースクイーンが決定! 「Adam by GMO 日本レースクイーン大賞2022」

2022年にサーキットを彩ったレースクイーンの中から、ファンの人気投票によって大賞およびグランプリが決定する「日本レースクイーン大賞」。SUPER GT、SUPER FORMULA、スーパー耐久など、2022年も300人を超えるレースクイーンたちが様々なカテゴリで活躍。1月14日に、幕張メッセで開催された「東京オートサロン2023」のイベントステージで、授賞式が行われました。

 

「Adam by GMO日本レースクイーン大賞2022」の大賞受賞者は、織田真実那さん、藤井マリーさん、名取くるみさん、益田アンナさん、宮瀬七海さんの5名。そしてその中から、2022 Pacific Fairiesの名取くるみさんが見事「グランプリ」に輝きました。

 

↑(写真左から)織田真実那さん、藤井マリーさん、名取くるみさん、益田アンナさん、宮瀬七海さん

 

【授賞式の様子】

 

 

↑グランプリを受賞した名取くるみさん(写真手前右)は、昨年度グランプリ受賞者の川瀬もえさん(写真手前左)とは同じチーム。青から青へトロフィーを受け取った名取くるみさんは、「これからも素晴らしいレースクイーンの方々の背中を追い越す勢いで、自身の活動に精進して参ります」と今後に向けて抱負を語った

 

授賞式ではレースクイーン大賞の発表に先立ち、昨年7月にすでに発表されているスーパーGTに初登場のレースクイーンを対象とした「新人部門」を受賞した3名と、こちらも昨年9月に発表になっている、人気No.1のレースクイーンコスチュームを決定する「コスチューム部門」の受賞ユニットの表彰も行われた。

 

↑新人部門を受賞した早川みゆきさん、七瀬ななさん、朝倉咲彩さん(写真左から)

 

↑「コスチューム部門」グランプリを受賞したraffinee Lady/raffinee μ’sのRiOさん、長坂有紗さん、さかいゆりやさん、近藤みやびさん、藤井マリーさん、広瀬晏夕さん、高橋紫微さん(写真左から)

 

また、ファイナリスト20名の中から選ばれる特別賞も発表。「クリッカー賞」には安西茉莉さんが。「週刊プレイボーイ賞」には有栖未桜さんが選ばれました。また、実行委員会特別賞には、仲 美由紀さん、福江ななかさん、水瀬琴音さんが選ばれました。

 

↑「クリッカー賞」安西茉莉さん

 

↑「週刊プレイボーイ賞」有栖未桜さん

 

↑「実行委員会特別賞」の福江ななかさん、水瀬琴音さん、仲 美由紀さん(写真左から)

 

タイトルスポンサーであるAdam by GMOから贈られる「Adam賞」を、名取くるみさん、日南まみさん、藤井マリーさん、松田 蘭さんが受賞。「テレビ東京賞」には益田アンナさん。「東京中日スポーツ賞」には宮瀬七海さんがそれぞれ選ばれた。

 

↑「Adam賞」の名取くるみさん、日南まみさん、藤井マリーさん、松田 蘭さん(写真左から)

 

↑「テレビ東京賞」益田アンナさん

 

↑「東京中日スポーツ賞」宮瀬七海さん

 

【この記事の写真一覧】

【保存版】141人のコンパニオン&400枚超の写真とともに振り返る! 東京オートサロン2023

1月13~15日の3日間に渡って幕張メッセにて開催された「TOKYO AUTO SALON 2023」。クルマ好きには待ちに待った世界最大のカスタムカーイベントで、新年のスタートを感じる恒例イベントとなっています。今年は3日間の来場者が17万9434人と、昨年(12万6869人)を大幅に上回り、オンラインでの再生回数は18万4067回と大いに盛り上がりを見せました。

そして本イベントを盛り上げてくれた華やかなコスチュームに身を包んだコンパニオンたちを大特集! 141人登場、総枚数400枚超の写真で振り返ります。

 

※撮影はソーシャルディスタンスを保って行いました。マスク着用の有無は各ブースの方針に従っています。

 

【141人を一挙に紹介!】

 

 

<AME>

横田りか(よこた・りか)

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【横田りかさんギャラリー】

 

 

<AZUTO>

なつき

【なつきさんギャラリー】

 

 

<AZZURRE MOTORING>

AONA(あおな)(写真左)

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YUKINA(ゆきな)(写真右)

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【AONAさん、YUKINAさんギャラリー】

 

 

<BYD Auto Japan>

らいな

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【らいなさんギャラリー】

 

 

葵木ひな(あおき・ひな)

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【葵木ひなさんギャラリー】

 

 

五十嵐 希(いがらし・のぞみ)

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【五十嵐 希さんギャラリー】

 

 

山田リリア(やまだ・りりあ)

【山田リリアさんギャラリー】

 

 

詩瑶(しよう)

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【詩瑶さんギャラリー】

 

 

柴咲のあ(しばさき・のあ)

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【柴咲のあさんギャラリー】

 

 

兎咲 香(とざき・かおり)

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【兎咲 香さんギャラリー】

 

 

有栖未桜(ありす・みお)

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【有栖未桜さんギャラリー】

 

 

遊馬りえ(ゆま・りえ)

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【遊馬りえさんギャラリー】

 

 

鈴木珠莉(すずき・じゅり)

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【鈴木珠莉さんギャラリー】

 

 

<CABANA>

亀澤杏菜(かめざわ・あんな)

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【亀澤杏菜さんギャラリー】

 

 

<DUNLOP>

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【くどう美咲さんギャラリー】

 

 

真田ゆき(さなだ・ゆき)

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【真田ゆきさんギャラリー】

 

 

西山絵里香(にしやま・えりか)

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【西山絵里香さんギャラリー】

 

 

雪音まりな(ゆきね・まりな)

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【雪音まりなさんギャラリー】

 

 

鳴戸蘭世(なると・らんぜ)

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【鳴戸蘭世さんギャラリー】

 

 

<ESPRIT>

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【前田カナさんギャラリー】

 

 

<EXIZZLE-LINE>

夏川いづみ(なつかわ・いづみ)(写真左)

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【夏川いづみさん、太田久美さんギャラリー】

 

 

桐嶋しずく(きりしま・しずく)

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【桐嶋しずくさんギャラリー】

 

 

長沼まゆ(ながぬま・まゆ)

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【長沼まゆさんギャラリー】

 

 

<FIEVILLE>

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【安西茉莉さんギャラリー】

 

 

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【桑田 彩さんギャラリー】

 

 

菅田れもん(すだ・れもん)

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【菅田れもんさんギャラリー】

 

 

釘嶋ミナ(くぎしま・みな)

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【釘嶋ミナさんギャラリー】

 

 

<GORDON>

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<GYEON Quartz Japan>

永原芽衣(ながはら・めい)

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【永原芽衣ギャラリー】

 

 

鈴乃八雲(すずの・やくも)

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【鈴乃八雲さんギャラリー】

 

 

<HWE>

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【宮瀬七海さんギャラリー】

 

 

今井みどり(いまい・みどり)

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【今井みどりさんギャラリー】

 

 

水瀬琴音(みなせ・ことね)

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【水瀬琴音さんギャラリー】

 

 

濱崎千羽(はまさき・ちわ)

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【濱崎千羽さんギャラリー】

 

 

<JAF>

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神崎さとみ(かんざき・さとみ)

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【神崎さとみさんギャラリー】

 

 

<KAMIKAZE COLLECTION>

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MINAMI(みなみ)

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<KiNTO>

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<KOYORAD>

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<LCI>

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<Liberty Walk>

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【緒方千捺さんギャラリー】

 

 

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【津田知美さんギャラリー】

 

 

<MONZA JAPAN>

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天間晴香(てんま・はるか)

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<ResultJapan>

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<Rowen Japan>

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小宮かなえ(こみや・かなえ)

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星ルミカ(ほし・るみか)

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<SHIBATIRE>

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新 唯(あらた・ゆい)

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池永百合(いけなが・ゆり)

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日南まみ(ひなみ・まみ)

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【日南まみさんギャラリー】

 

 

米倉みゆ(よねくら・みゆ)

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<SPHERE LIGHT>

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<STYLE-RV×model LM>

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<TESLA ALLIANCE>

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<TOM’S/KeePer>

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東海林里咲(しょうじ・りさ)

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<TOP SECRET>

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<VeilSide>

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<WinnmaX>

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<WORKPIT横浜× 415COBRA>

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<アーティシャンスピリッツ>

ななえなな

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【ななえななさんギャラリー】

 

 

<ヴァレンティジャパン>

寺地みのり(てらち・みのり)

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【寺地みのりさんギャラリー】

 

 

長谷川史歩理(はせがわ・しほり)

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【長谷川史歩理さんギャラリー】

 

 

<ウエッズスポーツ>

安田七奈(やすだ・なな)

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【安田七奈さんギャラリー】

 

 

宮本りお(みやもと・りお)

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【宮本りおさんギャラリー】

 

 

霧島聖子(きりしま・せいこ)

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<エンパイヤ自動車>

宮本悠未(みやもと・ゆうみ)(写真左)

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濱松虹心(はままつ・にいな)(写真右)

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仲 美由紀(なか・みゆき)

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南実千晴(みなみ・ちはる)

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【南実千晴さんギャラリー】

 

 

廣川エレナ(ひろかわ・えれな)

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【廣川エレナさんギャラリー】

 

 

<オーリンズ>

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前田星奈(まえだ・せな)

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渕上ひかる(ふちがみ・ひかる)

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<カヤバ株式会社>

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成海 梓(なるみ・あずさ)

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<くるまドットコム>

一木みお(いちき・みお)

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佐々木ひかり(ささき・ひかり)

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<ジーテクニックジャパン>

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辻りりさ(つじ・りりさ)

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<ショウワガレージ>

こんのなな(こんの・なな)

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今井 歩(いまい・あゆむ)

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<スズキ株式会社>

熊林保奈美(くまばやし・ほなみ)

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【熊林保奈美さんギャラリー】

 

 

早乙女るな(さおとめ・るな)

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<ソフト99>

一瀬優美(いちのせ・ゆうみ)

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<トピー実業>

神崎なお(かんざき・なお)

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【神崎なおさんギャラリー】

 

 

白石理桜(しらいし・りお)

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【白石理桜さんギャラリー】

 

 

<ハーテリー>

あやか

【あやかさんギャラリー】

 

 

ちゃろ

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【ちゃろさんギャラリー】

 

 

橘 未桜(たちばな・みお)

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【橘 未桜さんギャラリー】

 

 

仁美(ひとみ)

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【仁美さんギャラリー】

 

 

丹内芽衣(たんない・めい)

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【丹内芽衣さんギャラリー】

 

 

<プロスタッフ>

荏崎ろあ(えざき・ろあ)

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【荏崎ろあさんギャラリー】

 

 

<マツダ株式会社>

鎌田ありさ(かまた・ありさ)

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<ルノー・ジャポン/アルピーヌ・ジャポン>

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<レクソンエクスクルーシヴ>

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<ワイルドスピード>

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<株式会社エクセディ>

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<株式会社阿部商会>

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<埼玉自動車大学校>

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<三菱自動車工業>

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<小倉クラッチ>

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<小倉学園>

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<日産キャラバン>

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<豊田自動織機>

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取材・撮影/編集部

鈴木ゆうか×福山翔大インタビュー「現場が楽しいので、疲れを感じることはあまりない」『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』

人生の一大イベントである“結婚式の素晴らしさ”をテーマに、結婚式を迎えるまでのリアルな道のりやさまざまな人間模様をネズミの家族の視点から描くウエディングドラマ『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜1時~)。本作で主演を務める鈴木ゆうかさんと共演する福山翔大さんにお互いの印象やご自身が演じる役どころについて聞きました。

左から)福山翔大、鈴木ゆうか

 

◆出演を聞いた時の心境はいかがでしたか。

鈴木:1年ぶりにテレビ東京さんのドラマに出演できるのがすごくうれしかったです。そして作品の詳細を聞いたら、ネズミの役ということだったので私が子年というのもあり、運命を感じました。それにウエディングプランナーも中学生の時になりたいなと思っていたので、すごく私と共通点がある作品だなと。

 

福山:僕は友人の結婚式に参加したときにプランナーの方の配慮が素晴らしく、すてきな職業だなと感じていたので演じられるのがうれしかったです。そういう部分が伝わるように丁寧に演じています。

 

◆鈴木さんはネズミのチュー子と天音の二役を演じられていますが、演じ分ける上で意識していることはありますか?

鈴木:動物の役を演じるのが初めてなので、特にチュー子を演じることに苦労しています。チュー子が乗り移っている時は動物っぽさを残しつつ、合理的でしっかりしてる一面を強調させながらやってます。

 

福山:チュー子と天音はそれぞれ目の印象が違うなと一緒にお芝居をしていて感じます。

 

鈴木:確かに天音はあんまりテキパキしていないので、天音を演じているときは目にあまり力を入れていないかもしれないです。

 

◆鈴木さんはチュー子と天音、どちらの方がご自身と近いですか。

鈴木:チュー子のようにしっかりしていないので天音ですかね。学生の時、居酒屋でアルバイトしていたんですけど、よくミスをして怒られていたので…。

鈴木ゆうか

 

◆福山さんは康平と似ているなと思うところはありますか。

福山:似ているとは思わないんですけど、康平は細かい部分まで配慮ができる役なので、僕自身もそういう人でありたいなと思います。

 

鈴木:福山さんも康平のように配慮ができる方だと思います。この間、スタッフの方が落としてしまった紙を、椅子に座っていた福山さんが落ちるのが分かっていたのかと思うくらいダッシュで拾いに行っていたんです。すごく紳士的な方だなと思いました。

 

福山:そんなことあったかな? 自分では覚えてないです(笑)。きっと、落ちたことが気になったんでしょうね。鈴木さんはタフな方なので、どんなに撮影が長引いても顔色ひとつ変えず、常に笑顔で過ごされていたので現場もとても明るかったです。鈴木さんのそういう姿勢がプロフェッショナルですごいなと思いました。

 

鈴木:遅くまで続く撮影が多いので、雰囲気を崩さないようにというのは心掛けています。でも現場が楽しいので、疲れを感じることはあまりないです。

 

福山:そこがすてきですよね。撮影に向けて各部署の方の準備を待つ時間があるんですけど、鈴木さんはそういう待ち時間でも背筋がピンと伸びているんです。その現場の士気を落とさない佇まいを見て、すてきな座長だなと思いました。だから僕も何かアシストできることがないかなと思った結果、紙を拾ったんだと思います(笑)。

 

鈴木:そう言ってもらえてうれしいです。でも、本当に現場が楽しいんですよ。特に福山さんおしゃべり上手なので、疲れないのは福山さんのおかげでもあります。

福山翔大

 

◆とてもすてきな撮影現場ですね。

鈴木:ネズミの家族での撮影も和気あいあいとしていて楽しいです。最初は皆さんのネズミ姿に慣れなくて笑っちゃうこともあったんですけど、今では耳がないと寂しいです(笑)。

 

◆皆さんのネズミ姿は本作での見どころのひとつですよね。

鈴木:ネズミの家族が暮らしているお部屋にも細かい仕掛けがあるので注目していただきたいです。ネズミのサイズ感に合わせて、食べ物やつまようじなども私たちの体くらい大きくなっているんです。

 

福山:憑依する瞬間も見どころだよね?

 

鈴木:そうですね(笑)。憑依する瞬間は風が吹くんですけど、その時、私は白目になるんです。なかなか白目をやる機会がなかったので、自撮りしながら練習しました。

 

◆お二人が乗り移ってみたいものはありますか?

鈴木:私は愛犬になりたいです。うちの子は散歩の時とかよくほえるので、何を感じてほえているのかの気持ちを知りたいです。

 

福山:僕は鳥かな。鳥は自由に空を飛んでいるので、遮られるものがなくていいな~と思います。

 

◆今回はウエディングプランナーを演じられましたが、ご自身の結婚式を挙げる際はどんな式にしたいですか。

鈴木:犬を飼っているので、庭がある式場でリングドッグをやってもらいたいです。

 

福山:以前、出席した先輩の結婚式でケーキじゃなくて一匹のマグロに包丁を入れていたんです。そういう遊び心のある結婚式ってすてきだなって思ったので、マグロ入刀は僕もやりたいなと思いました。

 

PROFILE

鈴木ゆうか

 

鈴木ゆうか

●すずき・ゆうか…1996年10月1日生まれ。東京都出身。A型。女優として活躍しながら『non-no』の専属モデルも務める。『JKからやり直すシルバープラン』(テレビ東京系)でドラマ初主演。出演作にドラマ『ナンバMG5 』(フジテレビ系)、『パパとムスメの7日間』(TBS系)など。

 

福山翔大

●ふくやま・しょうだい…1994年11月17日生まれ。福岡県出身。A型。『You May Dream』(NHK福岡放送局制作)でドラマ初出演。出演作に映画「ALIVEHOON アライブフーン」、ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)、『#家族募集します』(TBS系)など。

福山翔大

 

番組情報

水ドラ25『それでも結婚したいと、ヤツらが言った。』

テレビ東京系

毎週水曜 深夜1時~

 

配信:ネットもテレ東、TVer、Paravi、GYAO!にて毎話放送後に見逃し配信

 

主演:鈴木ゆうか

出演:福山翔大、優希美青、西岡星汰/久保田磨希、濱津隆之

OPテーマ:et-アンド-「恋のせい、」(avex trax)

EDテーマ:安斉かれん「恋愛周辺(Demo)」(avex trax)

監督:有働佳史、芝﨑弘記、高階貴法

脚本:大歳倫弘、保木本真也、有働佳史

プロデューサー:北川俊樹(テレビ東京)、千葉貴也(テレビ東京)、芝﨑弘記(ホリプロ)

制作:テレビ東京/ホリプロ

制作協力:キャンター

製作著作:「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」製作委員会

協力:株式会社ベルコ

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/sorekon/

公式Twitter:https://twitter.com/tx_sorekon

公式 Instagram:https://www.instagram.com/tx_sorekon/

 

©「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」製作委員会

 

text/梅山織愛

佐久間宣行総合プロデュースのアイドル・ラフ×ラフが『オールナイトニッポン0』パーソナリティに抜てき

1月18日(水)放送の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』にて、9人組女性アイドルグループ・ラフ×ラフが、2月11日(土)放送の『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送 深夜3時〜5時)のパーソナリティを担当することが発表された。

 

毎週、スペシャルなパーソナリティが週替わりで担当している土曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』。2月11日放送でパーソナリティを務めるのは、さまざまな人気バラエティ番組を世に送り出しているテレビプロデューサー佐久間宣行が総合プロデュースを手掛けるアイドルグループ「ラフ×ラフ」。

 

昨年実施された歌やダンス、バラエティなどのオーディションを通過した15歳から21歳の9人の女性で結成され、大喜利もできるバラエティアイドルを目指して活動中だ。

 

先日、『M-1グランプリ2022』王者・ウエストランドの新バラエティ番組の初回ゲストに抜てきされたことに続き、『オールナイトニッポン』への出演も発表されたラフ×ラフ。始動したばかりのアイドルグループが『オールナイトニッポン』の冠番組を担当するのは異例のこととなる。

 

生放送への出演は18歳以上の4人で、残りの5人は事前収録の形での登場を予定している。今後募集するメールテーマなどは、『オールナイトニッポン』公式Twitterにて発表予定。また番組は、スマホやパソコンから「radiko」でも聴取可能で、タイムフリー機能では放送1週間後まで公開される。

 

佐久間宣行総合プロデューサーコメント

ラフ×ラフに『オールナイトニッポン0』のオファーを頂きありがとうございます。喜びはもちろんあるのですが、早くも緊張で吐き気がしてきました。自分が初めて『オールナイトニッポンR』をやらせていただいた時以上かも知れません。それぐらい人生変えてほしい女の子たちです。
ラフ×ラフは、面白さも真面目さも楽しさもある、性格のいい9人組です。少しでもその魅力が伝わってほしいです。このオールナイト出演を伝えた時、喜びで泣いている子と緊張で泣いている子両方いました。いったいどんな放送になるんでしょうか。
ラジオの生放送が終わったあと、少しでも彼女たちに興味を持ってもらったり、魅力を知ってもらえるような放送になるよう、まずはフリートークの練習から始めてもらいます!

 

番組情報

『ラフ×ラフのオールナイトニッポン0(ZERO)』
ニッポン放送
2023年2月11日(土)深夜3時~5時 ※12日(日)午前3時~5時
※ニッポン放送では深夜4時50分(12日午前4時50分)までの放送

パーソナリティ:ラフ×ラフ(吉村萌南、齋藤有紗、夏目涼風、佐々木楓菜、高梨結、林未梨、藤崎未来、永松波留、日比野芽奈)

番組Twitter:@Ann_Since1967
番組HP:https://www.allnightnippon.com/zero-sat/

 

松村沙友理が“推し”の等身大パネルと肩を組み…「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」場面カット解禁 公開日は5月12日

松村沙友理主演の映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」の公開日が、5月12日(金)に決定。併せて本作より、場面カットが解禁された。

©平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(徳間書店)は、平尾アウリによる累計100万部超えの大人気コミック。2015年8月より「月刊COMICリュウ」で連載がスタートし、2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクイン。2020年にはテレビアニメ化もされ、「推し武道」の愛称で親しまれている。

 

その後、元乃木坂46の松村沙友理主演で2022年10月クールにABCテレビで実写ドラマ化。原作の再現度の高さと、“推し活”のあるあるが詰まった共感度の高いストーリーで話題を集めた。

 

物語の主人公・フリーターのえりぴよ(松村)は、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー・市井舞菜(伊礼姫奈)に人生の全てを捧げている伝説的なファン。自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっている。

 

本日1月18日(水)がえりぴよの“推し”舞菜の誕生日であることから解禁された場面カットには、舞菜の等身大パネルの肩に手をかけ、幸せそうな笑顔が弾ける愛にあふれたえりぴよの姿が。

 

パン屋で働くえりぴよが繰り出す、推しの人気獲得のための秘策を切り取ったカットとなっており、仕事でも布教活動を欠かさない彼女の微笑ましい努力が伝わってくる。劇場版では、舞菜のためにどのようなパワーアップした“推し活”を見せてくれるのか。

 

作品情報

「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」

2023年5月12日(金)新宿バルト9 他全国ロードショー

 

出演:松村沙友理

中村里帆、MOMO、KANO、SOYO、GUMI、和田美羽・伊礼姫奈・豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)

原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)

監督:大谷健太郎

脚本:本山久美子

音楽:日向萌

製作:「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

配給:ポニーキャニオン

 

公式HP:oshibudo-movie.com

公式Instagram/Twitter:@oshibudo_abc

 

©平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

声優・井澤詩織がランジェリー姿でこちらを見つめる…1st写真集の表紙画像が解禁

「井澤詩織1st写真集 mascotte」通常版表紙

 

2月1日(水)に発売される声優・井澤詩織の1st写真集「mascotte」の表紙画像が解禁。

 

『チェンソーマン』ポチタ役や『メイドインアビス』シリーズのナナチ役、ゲーム『Tokyo 7th シスターズ』芹沢モモカ役、『EDENS ZERO』のピーノ役などで知られる人気声優・井澤詩織の1st写真集「mascotte」。

 

本作のロケ地は、本人初上陸となった沖縄。「友達目線」「兄弟目線」「恋人目線」「猫目線」とさまざまな視点で彼女の魅力を切り取っていく。衣装はカジュアルな服装やお出かけ時のオシャレな服装のほか、水着やランジェリー、猫のコスプレなども披露。写真が趣味である井澤によるこだわり満点の一冊に仕上がった。

 

今回解禁されたのは、通常版とAmazon限定版の2種類のカバーだ。通常版は、ランジェリー姿でこちらを見つめる目線が力強い1枚。いっぽう、Amazon限定版は黄色い水着がまぶしい、爽やかなカットとなっている。

 

さらに写真集発売を記念した特番を1月20日(金)午後9時から、声優グランプリYouTubeチャンネルにて配信することも決定。各種法人別特典の画像や、本配信で初解禁となる情報など盛りだくさんの内容を予定しているとのことで、こちらも見逃せない。

「井澤詩織1st写真集 mascotte」Amazon限定版表紙

 

書誌情報

「井澤詩織1st写真集 mascotte」
2023年2月1日(水)発売

定価:3,520円(税込)
仕様:A4判/オールカラー/112ページ
ISBN:9784074536641
発行:主婦の友インフォス
発売:主婦の友社

 

『内村さまぁ~ず』復活!新番組『内さまワールド』Netflixで2・9独占配信スタート

ウッチャンナンチャンの内村光良、さまぁ~ずによる新番組『内さまワールド』が、Netflixにて2月9日(木)より独占配信スタート。さらに1月12日(木)より『内村さまぁ~ず』ディレクターズセレクション傑作10選が配信されることも決定した。

©内村さまぁ~ず製作委員会

 

内村光良、さまぁ~ずによる行き当たりばったりなその場まかせの展開で送る脱力系成り行きバラエティ『内村さまぁ~ず』シリーズ。日本の単独バラエティのDVDリリース数でギネス世界記録も保持し、多くのファンから支持を集めている。

 

2022年10月に『内村さまぁ~ず Second シーズン7』の最終回を迎え、16年の歴史にいったん幕を下ろした大人気番組が、新番組『内さまワールド』としてNetflixで復活。約3年ぶりの撮りおろしとなる番組新キービジュアルも解禁し、新シリーズがスタートする。

 

また、2006年11月1日から2015年11月9日まで配信されていた『内村さまぁ~ず』222話の歴代エピソードより、ディレクターズセレクションとして、選りすぐりの10話が1月12日からNetflixで配信決定した。

 

記念すべき第1話「仲良し3人組 麻布十番アピールツアー」をはじめ、大好評企画の人間ドックシリーズの第1弾など、粒ぞろいのラインナップとなっている。配信タイトル、内村とさまぁ~ずのコメントは以下掲載。

 

『内村さまぁ~ず』ディレクターズセレクション配信タイトル

#1「仲良し3人組 麻布十番アピールツアー」

#3「俺達ちょいとムチャするぜ」

#42「ザ・有吉弘行MCへの道!」

#43「枕遊びの可能性を徹底的に探る男達!」

#52「そろそろ人間ドッグで不安を解消したい男達!」

#60「どんなお題でも多彩な話術を繰り広げちゃう男達!」

#152「内さまと相性が良いのは塚地なのか僕なのかをどうしても決めたい鈴木達!!」

#153「テレビで大事な大体の事を教えてもらいたいバイきんぐ達!!」

#160「まだまだ私・鳥居みゆきのコトを何も知らない内村さまぁ~ず達!!」

#162「東京スナックはしご旅!!」

 

内村光良、さまぁ~ず(三村マサカズ・大竹一樹)コメント

◆Netflixでの配信が決まったことについて

内村:よくこんな番組を拾ってくださって、ありがとうございます(笑)恐縮でございます。

 

三村:番組内でもちょっと言ったのですが、(Netflixで配信されることで)視聴者の方がちょっと変わったりもするかも知れないので、新しいファン開拓に向けて頑張りたいです。

 

大竹:本当、一回見て諦めないで!“良い回”ありますから…!山の回、谷の回、いろんなの含めてどこかに笑いあり、面白さありですもんね。だから見ていただきたいと思います。

 

内村:諦めないでいただきたい。

 

大竹:そうですね!ぜひお願いしたいと思います。

 

◆Netflixと聞いて知っている作品はありますか?

内村:韓国の『イカゲーム』とか『愛の不時着』とか…大作の作品をいっぱい撮っているなと思います。

 

大竹:私も結構見ていますね。あまり周りの人でいないのですが『ブラックリスト』っていう、罪を犯した人にヒントをもらって他の犯罪者を捕まえるっていう、結構長尺のシーズンを全部見ていて…演者がみんな同じように年を取って続いていくのが面白いですよ。あと最近「グレイマン」とか過激なのが多いですね、「ポーラー 狙われた暗殺者」とか。

 

内村・三村:いっぱい見てるね。

 

大竹:いっぱい見てますよ。もう“ネトフラー”ですよね。あと、強盗団が押し寄せるやつとか…タイトルがすぐ出ないのですが、おじさんが薬を作り出す『ブレイキング・バッド』とか、一通り手出したよ。

 

三村:「我ら、Netflix」というのはなかった?

 

大竹:(そんな作品)あった?

 

三村:あったかないか分からないからツッコめないよね、ボケても(笑)。番組数多いから。

 

内村:私、『鬼滅の刃』は煉獄さんまでのシリーズは全部Netflixで見ました。あれ面白かった。

 

大竹:あと裸のやつとかね、裸の監督。

 

三村:裸の監督?「全裸監督」だろ!

 

内村:「全裸監督」もね、ヘアメイクの伊藤沙莉ちゃんよかったもんね。あと私、映画も見てますよ。

 

三村:「浅草キッド」とかね。

 

内村:何かしら見てますよ!

 

三村:何かしらお世話になっております。

 

番組情報

『内さまワールド』

2023年2月9日(木)よりNetflixにて独占配信スタート

隔週木曜更新

 

出演者:内村光良、さまぁ~ず ほか

公式サイト:http://uchisama.com/

公式Twitter:https://twitter.com/uchisama2010

 

©内村さまぁ~ず製作委員会

ガーシーに4000万!? 人気YouTuber「ドクターA(麻生泰)」のSNS戦略と本業について聞いてみた

チャンネル登録者数16万人を誇る人気YouTuberとして活動している「ドクターA」こと、美容外科医の麻生 泰先生。本インタビューでは、麻生先生がYouTubeを始めたきっかけや、そこから得たもの、今後の展開などについてじっくり聞いてみた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田衛)

麻生 泰(あそう・とおる)◎1972年、大阪府生まれ。医療法人社団東美会理事長。東京美容外科統括院長。慶應義塾大学医学部非常勤講師。慶應義塾大学医学部大学院にて医学博士号取得。2003年に東京美容外科の前身となる「学園前美容外科」を奈良県に開業し、開業医としての経歴をスタート。2004年現名称である「東京美容外科」の1号院を開院し、東京美容外科の系列院は109院を超える。痛みの少ない「日帰り可能な豊胸手術」を開発し、豊胸手術のパイオニアとして学会での発表や海外での公演実績なども多数。 また、YouTuberとしても積極的に活動を展開し、「ドクターA(麻生泰)」名義の自身のチャンネルは登録者数16万人を誇る。 音楽をこよなく愛し、18年には桐朋学園芸術短期大学に入学。ヴァイオリンの名器ストラディバリウスの所有者としても注目を集めている。

 

動画再生回数「30回」からスタートしたYouTube

──ここ数年は本業の美容整形のみならず、八面六臂の活躍を見せている麻生先生。まずはYouTubeを始めたきっかけから教えていただけますか?

 

麻生 医学界というのは、みなさんが想像しているよりもはるかに封建的で保守的なんですよ。Facebookに登録するとかSNSに書き込むのはよくないと考えているお医者さんは非常に多い。それはなぜかというと、患者さんのほうから「やめてくれ」とお願いされたり、誹謗中傷の声が病院側に届いたりするから。実際、大学病院なんかでは「SNSは禁止」というところも多いですしね。あとは精神科の先生が殺されたことがあったじゃないですか。

 

──大阪の心療内科が放火された事件ですね。

 

麻生 そうそう。医者というのは患者の病気を治すにあたって全力を出すのは当然の話なんですけど、残念ながら結果的にはうまくいかないこともあるわけですね。そうすると、患者さんから恨まれることも出てくる。だから医者はあまり表に出て目立つものじゃないという考え方もあるわけですよ。それに加えて医学界は大病院の教授を頂点としたピラミッド社会なので、個人ベースで派手なことをしていると悪目立ちしちゃうんですよね。

 

──「医者は裏方に徹するべき」という考えも一理ある気がしますが。

 

麻生 でも、僕は「それでいいのかな?」とかねてから疑問を持っているんです。だってどんな業界のどんな職業だって自分たちのことをアピールしないといけないじゃないですか。それが昔はお金を出して広告を打つというやり方しかなかったけど、SNSを使えば無料で告知できるようになった。それこそスマホ1台あれば誰だってできる。そんなの、やらないほうがおかしいですよ。

 

──そうした当たり前の発想が医学界では異端に映るのでしょうね。

 

麻生 そうだと思う。あと前からジレンマを感じていることがあって、どんなに自分たちがちゃんと仕事をしていても、そのことが世の中に知られていなかったら何もしていないのと一緒なんですよね。たとえば「二重の手術をしてみたい」と考える人がいるとします。その人はスマホとかで検索するかもしれませんが、その小さい画面にクリニック名が表示されなかったら選択肢にも入らない。どんな名医を抱えていても、勝負の土俵にすら上がれないんですよ。

 

──今の時代、SEO対策は必須かもしれません。

 

麻生 そうですよね。そういうこともあって、とにかく絶対に何らかの手段で名前を売らなきゃいけない。それは現代において誰しもが求められていることだと思います。若者はとっくにそのことに気づいているはずですよ。だって個人でフォロワー数が何万人もいるってことは、早・慶・上智に受かることよりはるかにブランド価値があるわけですから。東大・京大よりも上でしょうね。めちゃくちゃ勉強して学歴社会のトップに立った人よりも、高校生TikTokerとかのほうが実経済に与える影響も大きいですし。

 

──影響力を持ってナンボだ、と。

 

麻生 もちろん一方では影響力を持つことのデメリットもありますよ。プライバシーが奪われて遊べなくなるかもしれないし、スキャンダルで騒がれるかもしれない。でも僕なんて年齢も年齢だし、スキャンダルなんて知ったことじゃないですよ。炎上するんだったら、それすらも利用していくくらい腹を括ってやらないでどうするんだと言いたい。……ということで自分でYouTubeを始めることにしたんですけど、最初はひどかったですね。100再生とか30再生とかもザラで。

 

──そんな時代もあったんですか!

 

麻生 病院のプロモーションとして始めたから、内容が本当に医療のことばかりだったんですよ。自分の得意な手術とか、豊胸や二重のやり方とか……。でも、そういう情報って特定の人に向けたものだから数字としては全然伸びないんです。数字が伸びないというのは、プロモーション効果がないということを意味する。正直、頭を抱えましたね。……まぁ、でも冷静に考えたら当たり前なんです。だって僕は名のあるお笑い芸人でもなければカリスマモデルでもない。そんな一般人が知名度を上げようと思ったら、一番手っ取り早いのは有名人とのコラボ。それで2021年の終わりくらいからガンガンとコラボをするようになったんです。

 

──わりと最近の話ですね。実際、そのあたりから麻生先生の名前もいろんなメディアで見かけるようになりました。

 

麻生 とりあえず「登録者数10万人」というのを目標として挙げたんです。そうと決めたら自分は早いほうなので、どんな手段も厭わず10万に到達させようと。もちろんお金だって払います。実際、YouTuberの中には「コラボするなら金額はこれくらいで」ってお金を要求するケースもあるんですけど、それでもやるというのが当時の僕の考え。でも結論を言うと、それでもあまり伸びなかったんですよ。

 

ガーシーチャンネル登場で大ブレイク!

──では結局、ブレイクしたのは何のコンテンツだったんですか?

 

麻生 それは明確で、圧倒的にガーシー!

 

──やはりですか! ガーシーチャンネルに麻生先生が登場したときのインパクトは強烈でしたからね。

 

麻生 ガーシーのときは反応が段違いでした。やっぱりすごいですよ、あの人は。わずか数か月でフォロワーを10万、50万、100万と伸ばしていくあのパワー。誰にも真似できないことをやっていますしね。だから僕もコラボしたいと思ったんですけど、基本的に1人でやっている人だから、なかなかコンタクトが取れなくて……。

 

──麻生先生、あのときはドバイまで行かれていましたよね。

 

麻生 行った、行った(笑)。なんでもヒットマンに追われているという話で、僕の周りでは「先生、わざわざそんな危険を冒す必要ないじゃないですか」という声が多かったんですよ。でも、なんというか……鬼気迫るものを感じたんですよね。結局、ガーシー現象というのはフォロワーの人たちもその迫力を感じ取ったという部分が大きかったんじゃないですか。今はYouTubeからもBANされちゃって大変みたいですけど。

 

──麻生先生は4000万円をガーシーさんに融資したことでも話題になりました。単にお人好しでやった行動ではないと思いますが、その意図は?

 

麻生 意図はフォロワー数の獲得。シンプルな話ですよ。それで本人の状況を聞いてみたところ、今は詐欺で警察に追われるのが困るということだったんですね。それを知って、要するにお金で転がすことができる人だと僕は考えました。そうしたら向こうから提案があったんですよ。「コラボしますから、お金を貸していただけませんか?」って。

 

──こう言ってはアレですけど、当時のガーシーさんって今以上に存在がイカサマ臭かったですよね。まともな人は敬遠する感じだったじゃないですか。

 

麻生 たしかに。でも、だからこそ投資価値があると考えたんです。YouTubeの再生回数が伸びれば、そこで収益も出ますしね。彼も僕から借りたことをYouTubeで公言しているんだからたぶん返すだろうし、返さなかったとしてもそれはそれでオイしいと思った。「この男、やっぱりとんでもない詐欺師です」って話題になるでしょうから。結果的に彼は毎月500万円ずつきちんと返し、すでに完済しました。つまり約束は守ったわけです。

 

──麻生先生の周りもホッとしたでしょうね。

 

麻生 どうだろうな。最初は僕、4000万円を広告宣伝費として払おうとしていたんです。YouTubeが回ったら、結果的に患者さんも増えるだろうから。でも「いや、それは無理です。先生個人でお願いします」ってダメ出しされちゃって(苦笑)。しょうがないから僕のポケットマネーで払いましたよ。まぁ結果オーライだとは思うんですけど。彼もBTSの件に関しては詐欺師かもしれないけど、僕にしてみたら登録者数を伸ばしてくれた恩人だし、お金もきちんと返してくれたわけだから、すごく好きですけどね。国会議員になるときも「先生、どう思います?」って相談を受けたんですよ。僕は「ぜひやるべきだ」と伝えたんですけど。

 

──麻生先生の進言もあったんですか!

 

麻生 いや、でもアンチからの僕に対する攻撃がすごいのよ。「お前のせいでガーシーは調子に乗っている」「税金泥棒の片棒を担いでいるも同然だ」「9割以上はお前の責任だからな」みたいな調子で(苦笑)。一説によると、ドバイにはガーシー・ファミリーと呼ばれる軍団があるらしいんですよ。「どうせ麻生もファミリーの一員だろ!」って決めつけられるから、勘弁してほしいですよ。なんで俺が軍団入りしなくちゃあかんの……。

 

YouTubeとかで自由に動けるのは、本業がしっかりしているから

──ガーシーさん以外にも多彩な方とコラボしていますよね。人選はどうされているんですか?

 

麻生 ケース・バイ・ケースです。でも、偶然繋がるパターンが多いかな。たとえば青汁王子(三崎優太)は昔から顔くらいは知っていたんですよ。彼が(ホテル)ニューオータニで開いたパーティに参加して、挨拶しましたから。でもそのときは彼も若くて、とっぽい感じだったので、そこまで仲良くはなれなかったんですよ。その後、彼は脱税とかでいろんな人から叩かれたじゃないですか。しばらくして再会すると、ガラリと雰囲気が変わっていました。やっぱり一度落っこちてから這い上がる人って、独特の深みがあるんです。

 

──なんとなくわかる気がします。

 

麻生 あとTikTokで僕の息子と彼が絡んでいたんですよね。そうしたら青汁王子がBreaking Down(格闘技イベント)に出てケガをしまして。「治してくれないか」ということで僕を頼ってきたんです。こっちも本当に最高のチームで手術しました。

 

──眼窩底骨折でしたよね。格闘家が治療をするときは形成外科が多い気がします。なぜ美容整形外科で?

 

麻生 そこは結構ポイントで、大学病院とかだと融通が効かない部分があるんですよ。最初に形成外科で検査して、あとから耳鼻科にも足を運んだりするので、アレンジがなかなか難しくて。たとえば〇月〇日までに退院したいとか、特室(特別個室)に入れてくれとか、鼻が詰まり気味だから鼻中隔湾曲症の手術もやってくれとか、そういった細かいニーズには応えられない。でも患者としては、どうせなら1回の麻酔で全部済ませたいわけですよ。

 

──なるほど。そういった側面もあるわけですか。

 

麻生 うちは民間の病院だけど手術室もあるし、もちろん道具だって全部揃っている。だからバババッて一流のドクターを集めて、青汁王子のニーズ通りにやってあげたんですよ。まぁ自費診療にはなるんですけど。その手術の様子をライブ配信したら、ものすごい数の人が観にきたから、うちの技術力はアピールできたかなと思っています。

 

──あくまでも本業があったうえでの話題作りでしょうからね。

 

麻生 この業界、中には叩かれるようなことをしているところもあるわけですよ。広告では安いと謳われているのに、実際はアップセルされて不必要な手術を薦められたりとか。あるいは本当は入れちゃいけない注入剤をブチ込んで高額を取ったりとか……。でも僕がYouTubeとかで自由に動けているのは、バックグラウンドがしっかりしているから。慶應病院とのパイプもしっかりありますしね。本業がしっかりしているからこそ、それ以外の部分ではふざけてもOKだと考えているんですよ。

 

──麻生先生はYouTubeのほかに音楽活動も積極的に行っています。実際の話、こうした動きは本業のほうにフィードバックされているんですか?

 

麻生 直接はそこまで因果関係はないですよね。関係ないことを100やったとして、100返ってくることは絶対ない。ただ、10返ってくるだけでも万々歳なんですよ。それは青汁王子だって同じだと思いますよ。彼のチャンネル登録者数が1万人増えても、青汁が1万袋売れるかといったら別問題でしょ? そもそも美容外科というのは単価が高いんですよ。豊胸手術だと、1回で100万円とか150万円とかしますから。その中で「どこで手術しようか?」と調べたとき、名前が知られていて技術も高評価なクリニックが検索で引っかかったら安心感があると思うんです。

 

──たしかにそうでしょうね

 

麻生 ただ実際の話をすると、僕の手術は半年先まで予約が埋まっていて受けられないんですけどね。

 

──え~、そうなんですか!? だとしたら、もはやYouTubeでクリニックの情報を拡散する必要性もあまりないのでは?

 

麻生 鋭いですね。実はそのとおりなんです。そこは息子に煽られてる部分もありますね。同業他社に知名度で負けているって焚きつけてくるんです。たとえば東京中央美容外科さんというところがあるんですけど、よく我々の東京美容外科はそこと間違えられるんですよ。先方は院長自身がガツガツ表に出るようなところではないから、そういうところで差別化したいなという気持ちもあります。息子は「俺のために親父はもっとガンガン露出してくれ」ってうるさく言ってくるんです。「俺は自分の人生が大事だから、これ以上、やることを増やしたくない」と言っているのに……。

 

「お金持ちの息子」の父としての本音

──息子さんも強烈なキャラですよね。「お金持ちの息子」と名乗っていますが。

 

麻生 たぶん世の親は「さすがに子どもとはコラボしたくない」という人が多いと思うんです。だから、そこに勝機があったんですよね。もちろん「子どもにYouTubeをやらせること自体、教育上、いかがなものか?」という考え方もあるとは思いますよ。実際、大勢のアンチが僕のところに来ました。「こんな子を育てて何を考えているんだ!」とか「絶対そのうち誘拐されるぞ」とか(笑)。

 

──ゆたぽんのパパとかジャガー横田夫妻のように(笑)。

 

麻生 完全に出る杭ですよ。でも出過ぎて存在が突き抜けたら叩かれなくなるだろうから、どうせならそこまでやったほうがいいと息子には伝えています。もともと彼、あんな性格ではなかったんです。中学生のころなんて本当に暗い少年だった。そのへんは秘書も間近で見てましたけど……。

 

秘書 今とは全然違いましたね。もう別人みたいです。

 

麻生 「お金持ちの息子」という名前が彼を変身させたんです。あんなヒカルさんみたいに髪を2色に染め分けるような子じゃ前はなかった。彼もなんとか目立って自分の場所を作ろうともがいているんでしょう。そのへんは必死で頑張っている他の若者と一緒ですよ。

 

──甘やかしているわけでは決してない?

 

麻生 僕は息子にお金は遺さないと決めているんです。どうせ渡したところで溶かすだけなので。遺したら逆に人生が破綻に近づきますよ。息子は歯医者さんになるための大学に通っているんですけど、最近、辞めたいと言うようになったんです。今は動画の編集をやって、お小遣い稼ぎしていますからね。「歯科医で開業したところで年収1000万円が関の山だ」みたいなことを言っていて……。

 

──うわっ、ちょっとそれは親として看過できないですね。

 

麻生 本当にマズいんですよ。「日本で年収1000万円稼げるのって人口の何パーセントいると思う?」ってこんこんと説明したんですが、全然響いていないみたいなんです。「ヒカルやラファエルは何億も稼いでいる」とか言っていますから。「今はたまたま動画が少しバズっているかもだけど、これが何年続くと思っているんだ? 俺だって頑張って働いてきた経験があるからこそ、動画で話せることもあるんだ。今、お前がしっかり人生経験を詰んでおかないと、本当に薄っぺらい人間になるぞ。いいか? 大学だけは絶対に出ておけ。どうしてもSNSの世界に行くというのなら、せめて大学を出てからにしろ」……そうやって必死で説得しているんですけどね。

 

──至極まっとうです。

 

麻生 結局、世の中の流れが読めていないんでしょうね。世の中の流行や人々の関心は絶えず変わっていくから、有名なYouTuberだってすぐに「あの人は今」状態になるはず。ましてやYouTubeバブルはすでに崩壊していると言われているのに……。YouTuberがチヤホヤされていると言っても、結局、大事なのは「何を発信しているか?」という部分じゃないですか。僕の場合は美容外科というベースがあるから発信する内容もあるけど、中身がない人間は飽きられますよ。

 

日本一のクリニックに

──最近の麻生先生は音楽活動も活発に行っていますよね。

 

麻生 ヴァイオリンは45歳から始めたんです。第2の人生で楽しめるものをと思いましてね。でも単なる趣味というよりは、かなり真剣にやっていて、音大まで行ったんですよ。YouTube効果もあってか、コンサートをやるとありがたいことにチケットが結構売れるんです。

 

──どういう方が会場にいらっしゃるんですか?

 

麻生 僕と同世代の女性が多いかな。旦那さんと一緒に来ていただいたりもしますし。音楽は本当に楽しいから、ずっと続けていきたいです。あとはサーフィンも真剣にやっていますね。この前、プロサーファーになりましたし。僕、やると決めたら徹底してやるほうなので。

 

──すごいバイタリティです。

 

麻生 でも予約が取れない患者さんからは、それも面白くないみたいで……。「遊んでいる暇があるんだったら、私の豊胸をしろ!」みたいな感じで激しく追及されています(笑)。「お前のヴァイオリンなんて聴きたくないわ! お前の本業は何だ? 医者だろ? だったら黙って手術すればいいんだよ!」とかね。

 

──その気持ちもわかりますけどね(笑)。

 

麻生 もちろん理解できますよ。僕が何でメシを食っているかといえば、美容整形なわけだから。そんなの言われなくたって僕が一番わかっています。「遊んでないで働け!」って文句言われるのも、ありがたい話ではあるんです。需要があるってことですからね。でも人生って仕事をしてる時間だけじゃなく、子どもと過ごす時間や趣味に使う時間も僕は大事にしたいんですよ。そのへんはバランスよくやっていきたい。

 

──では最後に2023年の抱負を教えていただけますか。

 

麻生 まずはコンサート活動をもっと活発にやっていきたいです。あとは本業のクリニックを日本一にしたいですね。日本一というのは売上もそうだけど、「日本の美容外科といえば、やっぱり麻生さんのところの東京美容外科だよね」と言われるような知名度をつけること。そのためには、学術的な意味できちっとしたところを目指さないといけない。結局、最後は本質的なところに戻っていきますよね。ここ数年はいろいろ手を広げたことで疲れた部分も正直ありますけど、まだまだ弱音を吐くわけにはいかない。もうひと踏ん張り、頑張りたいと思います!

 

【innformation】

もしも、人生を今日からやり直すとしたら

著者:麻生泰
発行:KADOKAWA

2月2日発売

TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』10月放送開始!劇場での先行上映も決定

TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』が、10月より放送決定。それに先駆けて、8月18日(金)より全国の映画館にて全3幕、全話数先行上映も実施されることが決定した。

『アイドルマスター ミリオンライブ!』劇場KV ©Bandai Namco Entertainment Inc.

 

春日未来・最上静香・伊吹 翼を中心に、765プロダクションに新たに集まった39人のアイドルと、彼女たちの活動拠点となる765プロライブ劇場の、始まりからその成長を描く、TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』が10月より放送開始される。

 

それに先駆けて、全国の劇場での全話数先行上映も決定。大スクリーン、ハイクオリティな音響システムを備えた映画館の環境で、作品を楽しむチャンスとなるだろう。入場者プレゼントや応援上映などのイベントも企画中とのことで、そちらにも注目だ。

 

さらに劇場ビジュアル、場面カット、ティザーPVの解禁と合わせて、ムビチケの受注も開始された。バンダイナムコエンターテインメントの運営するエンタメコマースサイト「アソビストア」にて、「アソビストア限定デザインムビチケ3種 765セット」と「アソビストア限定デザインムビチケ3種 プロデューサーセット」を受注受付中。

©Bandai Namco Entertainment Inc.

 

動画

ティザーPV

 

番組情報

TVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』

2023年10月〜放送予定

 

全国の劇場にて全話数先行上映予定

上映スケジュール:

【第1幕】2023年8月18日(金)〜9月7日(木)

【第2幕】2023年9月8日(金)〜9月28日(木)

【第3幕】2023年9月29日(金)〜10月19日(木)

 

「アソビストア」チケット購入ページ:https://shop.asobistore.jp/feature/ml_movie_ticket

 

WEB

公式サイト:https://millionlive-anime.idolmaster-official.jp/

公式Twitter:https://twitter.com/imasml_765PRO

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@765production

 

©Bandai Namco Entertainment Inc.

NMB48 山本望叶が初センター!4thアルバム表題曲の選抜メンバー発表&新ビジュアルも公開

1月16日に大阪・難波のNMB48劇場公演にて、NMB48の3月8日(水)に発売される4thアルバム(※タイトル未定)の表題曲の選抜メンバーが発表された。選抜メンバーは16名で、山本望叶が2018年1月の加入から6年目で初センターを務める。

NMB48

 

公演終盤、選抜メンバーが発表されると、山本は「アルバムを発売させていただけるのはいつも応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。ユニバーサルミュージック移籍1弾作品でリード曲のセンターをさせていただけることになり、とてもうれしいです。アルバムをたくさんの人に聴いていただきたいですし、NMB48の魅力をたくさんの人に知っていただけるように私が先頭に立ってがんばります」とあいさつ。

 

それに対して、NMB48キャプテン小嶋花梨は、「ずっとセンターに立ってほしいと思っていたので、やっとこの時が来たのかとワクワクします」と声をかけた。また、初選抜入りとなった坂田心咲は「目標としていた選抜メンバーになるという夢がかなえられると思っていなかったので、びっくりした気持ちがあります。アルバム発売をぜひ楽しみにしていてください」と。

 

劇場に駆けつけ、ステージに呼び込まれた初選抜入りの出口結菜は「初選抜うれしいです。あきらめかけていた目標だったのですが、みなさんのおかげで初選抜に入ることができました。NMB48のアルバムをたくさんの人に聞いて頂けるように、がんばりたいです」と涙ながらに語った。

 

今回の発表に合わせて新ビジュアルと、アルバム商品形態、UNIVERSAL MUSIC STORE限定販売となるイベント参加券付き「劇場盤」のイベント開催情報も公開。ユニバーサルミュージック移籍第1弾となる今作品の新ビジュアルは、モノトーンで統一された衣装をまとい、新しいNMB48の一面を魅せるビジュアルとなっている。山本からのコメント全文は下記に掲載。

 

4thアルバム 表題曲 選抜メンバー

安部若菜、泉綾乃、加藤夕夏、川上千尋、小嶋花梨、坂田心咲(初選抜)、貞野遥香、塩月希依音、渋谷凪咲、上西怜、新澤菜央、隅野和奏、出口結菜(初選抜)、原かれん、前田令子、山本望叶(初センター)

 

山本望叶 コメント

アルバムをリリースをさせていただけるのは、いつも応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。

 

ユニバーサルミュージックさん移籍1弾作品でリード曲のセンターをさせていただけることになりとてもうれしいです。アルバムをたくさんの人に聴いていただきたいですし、NMB48の魅力を広めていけるように私が先頭に立ってがんばります。

 

新ビジュアルの写真(アーティスト写真)はクールでかっこいい感じですが、表題曲はこれまでにないようなインパクトがある楽曲になっていますので、みなさん楽しみにしていてください。

 

リリース情報

4th Album『(タイトル未定)』

2023年3月8日(水)発売

 

【初回限定盤Type-N(CD+DVD)】UMCK-7204/3,500円+税

【初回限定盤Type-M(CD+DVD)】UMCK-7205/3,500円+税

【初回限定盤Type-B(CD+DVD)】UMCK-7206/3,500円+税

初回プレス限定封入特典:オリジナル生写真(全メンバーのうち1枚をランダム封入)

【劇場盤(CD)】PDCS-1027/2,000円+税

※UNIVERSAL MUSIC STORE限定販売/イベント参加券付き

 

WEB

NMB48 オフィシャルサイト:http://nmb48.com/

NMB48 オフィシャルYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/NMB48official

NMB48 オフィシャルTwitter:https://twitter.com/nmb48_official

NMB48 オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/nmb48_official/

NMB48 オフィシャルTikTok:https://www.tiktok.com/@nmb48_official

ユニバーサルミュージック公式通販サイト/UNIVERSAL MUSIC STORE:https://store.universal-music.co.jp/

久保田紗友がラジオパーソナリティ初挑戦「素の部分をお届けできれば」『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』

久保田紗友が、1月22日(日)に放送される特別番組『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』(ニッポン放送 午後7時~8時)でラジオパーソナリティに初挑戦することが分かった。

年始から『やっぱそれ、よくないと思う。』(テレビ朝日)、『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)とドラマ出演が続いており、2月には主演ドラマ『弁当屋さんのおもてなし』(北海道テレビ)も控えている久保田。そして2023年は「軽やかに、何ごともやってみる!」という所信表明のとおり、かねてからチャレンジしてみたかったというラジオ・パーソナリティに挑戦する。

 

そんな久保田が舞台初主演を務めるオールナイトニッポン55周年記念公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」(3月17日(金)から東京・愛知・高知・大阪で上演)は、劇作家だけでなく、今や映画・ドラマ・アニメにと引っ張りだこの人気作家であるヨーロッパ企画・上田誠の脚本・演出によるもので、宮沢賢治の不朽の名作「銀河鉄道の夜」を大胆にアレンジしたSFコメディ。

 

番組は、この舞台のテーマやキーワードをお題に展開。それにまつわるエピソードトークや影響を受けた楽曲紹介などを交えて、素の久保田の魅力に迫っていく。

 

久保田紗友 コメント

今回、念願のラジオパーソナリティを務めさせていただきます久保田紗友です。1時間1人で話すのも回すのも初めてのことですが、本日1月18日リリース日がなんと23歳の誕生日。最高の誕生日プレゼントとなりました!

 

舞台「たぶんこれ銀河鉄道の夜」に絡めたお題をテーマに、普段あまりお見せできていない久保田紗友の素の部分を日曜日の夜、皆さんにお届けできればと思います。無事に1時間しゃべりきれるのか祈るばかりですが、楽しい時間にしたいので、ぜひお付き合いください!

 

番組情報

『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』

ニッポン放送

2023年1月22日(日)午後7時~8時

パーソナリティ:久保田紗友

 

公演情報

オールナイトニッポン55周年記念公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」

脚本・演出:上田誠(ヨーロッパ企画)

キャスト:久保田紗友、田村真佑(乃木坂46)、鈴木仁、戸塚純貴、藤谷理子(ヨーロッパ企画)、石田剛太(ヨーロッパ企画)、土佐和成(ヨーロッパ企画)、中川晴樹(ヨーロッパ企画)、後藤剛範、加藤啓、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、岩崎う大(かもめんたる)

 

【東京公演】

2023年3月17日(金)~4月2日(日)

会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAほか 愛知・高知・大阪公演

今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは何?【インタビュー後編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで界隈を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

【インタビュー前編はコチラ

 

メンバーの〝こんなところを知ってほしい〟大発表!「怜那ちゃんのギャップは、みんなに知ってもらいたい!」(忽那)

――ダウ90000のドキュメンタリー映画では、メンバーの皆さんのことをそれぞれ深掘りしていましたね。この機会に、お互いのことで、さらにファンの方に知ってほしい部分がありましたら、教えてください。

 

忽那 私は、怜那ちゃんの礼儀正しさをもっと知ってほしいなと思います。

 

吉原 え、初めて言われたけど……(笑)。

 

忽那 ギャルみたいな見た目なんですけど、誰よりも言葉使いが綺麗だし、一番年下なのに気も遣えるし、頭もいいし……! この怜那ちゃんのギャップをもっとみんなに知ってもらえたらいいなって思いますね。

 

吉原 なんか、ありがとうございます……!(笑)

 

中島 私も怜那ちゃんのことを言おうとしてた! 普段とってもしっかり者なんですけど、たまにナヨナヨしちゃったり、自信なさそうに話したりする時もあって。そういう、かわいらしい部分をもっと私たちが引き出していきたいなって思います。

 

――まだファンの方に見えてない部分があるんですね。

 

蓮見 じゃあ、吉原はどう?

 

吉原 それこそ百依子さんは、今まで後輩があんまりできたことがなかったんですって。

 

中島 年下の子と関わる人生じゃなかった……。

 

吉原 で、私が入ってきたタイミングで一番先輩らしいことをやってくれました。

 

中島 おしゃれなトルコ料理屋さんとかに誘って連れてってあげたんです。あんまり上手くいかなかったんですけど……(笑)。

 

吉原 お淑やかで、おっとりしてそうに見えるんですけど、めちゃくちゃ芯がある人なんです。お姉さんタイプですね。

 

――お姉さんな一面をもっと知ってほしいということですね。

 

忽那 えっと、ほかにもいろいろありますよ!

 

中島 忽那……もういいから(笑)。

 

蓮見 もう十分だってさ。

 

忽那 え~もっと言いたいことある!

 

――なんでも言っていただいて大丈夫です。

 

忽那 じゃあ、園田さんのことなんですけど。

 

一同 あははは!

 

忽那 今まで私は、園田さんの笑顔が作り過ぎて怖いなって思ってたんです。

 

蓮見 あ、わかる、わかる。

 

忽那 でも無理に笑わなくても、園田さんはそのままで十分魅力的なんだなって、ドキュメンタリーを見て気づいたんです。

 

蓮見 それまで思ってなかったんだ?

 

忽那 いやいや……最近それを見せてくれるようになったんですよ。嘘の笑顔で隠さないで、自然体でいてほしいです。

 

園田 わかったよ(笑)。ありがとうね。

 

蓮見 でも、本当にそうですね。なんなら、まだ全員楽屋のほうが面白い感じなんで。テレビに出るときは、テレビの顔をしちゃうし、張り切って話している若者で終わるんですよ。もっと素で話せるようになればいいな、とは思いますね。

 

上原が園田に問いただしたい〝トイレの蓋事件〟「排泄はエンタメにならないんだよ(?)」(蓮見)

――上原さんはいかがですか?

 

上原 すみません、ちょっと文句みたいになってしまうんですが、いいですか……? また、園田さんなんですけど(笑)。

 

園田 さっきから目が合うなと思ってたよ……!

 

上原 園田さん、よくうちに泊まりに来るんですけど、トイレの便座を閉めないんですよ……。それで「便座を閉めてくれ」って言ったら「いや~悔しい。俺、普段は閉める人間なのにな」って言うんですよ!?

 

一同 (爆笑)。

 

蓮見 ダッサ、マジで!

 

忽那 それはやだー!

 

飯原 俺ですら閉めてるのに。

 

上原 しかも「閉めるのにな」って言った次の日に閉めないで帰ってくんですよ。閉めないことよりも「俺、閉める人間なのに」って言っちゃうところがダメです。

 

蓮見 汚れた便器じゃなくて、その薄汚れた性格が気に食わないってことだ(笑)。

 

園田 上手いこと言うな……!

 

――園田さん、その件についていかがでしょうか?

 

園田 いや~ウケると思ってやってるだけなんですよ、単純に。

 

吉原 笑ってほしいんだ。

 

蓮見  “天丼”ってこと?  もう一回開けっぱなしにしたら、ウケるかなって。

 

園田 そうそうそうそう。

 

蓮見 いや、まず謝れ……!

 

上原 『ダウドキュ』でもそうだったんですが、園田さんは、思ってることと口から出る言葉が違ったり、わざとかっこつけたりするタイプなんです。そういう部分がプライベートでも垣間見えるんですよね。

 

――園田さん、どうでしょうか?

 

園田 いや、それに関しては「ごめん」で終わっても、つまらないな~って思ってやっただけなんです。上原の家に泊まりに行くのって、すげえ楽しいんですよ。だから、少しでも盛り上げたくて。

 

蓮見 じゃあ、閉めろよ。盛り下がることをするな(笑)。

 

園田 俺が閉めておしっこしたらつまんないじゃん。

 

吉原 いや、開けておしっこしても盛り上がらないですよ。

 

蓮見 あのな、排泄は、エンタメにならないんだよ。

 

園田 あ、そうなんだ。

 

一同 あはははは!

 

蓮見 もう、これこいつの戒めとして見出しにしてください。「排泄はエンタメにならない」って。

 

――わかりました(笑)。

 

汚部屋だけじゃなかった!? 飯原に対する新たなクレーム「〇〇が汚いことはどうすんの? って言いたい」(道上)

――道上さんは、メンバーの皆さんのことで知ってほしいことはありますか?

 

道上 私は常々、飯原という人間が面白いので、もっと知ってほしいと思っています(笑)。これからどんどん掘られて、未知の面白い部分がまだまだ出てくると思うので。だけど……。

 

中島 なになにー?

 

道上 彼は、部屋が汚れていたことに関して「誰にも迷惑かけてないんで」って言っていたんですが、それはいいとしても、服が汚いことはどうすんの!? って文句を言いたいです。私たちは、私服を衣装に使うことが多いんですが、シワシワなだけじゃなくて、食べこぼしで汚れていたり、破けている服を平気で使うんですよ……!

 

蓮見 あ~それは嫌だね。

 

――飯原さんは「ん?」って顔をしていますが……。

 

道上 部屋が汚いとかは、こっちは知ったこっちゃないんですが、服は綺麗にしてほしい。そこは怒ってます!

 

中島 珠ちゃんは、誠実に怒ってくれる人なんですよ。

 

道上 でも、全然響かない……!

 

飯原 ん~申し訳ない。

 

道上 部屋は綺麗になったんだから、身だしなみもマジで頼むよって思っています。

 

飯原 でもねえ……洗濯がね、できないんだよ。本当にできない!

 

蓮見 できないんだよな。

 

――皆さん気になっているようですが、飯原さん、どうでしょうか。

 

飯原 え~みんな本気で言ってるのか。そっかあ……。

 

一同 (爆笑)。

 

上原 単独公演で、大穴空いたままの服で出てたもんね。

 

蓮見 それはちゃんとしてほしいわ。

 

飯原 わかりました……。じゃあ衣装については気をつけたいと思います。

 

蓮見 うん、よろしくな。

 

園田が服をあげまくる問題を議論!「無地の服だから、ラーメンズに憧れている若者3人って感じ」(蓮見)

蓮見 ちなみに、服で言ったら僕も一つやめてほしいことがあるんです。園田が後輩男子2人に服をあげるんですけど、全部無地の服をあげるんですよ……! 無地の服って他人にあげるものじゃないじゃないですか。

 

――たしかに、そうかもしれないです。

 

蓮見 で、こいつらもあんまり服を持ってないから、それを着るんですよ。すごく嫌なんですよね。ふんわりした色味の服を着ている集団になっちゃって。

 

――同じ雰囲気の服装の人が3人。

 

蓮見 そうなんです。無地の服なので、ラーメンズに憧れている若者3人って感じになってて恥ずかしい……!

 

――新しい服を買いたくないとかですか?

 

上原 いや、買ってるんです。

 

蓮見 その服はいいんですよ。なのに、洗濯のスケジュールがあるから、月火水は自分の服で、木金は園田になっちゃう(笑)。

 

園田 わかった! じゃあ、あげるのやめるし、捨ててくれ。

 

中島 2人が「服ください」って言い始めたわけじゃないの?

 

上原 くださいとは言ってない。

 

蓮見 そうなの? (笑) 園田、反論してもいいよ。くださいって言った?

 

園田 くださいって言ったけどなあ……。

 

蓮見 ほら、だからあげてるわけだろ?

 

上原 「いる?」が先だったよ。

 

飯原 ゼロの状態から園田さんに「服ください」なんて言わないでしょ。

 

蓮見 でも「その服いいっすね」って言って「でもちょっと飽きてきてんだよな」「じゃあくださいよ」って流れは会話としてあり得る。そういう感じ?

 

園田 そう、それだよ、それ!

 

一同 (苦笑)。

 

飯原 いや「もう着ねえからあげる」って先に言ってた!

 

上原 初めて服を貰った時は、園田さんちに僕が泊まりに行って、いきなりタンスからバババッて出して、ハイって渡された。

 

中島 私もこの前、急に園田さんが紙袋を渡してきて「どうしたの?」って聞いたら「服が小さくなっちゃったんだ。だから、この前コレいいねって言ってたからあげる」って言われて。かわいいし嬉しかったんだけど、服は小っちゃくならないよな~って。

 

蓮見 園田が太っただけじゃん。服が急に百依子のサイズに小さくならない(笑)。

 

道上 私も「バケットハットが欲しいな。挑戦したいな」って言ってたら「あげるよ」って言われて。バケハをくれたのは、たしかに嬉しかったんですけど、その他に5個くらい帽子がついてきて……!そんなにいらないよって。

 

園田 ねえ、何でみんなそのとき言わないの!  何で世に出るタイミングで全部言うの……。

 

道上 なんか余計なおせっかいが多いんすよ。

 

一同 あはははは!

 

飯原 ヤッバ! それは思ってないよ!

 

園田 さすがに泣いちゃうよ、俺……。

 

上原 服くれたのは嬉しかったし。

 

道上 んん~。まあ、園田さんは優しいから……なんでしょうね……。

 

蓮見 無理だよ、もう(笑)。おせっかい呼ばわりから入ってるんだから。

 

園田 おーい、なめんなよ……!

 

道上 いやいや……! 求めてないのに、押し付けられるとこっちも困っちゃうんですよ。

 

――園田さんは「何かしてあげたい」というお気持ちなんですか?

 

園田 僕はネットでよく服を買うんですが、サイズが合わないこともあって。それを処理したいのと、あげたら喜ぶかなっていう思いが、半分ずつくらいです。

 

道上 その捨てるならあげちゃえって精神が嫌なんです。断捨離に使われている感じで、無責任ですよ!

 

蓮見 あ~なるほどね。そういうニュアンスだと嫌だな。

 

園田 何かを捨てるのが、自分の中でもったいなく思えて……。あげるなら、いいかって。

 

蓮見 じゃあ、これからは1回グループLINEで確認したらいいじゃん。誰かいりますかって。

 

園田 フリマみたいな感じか。じゃあ、そうしようかな。

 

蓮見 それでいいよ。まあ、俺が言ってんのは、すぐ服をあげるなっていうのはもちろんで、他のみんなもやすやすと着るなよって話!

 

――(笑)。これからは、あげるのも着るのも一度精査してからってことで。

 

蓮見 ですね。この話、いつまでもできてしまいそうなので、あとでよく話し合いたいと思います……。

 

2023年のダウメンバーの目標を聞く! 「今年は、ダウで全国ツアーに行きたい!」(道上)

――では、最後に皆さんの2023年の目標を聞いて行きたいと思います。

 

吉原 私は、ダウでコマーシャルの分野に進出できたらと思っています。昨年は、サントリーさんのBOSSとNetflixさんのコラボWEBムービーに出演することができて、良い経験ができたので。

 

――すごいことだと思います!

 

吉原 ありがたいです。テレビCMはまだなので、そこまで行けるくらい、頑張れたらいいなと思いますね。何かに使っていただけたら、すごくハッピーだなって。

 

蓮見 あっても良さそうなのにな。メルカリとか……な、園田?

 

一同 (爆笑)。

 

蓮見 「捨てるのもったいないな~」

 

園田 「みんなに断られちゃった~」

 

蓮見 無地の服いっぱい持ってくるんだろ!

 

――(笑)。あるかもしれないです。園田さんは何か目標はございますか?

 

園田 1人で企画ライブや大喜利ライブに呼ばれたら嬉しいなと思います。

 

蓮見 それは、いいね。

 

園田 誰かダウから出してください、ではなく、園田さんぜひ来てくださいって言われたいです。

 

蓮見 園田主催でもいいんじゃない?  面白いと思う。

 

――それこそ主催ライブを開いていたら、いろんな企画に呼ばれそうです。

 

蓮見 出たい人なんだってなりますよね。

 

園田 なるほど。僕としては、やっぱりウケるのが好きなのと、芸人さんたちとも仲良くしたいっていう気持ちもあるので、〝絶対的に面白い〟って信頼を得られるように努力したいな、とは思ってはいるんです。

 

――昨年は大喜利ライブなどには出演されなかったんですか?

 

園田 主催している方と会ったりはしたんですけど、まだスベるのが怖くて……出してくださいとまでは力強く言えなかった。そこをちゃんと自信がつけられたらいいなと思います。

 

――ぜひ出演していただきたいです。ほかの皆さんはいかがでしょうか。

 

道上 私は、みんなで全国を回りたいってずっと言ってますね。

 

――全国ツアーいいですね。

 

道上 とりあえず主要都市から回っていければ嬉しいです。一度、お笑いライブで大阪の方に呼ばれて行ったんですけど、今度は自分たち主催で地方に行ってみたいです。

 

――それはファンの方も楽しみですね。

 

道上 実現したいです。あとは、これは嫌な顔されそうなんですけど……私はネット活動をやりたいんです。歌ってみたとか踊ってみたとか、めちゃくちゃ好きだったんで、やってみたくて。

 

蓮見 やればいいと思うよ。去年は8人で活動できたし、ここからはそれぞれ個性を出すタイミングだと思うしね。

 

道上 え!!  意外な反応でビックリしてます……。

 

蓮見 でも、スタッフさん集めて編集するって部分をどこか面倒臭がってるじゃん(笑)。いまいち一歩踏みきれてない部分も少なからずあるはずなのに、俺が嫌がるからって理由つけてたから~。

 

――そうなんですか?

 

道上 うふふ、ちょっとね、そうなんですよ(笑)。

 

蓮見 いや、まあたしかに難しいよな~。

 

道上 でも気持ちはあるんで、今年は挑戦したいですね。

 

吉原 動画投稿だったら、1人でもできるんじゃない?

 

蓮見 いや、やるんだったら、クオリティ高いものを出してほしいとは思うんだよ。

 

吉原 なるほど。映像としてちゃんとしているものを出してほしいと。

 

道上 生半可な気持ちではやらないようにしたいです。乞うご期待ってことで!

 

趣味を生かした活動もあり?「自分がお酒を飲んで、人に喜んでもらえることってあるんだなって」(中島)

――楽しみにしております。次は、中島さんはいかがですか?

 

中島 私は強いて言うなら、演技をすることがすごい好きで、この世界に入っているので、まずは演技のお仕事をキツイ! って思えるまで取り組みたいですね。現段階だと、楽しいって気持ちが勝っていて、まだまだそういった立場になれているわけでもないので、もっと努力したいです。ほかに好きなことも見つかっていないので。

 

蓮見 あるじゃん。そのうちお酒の仕事が来るよ。

 

中島 あ、日本酒好きのこと?

 

――お好きですもんね。ドキュメンタリーでもおいしそうに飲んでいたのが印象的でした。

 

中島 いや、飲まれないってわけじゃないんですよ?

 

蓮見 それ飲めるヤツしか言わないから(笑)。

 

吉原 おいしそうに、たくさん飲むからね。

 

中島 みんなに言われました。まさか、自分がお酒を飲んで人に喜んでもらえるとは。思いもよらなかったことなので、驚きました……!

 

蓮見 飲み姿を見せていこう。

 

――お酒のリポートやハシゴ酒の動画、期待していますね。続いて、忽那さんはいかがですか?

 

忽那 昨年は、ドキュメンタリーとかでみんなの個性を知ってもらったことで「より面白くコントを見れるようになった」っていうお客さんの声があったんです。それで、自分の内面を知ってもらえると、プラスなことがいっぱいあるなって思ったので、自分を知ってもらうツールを何か持ちたいな、と考えています。最近はnoteを始めてみて。まだ更新できてないんですが……。

 

中島 下書きがいっぱいあるんだよね。

 

蓮見 たまってんだ、すごいなあ。

 

忽那 でも、全部途中までしか書けてない(笑)。努力したいとは思います。あとは、みんなを知ってもらうって意味で、ダウでロケに行きたいなって思ってます。

 

――わ~それは楽しそうですね。

 

蓮見 忽那はディズニーに行きたいだけでしょ?

 

中島 よくあるじゃないですか。食べ歩きグループとアトラクショングループに分かれるロケ。私たち8人もいるからできるんですよ!

 

――なるほど!

 

蓮見 女子は向いてるけどさ~。

 

飯原 じゃあ、俺たちはパチンコの実践動画だな。

 

蓮見 やろう! まじで!

 

中島 なんで急にディズニーからパチンコになっちゃうの~。

 

蓮見 女子がディズニーのとき、俺らガーデン(パチンコ店)行くからさ!

 

忽那 一緒に行きたいです。

 

蓮見 え、ガーデンに?

 

吉原 何でそっちについてくの!!

 

――(笑)。

 

新たなフィールドに挑戦したい。「何も武器がないなかで、どれだけ堂々とできるか大事」(飯原)

――次は、上原さんどうでしょうか?

 

上原 僕は、ダウの中で自分がどういう存在か、自分の個性をどう出せるかをちゃんと考え始めたのが最近なんで、まずはしっかりそこを見つけたいですね。みんなで話している時に、自分が何をしゃべりたいかよりも「うーん、やめておこう」が勝っちゃうので、それもしっかり考えられるようにしたいです。

 

――これからバラエティ番組やトークイベントも増えそうですよね。

 

上原 バラエティは苦手なんですけど、好きではあるので話す力は磨きたいです。あと、僕はサッカーが好きなんですけど、ワールドカップの時に蓮見さんが全然詳しくないのに、ラジオでサッカーの話をしていて。あんなに興味ない人が公共の場でサッカーの話してんのに、なんでこんなにサッカー好きな俺が視聴者側で聴いてるんだ!って (笑)。

 

蓮見 あははは! たしかにな~。

 

上原 悔しかったですよ! だから、自分の好きなものが話せるような場に行きたいですね。

 

――なるほど、それは4年後を楽しみにしていますね! 次は、飯原さんはどうでしょうか?

 

飯原 まあ、僕はパチンコの実践動画をやりたいっていうのと……。

 

蓮見 それはやろう。必ずやろう。

 

飯原 あと、映画に出たいですね、今年中に。ドラマと何が違うのか知りたいですし、ベテランの俳優さんの中で自分がどうなるか試したい。そういった現場では、自分が本当に出せるものは、まずは度胸だけというか、何も武器がないなかでどれだけ堂々とできるかが大事だと思ってます。

――飯原さんは、いつも堂々となさっているイメージがありますが。

 

飯原 あー、本当にそこだけは取り柄なのかもしれないですね。自分を繕っても仕方がないので。僕は何もできませんっていうのを提示した上で、でも言われたことはしっかりやりますって態度を示しています。

 

――大事なことだと思います。

 

飯原 そう思ってはいますね。最近だと「『有吉ゼミ』見たよ」って話から始まるんで、変に自分を作らなくて良くて。「この子は何にもできない子なんだ」って、最初に思われてる(笑)。

 

蓮見 あんな汚い部屋に住んでて。

 

飯原 そうね。それでも現場ではちゃんとしますよ、と。

 

――映画出演、期待しています。

 

飯原 まだ、何も決まってないですけどね。できたら嬉しいです。

 

さらなる飛躍を遂げる一年へ。「クオリティがひとつ上がった新たなバージョンを皆さんに見せたい」(蓮見)

――それでは最後に蓮見さん、今年のダウ90000の展望をお願いします。

 

蓮見 はい。吉原も言っていましたけど、2022年は順風満帆に活動しているように見せたまま終わることができたので、それは本当に良かったなと思います。人前に出す部分じゃない、難しかったり、もがいていた部分を隠しつつ、活動できたことには、一安心といった年でした。

 

――本当に素晴らしい活躍でした。

 

蓮見 ですが、2023年はそうはいかない。昨年、訳わからないくらい忙しくさせてもらって、ありがたいのと同時に、全然できないことだらけだったので。それを一個ずつ潰していけたらいいなと自分では思っています。まずは、2022年のクオリティーがひとつ上がった新たなバージョンを皆さんに見せていきたいです。

 

――蓮見さんご自身の個人的な目標はありますか?

 

蓮見 まずは、各々がもっと目立つようになってくれたら嬉しいなと思います。その後で自分がやりたいこともやっていけたら。あ、あとは個人のYouTubeを始める予定なので、皆さんチェックお願いします!

 

――いいですね。宣伝しておきます。

 

中島 ちょこっと、わかる人にだけでいいですよ!

 

吉原 一番目立つ見出しは「排泄はエンタメにならない」だからね。

 

中島 そっちも、もういいよ…!!

 

蓮見 あ、ちなみにそれでいうと、俺が笹塚のサイゼリヤでうんち漏らした話もありますけど……?

 

――!?!? それは、また今度聞かせてください……!

 

蓮見 はーい(笑)。とにかく、2023年も8人で何事もなく仕事をこなしていけたらと思いますので、皆さん今年も宜しくお願いします。

 

――応援しております。ありがとうございました。

 

【ダウ90000 アンケート<女性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

 

道上珠妃(みちがみ・たまき)
1998年10月2日、タイ出身

1)年齢的に動けるうちにいっぱい動く系のスポーツバラエティに出たいです

2)薄利多売

 

忽那文香(くつな・あやか)
1999年4月10日、兵庫県出身

1)たくさん色んなドラマに出る

2)ぼちぼちいこか

 

中島百依子(なかしま・もえこ)
1999年8月21日、福岡県出身

1)個人としては役者業でもっと活躍したいと考えているんですが、わたしには強いキャラがあるわけではないので、細かいところまで積み重ねられるような演技でどんな役でも任せてもらえるように成長したいです。

2)いままでの人生で大きく影響するような言葉にまだ出会ってないので、今年はもっと本を読んで言葉に触れたいです。意味ではないんですが、「承」の形が書いていて大好きです。

 

吉原怜那(よしはら・れな)
2001年2月22日、東京都出身

1)ユニットコント番組のレギュラーになる!

2)女は皆正気じゃない

玉城ティナが“社畜OL”役で脱クール『社畜OLちえ丸日記』Huluで独占配信 共演に望月歩、佐藤玲ら 脚本は蛭田直美

『社畜OLちえ丸日記』©NTV

 

玉城ティナ主演の連続ショートドラマ『社畜OLちえ丸日記』が、2月10日(金)よりHuluで独占配信されることが決定し、玉城からのコメントが到着した。

 

原作は、チャンネル登録者数34.6万人(2022年12月末時点)超え、社会人から絶大な支持を集めるYouTubeチャンネル「社畜OLちえ丸」が2022年に出版したエッセー本「自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる」(KADOKAWA刊)。

 

脚本は、『これは経費で落ちません!』(NHK総合/2019年)や、第48回放送文化基金賞・テレビドラマ番組・優秀賞と第38回ATPテレビグランプリ・ドラマ部門・優秀賞をW受賞した『しずかちゃんとパパ』(BSプレミアム/2022年)を手掛けた蛭田直美。

 

始業時間の2時間以上前に出社するのは当たり前、終電間際の深夜帰宅も通常運転。鬼上司からは指示を待って呼吸しているだけで数時間にも及ぶ説教をされ、超絶厳しいノルマにも毎日のように苦しめられ…。憧れのバリキャリ生活とはかけ離れた、とんでもないブラック企業の営業部に配属されてしまった22歳の社畜OL・築丸ちえ子(通称:ちえ丸)。

 

でも彼女は、そんな地獄のような環境下でも決して腐りはしない。時には心の中で激しいツッコミを入れながら、時には周囲の人々からの言葉や行動にジーンとしながら、不屈の精神で一歩一歩、着実に社会の荒波の乗り越え方と生きるたくましさを身に付けていく。

 

学生時代に動画で見たバリキャリ営業OLの生活スタイルに憧れを抱く新社会人・ちえ丸を演じるのは玉城ティナ。朝6時に起きて白湯を飲み、ヨガを行ってから早めに出勤。誰もいないオフィスでコーヒーを楽しんで…というオシャレルーティンを夢見たちえ丸は、猛勉強&必死の就職活動の末に見事内定をつかみ、念願の営業部に配属。

 

しかし、希望に胸を膨らませて出社したちえ丸が目にしたのは、到底達成できそうにないノルマと何かにつけて怒鳴りつける鬼上司、早朝から深夜まで馬車馬のように働き続ける同僚たちの姿だった。

 

理想とはかけ離れた現実に打ちのめされるちえ丸だが、ポケットには常にお守り代わりの退職届を忍ばせ、「ノルマを達成できなくても死なないし」と自分を鼓舞し、ひたむきに、ちょいちょい図太く、時々落ち込みながらも明るく前向きに奮闘していく。

 

つらい現状に嘆くだけではなく不器用ながらも何ができるかを考え、人と自分の良いところもしっかりと見つめていくちえ丸の姿は、きっと見る全ての人々に力を与えてくれるはずだ。

 

「社畜」な日々を描く物語だが、ジャンルとしてはコメディ。玉城は劇中で歌って踊って「アイーン」もするという、コメディの王道に挑む。クールビューティな役柄が多い玉城にとって新たな挑戦だったようで「『私にできるのかな!?』というのが最初の正直な印象でした」と語りつつ、「せりふはなじみやすい会話が多く、撮影現場でも監督をはじめ皆さんが毎回リアクションを取ってくださるので、私もちえ丸というキャラクターを『どうしたら面白くなるかな?』と考えながら演じることができました」と手応えは十分。

 

そして、「ちえ丸は厳しい現実や高い壁があっても人のせいにせずに自分で乗り越えようとする、弱さよりも強さが際立つ女性。私とちえ丸では業種は違いますが、自分の選んだ道を自分なりに進んでいきたいと思う気持ちは似ているのかなと思いました。見てくださった方にとっての明日への小さな活力になってもらえるような作品になったら一番うれしいなと思っています」とアピールしている。

 

ちえ丸を迎え入れる営業部の人々も、かなりの個性派ぞろい。数時間にも及ぶ説教は当たり前、月のノルマを達成することと「ホウレンソウ」を何よりも重視する“歩くパワハラ”こと、鬼上司・分倍河原竜児を演じるのは、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、ドラマ『DORONJO/ドロンジョ』でも主人公を徹底的に鍛え抜こうとする伯父役を怪演した平山祐介。

 

会社の社長の甥で、親に強制的に入社させられた対人恐怖症気味な新入社員・藤木リョウ役に、ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』、連続テレビ小説『エール』、『17才の帝国』などで繊細な演技を見せてきた望月歩。

 

営業部の先輩で、配属26日目にしてノルマを達成したという偉業を持ち、何もできないちえ丸をバカにし、何かにつけてマウントを取ってくる三村理菜役に佐藤玲。同じく営業部の先輩で爽やかキャラ、常に場の空気を読んでいる日和見主義だが、貧しい家庭で育ったこともあってかコネ入社の藤木にはついネチネチと厳しく当たってしまう風戸大翔役に田村健太郎。

 

ちえ子に「ちえ丸」という呼び名を付けた張本人で、いつもにこやかで空気のような存在の癒やしキャラの部長役にコウメ太夫。ちえ丸にお菓子を配ったり、営業から戻ったときには声を掛けたりと振る舞いは優しいが、その言葉の裏には嫌みが含まれていることもあるお局様の佐古山かずえ役に阿南敦子。このバラエティー豊かなキャスト陣が脇を固め、社会の荒波の象徴のような職場を生き抜いてきた猛者の先輩たちや同僚として、ちえ丸に影響を与えていく。

 

玉城ティナ(築丸ちえ子=ちえ丸役)コメント

ちえ丸は今までに演じたことのないキャラクターだったので、台本を読ませていただいた時は「私にできるのかな!?」というのが最初の正直な印象でした。ですがせりふはなじみやすい会話が多く、撮影現場でも監督をはじめ皆さんが毎回リアクションを取ってくださるので、私もちえ丸というキャラクターを「どうしたら面白くなるかな?」と考えながら演じることができました。
ちえ丸は厳しい現実や高い壁があっても人のせいにせずに自分で乗り越えようとする、弱さよりも強さが際立つ女性。私とちえ丸では業種は違いますが、自分の選んだ道を自分なりに進んでいきたいと思う気持ちは似ているのかなと思いました。
見てくださった方にとっての明日への小さな活力になってもらえるような作品になったら一番うれしいなと思っています。

 

番組情報

『社畜OLちえ丸日記』
2023年2月10日(金)午後9時からHuluで独占配信スタート
毎週金曜 午後9時に新エピソード更新[全15話]

出演:玉城ティナ
望月歩、佐藤玲、田村健太郎、コウメ太夫/阿南敦子、平山祐介 ほか

原作:『自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる』著者:ちえ丸/KADOKAWA刊)
脚本:蛭田直美
監督:横尾初喜、小山亮太
コンテンツプロデューサー: 吉田絵、岩長真理
プロデューサー: 星野恵 (AX-ON)
Hulu:茶ノ前香、中村梓
宣伝:荒井智美、木之下ゆり子
制作:AX-ON
製作著作:日本テレビ ©NTV

「社畜OLちえ丸日記」公式ホームページ:https://www.ntv.co.jp/drama-chiemaru/

 

小沢仁志“還暦記念作”「日本映画でも韓国に負けない作品を作れるということを証明したかった」映画「BAD CITY」公開!

“顔面凶器”の異名を持つ小沢仁志さんが「還暦記念映画」として、主演のほか、オリジナル脚本・製作総指揮を務めるハードアクション映画『BAD CITY』が1月20日(金)より全国公開。劇中、CG・スタントなしで120人を相手に繰り広げる立ち回りなど、「俳優人生、最後の無茶」に挑んだ彼がアクション映画への熱い思いなどをユーモアたっぷりに語ってくれました。

 

小沢仁志●おざわ・ひとし…1962年6月19日生まれ。東京都出身。1984年、『スクール☆ウォーズ』(TBS系)で本格的に俳優デビュー。以後、『SCORE』『太陽が弾ける日』など、多くの映画やドラマで強面の個性を発揮。スタントマンをほとんど使わないアクション俳優としても知られている。「顔面凶器」「Vシネマの帝王」などの異名を持ち、そのいで立ちから数々の悪役を好演。OZAWA名義で監督や企画、脚本をも担当する。主な代表作に映画『ビー・バップ・ハイスクール』(1985年)、Vシネマ『日本統一シリーズ』(2013年より現在も製作中)、映画『HiGH&LOW THE WORST』(2019年)、U-NEXT配信ドラマ『列島制覇 非道のうさぎ』(2021年)など。InstagramYouTube公式ブログ小沢会(小沢仁志公認オフィシャルサイト)

 

【小沢仁志さん撮り下ろし写真】

 

今の時代に合ったアクション映画に、昭和のイデオロギーをブチ込んだドラマ

──小沢さんが主演し、日本映画界におけるガン・アクションの歴史を変えた『SCORE』(1996年)から四半世紀が経つなか、「還暦記念映画」と謳われた本作の企画の発端は?

 

小沢 『SCORE』のときから、俺がずっと背負ってきている悔しさがあって、それは日本の映画業界では、なかなかアクションというジャンルが定着しない、予算の問題もあって作りづらいということ。それで俺ももう60歳になるから、「そろそろ新たな花火を打ち上げたい!」と思ったのがきっかけ。それで今回は『SCORE』みたいな銃撃戦ではなく、今の時代に合ったアクション映画にして、昭和のイデオロギーをブチ込んだドラマを盛り込むのがいいかなって。そうすれば、年配の人にとって懐かしさを感じられるし、若いやつが観てもかっこいいと思えるし。だから、「還暦記念映画」というのは、後から付いた冠だね(笑)。

 

──本作では、小沢さん演じる主人公が、いわゆるヤクザや殺し屋ではなく、強行犯の警部役である理由は?

 

小沢 俺がいつも演じているようなヤクザ役だと、周りからVシネマのように見られてしまう恐れもあったから、あえて変えてみたんだ。あと、日本映画でも韓国に負けない作品を作れるということを証明したかったことも大きいね。マ・ドンソクが主演した『犯罪都市』や『ザ・バッド・ガイズ』などを意識しつつも、リアリティと無国籍感を出してみた。だから、『BAD CITY』にはヤクザも出てくるけれど、メインは警察と韓国マフィアとの戦いになっている。

 

次世代の人間をしっかり育てたいという気持ちがあったからね

──『SCORE2 THE BIG FIGHT』(1999年)では主演のほか、自ら監督(OZAWA名義)をされていましたが、本作では脚本と製作総指揮のみ。監督は『マンハント』や『ベイビーわるきゅーれ』などのアクション監督で知られる園村健介監督に任せています。

 

小沢 次世代の人間をしっかり育てたいという気持ちがあったからね。彼はとても優秀で売れっ子のアクション監督だけど、アクションシーン以外に関しては監督に合わせなきゃいけないストレスもあったと思うんだ。だから、彼には自分のやりたいことを思う存分やってほしい気持ちもあった。脚本と一緒に製作総指揮のクレジットも入っているんだけど、監督には現場で一度しか口出ししなかったよ。唯一言ったのは、クライマックスの120人との立ち回りを撮っているとき、時間の都合で次の階段のシーンを欠番(カット)にしようとしたんだよね。だから、「欠番は許さん」と! 園村監督は山口祥行の紹介で繋いでもらったから、ヤマにはしっかりラスボス役で出てもらっているよ(笑)。

 

──大人気シリーズ『日本統一』主演の山口さんをはじめ、豪華なキャスティングも見どころの1つですね。

 

小沢 俺はリリー(フランキー)さんと共演するのを切望していたし、(かたせ)梨乃姐の側近には(本宮)泰風みたいな男がいた方がいいと思ったしね。それで刑事役の三元(雅芸)や殺し屋役のTAK∴(坂口拓)は、これからのアクション映画の流れを作っていく人材としては必要で、ちゃんと表舞台でやってほしかったからね。それで、「還暦記念映画」の冠が付いたから、ヒデ(中野英雄)とかカズ(小沢和義)が「1シーンだけでも、エキストラでも出してくれ」と言ってきて(笑)。だから、脚本に役を足したし、あえて観ている人がワクワクするドリームマッチも用意したんだ。今回は、俺にとって「今でも『SCORE』みたいな奇跡を起こせるのか?」というチャレンジでもあったけど、一人一人がとんでもない熱量を出してくれたと思うし、それが画面から溢れ出ているんだよね。

 

ハリウッドでもできないことをやっている

──そんな濃ゆいメンバーが集まった撮影エピソードを教えてください。

 

小沢 撮影中は脳内にアドレナリンが出っぱなしで、リミッターがブチ切れていたから、どのシーンが大変とかなかったね。ただ、製作総指揮の立場だから、出演としての出番がない日もリリーさんや梨乃姐に付いて、現場にいたから、休みは撮休の1日だけ。終わっても、あと1週間は動けるかもと思っていたし(笑)。あと、福岡県の人たち、特に中間市は全面協力してくれたのはありがたかったね。デモ隊のエキストラなども地元の人で、市長辞任を求めるプラカードも、皆さんの私物だったりするし(笑)。そこまでお世話になったから、福岡では去年の12月から先行上映しているんだよね。

 

──この後、全国公開を直前に控えた心境を教えてください。

 

小沢 1月からの全国公開は、『日本統一』のファンの若いお姉ちゃんも巻き込んで、福岡以上に盛り上がってほしい。東京でのメイン館は『SCORE』が上映されたときと同じ新宿ピカデリーということで、運命を感じているしね(笑)。あと、もう海外の映画祭にも出ているし、海外のマーケットでも売れている。メインのキャストが吹き替えなしで戦うとか、ハリウッドでもできないことをやっているから。どんどん外に出て行って向こうでも受けてほしいし、やっぱり韓国の人にも観てほしい。賞なんて獲らなくていいからさ!

 

若いお姉ちゃんに恋をし、父親とかに見られないように身体を鍛えること

──撮影現場などに必ず持っていくモノがあれば教えてください。

 

小沢 台本ケースは必需品だね。二十歳ぐらいのとき、電車で台本を読んでいて、周りにタイトルが丸見えなのが嫌で買ったのが、最初のきっかけ。『日本統一』は3作分が1冊になった分厚い台本だったりするし、雨に濡れても大丈夫な固めのやつの方がいい。今使っているのは5年モノで、あえてシールを貼ったりして、どこにあるか分かりやすくしているね。あと、ジッポーライターはすぐになくすから持たない主義だったけれど、娘たちが「ダディっぽいから」と言って還暦祝いでくれた『紅の豚』のジッポー。紙タバコにジッポーのオイルは最高に合うし、さすがにこれは手放せないね(照)。

↑「小沢仁志」さんオリジナルシールがかわいい! 5年モノの台本カバー

 

──還暦になっても、そのパワフルさを維持できる理由は何でしょうか?

 

小沢 あと何年生きられるか分からないから、タバコをやめるつもりはないし、夜は炭水化物をあまり食べないけど、食事も好きなものを好きなだけ食べているからね。あとは若いお姉ちゃんに恋をし、一緒に歩いているときに父親とかパトロンに見られないように身体を鍛えること。仕事のために、トレーニングなんてしないよ! 身体作りに関しては、毎日の歯磨きみたいにしないと気持ち悪いから動いているけど。

↑還暦お祝いで娘さんからプレゼントされた『紅の豚』ジッポーと、革製の台本カバー

 

関連記事:坂ノ上茜「念願だったアクション映画に、しかもこんな座組の作品に出られて、とても光栄です」映画『BAD CITY』

 

 

© 2022「BAD CITY」製作委員会

BAD CITY

2023年1月20日から新宿ピカデリーほかにて公開

 

【映画「BAD CITY」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
製作総指揮・脚本:OZAWA
監督・アクション監督:園村健介
主題歌:クレイジーケンバンド「こわもて」(doublejoy international/UNIVERSAL SIGMA)
出演:小沢仁志
坂ノ上 茜、勝矢、三元雅芸
中野英雄、小沢和義、永倉大輔
山口祥行、本宮泰風、波岡一喜、TAK∴
壇蜜、加藤雅也、かたせ梨乃、リリー・フランキー

(STORY)
ある夜、「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が死体となって発見された。それは、韓国マフィアの仕業であった。その韓国マフィアの幹部・金数義(山口祥行)が密談していたのは、巨大財閥である五条財閥の会長・五条亘(リリー・フランキー)。五条が無罪となった判決には必ず裏があると踏んでいる検察庁検事長の平山健司(加藤雅也)は、公安0課の小泉香(壇蜜)を使い、秘密裏に特捜班を結成。メンバーは、熊本(勝矢)、西崎(三元雅芸)、野原(坂ノ上茜)、そしてもう一人…ある事件を起こした容疑で拘置所に勾留中の元強行犯警部・虎田誠(小沢仁志)である。
果たして虎田たち特捜班は、五条を検挙することができるのか?
「真の悪の存在」や「裏切り者」は誰なのか?
欲望が渦を巻くこの街で繰り広げられる、欲望の果てに見える景色とは―。

© 2022「BAD CITY」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響

超人気コスプレイヤーの立花はる(ふとん)、やなぎばころん、とみこが、パルフェットとコラボでコスプレVR作品に挑戦!

1月23日に配信開始となるVR作品『Pharfaite VR Session ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会』に出演する、立花はるさん(ふとん)、やなぎばころんさん、とみこさん。趣味としてコスプレを楽しみながら、公式レイヤーやモデル、イベント出演など、プロのコスプレイヤーとしても大活躍の3人に、コスプレを始めたきっかけやコスプレの楽しみ方、初体験となったVR撮影の裏側などたっぷりと語ってもらいました。

 

↑左から、やなぎばころんさん、立花はるさん、とみこさん

 

【立花はるさん、やなぎばころんさん、とみこさんの撮り下ろし写真】

 

コスプレを始めてなかったら全然違う人生

──コスプレを始めたきっかけを教えてください。

 

立花はる(以下、立花) 高校生の時に、えなこさんのコスプレを見て、コスプレをしたいって思ったのがきっかけですね。ただ当時はまだ衣装を買うお金が無くて、大学生の時にお金を貯めて始めました。人前で初めてコスプレを披露したのは2015年だったかな? アニメジャパンっていうイベントのコスプレエリアに一般参加で。

 

やなぎばころん(以下、ころん) 高校生の時にマンガの同人即売会に出ていて、あ、その時はマンガを描いているほうです。で、売るにあたってなんか着てたほうがいいよねってことになってコスプレをして。それがきっかけです。イベントで初コスプレっていうと、東方Projectの例大祭っていうイベントがあって、その同人即売会が初めてです。

 

とみこ コスプレをやり出したのは高校生になってアルバイトをするようになってから。コスプレをしたい欲はもっと前からあって、「COSPLAYERS ARCHIVE」っていうwebサイトを見たりして、コスプレイヤーさんの写真を見て、自分もやってみたいなって思ったのがきっかけです。そのサイトのフリマのコーナーで好きなキャラクターのコスプレを一式買って、最初は家で1人でコスプレしていました(笑)。初めて人前でコスプレを披露したのは、としまえんかなぁ(「水と緑の遊園地 としまえん」2020年8月閉園)。

 

全員 (笑)。

 

立花 いーねー!としまえん‼

 

とみこ 毎月のようにとしまえんでコスプレイベントがあったんですよ。

 

立花はる●たちばな・はる…愛称/ふとんちゃん。1月20日生まれ。千葉県出身。身長164cm、B85・W55・H85。趣味/コスプレ・ゲーム全般。特技/デザイン・洋裁・クレープ作り。

 

──コスプレの楽しいところを教えてください。

 

とみこ いつもと違う自分になれるところ! 好きなキャラクターになりきれること。

 

ころん 変身願望が満たされます。あとはかわいい衣装が着られて、しかも普段、着られないようなもの。そしてコスプレとしてなら着ても許される。

 

立花 なりきれるのはやっぱり楽しいですよね。あと、友達が増えました。ヲタクを隠してたわけじゃないんですけど、まだコスプレを始めた当初は今ほどコスプレもメジャーじゃなくて、そんなに表に出してなかった時代だったので。腹を割って話せるヲタク友達が出来たのはコスプレのおかげですね。

 

ころん 生涯付き合っていく人たちは、今仲いいレイヤーたちなんだろうなって感じがしますね。公私一緒になってる。

 

とみこ コスプレを始めてなかったら全然違う人生だと思う。私の周りも理解はあったんですけど、私くらいディープな感じのヲタクっていなくて。初めて感情とか知識とかを共有できてめちゃくちゃうれしかったですね。

 

やなぎばころん…愛称/ころんたそ、ギバチャン。7月6日生まれ。東京都出身。身長156cm。B78・W59・H89。趣味/コスプレ・ゲーム(音ゲー・シミュレーション全般)。特技/絶対音感・ホルン。

 

──コスプレを楽しむうえで大変なことってありますか?

 

とみこ 衣装をそろえるのにお金がかかる。キャラクターのジャンルにもよるんですけど、どんなに簡素な衣装のキャラクターでも、だいたい3万円くらいはかかるかなぁ。

 

立花 それが基本は一回きりですからね。このイベントにはこの衣装、このキャラクターで出ようって決めるので、何回もは着ないんです。

 

ころ 普通の洋服だったら何回も着れるんですけど。このお金あったら、今まで何できたんだろうって思いますよね。あと部屋の圧迫がすごい(笑)。思い入れがあったりすると、衣装をなかなか人にゆずったりできない。

 

とみこ コスプレの衣装って装飾が付いてたりするとたためなくて、タンスにしまったりできないので、段ボールに空間作って吊り下げていたり。場所をとります。

 

立花 実家は衣装で半分埋まってます(笑)。あと、同じようなウィッグが多すぎて、どれがどれだかわからない。実家の犬の毛にウィッグの毛が付いてて、「(赤とか緑の)宇宙人の毛が付いてるよ」てママに言われます。

 

とみこ…愛称/とみこ、おとみちゃん。9月8日生まれ。東京都出身。身長160cm。B83・W62・H87。趣味/コスプレ・メイク・コスメ・動物鑑賞。特技/料理・メイク・自撮り。

 

会うより恥ずかしいです(照)

──初挑戦となったVR作品に出演してみた感想を教えてください。

 

立花 私は今回この作品のディレクションをさせていただいていています。そして、衣装はサロンドアーツさんとのコラボで、Pharfaite(パルフェット)とSCHE/MEE(スキーミー)を着させていただいています。今までパルフェットの衣装を着て、本格的な動画の撮影というのをしたことがなくて。パルフェットの衣装着て動いてみてわかったのが、安い衣装とかだと、動いたらはじけ飛んだりとか(笑)、破壊が起きたりとか。正面から写真と撮ったらかわいいけど、斜めや後ろから見ると雑に作られててかわいくないってことがあるんですけど、パルフェットの衣装は360度回どこから見てもかわいいなっていうのを、今回VR作品を撮ってみてあらためて思いました。

 

ころん 今まで自分が衣装を着た姿って、撮ってもらった写真でしか見たことがなかったので、自分が衣装を着てる姿を客観的にしかもVRで立体的に見ると、この凹凸こういうふうに光るんだって気づいたり、VRだと角度的に見ちゃいけないものが見えちゃうんじゃないかなって心配もあったんですけど、意外とホールド力があって全然そんな心配なくて。

 

とみこ 写真撮影でポージングっていうのは慣れてるんですけど、動きながらポージングって、ポージングとポージングの間の流れもきれいにしないといけないじゃないですか。そこを考えるのが難しいなと思って、一秒たりとも気が抜けない感じがありました。

 

立花 動画も慣れてないし、VRというのが初めてだったので、最初のほうはみんな結構どうやったらいいんだろう? みたいな手探り感あったけど、後半なるとみんなわかってきたよね。

 

ころん ようやく最後くらいにね(笑)。

 

立花 これか! みたいな。みんな最後はニッコニコだった。

 

とみこ 私はこつつかむのに結構時間かかりましたね。セリフは無理です……ほんとにしゃべるの苦手なんですよ。アドリブでわーってしゃべるのは好きなんですけど、台本みたいなのガチで苦手なんだなって思いました。顔が恥ずかしくて沸騰しそう。

 

──どんなところを見てほしい?

 

立花 ウチら動いてもかわいいよっていう(笑)。

 

全員 (笑)。

 

立花 写真だけだと、本当に存在しているのかわからないってよく言われるんです。遠い存在に見られがちなんですけど、動いてパルフェットのかわいい衣装を着て、カメラ越しですけど、VRでめちゃくちゃ距離が近く感じられるので、これまでにないカタチで触れ合えるのかなっていう感じがしますね。

 

ころん 普段見られない距離で私たちのこと見てもらうので、恥ずかしさはあるんですけど、こんなに近くで見られるのはレアだと思います。空間にのめり込むことが出来るので、空間含めて見てほしいなって思います。

 

とみこ 自分のところはもう恥ずかしくてあまり見られなくて……自分は置いておいて、二人のは冷静に見れたんですけど、やっぱり二人かわいいなって。

 

立花 おそらくヲタクもそういう気持ちになると思います。あ、かわいいなってなると思います。

 

とみこ めっちゃドキドキしますよ。ホント近いんで。会って話すより近い。見てるこっちがのけぞっちゃうくらい(笑)。直接会うより恥ずかしいと思います。

 

 

──今後、どんな活動をしていきたいですか?

 

ころん コロナでなかなかイベントに参加できなかったので、イベントにはめちゃくちゃ行きたいですね。

 

立花とみこ そうだねぇ。

 

とみこ 昔やったコスプレを今のクオリティーでやりたいかなぁ。写真を見返したりすると、メイクとかも今見ると下手くそだなって思うので、今のクオリティーでやり直して写真もきれいにして、かけられるお金も昔と違うので、リメイク版をやってみたいなって。

 

立花 年齢を重ねて大人のキャラができるようになったと思うんですけど、逆に限界に挑戦したいなと思い始めて、ロリやりたくなってる。小学生キャラとか。昔は無理だろうなって思ってたのが、今だったらもう羞恥心もないし、なんでもできるんじゃないかと思って。自分の顔面を超えてやっていこうかと。あとコスプレ以外だと、静止画よりは動画のほうが向いてると思っていて、動画やMCのほうでやっていきたいです。アニメとゲームの知識を持っててしゃべれる女の子ってそんなに存在してないと思うので、そこの分野を突き詰めて、配信だったりできたらなと思ってます。

 

ころん 今回のVR撮影をしてみて動画ありだなぁって。今まで結構グラビアのDVDとかお断りしてたんですけど、やってもいいのかなって思えました。今後、動画の需要が増えていくなら、勉強しながら挑戦してもいいかなと思いました。

 

とみこ 被写体としてこう成功したいというのはあんまりなくて、別のスキルを磨いていきたいなと思っています。デザインしたりするのが好きなので、今も少しやっているんですけど、ほかのレイヤーさんのお手伝いしたり。

 

立花 とみこってセルフプロデュースがすごく上手だから、人のプロデュースっていうか、衣装のプロデュース系が合いそうだよね。

 

とみこ モノづくり好きなんですよ。モデルやめたいとかではなくて。本来やりたかったのはそっちのほうだと思うので、突き詰められたらいいなって。ふんわりした目標なんですけど、これからはそこを強化していきたいって思っています。

 

 

Pharfaite VR Session
ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会

配信期間:2023/1/23 18:00から
販売期間:2023/1/23 18:00から2025/1/20 20:00まで

予価:3,300円(税込)

販売URL https://share.blinky.jp/s/NTE4Mw

※ご購入の前に、下記テストコンテンツが再生可能かどうか、ご確認ください。
https://share.blinky.jp/s/NTE4NQ

 

撮影/プシュカ 取材/編集部

乃木坂46岩本蓮加、与田祐希、遠藤さくら出演の「乃木恋」オリジナルドラマ配信決定!森永「ダース」とコラボ

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

乃木坂46の岩本蓮加、与田祐希、遠藤さくらが出演するオリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』が完成。前編は1月20日(金)午後8時よりスマートフォン向けゲームアプリ「乃木恋」公式YouTubeでプレミア公開され、後編は「乃木恋」アプリ内で無料配信されることが分かった。

 

「乃木恋」は、累計1,000万DLを突破した乃木坂46メンバーが登場する恋愛シミュレーションゲーム。推しメンとの関係を築いていく胸キュンストーリーが楽しめるほか、多数の撮り下ろし写真や、これまでに発売された生写真から厳選した豊富なカードコレクション、また「乃木恋」だけの貴重なムービーやボイスも登場する。

 

『3等分のバレンタイン』は、恋愛経験のない3人がバレンタインに向けて本命チョコレートを準備するショートドラマ。岩本蓮加、与田祐希、遠藤さくらが演じる、恋する乙女のかわいらしさ満載のシーンに注目だ。監督は、乃木坂46の数々の映像作品を手がけている伊藤衆人が務めている。

 

撮影を振り返り、岩本は「オリジナルショートドラマ企画に参加させていただけてすごくうれしかったです」とコメント。遠藤は「普段の与田さんとは違う、演技に入り込む瞬間を間近で見られて、とてもすてきだなと思いました」と撮影秘話を明かし、与田は「私が演じたキャラクターがかなり特徴的だったのですが、普段しない演技ができてバレンタインの思い出になりました!」と感想を語った。

 

なお、乃木坂46は2022年9月より森永製菓のチョコレート「ダース」のブランドアンバサダーを務めており、新CMやメンバーが12秒で「ダース」の食レポなどに挑戦する「“12秒” DARSレビューチャレンジ」動画を公開。今回発表した『3等分のバレンタイン』も、「ダース」とのコラボレーションにより実現し、劇中にも3種類の「ダース」(ミルク・甘さ控えめミルク・白いダース)が登場している。

 

さらに「乃木恋」アプリ内では、『3等分のバレンタイン』イベントの開催も決定。イベントでは、ドラマで描かれなかった3人それぞれの恋愛ストーリーを楽しむことができ、また「乃木恋」でしか見られない全18本の撮り下ろし特典ムービーやゲーム内デジタルカードも配信される。

 

岩本蓮加コメント

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』岩本蓮加©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

「ダース」と「乃木恋」のコラボレーションの企画に参加させていただけてすごくうれしかったです。コメディ要素強めでにぎやかな雰囲気で撮影できました。乃木坂46加入当初からお世話になっている伊藤衆人監督に撮影していただき、監督にしか出せないキャラクターで演じることができて、与田とさくちゃんのかわいいシーンも見どころの一つかなと思います。今回の3人の組み合わせはあまりない組み合わせだと思いますが、バレンタインに奮闘する3人を「乃木恋」で楽しんでいただきたいです!

 

与田祐希コメント

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』与田祐希©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

(撮影を振り返り)私が演じたキャラクターがかなり特徴的で、普段しない演技ができてバレンタインの思い出になりました! 2人が演技しているところを、1人ソファーの下から見ているシーンが個人的に印象に残っています。家のテレビを見ているみたいな感覚で、かわいい2人の姿を見られて楽しかったです。バレンタインのワクワクとどきどきが詰まった作品で、普段はあまりしないような演技も頑張ったので、皆さんに届くとうれしいです。

 

遠藤さくらコメント

オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』遠藤さくら©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

(撮影を振り返り)バレンタインにチョコを作るのが久しぶりだったのと、女の子同士の雰囲気もあり楽しく撮影できました。印象に残っているシーンは与田さんが勢いよくしゃべるシーンです。普段の与田さんとは違う、演技に入り込む瞬間を間近で見られて、とてもすてきだなと思いました。ずっと「乃木恋」をやり続けているファンの方も、新しくファンになってくれて初めてムービーをみるよっていう方でも、メンバーの新しい一面知ることができると思うので、皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです。

 

予告編映像

 

作品情報

乃木恋オリジナルショートドラマ『3等分のバレンタイン』

前編:2023年1月20日(金)午後8時より「乃木恋」YouTubeチャンネルにてプレミア公開
後編:2023年1月20日(金)午後8時よりスマホゲーム「乃木恋」にて無料配信

公式サイト:https://nogikoi.jp
公式LINE:https://lin.ee/anybXT0
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCekZSp8FYtUPO4RzD3nLBsQ
公式Twitter:https://twitter.com/nogikoiofficial

©乃木坂46LLC/Y&N Brothers Inc. ©allfuzInc./10ANTZ Inc.

 

今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは?【インタビュー前編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで業界を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

 

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

 

『ABCお笑いグランプリ』で決勝進出。「賞レースは〝世間に認めてもらいに行く場〟だと意識しました」(蓮見)

――昨年はさまざまなメディアや舞台で大活躍だったダウ90000の皆さんですが、まずは2022年を振り返っていただきつつ、ご自身が成長したなと思う経験を教えていただきたいです。

 

蓮見 そうですね。昨年は公演やライブだけでなく、いろいろとテレビ番組やドラマなどにも出させていただきまして、活動の場はかなり広がった1年だったと思います。

 

飯原 僕は自分の部屋までテレビに出ちゃいましたから。

 

――『有吉ゼミ』(日本テレビ)の飯原さんの汚部屋掃除の回ですね。面白かったです。

 

飯原 SNSでめちゃくちゃ叩かれました(笑)。まあ、そりゃそうなんですけど……。

 

中島 めっちゃ怒られてる!と思って、面白くなっちゃいました。

 

吉原 部屋が汚いって本当にダメなんだなって思いました……。

 

――大変でしたね……。

 

蓮見 「人間性を疑う」って言われてたもんな(笑)。

 

――お部屋は維持されているんですか?

 

飯原 もちろんです。

 

蓮見 偉いね。タバコも辞めたんだよね?

 

飯原 辞めました。唐橋 充さんに、部屋が燃えるからやめたほうがいいよって言われたので。それも一つの成長ということで。

 

――なるほど(笑)。それでは、それぞれ2022年を振り返っていただければと思います。

 

中島 はい。昨年、私の中では「ABCお笑いグランプリ」の決勝戦に出場できたことが、大きかったです。あの時、賞レース独特の圧を感じたんですよね。決勝で披露したネタは、その2か月前くらいに単独公演で何回もやっていたネタなので、だいぶ慣れているはずだったのですが、口は動くのに、頭が飛んでいきそうな感覚になっちゃって……!

 

――緊張していたということですか?

 

中島 ん~、あの感覚は言葉にできないですね。緊張にやられていたのかもしれないし、逆に高揚していたのかもしれない……。ふわふわしてるけど、セリフは出る。あの気持ちを味わう前と後では大違いなので、経験できてよかったと思います。

 

――やはり賞レースは普段の舞台とは違うものなんでしょうか。

 

吉原 そう思いますね。私も初めて2021年に蓮見さんと女子4人で「M-1グランプリ」に出場した時は、1回戦からいつも以上に緊張していました。

 

――そうだったんですね。

 

吉原 2021年は「キングオブコント」にも出場したんですけど、1回戦で落ちてしまったんですよ。だから、2022年はABCで決勝に進んでいた手前、絶対に負けられないし……落ちたら終わる、くらいの気持ちで本番に挑みました。それこそ2022年はお仕事をいろいろ貰えるようになってきたけど、賞レースでしっかりしないと……と思って、プレッシャーを感じていましたね。

 

――皆さん、普段は緊張されるタイプですか?

 

吉原 一番緊張しやすいのは……園田さんですかね。

 

園田 僕はもう、毎回緊張してるから、どれが一番緊張したとか、区別もできないですけど(笑)。ただ、僕としては賞レースに出たことで“勝ち負け”の感覚が生まれたのが大きかったですね。スベるとかうまくいかないとかじゃなくて、勝つとか負けるっていうのが、すっごい重圧に感じました。

 

――通常の舞台にはない部分ですもんね。蓮見さんはいかがですか。

 

蓮見 ん~。やるべきことをやるまでなので、プレッシャーは特に感じないタイプなのですが、賞レースは“世間に認めてもらいに行く場”なんだというのは強く意識するようになりましたね。今まで自分たちの中で進めてきたことをいろんなルールに乗っ取ってやらなきゃいけなくなったというか。賞レースだけでなく、昨年はドラマもそうで。映像の中で、できることと、できないことを知ることができました。

 

――活躍のフィールドが広がると、やり方も変えなくてはいけないということですね。

 

蓮見 はい。昨年は、いい意味で自分の好きなようにものづくりをできなくなった年でしたね。難しいなと思うことが多くて、あまり全部を掴みきれないまま終わりましたよ、2022年は。

 

テレビの仕事が増えて……「肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていました」(吉原)

――さきほどのお話にありました初の冠ドラマ『深夜1時の内風呂で』(フジテレビ)や『今日、ドイツ村は光らない』(Hulu、日本テレビ)などのドラマ出演も大きなできごとだったかと思います。

 

蓮見 そうですね。メンバーは特にそこを目指してた人が多いんで。やれたのは良かったですよね。こんな言い方したらアレですけど……みんなすごいちゃんとやってました(笑)。

 

一同 あははは!

 

蓮見 俺、けっこう現場で眠かったりしたんですけど(笑)、メンバーはそんな感じじゃなかったんですよ!“かかっている”というか。やっぱりみんな好きなんだなと思いましたね、そういう現場が。

 

忽那 私はめちゃくちゃ緊張しましたよ。舞台は今までやってきたことの延長だったんで、ドキドキするのにも慣れているんですけど。ドラマは、まず現場に行くっていうのが初めてだったんで。周りの大人も全然違うし……。

 

――大所帯でロケ撮影は大変ですよね。

 

忽那 そうなんです。スタッフさんの人数にも驚いたりして。そんな中、今この目の前のセリフを読むことしか自分にできることがない状態で。必死でした。あの時の自分どうだったかなって思います。ちゃんとできてたかなあ……って。

 

――ドラマやってみて、新たに知ったことや勉強になったことは何かありますか?

 

忽那 自分の演じている姿をより意識できました。映像だと自分ってこう動いてるんだ、こう映っているんだっていうのをちゃんと認識しながら、進んでいくので……あれ、質問何でしたっけ? この話合ってます……?

 

一同 (爆笑)

 

――映像で残ると、いつもは気づかない部分にも目が行くということですね。

 

忽那 はい! そうです。新しい経験でした。

 

蓮見 みんなドラマを経験して、度胸が付いたと思いますよ。現場に慣れてカメラに怖気づかなくなったというのは、全員あると思います。

 

吉原 なんなら肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていましたね。

 

――皆さんそう見えました。

 

道上 それこそ私たちって、8人でテレビに出始めたのが、2022年の1月から。『ネタパレ』(フジテレビ)が初テレビで、まだ1年しか経ってないんです。それがまず信じられない…。『ももクロちゃんと!』(テレビ朝日)やメンバー4人でしたが『ダウンタウンDX』(日本テレビ)、『アンタウォッチマン!』(テレビ朝日)など、芸能界のすごい方にたくさんお会いした。もう会っちゃったのかあ……って気持ちです。

 

――まだ不思議な感覚というか。

 

道上 そうです。個人的に、収録でメイクさんがメイクやってくれるじゃないですか。あれがすごい楽しくて。自分のメイク用品が変わりました! 良いものを揃えようと。

 

中島 あ、たしかに~。みんな新しい化粧品を買ってます。

 

――皆さん自身も芸能人であることを意識し始めた感じ?

 

吉原 私は、親からも言われるようになりました。ちょっとリーズナブルな靴や小物を買おうとすると、母が怒るんです。他人に見られる仕事なんだから、身なりや持ち物も意識しなさい、細かいところも大人はちゃんと見ているよ、と。もちろん私も自覚は芽生えてるんですけど、母のほうも娘がプロになったことを実感してくれている感じなんです。

 

――周囲の方の反応も変わってきたわけですね。

 

道上 そうですね。当たり前ですが、聞こえてくる世間の方の反応もだいぶ変わりました。テレビに出るとダウ90000を知らない人たちも見るので、「おもしろくねえ」って声もSNSで目にする。見たくないときは自己防衛する力も身に付きましたね。

 

――それこそ飯原さんは、『有吉ゼミ』の後のSNSの反応はどう受け止めたんですか?

 

飯原 僕は元々世間の反応は、あまり気にしないタイプなんです。叩かれたことより、部屋が綺麗になったことのほうがプラスなんで(笑)。

 

一同 あははは!

 

飯原 昔、僕のおじいちゃんがテレビに対して文句を言っていたんですけど、それと同じだよな、と思ってるんです。それでストレス解消になるんだったら別にいいかなって考えですね。

 

初冠ドラマで勝村政信さんと共演。「〝演技って楽しい〟と感じることができたんです」(上原)

――上原さんは、昨年を振り返ってみていかがでしょうか?

 

上原 んん~そうですねえ。

 

蓮見 あ、しゃべった(笑)。

 

上原 いや、振られたから! 2022年を振り返ると、ダウが始まった最初の1年に比べて、活動の幅が広がって、爆速すぎるくらいの伸び方をしたと思うんです。でも僕としては、そのスピードについて行けなくて、自分がいま何を楽しいと思って活動しているのか、分からなくなってしまうこともありました。

 

――お仕事が増えて、環境も急に変わったわけですもんね。

 

上原 地上波でドラマをやりますってなっても、現実味が湧かないし、意識も足りない。昨年は、そこと向き合い始めた年になりました。ただ、そんな中、『深夜1時の内風呂で』の撮影で勝村政信さんと共演させていただいた時に、「演技って楽しい!」と感じることができたのが良かったと思っています。

 

――それは撮影中にでしょうか?

 

上原 はい。演じている時に不安もなくて、なんならすごく楽しくて。自分の実力不足も演技中に自覚できるレベルなのですが、それ以上に楽しいが勝っていましたね。

 

飯原 何十年もキャリアを積んでいる人と一緒にやるんだから、自分ができないのは前提だけど、落ち込んでいる暇もないくらいでもあるよね。

 

上原 そうなんだよね。やるしかない状況なんですよ。あれは、人生の中で忘れられないくらい大きな経験になりましたね。

 

――素晴らしい経験ですね。

 

吉原 それで言うと、私もすごくもがいた一年だったと思います。外の方には「躍進の年」とか「順風満帆」とか言っていただけるのですが、個人的には悩んだことも多かったので。

 

――例えば、どんなことで悩まれたでしょうか。

 

吉原 大きい仕事との対峙の仕方や、8人の中での自分の役割などですかね。常に考えることが多かったです。ただ、2022年に悩み抜いた感じはあるので、2023年は上手く活動できるように繋げていきたいですね。

 

メンバーそれぞれに注目が集まった一年。「初めて個人でファンレターをもらったんですよ!」(園田)

――昨年はファンもかなり増えたんではないでしょうか。

 

中島 そうですね。私としては、10月にあった演劇の本公演にたくさんお客さんが来ていただいたのが嬉しかったです。ドラマやバラエティで見てもらえる機会が増えたけど、公演の集客に繋がらないと、やっぱり私たちはやっていけないので。

 

――チケットはすぐに完売だったとお聞きしました。

 

中島 ほんとにありがたいです……!

 

蓮見 公演のアンケートを見ると、ドラマを見て来ました、と書いてくださってる方もいましたね。

 

吉原 遠いところから、わざわざ足を運んでくれた方もいて。ありがたいですよね。

 

忽那 集客の話に繋がるんですけど、私たちは昨年、ドキュメンタリー映画も公開したんです。

 

――ダウ90000ドキュメンタリー『耳をかして』ですね。忽那さんはテーマソングを歌っていらっしゃいました。

 

忽那 はい、恥ずかしい……(笑)。はじめ、『ダウドキュ』を見に来てくれるお客さんがいるのか不安だったんです。コントも演劇もトークもしなくて、集客できるのかと。でも、結果的に劇場が満員になるくらい来てくれて、自信になりました。

 

――演劇やコントの公演以外で、というのがファンの方が増えている証拠かと。

 

忽那 みんなの中身を見にきてくれたのが、嬉しかったですね。

 

園田 個人に注目してもらえてきた実感はあります。僕は、昨年初めて個人でファンレターをもらったんですよ!

 

――嬉しいですね!

 

園田 それがめちゃくちゃ自信に繋がった感じで。もしたとえ僕が世間で嫌われ始めても、手紙を送ってくれた人は最後まで付いてきてくれるかもしれないって……(笑)。頑張ろうと思いました。

 

――素敵ですね。皆さん、ドキュメンタリーをご覧になってどうでしたか?

 

吉原 私もくっちゃん(忽那)と同じで、コントじゃないからお客さんが来てくれるか不安でした。作品としても、自分はちゃんと動けているのかな、とか。

 

――拝見しましたが、とても面白かったです。

 

吉原 本当ですか? 不安があったけど、最終的には、大きな劇場の大きなスクリーンでみんなで一緒に見れたっていう体験を含めて、感動しましたね。

 

中島 お客さんの反応を見れてよかったです。

 

忽那 わ~拍手笑い起こってる~!とか。

 

飯原 エンディングで、僕以外のメンバーが全員泣いてたんです。あれ、前に座ってたお客さんどう思ったんだろうな……。

 

一同 あはははは!

 

上原 近くのお客さん相当、気まずかったんじゃないかなと。

 

飯原 嗚咽みたいな声で、みんなボロボロ泣いてた。

 

――蓮見さんも上映後のステージで。

 

蓮見 いや~あとちょっとで泣くとこでした……!

 

吉原 いやいやいや!

 

中島 座り込んで泣いてましたよ!

 

――かが屋さんと一緒に。

 

蓮見 何故か加賀(翔)さんがビショビショに泣いてましたね(笑)。

 

道上 ドキュメンタリーを撮影したのが、昨年の夏だったのですが、秋以降どんどんみんな成長していったので、ちょっと懐かしい気分になりました。みんなの思いもいろいろ知ることができましたし、良かったです。

 

中島 そうだね。お互いの話をすることはちょっと恥ずかしいし、あんまり求めてないのかなって思ってたんですけど、案外みんな「知れて良かった」と話していて、良い機会でした。

 

蓮見 僕としては、メンバー個人のことをもっと知ってもらいたいという思いがあったので、そういった意味で『ダウドキュ』は成功だったな、と思いますし、公開できて良かったと思いますね。

 

→インタビュー後編に続く。

 

【ダウ90000 アンケート<男性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

蓮見 翔(はすみ・しょう)
1997年4月8日、東京都出身

1)自分の劇場を持つ

2)できないことはやらない

 

園田祥太(そのだ・しょうた)
1998年3月2日、東京都出身

1)個人でライブにもっと出たい!企画、大喜利、任せられる人になる!

2)despair

 

飯原僚也(いいはら・りょうや)
1998年6月2日、徳島県出身

1)映画に数え切れないほどでる!

2)それが当たり前と言うには俺はまだ若すぎる

 

上原佑太(うえはら・ゆうた)
1998年10月6日、神奈川県出身

1)好きなもの(嵐、ラブライブ、サッカー、VTuberなど)の話をみんなでして楽しみたいので、きちんと堂々と喋れるようになりたいです。ダウの中での活動の他にも個人での出演もさせてもらえるようになったので、いただいた色々な仕事を通じて自分にはどういうことが出来て何がしたいのかを見つけていきたいです。

2)どうにかなる、なるようになる、きっと大丈夫

ふぉ~ゆ~越岡裕貴×工藤美桜が歌う映画「まくをおろすな!」テーマ曲MV解禁

 

ふぉ~ゆ~・越岡裕貴の初主演映画「まくをおろすな!」(1月20日(金)公開)より、テーマ曲「The Breakthrough My Century」のミュージックビデオが解禁された。

 

本作の舞台となるのは、貧富の差や疫病が蔓延し、「生類憐れみの令」まで制定され多くの人が苦しんだ五代将軍・綱吉の時代。歴史的に有名な登場人物や実際に起こった大事件を新解釈で描き、日光江戸村で敢行されたロケだけでなく、舞台上で撮影された映像や歌、ダンス、殺陣も満載。オリジナリティあふれた超デラックスミュージカル時代活劇となっている。

 

そんな物語の中心となるのが、越岡演じるブン太(紀伊国屋文左衛門)と工藤美桜演じるモン太(近松門左衛門)のバディ。そして舞台を中心に活躍しているジャニーズの寺西拓人、原嘉孝、高田翔、室龍太、さらに竹中直人、岸谷五朗らも出演する。

 

公開に先駆け、越岡と工藤が歌うテーマ曲「The Breakthrough My Century」のミュージックビデオが公開。ブン太とモン太のバディ感や華やかなダンス、迫力のある殺陣、そして豪華なゲストキャストも登場し、映画の魅力を凝縮した見応えある映像に仕上がっている。

 

映画「まくをおろすな!」テーマ曲「The Breakthrough My Century」MV

 

作品情報

映画「まくをおろすな!」
2023年1月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

<監督>
清水順二(30-DELUX)

<出演>
ブン太(紀伊国屋文左衛門):越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)
モン太(近松門左衛門):工藤美桜

ヤスベー(堀部安兵衛):寺西拓人
大岡越前守忠相:原嘉孝
寺坂吉右衛門:高田翔
犬屋敷郎府:室龍太

出雲也哉子:緒月遠麻
柳沢吉保:坂元健児
大石内蔵助:田中精(30-DELUX)
吉田忠左衛門:椙本滋
浅野内匠頭長矩:清水順二(30-DELUX)

関智一、ちゅうえい(流れ星☆)、阿部祐二、高柳明音、沖野晃司
井田玲音名(SKE48)、田辺美月(SKE48)

LiLiCo

我善導(WAHAHA本舗)、藤澤アニキ、古旗宏治、いっとん(KoRocK)
近藤直央、市川恭之介、竹内叶人、猿渡陽斗、原田百嘉

村瀬文宣、竹之内景樹、谷口敏也、田沼ジョージ、中村悠希、大塚晋也
師富永奈、髙木俊輔、林宏樹、寺田遥平、片山日南、石井鈴音
須貝汐梨、沓掛龍一、長田健一、鮫嶋一範、末棟友里奈、三枝百合絵
津山直紀、上玉利澄斗、石倉和樹 、唐沢朱音、山本柚香、ラヒム勇希

松尾芭蕉:竹中直人

吉良上野介義央:岸谷五朗 ほか

 

公式サイト・SNS

「まくをおろすな!」公式サイト:https://www.makuoro.com
公式Twitter:@maku_wo_orosuna
公式Instagram:@maku_wo_orosuna

 

坂ノ上茜「念願だったアクション映画に、しかもこんな座組の作品に出られて、とても光栄です」映画『BAD CITY』

Vシネマや映画、バラエティなど、幅広く活躍する小沢仁志さんが「還暦記念映画」として、オリジナル脚本・製作総指揮・主演を務めたアクション『BAD CITY』が、1月20日(金)より全国公開。本作で開港警察強行犯の新米刑事・野原 恵役を演じている坂ノ上 茜さんに、「昭和」を体感した現場エピソードや果敢に挑んだアクションについてのほか、この冬に手放せないアイテムも紹介してもらいました。

 

坂ノ上 茜●さかのうえ・あかね…1995年12月5日生まれ。熊本県出身。2015年、「ウルトラマンX」のヒロイン・山瀬アスナ役で女優デビュー。主な出演作にドラマ『チア☆ダン』、『監察医 朝顔』、映画「見えない目撃者」「きみの瞳が問いかけている」などに出演。2022年7月公開の『愛ちゃん物語』で映画初出演を飾る。また、バラエティでは『王様のブランチ』レポーターを約4年半にわたり担当(21年3月卒業)。現在は『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS)にレギュラー出演中。今後は、主演映画「ぬけろ、メビウス!!」や『神回』が2023年公開予定。TwitterInstagram

 

【坂ノ上 茜さん撮り下ろし写真】

小沢さんからは「俺は“大丈夫か?”とは言わねぇ。やるのか、やらねぇのか?」と

──今回演じられた開港警察強行犯の刑事・野原 恵役は、オーディションだったそうですね。

 

坂ノ上 その頃、アクション作品をやりたいと思っていて、個人的に半年近くアクション練習に通っていました。そんな中での『BAD CITY』のオーディションだったので、「もちろん受けます!」という感じでした。そういった気持ちで受けたので、野原役に選んでいただいたときは嬉しかったですね。その後、(園村健介)監督に「なぜ、私を選んでくださったんですか?」と聞いたら、「目がとても良かった」と言われたんです。オーディションでは簡単な蹴りとかもやったので、動きとかの理由ではなかったのが、少し意外でした。

 

──国内外のアクション映画のアクション監督を務められている園村健介さんの監督作ということに対する怖さやプレッシャーみたいなものはありませんでしたか?

 

坂ノ上 そうですね、クランクインまでの時間があまりなかったこともあり、短期集中で練習させていただきました。重力を生かしたスピード感でかっこよく魅せる園村監督流のメソッドがあるのですが、それを身体に叩き込みながら楽しくやらせてもらいました。あと、銃の持ち方などは「ウルトラマンX」での役作りの訓練で学んでいましたが、発砲するようなガンアクションは今回が初めてでした。

 

映画愛からモノ作りを楽しまれているところが、私にはとても新鮮でした

──本作は小沢仁志さんの「還暦記念映画」であり、野原は小沢さん演じる虎田率いるチームの一員でもあります。

 

坂ノ上 小沢さんとは以前『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』で共演したときから、本当は怖い人じゃないということを知っていましたから(笑)、「どうしよう?」という心配は一切ありませんでした。ただ、クランクイン2日前に、私が練習中に足を脱臼してしまい、救急車で運ばれてしまったんです。それでテーピングして、初日に現場に入ったとき、小沢さんから「坂ノ上、俺は“大丈夫か?”とは言わねぇ。やるのか、やらねぇのか?」と言われました。そういう力強く背中を押してくれるような優しさがある方なんです。

 

──小沢さん以外にも、山口祥行さんや本宮泰風さんらが集結した独特な撮影現場の空気感は、いかがでしたか?

 

坂ノ上 私は平成生まれなのですが、「昭和(の現場)ってこういうことなんだな!」という感じでした。体育会系の熱い方たちが集まって、自分の出番以外のシーンでも現場にいて、「ああだ、こうだ」と意見を交わしている感じとか、時に意地を張り合っている感じとか、映画愛からモノ作りを楽しまれているところが、私にはとても新鮮に見えました。打ち上げでも、小沢さんから「現場は芝居を勉強ができる宝箱みたいな場所。だから、自分の出番がないときも、監督の隣で一緒にモニターを見て、今のカットはなぜNGだったのか、を見極めろ」と言われました。

 

──男性だらけの特捜班のなかで、「紅一点の新米キャラ」として活躍していくことに関しては?

 

坂ノ上 これまでの作品でも紅一点の立場が多かったこともあって、現場に戸惑いみたいなものは一切なかったです。皆さん強面なのに、空き時間も構ってくださいますし……(笑)。キャラ立ちしていることに関しては、とても演じやすくて、ありがたかったです。ショッピングモールでの大乱闘シーンを一晩かけて撮影したのは、とても大変でしたが、なかなかできない体験だと思うので、いい思い出になりました。

 

「20代でアクションできる女優は?」というときに「坂ノ上茜」と挙げてもらえる一本に

──そのほか、福岡ロケでの思い出は?

 

坂ノ上 福岡では、いっぱいおいしいものを食べさせていただきました。あと、私の地元が熊本なので、福岡にいる友だちも多いんです。撮影期間中に、ちょうど私の誕生日があり、撮影終わりで福岡にいる友だちの家に行ってお祝いしてもらいました。そしたら、熊本にいる友だちと鹿児島にいる友だちも仕事終わりに駆けつけてくれたんです。そこに関しては、今回演じた野原とシンクロしている部分がありましたね。野原は仕事の合間の少ない休みに、友だちと会ってガールズトークしていますから。ちなみに、翌日には小沢さんたちに「お前の好きな焼肉喰いに行くぞ!」と祝ってもらいました。結果、24時間でケーキ3つ食べて太りました(笑)。

 

──そんな『BAD CITY』は坂ノ上さんのキャリアにおいて、どんな一作になったと思いますか?

 

坂ノ上 念願だったアクション映画に、しかもこんな座組の作品に出られて、とても光栄でした。そして、「20代でアクションできる女優って誰がいる?」というときに「坂ノ上 茜」と挙げてもらえる一本になったらいいなって思います。それだけ、私自身も頑張りましたし、完成した作品を試写で観たときも、アクションシーンでは瞬きだけでなく、息もできないぐらい興奮しましたから!

 

23年はすでに3本の出演映画が公開予定。今後もいろいろな役を演じていけたら

──今年は2月には主演映画である『ぬけろ、メビウス! !』、夏にはヒロインを務めた『神回』が続けて公開されます。

 

坂ノ上 『BAD CITY』では新米刑事でしたが、『ぬけろ、メビウス! !』は大学受験を目指す契約社員ですし、『神回』はタイムリープする女子高生を演じています。このように幅広い年齢の役柄をやらせてもらっているので、とてもありがたいです。今後もいろいろな役を演じていけたらいいですね。

 

──現場に必ず持っていくモノを教えてください。

 

坂ノ上 とにかく寒がりなので、「イオンドクター」のレッグウォーマーです。毎年10月あたりに気温が下がったタイミングで「今年は乗り越えられないかもしれない……」と思う私を救ってくれる1本です。中わたが天然鉱物パウダーという素材で、外はシルクで、とても暖かくて、春すぎぐらいまで、移動中も寝るときも、ずっと履いています。友だちから「レッグウォーマー履いてないと死んじゃうの?」と言われるぐらい。1年ごとに買い替えるんですが、売り切れる前の5月ぐらいに買っています! ちなみに、これを履くために、冬場はずっとワイドパンツ姿です。

↑坂ノ上さん愛用の「イオンドクター」のレッグウォーマー。シーズン前には必ず手に入れていると言います

 

 

© 2022「BAD CITY」製作委員会

BAD CITY

2023年1月20日から新宿ピカデリーほかにて公開

【映画「BAD CITY」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
製作総指揮・脚本:OZAWA
監督・アクション監督:園村健介
主題歌:クレイジーケンバンド「こわもて」(doublejoy international/UNIVERSAL SIGMA)
出演:小沢仁志
坂ノ上 茜、勝矢、三元雅芸
中野英雄、小沢和義、永倉大輔
山口祥行、本宮泰風、波岡一喜、TAK∴
壇蜜、加藤雅也、かたせ梨乃、リリー・フランキー

(STORY)
ある夜、「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が死体となって発見された。それは、韓国マフィアの仕業であった。その韓国マフィアの幹部・金数義(山口祥行)が密談していたのは、巨大財閥である五条財閥の会長・五条亘(リリー・フランキー)。五条が無罪となった判決には必ず裏があると踏んでいる検察庁検事長の平山健司(加藤雅也)は、公安0課の小泉香(壇蜜)を使い、秘密裏に特捜班を結成。メンバーは、熊本(勝矢)、西崎(三元雅芸)、野原(坂ノ上茜)、そしてもう一人…ある事件を起こした容疑で拘置所に勾留中の元強行犯警部・虎田誠(小沢仁志)である。
果たして虎田たち特捜班は、五条を検挙することができるのか?
「真の悪の存在」や「裏切り者」は誰なのか?
欲望が渦を巻くこの街で繰り広げられる、欲望の果てに見える景色とは―。

© 2022「BAD CITY」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク:塩田勝樹(Sui) スタイリスト:豊島今日子

島崎遥香が『シて彼』の役柄で久間田琳加主演『ブラザー・トラップ』第2話に出演「むしろ最終話まで出てやろうかなって(笑)」

『ブラザー・トラップ』左から)山中柔太朗、島崎遥香、久間田琳加©TBS

 

TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で1月24日(火)からスタートする久間田琳加主演の新ドラマ『ブラザー・トラップ』(TBSほか 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分)の第2話に、1月17日(火)に最終回を迎える『私のシてくれないフェロモン彼氏』の主人公・水川黎(島崎遥香)が登場することが決定した。

 

『ブラザー・トラップ』は、電子コミックサービス「LINEマンガ」で1億3000万ビューを突破した人気漫画を実写化。元カレとわだかまりが残ったまま別れてしまったことがきっかけで、恋愛に積極的になれなれない大学生・立花あかりに訪れた久々の恋。しかし、相手の年下男子・成瀬和泉はなんと元カレの弟だった。その事実を、いつしか本人たちも知ってしまい…。この三角関係を中心に繰り広げられる、繊細で一途なドキドキのピュアラブストーリーだ。

 

主人公の立花あかりを久間田琳加、あかりと引かれ合う年下男子・成瀬和泉を山中柔太朗、2人の関係を揺さぶる和泉の兄・成瀬大和役に塩野瑛久が演じる。

 

このたび『ブラザー・トラップ』第2話に、『私のシてくれないフェロモン彼氏』の主人公・水川黎(島崎遥香)が登場することが決定した。

 

『私のシてくれないフェロモン彼氏』は、イケメンで完璧なのに“シてくれない”年下彼氏に翻弄される主人公・水川黎と、「好きな人とはただ一緒にいるだけで幸せ。なんでそれだけじゃだめなの?」という性欲が“凪”なフェロモン彼氏・有馬柊人(渡邊圭祐)が、お互いのことを真剣に考えるからこそすれ違い続ける、不器用なふたりのじれったすぎる“寸止め”ラブストーリー。

 

島崎演じる水川黎は、『ブラザー・トラップ』第2話で、あかり(久間田)と和泉(山中)のシーンに登場。黎があかりと和泉にどのように絡んでいくのか注目だ。

 

『私のシてくれないフェロモン彼氏』は、1月17日深夜1時13分から最終話を放送。ついに一夜を共にし、幸せいっぱいの黎と柊人。そんな中、柊人は伊坂(山中聡)から、写真集を出すために海外で行う撮影にアシスタントとして1年ほど同行しないかと持ちかけられる。だが、黎と離れ離れになりたくない柊人は即答で断ってしまう。そのことを知った黎は、ある決断をする。果たして、シてくれないからこそたどり着いた2人なりの幸せの形とは…。

 

久間田琳加 コメント

共演シーンは一瞬だったんですけど、島崎さんとお会いするまでドキドキしていました。でも、面白い企画ですし、せっかく島崎さんとご一緒できるのだから、しっかり頑張ろうと思って臨みました。
突然登場するので視聴者の方々はびっくりされるのではないかと思いますが、どこで登場するのか予想しながらぜひ楽しんでご覧いただきたいです。

 

山中柔太朗 コメント

島崎さんとご一緒させていただくお話をいただいた際は少し緊張していましたが、いざ現場でお会いしてみるとすごくすてきで優しい方でした。
このクロスオーバー企画はとても面白いと思います。このような試みがあるからこそ、ドラマストリーム枠のファンも増えて盛り上がっていくのだろうと感じました! ぜひ楽しんでご覧いただきたいです。

 

島崎遥香 コメント

今回の撮影はすごく楽しかったです! 私が出演するのは第2話なのですが、意地でも3話・4話、むしろ最終話まで出てやろうかなって思いました(笑)。そのくらいこの企画は楽しかったです!
あの2人にしか出せない空気感があり、それがとてもピュアですてきだなって今回共演してみて思いました。ぜひ皆さんそのあたりにも注目してこのドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。

 

番組情報

ドラマストリーム『ブラザー・トラップ』
TBSほか
2023年1月24日(火)地上波放送スタート
毎週火曜 深夜0時58分~1時28分

先行有料配信:1月17日(火)より「Paravi」「U-NEXT」にて毎週火曜正午配信予定
※1月24日(火)地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」「Yahoo!」にて無料1週間見逃し配信

<出演者>
立花あかり役:久間田琳加
成瀬和泉役:山中柔太朗
藤宮遥役:工藤遥
駒井瑛太役:若林時英
三宅絵里子役:渡邉美穂

成瀬由紀役:NANA(MAX)
成瀬大和役:塩野瑛久

<スタッフ>
原作:日向きょう「ブラザー・トラップ」(ジーンLINEコミックス/KADOKAWA刊)
脚本:おかざきさとこ
プロデューサー :阿部愛沙美
配信プロデューサー:大原拓真、今井夏木
演出:坂上卓哉、尾本克宏、府川亮介
制作プロダクション:TBSスパークル
製作:『ブラザー・トラップ』製作委員会

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/brothertrap_tbs/
公式Twitter:@drama_streamtbs
公式Instagram:tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

©『ブラザー・トラップ』製作委員会

 

吉高由里子×北村匠海が贈る“突然のキスから始まる恋物語”『星降る夜に』放送スタート

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

吉高由里子が主演を務めるドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)が、1月17日(火)からスタートする。

 

吉高由里子×北村匠海×恋愛ドラマの名手・大石静脚本という最高の布陣が、テレビ朝日“火曜よる9時”の新ドラマ枠に集結。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)という、命のはじまりと終わりをつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく『星降る夜に』。そんな本作が、ついに1月17日(火)からスタートする。

 

心が研ぎ澄まされるような静けさの中、どこまでも広がる満天の星空。そんなハッと息を呑むような美しい映像と共に始まる『星降る夜に』。そこから2分にわたり無音で紡がれるのは、物語のプロローグとなる“音のない世界を生きる一星の世界”だ。

 

湖畔で写真を撮る一星のそばに、ふと笑顔で現れ、何かを語りながら星空を見上げる鈴。まるで吸い寄せられるかのような表情を浮かべながら、彼女にカメラを向けシャッターを切る一星。そして突然のキス。静寂を破るほど衝撃的で、まるで夢のような2人の出逢いが、観る者の心をも一瞬で奪うだろう。

 

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

いっぽう、そんな夢現な星降る夜の出逢いは、主人公・鈴の心も大きく揺さぶることに。断りもなくカメラを向けてきたかと思えば、図々しく鈴のお酒を勝手に飲み、声をかけても何も語らない。だが、鈴が寒そうにしていると、自分のマフラーを巻いてくれる優しくて不思議な青年。そんな彼と突然キスまでしてしまった鈴は、戸惑いながらも、本能の恋の扉をそっと開いていき…。

 

星空の下で出逢った、10歳差の男女の“誰よりも純粋で、誰よりも自由な恋の始まり”をロマンチックかつ刺激的に、そして繊細な描写の中にコミカルさも散りばめながら描く第1話。世間の決めた概念を超えて、愛を知っていく鈴と一星の出逢いにきっと胸が踊るはず。

 

本作は、大石が生み出した“美しく情熱的な大人のピュアラブストーリー”に、さらなる情感をもたらすキャスト陣の芝居にも期待が高まる。中でも、一星と出逢うことで徐々に自分自身を開放していく鈴のちょっぴりぎこちない心模様を丁寧に演じる吉高、ちょっと強引で子どもっぽいけれど、とてつもない魅力を放つ一星を愛くるしく演じる北村。たとえ彼らと同じ境遇ではなくとも、その心情に思わず寄り添い、感情移入してしまうだろう。

 

また、45歳の心優しき“ポンコツ天然”新人ドクター・佐々木深夜を演じるディーン・フジオカのポンコツ演技も見逃せない。劇中では検尿を頭から被ったり、周りから総ツッコミされる変顔を見せたり、年下の鈴に「おいで」と呼ばれたり…。今までのディーンのイメージを180度覆す、キュートな新境地を披露する。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

予告編

 

番組情報

『星降る夜に』
テレビ朝日系
2023年1月17日(火)スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/hoshifuru_yoruni/

 

横野すみれ ピンクのシースールー衣装で“可愛い”に全振り!「一緒に暖まってほしいです」

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

ゼロイチファミリア所属の横野すみれが、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』通常版の表紙に掲載。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

2021年5月に、NMB48メンバーとしての活動辞退をした横野。そこから約1年を経た2022年4月30日に自身のTwitterアカウントで画像4枚に渡る文書を発表し、自身の想いと新たにゼロイチファミリアに所属することを発表していた。

 

そんな彼女が『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』の表紙に登場。「アイドルの頃から密かに単独表紙をしてみたい…! と思っていた」という掲載への喜びから、撮影のエピソードやお気に入りの衣装についてもインタビューで語っている。

 

横野すみれ インタビュー

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

◆『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』表紙おめでとうございます。

たくさん思い出のある『BOMB』さんに掲載していただけることができて本当に光栄ですし、ありがたいです。
アイドルの頃から密かに単独表紙をしてみたい…! と思っていたので、今回応援してくださる皆さんも私と同じぐらい喜んでくれたみたいでうれしかったです。
もう冬本番で寒い日が続いていますが、『BOMB』を見て一緒に暖まってほしいですね。

 

◆お気に入りの衣装やシチュエーションはありますか?

“ラブスペシャル”ということで、ピンク色のかわいいスタジオでピンク色の羽を飛ばしてピンク色のシースールー衣装を着て、まさにピンク尽くしの撮影でした!
こんなに全部がピンクなのは今までにない感じだったので、すごくテンション上がりましたー! 一度、可愛いに全振りした撮影をしてみたかったので、今回それができてうれしかったですね。
あとはベッドで着ている白いランジェリーも可愛くてお気に入りです。私は可愛い下着を着たり集めるのが好きなんですが、白いランジェリーのレースのデザインがきれいで欲しくなっちゃいました(笑)。

 

◆ファンコミュニティ「すーふぁみりー」について教えていただけますか?

「すーふぁみりー」は私のファンコミュニティで、ほぼ毎日、日記、ボイス、動画、ギャラリーなんかのコンテンツが更新されております。SNSには書ききれないことだったり、私の気持ちや日常などが見れちゃいます!
生配信では、雑誌の撮影風景だったり、フォトブックの内容をファンの方から意見もらったりして一緒に方向性など決めたりもしています。今年はすーふぁみりー会員限定のイベントも計画中なので、ぜひ遊びにきてください!

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

WEB

横野すみれ 公式Twitter:https://twitter.com/yokono_sumire
横野すみれ 公式Instagram:https://www.instagram.com/yokono_sumire/
すーふぁみりードットコム:https://suufamily.com

©佐藤裕之/BOMB

前田敦子主演『ウツボラ』全キャスト&予告映像解禁 北村有起哉が美しい双子に翻弄される作家役 藤原季節、平祐奈らも出演

3月24日(金)に放送・配信スタートする前田敦子主演の連続ドラマW-30『ウツボラ』(WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド)のオールキャストと予告映像が解禁された。

原作は、「同級生」シリーズなどで知られる漫画家・中村明日美子によるサイコサスペンス。連載当時、ミステリアスな展開と官能的な描写が話題を呼び、「このマンガがすごい2011」第7位にランクインした同作は、完結後も読者による考察が繰り広げられるなどカルト的な人気を誇っている。

 

ある日、謎の死を遂げた美しい女性「朱」。彼女と入れ替わるように、人気作家・溝呂木の前に、朱の双子の妹と名乗る「桜」が現れる。実は溝呂木は、朱の小説「ウツボラ」を盗用していた。「ウツボラ」の原稿を持つ桜はある提案を持ちかけ、溝呂木はやがて深い闇へと追い詰められていく。一方で、刑事たちは朱の死の真相を追っていた。果たして、事件の真相とは。

 

前田が一人二役で演じる「朱」と「桜」に翻弄される作家・溝呂木舜役には、北村有起哉。小説を書くことができなくなっていた溝呂木は、新連載「ウツボラ」で再び脚光を浴びるが、それは「朱」の作品を盗用したものだった。「朱」が謎の死を遂げたことで焦った彼は、彼女の妹を名乗る「桜」が続きの原稿を持っているのではないかと思い接近。誘惑に抗えず、盗作という闇へと足を踏み入れる中年作家の葛藤を、哀愁かつ色気の漂う演技で見せていく。

 

さらに、溝呂木の作家としての才能にほれ込みつつも彼の盗作を疑う担当編集者・辻真琴役に、藤原季節。幼い頃から溝呂木に恋心を抱き、彼の身の回りの世話をする姪・溝呂木コヨミ役に、平祐奈。ビルから飛び降りた「朱」の怪死事件を捜査する刑事・望月剛役に、おかやまはじめ。

 

望月の部下で、同じく怪死事件の真相を追う刑事・海馬芳嗣役に、武田航平。溝呂木の盗作問題に固執していく辻を見守る作家・野宮愛役に、雛形あきこ。そして、溝呂木の大学時代からの友人で作家仲間の谷田部理役を、渡辺いっけいが演じる。

 

併せて解禁された60秒の予告映像には、溝呂木と抱き合う「朱」と「桜」の姿が。彼女たちは別人でありながら、肌を重ねた溝呂木は、彼女たちの輪郭が確かに重なるような印象を抱く。人間の心に潜む「欲望」の終着点はどこにあるのか。「朱」の怪死事件と小説「ウツボラ」を巡って、物語は思いもよらない結末へと向かっていく。

 

連続ドラマW-30『ウツボラ』予告映像

番組情報

連続ドラマW-30『ウツボラ』

WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド

2023年3月24日(金)午後11時30分~放送・配信スタート

 

原作:中村明日美子『ウツボラ』(太田出版刊)

脚本:小寺和久、井上季子

音楽:岩本裕司、前田恵実

監督:原廣利

 

出演:前田敦子 藤原季節 平祐奈 おかやまはじめ 武田航平 雛形あきこ 渡辺いっけい 北村有起哉

 

製作:WOWOW、The icon

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/utsubora/

若月佑美インタビュー「しっかりしているイメージを持たれがちなので、ゆるキャラになりたいです(笑)」ドラマ『ワタシってサバサバしてるから』

物まねタレントの丸山礼さんがトラブルメーカーの主人公・網浜を演じていることでも話題のコメディドラマ『ワタシってサバサバしてるから』(NHK総合 毎週(月)~(木)後10・45~11・00)。“自称サバサバ女子”の網浜に日々振り回される同僚・安藤を演じる若月佑美さんに、作品の印象や楽しい撮影エピソードなどを聞きました。

◆まずは、作品全体の印象からお願いします。

“自称サバサバ女子”って実際にいると思うんですけど、原作が漫画ということもあって、網浜さんほど度を越した人はあまりいないと思うんです(笑)。だからこそ笑えて、安心して見られるんですけど。とにかくこれは、巻き込まれていく人が普通の人であればあるほど面白いというか。視聴者の皆さんも巻き込まれる側になって網浜さんの言動を見るような作品だなと思って。今回私自身が求められている役割もそういうことだと思い、今回は敢えて普通の人でいこうと思って役を演じました。

 

◆網浜みたいな女性をどう思いますか?

どう付き合っていけばいいのか、ちょっと難しいですよね(笑)。自分が止められるような感じだったら「ちょっと網浜さん!」ってツッコめると思うんですけど、いろいろな方向に自分の考えを好き勝手に発信しちゃう人なので。ちょっと近くにいたら大変かもしれないなと思います。

 

◆若月さんは今回、そんな網浜と同じ出版社で働く安藤を演じるんですよね。

私自身「Oggi」で普段お仕事をさせていただいていて、話題になっているレストランを編集の方に教えていただいたりすることがあって。きっとファッション誌にいらっしゃる方はいろいろな流行を発信していらっしゃるんだろうなと感じたので、そういう部分を役に取り入れられたらと思いました。あとはイヤリングなどの小物を衣装さんと相談して、おしゃれ感を出すように心掛けたりもしていて。雑誌の編集をされている方って、本当に忙しくて大変だと思うんです。お仕事だけでも大変なのに、この作品ではさらに網浜さんがやりたい放題をやっているので、ノンフィクションじゃなくてよかったなって(笑)。

 

◆キャラクターとしての安藤はどんな印象ですか?

本来の立ち位置で言うとツッコミ役なんです。でも監督とお話させていただく中で、あまりツッコみすぎるのも逆に面白くなくなってしまうかもということで。「何でやねん!」みたいにツッコむのではなく、網浜さんの行動に対して「え…何で?」とそっと言ったり、心の底から引いていたりするような表情を意識しました。

 

◆まさにそこが「普通の人」というところですね。

今回の私の役はそこまで大きなキャラクターが付いているわけでもなく、そういう意味では栗原類さんが演じられているアメリカの大手通販会社CEOのジェームズさんなどがキャラクターとしては濃かったりするので(笑)。安藤はそういった人たちの中間に立つ人というか、網浜さんに対しても毛嫌いしたり変にいじったりせずに“そういう人なんだ”と思って付き合っているんですよね。なので、同じく同僚を演じる藤川役の佐々木史帆さんとも話し合って、「もう関わらないでくださいよ~」と言いながらニヤニヤしている感じぐらいのスタンスで演じるようにしました(笑)。

 

◆アドリブがかなり飛び交う現場だったそうですね。

ものすごかったです!私は受けのお芝居をする役どころだったのでそこまで自分からアドリブは仕掛けていないのですが、お芝居が終わってもしばらくカットがかからないんです。そうすると、礼ちゃんが目の前にある物を使って何か面白いことをしようとしてくれて(笑)。絞り出すからこそ意味が分からない面白さが出てくるんですよね。オンエアでは実際にどこまで使われるか分からないですけど、そういうところにも網浜さんがみんなを巻き込んでいく感じが出ていてよかったなと思います。ちなみに礼ちゃんはカットがかかってもお芝居を止めないのはもちろん、食べることもやめなくて。レストランのシーンではポテトを一人でひたすら食べていたのが面白かったです(笑)。

 

◆丸山さんと一緒の現場は楽しそうですね。

今回初めましてだったのですが、テレビで拝見していたイメージ通りの方でした。周りに積極的に話しかけて、面白いことをずっと話してくださいましたし。あとキャラクターに入り込むのがすごく上手で、カメラが回るとパッと切り替わるんです。もちろん網浜さんのハイテンションな感じは普段の礼ちゃんにも通じるところがあるんですけど、ご本人が「網浜が入っちゃうと何でもできちゃう」と言っていたので。役に入るスイッチはすごいなと思いました。女性っぽいかわいらしい面もあって、今度一緒に遊園地に行く約束もしています!

 

◆網浜は、自分がサバサバしている人間だと思われたいと考えているキャラクターです。若月さん自身は、周りにどんな人間だと思われたいですか?

私自身、第一印象までいかずとも、ちょっとお話をさせていただいた方には「しっかりしているね」とか「男前だね」って言われるんですよね(笑)。そう言われることもイヤではないんですけど、私は意外と「ポンコツだね」って言われたいです。「しっかりしているね」と言われると、しっかりしなきゃと思って頑張るんですけど。意外と抜けているところもあるので、そこを知ってくれているとうれしいかもしれません。本当に小さいことですけど、道を間違えることも結構多いんですよ。なのに地図も見ずに、反対方向にしばらく進んでしまったりすることもあって…(笑)。あとこれは言われたことはないのですが、「静かだよね」も言われたいです。私、家だとものすごく静かなんですよ。一人でいるときは当たり前ですけど、「話さなくていいよ」と言われるとすごく静かにしています(笑)。誰かと喋るときも、スイッチを入れないと喋ることができないですし。大人になるとなかなかそういう指摘はされないと思いますが、ゆるキャラになれるように頑張ろうと思います(笑)。

 

◆ところでちょうど年が明けましたが、2022年はどんな年でしたか?

お仕事の面ではいろいろなことをやらせていただきました。ドラマはもちろん、舞台も久しぶりにやらせていただきましたし。その後、アートの方で賞を頂いたり(第106回二科展のデザイン部門で特選賞を受賞)、この年末年始もミステリーにコメディーと幅広い作品をやらせていただきました。2023年は一つ一つのお仕事を振り返りながら、自分の得意なものや不得意なものを明確にしたいですし、将来どういう人になりたいかというところも整理できたらと思っています。

 

◆この1年間で何か新しく発見したことはありますか?

韓国ドラマが大好きなのですが、俳優のファン・イニョプさんに勇気をもらいました。今31歳ぐらいで、最初はモデル業をされていて、俳優業に入ったのがここ最近みたいなんです。『女神降臨』という作品をきっかけに一気にお名前が広まって、インスタグラムのフォロワーやファンが増えたというのを知って。ひたむきに何かを頑張っていたら一瞬で人生が変わることもあるんだというのを教えてもらって、私ももっと頑張らなきゃと思いました。

 

◆若月さん自身、2023年は20代ラストイヤーでもありますよね。

女性としては若くいたいけど、俳優としては年上に見られた方がいいのかなとか、今そこのバランスを取るところで葛藤しています(笑)。例えば大人の男性と交際する役を演じるとき、見た目としてもう少し大人っぽければ説得力を出せるんだろうなとか。私なりにうまくバランスを取りながら、いろいろなお仕事にチャレンジしていけたらと思っています。

 

PROFILE

●わかつき・ゆみ…1994年6月27日生まれ。静岡県出身。O型。最近の出演作にドラマ『家電侍スペシャル ストップ!忠臣蔵』『invert 城塚翡翠 倒叙集』『競争の番人』『新・ミナミの帝王』、映画「ブラックナイトパレード」「劇場版ラジエーションハウス」「桜のような僕の恋人」、舞台「薔薇王の葬列」など。現在、「Oggi」美容専属モデルとしても活躍中。

 

番組情報

『ワタシってサバサバしてるから』

NHK総合 毎週(月)~(木)後10・45~11・00

 

<STAFF&CAST>

原作:とらふぐ・江口心

脚本:福田晶平

演出:伊藤征章

制作統括:中山ケイ子、訓覇圭

プロデューサー:大瀬花恵

出演:丸山礼、トリンドル玲奈、犬飼貴丈、栗原類、鞘師里保、本多力、若月佑美、小林涼子、佐々木史帆/和田正人、マギー、山田真歩/栗山千明、笹野高史 ほか

お魚さん(ストーリーテラー):アンミカ

 

<STORY>

編集部員の綱浜奈美(丸山)は歯に衣着せぬ言動で日夜事件を起こし続け、仕事ができる新人の本田麻衣(トリンドル)を勝手にライバル視していた。そんな中、同僚の安藤(若月佑美)が企画した営業部エースでモテ男の山城達也(犬飼)らとの合コンに割り込んだ網浜は、本田に対抗心を燃やしてマウントを取ろうとする。だが本田もそれに屈しないため、二人の対決はヒートアップしていく。

 

●photo/中田智章 text/橋本吾郎

 

馬場ふみか&野村周平インタビュー「復讐劇としてはもちろん、人間物語としても見応えがあると思います」『夫を社会的に抹殺する5つの方法』

1月10日(火)スタートの『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京系)で、冷え切った夫婦を演じる馬場ふみかさんと野村周平さん。演じる役柄はモラハラ夫と彼に復讐する妻役だが、初共演から8年、何度となく共演していることもあり気の合う間柄のお2人。ドラマの見どころや撮影エピソード、意外な素顔まで、楽しいトークを繰り広げてくれました。

©テレビ東京

 

◆最初にこのドラマの内容を聞いたとき、どう思いましたか?

馬場:やっぱり、タイトルに驚きました。きっととんでもない作品になるんだろうなと。

 

野村:タイトルでだいたい内容を察しましたし、これが放送された後、めっちゃ嫌われるんだろうなと。みんなやりたがらないから、オレのところに来たのかな?

 

馬場:(笑)。でも悪い役演じるの、楽しくないですか?

 

野村:いや、さすがにここまでだと(笑)。これを楽しんでやってたらやばいからね。

 

◆改めて、自分の演じる役どころをどう捉えていますか?

馬場:茜は専業主婦で、本来はすごく強い、芯のある女性だと思うんです。でも、野村君演じる大輔との結婚生活の中で、本来の自分を見失っている感じですね。

 

野村:本当にいい奥さんだし、理想の主婦な馬場ちゃんをぜひ見てほしいですね。

 

馬場:料理が上手で、毎日ホテルで出てくるような豪華な食事を用意するんです。

 

野村:なのに大輔はモラハラだから、「いらない、仕事行ってくるわ」みたいな。つらいですよ、あんなおいしそうなもの並んでるのに(笑)。

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◆どのように役作りをしたのか、参考にした人などはいますか?

野村:いても、言えないからなぁ。

 

馬場:「モラハラの参考にしました」って(笑)。

 

野村:バレたら、めちゃめちゃ怒られる(笑)。まぁ、さすがに参考にした人はいませんけど、さまざまな作品を見たりしました。

 

馬場:あとは監督が、結婚前はどういうふうに生きてきて、何が好きで、どういう友達がいてみたいな資料を作ってくださって。それを読んで、自分の中に落とし込む作業をしました。あとは誰でもそうだと思いますけど、誰かといるときと1人でいるときは違うので。表情の違いや復讐により変化していく感情を、しっかり表現できればと思っています。

 

◆役を引きずることはありませんか?

馬場:あまり普段の生活には影響しないですね。

 

野村:今回の俺の役なんて、引きずったらやばいですよ。

 

馬場:(笑)。わりとスイッチング系ですよね、私たち。

 

野村:プライベートでは、「うわー!」

 

馬場:「イエーッ!」ってタイプなので(笑)。

 

◆お2人は気が合いそうですね。

馬場:(笑)。野村君とは、共演歴も長いんです。私のデビュー作、高校生のときからなので。共演するたびに、エネルギーがすごいなと感じます。

 

野村:馬場ちゃんはプライベートでも仕事現場でもあまり変わらないんですよね。他の人といるときがどんな感じか分からないですけど、少なくとも裏表のない、親しみやすい人だと思います。

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◆劇中、大輔は茜に対しひどい仕打ちをしますが、お2人がこれをされたら嫌だなということはありますか?

馬場:私、大抵のことは大丈夫なんですけど、世の中の流れに逆行するような発言をしている人を見ると、どうなんだろうとは思います。モラハラもそうですけど、これだけ社会問題化しているのに、まださらっとモラハラ的な発言をする人、いるじゃないですか。

野村:夫婦間だけじゃないもんね、モラハラって。芸能人に対する悪口、陰口だって、一種のモラハラみたいなもんですよ。傷ついてるんですから(笑)。

 

◆逆に自分を“抹殺”するとまではいかないものの、これには弱いというキラーなアイテム、動物、食べ物などはありますか?

馬場:私はパンダですね。特に赤ちゃんや子供のパンダは動きが人間みたいで、愛らしくて。なかなか実際、動物園に行けないんですけど、今はいろいろ動画を配信してくれる人がいるから、そういうのをつい見ちゃいます。あと、パンダのグッズを見ると買っちゃうし。

 

野村:オレはバイクと車ですね。もう、すぐ手が出ちゃう。

 

◆例えば、どんな車やバイクに弱い?

野村:語り始めると長いですよ。この取材じゃ時間が足りなくなっちゃう。

 

馬場:短めにしてもらっていいですか(笑)。

 

野村:(笑)。簡単に言えば、アメリカの車やバイクですね。日本車も好きですけど。あと、飼い犬のおやつもすぐ買っちゃうし、釣りも好きだから、釣り道具にも目がないし…。

 

◆野村さんは弱いものがたくさんありますね(笑)。

馬場:ね(笑)。多趣味でアクティブだから。

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◆放送タイミング的には新年ということで、新しくやってみたいことはありますか?

野村:もう、いろんなことやってますからね。強いて言うなら、いとこのお年玉をちょっと上げてやろうかな、ぐらい(※取材時は12月中旬)。

 

馬場:おっ、金額を?

 

野村:金額を。もう20歳ぐらいだし、ちょっと増やしてあげないとね。

 

馬場:20歳まで!? それもう、あげてるだけですごいですよ。

 

◆馬場さんは親戚にお年玉をあげたりしないんですか?

馬場:姪ちゃんにはあげていますね。ただ、あげているというか、勝手に…。

 

野村:引き落とされてるの!?(笑)

 

馬場:(笑)。お誕生日プレゼントとかも、「好きなもの買って」と言ってるんですよ。そしたら、私の口座から引き落とされるんです。先日、テレビ買っていたのには驚きました。会ったとき、「これふみちゃんに買ってもらったの」って(笑)。

 

野村:すごいな(笑)。

 

馬場:いいんです。かわいくて仕方ないんで。

 

◆最後に、ドラマの見どころをお願いします。

馬場:序盤は、復讐に至るきっかけみたいなものが描かれていく感じなんです。なぜ茜が復讐を決意したのか、野村君のモラハラっぷりと共に見ていただければと思います。

 

野村:(笑)。なかなか普通のドラマにはないような、過激なシーンもあるので。そこはリアルに描いていきたいし、楽しみにしていただきたいですね。ただ、そんなひどいシーンばかりでもないんですよ。

 

馬場:昔の回想で、ラブラブデートしたりしてるんです。こんな頃もあったんだなって。

 

野村:なんか、デッサンしたりしてね。

 

馬場:そうそう、野村君が私の絵を描いてくれて。

 

野村:そういうシーンのときは、景色もきれいだったりするので。さっきのご飯の話もそうですけど、細かいところまで気が付いてくれたらいいなと。

 

◆回を追うごとに、立場が逆転していく感じなんでしょうか?

野村:ただ、茜が自ら復讐を仕掛けるわけでもないんです。黒幕的な人がいて、そいつがいろいろけしかけてくるので。

 

馬場:そうなんです。自分から復讐しようというのではなく、自然と復讐する流れになっていくというか。

 

野村:後半にかけて大輔や茜の心情の変化もだんだん描かれていくので、復讐劇としてはもちろん、人間物語としても見応えがあると思います。

 

馬場:結果的に、ほかの人との向き合い方やSNS、インターネットとの付き合い方みたいなことも考えさせられる話になっているので。人間の内面、奥深さみたいなものも味わっていただきたいです。

©テレビ東京

 

PROFILE

馬場ふみか

●ばば・ふみか…1995年6月21日生まれ。新潟県出身。AB型。出演作に連ドラ『恋と弾丸』『やんごとなき一族』など。『連続ドラマW ギバーテイカー』(WOWOW)が1月22日(日)スタート。映画「ひとりぼっちじゃない」が3月10日(金)公開。

 

野村周平

●のむら・しゅうへい…1993年11月14日生まれ・兵庫県出身。AB型。出演作に連ドラ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』など。映画「そして僕は途方に暮れる」が1月13日(金)公開。

 

番組情報

ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法』

テレビ東京ほか

2023年1月10日(火)スタート

毎週火曜 深夜0時30分〜1時

 

出演:馬場ふみか、野村周平、佐藤玲、岡本夏美、永瀬莉子、持田将史/森カンナ/渡辺いっけい、宮崎美子

原作:「夫を社会的に抹殺する5つの方法」アップクロス・三田たたみ/GIGATOON Studio(DMMブックス連載中)

脚本:上村奈帆、小坂志宝、服部紘二、倉地雄大(テレビ東京)

監督:上村奈帆、進藤丈広

プロデューサー:倉地雄大 (テレビ東京)、櫻田惇平(ホリプロ)

制作協力:ホリプロ

製作著作:テレビ東京

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/otosatsu/

公式Twitter:https://twitter.com/tx_otosatsu

公式Instagram:https://www.instagram.com/tx_otosatsu/

 

©テレビ東京

 

●text/小山智久

“娘”吉田美月喜と“母”常盤貴子が真正面から衝突する「あつい胸さわぎ」

吉田美月喜と常盤貴子が母娘役でダブル主演する映画「あつい胸さわぎ」(1月27日(金)公開)より、本編シーン映像が解禁された。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

若年性乳がんを患った主人公・千夏(吉田美月喜)と、子離れできない母・昭子(常盤貴子)の複雑な親心を描く本作。吉田と常盤がダブル主演を務め、奥平大兼、前田敦子、佐藤緋美らが出演する。

 

今回解禁されたのは、千夏と昭子の親子の衝突を捉えた本編シーン。小説家を目指して芸大に通う千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」のことで頭を悩ませていた。千夏の初恋の相手は、同じ地元の小・中学校の幼なじみ・光輝(奥平大兼)で、大学で光輝と再会した千夏は、再び自分の胸が躍り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことに。

 

大学の近くで一人暮らしをする光輝に憧れた千夏は、一人暮らしの物件探しを光輝に手伝ってもらう。一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基晴(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に引かれはじめ、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。

 

昭子の夫は千夏が幼い頃に他界し、昭子は18歳になる千夏を女手一つで育てあげた。大学生になった思春期の娘に手を焼きながらも、穏やかな日々を過ごす昭子だったが、ある日千夏の部屋で “乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。“若年性乳がん”という現実を突きつけられ、戸惑い、不安が募る千夏と昭子。さらに二人のそれぞれの恋は、思わぬ形で終わりを迎える。

 

そんな矢先、昭子は千夏の部屋で、千夏が書いている小説を見つける。そこにたまたま帰宅した千夏が入ってきて、動揺する二人。母親にだって打ち明けられない“恋愛”や“性”、“病気”に対する想いを赤裸々に綴った小説を昭子に読まれてしまったことで、恥ずかしさと自身の境遇の惨めさ、さまざまな感情が入り混じり、千夏は怒り、泣き叫ぶ。

 

話をしようとするも、会話を拒み反抗する娘の態度についカッとなった昭子は「コソコソしてんのはどっちよ!」と、千夏の机にあった物件のチラシを突きつける。昭子もまた、千夏が自分に内緒で一人暮らしを考えていたことに、苛立っていた。そこで千夏は、母親と最近親しい関係である木村の話を出し、「二人で暮らすのなら昭子が出ていけばいい」とやけになって言い返す。

 

全てがうまくいかず苦悩する親子がお互いの感情を衝突させ合い、ついに「もうどうでもいい」と言い放つ千夏。そして、病気により将来も恋愛も先が見えなくなった千夏は、ずっと抱えていた“性”に対する「気持ち悪い」という想いを、ストレートに母親にぶつける。

 

吉田は撮影時、千夏と同じ18歳。常盤とは実際の親子ほどの歳の差があるが、二人の掛け合いはまさに本当の親子のようだったという。そして普段は明るく大らかで度量が大きい性格だが、娘の乳がんの発覚により、本人以上にネガティブになっていた昭子の脆く危うげな心境を、見事に表現する常盤。そんな大女優を前に、正面から衝突していくエネルギッシュな若手女優・吉田の熱演にも胸を打たれる作品に仕上がった。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

作品情報

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

「あつい胸さわぎ」

2023年1月27日(金)新宿武蔵野館、イオンシネマほか全国ロードショー

 

出演:吉田美月喜、常盤貴子

前田敦子、奥平大兼、三浦誠己、佐藤緋美、石原理衣 ほか

 

原作:戯曲『あつい胸さわぎ』横山拓也(iaku)

監督:まつむらしんご

脚本:髙橋泉

配給:イオンエンターテイメント/SDP

 

公式サイト:https://xn--l8je4a1a7e6m7952c.jp/

公式Instagram:https://www.instagram.com/atsuimunasawagi_movie/

公式Twitter:https://twitter.com/atsuimunasawagi

公式Facebook:https://www.facebook.com/atsuimunasawagimovie

 

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

『三千円の使いかた』中尾ミエ、70歳を過ぎても仕事に生きがいを見いだす琴子の人生観に共感「70代なんてまだまだ現役」

葵わかな主演のドラマ『三千円の使いかた』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)に出演している中尾ミエのインタビューコメントが到着した。

『三千円の使いかた』御厨琴子(中尾ミエ) ©東海テレビ

 

本作は、姉妹、母、祖母という御厨家の三世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金し、その夢をかなえるために奮闘する物語。

 

原作は「読めばお金がたまる!」と話題になり、去年の発売開始以降各所で話題を呼び、累計76万3千部を突破 (2022年12月2日現在)している原田ひ香の人気小説。節約や貯蓄にまつわるちょっと得するエピソードだけでなく、女性三世代の悩みがリアルに描かれ、「共感できる!」と女性の支持を集めている。

 

「お金」を切り口に家族や人生について考える、今までにないホーム“マネー”ドラマとなる本作で、保護犬を飼う一軒家を購入するため、一千万円の貯金を目指すことにした美帆(葵わかな)。一方、祖母の琴子(中尾ミエ)は、一千万円の遺産の運用益でマッサージチェアを購入するが、特に生きがいもなく暮らしていた。

 

1月14日(土)放送の第2話では、琴子が智子(森尾由美)の友人たちにおせち料理の作り方を教えたことで、「仕事のやりがい」を感じるようになる。今回は、そんな琴子を演じる中尾ミエにインタビュー。琴子と同じ77歳ながら、今も精力的に活動し続ける中尾に、ドラマの裏話やポジティブに生きる秘訣を聞いた。

『三千円の使いかた』御厨琴子(中尾ミエ)、御厨美帆(葵わかな) ©東海テレビ

 

◆琴子を演じてみての印象は?

琴子はね、私と年齢が同じだけでなく、私の生き方ともリンクする部分が多い役なんです。第2話では、智子さんのお友達におせち料理を教えたことで仕事に生きがいを見いだすけれど、そんな「いくつになっても社会の役に立ちたい」という考え方は、私の人生観とまったく同じ。スタッフの皆さんはもう少しオバサンっぽい雰囲気の琴子をイメージしていたようだけど、少し自分のほうに「寄せて」みました(笑)。だから役柄にもすんなりと入っていけましたね。ただ、私はあんなに料理が上手ではないですけど。

 

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

ドラマ自体は、最初の頃は少し距離のあった家族が徐々に絆を深めていく、といった内容なんですが、現場は最初から雰囲気が良くて。皆さんのことを役名で呼んだりして、自然と溶け込んでいましたね。ドラマの中のお話だけど、現場に行けば孫はもちろんひ孫までいて、それがみんなかわいいの!「あ、この子たちみんなに私の血が流れているのね」って、ちょっとうれしくなります。それと70歳を過ぎてからは単なるおばあさん役が多かったのですが、今回は安生さん(橋本淳)のような若い男性とも親しくなったりして、それも新鮮な感じですね。

『三千円の使いかた』御厨家 ©東海テレビ

 

◆このドラマは「お金」がテーマの一つですが、中尾さんはお金とどう付き合ってきましたか?

基本的には無駄遣いはしない、ということですね。洋服などにもそれほど興味はないし、最初に買った車は中古車だったし…。ただ、いろんなものを何でも使い切るように心がけています。「そろそろ危ないかな?」という食材でも迷わず使っちゃうので、周りからは「そんなことに命をかけないで!」って言われますけど(笑)。化粧品だって、メークさんの使いかけをいただいて使うことが多いんですよ。それを使い切ったときの達成感たるや!その辺の金銭感覚は、琴子さんに通じるものがあるのかもしれません。

 

◆琴子は仕事に生きがいを見いだそうとしますが、中尾さんなら歌手・役者以外のどんな仕事に興味がありますか?

何だろう…。ただ私は働くことが好きだから、「この仕事」と限定せず、いろいろなことを経験してみたいですね。人間って、実は自分のことを一番分かっていないと思うんです。そして自分の中には、「まだ気づいていない才能」だってきっとあるはず。ちなみに以前のことですが、近所のレストランで人手が足りないというので、手伝ったことがあるんですよ。そのときは友達に声をかけたら店に入りきらないほどの人数が来店して、さらに人手が足りなくなりましたが(笑)。

 

◆世間では「何歳まで働けばいいんだろう」と、働くことにネガティブな意見もありますが、中尾さんがいつまでも仕事に前向きでいられる理由は…?

性格もあるから一概には言えないけれど…、私はやっぱり人が好きだし、人と会うのが好き。初対面の人に会うのも大好きなんですよ。この世界に60年いますが、いまだに「初めまして」という共演者の方は多いですね。でもそれが楽しいし、「また新しいお友達が増えたわ」「新しい体験ができたわ」ということをうれしく思っています。どんなお仕事にもそうした出会いや発見があると思うし、そういう気持ちがあれば前向きでいられるのでは?

 

◆第2話の見どころを教えてください。

第2話では、琴子が働くことや人に喜ばれることに生きがいを見いだし、意外な行動に出ます。私も琴子と同年齢だけど、70代なんてもう一仕事できる年齢だし、自分が社会の役に立てるという自覚を持つことが大事だと思うんです。人生100年時代では、70代なんてまだまだ現役だということを、皆さんにも感じてもらいたいですね。そしてそんな琴子の変化を、ぜひ楽しみにしていてください。

 

ストーリー

「保護犬を飼うため一千万円を貯めて一軒家を購入する!」。美帆(葵わかな)は夢の実現のため、固定費を浮かせて貯金しようと実家に戻ってきた。

 

一方、夫の死後、「一千万円の遺産をコツコツ増やしマッサージチェアを購入する!」という目標を達成した77歳の祖母・琴子(中尾ミエ)はその後、日々の生きがいもなく暮らしていた。そんなある日、智子(森尾由美)から、友人たちにおせち料理の作り方を教えてほしいと頼まれる。

 

智子に懇願され渋々協力することになった琴子だったが、この出来事がきっかけで人生が思わぬ方向に転がることになる。

 

番組情報

『三千円の使いかた』(全8話予定)

東海テレビ/フジテレビ系

2023年1月7日(土)~2月25日(土)

毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

公式HP:https://www.tokai-tv.com/3000yennotsukaikata/

 

©東海テレビ

カスタムカーの祭典を盛り上げるコンパニオンたち【東京オートサロン2023】フォトレポート

41回目となる「TOKYO AUTO SALON 2023(東京オートサロン2023)」。1月13日~15日の3日間、千葉・幕張メッセで開催されています。コロナ禍で人気の高まる車中泊仕様など、多種多様なカスタムカーやレーシングカー展示され、イベントも盛りだくさん。そんなカスタムカーの祭典「東京オートサロン2023」では、各ブースを担当するコンパニオンたちも色とりどりのコスチュームで祭典を盛り上げています。初日の彼女たちをフォトレポートします。

 

※撮影はソーシャルディスタンスを保って行いました。マスク着用の有無は各ブースの方針に従っています。

 

※本記事は下記のギャラリーの方が閲覧しやすいです。

 

【ギャラリー】

 

<CABANA>

亀澤杏菜(かめざわ・あんな)

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<DUNLOP>

雪音まりな(ゆきね・まりな)

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鳴戸蘭世(なると・らんぜ)

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<EXIZZLE-LINE>

長沼まゆ(ながぬま・まゆ)

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<FIEVILLE>

安西茉莉(あんざい・まり)

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<GYON Quartz Japan>

鈴乃八雲(すずの・やくも)

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<HWE>

宮瀬七海(みやせ・ななみ)

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今井みどり(いまい・みどり)

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水瀬琴音(みなせ・ことね)

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<KAMIKAZE COLLECTION>

Ai

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<KOYORAD>

葉月ゆうか(はづき・ゆうか)

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<MODELLISTA>

緒方千捺(おがた・ちなつ)

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<Rowen Japan>

小宮かなえ(こみや・かなえ)

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星ルミカ(ほし・るみか)

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<SHIBATIRE>

小湊美月(こみなと・みづき)

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米倉みゆ(よねくら・みゆ)

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<SPHERE LIGHT>

宇都宮 茜(うつのみや・あかね)

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立花あい(たちばな・あい)

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綺咲あみ(きさき・あみ)

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<VeilSide>

黒木麗奈(くろき・れな)

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<WORKPIT横浜× 415COBRA>

木村理恵(きむら・りえ)

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<ウエッズスポーツ>

安田七奈(やすだ・なな)

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霧島聖子(きりしま・せいこ)

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<エンパイヤ自動車>

仲 美由紀(なか・みゆき)

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<オーリンズ>

わかな

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<ジーテクニックジャパン>

ちとせよしの(ちとせ・よしの)

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<ハーテリー>

ちゃろ

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<プロスタッフ>

荏崎ろあ(えざき・ろあ)

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<Liberty Walk>

チュアン梨砂子(ちゅあん・りさこ)

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<ルノー・ジャポン/アルピーヌ・ジャポン>

HAReNA(はれな)

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沙倉しずか(さくら・しずか)

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<ワイルドスピード>

生田ちむ(いくた・ちむ)

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<株式会社エクセディ>

央川かこ(おうかわ・かこ)

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瀬谷ひかる(せや・ひかる)

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<株式会社ケイズ>

花井ゆうか(はない・ゆうか)

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<三菱自動車工業>

太田麻美(おおた・あさみ)

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撮影/編集部

吉高由里子の仰天行動を北村匠海&ディーンが告白!まさかの下ネタ手話も披露『星降る夜に』制作発表記者会見

吉高由里子主演ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)が1月17日(火)スタート。それに先駆け、制作発表記者会見が開催され、吉高をはじめ、北村匠海、ディーン・フジオカが登壇した。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

吉高由里子×北村匠海×恋愛ドラマの名手・大石静脚本という最高の布陣が、テレビ朝日“火曜よる9時”の新ドラマ枠に集結。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)という、命のはじまりと終わりをつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく『星降る夜に』。

 

このたび、1月17日(火)の放送スタートを前に、東京・コニカミノルタプラネタリアTOKYOで制作発表記者会見が開催。吉高と北村、45歳の心優しき“ポンコツ天然”新人ドクター・佐々木深夜を演じるディーン・フジオカが満天の星空の下に集った。

 

会見当日、プラネタリアTOKYOではさそり座や夏の大三角が燦然と輝く、吉高の誕生日(1988年7月22日)の夜空を特別に再現。美しい星空の下、ピュアホワイトの衣装に身を包んだ3人が登場すると、北村とディーンが壇上まで吉高をエスコートし、会場を沸かせた。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

自分が生まれた日の星空を見上げた吉高は「さそり座とか、気性が荒そうな星座ばかり!」とおどけながらも、「こんなに星の輝く日に生まれたんだな」とニッコリ。「このドラマがより多くの方に広まってくれることを願って」と、きらめく星々にピュアな思いを託した。

 

クランクインから約1か月、撮影現場はいろんな刺激に満ちあふれているそうで、印象的なエピソードを聞かれた吉高は「クランクインが長野のキャンプ場で、ソロキャンプのシーンから始まったんですけど、すごい雪が降ってきまして…」と。「それが私にとって、去年の初雪だったんです。思わず、ドラマの題名を『雪降る夜に』に変えたほうがいいんじゃないかって、プロデューサーさんに相談しちゃいました(笑)」と、思い出話を披露。

 

音のない世界を生きる一星を演じる北村は、手話の先生から「“意識の置き方”についてすごく指摘される」そうで、「『歩いている時の背中が“聞こえる人”に見えます』と言われたり『もっとオーラを出して!』と言われたり…。『意識かぁ…ものすごい芝居の領域まで行ってるな!』と、日々考えながら演じています」と、新開拓の日々に目を輝かせた。

 

そして、ディーンも「今回はポンコツな役なので、登場シーンから糞尿まみれになったりしているんですよ(笑)」と、楽しそうな表情で語るも、吉高と北村に「検尿でしょ!(笑)」とツッコまれるなど、天然ぶりがさく裂。「どうやったらポンコツを極められるか探りながら、芝居をしています」と、おちゃめにほほ笑んだ。

 

劇中では3人とも手話のシーンがあり、撮影合間もたびたび手話で会話しているという。「一星が手話で話す内容は最初はほぼ下ネタ」と明かした北村だったが、ディーンに教えてほしいと懇願され、手話で「AV」や「駅弁」を生披露したり、ディーンが役名の「佐々木深夜」を手話で名乗るなど、手話トークでも大いに盛り上がった。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

また、3人は現場でのほっこり&仰天裏話も披露。実は、クランクイン前に「私は結構ポンコツ」と、北村とディーンに打ち明けたという吉高。すると「おディーンさんからは『そんなの最初から分かってるよ』という心強い言葉、匠海くんからは『いくらでも付き合いますよ』という寛大な言葉」が返ってきたという。2人の大きな愛に包まれた吉高は、「お2人の心強さに甘えていきたいと思います」とにこやかに宣言した。

 

いっぽう、男性陣は吉高の既成概念を打ち破る行動に度肝を抜かれているという。北村は、「スタジオに行ったら、目の前を吉高さんが猛スピードで走っていって、みんなが避けたんです。そうしたら、吉高さんが『なんで避けるの!? 私、ドッジボールじゃないんだから!』と。そんな吉高さんを日々見ながら、『そろそろ転ばないか…』って、心配しています」とニヤリ。

 

ディーンからも「撮影が終わって僕が自分の車に戻ったら、由里ちゃんが勝手に中に座っていたんですよ。あれは、どういうことなんですか!?」と問い詰められた吉高は、「そういう、小さいイタズラが好きなんです」と釈明し、会場を爆笑に包んだ。

 

さらに会見では、3人に「ラブ」や「パーソナル」なテーマの質問を行い、フリップで回答していくコーナーも。「もしも恋に落ちるなら…?」というテーマでは、「物事をスパッと決めてくれる人がいい」という吉高が「強引だけど守ってくれる年下男子」を、「包容力って言葉が大好き!」という北村が「包容力があるけどヌケていて守ってあげたくなる年上女性」を恋の相手に選択。10歳差ラブを演じる2人から、くしくも役の設定と重なる回答が飛び出す結果に。

『星降る夜に』©テレビ朝日

 

また、「クランクアップまでに3人でやってみたいこと」では、吉高は「キャンプや釣りなどのアウトドア」、既に現場で吉高と卓球をして惨敗したという北村は「リベンジを賭けた卓球ダブルス勝負」、ディーンは「TikTok」と「ポーカー勝負」を熱望。

 

北村とディーンがさっそく「テントは男2人で張ろう」「火をおこして肉を焼こう」と、キャンプの手順を相談しだしたかと思えば、吉高も「勝負事やゲームも大好き。ぜひやりたい」とノリノリで、計画実現への第一歩を踏み出した。

 

なお、3人には「思わずドキッとしちゃう異性の行動や仕草」や「遺品整理をされるなら『これだけは絶対に見られたくない!』という物」も直撃。本イベントの模様は、TVer・テレ朝動画・Gyao!・アベマ・テラサにて、1月14日(土)正午から3月末まで無料視聴が可能となっている。

 

番組情報

『星降る夜に』

テレビ朝日系

2023年1月17日(火)スタート

毎週火曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/hoshifuru_yoruni/

NGT48本間日陽、水着姿で美ボディまぶしい恋人目線グラビア【独占カット】

NGT48の本間日陽が、1月7日(土)発売のアイドル誌「BOMB」2月号のグラビアに登場した。

 

12月28日に8枚目のシングル「渡り鳥たちに空は見えない」をリリースしたNGT48センターの本間日陽が1年ぶりにボム水着グラビアに登場。すっぴんでパックをしていたり、シャンプーハットをかぶってお風呂に入っていたりと恋人目線のグラビアに。

 

表紙&巻頭は11thバースデーライブの開催も決定した乃木坂46。2023年うさぎ年に年女となる4期生の田村真佑は実家で過ごす穏やかなお正月グラビアを。正月飾りをして、初詣にでかけ、おせちを食べて、こたつでみかんと百人一首。

 

31枚目のシングル「ここにはないもの」で久しぶりの選抜復帰を果たした阪口珠美はボム初ソログラビアを。ちょっぴり大人っぽい猫のイメージでの撮影では、毛糸玉とじゃれ合ったり、ミルクを飲んだり。

 

5期生からは、最年長の池田瑛紗と最年少の小川彩の初ペアグラビアを。まるで姉妹のように自然に振る舞う姿に、見ているこちらも幸せな気持ちになってくるグラビアに。

 

超短尺ドラマアプリBUMPで主演ドラマ『ヤりたい男と、殺りたい女。』が好評配信中の高崎かなみは、“不思議の国のビキニ”がテーマのプリンセス感いっぱいの水着グラビアを12ページ。

 

【通常版】
表紙:田村真佑(乃木坂46)
裏表紙:阪口珠美(乃木坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター
田村真佑(乃木坂46)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
田村真佑・阪口珠美・池田瑛紗・小川彩(乃木坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:本間日陽(NGT48)
裏表紙:高崎かなみ

<W付録>
①両面超BIGポスター
本間日陽(NGT48)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
※付録メッセージカードは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
水着別冊『BOMB Love Special』から横野すみれ・志田音々・吉田莉桜・新谷真由・蓼沼優衣・南みゆか・吉澤遥奈の初出しオリジナルカットを怒涛の16ページ。

そのほか、木下彩音、井本彩花、吉田美月喜、SUPER☆GiRLS、アップアップガールズ(仮)、B.O.L.Tなどインタビューも充実。

<掲載タレント>
田村真佑(乃木坂46)
阪口珠美(乃木坂46)
池田瑛紗・小川 彩(乃木坂46)
本間日陽(NGT48)
横野すみれ
志田音々
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南 みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
高崎かなみ
木下彩音
井本彩花
吉田美月喜
SUPER☆GiRLS
アップアップガールズ(仮)
B.O.L.T

「ボム1月号」
特別定価:本体1,058円+税
発売日:2023年1月7日(土)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNL1KYV3
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107357198
HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13526827
<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020231

 

高崎かなみ、プリンセス感いっぱいの水着グラビアで美ボディ披露【独占カット】

高崎かなみが、1月7日(土)発売のアイドル誌「BOMB」2月号のグラビアに登場した。

 

超短尺ドラマアプリBUMPで主演ドラマ『ヤりたい男と、殺りたい女。』が好評配信中の高崎かなみ。“不思議の国のビキニ”がテーマのプリンセス感いっぱいの水着グラビアを12ページにわたって披露している。

 

表紙&巻頭は11thバースデーライブの開催も決定した乃木坂46。2023年うさぎ年に年女となる4期生の田村真佑は実家で過ごす穏やかなお正月グラビアを。正月飾りをして、初詣にでかけ、おせちを食べて、こたつでみかんと百人一首。

 

31枚目のシングル「ここにはないもの」で久しぶりの選抜復帰を果たした阪口珠美はボム初ソログラビアを。ちょっぴり大人っぽい猫のイメージでの撮影では、毛糸玉とじゃれ合ったり、ミルクを飲んだり。

 

5期生からは、最年長の池田瑛紗と最年少の小川彩の初ペアグラビアを。まるで姉妹のように自然に振る舞う姿に、見ているこちらも幸せな気持ちになってくるグラビアに。

 

12月28日に8枚目のシングル「渡り鳥たちに空は見えない」をリリースしたNGT48からはセンターの本間日陽が1年ぶりにボム水着グラビアに登場。すっぴんでパックをしていたり、シャンプーハットをかぶってお風呂に入っていたりと恋人目線のグラビアに。

 

【通常版】
表紙:田村真佑(乃木坂46)
裏表紙:阪口珠美(乃木坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター
田村真佑(乃木坂46)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
田村真佑・阪口珠美・池田瑛紗・小川彩(乃木坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:本間日陽(NGT48)
裏表紙:高崎かなみ

<W付録>
①両面超BIGポスター
本間日陽(NGT48)

②ハッピーニューイヤー!大判光沢フォトメッセージカード
※付録メッセージカードは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
水着別冊『BOMB Love Special』から横野すみれ・志田音々・吉田莉桜・新谷真由・蓼沼優衣・南みゆか・吉澤遥奈の初出しオリジナルカットを怒涛の16ページ。

そのほか、木下彩音、井本彩花、吉田美月喜、SUPER☆GiRLS、アップアップガールズ(仮)、B.O.L.Tなどインタビューも充実。

<掲載タレント>
田村真佑(乃木坂46)
阪口珠美(乃木坂46)
池田瑛紗・小川 彩(乃木坂46)
本間日陽(NGT48)
横野すみれ
志田音々
吉田莉桜
新谷真由(パラディーク)
蓼沼優衣
南 みゆか(OS☆K)
吉澤遥奈
高崎かなみ
木下彩音
井本彩花
吉田美月喜
SUPER☆GiRLS
アップアップガールズ(仮)
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「ボム1月号」
特別定価:本体1,058円+税
発売日:2023年1月7日(土)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

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上白石萌歌、坂東龍汰、橋本愛らが杉咲花の”撮休”を彩る『杉咲花の撮休』主題歌はChilli Beans.

2023年2月10日(金)に放送・配信がスタートする連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』(WOWOWプライム)に、上白石萌歌、坂東龍汰、橋本愛らの出演が決定。また松尾諭がオープニング映像に出演し、Chilli Beans.が主題歌を担当することが分かった。

 

多忙な俳優の知られざるオフの姿をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、毎話異なるパラレルストーリーで送る人気オムニバスドラマ“撮休”シリーズ。『有村架純の撮休』『竹内涼真の撮休』『神木隆之介の撮休』に続く第4弾の主人公は、杉咲花。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れた休日、通称“撮休”を杉咲がどのように過ごすのかを描いていく。

 

このたびメインキャストが解禁。第1話「丸いもの」(監督・脚本:松居大悟)には、女優や歌手として多彩な才能を見せる上白石萌歌、映画を中心に活躍する松浦祐也が出演。

 

第2話「ちいさな午後」(監督:今泉力哉/脚本:燃え殻)には、今年11月公開の「窓辺にて」で今泉監督作に出演した若葉竜也、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の好演が反響を呼んだ芹澤興人、『善人長屋』で連続ドラマ初主演を飾った中田青渚、『エルピス—希望、あるいは災い—』での迫真の演技を披露した岡部たかし、「斬」以来、4年ぶりの新作映画を始動したことが話題の映画監督・俳優の塚本晋也が出演。

 

第3話「両想いはどうでも」(監督・脚本:今泉力哉)には、映画やドラマ、配信コンテンツなどさまざまな作品に引っ張りだこの泉澤祐希と、モデル・女優などマルチに活動する菊池亜希子が出演。

 

第4話「リリー」(監督:松居大悟/脚本:向井康介)には、InstagramなどSNSで話題の中国人美女“栗子”ことロン・モンロウと、数多の作品で見る者を魅了する名俳優・光石研が出演。

 

第5話「従姉妹」(監督:三宅唱/脚本:和田清人・三宅唱)には、『連続ドラマW 両刃の斧』で刑事役を熱演し、端正なルックスと確かな演技力でブレイク中の坂東龍汰と、地上波連続ドラマ初主演となった『家庭教師のトラコ』でミステリアスな家庭教師を演じた橋本愛が”撮休”シリーズに初登場する。

 

最終話「五年前の話」(監督:三宅唱/脚本:和田清人・三宅唱)にも、坂東と橋本が引き続き出演。ほかWOWOWのオムニバスドラマ『ワンナイト・モーニング』で繊細な役を見事に演じた芋生悠、そして三宅監督の最新作「ケイコ 目を澄ませて」にも出演している足立智充が出演する。

 

さらに、名バイブレイヤーの松尾諭がシリーズ恒例のオープニング映像に登場。杉咲に撮休になったこと伝えにいくプロデューサー役をコミカルに演じる。

 

主題歌を担当するのは Moto(Vo)、Maika(Ba&Vo)、Lily(Gt&Vo)による3ピースバンド・Chilli Beans.(チリビーンズ)。今年バンド初となる全国ツアー、Chilli Beans. 1st one man live tour「Hi, TOUR」が全会場SOLD OUTで終了し、話題沸騰中のChilli Beans.が本作に彩りを注ぐ。劇伴音楽はシリーズ第3弾「神木隆之介の撮休」でシリーズに初参加した安達練が担当。

 

連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』/特報映像

 

STORY

第1話「丸いもの」
突然の撮休、洗濯機の故障に気付いた杉咲花は仕方なくコインランドリーに行くも、不慣れなため千円札しか持っておらず、小銭がない。両替するため外に出てみると、路上でミュージシャンの瑞希(上白石萌歌)が弾き語りをしている。つい持っていた千円札で瑞希のCDを買ってしまった花は所持金ゼロになってしまい、コインランドリーに来ていた客・権田(松浦祐也)に小銭を借りようとする。

 

第2話「ちいさな午後」
撮休の朝、杉咲花は友人・優(中田青渚)に言われた一言がきっかけで平凡で凡庸な一日を過ごすことに決める。あてもなく出掛けてみると、行きつけの定食屋に閉店のお知らせが。店主(塚本晋也)の事情を聞き、サラリーマン(若葉竜也)やほかの客(岡部たかし)と過ごす花。公園に行ってみるとリストラされた男(芹澤興人)に出会い、帰り道では小学生と猫を探す。皆いろいろあるんだと感じながら帰路につくのであった。

 

第3話「両想いはどうでも」
撮休の日、杉咲花は以前から好意を寄せている草(泉澤祐希)の家に出掛ける。正式に交際をスタートさせるかどうかを次の休みに話そうと、約束していたのだ。しかし、草は花の仕事のことを気遣い、はっきりとしない。話が本題からそれてしまう2人はマネジャーの武田(菊池亜希子)に話そうとするが、そこでも2人の恋模様は置いていかれる。

 

第4話「リリー」
中国映画の出演が決まっている杉咲花は、撮休を利用して中国語レッスンを入れることに。初めて会う先生・リリー(ロン・モンロウ)とカフェで待ち合わせするが、リリーが携帯電話をどこかに落としたことが分かり、2人はレッスンそっちのけで捜しに出掛ける。交番に届けを出すと感じの悪い警察官(光石研)に嫌みを言われ、突っ掛かってしまう花。怒りをなだめるリリーの言葉で次第に花は自分を見つめ直し始める。

 

第5話「従姉妹」
撮休の日、杉咲花は一緒に暮らしている恋人・桧山大樹(坂東龍汰)が、先輩から借りたカメラレンズを壊してしまったことを知る。俳優仲間の河野緑(橋本愛)にはあきれられるが、花は大樹にお金を貸すことに。午後、いとこの雪(杉咲花=2役)と食事をしに出掛けた花は、雪からなぜ役者になったのかと問われ、胸の内を打ち明ける。

 

最終話「五年前の話」
杉咲花は恋人・桧山大樹との同居生活を解消することになり、俳優で友人の河野緑と一緒に住む家を探す。そして不動産会社の水野(芋生悠)と風間(足立智充)に勧められ、花はひとりで物件の契約をしまう。そんな5年前の出来事を、花は映画の宣伝のためのインタビューを受けながら、ふと思い出していた。撮休だからとマネジャーに取材を入れられてしまった、ある日の出来事だった。

 

番組情報

連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2023年2月10日(金)放送・配信スタート
毎週金曜 午後11時30分【第1話無料放送】
配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]

〈キャスト〉
杉咲花
上白石萌歌 松浦祐也
若葉竜也 芹澤興人 中田青渚 岡部たかし 塚本晋也
泉澤祐希 菊池亜希子
ロン・モンロウ 光石研
坂東龍汰 芋生悠 足立智充 / 橋本愛
松尾諭 ※話数順

〈スタッフ〉
監督:松居大悟 今泉力哉 三宅唱
脚本:松居大悟 燃え殻 今泉力哉 向井康介 和田清人・三宅唱
音楽:安達練 主題歌:Chilli Beans.「border line」(A.S.A.B)
制作協力:ホリプロ
製作著作:WOWOW
番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/satsukyu4/

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第5回:「ヘアスプレー」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第5回は「ヘアスプレー」(2007年)について、想いを語っていただきました。

 

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!

 

今回紹介するのは、「ヘアスプレー」というミュージカル映画です!

 

毎回紹介するにあたって、その映画を見返しているのですが、今回は私の記憶と「ヘアスプレー・ライブ!」(2016年)という「ヘアスプレー」を元にした生放送ミュージカルを参考にして紹介していきたいと思います!

 

地元のダンス番組に憧れ、オーディションに挑戦する主人公、トレーシー。個性のあるキャラクターたちの歌とダンス、レトロでキュートなファッションが見どころです。

 

60年代アメリカ、ボルティモアのかわいらしい街並みがすてきで、レトロな雰囲気が好きな人は絶対に好きな映画だと思います。というより、この映画は誰もが好きになる映画だと思います!

 

面白いだけではなく、メッセージ性があり、大事なことを教えてくれます。また、明るい雰囲気で見終わった時に多幸感があふれます!

 

音楽がとっても良くて、ポップでノリやすい曲が多いので、友達と集まった時やパーティーをする時にこの映画を見ると楽しい気分になること間違いなしです!

 

また、私はずっとミュージカルに憧れがあって、ついにこの間、ツアーの広島公演のMCできらりん(落合希来里ちゃん)、みるてん(本田珠由記ちゃん)と私が脚本を書いたミュージカルをしたんです!!!

 

自分的には大満足で、次は12人全員でミュージカルをしたいのですが、「ヘアスプレー」で縦一列になって自己紹介していくシーンがあり、とっても大好きなので、またミュージカルができたらこのシーンを再現したいです!

≠ME 河口夏音

 

トレーシーのような明るくて自信のある女性に憧れて、コスプレをした時の写真です!

 

続いて、「ヘアスプレー・ライブ!」の話になるのですが、とにかく生放送なのが信じられないくらい、演技も歌もカメラワークや演出も素晴らしくて、舞台と映画のいいとこ取りになっています。そして、キャストがめちゃくちゃ豪華で、アンバー役のダヴ・キャメロンが可愛いです。

 

「ヘアスプレー」もおすすめですが、特に舞台が好きな方には「ヘアスプレー・ライブ!」も見ることをおすすめします。どちらにも良さがあると思います! また、他におすすめの生放送ミュージカルがあったら教えてください!!!

 

今回の絵は、ヘアスプレーになっちゃったトレーシーちゃんを描きました。

ということで、今回は大好きなミュージカル映画「ヘアスプレー」を紹介しました。ぜひ周りに映画に興味がある方がいたら、この連載をおすすめしていただけたらうれしいです!

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました! また次回もお楽しみに〜。

 

PROFILE

≠ME 河口夏音

 

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

5th Single『はにかみショート』Type C

 

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■『≠ME 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』Blu-ray & DVD
2022年10月12日(水)発売

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

ロイヤルホテル能登に「ムー」が協力した客室が誕生!宇宙的感覚で宿泊しよう

能登で疑似宇宙体験

コスモアイル羽咋で知られるUFOの街・羽咋に近い大型ホテル「ロイヤルホテル能登」に、「プラネットルーム」が誕生!

「ムー」とのコラボ観光事業の一環として、ホテル内の1室をムーのテーマの一つである「宇宙」を演出した装飾を施した部屋になっている。旅の思い出に特別な疑似宇宙体験を加えられるというわけだ。

 

【プラネットルーム 837号室】
★宇宙を旅するような新しい部屋★
~ご家族や大切な方と宇宙旅行へGO!!~

●ベッドにはマニフレックス製マットレス(抗菌仕様)を使用し、お客様それぞれに最適な睡眠姿勢を実現させ、肩や腰にご負担なくぐっすりとお休みいただけます。
※睡眠の感覚は個人差があります。
(ロイヤルホテル能登のHPより)

 

ムー旅を楽しむ特典つき


ロイヤルホテル能登
〒925-0156
石川県羽咋郡志賀町矢蔵谷ラ-1

https://www.daiwaresort.jp/noto/

 

桜庭ななみが恋愛ドラマ初挑戦!40代イケオジと恋に落ちる『全力で、愛していいかな?』23年2月3日スタート【コメントあり】

『全力で、愛していいかな?』主演を務める桜庭ななみ©「全力で、愛していいかな?」製作委員会

 

桜庭ななみが、2023年2月3日(金)から放送される『全力で、愛していいかな?』(テレビ東京ほか 毎週金曜 深夜0時52分~1時23分)で主演を務めることが決定した。

 

原作は、電子書籍やオンラインサービスなどを手がけるviviONグループによる出版レーベル・viviON THOTH(ヴィヴィオントート)から刊行され、各種電子コミックサービスでも好評配信・連載中のさんずい尺による同名作。コミックシーモアの「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2022」女性部門賞、めちゃコミックの「みんなの推し恋愛マンガ大賞」【大人の恋愛部門】へ入賞するなど女性を中心に大きな話題を呼んでいる。

 

主人公・篁千世を演じるのは、2008年に女優デビューし、映画「焼肉ドラゴン」やNHK大河ドラマ『西郷どん』、来春公開予定の主演映画「有り、触れた、未来」など数多くのドラマや映画に出演する桜庭ななみ。日本だけではなく韓国・中国の作品にも出演し、今年韓国で開かれた第17回「Asia Model Festival」で「アジアスター賞海外部門」を受賞するなど、海外でも大活躍中の桜庭が、今作で恋愛ドラマに初挑戦する。

 

建設会社に勤める千世(桜庭)は、オジサンたちに囲まれながら日々仕事に励んでいた。そんな中、ひょんなことからランチを一緒に食べるようになった“ひる友”のイケオジ・瀬尾一愛から突然告白される。長年恋愛から遠ざかっていた千世は戸惑いながらも「お試し期間がほしい」と告げ…。恋に臆病になり“好き”が分からなくなっていた千世と包容力抜群な優しすぎる瀬尾の、大人同士の不器用な年の差うぶきゅんラブストーリーを描く。

 

桜庭ななみ(篁千世役)コメント

『全力で、愛していいかな?』主演を務める桜庭ななみ©「全力で、愛していいかな?」製作委員会

 

篁千世役をやらせていただく、桜庭ななみです。原作を読んだときに、コメディなので奇抜な部分もありましたが、モノローグで描いている相手に対して言えなかった言葉や気持ち…その気持ちってわかる気がしたんです。大人が恋愛をする時の「本当は思っているけど実は相手に言いたくても言えない気持ち」を等身大で描いているので、見ている人たちに共感してもらえる部分がたくさんあると思います。私が演じる千世には、私にない部分があって、そういうとこは憧れたりもするのですが、活発な部分が似ているところでもあるので、自分なりに千世を楽しみながら演じていきたいです。コメディだけどリアリティがあるように表現していきたいです。

 

原作者/さんずい尺 コメント

『全力で、愛していいかな?』をドラマ化していただき、誠にありがとうございます。いち視聴者としてドラマ版の瀬尾さんと千世さんの恋模様を楽しみにします。

 

番組情報

ドラマ25『全力で、愛していいかな?』
テレビ東京ほか
2023年2月3日(金)スタート 毎週金曜 深夜0時52分~1時23分

配信:動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer、GYAO!)にて見逃し配信
主演:桜庭ななみ
原作:さんずい尺「全力で、愛していいかな?」(株式会社forcs/株式会社viviON)
脚本:川﨑いづみ
監督:金井純一、本間利幸、朝比奈陽子
プロデューサー:村田充範(テレビ東京)、高瀬敦也(ジェネレートワン)、小林和紘(FCC)
制作:テレビ東京、ジェネレートワン
制作協力:FCC
製作著作:「全力で、愛していいかな?」製作委員会
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/zenryokuai
公式Twitter:@tx_Zenryokuai

 

小宮璃央、川津明日香、新條由芽が“性行為”を描く問題作に挑む!『アカイリンゴ』実写化

『アカイリンゴ』左から)新條由芽、小宮璃央、川津明日香©ABCテレビ

 

小宮璃央が主演を務め、川津明日香、新條由芽が出演するドラマ『アカイリンゴ』(ABCテレビ 毎週日曜 深夜0時25分~)が、1月22日(日)放送スタート。3名と原作者・ムラタコウジらからコメントが到着した。

 

ムラタコウジ原作の『アカイリンゴ』が、小宮璃央主演で実写ドラマ化。原作は「コミックDAYS」(講談社)にて2020年より連載スタートし、“過激すぎてBANされた”こともある問題作だ。過激な性描写もさることながら、真っ向から性行為へと切り込んだテーマ性が大きな話題を呼んでいる。

 

物語では、性行為が法律で禁じられた近未来の日本を舞台に、欲望に揺れる心情と理性で抑えきれない衝動を、繊細に鮮烈に描写。現代社会は法律やルールに基づいて成り立っているが、その法律によって人間のあるべき“自然な愛の姿”まで規制されてしまったら…。

 

そんな、あり得ないような世界観を舞台にすることで浮き彫りになっていく“愛することの意味”、そして“生きることの意味”とは。ルールで縛られた現代社会に、痛烈なテーマで一石を投じる艷やかで切ない愛の物語だ。

 

主人公は、高校生で優等生の犬田光(小宮)。厚生労働省性行為取締官(通称セトリ)の幹部を父に持ち、自身もセトリになるのが目標で、犯罪である性行為に対しては嫌悪感を抱いている。しかし、とあるきっかけから、性行為がなぜ悪いことなのかを自問していくように。

 

そして、光の幼なじみで同級生の水瀬優(川津明日香)との何気ない関係性は、国民的人気女優・宇宙美空(新條由芽)との衝撃的な出会いによって、怪しく妖しい事件に発展。性行為が禁じられた社会で描かれる恋模様は、可笑しさを交えながらも、妖艶に切なく、やがてサスペンスフルな展開を見せる。

 

発表に当たり、小宮は「お話をいただいて、すぐに漫画を読んだのですが、面白くてどんどん読み進めてしまい最新話まで到達してしまいました(笑)。地上波で放送できるのか…!? と素直に思いましたが(笑)、試行錯誤しながら撮影を進めていき、皆さんにお届けできるように頑張ります!」と意気込みを寄せた。

 

犬田光役・小宮璃央 コメント

『アカイリンゴ』小宮璃央©ABCテレビ

 

◆原作の第一印象と、面白いと感じた部分をお聞かせください。

お話をいただいて、すぐに漫画を読んだのですが、面白くてどんどん読み進めてしまい最新話まで到達してしまいました(笑)。地上波で放送できるのか…!? と素直に思いましたが(笑)、試行錯誤しながら撮影を進めていき、皆さんにお届けできるように頑張ります!

 

◆演じる「犬田光」の印象は? 彼の魅力に感じた部分もお聞かせください。

犬田は信じる力が強く、その信念を貫こうとしている姿がすごく魅力的だなと思いました! 自分がその信念を貫く犬田光をどう演じられるか、今からすごく楽しみです。

 

◆撮影への意気込みを教えてください。

誰1人欠けることなく『アカイリンゴ』をみなさんにお届けできるよう、出演者の皆、そしてスタッフの方々一同、全力で制作に取り組んでいきます!

 

◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

この度、『アカイリンゴ』犬田光役を演じさせていただきます。小宮璃央です! みなさんにこの作品の魅力を最大限お届けできるように光を演じていきます! 放送をぜひ楽しみにお待ちください。

 

水瀬優役・川津明日香 コメント

『アカイリンゴ』川津明日香©ABCテレビ

 

◆原作の第一印象と、面白いと感じた部分をお聞かせください。

原作を読ませていただいた第一印象は、切り口が斬新で面白いなと思いました。性行為を法律で禁止するだけで、その行為へのアプローチや感じ方が全員異なります。禁止された性行為を違法な薬物のように扱ったり、不潔なこととして扱ったり、ただの義務として扱ったり、愛として扱う人も居ます。人の数だけ愛の形や性行為への感じ方や思いがあると思います。それをまとめて禁断の果実。アダムとイブのアカイリンゴ。と表現しているので登場人物全員の性行為への問い方をぜひ注目していただきたいです!

 

◆演じる「水瀬優」の印象は? 彼女の魅力に感じた部分もお聞かせください。

水瀬はヒーローです。少年漫画の主人公のような子だなと思いました。原作を見た時は、口が悪い綺麗な女の子だなという印象を受けました。読み進めていくと水瀬は頭が良く視野も広く運動もでき、どんな時も機転を効かせていきます。いかなる状況でも恋人を助けるために一生懸命ですが、実はとっても奥手です。そんな水瀬の可愛らしさが伝わるよう努めていきたいです。

 

◆撮影への意気込みを教えてください。

私自身、性にフォーカスを当てた作品や水瀬のような役柄は初挑戦になります。衣装合わせや本読みを重ねていくうちにだんだんと水瀬のイメージをつかむことができています。性別や年齢を問わず面白いな、なんか観てしまうなと思って頂ける作品になるよう努めていきたいです。

 

◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

原作ファンの方も初めて観る方でも絶対楽しめる作品ですので、ぜひ最後まで楽しみながら観ていただけたらうれしいです!

 

宇宙美空役・新條由芽 コメント

『アカイリンゴ』新條由芽©ABCテレビ

 

◆原作の第一印象と、面白いと感じた部分をお聞かせください。

今までにない世界観でもしこんな世界だったら…と想像がふくらみます。キャラクター1人ひとりに違った欲望があって、それが入り交じっていく感じが見ていてとても面白いです。

 

◆演じる「宇宙美空」の印象は? 彼女の魅力に感じた部分もお聞かせください。

何を考えているのか分からないけど何故か惹き付けられる。だからこそもっと知りたいと思う。独特の雰囲気をまとったキャラクターだと思いました。

 

◆撮影への意気込みを教えてください。

ウチュラの魅力を私なりに表現できたらと思っています! がんばります!

 

◆最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

先の展開が気になるような作品になること間違いなしです! 『アカイリンゴ』の世界観に浸りながら見ていただけたらと思います。お楽しみに!

 

監督・桑島憲司 コメント

「この作品の映像化は無謀だろ…」原作を読んでの率直な感想がこれでした。
と同時に性描写の表現の限界にチャレンジしたいと思う自分もいました。
地上波で流せるギリギリを攻めますので、衝撃のエロエモ作品を楽しみにお待ちいただけたらと思います。

 

原作者・ムラタコウジ  コメント

『アカイリンゴ』は作者自身が映像化はあり得ないと思いながら描いてた作品なので、ドラマ化の一報を聞いた時は冷静に理解できるまでに4日かかりました。テレビで「性行為」という言葉はまだタブーにはなってないんだっけ…? と思うくらい世界はすごいスピードで価値観が変わっていっております。まだこの作品を実写化できる時代であったことに感謝し、放送を楽しみにしております!

 

ティザー映像

 

番組情報

『アカイリンゴ』
ABCテレビ(関西)
2023年1月22日(日)スタート
毎週日曜 深夜0時25分~
※ABCテレビでの放送後、TVer・GYAO!で見逃し配信あり

テレビ神奈川(関東)
2023年1月27日(金)スタート
毎週金曜 深夜2時~ ※初回は深夜2時30分~
※ほか地域でも放送予定

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/akairingo/

中谷美紀×菊池風磨『連続ドラマW ギバーテイカー』本ポスター&本予告公開 追加キャストに袴田吉彦、池田鉄洋ら6人

2023年1月22日(日)放送・配信スタートの中谷美紀主演『連続ドラマW ギバーテイカー』(WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド 毎週日曜 午後10時)より、本ポスターと本予告が公開。袴田吉彦、遠山俊也、平山祐介、桜田ひより、吉田ウーロン太、池田鉄洋の出演も解禁された。

 

原作「ライフ2 ギバーテイカー」(講談社アフタヌーンKC)は、累計発行部数1,000万部を突破した「ライフ」のすえのぶけいこによる初の青年誌連載作品。刑事の倉澤樹と猟奇的殺人犯・貴志ルオトが繰り広げる死闘を描いた本格クライムサスペンスで、迫力あるタッチでエネルギッシュに描かれた強烈なストーリーと独特な心理描写が、「ライフ」に次ぐ“第2の衝撃作”と話題を呼んだ。

 

監督は、WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW 沈まぬ太陽』(2016)、『WOWOWオリジナルドラマ ヒル』(2022)、『連続ドラマW シャイロックの子供たち』(2022)の鈴木浩介、脚本は『連続ドラマW 黒鳥の湖』(2021)、『ドクターホワイト』(フジテレビ系・2022)などを手掛けた小峯裕之が務める。

 

元小学校教諭の倉澤樹(中谷美紀)には、当時小学6年生だった教え子・貴志ルオト(菊池風磨)に愛娘を惨殺された過去があった。事件当時12歳という犯人の年齢もあり、この猟奇殺人事件は日本中に大きな衝撃をもたらした。倉澤は被害者遺族として絶望を味わい、その経験から生まれた“自分と同じように苦しむ人をひとりでも多く救いたい”という想いの下、刑事になった。

 

強い信念に突き動かされ、事件解決に奔走する日々を送ること12年。娘の命日を目前にした倉澤は、ルオトが医療少年院を退院することを知る。ルオトが「完全に更生した」という話を聞くも、被害者遺族として疑心を抱かずにはいられない。ある日、そんな彼女の元に「あなたの大事なものを、もう一度奪います」という不審なメッセージが届く。それは再び日本中を震撼させる、新たな事件の始まりだった。

 

主演の中谷美紀が演じる倉澤は、被害者への思いから、時に自身の危険を顧みずに行動してしまう刑事。相手役となる猟奇殺人犯・貴志ルオトを演じるのは菊池風磨。「幸せは奪うもの」という異常な価値観を持ち、独特な雰囲気を身にまとう猟奇殺人犯という役柄だ。

 

また、倉澤が所属する神奈川県都筑中央署の刑事・今井要役には池内博之。倉澤の警察学校の同期で、親友の椿理子役には深川麻衣。ルオトが医療少年院を退院後に就職するベーカリー「幸せの穂」の従業員・津山聡美役には馬場ふみか。本作唯一のオリジナルキャラクターである倉澤の元夫・小野塚優一役には吉沢悠。物語のカギを握るルオトの母親・貴志茉莉絵役には斉藤由貴。

 

さらに今回、袴田吉彦、遠山俊也、平山祐介、桜田ひより、吉田ウーロン太、池田鉄洋の出演が解禁。神奈川県警本部・管理官の宇賀神敏一役に袴田吉彦、倉澤の上司で都筑中央署の刑事課長・仁科昌裕役に遠山俊也、倉澤の娘が殺された事件を担当していた元刑事・篝伸哉役に平山祐介、ルオトの関与が疑われる事件の被害者遺族・有坂弥生役に桜田ひより、ベーカリー「幸せの穂」の店主・津山善行役に吉田ウーロン太、物語の終盤で倉澤を支える足柄警察署上河原交番の巡査部長・湊靖久役に池田鉄洋。各々が抱える疑念、思惑、煩悶が、本作をより一層スリリングに際立てる。

 

彼らが加わった本ポスター&初出し映像を含む本予告も公開。また、放送を記念し、スタート日の1月22日(日)に中谷の主演映画を大特集。本編の前には中谷自身が作品と撮影を振り返る特別コメントも送る。

 

 

『連続ドラマW ギバーテイカー』本予告映像

 

番組情報

『連続ドラマW ギバーテイカー』
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2023年1月22日(日)放送・配信スタート
毎週日曜 午後10時~(全5話)

出演:中谷美紀、菊池風磨、深川麻衣、馬場ふみか、吉沢悠、斉藤由貴、池内博之、袴田吉彦、遠山俊也、平山祐介、桜田ひより、吉田ウーロン太、池田鉄洋

原作:すえのぶけいこ『ライフ2 ギバーテイカー』(講談社アフタヌーンKC)
脚本:小峯裕之
監督:鈴木浩介
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:小林祐介、黒沢淳、雫石瑞穂
制作協力:テレパック 製作著作:WOWOW

番組サイトURL:https://www.wowow.co.jp/drama/original/givertaker/ 
WOWOWオリジナルドラマ公式Twitter:@drama_wowow

 

『「連続ドラマW ギバーテイカー」放送記念!女優 中谷美紀』
WOWOWシネマ
2023年1月22日(日)
・午前8時30分~「BeRLiN」
・午前10時25分~「電車男」
・午後12時15分~「嫌われ松子の一生」
・午後2時35分~「繕い裁つ人」
・午後4時30分~「総理の夫」

 

佐藤玲、岡本夏美ら『夫を社会的に抹殺する5つの方法』共演者解禁!クランクインした馬場ふみか&野村周平のオフショットも公開

『夫を社会的に抹殺する5つの方法』©テレビ東京

 

2023年1月10日(火)スタートの『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京ほか 毎週火曜 深夜0時30分~)に、佐藤玲、岡本夏美、永瀬莉子、持田将史、森カンナ、渡辺いっけい、宮崎美子が出演することが決定。さらにクランクイン現場のオフショットが公開された。

 

原作は、DMMグループのウェブ漫画制作スタジオ「GIGATOON Studio」が制作、現在「DMMブックス」で独占配信されている三田たたみの縦読み漫画「夫を社会的に抹殺する5つの方法」。夫の大輔からDVやモラハラなどを受けてきた専業主婦の主人公・奥田茜が、謎の手紙の指示に従い大輔を社会的に制裁する中で、自他と対峙し人生を見つめ直す姿を描く。

 

ネットを介し、発信、受信、監視、管理…が容易になった現代だからこそ、心と身体が求める時代に即した“コミュニケーションのあり方”を見つめ直すべく、ただの復讐劇ではなく、現代社会が抱える問題に切り込んだ意欲作だ。主人公の奥田茜を演じるのは馬場ふみか。茜の夫で茜に対して暴力や心無い暴言を浴びせ続ける冷酷非情な奥田大輔役は野村周平が演じる。

 

このたび茜の親友で週刊誌のライターとして働く工藤凛役に佐藤玲、茜の会社員時代の後輩で茜の良き相談相手の西野早苗役に岡本夏美、茜が頻繁に視聴しているYouTube配信者で引きこもり系YouTuberのここまちゃん役に永瀬莉子、大輔の実家の会社「奥田産業」の最年少取締役・長澤光太郎役に世界的ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのリーダー・shojiこと持田将史が決定。

 

さらに大輔の姉で茜が悩んでいることを察し、良き理解者となる奥田和美役で森カンナ、大輔の父親で「奥田産業」代表取締役社長の奥田雅俊役で渡辺いっけい、世間体を気にし茜に対して厳しく接する大輔の母親・奥田美千子役で宮崎美子が共演する。

『夫を社会的に抹殺する5つの方法』©テレビ東京

 

そんな本作より、12月9日早朝からのクランクインとなった撮影現場の風景・オフショットも到着。初日一発目の撮影は、大輔が公園で茜の似顔絵を描いたり散歩をしたりと、仲むつまじかった頃の回想シーンからスタート。これから猟奇的な復讐劇が始まるとは想像もつかないほど本物の家族のような貴重ショットとなっている。

 

佐藤玲(工藤凛役)コメント

今回お話をいただいたとき、「なんという刺激的なタイトルなんだ…!」と、まず衝撃を受けました。私の演じる工藤凛というキャラクターは、芯のある人物で、茜の親友でありよき理解者です。ドラマ版でのオリジナルキャラクターということもあり、周りのキャラクターたちと話が進むにつれどういった関わり方をしていくのか…。刺激的な作品になると思います。どうぞ皆さま楽しみにしていてください!

 

岡本夏美(西野早苗役)コメント

主人公の茜を慕う後輩、早苗役を演じます。岡本夏美です。どんどんと淡白になっていく現代社会で、現実に向き合っていくことがどれほどエネルギーのいるものなのか、勇気のいることなのかを台本を読んで、とても強く感じました。茜がもつエネルギーの輪に、早苗として、ありがたく巻き込まれにいこうと思っております。早苗と茜の会話から大きな疑惑も生まれていくため、丁寧に心情を言葉にしていけたらと思います。

 

永瀬莉子(ここまちゃん役)コメント

ここま役を演じました、永瀬莉子です。ここまちゃんは動画配信を通して世の中への想いを真っすぐに発信していて、馬場ふみかさん演じる茜の日常の中での心のよりどころになる女の子です。初めて台本を読んだ時に、ここまちゃんは太陽と影を持ち合わせたミステリアスな女の子だなと思いました。しゃべり口調やテンションは明るく、太陽のように思われがちですが実はすごく悩んで考えて落ち込む姿も想像できるような子で、スイッチを入れて鎧を着て動画を配信しているような儚さを感じました。彼女の気持ちに寄り添えるようにせりふじゃなくてここまちゃんの言葉で伝えられるように何度も台本を読んで言葉を落とし込みました。良くも悪くも多くの言葉が飛び交っているSNS社会である今、このストーリーを通して何か感じ取っていただけるのではないかと思います。ぜひ放送をご覧ください!

 

持田将史(長澤光太郎役)コメント

長澤光太郎を演じる持田将史です。お話を頂いたとき、非常に衝撃的なタイトルに驚かされました。しかし、台本を読んでいく中で、SNS社会がテーマになりつつも、物語の核にはネットからは見えない家族の問題や、人には言えない苦しみにフォーカスが当たった作品だなと感じました。奥田産業の取締役でありながら、大輔の姉、和美の幼なじみでもあり、奥田家の内情をよく知る人間として丁寧に長澤を演じていけたらと思います。

 

森カンナ(奥田和美役)コメント

私は野村さん演じる大輔の姉、奥田和美を演じます。それはもう大変ひどい弟ですが、どんな人間であれ正義というものがあり、善と悪は表裏一体だからこそ、人間は面白いんだなと台本を読んで感じました。つまり、このドラマただ夫に復讐、抹殺する話ではありません。ぜひ、最後までお見逃しなく。また、夫を社会的に抹殺したいとお思いの奥さま方、参考にする際は十分ご注意ください。

 

渡辺いっけい(奥田雅俊役)コメント

大輔の父親・奥田雅俊役を演じます。『夫を社会的に抹殺する5つの方法』は、とても惹き込まれるストーリーです。きっと続きが気になって仕方ないドラマになることでしょう。ヒロインの馬場ふみかさん演じる茜の復讐の先に見えてくる世界を皆さんにより深く感じてもらうために、この役を慎重に…そして、楽しく演じたいと思っています。どうぞお楽しみに!

 

宮崎美子(奥田美千子役)コメント

タイトルにびっくりして、この仕事、受けていいものかどうか考えました。世の中の既婚男性にとって怖い話なのかなと。でも、抹殺したいくらい執着してるということは、それくらいの愛があるのかなとも思いました。また、役柄は厳しいお母さん役、あまりやったことのない役で、抹殺したいと思われるくらいの男性に育てたお母さんはどんな人なのか、興味も湧きました。どんな風に育てたらそうなるのかな?と。それを、見てる人にも納得してもらえるようにしたいし、あまり演じたことのない役柄なので、チャレンジしたいと思いました。お父さん役の渡辺いっけいさんと相談しながらやっていきたいと思います。

 

番組情報

ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法』
テレビ東京ほか
2023年1月10日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時30分~1時

出演:⾺場ふみか、野村周平、佐藤玲、岡本夏美、永瀬莉子、持田将史/森カンナ/渡辺いっけい、宮崎美子
原作:「夫を社会的に抹殺する5つの方法」アップクロス・三田たたみ/GIGATOON Studio(DMMブックス連載中)
脚本:上村奈帆、小坂志宝、服部紘二、倉地雄大(テレビ東京)
監督:上村奈帆、進藤丈広
プロデューサー:倉地雄大 (テレビ東京)、櫻田惇平(ホリプロ)
協力プロデューサー:たちばな やすひと
制作協力:ホリプロ
製作著作:テレビ東京
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/otosatsu/
公式Twitter:https://twitter.com/tx_otosatsu
公式Instagram:https://www.instagram.com/tx_otosatsu/

 

門脇麦、田中圭ら豪華キャストが集結した華やかなポスタービジュアルが解禁!『リバーサルオーケストラ』

『リバーサルオーケストラ』門脇麦、田中圭ほか ©日本テレビ

 

2023年1月11日(水)にスタートする門脇麦主演の新水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)のポスタービジュアルと第1話のあらすじが解禁された。

 

本作は、地味な市役所職員として働いている元天才ヴァイオリニストの主人公が、強引すぎる変人マエストロと共に地元のポンコツオーケストラを立て直す音楽エンターテインメントドラマ。

 

国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たし、“天才ヴァイオリン少女”の名を欲しいままにした谷岡初音(門脇)は10年前、とある理由で表舞台から突如、姿を消した。二度と舞台には立たないと心に決めた初音だが、強引すぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことに。しかし2人の前には、数々の障害と強敵が出現する。

 

このたび、主演の門脇と、田中の周りにポンコツ交響楽団“児玉交響楽団”の団員を演じる面々、さらに楽団を取り巻く豪華キャスト総勢15人が集結した、音楽があふれ聴こえてきそうな、華やかなポスタービジュアルが解禁。画面中央の「みんなの想いが、音があふれる!存続絶望オーケストラの大逆転劇!」というコピーの通り、各エピソードで登場人物それぞれの物語が描かれ、チームとしてポンコツが成長していくさまを想起させるポスターに仕上がっている。

 

ポスター解禁に併せて、番組公式HPも人物相関図などが公開され、バージョンアップ。さらに、番組公式TikTokも開設された。

 

第1話あらすじ

埼玉県のはずれにある、のどかな街・西さいたま市では音楽での地域活性化を図るべく、市長・常葉修介(生瀬勝久)の旗振りで、立派なシンフォニーホールを建設中。市役所の広報広聴課に勤務する谷岡初音(門脇麦)は、ホールの4月オープンを告知するポスター配布のため、公民館にやって来る。そこで行われていた地元のオーケストラ「児玉交響楽団」通称「玉響」の公演を覗いた初音は、驚がくの光景を目にする。

 

5年ぶりに帰国した人気ヴァイオリニスト・三島彰一郎(永山絢斗)がニュースで騒がれる中、初音は自宅のレッスン室で一人ヴァイオリンを奏でる。市役所にいるときとは別人のように楽しそうな表情。実は彼女は、「天才」の名をほしいままにしたヴァイオリニストだったのだ。しかし、とある理由で10年前に表舞台を去っていて…。

 

いっぽう、父・修介に強引に呼び戻され、ドイツから帰国したばかりのマエストロ・常葉朝陽(田中圭)は、玉響の練習場にいた。のんびりムードでやる気のない団員たちを厳しく叱責する朝陽。団員たちは、突如就任した悪魔のような指揮者に戦々恐々としている。玉響を見捨てようとする朝陽だが、初音の存在に気づき、彼女を「ポンコツ改造計画」に巻き込むことに。逃げる初音、追う朝陽。怒濤のスカウト攻撃がスタートする。

 

番組情報

『リバーサルオーケストラ』
日本テレビ系
2023年1月11日(水)スタート
毎週水曜 午後10時

<CAST>
門脇麦、田中圭、永山絢斗、瀧内公美、坂東龍汰、恒松祐里、前野朋哉、岡部たかし、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、濱田マリ、津田健次郎、平田満、原日出子、生瀬勝久 ほか

<STAFF>
脚本:清水友佳子
音楽:清塚信也、啼鵬
演出:猪股隆一、小室直子、鈴木勇馬
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/reveorche/
公式Twitter:@reveorche_ntv
公式Instagram:@reveorche_ntv
公式TikTok:@reveorche_ntv

 

©日本テレビ

桜田ひよりがZドラマ第4弾『沼る。港区女子高生』に主演!豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子、八木勇征が共演【コメントあり】

『沼る。港区女子高生』桜田ひより、豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子、八木勇征 ©日本テレビ

 

2023年2月25日(土)スタートのZドラマ第4弾『沼る。港区女子高生』(日本テレビ 午後2時30分~3時 ※関東ローカル)で桜田ひよりが主演を務めることが決定した。

 

Zドラマ第4弾となる今作も、勢いのある若手役者たちによる高校生のリアリティーを体現した物語を展開。“推し”“沼”など推し活をテーマに、推し活にはまる高校3年生の港区女子高生とクラスメートたちの卒業までの物語を描く。そして、八木勇征は前作の役名と同じく、完璧男子・園宮蓮として連続で出演。さらに、豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子の出演も決定した。

 

主人公の港区女子高生・倉石えな(桜田)は、生まれながらに色が普通の人の100倍見える色覚を持つギフテッドな女の子。故に、幼い頃から絵を描く才能に満ちあふれるいっぽう、異常なまでに絵を描くことに執着する子供だったが、ある出来事から絵を描くことを封印している。

 

しかし、完璧男子のタレント・園宮蓮(八木)に特別な色を感じ、再び絵を描き始める。それは、同級生の彼氏・高森悠真(豊田)にも秘密だった。えなの推し活のきっかけを作った斎藤麻里香(吉田)は仲間ができて喜ぶが…。そんな中、柚月琴奈(矢吹)は、ある秘密を知ってしまう。

 

桜田ひより(倉石えな役)コメント

桜田ひより

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

素直にうれしかったです。若い世代の俳優がドラマを作り上げているので、いろんな刺激をもらえるのではとワクワクしました。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

えなちゃんに1番に感情移入しました。読んでいるとイメージが膨らんでいって早くお芝居がしたくなりました。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

本当に思っていることは人になかなか言えないと言う点は似ているなと感じました。大きく異なる点は、やっぱり絵のうまさ…です。笑

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

初めましての方も、お久しぶりの方もいるので、緊張と不安とワクワクが混ざっています。まずはきちんと相手がどういう方なのか観察してからコミュニケーションを取れたらなと思います!

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

『ブルーロック』というアニメに沼っています。今では新しいエピソードが出るとすぐに見るようになりました!

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

中学校の卒業式は、すぐに校門を出て、家族とご飯を食べに行った記憶があります。笑笑

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

自分の「好き」なもの。
自分の「好き」なこと。
自分の「好き」な人。
自分の「好き」を相手に伝える。それをできる人って中々いないと思います。
でもこの作品で誰かの横に並んで、手を繋いで、せーので一歩目が出せるように、同世代の方の気持ちに寄り添いながら、作り上げていこうと思います。皆さんお楽しみに。

 

豊田裕大(高森悠真役)コメント

豊田裕大

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

改めて、Z世代の年齢を調べたんです! そうしたら、僕もZ世代だということが分かって、自分と近い年代の方々に届ける作品に携われるんだと思ってうれしかったです。共演者の方々も僕と同じ世代なので、一緒に作品を作り上げていくのが今から楽しみです。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

今作のテーマが、「好き」「推し」「沼る」「アート」などの世界観で、読みながら、頭の中で映像が色鮮やかに再生されました。SNSの使い方など今に寄り添った作品で親しみやすいと思いました。また役を通して高校生に戻れるのが、なんだか今からソワソワしています。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

好きなものや好きな人に対する一途さは自分と共通しています。ただ悠真は一途過ぎるが故に、本音を言えずに葛藤していて、素直になれていない部分があるように思います。僕は思っていることははっきり伝えるタイプなので、そこは異なる点だと思います。

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

僕は普段、自分の価値観に近い人たちと過ごすことが多いです。だから今回は、同世代の共演者の方々とご一緒して、自分にはない新しい価値観に触れられることが楽しみです。

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

うどんです。今まで麺類の中では、お蕎麦を食べることが多かったのですが、うどんのおいしさに最近気づいてからは、よく食べるようになりました! いつかうどんの聖地、香川県に行って讃岐うどんをたくさん食べたいです。

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

卒業式が近づくにつれ、もうこのメンバーで授業を受けたり、行事をすることがなくなってしまうと思うと寂しさが込み上げてきたのを覚えています。式中はあまりにも寂しくて泣いてしまいました。更に、高校進学で地元を離れる僕に、クラスのみんながビデオメッセージをくれたんです。とてもうれしくてそれが今でも印象に残っています。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

高森悠真を演じさせていただきます。豊田裕大です。Z世代の方々が共感しやすいキーワードが、今作にはたくさんあると思います。見てくださる方が、何か一つでも感じ、考えさせられるようなドラマにできたらと思っています。精いっぱい頑張りますのでぜひご覧ください!

 

吉田美月喜(斎藤麻里香役)コメント

吉田美月喜

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

学園ものの作品はいろいろな雰囲気のものがあると思いますが、今回Z世代に向けての新しい形のドラマに参加できてとてもうれしく思います。どのように撮影していくのか楽しみです。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

自分の「好き」をSNSなどさまざまな形で表現できる時代だからこその悩みや人間関係などが繊細に描かれているなと感じました。その中で等身大の学生達が今どのように生きていて感じているのかを考えながら演じていきたいと思います。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

今回演じる麻里香は明るくてクラスのムードメーカーで推し活に励んでいる女子高生です。
私とはかなり反対なキャラクターだからこそ自分にとって挑戦的な役で、今から演じるのが楽しみです。

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

同世代の方からはいつもいろいろな刺激を頂くので、現場でもたくさん話して勉強しながら撮影を楽しめたらなと思います。

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

サンリオキャラクターがすごく好きで、コロナ前はピューロランドの年パスなど持っていてよく1人でキャラクターに会いに行っていました。ただ、コロナなどでなかなか気軽に行くことができなくなってしまってからあまり行けていないのでまた行きたいなと思っています。

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

私の世代は高校の卒業式はコロナ禍での卒業式だったので、みんなで集まって卒業式ができず、いつの間にか卒業してしまっていた様な感覚で少し悲しかったです。今は徐々に対策などを整えながらみんなで卒業式ができていたりすると聞いたので、制限などはありながらも卒業式の思い出を楽しんでほしいなと思います。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

好きなことを全力で楽しんでいる学生たちの青春のきらめきはすごくまぶしくて大きなパワーを持っていると思います。
今の時代を生きる皆さんにも共感できる部分がたくさんあると思うので、楽しんでいただけるように撮影を頑張りたいと思います。

 

矢吹奈子(柚月琴奈役)コメント

矢吹奈子(HKT48)

 

◆ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

Zドラマの出演が決定して、とてもうれしかったです! 同世代の方々にエールを送ることができるドラマに携わることができて光栄ですし、今からワクワクしています!

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

自分の好きなものを正直に伝えたり、悩みを乗り越えて挑戦していくことの大切さを感じて、私も背中を押されている気持ちになりました。第1話を読み終わった時、「この後はどうなるの?!」と、次の展開も気になりました。琴奈が抱く悠真への想いや、努力ではどうにもならない壁との葛藤、琴奈の揺れ動く繊細な気持ちを、丁寧に表現することができればと思っています。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

私は小学6年生の卒業前に福岡へ引っ越したので、中学校に入学した時に、周りは友達がいるのに、私だけほぼ初対面だったので、その時は孤独な気持ちになった経験があります。そういう状況は、少し琴奈と共通しているかもしれません。

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

演技の経験が豊富な方ばかりなので、たくさん吸収させていただいて、成長できたらと思います。学生時代の青春も味わえる気がして、とても楽しみです!

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

ゲームとドラマ・映画鑑賞です。ゲームは、最近Nintendo Switchの「スプラトゥーン」と「ポケモン」に沼っています!いつも持ち歩いて、移動時間や空き時間に楽しんでいます! ドラマや映画は昔から好きで、よく見ていたのですが、最近はお芝居の勉強としてもいろんなジャンルの作品を見るようになりました!

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

小学6年生の時に転校をしたので、卒業式までに校歌を覚えることができるか少し不安な気持ちがありました。頑張って練習して、卒業式で完璧に歌うことができたので、「よかった~」と安心した記憶があります。
また、来年の春にHKT48から卒業をすることが決まっているので、これから卒業式を迎えるような気持ちで今はアイドル活動をしています。学校から卒業して、新しい道を歩み始める方々と同じ気持ちで演じることができれば思います。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

Z世代に向けたドラマということで、同世代にエールを送れる作品になるよう励みたいと思います!皆さん、ぜひ楽しみにしていてください!

 

八木勇征(園宮蓮役)コメント

八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)

 

◆前回に引き続きZドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?

こうしてまた出演させていただけることができてすごく光栄です! また園宮蓮を演じることができるとは思っていなかったので不思議なご縁を感じました。

 

◆脚本を読んだ感想を教えてください。

今回は東京の港区女子高生という“トレンド”を感じるテーマで今のニーズにとても沿っていると思いました。主人公の桜田ひよりさん演じる「えな」が持って生まれた特別な“ギフト”がこの物語の鍵になっています。前作で完璧男子として描かれつつも後半はその内面が少し垣間見えていた園宮蓮ですが、今回はその後のストーリーとして、えなと関わっていくにつれ蓮の人間性にもさらに見えてくると思います。

 

◆今回演じると役柄と、ご自身の共通点はありましたか?もしくは大きく異なる特徴はありましたか?

実は共通点はほぼないのですが、強いて言うなら見えない部分があるところだと思います。僕も全部が全部表向きに出せるタイプではないので共感できます。大きく異なるのは完璧男子ってところですね…笑

 

◆同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?

いろいろな方面でご活躍されている同世代の皆様と一緒にお芝居ができる事がすごくうれしいですし、何より楽しみです。
その現場でだからこそ生まれるものが必ずあると思いますし、それが僕にとって刺激になり貴重な経験になるので、クランクインできる日が今から待ち遠しいです!

 

◆ドラマのタイトルにちなんで、今、「沼」っているものや、それにまつわる印象的なエピソードを教えてください。

サウナですね! 徹底的にサウナの温度や水風呂の温度を下調べして、ここなら整えそうだなとか考えています笑。
あと個人的にはサウナ飯も大切です! たまに何も考えずフラっと入ってみたお店のご飯がすごく美味しくてハマることがあります。沼が深いし奥が深いなと感じます。

 

◆卒業シーズンのドラマですが、「卒業式」で印象的なエピソードはありますか。

印象的なのは、合唱でした。卒業式という自分の人生においての大切な学生生活の締めくくりの場で皆んなで練習して歌ったことが心に残っています。歌っている時はこれで卒業なんだな、と不思議な気持ちでした。別れの悲しい気持ちもあったり、楽しかった思い出も蘇ったり、これから進む自分の道への期待もあったり、いろいろな感情が入り混じった中で歌っていましたね。

 

◆視聴者に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?

前回に引き続き園宮蓮を演じさせていただきます! 今回のストーリーもまさに沼にハマってしまうくらい面白い作品になるなと確信しています。ぜひ皆さん楽しみにしていてください! TVerなどで配信もあるので何回も観て沼にハマってください。

 

番組情報

『沼る。港区女子高生』
日本テレビ ※関東ローカル
2023年2月25日(土)午後2時30分~3時

出演:桜田ひより、豊田裕大、吉田美月喜、矢吹奈子(HKT48)、八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)ほか

企画・プロデューサー:鈴木努
プロデューサー:戸谷志帆梨
制作プロダクション:AX-ON
制作協力:UUUM
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/numarujk/
公式Twitter:https://twitter.com/z_drama_ntv
公式Instagram:https://www.instagram.com/z_drama_ntv/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@z_drama_ntv
公式LINE:https://lin.ee/6F7fW9A

江川清音「サポーターさんと気象解説員の皆さんの架け橋になっていきたいという気持ちは、ずっと変わらず持ち続けている思いです」ウェザーニュースキャスター連載・第10回

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は93万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第10回に登場していただくのは江川清音キャスター。厚い信頼で後輩から慕われている“さーやん”さんに、これまでの思い出を振り返っていただきながら、大好きなお天気のこと、そして番組を応援してくれるサポーターの皆さんへの思いをたっぷりとうかがいました。

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

第10回・江川清音キャスター

江川清音●えがわ・さやね…1989年12月3日生まれ。北海道出身。O型。ウェザーニューズ「おは天」の10期生として、2008年よりキャスターに就任。その後、番組の変遷とともに「SOLiVE24」、「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味・特技はダンス、フラワーアレンジメント、クレイデコレーション、カルトナージュ、カリグラフィー、ヨガなど。TwitterInstagram

 

【江川清音さん撮り下ろし写真】

キャスターはサポーターさんたちの代表だと思っています

──前回の山口剛央解説員、白井ゆかりキャスターによる特別対談を経ての江川清音キャスターのご登場になります。最初に江川さんから見たお2人の魅力についてお聞かせいただけますか?

 

江川 山口さんとはお酒友達なんです(笑)。と言っても、一緒に飲んだことほとんどなく、よくお酒の話をするので、勝手にそんな印象を持っているというだけなんですけどね。山口さんは、ひと言でいえば貫いている方ですね。気象に関する知識やデータが豊富で、過去に起きた災害のお話など、何を聞いても瞬時に答えが返ってくる。ですから、本番中にいきなりブリーフィングの時に出なかったような質問も話題にできるんです。本当に、“この世界にいてくださって、ありがとうございます!”という思いでいっぱいです。ゆかりんは年下のお姉ちゃんかな(笑)。常に細かい気配りができる方で、それでいて、とにかく優しい。ちょっとしたことでも心配して連絡をくれたりするんです。番組担当のシフトを急遽変更しなければいけなくなった時でも嫌な顔ひとつせず、「全然問題ないですよ!」って言ってくれて。いつも助けてもらっていますね。

 

──江川さんは朝からお昼にかけての時間帯を担当されることが多く、反対に白井キャスターは夕方から夜が多いので、白井さんとはなかなか社内でも会える機会がなさそうですね。

 

江川 そうなんです。でも、たまに衣装室で一緒になることがあって。そんな時はホッとします。私が普段から頼りないというのもあるのですが(苦笑)、長年一緒にやっているので、ゆかりんの顔を見るだけで安心できるんです。私にとってまさに癒やしです。ただ、社内で会っても、お互い準備などでバタバタしているので、お話ができたとしても本当に数分で。それがいつもすごく残念ですね。

 

──番組自体は3時間の生放送ですが、そこまでの準備にもたくさんの時間をかけているということを、以前白井キャスターもおっしゃっていました。

 

江川 私の場合は特に長くて、ほかのキャスターと比べて1時間ぐらい早く準備に取りかかるようにしているんです。そうしないと間に合わなくて……。本番でアドリブのようにポンポンと言葉が出てくるタイプではないので、番組で話す内容を頭に入れておいたり、何を話すかを事前に用意しておいたりしないと本当にダメなんです。

 

──ご自身の頭の中で原稿内容を咀嚼する時間が必要ということですか?

 

江川 咀嚼というより、私は実際に口に出して確認をしています。番組の原稿って自分で書くんですが、“ここをしっかり届けたい!”というポイントがあるので、話す時の抑揚も考えながら何度も音読するんです。学生時代、弁論部に所属していたので、特にそうしたことを意識しているのかもしれないですね。それに、時間をかけて書いた原稿でも、いざ口に出して読んでみたら、“あれ!? これは何が言いたいんだろう?”と、まとまりのない文章になっていたりすることもありまして。そうした確認も含めて必ず時間をかけて音読をするようにしていますね。ただ、担当する時間が「モーニング」(午前5:00〜8:00)や「サンシャイン」(午前8:00〜11:00)だと家を出るのが深夜ですし、お迎えに来ていただく時間も決まっていますので、そうした時は前日に家でいろいろと調べておいたりもします。

 

──具体的にはどのような準備をされるんでしょう?

 

江川 前日にすることは、それまでの天気の流れを復習し、週間の天気予報も刻々と変わっていくので、最新のものをチェックしたり。あとは自然季節の確認ですね。七十二候や二十四節気が当てはまっているかなどをチェックします。それに番組内ではフリートークの時間もありますから、《今日は何の日?》を調べたり。……やることは結構多いです(笑)。

 

──江川さんの番組ではおなじみの「いきなりクイズ」を考えたりも?

 

江川 それもありますね(笑)。3時間ってやはり長いですから、いろいろと仕込まないといけなくて(笑)。

 

──おっしゃるように3時間の生放送はかなりの長丁場だと思いますが、普段は30分のブロックを6回に分けてこなしていくという感覚なのでしょうか?

 

江川 私は日によります。晴れた穏やかな日だと、30分ごとのインターバルでひと息つけることもありますが、天候が荒れていたり、地震などのイレギュラーなことが起こっていたりする時は、3時間ずっと緊張感が続いていきますから。それに、インターバル中でも視聴者さんからのチャットコメントを拾っていることがあるので、やはりあまり休んでいる時間はないかもしれないです。皆さんからのコメントの中に天気にまつわる質問を見つけると、“こういうことを知りたいんだな。それなら解説員の方への質問の中に差し込んでみよう”とその場その場で考えたりします。

 

──そうやってリアルタイムで視聴者の疑問や声を拾い、すぐに番組内で答えを届けていくというのは、「ウェザーニュースLiVE」の強みの一つだなと感じます。

 

江川 やはり双方向の番組ですからね。私がウェザーニューズに入った当初は前身の「SOLiVE24」という番組で、キャスターはサポーターの代表という立ち位置だったんです。それは今も変わらないと私は思っていて。そうした意識を持ちながら、サポーターさんが疑問に感じていることなどを予報センターの解説員の皆さんに質問して聞いていく架け橋だと思っています。また、その上でスタッフさんの存在というのがすごく重要なんです。スタッフさん方に光が当たる機会ってあまりないのですが、本当にいい方ばかりで、私、大好きで。日々の番組構成だけでなく、“このキャスターだと、きっとこのリポートを盛り上げてくれそうだな”ということをすごく考えてくださっているんです。私たちもそうしたスタッフさんたちの思いを汲み取って、サポーターさんたちのリポートに対してコメントをしていく。そうした関係性が本当に素敵だなと思うんです。

 

──キャスターさんとスタッフさんとのあうんの呼吸で番組が成り立っているのは、いつも放送を拝見しながら強く感じています。

 

江川 そのためにも、私は普段から、スタッフさんとの交流をすごく大事にしているんです。時間があれば、たくさんお話をするようにしていて。そうしたちょっとした会話の中から、お互いがどんな番組にしていきたいかといった方向性を感じ取れることもありますから。

 

一番つらかったのは「SOLiVE音頭」。私、歌NGなんです(苦笑)

──先ほど「SOLiVE24」の話題が出ましたが、江川さんはさらにその前身である「おは天」(携帯電話用の気象情報動画配信サービス)からキャスターをされています。

 

江川 はい。ですから、ウェザーニューズに入って14年目になるんです。18歳の時に受けたオーディションで合格をいただき、「華麗なる18歳」というキャッチコピーをつけていただいたんですよね(笑)。同期にあいりん(山岸愛梨キャスター)がいるんですが、私は途中で大学に戻ったりして、数年ほどキャスターをしていない時期があったんです。ですので、実際のキャリアはあいりんのほうが上になりますね。

 

──「おは天」や「SOLiVE24」の頃から番組の内容も随分と変わってきたと思いますが、キャスターとして求められていることにも変化を感じますか?

 

江川 気象に関してより詳しくなっていかなければいけないなと実感しています。“こんなことも知らないの?”と思われてはいけないキャリアになってきていますし。以前はもっと自由奔放でした(笑)。ぶっつけ本番で、“好きなようにやっていいよ”という空気もありましたから。でも今は、番組の構成もお天気の情報に重きを置く内容になってきましたし、視聴者数もどんどん増えてきましたので、より正確に、かつ、見る人にとって誤解のない番組作りを意識するようになりましたね。そうはいっても、まだまだ失敗だらけで、落ち込むことばかりなんですけどね。

 

──江川さんでも失敗をされることがあるんですか?

 

江川 たくさんありますよ。放送後に視聴者さんから言葉の使い方でご指摘をいただいて、“そうだよなぁ……ごめんなさい”って、すごく落ち込んだり。番組中は失敗したと思ってもなるべく笑顔を届けるようにしていますが、私はちょっとしたミスでもずっと引きずってしまうんです。それもあって、事前の準備を入念にしているんです。

 

──そうなんですね。ちなみに、思わず笑っちゃうような失敗談などもありますか?

 

江川 それもたくさんありますよ。番組が終わった後に、衣装が前後ろ逆だったことに気づいたことがありました(笑)。幸いなことに分かりにくいデザインでしたので、きっと誰にもバレていないと思います。番組が終わって着替える時に、“あれ? どうしてここにタグが!?”って(笑)。あとは……間違いなくバレているものでいえば、笑いすぎて椅子から転げ落ちたりもしましたね(笑)。MAXコーヒーを吹き出したこともありましたし。それはCスタジオ時代の話なんですが、染みになってしばらく残っていて。それを見るたびに、“これ、私のコーヒーの跡だ……”とへこんでました。今はもうきれいになっていますけどね。

 

──では、この振り返りの流れで、「SOLiVE24」時代のものでも結構ですので、もう一度やってみたい企画などはありますか?

 

江川 ソラヨミ企画をやりたいですね。予報センターの森田清輝さんや丹羽祐久さんと一緒に空の読み方を学ぶという企画があったんです。天気に詳しくなりますし、空についてたくさん知ることができるので、視聴者さんがどんどん増えている今、そうした企画を望んでいる方も多いのではないかと思うんです。

 

──確かにすごく興味があります。

 

江川 あとは公開番組も久々にやってみたいですね。以前は2週間に一度、公開番組をしたり、「そら博」といったイベントも開催したりして、視聴者さんと直接コミュニケーションを取れる機会が多かったんです。皆さんの顔を知れることで関係性も深まっていくので、ぜひまたやりたいです。もちろん、イベントは楽しいことばかりではなく、なかにはつらいこともありましたけどね。

 

──そのつらかった思い出をうかがってもいいですか?

 

江川 一番つらかったのは「SOLiVE音頭」です(笑)。あれは泣きました。「本当に歌だけはやめてください!」って号泣しながらお願いをして。

 

──歌が苦手なんですか?

 

江川 私、歌NGキャスターなんです(笑)。その結果、学生時代にダンスをしていたこともあって踊り担当になったんですが、振付も任されたんですね。しかも、踊り担当が3人だったので残り2人のキャスターさんに振付を教えようとしたところ、私が自分で歌いながら動きを見せなきゃいけないことに気づいて(笑)。まさしく地獄の時間でした。あれがあったので、おかげで怖いもの知らずになりましたけどね(笑)。先ほど言っていただいた「いきなりクイズ」もそうです。あの時に培った度胸の賜物です(笑)。

 

──「いきなりクイズ」はどういった経緯で生まれたものなのでしょう?

 

江川 あれは多くの視聴者さんに番組に参加してもらえたらいいなと思って始めたものでした。サポーターさんの中にはチャットでコメントを書いてくださったり、リポートを送ってくださったりと、いろんな形で参加してくださっている方もいますが、それはきっと一部の方で、多くがじっと番組を見てくださっているだけと思うんです。そうした方々にも、“ん? なんだ今のは?”と思ってもらったり、ほんの数分でも前のめりな感じになって番組に参加してもらえたらなと思い、ジェスチャークイズのようなものを始めてみたんです。そうすることで、番組を飽きることなく楽しんでいただけるかなという思いもあって。ただ、「よく分からない」とか「難しすぎる」という意見が多いです(笑)。

 

──確かに難易度が高めですよね(笑)。

 

江川 そうみたいですね。私は結構簡単にしているつもりなんですけれど。きっと、私の演技力や表現力の問題なんでしょうね(笑)。ただ、思いがけないような答えがコメントで飛び交っていたりして、それもまた楽しくて。いつかは全員が正解するのを目標に日々頑張っています(笑)。

 

──その日が訪れるのを楽しみにしています。でも、そうした「いきなりクイズ」のようなバラエティ色のある企画と詳しい天気情報がバランス良く成り立っているのも「ウェザーニュースLiVE」のいいところですよね。

 

江川 はい。だからこそ、視聴者さんも安心して楽しんでいらっしゃるのかもしれないですね。それに、視聴者さんたちと一緒に番組を作っているというのも本当に素敵だなと思っていて。「10分天気予報マップ」がすべてを物語っていると思うんです。皆さんから送られてくる全国各地のお天気リポートを瞬時に見ることができる。これって本当にすごいことで。ちょっとした地域の差での雨量の違いが分かりますし、私たちにとってもこれからどんな危険が発生するかを予測する材料にもなる。状況に応じて、声のトーンを変えて注意喚起もできますし、まさしく皆さんとともに「ウェザーニュースLiVE」はあるんだなと感じています。

 

同期のあいりんはキャスターみんなの大黒柱。というより、裏のドンですね(笑)

──天気にまつわるお話もうかがいたいのですが、江川さんが一番テンションの上がる天気や時間帯はいつですか?

 

江川 朝日が昇る瞬間と朝焼けですね。ものすっごく気分が上がります! 特に今ぐらいの冬の時期だと、「モーニング」の番組中に朝焼けのグラデーションが見られますし、あの美しさを視聴者さんと共有できる時間が大好きなんです。逆に、これは視聴者さんにもバレていると思いますが、朝の幕張のお天気カメラに曇り空が映っているとドヨーンとした気持ちになりますね(笑)。それこそ、雨雲のまねをしているんじゃないかと思うぐらい気分が沈みます(笑)。

 

──では、好きなウェザーニュースアプリの機能は?

 

江川 雨雲レーダーは言わずもがなですが、皆さんから送られてきたウェザーリポートが見られるページが好きです。晴れの日のリポートに限らず、雨の日でも皆さんからの報告を見て、“みんな空を眺めているんだなぁ”って思う時間が一番ホッとするんです。それに、全国にいるサポーターさんの存在を普段から身近に感じていると、災害などが起きた時に、“この地域に住んでいる方もいらっしゃったな”、“大丈夫かな”と考えられるようになりますし。そうした気持ちがあることで伝え方の意識も変わっていくと思いますので、皆さんからのリポートは時間がある限り見るようにしています。

 

──皆さんからのリポートがアプリの開発や番組の構成に反映されていることも多そうです。

 

江川 それはすごくありますね。例えばゲリラ雷雨が発生して、その近くにいたサポーターさんから動画が送られてくると、番組内でもより詳しい気象解説ができますから。特に解説員の内藤邦裕さんは局地予報がお得意な方ですので、ゲリラ雷雨に関する情報を幅広く、かつ分かりやすい言葉で解説してくださるんです。また、雨が収まってきたり、状況が落ち着いてくると、今度は時間をかけて丁寧に気象のメカニズムやゲリラ雷雨の対策についても教えてくださったりして。なかには少し難しいかなと思える内容もあるのですが、それが逆に視聴者にとって刺激になりますし、そうやってみんなで意識を高めていけたらいいなとも思っているんです。もちろん、そのためには私たちキャスターも、いろんな切り口で解説員の皆さんからさまざまな情報を引き出せるようにならないといけないんですけどね。

 

──では、江川さんから見て、今のキャスターはどんなチームになっていると感じますか?

 

江川 十人十色でそれぞれのいいところがすごく出ているように思います。得意分野もみんな違いますし、そうした中で、天気という軸があり、会社のキャッチコピーにもあるように「Always WITH you!」という思いで一緒に空を眺める仲間として支え合っている。新しく入ってくるキャスターもそこを理解している子たちばかりですので、すごくまとまりのあるチームになっているなと思います。

 

──個性豊かなキャスターがいらっしゃいますが、そうした中で江川さんの強みはなんだと思いますか?

 

江川 “誰にも負けないぞ!”と思うのは体力とフットワークの軽さですね。今はもうなくなりましたが、以前は3時間の生放送を1日2回担当していたこともありましたから。しかも、それを週に3回くらい(笑)。頼まれたら「やります!」って引き受けちゃうんですよね。でも、そのおかげで自分のスキルも広がり、いろんなことができるようになっていきましたので、すごくプラスになっているなと感じています。

──また、後輩もどんどんと増えてきましたが、江川さんが後輩に声をかける際はどんなことを意識されているのでしょう?

 

江川 私はあまり後輩という感覚を持たないようにしていて、みんな友達だと思っているんです。それだけに、ちょっと頼りない先輩だなと思われているかもしれませんが(笑)。それと普段の会話の中で、“なにか悩んでいるのかな?”と感じたりすると、話を聞いてみたり、あとでメールを入れるようなこともありますが、でもどちらかというと待つタイプですね。相談に来てくれると親身になって一緒に考える感じです。

 

──それはあえて待つんですか?

 

江川 そうですね。もしかしたら、自分の力でなんとか消化しようとしていたり、殻を破ろうとしている時間かもしれないので、そこは邪魔をしたくなくて。逆に相談ごとがあれば、なんでも聞いてほしいです。私は結婚をしていて子どももいるので、なかなか食事などに誘いにくいかもしれませんが、そこは気にせず、声をかけてほしいですね。

 

──江川さんはご出産後に再びキャスターに復帰されましたが、以前と比べてご自身の中で変化を感じることはありますか?

 

江川 やっぱり私って天気とこの仕事が好きなんだなと改めて思いました。育児に幸せを感じながらも、早くサポーターの皆さんと天気を眺めて共感したいと思っていましたから。それもあって、一年も経たないうちに戻ってきたんです。また、天気の見方も以前と比べて変わりました。家事が多くなったことでアプリの洗濯天気予報の素晴らしさを改めて痛感しましたし(笑)、子どもが風邪をひかないようにと気温の変化にも敏感になりました。そうしたことは番組内で視聴者さんに天気の情報をお伝えする際にもとても役立っているなと思います。

 

──また、同期である山岸キャスターについてもお聞きしたいのですが、江川さんにとってはどのような存在でしょう?

 

江川 私に限らず、すべてのキャスターが憧れる女性だと思います。真面目な性格なのは昔から同じなのですが、最近はプロデューサー的なところもあり、番組の企画などで悩んだりすると、いろんなアドバイスをくれるんです。いわば、キャスターみんなの大黒柱。いや、というより裏のドンですね(笑)。あいりんがいて、みんながいるという感じです。

 

──出会った時のことは覚えていますか?

 

江川 私が18歳で、確かあいりんは二十歳ぐらいだったと思います。“世の中にはこんなきれいな子がいるんだ!”と衝撃を受けました。まさにアイドル! という感じで、今も私の中ではアイドルです。一緒にいると話が止まらなくなり、たまにクロストークで一緒になると、あまり長引かないように努力するんですが、それでもつい話し込んでしまったりして(笑)。私にとってはなくてはならない存在で、私がここまでキャスターを続けてこられたのはあいりんのおかげだと思っていますし、同期とはいえ、支え合っているというより、ずっと支えられていますね。

 

──そういえば、小林李衣奈キャスターをインタビューさせていただいた際、山岸さんと江川さんの番組内での話し方をいつも参考にしているとお話しされていました。

 

江川 本当ですか!? そういうふうに見られていると思うとドキドキしちゃいますね。もう変なこと言えないです(笑)。番組プロデューサーからは「さーやんは好き勝手にやっていいよ」と言われているのですが、羽目を外しすぎないように気をつけます(笑)。

 

──(笑)。では、ほかのキャスターについて最近変化を感じたことや、改めて知った意外な一面などがありましたら教えてください。

 

江川 ゆっきー(内田侑希キャスター)がめちゃめちゃかわいい!(笑) いや、もちろんものすごくかわいいのは以前から知っていました。ただ、これまでそんなに交流する機会がなかったんですね。それが、先日のカレンダー撮影で同じ日になって。そこでたくさんお話をしたんですが、勝手に私が抱いていたクールビューティーなイメージが一気に覆りました。話す内容も、しゃべっている時の楽しそうな表情も、もう全部がかわいくて、ずーっとおしゃべりをしていたくなるんです。それに、いつも笑顔で楽しそうに番組をされているのに、“本当はもっとこうしていきたいんです……”といった悩みも抱えていて、番組をよりよくするためにどうすればいいかを真剣に考えている。そうした真面目さもまた素敵なんですよね。

 

──クロストークで一緒にバンジージャンプに行こうという話をされていましたね。

 

江川 よくご存知で(笑)。そうなんです。どうせならカメラを回そうかとも話していたんですが、きっと2人ともバンジージャンプを楽しむだけで、飛ぶ前に怖がったりキャーキャー叫ぶこともないだろうから、つまらない映像になりそうだねという話もしていて(笑)。そういえば、ゆっきーから、「さーやんさんとは似ているところが多いと思います」と言ってもらえたんです。確かにそうかもと思って。社交ダンスにも興味を持っていたので、これからますます仲を深めていきたいですね。

 

天気に関する知識を今以上に身につけて、いつか予報センターでも働いてみたい

──もう一つ、江川さんにどうしても聞いてみたかったことがありまして。番組内の発言でときどき登場する“Bスタ裏”の存在についてなんですが。

 

江川 ふふふふふ。やはり来ましたね、Bスタ裏。気になりますよね(笑)。「Bスタジオ」は以前使っていたスタジオなんです。それがいつからか、説教部屋のようなイメージを持つ場所になってしまって。誰かがミスをしたという垂れ込み情報がサポーターさんを通じて私の元に届くと、私が「これはBスタ裏に呼び出しですね」と言うようになっていったんですよね。それで、気づいたら私はBスタ裏の主みたいな思われ方をされるようになっていました(笑)。

 

──「Bスタ裏」の言葉が広まるきっかけになったのは何だったんですか?

 

江川 決め手になったのは、たぶん山口(剛央)さんの言葉なんです(笑)。

 

──どういうことでしょう?

 

江川 山口さんが何かの拍子で、「江川さんにBスタ裏に連れて行かれないように頑張ります」というようなことを番組の中で発言されていて。それがきっかけで一気に定着したような気がします。ほんと、Bスタ裏に何はあるんだって思いますよね(笑)。

 

──頭の中では完全に学校の体育館裏みたいな場所をイメージしています(笑)。

 

江川 「ちょっと後で顔出して」って? そうですよね。でも、あまり言い過ぎると、本当にBスタ裏で説教をしていると思われそうなので、ほどほどにしておきます(笑)。

 

──(笑)。とはいえ、そうした番組での楽しいやりとりからも、キャスターさん、スタッフさん、解説員の皆さんとの仲の良さが伝わってきます。山口さんは「おつきみピッピ」(ポケモンとのコラボ企画)の指振りの動きで、見事江川さんが陥落させていましたし。

 

江川 番組内で一緒に動きをやってくださいましたね。ほかのキャスターがお願いをしてもずっと拒んでいたそうですが、私の時についに折れてくれて(笑)。同じく解説員の喜田(勝)さんもよく「江川さんが圧をかけてくる」とおっしゃるんですが、私に言わせると、お2人とも何となくムチャブリをされるのを期待しているかのような視線を送ってくることがあるんです。勘違いかもしれませんが、長い付き合いなだけに少なくとも私にはそう見える時があるので、それなら期待に応えましょうと(笑)。

──確かに、この夏復活した「さやサンシャイン体操」も喜田さんは楽しそうにやっていましたね。

 

江川 「サンシャイン体操」は以前、季節ごとにやっていたんですよね。夏に久々にやってからというもの、喜田さんが会うたびに、「もうやらないの?」と聞いてくるので、もしかして皆さんやりたがっているのかなと思って(笑)。喜田さんも山口さんも関西の血が流れているからか、人を喜ばせることがお好きなんです。ですので、これからも怒られない程度に皆さんのユニークな一面を引き出していきたいですね。

 

──また、江川さんといえば、フリートークなどでお酒の話をしてくれるのを期待している視聴者さんも多いと思います。

 

江川 私が番組を担当している時間はお酒に関するリポートが増えるとよく言われます(笑)。言われてみれば、事あるごとにお酒の話題を出していますよね。決して、強いわけではないんです。嗜む程度なので、きっと皆さんと同じぐらいで。でも、お酒の話をするのは楽しいので、朝の時間帯では難しいかもしれませんが、休日のお昼前後あたりにお酒のコーナーとかもいつか企画でやってみたいですね。お米やお酒の味は地方によって違いますし、そこには気象も大きく関わってくると思いますので、そういったことを調べてみるのも面白いかもしれないなと思っています。

 

──同じお酒好きだと、戸北美月キャスターという心強い仲間もいますしね。

 

江川 美月ちゃんともよく、「一緒に酒蔵巡りをしたいね」という話をしているんです。私以上に専門的なことに詳しいですから。ほんと、ぜひ美月ちゃんとは企画をやってみたいです。

 

──江川さんはお酒を飲むとどんな感じになるんでしょう?

 

江川 質問攻めとまではいかないまでも、いろいろと相手のことを聞いちゃいますね。普段は自分のことを話すよりも、周りの会話を聞いているのが大好きなんです。でも、お酒を飲むと自分から話しやすくなるので、ここぞとばかりに質問を(笑)。きっとほかのキャスターについて私の知らない一面がたくさんあると思うので、いつかみんなと飲んで一人ひとりのことを知り尽くしてみたいです(笑)。

 

──その時は、ぜひこぼれ話を番組でもしてください! では、最後にこれからの目標を教えていただけますでしょうか。

 

江川 やはりキャスターである以上、もっともっと円滑に番組を進められるようになりたいという思いを常に持っています。また、天気にも詳しくなって、最初にお話ししたようにサポーターの皆さんが求めるものを伝えられる架け橋のような存在になっていきたいですね。以前と比べて「ウェザーニュースLiVE」はいろんなところで注目を集めるようになり、それにともなって求められるものも増えてきていると思うんです。ですから、新しく番組をご覧になる方やこれまで応援してくださっていた視聴者さんがより楽しめるように、解説員の皆さんから気象に関するさまざまな話題を引き出せるようになりたいと思っています。それと、これは夢でもあるんですが、いつか予報センターの中でも働きたくて。自分に気象予報士さんのような専門的なものを極められるほどの力があるかどうかは分かりませんが、“これは江川に聞いてみよう”と思ってもらえるぐらいの知識を持てるように頑張っていきたいですね。

 

──ありがとうございます。また、次回は特別対談の第2弾として江川キャスターと川畑 玲キャスターにご登場いただきます。予告編として、江川さんから見た川畑キャスターの魅力を教えていただけますか?

 

江川 川畑さんはもともと予報センターの解説員として番組に出演されていたのですが、2022年の4月からキャスターとしてもご登場いただくようになりました。皆さんからすぐに“ばた様”と呼ばれるようになるなど、いつも朗らかな雰囲気をお持ちで、また趣味のガーデニングのお話といった生活に密着した話題も人気ですので、視聴者さんにとってもすごく身近な存在なのではないかと思います。これまでの経歴やキャスターになった経緯などもたくさんお聞きしましたので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

《江川キャスターに17の質問!》

Q01.ご自身ではどんな性格だと思いますか?

江川 番組でご覧いただいてるそのまんまだと思います。ただ、“番組の中でこう言っておけばよかった……”といった後悔することがあると、裏でものすごく沈みます(笑)。そこから“これを次に活かそう”と切り替えられるのも結構時間がかかりますね。一度切り替えたらもう大丈夫なんですが。

 

Q02.“パブリックイメージとはここが違う”というところはありますか?

江川 ないです! 3時間もの生放送で本性を隠し通すことなんてできないので、すべてをさらけ出しています(笑)。ただ、自分ではよく分からないんですが、たまに天然だと言われるんですよね。私って天然なんですかね?(笑) 思い当たる節があるとすれば、あいりんと外で待ち合わせをすると、「さーやんとは最初の待ち合わせ場所では会えたためしがない」とよく言われます(笑)。ほぼ、私が間違えていて。そういう意味では、おっちょこちょいなところがあるのかも。自分では自覚がないんですけどね。……あ、だから天然なのか(笑)。

 

Q03.番組などで緊張しないコツは?

江川 適度な緊張は大事だと思うんです。ただ、私の場合は緊張すると噛んでしまうクセがあるので、本番前に声を出すということをしています。それこそ、今はフリースペースのようになっているBスタ裏で発声をして(笑)、喉を温めながらちょっとずつエンジンをかけていっていますね。あとは最後に大きく深呼吸。これも大事ですね。

 

Q04.天気にまつわる好きな言葉を教えてください。

江川 雨過天晴(うかてんせい)。“悪いことも、いずれよくなる”という意味です。つらいことや悩みって誰しもあると思うのですが、それが転じていい方向に向かうこともある。努力は報われると思いますし、こうした前向きな言葉が大好きですね。

 

Q05.もしキャスターになっていなかったら、どんな仕事をしていたと思いますか?

江川 フランスでお花屋さんをしていたと思います。大学生の時はフランス語を学びたくて、留学の試験にも合格していたんです。でも、同じタイミングで競技ダンスの大会があり、どちらかを選ばなきゃいけなくなって。母からは「絶対に留学を取りなさい」と言われていたのですが、試験に落ちたとうそをついて、ダンスを選びました。実はこれ、いまだに母に言っていないことなんですけどね(苦笑)。当時、ダンス部でいくつかの役職を任されていて、自分がいなくなると指導する人もいなくなり、どうしても自分にはやめることができなかったんです。でも、そのことで全国優勝もできたので、後悔はしていないですね。一方で、大学では国際関係の勉強をしていましたし、もし留学していたらフランスで仕事をしていたかも……と思うので、きっと今とは違う人生を送っていたでしょうね。お花屋さんは、単純にお花が好きだからです(笑)。

 

Q06.では、競技ダンスの一番の魅力とは?

江川 競技ダンスっていわゆる社交ダンスなのですが、男女2人のペアで作る最大の芸術だと思っています。クラシックバレエも習っていたので一人のダンスの大変さを経験していましたが、それが2人になるとさらに難しくて。お互いが動ける範囲を理解し合い、一番美しく見える瞬間を動きながら作っていく。大変ではありますが、あれに勝る興奮はないです。始めたきっかけは、ウッチャンナンチャンさんの番組で杉本彩さんが踊っているのを見て、「かっこいい! 私もやりたい!!」と思ったことでした。それで、大学に入ったら絶対にやろうと決めていたんです。

 

Q07.ウェザーニュース・ダンス・クラブを作る予定は?

江川 いいですね! ぜひ作ってみたいです!!  ゆかりんやりえなちゃんなど、ダンス経験者がたくさんいますもんね。以前の番組では米米CLUBさんの名前をもじって「ごめんごめんクラブ」というダンスチームを作ったことがあったんです。あれが私の中でのピークだったかもしれない(笑)。今だと天気に関連した企画じゃないと難しいかもしれないので、みんなで冬型の気圧配置をコンテンポラリーダンスで表現してみるというのはどうでしょう?(笑) 私が振付を担当すると「いきなりクイズ」みたいな難易度の高いものになってしまいそうですし、振付はみんなで考えます(笑)。

 

Q08.夜の番組担当チームはいろんなパーティー企画を配信していますが、もし朝チームでパーティーをするなら?

江川 あ〜、これもやってみたいですね。みんなでホットケーキやホットサンドを作ってみたり。ベビーカステラとかもいいですね。その中に1個だけカラシを入れておきます(笑)。もしくは朝の担当が終わった頃にみんなで集まって、夜の一品として付け加えられそうな簡単なおかずを考えてみたり。うん、楽しそう! ちょっとプロデューサーに提案してみます!

 

Q09.バイク好きとのことですが、思い出のバイクは?

江川 自分で買って乗っていたのは原付きだけなんです。アメリカンとかにも憧れていましたが、買っちゃうとあとに引けなくなってしまいそうだったので、いつも借りて乗っていましたね。父がバイク好きで、一緒にツーリングに行きたくて、私も中型の免許を取ったんです。今でも覚えているのが、小樽までお寿司を食べに行ったこと。その帰り道に虹がかかっていたんですよね。いい思い出です。バイクに乗って風を切る気持ちよさはほかにないものですし、ツーリングは天気とも密接に関わってくるので、また機会があれば乗りたいなと思います。

 

Q10.今のお酒のあては?

江川 ベビーチーズに韓国のりを巻いて、昆布しょうゆに付けて食べる。これ、昆布しょうゆというのがポイントなんです。特に北海道の「はぼまい昆布しょうゆ」がおすすめです。私も取り寄せるぐらい大好きです。あとはホタルイカの素干しかな。

 

Q11.お酒の席での豪快エピソードを1つ!

江川 書ける範囲でのエピソードじゃないとまずいですよね?(笑) そうですね……学生時代の飲み会では、私の前に乾杯を待つ行列ができるということがありました。みんなが一人ひとり、「お疲れ様です!」って声をかけにくるんです。ビール連盟の女子ビ長(ビール長)をやっていたからなんですけどね。

 

Q12.ズバリ、北海道といえば?

江川 お刺し身! イカの踊り食いやめふん(鮭の背わたを塩で漬け込んだ珍味)など、どこの居酒屋さんに入っても魚介類がおいしいですね。……あ、食べ物の話に特化しちゃいましたけど、別に大丈夫ですよね?(笑) 大学が京都で、それからはずっと北海道を離れていたので、帰るたびに「やっぱり北海道っていいなぁ」と地元の良さを再認識します。

 

Q13.最近、自分へのご褒美でしたことは?

江川 自分が生まれた年に出来たワインを買いました。思ったよりもまろやかな味わいでした。ちょっと値段はお高めでしたけど、こうしたご褒美があるから頑張れるんだと思って、思い切って買っちゃいました。

 

Q14.2022年にやり残したことは?

江川 これは毎年話してることなんですが、スカイダイビングをしたいんです。それと気球にも乗りたい。以前、静岡まで弾丸で気球を乗りに行ったことがあるんですが、その時は風が強くて飛ばなくて。ただの日帰り旅行になってしまったという苦い思い出があります(笑)。ですから、いっそのこと気球に詳しい解説員の内藤さんと番組で企画を考えようかなと思っているぐらいです。2023年は空に関する企画をたくさん考えて、どんどん実行に移していきたいですね。

 

Q15.では、新たに趣味にしたいことは?

江川 今でも十分、趣味が多いほうだと思うのですが、裁縫をもっと極めたいです。自分の服を作ったことはあるのですが、まだ世に出せるほどのも代物ではないですし、子どもの服も作ってあげたくて。ミシンを3台も持っているので、今のままでは宝の持ち腐れになっちゃいますからね。それと、これはお仕事に絡んだことになりますが、日本の地形に詳しくなりたいです。純粋に地図帳を見るのが楽しくて好きなんですが、全国にある川や山、湖などを知ることで、その地方でどんな天気に関する事象が起こるのかが分かると思うので、もっと地形に関する知識を増やしていきたいです。

 

Q16.GetNavi webということで、ご自身を家電に例えると?

江川 「電気メーター」……って家電じゃないですよね?(笑) でも、いいですか? 電気メーターって、メモリが動いている間は何かしら家電などが動いているわけで、まさに自分そのものだなって思うんです。家にいる時は常に動いていて、家事をしたり、仕事の準備をしたりと、本当にじっとしていることがないんです。ただ、哀しいかな、家の中ですることが多すぎて、なかなか子どもを構ってあげられないんですよね。だからか、子どもに「ママとパン、どっちが好き?」って聞くと、必ず「パン!」って即答されて(笑)。私にとってパンが一番のライバルであるというのが最近の最大の悩みなので、いつか「ママが一番!」と言ってもらえるように頑張りたいです(笑)。

 

Q17.最後に、普段愛用しているアイテムを教えてください。

江川 グルーガンです。10年ほど前に購入して、まだ現役で頑張ってくれています。これは低温タイプで、プリザーブドフラワーを作る時によく使っていますね。頼まれてブーケを作るのが大好きで、これまでにも何十個と作ってきました。実家に帰省した時に使おうと思ってかばんに入れていたら、空港の手荷物チェックで、「銃のようなものが入っているのですが……」と止められたこともありました(笑)。

↑江川さんの愛用品グルーガン。こちらを使ってブーケやプリザーブドフラワーなどを作っているとのこと

 

 

江川清音さんのサイン入り生写真を3名様にプレゼント!

<応募方法>
下記、応募フォームよりご応募ください。
https://forms.gle/zYviJN42ZuB751re8

 

※応募の締め切りは1月27日(金)正午まで。
※当選は発送をもってかえさせていただきます
※本フォームで記載いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的での使用はいたしません。また、プレゼント発送完了後に情報は破棄させていただきます。

 

「ウェザーニュース」では現在キャスターを募集中!(1/10締め切り)
詳しくは https://weathernews.jp/audition/

 

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詳しくは https://weathernews.jp/s/topics/202212/110155/

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↑壁掛け

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ

石田亜佑美×岡村ほまれ×為永幸音×北原ももがグループを越えてロックダンスに挑戦!『ハロプロダンスアカデミー』

『ハロプロダンスアカデミー』左から)為永幸音、岡村ほまれ、北原もも、石田亜佑美

 

ハロプロメンバーが、プロのダンサーや振付師にさまざまなジャンルのダンスを基礎から教えてもらい、ダンススキルを高める新番組『ハロプロダンスアカデミー』が2023年1月から放送スタート(メ~テレ 2023年1月10日(火)スタート 毎週火曜 深夜1時34分~/CSダンスチャンネル 2023年1月11日(水)スタート 毎週水曜 午後10時30分~)。初回から#3では石田亜佑美さん・岡村ほまれさん(モーニング娘。’22)、為永幸音さん(アンジュルム)、北原ももさん(OCHA NORMA)がロックダンスに挑戦。TV LIFE webでは、収録直後の4人にロックダンスに挑戦した感想や、見どころを聞きました。

 

◆番組に出演することになった感想を教えてください。

石田:ダンスチャンネルで放送中の番組『ハロプロダンス学園』でダンスをたくさんやらせてもらっているのですが、この番組では後輩たちとダンスができるのが新鮮だなって思いました。『ハロプロダンス学園』のメンバーだけでなく、ハロー!プロジェクトには、ダンスがすてきな人、ダンスが好きな人が、たくさんいることも知っていたので、こうやって選ばれてきた後輩たちと一緒に踊れたこともすごくうれしかったです。

岡村:モーニング娘。’22の中では、自分はダンスに特化したメンバーではないと思っていたので、今回出演者に選ばれて、結構びっくりしました。普段はハロー!プロジェクトのダンスにしか、ほぼ触れていないので、外部の先生に教えてもらってダンスができるのは、すごくいい経験になるなって思いますし、これからの活動にも生かすことができるなと思いました。

為永:『ハロプロダンス学園』の皆さんがすごく熱量を持って撮影やショーケースに挑んでいるのを見ていたので、みんなで成し遂げることにすごく憧れがありました。今回、みんなでダンスをできて、すごくうれしかったですし、決まったときは「『ハロプロダンス学園』みたいにできるんだ」っていうことで、ドキドキしながらもすごく楽しみでした。

北原:以前『ハロプロダンス学園』の新メンバーオーディションに参加させていただいて、そこでダンスの楽しさをより感じることができたんです。(オーディションの模様はダンスチャンネル『ハロプロダンス学園 課外活動Vol.10』で放送)今回、こうやって新しい番組に出演させていただくことができて、本当に夢みたいですし、実際に参加させていただいて、ダンスって本当に楽しいなって強く思った1日でした。

 

◆今回はICHI先生に習ってロックダンスに挑戦されましたが、実際に踊ってみていかがでしたか?

石田:とても楽しかったです! ロックダンスの手を回す振り付けは、意外とハロー!プロジェクトの曲のダンスにも出てくるんです。これまでは、その振り付けをあまり意識してやっていなかったのですが、今回、シャッフルの1、2、3という細かいリズムを教えていただいて、「本当のロックをやっと知れた」みたいな喜びがあります。今度、ハロー!プロジェクトに帰ったときに、手を回す振り付けが出てきたら、ちょっとドヤって踊ってしまうかもしれません(笑)。それぐらい基礎を学べる1日でした。

岡村:最後に私たちも習ったロックダンスで振り付けをしたんですが、「なかなか振り付けは降ってこないな」と。ICHI先生は基礎から応用までいろんなロックダンスを知っているし、ずっと踊り続けているから、いろんな振り付けが次々出てきてすごかったんです。私も何かひとつを極めたいなと思いました。

為永:私は、ロックは止めるっていうイメージがあったんですが、その止めがただ力を入れるだけではなくて、力を抜くことも大切だということを学びました。実際にやってみると、すごく難しかったので、今後応用できるようにしたいなと思いました。それと、一番楽しかったのは、コンビでロックダンスをするところ。みんなと目を合わせて踊るっていうのがすごく楽しかったです。

北原:新しく学ぶことがすごく多かったです。普段のOCHA NORMAとしての活動に生かせることだなと強く感じたので、学んだことを持って帰って、また挑みたいなと思います。

『ハロプロダンスアカデミー』

 

◆石田さんは『ハロプロダンス学園』にも出演されていますが、違いはありますか?

石田:『ハロプロダンス学園』のメンバーは、個が完成されているので、協力もするんですが、お互いを見て、盗んで、自分も高めるみたいなライバル心をみんなが抱きながらやっているイメージ。この『ハロプロダンスアカデミー』で集められたメンバーは“チーム”って感じがして。それはICHI先生が掛けてくださる言葉の数々で盛り上がったからというのもあるんですが、みんなで作って、盛り上げて、踊ったという一連の流れをとても感じられました。

 

◆収録中の石田さんの笑顔が印象的でした。

石田:『ハロプロダンス学園』にはアンジュルムの佐々木莉佳子ちゃんとか、陽なキャラクターがいるので、私はそこまで出てないけど、今回は私がそのポジションだったのかもしれないですね。みんなの頑張りをすごく感じたので、それに胸が熱くなりました。

『ハロプロダンスアカデミー』

 

◆ハロー!プロジェクトのメンバーとしてグループの垣根を越えて、コンサートなどで交流があるかと思うのですが、今日の収録を経て、あらためて感じた印象などありますか?

石田:意外とまだそんなに一緒にコンサートに立てていなくて…、どうかな?

北原:先輩方とこうやって踊らせていただくこともそうですが、バキバキにダンスを踊る機会も少ないので、とても緊張しました。こうやって好きなダンスを踊れて、しかも先輩方と一緒っていうのは、うれしいです。新しい発見というよりも、やっぱりすごいなとあらためて感じましたね。オーディションのときに、石田さんからひと言「良かったよ」と声をかけてもらったんですが、それが今頑張る糧になっているので、存在にすごく助けられました。

岡村:分かる。石田さんのひと言って胸に来るものがあるよね。石田さんがいてくれたので頑張れました。

石田:ほまれ、どうした?(笑)

岡村:『ハロプロダンス学園』に所属されている先輩と一緒に出演することになっていて、 「誰のグループなんだろうな」と思っていたら石田さんで心強かったです。

石田:ハロー!プロジェクトのメンバーがソロでパフォーマンスをするソロフェスがあったときに、為永幸音ちゃんの表情の表現力が素晴らしくって! そのときから表現者という印象だったんですが、今回一緒に踊ってみて、ハートが強くてとてもカッコいいなって思ったんです。一緒に踊れて、うれしかった。

岡村:元気出ましたもん!

石田:分かる!

岡村:私だったら「緊張する、無理かも」ってなるところを「頑張りましょう!」みたいな。

為永:そんなに明るかったですか!?

岡村:明るいエネルギーにたくさん助けられました。

石田:あ、そういえば、北原ももちゃん、最初は長ズボンだったんです。キックを頑張ったら、破けちゃってね。

北原:本当は、ひざのところが空いているデザインの長ズボンだったんですが、思いっきり蹴ったらひざがその空いているところに入ってしまって…。そのままキックしたので、ビリっといっちゃったので急きょ切りました。

 

◆それほど真剣にロックダンスと向き合っていたということですね。では、岡村さんの印象は?

石田:とても頑張ってたよね。

岡村:(石田にアピールしながら)頑張りましたよ。

石田:普段、モーニング娘。’22として一緒に活動していて、私とモーニング娘。’22の加賀楓ちゃんが踊るパートが多い中、ほまれも最近、ダンスパートに選ばれることが多くて。それが個人的にうれしくて。今回もほまれがいてうれしかったし、今までと違うダンスのジャンルに触れることを私もやってきた中で、その違うジャンルに触れたから得られた、自分の表現があるので、それをほまれに体感してもらえると思うと、それもうれしいなと。ついつい、親心で見てしまいます。

岡村:優しいことを言ってくれるんですよ。だから頑張れます、ありがとうございます。

 

◆このようなダンス企画に再度呼ばれたとき、どんなジャンルを踊りたいでしょう?

為永:私は昔からやってきたHIPHOPをあらためて習ってみたいっていう気持ちもあるんですが、ダンスをやる上でバレエがすごく大事と聞いて。一回だけではあまり意味がないかもしれないんですが、やってみたいなっていう気持ちがあります。

北原:私、テーマパークのパレードのバックダンサーになるのがずっと夢で。テーマパークダンスをやりたいです。

石田:(北原とハイタッチ)

 

◆石田さんも先日の『ハロプロダンス学園』でのインタビューで、テーマパークダンスをやりたいとおっしゃっていましたね。

石田:そうなんです! だから、ついハイタッチを(笑)。

北原:個人的に通っているダンスのレッスンでも、テーマパークダンスをやっているのですが、テーマパークダンスの先生がいらっしゃると思うので、ぜひ教わりたいです。

岡村:似合いそう!

石田:見たいし、見てほしい!一緒にできたらいいよね。

岡村:私、大人っぽいのがまだ苦手なんですが、来年、18歳になるので、大人っぽさも出したいと思っていて。なので、フロアを使うようなガールズを学びたいです。

 

◆最後に、注目ポイントを教えてください。

岡村:ロックダンスって、意外と表情や目線を使うんだなと思いました。なので、一つのストーリーを見ているように感じるなと思ったので、見ていても面白いんじゃないかなと思います。

為永:1、2、3のリズムを感じながら、意識して踊ったので、それでみんなの息が合っているところは注目してほしいポイントだなって思います。

北原:人を楽しませる要素が強いなって思いました。最初に踊ったときと、最後の本番では表情などが全く違うと思うので、そういった表情や笑顔に注目してほしいです。

石田:ダンスだけで曲のAメロ、Bメロ、Cメロみたいな、メリハリをすごく感じたんです。よくダンスの見せ方でメリハリって言葉を聞きますが、「これがメリハリか!」と。イントロはニュアンスっぽい感じから始まって、縦一列になった後に斜めになってウィッチウェイというステップに移っていくところは分かりやすく盛り上がって、「ここがサビです」と見ていて分かると思います。そのメリハリを見てもらいたいです。

 

PROFILE

『ハロプロダンスアカデミー』石田亜佑美

石田亜佑美
●いしだ・あゆみ…1997年1月7日生まれ。宮城県出身。O型。モーニング娘。’22のメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』岡村ほまれ

岡村ほまれ
●おかむら・ほまれ…2005年5月9日生まれ。東京都出身。A型。モーニング娘。’22のメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』為永幸音

為永幸音
●ためなが・しおん…2004年2月9日生まれ。長野県出身。O型。アンジュルムのメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』北原もも

北原もも
●きたはら・もも…2006年8月30日生まれ。東京都出身。A型。OCHA NORMAのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンスアカデミー』左から)為永幸音、岡村ほまれ、北原もも、石田亜佑美

 

『ハロプロダンスアカデミー』
メ~テレ(名古屋テレビ)
2023年1月10日(火)スタート
毎週火曜 深夜1時34分~

CSダンスチャンネル
2023年1月11日(水)スタート
毎週水曜 午後10時30分~(リピート放送あり)

<配信>
Amazon Prime Video チャンネル 「ダンスチャンネル オンデマンド」
配信開始
【#1】2023年1月17日(火)午前0時
【#2】2023年1月24日(火)午前0時
【#3】2023年1月31日(火)午前0時

番組サイト:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-academy.html

 

●photo/徳永徹 text/田中ほのか

安藤サクラが赤ちゃんアイテムに囲まれたポスタービジュアル解禁!『ブラッシュアップライフ』

『ブラッシュアップライフ』©日本テレビ

 

安藤サクラが主演を務め、バカリズムが脚本を手掛ける2023年1月8日(日)スタートの新日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)より、ポスタービジュアルが解禁された。

 

本作は、地元の市役所で働く実家住まいの独身女性・近藤麻美が平凡な人生をもう一度やり直すタイムリープヒューマンコメディ。ある日突然、人生をゼロからやり直すことになった麻美。気がつくと、そこは産婦人科のベッドの上で、目の前には若き日の父と母の姿が。そこから彼女の2周目の人生が始まる。

 

このたび、本作のポスタービジュアルが解禁。「人生をゼロから=赤ちゃんからやり直す」タイムリープ・ヒューマン・コメディをイメージして、安藤演じる近藤麻美が「赤ちゃんから、もっかい生きまーす。」のコピーの通り、おくるみやクマのぬいぐるみ、哺乳瓶、ガラガラなど、赤ちゃんのアイテムに囲まれベビーベッドに横になり、こちらを見つめるデザインに。

 

撮影は海外の有名雑誌のほか、日本でも雑誌や広告など幅広い分野で活動しているカメラマン・濱田英明が担当。撮影当日は、おくるみにくるまれてみたり、哺乳瓶を持ってみたり“赤ちゃんらしさ”を追求する撮影が行われ、ベビーベッドの上で赤ちゃんがこちらを見つめているような構図に決定した。

 

さらにポスタービジュアルの解禁に併せて、番組公式HPもブラッシュアップ。本日公開となった最新の相関図も公開中だ。

 

番組情報

『ブラッシュアップライフ』
日本テレビ系
2023年1月8日(日)スタート
毎週日曜 午後10時30分

<CAST>
安藤サクラ、夏帆、木南晴夏、[松坂桃李・黒木華・臼田あさ美・鈴木浩介]、染谷将太/志田未来、田中直樹、バカリズム ほか

<STAFF>
脚本:バカリズム
演出:水野格、狩山俊輔
プロデューサー:小田玲奈、榊原真由子、柴田裕基(AX-ON)、鈴木香織(AX-ON)
チーフプロデューサー:三上絵里子
企画協力:マセキ芸能社
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/brushup-life/
公式Twitter/Instagram:@brushuplife_ntv

 

©日本テレビ

柄本 佑監督作公開「“こんなかっこいい人を撮る映画監督は、もっとかっこいいに違いない”がきっかけ」

2017年から22年にかけて監督した、3本の短編をまとめた連作集『ippo』が1月7日(土)より公開される柄本 佑さん。加瀬 亮さん、高良健吾さんなどを起用して撮った個性的な作品の制作秘話のほか、自身の映画監督へ思いについても熱く語ってくれました。

 

柄本 佑●えもと・たすく…東京都出身。映画『美しい夏キリシマ』で映画主演デビュー。2018年『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『ポルトの恋人たち -時の記憶-』などにより、キネマ旬報ベスト・テン最優秀主演男優賞、毎日映画コンクール最優秀男優主演賞などを受賞。最近の出演作に映画『痛くない死に方』『心の傷を癒すということ-劇場版-』『殺すな』『ハケンアニメ!』『カラダ探し』、ドラマ「空白を満たしなさい」「初恋の悪魔」など。また監督作品として『帰郷★プレスリー』『夜明け』がある。今後の出演作に『シン・仮面ライダー』が待機中。

【柄本 佑さん撮り下ろし写真】

 

黒木監督とフェデリコ・フェリーニ監督の『道』について話したことを覚えています

──柄本さんが小学校の卒業文集に書いた「将来の夢」。それは俳優ではなく、映画監督だったそうですね?

 

柄本 小学3年のとき、家にたまたまあったVHSのビデオテープで勝 新太郎さんの『座頭市』を一人で観たんです。どの作品かは覚えていないんですが、とにかく勝新さんがかっこよくて、「こんなかっこいい人を撮る映画監督は、もっとかっこいいに違いない」と思ったのが映画監督になろうと思ったきっかけですね。

 

──その後、高校生のときに『美しい夏キリシマ』のオーディションを受けたことをきっかけに役者の道に進まれますよね?

 

柄本 ウチの母ちゃんの当時のマネージャーが勝手に応募して、1次の写真審査が通って、2次の面接オーディションになったんです。そんなとき、母ちゃんから「どうせ落ちるとは思うけど、オーディション受けたら、生で映画監督を見れるよ!」と言われたんですよね。黒木和雄監督と言えば、僕にとって『竜馬暗殺』『祭りの準備』の監督でしたから、「どんな人なんだろう?」って、ミーハーな気分で会場に行きました(笑)。オーディションでは黒木監督と僕の大好きなフェデリコ・フェリーニ監督の『道』について話したことを覚えています。

 

本格的に撮るようになったのは、専門学校の卒業制作から

──ちなみに、学生時代には映画を撮っていたんですか?

 

柄本 小・中学生の頃は、よくビデオカメラで、弟と一緒に自分の部屋の中でできること、例えばコントみたいなものだったり、フィギュアを動かしたりして撮っていました。そのときは「編集する」というなんてことは頭にないので、一回止めて、その続きを撮るみたいな感じでした。それで本格的に撮るようになったのは、専門学校(早稲田大学芸術学校空間映像科)の卒業制作から。僕の幼なじみと劇団「東京乾電池」の役者さんに出てもらった『記念日』という9分の短編でしたが、撮影は『グミ・チョコレート・パイン』の現場で知り合った俳優の森岡 龍にお願いしました。

 

──それが、今回公開される『ippo』へと繋がっていくわけですね。

 

柄本 「あきた十文字映画祭」のために、『帰郷★プレスリー』(09年)という短編を上野俊哉監督のピンク映画『白衣と人妻 したがる兄嫁』のイメージで撮ったりしていました。それで「東京乾電池」にも所属している劇作家・演出家の加藤一浩さんと出会って、彼と一緒に長編映画を作ろうという話になったんです。でも、脚本を作っていくうちに、いろいろあって、加藤さんの戯曲の中で何かできないかな、と思ったときに、「4人あるいは 10人の男たちによる断続的な何か」という4本の連作戯曲に出会ったんです。それで、その中の3本を映画化する流れになりました。

 

「この脚本、難しいけど、面白いよね」と言ってくれたのも勇気になった

──それで17年に、1本目となる『ムーンライト下落合』を撮影されます。

 

柄本 久々に再会した友人という役を、加瀬 亮さんと宇野祥平さんが演じている姿が一番最初に思い浮かんだんです。月明かりに照らされている加瀬さんの姿と、宇野さんの背中にかかる嘘みたいにでっかい月のヴィジュアル。そこに向かっていけば、ちゃんと映画になるだろうと思ったんですね。ちょうど、その頃クランクイン直前だった『きみの鳥はうたえる』の撮影の延期が決まって、三宅唱監督に相談してたら、助監督として参加してくれることになったり、『きみの鳥~』の四宮秀俊さんが撮影してくれることになったり、偶然が重なりましたね。皆さん、「この脚本、難しいけど、面白いよね」と言ってくれたのも作品作りをしていくうえでの勇気になりました。それで出来上がったら、すぐに上映したくなっちゃって(笑)、3本撮る前にこれだけ1週間限定で上映しました。

 

──その2年後、18年に2本目の『フランスにいる』を撮られます。

 

柄本 今回の上映順通りに『約束』を撮りたかったんですが、2人とも忙しくスケジュールがなかなか合わなかったので、先に『フランスにいる』を撮ることになったんです。場所は「東京乾電池」の倉庫で撮るイメージがあったんですが、ちょっと狭いので、カメラの位置関係で悩んでいたんです。そのとき、現場で出会った巨匠カメラマンである柳島克巳さんのことを思い出して。「iPhoneで撮る」というヒントをいただきました。モデル役の高良健吾さんのスケジュールもタイミング良く合うなか、画家役はあえて加藤さんにお願いしました。だから、モデルと画家の関係性は、どこか僕と加藤さんの関係性に似ているといえますね。

 

のんびりゆっくりと楽しんでもらえると嬉しいです

──そして、また2年後となる20年に『約束』を撮られます。

 

柄本 コロナ禍で延期になった後、撮影を予定していた団地で撮れなくなってしまったんです。それで新たなロケ地が見つかったところで、渋川清彦さんと弟(柄本時生)のスケジュールが決まり、撮影しました。そういった偶然とか思いつきとか、いろんなものが重なって、ようやく5年がかりで3本まとめて公開できるようになりました。6人の男たちが出てくるので、どこか共感するところもあるかと思います。決して深刻な映画ではないので、皆さんには気負いなく、ふらっと観に来ていただいて、のんびりゆっくりと楽しんでもらえると嬉しいですね。

 

──ちなみに、柄本さんが現場に必ず持っていくモノなど、モノに対するこだわりがあれば教えてください。

 

柄本 僕、パソコンが苦手なので、ネタ帳みたいに思いついたものをすぐに書きとめる鉛筆と自由帳です。筆圧が強いのかシャープペンだと折れるし、ボールペンだと破れるので、断然鉛筆なんです。それに鉛筆削りが付いているキャップをはめて、かなり短くなるまで使い続けますね(笑)。自由帳に関しては、線が引いてない方がいいですね。失くしては見つかり、かれこれ十年近く使っているものといえば、皮でできた筆箱があります。あと、映画館でのこだわりとしては、観る前に必ずコーヒーと水を買いますね。

 

 

↑『約束』より (C) がらにぽん

Ippo

2023年1月7日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

 

(STAFF&CAST)
監督・脚色・編集:柄本 佑
脚本:加藤一浩
出演:加瀬 亮、宇野祥平「ムーンライト下落合」/渋川清彦、柄本時生、西村順乃介、西村廉乃介「約束」/高良健吾、加藤一浩「フランスにいる」

【映画「Ippo」よりシーン写真】

(C) がらにぽん

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/星野加奈子 スタイリスト/林 道雄 衣装協力/ジョルジオ アルマーニ

葵わかな、実年齢の24歳役に共感「人生や将来のことを考え出すタイミング」『三千円の使いかた』

『三千円の使いかた』葵わかな ©東海テレビ

 

2023年1月7日(土)からスタートするドラマ『三千円の使いかた』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)で、主演を務める葵わかなさんにインタビュー。脚本の印象や役を演じるうえで意識していることなどを聞きました。

本作は、姉妹、母、祖母という御厨家の3世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金し、その夢をかなえるために奮闘する物語。

原作は「読めばお金がたまる!」と話題になり、去年の発売以降各所で話題を呼び累計76万3千部を突破 (2022年12月2日現在) している原田ひ香の人気小説。節約や貯蓄にまつわるちょっと得するエピソードだけでなく、女性3世代の悩みがリアルに描かれ、「共感できる!」と女性の支持を集めている。

 

◆オファーを受けたときの感想

題材やタイトルを聞いて、「どんなドラマなんだろう?」と気になりました。その後、原作を読ませていただきましたが、お話もすごく面白いと思いましたし、ぜひやらせていただきたいと思いました。

 

◆脚本を読んだときの感想

原作はもちろん、脚本も、すごくリアルだなと感じました。私が演じる美帆と私自身は同い年なのですが、“何も考えていない”という最初の美帆の設定も、自分の周りの友達や同世代との会話の中で納得できるというか。「だいたい24歳ってみんなこんな感じだよね」という、心からの共感がありました。ストーリーの中で美帆が成長していく段階もすごくリアルで。美帆が人生や将来のことを考え出すタイミングが24歳というところも共感できます。23歳では少し早くて、でも25歳だと少し遅くて、ちょうど24歳というところが納得。最後まで続きが気になる脚本です。

 

◆役柄について

私が演じる美帆は24歳で、一人暮らしをしていて会社に勤めています。大学を卒業して収入もあって、今一番充実して事足りている感じがよく分かる。自分の同世代の子たちと同じことを言っているなと共感できるような、等身大の女の子です。明るくて、足りない部分はあるものの、あることをきっかけに将来のことを見つめ直し、自分自身で「今後どうなっていくんだろう」と思い直す。節約や貯金を通して、自分の将来設計をしていく役どころになっています。

 

◆葵さんご自身の将来設計はいかがですか?

正直まだ何も考えていないというか、分からないです(笑)。それこそ美帆に共感するというか。考えないといけないなと思いつつ、今自分が頑張っていること、今日明日がすごく大切だと思っているので、このドラマを通して考えていければと思っています。

『三千円の使いかた』葵わかな ©東海テレビ

 

◆演じるうえで意識されていることはありますか?

私自身は結構しっかりして見られることが多いので、あまりしっかりしていなさそうな感じに見えるように意識しています。逆に気合を入れすぎずに、作り込みすぎずに、ナチュラルに演じられるように。あまり言葉に責任感がなさそうな感じがいいなと思っているので、能天気で言葉がふわふわしているようなところを目指しながらやっています。

 

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

家族のシーンの撮影がすごく楽しいです。それぞれのキャラクターが演じられるご本人に近くて。お芝居をしているときも、普段お話をしているときも、空気感が変わらなくてやりやすいです。御厨家の皆さんが現場にいるときは、本当に家族として私もそこにいる気持ちになりますし、好きな空間です。一人のシーンを撮っていると、「次、家族のシーンいつあるんだったっけな」と思い出しますし、すてきな家族になれているなと思います。

 

◆2022年を振り返っての思いと2023年への意気込み

2022年は、舞台やドラマなど撮影が続いていてすごく忙しかったなと思うのですが、その分、振り返ってみると、良い出会いや良い時間を過ごせていたなと思います。2023年も新しい役や作品に出会えるように、健康に、体調を崩さずに一年を過ごしたいと思います。

 

◆ドラマの見どころは?

美帆は、家族・御厨家の皆さんとの掛け合いが多く、家族を中心としたお話になっています。実際に家族のシーンを撮影していても、すごくほっこりするというか、本当にこういう家族がいるんじゃないか、と思います。自分もこの人たちと家族になっている世界があったんじゃないかと思うくらいすごく居心地が良くて、楽しく撮影しています。
このドラマはお金がテーマではありますが、それぞれのキャラクターの悩みが等身大なところが面白いと思っていますし、今後もどのように撮影が進んでいくのかすごく楽しみです。家族のシーンを撮っていると、自分の本当の家族にも会いたくなるんです。もちろんためになるドラマではありますが、そういう温かさも感じていただけるのではないかと思います。

 

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

お金を通していろいろな世代の方たちが、自分の人生について、これまでとこれからを考え直すお話になっています。その中で、お金だけがあっても生きていけないという、もう一歩踏み込んだテーマがあるんじゃないかと思っていて。どうやったら豊かに幸せに人生を過ごしていけるかということを考え続けるストーリーなので、さまざまな世代の方に共感していただけると思います。男女問わず、このドラマを見て、納得したり共感したり、逆に「自分はどうなんだ?」と自分に問いかけてみたり。少しでも隣にいるように思ってもらえるような作品になればと思います。撮影も頑張ります!

 

PROFILE

葵わかな
●あおい・わかな…1998年6月30日生まれ。神奈川県出身。A型。

 

番組情報

『三千円の使いかた』(全8話予定)
東海テレビ/フジテレビ系
2023年1月7日(土)~2月25日(土)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

 

●hair&make/竹下あゆみ styling/岡本純子 photo/栗林伸幸

紫吹淳がシングルマザーのバーテンダー役で連ドラ初主演『ママはバーテンダー』23年1月スタート【コメントあり】

『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』星野あかり役を演じる紫吹淳©BS-TBS

 

紫吹淳が、2023年1月19日(木)よりスタートする『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』(BS-TBS 毎週木曜 午後11時30分~深夜0時)で連続ドラマ初主演を果たすことが分かった。

 

舞台は、銀座の老舗バー「BAR 1511」(いちごーいちいち=一期一会)。主役の星野あかり役を演じるのは、紫吹淳。2001年宝塚歌劇団月組のトップスターを経て、2004年3月に18年間在籍した宝塚歌劇団を退団。そして女優としてデビューし18年目。自身初の主演となる連続ドラマで演じるのは、夫と死別し2人の子供と暮らすシングルマザーのバーテンダー・星野あかり。お客様の悩みを聞いたり、軽やかにシェイカーを振りカクテルにまつわるうんちくをカッコよく語るバーテンダーでありながら、家に帰ると子育てに奮闘するママという二面性のある役どころを演じる。

 

紫吹は「ドラマ出演は年に1回または2回で、あまり経験がない私が、初めて主演を務めさせていただきます。初主演が54歳とは皆さま驚きですよね」とコメントを寄せている。

 

共演には、「BAR 1511」オーナー・原田敏行役でモロ師岡、「BAR 1511」見習いバーテンダー ・坂井幸樹役で中村米吉、「BAR 1511」アルバイト・新川千広役で百瀬拓実が出演。紫吹演じるあかりの子供・愛菜役を住田萌乃、大地役を山田忠輝が演じる。

 

また毎話ゲストが登場。第1話にはホテルプラトン銀座支配人・東堂克生役で内藤剛志、第2話には航空会社の元CA・吉澤風香役で奥菜恵、第3話には元区役所職員・熊田和雄役で勝村政信、第4話にはBARぺザンテのバーテンダー・福原彩葉役で松井愛莉、第5話には靴メーカーの営業・梶田翔吾役で平原テツ、第6話には介護士で原田の昔からの友人・早瀬華代子役でりょう、第7話にはお笑い芸人・倉沢雅樹役で古屋呂敏が登場する。

 

紫吹淳 コメント

ドラマ出演は年に1回または2回で、あまり経験がない私が、初めて主演を務めさせていただきます。
初主演が54歳とは皆さま驚きですよね。
最初で最後のつもりで楽しく撮影させていただいております。
ドラマは1話毎すてきなゲストの皆様がBARに来ていろんなお話をして帰ります。
コミカル(思わずクスッと笑え)感動場面も!
また子育てにも奮闘致します。
ドラマの撮影は佳境を迎えております。
大変な撮影でしたが、このドラマに携わってくださったスタッフ・キャストの皆様に恵まれ、幸せを感じでおります。
ぜひご覧いただきたくお願い申し上げます。

 

ストーリー

銀座の老舗バー「BAR 1511」で働くバーテンダー・星野あかり(紫吹淳)。かつて働いていた店に訪れた男性と恋に落ち結婚。二人の子供を授かるも、夫に先立たれ現在はシングルマザーとして中学1年生の愛菜、小学3年生の大地を女手一つで育てている。
子供たちに寂しい思いをさせているのは承知しつつも、いずれ独立して自分の店を持ちたいと考えるあかりは、日々、お酒をいかにおいしく飲むかを研究し、オーナーの原田からも一目置かれる存在に。
また、常連さんから一見さんにいたるまでの接客もそつなくこなし、踊るようにシェイカーを振り、『カクテル言葉』を添えてお客さんの悩み相談を解決する彼女は、銀座でも評判となり、今日もあかりを目当てにお客さんが訪れる――。

 

番組情報

『ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~』(全8話)
BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送
2023年1月19日(木)スタート
毎週木曜 午後11時30分~深夜0時
※放送翌日正午より見逃し配信あり

<出演>
紫吹淳、モロ師岡、中村米吉、百瀬拓実、住田萌乃、山田忠輝

企画・プロデュース:井口 喜一(ジャンゴフィルム)
脚本:川口 清人/たか ひろや
監督:杉山 泰一/保坂 克己/井川 浩哉
プロデューサー:井口 欣生(BS-TBS)
製作:BS-TBS ジャンゴフィルム

番組公式サイト:https://bs.tbs.co.jp/drama/bar1511/
番組公式Twitter:https://twitter.com/bar1511_bstbs

 

©BS-TBS

天才棋士の育て方…史上最年少のプロ囲碁棋士を見守る“父親の本音”に迫る

将棋や囲碁の世界で最近よく耳にするのが「史上最年少」。将棋では藤井聡太が史上最年少で五冠を達成したのが有名だが、囲碁でも驚くほど低年齢のプロ棋士が誕生している。2022年の囲碁界は、相次ぐ「ジュニアプロ棋士」の誕生に沸いた。

 

なかでも9歳4か月で史上最年少プロ棋士になり話題を呼んだのが藤田怜央さん。我が子であり、プロ棋士の息子と接するときに心掛けていることを、父の陽彦さんに聞いた。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

遊ぶときはかわいらしい少年だが、碁盤の前ではプロ棋士の目に変わる

藤田怜央さん

2013年4月25日生まれ。4歳のとき囲碁に出会う。20年に日本棋院関西総本部のプロ候補生の院生に認められ、22年7月に関西棋院が設けた「英才特別採用規定」の採用試験に合格。9月1日付でプロ棋士として認定される。

 

藤田陽彦さん

理学療法士。日常生活を行ううえで基本となる動作の改善を目指す動作の専門家として活躍するとともに、子どもが抱えているメンタルの課題をサポートする活動を行っている。

 

リバーシゲームがきっかけで同じ白と黒の囲碁の門を叩く

怜央さんが囲碁を始めたのは4歳のとき。そのきっかけとなったのがリバーシゲーム。リバーシの天才少年を紹介したテレビ番組を見て、やりたいと言ったそうだ。

 

「休みの日などはずっとリバーシ。いつしか自宅では飽き足らなくなり、リバーシ教室やサークルを探したのですが見つからず、ならば同じ白黒の石を使う囲碁があると近くの囲碁サロンに相談してみたら、“しっかり座っていられるなら良いですよ”ということで通い始めたのがきっかけです」(陽彦さん)

 

囲碁を始めた当初からいまのような才能が開花したのだろうか。

 

「最初はそんなことはなかったんですが、4歳10か月で囲碁を集中してできるのは珍しい、また整地(※)が速いというのは言われました。怜央は記憶力が良かったんですよ。大阪メトロの路線と駅名や、全国各地の『今日の最高気温』を覚えたり。3歳上の兄と一緒に計算の宿題をやっていて、九九も早くに覚えましたね。歌と同様に覚えるんですよ」(陽彦さん)

※:終局後、白黒それぞれが有する“陣地“の形をきれいに整えること。四角形など数えやすい形になるように陣地を整え、縦・横の線の交わり目(目という)の数を数える。白、黒それぞれが有する陣地が多いほうが勝ちとなる

 

陽彦さん自身は囲碁をほとんど知らないため、怜央さんは囲碁サロンや子ども道場で鍛えているとのこと。自宅で囲碁のことはあまり話さないという。

 

「私は囲碁を教えられません。だから囲碁をするためのサポートをしてあげることが大切と考えました。そのなかで重視しているのが運動ですね。運動が脳を活性化させるというのは知っていたので。近所の公園や、休みの日だったら大きな公園に行って遊ばせる。寝る直前まで遊ばせてて、家にはあまり居させなかったですね。囲碁はPCやタブレットでもできるんですが、ダラダラやっていてもダメ。囲碁漬けにはしないようにしています。一時的に成績が伸びることもあるんですが、それは限定的なものだと思っています」(陽彦さん)

 

ただ、怜央さんの高い能力が周囲で評判になってきたとき、プロになることについて真剣に考えるようになったという。

 

「タイミングが難しいですね。これから年齢を重ねていくとプロになるのが厳しくなる。でも幼なすぎても難しい。ならばいまが良いタイミングかと思いました。プロになるからには世界一を目指す。それは私の思いでもあるし、本人にも“世界一になるぞ”と言い聞かせています」(陽彦さん)

 

陽彦さんが大切にしているのが、怜央さんが囲碁をするための良い環境づくり。それは碁盤に向かわせることだけではないという。

 

「スポーツ選手にはコーチやトレーナーがいますよね。そういう人のサポートがあって選手が活躍できる。だから私もひとりのサポーターとして怜央を支えています。朝食後には散歩をして、経営している鍼灸院に来て囲碁をします。棋譜を見ながら練習しています。ただ、囲碁から離れる時間も作ります。身体を動かすために卓球などをします。あとは心に余裕を持たせるのも大切だと思うので、ひとりでボーッとする時間もたまに作るようにしています」(陽彦さん)

 

好きなことが見つかったら、とことん付きあってあげる

「私は現在、学校に行けない子どものサポートをしています。その要因は人それぞれですが、子どもたちと接するなかで“こういう接し方が良いのか”と学ぶことがあります。怜央へのサポートにもつながっていると思いますし、逆もあります。その点ではうまくつながっていると思います」(陽彦さん)

 

怜央さんが近ごろハマっているのが動物。動物図鑑が好きという。

 

「最近、神戸どうぶつ王国に行きました。ハシビロコウが見たいって言うので。その動物園は、動物との距離が近いんですよ。怜央と私はすごく楽しみましたが、妻と兄は“ふ〜ん”という感じでした。囲碁とは違う楽しさを感じさせてあげることも必要と考えています」(陽彦さん)

 

陽彦さんが子育てで心掛けているのが、好きなことを見つける、そしてそれにとことん付き合ってあげることだ。怜央さんが大富豪ゲームにハマったときは、朝食後、午前中ずっとやっていたそう。

 

「学校の勉強ができるのも良いことですが、それよりも夢中になれることを見つける、見つかったらとことん付き合ってあげることが大切だと私は思っています。公園に行って遊ぶのもそうですが、いまの怜央にとっては囲碁。囲碁サロンや道場までの送迎も必ずしています」(陽彦さん)

 

プロの囲碁棋士としてこれから対局を重ねていくわけだが、怜央さんにはこれからどんな棋士になってほしいのだろうか。

 

「先ほども言いましたが世界一を目指してほしいと思います。そのために本場である韓国へ修行しに行くか、なんて話もしています。そして早い段階でタイトルを取れるような棋士になってもらいたいですね。プロの棋士でも、30歳を過ぎたあたりから徐々に力が衰えていくと言われています。頭の回転も遅くなりますし。そう考えるとスポーツ選手と同じなんです。これからは伸びるだけじゃなく、“勝てない”という壁に直面する状況もあると思います。そんなときでも囲碁が好きでいられるよう、とことん付き合ってあげたいと考えています」(陽彦さん)

 

↑休みの日は陽彦さんの鍼灸院で囲碁の練習をすることも。体を動かすことが大切と、卓球でリフレッシュしている。怜央さん、結構ウマい!

松本穂香「相手の価値観みたいなものが見えてきて、“合う・合わない”が明確になると思う」映画「恋のいばら」

1人の男性とその元カノと今カノのいびつな三角関係を通し、誰もが抱く嫉妬や恋心を繊細かつエキセントリックに描いた『恋のいばら』が、1月6日(金)より公開。劇中で図書館に勤める元カノの桃を演じる松本穂香さんに、W主演を務めた玉城ティナさんの印象や作品の魅力について伺いました。

 

松本穂香●まつもと・ほのか…1997年2 ⽉5 ⽇⽣まれ、⼤阪府出⾝。2015年に『⾵に⽴つライオン』(三池崇史監督)で⻑編映画デビュー。2017年放送のNHK 連続テレビ⼩説「ひよっこ」で注⽬を集める。翌2018 年にはオーディションで役を射⽌め、TBS の「この世界の⽚隅に」で連続ドラマ初主演。そのほか主演作に『おいしい家族』(19/ふくだももこ監督)、『わたしは光をにぎっている』(19/中川⿓太郎監督)『酔うと化け物になる⽗がつらい』(20/⽚桐健滋監督)『君が世界のはじまり』(20/ふくだももこ監督)、『みをつくし料理帖』(20/⾓川春樹監督)などがある。また今年は、Netflix映画『桜のような僕の恋⼈』(22/ 深川栄洋監督)の全世界配信、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22/三⽊孝浩監督)、『“それ”がいる森』(22/中⽥秀夫監督)、NHK 特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」、「WOWOWオリジナルドラマ 松尾スズキと30 分の⼥優2」などがある。Twitter

【松本穂香さん撮り下ろし写真】

 

玉城さんとは映画の中の桃と莉子とどこか同じような感じがしました

──最初に台本を読んだときに感想は? また、本作のオリジナルである香港映画『ビヨンド・アワ・ケン』を観た感想は?

 

松本 私が演じる桃は、少しつかみどころのない女性だったので、今までにないタイプの作品になるかもしれないなと……。とても新鮮な感じがしました。オリジナルは城定秀夫監督が「別モノの日本版を作りたいので、特に観なくてもいいですよ」と仰っていたので、私はあえて観ませんでした。

 

──元カノを通じ、秘密の共犯関係に陥っていく莉子役の玉城ティナさんの印象は?

 

松本 今回、玉城さんと一緒に主演するということでお話をいただいたんですが、私と正反対というか対極にいる方なのかな? と、勝手にイメージを抱いていたんです。でも、いざ、ご一緒してみると、全然そんなことはなく、反対に私と似ている部分が多い方でした。映画の中の桃と莉子も、見た目は全然違うけれど、根本的に似たところを感じて、仲良くなっていくので、どこか同じような感じがしました。

 

──これまでもドラマ「この世界の片隅に」のほか、『君が世界のはじまり』や『みをつくし料理帖』など、シスターフッドを描いた作品に出演されていますが、今回の桃を演じるにあたって心掛けたことは?

 

松本 どの作品でも向き合い方は変わらないので、今回も特に意識はしていません。台本のト書きにも、役に関してのヒントが書いてあるので、それは参考にしましたね。いろんなモノで、ぐちゃぐちゃになっている部屋に、笑顔で人を招き入れるという桃の言動からも、少し人とズレた感覚を持っているのかもしれないと思いましたし、バスで隣に座って莉子を見つめていたり、かなり衝動的な行動を取る人だというのは常に意識しました。

 

ティナちゃんは面白くて、賢くて、努力家で、しっかりされている方

──松本さんといえば、朝ドラ「ひよっこ」で演じられた澄子以来、メガネの印象も強いですが、本作の桃もメガネをかけています。

 

松本 確かに、メガネをかける役は多いです。「似合う」と言ってくださる方が多いので、素直に嬉しいです。今回は衣装合わせのときに、小道具さんが用意してくださったものをいろいろかけながら、あまり主張が強すぎないものを城定監督と一緒に選ばせてもらいました。

 

──そんな城定秀夫監督の演出については?

 

松本 城定監督とは現場であまり役についてのお話することがないまま、撮影がどんどん進んでいきました。軽い演出程度で、相談みたいなこともなく、かなりお任せな感じだったので「大丈夫かな?」と思っていたのですが、「OK!」をいただけました(笑)。ワンカットで撮るシーンが多かったので、「どうなるのかな?」と思っていたのですが、何テイクも撮ることがほぼなかったですし。ここまで監督さんと役やお芝居について話しこまなかった現場は、初めてだったかもしれませんね。

 

──撮影中、玉城さんとの掛け合いはいかがでしたか?

 

松本 2人のシーンが多かったので、どんどん仲良くなっていきましたし、自然と距離感が縮まっていきました。世代が一緒だから合う波長みたいなものは、確かにありました。学年的には私が一個上なのですが、ティナちゃんは面白くて、賢くて、努力家で、しっかりされている方なので、引っ張ってもらったというか、助けられることも多かったです。

 

観る方によって、いろんな解釈ができるところも面白い

──完成した作品を観たときの感想は?

 

松本 1つの作品の中に、ラブストーリーだったり、サスペンスだったり、ホラーだったり、いろんな要素がギュッと盛り込まれていて、簡潔に表現されている作品になったと思いました。観る方によって、いろんな解釈ができるところも面白いです。映画の感想を話し合ううちに、相手の価値観みたいなものが見えてきて、“合う・合わない”が出てくると思うんです。だからこそ、「恋人同士では見ないでください」とキャッチフレーズが付いているんでしょうね(笑)。

 

──ちなみに、松本さんのキャリアにおいて、どんな一作になりましたか?

 

松本 この作品が今後、どのように繋がっていくかは分かりませんが、いろんなご縁があるなか、個人的にはティナちゃんと出会えてよかったな、と思える作品になりました。また、楽しい作品で共演してみたいです。

 

周りの人たちを頼りながら、助けてもらいながらやっていけた2022年

──2023年の抱負を教えてください。

 

松本 2022年は自分一人だけではなく、事務所の方とか周りの人たちを頼りながら、助けてもらいながら、フォローされながら、いろんなお仕事をやっていけた年だったと思います。なので、今年はそれを踏まえつつ、いろいろと幅を広げて、少しずつ成長していければいいなと思います。

 

──松本さんがいつも現場などに持っていくモノやアイテムがあれば教えてください。

 

松本 基本、現場には最悪台本だけ持っていけばいいと思っている人なのですが(笑)、あえて言うなら、空き時間に読む小説ですね。持っては行くのですが、共演者の方と話すことが多い現場ではあれば、読みませんし、連ドラの撮影だったら台本を読んでいることが多いです。好きな作家さんは、西加奈子さんです。

 

 

(C)2023「恋のいばら」製作委員会

恋のいばら

2023年1月6日(金)より全国公開

(STAFF&CAST)
監督:城定秀夫
脚本:澤井香織 城定秀夫
出演:松本穂香、玉城ティナ
渡邊圭祐
中島 歩、北向珠夕、吉田ウーロン太、吉岡睦雄
不破万作、阪田マサノブ、片岡礼子
白川和子

(STORY)
桃(松本穂香)は、図書館に勤務する24 歳。最近、カメラマンの健太朗(渡邊圭祐)にフラれ、関係が終わったところ。会えなくなってからも健太朗のことが気になって、健太朗のインスタを見ていると、どうやら新しい恋人ができたらしい。そこから、今カノのインスタを発見。どんどん検索していくと、今カノは地味な自分とは対照的なイマドキの洗練されたダンサー・莉子(玉城ティナ)だと知る。桃は、インスタを頼りに莉子を調べ、直接会いに行ってしまう。そして莉子と対峙した桃は、ある”秘密の共犯”を持ちかける。

【映画「恋のいばら」シーン写真】

(C)2023「恋のいばら」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/尾曲いずみ スタイリング/李靖華

森七菜&出口夏希W主演『舞妓さんちのまかないさん』のおいしく美しい日々が詰まった本予告&キーアートが解禁

©小山愛子・小学館/STORY inc.

 

是枝裕和が総合演出を手掛け、森七菜と出口夏希がW主演を務めるNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』が、2023年1月12日(木)より全世界独占配信。それに先駆け、本予告映像とキーアートが解禁された。

 

原作は2016年より「週刊少年サンデー」で連載中の小山愛子による大人気コミック。2021年にはNHKでアニメ放送も始まり、幅広い層の支持を集めている同作を全9話のドラマとして描く。是枝がNetflix作品を手掛けるのは本作が初めてのことで、企画には川村元気が参加。各エピソード演出を津野愛、奥山大史、佐藤快磨と次世代を担う注目監督が担当する。

 

キャストは森と出口のほか、蒔田彩珠、橋本愛、松岡茉優、常盤貴子、松坂慶子など、日本を代表する実力派俳優陣が集結した。

 

京都・祇園の花街を舞台に、「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」と「舞妓」のおいしく美しい日々が詰まった本作。祇園の舞妓さんになることを夢見て、故郷の青森を離れ、京都へやって来たキヨ(森)と親友・すみれ(出口)の希望に満ちたシーンから本予告映像がスタートする。

 

舞妓さんたちが共同で生活する屋形に住み込み、舞などの稽古に励んでいく2人。しかし、キヨはすみれのように器用にこなすことができず、屋形の女将さん・梓(常盤)から「あんたには舞妓ちゃんは向いてへんと思うわ」と言われ、舞妓の夢を諦めてしまう。そんなキヨの選択に涙するすみれ。

 

ある日、みんなのため作った親子丼が評判となり、キヨは屋形の毎日のごはんを用意する「まかないさん」として働くことに。シチューに天ぷら、パンプディング、なべっこ団子(おしるこ)など、キヨの作る料理の数々がそれぞれの生活と共に鮮やかに映し出されていく。

 

「キヨちゃんは後悔してない? ここに来たこと」とすみれに聞かれ、「私ね、はじめから“まかないさん”になるためにここに来た気がする」と答えるキヨ。互いに目で通じ合う2人の笑顔で締めくくられる映像は、何気ない日常のいとおしさが詰まった、温かく優しい時間を感じる予告となっている。

 

また、菅野よう子が手掛けた、本作のオリジナル・サウンドトラックの発売も決定した。

 

「舞妓さんちのまかないさん」本予告映像

 

リリース情報

『舞妓さんちのまかないさん』オリジナル・サウンドトラック
2023年1月18日(水)発売
(1月11日(水)より菅野よう子オフィシャルWEBSHOPにて先行発売)

作編曲・作詞:菅野よう子
価格:2,980円(税別)

<配信アルバム>
「舞妓さんちのまかないさん」オリジナル・サウンドトラック 価格:2,139円
「舞妓さんちのまかないさん」オリジナル・サウンドトラック (Extra Track ver.) 価格:2,444円

2023年1月11日(水)同時配信

 

番組情報

Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』
2023年1月12日(木)Netflixにて全世界独占配信

出演:森七菜 出口夏希
蒔田彩珠 城桧吏 福地桃子 若柳琴子 南琴奈
リリー・フランキー 北村有起哉 尾美としのり 古舘寛治 戸田恵子 白石加代子 / 松坂慶子
橋本愛 松岡茉優 井浦新 常盤貴子

原作:小山愛子「舞妓さんちのまかないさん」(小学館「週刊少年サンデー」連載)

総合演出:是枝裕和
企画:川村元気
監督:是枝裕和 津野愛 奥山大史 佐藤快磨
脚本:是枝裕和 砂田麻美 津野愛 奥山大史 佐藤快磨
エグゼクティブ・プロデューサー:古澤佳寛 佐藤菜穂美
プロデューサー:山田兼司 鹿嶋愛 北原栄治
音楽:菅野よう子
京舞指導:井上八千代
特別協力・監修:衹園新地甲部組合 学校法人八坂女紅場学園

製作:STORY inc.
制作プロダクション:STORY inc. 分福

©小山愛子・小学館/STORY inc.

公式サイト:http://www.story-inc.co.jp/makanai/
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/舞妓さんちのまかないさん
作品公式インスタグラム:https://www.instagram.com/the_makanai/

 

西島秀俊×濱田岳×上白石萌歌がワケあり刑事トリオに!『警視庁アウトサイダー』1月スタート

『警視庁アウトサイダー』左から)濱田岳、西島秀俊、上白石萌歌©テレビ朝日

 

西島秀俊主演、濱田岳、上白石萌歌が共演するドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時〜9時54分)が、2023年1月放送スタート。さらに、服部宣之ゼネラルプロデューサーからコメントが到着した。

 

刑事ドラマといえば、清廉潔白な熱血刑事がどす黒い悪に立ち向かうという構図が定石だが、2023年新春、そんな概念を壊す、まったく新しい刑事ドラマが誕生。今や日本のみならず世界から熱い注目を集める俳優・西島秀俊が2023年の幕開けに挑むのは、スネに傷を持つ“グレー”な刑事たちが、秘密を隠しながら互いに利用しあい、それぞれの正義を見出していくという異色作だ。

 

そこに、確かな演技力で役柄にリアリティーを宿らせる濱田岳、女優として着実に成長を続ける上白石萌歌の2人が加わり、シリアスとコメディーが絶妙なスピード感でからみあう、いまだかつてない刑事ドラマを生み出していく。

 

原作は、人気ミステリー作家・加藤実秋の同名小説で、コミカライズも決定した人気作。西島が見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事、濱田が一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事、上白石が安定した就職先として警察を選んだ新米刑事というクセの強いキャラクターに扮し、ワケありトリオを結成。警察組織の中で異質な存在=“アウトサイダー”である3人が持ちつ持たれつ、さまざまな難事件に挑んでいく。

 

やがて、それぞれが背負っていた過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へとなだれ込んでいくことに。果たして、アウトサイダーな刑事たちが選択する正義とは…。

 

西島演じる主人公・架川英児は、五十路を過ぎて本庁組織犯罪対策部から所轄に飛ばされた、元マル暴のオヤジ刑事。左遷の原因となったトラブルの真実を探るためにも組織犯罪対策部への返り咲きを強く望んでおり、上層部に手腕をアピールする必要性から、秘密を表沙汰にされたくない光輔(濱田)と密約を交わし、タッグを組むことに。しかし、一連の謎を追ううち、自身が本庁を追われた原因があまりに深い闇につながっていることに気づく。

 

いっぽう、英児とのタッグを受け入れる濱田演じる光輔は、周囲から非の打ちどころがないと評される所轄のさわやかエース刑事。しかし、光輔は決して明かせない大きな秘密を抱えていて…。その秘密を察知した英児とやむなくコンビを組むこととなり、そこに新米刑事・直央(上白石)も加わってトリオで捜査に臨むうち、3人の間には友情や愛情とは異なる、なんとも奇妙な絆が育まれていく。

 

そして英児&光輔の下につくのは、上白石演じるなりゆきで刑事になってしまった新人・水木直央。最初は捜査に嫌々当たっていた直央だったが、ある事件をきっかけに刑事という仕事への意識が変わることに。しかし、実の父が警察組織の上層部にいるという事実が、彼女の運命を翻弄していく。

 

脚本は、映画「東京リベンジャーズ」など話題作を多数手がける髙橋泉。演出は、『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズなどを世に送り出したヒットメーカー・木村ひさし監督が担当する。

 

第1話あらすじ

桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔(濱田岳)は、不審な男が職務質問を振り切って逃走したという一報を聞き、現場に駆けつける。人質を取ってたてこもった男を冷静に諭し、投降させるまであと一息…というところで、突然、ダブルのスーツにサングラスという任侠ファッションの男が乱入! 鮮やかなアクションで、不審者を取り押さえた。瞬時に場をおさめたこの男こそ、刑事課に異動してきた架川英児(西島秀俊)。本庁の組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”から飛ばされてきたオヤジ刑事だった…。
その矢先、大学教授宅で働いていたハウスキーパーの女性が刺殺される事件が発生。英児と光輔はバディを組んで捜査に当たるが、一緒に調べを進めるうち、英児は何もかもが完璧な光輔に違和感を覚えて…!? そんな中、2人は新米刑事・水木直央(上白石萌歌)の面倒を見ることになるが、実は直央は警視庁副総監の娘だった――!?

 

番組情報

『警視庁アウトサイダー』
テレビ朝日系
2023年1月スタート
毎週木曜日 午後9時~9時54分

©テレビ朝日