小倉優香が“セクシー5変化”!人気実演販売士とカー用品を実演紹介

カー用品・カーメンテナンスの店舗を展開する「ジェームス」が新サービスを開始したことに合わせ、グラビアアイドルの小倉優香と人気実演販売士がおすすめのカー用品を実演紹介する新WEBムービー「小倉優香が初体験!ゲームス買い体験!」が、5本同時公開中。

 

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本ムービーではさまざまな車の悩みを抱える小倉に対して、実演販売士がジェームスおすすめのカー用品を紹介し、悩みを解決していく。1日かけて数パターンの撮影を行った小倉は、「実演販売士の方と撮影をしたのですが、最初は彼らのキャラクターに圧倒されてしまい、集中できなかったです(笑)」と振り返る。さらに「今回は5つの役に挑戦しましたが、皮のライダーススーツは私の体に合わせて裁縫してくださったのでオーダーメイド感というか、特別な感じがしてお気に入りです」と感想を語った。

 

抜群のプロポーションからグラビアアイドル界の超逸材ともいわれる小倉がそれぞれの動画で披露する、セクシーなライダース姿や婦人警官などのコスチューム姿の“5変化”だけでなく、軽快な実演販売士とのやり取りにも注目だ。

 

【レーダー探知機 篇】

「ピピーッ!」と笛を鳴らすのは、警官姿の小倉。「はい!そこのあなた止まりなさーい!」と、厳しい表情をしている。そこに現れたのは実演販売士のナックル井上。ナックル井上が「小倉さん、その衣装似合ってますね!」と言うと、小倉は「そうですか?ありがとうございます!」と素に戻って笑顔を見せる。ナックル井上は安全運転をサポートしてくれるレーダー探知機「ZERO704V」を紹介し始める。「レーダー探知機って何ですか?」と言っていた小倉も、ナックル井上の説明後には「安心のドライブにぜひオススメです!」と商品を紹介する。

 

 

 

【シートカバー 篇】

「もう~なんかしっくりこないな~!」と、座るポジションを調整するOL姿の小倉。「なんとかして!ジェームス!」と助けを求める。そこに現れたのは実演販売士のナックル井上。シートが気に入らない小倉に、シンプルながら曲線を入れたデザインで幅広い車種にマッチするシートカバー「クラッツィオジュニア」を実演で紹介する。説明を聞いて「クラッツィオジュニア」の良さに納得した小倉は、「いつまでも車内を快適にしたい方にオススメです!」と、ナックル井上と一緒に紹介する。

 

 

 

【カーナビ 篇】

セクシーなライダース姿の小倉。「う~ん…小さくてよく見えないな…」と、何かを見にくそうにしている。「なんとかしてよ、ジェームス!」と色っぽく語り掛けると、実演販売士のワッショイ浜が現れる。画面が大きく見やすいカーナビ「フローティング ビッグX 11」を実演で紹介。説明を聞いた小倉も「大画面で、便利な機能がいっぱい!これはオススメです!」と納得の様子を見せる。

 

 

 

【ドライブレコーダー 篇】

「証拠がないって言われても…どうして私を信じてくれないの!?」と背中で語る小倉。ミステリードラマのヒロインのごとく、「どうしたらいいの?ジェームス!」と振り向き、上目遣いで尋ねる。そこに現れたのは実演販売士のナックル井上。「ところで小倉さん、ドライブレコーダーって知ってます?」と「ドライブレコーダーZDR-015」を紹介する。説明を聞き終えるころには、小倉も「これだけ証拠が残せれば、安心ですね!」と安心した様子だ。

 

 

 

【フロアマット 篇】

海に行くような服装で砂のついたビーチサンダルを履いた小倉。なかなか砂が落ちない足元を気にして、「なんとかしてよ!ジェームス!」と助けを求める。そこに実演販売士のワッショイ浜が現れ、「車種別専用立体マット」を実演で紹介する。 最後には、小倉も「汚れがキレイに落ちちゃうマット、これはオススメです!」とワッショイ浜と一緒に紹介する。

 

 

 

 

■公開ページURL

https://www.jms-car.com/seller/201802/

 

 

 

「エヴァンゲリオン×語彙力」で文章補完計画が始動!? 話題の「ことば選び辞典」シリーズに特装版が登場

創作活動に役立つとクリエイターの間で話題の「ことば選び辞典」シリーズと、エヴァンゲリオンとの異色コラボが実現。「ことば選び実用辞典」「感情ことば選び辞典」「ことばの結びつき辞典」「創作ネーミング辞典」「難読漢字選び辞典」のエヴァンゲリオンデザイン特装版に加え、この5冊を揃えたい人向けの豪華BOXセットが発売されました。

20180209_y-koba2_icc↑価格はそれぞれ925円(+税)。全5巻BOXセットは4625円(+税) ©カラー

 

「ことば選び辞典」シリーズは、「自分が望む表現ができない」というもどかしさを解消できる辞典として創作者に人気のシリーズ。コンパクトで持ち運びやすく、電車のなかなどでアイディアを練るのにも便利です。今回のコラボでは、ケースはパイロットたちが彩り、カバーにはそれぞれのパイロットが搭乗するエヴァンゲリオンが描かれています。

20180209_y-koba3_01↑「エヴァンゲリオン×感情ことば選び辞典00」は綾波レイと零号機。ケースの台詞も要注目です! ©カラー

 

収録語や例文など本文の内容は基本的に通常版「ことば選び辞典」シリーズと同じ。特装版独自の要素としては、巻頭にエヴァンゲリオン新劇場版の台詞と辞典の収録語とがリンクした口絵を掲載しています。

20180209_y-koba3_02↑「エヴァンゲリオン×ことば選び実用辞典01」口絵。辞典を片手に名台詞を振り返ると、新劇場版のことば選びの妙をよりいっそう楽しめるかも……? ©カラー

 

また、シリーズ5点を確保したい人向けに豪華BOXセットを用意。さらに、BOXセット限定のノベルティとして、いまなら辞典をNERV仕様に着せ替えて楽しめるブックカバーも付属します。

20180209_y-koba3_03↑BOXと表面保護用のスリーブで2種類のイラストが楽しめます ©カラー

 

20180209_y-koba3_04↑ブックカバーを「エヴァンゲリオン×難読漢字選び辞典06」に装着した図。シックな印象にイメージチェンジ ©カラー

 

考えてみれば、印象的な言い回しの多いエヴァンゲリオンと、ことばによる表現に特化した「ことば選び辞典」シリーズとの相性は抜群! これはファンならぜひ手元に置いておきたいクオリティです。特に、機体がずらりと並ぶBOXセットは圧巻ですので、ご自宅のエヴァコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?

中谷美紀主演で山本文緒『あなたには帰る家がある』をドラマ化「リアルな夫婦像をお見せすることになる」

4月スタートのTBS金曜ドラマで、中谷美紀主演の『あなたには帰る家がある』を放送することが決定。中谷をはじめ、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、木村多江の実力派キャストが出演することが発表された。

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原作は直木賞作家・山本文緒の同名小説。「夫婦」という普遍的なテーマをリアルかつドラマチックに描いた人気作で、“落ちてはいけない恋”によって二組の夫婦が翻弄されていく姿を描く、ハラハラドキドキの大人の群像劇。

 

ドラマの制作にあたり、スタッフが実際に100人以上の女性にリサーチを実施し、夫や子育てに関することをはじめ、仕事と家事の両立についてなど、“オンナの本音”を徹底調査。「今」を生きる世間の“妻”たちの赤裸々なエピソードを盛り込んだ、クスっと笑える「夫婦のあるあるネタ」も組み込まれる。

 

結婚13年目の主婦・佐藤真弓を演じる中谷は「家族だからこそ身近だからこそ“ありがとう”や“ごめんなさい”が言えなくて、ほんの少しのボタンのかけ違いで、夫婦の絆にヒビが入ってしまう、そんなリアルな夫婦像をお見せすることになると思います」と役の印象を。

 

共演者については「皆さん本当に達者な役者さんばかりなので、今から撮影が楽しみで仕方ないです。4人でどんなコラボレーションができるのかなとワクワクしています」と語った。

 

妻とは対照的な人妻と“落ちてはいけない恋”にはしってしまう真弓の夫・秀明を演じる玉木は「大人の方や結婚されている方はもちろん、若い世代の方にも楽しんでいただける作品」と語り、「中谷さんには、これまで専業主婦の役というイメージがなかったのですが、今回2人で地に足が着いた夫婦役を演じられるということと、夫婦のシーンではクスッと笑える部分もあるので、楽しみたいです」と夫婦役を演じる中谷との共演を楽しみにしている様子。

 

「この歳になったからこそ、やれる役」と役の印象を語ったユースケが演じるのは、時代錯誤といえるほど亭主関白な“モラハラ夫”茄子田太郎。同じ作品に出演するも共演シーンはなかったという中谷には「一緒にお芝居をしたいと思っていたので“時がきた”という感じ。ありそうでなかった4人のキャスティングに注目してください!」と期待を寄せた。

 

家庭的で美しい茄子田の妻・綾子を演じる木村は「(中谷)美紀ちゃんとユースケさんは何度も共演し、信頼できる楽しみな方々です。玉木さんは2度目ですが、真摯にお芝居される方。皆さんと化学反応し合いながら、心がチクチクするようなドラマを作れたら」と。

 

豪華キャストで送る、“大人が楽しめる”ドラマ『あなたには帰る家がある』はTBS金曜ドラマ枠にて4月スタート。

 

金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』
2018年4月スタート
毎週金曜 後10・00~10・54

 

<あらすじ>
主人公・佐藤真弓(中谷美紀)は、結婚13年目の夫・秀明(玉木宏)と一人娘・麗奈との三人家族。子育ては一段落したものの、私立中学に入学した娘の学費やら諸経費やらが家計を圧迫。生活を守るため、結婚以来、十数年ぶりに仕事を始める決意をする真弓。しかし、秀明は危機感を持つことはなく、真弓の仕事にも家事にも非協力的だ。家事に対してとばっちりのようにしか思っていない秀明と、そんな彼に不満を抱えるばかりの真弓・・・。そんな中、秀明が働く住宅会社のモデルハウスに、茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)と妻の綾子(木村多江)が客としてやってくる。真弓とは対照的な女性である綾子に、衝動的に惹かれはじめる秀明。綾子も秀明との出会いに、運命的なものを感じていたのだった。家族のために頑張ろうと決めた真弓の決断がもとで、夫婦の溝が深まってしまう矛盾――。それでも家族の平穏を守るため一人で頑張ろうとする真弓だったが、真弓がそうすればそうするほど、秀明はますます窮屈さを感じ、綾子との“落ちてはいけない禁断の恋”に奔ってしまうのだった…。

 

<出演>
中谷美紀、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、木村多江

 

<スタッフ>
原作:山本文緒「あなたには帰る家がある」(角川文庫刊)
脚本:大島里美
演出:平野俊一(『ブラックジャックによろしく』『逃亡者 RUNAWAY』『輪舞曲-ロンド-』『ブラッディ・マンデイ』『S-最後の警官-』)
プロデューサー:高成麻畝子(『Around40~注文の多いオンナたち~』『アリスの棘』)、大高さえ子(月曜名作劇場『今野敏サスペンス 確証~警視庁捜査三課』)

 

 

 

「鍋焼きうどん」と「落語」が無料だと!? おトクすぎるイベント「キンレイ心染寄席2018」開催!

鍋焼うどんでお馴染みのキンレイと、第八回高円寺演芸まつりとのコラボ企画「キンレイ心染寄席2018」が2月10日(土)に開催。寄席のほか、会場ではキンレイ商品「お水がいらない 鍋焼うどん」が500食限定で無料提供されます。

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これは、鍋焼うどんをはじめとする「和食」と、伝統芸能のひとつである「落語」の文化的価値を融合し、その魅力を多くの人に伝えるべく2014年にスタートしたキンレイの文化啓発活動「キンレイ心染プロジェクト」の一環。「心染(しんせん)」には、“人々の心に染みる本物の文化と味”を多くの人に伝えたいという想いと、美味しさを届ける冷凍技術の“新鮮”の2つの意味が込められているそうです。

 

当日はプロジェクトに加盟している大学落語研究会より、関東10大学・総勢30名の学生が落語を披露。加えて、スペシャルゲストとして東京大学落語研究会出身の春風亭 昇吉さんの出演も決定しています。

 

ちなみに、500食限定で無料提供される「お水がいらない 鍋焼うどん」は、麺を茹でたり、スープをお湯で割ったりする手間なく、そのまま鍋に入れて温めるだけで専門店さながらの味を楽しむことができるキンレイの人気シリーズ商品。無料で落語も鍋焼きうどんも楽しめるとは、なんともお得感のあるイベントですね。

 

【イベント概要】

●日程:2018年2月10日(土)11:00~18:30

●内容:キンレイ「お水がいらない 鍋焼うどん」試食、学生寄席 キンレイ心染プロジェクト加盟学生落語家による学生寄席、スペシャル寄席 ゲスト:春風亭 昇吉(東京大学落語研究会出身)

●会場:長仙寺檀信徒寺務所1・2階

松田聖子のシングルA/B面50曲収録! 「Seiko Matsuda sweet days」から聖子ちゃんファンが選んだ意外な1曲とは?

ソニー・ミュージックダイレクトから、松田聖子の7インチシングルレコードのA/B面を完全収録した3枚組CD「Seiko Matsuda sweet days」が1月31日に発売されました。完全生産限定で、価格は5000円(税別)。

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3枚のCDには、1980年のデビューシングル「裸足の季節/RAINBOW~六月生まれ」から1988年の「旅立ちはフリージア/Angel Tears」まで、アナログEP盤で発売されたAB面50曲を収録。さらに、1983年に発売されたベストアルバム「Seiko・plaza」封入のEP盤に収録されていた「WITH YOU」と「小さなラブソング」もボーナストラックとして収録されています。音源はすべてデジタル・リマスタリングが施され、CDは高品質「Blu-spec CD2」を採用。

 

パッケージは80年代のキュートな聖子の写真が目を引くEPサイズの特製キラキラ紙ジャケット仕様で、封入の豪華ブックレットには今回初めて全EP盤ジャケットを両面復刻。さらに、シングル「ピンクのモーツアルト」に封入されていたピンナップポスターも復刻掲載された完全生産限定盤となります。

 

【収録曲】

Disc1
01.裸足の季節
02.RAINBOW~六月生まれ
03.青い珊瑚礁
04.TRUE LOVE~そっとくちづけて
05.風は秋色
06.Eighteen
07.チェリーブラッサム
08.少しずつ春
09.夏の扉
10.頬に潮風
11.白いパラソル
12.花一色~野菊のささやき~
13.風立ちぬ
14.Romance
15.赤いスイートピー
16.制服
17.渚のバルコニー
18.レモネードの夏

Disc2
01.小麦色のマーメイド
02.マドラス・チェックの恋人
03.野ばらのエチュード
04.愛されたいの
05.秘密の花園
06.レンガの小径
07.天国のキッス
08.わがままな片想い
09.ガラスの林檎
10.SWEET MEMORIES
11.瞳はダイアモンド
12.蒼いフォトグラフ
13.Rock’n Rouge
14.ボン・ボヤージュ
15.時間の国のアリス
16.夏服のイヴ
17.ピンクのモーツァルト
18.硝子のプリズム

Disc3
01.ハートのイアリング
02.スピード・ボート
03.天使のウィンク
04.七色のパドル
05.ボーイの季節
06.Caribbean Wind
07.Strawberry Time
08.ベルベット・フラワー
09.Pearl-White Eve
10.凍った息
11.Marrakech~マラケッシュ~
12.No.1
13.旅立ちはフリージア
14.Angel Tears
-BONUS TRACKS-
15.WITH YOU
16.小さなラブソング

 

1bMHCL30478_JK1A「Seiko Matsuda sweet days」MHCL-30478~30480(3枚組) 5000円(税抜)

 

「Seiko Matsuda sweet days」スペシャルサイト
http://www.110107.com/seiko_sweetdays

 

イメチェンした聖子ちゃんに戸惑った84年の冬

80年代を代表するトップアイドルとして、男性ファンのみならず多くの女性ファンも魅了してきた松田聖子ですが、今回は“聖子ちゃんファン”を公言するテレビ業界ジャーナリストの長谷川朋子さんによるコラムをお届けします。長谷川さんは、今回の「Seiko Matsuda sweet days」収録曲のなかから、お気に入りの曲としてロックシンガー・佐野元春が提供した84年11月リリースのシングル「ハートのイアリング」をセレクト。当時、マニッシュなスーツにネクタイを締めた衣装が話題となりました。

 

「私と松田聖子」 テレビ業界ジャーナリスト・長谷川朋子

聖子ちゃんの数ある楽曲のなかから好きな曲を選べと言われれば、迷いなく「ハートのイアリング」を選びます。冬の鬱蒼とした気分の時は無理してアガる曲よりも、ほどよく突き落とされる失恋ストーリーをシティポップなメロディで心地よく聞きたい。それにハマるという理由がまずひとつ。マイベストウィンターソングです。そして、聖子ちゃん楽曲の真骨頂である松本 隆先生の作詞に加えて、佐野元春さんが初めて聖子ちゃんに曲を提供したという、絶頂期の贅沢すぎるマッチングがふたつ目の理由。

 

最後の三つ目は少々大袈裟に聞こえるかもしれません。リリースされた84年の当時、「聖子ちゃんを好きなのか、好きじゃないのか」と、私のなかで勝手ながらはじめて対峙した楽曲だったからです。

 

それは小学校3年生の冬でした。オリコン連続1位を記録しノリに乗っていた聖子ちゃんが、それまでと趣向の違うパンツスーツ姿でテレビの画面から登場したんです。覚えていらっしゃる方は共感してくれるかもしれません。その変わりように正直、どう受け止めていいのか、まずは戸惑いました。

 

それでも、お友達のきょうこちゃん(仮名)と毎日のように夢中になって遊んでいた「アイドルなりきりごっこ」の聖子ちゃん担当としての責任感もありました。シングル盤のジャケットで着用していた恰好を少しでも寄せていこうと、真似たつもりでネクタイ柄付きのトレーナーを親にねだり、好きでもないチェック柄のパンツを履いたんです。「明菜ちゃん担当のきょうこちゃん(仮名)と一緒にフリルのスカートを私も履きたいんだけど」と思いながら……。

 

そのうち、「聖子ちゃん好きイコールぶりっ子」というレッテルにも不満を感じ始め、いっそのことほかのアイドルに鞍替えするタイミングなのかと自分を追い詰めたこともありましたが、聖子ちゃんほどの歌声を持つアイドルの代わりはいない。聴きたい、歌いたい曲をあれだけラインナップする歌手はほかにいないと、とりあえず聖子ちゃんを信じてついて行こうと決意しました。「ハートのイアリング」が、まさかの葛藤で気づかされた聖子ちゃんの良さを改めて認識した楽曲になったわけです。30年以上経ったいまでもその気持ちは変わらないので、間違ってなかったと確信していますが、大袈裟だったらすみません。優しく叱ってください。

賞金1億円『リアルカイジGP』応募者1万人突破!MCは加藤浩次に決定

無料インターネットテレビ局・AbemaTVで今春放送される業界最高賞金の1億円をかけたリアル人生逆転リアリティーショウ『リアルカイジGP(グランプリ)』に挑戦する一般参加者の応募数が、募集開始から10日間で1万人を突破したことが発表された。

 

『リアルカイジGP』では、福本伸行による大人気漫画「カイジ」(講談社「ヤングマガジン」連載中)シリーズを基にした番組オリジナルゲームに挑戦し、全てに勝利した参加者1名が業界最高賞金となる1億円を手にすることができる。放送開始決定にあたり、一般参加者の募集を開始していたが、開始から10日間で応募者数が1万人を突破した。

 

また、番組MCを極楽とんぼの加藤浩次が務めることが決定。賞金1億円をかけた人生逆転ゲームという前代未聞の番組について、加藤は「番組企画を聞いた時に、面白い企画だなと、『AbemaTV』はとんでもないことをやるなと思いましたよ」と。また、「一般の方が賞金を懸けて参加する、いわゆるこれまでのクイズ番組の空気ではない空気を期待してます。今までになかった番組になると思いますよ。どう視聴者が見てくれるのかが楽しみですね」と語っている。

 

さらに、原作者の福本からは「いまだかつてない企画!参加者のみんな、ここは、ひとつ、大いに、夢を見ようじゃありませんか!」と参加者へのメッセージが寄せられた。

 

番組では、引き続き参加者を募集中。詳細は公式サイト(https://special-kaiji.abema.tv/)をチェック。

 

<加藤浩次 コメント全文>

◆番組MC決定を受けて

番組企画を聞いた時に、面白い企画だなと、「AbemaTV」はとんでもないことをやるなと思いましたよ。地上波だと、これまで1,000万円が最大だったけれど、1億円はそれの10倍、ちょっと考えられないですよね。1億円にもなると、人生が変わる、ひとりの人間の人生が変わる訳です。自分がもし、いま20代だったら絶対に参加しますね。たぶん、友達を誘って5人くらいで、賞金を山分けしようって話をするかも。

 

楽しい番組になって欲しいけれど、殺伐としたものも生まれるのかなと思ってます。最後に優勝が決まる時には、一体どうなるのか正直結末は想像がつかないです。人間のいい部分、本当に悪い部分が浮き彫りになるのでは。一般の方が賞金を懸けて参加する、いわゆるこれまでのクイズ番組の空気ではない空気を期待してます。今までになかった番組になると思いますよ。どう視聴者が見てくれるのかが楽しみですね。

 

◆もし、1億円手に入れたら?

自分が20代の若いころなら、まずは、使いたいだけ使って、勘定を考えずに食べたり飲んだりして、それから欲しいものを買うんじゃないかな。いまなら、完全に貯金します。もしくは、家のローンを払うかな(笑)

 

◆参加者へのメッセージ

皆さんいろんな思いを背負って参加すると思いますが、負けても(1億円手に入らなくても)決して俺のせいじゃないからな!

 

◆視聴者へのメッセージ

見たことのないような空気感をまとった番組になると思うので、ぜひ、見てほしいですね。もしかしたら、哲学的なことで「人間とは」ということを問うような世界になってくるかもしれない。そこまで極限の状況になった人間を僕自身も見たことがないので、そういう観点でも見てほしいなと思います。

 

<「カイジ」原作者・福本伸行 コメント全文>

いまだかつてない企画!参加者のみんな、ここは、ひとつ、大いに、夢を見ようじゃありませんか!

 

「AbemaTV」の頭文字で言うと…、
『ア、明日の朝、
ベ、ベッドに、
マ、万札一万枚!
T、トライ、
V、ビクトリー!』
チャレンジしよう! が、自己責任だ!(>_<) 実は、勝ったら、勝ったで、大変だぜ。多分…。

 

AbemaTV「リアルカイジGP(グランプリ)」

放送開始日程:2018年4月(予定)

 

©AbemaTV

 

 

 

 

賞金1億円『リアルカイジGP』応募者1万人突破!MCは加藤浩次に決定

無料インターネットテレビ局・AbemaTVで今春放送される業界最高賞金の1億円をかけたリアル人生逆転リアリティーショウ『リアルカイジGP(グランプリ)』に挑戦する一般参加者の応募数が、募集開始から10日間で1万人を突破したことが発表された。

 

『リアルカイジGP』では、福本伸行による大人気漫画「カイジ」(講談社「ヤングマガジン」連載中)シリーズを基にした番組オリジナルゲームに挑戦し、全てに勝利した参加者1名が業界最高賞金となる1億円を手にすることができる。放送開始決定にあたり、一般参加者の募集を開始していたが、開始から10日間で応募者数が1万人を突破した。

 

また、番組MCを極楽とんぼの加藤浩次が務めることが決定。賞金1億円をかけた人生逆転ゲームという前代未聞の番組について、加藤は「番組企画を聞いた時に、面白い企画だなと、『AbemaTV』はとんでもないことをやるなと思いましたよ」と。また、「一般の方が賞金を懸けて参加する、いわゆるこれまでのクイズ番組の空気ではない空気を期待してます。今までになかった番組になると思いますよ。どう視聴者が見てくれるのかが楽しみですね」と語っている。

 

さらに、原作者の福本からは「いまだかつてない企画!参加者のみんな、ここは、ひとつ、大いに、夢を見ようじゃありませんか!」と参加者へのメッセージが寄せられた。

 

番組では、引き続き参加者を募集中。詳細は公式サイト(https://special-kaiji.abema.tv/)をチェック。

 

<加藤浩次 コメント全文>

◆番組MC決定を受けて

番組企画を聞いた時に、面白い企画だなと、「AbemaTV」はとんでもないことをやるなと思いましたよ。地上波だと、これまで1,000万円が最大だったけれど、1億円はそれの10倍、ちょっと考えられないですよね。1億円にもなると、人生が変わる、ひとりの人間の人生が変わる訳です。自分がもし、いま20代だったら絶対に参加しますね。たぶん、友達を誘って5人くらいで、賞金を山分けしようって話をするかも。

 

楽しい番組になって欲しいけれど、殺伐としたものも生まれるのかなと思ってます。最後に優勝が決まる時には、一体どうなるのか正直結末は想像がつかないです。人間のいい部分、本当に悪い部分が浮き彫りになるのでは。一般の方が賞金を懸けて参加する、いわゆるこれまでのクイズ番組の空気ではない空気を期待してます。今までになかった番組になると思いますよ。どう視聴者が見てくれるのかが楽しみですね。

 

◆もし、1億円手に入れたら?

自分が20代の若いころなら、まずは、使いたいだけ使って、勘定を考えずに食べたり飲んだりして、それから欲しいものを買うんじゃないかな。いまなら、完全に貯金します。もしくは、家のローンを払うかな(笑)

 

◆参加者へのメッセージ

皆さんいろんな思いを背負って参加すると思いますが、負けても(1億円手に入らなくても)決して俺のせいじゃないからな!

 

◆視聴者へのメッセージ

見たことのないような空気感をまとった番組になると思うので、ぜひ、見てほしいですね。もしかしたら、哲学的なことで「人間とは」ということを問うような世界になってくるかもしれない。そこまで極限の状況になった人間を僕自身も見たことがないので、そういう観点でも見てほしいなと思います。

 

<「カイジ」原作者・福本伸行 コメント全文>

いまだかつてない企画!参加者のみんな、ここは、ひとつ、大いに、夢を見ようじゃありませんか!

 

「AbemaTV」の頭文字で言うと…、
『ア、明日の朝、
ベ、ベッドに、
マ、万札一万枚!
T、トライ、
V、ビクトリー!』
チャレンジしよう! が、自己責任だ!(>_<) 実は、勝ったら、勝ったで、大変だぜ。多分…。

 

AbemaTV「リアルカイジGP(グランプリ)」

放送開始日程:2018年4月(予定)

 

©AbemaTV

 

 

 

 

6年ぶり再稼動のピンク・レディーに完全密着!2・12『歌のゴールデンヒット』

2月12日(月)放送の「『歌のゴールデンヒット』-青春のアイドル50年間-」(TBS系 後7・00~10・54)に麻丘めぐみ、石野真子、今陽子、菊池桃子、榊原郁恵、西村知美、野口五郎ら往年のアイドルが登場。菊池は「Say Yes!」をテレビでは32年ぶりとなるオリジナル音源で歌唱する。

 

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2017年2月に第1回が放送され、今回で3回目を迎える『歌のゴールデンヒット』。今回は「アイドル」をテーマに、過去およそ50年の間に活躍したアイドルを4時間にわたって振り返る。

 

番組では、6年ぶりに再稼動したピンク・レディーに密着。昨年末、39年ぶりの出演となった『第59回輝く!日本レコード大賞』で、2人揃ってのパフォーマンスが大きな話題となったピンク・レディー。踊りの練習風景や世界的有名デザイナーを起用した衣装合わせの様子など、その舞台裏に完全密着。さらに、デビューからレコード大賞受賞までを振り返るミイとケイ2人の独占インタビューに加え、デビュー前の超秘蔵映像などめったに見られない貴重なシーン満載のドキュメンタリーを放送。

 

また、アイドルの大ファンを自認する木下ほうか、高見沢俊彦、田中美佐子、千秋、土田晃之、ヒロミがファンゲストとして出演。かつて大ブームを巻き起こしたアイドルと、そのブームを追いかけていたファンが再会し、当時は知られていなかった数々の秘話が明かされる。

 

『歌のゴールデンヒット』は2月12日(月)後7時よりTBS系列にて放送。

©TBS

 

 

 

乃木坂46 西野七瀬が新CMで大胆肩出しワンピ!卒業発表した生駒里奈にもコメント

乃木坂46のメンバーでファッションモデルとしても活躍の西野七瀬が2月5日、花王『ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス』の新CM発表会見に登壇した。

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この日は、2月6日から全国で放送されるCMと同じ黄色のオフショルダーワンピース姿で自転車に乗って登場、「普段ここまで肌を出さないので若干恥ずかしいです」とはにかんだ。

 

トークセッションでは、スタイリストの江島モモ氏とファッションごとに日焼けの注意点を指南。西野自身が気をつけていることは「ショーパン焼け。夏はかわいいので履きたいのですが(日焼け跡ができて)ミニスカートが履けなくなっちゃうのは困るので」とファッションリーダーらしく答えた。

 

最後には、CMで太陽の声として共演したバナナマンの日村勇紀が声で登場。バナナマンといえば乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』で共演している“公式お兄ちゃん”。「デビュー当時から番組で共演させていただいていたので、こうやって違う場所で、CMで共演できてすっごくうれしいです!」と喜んだ。CMでは2人の掛け合いも注目のポイントの1つになりそうだ。

 

会見後の囲み取材で、報道陣から衣装について問われると「うちのグループは、あまり肌を出さないんですが…あ、1人だけいる」と秋元真夏の名前を挙げ、「肩出しの代表みたいな子なのですが、まさか自分がこうやって肩を出してCMに出るなんて思いませんでした」とコメント。いつもはハイネックやパンツスタイルなどボーイッシュな服装が多いと明かしたが「(CMのキャラクターなので)今年の春夏は、私服でも肩を見せるようなファッションをちょっとだけ着たいと思います」と笑顔で意気込んだ。

 

また、卒業を発表した同グループの生駒里奈については「(卒業について)うっすら聞いていたけど、びっくりしました。思っていたより早かった」と西野も驚いたそうで、「でも本人も残りの時間を大切にしたいと話していたので、これまでどおりの雰囲気で過ごせたらと思います」とデビューから共に活動したメンバーを気づかった。

 

花王『ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス』の新CM『太陽と私』篇は2月6日(火)より全国でオンエア開始。

先行して2月5日(月)よりビオレUV公式ブランドサイト(http://www.kao.co.jp/bioreuv/)にて映像公開。

 

 

 

J・ローレンスが妖艶な女スパイに『レッド・スパロー』予告編解禁

3月30日(金)公開のジェニファー・ローレンス主演映画『レッド・スパロー』の予告編とポスター画像が解禁された。

 

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本作は、元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説を原作に、「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督がジェニファー・ローレンスと再びタッグを組んだスパイ・アクション。

 

バレリーナのドミニカは、事故によりその道を絶たれてしまう。失意のドミニカは、母を守るために自分の意に反して、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員になることを決意。そこで彼女は、自分の肉体を使った誘惑や、心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ<スパロー>になるための訓練を受ける。持ち前の美貌と明晰な頭脳で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密事項を調査するCIA捜査官ナッシュに近づくミッションを受ける。2人のスパイは互いに惹かれ合いながらも、だまし合いの連鎖に陥り、自分たちのキャリアや忠誠、そして、国の安全までも脅かしかねない事態へと巻き込まれていく。

 

 

 

 

映画『レッド・スパロー』
3月30日(金)全国ロードショー

監督:フランシス・ローレンス(「ハンガー・ゲーム」シリーズ)
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・アイアンズ

配給:20世紀フォックス映画

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

 

 

沢城みゆき、野沢雅子ら“チーム鬼太郎”がゲゲゲの森がヒット祈願

4月1日(日)にスタートする新アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)の安全とヒットを祈願して、鬼太郎役・沢城みゆき、目玉おやじ役・野沢雅子ら主要キャスト全員と、スタッフ、関係者ら総勢約100名が、東京都調布市の布多天神社を参拝した。

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2018年にアニメ化50周年を迎える『ゲゲゲの鬼太郎』。第6期となる新アニメでは、おなじみの鬼太郎ファミリーに超豪華声優陣が集結することでも話題を呼んでいる。この日のヒット祈願では、鬼太郎役・沢城みゆき、目玉おやじ役の初代・鬼太郎役を演じた野沢雅子をはじめ、ねずみ男役・古川登志夫、ねこ娘役・庄司宇芽香、一反もめん役・山口勝平、子泣きじじいとぬりかべの2役・島田敏、砂かけばばあ役・田中真弓、犬山まな役・藤井ゆきよら豪華主要キャスト全員が初めて集結した。

 

参拝後には『ゲゲゲの鬼太郎』の原作者・水木しげる氏の妻・武良布枝さんら関係者とキャストがおなじみの鬼太郎の“ちゃんちゃんこ”を着て記念撮影を行った。

 

一同が参拝した布多天神社は、水木氏が調布に住んでいたこともあり、境内の奥にある杜が鬼太郎が住む森のモデルになったと言われている。今回、特別にその裏の杜の見学が許され、沢城は「本当に鬼太郎が住んでいそうな場所。みんなで見ることができて、幸せなスタートです」と語った。過去に鬼太郎の声を演じ、今回は目玉おやじの声を演じる野沢も「私にとっては、鬼太郎が成長してお父さんになったというような感覚です」と。さらに武良布枝さんからも「この企画の成功をひたすら祈念し、水木共々厚く感謝申し上げます」というコメントが寄せられた。

 

※布多天神社の裏の杜は通常立ち入り禁止のご神域で、一般の方が訪問されても見学はできません。

 

<キャストコメント>

■沢城みゆき(ゲゲゲの鬼太郎役)

「ここ、布多天神社の裏の杜は、本当にこの木の上に鬼太郎の家がありそうだなっていう、そんな素敵な場所で、幸せなスタートが切れました。マコさん(野沢さん)、登志夫さん、真弓さんもいらして、(アニメ作品で)基本的な敵は倒してきた方たちばかりそろっていたので、ものすごいパワーを感じました。世代的にも幅広いですし、本当ににぎやかなスタートになってうれしいな、と思いました」

 

■野沢雅子(目玉おやじ役)

「今日、初めてみんなで集まったんですけど、すぐにパッと団結できる感じがあって。もうずっと一緒にやっているかのような感覚がありました。鬼太郎が長年経ってお父さんになった、家族ができた、といううれしい気持ちでいます。でも、鬼太郎っていい作品ですよ。描かれるのは、人間の世界であって人間の世界ではないじゃないですか。私たちは、その両方を見られるから楽しいですよね」

 

<関係者コメント>

■原口尚子(水木しげる氏長女・株式会社水木プロダクション 代表取締役)

「私は“アニメ鬼太郎第2期世代”です。小学生だった私はこれが一番よく見たシリーズで、夜眠れないほど怖かった回もありました。第1期は、白黒テレビで父・水木しげるも一緒に、家族揃って見た記憶がおぼろげながらあります。 そして今また“アニメ鬼太郎第6期世代”の子ども達が生まれること、とてもうれしく思います」

 

■武良布枝(水木しげる氏妻)

「『ゲゲゲの鬼太郎』が6度目の新作アニメになるとのこと、改めて亡き夫水木しげるへの憶いが浮かびます。夫の93年の人生は戦争体験、そして漫画製作に精一杯打ち込んだ日々でした。在りし日の姿が目に浮かび、いまだに尽きぬ思いが去来いたします。4月1日から放送の予定とお聞きしております。この企画の成功をひたすら祈念し、水木共々厚く感謝申し上げます」

 

■鳥取県知事 平井伸治

「『ゲゲゲの鬼太郎』放送決定!目玉おやじも“目出たしジャ”。楽しいな♪ 楽しいな♪ 鬼太郎ファミリーが帰ってくる! やっぱり、おばけは死な~ない♪!! 鳥取県境港の“水木しげるロード”も7月にリニューアル完成。鬼太郎列車もパワーアップ。みんな、鳥取へ来タロー!!!」

 

■境港市長 中村勝治

「国民的ヒーロー ゲゲゲの鬼太郎! 第1期放映開始から50年。前作第5期から約10年の時を経て『ゲゲゲの鬼太郎』が戻ってきた。今年7月、水木しげるロードがリニューアルとなります。このようなタイミングで新作『ゲゲゲの鬼太郎』が放映されることは境港市にとっても大きな喜びであり、大変力強く思います。ぜひ、一緒に盛り上げていきましょう」

 

■水木しげる記念館 館長 庄司行男

「水木作品を代表する『ゲゲゲの鬼太郎』。その第6期新作アニメがこの4月から放映されると知り、思わず歓声を上げました。 おそらく多くの水木ファン、鬼太郎ファンの思いも同じだったのではないでしょうか。老若男女、それこそ日本中で知らない人はいない『ゲゲゲの鬼太郎』。そこにまた新たなチビッ子ファンが加わることを考えると…今から胸が躍ります」

 

■調布市市長 長友貴樹

「アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)放送決定、誠におめでとうございます。『ゲゲゲの鬼太郎』がアニメ化され50周年記念の節目となる年を大きな喜びとともに迎えることができ大変嬉しく思います。調布市は“水木マンガの生まれた街”として、原作者である調布市名誉市民・水木しげるさんのゆかりの地でもあることから、今作品が幅広い世代の多くの方に視聴いただけることを期待しております」

 

『ゲゲゲの鬼太郎』 フジテレビ系 4月1日(日)スタート

毎週日曜 午前9時~9時30分(一部地域を除く)

<出演者>

沢城みゆき/鬼太郎

野沢雅子/目玉おやじ

古川登志夫/ねずみ男

庄司宇芽香/ねこ娘

藤井ゆきよ/犬山まな

田中真弓/砂かけばばあ

島田 敏/子泣きじじい

島田 敏/ぬりかべ

山口勝平/一反もめん

 

公式ホームページ:http://anime-kitaro.com/

公式twitter:@kitaroanime50th

 

©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

S・スピルバーグが最新作の誕生秘話を語る!『レディ・プレイヤー1』特別映像公開

スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』から、スピルバーグ監督の夢の世界と本作の誕生秘話が明かされる特別映像が公開された。

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本作の舞台は、想像したことすべてが現実になるバーチャル世界「OASIS(オアシス)」。そこには、全世界の超人気キャラたちが続々と登場。いまだかつて誰も実現できなかった、世紀の祭典が始まる―。

 

公開された特別映像では、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティや、『E.T.』のエリオット、そして『インディ・ジョーンズ』シリーズのジョーンズ博士ら、スピルバーグ監督が生み出した世界的大ヒット映画の主人公たちが登場。彼らはこれまで体験したこともないような発見や驚きに目をみはり、一様に顔を輝かせる。

 

映像の中でスピルバーグ監督は、「原作を読んで驚いたのは、未来にも過去に同時に行けたのです!」と、壮大な世界観に心を動かされたことを明かす。さらに「原作者のアーネストと連携をとり、ビジョンを映像化しました」と、原作の中で描いている世界を2人で一緒に創り上げていったことを語っている。

<ストーリー>

そう遠くない未来。そこではバーチャル世界の理想郷「OASIS(オアシス)」だけが若者たちの希望となっていた。想像したことすべてが現実になり、誰でも何にでもなれるからだ。ある日、 OASISを作り上げた天才にして大富豪の男から、全世界に向けて遺言が発信される。広大なOASISのどこかに隠された宝の卵を見つけた者は、OASISの後継者となれるというのだ。日本生まれのアニメやマンガ、そしてゲームの個性豊かなキャラクターたちが実際に存在し、さらには映像の冒頭に登場したようなスピルバーグが生み出したアイコンまで登場する。まさに子供の頃に誰しもが一度は夢見た世界が広がっているのだ。

 

主人公ウェイドは、「OASIS」の世界に隠された“大いなる遺産”を世界中の誰よりも早く見つけ出すため、全人類が参加するトレジャー・ハンティングに挑むが、過酷なレースを支配しようと乗り出す巨大な組織が現れる。謎の美女アルテミス、仲間たちとの出会い…。ウェイドは、迫りくる陰謀を前に、仲間と共に世界を守ることはできるのか。

 

『レディ・プレイヤー1』4月20日(金)全国ロードショー

監督:スティーブン・スピルバーグ

脚本:ザック・ペン

原作:アーネスト・クライン著「ゲームウォーズ」(SB文庫)

キャスト:タイ・シェリダン、オリビア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、 T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィン

配給:ワーナー・ブラザーズ映画

 

©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

深川麻衣が劇中衣装で一日店長に!映画「パンとバスと2度目のハツコイ」公開記念イベント

2月17日(土)より公開の映画「パンとバスと2度目のハツコイ」に主演する深川麻衣が1日限定でパン屋の店長に就任する公開記念イベントが、ベーカリー&カフェ「ルパ」調布店にて行われた。

 

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本作と同店舗とのオリジナルコラボパンが、2月10日(土)より期間限定で発売されることから生まれた今回の夢のイベント。このコラボパンは、深川演じる市井ふみと、三代目 J Soul Brothersの山下健二郎演じる湯浅たもつが、劇中で一緒に作る「くまの形のかわいらしいパン」をイメージしたもので、ファンならずともそのビジュアルに思わず購買欲をかき立てられるほどの愛くるしい代物となっている。

 

深川が劇中で実際に着ていたパン屋の衣装で登場すると、朝早くから集まったファンからは大きな歓声が。深川は「映画のまち“調布”でイベントをさせていただけて、とてもうれしいです!1日店長を務めさせていただきます、よろしくお願いいたします!」と、意気込みをにこやかに語った。久しぶりにパン屋の衣装を着た感想について、深川は「映画の中でもこの制服を着てパンを作らせていただきました。撮影ぶりに着たんですけど、気持ちが引き締まって、あのときのいろんな気持ちがよみがえってきました」と懐かしそうに語った。

 

さらに「パン屋の朝の仕込みを丁寧にスピーディーにやるのが難しかったです。パンに卵黄を塗るシーンでは、実際にお店の方に教えていただき、撮影に臨みました。レジ打ちは、学生のときのバイト経験が役に立ってよかったです!」と、撮影の思い出をかみ締めるように語った。

 

作品について聞かれた深川は、「独特の恋愛観を持つ女の子が、ある日偶然ハツコイの人と再会して、気持ちに変化が起きていくというストーリーなんですが、2人の距離感をもやっとしながらも、温かく描いた作品になっています。終わった後、パンが食べたくなると思います!」と魅力を伝えた。

 

さらに、劇中でたもつとパンを食べるシーンについて「一見和やかで楽しいシーンに見えますが、2人共内側に複雑な気持ちを抱えている。実はすごく切ないシーンでもあって、映画の代名詞とも言えるシーンになっています。モヤキュンが隠れているシーンになっていると思います!」と話し、「偶然たもつに言われた言葉がグサッときて、チョコペンがゆがむというトラブルがあったんですが、監督がそのまま使ってくださったので、よく見ると動揺してます(笑)」と撮影秘話も明かした。

 

そして、この日の目玉でもある事前抽選で当選したファンに、オリジナルパンを直接手渡しでプレゼントするコーナーでは、聖母と呼ばれる深川ならではの“神接客”で、集まったファンは大いに満足している様子だった。

 

最後に「映画全体を通して、今泉監督ワールドがあふれていて、グサッとくる言葉がたくさんあるんですけど、言葉と言葉の間の時間も、とても大切な時間になっています。ぜひその間の何もない時間も想像して見ていただけたら、うれしいです」

 

映画「パンとバスと2度目のハツコイ」は、2月17日(土)よりイオンシネマにて全国公開。

 

 

映画「パンとバスと2度目のハツコイ」
2月17日(土)全国公開

<キャスト>
深川麻衣、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂

<監督・脚本>
今泉力哉

公式サイト:http://www.pan-bus.com/

 

 

福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝らが和装で集結!映画『曇天に笑う』プレミアイベント

映画『曇天に笑う』のプレミアイベント“曇天祭り”が東京・浄土宗 大本山 増上寺で行われ、福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、若山耀人、本広克行監督が登壇した。

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原作は、唐々煙の同名漫画。2014年にアニメ化、2015年に舞台化され、「踊る大捜査線」シリーズや「亜人」などヒット作を手掛けた本広克行監督により実写映画化された。物語の舞台は明治初頭の滋賀県・大津。国の平和を守ることを生業とする曇天三兄弟を中心に、強く美しく戦う男たちが、それぞれの運命に挑んでいく姿をド派手なアクション、笑いや感動も満載で描く。

 

イベントが始まると、本編の冒頭にも登場する和太鼓バンド・GOCOOによるド派手な和太鼓パフォーマンスが行われるなか、キャスト陣が曇印の特製山車に乗り、和装姿で登場。客席から割れんばかりの歓声が送られた。

 

曇天三兄弟の長男・曇天火役の福士は、下駄を履き、“鉄扇”という特殊な武器を扱ったアクションシーンに挑戦。「戦うのに難しい部分もあったんですけど、僕は“カリ”という武術をやっていたので、その技術を応用してやりました」とコメント。MCに激しいアクションシーンの撮影でけがはなかったかと聞かれると、「生傷とかはありますけど、大きなけがはなかったと思います」とにっこり。それを聞いていた本広監督が「(骨に)ヒビ入らなかったっけ?」と暴露。福士は「ちょっと皆さんに迷惑を掛けましたけど、動き的には問題なくできましたし、全然大丈夫です」と説明した。

 

曇天三兄弟の次男・空丸役の中山は、兄役の福士について「最初に会った時から、身長も大きいし、イケメンやし、僕は男兄弟いないんですけど、“兄貴”という感じでした。弟(宙太郎役・若山)もかわいいし、人懐っこいし、男兄弟いたらこんな感じなのかなぁ」と笑顔で話した。対して福士は「優馬と耀人が現場に入った瞬間に、弟でいてくれたので、2人によって兄にさせてくれた」と感謝の言葉を。また、ヒロインが不在の本作について福士は「僕は今作のヒロインは優馬だと思っている」と告白。中山はうれしそうに福士を上目遣いで見つめながら「そうよ」と裏声で返し、観客を沸かせた。

 

曇天三兄弟の三男・宙太郎役で、キャスト陣の中で最年少である若山に『現場で一番優しかったお兄ちゃんは誰?』という質問が。若山は「三兄弟の方や犲の方たちと仲良くさせてもらったので、1人は選べないんですけど…」と共演者に気を遣いながらも、最終的に「一番は、本広お兄ちゃんです」と監督の名前を挙げた。すると、キャスト陣から一斉に「大人な発言するなよ!」「社会の生き方を覚えたな」とのツッコミが。若山にお願いされて一緒にお風呂に入ったという桐山は、「背中を流し合って、兄弟の契りを交わしたと思ったんですけど…、選ばれなかった」と残念そう。その理由を若山は「テレビで怖いおばけの番組を観てしまって、不安が大きくなってしまったので、『よかったら大浴場どうですか?』って言いました(笑)」と照れ笑いしながら説明。桐山は「連絡先を知らないから、撮影終わった後、廊下でうろちょろして待っていて(笑)。かわいいな~!って思った」と振り返った。

 

また、本作のタイトルにちなみ、『これがあれば笑顔になれる、というものは?』との質問に、犬を飼っている中山は「ワンちゃんです。一緒に寝るんですけど、僕が部屋を出る時まで布団から出てきてくれない。『もう仕事行くからね!』ってキレ気味で言うと、ひょこっと出てきてくれる(笑)」と溺愛っぷりを明かした。

 

続いて、古川は「飼っていないけど、ネコです。こういう場所(浄土宗 大本山 増上寺)に来ると、ネコちゃんに会える可能性高いじゃないですか。探しますし、ご縁があったら拾います」と笑顔。古川と同じく、ネコと答えた桐山から「ネコの動画見る?」と聞かれると、「ニヤニヤしながら見ます。おすすめの動画とか教えてください」とネコにメロメロな様子。

 

最後に福士は「この映画は誇れるスーパーエンターテイメントになっていると思います。明るく元気な作品なので、たくさんの人に観ていただきたいです!」とメッセージを送った。

 

映画『曇天に笑う』
3月21日(水・祝)全国ロードショー

 

出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太/東山紀之

 

原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
監督:本広克行
脚本:高橋悠也
主題歌:「陽炎」サカナクション

 

配給:松竹

 

公式サイト:donten-movie.jp

 

©映画『曇天に笑う』製作委員会©唐々煙/マックガーデン

 

 

 

ベッキーが時代劇ドラマで初主演!BSジャパン『くノ一忍法帖 蛍火(ほたるび)』4月スタート

4月クールのBSジャパンの火曜ドラマが『くノ一忍法帖 蛍火(ほたるび)』に決定。ベッキーが主演を務める。

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山田風太郎の1969年に発表された時代小説「忍法双頭」を基に、映画「超高速参勤交代」の原作・脚本を担当した土橋章宏がアレンジした、くノ一忍者の活劇。

 

ベッキーが演じるのは、主人公の真面目で正義感の強いくノ一忍者でバテレンの母を生みの親に持つお蛍(けい)。本作品が時代劇初主演となる。ベッキーは「この瞳の色があるから、時代劇に出演するのは難しいと思っていたんですが、逆にこの瞳を生かした時代劇の役を与えていただき、本当にうれしく思います」と喜びを語った。「人生初の時代劇の撮影が、京都の太秦で経験できるなんて本当にぜいたくなことです、ありがとうございます。スタッフ&出演の皆さんと手を取り合い、最高の作品にできるよう頑張ります!ご期待ください!」と意気込んだ。

 

脚本を担当した土橋は「山田風太郎の伝説の名作『くノ一忍法帖』が今新たによみがえりました。将軍綱吉の時代、老中たちの暗闘の中、人知れず活躍した3人のくノ一たちの物語。明るく、楽しく、カッコいいくノ一たちが、バッサバッサと悪を斬る忍術アクションコメディ。くノ一の凛々しい勇気、おかしな友情も見どころです。脚本陣もたっぷり新しい忍術を用意しました。素晴らしいキャストを迎えたくノ一3姉妹の活躍、ぜひご覧ください!」とコメントを寄せた。

 

<ストーリー>

「徳川綱吉が世継ぎ争いに勝ち、五代将軍の座について、数年が経った。だが、綱吉の強引な治世に反発し、密かに兵糧を蓄える藩や、軍備を整える藩も少なくない。綱吉の後ろ盾になった老中・堀田筑前守は、これらの雄藩に脅しをかけ、場合によっては取り潰しを行おうとした」――堀田老中のこの強硬策の尖兵となったのが、新たに公儀隠密に登用された根来衆である。抜擢に勇躍する若き根来忍者が各藩を調べに出る。その背後には、伊賀忍者の存在があるのだった…。

 

『くノ一忍法帖 蛍火』

2018年4月、BSジャパンにて毎週火曜夜8時より放送スタート
原作:山田風太郎
脚本:土橋章宏ほか
監督:井上昌典、服部大二、前原康貴、大脇邦彦
主演:ベッキー

 

 

 

荻野由佳らNGT48メンバーが新潟港の歴史を紹介!新潟開港150周年記念PRムービー公開

新潟市の魅力PR動画第3弾として、NGT48メンバーを起用した「新潟開港150周年記念PRムービー」が公開された。

 

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今回の動画は、2019年1月1日に新潟港が開港150周年を迎えることから、みなと街・新潟を盛り上げる活動Nii portの一環として、新潟商工会議所により制作。NGT48のメンバー5名(荻野由佳、長谷川玲奈、山田野絵、菅原りこ、日下部愛菜)が、駅伝形式で“たすき”をつなぐのに合わせて、新潟港の歴史にまつわる名所旧跡を紹介していく。

 

 

 

 

公式サイト:http://www.niigata-cci.or.jp/kaikou150

©AKS

 

 

 

菅田将暉とムロツヨシが2・2『LIFE!』でフォークデュオ結成!?

2月2日(金)放送の内村光良率いるコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK総合)に、菅田将暉、中川大志、真野恵里菜が出演することが分かった。

 

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菅田はコント「聴いてください」に出演。ムロツヨシとフォークデュオを組み、プロデューサー(内村)の前で持ち歌を次々と披露していくが、その反応は…という内容。収録時はアドリブの応酬にスタジオは大爆笑だったという。トークコーナーでは、そんな収録の裏話や貴重なNGシーンも公開する。

 

さらに、菅田が出演する人気コントシリーズ「悲しみの丘」の第4弾も放送。今回は真野がメスのオットセイに扮し出演。メスのオットセイ(真野)が現れたことで物語は急展開を迎える。中川は、吉田羊がくせのある女将役を熱演するコント「小料理屋らっかん」で吉田と共演。

 

『LIFE!~人生に捧げるコント~』は2月2日(金)NHK総合で後10時放送。番組ホームページやNHKのネットサービス「1.5チャンネル」などで『LIFE!』放送前の恒例となっているムロツヨシの新作コントでは、今回は「癒やし動画」を配信する。

 

『LIFE!~人生に捧げるコント~』
NHK総合
2月2日(金)後10・00~10・48
出演者:内村光良、田中直樹、菅田将暉、吉田羊、中川大志、真野恵里菜、石橋杏奈、池谷のぶえ、ムロツヨシ、塚地武雅、塚本高史、梶原善、國村隼

番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/life/

©NHK

 

 

 

ロシア語学科卒の上坂すみれが吹替を担当!『ロシア・トラベルガイド』旅chで2・4スタート

声優の上坂すみれが日本語吹き替えを担当する旅番組『ロシア・トラベルガイド』が、旅チャンネルで2月4日(日)からスタートする。

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この番組は、ロシア各地の旅の見どころ、歴史、文化を紹介したシリーズで、2015年にロシアで制作された全12話の旅番組。ロシア各地を旅しながら番組をナビゲートするロシア人女性エカテリーナ・フェドトワの日本語吹き替えを、大学でロシア語を専攻し、歴史や文化からサブカルチャーまで幅広い分野でロシアに精通している声優の上坂すみれが担当する。

 

2月4日放送の第1話「クラスノダール」では、ロシア南西部に位置し、2014年にソチ五輪が開催され、温暖な黒海に面していることから多くのリゾート地を擁するクラスノダール地方を紹介する。ソチでは五輪の会場として中心的な役割を果たし、白鳥の姿をデザインした聖火台などが見られるオリンピック・パーク、旧ソ連時代の1926年にスターリンが訪れたことから急速に発展していったマツェスタ温泉などを巡る。

 

ロシアを代表する港湾都市ノヴォロシースクでは、遺跡からの出土品やコーカサス戦争と第二次大戦で使われた兵器などが見られるヴォロシースク歴史博物館保護区、1943年にファシスト軍と戦った兵士たちのために作られた「死の谷」と呼ばれる施設を訪ねる。

 

クラスノダール地方のリゾートで昀も人気があるアナパの人気ビーチや、パルテノン神殿より50年は古いとされる古代ギリシャの遺跡ゴルギッピア、ロシアで最大級の古代ギリシア遺跡で現在も発掘が続くタマーニのファナゴリアを紹介するなど、各都市での交通手段、宿泊施設などの情報とともにクラスノダール地方の魅力を伝える。

 

第1話の収録を終えた上坂は「吹き替えのお話しがあった時は『そんな素晴らしい番組があるなんて!』と大喜びしました。番組では、私の全然知らないロシアの名所がたくさん出てきてさらにビックリ!!ローカルな史跡や名所が映像と音声で楽しめて、わくわくする収録でした」と感想を。また、第1話の見どころとして「温泉施設や美しいビーチ、ほかにも第二次大戦の史跡やギリシアの遺跡の発掘現場などもあり、ロシアの広大さにあらためて驚きました。日本にいるとなかなか知ることのできないクラスノダール地方のさまざまな観光名所が紹介されていて興味深かったです」と語った。

 

『ロシア・トラベルガイド』

2月4日(日)スタート

毎週(日)午前8・00~9・00(他、再放送あり)

2月4日(日)#1 クラスノダール

2月11日(日)#2 クリミア

2月18日(日)#3 レニングラード

2月25日(日)#4 ミンヴォードィ

吹替声優:上坂すみれ

旅チャンネル:www.tabichan.jp

©VGTRK

SKE48をディスカバリーチャンネルが分析『SKE48ヲ科学セヨ』1・28一挙放送

世界最大のノン・フィクションメディアであるディスカバリーチャンネルがSKE48の魅力と実態に迫る番組『SKE48ヲ科学セヨ』の拡大版スペシャルが、1月28日(日)後11・00から一挙放送される。

 

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2月4日(日)の最新話(エピソード4)配信を目前に控え、拡大版スペシャルではエピソード1~3を一挙放送。 エピソード1と2では、 チームEの谷真理佳がチームKIIのメンバーの楽屋に入り、 大場美奈や惣田紗莉渚をはじめとする各メンバーのメイクや食事の様子などを撮影。 メンバーだからこそ撮影可能な領域からの映像が満載となっている。

また、エピソード3では、チームSの野村実代の母親が休日の野村を撮影し、小学校時代に児童会会長になったエピソードなどを明かす。

 

『SKE48ヲ科学セヨ』拡大版SP
1月28日(日)後11・00~
エピソード1 ブタイウラ
エピソード2 オモテトウラ
エピソード3 シセイカツ

エピソード4:2月4日(日)後11・50~
エピソード5:2月11日(日)後11・50~

ディスカバリーチャンネル公式ホームページ:https://www.discoverychannel.jp/ja/skpfree.html

 

 

コスパNo.1映像サービス「dTV×dTVチャンネル」がハンパない!

映画・ドラマ・アニメなど、激増する魅力的な作品を豊富に、かつ安価で見られるのが「dTV×dTVチャンネル」の組み合わせ。視聴スタイルも自由に選べ、いつでもどこでも映像を楽しめる!

 

 

2つのサービスを組み合わせ最強の視聴環境を手に入れる

NTTドコモの映像配信サービス「dTV」は、国内外の映画・ドラマ・アニメ・音楽など、約12万作品以上を月額500円で見放題という驚きのコスパを誇る。スマホでも大画面テレビでも視聴可能なスタイルの多様さと、ハイクオリティなオリジナル作品も魅力で、その会員数は、国内最大規模だ。

 

そんなNTTドコモが新サービス「dTVチャンネル」を1月30日に開始する。これは、BS/CSの有料放送のように、30以上の専門チャンネルを自由に視聴できるというもの。

 

好きなときに見たい作品を選んで視聴できる「dTV」と、見たい作品がないときでも適当にザッピングすれば魅力ある作品に出会える「dTVチャンネル」。これら2つの映像配信サービスは、組み合わせて利用することでいっそう楽しむことができるようになる。それが今回提案する「dTV×dTVチャンネル」なのだ。その魅力とお得さを紹介しよう。

 

 

そもそもdTVとdTVチャンネルって何?

見たい作品を選択するもよしザッピングで気ままに見るもよし
インターネット経由で作品を選び、再生できる「dTV」と、CSなどで放送されている専門チャンネルを視聴できる「dTVチャンネル」の組み合わせ。ネット配信とテレビ受信の「いいとこどり」ができる最強コンビなのだ。

 

膨大な作品数を月額500円で!

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dTV

月額: 500円
作品数:12万本以上

スマホ・タブレット・PCなどからインターネット経由で、作品を視聴できる映像配信サービス。その場で再生するストリーミング配信と、端末に保存してから視聴するダウンロード再生の2通りが可能。別料金だが、新作のレンタル視聴もできる。

主なオリジナル作品:●ドラマ「花にけだもの」●ドラマ「パパ活」●ドラマ「望郷」●ドラマ「銀魂-ミツバ篇-」ほか

 

テレビ感覚で専門チャンネルを楽しめる!

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dTVチャンネル(1月サービス開始予定)

月額:780円※
作品数:30ch以上

ジャンルごとに特化した専門チャンネルの作品を、テレビのようにリアルタイム視聴できるサービス。ネットに接続したスマホやタブレット、専用機器などから利用する。放送中や放送後に、作品を最初から視聴できる「見逃し視聴」も可能だ。

主な専門チャンネル●映画ザンマイ!●ディズニージュニア ライト●MTV MIX●将棋プラス●BOOMERANGほか

 

 

【一緒に使うとココがハンパない!01】

dTV×dTVチャンネルは配信作品が充実しすぎ!

【dTV】12万作品×【dTVチャンネル】30チャンネル超でボリュームもジャンルの多彩さも完璧!
オンデマンド型映像配信サービスのdTVとリアルタイム型映像配信サービスのdTVチャンネルを組み合わせることで、楽しめる作品数は膨大な数に! 完全オリジナルドラマからバラエティまで、dTVでしか見られない作品も豊富で、新作も続々追加されている。

 

 

【dTV】ドラマもバラエティも音楽も!話題作が満載!

18ジャンルにわたって12万作品以上をラインナップするdTVには、ココでしか見られないオリジナルドラマや話題の映画、海外ドラマなど必見の作品が山盛り。さらに、地上波にはできないバラエティや、ファン必見のライブ映像なども揃う!

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<バラエティ>「トゥルルさまぁ~ず」

視聴者から届いた「気持ちいいこと」を、さまぁ?ずとあびる優が実際に体験。結果を5段階で評価するバラエティ。
©BeeTV

 

 

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<海外ドラマ>「ウォーキング・デッド」シーズン8

全世界で大ヒットしている海外ドラマの最新シーズン。ウォーカーが蔓延る世界で生きる人間たちの運命を描く。

●「ウォーキング・デッド」シーズン8 後半(第9話)は、2018年2月26日(月)22時~ FOXチャンネルで日本最速配信スタート!

© 2018 AMC Network Entertainment LLC.  All Rights Reserved.

 

 

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<dTVオリジナルドラマ>「不能犯」

マインドコントロールなどを駆使する、法で裁けない殺し屋と彼に翻弄されるターゲットの悲惨な末路を描く。

©宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会 ©2017 dTV

 

 

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<dTVオリジナルドラマ>「銀魂-ミツバ篇-」

「銀魂」屈指の泣けるエピソードを実写化したオリジナルドラマ。江戸の治安を守る真選組隊士たちの絆と活躍を描く。

©空知英秋/集英社 ©2017映画「銀魂」製作委員会
©2017 dTV

 

 

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<音楽ライブ>「AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY- 東京ドーム公演(Digest)」

6人体制となったAAAによるグループ初の4大ドームツアーを収録。圧巻のパフォーマンスはファンならずとも必見!

 

 

【dTVチャンネル】映画やアニメチャンネルからドキュメンタリー、釣りや将棋などマニアックなチャンネルまで

日本初提供の「ソニー・チャンネル」や、キッズアニメの「ディズニージュニア ライト」、エンタメの「MEN’S NECO」、音楽の「MTV MIX」など30以上のチャンネルが揃う!

●おもなチャンネル

「ソニー・チャンネル」
ソニー・ピクチャーズの海外ドラマ・映画をお届け。

 

「Boomerang」
世界で大人気のファミリー向けアニメチャンネル。

 

「Kchan! 韓流TV」
韓国のチャン!(最高)なK-POPエンタメチャンネル。

 

「Discovery TURBO
クルマやバイクを愛する人のためのエンタメチャンネル。

 

「ニコロデオン」
グローバルなキッズ向けエンターテインメントチャンネル。

 

「ナショナルジオグラフィック」
世界最高峰のドキュメンタリーチャンネル。

 

 

【一緒に使うとココがハンパない!02】

dTV×dTVチャンネルなら視聴スタイルを問わず使える!

dTV×dTVチャンネルは、視聴できる機器の豊富さも魅力。外出先ではスマホやタブレット、リビングでは大画面テレビなど、シチュエーションに合わせて、いつでもどこでも見たい作品を再生できるのだ。ひとつのIDで最大5台までの再生機器を登録可能なのも便利。

 

プライベートタイムにこころゆくまで名画鑑賞

家族は見ないような古い名画や、マニアックな作品などは、タブレットで視聴。誰にも邪魔されず、一人でゆっくり鑑賞できる。家族が寝静まったらリビングに移動して大画面テレビで鑑賞なども自由自在。

 

リビングに集まって家族向け作品を楽しむ

対応テレビや専用機器を使えば、リビングの大画面テレビでも視聴可能。食事をしながら、あるいはティータイムに、家族みんなで楽しめる。dTVチャンネルなら、テレビ感覚でザッピングも可能だ。

 

dTVモバイルアプリは機能が超充実!

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画面上部のタブで作品ジャンルを切り替え可能。「あなたにオススメ」では好みに合った作品がリストアップされるので、思わぬ作品に出会えるかも。

 

dTV×dTVチャンネルはテレビで見るのも簡単!

20180119_dtv09↑NTTドコモ /ドコモテレビターミナル/価格未定/1月発売予定

 

新登場の「ドコモテレビターミナル」を使えば、インターネット回線に繋ぐだけでdTV、dTVチャンネルが大画面テレビで手軽に視聴可能。ほかにも、DAZN for docomoやdアニメストアといったドコモの映像サービス、さらにはYouTubeなども再生できる。4K HDRやDolbyVisionの映像にも対応。またリモコン内蔵マイクを使って、音声によるコンテンツ検索も行える。

 

 

【一緒に使うとココがハンパない!03】

これだけできてdTV×dTVチャンネルは月額980円!(※)

dTVとdTVチャンネルは個別で利用することもできるが、一緒に申し込むと「お得パック」が適用され、なんと月額300円も安く。得意ジャンルや利用シーンの異なる2つのサービスを生かすためにも、セットでの利用がオススメだ。以下、GetNavi関係者の生の声をお届けしよう。

 

月額980円なのに専門チャンネル見放題はスゴい!

月額500円のお得さが際立っていたdTV。そこに専門チャンネル見放題のdTVチャンネルをプラスしても他のVODサービス並みの料金で済むのはスゴい! CS放送などと違ってアンテナ等の設置費用が不要なのもイイ。(ゲットナビ編集部:森 有史)

 

月額980円なのに4KやVRまで楽しめる!

最新テクノロジーの導入に積極的なのもdTVのよいところ。追加料金なしに、4KやVRなどの作品も楽しめるのはうれしい限りです。現時点では、まだ対応機器も作品も限られていますが、今後の展開に期待!(ライター:湯浅顕人)

 

月額980円なのにライブ映像&MV見放題!

dTVは、ライブ映像や生配信など、音楽関係の作品が充実しています! 私の母はEXILEが好きなので、家族全員でdTVを活用中。dTVチャンネルにはMTVもあるし、音楽好きにとっても魅力的なサービスです。(ゲットナビ編集部:保谷恵那)

 

※:ドコモ以外の方は、dTVチャンネル月額1280円、dTVお得パック月額1480円でご利用になれます
価格はすべて税抜き表記になっています。対応機種・ご利用条件・キャンペーン詳細など、詳しくは「dTVサイト」「dTVチャンネルサイト」でご確認ください

 

dTV公式サイトはコチラ
https://pc.video.dmkt-sp.jp/

 

 

 

内山昴輝&村瀬歩&潘めぐみが制作秘話を語る!Netflixオリジナルアニメ「DEVILMAN crybaby」配信記念トークイベント開催

永井豪の伝説的漫画を現代によみがえらせた、Netflixオリジナルアニメ「DEVILMAN crybaby」が、1月5日(金)より世界190か国にて配信中。「久々にすごい作品を鑑賞した」「見始めたら最後まで目が離せなかった」といった称賛の声がSNSを中心に広がり、世界各国で大きな反響を呼んでいる。

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原作が持つニュアンスを最大限に生かしつつ、湯浅政明監督が現代に描かれるべきアニメとして新たな映像化に挑戦したという本作。連載開始から45年たってもファンを魅了し続け、今なお多くのクリエイターに影響を与え続けている原作の世界観をベースに、人間の欲望が渦巻くセクシャルな描写、デビルマンと悪魔たちが繰り広げる激しいバイオレンス描写など、Netflixならでの表現を追求し、今だからこそ表現できる『デビルマンの真の姿』が誕生した。

 

今回、全世界配信を記念したトークイベントが開催され、内山昂輝(不動明役)、村瀬歩(飛鳥了役)、潘めぐみ(牧村美樹役)ら豪華声優陣が登場。作品に込めた思い、世界中に多くのファンを持つデビルマンの新作アニメーションにどう向き合い、挑戦したのか、配信を迎えた今だから話せる制作秘話など余すことなく語った。

 

会場には、今最も旬なキャストを一目見ようと、200人以上もの観客が集結。3話までの上映を終えたばかりとあって、興奮冷めやらぬ会場に内山、村瀬、潘が登壇すると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が起こり、3人の挨拶で盛り上がりは一気に最高潮に達してイベントがスタートした。

 

本作で、主人公の不動明としてデビルマンになった明の声も演じた内山は「どれほど自分の声が使われてるか分からない。デビルマンとして動き回るときは、声にエフェクトをかけてると思うので」と語ると、思わず全話を2回見たというMCの吉田は「今までの内山くんの役の中でも特に全力のように感じました。感情の部分は完全に内山くんが出てる」と絶賛し、観客たちも納得の表情。また、デーモンが体に入り、変化する前の気弱なころの明も演じた内山を、村瀬や潘も「かわいい」とべた褒め。いっぽう、内山が「最初は了のオーディションを受けたんですが、結局明の声をやらないまま監督に『明やりましょうね』と言われました。さらに気弱な明もいて『どうするんだ、これ』と(笑)」と振り返ると、潘も「知らなかったの!?」と驚いた様子。しかし、「ピンポン THE ANIMATION」でも湯浅監督ら本作のスタッフと組んだ内山は信頼感があったといい、湯浅監督からも「できると思って任せたら、やっぱりできた」と言われたことを明かした。

 

明と旧知の仲だが、考えの違いから対立することになる、飛鳥了を演じた村瀬は、「了が周りにいるタイプでないため、最初は困った」といい、「原作だと了は表情に出るけど、アニメだとあんまり表情が動かない。外から見えないけど、内にあるものを拾っていく仕事だと思いました」と振り返った。さらに「了はあまり感情が出ないが、演じてるふりをすることはできるタイプだと思ったので、アジテーションのシーンでは感情が外に出てくるように演じました。途中から自分で自分のことが分からなくなっていくけれど、10話でやっとフラストレーションから解き放たれて、それまでの役作りを生かせました」と満足げに語ると、内山らも感心し切りの様子を見せていた。

 

また、役柄から英語のせりふが多く、監督はネイティブレベルで英語が話せるキャストを求めていたといい、帰国子女である村瀬は謙遜しつつも「声優のお仕事始めたころはモブキャラで英語要員をやってました。本作の最後のハルマゲドンのシーンでも、世界が舞台になるからオーストラリアなまりの英語を話せる方が起用されたりしてます」と話すと、内山が「これは声優になるのが大変な時代になりましたね」と老齢のようなコメントをし、会場は大きな笑いに包まれた。

 

いっぽう、本作のヒロイン・牧村美樹を演じた潘めぐみは、自分の番になると、9話の魔女狩りで美樹の首がさらされるシーンをジェスチャー。村瀬が「恐ろしい女だな!(笑)」と突っ込みを入れるも、天真爛漫な様子の潘に、会場は癒されている様子。内山は「よくあんなにポジティブな感じで、嫌味にならないなと思いました」と褒め、村瀬も同意すると潘は「ま、人柄かな!」と茶目っ気たっぷりのリアクションを。また、潘は9話について、「2人は大変だったと思うけど、私はあんまり疲れなかったです。美樹の最期も明が立ち上がるきっかけになったと思って、『役割が果たせたな』と」と振り返り、まさに美樹そのものといえる潘の人柄に、観客らも感心した様子。村瀬は「そんな9話の時、了は『明、遅いなー』って、彼氏を待つ彼女のような感じでした。監督からもそういう指示を受けた」と話し、再び観客の笑いを誘っていた。

 

また、アフレコについては、テレビの現場とあまり変わらなかったとしつつ、テレビアニメでは後半は視聴者の反響を見ながら収録するが、Netflixが全話一挙配信という点が違うと語った。内山は「こんな過激なものが世に出るのかと。最高だぜ!!」と語り、村瀬も「1 話の時点でやばかった」と、自信を持って作品を世に送り出せたようだった。

 

さらに今回、事前に公式ツイッターで募集したファンからの質問にも回答。1つ目の「自分のキャラでお気に入りのせりふは?」という質問に、潘は「『だって家族だろ』」と劇中の美樹の声を再現し、会場からは大きな拍手が。吉田も「蘇ってきましたね!」と絶賛した。続いて村瀬が「『明、遅いなあ』」と再び9話のシーンのせりふを言うと、観客は爆笑。もう一度女性の声色で再び観客の笑いを取り、サービス精神の旺盛さを発揮していた。いっぽう、内山は「何がOK だったか分からないせりふがあります。『俺には愛に見えた』というせりふは100 回くらいやった」と言うと、すかさず「盛りすぎでしょ!」と村瀬と潘から突っ込みが。「25回くらいかな(笑)」と訂正しつつ、「最初は具体的な指示だったけど、『最後はドレミファソラシドの音階で』、『ここでブレスを入れてみて』と、次第に自分がボカロみたいになっていった。いい意味で(笑)」と、撮影の苦労を振り返った。
2つ目の「演じたキャラ以外にやりたいキャラは?」という質問には、内山は「ないですね!」と即答。「了でオーディション受けたけど、村瀬くんの了を見たらこれ以上はないなと」と、やり切った様子。村瀬は美樹の飼い猫を挙げつつ、津田健次郎演じる長崎役を挙げ、「人間臭い感じがいい」と語った。潘は「自分のやった美樹役以外はないですね。ミーコは小清水亜美さんだからこそだし、お母さんもそう。むしろ挑戦したいという意味ではラッパーです!本音をリズムや五感で表現できるってのがいいなと」とまさかのコメントを。吉田が「湯浅監督にこの座組で別のアニメを作っていただいて、そのときに潘さんのラップシーンを入れてほしいですね」と言うと、観客も激しく同意した様子だった。

 

最後に登壇した声優陣が謝意を述べつつ、潘は「お客さんの反応を見ると、キャストだけでなく作品にも興味を持っていただいたのではないかと思います。善悪にまた一つの答えを出せたのではないかと思いますので、ぜひ家でも見て楽しんでください」と熱い思いを語った。村瀬は「キャスト一同誇りをもって演じたので、よろしくお願いします」と話し、「テレビでは流れない・流せない作品なので、3話まで観て面白かった方は知人の方にも進めていただいて、ぜひよろしくお願いいたします」と内山が締めくくり、大きな拍手と歓声に包まれて、イベントは幕を閉じた。

 

<作品情報>

■STAFF
原作:永井豪「デビルマン」
監督:湯浅政明
脚本:大河内一楼
音楽:牛尾憲輔
キャラクターデザイン:倉島亜由美
デビルデザイン:押山清高
ラップ監修:KEN THE 390
アニメーション制作:サイエンスSARU Produced by Aniplex Inc.Dynamic Planning Inc.
主題歌:「MAN HUMAN」電気グルーヴ(Ki/oon Music)
特別エンディング:「今夜だけ」卓球と旅人(Ki/oon Music)

■CAST
内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ、小清水亜美、田中敦子、小山力也、アヴちゃん(女王蜂)、津田健次郎、KEN THE 390、木村昴、YOUNG DAIS、般若、AFRA

 

公式サイト:http://devilman-crybaby.com/
ツイッター:@DevilmanCryBaby

 

 

 

木村佳乃が『相棒』で人生初の剃髪姿「見かけは三蔵法師みたいで面白い」

木村佳乃がテレビ朝日系『相棒』の300回記念スペシャル(1月24日、31日(水)午後9・00)で、人生初の剃髪姿になった。

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木村は衆議院議員の片山雛子役で2004年から『相棒』に出演。したたか、かつ野心的で、警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)とも対等に渡り合うキャラクターが人気を博していた。

 

2016年の元日スペシャルで、雛子は共に次期政権の中枢を担うはずだった時の官房長官をテロで失い、議員を辞職。政治の表舞台からは姿を消していたが、今回、横領の罪で服役していた元法務大臣で僧侶の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が出所するや現れて、いきなり出家を申し出る。

 

2年ぶりの再登場に、木村は「300回という連続ドラマではそうそうない機会に、また皆さんとご一緒することができ大変うれしく思います」と喜び、「雛子を最初に演じたのは20代。長く演じている役は唯一これだけですから、私の俳優人生でとても意味のあるお仕事ですし、毎回とても温かく迎えてくださる現場で同じ役を継続でき、貴重で幸せなことだと思っています」と感謝。

 

さらに「雛子のように転んでもただじゃ起きない女性を演じるのはなかなか面白いこと。今回、『雛子は出家します』と聞いたときは『えっ!?』と思いましたが、話の流れを考えると『なるほど』と納得しました」と言い、自らの剃髪姿について「見かけは三蔵法師みたいで面白いですよ(笑)。津川さんにはかわいいと言っていただきうれしかったです!」とコメントしている。

 

 

<300回記念スペシャル あらすじ>

かつて杉下右京(水谷豊)に捕らえられ、横領の罪で服役していた僧侶で元法務大臣の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が仮出所の日を迎える。身元引受人は兄弟弟子の蓮妙(高橋惠子)。その出所は、刑務所の門前で待ち構えていた『週刊フォトス』の記者、風間楓子(芦名星)による、『瀬戸内米蔵、美貌の尼僧に迎えられて娑婆へ』の独占記事で世に知られることとなる。記事を読んだ冠城亘(反町隆史)は、法務省の役人時代、大臣としての米蔵に不満を抱いていたことをふと思い出す…。

 

実家の『徹正院』に戻った米蔵は、荒れた寺の再興を決意。そんな米蔵を、さっそく元衆議院議員の片山雛子(木村佳乃)が訪ねてくる。雛子は突然、米蔵に出家の意思を表白。驚く米蔵に得度式の執行を依頼する…。

 

その後、『徹正院』には檀家総代の息子、常盤臣吾(矢野聖人)が顔を出すようになり、清掃など米蔵の手伝いを始める。その臣吾が、墓地の草取り中に、ほかの場所と比べて不自然に雑草が密集している場所を見つける。おもむろに臣吾がスコップで掘り始めると、なんと、大部分が白骨化した遺体が土の中から現れる。

©テレビ朝日

 

 

 

 

吉岡里帆、田村正和との共演は「一生忘れることのない時間」『眠狂四郎 The Final』で時代劇初挑戦

田村正和が主演する時代劇『眠狂四郎 The Final』(フジテレビ系)が、2月17日(土)午後9時から放送されることが決定した。

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「眠狂四郎」は柴田錬三郎の豪剣小説の主人公。幾度となく映画やテレビでシリーズ化されており、名優たちが眠狂四郎を演じてきた。田村は、1972年~73年の連続ドラマで狂四郎を演じており、フジテレビ系列の制作としては、およそ半世紀の時を経て「田村正和×眠狂四郎」が復活する。

 

さらに、女優・吉岡里帆の出演が決定。吉岡は時代劇初挑戦で、田村とは初共演となる。吉岡が演じるのは、武家の娘・操(みさお)。操はある日突然、狂四郎の前に現れ、狂四郎のことを「父上」と呼び、皆を驚かせる。

 

『眠狂四郎 The Final』では、複雑な生い立ちを持ち、伝説の剣を操る孤高の眠狂四郎が、江戸に戻り自らの出生や運命に立ち向かう。さらにシリーズ史上最強の敵となる、狂四郎と同じ円月殺法を使う妖術の使い手・加賀美耀蔵(椎名桔平)が立ちはだかる。

 

<吉岡里帆 コメント>

◆出演を聞いた時の感想
「私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです。また京都で撮影できるのもうれしかったです。私は撮影所の近くの太秦で育ち、18歳のころ、エキストラとしてお世話になったこともありました。その時は“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです」

 

◆田村正和さんとの共演について
「田村さんとご一緒できると聞いて、とても驚きました。今回出演するにあたって(市川)雷蔵さんの作品から拝見させていただいたのですが、『眠狂四郎』というこんなに長年愛されている歴史小説の作品の中に自分も入れて頂けるかと思うと不思議な気分です。田村さんは、私の中では“生きるレジェンド”と言いますか、“本当に実在されるんだろうか?”と思うくらいの銀幕スターという存在です。そんな田村さんのお芝居をそばで見られること、眠狂四郎として存在していらっしゃるお姿を拝見できることは、役者としてとても貴重な経験で、一生忘れることのない時間を過ごしているんだろうなとかみ締めています」

 

◆自身の役どころについて、演じる上で気をつけたこと
「私が演じる操は、武家の娘さんなので、すごく活発で芯がしっかりしていて筋が通った、真っすぐで凛とした女性だと思います。しかも頭がよくて人の心をしっかり読み取ろうとする温かい心を持ち合わせているのですが、実は父の教えに縛られていると感じました。今までの時代劇ではあまり見ない新しい風が吹くような女性ととらえて演じました」

 

◆時代劇を演じる難しさについて
「やはり時代劇の所作はとても難しく、先生に横について頂き、1シーン、1シーン丁寧に撮影しました。仕草やそぶりは役の延長線上にないといけないと思っているので、表現がとても難しかったのですが、微妙な機微やニュアンスは撮影しながら日本人が忘れかけているしぐさやあり方を学ばせていただきました」

 

◆視聴者へのメッセージ
「この作品は、当時の宗教や差別のある世界で生きてきた人たちの“叫び”や言葉にして発せられなかった繊細な思いが詰まっている切なく、そして求心力のある作品です。狂四郎が長年抱えてきた想いが今作でこぼれ落ちるのではないかと操から見ていて思います。ぜひ見てください」

 

ドラマスペシャル『眠狂四郎 The Final』
フジテレビ系
2月17日(土)午後9時~11時10分放送

<出演者>
田村正和(眠狂四郎 役)
吉岡里帆(操 役)
八嶋智人(金八役)
津川雅彦(松平主水正 役)

名取裕子(文字若 役)
椎名桔平(加賀美耀蔵 役) 他

©フジテレビ

 

 

 

倉科カナ「生きづらい世界を楽しくするのは自分自身」兵庫発地域ドラマ『あったまるユートピア』1・24放送

兵庫発地域ドラマ『あったまるユートピア』(BSプレミアム)が1月24日(水)に放送される。今月17日に行われた試写会には、倉科カナ、堀春菜、アヤカ・ウィルソン、渡部豪太、前野健太が出席した。

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本作は、志賀直哉の生と死の文学「城の崎にて」をモチーフに、自分の夢や居場所を見失ってしまった3人の女性たちが生きづらい世の中をユートピアにするための答えを見つけていく姿を、志賀が「城の崎にて」を執筆した城崎温泉のある兵庫県豊岡市を舞台に描く。

 

幼いころに阪神・淡路大震災で両親を亡くし、神戸から移り住んだ豊岡で鞄職人を目指す主人公・鷹宮伊織を倉科、城崎温泉にある旅館の一人娘の高校生・城殿蓮を堀、世界的なダンサーの妻・ララをアヤカ、城崎の魚屋の一人息子・勝岡遊人を渡部が演じる。

 

主人公・伊織役の倉科は「不思議な作品が出来上がりました。(ドラマで描かれるのは)重い現実と突然の幻想です。でも、命のきらめきというか日々のきらめきがたくさん詰まっているので、この作品を見て何か残ればうれしいです」と作品をPR。

 

続けて「作品を見たことで終わりではなくて、見終わったあとにもずっとそっと近くにいてくれる作品」(堀)、「すごいメッセージ性が強くて見終わったあとに、一人ひとり、見た人が感じるものは違うんじゃないかなと思うような作品」(アヤカ)、「ドラマというよりドキュメンタリーのような作品です」(渡部)と説明した。

 

主題歌「いのちのきらめき」を担当する前野は、脚本を読み、「魚や牛の命をもらって自分たちが生きるということが当たり前になっているけど、『魚や牛からしたらどんな気持ちでその命を差し出しているのか』という問いがありました」と感想を語った。

 

また、「そもそも命を差し出しているっていう感覚すらないのではないか。答えがなくて、自分もわからないので、『どうして?』っていう問いで答えていくように曲を作りました」と楽曲誕生までの経緯を明かした。

 

ドラマのクライマックスには、城崎国際アートセンターで地元の高校生たちと出演者が踊るダンスシーンも登場する。倉科が「(ダンスに)向いていない事に気付きました」と苦笑いする中、渡部が「みんなで決めるシーンで倉科さんが間違えまして…」と倉科の失敗を暴露。倉科が「そんなことありました!?」と声を上げると、渡部は「そこは女優さん、そのあと“スッ”とやっています」と必死にフォロー。

 

だが、倉科は「私思ったんです。この作品は踊らなくていいんです!生きづらいこの世界を楽しくする(ユートピアにする)のは自分自身なんです!」とヒートアップ。作品と絡めた倉科のこの熱弁に、共演者を始め、同席した酒井悠監督も思わず「そうです」と深く頷いていた。

 

『兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」』は1月24日(水)BSプレミアムで後10時から放送。

 

『兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」』
1月24日(水)後10・00~10・59 BSプレミアム
番組ホームページ:https://www.nhk.or.jp/kobe/utopia/

 

<STAFF&CAST>
脚本:渡部亮平
制作統括:京田光広
演出:酒井悠
出演:倉科カナ、堀春菜、アヤカ・ウィルソン、渡部豪太ほか

 

©NHK

 

 

 

疲れたココロを癒されたいあなたに! 上野優華2年ぶりのフルアルバム「U To You」に聴き惚れる

昨年12月に開催されたポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2017 WINTER」のイメージキャラクターを務め、GetNavi×e☆イヤホンのコラボイベント「ポタ-1グランプリ」のステージでも歌声を披露してくれた歌手の上野優華さんの2ndフルアルバム「U To You」が1月17日に発売されました。

20171120-i03 (7)↑上野優華さん

 

2017年1月11日に発売されたミニアルバム「Sweet Dolce」をはさんでいますが、フルアルバムとしては2016年1月20日発売の1stフルアルバム「U Colorful」以来のリリース。20歳を目前に、10代最後の思いが込められた、“いまの上野優華”が詰まった作品となっています。

 

形態は、通常盤に加え、MVやジャケット撮影のメイキング映像などを収録したBlu-rayと36Pの豪華フォトブックを同梱した<初回限定盤A>、上野優華さんデザインの「ミサンガ」(ランダム1色/全3色)が付いた<初回限定盤B>の3形態でリリース。それぞれ異なるボーナストラックを収録しており、いずれもファンなら見逃せない仕様となっています。

20180122-i02 (4)↑左から初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤

 

今回は、「U To You」のリリースを記念して、通常盤収録の全曲レビューを紹介します。ぜひチェックしてみて下さい。

 

上野優華「U To You」

1.はじまりのうた

オープニングを飾るのは、よく晴れた日曜日の朝に聴きたくなるような軽快なリズムと爽やかな歌声が心地いいアップテンポナンバー。作詞は今井美樹の一連の作品や2005年のヒット曲「創聖のアクエリオン」などでおなじみの岩里祐穂! 独特な透明感のある世界観のある詞と、上野優華のどこまでも伸びていきそうな歌声がマッチしています。1日のはじまりに聴くのがオススメ!

 

2.おはよう

シンガーソングライター藤田麻衣子のペンによる“親子の絆”を描いた詞が感動的なバラード。ピアニスト塩谷 哲の伴奏のみで歌われるシンプルな構成により、上野優華の表現力の高さが際立っています。暖かみのあるやさしいメロディは、朝だけでなく、夜、眠りにつく前にもオススメ。

 

3.言えない I LOVE YOU

本作には、上野自身が作詞を手がけた曲が3曲収録されていますが、そのなかでも最も大人っぽい雰囲気を漂わせているのがこちらの曲。別れたはずの恋人に翻弄される不安定な心境を、ジャジーなピアノが効いたサウンドに乗せて歌っています。20歳を目前に、大人の女性になろうと背伸びしている上野優華の“いま”を感じる1曲。

 

4.Dear friend

前曲の「言えない I LOVE YOU」から一転して、19歳の等身大の上野優華が感じられる自作詞曲。ハンドクラップのリズミカルなテンポが小気味よく、同世代の女の子たちへの応援歌のように仕上がっています。これぞガールズポップ!

 

5.思い届け、キミに

聴くだけで元気になれそうなロック色の強いアップテンポナンバー。好きな人への止められない気持ちをポジティブに歌った歌詞が、スカッとさわやかな気分にさせてくれます。気分の乗らないときや、いまいちシャキッとできない朝に! 「富士見パノラマリゾート 2017-2018」のテーマソング。

 

6.光

前曲に引き続き、疾走感のあるロックナンバー。「おはよう」などで見せるしっとりした歌声とは180度異なる力強い表現に、上野優華のシンガーとしてのポテンシャルの高さが感じられます。2017/18 Vリーグ オフィシャルソング。

 

7.友達ごっこ

ここからはストリングスが効いたミドル~スローな曲が続きます。レコード盤でいうと、アップテンポなナンバーの多い前半6曲までがA面、しっとりした曲調の多い7曲目~がB面というイメージでしょうか。この「友達ごっこ」は、元チャットモンチーの高橋久美子が作詞を手がけたナンバー。ドラマ/映画「トモダチゲーム」のエンディングテーマです。

 

8.ありがとうを君へ -acoustic ver.-

同曲は1stフルアルバム「U Colorful」の収録曲のアコースティックバージョン。ギターによる弾き語りのようなシンプルなアレンジにより、より切なさを感じる仕上がりに。ぜひオリジナルバージョンと聴き比べてみて下さい。

 

9.チョコレート

自分以外の人に恋に落ちた男性を想う切ない状況を描いた歌詞は、恋愛ソングの名手・古内東子の手によるもの。叶わぬ想いや恋敵へのジェラシーを吐露するような緩急のあるボーカルが、上野優華の新たな一面を見せています。

 

10.あの日の私へ

過去の自分へエールを送るような歌詞は、上野自身の手によるもの。ボーカルオーディションにおいて1万人を超える参加者のなかから見事グランプリに輝き、若干15歳でデビューした自身の経験や思いを振り返りながら書いたと思われる詞からは、プロのシンガーとして歩んでいくという決意も感じられます。聴く人を勇気づける力強い歌声は、本作のハイライト。

 

11.しるし -cover-

Mr.Childrenのヒット曲をカバーした本曲は、2017年9月に配信リリースされ、週間USEN HIT J-POPランキングで1位を獲得。上野優華の名前を広く知らしめるきっかけになりました。オリジナル曲の世界観を大切にしながら独自の表現を加えることで、楽曲に新たな息吹を吹き込んでおり、巷にあふれるカラオケカバーとは一線を画した仕上がりに。必聴です!

 

12.未来観覧車 -a cappella ver.- (Bonus Track)

※通常盤のみ収録

2013年リリースの2ndシングル「Winter Kiss」に収録されていた曲を、アカペラにアレンジした通常盤だけのボーナス曲。ちなみに初回限定盤Aには「チャンスのタイミング」、初回限定盤Bには「夢の切れ端」をそれぞれ収録しています。

 

上野優華さんのアーティストとしての成長が感じられる全12曲を収録した2ndフルアルバム「U To You」は、各種音楽配信サービスでも聴くことができますので、ぜひチェックしてみて下さい!

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上野優華 2nd Full Album『U to You』 2018.1.17リリース

<初回限定盤A>
CD+Blu-ray+PHOTO BOOK
KICS-93669 | ¥6389+税

 

<初回限定盤B>
CD+GOODS
KICS-93670 | ¥4167+税

 

<通常盤>
CD only
KICS-3671 | ¥2778+税

 

【インフォメーション】

デビューのきっかけをつかんだ ”すべての始まりの場所” 赤坂BLITZにて開催! 20歳のバースデーワンマンライブ開催!
「上野優華 20th Birthday Oneman Live ~進め!すだちっ娘!コドモ千秋楽♡ 始まりのあの場所で~」

日程: 2018年2月4日(日)
会場: 赤坂BLITZ
時間:開場16:00/ 開演17:00
料金:前売¥4200(1drink別)
チケット一般発売中

 

■上野優華 オフィシャルサイト

http://yuuka-ueno.com/

山田孝之×長澤まさみの王道ラブストーリー 映画「50回目のファーストキス」6・1公開決定

山田孝之×長澤まさみ主演の映画「50回目のファーストキス」が6月1日(金)に公開されることが決定し、本作の初映像となる特報が解禁された。

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ハワイ・オアフ島。ツアーガイドのアルバイトをしながら天文学の研究をしている主人公の大輔は、あとくされのない恋愛が信条のプレイボーイ。ある日大輔は、カフェで瑠依という明るくて魅力的な地元の女性と出会い、たちまち意気投合する。しかし翌朝会った瑠依は、大輔のことをまるで覚えていなかった。瑠依はかつて事故に遭い、新しい記憶が一晩でリセットされてしまうという後遺症を抱えていたのだ。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日あの手この手で瑠衣を口説き落とそうとするが…。

 

大輔を演じるのは、山田孝之。「勇者ヨシヒコ」「闇金ウシジマくん」シリーズなど多数の代表作を持ち、得意なスタンスを築いた山田が、満を持してラブストーリーに帰って来る。大輔が一目惚れする女性・瑠依を演じるのは、「散歩する侵略者」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞を果たし、演技派女優としてますます磨きがかかる長澤まさみ。記憶障害を抱えながらも明るく健気に生きるチャーミングな女性を、長澤がとびきりキュートな笑顔で演じる。本作のメガホンを取るのは、福田雄一。「銀魂」「斉木楠雄のΨ難」などを世に送り出した福田監督が、初の王道ラブストーリーを手掛ける。

 

今回公開された特報映像では、大輔がカフェで瑠依に一目惚れする場面やキス寸前のシーン、「ファーストキスって最高!」と叫ぶ瑠依、ハワイの美しい自然の中でのファーストデートの数々、そして一転して苦悩し叫ぶ瑠依と涙を流す大輔の姿など、笑顔と切ない表情に満ちた美しいシーンが散りばめられている。ユーモアと大人の色気を併せ持ち、優しい包容力で全女性を夢中にさせる山田孝之と、全国民をとりこにする最強のヒロイン長澤まさみ。そんな2人の笑顔の魅力、そして哀しさの繊細な表現が涙を誘う仕上がりとなっている。

 

 

 

 

<作品情報>
映画「50回目のファーストキス」 6月1日(金)全国ロードショー

■あらすじ
ハワイのオアフ島。ツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしている、プレイボーイの大輔(山田孝之)は、ある日、カフェで瑠依(長澤まさみ)という明るくて魅力的な地元の女性と出会う。たちまち意気投合する2人だったが、翌朝会った瑠依は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠依は、新しい記憶が一晩でリセットされるという事故の後遺症を患っていた。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日初対面の彼女をあの手この手で口説き落とす。2人は毎日恋に落ち、毎日ファーストキスを繰り返す。しかし、ふとした事件で瑠依は自分の記憶のズレに気づき、苦しむことに。そのことすら1日で忘れてしまうのだが、このままでは瑠依の人生は失われたままだと考えた大輔は、彼女のため、ある“新たな試み”を仕掛ける。

 

■キャスト・スタッフ
主演:山田孝之 長澤まさみ
脚本・監督:福田雄一
プロデューサー:北島直明 松橋真三
公式サイト:http://www.50kiss.jp/site/
公式Twitterアカウント:@50kissjp

 

©2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

 

 

『LIFE!』三津谷寛治が紅白歌合戦を総括!内村光良と吉田羊の夫婦コントも

2月2日(金)放送の内村光良率いるコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK総合)に、吉田羊、國村隼、梶原善、塚本高史らが出演することが明らかになった。

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2018年最初の放送となる今回は、昨年末の『第68回NHK紅白歌合戦』のスーパーパイザーも務めたNHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治が、コント「三津谷の部屋」で昨年末の紅白を振り返り、『LIFE!』メンバーにダメ出しをする。

 

また、夫婦そろっての最高峰登頂に挑む最中、突然夫婦げんかが始まるという内容のコント「夫婦登山」では、出演する内村と吉田が息のあった芝居を見せるほか、吉田がくせのある女将役を熱演するコント「小料理屋らっかん」や、國村、梶原、塚本、池谷のぶえら名優たちが競演するサスペンスドラマ風コント「何も起こらないサスペンス劇場」も放送する。

 

『LIFE!~人生に捧げるコント~』は2月2日(金)NHK総合で後10時放送。今後、続々と出演者が発表される予定。

 

『LIFE!~人生に捧げるコント~』
NHK総合
2月2日(金)後10・00~10・48

番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/life/

©NHK

 

 

 

女装することの意味とは? 男の娘・大島 薫が語る男性の深層心理

女性と見まごうほどかわいらしい外見の大島 薫さん。工事もホルモンも一切なしの、れっきとした男性、いわゆる男の娘です。その大島さんは現在、同じ男の娘であるミシェルさんと恋愛中です。「2人が出会ったのは運命」と言い切る大島さんに、人と付き合うことの意味や、男性の深層心理についてお話ししてもらいました。

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大島薫さん(以下、大島):ミシェルはボクがずっと追い求めていた理想の男の娘なんですよ。だからミシェルと一緒に家でバカ話をしていると、子どものときに戻ったような感覚になるんですよね。ミシェルはミシェルで、男性性を押しつけられた幼少期と、両親の離婚による不信感を取り戻しているところなんです。ミシェルもボクといると子どものころに戻ったような感覚になるみたいです。

 

——先日、別の人から「無邪気に笑える恋はいい恋だ」って聞きました。まさにそれですね。

 

大島:誰でもみんな、子どものときに欲しかったけれど得られなかったものがたくさんあると思うんです。それらを捨てて諦めながら大人になっていくんですよね。でもほんとうに好きな人と一緒に生きていくって、欲しかったものを取り戻していくことだと思うんです。

人はみんな、いびつな欠けた形をしているんですよ。感情的だったりネガティブ思考の人って、欠けている部分が多いんだと思うんですが、それをいろんな出会いや経験をすることで、ちょっとずつ補って本来あるべきだった形に戻っていこうとしているんだと思うんです。

 

——シェル・シルヴァスタインの「ぼくを探しに」ですね。

 

大島:問題は、みんながみんな欠けているから、自分の欠けたところを補ってくれる人と出会えるかがわからないことですよね。同じところが欠けている人には自分の穴は埋めてもらえないし。だからそういう意味では、ボクがミシェルと出会えたことは運命だなと思えます。ボクもいろんなところが欠けていたけど、ミシェルと出会う前の恋愛で、彼らからちょっと補ってもらえたのかもしれないし、だからいまミシェルに補ってあげられてるのかもしれない。これが一番最初の恋愛だったらうまくいってないかもしれないですよね。

 

——恋愛の経験を積むって大事なことだと思います。

 

大島:かといってテキトーな人と付き合っても補ってはもらえないですけどね(笑)

 

——!……難しいですね。自分をさらけ出せる人とどれだけ深い付き合いができるかってことでしょうか。

 

大島:家にいるときはニャンニャン口調で甘えてくるみたいな男性はいますよね。それは信頼の置ける相手にだからできることです。でも多くの女性は「いやいや、出会ったころはそんなんじゃなかったよね。思ったより女々しいんだね」ってガックリすると思うんですよ。だから結局恋愛って、どっちが我慢するかになっちゃうんですよね。こっちの願望を押しつけるか、向こうの願望を叶えてあげるか。

 

——そう、いつも相手の都合のいいような付き合いになっているなという気持ちになるんですよね。

 

大島:でもそれを満たしてあげると、相手が回りまわって自分を満たしてくれる可能性もありますしね。好きなことをやらせておいて、飽きて満たされたときに戻ってきたら、今度は自分を満たしてくれようとするのかなと思ったりもするんですよ。

 

——満たされない思いというと、女装することもその表れでしょうか。

 

大島:そうですね。女の子みたいに甘えたい願望をもっている人が、男の見た目のままでは甘えられないから女装したりするわけですよね。「甘えたい」とか「可愛く見られたい」っていう願望がダイレクトに表れているのが女装なんですよね。女装癖まで行かなくても、ニャンニャン口調になるのもその表れと考えられます。

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——女装というのは、深層心理の表れなんですね。

 

大島:外見と中身は違うといっても、やっぱりかっこいい服を着ると振る舞いもかっこよくなるし、可愛い服を着ると振る舞いも可愛くなる。だから形も大事なんです。赤ちゃんプレイだって、赤ちゃん口調になればいいだけなのに、ガワも入るでしょ? 自分の気持ちを盛り上げるためにも必要なんです。

 

——男性たることに実はプレッシャーを感じている男性たちに、女装をすすめてみるのはどうでしょう? 

 

大島:いや、ボクが言うのもなんなんですけど、男でいるんだったら男であることを頑張ってほしいんですよね。そのほうがかっこいいし、そうできる人のほうが実は少ないから。

 

——確かに、いまは昔のような男気にあふれた人って少なそうです。年上お姉さん好きとかけっこういるし。

 

大島:最近、男でいようと努力している男性ってあまりいないと思うんですよ。それこそ「ワリカンでいいじゃん」みたいな。女の子を呼んでセックスして、終わったらピロートークもせず「帰っていいよ」みたいな。それは全然男らしくはないじゃないですか。

 

——クズ男らしい感じではありますね(笑)。

 

大島:「女の子はそこで帰してほしいと思ってないよ」って察しろよ男だったら!って思うんですよ。どんなに眠たくて面倒でも、腕枕の1つしとけばいいじゃんって。そういうのができてない人が多いけれど、それこそドア開けるだの椅子を引くだの、階段を先に行かせるだの、なんでもいいからそこから頑張れよって思うんですよね。

 

——そんな人がいたら絶対かっこいいと思うけど、大島さんはそこを目指さなかったんですか?

 

大島:いやいや、見た目がこうなだけでやってますよ。

 

——そこはもう「ガワから入る」問題じゃなくなっちゃったということですか?

 

大島:いまこの見た目だからそう思うってのもあります。「あー、今月厳しそうなのに頑張ってこの店払うんだ」なんて、可愛いなって思っちゃいますね。ちょっと自分を見てるようでもあって。ボクが男性に対して可愛いなって思う瞬間は、男であることにとらわれるところが垣間見えたときなんです。女性のほうはどうでしょう?

 

――自分のために頑張ってくれている男性を見るのは可愛いですね。純粋に嬉しいなって思います。確かに、男性として見栄を張らないのに、自分を大きく捉えてほしいという男性には魅力を感じないかもしれませんね。

 

見た目は女性だけど、中身は最上級に男らしかった大島さん。男とか女とか、そういう性別を乗り越えて、とにかくかっこかわいい人です。

 

そんな大島さんを作ってきた成り立ちと、ミシェルさんとの関係を描いた作品「男の娘どうし、恋愛中。」(宝島社)、大好評発売中です。

佐藤健が永野芽郁を絶賛「大スターになる!」次期朝ドラ『半分、青い。』4月スタート

今年4月よりスタートする平成30年度前期 連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合ほか)のスタジオ取材会が行われ、主演の永野芽郁と、佐藤健が出席した。

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第98作の連続テレビ小説となる本作は、脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品。岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだが失敗を恐れないヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜けていく姿を描く。

 

ヒロイン・鈴愛を演じる永野は、「撮影に入って2か月、ようやく岐阜弁に慣れてきて、今では日常会話も岐阜弁になったりします」と。鈴愛の幼なじみ・萩尾律を演じる佐藤は、「手応えを感じまくってます。本当に面白い。期待してもらって大丈夫です」と早くも自信を見せた。

 

また佐藤は、「撮影中も永野さんは大スターになるんだろうな、たくさんの方に愛されて大ブレイクするんじゃないかなって思います」と永野を絶賛。永野は「何を言っているんだ!って思いました」と照れ笑いしながらも、「スターに言われたので、スターになれるのかなってちょっと期待しながら日々頑張ります」とはにかんだ。

 

さらに、鈴愛というキャラクターにゾッコンの佐藤は、「台本を読んだ時点で大好きになりました。極論、誰が演じてもある程度ブレイクするくらい魅力的なんだけど、永野さんが演じるということで、シンクロ率100%です」と熱弁。「ものすごくビッグな共演者の人を前にしても自分をしっかり持っていて、自分のペースで芝居している。大物なんだなと思いました」と、佐藤の“永野アゲ”は止まらない。

 

撮影の合間はリラックス法について聞かれ、「現場で撮った永野芽郁の動画を見ること」とまで言い切る佐藤に、永野も「感動しちゃった!」と照れ笑いを浮かべていた。

 

連続テレビ小説『半分、青い。』は、4月2日(月)から9月29日(土)まで全156回で放送予定。

冒険家・荻田泰永氏、南極冒険で日本人初の偉業! 中間地点ではまさかの出会いも

昨年、出発前の様子をお伝えした、北極をメインフィールドとする冒険家の荻田泰永氏が、日本時間の1月6日に日本人初となる南極点無補給単独徒歩到達に成功。その後1月16日に日本に帰国し、当日、羽田空港にて記者会見が行われた。ここでは、その会見の様子をお伝えする。

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日本唯一の“北極冒険家”が初の南極冒険に選んだ装備とは? 特注品ばかりと思いきや……

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1歩1歩を積み重ね、日本人初の南極点無補給単独徒歩到達に成功

荻田氏は、昨年の11月10日に羽田を出発し、カナダを経由して同月17日(チリ時間)には南極大陸の海岸線沿いにあるヘラクレス入江を出発。距離にして1126kmを約100kgのソリを引きながら歩き、1月5日には標高にして2800mを超える南極点に到達した。途中、カタバ風と呼ばれる強烈な向かい風や降雪などに悩まされたが、計画どおり50日で日本人初の南極点無補給単独徒歩到達に成功した。

20180119_y-koba6 (6)↑南極点のセレモニーポール前で日本国旗を掲げる荻田氏。計画どおり冒険開始からちょうど50日目の1月6日(日本時間)に到達。実際の南極点(リアルポール)は、このポールから100mほどの位置にあるが、毎年位置が移動するため、こうしたセレモニー用のポールが設けられているのだという

 

荻田氏にとって今回の冒険は、これまでの経験から十分可能な行程であり、概ね想定された以上のトラブルはなかった様子。とはいえ、やはり50日間ひたすら歩くという単調さは大変だったとのこと。ただ、その1歩1歩を積み重ねることでどこまででも行けることを実感できること、そうしたなかで様々な経験ができた点は冒険を続けてきてよかったと感じたという。

 

冒険が終盤に入るとうれしさや喜びととともに、冒険が終わってしまう寂しさも感じたとのことだった。日本に着いた瞬間は、1年間ほどかけて準備してきた南極探検のプロジェクトが一区切りついたという喜びと日本語が通じる安心感が込み上げてきたそうだ。

20180119_y-koba6 (1)↑記者会見中の荻田氏。カナダからのフライトが遅れたため、会見は羽田空港到着直後すぐに同所で行われた。南極出発前に比べ、少しほっそりとした印象だが、元気な様子であった。汗で出発時に比べて変色したジャケットが、冒険の過酷さを物語る

 

冒険中、非常にエキサイティングだったのは、中間地点であるティール山脈に到着した際に世界的な冒険家、ロバート・スワンさんに出会えたことだったという。そのほかの冒険家との交流もあったようで、そうした方々に感謝していたが、今回の冒険では、数多くの方々や企業に協力や協賛をいただけたこと、さらには、個人の方からのメッセージなどの応援もたくさんいただけたことは、大変励みになり感謝しているとのことだった。

 

冒険を支えた装備やアイテムたち

会見では、今回持参したアイテムについても語られた。氏が生命を運ぶ“相棒”とも呼ぶ、植松電機製のソリについては、性能的には市販のソリのほうが優秀な部分もあるものの、自分も参加して作ったものは、愛着が湧き、実際に使い勝手も身に付いていて冒険中にどうすればいいかがわかったという。今後、これを発展させることで、さらにいいものができあがる実感を、今回の冒険を通して得たようだ。

20180119_y-koba6 (4)↑南極で使用された植松電機製のソリと、株式会社ザンダーと共同開発した「POLEWARDS」ブランドのウェア。写真の黒いウェアは、休憩中などにアウターとして使用されたもの

 

行程中の食料については、1日1kgで5000kcalを基本に朝はオートミール、昼(行動食)は、ナッツ、ビスケット、それと森永製菓と開発したチョコレートバー、夜はアルファ米がメインだったという。なかでも今回開発したチョコレートバーは寒いなかでも柔らかく、行動食として最適であったようだ。カメラに関しては、行程中の写真と動画記録はすべててパナソニックのルミックス DC-GH5によるもの。こちらは、北極で前モデル・GH4の実績があったこともあって心配はしていなかったようだが、今回も全く問題なく撮影することができたそうだ。

20180119_y-koba6 (5)↑中間地点にさしかかる前日の12月16日にGH5で撮影された写真。周りに何もなく、雪の大地と空が広がる。荻田氏の同日の日記を読むと、この日、写真を撮影して拡大表示にすることで巨大なクレバスを発見できたと記されている。GH5は単なる記録に留まらず、安全の確認などにも活躍したようだ

 

次の動画は、GH5で撮影された、出発時と南極点到達時の動画。到着時の旗のたなびく様子や音声から、その風の強さがうかがえる。

今回の冒険は、日本人初ということで非常に注目を集め、それを計画どおりに行った荻田氏はやはり偉大だ。それを支える装備やアイテムにも大きなトラブルはなかった様子で、そうした冒険の周辺部も含めて凄さを感じる冒険であった。

 

次は「北極点」無補給単独徒歩へ意欲

荻田氏によれば、南極探検については、情報が豊富にある今日、シャクルトン、スコット、白瀬矗、といった歴史上の冒険家に勝つことはできず、追いかけているだけともいえるそうだ。ただ、今後さらに追いかけてくる冒険家が登場してくる可能性も高く、今回、南極点無補給単独徒歩到達に成功したことで、後進の冒険家にとって挑戦心や冒険心の源になってほしいという。また、こうしたことが人類が発展していく原動力にもなるのではないかと語っていた。ただ、北極点無補給単独徒歩に関しては、24年前に到達記録があるが、そのころから氷の状況が大きく変わり薄くなっていて、その実現が格段に難しくなっていることから、何とか北極点無補給単独徒歩を実現させたいのだという。

 

最後に会見の後半、極地への冒険について、以下のように語っていたのが印象的だった。「極地への冒険は、私にとっては手段であって目的ではありません。極地に行くことで何を学んだり見たり感じたりできるかが目的です。冒険を行う場合は、マニュアルもなく、主体性を持って行動することや考えること、試行錯誤すること、それに伴うリスクをどう扱うかといったことを考えることが面白いのです。基本的には非常にパーソナルなことですが、その経験や楽しさをほかの人に伝えて行くことなどで、社会との繋がりができてくるのだと思います。今後は、北極でやり残している北極点無補給単独徒歩などを目指して、冒険を続けて行きます」。

 

実際に南極を冒険してみた感想や北極と違う点については、会見時点ではまだ整理できていないとのことだったが、これまでにない経験をすることができ、これからの荻田氏の冒険の糧になる経験が数多くあったようだ。今後は、これまでに全世界で1人しか到達できていない、北極点無補給単独徒歩へのチャレンジを心に決めた様子であった。

 

 

 

柳沢慎吾“宿敵”は同い年の中井貴一「あの落ち着き方には憧れる」

1月27日(土)公開の映画「ダークタワー」の公開直前イベントが都内で行われ、柳沢慎吾が登場した。

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本作は、「IT」「シャイニング」「キャリー」「スタンド・バイ・ミー」など数々の著作が映画化されているベストセラー作家、スティーヴン・キング彼が1970年代から継続的に執筆し、完成まで30年もの月日を費やした“作家人生の集大成”ともいえる同名小説の映画化。異次元の世界を舞台に、世界の調和を保つタワーを守る伝説の拳銃使い“ガンスリンガー”と崩壊をもくろむ“黒衣の男”との壮絶なアクションが繰り広げられる。

 

イベントで柳沢は黒のマントに身を包み、「ハッ!ハッ!ハッ!世界は私のものだ!」と、“黒衣の男”をイメージして高笑いで入場。そしてマントを脱ぎ捨てるとその下に着込んでいた主人公ガンスリンガーのコスプレ姿を披露しつつ、「我は塔を守る者、伝説の拳銃使い、ガンスリンガーだ!」と声高らかに宣言。本作で描かれる<塔を守るガンスリンガー>と<塔を破壊する魔術師・黒衣の男>との一騎打ちを、拳銃の弾とその効果音も含め“一人四役”で熱演。劇中さながらの壮絶なガンアクションを見せる柳沢に、会場からは大爆笑が起こった。

 

MCから巧みな拳銃さばきを絶賛された柳沢は「劇中のガンアクションは迫力がありましたよね!実は昔、竹内力さんと共演した『ブローバック』というVシネマで二丁拳銃を使ったガンアクションをやったことがあるんですよ。それで今日は火がつきました」と語った。

 

主人公ガンスリンガーについては「高速ガンアクションはすごいですね!僕がスピーディーにできるのはパトカーの赤色灯くらいですね」と、自身の持ちネタと絡めてその魅力を説明。パトカーの赤色灯の回転とサイレンの音のおなじみのネタをレクチャーし、会場を爆笑させた。

 

さらにイベントでは<世界の均衡を保つ巨大な塔“ダークタワー”が崩れると世界が終焉する>という設定にちなみ、黒く高くそびえたった巨大ジェンガが登場。柳沢が「ダークタワー」にちなんだ質問が書かれた柱から3本抜き、“タワーを壊さずに答え続けることができるのか”に挑戦。

 

まず、マジシャンのようなアピールで一本の柱を引き抜き“ズバリ!柳沢さんの宿敵は?”という質問が。それに対して、柳沢は「中井貴一」と即答。「彼とは同い年で、いつも落ち着いているんですよ。あの落ち着き方には憧れますね」と中井のモノマネをしながら彼とのエピソードを語って会場を沸かせた。

 

続いて“柳沢さんの日々の平和を保っているものは?”という質問にも「睡眠ですね」と即答。あまりの普通の回答に会場が静まり返ると、柳沢は「何ですか、この沈黙は!?」とツッコみ、会場を沸かせた。

 

“ガンスリンガーのような正義のヒーローには、やはり憧れますか?”という質問には「もちろん!これからはアクションスターとして、シリアスなガンアクションシーンに挑戦したいですね!」と、アクションスター宣言が飛びだした。

 

見事、タワーを崩さずに答え続けた柳沢は、本作で注目を集める“リロードアクション”にかけて今年の抱負を聞かれ、「何もないです!現状維持です!」と意外な回答を披露。最後は「いい夢見ろよ、あばよ!」とお決まりのセリフでイベントを締めくくった。

 

『ダークタワー』

2018年1月27日(土)公開

原作:スティーヴン・キング

監督:ニコライ・アーセル(「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」)

出演:イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒー、トム・テイラー

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

【男の娘・大島薫インタビュー】“極端な男性性”にとらわれた過去、そして現在は「頼りがいのある彼氏」!?

見た目は美女だけど中身は100%男性な男の娘・大島 薫さん。このたび、同じ男の娘であるミシェルさんとの関係を綴った新刊コミック「男の娘どうし恋愛中。」(大島 薫、ふみふみこ)を上梓しました。それがあまりに愛に満ちているうえ、ジェンダー問題を問いかける作品だったんです。読んだあと、いてもたってもいられなくなり、大島 薫さんにお話を聞きに行ってきました。

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――大島さんは男の娘になる前、いわゆる「男」だったのですよね?

 

大島 薫さん(以下、大島):そうです。めちゃくちゃ“男”でした。ボクはすごく“極端な男性性”にとらわれて生きてきたんです。両親からはものすごく「男らしく」と言われて育ったし。子どものころから、母親がクルマに乗るときはドアを開けるよう父親に教えられましたしね。そういう環境もあって「カバンを持つなんてダサい、ジーパンのポケットに財布だけ入れて出掛けるのが男だ!」とか、「鏡の前に立ってキメキメで服を選ぶのは情けない、そこら辺にかけてある服をサッと着て出掛けるのが男っぽい!」とかね。

 

——申し訳ないですが、そういう男性のこだわりは、女性にはまったく響かないです(むしろどうでもいい……)。

 

大島:男性だから男らしい、女性だから女らしいということはないですよね。人それぞれ個性があります。だけど男は「男だ!」ってこだわっているうちは、男でいられるんですよ。そのこだわりがなくなると見栄も張らなくなるし、努力をしなくなってどんどん男としてのアイデンティティは失われていくと思うんです。で、ボクはそういうしがらみから脱却しようと思って、今この見た目なんですけど。

 

——ずいぶん思い切った脱却ですよね、でも「男の娘どうし恋愛中。」のミシェルさんとの関係を読むと、大島さんはめちゃくちゃ「頼りがいのあるかっこいい彼氏」です。

 

大島:ミシェルはボクと違って「女の子として見られたい」「可愛いと言われたい」という気持ちが強いんです。ボク自身もそういう時期があったから、ミシェルが女でありたいという気持ちがあるなら、それは叶えてあげたいんです。だからボクが彼女を女性として愛する男性でいないといけないと思ってるんですよ。ほかの男性と比べても「この人が一番魅力的だな」って思ってもらえる行動を取るようにしていますね。

 

——聞けば聞くほど彼氏に欲しいかっこよさです。

 

大島:だから基本的に彼女に支払いをさせたことはないです。それにデートの途中で「ちょっと待って、足りないから降ろしてくるわ!」ってATMに駆け寄るっていうのはダサいですよね。ボクがもし女性の立場で「2件目に行きたいな」と思ったときに「じゃあお金下ろしてくるよ」って言われたら「あ、無理させちゃったかな」って思うじゃないですか。だから最初から「これ、一晩じゃ絶対使わないでしょ!」っていう額を持っていきます。「これぐらいは普通に持ち歩いてるよ」って示しておかないと、相手も気軽に誘いにくくなりますよね。お金を払わせることに気を遣ってしまうようになるし。

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——でもそれは、大島さんが高給を稼いでいるからこそできるのでは……?

 

大島:そんなことないですよ。ボクは自分ひとりなら月に20万もいらないなと思っているんです。だけどミシェルがこの先、なにか望んだときに叶えてあげたいと思うから、もっと稼ぐ必要があるなと思い直しました。だからそれまでやらなかった仕事も受けるようにして、何でもトライをするようになったら、前の3倍くらいに収入が増えました。

 

——“男性として”がんばることはデメリットではないのですね。それに気を遣わせない気遣いは、男性と女性、両方の経験があるからこそわかることでしょうか?

 

大島:そうかもしれないですね。ボクは相手が求める満たしてほしいこと、言ってほしい言葉がわかるほうだと思います。特にミシェルに関しては同じ男の娘なのでよくわかるかな。例えば女性の友達に「お前、ホントに男みたいだな」って言ったとしますよね。でも意外と女性って悪い気がしなかったりするじゃないですか。異性ではなく友達としてちゃんと見てくれていると感じたりして。

 

——わかります、女という色眼鏡で見る前に、気を許してくれている感じがして私は嬉しいです。

 

大島:彼氏にそう言われたとしても、仲の良さの証だったりしますよね。「男みたい」という言葉には、フランクに接することができる相手という意味があると思うんですけど、それをミシェルやボクに言ってしまうと、ちょっと意味が違ってくるじゃないですか。ある意味そう思うことはミシェルを女性扱いしていないことにも繋がってしまうんだけど、そういう微妙な感情は、ボクが誰よりも理解しなくちゃいけないんですよね。

 

――著書には、ミシェルさんのトラウマも書かれていますね。複雑な家庭環境のなかで「男らしくいなきゃ」「期待に応えなきゃ」というプレッシャーがすごくあったのかなと感じました。

 

大島:そうですね。ミシェルも「お兄ちゃんなんだから泣かないの」と言われて育ってきて、男のときは全然泣かない人だったようです。お母さんや妹さんはわりとよく泣く人で「そんなことでなんで泣いてんの?」と思っていたようです。いまは自分のほうが泣き虫で、この本も読む度に泣いてる(笑)。小さいころから「男は泣かないもの」と教えられて、それが染み付いていただけなんですよね。女性の見た目になって女性扱いされることで自分の感情が解放されつつあって、泣きたいときに泣けるようになってきたんじゃないかな。

 

――それはいいことなのでしょうか?

 

大島:泣きたいときに素直に泣けることは、幸せなんじゃないかな。ミシェルと同じように「男らしさ、女らしさ」にとらわれている人たちは多いのではないかと思います。でも「女の子だから泣いていい」と考えるのはよくないと思っています。何かができないことやしないことを女性性のせいにするのは、人として魅力に欠けますね。

 

――女だから、男だからどうしなければいけないというのがそもそも違うということですね。

 

大島:この本に「薫ちゃんがずっと私のこと好きかどうかなんてわかんないじゃん!」というミシェルのセリフがあるんです。確かにそうだけど、ボクは恋愛ってそういうものじゃないの?と思うんですよ。でも親が離婚したという人に話を聞くと、すごくミシェルの気持ちに共感するんです。恋愛に対して根強い不信感があるみたいなんですね。でもそれをずっと抱えていくのは辛いことです。だからこの本のテーマは、ボクやミシェルが男性性を押しつけられた幼少期を取り戻し、離婚による不信感を取り戻していく「過去からの脱却」なんです。

 

――お話ありがとうございました。

 

大島さんは、ミシェルさんと付き合い始めたころ、会ったあとに必ずメモを取っていたとか。どんな食べ物が好き・嫌いといった、ふとした会話のなかで得た情報を書き込んで、忘れないようにしていたんだそうです。「この話、前にしたよね、覚えてないんだ?」ってことがあると、めちゃくちゃ興ざめですよね。大島さんの気遣いは目まいがするほど羨ましいです!

 

中身は驚くほど頼りがいのある大島さん。自信がとらわれていた「男らしさ」「男としてのプライド」をすっかり脱ぎ去ったからこそ、小さなことにはこだわらないし、人として寛容なのでしょう。視野の広さや、作品からにじみ出る愛情の深さも、大島さんの魅力です。

 

「男の娘どうしの恋愛って、どんな感じなの?」「というかぶっちゃけ、どうやってするの?」みたいな下世話な興味からこの作品を読む人も多いかもしれません。もちろん、そういった好奇心もしっかり満たされますが(笑)、それだけではなく、男性性、女性性、家族、恋愛……いろんな問題を突きつけられます。それが、ふみふみこさんのかわいらしい絵柄で、時にはコミカルに語られます。

 

間違いなく、2017年のベスト5に入るコミックです。

モンスター山田孝之、捕獲される!

山田孝之が出演するPlayStation®4(PS4®)新TVCM「山田、全力のモンハンワールドごっこ」篇が1月19日(金)より放送される。

 

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新CMは、山奥のロケ現場で撮影に臨む山田孝之が、休憩時間に後輩とPS4『モンスターハンター:ワールド』の話をしていると、突然「モンハンワールドごっこするか」と本気のごっこ遊びを始めてしまい、ロケ現場を騒然とさせるというストーリー。山田が、ゲームに登場する4体のモンスターに成り切って叫んだり、地中に潜り込んだりしてモンスターを熱演する。

 

撮影では、山田が気温一桁の凍える寒さの中、ロケ現場の林の中や橋の上、さらには山奥の急斜面で“ネルギガンテ”や、“クルルヤック”“パオウルムー”など『モンスターハンター:ワールド』で新たに登場するモンスターや、過去作から登場している“ディアブロス”を体当たりの演技で演じた。腕を大きく振りかぶって地面に叩きつけ衝撃波を発生させたり、岩を持ってモンスターの鳴き声を発したり、浮遊するモンスターに成り切るため巨大扇風機を顔に受けたり、地中から突然登場するなど、モンスターの魅力を全身全霊で表現している。

 

「山田、全力のモンハンワールドごっこ」篇

 

 

メイキング&山田孝之インタビュー

 

 

 

<山田孝之 インタビュー>
◆モンスターを演じてみていかがでしたか
違和感はなかったです。「スタンバイ」って言われた時に、体勢を勝手に作ってやっている自分がいて、スイッチが入り、生命さえ宿っていれば人でもモンスターでもいいのだと思いました。

 

◆最後の捕獲される撮影はいかがでしたか
捕獲シーンは楽しかったです。芸人さんでしたら、体験している方も多いかもしれないですが、なかなかできる体験ではないですよね。怖いとか危ないというよりも楽しかったです。

 

◆実際に『モンスターハンター:ワールド』をプレイしてみていかがでしたか
過去シリーズをプレイした経験では、一人でソロプレイを楽しんでもいいのですが、一番はみんなで協力し、それぞれ武器は違うものを持って、クエスト中に何をそれぞれするかの担当を決めてプレイするのが僕はすごく楽しいので、モンハンワールドでも誰かと一緒にプレイしたいですね。

 

◆過去に“モンハン”をプレイした際によく使った武器種は何ですか
あまりテクニカルな武器は使ったことはないですが、よく使った武器は大剣ですね。僕はモンスターに乗るのが主な担当で、俳優の先輩とよく一緒にプレイしていたのですが、彼が双剣で、モンスターの腹の下にもぐって、僕が乗っているのに気づかず、とにかくずっと切りまくるプレイスタイルで、先輩なのでモンスターに乗っているとはあまり言えず、「ごめんなさい、あ、あの、い、いま乗ってます」と言った思い出があります。たいてい僕が乗ってモンスターをダウンさせる担当なのですが、邪魔されている際にも先輩だから言えないみたいなことは多々ありました。(開発スタッフ:ちなみに本作では乗り状態の時、他のハンターと一緒に攻撃してダウンさせることができるようになっています)では大丈夫ですね。今度プレイする時は、その先輩を誘いたいと思います(笑)

 

◆過去にプレイした時と比べて新作との違いはありましたか
フィールドがシームレスになっているので、ロードなく移動できるのはすごいなと思いました。今までのモンハンだと、「やばい」って時に隣のフィールドに逃げたりとかして助かりましたが、本作ではそこがなくなって、ハンティングがよりリアルになったのではないかと思います。怖いですけど、よりリアリティが追求されていて面白いと思いました。

 

 

 

新しい気持ちで新年のスタートを飾ろう! あなたの挑戦を応援する10曲

1年の計は元旦にあり、ということで新しい年を迎え決意を新たにされた方も多いかと思います。仕事を筆頭に、習いごと、自分への投資、マイホーム探し、恋愛関係の進展や人間関係の整理、生活習慣の見直し、そして禁酒、禁煙などなど……。

 

今回は「新しいスタートを飾る」をテーマに、あなたの新しい一歩に弾みをつけてくれそうな楽曲をジャンルを超えて縦横無尽にセレクトしました。何か始めてみたくなるこの季節に、ぜひ聴いてみて下さい。

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「Spotify」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができますので、応援歌としてのプレイリストを楽しんでみてください。

※画面をタップすると曲が試聴できます

 

【新しいスタートを飾るにふさわしい曲10線】

01.Restart/サム・スミス
(2014年5月26日リリース)

天使の歌声とも称される歌声で、日本を含めた世界の音楽シーンを席巻したサム・スミス。本楽曲は第57回グラミー賞の年間最優秀レコード賞に輝いたアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」に収録。恋人と別れて再スタートを切ったはずなのに、何度も戻ってきてしまう元パートナー。でも心はすでに新しい未来へと向かっている。過去のしがらみとの決別は恋愛だけではなく、仕事や環境にも当てはまりますよね。新しい一歩を踏み出すために、そろそろ整理をしてもいいものがあるのでは?

 

02.Start A Fire/ジョン・レジェンド
(2017年2月17日リリース)

グラミー賞10冠に輝くシンガーソングライター、ジョン・レジェンドが映画「ラ・ラ・ランド」にバンド「ザ・メッセンジャーズ」のリーダー、キース役として出演した際に劇中で披露したソウルフルなナンバー。必要以上にチープなシンセが飛びまくることで、セブ(ライアン・ゴズリング)が嫌っていた商業主義の音楽の象徴としている。厳密には恋の始まりを描いた歌のようだが、「火を焚きつけることができたぜ」と始まりの着火を予感させるということで。

 

03.LET’S GO/ORIGINAL LOVE
(1993年6月16日リリース)

田島貴男率いるオリジナル・ラブのバンド編成時代の名曲。70年代のジャズファンク的なサウンドアプローチで、「君のチケットをさがせ 終わりの始まりへ 共に始めよう 今 Let’s Go!」と新しいムーブメントを扇動する。徐々にヒートアップしていくファンキーなグルーヴがエキサイティング! アルバムチャート4位まで駆け上がり、認知度も大きくアップした3枚目のオリジナル・アルバム「EYES」のオープニング曲。

 

04.全力少年 produced by 奥田民生/スキマスイッチ
(2016年11月30日リリース)

敬愛する奥田民生のプロデュースで、彼らの代表曲をローファイなロックにリアレンジした民生節炸裂のナンバー。セルフプロデュースを信条としてきた彼らが、他者の手に委ねたことで楽曲本来のメロディと歌詞の強さがさらに開花した稀有な作品。歌詞の「積み上げたものぶっ壊して 身につけたもの取っ払って」を地でいく彼らの新たなチャレンジが美しく、これから何か挑戦しようとする人たちへの応援歌として機能するはず。

 

05.四月の風/エレファント・カシマシ
(1996年4月19日リリース)

エピック・ソニーからポニーキャニオンにレーベルを移籍して、第1弾となったシングル「悲しみの果て」との両A面シングルとしてリリースされた。かつての厭世感を漂わせる歌世界から一転、「明日も頑張ろう」「風が誘いにきたようだ」と、気負いのない息遣いで新生エレカシの章へと踏み込んだ。自分たちに新しい風が吹いているのかもしれない。ワクワクするようなバンドの新しい未来像は間違ってはいなかった。

 

06.チェリーブラッサム/松田聖子
(1981年1月21日リリース)

新しい幕開け、恋愛編。すでにトップアイドルの第一線を爆進していた彼女の4枚目となるシングル。いわゆる「桜ソング」ですが、冒頭の「何もかもめざめてく 新しい私」でプレイリスト入りが決定。疾走感のある黄金のサウンドメイクで、恋人への一途な愛をフレッシュに描く。この時代ならではのエレキギターの鳴きもたまりません。作曲はチューリップの財津和夫。マイナー調のサビが従来の聖子楽曲とは真逆で、それこそが最大の勝利でした。

 

07.WHEN IT STARTED TO BEGIN/ニック・ヘイワード
(1983年リリース)

80年代前半にファンカラティーナなるポップでラテンな音楽性で人気を博した、UKのポップバンド「ヘアカット100」のフロントマンでもあった彼。1枚目のソロアルバム「風のミラクル(ノース・オブ・ミラクル)」の冒頭を飾る1曲で、まさに新しい幕開けを声高らかに歌い上げた超キラキラな輝きを放つ英国産ポップス。邦題は「恋のスタート・トゥ・ビギン」で、90年代渋谷系黎明期のギターポップ系のクラブイベントでヘヴィープレイされていましたっけ。

 

08.Future Is Born feat. mabanua/RHYMESTER
(2017年9月6日リリース)

日本のヒップホップシーンを牽引し続けてきた彼らの必殺パーティチューン。踊れるディスコティックなトラックを、現代のディスコブギー的な解釈で再構築。「マイクを通したメディア ライムで書き足してくウィキペディア 近い将来世界を変えるアイディア」は、マイノリティな存在でもあったヒップホップ〜ラップが先人たちの果敢なチャレンジにより、メインストリームのジャンルにまで駆け上がっていった情景を鮮やかに浮かび上がらせる。掛け値なしに自分が好きなことや信じていることを、なにか始めようとするあなたに!

 

09.Started From The Bottom/ドレイク
(2013年10月16日リリース)

ここ数年のブラックミュージックの潮流でもあるオルタナティブR&Bの象徴的な存在である人気ラッパー&シンガーのドレイク。アメリカンドリームをつかんだ彼のフレーズ「どん底からスタートして、俺たちは今ここまできたぜ」が実に雄弁に物語っている。現在地に辿り着くまでに奮闘した成り上り絵巻は、これから下克上を狙うであろう若い世代の背中を押してくれるかも? 3枚目のアルバム「ナッシング・ワズ・ザ・セイム」に収録。

 

10.Dawn/藤原ヒロシ
(1994年11月23日リリース)

メロウをキーワードに、都市型の音楽を紡ぎ続ける彼の傑作インストルメンタル曲。柔らかな朝日がゆっくりと射していくような、神秘的なサウンドデザインに思わず引き込まれてしまう。「夜明け」というタイトルが謳うように、新しい時代の黎明、始まりの芽生え、出会いの兆しなどを静かにイメージさせる。曲の終わりが近づくころには、いつしか希望がこみ上げてくる、とかなんとか。アルバム「Nothing Much Better To Do」に収録。

 

新年に新しいことを始めたい方は、音楽のチカラを借りて第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

松井珠理奈・込山榛香vs須田亜香里・白間美瑠!2・23リアル豆腐プロレスイベント第2弾でタッグマッチ

AKB48グループのプロレスイベント第2弾『豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館』(2月23日(金))のメーンマッチの対戦カードが発表された。

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「中日スポーツ杯争奪 タッグマッチ」として、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)、シャーク込山(込山榛香)組と、オクトパス須田(須田亜香里)、道頓堀白間(白間美瑠)組が対戦。ハリウッドJURINAとタッグ王座に君臨する道頓堀白間が、そのベルトをアンフェアに盗んだ反体制軍団を率いるオクトパス須田と新タッグを組んだことで、大きな波乱が巻き起こりそうだ。
同イベントには、名古屋を拠点とする新団体「しゃちほこ連合」も参戦。バード高柳(高柳明音)も9度目の復帰を果たす。

 

<参戦予定メンバー(31名)>
★AKB48
エブリバディ奈緒(太田奈緒)、オッタマゲ・マ(馬嘉伶)、カツオ廣瀬(廣瀬なつき)、グイグイ中西(中西智代梨)、コマネチ湯本(湯本亜美)、シャーク込山(込山榛香)、ジャンボ佐藤(佐藤朱)、ディーヴァおだえり(小田えりな)、トルネードたつまき(達家真姫宝)、左上せいちゃん(福岡聖菜)、ブラックベリー向井地(向井地美音)、プロフェッサー田北(田北香世子)、マイケル下口(下口ひなな)、マッドドッグ宮崎(宮崎美穂)、ミラクルしづか(大家志津香)、モーモー川本(川本紗矢)、ヤバクネ谷口(谷口めぐ)、ロングスピーチ横山(横山由依)

 

★SKE48
アンチスリップ真木子(斉藤真木子)、オクトパス須田(須田亜香里)、クイウチ松村(松村香織)、ケンドー松本(松本慈子)、サックス古畑(古畑奈和)、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)、バード高柳(高柳明音)、バブリー荒井(荒井優希)、マッチ音葉(町音葉)

 

★NMB48
道頓堀白間(白間美瑠/兼AKB48)

 

★NGT48
バトンかとみな(加藤美南)、ボイス山田(山田野絵)、MAX中井(中井りか)

 

©WIP2017製作委員会 ©AKS

 

 

 

篠原ともえ×バニラビーンズが企業のPV制作!テレ朝動画の人気番組が地上波で4夜連続放送

篠原ともえとバニラビーンズが出演するテレビ朝日の4夜連続番組『シノ×バニ』が、1月29日(月)~2月1日(木)の深夜に放送される。

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テレ朝動画とYoutube動画で毎週金曜に配信中のトレンド発信番組で、地上波は4回目。篠原が社長に扮した「シノハラエージェンシー」が企業からの依頼を受け、リサーチや担当者に聞いた話を基にポップでおしゃれなPV制作に挑む。

 

登場する企業は、29日(深夜1・20)が住まい・暮らし領域に特化したコミュニティメディア「LIMIA」。30日(深夜1・20)がファッションブランド「グローバルワーク」。31日(深夜1・35)がシャンプーや洗顔フォームでもおなじみの「クラシエホームプロダクツ」。1日(深夜1・20)が賃貸不動産会社「エイブル」。

 

篠原は「番組の中身はもちろん、オリジナルPVも今まで以上にクリエイティブで、シノバニらしさが出ていると思います」とアピール。バニラビーンズのレナは「皆さんの深夜が少しでも華やかになったらうれしいです」、リサは「PV撮影中はとっても寒かったのですが、内容は春らしいあたたかい雰囲気になってます」と語っている。

 

(C)テレビ朝日

 

 

 

橋本マナミが深田恭子×松山ケンイチ『隣の家族は青く見える』に出演決定

橋本マナミが1月18日(木)スタートの木曜劇場『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)に出演することが分かった。

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橋本が演じるのは、深田恭子と松山ケンイチ演じる五十嵐夫妻が暮らすコーポラティブハウスを設計した建築士で、住人でもある広瀬渉(眞島秀和)が勤める建築事務所のクールな女性建築士・長谷部留美。渉とは何でも言い合える同僚同士だが、それ以上の感情も抱いている。渉はゲイであることを隠して生活しているため、留美の存在が渉とその恋人・青木朔(北村匠海)の関係にさまざまな波紋を投げかけることに…。

 

<橋本マナミ コメント>

「今回、『隣の家族は青く見える』に参加させていただけたこと大変うれしく思います。現代人が抱えるさまざまな問題、人々の葛藤が繊細に描かれており、とても興味深く毎回台本を読むのが楽しみです。私が演じる留美はクールで物語をかき回す、今までの私のイメージとはまた違ったキャラクターで演じさせていただきます。皆さんに楽しんでいただけるよう頑張りたいと思います!」

 

 

木曜劇場『隣の家族は青く見える』
フジテレビ系
1月18日スタート
毎週(木)午後10時~10時54分
※初回15分拡大(午後10時~11時9分)

<キャスト>
深田恭子
松山ケンイチ

平山浩行
高橋メアリージュン
北村匠海
眞島秀和
真飛 聖
野間口 徹

須賀健太
伊藤沙莉
前原滉
寿大聡
橋本マナミ

伊藤かずえ
高畑淳子

公式HP:http://www.fujitv.co.jp/tonari_no_kazoku/

©フジテレビ

 

 

快盗×警察の新戦隊、キャストお披露目!レッドは伊藤あさひ&結木滉星

2月11日(日)にスタートする、スーパー戦隊シリーズ第42作目『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(毎週(日) 前9・30)のキャスト披露イベントが1月12日(金)、東京ドームホテルにて行われ、キャスト7名が登壇した。

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本作は、シリーズ初となる“W戦隊”。犯罪者集団・ギャングラーに奪われた宝物「ルパンコレクション」を巡り、快盗と警察が、時に激突、時に共闘しながらバトルを繰り広げる。

 

快盗戦隊ルパンレンジャーは、伊藤あさひ(ルパンレッド/夜野魁利・17歳)、濱正悟(ルパンブルー/宵町透真・23歳)、工藤遥(ルパンイエロー/早見初美花・18歳)の3人。対する警察戦隊パトレンジャーは、結木滉星(パトレン1号/朝加圭一郎・23歳)、横山涼(パトレン2号/陽川咲也・22歳)、奥山かずさ(パトレン3号/明神つかさ・23歳)の3人。ほかに、温水洋一が謎の執事・コグレを演じる。

 

レッドを演じる2人は、「歴史あるスーパー戦隊シリーズに出演できて光栄です。2000年代生まれのレッドは初ということなので、作品としてもいいスタートを切れるよう頑張りたい。フレッシュな6人…6人というか、コグレさんも(笑)、頑張っていきたいです」(伊藤)、「スーパー戦隊にはたくさん元気や勇気をもらってきたので、今度は僕たちが子供たちにそれを与えられたら。そのためにも真摯に役に向き合いたいです」(結木)とそれぞれコメント。

 

12月にモーニング娘。を卒業したばかりの工藤は、本作で女優デビュー。かねてから戦隊ヒロインに憧れていたという工藤は、5年ほど前に事務所の先輩・真野恵里菜にその旨を伝えたところ「5年後ぐらいに実現するんじゃない?」と言われたという。真野の予言が的中する形でヒロインに抜てきされたことに驚きつつも、「これは偶然とか奇跡ではなくて必然で、私にしかできない役だと自信を持って頑張ろうと誓いました」と決意表明。メンバーへのひそかなライバル心も明かし、「全員、一応ライバル。仲良くやりつつも、ライバル関係を持ちながらケンカしない程度に頑張りたいと思います(笑)」と闘志を燃やした。

 

警察側の奥山も、工藤と同じく本作で女優デビュー。父が元警察官であることを明かし報道陣を驚かせ、「幼い頃は警察官、大きくなってからは女優という夢があったので、2つの夢を一気にかなえられたようで幸せでした」と。父から逮捕の仕方も教わったと言い、「結構スパルタでした(笑)」と振り返った。

 

会見中盤には、キャストそれぞれがフリップに自分の宝物を書いて発表。濱は「『声』です。どこの現場に行っても声を褒められる」と語ったが、その後、結木が「『家族』。この仕事を続けられてるのは家族のおかげ。出演決定の時も自分より喜んでくれたし、その時、この仕事で輝いてる姿を見せられるように頑張らないと、と思いました」と100点満点の回答を。すると、すかさず「…書き直していいですか」と濱。MCから「だめです、あなたは『声」』です(笑)」と制され笑いを誘っていた。

 

この日は、両チームがスーパー戦隊シリーズおなじみの名乗りを披露。温水は6人の名乗りに温かい拍手を送りながら「僕も変身したいですね…」とつぶやいていた。

 

スーパー戦隊シリーズ第42作目『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は、2月11日(日)前9・30スタート。以降、毎週(日)前9・30放送。

現役復帰宣言の亀田興毅が今後を語る『亀田一家3大勝負』アフターストーリーSP 1・20生放送

無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、特別番組『新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負 アフターストーリーSP』が1月20日(土)後8時から生放送される。

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この番組は、元日に生放送した新春特別番組『AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負』のアフターストーリーとして放送。元プロボクサー・亀田興毅ら率いる“亀田一家”の3人、興毅の弟で元プロボクサーの亀田大毅、元プロボクサー兼YouTuberのジョーブログ、亀田三兄弟の従兄弟にあたるプロボクサー・亀田京之介選手が人生を賭けて挑んだ戦いの裏側や、その後の彼らの心境に迫る。

 

ボクシングルールに則り、挑戦者が大毅をKOしたら“お年玉1000万円”を勝ち取れる企画「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」では、大毅が5人の挑戦者相手に対し、格の違いを見せて完全防衛。最後には、ボクシングで辛い思いをしていた時に書いていたという自作の歌「みんなへ」を生披露し、会場や視聴者を沸かせた。

 

挑戦者5人から“お年玉1000万円”を守り、歌まで歌いきったほど余裕な様子を見せていた大毅だったが、左目に患っている網膜剥離が原因で、4戦目には左目がほとんど見えなかったり、肩も全然上がらなかったりと後半の戦いからは万全な状態でなかったという。そんな大毅が試合当日を振り返る。

 

また、デビュー戦を戦ったジョーブログと京之介選手も出演。残念ながら勝利することができなかった京之介選手の今後の展望を語るほか、当初から引退試合と決めていたデビュー戦で劇的勝利を収めたジョーブログが心境を明かす。

 

さらに、元日生放送の最後に現役復帰宣言をした興毅が、復帰を決意した背景や、今後について生告白する。

 

元日特番『AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負』は、Abemaビデオで無料配信中。

 

AbemaTV『新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負 アフターストーリーSP』

放送日程:2018年1月20日(土)後8時~9時

放送チャンネル:AbemaSPECIAL

進行:辻よしなり

出演者:亀田興毅、亀田大毅、ジョーブログ、亀田京之介

放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/D8cQCK31zyWHK5

(C)AbemaTV

YOSHIKIがダウンタウンに激動の半生を語る!『ダウンタウンなう』1・12放送

1月12日(金)放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、人気企画「本音でハシゴ酒」のゲストにYOSHIKIが登場、飲み仲間として夏菜が参加する。

 

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トークは「YOSHIKI激動の半生」というテーマで進行。過去にダウンタウンと『HEY!HEY!HEY!』で共演した際に語られ、伝説となった「カレーが辛くて帰っちゃった事件」の真相や、その時のHIDEのやさしすぎるひと言も明かされる。

 

そして話題はバンド誕生秘話へ。Toshlと「X」を結成し、インディーズ時代から爆発的に人気を博し、メジャーデビュー2年目には武道館ライブ、3年目には東京ドームライブを成功させるなど日本の音楽シーンを席巻。『紅白歌合戦』にも出場したYOSHIKIだが、出場を決めた“らしからぬ理由”が明かされる。

 

ミュージシャン仲間のHYDEからは、YOSHIKIのある宣言が20年以上果たされていないことや、今まで語られなかったYOSHIKIの「過去形じゃない」モテ事情やデート事情、さらにはイメージとは違う意外な結婚観も語られる。松本人志からの「彼女はいるの?」と質問に衝撃の事実も。

 

また「X JAPAN」の解散や、Toshlの洗脳騒動の真相、ギタリストHIDEの突然の死について心境を語る。さらに、1999年に催された「天皇陛下御即位10年」をお祝いする国民祭典で自ら作曲した奉祝曲を披露した時の披露曲の選定理由や、出演を決めたきっかけなども語られる。

 

そして、2007年に「X JAPAN」再結成した際、Toshlから再結成の話を持ちかけられたときの2人きりの会話や再結成の裏話なども。また、YOSHIKIの海外で受けた意外な仕事の貴重映像も公開されるほか、KISSのメンバー、ジーン・シモンズからVTRコメントが寄せられる。さらに、YOSHIKIがX JAPANの名曲「Forever Love」をその場でピアノで披露する。

 

『ダウンタウンなう』

フジテレビ系
1月12日(金)午後9時55分~10時52分

<キャスト>
MC:ダウンタウン(浜田雅功、松本人志)
お店案内人:坂上忍
飲み仲間:夏菜
ゲスト:YOSHIKI

 

©フジテレビ

 

 

 

石原さとみが“逃げ恥”野木亜紀子の脚本を絶賛!「本当にせりふが面白い」

石原さとみがTBSの連続ドラマで初主演を務める『アンナチュラル』(TBS系 毎週金曜 後10・00)が1月12日よりスタート。

 

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日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、一話完結の法医学ミステリー。放送に先駆けて行われた制作発表には、主人公・三澄ミコトを演じる石原をはじめ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊、脚本の野木亜紀子(『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』ほか)らが出席した。

 

「やっと1話をお届けできるということで、早く感想が聞きたいです!」と笑顔を見せた石原は、「連ドラの1話はよく初々しさがあったりするのですが、このドラマは台本がどんどん上がってきたので、キャラクターが定まった状態で1話が完成できたと思います。なので、自分の中でも恥ずかしくない1話ができている感じがしました」と手応えを。さらに「野木さんが書かれたせりふがとても面白くて、普通のフランクな会話がのちのち最終回までつながるんじゃないかと思うくらい、1つひとつのせりふが重要なので、ぜひそこにも注目して楽しんでいただけたら」とPRした。

 

いっぽう、態度も口も悪い法医解剖医・中堂系役を演じる井浦は「僕も初々しくやりたかったんですけど、何せ態度が悪い役なので、全くそんな雰囲気がない中で演じました」と苦笑い。アルバイトの記録員・久部六郎役の窪田は「解剖シーンは暑い中マスクや手袋をして、こんなに大変なんだなってすごく実感しました。監督が1カット1カットに力を入れて演出されていますし、みんなが同じ方向を向いて自分の任務を全うしている作品だと思います」と力を込めた。

 

「始まる前に言っちゃいけないことを山ほど聞かされまして、多くをお伝えすることができません。申し訳ありません(笑)」と前置きをした松重は「ほんとにこれだけのチームワークというものはなかなかできるものではなくて、そこが見応えある作品につながっていると自負しています。後は見てのお楽しみです」と。第2話の完成版まで見たという市川も「自分が出演していないシーンを見ながら、とても心が動いて、私自身、自分が生きているということを感じて胸が熱くなりました」と感想を語った。

 

また、作品にちなんで“生きていると実感する時”を問われたキャスト陣。石原は「おいしいご飯を食べた時もですけど、痛みを感じた時とかですかね。けがをした時に“痛っ!”ってなると、生きてるなぁ~と(笑)」と。「仕事をして、家に帰ってからシャワーを浴びてる時が一番生きてる感じがします。“今日は頑張ったな、よく寝られるぞ”ってシャワーを浴びながら思えると」と話す窪田に「僕も結構近いですね」と井浦も同調。「仕事でも趣味でも夢中になっている時は生きてる実感まで感じる余裕はないですけど、やり終えて落ち着いた時に、ふと生きてるなって。『アンナチュラル』の現場でもいっぱい感じています」と語った。

 

法医解剖医らがさまざまな死因を究明し未来の誰かを救命する物語『アンナチュラル』は、TBS系列にて1月12日(金)よりスタート。

 

■公式サイト http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/

 

 

8K時代にまさかのVHS画質でリリース?! サニーデイ・サービスのライブDVD「夏のいけにえ」が感動的

昨年は3回かな、サニーデイ・サービスのライブを見る機会があった。晩夏の日比谷。初秋は、ポラリスとのツーマン。そして年末のワンマン。3回見たけど、3回ともまるで違っていて、それぞれに震えた。どれも素晴らしかったのだけど、どれかひとつ選ぶのだとしたら、19年ぶりの日比谷野外大音楽堂での公演だろう。

 

4枚目の再現ライブとなったリキッドルームもマイ・フェイバリットアルバムの再現なんだから、問答無用に1000%最高だったんだけど、やっぱりツーマンなんで、短かったのが惜しまれる。短いからこその再現ライブだし、ポラリスも素晴らしかったけど。

 

一方で、年末のライブは新作中心。「Popcorn Ballads」の曲は、ライブで見るとこれがまた信じられないほど表情を変える楽曲ばかりで、ものすごく良かった。また、曽我部さんが「柄にもないけど」と照れながら紹介してくれたラストのクリスマスソング「Rose for Sally」は、どこまでも甘くドリーミー(これをライブで聴けただけでも昇天)。もう恵比寿あたりには幸せしか充満してなくて、こちらも満足度1000%だったのだけど、遅刻してしまい最初の2曲を聴き逃したのが悔やまれる(自分のせい)。ああ年の瀬だったんだね。

 

ということで、全部最高だった。でもやっぱり、気合満点で観た日比谷の素晴らしさったらなかった。その徐々に暮れ行く情景の素晴らしさも相まって、僕にとってはベストアクトだ。会場では知ってる人5、6人(元部下とか、クライアント様とか、元ベストギア編集長とか)に偶然会って、みんながみんな一様に大笑顔だったのも印象深い。それほど8月27日の日比谷野外大音楽堂の空気はハッピーだった。

 

ライブが始まるのが惜しかったし、終わるのはもっともっと惜しかった。その惜しさにすがるように、週刊誌「パーゴルフ」のサニーデイ・サービスファンの人(ex tokyo-mirai)と居酒屋に行って、新橋でスナックを探して、最終的にはラーメンを食べて、終電を逃した。酒を飲みながら、この日のベストチューンを執拗に語り合った。パーゴルフの人は基本的にしつこいんだけど、そのしつこさまでもこの日は心地よく、ベストチューンを5分毎に変えて、あれもよかったこれもよかったと延々と語り合って、最後には「サニーデイ・サービス 名曲イントロ・ドン」を、ふたりで口(くち)メロでやった。そんな多幸感が、とめどもなく空から降り注ぐ新橋の夜だった。

 

その日比谷の公演がパッケージングされたDVD「夏のいけにえ」が、17年末、ついにリリース。正直、見て驚いてしまった。画質がVHSなのだ。90年代、洋楽少年だった僕は、なかなか見ることのできない外タレのライブ映像を求めて、西新宿でブートレグVHSを買っては何度も何度も再生していた。何度ダビングされたのか、どんな機材で撮られたのかもわからないその怪しげなVHSは、なぜか僕を強烈に引き付けた。そんなノスタルジックな気持ちが僕を刺激した。

↑田中貴兄貴。画質はVHS的な感じだけど、演奏の熱気はなぜだかダイレクトに伝わってくる↑田中貴兄貴。画質はVHS的な感じだけど、演奏の熱気はなぜだかダイレクトに伝わってくる

 

19年ぶりの日比谷だから、19年前の世界観を再現したのかもしれない粗い画質は、どうしてだろう、とても心地よかった。4Kとか8Kとか、「精細なほど感動が高まる」というのはもちろん本当だろう。でも、それが全部じゃないってことを教えてくれた。カメラワークもなんだかキュートで、「96粒の涙」の冒頭の震える感じなんて、とてもリアルな感じで愛らしい。

 

録音もまた大変に生々しく(音質自体はとてもよい)、オーディエンスのおしゃべりも、リンリンと鳴く虫の歌も気の利いた味付けだ。現地でも魂が震えるほど感動したけど、このDVDも同じくらい、ひょっとしたらそれ以上の感動を届けてくれるのだ。「海へ出た夏の旅」から「セツナ」、そして「白い恋人」の流れとかもうドラマチックすぎて、ちょっとだけ泣いた。

↑ラストの「One Day」は、再結成後の代表曲のひとつ。すっかり陽も落ちて、ますますロマンチックに!↑ラストの「One Day」は、再結成後の代表曲のひとつ。すっかり陽も落ちて、ますますロマンチックに!

 

ベースの田中貴さんは、本ウェブサイトでもおなじみのラーメン兄貴である。ラーメンを語っている瞬間もとても凛々しいし、生き生きしている御仁だが、やっぱり日本が誇る名バンド、サニーデイ・サービスでベースを弾いている瞬間がカッコいい。前者のときは博多華丸寄りに感じるが、後者のときは福山雅治に近い。いやいや、そんなことない。やっぱり田中貴として、カッコいいのだ。

 

サマーライブらしく夏の歌が過半数。19年前の日比谷のころにリリースされた「24時」からの曲がやや多め。後日、再現ライブをやることになる4枚目からは選曲なし。最新作「Popcorn Ballads」からは、誰もが名曲と感じる「花火」だけ。そういうちょっとしたファクターはあったけど、基本、ある意味オールタイムベストなセットリストで、どの瞬間を切り取っても、心を奪われっぱなしの2時間半だった。曲はどれも端正でキラキラと美しい。だけど一方で妙にドラッギーでいやらしさも感じてしまう。そんな素晴らしすぎるライブの一部始終が2700円で楽しめてしまうなんて、価格破壊も甚だしいよ実際。

↑選曲の幅広さ、バランスの良さに感動。まずは序盤の「MUGEN」連発に溺れよう↑選曲の幅広さ、バランスの良さに感動。まずは序盤の「MUGEN」連発に溺れよう

 

ぜひみなさん買ってみてください。

 

ライブも後半戦。「週末」が終わって、「サマー・ソルジャー」のイントロがなり響く。このわずかな間に、ひとりのお客さんが笑いながら言った。

 

「最高だね」。

 

本当にそう思う。

 

最高だよね。

 

【トラックリスト】

1 今日を生きよう
2 あじさい
3 八月の息子
4 江ノ島
5 スロウライダー
6 経験
7 さよなら!街の恋人たち
8 恋におちたら
9 苺畑でつかまえて
10 96粒の涙
11 海へ出た夏の旅〜それから
12 セツナ
13 白い恋人
14 シルバー・スター
15 花火
16 時計をとめて夜待てば
17 24時のブルース
18 週末
19 サマー・ソルジャー
20 海岸行き
21 忘れてしまおう
22 夜のメロディ
23 青春狂走曲
24 胸いっぱい
25 One Day

 

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SUNNY DAY SERVICE「日比谷 夏のいけにえ」
2700円
販売元: ROSE RECORDS
発売中

 

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サニーデイ・サービス

曽我部恵一(vo,g)、田中貴(b)、丸山晴茂(dr)からなるロックバンド。1995年「若者たち」でアルバムデビュー。以来、“街”という地平を舞台に、そこに佇む恋人たちや若者たちの物語を透明なメロディで鮮やかに描きだしてきた。その唯一無二の存在感で多くのリスナーを魅了し、90年代を代表するバンドのひとつとして、今なお、リスナーのみならず多くのミュージシャンにも影響を与えている。7枚のアルバムと14枚のシングルを世に送り出し、2000年に惜しまれつつも解散。
2008年7月、奇跡の再結成を遂げ、以来、RISING SUN ROCK FESTIVAL、FUJI ROCK FESTIVALに出演するなど、ライブを中心に活動を再開。そして2008年に再結成を果たして以降、アルバム「本日は晴天なり」「Sunny」をリリース。かつてのようにマイペースながらも精力的な活動を展開している。2016年8月3日に通算10枚目のアルバム「DANCE TO YOU」を発売。2017年6月にはニューアルバム「Popcorn Ballads」を配信限定でリリースし、Apple Music J-POPチャート第1位を獲得。12月25日にはCDとアナログ盤をリリースした。さらに同日、昨夏行われた日比谷野外大音楽堂公演の模様を収めたライブDVD「サニーデイ・サービス in 日比谷 夏のいけにえ」を発売。

 

6つ子がトト子、イヤミと2ショットトーク!dTVオリジナル『d松さん』配信スタート

映像配信サービス「dTV」とTVアニメ「おそ松さん」がコラボしたdTVオリジナルショートアニメ『d松さん』が1月9日(火)より独占配信中。

 

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『d松さん』は、松野家の6つ子とトト子、イヤミがそれぞれペアで登場し、“2人だけ”の会話劇を繰り広げるオリジナルショートアニメ。「トト子×6つ子」の6バージョンと、「イヤミ×6つ子」の6バージョンの全12話のエピソードで構成される。

 

第1話「おそ松×イヤミ」は、おそ松が心に秘めていた想いを、小さい頃から腐れ縁のイヤミに打ち明けるというファン騒然のエピソード。「ずっと孤独だった」と照れくさそうに素直な気持ちを伝えるおそ松と、その気持ちを涙ぐみながらも真摯に受け止めようとするイヤミという2人の新たな関係性に加え、おそ松から明かされる衝撃の告白なども見どころだ。

 

第2話以降も、各ペアの個性がぶつかり合うオチの全く読めないエピソードを展開。TVアニメ本編でもあまり描かれることのなかったキャラクター同士の関係性が浮き彫りになる、

 

dTVでは、アニメ第1期をはじめ、JRAとのコラボ企画「走れ!おう松さん」や、第1期DVD&Blu-rayの特典映像「おそ松さんショートフィルムシリーズ」全8巻分、さらに初の舞台版「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」の千秋楽公演まで、さまざまな「おそ松さん」関連のコンテンツを配信している。

 

 

 

 

dTVオリジナルショートアニメ『d松さん』
1月9日(火)12:00(正午)から配信中
以後、毎週火曜日正午話数追加/全12話

dTVサイトURL:https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0004048

©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 

 

荻野由佳「やったぞー!」NGT48がギネス世界記録®達成

NGT48が、1月10日(水)に劇場オープン2周年を迎えることを記念した特別企画として、2つのギネス世界記録®に挑戦。その第1弾として「1時間で押された最多手形ペイント(Most contributions to a handprint painting in one hour)」に挑戦し、1231名のギネス世界記録を達成した。

 

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これまでの世界記録は1055名で、いかに多くの参加者を集められるかが大きな課題。冬の新潟での屋外でのイベントということもあり、メンバーも「参加者集まるのかな」と不安を口にする。事前に行ったミニライブでも、キャプテンの北原里英が「お友達やご家族を連れてきてください!」と呼びかけるなど、最後の最後まで、協力を募った。

 

ギネス世界記録挑戦の時間になると、雨が降り始める最悪の状況に。それでも一緒に記録を達成しようと多くの参加者が会場に集まり、チャレンジがスタート。メンバーが声援を送る中、ステージに設置されたキャンパスに続々と手形が押されていった。途中でメンバーや今村悦朗劇場支配人も参加し、参加者と一丸となって記録達成を目指した。

 

制限時間が過ぎると、縦3メートル、横5メートルのキャンパスに赤・青・黄の手形で彩られた大きなハートマークが完成。記録の達成には、きちんと手形として認識できるよう押されているか、ハートの形に見えているかなどの厳しい審査があり、無効の手形が多い場合は、達成ならずの可能性も。

 

そして、緊張の審査結果発表。メンバーと参加者が見守る中、ギネス世界記録の公式認定員・マクミラン舞さんから、「1231名」の新記録達成が伝えられ、ギネス世界記録に認定。北原に証明書が渡され、会場からは大きな歓声が上がった。

 

北原は「まさか自分がギネス世界記録から認定される日が来るなんて」と信じられない様子。西潟茉莉奈は「皆さんの愛が形になった…」と感極まって涙を流した。

 

最後は、荻野由佳が「参加者が集まってくれるのか、みんなで心配していましたが、こんなにも多くの皆さんが集まってくださり、一緒に記録を達成できました。やったぞー!」と絶叫して記録達成の喜びを参加者の皆様と分かち合った。

 

©AKS

 

 

 

AKB48グループのリアル豆腐プロレス、第2弾は愛知県体育館で2・23開催!松井珠理奈「女王の座は譲らない」

AKB48グループによるプロレスイベント「豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM」が、2月23日(金)に愛知県体育館で行われることが決定した。

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テレビ朝日の連続ドラマ『豆腐プロレス』(2017年1月~7月)でプロレスラーを演じたメンバーが、役柄そのままに試合を繰り広げる第2弾。昨年8月の第1弾では、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)やチェリー宮脇(宮脇咲良)ら総勢31人が後楽園ホールでぶつかり合い、ファンを熱狂させた。

 

今回は後楽園ホールから規模を拡大し、5000人以上の観客動員が可能な愛知県体育館が舞台。東海地方における格闘技の聖地だ。出身地開催となるハリウッドJURINAは、前回、オクトパス須田(須田亜香里)率いる反体制軍団にチャンピオンベルトを強奪されたリベンジに燃え「私は逃げも隠れもしない…。誰が相手であっても、女王の座は譲らない!合言葉はただひとつ!GO!JURINA!」とコメントしている。

 

<ハリウッドJURINA(SKE48・松井珠理奈)コメント>

『ハリウッドJURINA』がベルトをとった。全てが、ハッピーエンドで終わるはずだった。
なのに…邪魔者が入り、ハリウッドJURINAは屈辱を受け、『ハリウッドJURINA』を完結させられなかった。
触らぬ神に祟りなし、それは重々承知の上よ、お客様。
ただ全てを、この怒りを、この魂を、再びリングにぶつける…。
それは、まさにデスティーノ!
WIP!2.23!名古屋!
私は逃げも隠れもしない…。誰が相手であっても、女王の座は譲らない!
合言葉はただひとつ!GO!JURINA!

 

(C)WIP2017製作委員会 (C)AKS

 

 

 

 

祝・成人の日! 20年前にデビューしたアーティストを集めた「1997年デビュー組」10選

本日は成人の日。全国各地では成人式が開かれています。成人を迎えたみなさま、あらためましておめでとうございます。早くも動画サイトなどには式の映像がアップされ、元気な新成人たちのやんちゃな姿が見られますが、それはそれ。昔の自分たちを重ねて、最後のやんちゃと思えばほほえましくも映ります。

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この世に生を受けて20年ということで、同じく20周年つながりで、今回は「1997年にメジャー・デビューを果たしたアーティスト&バンド」という同期的な視点で振り返ってみたいと思います。いずれもいま聴いても決して色あせない楽曲ばかり。

 

そしてスタンスや表現方法は違えど、いまでもフロントラインに立ち続ける現役であるというのがポイントです。「Spotify」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができますので、ある意味で同期のよしみを感じる(?)プレイリストを楽しんでみてください。続けることって素晴らしい、とあらためて。

 

【1997年デビュー組、あの頃、君は若かったソング】

01.Raspberry/TRICERATOPS
(1997年7月21日リリース)

バンド初期の代表曲であり、永遠のロック少年でもある和田 唱の蒼いリビドーが大爆発した傑作デビュー・シングル。永遠にループするリフ(繰り返されるフレーズ)とダンサブルなリズム。シンプルな構成ながらも、一聴すれば耳に残るメロディの強さ。彼らが当初から目指していた「踊れるロック」を見事に具現化した最高のダンスナンバーでもある。当時、レーベルメイト(エピック・ソニー)でもあった佐野元春が絶賛していたのを記憶している。アルバム「TRICERATOPS」に収録。

 

02.強く儚い者たち/Cocco
(1997年11月21日)

沖縄出身の女性シンガー・ソングライター、Cocco(こっこ)は同年の3月21日に衝撃的すぎるシングル「カウントダウン」でデビュー。本来ならばデビュー・シングルを紹介すべきだが、本作セカンド・シングルが97年度「JALハワイ島キャンペーン」のCFソングに起用されたことで、より多くの人たちに認知されたこちらをチョイス。「人は弱いものよ」「人は強いものよ」「そして儚いもの」。どこか達観した歌詞は、その人の心の有り様で様々に解釈できるはず。セカンド・アルバム「クムイウタ」に収録。

 

03.MajiでKoiする5秒前/広末涼子
(1997年4月5日リリース)

レーベル契約を巡った大争奪戦を経て発表されたデビュー・シングル。本人出演の「NTT DoCoMo ポケベル」CMのイメージソングでもありました。この時代にはポケベルなんてものがあったのですよ! 作詞・作曲・プロデュース=竹内まりや。聴く前から間違いのない仕上がりで、往年のモータウン・サウンド(ザ・スプリームス「恋はあせらず」)のリズムパターンをモチーフにした黄金のポップス。結果、60万枚以上もの大ヒットを記録。ちなみに竹内本人は自身のアルバム「Bon Appetit!」(2001年)でセルフカヴァー。

 

04.白い雲のように/猿岩石
(1996年12月21日リリース)

芸人の有吉弘行が組んでいたお笑いコンビが大ヒットを放ったデビュー・シングル。作詞は藤井フミヤ、作曲は藤井尚之、そして秋元康のプロデュースと豪華な采配。リリース当初はめぼしいアクションはなかったが、チャートを賑わし始めたのが1997年に入ってから。オリコンチャート最高3位まで上昇してロングランヒットを記録。気づけばミリオンセラーを叩き出し、1997年を代表する楽曲にまで成長した。描かれる白い雲は縛られることの少ない若さゆえの自由の象徴、と勝手に解釈。

 

05.cream soda/SUPERCAR
(1997年9月21日リリース)

幸運にもわりと身近にデビューまでの過程を追えたのは良き思い出。飽和状態にあったギターポップ系のロックシーンに風穴を開けた恐るべき子供たち。メンバーの平均年齢は19歳、青森県在住。この瞬間にしか鳴らせない瑞々しい轟音ギターサウンドが詰まったデビュー・シングル。当時の洋楽ファンはJ-ROCKに不寛容で意識的に避ける傾向があったが、彼らを評価する洋楽リスナーが非常に多かった。メンバーであった中村弘二(Vo&G)は「Koji Nakamura」「iLL」で才能を昇華させ、紅一点のフルカワミキ(Vo&Ba)もソロで活動中。石渡淳治(G)は「いしわたり淳治」名義で作詞家&プロデューサーとして活躍中。

 

06.JOYRIDE/BOOM BOOM SATELLITES
(1997年11月1日リリース)

国内よりも世界で先に評価された彼らも1997年デビュー組。ベルギーのテクノの名門レーベル「R&Sレコーズ」よりシングル「JOYRIDE」でデビューを飾る。ヨーロッパの多くのメディアが本作で「ケミカル・ブラザーズ、プロディジー以来の衝撃」と大絶賛したのは有名な話。緻密なブレイクビーツ的なアプローチは今聴いてもフレッシュに響く。少々蛇足だが、日本が誇る伝説の名マスタリングエンジニアの田中三一氏が彼らの音質設計を大絶賛(自分、その場にいました)。それを裏付けるように、中野雅之は2015年に日本人アーティストとして初めてMastered for iTunesのマスタリング・エンジニアとして認定された。

 

07.Burnin’/ダフト・パンク
(1997年2月26日リリース)

今や名実ともに世界的なアーティストにまで上り詰めたエレクトロ・デュオ。厳密には1994年にリリースされたシングル「The New Wave」がデビュー作だが、本国フランスやヨーロッパ圏を飛び越えてアメリカでもスマッシュヒットを記録したデビュー・アルバム「Homework」が97年発表ということで、同期と解釈させていただきます。トリッキーなシンセが暴れまくる初期の代表曲で、後に興隆する「フレンチタッチ」なるムーブメントの着火ナンバーとも言える。当時、クラブでこの曲がかかりまくってちょっと辟易していたのも事実(笑)。

 

08.MMMBop/ハンソン
(1997年4月15日リリース)

オクラホマ州で結成されたハンソン3兄弟バンドによるウルトラポップなデビュー・シングル。洋楽を聴いていない人でも、テレビ番組のBGMなどで今でも使われているので、キャッチーなメロディが刷り込まれている人も多いのでは? 友情を歌ったハッピーな楽曲は全米チャートで首位を獲得し、ここ日本でも大ヒットを記録。ベックなどのオルタナ界隈のサウンドメイクを手がけていたダスト・ブラザーズがプロデュースを手掛けたことも話題に。ちなみに日本発売時のタイトルは「キラメキ☆ンー・バップ」。当時は洋楽ディレクターが頑張って邦題をひねり出していましたっけ。

 

09. I’ll Be Missing You feat. Faith Evans & 112/パフ・ダディ
(1997年6月30日リリース)

アメリカのヒップホップ界に革命を起こした音楽プロデューサーの現パフィー・ダディこと、パフ・ダディのデビュー・アルバム『No Way Out』からの超特大ヒットシングル。彼が才能を見出し、ヒップホップの東西抗争(レーベル同士の争い)の凶弾に倒れたノトーリアス・B.I.G.への追悼歌で、フィーチャリングされている歌姫のフェイス・エヴァンスはB.I.G.の奥様でもあります。ポリスの大ヒット曲「見つめていたい」のギターフレーズを大胆にサンプリングした大ネタ使いで話題を呼んだ。制作の背景を知らずとも亡き友、亡き夫への愛の歌に涙、です。

 

10.Next Lifetime/エリカ・バドゥ
(1997年2月11日リリース)

アメリカのR&Bシーンの最前線に君臨し続けるネオソウル界のカリスマ女性シンガー、エリカ・バドゥも不朽のアルバム「Baduizum」でこの年に華々しくデビュー。70年代のソウルが宿す精神性を取り入れた歌世界、アナログと最新のデジタルとが交差するジャジーなトラック、そして神秘的な歌声。彼女の登場でブラック・ミュージックの流れが大きく変わり、ここ日本でもR&Bブームの流れが本格的に表れてきたと記憶している。渋谷のR&Bの聖地「HARLEM」でこの曲がかかると女子が大喜びしていたなあと遠い目。翌年の第40回グラミー賞ではアルバムが最優秀R&Bアルバム賞を獲得している。

 

ということで、98年の早生まれの方を想定した楽曲がなくて本当に申し訳ございません……。ちなみに1月から3月までに、モーニング娘。、MISIAもデビューしているのでチェックしてみてください。

【アニメ公開直前!】画業30周年! ホラー漫画家・伊藤潤二に、オリジナルな世界観を描き出す道具へのこだわりを聞く

誰も思いつかないストーリーラインと緻密な絵。『富江』『うずまき』など異彩を放つ作品で国内外に多くの熱狂的なファンを持つホラー漫画家、伊藤潤二さん。2017年12月に『伊藤潤二研究 ホラーの深淵から』(朝日新聞出版・刊)が出版され、2018年1月7日から「伊藤潤二『コレクション』」のテレビアニメ(TOKYO MX)の放映が決定している。

 

画業30年という節目の年を迎えた伊藤先生に、お話を伺う機会をいただいた。

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イメージしたものをそのまま形にする能力

伊藤先生と言えば、ひとコマの中に細部まで描き切る緻密な絵で知られている。こうした作風を支える仕事術を貫くアイデアに触れたい人は少なくないはずだ。

 

『伊藤潤二研究』の中では、「細かいところは現実的に描かないと、ただの突拍子もない話になってしまう」と言っている。そういう現実的な描写を実現させるための基盤となる思いは何なのだろうか。

 

私は、リアル志向です。中学時代にブロンズ粘土で自分の手を作ったことがあって、それが結構上手にできて、かなりリアルな仕上がりになりました。それ以来、リアルな形を再現する手段としての彫刻に興味が湧きました。また、高校時代の美術の先生が彫刻専攻だった人で、『伊藤も彫刻やらないか』なんて言われたりしました。当時美術部で絵は描いていたんですが、結局彫刻はやらなくて、後悔しています。ただ、その後の仕事が歯科技工士で、リアルな歯の彫刻をやらないといけなくなり、それは好きでやっていました

 

昔から手先は器用でしたか? と尋ねたところ、今の姿に直結する感じの言葉が返ってきた。

 

器用というか、そんなに動きがいいというわけではないんですけれども、手先が器用というよりも、イメージしたものを形にするということは得意でしたね

 

 

あらゆる道具を自分に合わせてカスタマイズ

伊藤先生は、さまざまな道具を自分に合わせてカスタマイズする。緻密な作業のために毎日使う道具のカスタマイゼーションについても、こだわりがあるに違いない。

 

よく、自分を道具に合わせるというプロの人もいて、それはすごいなあと思います。でも私は、自分に合った道具を作ります。能率にも関わってくることなので、細かいところまで磨いたりして加工することにしています。(液晶タブレット用ペンが並んだ写真を見ながら)この辺りも結構磨いたりしています。親指が長いみたいで、ペンが持ちづらいんです。それを何とかならないかなと思って、描きやすいポジションを考えて、太さなんかも調整しています。これも液タブ専門のペンですが、これも加工してしまいます。サイドボタンというのがありますが、邪魔なので、買ってすぐに取ってパテで埋めちゃっています

20180105_itoojunji_pen↑カスタマイズされたペンの数々。いちばん右がサイドのボタンを削った液タブ用のペン

 

そもそもこのボタンは、描いている途中に押してペン機能と消しゴム機能を切り替えたりするためにある。伊藤先生は、作業に熱中するとそれさえ邪魔に感じて、結局引きちぎって(!?)しまったという。

 

最近よく、柔らかい素材の中に骨組みがあって、ポーズを取らせることができる人形がありますが、まだまだ首回りとか肩とかは実際の動きと違います。私は、医学生が使うような解剖学の本を持っていて、それを見ながら作業をしています

 

表面的な見た目だけではなく、本物に近づけるため、内部まで凝りに凝る。

 

この人形についていえば、もっときちんと肉を付けた状態にしたいんですが、私の技術ではちょっとできません。これはスポンジですけど、本当はしっかり(樹脂を)流し込んでやりたいんですが……。デッサンのために作ったはずが、いつの間にかそれ自体が目的になってきていますね。本当にリアルな動きをする人形を作りたいなあと思っています

20180105_itoojunji_人形↑オリジナルのポーズ人形。腕が鎖骨と連動している。左のクリップを分解して関節として使用している

 

こうしたカスタマイゼーションの感覚が、絵のリアリティにつながっていくのだろう。こだわりの感覚は仕事場の隅々まで行き渡っている。仕事場で撮影された写真の1枚に、机の左横、目線の高さあたりに貼られた紙が見えた。何だろう?

 

これは、定規についたインクをティッシュでいちいち拭いていると面倒なので、こうしています

 

線を引いた後の定規についたインクを、文字通り一振りするだけで拭き取れるよう、計算しつくした高さで紙が貼られているのだ。次の1枚には、右手に液タブペンを握り、左手に新書版くらいの大きさの装置を抱き込むような姿勢で構える伊藤先生が写っている。

 

20180105_itoojunji_sigotoba↑伊藤先生の仕事部屋。顔の横にあるのが、ペンの汚れを拭き取る紙

 

この装置にはソフトが入っていて、並んでいる一つひとつのボタンがショートカットキーになっています。ペンと消しゴムの切り替えをしたり、描いたものを選択範囲の中で変形させたりします。画面上でもできますが、その手間を省けるようにしているわけです

 

この装置、よく見るとボタンの高さや形状が一つひとつ違うことがわかる。エポキシ樹脂のパテでボタンを作り、それをさまざまな形にしてボタンを見なくても感触でわかるようにしてあるという。

 

20180105_itoojunji_pad↑自作のショートカット用のキーパッド。①保存、② 変形を確定、③変形をキャンセル、④スポイト、⑤左右回転、⑥図形、⑦エアブラシ、⑧塗りつぶし、⑨鉛筆、⑩ペン、⑪手のひら、⑫自動選択、⑬消しゴム、⑭消しゴム、⑮虫めがね、⑯選択範囲、⑰ブラシサイズを下げる、⑱ブラシサイズを下げる、⑲回転、⑳ズームイン・ズームアウト、㉑Shift+、㉒ブラシサイズを上げる、㉓元に戻る、㉔先へ行く

 

書籍の中には、岐阜の中津川にある実家の仕事場と、船橋の自宅の仕事場の写真が掲載されているが、どちらにも作業動線の良さという同じテーマに則った整頓が感じられる。特に、机周りに機能が集約されている。

 

作業机はコックピットみたいな感じです。でも、置くものにはどうしても限りが出てしまうので、何でも乗っけるわけじゃなく、場所も決めています

 

その作業机にも、写真で見るだけではわからないところまでに至る細かい工夫が施されているようだ。

 

机は、ホームセンターで買ってきた板を乗せて、肘のあたりに角が当たるから、紙やすりで削ったりしています。机に上からの光が反射しないようにする工夫もしてあります。この製図台の裏にも磁石がくっつくステンレスの板を敷いてあります

 

すべては作画工程の時間効率を上げるための工夫に違いない。素人目にはアナログで描かれたよう見える原画もデジタルで作業が行なわれている。伊藤先生が考えるデジタルのメリットとは何なのか?

 

デジタルの場合、線なんかもいろいろ調節できます。すごくきれいな線も引けますし、わざと紙に描いたようなギザギザな線になるようにも設定できる。作業自体は、紙に描くか液タブに描くかの違いだけですね。デジタルは、トーンがすごく貼りやすいとか、一発でできる便利さはちょっと捨てがたいですね

 

 

怪獣映画を撮影したかった子ども時代

現在の伊藤潤二先生のアイデンティティが確立されるまで、さまざまな要素が盛り込まれていく過程があったに違いない。先に触れた中学生時代の粘土造形の話も、そしてもちろん歯科技工士という仕事の経験もそうだ。ただ、それ以外についても確かめておきたい気がした。子どもの頃は、多くの怪獣映画を見ていたという。

 

近くに映画館がなかったので、もっぱらテレビでした。東宝のゴジラ系とか、大映のガメラ、あとは海外の映画を見ていました。レイ・ハリーハウゼンのシンドバッドものやアルゴ号探検隊もの、キングコングも昔のやつが好きでした。ウィリス・オブライエンという人がいて、この人はハリーハウゼンの師匠ですが、そのへんもよく見ましたね

 

伊藤先生が言っているのは、ミニチュアの人形を少しずつ動かしてコマ撮りし、それをつなげて動画にするという手法で製作された映画だ。

 

子どもの頃にコマ撮りの怪獣映画みたいな映像を作りたくて、憧れていました。でもそこまでの技術はなくて、恐竜も作れませんし、8ミリも買ってもらえなかったので、夢だけで終わりました。今もコマ撮りが大好きです。CG全盛の時代ですが、コマ撮りは人形が3次元に存在しているものを撮っている、つまり実際にあるものが動いているという感じがあるので、その辺がリアリティですかね

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キャラクターが生まれるところ

「富江」シリーズや「双一」シリーズ、そして『ギョ』にしても『うずまき』にしても、伊藤作品には特異なキャラクターが居並ぶ。際立つキャラは、どこから生まれるのか?

ストーリーというのは、まず中核となるアイデアが必要です。それは降ってくるというか、見たもので、はっとひらめくこともあります。たとえばラジオのパーソナリティの会話を聴いてもそうです。ひらめくというのは、話をそのまま受け止めるんじゃなくて、この話を斜めから見たらどうなるかな、みたいなことで面白い発想になったりします

 

核の部分がひらめいて、そこにストーリーが肉付けされ、具体的なビジュアルが決まっていく。

 

アイデアがまずあって、それを一番面白く見せるためにストーリーを組み立てていきます。その過程で造形も決まってきます。たとえば『首吊り気球』は、最初はただの丸い気球が襲って来る話だったんですけど、それだけじゃつまらないので、自分の顔が自分だけを襲って来るっていう話にしました。僕の漫画は設定が突拍子もないので、絵をリアルにしてバランスを取ろうとしています

 

ひらめきは、具体的なイメージという形で訪れることもある。

 

ほとんど物語に沿った造形というのが多いんですけど、たまに、たとえば屋根裏部屋で、生首から延びる長い髪の毛が柱にからまってぶら下がっているといった、そういうイメージが浮かんで、漫画にすることもあります(『屋根裏の長い髪』)。こういうことはめったにありませんが、すごく描きやすいですね

 

表現は正しくないかもしれないが、こうした過程には映画製作的な手法も盛り込まれるようだ。こう尋ねてみた。絵を描くという作業の前に、文章という形でストーリーを立てていくことはありますか?

 

はい。書きます。アイデアを膨らませていく段階ではそうします。映画のカット割りのように厳密ではありませんが、あらすじを書いていく感じです。それを絵コンテ、漫画のコマの粗い下描きみたいなものに起こしていきます。あらすじを基にしますけれども、絵にするとあらすじ通りにいかないような場合も出てきます。場面転換の時が意外に難しくて、あらすじをちょっと変えるとうまくいくということがあります

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ファン、そしてクリエイターを目指す人たちへ

海外には、現地で開催された展示会で作品に直接的に触れたのがきっかけでファンになったという人が少なくない。こうした傾向は、東アジア圏で特に顕著なようだ。

 

伊藤先生自身は「私は好き勝手に描いてきて、たまたま受け容れられたかなという感じでいる」と言っている。

 

ファンの中には、コスプレ的な感覚で作品のひとコマを再現した写真をネットにアップする人たちがいる。これについて触れると、それまでの答えとは少し違うトーンでこう言った。

 

「本当に嬉しいですね。ありがたいです。プラスの意味で、やってるなあと感じます

 

コスプレ写真をアップするファンの中にも、クリエイターを目指す人たちがいるに違いない。そういう人たちに向けてのひと言は、どうしても聞きたいと思っていた。

 

大したアドバイスはできないんですけれども…。好きなことはとことん、ということでしょうか。マニアというか、そういう感覚で取り組めば…。いい意味でマニアックにということです。周りの人のことはあまり気にせずに、自分ごとを突き詰めた結果がいいものになるということだと思います

 

 

30年を振り返って

画業30年。決して短くない時間を振り返り、伊藤先生は「まだまだ」と形容していた。「もっといいものを描きたいですね」とも。道具にこだわり、突拍子もないプロットを練り込み、緻密さを極める絵を効率よく描き上げていく毎日の中、どんなものから刺激を受けるのだろうか。

 

映画は子どもの頃から大好きで、影響を受けた媒体なんですが、最近は時間がなくほとんど見られない状態が続いています。『ラ・ラ・ランド』とか、『この世界の片隅に』とか、ブルーレイは買ってあるのに、まだ封を開けていません。早く見たいんですけれど…。あと、HRギーガーは好きですね。彼がデザインしたエイリアンのフィギュアはすでに注文して、待っている状態です。それを販売している会社のホームページを開いて、フィギュアをずっと眺めてしまうんです。仕事がはかどりません

 

どんな側面で切り取っても、イメージしたものを形にする作業と深くリンクしている。

 

エイリアンは構造が複雑ですからね。本当は自分で作りたいくらいです。尻尾の部分は、背骨みたいな同じものがずっと連なっているので難しそうですね。映画の第1作はギーガー自身が造形を担当したんですね。その辺のありがたみがあって、ギーガーが好きなんだと思います。この間、ギーガーを追ったドキュメンタリー『ダークスター/HR・ギーガーの世界』をソフトで買いまして、これはストーリーがないのでBGVとして見ています

 

仕事中でさえ、ほかのクリエイターの製作プロセスをバックグラウンドの一部として取り込んでいるようだ。ちなみに作業中のBGMは?との問いには意外な答えが返ってきた。

 

ネームの作業中は無音ですね。ちょっとした音、PCの動作音でも気になってしまい集中できないので。岐阜の中津川の仕事場は二重窓にしています。作画の時も本当は何も音がない方が能率的だと思うんですが、すごく寂しくなってきて、最近はジャズを聴いています。ビバップ系というか、昔のテンポのいいやつが好きです。5060年代あたりですね」

 

「息抜きに聴くのはビートルズとかですね。最近LPコレクションが出ていて「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を買いました。これは、レコードの最後の部分がエンドレスなんですよ。レコードの最後の部分に針が行くと、ずーっと雑音みたいな音が鳴り続けるんです。それを聴きたいんですが…これも、まだ封を開けていないです

 

来年は、買ってあるDVDやレコードの封を切るくらいの時間ができるよう、心からお祈りしています。楽しいお話をありがとうございました。

 

 

【著書紹介】

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伊藤潤二研究 ホラーの深淵から

著者:Nemuki+編集部(編)
出版社:朝日新聞出版
価格:1300円(税別)

2018年1月7日からテレビアニメ(TOKYO MX)の放映も決定し、ますます注目を浴びるホラー漫画界の異才・伊藤潤二。その作品世界を網羅した完全読本が画業30周年を記念して発売。ロングインタビュー、単行本未収録作品、特別寄稿の記事など豪華掲載!!

 

 

【最新アニメ情報】

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≪タイトル≫
伊藤潤二『コレクション』

≪スタッフ≫
原作:伊藤潤二『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』(朝日新聞出版刊)
監督・キャラクターデザイン:田頭しのぶ
脚本:澤田薫
音響監督:郷田ほづみ
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:スタジオディーン

≪放送情報≫
2018年1月7日(日)よりTOKYO MXにて毎週日曜日22時~放送
2018年1月5日(金)よりWOWOWにて毎週金曜日22時30分~放送 他

≪キャスト≫
三ツ矢雄二 (双一役)
下野紘 (押切役)
名塚佳織 (夕子役)
緑川光 (四つ辻の美少年役)
小山茉美 (淵役)
末柄里恵 (富江役)

≪伊藤潤二『コレクション』 公式サイト≫
http://www.itojunji-anime.com/

≪伊藤潤二『コレクション』公式ツイッター≫
@itojunji_anime

©伊藤潤二/朝日新聞出版・伊藤潤二『コレクション』製作委員会

【紅白歌合戦】安室奈美恵、14年ぶり紅白の舞台へ

『第68回NHK紅白歌合戦』に安室奈美恵が特別出場歌手として出場することが決まった。

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安室は1992年にデビュー。ミリオンヒットを次々と記録し、社会現象に。以来、シングル・アルバムの総売り上げは3000万枚を超える。トップ歌手として走り続けた安室は、デビュー25周年を迎えた2017年9月に、残り1年での引退を発表した。

 

その後に発売したベストアルバムは180万枚以上の売り上げを記録。11月23日に放送され、安室が今の気持ちを赤裸々に語った『安室奈美恵「告白」』(NHK総合)は大きな反響を呼び、2018年1月8日(月・祝)には再放送も決定している。

 

安室は1995年の『第46回NHK紅白歌合戦』以来、2003年の第54回まで紅白に9回出場。そして今回、14年ぶりに紅白の舞台へ。

 

『第68回紅白歌合戦』は12月31日(日)NHK総合で後7時15分より放送。

『第68回紅白歌合戦』
2017年12月31日(日)NHK総合 後7・15~11・45(中断ニュースあり)

©NHK

【紅白歌合戦】桑田佳祐が紅白出場!朝ドラ『ひよっこ』の“幻のストーリー”も紅白で公開!

『第68回NHK紅白歌合戦』に、連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌「若い広場」を担当した桑田佳祐が“特別出場歌手”として出場することが決まった。

20171231_ashida02©NHK

 

2017年でソロ活動30周年を迎えた桑田は、全国ツアーやアルバム制作など精力的に活動し、大ヒットドラマとなった連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌「若い広場」を担当。桑田のソロとしての紅白出場は、2010年の『第61回NHK紅白歌合戦』以来、2度目となる。

 

紅白出場が決まった桑田は、「『ひよっこ』は私自身、毎回楽しみに拝見しておりました。素晴らしい出演者の方々の演技と心温まるストーリーに毎日のように笑ったり涙を流したりしていたことを思い出します。そんな素晴らしいドラマに使っていただきました「若い広場」を今年の締めくくりとして、紅白という晴れの舞台で歌わせていただけることは、この上ない喜びです」とコメント。また、「私も還暦を過ぎてしまいましたが、若い出演者の方々に負けないように、頑張って歌います!」と。

 

さらに、当日は紅組司会・有村架純の特別企画として「ひよっこ 紅白特別編」(脚本:岡田惠和)の放送も決定。『ひよっこ』の幻のストーリーが番組の中で明らかになる。

 

『第68回紅白歌合戦』は12月31日(日)NHK総合で後7時15分より放送。

 

『第68回紅白歌合戦』
2017年12月31日(日)NHK総合 後7・15~11・45(中断ニュースあり)

祝紅白出場! GetNavi web編集部員が選ぶ「安室奈美恵を語る5曲」

日本中を驚かせた衝撃の引退宣言から3か月。これまでテレビ番組での歌唱披露を拒んできた安室奈美恵が、本日12月31日19時15分より生放送されるNHK「紅白歌合戦」に特別出演し、2016年のリオ五輪のNHKテーマ曲「Hero」を披露します。同番組で歌を披露するのは、なんと14年ぶりとのこと。

 

そこで、GetNavi webでは、先日掲載した小室哲哉好きライター湯浅氏のプレイリストに続き、編集部員が選んだ「安室奈美恵を語る上で欠かせない5曲」を紹介します。紅白ステージでの安室奈美恵さんの登場を待つまでのあいだに、編集部員の思い出がつまったコメントをお楽しみ下さい。

 

GetNavi web編集部・和田史子(元・ギャル誌編集者)の5曲

※思い出の曲が多すぎるので、ベストアルバム「Finally」に収録されていない曲から選曲

Stop the music

1995年7月発売のシングル曲で、avexに移籍し小室哲哉プロデュースに移行する直前、最後のユーロビート。SOPHIE「STOP THE MUSIC」のカバーで、訳詞は2004年の「ALL FOR YOU」の作詞も手がけた渡辺なつみ氏だ。1995年は「TRY ME」(1月)から「Chase the Chance」(同年12月)まで5作のシングルをリリースし、途中レコード会社も移籍した安室奈美恵第一の大転換期。「TRY ME」の時点で女子高生の間では大ブレイクを果たしており、学校の休み時間には教室でこの曲が鳴り響いていたのをよく覚えている。ちなみに、アーティスト名義では前作「太陽のSEASON」(同年4月)から「SUPER MONKEYS」が外れ単独に。一抹の寂しさを感じたことも、同時に記憶している……。

 

Hide&Seek

2007年6月に発売されたアルバム「PLAY」の1曲目。曲名こそ「かくれんぼ」だが、同アルバム収録のシングル曲「FUNKY TOWN」に向かって行進するテーマソングをイメージし、本人がマーチっぽいアレンジをオーダーした。マーチらしい管楽器と打楽器が主張する2拍子が力強い。2010年に国際音楽賞「WORLD MUSIC AWARDS」を受賞した際、現地モナコでパフォーマンスした楽曲でもある。

 

docomo25周年の企業CMを見ればお分かりの通り、ケータイと同様安室奈美恵のファッションも、25年の間に変遷してきた。言わずと知れたアムラーファッションから近年のAラインのロングドレスまで。ハイヒールのロングブーツはお決まりだが、特に2000年代後半以降、彼女のファッションを特徴付けているアイテムのひとつがコルセット。シフォンやレースを多用したトップスをコルセットでウエストマークし、従来の強さとセクシーさに、かわいらしさも加えるように。さらにこのアルバムの頃からはコスプレ的要素も相まって、ファッションアイコンとしての存在感を再び印象付けた。この曲、このアルバムでは、そういった衣装の進化も楽しめる。

 

It’s all about you

こちらもアルバム「PLAY」の収録曲。久しぶりにロックを歌いたい、とmichico氏にオーダーした曲。ところがレコーディングで意外にも大苦戦して「泣きそうだった」と、当時の雑誌インタビューで告白している。リズムも狭いレンジで走るメロディも複雑で、純粋に楽曲としても楽しめる。ジャネット・ジャクソンやTLCから多大な影響を受け、R&Bを指向した安室奈美恵とは違う一面を発見できる曲でもある。

 

make it happen

日本で少女時代やKARAをはじめとするK-POPブームが巻き起こっていた頃、同じくK-POPのガールズグループ「AFTERSCHOOL」とコラボした楽曲で、アルバム「Checkmate!」(2011年4月)に収録、同年シングルカットされた。AFTERSCHOOLのメンバー8人(当時)を従え、その中央でソファに腰掛けながらの斬新かつ挑発的なダンスは、バーレスクさながら「足の組み替えだけでもダンスになり得るのか!」などと受ける印象が強烈。ぜひMVも見て、ガールズパワーの洗礼を受けて欲しい。

 

このアルバムは、小室哲哉プロデュースから離れてセルフプロデュースを始めた以降に発表された、AI、土屋アンナ、DOUBLE、VERBAL、ZEEBRA、川畑要などとのコラボ楽曲をまとめたもの。先日のテレビインタビューで、“コラボによって音楽を楽しむことを思い出した”と本人が話しているように、新生「安室奈美恵」の突破口を開いた作品群だ。個性の異なるアーティストたちとアグレッシブに攻めつつもしっくりと調和した楽曲に仕上げており、ソロアーティストとしてだけでない、器用さ、引き出しの多さを実感する。

 

YEAH-OH(SINGING“YEAH-OH”)

2012年3月発売のシングル曲「YEAH-OH」と、これを英語詞にアレンジしアルバム「Uncontrolled」(2012年6月)に収録した「SINGING“YEAH-OH”」。歪んだ音のダークさと疾走感が両立したクールなダンスナンバー。「楽曲はライブで盛り上がるかどうかで決めている」と明かしているように、激しくダンスで魅せる箇所、客席と一体になれる箇所がバランス良く盛り込まれており、ライヴを重視する彼女らしい、ザ・安室奈美恵といえる一曲ではないだろうか。

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GetNavi web編集部・玉造優也の5曲

Hide&Seek

安室奈美恵が好きな女の子についてのお話。

僕の世代(84年生まれ)だと、女の子はみんな、あゆやアイドルグループがメインで「アムロもそりゃ好きだけどねー」なんて感じの子が多かった印象。男でいうと、B’zが近いかもしれませんね。GLAY、L’Arc-en-Cielより半世代だけ先というか。

ただ、そんななかでも、「アムロが好き!」って子は、めちゃくちゃに熱意を持っている印象で。

たしか24-25歳くらいだったと思いますが、当時、ひそかに好きだった女の子がまさしくそんな「安室奈美恵信者」でした。

その子がカラオケで歌っていたのが「Hide&Seek」だったわけですが、最初は歌詞もわけわからんし楽曲の印象はあまり良くなかった。

でも、その娘がすっごく楽しそうに踊りながら歌っている姿がやけに鮮烈で。

男って単純ですね。それだけで次の日から隠れてリピートしまくっちゃうわけです。その娘と共通の会話を作ろうという下心もあったのかな。

往年のJ-POPらしい王道展開ではなく、シンプルなリズムで展開していく感じが「そんなに派手な曲じゃないはずなのに、歌ってて楽しいのかな…」と最初は思ったものですが、

気付いたらスルメでした。鬼のようにキーが高いわけでもないから歌いやすかったのかな?

はぁ……Kちゃんお元気ですか? またカラオケ一緒に行きたいです。

 

SWEET 19 BLUES

先日、西武池袋線江古田の隠れた名スナック「ママン」が閉店するとの一報を聞いた(来年の1月25日だとか)。

ママンは夜~翌日昼まで営業しているお店で、学生の頃は朝まで飲んだくれてそれでもまだ帰りたくない時にお世話になっていた。なぜか私は、ママンでみんなが酩酊状態で会話もままならない中、何度か「Sweet 19 Blues」を歌ったことがある。

男のSweet 19 Bluesなんて喜ぶ人間は、通常皆無だろう。しかし、半日以上飲み続けた正午間近だと、なぜかみんな聞き入ってくれるものなのだ。

歌っている私自身も意識絶え絶えの中、目に入った「もうすぐ大人ぶらずに 子供の武器も使える いちばん旬なとき」の歌詞。

その時、実に22歳。大学も留年していたので、早く大人ぶるべきだし子供の武器はとっくに使えなくなっていたはずだけれど、大学生である限り19歳なんだとなぜか悟った気持ちに。

33歳を迎えた今でも、その気持ちは時折思い出す。日本中のそんなこじれた男子こそ、この曲は聞くべきなんじゃないかと思う。

 

YOU ARE THE ONE/TK Presents こねっと

この原稿を書くにあたり、ライター湯浅氏の原稿を読んで、安室版があったのか!! と知り、悔しい気持ちでいっぱいですが、97年の1月1日にこの曲がリリースされた当時、小学校6年生の私の胸に熱い想いがたぎったのを覚えている。

後にいくつもの、豪華アーティストたちによるコラボ曲が生まれていくが、この曲に限って言えば安室嬢の引退が決まったいまこそ評価されるべきではないかと思う。

華原朋美、globe、trf、観月ありさ、ダウンタウン浜田雅功、内田有紀などの人選、もはやいまとなっては意味不明。しかもTM Networkの3人が全員揃っているという。意味不明。

当の安室嬢は、今ではバラエティに引っ張りだこのDJ KOOによるシャウトから、「YOU ARE THE ONE~♪」と歌いだす。いったいこの時、どんな気持ちでいたのよあなた?

しかし、安室版があったとは…。シングル「SOMETHING ‘BOUT THE KISS」に入ってるみたいですよ。1月1日になったら聴いてみよ!

 

Do What U Gotta Do/ZEEBRA feat AI.安室奈美恵,Mummy D

Zeebra、、、本名は横井英之という、日本HIPHOP界の黎明期を支えたラッパーであり、今はテレビ朝日系の人気番組「フリースタイルダンジョン」のオーガナイザーを務めるおじさん。

そんなおじさんと安室嬢も何度かコラボしている。「SUITE CHIC」というユニット名で「good life」なんてグッドチルなR&Bソングを出しているし、おじさんと安室嬢には強い絆があるのです。

私の中でおじさんのベストバウトは、日本メロコアの雄・Hi-Standardが主宰するイベント「AIRJAM2010」でのキングギドラだけれど、その時のおじさんは熱いメッセンジャーの側面が強く、ミュージシャンではなかった。反面、安室嬢とのコラボにおけるおじさんは、往年のがなり、しゃがれたライムを徹底するラッパー。この曲、安室の存在感は薄いけど、久々に気張ってるおじさんを聴くには面白いですよ。

 

メルセデスベンツ/竹原ピストル

今年の紅白歌合戦の話題と言えば、1に安室、2にエレカシ、345が竹原ピストルの出演というのは言うまでもない。本人は「よー、そこの若いの」を歌うことが発表されているが、

竹原ピストルという稀代のシンガーが紅白の大舞台で歌うべきなのは、「メルセデスベンツ」かと思う。

本曲はしがない男による神様の独白の体裁で続くフォークソング。「ねえ、神様。ぼくにごっついごっついベンツを買ってよ」というラインで始まる。

男の独白は、全て好きな女の前でかっこつけたいだの、リビドー全開ないかにもモテない男を救いそうなアツ苦しいものだ。

男が想いを向ける女は、少し危ない仕事をしている影のある人。不幸で報われていないような印象の彼女は、もしかしたらブラウン管の中の安室嬢に憧れて育った……かもしれない。

都会に出てきて私もシンガーに! なんて言ってたけど現実は厳しく……なんてサイドストーリーを完全妄想できてしまう。

あまりに安室嬢と関係ない話すぎて怒られそうだけど、批判も集中する紅白歌合戦は、安室とエレカシと竹原ピストルを出演するのは偉いと、個人的に思いますよ。三者必見です。

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GetNavi web編集部・一條 徹の5曲

SWEET 19 BLUES(KC DUB MIX)
安室奈美恵の25年もの活動期間に生み出された名曲は数あれど、個人的には「SWEET 19 BLUES」に勝る曲はないと思っている。この曲には、「19歳」の「安室奈美恵」にしか表現しえなかった“時代の空気”というものが、瞬間冷凍パックされているように感じる。あの90年代後半の渋谷の街並みと、そこに集まった若者たちの狂乱と孤独。そういったものを一心に背負って歌う安室奈美恵は、やはりあの時代を象徴する存在であったし、だからこそ彼女は稀代のスターなのだ。

 

このKC DUB MIXは、シングルカットされた「SWEET 19 BLUES」に収録されているリミックスナンバー。オリジナルの良さはそのままに、軽快なビートが加えられて、より気軽に聴けるアレンジになっている。同シングルには、アルバムでは途中でフェードアウトされてしまうm.c.A・Tとのラップナンバー「Joy」の完全版も収録されているので、ファンならチェックしておきたい。

 

Dreaming I was dreaming
当時、小室哲哉氏が手掛けた歌手は「小室ファミリー」と呼ばれていたが、そのなかでも安室やglobe、華原朋美のような“一軍”以外では、小室氏の右腕だった久保こーじ氏が作曲や編曲を担当することが多々あった。打ち込み主体の小室氏の曲と異なり、久保氏の曲は生音を使うバンドアレンジの曲が多かったが、そのなかでもこの「Dreaming I was dreaming」は出色のデキ。音数の少ないシンプルで渋めのアレンジに、けだるげに歌う安室のボーカルがハマり、ギャルの象徴から大人の女性へと成長していく安室奈美恵の新たな可能性を覗かせている。

 

リリース当時は「地味な曲だな……」としか思わなかったが、大人になってから聴くとしみじみその良さがわかるので、この機会にぜひもう一度聴いてみてほしい。

 

Did U
安室が産休を取っていた1998年にデビューした宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、椎名林檎、aikoといった女性アーティストは、みんな自分で詞を書くタイプだったため、その後「アーティストとは、自分で作詞や作曲をするもの」という認識が広まったように思う。安室もその影響を受けてか、一時期作詞にチャレンジした時期があった。先日放送されたNHKの特番でも、「Say the word」という曲の詞は、息子に向けて書いたもの、というような発言があった。

 

この「Did U」は、2002年7月の離婚直後の同年9月にリリースされたシングル「Wishing On The Same Star」のカップリングとして収録されたもの。安室が自身でペンを取っているが、その内容がとても強烈なのだ。「意味のないやさしさならいらない」「その嘘がすべてを壊していく」「ほかの誰かといればいいじゃない」「言い訳なら聞くけど、絶対許さない」「もう二度と愛さない」と、浮気を繰り返す恋人への絶望と決別を描いており、こんな詞を書いた当時の安室の心境を思わず想像してしまう。SAMさん、あんた何したの……。

 

Namie’s Style
自身で転機だったと語る覆面プロジェクト「SUITE CHIC」での成功を受け、自信を取り戻した安室が、再び安室奈美恵の看板を掲げてリリースしたアルバム「Style」のオープニングを飾る曲。小室プロデュース以降の第二次黄金期をともに作り上げていく盟友T.Kura&michico夫妻によるディープなR&Bナンバーとなっている。

 

「これが私の新しいスタイル」と高らかに宣言した歌詞が、国民的スターの呪縛から解放され、やりたいようにやる! と吹っ切れた感じがして清々しい。当時、身近な人からも「安室奈美恵は終わった」と言われたことが悔しかった、とのちに語った安室の反撃ののろしともいえる曲だ。

 

Hello
2008年にリリースしたベストアルバム「BEST FICTION」はチャートで6週連続1位&ミリオンセラーを記録し、安室奈美恵は2回目の黄金期を迎える。その時代に安室を支えたクリエイターが、Nao’ymt氏とT.Kura&michico夫妻だ。とくにmichico氏が描いた、海外ドラマ「SEX AND THE CITY」の世界観を地でいくような強気で自立した女性像は、同性人気の高い安室奈美恵のパブリックイメージを作るのに貢献したと思う。

 

アルバム「PLAY」に収録されているこの曲は、男性に愛されるために自分を押し殺してきた女性が、自分らしい生き方に目覚めていく心境を、携帯電話のやりとりに例えてユニークに描いたもの。恋人からのフォンコールに対し、「いま忙しいか、電話に出たくない気分だからかけ直して」と言い切るところに、自分の生き方を誰にも邪魔させない、という強い決意が込められている。

 

90年代後半にギャルの象徴だった安室奈美恵は、2000年代には「男に媚びず、仕事も恋愛も楽しんで、ときには女同士でおしゃべりを楽しむ新時代の女性像」を体現する存在になった。そして人気絶頂のなかで引退を決めた彼女の生き方は、同世代の女性たちへ新たな道を指し示すのではないだろうか。伝説になりつつある安室の生きざまを、引退のその瞬間まで見届けることができるなんて、この時代に生まれてよかった!

 

イラスト/マガポン

【紅白歌合戦】『第68回 NHK紅白歌合戦』登場順&曲名をチェック!

今夜12月31日(日)7時15分から『第68回 NHK紅白歌合戦』が放送される。

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昨年より「夢を歌おう」をテーマに送る『NHK紅白歌合戦』。68回目となる今年の紅白は、紅組司会を有村架純、白組司会を二宮和也、総合司会を内村光良と桑子真帆アナウンサーが務め、「夢を歌おう」特別企画として安室奈美恵、桑田佳祐の出演も決定した。

 

ゲスト審査員には、加藤一二三、鈴木亮平、高橋一生、林真理子、宮本信子、村上茉愛、村田諒太、吉岡里帆という“今年の顔”がずらり。さらに、4年連続でバナナマンが担当する副音声の「紅白ウラトークチャンネル」や、昨年に続き渡辺直美の「紅白楽屋トーク」も実施する。

 

視聴者投票で決めるAKB48の紅白SPメドレーや、有村の特別企画「ひよっこ 紅白特別編」(脚本・岡田惠和)など、さまざまなスペシャル企画も満載の『第68回 NHK紅白歌合戦』はNHK総合で今夜7時15分から放送。

 

『第68回 NHK紅白歌合戦』歌手登場順・曲名
※カッコ内は出場回数

<前半>
1.Hey! Say! JUMP(初)
「Come On A My House」

2.Little Glee Monster(初)
「好きだ。~夢を歌おうver.~」

3.山内惠介(3)
「愛が信じられないなら~貴公子たちの舞踏会~」

4.E-girls(5)
「Love ☆ Queen」

5.SHISHAMO(初)
「明日も~紅白2017ver.~」

6.三山ひろし(3)
「男の流儀~けん玉世界記録への道~」

7.AI(3)×渡辺直美
「キラキラ」

8.竹原ピストル(初)
「よー、そこの若いの」

9.丘みどり(初)
「佐渡の夕笛」

10.Sexy Zone(5)
「ぎゅっと」

11.市川由紀乃(2)
「人生一路」

12.福田こうへい(4)
「王将」

13.三代目 J Soul Brothers(6)
「HAPPY~紅白スペシャルバージョン~」

14.天童よしみ(22)
「道頓堀人情」

15.SEKAI NO OWARI(4)
「RAIN」

16.倉木麻衣(4)
「渡月橋 ~君 想ふ~」

17.TWICE(初)
「TT-Japanese ver.-」

18.三浦大知(初)
「三浦大知 紅白スペシャル」

19.水森かおり(15)
「早鞆ノ瀬戸」

20.WANIMA(初)
「ともに」

21.島津亜矢(4)
「The Rose」

22.郷ひろみ(30)
「2億4千万の瞳~GO!GO!バブルリミックス~」

<後半>
23.欅坂46(2)
「不協和音」

24.関ジャニ∞(6)
「なぐりガキBEAT」

25.福山雅治(10)
「トモエ学園」

26.坂本冬美(29)
「男の火祭り」

27.西野カナ(8)
「パッ」

28.TOKIO(24)
「AMBITIOUS JAPAN!」

29.五木ひろし(47)
「夜空」

30.乃木坂46(3)
「インフルエンサー」

31.松田聖子(21)
「新しい明日」

32.平井堅(8)
「ノンフィクション」

33.椎名林檎(5)とトータス松本(初)
「目抜き通り」

34.Perfume(10)
「TOKYO GIRL」

35.X JAPAN(8)
「ENDLESS RAIN 2017 紅白スペシャル」

36.AKB48(10)
「視聴者が選んだ夢の紅白SPメドレー」

37.エレファントカシマシ(初)
「今宵の月のように」

38.松たか子(3)
「明日はどこから」

39.星野源(3)
「Family Song」

40.Superfly(2)
「愛をこめて花束を」

41.嵐(9)
「嵐×紅白スペシャルメドレー」

42.高橋真梨子(5)
「For you…」

43.氷川きよし(18)
「きよしのズンドコ節」

44.石川さゆり(40)
「津軽海峡・冬景色」

45.ゆず(8)
「栄光の架橋」

※「夢を歌おう」特別企画で出演する安室奈美恵、桑田佳祐は含まれていません

©NHK

【小室プロデュース】TKファンが選ぶ「安室奈美恵の名曲ベスト10」

2018年9月16日をもっての引退を発表した、歌手の安室奈美恵さん。その25年にわたるキャリアを語るうえで欠かせないのが、初期にプロデュースを担当したTKこと小室哲哉氏の存在ではないでしょうか。

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小室プロデュースのもとで、安室奈美恵さんは1995年10月発売の「Body Feels EXIT」から、2001年1月発売の「think of me/no more tears」まで17枚のシングルをリリースしています。

 

そこで今回は、TKの曲を愛してやまない筆者が選ぶ「小室哲哉がプロデュースした安室奈美恵の曲」を11曲セレクトしてご紹介します。どの曲も優劣はつけがたいので「ランキング」ではなく発売順とし、選曲もあくまで筆者の独断であることをご理解いただければと思います。

 

「小室哲哉プロデュースの安室奈美恵」10曲

1.Body Feels EXIT
リリース日:1995年10月25日 オリコン最高順位(週間):3位

小室哲哉プロデュース曲の第1弾。東芝EMIからavexに移籍した安室奈美恵は、この曲で第一歩を踏み出しました。それまでアイドルにも数多くの楽曲を提供してきた小室氏ですが、安室に提供した曲は、TM NETWORK時代を思わせるダンス・ミュージック。それまでのユーロビート路線をやや残しながらも、音を厚く重ねたシンセサイザーによるイントロはまさに小室サウンドの象徴。小室プロデューサーは、安室をアイドルではなくアーティストとして再出発させようとしていたのではないでしょうか。

 

2.Chase the Chance
リリース日:1995年12月4日 オリコン最高順位(週間):1位

小室プロデュース第二弾にして、初のオリコンシングルチャート1位を獲得。この年、安室は日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞していますが、作品としては小室プロデュースではない「TRY ME ~私を信じて~」に対してでした。ただし、この年に初出場がかなった紅白歌合戦には、「Chase the Chance」で出場しています。この曲も、イントロや間奏は小室色バリバリのシンセ。ただし曲調はTM NETWORK調からやや離れ、ラップが効果的に用いられるなど、より安室の声質とダンスを活かすものになっています。

 

3.Don’t wanna cry
リリース日:1996年3月13日 オリコン最高順位(週間):1位

情報バラエティ番組「スッキリ!!」の2017年11月エンディングテーマだったため、それで知ったという人も多いかもしれません。それまでの2曲とはうってかわって、テンポを抑えたゴスペル調。のちに安室は小室プロデュースを離れ、本格R&B歌手としての道を歩み始めます。この曲は、そのきっかけのひとつだったのでしょうか。

 

4.You’re my sunshine
リリース日:1996年6月5日 オリコン最高順位(週間):1位

資生堂「SEA BREEZE」1996年イメージソング。本人が登場するCMでは、ゆったりとしたメロディーがさわやかな海辺の風景にマッチしていました。……と思いきや、実際に曲を聞いてみるとテンポは途中から一変し、アップテンポなダンスミュージックになります。実は、完成させた曲はアップテンポになっていたのですが、その前に納入したCM用バージョンはゆったりしたものでした。しかし発売する曲の中に「CMで使われている部分」がないのはまずいので、「ゆっくり→アップテンポ」という変化をする曲になったそうです。ちなみに、そのテンポの変わり目のメロディー(「1日中……」からのくだり)で、一瞬「BRAND NEW TOMORROW」(trf)を思い出してしまうのは筆者だけでしょうか……。

 

5.SWEET 19 BLUES
リリース日:1996年8月21日 オリコン最高順位(週間):2位

「Don’t wanna cry」よりもさらにブラックカルチャー色が強まったR&B曲。19歳にしてスーパースターの座に駆け上がってしまった安室が、当時の心境を小室氏に語ったことがありました。そのときにできたのがこの曲です。そのためか、この曲を歌う安室の表情にはいつも、親しい人に本心を打ち明けるときのような安堵感が浮かんでいた気がします。また、曲の途中で感極まって涙することもありました。このとき小室氏とのあいだにどのような会話があったのかは知るよしもありませんが、のちに小室プロデュースを離れた安室は、本格R&B歌手へと突き進んでいきます。彼女が本音を語る曲としてR&Bを選んだ小室氏は、安室のよき理解者だったのかもしれません。

 

6.a walk in the park
リリース日:1996年11月 オリコン最高順位(週間):1位

出だしは低音で大人っぽさを強調し、「小室感を抑えた本格R&B曲の第二弾」……かと思ったら、サビはガラリと変わって明るい小室サウンド。意表を突かれるとともに、小室ファンとしては嬉しい気持ちになります。安室の進みたい方向であるR&Bと小室サウンドがうまくミックスされた曲だといえるでしょう。

 

7.CAN YOU CELEBRATE?
リリース日:1997年2月19日 オリコン最高順位(週間):1位

説明不要、「いわずとしれた名曲」という紋切り型がピッタリな曲といえるでしょう。この曲が発表された数か月後に、安室は結婚を発表。長らく結婚式の定番曲でもありました。ちなみに、このタイトルは文法的に間違っているということがよく指摘されます。確かに「祝う」意味での「celebrate」は他動詞ですから、後ろに目的語(何を祝うのか)が続かないのは間違いです。ただ小室氏もそんなことはわかっているはずなので、おそらくメロディーへの乗りのよさを重視したのではないでしょうか。実際、ある歌手のレコーディングで、英単語を本来とは正しくない発音で歌うように指示していたこともありました。そのほうがメロディーになじむという理由からです。

 

8.NEVER END
リリース日:2000年7月12日 オリコン最高順位(週間):2位

第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)のテーマ曲として、当時の内閣総理大臣であった故・小渕恵三氏が小室氏に制作を依頼した曲です。小渕氏は、誰にでも直接電話で相談や依頼をする「ブッチホン」で知られた人物で、この曲もブッチホンによって生まれた曲といえます。残念ながら小渕氏は曲の完成を待たずに急逝し、そのため曲調は哀愁を帯びたものになっています。曲には沖縄民謡のテイストがふんだんに散りばめられていますが、歌唱にはその要素がまったくなく、安室そのもの。とはいえ、やはり沖縄出身であるためか、歌声には沖縄への想いが籠められているように感じました。個人的な想いで恐縮ですが、大好きな小室サウンドと、愛する沖縄民謡がほどよく融合したこの作品は、「沖縄好きのTK信者」である筆者にはまさにベストソングなのです。

 

9.no more tears
リリース日:2001年1月24日 オリコン最高順位(週間):7位

声量を抑えて小刻みなリズムで歌う、安室のチャーミングな一面を堪能できる曲です。小室プロデュースによる(当時としては)最後の曲で、この曲をもって小室哲哉氏と安室奈美恵のタッグはいったん解消されることになります。1995年10月25日発売の「 Body Feels EXIT」から2001年1月24日発売の「no more tears」まで、およそ5年と3か月にわたる二人三脚でした。

 

10.How do you feel now
リリース日:2017年11月8日

営業開始25周年を迎えたNTTドコモと、同じくデビュー25周年を迎えた安室のタイアップ曲。この曲で、小室氏との約17年ぶりのタッグが復活しました。曲はベストアルバム「Finally」に収録されているのですが、発売日である11月8日までは、作詞・作曲・プロデュースが誰なのかは明かされていませんでした。もっともファンの間では、このタイミングで小室氏とのタッグが再結成されるのではないかという、ほぼ確信に近い予想と期待がありました。明るいダンスミュージックでありながら、かすかな哀愁と懐かしさが漂うという、まさに小室感満載のサウンド。スタジオで小室氏と安室が再開するというPVも、ベタな演出だなあと思いながら胸が熱くなってしまったのでした。タイトルの「How do you feel now」は、再開を果たした小室氏と安室がお互いに問いかけているのか、もしくは私達への問いかけなのなのでしょうか。

 

番外.YOU ARE THE ONE
リリース日:1997年1月1日(オリジナル)

ここまで10曲を紹介してきましたが、最後に「+1」として紹介したいのがこの曲。安室単独ではなく、小室氏にプロデュースや作詞・作曲を受けたアーティストたちの集まりである「TK presents こねっと」によるチャリティー作品です。アメリカでも、著名なアーティストたちが集まって「USAフォー・アフリカ」というユニットを結成し、「We Are The World」という作品を歌ったことがありました。それぞれの歌手が小室によって魅力を最大に引き出され、競うようにして歌うさまは圧巻。もちろん安室も参加しており、サビの部分など重要なパートを担当しています。のちに安室単体の作品としてもセルフカバーされ、シングル「SOMETHING ‘BOUT THE KISS」やアルバム「GENIUS 2000」に収録されています。

 

終わりに

わずか5年の間にメガヒットを連発した小室&安室のコンビ。コンビ解消後も安室はトップアーティストの座を維持し続け、そのまま引退しようとしています。その引退までの活動に再び小室氏が関わることは、両方のファンにとって大きな喜びといえるでしょう。

 

イラスト/マガポン

石坂浩二、雑学クイズを初作成!スタッフとけんかも「機会があればまたやる」12・30『石坂浩二が全問出題 紅白雑学テスト』

石坂浩二が、雑学クイズの作成に初挑戦した。高島彩と共にMCを務めるテレビ朝日の年末特番『石坂浩二が全問出題 紅白雑学テスト』(12月30日(土)後1・30)で出題される。

 

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2017年を彩った話題に関する“思わず人に話したくなる”雑学クイズで、芸能人男女が紅白に分かれてバトル。博識で知られる石坂が時にスタッフとけんかしながら考案したというこだわりの問題に、紅組の安藤和津、草野満代、坂下千里子、高橋ひとみ、浜口京子、白組の大和田獏、バイきんぐ・小峠英二、杉村太蔵、鈴木福、前田吟が挑む。

 

問題は「パンダ」や「お正月」、石坂自らロケにも出向いた「明治神宮」など7ジャンル。「半分が正解するくらい」の難易度を想定したと言う石坂だが、高島は「石坂さんは知っていることが多すぎて、たぶん普通の人が何を知らないかの見当がつかないから、逆にクイズを出すのは難しいと思います」とばっさり。その言葉通り、正解者が誰も出ず、石坂が仕方なく“答え直し”を許すというひと幕も。

 

収録後、石坂は「まだまだクイズの在庫は豊富にある。機会があれば、またけんかをしながらやりますよ」と意欲。高島は「石坂さんからは問題以外にもどんどん面白いお話が出てくるので、ついもっと聞きたくなっちゃうんですけど、スタッフからは『次に行け!』の指示が(笑)。時間が限られていたのがもどかしかったので、次回はできたら時間制限なくやってみたい(笑)」と話した。

 

また、今年1年を振り返り、『やすらぎの郷』『相棒』と同局ドラマへの出演が続いた石坂は「テレ朝の一年でした。ほかのテレビ局に出た記憶がない」。高島はキャスタ―を務める『サタデーステーション』が始まり「生活のペースが新しくなり、ピリッとした一年になりました」と総括。

 

来年の抱負を聞かれると、高島は「今年は授乳中でお酒が飲めなかったので、来年はおいしいお酒が飲みたい!抱負じゃなくて欲望です」と宣言。石坂も「ぜひ付き合いたい!それが来年の抱負です(笑)」と乗っかり、「そういう時は、ひと思いに高いお酒を飲むといいですよ。名の通った高級酒だって一生に一回でいいから飲んでおけば、いつかどこかで話をする事もできるんですから。そのために、ちょっとずつでもいいから貯金をして」とアドバイスを送っていた。

 

<石坂浩二コメント>

問題作りは、最初は本当に手探りでしたが、自分の大好きなものから考え始めたらば、枝葉がどんどんと広がっていきました。そうやって広げるだけ広げた後でジャンルを分けて、さらにスタッフの方が作成した問題と照らし合わせて、ケンカしながら最終的に出題を絞り込みました(笑)。難易度の想定は、半数が正解するくらい。少なくとも必ず2~3人は応えるだろうと思っていたんですけど…的外れな答えもあったし、分からないではないという間違えもあって感心することもありました。
この番組を見ていただければ、どこに出かけなくても行った気分になれます! いろいろなお正月の過ごし方もお伝えしているので、番組をご覧になった上で、みなさんもそれぞれにバラエティーあるお正月を迎えていただければと思います。

 

<高島彩コメント>

石坂さんの知識をクイズという形で分けてもらえて、ありがたかったです。回答者の方も、石坂さんの話に耳を傾けていると考える時間がなくなっちゃうという様子でした(笑)。石坂さんの知識を考えたら年に1回じゃ足りません。ぜひ季節ごとにやりましょう!
今回のクイズはパンダや明治神宮など、番組を見ていただいた後、その場に足を運んでも楽しめる知識になっています。家族でご覧いただいて、この冬のお出掛けのきっかけにしてもらえたら面白いかなと思います。

 

©テレビ朝日

 

 

AKB48・渡辺麻友「大好きなAKB48が永遠に続いてほしい」卒業公演開催

AKB48・渡辺麻友の卒業公演が12月26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開催された。

 

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渡辺は2006年3期生オーディションに合格。翌2007年にチームBメンバーとして劇場公演デビュー。同年の4thシングル「BINGO!」で初の選抜入りをし、2009年7月に行われた第1回AKB48選抜総選挙では第4位にランクイン。そこからすべての選抜総選挙でトップ5入りという快挙を果たした。

 

渡辺の“最後”の「初日」から始まった卒業公演。見納めのパフォーマンスにファンは水色の法被とツインテールの被り物でそろえ、卒業を祝った。

 

渡辺が選抜した16人での「オネストマン」「BINGO!」と続き、自己紹介MCでは指原が「インスタ映えの景色だよ!」とファンの想いを讃えた。

 

ユニットコーナーでは、山本彩、松井珠理奈との「パジャマドライブ」や、渡辺の後継者と指名している小栗有以、向井地美音との「君とc/w」を披露。横山由依との「夕陽を見ているか?」では「また偉大な先輩が卒業します」と横山のセリフで始まり、渡辺が横山を優しい笑顔で見つめ、抱き合う場面も。

 

MCでは、渡辺とのエピソードを語り合うメンバー。小栗は、いつもかわいがられすぎてぐちゃぐちゃにされているという話を、向井地は上海のディズニーランドに小栗と麻友と3人で行った際「ディズニーでは足が速くて、めっちゃ泣く(好きなアトラクションでうれし泣き)」という意外なエピソードも披露した。

 

盟友のまゆゆきりんで「てもでもの涙」と、いつかまゆゆと歌いたいと思っていたという「思い出のほとんど」の2曲を披露。いつもは渡辺のお母さんを名乗る柏木に対し、歌唱中泣きそうになったのを見た渡辺は優しいほほ笑みで見つめた。

 

柏木に「お姉さんの顔してたね」とツッコまれると「ゆきりんのが先に泣きそうになってたから」と大人ぶるコメント。そんな態度を見た柏木は「かわいい~、大人になったね」と目を細めた。そんな2人を観ていた指原はリハーサルの時から泣いていたと語り「DVD出たら絶対買おう!」と完全にファン目線でコメントした。

 

アンコールでは、渡辺のオーディション合格時からの11年間の軌跡映像が流れ、卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」を真っ白なドレスで熱唱。途中声を詰まらせる場面もあったが、グッと涙をこらえ最後までしっかりと歌い上げ、ファンに深々とお辞儀した。

 

そして、自身にとってもファンにとっても大切な曲として「心のプラカード」を渡辺選抜16人で披露。続いて「約束よ」を歌い終えると、卒業を祝いに駆けつけた同期の多田愛佳、片山陽加、仲川遥香が登場。柏木が作ったというアルバムや、心のプラカードの衣装を着たむちちなどのプレゼントを手渡した。

 

そして横山からの手紙が読み上げられると、最後までこらえていた渡辺も、顔をゆがめて涙。最後は「次を歌ったら終わっちゃうんだ…」と歌うのを延ばしていた渡辺だが、意を決し「私がAKB48を知るきっかけになったとても大切な曲で、私の11年間のAKB48人生をこの曲と共に締めくくります」と、出演メンバー全員で「桜の花びらたち」を歌唱し、卒業公演を締めくくった。

 

<渡辺麻友コメント(一部抜粋)>

本当に寂しいですね…さみしい…。AKB48が本当に大好きなので、さみしいんですけど、最後こんなにたくさんの素晴らしいファンの皆様に見守れて卒業ができるなんて、AKB48に入った当初の私は思い描くこともできなかったことなので、本当に幸せ者だなと思います。もうこのAKB48劇場に立つこともないんだなと思うと不思議だし、この舞台に立つことが11年間当たり前だったので、この当たり前が来年からなくなることが信じられないです。でも(横山)由依ちゃんの手紙がとっても頼もしくて、これからも頑張ってほしいし、見守り続けるし、自分もAKB48が大好きなただの一人のファンだったので、それでAKB48に入ってここまでやってきて、これからも大好きなAKB48が永遠に続いてほしいなと思っているので、会場に来ているみんなに気持ちを託して私はこのグループを卒業していきたいと思います。
11年間、たくさんの思い出、たくさんの深い愛を本当に本当にありがとうございました。

 

©AKS

 

 

 

「君の名は。」特別PRスポットで上白石萌音がナレーション「また三葉に会えてうれしい!」神木隆之介からコメントも

2018年1月3日(水)にテレビ朝日系で地上波初放送される新海誠監督の大ヒットアニメ映画「君の名は。」(後9・00)の特別PRスポットが、12月26日(火)より登場。ナレーションをヒロイン役の女優、上白石萌音が担当した。

 

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映画は、田舎町の女子高校生・三葉(声・上白石)と東京の男子高校生・瀧(神木隆之介)が夢の中で入れ替わるという不思議な体験を繰り返すうち、いつしか恋に落ちていく物語。2016年8月に公開され、国内興行収入が250億円を突破。同年の興行収入で1位、邦画史上でも歴代2位の記録を打ち立てた。

 

このほど、アフレコに臨んだ上白石は「新海監督の映像はすごい。“画”を見るだけで当時の感情がよみがえってきました。また三葉に会えてうれしい!」と大感激。ナレーションには三葉のセリフをもじったものもあり、「セリフを生まれ変わらせたものがまた皆さんの心に届くなんて、本当にうれしいです。ぜひこのPRスポットを観て1月3日の夜を楽しみにしていただきたいです」とアピールしている。

 

3日の放送に向けて、神木もコメントを発表。「自分が関わらせていただいた作品をお正月に見ていただく機会はそうそうないので、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜び、「お正月という事で、一家団欒を楽しみながら2人の主人公を温かく見守っていただきたいです。お正月は毎年、家族でゆっくりしているので、2018年は『君の名は。』を見たいと思います」と語っている。

 

<上白石萌音 コメント>

◆『君の名は。』の地上波初放送について、心境は?
「劇場でかかった映画が地上波で流れるのは、とても感慨深いものがあります。映画は劇場に行かないと出会うことはできませんが、地上波ではより多くの方にリアルタイムで同時に楽しんでいただけるんですよね。『君の名は。』にとってそれは今回が初めてのことなので、どんな反応があるのか、すごく楽しみです」

 

◆『君の名は。』は自身にとってどんな作品?
「この映画に出会う前と後では180度違う、といっても過言ではないぐらいの作品ですね。それはどの映画、どの作品でも同じではあるのですが、特に『君の名は。』という作品を通じて私の事を知って下さった方々がたくさんいらして…。そういう意味では、人生の大きな転機を作ってくれた作品ですね」

 

◆思い入れのある三葉のセリフや場面は?
「よく皆さんからリクエストされるのが、『瀧くん』と名前を呼びかけるセリフ。その呼びかけは、やはりこの『君の名は。』というタイトルにもつながりますし、作品の大きな象徴だと思います。また、神木隆之介さんの三葉っぷりが、女子にも決してかなわない、“圧倒的な女子力”を発揮しているので、そこはもう存分にキュンキュンしてほしいなと思います!」

 

◆特別PRスポットのナレーションはいかがでしたか?
「また三葉に出会うことができて、とてもうれしいです! 映画のアフレコから1年半以上経っているので大丈夫かなと思いましたが、やはり新海監督の映像はすごいですね。“画”をみるだけで当時の感情がよみがえってきました。一場面をアレンジしたパロディー的なバージョンもあってとても楽しかったですし、セリフを生まれ変わらせたものがまた皆さんの心に届くなんて、本当にうれしいです。作品の偉大さを、身をもって感じました。このPRスポットを観ることでファンの方には劇場で作品と出会ったときの気持ちを思い出してもらえたらうれしいですし、初めて観る方にはPRスポットを通して1月3日の夜を楽しみにしていただければと思います!」

 

◆初めて『君の名は。』をご覧になる視聴者にメッセージを!
「何回でもこの作品との出逢いを繰り返したいなと思うくらい、初めて『君の名は。』を観たときの感動は、私にとって忘れ難いものとなっています。ぜひ皆さんにも、初めての出逢いを存分に楽しんでいただければ。私も3日の夜はもちろん、『君の名は。』を観ます! 楽しみにしています!」

 

©2016「君の名は。」製作委員会

 

 

浅田真央&宮里藍が秘めた思いを語り合う『はじめましての2人』12・30放送

『浅田真央×宮里藍 はじめましての2人』(フジテレビ系)が12月30日(土)に放送される。

 

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この番組は、フジテレビ系で12月30日に放送される9番組13時間超にわたるスポーツ特番「スポーツの祭典」の目玉番組の1つ。

 

番組では、今年4月に引退したフィギュアスケートの浅田、9月に引退したプロゴルフの宮里が初対面。新たな門出となる2018年を前に、胸の奥に秘めた思い、そしてこれからのことを独占告白する。また、サプライズゲストとして澤穂希、福原愛が登場し、女性アスリートの現役生活とは切っても切れない恋愛や結婚、出産、引退後の生活なども公開する。

 

『浅田真央×宮里藍 初めましての2人』
フジテレビ系
12月30日(土)午後6時~7時

<出演>
浅田真央
宮里藍

<サプライズゲスト>
澤穂希
福原愛

<聞き手>
生野陽子(フジテレビアナウンサー)

「スポーツの祭典」ポータルサイト:http://www.fujitv.co.jp/sports/

 

©フジテレビ

 

 

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が元旦に生放送!告知動画公開

無料インターネットテレビ局・AbemaTV(アベマティーヴィー)の「AbemaSPECIALチャンネル」で、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演する特別番組『27Hunホンノちょっとテレビ』が2018年元旦に生放送されることが決定した。

 

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この番組は、11月に72時間にわたり完全生放送された「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」に続き、3人が新しい年を迎えたばかりの都内某所から生出演する27分間の特別番組。

 

3人がそろって生放送番組に出演するのは『72時間ホンネテレビ』以来初めてとなる。また、これに先駆けて、『72時間ホンネテレビ』のテーマソングである『72』のデジタル配信リリースも決定した。

 

番組では、3人が新年のあいさつを全国に届けるほか、新たな情報発表も予定しているという。

 

 

 

 

AbemaTV『27Hunホンノちょっとテレビ』
放送日時:2018年1月1日(月)0時45分~
放送チャンネル:「AbemaSPECIALチャンネル」

出演:稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾

URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/8yGBViJwYFrgRm

©AbemaTV

 

 

中山美穂、高岡早紀・伊藤歩・中村ゆりとの四姉妹役に「この関係がずっと続けばいいのに」

プレミアムドラマ『平成細雪』(BSプレミアム)の試写会に、中山美穂、高岡早紀、伊藤歩、中村ゆりが出席した。

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文豪・谷崎潤一郎の名作「細雪」をドラマ化した本作は、原作の昭和初期の時代をバブル崩壊後に置き換え、大阪・船場を代表する名家・蒔岡家に生まれた四姉妹がそれぞれの立場で生き方を模索していく姿を描く。

 

蒔岡家の長女・鶴子を演じる中山は、「『平成細雪』では、(鶴子は)長女としてよりも母親としての役割で描かれているので、とても重要な役だと思いました。妹たちに支えられて成り立っていたので、撮影が終わってもこの四姉妹の関係がずっと続いてくれればいいのにと錯覚した現場でした」と振り返った。

 

2016年、『連続ドラマW 賢者の愛』(WOWOW)で中山と共演し愛憎劇を演じた高岡は、次女・幸子役で中山と再共演。高岡は「気心が知れているというか、(中山)美穂さんに支えられて、本当の姉妹のように楽しく撮影できました」と順調な撮影を明かす一方で、「船場言葉は初めてだったのですごく苦労しました」と撮影での苦労も明かした。

 

クランクイン前に1983年に映像化された映画『細雪』(監督:市川崑)を見るか迷ったという三女の雪子役の伊藤は、「素晴らしい女優さんたちと一緒にやる中で生まれてくることが一番大切なんじゃないかと思った」と撮影前に映画版を見ないようにしたというが、「クランクインから1週間くらいして初めて映画を見てみたら、『この順番でよかった』って思いました」と。

 

四女・妙子役の中村は、「(妙子は)年がら年中、反抗期みたいな四姉妹の中でも情熱的なキャラクターです。そんな妙子とどうって向き合うかを考えながら1つひとつのシーンを一生懸命やりました」と。「私がどんな芝居をしても、優しいお姉さん方が受け止めてくれて、本当に感謝しています!」と共演者に感謝を伝えた。

 

京都での撮影は「紅葉シーズンで人が多くあまり外に出られず残念だった」という中山と高岡だったが、そんな中、伊藤が「私はすごく食いしん坊なので、撮影中に2キロぐらい太ったんですけど…(笑)」と告白。続けて「京都の料理の先生が作ってくださる消え物がすごくおいしくて」と話すと、中村も「私も食いしん坊で、すごい食べていたよね、私たち(笑)」と同調し、会場を笑わせた。

 

 

『平成細雪』はBSプレミアムで2018年1月7日(日)後10時スタート。

 

 

 

秋元康プロデュース『ラストアイドル』に織田哲郎、小室哲哉、指原莉乃、つんく♂参戦でユニット対抗戦

秋元康が手掛けるテレビ朝日のアイドルオーディション番組『ラストアイドル』((土)深0・05)に豪華プロデューサー陣が“参戦”することが23日の放送で発表された。

 

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秋元、織田哲郎、小室哲哉、HKT48の指原莉乃、つんく♂の5人が抽選により、番組から生まれたユニット「ラストアイドル」「Good Tears」「シュークリームロケッツ」「Someday Somewhere」「Love Cocchi」を1組ずつプロデュース。来年1月13日から始まる番組のセカンドシーズンで、ラストアイドルが今月20日に発売したデビューシングル「バンドワゴン」に続く第2弾シングルの座を争う。

 

秋元は「番組の企画者がレースに参戦するのは変だと思ったのですが、出ないと“逃げている”と言われるし、勝てば“出来レースだ!”と言われかねない。負けたら負けたで文句も出るでしょう」と複雑ながら「できるだけレースを引っ掻き回す、戦いを面白くする役になりたい」とコメント。指原は「プロデューサーとして自分が一番新人であり実績もないのは一目瞭然なので、何とか頑張って食らいついていかなければ…」と意気込んでいる。

 

<織田哲郎コメント>

企画を聞いたとき、“相変わらず秋元(康)さんはえげつないことをするなぁ”と思ったのですが(笑)、僕自身、アイドル的要素のあるアーティストをプロデュースしたことはあっても、アイドルとして衣装から振り付けまでプロデュースするということは経験がないので逆に面白さを感じ、チャレンジしてみようと思いました。同じ音楽プロデューサーである小室(哲哉)さんやつんく♂さんは、それぞれ音楽家としてきちんと得意な分野をベースに持った上で、そこから先のことにも自分流のスキルを持っている方々。特に小室くんとは生まれた年も一緒でデビューも同じ頃。デビュー前には一緒にライブをやったこともあるし、お互い若かりし頃から共に音楽業界で戦ってきた人間としてシンパシーみたいなものはありますね。きっと素敵なものを作るだろうなと思っています。
皆さん、アイドルについて経験値も高い方々だし、強敵ぞろい。だからこそ、すごく楽しみですね。チャレンジャーとして参戦させていただきます!

 

<小室哲哉コメント>

秋元さんとは長いお付き合いで、お仕事もご一緒したことありますし、普段も連絡を取り合っています。そんな中、ご本人からざっくりと依頼を頂きました。「やろっかな、じゃあ」とお返事したかな(笑)
アイドルグループのブロデュースということに関しては、慣れてないなぁという気持ちです。コミュニケーションの取り方や、活かし方とか。アーティストの方々はある程度、主張が決まっている方が多いので、それを活かすのが私の役目だったりします。アイドルの方々はもしかしたら、真反対かもしれませんよね…すごく困ったなぁという感じです(笑)
他のプロデューサーの方々に関しては、すごい支持されている方々ですよね。ただ、対決という事に関しては、全員「WIN」、誰も負けないほうが良いんじゃないですかね(笑)アイドルたちもみんな勝ちたいと思っていると思うので…。

 

<指原莉乃コメント>

お話をいただいたとき、ただ純粋にうれしかったです。秋元さんから伺ったのですが、錚々たるプロデューサーの方々が並ぶ場面で、秋元さんの口から私の名前が出たことが、ものすごくうれしかったですね。でも、プロデューサーとして自分がいちばん新人であり実績もないのは一目瞭然なので、なんとか頑張って食らいついていかなければ…そして、私が担当するユニットのメンバーがガッカリしないように頑張りたいなと思っています。
実は、この『ラストアイドル』という番組は、かわいそうすぎて見たことがありません。同じ仕事をしている人間としては、胸が痛くて見ていられないんです。きっとグループごとに個性があると思いますが、私は王道のアイドルソングが好きなので、それが合うユニットと組めたらいいなと思います。
とにかく名前を出していただけたことがうれしいので、メンバーやファンの皆さんをガッカリさせないように、なんとか頑張っていきたいと思います!

 

<つんく♂コメント>

プロジェクトの考え方や、あり方はとても面白いって思いました。そんな時代やろうなぁって。で、「いつやるんですか?」って秋元さんに聞いたら、「すぐ」って。「え?!」と。無茶ぶりのドッキリ企画って思ってます。
既にあると言っても駆け出しというか、まだ成熟してない卵から孵化したばかりなイメージなので、その辺はあんまり気にしてません。ただ、本人たちが精神的に出来上がっていると手がつけられないなぁとは思います。本人たちがどれくらいの吸収力や柔軟性を持ってるか。それが一番ののびしろだなと思います。
楽しみ30、不安70かな。それは単に作品を作ったり、まだ未完成のチームを完成形に近づけていく作業。これは僕ら作り手にとっては最高の場面なんで、それはとても楽しみです。誰になるとか、どんな才能が隠れてるか。その辺の見極めとかね。楽しみですよ。

 

<秋元康コメント>

あれだけの戦いを制した『ラストアイドル』7人と、惜しくも敗れた4つのユニットのメンバー…。このダイヤモンドの原石たちを磨く方法はないかと考えたとき、“秋元康的”ではない形で磨いたらどうなるのかという思いが浮かびました。僕ひとりではなく、5人のプロデューサーがそれぞれの信じるやり方で彼女たちを料理して競い合うのが、この第2シーズンです。ラストアイドルをはじめ、5つのユニットをどう売り出すか、それぞれのプロデューサーの責任となります。
料理に和食や中華、イタリアン、フレンチがあるように、いろんな料理法で食材を生かした方がよいのではと思い、プロデュースはまったく方向性の違う5人にお願いしました。僕ももちろん全力でプロデュースしますが、それぞれのプロデューサーがどんな形で挑んでくるのか、僕にとっては勝ち負けよりも楽しみたいという気持ちのほうが大きいです。
しかし、僕の立場というのは非常に難しいですね…。番組の企画者がレースに参戦するのは変だと思ったのですが、出ないと“逃げている”と言われるし、勝てば“出来レースだ!”と言われかねない。負けたら負けたで、文句も来るでしょう。つまり自分で企画していながら、自分の首をしめているわけです。だから、できるだけレースを引っ掻き回す、戦いを面白くする役になりたいと思っています。

 

●ラストアイドル

<吉崎綾コメント>
やっとオーディション番組が終わってホッとしている時に戦うのか…と思ったのですが、どの方も本当にすごいプロデューサーの方々だと思いますし、次はチーム戦ということでチームの絆が見られるのかなと思うと、頑張らなきゃなと思っています。

 

<安田愛里コメント>
「ラストアイドル」ファミリーと(皆に)言って貰っていた中で、各ユニットがライバルになってしまうという関係が、正直、神妙な面持ちになってしまいます。ただ、悲しい反面、グループでまた新たな曲を発表させて頂くために、精一杯頑張りたいと思います。

 

<阿部菜々実コメント>
すごくビックリしていて何が起きたのかわからなかったです。5名のプロデューサーの方々は皆さん本当に凄すぎて、この企画はアイドル界に革命を起こすのではないかと思っています。私がそこに居られることが非常に嬉しいです。折角、ラストアイドルはバトルに勝ってきたメンバーなので、勝った意味が無くならないようにみんなで頑張りたいと思いました。

 

●GoodTears

<高橋真由コメント>
5人の有名なプロデューサーの方々にプロデュースして頂くのはすごく嬉しいです。嬉しい気持ちもあるのですが、ここでセカンドユニットがラストアイドルの上に立てるチャンスでもあるので、私はこのチャンスを絶対に逃したくない、勝ち取りに行きたいです。

 

●シュークリームロケッツ
<松本ももなコメント>
こんな素敵な5人のプロデューサーの方々にプロデュースしてもらうのは本当に嬉しいです。
チャンスを貰ったからにシュークリームロケッツ三人で全力で頑張りたいです。

 

●Someday Somewhere
<間島和奏コメント>
一度バトルに負けて辛い思いをしてきて、ここから頑張ろうと思っていたところで、このようなチャンスを頂けて、嬉しいです。「ラストアイドル」ファミリーとして他のグループのメンバーとも仲良くさせていただいていたのですが、私達がトップを取っていきたいという思いはあるので、こういうチャンスを頂いたからには全力を発揮するしか無いと思っています。頑張ります。

 

●Love Cocchi
<山本愛梨コメント>
トリハダが止まらないです。夢みたいなチャンスを頂けたので嬉しいです。下克上できるように5人で精一杯頑張ります。

 

(C)ラストアイドル製作委員会

 

 

 

B・アフレック&M・デイモン製作総指揮!海外ドラマ『インコーポレイテッド』DVD 18年3・7発売

ベン・アフレック&マット・デイモンが製作総指揮を務める海外ドラマ『インコーポレイテッド』のDVDが2018年3月7日(水)にリリースされる。

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本作は、共同脚本作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞脚本賞を受賞して以来、共に映画界で活躍し続ける幼なじみで親友のベン・アフレック&マット・デイモンの共同製作会社で、TVドラマとして生み出したSFサスペンス。

 

2074年、政府に代わって多国籍企業が支配する世界。企業の人間は裕福な「グリーゾーン」に暮らすが、壁の向こうには荒廃した貧民エリア「レッドゾーン」が広がっていた。巨大企業スピーガ社の若き社員ベンは、実は元レッドゾーンの住人で、恋人を救うために身分を偽ってスピーガに潜り込んでいた。ときに手段さえ選ばず、彼は破滅と隣合せの計画に身を投じていく。

『インコーポレイテッド』

2018年3月7日(水)発売

レンタルVol.1~5

DVD-BOX(5枚組)¥8,900+税

 

<特典>

「インコーポレイテッド」予告編、未公開シーン、近未来の人物像、テクノロジーの功罪、持つ者と持たざる者、秘密と嘘、NG集

 

<収録エピソード>

第1話:垂直移動、第2話:ダウンサイジング、第3話:人的資材、第4話:コスト抑制、第5話:損益、第6話:有効活用、第7話:実行可能ファイル、第8話:戦略転換、第9話:危機管理能力/ゴールデン・パラシュート

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

製作総指揮:ベン・アフレック、マット・デイモン

監督:ダビ・パストール、アレックス・パストールほか

キャスト(吹替):ショーン・ティール(細谷佳正)、アリソン・ミラー(うえだ星子)、エディ・ラモス(大畑伸太郎)、ジュリア・オーモンド(塩田朋子)、デニス・ヘイスバード(手塚秀彰)

公式サイト:http://paramount.nbcuni.co.jp/incorporated/

 

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聖なる夜に聴きたい「80年代縛りのクリスマスソング」10選プレイリスト

いよいよ今日は待ちに待ったクリスマス・イヴ。街はプレゼントやクリスマスのごちそうを買い求める人で賑わっています。でも、そもそもクリスマス市場の規模が急成長したのは80年代に入ってから。それこそ12月が近くなると、テレビのトレンディドラマやCM、雑誌などでクリスマスを煽る特番や記事のオンパレードで、「クリスマスイブはカップルの日」と刷り込まれた方々も多いことでしょう。

 

とくに80年代バブル当時の田舎者必携(失礼!)のマニュアル本「ホットドッグ・プレス」のクリスマス特集を読み漁ったバブル世代の諸先輩方は、今でもクリスマスが近づくとなぜかソワソワしてしまうのではないでしょうか。

 

面白いことにクリスマスシーズンの経済効果の上昇とともに、欧米はもとより日本国内でもオリジナルのクリスマスソングが量産されていくようになります。これは大手企業やメディアによるクリスマスというブランド戦略によって導かれた新たなマーケットの誕生でもあったのです。

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ということで、前回の「ラスト・クリスマス地獄」に続いて、80年代に数え切れないほど生まれた「80年代縛りのクリスマスソング」をお届けします。「Spotify」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができますので、「あの頃のクリスマス」に浸れるプレイリストを楽しんでみてください。

 

【80年代縛りのクリスマス・ソング】

01.ウィンター・ガーデン/松田聖子
(1980年12月リリース)

セカンドアルバム「North Wind」に収録された彼女にとって初となるクリスマスソング。あなたを愛して2度目のクリスマスがもうすぐやってくる。愛情も水色から藍色へとより深く。冬を舞台にしつつも温もりを感じる柔らかいサウンドスケープがお見事。「愛の花はまだ蕾のウィンター・ガーデン」ということからも、プラトニックな関係がまだ続いているようです。初期の代表曲「青い珊瑚礁」と同じく、作詞・三浦徳子、作曲・小田裕一郎、編曲・大村雅朗の名采配が勝利を呼んだ隠れた名曲。

 

02.7月のクリスマス/ハイ・ファイ・セット
(1984年2月リリース)

シティ・ポップスの文脈で再評価も高まる日本のポップ・ヴォーカル・グループによるサマーポップなクリスマスソング。ここで歌われているのは12月25日ではなく5度目の結婚記念日を迎えた7月25日のこと。「7月25日よ なんの日かわかる? 真夏のクリスマスかい?」と山本潤子と大川茂による掛け合いが微笑ましく、洗練されたコーラスワークも聴きどころ。結婚記念日なんて忘却の彼方に……そんな方はクリスマスにかこつけて一緒に祝ってみるのはいかが? アルバム「PASADENA PARK」に収録。

 

03.CHRISTMAS TIME IN BLUE – 聖なる夜に口笛吹いて-/佐野元春
(1985年11月リリース)

昨年にデビュー35周年を迎えたレジェンドが1985年にリリースした12インチシングル。夏をイメージさせるレゲエアレンジを施したクリスマスソングは、当時の日本の音楽シーンに驚きを持って迎えられた。歌詞の一節「平和な街も 闘ってる街も メリー・メリー・クリスマス」は不透明な時代だからこそ、彼のパワーメッセージとして静かに響いてくる。UKを経由した洗練されたソウルやジャズなどのブラックミュージックに接近したアルバム「Cafe Bohemia」(86年)に収録。

 

04.夏日聖誕(MERRY X’MAS IN SUMMER)/テレサ・テン
(1987リリース)

桑田佳祐が1986年から1年間限定で活動をしていたKUWATA BANDの3枚目のシングル「MERRY X’MAS IN SUMMER」をアジアの歌姫がカヴァー。今回は日本語ヴァージョンではなく、あえて北京語ヴァージョンをセレクト。真夏のクリスマスを歌ったレゲエタッチなオリジナル曲をちょっぴりいなたくアレンジ。異国情緒漂う牧歌的なムードがたまりません。台湾出身の彼女ですが、目を閉じれば古き良き時代の香港の面影が浮かんでくるような……。

 

05.DING DONG/プリンセス・プリンセス
(1989年11月リリース)

当時のバンドやろうぜ的なJ-POP/J-ROCK界隈から生まれたクリスマスソングはバラード楽曲が主流だったが、80年代を代表するガールズバンドによる本作はとにかくアッパーな仕上がり。独り身のやるせなさを歌いつつも、パーティソングとしても機能するマジックがある。「キャロル歌う子供達でさえも 憎らしく思えて」という歌詞は、当時のクリスマス至上主義に翻弄されるヤングの心象風景を見事に捉えている。初のアルバムチャート首位を飾った4枚目のアルバム「LOVERS」に収録。

 

06.Chiristmas(Baby Please Come Home)/U2
(1987年10月リリース)

1963年に名プロデューサーのフィル・スペクターが制作したクリスマスアルバムの傑作「クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター」で、ダーレン・ラヴが歌った名曲をリズム&ブルース経由の黒いロックナンバーでご機嫌にカヴァー。世界的な大ヒットを記録した彼らのアルバム「ヨシュア・トゥリー」で顕著に見られた、アメリカのルーツミュージックへの傾倒が本作でもいかんなく発揮されている。1987年に発表されたチャリティアルバム「クリスマス・エイド」が初出。

 

07.フェアリーテール・オブ・ニューヨーク(ニューヨークの夢)/ザ・ポーグス&カースティ・マッコール
(1987年リリース)

ケルティック・パンクを代表するイギリスのバンド、ザ・ポーグスが今は亡きシンガー・ソングライターのカースティ・マッコールをフィーチャリングしたデュエットソング。成功を夢見てニューヨークに移り住んだアイルランド系の移民老夫婦のクリスマスの日の物語。厳しい現実を歌いながらもクリスマスソングとして愛され続けているのは、アイルランド移民のリアルな視点があるからこそ。アイリッシュ民謡的なサウンドも実に味わい深い。イギリスではクリスマスシーズンを彩る国民的なスタンダードナンバーでもあります。

 

08.Driving Home For Christmas/クリス・レア
(1988年リリース)

スモーキーなハスキーヴォイスと渋いギタープレイで、80年代に活躍した英国のシンガーソングライターによるハートウォーミングなクリスマスソング。別名「帰省ソング」。クリスマス休暇に遠くに住む家族のもとへと車を走らせる。帰る道すがら、みんなの顔や思い出をあれやこれやと車中で想いを巡らせる。そんな主人公のはやる気持ちが軽快なサウンドとともに描かれていて、いつしか心もホッコリ。日本では90年代に入って洋楽ファンを中心に人気が浸透していき、今でもラジオで頻繁にプレイされる定番曲。

 

09.Merry Christmas Mr. Lawrence/坂本龍一
(1983年5月リリース)

大島渚監督による映画「戦場のメリークリスマス」のエンディングで、ハラ軍曹(ビートたけし)の名セリフに寄り添う官能的なメロディがあまりにも有名な楽曲。主旋律の印象的なフレーズはグラスハープの音色をサンプリングしたもので、実験的な手法が随所に取り込まれている。本作はオリジナルヴァージョンで、アレンジを変えて何度もセルフカヴァーされているが、時代を経るたびに輝きを増す不朽の名作。教授が初めて取り組んだサウンドトラック作品であり、英国アカデミー賞の作曲賞も受賞している。

 

10.WHITE SUNDAY/レベッカ
(1986年10月リリース)

厳密にはクリスマスソングではないけれど、この時期に聴きたくなる1曲ということで。ここまでひんやりとした冬をイメージさせるサウンドメイクにはなかなかお目にかかれないかもしれない。NOKKOのメランコリックな息づかいと歌詞の「もしもこのまま冬が続くなら 2人まっ白になれるのに」に切なさマックスです。ちょっぴりダブ的なアプローチがあったり(ほんとか?)、後半にはストリングスで奏でられた「フレンズ」のあのフレーズがさりげなくインサートされる遊び心も。ぜひとも雪が降り積もった日に聴いてみてほしい。5枚目のアルバム「TIME」に収録された唯一のバラード楽曲。

 

いかがでしたでしょうか。80年代といってもバブルを象徴するようなものではなく、聴くたびに楽曲の深みを感じることができるセレクトで選んでみました。あなただけのとっておきのクリスマスソングをぜひ見つけてくださいね。

ゾンビ×アイドル!?スパガ・浅川梨奈主演『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』来夏公開決定

SUPER☆GiRLSの浅川梨奈主演の映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』が、2018年初夏に公開されることが決定した。

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本作は、世界的に人気の高い“ゾンビ映画”と日本が誇るコンテンツである“アイドル”が合体。さらに、今、話題のパルクールなどのアクションもふんだんに取り入れた手に汗握る新感覚のガールズアクション・ゾンビ映画。

 

人気アイドルでありながら、ゾンビに噛まれてしまう主人公・神谷ミクを演じる浅川は、「ゾンビ×アイドルの新しいジャンルの作品が出来たと思います。『神谷ミク』は、自分がアイドルとして活動しているからこそ分かる部分がたくさんあって、そういう意味では演技しやすいところも多々あったんですが、でも、演じる『神谷ミク』と『浅川梨奈』が似たようなアイドルにならないように意識しながら演技しました。たくさんの方に見ていただきたいと思っています!」とコメントを寄せている。

 

<ストーリー>

限りなく現在の東京と同じ世界。ゾンビが発生するこの世界で、アイドルユニット「TOKYO27区」の人気アイドル・神谷ミク(浅川梨奈)がゾンビに噛まれた!

 

ゾンビ化までのタイムリミットは72時間。ゾンビ感染者は強制収容・抹殺されるこの世界で、ミクは生きる道を求めて逃亡し、全国指名手配となってしまう。

 

ミクは探偵の犬田(尚玄)に助けを求めて、噂になっているゾンビ血清を探そうとするが、彼女の前に、警察、女子高生ゾンビハンター・如月(星守紗凪)、そしてゾンビが襲いかかる。

 

彼女は時間内までに目的の場所へたどり着くことができるのか!?

 

<出演>

浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、尾澤ルナ(SUPER☆GiRLS)、阿部夢梨(SUPER☆GiRLS)
中山優貴(SOLIDEMO)、山口智也(SOLIDEMO)、井澤勇貴、古泉千里、亜沙美
星守紗凪、尚玄

監督・脚本:熊谷祐紀

製作:TBSサービス/ポニーキャニオン/レスパスフィルム/トリプルアップ/極楽映像社

制作:レスパスフィルム

配給:トリプルアップ

オフィシャルサイト:http://movie-tldi.com

 

©2018「トウキョウ・リビング・デッド・アイドル」製作委員会

アニソンもヘヴィメタも、僕らの青春はここが原点だった! 影山ヒロノブ、高崎晃、井上俊次……40年後のレイジー伝説

「ドラゴンボールZ」の主題歌を聴いていると、なんだか勇気が湧いてくる。「Crazy Nights」のハードドライヴィンなギターと重厚なドラムにヤラレてヘヴィー・メタルを知った。──多感な時期を送っていた僕らに、刺激と元気を与えてくれたミュージシャンたちの原点は、ここにあった!

 

2017年、デビュー40周年を迎えたロックバンド、レイジー。アニソン界の“永遠の”プリンスとしてパワフルな活動を続ける影山ヒロノブ、その彼を擁するJAM Projectのプロデューサーであり、多くのアニソンや声優アーティストを送り出しているレーベル、ランティスの社長である井上俊次、そして世界にその名を轟かせるヘヴィ・メタル・バンド、ラウドネスのギタリスト、高崎晃。いまだ多大な影響を及ぼす3人の出発点は、並みならぬ実力を備えていたアイドル・バンドだった。現代のロックバンドとくらべてももちろんのこと、当時も類を見ない個性で人気を博していた彼らの伝説を紐解きながら、レイジーというバンドを今と、未来に語り継ぐ!

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伝説1……日本のロックバンドとして史上最年少でデビューした!

レイジーがデビューしたのは、1977年の夏。ヴォーカルのミッシェル(影山ヒロノブ)、ギターのスージー(高崎晃)、キーボードのポッキー(井上俊次)、ベースのファニー(田中宏幸)、ドラムスのデイビー(樋口宗孝)──5人のメンバーは当時、2つ年上のデイビー以外は高校2年生。“史上最年少ロックバンド”のフレコミで売り出された。

井上「もともと小学校や中学校の幼なじみがベースになってるグループっていうのも、当時は珍しかったみたいです。藤田浩一さん(アウト・キャスト)、森本太郎さん(ザ・タイガース)、かまやつひろしさん(ザ・スパイダース)、岡村右さん(パープル・シャドウズ)といったGS(グループサウンズ)をやられていた方々がプロデューサーやディレクターだったりしたので、GSもほとんどプロデュースされて作られたものでしたけど、僕らはその流れの最後だったかも知れないですね」

高崎「レイジーは、ほぼ10代の時の活動なんですよね。解散したのは20歳になってほんの数か月ぐらいやったから」

井上「オーディションに受かったのが高1の終わり、2月でした。かまやつさんにスカウトされて、その年の4月には地元の大阪から上京して、7月にはデビューしてましたから。その当時の大人たちが考えていたのは、当時人気だったベイ・シティ・ローラーズにあやかった〈和製ベイ・シティ・ローラーズ〉。とにかく若くって、そんなふうになれる子たちをいち早くデビューさせたいっていう思惑が絶対あったと思います」

高崎「GSの人たちにとっては、あの時の再来みたいなね、そういうのを願ってた部分はあったんじゃないですかね」

影山「GSも当時の洋楽をコピーしたり、実はそういうことをしてましたよね。そこはレイジーも一緒で、TVでは伝わらないけど、ライヴではそんな感じでしたから」

井上「いちばん初めのライヴでもレインボーとかやってましたからね」

TVの向こうではアイドルだったが、ステージではとことんロックンローラーだったレイジー。そのアンビバレンスな魅力こそレイジーの個性であり、幅広い層のファンを魅了した要因でもあったのだ。

↑77年7月25日に発売されたレイジーのデビュー・シングル「Hey! I Love You!」(作詞:森雪之丞/作曲:馬飼野康二)は、ベイ・シティ・ローラーズを意識したポップなロックンロールナンバー↑77年7月25日に発売されたレイジーのデビュー・シングル「Hey! I Love You!」(作詞:森雪之丞/作曲:馬飼野康二)は、ベイ・シティ・ローラーズを意識したポップなロックンロールナンバー

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伝説2……デビューのきっかけはたった1曲のカヴァーだった!

デビューのきっかけとなったオーディションというのは、大阪・朝日放送制作の「ハロー・ヤング」というTV番組。ここで彼らは、ディープ・パープル「Burn」のカヴァーを披露した。

井上「かまやつさんが審査員をされていて、収録が終わってから……」

高崎「スタッフの人が『かまやつさんが呼んでるよー』って。で、楽屋に行って、何の話なんかなと思ったら」

影山「そこでもう『東京来ない?』って言われました(笑)」

高崎「ウチらは行く気満々やったけど、親に話したら『大丈夫か?』って。そりゃあ心配しますよね」

井上「まだ高校2年やったしね。将来を考えてエスカレーター式の学校行ってたヤツもいたし。それでまあ、たっかん(高崎晃)の家にみんなの親が集まって会議して。僕たちは2階でその様子を伺ってて」

高崎「でもね、かまやつさんってウチらの曲を1曲しか聴いてない(笑)。それも他人の曲やし、フルサイズで演奏してないし。僕のこと『もろリッチーだね』って褒めてはくれたけど」

井上「若さっていうのがポイントだったのかも知れないね」

高崎「今みたいにネットもないし、譜面とかも売ってない時代に、ディープ・パープルの『Burn』を一所懸命コピーして。この曲ってかなりの演奏力がいるから、なかなかまわりでも演ってるヤツいなかったね」

井上「たっかんの家にオープンリールのテープがあって、そこに録音したやつを遅く再生させて」

高崎「当時の技術だから1オクターブ下がるんけど、速いフレーズはそうやって音を拾って、リッチー(・ブラックモア)がアドリブで弾いてたようなやつまで真似してたわけやから。ギターもそうやけど、こんなキーボード弾いてるヤツも見たことないし、歌ってるヤツも見たことないし、それを友達同士でやってたわけやからね、ウチらは」

井上「たっかんはその当時からフェンダーのストラトキャスターを持っててね。友だちのなかでフェンダー持ってる人なんていなかったし、ひぐっつぁん(樋口宗孝)はラディックのスネアとペダルを持ってて。一流の楽器を買うぐらい覚悟持ってやってたっていうね」

高校生には難易度の高い楽曲をカヴァーしていたという演奏スキルはもちろんだが、それではまだ満足しない、もっと大きなステージを目指したいという5人のマインドを見抜いていたのだろうか? いずれにしても、ムッシュの目に狂いはなかったというわけだ。

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伝説3……稀代のヒットメイカーたちが曲を提供していた!

先述の通り、〈和製ベイ・シティ・ローラーズ〉をテーマに、つまりはアイドル性の高いバンドとして売り出された彼らは、本人たちの志向を半ば封印するような歌謡曲テイストの楽曲を、職業作家/ヒットメイカーたちから授かることになる。

高崎「普通は自分たちのオリジナルが良くて、それが認められてプロになってくでしょ。オレらはコピーやってただけで『君たち上手いね』ってそこからだったわけだから、自分たちで曲なんか作られへんかったし、詞も書けなかった。だから作家の先生の曲を演奏してたわけでね」

井上「かまやつさんは僕たちを誘う時に、デビュー曲はバッド・カンパニーのポール・ロジャースに書いてもらうからって言ってたので、それはもうカッコイイ曲ができるんじゃないかなと思って東京に来たんだけど」

高崎「『夜明けの刑事』っていうTVドラマのエンディングテーマを奥さんのマチ・ロジャースが作ってたから、これはあり得へん話じゃないなと思ってたんだけど」

影山「僕らのプロデュース陣が3、4人いたなかで、かまやつさんはいちばん最初に声をかけてくれた人だったんだけど、ちょっと勢力争いみたいなことがあって、だんだん離れていっちゃってたんですよ」

井上「のちにかまやつさんに訊いたんですよ。そしたら『あれは、バンドを成功させるために自分が身を引いた』って言ってはりました」

影山「かまやつさんはGS時代に苦い思いもされてたし、オレたちの気持ちがわかっちゃうから、もっとアイドルっぽく売り出したいっていう人たちとぶつかることになるって思ったんですよ」

高崎「それでもかまやつさん、アルバムの時に曲書いてくれたね」

影山「『ハロー・ロスアンジェルス』だ!」

高崎「その当時、ウチらLAとか行ったこともないのにな(笑)」

影山「初めてまともに海外行ったのは、たっかんたちラウドネスだからね、レイジー後のバンドで」

井上「考えたら、その時代のいちばんトップの作家さんにいっぱい書いてもらったね」

高崎「ユーミンにも詞を書いてもらったやろ」

井上「都倉俊一さんとかね。アルバムでは杉真理さんとか」

影山「『ロックン・ロールさえやってりゃ』でしょ。あっ、この曲かっこいい!って思った」

高崎「ちょっとオシャレな感じやったよな?」

井上「僕たちにしては難しいコードがいっぱいでね。そういう作家さんたちからの刺激を受けて、僕たちもちょっとずつ曲を書くようになっていったっていう」

高崎「なんやかんや、いろいろ勉強になったよね。自分が好きな曲だけやってたらそういうのは吸収できないから。メタルやったら、ギターの音言うたら歪んでてハードドライヴなやつかクリーンかって感じやけど、そのあいだの音っていうのもあるわけで、そういうのはもしメタルしかやってへんかったら出されへんからね」

さらに名前を挙げれば、井上鑑、なかにし礼、加瀬邦彦、浜田金吾、近田春夫、水谷公生、伊達歩(伊集院静……名だたる作家陣によって編まれた楽曲をパフォーマンスしていくなかで、ミュージシャンとしてのポテンシャルを高めていった5人。だがそれは、レイジーというバンドを大きくさせていくとともに、やがては爆発、新星を生み出すきっかけになったと言えるだろう。

↑シングル「ハローハローハロー」発売時の衣装はミリタリールック。ヴィジュアルの面でもグループ・サウンズのDNAが注入されていた↑シングル「ハローハローハロー」発売時の衣装はミリタリールック。ヴィジュアルの面でもグループ・サウンズのDNAが注入されていた

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伝説4……ライヴでは音響に嫌がられるほどの爆音を鳴らしていた!

高崎「TVではアイドルでしたけど、ライヴになると、めちゃくちゃハードロックな音を鳴らしてましたからね。それはデパートの屋上であろうがどこであろうが。シングルの曲もやり慣れてくると、だんだんハードになってったりしてね」

影山「かなり爆音でね! デビュー曲の『Hey! I Love You!』とかも、ずいぶん変わったね。最初の頃はこぢんまりしてたんだけど、最後のほうのライヴではちょっとシャッフルっぽい感じで昔のハードロックみたいな。ドラムもすごく重くって」

井上「お客さんのこと考えてない音やったな(笑)」

高崎「だいたいドラムがデカいからな(笑)」

影山「ドラムもデカいし、たっかんのギターもデカいし」

高崎「ドラムがデカかったらまわりも上げんとドラムしか聞こえなくなるから、だからそうなる。当時のマーシャルアンプなんて、ボリュームにツマミはあるけど、音量はそんなに変わらないっていう」

影山「〈2〉ぐらいでフルボリュームみたいなね」

高崎「だから、スピーカーキャビネットをどこの方向に向けようかっていうのをいつも考えてて。真ん前に向けるとヴォーカルアンプの音に勝ってしまうんじゃないかっていうぐらいデカいし、音声の人には怒られるし、って。後ろ向けて鳴らしたり、上に向けて鳴らしたこともあった」

井上「TV番組の収録で、オーケストラと一緒にやらなあかん曲があって、たっかんのアンプを後ろに向けてたら、その人たちから『やってらんねえよ!』って怒られたよね」

高崎「そういうの、オレは今でもあんねん(笑)」

↑81年、解散宣言をした公演の模様を収録したライヴ・アルバム『燃えつきた青春』のインナースリーブより。ヴィジュアルもずいぶんとマッチョなイメージに↑81年、解散宣言をした公演の模様を収録したライヴ・アルバム『燃えつきた青春』のインナースリーブより。ヴィジュアルもずいぶんとマッチョなイメージに

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伝説5……黒歴史として封印された曲がある!

78年2月の発売された3枚目のシングル「赤頭巾ちゃん御用心」。オリコンシングルチャートに初めてランクインしたこの曲で、レイジーの知名度は一気に上がる。しかし、ハードロック好きの少年たちにとって、愛らしいコスチュームや演奏中のアクションなど、アイドル路線の極みとも言うべきコンセプトで仕立てられたこの曲でブレイクしたことは、素直に喜べるものではなかった。とくに高崎は、“この曲を演奏しないこと”を再結成の条件としたほど。

影山「まだ封印してます(笑)」

高崎「カヴァーしてる人もおるけどな」

井上「『赤頭巾ちゃん御用心』はそういう方々のカヴァーで楽しんでいただくってことで」

高崎「いい曲なんやけど、やらん」

影山「たっかんは、曲だけじゃなくて、衣装とか振付とかその当時の黒歴史がともに甦ってくるのが嫌なんだよね」

高崎「普通にあれをやってるんだったら『ええ曲やね』って思うんやけど、派手なジャンプスーツ着てさ、ピンク・レディーみたいに足をパカパカやったり」

井上「僕も、演奏しなくていいから振付しなさいって言われて」

影山「サビで盛り上がるところからキーボードが抜ける(笑)。弾かずに踊ってるから、急に音の厚みが減るっていう」

井上「それってどうなのよって(笑)」

影山「しかもあの衣装、1着しかなかったんですよ。替えがないからめっちゃたいへんでしたよ。ファブリーズみたいなものが、まだない時代ですからね」

高崎「でもまだみんな子供やったから、そんなに臭いってこともないし」

井上「爽やかな汗の匂い(笑)」

高崎「今やったら、えらいことになるけどな(笑)」

↑78年2月5日に発売した「赤頭巾ちゃん御用心」(作詞:杉山政美/作曲:都倉俊一)のスマッシュヒットによって、レイジーは人気アイドルの仲間入り↑78年2月5日に発売した「赤頭巾ちゃん御用心」(作詞:杉山政美/作曲:都倉俊一)のスマッシュヒットによって、レイジーは人気アイドルの仲間入り

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伝説6……音楽のプロたちからも認められていた!

歌番組のみならず、バラエティー番組の“歌のコーナー”などからもお茶の間に向けてその魅力を伝えていたレイジー。アイドル的なチャーミングさはもちろんだが、高校生としては稀な彼らのパフォーマンス・スキルも、わかる人はちゃーんと見ていた。

井上「遠藤賢司さんが会長になって、〈レイジー男だけのファンクラブ〉っていうのを作ってくださったんですよ。そういう、ちょっと音楽のスペシャリストの方たちが応援してくださったのはかなり励みになりましたね」

高崎「〈男だけのライヴ〉っていうものやったな」

影山「やったやった、大阪のジェイルハウス!」

高崎「解散に近づいてた頃やったけど、こんなに男のファンがおるんやってびっくりしたけどな。かまやつさんも来とったし」

井上「その時、かまやつさんに『解散するんです!』って打ち明けて」

影山「そう、たしかその次の日が“解散宣言”の日じゃない?」

井上「忘れもしない、かまやつさんに解散することを打ち明けたら、『そうなんだあ、じゃあ、踊りに行こう!』ってディスコに連れてってもらって」

影山「うんうん、うっすらと覚えてる」

いつも全力、若く頼もしいレイジーのメンバーたちは、大人たちからも非常に愛されていた。また、第1期活動後期には、男惚れする部分もその音楽観から垣間見せるようになり、男子ファンも増加。その、言わばマッチョな成分の多くは、ラウドネスが継承していくわけだが。

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伝説7……日本のテレビで初めてギブソンのフライングVを演奏した!

アイドル・バンドでありながら高い演奏力を持つ、といったことも含めて、いろいろな部分で定形外の存在だったレイジー。それだけに、彼らしかやっていない、彼らが最初、といったエピソードもあった。

高崎「(ギブソンの)フライングVをTVに出て初めて弾いたのはオレが初めて、っていうことは言われたりするね。で、〈夜のヒットスタジオ〉に出た時に、誰だか忘れたけど外タレのゲストが来てて、オレのフライングVをえらく欲しがってね。アメリカ帰ったらどこでも買えるんちゃうのって思ったけど、生放送終わってからも『それ売ってくれへんか』みたいなこと言うてて(笑)」

加えて、レイジーが日本一だったであろうエピソードは?と訊くと……。

高崎「〈屋上の帝王〉でしたね。ありとあらゆるデパートの屋上で営業しまくって、行ってないデパートはないんちゃうかっていうぐらい行きまくって。最初の頃は10人も集まらないぐらいだったんやけどね、それがもう、どこ行ってもこれ以上人入れたら危ないでってなるぐらいまでなって」

影山「無料のコンサートで、そこでサイン会をして、ファンの人たちにレコードを買ってもらって」

高崎「そのデパートのなかに山野楽器が入ってたりっていう」

影山「奥田民生さんも初めてレイジーを観たのはデパートの屋上だったって言ってた」

高崎「斉藤和義も屋上でレイジー観た言うてたわ(笑)」

 

↑第1期レイジーのラスト・アルバムとなった『宇宙船地球号』(80年12月16日発売)。アイドルを脱却し、彼らがもともと目指していたハードロック路線に立ち帰った作品。発表当時よりも後年になってから評価され、いまでは日本のハードロックの金字塔ともされている。(『宇宙船地球号』1851円/ソニー・ミュージックダイレクト)↑第1期レイジーのラスト・アルバムとなった『宇宙船地球号』(80年12月16日発売)。アイドルを脱却し、彼らがもともと目指していたハードロック路線に立ち帰った作品。発表当時よりも後年になってから評価され、いまでは日本のハードロックの金字塔ともされている。ジャケット画は生賴範義。(『宇宙船地球号』1851円/ソニー・ミュージックダイレクト)

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伝説8……人気絶頂ながらたった3年半で解散してしまった!

アイドル・バンドとして人気を誇ったレイジーだが、やがて自分たちが本来目指していた音楽を追究するべく、80年夏のツアーで〈ヘヴィー・メタル宣言〉をする。その年の暮れに発売されたアルバム『宇宙船地球号』でその意志を実らせたかのように思えたが、翌81年2月18日東京・調布グリーンホールにて行われたコンサートで「若さっていうのは、=チャレンジすること」とファンの前で解散を宣言。

影山「『宇宙船地球号』は、やっと自分たちの思い描いていたことをやれたんだけども、それをやったことによって同じハードロック、っていうかロックのなかで、自分に何が合っているのかもわかっちゃったんですね」

↑81年2月18日、レイジーは東京・調布グリーンホール公演にて解散宣言を行った↑81年2月18日、レイジーは東京・調布グリーンホール公演にて解散宣言を行った

 

同年10月には、先陣を切って影山ヒロノブがソロ・デビュー。11月には高崎と樋口を擁するラウドネスが、翌82年には井上と田中を擁するネバーランドが活動をスタートさせる。

井上「僕と宏幸はネバーランドを結成して、『あした色のスニーカー』という曲でデビューしたんですけど、実はその曲に決まる前、ディレクターから、阿久悠先生に詞を書いてもらったらいいんじゃないかって話しが来て。で、阿久先生は詞が先だったので書いていただいた歌詞を見させてもらったんですよ。そしたら“オレたちは大阪から来たんやで〜”みたいな詞で……恐れ多くも断ったんです(笑)。そのあと、別のプロデューサーさんが書いてこられた曲も聴かせてもらって『イヤや!』って言うてたら、『おまえらもう勝手にしろ!』って言われて。それで出来たのが『あした色のスニーカー』なんですよ」

影山「僕が“アニソン界のプリンス”って呼ばれるようになったのは『ドラゴンボールZ』あたりからなんですけど、アニメや特撮の曲を初めて歌ったのは85年の『電撃戦隊チェンジマン』で、その当時ディレクターに言われたのは、“そろそろアニメの歌も特撮の歌も、ロックじゃなきゃスピード感やパワーが釣り合わなくなってきてる”って。ひと昔前みたいにフルバンド編成でやってるわけにもいかなくなってきて……っていう境目だったと思うんですね。それでとにかくロックシンガーを探してた、と。ディレクターは当然レイジーのことを知ってたとは思いますけど、僕はソロになってからしばらくはちょっと落ち込んでいたので、ひさびさにレコーディングのお声がかかった時、めっちゃうれしかったのを憶えてますね」

↑89年、TVアニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を歌ったことで、影山ヒロノブはアニソン歌手としてその存在を一気に広めた。(『アニメ「ドラゴンボール」放送30周年記念 ドラゴンボール 神 BEST』3000円/日本コロムビア)2018年2月14日には日本コロムビアから『影山ヒロノブBEST』(仮)が発売予定↑89年、TVアニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を歌ったことで、影山ヒロノブはアニソン歌手としてその存在を一気に広めた。(『アニメ「ドラゴンボール」放送30周年記念 ドラゴンボール 神 BEST』3000円/日本コロムビア)2018年2月14日には日本コロムビアから『影山ヒロノブBEST』(仮)が発売予定

© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 

一方、高崎と樋口がいるラウドネスの作品は海外でもリリースされ、国内外で高い評価を獲得。三者は別の音楽性を追求するがために離れていったわけだが、やがて“アニソン”という同じフィールドのなかに立つこと機会も巡ってきた。

高崎「70年代のアニソンって、4ピースのバンドサウンドとか、そんなんじゃなかったからね。だいたいオーケストラとかフルバンドでね。それが今じゃ、ギターの音が歪んでるのもあたりまえみたいになってるじゃないですか」

井上「自分たちのスタイルを変えずにタイアップできるような時代になっていきましたから。それこそラウドネスがやった〈オーディーン〉の曲も、“まさにラウドネス”でしたからね」

高崎「あれは、『Crazy Nights』っていう曲が売れたあとだったんで、そういう曲がほしいって言われて、そっくりな曲を書きました(笑)」

↑米アトランティックと契約し、全米デビュー盤となったラウドネスのアルバム『Thunder In The East』(85年1月21日発売)。ビルボードチャートで最高位74位を記録、半年間に渡ってランクインした。さらに次作『Lightning Strikes』は64位にランクイン↑米アトランティックと契約し、全米デビュー盤となったラウドネスのアルバム『Thunder In The East』(85年1月21日発売)。ビルボードチャートで最高位74位を記録、半年間に渡ってランクインした。さらに次作『Lightning Strikes』は64位にランクイン

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伝説9……デビューから40年間ずっと現役!

81年に解散、98年に再集結後は、断続的に活動を続け、2017年にデビュー40周年を迎えたレイジー。オリジナル・メンバーの田中と樋口は鬼籍に入ってしまったものの、残る3人は各々のフィールドで大きな影響力を持つ存在、もはやリヴィングレジェンドと言ってもいい活躍を見せている。40周年を記念してひさびさにリリースされたシングル『Slow and Steady』では、3人それぞれが作曲を手掛け、うち2曲では、デビュー曲「Hey! I Love You!」を手掛けた森雪之丞が詞を託している。

井上「森先生とは、かまやつさんのお別れ会で何十年ぶりかにお会いしたんですよ。そこでまあ、『40周年なので曲を作ろうと思ってるんですよ』、って話をしたら、『じゃあ、詞を書くよ』って言ってくださって」

影山「僕は『ドラゴンボールZ』をはじめとして何十曲も森先生の詞を歌ってるんですけど、お会いするのは久しぶりでした。『ミッシェルのこと気になってたんだよお、何にもしてやれなくてゴメンねえ』って言われて(笑)。いやいやオレ、世界でいちばんご恩をもらってますよ!って」

井上「『Slow and Steady』っていうタイトルは、たっかんがつけてくれてね。まあ、記念で曲を作ろうねって話になって、せっかくだからみんなで1曲ずつ書いて3曲にしようっていう。シングルの価格で3曲(+各曲のインスト)って、普通、ウチの会社でこんな企画があがったら、そんなんあかんわって言いますけど(笑)」

影山「歌ってて感動しますよね。自分の人生と重なるというか、たぶん井上くんもたっかんも同じようなことを思ってると思うんだけど、いろんなことがあって今ここに立ってて、でもまだ終わったわけではなくて。今からでも未来が自分を呼んでるっていう感覚にグッとくる年齢なので、歌ってても気持ちいいです」

井上「『1977』っていう曲も、タイトルはたっかんが考えてね。はじめ、どんなエピソードがある?って森先生からメールをいただいて、結構リアリティーのあるものを送ったら、めちゃ大阪弁が入ってる詞が返ってきて(笑)。たっかんからも詞のイメージを伝えてもらって、書き直してもらった感じなんですけど、ここでも森先生にNGを出すっていうね(笑)。この曲ではたっかんがドラムとベースを演奏してて、そのドラムはひぐっつぁんのキットを使ってね」

高崎「だから、2曲目だけドラムのサウンドがぜんぜん違ってるんですよ」

井上「アニバーサリー的要素も含めてなんで、これはもしかしたら次へのスタートかもしれないし。コツコツ作っておいて、いくつか曲が貯まったらまた出したいねって」

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『Slow & Steady』1296円/Lantis
レイジーのデビュー40周年記念シングル『Slow and Steady』。収録曲「Wandering Soul」「1977」「Happiness〜二人で過ごすX’mas 〜」はそれぞれ井上、高崎、影山が作曲。

 

そんな3人にとって、40年たった今、レイジーとはどういう存在になっているのだろうか?

井上「12月27日にライヴをやるんですが、次の日にたっかんはラウドネスでライヴ。カゲさんはJAM Projectのツアーの後半戦が残ってて、1月5日からツアー再開。みんな自分の居場所に戻っていくわけです。僕も、ランティスの社長っていう普段の仕事に戻っていく。レイジーっていうのは実家に帰ってくるようなイメージなんかなあって。実家に帰った時、テーブルのキズが懐かしかったりするじゃないですか。そういう感じやと思います。ちょっとリラックスできるし」

影山「今、みんないろんな人と仕事してますけど、当時から一緒ってオレたちだけしかいないわけで。学生の頃からおんなじ時間を共有して、それがこの業界に入ったきっかけだったという事実は、このあともずっと存在するわけだから、ホント、実家みたいなものなのかなって」

井上「帰るところが2つあるって素晴らしいね」

高崎「そう、もうソウルフレンドみたいな感じやね。この何十年かで俊次もカゲもイイ曲を書いてるなあって思うし、将来的にはまたいろんな音楽を一緒に作りたいなって思います」

そう聞いたからには最後に、この伝説を付け加えておきたい。

伝説10……ソウルフレンドとしていまだ絆は健在である!

 

【影山ヒロノブ:リリース情報】

影山ヒロノブ『A.O.R』3240円/ランティス
2017年、レイジーのデビュー日と同じ7月25日に発表された影山ヒロノブのアルバム『A.O.R』。アース・ウィンド・アンド・ファイアーやシカゴなどを手掛けてきた有名プロデューサー、デヴィッド・フォスターも編曲家として名を連ねている40周年記念盤。

 

【高崎晃:リリース情報】

LOUDNESS『Rise To Glory -8118-』2497円/ワードレコーズ
2018年1月26日に世界で同時リリースされるラウドネスのニュー・アルバム『Rise To Glory -8118-』。バンド史上最大規模のワールド・ツアーも予定されている。

草彅剛がNHK実録ドラマに記者役で出演決定

2018年1月27日(土)放送の『NHKスペシャル「未解決事件 file.06 赤報隊事件」』(NHK総合)に、草彅剛が出演することが分かった。

1217_TVLIFE01©NHK

 

日本中に大きな衝撃を与え、今なお生々しい記憶を残す「未解決事件」を徹底検証し、未来へのカギを探るシリーズ第6弾。今回は、30年前に日本を震撼させた“言論へのテロ事件”「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」に迫る。草彅は、2018年1月27日(土)に放送する赤報隊事件を扱った実録ドラマで朝日新聞特命取材班の記者を演じる。

 

同シリーズのスピンオフ『未解決事件・追跡プロジェクト』(2015年)でナビゲーターも務めたことがある草彅は、「実録ドラマへの出演ということで楽しみです。阪神支局の事件が起きた時、僕は中学生でした。事件について詳しく知らなかったのですが、知れば知るほど、自由にモノが言える自由な社会とは何か、考えるようになりました」とコメント。また、「この社会に暮らしている1人として、ドラマを通して少しでも皆さんに考えてもらうきっかけが作れたらいいなと思っています」とメッセージを送っている。

 

「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」は、1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に突如、目出し帽の男が進入し散弾銃を発砲。記者2名が死傷し、その後、全国各地の朝日新聞関連施設を襲撃、爆破未遂、そして中曽根・竹下元首相への脅迫や、リクルート元会長宅への銃撃など事件は全国に拡大。のべ50万人の捜査員が投入されたが、13年前、全ての事件が未解決のまま時効を迎えた。

 

番組ではNHKが入手した極秘資料や関係者の証言を基に、「実録ドラマ」で知られざる事件の闇に迫る。実録ドラマには、草彅のほか上地雄輔も出演。『NHKスペシャル「未解決事件 file.06 赤報隊事件」』(NHK総合)は、2018年1月27日(土)後7時30分より『第1夜~実録ドラマ~』を、1月28日(日)後9時には、『第2夜~ドキュメンタリー~』を放送する。

 

 

歌とともに北国へ……師走に聴きたい演歌・歌謡曲を集めたギャランティーク和恵の「歌謡プレイリスト」

みなさんこんばんは、ギャランティーク和恵です。毎月その季節に合わせた歌謡曲を10曲選び抜き、みなさんにご紹介する「マンスリー歌謡プレイリスト」。今月は「北国」特集です。先日、ワタシが所属する星屑スキャットのお仕事で北海道は富良野に行って参りました。そう、富良野といえばワタシも大好きなドラマ「北の国から」ですよね。初めて降り立つ富良野で「北の国から」ごっこしたいなぁ〜なんて思っていたのですが、いきなり大雪で極寒という試練を与えられ、ラベンダー畑でいしだあゆみごっこみたいな甘い考えを早速打ち砕かれてしまいました。

 

ということで、テーマは寒い寒い「北国」。「北国」って言葉、いまも使う人いるのでしょうかね。ずいぶんと乱暴な言い方のようにも思える「北国」。どこを指しているのか「北国」。歌謡曲の歌詞にはたくさんの「北国」があります。ま、とりあえず「北国」に向かって出発してみましょう……。

↑ギャランティーク和恵さん(撮影:下村しのぶ)↑ギャランティーク和恵さん(撮影:下村しのぶ)

 

【12月のプレイリスト】

01.北国行きで/朱里エイコ
(作詞:山上路夫 作曲:鈴木邦彦)
まず北国に行くためには北国行きの汽車に乗らなくてはいけません。ということで1曲目はここではお馴染み、朱里エイコさんの1972年1月にリリースされたシングル曲からスタート。付き合っていた男と別れて黙ってひとり北国へ逃避行するお話。この曲で紅白歌合戦初出場だったのですが、北国に行く歌なのに朱里エイコさんはいつもと変わらずミニスカートで素晴らしい御御足を露わにステップを踏みながら歌うのでした。

 

02.逢いたくて北国へ/小柳ルミ子
(作詞:橋本 淳 作曲:井上忠夫)
お次は、1976年9月にリリースされた小柳ルミ子さんの20枚目のシングル曲。汽車が走っているような音にも聞こえる軽快なリズムに乗せて、ルミ子(敬称略)が遠く北国に住む愛する人への募る思いを歌い上げます。先ほどの朱里エイコさんの歌は男と別れて北国へ。一方こちらは男に逢いたくて北国へ。しかしこの男とはどういった関係なのでしょうか。遠距離? 単身赴任?

 

03.だからわたしは北国へ/チェリッシュ
(作詞:林 春生 作曲:筒美京平)
なんで北国なの? それは……ということで、お次は1972年1月にリリースされたチェリッシュの2枚目のシングル曲。チェリッシュと言えば松崎さんとえっちゃんのデュオ、というイメージがありますが、デビュー曲「なのにあなたは京都へ行くの」とこの「だからわたしは北国へ」までは5人編成でした。この「接続後+名詞+場所」シリーズとして、「だけど二人は湯布院へ」とか「そして娘は納沙布岬へ」とか色々作って欲しかったわ……。

 

04.北の宿から/都はるみ
(作詞:阿久 悠 作曲:小林亜星)
北国への旅路の途中でどこか宿に泊まりましょう。ということでお次は1975年12月にリリースされた都はるみさんのシングル曲。75年の紅白歌合戦でも歌われたこの曲は、翌年もロングヒットして76年のレコード大賞を受賞、そして紅白に2年連続この曲で出場し、しかも76年は大トリで歌うという快挙を成し遂げました。まるで手紙にしたためるような私小説的な“ですます調”の歌詞にも見られる、フォーク・ニューミュージックのブームが歌謡曲・演歌に与えた影響は大きく、70年中期あたりに感じる、どこか暗く影のある時代のムードをも映し出しているような曲だと思います。

 

05.津軽恋女/新沼謙治
(作詞:久仁京介 作曲:大倉百人)
さて、北国へ向かう旅路は津軽へと向かいます。お次は1987年4月にリリースされた新沼謙治さんの28枚目のシングル曲。東北出身でもある新沼さんの声には郷愁があり、青年の汚れない純粋な心を呼び起こすようで清々しく絶品です。津軽には7つの雪が降るらしい……と、いろんな雪の名前を並べたサビの歌詞がとってもキャッチー。でも何より歌い出しの「津軽〜の海よ〜」の導入部分でもうギュッ! と心を掴まれてしまうメロディーとコード感がスーパーキャッチー。名曲です。

 

06.津軽海峡・冬景色/石川さゆり
(作詞:阿久 悠 作曲:三木たかし)
さぁみなさん、とうとう津軽海峡を渡りますよ。お次は言わずと知れた大名曲、1977年1月にリリースされた石川さゆりさんの15枚目のシングル曲。ババババーンッというド派手なイントロが、津軽海峡の荒波と(見たことありませんが)凍えるような青森の冬の厳しさ(知りませんが)を想像させます。アレンジ、三木たかしセンセー自らやったんだって。スゴいわ。あと阿久 悠センセーが描く「北へ帰る人の群れは誰も無口で」って情景もスゴいです。フィクションのリアリティとでもいいますか……。本当だったら絶対みんな寒すぎて「あ〜寒い寒い寒い!」とかベラベラ喋ってそうじゃない? でもそうじゃないのよね、歌の世界は。

 

07.函館の女/北島三郎
(作詞:星野哲郎 作曲:島津伸男)
津軽海峡を越えて、ようやく北海道へ上陸です。はるばる来たぜ! 函館! みなさまご存知、1965年11月にリリースされた北島三郎さんの14枚目のシングル曲。先ほどまでの寒さに耐え忍ぶようなストイックな楽曲から一転、何とも陽気で開放的な歌に心が救われます。もしワタシも津軽海峡を越えて函館に向かうことがあるならば、絶対にこの歌を口ずさむでしょう。「は〜るばる〜来たぜ、鮭茶漬け〜!」っていう永谷園のCM、30代以下の方たちはもう知らないんでしょうね……。

 

08.北酒場/細川たかし
(作詞:なかにし礼 作曲:中村泰士)
テレッ! テレテレッ! イントロから調子E感じのお次の曲は、1982年3月リリースされた細川たかしさんの18枚目のシングル曲。「北酒場」と言えば札幌のすすきのあたりを想像します。旅行気分でちょっぴり浮かれちゃって、隣に居合わせた女の人に恋なんかしちゃったりなんかして。歌は世につれ……といいますが、豊かになってゆく80年代の日本人の心の余裕を映しているかのようです。この曲で細川たかしさんは初めてのレコード大賞を獲得。作詞作曲はデビュー曲「心のこり」と同じく、なかにし礼センセーと中村泰士センセー。低迷していた時期に再起を賭けて挑む細川さんへの、お二人の愛のようなものを感じずにいられません。

 

09.石狩挽歌/北原ミレイ
(作詞:なかにし礼 作曲:浜 圭介)
札幌からさらに北へ……。お次は1975年6月リリースされた北原ミレイさんの8枚目のシングル曲。こちらも「北酒場」と同じく作詞はなかにし礼センセー。なかにし礼さんは実際に幼少期を小樽で過ごした経験があり、貧困の中で兄が鰊(にしん)漁で博打のような商売に手をつけて莫大な借金を抱えてしまったという実体験から、この曲が生まれたといいます。栄枯衰退……夢を追いかけて挑む漁師たちの活気を感じる力強いアレンジと、その夢が消えてゆく様を重ねるように描かれたモチーフたち。聴いていると、入ってるはずのないソーラン節が遠くに聴こえてくるから不思議です。

 

10.稚内ブルース/原みつるとシャネル・ファイブ
(作詞・作曲:藤本卓也)
北国行きが行き着いた先は、稚内……。最後は1971年にリリースされた原みつるとシャネル・ファイブのデビュー曲でお別れです。藤本卓也センセーは、歌謡曲の作家先生の中では少しマイナーな印象がありますが、五木ひろしさんの「待っている女」や、矢吹健さんの「あなたのブルース」、内山田洋とクールファイブ「愛の旅路を」などを手がけた方で、狂気を帯びたようなアレンジや情念深い歌詞世界などが、熱量の高い歌手の方たちと非常に相性がよく、傑作を数多く残されている素晴らしい作家先生なのであります。流れ流れて最果ての街、稚内。サビの「稚内 あとがない」「稚内 先がない」「稚内 わからない」というダジャレまで……。ジャケットも“先がない”感溢れてます。北国への旅、行き着く先まで行きました。おしまい。

 

以上、今月のプレイリスト、12月は「北国」をテーマにお送りいたしました。一緒に北国へ旅をした気分を味わっていただけましたでしょうか?(結構悲惨な旅)

 

今回のプレイリストは演歌色が強いですね……。年の暮れって演歌が聴きたくなりませんか? 紅白歌合戦も大トリは演歌歌手じゃないと年を越した気分になれない世代なものですから。今年もワタシの店「夜間飛行」では紅白歌合戦を見ながら年越します。東京でひとり淋しく年を越されるご予定の方、夜間飛行であったかい鍋をご用意してお待ちしております。

 

今年も一年ご愛読いただきありがとうございました。来年もどうぞギャランティーク和恵をよろしくお願いいたします!

 

【インフォメーション】

ギャランティーク和恵さん、ミッツ・マングローブさん、メイリー・ムーさんによるコーラスユニット・星屑スキャットのNEW SINGLE「ANIMALIZER」が発売中! 各音楽配信サイトでもダウンロードできます。ぜひチェックしてみて下さい!

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「ANIMALIZER」(Kuchibiru RECORDSより発売中/iTunes Storeほかで配信中)

1.ANIMALIZER(作詞:MITZ MANGROVE 作・編曲:中塚 武)
2.新宿トランスファー(作詞:山川啓介 作曲:有澤孝紀 編曲:中塚 武)

石原良純が『相棒』に初出演!元日SPでトップ官僚役「これで僕も相棒チームに仲間入りか」

俳優の石原良純が、テレビ朝日系の人気刑事ドラマシリーズ『相棒』に初出演することが分かった。

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来年1月1日(月・祝)放送の元日スペシャル「サクラ」(後9・00)で、殺害予告の脅迫状を送り付けられる内閣情報官を演じる。仲間由紀恵演じる警視庁広報課長・社美彌子もかつて在籍した実在の機関「内閣情報調査室」のトップで、日本政府の機密を統括する重要なポストだ。

 

警視庁特命係の相棒コンビ、杉下右京役の水谷豊と冠城亘役の反町隆史との共演を果たした石原は「収録日の朝のメーク室。杉下右京さんと冠城亘さんに挟まれて支度しました。これで僕も、相棒チームに仲間入りか。いやいや、仲間ではないようです。短い撮影でしたが、相棒ワールドを楽しみました」とコメントしている。

 

©テレビ朝日

 

 

 

溢れ出るロボ&怪獣愛「パシフィック・リム:アップライジング」監督インタビュー

「パシフィック・リム:アップライジング」が、2018年4月に公開される。前作のギレルモ・デル・トロ監督は制作として引き続き参加し、新たにスティーヴン・S・デナイト監督がメガホンを取る。今回、デナイト監督に直接インタビューできたので、本作でのイェーガーやKAIJUへのこだわりなどを聞いてきた。


桑田佳祐の約5年ぶりソロツアー WOWOWで1・3放送決定

桑田佳祐が約5年ぶりに開催した『桑田佳祐 LIVE TOUR 2017「がらくた」』の模様が2018年1月3日(水)にWOWOWで放送決定。また同日、ソロ活動30周年を記念したベスト・ミュージックビデオ集『MVP』がリリースされる。

 

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約6年ぶりのソロアルバム『がらくた』を引っ提げ、全国アリーナ&5大ドームツアーを開催中の桑田。ソロツアーは約5年ぶりの開催となり、2度目の5大ドームツアーに挑むのは男性ソロアーティスト史上初となる。

 

今回のツアーでは、ソロデビュー曲「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」から、ドラマ主題歌として話題を集めた「若い広場」まで、新旧のヒットナンバーを織り交ぜたラインナップで披露している。艶やかで表情豊かな歌声とパフォーマンスにより生み出される圧巻のステージは必見だ。

 

そして、放送当日の1月3日にはソロ活動30周年を記念したベスト・ミュージックビデオ集『MVP』がリリースされる。この作品のために新たに制作された映像や初の作品化となる楽曲など“30周年”を締めくくるにふさわしい“全30曲”が収録されており、桑田のミュージックビデオを完全網羅した永久保存版となっている。

 

『桑田佳祐LIVE TOUR 2017「がらくた」』
WOWOWプライム
2018年1月3日(水)後8:00~スタート

 

特設サイト:http://www.wowow.co.jp/music/kuwata

 

ソロ30周年記念ベスト・ミュージックビデオ集『MVP』
2018年1月3日(水)発売

■初回限定盤 ※Bonus Track付
Blu-ray(1枚組)¥5,800+税
DVD(2枚組)¥5,800+税

<初回限定盤 Bonus Track>
BAN BAN BAN/KUWATA BAND スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)/KUWATA BAND
MERRY X’MAS IN SUMMER/KUWATA BAND

■通常盤
Blu-ray(1枚組)¥5,800+税
DVD(2枚組)¥5,800+税

 

『MVP』スペシャルサイト:http://special.sas-fan.net/special/mvp/

 

 

 

高橋克典「何とも言えない安心感を楽しんで」AbemaTV版『特命係長 只野仁2』に自信

無料インターネットテレビ局・AbemaTV(アベマティーヴィー)の「AbemaSPECIAL2チャンネル」で、12月30日(土)より5夜連続放送される『特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2』完成発表会が行われ、主演の高橋克典をはじめ、櫻井淳子、永井大、田山涼成、西丸優子、伊東紗冶子、三浦理恵子、梅宮辰夫が再集結した。

 

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完成発表会冒頭、会場にひと足早く“世界一ダンディーで大人な色気ムンムンの只野サンタ”が登場。出演者へ高橋が自ら選んだクリスマスプレゼントを贈った。

 

只野サンタは、「こたつで鍋をしている印象がある」と高橋が話す櫻井にはお鍋を、最近子供が生まれた永井にはベビーグッズを、田山には防寒のための帽子を、お酒好きで日本酒にはまっているという西丸には日本酒を、料理教室に通い始めたという伊東にはエプロンを、お酒好きの三浦には焼酎を、梅宮にはウオーキング用にスニーカーをそれぞれプレゼントした。

 

続いて、ドラマ撮影現場の裏側を語り、初出演となる伊東と三浦のアナウンサーシーン、田山がかつらではなく“毛帽子”を着用したシーン、総務二課での西丸、“只野名物”の変装シーンでの高橋と永井、女版特命係長として登場した篠田麻里子とのツーショットなどが紹介された。黒川会長が特命を命じるシーンでは、梅宮が「只野仁シリーズの良さは安心感だ」と振り返った。

 

最後に12月15日に53歳を迎えた高橋のサプライズバースデーとして、只野仁に扮する高橋の顔が描かれたケーキが登場。高橋は驚きつつも「ありがとうございます!うれしいです」と喜んだ。

 

高橋は「15年たった今でも安定の面白さ。それぞれの相変わらずの演技と、何とも言えない安心感。いつもどおりの楽しさで、すたることなく生き生きとよみがえっているのでぜひお楽しみください」とPRした。

 

AbemaTV『特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2』

初回放送日時:12月30日(土)夜11時15分~
放送チャンネル:AbemaSPECIAL2チャンネル

放送URL:https://abema.tv/channels/special-plus/slots/9a92HGSZxms9VR
公式サイト:https://drama-tadano2.abema.tv/

 

原作:柳沢きみお(日刊ゲンダイ)
脚本:尾崎将也、高山直也
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、伊藤達哉(MMJ)、神通勉(MMJ)
演出:大塚 徹(MMJ)、今井和久(MMJ)、秋山 純(テレビ朝日)
制作著作:テレビ朝日・MMJ

 

『特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2』スピンオフドラマ『夢見るサウナ』
初回公開日:11月24日(金)

URL:https://www.youtube.com/channel/UCLsdm7nCJCVTWSid7G_f0Pg

 

©AbemaTV

 

 

 

HKT48・宮脇咲良「全員が主役というのがHKT48らしさ」

12月27日(水)も発売されるHKT48のファーストアルバム「092」の特典映像となる東映presents「HKT48×48人の映画監督たち」の先行試写会が開催された。

 

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11時間41分に渡り行われる試写会前には、ホラーサスペンス「見えない棘」の清水崇監督、フェイクドキュメンタリー「トチカコッケ」の横浜聡子監督、ヒューマンドラマ「遠ざかって、消えていくもの」の池田千尋監督とそれぞれの作品で主演を務めた宮脇咲良、兒玉遥、松岡はなが舞台あいさつに登壇した。

 

清水監督が「スターウォーズ公開の日に皆さんこっちに来てくれてありがとうございます」とユーモアたっぷりのあいさつで会場を和ませると、宮脇咲良は緊張するとしながらも「それよりも11時間もあるので心配です…皆さん最後まで寝ずに頑張ってください」と集まったファンを気遣った。

 

そして今回のために制作されたトレーラー映像を初公開。映像を見た宮脇は「どの作品も個性があってとっても楽しみです」と。このトレーラー映像は12月18日(月)にオフィシャルサイトで公開される予定。

 

撮影エピソードの話題では、人見知りだという宮脇が、撮影現場でもなかなか心が開けなかったと話し「ユーモアあふれる冗談で現場を明るくしていただきました」と清水監督に感謝した。耳が聞こえない女性を演じるにあたっては「音に反応してはいけないところがすごく難しくて葛藤がありましたが、演技をする難しさにあらためて気付かされました」と話した。

 

清水監督はそんな宮脇に対して「そんなことじゃだませないぞ男を!」と演技指導したそうで、「なんてことを言ってるんだろう…」と反省したことを明かし、会場を笑わせた。

 

最初は民族衣装を着た自分に違和感があったという<奥アマゾンから日本に逃れてきた少女>を演じた兒玉は、やっていくうちに楽しくなってきたことを明かし、横浜監督はその兒玉の戸惑う様子を見て「嫌われたらどうしようかな、と思った」と撮影中の胸の内を明かした。

 

茨城の田舎町で撮影したという池田監督と松岡は「楽しかったですよね!」と息ぴったりの回答。家族を題材にした作品のため、ファミリーレストランに役者が集合し、皆でご飯を食べて家族として仲を深めたというエピソードを披露。池田監督は「アイドルとして見せていない顔を撮りたいと思った」と話し、笑っているシーンがないことを明かした。

 

最後に清水監督は「偶然、ここにいる3人は同じ映画の学校を出ていて、他にも映画学校の講師だった監督や後輩がいたり、48人ここにいない監督も本気で取り組んでいるのが作品を観たら分かると思います。疲れるとは思うんですが、48回の拍手をしていただけたらうれしいなと思います」と。宮脇は「この企画をいただいたことにメンバー一同、本当に感謝していますし、全員が主役というのがHKT48らしさだなと思います。自分の推しメン以外の作品も48作品、ぜひ観てください」と呼びかけた。

 

©AKS

 

 

J・ローレンスが妖艶な魅力で悩殺『レッド・スパロー』18年3・30公開決定

ジェニファー・ローレンス主演の映画『レッド・スパロー』の日本公開日が2018年3月30日(金)に決定。併せて場面写真が解禁され、フランシス・ローレンス監督のコメントも到着した。

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本作は、元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説を原作に、「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督がジェニファー・ローレンスと再びタッグを組んだスパイ・アクション。

 

バレリーナのドミニカは、事故によりその道を絶たれてしまう。失意のドミニカは、母を守るために自分の意に反して、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員になることを決意。そこで彼女は、自分の肉体を使った誘惑や、心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ<スパロー>になるための訓練を受ける。持ち前の美貌と明晰な頭脳で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密事項を調査するCIA捜査官ナッシュに近づくミッションを受ける。2人のスパイは互いに惹かれ合いながらも、だまし合いの連鎖に陥り、自分たちのキャリアや忠誠、そして、国の安全までも脅かしかねない事態へと巻き込まれていく。

 

ドミニカを演じるのは、イギリスFHM誌の「世界で最もセクシーな女性100人」で2014年に1位を獲得した若きオスカー女優、ジェニファー・ローレンス。公開された場面写真からもその妖艶な魅力で、ジョエル・エドガートン演じるCIA捜査官ナッシュを悩殺する様子が伺える。

 

ジェニファーと「ハンガー・ゲーム」シリーズ以来の再タッグとなるフランシス・ローレンス監督は「理屈抜きで必要に迫られた人が、信じられないような状況に陥るというストーリーに惹かれた。なぜなら、観客が主人公の気持ちになって想像力を膨らませるのは良いことだと思うから。このストーリーは、感情に訴えるんだ」と。さらに原作者のマシューズについて「彼と彼の奥さんは、CIAのスパイとして活躍し、世界を飛び回っていた。2人は、走っている車から飛び降りるとか、80年代に潜入者を見つけようとしたこととか、信じられないようなクレイジーな話をしてくれた」とこの作品に根付くリアリティについて説明している。

 

映画『レッド・スパロー』

2018年3月30日(金)全国ロードショー

監督:フランシス・ローレンス(「ハンガー・ゲーム」シリーズ)

出演:ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・アイアンズ

配給:20世紀フォックス映画

 

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

「言われたとおりにしたのにナゼ怒られる?」女心に戸惑う男の疑問をズバッと解決!

覗けば深い女のトンネルとは? 第53回「言われたことをやったのに、妻や彼女に怒られる謎」

 

言われたことをやったのに、妻や彼女に怒られる……。という経験がある男性はいませんか。

 

以前、こんな愚痴を言っていた男性がいました。

 

「彼女に『合コンに行っていい?』と聞いたら『いいよ』と許可をもらったので行ってきたら怒られた」

 

聞いた瞬間、爆笑してしまった。すみません。

 

「許可をもらったから行ってきたのに、なんで怒るんだ!」という気持ちもわかります。でもたぶん、彼女の心理はこうです。

 

「合コンに行っちゃダメなんて狭量なことは言いたくない。だからあなたも、私の気持ちを推し量って、行かないでほしい」

 

いま流行の、忖度しろってことです。

 

そもそも「合コンに行くのはマズい」と思うから確認したわけですよね。でも、行くか行かないかは最初から自分で判断すればいいんです。わざわざ聞くということは判断を彼女に委ねて、責任逃れをしようとしているんです。そんなの、返事しづらいに決まってるじゃないですか。例え「イヤだと言ったから断った」と言われても「だったら最初から断ればいいのに」ってモヤモヤしそう。

 

女は基本的に、男性にはこちらがとやかく言わなくても、自発的に自分を大切にする行動をとってほしいんです。だから、女に「もういいわよ、やらなくて」「帰ってよ」などと言われても、ぶれることなく誠意と愛情を示さなければいけません。

 

ところで、少女マンガと少年マンガの違いのひとつに「ト書き」があります。フキダシに入っていない、登場人物の心の声ですね。これが少女マンガにはやたら多いです。

 

フキダシ「もういい! 帰ってよ!」

ト書き(うそ……ホントは帰って欲しくないの。戻ってきて)

ト書き(いいの……? ホントに私でいいの……?)

 

みたいな。で、男性の方はト書きに返事したりします。

 

フキダシ「帰らないよ。僕には君しかいないんだから」

 

みたいな。

 

少女マンガの主人公は口では感情的になったり、相手が望むだろうと思う返事をすることが多いですが、本音は違う。この本音の部分が話の根幹なわけです。口でなにを言おうが、大事なのは行動だし、心の声です。で、普段から女子たちはこれを実践してるんですな。

 

そして女は、男性の行動をひとつひとつチェックして、心のなかでマル/バツのリストをつけてます。例えばこんな感じ。

 

合コンに行っていいか聞かれた・・・×

合コンに行った・・・×

 

で、結果バツ2つ、みたいな。合コンに行かなくても、聞いたこと自体がバツならプラマイゼロですね。

 

「合コンに行くこと」自体は、バツかどうかは関係次第だけど、マルであることはまあないでしょう。「合コンに行かない」は、マルかどうかは関係次第だけど、バツの可能性も低い。

 

じゃあ黙って合コンに行って、あとでバレたとしますよね。昔付き合ってた男性に「先週、先輩と飲みに行ってた」と言われたことがあります。が、聞いているうちにそこに女子がいたことがわかり、結局は合コンだったことがありました。「先輩だから断れないんだよ」と言われました。「断れないから」「本当は行きたくないんだけど」は、保身のつもりかもしれませんが、逆効果です。めちゃくちゃカッコ悪いし、バツがいっぱいつきます。こんな感じです。

 

「この人は、マズいと思うことは、隠れてやる人なんだな」・・・×

「自分の判断で行動したことなのに言い訳するんだな」・・・×

「浮気とか不倫とかも『仕方なかったんだ』って言って隠れてするかもな」・・・仮想×

 

「すべての行動は自分の決断の末に行うものなのに、『誘われたから』とか責任逃れするんだな」・・・×

「じゃあ私と付き合ったこともそのうち『断れなくて』とか言い出すかもな」・・・仮想×

 

隠し事って、静なるウソですよね。端的に言えば「信頼できない人」です。1番最悪な選択をしちゃいましたね。どんな理由であれ、合コンに行くなら、それ自体マルの可能性が低いのだから、あとはどれだけバツがつかない行動をするかが大事です。

 

バツを貯めて信頼を損なうと、相手はどんどん小うるさくなるだろうし、すぐ機嫌が悪くなって怒るようになるかもしれません。「彼女が面倒くさい」なんて思ってる方は、きっとあなたにバツがいっぱいたまってるんですよ。

 

女は、別れた男性に未練がないことが多いですが、それもこのバツのリストをしっかり保持しているからです。もちろんこのリスト化は、合コンに限った話じゃありません、念のため。

 

基本は「女に対する誠意は、自発的・積極的に見せる」です。どうすればいいか聞いたり、言われたからやると、バツの可能性が高いですよ。

 

 

吉川晃司書き下ろしED曲MV解禁!「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」

2018年1月13日(土)公開の「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」のために吉川晃司が書き下ろしたエンディングテーマ「The Last Letter」のスペシャルMVとジャケット写真が解禁された。

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完成したスペシャルMVでは、吉川によるエンディングテーマ「The Last Letter」に合わせて、1972年より放送されたTVアニメシリーズ当時のアニメーション映像と、45年の時を経てスクリーンで超復活を遂げる『劇場版 マジンガーZ /INFINITY』の映像を映し出す。

 

MVでは、マジンガーZの人形を手に物思いにふける主人公・兜甲児のシーンが。そして、意を決したような真剣な表情で恋人の弓さやかと会話を交わす甲児の姿のほか、無限の可能性を秘める第三の魔神・インフィニティが、強大なパワーで街を一瞬で焼き尽くす絶望感に満ちた場面、命を懸けて孤軍奮闘する甲児とマジンガーZの様子が映し出される。

 

「マジンガーZを見て、大いに影響されて育った」と語る吉川が「持てる力は全て出しました」と想いを込めて書き下ろした楽曲について、原作者の永井豪は「ハートに染み入るとても素敵な曲です」と絶賛している。

 

「The Last Letter」は12月13日(水)よりiTunes Storeにてプレオーダーがスタート。2018年1月10日(水)より配信開始。ジャケットは、「月刊ヤングマガジン」で連載されたマジンガーZの外伝漫画「インターバルピース」の作画を手掛けた長田馨による、吉川とマジンガーZが融合した特別イラストとなっている。

「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」

2018年1月13日(土)全国ロードショー

森久保祥太郎 茅野愛衣
上坂すみれ 関俊彦 小清水亜美 花江夏樹 高木渉 山口勝平 菊池正美
森田順平 島田敏 塩屋浩三 田所あずさ 伊藤美来 朴ろ美 藤原啓治 石塚運昇
石丸博也 松島みのり/おかずクラブ(オカリナ・ゆいP)/宮迫博之

原作:永井 豪監督:志水淳児

脚本:小沢高広(うめ) キャラクターデザイン:飯島弘也 メカニックデザイン:柳瀬敬之 美術監督:氏家 誠(GREEN)

CGディレクター:中沢大樹 井野元英二(オレンジ)

助監督:なかの★陽 川崎弘二 音楽:渡辺俊幸

オープニングテーマ「マジンガーZ」水木一郎

エンディングテーマ「The Last Letter」吉川晃司

アニメーション制作:東映アニメーション 配給:東映

公式サイト:mazinger-z.jp

 

©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会

『人狼ゲーム』武田玲奈主演でドラマ化!共演は小倉優香、上野優華、勧修寺保都、松本享恭、ボイメンら

ドラマ『人狼ゲーム ロストエデン』(tvkほか)が2018年1月21日(日)より放送されることが決定。主演を武田玲奈が務めるほか、小倉優香、上野優華、勧修寺保都、松本享恭、BOYS AND MENより水野勝、平松賢人、吉原雅斗が出演することが分かった。

 

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本作は、ヨーロッパ発祥のパーティーゲーム「人狼ゲーム」をモチーフとした戦慄のサバイバルサスペンス作品。ある場所に強制的に集められた高校生10名がだまし合いや殺し合いを繰り広げる。これまで映画シリーズ6作が製作され、桜庭ななみや土屋太鳳などを輩出。今回、初の連続テレビドラマ化となる。

 

主演は、人気ファッション誌「non-no」の専属モデルを務めながら、映画「ポエトリーエンジェル」やドラマ『マジで航海してます。』に主演するなど女優としても活躍する武田玲奈。共演は、2017年グラビアクィーンとして大注目の小倉優香、歌手のほか女優としても活躍中の上野優華。

 

ほかに、舞台「毛皮のマリー」ほかドラマや映画で活躍中の勧修寺保都、『仮面ライダーエグゼイド』で花家大我/仮面ライダースナイプを演じた松本享恭、そして名古屋発の人気エンターテイメント集団「BOYS AND MEN」より水野勝、平松賢人、吉原雅斗が出演する。

 

ドラマは、2018年1月よりtvkほか全国8局でドラマ放送され、放送終了後は映画「人狼ゲームインフェルノ」が2018年4月7日(土)より全国公開される。

 

 

『人狼ゲーム ロストエデン』は、tvkほかにて1月21日(日)スタート。毎週(日)深2・00~2・30放送。※土曜深夜

 

『人狼ゲーム ロストエデン』
放送局:tvk、とちぎテレビ、テレ玉、チバテレ、長野放送、メ~テレ、KBS京都、サンテレビほか

 

作品公式サイト:http://jinro-game.net/

 

©2018「人狼ゲーム」製作委員会

 

 

 

「ラスト・クリスマス」ってこんなにカバーされてるの!? 超名曲が10倍楽しめる“ラスクリ地獄”プレイリスト

独り身のさみしん坊にとって、ちょっぴり切ない季節が巡ってまいりました。そう、「クリスマス・イブ」です。クリスマスを必要以上に煽る世間の狂騒から逃げたい人もきっと多いことでしょう。クリスチャンでもないのに……なんて言葉は、恋人がいたら決して出てこないはず。

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そして毎年決まって街なかに大量投下されるのがクリスマスソングの洪水。とりわけ、ワム!が1984年にリリースした名曲「ラスト・クリスマス」は定番中の定番です。ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーからなるポップ・デュオが、アイドル的なパブリックイメージから大きく脱却した節目の作品とも言えるかもしれません。

 

しかし、昨年のクリスマスの日にジョージ・マイケル急逝の訃報が全世界を駆け巡り、ちょっぴり悲しい思いを引きずった「昨年のクリスマス」を振り返った「ラスト・クリスマス」が、さらに悲しみを増長させてしまうことに……。

 

時代を超えて今に至るまで、「ラスト・クリスマス」はさまざまなアーティストたちによってカバーされ続けてきました。それは、この楽曲が持つ普遍的なメロディの強さが際立っている証でもあります。ということで、不朽の名作「ラスト・クリスマス」縛りの「ラスト・クリスマス地獄」をお届けします。

 

こんな野暮なタイトルは、本来ジョージ・マイケルやワム!ファンにとって失礼極まりないチョイスかもしれませんが、追悼の意味も込めてあえて使わせていただきます。「Spotify」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができますので、ぜひ聴いてみて下さい。

 

【ラスト・クリスマス地獄10曲】

01.Last Christmas/グウェン・ステファニー
(2017年10月リリース)

アメリカのスカパンク系バンド「ノーダウト」のヴォーカリストで女優としても活躍するグウェン嬢が、今秋にリリースした自身初のクリスマス・アルバム「ユー・メイク・イット・フィール・ライク・クリスマス」で聴かせる秀逸のカヴァー。華麗なストリングスを多用した60年代的なサウンドアレンジの意匠を取り込み、ゴージャスな雰囲気たっぷりに膨らませた渾身の出来栄え。原曲のメロディの素晴らしさとサウンドアレンジの方向性とが見事にマッチした相思相愛バージョン。

 

02.Last Christmas/マリオ・ビオンディ
(2014年10月リリース)

“ミスター・イタリアン・ヴァイブ”こと、イタリアの国民的ソウルシンガーによるジャジィでダンサブルなカヴァー曲。伊達男らしくセクシーでスモーキーなヴォーカルが、洗練されたジャズアレンジで軽快にスイング! スイング! ここまで大きな別アレンジが施されてもますます輝いて聴こえるのは、メロディ本来の強さがあるからこそ。ジェントルなムード漂うクリスマスを演出したい方に。クリスマス・アルバム「マリオ・クリスマス」のオープニングを飾る1曲。

 

03.Last Christmas/カーリー・レイ・ジェプセン
(2015年11月リリース)

キャッチーなシングル「アイ・リアリー・ライク・ユー」で日本でも大人気の歌姫、カーリーが2015年に発表したカヴァーシングル。注目は印象的なあのイントロはどこへ? の大胆なサウンドプロダクション。トランペットの艶のある音色とフィンガースナップとでイントロを独自にリメイク。全体を通してオリジナル楽曲に対するオマージュ的な解釈で構成されており、歌詞も女性目線で少しだけアレンジ。数あるカヴァー楽曲のなかでもとりわけ「個性」が一番いい形で発揮された1曲かもしれない。

 

04.Last Christmas/JUJU
(2007年12月リリース)

歌謡曲やJ-POPのカヴァー・アルバム「Request」シリーズで数々のカヴァー曲を披露しているJUJU。本作では、チャッ、チャッ、というレゲエ調のギターストロークが特徴のサウンドで小粋に味つけ。艶のある憂いを帯びた伸びやかな歌声と、優しいホーンセクションの音色が聴く者を至福な気分にさせてくれる。クリスマスの雪化粧の情景をレゲエのリズムで歌ったシングル「Wish for snow/奇跡を望むなら…Xmas story」に収録。

 

05.Last Christmas/ジョン・ホルト
(1986年リリース)

“キング・オブ・レゲエ”とも称され、本場ジャマイカで60年代から80年代にかけて、レゲエとスカの架け橋的な存在の「ロックステディ」なるジャンルを牽引し続けてきたレジェンドによる意外なカヴァー曲。カラオケのようなチープ感極まりないシンセ音とヴィブラートのかかった独特な歌い回しで、ラヴァーズロック仕立てにアレンジ。常夏の国からのクリスマスへの甘い回答といった趣かも。そんな彼も今ではもう旅立ってしまった。「レゲエ・クリスマス・ヒッツ・アルバム」に収録。

 

06.Last Christmas/キャロル・キング
(2011年11月リリース)

アメリカが誇る稀有な女性シンガー・ソングライターの登場です。彼女らしい都会的なエッセンスと躍動するピアノとリズム、まさにカヴァーという名の新しい命が吹き込まれたことを実感させる仕上がり。彼女の手にかかると、どのような楽曲であっても自分色に染め上げてしまう、そんな匠の技を感じてしまう。キャリア初のクリスマス・アルバム「ア・クリスマス・キャロル」の国内盤にボーナストラックとして収録。Spotifyで初めて聴いたという声が多し。

 

07.Last Christmas/グリー・キャスト
(2010年11月リリース)

2015年に終了したアメリカの人気テレビ番組「glee」ファンにとっては思い出深い1曲。ちょっとした浮気でフィン(コリー・モンティス)に振られたレイチェル(リア・ミシェル)。彼女はフィンに未練タラタラ。劇中では二人が別々にクリスマスツリーを買いに来た場所で、この曲をデュエットしつつも、フィンの心の傷は癒えることもなく雪解けにならず。そんなドラマ上の話の流れと歌詞とがうまくリンクした内容で、glee鉄板の美しく折り重なるコーラスワークとハーモニーが聴きどころ。

 

08.Last Christmas – E-girls version-/E-girls
(2017年12月リリース)

今月にリリースされたばかりのニューシングル「北風と太陽」収録楽曲。音楽プロデューサーの松尾潔による意訳が光るE-girlsバージョン。とくにEXILEバージョンでもその威力を発揮した「今はまだ 思い出になんてできないの」の名フレーズは歌世界の本質を捉えている。クリスマスシーズンだからこそ、昨年の恋がよりいっそう愛おしく思えてしまう。そんな感傷的なムードにあえて飛び込んでしまうのもいいかも? EXILEバージョンと聴き比べてみるのもおすすめです。

 

09.Last Christmas/松田聖子
(1991年11月リリース)

アーティスト性を出そうと凝ったアレンジや譜割りを崩す手法が “カヴァー曲あるある“だが、本作はドラムの輪郭を少しだけ際立たせながらも、原曲にかなり忠実に仕上げたカヴァーを披露。飾らない音作りがとても味わい深く、時折インサートされるチャペル風の鐘の音がクリスマス気分を煽る。ちなみに前年にアルバム『Seiko』で全米デビューを果たした彼女。それゆえか、英語の発音もなかなかのものです。全編にわたってクリスマス楽曲を取り挙げた企画盤「Christmas Tree」に収録。

 

10.Last Christmas/ワム!
(1984年12月リリース)

やはり大トリはオリジナル楽曲でキマりです。イントロで優しく奏でられるシンセサイザー音と甘いフェイクで掴みはOK。80sらしからぬシンプルなサウンドメイクだからこそ、時代を経ても幅広い世代に愛され続けているのかもしれません。ちなみに本人たちが出演するミュージック・ビデオを見れば、どういった視点の歌かは一目瞭然。関係ないけど、未練タラタラの男を演じるジョージ・マイケルの元カノを見る上目遣いと、乙女のような可愛い走り方に注目を。

 

いままで普通に聴いていた「ラスト・クリスマス」、そして今年から耳にする「ラスト・クリスマス」とでは、楽曲が持つ意味合いも人によっては変わってくるのかもしれません。「ラスト・クリスマス」のカヴァー曲はほかにもまだまだたくさんあるので、あなたのお気に入りを見つけてくださいね。

BB-8がウィリアム王子とヘンリー王子をお出迎え!『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ロンドンプレミア

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のロンドンプレミアが開催され、イギリス王室のウィリアム王子とヘンリー王子がそろって登場した。

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プレミア会場となったのはロンドンのロイヤル・アルバート・ホール。1871年に建てられた歴史ある劇場で、ヴィクトリア女王の夫アルバート公に捧げられた建物だ。毎年イギリスで行われる世界最大のクラシック音楽祭であるBBCプロムナード・コンサートが開催される場所で、過去には日本の大相撲大会が行われたことも。

 

ウィリアム王子とヘンリー王子は、キュートなドロイド・BB-8に迎えられレッドカーペットに登場。BB-8は両王子に礼儀正しくお辞儀をすると、王子たちもにっこりと笑顔を見せ、 BB-8のかわいさにメロメロの様子。そしてレッドカーペットを歩いたあと、本作に出演するキャスト陣が両王子をお出迎え。両王子は、ルーク役のマーク・ハミルやレイ役のデイジー・リドリー、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督ら1人ひとりと握手し、丁寧にあいさつ。

 

ウィリアム王子は“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルを前にすると、感激した様子で熱心にマークの話に耳を傾けていた。ヘンリー王子もアダム・ドライバーやライアン・ジョンソン監督、デイジー・リドリーらとジェスチャーを交えて楽しそうに言葉を交わした。

 

キャスト陣とのあいさつが終わると、ヘンリー王子に女の子からストームトルーパーのヘルメットがプレゼントされるというサプライズが。ヘンリー王子はヘルメットを受け取ると、うれしそうに胸に抱えた。

 

両王子は「スター・ウォーズ」ファンとして知られ、 2016年4月には、イギリスのパインウッド・スタジオで行われていた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の撮影現場をお忍びで訪ねていたことが明らかになっている。さらに、2人がストームトルーパーとしてカメオ出演しているのでは…という噂も広がっており、注目が集まっている。

 

<キャスト コメント>

■デイジー・リドリー

◇ロンドンプレミアに参加して
ここにこうしていることはとても感慨深いですね。最後に私たちがここに来た時からもう 2年が過ぎてしまったなんて、本当に信じられない。でもロンドンはいつ戻ってきても、すばらしいところなのよね。

 

◇観客がこの作品に期待すべきこと

まず前作でレイがたどり着いたところ、レイはそこにいて物語が始まる。彼女は、彼女が差し出したライトセーバーにルークがどんな風に反応するのか、それは分かっていない。ルークの反応は、予期していたものと全く違う。ふたりはそこから先に進もうとするのね。観客の方々は、用意されている驚くべき展開を目の当たりにすることになると思うわ。その驚きの展開に心を開いてほしいとも思う。それから戦いやバトルのシーンもいつも通りすばらしいものになっているわ。

 

 

■マーク・ハミル

◇ロンドンプレミアに参加して

ロイヤル・アルバート・ホールに来たのは、これが初めてなんだ。楽しみにしているよ。

 

◇ルーク・スカイウォーカーについて

とても複雑でわかりにくいキャラクターだ。実際の崖(クリフ)の上でクリフハンガー的な次が分からない展開になるのは、見た目にも私としてはとても楽しめた考え方だったね。そこであまりすることがないと知った時はショックだったけど、考えてみれば、とてもいい仕事で、他のみんなが大変なことをしているのを横目に、私はワクワクしてみたり、楽しいことをしてみたりと気軽だったからね。ただ、今回の作品では私の役も見せ場があって、何か仕事をしなければならなかった。そのことだけを考えれば、少しだけ尻込みしてしまうような状況だったね。でも、約束するよ、観客の皆さんには本当に楽しんでいただける作品になったと思う。

 

◇役を演じるための準備について

監督たちに言われて、食事の仕方を変えたんだ。私は、あのダイエットを「うまいと思うものを食べてはいけないダイエット」と命名したんだ。まあ、食べておいしいなと思うものはほとんど食べてはいけない、というダイエット方法だった。ポテトチップスはダメ、アイスクリームもダメ、キャンディーもダメ、そんな感じさ。でも、そのおかげかな、自分の味覚芽が変わった気がする。6ヶ月もすると青汁もおいしく感じてくるんだよ。少々時間がかかるのが難儀だけど、自分ではより健康になったと思うし、エクササイズもやっていけるし、今は 8パウンドほど( 3.5キロ)元に戻ってしまったけれど、そのダイエットで 50パウンド( 22.5キロ)も体重を落としたんだよ。

 

◇観客がこの映画に期待すべきこと

ものすごく驚くことが起きることは確かだね。この作品は以前の作品に比べると、みんなに困難なことがつきつけられて、作品としてエキセントリック、並外れているし、『スター・ウォーズ』の映画としては「面白味」が多い『スター・ウォーズ』作品になっている。この作品は、三部作の真ん中の物語だからね、登場人物のそれぞれが予想もしていなかったような困難な状況を突きつけられる。自分としては、三部作の第二話目が大好きなんだ。何が起こっても不思議じゃないからさ。その結末をかたるために、もうひとつが残されているわけだからね。だから、『最後のジェダイ』では、すべてのことに何が起きても不思議じゃないのさ。だからこそ、この物語はワクワクするんじゃないかな。他がどうでも、私にとってはそうだったね。

 

 

■ライアン・ジョンソン監督

◇ロンドンプレミアに出席することについて

こうしてロイヤル・アルバート・ホールでロイヤルプレミアに参加できるなんて、それも上映されるのが『スター・ウォーズ』作品で、僕たちはそこにいる。本当に正直、いまだに信じられない気分なんだ。でも、ここに来てみて、こうして『スター・ウォーズ』のファンの方たちに迎えられ、私としてもエネルギーをもらい、温かい声援をいただき、みんながいかに作品に対して熱い思いを持っていてくれるのかが分かり、それが全てなんだなって、改めて思います。かけがえのないものなんだなって、すばらしいものなんだと感じます。

 

◇「フォースの覚醒」に続く作品を監督することについて

恐ろしかったです。人生をかけた大きな仕事、他のことでも同じかもしれませんが、とにかく一歩ずつ前に進むしかなかった。その中に飛び込んで、すばらしい俳優さんたちと仕事をして、すばらしいイギリスのクルーがいてくれて、その人たちと協力し合いながら、ただただ面白い物語を語るんだという思いでやってきました。思い返すと、とてもスムーズな旅路だったのかなと思えますね。

 

◇ストーリーの概要

「最後のジェダイ」は今回の三部作の第二章に当たる物語です。「フォースの覚醒」から登場人物は引き継いでいます。その登場人物の全てに困難な状況を用意しました。考えつく限り、出来る限りの難題を彼らに投げつけた章であると言えます。それからこの物語の中で、ルーク・スカイウォーカーの身に何が起こるのか、それがもう少し見えてきます。彼がどこに向かおうとしているかがね。

 

◇想定している反応

観客の皆さんが、吹き飛ばされたと思えるような楽しい時間を過ごしてくれたらいいなと。突き詰めて言えば、私にとって『スター・ウォーズ』映画というのはそういうものですから。仲間といっしょに冒険に出ているんだという感覚を、映画を見に来てくれた方々が感じてくれればいいと思っています。それからもっとずっと重苦しい話題とか、すばらしいキャラクターとか、初めて見る方にも、すばらしい『スター・ウォーズ』映画だと思ってもらえることを期待しています。

 

◇古きものと新しきもののバランス

自分としては、古きものと新しきもののバランスをとろうなんていう大きな考えを持たないようにしていましたね。もし何が懐かしく感じて、何が新しいと感じるかなど計算をしすぎると、自分がどこに向かっているのか分からなくなったでしょうね。ちょっとしたコツとしては、とにかく必要だと思われる物語を真摯に語っていく、その物語が自分の中で『スター・ウォーズ』映画であると思えるようにする、そうすると自然に新しいものも生まれてくる。なぜならそのテーブルの上に、新しいものを乗せないと、自分がよいと思える物語が語れない、その自分が良いと思う物語を語っていくことだけでいいんじゃないかと思うんだ。

 

◇ここまでの肯定的な反応に関して

観客の方たちが映画を掘り下げて見てくれていることにとても胸が躍ります。ワクワクしますね。こうしてここにきて、列をなしてくれているファンの方たちに迎えられ、彼らの前を歩くことでエネルギーをもらっています。あと数日で映画は公開されるわけですが、彼らのためにも一日でも早く公開してあげたい、そうやってみんなで集まって映画を見てほしいという思いでいっぱいです。作品は彼らのものですからね。私はただ、彼らが気に入ってくれることを祈るだけです。

 

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

12月15日(金)公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

 

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店内まるごと山崎シゲル!コラボカフェ(部長付き)12・15原宿にオープン

1コママンガ「サラリーマン山崎シゲル」の作者でお笑い芸人の田中光が、12月15日(金)に東京・原宿にオープンする「サラリーマン山崎シゲル コラボカフェ(部長付き)」の内覧会に登場した。

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「サラリーマン山崎シゲル」は、とある会社の、とあるサラリーマン・山崎シゲルがどこまでも心が広い部長相手に常軌を逸した奇行の数々を繰り広げる異常な日常をシュールに描いた一コママンガ。お笑い芸人としても活動する田中光が2013年よりTwitterやブログで発表し、ネットを中心に人気が爆発。数々のアーティストやタレントもファンを公言し、数々のコラボが実現したことでも話題になり、現在までシリーズ累計部数23万部の大ヒットシリーズとなっている。

 

12月15日より期間限定でオープンするコラボカフェは、ネタからイメージしたオリジナルのコラボメニューが飲食できるほか、山崎シゲルがさまざまな仕掛けを施す「部長のデスク」や「乗れる食パン」などの小物の展示、カフェ内の壁面や窓などには描き下ろしのネタやイラストを配すなど、店内まるごと「山崎シゲル」が満載となっている。

 

コラボカフェがオープンすることについて田中は「まず、お客さんが本当に来るのかなと思った。ただ、Twitterに楽しみにしてくれている反応があったので、ちょっと安心した」と照れ笑い。さらに今後コラボしたい著名人や企業を聞かれると「NASA。『サラリーマン山崎シゲル』が宇宙に持っていっても耐えられる本だと証明してほしい」と答え、会場の笑いを誘った。

 

芸人としては「今年は、おみおくり芸人しんいちと組んでいるお笑いユニット『田中上野』の仕事が少し増えたので、来年はおみおくり芸人しんいちが食えるようになればといいな」と抱負を語った。

 

内覧会では、コラボカフェ内の壁をキャンパスに見立てたライブ・ペインティングも行われ、自身初の試みを終えた田中は「大きな画って難しい。(レオナルド・)ダ・ヴィンチって本当にすごいなって思った」と感想を語った。

 

なお、コラボカフェでは、ライブ・ペインティング&サイン会、『田中上野』のライブなどイベントも多数予定されている。

 

「サラリーマン山崎シゲル」コラボカフェ(部長付き)

期間:12月15日(金)~2018年1月31日(水)予定
会場:AMO CAFE(東京都渋谷区神宮前3-18-27 パルク表参道2F)
営業時間:11時00分~20時00分(水曜定休)

 

<イベント情報>
12月17日(日)11時00分~ ライブペインティング&サイン会
12月17日(日)14時00分~「田中光&カラフルトランプ」ミニライブ&サイン会
12月21日(木)18時30分~ 田中上野の即興歌ネタライブ
ほか
※参加方法などは特設サイト(https://amocafe.shopinfo.jp)をチェック

 

「サラリーマン山崎シゲル Love&Peace」(単行本)
11月15日(水)発売
PCZP-95112/ISBN 978-4-86529-279-4
価格:900円(本体)+税
180ページ/A5判
発売元:ポニーキャニオン

 

©HIKARU TANAKA

 

 

 

「君の名は。」地上波初放送記念!新海誠監督4作品を年始にノーカット一挙放送

昨年大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」の新海誠監督が手掛けた4作品が、テレビ朝日で来年1月1日(月・祝)と2日(火)に一挙放送されることが分かった。

 

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「君の名は。」が同局で1月3日(水)午後9時より地上波初放送されることを記念し、1日(深0・20~4・00)に「秒速5センチメートル」(2007年)と「星を追う子ども」(2011年)が、2日(深1・05~4・00)に「言の葉の庭」(2013年)と「雲のむこう、約束の場所」(2004年)が“本編ノーカット版”で登場する。

 

 

 

人気声優・竹達彩奈がミニドラマ「ロボカトー中島と花沢さん!」で地上波ドラマ初出演!加藤諒と共演

12月28日(木)放送の『ちょい☆ドラ2017~人生でエモいことは10分で起こる~』(NHK総合)内のミニドラマ「ロボカトー中島と花沢さん!」に、アニメ『けいおん!』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』などで知られる声優の竹達彩奈が出演。個性派俳優の加藤諒と共演する。

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「10分でちょいと気軽に見られるドラマがあってもよいのでは」という発想から始まった、10分×5本のサスペンスあり、ミュージカルあり、フェイクドキュメンタリーあり、ツイッターやマルチビューイングなどの仕掛けありのアラカルトドラマ『ちょい☆ドラ』。5本のドラマをつなぐナビゲーションドラマとして放送される「ロボカトー中島と花沢さん!」で、主人公のひと型ロボット・ロボカトー中島を加藤が、ロボカトーが恋する花沢さんを竹達が演じる。

 

人間の心を調べるために作られた超高性能ロボット・ロボカトー中島。ロボットであることを隠し、人間社会に潜り込んだ中島の高性能アンテナは、なぜか同僚の花沢さんの強い信号をキャッチする。花沢さんのことが気になる中島は彼女を宅飲みに誘う。

 

12月28日の夜10時。中島宅での食事もひと段落し帰り支度を始める花沢さん。「このまま花沢さんを帰したくない!何か楽しいことを見つけなくては」と焦る中島の検索に、『ちょい☆ドラ』が引っかかる。急いでテレビのスイッチを入れ、花沢さんの気持ちをつなぎとめようとする中島だが、なぜか花沢さんの弟が家に来ることに。果たして2人の恋の行方は!?

 

『ちょい☆ドラ2017~人生でエモいことは10分で起こる~』は12月28日(木)NHK総合で後10時より放送。また、ミニドラマ「ロボカトー中島と花沢さん!」のエピソード0を番組ホームページとYouTubeで本日より公開。

 

『ちょい☆ドラ2017~人生でエモいことは10分で起こる~』

12月28日(木)NHK総合 後10・00~10・58

出演:泉澤祐希、松村武、栗原類、井上順/南沢奈央、中尾明慶、
高橋ひとみ、モロ師岡/渡辺大知、岸井ゆきの、
柳楽優弥/猪股俊明、岡野康弘/内田帆波、すうれろほか

 

番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/dsp/choidra/

 

https://youtu.be/4Ck65FFARx4

 

 

 

沢尻エリカが“ほろよい”でダンス!

沢尻エリカが出演するサントリー「ほろよい」の新TVCM「erikaselectわくわくエリカ」篇が12月12日(火)から全国でオンエアされる。

 

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新CMでは、お家でくつろぎスタイルの沢尻が登場。わくわくして幸せそうな沢尻がその日うれしかったことを思い出して、気分に合わせてレコードと「ほろよい」を選ぶ。選んだ「ほろよいぶどう」を飲みながら、少しはしゃいでいる沢尻のかわいいダンスが印象的なCMとなっている。

 

「ほろよい」特設サイトで、6種類のオリジナルWeb動画を公開。「わくわくエリカ」「ほっこりエリカ」「まったりエリカ」「しっとりエリカ」「きっぱりエリカ」「きりっとエリカ」と題して、さまざまな気分に合わせて飲みたいフレーバーを沢尻が表情豊かにおすすめする。

 

また、自分の気分を選んでツイートすると、抽選で1000名に6つのフレーバーセットが当たるキャンペーンも実施される。

 

 

ぶどうver「わくわくエリカ」

 

 

白いサワーver「ほっこりエリカ」

 

 

ももver「まったりエリカ」

 

 

白いぶどうver「しっとりエリカ」

 

 

レモンver「きっぱりエリカ」

 

 

青りんごver「きりっとエリカ」

 

 

 

『DOCTORS~最強の名医~』が来年1・4にスペシャルドラマで3年ぶり復活!沢村一樹「やっと出来る!」

俳優の沢村一樹が主演するテレビ朝日系人気シリーズ『DOCTORS~最強の名医~』がスペシャルドラマで3年ぶりに復活し、来年1月4日(木)午後9時から放送されることが分かった。

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堂上総合病院を舞台に、普段は患者に笑顔で優しく接するが、自分が信じる医療のためなら目的や手段を選ばない非情な一面も持ち合わせるすご腕の外科医・相良浩介(沢村)の活躍を描く物語。脚本は、ヒットメーカー・福田靖氏が担当。2011年に連ドラでスタートし、2015年までに3シリーズ、スペシャルドラマも2本製作され、いずれも高視聴率を獲得していた。

 

今作では、相良を敵対視する外科医・森山卓(高嶋政伸)が新院長に就任。“性格にやや難あり”な森山はうさん臭い経営コンサルタントを招き入れ、早くも病院経営に迷走する。一方、相良の元には生体肝移植手術を求め、他病院から1人の少女とその両親が来訪。経営コンサルタントの入れ知恵を受けた森山から断るように命じられた相良は、驚くべき“策士”ぶりを発揮する。

 

自身の代表作の復活に、沢村は「“やっと出来る!”というのが率直な気持ちでした」と大喜びで、「実際撮影に入ってみると、不思議と久しぶりな感じがしなくて…(笑)。やはり長くやってきたシリーズだからなのでしょうか…」とブランクは感じず。

 

相良と森山の丁々発止のやり取りや絶妙な駆け引きも健在。森山の母・日美子役で、松坂慶子も新たに出演する。沢村は「高嶋さん演じる森山先生の奇怪っぷりと珍行動は相変わらず、というかさらにパワーアップしていますし、松坂さん演じる森山先生のお母さんもなかなか強烈なキャラクター。お二人の絡みには全く違和感がない(笑)。何て最高のキャスティングなんだろう! と驚いてしまいました(笑)」と絶賛。

 

さらに、「僕が演じる相良の策士ぶりもパワーアップしています。森山先生に対する“イジワル度”は前よりも増していて、翻弄させてやろうという強い意図を持ってやっている感じ。パート1のときの相良に戻っているような部分もあるので、そのあたりも楽しんでいただけたら」とPRしている。

 

故・野際陽子さんが演じてきた森山のおばにして元院長・堂上たまきは、ブータンに渡って診療所を開業した、という設定で生き続ける。

 

(C)テレビ朝日

 

 

 

ドラマや映画で女性が「ハッ」とするシーンとは? モテたいなら“生活力”を上げるべし!

覗けば深い女のトンネルとは? 第52回「男性は“生活力”にもっと注目すべき」

 

男性はロマンチストだとか言いますが、本当だなあとよく思います。

 

女性にモテたいなら、家事能力を上げることだと思うんです。女は現実的だとか言いますが、和久井の恋愛基準は「ひとり暮らしをしていて家事能力の高い男性」だったりします。だけど、意外とそうした「生活力」に注目しない男性が多いことに驚かされます。

 

「家事のできない男性をどう思う?」と周囲の女性たちに聞いて回ったことがあります。すると、「うわっ嫌だ!」と汚いものを見るかのような人がけっこういました。

 

「生活する」って、日々の細やかなことに気を配るってことです。だから家事力なしに「気遣いのできる男性」になるのは不可能に近いんです。それは和久井が実家に暮らしていたころに、どれほど自分に家事力がなかったかを思い返すとわかります。

 

タオルが洗いたてなことも、冷蔵庫に食材が詰まっていることも、電気も水道もガスも、当たり前にあるだけで、深く考えたことがありませんでした。それが実家を出たとき、トイレがすぐに汚れることにも、すぐに洗濯物がいっぱいになることにも驚きました。洗濯物がどのくらいの時間で乾くものかも知らなかったし「久しぶりに晴れるから洗濯しなきゃ」なんて考えもしなかった。食材の相場も、冷蔵庫の食材を管理するのがどれだけ大変かも知らなかった。

 

以前、お見合いをしたときのこと。

 

相手は郊外にひとり暮らしをしている男性でしたが、そのお母さんが「週1で世話をしに行っているが、そろそろ結婚してくれると、家事から解放されて助かるわ」と言っていたんです。

 

仲介してくれたお見合いおばさんは「いまの時代、女性が働くのは当たり前」と言っていたので、ってことはその人と結婚したら、家事全部やって仕事して、フル回転しなきゃいけないってことですよね。ものすごく大変そう!

 

また、ドラマや映画もそういう視点で見ていくと、めちゃくちゃ気になるシーンが出てきます。

 

ご飯を食べ終わって、そのまんま席を立つ子どもたちや男性キャラの多いこと! 「皿を流しに持っていくくらいしようよ!」と思います。

 

「海街diary」の映画で、こんなシーンがありました。看護師の女性が、不倫中の医師の家で食事をする映画独自のシーンです。女性がガチャガチャご飯を作ってる最中、医師は手伝うどころか新聞かなんか読んでるんです。「不倫男が何を偉そうにしてるんだ!」と、イライラしてしまいました。で、当たり前のように作ってもらったご飯を食べながら、次のデートをキャンセルするとか言い出すんです。もう「なんでこんなクソ男と付き合ってるんだ?」という気持ちになってしまった。

 

日常的に家事をしていないと、小さな生活感のリアルに気がつかないのでしょう。でも見てる側としては、そこに引っかかっちゃって、話に集中できないことがよくあります。

 

一方で「仮面ライダー555」はよかった。半田健人くんが、貧血を起こして倒れた女子をお姫様だっこしてベッドへ連れて行き、スープを作ってきてフーフーしてから飲ませてくれるシーンがありました。これ、お母さん向けのサービスかもしれませんが、こういうさりげない啓蒙活動に幼少のころから親しんで育った少年は、将来有望なんじゃないかと心ふるえたものです。

 

少女マンガでも、家事一般できる男子がけっこう出てきます。そもそも少女マンガは生活感のない話も多いんで、相対的には家事力高い男性キャラが登場する比率は高くはないんですが、「君つくる人、僕食べる人」なんて言ってる男性キャラは、読者の反感を買うので否定的に描かれることが多いです。

 

「CIPHER」(成田 美名子)は、双子の兄弟の葛藤と自立を描いた作品ですが、彼らは2人暮らしをしていて、普通にご飯作って掃除して「生活」しています。「銀のスプーン」(小沢真理)は、母親の入院をきっかけに弟妹のために家事をすることになった大学生男子のお話。西村しのぶさんは、年下の気の利くカワユイ男子たちと自立した大人の女との恋愛を描いて90年代にブレイクした作家さんですが、この男子たちの家事力の高さは月にも届きそうなほどです。軽くご飯を作ってくれるのは当たり前、美味しい手作りドリンクを用意したり、彫金やら縫い物やらまでこなして、とにかく生産力が高い。「ここまでできなくても……」と思うほどです。でも「稼ぐのは女のほう、気を配るのは男のほう」という住み分けが、社会進出しはじめた女の読者をメロメロにしたんです。

 

逆に生活のささやかな悩みを描いた作品もあります。「空の小鳥」(羽海野チカ)は、主人公が、家事をしてもらうことに疑問をもたない彼のことで悩む物語です。「カプチーノ」(吉住渉)は、家事をぜんぜんやらない同棲男が浮気をするというゲスな話です。家事労働の分担は社会問題でもありますが、女性向けの作品はこういうポイントをちゃんと取り上げているんですよね。

 

リアルなとこで言うと、先日、飲みに行った女性たちに夫婦円満の秘訣を聞いたところ、「やり過ぎないことですね」とバッサリでした。「世話を焼きすぎると相手はそれが当たり前だと思うもの。私は家事はほとんどやりません。いつ別れてもいいように、自分で働いて収入を確保しておくこと」だそうです。彼女たちは、家事をしないパートナーに悩むこともストレスもないのでしょう。

 

というわけで、女は稼ぐ力、男は家事力をつけることが、婚活成功、夫婦円満の鍵ということでしょうか。

「亀田大毅に勝ったら1000万円」AbemaTVで元日生放送!ジョーブログ&亀田京之介のプロデビュー戦も

無料インターネットテレビ局・AbemaTV(アベマティーヴィー)の「AbemaSPECIALチャンネル」で、特別番組『AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負』が2018年1月1日(月)午後1時から夜11時にわたり生放送されることが決定した。

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『AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負』では、元プロボクサー・亀田興毅率いる“亀田一家”が3大勝負として、興毅の弟で元プロボクサー・亀田大毅、プロボクサー兼YouTuber・ジョーブログ、亀田三兄弟の従兄弟にあたるプロボクサー・亀田京之介の3人が人生を懸けた熱い戦いに挑む様子を生放送する。

 

亀田大毅が人生を懸ける大勝負「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」は、今年5月にAbemaTVで放送された特別番組『亀田興毅に勝ったら1000万円』の続編。「兄ちゃんも頑張った、弟(亀田和毅)は世界で戦っている。自分ができることは何か考えてチャレンジしたいと思った」と決意したことから実現した。本日、12月7日(水)より対戦相手の募集を開始します。

 

勝敗はボクシングルールと同様1人あたり3分3ラウンドで決まり、挑戦者がKO勝ちすれば1000万円の賞金を獲得できる。募集人数は最大4人で、20歳(成人)以上、腕に自信のある健康な男性で、身長175センチ以下、体重70キロ以下(計量あり)などの条件に満たしている人なら誰でも応募可能(ただし、プロ格闘家並びにプロに準拠する人は除く)。募集要項や応募方法の詳細は番組URL(https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9ykWJ98YLPRVkK)をチェック。

 

さらに同企画の前には、別途開催されるプロボクシングの興行で、ジョーブログと亀田京之介のプロデビュー戦を生中継。『亀田興毅に勝ったら1000万円』の挑戦者として登場したジョーブログは、番組後に興毅に見初められプロボクサーになることを決心。YouTuberを続けながらも今年7月クールにAbemaTVで放送されたレギュラー番組『亀田×ジョー プロボクサーへの道~3ヶ月でデビュー戦~』で、興毅の熱心な指導のもとプロボクサーを目指し、たった3か月で見事プロテストに合格する快挙を成し遂げた。

 

そんなジョーブログと、『亀田×ジョー プロボクサーへの道~3ヶ月でデビュー戦~』にもたびたび登場し「絶対に『亀田三兄弟』を超える」と豪語する亀田三兄弟の従兄弟・京之介のプロデビュー戦の模様を生中継する。

 

<コメント>

■亀田興毅

今回、元日でこれだけ大きいボクシングのイベントができることについて、ボクシングをもっともっと盛り上げていこうという自分の立場からしたらすごくうれしいことです。この日は、大毅、京之介、ジョーの3人を何が何でも死ぬ気で勝たせて、ボクシングのさらなる盛り上げりに向けてみんなで頑張っていきたいです。僕自身も、亀田一家として、チーム亀田として、トレーナーとして力を合わせて最大の勝利を勝ち取りたいと思います。

 

■亀田大毅

勝つ自信?仕事ですからね(笑)当たり前ですが勝ちますんで、勝ち方じゃないですかね。正月に格闘技のイメージがないですから、これを機に(正月の恒例として)第2弾へつながっていけば良いと思います。

 

■ジョーブログ

『亀田興毅に勝ったら1000万円』以上の本気で、みんなに自分の挑戦を通して感動を伝えられたらなと思います。とにかく勝つことしか考えていないので、絶対にデビュー戦に勝って、最初で最後の試合で伝説を残したと思います。

 

AbemaTV『AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負』

放送日程:2018年1月1日(月)午後1時~11時(予定)

放送チャンネル:AbemaSPECIAL

出演者:亀田興毅、亀田大毅、ジョーブログ、亀田京之介 ほか

放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9ykWJ98YLPRVkK

 

<「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」募集概要>

ルール:ボクシングルール 1人3分3ラウンド、挑戦者がKO勝ちすれば賞金1000万円を獲得。両者ヘッドギアを着用、14オンスのグローブを使用

募集人数:最大4人

応募条件:20歳以上、腕に自信があり健康な男性、身長175センチ以下、体重70キロ以下(計量あり)

※ただし、プロボクサー並びにプロに準拠する人は除く

 

©AbemaTV

“伝説のジェダイ”マーク・ハミルが日本語でPR「ショウゲキノスター・ウォーズ!!」

12月15日(金)公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から出演者のマーク・ハミル、アダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、ルーカス・フィルム社長キャスリーン・ケネディが来日し、レッドカーペット・イベントに登場した。

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会場は思い思いの格好をした熱狂的な「スター・ウォーズ」ファン約1000名が集結。来日ゲストの一番手として、最新作のカギを握る伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルがレッドカーペットに降り立つと、会場は大歓声に包まれた。大の親日家であるマークは、ファンサービスで神対応を見せ、ファンたちを魅了。会場の熱狂を肌で感じたマークは「また日本に来ることができてうれしいよ!」と興奮気味に語った。

 

ダース・ベイダーの遺志を継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバーは全身黒色のスーツ姿で登場。189センチの高身長でスラリとしたスタイルのアダムに、女性ファンからは黄色い歓声が上がった。一昨年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ぶりの来日となるアダムだが「『フォースの覚醒』のときは緊張したけど、今回は準備してきたから大丈夫だよ!フォンの皆にも楽しんでほしいね」と語った。

 

来日ゲスト4名とC-3PO、R2-D2、BB-8が、悪の軍団“ファースト・オーダー”の最高指導者のスノークの部屋をイメージした赤いステージに登場すると会場の興奮は最高潮に。ライアン監督は「本作はSWファンたちによって作られたスター・ウォーズ映画です。そんな映画をファンの皆さんがこうして心待ちにしてくださっていることは、最高の体験です。メイ・ザ・フォース・ビー・ウィズ・ユー!」とコメントし、会場を盛り上げた。キャスリーン社長は「コンバンハ、トウキョウ ダイスキ!」と日本語であいさつし「東京に来ることができて本当にうれしいです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

 

マークは「コンバンハ、ジャパン!!高校時代に過ごした日本は僕にとって第二の故郷ともいえる、本当に特別な場所。日本のファンも、どこのファンよりも熱心に支えてくださってありがとうございます」と語った。

 

MCから「ずっと孤島で独り身を潜めていたルーク・スカイウォーカーですが、かつてカイロ・レンを教えていたことに関係があるのでしょうか?」と質問すると、マークは「あと一週間たらずで皆さんもこの作品をめぐる最大の“謎”を知ることになります!この30年間何をしていたのか、については来週のお楽しみです」とコメントした。また、今回の日本滞在中にしたいことを聞かれたアダムは「カラオケ」と意外な素顔を見せ、会場を沸かせた。

 

イベントの終盤には、マークが日本語で「ショウゲキノ スター・ウォーズ!!」と本作のテーマを高らかに宣言。掛け声とともに、シリーズを象徴する“赤い”雪が降り注ぎ、会場全体が最新作のテーマカラーである赤一色に染まった。予期せぬ“衝撃的”な演出に、観客たちからは驚きと歓声の声が上がった。

 

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

12月15日(金)公開

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

 

©2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

『FNS歌謡祭』モー娘。1期メンバーが18年ぶりに勢ぞろい

フジテレビ系で12月13日(水)に放送される『FNS歌謡祭』第2夜に、アキラ100%、Aqours、高橋洋子、モーニング娘。1期メンバーらが出演することが決定した。

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モーニング娘。1期メンバーの中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香が勢ぞろいするのは、1999年4月に福田が卒業して以来約18年ぶり。5人はメジャーデビュー前に手売りした幻の名曲「愛の種」を披露する。

 

司会の森高千里は、90年代のライブを再現した衣装でパフォーマンス。「臭いものにはフタをしろ!!」「ミーハー」「ハエ男」の3曲メドレーを披露する。「ハエ男」は24年ぶりのテレビでの歌唱となる。

 

また、T.M.Revolution西川貴教と『FNS歌謡祭』初登場のアキラ100%が異色のコラボ。アキラがT.M.Revolutionのステージ演出で印象的な「強風」を使ったお盆芸に挑む。

 

さらに、話題のアニソン名曲メドレーも。Aqoursが「青空Jumping Heart」(『ラブライブ!サンシャイン!!』)、高橋洋子と水樹奈々が「残酷な天使のテーゼ」(『新世紀エヴァンゲリオン』)、どうぶつビスケッツ×PPPが欅坂46と「ようこそジャパリパークへ」(『けものフレンズ』)、平野綾と山本彩と松村沙友理が「ハレ晴レユカイ」(『涼宮ハルヒの憂鬱』)をパフォーマンスする。

 

『2017FNS歌謡祭 第2夜』
フジテレビ系
12月13日(水)午後7時~11時28分

 

<MC>
森高千里、渡部建、加藤綾子

 

<出演予定アーティスト>※五十音順 ★は新発表
aiko
アキラ100% ★
Aqours ★
E-girls
石丸幹二
井上苑子
井上芳雄
宇野ゆう子
AKB48
NMB48
NGT48
荻野目洋子
影山ヒロノブ
加藤一二三
Kis-My-Ft2
きただにひろし
吉川晃司
きゃりーぱみゅぱみゅ
欅坂46
ゴールデンボンバー
昆夏美
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
GENERATIONS from EXILE TRIBE
SHISHAMO
ジャニーズWEST
Sexy Zone
世良公則
高橋洋子 ★
竹原ピストル
知念里奈
T.M.Revolution 西川貴教
DEAN FUJIOKA
どうぶつビスケッツ×PPP
Toshl(X JAPAN)
新妻聖子
西野カナ
乃木坂46
back number
Perfume
B.B.クィーンズ
平野綾 ★
フェアリーズ
福山雅治
藤澤ノリマサ
Hey! Say! JUMP
槇原敬之
松本梨香
水樹奈々
miwa
モーニング娘。’17
モーニング娘。1期メンバー ★
森高千里
山崎育三郎
YUKA(村石有香) ★
Little Glee Monster
LUNA SEA
WANIMA

 

番組サイト:http://www.fujitv.co.jp/FNS

 

©フジテレビ

 

 

 

 

『徹子の部屋』第1回を再現!『トットちゃん!』で森繁久彌さん役の近藤真彦を黒柳徹子が称賛

黒柳徹子の半生を描いたテレビ朝日系帯ドラマ劇場『トットちゃん!』((月)~(金)後0・30)で、『徹子の部屋』第1回がよみがえる。

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12月12日(火)放送の第52話に、黒柳と親交のあった故・森繁久彌さんがゲスト出演した『徹子の部屋』第1回のシーンが登場。森繁さん役の近藤真彦は、実際の映像を繰り返し何度も見て役作り。森繁さんの名曲「知床旅情」も熱唱し、黒柳役の清野菜名と共に当時を忠実に再現した。

 

黒柳は森繁さんについて「初めてお目にかかったときから、私に『1回、どう?』と、亡くなるまで、言い続けてくださった方です」と親しみを込めて振り返り、「そんな森繁さんを、若いマッチが、どうやってやるのかなぁ?と思っていました。でも、考えてみたら、今のマッチは、初めてお会いした森繁さんの年齢を越えているんだということに気がつきました。ドラマを見ていて、久しぶりに森繁さんにお会いしたような、懐かしい気がしました」と近藤の演技を称賛。

 

一方の近藤は、「森繁さんという偉大な役者さんを演ずる勇気は毛頭ありませんでした。ただ、森繁さんとのご縁や、黒柳さんとのご縁を考え、素敵なお仕事を引き受けさせて頂きました」と明かし、「セクシーなところは、少し出せたかな。知的で品のある部分は、もう少し時間がかかりそうです。いい勉強になりました」と森繁さんに敬意を表している。

 

©テレビ朝日

 

 

 

人気声優7人による工藤静香トリビュート盤 メイキング映像第一弾解禁

12月20日(水)発売の人気声優による工藤静香のトリビュートミニアルバム「Shizuka Kudo Tribute」のメイキング映像第一弾~SPOT編~が公開された。

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「Shizuka Kudo Tribute」は、森久保祥太郎、下野紘、鈴村健一、梅原裕一郎、谷山紀章、関智一、梶裕貴の7人の人気男性声優による工藤静香のトリビュートミニアルバム。

 

公開されたメイキング映像第一弾は、参加声優のレコーディング映像。声優陣全員の歌声も初お披露目されている。なお、今後別の映像の公開も予定されている。

 

 

 

「Shizuka Kudo Tribute」
12月20日(水)発売
価格:税込2,500円

 

<CD収録内容>
M1:「抱いてくれたらいいのに」(1988年)/歌:森久保祥太郎
M2:「MUGO・ん…色っぽい」(1988年)/歌:下野紘
M3:「嵐の素顔」(1989年)/歌:鈴村健一
M4:「黄砂に吹かれて」(1989年)/歌:梅原裕一郎
M5:「めちゃくちゃに泣いてしまいたい」(1992年) /歌:谷山紀章
M6:「激情」(1996年)/歌:関智一
M7:「Blue Velvet」(1997年)/歌:梶裕貴

 

工藤静香オフィシャルサイト:http://shizuka-kudo.net/

 

 

 

「君の名は。」テレビ朝日系で来年1・3地上波初放送!新海誠監督「“リアルタイム感”を楽しんで」

大ヒットアニメ映画「君の名は。」が、テレビ朝日系で来年1月3日(水)午後9時から地上波初放送されることが分かった。

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2016年8月に公開され、国内興行収入250億円超えで同年1位、日本映画史上でも歴代2位という大記録を打ち立てた新海誠監督作品。田舎町の女子高校生・三葉(声・上白石萌音)と東京の男子高校生・瀧(声・神木隆之介)が夢の中で入れ替わるという不思議な体験を繰り返すうち、恋に落ちていく物語で、RADWIMPSが「前前前世」など主題歌4曲を含む劇中の音楽すべてを担当したことも大きな話題に。その人気は国内だけにとどまらず、現在、ハリウッドでの実写映画化も進められている。

 

新海監督は、地上波初放送に当たり「自分が子どもの頃はテレビで観る映画はとても楽しみでしたし、そこでしか知ることができなかったものもたくさんありました。そういう意味では、自分が子ども時代に受け取ったものを、今度は自分が違う世代の方たちに届けることができるようになって、ようやく大人になれたような、幸せな気持ちを感じます」とコメント。

 

さらに「映画はとても能動的なメディアですが、テレビはもっとカジュアルで暮らしの場にある存在。想像もつかないほど多くの方々が、想像もしていなかったぐらいこの作品を好きになってくれるかもしれないと思うと、未知の視聴者との出逢いが楽しみです」と期待を込め、視聴者へ向けて「同じ時間に何十万人、何百万人の人が観るという“リアルタイム感”を楽しんでいただければ…」と呼びかけている。

 

 

<新海誠監督 コメント全文>

 

◇地上波初放送への思いは?

「地上波のゴールデンタイムに自分の作った映画を観ていただけるなんて、これまで想像したことがありませんでした。でも、自分が子どもの頃はテレビで観る映画はとても楽しみでしたし、そこでしか知ることができなかったものもたくさんありました。そういう意味では、自分が子ども時代に受け取ったものを、今度は自分が違う世代の方たちに届けることができるようになったのだなと思えて、とてもうれしいですね。ようやく自分が大人になれたような、そんな幸せな気持ちを感じます。
一方で、皆さんがこの作品をどんなふうに観てくださるのか、少し緊張も感じます。映画は自分でチケットを買って観に行く、とても能動的なメディアだと思うのですが、テレビはもっとカジュアルで暮らしの場にある存在ですし、どんなふうに観ていただけるのか、とても興味深いですね。でも、想像もつかないほど多くの方々が、想像もしていなかったぐらいこの作品を好きになってくれるかもしれないと思うと、未知の視聴者との出逢いが楽しみですし、何が起きるのかちょっとドキドキしています」

 

◇初めて『君の名は。』に触れる視聴者、そしてすでに作品のファンである視聴者それぞれにメッセージを!

「この『君の名は。』はひとりで観ていただいても、大切な誰かと2人で観ていただいても、ご家族揃って観ていただいても、それぞれに何か大事なものを見つけてもらえる作品だと思っています。
新年の放送では同じ時間に何十万人、何百万人の人が観るので、いろいろな感情が同じ瞬間に起きる…。そんなにも多くの人と作品を共に楽しむのは、繰り返し映画を観た方にとっても初めての経験だと思うので、“同時代感”、“リアルタイム感”みたいなものを楽しんでいただければ。僕もそれを楽しみたいと思います。
でも実をいうと、自分の作品は、いろいろ気になってしまって改めて観ることができないんです。今のところ1月3日は1日中、テレビもネットも見ないようにしようと思っていますが…誘惑に勝てずにチャンネルを合わせてしまうかもしれません(笑)」

 

©2016「君の名は。」製作委員会

 

 

SKE48・佐藤すみれ「感謝の気持ちでいっぱい」最後の歌収録はチームEメンバーと

SKE48チームEの佐藤すみれが、最後の歌収録となる『AKB48 SHOW!』(BSプレミアム)の歌収録を行った。

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11月6日、名古屋・栄のSKE48劇場で行われたチームE公演で、年内をもってグループを卒業するとともに芸能界を引退することを発表した佐藤すみれ。この歌収録がSKE48としての最後の歌収録となる。

 

この日の収録は、9月27日にリリースされたアルバム「SKEフェスティバル」(SKE48(Team E))の2曲目に収録されている「重力シンパシー」の歌唱ということで、チームE全員が勢ぞろい。

 

収録が終了した直後、佐藤と同じチームEの井田玲音名が12月3日に誕生日を迎えたことから、メンバー全員でハッピーバースデーソングを歌い、同時に番組スタッフから「Happy Birthday れおな」のプレートが載ったフルーツ盛りが運ばれた。
チームEのメンバーとスタッフに祝福された井田は「今まで自分の誕生日のタイミングにみんなと一緒にいることが少なかったから、メンバーに誕生日を祝ってもらうのが初めてなんです。とてもうれしいです」と、感極まって涙を見せながら感謝を伝えた。

 

続いて、メンバーと一緒に井田の誕生日を祝っていた佐藤が呼ばれ、NHKの石原プロデューサーより「卒業おめでとう!」と花束が贈呈され、メンバー、そしてスタジオにいたスタッフ一同から大きな拍手が送られ。

 

石原プロデューサーから「最後の収録にどの曲をやりたいか相談していたんだけど、どうしてもチームEのメンバーと一緒に歌いたいんだ、という佐藤の希望があったんですよ」と、チームEの収録を佐藤が強く希望していたことが明かされると、メンバーと佐藤は涙を見せた。

 

歌収録が終わり、佐藤は「最後の歌収録、『AKB48 SHOW!』でチームEのメンバーと一緒に出演できて感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!」とコメントした。

 

この収録の模様は12月16日(土)のBSプレミアム『AKB48 SHOW!』で放送される予定。

 

 

 

“恋愛工学”で滝藤賢一が堀井新太をモテ男に変身させる!『ぼくは愛を証明しようと思う。』でW主演

俳優の滝藤賢一と堀井新太が、12月28日(木)にテレビ朝日で放送されるドラマ『ぼくは愛を証明しようと思う。』(深0・20)にダブル主演する。

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女性を口説き落とす独自のメソッド=“恋愛工学”の達人の永沢圭一(滝藤)と、彼の指南を受けて非モテ男からモテ男を目指す渡辺正樹(堀井)の物語。原作は、恋愛工学を提唱する藤沢数希氏による同名小説。「イエス」と答えるような質問をし続けることで連絡先まで聞き出す「イエスセット」など、現実でも実践可能なテクニックも数々描かれる。

 

男女の恋愛に「情」ではなく「テクノロジー」からアプローチした新しい切り口のドラマに、滝藤は「こういうメソッドがあるなら試してみたいですね。僕はもう結婚して子供もいるので、恋愛では使うことはありませんが、初体験の方や子供相手に使ってみたいと思います」と話し、視聴者へ向けて「“『ぼくは愛を証明しようと思う。』をウチで一緒に観よう!”とか何とか言って終電前に気になる相手を誘ってみたらいかがでしょうか?」と役柄さながらに指南。

 

滝藤と初共演の堀井も「僕と同じように、“恋愛工学”ってこんなにたくさんの技や種類があるなら、いくつか試してみようかなと、視聴者の皆さんもきっと思ってくださるはず。恋愛で悩んでいる人にはすごくためになると思いますし、恋愛だけでなく人生観が変わる作品にもなりえると僕は思っています。見て損はないです。ぜひたくさんの方にご覧いただきたいです!」とPRしている。

 

©テレビ朝日

 

 

 

高畑充希が新郎に逃げられた“鉄の女”に!新年最初のグルメドラマは『忘却のサチコ』で決まり

人気グルメ漫画『忘却のサチコ』が高畑充希主演でドラマ化されることが決定し、テレビ東京系で2018年1月2日(火)夜11時15分から放送されることが分かった。

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本作は、現在好評連載中の阿部潤による同名漫画をドラマ化。常に冷静で完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と一目置かれ置かれる存在だが、結婚式当日に新郎・俊吾に逃亡されてしまう主人公・佐々木幸子が“忘却”のため美食を求め疾走するグルメ・コメディドラマ。

 

本作でテレビ東京ドラマ初主演となる高畑が主人公・幸子を演じる。もともと原作の大ファンだったといい「私自身、サチコさん愛が強い分、演じる時には自分の中で理想が高くなってしまって、普段とはまた違ったプレッシャーにドキドキヒヤヒヤしました」と演じる上での思いを語った。

 

また、サチコの印象について「基本的にはロボット感、増し増しな人ですが、ふとあふれてしまう弱さや、垣間見えるかわいらしさが私は大好きです。分かりやすく共感できるヒロインではないと思いますが、サチコさんに対して『次は何をやるのかな?すごく平気な顔をしているけれど大丈夫かな?』とペットを見守るような感覚で、愛情をもって観察していただけるとうれしいです」と話した。

 

グルメドラマということで、サチコが逃げた新郎を忘れるためにおいしいものを食べるシーンも見どころの1つ。高畑は「(幸子が)食べている時のナレーションのテンポとテンションの高さが好き。台本のせりふの文体がフィーバーしてて(笑)、それが映像と合体したら“激しい”食事シーンになってるので面白いと思います!」とコメントしている。

 

原作者の阿部は「テレビでサチコが動いて、食べて、忘却する!!? しかも演じるのが高畑充希さん!もうこんなにうれしいことはありません!一度、撮影現場にお邪魔させていただいたのですが、そこにいらっしゃったのは高畑さん…いや、サチコそのもので『漫画の中の幸子が…現実に…目の前にいる!!』と人生で味わったことのない衝撃を受けました。プロの役者さんってすごい…!新年1月2日、おなかをすかして楽しみにお待ちしています!」と絶賛した。

 

高畑以外の出演者は近日発表予定。

 

 

<あらすじ>

『忘却』…旨いものをただひたすらに味わった瞬間に達する美食の境地。
佐々木幸子(高畑充希)は同僚にその完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と一目置かれる、文芸誌編集者。私生活では、旅先で出会った俊吾と結婚することに。結婚式の日を迎え、完璧な人生を手に入れた!…はずが、俊吾が結婚式の最中に突如失踪!?理由も分からぬまま幸子は一人、呆然としていた―。
翌日。通常通り出勤した幸子だったが、ふとした瞬間に頭の中に現れる『俊吾』。仕事をしていても、街を歩いていても『俊吾』の事が頭から離れず、自分が想像以上にショックを受けていたことに気が付いた幸子は落ち着こうと定食屋へ。適当に選んだメニューだったが、出てきた定食を何気なく口に運んだ幸子に衝撃が走る―!
それは幸子が『忘却の美食道』へ足を踏み入れた瞬間だった!「忘却のグルメ」を探し求める彼女の前に現れた一筋縄ではいかないグルメとは?そして、幸子が取った驚きの行動とは…!?

 

ドラマスペシャル『忘却の幸子』
テレビ東京系
2018年1月2日(火)夜11時15分から放送

原作:阿部潤「忘却のサチコ」
脚本:大島里美 監督:山岸聖太
出演:高畑充希

 

©阿部 潤・小学館/「ドラマスペシャル 忘却のサチコ」製作委員会

 

 

竹中直人がコントで秀吉役に!内村光良と藤野涼子と共演『LIFE!』12・19放送

12月19日(火)放送する内村光良率いるコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK総合)に竹中直人と藤野涼子が出演することが分かった。

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今回は、これまで大河ドラマ『秀吉』や『軍師官兵衛』の豊臣秀吉役で鮮烈な印象を残してきた竹中がコントで秀吉役に挑戦し、加藤清正役の内村と共演する。竹中は「楽しかったけどフラフラになりました。久しぶりに内村君と一緒にコントができて張り切ってしまいました。すごく楽しかったです!」とコメント。

 

一方の藤野は、今回がコント初挑戦。初々しい姫役で竹中と内村と共演する。「内村さんと竹中さんの掛け合いの中に入れて楽しかったです。初めてのコントで新しい自分を見つけることができました。これからもコントに挑戦したい!」と語った。

 

2017年度、第5弾の『LIFE!』は、座長・内村光良の故郷「熊本」とのコラボを中心に、熊本にまつわるオリジナルコントや、人気キャラクターたちが熊本を巡るロケ企画を実施するほか、11月に行った熊本復興イベントの模様なども紹介する予定。

 

『LIFE!~人生に捧げるコント~』は12月19日(火)NHK総合で後10時から放送。

 

 

 

“Tokyo”の魅力を再確認できる10曲を集めた「東京っていい街だな」プレイリスト

早くも師走に突入したこの時期は、不思議と「東京」という街の風情をいつになく感じてしまいます。年末年始に故郷へ帰省する地方出身者である自分、そして仲間たち。正月三が日を過ぎて帰京。東京生まれ東京育ちの地元っ子は、エアポケットのように閑静になった東京という街で正月を迎えます。

 

年始の東京の青く澄みわたった空を見上げると、「東京っていい街だなあ」と……あらためて、東京の良さを噛み締める人も多いのではないでしょうか。そんな東京の魅力や東京生活への憧れ、東京におけるさまざまな情景を描いた「東京」を歌った楽曲は、ご当地ソングも含めると膨大な数に及びます。

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今回は東京が持つきらびやかな側面と、郷愁にかられる側面とが歌われた楽曲をセレクトしてみました。サウンドアレンジが「東京っぽい(?)」というのもポイントかもしれません。「Spotify」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができますので、東京を感じるプレイリストを楽しんでみてください。

 

【東京っていい街だなあ10曲】

01.クリスタル・シティー/大橋純子&美乃家セントラル・ステイション
(1978年1月リリース)

実力派ソウルシンガーによる1977年に発表されたアルバム「クリスタル・シティー」のオープニングを飾るきらびやかな楽曲。麗しのストリングスとホーンセクションとが華麗に交差し、まさにクリスタルな輝きを放つアーバンなシティ・ポップス。それは夜の摩天楼・新宿西口にそびえ立つきらめきの高層ビル群を思い起こさせる。厳密には東京を歌っていないかもしれないが、ジャケットは当時の新宿住友ビルディングで撮影されているということでひとつご容赦を。

 

02.東京/五輪真弓
(1977年11月リリース)

名曲「恋人よ」における彼女のイメージを覆すような、瑞々しくもちょっとセンチメンタルな気分にもなるナンバー。アルバム・レコーディングでアメリカやフランスに頻繁に渡航していた彼女。久しぶりに自身が生まれた街「東京」に戻り、距離があったからこそ気づく東京の魅力を声高らかに歌い上げる。ラリー・カールトンやパトリース・ラッシェンを始めとした凄腕フュージョン人脈が参加したLA制作。6枚目となるアルバム「蒼空-TODAY-」に収録。

 

03.東京は夜の七時/野宮真貴
(2015年11月リリース)

ピチカート・ファイヴの永遠の名曲を野宮真貴自らがセルフカバー。オリジナル楽曲が持つきらびやかな都会のサウンドトラックといった趣から一転、4ビートで刻まれるクールなジャズタッチのアレンジを施すことで、東京のエレガントな世界観もグンとアップ。これから東京の夜の街に繰り出せば、ワクワクするような瞬間に出会えそうな予感。とはいえ、本来は会えなかったふたりを描いたちょっと悲しい歌でもあるのだけど。

 

04.代官山エレジー/藤井 隆
(2002年2月リリース)

松本 隆ならではの歌世界と、キリンジの堀込高樹による情感あふれる切ない旋律とが見事に溶けあった名作。舞台は今の時期と重なる冬の季節の代官山。甘酸っぱい失恋模様を藤井 隆がビターな味わいで歌い上げる。今では様変わりしてしまった代官山だが、代官山の象徴的なあの通り、あのカフェ。目をつむってこの曲を聴けば、2002年前後の代官山の景色が浮かびあがってくる。これこそが松本 隆が描いた「風街」というマジックかもしれない。

 

05.東京ららばい/中原理恵
(1978年3月リリース)

女優やバラエティタレントとして名を馳せていく以前の彼女のデビューシングル。前年に世界的にヒットしていたディスコソング、サンタ・エスメラルダの「悲しき願い」をモチーフに、ヒットメイカー筒美京平がラテンタッチに解釈したナンバー。午前3時のトーキョーベイ付近のバーでのひととき、明け方6時の山手通りでのまどろみ。都会の華やかさと孤独な側面とを松本 隆が綴る。当時、東京のご当地ソングがないことを意識して書いたとの逸話も。

 

06.東京迷子/思い出野郎Aチーム
(2015年8月リリース)

この夏に新作「夜のすべて」をリリースした話題のソウルファンクバンド。ファーストアルバム「WEEKEND SOUL BAND」に収録のインストナンバー「東京迷子」は、タイトルを踏襲した物憂げなサウンドが印象的で、リフレインする「東京迷子〜♪」というフレーズが、大都会に生きる誰しもがふとした瞬間に感じるロスト感を煽っているようだ。そんなちょっと無骨なソウルミュージックが、この東京砂漠には時折リアルに響いてくる。

 

07.TOKYO SNIPER/流線型
(2006年10月リリース)

音楽プロデューサーのクニモンド瀧口によるプロジェクト。70年代のユーミン、達郎、CTIにAORまでのエッセンスを柱に、現在進行形の視点で再構築したゼロ年代のシティ・ミュージック集。アルバムの表題曲は夜の首都高をクルーズしたくなるアーバンでしなやかなドライブミュージック。後半のハーモニカソロとフェンダーローズの饒舌な音色が、流れる車窓の景色とリンクしていくようだ。ちょっとアンニュイなヴォーカルは一十三十一(江口ニカ)とsaigenji。

 

08.東京っていい街だな/左とん平
(1973年リリース)

和モノ系DJ諸氏の間で愛され続けている、ある意味アフターアワーズに映える隠れた名作。事実、90年代半ばのクラブ界隈、特に小箱で明け方によくかかっていたのを記憶している。東京の澄んだ青い空を彷彿とさせるジャジーかつムーディーなサウンドメイクは、アレンジャーの深町純の手によるもの。そこに俳優の左とん平による東京でのちょっとお間抜けな別れ話を寸劇で、よく言えばトーキング・ブルースが被さる洒落た構成。いろいろあるけど、東京っていい街だよなあ。

 

09.東京/くるり
(1998年10月リリース)

このシングルを携えてメジャーデビューした彼らの衝撃は今でも忘れない。上京したばかりのストレンジャー(岸田 繁)が感じた慣れない東京という居場所、そして地元の「君」を思う愛しさ、寂しさ。バンドがメジャー契約を交わし、東京でチャレンジをしていく彼らの決意と心象風景を重ねてしまう。後半に向かって爆発していく叙情的なバンドアンサンブルは感動的。90年代半ば以降から「日本語ロック」の新たな可能性を追求する流れが再燃したが、その最高傑作とも言える。

 

10.ユリイカ/サカナクション
(2014年 1月リリース)

バンドの司令塔でもある山口一郎は北海道の小樽市出身。東京に居ながらにして思う地方出身者としての東京観が切り取られている。自分が生まれ育った街のことを想い、東京に住むことで生き急いでしまうリアルさを噛み締める。日本人ならではの郷愁感を浮かび上がらせる歌詞が、ダンスミュージックの四つ打ちのリズムの中を泳いでいく画期的な「歌」でもある。決して無機質にならずに、血を通わせた温もりのあるサウンドデザインは唯一無二。

 

東京に住む人もそうでない人も、「東京」をテーマにしたプレイリストを聴いてみて下さい!

秋山竜次主演『黒い十人の秋山』の共演者が決定!仲里依紗、満島真之介ら豪華キャストが脇を固める

秋山竜次主演のテレビ東京系列で12月26日(火)夜11時30分から放送されるドラマ『黒い十人の秋山』に仲里依紗、満島真之介、滝藤賢一、堀内敬子、山内圭哉の出演が決定した。

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捜査一課の女刑事・桐島さなえを演じる仲は、もともとクリエイターズ・ファイルの大ファンだったそうで「今回の夢のような企画のお話を頂けたことがとても光栄です」と喜んだ。さなえの部下・取手健を演じる満島は「秋山さんを目の前に、真剣になればなるほど笑いをこらえるのに必死でした(笑)。どこを見ても秋山さん。でも、そこには秋山さんじゃない十人がいます。一年の疲れが吹っ飛びますよ!お楽しみに」とコメント。

 

ホテルの客で殺害されてしまう本庄一郎役は滝藤。「あのエディ・マーフィですら1人7役なのに、秋山さんは10役ですからね。しかもどのキャラクターもクオリティーが高く、細部まで丁寧に作りこまれている」と感心しきり。さなえの従姉・桐島ケイを演じる堀内はロバートのライブを見に行くぐらいのファンだそうで、「お話を頂いた時は心の中でガッツポーズしてました(笑)」と、さらに「撮影中は笑いたくなる気持ちを必死に封印して、コントにならないように頑張りました」とエピソードを明かした。

 

そしてホテルのオーナー・大城武史を演じる山内は「企画が企画だけにリアリティーが必要だと思ったので、なるべくステレオタイプな芝居にならぬよう意識して臨みました。老若男女問わず、気楽に見ていただければ幸いです」と見どころを語っている。

 

<イントロダクション>

嵐の夜、離島のホテルで客の本庄(滝藤)が殺された。宿泊していた刑事・さなえ(仲)と部下・取手(満島)は、停電の間に出入りした10 人の宿泊客の中に犯人がいると断定。オペラ歌手・冴島響一郎、トータル・ファッション・アドバイザー・YOKO FUCHIGAMI、美人秘書の戻川茜、外国人画家のパトリック・ベイカー、ファッションモデルのリシエル、サーファーのヒデト、プロゴルファーの犬塚聡子、美容整形外科医の財津隆也、建設会社社長の神取忠、猫を飼う男・村田安夫など、容疑者は一癖も二癖もある怪しい人物ばかり(全て秋山竜次)。

 

さなえ、取手に加え、なぜかホテル従業員でさなえの従姉のケイ(堀内)の3人で捜査を進めるが、全員アリバイがあった。さらにホテルのオーナー大城(山内)にも疑惑の目が向けられ、事態は混迷を深めていく。次々と現れる証拠や証言で意外な人物が浮かび上がる…そこには過去の陰惨な未解決事件が関係していた! 真犯人は一体誰なのか…!?

 

 

出演:秋山竜次(ロバート)/仲里依紗/満島真之介/
堀内敬子/山内圭哉/滝藤賢一
脚本:根本ノンジ/濱谷晃一
監督:筧 昌也
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/kuroijyunin_akiyama/

©テレビ東京

 

 

 

期待度さらにアップ!19年大河『いだてん』ビートたけし、森山未來、神木隆之介ら7人の出演を発表

中村勘九郎・阿部サダヲがW主演を務める、2019年NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の第2弾出演者発表会見が11月29日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、ビートたけし、森山未來、神木隆之介ら7人が出演することが発表された。

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宮藤官九郎が脚本を手掛ける本作は、オリンピックをテーマに大河ドラマとしては33年ぶりとなる近現代史を描く物語。日本が初参加した1912年のストックホルム大会から、1964年の東京オリンピック実現までの激動の52年間を、中村勘九郎と阿部サダヲがリレー形式で主演を務める。

 

今回、新たに発表されたキャストは、ビートたけし、森山未來、神木隆之介、橋本愛、峯田和伸、川栄李奈、松尾スズキの7人。たけしは“落語の神様”として知られる古今亭志ん生役、森山は若き日の志ん生・美濃部孝蔵役、神木は志ん生の弟子・五りん役、橋本は浅草の遊女・小梅役、峯田は浅草の人力車夫・清さん役、川栄は五りんの彼女・知恵役、松尾は伝説の落語家・橘家圓喬役を演じる。

 

制作統括を務める訓覇圭チーフ・プロデューサーは本作の流れについて「サブタイトルに“東京オリムピック噺”とつけておりまして、1964年の東京オリンピックを間近に控えて、昭和の大名人・古今亭志ん生さんがオリンピックの歴史を振り返り、落語で語っていくというスタイルで描いていきます。“落語の神様”と言われた志ん生さんが、金栗さん(中村)と田畑(阿部)さんを主人公にしたオリンピックの物語をしゃべりつつ、ちょいちょい自分の人生を挟み込んでいって、全47話観終わると志ん生さんの自伝を観たような仕掛けを考えています」と説明。

 

志ん生を落語家で一番尊敬しているというたけしは「全盛期の落語の音源も持っていまして、その役がきたことがうれしくてしょうがないんです。ほとんどの仕事にプレッシャーがかかるってことはないんですが、今ひさびさ夜中に落語を聞いたりして、一応頑張っています。(志ん生の)雰囲気が出ればいいと思うんですが、とにかく国宝みたいな人だったから、少しでもそんな感じが出ればいいなと。あとは宮藤官九郎さんが書いた台本のせいです」とコメント。

 

たけしが演じる志ん生の若き日を演じる森山は「志ん生さんの若い頃を知っている方は今ほとんど生きていらっしゃらないなかで、どういうふうに美濃部孝蔵を考えればいいかなと今考えているところです。撮影期間の1年半楽しませてもらえればなと思います」と。

 

さらに、自身が演じる役が後にたけしが演じることについて「一体誰を参考にしたらいいのか、物まねするわけにもいかないので…」と言葉に詰まっていると、たけしから「俺になるんだから『何だ、バカヤロー!』『ダンカン、バカヤロー!』って言っていればいい」とアドバイス。

 

脚本家の宮藤とは映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(16)以来のタッグとなる神木は「宮藤さんの作るリズムとか、一言一言の言葉だったり、ボケとかツッコミとかそういうのが大好きですし、観ているのも好きです。自分で実際に演じているのも楽しいので、今回もただひたすらに楽しむことができたらいいなと思っています」とにっこり。

 

また、東京オリンピックの思い出を聞かれた、たけしは「ちょうど都立の学校に入ったばかりで、都立の学校の生徒は誰も来ない競技場に穴埋めとして行くことになった。国立競技場の陸上ホッケーのインド対パキスタンの決勝戦で、どっちがどっちだか全然分からない」と。さらに、「ヒゲ生やして、ターバン巻いて骨みたいなのを持って走り回っている姿が映って、それをたばこ吸いながら見てたら先生に思いっきり殴られて、『これが世界に放送されるんだバカ』と言われて、家に帰された思い出しかありません」と当時を振り返り、会場を笑わせた。

 

2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』は、2019年1月放送予定。

 

 

 

鈴木亮平、柴咲コウからの浜松みかんに感激「つやつやで丸くて立派」大河主演がバトンタッチ

毎年恒例の大河ドラマ主演バトンタッチセレモニーが11月30日(木)に行われ、12月17日(日)に最終回を迎える『おんな城主 直虎』主演の柴咲コウから、来年1月7日(日)スタートの『西郷どん』鈴木亮平へ主役のバトンがつながれた。

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『西郷どん』のセット内で行われた会見。1年以上に渡る撮影を終え、先月10月にクランクアップを迎えた柴咲は「夢中にやっていたらあっという間に終わっていました。鈴木さんも楽しみながら撮影してください」と鈴木にエール。鈴木から演じる上で気を付けることを質問されると、「集中力を保つことが大事」とし、「私の場合は、狭い部屋に引っ越しをして、せりふを覚えて寝ることしかできないようにしました」とアドバイス。想像の斜め上を行く回答に困惑ぎみの鈴木は「…なるほど!」と苦笑いを浮かべつつ「なるべく狭い空間にいるようにします!」と先輩の教えを頭に叩き込んでいた。

 

この日は、毎回おなじみの物々交換も。ドラマゆかりの地にちなみ、柴咲は「静岡県浜松市のみかん」、鈴木は「薩摩切子」を送り合った。「つやつやで丸くて立派で、ビタミンがたくさん取れそう」とみかんに感激の鈴木は、「こたつにみかんは冬の風物詩。日曜は(撮影が)休みなので、こたつにみかんで放送を見たいと思います」と笑顔。いっぽうの柴咲も、「もともと切子が好きで自分でも買うほどなんですが、これはモダンな形で柄もきれい」とうれしそうに何度もグラスを覗いていた。また、スタッフたっての希望で、急きょ巨大なさつまいもも鈴木から柴咲にプレゼントされることになり、さつまいもをはさんでのツーショットに会場は大爆笑だった。

 

『直虎』も残すところあと3話。ドラマの見どころを聞かれた柴咲は「諦めるという1つの形をとった直虎だけど、また万千代ひいては徳川に共鳴して、また改めて覚悟を決めることになるんです。最後まで見守っていただけたらうれしいです」とメッセージ。

 

『西郷どん』放送スタートまで約1か月となった鈴木は「『西郷どん』の西郷隆盛は、とにかくよく笑って泣いて走って、そんなエネルギッシュな人になっています。あんなに体の大きな人が必死になって走り回ってるんだから、月曜から私も頑張ろうって思ってもらえるドラマになっていると自信を持っています」と胸を張り、「ぜひ2017年は『直虎』、2018年からは『西郷どん』をよろしくお願いします」と締めくくった。

 

『おんな城主 直虎』は、毎週(日)後8・00よりNHK総合ほかにて放送。『西郷どん』は、2018年1月7日(日)スタート。

二階堂ふみ、真野恵里菜が浅野忠信×神木隆之介『刑事ゆがみ』第9話にゲスト出演

12月7日(木)放送の『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)の第9話ゲストとして、二階堂ふみ、真野恵里菜が出演することが決定した。

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第9話では、資産家の元医師が自宅で変死体となって発見され、弓神(浅野忠信)や羽生(神木隆之介)らは捜査を始める。被害者の薮田恒男(渡辺哲)は、熱湯が張られた風呂の中で、体に無数の傷やあざをつけられるという異様な方法で殺されていた。屋敷内の金庫の中身や高価な美術品は盗まれておらず、薮田の上着から「積年の恨み、ここに晴らす」と書かれたノートの切れ端が見つかっていたことから、怨恨の線で捜査は進む。恒男の第一発見者は、薮田家に通う家政婦・石崎春菜を二階堂ふみが演じる。

 

二階堂は、映画「私の男」(2014年)で浅野と共演。日本アカデミー賞優秀主演女優賞、ニューヨーク・アジア映画祭 スター・アジア・ライジング・アワードを受賞している。神木とは、ドラマ『東野圭吾「変身」』(2014年・WOWOW)で共演している。

 

また、今回の事件の重要な証拠を洗い出す、うきよ署の鑑識係・子門真佐子を真野恵里菜が演じる。真野は、浅野とは今回が初共演、神木とは、映画「SPEC~結~」(2013年)以来約4年ぶりの共演となる。

 

<二階堂ふみコメント>

◇『刑事ゆがみ』に出演が決まったときの感想。浅野さん・神木さんとの共演について。

「こだわって作ってらっしゃる作品に携わることができて、とてもうれしかったです。浅野さんは、久しぶりにお目にかかっても、とてもすてきで、気さくで、独特の雰囲気をお持ちの方だなと思いました。今日初めての撮影だったので、はじめは結構緊張していたんですが、神木君が居てくださったのでとても心強くて、今回もたくさん引っ張ってくださいました。合間に私が『セリフ言うの緊張するんだ…』と言うと、『そうだよねー』といろいろ話を聞いて貰ったりして、とても楽しく撮影することができました」

 

◇今回の役をどのように演じましたか?

「楽しい役だなと思ったので、作品の雰囲気がヒリヒリしている中でも見ている方が“クスッ”と笑っていただけるようなチャーミングな役になればいいなと思います」

 

木曜劇場『刑事ゆがみ』

フジテレビ系

毎週(木)午後10時~10時54分

当該日:12月7日(木)午後10時~10時54分

 

<出演者>

浅野忠信 神木隆之介 山本美月 仁科 貴 橋本 淳・稲森いずみ 他

公式HP: http://www.fujitv.co.jp/yugami/

公式Twitter:@keiji_yugami

公式Instagram:keiji_yugami

 

©フジテレビ