愛美「今この瞬間を楽しんで、人生を大切に生きる──そうした思いをアルバムタイトルに込めました」ニューアルバム『LIVE IT NOW』

声優、アーティストとして活躍する愛美が約2年ぶりとなるアルバム『LIVE IT NOW』をリリース。今作で彼女がテーマに掲げたのは“ライブ”と“人生”。ファンへの思いや自分が歌を歌うことの意味、そしてこれまで以上にロックな一面を打ち出した楽曲など、多彩なコンセプトを持った楽曲が並ぶ一枚に。7月からスタートするライブへの意気込みと合わせて、新たに収録された楽曲へのこだわりをうかがった。

 

愛美●あいみ…12月25日生まれ。2010年に『探偵オペラ ミルキィホームズ』にて声優デビュー。翌年には声優アーティストとして歌手活動をスタート。代表作に『戦姫絶唱シンフォギアXV』ミラアルク役、『アイドルマスター ミリオンライブ!シリーズ』ジュリア役など。『BanG Dream!』ではコンテンツから発生したリアルバンド「Poppin’Party」のフロントメンバー・戸山香澄役(Gt./Vo.)としても活躍。現在、『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』(ミレーヌ役)に出演中。公式サイトXInstagramYouTube

 

もし人生最後の歌を歌う時が来たら……

──アルバムのリリースは2年ぶりになるんですね。

 

愛美 そうなんです。自分では全くそんな感じがしなかったので、びっくりしました。

 

──アルバム名が『LIVE IT NOW』。このタイトルにはどのような思いを込められたのでしょう?

 

愛美 今回はアルバムのリリースと同時にライブツアーの開催も決定していたので、そこからイメージしていきました。私の中でライブって、“今、この瞬間を楽しむ空間”という思いがあるんです。また、LIVEには《生きる》という意味もありますので、“今を生きる”というメッセージも音楽で表現していきたいなと思ったんです。

 

──収録曲を見ると、前作『AIMI SOUND』以降のシングル曲を網羅しているとともに、一部のカップリング曲(『ザ・センセーション』『ステラメロウディ』)も収録されています。このセレクトされた2曲はいずれも愛美さんの作詞ですね。

 

愛美 確かに! 純粋に『LIVE IT NOW』のコンセプトに合わせて楽曲を選んだらこうなりました。『ザ・センセーション』はもともとライブで盛り上がれる曲を想定して作ったものなので、絶対に入れたくて。また、もう一曲の『ステラメロウディ』はリリースした時からファンの皆さんからの評判がすごく高かったんです。“推し”に対する気持ちを歌詞にしたもので、《推しは推せるときに推せ!》という名言もあるように(笑)、その気持ちってまさに『LIVE IT NOW』のテーマに合うなと思ったんです。

 

──ファンへの愛美さんの優しさが感じられる曲ですよね。それに、アルバム終盤に収録されていることからも、愛美さんにとって大切な意味合いを持っている曲なんだなと感じました。

 

愛美 この『ステラメロウディ』からアルバムラストの『will』への繋がりは少し悩みました。すごくきれいな流れのようでいて、実は受け取り方によってはちょっと残酷さもあるなと感じているんです。

 

──と言いますと?

 

愛美 先ほどもお話したように『ステラメロウディ』は“推し”に向けて書いた曲であると同時に、それを推される対象である私が歌うことで、皆さんが特別な感情を持って聴いてくれる曲になったと思うんです。でも、その後に続く『will』では、歌詞が《これが人生最後の歌になるかもしれない》という言葉で始まる。この一行で、もしかして私がこのアルバムでアーティスト活動を辞めてしまうのでは? という受け取り方をされる方がいるんじゃないかと思って。

 

──深読みすると、確かにそう感じてしまいますね。その《これが人生最後の歌になるかも》という歌詞にはどのような思いを込めたのでしょう?

 

愛美 決して私が音楽活動を終わらせたいという意味ではなく、きっと多くのアーティストさんが一度は自分の活動の終わりというものを考えたことがあると思うんです。例えば、自分の意志に関係なく、どうしても辞めざるを得ない状況が来てしまうかもしれませんし、もしかすると歌が嫌いになる日が来るかもしれない。だからファンの方に対して、ありがとうとごめんねの気持ちを少し伝えたくなって。それを宮田’レフティ’リョウさんがとっても素敵な楽曲にしてくださったんです。

 

──レフティさんとはどのように楽曲を制作していかれたのですか?

 

愛美 レフティさんのほうから、「愛美さんがこの楽曲に反映したいキーワードなどがあれば 」と言ってくださって。その答えを言葉にしてお渡ししたところ、私の気持ちを汲み取った形で、詞とメロディを書いてくださったんです。

 

──こうしたご自身のメッセージ性が強い曲を歌う時は、やはりレコーディングでも気持ちが少し違うものですか?

 

愛美 歌いながらところどころで込み上げてくるものはあります。なので、歌声に込める感情のバランスが難しかったです。レコーディングではどうしても冷静にならざるを得ない瞬間もあったので、ライブで自分がどうなるのかが楽しみですね。お客さんを前にすると、感情に支配されて歌がぐちゃぐちゃになるかもしれないです(笑)。

 

──なるほど。でも、そうした深みのある楽曲がアルバムラストを美しく飾っている一方で、その直後にボーナストラックとして収録された『はれるといいよね』を聴くとすごく心が救われます(笑)。

 

愛美 私も救われます(笑)。この『はれるといいよね』は妹と電話をしている間に作りました(笑)。ある意味、いちばんリラックスしている時に生まれた楽曲と言えます。

 

──歌詞もメロディもすごくかわいいです。

 

愛美 ありがとうございます。こうした楽曲は今までも何度か作ってきたのですが、いつもメロディを考えると同時に適当な言葉を音に乗せていき、勢いで作っていきます。この曲は、《らんらんらんららん》というフレーズが最初に生まれて、《あしたは晴れるといいよね》という歌詞が浮かんでどんどん繋げていきました。これから梅雨の時期ですし、憂鬱な気分が続く日がくるかもしれませんので、ぜひそんな日はこの曲を聴いて気持ちを晴れやかにしてほしいなと思います。

 

ライブで盛り上がれる最強の王道ロックを手に入れました!

──では、少し順番が前後してしまいましたが、アルバムに収録された新曲についてもそれぞれうかがえればと思います。まずはアルバム一曲目の『オネシャス!』。

 

愛美 生命力を感じられるサウンドですし、華やかさもありますよね!まさに幕開けにふさわしい楽曲なので、デモを聞いた瞬間に絶対にアルバムのオープニングにしようと決めました。ここからの『ザ・センセーション』と『MAGICAL DESTROYER』という3曲の流れは、自分でいうのもなんですがものすごく激アツです!(笑)

 

──確かに異なるロックな“愛美ワールド”が続く並びだなと感じます。その『MAGICAL DESTROYER』のあとに来るのが『5&I』。不思議なタイトルですね。

 

愛美 この楽曲はKITA.さんに作っていただいたものです。このアルバム制作よりも前から存在していた楽曲なのですが、“人生”をテーマにした曲なので、今回の『LIVE IT NOW』のコンセプトに合うなと思い、歌わせていただきました。

 

──歌詞を読むと、6度目の人生を表現した曲だから『5&I』というタイトルなんですね。

 

愛美 今の人生が終わったとしてもまたきっと生まれ変われるし、たとえ何度目の人生だろうと、新しい世界で二人の時間を作っていきたいねという思いが感じられます。あたたかいサウンドを楽しんでいただける素敵な曲になったなと思います。

 

──続いての『if』は愛美さん自身が作詞をされています。

 

愛美 『if』の作詞作業はいつも以上に悩みました。というのも、私がこのアルバムを通して伝えたかったことはすでに『will』に集約されていて、これ以上自分を掘り下げても『will』を越えるものは出てこないと思ったんです。そこで、自分以外の部分に目を向けた歌詞にしました。

 

──具体的には?

 

愛美 私が出演させていただいている作品のキャラクターの関係性を愛美ならではの視点で見つめた歌詞にしたんです。私のことをよく知っているファンの方は、“もしかしたらあの作品かな……?”と想像して楽しんでいただけると思います。

 

──そして、その『if』から続くのが『C’est la vie drive』。ライブで間違いなく盛り上がりそうな曲です。

 

愛美 はい、王道ロックです! 嘘とカメレオンの渡辺(壮亮)さんに書いていただいた曲で、イントロを聴いた瞬間に「かっこいい!!」と、最高にテンションが上がりました。実をいうと、私ってそんなに王道ロックを数多くは歌ってきていないんです。シングルで歌わせてもらうこともありますが、そうするとカップリングは世界観の異なる曲に挑戦したくなるので、結果的にロックをあまり歌っていないという現象が生まれてしまって(笑)。なので、ライブでセットリストを考える際に盛り上がりのパートで悩んだりもするのですが、今回こうして最強の楽曲を手に入れたので次のライブが楽しみです!

 

──そのライブツアーがいよいよ7月からスタートしますね。

 

愛美 きっと皆さんも同じ気持ちだと思いますが、私も待ちに待っていました! 前回のライブもすごく楽しかったんです。ただ、まだ客席で声を出せない状況だったんですよね。コール&レスポンスができる曲などもたくさん用意していたのですが、それを止められているお客さんのもどかしさをステージ上からもひしひしと感じて。ですから、その時の思いを晴らすように、今回のツアーではたくさん盛り上がりたいと思います!

 

──熱いステージを期待しています。

 

愛美 ぜひ! 愛美の曲はライブをしてなんぼみたいなところがありますから! あ、でも、楽曲の印象もあって激しいステージをイメージされている方も多いと思うのですが、“愛美のライブは想像以上に治安がいい”と評判ですので(笑)、初めての方も安心して遊びに来ていただければと思います。

 

人生を大きく変えてくれたレスポールは宝物です

──ここからは少し愛美さんと音楽の関係性についてもお聞きしたいのですが、最初に手にした楽器は何でしたか?

 

愛美 たぶんギターだと思います。音楽一家の家庭で育ったので家に楽器があり、ギターを持っている幼少期の写真があるんです。ですから、それが初めての楽器だったと思います。その後は小学生の時にピアノを少し習い、中学ではブラスバンド部でサックスを吹き、高校では友人たちとバンドを組んでいました。しっかりとギターを練習したのは高校になってからでした。意外にもFのコードにつまずかず、今に至ります。

 

──では、これまで使ってきた楽器で特に思い入れのあるものを挙げていただくと?

 

愛美 ギブソンのレスポール・スペシャルですね。上京してから買ったギターなんですが、『アイドルマスター ミリオンライブ!』で演じたジュリアという役がギターを弾くロックな女の子だったんです。それで、ライブの時に同じようにギターを弾くパフォーマンスをしてみてはどうかと提案され、買いに走ったのがレスポール・スペシャルでした。これがきっかけで『BanG Dream!』(戸山香澄役)の出演に繋がったり、今こうしてアーティスト活動をしながらギターを弾かせてもらっているので、自分の人生を大きく変えてくれたという意味でも、思い出深いギターです。

 

──今後挑戦してみたい楽器はありますか?

 

愛美 ドラムかベース。特にドラムは本気で習いに行こうかなと思っているぐらいです。少し前にSILENT SIRENさんのライブを見に行かせてもらった時、改めてバンドっていいなと思えて。私もバンド活動をしていますが、フロントマンなので、ドラムのように常にメンバーの後ろでみんなを支えるかっこよさに憧れるんです。ドラムやベースにはギターやボーカルとはまた違ったバンドの屋台骨としての魅力がありますし、そうした縁の下の力持ちにすごく惹かれます。

 

──いつか披露される日が来るのを楽しみにしています。また、今回のアルバムでも何曲か作詞をされていますが、いつも歌詞を書く際はどのような状況の時が多いですか?

 

愛美 メロディをいただいてから考えることが多いので、何度も曲を繰り返し聴き、パッとアイデアが浮かんでくるのを待つ。ひたすらそれだけですね(笑)。

 

──歌詞を考える時のマストアイテムや環境作りなどはあるんでしょうか?

 

愛美 それがまだなくって。あったらいいなと思っていろいろ試してはいるんです。例えば、好きなものをひっきりなしに食べながら考えるとか。でも、この前やってみたら、作詞は進まずただただ食べてるだけで終わりました(笑)。

 

──(笑)。新たな発想が生まれることはなく?

 

愛美 残念ながら……。食べている間は、“あ〜、これ美味しいな”っていう感覚に脳が支配されているので、この方法はもしかしてよくないのかもっていうことだけが分かって(笑)。ただカロリーを摂取しいているだけでした。

 

──では最後に、音楽とは関係なくても結構なのですが、普段愛用しているガジェットなどがありましたら教えてください。

 

愛美 1つはiPadです。この子と24時間一緒にいると言っても過言ではないです。台本の確認はもちろん、写真や映像のチェック、楽譜の管理など、すべてのことをこのiPadでやっています。ゲームもするので、私のここ数年はこの一枚に集約されていると言えます。

 

──そこまでいくとiPadなしの人生が考えられないですね。

 

愛美 本当に。家に帰るとカバンからまずiPadを出し、仕事をしたり、動画サイトを見てご飯を食べたりして、ベッドに入っても寝落ちする寸前まで「イラストロジック」というゲームをプレイしています(笑)。

 

──では、もう1つは?

 

愛美 プロポリスキャンディー(森川健康堂)ですね。スプレータイプもあるのですが、常備しているのはキャンディです。これを2〜3個ほど水に溶かして飲んでいるんです。水分の摂取と同時に喉のケアもできるので、すごく効率がいい(笑)。ライブのリハーサルやアフレコの時の必需品ですね。

 

 

 

<RELEASE INFORMATION>

愛美 ニューアルバム
「LIVE IT NOW」

2024年6月12日(水)リリース

初回限定盤〈CD+Blu-ray〉:7800円(税込)

 

(初回限定盤のみ)

[Blu-ray]
AIMI BIRTHDAY EVENT 2023 –ACOUSTIC LIVE-
「MAGICAL DESTROYER」「煩悩☆パラダイス」「HELP」「メリトクラシー」MUSIC VIDEO 収録

[封入特典]
写真集「UNUSUAL」
ステッカーシート(B6サイズ)
愛美オリジナル・イラストロジックカード

 

通常盤〈CD ONLY〉:3300円(税込)

https://aimi.lnk.to/LIVE_IT_NOW

https://aimi.lnk.to/LIVE_IT_NOW-MUSIC

 

<LIVE INFORMATION>

AIMI LIVE TOUR 2024 “LIVE IT NOW”

2024年7月14日(日) 大阪・GORILLA HALL OSAKA 16:00開場 / 17:00開演
2024年7月27日(土) 愛知・ダイアモンドホール  17:00開場 / 18:00開演
2024年8月4日(日)  東京・豊洲PIT  16:00開場 / 17:00開演

 

 

取材・文/倉田モトキ

『ハイキュー!!』ガチ勢・櫻坂46森田ひかる、栗原恵、令和ロマンくるまが魅力を熱弁 名シーンにイワクラ涙腺崩壊、吉住も共感

6月18日(火)放送の『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日ほか 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域除く)は、ゲストに森田ひかる(櫻坂46)、栗原恵、髙比良くるま(令和ロマン)を迎えて『ハイキュー!!』を特集する。

 

ちょっと変わった視点を持つ新世代の女性芸人、蛙亭・イワクラと吉住が、現代社会の“心が疲れきった大人たち”にそっと寄り添うトークバラエティ『イワクラと吉住の番組』。記念すべき放送100回目を迎える今回は、絶大な人気を誇る『ハイキュー!!』を特集する。

 

『ハイキュー!!』は小柄ながらも抜群な瞬発力&跳躍力を誇る主人公・日向翔陽、そのライバルで相棒の天才セッター・影山飛雄を中心に、バレーボールに懸ける高校生たちを描いた大人気青春漫画。2012年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、2014年のアニメ化をきっかけに人気が爆発。2020年の連載終了から4年がたとうとしている現在も、映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」がロングラン上映中、興行収入100億円を突破するなど、その勢いはとどまるところを知らない。

『イワクラと吉住の番組』(c)テレビ朝日

 

番組では、そんな『ハイキュー!!』を愛してやまない森田ひかる(櫻坂46)、栗原恵、髙比良くるま(令和ロマン)が「大好きなキャラクターと名シーン」や「心に残る名言」を厳選して紹介。熱弁に次ぐ熱弁で、『ハイキュー!!』初心者のイワクラ&吉住を“沼”へと引きずり込む。

 

ゲスト3人はいずれもガチ中のガチ勢。くるまは、他の2人を押しのける勢いで序盤から『ハイキュー!!』愛あふれる熱烈トークを展開。その熱量に、吉住が思わず引いてしまう場面も。「感情移入しやすい漫画」「スポーツ漫画なのに、せりふ周りの文学的な表現がすごく優れている!」と唯一無二の魅力を力説しながら、普通の人はうっかり見逃してしまいそうな小ネタ描写についても熱弁する。

『イワクラと吉住の番組』(c)テレビ朝日

 

もちろん、森田&栗原も負けてはいない。「櫻坂46は『ハイキュー!!』が大好きなメンバーがすごく多いので、普段から語り合っていて、映画も一緒に見に行ったりしました」という森田。くるまも「オタクの鑑!」とうなるマニアックな熱量&愛を大放出しながら、「初めて泣いた」という名シーンも激推しする。

 

一方、元バレーボール女子日本代表の栗原も「バレーをやっていたから、逆に刺さる。自分の体験と重ねてしまって、もう一度青春を見ているよう!」と目を輝かせる。

 

さらに、くるまが「『ハイキュー!!』は気合や根性の話じゃないんです!」とアピールし、その象徴ともいうべき激アツ名シーンを紹介。すると、そのシーンを見たイワクラの目から大粒の涙があふれ出し…。吉住も「すっごくバラエティと重なる!」と共感し、バラエティ番組出演時の人知れぬ苦労を打ち明ける。

 

番組情報

『イワクラと吉住の番組』
テレビ朝日ほか ※一部地域除く
2024年6月18日(火)深夜0時15分~0時45分

<出演>
イワクラ(蛙亭)、吉住
ゲスト:森田ひかる(櫻坂46)、栗原恵、髙比良くるま(令和ロマン)

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/iwakura_yoshizumi/
公式X:https://twitter.com/iwakurayosizumi
TVer:https://tver.jp/series/sr3ehnrfd9

(c)テレビ朝日

「隠れ糖尿病」「スマホ気象病」「歩きスマホによる健康被害」など令和の現代病を徹底解説『カズレーザーと学ぶ。』

6月18日(火)放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系 午後10時~11時)は、「知らないうちにあなたをむしばむ!令和の現代病SP」をテーマに送る。

(左から)岩田絵里奈アナ、武藤十夢、斉藤慎二、森川葵、ゆうちゃみ、こがけん、カズレーザー

 

講義では「痩せているほどかかりやすい!? 若者をむしばむ“隠れ糖尿病”」「頭痛、だるさ、肌のくすみまで!? 今急増中の“スマホ気象病”」「O脚で老け顔に!寿命が縮む歩きスマホの恐怖!」の3つのテーマを深掘りしていく。

 

「糖尿病」というと肥満体形の病気だとイメージする人も多いかもしれない。しかし現在、食事を節制する20代~30代の痩せ気味の若者の間で、自覚症状なしに進行する「隠れ糖尿病」がひそかに増えているという。糖尿病は膵臓から分泌されるホルモン(インスリン)が出にくくなることで血液中のブドウ糖濃度が高くなってしまう病気で、合併症として視力低下や脳卒中なども引き起こすことがある。

 

そんな糖尿病の予備軍である「隠れ糖尿病」だが、食後に眠気やだるさを感じてよく昼寝をしてしまう人は要注意。事前に糖尿病検査を受けた番組出演者たちの中にも「隠れ糖尿病」の傾向が…。

 

講義では、ひそかに進行するからこそ知っておきたい「隠れ糖尿病」の兆候を徹底解説する。

 

「低気圧の日に頭痛がする」など気候の変化によって体調不良を感じる方がいる。これは「気象病」という病で、女性では8割を超えるという調査結果もある。

 

現在急増しているのが「スマホ気象病」と呼ばれるもの。スマホの使いすぎで首の骨の形が変わってしまう「ストレートネック」、いわゆる「スマホ首」が、気圧の変化を感じ取る「内耳」の血流を不足させることで、気圧に敏感になり、頭痛やめまいなどを引き起こしていると考えられるそう。

 

講義では、気圧が引き起こすさまざまな人体への影響、そして気象病を悪化させる「スマホ首」の改善方法まで幅広く解説する。

 

「歩きスマホ」の危険性といえば、接触事故や交通事故などのリスクを思い浮かべるが、実は重大な健康被害が起こる可能性があるという。

 

「歩きスマホ」をしていると、歩行速度が通常より遅くなることが研究で分かっているが、なんと歩行速度の遅さは寿命の短さと関係しているという。それだけでなく、歩行速度が遅くなることで脳が縮小し老化を招くという研究結果まで。そのほか「歩きスマホ」はO脚の原因になるとも指摘されている。

 

歩くことと脳の活動にはいったいどんな関係があるのか。「歩きスマホ」のもたらす人体への影響からその関係性について考える。

 

番組情報

『カズレーザーと学ぶ。』
日本テレビ系
2024年6月18日(火)午後10時~11時

TVerでリアルタイム・最新話を無料配信

MC:カズレーザー(メイプル超合金)
出演者:こがけん、斉藤慎二(ジャングルポケット)、武藤十夢、森川葵、ゆうちゃみ(五十音順)
専門家:佐藤純、田村好史、久道勝也(五十音順)
進行:岩田絵里奈(日本テレビアナウンサー)

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kazu/
X:https://x.com/kazutomanabu
Instagram:https://www.instagram.com/kazutomanabu_ntv
TikTok:https://www.tiktok.com/@kazutomanabu

(c)日本テレビ

福原遥が『マル秘の密子さん』クランクイン!華麗なるビジュアルが初公開&インスタグラムも開設

福原遥が主演を務める土ドラ10『マル秘の密子さん』(日本テレビ系 7月13日(土)スタート 毎週土曜 午後10時)がクランクイン。福原演じる本宮密子の華麗なるビジュアルが初公開された。

『マル秘の密子さん』(c)日本テレビ

 

福原が演じるのは、謎に包まれた“トータルコーディネーター”本宮密子。どんな手を使っても、依頼者を必ず成功させる謎多き女だ。そんな密子役のイメージからは程遠い爽やかな笑顔で初夏の晴れ渡った青空の下、撮影現場に現れた福原。少しはにかみながら撮影スタッフににこやかにあいさつした福原だが、いざ撮影が始まると雰囲気が一変する。

 

最初の撮影は、公園で見知らぬ子供との触れ合いのシーン。先ほどまでの晴れやかな笑顔から一変して、固い意志を秘めたような謎めいた微笑を浮かべる福原。

 

トータルコーディネーターとは。物語の鍵となるシングルマザー今井夏(松雪泰子)は密子の力で変われるのか。そして、本宮密子の本当の目的とは。

 

出演者のファッションも大きなポイントになりそうだ。密子の少し厚めに作った前髪、ビンテージクラシックを基調としたカラフルな衣裳に身を包んだ姿など、これまでの福原の健康的で透明感あふれるイメージとは変わって、華やかでありながらどこか謎めいた印象を与える。トータルコーディネーターとして依頼人を変えていくだけでなく、密子自身のさまざまに表情を変えるコーディネートにも注目だ。

『マル秘の密子さん』(c)日本テレビ

 

また、そんな密子にコーディネートされる今井夏はもちろん、ドラマに登場する出演者の華やかなファッションも物語に彩を加えていくことになりそうだ。

 

そして、本宮密子自身が運営する公式インスタグラムが開設された。ドラマを彩る出演者のすてきなコーディネートは今後、本宮密子インスタグラム及び番組公式SNSで紹介される予定。

 

番組情報

土ドラ10『マル秘の密子さん』
日本テレビ系
2024年7月13日(土)スタート
毎週土曜 午後10時〜

<キャスト>
福原遥、上杉柊平、清水尋也、志田彩良、吉柳咲良/松雪泰子 ほか

<スタッフ>
脚本:丑尾健太郞、藤岡明子、上野詩織、ばばたくみ
音楽:Ken Arai
演出:中茎強、小室直子、伊藤彰記、苗代祐史
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:鈴木亜希乃、柳内久仁子
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式X:https://x.com/maruhi_mitsuko
番組公式TikTok:https://www.tiktok.com/@maruhi_mitsuko
番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/maruhi-mitsuko

(c)日本テレビ

樋口日奈主演『初恋不倫』ポスター解禁 追加キャストに平井亜門、永尾まりや、小島梨里杏 OP曲はOurin-王林-、ED曲は学芸大青春

元乃木坂46の樋口日奈が連続ドラマ初主演を務めるDRAMA ADDICT『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』(BSテレ東/テレビ大阪ほか 7月3日(水)スタート 毎週水曜 深夜0時~0時30分)のポスタービジュアル、追加キャスト、楽曲情報が解禁された。

『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』(c)「初恋不倫」製作委員会 2024

 

本作は、大人のリアルな恋心を描いた横馬場リョウによる電子コミック「初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~」(白泉社「Love Silky」連載)をドラマ化。「夫婦という制度」と「初恋のような本能的な恋心」との間で悩み、葛藤しながら不倫や裏切りを繰り返す、“大人のリアル不倫ラブ”を描く。

 

真面目な保育士として不倫とは縁遠い生活を送っていたが、ひょんなことから夫の不倫に気づき、さらに自身も隣人に恋心を抱いてしまう主人公・財前穂波役を演じるのは、樋口日奈。穂波の夫・財前俊一役で芳村宗治郎、俊一の不倫相手・神志那環奈役で北村優衣、穂波の友人・香真莉亜役で八木アリサ、そして、穂波の隣人・時松千尋役で佐伯大地が共演する。

 

解禁されたポスタービジュアルは、ウエディングドレスをまとった主人公・穂波の周りで、夫の俊一と隣人の時松、二人の男性が寝ている意味深長なカットに仕上がった。

(左から)永尾まりや、平井亜門、小島梨里杏

 

また“大人な青春群像劇”に関わっていくこととなる追加キャストも解禁。穂波が働いている幼稚園に通う園児の父親で、エリートサラリーマン・近広文昭役に平井亜門。普段はアイドルの追っかけをしており、めったに家に帰らない時松の妻・時松ミホ役に永尾まりや。そして、勘が鋭く、夫の不倫を疑う近広文昭の妻・近広類役を小島梨里杏が演じる。

 

さらに、オープニングテーマが、王林としてバラエティでも活躍するOurin-王林-の「So what」に決定。サビに青森要素を取り込んだ新曲がドラマのオープニングを彩る。

 

エンディングテーマは、2次元と3次元を行き来しながら活動する男性4人組ダンスボーカルグループ・学芸大青春(ジュネス)の「ブサイ句なLoveSong」に決定。学芸大青春は、時松ミホがオタクをしているアイドルグループとしてドラマ本編に本人役で出演する。

 

平井亜門(近広文昭 役)コメント

現実の自分とは決してシンクロ率の高いキャラクターでは無い。が、こういう罪な男って世の中に割と存在してるんじゃないかな?と思いました。登場人物全員に疑いの目を向けながら観るとよりこの世界を楽しめるのではないかなと思います!『初恋不倫』お楽しみに!

 

永尾まりや(時松ミホ 役)コメント

今回、『初恋不倫』出演が決まりとてもうれしく思います。時松ミホ役を演じます。

タイトルを見た時に初恋で不倫?!と思いきやなるほど、これが初恋なのか。

時に生々しく時に純粋な心が現れて。

この作品をみて様々な愛を感じてもらい、多方面からの視点で感情を左右されるように演者として一生懸命頑張ります。

 

小島梨里杏(近広類 役)コメント

母になれることも、自分の帰る場所が持てることもうれしかったです。

真っすぐで愛情深い類が大好きなので、最後まで共に闘う覚悟で臨みました。

でもやっぱり強敵すぎで震えました。。 お楽しみに!

 

Ourin-王林- コメント

アーティストOurin-王林-としては4曲目のリリースとなった今回は、王林が感じてることを青森出身の岡嶋かな多さんに青森の世界観を通して作っていただきました。

あまり表に出さないような人間のリアルな感情を曲にしたので、聴いてくださった方の心の奥に届く曲になったらうれしいです。

またドラマとあわせて聴いてもらえるとまた新しい世界も広がると思うので、ぜひたくさん聴いてください!

 

学芸大青春 仲川蓮 コメント

忘れられない“君”への独りよがりな想いを俳句の季語に準えて「ブサイ句」と表現し、情けないほどに募る想いを「クルオシ句」歌ったラブソングです。

僕の描いた歌詞の世界観と、ドラマ『初恋不倫』で繰り広げられるそれぞれの恋模様がリンクし、少しでもドラマを彩ることができればとてもうれしいです。

また「時松ミホ」の推しの対象として僕たち学芸大青春を起用していただき、大変うれしく思っています!僕らの出演シーンもぜひ楽しみにしていてください。

 

番組情報

DRAMA ADDICT『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』
BSテレ東・テレビ大阪・TVQ九州放送
2024年7月3日スタート 毎週水曜 深夜0時~0時30分

テレビせとうち
2024年7月4日スタート 毎週木曜 深夜1時05分~1時35分

テレビ愛知
2024年7月8日スタート 毎週月曜 深夜0時30分~1時

テレビ北海道
2024年7月11日スタート 毎週木曜 深夜2時05分~2時35分

配信:
DMM TVにて独占配信
7月3日スタート 毎週水曜 深夜0時~
※2話以降1週間独占先行配信

広告付無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京 HP、TVer)では、BSテレ東での放送直後より配信

出演者:樋口日奈、芳村宗治郎、北村優衣、八木アリサ、平井亜門、永尾まりや、小島梨里杏/佐伯大地 ほか

原作:横馬場リョウ『初恋不倫〜この恋を初恋と呼んでいいですか〜』(白泉社「Love Silky」連載)
監督:的場政行、飛田一樹
脚本:富安美尋、矢作彩夏
プロデューサー:川村庄子(テレビ東京)、清家優輝(ファインエンターテイメント)、岡田健人(ファインエンターテイメント)
コンテンツプロデューサー:渡辺瑞希(テレビ東京)、荻野史歩(テレビ東京)
制作:BSテレ東/ファインエンターテイメント
公式 HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/hatsukoihurin/
公式 X(Twitter):@addict_bs7ch
公式 Instagram:@addict_bs7ch
公式 TikTok:@addict_bs7ch

(c)「初恋不倫」製作委員会 2024
(c)横馬場リョウ/白泉社(Love Silky)

BiS “自給自足”体制初のツアーを完走!「こんなに夢中になれるものに出会えたことを誇りに思います」

BiSが6月9日に関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」のツアーファイナルを東京・代官山UNITにて開催。“自給自足”体制になって以降では初となるツアーを完走し、新たな全国ツアー「ALL FOR BiS,ALL FOR YOU LiVE」開催も発表した。

BiS(●photo/大橋祐希)

 

4月1日よりマネジメント体制の変更により、メンバーがマネージャーを兼務し、ライブパフォーマンスはもちろん、ライブのブッキング・運営、グッズ制作などのマネジメント業務も自分たちで行っているBiS。

 

現体制となって初めてのツアー「We Gotta Go BiS TOUR」を走り抜け、ツアーファイナルの代官山UNITへとたどり着いた。会場には、そんな新体制のBiSの勇姿を見届けるべく、全国から研究員(※BiSファンの総称)が集結し、開演前から熱気が充満していた。

 

ツアーファイナルの幕開けは、第3期BiSの代表曲「STUPiD」。ライブ開始とともに会場のボルテージは一気に上がり、早速お祭り騒ぎとなる。その後も、現在までにライブで育て上げた楽曲や最新アルバム『NEVERMiND』に収録されている、フルカワユタカ (DOPING PANDA)プロデュース「LAZY DANCE」、中村弘二(ナカコー)プロデュース「Olenimorph, Ole」など、新曲を織り交ぜつつ、ライブ序盤からクライマックスかのような盛り上がりを見せていく。

 

ライブ中盤には「teacher teacher teacher」「FUCKiNG OUT」「テレフォン」といったキラーチューンを畳み掛け、会場は熱狂のるつぼに。終盤には、ナノ3が「このツアーで本当に研究員と一体になれる曲になったと思っていて、とても印象に残っている楽曲です」と紹介してから、新時代のエモ曲「R.U.N」へ突入した。

 

その後もBiSが誇るエモーショナル楽曲を連投し、本編を締めた。怒とうのアンコールを求める声が鳴り響く中、再登場したメンバーそれぞれが心境をMCで語っていく。

 

クレナイ・ワールズエンド「このツアーは自分の体感的にあっという間でした。4月から“自給自足”になって、公演ごとにセトリも変えたり、やることが増えて毎日必死でした。でも、自分たちで決めたことだったし、研究員からしょうがないよねと1ミリも思われたくなかったので、今まで以上にBiSの良さを魅せるために全部全力でやりました。“自給自足”になって、やりがいしかないし、こんなに夢中になれるものに出会えたことを誇りに思います」

 

イコ・ムゲンノカナタ「ツアー初日のワクワクドキドキがつい最近のことのようです。ツアーが終わってしまうことが寂しいですけど、研究員とこんなすてきな空間を作れて本当にうれしいです。これからどうしていくのか不安でいっぱいで、“自給自足”ってことに対してネガティブな印象だったんだけど、ツアーを通して、“自給自足”って唯一無二だし、BiSにとって強い個性になるなと思っていて、今はポジティブな気持ちです。あと、研究員は大きくて優しくてあったかいパワーを持っていて、そんなパワーに支えられていると本当に気がつきました。いつもありがとう」

 

ヒューガー「このツアーは本当にあっという間で、終わるのが寂しくて、終わりたくないです…。このツアーが始まる前から、どうやったらみんなを楽しませられるかなとか今まで以上に全員で真剣に向き合ってきました。今後、晴れの日も雨の日も虹の日もあるけど、BiSの存在や楽曲がみんなの毎日をちょっとでも彩れるようにこれからも私たちらしく強く成長していきたいし、そのためにこの先何が起こったとしても全員で乗り越えていきます」

 

ナノ3は「あっという間すぎる!ツアーが始まる前まですごく怖くて不安でした。“自給自足”という体制になったけど、やりたいことをやれる環境ではあるけど、その分不安になることもありました。全部がうまくいったわけではないけど、メンバーとか研究員の意見とかを聞きながら、今まで以上にBiSのことを考えていけた期間だなと思って。そんな大事なツアーを研究員と作れたこと、本当にうれしいです」と振り返りを。

 

続けて「これから、まだまだやりたいことはあるんだけど、それを実現することの難しさを実感していますが、それでもこの5人と、そして研究員と一緒に前に進んでいけたらと思ってます。研究員のみんな、これからも私たちと一緒に歩んでくれますか?」と問いかけると、会場から歓声が上がった。

 

最後に、トギーが「ツアーファイナルって、いいライブにしなきゃと気合が入りすぎてガチガチになってしまうんですが、“今日は誰よりもライブを楽しんでやるぞ!”と思ってきたんですが、私が一番でしたねー!! 自分が一番だと思う人ー!?」と研究員に投げかけると、会場中から手が上がり、今日のライブに対する研究員の充実具合を象徴しているようだった。

 

それを受けて「全力で楽しんでくれて本当にうれしいです。今、BiSは大きく変わっているタイミングで、これからどんな変化になるか分からないんだけど、今後も挑戦して、失敗して、でももう1回挑戦してという感じにどんどん良い方向に変化していけたらと思ってます。研究員ともっともっと楽しい時間を過ごせるように、考えて準備して、ライブして、お金の計算もして、物販も運んでという感じで全部楽しみながらやっていくので今後ともよろしくお願いします!」と冗談交じりに話し、会場を盛り上げた。

 

アンコールでは感涙ソング「TOUCH ME」、BiS新時代の代表曲「Sakura」、ラストに「CURTAiN CALL」という流れで“自給自足”ツアーのファイナルを締めくくった。

 

終演後のMCでは、9月より全国5か所をまわる全国ツアー「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」開催の発表と、6月10日(月)正午より販売される配信アルバム『NEVERMiND(NEW TYPE Ver.)』の特典付き商品の発売をアナウンス。

 

“自給自足”というBiSの原点に立ち返り新たに活動を再開した彼女たちは、このツアーを通して確かな成長を見せている。まさに“成長期”を迎えているBiSの姿を確認できたツアーファイナルとなった。

 

SET LIST

BiS「We Gotta Go BiS TOUR」ツアーファイナル

2024年6月9日(日)東京・代官山UNIT

プレイリスト配信サイト:https://lnk.to/pl_wegottagobis

 

M1.STUPiD

M2.BASKET BOX

M3.LAZY DANCE

M4.LOVELY LOVELY

M5.Olenimorph, Ole

M6.DESTROY

M7.thousand crickets

M8.teacher teacher teacher

M9.DEAD or A LiME

M10.FUCKiNG OUT

M11.テレフォン

M12.つよがりさん

M13.R.U.N

M14.イミテーションセンセーション

M15.なまえをよんで

M16.NO CHOiCE

EN1.TOUCH ME

EN2.Sakura

EN3.CURTAiN CALL

 

●photo/大橋祐希

 

ツアー情報

新ツアー「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」

2024年9月1日(日)大阪・Live House Pangea

2024年10月6日(日)宮城・LIVE HOUSE enn 2nd

2024年10月26日(土)福岡・小倉FUSE

2024年11月3日(日)愛知・栄R.A.D

2024年12月28日(土)東京・新宿MARZ

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official X:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

大島優子「どういうふうに感情を動かされるか楽しみにしてほしい」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、白木凛役を演じる大島優子さんにインタビュー。白木というキャラクターについてや印象的なシーン、本作の魅力などを聞いた。

『アンチヒーロー』白木凛役の大島優子©TBS

 

長谷川さんが演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

大島さんが演じるのは明墨法律事務所でパラリーガルとして働く白木。しかし、なぜか伊達原(野村萬斎)サイドに寝返り、明墨に危機が迫る。

 

◆11年ぶりの日曜劇場出演、そして連続ドラマには久しぶりの出演となりましたが、 現場に入る前はいかがでしたか?

「大丈夫かな」「できるかな」「日曜劇場だしな」というような漠然とした不安がありました。ですが、本読みや顔合わせをやらせてもらったときに皆さんの気合の入り方だったり、それぞれの思いを聞いたときに、「よし、やるぞ。やるしかないな」と私も背中を押されたというか、尻を叩かれたような気持ちになって。そこからは、緊張や不安という気持ちよりも、きちんと白木凛という役を担えたらなと思いました。

 

◆パラリーガル役を演じるに当たって、何か意識されたことはありますか?

パラリーガルとしてというのはそこまではなくて…。実際に捜査へ関与するというよりは、わりと事務手続き的なことがパラリーガルの役割だと思ったので、「きっとこの調査資料を作ったんだろうな」と勝手にいろいろ思ったり(笑)。そして、たまに潜入調査に参加するロケのときは、「役に立っているな」と思いながら楽しんで撮影しています。

 

◆白木というキャラクターをどのようにとらえていますか?

明墨法律事務所の皆さんが個性の強い人ばかりなので、その中で一番、中和剤のようにバランスを取っている存在が白木凛なのかなと思っています。明るく陽気に見えますが、きちんと一つずつの事件を分かりやすく、視聴者の方に一番近い感覚、感想を発しているような立場かなと思って演じています。

 

◆白木に共感できる部分はありますか。

勝手な想像なんですけど、たぶんいろんな経験をしてきて、明墨弁護士事務所に入る前にも何社か受けていたと思うんです。それで、何社か断られたり、弁護士を目指していく中で挫折を経験して、パラリーガルをやっているんじゃないかなと思うので、そういうところで彼女の明るさや陽気さというのは、自身の過去の経験から培って生まれたものだなと思って、そこはすごく共感できます。

 

◆白木が意味深な表情を見せることもありますが、何か意識されていることはありますか?

視聴者の人をどう惑わせようかなとか考えてはいないんですけど、でもずっとテンションが下がらない人って異様ですよね。だから「あれ?実はそうなんじゃないの」といろいろ考えてもらっていると思います。

 

◆大島さんとしては、白木は自分に近い?

本読みの時点から飯田(和孝)プロデューサーから「そのままでやってもらって構わないです」と言われたので、たぶん私そのままだと思います(笑)。

 

◆どんな反響が届いていますか?

友人たちから「見てるよ」と連絡が来ましたし、他の現場へ行ったり、プライベートで美容室に行ったときなど、会う人みんなに「ちょっと待ってね。自分なりの考察を言ってみるから」と考察を言われるんです(笑)。それぐらいちゃんと考察して楽しんで見てくれているんだなと思いました。

 

◆主演の長谷川さんの印象を教えてください。

長谷川さんは役者さんとして、初めて見るタイプの方ですごく面白いです。皆さん、自分の役柄を作ってから現場に入るという方が多い中、その場で明墨というキャラクターをどんどん作っていって、ドライ、テスト、段取り、テスト、本番という間に出来上がっていく過程を目の前で見せてくれるので、現場にいるだけで楽しいです。あとは、長ぜりふって、場を持たせることが難しいのですが、その場で作っていくからこそ発する言葉や動きに新鮮味があるので、きちんとそれを保ったまま放送されているなとすごく感じます。

 

◆堀田真由さんのインタビューで、北村匠海さんと大島さんと林泰文さんがいる「事務所に早く帰りたいね」とお話しているというエピソードが出たのですが、事務所シーンの裏話や堀田さんの印象を教えてください。

私と林さんもロケの後に事務所に戻ると居心地がいいなと感じるぐらい、ミルも入れたこの6人のメンバーがすごく心地がいいんだろうなというのは、撮影の当初からすごく感じていました。私と林さんは空き時間にずっとプライベートの話をしているのですが、それが余計に和むんじゃないかなと(笑)。真由ちゃんはたぶん自身のキャラクターや性格と真逆の役をやられていると思うんです。真由ちゃんはいつもニコニコしていて、常にいろんな言葉に反応してくれるけれど、紫ノ宮はクールだし、笑わないし、反応しないというような役だから、きっと難しかったと思うんです。でも紫ノ宮としてちゃんと存在しているなと、私は現場に入ってからすごく感じたので、クールでポーカーフェースなんですけども、繊細な気持ちの表情というものが、芝居を見ていて目と眉毛で表現されているなと思って。そこが彼女の芝居の魅力的な部分なんだろうなと思いました。

 

◆これまでの放送で印象的だったシーンはありますか?

9話の最後に伊達原さんと対面するんです。そのシーンがこの作品に入って一番緊張したところです。私、誰かと対峙して話すというシーンがそんなになくて、最後の最後、9話になって、伊達原さんと面と向かってせりふを交わすシーンが出てきて。だからそれもあって緊張したというのもあるし、それが伊達原さんで、野村萬斎さんだから緊張したというのもあります。でも、その緊張が役としても、そのまま緊張していていい役、緊張していていいシーンだと思ったので、すごくそれが功を奏しているんじゃないかなとは思いながら、その感情を受け入れつつやっていました。

 

◆視聴者の皆さんも白木は悪い人なのか、いい人なのかと考察が展開されていくと思いますが、考察のヒントになるものを教えていただきたいです。

今まで私も毎話見ていて、「うわ、緋山…」「伊達原…」と最後の10分ぐらいでそういう思いになって、役名を叫んでいたのですが、ようやく「白木…!」みたいになれるというのがうれしいです。だから、皆さんがどういうふうに感情を動かされるか、9話と10話で展開が変わっていくので、楽しみにしていただきたいです。

 

◆考察する上で、これまでのシーンで振り返っておいた方がいいシーンはありますか?

1話から全部振り返った方がいいと思います(笑)。 1話冒頭の明墨先生が接見室にいるシーンから伏線は全部ちりばめられていますし、白木に関しては7話ぐらいから「ちょっとあれ?」みたいなことがあるかなと思います。

 

◆この作品の魅力はどこでしょうか?

正義と悪は表裏一体で、どう転ぶか分からないなということを身近に感じました。私も実際の裁判を傍聴しに行ったときに、同じ空間に、同じ人間でも法を犯した人がいて、しかも、裁判は1日中ずっとやっていて、「あれ、こんなに犯罪をした人っているんだ」「これが毎日あるとなると、どれだけ犯罪ってそこら中にあるんだろう」と思って。いつの間にか魔が差して法を犯してしまうことって誰にでもあることなんだなと、“アンチヒーロー”という言葉にすごく納得したんです。アンチなんだけどヒーローにもなれるし、ヒーローだけどアンチにもなり得る。そこが誰にも判断できない難しいラインで「あなたにはなんの正義がありますか」ということを突きつけられていることが、この作品の魅力だなって思いました。

 

◆本作に参加して得たものは?

スタッフさんや、共演者の皆さんの気合の入り方がすごいんです。プロデューサーが4年間も温めて考えて、大切に作ってきた企画というだけあって、そこに対する思いが一致団結していて、本当にいいものを作ろうとみんながみんな思っているなと、毎回撮影していて思うので、質の高い現場だなと感じています。

 

◆特に撮影で気合の入り方がすごいなと感じたところはありますか?

みんなが意見を出し合ってすごく細かい設定までちゃんと作っているところ。疑問や腑に落ちないことはみんなで一緒に解決して納得するということができるんです。口に出して言えるのはいい環境でしかないと思いますし、空気感が良くないとできないことだと思うので、それぞれがプロフェッショナルだから成り立っているんだなと。

 

◆本作の出演がご自身の役者人生においてどんな経験になっていますか?

まだ撮影真っただ中なので、今すぐにはちょっと分からないです。普段も作品をやってから2、3年たって「ああ、あの時のこれが生かされているな」「あの人こうやってたから、私もこうしてみよう」と気づくので、きっと2、3年後に気づくんだと思います。

 

◆どういうふうになっていきそうという予想はありますか?

今一番吸収させてもらっているのは、長谷川さんの座長というか、主演としての立ち振る舞い。そして、長せりふをどう言うか、自分がせりふをしゃべっていないときにどうやってそこにいるかというものを見て学んでいます。

 

◆最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。

間もなく10話が放送されますが、見ていただけたら分かります(笑)。最後の最後も、「まさか!」と皆さんがびっくりするような展開がどんどん繰り広げられていくので、最後まで気が抜けないですし、ギアが上がりっ放しで終わるので準備しておいてほしいです。

 

PROFILE

大島優子

●おおしま・ゆうこ…1988年10月17日生まれ。栃木県出身。B型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

西田麻衣、15.5キロ減量で“まいぷりん”復活「ちょっと若返ったような気持ちでピチピチした感じで臨みたい」

タレントの西田麻衣が6月9日、大田区の改正湯で開催された「グラビアンレジェンド・西田麻衣スペシャル撮影会」にビキニ姿で登場。バスト1メートルを誇る美ボディを惜しげもなく披露し、復活をアピールした。

西田麻衣

 

2006年の初々しいデビューから現在までグラビアクイーン“まいぷりん”の愛称で活躍してきた西田だが、昨年に自身過去最高のぶにょぶにょ期が到来。一念発起で昨年12月からスタートしたパーソナルトレーニングジム「RIZAP」のボディメイクプログラムにより、3か月で体重64.7キロから49.2キロへの15.5キロ減に成功し、再び“まいぷりん”として復活した。

 

ボディメイクプログラムを始めたきっかけについて西田は「20代のときはまだ暴飲暴食をしても、半身浴したりとか、自分で運動をしたりとかで簡単に落とせていたんです。それが30代に入ると何をしても、自分ではどうにもならなくなっちゃって」と語り、「これまでにDVDもたくさん出させていただいていた中で、お声がかからなくなってしまったこともあって、これをきっかけだとちょっと頑張ろうかなと思いました」と振り返った。

 

短期集中のプログラムについて「期間がはじめから決まっていて、その中で目標体重を達成する。達成しないとCMも流れないので、もう本当にその3か月はダイエットのことしか考えてなかったです」と奮闘を回顧。

 

主に取り組んだ内容を聞かれ「やっぱり食事制限と筋トレ。自分でも最寄り駅まで30分かけて歩くように有酸素運動を取り入れたり、ちゃんとルールを守っていれば痩せられます」と力を込めた西田だったが「でもやっぱり誰かに管理してもらうっていうことが、ダイエットでは一番大事だなっていうふうに思いました」と笑い「ライザップをやってなかったら今の私はいないし、それぐらい感謝しています」と話した。

 

もう二度と前の姿には戻りたくない」とこぼし笑いを誘った西田は、見事復活を見せた自身のスタイルに「すっかり自信を回復しました!血液検査の結果もすごい良くなって、やせてからはいいことしかないです!DVDもすぐに決まりましたし、お仕事もちょっとずつ増えてって。やっぱりやせるっていいなって実感しています」と声を弾ませた。

 

復活した“まいぷりん”として今後のグラビアへの意気込みには「ちょっと若返ったような気持ちでピチピチした感じで臨みたい」とアピール。「DVDを100本出すことが目標」と目を輝かせ、「需要がある限りは出し続けられたら」と笑顔を見せた。

 

この日の撮影会が皮切りとなった「まいぷりん よみがえり記念プロジェクト」は、7月20日には目標の折り返し目前となる49作目の新作DVD「タイトル未定」の発売を控えるほか、6月23日には「ギリギリJuneBride」をテーマにしたウエディングドレスでの撮影会の開催が決定。この日は西田を筆頭に同じ事務所のスペースクラフト・エージェンシーに所属する選りすぐりメンバーが参加を予定している。

ギリギリを攻め続ける、ちゅきめろでぃ!…突然のスランプに「結局時間って一方向にしか進まないんだ」と実感

「セクシーがダダ漏れしてしまうコスプレイヤーでゲーマー」の肩書きで活動するYouTuberちゅきめろでぃ!さんを知っていますか? 丸メガネにツートンカラーのヘアスタイルに、目のやり場に困ってしまうダイナマイトなボディをエロかわいく見せてくれるプロゲーマー女性……YouTubeの「おすすめショート動画」に登場して、つい目を止めてしまった経験はないでしょうか。ちゅきめろでぃ!さんの素顔に迫るインタビューを前後編に分けて紹介する後編。YouTubeの年齢制限に引っかからない、ギリギリを攻める企画力で視聴者を楽しませるちゅきめろでぃ!さんですが、病んだ時期もあったといいます。

 

【関連記事】ちゅきめろでぃ!って一体どんな人?“セクシーがダダ洩れしてしまうコスプレイヤーでゲーマー”が赤裸々に語ります

 

ちゅきめろでぃ!…9月8日生まれ。埼玉県出身。身長154cm。グラビアタレント、YouTuber。フォートナイトのゲーム実況で認知度を上げる。大のラジコン好き。スタイルを生かしたグラビアや動画投稿を主に行っており、定期的な配信により熱烈なファンが多い。「ゲームをプレイすることで生計を立てている人」という定義に則り、自身をプロゲーマーと称している。YouTubeXInstagramTikTok

【ちゅきめろでぃ!さん撮り下ろし写真】

 

元地下アイドルで「週4レッスン、週2ライブで合間にバイト」

──Xでコスプレ写真がバズるなど、写真での表現力に長けていますが、もともとグラビアアイドルをやっていたと思うほどです。

 

ちゅき いえいえ。グラビアはやっていませんが、ほんのちょっと、秋葉原で地下アイドルをしていたことはありました。高校を卒業してすぐから、1年半くらいですね。

 

──地下アイドルということは、歌って踊っていたんですね。

 

ちゅき そうですね。週4でレッスンして、週2でライブして、合間に居酒屋でバイトして生活費を稼いで、すごく忙しかったです。

 

──もともとはアイドルになりたかったんですか?

 

ちゅき そうなんです。AKB48がすごく好きで、前田敦子さんが好きで。父は昔から私のことを「かわいい」と言ってくれるので、小学生のときに「あっちゃんかわいい!」とか言っていたら「オーディションに応募してあげるよ」と言ってくれて。小学生ながら現実が見えていたので「いやいや、マジでムリだから大丈夫だよ。私には私の道があるから」なんて言って応募はしなかったんですけど、結局地下アイドルになって。

 

──いいお父さんですね。地下アイドル時代も応援してくれていたんですか?

 

ちゅき はい! デビューライブには両親ともに来てくれて。地下のすごい狭い箱でぎゅうぎゅうになっていました(笑)。

 

──そんな地下アイドルを辞めた理由は?

 

ちゅき いやあ、はっきり言うと、日々同じことの繰り返しで、Xのフォロワー数もメンバー全員合計で1000人とかで、全く伸びないなあって思って。お客さんはメンバー全員のファン合わせて7、8人くらいだし。新規開拓として配信アプリをやり始めましたが、そこでついたお客さんが古参ファンに潰されたりして、それをプロデューサーに相談してもなにも動いてくれなくて。アイドル活動自体は楽しかったけど、未来が見えなかったんです。それで「辞めます」と。地上もムリだし地下もダメで、「普通の人間として普通に生活しよう」と思って、バイトするようになって。

 

──それでそのあと、コロナ禍が来るわけですね。

 

ちゅき そうです。それで急に「私は動画でイケる!」となって、今に至ります。

 

「いま思うと病んでいた時期はあった」

──今はファンティアもやっていますが、どんな運営をしていますか?

 

ちゅき 思いきってファンクラブを立ち上げまして、グラビア写真を投稿しています。写真の方向性やイメージは、大好きな東雲うみちゃんを参考にしています。私がうみちゃんの写真やファンへの対応を見て「好き!」となっているように、私のファンの方もそうなっているのかな、と仮定して、「みんな、こういう衣装でこういう場所で撮ったら喜んでくれるだろうな」と想像して撮っています。

 

──ファンファーストですね。

 

ちゅき そうですね。みんなのことをずっと考えているから、みんなが好きなこと・嫌いなこと、大抵当たります。やるからには満足度の高いものを意識したいですね。一方で、同時期に始めた女性実況者がみんな辞めていっちゃうんです。多分いろいろなムリが生じて辞めてしまうんだと思いますが、私はみんなの期待に長く応えたいから、ムリせずにやっていこうと思っています。

 

──皆さんが辞めてしまう理由はなんでしょう。

 

ちゅき いや突然です。突然「動画投稿を無期限休止します」と宣言して辞めてしまうんです。私がキャプテンに声をかけてもらった時期には、キラキラした女性実況者がたくさんいましたが、ほとんどいなくなってしまって。別ジャンルにいった子もいますね。でもやっぱり、イヤなことを言われてイヤになって、休んで、そうするとなかなか復帰できない……という印象があります。

 

──ちゅきめろでぃ!さんにもそういった時期はありましたか?

 

ちゅき 今思うと病んでいた時期はありました。悩んで、いろんな方向性を探っていました。2022年春ごろ、YouTubeの登録者が5万人くらいになって、違うことにも挑戦してみたいと思って。急に「運動神経がめちゃくちゃいいチャンネル」みたいなのを始めたんです。バク転したりとかするんですけど。最初はファンの方が見てくれていましたが、本当につまらない動画だったから全く伸びなくて。今振り返っても意味が分からないチャンネルでした(笑)。

 

──時期的に、キャプテンさんとのコラボ動画の後ですよね。

 

ちゅき そうですね。具体的には、2021年5月に貯金が70万円あって、7月に30万円でPC一式を買って40万円になって、11月~12月にキャプテンとのコラボがあって、その翌月にYouTubeが収益化しました。ただ、入ってくるお金は、ギリギリ生活できるくらいの額です。余裕のある時期はなくて。

 

動画が伸びないと「このまま終わる」という心境に

ちゅき それに当時は、世間に注目されないことが一番の恐怖であり、「自分の存在が世に認められないのではないか」という恐怖心が常につきまとっていました。お金の心配より、そっちの心配が大きかった。「この状況はいつかよくなる」「いつか人気になるから、それまではとにかく数字を伸ばして頑張るんだ!」と自分に言い聞かせていましたね。

 

──そんななかでサブチャンネルを開設して。

 

ちゅき サブチャンネルは1か月くらい続けて、急に「すべてのチャンネルを休止します」という動画を出して、実際に1か月間くらい休止したんです。YouTubeの収益は7万円くらいで、家賃しか払えないくらいで。収入が下がることで生活が苦しくなることよりも、収入が下がる=自分の価値が落ちる、というマインドになって気を病んでました。「私なんてこの世にいてもいなくても一緒だ」みたいな。

そんなときにアンチコメントを目にすると、その言葉が正しいと思ってしまうんですよね。優しい言葉もたくさんあるのに、アンチコメントだけをピックアップして「ほらね、こんなにたくさんの人が『かわいくない』って言ってるじゃん。私はやっぱりかわいくないんだ」みたいな。どんどんそんな精神状態になり、知り合いの実況者から「休んだほうがいい」と言われて、休止することにしたんです。

 

──休止中はどんなことを考えて、どんな生活をしていましたか?

 

ちゅき 時間気にせず寝て起きて、スマホを見たりごはんを食べたりゲームしたり……そういう生活を続けていると、1週間くらいで「暇だなー」と思ってきまして。そう思える余裕がでてきたんです。それで「結局時間って一方向にしか進まないんだな」と実感して、私は前に進むしかないんだと思い至り、少しずつ動画のことを考えられるようになりました。そのうちいい動画の企画が思い浮かぶようになり、「よし、復帰しよう!」と思えたんです。

同時に、このタトゥーを入れたのもこの時期なんですよ。まずは髪の毛をオレンジにして。それと同時に「死ぬくらいならタトゥーを入れよう」と衝動的に思いまして。自分の好きなことをしたいのと、助けを求めていたことの表れだったように思います。

 

──入れたことで、心境の変化はありましたか?

 

ちゅき 自分の体を見るのが好きになって、「かわいい!」と思えて写真もたくさん撮るようになって、明るくなりました。そのころから自撮りをたくさんするようになって、Xでもいい反応がもらえるようになって、ファンティア開設にも繋がります。

 

──それからは休止せずに。

 

ちゅき そうですね。当時は少しでも動画が伸びなくなるともろにダメージを受けて「あ、私はこのまま終わるんだ」という心境になっていましたが、今は伸びなくても「またそのうち伸びるだろう」と思えるようになりました。というのも、理由は分かりませんが、私の動画は3か月おきに伸びて止まって、伸びて止まって……みたいなことを繰り返すんですよ。そういうサイクルがわかったので、気にしないようになりました。あとは、昨年6月にXでバズった経験もいい影響を生みました。

 

「私には、失敗を恐れて迷っている時間はない」

──どんなポストでバズったんですか?

 

ちゅき 『SPY×FAMILY』のヨルさんのセクシーなコスプレをAmazonで見かけて、ずっと欲しいなと思っていたんです。でも高くて、買うのをためらっていました。伸びなかったら恥ずかしいですし。そんななか、ある本を読んだときに「君は完璧が大好きなだけの、不完全な人間なんだよ。だからいますぐに本気を出さなければいけない」といった一節がすごく刺さりまして。「高い買い物をして失敗したらどうしよう、なんて迷っている時間はないんだな」と思って、そのコスプレを買う決心をしたんです。それでコスプレ画像をポストしたら、3万いいねもらえたんです。

そこから波に乗り始めて、すぐに違うコスプレたり、自分のYouTube企画をほかの子がマネしてバズらせてくれたりして、いい流れを実感しました。

 

──失敗を恐れずに挑んだら、いい結果がついてきたんですね。

 

ちゅき そうですね。私は「失敗したらどうしよう」なんて、ぬるいことを言っている場合ではないんですよ。

 

──本はよく読むんですね。

 

ちゅき そうですね。高校生のころからビジネス書を読んでいましたし、そこで自己プロデュースについて私なりに解釈するようになりまして。自己プロデュースって、「自分がなりたいものをできる限り細かく再現する、マネする」ということだと思っていて。「なりたいもの」のいいところを吸収して、プラス、自分ならではのよさを付加価値としてつける、ということなのかなと思っています。

逆に、どんなに売れている人でも、その人にできないことがあるはずで、それは私ができることかもしれないんです。

──セクシー路線の転機になったのも、まさにそういった考え方ですよね。かわいいコスプレでバズっていた女性をお手本にしつつ「彼女はできないけど、自分ならできること」としてセクシーなコスプレをやるようになった、と。

 

ちゅき まさにそうです。

 

──ただ、特にセクシー路線は「行き過ぎてしまう」という危険性もあったかと思います。でもちゅきめろでぃ!さんは、行き過ぎずに絶妙なバランスを保っています。

 

ちゅき 確かに、そこが一番の懸念事項でしたね。「もっとやってほしい」というDMもたくさん来るし、そういう声に付き合ったら絶対にいま以上バズるのは分かっていますが、「それは違う」というボーダーラインはしっかりと持っています。

 

──はっきりとした線引は、自己プロデュース力の賜物かと思います。最後に、今後の展望を教えてください。

 

ちゅき YouTubeの登録者100万人を目指しながら、マルチに活動していきたいですね。自分にできる仕事は、なんでも一生懸命やっていきたいです!

 

<撮影後……ちゅきめろでぃ!さんが前転に挑戦>

<ちゅきめろでぃ!さんがGetNaviTVに登場!>

6/14(金)午後9時公開
【自撮りのプロ、#SONYZV-1II 】セクシーすぎる実況者が選ぶ5つの仕事道具【Case08/ ちゅきめろでぃ!】

https://youtu.be/5hmU2xaHmag

 

 

 

撮影/中田智章 取材・文/有山千春

≒JOYインタビュー『体育館ディスコ』はくせになるスルメ曲「私たちから離れなくなるくらい楽曲の中毒性を感じてほしいです!」

6月12日(水)に1stシングル「体育館ディスコ」をリリースした≒JOYから、江角怜音さん、小澤愛実さん、村山結香さんが登場!楽曲のお気に入りポイントやMV撮影の裏話のほか、タイトルにちなんで“体育館”でしたいことなどついても聞きました。

≒JOY

 

◆本作はこれまでの楽曲になかった曲調ですね。

江角怜音:そうですね。私たちは今まで“夢”や“青春”を歌うことが多かったので、今作もそういった方向性なのかな? と思っていたら、みんなで盛り上がれるようなアップテンポな楽曲で驚きました。歌詞には私たちらしい青春の輝きや夢を追う気持ちだけでなく、「泣いてちゃ始まらないよ」といった前向きなメッセージも込められています。私自身も歌っていてすごく背中を押されます。ハッピーな時はもちろんですが、気分を上げたいときに聴いていただくと、曲が終わる頃にはハイテンションになっていること間違いなしの一曲だと思います。

 

小澤愛実:私も「無謀人」や「超孤独ライオン」のようなカッコいい楽曲か「きっと、青い」のような青春感のある曲のどちらかを予想していたので、初めて聴いたときは予想外の曲調に驚きました。一度聴くだけで耳に残るキャッチ―な楽曲ですし、ファンの皆さんからも「覚えやすくて、すぐに歌えるようになったよ」と感想を頂けてうれしかったです。私は特に「全員幸せになれ」という歌詞が好きです。ファンの皆さんに幸せを届けたくてアイドルをさせていただいているので、皆さんを幸せにしたいという気持ちはもちろんですが、私たち自身も幸せでいたいという気持ちがあるので、そんな思いを込めて歌いたいなと思います。

 

村山結香:「体育館ディスコ」は私が好きな懐メロとどこか近い雰囲気がある気がして、すんなりと耳に入ってきました。個人的には「夏休みは中止 今が楽しすぎるから 終業式巻きで終われ! ショーが始まるよ」というところが気に入っていて、サビに向けてどんどんボルテージが上がっていくところでもあるので、「いくぞ~!」とギアを入れ直す気持ちでパフォーマンスしています。あと、サビに「ヘイ!」「フッフー!」といった合いの手が入っているのもポイントで、ライブでも盛り上がりそうな曲だなと思います。まずは一度でいいので、たくさんの方に聴いていただきたいです!

 

小澤:そうだね。一度聴くと何度でも聴きたくなるようなスルメ曲だと思います。

 

江角:メロディはもちろん、印象的なせりふもあって、聴けば聴くほどくせになる曲。聴いてくださった皆さんが、私たちから離れなくなるくらい楽曲の中毒性を感じてほしいです!

 

◆MVは学校を舞台に、学生生活の日常の枠を超えて特別な1 日を作り出すストーリー仕立てになっています。撮影はいかがでしたか?

一同:とても楽しかったです!

 

小澤:3人ずつのシーンでは、完成したMVを見て「こんなふうに撮影してたんだ!」と知ることが多かったです。私は(天野)香乃愛と(藤沢)莉子ちゃんとフライヤーを配る係をしたのですが、フライヤーもすごく細かく作っていただいてうれしかったです。あと、走りながらフライヤーを撒くシーンは、映画やMVで見て“いつかやってみたいな~”と憧れていたので、実際に体験できて幸せでした!

 

村山:私は(市原)愛弓ちゃんと(髙橋)舞ちゃんと飾り付け係をしました。壮大なセットの中にたくさんの数の小道具が置かれていて、見ているだけでワクワクしましたし、みんなで「何作る?」「これってどうやって使うのかな!?」などと話しながら、本当に作っているような感覚で撮影できて楽しかったです。

 

江角:私は(逢田)珠里依と(山田)杏佳とダンスをしたのですが、普通に踊る以外にも歌詞に合わせてほうきを使ったりしました。スタッフさんたちが「いいね!」「もっといけるよ!」と盛り上げてくださったおかげで、私たちも楽しく踊ることができました。

 

◆合間はどんなふうに過ごしていたんですか?

江角:セットが全てかわいかったので、みんな写真や動画を撮っていた気がします。

 

小澤:そうだね。テンションが上がりすぎて、写真を撮る手が止まらなかった(笑)。

 

村山:オレンジジュースが入ったグラスがシャンパンタワーのように重なっているスポットは特に人気だったよね。

 

江角:写真映えするし、普段見ない光景でレアだったからみんな集まってた。

 

小澤:私たちはずっとしゃべっているし、常にワイワイしているので「衝撃でタワーが倒れないかな?」と心配だったのですが、倒れることなく無事に終わってよかったです(笑)。

 

◆今回の衣装(ソロカット参照)もとてもすてきです。せっかくなので、隣に座っているメンバーの衣装についてポイントなどを教えていただけますか?

江角:愛ちゃん(小澤)はベースのデザインは私と似ているのですが、よく見るとスカートの形が違って、私よりフリルが多めです。あと愛ちゃんの印象も強いカチューシャは、いつもはシンプルなデザインが多いのですが、今回はスタッズがついていてロックっぽさもあります。甘辛MIXなデザインがおしゃれで、よく似合っているなと思います。

 

小澤: うれしい!ありがとう!今回はみんな肩が出ているデザインなのですが、結香は肩にフリルがついていて、上品さとラブリーさが相まってとってもかわいいです。レザーのベルトが結香のスタイルの良さをさらに引き立たせてくれているなと思います。あと、髪を横に流したスタイルも大人っぽくて似合っているし、かわいいなと思って…(村山の目を見て)いつも見ています!

 

村山:ファンの方みたい!(笑)たくさん褒めてくれてありがとう!怜音はメンバーの中でもカッコいいデザインの衣装を着ることが多いので、個人的に“今回はどんな衣装かな?”といつも楽しみにしているメンバーの一人。今回は、他のメンバーに比べてフリルが少なめで、かわいらしさの中にカッコよさもあるところが怜音らしいなと思います。あと、ポイントは名前入りのベレー帽。怜音の顔の小ささが伝わるし、この衣装は怜音しか着こなせないなと思います!

 

江角:照れる(笑)。ありがとう!

 

◆それぞれの個性が伝わる衣装ですよね。衣装も皆さんの魅力を引き立てるための大事な要素だと思いますが、皆さん自身がアイドルとしてかわいさを保つための秘訣やこだわりはありますか?

小澤:私は常に笑顔を忘れないようにしています。もし悲しいことがあっても、口角が上がっていれば自然と気持ちも明るくなれるような気がするんです。笑っているほうが人生楽しいですし、笑いが絶えない日々にしたいので、できるだけ笑顔でいることを心掛けています。

 

江角:確かに愛ちゃんは笑顔のイメージが強い。元気がないメンバーがいると、持ち前の明るい笑顔とポジティブさでカバーしてくれます。

 

村山:そうそう。例えば、ライブでちょっと失敗しちゃったなって思ったときも「大丈夫だよ! 楽しむことが一番だから!」ってネガティブな気持ちを全部吹き飛ばしてくれるんです。

 

江角:否定の言葉が一つもないよね。本当に素晴らしい人だし、最高のリーダーです!

 

小澤:いやいや(照)。褒められてうれしいけど、企画の趣旨が変わってきてるよ!(笑)

 

◆せっかくなのでこのまま行きましょう(笑)。

村山:(笑)。私はメンバーからの刺激が大きいです。やっぱり身近なところにかわいいメンバーがいるとメークやファッションも勉強になりますし、流行りにも敏感になります。メンバーのメークを見て「そのリップ、どこのメーカーのもの?」と聞いて、まねして取り入れてみたりすることも多いです。みんなのおかげで“私ももっと頑張らなきゃ”と思わされますし、本当にメンバーさまさまです!

 

江角:結香は周りをよく見ていて吸収力も高いですし、全てに関して努力家だと思います。スタイルもいいし、歌もダンスもできるし、まさにオールラウンダーですね。

 

小澤:本当にそう!何でもできるし頼りになる。私はあまり人に相談することがないのですが、結香はさりげなく聞いてくれるので話しやすいです。いつも親身になってくれてありがたいです。

 

江角:私はメンタル的なことになってしまうのですが、嫌なことがあっても自分の中で全部消化してできるだけ引きずらないようにしています。

 

小澤:怜音は切り替え上手だよね。私は落ち込むことがあると1週間くらい引きずってしまうタイプなので、怜音の考え方はすてきだなと思います。でも何でも自分で解決できてすごいなと思う半面、時々心配になるので…たまには頼ってね!(笑)

 

村山:私のことも頼って!

 

江角:もう十分頼らせてもらっているよ!ありがとう。本当に頼れるメンバーしかいないですし、誰に頼ってもありがたい答えが返ってくるので心強いです。

 

村山:あと切り替えといえば、怜音は本番に入る瞬間のスイッチの切り替えが上手。MVのリップシーンでも、本人は恥ずかしがっているけど、すごくひかれるものがあるし、怜音だからこそ出せるオーラや雰囲気があるなと思います。あと、怜音は緊張を見せずに「いけるでしょ!」とフラットに考えるタイプなんです。私は緊張しがちなので、怜音のマインドのおかげで心が軽くなる瞬間がたくさんあります。

 

小澤:分かる。怜音が言うなら大丈夫ってなるよね!

 

◆お互いリスペクトし合っている関係性が伝わりますね。ではタイトルにちなんで、“体育館”を舞台に全員で何かするならどんなことをしてみたいですか?

小澤:小学校の頃、誰でも自由に踊ったり芸を披露したりできるパフォーマンス大会があって、それに出るのがすごく好きだったんです。体育館という慣れ親しんだ場所ではあるものの、顔見知りの人たちの前で普段しないことをするのは独特な緊張感があったのですが、その空気感をもう一度メンバー間であじわいたいですね。あと、体育館でのライブにも憧れます。

 

江角:どこかの学校に行って、サプライズライブをやるのも楽しそう!

 

小澤・村山:やってみたい!

 

小澤:普段のライブとはまた違った雰囲気の中でパフォーマンスするのも楽しそうだよね。

 

江角:私はみんなでゲームしたいです。ペイントボールのようなサバイバル要素があるゲームをやりたい!

 

村山:大人数だからこそ楽しめるゲームもあるもんね。怜音は運動神経がいいから得意そう!

 

江角:自信はある!(笑)1位を取ります!

 

村山:私は体育館で1日生活してみたいです。学生時代に全校生徒が体育館に集まってご飯を食べる機会があって、それがすごく思い出に残っています。机を並べて食べるのも楽しそうだし、食後は跳び箱とか大縄跳びをやるのも懐かしさを感じられていいかな~と思います。

 

小澤:いいね、楽しそう!1日生活するとなると役割分担が必要だよね?

 

村山:そっか。じゃあ料理は私が作ろうかな?

 

江角:私はそれを手伝います(笑)。

 

小澤:私は盛り上げ担当で(笑)。24時間MCをします(笑)。

 

村山:こんな心強いMCがいれば仕切りもばっちりだね!『体育館で1日生活してみた』ってタイトルをつければYouTubeの企画にできそうじゃない?

 

江角:最高!YouTube公式チャンネル「=LOVE ≠ME ≒JOY Channel」に提案しよう!

 

リリース情報

1st シングル「体育館ディスコ」

6月12日(水) Release

1100円(Type E)

その他各種ストリーミングサービスにて配信中

 

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)/ 1st Single 表題曲『体育館ディスコ』【MV full】

PROFILE

江角怜音

●えすみ・れのん…2005年4月26日生まれ。大阪府出身。B型。

 

小澤愛実

●おざわ・あいみ…2003年4月9日生まれ。神奈川県出身。

 

村山結香

●むらやま・ゆうか…2004年2月15日生まれ。福岡県出身。O型。

 

≒JOY・江角怜音さん、小澤愛実さん、村山結香さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

 

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名に≒JOY・江角怜音さん、小澤愛実さん、村山結香さんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年6月21日(金)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

黒嵜菜々子が茶髪&ビキニ姿で艶めく色白美デコルテ披露【独占カット】

黒嵜菜々子が、6月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」7月号のグラビアに登場した。

 

7月号から「BOMB」がビッグサイズにリニューアル。これまでのAB判(タテ257mm×ヨコ210mm)からA4ワイド判(タテ297mm×ヨコ235mm)にサイズアップし、約1.3倍の大きさとなる。

 

ニコニコチャンネルでの冠番組『わたしを野球につれてって!』も絶好調、『すぽると!on TVer』にも水曜日レギュラー出演中の黒嵜菜々子の最新ビキニグラビア。髪色を明るい茶髪にして、ますますいい女っぷりに磨きがかかる。

 

通常版の表紙を飾るのは田中美久

田中美久がHKT48卒業後、初のボムロンググラビアに登場。今回のグラビアは大人の色気を漂わせる、これまでとは違ったシックな世界観に。表紙にもなった黒のコットンビキニはもちろん、チューブトップ水着での入浴シーンなど、アイドル時代ではなかなか見られなかった一面も披露する。

 

通常版の裏表紙は中村舞(STU48)

6月12日に1stアルバム『懐かしい明日』をリリースするSTU48から、アルバムリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務める中村舞が12ページのソログラビアを披露。ボディラインに心ときめくキャミソール姿など、素肌感いっぱいの初夏の雰囲気グラビアに。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは豊田ルナ

写真集「Good to see Moon」も絶好調の豊田ルナの最新撮り下ろし12ページ。写真集ロケで行ったベトナムの余韻に浸る“夢の続き”がテーマのグラビア。ベトナム名物のフォーを食べたり、コーヒー飲んだり。そして水着グラビアとしての見せどころもたっぷり。

 

限定版の裏表紙は南みゆか(O2

アイドルグループ・O2のリーダーとしても活躍している南みゆか。この春に高校を卒業したバスト90センチの18歳。今回のグラビアは普段よりちょっと背伸びした水着をセレクト。大人っぽいけど、爽やかで健康的な正統派水着グラビアを。

 

【通常版】
表紙:田中美久
裏表紙:中村舞(STU48)

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ
裏表紙:南みゆか(O2

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

 

<そのほかのラインナップ>

●34枚目のシングルを6月12日(水)にリリースするアンジュルムから、グループでも特に気が合うと話す“りんりん”コンビ、橋迫鈴と川名凜の2人が11ページのグラビアを。タンクトップ&短パンのお部屋着で2人で作るブレックファースト。目玉焼きの焼き方でも個性を発揮。

●澄田綾乃は、目隠しボンデージビキニ、網タイツ、ガーターベルトとセクシー爆発。

●春のコンサート東京公演でお披露目されたHKT48 7期生を恒例の全員撮影。平均年齢14.4歳のフレッシュガールズ16人。オリジナルアンケートから見える彼女たちの個性にも注目。

●そのほか、木下彩音、井頭愛海、早瀬憩などインタビューも充実。

●よゐこ・有野晋哉の連載「超棚からボム餅」もリニューアル。

<掲載タレント>
田中美久
中村舞(STU48)
橋迫鈴・川名凜(アンジュルム)
南みゆか(O2
黒嵜菜々子(Peel the Apple)
澄田綾乃
豊田ルナ
HKT48 7期生
木下彩音
井頭愛海
早瀬憩

「ボム7月号」
特別定価:本体1,380円+税(税込:1,518円)
発売日:2024年6月7日(金)
判型:A4ワイド判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2CX896J/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107504986
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14929683

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020743/

ちゅきめろでぃ!って一体どんな人?“セクシーがダダ洩れしてしまうコスプレイヤーでゲーマー”が赤裸々に語ります

「セクシーがダダ漏れしてしまうコスプレイヤーでゲーマー」の肩書きで活動するYouTuberちゅきめろでぃ!さんを知っていますか? 丸メガネにツートンカラーのヘアスタイル、目のやり場に困ってしまうダイナマイトなボディをエロかわいく見せてくれるプロゲーマー女性……YouTubeの「おすすめショート動画」に登場して、つい目を止めてしまった経験はないでしょうか。YouTubeの年齢制限に引っかからない、ギリギリを攻める企画力で視聴者を楽しませるちゅきめろでぃ!さんの、知られざる素性に迫りました。

 

ちゅきめろでぃ!…9月8日生まれ。埼玉県出身。身長154cm。グラビアタレント、YouTuber。フォートナイトのゲーム実況で認知度を上げる。大のラジコン好き。スタイルを生かしたグラビアや動画投稿を主に行っており、定期的な配信により熱烈なファンが多い。「ゲームをプレイすることで生計を立てている人」という定義に則り、自身をプロゲーマーと称している。YouTubeXInstagramTikTok

【ちゅきめろでぃ!さん撮り下ろし写真】

きっかけはコロナ禍の休業「貯金を切り崩して機材を買った」

──活動のきっかけはYouTubeですか?

 

ちゅきめろでぃ!(以下、ちゅき) いえ、TikTokからです。コロナ禍で東京がロックダウンして、どこにも行けない時期の2021年5月下旬にTikTokアカウントを作って、スマホで編集した「フォートナイト」の実況動画を投稿したのが最初です。当時はTikTokかYouTubeを見るくらいしか楽しみがなくて。ずっと見ていたら、「これ、私でもできるんじゃないか?」と急に思って。それで思いたったらすぐに機材を集めて、動画投稿を始めました。

 

──動画編集は未経験で?

 

ちゅき そうです。全くの未経験です。

 

──当時はどんな動画を見ていましたか?

 

ちゅき ゲーム実況か『HIKAKIN TV』くらいでした。ヒカキンさんは大好きで、更新されたらとりあえず見ていましたね。

 

──ゲームは「フォートナイト」をやっていたんですか?

 

ちゅき いえ、「スプラトゥーン」ばかり毎日やっていました。スプラの実況じゃなくて「フォートナイト」の実況をしようと思ったのは、当時、すごく盛り上がっているように見えたからです。これはスプラよりも伸びるんじゃないかと思って。それで、顔は出さずに「初心者プレイ」を前面に出した動画を投稿し始めたんです。

 

──当時のお仕事は?

 

ちゅき アルバイトをしていましたが、コロナ禍の影響で休業してしまって。いずれお店は復活するだろうと思っていましたが、2か月くらい仕事が全くない時期が続いて、なにもすることがなくて。働いていないので、機材は貯金を切り崩して買いました。「もう私は動画で食べていくんじゃ!」という勢いで(笑)。

 

──「次のアルバイトを探そう」ではなく、動画制作に振り切ったのはなぜでしょう。

 

ちゅき 性格的に、1か100しか選べないんですよ。そのときは真剣に「私ならできる」と信じていました。

 

──ちなみに、当時の貯金額は?

 

ちゅき 70万円くらいです。最初はマイクだけを買ってiPadで編集していましたが、投稿を始めて1か月後にPCが欲しくなって、PCとケーブル、モニター、机とか、一式で30万円くらい使いました。

 

──70万円のうちの30万……なかなかハラハラする額ですね。

 

ちゅき ですよねえ。でも「なんとかなる! えーい!」って買っちゃいました(笑)。

 

フォートナイトの練習に熱中し、1日1食ゆで卵1つ

──投稿ペースはいかがでしたか?

 

ちゅき 最初のうちは毎日投稿していました。それくらいしかやることがなかったし、とにかく「伸びるためにはどうしたらいいんだ」と毎日考えて、行動を止めちゃいけないなと思って。

 

──女性実況者が顔出しをせずに伸ばすには、どんなコツがありましたか?

 

ちゅき いや、案の定伸びなかったんですよ。ただ、3日で辞めてしまったら伸びない原因も分からないままだから、1か月は続けようと思って。それで「全く伸びませんでした」という結果が出たので、じゃあどうしようかと。次に「50日チャレンジ」という企画に切り替えました。初心者が毎日練習して、リアルタイムを見せ続けて、50日後にどれくらいうまくなっているか、という企画です。2か月弱、毎日ちゃんとやりましたが、それでも全く伸びず……。

 

──それでも「諦めよう」とはならず。

 

ちゅき ならなかったです。「私ならできる」という気持ちが強すぎて、「まだまだ途中じゃん。次に行こう」という気持ちで、めげなかったんですよね。

 

──現実は、貯金が目減りしていくと思います。

 

ちゅき 家賃が安かったので普通に暮らしていけたし、私は食に執着がないのでそんなにお金を使わずにやっていけていました。それに、「50日チャレンジ」中は追い詰められていて、食べる暇もないくらい練習していましたし。1日ゆで卵1つとか、そんな食生活でした。

 

──ストイック! そのころ、フォロワー数は?

 

ちゅき 「50日チャレンジ」をして、配信もして、とにかく行動していたからか、1万人くらいは集まっていました。でも自分の計算では、「1か月1万人増」じゃないとダメだったので納得はしていませんでしたね。それで、「そろそろYouTubeに人を集めてお金を稼ぐ」という方向性にチェンジしないとまずいと思いまして。そのころからYouTubeでも配信するようになりました。

やっぱりTikTokで伸びる人はYouTubeでも強い気がして、TikTokで得たファンをYouTubeに連れてこないと、と思いました。YouTubeで一からファンを獲得するという画が見えなくて。だからTikTokをすごく大事にしていたんです。

 

──YouTubeを開設してからも、TikTokはずっと続けていたんですね。

 

ちゅき はい。相変わらずゲーム実況だけを投稿していましたが、徐々にTikTokのトレンドがダンス動画になり始めていた時期で。私と同時期に開設した女性実況者が、フォートナイトのコスプレをしてエモートをダンスするようになって、めっちゃバズり始めたんです。一方で私は、寝る間も惜しんで「50日チャレンジ」しているのに全く人気がない……という状況でした。

 

同期女性実況者のコスプレ大バズリに「すごいと思うと同時に、悔しかった」

ちゅき それで、私もそういう方向性でやってみようと思い、急に顔出をしてダンスなどもするようになったんです。それからは、TikTokでもYouTube配信でも、顔を出せるときは出すようになりました。

 

──当時は、現在のセクシー系ではなく。

 

ちゅき そうですね。真面目にゲームと向き合ってプレイしていました。夏~秋頃になると、顔出しダンスのおかげか以前よりはフォロワーも増えていました。そこで分かったことが、「顔出ししただけで、最初のころの努力をあっという間に超えるんだ」ということ。あんなにストイックに頑張る必要はなかったんだなと思いましたね。

同時に刺激を受けたのが、同時期に活動し始めたコスプレイヤーの子です。Xのフォロワー数は彼女が1000人、私は200人、くらいの数字で。彼女はコスプレのクオリティが高くてすごくかわいくて、あるとき、コスプレが大バズリして「1万いいね」いって。あっという間に人気実況者の目に止まり、「この子がすごい」と拡散され、彼女は動画を1本も上げていないのにYouTubeの登録者数が8000人になったんです。

 

──人気実況者の拡散力が決め手だったんですね。

 

ちゅき そうです。私は地道に頑張って、「やっと2000人達成か~」とか言っていたのに、すごいなあと思いました。すごいと思うと同時に、やっぱり悔しくもありました。「かわいい」ことはこんなに素晴らしく価値のあるものなのかと思い知らされて。一方で私は、なんなのかよく分からない存在で。私にも何かフックがないとダメなんだと実感しました。

そこで、彼女と同じ方向性のコスプレをするのは違うよなあと、いろいろと考えている中で、フォートナイトのコスチュームをエロかわいく描いている絵師さんのイラストにたどり着いて「これだ!」と思ったんです。「よし、私はエロかわいいコスプレを自分で作って、あの子にできないコスプレをしてやろう!」と。それが、セクシーの道に歩み出したきっかけでした。

 

──そこに転機があったんですね!

 

ちゅき はい。あの子が正統派のかわいいコスプレだとしたら、私はセクシーで攻めてるコスプレ、という立ち位置を意識しました。それをTikTokでやり始めたら、2か月後、当時登録者数20万人のキャプテンしょーたさんという実況者の動画のサムネに、急に私の顔がバーンと載っているのを見て。「キターーー! この日を待っていました!」みたいな。その瞬間から、フォロワーが爆発的に増えました。

 

──発掘してくれたんですね。

 

ちゅき はい。動画制作を始めた当初の「私ならできる」と信じていたことが、ようやく数字となって表れたといいますか。自分を信じていたけど自信はなくて、でも世間が私の良さに気づいてくれたような気がして。「ここからがやっとスタートだ!」と思いました。

 

脱衣フォートナイト企画に「大丈夫?」と心配の声

ちゅき それまではYouTubeでは配信しかしていませんでしたが、動画投稿もするようになり、キャプテンしょーたさんとのコラボ動画の話をいただいて。さきほど話したコスプレイヤーの子とキャプテンとのコラボ動画は100万再生を超えていたので、「私も超えたい!」と思って。どうしたら私が100万を超えることができるのかと考えたとき、「1キルするごとに、1枚ずつ脱いで写真を撮る」という企画をキャプテンに提案してみました。キャプテンは「そんな企画をして大丈夫?」と心配そうでしたが、私は「もう分かりません」みたいな(笑)。でも、「今いる1万人のファンが全員いなくなったとしても、今のファンに申し訳ないけど、私はこの企画で10万人のファンを手に入れたいんです!」という意気込みを伝えました。

 

──セクシー方向でやっていくという覚悟を感じます。

 

ちゅき それでキャプテンと2人、気合を入れて動画を出して。今その動画はもうすぐ200万再生を超えますが、その動画から「フォートナイト」界隈で「ちゅきめろでぃ!」という存在が広がったという実感があります。

 

──1000人時代のファンの方の反応はいかがでしたか?

 

ちゅき みんな優しかったです。誰一人「え~……」という人はいなくて「コラボおめでとう!」「面白いね!」という反応ばかりで、気持ちよく今の路線にいくことができました。

 

──ストイックに努力してきた姿も知っているから、温かいんでしょうね。それに、ちゅきめろでぃ!さんの“エロ”のバランスはとても絶妙だと思います。ちゃんとエロいしそそられるけど、露骨ではない。そのバランス感覚の根源を知りたいです。

 

ちゅき 最初にエロの方向に行くと決めたとき、さまざまな課題がありました。広告がつかない可能性や、YouTubeの収益が全く入らない可能性、案件も入ってきにくいとか。つまり“YouTubeでエロをやる=再生数は取れるけど収益化が難しい”と。そういったことを周囲の方に教えてもらい、「それでも私は、お金にならなくても、まずは有名になりたいんです」という決意がありました。

エロ路線のきっかけになったキャプテンは優しくて、以降も私のチャンネルを気にかけてくれました。キャプテンが常に言っていたのは「YouTubeのエロは、面白くなきゃダメなんだよ」ということでした。「ただエロいだけの動画を、男はYouTubeでは見ない」と。

 

セクシー動画は「サムネイルとタイトルが命!」

──確かに、ただエロいだけの動画はYouTubeじゃなくともありますもんね。

 

ちゅき 「男はなんのためにYouTubeでエロい動画を見たいと思うのか」という行動原理を真剣に教えてくださいました。だから私は、次の企画を考えるときに「キャプテンならどうするか」ということを基準にしていました。

 

──その基準、「超えちゃいけないライン」は、感覚的に分かるものですか?

 

ちゅき ほとんどのYouTubeのエロ系動画って、そこまで爆エロのものってないんですよね。YouTubeには、はっきりと書かれてはいないもののガイドラインがあるので、それを理解するところからスタートしました。意識するのは「超えちゃいけないライン」というより、いかにサムネイルとタイトルで仕掛けるかだと思っています。そこが、再生数を左右する一番需要なポイントですね。動画の内容は面白さや構成を重視するのはもちろん、サムネイルは気持ちの悪いエロは避けています。なんていうんでしょう……擬音を使わないというか……。

 

──生々しさを排除する?

 

ちゅき そうです! 生々しくならないように、1枚1枚丁寧に作っています。

 

──一番こだわっているのはサムネイルなんですね。

 

ちゅき 動画を撮る前にサムネイルの画が頭にパッと浮かぶときは、すごく調子良く撮れるんです。

 

──企画はどうやって考えていますか?

 

ちゅき 自分の人気企画や、伸びている人の動画をたくさん見て「自分がやるなら」と考えたときにピンとくるサムネイルが浮かんだら……というところがスタートです。そこから中身の構成を考えます。

 

──トータルどれくらい時間をかけますか?

 

ちゅき 重い企画は準備に丸1日+撮影に丸1日、合計2日半、とかでしょうか。さきほどのエロのラインについての話に戻りますが、実は1年前はラインを超えたガチエロの動画もあったんです。それは今も残っていて、再生回数の上位に上がってきています。例えば、「キルするごとにルーレットで出た部位を見せたらガチで奇跡おきたwww」とかは、見せ方が悪かったなと反省しました。内容は全くエロくないんですが、年齢制限がかかってしまいました。このころは、まだまだ理解が浅かったんです。

 

ちゅきめろでぃ…9月8日生まれ。埼玉県出身。身長154cm。グラビアタレント、YouTuber。フォートナイトのゲーム実況で認知度を上げる。大のラジコン好き。スタイルを生かしたグラビアや動画投稿を主に行っており、定期的な配信により熱烈なファンが多い。「ゲームをプレイすることで生計を立てている人」という定義に則り、自身をプロゲーマーと称している。

 

<ちゅきめろでぃ!さんがGetNaviTVに登場!>

6/14(金)午後7時公開
【自撮りのプロ、#SONYZV-1II 】セクシーすぎる実況者が選ぶ5つの仕事道具【Case08/ ちゅきめろでぃ!】

https://youtu.be/5hmU2xaHmag

 

<ちゅきめろでぃ!さんインタビューは後編に続く>

6/15(土)午前10時30分公開
ギリギリを攻め続ける、ちゅきめろでぃ!…突然のスランプに「結局時間って一方向にしか進まないんだ」と実感

 

 

撮影/中田智章 取材・文/有山千春

日向坂46加藤史帆&森カンナが連ドラ初主演!人気ガールズラブ漫画『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』ドラマ化【コメントあり】

加藤史帆(日向坂46)、森カンナがW主演を務めるドラマ特区『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(MBSほか 毎週木曜 深夜0時59分~ほか/見逃し配信あり)が、7月4日(木)からスタートする。

『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(c)「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」製作委員会・MBS

 

原作は「webアクション」(双葉社)での連載が話題となりコミックス化もされたSal Jiangによる大人気ガールズラブ漫画「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」。主人公の彩香ちゃんは同じ職場の弘子先輩が大好き。日々、アピールするも相手にされず…。一方、みんなの憧れ・弘子先輩は、実は相当な“女好き”で彩香の積極的なアピールにドキドキしっ放し。お互いをノンケだと思い込んでいる2人の勘違いは、さらなる勘違いを呼んでいき…。2人の恋を応援せずにはいられない、究極のすれ違いオフィスガールズラブの世界観が話題を呼び、多くの読者を夢中にさせるGL作品だ。

 

ドラマでは、持ち前の負けん気で一途に弘子先輩を追いかけ、初恋街道を全速力で駆け抜ける“絶対に諦めない後輩”彩香ちゃんを、華やかなルックスと抜群の運動神経、思い切りの良すぎる性格のギャップで圧倒的存在感と人気を誇る加藤史帆(日向坂46)が演じる。加藤は本作が連続ドラマ初主演となる。

 

そして、仕事ができて上司にも後輩たちにも慕われる一方で、過去のトラウマから“女好き”であることを隠し、身を潜めて生きていくべきだと決めている営業部エースの“絶対落とされない先輩”弘子先輩を、『時をかけるな、恋人たち』『春になったら』など数多くの作品で幅広い役柄を好演してきた森カンナが演じる。森も本作が連ドラ初主演となる。

 

加藤史帆(日向坂46)コメント

兎田彩香ちゃんを演じさせていただくことになりました、加藤史帆です。

お話を頂いたときは連続ドラマ初主演と初めてのラブコメということで緊張しましたが、ぜひチャレンジしてみたいと思いました。

 

漫画原作を読ませていただき彩香ちゃんと弘子先輩の掛け合いが面白くて、少し不器用だけど真っすぐでかわいらしい彩香ちゃんを全力で演じたいと思います。クスッと笑えるシーンもたくさんありますので一人でも多くの方に届けられたらうれしいです。

7月4日から始まる放送を、ぜひ楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

 

森カンナ コメント

弘子先輩を演じます森カンナです。お話を頂いた時、ガールズラブでコメディ?!何それ!観たことない!楽しそう!ドキドキしちゃう!やる!と、すぐに返事をしました。漫画の原作はもちろん、せりふの掛け合いも面白く撮影に入るのがとても楽しみです。

そして、今回ドラマ初主演ということで続けていたらこんなこともあるんだなぁとうれしい気持ちと、不安が入りまじっていますが、加藤さんと2人で助け合って、撮影に挑みたいと思います。

また、参加するに当たりいろいろ調べていく中で、日本にもいろんな生き方をしているたくさんのレズビアンの方がいて、生きづらい思いをすることもあるのだと知りました。
ドラマを通して皆が生き易い世界になることを祈って全身全霊で弘子先輩を演じたいと思います。

ぜひお楽しみに!

 

Sal Jiang コメント&イラスト

Sal Jiangコメント&イラスト(c)「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」製作委員会・MBS

 

番組情報

ドラマ特区『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(全8回)

MBS :2024年7月4日(木)スタート
毎週木曜 深夜0時59分~

テレビ神奈川:2024年7月4日(木)スタート
毎週木曜 午後11時30分~

チバテレビ:2024年7月5日(金)スタート
毎週金曜 午後11時~

テレビ埼玉:2024年7月10日(水)スタート
毎週水曜 深夜0時~

とちぎテレビ:2024年7月11日(木)スタート
毎週木曜 午後10時30分~

群馬テレビ:2024年7月11日(木)スタート
毎週木曜 午後11時30分~

<配信>
TVer、動画イズム 見逃し配信1週間あり

<キャスト>
加藤史帆、森カンナ

原作:「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」(双葉社ACTION COMICS)
作者:Sal Jiang
監督:のむらなお(ドラマ『バツイチがモテるなんて聞いてません』『恋をするなら二度目が上等』ほか)
脚本:下亜友美 (ドラマ『俺の美女化が止まらない!?』『墜落JKと廃人教師』ほか)
企画・プロデュース:上浦侑奈(MBS)、大杉真美(KADOKAWA)
制作:ホリプロ
製作:「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」製作委員会・MBS

公式HP:https://www.mbs.jp/ayahiro/
公式Twitter:@ayahiro_mbs
公式Instagram: @ayahiro_mbs
公式TikTok:@drama_mbs

(c)「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」製作委員会・MBS

O2南みゆかがビキニ姿でふんわり美バスト披露【独占カット】

アイドルグループ・O2の南みゆかが、6月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」7月号TSUTAYAほか店舗限定版の裏表紙&グラビアに登場した。

 

7月号から「BOMB」がビッグサイズにリニューアル。これまでのAB判(タテ257mm×ヨコ210mm)からA4ワイド判(タテ297mm×ヨコ235mm)にサイズアップし、約1.3倍の大きさとなる。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の裏表紙は南みゆか(O2

アイドルグループ・O2のリーダーとしても活躍している南みゆか。この春に高校を卒業したバスト90センチの18歳。今回のグラビアは普段よりちょっと背伸びした水着をセレクト。大人っぽいけど、爽やかで健康的な正統派水着グラビアを。

 

限定版の表紙&付録ポスターは豊田ルナ

写真集「Good to see Moon」も絶好調の豊田ルナの最新撮り下ろし12ページ。写真集ロケで行ったベトナムの余韻に浸る“夢の続き”がテーマのグラビア。ベトナム名物のフォーを食べたり、コーヒー飲んだり。そして水着グラビアとしての見せどころもたっぷり。

 

通常版の表紙を飾るのは田中美久

田中美久がHKT48卒業後、初のボムロンググラビアに登場。今回のグラビアは大人の色気を漂わせる、これまでとは違ったシックな世界観に。表紙にもなった黒のコットンビキニはもちろん、チューブトップ水着での入浴シーンなど、アイドル時代ではなかなか見られなかった一面も披露する。

 

通常版の裏表紙は中村舞(STU48)

6月12日に1stアルバム『懐かしい明日』をリリースするSTU48から、アルバムリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務める中村舞が12ページのソログラビアを披露。ボディラインに心ときめくキャミソール姿など、素肌感いっぱいの初夏の雰囲気グラビアに。

 

【通常版】
表紙:田中美久
裏表紙:中村舞(STU48)

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ
裏表紙:南みゆか(O2)

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

 

<そのほかのラインナップ>

●34枚目のシングルを6月12日(水)にリリースするアンジュルムから、グループでも特に気が合うと話す“りんりん”コンビ、橋迫鈴と川名凜の2人が11ページのグラビアを。タンクトップ&短パンのお部屋着で2人で作るブレックファースト。目玉焼きの焼き方でも個性を発揮。

●ニコニコチャンネルでの冠番組『わたしを野球につれてって!』も絶好調、『すぽると!on TVer』にも水曜日レギュラー出演中の黒嵜菜々子の最新ビキニグラビア。髪色を明るい茶髪にして、ますますいい女っぷりに磨きがかかる。

●澄田綾乃は、目隠しボンデージビキニ、網タイツ、ガーターベルトとセクシー爆発。

●春のコンサート東京公演でお披露目されたHKT48 7期生を恒例の全員撮影。平均年齢14.4歳のフレッシュガールズ16人。オリジナルアンケートから見える彼女たちの個性にも注目。

●そのほか、木下彩音、井頭愛海、早瀬憩などインタビューも充実。

●よゐこ・有野晋哉の連載「超棚からボム餅」もリニューアル。

<掲載タレント>
田中美久
中村舞(STU48)
橋迫鈴・川名凜(アンジュルム)
南みゆか(O2
黒嵜菜々子(Peel the Apple)
澄田綾乃
豊田ルナ
HKT48 7期生
木下彩音
井頭愛海
早瀬憩

「ボム7月号」
特別定価:本体1,380円+税(税込:1,518円)
発売日:2024年6月7日(金)
判型:A4ワイド判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2CX896J/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107504986
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<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020743/

乃木坂46弓木奈於 1st写真集タイトルが「天使だったのか」に決定 全4種類の表紙公開

7月23日(火)に発売される乃木坂46・弓木奈於の1st写真集のタイトルが「天使だったのか」に決定し、全4種類の表紙も公開された。

乃木坂46・弓木奈於 1st写真集「天使だったのか」通常版表紙 撮影:三瓶康友/ワン・パブリッシング

 

写真集の制作に当たり、弓木本人からの希望イメージは“ふわやか”。この難解なリクエストに応えるべく、選ばれた撮影地はタイ・プーケット。ラグジュアリーなホテルやプール、ビーチなど雄大な自然、リラックスした街でのショッピング、まるで弓木と旅しているような錯覚に陥る内容となっている。弓木の持つ魅力、これまで披露されてこなかった新たな一面、その全てを詰め込んだ写真集が完成した。

 

タイトルは「天使だったのか」に決定し、表紙は、通常版、セブンネット限定版、楽天ブックス限定版、紀伊國屋書店限定版の全4種類。特別付録として、メッセージ入りポストカード全6種からランダムで1枚が封入される。

 

弓木奈於 コメント

◆タイトル「天使だったのか」について

すてきなタイトルをいただけて、うれしいです! 私はどういう人なのか、分からないと思っている方も多いと思います。そんな時はおこがましいですが、一度「天使だったのか」と思っていただけるとうれしいです。この写真集を見て、まだ知らない自分に出会えたり、自分らしい表情だったり、少しでも近くに感じてほしいなという願いも込めました。

◆表紙について

通常版カバー
お昼にアイスクリームを食べました! どこにいても「アイスクリーム」という文字を見たら必ず足止めしてしまうほど好きな食べ物です。

セブンネット限定版カバー
散歩中にお花を見つけて、お花越しに覗いてみました。まるで一緒に出掛けているような写真がお気に入りです!

楽天ブックス限定版カバー
実は、タイマッサージを受けている時に撮った写真です! 初めてのマッサージ方法に少し戸惑ったりしましたが、幸せな時間でした!

紀伊國屋書店限定版カバー
こちらはお風呂の中に入って撮影しました! ピンクのかわいい衣装がお気に入りです。おちゃめな様子が垣間見えると思います!

<プロフィール>
弓木奈於(ゆみき・なお)
1999年2月3日生まれ。京都府出身。身長165cm。血液型A型。愛称は「なおちゃん」「ゆみっきー」。2020年『坂道研修生 配属発表 SHOWROOM』にて乃木坂46に配属されることが発表され、乃木坂46の4期生として活動開始。2022年発売の乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』で初の選抜入り。以降、最新35thシングル『チャンスは平等』まで連続して選抜入りを続けている。2020年よりFM FUJI『沈黙の金曜日』(金曜21時~)で2時間のラジオ生放送のアシスタントMCを務め、数多くのバラエティ番組出演などグループ以外でも活躍中。

 

書誌情報

乃木坂46・弓木奈於1st写真集「天使だったのか」
発売日:2024年7月23日(火)発売
発行:株式会社ワン・パブリッシング
撮影:三瓶康友
定価:2,500円(税込)/判型:A4判/ページ数:144ページ
特別付録:メッセージ入りポストカード(全6種よりランダム1枚封入)

写真集公式X(@yumiki_1st):https://x.com/yumiki_1st

豊田ルナがチューブトップビキニでしなやか美ボディ披露【独占カット】

豊田ルナが、6月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」7月号TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&グラビアに登場した。

 

7月号から「BOMB」がビッグサイズにリニューアル。これまでのAB判(タテ257mm×ヨコ210mm)からA4ワイド判(タテ297mm×ヨコ235mm)にサイズアップし、約1.3倍の大きさとなる。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは豊田ルナ

写真集「Good to see Moon」も絶好調の豊田ルナの最新撮り下ろし12ページ。写真集ロケで行ったベトナムの余韻に浸る“夢の続き”がテーマのグラビア。ベトナム名物のフォーを食べたり、コーヒー飲んだり。そして水着グラビアとしての見せどころもたっぷり。

 

限定版の裏表紙は南みゆか(O2

アイドルグループ・O2のリーダーとしても活躍している南みゆか。この春に高校を卒業したバスト90センチの18歳。今回のグラビアは普段よりちょっと背伸びした水着をセレクト。大人っぽいけど、爽やかで健康的な正統派水着グラビアを。

 

通常版の表紙を飾るのは田中美久

田中美久がHKT48卒業後、初のボムロンググラビアに登場。今回のグラビアは大人の色気を漂わせる、これまでとは違ったシックな世界観に。表紙にもなった黒のコットンビキニはもちろん、チューブトップ水着での入浴シーンなど、アイドル時代ではなかなか見られなかった一面も披露する。

 

通常版の裏表紙は中村舞(STU48)

6月12日に1stアルバム『懐かしい明日』をリリースするSTU48から、アルバムリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務める中村舞が12ページのソログラビアを披露。ボディラインに心ときめくキャミソール姿など、素肌感いっぱいの初夏の雰囲気グラビアに。

 

【通常版】
表紙:田中美久
裏表紙:中村舞(STU48)

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ
裏表紙:南みゆか(O2

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

 

<そのほかのラインナップ>

●34枚目のシングルを6月12日(水)にリリースするアンジュルムから、グループでも特に気が合うと話す“りんりん”コンビ、橋迫鈴と川名凜の2人が11ページのグラビアを。タンクトップ&短パンのお部屋着で2人で作るブレックファースト。目玉焼きの焼き方でも個性を発揮。

●ニコニコチャンネルでの冠番組『わたしを野球につれてって!』も絶好調、『すぽると!on TVer』にも水曜日レギュラー出演中の黒嵜菜々子の最新ビキニグラビア。髪色を明るい茶髪にして、ますますいい女っぷりに磨きがかかる。

●澄田綾乃は、目隠しボンデージビキニ、網タイツ、ガーターベルトとセクシー爆発。

●春のコンサート東京公演でお披露目されたHKT48 7期生を恒例の全員撮影。平均年齢14.4歳のフレッシュガールズ16人。オリジナルアンケートから見える彼女たちの個性にも注目。

●そのほか、木下彩音、井頭愛海、早瀬憩などインタビューも充実。

●よゐこ・有野晋哉の連載「超棚からボム餅」もリニューアル。

<掲載タレント>
田中美久
中村舞(STU48)
橋迫鈴・川名凜(アンジュルム)
南みゆか(O2
黒嵜菜々子(Peel the Apple)
澄田綾乃
豊田ルナ
HKT48 7期生
木下彩音
井頭愛海
早瀬憩

「ボム7月号」
特別定価:本体1,380円+税(税込:1,518円)
発売日:2024年6月7日(金)
判型:A4ワイド判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

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<通常版>
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<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020743/

乃木坂46弓木奈於、“弓なり”なビキニショットでスレンダー美ボディ披露 1st写真集より水着カット初公開

7月23日(火)に発売される乃木坂46・弓木奈於の1st写真集より、新規先行カットが公開された。

弓木奈於 1st写真集/撮影:三瓶康友/ワン・パブリッシング

 

写真集の制作に当たり、弓木本人からの希望イメージは“ふわやか”。この難解なリクエストに応えるべく、選ばれた撮影地はタイ・プーケット。ラグジュアリーなホテルやプール、ビーチなど雄大な自然、リラックスした街でのショッピング、まるで弓木と旅しているような錯覚に陥る内容となっている。弓木の持つ魅力、これまで披露されてこなかった新たな一面、その全てを詰め込んだ写真集が完成した。

 

公開された新規カットは、これが初公開となる水着カット。スレンダーなボディに映えるブラウンのビキニは、タイ・プーケットの風景と相まってリゾート感あふれる雰囲気に。ちなみにこの写真、弓木いわく“湾曲”。プロポーションの良さが際立つ、円弧を描くようなまさに“弓なり”に曲がったその姿は、これまで誰も見たことがない一枚となっている。

 

通常版に加え「セブンネット限定版」「楽天ブックス限定版」「紀伊國屋書店限定版」の3バージョンの限定版カバー写真集も刊行。特別付録として、メッセージ入りポストカード全6種からランダムで1枚が封入される。

 

<プロフィール>

弓木奈於(ゆみき・なお)

1999年2月3日生まれ。京都府出身。身長165cm。血液型A型。愛称は「なおちゃん」「ゆみっきー」。2020年『坂道研修生 配属発表 SHOWROOM』にて乃木坂46に配属されることが発表され、乃木坂46の4期生として活動開始。2022年発売の乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』で初の選抜入り。以降、最新35thシングル『チャンスは平等』まで連続して選抜入りを続けている。2020年よりFM FUJI『沈黙の金曜日』(金曜21時~)で2時間のラジオ生放送のアシスタントMCを務め、数多くのバラエティ番組出演などグループ以外でも活躍中。

 

書誌情報

「弓木奈於1st写真集」
発売日:2024年7月23日(火)発売
発行:株式会社ワン・パブリッシング
撮影:三瓶康友
定価:2,500円(税込)/判型:A4判/ページ数:144ページ
特別付録:メッセージ入りポストカード(全6種よりランダム1枚封入)

STU48中村舞が美素肌きらめく爽やか初夏グラビア披露【独占カット】

アイドルグループ・STU48の中村舞が、6月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」7月号通常版裏表紙&グラビアに登場した。

 

7月号から「BOMB」がビッグサイズにリニューアル。これまでのAB判(タテ257mm×ヨコ210mm)からA4ワイド判(タテ297mm×ヨコ235mm)にサイズアップし、約1.3倍の大きさとなる。

 

通常版の裏表紙は中村舞(STU48)

6月12日に1stアルバム『懐かしい明日』をリリースするSTU48から、アルバムリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務める中村舞が12ページのソログラビアを披露。ボディラインに心ときめくキャミソール姿など、素肌感いっぱいの初夏の雰囲気グラビアに。

 

通常版の表紙を飾るのは田中美久

田中美久がHKT48卒業後、初のボムロンググラビアに登場。今回のグラビアは大人の色気を漂わせる、これまでとは違ったシックな世界観に。表紙にもなった黒のコットンビキニはもちろん、チューブトップ水着での入浴シーンなど、アイドル時代ではなかなか見られなかった一面も披露する。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは豊田ルナ

写真集「Good to see Moon」も絶好調の豊田ルナの最新撮り下ろし12ページ。写真集ロケで行ったベトナムの余韻に浸る“夢の続き”がテーマのグラビア。ベトナム名物のフォーを食べたり、コーヒー飲んだり。そして水着グラビアとしての見せどころもたっぷり。

 

限定版の裏表紙は南みゆか(O2

アイドルグループ・O2のリーダーとしても活躍している南みゆか。この春に高校を卒業したバスト90センチの18歳。今回のグラビアは普段よりちょっと背伸びした水着をセレクト。大人っぽいけど、爽やかで健康的な正統派水着グラビアを。

 

【通常版】
表紙:田中美久
裏表紙:中村舞(STU48)

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ
裏表紙:南みゆか(O2

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

 

<そのほかのラインナップ>

●34枚目のシングルを6月12日(水)にリリースするアンジュルムから、グループでも特に気が合うと話す“りんりん”コンビ、橋迫鈴と川名凜の2人が11ページのグラビアを。タンクトップ&短パンのお部屋着で2人で作るブレックファースト。目玉焼きの焼き方でも個性を発揮。

●ニコニコチャンネルでの冠番組『わたしを野球につれてって!』も絶好調、『すぽると!on TVer』にも水曜日レギュラー出演中の黒嵜菜々子の最新ビキニグラビア。髪色を明るい茶髪にして、ますますいい女っぷりに磨きがかかる。

●澄田綾乃は、目隠しボンデージビキニ、網タイツ、ガーターベルトとセクシー爆発。

●春のコンサート東京公演でお披露目されたHKT48 7期生を恒例の全員撮影。平均年齢14.4歳のフレッシュガールズ16人。オリジナルアンケートから見える彼女たちの個性にも注目。

●そのほか、木下彩音、井頭愛海、早瀬憩などインタビューも充実。

●よゐこ・有野晋哉の連載「超棚からボム餅」もリニューアル。

<掲載タレント>
田中美久
中村舞(STU48)
橋迫鈴・川名凜(アンジュルム)
南みゆか(O2
黒嵜菜々子(Peel the Apple)
澄田綾乃
豊田ルナ
HKT48 7期生
木下彩音
井頭愛海
早瀬憩

「ボム7月号」
特別定価:本体1,380円+税(税込:1,518円)
発売日:2024年6月7日(金)
判型:A4ワイド判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2CX896J/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107504986
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14929683

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020743/

「⼀緒に飲もうよ」西野七瀬、乃木坂46時代の思い出に“みんなとほろよい”。サントリー新CM出演「お酒を飲む⼊り⼝だった」

俳優の西野七瀬さんが、サントリー「ほろよい」ブランドの新CMキャラクターに就任しました。同ブランドは新テーマ「夢中がはじまる。」を掲げ、西野さんはワンカット撮影による60秒の新CMに出演しています。

↑西野七瀬さん

 

『東京タラレバ娘』世界とコラボ!?

「ほろよい」は、やさしい味わいで⼼地よく楽しめるアルコール度数3%のお酒として、2009年の発売以来、幅広い年代から人気を集めるロングセラーブランドです。サントリーは多くのユーザーが「⾃分の好きなものや夢中になっているものと⼀緒に、ほろよいを楽しんでいる」ことに着⽬し、ブランドメッセージを「夢中がはじまる。」へ刷新しました。

 

そこで今回の新CMの主⼈公は、「⾃分の好きなことに夢中になっている」多趣味な⻄野さん。

 

西野さんがプシュッと「ほろよい」缶を開けるのを皮切りに、漫画を読み始めれば『東京タラレバ娘』(東村アキコ/講談社)の物語からキャラクターが⾶び出したり、ゲームをし始めれば、ゲームの世界が広がり巨⼤ロボットが登場したりと、夢中になった世界が現実世界に現れます。

↑『東京タラレバ娘』のイラストはCMのための書き下ろし!

 

終盤は、「ほろよい」を⽚⼿に3つの世界のキャラクターと⻄野さんが仲良く乾杯! ⽸を開ける度に「夢中がはじまる。」スイッチが⼊り、さまざまに切り替わる⻄野さんの表情や、それぞれの世界に西野さんが⼊り込んだような臨場感に注目です。

 

西野さん、初めてのワンカット撮影

↑大好きなスイーツを頬張る西野さん

 

新CMの15秒ver.は6⽉11⽇(⽕)より配信開始。ワンカットで撮影された全編ノーカットの60秒ver.は、6⽉14⽇(⾦)放送のTBS系『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』内限定で地上波OAされます。

 

CM撮影現場での⻄野さんは、⽸を開ける⼿の向きからスタッフとの連携プレーまで、監督と動きを⼊念に確認。西野さんにとって初めてのワンカット撮影ということで、現場には緊張感が漂いつつも、西野さんは本番を重ねるごとに集中力を増していきます。

↑⼀⼈暮らしの家の壁が動く部屋を制作。極⼒CGを使わず、実際にそれぞれの世界が部屋に拡張する様⼦を表現しています。

 

撮影の合間には、部屋のインテリアや装飾を⾒て「かわいい〜! 散らかっている感じもオシャレに⾒える。お家でも真似したい」と、セットを楽しむ西野さんの姿も。監督の「OK」の声がかかると、スタッフ・キャストから歓声があがり、緊張感から解き放たれた⻄野さんには笑顔が見られました。

 

乃木坂46時代に「ちょっとほろよい⼀緒に飲もうよ」

↑もともと「ほろよい」を楽しんでいたという西野さん

 

──「ほろよい」のCMキャラクターに就任された感想を教えてください。

 

西野 うれしいです。もちろん飲んだことのある商品でしたし、知ってる⽅も多いですし。いろんな味を出されているなと知っていたので、⾃分にとって⾝近な「ほろよい」のCMキャラクターはすごいうれしく思います。

 

──これまでの「ほろよい」との思い出やエピソードはありますか?

 

西野 お酒を飲む⼊り⼝だったと思います。20歳になって、当時グループ(乃木坂46)に所属していたので、みんなと「ちょっとほろよい⼀緒に飲もうよ」という感じで飲んだ思い出があります。⾒た⽬、パッケージがすごい可愛いので、ついつい「あっ」て⼿に取っちゃうなっていうのがあります。寮⽣活していたのでその時も、たまに「飲まない?」みたいに、ありましたね。ももとか、果実系は飲みやすいイメージです。

 

──「セットが動く」という⼤掛かりな撮影でしたが、初挑戦のワンカット撮影はいかがでしたか?

 

西野 「今回こういう企画です」と知ってからずっとワクワクしていて。これはみんなで⼒を合わせてやるやつだ、めっちゃチャレンジだなって思いつつ、実際今⽇ここに来てみて、仕掛けとか全部すごいって思って。あとは動きの確認もして、早替えだったりが意外と時間がなくて。覚え始めは不安があったんですけど、何回も何回も練習させてもらって、なんとか終えられました。めちゃくちゃ楽しかったです。「またやりたい」って⾔っちゃいました(笑)。

 

──特にワクワクしたセットや仕掛け、また、⼤変だったことはありましたか?

 

西野 全部それぞれ結構違うテイスト、ベースとなるお部屋のインテリアもすごく可愛いですし。スイーツと漫画と、ゲームと。プシュッとやった時ぐらいに切り替わって、照明とかも変わったりして、その感じが楽しかったです。ジャージを着せてもらうのは⼤変でした(笑)。脱ぐ⽅はまだ⼤丈夫だったんですけど、腕を⼊れるのになかなか⼿こずりました。

 

──スイーツの世界、漫画の世界、ゲームの世界など複数の世界を体験いただきましたが、お気に⼊りの世界はありましたか? また、他にも⼊り込んでみたい世界があれば教えてください。

 

西野 3つの世界は全部好きなんですけど、ゲームかな。実際リアルで⼀番たしなんでいるのはゲームです。他に⼊り込んでみたい世界は、映画を観るのが好きなので、お供に「ほろよい」も良いと思いますし、歌うのも好きなので。おうちでよく歌ったりするので、「ほろよい」があればより楽しくなりそうです。感動系もいいですけど、ちょっとミステリーっぽい、最後まで犯⼈分からないみたいな作品も好きだし。ヒーローものも好きですね。

 

──今回のCMのコンセプトは「夢中がはじまる。」ですが、⻄野さんが夢中になるものに、何か共通点はありますか?

 

西野 ⾃分が興味あるものとかなのかな。今夢中になっている漫画は着物の話なんですけど、何となく着物にずっと興味があって、その作品を知って、より柄の種類とか⽣地の種類とかが知れたり。あともともと動物が好きなので、動物病院のお話、裏側だったりとか。そういう知識が知れるようなものが好きです。

 

──キャラクター就任が発表された5⽉25⽇は⻄野さんのお誕⽣⽇でした。30歳という節⽬の年でもありますが、この夏、「ほろよい」を飲みながら夢中になってみたいこと、なりそうなことはありますか?

 

西野 今年の夏は、舞台のお仕事が夏の間ずっとやっているので、本番終わった後とかに「ほろよい」で「今⽇も終わったな」みたいに浸るのではないかなと思ってます。夏はすごく苦⼿なのでなるべく室内に居たいんですけど……趣味が、謎解きに⾏くことが好きだったりするので、お酒飲んで謎解き……はしないか(笑)。した後ですかね。謎解いて「よっしゃ!」っていう気持ちで、打ち上げのような感じで「ほろよい」が飲めると、より達成感が味わえそうかなと思います。

 

【「ほろよい」新CMキャラクターに就任した西野七瀬さん】

モーニング娘。’24石田亜佑美「解き放たれた虎のような迫力が、莉佳子の個性として確立していてカッコいい」『ハロプロダンス学園』インタビュー(6)

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティの最新シーズン『ハロプロダンス学園シーズン11』(ダンスチャンネル)が配信中。

 

TV LIFE webでは、#4(6月6日放送)から放送される、後編のロックダンスの感想を石田亜佑美さん(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子さん(アンジュルム)、段原瑠々さん(Juice=Juice)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃さん(OCHA NORMA)にインタビュー。

 

ラストとなる第6回は石田さんに、ロックダンスの感想やシーズン11で卒業となる佐々木さんとの思い出を振り返ってもらいました。

 


 

◆収録を終えての感想を教えてください。

楽しかったです! すごく笑った1日でした! 詳しくは見てのお楽しみですが、即興性が求められるシーンが最近の流れ通り今回もあり、ヒリヒリした空気も流れました。でも結果かなりぶち上がったので、早く見て欲しいです。かが屋さんと石田のMCの相性も楽しんでいただきたいポイントです。

 

◆今回、“ロック”というジャンルに挑戦されましたが、いかがでしたか?

すごく好きです……。今までいろんなジャンルに触れてきましたが、今回特に先生が踊られているのを見て、それ私も踊りたい! と体が勝手に動いていました。ロッキンに触れるのは初めてではないのですが、カッコよく魅せるための角度やポイントの指し方を今回で知れたのが私はうれしかったです。

 

◆HIYORI 先生に教わっての感想や、意識したこと、学んだことを教えてください。

ものすごくかわいらしい先生でした! なんと19歳で、収録の日の朝に関西から1人で新幹線で来てくださって、テレビは初めてだというHIYORIさんだったのですが、かが屋さんのフリに対してもノリノリで受け答えてしていたり、すごく笑顔の多い方で収録中ずっと楽しかったです! HIYORIさんも今日を楽しんでくれていたらいいな…と思って、いつもより多めに話しかけたり、お昼一緒に食べたり、お節介しちゃっている自分がいました!(笑)

 

◆ショーケースでは Adoさんの「唱」を使って、パフォーマンスを披露されましたが、いかがでしたか?

カッコよかったです! 今回、私は足を休ませなきゃいけない状況にあり、一緒に踊ることができていません。だから、よーくよーくダンス学園メンバーのダンスをあらためて見ることができた日でもありました。限られた時間をギリギリまで練習に使っている姿もカッコよかったですし、ショーケース中の集中力がすごすぎて、「すごいことやっているよ!あなたたち!」と伝えました。

 

◆ショーケースのここを見てほしい!というご自分のお薦めポイントを教えてください。

佐々木莉佳子ちゃん、卒業前最後の参加となるハロプロダンス学園なので、私もつい注目して見ていましたが、ロッキン好きなんだろうな!と伝わる楽しそうな表情がよかったです。始まってすぐ、斜めのフォーメーションになり(佐々木は画面で見て左から2番目) 、ゆっくり体重を左から右に動かすとき、ちょっとの動きなのに莉佳子めちゃくちゃキメていて、それを終わったあとに伝えたら、「石田さんが見ている感じがしたので!!」とかわいい答えが返ってきたそこも注目ポイントです。

 

◆シーズン10で念願の公開収録イベントを行われましたが、反響など届いていますでしょうか? また機会があったら、どんなイベントを行いたいでしょうか?

「すごいイベントだった!!!」と興奮のお言葉がたくさん届きました。練習のシーンが見られたことへの意外性や、そのときに覚えることが早かった我々に感動してくれている声や、「ダンスは自分は踊れないけどすごく楽しめた!」などと、番組を通して一番伝えたい「ダンスってこんなに楽しいんだ!」を直接届けられたのがうれしかったです。収録の最後の最後に、私が少しだけ、みんなも一緒に!とあおって「恋愛レボリューション21」を会場全員で踊ったら、それも喜んでいただけた声が多かったので、希望者が一緒にダンスを習えるイベントもやってみたいですね。

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

◆今回の収録で佐々木莉佳子さんが卒業されます。これまでの番組を振り返って印象に残っている出来事を教えてください。

シーズン1の後半(梅棒さん回)で、恋仲?を演じたことが楽しかったなと思い出しています(笑)。

キラキライケメンにメガネを取られてキャッとなる、王道少女漫画的シーンで、キュンキュンでした。あと、莉佳子は過去に習ったダンスをしばらく経っても覚えていることが多くて、特にKANA-BOON!さんの振りは、当日苦戦した影響もあってか、後日よく踊っていて、ダンスが好きだからこそだなと思っていました。

 

◆佐々木さんのこのダンスが好き!というところがありましたら教えてください。

踊るとき、目の色が変わるところが好きです! ラストのロッキンは特に本当に楽しそうでした!

好きなダンスを踊っているときの、鎖全て外され解き放たれた虎のような迫力が、莉佳子の個性として確立していてカッコいいです。

 

◆最後に新シーズンに向けての目標を教えてください。

またメンバーの変化があります。普段グループが違うメンバーがここに集まることで見られる、それぞれの新たな一面や、さらにメンバーの変化で起こる新鮮な絡みなどを楽しみに、見守っていただけたら幸いです。ですが、真剣にダンスに取り組む姿勢は何があっても変えずにお届けしたいので、ダンスバラエティと言いつつ、ダンスに本気になりすぎて笑いが1ミリもない回があってもご了承ください!(笑) もっともっともっといろんな方に見てほしいです!

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

PROFILE

石田亜佑美
●いしだ・あゆみ…1997年1月7日生まれ。宮城県出身。O型。モーニング娘。’24のメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンス学園シーズン11』
CSダンスチャンネル

#4:2024年6月6日(木)午後11時30分~
#5:2024年6月20日(木)午後11時30分~
#6:2024年7月4日(木)午後11時30分~
(リピート放送あり)

Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」で放送直後に配信

<出演者>
MC:かが屋(加賀翔、賀屋壮也)

石田亜佑美(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子(アンジュルム)、段原瑠々(Juice=Juice)、秋山眞緒(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃(OCHA NORMA)

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-gakuen11.html

田中美久が大人の色気あふれる黒ビキニ姿で美谷間くっきり 畳でごろんショットも【独占カット】

田中美久が、6月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」7月号通常版の表紙&グラビアに登場した。

田中美久「BOMB」7月号

 

7月号から「BOMB」がビッグサイズにリニューアル。これまでのAB判(タテ257mm×ヨコ210mm)からA4ワイド判(タテ297mm×ヨコ235mm)にサイズアップし、約1.3倍の大きさとなる。

 

通常版の表紙を飾るのは田中美久

田中美久がHKT48卒業後、初のボムロンググラビアに登場。今回のグラビアは大人の色気を漂わせる、これまでとは違ったシックな世界観に。表紙にもなった黒のコットンビキニはもちろん、チューブトップ水着での入浴シーンなど、アイドル時代ではなかなか見られなかった一面も披露する。

 

通常版の裏表紙は中村舞(STU48)

6月12日に1stアルバム『懐かしい明日』をリリースするSTU48から、アルバムリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務める中村舞が12ページのソログラビアを披露。ボディラインに心ときめくキャミソール姿など、素肌感いっぱいの初夏の雰囲気グラビアに。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは豊田ルナ

写真集「Good to see Moon」も絶好調の豊田ルナの最新撮り下ろし12ページ。写真集ロケで行ったベトナムの余韻に浸る“夢の続き”がテーマのグラビア。ベトナム名物のフォーを食べたり、コーヒー飲んだり。そして水着グラビアとしての見せどころもたっぷり。

 

限定版の裏表紙は南みゆか(O2

アイドルグループ・O2のリーダーとしても活躍している南みゆか。この春に高校を卒業したバスト90センチの18歳。今回のグラビアは普段よりちょっと背伸びした水着をセレクト。大人っぽいけど、爽やかで健康的な正統派水着グラビアを。

 

【通常版】
表紙:田中美久
裏表紙:中村舞(STU48)

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ
裏表紙:南みゆか(O2

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

 

<そのほかのラインナップ>

●34枚目のシングルを6月12日(水)にリリースするアンジュルムから、グループでも特に気が合うと話す“りんりん”コンビ、橋迫鈴と川名凜の2人が11ページのグラビアを。タンクトップ&短パンのお部屋着で2人で作るブレックファースト。目玉焼きの焼き方でも個性を発揮。

●ニコニコチャンネルでの冠番組『わたしを野球につれてって!』も絶好調、『すぽると!on TVer』にも水曜日レギュラー出演中の黒嵜菜々子の最新ビキニグラビア。髪色を明るい茶髪にして、ますますいい女っぷりに磨きがかかる。

●澄田綾乃は、目隠しボンデージビキニ、網タイツ、ガーターベルトとセクシー爆発。

●春のコンサート東京公演でお披露目されたHKT48 7期生を恒例の全員撮影。平均年齢14.4歳のフレッシュガールズ16人。オリジナルアンケートから見える彼女たちの個性にも注目。

●そのほか、木下彩音、井頭愛海、早瀬憩などインタビューも充実。

●よゐこ・有野晋哉の連載「超棚からボム餅」もリニューアル。

<掲載タレント>
田中美久
中村舞(STU48)
橋迫鈴・川名凜(アンジュルム)
南みゆか(O2
黒嵜菜々子(Peel the Apple)
澄田綾乃
豊田ルナ
HKT48 7期生
木下彩音
井頭愛海
早瀬憩

「ボム7月号」
特別定価:本体1,380円+税(税込:1,518円)
発売日:2024年6月7日(金)
判型:A4ワイド判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2CX896J/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107504986
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14929683

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020743/

老舗アイドル雑誌「BOMB」がリニューアル、誌面がA4ワイド判にサイズアップ 初回7月号の表紙は田中美久【独占カットあり】

1979年創刊の老舗アイドル雑誌「BOMB」が、6月7日(金)発売の7月号からリニューアルし、誌面がワイド化される。

 

今回のリニューアルでは、「水着グラビア写真を大きく見たい!」という読者の声に応え、これまでのAB判(タテ257mm×ヨコ210mm)からA4ワイド判(タテ297mm×ヨコ235mm)にサイズアップ。約1.3倍のビッグサイズとなり、グラビア写真の迫力がダイレクトに伝わる誌面構成でアイドルファン、水着グラビアファンをこれまで以上に満足させるグラビアを提供する。

 

通常版の表紙を飾るのは田中美久

田中美久がHKT48卒業後、初のボムロンググラビアに登場。今回のグラビアは大人の色気を漂わせる、これまでとは違ったシックな世界観に。表紙にもなった黒のコットンビキニはもちろん、チューブトップ水着での入浴シーンなど、アイドル時代ではなかなか見られなかった一面も披露する。

 

通常版の裏表紙は中村舞(STU48)

6月12日に1stアルバム『懐かしい明日』をリリースするSTU48から、アルバムリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務める中村舞が12ページのソログラビアを披露。ボディラインに心ときめくキャミソール姿など、素肌感いっぱいの初夏の雰囲気グラビアに。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは豊田ルナ

写真集「Good to see Moon」も絶好調の豊田ルナの最新撮り下ろし12ページ。写真集ロケで行ったベトナムの余韻に浸る“夢の続き”がテーマのグラビア。ベトナム名物のフォーを食べたり、コーヒー飲んだり。そして水着グラビアとしての見せどころもたっぷり。

 

限定版の裏表紙は南みゆか(O2

アイドルグループ・O2のリーダーとしても活躍している南みゆか。この春に高校を卒業したバスト90センチの18歳。今回のグラビアは普段よりちょっと背伸びした水着をセレクト。大人っぽいけど、爽やかで健康的な正統派水着グラビアを。

 

【通常版】
表紙:田中美久
裏表紙:中村舞(STU48)

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
田中美久

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ
裏表紙:南みゆか(O2

<別冊付録>
両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

 

<そのほかのラインナップ>

●34枚目のシングルを6月12日(水)にリリースするアンジュルムから、グループでも特に気が合うと話す“りんりん”コンビ、橋迫鈴と川名凜の2人が11ページのグラビアを。タンクトップ&短パンのお部屋着で2人で作るブレックファースト。目玉焼きの焼き方でも個性を発揮。

●ニコニコチャンネルでの冠番組『わたしを野球につれてって!』も絶好調、『すぽると!on TVer』にも水曜日レギュラー出演中の黒嵜菜々子の最新ビキニグラビア。髪色を明るい茶髪にして、ますますいい女っぷりに磨きがかかる。

●澄田綾乃は、目隠しボンデージビキニ、網タイツ、ガーターベルトとセクシー爆発。

●春のコンサート東京公演でお披露目されたHKT48 7期生を恒例の全員撮影。平均年齢14.4歳のフレッシュガールズ16人。オリジナルアンケートから見える彼女たちの個性にも注目。

●そのほか、木下彩音、井頭愛海、早瀬憩などインタビューも充実。

●よゐこ・有野晋哉の連載「超棚からボム餅」もリニューアル。

<掲載タレント>
田中美久
中村舞(STU48)
橋迫鈴・川名凜(アンジュルム)
南みゆか(O2
黒嵜菜々子(Peel the Apple)
澄田綾乃
豊田ルナ
HKT48 7期生
木下彩音
井頭愛海
早瀬憩

「ボム7月号」
特別定価:本体1,380円+税(税込:1,518円)
発売日:2024年6月7日(金)
判型:A4ワイド判 電子版:なし
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2CX896J/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107504986
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14929683

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020743/

チョコプラMC『上には上がいる!』第4弾 スポーツのまさかのNo.1を紹介 ゲストは木村沙織、INI西洸人、パンサー向井慧、村重杏奈

チョコレートプラネットがMCを務める『上には上がいる!』(TBS系 午後9時~9時58分※一部地域を除く)が6月12日(水)に放送される。

(左から)向井慧、木村沙織、長田庄平、松尾駿、西洸人、村重杏奈

 

この番組は、日本も含めた世界のさまざまなジャンルのまさかのNo.1を発掘し、「世の中って上には上がいるんだな」と思い知らされる“No.1発掘バラエティ”。

 

MCはチョコレートプラネットが務め、スタジオゲストとして元バレーボール女子日本代表・木村沙織、西洸人(INI)、向井慧(パンサー)、村重杏奈が出演する。

 

第4弾となる今回は「上には上がいるスポーツ列伝」をテーマに、スポーツの試合中に起きたまさかのNo.1を紹介。「バレーボールの神レシーブ」では、ゲスト・木村の現役時代のスーパープレー映像を交えて紹介する。

 

「売れまくったスポーツ名場面の写真」ではトップの売り上げ数の多さに、ゲストから感嘆の声が上がる。

 

また「相撲の張り手合戦」や「逆転劇」などでは予想もつかない結果が飛び出す。試合中に起きた「交代してすぐに退場」の短すぎるタイム、「余裕こきすぎてゴール直前で逆転」など爆笑連発の場面も。

 

さらに、試合中にたまに起こる男性特有の「金的の衝撃」や、木村が受けた顔面直撃のとても痛い映像から「衝撃」を数値化して発表。個性豊かな“上には上”を続々と紹介する。

 

番組情報

『上には上がいる!』

TBS系

2024年6月12日(水)午後9時~9時58分

※一部地域を除く

※放送時間は変更になる可能性があります

 

MC:チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)

スタジオゲスト:木村沙織、西洸人(INI)、向井慧(パンサー)、村重杏奈(50音順)

 

©TBS

岡田紗佳 大人の色香漂う“役満ボディ”を異国の地で解放…!「普段見せられないような一面も自然と表現できた」

プロ雀士として活躍しながらテレビのバラエティ番組にも多数出演、グラビアでは抜群のスタイルで「役満ボディ」と称される岡田紗佳の5年ぶりとなる3rd写真集「おかぴのぴ」(小学館)が、8月2日(金)に発売決定した。

撮影:藤本和典「岡田紗佳写真集 おかぴのぴ」(小学館)

Mリーグの激闘の合間を縫って岡田が訪れた撮影地は、南国タイのビーチリゾート・パタヤ。鮮やかな青果が並ぶ市場を見物し、乗り合いバス「ソンテウ」に揺られ、夕暮れのビーチで波にもまれ、夜のウォーキングストリートを街ブラ、ベッドルームでは純白のシーツに包まれて……。

 

卓上の緊張感から解放され、これまで見せたことのないリラックスした表情と艶やかな姿を異国の地で見せている。2月に30歳を迎え、ますます大人の色香漂う岡田の「基本の基」であり「秘中の秘」をまるごと味わえるメモリアルな写真集がここに誕生した。

 

今回の発表に際して、岡田は「タイ・パタヤは40度を超えていましたが、天気がとてもよくて、異国情緒もあふれ、普段見せられないような一面も自然と表現できたような気がします」と語っている。コメント全文は以下に掲載。

 

なお、楽天ブックス、セブンネット、紀伊國屋書店では限定のポストカード特典も予定されており、その絵柄も解禁となった。

 

岡田紗佳 コメント

5年ぶりに写真集を発売することになりました!3作目にして初めての海外での撮影でした。

 

タイ・パタヤは40度を超えていましたが、天気がとてもよくて、異国情緒もあふれ、普段見せられないような一面も自然と表現できたような気がします。

 

私は泳ぐことができないので、今まで海やプールでの撮影は敬遠していたのですが、今回は思い切ってチャレンジしているので、そこもみなさんに見てほしいです!

 

書誌情報

「岡田紗佳写真集 おかぴのぴ」

2024年8月2日(金)発売

 

撮影:藤本和典

定価:3,520円(税込)

判型:A4判

頁数:112ページ

ISBN:978-4-09-682457-3

発行:小学館

URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682457

石井竜也が加山雄三「君といつまでも」をカバー 超ときめき♡宣伝部は西野カナ「トリセツ」を今回限りの振り付けで披露『うたコン』

6月11日(火)放送の『うたコン』(NHK総合 午後7時57分~8時42分)は、ジューンブライドにちなんで「結婚ソング」を特集する。

『うたコン』©NHK

 

今回は、街頭インタビューで聞いた「あなたにとっての結婚ソングは?」をもとに、昭和・平成の時代を彩った愛の名曲を紹介。さらに令和の結婚式に潜入して、最新の「結婚ソング」もお届け。

 

NHKホールからの生パフォーマンスでは、石井竜也が加山雄三の結婚ソング「君といつまでも」をカバー。有名なせりふ「しあわせだなあ~」を一体どのように表現するのか。

 

また、人気急上昇中のアイドル・超ときめき♡宣伝部は西野カナの「トリセツ」を、今回限りのスペシャルな振り付けで披露(振付は槙田紗子)。

 

藤あや子は、憧れの人・山口百恵の「秋桜」を。さらに、平松愛理が6年ぶりに『うたコン』に登場し、平成を代表する結婚ソング「部屋とYシャツと私」を披露する。

 

番組冒頭には、布施明が代表曲「マイ・ウェイ」を歌唱。また、刀剣男士 formation of 江 おん すていじ、辰巳ゆうと、HYも登場し、話題曲をパフォーマンス。

 

番組情報

『うたコン』

NHK総合

2024年6月11日(火)午後7時57分~8時42分

 

司会:谷原章介、赤木野々花アナウンサー

出演:石井竜也、HY、辰巳ゆうと、超ときめき♡宣伝部、刀剣男士 formation of 江 おん すていじ、藤あや子、布施明、平松愛理

 

<セットリスト>

「マイ・ウェイ」布施明

「君といつまでも(加山雄三)」石井竜也

「秋桜(山口百恵)」藤あや子

「トリセツ(西野カナ)」超ときめき♡宣伝部

「部屋とYシャツと私」平松愛理

「366日(Official Duet ver.)」HY

「迷宮のマリア」辰巳ゆうと

「SONG OF LIGHT」石井竜也

「VIVA CARNIVAL」刀剣男士 formation of 江 おん すていじ

 

©NHK

あまつまりな “あまつ史上最高露出”な最新写真集が発売決定「ワクワクドキドキの撮影でした」

「ぱんつの姫」の異名を持つ2.5次元モデル・あまつまりなの最新写真集「Lace up」(小学館)が、7月26日(金)に発売される。

撮影:西條彰仁「あまつまりな写真集 Lace up」(小学館)

 

2年ぶり、4冊目となる写真集は、本人も「挑戦の連続だった」と振り返るほど“あまつ史上最高露出”の表現となっている。

 

タイトルの「Lace up(レースアップ)」は、「編み上げる」「ひもで結ぶ」という意味を持つ。撮影地となった台湾のレトロ洋館やホテル、そして自然の中を舞台に、透け感の強いレース生地を多用した衣装を身にまとうことで、自らの美貌と曲線美をエロティックでフェティッシュな芸術作品に“編み上げて”いったあまつまりな。もはや「フィクションの存在」とは思えない、圧倒的存在感を放つ写真集がついに完成した。

 

さらに、写真集発売とともに、書店でのイベントも決定。7月28日(日)に書泉グランデ(東京・神保町)にて、あまつまりな写真集発売記念お渡し握手会の開催を予定している。詳細は書泉グランデのホームページ(https://www.shosen.co.jp/event/21495/)を参照。

 

あまつまりな コメント

念願の海外で撮影ができてうれしいです!今回は挑戦も多く、一体どんな写真集になるのかワクワクドキドキの撮影でした。あまつらしさはそのままに、でも斬新な、大人になったあまつまりなを感じてもらえる一冊になると思います。

 

書誌情報

「あまつまりな写真集 Lace up」

2024年7月26日(金)発売

 

撮影:西條彰仁

定価:3,520円(税込)

判型:A4判

頁数:128ページ

ISBN:978-4-09-682459-7

発行:小学館

URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682459

OCHA NORMA広本瑠璃「永遠に踊っていたいくらいに楽しかったです!」『ハロプロダンス学園』インタビュー(5)

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティの最新シーズン『ハロプロダンス学園シーズン11』(ダンスチャンネル)が配信中。

 

TV LIFE webでは、#4(6月6日放送)から放送される、後編のロックダンスの感想を石田亜佑美さん(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子さん(アンジュルム)、段原瑠々さん(Juice=Juice)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃さん(OCHA NORMA)にインタビュー。

 

第5回は広本さんに、ロックダンスの感想やシーズン11で卒業となる佐々木さんとの思い出を振り返ってもらいました。

 


 

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

◆収録を終えての感想を教えてください。

自分の中で、今までの収録1、2を争うくらいの苦戦回でした。流れをつかむまでにすごく時間がかかってしまったのですが、自分の中で流れがつかめたら体力が無制限だったら永遠に踊っていたいくらいに楽しかったです!

 

◆今回、“ロック”というジャンルに挑戦されましたが、いかがでしたか?

何個かの動きを組み合わせていく感じのスタイルのダンスに慣れていなくて苦戦しました。 動きを覚えることができても、ショーケースを作るとなると、同じ動きが出てきても次の動きが変わってくるから、次にどう動くか分からなくなっていくことが起きてしまって、そこが難しかったです。

 

◆HIYORI先生に教わっての感想や、意識したこと、学んだことを教えてください。

先生の人柄の良さを感じたのと、ひとつひとつの知識を学びました。まず、先生の人柄に一気に惹かれました。すごく明るくてかわいらしくて不安な気持ちがどんどん吹き飛ぶ指導でありがたかったです。

そして、レッスンの中で動きの名前の由来などを教えていただいたのですが、その説明が分かりやすくてより多くを学べて楽しかったです!

 

◆ショーケースではAdoさんの「唱」を使って、パフォーマンスを披露されましたが、いかがでしたか?

ロッキンというジャンルのイメージがバチバチ洋楽だったので、新鮮ですごく楽しかったです!

聞きなじみもありましたし、先生が作ってくださる振りが取っていると思う音が自分の振りでハマった時にすごく気持ちよかったです。

 

◆ショーケースのここを見てほしい!というご自分のお薦めポイントを教えてください。

イントロの見せ場とAメロ後半のVの形になって踊ってからカノンで止まって回るパートです。今回のショーケースは、1人1つ見せ場的パートが作られているのですが、私はそれがイントロにあって、みんなで音をためて回ってくるグルーブ感がお気に入りです!

 

◆今回の収録で佐々木莉佳子さんが卒業されます。これまでの番組を振り返って印象に残っている出来事を教えてください。

公開収録のバトルのときにペアになって、バトルも公開収録も慣れてない私と一緒に悩んだり相手ペアの踊りを見て影響を受けたり、やるぞと気合を入れたりできたことです。人見知りをしてしまって、自分から話せに行けない私なので、この回があったおかげで佐々木さんと少しずつ距離を縮められた貴重な回になりました。

 

◆佐々木さんのこのダンスが好き!というところがありましたら教えてください。

誰と踊られていても目を引く踊り、パワー感、生パフォーマンスはもちろん映像でも伝わってくるところ、表情と体の形がいつ切り取ってもすてきなところなどなどです!

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

PROFILE

広本瑠璃
●ひろもと・るり…2003年6月18日生まれ。広島県出身。B型。OCHA NORMAのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンス学園シーズン11』
CSダンスチャンネル

#4:2024年6月6日(木)午後11時30分~
#5:2024年6月20日(木)午後11時30分~
#6:2024年7月4日(木)午後11時30分~
(リピート放送あり)

Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」で放送直後に配信

<出演者>
MC:かが屋(加賀翔、賀屋壮也)

石田亜佑美(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子(アンジュルム)、段原瑠々(Juice=Juice)、秋山眞緒(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃(OCHA NORMA)

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-gakuen11.html

小野賢章&富田美憂「この映画を観て、子を思う親の気持ちを感じてもらえれば」映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」

『ペンギン・ハイウェイ』や『泣きたい私は猫をかぶる』など話題作を世に送り出してきたスタジオコロリドの待望の長編アニメ・映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』が現在公開&配信中。人間と鬼の世界を舞台に、少年少女の冒険や旅の先々で経験する大人たちとの交流など、多くの世代の心に響く内容となった本作。W主演を務めた小野賢章さん、富田美憂さんにキャラクターたちの魅力、アフレコの様子などをたっぷりうかがった。

 

【小野賢章さん&富田美憂さん撮り下ろし写真】

 

柊とツムギは足りない部分を補い合っている、互いに大切な存在

──この作品は“誰かに必要とされたい”と願う高校1年生の柊と、消えた母親を探している鬼の少女・ツムギの冒険譚です。お2人はご自身の役にどのような印象を持ちましたか?

 

小野 柊には親友と呼べる存在がいないんですよね。でもそれは引っ込み思案だからとか、そういうわけでもなくって。友達を作る行動はしているけど、どこか空回りしてしまっている。空気を読み過ぎて、相手の懐にあと一歩入り込めない男の子という感じがしました。

 

富田 ツムギにはたまに周りが見えなくなるところがありますけど、柊は逆に見過ぎちゃうんでしょうね。でも、柊には客観的に自分以外を見られる良さがあるし、精神的に大人だなと思いました。

 

小野 確かに。ただ、柊にはツムギのように初めて会う相手や大人に対してガツガツと言えるところがないから、柊からすれば、ツムギのほうが大人っぽいと感じているかもしれないですね。

 

──富田さんから見てツムギはどんな女の子ですか?

 

富田 鬼であるというところ以外は至って普通で、年相応の天真爛漫さがある子だなと思いました。賢章さんがおっしゃったように、自分の思ったことをハッキリと口に出せるタイプですし、きっと頭で考えるよりも先に行動に移せてしまう子なんだと思います。

 

──確かに2人が出会ったばかりの頃は、なかなかすぐに行動に移せない柊に対し、ツムギがちょっとモヤモヤしているところがありましたよね。

 

富田 そうなんです。“なんではっきり言えないの?”っていう苛立ちみたいなところもあって(笑)。ただ、柊は大人と会話をするときにちゃんと敬語を使うけど、ツムギは“敬語が苦手なのかな……?”って思えるようなお茶目なところがある。それぞれに良さと短所があるんですよね。

 

小野 お互いに足りないところを補い合っている存在だとも言えるし。だから性格は正反対だけど、相性はいいんだと思います。

小野賢章●おの・けんしょう…10月5日生まれ。福岡県出身。4歳から子役として活動を始め、12歳から映画『ハリー・ポッター』シリーズの日本語吹き替え版でハリー・ポッター役を務める。主な出演作に『黒子のバスケ』(黒子テツヤ)、『アイドリッシュセブン』シリーズ(七瀬陸)、『SPY✕FAMILY』(ユーリ・ブライア)など。声優活動に加え、ミュージカルや舞台にも多数出演し、俳優としても注目を集めている。公式HP XInstagram

 

──なるほど。

 

富田 ただ、急に大人だらけの空間に放り込まれたとき、きっと一番かわいがられるのはツムギみたいな、物怖じせずに何でも言えちゃう子なんですよね。

 

小野 そうなの?

 

富田 私、年下の兄弟がいるんですけど、真ん中の弟がまさにツムギタイプなんです。小さい頃から大人に囲まれると、「おまえはかわいいな」って言ってもらっていて。それを見ながら、“私にはない部分だなぁ”っていつも思っていました(笑)。

 

──それを思うと、旅先でツムギが倒れ、柊が旅館の方に「ここで働かせてください!」と談判する姿は、大人を相手にすごく頑張っていましたよね。

 

小野 なかなかすぐに行動に移せない柊とは思えない積極さがありましたし、実は彼ってすごく頑固な一面を持っているんだなと知れたシーンでした。それに、ツムギの体を気遣って休ませるためにあそこまで必死に頼み込んでいて。もしかしてツムギのことが好きなのかな? って、ちょっと思いましたね。

 

富田 早くないですか?(笑) だってあのシーンって、2人が出会ってからまだ2日目とかですよね。

 

小野 うん。でも、柊くらいの年頃の男の子って、好きな女の子からかっこよく見られたいという思いがあるじゃない? だから頑張れたのかなって。ものすごく勝手な妄想ですけど(笑)。

 

富田 そっかぁ〜。

 

小野 と言いつつ、ツムギの意識が戻って、「助けてくれたの?」って聞かれたとき、「いや、旅館の人たちが助けてくれたんだよ」って返していて。あの言葉から考えると、純粋にツムギのためになんとかしてあげたいと思ったのかなという気もしました。

 

──柊のツムギに対する思いは、いろいろと想像させられますよね。

 

小野 そうですね。そもそもツムギと出会い、彼女から「一緒に母親を探してほしい」と言われたことが、柊にはすごくうれしかったんだと思います。彼は学校でもよくクラスメイトに「これ、やっといてくれる」って頼まれることがありましたけど、それは言うなれば押し付けに近くて。でも、ツムギから言われたときは、本当に自分が必要とされていると感じた。だから、彼女と一緒に行く決心をしたんでしょうね。

 

──反対に、ツムギが柊に頼み込むとき、“柊じゃないとダメだ”という思いがあったと思いますか?

 

富田 う〜ん、どうかなぁ……。

 

小野 いや、あれは計算だと思う(笑)。

 

富田 はははははは!

 

小野 だって、あのシーンのときのツムギは単純に柊を利用しようと思っていただけでしょ?

 

富田 はい! 目的のために!!(笑) でも、聞いてください。ツムギの行動原理には大前提として、消えた母親にとにかく会いたいという、強い思いがあるんです。ですから、最初のうちはそれを助けてくれる人が柊でなくてもよかったという思いはあったはずで。ただ、それが一緒に旅をすることで、だんだんと“柊だから頼みたい”に変わっていく。そうした心の変化もこの作品の見どころの1つになっていると思います。

 

母親を思い続けるツムギの感情と、意外と頑固な柊に注目を

──アフレコはいかがでしたか?

 

小野 こうした単発長編作品だと1日で一気に録ったり、多くても2日で録り切ることが多いんです。でも今回は4回に分かれていて、2人で一緒に収録もできたので、丁寧に作ることができたなという印象があります。

 

富田 私、最初の頃はすごく探り探りでした(笑)。賢章さんとここまでしっかり共演するのは初めてでしたし。

 

小野 僕も柊の高1という設定には少し苦戦しました。最近は大人の役を演じる機会も増えてきたのですが、ここにきて年齢がまたぐっと下がって(笑)。高1というと、ほぼ中学生ですしね。でも、監督がすごく時間をかけてくださったんです。アフレコ前には監督が抱いているキャラクター像の説明を細かく教えていただく時間もあったので、役作りはとてもスムーズでしたね。

 

富田 そうでしたね。収録時はまだ映像が完全にはできておらず、物語に登場する“本当の気持ちを隠す人間から出る”という《小鬼》についてもたくさん説明をいただいて。おかげで頭のなかでイメージしながら演じることができました。

富田美憂●とみた・みゆ…11月15日生まれ。埼玉県出身。2015年に声優デビュー。主な出演作に『アイカツスターズ!』(虹野ゆめ)、『メイドインアビス』(リコ)、『かぐや様は告らせたい』シリーズ(伊井野ミコ)、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(チュアチュリー・パンランチ)など。朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ)のコーナーにておどろんの声を担当。2019年、『Present Moment』でソロアーティストとしてデビューし、音楽活動も行っている。公式HPXInstagram

 

──アフレコで特に印象的だったシーンはありますか?

 

富田 物語の序盤のほうなんですが、ツムギが柊のお母さんにお風呂上がりに髪をすいてもらう場面があるんです。そこで監督から、「多分、ツムギは母親からあまりこういうことをしてもらった経験がないから、気恥ずかしさやちょっとドキドキしている感情も出してみてください」というディレクションを受けて。それ以来、彼女が母親を思う気持ちというのが物語の要所要所に出ればいいなということを意識するようになりましたね。

 

小野 僕はやはり旅館のシーンが印象的でした。柊って、譲らないときは本当に譲らないんだなって思いましたし。だって、女将さんから何を聞かれても、「ここで働きたいんです!」しか言わないんです(笑)。

 

富田 3〜4回くらい繰り返していましたよね(笑)。

 

小野 あの、“てこでも動かんぞ!”という柊の意志の強さは本当に意外でした。

 

──また、今作ではツムギと母親に関することだけでなく、柊と父親の関係性も描かれています。それぞれのキャラクターの立場から見た父親、母親はどのように映りましたか?

 

小野 柊の父親は「俺の言ったとおりにしておけば間違いないんだ」と考えを押し付けるタイプなんですよね。柊にとっては自分のやりたいことを優先させてもらえないから、もしかしたら父親に大事にされていないんじゃないかと不安を感じている部分もあるのではないかと思います。だからこそ、ツムギに「一緒に行こう」と言われて着いていく。それがまるで家出のようにも思えて。子どもが家出をするのは、大抵が親に構ってほしいときだと思いますし。

 

富田 “探さないで”って言いつつ、本心では“絶対に探しに来てよ”って思ってるような?

 

小野 そう(笑)。だから、父親のことが決して嫌いなわけではないんだけど、自分が思っていることをちゃんと伝えたいし、聞いてほしいという気持ちがあったんじゃないかなって思いますね。

 

富田 私はこの作品に触れて、“親も人なんだな”と、より強く思いました。私自身、長きにわたり反抗期を続けていた過去がありまして(苦笑)。ある日、母と大げんかをし、思わず「こんな家なんかに生まれなければよかった」って言ってしまったことがあるんです。それを聞いた母が目の前で号泣して。その瞬間は、“どうしてこんな言葉なんかで?”と不思議に思ったのですが、自分が大人になって振り返ると、“お母さんだって人なんだから、あんなことを言われたら絶対に哀しむはずだ”と分かり、すごく反省したんです。当時は気づくことができませんでしたが、親はいつも子どものことを見ているし、私のためを思ってしてくれていたことや、かけてくれていた言葉がたくさんあって。それがどれだけ幸せなことなのかが今ではよく分かるので、この作品をご覧になり、同じように感じてくれる人がたくさんいるとうれしいですね。

 

思わず買ってしまった浮遊する電球と、一目惚れして購入した念願のレスポール

──お2人の仕事道具についてもうかがいたいのですが、アフレコ現場に必ず持っていくものなどはありますか?

 

富田 多くの声優が持っていると思うのですが、持ち運びができる吸入器ですね。私は特に乾燥に弱いので、お薬を入れられるタイプのものを使用しています。

 

小野 オムロンのだよね?

 

富田 そうです。多分、みんな同じものを使っていると思いますし、私も今のもので三代目になります。

 

小野 僕はアプリのアクセント辞典ですね。

 

富田 もしかして、NHKの?

 

小野 そう。台本を読み、“あれ? この言葉の正しい発音ってどうだったっけ?”と思ったときにすぐ確認できるので、ものすごく重宝しています。

 

──では、プライベートで最近購入して、ご自身のなかでヒットだったものはありますか?

 

富田 少し前からギターを始めたんです。レスポールのエレキギターが欲しくて、都内のいろんな楽器屋さんと転々と探し歩いていたところ、渋谷のとあるお店で見つけたギターにひと目惚れをして。

 

小野 ギブソン?

 

富田 そうです。ただ、やはりそれなりのお値段なので、なかなか踏ん切りがつかなくて。その後3〜4回ほど通い、それでも欲しいという気持ちが変わらなかったので、“この思いは本物だ!”と思って(笑)、マネージャーさんたちと買いに行きました。

 

──ギターを始めたいと思ったのは何かきっかけがあったんですか?

 

富田 実家にいた頃、父がエレキギターを弾いていたんです。それに、私ももともと楽器に興味があって。すっごく昔にちょびっとだけベースをやっていた時期もあったのですが、あまり向いてないと思って、そのときは断念したんですね(笑)。でも、今は音楽活動もさせてもらっていますし、今年になり何か新しいことをしたいなと思って、意を決して始めました。

 

小野 ということは、いつか自分のライブで披露する日も……?

 

富田 そんな日が来るといいですね。今は本当に自信がなくって、果たしてちゃんと弾けるようになるかどうか不安しかないので(笑)。

 

小野 僕は結構、ガジェットが好きなんです。“それ、絶対にムダでしょ”って思われるようなものでも、興味が湧くとつい買っちゃいます。最近は宙に浮いている電球を買いました。

 

富田 あ、もしかして、磁石か何かで電球が浮いているということですか?

 

小野 そうです。インテリアとしても面白いし、浮いている電球の下にスマホを置くと充電もできて。

 

富田 おしゃれだし、便利! でも、どこでそういうのを見つけるんですか?

 

小野 たまにショート動画とかで、「今きてるガジェット!」とか、「買ってよかった家具」みたいなのが流れてきて、面白そうだなと思うと、気づいたらポチリと押してますね(苦笑)。

 

富田 つい買っちゃう気持ちは分かります。私、ワンコを飼っているんですが、ワンちゃん用の給水器を最近新しくしたんです。普通の水道水をろ過して軟水にしてくれるというもので。そしたら、ガブガブ飲んでくれて(笑)。その姿を見て、買ってよかったなぁって思いましたね。

 

 

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』

Netflix世界独占配信&日本劇場公開中

【映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:柴山智隆
脚本:柿原優子・柴山智隆
出演:小野賢章、富田美憂、浅沼晋太郎、山根 綺、塩田朋子、斎藤志郎、田中美央、ゆきのさつき、佐々木省三、日髙のり子、三上 哲、京田尚子ほか

(STORY)
みんなに嫌われたくないという想いから、頼まれごとを断れない性格になってしまった高校1年生の柊。季節外れの雪が降ったある夏、柊は泊まるあてがないという女の子・ツムギと出会い、彼女を助けることに。そしてツムギを家に泊めたその夜、事件が起きる。寒さで目を覚ますと、目の前にいたのはお面をつけた謎の化け物。そして、ツノが生えた鬼の姿のツムギがいた。彼女は物心つく前に別れた母親を探しているといい、ツムギからの願いを断りきれず、柊は彼女と一緒に旅に出る。

 

公式HP:https://www.amanojaku-movie.com/

 

撮影/干川 修 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/yuto スタイリスト/DAN (kelemmi)

出口亜梨沙「怖い映画はなかなか観られないけれど、気になる人には、ちょうどいい怖さです」映画『THIS MAN』

“世界各地で人々の夢に現れた謎の男”として2006年頃から世界的に話題を集めたインターネットミーム「This Man」。それに日本独自の解釈と社会風刺を加えて映画化したパニックスリラー『THIS MAN』が6月7日(金)より公開。本作でヒロイン・華を演じる出口亜梨沙さんが初の母親役に挑んだ思いを語ってくれました。

 

出口亜梨沙●でぐち・ありさ…1992年9月18日生まれ。大阪府出身。テレビ情報番組でのリポーターとして活動を開始し、2017年よりグラビアアイドルとしても活動を開始。それに合わせて、女優としてもドラマ、映画、舞台で活動。近年の主な出演作として映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』(2021)、『甘い夏』(2022)、『シモキタブレイザー』(2024)、ドラマ「だから殺せなかった」(2022/WOWOW)、「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」(2022/テレビ東京)、「ブラックポストマン」(2022/テレビ東京)など。Instagram

【出口亜梨沙さん撮り下ろし写真】

 

撮影に入るまでは、実感が湧かなかった初主演

──今回、出演オファーが来たときの感想は?

 

出口 「ついに、怖いホラー系の作品か来たか!」と思いました(笑)。私、本当にホラー映画を観るのが苦手なんです。友だちと遊園地に行っても、お化け屋敷は我慢して渋々入れるのですが、ジェットコースターはガチでけんかしてしまうぐらい怖いものが苦手なんです。ホラー映画も苦手で、一緒に観ようと誘われても断ってきたので、そんな私が出演なんて! という気持ちでした。

 

──初主演映画ということに関しては?

 

出口 台本を読んだときに、ある程度のことは分かっていたのですが、撮影に入るまでは、あまり実感が湧かなかったこともあり、「主演だから頑張ろう!」というプレッシャーもありませんでした。それで撮影が進んでいくうちに、出演シーンが多い、出番が多かったことで、改めて主演ということに気付かされた感じです。

 

──夫役としてW主演を務めた木ノ本嶺浩さんと二人三脚で乗り切った感じですか?

 

出口 撮影入る前に、木ノ本さんと天野監督と3人で、すごく話し合いをしたので、三人四脚でしたね(笑)。台本読みの時間のときに、そこで3人で擦り合わせていく作業をしました。私たちから「このセリフ、おかしくないですか?」「ここのシーン、こうしたら見え方変わりませんか?」と意見を言って、天野監督も「ここは変更しましょう」「いや、ここは変えたくないです」という感じで、私たちの意見が採用されるものと、採用されないものがハッキリしていました。

 

──今回演じられた華は、一児の母という設定でもあります。

 

出口 私はまだ結婚していませんし、子どももいないので、いろいろ分からないことだらけだったのですが、クランクイン前、昨年3月に妹に子どもが生まれたんです。それで実家に帰って、初めて抱っこしたときに、生まれたときから知る妹が出産したことに感動して、涙が込み上げてきちゃって! だから、自分に子供が生まれたら、もっと思いが強まるはず……という気持ちで、華を演じました。

 

幸せなシーンが幸せであるほど、不幸に見舞われるシーンが際立つ

──娘役の子役さんとはどういうコミュニケーションをされましたか?

 

出口 最初は「お母さん大好き!」みたいな感じで、現場でも私にはあんまり心を開いてくれなかったんですが、空き時間に木ノ本さんと3人で話す時間を作って、話しかけていくうちに、現場に持ってきたおもちゃを見せてくれたり、私がトイレに行こうとしたら「どこ行くの? 一緒に行く!」みたいな感じで付いてきてくれたんです。最終的に仲良くなれて、ホッとしました。

 

──華のキャラクターをどのように捉え、演じようと思いましたか?

 

出口 最初の印象は、ふわふわした少女の部分が抜けきれず、そこまでハッキリ自分を持っていないイメージでした。ですが、いろいろな出来事が重なっていき、自分の家族も巻き込まれていくことで、自己犠牲もいとわない強い女性に変わっていく。そういった軸を大切にして演じようと思いました。天野監督から言われたのは、「幸せなシーンが幸せであればあるほど、後に不幸に見舞われるシーンが際立つ」ということ。だから、シリアスなシーンやしんどいシーンの芝居よりも、家族3人がそろった幸せなシーンの芝居について深く考えました。

 

──撮影時のエピソードですが、やはり気になるのが二度の呪術によるお祓いシーンです。

 

出口 楽しい現場で、「あの男」役の大山(大)さんが実は撮影現場のムードメイカーだったんです。また最初のお祓いでは、私の顔に般若心経を耳なし芳一のように写経しているんですが、書道の達人でもあるメイクさんに実際書いてもらいました。2時間ぐらいかかっているんですが、自分のiPhoneでタイムラプスも撮っているんですよ。しかも、アイライナーで書かれているので、なかなか落ちませんでした(笑)。2度目のお祓いはクランクアップの撮影だったので、さらに気持ちが引き締まり、「OK」が出た後はいろんな意味で清々しい気持ちになりました。

 

──夫を演じた木ノ本さん、妹を演じた鈴木美羽さんとの共演はいかがでしたか?

 

出口 木ノ本さんはひたすら優しくて、支えになってくれるし、細かな気遣いもされる方なので「実際も、こういう旦那さんなんだろうな」と思いましたね。鈴木さんはとても人懐っこくて、一緒の撮影のときや空き時間に、すごい一生懸命しゃべってくれるんです。「こんなかわいいのに、中身もかわいいのか!」と驚きました(笑)。映画の中でも鈴木さんがずっとしゃべっているので、お姉ちゃんの優しさじゃないけれど、「そっかそっか」みたいな感じで接しているシーンになりました。実際の私は……妹がしっかりしているので、あまりお姉ちゃんぽくないですね(笑)。

 

他人軸で生きてきたヒロインが自分軸になる瞬間に注目!

──完成した作品を観たときの感想は?

 

出口 鮮やかな花の色や、画がとてもきれいで、「こんな美しい映像になるんだ」と驚きました。怖さに関しては、内容を知りすぎたぶん、分からなくなっちゃったんです。だから、友だちに「映画観に行きたいけど、怖いよね?」と聞かれても困惑していたんですが、今日の取材でインタビュアーの方に「怖かったです」と言われて、「良かったぁ」と思っています。でも、怖い映画はなかなか観られないけれど、気になるという人には、ちょうどいい怖さだと思いますね。

 

──出口さんの個人的な見どころは?

 

出口 ただのホラーやスリラーじゃない。ただの怖い映画じゃないというか、しっかり人間ドラマが描かれているので、そこに注目しつつ、「自分はこの人に当てはまるかも?」と思って観ることにより、日常をちょっと変えるきっかけ、自分が納得する生き方を考えるきっかけになればいいなと思います。他人軸で生きてきた華が、自分軸になる瞬間も観てほしいです。

 

──現場によく持って行くモノやアイテムについて教えてください、

 

出口 「今日、こういう仕事ありました」とSNS用の写真を撮るときのために、自撮り棒は必ず持ち歩いています。「写真撮ってください」と言えないとき、Bluetoothに繋げば、リモコンで撮れるんですが、実はそこまで使っていないかもしれません。でも、『THIS MAN』のロケ先では、みんなで集合写真撮りしました。

 

──ちなみに、出口さんはハマっているものは?

 

出口 何かを集めるといったコレクター癖が本当になくて、その代わり、断捨離がめちゃくちゃ好きなんですよ! すぐに捨てちゃうので、家の中もそんなに物が多くないです。上京する少し前に、「わたしのウチには、なんにもない。」というエッセイを読んで「捨てるかどうか一回悩んだ服は、その後も着ることはない」と気づいたんです。それ以来4か月に1度、季節が変わるタイミングで服を断捨離しているんですが、そのとき一緒に、ほかの物も断捨離しちゃうんです。やっぱり、何か手放さないと運気も入ってこないと思うんですよ。いつかバラエティ番組とかで、他人の家の断捨離をお手伝いするような企画をやってみたいですね!

 

 

THIS MAN

6月7日(金)より公開

 

(STAFF&CAST)
監督・脚本:天野友二朗

出演:出口亜梨沙、木ノ本嶺浩、鈴木美羽、小原徳子、茜屋日海夏、校條拳太朗、大山大、般若、アキラ100%、中山功太、津田寛治、渡辺哲

(ストーリー)
とある田舎町で連続変死事件が発生。被害者は全員、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢の中で見ていたという。夢に出てくる男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。「あの男」の被害が拡大していくなか、夫の義男(木ノ本嶺浩)や娘の愛と幸せに暮らしていた女性・華(出口亜梨沙)の身にも危険が迫る。やがて華は、究極の選択を突きつけられる。

 

公式サイト:https://thisman-movie.com/

 

撮影/河野優太 取材・文/くれい響 ヘアメイク/池田眞美子

乃木坂46弓木奈於がゾウを従え弾ける笑顔!衣装は現地購入 タイ・プーケットで撮影の1st写真集より新規先行カット公開

7月23日(火)に発売される乃木坂46・弓木奈於の1st写真集より、新規先行カットが公開された。

弓木奈於 1st写真集/撮影:三瓶康友/ワン・パブリッシング

 

写真集の制作に当たり、弓木本人からの希望イメージは“ふわやか”。この難解なリクエストに応えるべく、選ばれた撮影地はタイ・プーケット。ラグジュアリーなホテルやプール、ビーチなど雄大な自然、リラックスした街でのショッピング、まるで弓木と旅しているような錯覚に陥る内容となっている。弓木の持つ魅力、これまで披露されてこなかった新たな一面、その全てを詰め込んだ写真集が完成した。

 

公開された新規カットは、弓木が巨大な2頭のゾウに囲まれた、なんとも楽しそうな1枚。非日常の空間での、ここでしか見せないリラックスした表情。着ている衣装も前日に現地のナイトマーケットで購入したオールインワンで、タイムードあふれるカットとなっている。

 

通常版に加え「セブンネット限定版」「楽天ブックス限定版」「紀伊國屋書店限定版」の3バージョンの限定版カバー写真集も刊行。特別付録として、メッセージ入りポストカード全6種からランダムで1枚が封入される。

 

<プロフィール>
弓木奈於(ゆみき・なお)
1999年2月3日生まれ。京都府出身。身長165cm。血液型A型。愛称は「なおちゃん」「ゆみっきー」。2020年『坂道研修生 配属発表 SHOWROOM』にて乃木坂46に配属されることが発表され、乃木坂46の4期生として活動開始。2022年発売の乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』で初の選抜入り。以降、最新35thシングル『チャンスは平等』まで連続して選抜入りを続けている。2020年よりFM FUJI『沈黙の金曜日』(金曜21時~)で2時間のラジオ生放送のアシスタントMCを務め、数多くのバラエティ番組出演などグループ以外でも活躍中。

 

書誌情報

「弓木奈於1st写真集」
発売日:2024年7月23日(火)発売
発行:株式会社ワン・パブリッシング
撮影:三瓶康友
定価:2,500円(税込)/判型:A4判/ページ数:144ページ
特別付録:メッセージ入りポストカード(全6種よりランダム1枚封入)

今さら聞けない“シティポップ”って?半世紀経って世界を席巻する和製ポップスが“新しい”理由

中年世代以上には懐かしく、若い人たちには新鮮に。それぞれの視点から、昭和・平成レトロブームが続いています。

 

音楽に目を移せば海外でも、バブル前夜の日本を席巻した「シティポップ」が若者の間で人気。竹内まりやの『プラスティック・ラブ』がYouTubeで7千万回近い再生数を記録(現在はアカウントが閉鎖)したのを火付け役とし、世界的なR&B歌手、ザ・ウィークエンドの『Out of Time』では、1983年にリリースされた亜蘭知子の『Midnight Pretenders』がサンプリングされるなど、熱狂的に迎えられました。足元の日本ではシティポップのレコードを集める若者も珍しくありません。

 

なぜ、今また“新しい”のか? 2020年代に感じる魅力と新しさを、ブームから現在のリバイバルに至るまで、間近でシティポップに接してきた音楽ライターの金澤寿和さんに解説していただきました。

 

定義からおすすめのツールまで。
初心者のための「シティポップ」がよくわかるQ&A

Q.1 シティポップとは、どういった曲を指す?

「音楽的には、洋楽志向が強くて都会的洗練度の高い和製ポップス。ジャンル用語ではないので、ハッキリした定義や境界はありません。ただし歌詞のテーマは街や都会、あるいは都市生活者がバカンスで訪れるようなプチ・リゾートが舞台になっていて、オシャレな質感、テイストを共通項として持っています」(音楽ライター・金澤寿和さん、以下同)

 

Q.2 邦楽において、どのような位置付け?

「基本的には、1970年代半ばから’80年代に流行った、自作自演スタイルのポップスです。’90年代は渋谷系の台頭やバンド・ブームなどに押し流され、大きな潮流はなくなりましたが、その流れはベテラン勢を中心に、現在も脈々と受け継がれています。近年の再評価により、その手のサウンドを標榜する新人アーティストも続々登場しています」

 

Q.3 シティポップが生まれた背景を教えてください。

「昭和な時代の流行歌は、作詞・作曲・編曲がそれぞれ分業で作られ、演奏もビッグ・バンドやオーケストラが主体でした。そのアンチテーゼとして、自分で書いた曲をギターやピアノの弾き語りで聴かせる自作自演のフォーク・ミュージックが登場します。これは大きなブームになりましたが、その一部は政治や社会に反抗するメッセージを歌うようになり、反体制の学生運動とも密接な関わりを持っていきました。

 

すると今度は同じ自作自演でも、もっと音楽的でピュアな歌、洋楽的なポップスを歌いたい、という流れが現れます。これがいわゆる“ニューミュージック”と呼ばれます。荒井由実(後の松任谷由実)さんあたりが代表格ですが、かつてのフォーク勢も徐々にポップス化し、区別がつきにくくなってきました。そのニューミュージックの中でも、とくに洋楽の影響が強く、洗練されたテイストのものが、シティポップと呼ばれています。

 

ただ注意しておきたいのが、当時は“シティポップ”という呼び方が一般的ではなかった、ということ。ニューミュージックと対比しての、“シティ・ミュージック”という呼び名の方が使われることが多かったのです。そこには邦楽だけでなく洋楽も含まれていて、似たような都会的フィーリングを持ったポップスの総称として機能していました。それでも“シティ・ミュージック”が使われた期間は案外短く、’80年代に入った頃からは、洋楽AOR(Adult Oriented Rock=大人向けのロック)が流行ったことから、和製AORと呼ばれたこともあります。また大滝詠一『ロング・バケーション』や山下達郎『FOR YOU』がヒットした後は“リゾート・ポップ”と呼ばれることも増えました。シティポップ、もしくはシティポップスという言葉が一気に浸透したのは、国内での再評価ブームが動き出したゼロ年代から、という印象があります」

 

左から、大滝詠一『ロング・バケーション』、山下達郎『FOR YOU』。いずれもLPレコード盤。

 

Q.4 シティポップは何から影響を受け、何に影響を与えた?

「音楽面で言えば洋楽のポップスからの影響大ですが、細かいジャンルでいうと、ロックやポップス、ソウル、ジャズ、フュージョン、ボサノヴァなど、幅広い音楽からのインフルエンスを取り込んでいます。そのミクスチャーの配合バランスによって、各アーティストのサウンド面の個性が出てきますね。時代的に一番密接に関わっているのは、’70〜’80年代のAORやフュージョンです。

 

また、この時代は、楽器やレコーディング機材の進化が目ざましかった時代です。最初は単音しか出なかったシンセサイザーが徐々に和音の音数を増やして行ったり、ドラム・マシーンやシークエンサーが誕生してどんどん複雑化しました。それによって音が分厚くなり、YMO以降はシンセや打ち込みを使ったサウンドも一般的になりました。シティポップにテクノ・ポップ要素が加わったのも、それ以降です。シティポップは優れたスタジオ・ミュージシャンによって演奏されることが多かったので、楽器の進化は音楽に直結していました。

 

そうしたシティポップスが広まっていくプロセスにおいては、TV CMなどとのタイアップが相乗効果を生みました。とくにこの時期は、社会意識や生活環境の変化、ヤング・カルチャーの発展もあって、航空会社やトラベル・エージェントのCMが話題になっていました。

 

シティポップが人気を得たことによって、歌謡曲や流行歌の楽曲にも、それ風の曲が増えましたし、アイドルたちが年齢的にオトナになっていく時に、そうした曲を歌う傾向が出てきます。また本来インストゥルメンタルで演奏されるジャズ・フュージョンにも、実力派シンガーを起用してヴォーカル・ナンバーにトライすることが増えました。

 

1980年代は、バブル時代に向けて社会やカルチャーが上昇機運にあった時期です。そうした空気の象徴として、またそれを鼓舞するものとして、シティポップがイメージ作りに貢献していました。永井博や鈴木英人、わたせせいぞうなどの人気イラストレーターの作品がレコード・ジャケットに使われたのも、そのシンボルという意味合いが強かったのです」

 

レコード・ジャケットに多く採用され、“都会的”“リゾート風”と表現されるシティポップのイメージを具現化してきたイラストレーター・永井博氏のイラストは、人気のノートブランド「ロルバーン」とのコラボレーションによって、今また手にすることができる。

 

デルフォニックス
「Hiroshi Nagai ロルバーン ポケット付メモL」1056円
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「Hiroshi Nagai ロルバーン ブックマーク」418円(すべて税込)
※一部売り切れている可能性があります。

 

Q.5 近年なぜ、またシティポップが話題になっているの?

「日本国内では、ゼロ年代後半頃からクラブ・カルチャーの一環として、DJたちの間で“和モノ”と称してシティ・ポップに注目する流れが徐々に大きくなっていました。テン年代中頃には、多くのコンピレーションCDもリリースされています。

 

しかしそれが爆発的な動きになったのは2017年頃から。竹内まりやの『プラスティック・ラブ』がネットやSNSでバズったのがきっかけです。それを追うように、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』も大ヒットしました。動画配信などによって日本のシティ・ポップが海外でも聴けるようになり、’80年代風のレトロ・モダンな音楽をディグしていた海外のDJたちが、気持ちよく踊れる音楽として、日本のシティ・ポップに着目したのです。さらに、自宅PCで音楽を作って楽しんでいるような海外のオタクたちが、シティ・ポップの曲をサンプリングに使ったり自作曲の元ネタにして、それがネット状で拡散していく現象が起きました。これは“ヴェイパーウェイヴ”と呼ばれます。

 

その結果、2019年には人気ラッパーのタイラー・ザ・クリエイターが山下達郎『Fragile』をサンプリングしたり、2022年には世界的に知られるR&Bアーティストのザ・ウィークエンドが、亜蘭知子『Midnight Pretender』を大胆に使用しています。直近ではやはりR&Bシンガーのクリス・ブラウンが、ハイ・ファイ・セットの『スカイ・レストラン』をサンプリングして注目されました。

 

一般的なヒット・チャートに登場するようなことはありませんが、コアな音楽ファンの間にはシッカリ浸透していますし、シティポップを掛ける人気DJのイベントでは、数百人規模のホールがフルハウスになっています」

 

写真中央が、松原みき「真夜中のドア〜Stay with me」の12インチシングル盤。撮影協力=タワーレコード渋谷店

 

Q.6 シティポップの代名詞となるようなアーティスト・楽曲を教えてください。

「先ほど挙げた竹内まりや『プラスティック・ラブ』、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』が筆頭ですが、泰葉『フライデイ・チャイナタウン』、大貫妙子『4:00AM』など、たくさんあります。アーティストとしては山下達郎が代表格。角松敏生や杉山清貴&オメガトライブがそれを追う感じでしょうか。でもDJたちが火付け役なので、まったく無名のアーティストだったり、有名シンガーでも全然注目されていない曲だったり、それこそ100枚しかプレスされなかった自主制作盤だったり、どこから当たり曲が出てくるかは全然予測できません。その当時はまったくヒットせず、アルバム1枚で消えてしまった間宮貴子や秋元薫のようなシンガーのアルバムが、再評価によりCDやアナログ盤で何度も復刻されることも起きています」

 

Q.7 なぜ、“シティポップの代名詞”とされるの?

「その前にひとつ注意しておきたいのが、日本と海外ではシティポップ観が大きく異なる、という点です。日本のシティポップ・ファンの平均年齢は40〜50歳代。つまり’70〜’80年代のシティ・ポップ黄金期をオンタイムで体験している音楽好きが多いのです。対して海外のファンは、最初はネットでシティ・ポップに触れているワケですから、20歳代の若い世代が中心です。しかもDJカルチャーからの勃興ですので、軽く踊れるようなグルーヴのある楽曲が受けています。まして歌詞は日本語ですから、何を歌っているかは分からない。タイトルやサビの部分の英語からイメージを膨らませて、ダンスしながら楽しんでいるワケです。さらに言えば、外国人はそのアーティストの立ち位置やバックボーンもよく知らないワケで、歌謡曲でもアイドルでもアニメ主題歌でも、音楽面でコミットできればそれでOKなのです。

 

そうした海外のシティポップ感覚が日本に逆輸入され、日本の若い世代のファンにも定着して、現在のシティポップ・マーケットの主流になっています。ですから国内では、シティポップ好きの間でもジェネレーション・ギャップが存在するのです。そうした世代格差を超越して幅広き支持を受けているのが、山下達郎、竹内まりや、吉田美奈子、大貫妙子、ブレッド&バター、角松敏生、オメガトライブなどですね。楽曲的な魅力が大事なのは言うまでもありませんが、グルーヴ感、そしてシンセや打ち込みサウンドとも親和性のある’80年代特有のキラキラしたサウンド・メイク、それが現在のシティポップには重要な要素でしょう。だからオールディーズ感覚が強い大瀧詠一のナイアガラ・サウンドや、歌詞がポイントのユーミンは、日本国内ではレジェンドでも、海外での人気は意外に高くないのです」

 

Q.8 20〜30代がいまシティポップを聴くなら、まず誰のどの曲から聞くのがおすすめ?

「ホントの入門編なら、まずは竹内まりや『プラスティック・ラブ』、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』、山下達郎の『Sparkle』『Ride On Time』あたりでしょうか。ベテラン勢をそこそこチェックし終えたリスナーなら、RYUSENKEIの最新作『ILLUSIONS』、土岐麻子のベスト・アルバム『PEPPERTMINT TIME』、ジャンクフジヤマのカヴァー集『憧憬都市〜City Pop Covers』といった、現在活躍中の中堅世代のシティ・ポップ作品が面白いと思います。

 

若手では Goodbye Aprilという4人組が、『真夜中のドア〜Stay with me』を作曲した林哲司さんとコラボレイトしたり、EPOとジョイント・ライヴを行なうなど、積極的に世代を超える動きを見せていて興味深いですね」

 

竹内まりや 『プラスティック・ラブ』のユーズドLP盤。撮影協力=タワーレコード渋谷店

 

Q.9 20〜30代がいまシティポップを聴くなら、どのような再生機がおすすめ?

「入り口はサブスクリプションでもかまわないと思いますが、真面目に聴き込んでいくのであれば、レコード・プレイヤーをおすすめします。物理的な音の良さはCDの方が勝りますが、人の耳に優しく馴染みやすい音で鳴ってくれるのがレコードです。ただ現在は、気軽に1〜2万円でレコード・プレイヤーが買えますが、あれはあくまで初心者向けです。そこでアナログの面白さに気づくことができたなら、今度は10万チョイ越えぐらいの機種にグレードアップしていただきたいと思いますね。日本では住宅事情など難しい問題もありますが、ヘッドフォン・ステレオではなく、スピーカーをシッカリ鳴らして聴いて欲しいと思います。間違いなく、世界が広がるはずですから」

 

タワーレコード渋谷店
今回撮影に協力してくれた同店は、国内最大級の売り場面積と在庫数を誇る。CDやレコードなど、シティポップの音楽メディアが集まる。地下1階〜地上8階の店舗においてシティポップコーナーは3階。レコードやカセットテープは6階のタワーレコードが運営するレコード専門店「TOWER VINYL SHIBUYA(タワーヴァイナルシブヤ)」にて販売。

 

洋楽AORからシティポップ熱に火がついた

最後に、金澤さんとシティポップとの関わりについてうかがいました。なにをきっかけに、シティポップに接することになったのでしょうか?

 

「1960年生まれなので、リスナーとしては、ほぼ黎明期からリアル・タイムでシティポップを聴いてきました。音楽ライターとしての仕事的には、もともと洋楽AORを得意分野にしてきたこともあって、ある時『日本のAORというくくりでコンピレーションを組めないか?』と相談され、レコード会社数社の共同プロジェクトを監修することになったのです。もう20年以上前のことで、この時は5枚のCDを選曲・制作しました。それを機に自分の中でもシティポップ発掘に火がついて、2004年に仲間と『Light Mellow 和モノ669』というシティポップのディスクガイドを発刊しました。それが数年の間に定価の3〜4倍のプレミア価格で取引されるようになりまして。そこで2013年に増補改訂版『Light Mellow 和モノ Special』を出したところ、あっという間にベストセラーになりました。それ以降何度か増刷を繰り返し、『Light Mellow和モノ・シリーズ』と銘打ったシティポップのコンピCDを30枚以上リリースしています」

 

個人的に思い入れのあるアーティスト・楽曲を教えてください。

 

「やはり、山下達郎さんは外せません。好きな曲が多すぎて選ぶのは難しいですが、初期の『SPACY』というアルバムが一番好きです。また角松敏生は学生時代の音楽仲間で、デビュー前から付き合いがありますので、どうしても客観視できない存在です」

 

山下達郎『SPACY』のCD。撮影協力=タワーレコード渋谷店

ファッション、ゲームから書体にまで、さまざまなジャンルに及んでいる“平成レトロ”ブーム。その空気感を醸成するベースとなっているのが、シティポップといえるのではないでしょうか。まずは王道をサブスクで、そこから徐々にレコードで掘り下げていく……それが2020年代ならではの楽しみ方のようです。

 

 

Profile


音楽ライター / 金澤寿和

1970〜’80年代の都会派サウンドに愛情を注ぐ音楽ライター。CD解説や音楽専門誌への執筆の傍ら、邦・洋ライトメロウ・シリーズほか新作CDや復刻作品の監修、コンピレーション選曲などを多数手掛ける。現在はライフワークである洋楽AORのディスクガイド『AOR Light Mellow Premium』シリーズが進行中。人気ブログは毎日更新。
ブログ

 


『Light Mellow 和モノ Special -more 160 items -』
2004年に発行されたシティ・ポップのバイブル『Light Mellow 和モノ669』の増補改定最新刊。70年代前半から近年に至るシティ・ポップを網羅し、空前の世界的ブームの起爆剤となったガイドブック。

Juice=Juice段原瑠々、佐々木莉佳子は「いるだけで鼓舞されるような存在でした」『ハロプロダンス学園』インタビュー(4)

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティの最新シーズン『ハロプロダンス学園シーズン11』(ダンスチャンネル)が配信中。

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

TV LIFE webでは、#4(6月6日放送)から放送される、後編のロックダンスの感想を石田亜佑美さん(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子さん(アンジュルム)、段原瑠々さん(Juice=Juice)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃さん(OCHA NORMA)にインタビュー。

 

第4回は段原さんに、ロックダンスの感想やシーズン11で卒業となる佐々木さんとの思い出を振り返ってもらいました。

 


 

◆収録を終えての感想を教えてください。

楽しかったです!! ハロプロダンス学園の収録は毎回、「ダンス好きだな〜」「みんなと踊るの楽しいな〜」とあらためて思います。

佐々木莉佳子さんとのラスト収録だったので、いろんな思いが交錯する一日でした。寂しさや悲しさ、面白いとか楽しいとか、そんな感情たちが大爆発した収録でした!

 

◆今回、“ロック”というジャンルに挑戦されましたが、いかがでしたか?

どのジャンルでも最初はそうなんですが、苦戦しました。繰り返し踊ってもなかなかカッコがつかなくて、先生やメンバーに教えていただきながら少しずつ動けるようになってきて、ロックの面白さを体感できました!

 

◆HIYORI先生に教わっての感想や、意識したこと、学んだことを教えてください。

すごく陽気なハッピーオーラがあふれる方で、そのHIYORIさんの雰囲気にのまれるように明るい収録だったなぁと思います! 先生と一緒に輪になってお弁当を食べたのは初めてでした!(笑)

先生のパッションあふれるダンスは見てまねして踊ってみてもなかなか同じように踊れなくて、首の角度や姿勢、手の出し方ひとつで見え方がすごく変わるんだなと勉強になりました。

 

◆ショーケースではAdoさんの「唱」を使って、パフォーマンスを披露されましたが、いかがでしたか?

ショーケースすごく楽しかったです。振り付けはもちろん、構成もたくさんつけてくださって、それぞれメンバーをピックアップしているポイントがあったり、内容の濃いショーケースになっていると思います! 全部すてきなのですが、最初の歌始まりまでの今からショーが始まる〜って感じの雰囲気がすごく好きです!

 

◆今回の収録で佐々木莉佳子さんが卒業されます。これまでの番組を振り返って印象に残っている出来事を教えてください。

佐々木さんとは身長が同じくらいということもあって、フォーメーションでシンメに立つことがけっこう多くて、隣り合わせだったりすると心強さと安心感と無敵感と、いるだけで鼓舞されるような存在でした。

 

◆佐々木さんのこのダンスが好き!というところがありましたら教えてください。

ダイナミックさ。たとえ音楽がなくても佐々木さんのダンスからはドン!とかバーン!とかカッとか聞こえてくるような、見ていると心沸き立ちます。ダンススタイルが確立していて本当にカッコいい! 憧れです。

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

PROFILE

段原瑠々
●だんばら・るる…2001年5月7日生まれ。広島県出身。A型。Juice=Juiceのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンス学園シーズン11』
CSダンスチャンネル

#4:2024年6月6日(木)午後11時30分~
#5:2024年6月20日(木)午後11時30分~
#6:2024年7月4日(木)午後11時30分~
(リピート放送あり)

Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」で放送直後に配信

<出演者>
MC:かが屋(加賀翔、賀屋壮也)

石田亜佑美(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子(アンジュルム)、段原瑠々(Juice=Juice)、秋山眞緒(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃(OCHA NORMA)

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-gakuen11.html

乃木坂46井上和が“サプライズプロポーズ”を受けたら? 渾身のリアクションに大盛り上がり『世界動画ニュース2時間SP』

6月6日(木)放送の『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』(テレビ朝日系 午後7時~9時)は、「空港税関&迷惑なヤツ全員撃退SP」と題して2時間スペシャルで送る。

 

各国のオモシロ動画から“世界の今”を浮き彫りにする『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』。MC・小峠英二(バイきんぐ)をはじめ、いとうせいこう、稲垣えみ子(元朝日新聞記者)、堤伸輔(編集者)、徳井健太(平成ノブシコブシ)ら個性派コメンテーターたちが動画を見て浮かんだギモンをざっくばらんに語り合う。

 

今回は、いろいろな場所に現れる迷惑なヤツを撃退していくスカッとする動画が満載の
「迷惑なヤツ全員撃退SP」。ゲストコメンテーターには、井上和(乃木坂46)を迎える。
まずは、“持ち込む側”と“取り締まる側”のバトルが日々繰り広げられている空港税関での騒動を紹介。イギリス・ガトウィック空港で違法薬物が入った荷物が発見され、持ち主の女を検査したところ、下着やベルトなどにも薬物を隠してジャマイカから入国しようとしたことが判明。捜査室で検査の結果を聞かされた女は突然、感情を爆発させ、自らの頭を机に打ちつけて…。

 

同じくガトウィック空港で4000本のたばこが入ったスーツケースが見つかり、トルコからの家族旅行帰りの男のものと判明。本数の制限ルールがあることを知らずに持ち込んでしまったようで、税関の検査を受けた男はキレまくり。その挙げ句、ある交渉を持ち出して…。

 

また、“世界一やさしい裁判官”として有名なカプリオ元裁判官の動画も登場。シリア難民の家族の母親がスピード違反で裁判に出廷。英語が話せない母親の代わりに娘が通訳を担当する。最後にカプリオ裁判官は娘を自分の横に呼び寄せて…。

 

複数回にわたる駐車禁止と信号無視で起訴された女性。しかし態度が悪く、カプリオ裁判官の問いかけを遮って自分の主張をまくしたてようとする。実は、彼女は5人の子供を育てている中、仕事も失ったばかり。心の余裕がない様子の女性に対してカプリオ裁判官はどう話を伝えていくのか。スタジオも、その“名裁き”に感動する。

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』(c)テレビ朝日

 

続いて、アメリカ・デトロイト最大の質店に密着した動画も紹介。その店には毎日、さまざまな客によって多くの品物が持ち込まれており、“高く売りたい客”と“安く仕入れたい店側”とのガチンコバトルが展開。この日は、男性が有名レストランチェーンの超巨大マスコット人形を売りに来る。彼は妻から最低金額を設定されているため、それよりも安い金額で渡すことができず…。

 

無茶な金額でパソコンを質入れしようとして店員と交渉が決裂し、けんかになった女性も登場。その物言いは、日本でも最近話題の“カスハラ(カスタマーハラスメント)”にも通じるものがありそうで…。

 

さらに、詐欺電話を撃退する陽気な高齢女性の動画もラインナップ。この女性、さまざまな詐欺電話にだまされたふりをして対応し、相手を翻弄してきたとか。本格的な“泣き”の芝居で、電話の相手を逆に信じこませてしまい…。その名演技にスタジオの一同もびっくり。

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』(c)テレビ朝日

 

スタジオで物議を醸したのが、アメリカ・バージニア州で警察署長がサプライズプロポーズを手伝った動画。恋人とドライブ中、男性が警察官から交通違反をとがめられるも、それはプロポーズのためのドッキリだった…というほほ笑ましい映像だが、MCの小峠は「あまり好きじゃないんですよね、警察官がらみのサプライズは…。だって焦っちゃうでしょ? サプライズにそれいるかい?って思っちゃう」と否定的。そこで徳井が「もし同じように(警官に呼び止められるサプライズのあと)婚約指輪を差し出されたらなんていう?」と井上に質問。井上は少し悩んだあと、ひと言、渾身のリアクションを放ち、スタジオは「いいね~(笑)」「普通そうなるよね(笑)」と大盛り上がり。井上は自分だったらサプライズプロポーズにどんな反応を見せるのか。

 

番組情報

『楽しく学ぶ!世界動画ニュース2時間SP』
テレビ朝日系
2024年6月6日(木)午後7時~9時

(c)テレビ朝日

山村隆太「当時のモヤモヤしていた自分の経験が、プロの役者さんには出せない、自分の持ち味を出せるかもしれないと思った」映画『風の奏の君へ』

お茶の名産地として知られる岡山県・美作(みまさか)地域を舞台に、この地を訪れた女性ピアニストと、茶葉屋を営む兄弟をめぐる物語を描く『風の奏の君へ』が、6月7日(金)より公開。本作で兄・淳也を演じた山村隆太さんが、自身の役柄からflumpoolとしての音楽活動とは異なる、俳優としての表現の仕方、俳優業の難しさなどまで伺いました。

 

山村隆太●やまむらりゅうた…1985年1月21日生まれ。大阪府出身。2007年にロックバンド・flumpoolを結成。「君に届け」「証」などのヒット曲を発表し、NHK紅白歌合戦に3回出場。国内アリーナ公演や海外単独公演を行うなど、精力的に活動している。2017年にはフジテレビ系の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』で俳優デビューを果たした。Instagram

【山村隆太さん撮り下ろし写真】

 

お芝居はやればやるほど、奥深いもの

──今回、初となる映画出演のオファーがきたときの感想を教えてください。

 

山村 台本を読ませていただくと、かなりの大役ですし、感情が高ぶって涙するシーンもあったので、「自分にできるかな?」という迷いはありました。でも、監督やスタッフさんとの顔合わせで、「淳也という役を演じるというよりも、ご自身が発声障害になって活動休止されたときの挫折感や、そのとき音楽を諦めそうになった気持ちを表現してほしい」というリクエストがあったんです。それで、当時のモヤモヤしていた自分の経験を生かせるなら、プロの役者さんには出せない、自分の持ち味を出せるかもしれないと思い、「ぜひやらせてほしい」という気持ちに変わりました。

 

──ドラマ『突然ですが、明日結婚します』で俳優デビューされている山村さんですが、今回の淳也を演じるお芝居に関しては、どのように捉えていましたか?

 

山村 お芝居はやればやるほど、奥深いもの。しかも、周りの皆さんがすごすぎて、その世界に自分が足を踏み入れることは失礼だと思っていました。そんななかで、今回は淳也と似ていると思うところ、共通点が多かったところに助けられました。家族や愛する人に対して、素直になれない。それはとてもクールに見えるし、完璧を装っているように見えるけど、実は自分を守るための強さなんです。それについて共感し、理解できたことで、役作りをする必要はないと思ったほどでした。僕、幼稚園の頃から、他人に感情を見せなくて、母親にものすごく心配されていたんです。

 

──そのほか、岡山にある家業の茶葉屋さんを継いだという淳也の役作りは?

 

山村 まずは東京にいるとき、狭山のお茶農家の方を訪問させていただき、丸一日かけて作る工程を教えていただきました。茶葉がとても霜に弱いことなどを知りましたね。方言に関しては、僕はそもそも関西弁なので、親しみやすさという面では岡山弁に通じるものを感じていました。だから、そこに細かいイントネーションを変える程度だったと思います。

 

時が止まっているように感じる美作での撮影

──お茶の名産地として知られる、岡山県美作市でのロケの思い出は?

 

山村 東京で暮らしていると、いろんなものに流されすぎて、時間が経っていることすら分からなくなると思うんです。でも、美作は時が止まっているようでちゃんと雨動いていて、穏やかに吹いている風とか、温泉が流れる音とか、そのコントラストの大きさを感じるんです。クランクインの二日前に現場入りしたときは、どこか違和感があったのですが、それがだんだん身体に染み込んでいって、心地良いものになりました。僕、もともとピオーネを取り寄せるぐらいブドウが好きなんですが、4月下旬からの撮影時期は時期じゃなかったみたいなんです(笑)。

 

──元カノ・里香を演じた松下奈緒さん、彼女に恋心を抱く弟・渓哉を演じた杉野遥亮さんとの共演はいかがでしたか?

 

山村 現場ではとにかく、お二人に引っ張ってもらいました。松下さんは、やはりピアニストというイメージが強かったのですが、実際会ってみると、ものすごく気さくで、常に何か誰かを笑顔にしようとされているんです。同じ関西人ということで親近感も持ったのですが、そういう親近感こそが淳也が里香に惹かれていった理由だと捉えました。杉野くんは役に対してものすごくストイックで、その熱量を見習いたいと思える存在でしたね。仲違いしている兄弟役だったからなのか、楽屋でもほとんど話してないんです。あれは役作りか、それとも僕のことが嫌いだったのか……。今度、本人に確認しようと思っています(笑)。

 

──終盤の淳也の感情があふれるシーンについては?

 

山村 自分が泣けるほど、感情が高まらないとできないことですし、本当に淳也の気持ちの理解とともに、過去と向き合い、それを許す作業をすることなので、かなり大変でした。スタッフの皆さんに雰囲気を作っていただいて、渓哉が気持ちを押し殺しながらぶつかってくれることに助けられたこともあり、あまりテイクを重ねずに、監督からのOKを出してもらえました。

 

「息づく」と「生きることに気付く」の意を持つ主題歌

──主題歌として、エンドロールに流れるflumpool「いきづく feat. Nao Matsushita」はどのように作られたのでしょうか?

 

山村 先に出演が決まり、その後で「主題歌もお願いします」ということだったのですが、美作にいるときから、少しずつ歌詞を考えていました。自然の中で、わずかな生命と向き合う里香という主人公が誰かを思い、誰かのために生きようとするなかで、生命の大切さであったり、人を愛する人ことの素晴らしさであったり、いろいろなものに気づいていく。だから、「息づく」と「生きることに気付く」の2つの意味を持つ「いきづく」というタイトルにしました。

 

──最後に、GetNaviwebにちなんでモノについてお話ください。現場にいつも持っていったり、今ハマっているモノなどはありますか?

 

山村 気付かない姿勢の悪さや身体の力みに敏感になっているので、マッサージガンを常に持ち歩いています。長時間座っているときによく使っています。今3個持っていて、ツアー用のトランクに1個、自宅用に1個とか、欲しいときに常にあるように、いろんな場所に置いています。あと、この作品きっかけで、お茶にもハマりました。色や味の違いも分かりますし、利き茶もかなりできると思います。うま味のある狭山茶にも衝撃を受けましたが、やはり美作茶は甘味があっておいしいですね。

 

 

風の奏の君へ

6月7日(金)より公開

(STAFF&CAST)
監督・脚本:大谷健太郎
原案:あさのあつこ
出演:松下奈緒、杉野遥亮、山村隆太(flumpool)、西山潤、泉川実穂、たける(東京ホテイソン)、池上季実子

(STORY)
美作で無気力な日々を過ごす浪人生の渓哉(杉野遥亮)と、家業の茶葉屋「まなか屋」を継いで町を盛り上げようと尽力する兄・淳也(山村隆太)。ある日、コンサートツアーで町にやって来たピアニストの里香(松下奈緒)が演奏中に倒れ、療養を兼ねてしばらく滞在することに。かつて大学時代に東京で里香と交際していた淳也は、彼女に対して冷たい態度をとるが、渓哉は里香にほのかな恋心を募らせていく。実は里香には、どうしてもこの地へ来なければならない理由があった。

(C)2024「風の奏の君へ」製作委員会

公式サイト:https://kazenokanade-movie.jp/

 

撮影/中村功 取材・文/くれい響 ヘアメイク/菊地倫徳 スタイリスト/本庄克之(BE NATURAL)

BEYOOOOONDS平井美葉「踊っていてとても気持ちよかったです!」『ハロプロダンス学園』インタビュー(3)

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティの最新シーズン『ハロプロダンス学園シーズン11』(ダンスチャンネル)が配信中。

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

TV LIFE webでは、#4(6月6日放送)から放送される、後編のロックダンスの感想を石田亜佑美さん(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子さん(アンジュルム)、段原瑠々さん(Juice=Juice)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃さん(OCHA NORMA)にインタビュー。

 

第3回は平井さんに、ロックダンスの感想やシーズン11で卒業となる佐々木さんとの思い出を振り返ってもらいました。

 


 

◆収録を終えての感想を教えてください。

濃すぎる1日でした! 苦手意識のあったロックを本格的に挑戦し、さらにロックでバトルもして、ショーケースを仕上げ、なおかつ佐々木莉佳子さんとの最後の収録をかみ締めるという…。1日の出来事とは思えない内容量でしたが、落ち着いて楽しみながら取り組めたんじゃないかなと思います!

また今回は、石田亜佑美さんと一緒に踊ることはできませんでしたが、客観的な視点でメンバーのダンスを分析してくださったり、それぞれの課題の解決策を見つけてくださったりしたのでとても勉強になりました!

 

◆今回、“ロック”というジャンルに挑戦されましたが、いかがでしたか?

シーズン2で「もしかして苦手かも…」となったとロックでしたが、あれから数年を経て、今回は前のめりに取り組めた気がしました!

思っていたより全身運動で、なおかつ振りを理解するのにものすごく頭を使いましたが、とっても楽しかったです!

 

◆HIYORI先生に教わっての感想や、意識したこと、学んだことを教えてください。

まずHIYORIさんの可動域の広さにびっくりしました! 私は可動域が狭いことが課題だなと思っているので、今回はHIYORIさんのように大きく動くということを意識して踊りました!

また技のひとつをとってもどういう歴史があるのかなども教えてくださり“ロック”そのものについて学べた気がします!

 

◆ショーケースではAdoさんの「唱」を使って、パフォーマンスを披露されましたが、いかがでしたか?

踊っていてとても気持ちよかったです! テンポが速く振り数も多いので体が慣れるまで大変でしたが、音を感じながら踊るととても楽しくて、メンバーのグルーヴ感も感じながら踊ることができました。

 

◆ショーケースのここを見てほしい!というご自分のお薦めポイントを教えてください。

サビから最後にかけて…でしょうか。 HIYORIさんの音の取り方をできるだけものにしようと頑張ったので見ていただきたいです!

 

◆今回の収録で佐々木莉佳子さんが卒業されます。これまでの番組を振り返って印象に残っている出来事を教えてください。

KENZOさんとコラボさせていただいたシーズン7ではYOASOBIさんの「怪物」でパフォーマンスしましたが、この回も難易度が非常に高く、本番テイクの緊張感も最高潮!という感じだったのですが、その中でも佐々木さんのパフォーマンスは本当にカッコよくてダイナミックで魅力的な表情で…衝撃を受けたのを今でも覚えています。

あと収録とは関係ないのですが、佐々木さんが現場入りしたときの元気すぎる第一声が大好きです!(笑)

 

◆佐々木さんのこのダンスが好き!というところがありましたら教えてください。

力強いダイナミックなダンス! 楽しんでいるのがこちらにも伝わってくるダンス! 見る人の視線を奪う表情管理が好きです!

『ハロプロダンス学園シーズン11』

PROFILE

平井美葉
●ひらい・みよ…1999年12月11日生まれ。東京都出身。A型。BEYOOOOONDSのメンバー。

番組情報
『ハロプロダンス学園シーズン11』
CSダンスチャンネル

#4:2024年6月6日(木)午後11時30分~
#5:2024年6月20日(木)午後11時30分~
#6:2024年7月4日(木)午後11時30分~
(リピート放送あり)

Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」で放送直後に配信

<出演者>
MC:かが屋(加賀翔、賀屋壮也)

石田亜佑美(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子(アンジュルム)、段原瑠々(Juice=Juice)、秋山眞緒(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃(OCHA NORMA)

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-gakuen11.html

投資、副業、中古品の高額買い取り…身近なもうけ話を大公開!100億円稼いだカリスマ投資家・テスタも登場『ホンマでっか!?TV』

6月5日(水)放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系 午後9時~9時54分)は、ゲストに菊地亜美と吉村崇(平成ノブシコブシ)を迎えて「知っているだけでお得!?2024年のもうけ話」を送る。

 

今年から新NISAがスタートし、株価が史上最高値を更新。さらに、副業解禁と共に、さまざまなお金稼ぎの手段が出てくるなど、もうけ話が数多く隠れている現代。そこで番組では、投資から副業、中古品の高額買い取りまで、身近なもうけ話を大公開する。

 

今回、新しい評論家として登場したのが、元手300万円から100億円稼いだカリスマ投資家・テスタ。ゲストのノブコブ吉村は株や暗号通貨、さらにはコーヒー豆と、“投資”と呼ばれるあらゆるものに手を出しているそうだが、その一方で、ブラックマヨネーズ小杉竜一は「投資をやろうって何年も前から思ってるけど、(タイミングがわからなくて)ずっとやれていない」と話す。

 

これにテスタは「投資は怖がってやらないことが一番のリスクです!」と宣言。なんでも、貯金して円をずっと持っていたとしても、円高や物価の上昇などで実は“円の価値”自体が変動しているため、知らないうちに損をしていることがあるんだとか。今話題の新NISAについても、「一般家庭の人がやる投資としては、一生(投資の)税金がかからない、良い政策です」と評価しているという。

 

それでも、明石家さんまは「そんなうまい話なら、絶対落とし穴があると思う…」と疑っているそう。そんな疑いに対してテスタは「ギャンブルのように投資することや、リスクの高い株も多いので、そこには注意が必要です」と、身の丈に合わない投資は落とし穴になると解説する。またブラックマヨネーズ吉田敬が「こういう株がオススメっていうのはあるんですか?」と直球質問すると、100億稼いだテスタが実践しているという、投資の極意を明らかにする。

『ホンマでっか!?TV』左から)明石家さんま、井上清華アナ(c)フジテレビ

 

そして、副業・補助金評論家として、元官僚芸人まつもとが登場。近年ブームとなり、さまざまな副業が登場しているが、まつもとは「犯罪を通報して報奨金をもらう」「体重100kg以上の人をレンタルするサービス」など、意外すぎる副業の数々を紹介する。さらに、多くの人が気づいていない、申請するだけでもらえる自治体の補助金についての情報も。

 

昨年の「もうけ話」企画に登場して話題となった、ブランド買取評論家の木村健一も再び登場。2024年の最新情報として、「円安の影響で、ボロボロのブランド品でも高値で買われています」と、驚きの情報を明かす。なんでも、最近はヴィンテージブームがきており、古い海外ブランド品の価値がさらに上がっているそうで、見るからにボロボロのバッグや、片方しかないイヤリングでも、高値がついているんだとか。円高による値上げラッシュなど、ますます厳しくなる家計に役立つ情報満載で送る。

『ホンマでっか!?TV』(c)フジテレビ

 

番組情報

『ホンマでっか!?TV』
フジテレビ系
2024年6月5日(水)午後9時~9時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/

(c)フジテレビ

つばきファクトリー秋山眞緒「すごく頼りにしていましたし、佐々木(莉佳子)さんがいると安心」『ハロプロダンス学園』インタビュー(2)

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティの最新シーズン『ハロプロダンス学園シーズン11』(ダンスチャンネル)が配信中。

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

TV LIFE webでは、#4(6月6日放送)から放送される、後編のロックダンスの感想を石田亜佑美さん(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子さん(アンジュルム)、段原瑠々さん(Juice=Juice)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃さん(OCHA NORMA)にインタビュー。

 

第2回は秋山さんに、ロックダンスの感想やシーズン11で卒業となる佐々木さんとの思い出を振り返ってもらいました。

 


 

◆収録を終えての感想を教えてください。

収録が終わって思い出してみると、すごく汗かいたなあ~と(笑)。 とても体が熱くて燃えていました! ロックって思ったよりも体力の消費がすごくて、最初から最後まで汗かいて踊っていました。私は踊っているときに汗かくの好きなのでうれしかったです! あとは、すごく集中していたなと感じています。これは毎回なのですが、その日1日しかない時間。最後のショーケースでどれだけ初めてのロックから成長できるか、ちょっとの時間も無駄にできない、集中して必死に自分のものにしていました。どんなに時間がないか、ダンス学園の収録を今までたくさんやってきているから感じています(笑)。

 

◆今回、“ロック”というジャンルに挑戦されましたが、いかがでしたか?

今回は初めてのロック。昔からダンスをやっていて、近くで見てきてはいましたが、実際に教えてもらってちゃんと踊ったのは初めてでした。なんとなく動きだったりステップだったりを頭に浮かばせることはできますが、実際に動いてみると、ちょっとした角度が先生と全然違って、ロックっぽさみたいなのを吸収するのがすごく難しかったです。でも、ロックのリズム感だったり、雰囲気を存分に学べてとっても楽しかったですし、また ぜひ踊りたいです!

 

◆HIYORI先生に教わっての感想や、意識したこと、学んだことを教えてください。

同じ関西出身と聞いてすごく親近感も湧いたのですが、先生自身すごく温かく優しくてなにより明るい方で、難しいのはもちろんだったのですが、気づいたらいつも笑っていて楽しく学べていた自分がいました。それは先生のおかげだなと思います! ロックの知らない知識だったり、ステップを細かく知れてすごくうれしかったです。ダンス大好きな私にはあらためて最高の番組だなと感じました。

 

◆ショーケースではAdoさんの「唱」を使って、パフォーマンスを披露されましたが、いかがでしたか?

元々知っている楽曲だったので振り覚えはいつもより早かったです! テンポも早くリズミカルな楽曲なので、初めてのロックでついていくのが大変な部分もありましたが、覚えやすく体がいつもより乗っていました。

 

◆ショーケースのここを見てほしい!というご自分のお薦めポイントは?

一人ずつ見せ場的なものがあるのですが、わたしはBメロの一列になったあとの、ばらけるところで、私が「オートマティックに溢れちゃう本能」でフリーに踊っているので、そこの表情管理だったりも見ていただけるとうれしいです。

 

◆今回の収録で佐々木莉佳子さんが卒業されます。これまでの番組を振り返って印象に残っている出来事を教えてください。

ダンス学園の収録のときは朝一緒に行ったり収録が終わったら、一緒に映像を夜中まで見たりしていて同じダンスが好きだからこそできる時間だったなとも思いますし、同じダンス学園メンバーだからこそ分かり合える部分、共有できる部分も多くて、すごくプライベー トな話にはなってしまうのですが、毎回のように一緒に映像を見ていたのがすごく楽しかったです。あとは、私は覚えるのが人よりちょっと遅くて、テンパっているときにいつも振り確認を私ができるまで、分かるまで付き合ってくださっていたので、すごく頼りにしていましたし、佐々木さんがいると安心していた自分もいました。

 

◆佐々木さんのこのダンスが好き!というところがありましたら教えてください。

佐々木さんは、顔も、表情も含めて全身で踊る感じがすごく好きです。佐々木さんにしか出せないオーラを放っていて、どこにいても目がいっちゃう。ダンスを楽しそうに、音を楽しんで踊る佐々木さんがすごく好きですし、私には出せないあの雰囲気にとっても憧れています。毎回そのときに出た感情みたいなものを表現しているように私は感じとっているのですが、本当に見ていて飽きない。毎回違う表現をされるのでそれもまた佐々木さんのすごいところだなと感じています。

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

PROFILE

秋山眞緒
●あきやま・まお…2002年7月29日生まれ。大阪府出身。B型。つばきファクトリーのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンス学園シーズン11』
CSダンスチャンネル

#4:2024年6月6日(木)午後11時30分~
#5:2024年6月20日(木)午後11時30分~
#6:2024年7月4日(木)午後11時30分~
(リピート放送あり)

Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」で放送直後に配信

<出演者>
MC:かが屋(加賀翔、賀屋壮也)

石田亜佑美(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子(アンジュルム)、段原瑠々(Juice=Juice)、秋山眞緒(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃(OCHA NORMA)

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-gakuen11.html

東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」を徹底解剖&開業前夜イベントを地上波独占放送『奇跡体験!アンビリバボーSP』

6月5日(水)放送の『奇跡体験!アンビリバボー 東京ディズニーシー新エリア 前夜祭 独占生放送SP』(フジテレビ系 午後7時~9時)は、6月6日(木)にグランドオープンする東京ディズニーシー®の新テーマポート「ファンタジースプリングス」から、バナナマン、岸本理沙(フジテレビアナウンサー)に加え、木村昴と岡田結実をゲストに迎えて生放送で送る。

『奇跡体験!アンビリバボー 東京ディズニーシー新エリア 前夜祭 独占生放送SP』左から)バナナマン(設楽 統、日村勇紀)、岸本理沙(フジテレビアナウンサー)(c)フジテレビ

 

「ファンタジースプリングス」オープン前日に行われる開業前夜イベント「THE FANTASY BEGINS」の模様を地上波独占で送るほか、新テーマポート「ファンタジースプリングス」の魅力や、構想発表からオープンまで実に13年にのぼる壮絶な開発の舞台裏を描いた東京ディズニーシーの知られざる誕生秘話を紹介する。

 

「THE FANTASY BEGINS」は、新テーマポートの「ファンタジースプリングス」を舞台に、東京ディズニーリゾート内では初となるドローン1,000機による演出、ディズニーの仲間たちやキャストによるパフォーマンスを組み合わせた一夜限りのスペシャルプログラム。ドローンの演出など一部は東京ディズニーリゾート公式SNSでライブ配信が行われ、『奇跡体験!アンビリバボー』番組内でも生中継を実施する(一部演出は事前撮影したもの)。

 

さらに、バナナマンと岸本アナが、新テーマポート「ファンタジースプリングス」へ一足先に潜入取材。ディズニー映画の世界への没入体験を生み出す「ファンタジースプリングス」のアンビリバボーな魅力を徹底解剖する。

 

『アナと雪の女王』『ピーター・パン』『塔の上のラプンツェル』を題材とした3つのエリアと、ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成されているこの新テーマポート。至る所にディズニー映画の世界への没入体験を生み出す“こだわり”や“工夫”がちりばめられており、そんなポイントを「アンビリファンタジーポイント」として紹介する。ディズニー映画の世界へのアンビリバボーな没入体験にバナナマンも仰天。

 

そして、最初の構想は「海」ではなかったという「知られざる東京ディズニーシーの誕生秘話」を徹底取材。壮絶な開発舞台裏にあった、幾多の壁、思いの数々。奇跡を生み出した人々の熱き日々に迫る。文化の違いを乗り越え、同じ夢を持って取り組んだ日米スタッフの奇跡の絆とは。ある3人の情熱と夢がなければ実現しなかった、今ではおなじみのテーマパークとなっている東京ディズニーシーのさまざまな情報に注目だ。

 

番組情報

『奇跡体験!アンビリバボー 東京ディズニーシー新エリア 前夜祭 独占生放送SP』
フジテレビ系
2024年6月5日(水)午後7時~9時

<出演者>
レギュラーメンバー:バナナマン(設楽 統、日村勇紀)
ゲスト:木村 昴、岡田結実
進行アシスタント:岸本理沙(フジテレビアナウンサー)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/unb/

最新放送回 無料配信中
TVer:https://tver.jp/lp/series/sr67zmg4a2
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2799/
公式X:@unb_kiseki

「THE FANTASY BEGINS」東京ディズニーリゾート公式SNSライブ配信概要

配信実施SNSに関しては、東京ディズニーリゾート公式HPへ
https://www.tokyodisneyresort.jp/topics/info/20240527.html

松雪泰子が福原遥主演『マル秘の密子さん』に出演決定 華麗なる“女社長”に変身するシングルマザー役【コメントあり】

松雪泰子が、福原遥主演を務める土ドラ10『マル秘の密子さん』(日本テレビ系 7月13日(土)スタート 毎週土曜 午後10時)に出演することが決定し、コメントが到着した。

『マル秘の密子さん』今井夏を演じる松雪泰子(c)日本テレビ

 

福原が演じるのは、謎に包まれた“トータルコーディネーター” 本宮密子。どんな手を使っても依頼者を必ず成功させる謎多き女・密子への今度の依頼は、不運続きのシングルマザーを華麗なる“女社長”に大変身させること。そのシングルマザー・今井夏役に、松雪泰子が決定した。どんな運命が2人を待ち受けているのか。密子の本当の狙いとは…。

 

今井夏役を務める松雪は「夏が一体どんなふうに変化していくのか。人生を大きく変えていく流れに抵抗するのか、それとも受け入れて前進するのか。サスペンスの要素も絡み合い、何層にも重なったストーリー展開の中で、夏という女性がどのように変化していくのか、そのあたりを丁寧に演じたいと思います」と意気込みを語った。

 

松雪泰子 コメント

『マル秘の密子さん』(c)日本テレビ

 

◆今井夏を演じるに当たって

夏は、お人好しですぐにだまされてしまう不遇なシングルマザーです。一生懸命に子供を育て苦労して生きているのですが、ミステリアスな密子さんとの出会いによって、それまでの人生からは考えもつかなかったような展開が訪れ、密子さんの手によって大変身させられていくストーリー。夏が一体どんなふうに変化していくのか。人生を大きく変えていく流れに抵抗するのか、それとも受け入れて前進するのか。サスペンスの要素も絡み合い、何層にも重なったストーリー展開の中で、夏という女性がどのように変化していくのか、そのあたりを丁寧に演じたいと思います。

 

◆視聴者へメッセージをお願いします。

映像のアプローチや我々が着用するファッション、美術等も挑戦的なアプローチをしていく作品です。そのあたりも楽しみにしていただけるとうれしいです。そしてなにより、ご覧いただく皆様にお届けしたいのは、「人生に訪れる変化をおそれず、変容した先にある世界はどんな世界なのか」そしてそれを獲得していく人々はどのように変化するのか。きっと、皆様に楽しんでいただける作品になると思います。ぜひ、マル秘の密子さんを私たちと一緒に体験してください。

 

番組情報

土ドラ10『マル秘の密子さん』
日本テレビ系
2024年7月13日(土)スタート
毎週土曜 午後10時

<キャスト>
福原遥、松雪泰子

<スタッフ>
脚本:丑尾健太郞、藤岡明子、上野詩織、ばばたくみ
音楽:Ken Arai
演出:中茎強、小室直子、伊藤彰記、苗代祐史
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:鈴木亜希乃、柳内久仁子
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式X:https://x.com/maruhi_mitsuko
番組公式TikTok:https://www.tiktok.com/@maruhi_mitsuko
番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/maruhi-mitsuko

(c)日本テレビ

アンジュルム佐々木莉佳子「人と人とが通じ合えるダンスという唯一無二な存在が大好きです」『ハロプロダンス学園』インタビュー(1)

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティの最新シーズン『ハロプロダンス学園シーズン11』(ダンスチャンネル)が配信中。

『ハロプロダンス学園シーズン11』アンジュルムの佐々木莉佳子

 

TV LIFE webでは、#4(6月6日放送)から放送される、後編のロックダンスの感想を石田亜佑美さん(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子さん(アンジュルム)、段原瑠々さん(Juice=Juice)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃さん(OCHA NORMA)にインタビュー。

 

初回は6月19日(水)にアンジュルムおよび、ハロー!プロジェクトの卒業を控える佐々木さんに、ロックダンスの感想やこの番組で学んだことを振り返ってもらいました。

 


 

◆収録を終えての感想を教えてください。

大好きなダンス学園、最後の収録ということで寂しさもありながらの収録ではあったのですが、いざレッスンが始まると寂しさを感じている暇もなく…。必死に食らいつきながらも大好きなダンスを楽しみながら学ぶ、そんな時間が流れていました。いつもと変わらない空気感に安心しつつ、終始ただただ楽しんでいた自分がいました!

 

◆今回、“ロック”というジャンルに挑戦されましたが、いかがでしたか?

いろんなジャンルを今まで学ばせていただいたのですが、ロックはとても自分のスタイルにマッチする部分があって純粋に楽しかったですし、ロックの魅力に気づくことができてうれしかったです!

 

◆HIYORI先生に教わっての感想や、意識したこと、学んだことを教えてください。

HIYORI先生はとても親しみやすく、同世代だったという事もあり、とても刺激を受けつつ、「尊敬…」なんて心の中でつぶやきながらの収録でした。いざダンスが始まるとHIYORI先生は、元々持っている底なしの明るさプラス自分の魅力を最大限に生かせるロックというダンスのパワーを持っている方なので、よりHIYORI先生の魅力に引きずり込まれたような気がしていて、音をキャッチしながら、楽しみながら踊っているHIYORI先生はとても魅力的でした(^^)♡ そして本当にカッコいい…。

 

◆ショーケースではAdoさんの「唱」を使って、パフォーマンスを披露されましたが、いかがでしたか?

元々知っている楽曲ではあったのですが、ロックというジャンルのフィルターを通しながら聞く「唱」はまた違う音楽に聞こえて、いままで自分の中であまり目立たなかった音たちも粒だって聞こえたし、ワクワクする感覚がありました。「おでましだ〜〜〜〜★」に注目してもらえたらうれしいです!

 

◆今回の収録で卒業されますが、これまでの番組を振り返って印象に残っている出来事やレッスンを教えてください。

いっぱいありすぎて決められないですし、悩ましいですが…、シーズン5のs**t kingzさんの回です!!!!

 

◆この番組を通して、学んだこと、今後生かしたいことを教えてください。

やっぱり私は言葉のように人と人とが通じ合えるダンスという唯一無二な存在が大好きです。なのでこれからも、ダンス学園で得たものを武器にダンスの世界に触れながら、人として大きくなれたらいいなと思っています。

 

◆では、この番組で学びたかった、極めたかったというジャンルはありますか?

たくさん学ばせていただいたので、後悔はないのですが、強いて言えば、私たちがいつもステージの上でパフォーマンスしているガールズクラッシュやガールズポップも1から学んでみたらどうだったのかな〜?と想像したこともありました!

 

◆最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。

皆さんにはダンスというジャンルがどううつっていますか? より、ダンスの魅力に気づいたり、始めてみたよ〜!とか誰かの原動力や新しい世界を広げられるような番組だと私は思っています! だからこれからも、楽しんで番組を見ていただきたいです! そしてどうか、長年愛される番組となりますように。今までたくさん、ありがとうございました! またね〜!!!

『ハロプロダンス学園シーズン11』

 

PROFILE

佐々木莉佳子
●ささき・りかこ…2001年5月28日生まれ。宮城県出身。A型。アンジュルムのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンス学園シーズン11』
CSダンスチャンネル

#4:2024年6月6日(木)午後11時30分~
#5:2024年6月20日(木)午後11時30分~
#6:2024年7月4日(木)午後11時30分~
(リピート放送あり)

Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」で放送直後に配信

<出演者>
MC:かが屋(加賀翔、賀屋壮也)

石田亜佑美(モーニング娘。’24)、佐々木莉佳子(アンジュルム)、段原瑠々(Juice=Juice)、秋山眞緒(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃(OCHA NORMA)

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-gakuen11.html

薬指に指輪キラリ。新婚オリラジ藤森慎吾、目指すは“未来のレモンサワー”のレモン「妻との愛の熟成」一方で悩みも……

アサヒビールが、ふたを開栓するとレモンスライスが浮き上がってくる「未来のレモンサワー」を6月11日(火)から数量限定で発売。お笑いコンビ・オリエンタルラジオで新婚の藤森慎吾さんが、発売記念イベントに登壇しました。

↑藤森さんは5月1日(水)に一般女性との結婚を発表。初の公の場となりました。

 

結婚したチャラ男、未来はどうなる?

↑薬指には指輪がキラリ。「気持ちで買いました!」と藤森さん。

 

「藤森です。今日はお集まりいただきありがとうございます」と丁寧にお辞儀をしたあとで「集まっていただいてサンキューです~~~!」と、相変わらずのチャラ男ぶりを発揮した藤森さん。一方で「このテンションで出てて大丈夫か直前まで葛藤していましたが、やはり僕これしかできないんで」と再び真面目さをのぞかせます。

 

藤森さんが手に持つ未来のレモンサワーは、レモンの味わいや香りを五感で体験できる新しいレモンサワーです。アサヒビール独自のフルオープン缶を使用することで、レモンスライスが浮き上がる様子とともにレモン由来の豊かな香りが楽しめます。さらに、そのまま食べることができる本物のレモンスライスが入っているため、レモンの個体差や飲むタイミングにより1缶ごとに異なる味わいを感じることができるのです。

 

“未来のスタンダードにしたい”という思いで名付けられた未来のレモンサワーにちなんで、「未来に向けて今していること」について聞かれた藤森さんは「めちゃくちゃ悩んでいます」と告白。「もちろん結婚して幸せいっぱいではありますけれども。41歳でチャラ男が結婚となったとき、チャラ男の未来はどうなるんだと」と、チャラ男キャラに不安があることを明かします。

↑左からアサヒビールマーケティング本部長の梶浦さんと、藤森さん。

 

藤森さんは「未来のレモンサワーと同様に、未来のチャラ男についてもしっかり考えたい。だから梶浦本部長に今日、未来のチャラ男の答えもいただきに来ております。助けてください」と、アサヒビールマーケティング本部長である梶浦さんに助けを求めました。

 

「甘みと、程よい酸味と、微かな苦み」

未来のレモンサワーは、レモン由来の果実味たっぷりな風味と適度な酸味と苦みが調和した味わいが特長の「オリジナルレモンサワー」と、サワー液に糖・香料不使用でレモンの自然なおいしさが味わえる「プレーンレモンサワー」の2品種が展開されています。

 

早速、オリジナルレモンサワーの缶をプシュッと開けた藤森さんは「うわ、すごい! スライスのレモンが上がってきました!」と、缶上部にサワサワと浮かんできた果実に驚きのご様子。「めちゃくちゃ香りがいいですよ」と、あふれるレモンの香りを感じつつ、本物のレモンを使っていることで同じレモンサワーが1つとしてないことに「素敵じゃないですか」と、しみじみとコメント。

 

「しばらくパーティーとか行ってないですからね! 久しぶりの! いただきまーす!」と、オリジナルレモンサワーを一口飲めば「めちゃくちゃ美味しい。レモンのスライスが1番上にあるから鼻でも感じる。甘みと、程よい酸味と、微かな苦みも感じて、味のバランスがめちゃくちゃ整えられてる。すごく飲みやすい、止まらなくなっちゃいますね」と、次々に感想が飛び出します。

↑藤森さん「『王様のブランチ』やってるから、こういうの大好きです!」

 

次にプレーンレモンサワーを飲んだ藤森さんは「味わいが全然違う! めちゃくちゃ美味い! こっちはレモンのインパクトがダイレクトに来る感じです。甘さスッキリで、キレがある。レモンサワーといったらこれだよねっていう、レモンの味だけでいいんだよっていう、そういう人におすすめかもしれない」と、丁寧に違いを伝えます。

 

そこでどちらのレモンサワーが好きかと聞かれた藤森さんは「僕は甘めよりスッキリタイプなのでプレーンレモンサワー。でも僕の愛する妻は、ちょっと甘めが好きなので、こっち(オリジナルレモンサワー)かもしれないですね。だから、これは夫婦で飲むには最高です!」と、妻への愛をのぞかせつつ答えました。

 

『PERFECT HUMAN』披露するも「合わないス」

↑藤森さん「フリップ、難しいですね~。藤森、やってきてないからそういうの(笑)」

 

終盤、フリップでの質疑応答コーナーでは「未来のレモンサワーを一言で表すと?」というお題が。鼻歌で会場を盛り上げながらフリップに記載していく藤森さんは、司会者から「歌ってくださるんですか」と振られると、「持ち歌が『PERFECT HUMAN』しかないんです。『彼は言った世界は必ずしもみんな平等とは限らない、彼は』……なんかちょっと合わないス」と持ち歌を披露し、会場を沸かせます。

↑奥様と晩酌を楽しむという藤森さん「未来のレモンサワーは、皆さんがそれぞれ大事な人と最高の時間を過ごせる一杯になる」

 

「未来のレモンサワーを一言で表すと?」には「レモンサワー界のラスボス」と回答。「もうこれ以上のレモンサワーはないんじゃないか」と同商品を絶賛します。続く「藤森さんにとっての未来のスタンダードは?」というお題では、未来のレモンサワーが、寝かせることでまた違う味わいが楽しめることにちなんで「妻との愛の熟成でございます」と、アツアツの回答を披露。「未来のレモンサワーに入っているレモンは、缶の中で熟成するんですよね。日々、妻とそんな風になれたらいいな」と、少し照れくさそうに笑いながら語った藤森さんでした。

 

【未来のレモンサワー発売記念イベントに登壇した新婚の藤森慎吾さん】

 

 

【商品概要】

商品名:未来のレモンサワー オリジナルレモンサワー、未来のレモンサワー プレーンレモンサワー
発売品種:缶345ml
アルコール分:5%(純アルコール量:13.8g)
発売日:6月11日 ※予定数量出荷次第終了
発売地域:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、長野県
希望小売価格:271円(税別)、298円(税込)
※希望小売価格は単なる参考価格であり、酒販店様の小売価格設定を拘束するものではありません

 

とろサーモン・久保田&ウエストランド・井口が“本音”で斬り込むこの先「テレビ業界に激震が走る可能性があります」『耳の穴かっぽじって聞け!』

“毒舌M-1王者”とろサーモン・久保田かずのぶ&ウエストランド・井口浩之のコンビが本音で斬り込む赤裸々音声バラエティ『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日 毎週火曜 深夜2時34分~2時54分)。「文は人なり」をコンセプトに、芸人やタレントなどあらゆる人が書いた文章を音声化し、悩みや葛藤、怒りなど、その生々しい本音を送る。

『耳の穴かっぽじって聞け!』左から)井口浩之、久保田かずのぶ ©テレビ朝日

 

今回は同番組でMCを務める久保田さんと井口さんにインタビューを敢行。“解散した芸人シリーズ”をはじめ、毎回放送後にSNSやネットニュースをにぎわせている同番組だが、“音声”ならでは魅力や印象に残っているゲスト、今後の見どころなどを聞きました。

 

◆この番組が始まると聞いた時の心境は?

井口:レギュラー番組が始まるということも、久保田さんと一緒にやれるということもうれしかったです。ただ、地上波だと思ってウキウキしていたのですがよくよく話を聞いたら配信番組のようなニュアンスだったので、頑張って地上波に昇格したいなと(笑)。

 

久保田:早く出世しよう。あと、僕も井口さんとだったら本音で飾らず話せそうでいいなと思いました。相方同士もキャンプ好きっていう共通点があるし。ただ、僕のところの相方がいま山に行っていて、もう20日間ぐらい連絡が取れてないのでそこは心配ですね(笑)。

 

井口:えっ?(笑)。でも、久保田さんとは2人でトークライブをやって、YouTube番組をやって…とずっといい流れがあるんですよ。あと、“我々はM-1チャンピオンなんだ”というのを常に言っていきたいです。

 

久保田:忘れられがちですから。Aマッソとかは特に忘れてる(笑)。

 

井口:そうですね。この番組を通してそういう人たちを見返していきたいです(笑)。

 

◆人々の本音を“音声で聞く”というところにどういう魅力を感じますか?

久保田:スタッフさんはいいように言っているのですが、僕のニュアンスでお伝えしていいですか?仕事で地方に行き、ホテルに泊まり、自分の部屋に向かっている時にいやらしい声が聞こえてきたら足を止めますよね?そんな感じです。

 

井口:ははは!確かにそういう感じかもしれません(笑)。

 

久保田:聞いたらいけないものを聞いている背徳感というか。

 

井口:それはありますね。当初は「あいつらがただ悪口言うだけの番組だろ」とも言われていたのですが、なんなら僕らの方が引いてますから(笑)。初回の元ゾフィー・上田(航平)さんからそうでしたけど、思っていたよりヘビーなものも来るので。文章にすることで気持ちを整理できたり、顔を出すより本音を言いやすいのかな。

 

◆放送が始まり、周囲からどのような反響が寄せられていますか?

井口:やはり芸人仲間は結構見てくれていますね。ただ、この番組を今後広げていくとなったときに芸人やお笑いファンの方以外で誰が見てくれるんだろうと(笑)。実はお笑いの話だけでなく他の部分と通じることもあるので、お笑いに興味がない方にも一度見て見ていただきたいです。

 

久保田:はい。今後はジャンル問わず、俳優さんとか声優さんとか子役の子とか…とにかく悩んでるやつ全員来いという感じで。

 

井口:確かに(笑)。どんどん駆け込んできていただきたいですし、幅を広げていけたらいいなと思っています。

 

◆毎回登場するゲストの方々はお2人の意向もあるのでしょうか?

井口:僕らからも気になる方を挙げさせていただいて、都度スタッフさんが当たってくれています。なので勝手に決められたり、全く興味がない方が来るということはないですね。僕らの場合、そういう方が来られたら極端に顔に出てしまいそうですし(笑)。

 

久保田:はい。例えば、何か収録している時に「すごくきれいになれる美容品です」と言われて品物を出されても、自分に合わなかったら「合わへんやん」って顔ができるタイプなので(笑)。いや、どこか他の番組のことを言っているわけじゃないですよ!

 

◆今後、本音を聞いてみたい方を挙げていただくと…?

井口:僕は子役の子の本音を聞いてみたいです。大人ではなく、子供だからこその本音というのも面白そうなので。

 

久保田:確かに。でも芸能界って、「この人何者?」と思うような方が常に存在するんですよね。つまり叶姉妹です。僕は叶姉妹の本音が聞きたいです。

 

井口:久保田さんは「バラバラ大作戦」の会見の時から「叶姉妹の4時間相撲大会」という企画案を出していましたから。いつかはあるかもしれないですね(笑)。

 

◆それでは、これまでの放送で印象に残っている回は?

井口:僕は兼光(タカシ)さんの回ですかね。収録中に急きょ電話をかけて出ていただいたりもしたので。本当にいろいろ話してくださって、お笑いファンのみならず、誰かしらを応援している方には何か伝わるものがあったんじゃないかなと。解散を告げられた側、炎上していない側の気持ちって意外と流されがちなので、「一緒にまた漫才やってくださいって言葉がつらい」とか、この回を見て初めて知るようなことも多かったんじゃないかなと思います。

 

久保田:そっち側にフォーカスが当たることってあまりないからね。

 

井口:あと、個人的には街裏ぴんくさんの回が…。

 

久保田:ですね。これが放送されたら結構炎上すると思います(笑)。

(※取材時は放送前)

 

井口:いやいや、まさかあんな展開が待っているとは思わないから!本当にすてきな奥さまで、ぴんくさん宛のお手紙もすごく良かったのですが、感動で泣いている久保田さんを横目に僕は別の意味でも涙を流しました(笑)。

 

久保田:ははは(笑)。でも、僕も兼光さんの回と、ぴんくさんの回は本当に良かったなと。芸人ならではの泥くささといいますか、支えて支えられて…っていう。“芸人ってみんなこれやねんで”というのを感じていただけていたらいいなと思います。

 

◆今後番組を通してやってみたいことは?

井口:ちらっと“お客さんを集める”っていう話はしたことがあって。でも、今のところ誰が見て誰が聞いてくださっているかが全く分からないので、集める怖さもあるんですよ(笑)。

 

久保田:もしそれがかなった場合、オードリーが東京ドームなら僕らはもう川っぺりの空き地とかでいいかなと。

 

井口:杭だけ打って場所作って、そこに黒ずくめの皆さんが…みたいな感じで(笑)。でも、いつかはそういうこともやってみたいなと思います。

 

◆最後に、今後の見どころのアピールをお願いします。

井口:収録スケジュールを見る限りすごい方が登場されます。これは7月の頭ぐらいにテレビ業界に激震が走る可能性がありますね。

 

久保田:予言者みたいになってるやん(笑)。

 

井口:あと、近いところだと濱田祐太郎君の回も良かったなと。今までとは違ったテイストの本音をお届けしているので。

 

久保田:確かに。ただ、僕としてもやはり7月の頭(放送回)ぐらいですね。ここに光が当たった時に皆さんがどういう反応をするのか…。

 

井口:正直まだその回の収録はしていないのでその人の本音も聞いていないのですが、とんでもないことになる気がします。

 

久保田:全国って47都道府県だと思うんですけど、「えっ、48県目あったの!?」くらいの衝撃が走るんじゃないかな(笑)。

 

井口:黄金郷がね(笑)。でも、本当にいろいろな方が協力してくださって本音を届けてくれていますし、お笑い以外の分野にも通ずるところがあるので、お笑いに興味がない方にもぜひ見ていただきたいです。あと、とにかくTVerでたくさん見て、お気に入り登録をしてください(笑)。

 

久保田:本当にガッと集中して見るとかそんなんではなく、タバコを吸いながらでも、なんならうんこをしながらでも見て聞いて楽しめる番組だと思うので、ぜひフラットにチェックしていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

久保田かずのぶ(とろサーモン)

●くぼた・かずのぶ…1979年9月29日生まれ。宮崎県出身。O型。

 

井口浩之(ウエストランド)

●いぐち・ひろゆき…1983年5月6日生まれ。岡山県出身。B型。

 

番組情報

『耳の穴かっぽじって聞け!』

テレビ朝日 ※関東ローカル

毎週火曜 深夜2時34分~2時54分

※ABEMA、TVerで無料配信。聴くテレ朝(Spotify)でMCラジオも配信中。

TELASAではこれまでの放送回も見逃し配信中。

 

番組公式X:https://twitter.com/miminoana_tv

 

●text/片岡聡恵

岩田剛典、物語のキーマン・緋山役は「表情だけでストーリーをつなぐ役目なので難しかった」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、緋山啓太役を演じる岩田剛典さんにインタビュー。役作りについてや撮影現場の裏話などを聞いた。

『アンチヒーロー』緋山啓太役の岩田剛典©TBS

 

長谷川さんが演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

岩田さん演じる緋山啓太は、羽木精工の元社員。羽木社長殺人容疑で起訴されたが、明墨の手によって無罪に。そして、明墨が追う事件に何やら関わっている様子で…。

 

◆本作が初めての日曜劇場への出演ということですが、感想を教えてください。

緊張感あるシーンが続く作品ですし、出演されている出演者の皆さんも本当にいろんな作品で重要な役どころを演じてきた方々ばかりなので、日曜劇場だなという感じがしています。これまであまりこの髪の明るさでドラマに出たこともなかったですし、いわゆる1話、2話のゲストのように見せかけて、後半でまた出てくるという役どころは初めてでした。12年前と現在がすごく入り組んだ脚本のキーマンというのも新鮮です。

 

◆脚本を読んでの感想を教えてください。

台本が面白いというのはすごく役者にとって魅力があるなと思います。そして作品に入る前に8話、9話ぐらいまで台本が出来上がっていたので、どっしりと安心感のある、信頼できる現場だなと感じました。なかなかそこまで台本がそろった状況で現場にクランクインすることは少ないので。台本がないうちに芝居するのと、台本があって理解した上で芝居するのとでは雲泥の差なので、先を計算しながら芝居ができてよかったなと思っています。

 

◆計算したのはどのシーンでしょうか?

(北村)匠海君演じる赤峰との対話のシーン。緋山というキャラクターを作っていく上で非常に重要な、人となりだったり、過去がようやく分かるというところです。

 

◆そこに向けて、序盤から変化をつけていたイメージでしょうか?

シーンの逆算というよりは、振り返って見たときに1話、2話の緋山の感じに納得していただけるかなというところです。1話、2話では視聴者の皆さんをだまそうと思ってお芝居をしていたわけではないですが、8話、9話、10話と見ていただくと、自然と1話、2話はそういう流れになりますよねと納得できるかなと。そういうところが脚本に隙がないと思います。

 

◆緋山を演じるに当たって、心掛けたことはありますか?

過去に起きた出来事が緋山にとても影響していて、実は1話の冒頭のシーンから伏線が張られているんです。脚本を読んだだけの印象と、実際に1話、2話の脚本ではまだ描かれきっていない部分を、先に自分の中できちんと整理してから、クランクインのシーンに臨んだので。本当に脚本がある状態でこういう役柄を演じられたことがすごくありがたかったです。役作りでは、決して根が明るい青年ではなかったので、たたずまいであったり、目の奥の光のなさであったり、口調も意識しながら演じています。

 

◆ここは難しかったなというところはありますか?

僕は皆さんに比べてせりふが多い役柄ではなかったので、大変と言っていられない感じですが、強いて言えば表情だけでストーリーをつなぐ役目なので、そういうところは難しかったです。それと、この数か月、初日に決めた緋山の表情と声色をずっと維持して演じることも難しいかもしれません。

 

◆今回、殺人事件の容疑者役というところで、印象に残っている撮影シーンはありますか?

法廷のシーンは、人が多いので非常に大変です。それは1話、2話でも感じましたし、今日の撮影でもあらためて感じました。カット数もすごくて、本当にワンシーンにつき、100近いカット数があるんです。その間、スタッフ、キャストを含め、集中力をキープするチーム力が試されているような撮影が続いています。

 

◆撮影裏話も教えてください。

2話の緋山が血の付いた作業服の上着を捨てている場面は雨降らしのシーンで、山奥だったのでまあまあ寒くて。しかも、クレーン車とタンク車が来るぐらい、結構大掛かりな撮影だったので、すごく記憶に残っています。匠海君とびしょびしょになりながら頑張りました。

 

◆その際、北村さんとは何かお話されましたか?

匠海君が優しくて、カップラーメンを持ってきてくれました。寒い中、外でパイプ椅子に座って2人で食べて、その撮影をどうにかやり過ごしました。

 

◆これまで寄せられた反響を教えてください。

やっぱり殺人事件の容疑者というところで、実際に罪を犯しているのか犯していないのかという部分で、特に2話のラストシーンはちょっとうやむやにさせる脚本になっていましたから、かなりいろんな考察が盛り上がった1話、2話だったのかなと思うんですけども、そんな作品のキーマンを演じられて、この仕事の冥利に尽きるなという気がしています。またこの先のストーリーを見て、結構予想外だったりすることや事実がきっと出てくると思うので、そういう意味で言うと、1話、2話の反応を見ている限りだと、このチームの作戦通りに進んでいるのかなっていう感じはしています。

 

◆個人的に好きなキャラクターはいますか?

明墨です。視聴者の皆さんは最後まで見ないと明墨という人物が分からないと思いますが、内に秘めた強い思いを不言実行する感じがいいですよね。まだ今の時点では登場人物全員がなんとなくしか伝わっていないと思いますが、この先本当に見事にパズルのピースがはまっていくので、楽しみにしてもらいたいです。

 

◆あらためて長谷川さんの印象を教えてください。共演して刺激を受けたことはありますか?

明墨という役柄を演じるのは本当に大変なことだと思いますし、憑依しているかのような芝居に感服するばかりです。僕がコメントするのもちょっとおこがましいんですが、本当に大変な現場で、役柄だと思いますし、それをこのスケジュール感の中、やり切るという人間力の高さをそばで見ていてすごく感じます。

 

◆長谷川さんと何かお話はされましたか?

法廷の撮影のときはアメリカのオスカー賞の話をしたり、ご飯屋さんの話だったり、撮影から前室に戻ってきたときはパッと切り替えて、いろんなお話をさせていただいています。弁護士事務所の皆さんは、1日中現場に缶詰みたいな日が続くこともあると思うのですが、チームワークが出来上がっていて、すごくアットホームな雰囲気でいい現場だなと。

 

◆特にどんなところでいい現場だなと感じられましたか?

前室ではわりと和気あいあいとしていますが、シリアスなシーンで長回しも多いと、カメラが回る前にあまり談笑している場合じゃないなと感じるピリッとした空気感になったりすることがあるんです。そんなとき、「ちょっと静かにしよう」と誰かが言うわけでもなく、皆さんその雰囲気を分かって、本番に向けてぐっと集中力が高まっていく感じ。すごく丁寧に撮影が進んでいきますし、そこは日曜劇場らしいなと感じます。

 

◆対峙するシーンは事前に話し合われていますか?

たくさんします。監督の演出で「ここはこう撮りたい」ということもありますが、基本的には役者が段取りでやった芝居を撮って、スタッフがカット割りから話し合ってくださっているので、各々を作ってきたキャラクターが味になっている作品だと思います。

 

◆監督さんとのやりとりで、何か印象に残っていることはありますか?

僕が普段しゃべっているトーンよりも、監督に求められたトーンがだいぶ低かったです。想定よりも低かったのですが、「なるほど」という感じでした。

 

◆朝ドラの役とのギャップに反響も大きかったと思いますが、ご自身はどう捉えられていますか?

たまたまオンエアがかぶったので、視聴者の方は混乱してしまうかもしれませんが、全然違う役どころなので。ですが、同じ時期に真逆の役ができたというのは自分にとってすごくラッキーなのかなと思います。

 

◆作品の全体としての魅力は?

作品の魅力は、重厚な脚本です。脚本が面白いというのが作品の良しあしを決める一番大きな要素になってくるとも思うので、まずはそこが盤石であることが、視聴者の皆さんの満足度につながっているのかなと思います。あとはすごく撮り方が丁寧だなと感じていますし、あとは上がってきた映像が映画っぽい質感になっていて、そこも好きです。第2話の上映会で映画館のスクリーンで流れたのを見て、その時に感じました。

 

◆ここまでの放送で、“追いアンチ”してほしいところはありますか?

物語の理解度を高める上で、何度もご覧になっていただくことはとても重要だと思っています。きっと何度見ても気づけないところもあると思いますが、この先各キャラクターが話をまたいでシンクロしていくんです。5話で緋山が登場したこともそうですが、ただ登場したわけではなく、全部これからのことにつながっていくんです。それは緋山の事件の裁判だけではなくて、この先も全てつながっていくので、最後までご覧になっていただけると、ほかでは得られない満足度がある作品だと思います。

 

PROFILE

岩田剛典

●いわた・たかのり…1989年3月6日生まれ。愛知県出身。B型。EXILE、三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーとしても活躍。現在、日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)にも出演中。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

「お客さんは上手にまとめたものが見たいわけではないと思う」映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』柴山智隆監督に聞く作品の見どころと監督として大切なこと

スタジオコロリドの長編アニメーション第4弾となる映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』が、2024年5月24日(金)よりNetflix世界独占配信&日本劇場公開される。本作は“嫌われたくない”高校生の男の子・八ツ瀬柊(やつせひいらぎ)と、“嫌われてもいい”鬼の少女・ツムギが織りなす青春ファンタジー。ある日、柊が人間の世界に“母親を探しに来た”という鬼の少女・ツムギと出会うところから、物語は始まる。

『好きでも嫌いなあまのじゃく』場面カット ©コロリド・ツインエンジン

 

本作の監督を務めたのは『泣きたい私は猫をかぶる』で長編監督デビューを飾った柴山智隆。柴山は、「今の生きづらさを感じている人たちの背中をちょっと押してあげられたら」と、作品に込めた思いを語ってくれた。

 

◆アニメーターとしても数々の作品で活躍してきた柴山監督。そもそも、アニメ業界で働こうと思ったきっかけを教えてください。

理由はいたってシンプルで、子供の頃から絵を描くのが好きだったからでして。そこから、好きを仕事にできるならと思い東京造形大学に入学しアニメーションについて学ぶなかで、さらに興味を持つようになりました。ただ、自主制作のアニメじゃ食っていけないよなと思い、商業アニメを制作する会社に就職しようと思うようになったんです。

 

◆そうして、スタジオジブリの門を叩いた。

当時はアニメに詳しくなくて、「スタジオジブリ」しか知らなかったんです(笑)。採用いただけて本当によかったです。最初は作画担当ではなかったのですが、絵を描くのが好きだったので、しばらくしてからアニメーターに転向しました。

 

◆いつかは監督をやりたいという気持ちもあった?

それはなかったですね。僕は本作の主人公である柊と同じように、自己肯定感がめちゃくちゃ低いタイプなんです。「自分なんかができるわけない」と思っていたので、監督をやろう、やりたいと考えたことすらありませんでした。ただ、絵を描くことが楽しくなくなっていた時期に「演出をやりませんか」というお話をいただけて。実は、演出をやってみて楽しくなかったら業界をやめようと思っていたんです。結果的に演出の仕事に面白さを見出すことができて、続けているうちに表現したいことも生まれてきて。それで、ご縁もあって監督を務めることになったという経緯です。

 

◆小さい頃から好きだった絵を描くのが億劫になってしまった理由は何だったのでしょうか?

子供のときは、絵を描いて褒められるのがうれしかったんですよね。その体験があったから、25歳というアニメーターとしてスタートするには遅い時期でも転向しようと思ったんです。一流のアニメーターになりたいという思いで必死に頑張りましたし、勉強もたくさんしました。ありがたいことに周りの方からも認めていただき、アニメーターとしてはいろいろなお仕事をやらせていただける立場になりました。ただ、そのときに「あれ、何だか楽しくないな」と思っちゃって。今思えば、当時はオリジナル作品をやれていなかったからかもしれません。アニメーションは人の絵を描く仕事が多く、それが自分の表現したいこと、求めていたクリエイティブなこととは違ったのかもしれないです。

 

◆もしかしたら、演出や監督という仕事のほうが自身のやりたいことと合っていたのかも。

潜在的にはそうだったんでしょうね。自分では気づいていませんでしたが、実際にやってみて、ようやく気づきました。

 

◆そうやって監督としてもアニメに関わるようになった柴山さん。本作と同じくスタジオコロリドさん制作の『泣きたい私は猫をかぶる』(以下、『泣き猫』)では共同監督という形で長編映画デビューを果たしました。

『泣き猫』のときは佐藤順一さんという偉大な監督さんと一緒にやらせていただいたんです。佐藤さんは本当にお客さんに寄り添い続けている監督で、僕もいろいろと学ばせていただきました。今回一人でやるにあたって、オリジナル作品をゼロイチで作る難しさを痛感しています。

 

◆難しさを感じるなかで、どういった点にこだわって作品を制作されましたか?

いっぱいありますね(笑)。

 

◆そうですよね(笑)。では、まずシナリオ面でこだわったことを教えてください。

柊とツムギのロードムービーとして、ふたりの感情の流れをあまりご都合で作らないように意識しました。今回は「隠す」がテーマになるので、あえてセリフで気持ちを直接的に伝えないようにしています。絵と雰囲気で感じてもらえればと思って制作しました。

 

◆続いて、映像面でのこだわりについて教えてください。

柊とツムギの時間・シチュエーションに合った表情を繊細に切り取ることにこだわりました。あとはリアリティ。隠(なばり)の郷という鬼の住む場所が出てきたり、夏に雪が降ったりとファンタジーな面もありますが、日々の風景から地続きになっていると感じられる「リアリティのある嘘のつき方」を意識して制作しました。

 

◆音楽面では、管楽器などが多めに使われているように感じました。

そうですね。窪田ミナさんにとても贅沢に音をつけていただきました。ただ、とくに前半では派手に見えるアクションシーンでも、音楽はあまり劇的にはしていません。絵と同じ意味を重ねるのではなく、情感をフォローしていただいてることは多いと思います。

 

◆なるほど。

本作では、窪田さんにシーンの意味を汲み取ってもらいながら音楽を制作いただきました。例えば隠(なばり)の郷の音楽。日本的な要素もありつつも、ちょっと多国籍のエキゾチックな感じにしたいと窪田さんに話したところ、絶妙な音楽を作ってくださって。厳しくも魅力的な鬼の世界を見事に表現してくださいました。

 

◆キャストの起用についてはいかがでしょうか?

柊役の小野賢章さんとは『泣き猫』のときにもご一緒させていただき、信頼感がありました。賢章さんの声・お芝居からは、誠実さのなかに、ちょっと奥底に何かを思っているような奥深さを感じて。柊は自分の気持ちを隠しちゃっているけど、自分でもそれに気づいていない人物なんです。そこからツムギと出会って、「自分はこんなことを感じていたんだ」と気づいていく。その成長していく過程も含めて、まさに賢章さんに表現していただけるのではないかと思い、お願いしました。

 

◆ツムギについてはいかがでしょうか?

ツムギ役の富田美憂さんは、唯一無二のとてもすてきな主役声だと思います。大胆で強い性格のお芝居をしても、その中にはちゃんと繊細さが感じられるんです。お二人の人柄だと思うんですけど、優しさが芝居の奥にあるんですよね。だから、柊とツムギのロードムービーをあたたかく見ていられるというか。説得力を与えてもらったなと思っています。

 

◆監督が本作を見た方に伝えたいこと、伝わればいいなと思っていることを教えてください。

本作の企画会議で、「最近はインターネットでいろいろな情報を集めながら、学校や家庭では大きくぶつかることもなく、無難にやり過ごしている人って多いんじゃないのかな」という話をしていたんです。そういう生活を送っていると、自然と自分の気持ちを隠すようになってしまい、そのことに自分でも気づかなくなってしまうのかもと思って。本作は、そういう方々に「自分の気持ちを伝えても大丈夫だよ」ということを伝えたくて作りました。気持ちを伝えることで変わることもあるし、見えてくるものもあるんじゃないかって。映画をエンタメとして楽しく見てもらいたいですが、作品を通じて、ちょっと元気になってもらえたらなとも思っています。

 

◆個人的にはツムギの「できない理由ばかり探している」という言葉がとても刺さりました。

僕も常々自分で気を付けているところではあって。すぐに見つけちゃうんですよね、できない理由を。そこに逃げないようにしないといけないとは思っているんです。ただ、説教くさい感じにはしたくなくて、サラッとセリフの中に入れました。伝わっていてよかったです。

 

◆些細なシーンでグッとくるセリフが散りばめられているのも、本作の魅力だと個人的には感じています。

そう言っていただけるとうれしいですね。

 

◆スタジオコロリドさんとタッグを組んで制作した本作。監督が思うスタジオコロリドさんの魅力や特徴を教えてください。

若いスタッフが多くて、デジタル化も業界のなかでかなり進んでいるほうだと思います。柔軟に最新技術を取り入れる会社というのが強みなんじゃないかな。コロナ禍でも、リモートにすぐ移行して対応していました。あとは働いている人が横並びで、みんなが意見を出しやすいところも特徴だと思います。今回も本当にスタッフのみんなに意見をもらい、助けてもらいながら作り上げました。一人じゃ絶対に作れなかったですね。

 

◆では、本作を通じて、改めて監督を務めるうえで大切だと感じたことを教えてください。

先ほどの話にも繋がりますが、僕から出てきたものだけで作品を作っても、あまり面白くならないんじゃないかなと思っています。だから、スタッフのみんなの意見を聞くのは本当に大事だと思いますね。あとは、自己満足にならないように気をつけつつ、作品に尖った部分を残すこと。お客さんって、決して上手にまとめたものが見たいわけではないと思うんです。だから、自己満足にならない程度の尖りみたいなものは残しつつ、エンタメとしてちゃんと昇華させるというバランスが、監督を務めるうえで気をつけているところですね。

 

◆上手にまとまっていることと、伝えたいことを伝えるというのはまた違う話というか。

そうなんです。

 

◆最後に、監督が思う本作の見どころを教えてください。

柊とツムギが山形を舞台に、いろいろな場所でいろいろな人と出会って成長していきます。いま生きづらさを感じている方々の背中をちょっとでも押せたら、ちょっとでも元気になってもらえたらという思いで制作しました。劇場作品ならではの見応えのある映像表現も多いと思います。ぜひ最初は映画館で観ていただいて、その後はNetflixで何度も楽しんでいただけたらうれしいです。

 

●text/M.TOKU

 

作品情報

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』

2024年5月24日(金)よりNetflixにて世界独占配信&日本劇場公開

 

【スタッフ】

監督:柴山智隆

脚本:柿原優子/柴山智隆

キャラクターデザイン:横田匡史

キャラクターデザイン補佐:近岡 直

色彩設計:田中美穂

美術監督:稲葉邦彦

CGディレクター:さいとうつかさ

撮影監督:町田 啓

編集:木南涼太

音楽:窪田ミナ

音響監督:木村絵理子

配給:ツインエンジン・ギグリーボックス

企画・製作:ツインエンジン

制作:スタジオコロリド

 

【キャスト】

八ツ瀬柊:小野賢章

ツムギ:富田美憂

ほか

 

【ストーリー】

高校1年生の柊(ひいらぎ)は、“みんなに嫌われたくない”という想いから、気づけば“頼まれごとを断れない”性格に。毎日“誰かのために”を一生懸命にやってみるも上手くはいかず、親友と呼べる友だちがいない。

 

季節外れの雪が降った夏の日、柊はツムギに出会う。また頼まれごとを頑張ってみたものの、何かが上手く行かず「なんだかな」と思いながら家に帰る途中、泊まるあてがないというツムギを助けるが…その夜、事件が起きる——。

 

とあることで、お父さんと口論になりそうになるも、 “本当の気持ち”を隠してしまった柊。「なんだかな…」という気持ちを抱えながら、部屋で居眠りをしてしまうが…寒さで目を覚ますと、部屋が凍りついていて⁉

 

さらには、お面をつけた謎の化け物が襲い掛かってきて—…

 

異変に気付き、助けに来たツムギとふたりで部屋を飛び出す。

 

一息ついた先でふとツムギの方を見ると…彼女の頭には“ツノ”が⁉

 

ツムギは自分が鬼で、物心つく前に別れたお母さんを探しにきたという。そして、柊から出ている“雪”のようなものは、本当の気持ちを隠す人間から出る“小鬼”で、小鬼が多く出る人間はいずれ鬼になるのだと…。

 

柊はツムギの「お母さん探しを手伝ってほしい」という願いを断り切れず、一緒に旅に出ることにするのだが—…。

 

時を同じくして、ツムギの故郷・鬼が暮らす“隠の郷(なばりのさと)”でも事件が起きていて──。

 

©コロリド・ツインエンジン

丸山礼×八村倫太郎インタビュー「自然と笑みがこぼれるような番組作りに貢献できるように頑張っていきたい」『王様のブランチ』に新加入

放送29年目を迎える情報バラエティ番組『王様のブランチ』(TBS系 毎週土曜 午前9時30分~)の新レギュラーメンバーとして、丸山礼さん、八村倫太郎(WATWING)さんが4月から加入。ブランチファミリーとなり、1か月弱がたった今の心境や、今後挑戦したいロケなどを聞きました。

『王様のブランチ』左から)丸山礼、八村倫太郎

 

◆今の心境いかがですか?

丸山:本当にうれしいです。私は3年間ぐらい「トレンド部」コーナーのロケにお邪魔させてもらって、藤森(慎吾)さんからバラエティのノリの良さやリアクションを間近で学ばせてもらいました。そして土曜のこの朝からお昼にかけてスタジオにいられることは、芸能界のピラミッドでも上の方に到達したのかなと感じています(笑)。スタジオの雰囲気もよくて、こんなにマイルドな空気のスタジオは経験したことがないです。特に面白くできなくても温かく迎えてくださるというか、全部を受け止めてくださるんです。(佐藤)栞里さんや藤森さん、ニッチェさん、ブランチガールの方たちもすごく良くしてくれて、ロケをしていても勉強になることが多いので、毎日の豊かさはブランチから作り出されているなと感じます。

 

八村:そう思います。ブランチから作り出されていますよね。僕、初めて『王様ブランチ』のロケに呼んでいただいたのが「トレンド部」だったのですが、そこで藤森さんと礼さんにお世話になって、お2人からブランチの雰囲気を教わりました。

 

丸山:え、そうなの!

 

八村:藤森さんと礼さんが作る雰囲気が楽しすぎて、僕が初回からはっちゃけられたのは、お2人あってのことだなと思いますし、その場にいてくださったスタッフの皆さんのおかげだなと。そこでだんだんと自由でいいんだというのを教えていただきました。前回がレギュラーになって初めてのスタジオ出演だったのですが、すごく緊張して「生放送だ」と固くなってしまったんです。ですが、皆さんが作り出す雰囲気がハッピーで温かいおかげで、後半はすごく居心地がよくて、今日のスタジオもとても楽しかったです。

 

丸山:自然体でいられるんですよね。大体が緊張して、何をどうしようみたいになりますが、この『王様のブランチ』のスタジオは緊張しない方がいいんだと。八村さんはニッチェさんに息子のようにかわいがられていますし、ファミリー感が強いなと思います。

 

◆レギュラーになってからの反響はいかがでしょうか?

八村:ライブのスタッフさんや友人たちから「テレビ見たよ」「土曜日、出てたね」などと声を掛けていただく機会が増えました。僕も土曜日のお昼と言ったら『王様のブランチ』というぐらい慣れ親しんでいた番組だったので、SNSやファンの皆さんからの声も届いていて、あらためて大勢の方が見る番組なんだなと実感しました。

 

丸山:土曜日のこのちょっと気の抜けた時間帯に、ぼーっとテレビをつけていたら「礼ちゃんがいた」みたいな、そういう存在になれたことがすごくうれしいです。

 

八村:ぼーっとしているときにいる存在ってすごいですよね。

 

丸山:生放送なので、その前日の夜に一緒に遊んでいた友達に「さっきまで一緒にいたよね」と言われることもあります(笑)。

 

◆初のブランチレギュラー出演の際、何か準備したことはありましたか? また収録を終えて反省したことはありましたか?

丸山:何度か出演させてもらっていましたが、初回は結構緊張しました。VTRもたくさんありますし、とにかくリアクションをし続ける番組だと思うので、リアクションをしていたのですが、物件の映像を見ているときに「この部屋、広いんだろうな」と言った後に「そうだよね」と自分で自分に返答しまって(笑)。

 

八村:何しているんですか!

 

丸山: 4時間半の生放送だと、自分で自分に返答し始めてしまうんだと(笑)。リアクションをし過ぎてしまったのか分かりませんが、それにはちょっとびっくりしました。隣にいた横澤夏子さんも(物まねしながら)「何やってんの。自分で自分にツッコんでる(笑)」と笑っていましたね(笑)。

 

八村:それは笑いますよ(笑)。今も自分で夏子さんになっているじゃないですか(笑)。

 

丸山:ピン芸人なので、自分で解決しがちなんですよね(笑)。何か言ったら、自分で笑うというのが出てしまったので、そこはちょっと反省でした。

 

八村:僕は土曜日のこの時間帯に長い時間、テレビ番組で人前に出続ける経験がなかったので、「やばい」と変な汗もかきながら緊張していました。ですが、栞里さんが全部の発言を拾ってくれるし、礼さんをはじめとした皆さんも反応してくださるからもうしゃべりたくなっちゃうんですよ。しゃべっていたら、緊張もどこか行くし、とても楽しいからいいこと尽くしだなと。なので、うるさくなろうと思います。

 

丸山:もう十分なくらいですよ。

 

八村:うるさいじゃないですか。でも、礼さんもですよ(笑)。

 

丸山:分かる(笑)。

 

◆番組公式TikTokで八村さんは佐藤栞里さんのことを太陽、藤森さんをジェントルと言われていましたが、皆さんと接してみていかがですか?

八村:変わりなく、むしろ増しているような感覚があります。でも栞里さんは太陽ほど遠くなく、(親近感があって)とても近くにいてくれるような感じです。太陽は近かったら焼けると思うんですけど、焼けないです。藤森さんも小さい頃から見てきて、「武勇伝」とチャラいイメージがあったんです。ですが、僕のフォローをしてくださるぐらい紳士なんですよ。次にワイプでここ抜かれるとか、カンペを見て、「そこのカメラだよ」と。まだ慣れてなくてちょっと緊張するんです。そんな時に、「倫太郎、いけるよ」と声を掛けてくださるので、「ついていきます」となっています。

 

丸山:経験値がある人は優しいですよね。ブランチガールの方たちもロケに慣れているから、すごくいろんな面で助けてくださって、仲良くしてもらっています。ニッチェさんも、ずっとツッコんだり、ボケたり。ロケや中継が特にすごく面白くて「タイフェス」のロケも本当に面白かったです。

 

八村:ビールを飲んだ後のリアクションがすごかったですよね。

 

丸山:私たちも今度、あれぐらいやらないとだね。栞里さんとは、初めてこんなにガッツリと番組で一緒になるのですが、栞里さんのような普通に会話するぐらいの声量のほうがこの時間帯は落ち着くんだなと学んでいます。私たちは逆に声を出しすぎていたのかもしれないと思いました。それに栞里さんはすごくマイペースで、それが持ち味となっているのですごい才能を持っているなと思いました。藤森さんは締める時は締めて、チャラつくときはチャラつくというか。1つキャラクターがあると芸能界は渡っていきやすいんだなと、自分はまだ模索しているので学んでいます。

 

◆ブランチファミリーの皆さんは個性豊かな方たちが多いですが、ご自身がこれなら絶対に負けないぞというところは?

丸山:瞬発力がすごいので、頭の回転ですね。あと、物まねをやりきる覚悟です。

 

八村:声と体の大きさ。

 

丸山:やばいって。それはバカだと思われる。

 

八村:ダンスでいきましょう。

 

丸山:これが愛され力だなと思います(笑)。ダンスもっとやろうよ。

 

八村:踊ってもいいんですかね。本当に自分の強みを、今みたいに「やりなよ!」とプッシュしてくださる現場だと思うので、今後自分の強みを出していけたらと思います。

 

丸山:藤森さんや、ブランチのスタッフさんたちとWATWINGの武道館のライブを見に行ったとき、すごく楽しくて。ブランチで見せている顔と違うというか。ブランチのときは無邪気なんですが、ライブになるとマイクパフォーマンスがすごくて。「次の曲行くぜ、ついてこい!」みたいな感じで、「この顔もあるんだね」と藤森さんと言ってたので、ちょっとそこを私と藤森さんで掘っていきたいです。

 

八村:もう十分掘られている気がします(笑)。

 

◆何かブランチでやってみたいことや、ロケで訪れたい場所はどこかありますか?

丸山:北海道へ行きたいです。私が北海道出身なので全員をアテンドします。ぜひ冬の時期に流氷とかを見に豪華客船とか借りて行きたいですね。

 

八村:いいですね。

 

丸山:冬の動物園も最高ですし、私の地元へ行って、名物の塩焼きそばを食べるとか、ぜひお連れしたいです。

 

八村:ぜひ行きましょう。僕は海外へ行ってみたいですね。たまにロケで行かれているじゃないですか。あの人選はどうされているんだろうと気になっています。

 

丸山:あれ、争奪戦らしいよ。

 

八村:そうですよね。だから、ここでアピールしておきます、海外行きたいです!前回、生放送が終わった後に、LiLiCoさんに楽屋の前でお会いして、「八村君は英語がしゃべれるの?」と言われて、「Can you speak English?」みたいな感じで軽く英語のジャブを投げられたときに、対応しきれなかった自分がいたので、反省しています。しっかりと腕を磨いて、英語でのインタビューにもチャレンジしたいなと思います。

 

◆丸山さんも短期留学の経験があるそうですが、英語はいかがですか?

丸山:フィリピンに2週間だけ(笑)。フィリピンは英語をしゃべる方が多いということで、フィリピンの大学で2週間ほど行って。井戸水を汲んで、火にかけて、それを浴びるというシャワー方法を学びました(笑)。

 

八村:英語は?

 

丸山:little bit.(少しだけ)

 

八村:僕もLiLiCoさんに言われたときに、同じこと言いました(笑)。

 

丸山:ちょっとエセなんですけど、もしよければって感じですね。一応英検2級は持っているので。

 

八村:え!すごいじゃないですか。一緒に行きましょうよ。

 

◆では、ロケへ一緒に行きたい方はいらっしゃいますか?

丸山:私、まだニッチェさんとロケへ行ったことないので、行ってみたいですし。夏子さんと栞里さんととても仲良しなので、お2人の間にも入りたいですね。いろんなところへ行っているけど、大人のキッザニアみたいな、職業体験できるような場所へ行きたいです。

 

◆八村さんは?

八村:栞里さんってロケへ行かれることがあまり行かないと聞いたので、もしロケへ行くレアなチャンスがあるんだとしたら、ご一緒したいです。あと(櫻井)海音さんと(一ノ瀬)颯さんの3人で行きたいです。

 

丸山:めちゃくちゃ視聴率が上がりますよね、これは絶対に。

 

八村:お2人方は僕よりも先輩なので、きちんとごあいさつしたいですし、仲良くなれたらいいなと思っているので、ロケへ一緒に行けたらいいなと。

 

丸山:じゃあ、私もADで行きます!

 

八村:普通に一緒に行ってもいいんじゃないですか(笑)。

 

◆番組内で個人的に好きなコーナーや、今担当されているもの以外で担当してみたいなコーナーはありますか?

丸山:私は物件リサーチがすごいなって。すごくいい物件へ行ったりとか。とにかく誰も住んでいない家に入るのって特権じゃないですか。それすごくいいなと思いますし、ロケの腕の磨き場所だと思うので、私の身を削る修行になるんじゃないかなと思っています。

 

八村:いいですよね!

 

丸山:あと買い物の達人の法被を着たい。

 

八村:僕も着たい。

 

丸山:2人でやる?

 

八村:じゃあ、僕は太鼓をやります。

 

丸山:しゃべらないの!?太鼓の役割、ちょっと見たことないよ(笑)。

 

八村:僕は、今いろんなロケに呼んでいただくことが多いのですが、全部楽しいんですよ。この前のニッチェさんと一緒に行った旅は、ニッチェさんのあの空気感が僕もすごく好きで、本当に居心地が良くて。僕は、1つに決められないんですけど、いろんなことにチャレンジしてみたいです。

 

◆視聴者として見ていた際の番組の印象は?

丸山:私はとにかく視聴率ランキングを見るのがとても楽しみでした。あれが大好きで、やっぱりブランチの醍醐味だなというふうに思っていて。1週間の番組をちょっとずつ見られて、これが人気なんだとか思いながら、テレビを見ていたのはすごく記憶にあります。だから今スタジオで見ていると感慨深いです。

 

八村:本当にお茶の間との距離が近い番組だなと思っているので、そこがすごく魅力的だなと思うのと、僕は買い物の達人をすごく見ていたんですよ。でもレギュラーになったら、あっち側に行けないっていう話を聞いたので、僕がパイオニアになります。

 

丸山:あら。買いたいんだ。

 

八村:買い物の達人になりたい。それで、NGワードとか選んで、「えー、マジか」と言いたいです(笑)。

 

丸山:勝手に言ってよ(笑)。

 

八村:「うわ、それだったんだ」「たくさん言っちゃった」と。

 

丸山:買い物メインじゃなくて、「やっちゃった」がメインなんだ(笑)。

 

八村:途中で回復できるところがあるじゃないですか。あれでちょっと腕を見せたい。芸能人の方々、みんなカッコよかったんで、それになりたいです。

 

◆最後にメッセージをお願いします。

八村:見ている人たちが自然と笑顔になってしまうような、すごく温かい番組でもあると思うんですけど、自分が入ることによって、また違う味が出したいです。そのためにも呼んでいただいたんだろうなと思っているので、自分が求められていること、自分がしたいことを十二分に発揮して、自分が感じていた以上に「この番組、すごく温かいな」「距離が近いな」と思ってもらえるように、自然と笑みがこぼれるような番組作りに貢献できるように頑張っていきたいです。

 

丸山:土曜日のリラックスしている時間なので、なるべく奇声を発しないように気を付けながら。あとは、生放送なので顔に炎症を作らない。ネットにも炎上を作らない。

 

八村:炎症と炎上、うまいこと言ってますね。

 

丸山:かけさせていただいたきました(笑)。すごくチームワークが垣間見える番組だと思いますし、他のバラエティ番組のスタッフさんにも「ブランチがとても合っているね」と言っていただけたりするので、“ブランチの礼ちゃん”というふうに世間の皆さんに認識してもらえるぐらいになれたらうれしいなとは思います。ぜひ毎週楽しみにしていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

丸山礼

●まるやま・れい…1997年4月1日生まれ。北海道出身。AB型。

 

八村倫太郎

●はちむら・りんたろう…1999年7月28日生まれ。神奈川県出身。A型。WATWINGのメンバー。

 

番組情報

『王様のブランチ』

TBS系

毎週土曜 午前9時30分~午後2時

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/brunch/

公式X:@brunch_TBS

公式Instagram:@brunch_tbs

 

©TBS

「鳥のうんち」をプレゼン!? ロードバイク系YouTube「Teamくるくる!」にGetNavi web編集部が出演!

自転車・ロードバイク界隈もアツいギアやモノが多い! そんな説はご存知ありませんか? 以前から電動のミニベロやヘルメットが出ていたり、スマートウォッチもサイクリングを計測するモードが付いていたりしますよね。GetNavi webでも自転車の記事は数多く掲載していて、どれも「おっ!」と目を引くアイテムが多いです。

 

先日、そんなロードバイク系のYouTubeチャンネルにGetNavi web編集部のデジタル担当・西牧が出演してまいりました!


出演したYouTubeは「Teamくるくる!」! 今年の4月にチャンネル開設したばかりの新しいYouTubeチャンネルです。

 

「Teamくるくる!」プロフィール

声優の東城咲耶子さん、藤井彩加さん、ドラマーの夏芽さんがメンバーの「ロードバイク成長譚」を発信するチャンネル。自転車の選び方から乗り方、ゆるポタ、自転車イベントへの参加まで、YouTubeのみのオリジナルコンテンツを更新中!

チャンネル概要はこちら
Teamくるくる!公式Xはこちら

 

東城咲耶子さんと担当Dさんに、西牧がプレゼンした商品は以下の3つ!

 

 

HUAWEI

HUAWEI WATCH GT4

洗練された外観とライフスタイルを支える様々な機能を備えたスマートウォッチ。サイクリングに適したワークアウト機能も備える。※動画内の製品とは外観が異なります。

 

ケルヒャー

OC 3 Foldable

給水タンク一体型のバッテリー内蔵洗浄機。折りたたみバケツ型で、旧製品に比べ収納サイズを約25%コンパクトに。ケーブルレスでどこにでも持ち運びやすい。

 

鳥のうんち…??

 

スマートウォッチに洗浄機と気になる製品が続きますが、もう1製品はなんと「鳥のうんち」を紹介したようですが……。一体どんな内容かはぜひ動画をご覧ください!

佐藤隆太&岡田義徳&塚本高史『THE3名様Ω』座談会「若いころより“より面白いこと”を純粋に楽しみながらクリエイトできている」

佐藤隆太さん、岡田義徳さん、塚本高史さんが演じる、ジャンボ、まっつん、ミッキーの3人が、ただただファミレスでゆるい会話を繰り広げていく「THE3名様Ω」が初の連続ドラマ化され、FODで配信中。シリーズスタートから19年が経ち、互いに俳優としてのキャリアを重ねたことで「よりクリエイティブになった」と話します。劇中同様、取材中も3人ならではのゆる〜い空気が漂っていました。

 

【佐藤隆太さん&岡田義徳さん&塚本高史さん撮り下ろし写真】

 

倍ぐらいの年齢になったけど、精神年齢は変わっていない

──スタートから19年ですが、ファミレスでこんなに長い間しゃべることになるとは想像していましたか?

 

佐藤 そんな先のことまでは想像していませんでした。ただもうすぐ20年ですが、休止期間が12年あるんですよね。それが「もう1回、このタイミングじゃないか」ってところでみんなで動き出して、しかも1回限りの復活に留まらず、続けていけることが幸せだなと感じています。なんかこう、若かった頃以上に僕らも楽しくやれているので、こういう戻って来られる場所があるってすごくぜいたくで幸せなことですよね。

 

──19年経ってお互い変わったなと思うところと、全然変わらないなって思うところはありますか。

 

塚本 基本は変わらないですね。みんな40歳超えて(笑)。

 

岡田 倍ぐらいの年齢になってるわけだもんね。

 

塚本 そう、倍ぐらいの歳になったけど、精神年齢は変わっていないですね。ただ40を超えて、本来「THE3名様」はこういうふうにやりたかったんだよということが、もっといい環境でできているなと感じています。それは時を経て、僕らが経験を積んできたことがデカいっすね。やりたい内容を吟味しながらクリエイティブにできるようになりました。

 

岡田 今、オレが言おうと思ったことを……!(笑)

 

塚本 じゃあ、お願いします。

 

岡田 まっつんがこの言葉を使うのは似合わないかもしれないけど、すごくクリエイティブにやれていると思います。「より面白いことを」っていうのを純粋に楽しみながらクリエイトできている気がしますね。

 

ちょっとドキュメンタリーチックではあります

──オマケの映像で回した50円玉に爪楊枝を刺そうとするじゃないですか。あれはアドリブなんですよね。

 

塚本 アドリブですね。何でもいいから撮っておけば使えるよねって、現場で思い付いて撮っただけなんですよ。

 

佐藤 もちろんこのタイミングで刺してくださいって言われてできることではないですからね(笑)。その場でこれをやったら面白いんじゃないかってアイデアを出して、「じゃあ撮りましょう」ってなるんです。だからあれはちょっとドキュメンタリーチックではありますね。

 

岡田 その場でカメラワークも考えてくれて。

 

佐藤 これは他の作品では絶対ありえないですよね。「こんなのが面白いんじゃない?」って、その場の3人のノリで1つのエピソードを作っちゃうって。

 

岡田 ノリでやってることって、普通はメイキング画像みたいになると思うんですよ。それをちゃんと作品の中に落とし込んでくれるのは、この現場ならではなんじゃないかな。

佐藤隆太●さとう・りゅうた…(写真中央)1980年2月27日生まれ。東京都出身。2002年ドラマ「木更津キャッツアイ」のマスター役で注目される。ドラマ「ROOKIES」で初主演。翌年公開された映画版もヒットした。主な出演作は映画「シャイロックの子供たち」、大河ドラマ「どうする家康」など。Instagram

 

──ファミレスで緩い会話をしつつ、たまに皆さん笑いを堪えているようななんとも言えない表情をされますよね。そういうときも台本にはないセリフを言ってらっしゃるのかなって思ったんですけど。

 

塚本 そうですね。この3人は、細かいト書きや文字では表現できないような表情をすることが多々あるんですよ。でもそれをあえて狙っているわけでもないし、誰かがそうするように仕向けているわけでもなくて。自然なリアクションだったりするんですけど、それも一応、芝居やキャラの一環として出てくるものではあるんですよね。

 

佐藤 これが難しいんですよね。本来は笑うのを我慢しなくてもいいと思っているんですよ。だって学生時代に何が楽しかったかっていうと、他の人が聞いたら笑えなくても、仲間としゃべるだけでゲラゲラ笑えたじゃないですか。「THE3名様」の3人もそういうのが楽しくて話しているわけだから。むしろ3人がそろって全然笑わないって状況はおかしいですもんね。

 

岡田 そう、おかしいのよ(笑)。

 

塚本 リアルな状況で考えればね(笑)。

 

佐藤 だから本来は我慢しなくていいはずなんだけど、作品になったときにあまりにも身内ノリっぽくなるのはよくないですよね。視聴者の方を置いていきたくないし、寒くなるのも嫌だから、基本的には笑うのを我慢しているんですよ。でもたまに思います、別に我慢しなくていいんじゃないかって。なので、堪え切れないときは笑います。そうじゃないと、じゃあ何でこいつらは3人で集まってるんだって話になるから。そのあたりはいいバランスでできたらいいなって思ってます。

 

──個人的には岡田さん演じるまっつんが前歯の虫歯を我慢する回が好きでした。

 

塚本 あの回も面白いよね。まっつんがちょっとかわいいんだよね。

 

佐藤 オレがすごくかわいいなと思ったのが、薬を6時間空けて飲んでくださいっていうのを守ってるところ(笑)。まっつんはけっこう真面目なんだなって。

 

塚本 何だろうな、2年前の映画からなんだけどまっつんってテンパると手が震えるんだよね(笑)。「いいから落ち着けって!」ってツッコむキャラになった。あれヤバイよね。

 

岡田 あれ、なんでなの?

 

塚本 知らないって!(笑) あなたが作り出したキャラなんだから!

 

岡田 オレが作り出したのね(笑)。

 

佐藤 薬を空けるときに「おい、落ち着いた方がいいんじゃないか」って普通は言わないよね(笑)。「ラスいちでしょ」とか。

 

塚本 周りにいるオレらが説明してるんだよね(笑)。

 

まこちん先生の世界観全開のお話も今後やってみたい

──前作の映画から脚本に石原まこちんさんが参加されています。

 

岡田 今回、まこちん先生は自分が書いている世界観より、みんなに分かりやすい世界を描いたっておっしゃってたよね。

 

塚本 そうだね。だからセリフ量が多くて、説明ゼリフも増えたのが申し訳ないっておっしゃってました。でも言わないと伝わらないものもあるし、説明しないと分からない部分もあるので、そこは気にしないでくださいってお伝えしました。

 

岡田 だからね、まこちん先生の世界観全開のお話も今後やってみたいんです。訳わからなくてもいいから1回やってみたいと思ってます。

 

──3人の衣装も気になっているんですが、皆さんアイデアを出したりされるんですか?

 

佐藤 「THE3名様」シリーズをずっと担当してくださっている方がいてお任せです。すごく楽しんで参加してくださっているんですよ。この間も撮影中に話したんですが、ずっとやっていきたいと言ってくれますし、他の作品ではありえないリースの仕方をするので楽しいっておっしゃっていました。

岡田義徳●おかだ・よしのり…(写真中央)1977年3月17日生まれ、岐阜県出身。1993年バラエティ番組「浅草橋ヤング洋品店」に準レギュラーとして出演、翌年テレビドラマ「アリよさらば」で俳優デビュー。ドラマ「木更津キャッツアイ」でウッチーを演じ、人気を博す。近年の出演作はドラマ「むこう岸」、舞台「歌うシャイロック」など。InstagramX

 

──まっつんのTシャツに何が書いてあるかも当日まで分からないんですか。

 

岡田 いや、それは事前に選びます。

 

佐藤 衣装合わせはありますからね。

 

岡田 選んでおきますけど、その日のテンションというか、1回やってみてこれは違うなと思ったら変えることもありますね。

 

塚本 まっつんのTシャツのチョイスは、その話のメッセージを含んでいるんですよ。ジャンボが推し活する回は、オレの友達で何遊んでんだ! みたいなことを言うんですけど、Tシャツには「知らんけど」って書いてある(笑)。あと歯が痛い回も「無敵」って書いてある。そんなメッセージ性があるんです。

 

岡田 お話に関連性をつけるものもあれば、あえて関連性をつけないときもあります。

 

──ジャンボはTシャツのイメージが強かったけど、最近ファンシーな服も着ますよね。

 

佐藤 最近ファンシー系が多いです。

 

岡田 そうだよね、クマちゃんとかね。

 

佐藤 知らないうちにそういう系になっていましたね。

 

塚本 かわいいキャラになっているんだ(笑)。DVDシリーズをやっていた頃は、ジャンボも結構強めのキャラだったんですが、どんどんどんどん丸くなってきて、それに合わせて衣装を選んでくれているんじゃないでしょうか(笑)。

 

この年齢になってきたからこそ、日々の運動は必要

──8月には映画の公開も決まっていますね。

 

佐藤 多分、面白いです。

 

塚本 いや、面白いよ!(笑) 配信から関連性のある作りになっているので、配信ドラマから余すところなく見てほしいですね。

 

佐藤 そうだね、全部ひっくるめて見てもらったら一番楽しめるよね。

 

──ここからは皆さんがハマっているものだったり、趣味のお話を聞かせください。

 

佐藤 僕はずっと変わらないんですよね。着る服、聴く音楽、好きなものが全然変わらなくて。つい買ってしまうものはスニーカーですね。スニーカーを買うのが止まらないです。

 

──つい買ってしまうときのポイントは何でしょうか。

 

佐藤 シンプルにかっこいいと思うものですよね。ここ数年、世間が異常なほどのスニーカーブームで、急に全然買えなくなってしまって、「なんだよ……」と思っていたんです。でも最近、普通に戻ってホッとしているところです(笑)。

 

──プレミアシューズだと、値段も高騰していましたよね。

 

佐藤 そういうのはあまり興味がないんです。まあ好きなものは好きですけど……、最近の偏った価格の高騰はよく分からないなって思っていました。

 

岡田 隆ちゃんのいいところってそこだよね。プレミアのものをプレ値で買って、「持ってます」みたいなことを言わない。そういうことじゃなくて、本当に好きな人の買い方をしているのが僕は好きですね。

 

佐藤 めちゃくちゃ惚れ込んだものがレアですごい値段だよってなれば、どこまでも追っかけたりはしますけど。でも別にプレミアだからって欲しいって基準ではないです。

塚本高史●つかもと・たかし…(写真中央)1982年10月27日生まれ、東京都出身。1997年ドラマ「職員室」でデビュー、2000年「バトル・ロワイアル」で映画初出演。ドラマ「木更津キャッツアイ」のアニ役で人気を集める。最近はフジテレビ「イップス」、テレビ東京「ダブルチート」のゲスト出演し、ドラマ&映画以外ではNHK-BS「岩合光昭の世界ネコ歩き」「インド秘境」にてナレーションをレギュラーで担当している。Instagram

 

──では塚本さんは?

 

塚本 ギターですかね。プライベートでバンドをやっているので。

 

佐藤 ギターが好きになるきっかけは何だったの?

 

塚本 hide。

 

佐藤 やっぱりそうなんだ。存在に憧れてみたいな?

 

塚本 そうだね。だからhideがベースをやっていたとしたら、多分ベースを始めていただろうし。X JAPANというよりhideに衝撃を受けたんだよね。hideのビジュアルに衝撃を受けて、「この人、誰なの?」ってところから始まって、X JAPANというバンドでギターをやっている人なんだよって知って、同じギターが欲しいってことで、中2か中3の誕生日に父親にhideモデルを買ってもらいました。

 

佐藤 最初の1本はhideモデル?

 

塚本 そう! 小さいアンプが付いて、入門編みたいなものをオヤジに買ってもらったのが最初です。

 

岡田 それでギター始める人ってやっぱりいるんだね? Ibanezとかあったよね。

 

塚本 TARGET by FERNANDESだった(笑)。

 

岡田 オレもまたドラムを始めたのよ。夜な夜な1人でスタジオに行って、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとかやってる。

 

塚本 いいね、かっこいい!

 

岡田 ストレス解消にドラムをやってますね(笑)。

 

──ということは岡田さんの夢中になるものはドラムですね。

 

岡田 それに伴って、体力がなくなったから最近めっちゃ走ってます。ジムでダッシュしてますよ。

 

──ジムのウェアのこだわりとかないですか。

 

岡田 全然ないです(笑)。Tシャツ短パンでやっています、酸素の薄いジムというか、高地トレーニングっていうんですが、30分ぐらい走って帰ってくるだけです。だけど、その30分間でけっこう疲れるんですよ。30秒走って30秒休むっていうのを10本から12本セットで、ほとんど毎日やってます。

 

──体力が上がった実感はあります?

 

岡田 体力は上がったと思いますね。疲れなくなりました。息が切れて、セリフが言えないときがあって、それが嫌でジムに行き始めたんですけど、それもなくなりました。

 

佐藤 この年齢になってきたからこそ、日々の運動は必要だよね。やらなきゃなって思います。

 

塚本 プライベートでは40オーバーのおっさんですからね。若そうに見えて初老だよ!(笑)

 

岡田 ジャンボが推し活する回あったじゃん。オレ、隆ちゃんが見せていたスマホの画面が見られなかったからね、老眼で!(笑)

 

──やっぱり皆さんには、老後もファミレスで話していてほしいですね。

 

佐藤 うん、いたいです!

 

 

THE3名様Ω

5月24日(金)20時よりFODにて配信中
毎週(金)2話ずつ配信(全8話) ※過去作もFODで全話配信中

8月30日(金)より劇場版新作も公開

(STAFF&CAST)
原作:「THE3名様Ω」石原まこちん
脚本:石原まこちん
演出:森谷雄(アットムービー)、小山亮太(アットムービー)

出演:佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史、小林大介、桃月なしこ、安藤玉恵ほか

「THE3名様Ω」オフィシャルサイト:https://www.fujitv.co.jp/the3youngmen-omega/

 

撮影/中田智章 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/白石義人(ima.)(佐藤)、SHUTARO(Vitamins)(岡田)、YASU(塚本)スタイリスト/勝見宜人(Koa Hole inc.)(佐藤)、山田陵太(岡田)、上井大輔(demdem inc.)(塚本)衣装協力/BRÚ NA BÓINNE、SOPH.

ぺこぱ・シュウペイ、一番高価な買い物は「ハーレーのバイク」大黒屋のLINEとAIを使った新査定サービスPRイベントに登壇

お笑いコンビ・ぺこぱのシュウペイが5月27日(月)、「大黒屋 LINEとAIを使った新査定サービス」のイベントに登壇。王道アイドル風衣装をまとったシュウペイはランウェイを歩き、先端では定番の両腕をクロスさせて人差し指で両頬を挟む“シュウペイポーズ”などを決めていた。

 

大黒屋のLINEとAIを使った新査定サービスが始まることから、シュウペイもこの新査定サービスを体験することに。自身が身に着けているロレックスの時計の写真をLINEで送信すると、自動で商品を特定し数秒で買取金額「60~100万円」と査定。この結果にシュウペイは「僕とんでもない腕時計をしているんですね!」と驚いていた。

ぺこぱ・シュウペイ

 

次に、シュウペイの私物であるルイ・ヴィトンのメッセンジャーバッグも査定することに。また、価値があるのに気づかれていない、使われていないブランド品などを指す「不稼働資産」という言葉になぞらえて、使われていないギャグ「不稼働ギャグ」も査定に出すことになった。

 

シュウペイは「すごい試みですね。でも、実は使われてないギャグがたくさんあるんです」と言い放ち、「千手観音~千手観音~ほんとはシジマールー!」と、千手観音やJリーグなどでゴールキーパーとして活躍したシジマール選手のように、腕を広げながら歌うギャグを披露した。

ぺこぱ・シュウペイ

 

この不稼働ギャグを大黒屋の鑑定士が査定。買取価格は「527円」と発表されると、シュウペイは「細かい!」とツッコんでいた。査定額が「527円」になった理由については、ギャグを披露しなれている使用感や、心に傷を負っていそうなため低めの金額になったことが挙げられていた。

 

MCより一番高額だった買い物は何かと聞かれると、シュウペイは「これは初めて言うかもしれない。それはハーレーダビッドソンのバイクです」と告白。バイク好きであることから「去年買っちゃいまして。それがめちゃくちゃ高かったです」と振り返った。

 

報道陣から「具体的な金額ではなく、例えるとしたらいくら?」と質問されると、シュウペイは「例えるとしたら、400万円くらいです。あっ、例えてなかった!」とボケながら金額を発表していた。

岡田紗佳の“罰ゲーム耐性”に一同仰天!伊藤歩、FANTASTICS中島颯太らが“一撃で笑わせる変顔”披露『酒のツマミになる話』

5月31日(金)放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後9時58分~10時52分)に、千鳥(ノブ、大悟)に加えて、ゲストに女優の伊藤歩、プロ雀士の岡田紗佳、ブラックマヨネーズ・小杉竜一、ハライチ・澤部佑、FANTASTICS・中島颯太が出演する。

 

この番組は、“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

『酒のツマミになる話』伊藤歩

番組初登場の伊藤は、映画「スワロウテイル」(1996年)で英語、中国語を習得してスキルアップしたそうで「仕事上で得たスキルはありますか?」と問いかける。澤部は『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)で、依頼者から教わった“スゴ技”があると明かす。口からあるものを出す仰天技なのだが、大悟は小杉にもできるのでは?と提案。果たして小杉にも習得できるのか。

 

中島は舞台でジャグリングのデビルスティックを習得したそうで、スタジオで披露するが…。

『酒のツマミになる話』中島颯太

プロ雀士の岡田は、バラエティの罰ゲームでも定番のあるものを余裕で耐えることができるそう。ノブや澤部ももん絶してしまうほどの“ツワモノ”相手に岡田は涼しい顔で対応し、一同は大仰天する。

 

さらに、澤部は自分の子供たちとにらめっこで遊ぶ際に使える“一撃で笑わせる顔”を教えてほしいと提案。女優としてのキャリアを30年積んできた伊藤に岡田、中島までもこん身の変顔を披露。小杉も、中島にトイレットペーパーのようだと評されたじわじわ笑えてくる変顔を披露し、スタジオは大盛り上がり。

 

その他、小杉の「スタイリッシュに振る舞いたい!」という話題や、中島の「周囲に“人たらし”の人いる?」などの話題で盛り上がる。

 

番組情報

『酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2024年5月31日(金)午後9時58分~10時52分
<出演者>
千鳥(ノブ、大悟)
ゲスト(五十音順):伊藤歩、岡田紗佳、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、澤部佑(ハライチ)、中島颯太(FANTASTICS)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式X:@cxSAKEnoTSUMAMI

(c)フジテレビ

『魔改造の夜』「ワニちゃん水鉄砲 バースデーケーキろうそく消し」でT橋技術科学大、Mブチモーター、Sズキが対決

日本を代表する超一流エンジニアたちが極限のアイデアとテクニックで競い合う『魔改造の夜』(NHK総合 午後7時30分~8時42分)が6月27日(木)に放送される。

『魔改造の夜』

 

6月の競技は「ワニちゃん水鉄砲 バースデーケーキろうそく消し」。子供の玩具「ワニちゃん水鉄砲」を魔改造し、7.5メートル先の巨大ケーキのろうそく10本を消す。

 

参戦するのは、ロボコンで最多優勝8回、世界大会でも優勝を飾った愛知県の理系大学「T橋技術科学大」、自動車向けなどの小型モーターのプロフェッショナル、世界的メーカー「Mブチモーター」、軽自動車など四輪車や二輪車で国内に加え、インド市場も席巻する巨大メーカー「Sズキ」の3チーム。

 

2つの大手メーカー×超精鋭の学生チームが、3者3様の衝撃マシンで「水」で 「火」を制する闘いを繰り広げる。

 

番組情報

『魔改造の夜』
NHK総合
2024年6月27日(木)午後7時30分~8時42分

出演:魔改造倶楽部
実況:矢野武
解説:長藤圭介(東大准教授)
顧問:伊集院光、市川紗椰

橋本愛が『新宿野戦病院』出演決定!小池栄子、仲野太賀らと歌舞伎町の救済を志すNPO法人新宿エリア代表【コメントあり】

小池栄子と仲野太賀がW主演を務める『新宿野戦病院』(フジテレビ系 7月スタート 毎週水曜 午後10時~10時54分)に、橋本愛が出演。コメントが到着した。

『新宿野戦病院』橋本愛 (c)フジテレビ

 

本作は、脚本・宮藤官九郎が新宿歌舞伎町を舞台に描く、“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”ドラマ。これまで、宮藤が脚本を手がけた連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年・NHK)、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年・NHK)に出演した橋本は、「またいつかご一緒できたら」と目標にしていた宮藤脚本作品に、3度目の出演を果たす。

 

橋本が演じるのは、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(みなみ・まい)。ピュアな心の持ち主で、困っている人がいると放ってはおけない真っすぐな性格の持ち主。“貧しい命も富める命も皆平等”、“人権は保障されるべきだ”という強い信念を持って行動している。

 

物語序盤、ひょんな出来事をきっかけに、舞は破天荒なアメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)と父譲りの金もうけ主義者で、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンする夢を持ったチャラく気取り屋気質の“美容皮膚科”医師・高峰享(仲野)と出会う。

 

ヨウコや享とともに、夜の街・新宿歌舞伎町の救済を志す舞。その強い信念の裏側には、他者には打ち明けられていない“秘めたもの”を抱え続けている。

 

小池とは映画「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」(2019年)、仲野とは映画「熱のあとに」(2024年)において、それぞれ共演歴のある橋本。

 

小池と仲野の凸凹でかみ合わなくも、どこか引き寄せ合い、互いにひとつの目標に向かっていくストーリーラインに個性的な役どころのエッセンスとして加わる。果たして、聖まごころ病院の医療チームとどのような化学反応を起こしていくのか。

 

さらに、橋本は物語のシーン転換などに流れるナレーションにも挑戦。物語の舞台である東洋一の歓楽街・新宿歌舞伎町の世界へといざなう英語ナレーションにも注目だ。橋本のコメントは下記に掲載。

 

橋本愛 コメント

宮藤(官九郎)さんとまたいつかご一緒できたらと目標として過ごしてきたので、夢がかなったような気持ちです。宮藤さんの作品で大好きなのは、いつも人間の駄目なところ、足りないところ、欠けてるところを、その部分こそいとおしく、面白く書いてくださるところです。

私の演じる舞は、人権第一のNPO法人の代表です。私自身も日々、社会構造により不利益を被っていたり、人権を侵害されている状況を目の当たりにして、なんとか自分にできることはないかと勉強しているのですが、そうして培ったものを少しでも役や作品に還元できるように、また見てくださる方にとって、笑いながらも目をそらせない作品になるよう、尽力できたらと思っています。

 

番組情報

『新宿野戦病院』
フジテレビ系
2024年7月スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分

出演:小池栄子、仲野太賀、橋本愛 ほか

脚本:宮藤官九郎
プロデュース:野田悠介(『女神の教室』『ナイト・ドクター』ほか)
演出:河毛俊作(『救命病棟24時』『ロケット・ボーイ』ほか)
澤田鎌作(『女神の教室』『ナイト・ドクター』ほか)
清矢明子(『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』『あなたがしてくれなくても』ほか)
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/shinjuku-yasen/
公式X:https://x.com/shinjyuku_yasen?s=11
公式Instagram:https://www.instagram.com/shinjyuku_yasen?igsh=MWFmczNiOTRwYXkxdA==
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@shinjyuku_yasen?_t=8mOQtxs6eJt&_r=1

(c)フジテレビ

新しい学校のリーダーズが『SONGS』初登場!ブレイク前に通い続けた元オフィスでのロケ&「コーチェラ・フェスティバル」リハーサルに密着

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』(NHK総合 午後10時~10時45分)が、6月6日(木)に放送される。

 

今回のゲストは、新しい学校のリーダーズ。去年「オトナブルー」の首振りダンスで大ブレイクした“青春日本代表”が『SONGS』に初登場。人々を魅了するオリジナリティあふれるパフォーマンスが生まれた理由とは。紅白で初共演した番組責任者・大泉洋が徹底的に深掘り。

 

また、メンバーがブレイク前に毎日のように通い続けたという、所属事務所の元オフィスへロケを敢行。夢に向かい走り続けた4人は何を思い、今に至るのか。デビュー当時からの秘蔵映像とともに振り返る。

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』(c)NHK

 

さらに、今年4月に参加した世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」のリハーサルにも密着。 そこで目の当たりにした、オリジナリティあふれるパフォーマンスが生まれる瞬間とは。

 

現地・アメリカの演奏メンバーとわずか2日間のリハーサルで作り上げたスペシャルパフォーマンス、果たして大観衆の反応は…。“青春日本代表”として本番直前までステージ演出を考え抜くメンバーの奮闘を見た大泉も大興奮。

 

大泉とのスタジオトークでは、大ヒットした「オトナブルー」のSUZUKAの“ある動き”について気になることがあるという大泉の質問から、急きょメンバーから大泉への振り付けレクチャーがスタート。この日2組目の収録となったこともあり、「(収録)2本目にリーダーズはしんどかった…」とボヤくほどの大盛り上がり。そして最後に繰り広げられた大泉とのSPコラボレーション(!?)にも注目だ。

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』(c)NHK

 

スタジオパフォーマンスでは、代表曲「オトナブルー」、「コーチェラ・フェスティバル」でも大きな話題を集めた「Tokyo Calling」、そして特注のマイクスタンドを使ったパフォーマンスから目が離せない「Arigato」の3曲を披露。新しい学校のリーダーズの知られざる一面を余すことなく届けていく。

 

番組情報

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』
NHK総合
2024年6月6日(木)午後10時~10時45分
再放送:2024年6月10日(月)午後11時50分~深夜0時35分

出演:新しい学校のリーダーズ 大泉洋
歌唱楽曲:「オトナブルー」 「Tokyo Calling」 「Arigato」

番組公式HP:https://www.nhk.jp/p/songs
番組公式X(旧Twitter):@nhk_songs

(c)NHK

樋口日奈、連ドラ初主演作『初恋不倫』で人妻役に挑戦!共演に芳村宗治郎、北村優衣、八木アリサ、佐伯大地【コメントあり】

元乃木坂46の樋口日奈が連続ドラマ初主演を務める、DRAMA ADDICT『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』(BSテレ東/テレビ大阪ほか 毎週水曜 深夜0時~0時30分)が、7月3日(水)スタート。樋口と共演の芳村宗治郎、北村優衣、⼋木アリサ、佐伯大地、原作者・横馬場リョウらよりコメントが到着した。

DRAMA ADDICT『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』財前穂波役︓樋口日奈 (c)「初恋不倫」製作委員会 2024

 

本作は、大人のリアルな恋心を描いた横馬場リョウによる電子コミック『初恋不倫〜この恋を初恋と呼んでいいですか~』(白泉社「Love Silky」連載)をドラマ化。「夫婦という制度」と「初恋のような本能的な恋心」との間で悩み、葛藤しながら不倫や裏切りを繰り返す、“大人のリアル不倫ラブドラマ”だ。

 

真面目な保育士として不倫とは縁遠い生活を送っていたが、ひょんなことから夫の不倫に気づき、さらに自身も隣人に恋心を抱いてしまう主人公・財前穂波は、『往生際の意味を知れ︕』(MBS)、『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日)、『湯遊ワンダーランド』(テレビ大阪)、赤堀雅秋プロデュース公演「ボイラーマン」など数々のドラマや舞台に出演している樋口日奈が演じる。

DRAMA ADDICT『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』左から 神志那環奈役︓北村優衣、時松千尋役︓佐伯大地、財前俊一役︓芳村宗治郎、香真莉亜役︓⼋木アリサ (c)「初恋不倫」製作委員会 2024

 

また、職場の同僚が初恋の人に似ていたことから、その影を追いかけ不倫に走ってしまう穂波の夫・財前俊一を演じるのは、映画「法廷遊戯」などに出演し、『消せない「私」―復讐の連鎖―』(日本テレビ)での演技も記憶に新しい芳村宗治郎。

 

恋に積極的で、既婚者にもかまわずアプローチする俊一の不倫相手・神志那環奈役を、映画「ビリーバーズ」でヒロインを演じ、多方面に活躍の幅を広げている北村優衣が演じる。

 

穂波の友人で、初恋の相手と長らく不倫関係を続けている独身女性・香真莉亜を演じるのは、『フェルマーの料理』(TBS)などに出演し、モデルとしても活躍する⼋木アリサ。

 

そして、穂波の心を惑わすキーマンであり既婚者の隣人・時松千尋役を、『わたしのお嫁くん』(フジテレビ)、『わたしの夫は―あの娘の恋人―』(テレビ大阪)などに出演し、ミュージカル「⼑剣乱舞」岩融役でも人気を博した佐伯大地が演じる。

 

主人公の穂波を中心として、さまざまな登場人物の不倫模様が描かれるところも本作の見どころ。不倫ドラマでありつつもどこか身近に感じ、登場人物の誰かに自分を重ねて共感できる、大人な青春群像劇となっている。樋口、芳村、北村、⼋木、佐伯、原作者・横馬場らのコメントは下記に掲載。

 

樋口日奈(財前穂波役)コメント

「初恋不倫」相反するような2つの言葉に原作・脚本を読み終え、「そういうことか…」と衝撃を受けました。誰しもに“絶対”なんてなくて、まだ知らない自分の感情があって、いつどんなタイミングであふれ出てしまうのか分からない、他人事ではなく私たち自身もそんな可能性を秘めているのだと気づかされてしまう恐怖さえありました。登場人物それぞれが葛藤と闘いながら、自分の道を進もうとする姿に心が締め付けられます。

今回初めてドラマの主演を経験させていただきます。スタッフの皆さんとコミュニケーションを取りながら、そしてキャストの皆さんと心を通わせながらこの『初恋不倫』という激しい波に身を委ねて、撮影に励みたいと思います。

私の演じる穂波のように、私自身もまだ知らない自分の一面に触れられるような気がして、今から放送まで楽しみです。

皆さま、ぜひご覧ください︕ よろしくお願い致します。

 

芳村宗治郎(財前俊一役)コメント

僕は一度も不倫や浮気をしたことがないので、理解できるか不安でした。脚本をいただいて原作も読ませてもらい、だんだんと演じる俊一の人となりも見え、人間らしいなと感じました。最初は不倫なんてただいけないことだという感想しかなかったのですが、そのキャラクターごとに感情移入していくとどうしようもなく、でも仕方ないなと思ってしまうのです。この作品で純粋な心を細かく演じていければと思っています。

 

北村優衣(神志那環奈役)コメント

神志那環奈役を演じさせていただきます、北村優衣です。

原作を読んだ時に、それぞれの夫婦や恋愛模様に「あぁ︕ もう︕」ともどかしくなるも、先が気になってしまう、これぞ不倫漫画の醍醐味だなと思いながら、楽しく読ませていただきました。

その中でも環奈は、自分に正直で大胆で、とにかくかわいらしい姿に私もドキドキしてしまいました。そんな環奈のオファーをいただき、私に務まるか不安でしたが、私が持ってる最大限のかわいいを駆使して環奈の魅力をお届けし、俊一を、見ている皆さんをかき乱していけたらなと思います。

毎週水曜深夜0時は、皆さんにとって、見逃せない夜になりますように。

 

⼋木アリサ(香真莉亜役)コメント

『初恋不倫』で香真莉亜役を演じます、⼋木アリサです。

自分にとっては大きなチャレンジになる役です。孤独、⾄らなさ、嫉妬、寂しさ…どんよりとした感情に沈む日々になりそうですが、丁寧に演じていきたいです。

波瀾万丈な展開をお楽しみに。

 

佐伯大地(時松千尋役)コメント

インターネットやSNSが普及している令和では、恋愛も形がいろいろ変わってきていると思います。そんな中でも時代にあらがうかのごとく、僕が演じる時松は少し変わり者ですが、変わり者なりにとっても真っすぐで、良くも悪くも自分に正直なので、僕もこの役に真摯に、正直に向き合っていこうと思います。

人間誰しも良い部分と悪い部分、欲望があって。だからこそ人生って面白いと僕は思うので、大いに共感していただき、見た方のココロを楽しく、そして揺さぶるドラマになるように、一生懸命演じます。

 

番組プロデューサー:川村庄子(テレビ東京)コメント

結婚した後に、もし初恋の相手が目の前に現れたら、あるいは初恋のようにトキめく相手に出会い、それが本当の恋だと感じてしまったら…あなたはどうしますか︖

“初恋に人はあらがえないのか”。

7月クールのDRAMA ADDICTは、この永遠のテーマにスポットを当てます。

原作は、“初恋”と“不倫”にとらわれてしまう男女が次々に登場する恋愛群像劇。登場人物たちそれぞれの状況が丁寧に描かれており、彼らのリアルな言動に時にハラハラしたり、共感したり、思わずツッコんでしまったり…強く引き込まれました。胸キュンあり・ドロドロあり・バトルありとスリリングな展開で、この枠ならではの中毒性とエンタメ感満載に映像化しています。

樋口日奈さん、佐伯大地さんほか個性豊かな出演者の皆さまにより繰り広げられる、大人のラブドラマをぜひご覧になってください。

 

原作者:横馬場リョウ

欲を捨て、ただただ今の自分に描けるものを精いっぱい描いていたら、ドラマ化というお話をいただきまさに青天の霹靂です。

皆さん楽しんでいただければと望むばかりであります。

 

あらすじ

真面目な保育士の財前穂波(樋口日奈)は、同じ趣味を持つ夫・俊一(芳村宗治郎)と平凡だが幸せな生活を送っていた。そんなある日、友人の香真莉亜(⼋木アリサ)から「初恋の相手と不倫している」と打ち明けられ、さらに俊一の不倫にも気づき、ショックを受ける。そんな時、穂波自身も隣人の時松千尋(佐伯大地)とふとした出会いをし、次第に恋心を抱き始める。一方、俊一の同僚で不倫相手の神志那環奈(北村優衣)は、俊一から離れようとせず、それぞれの恋と欲望が絡み始める。

昨日までの平穏な日々をとるか、新しい恋をとるか。誰にでも起こり得る新しい大人のリアル不倫ラブドラマ。

 

番組情報

DRAMA ADDICT『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』
BSテレ東・テレビ大阪・TVQ九州放送
2024年7月3日スタート 毎週水曜 深夜0時~0時30分

テレビせとうち
2024年7月4日スタート 毎週木曜 深夜1時05分~1時35分

テレビ愛知
2024年7月8日スタート 毎週月曜 深夜0時30分~1時

テレビ北海道
2024年7月11日スタート 毎週木曜 深夜2時05分~2時35分

配信:DMM TVにて独占配信 7月3日スタート 毎週水曜 深夜0時~
※2話以降1週間独占先行配信
広告付無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京 HP、TVer)では、BSテレ東での放送直後より配信

出演者:樋口日奈、芳村宗治郎、北村優衣、⼋木アリサ/佐伯大地 ほか

原作:横馬場リョウ『初恋不倫〜この恋を初恋と呼んでいいですか〜』(白泉社「Love Silky」連載)
監督:的場政行、飛田一樹
脚本:富安美尋、矢作彩夏
プロデューサー:川村庄子(テレビ東京)、清家優輝(ファインエンターテイメント)、岡田健人(ファインエンターテイメント)
コンテンツプロデューサー:渡辺瑞希(テレビ東京)、荻野史歩(テレビ東京)
制作:BSテレ東/ファインエンターテイメント
公式 HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/hatsukoihurin/
公式 X(Twitter):@addict_bs7ch
公式 Instagram:@addict_bs7ch
公式 TikTok:@addict_bs7ch

 

(c)「初恋不倫」製作委員会 2024
(c)横馬場リョウ/白泉社(Love Silky)

AKB48佐藤綺星主演『星屑テレパス』メインビジュアル&原作オマージュカット解禁 追加キャストに工藤綾乃、茅本梨々華

6月25日(火)スタートのドラマチューズ!『星屑テレパス』(テレ東ほか 毎週火曜 深夜0時30分)のメインビジュアルが解禁。あわせて工藤綾乃、茅本梨々華の出演も発表された。

 

原作は、「けいおん!」シリーズなどで知られる芳文社の4コママンガ誌「まんがタイムきらら」にて連載中、2023年にはテレビアニメ化もされた話題のガールズコミック「星屑テレパス」(大熊らすこ)。テレ東としては福原遥主演の『ゆるキャン△』シリーズ以来の同誌とのタッグで、極度のあがり症で人とのコミュニケーションに悩む女子高生の主人公が、宇宙人の新入生と出会いロケットを製作する過程で成長していく、“宇宙”を巡る壮大で繊細な“青春ガールズ群像劇”を描く。

 

本作には、テレ東ドラマとは『マジすか学園』シリーズ以来のタッグとなるAKB48が参戦。7月17日(水)発売の64thシングルで“初センター”に選ばれた佐藤綺星が、ドラマ初出演にして初主演という初めてづくしの大役を務める。また、メインキャストには、期待の19期研究生・伊藤百花、モデル・バラエティとマルチに活躍する大盛真歩、映画「ガールズドライブ」で主演経験を持つ山﨑空の3人が抜擢。そのほか、布袋百椛、倉野尾成美、山内瑞葵、工藤華純、秋山由奈、平田侑希、田口愛佳、八木愛月、橋本陽菜、橋本恵理子、水島美結、髙橋彩音といった、演技オーディションで選出された総勢16人のメンバーが出演する。

 

このたび、本作のメインビジュアルが解禁。「この願い、宇宙(あなた)へ届け。」というキャッチコピーが表すように、「宇宙」に夢やロマンを抱く高校生たちの希望や葛藤が交錯する、壮大で繊細なドラマの世界観を表現したデザインに仕上がっている。また、メインビジュアルの公開に合わせて、原作イラストをオマージュしたアザーカットも公開された。

『星屑テレパス』(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会

 

『星屑テレパス』(c)大熊らすこ/芳文社

 

そして、追加キャストも解禁。主人公たちが通うクラスの担任役には、映画「シグナル100」(2020年)やドラマ『東京放置食堂』(2021年/テレ東)、『かしましめし』(2023年/テレ東)などで幅広い演技を見せた工藤綾乃。また主人公の妹役を、Netflixシリーズ『金魚妻』(2022年)への出演や『おはスタ』(2022年/テレ東)でおはガール練習生を務めるなど、さまざまなジャンルで挑戦を続けている若手女優の茅本梨々華が演じる。

 

番組情報

ドラマチューズ!『星屑テレパス』
テレ東ほか
2024年6月25日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時30分~1時

各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Prime Video」で順次見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer)で見逃し配信

出演:佐藤綺星、伊藤百花、大盛真歩、山﨑空、布袋百椛、倉野尾成美、山内瑞葵、工藤華純、秋山由奈、平田侑希、田口愛佳、八木愛月、橋本陽菜、橋本恵理子、水島美結、髙橋彩音(以上AKB48)/茅本梨々華、工藤綾乃

原作:『星屑テレパス』大熊らすこ(芳文社)
監督:安村栄美、杉岡知哉
脚本:杉岡知哉
プロデューサー:中村晋野(テレビ東京)、柴原祐一(ダブ)
制作:テレビ東京/ダブ

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hoshitele_drama/
公式X(Twitter):https://twitter.com/hoshitele_drama
公式Instagram:https://instagram.com/hoshitele_drama
公式ハッシュタグ:#星屑テレパス

(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会
(c)大熊らすこ/芳文社

福原遥が『マル秘の密子さん』で日テレ系ドラマ初主演!どんな手を使っても依頼者を成功させるダークヒロイン役で新境地【コメントあり】

福原遥が、7月期新・土ドラ10『マル秘の密子さん』(日本テレビ系 毎週土曜 午後10時)で日テレ系連続ドラマ初主演を務めることが決定し、コメントが到着した。

『マル秘の密子さん』本宮密子役を演じる福原遥(c)日本テレビ

 

福原が演じるのは、謎に包まれた“トータルコーディネーター” 本宮密子。どんな手を使っても依頼者を必ず成功させる謎多き女であり、そんな彼女が次の相手に選んだのは、不運続きのシングルマザー・今井夏。タッグを組むことになった密子と夏が目指すのは、華麗なる一族が率いる大企業の社長の座。しかし、密子の来訪には大きな“秘密”があって…。

 

主演を務める福原は、「本当にいろんな要素が入っているドラマなので、皆さんがテレビの前で見るまでマル秘というか、気になる内容になっています。そして、どこか前向きになれて、自分が変われば世界が変わるかもしれないと思えるような、背中を押してもらえるメッセージもたくさん詰まっているので、ぜひ皆さん楽しみに待っていただけたらうれしいです」と意気込みを語った。

 

福原遥 コメント

『マル秘の密子さん』(c)日本テレビ

 

◆オファーを受けたときの感想は?

この日本テレビ系土曜10時という枠で主演でやらせていただけるということにビックリしましたし、すごく楽しみにしていました。台本を読ませていただいたとき、衝撃的な面白さで、何回も読み返してしまうくらい個人的に好きなストーリーだったので、今から撮影が待ち遠しいです。本宮密子という役は、自分が今まで演じてきた役と全然タイプが違う役柄で、どういうふうに演じようか、不安もありますが、楽しみもあり、ちょっと緊張もしています。

 

◆ドラマの内容についてはいかがですか?

依頼者からのどんな依頼もかなえることができるトータルコーディネーターの役なのですが、ビジュアルのコーディネートはもちろん、メンタルトレーニングや、果てには裏工作までして、どんな手を使ってでも、その人を変身させて成功へと導いていくストーリーとなっています。女性を輝かせるサクセスストーリーでもあり、人間を再生していく感動ストーリーでもあり、密子が罠を仕掛けていくサスペンスもあるような、不思議な新感覚のドラマになっていると思います。

 

◆福原さんが思う本宮密子の魅力は何ですか?

トータルコーディネーターとして、ビジュアルはもちろん、中身まで変えてその人を輝かせることができるのは本当に素敵な仕事だなと思います。才能があって、いろんな事を学んできていて、いろんなものを持っているキャラクターなんだろうなと思って今から楽しみですし、ちょっとダークな部分もあるヒロインなので、そこをどうやって見せていこうか考えているところです。密子というキャラクターが完璧すぎてちょっとドキドキしています。

 

◆視聴者へメッセージをお願いします。

サクセスストーリーなのか、人間を再生する感動的な物語なのか、はたまたサスペンスなのか、本当にいろんな要素が入っているドラマなので、皆さんがテレビの前で見るまでマル秘というか、気になる内容になっています。そして、どこか前向きになれて、自分が変われば世界が変わるかもしれないと思えるような、背中を押してもらえるメッセージもたくさん詰まっているので、ぜひ皆さん楽しみに待っていただけたらうれしいです。

 

プロデューサー・鈴木亜希乃 コメント

“マル秘の密子さん”は、新時代のニューヒロインです。自分に自信が持てない、正解を求められる世の中で、何が正解か分からない――そんな人たちの背中を押すのが、トータルコーディネーターの“密子さん”です。でもその密子さんも、信じていいのか?どこからが作戦で、どこからが罠なのか?本心は謎のまま。

まさにダークヒロインです。

そんな密子さんを演じるのは、ダークとは正反対のピュアで真っさらなイメージの福原遥さん。

純粋無垢な福原さんのイメージを覆す、まさに新たな役どころになると思います。

“ちょっとダークな福原遥”を、ぜひお見逃しなく!

 

そしてドラマの見どころはストーリーだけでなく、トータルコーディネーターと呼ばれる密子さんが生み出す、色とりどりのすてきなファッション、そして美しくかわいらしい世界観で構成された美術セットやロケーション、カメラ映像です。

ドラマが大好きな方にはもちろん、普段ドラマを観ていない方にも、映像を観ているだけでワクワクするような、“映えるドラマ”になっています。

密子さんの活躍とコーディネートを、ぜひお楽しみください!

 

番組情報

土ドラ10『マル秘の密子さん』
日本テレビ系
2024年7月13日(土)スタート
毎週土曜 午後10時

脚本:丑尾健太郞 藤岡明子 上野詩織 ばばたくみ
音楽:Ken Arai
演出:中茎強 小室直子 伊藤彰記 苗代祐史
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:鈴木亜希乃 柳内久仁子
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式X:https://x.com/maruhi_mitsuko
番組公式TikTok:https://www.tiktok.com/@maruhi_mitsuko
番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/maruhi-mitsuko

(c)日本テレビ

BiS「自給自足LiVE」の追加公演が決定!オールバック、白塗り限定を含む“夏合宿編”も開催

BiSが、5月25日に関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の横浜公演を神奈川・F.A.D YOKOHAMAにて実施。「自給自足LiVE」の追加公演を東京・名古屋で3公演開催し、東京・中野heavysick ZEROで“夏合宿編”と題した限定ライブ4公演を開催することを発表した。

BiS

 

「自給自足LiVE」は、会場ブッキングをはじめ、企画・運営・パフォーマンス全てをBiSメンバーが行うライブで、4月24日に初ライブ「自給自足LiVE-vol.1-」を東京・中野heavysick ZEROにて開催していた。

 

このたび発表された「自給自足LiVE-vol.2-」は6月24日(月)に東京・下北沢WAVER、「自給自足LiVE-vol.3-」は7月6日(土)に愛知・CIRCUS NAGOYA、そして「自給自足LiVE-vol.4-」は7月15日(月・祝)に東京・大塚Meetsにてそれぞれ開催。ついに東京以外での開催も決定した。

 

また、「自給自足LiVE-夏合宿編-」は、自給自足LiVEの聖地である東京・中野heavysick ZEROにて8月12日(月・祝)から14日(水)の3日間にわたり開催され、それぞれ“縛り”のある限定ライブとなる。初日の12日はオールバック(髪)限定、13日は学生・女性限定の2公演、14日は顔を白塗りした人限定での自給自足ライブになるとのことだ。

 

なお、チケットの販売は抽選となり、その発表はBiSオフィシャルYouTubeのライブ配信で行われる予定とのこと。詳細は公式サイトを参照。

BiS「自給自足LiVE」追加公演

 

「自給自足LiVE-vol.2〜4-」概要

「自給自足LiVE-vol.2-」
2024年6月24日(月)東京・下北沢WAVER

「自給自足LiVE-vol.3-」
2024年7月6日(土)愛知・CIRCUS NAGOYA

「自給自足LiVE-vol.4-」
2024年7月15日(月・祝)東京・大塚Meets

 

「自給自足LiVE-夏合宿編-」概要

2024年8月12日(月・祝)東京・中野heavysick ZERO
「オールバック限定ライブ」
※髪をすべてオールバック状態にまとめた人のみ(スキンヘッドの人も参加可能)

2024年8月13日(火)東京・中野heavysick ZERO
「第1部:学生限定ライブ」
※小中高生、専門学生、大学生・院生限定
「第2部:女性限定ライブ」
※普段女性として生活している人のみ

2024年8月14日(水)東京・中野heavysick ZERO
「白塗り限定ライブ」
※顔を白塗りにした人のみ

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official X:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

生田絵梨花、『アンメット』でクールな美人秘書を好演「麻衣の行動や発言と心情をつなげることに苦戦した時期があった」

杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)より、生田絵梨花のコメントが到着した。

 

本作は、事故による後遺症で過去2年間の記憶がない脳外科医のミヤビ(杉咲花)が、同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶(若葉竜也)と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻していく医療ヒューマンドラマ。

 

5月20日放送の第6話では、てんかん発作で運び込まれた患者がきっかけで、ミヤビ(杉咲花)が大迫(井浦新)から抗てんかん薬を処方されていることが発覚。大迫は一度も発作を起こしたことがない患者への予防投与に否定的なはずなのになぜなのか。そこに、ミヤビが重度の記憶障害を抱えることになった原因が隠されていると考えた三瓶(若葉竜也)が再び関東医大へ乗り込み、大迫と激しく対立する場面が描かれた。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

大迫が故意に記憶障害を生み出した可能性に気づき、静かに怒りを湧き上がらせる三瓶。それまでのどこか飄々としたキャラクターからは想像もつかないほど怒りを爆発させ、大迫に医師としての在り方を問う場面には、SNSで「三瓶先生の激しい怒り。すっごい伝わってきた」「言葉以上のものが伝わってきて、胸が苦しくなる」「怒る三瓶先生、ミヤビに対する気持ちがあふれてる」と、若葉の人間味あふれる芝居に心を揺さぶられた視聴者から多くの声が寄せられた。

 

一方、三瓶や星前(千葉雄大)の行動に巻き込まれる形で、結果的に大迫に反旗を翻してしまったのが綾野(岡山天音)。麻衣(生田絵梨花)と結婚することで出世街道をひた走るのかと思いきや、ミヤビを助けたいという気持ちも捨てきれない。第6話では、それまで“絶対”だった大迫への信頼が揺らぎ、戸惑う綾野の姿も印象的だった。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

そんな婚約者の姿にいら立ち、その原因ともいえる三瓶に苦言を呈したクールな美人秘書・麻衣を演じているのが生田絵梨花。生田は今年4月に歌手としてソロデビューを果たし、今夏からはテレビ朝日系『素晴らしき哉、先生!』で地上波連ドラに初主演することが決定するなど、音楽活動や俳優業はもちろん、ミュージカルや音楽番組のMC、声優など幅広く活躍している。

 

物語の前半では「『この人は何者なんだろう』と思わせるのが麻衣の役割だと思って演じていた」という生田。権力者である祖父のもと、家柄ゆえの運命を受け入れて綾野と婚約。政略結婚と割り切っていたが、実は綾野に淡い思いを寄せていたことが明らかになり、生田は、そんな自分の気持ちに素直になれない等身大の女性を好演している。

 

一方で、大迫に絶対的な信頼を寄せ、大迫の治療法を疑ったり、そこに綾野を巻き込み立場を危うくする三瓶を敵視。ミヤビと三瓶の信頼関係をも崩そうとするなど、自分たちの結婚を揺るがすミヤビの存在を快く思っていないのだと思われたが、これに対し生田は「麻衣はなぜそういう行動をとるのかを明らかにしていない部分が多くある」と明かし、何やら裏がある様子。さらに、その複雑な心情を表現するに当たり「麻衣の行動や発言と心情をつなげることに苦戦した時期があった」とここまでの撮影を振り返った。

 

天真爛漫なイメージから一転、今作では笑顔も少ないクールな役どころで新しい一面を見せる生田。今後の見どころについては「ミヤビの記憶のこと、そしてそこに関わる関東医大のことが徐々に明らかになっていきます」とコメント。さらに「麻衣と綾野の関係性にもぜひ注目してご覧いただけたらうれしいです」と、ついに婚約者に本音をぶつけた麻衣の今後に含みを見せた。

 

生田絵梨花 コメント

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

周りの方から「見てるよ!」と言われる機会が本当に多いです。

 

◆演じる麻衣は、クールで冷静、これまでの放送の中ではあまり自分の気持ちをさらけ出さないような印象ですが、演じてみていかがでしょうか。

物語の前半は、「この人は何者なんだろう」と思わせるのが麻衣の役割だと思って演じていました。麻衣はなぜそういう行動を取るのかを明らかにしていない部分が多くあるので、本音や、今後明らかになる事実を含みながら、丁寧に作れたらと現場で模索していました。

 

◆撮影現場でのエピソードお教えください。

関東医大チームの井浦新さん、岡山天音さんとのシーンが多いので、プロデューサーさんと一緒にランチをしながら4人でお芝居のことについて話し合ったり、貴重な時間を過ごさせてもらっています。ただ、私は麻衣の行動や発言と心情をつなげることに苦戦して、プロデューサーさんに質問する機会が多くなってしまった時期があって…。結構長い時間話し合いをしていたら、井浦さんに「まだ質問してたの!?」と驚かれたこともありました(笑)。

 

◆ミヤビ役の杉咲さんと、撮影の合間に仲良く話をされているそうですが、どんな話をされているのでしょうか?

杉咲さんはいつも自然体で気さくに話しかけてくださいます。シーンの相談をしている中でハッとさせられる気づきをもらえたり、不安なことを一緒に悩んでくれたり、杉咲さんの優しさや繊細な心配りに日々救われています。杉咲さんと「分かる〜!」という共通点が見つかるとすごくうれしくて、この間は、お互いのストレス発散の仕方が同じだったことが発覚し、盛り上がりました!

 

◆俳優業・音楽活動と忙しい毎日だと思いますが、ハードな日々を乗り切るためのリラックス方法・楽しみにしていることがあれば教えてください。

辛いものを食べて、気分転換しています!

 

◆7話や今後の展開の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします!

ミヤビの記憶のこと、そして、そこに関わる関東医大のことが徐々に明らかになっていきます。また、麻衣と綾野の関係性にもぜひ注目してご覧いただけたらうれしいです。

 

番組情報

『アンメット ある脳外科医の日記』
カンテレ・フジテレビ系
毎週月曜 午後10時~

出演:杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆・安井順平、野呂佳代、千葉雄大・小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新

原作:子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)
「アンメット-ある脳外科医の日記-」 (講談社「モーニング」連載)
脚本:篠﨑絵里子
音楽:fox capture plan
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」
オープニング曲:上野大樹「縫い目」
演出:Yuki Saito、本橋圭太
プロデューサー:米田孝、本郷達也
制作協力:MMJ
制作著作:カンテレ

TVer:https://tver.jp/episodes/epyi56mukr
公式サイト:https://www.ktv.jp/unmet/
公式X:https://twitter.com/unmet_ktv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@unmet_ktv8

(c)カンテレ

『虎に翼』仲野太賀、演じる優三の妻・寅子(伊藤沙莉)に思い馳せる「優三の主語はどんな時も“寅ちゃん”なんだろうな」

好評放送中の連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合ほか 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)。本作の主人公は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった三淵嘉子をモデルにした女性・佐田(猪爪)寅子(伊藤沙莉)。困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供たちや追い詰められた女性たちを救っていく、情熱あふれる法曹たちの物語を極上のリーガルエンターテインメントとして描きだす。

『虎に翼』©NHK

 

そんな本作で、猪爪家に下宿していた書生であり、寅子の夫・佐田優三役を演じるのが仲野太賀さん。早くに両親を亡くし、弁護士だった父に憧れて大学に通うも高等試験(現在の司法試験)にはなかなか合格できず…。そんな中、寅子に思いを寄せていた優三は社会的地位を求める彼女に自身との結婚を提案、やがて思いが通じ合い愛娘を授かるも、赤紙が届き出征していった。

 

寅子を大きな心で支え、温かく見守り続けてきた優三。そんな優三を魅力的に体現してきた仲野さんに、優三の役柄についてや妻・寅子を演じる伊藤さんの印象、撮影時のエピソードや本作に感じる魅力などを聞きました。

 

◆まず、本作のオファーを受けた際の心境は?

率直にすごくうれしかったです。日本で初めての女性裁判官の物語で、女性の社会進出が描かれるので現代に通じる話になっていくと思いますし、朝ドラでそういうことを描くのがすてきだなと。撮影がとても楽しみでした。

 

◆仲野さんが優三を演じる上で意識していたことは?

優三が持つ柔和で温かい空気感みたいなものを大事にしたいなと。猪突猛進でまっすぐに物事に立ち向かっていく寅ちゃんに対し、優三はちょっと頼りない面もありつつしっかり太い芯がある。そんなキャラクターを表現できたらいいなと思っていました。

 

◆優三と仲野さんご自身に共通点はありますか?

やりたいことがあり、夢に向かってひたむきに努力する、そういうところは僕自身とも近いのかなと思います。ただ、僕は優三ほど柔和ではなく、どちらかというと騒がしいタイプの人間なので(笑)、そういう部分は違っていますね。

 

◆猪爪家でのシーンの撮影エピソードを挙げていただくと?

空き時間には折り紙をしたりして遊んでいました。(猪爪はる役の石田)ゆり子さんが現場に折り紙を持ってきてくださって、前室でみんなで鶴を折りながら「最近おいしいご飯食べた?」というような、他愛もない会話をしたりもして。そういう意味では、ゆり子さんがだんらんのきっかけを作ってくだっていたと思います。劇中では食事のシーンも多いのですが、撮影が終わるとみんなで「おいしいね」とその食事をつまんだり、終始和やかな雰囲気でした。

 

◆本日迎えた第40回では、優三が愛しい家族を残して出征していきました。仲野さんはどのような心境で演じていましたか?

出征のシーンが近づくにつれ、脚本を読み進めるだけでも胸が苦しくて…。寅ちゃんと結ばれ、それまで家族のいなかった優三がやっと家族を手にすることができた。しかも寅ちゃんだけでなく、今までずっと一緒に暮らしていた猪爪家のみんなもそうですし、愛する娘もできて、法律の道には進めなかったけれど、彼は心の底から手に入れたかったもの(家族)を手に入れられたんじゃないかと思っていて。きっと優三自身も“なんで戦争に自分の幸せを奪われなきゃいけないんだ”と嘆きつつ、もう戦争に行くのは仕方がないことだから、せめて寅ちゃんを悲しませないように、そういう空気を作らないように…という思いでその日まで過ごしていたのかなと。優三の主語は、どんな時も“寅ちゃん”なんだろうなと思っていました。

 

◆これまでの物語で特に印象に残っているシーンは?

寅ちゃんとの出征前のデートのシーンです(第40回)。2人で河原に行き、そこで寅ちゃんがこれまでつらい思いをさせてごめん、と優三に土下座して謝るのですが、それまで寅ちゃんは“社会的な正しさ”みたいなことに自分の判断基準を置いていて、そこにとても苦しめられてきたんです。自分が弁護した相手は本当に弁護すべき人だったのかとか、社会的地位のために優三に結婚してもらったのは正しかったのかとか、そういうことに対して厳しく自分を責め立てるんですけど、僕個人として優三は寅ちゃんに“心の正しさ”を大事にしてほしいと思っていたんじゃないかなって。“僕は寅ちゃんの頑張っている姿が好きだけど、頑張りすぎないで”って、“寅ちゃんの好きに生きて”というせりふからも分かるよう、優三さんの優しさが伝わればと思いながら、すごく心を込めて演じたシーンです。

 

◆優三の魅力があふれた、悲しくも素晴らしいシーンだったと思います。

僕自身も撮影を思い出すだけでつらいんです。これまであまり感じたことのない感覚といいますか、もう悲しすぎて台本を読み進められなくて。そこまで没入できる素晴らしい作品と巡り合えて本当に良かったなと思っています。

 

◆ヒロインの伊藤さんとはドラマ『拾われた男』以来2度目となる夫婦役ですが、あらためて共演されての印象はいかがですか?

僕としては、いいコンビネーションでお芝居が出来たと思っています。沙莉ちゃんは僕がどんな表現をしても全て受け入れてくれますし、僕も沙莉ちゃんが提示してくるものは全てを受け止めたいと思いながらやっていて。撮影中も隣に沙莉ちゃんがいるだけで安心できたといいますか、夫婦役というのは相手が全く知らない方だとちょっとぎこちなくなってしまう部分もあると思うのですが、沙莉ちゃんだからこそ思いっきり飛び込めた感覚があります。

 

◆それでは、互いにアドリブを仕掛けたりすることも…?

そうですね。僕から意図してアドリブを仕掛けていくということは無かったのですが、お芝居の延長線上で出てくるものがあった時には、しっかり寅子として返してくれました。そうして脚本からはみ出た瞬間でさえ『虎に翼』の世界観が損なわれないといいますか、ずっと寅ちゃんでいてくれたのがすごくありがたかったです。

 

◆伊藤さんの座長ぶりはいかがでしたか?

もう“尊敬”のひと言で、素晴らしいと思います。朝ドラって、約1年間毎日のように撮影するという過酷な状況だと思うのですが、沙莉ちゃんはキャリアがあるのですごく心強いですし、地に足が着きまくっているので…(笑)。沙莉ちゃんがいることで現場が明るくなりますし、本当に頼れる座長です。

 

◆そんな伊藤さんが作り上げる現場の雰囲気をどう感じていましたか?

本当に風通しのいい現場で、それを全部沙莉ちゃんが作ってくれているんですよね。周囲に気を配っていろんな人とコミュニケーションを取りつつ、沙莉ちゃんは沙莉ちゃんのまま、それを気負わずにやっている気がしていて。真ん中にそういう方がいるので、キャストもスタッフさんも“そんな気張らなくていいんだ”って、リラックスして現場に居られるんです。それは沙莉ちゃんが作り出す空気のおかげで、もうみんな沙莉ちゃんのことが好きだと思います。

 

◆朝ドラ出演は『あまちゃん』以来11年ぶりかと思いますが、久しぶりの撮影現場はいかがでしたか?

『あまちゃん』ではほんの少しの出演だったので、今回初めてがっつり参加できることが楽しみでした。当時は20歳そこそこで右も左も分からず、ただがむしゃらにやっていたと思うのですが、それから11年経ち、いろいろな現場に参加させていただいたことで、心は熱く頭は冷静に現場と向き合えました。

 

あらためて感じた朝ドラらしさ、みたいなものはありましたか?

1週間で撮らなくてはいけない分量の多さには驚きました。撮影期間が長いので役とじっくり向き合えるし、さらにはいろんなゲストの方が出たり入ったりする、そういう環境の中で自分の役が育っていく感覚を味わえたのも朝ドラならではだなと。現場の空気も非常に良くて。皆さん1年以上一緒に作品を作っていく仲間という意識が強いのか、キャストもスタッフの皆さんも他の現場にはないような温かさがあるんです。1週間の最終日、最後のカットを撮り終えた時にはみんなで「お疲れ!」って拍手をしたり…。このヒロインを絶対に支えていくんだって、沙莉ちゃんを中心にこのチームで朝を盛り上げていくんだっていう、そういうとてもいい空気が流れていました。

 

◆優三同様に、これまで仲野さんが悲しみや挫折を感じた瞬間はありますか? またそれをどのように乗り越えてきましたか?

10代の頃からこのお仕事をやっている中で、数えきれないぐらいオーディションを受けてたくさん落ちもしたのですが、割と受かってきた自負もあって。ただ、受かりはしたもののせりふが無かったり、すごく小さな役だったり、チャンスをもらえたのに掴めなかったりと、そういう期間が長かったのかなと思っています。チャンスがないわけではないのに首が回らないといいますか…。そういう意味では鬱屈とした10~20代前半を過ごしていたのですが、志はありましたし、情熱も消えることはなかったので、しがみつくようにいろんな現場で自分の可能性を試していました。そんな中で一番心の支えになったのは、尊敬する作家さんや監督さんから「太賀面白いよ」と言ってもらえていたこと。多くの人の注目を集めることは難しいながらも、自分の好きな人から「大丈夫だよ」と言ってもらえていたことが大きかったです。

 

◆『虎に翼』は仲野さんにとってどのような作品になりましたか? また、俳優としての今後の展望を教えてください。

『虎に翼』はとにかく作品が面白いので、僕が優三を演じることで足を引っ張ることのないようにしようと臨みましたが、参加できて良かった、優三という男に出会えて良かったと心から思っています。見ている方の心に何か届くようなお芝居ができていたらうれしいです。今後の展望としては何が起こるか分からないので予測はできないのですが、『虎に翼』をはじめ、恵まれた環境でお芝居をさせてもらっているので、30代も出来る限りのことをやり、40代に向けて成熟していけたらと思います。

 

お芝居に対する熱量というのも年々上がっているのでしょうか。

はい。もっといい芝居をしたいと気持ちは高まる一方で、そのために何が必要なのかと日々ぼんやり考えたりするのですが、これをすれば芝居がうまくなるという答えはないんですよね。もう出来ることをやっていくしかないのかなと思っています。いい俳優になりたいです。

 

◆最後に、仲野さんが感じる『虎に翼』の魅力を教えてください。

この時代、女性が社会に出ることがこんなにも難しかったんだなと、生きづらさとか、法律としてもそうであったっていうことをこの物語で知って驚きました。当時の女性たちの言葉にできない、ため息のような思いがせりふや脚本に落とし込まれているのですが、ある種痛快さもあると思います。法律の世界を目指す女性の物語というと固く聞こえるかもしれないのですが、寅ちゃんも猪爪家のキャラクターもみんな個性豊かでユーモアにあふれています。いろいろな思いを背負った寅ちゃんの生きざまは、きっと皆さんの心に響くはずですし、一生懸命頑張っている寅ちゃんの姿をぜひ見届けてください。

 

PROFILE

仲野太賀

●なかの・たいが…1993年2月7日生まれ。東京都出身。ドラマ『ジャパニーズスタイル』『初恋の悪魔』『拾われた男』などで主演を務める。近作に映画「四月になれば彼女は」「笑いのカイブツ」「ゆとりですがなにか インターナショナル」などがある。

 

番組情報

連続テレビ小説『虎に翼』

NHK総合ほか

毎週月~土曜日 午前8時~8時15分ほか

 

●text/片岡聡恵

山下幸輝、若手検事役に裏設定「立ち姿やたたずまいはとにかくどしっと構えようと」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、若手検事・菊池大輝役を演じる山下幸輝さんにインタビュー。初めての日曜劇場出演や共演者の印象などを聞いた。

『アンチヒーロー』菊池大輝役の山下幸輝©TBS

 

長谷川さんが演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

山下さん演じる菊池大輝は、伊達原(野村萬斎)と緑川(木村佳乃)の元で働く若手検事で、真相に迫る明墨たちを阻んでいく。

 

◆ここまで演じられての感想を教えてください。

こんなにもたくさんのベテランの方たちと対峙するお芝居が初めてなので、その空気感になじまないと、僕自身ちょっと押されてしまう瞬間もあって難しかったです。

 

◆山下さんが思う菊池はどんなキャラクターでしょうか? どんな役作りをされていますか?

僕自身よりも年齢が上の役を演じることが最近多くて、菊池も27、8歳という年齢で、作中には出てこないですが、東大卒という裏設定があります。それも踏まえて、立ち姿やたたずまいは、とにかくどしっと構えようと思ってやっています。

 

菊池は検察官として萬斎さん演じる伊達原の言葉が正義だと思っているので、それがたとえ悪だとしても「そこについていきます」と見えるようにこだわっています。

 

◆本作への出演で刺激を受けたことはありますか?

作品的にも専門用語だけでなく、せりふ量がすごく多いので、それに負けず、精神力を切らさないところ。僕自身、パンって切れてしまう瞬間があって、その中で皆さんは役に入り込んで集中されていて、その切れる瞬間がすごく少ない方たちばかりです。

 

◆具体的にどなたの姿勢に刺激を受けましたか?

法廷シーンでの明墨さん。長谷川さんのせりふ量がまず多いこともそうですが、一つ一つの言葉のパワーがすごいです。テンションもずっと明墨さんなので、それもすごいなと思います。

 

◆野村萬斎さんと対峙するシーンも多いですが、共演して感じたことはありますか?

萬斎さん演じる伊達原の目に、負けそうになることがあります。伊達原と対峙する中で、僕が目だけでお芝居をしなければならないときに、伊達原が目で訴えているような、目の奥は笑っていない感じがあって、そのパワーに菊池は耐えなければならないのですが、今のところ連敗です。僕も自分の持ち味として目の強さがあると思っているので、残りの撮影でなんとか勝ち越したいと思います。

 

◆本作への出演で反響の大きさを実感することはありますか?

俳優を始めて間もない、まだまだ走り続けないといけないぐらいのときに、この日曜劇場に出られるということがすごく光栄なことだなと思っています。お母さん世代の大人の方たちに声をかけられるようになりました。

 

◆ここまでの撮影を通して、印象深いシーンはどこでしょうか?

クランクインして初めての撮影が木村佳乃さんと2人で対峙してお芝居する3話のシーンだったのですが、めちゃくちゃ緊張しました。しかも、最初から菊池が本などをバーンと投げて、ちょっと上げていかないといけない芝居だったので、すごく印象に残っています。

 

あと、法廷のシーンでは、せりふ量が皆さん多いので、せりふを間違えても励まし合いながら、なんならちょっと盛り上がるぐらいの雰囲気の中で撮影が進んでいることも印象的です。撮影裏ではこういう感じなんだと作品とのギャップが伝わってきます。

 

◆どなたに励まされることが多いでしょうか?

木村さんが現場にいるだけで明るくなります。木村さんの「おはようございます」が太陽のようで、「今日も頑張れそう」というパワーをもらえるんです。今日も法廷のシーンを撮影していて、伊達原のせりふがすごく多くて、しかもセットなのでこもっていて暑いんです。その時に木村さんが小道具を使ってあおいでいて、それを後ろで見ていて、いいなと思いました。

 

◆法廷のシーンでは、北村匠海さん、堀田真由さんとも対峙されることがありますが、お2人とのエピソードはありますか?

初めての法廷シーンで、北村さんと堀田さんと一緒になりました。その日、すごく緊張しながら現場に入ったのですが、お2人が写真を撮ってくれたことで、僕の緊張もほぐれました。堀田さんは『よるのブランチ』で一緒に現場レポートをさせていただいたのですが、すごく落ち着いていて、でも雲のようにふわふわしている感じもあって、一緒にいて居心地がいいなと思いました。

 

◆年齢が近いお2人から何か刺激を受けたことはありますか?

今のところお2人とは法廷のシーンだけなんですけど、一緒になるときせりふを間違えている姿を見たことがないです。法廷ってなじみがないからアップアップしてくると思うんですけど、きちんと準備されて、自分の中に落としてお芝居されている姿にすごいなと思いました。

 

◆山下さんご自身は、法廷に立ってみていかがでしたか?

立ってないみたいです。本当に浮いていますもん(笑)。地に足をつけられるように頑張ります。

 

◆SNSでもかなり盛り上がる作品になっていますが、本作の魅力をどのように感じていますか?

このドラマ、めちゃくちゃ伏線を張っていくんですが、その全部を裏切っていくところが魅力だなと思います。SNSで視聴者の方がめちゃくちゃ考察して、「あれはこうだろう」「いや、こうだろう」みたいに盛り上がる中、本当はこれでしたというのがシンプルにエンターテイメントとしてめちゃくちゃ面白いなと思います。

 

◆そのちりばめられた伏線の中に、菊池も入ってきそうですか?

ガッツリ入ってきます。4話で伊達原さんに「ちょっと君、頼みたいことがあるんだけど」と言われたことで、バンバンに伏線が張られましたよね(笑)。ここから菊池がどんな動きするのか楽しみにしていてほしいです。

 

◆そんな考察にご自身が絡むシーンを撮影するときは、どういう気持ちですか?

してやったろうと思いながら撮影しています。視聴者さんが見て、「うわ、いいな」という芝居や演出を、自分で持っていけるようになりたいなと思います。1話で明墨さんがハリネズミのポーズをした時に、ギャップの面白い演出みたいなのをやりたいなと思って、菊池の役を広げていくようにできたらと思います。

 

◆“追いアンチ”もされている本作ですが、山下さん的にもう1度見てほしいシーンはありますか?

僕、1話がすごく好きなんです。最後の「病気をさらしてでも勝ちたいんです」みたいなところは本当にアンチが来ると思うんです。でも、そのときの長谷川さんの目と演出の流れが、「もうこれは成立ですね」と言わざるを得ないようにさせたことがすごいなと思ったので印象に残っていますし、大好きです。

 

◆本作への出演がご自身の役者人生においてどういう経験になりそうですか?

僕がお芝居を始めたこの短い中で、このタイミングで出演できたのがすごく光栄なことだなと思います。このタイミングだからこそめちゃくちゃ緊張するし、経験を積んでいても緊張するとは思いますが、今僕が感じているこの大緊張とはまた違う緊張感だと思うので。今、経験できていることがすごいなと思うので、これを糧にしてこれからもお芝居したいなと思いますし、僕にとって特別な作品になりました。

 

◆最後にメッセージをお願いします。

これから菊池がこそこそと動いていて、次か次の次ぐらいにぐわーと動くところがあるので、ぜひ菊池のことを見守っていてください。そして、シンプルにドラマを楽しんでほしいです。僕も毎週放送を楽しみにしているぐらい、裏切りと伏線と、明墨さんの言葉を楽しんでほしいなと思います。

 

PROFILE

山下幸輝

●やました・こうき…2001年11月7日生まれ。大阪府出身。B型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

岡山天音『パーセント』で見つけた“4回かけて到達することが必要だったメッセージ”「彼らと一緒に、やっと差した日の光のようなものを浴びて、共に感じてもらえたら」

土曜ドラマ『パーセント』(NHK総合ほか 毎週土曜 午後10時ほか)で町田龍太郎役を演じる岡山天音からコメントが到着した。

『パーセント』岡山天音 ©NHK

 

テレビ局は「多様性」にしっかりと向き合えているのだろうか。これまで「当たり前」とされてきた表現も、実は誰かを軽んじたり、傷つけたりしていたのではないか…。本作は、これからのテレビ局が「どうあるべきか」という自戒と「こうしていきたい」という希望を込めた意欲作。本当の意味で人を思いやるために、多様性社会を生きる全ての人に送る。

 

岡山天音が演じるのは、主人公・未来(伊藤万理華)の恋人・町田龍太郎。学生時代は映画研究会に所属し、監督した作品が脚本賞に選ばれ、その才能に未来は憧れてきた。現在はカフェバーでバイトをし、映像制作からは離れている。

 

岡山天音 コメント

◆『パーセント』に出演することが決まったときのお気持ちは?

最初に台本を読んだときは、主人公の未来だけじゃなく、群像劇というか、いろいろな人のさまざまなドラマが切り取られていて、盛りだくさんだと思いました。要素としても、登場人物のキャラが立っている、良い意味で目がチカチカするドラマだという印象がありました。これが1本のドラマとしてどうまとまるのか楽しみだなと思いました。

 

◆町田を演じるうえで心掛けていることや役のみどころを教えてください。

台本を読んで、町田に対して最初に感じたのは、コンプレックスを抱えた役だということでした。大人だけど、まだ中に少年のままの部分があり、だから矛盾していて、ひとくくりにできない、一言で説明できないキャラクターだなと思いました。相反する要素が同居している人物なんです。未来よりも年上の彼氏で、コンプレックスを刺激されたりする場でなければ、優しい目で(未来を)見つめているのかもしれないけど、どうしようもなく拭えてない部分があって、その矛盾が同居している役だなと感じました。

 

人間っていろいろなことを堪えて暮らしている人が多いと思うので、それをそのまま放出してしまうと、町田が悪いという印象になると思うんです。演じる中にはすてきなシーンもあって、そういうところでの町田への共感性が薄くなってしまうと、町田に対して乗っかってもらえなくなるので、そうならないようにとは考えていました。

 

◆撮影現場の雰囲気や共演者と印象に残っていることはありますか?

伊藤さんは個性的ですよね。作品を観ていたときよりも、エネルギーの発し方だとか、間の取り方だとか、お芝居が独特だなと思いました。

 

ハル役の和合さんを初めて見たときも、「華があるなぁ、魅力的な人だな」と感じて、ハルにピッタリだなと思いました。確かに、未来が創作意欲をかき立てられるのがわかるなと。それはハルという役うんぬんを抜きにして、和合さんの資質だと思ったので、そのときに伊藤さんにも「パワフルな人だね~」いう話をしちゃいました。

 

和合さんに限らず、劇団「S」の皆さんは関わりたくなるとか、話を聞きたくなるとか、その人のことを知りたくなると感じる人たちが多いです。思わず目で追っちゃいますね。第2回で町田が働いているカフェに、未来がみんなを連れてくるシーンが初めてのシーンだったんですが、一緒にいて楽しくなるし、元気をもらえる方が多いなと思いました。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

僕もこの作品は新しい試みがある作品だと思っているので、見てくださる方たちにどう受け取られていくのだろうかと思っています。

 

今回のドラマでは、結構せりふがメッセージになっているんですよね。だから、ドラマを追ってみてもらえれば、そこにメッセージがあると思っています。作品の中で哲学みたいなものが明確に提示されていて、僕はそれがすごくいいなと思ったし、4回かけて到達することが必要だったメッセージだと感じたので、最終回まで全て見てほしいです。未来やハルちゃん、町田がいろいろな壁にぶつかっていきます。そして、最後に彼らと一緒に、やっと差した日の光のようなものを浴びて、共に感じてもらえたらと思っています。

 

番組情報

土曜ドラマ『パーセント』(全4回)

NHK総合:毎週土曜 午後10時~

BSP4K:毎週土曜 午前9時25分~

再放送:NHK総合 翌週水曜 午前0時35分~

 

作:大池容子

音楽:池永正二

出演:伊藤万理華 和合由依

結木滉星 菅生新樹 小松利昌 山下桐里 成木冬威 水口ミライ

はしぐちしん 森田かずよ 中川圭永子 チタンヘッド

梅林亮太 立川茜 藤原ももな 中川わさ美 河合美智子

/岡山天音 菊池亜希子

/山中崇 橋本さとし 余貴美子 水野美紀 ほか

制作統括:櫻井賢 安達もじり

プロデューサー:南野彩子 葛西勇也

演出:大嶋慧介 押田友太

©NHK

声優・アーティストの大渕野々花に聞くデビューシングルへの想いとデビュー秘話‐決心をしたのは就活で「本当にこの仕事でいいの?」と言われたから

2022年に開催されたフライングドッグ主催オーディション「犬コン!」で特別賞を受賞した大渕野々花。ゲーム『Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL』花崎薫役を務め声優デビュー、そして2024年5月22日(水)にデビューシングル「朱く染めて心臓」を引っ提げてアーティストとしての活動もスタートする。今回はアーティストデビューを控えた彼女にインタビュー。「犬コン!」を受けたきっかけや、演技・音楽にかける想いについてお聞きました。

大渕野々花

就活で「本当にこの仕事でいいの?」と言われて

◆今回はデビューシングルのことに加えて、大渕さんが声優・アーティストを目指したきっかけや、音楽遍歴などについてお聞きできればと思っています。

よろしくお願いします!

 

◆大渕さんは2022年に開催されたオーディション「犬コン!」を経て、声優・アーティストデビューをされました。もともと、声優やアーティストにはなりたかったのですか?

はい。小さい頃から声優になりたいと思っていました。何より私は演技・歌が大好きで。私にとって演技と歌は、ずっとやっていたいと思えるものなんです。仮に仕事としてではなくても、とにかく続けていきたいと考えていました。実際に大学生の頃は、仕事は別の道もあるのではと思い、アナウンサーになることを目指して就職活動をしていたんです。

 

◆そうだったんですね。

ただ就活をしているときに、「本当にこの仕事でいいの?」と面接で何度か聞かれることがあったんです。その場では「もちろんです!」と答えていましたが、その言葉がずっと自分の頭の中から離れなくて。それで、改めて自分の気持ちを整理していくなかで、やっぱりお芝居と歌は続けていきたいし、仕事としてそういう場に身を置くことが、最も長く続ける方法になるとも思ったんです。そんなときに、「犬コン!」の募集が目に留まって。「これしかない!」と思い、オーディションを受けることにしました。

 

◆面接官の方は、その気持ちを見抜いていたのかもしれないですね。

自分のなかでは、どれだけ御社に入りたいのかということを語っていたつもりだったのですが(笑)。でも、見抜かれていたみたいです。もしかしたら面接を受けるみんなに同じ質問をしていたかもしれませんが、私はあの一言があったから、オーディションを受ける決心がつきました。本当に感謝しています。

 

◆演技が好きというお話でしたが、役者のなかでも声優になりたいと思ったのには、何か理由があったのですか?

10歳の頃に子役の事務所に入ったんですが、そこでは定期的に演技のレッスンもあって。レッスンを重ねていくうちに「演技って楽しい!」と感じるようになったんです。同時に、アニメ・漫画ブームが自分のなかでやってきて自然と、声優という仕事に興味を持ち始めました。

 

◆なるほど。

加えて、これは少し後ろ向きなお話になってしまうのですが……。私、身長が低いんですね。だから、映像系のお仕事だと役の幅が狭まってしまう気がして。声優は見た目にとらわれずに役を演じられる可能性もあるじゃないですか。アニメや漫画が大好きということも相まって、役の幅が狭められない可能性を感じて、声優の道に進みたいと思うようになりました。

 

◆歌や音楽も、小さい頃から好きだった?

大好きでした。父の車のなかで一青窈さんの曲がずっと流れていたんです。当時はどういう歌の内容なのか分かっていないまま、ずっと歌っていました。特に井上陽水さんが作曲されている一青窈さんの曲が好きでしたね。その後、テレビ番組の懐メロ特集で流れる山口百恵さんや中森明菜さんの曲もいいなと思うようになって。クラシックも好きでしたね。

 

◆同世代の子たちが聞いているような曲はあまり聞かなかった?

小学生の頃、朝の会で歌を絶対に歌う時間があったんです!音楽係が歌う曲を決める権限を持っていて、流行りの曲がたくさん選ばれました。当時はみんな嵐さんが好きで、朝の会でも月替わりで嵐さんの曲を歌っていた記憶があります(笑)。あとは、子役事務所のレッスンで課題曲になっていた、いきものがかりさんの曲もすごく好きでした。小学生の高学年になってからは、ボカロ(ボーカロイド)にもハマりましたね! デビュー曲を作ってくださったNeruさんの曲も狂ったように聞いていました(笑)。

 

◆いろいろな音楽を聞いて育ってきたんですね!

はい!高校生の頃にはバンドにハマって、時間の許す限りライブに一人で行っていました。当時からクリープハイプさんや04 Limited Sazabysさん、銀杏BOYZさんなどが好きですね。大学生になってからは、藤井風さんや小林私さんの曲を聞くようになりました。K-POPも聞いています。もう、自分でもこのジャンルが好きというのが絞り切れません(笑)。

 

◆歌うのも好きでしたか?

歌が好きだと気づいたのは、それこそ子役事務所に入ってからですね。レッスンのときに褒められるのがうれしかったですし、レッスンで苦手がっている子を見て「私は歌うこと、別に嫌いじゃないぞ?」と思うようになって。それで気づいたという感じです。でもさかのぼってみたら、一青窈さんの曲も小さい頃から歌っていましたし、ずっと好きだったんでしょうね。

 

◆音楽に関する習い事はやっていましたか?

4歳からピアノを習い始めて、10歳で挫折しました(笑)。「ここで壁にぶち当たる人は多いけど、あと1年ぐらいやったら、きっとできるようになるよ」とも言われたのですが、その分得意なことを伸ばしたほうがいいかもと思ってしまって…。

 

◆なるほど。でも、お芝居も歌も好きだったなら、声優・アーティストどちらの活動もバックアップしてくれる「犬コン!」はまさに大渕さんが求めていたものだったのかもしれないですね。

そうですね!自分の性格や経験的にも、芝居・歌どちらかだけではなく、両方が評価軸というのはありがたかったです。

 

◆オーディションは緊張しましたか?

子役時代からオーディションはありましたし、芸能活動をやっていくなかで審査されるということは日常化していたので、そこまで抵抗や緊張はなかったかもしれないです。やりたいことがあってそのために必要なら、オーディションでも何でも受けます!という気持ちでしたね。

 

デビュー曲は「Neruさん節によるいろいろな曲調のフルコース」

◆そうして小さい頃からの夢を自らの手でつかんだ大渕さん。5月22日にはデビューシングル「朱く染めて心臓」がリリースされます。

先ほどもお話しましたが、「朱く染めて心臓」は私が小学生の頃から聞いていたNeruさんに作詞・作編曲をしていただいた曲なんですよ!もう随所にNeruさんを感じられて、最初に聞いたとき、すごく感動しました。私個人としてもとても好きな曲調の楽曲で、テンションも上がりました。

 

◆TVアニメ『怪異と乙女と神隠し』のエンディング主題歌でもある本作。改めて、どのような楽曲になっているのか教えてください。

サビはこれぞNeruさんというロックチューンでありながら、スカ(Ska)要素や昭和歌謡のようなメロディだったり、いろいろな曲調のフルコースをNeruさんならではの視点で詰め込んでいただいた、みたいな曲ですね! 歌詞はTVアニメ『怪異と乙女と神隠し』に寄り添いながらも、報われない恋の歌としても聞くことができるんです。いろいろな楽しみ方ができて、誰かの「好き」に引っ掛かる曲に仕上がっていると思います。

 

◆実際にレコーディングしてみて、どうでしたか?

ソロとしてのレコーディングは初めてで。緩急などを含めて、ぜんぶ自身の歌で構成していかないといけないんですよね。私の先入観や歌い癖で取り組んでしまうと、曲の印象がガラリと変わってしまうので。実際、最初は歌謡曲感に引っ張られて、大人っぽく歌ってしまったんですが、「もう少し少女らしさが欲しい」というディレクションがありまして。その場で試行錯誤しながら、今の形になっていきました。

 

◆アニメの放送もスタートしています。実際にご覧になってみた感想を教えてください。

漫画とは違った、アニメならではの視覚的・聴覚的な表現や効果が散りばめられていることに感動しました。漫画って能動的に自分のペースで読み進めることができるじゃないですか。だから、めくるドキドキがあるんですよね。一方でアニメなどの映像作品だと受動的にハラハラ感を浴びせられて、ぞわっとする。アニメ化されたことによって能動的にも受動的にも本作を楽しめるようになったのが、うれしくてたまらないですね。

 

◆EDで自身の曲が流れたときは、どんなお気持ちでしたか?

最初はあまりにも現実味がなくて、他人事でした。流れてもなお、実感がなかったんです。それくらい自分にとって夢のような出来事で……。徐々にその幸せ、喜びをかみ締めています。

 

◆デビューシングルには他にもいくつかの楽曲が収録されています。そのひとつが「夢.jpeg」。

「夢.jpeg」は小林私さんに作詞・作曲、sugarbeansさんに編曲いただいた曲です。実は私、お二人の楽曲が大好きで。それをプロデューサーさんにお話したら、このような形で曲を作っていただけることになりました。本当にありがたい限りです。とてもジャジーで、セッション感あふれるサウンドになっています。クレジットからどういう楽器が使われているのか拾い上げていただき、セッションしている様子を思い描きながら聞いてもらえたらうれしいですね。歌詞は小林さんワールド全開。小林さんとは制作前に一度ご挨拶を兼ねて打ち合わせをさせていただきまして、私の好みのソングライティングをヒアリングして書いてくださったので、すごく馴染みます。

 

◆デビューシングルの直筆サイン入り限定盤にはもう一曲「終わらないストーリー」が収録されています。

この曲は「犬コン!」のNExTアーティスト部門で特別賞を受賞したイナツさんに作っていただきました。私のこれまで、そして今を描いた楽曲です。サウンドはイナツさんが得意としているであろうパンキッシュで、力強いドラムが印象的です。そこに繊細できらびやかなストリングスが加わることで、少し切なさも感じられるんですよね。まさに「犬コン!」を受けているときの私の気持ちにぴったりな曲に仕上がっています。

 

◆一方のアニメ通常盤には、「一生分の星と逃げる」が収録されています。

作詞・作曲は傘村トータさん、編曲は堀江晶太さんと、とんでもない布陣で作っていただいた曲です。夜空って、吸い込まれるような濃淡がすごく重たくも美しいという印象があって。ただ、星々が輝くきれいな星空として捉えると、キラキラで軽やかという印象になるんですよね。丁寧に扱うべき重たい感情の歌詞と、サウンドのきらびやかさが両立するこの曲は、まさに夜空の二面性が出ている曲だなと思っています。澄んだ音の曲なので、都会で聞いたとしても、その場が瞬時にきれいな高原になるんじゃないかな!

 

◆各楽曲の紹介ありがとうございました。まだデビューしたばかりではありますが、今後はどういう活動をしていきたいですか?

いただけるものは幅広く何でもやっていきたいです。今回のシングルでいろいろな方向性の曲を歌わせていただきましたが、歌うたびに新たな自分と出会いました。自分の想像の至らないことって、まだまだたくさんあると実感したんです。だから、役者としてもアーティストとしても、自分がやりたいことを決めるのではなく、いただいたお話を素直に取り組んでいきたいですね。アーティストとしては、フェスみたいな、初めましての方が多い場所でライブをしてみたいです。自分の力がいろいろと試される場所に赴いてみたい。なんか、戦闘民族みたいですね(笑)。

 

◆フェスは戦いだとおっしゃっているアーティストの方もいらっしゃいます。

私もバンドマンの方が言っているのを聞いたことがあります!それを聞いて育ったので、同じような場所に立ってみたいという気持ちがあるのかもしれません。

 

◆本日は貴重なお話ありがとうございました。最後にお聞きします。大渕さんにとって演技・音楽とは?

自分と向き合う場所……というより、向き合わされる場所ですかね。やればやるほど、自分でもよく分かっていなかった自分を発見するんです。演技と音楽のおかげで、自分が浮き彫りになったり、変わっていくところもあったり。気づかされることばかりです。安らげる場所のはずだけれども、気が抜けない場所でもあって。家のようでもあり、戦場のようでもある。今の私にとっては演技と音楽は、自分と向き合わされる場所ですね。

 

PROFILE

大渕野々

●おおぶち・ののか…3月13日生まれ。埼玉県出身。A型。身長147cm。小学校から高校時代にかけてドラマやバラエティに出演し、歌唱オーディション番組でも入賞を経験。大学時代には舞台への出演や、ABEMA・BS 朝日で学生キャスターを務めるなど、マルチな才能を発揮する。2022年にフライングドッグ主催オーディション「犬コン!」で特別賞を受賞し、声優・歌手としての活動をスタート。2024年4月放送のTVアニメ『怪異と乙女と神隠し』にてエンディング主題歌を担当する。

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/M.TOKU

 

リリースイベント情報

2024年5月25日(土)14:00~

内容:1時間店長(「名刺」お渡し会)

【東京】AKIHABARAゲーマーズ本店 (5F店内スペース)

https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/13.html

 

2024年5月25日(土)17:00~

内容:推し撮り会(チェキ撮影会)

【東京】アニメイト秋葉原1号館 (7Fイベントスペース)

https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/14.html

 

2024年6月3日(月)19:00~

内容:ミニライブ&特典「ポスター」お渡し会 ※ランダムで直筆サイン入り

【東京】タワーレコード新宿店(9Fイベントスペース)

★直筆サイン入り限定盤をお買い上げの方は、商品フォトブックにお名前をお入れします!

https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/15.html

 

リリース情報

Debut Single「朱く染めて心臓」

2024年5月22日(水)リリース

 

■直筆サイン入り限定盤(1CD+フォトブック)

価格:2,750円(税込)

トラックリスト:

01.朱く染めて心臓

02.夢.jpeg

03.終わらないストーリー

04.朱く染めて心臓(Instrumental)

05.夢.jpeg(Instrumental)

06.終わらないストーリー(Instrumental)

 

<直筆サイン入り限定盤特典>

大渕野々花が1冊1冊手書きした直筆サイン入りフォトブック「ののさんぽ」同梱

 

■アニメ通常盤(1CD)

価格:1,430円(税込)

トラックリスト:

01.朱く染めて心臓

02.夢.jpeg

03.一生分の星と逃げる

04.朱く染めて心臓(TV Size ver.)

05.一生分の星と逃げる(Instrumental)

 

<アニメ通常盤特典>

TVアニメ『怪異と乙女と神隠し』×大渕野々花コラボイラストジャケット

 

WEB

大渕野々花オフィシャルサイト:https://e-stonemusic.com/nonoka

デビューシングル「朱く染めて心臓」特設サイト:https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/nonoka/debut_single/

オフィシャルX:https://twitter.com/tiny_WildFlor

オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/tiny_wildflor/

オフィシャルYouTube:https://www.youtube.com/@obuchinonoka

賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、佐藤二朗らが映画「聖☆おにいさん」出演決定!ビジュアル&メイキングも到着【コメントあり】

松山ケンイチ×染谷将太がW主演を務める「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」(12月20日(金)公開)に、賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、佐藤二朗らが出演。コメントが到着した。

「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」Team天界グループビジュアル(c)中村光/講談社 (c)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会

 

“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートで2人暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描くという、大胆で斬新な描写で累計発行部数1700万部を超える異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中/既刊21巻)。

 

イエスとブッダという組み合わせ。そんな2人のスタイルはTシャツとデニム。題材もさることながらあまりにもユニークで唯一無二の描き方はまさに日本ならではの革命的ギャグ漫画と称され、性別・年齢・地域を超えて愛され続けている。

 

そんな“ギャグ漫画日本代表”とも呼べる「聖☆おにいさん」が、初の実写映画化。監督は「銀魂」シリーズ、「今日から俺は!!劇場版」「新解釈・三國志」を手掛けて来た、コメディ映画の奇才・福田雄一。

 

ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために原作者の中村光が描いた原作エピソードであり、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化に挑む。

 

主人公イエス役には、「ノイズ」(2022)、「ロストケア」(2023)などで主演を務め、コメディからシリアスな作品まで幅広いジャンル・役柄を巧みに演じ切る松山ケンイチ。長髪・ひげ・いばらの冠がトレードマークで、下界でのバカンスを奔放に楽しむ“神の子・イエス”をコミカルに演じる。

 

もう一人の主人公であるブッダ役には、「ヒミズ」(2012)で第68回ヴェネツィア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞し、以後も「寄生獣」シリーズ(2014、2015)など、数多くの話題作に出演し続ける染谷将太。

 

定評のある演技力で、螺髪(らほつ)、白毫(びゃくごう)、長い耳たぶがトレードマークの、主婦並みにお金を気にする“目覚めた人・ブッダ”を魅力たっぷりに演じる。

 

このたび、イエスとブッダを取り巻く“Team天界”のメンバーが解禁。宇宙の原理が人の姿になった存在である梵天には、2007年の映画「神童」で俳優デビュー、以後、映画、ドラマそして舞台とマルチに多くの作品に出演、どんな役どころでも存在感を放つ演技で魅了し続ける賀来賢人。

 

ドラマ『今日から俺は!!』(2018)や映画「新解釈・三國志」(2020)など多数の福田監督作品に出演していることもあり、長髪で太眉のがっしりとした体形、スーツ姿といういで立ちで、押しが強くプロデューサー気質を持ち合わせた梵天の役どころに安定感のある演技を見せる。

 

天使の軍団を率いる天使長のミカエルには、「三代目 J SOUL BROTHERS」のパフォーマーであり、「クローズEXPLODE」(2014)で映画デビューして以後、俳優としても活躍の場を広げている岩田剛典。劇場映画としては「新解釈・三國志」以来の福田監督作品への出演となり、ウエーブのかかった金色長髪、見目麗しい大天使ミカエルをコメディセンスたっぷりかつ美しく演じる。

 

音楽や芸術をつかさどる女神・弁才天には、今年1月クールのドラマ『恋する警護24時』でのヒロイン役での記憶も新しい白石麻衣。映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(2020)のヒロイン役では、迫真の演技を見せた。女優としてはもちろん、モデル、バラエティMC、そしてブランドディレクターを務めるなど、活躍の幅を大きく広げている白石が福田作品に初参加する。

 

雷をつかさどる軍神の帝釈天には、映画「亡国のイージス」(2005)で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も良作に出演を続けている勝地涼が扮する。

 

福田監督作品への出演は、「銀魂2 掟は破るためにこそある」(2018)、ドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(2021)以来。本作では切れ長の目の面長に超高級ブランドのスーツというスマートな見た目ながらも、時に荒っぽい口ぶりになる帝釈天のギャップを勝地ならではの色に染め上げる。

 

また、福田作品には欠かせない佐藤二朗が、本作にも登場。役名は“戦いの仙人”。映画オリジナルキャラクターで、イエスとブッダが修行を積む際に登場する謎の仙人役に挑む。福田監督とは数多くタッグを組んできている佐藤の今作の出演シーンは、福田監督作品の歴史に残るシーンとなる予感も。

 

併せて、Team天界5人の集合キャラクタービジュアルと、それぞれの1ショットビジュアルも解禁。戦いの仙人をセンターに布陣を組むTeam天界の5人の姿は、その名の通り神々しく、持ち合わせていると運気の上がりそうなビジュアルだ。

 

1ショットビジュアルも、それぞれのキャラクターの特徴が的確に捉えられている。突き抜けるほどの目力を見せる梵天、アイドルのように甘く爽やかに空を指さすミカエル、胸に抱いたこぶしから雷をも操る強さを感じる帝釈天、そして完璧なビジュアルからロックな雰囲気があふれ出ている弁才天。

 

そして、手のひらから光を放つ戦いの仙人のビジュアルにはどこか既視感があるものの、佐藤二朗が演じる役柄故に、本作でどんな活躍を見せるのかと期待も高まる。

 

さらに、Team天界5人のメイキング映像も到着。冒頭、梵天、ミカエル、帝釈天の3人がイエスとブッダに何かお願い事をしている様子。これまでにも福田作品で強烈なインパクトを残してきた賀来賢人、岩田剛典、勝地涼の3人だからこそ、強く濃く、それでいてゆるさを感じられるキャラクターを作り上げていることがとてもよく分かるメイキングだ。

 

また大きな声でダメ出し、演技指導をする白石の振り切った演技は、福田組初参加とは思えないほどコミカルなものに仕上がっている。佐藤に至っては、せりふのようなアドリブなのか、アドリブのようなせりふなのか、どこまでがアドリブでどこまでがせりふなのか…本作でも間違いなく楽しませてくれることがとても伝わってくる。

 

賀来、岩田、白石、勝地、佐藤らのコメントは下記に掲載。

 

Team天界特別メイキング映像

 

コメント

賀来賢人(梵天役)

「聖☆おにいさん」、映画化!

梵天役をやらせていただきました、賀来賢人です。

原作から役のイメージを膨らませた結果、目力に意識を持っていき丁寧に表現を追求しました。

今回の手応え的に、何らかの賞は取ると思います! 泣きそうです。

スタッフキャストの皆さま、本当にありがとうございます。カンヌ、ヴェネチア、ベルリン、ありがとう!

 

岩田剛典(ミカエル役)

「聖☆おにいさん」」を福田監督で初の実写映画化と聞いて、とても挑戦的で楽しみな企画だと思いました。

登場人物は歴史上のいろんな神話に出てくる、一度は耳にしたことのある神様ばかりです。
僕は天使長ミカエルを演じました。天使長ということで、天使らしく飛ぶシーンを想定して高いところからつるされる覚悟をしていましたが、ふたを開けてみたら出演シーンのほとんどが畳の上でした。

福田組エンタテインメントがさく裂していますので、ぜひぜひ劇場でお楽しみください。

 

白石麻衣(弁才天役)

このたびは映画「聖☆おにいさん」に参加できることを大変うれしく思います。台本を読ませていただいた際に、本作のユーモアと神様の融合にクスッとしたのが強く印象に残っています。

私が演じる「弁才天」という役は、音楽や芸術をつかさどるキャラクターであり、その魅力を存分に表現できるよう努力致しました。

皆さまに笑顔を届けられる作品となっておりますので、ぜひ楽しみに待っていてください!

 

勝地涼(帝釈天役)

「聖☆おにいさん」の連載当時から、漫画を読んでいたので、今回の映画化を聞いた時は、作品のいちファンとして、とてもうれしかったです。

原作の世界観を面白おかしく映像化できるのは、福田雄一さんしかいないと思います。

松山君と染谷君のお2人が醸し出す空気感は、イエスとブッタそのもので、その中に自分が参加できることは、楽しみしかありませんでした。

撮影現場は、福田組常連の賀来君と岩田君を含む5人のシーンでしたが、第一声をどう発するのか、おのおののせめぎ合いもあり、ヒリヒリした感じが心地よかったです。毎度のことですが、「福田さんは笑ってくれているのか?」と常に探りながら(笑)。

原作ファンの方も、初めて見る方も、ゲラゲラと笑いながら楽しめる作品に仕上がっていると思いますので、期待していてください。

 

佐藤二朗(戦いの仙人役)

なぜなのだ。なぜ記憶がないのだ。なぜ福田雄一作品に限り、記憶がないのだ。出た記憶がないのだ。おそらく福田作品は「どうかしてしまわないと」できないからだと思うのだが、原作は以前よりもちろん存じ上げているし、松ケンも将太も大好きな俳優で、今回の映画化に大いに期待を寄せるものだが、え何?…「戦いの仙人」役?…ふふ。俺のイメージキャストはあの俳優さんだな。うん。断然あの俳優さん。ふふ。楽しみだな。…あ俺か。俺がやってるのか。これはもう、劇場にてこの目で確認するしかあるまい。

 

ストーリー

広い宇宙の数あるひとつ、さんぜんと輝く命の星、地球。世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながらで福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり。ゆるーい日常を過ごす2人の元にある日、招かれざる客が訪れ、衝撃の事実が伝えられる。やがてそれは、世界の命運を左右する<神×仏×天使×悪魔>が入り乱れる予測不可能な”聖戦”へとつながっていく―。諸行無常の現世に、最後の審判が下される時、いま、地球の平和は再びイエスとブッダに託された!

 

作品情報

「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」
2024年12月20日(金)公開

出演:松山ケンイチ、染谷将太、賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、佐藤二朗

原作:中村光「聖おにいさん」(講談社「モーニング・ツー」連載)
脚本・監督:福田雄一

プロデューサー:北島直明、松橋真三、鈴木大造、山田孝之
製作:映画『聖☆おにいさん』製作委員会
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝

公式サイト:http://saint023movie.jp/
公式X:https://twitter.com/saint023movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/saint023movie

(c)中村光/講談社 (c)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会

乃木坂46弓木奈於、待望の1st写真集発売決定「初めてのことばかりで目の前がキラキラ」タイ・プーケットで撮影された先行カット第1弾解禁

乃木坂46の4期生として活躍、ソロとしても多くのバラエティ番組などに出演している弓木奈於が、7月23日(火)に待望の1st写真集をリリースすることが分かった。

乃木坂46・弓木奈於 1st写真集/撮影:三瓶康友/ワン・パブリッシング

 

写真集を制作するに当たり、弓木本人からの希望イメージは“ふわやか”。この難解なリクエストに応えるべく、選ばれた撮影地はタイ・プーケット。ラグジュアリーなホテルやプール、ビーチなど雄大な自然、リラックスした街でのショッピング、まるで弓木と旅しているような錯覚に陥る内容となっている。弓木の持つ魅力、これまで披露されてこなかった新たな一面、その全てを詰め込んだ写真集が完成した。

 

通常版に加え「セブンネット限定版」「楽天ブックス限定版」「紀伊國屋書店限定版」の3バージョンの限定版カバー写真集も刊行。特別付録として、メッセージ入りポストカード全6種からランダムで1枚が封入される。

乃木坂46・弓木奈於 1st写真集/撮影:三瓶康友/ワン・パブリッシング

 

弓木奈於 コメント

写真集は、活動していく中で応援してくださるファンの皆さんに出会って見つけた夢の一つなので、今回夢をかなえさせていただけたことが本当にうれしいです!

タイ・プーケットでの撮影ではおいしいものをたくさん食べたり、すてきな景色を見たり、初めてのことばかりで目の前がキラキラしていました。

1st写真集を発売させていただくと知った時、心の底から驚きましたが、たくさんの方のお力で自分でも見たことがないような自分に出会うことができました!

写真集を見て、少しでも距離を近く感じていただけたらうれしいです。

ぜひたくさんの方と一緒にこの瞬間を感じたいなと思います。

 

<プロフィール>
弓木奈於(ゆみき・なお)
1999年2月3日生まれ。京都府出身。身長165cm。血液型A型。愛称は「なおちゃん」「ゆみっきー」。2020年『坂道研修生 配属発表 SHOWROOM』にて乃木坂46に配属されることが発表され、乃木坂46の4期生として活動開始。2022年発売の乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』で初の選抜入り。以降、最新35thシングル『チャンスは平等』まで連続して選抜入りを続けている。2020年よりFM FUJI『沈黙の金曜日』(金曜21時~)で2時間のラジオ生放送のアシスタントMCを務め、数多くのバラエティ番組出演などグループ以外でも活躍中。

 

書誌情報

「弓木奈於1st写真集」
発売日:2024年7月23日(火)発売
発行:株式会社ワン・パブリッシング
撮影:三瓶康友
定価:2,500円(税込)/判型:A4判/ページ数:144ページ
特別付録:メッセージ入りポストカード(全6種よりランダム1枚封入)

結木滉星「向井さんはかっこいいし、僕もこんなふうに年月を重ねていきたいなと思います」ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」

向井理さんが警察官と詐欺師の2つの顔を持ち、法で裁けぬ詐欺師を狙うダークヒーローを演じている連続ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」がテレビ東京系にて放送中。結木滉星さんは詐欺事件を扱う捜査二課の若きエリート刑事・山本貫太役で出演している。役柄とリンクするという向井さんへの憧れや、共演者とのエピソードなどを語ってくれた。

 

結木滉星●ゆうき・こうせい…1994年12月10日生まれ、大分県出身。2018年「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の朝加圭一郎役でドラマ初主演。ドラマ「風間公親-教場-」、「ゼイチョー〜『払えない』にはわけがある〜」などに出演。現在はNHK 土曜ドラマ『パーセント』に出演中。Instagram

 

【結木滉星さん撮り下ろし写真】

 

クールさとかっこつけって紙一重なんです

──ドラマを見ていろんな詐欺師がいるんだなって改めて感じました。

 

結木 インターネットが普及して、詐欺の種類もどんどん増えていますよね。僕も全く知らない種類の詐欺があったので勉強になりました。

 

──主演の向井理さんが詐欺師を騙す詐欺師という裏の顔を持つ交番勤務の警察官を演じています。設定と内容を聞いてどう感じましたか。

 

結木 脚本を読んで率直に面白いなと思いました。ドラマはフィクションですが、実際に起きうる話だと思います。第一印象ですごく面白い題材だなと感じて、読み進めていくのが楽しみになりました。向井さん演じる多家良啓介が分かりやすく悪を裁いていくので、台本を読んでもスカッとします。

 

──結木さん演じる山本貫太は捜査二課の刑事で、準キャリアの統括主任という設定です。どんな人物と捉えて演じていらっしゃいますか。

 

結木 1話で内田理央さん演じる宮部ひかりにキツイ物言いをしていたので、冷たい人間なのかなって印象を抱いた方も多いだろうなと思います(笑)。でも僕自身は脚本を読むに連れて、すごく人間味のある役だなと思うようになりました。被害者の気持ちにも寄り添えて、後輩をさりげなく思いやることもできる人です。

 

──4話(5/17放送)までの間にひかりへの接し方に変化がありましたし、嫌なヤツではないんだなと徐々に見えてきました。その変化は意識して演じているのでしょうか。

 

結木 それは内田さんが演じるひかりが、山本に対して真っすぐ来てくれるからだと思います。山本にもそういう時代があり、多家良さんと一緒に仕事をしていた2年前は彼も真っすぐだったと思うんです。だからこそひかりの気持ちが分かり、寄り添えるようになったんだろうなと。

 

──そんな山本を演じる上で意識していることは?

 

結木 クールさとかっこつけって紙一重なんですよね。なので、かっこつけに見えないように意識しています。それと警察官の役なので、ビシッとするように姿勢やお辞儀の仕方にも気を付けています。上司には礼儀を持って接している部分を表現したいので。

 

内田さんと一緒に向井さんの欠点を探しています

──向井さんの印象はいかがですか。

 

結木 顔がとても小さくてビックリしました。世の中にはこんなにスタイルのいい方がいるんだって。スタイリッシュで現場での立ち居振る舞いも素敵なんです。向井さんがいるだけで現場が締まるので、やはりさすがだなと思います。かっこいいですし、僕もこんなふうに年月を重ねていきたいなって思っています。山本もかつて二課のエースだった多家良さんに憧れていたんだろうなと僕は思っていますが、僕も同じように、向井さんに憧れていますし、目標とさせていただいております。

 

──どんなところに憧れますか。

 

結木 芝居のことを僕が言うのもおこがましいんですが、現場では本当に多家良さんでしかなく、表現が合っているか分からないのですが、無駄がない素敵なお芝居をされています。あと内田さんともよく話すんですけど、プライベートの話をしていても、向井さんに欠点がなさすぎて面白くないんです(笑)。なので内田さんと一緒に向井さんの欠点を探しています。クランクアップまでに、向井さんのどこか抜けている姿が見つかるといいなって。

 

──見つかるといいですね(笑)。ところで劇中の山本は多家良に対して複雑な感情を持っていそうですが、2人の関係性についてはどう解釈していらっしゃるのでしょうか。

 

結木 山本の多家良さんに対する感情の根本には憧れがあり、ピリピリした態度はその裏返しだと思っています。憧れていた多家良さんが何で交番勤務をしているんだって。だからギスギスした態度を取ってしまう。「多家良さん……不甲斐ない」って悔しさみたいな部分が大きい気がします。

 

2年前と今の山本のギャップに注目してほしい

──捜査二課の刑事も個性的なメンバーぞろいですよね。皆さんで撮影しているときの雰囲気はどんな感じですか。

 

結木 和気あいあい、ほんわかした現場です。特別捜査室6係・係長、堀北隆司役の梶原善さんが気さくな方で、よくお話して雰囲気を良くしてくださっています。

 

──梶原さん演じる堀北は昔気質の厳しそうな刑事という印象でした。普段は気さくな方なんですね。

 

結木 僕も厳しい方なのかなってイメージでした(笑)。普段の気さくな雰囲気とは全く違う役柄を演じていらっしゃるので、素敵な役者さんだなって改めて思いました。

 

──多家良の過去など、まだまだ気になることがたくさんありますが、ここに注目すると面白く見られるというポイントを教えてください。

 

結木 これから多家良がどうなるのか皆さん気になっていますよね。多家良なりの正義を掲げ、彼なりのやり方で犯罪に立ち向かっていますが、だからといって詐欺という犯罪がなくなるわけはなくて。そこに僕ら捜査二課がどう関わって、どんな決着をつけるのかに注目してほしいです。そして僕自身の見どころとしては、2年前と今の山本のギャップでしょうか。多家良さんと一緒に捜査をしていた頃の山本は、今と全く印象が違うと思うので注目してください。

 

緑に囲まれる場所ってなかなか行けないので、ゴルフ場に行った時点で気持ちいい

──ところで結木さんは「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」も含めて、刑事役が多い気がします。ご自身ではどうしてだと思います?

 

結木 一番最初にやった「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」がきっかけになっていると思います。正義感のある熱血漢を演じたので、そのイメージが付いているのかもしれないですね。ただ刑事といっても、捜査一課、捜査二課で捜査対象もやるべき業務も違うんです。職業としては刑事と一括りにされていますが、全く違う仕事だなと思っています。

 

──ここからはモノやコトに関するお話をお聞かせください。最近ハマっているモノや趣味はありますか。

 

結木 趣味はゴルフとサウナです。ゴルフは仲のいい友達が始めて、打ちっ放しに連れて行かれたのがきっかけです。そのまま勢いでコースにも連れて行かれたんですよね(笑)。それからハマりました。やっぱり気持ちいいですよ。

 

──打ちっ放しに何回くらい行ってコースに出たんですか。

 

結木 2回ぐらいです(笑)。それでも意外に回れるものなんだなと思って、ハマっています! 普段都内にいると、ゴルフ場みたいに緑に囲まれる場所ってなかなか行けないので、ゴルフ場に行った時点で気持ちいいです。あとゴルフ場にはお風呂があるので、みんなで大浴場に浸かるのが気持ちいい瞬間なんです。

 

──ウェアやギアにこだわりはあります?

 

結木 ゴルフウェアはデザイン重視でかわいいと思ったものを選びます。ゴルフウェアって普段使いもできるデザインが多いんです。たまにジャケットの中にゴルフウェアとして買ったポロシャツを着たりしますよ。僕は服も好きなので、こだわりで言うとネットショッピングは絶対にしないです。お店に見に行って、絶対に試着してから買います。

 

──絶対試着する派なんですね。

 

結木 試着は重要ですよ。ネットショッピングで買って、届いて着てみたら「あれ、ちょっとイメージと違う」みたいになるのが嫌なんです。逆に見ただけではピンと来なくても、着てみたら「意外にイケるな」って発見することもあるので。服は実際に着てみないと、似合う似合わないは分からないと思います。

 

──なるほど。確かに着てみたら意外にいいなってなることはありますね。ではサウナにハマったきっかけも教えてください。

 

結木 サウナブームのすごい流れがあったじゃないですか。その頃、僕は水風呂に入れなかったので、そんなにハマらなかったんです。でも一緒にサウナに行った人に「水風呂に入らなきゃダメだ」って言われて、入ってみたら「整うってこういうことなんだ!」って気付いたんですよね(笑)。それからハマりました。

 

──「整う」ということが分かってからはちょくちょく行くように?

 

結木 最近行けてないので、月に2回ぐらいですかね。でも自分ではそれぐらいがいいペースかなって思います。

 

──現場に必ず持っていくものはありますか。

 

結木 自分にとっての必需品になってしまいますけど、歯ブラシは絶対にバッグに入れていますね。バッグを替えて歯ブラシを忘れたら、「やばい!」と思って買ってから現場に行きます。一度ご飯を食べたら、その後に絶対に磨きたいんです。食べた後そのままの口でやりたくなくて。歯を磨くことによって集中できるし、気持ちも切り換えられるんです。

 

 

テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ
ダブルチート 偽りの警官 Season1

テレビ東京系 毎週(金)午後8時~
Season2はWOWOWにて6月29日(土)午後10時よりスタート

公式HP https://www.doublecheat.com/

【ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」よりシーン写真】

 

 

撮影/中田智章 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/中島愛貴 スタイリスト/伊藤省吾

渡邉美穂がBSテレ東シネマナビゲーターに就任!作品の魅力をミニドラマで伝える「新しい試みでとてもワクワクしています」『シネマクラッシュ』

渡邉美穂がBSテレ東のシネマナビゲーターに就任。5月27日(月)放送の『シネマクラッシュ』(毎週月曜 午後7時~)より、作品解説コーナーがミニドラマ形式となり、主演の渡邉が作品の魅力を新たな視点で伝える。渡邉と五十嵐智之プロデューサーからコメントが到着した。

『シネマクラッシュ』渡邉美穂 (c)BSテレ東

 

BS民放最古参の映画番組『シネマクラッシュ』のオープニングコーナーがリニューアル。レギュラー映画番組史上初(?)となる、ミニドラマ形式の作品解説「オープニングアクト」がスタートする。出演は、日向坂46元メンバーで、女優、タレントとして活躍し、最近はオリジナルブランドを立ち上げるなど、各方面でマルチな才能を見せている渡邉美穂。

 

映画情報番組『シネマアディクト』でナビゲーターを務め、多くの監督や俳優にインタビューして映画の魅力を伝えてきた彼女がミニドラマ形式の解説コーナー「オープニングアクト」の中で、もう1人の「渡邉美穂」を演じ、その日放送される作品の魅力を伝える。

 

構成・脚本はドラマ『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』、映画「静かなるドン」(2023年版)の吉﨑崇二。初回となる5月27日の作品は、映画「運び屋」(BSテレ東オリジナル吹き替え版)。決めぜりふは「一緒に見よっ!」。一体どんな内容になるのか注目だ。渡邉と五十嵐プロデューサーのコメントは下記に掲載。

「運び屋」(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

 

渡邉美穂(もう1人の「渡邉美穂」役)コメント

『シネマクラッシュ』のシネマナビゲーターに就任しました、渡邉美穂です。「オープニングアクト」という形で映画の前に、ちょっとしたショートドラマ風の解説をご覧になるというのは、多分皆さんも初めての経験だと思います。私も新しい試みでとてもワクワクしています。皆さんの「これから映画を見るぞ!」という期待がさらに膨らむような、そんな気持ちをお届けできるよう、頑張ります。よろしくお願いします!

 

プロデューサー・五十嵐智之(テレビ東京 映画部)コメント

『シネマクラッシュ』の解説コーナーのシネマナビゲーターが米田匡男さんから渡邉美穂さんにバトンタッチすることになりました。

これを機に、最近ではレギュラーの映画番組では珍しくなってしまった、「放送前の作品解説」の精神を生かしつつ、映画好きであり、女優として活躍される渡邉さんを主演に、ミニドラマ形式の解説コーナー「オープニングアクト」としてリニューアルします! 彼女が扮するのは、もう1人の「渡邉美穂」。テーマは「イマーシブ」。彼女があなたの家族の一員となって、映画の魅力と見どころを、より身近な雰囲気でお伝えします。ぜひ、映画とともに、渡邉さんとリビングでの会話をお楽しみください!

 

番組情報

『シネマクラッシュ』「運び屋」(BSテレ東オリジナル吹き替え版)
BSテレ東(BS7ch/BSテレ東4K(4K⑦ch)全国無料放送
2024年5月27日(月)午後7時~8時54分

出演:クリント・イーストウッド(アール・ストーン):【声】伊武雅刀
ブラッドリー・クーパー(ベイツ捜査官):【声】田村真
ローレンス・フィッシュバーン(主任捜査官):【声】玄田哲章
ダイアン・ウィースト(メアリー):【声】大西多摩恵
アリソン・イーストウッド(アイリス):【声】三石琴乃
アンディ・ガルシア(ラトン):【声】安原義人

監督:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
制作年・国:2019年アメリカ

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/

(c)BSテレ東
(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

柏木由紀の恋愛観が明らかに!?ぱーてぃーちゃん信子は剛力彩芽にぶっ込む「“月の人”はチューうまいですか?」『酒のツマミになる話』

5月24日(金)放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後9時58分~10時52分)に、大悟(千鳥)、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)に加えて、ゲストとして柏木由紀、勝俣州和、剛力彩芽、信子(ぱーてぃーちゃん)が出演する。

 

『酒のツマミになる話』は、“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

『酒のツマミになる話』信子 (c)フジテレビ

 

ぱーてぃーちゃん・信子は「皆さんは彼氏・彼女の元恋人は気になりますか?」と問いかける。彼氏の元カノを絶対に見たい派の信子は、彼氏の部屋で自分に似た“あるもの”を見つけたときにテンションが上がったと明かす。

 

柏木由紀も信子と同じく、元カノの顔を歴代全員見たい派。しかし、自身の元カレは見せたくないようで…“アイドル”を卒業して自由を手にした柏木の“恋愛観”が明かされる!?

 

剛力はほかの女性陣とは反対に、過去の彼氏をいくらでも見せることができるというが、それには“条件”があると語る。しまいには信子が「“月の人”はチューうまいですか?」とぶっ込み、スタジオはパートナーの元カレ・元カノトークで大盛り上がり。

『酒のツマミになる話』剛力彩芽 (c)フジテレビ

 

一方、勝俣州和は“老害”という言葉のせいで生きづらくなってきたと明かし、「どこからが老害ですか!?」と問いかける。ハラスメントなども気にされるこの時代、自分より年下の後輩たちに教育のためによかれと思って注意をしても、“老害”だと思われないか心配だという。

 

後藤輝基らも若手とご飯に行くときは気にすることが多いそうで、おじさんたちの切実な悩みが止まらない。すると、剛力がまっとうな意見でおじさんたちを援護。剛力のおかげで勝俣は最後に元気を取り戻し「今日来て良かった!」と満面の笑みを見せる。

 

そのほか、剛力の「仕事現場に“推し”はいる?」の話題や、柏木の「自分は人気がないかも? と落ち込んだ瞬間」などの話題も。

 

番組情報

『酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2024年5月24日(金)午後9時58分~10時52分
※毎週金曜 午後9時58分~10時52分

≪出演者≫
大悟(千鳥)、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)
ゲスト(五十音順):柏木由紀、勝俣州和、剛力彩芽、信子(ぱーてぃーちゃん)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式X:@cxSAKEnoTSUMAMI
TVer:https://tver.jp/lp/series/srvqbemjx1
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2737

(c)フジテレビ

Snow Man渡辺翔太、“歯磨き粉でスッキリしてほしい”メンバー明かす。「目覚めてすぐキスできる」デンティス新アンバサダー就任

Snow Manさんの渡辺翔太さんが、歯磨き粉ブランド「デンティス(DENTISTE)」のアンバサダーに就任し、新Web CMに出演。“キスの日”である5月23日(木)に行われた 「目覚めてすぐキスできる デンティス新CM発表会」に登壇しました。

 

【デンティス新CM発表に登壇したSnow Man渡辺翔太さん】

 

新CMは「自分で見てもあざとい」

【デンティス「朝から、しあわせ。」 春夏Ver  30秒】

 

渡辺さんは自身が出演するWeb CMを見て「いや、めちゃくちゃかっこよかったですね。ちょっと照れちゃう部分もあるシチュエーションでしたが、とても素敵なCMになったと思います」と絶賛。テーマにもなっている『朝から幸せだね』というセリフが、やっぱり照れくさくなってしまって、何回か撮り直しました」と裏話を恥ずかしそうに明かします。

 

またCMの中で、歯ブラシを咥えながら「んんんん」とカメラに向かって何かを伝えているシーンについて「『し、あ、わ、せ』と言っているんです」とタネ明かし。「可愛かったですね。自分で見ても、あざといなと思うところがありました」と素直な感想を伝えました。

  

 デンティスとの出会いは「家族」

多いときは1日に5回歯磨きをするという渡辺さん。歯磨きに目覚めたきっかけについて「古い言葉ですが『芸能人は歯が命』って。笑った時や喋っている時に歯を見られる機会が多いので、きれいでいたいなと。歯も美容の1つなので、かなり気を遣っています」と、美容男子としてのこだわりをみせます。

 

さらに「デンティスの歯磨き粉は、香りが鼻に抜ける感じで、朝起きた時に爽快感というか、清涼感のようなものがあります」と、愛用者としてデンティスのよさを力説。続けて「現場で必ず歯磨きをするので、デンティスのトラベルセットを持ち歩いています。歯磨き粉もいいんですけど、歯ブラシ自体もいいんです!」と、デンティス愛を爆発させます。
 

そんなデンティスとの出会いについて、渡辺さんは「家族ですね」と告白。「前から家族が使っていて、妹に『これいいよ』と勧められてからリアルに使っています。そうしたらこの(アンバサダーの)お話が飛び込んできて、こんなことあるのかと運命を感じました。家族にありがとうを言いたいです」とデンティスとの縁を明かし、笑顔をみせました。

  

歯磨き粉をおすすめしたいSnow Manメンバーは? 

 

レモングラスやホワイトニングなど、デンティスの5種類の歯磨き粉を前に、歯磨き粉をおすすめしたいSnow Manのメンバーを聞かれた渡辺さん。「9人もいるので、1人1種類でもフレーバーが足りない(笑)」と笑いを誘いつつ、「パッと出てきたのは阿部ちゃん」と、阿部亮平さんの名前を挙げます。 

 

「彼は家でも現場の合間でも、クイズの勉強や読書をずっとしていて。かなり頭を使っていると思うので、休憩時間に歯を磨いてスッキリしてほしい」と普段の阿部さんの様子を伝え、「頭もスッキリするんじゃないかな」と、デンティスの歯磨き粉でリフレッシュしてほしい思いを明かしました。

 

商品名:デンティス チューブタイプ
価格:1452円
内容量:100g
商品特徴:定番チューブタイプ ※渡辺翔太さん愛用

 

商品名:デンティス レモングラス チューブタイプ
価格:1452円
内容量:100g
商品特徴:日本限定品。甘めがお好みの方に

 

商品名:デンティス エクストラフレッシュ チューブタイプ
価格:1320円
内容量:100g
商品特徴:ドン・キホーテ限定品。刺激強めがお好みの方に

 

商品名:デンティス Pro-B チューブタイプ
価格:1650円
内容量:100g
商品特徴:乳酸菌※をプラス!さわやかな風味
※乳酸桿菌培養液(製品の抗酸化剤)

 

商品名:デンティス ホワイトニング チューブタイプ
価格:1980円
内容量:100g
商品特徴:ホワイトニング※と口臭のWケア
※使用時のブラッシングによる

 

市原隼人「今回も完全に自分のキャパを超えながら、甘利田を演じさせてもらいました」『おいしい給食 Road to イカメシ』

1980年代を舞台に、給食マニアの中学教師と生徒が静かな“闘い”を描くコメディドラマ『おいしい給食』の劇場版第3弾が、5月24日(金)より公開。主人公・甘利田を演じ、新境地を開拓した市原隼人さんが、老若男女が楽しめる極上の給食スペクタクルコメディを生み出すための熱い思いを語ってくれました。

 

市原隼人●いちはら・はやと…1987年2月6日生まれ。神奈川県出身。2001年、『リリイ・シュシュのすべて』で初主演し、『偶然にも最悪な少年』(2004)で日本アカデミー賞新人賞を受賞。近年の主な映画出演作に、『ヤクザと家族 The Family』(2021)、『太陽は動かない』(2021)、『劇場版 おいしい給食』シリーズ(2020、2022)などがある。Instagram

 

【市原隼人さん撮り下ろし写真】

 

これまでの中でも群を抜いてハードな撮影

──今回はドラマシリーズのseason3の完結編となる劇場版・第3弾が公開されます。反響はいかがですか?

 

市原 タクシーに乗れば運転士さんに、駐車場に停めれば、係の方に、お店に入ればお店の方に、行く先々で、「おいしい給食見てます!」とお声がけいただき、役者仲間や別作品のスタッフさんからも、現場で「おいしい給食見てる」と言っていただきます。毎回毎回「もうやりきった、これで終わりだ」という気持ちで全力を尽くし、奮闘しながらやっているのですが、こんなにいろんな方に作品を認知していただけるようになって、本当にうれしい限りです。一つひとつやってきて、気がついたら奇跡の「season3」を創らせていただくことになり、これもひとえに、熱望してくださった作品ファンの皆さまのお気持ちの賜物。もう夢のようです!

 

──season3が決まったときの率直な感想は?

 

市原 正直なところ、「またも甘利田という大役を務められるのか?」という思いでいっぱいでした。これまで、役者として様々な役をやらせていただきましたが、甘利田を演じるということは、精神的にも体力的にも群を抜いてハードなんです。例えば、基本の前準備としては、甘利田は、たくさん動かなくてはいけないですし、給食のシーンも長回しで何度も食べるので、撮影に入る前に体重を10キロほど落とし、身体作りから始めるんです。なので今回の脚本もいただいても、すぐには読めなかったです。他の役が入っていない時にしっかり向き合いたかったので。

 

──そこから甘利田先生独特のトリッキーな動きに繋がるんですね。

 

市原 season1のときから、いろんな可能性を試し、脚本にたくさん肉付けさせていただける現場なので、給食前に高揚して踊っている姿とか、すべて自分のアドリブで動いています。それも先に録ったナレーションと合わせなければならないので、給食のシーンは、事前にすべてを構築してから現場に入ります。そんなことを毎日考えていると、全く眠れないんです。役者冥利に尽きることなのですが、撮影中はずっとハードですね。今回も給食を食べながら、意識が飛んでしまったりとか、完全に自分のキャパを超えながら演じさせていただきました。

 

こんな世の中で信じられる作品を作りたかった

──作り手として、season1からの大きな変化はありますか?

 

市原 season1のときから作品のコンセプトは変わっていません。原作のないオリジナル作品の中、お子様が見ても目を背けさせないよう、人生のキャリアを積まれたご年配の方が見てもしっかりと楽しめるよう、王道のエンターテインメントの象徴として、「キング・オブ・ポップ」を創りたいという思いでやっています。ジャンルにとらわれない唯一無二の世界観の中、社会派でもあり、人生の糧となるようなセリフや強いメッセージ性に関しては、シリーズを追うごとに増えていると思います。現場の制作陣、キャストが一丸となって、いろんなものを生み出そうとしている、なかなか珍しい現場だと思っています。

 

──舞台は北海道・函館ですが、函館ロケの思い出を教えてください。

 

市原 今回初めて、北海道の函館という具体的な地名が出てきて、舞台が冬に舞台になりました。台本の冒頭に「私は極端に寒がりだった」というモノローグが書かれているのを見て、「これは面白くなるに決まっている!」と思いましたね。実際に極寒で大変でしたが(笑)、確実にパワーアップしていました。いろいろな名産品で知られる北海道で撮影させていただきつつ、例えば、教室の中にはストーブがあり、その横にライバルの生徒が座っていることで、新たなドラマが始まります。とてつもなくパンチの効いた、すごく面白い第3弾が出来上がったと思います。

 

──甘利田先生を長く演じ続けることでの意識の変化は?

 

市原 声を枯らしながらもなお、何度も何度も叫び続けるのは、生徒に対するエールであるのと同時に、視聴者や観客の皆さまへのエールのようになってきています。ただ甘利田をどう進化させようかと思った末、行き着いた答えは変わらずに在り続けることだったんです。「甘利田はシンプルだが、世の中はシンプルではない」というセリフがあるんですが、全くそのとおりで、現代は何が正解か分からない時代だと思うんです。国が違えば、法律もルールも違うし、同じ理念を持った会社でも上司が違えば、やり方もルールも全く変わってしまう。そんな中で、この世の中で信じられる作品を創りたかったんです。僕はこの作品に救われていますし、いろんな方の支えになることができたらうれしいなと思いながら創っています。

 

お客様を含め、全員が主役の「劇場版」

──印象に残っている撮影エピソードを教えてください。

 

市原 生徒たちの笑顔は、みんな素敵でした。とても緩急がある現場で、シリアスなシーンでは息もできないほどの緊張感なのですが、カットがかかれば、みんな笑顔で、ずっと給食を食べていたり(笑)。ペンギンみたいに、ワーッとモニター前に群がってきて、すごく楽しそうにチェックしている姿も愛おしかったです。そんな彼らの思春期の貴重な2か月を共にさせてもらうので、こちらとしても素敵な作品にしなきゃいけないと奮い立っていましたね。クランクアップでは、みんな泣いていましたし、僕も同じ思いで涙を流しながら、「一緒に戦ってくれてありがとう」と声をかけました。

 

──今回の大きな見どころとなる、学芸会でのシーンについては?

 

市原 甘利田がお手本を見せるシーンでは、綾部監督に「ちょっと時間ください」とお願いして、できるすべてをやり尽くしました。あそこは特に笑わせたいのではなく、笑われたかったんです。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」というチャップリンの言葉のように、給食や生徒に振り回されつつ、人生を謳歌している甘利田の背中を見ていただきたいです。

 

──市原さんから見て、「ドラマ版」と「劇場版」の大きな違いは?

 

市原 「劇場版」には、30分の「ドラマ版」では見せ切れない人間臭さを含む群像劇がたっぷり詰まっています。そして、お客様を含めて全員が主役だということを感じていただきたいです。今まで描かれてこなかった比留川先生(大原優乃)との『おいしい給食』ならではのラブシーンにも期待していただきたいです。

 

甘利田はもっと窮地に!?

──今回タイトルにもなったイカメシのほか、さまざまな給食メニューが登場します。

 

市原 今回も例のごとく、給食中にイリュージョンのシーンがあり、気付いたら教室から知らない場所に飛ばされたりするので、それがどういう形になっているか? 果たして、「甘利田はイカメシを食べられるのか?」という点も楽しんでいただきたいです。また、子供の頃は何も考えずに食べていた給食ですが、そんな給食を紐解いていくと、国が見えてきたり、情勢が見えてきたりとか、その地域の特色が見えてくると思うんです。大人にとって、ノスタルジックな思いだけでなく、そういう現状も改めて考えていただけるかもしれません。

 

──今や市原さんにとってハマり役となった甘利田先生に、今後どうなってほしいですか?

 

市原 日本は豊かな食文化に溢れているので、いろんな地域に行って、その名産品に振り回されてもらいたいですね。そして、もっともっと窮地に追い込まれてほしいです(笑)。

 

──GetNavi webにちなみまして、現場にいつも持っていくモノやアイテムがあれば教えてください。

 

市原 身体ひとつでできるものが芝居だと思っていますから、そういうものは特にないんです。強いて言えば、カメラぐらい。「おいしい給食」の現場でも、生徒たちを被写体にかなりの枚数を撮りました。キャノンのEOS 5Dにオールドレンズつけたものや、R5やR6を使ったりしています。あとは、生産が終わってしましたシリーズなのですが、35mmフルサイズが撮れるソニーのRX1RM2です

 

──あと、市原さんの趣味といえば、バイク。愛車であるカワサキZ1(900Super4)の調子はいかがですか?

 

市原 50年前のバイクで、シンプルな構造だから、乗っていて楽しいです。今はエンジンを全部ばらして、作り直しています。砂型から作って、そこに鋳造して、三次元測定器でアライメント取って。今まで排気量1015ccだったのですが、永遠のテーマであるカスタムに一度ピリオドを打ちたいと思いまして、ツインプラグ化し1200ccにして自分で組み立てようと思っています。その愛機とともに、トム・ソーヤやチェ・ゲバラのような気分で、行先を決めずアメリカ横断したいと思っていて、それをドキュメンタリーとして企画している最中です。

 

 

<作品紹介>

おいしい給食 Road to イカメシ

5月24日(金)より公開

【映画「おいしい給食 Road to イカメシ」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:綾部真弥
脚本:永森裕二
プロデューサー:岩淵 規

出演:市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、石黒 賢、いとうまい子、六平直政、高畑淳子、小堺一機

(STORY)
1989年、冬。函館の忍川中学に転勤した甘利田幸男(市原隼人)は、新たな食のライバルでもある生徒・粒来ケン(田澤泰粋)と、毎日ひそかに給食バトルを繰り広げる。そんな彼に新米教師の比留川愛(大原優乃)が憧れを抱くなか、忍川町では町長選挙を前に忍川中学が給食完食のモデル校に選定され、政治利用されようとしていた。

公式HP  https://oishi-kyushoku3-movie.com/

(C)2024「おいしい給食」製作委員会

 

<書誌情報>

【公式ファンブック】おいしい給食 うまそげBOOK

5月21日発売 価格1500円+税 ワン・パブリッシング行 Amazon購入リンク

 

最新劇場作「おいしい給食 Road to イカメシ」最速見どころレポート!

5月24日より全国公開される最新劇場作「おいしい給食 Road to イカメシ」の舞台は函館、北の地に降り立った中学教師の甘利田(市原隼人)は、念願の『イカメシ』を味わうことができるのか、そして独自の給食道をいく生徒、粒來ケンとの給食バトルは!? ほかにも給食の完食を公約に掲げる等々力町長(石黒 賢)の登場、密かに想いを寄せる甘利田先生と比留川先生(大原優乃)の恋の行く末など、本書では劇場作品の公開に先駆けて見どころレポートを掲載します。劇場に向かう準備としてもファン必読です。

完全保存版! テレビシリーズや劇場作品の全話紹介プレバック大特集!

給食を愛する甘利田先生が歩んだこれまでの「給食道」に迫る大特集は必見! これまでのテレビシリーズや劇場作品の全話ガイドに加えて、振り返り視聴する際にも役立つ人物相関図や生徒の座席表なども記載。また全作品で登場した給食メニューの一覧や貴重な撮影オフショットも楽しめます。また巻頭では、主演の市原隼人さんのロングインタビューが読めるほか、最新作のヒロイン比留川先生役の大原優乃さんとのスペシャル対談で撮影舞台裏話も余すことなく掲載しています。

付録でも誌面でも楽しめる心に響く名言集!

クスっと笑えるものから心に深く突き刺さる言葉も「おいしい給食」の魅力のひとつです。本書では、劇場最新作品で登場する名言で彩られた特製シールが付録として付きます。誌面では、これまでの作品から厳選された名言の数々をそのシーンとともに楽しめます。本書発売を記念してスペシャルなプレゼントが当たる「発売記念キャンペーン」を5月31日(金)まで開催中!

発売記念キャンペーンページ:https://kids.gakken.co.jp/feature/campaign/oishiikyusyoku/

撮影/金井尭子 取材・文/くれい響 ヘアメイク/大森裕行(VANITÉS) スタイリング/小野和美

松井愛莉&長野凌大&長妻怜央「何度、律っちゃんかわいいと思ったことか!」“全話衝撃”話題のドラマ『シークレット同盟』緊急座談会

韓国発の衝撃コミックを実写ドラマ化した『シークレット同盟』(読売テレビ、TVerほかにて現在放送&配信中)。ヤバすぎる三角ロマンスに“ゾワキュン!”必至と話題のドラマ。男性恐怖症の悩みを抱えるイケメン女子のヒロイン・詩杏役の松井愛莉さん、彼女に急接近する容姿端麗で狂気のストーカー・律子役の長野凌大さん、詩杏がアルバイトするカフェの料理長で絶世のプレイボーイ・蓮見役の長妻怜央さんに、本作の魅力を語ってもらいました。

 

【松井愛莉さん&長野凌大さん&長妻怜央さん撮り下ろし写真】

 

新たな扉を開いちゃった(!?)3人

──「TVer」ドラマランキングTOP5など、さまざまな反響を呼んでいますが、ご自身はどのように捉えられていますか?

 

松井 いろいろな反響がありますが、個人的に一番うれしい反応は、「ショートカット似合ってる!」って言ってもらえることです。これまでもショートにした作品はありましたが、ここまで短くしたのは人生初めて。しかも詩杏ちゃんはほぼほぼメイクしていない設定なので、「大丈夫かな?」って不安だったんです。やっぱり、律っちゃんが一番反響ありますよね…?

 

長野 おかげさまで、反響だらけです(照)。僕が所属している、原因は自分にある。のメンバーからはもちろん、事務所や現場のスタッフさんからも「見たよ!」って言ってくださいますし、いろんなところから連絡を頂いて、とにかくすごいんです。

 

長妻 僕は7ORDERのメンバーから、なかなか連絡が来なかったんですよ(笑)。それで「長妻怜央のプレイボーイの部分を見ていただきたいです」といったコメントを出したときに、初めて「見るよ」と連絡が来たんですが、親に見られる気持ちで、なんか恥ずかしかったですね。それでこれまで経験したことのないキスシーンがあることも知られたので、「新たな扉、開いちゃったね」といじられました。

松井愛莉●まつい・あいり…1996 年 12 月 26 日生まれ、福島県出身。最近の出演作に、ドラマ『社内マリッジハニー』(2020)、『エロい彼氏が私を魅わす』」(2022)、『ブルーバースデー』(2023)がある。映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」(2020)では主演を務め、20 年からファッション誌「GINGER」のレギュラーモデルを務める。現在放送中のwowowオリジナルドラマw‐30「白暮のクロニクル」にも出演している。 Instagram

 

──原作や脚本を読んで、これまで出演されたドラマと違う感触はありましたか?

 

長妻 「ブレイボーイの長妻怜央」から言うと(笑)、めっちゃキスシーンが多いんですよ。今まではピュアなキスシーンが多かったので、「ファンの方はどういう気持ちかな?」と考えたりもしたんですが、そんなことを考える余裕がないほど、呼吸する感覚で、いろんな人とキスしているんです。クランクインの日も、日和役の森田想ちゃんとのキスから始まっていますから(笑)。だから、これまでの長妻のラブシーンの要素がぜんぶ詰まった作品ですね。

 

松井 同じ韓国の原作モノでも以前出演した「ブルーバースデー」と全く違うドロドロな展開に驚きましたし、ここまでいろんな人から裏切られ、戒めを受けることは初めてで……(笑)。みんなの矛先が全部詩杏に向いているので、脚本を読んだときは心をズタボロにされました。なのでクランクイン前は「魂を持っていかれるんじゃないか?」という不安もありましたが、ムードメーカーの長妻さんをはじめ、皆さんが現場を明るく盛り上げくださったことで、かなり救われました。ただ、改めて考えると、とんでもない話ですよね(笑)。

 

松井 ドラマの出演経験が少ないので、僕も律子という役柄が難しさをずっと感じていて、撮影的にも毎日が山場でしたし、女装も含めて初めてのことだらけで、「どうしたらいいんだろう?」って思うことが何度もありました。そんな中で、ムードメーカーである怜央様とパンッと引き締めてくれる松井さんに助けてもらいました。

 

見逃し厳禁の「全話衝撃」で「全話最終回」!

──松井さんと長妻さんから、長野さん演じる律子はどのように見えました?

 

長妻 朝のあいさつするときは「凌大、今日もよろしくー!」みたいな軽いノリで接するんですが、メイク中から「律子さん、もう入られているんだ」と気持ちになってしまうというか、見た目もそうですけど、そう思わせるぐらい役への切り替えがすごいと思ったし、プレイボーイ切り替えが必要ない僕としては、そのギャップが面白かったですね。それで画面に映ってもすごくきれいだし、女性らしいしぐさに見惚れてしまうし、「松井さんのこと、本当に好きなんじゃない?」って、ちょっと不安に思うときもありました(笑)。

 

長野 それ、完全に視聴者目線じゃないですか!

長野凌大●ながの・りょうた…2003年7月16日生まれ。静岡県出身。原因は自分にある。のメンバー。主な出演に、「イケメン・セブン・デイズ」(tvk 火曜日レギュラー)、舞台「いいね!光源氏くん」、「空人凌大のラジオの原因。」(ラジオ日本)に出演中。 Instagram

 

松井 私は律ちゃんと対面でお芝居することが多かったのですが、最初からかわいいのに、日を増すごとにどんどんかわいくなっていくんです! どこかなじんでくるのか分からないですが、しぐさも女子に見え、上目遣いしたときの破壊力がとにかくすごいんです! 現場では何度「律っちゃん、かわいい」と思ったことか。服を脱いでウイッグを取ったときの別人感には驚かされました(笑)。

 

長野 うれしいです! 服とかウイッグって付けていくうちに、どんどん自分になじんでいくのが分かるんですよ(笑)。そういえば、女性のしぐさを知りたかったので、現場で松井さんに「座り方とか、どうしてます?」と聞いたら、「分かんない! でも、脚は閉じるんじゃないの?」と言われたんですよ。

 

──今後、さらなる泥沼化が待ち受けるなか、見どころをお願いします。

 

松井 「全話衝撃」とうたっているように、これからいろんな登場人物の正体や裏の顔が暴かれていきます。複雑な人間関係を楽しみにしつつ、まだまだ盛りだくさんの展開に振り落とされずについてきてほしいです。

長妻怜央●ながつま・れお…1998年6月5日生まれ。茨城県出身。7ORDERのメンバー。最近の出演作に、ドラマ『その結婚、正気ですか?』(2023)、『Sugar Sugar Honey』(2024)などがある。また、映画「犬、回転して、逃げる」(2023)では主演を務める。「地名しりとり 旅人ながつの挑戦」(CBCテレビ)にレギュラー出演中。 Instagram

 

長妻 これだけいろんなことが暴かれちゃったら、最終話は総集編になっちゃうんじゃないの? と思ってしまうぐらい「全話衝撃」が続きます。こうなると、「全話最終回」と言ってもおかしくないですが、ぜひ最後までお見逃しなく! そして、何回も見返していただけたらうれしいです。

 

長野 後半にかけて、それぞれのキャラクターが、どうしてこうなったのかという過去から現在に繋がっていく物語がどんどん暴かれていきます。もうそろそろ終わっちゃうんじゃない? と思うぐらい、毎回盛り上がりますので、毎週見ていただけたらうれしいです。

 

律子に成り切って選んだ歯ブラシ

──皆さんがいつも現場に持って行くモノやアイテムについて教えてください。

 

長妻 僕はすぐにモノをなくしちゃうので、現場には携帯とカギしか持って行かないです。携帯ケースには財布が付いています。あと、キスシーンがあるときは歯ブラシとガム。そういえば、クランクインの日にヘルメット型のヘッドマッサージャーを現場に持って行ったんです。「これで、皆さんの頭をほぐしていきます」って言ったものの、よく考えたら皆さんヘアセットされているんですよね。だから翌日から持って行くのをやめました。ちなみに、クランクインの日はカギも忘れました(笑)。

 

松井 お菓子です。すぐに、つまめるようチョコからグミからいっぱい持っていって、みんなに隠れて食べています(笑)。あとは、携帯や財布、台本などを一つの巾着にまとめて持って行きます。現場中に食べる朝ごはんとしては、ビタミンゼリーは必需品です。

 

長野 歯ブラシです。もう、歯ブラシがないと落ち着かないというか、食事ができないので、お守代わりになっています。現場があるときは、1日に4回は磨かないと気が済まないんですが、今回1日だけ忘れてしまった日があって、撮影の合間に新しいものをコンビニに買いに行ったんです。普段はカバーの色を選ぶとき、白か青にしているんですけれど、そのときは律子だったので、あえてピンクを選びました(笑)。

 

 

ドラマDIVE
シークレット同盟

読売テレビ 毎週木曜日 深0・59~/福岡放送 毎週月曜日 深1・29~/中京テレビ 毎週火曜日 深1・24~/TVer/FODにて配信中

(STAFF&CAST)
原作:Lero 「シークレット同盟」(KidariStudio, Inc. & LEZHIN Ent.)
監督:本田隆一 金子功 大山晃一郎
脚本:山﨑佐保子 丹保あずさ 合田純奈
出演:松井愛莉 長野凌大 / 長妻怜央

(第8話STORY)
律子からのラブホテルへの誘いに乗った蓮見。濃厚なキスを交わすその裏で、律子は蓮見の存在を詩杏の心から抹殺しようと、蓮見は律子の正体を暴こうと、互いの策略をぶつけ合う。そんな中、律子が仕掛けた想像を絶する捨て身の罠とは? 後日、蓮見は不意に詩杏をデートに連れ出し自宅へと誘って……ついに蓮見が詩杏に近づく理由が明らかになる。

 

(C)「シークレット同盟」製作委員会

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/secret/
公式X:@dramaDIVE_ytv
公式Instagram:@drama.DIVE
公式TikTok:@drama_DIVE

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/相場清志(eif)(松井)、小原梨奈(長野)、Chiho Oshima(長妻)スタイリスト/Erina Ohama(松井)、竹上奈実(長野)、カワセ136(長妻) 衣装協力/SOL、AIVER、STEALTH STELL’A

照英が韓国・釜山とギリシャ・イカリア島の地元メシをリポート!スタジオゲストは福士蒼汰、松本まりから『世界頂グルメ』

5月22日(水)放送の『世界頂(いただき)グルメ』(日本テレビ系 午後10時~11時)は、「円安でも満喫できる!韓国&ギリシャの美食SP」を送る。

 

この番組は、世界ではどんな人が、どんな料理を、どんな想いで食べているのか、世界各地で愛される“一番うまい地元メシ”を徹底調査するバラエティ。ハライチと佐藤栞里がMCを務め、個性豊かな海外ロケリポーター陣と、現地に行かないと分からない食文化やその国の歴史もひもといていく。5月22日放送回のスタジオゲストは、大沢あかね、やす子、ゆうちゃみ、福士蒼汰、松本まりか。

『世界頂グルメ』左から)福士蒼汰、松本まりか、大沢あかね(c)日本テレビ

 

今回は「円安でも満喫できる!韓国&ギリシャの美食SP」と題し、韓国とギリシャ・イカリア島を特集。照英が2か国の地元メシをリポートする。

 

東京から一番近い海外の韓国・釜山。1人4000円で楽しめる地元メシ3食頂ツアーを敢行。イカがたっぷり入った、宝くじが当たったという店主の元気が出る「石焼きジャージャー麺」や、松本まりかも思わず「これはたまらんなぁ」とつぶやいた、4か月熟成したキムチで巻く「キムチチョンゴル」など地元メシをリポート。照英はキムチチョンゴルの店の社長と焼酎で乾杯してお友達に。

 

3人に1人が90歳以上まで生きる長寿島のギリシャ・イカリア島では、名物のオリーブオイル豊かな地元メシが続々登場する。ロールキャベツの起源とも言われるブドウの若葉を使ったギリシャで愛される料理「ドルマデス」。親子で営むレストランでは「50年の人生で初めて食べた!」と驚く「パスティチオ」など地元メシをリポート。親子の絆に照英も思わず涙。福士蒼汰も「言葉を超えてつながった」と感動するひと幕も。

『世界頂グルメ』照英(c)日本テレビ

 

番組情報

『世界頂グルメ』
日本テレビ系
毎週水曜 午後10時~11時

番組公式TikTok&Instagram&X:@itadaki_ntv
番組HP:https://www.ntv.co.jp/sekaiitadakigourmet/

(c)日本テレビ

EXITりんたろー。が2億円のタワマン購入を報告 失敗しない最新住宅選びを評論家軍団が徹底解説『ホンマでっか!?TV』

5月22日(水)放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系 午後9時~9時54分)は、ゲストに小倉優子と小宮浩信(三四郎)を迎えて「失敗しない最新住宅選びSP」を送る。

 

住宅価格の高騰や、コロナ禍以降、住まいの価値観が激変しつつあるなど、自分が住む場所を見直す人が増えている昨今。そこで今回は、家を買う人も借りる人も、どちらも失敗しないために『ホンマでっか!?TV』が誇る評論家軍団が最新の住宅事情を紹介する。

 

まず、住宅情報評論家の池本洋一から「今の狙い目は、実は新築の一戸建てです!」という、いきなり世間のイメージを覆す説が紹介される。コロナ禍のリモートワーク需要などで、一戸建て住宅が一気に売れたものの、実は今、その価格が上がりすぎたことで逆に需要が減ってしまい、新築戸建ての在庫数にゆとりが出始めているんだとか。マンションの価格が上がり続けている一方で、実は郊外の戸建ての値段は落ち着きを見せ始めているため、購入するなら今が狙い目だという。

 

一方、これまで十数回もの引っ越し経験があるという小倉からは「日本の人口が減れば、(需要も減って)物件の価格も下がるんじゃないですか?」という質問も。不動産関連の情報でも見かけることの多いこの疑問だが、評論家からは「人口減少と物件価格は関係ありません」と答えが返ってくる。その代わりに、ある数字が物件価格に影響を与えるそうで、それが東京都内の価格高騰にも関係しているという。

『ホンマでっか!?TV』前列左から)EXIT(りんたろー。、兼近大樹)、小宮浩信、小倉優子 後列左から)ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)、島崎和歌子 (c)フジテレビ

 

さらに、小倉から「賃貸と購入だったら、どっちの方がお得なんですか?」という、誰もが悩む究極の質問も飛び出す。これに対して、評論家の沖有人が「将来かかるコストを考えると…」と有力な情報を紹介する。

 

そして、これまで番組でも新居探しをしていると話していたりんたろー。(EXIT)が「この前、ローンで2億の高層マンションを買ったんです」と、ついに住宅購入を報告。さらに「子供が生まれたらそこを売って、新しいとこに住み替えていく」という、家族の変化に合わせた作戦を考えていることを明かす。

 

そこで評論家軍団が、りんたろー。が次に住むべきオススメエリアを続々と発表。まず都内では、今「京急蒲田駅付近」がオススメだという。なんでも、住宅価格の高騰が激しい都心部に比べて、蒲田駅のある大田区は上昇幅がまだ小さいんだとか。さらには、ある理由から今後の価格上昇も期待できる、投資的な良さもあるという。

『ホンマでっか!?TV』EXIT (c)フジテレビ

 

ほかにも、東京近郊のオススメエリアとして、茨城県にある境町が紹介される。埼玉と茨城の県境にあり、都心にも近い好立地な上に、英語教育にも力を入れているなどファミリー層には相性バッチリで「住みたい田舎ランキング」でも1位を取るほどの人気エリアだそう。そんな、評論家軍団が薦める最新住宅情報にも注目だ。

 

さらに、りんたろー。の妻・本郷杏奈が、住宅情報評論家・池本洋一と一緒に新居探しのロケへ。2億円の家を買ったばかりのりんたろー。に紹介されたのは、その上を行く超高額物件だった。

 

番組情報

『ホンマでっか!?TV』
フジテレビ系
2024年5月22日(水)午後9時~9時54分

<MC>
明石家さんま
<進行>
井上清華(フジテレビアナウンサー)

<ゲスト>
小倉優子
小宮浩信(三四郎)

<パネラー>
EXIT(りんたろー。、兼近大樹)
島崎和歌子
ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田 敬)

<評論家>
飯田国大(3Dプリンター住宅)
家入龍太(建設IT)
池本洋一(住宅情報)
牛窪 恵(マーケティング)
沖 有人(住宅価格予測)
せらっきょ(元トップ住宅販売営業)
竹林正樹(行動経済)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/

(c)フジテレビ

前田公輝&久保田紗友W主演で人気webtoon『私をもらって』ドラマ化 御曹司のゴーストとどん底女子のラブコメサスペンス【コメントあり】

前田公輝と久保田紗友がW主演を務める『「私をもらって」~追憶編~』(日本テレビ 毎週金曜 深夜0時30分~0時59分)が、7月5日(金)から放送されることが決定した。

 

本作は、韓国の人気webtoon・web小説が原作のはかないラブストーリー。前田公輝と久保田紗友がW主演を務め、監督は池田千尋、常間地裕、倉橋龍介、三島有紀子、脚本は下田悠子、目黒啓太、本田周、髙橋泉が担当する。

 

前田が演じる一条稜英は、創業者一家の御曹司。完璧に用意された人生を歩んできた彼は、ある日突然の事故によって意識不明の状態に…。

 

久保田が演じる森川奈津実は、稜英と同じ日同じ時間に、別の事故に遭い意識不明の状態になるが、数週間後奇跡的に目覚めて無事に退院する。

 

しかし、家にはゴーストとなった稜英が待っていて、身に覚えのない“命の借り”があると言われてしまう。奈津実は「君しかいない」と稜英に頼りにされて、とんでもない依頼を受けることに。猶予はわずか49日間。運命的に惹かれる2人のはかないラブストーリーが始まる。

 

さらに、ハラハラドキドキのミステリー展開も。奈津実が意識不明の状態だった時、一体何があったのか。稜英の命を狙う怪しい謎の人物は誰なのか。そして真の狙いは何なのか…。また、原作の人気の理由のひとつであるファンタジー要素のある設定も見どころとなる。

 

なお、続編となる『「私をもらって」~恋路編~』が今秋から放送予定。オンライン動画配信サービス「Hulu」では、放送に先立ち先行配信される。

 

前田公輝 コメント

『「私をもらって」~追憶編~』

『私をもらって』で主役の稜英を演じさせていただくことは、率直にとてもうれしいです。
連ドラの主演ということは、役者を志して、大きな夢の一つとして掲げていたので、この出会いとご縁に感謝しています。

韓国の人気webtoon・web小説に、日本の表現を掛け合わせたラブコメサスペンスの世界を久保田紗友さんと一緒に楽しく作っていきます。

現場で生まれた空気感を日々感じながら、笑って胸打たれハラハラしながら撮影をしています。鮮度の高い映像をぜひお楽しみにしていてください!

 

久保田紗友 コメント

『「私をもらって」~追憶編~』

新ドラマ枠でダブル主演を務めさせていただくこと、新たな挑戦の場を頂けたことに感謝と、身が引き締まる思いです。奈津実という人物はとにかくエネルギーの放出が多いです。ここまでジェットコースターのように感情の変化がある役柄はこれまで取り組ませていただくことがなかったので、奈津実をどのように作っていくか悩みました。

奈津実は当たって砕けろ精神が強くて、自分が自覚している以上に前に突き進んでいく力のある女性だなと日々演じる中で感じています。同時に、私自身も奈津実の果敢に挑んでいく精神に助けられ、撮影現場に立っていられることができています。ラブコメといってもしっかりと地に足のついた作品を目指し、更にサスペンス要素も入ってくるので大人が楽しめるドラマが出来上がるのではと思っています。ぜひ放送を楽しみにしていてください!

 

RoseBean(原作)コメント

始めまして。『私をもらって』の作家、RoseBeanです。

執筆当時、主人公たちと一緒に泣いたり笑ったりしていたことがまだ記憶に新しいですが、こうしてドラマとして視聴者の皆さんとお会いすることになり、とてもドキドキしています。

応援のほどをよろしくお願いします。最後に、愛が全てを救う世の中で生きていられることをお祈りします。

 

One Punch Rabbit(作画)コメント

『私をもらって』は私の最初の連載作でした。

そんな作品がドラマ化されるなんて、いまだに信じられませんね。

私の絵の中だけに込められていた主人公たちが息をし、マンガとはまた違う話を繰り広げていくという事実がとても楽しみでまたわくわくします。

『私をもらって』ドラマ化を心からお祝いして、 多くの方々に愛されることを願っています。

 

池田千尋(監督)コメント

一度は互いに想い合った記憶を失ってしまったら、忘れられてしまったら。

しかも、相手は人間じゃない生き霊で…。

この作品は、記憶を超えて結びつく2人のラブストーリーであり、人と生き霊が出会うファンタジーでもあり、さらにはコメディあり、サスペンスありの宝箱みたいに彩りが詰まったドラマです。

おかしくてかわいくて、時に切ない、奈津実と稜英の七転び八起きな関係をぜひお楽しみください。

 

ヘリー・アン(プロデューサー)コメント

恋に落ちる瞬間、平凡な私たちもドラマの主人公になります。

この作品ではゴーストや失われた記憶、命懸けで手に入れたセカンドチャンスなど、小さなドラマチックな要素が加味されただけで(笑)、奈津実と稜英が感じる愛は私たちと大きく変わらないものです。

ぜひドラマの中で自分を見つけ出す楽しい時間をお過ごしください。

 

番組概要

『「私をもらって」~追憶編~』
日本テレビ「Friday’s EDGE(フライデーズエッジ)」
2024年7月5日(金)スタート
毎週金曜 深夜0時30分~0時59分
※編成都合により時間変更の場合あり

Hulu、TVer毎話放送後見逃し配信
続編『「私をもらって」~恋路編~』は、最終回放送後Huluで先行配信。今秋に地上波で放送予定

出演:前田公輝、久保田紗友
原作:『私をもらって』RoseBean(「NAVER SERIES」連載)
『私をもらって』RoseBean・One Punch Rabbit(「LINEマンガ」連載)
監督:池田千尋、常間地裕、倉橋龍介、三島有紀子
脚本:下田悠子、目黒啓太、本田周、髙橋泉
プロデュース:中村圭吾
プロデューサー:ヘリー・アン、三木裕明、齋藤寛朗、李奇穎、石尾純
制作:下村忠文
制作協力:カズモ
製作著作:日本テレビ

公式ホームページ:https://www.ntv.co.jp/moratte-ntv
公式X(旧Twitter):@moratte_ntv
公式ハッシュタグ:#私をもらって

生演奏のような疾走感とグルーブ感! ジャズピアニスト小川理子、初SACDアルバム「Balluchon」

ジャズピアニストとして活躍しながら、日本オーディオ協会の会長も務める小川理子さんの初SACDアルバム「Balluchon(バルーション)」が5月21日に発売されます。販売価格は4000円(税別)。

 

同SACDは、2018年6月に発売されたUHQ仕様CD「Balluchon」作成時のPCMリニア音源を元に、SACD化した作品。「ワンテイク」録音で、生の音に近づけるために、コンプレッションを一切使っていません。また、一般的なSACDは、PCMリニア音源をそのままDSDに変換して制作しますが、本SDCAでは、DSDの特性を引き出すため、あえてアナログ音源から手間をかけて制作されています。

 

ウルトラアートレコードの代表を務め、オーディオ評論家の顔も持つ、麻倉怜士さんと潮 晴男さんの2人がA面とB面をそれぞれプロデュース。各面の世界観に合わせて異なるミュージシャンがフューチャーされています。

 

小川さんのストライド奏法から奏でられる、明晰なタッチ、高い透明度、鋭角な音の輪郭を最大限に活かすべく楽曲を選択。ジョージ・ガーシュイン、デューク・エリントン、コール・ポーター作品を採用し、盤石なピアノテクニックから生まれる疾走感とグルーブが楽しめます。

 

【収録楽曲】
A面
1)Oh lady be good
2)Love for sale
3)In a sentimental mood
4)Do nothing till you hear from me(-ヴォーカル入り)
5)I got Rhythm
6)But not for me

バックミュージシャン
田辺充邦(ギター)
山村隆一(ベース)
バイソン片山(ドラム)

B面(SACD では連続再生)
1)Take the A train
2)C jam blues
3)Smile(ヴォーカル入り)
4)Perdido
5)Lady Madonna

バックミュージシャン
浜崎 航(テナーサックス、フルート)
中平薫平(ベース)
吉良創太(ドラム)

【アルバム概要】
・アーティスト:小川理子
・タイトル: Balluchon (バルーション)ジャズピアノ・ヴォーカル・アルバム
・レーベル : Ultra Art Record(ウルトラアートレコード合同会社)
・販売価格 : 4000 円(税別)
・発売日:2024年5月21日

アンタ&朝日奈央が海上保安大学校に潜入!逮捕術や“海猿”の過酷な訓練を体験『アンタッチャブルの早速行ってみた』

5月21日(火)放送の『アンタッチャブルの早速行ってみた』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~9時54分)は「衝撃の学校生活!特殊スクールに潜入24時in広島!」を送る。

 

今回は、広島県にある海上保安官の超エリートを育成する日本唯一の大学校“海上保安大学校”に、アンタッチャブルの2人と朝日奈央が潜入する。

 

学校を案内してくれるのは、現役学生の2人。海上保安官の幹部を育てる全寮制の学校で、入学した瞬間から国家公務員であり、給料ももらえるとのこと。そんな海のエキスパートたちは何を学び、どんな学校生活を送っているのか、学生の1日に特別に密着する。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

海で起きる全ての事象から国民の安全を守る、いわば海の上の警察官であり消防署員ともいえる海上保安官。そのエリートを育てる海上保安大学校の朝は、起床直後にベッドメイキングをして外に整列し、独特な掛け声の体操を始めるところから始まる。

 

その後も、腕立て伏せ、掃除、授業、座学講習…と厳しいルーティンを毎日当たり前のようにこなす学生たちに驚く3人。そして、犯人を制圧するときの逮捕術の授業を体験させてもらえることに。犯人役を任される山崎と柴田。正しい動きと力加減が適切であればけがはしないというが、異常に痛がる2人。誰でも簡単に犯人を制圧できるという逮捕術とは。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

さらに、全国から選抜された海上保安官の中で、超過酷な訓練を乗り越えたものだけがなれる潜水士、通称“海猿”を育てる地獄の潜水研修も体験。全海上保安官の中でも2パーセントに満たない精鋭だという海猿の訓練の一部を柴田と朝日が体験する。

 

重りを水につけないよう持ちながら、その場を動かず泳ぎ続ける“立ち泳ぎ”訓練では、つらそうな柴田と朝日に対して、教官から「現場にはおまえらのつらいなんて声はいらないんだぞ」との厳しい指導が入ると、“ザキヤマ鬼教官”からも「命を守ってるんだぞ」と熱く厳しい声がかかる。

 

そのほかにも、船の操縦訓練ができる操縦シミュレーション設備や、なかなか見ることができない寮生活の実態、学生の部活動や恋愛事情などにも3人で踏み込んでいく。

 

収録を終え、朝日は 「忘れられない1日になりました。聞いていたのと違う(笑)ハードな訓練を、ザキヤマさんはやらないのに私がいろいろ体験しています。ただ、普通は経験できないようなことをやらせていただけたということでもあるので、本当に貴重なロケだったなと思います」と語った。朝日も驚きの海上保安官のハードな訓練は必見だ。

 

番組情報

『アンタッチャブルの早速行ってみた』
カンテレ・フジテレビ系
2024年5月21日(火)毎週火曜 午後9時~9時54分

MC:アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)
ゲスト:朝日奈央

(c)カンテレ

 

樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのが『さっちゃん、僕は。』に出演決定!京介(木村慧人)と早智(中山ひなの)がそれぞれ通う大学の同級生に

FANTASTICSの木村慧人が主演を務めるドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』(TBS 6月11日(火)スタート 毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分 ※一部地域を除く/見逃し配信あり)に、樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのの出演が決定した。

ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』左から)平野莉玖、のせりん、樋口日奈、田中偉登、葵うたの(c)『さっちゃん、僕は。』製作委員会

 

本作は、その過激な内容で話題となった朝賀庵による漫画「さっちゃん、僕は。」を実写化。主人公・片桐京介(木村)と地元に残してきた彼女・早智(中山ひなの)、隣に住む人妻・紫乃(石川恋)、そしてその夫・要(桜田通)、それぞれの歪んだ愛が絡み合う、純愛と破滅のラブストーリーだ。

 

このたび、京介と早智がそれぞれ通う大学の同級生役が決定した。京介の同級生・須川美鈴役を元乃木坂46・樋口日奈、黒磯朝日役をのせりん、文也役をドラマ初挑戦となる平野莉玖が務める。また、早智の同級生・伊勢埼真役で田中偉登、山田彩花役で葵うたのが出演する。

 

樋口が演じる美鈴は、京介と早智をつなぐ唯一の存在で、密かに京介に想いを寄せていた過去がある。のせりんが演じる朝日は、いつも違う女の子を連れているプレイボーイで、京介と紫乃の浮気をいち早く見抜く。美鈴を気にかけているところもあり、2人の関係性も見どころだ。

 

平野が演じる文也は、京介と大学内でよく共に行動している親しい友人のひとり。朝日を見習って「今年は女の子と遊んでやる」と意気込んでいる。

 

そして田中演じる伊勢埼は、いつも早智の味方をし、気にかけている。葵演じる彩花も同様に、早智の恋路をサポートする友人のひとりである。

 

樋口日奈 コメント

原作を読ませていただき、この物語の中で巻き起こる渦のようなものに一気に引き込まれていく自分がいました。私が演じる須川美鈴は、自身を成長させるため、揺るがない芯の強い女性だと思います。それぞれの役の気持ちで考えるとまた違う景色が広がり、胸が切なくなったり、同情してしまったり…さまざまな立場、視点でこのドラマを皆さんに楽しんでいただきたいです!

 

のせりん コメント

はじめに原作を読んだとき、さまざまな視点からいろいろなストーリーが繰り広げられていく作品で、全く結末が予想できない展開にすごく興味が湧きました。出演が決まったときは純粋に「うれしい!」という感情と同時に、世界観にうまく入り込めるか不安と好奇心が入り混じった不思議な気持ちがありました。朝日は自分とは反対のキャラクターなのでとても挑戦的な役柄ですが、朝日を理解することで、新しい自分を発見できるような気もしています。

すごいスピードでいろいろなことが起こるのであまり瞬きしないで見てください! そして作中で変化していく朝日の気持ちにも気づいてくれたらうれしいです。

 

田中偉登 コメント

ドラマの出演が決まり原作も読みましたが、“これを実写でやるのかぁ”と心が痛くなりそうでした(笑)。

僕の演じる伊勢埼は早智と大学の同級生という関係性なので、京介や紫乃さんとは直接対峙する機会はほとんどありませんでした。ですが、揺れ動くさっちゃんを通して伊勢埼の想いも見えてきたりと、作品に登場するすべての人物の激しく、切なく、揺れ動く心に影響されながらも自分たちの未来へと進んでいく姿を見てくださると幸いです。ぜひ、お楽しみに!

 

平野莉玖 コメント

演技に挑戦をしたことがなかったので不安な気持ちもありましたが、新しいことにチャレンジするワクワクもあって、出演が決まりすごくうれしかったです。 僕が演じる文也は陽気な大学生なのですが、僕自身ポジティブで明るい性格なので素の自分と近い部分があり、演じやすかったです。

この作品はいろいろな展開があってドキドキするシーンがたくさんあると思います。その中で文也たちが本当に少年のような人物なので癒やしにもなるかと思います。

 

葵うたの コメント

山田彩花役に決まり、原作とドラマ台本を読ませていただいたときに、友人として「さっちゃんを支えなきゃ」と強く思いました。それぞれの登場人物の想いがディープに絡み合う作品で、私の演じる山田彩花はお節介な友人として登場しております。さまざまな愛の形が描かれる中で、友情の愛も楽しんで見ていただけたらうれしいです!

 

番組情報

ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』
TBS ※一部地域を除く
2024年6月11日(火)スタート
毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分(※放送日によって放送時間が異なる)

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信
先行配信:日本国内では地上波放送開始に先行して6月4日(火)から「Netflix」にて毎週火曜配信。その後、海外にて順次配信を予定

製作:『さっちゃん、僕は。』製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
原作:朝賀庵「さっちゃん、僕は。」(集英社ジャンプコミックス刊)
脚本:今西祐子、國吉咲貴
プロデューサー:箱森菜々花、熊田寧々
配信プロデューサー:齊藤彩奈、杉山香織
監督:熊坂出、富田未来、小菅規照

オープニングテーマ:Hi-Fi Un!corn「Left or Right」
エンディングテーマ:Hi-Fi Un!corn「PHANTOM PAIN」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sacchan_bokuha_tbs/

(c)『さっちゃん、僕は。』製作委員会

『アンメット』ミヤビ(杉咲花)を支える医局メンバー・野呂佳代、山谷花純、尾崎匠海、中村里帆のコメント到着

杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)より、野呂佳代、山谷花純、尾崎匠海、中村里帆のコメントが到着した。

 

本作は、事故による後遺症で過去2年間の記憶がない脳外科医のミヤビ(杉咲花)が、同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶(若葉竜也)と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻していく医療ヒューマンドラマ。

 

第5話では、ミヤビを本格的に脳外科医として復帰させるべく、三瓶が難易度の高いもやもや病の手術の術者にミヤビを指名。自分にはまだ無理だと言うミヤビに対し「あなたは、できます」と断言する三瓶の力強いまなざしに、三瓶を信じるべきか葛藤するミヤビの姿が描かれた。

 

さらに、まるでミヤビが手術を了承することを分かっていたかのように、冷蔵庫から手羽先を取り出し、血管吻合(ふんごう)の練習に付き合う三瓶の姿には、「ミヤビへの深い愛情を感じずにはいられない」と三瓶の熱い思いにグッとくる人も多かったようだ。

 

また、Yuki Saito監督が自身のXに投稿したように「第5話のテーマは“チーム”」。星前(千葉雄大)が自らの信念を語ることで、術者に挑戦するかどうか迷うミヤビの背中を押し、麻酔科医の成増(野呂佳代)は外科医として再び歩き出すことを決めたミヤビに安心感を与え、そして看護師の森(山谷花純)は手術でミヤビが全力を出せるよう、前日の夜から泊まり込みでサポートするなど、医局メンバーの優しさが心にしみる回だった。

 

SNSにも「手術に挑むミヤビちゃんを最大限にサポートするチーム最高!」「今回すごくいい話でまさに神回」「『私たちは1人じゃない。だから自分だけで完璧でなくてもいい』っていうせりふに、最終回?っていうくらいボロボロと泣いてしまった」といった感想が多数寄せられた。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

出演者の一人である看護師・新井小春役の中村里帆も「手術後、ミヤビ先生を見守る医療チームの温かい視線、それをしっかりと焼き付け感情があふれ出るミヤビ先生の姿は、私にとっても忘れられない景色になりました」と語るなど、劇中で研修医の風間(尾崎匠海)が「この病院はチーム医療が充実している」と評した“丘陵セントラルチーム”の結束力に胸を打たれる視聴者が多かったようだ。

 

そんな医局メンバーは撮影現場でも日々仲を深めているようで、麻酔科医の成増を演じる野呂は「この作品ならではですが、現場ではみんなで縫合の練習をしながらお話しています。私は麻酔科医なので劇中で縫合はしませんが、(杉咲)花ちゃんが貸してくれたキットで練習しています(笑)。みんな医大生のような感覚でいられるところが面白いなと思ってます」とコメント。

 

さらに「若葉さんはたまにグミをくれようとするのですが、必ず手のひらでグミをギュッと握りしめて渡してきます(笑)」と、ユーモアのあるやりとりも楽しんでいる様子。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

また、ミヤビの記憶に残っている数少ない人物で、プライベートでも仲の良い看護師・森役の山谷は「今回の現場では、杉咲花も、役の川内ミヤビも特別扱いせず、ごく普通の一人の人間として向き合うと自分と約束して過ごしている」といい、中でも第5話でミヤビの部屋に泊まるシーンはひときわ思い入れが強かったそうで「レンズに映らない景色や、強く残る記憶の積み重ねがあったからこそ残せたシーンだった」と明かした。

 

また、自身も毎日日記をつけていることから「ミヤビが毎朝起きるたびに日記を見返すシーンが好き」と話す研修医・風間役の尾崎は「星前先生役の千葉さんと一緒にいることが多く、演技のことを聞くと真剣に考えて教えてくれます。最近では、ピクミンの縫いぐるみも頂きました(笑)」と現場でのかわいらしいエピソードを明かした。

 

そんな森の後輩看護師を演じる中村は「第6話では、ミヤビ先生と森ちゃん先輩と3人だけのシーンがあり、小春が普段、どういう思いでミヤビ先生と接しているのか感じられるシーンだったので、撮影のときは緊張や不安がいつもの倍ありました。でも、花さんがその不安をすぐに察してくれて、撮影直前まで話をする時間を作ってくださったので、いつの間にか悪い緊張感や不安はなくなりました」と、座長・杉咲に感謝。

 

さらに「第6話では、ミヤビ先生の記憶障害についても、ある疑惑が浮かび上がり、新たな展開が訪れるので、ぜひご覧ください!」と見どころを明かした。野呂、山谷、尾崎、中村によるコメント全文は以下を参照。

 

野呂佳代 コメント

◆野呂さんが思う『アンメット』の魅力や好きなシーンをお教えてください。

ミヤビの症状やこれまでの物語をそのまま受け止めてしまうと、やはり少し暗い気持ちになったりしてしまうかもしれないですが、『アンメット』は、ミヤビの明るく前向きな性格や、ミヤビを囲む周りの仲間たちがみんなで同じ方向を向いているところがとてもいいなと思いました。医者や看護師の仲間たちということもあり、みんなで落ち込まずに冷静に見守れるところも、この物語の明るくすてきな魅力的な部分なのだと思います。私が好きなシーンは、よく集まるたかみ(居酒屋)で、ミヤビの病気とも明るく向き合ってる仲間たちとの会話や、あーだこーだと楽しく宴会をしているにもかかわらず、仕事に戻るとみんなが冷静に医療従事者として接しているギャップが、演じていてもとても好きなところです。医療シーンを作るに当たっても、みんなそれぞれ専門の先生から勉強して挑んでいるので、それぞれの役割も注目していただきたいです。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?麻酔科医・成増を演じるに当たり意識していること、参考にしたことはありますか?

よく視聴者の皆さんには、「安心感」というワードのコメントをしていただいているようで、非常にありがたい限りだなと思います。『アンメット』以外のお仕事現場でも、とっても面白いドラマだねぇと言っていただいております。そして、安心感あるよという言葉を頂きました。

私も、麻酔科医 成増貴子さんを演じるに当たり、自分なりに麻酔科医業務内容や、心持ち、どんな人が向いているのかなど調べまして、現場に来てくださっている麻酔科医の先生に毎回教わっている中で、またさらに業務内容、所作、心持ちなど教えていただいて、役作りさせていただいてます。父が、病院の中で理美容室をやっていまして、芸能界に入る前によく手伝いをしていました。今でも行ける時は手伝いをしていますが、そこで見かける看護師さん、医療事務の皆さん、先生方の動きを拝見する機会が多く、それも役作りの勉強になっています。

 

◆撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。

みんなとは空き時間に楽しくお話をして、ゲラゲラと笑って過ごしています! はなちゃん、りゅぴっぴ(若葉さん)とは、浅草で大衆演劇を見てご飯食べようという話で盛り上がってます! 若葉さんはたまにグミをくれようとするのですが、必ず手のひら全体でグミをぎゅうっと握りしめて渡してきます。山谷さんは、私のお仕事を褒めてくれて(涙)。とてもうれしかったです。居酒屋のシーンでは、本番以外ではだいたい出ているお料理を食べているなという印象です! バクって効果音をつけていたくらい食べてます。一度食べ過ぎでズボンのホックを緩めていたような、、、けどとっても美人で、笑顔がすてきで、サバっとしていて頼りになる存在です。

尾崎くんは、やはり面白いです。まだまだだな!(笑)と思うところもあれば、振る舞いが大人でえらいなぁと思うことがあります。とても勉強家で、よくみんなの作品を見ては感想を述べたりしています。演技も若葉くんや千葉くんにアドバイスを受けながら、即実践してみる!というところに、素直さとすてきさを感じています。忙しいと思うけれど、なんでも吸収しようという前向きな仕事への姿勢が推せます! ファンの方もきっとそんな尾崎くんを応援しているんでしょうね! 尾崎くんが現場にいるとみんなの張り詰めている気持ちが和らぐと思います。

 

◆『アンメット』の現場で好きなところ、またはここが特別だなと思うところがあればお教えください。

ここは『アンメット』ならではだなと強く感じることは、みんなで縫合の練習をしながらお話しているところです。私は、縫合とは関係のない人物ではありますが、はなちゃんが数ある中の1つのキットを貸してくれて、やってます(笑)。仕事中ではありますが、みんなプライベートも医学生のような感覚でいられるところが面白いなって思います。本当の医学生は、もっともっと大変だと思いますが。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

アンメット毎週楽しみにしてくださっている皆様、ありがとうございます。原作を読んでる方は、成増はイメージが少し違うかと思いますが、読んだことない方も原作もぜひ読んでもらって両方合わせると面白さが倍増すると思います。今後の物語もお楽しみにしていてください。

 

山谷花純 コメント

◆山谷さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。また、ミヤビとの共演シーンで好きなシーン、印象に残ったせりふがあればお教えください。

視聴者の方々を信じているところです。せりふで説明し過ぎず余白の部分をきちんと残しての作り方は、近年のドラマでは珍しいと思いました。だからこそより想像力が膨らみ、言葉に表せない感情が湧き出てくる。今作の大切なテーマ「記憶」に、結びついていると感じます。5話でミヤビの家に泊まったシーンは、とても思い入れがあります。今回、杉咲花も、役の川内ミヤビも、特別扱いせずごく普通の一人の人間として向き合うと自分と約束して現場を過ごしていて。たまに雑に返答してしまいほっぺたを膨らまされる時もあるのですが、その時間もなぜかいとおしくて。レンズに映らない景色や強く残る記憶の積み重ねがあって残せたシーンだったと思います。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

家族。友人。応援してくださっているファンの方々。たくさんの人から作品の感想を頂きました。 花さんと若葉さんが先陣を切って紡いできた思いが届き始めたと実感してすごくうれしかったです。その中でも、理学療法士をやっている妹からの言葉が印象的でした。「アンメットで扱う症例は、ドラマではあまり取り上げられないけど実際多くの方が抱えている症例なの。患者さん側の世界を初めて見られて勉強になる」いろんな見方がある作品なんだなと思いました。

 

◆撮影現場でのエピソードお教えください。

撮影当初、足が子鹿みたいに震えるほど緊張が止まらず。普段ここまで緊張することがないため、自分でも戸惑っていると、若葉さんがそっと寄ってきて「目線とか、やりにくいことがあったら何でも言ってください!」って声をかけてくださいました。少ない言葉で多くの事をくみ取っていることを自然と感じられる、三瓶先生と一緒だって思った瞬間でした。

 

◆『アンメット』の現場で好きなところは?

みんな違ってみんな良い。真面目な性格の人が多く、だからこそ人の気持ちに繊細な空気感がただよっている気がします。役の大小関係なく意見交換をしやすい環境があるのもそこにつながると思います。それぞれの役への思いがしっかりあるから耳を傾けたくなるし、客観的な意見も知りたくなる。通常、時間に追われがちなドラマの現場とは違う作り方に胸が熱くなります。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

この作品が皆さまの明日へとつながるきっかけになればと、キャストスタッフ一同、誠心誠意向き合って撮影を重ねております。通常の台本には、感情を説明するト書きというものが多く書かれているのですが、今作では「ー」横棒だけのページが多く役者に委ねる作りになっています。形はないけれど確かにある心。自分の感情なのか、役としての感情なのか分からないけれど、忘れたくないなぁ、終わりたくないなぁ、ってミヤビの笑顔を見る度に込み上げています。そう思える作品と出会えたことは、少なからず自分にとって明日へつながっているのだと思うのです。一人でも多くの方々へこの作品が届き、自分の人生と重ねて見ていただけたらうれしいです。

 

尾崎匠海 コメント

◆尾崎さんが思う『アンメット』の魅力や好きなシーンをお教えてください。

いろんな医療ドラマがある中で、この作品は、主人公のミヤビ自身が脳に障害をあり日々苦悩しながらも同じ立場から患者さんに寄り添うところがたくさん描かれて、実際に同じ思いを感じている視聴者の方々にも共感していただける部分が多くあると思います。僕個人的には、ミヤビが毎朝起きるたびに昨日まで記していた日記を見返すシーンが、自分自身も1年ほど前から日記をつけるようにしていることもあり好きなシーンの一つです。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

INIのメンバーも何人か見てくれているみたいで、家族からも連絡がありました。ほかにもまわりのスタッフさんだったりドラマ以外の現場に行っても、いろいろな人から「見てるよ!」と声をかけてくださったりしてます!

 

◆撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。

千葉さん演じる星前先生と一緒にいることが多いのですが、演技のことを聞いたら真剣に考えて教えてくれます。そして、最近のエピソードでいうとピクミンの縫いぐるみを千葉さんから頂きました(笑)。

 

◆撮影を乗り切るためのリラックス方法を教えてください。

ドラマの撮影とINIとしての活動が続くとどうしても足が疲れがちになってしまうので、最近寝る前に足ツボを自分でよく押して、翌日に疲れが残らないように心がけています。

 

◆6話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします。

ミヤビの記憶障害に関して、前々から疑問を抱いていた三瓶が真実を確かめるために、これまで以上に行動を起こすのですが、それによって周囲の人々も関わってきて回を追うごとに新展開があるので、第6話も見逃せないこと間違いないです! もちろん、僕が演じる風間も登場しますので、ぜひお楽しみに(笑)。

 

中村里帆 コメント

◆中村さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。

ドラマを見ているというか、ミヤビ先生を始めとしたこの作品に出てくる皆さんのドキュメンタリーを見ているような気持ちになるところです。それくらい一人一人の人生や背景が丁寧に描かれていて、毎話最後には温かい涙が流れています。皆さんの生き様から私自身も励まされる事が本当に多く、生きる気力が湧いてくるドラマです。5話の手術シーンは特に印象深いです! 丘陵セントラルチームの一体感を強く感じられ胸が熱くなりました。手術後、ミヤビ先生を見守る医療チームの温かい視線、それをしっかりと焼きつけ感情が溢れ出るミヤビ先生を見て、視聴者としても忘れられない大切な景色になりました。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

『アンメット』に関しては、見たよの報告だけじゃなく熱量のある感想も一緒に伝えてくれる方が多くて、このドラマを愛して大切に見てくださっているんだなと感じることが多いです。看護師の友達からも、本当に丁寧に作られていて毎話引き込まれると言ってもらえてうれしかったです!

 

◆撮影現場でのエピソードお教えください。

6話ではミヤビ先生と森ちゃん先輩と小春の3人だけの日常的な空間が描かれているシーンがあって、そういったシーンが描かれるのはここが初めてでしたし、小春が普段どういう思いを持ってミヤビ先生と接しているのかが少し感じられるシーンだったので、緊張感や不安がいつもの倍ありました。でもその不安を花さんがすぐに察してくれて、撮影直前まで3人でこのシーンに対してどう思っているのか話し合う時間を作って下さり自然と悪い緊張感や不安は消えていきました。常にいい緊張感とともに温かくて優しい空気が流れている、呼吸のしやすい現場です。

 

◆杉咲さんの印象、驚いたことなどありましたらお願いします。

誰1人として絶対に置いていかない包容力、この現場にいる人全員に向ける愛情が本当に深くて、会う度いつもどうしたら花さんみたいな人間になれるの?と、自問自答してしまうほど魅力が尽きません。休憩中も長時間吻合の練習をしている後ろ姿を見た時や、ミヤビ先生と共に生きている花さんを近くで見ると、より一層私も頑張らなければと思わされますし、だからこそ美味しそうにご飯を食べてる姿や誰よりも大きな声で笑っている姿を見ると、本当にこちらも幸せな気持ちになります!!

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

6話も後遺症を抱えて生きる患者さんに、ミヤビ先生にしか出来ない寄り添い方、向き合い方で救っていく姿に胸を打たれるはずです。そしてミヤビ先生の記憶障害についてもある疑惑が浮かび上がったり、新たな展開が訪れます。ぜひご覧ください!

 

番組情報

『アンメット ある脳外科医の日記』
カンテレ・フジテレビ系
毎週月曜 午後10時~

出演:杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆・安井順平、野呂佳代、千葉雄大・小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新

原作:子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)
「アンメット-ある脳外科医の日記-」 (講談社「モーニング」連載)
脚本:篠﨑絵里子
音楽:fox capture plan
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」
オープニング曲:上野大樹「縫い目」
演出:Yuki Saito、本橋圭太
プロデューサー:米田孝、本郷達也
制作協力:MMJ
制作著作:カンテレ

TVer:https://tver.jp/episodes/epyi56mukr
公式サイト:https://www.ktv.jp/unmet/
公式X:https://twitter.com/unmet_ktv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@unmet_ktv8

(c)カンテレ

栗山千明主演『晩酌の流儀3』放送決定!おなじみのレギュラーキャスト&インパクト大なキービジュアルも解禁【コメントあり】

ドラマ25『晩酌の流儀3』(テレ東系 毎週金曜 深夜0時42分~1時13分)が、6月28日(金)スタート。主演の栗山千明、レギュラーキャストの武田航平、辻凪子、馬場裕之(ロバート)、ミスターちん、おかやまはじめ、松本拓プロデューサーよりコメントが到着した。

ドラマ25『晩酌の流儀3』©「晩酌の流儀3」製作委員会

 

本作は、「1日の最後に飲むお酒をいかにおいしく飲むことが出来るか」を追求する、“お酒”をテーマにしたグルメドラマ。一昨年にシーズン1がスタートし、同年末にはスペシャル、昨年にはシーズン2と続けて放送された。

 

放送を重ねるたびに、主演・栗山千明演じる伊澤美幸の飲みっぷりが話題を呼び、SNS上ではそんな美幸に感化されて「#晩酌の流儀」で自らの晩酌を投稿する視聴者が続出。各シーズンの最終回では放送終了を惜しむ声が数多く寄せられた。そんな多くの人に愛されている本作が待望のシーズン3に突入する。

 

シーズン3では、今まで以上に美幸のお酒への情熱が加速。さらに、美幸の周りにも少しずつ変化が訪れることに。美幸の晩酌の要である食材調達はこれまで「ツルマート」中心だったが、商店街へと広がりを見せる。

 

そしてお酒を手に真剣な表情の美幸にクローズアップ、洗練された黄金色を背景に、美幸の晩酌への思いがほとばしる、思わず喉を鳴らしてしまいそうなインパクト大なキービジュアルが解禁。

 

そんな本作には、主演を筆頭におなじみのキャストが再集結。“晩酌”という日々の幸せのために全力を尽くす主人公・伊澤美幸を演じる栗山千明。美幸が勤める「ホップハウジング」の個性豊かなメンバー、常識人で好青年な後輩・島村を演じる武田航平、美幸の“晩酌の流儀”を一番に理解している後輩・葵を演じる辻凪子、“冗談”の塊である支店長・海野を演じるおかやまはじめが続投。

 

さらにちょっとした変化が訪れる美幸が通うスーパー「ツルマート」の面々には、変わらずお客様想いで常連の美幸の晩酌を気に掛ける店員・牛場を演じる馬場裕之(ロバート)、牛場とは違うアプローチで晩酌のヒントを美幸に授ける店長・珍山を演じるミスターちんの再登場も決定した。

 

そして商店街を彩る新たなレギュラーキャストたちも登場し、美幸の晩酌がさらにパワーアップ。詳細は第2報にて解禁予定となっている。

 

伊澤美幸役/栗山千明 コメント

今年も美幸を演じられること、シーズン3をお届けできることを大変うれしく思っています。

 

手軽なおつまみから少し手の込んだお料理まで、美幸の晩酌を通して私自身も日頃の参考にさせてもらっています。今年の夏はどんな晩酌を迎えられるか、今からとても楽しみです。皆さまもぜひ、ご一緒にすてきな晩酌時間を過ごしましょう!

 

島村直人役/武田航平 コメント

なんとなんと!!晩酌がまたまた帰ってきました。

 

まさかのシーズン3!こうなったらどこまで続くか見ものですね~!

 

今回も自宅で「まねしてみたい!」料理とおいしいお酒でみんなで乾杯しましょう。

 

美幸さんがどんな晩酌をするのか、ぼくも楽しみです!そして、普通系男子代表の島村君はどうなるのか? そこも見どころとして楽しみにしていただけたらうれしいです!!

 

ちなみに武田家はシーズン1からオンエアを見ながらお酒を飲んでます(笑)。皆さんもぜひ!

 

富川葵役/辻凪子 コメント

ありがたいことに私が演じる富川葵も3年目に突入します!『晩酌の流儀』観てます!ってよく言われます。とてもうれしいです。このドラマのおかげで普段から全力で食とお酒を楽しむようになりました。今年も来年も再来年も視聴者の皆さんと一緒に晩酌できますように。乾杯!!!!!

 

牛場役/馬場裕之(ロバート)コメント

シーズン3が決まって、またツルマートで美幸さんと会えるのがとても楽しみです。最高の晩酌のために珍山さんと精いっぱいサポートする姿をご覧になってください。全シーズン撮影日は終わった後の一杯がたまらなくおいしいのでそれも楽しみにしています。

 

珍山役/ミスターちん コメント

どうも~!ツルマート店長の珍山ことミスターちんです。

 

シーズン2に続き、また出演できてうれしいです!シーズン3ではさらに進化したツルマートの姿をお見せすることになるでしょう。地域の皆さまとの共存をテーマに、牛場君と共に、よりディープな食材をお届けしてまいりますので、ご期待ください!

 

海野二郎役/おかやまはじめ コメント

街でよく「晩酌見てます」と声をかけられます。そのたびにうれしさと同時に「あーまたやりたいなぁ」と思っていたのです。またやるんですって?!そりゃやりますよー。

 

支店長海野、相変わらずバカやらさせていただきます。また、あのメンバーに会えるんだ、うれしい。シーズン1・2に劣ることなく、全力で挑みます。(ケガしない程度に)。皆さん、楽しみにお待ちくださいませー!

 

松本拓(テレビ東京プロデューサー)コメント

約二年半前、企画書を書いていた時、まさかシーズン3までになるとは全く思っておらず、今こうしてシーズンを重ねさせていただけること、大変うれしく思っています。ここまで続いた要因は本当にたくさんあると思いますが、何より栗山さん演じる美幸役が、キャラクターとして確立されたことが一番大きなことかなと思っております。

 

連ドラはシーズン3が大切と昔どなたかに教わりました。その時は理由も分からず、特に共感もできなかったですが、今こうやってそのステージに立ってみるとその意味がとてもわかります。ドラマの確固たる世界観は残しつつ、さまざまな変化に挑戦していきたいと思います。「より身近な、共感できる晩酌」これが、シーズン3のテーマです。ぜひ、ご期待ください!

 

番組情報

ドラマ25『晩酌の流儀3』

テレ東系

2024年6月28日(金)スタート

毎週金曜 深夜0時42分~25時13分

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Prime Video」にて順次見放題配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

 

主演:栗山千明

出演:武田航平 辻凪子 馬場裕之(ロバート) ミスターちん おかやまはじめ

監督:北畑龍一 松本拓 丸山恵 佐藤リョウ 小山亮太

脚本:政池洋祐 當銘啓

音楽:渡邊崇

プロデューサー:松本拓(テレビ東京) 丸山恵(テレビ東京) 勝俣円(DASH) 永崎真甲(DASH)

制作:テレビ東京 株式会社DASH

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/banshaku3/

公式X(Twitter):@tx_banshaku

公式Instagram:@tx_banshaku

公式TikTok:@tx_banshaku

 

©「晩酌の流儀3」製作委員会

TikTokクリエイター・まいきちインタビュー後編! 不登校を経てからTikTokで生きていくことを決めた少女の「どうせ生きているなら、楽しんだほうがよくない?」マインド

2017年、中学1年生ときにTikTokを始めると、かわいさだけではない個性の強さで、またたく間に同世代の心をつかんだまいきちさん。14歳でフォロワー88万人を抱え、2020年には自身が作詞を手がけた楽曲で歌手としてメジャーデビューをするなど、TikTokドリームを体現している。が、本人はクールに「1歳から芸能活動をしているから、実はけっこう芸歴が長いんです」と話すのだ。そんなまいきちさんの幼少期から、マインドを変えた「どん底」まで語ってもらった。

 

【関連記事】TikTokクリエイター・まいきちインタビュー前編!「一夜でフォロワーが20万人に」中学生TikTokerのパイオニアが動画1つに6時間かける理由

 

まいきち…2005年1月30日生まれ、大阪府出身。中学1年生でTikTokを開始したことがきっかけで、2019年にユニバーサルミュージックと専属契約し、2021年2月26日に『どこでもスタート』でメジャーデビュー。2021年よりファッションメディア『Ranzuki』の専属モデルに就任した。YouTubeでは魅力的な歌声を披露している。XInstagramTikTokYouTube

 

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

【まいきちさん撮り下ろし写真】

 

1歳のときから洋楽で踊っていた

──お父さんがミュージシャンだと聞きました。どんな音楽を聴いて育ったんですか?

 

まいきち 両親が音楽を通じて出会って、音楽があふれる家で育ちました。邦楽だとBOOWYとか桑田佳祐さんとか、一番聴いていたのはビートルズとかレッドホットチリ・ペッパーズ、プリンスとかです。

 

──物心ついたときの音楽体験、覚えていますか?

 

まいきち 物心がつく前ですが、1歳のとき、MIKAの『グレース・ケリー』という曲で立って踊りだしたらしいです。物心がついてからは、曲を作ったりパパにドラムやギター、ピアノを教えてもらっていました。

 

──どうやって曲を作っていたんですか?

 

まいきち まずテーマを決めて、私が単語をあげていって、口ずさんだ音をデモにしてくれました。ママは歌う人だったので、パパとママで急にセッションを始めたりとかありましたね。ママはすごくて、家で鼻歌を歌っていると「そこ音程ちがうよ」と指摘してくるんですよ。だから歌うのがイヤな時期もありました。

 

──音楽に対して妥協しないお母さんだったんですね。幼少期は音楽を肌で感じる生活を送り、小学生はどんな生活を送っていましたか?

 

まいきち 中華学校に通っていました。お友達は多様で、それぞれが思っていることを言い合える関係でぶつかったりもしていて、それはそれでいいことじゃないですか。でも、5年生のときに日本の学校に編入したときに「みんな言っていることと思っていることが違う」とうことに気づいて。

 

転校先の中学校で大歓声!

──本音と建前があると。

 

まいきち そう。当時、そのときにボーカル&ダンススクールに通っていたんですが、それもあって目立ってしまったようで、嫌がらせを受けるようになったんですよ。日本人の中では、こういうことをうまく交わしていかなきゃいけないんだな、と学びました。中学生になると芸能系の学校に通うことになって、入学式から「事務所、どこなん?」って会話するようなところで。バッチバチでしたね。

 

──野心がすごそうですね。

 

まいきち そこでもぶつかっちゃって。だからもう、一人でいることを楽しむようにしましたね。休み時間は一人で本を読んだり、それで知識を得られることに楽しさを見いだしていました。そのあと、中学3年生のときに上京することになるんです。

 

──中学生で一人でですか?

 

まいきち お父さんと二人でです。ユニバーサルミュージックさんに入ったタイミングだったので、東京の学校に行くことについてわくわくしました。しかも、転校のあいさつを全校生徒の前でマイクでしなきゃいけなくて。そのときすでにTikTokをやっていたので、私が壇上に上がると、「キャーーー!」ってなって。「ご存知のとおり、まいきちです」みたいな。

 

──かっこいい! 堂々としたあいさつですね。

 

まいきち 自信を持って胸を張れるキャラのほうが印象がいいかなと思って。学校は楽しかったんですが、中学3年の3学期にそのまま卒業式を迎えてしまいました。

 

不登校だった高校時代「TikTokで食べていく」

まいきち でも、一番大変だったのは高校時代です。入ったときから「うわ、まいきちかよ」みたいな反応をされて。入学して3か月は通いましたがいろいろあり、もう行く必要がないかな、と思ってそれからは学校に行きませんでしたね。その代わり、TikTokなどでライブ配信を始めるようになりました。それと同時に、「これからは、これで食べていかなきゃいけないのかもしれない」と思うようになって。

 

──高校生ですでに、食べていくことを想定したんですか。

 

まいきち 今も「どうやって生きていけばいいんだろう……という不安もあるし、めちゃくちゃ不安定な職業だと思っています。人気が落ちていく可能性を常に秘めているし、そういう不安と戦いながら毎日投稿しなきゃいけないし……というプレッシャーとストレスを感じて、精神的に落ち込んでしまったのが高校1、2年生のときだったんです。それが高校3年生のときに「こんなことをしていても意味がないな」と、急にマインドが変わりまして。「生きているのなら、楽しんだほうがよくない?」と。

 

──転機があったんですね。

 

まいきち やっぱり、最終的に笑っているヤツが勝ち、みたいなところってあるじゃないですか。昔はそれってきれいごとだと思っていたんですが。ライブ配信で悩みごとを打ち明けてくれる方が多んですが、私自身もそういう方たちにきれいごとを言っているんですよ。「笑っていれば大丈夫だから。時間はすぎるものだから」って。きれいごとだと思うけど、きれいごとを言っていきたいし、それを信じていきたいんです。……と、そんなふうにマインドが変わりまして。

 

「ただ生きているだけで正解なんだ」

──スムーズに行かない出来事があったからこそ、とても説得力がありますね。

 

まいきち ずっとそういうことを考えていたから、伝えられてうれしいです。友達がいなくて遊びに行くこともなくて、一人で考えて一人で会話をしていたんです。

 

──そういうことをメモしたりも?

 

まいきち はい、スマホのメモ帳に、思ったことをいっぱいぶわーーーって書いてます。めっちゃしょうもないんですけど、これです。(スマホ画面を見せながら)

 

──すごい! びっしり書いてありますね。この言葉を公にしたら、救われる同世代の子、多そうですね。

 

まいきち 「ひまわりになりたい」とか、意味分からないこと書いてるけど(笑)。でもこれをつまんで歌詞にすることも多いんですよね。「ただ生きているだけで正解なんだって思います」「笑顔って、すてき。例外はない」とか、いっぱい書いてる(笑)。

 

──いい言葉ですよ。

 

まいきち 自分でも覚えてないことばかりです。

 

──いつからメモし始めたんですか?

 

まいきち 中学3年生くらいですね。学校に行けなくなったくらいから。

 

──傷ついてきた過去があるからこそ、表現で昇華しているように想います。

 

まいきち たしかに傷ついているなあって思いますが、それを経験できて、その経験をよかったと感じられる自分でよかった、と思います。高校2、3年のあのときから立ち上がった自分を、自分でも褒めてあげたいんです。

 

──どん底を自覚すると、もう上がるしかないですもんね。

 

まいきち そう! マジでそう。ずっと底にいると、ほんとうに上がるしかないんです。そのマインドで生きている今は、とてもいい状態です。

 

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

 

撮影/佐賀章広 取材・文/有山千春 構成/BuzzTok NEWS Buzz Tok NEWS公式HP https://buzz-tok.com/

TikTokクリエイター・まいきちインタビュー!「一夜でフォロワーが20万人に」中学生TikTokerのパイオニアが動画1つに6時間かける理由

2017年、中学1年生ときにTikTokを始めると、かわいさだけではない個性の強さで、またたく間に同世代の心を掴んだ、まいきちさん。14歳でフォロワー88万人を抱え、2020年には自身が作詞を手がけた楽曲で歌手としてメジャーデビューをするなど、TikTokドリームを体現している。が、本人はクールに「1歳から芸能活動をしているから、実は結構芸歴が長いんです」と話すのだ。そんなまいきちさんの、動画制作やファッションのこだわり、そして、「私がかわいい!」と公言する理由とは? 前後編に分けてのロングインタビューを。

 

まいきち…2005年1月30日生まれ、大阪府出身。中学1年生でTikTokを開始したことがきっかけで、2019年にユニバーサルミュージックと専属契約し、2021年2月26日に『どこでもスタート』でメジャーデビュー。2021年よりファッションメディア『Ranzuki』の専属モデルに就任した。YouTubeでは魅力的な歌声を披露している。XInstagramTikTokYouTube

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

【まいきちさん撮り下ろし写真】

 

中学生で「Musical.ly」に没頭

──子役をやっていたんですね。

 

まいきち そうなんです。TikTokを始める前も、歌手デビューを目指してダンスボーカルグループのコンサートに参加したりして。その活動をするために、当時住んでいた大阪と東京を行き来しているときに、趣味でTikTokを始めたんです。そしたら伸びちゃって、いろんなことがパパパッと進んじゃって。

 

──どこで火がつくか分からないですよね。

 

まいきち TikTokで火がついたのは思いがけないことでした。

 

──それまで、歌手になるためのレッスンもしたり?

 

まいきち めちゃくちゃレッスンしたし、オーディションもいっぱい受けたし、ライブもやったし。だから、2020年に『どこでもスタート』で歌手デビューしたとき、「なんでこの子こんなに歌えるの!?」という声を多くいただきましたが、それまでたくさんやっていたんですよね。

 

──そうだったんですね。そもそも、2017年にTikTokを始めたのって世間的にも早いですよね。TikTokの日本サービスが開始されたのも同年ですし。

 

まいきち 最初は、そのとき流行っていた「Musical.ly(ミュージカリー)」という動画アプリをやっていて。

 

──2017年に、TikTokの親会社である中国の大手企業「Toutiao」が買収した、音楽動画制作アプリですね。

 

まいきち そうです。まずはミュージカリーをYouTubeの広告で見て、「なにこれ! やってみたい!」となったのが始まりです。友達と遊ぶときに撮ったり、1日7本投稿とかしていました。フォロワーを増やそうとしていたわけじゃなく、手軽に編集できて投稿して、自分の力で作った動画を見て大満足……という感じで承認欲求を満たしていたんです。そんなとき、ある日ずーーっと通知がピコピコ鳴って。「なになに!?」と思ったら、いいねが1万。急に跳ねて、「ママ! パパ! 起きて起きて! 見てこれ!」みたいな。フォロワー数も2万人に増えていました。

 

いっきにフォロワー数が20万人に

──急ですね!

 

まいきち その動画のコメント欄に「1コメ!」と書かれて。これは有名な子には毎回ついているコメントで、「私にもついてくれた!」ってすごくうれしかったのを覚えています。それで親にフォロワー数が増えたこと、いいねがたくさんついたことなどを報告したら「なにそれ?」って。今のパパだったら「よし! もっとガンガン伸ばそうぜ!」となるけど、当時は大人にとってTikTokって「子どもが遊ぶもの。どうせすぐやめるでしょ」みたいな感覚で。

 

──確かにそうでした。これほどまで主要メディアになると思っていた大人は少なかったでしょうね。

 

まいきち でもその後、親が「え! もう20万人!?」とびっくりするスピードで伸びて、上京する流れになって。同時に、2018年にSNSが乗っ取られて初めて炎上も体験しました。

 

──どんな被害に遭ったのでしょう。

 

まいきち Twitter(現X)とInstagramを同時に乗っ取られて、暴露系クリエイターさんにかなりひどいDMを送られてしまったんです。それを晒されてしまい。そんなことを私が送るはずないって普通に考えたら分かると思うんですが、「まいきち、性格悪い!」とめちゃくちゃ叩かれました。そのとき初めて、「ネットって怖いな」と思ったんです。

 

──遊びで始めて、バズって、炎上も経験して。そして歌手デビューへと繋がって。ほんの2、3年でひと通り経験したんですね。

 

まいきち 歌手デビューは、2019年にユニバーサルミュージックから声をかけていただいたのが始まりでした。作詞してMVを撮るのが夢だったから、すごくうれしかったです。

 

──『どこでもスタート』のMV撮影、いかがでしたか?

 

まいきち 朝3時から撮影でしたが、すっごくわくわくして、中3のくせに大人ぶって眠気を覚ますドリンクを飲んだら体調を崩しちゃって(笑)。現場では、出演してくれる子が「まいきちさんのTikTok、いつも見てます!」と言ってくださるので、彼女たちの前でだけ明るくしていて、控室に入った瞬間にぐったり、みたいな。

 

歌手にモデルに、次々とデビューへ

──かわいいエピソードですね(笑)。この曲、タイトルも歌詞もとても素敵ですよね。

 

まいきち タイトルをスタッフさんに伝えたとき「『どこでも』ってなに?『ここから』のほうがいいんじゃない?」と指摘されて。そのとき、中3の自分は、前に踏み出せないる……そういう空間にいる……という認識で、だから私は「ここ」に限定せずに「どこからでも、何歳でも、いつでも、スタートしていいじゃないか」という思いを込めたつもりで『どこでもスタート』にしたんです。

 

──自分の伝えたいことをそんなふうに言語化できるからこそ、響く曲ができあがったんですね。

 

まいきち 次に作るなら、めちゃくちゃかわいい曲を作りたいんです。私はファッションもお化粧も好きで、化粧をした自分を自撮りして「今日のうち、かわいい」と毎日思っています。「かわいい」と思うとその日が前向きになれるから。

 

──TikTokを見ると、ジャンル限定せずいろいろなファッションをしてますよね。

 

まいきち そう、系統を毎日変えています。好きなものも毎日変わるし。今は『Ranzuki』で専属モデルをしていますが、それぞれのモデルが“ギャル”と“清楚”にわかれるなかで、私は“個性派”といわれています。「まいきちちゃんは、“まいきちちゃん”だもんね」みたいな扱い。

 

──現時点でのTikTokの最新動画では、地雷系のメイクとファッションをしています。朝、その日の気分で決めるんですか?

 

まいきち 意識してメイクしているわけではないんですよ。メイクしていたらそれになる。ちなみに今日の私服は、「高円寺にいそうな人」です。

 

──確かに! 高円寺感ありますね!

 

まいきち ちなみにメンヘラの女の子をイメージして撮ったり。こういう子は路上が似合うだろうなと思って原宿の路上で取りました。こクラブに行きそうな子も、そういうメイクとファッションに変えるんです。

 

──場所も考えているんですか! 完成度高いですね。一番反応がいいのはどれですか?

 

まいきち Tシャツ姿のラフな感じとか。部屋着も人気です。みんなの中での私のイメージが「部屋にいる子」というのが強いと思うので。だからこういう、制服の清楚系も人気があります。

 

1動画につき30テイク

──毎日撮っているんですよね。

 

まいきち 毎日毎日、コンセプトを決めて写真を撮って投稿して、TikTokと同時にXにもポストして。こだわりもすごいんです。1枚の写真を載せるために、死ぬほど写真を撮っています。

 

──何枚くらい撮りますか?

 

まいきち 同じ画角の写真を300枚とか。スマホの写真フォルダには10万枚入ってますね。

 

──10万!

 

まいきち それくらい力を入れています。自撮りじゃなく、カメラマンさんに依頼することもあります。

 

──1カットにつき300枚のなかから、どうやってセレクトしますか?

 

まいきち これは感覚ですね。「あ、これ、バズる。イケる」みたいな。動画も同じように、下書きに1000動画のストックがあります。1動画につき30回くらい撮るし、15秒の動画に6時間かけたり。

 

──手間をかければかけるほど、バズりやすい、という傾向も?

 

まいきち 時間をかけて撮った動画は、絶対にバズってきました。友達の前で撮っていると「もうそれでいいじゃん!」とうんざりされますが、妥協が許せないんですよね。めんどうだとも思わない。一方で、「やらなきゃ。かわいく撮らなきゃ」という気持ちがストレスになるときもあります。

 

──毎日見せ方を考えて、当然疲弊する日もありますよね。

 

まいきち その上、いつ炎上するか分からないし。毎日生きること自体、すごく大変ですよ。

 

──炎上しないコツなどあるのでしょうか。

 

まいきち マイナスなことはあまり言わないようにしています。人って落ち込むと、気を引くために棘のある発言をしがちだと思うんです。そういうことをしない、とか。あと、調子の乗らないことと、ファンの子ひとりひとりを心の底から大事にすること、はずっと意識しています。

 

生きるモチベーションはファンの言葉

まいきち だから、さっきも「私、今日もかわいい」と言いましたが、それもあえて言っています。毎日「かわいい」とか「応援しています」というコメントをくれるのに、本人が「かわいくない」と否定的なことを言うと、すごく悲しいと思うんですよね。「どれだけ『かわいい』と送っても、伝わらないんだな」と。そういう気持ちになってほしくないので、今日も私は「私、かわいい」というプラスな発信をするし、「生きていてよかった」「みんなと出会えてよかった」と言うんです。そうやってすごしていると、炎上しなくなると思います。

 

──ファンの方との信頼関係を感じます。

 

まいきち それは大きいですね。炎上する子って、人気になったら、過去にファンからもらったプレゼントを蹴っている動画が流出するような子が多いんですよね。私はファンからの手紙は箱に入れてずっと取ってあるし、つらいときに読んでいます。

 

──これまで一番心に残ったファンの言葉は?

 

まいきち いっぱいありますが、例えば女の子からの手紙で、「四六時中まいきちちゃんのことを思って生活しています。勉強のモチベも、かわいくなりたいモチベもまいきちゃんだし、恋愛していて傷ついたときに元気をくれるのもまいきちちゃんです」という内容です。TikTokのコメント欄にも素敵な言葉があふれています。スマホを開くと、自分を肯定してくれる人間がいるって……それってすごく大きいんですよね。

 

──絶大な支えですね。

 

まいきち 私の活動の原動力は、ファンの声と、「もっと自分を知ってほしい。見てほしい」という気持ちです。

 

<後編に続く>
TikTokクリエイター・まいきちインタビュー! 不登校を経てからTikTokで生きていくことを決めた少女の「どうせ生きているなら、楽しんだほうがよくない?」マインド

 

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

 

撮影/佐賀章広 取材・文/有山千春 構成/BuzzTok NEWS Buzz Tok NEWS公式HP https://buzz-tok.com/

今泉力哉監督が語るドラマストリーム『からかい上手の高木さん』実写化の舞台裏「テクニカルになってしまうと生まれないものがたくさん撮れた」

5月21日(火)に最終回を迎える『からかい上手の高木さん』(TBS系 午後11時56分~深夜0時26分/一部地域を除く)で監督を務めた今泉力哉さんにインタビュー。高木さん役を演じた月島琉衣さん、西片役を演じた黒川想矢さんの印象や、撮影の裏話などを聞きました。

『からかい上手の高木さん』©山本崇一朗/小学館 ©TBS

 

本作は、月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で連載されていた山本崇一朗による同名ラブコメ漫画を実写ドラマ化。とある島の中学校、隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」、そんな2人の日常のやりとりを描く青春ラブコメディ。

 

西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役を月島さん、高木さんにいつもからかわれてしまう西片を黒川さんと10代のフレッシュなキャストが演じている。また今泉監督は永野芽郁さん×高橋文哉さんで送る、5月31日(金)公開の映画『からかい上手の高木さん』も手掛ける。

 

◆本作のメガホンを取るに当たって、意識したことは何でしょうか?

普段、学生の恋愛ものをあまり手掛けていなくて、初めてぐらいだったんです。原作を読んだら、すごく細かい繊細なやりとりというか、小さい日常のやりとりを積み重ねた物語で、これは普段自分が作ってきたり、興味あること、こだわっていることに近いことで、何か面白いものができるんじゃないかと思って、引き受けました。もちろん原作はすごく人気があって、アニメ化もされていて、そのアニメもすごくヒットしているという中で、どう描くかを考えました。実際に小豆島で撮れたこともそうですが、実写だからこそ生まれる空気もあるのかなと思って、脚本家チームとプロデューサーと作っていきました。

 

◆原作に出てくるシーンから、このシーンは取り入れようというのはありましたか?

僕が関わる前から、プロデューサーと脚本家チームで作った仮の脚本が一度できあがっていたんです。そこから僕も加わって、ちょっと派手なことや接触するようなシーンは削いでいき、実写でやっても面白くなるだろう話や、僕が得意とする生っぽい空気のエピソードなどを中心に、話の抜粋もみんなで相談しながらやっていきました。1話冒頭の消しゴムのエピソードは、原作でも1巻の最初の話なのですが、僕が加わる前から既に最初のシーンとして設定されていました。僕もこの話には2人の関係性の提示含め、原作のいろんな要素がしっかり詰まっていると思い、そのまま揺るがずに、実写もここから始めることになりました。とてもいい取捨選択ができたと思っています。

 

ただ、原作ものでも自分の経験を入れた方が強度が出ると思っていて。5話の合唱のシーンで高木さんが西片を鏡越しに見るところは自分の経験から入れたんです。僕が小学生の時に合唱部だったんですけど、発声練習で鏡を持たされたことがあり、その時に僕が好きな子を見ていたかは覚えてませんが(笑)、そういう距離感は覚えていて。そういう個人的な具体の体験をいれると強度が増して、作品が観客にとってもぐっと近いものになるんです。

 

◆放送後の反響は届いていますでしょうか?

よく見ています。もともと原作がすごく人気があるので、実写化自体にすごくいろんな反応があることも想像していました。さまざまな原作ファンの声をSNSなど目にする中で、「中学生で、小豆島でやってほしい」という意見がけっこうあったのですが、「全編、小豆島で撮るし、中学生でやるよ」と思いながら、情報解禁までは言えないので(笑)お楽しみにね、と思っていました。原作もアニメも人気がある作品なので、「3次元は無理だろう」「高木さんを演じれる人はいる?」みたいな意見もそこそこあがっていたのですが、そんな方たちも今ではすごく好意的にドラマを見てくれているという印象です。

 

本当に中学生でやることは、ある種、知名度しかり、芝居の部分しかりチャレンジングな部分もあると思うのですが、プロデューサーチームと丁寧にオーディションを重ねていきました。キャスティングは、この世界の空気を作り出せるかどうかに大きく関わる部分なので、月島さん、黒川さんに出会えたのはすごく大きかったです。

 

◆その反響の中で印象的だったものはありますか?

高木さんというキャラクターはもちろん、受け手の西片のキャラクターがすごく大事で、「高木さんもだけど、西片の反応がかわいいのが魅力」「もう1人のヒロインなんじゃないか」という原作ファンの感想を読んでいたので、実写化する時も西片のキャラクターは気をつけました。ドラマを見て、もちろん月島さんのお芝居の良さもあってのことですが、実際に西片をすごくかわいがる人も多くて。映画「怪物」があって、ちょうど注目されたことも含めて、黒川さんのリアクションは本当にフレッシュで素晴らしかったです。景色や映像の美しさについてもすごく反応があって、島で撮ってよかったなと。2回同じ芝居ができないような、本当にそういう繊細で生っぽいものがいっぱい撮れた気がします。

 

◆月島さんと黒川さんの印象を教えてください。

2人は、ある種真逆でもあり、似ている部分もある。月島さんはすごく明るくて元気で、撮影が終わった後の食事会で「毎日お母さんに連絡して、今日も120%できましたと伝えてました」と。僕は今日やってしまった失敗や後悔ばかり考えてしまうので、その真っすぐさがすごいなと思いました。

 

黒川さんはどちらかというと、「西片になれた瞬間があったかな?」と悩むタイプ。でも、その距離感が、高木さんと西片にすごくあっていたと思うし、それこそ2人がいろんな取材を受けてくださっている記事を読む中で、黒川さんが「監督や月島さんは西片っぽいって言うけど、僕は違うと思う」「僕は、もうちょっとうまく、からかわれたらからかい返せるし」と言っていた記事が上がっていて、だからそれがもう西片だよと(笑)。純粋さを含めて、すごく真っすぐな感じがしました。からかわれた時のリアクションやどのくらい驚くかなどは、リアルよりも少しオーバーに演じなきゃいけない部分もあってかなり難しかったと思うので、そういう部分は相談しながらやっていきました。あと、演出ではない変な動きがとても多いんです。変顔の回で、怒られたら普通は顔から手を離すと思うんですけど、彼は変顔のまま立ち上がってそのまま怒られていて(笑)。あとバレンタインデーの回で、自分の机の中にチョコが入っていないかのぞき込む場面で、普通にのぞくのではなくて、体をくの字にしてのぞいていたり。その不器用さがかわいかったですね。

 

◆今泉監督の演出なのかと気になっていました。

演出ではないんです。どういうこと?みたいな動きは演出では生まれないし、そういうのが面白い。第1話でも、右後方から呼ばれているのに、1回左後方を振り返ってから右を見たり。僕は演出する際に、俳優が中学生だろうが大人だろうが、まずは何も言わずに1回お任せで演じてもらうんです。先に「ここはこういうシーンだからこういうふうにしてください」とか細かい指示は出さない。いろいろ伝えてしまうと、自分が思っているよりも面白くなる可能性を潰してしまう可能性がある。任せることで、想像よりも面白いことが起きる。2人もいろいろアイデアを持っていてくれて、素晴らしい瞬間がたくさん生まれました。

 

◆月島さんと黒川さんのオーディションで印象に残っていることはありますか?

オーディションって、とても緊張してやって来ると思うので、みんな1回目ではベストな力を発揮できないと思って、極力2回やるようにしています。芝居を見て、それで終わりではなく、「やってみてどうでしたか」と聞き、コミュニケーションも取り、今回は選ばないことになった人にも何か持ち帰ってもらえたら、という意識で行なっています。

 

月島さんは芝居経験が少ないにもかかわらず、同じ台本で同じ芝居をするにしても、他の子たちよりもすごくアイデアを持って臨んでいた。他の方がやらないような自由な動きをしたり、失敗を恐れずに挑戦してくれた気がします。それに高木さん役は声もすごく大事。お芝居はいいけど、声が低いから選ばれなかった子もいる。役にハマるかどうかを総合的に見て、月島さんがベストな選択だったんです。

 

◆今回、ドラマ化、映画化と映像化される本作の魅力はどこにあると思われますか?

本作は、ベースの形こそ恋愛ものですけど、第三者的な、当て馬的な人がいて嫉妬したりさせたりみたいなこともなく、本当に2人の、ほぼ2人しか出てないというミニマルなやりとりの中で物語を成立させている。高木さんが西片を好きっていう気持ちがある前提でのからかいだったり、小豆島っていう島で撮っていることもありますけど、世代関係なく、みんながその情景として、どこか懐かしめるような空気や、重ねられるような時間だったりが魅力かなと思います。僕の子供たちが中学生と小学生なんですけど、今回、監督のオファーを受けて、原作の漫画を頂いて家に置いておいたら、子供たちもすごく楽しんで読んでいて、そこからアニメも楽しく見ていて。高木さんと西片のキャラクターの面白さに目がいきがちですが、セリフの1つ1つとか、その挙動の1つ1つがものすごく繊細に作られていて。セリフの順番1つ違ったら、もう壊れてしまうような場面がたくさんあって。そこは漫画を読んだ時に惹かれた部分でした。

 

◆小豆島での撮影で特にこだわったところはありますか?

どう景色を取り込むかはこだわりましたね。本当にそこで生活している2人に見えた方がいいので、取り立てて観光名所のような場所で撮るというよりは、そこに普通に2人がいるみたいになればいいなというのはありました。もちろん、原作やアニメで「ここ行ってたよね」という本屋や神社などとリンクさせる良さもあって、それらは取り入れましたが、本当に島で暮らしている感じになったらな、とは思っていました。

 

あとすごく印象的だったのは、ロケハンしたときに助監督さんになんとなく立ってもらって、この辺で撮るかなとカメラマンと相談していた場所に、いざ撮影の本番のときに、中学生のキャストが立つと、月島さんも黒川さんも小さいんですよ。中学生って物理的に小さいんです。それにものすごく感動して。大人が立った時とは全く雰囲気が違っていて、それだけでカメラマンの士気も上がっていましたね。

 

あと、海がとても穏やかなんです。それは場所としてすごく特殊でした。1話の夕焼けも広々とした海水浴とかできそうな浜辺も一応ロケハン時には見たのですが、それよりは小さい浜のような、自転車で降りていけるぐらいのこっそりとした場所を探そうと。2人だけが知っているこぢんまりした場所がいいなみたいな。そうしたらそこで生活している人たちの場所になるのではないかなと、意識して見つけていきました。

 

一番重要視して探した場所のひとつが、登下校の道です。ドラマにも映画にも出てくるし、本当にこの道では何回も撮影するので、結構時間をかけてロケハンして遠くに海が見えるすてきな場所を探しました。

 

ロケハンしていて覚えているのは、既に島のあちこちに「高木さん」がいたこと。小豆島は原作者の山本(崇一朗)先生の出身地で、アニメの舞台にもなっているので、あちこちに高木さんがいるんです(笑)。撮影でお世話になった中学校の図書館や、島の本屋さんには、漫画「からかい上手の高木さん」のコーナーができていて。さすがにそれが写ってしまうと、パラレルワールドになってしまうから、撮影の間だけ片付けさせてもらいました。島への行き来に利用していたフェリーにも「からかい上手の高木さん」のラッピングがされたものがあるぐらい、小豆島ではすごく愛されている作品なんだなと感じました。

 

◆フレッシュなキャスト陣で、大変だったことはありますか?

特にはないですね。この子たちで良かったなっていうことばかりでした。レギュラーエキストラとして毎日撮影へ来られる島の方や、俳優事務所の方も含めて教室のクラスメイトを作っていたんですけど、僕が俳優ではない子にもせりふを足すから、みんながちょっと焦っていたりはありました(笑)。この子に芝居をさせるの?みたいな。でもそれがなじむぐらい、みんな一緒になって仲良くしてくれていたので。それは年齢的なことがあるのか、月島さんや黒川さんがそういう風に現場にいてくれたからなのか、すごくみんな仲良くなっていて、とても良かったですね。

 

◆現場で注目していた方はいらっしゃいますか?

高尾役の市村(優汰)さんは、ちょっとせりふを変えたいとアフレコに来てもらった時に、現場とアフレコの期間が半年くらいしかたっていなかったのですが、身長も伸びていて、雰囲気も全然変わっていて、カッコよくなっていて。現場の時にはあんなにもちゃんと中学生でいてくれたのに格好もオシャレになっていて(笑)。そうだよな、変化する子は一番変化する年頃だよなあと、しみじみ思いました。

 

◆5話のバレンタインもすごく印象的ですが、裏話はありますか?

浜口(永原諒人)と北条(早瀬憩)ペアのところは、浜口が廊下で360度回ってるんですけど、あれも演出じゃなくて。照れた結果、一周回ってしまったと思うのですが、ちょっと意味が分からなさすぎて最高でした(笑)。それが面白くて、生かしたくて、別のアングルから撮るときも、永原さんに、「また、回れる?」と言ってやってもらったのですが、無理して回っているから、うまくいかなくて。(笑)。そういうのも込みで、好きなシーンですね。

 

あと、中井(川尻拓弥)、真野(森永怜杏)ペアは特に器用な子というよりは、朴訥で素朴な子たちの方が僕は演出で生かせる気がして、オーディションの時に2人を選びました。2人に限らず、僕が、芝居が「うまい」って感じの子よりも、不器用そうな子たちを好んで選びすぎていたので、「現場が大変になりませんか?」と焦っているスタッフもいましたが(笑)、でもそれぞれがすごく純粋でいてくれたし、テクニカルになってしまうと生まれないものがたくさん撮れた。素朴さって作って生み出せるものではないですからね。バレンタインデー回は面白いですよね。他のキャストたちもたくさん出てくることもあって。

 

◆8話の見どころを教えてください。

高木さんが引っ越していくという第7話のあとの第8話(最終話)。電話でのやりとりで、お互いの顔が見えないという電話の距離感があるからこそのからかいとか、意図せず起きる西片から高木さんをからかう感じになるところもあって。あと目の前に西片がいないからこそ出せる高木さんの表情があったり、声だけだからできることをいろいろ描いています。2年生から3年生になる新学期に向けての時間になっていますし、映画につながるようなシーンもあるので、ぜひ楽しんでもらえればと思います。

 

PROFILE

今泉力哉

●いまいずみ・りきや…1981年2月1日生まれ、福島県出身。2010年に「たまの映画」で商業映画監督デビューし、「サッドティー」「愛がなんだ」「街の上で」「窓辺にて」「ちひろさん」などを手掛けている。

 

番組情報

ドラマストリーム『からかい上手の高木さん』

TBS系(放送時間は変更になる場合があります。一部地域を除く)

最終回:5月21日(火)午後11時56分~深夜0時26分

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

先行配信:地上波放送開始に先行して「Netflix」にて配信中

 

製作著作:TBS

制作協力:ファインエンターテイメント

原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)

脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉

主題歌:「遥か」Aimer(SACRA MUSIC/Sony Music Labels Inc.)

プロデューサー:大澤祐樹、森川真行(ファインエンターテイメント)

監督:今泉力哉

 

©山本崇一朗/小学館 ©TBS

堀田真由、長谷川博己との共演で刺激「常に自分と戦っている姿を真ん中で見せてくださる」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、紫ノ宮飛鳥役を演じる堀田真由さんにインタビュー。バイクシーンの裏話や共演者の印象などを聞いた。

『アンチヒーロー』紫ノ宮飛鳥役の堀田真由©TBS

 

長谷川が演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

堀田さん演じる紫ノ宮飛鳥は、北村匠海さん演じる赤峰と共に明墨が追う事件の真相に迫っていく。

 

◆本作で紫ノ宮を演じる中で、これまでにない挑戦だなと感じていることや、出演したことで得たことはありますか?

『アンチヒーロー』の中でちょっと絵がわりするシーンとして、紫ノ宮であればバイクに乗るシーンや袴姿などがあるのですが、そこは視聴者の皆さんからすごく反響を頂いています。特にバイクを乗るシーンは彼女の性格を表す一つでもあると思っています。バイクの免許自体は以前から持っていたのですが、お芝居の中で乗る機会がなかったので、そういった自分の持っているものを生かせるチャンスを下さったことがすごくうれしいです。

 

近年、時代劇では芯の通った役を演じたことはありましたが、現代劇ではわりと笑顔の印象がある役柄の方が多かったので、社会人でカッコいい自立した女性というのは新たな挑戦だなと感じています。

 

◆クールな紫ノ宮だからこそ感情を抑えなければいけないところもありますが、その辺の難しさはありましたか?

彼女が何を思って明墨法律事務所にいるのかが明かされていなかった3話までと、事務所に来た理由が明かされた4話以降では、表情をいろいろと変えていかなければいけないなとか、事務所のメンバーとの距離感も変えていかなければいけないなと思っていたんです。

 

藤木直人さん演じる父と対峙して、ようやく彼女は父が何を隠蔽していたのか知ることができ、それをずっと知りたくて、事務所に入ったので、その4話のシーンを撮り終わったときは役として報われた感じがしました。父のことは分かりましたが、まだまだ物語は続いていくので、その上で紫ノ宮が父との向き合い方を、娘として、弁護士として揺れ動くところも見ていただけたと思います。

 

◆飯田(和孝)プロデューサーが普段やらなそうな人に紫ノ宮を演じてもらいたくて、そこに堀田さんがはまったと言われていました。実際に演じられていかがですか?

どういうふうになるんだろうというある意味挑戦な中で託してくださるというのは、すごくうれしいです。自分の中ではまだまだできないことがたくさんあって、日々努力ですが、この作品が終わったときにどう感じるのかなと。今はまだ撮影の途中で、クランクアップに向けて大事なシーンもたくさん残っているので、走り終えた後にどう感じるのかを楽しみにしたいです。

 

◆バイクシーンで何かハプニングなどありましたか?

私のクランクインが2話で出てくる最初のバイクシーンでした。作品の中で乗るので、クランクインする前から練習させていただいていたのですが、クランクインの日の緊張感というのは作品を何度やってもつかみきれない状態で、その中でバイクに乗るというのはすごくドキドキしました。練習していたのに、ちょっとエンストしてしまったこともありましたが、無事に撮影できました。反響を頂き、第4話でも乗らせていただきましたが、また乗る機会があればいいなと思っています。

 

◆長谷川さんと対峙されての感想を教えてください。

8年前にご一緒させていただいたときは島での撮影で、たくさん絡むシーンがあったわけではないですが、そのときから長谷川さんは撮影ではないときも10代で1人で島に来ていた私に、ずっと話かけてくださったことを今でも覚えています。

 

長谷川さん自身はすごく柔らかくて、本当にチャーミングな方ですが、役のスイッチが入ると、明墨として本当に迫力があります。そして、妥協をしないというか、どのシーンでも納得のいくものを出されている姿を見ます。特に法廷は長いシーンで、常に自分と戦っている姿を真ん中で見せてくださるので、私も食らいついていかなければと思いますし、私たちのお芝居も引き上げてくださるので、そんな長谷川さんに負けじと、本当の先生と後輩のように食らいついています。

 

◆話が進むにつれて、北村匠海さん演じる赤峰とのバディ感も強くなっていきますが、北村さんと話し合われたりしていますか?

4話で紫ノ宮のお父さんが倉田ということに赤峰も気づいてから、紫ノ宮が過去のことを打ち明けていく事務所でのシーンの際は、2人で「どういうふうにしようか」と話しました。きっと紫ノ宮は父のことをずっと知りたいと思っていて、それを人に伝えることがたぶん初めてだったと思うんです。すごくショックなことではあるけれども、明墨法律事務所の一員として父が隠蔽したことを知った上で、弁護士としてどう向き合っていくか、成長しないといけない中で、過去のこと、父のことを話していくうちに気持ちがどんどん落ちてしまうと思うのですが、 北村さんが「こういうお芝居のときは受け取る側の人がすごく重要だから、僕が頑張ります」とさらっとおっしゃってくださって。その時にお芝居って人と人とのキャッチボールなんだなとあらためて感じました。

 

ここから私たちは明墨の過去についてもそうですし、父がそこに何か関わっているのではないかと探っていくバディになるので、2人のシーンがかなり増えてくると思います。今まではそれぞれが抱えていたものを探ってきて、赤峰に対してちょっと強い態度で当たっていましたが、最初から同じ線の上にいたと思うんです。最終回に向けては、2人が明墨法律事務所でどのように成長するかというよりは、事務所の一員としてどう動いていくのかが見どころになってくるのかなと思います。

 

◆明墨法律事務所には、パラリーガル役の大島優子さん、林泰文さんもいらっしゃいますが、撮影の雰囲気はいかがでしょうか?

作品でも専門用語とかがたくさんあって、大変なシーンもありますが、空気感はすごく和気あいあいとしていて。本当にそれぞれ年齢もバラバラの中で、林さんや大島さんのプライベートな話を聞いてほっこりしたり、ゴールデンリトリバーのミルにすごく癒やされたりしています。なので、法廷のシーンなどを撮っているとき、北村さんが隣にいることが多いので、「事務所に帰りたいね」「2人に会いたいね」と話しながら撮影しています。

 

◆撮影現場での面白いエピソードはありますか?

4話で赤峰とラーメンを食べるシーンの紫ノ宮が替え玉をするところは、飯田プロデューサーが取り入れた方がいいんじゃないかと入れてくださったシーンです。替え玉をする人は、入れるときに幸せという感じでちょっと笑顔になるらしく、私は普段なかなか替え玉までたどり着けないのですが、紫ノ宮のちょっとしたギャップが出るいいシーンになったと思います。あと、湯気越しの横顔のアングルも、そのときはまだ父のことが皆さんには明かされていない状況なので、心のモヤモヤした霧のかかった感じと、ラーメンのこの湯気がリンクしていて、すごくいいなと思いました。

 

◆考察も盛り上がっていますが、演じている中で驚いたりする場面はありますか?

明墨先生のやり方は毎度驚かされます。紫ノ宮は赤峰よりも先に事務所にいたと思うので、3話までは赤峰との違いをちょっと出したいなと思いながらやっていましたが、先生の考えは、どこまでもたどり着けないもので。そしてその明墨を演じている長谷川さんが、私がこういうふうに演じられるのかなと思っていたこととは全く違ったやり方で、段取りから役の幅を広げたり、空間を使っていらっしゃる姿を見て驚かされています。

 

◆紫ノ宮を演じる中で難しいなと感じることはありますか?

専門用語が自分になじむようになるまではすごく苦労はしました。1話、2話で法廷に立っていましたが、その中で2話の紫ノ宮1人で過呼吸のおじいちゃんと接する法廷のシーンは、いつもの事務所のメンバーがいない単独行動なので、紫ノ宮がどういう弁護をするのかという中で、少し明墨節みたいなものを出せたらいいなと。普段の紫ノ宮はわりと淡々と話す口調ですが、飯田プロデューサーから「少し大きく伝えてみたり、手振りを入れてみたらいいんじゃないか」とおっしゃっていただいて、この明墨法律事務所のメンバーなんだなというのが、みんなといるところとは違うところにすごく出てくると思うので、やっていて楽しかったです。

 

◆難しい用語はどのように覚えているのでしょうか?

意味を知らないものはしっかりと調べて、意味を理解すると、「そういうことか」とすっと入ってくるものもあるのですが、普段言い慣れていないので、口を慣らすというのはすごく大変でした。

 

◆「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」で北村さんから「NGを出さない」と言われていましたが、何か意識していることはありますか?

NGは出しています(笑)。ですが、紫ノ宮という人間はきっと完璧主義だと思うし、すごく努力をしている人で、信念があって、それを貫くカッコいい女性。なので、できるだけ自分の中でも紫ノ宮と同居していけるように、せりふは何度も何度も練習して、1日に何回しか間違えないみたいなルールを自分の中で決めています。いろんな作品をやっていても、毎回役柄が違うので、その楽しさがあるのですが、役者としての成長という中で、自分の中でチャレンジみたいなものを課していく方が楽しいなと思っています。今回は5か月も1つの作品で紫ノ宮という役を演じさせていただくので、完璧な彼女でいなければいけないというところから、できるだけせりふは間違えないようにしようとチャレンジしています。

 

◆父親役に藤木直人さんが登場されましたが、撮影現場ではどのような方でしたか?

初めて藤木さんとお会いしたのは5話の対峙しているシーン。明墨から「あとは紫ノ宮さんがどう父親と向かい合うか」と言われた後、久々に実家に帰って父とお総菜を食べているところが初めましてだったんです。でも紫ノ宮も父と会っていない時間があるので、そこが初めましてで良かったんじゃないかなと。あまりにもコミュニケーションを取りすぎていたら、出せない空気だったのかなと思います。普段の藤木さんはプライベートなお話をしてくださったり、『オールスター感謝祭』の前はどういうふうにやったらクイズがうまくいくのかなど、お父さんのように「頑張ってね」と言ってくださって。劇中ではちょっとバチバチしてはいますが、普段はとても優しい方です。

 

◆この作品の大きなテーマである“正義”についてはご自身ではどう分析されていますか?

正義って難しい言葉だなと思います。悪でもその中に正義があったり、正義という言葉を掲げてしまえば成立してしまうことも怖さだなと。ある本に書かれていたのですが、正義の正しいという字は、漢数字の一に止まると書いて正しい。だから一度立ち止まることなんだと読んだことがあったんです。それって本当にそうだなと思っていて。いろんな物事に対して問診して、何も考えずに正しいと思って進んでしまうと、本当に誰かを傷つけてしまうことにもなるかもしれないので、一度立ち止まって、他人の人生ではない、自分の人生として、責任をきちんと持って生きていくことが、紫ノ宮というか、私自身の正義だなと感じています。

 

PROFILE

堀田真由

●ほった・まゆ…1998年4月2日生まれ。滋賀県出身。O型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

市原隼人「好きなものを好きと胸を張れる甘利田はすてきだと思います」主演映画「おいしい給食 Road to イカメシ」への思いを語る

主演映画「おいしい給食 Road to イカメシ」が、5月24日(金)に公開を控える市原隼人さん。劇場版3作目の舞台となる北海道・函館での撮影を振り返るとともに、作品や演じる甘利田への思いを語ってもらった。

市原隼人

 

中学教師・甘利田が日々の給食を味わい尽くす「おいしい給食」。連ドラから好評を博し、劇場版は今作で3作目となる。

「僕自身、昔から食べることが好きだったんです。料理も好きですし、おいしいものを作るにはおいしいものを知らなきゃいけないと思い、食べ歩きもよくしています。このような作品に出会えたのも運命なのかもしれないなと。思い入れが強い分、今回もしっかり覚悟を持って臨ませていただきました」

 

給食に関する事だと我を忘れて没頭する甘利田。その姿に、人として憧れている部分もあると話す。

「今の時代、どこか我慢して自分を殺してしまっている気もするんです。でも甘利田はどんなに滑稽な姿を見せても、好きなものを好きと胸を張っていて、そのためなら目上の存在に対しても意見できる。こういう人でありたいと思わせてくれる人物です」

 

最大の見どころは給食のシーン。夢中になった甘利田はコミカルに跳ね回り、期待を裏切らぬその味に派手なガッツポーズで応える。

「給食のシーンは、とにかく甘利田の世界に埋没しています。撮影方法上、事前に動きを構築しておかないといけないので、まずはどういう“喜びの舞”にしようか考えて。今回の映画だったら、ソーラン節みたいな、北海道らしい動きを入れてみよう、とか。いやもう、本気で動き回ってます。あまりにも没頭しすぎて、意識が飛んだ瞬間もありました(笑)。スタッフキャスト全員で、この給食をどう撮ろうか、一丸となって取り組んでいます。いい画が撮れると、歓喜の声が上がって。よい仲間と面白い仕事していると充実感があります」

 

今作の舞台は冬の北海道・函館。撮影は極寒だったが、この地でしか撮れない映像だったと振り返る。

「今までは関東近郊で、真夏の摂氏40度以上の中で撮っていましたが、今回は真逆の世界。風も強く、口が思うように動きませんでした(笑)。函館は、刺身や海鮮、地域の野菜とどれもおいしく、出会う人たちもすてきな、日本の宝のような場所でした。今度はゆっくり、プライベートで訪れたいです」

 

函館での甘利田の目的の1つが、給食のイカメシを味わうこと。その一方で、町長選に給食を利用しようとする等々力(石黒賢)との対決も見どころに。

「今までにない大人同士の掛け合いが繰り広げられ、今作に欠かせない人物になっています。ただ、等々力さんも悪人ではなく、彼なりの正義がある。どんな人でも表裏一体なんだなと思わせてくれるし、見終わった後は気持ちよく余韻に浸っていただける思います。食とは、というテーマが核にはありますが、とにかく笑える、面白い作品になっているのは間違いないので、まずは心の底から楽しんでいただきたいです」

 

PROFILE

市原隼人

●いちはら・はやと…1987年2月6日生まれ。神奈川県出身。A型。近作に『正直不動産2』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、台湾ドラマ『商魂 TRADE WAR』、舞台『中村仲蔵 歌舞伎王国下剋上異聞』など。写真家としても活動中。

 

●photo/田中和子(CAPS)text/小山智久 hair&make/大森裕行(ヴァニテ)styling/小野和美

 

作品情報

「おいしい給食 Road to イカメシ」

5月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

 

監督:綾部真弥

企画・脚本:永森裕二

出演:市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、石黒賢、いとうまい子、六平直政、高畑淳子、小堺一機ほか

 

【STORY】

給食をいかに味わうか──。中学教師の甘利田(市原)は同好の士である生徒の粒来(田澤)と日々闘いを繰り広げていた。そんな中、町長の等々力(石黒)は給食を政治利用しようと画策。一方、甘利田が待ち望んでいた“アレ”が給食に出る日が近づき…。

 

書誌情報

「【公式ファンブック】おいしい給食 うまそげBOOK」

2024年5月21日(火)発売(ワン・パブリッシング刊)

Amazon購入リンク

 

5月24日(金)より全国公開される劇場版第3弾「おいしい給食 Road to イカメシ」を記念した「おいしい給食」初のファンブック。最新作の見どころからこれまでのドラマシリーズや過去劇場作品の名シーンの振り返りまでファン必読の1冊。巻頭インタビューでは、給食愛あふれる甘利田先生から「おいしい給食」に対する熱い想いをお届け。名言を集めた特製シールと特製インスタ映えシートの2大付録付き。
本書発売を記念してスペシャルなプレゼントが当たる「発売記念キャンペーン」を5月31日(金)まで開催中!

 

発売記念キャンペーンページ:https://kids.gakken.co.jp/feature/campaign/oishiikyusyoku/

大島優子が『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』で小芝風花のバディに!「一緒にお芝居できるのが楽しみ」

大島優子が、小芝風花主演の7月期土ドラ9『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(日本テレビ系 毎週土曜 午後9時)に相棒役として出演が決定し、コメントが到着した。

『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』月本真を演じる大島優子(c)日本テレビ

 

本作は、警視庁に実在する部署「身元不明相談室」をモデルにドラマ化した完全オリジナルストーリー。主演を務める小芝風花は、これまで日本テレビ系ではドラマ『美食探偵 明智五郎』『霊媒探偵・城塚翡翠』などに出演してきたが、本作が初めての連続ドラマの主演となる。

 

物語の舞台は、社会問題になりつつある、全国に2万体も存在するどこの誰かも分からない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが役目の「警視庁身元不明人相談室」。

 

地味で誰も行きたがらない警視庁の部署に自ら志願して配属された変わり者・三田桜(小芝)と、10歳上の同期・月本真(大島)は、性格も趣味もまるで正反対。明るく天真らんまんな桜と、クールで冷静沈着な真。顔を合わせればいがみ合ってばかりだが、一人でも多くの身元不明者を家族の元に帰したい思いは一緒。

 

遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマで、事件発生から犯人逮捕までの王道“警察ドラマ”ではなく、身元不明の遺体から始まり、秘められた死者の思いを描く。

 

大島が演じるのは、警視庁身元不明人相談室・捜査官の月本真。桜の10歳年上の同期で、性格も趣味もまるで正反対。一見クールな真だが、心の底では身元不明者を家族の元に帰したいという熱い思いは桜と一緒。桜の相棒(バディ)として、ご遺体に残された手掛かりを頼りに奔走する。そんな真が地味な部署である身元不明人相談室を志望した背景には、ある悲しい過去があった…。大島と荻野哲弘プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

大島優子 コメント

純粋に今回お話をいただけてうれしかったです。これまで警察ドラマにいくつか出演させていただきましたが、今回舞台となる「警視庁身元不明人相談室」は、これまでとは異なる警察ドラマになると感じました。

描かれる状況は苦しい心情になるものもありますが、残されたご家族の元に帰したいという真っすぐな思いがこの作品のテーマになっていて、私が演じる真も桜と同じその強い思いを抱いた人物です。その桜・真の思いを通じて真相が描かれることによって、わずかでも頑張っている人の背中を押すことができたり、明日への活力につながるといいなと思いながら、台本を読ませていただきました。何よりも毎週楽しみに見ていただくのが一番だと思うので、そんなドラマになるように役に挑んでいきたいと思います。

また、ご一緒できるのがうれしい共演者の方々ばかりで、個性豊かな相談室のメンバーとのお芝居は今からどんなシーンになるかとても楽しみです。特にバディを組ませていただく小芝さんが演じる桜は、台本の読み合わせの時からもう桜そのもので、バディとして一緒にお芝居できるのが今からとても楽しみです。

 

プロデューサー:荻野哲弘 コメント

小芝風花さん演じる三田桜と同期入庁の相棒で、出版社の記者から転職した月本真を、いつかご一緒したいと願っていた大島優子さんに演じていただけると決まった時、心底ワクワクしました。亡くなった方の思いに寄り添い感情が先行しがちな桜と、遺された方の心に寄り添う冷静沈着な真を小芝さんと大島さんに演じていただければ、日テレドラマ史に残るすてきなバディ誕生! になると予感したからです。

大島さんが演じる真は、責任感が強い“しっかり者”であると同時に、天然なチャーミングさを併せ持つキャラクターで、先日行われた本読みでは小芝さんとの絶妙な間合いの掛け合い芝居を披露していただき、予感は確信に進化しました。

このドラマのテーマの一つである、人が連帯して誰かの役に立つべく尽力することの尊さを、このお2人なら間違いなく体現してくださると思います。これから社会に出る視聴者の皆さんには、「桜と真のように働きたい!!」と思っていただきたいと願ってやみません。

 

番組情報

土ドラ9『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』
日本テレビ系
2024年7月スタート
毎週土曜 午後9時

<出演>
小芝風花、大島優子

<スタッフ>
脚本:八津弘幸 佐藤友治
音楽:横山克
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:荻野哲弘、鈴木将大、本多繁勝(AX-ON)
演出:菅原伸太郎、大谷太郎 ほか
制作協力:AX-ON、アバンズゲート
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/gohome
番組公式X&Instagram&TikTok:@gohome_ntv

(c)日本テレビ

伊原六花、ヤングタウン初女性単独パーソナリティ就任「まさか自分がここまでおしゃべりな人間だとは思わなくて(苦笑)」

大阪府立登美丘高校在学中に「バブリーダンス」が話題となり、芸能界入りしてからもマルチに活躍の場を広げる伊原六花さん。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』では得意のダンスで視聴者の目をくぎ付けにし、地上波連続ドラマ初主演となる『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系)では復讐に燃えるシングルマザーという難しい役どころを熱演している。そんな勢いに乗りまくる彼女が、『MBSヤングタウン』の金曜日担当に大抜擢されることに。ヤンタン56年の歴史において、女性単独でのパーソナリティは初。本人を直撃し、その意気込みを語ってもらった。

 

伊原六花●いはら・りっか…1999年6月2日生まれ、大阪府出身。大阪府立登美丘高校在籍時、ダンス部の部員として披露した「バブリーダンス」が話題に。2018年に芸能活動を開始。『チア☆ダン』(TBS系)でのドラマ出演を皮切りに、ドラマ・映画『明治東亰恋伽』で初主演を務める。その後もNHK連続テレビ小説『なつぞら』、『どんぶり委員長』(BSテレ東ほか)、『神様のカルテ』(テレビ東京系)、『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』、映画『地獄の花園』、『リゾートバイト』など多数出演。現在、放送中の『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系)では復讐に燃える主人公を熱演し、注目を集めている。InstagramXYouTubeTikTok

 

【伊原六花さん撮り下ろし写真】

スタジオに向かうときからワクワクしています

──現在、『伊原六花のMBSヤングタウン』は3回オンエアされています(※取材日は4月26日)。少しは慣れました?

 

伊原 いや、それが全く慣れておりません(笑)。今日もこれから2週分を収録するのですが、どうなることやら……。とにかく大変なのは時間配分なんですよね。いつも時間が足りなくなり、最後は慌てふためきながら「バイバイ」ってあいさつするだけになってしまうので。

 

──過去の放送は聴かせていただきました。特に初回は、あたふたしている空気感がヒシヒシ伝わってきました(笑)。

 

伊原 番組には「これって私だけ?」というリスナー参加型のコーナーがあるんです。ところが私が本編でしゃべり過ぎるものだから、3回中2回はコーナーが消滅しちゃったんですよ。せっかくメールを送ってくださっているのに、あまりにも申し訳ない。番組が始まる前は「1人だけで1時間もしゃべれるのかな?」と不安だったんですけど、まさか自分がここまでおしゃべりな人間だとは思わなくて(苦笑)。

 

──番組にはアシスタントもいないですよね。相槌やツッコミもない中、1人だけで1時間を持たせるのってかなりのトーク技術が要求されるのでは?

 

伊原 そうそう、そこが一番不安なポイントだったんですよ! YouTubeの収録とかと違って、途中でカットとかもしないですし。1人だけのラジオというのは、私がしゃべり続けないと無音の時間ができてしまうということ。それは完全に放送事故だから、許されないわけです。だけど私って自分でもビックリするくらいオタク気質なところがあったみたいで、好きなことに関しては延々と語ってしまうんですよね。だから番組の収録は、ものすご~く楽しいんですよ。スタジオに向かうときからワクワクしていますし。

 

──確かに楽しそうですよね。好きなものを語っているときの熱量がすごくて。

 

伊原 私、普段はゆっくりしゃべるほうなんですよ。言葉が出てくるまでに時間がかかるタイプと言いますか。だけど好きな話題になると、急に早口になってしまって(笑)。やっぱりそれもオタクの特徴なんでしょうね。「めちゃくちゃテンション高いし」「好きなことだと早口過ぎるw」といったコメントも番組に寄せられますし。

 

──ファンの人も「いつもとは様子が違うぞ」と戸惑っているわけですね。

 

伊原 自分の好きなことを語るという機会は、今までYouTubeでもあったんです。だけど、やっぱりラジオって勝手が違うんですよね。ただ単にオタクが夢中になって話しているだけ(笑)。第3回で漫画を紹介したときも、とりあえず自分が好きな作品を皆さんにも知ってもらいたいという気持ちが強かったんですよ。それであらすじをガーッと説明していったんですけど、読んだことがない人からすると伝わりづらかったかなと。そこは、あとから冷静になって反省しました。まだ番組が始まったばかりということもあって、今は試行錯誤の最中ですね。

 

──『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「○○大好き芸人」シリーズもそうですが、人が好きなことを前のめりで語っている様子は単純に面白いですけどね。そのジャンルについて興味も湧きますし。

 

伊原 そう言っていただけると大変ありがたいです。そもそも『ヤングタウン』の金曜日を担当させていただくことになったとき、番組のスタッフさんと内容を詰めていく中で「毎回、好きなことを語っていくスタイルにしてみよう」という話に自然となったんですね。それは私がわりと突き詰めるタイプであることに加えて、好きなジャンルの幅が広いということも大きかったんですけど。

 

純粋に楽曲も素敵だけど、その裏にあるドラマ性みたいな部分にも惹かれる

──それは元来の性分なんですか?

 

伊原 おそらくそうでしょうね。音楽とかも、「流行っているから好き」という感覚があまりないんですよ。時代とかも全然関係なくて、パッと耳にしたときにときめくものを集めていったらジャンルレスになっていった感じなんです。たとえばカーペンターズの歌詞にグッと来るとするじゃないですか。そこでカーペンターズのドキュメンタリー映画を観てみたら、今度はそこに登場する別のアーティストが気になり始めたり……。

 

──素晴らしい! YouTubeの関連動画みたいに広がっていくイメージですか。

 

伊原 そうですね。たとえば私も出演させていただいた『ブギウギ』は音楽の話。そこに出てくる作曲家・羽鳥善一(草彅剛)のモデルは有名な服部良一先生ですよね。その服部先生が影響を受けたのがレナード・バーンスタインさんで、『ウエスト・サイド・ストーリー』を作曲した方なんです。私はミュージカルをずっとやっていたから、その2人が繋がることに興奮を覚えたんですよ。純粋に楽曲も素敵だけど、その裏にあるドラマ性みたいな部分にも惹かれちゃって。

 

──DJ体質というか、研究者タイプというか、とにかく調べないと気が済まない感じなんですかね。

 

伊原 それは間違いないです。ネットショッピングするときも、めちゃくちゃ下調べするくらいなので(笑)。あと私、ほかの人がハマっているものを聞くのも好きなんですよ。そこで感化されてハマったものもたくさんありますね。クラシックとかジャズを聴くようになったのも完全に周りからの影響。その世界の奥深さを知ると、「うわっ! 今までの人生、めちゃくちゃ損していたかもしれないな」とか思うんです。自分の趣味を押し付けるような感じにはしたくないけど、もし私が語ることで誰かの日々が少しでも鮮やかになるなら、ラジオでやる意味はあると思うんですよね。ですから今は一方的に自分が好きなことをしゃべっているだけだけど、ゆくゆくはリスナーさんに私が知らない世界のことを熱弁してもらえたらなとも考えておりまして。

 

──番組は1回目が自己紹介的な内容。2回目が舞台、3回目が漫画をテーマにしていました。

 

伊原 とりあえず4回目は昔の歌謡曲、5回目はサツマイモを扱うことになっています。

 

──サツマイモ? それだけで1時間もトークできるんですか?

 

伊原 いやいや! 今、サツマイモって本当に大ブームになっているんですよ! サツマイモ専門店も新たにどんどん作られているし、お土産やギフトにピッタリな高級感溢れるサツマイモ天ぷらのお店もあります。サツマイモフェスを開催すると、入場規制がかかるほどですから。昔から女性はサツマイモ好きな人が多かったと思うんですけど、それにしたって今の勢いは驚きますよ。

 

──そうなんですね。勉強になります。

 

伊原 それと、お芋って食のジャンルとしても深みがあるんですよね。蒸かす芋もあれば、焼き芋もあるし、大学芋だってある。品種によって味も全然違うし、調理法でカロリーも変わってきます。自慢する気はないですけど、私はサツマイモがブームになる前からずっと追っていましたから。「ようやく時代が私に追いついたか」という気持ちも若干ありますね(笑)。

 

──やはり自分の得意ジャンルとなると、すさまじい熱量で語りますね(笑)。5回目以降の構想もあるのでしょうか?

 

伊原 エキゾチックアニマルってご存知ですかね。トカゲとかモモンガとか、ペットとしてはメジャーじゃない動物を私は飼っているんですよ。あとは花とか植物も大好きで、家をジャングルみたいにデコレーションしたいというのが夢としてありまして。花言葉とかも調べると本当に面白いものが多いから、そうした魅力も伝えていきたい! あとは当然ダンスにも触れていきたいですし、ボディメイクとかヘルスケアとかも興味津々。語れるネタは尽きない感じはありますね。2回目にやった舞台の話なんて、自分の中では全くの消化不足でしたし。

 

──舞台の回は相当に濃厚な内容でしたけど、伊原さんの中では言いたいことの何%くらい話せたんですか?

 

伊原 50%くらいでしょうね。しかもあの収録のあとでも何本か観劇しているから、それについても語りたい気持ちがありますし。漫画の回に至っては、あれだけ熱弁しても10%に満たないかもしれない(笑)。だって世の中には素晴らしい漫画作品が山のようにあるわけじゃないですか。今すぐにでも漫画編のパート2、パート3をやりたいですし、漫画好きの方をゲストにお呼びするのもいいですよね。

 

私の両親もヤンタンで育ったようなところがあり、めちゃくちゃ喜んでくれた

──以前も伊原さんは自分のラジオ番組(『センチュリー21 presents 伊原六花とブカツ☆ダンス』/TBS系)を持っていましたよね。そのときと今回の違いは、いかがですか?

 

伊原 前回の番組が始まったのって、高校を卒業してすぐのタイミングだったんですよ。私自身が高校のダンス部で注目していただいたということもあって、放送の内容も学校の悩みを相談したり、部活について意見を交換したり、若い人たちに寄り添ったテイストだったんです。私自身も少し前まで高校生だったわけだから、学生リスナーの悩みというのは共感できる部分が多くて。だから、わりと素の状態でやっていた感覚がありますね。あの頃は駆け出しで怖いもの知らずだった面もあるし、今回のほうがブルブル震える感じは強いと思う。

 

──緊張感という意味では、「ヤンタン56年の歴史において、女性単独でのパーソナリティは初」という事実もプレッシャーになっているのでは?

 

伊原 もちろんです。伝統がある番組ということに加えて、金曜日のこの枠はアリスさんが長いこと担当されてきたわけですからね。その状態に慣れている多くの方は「なんだ、この小娘は?」って感じるはずなんですよ。ただアリスさんの魅力や持ち味を私が出そうと思っても、それは絶対に無理な話ですから。違う部分で勝負するしかないなというのは最初から考えていました。それにしても56年の歴史ってすごいことですよね。私の両親も学生時代からヤンタンで育ったようなところがあって、私がパーソナリティに決まったときはめちゃくちゃ喜んでくれたんですよ。

 

──前任のアリスだけでなく、他の曜日のパーソナリティも意識はしない?

 

伊原 魅力が全然違うから、真似できないですよね。抜群にテンポがいいAマッソさん、音楽のことを深掘りできるオーイシマサヨシさん、グループでの出来事を楽しく語れるAぇ! Groupさん、ただでさえトークの達人なのに豪華ゲストが毎週登場する明石家さんまさん……。同じ方向で私1人が立ち向かっても、敵うわけないですから。結局、別方向で行くしかないんですよ。

 

リスナーの皆さんと一緒に盛り上げていきたい

──そうした猛者たちが群雄割拠する中、ラジオパーソナリティとしてのご自身の武器はどのへんにあるとお考えですか?

 

伊原 番組のプロデューサーさんからは、私の好奇心旺盛なところを褒めていただきました。たしかに食わず嫌いみたいなことはあまりなくて、とりあえず見てみよう、知ってみよう、触れてみようという姿勢は昔から変わらないんですよ。私はまだ24歳だから知らないこともいっぱいありますし、世代を問わずリスナーの方と一緒に世界を広げていけたらいいなと考えています。

 

──伊原さん自身は、普段の生活の中でラジオを聴く機会もあるんですか?

 

伊原 好きですよ、ラジオは。特に芸人さんの番組をよく聴いてきましたね。ハライチさん、オードリーさん、霜降り明星さん……。やっぱり会話のテンポが素晴らしいし、内容的にもテレビやYouTubeとは違う魅力が出ていますよね。

単純に芸人さんたちをリスペクトしているから。いろんなバラエティでご一緒させていただくと、ずっと笑いを取り続けるすごさに圧倒されることばかりだったんです。本当に感動しますよ。同じレベルで笑わせることなんて絶対できない。私は私にできることをやるしなかいなって改めて思うんですよね。

 

──今のラジオはリスナーからメールでのリアクションに加えて、SNSとの連動も盛んになっています。

 

伊原 そこはすごくリスナーさんに助けられていますね。「また早口になってるw」とかツッコミが入ると、自分1人で戦っているんじゃないんだってうれしくなるんです。「それ私も好きですよ」といったコメントがあると、なんだかそのリスナーさんと会話できているような感覚になりますし。聴いてくれている方とのコミュニケーションは自分としても力を入れたいポイントなので、もっと番組の中で発展させていきたいです。

 

──まだ始まったばかりの番組です。今後、どういう方向で盛り上げていきたいですか?

 

伊原 正直、今はまだ探り探りのところもあるんですよね。職業柄、いろんな方と共演させていたくことも多いので、今後はゲストも呼べたらいいなと考えています。番組も続けることで成長させられると思うんですよ。そこは私1人の力だけでは無理なので、繰り返しになりますがリスナーの皆さんと一緒に盛り上げていきたいなと考えています。ぜひ聴いてみてください!

 

MBSヤングタウン

MBSラジオ 毎週(月)~(日)午後10・00~11・30

公式HP https://www.mbs1179.com/yantan/

 

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/小野田衛

蒔田彩珠「由茉には共感というより、尊敬の気持ちの方が強いです」映画『ハピネス』

嶽本野ばら氏の同名小説を映画化したラブストーリー『ハピネス』が5月17日(金)より公開。本作で、余命1週間と告げられた高校2年生のヒロイン・由茉を演じる蒔田彩珠さんが本作の魅力や役づくり、劇中で印象的なロリータファッションへの挑戦などについて語ってくれました。

 

蒔田彩珠●まきた・あじゅ…2002年8月7日生まれ。神奈川県出身。是枝裕和監督が手掛けたドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(2012)に出演。その後も映画『海よりもまだ深く』(2016)、『三度目の殺人』(2017)、『万引き家族』(2018)、Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」(2023)と是枝作品の常連として存在感を放つ。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018)で、第33回高崎映画祭 最優秀新人女優賞、第43回報知映画賞 新人賞を受賞。2020年の『朝が来る』では、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の賞を受賞。近年の出演作は、Netflix映画『クレイジークルーズ』(2023)やNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2024)など。Instagram

 

【蒔田彩珠さん撮り下ろし写真】

ロリータファッションをすることで由茉の気持ちが理解できました

──最初に、原作や脚本を読まれたときの感想を教えてください。

 

蒔田 恋愛映画自体がほぼ初めてでしたし、由茉は自分がこれまでやってこなかった役柄だなと思いました。言葉遣いや言葉の選び方がとても女の子らしく、かわいらしい役柄なので、それを自分が演じているところがあまり想像できなかったんです。そのため、不安な部分もあったのですが、雪夫役が窪塚(愛流)さんだということを聞いて、安心というか、楽しみになりました。脚本を読みながら、窪塚さんが演じる雪夫がすごく想像ができたので。

 

──南沙良さんとW主演された『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』以来の主演映画になりました。

 

蒔田 今回も窪塚さんとのW主演なので、そこまで不安はなく、窪塚さんと一緒に頑張れたらいいなって思っていました。そこで脚本を読んだとき、由茉には雪夫にはない強さや優しさがあって、幸夫には由茉にはない包容力を強く感じたんです。だから、役を演じるうえでも、そんなお互いに長けている部分で支え合う、寄り添い合うことを意識しようと思いました。

 

──由茉はロリータファッションに憧れているという設定です。

 

蒔田 その設定も、私の中ではかなり挑戦的でしたが、最初に衣装を着て撮影したときは、「見た目から役に入り込むことができた」という気持ちになりました。今回初めて着たのですが、由茉が一番好きなもの、キラキラ輝いて見えるものなので、ロリータファッションに身を包むことで由茉が幸せな気持ちになるのが、とても理解できました。

 

頻繁にコミュニケーションを取らなくても、役同士で通じ合える

──原作では「彼女」表記だった役柄が、今回の映画化に伴い、「由茉」という名前が付きました。演じるうえでの心境の変化はありましたか?

 

蒔田 「由茉」という名は、原作者の嶽本野ばら先生が付けてくださったのですが、役名は付いても、雪夫とお互い名前で呼び合うことはないんです。だから、それによって、お芝居が大きく変わるとかはなかったです。ただ、雪夫が「由茉!」と叫ぶシーンがあるのですが、そこだけ一瞬、無音になるんです。完成した映画を見たとき、そこの演出に鳥肌が立ちました。

 

──そのほか、役作りにおいて意識されたことは?

 

蒔田 雪夫に向ける表情と家族に向ける表情は、微妙に差をつけて演じました。家族の前の方が、ちょっと強め、逆に雪夫の前では甘えているというか、少しわがままを言える関係性を出そうと思いました。そういう意味では、雪夫は由茉を包み込んでくれる相手なのかなと思います。もし、私が病気になったときは、由茉のように強く優しくいられないと思ったので、由茉には共感というより、尊敬の気持ちの方が強いです。

 

──雪夫役の窪塚さんとの関係性は、どのようにして作られたのですか?

 

蒔田 窪塚さんはとても真面目な方で、近くで見ていても、ずっと雪夫という役に集中されていたと思います。そうやって、真っすぐ役に向き合いつつ、由茉に対しても、真っすぐ愛情を向けてくださっていたので、頻繁にコミュニケーションを取らなくても、何となく役同士で通じ合える気がしました。長いシーンや難しいシーンに関しても、篠原哲雄監督と3人で、「どのようにしたらいいか?」ということを話し合いながら作っていきました。

 

大阪ロケでは、たこ焼き三昧

──篠原監督の印象に残っている演出は?

 

蒔田 自分の病気を説明するシーンや発作が起きた後のシーンでは、どうしても沈んだ空気になってしまいがちなので、「なるべく雪夫が明るくいられるよう、由茉が明るく振る舞ってほしい」ということは、篠原監督から何度も言われました。なので、逆に由茉が雪夫を元気づける感じになれたかなと思います。

 

──大阪ロケでの印象的なエピソードを教えてください。

 

蒔田 道頓堀でのシーンではロリータファッションで撮影していたので、本当に多くの方から注目されていました。そのため、ちょっと緊張していたのですが、窪塚さんも背が高いので、さらに目立つんですよ(笑)。あと、たこ焼きを食べるシーンを撮って、ほかのシーンを撮り終えた後、みんなで閉店ギリギリの別のたこ焼き屋さんに行って、ホテルに持ち帰ったぐらい、たこ焼き三昧でした(笑)。

 

──もし、蒔田さんが由茉のように、あと7日間しか生きられないと分かったら、どんなことをしたいですか?

 

蒔田 私も由茉と同じで、好きな人と好きなところに行って、好きなものをたくさん食べると思いますね。お寿司が好きなので、お寿司のおいしいところに行きたいです。好きな人といえば、やっぱり家族や友だちは外せないので、みんな引き連れて行って、みんなと思い出を共有したいです。

 

ぜんぜんケンカしないペットたち

──Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」も話題の蒔田さんですが、周囲の反応はいかがでしたか?

 

蒔田 いろんな方から連絡があって、もうすごいです! 皆さんから「そんなに動けるんだ!」って言われました(笑)。撮影に入る4か月前ぐらいから、皆さんとアクション練習していたのですが、自分のアクションがどんなふうに映っているのか不安もありましたけれど、結果よかったですね。

 

──蒔田さんのこだわり、他人に負けないと思えることを教えてください。

 

蒔田 今、実家で犬と猫とフェレットを飼っているんですが、動物へのこだわりもありますし、性格がよくて、優しいいい子しか飼っていないので、ペットを選ぶ能力はすごいんじゃないかと思いますね。ウチは代々、犬派の家庭だったのですが、私の決断で初めて猫を飼ったんです。その後にフェレットが入っても全然けんかをしない。本当にいい子たちで、みんな仲よく過ごしています。

 

──現場に必ず持っていくモノやアイテムについて教えてください。

 

蒔田 セリフを覚えるとき、撮影日の前々々日ぐらいに、当日撮るシーンのセリフを必ずメモ帳に書き出すのですが、そのメモ帳は必ず持っていきます。それで台本がなくても、すぐにセリフが出てくるようにするんです。あと、緑茶を飲むと落ち着くので、お水より緑茶を飲むことが多いです。コンビニで売っているものなら、利き緑茶もできますね(笑)。

 

──ちなみに、最近ハマっていることは?

 

蒔田 冬から春にかけては、ペットを膝に置いて、編み物ばかりしていました。コロナ禍で何もすることがなかったときに、手芸が得意な母に教えてもらったことで、一気にハマったんです。とても集中してやっているので、イヤーマフなら5時間ぐらいで編めますし、たまにドラマの現場にも毛糸と編み棒を持っていって、控室でずっと編んでいます。

 

 

(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

ハピネス

5月17日(金)より全国公開

【映画「ハピネス」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督/篠原哲雄
原作/嶽本野ばら「ハピネス」(小学館文庫刊)
脚本/川﨑いづみ
出演/窪塚愛流、蒔田彩珠、橋本愛、山崎まさよし、吉田羊

(STORY)
高校の美術室で出会い、恋に落ちた雪夫(窪塚愛流)と由茉(蒔田彩珠)。幸せな日々を過ごしていたある日、雪夫は由茉から突然、彼女の余命があと1週間しかないことを告げられる。心臓に病気を抱える由茉は、すでに自分の運命を受け止めており、残された人生を精いっぱい生きようと決めていた。憧れていたファッションに挑戦し、大好きなカレーを食べに行き、そして何よりも残り少ない日々を雪夫と一緒に過ごしたいと話す由茉に、雪夫は動揺しながらも寄り添うことを決意する。

公式HP:https://happiness-movie.jp/

 

(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/山口恵理子 スタイリスト/小蔵昌子

生田絵梨花が地上波連ドラ初主演!“人間らしさ全開”の高校教師役「一緒にめげずに乗り越えていけたら」脚本・演出は宅間孝行『素晴らしき哉、先生!』

今夏スタートの日10ドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系 毎週日曜 午後10時~)にて、生田絵梨花が主演を務めることが決定。生田、脚本・演出の宅間孝行よりコメントが到着した。

 

生田絵梨花が地上波連続ドラマ主演に初挑戦する今作は、理不尽な教育現場が舞台。生田は生徒や保護者、同僚など、あらゆる人間関係の板挟みになる中、辞め時を探しながらもなんだかんだ生徒のために奮闘していく、2年目の高校教師を演じる。

 

主人公・笹岡りお(生田)は、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだZ世代の高校教師。しかし、その過酷さは想像を絶し、2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている。「自由」を拡大解釈し奔放に振る舞う生徒たち、学校に過度な期待を寄せる保護者や近隣住民、トラブル処理を若手に押し付けてくる年配教師…。

 

りおはそんな毎日の愚痴をSNSの裏アカウントに吐き出したり、優しい彼氏に聞いてもらったり、「先生だって人間だ!」と適度に発散しながら持ち前の元気と明るさでどうにかバランスを保っている。

 

しかし、その我慢もとうとう限界に到達。辞職を決意するが、同じタイミングでクラス担任に急きょ欠員が発生し、穴埋めのお鉢が、なぜかりおに回ってきてしまう。初めての担任で3年生を任されることとなったりおの教師生活は、さらなるいばらの道に突入。果たして、りおの運命は…。

 

生田、脚本・演出の宅間のコメントは下記に掲載。

 

生田絵梨花 コメント

『素晴らしき哉、先生!』生田絵梨花 (c)ABC

◆今作が地上波連続ドラマ初主演となります、意気込みを教えてください。

今回初主演を託していただき、とてもうれしく感じています。先生という役どころにも緊張しますし、初めての大役を務め切れるだろうかと不安も大きいですが、私が演じる新米教師のりおも、過酷な教育現場に挫折寸前という状態から物語が始まるので、りおと手を組んで、走るも立ち止まるも転ぶも一緒にめげずに乗り越えていけたらと思います。

 

◆主人公・りおは愚痴も吐けば大泣きも大笑いもする人間らしさ全開で、教師という仕事に向き合っています。今までの生田さんの印象とは異なるキャラクターですが、どういったところをイメージして演じたいですか?

りおは感情の振り幅が大きく、良いところも悪いところも真っ向から食らって放出していく印象があります。なので自分もこれは相当赤裸々に臨まねばならないなと、撮影前の今はちょっと身構えています。ですが、一人で頭の中でどうにかできるものでもないと思うので、共演者の皆さまと接する中で生まれるものや反応を大事にしながら、りおという人物を探っていきたいです。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

このドラマは先生の話ですが、生徒たちと過ごす学校の時間だけではなく、家族やパートナーとの私生活の部分も描かれます。

一人の人間としての未熟さや愚かさを抱えながらも、先生として奮闘していくりおの姿に、視聴者の皆さんが少しでも前を向けたり、共感してもらえたらうれしいなと思います。

とにかく必死に汗をかきまくる夏になると思いますが、この作品を終えた時、「素晴らしき哉、先生!」と腹の底から言えるように、言っていただけるように、全力で頑張ります!

 

脚本・演出 宅間孝行 コメント

宅間孝行

先生のなり手がいない! という窮状に、教育現場ではSNS上に“#教師のバトン”を付けて「教師の素晴らしさ」を投稿してくれ! と、現役教師に呼び掛けたところ、「教師がいかに大変か」という愚痴祭りで炎上というROCKなエピソードが物語の原点です。そこをきっかけに調べると、現代における教育現場の実情や普段見えていない先生の実像が、何とも演歌チックに浮かび上がってきて、何なら、若いZ世代がその下のα世代の人生の道しるべとなるというFUNKな現実を知るにつけ、先生たちの応援歌を作りたい! という衝動に駆られました。

物語は、若手のひよっ子ヘナチョコ教師と令和の今に生きる高校生たちを中心に、そこに関わる人たちの人生の悲喜こもごもを描いた王道ポップスな青春群像劇です。

俳優陣は、生田絵梨花さんを筆頭に、明日の日本を背負うPUNKでフレッシュな若手たちが盛りだくさん、そして粋でJAZZYな大人俳優たちがこれでもかと集結してくれました。

日本の民放ドラマは遅れている、何なら終わってるなどとちまたではハードコアに嘆かれて久しいですが、そんな中、私としては久しぶりに民放連ドラの執筆、そして監督を務めます。ドラマ好きな方はもちろん、辛口の方、めったに見ない方にも、納得いくこだわりの作品をお届けするつもりです。日曜の夜に笑顔になれて、ちょっぴりグッとくるSOULな人間ドラマ『素晴らしき哉、先生!』どうぞご期待ください。

 

番組情報

『素晴らしき哉、先生!』
ABCテレビ・テレビ朝日系
2024年夏スタート
毎週日曜 午後10時~
※放送終了後、TVerで見逃し配信あり

出演:生田絵梨花
脚本・演出:宅間孝行
制作協力:エー・ビー・シーリブラ
制作著作:ABCテレビ

公式HP:https://www.asahi.co.jp/subakana_sensei/
公式X:@subakana_sensei
公式Instagram:@subakana_sensei
公式TikTok:@subakana_sensei
公式LINEアカウント:@abc_drama

ディレクターを「下の名前で呼ぶ」森香澄に峯岸みなみ猛ツッコミ!大島麻衣はCD配りの意外な活用法を明かす『貴女のそばの妖怪ちゃん』

森田哲矢(さらば青春の光)、みなみかわ、森香澄がMCを務める『貴女のそばの妖怪ちゃん』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 毎週水曜 深夜2時54分〜3時04分)が、5月15日に放送。峯岸みなみ、大島麻衣、西山茉希、紺野ぶるまの「芸能界のうるさ方」4人をゲストに迎え、芸能界、男女の出会いの場、SNSで出会う「ムムム!」な妖怪ちゃんの目撃情報を発表していった。

 

須田亜香里が撮影スタッフの名前をしっかり覚えて名前を呼ぶさまを、妖怪「名札集め」と例えた峯岸みなみ。「自分はできない」と脱帽するも「必要以上じゃない?」と思わず嫉妬してしまうと告白し、スタジオを盛り上げる。これには森田哲矢、みなみかわも「一回会っただけで俺のこと好きなんや、と思ってしまう」と、須田の「名前呼び」を賞賛。

 

また森田は、坂下千里子も「名前呼びをやる」とデビュー当時から決めており、「それで私は今仕事がある」と語ったエピソードを披露。先輩芸能人の決意にスタジオメンバーは感嘆した。

 

元テレビ東京アナウンサーで昨年3月末に同社を退社した森香澄は「ちょっとやってる」ことを告白。ロケで仲良くなったディレクターを「ユウタ!」というように、下の名前で呼ぶという。これには峯岸は「妖怪だ!」と猛ツッコミ。森は「友達ノリであざとくいかない」と弁明するも、女性陣は「ハイタッチするってこと?」など猛反発。スタジオは大盛り上がりとなった。

 

モデルでタレントの西山茉希は、楽屋あいさつでCDを配るアーティストに対し「あのCDどうしてます?」と疑問をぶつける。「もらったCD開けたことない」とぶっちゃけ告白する森田に対し、大島麻衣が「CDには連絡先が入れられる」と禁断の目的を暴露。同じAKB48でアイドル活動していた峯岸は「そんなことしてたの?」と驚がくする。

『貴女のそばの妖怪ちゃん』(c)テレビ朝日

 

大島は「私は入れたことはない」とするも、実際にある男性アーティストからもらったCDに連絡先が入っていたことを告白。これには森田も「事務所の(もらった)CDを全部確認する」と決意。スタジオは笑いに包まれた。

 

紺野ぶるまがよく目撃する「妖怪」は、VTRを見る番組で「まるで一本の映画を見たような気持ちになります」と感想コメントするアイドル。このテンプレコメントでお茶をにごす「妖怪 常套句(じょうとうく)」は数多く目撃されているようで、スタジオメンバーは思わず苦笑い。

 

峯岸に至っては「私言ったことあります」と自らも「妖怪」であることを告白。万能すぎるテンプレコメントの使用を「許していただけませんか」と紺野にお願いする展開となった。

『貴女のそばの妖怪ちゃん』(c)テレビ朝日

 

痛みを受け流す武術「システマ」を使いこなす芸人みなみかわは、空気を読まず「本気で痛がらせにくる」役者、アイドルを「妖怪 システマ潰し」と命名。痛みを受け流している途中でさらに攻撃してこようとする行動に「邪魔!」と激怒する。

 

これまでで一番痛くしてきたのは「あのちゃん」であり、とがった靴で「太ももを刺してきた」という。爪先が大腿骨にコツンと当たるほどの打撃を受け悶絶するみなみかわだったが、あのちゃんを見るとなぜか「カメラに向かってキメ顔」をしており、その謎の行動にスタジオは爆笑に包まれた。

 

番組情報

『貴女のそばの妖怪ちゃん』
テレビ朝日系(一部地域を除く)
毎週水曜 深夜2時54分〜3時04分
※5月15日放送回はTVerで見逃し配信中

MC:森田哲矢(さらば青春の光)、みなみかわ、森香澄
ゲスト:大島麻衣、紺野ぶるま、西山茉希、峯岸みなみ

(c)テレビ朝日

「町中華で飲ろうぜ」新レギュラーの清田みくりが、初めての食レポで試行錯誤した経緯を語り尽くす

現在公開中の山下敦弘監督の最新作『水深ゼロメートルから』でメインキャストを務めるなど、映画、ドラマを中心に活躍する俳優の清田みくりさん。今年4月から「町中華で飲ろうぜ」にレギュラー出演している彼女だが、それまでバラエティ経験すら皆無だったという。初めての食レポに試行錯誤した顛末や、山下敦弘作品への思い、今ハマっていることなどを語ってもらった。

 

清田みくり●きよた・みくり…2002年8月20日生まれ。和歌山県出身。2019年、俳優デビュー。主なドラマ出演作に「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019/NHK)、「さくらの親子丼2」(2019/フジテレビ系)、「顔だけ先生」(2021/フジテレビ系)、「First Love 初恋」(2022/Netflix)、「クールドジ男子」(2023/テレビ東京系)、「だが、情熱はある」(2023/日本テレビ系)、「Sugar Sugar Honey」(2024/MX)。主な映画出演作に『殺さない彼と死なない彼女』(2019)、『チア男子!!』(2019)、『愛唄 ―約束のナクヒト―』(2019)、『胸が鳴るのは君のせい』(2021)、『野球部に花束を』(2022)、『モダンかアナーキー』(2023)などがある。公式HPInstagram

【清田みくりさん撮り下ろし写真】

 

初めての「町中華で飲ろうぜ」ロケは店主の笑顔で緊張がほぐれた

──今年4月8日の放送回から「町中華で飲ろうぜ」(BS-TBS)にレギュラー出演していますが、どういう経緯で決まったのでしょうか。

 

清田 新メンバーオーディションに参加させていただき、面談とカメラテストを受け、選んでいただきました。

 

──カメラテストは「町中華で飲ろうぜ」を想定したものでしたか?

 

清田 そうです。実際に町中華のお店に行って、瓶ビールを飲んで、料理を食べて。それまでバラエティへの出演経験がなかったので、ハードルが高かったです。

 

──初めての「町中華で飲ろうぜ」ロケはいかがでしたか。

 

清田 神楽坂のお店を2軒回りました。カメラテストのときは1軒で、お料理も1品だったんですが、実際のロケはお料理が各お店で3品ずつ。だからボリュームがすごかったです。お酒も瓶ビールだけじゃなくて、他のお酒も飲みました。

 

──計6品の料理を食べるのは、なかなかの量ですね。「町中華で飲ろうぜ」はオープニングでカメラに語りかけますが、うまくできましたか。

 

清田 役者のお仕事で、正面からカメラを見ることってほぼないので、どのぐらい見たらいいのか難しくて……。お店まで移動するときも、後ろからカメラが付いてくるんですが、振り向き過ぎるのもどうかなとか、いろいろ悩みました。ただ撮る直前に、「本当に緊張してます」というお話をスタッフさんにしたら、「大丈夫。自由にやっていいんだよ」と仰ってくださったので、かなり気持ちが楽になりました。

 

──最初は緊張しているのも視聴者にとっては新鮮ですからね。

 

清田 “初々しさ”が大切ですよね(笑)。

 

──あんまり自分では言わないですけどね(笑)。店主の方との会話はいかがでしたか。

 

清田 1軒目の「宝龍」さんは、初めましてだし、お邪魔させてもらっている身だし、お客さんもいらっしゃったので遠慮がちでした。私が緊張していたのもあって硬さもあったんですが、お話ししているうちに店主の方が笑顔になってくださって。すると私もほぐれてきて、楽しくお話しできました。2軒目の「上海ピーマン」さんはアルコールが入っていたのもあって、1軒目の楽しい気持ちのまま行けたので、最初からリラックスしてお話しできました。

 

レギュラーが決まった瞬間から心の中で食レポをしている

──ロケに臨むにあたって、食べ方や飲み方の練習はしましたか。

 

清田 カメラに向けての食べ方、飲み方は研究しましたし、食レポの練習もしました。というのもカメラテストをしたときに、食べても「おいしい」しか言えなくて。このままでは駄目だと思って。「レギュラーが決まりました」という電話をマネージャーさんからいただいた瞬間から、食事のときは「これはどういう味なんだ」と自問自答しつつ、ずっと心の中で食レポしています(笑)。

 

──例えば「おいしい」以外にどういう表現があるんですか。

 

清田 エビの場合は「ぷりぷりです」とか、熱々の料理を目の前にしたときに「湯気がすごいです」とか(笑)。

 

──食レポの参考にした方はいます?

 

清田 やっぱり「町中華で飲ろうぜ」の先輩方で、高田秋さんと、同じ事務所の坂ノ上茜さんです。お二人とも5年間やってらっしゃっただけあって、とても上手なので勉強になりますが、真似っこにならないように意識しています。

 

──本番はシミュレーション通りにできましたか。

 

清田 食レポの部分は拙いですけど、カメラテストのときよりは成長したんじゃないかと思います。ただ、お店の人とどういうふうに話すとか、カメラに向けてお料理を見せるとかまで頭が回らなくて、想定外のこともあったので焦りました。

 

──スタッフさんから指示はなかったんですか。

 

清田 基本的に自由にやらせてもらって、例えば「料理の断面を見せてほしい」というときは指示していただきました。そこで、このタイミングで見せるんだと学びましたし、質問内容も足りないところは一緒に考えてくださいました。食レポも練習したはいいけど、食材や調味料などが分からなくてコメントに迷っていたら、「お店の人に聞いてみたらどう?」と助け舟を出してくれました。反省点もありましたが、次に活かせることもたくさんありました。

 

──もともとお酒は飲むほうなんですか。

 

清田 たしなむ程度ですけど、母が強いので、よくおうちで一緒に飲んでいます。ただビールを飲めるようになったのが半年前で21歳になってからなので、レギュラーが決まってから、お酒を飲むときはビールにして、ぐいっと飲む練習をしています。瓶ビールを飲んだのもロケが初めての経験で、あの町中華っぽいコップに注ぐのが新鮮でした。

 

──ビール以外だと、どういうお酒を飲むんですか。

 

清田 普段はハイボールを飲むことが多いですね。

 

山下敦弘監督の作品に出演するのが大きな目標だった

──現在公開中の映画『水深ゼロメートルから』でメインキャストを務めていますが、出演が決まる前から山下敦弘監督の作品を観たことはありましたか?

 

清田 大好きでした。初めて観たのは『リンダ リンダ リンダ』(2005)で、ちょうど主人公たちと同じ高校時代に出会いました。きっかけはお芝居のレッスンで、そのときの先生に「山下監督の作品に出るような女優さんを目指しなさい」と言われたことがあって。それで観てみたら、登場人物たちがそれぞれの理由で葛藤を抱えていて、良い意味で“濁り”があって、そこに惹きつけられました。

 

──そのほかに山下監督の映画で好きな作品を一作挙げるとしたら何でしょうか。

 

清田 『もらとりあむタマ子』(2013)です。主演の前田敦子さんが、大学を卒業したけど無職で実家も出ない、ふてくされた23歳の女の子を演じているんですが、「こういう時期は自分にもあったな」と、その姿が自分に重なって心が痛くなりました。山下監督の作品はどれも人間味が強くて面白いです。

 

──目標だった山下監督の作品に出演することができて、緊張もしたのではないでしょうか。

 

清田 かなり緊張しましたけど、オーディションで初めてお会いしたときから山下監督は親戚のおじさんみたいな親近感があって。最初からリラックスして接することができました。

 

──本作は2021年に上演された舞台の映画化ですが、初めて映画版の台本を読んだときの印象はいかがでしたか。

 

清田 会話劇で、5人の女子高生が出てきますが、みんなの言っていることに共感できて。ある意味、脳内会議のようだなと。それぞれ違う方向に悩んでいるから、人によってはごちゃついた印象を受けるかもしれないけど、でも頭の中ってこういう感じだよねって思いました。

 

──清田さんが演じた水泳部のチヅルと共通する部分や、共感するところはありましたか。

 

清田 真っすぐな女の子で負けず嫌い。だからこそ水泳で勝てないことに憤りを感じているというところに共感しました。私はチヅルほど感情を表に出さないので、かわいいものですが(笑)。あと他人と意見がすれ違ったときに、あまり我を通さず、自分が折れようみたいなところも共通点です。

 

──現場の雰囲気はいかがでしたか。

 

清田 ココロ(濵尾咲綺)、ミク(仲吉玲亜)、ユイ(花岡すみれ)の3人は舞台から引き続いての出演なので本読みのときから仲が良くて、そこに一人で入っていくからどうしようと思ったんですが、濱尾咲綺さんとは一度CMで共演したことがあって。それにも助けられて、自然と輪に入ることができました。みんな明るい性格ですし、同世代というのもあって距離感が近くて、ずっとしゃべっていましたね。10日間にわたって栃木県の足利で撮影して、みんなで同じホテルに宿泊したんですが、一つの部屋に集まったり、一緒にお風呂に入ったりと修学旅行のような楽しさがありました。

 

夏までに綺麗になりたいから朝食をプロテインに置き換えました

──最後に今ハマっていることを教えていただけますか。

 

清田 プロテインです! 一か月前から飲み始めたんですが、きっかけは夏までに体を引き締めようと思ったんです。肌の露出が増えるので。夏までに綺麗になりたいという目標を立てて、とりあえず朝食をプロテインに置き換えることにしました。タンパク質を摂ると筋肉が落ちにくくなるし、鍛えやすくなりますからね。

 

──筋トレなどはしているんですか?

 

清田 筋トレは……してないです(笑)。1回チャレンジしたんですが、腕立て伏せが3回しかできなくて。そこで筋トレは諦めました。ただプロテインを飲み始めてからは、なるべく徒歩で移動するようになりましたし、8年間使っていた自転車を新しく買い替えて、距離があるときはチャリで移動するようにしています。ちょっとずつ体を動かすことが楽しくなってきました。今までスポーツらしいことって小学生のときにバトミントンをやっていたぐらいなので、それ以来ですね。

──プロテインで好きな味はあるんですか。

 

清田 マイプロテインのチョコ味です。かなりコスパも良くて、2.5kg入りを買って、毎日飲んでいます。

 

──割り方のこだわりは?

 

清田 水、牛乳、豆乳、麦芽豆乳など、たくさん試したんですが、おススメは豆乳で、めちゃくちゃおいしいし、豆乳自体にもめっちゃタンパク質が入っているんです。麦芽豆乳は混ざりにくかったですね。あとヨーグルトにプロテインを混ぜて、そこに冷凍フルーツを入れて食べるのも好きです。プロテイン、卵、牛乳を混ぜ合わせて、ガトーショコラ風にしたこともあるんですが、それは失敗しました。平らなお皿でやればよかったんですけど、マグカップでやっちゃったから、再チャレンジしたい!

 

──普段から料理はするんですか。

 

清田 全然しなかったんですが、「町中華で飲ろうぜ」のレギュラーが決まってからは、勉強も兼ねてするようにしています。チャーハン、パスタ、オムライスなど、入門編というか、王道の料理を作ることが多いです。それで食レポのバリエーションも増やしたいですし、これから暑くなるので、いっぱい食べて暑さに負けないようにしたいです!

 

 

 

町中華で飲ろうぜ

BS-TBS 毎週月曜よる10時

公式HP:https://bs.tbs.co.jp/machichuka/
公式Instagram:https://www.instagram.com/machichuka_bstbs/
公式X:https://twitter.com/machichuka_bstb

 

水深ゼロメートルから

新宿シネマカリテ・下北沢K2ほか全国順次ロードショー中

(STAFF&CAST)
監督:山下敦弘
脚本:中田夢花|脚本協力:小沢道成
原作:中田夢花 村端賢志 徳島市立高等学校演劇部
制作プロダクション:レオーネ|製作幹事:ポニーキャニオン|配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS

出演:濵尾咲綺 仲吉玲亜 清田みくり 花岡すみれ
三浦理奈 さとうほなみ

(STORY)
高校2年の夏休み。ココロ(濵尾咲綺)とミク(仲吉玲亜)は体育教師の山本(さとうほなみ)から、特別補習としてプール掃除を指示される。水の入っていないプールには、隣の野球部グラウンドから飛んできた砂が積もっている。渋々砂を掃き始める2人だが、同級生で水泳部のチヅル(清田みくり)、水泳部を引退した3年の先輩ユイ(花岡すみれ)も掃除に合流。学校生活、恋愛、メイク……。なんてことのない会話の中で時間は進んでいくが、徐々に彼女たちの悩みが溢れだし、それぞれの思いが交差していく。

公式HP:https://suishin0m.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/suishin0m/
公式X:https://twitter.com/suishin0m

(C)『水深ゼロメートルから』製作委員会

 

撮影/武田敏将 取材・文/猪口貴裕

松丸亮吾が金沢でナゾ探し!所ジョージ、JO1河野純喜&川尻蓮らは松丸作成のナゾ解きにチャレンジ『笑ってコラえて!』

5月15日(水)放送の『笑ってコラえて!春本番!桜の下でナゾ探し&新人アナ奮闘スペシャル!』(日本テレビ系 午後7時54分~9時)は、「松丸亮吾が行く!ナゾ探しの旅 in 金沢市」「1年たったらこうなりましたの旅 アナウンサー編」を送る。

『笑ってコラえて!春本番!桜の下でナゾ探し&新人アナ奮闘スペシャル!』松丸亮吾(c)日本テレビ

 

松丸亮吾がロケ先で聞いた話を元に即興でナゾ解きを作成する「ナゾ探しの旅」。今回松丸が訪れたのは、北陸新幹線の延伸開業でますますにぎわいを見せる金沢。最初に足を運んだ金沢城公園では、ガイドさんから金沢城の特徴について「松丸さんと一緒で外面がいい」と言われ、「中身もいいんだけどなぁ」と複雑な気分でナゾ探しに出発する。

 

外観について「金沢城だけ」といわれる珍しい工夫があると聞いた松丸は「いい問題だこれは!」と早速ナゾ解きを思いついた様子。スタジオでは全員がナゾ解きにチャレンジ。所ジョージが「何これー」とブツブツ独り言を言う中、河野純喜(JO1)と、メンバーにもナゾ解き問題を出すほどナゾ解きが得意という川尻蓮(JO1)は「わかりました!」といち早く回答をフリップに書き始める。しかし河野の回答に全員首をかしげる事態に。

 

近江町市場では石川県ならではの一風変わった食文化を、尾山神社では国の重要文化財にも指定されている神門の特徴をナゾ解きにする松丸。果たしてどのような問題が出来上がるのか。そして「松丸の座を奪う」と宣言する川尻は、果たして見事全問正解することができるのか。

 

そして今春、日本テレビに入社した新人アナウンサー3人に1年間密着し、彼らの苦悩と成長を記録。まずは並木雲楓アナウンサーが『DayDay.』の現場へ。先輩社員に教えてもらったことをすぐさまノートにメモをする並木アナだが、メモを見た先輩社員は「なかなか……、すごいですね」と、並木アナの独特なメモの書き方に呆気にとられてしまう。生放送中にVTRを届けるという大事な仕事を任された並木アナにまさかのピンチが訪れる。

 

また、生ナレーションを担当する先輩アナウンサーたちを間近で見学。入社27年目のラルフ鈴木アナウンサーから直々にアナウンサーの心得やラルフアナならではの技術を学ぶチャンスに恵まれる。グルメロケの現場では、Z世代ならではのスキルで先輩スタッフたちを驚かせる場面も。しかし、新人ならではのミスや未熟さも浮き彫りに。

 

一方、瀧口麻衣アナウンサーは憧れの水卜麻美アナウンサーが担当する『ZIP!』の研修に。まずは、番組で取り上げるテーマ“野菜の高騰”について、今回特別に重要な調査を任される。すると、瀧口アナの見事なファインプレーを先輩社員が絶賛。そして、生放送終わりにはいよいよ憧れの水卜アナと対面。瀧口アナは水卜アナへ思いの丈を懸命に伝えるが、まさかの空気にほかのアナウンサーからフォローが入る事態に。果たして水卜アナに何が起こったのか。

 

スタジオでは、大島美幸(森三中)が水卜アナの新人時代のある大失敗を暴露。「何やってんの!?」と水卜アナを叱ったというエピソードにスタジオ中から笑いが起きる。

 

番組情報

『笑ってコラえて!春本番!桜の下でナゾ探し&新人アナ奮闘スペシャル!』
日本テレビ系
2024年5月15日(水)午後7時54分~9時

MC:所ジョージ/佐藤栞里
ゲスト:要潤、松丸亮吾、大島美幸(森三中)、川尻蓮(JO1)、河野純喜(JO1) ※順不同
ロケゲスト:松丸亮吾

(c)日本テレビ

麻倉瑞季がブルーのチューブトップビキニで“迫力ボディ”披露【独占カット】

麻倉瑞季が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号のグラビアに登場した。

 

ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYZBPPY5/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107497116
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14841035

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020644/

アンタッチャブルが香港へ 正体不明の絶品グルメを調査&現地歌手の生配信ライブに乱入!?『早速行ってみた』

5月14日(火)放送の『アンタッチャブルの早速行ってみた』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~9時54分)は、フランス、中国、インド、タイ、アメリカの謎レビューを確認するためだけに“早速行ってみた”。スタジオゲストとして滝沢カレン、田中卓志(アンガールズ)、牧野真莉愛(モーニング娘。’24)が出演する。

 

“パリに築地がありました”という謎レビューをもとに早速フランスに行ってみると、店の前に行列ができた飲食店を発見。フランスでは予約をして飲食店へ行くため、飲食店に行列ができるのは見慣れない光景だという。

 

調査してみると、店内には発泡スチロールに入った魚がいくつもあり、まさに築地市場のような雰囲気。どうしてパリに築地があるのか。お店のオーナーの日本愛あふれる理由が明かされる。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

インドでは、“最強のカロリーパフォーマンス飯です”というレビューを調査。登場した超巨大なバターを余すことなく使用し、さらにチーズもかけまくる恐るべき高カロリーオムレツにスタジオは騒然。それを超える“カロリー爆弾すぎるギブアップなオムレツです”というレビューも登場する。

 

中国からは、“マッチョがザリガニをむいてくれます”という謎すぎるレビューが登場。早速調査に向かうと、筋骨隆々のマッチョがザリガニの硬い殻をむいて食べさせてくれるレビュー通りのサービスが。それだけではなく、今マッチョが流行しているという中国では、別のジャンルの店でもマッチョサービスが提供されているという。

 

そして、アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)の2人は香港に飛び、人気観光スポットの屋台街で正体不明の絶品グルメ&謎アクティビティーを調査。“ミシュランガイド掲載店…ただ何の食べ物か分からない”というレビューの通り、見た目が怪しい黒い棒状のお菓子が大人気だという。早速食べてみた2人は大絶賛。山崎の食べる手が止まらなくなった、謎のスイーツとは。

 

そして、エンタメエリアにも潜入。お酒を飲んだり、路上カラオケを楽しんだりと、おじさんたちの癒やしスポットのようだ。生配信中の歌手と出会ったアンタッチャブルの2人が、まさかの生配信に参加する展開に。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

番組情報

『アンタッチャブルの早速行ってみた』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後9時~9時54分

MC:アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)
5月14日(火)スタジオゲスト:滝沢カレン、田中卓志(アンガールズ)、牧野真莉愛(モーニング娘。’24)

(c)カンテレ

澄田綾乃が“スケスケ”にもほどがあるメッシュドレスでセクシー全開【独占カット】

澄田綾乃が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号TSUTAYAほか店舗限定版の裏表紙&グラビアに登場した。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYZBPPY5/
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<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020644/

はるかぜに告ぐが『ZIP!』「キテルネ!」リポーターに新加入!初回は原宿の最新グルメスポットへ

はるかぜに告ぐ(とんず、一色といろ)が、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系 毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く)のコーナー「キテルネ!」のリポーターとして新加入することが決定した。

はるかぜに告ぐ(とんず、一色といろ)

 

水卜麻美アナウンサーが総合司会を務める、日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』。午前7時40分ごろ放送の「流行ニュース キテルネ!」は、今ちまたでブームを巻き起こしているモノ・ヒト・コトを徹底調査して、今もっとも“キテいる!”ネタを毎日紹介するコーナー。

 

昨年12月に開催された『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』のファイナリストとなり話題をさらった芸人コンビ・はるかぜに告ぐ。芸歴1年目にして大舞台に立った2人が「キテルネ!」のリポーターに挑戦する。

 

初出演は、5月15日(水)を予定しており、原宿の最新グルメスポットをリポートする。初ロケを終えて一色といろは、「東京に来ても最新の場所には行けていなかったので、今回行けてよかったです! トレンディなコンビになりたい!」とコメント。

 

とんずは「東京のはやりを誰よりも最初に大阪に持っていって、『最先端といえばとんず』と言われるようになります! ちなみに激辛が得意なので、いつかやりたいです!」と意気込みを語った。

原宿の最新グルメスポットへ(一色といろ、とんず)(c)日本テレビ

 

番組情報

『ZIP!』
日本テレビ系
毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く

番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/zip/
番組公式X(旧Twitter):@ZIP_TV
番組公式Instagram:@ntvzip

(c)日本テレビ

「妻だったんですけど」向井理のエピソードに浜辺美波と河村勇輝が驚き。「ジョージア」ブランドセレブリティ就任

俳優の向井理さん、浜辺美波さん、プロバスケットボールの河村勇輝選手が、「ジョージア」ブランドセレブリティに就任し、新TVCMに出演。5月13日(月)に開催された ジョージアブランドキャンペーン発表会に登壇しました。

↑左から向井理さん、浜辺美波さん、河村勇輝選手

 

【ジョージアブランドキャンペーン発表会に登壇した向井理さん、浜辺美波さん、河村勇輝選手】

 

3人それぞれの“特別な瞬間”

向井理さん

 

向井さんは「ジョージアは 日々飲んでいた商品なので、自分の日常にあるものをアピールする立場に選んでいただいてとても光栄です。より一層広めていきたい」と意気込んだ後、「先ほど初めましての3人なので、ギクシャクすることがあると思いますが、あたたかく見守っていただき最後までよろしくお願いします」と浜辺さん、河村選手と初対面であったことを報告。会場を和ませます。

浜辺美波さん

 

ジョージアのブランドメッセージ「毎日って、けっこうドラマだ。」にちなんで、日々の中で“特別な瞬間”を聞かれた浜辺さんは「お父さん役、お母さん役、まだ機会はないですが自分の子ども役の俳優さんを、やっぱり大好きになってしまいます」と笑顔で伝え、「その俳優さんが出演されている作品を見ると元気をもらうし、うれしくなる。出会いや再会こそ特別な瞬間で、この職業ならではなので面白いお仕事だなと思います」と回答します。

 

同業者として向井さんも「良い役じゃないこともありますが、役者同士いろんな関係性があるのは面白いです」と共感。さらに「さっき一足先に、浜辺さんに特別な瞬間を聞いたのですが『お風呂で考えてて』と仰っていて。ドラマのヒロイン(を多く演じる浜辺さん)がお風呂で考えていること自体がドラマだなと」と伝え、浜辺さんは小さな声で「うれしいです」とにっこり。

 

特別な瞬間について、向井さんは「つい4日前に、福岡に行って洋服を買ったのですが、そこの店員さんが『1学年違いで、小学校が一緒でした』って。名前と顔を出す仕事をしていたことで覚えていてくださって。有難いなと思いますね」と、ほっこりエピソードを披露。しかし続けて「まぁ(小学校が一緒だったのは)僕じゃなくて妻だったんですけどね(笑)。妻が喜んでいました」と向井さんの妻・国仲涼子さんの話だったことを明かし、浜辺さんと河村選手は驚きつつも笑顔を見せました。

河村勇輝選手

 

河村選手は特別な瞬間について「バスケットボールは展開が早くて、1試合の中で特別な瞬間がものすごく多いスポーツだと感じています」と伝え、「最近ファンの皆さんと交流する機会がありまして、小学校の男の子が、僕の試合見てバスケを始めたと伝えてくれました。僕の大好きなバスケットボールを、僕を通じて始めてくれるということは本当に特別なことだなと。すごく嬉しかったです」と語りました。

 

向井さんと河村選手が出演する新TVCM「ひと息ついたら、景色が変わって見えた。」篇は5月13日(月)より全国で放映開始します。CMソングには米津玄師さんの書き下ろし新楽曲『毎日』を起用。さらに消費者参加型デジタルコンテンツ「毎ドラ部 presented by GEORGIA」から、パーソナライズされたAIならではのユニークな占いを楽しめる新体験コンテンツ「AI明日メーカー」をローンチするほか、創刊45周年を迎える『ヤングジャンプ』との各種キャンペーンを順次展開します。

 

【新TVCM『ひと息ついたら、景色が変わって見えた。』篇(30秒)】

 

相楽伊織が黒のチューブトップビキニでスレンダー美ボディ披露【独占カット】

相楽伊織が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&グラビアに登場した。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
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<通常版>
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セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107497116
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<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020644/

 

丸山礼、ドラマ現場でミニコント「瀬戸さんが“面白いことないの?”という目で訴えてくる(笑)」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー

生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ単独初主演を務める、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、まこと(生見)のマンションの向かいの部屋に住むカフェ店員・平野香絵を演じる丸山礼さんにインタビュー。演じるに当たって意識したことや、共演者の印象などを聞きました。

『くるり~誰が私と恋をした?~』平野香絵(丸山礼)©TBS

 

本作はある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まことが、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶をなくし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れたことで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

 

◆ここまで香絵を演じての感想を教えてください。

まことにとって記憶がなくなってから最初の友達なので、すごく全力でまことに寄り添っている感じがしますし、まことの言動一つ一つに気を付けてたりするんです。それに香絵はまことが求めている先のことまで見て動いたりするので、そういうところは私もお節介なところがあるので似ているなと思いながら演じています。ただ、1話のまことのクローゼットを開けて、洋服を見ていくシーンのように、たまに香絵は言い過ぎてしまうところがあって、フォローしなくてはとあたふたするようなせりふもあるので、そこは意識するようにしています。

 

◆難しいと感じることもありますか?

ミステリー要素も含まれる作品だから、少しの表現が考察の鍵になってしまうので、皆さんいろんなことを話し合いながら演じられていて、その姿に私も意識しながら演じないといけないんだなと思いました。監督からは「細かい表情や、言い方の変化を付けてほしい」とよく言われます。

 

◆台本を読まれた時の最初の印象はいかがでしたか?

記憶喪失ではあるけれど、周りに男の人が3人もいるすごくモテている状況というのはなかなかないので、そういう面ではうらやましいなと思いました。ただ香絵は人の気持ちをしゃべりすぎたりしてしまうので…。恋について問うシーンでは、私はこんなふうに言えないかもみたいな感じになりました。ただ香絵は恋愛の渦中にいないので(笑)。ですが、キーパーソンにはなっているので、そういった面ではすごく重要な役割ですし、やりがいがあるなと思いながら、果敢に挑戦しています。

 

◆そんな撮影現場の雰囲気はいかがですか?

私は主要キャストの皆さん4人としかあまり関わらないのですが、皆さんすごくコミュニケーション能力が高くて、おしゃべりなんです。私が台本を見ながらせりふをブツクサと言っていたら、それに事務所の先輩の瀬戸(康史)さんが「礼ちゃん、付き合ってあげるよ」と付き合ってくださって、そこに皆さんも続々と入ってきてくれます。

 

ただ、すごく和気あいあいとした感じで1秒前までしゃべっていたのに、撮影が始まると皆さん、プロの顔に切り替わっていて。私だけ「今までしゃべっていたからテンションが迷子」みたいになってしまって、皆さんの切り替えのうまさにビックリしますし、ついていかないとと必死になってます。

 

◆丸山さん流の共演者との距離の縮め方は?

私は人の様子をうかがっちゃうタイプなので、距離の縮め方は自然の成り行きに任せます。あまりぐいぐい行き過ぎても、皆さんのペースがあると思うので。きっといろんな方がやっていると思いますが、共演者の方の出演作品の感想を言ったり、役の中でおしゃべりして、ちょっとずつお近づきになるみたいな雰囲気がありますし、今回はめるるが皆さんと仲良くなるのがお上手なので、私もその話の輪に入れてもらった感じがします。

 

◆生見さんの第一印象を教えてください。

バラエティでお会いしたときは、すごくクールなイメージがありました。ですが、この現場で会った初日に、まことの部屋で体育座りして撮影を待つ時間ができて、そこで2人で「ご飯は何が好き?」「何時に寝てる?」とか、「ご飯行こうよ!」「行きましょう!」といういろんな話をして、連絡先をその日に交換しました。

 

私の誕生日が4月1日だったのですが、たまたまその日に撮影があって、しかも私とめるるは空き時間があったので、ちょっと抜けて現場の近くでご飯を食べていたらめるるがお支払いしてくれていたり、めるるがよく使っているシャンプーをプレゼントしてくれたんです。なので、私もめるるの誕生日がちょっと過ぎていたんですけど、タオルやハンドクリームをプレゼントしたら、いつも使ってくれたりして、そういう感じで友情を育んでいます(笑)。

 

◆女優としての生見さんの魅力はどこでしょうか?

スイッチのオンオフが上手な方だなと。普段はキャピキャピしているのですが、ひとたびスイッチが入ると、顔や目の動きの演技がお上手だなと感じますし、彼女が何かをずっと見つめているだけでも、すごくいろんな感情が湧き上がっていることが分かるので、すごいなと思います。

 

◆実際にお芝居で対峙していかがですか?

記憶喪失というキャラクターなので、やりづらさもたくさんあると思うのですが、その状況を飲み込みながら、なおかつ監督の要望にも答えながら、1発でやっている姿にすごいなと思います。

 

◆瀬戸さんや神尾楓珠さん、宮世琉弥さんの第一印象は?

瀬戸さんは事務所のことなどいろんな話をしていますし、神尾さんはクールな印象があったのですが、笑うととてもかわいくて、それでいて深い演技をなさる方だなと。宮世さんは若いのにアーティスト活動をしながら、演技もしていてすごいですし、先日、宮世さんが主演の映画も見に行って、ときめきました(笑)。私がイケメン耐性がないので、目が合うたびにどこを見ていいか分からなくなりながら、ドギマギしゃべっているのですが、その人ごとの関わり方をしています。

 

◆先日のインタビューで神尾さんが「丸山さんのミニコントがじわじわ来ちゃって、笑いを耐えることが大変!」という話をしていました。その中で瀬戸さんだけがミニコントに乗っかっていたそうですが、せりふの練習だけでなく、ミニコントも付き合ってくださるんですね。

瀬戸さんは私に「礼ちゃん、面白いことないの?」というような目で訴えてくることが多いです(笑)。公太郎さんは神妙な面持ちのシーンが多いので、その雰囲気のまま「礼ちゃん」と話しかけられたり、それに応えてやっているところもあります。私とめるるがわりとテンション高めにやっている中で、神尾さんに振ると本当に困っているので申し訳なくなりますし、宮世さんもこの間初めて一緒になったときは、私たちのハイテンション具合にちょっと困惑していました(笑)。

 

◆そのミニコントは意識して、現場を盛り上げようとやられているんでしょうか?

いつも瀬戸さんが求めてくるんです(笑)。その時もたしか何かの弾みで、私がYouTubeでやっている、韓国のオンマのキャラクター「ミリンオンマ」が、エプロンをしていたからか、乗り移っちゃったんです。それで、もう止まらなくなってしまって(笑)。ラテアートを待っている時間が何回かあったので、そこで披露させていただいたら、神尾さんにハマったみたいです(笑)。

 

そういったキャラクターコントみたいことをやったり、カメラが回っていない間は、皆さんと平成にはやった名言とかを言い合って、「それ知らない」「これ知ってる」みたいなことを話したりして、クラスの前と後ろの席の人たちみたいな感じで盛り上がっています。

 

◆丸山さんご自身も、行くからには楽しい現場にしたいとか、そういう思いがあったりしますか?

そうですね。コミカルなことを求められているのかなと思うこともあります。カメラマンさんに「丸山さん、ちょっと時間が空いたので、何か面白い話ないですか?」みたいに話を振られることもあるので、絞り出して「この間、実は…」みたいな話をヒヤヒヤしながらして、ウケなかったら「あちゃー」とか言ってめるると笑い合っています。

 

◆周りからの反響や、SNSでの盛り上がりはいかがですか?

友達からは会って第一声に「『くるり』、見てるよ」とか、『王様のブランチ』のメンバーの方も『くるり』の話をすごくしてくださいますし、「公太郎がカッコいい」と私に言っていただくので、それをそのままご本人にお伝えするシステムを導入しています(笑)。

 

SNSも、私のフルネームや香絵で検索して見ています。皆さんがすごく好印象を持ってくださっていてうれしいですし、私と杏璃を演じるともさか(りえ)さんの役柄が「まこっちゃんにとって癒やしになっているんじゃない?」みたいな感じのコメントもあったりして、いい役割をできてよかったなと思います。

 

◆周りではどなたが人気ですか?

周りは公太郎さんです。3話で、まことにハンドクリームを塗るシーンが、私もめるると話していたんですけど、すごくセクシーだったというのがありまして。それに公太郎はまだまことのこと好きだよね?みたいなシーンもあるので、周りは公太郎派が多いです。

 

◆丸山さん的には公太郎、朝日、律の3人で誰がタイプでしょうか?

私は一番ガツガツ来てくれそうな律。まこと的な立ち位置だと公太郎です。元カレは元カレの思い出があるから、手がかりはたくさん持っていそうで、信頼度も高いからたくさん関わると思います。でも、元カレだから、きっと何かしらがあって別れているので、ちょっと一回置いておきたい(笑)。けど、朝日はちょっと引っ込み思案すぎて、香絵としても丸山としても「もっといけよ!」と思ったりしながら見ています(笑)。そんな中で、律はまことが働くリングショップにも行ってしまうし、「どこで仕入れた情報?」みたいな感じのこともありますが、結構ガツガツ来てくれるので、かき乱してくれるような人がいいなと思います。

 

◆香絵を演じるに当たって、意識していることは何でしょうか?

本読みの時から、監督の松木(彩)さんからまことはずっと戸惑っているので、「清涼剤になるような感じでいてほしい」「暗い雰囲気を打ち切るような香絵でいてほしいです」と言われています。

 

もともと漫画家になりたかったという香絵は夢を諦めて、3Dラテアートの職人になるためにカフェで働いているのですが、髪にインナーカラーが入っていたり、服も派手だったりする中、意外とカフェではシャツを着て真面目に働いています。準備段階では髪をピンクにしようという話が出ていましたが、「もうちょっとマイルドでもいいかも」となって、みんなでいろんな意見を出し合って、ワイドめの前髪にしてみたりと、「個性があるけど、いろんな人生経験しているような役にしたい」という思いでヘアメーク含め香絵を作っています。

 

◆役作りをする中で、ご自身で考えた裏設定などありますか?

夢を諦めて違う職業についているけど、でもその延長線上にいるなと思いました。香絵は絵を描くことはずっと好きで、それはそのまま生かせたらいいなと思っています。それにカフェでは、朝日の相談に乗ることがあって、その相談を通して恋愛について言及するシーンがとても多いので、恋愛を語れるということは恋愛マスターなのかなと。まことの向かい側の部屋で、香絵がどんな恋愛をしてきて、どれだけ傷ついてきたり、楽しい思いをしてきたんだろうなみたいなのは、私はそんなに経験がないので、ちょっと妄想しながらやっています。

 

◆丸山さんご自身の居場所は、どんな場所ですか?

20歳から21歳ぐらいの時に出会った人とは、いまだにプライベートで遊んだり、人生で何かあった時に相談したり、ふと誘ってご飯を食べたりします。なんでこの時に会った人なんだろうと思うのですが、自分が芸人になって、仕事がないけど、若いから遊びたいという時にお会いして、そういう時にご飯を食べさせてくださったり、いろんな話を聞いてくれたりしたんです。私が夢を語っていた人には「こんなふうになれてよかったね」と言われて、今までよりいいお家に引っ越したら泣いて喜んでくれたりとか、ずっと応援してくれている人といるようになりました。

 

◆丸山さんご自身が記憶喪失になったら、最初にすることは何でしょうか?

海へ行って、自然を感じて、海に対して落ち着くのか、イライラするのかなど、どういうふうに感じる人間なのかちょっと見定めちゃうと思います。でも、病院から家に帰って、家に帰っても手掛かりがないから隣人に話しかける、まことの行動はある意味、正解だと思いました。きっと私も隣の人や向かいの人に「私のこと知っています?」と話しかけちゃうと思います。

 

◆ちなみに、本作に出演したことで生まれたネタはありますか?

スタリストさんのアシスタントの方に、30秒で200文字ぐらいしゃべる方がいらっしゃって、ご自身でも「早口なんですよ」と言われていて、その方のものまねが瀬戸さんやめるるの間で話題になっているので、いつかできたらいいなと思います。

 

◆最後に、第5話の見どころをお願いします。

“百合子”という名前の人がまことのお母さんだというのが分かって、そのお母さんに実際に連絡を取って会いに行く回になります。きっと不安な気持ちを抱きながらお母さんに会うことになると思いますが、どんな子供だったのかを通して記憶がところどころ戻ったりもするので、そこもまことの過去を探る上では欠かせないシーンなので見逃せないと思います。香絵的には、朝日がとても心配で、朝日は好きだけどまことに自分の気持ちを言えなくて、「香絵さん、どうしたらいいかな」みたいな感じでカフェによく来るので、「もう、朝日君…」みたいな気持ちになるところもあります。

 

これからまことの周りを取り巻く人や昔を知る人物が続々と現れてきます。そして公太郎、朝日、律の中で誰がリードするのか、誰が一番まことにとって大事な人なのかご注目ください。あとは本当に楽しんで考察していたり、キュンキュンしたり、感情が忙しいと思いますが見ていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

丸山礼

●まるやま・れい…1997年4月1日生まれ。北海道出身。AB型。

 

番組情報

火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』

TBS系

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<配信>

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

緒方まこと:生見愛瑠

西公太郎:瀬戸康史

朝日結生:神尾楓珠

板垣律:宮世琉弥

平野香絵:丸山礼

早瀬類:高野洸

今野愛:小日向ゆか

豊田美緒:村方乃々佳

井口太郎:肥後克広

立川杏璃:ともさかりえ

井口千草:片平なぎさ

 

<ゲスト>

加藤百合子:坂井真紀

 

<スタッフ>

製作:大映テレビ、TBS

脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』ほか)

音楽:末廣健一郎、MAYUKO

主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)

プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

演出:松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

大内舞子(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『フェルマーの料理』ほか)

編成:武田梓

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/

公式X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@kurukoi_tbs

 

©TBS

北村匠海「役者としてあらためて“芝居が面白い”と思える瞬間がすごく多い」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、赤峰柊斗役を演じる北村匠海さんにインタビュー。撮影で感じている思いや作品の魅力、今後の展望などを聞いた。

『アンチヒーロー』赤峰柊斗役を演じる北村匠海©TBS

 

長谷川が演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

そんな明墨に憧れ、明墨法律事務所へと入所したのが、北村さん演じる赤峰柊斗。明墨の「犯罪者を無罪にする」というやり方を一度は拒絶したものの、「私は私の道を突き進む」という明墨の元で学び、見極めていくことを決意。「正義とは何なのか?」という問いに揺れ動いていく。

 

◆これまでの放送を受けての反響はいかがですか?

「面白い」という反響が一番多いなと思います。「何が正義なのか」と考えてくれる方はもちろん、ストーリーの全貌が見え隠れしはじめたので、一体誰が本当に悪い人なのか、全員が怪しまれている段階なのかなと。僕としても、純粋にエンターテインメントとして楽しんでくださっている方がたくさんいて、とてもうれしいです。

 

◆これまでの撮影で印象に残っていることは?

テレビドラマにしては珍しく、台本が最後の方まで出来上がっている段階で撮影に入っているので、本作においてはその難しさを感じています。全体を通して感情を出すお芝居は意外と少なくて、事件の説明をするシーンが多いのが本作の特徴の1つ。特に明墨法律事務所での撮影は、1日かけて全員でひたすら何かの説明芝居をしています。大変ではありますが、それをみんなで共有できている日々はとてもいとおしいですね。

 

◆NGが出ても和気あいあいとした雰囲気のようですね。

もうNGが出ても仕方ないんです(笑)。セリフそのものというより、視聴者の方々に分かりやすく説明することがとにかく難しくて…。覚えないといけない人名も多いので、「この人が何をやった人で…」という複雑な関係を説明しているうちに頭がこんがらがってしまうんです。みんなが難しいと分かっているからこそ変な緊張感がなくて、誰かがセリフを間違えても笑い合える和やかな撮影現場。第1~3話は特に長谷川さんの難しいセリフが多くて苦戦されていたのですが、そこに対して少しずつ笑える空気感を作り出してくださって、それがその後全員の助けにもなりました。

 

◆肩肘張らないような関係性を作ることができているんですね。

そうですね。それでいてシーンによっては「次は和やかな空気で撮るものじゃないな」という役者としての配慮が全体的に漂います。シリアスな法廷のシーンではそういうお互いの距離感もすごく大事なので、全員があうんの呼吸で臨めている感覚があります。

 

◆長谷川さんの芝居を間近で見て、あらためてどんなことを感じていますか?

僕なんかがとやかく言える立場ではありませんが、やっぱり迫力がすごいです。長谷川さんご自身は細いタイプだと思うのですが、赤峰として対峙する時はすごく芯が太いなと感じます。明墨の独特な雰囲気は、長谷川さんだからこそ引き立つのだろうなと。役者はそれぞれのルーツによって演じ方が異なるのですが、長谷川さんのお芝居を間近で感じるととてもワクワクしますし、赤峰としても立ち向かうかいがありますね。

 

◆ご自身のお芝居に影響があったと感じる瞬間は?

表情、姿勢、歩き方などの技法はもちろん、ネクタイの玉の結び方など1つとっても、作品ごとに変えているので、具体的に何かというよりはそういった演技などへの姿勢を間近で感じられるのは良い刺激になります。今回、弁護士ドラマだからなのか、撮影すればするほど全員の顔つきや目つきが鋭くなっているのを、モニターを通して感じています。特におでこの力の入り方などは、演じていても分かるもの。これも長谷川さんが余裕のあるミステリアスな明墨を演じてくれるからこそです。得体の知れないキャラクターと対峙しているからどんどん力が入っていく。みんな顔がつり上がった状態でずっとお芝居しているので、すごく顔が痛いです(笑)。

 

◆紫ノ宮飛鳥(堀田真由)とのお芝居にも注目が集まっています。

紫ノ宮と赤峰は犬猿の仲のようで、実はずっと同じラインにいると思っています。第3話で赤峰がようやく紫ノ宮と並ぶような感覚があったので、この先2人が誰のために動いていくのかも注目してほしいです。ここからは2人のシーンも増えていくので、演じていてもバディーものに近いような。撮影では、相談して芝居を決めることはあまりなくて、テストの撮影でびっくり箱を開けるような感じ。「どうくるかな?」「そうくるか!」みたいなことが多いです。そんな僕らの“タッグ感”もぜひ楽しんでください。

 

◆第4話では、これまでよりも赤峰のいろいろな表情が見られた気がしています。

飯田和孝プロデューサーから、「赤峰は別の弁護士事務所にいたことがあり、刑事事件の担当経験はないが、民事事件などの裁判を経験してきている優秀な弁護士」という説明を受けていました。実は僕の中で、赤峰が弁護士としてどう成長するかは第3話で終わっていて、第4話からは明墨法律事務所のアンチヒーロー率いるチームのパーツの1つになっていく準備をしているつもりなんです。

 

◆たしかに第1話と比べると、ちょっと明墨に近づいてきたような…。

赤峰は明墨に憧れて法律事務所に入った設定なので、実は少しずつ明墨要素をちりばめていました。ポケットに手を突っ込むような細かいしぐさをはじめとして、少しずつ明墨のやり方に染まっていく様子は細かく演じているつもりです。これまで僕は視聴者の皆さんの安心材料的な役割だったかもしれませんが、次は誰がその役割なのでしょうか。明墨なのか紫ノ宮なのか、はたまた別の誰かなのか。それを探してもらうのも面白いと思います。

 

◆作品としても次のフェーズに突入するんですね。

もちろん軸としては僕らの変化もありますが、本作は“僕らがどう成長するか”よりも、被害者にフォーカスが当たる作品だと思ってもらえたら、さらに違った楽しみ方をしてもらえると思います。みんなが弁護士として抱えている正義は、常に被害者を助けること。どんなにアンチな弁護士でも依頼人を助けることが全てなんです。僕たちは最後まで依頼人を中心に動いているので、そこにはより一層注目してほしいです。

 

◆ここまで演じてみてあらためて感じた作品の魅力を教えてください。

僕は、ドラマや映画は「ただ面白ければいい」と思うタイプ。“ただ面白い”ってすごいことで、作品全体を通して「いやぁ、面白かった!」で終わることはすごくバランスの取れている証拠でもあります。本作を観てくださっている方たちも日頃からたくさんの作品を観たり、我々俳優の世界をのぞいてくれているおかげで、すごく目が肥えているはず。着眼点がすごいなと思う瞬間もあって、「いや、もうスタッフさん目線じゃん!」と感じることも(笑)。そんな皆さんからも「面白い!」と言ってもらえる作品になっているんじゃないかなと思います。純粋に「次の話も観たい」と思わせてくれる本作は俳優としてもすごく頼もしい。脚本が本当に素晴らしいので、いい意味で僕たちが頑張りすぎなくても、この船に乗るだけで面白くなっていくだろうなという安心感もあります。

 

◆本作は北村さんにとってどんな作品になっていますか?

日曜劇場への出演は『仰げば尊し』『グッドワイフ』と合わせて今回で3度目ですが、やっぱり日曜劇場はちょっと特別ですね。これまで数々の歴史がある中で、昨年大きな話題になった『VIVANT』に関わっていた多くのスタッフさんが、『アンチヒーロー』を手掛けています。日本のエンターテインメント作品の旅路はまだ始まったばかりで、今まさに世界に向けて羽ばたいていく途中。プロデューサー陣の皆さんとは芝居の話だけではなくて、今後の日本ドラマの展望などについても話していて、僕の役者人生としてもすごく希望の持てる作品になっています。内容としては光と影がありますが、現場はものすごく光に満ちています。そんな中、役者としてあらためて「芝居が面白いな」と思える瞬間がすごく多く、貴重な出合いとなっている作品です。

 

◆最後に、今後の見どころを教えてください。

第3話まではある意味スタートライン。明墨法律事務所がようやく完成するまでを描いていたので、僕の“視聴者の皆さんの目”という役目は終わったかなと。第4話以降は目線も変わり、視聴者の皆さんにとっても作品の見方が変わった分岐点になったと思います。今後は、明墨の思惑が何なのかが鍵を握ります。明墨の言っていることが嘘か真か。「一体誰のために動いているんだ?」と気になる瞬間もあると思うので、そういった伏線も楽しんでもらえたら。今後の展開を考察したり、それぞれ作品への思いも感じてくださっていると思いますが、いい意味でそれを裏切ってくれるはず。脚本から伏線のつながり方が細部にわたって作り上げられているので、1つひとつ見逃さずに楽しんでいただけたらうれしいです!

 

PROFILE

北村匠海

●きたむら・たくみ…1997年11月3日生まれ。東京都出身。B型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

『キングオージャー』リタ役・平川結月が1st写真集を発売 雪遊びや部屋着、プールなど無邪気な素顔で魅了「私自身を知って」

今年2月に最終回を迎えたスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系)で、何事にも動じない“不動”の国王であり裁判長・パピヨンオージャー/リタ・カニスカ役を好演した平川結月の1st写真集「ゆづき。」が5月2日(木)に発売。

平川結月

 

同写真集では、氷雪の国「ゴッカン」の国王を演じた平川が、東北・秋田で初めて“本物”の雪とたわむれる姿をはじめ、無邪気なその素顔を存分に披露。さらに、都内にて平川にコーヒーの魅力を伝えたAMAZING COFFEEを訪れるなど、一緒にオフの1日を過ごしているような近さや自然体の彼女を感じられる内容になっている。

 

今回は、そんな平川さんに写真集のコンセプトやお気に入りのカット、撮影時のエピソードなどをインタビュー。さらには『キングオージャー』出演を振り返っての思いや、現在公開中のVシネクスト2本立て「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」の見どころなども聞きました!

 

◆まず、写真集を発売することになった経緯は?

事務所の方とお仕事の話をしている中で、写真集を出さないかとご提案いただいたことがきっかけです。まさか写真集を出せるとは思っていなかったので、「えっ、写真集!?」と喜びよりも驚きが最初に来たのですが、誰もが出したいと言って出せるものでもないですし、すごく光栄だなと。ぜひやらせていただきたいなと思いました。

 

◆今回の写真集のテーマやコンセプトは?

私の名刺代わりになるような1冊にしたいと考えていました。『王様戦隊キングオージャー』から私のことを知ってくださった方が多いと思うのですが、顔がほとんど隠れていたのとキャラクターの個性が強かったこともあり、私自身を知っていただけたらいいなと。なので、あまり作り込むのではなく、自然体で撮影したいとお伝えして、ラフな雰囲気の中で素に近い姿をたくさん撮っていただきました。

 

◆情報解禁時に発表された、雪とたわむれる平川さんのビジュアルが「かわいすぎる」と大きな話題を呼びました。

そのカットは秋田で撮影したのですが、私が熊本出身でこれまで雪景色を生で見たことがなかったのと、『キングオージャー』では「ゴッカン」という氷雪の国の王様を演じていたので、いつか雪国に行ってみたいと思っていたんです。それで今回どういう写真を撮ろうかとなった時に、やはり“雪”というワードが自分の中に色濃くあって。スタッフさんにいろいろお聞きした上で今回は秋田に行かせていただいたのですが、空気がきれいで私の地元とも雰囲気がすごく似ているなと。なので、初めて訪れた場所ではあったのですがどこか懐かしさを感じて、リラックスして臨むことができました。ちなみに、雪とたわむれているカットは完全にただただはしゃいでいて、ほとんど撮影を意識していません(笑)。

 

◆表紙は思わずその目に吸い込まれてしまいそうな清廉なアップのカットですが、このお写真に決めた理由は?

顔のアップだけでなく、バストアップや全身が見えるようなカットなどいろいろ候補はあったのですが、やはり顔がどーんと写っていた方が書店に並んだ時にインパクトがあるかなと(笑)。周囲の方々に意見を伺いつつ、『キングオージャー』で顔を見せていなかったのもあり、どんどん顔を出していこうとこの写真に決めました!

 

◆お気に入りのカットを挙げていただくと?

全部お気に入りなのですが、ひとつ挙げるのであれば部屋着のカットです。遊んでいたり、大人っぽかったり…と、いろいろな表情を楽しんでいただけるのかなと。光や照明の加減も絶妙で、私の新たな魅力をも引き出してもらった気がしています。また、私はこれまで写真集といえば顔にフォーカスが当たるもの、という勝手なイメージがあったのですが、今回は手や足、耳など、パーツごとの写真もたくさん撮影していただいて、すごくおしゃれな写真集になりました。

 

◆撮影時に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

大変だったのはプールでのカットです。水中でワンピースをなびかせたり、仰向けで浮いたりしているのですが、服を着ていたのもありバランスを取るのが難しくて…。どこか金魚のように、そして幻想的に見えるように試行錯誤しながら臨みました。ただ、このプールでの撮影が早朝だったのと、体力を使ったのもあり、その後はついうとうとしてしまった記憶があります(笑)。

 

◆『キングオージャー』の出演をはじめ、平川さんにとってこの1年はどのような年になりましたか?

ただひたすらに前を向いて走り続けた1年でした。後ろを振り返る暇がないぐらいどんどん毎日が進んでいって、それこそ“駆け抜けた”といいますか。上京してきて5年ぐらい経つのですが、これまでで一番1年間を短く感じましたし、本当にあっという間で、毎日がすごく濃かったです。大変なこともたくさんあったのですが、それ以上に楽しさや喜びを感じられる1年でもありました。

 

◆『キングオージャー』ならではの刺激や成長を感じた部分は?

グリーンバックをはじめ、バーチャルプロダクションを使ってのお芝居というのは他の現場と一番勝手が違っていたところで、なかなか経験できないことではないかなと。全編を通してそういう環境下でじっくりお芝居をさせていただいたことで、表現の幅や想像力が膨らみました。この1年間というのは私にとってすごく大きな財産になっていて、本当に経験できて良かったなと思っています。

 

◆平川さんが思う『キングオージャー』カンパニーの魅力は?

仲がいいというのはもちろんなのですが、全員が“周りファースト”で、我先に…という人が1人もいないんです。みんながみんなを思いやっている現場で、雰囲気も良く、すぐにチーム感も出来上がって。私が1年間頑張れたのは間違いなくこのメンバーだったからだと思います。

 

◆以前取材した際に、平川さんはご自身のことを「末っ子キング」とおっしゃっていました。それは満喫できましたか?

ちょっと足りないですね…。できればまだ末っ子でいたいですし、かわいがってもらいたい!(笑)とは言いつつ、そろそろ現場に年下の子がいてもおかしくない年齢になってきたので、もう少し大人で落ち着いた、すてきな女性になれるように頑張っていきたいです(笑)。

 

◆現在、Vシネクスト2本立て「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」も公開中ですが、こちらの見どころは?

「VSドンブラザーズ」に関しては、もう最初からぶっ飛んでいて、「何!? 何!? 何!?」と思っている間に時間が過ぎると思います(笑)。全員が死んで「(死の国)ハーカバーカ」にいるところから始まる、というのもいい意味で意味が分からないですし…(笑)。そんないわゆる“ドンブラ節”にキングオージャーが巻き込まれているかと思いきや、逆にキングオージャーがドンブラザーズの皆さんを振り回していたりもして、両方の作品のいいところが存分に出ていると思います。クスっと笑える小競り合いなども含めて、終始楽しんでいただけるのではないかなと。

 

そして、「VSキョウリュウジャー」の方はやはりキョウリュウジャーの皆さんのオールスター感といいますか、貫録があり、先輩方のカッコ良さをあらためて感じました。皆さんが横一列に並んでいるだけでも迫力があり、特に変身シーンは見ごたえ抜群だと思います。

 

◆「VSキョウリュウジャー」には同じ事務所の塩野瑛久(キョウリュウグリーン/立風館ソウジ役)さんも出演されていますが、現場で何かお話はされましたか?

塩野さんとは撮影が1日くらいしか被らず、あまりお話はできなかったのですが、「元気?」という感じで声を掛けてくださって。『キングオージャー』をクランクアップした時にもSNSにコメントをくださるなど、いつも見守っていただいていて、本当に温かい先輩です。

 

◆最後に、今後の展望を教えてください!

『キングオージャー』としての活動も終わり、ここからまた平川結月として道を進んでいくに当たり、応援してくださってる皆さんには私の新たな一面をお見せしたいと思っていますし、お芝居もジャンルを問わずどんどん挑戦していきたいと思っています。そして、お芝居以外のところでも幅広く活動していけたらいいなと思っているので、ぜひ今後も温かく応援していただけたらうれしいです。

 

この写真集も私のパーソナルな部分やナチュラルな表情など、すてきなカットをたくさん収めていただいてるので、ぜひチェックよろしくお願いします!

 

PROFILE

平川結月

●ひらかわ・ゆづき…2001年10月27日生まれ。熊本県出身。A型。主な出演作に『お茶にごす。』『プロミス・シンデレラ』『ブラザー・トラップ』『王様戦隊キングオージャー』などがある。「ELLEgirl UNI」としても活躍。

 

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵 hair&make/田村直子(GiGGLE) styling/川上舞乃 衣装協力/mikaka

 

商品情報

平川結月1st写真集「ゆづき。」

発売日:2024年5月2日(木)

価格:3,080円(税込)

体裁:B5判144ページ

撮影:前 康輔

 

写真集公式X:@yuzuki_h_0502

写真集公式Instagram:@yuzuki.h.0502

『光る君へ』玉置玲央が“汚れ役”藤原道兼のラストシーン秘話を明かす「(柄本)佑君が道長で本当に良かった」

現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』の主人公は、平安時代に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部(まひろ/吉高由里子)。変わりゆく世で、藤原道長(柄本佑)への変わらぬ愛を胸に、懸命に生きた女性の物語を描く。

『光る君へ』玉置玲央 ©NHK

 

今回は、そんな本作で道長の次兄・藤原道兼を好演した玉置玲央さんにインタビューを敢行。そのヒールぶりが大きな話題を呼んだ道兼への思いや印象的なシーン、柄本さんとの撮影秘話などを聞きました。

 

◆道兼は第1回からまひろの母・ちやは(国仲涼子)を刺し殺すという衝撃のシーンが描かれましたが、当初ヒール役である道兼を演じるプレッシャーはありましたか?

第1回については、台本を頂いて読んだ時に過去の大河ドラマを見てもあまりない流れで、言い方は悪いですが、正直面白いなと思ったんです。なので、プレッシャーを感じるということはあまりなく、芝居もその先の物語や今後の道兼の人物像にどうつなげていこうかということを意識しながらやっていたような気がします。

 

ただ、やはり衝撃的な終わり方ではあるので、“こういう話が続くなら今回の大河ドラマは見なくていいや”と思われてしまったら嫌だなと思って。そうなってしまうとしたらそれは僕の所業…だなと、そういう意味でのプレッシャーはありました。僕も道兼がやったことは肯定できないのですが、物語の流れとして、そして今後のまひろと道長の運命としては大事な出来事で。なにより共演者の皆さん、スタッフの皆さんが肯定してくださったのがとても心強く、それを機にヒール役を全うしようと思うことができました。

 

◆道兼を演じると決まった時の心境は?

僕、これまでクズや殺人犯を数多くやってきたので、嫌われ者はお手のものなんです(笑)。道兼も作者の大石(静)先生から「玉置さんにピッタリな役があるの」と頂いた役で、よしやるぞと思っていたのですが、いざフタを開けてみたら“こいつはなかなかじゃねえか…”と。もう“クズ役やるよ”と“これをやるのか”という気持ちのジェットコースターでした(笑)。

 

でも、この作品の撮影を通して、もっとたくさんクズ役をやれるなと思えて。数をこなしたいというわけではなく、クズ役にもいろんなやり方があるという意味で、まだまだやれるなと思えました。でも、いい人の役もやりたいです!(笑)。

 

◆ヒール役として躍動しつつ、第18回では“汚れ役”を全うし死を迎えます。父・兼家(段田安則)が死去してからの道兼の変化についてはどう感じられていますか?

よくぞ聞いてくださいました(笑)。兼家が亡くなって以降、第15~17回にかけて道長との関係性の変化が描かれてきましたが、一番信奉していた父という自分の柱のような存在を失い、ポキッと折れて崩れてしまった道兼を道長が救ってくれた、それが大きなきっかけになったと思っています。人間そんな簡単に性根は変わりませんが、彼の中ではその出来事を機に変化が起き、“汚れ役”というのが言葉通りの意味ではなく、藤原家を守る、藤原家のために何かを成していく、という方向にシフトしていって。

 

これは僕の想像でしかないですが、自分が亡くなるとは思っていなかった道兼は、この先の道長の未来のために、そして人々のために“汚れ役”を担っていこうと思っていたのではないかなと。道長のおかげで、最後に彼は少しだけ真人間になることができたんです。

 

◆最期はそんな道長が道兼に寄り添う、涙のラストシーンとなりました。

実は、台本上では道兼が見舞いに来た道長に対し、家を守るためにも入ってくるなと突っぱね、御簾越しにやりとりをして去っていく…とあったんです。でも、佑君が「道長なら入っていくのでは。御簾の中に入っていって、道兼に寄り添うと思います」ということを監督に提案してくれて。その後、リハーサルの段階では流れが確定しなかったのですが、数日後にあった撮影の時にも佑君がその意見を主張してくれ、監督も「やってみましょう」とああいう最期になったといういきさつがあるんです。それが道兼としてはうれしかったですし、すごくありがたくて。

 

もちろん台本のままやったほうがいい可能性もあったのですが、道兼が道長に救われたと思っていたのが一方的な思いじゃないというのが分かるし、僕自身も分かった瞬間だったんですよ。兄たちとは違い、自分という存在をぶらさずに貫いてきた道長が、これだけぶれてきた兄に寄り添ってくれたことに救われましたね。本当に佑君が道長で良かったな、共演できて良かったなと思いました。

 

そういういろんな思いが刻まれたラストシーンで、カメラが止まった後も咳が止まらなくなってしまったのですが、佑君がずっと僕の背中をさすりながら「つらいよね、つらいよね」と言ってくれたのを今でも覚えていて。道兼としての役割及び死というものを全うできたな、と思えて幸せでした。

 

◆ほかに玉置さんが思う、道兼としてやりがいのあったシーンは?

第14回で兼家に「とっとと死ね!」と言い放ったシーンでしょうか。道兼は割と自我を押し殺してきたキャラクターだと思うのですが、信奉していた人物に対して、しかも生みの親に対してそういう言葉を吐けたというのは、すごく意味のあることだったのではないかなと。 物語上でもインパクトのあるシーンとして演出されていましたが、彼の人生においても自分に嘘をつかず表現できるようになった、ものすごく重要な瞬間であり、ターニングポイントだったんじゃないかなと思います。

 

また、家族が一堂に会するようなシーンも演じがいがありましたね。それぞれがよーいどんで自分を出してきて、“おお、お前はそう来るか”とこちらも返す、みんながそろうシーンはもう演技合戦なんです(笑)。リハーサルで言葉を特別すり合わせることもなく、本番でのやりとりのみだったのですが、それがあの家族を表していた気もするし、俳優としてもある種あうんの呼吸で1シーンを作るというのがすごく楽しかったです。

 

◆舞台である平安時代には、どのような印象を感じましたか?

現代に通ずる部分はたくさんあるんだなと。家族が抱える問題とか自身の欲求とか、そういう根幹の部分は変わらないんだなと思いました。平安時代だから難しそうと見るのを敬遠している方もいらっしゃるかもしれないのですが、意外と共感できる部分があるよと。そこをたぐり寄せて自分に置き換えてみたり、日常生活を振り返ってみると「これってこういうことかも」と思える部分がたくさんあって、僕はそういう意味でもこの作品を楽しめましたし、視聴者の方にとってもそうであったらうれしいです。

 

また、僕は最近まで「リア王」という舞台に出演していて、これは約400年前にシェイクスピアが描いた物語なのですが、もう本当に『光る君へ』のような話なんですよ。年老いて親が死んでいくに当たり、子供たちはどう振る舞えばいいのだろうか…という物語で、極論同じことをやっているなと思って。きっとそこは国や時代が違っても変わらない部分で、この作品もいろいろな方に響く要素があるんじゃないかなと思っています。

 

PROFILE

玉置玲央

●たまおき・れお…1985年3月22日生まれ。東京都出身。劇団「柿喰う客」の中心メンバーとして活躍。

 

番組情報

大河ドラマ『光る君へ』

NHK総合ほか

毎週日曜 午後8時~8時45分ほか

 

●text/片岡聡恵

『光る君へ』玉置玲央が“汚れ役”藤原道兼のラストシーン秘話を明かす「(柄本)佑君が道長で本当に良かった」

現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』の主人公は、平安時代に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部(まひろ/吉高由里子)。変わりゆく世で、藤原道長(柄本佑)への変わらぬ愛を胸に、懸命に生きた女性の物語を描く。

『光る君へ』玉置玲央 ©NHK

 

今回は、そんな本作で道長の次兄・藤原道兼を好演した玉置玲央さんにインタビューを敢行。そのヒールぶりが大きな話題を呼んだ道兼への思いや印象的なシーン、柄本さんとの撮影秘話などを聞きました。

 

◆道兼は第1回からまひろの母・ちやは(国仲涼子)を刺し殺すという衝撃のシーンが描かれましたが、当初ヒール役である道兼を演じるプレッシャーはありましたか?

第1回については、台本を頂いて読んだ時に過去の大河ドラマを見てもあまりない流れで、言い方は悪いですが、正直面白いなと思ったんです。なので、プレッシャーを感じるということはあまりなく、芝居もその先の物語や今後の道兼の人物像にどうつなげていこうかということを意識しながらやっていたような気がします。

 

ただ、やはり衝撃的な終わり方ではあるので、“こういう話が続くなら今回の大河ドラマは見なくていいや”と思われてしまったら嫌だなと思って。そうなってしまうとしたらそれは僕の所業…だなと、そういう意味でのプレッシャーはありました。僕も道兼がやったことは肯定できないのですが、物語の流れとして、そして今後のまひろと道長の運命としては大事な出来事で。なにより共演者の皆さん、スタッフの皆さんが肯定してくださったのがとても心強く、それを機にヒール役を全うしようと思うことができました。

 

◆道兼を演じると決まった時の心境は?

僕、これまでクズや殺人犯を数多くやってきたので、嫌われ者はお手のものなんです(笑)。道兼も作者の大石(静)先生から「玉置さんにピッタリな役があるの」と頂いた役で、よしやるぞと思っていたのですが、いざフタを開けてみたら“こいつはなかなかじゃねえか…”と。もう“クズ役やるよ”と“これをやるのか”という気持ちのジェットコースターでした(笑)。

 

でも、この作品の撮影を通して、もっとたくさんクズ役をやれるなと思えて。数をこなしたいというわけではなく、クズ役にもいろんなやり方があるという意味で、まだまだやれるなと思えました。でも、いい人の役もやりたいです!(笑)。

 

◆ヒール役として躍動しつつ、第18回では“汚れ役”を全うし死を迎えます。父・兼家(段田安則)が死去してからの道兼の変化についてはどう感じられていますか?

よくぞ聞いてくださいました(笑)。兼家が亡くなって以降、第15~17回にかけて道長との関係性の変化が描かれてきましたが、一番信奉していた父という自分の柱のような存在を失い、ポキッと折れて崩れてしまった道兼を道長が救ってくれた、それが大きなきっかけになったと思っています。人間そんな簡単に性根は変わりませんが、彼の中ではその出来事を機に変化が起き、“汚れ役”というのが言葉通りの意味ではなく、藤原家を守る、藤原家のために何かを成していく、という方向にシフトしていって。

 

これは僕の想像でしかないですが、自分が亡くなるとは思っていなかった道兼は、この先の道長の未来のために、そして人々のために“汚れ役”を担っていこうと思っていたのではないかなと。道長のおかげで、最後に彼は少しだけ真人間になることができたんです。

 

◆最期はそんな道長が道兼に寄り添う、涙のラストシーンとなりました。

実は、台本上では道兼が見舞いに来た道長に対し、家を守るためにも入ってくるなと突っぱね、御簾越しにやりとりをして去っていく…とあったんです。でも、佑君が「道長なら入っていくのでは。御簾の中に入っていって、道兼に寄り添うと思います」ということを監督に提案してくれて。その後、リハーサルの段階では流れが確定しなかったのですが、数日後にあった撮影の時にも佑君がその意見を主張してくれ、監督も「やってみましょう」とああいう最期になったといういきさつがあるんです。それが道兼としてはうれしかったですし、すごくありがたくて。

 

もちろん台本のままやったほうがいい可能性もあったのですが、道兼が道長に救われたと思っていたのが一方的な思いじゃないというのが分かるし、僕自身も分かった瞬間だったんですよ。兄たちとは違い、自分という存在をぶらさずに貫いてきた道長が、これだけぶれてきた兄に寄り添ってくれたことに救われましたね。本当に佑君が道長で良かったな、共演できて良かったなと思いました。

 

そういういろんな思いが刻まれたラストシーンで、カメラが止まった後も咳が止まらなくなってしまったのですが、佑君がずっと僕の背中をさすりながら「つらいよね、つらいよね」と言ってくれたのを今でも覚えていて。道兼としての役割及び死というものを全うできたな、と思えて幸せでした。

 

◆ほかに玉置さんが思う、道兼としてやりがいのあったシーンは?

第14回で兼家に「とっとと死ね!」と言い放ったシーンでしょうか。道兼は割と自我を押し殺してきたキャラクターだと思うのですが、信奉していた人物に対して、しかも生みの親に対してそういう言葉を吐けたというのは、すごく意味のあることだったのではないかなと。 物語上でもインパクトのあるシーンとして演出されていましたが、彼の人生においても自分に嘘をつかず表現できるようになった、ものすごく重要な瞬間であり、ターニングポイントだったんじゃないかなと思います。

 

また、家族が一堂に会するようなシーンも演じがいがありましたね。それぞれがよーいどんで自分を出してきて、“おお、お前はそう来るか”とこちらも返す、みんながそろうシーンはもう演技合戦なんです(笑)。リハーサルで言葉を特別すり合わせることもなく、本番でのやりとりのみだったのですが、それがあの家族を表していた気もするし、俳優としてもある種あうんの呼吸で1シーンを作るというのがすごく楽しかったです。

 

◆舞台である平安時代には、どのような印象を感じましたか?

現代に通ずる部分はたくさんあるんだなと。家族が抱える問題とか自身の欲求とか、そういう根幹の部分は変わらないんだなと思いました。平安時代だから難しそうと見るのを敬遠している方もいらっしゃるかもしれないのですが、意外と共感できる部分があるよと。そこをたぐり寄せて自分に置き換えてみたり、日常生活を振り返ってみると「これってこういうことかも」と思える部分がたくさんあって、僕はそういう意味でもこの作品を楽しめましたし、視聴者の方にとってもそうであったらうれしいです。

 

また、僕は最近まで「リア王」という舞台に出演していて、これは約400年前にシェイクスピアが描いた物語なのですが、もう本当に『光る君へ』のような話なんですよ。年老いて親が死んでいくに当たり、子供たちはどう振る舞えばいいのだろうか…という物語で、極論同じことをやっているなと思って。きっとそこは国や時代が違っても変わらない部分で、この作品もいろいろな方に響く要素があるんじゃないかなと思っています。

 

PROFILE

玉置玲央

●たまおき・れお…1985年3月22日生まれ。東京都出身。劇団「柿喰う客」の中心メンバーとして活躍。

 

番組情報

大河ドラマ『光る君へ』

NHK総合ほか

毎週日曜 午後8時~8時45分ほか

 

●text/片岡聡恵