噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、Sペンに対応しない本当の理由は…

折りたたみスマートフォン市場での薄さ競争が激しくなるなか、サムスンはGalaxy Z Fold6の薄型モデル「Galaxy Z Fold6 Slim」を準備中と噂されています。すでに中国の公的機関もそれらしき製品を認証済みであることから、まもなく発売される可能性が高まっています。

↑Sペンに対応しない理由とは?(画像はGalaxy Z Fold5)

 

本製品はボディにチタン素材を使って薄さと軽さを実現するとみられていますが、そのためにSペンが使えなくなると韓国メディアのThe Elecが報じています。

 

これまでサムスン製折りたたみスマホのバックプレート(ヒンジと折りたたみパネルの間を支える部分)にはSUS(ステンレス鋼)かCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使われてきました。そのパーツに初めて軽くて強度も高いチタンの採用が検討されているとのことです。

 

Galaxy Z Fold2までのバックプレートはSUS製でしたが、Sペン対応のGalaxy Z Fold3以降はCRFPが使われてきました。金属のプレートがSペンの認識を妨げる可能性があるためです。Galaxy Z FlipシリーズはSペンに対応していないためCFRPにする必要がなく、一貫してSUSを使っています。

 

数か月前から、Galaxy Z Fold6 SlimがSペンに対応しないとの噂はありました。その理由は薄くするためにデジタイザ(ペン入力を読み取る層)を削ったからであると伝えられていましたが、チタン素材も一因だったようです。

 

Galaxy S24 Ultraにもチタンフレームが採用されていますが、そのフレームは折りたたみ式と異なり、直接ディスプレイパネルの後ろにないために干渉しないというわけです。

 

Galaxy Z Fold 6 Slimは10月~12月に正式発表されるものの、中国と韓国だけで限定販売になると予想されています。その理由の一つとして2000ドル(約29万円※)を超える価格になる可能性が挙げられていますが、いずれ日本やその他の地域で発売されると期待したいところです。

※1ドル=約145円で換算(2024年8月21日現在)

 

Source: The Elec
via: Sammobile

AIスマホの本命キタ! 最新「Google Pixel 9」シリーズ速報レビュー

グーグルが、独自設計の「Tensor G4」チップとAndroid OSを載せた純正スマホ「Google Pixel 9」シリーズ4製品を発表しました。その中から、8月22日に先行発売する6.8インチの「Google Pixel 9 Pro XL」と6.3インチの「Google Pixel 9」を速報でレビュー。ここでは、AIを活用した機能周りを中心に見ていきます。

↑左が6.8インチのGoogle Pixel 9 Pro XL、右が6.3インチのGoogle Pixel 9

 

グーグルの生成AI「Gemini」と一体感を深めたPixel

Pixel 9シリーズは、折りたたみの「Google Pixel 9 Pro Fold」を含む4つのモデルをラインアップ。そのすべてが発売時点から独自の生成AIモデル「Gemini(ジェミニ)」を搭載します。グーグルのデジタルアシスタントといえば「Google アシスタント」が広く知られていますが、GeminiはGoogle アシスタントと違い、音声やテキストによってユーザーと流ちょうに、深いコミュニケーションをとれる生成AIです。なお、ユーザーが「OK グーグル」と話しかけたときに、GeminiとGoogle アシスタントのどちらを起動させるかは本体の設定から選べます。

 

Geminiは、Pixel本体の側面にある電源ボタンを長押しして立ち上げることもできます。立ち上げると、画面の下にテキスト入力するプロンプトに加え、キーボード/マイク/カメラを切り替えるアイコンが表示。Geminiに教えてほしいことをテキストベースで質問したり、Pixelのカメラで撮った被写体について「この食材を使った料理のレシピ」や「この商品はどこで買える」のかを聞けたりします。

↑電源ボタンの長押し操作でGeminiが起動します。長押し操作のアクションや、起動するデジタルアシスタントはスマホの設定から変更できます

 

PC版のGemini、またはAndroidのモバイルアプリ、iPhoneのGoogle アプリに統合されているGeminiを使ったことがあれば操作感はほぼ一緒です。違いは電源ボタンで素早く立ち上がるうえに、スマホのカメラも駆使できるところ。ここに純正スマホのPixel 9シリーズでGeminiを使うメリットを感じました。

↑Pixel 9のカメラで撮影した被写体についてすぐ調べてもらえるところに、スマホとGeminiの相性の良さを実感しました

 

GmailやGoogle マップと連携するGemini。英会話に役立つライブチャット機能も

Geminiを設定する際にはユーザーのGoogle アカウントを登録するのですが、これによってグーグルの各種サービスとの連携性が高まります。Geminiのプロンプトにテキストをタイピングして検索する際、冒頭に「@」を入力するところから始めてみてください。GmailやGoogle ドキュメント、Google ドライブ、Google マップ、YouTubeなどを指定してから連携検索が可能です。

 

たとえば「@Gmail ヨドバシ.comから7月に届いていた請求書の金額をまとめて」とお願いすると、メールを素早く選り分けて金額を教えてくれます。「@ Google マップ 新宿から六本木一丁目まで自動車で移動したい」と伝えると、最短のルートを調べてからGoogle マップに誘導してくれます。日ごろからグーグルのアプリやサービスを多用している方は、Gemini連携がとても便利に感じられるはずです。

↑Google マップと連携するGemini。現在地点から目的の場所まで移動する方法をすぐに調べてくれます

 

Pixel 9シリーズには「Gemini Live」という、Geminiと自然な会話でライブチャットを楽しめる機能もあります。ただし発売当初はGeminiアプリの言語環境を「英語」に設定して、ユーザーが英語でGeminiに話しかける必要があります。日本語入力にはまだ対応していません。

↑ライブチャット機能の「Gemini Live」は英語による入力のみに対応しています。AIらしくない、かなりスムーズな音声会話をできるところが大きな魅力。日本語対応が待ち遠しい機能です

 

試してみたところ、Geminiは英語の文法や単語の発音があまりキレイではなくても、話者の意図を汲んで応答してくれます。Geminiから返ってくる答えがAIとは思えないほどに流麗なので、英会話が半人前な筆者には聞き取ることが難しいほどでした。

 

さらに、Geminiアプリの「Gemini App Activity」には、ユーザーがGeminiと交わした会話をテキストで振り返られるように、簡単な文字起こしのデータが一定期間保存されます。Geminiと話して、テキストで復習すれば「英語会話の壁打ち先生」のように活用できるでしょう。アプリの言語を英語にさえすれば、Gemini Liveは無料で試せるのでおすすめです。

↑Gemini Liveで話した内容はアプリの設定メニューの中にある「Gemini App Activity」からテキストで確認できます

 

撮影機能も進化し、グループ撮影には人物を後から追加する「一緒に写る」が便利

カメラのAI機能周りもチェックしてみましょう。写真に写り込んでほしくない被写体を後から消せる「消しゴムマジック」や、グループフォトに写る全員の顔をイケてる笑顔に差し替えられる「ベストテイク」のような、スマホのカメラで撮影した写真・動画のAI編集機能がPixel 9ではさらに拡充されました。

 

カメラアプリに搭載する「一緒に写る」は、スマホを他人に預けてシャッターを切ってもらうことなく、最大3人までのグループフォトを撮影・加工できる機能です。最初に2名が写る写真を撮り、プレビューされる写真を見ながら残りの1名をフレームに入れて2回目のシャッターを切ると、3名が一緒に写るグループフォトができあがります。

 

たとえば、大自然の中で自分たちのほかに誰もいない場合、グループ自撮りに役に立ちそうです。周囲に人がいたとしても、海外旅行の際に見ず知らずの他人にスマホを渡すと、盗まれるリスクもあります。一緒に写るを使いこなせれば、そうしたリスクもなく安心です。

 

また、一緒に写るの本来的な使い方ではありませんが、同じ人物を2回撮ってコラージュもできます。なお、一緒に写れる被写体は「人間」でなければならず、ぬいぐるみや花などでは使えません。

 

Android標準のGoogle フォトアプリには「イマジネーション」という、写真の一部をGeminiが生成した画像と差し替えられる、クリエイティブな新機能も追加されています。たとえば背景のイメージをGeminiに伝えて作ってもらい、その背景を任意の画像に差し込むといったことができます。

 

Pixel 9シリーズの発売時点では、イマジネーションのプロンプトが英語入力にしか対応していませんが、簡単な単語を並べるだけでも楽しめます。

↑「一緒に写る」で撮った写真に「イマジネーション」で背景を加工してみました

 

Google フォトのAI編集機能にはほかにも、写真の背景を引き延ばせる「オートフレーム」があります。被写体に寄りすぎて窮屈に見える写真にゆったりとスペースを作ったり、タテに構えて撮った写真をヨコ向きに近い印象に作り替えたりしてくれます。被写体にもよりますが、自然の風景などであれば比較的違和感のない画像を生成・拡大してくれます。

↑背景の画像を引き延ばせる「オートフレーム」。被写体にもよりますが、違和感の少ない画像を生成してくれます

 

ビジネスにも使いやすいPixel 9がAIスマホの本命

筆者はサムスンが発売した、独自の生成AIソリューション「Galaxy AI」を載せたGalaxy Z Fold6Galaxy S24もレビューしています。特にフォルダブルスマホであるGalaxy Z Fold6は、Galaxyシリーズ専用のSペンで描いたラフな絵を、Galaxy AIが雰囲気のあるイラストに仕上げてくれる「AIスケッチ」のような独自機能が魅力的でした。

↑Sペンを使ったクリエイティブな生成AI活用ができるサムスンのGalaxyシリーズ

 

Galaxy AIも賢さではグーグルのGeminiに大きく引けを取らないと思います。ですが、GeminiをGmailやGoogle ドライブなどと連携させられるため、たとえばビジネスシーンにも活きる使い方ができそうですし、これからも機能が拡大する可能性を感じます。そうしたことを踏まえると、Google Pixel 9シリーズが次に来るAIスマホの本命だと思います。

 

「AIスマホができること」にいち早く触れて、今後より深く知るためには、いまからなるべく早くPixel 9シリーズを手に入れるべきかもしれません。

 

なお、Pixel 9 Proシリーズであればハードウェアスペックが高く、そのうえより賢い「Gemini 1.5 Pro」をベースにしたGemini Advancedが利用できる「Google One AI プレミアム プラン」の、無料体験も6か月付いてきます。

↑Google Pixel 9 Proシリーズは高性能なトリプルレンズカメラを搭載。Pixel 9シリーズよりもカメラとして表現の幅が豊かなスマホです

 

大画面のGoogle Pixel 9 Pro XLは17万7900円(税込)。大画面スマホにこだわりがなければ、9月発売予定の6.3インチ「Google Pixel 9 Pro」の方が1.8万円ほど安い(税込15万9900円)のでおすすめです。それよりもさらに3.1万円安くなるPixel 9(税込12万8900円)も良いAIスマホですよ。

 

Google ストアでは発売から2024年9月2日まで、Pixel 9シリーズの販売価格を大幅に割り引くキャンペーンも実施しているので、購入を考えているのであれば要チェックです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

次期「AirPods」は2モデルに分かれる!? ANC搭載の可能性も

アップルが今年後半にエントリー/ミドルレンジ向けに2モデルの「AirPods」を発売すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑次世代モデルはどうなる?

 

現在アップルは、第3世代となるAirPodsを販売中。これは上位モデルの「AirPods Pro」に似た短い軸(ステム)と感圧センサーを採用し、空間オーディオや耐汗耐水性能に対応。その一方、AirPods Proとは異なり「H1」チップを搭載し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)には対応していません。

 

ガーマン記者によれば、アップルは第2世代および第3世代モデルに代わる、二つのバージョンのAirPodsを異なる価格帯でリリースする予定とのこと。両モデルともLightningポートの代わりにUSB-C ポートを搭載し、AirPods Proに似た短いステム、改良されたフィット感、強化されたオーディオ品質などが特徴となります。

 

さらに、次期AirPodsの上位モデルはANC機能を搭載。これにより、AirPods ProとAirPodsの両モデルでANC機能が提供されることになります。

 

次期AirPodsにANC機能が搭載されるのなら、AirPods Proとの差別化がどうなるのかが気になるところ。それでも、コスパに優れる新製品の登場に期待したいものです。

 

Source: Power On Newsletter via MacRumors

アップル、噂の「卓上ロボット」の サプライヤーに選んだのは…

アップルが開発していると噂される「卓上ロボット」。その存在を中国のサプライチェーンで発見したと台湾の総合新聞網が報じています。

↑アップルが開発中と噂される卓上ロボット(画像提供/MacRumors)

 

アップルが卓上ロボットを開発していることは、以前から何度も報じられてきました。最新の米ブルームバーグの報道によれば、これは「iPad」のようなディスプレイを細いロボットアームに搭載し、画面を上下に傾けたり、360度回転したりできるとのこと。価格は1000ドル(約15万円※)になると予想されています。

※1ドル=約145.3円で換算(2024年8月21日現在)

 

総合新聞網によれば、アップルは卓上ロボットのサプライヤーとしてFoxconnの子会社となるHongzhunを選んだそう。同社は卓上ロボットの主要機械部品と筐体の開発を担当します。量産段階でも、Hongzhunが機械部品の大量生産を担当します。

 

Hongzhunは直近の株主総会で、ロボット工学やAI(人工知能)などの新興技術に投資する意向を表明し、従来のノートパソコンやゲーム機の筐体製造への注力から脱却すると発表。同社は以前、Foxconnのロボットアーム「FoxBot」を製造していました。

 

アップルの卓上ロボットは「Siri」と人工知能機能「Apple Intelligence」を活用し、スマートホームのコマンドセンターや、「FaceTime」通話などのビデオ会議、ホームセキュリティのモニターツールとして機能するようです。さらに、さまざまな音声を認識し、屋内のユーザーの方向を向くようにディスプレイを自動的に向けることができるとしています。

 

アップルにとって新しい分野への挑戦となる卓上ロボットデバイス。早ければ2026年に投入されると見られていますが、今後の進展に注目です。

 

Source: 総合新聞網 via MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」、新色の名前が判明!?

今年の秋に登場するであろう「iPhone 16 Pro」の新色の名前が「デザートチタニウム」になると、リークアカウントのMajin Buが述べています。

↑右端にある新色の名前は…(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

iPhone 16 Proでは、新色として「ローズ」、あるいは「ブロンズ」が登場するとの情報は、以前から報じられていました。また先日には、ブロンズの登場を示唆するダミーユニットの画像も公開されています。

 

今回Majin  Buが投稿したのは、iPhone 16 Pro/Pro Maxのものとされる、カメラレンズリングの画像です。 同氏によれば、「デザートチタンはダークゴールドのような色で、以前のパープルカラーに似ていて、比較的控えめで深みがある」とのこと。

↑カメラレンズリングの画像(画像提供/Majin Bu/X)

 

Bu氏は今年2月に、iPhone 16 Proの新色は「2022年に『iPhone 14 Pro』で提供されたゴールドカラーオプションに似ているが、より深みがあり、重厚だ」と語っていました。「iPhone 15 Pro」に存在していた「ブルーチタニウム」はなくなるようです。

 

iPhone 16 Proでは「ブラックチタニウム」がより暗くなり、「ナチュラルチタニウム」はよりはっきりとしたグレー仕上げになるとも予想されています。さらに、チタンの仕上げと着色のプロセスを改善することで、より光沢感のある外観になるとの情報も。iPhone 16 Proの外観がどれほどかっこよくなるのか、期待が募ります。

 

Source: Marin Bu / X via MacRumors

Google、Pixel 9搭載チップを擁護。「ベンチマークで勝つために作っていない」

Googleは今年のフラッグシップ機「Pixel 9」シリーズにおいて、全モデルに新型チップ「Tensor G4」を採用しました。しかし、流出したベンチマーク結果では、やはり競合他社のスマホよりも遅れを取っていることが明らかとなっています

↑ベンチマークで勝つことがすべてではない(画像提供/Google/YouTube)

 

そんななか、Google幹部がTensor G4はベンチマークで良いスコアを出すためではなく、実際のユーザー体験に合わせて設計していると述べています。

 

インドのビジネス新聞Financial Expressの取材に対して、GoogleのPixel製品管理チームの主要メンバーであるSoniya Jobanputra氏は、チップ設計では「速度や偉業」を目的としてないとコメント。さらに「特定のベンチマークを打ち負かすためではなく、実用性を高めるために設計しています」と述べています。

 

要は、Pixel 9シリーズを日常的に操作する際、直接的な便利さをもたらすように作っているということ。

 

その一つが「アプリを開くときの問題点」の解消とのこと。アプリを素早く起動したり、複数のアプリを開いているときに切り替えやすくしたりというわけです。

 

もう一つが、AIとの緊密な統合。Tensor G4はマルチモーダル化、つまりテキストや画像、音声を理解して処理できるGemini Nanoにも最適化されたと言います。実際「Made by Google」イベントでは、Pixel 9シリーズは過去機種よりオンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内で処理)性能が3倍となり、毎秒45トークンを処理できると説明していました。

 

この取材の中で、Jobanputra氏はゲームの性能について触れていません。ゲームこそが従来のベンチマークと最も密接な関連があり、その結果が良くなるほど快適に遊べるものです。

 

来年の「Pixel 10」シリーズに搭載される「Tensor G5」チップは、iPhone 15 ProのA17 Proと同じ高度な技術により製造されると噂されています。その結果、処理速度が上がり、電力効率も高まる=バッテリー持ちもよくなると期待できます。

 

もっとも、Pixel 9シリーズも最高のAI体験ができることは確かであり、あと1年待つか、今すぐに買うかは悩ましいところです。

 

Source: Financial Express
via: Wccftech

「Galaxy Note」が帰ってくる!? 驚きの可能性が浮上

サムスンのスマートフォンブランド「Galaxy Note」シリーズは、2020年の「Galaxy Note20」以降、登場していません。同社の幹部も「Galaxy Noteは今後(Galaxy Sシリーズの)Ultraとして登場する」として、Noteブランドを廃止したと述べていました

↑復活してもおかしくない

 

しかし、このブランドが次期「Galaxy S25」シリーズで復活し、「Galaxy S25 Ultra」が「Galaxy S25 Note」になる可能性があると著名リーカーが示唆しています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいYogesh Brar氏は、Googleが折りたたみデバイスPixel Foldの後継機に「Pixel 9 Pro Fold」と毛色の違った名前を付けたことに言及。サムスンも同じことをする可能性があるとしつつ、「Galaxy S25 Ultra」は「Galaxy S25 Note」に、「Galaxy S25+」は「Galaxy S25 Pro」になるかもしれないと述べています。

 

ちなみに、Brah氏はメーカーを越えてAndroidスマートフォンの情報を正確に伝えた数々の実績があります。例えば、Pixel Foldの価格やNothing Phone(2a)の仕様を的中させていました

 

ここ数年のGalaxy S Ultraシリーズはスタイラスペンが使えるため、ブランド名を「Galaxy Note」に変えてもおかしくはありません。

 

かたやGalaxy S25+は「Pro」になることで、サムスン製スマホの中での位置づけも重みを増すことになりそうです。また、Galaxy S24+では12GBのRAMを搭載しており、Galaxy S24 Ultraと全く同じになるとともに、Galaxy S24と差別化を図っています。

 

Galaxy Noteというブランド名は、まさにペンでメモを取れるプレミアム機能にふさわしいと思われます。もし実現すればイメージチェンジとなり、過去のGalaxy Noteファンが帰ってくるかもしれません。

 

Source: Yogesh Brar(X)
via: Wccftech

Googleストアから消えた初代「Pixel Fold」、復活の可能性は?

Googleは最新の折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」を発売した直後に、公式ストアで初代折りたたみ機Pixel Foldの販売を終了しました。しかし、まもなく販売を再開する予定だと伝えられています。

↑また会える?

 

先日の「Made by Google」イベント終了後、Googleストアの「スマートフォン」ページからPixel 7やPixel 7 Proが消されました。しかし、実は「機種の比較」のリンク先では両モデルとも販売していることが確認できます(記事執筆時点では「在庫なし」のため購入不可)。その一方、Pixel Foldはストアのどこにもありません。

 

そこで、Android CentralがGoogleに連絡を取ったところ、Pixel 9 Pro Foldが「利用可能」になった後(おそらく9月上旬に予約が終了して発売された後)、オンラインストアに戻ってくると回答されたそうです。

 

ただし、元々の価格より値引きされるかどうかには言及していません。Pixel 8やPixel 8 Proも値引きされていないことを考えると、見通しは不透明と言えそうです。

 

これまでPixelシリーズが公式ストアから完全に消されてから、数週間後に復活したという例はなかったはず。実際にPixel Foldが復活した際に、Googleがどのように説明し、価格をどのように設定するのか、非常に興味深いところです。

 

Source: Android Central
via: 9to5Google

人気の“左手デバイス”をパワーアップ! 「Stream Deck +」の背面に接続できる「XLR Dock」と「USB HUB」が発売へ

SB C&Sは、CORSAIR Inc.が展開するブランドElgato(エルガト)の、ショートカットキーボード「Stream Deck +(ストリーム デック プラス)」の背面に設置して使用できる「XLR Dock(エックスエルアール ドック)」と「USB HUB(ユーエスビー ハブ)」を、8月23日から販売開始。現在、予約を受け付けています。

 

XLR Dockは、Stream Deck +の背面に設置できるXLRマイクに対応したオーディオインターフェース。Stream Deck +の背面に同製品をUSB接続およびねじ止めすることで、一体化させて使用できます。省スペースになるだけでなく、Stream Deck +とドッキングさせることで、ダイヤルやキーを割り当ててオーディオをミックスするなどの作業を効率化できます。

 

最高75dBのゲインと48Vのファンタム電源を搭載しており、様々なダイナミックマイクとコンデンサーマイクに対応。Elgato独自のクリップガードテクノロジーにより、マイクの歪みを防止します。XLR Dockにヘッドホンを接続することで、リアルタイムで音声確認をすることも可能です。

 

価格は1万9980円(税込)で、Stream Deck +とXLR Dockがセットになった「Stream Deck + XLR」も同時に販売を開始します。Stream Deck + XLRの価格は4万9980円(税込)。

 

USB HUBは、Stream Deck +の背面に設置することで、マウスやキーボード、WebカメラなどのUSBデバイスを最大4台接続することが可能です。最大100Wの電源供給に対応しており、ノートPCをはじめ、様々なデバイスを充電することができます。SDカードやmicroSDカードのスロットを搭載し、保存されているファイルに直接アクセス可能です。

 

価格は9980円(税込)です。

お値段2万円以下! かなりコスパ良いんじゃない!? Android 14搭載「DOOGEE N55」

DOOGEE(深圳市道格创想电子商务有限公司)は、Androidスマートフォン「DOOGEE N55」を発売しました。価格は1万9800円(税込)です。

 

同製品は、OSにAndroid 14を搭載。6.56インチのHD+ IPSディスプレイと90Hzのリフレッシュレートで、滑らかな動画鑑賞を楽しめます。

 

9GBのRAMと128GBのROMを備えており、さらに最大1TBまで拡張可能なストレージをサポート。デュアルSIMに対応し、4G LTEおよび5G Wi-Fiにも対応しています。

 

13MPのAIデュアルカメラと8MPのフロントカメラを搭載。多言語に対応しています。

 

■カラー:ブラック、ベージュ
■サイズ:163.2×75.8×7.89mm
■重量:195g
■プロセッサ:Spreadtrum T606 オクタコア 1.6GHz
■GPU:Mali G57 MP1
■解像度:1612×720ピクセル
■バッテリー容量:5150mAh

「AirPods」は今年中に何がアップデートされる?

2024年に期待される、アップルのワイヤレスイヤホンおよびヘッドホン「AirPods」のアップデートについて、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑耳寄り情報

AirPods

2024年後半には、第4世代となる新型AirPodsが登場するそう。価格帯が異なる2モデルが存在し、両モデルともLightningポートの代わりにUSB-Cポートを搭載し、「AirPods Pro」に似た短い軸を採用。フィット感が改良され、オーディオ品質が強化されます。

 

新型AirPodsの上位モデルには、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載。充電ケースにはスピーカーが内蔵され、「Find My(探す)」でサウンドを再生することができます。

 

本体には「第2世代AirPods Pro」と同じ「H2」チップを搭載。H2はBluetooth 5.3に対応し、iPhoneとの接続性能が改善されるだけでなく、電力効率も向上し、バッテリー駆動時間が伸びます。音質も改善されそう。

 

AirPods Pro

AirPods Proは今年秋に配布される「iOS 18」のアップデートで、ヘッドジェスチャーによるハンズフリー操作が可能になります。音声の分離機能により、通話がよりクリアに。ANC機能もより細かな制御が可能になります。iOS 18ではレイテンシーの低減により、ゲームの動作だけでなくサウンドもより快適になるとのこと。声が聞き取りやすくなる「補聴器モード」も導入されます。

 

なお、新型AirPods Proについては、洗練されたデザインとより優れた音質、高速なプロセッサを搭載した第3世代モデルが2025年に登場するようです。

 

AirPods Max

新型AirPods MaxはLightningポートの代わりに、USB-Cポートを搭載。おそらくH2チップを搭載し、Bluetooth 5.3に対応する見込みです。新色の投入も予測されています。

 

空間オーディオ

iOS 18では、これまで映画やテレビ番組、音楽で利用できた「空間オーディオ」がゲームにも拡張されます。より臨場感あふれる立体的なゲーム体験が可能になるかもしれません。

 

Source: MacRumors

まだ8月! 今年中に登場する可能性がある「新型Mac」とは?

2024年もすでに8月となりましたが、まだまだ新型のMacが登場する可能性があります。海外メディアのMacRumorsが最近報じた「2024年に発売予定の新型Mac」をご紹介しましょう。

↑新型Macの登場に期待!

 

新型MacBook Pro

今年中に新型MacBook Proが登場する可能性があります。ミドルクラスおよびハイエンドの14インチ/16インチモデルはM4 Pro/M4 Maxチップを搭載。なお、本体デザインのアップデートは予定されていません。

 

新型Mac mini

2024年に登場する新型Mac miniはデザインを一新。アップルにとって、これまでで最も小さいコンピューターとなり、Apple TVとほぼ同じサイズになります。なお、高さはApple TVや現行Mac miniの1.4インチより高くなります。チップにはM4及びM4 Proを搭載。また、少なくとも3つのUSB-Cポートが搭載される可能性があります。

 

新型iMac

新型iMacもチップがM3からM4にアップグレードされます。デザインは現行モデルから変更されないものの、複数のカラーオプションを備えた24インチモデルが登場すると予測されています。

 

これらの新型Macは、10月〜11月に発表される可能性があります。はたして、M4を搭載した新型Macの性能はどれだけ向上するのでしょうか?

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」の新たな画像が流出! なんだあの色は…

アップルの次期「iPhone 16 Pro」のカラーを示すダミーユニットの画像を、著名リークアカウントのSonny Dickson氏が投稿しています。

↑ローズではなくブロンズ?(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

iPhone 16 Proの新色として「ローズ」が投入されるとの噂は何度か報じられていました。新色の登場とともに、「iPhone 15 Pro」に存在していた「ブルーチタニウム」がラインナップから消えることも予想されています。

 

今回Dickson氏が投稿した画像では、iPhone 16 Proにホワイト、ブラック、グレー、そしてローズ…というよりも「ブロンズ」の4色が存在することが確認できます。ブロンズは以前リリースされていたiPhone向けの純正レザーケースのような色合いで、なかなかオシャレです。

 

iPhone 16 Proのローズカラーに関しては、実際にはブロンズカラーになるとの指摘が、リークアカウントのFixed Focus Digitalにより報告されていました。さらに、iPhone 16 Proではチタン仕上げと着色のプロセスを改善することで、iPhone 15 Proより光沢のある仕上げになり、傷に対する耐性がより高くなると指摘されています。

 

今回の画像はカメラや照明の色合いの条件により、本来の色合いがブロンズのように見えている可能性もあります。iPhone 16 Proの新色から目が離せません。

 

Source: Sonny Dickson / X via MacRumors

大好評の「かこって検索」機能、Galaxyの廉価モデルにも対応!

これまでGoogleのAI機能「かこって検索」はPixel 8/9シリーズやサムスンのGalaxy Sシリーズなどハイエンド製品に限られていました。そんな本機能が一部のGalaxy AシリーズやタブレットのGalaxy Tab S9 FEシリーズといった廉価モデルに対応しました。

↑大好評のかこって検索(画像提供/サムスン)

 

かこって検索は、画面に映っているものをスタイラスや指で丸く囲むと、Google検索の結果がすぐ得られる機能です。以前からGoogleレンズで同様のことはできましたが、より素早く手軽に利用できることが好評を呼んでいます。

 

サムスンは一部のGalaxy Aシリーズ、具体的にはGalaxy A55、Galaxy A54、Galaxy A35、Galaxy A34に展開予定だと発表。その後に、廉価タブレットのGalaxy Tab S9 FEとGalaxy Tab S9 FE+にも拡大する予定とのことです。

 

当初、サムスン製スマホにおいて、かこって検索はGalaxy S24シリーズなど高価な製品のプレミアムな機能と位置づけられていました。しかし、その後サムスンは本機能を含む「Galaxy AI」をGalaxy S22シリーズほか過去モデルにも展開。さらに今後数か月のうちに、Galaxy Aシリーズの既存および新機種にもGalaxy AIが搭載される見通しです

 

今のところ、かこって検索はAndroid専用ですが、iPhoneでもiOSのショートカット+Googleレンズにより同様のことができます。非常に便利な機能であり、将来的にはさらに普及していくのかもしれません。

 

Source: Samsung
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」のモックアップ画像が流出! 現行モデルとの違いは…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」について多くのリーク情報が出回っているなか、初期モックアップらしき画像を著名リーカーが公開しています。

↑角は丸くなるかも

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、謎のスタイラス付きスマートフォンの画像をXでシェア。特に製品名には言及していませんが、フォロワーらは「Galaxy S25 Ultraだ!」とリプライしており、同氏も否定していません。

 

これに先立ち、Ice Universe氏はGalaxy S25 Ultraに関するさまざまなリーク情報を発信しており、Galaxy S24 Ultraの発表前にも実物と一致する写真を公開していました

 

今回シェアされたモックアップ写真では、Galaxy S25 Ultraの角は現行機種より丸くなっている模様。Galaxy S24 Ultraの角張ったエッジは洗練された印象を与えるものの、人によっては持ちにくく感じるものです。

 

7月上旬、Ice Universe氏はエッジが丸みを帯びて持ちやすくなると主張していました。最新の投稿では、それを裏付けるべくモックアップ写真を公開したようです。

 

さらに同氏は、Galaxy S25 UltraとGalaxy S24 Ultraを並べた画像もシェアしています。違いは微妙ですが、角が丸みを帯びたことで、明らかに異なるデザインとなっています。比較画像を見る限り、画面サイズとアスペクト比は変更されない可能性が高いようです。

 

サムスンは、Galaxy S25 Ultraのディスプレイとカメラを大幅に強化するとも予告しています。またバッテリー容量は前機種と同じながらも、クアルコムの次期ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 4」を採用することで電力効率が改善し、バッテリー持ちがよくなるかもしれません。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Android Police

次期「Pixel 10」シリーズ、チップの製造技術が変わる!? 性能が大幅に向上する可能性も

Googleはフラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9」シリーズとともに最新チップ「Tensor G4」を正式発表しました。その性能は前Tensor G3とほとんど変わらないとのベンチマーク結果が登場していますが、新たな情報によれば、次期「Pixel 10」シリーズに採用される「Tensor G5」チップはアップルのA17 Proと同じ高度な製造技術が使われると言われています。

↑次期モデルまで待つほうが賢明?

 

これまでGoogleのTensorチップは、サムスンが製造を担当していました。今年のTensor G4チップもサムスン製であり、4nmプロセス技術で作られています。ここでいう「○nm」とは回路線幅のことであり、一般的に小さくなるほど性能が向上し、消費電力が小さくなる傾向があります。

 

しかし、次のTensor G5チップはTSMC製造となり、すでに設計図も引き渡しているとの噂がありました。さらに同社の第2世代3nmプロセス、つまりiPhone 15 Pro搭載のA17 Proと同じ技術を使うとの観測も報じられています

 

台湾メディア工商時報の最新記事は、そうした噂を裏付けつつ、先進パッケージング技術「InFO-POP」を使うと報じています。パッケージングとは製造した半導体チップを保護しつつ、外部の回路と接続する工程のことであり、InFO-POPは薄型化と省電力を実現するものです。

 

このInFO-POP技術もアップルのA17 Proに使われており、SoCの小型化や発熱の低下を期待できます。それにより他のパーツを搭載する貴重なスペースを確保しやすくなり、さらなる多機能の実現につながります。

 

これらの情報が正しければ、Tensor G5はG4からパフォーマンスと電力効率ともに、大幅に改善される可能性が高くなります。Pixel 9シリーズは円安寄りの為替レートで国内価格が設定されているため、来年のPixel 10シリーズを待つのもいいかもしれません。

 

Source: 工商時報
via: Wccftech

ついに日本でもサービス開始! iPhoneの衛星通信SOSの使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「電波が通じない場所で『衛星経由の緊急SOS』を使う方法」です。

 

 

携帯電話のデータ通信やWi-Fiが圏外の場所で緊急事態が発生! これからのシーズン、山や海に行った時、誰でも遭遇する可能性のあるシチュエーションですね。通常なら電波が通じていない圏外だとiPhoneが手元にあっても何もできませんが、2024年7月30日からサービスを開始した「衛星経由の緊急SOS」を使えば万が一の場合でも緊急情報サービスに接続できます。Appleのトレーニングを受けた緊急対応専門スタッフがいる衛星中継センターにメッセージを送って、ユーザーの代わりに緊急通報サービスに連絡してもらうという仕組みです。

 

ただしこの機能が使えるのはiPhone 14シリーズと15シリーズだけ。iPhoneをアクティベーションした時から2年間無料で利用できるので、もしあなたが14/15シリーズのユーザなら是非、この機能の使い方をマスターしておきましょう。

 

また、「衛星経由の緊急SOS」を使うにはiOS 17.6以上が必要です。まだ最新システムにアップしてない人は今すぐiOSをアップデートしましょう。iOS 17.6にアップデートすると「設定」の画面に[緊急時に助けを求める]という項目が追加されるのでタップ。続いて[詳しい情報]をタップすると緊急時のiPhone操作や衛星経由の緊急SOSの機能を解説してくれるので一読しながら[続ける]、次へをタップしていきましょう。

 

それでは実際に「衛星経由の緊急SOS」を使ってみましょう。といっても本当に緊急SOSを発信するとまずいので途中までです。一部、Appleが提供しているデモ画面も利用しながら説明します。

 

まず通常の緊急電話と同じように「電話」アプリや、サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しして「緊急電話」のスライダーを使って110や118、119に電話をします。その時、圏外で電波が届いていないと[緊急テキスト]のボタンが表示されるのでタップ。[緊急通報の報告]をタップします。

 

緊急事態の内容を聞いてくるので該当するものをタップ。緊急時にいちいちメッセージを入力しなくても事態がわかるように、あらかじめ送信するメッセージを作成しておくためです。

 

衛星を探す画面になったら検知範囲に衛星が入るようにiPhoneの向きを調整。チャットの画面に切り替わったらメッセージを送信します。以上が「衛星経由の緊急SOS」の使い方です。

 

また、Appleが「衛星経由の緊急SOS」を説明するデモ画面を用意しており、次の方法で体験することができます。「設定」の[緊急SOS]から[デモを試す]を選びましょう。

 

今回紹介した機能はあくまでも携帯電話通信やWi-Fiが圏外の場所でしか使えません。かといって、そうした場所でいきなり使おうと思っても動揺したりして上手く操作できないこともあります。事前にデモを利用して「衛星経由の緊急SOS」の使い方を体験しておきましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

Google Pixel 9対応の360度回転式スタンドスマホケース。縦向き横向き両方できて便利

楽創天成は「TORRAS」ブランドより、Google Pixel 9シリーズ対応スタンドスマホケース「Ostand Spin&Ostand Pro」を8月16日に発売しました。スマホが立ち上がるスタンドケース「Ostand」シリーズ製品です。

 

今回発売するOstand SpinとOstand Proの共通特徴として、収納可能なリングや、米軍規格の認証を取得した「耐衝撃性」が挙げられます。

↑背面についているリングは、閉じればフラットになり、立てかけて使うこともできます

 

Ostand Spinはリングを90度ごとに回転でき、「角度調整がより便利になっている」といいます。リングを開けるだけでスタンドになり、縦動画の撮影やInstagram、TikTok配信などにも使えます。

 

Ostand Proは、同社によると「業界初の360度回転式スタンドスマホケース」。リングスタンドの角度調整が自由自在で、映画鑑賞やテレビ電話、撮影の際に便利です。

↑スタンドとマグネットが一体化している、Ostand Pro

 

Ostand Spinは、TORRASのAmazon直営店や楽天直営店などで購入できます。Ostand Proは、8月16日現在、auショップ限定での販売です。

ブランド:TORRAS
製品:Google Pixel 9/9Pro 用 Ostand Spin ゼンマイ式スタンドケース
価格:7288円(税込)
製品:Google Pixel 9/9Pro 用Ostand Pro【au限定】
価格:6290 円(税込)

【西田宗千佳連載】テレビのトップブランド「REGZA」の戦略から透けて見える、したたかなメーカー心理

Vol.140-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、国内メーカーから登場するテレビの違いについて。トップブランドになったREGZAは「ミニLEDも有機ELも」「大型化」を狙っている。その背景事情とは。

 

今月の注目アイテム

パナソニック

ビエラ Z95Aシリーズ

実売価格36万6300円(55V型)

↑新世代有機EL「マイクロレンズ有機EL」の採用で、高コントラストかつ美しい映像を実現。Amazon「Fire TV」の機能を内包し、ネット動画もテレビ番組も同じ画面で表示することができ、簡単に見たい番組を探せる

 

TVS REGZA(以下REGZA)は好調だ。日本のテレビはトップ数社による寡占状態が続く。その中で長くトップにいたのはシャープなのだが、調査会社BCNのデータによると、2022年・2023年のテレビシェア(台数別)は連続してシャープが2位になり、トップがREGZAになった。4K以上のテレビでも、2023年にはトップとなっている。東芝時代からREGZAは“3位もしくは4位”が定位置と言われてきたのだが、明確に状況は変化した。

 

理由は「モデルのバリエーション」と「基本機能」だろう。今年のモデルでも、REGZAは他社に比べ偏りが少ない。ミニLED液晶と有機ELの両方をラインナップして、「どちらも本気」と、他社との違いを意識したアピールを行なっている。

 

有機ELでは、輝度を高める「マイクロレンズアレイ」技術はパナソニックしか導入していなかった。しかし今年はREGZAもフラッグシップの「X9900N」シリーズで導入、ピーク輝度を前モデルの2倍にあたる2000nitsまで高めている。ミニLEDモデルの「Z970N」も、ピーク輝度を2000nitsから3000nitsへと向上させている。

 

さらに、見ている映像のシーンの種類を「夜景」「花火/星空」「リング競技」「ゴルフ/サッカー」とAIが判別し、最適なコントロールをすることでより良い画質を実現する「AIシーン高画質PRO」も搭載している。REGZAは半導体+ソフトウェア処理への注力を長く続けているメーカーだが、そうした部分への信頼度やバランスの良い製品展開などが、結果的にシェアを押し上げる要因になっているのだろう。

 

そんなREGZAも、ことフラッグシップモデルについては、やはり「大型化」をかなり意識している。具体的には55型から75型にフォーカスし、“リビングでより迫力のあるサイズ”を訴求しようとしている。

 

その昔、テレビは「一部屋に一台」だった。だが2011年の地デジ移行から、スマートフォンやPCとの関係もあり、個室のテレビは売れづらくなった。だがリビング向けは一定のサイクルで売れている。劇的に増える要因もないが、同時に減る要因もない。

 

テレビを買い替える際、ほとんどの場合“前よりも大きなサイズ”がチョイスされる。そうすると、大型のテレビをいかに売っていくかが消費者のニーズにも合う……ということになるわけだ。

 

もちろん、そこにはメーカーの世知辛い事情もある。単価の低い小型の製品を売っても利益が上がりづらいのだ。市場が一定以上のサイズを求めるのであれば、満足度が高い大型を製品化し、単価アップも狙う。

 

REGZAの「全方位だが大型シフト」という戦略からは、そんな、ある部分でしたたかなメーカー心理も透けて見えてくる。

 

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5人家族でも3日間使える! Jackeryの軽量・コンパクト・大容量、3拍子揃ったポータブル電源

Jackery Japanは、2000Whクラスの大容量ポータブル電源の中で最軽量・最小とうたう「Jackery ポータブル電源2000 New」を発表。予約販売を開始しました。価格は13万1890円(税込)となっています。

記事のポイント

ポータブル電源への注目が高まっている中での発売であり、小型軽量、しかもあまり高価すぎないところが魅力です。またUPS機能が搭載されているので、日常的にはPCなどへの非常電源として使い、いざとなったら家電などを動かす電力源として活躍してくれます。

「Jackery ポータブル電源 2000Pro」のリニューアルモデルである本製品は、新たに「UPS(無停電電源装置)機能」「自然放電を抑えるモード」といった機能が追加され、2042Whのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しています。定格出力は2200W(瞬間最大4400W)と高出力のため、電子レンジで約1.8時間、電気ケトルで約2時間、エアコンでは約2時間動かすことができ、3~5人家族でも3日間程度電力を活用することが可能なポータブル電源です。

 

家庭に常置するうえでうれしいポイントは、そのコンパクトさ。幅335×奥行き264×高さ292mm、重さは17.9kgと、2000Wh容量帯でリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているほかのポータブル電源より約40%小さく、重さは34%の軽量化を実現しています。普段は場所を取らないけれど、いざというときに取り出せるサイズ・重量ですね。

 

充電方法は、AC充電(緊急充電モード):1.7時間/ソーラー充電(Max400W):6時間/シガーソケット充電:24時間、と多様。コンセントから電源を取れないシーンでも、太陽やクルマのシガーソケットから充電できるのは心強いですね。また、本機は充電したまま家電が使える「パススルー機能」にも対応しているほか、停電などの緊急事態が発生した場合でも20ミリ秒(0.02秒)未満で、電源供給をポータブル電源に自動で切り替えてくれます。

 

災害時にうれしい機能は「バッテリー節約モード」。バッテリーの充電を85%に制限し、80%を下回った場合のみ充電することでバッテリー寿命を1.5倍に延長するモードです。さらに自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」を搭載。30%の電池残量で、1年間保管しても20%の電力を残すことができます。

 

ブランド名(メーカー名):Jackery
商品名:Jackery ポータブル電源2000 New
価格:13万1890円

スマートホーム化にティーピーリンクのWi-Fi電源タップってどう? ユーザーのレビューをチェック!

スマートホーム化、進んでますか? スマホに操作アプリばかり増えてしまっている人や、イマイチ使いこなせてない人、そもそもスマートホーム化のハードルが高いと感じている人など、さまざまかと思います。

 

ティーピーリンク『Tapo P300』とは?

↑「Tapo P300」税込価格:5390円

 

Tapo P300は、TapoアプリやAppleのホームアプリと連携して、外出先からでも各コンセントのON/OFFをリモートコントロールすることができるスマートWi-Fi電源タップです。

 

4つのコンセント口に加え、USB-Aポート×2とUSB-Cポート×1を完備。USBポートはそれぞれQC3.0とPD対応の急速給電に対応し、最大20W出力の給電をサポートします。また、アプリから稼働時間を確認したりスケジュールやタイマーを設定したりすることも可能で、IoT対応の家電でなくても、このタップに接続するだけでスマートホーム化を実現できる、スマートホーム化の第一歩としても期待できる製品です。

 

今回は、このTapo P300をGetNaviの有料会員向けコミュニティサービス「GetNavi Salon」に入っているメンバー3名にご提供。実際に試していただき、その使用感について質問して、回答してもらいました。モノ好きによる等身大の使い勝手をまとめてお見せします。

 

【GetNavi Salonメンバー:Keitaroさんの場合】サーキュレーターの時間管理で活躍!

Q1:ご家庭でIoT家電や機器を導入されていますか? されているのであればどういった環境かを詳しく教えてください。

A:IoT家電や機器には以前から興味があり、スマートリモコンやAmazon Echo(Alexa)などを導入してきました。しかし、機器ごとにアプリが増えて管理が煩雑になり、結局Alexaで照明を操作する程度です。スマートリモコンでエアコンを操作していたこともありましたが、アプリのアップデートに対応できず、使用頻度は低下してしまいました。

 

Q2:「Tapo P300」を使用する前は、どのような用途を想定されていたか、具体的に教えてください。

A:サーキュレーターを遠隔操作でオンオフできるかに期待していました。時間帯で運転を制御できれば、快適な室温管理ができると考えたからです。

↑ベッドサイドで使用中。(Keitaroさん提供)

 

Q3:「Tapo P300」は実際どのような用途で活用できましたか? 活用できた場合でも活用できなかった場合でも詳細を教えてください。

A:スマートリモコンのようにエアコン操作もできれば良かったのですが、対応していない点は残念でした。音声コントロールにも期待していましたが、現状はAlexaを通して操作するのが現実的だと感じています。

 

実際に使ってみて便利だと感じたのは、時間指定によるサーキュレーターの自動運転と急速充電機能です。特に時間管理は、まさに期待通りの機能でした。エアコン操作は別途デバイスが必要なようなので、将来的に「Tapo」アプリで対応機器が増えることに期待したいところです。

 

Q4:Tapo P300のよかったところと、ここは改善してほしいというところがあれば、具体的に教えてください。

A:コードが長いため、インテリアの邪魔になる点が気になります。コードの長さ調整機能や、コードをまとめるためのマグネットなどが付いていれば、さらに使い勝手が向上すると思います。

 

全体的には、シンプルなデザインとカラーリング、USBポートにキャップが付いている点など、細部まで使い勝手に配慮されていると感じました。特にサーキュレーターの時間管理機能は、私のようにIoT家電の導入に苦戦している方にもおすすめできる機能です。

 

【GetNavi Salonメンバー:スズミチさんの場合】過充電を防げて便利だけどコードの長さや本体の厚みが気になる

Q1:ご家庭でIoT家電や機器を導入されていますか? されているのであればどういった環境かを詳しく教えてください。

A:使用している機器と用途は以下です。

・Amazon Echo Spot/Echo show 5→自室やリビングで時間、天気、通知、BGMの使用、SwitchBot ハブ2の使用など

・SwitchBot ハブ2→各部屋の電気、スマートプラグのスイッチ、エアコンやテレビのONとOFF

・SwitchBot /スイッチタイプ→部屋の照明のONとOFF

・ロボット掃除機→自室の掃除に使用

・紛失防止トラッカー→家のカギ、定期入れに付け紛失防止をしている

 

Q2:「Tapo P300」を使用する前は、どのような用途を想定されていたか、具体的に教えてください。

A:PCのモニターや配信の照明(ウォールライト)など周辺機器のON、空気清浄機やサーキュレーターの起動に使用したかったのと、スマホやイヤホンなどの充電ケーブルを差しっぱなしにして、充電したい時にONにしたかったです(過充電をしないため)。

↑EchoSpot、サーキュレーター、空気清浄機、プロジェクターに使用してます(スズミチさんの日記より)

 

Q3:「Tapo P300」は実際どのような用途で活用できましたか? 活用できた場合でも活用できなかった場合でも詳細を教えてください。

A:サーキュレーター、加湿器、ウォールライト、モニターなどは、アプリやAlexaと連動して声での起動と共に使用できたので便利でした。

 

一方で、そもそもプラグの抜き挿しだけで起動する家電は多くありません。そのため、本格的に使用するのであれば、IoT化された家電やスマート家電を選んで、Tapo P300で電源オン、さらにアプリや音声で起動までできる製品を選ぶ必要があります。(ちなみに僕が使用している空気清浄機やプロジェクタ−はTapo P300の起動の後、自分で本体やリモコンで電源を入れる必要がありました)

↑Alexaを使っているので連携して音声操作ができるようにしました

 

日常的に使う機会はありませんでしたが、スケジュール設定でON、OFFの起動ができるので、決まった時間に起動したい家電があるのであれば便利と感じました。それとは別に、自分の部屋はコンセントの位置から使用したい場所まで距離があるのでケーブルの長さが足りず、プラスで延長ケーブルが必要となってしまい、メインで活用したい場所では使用できませんでした。

 

Q4:Tapo P300のよかったところと、ここは改善してほしいというところがあれば、具体的に教えてください。

A:<良かった点>

Alexa、Apple Home、Google Homeと連携ができ、他のスマート家電と一元化できる点。過充電をしたくなかったのでスマホアプリやAlexa(Switch botハブ)などで使わないプラグの場所をオフにできるのが良かったです。また、外出時にアプリ内で好きなタイミングで電源のON、OFFができて便利でした。

 

<改善してほしい点>

他のプラグ部分が個別に設定できるので、USB部分も3か所すべて個別に設定できるようにしてほしかったです。いろいろな場所からプラグを取ってタコ足配線となるため、もう少しコードの長さがあるとうれしかったです。そして、若干厚みがあるのでもう少し、薄いと家具の後ろに入れる際に出っ張りが少なくなると感じました。

 

【GetNavi Salonメンバー:しろうちゃんさんの場合】まだ使い道は模索中だけれど…

Q1:ご家庭でIoT家電や機器を導入されていますか? されているのであればどういった環境かを詳しく教えてください。

A:エアコンはネット接続ができる物だったので、外出先から家に着く前に電源入れて部屋の温度を調整するなどのスマート化をしていました。 新居への引っ越しを機に、「SwitchBot スマート電球」を購入し、ダイニングとLDK入り口のダウンライトをSiriで操作できるようにしました。その後、「SwitchBot ハブ2」を導入し、テレビ、リビングのシーリングライト、サーキュレーター、窓際のカウンター上のスポットライトなど、リモコンで操作できる家電のリモコンをSwitchBot ハブ2に登録、iPhoneから操作とショートカットを作成してSiriで音声操作をするようになりました。

↑普段のコンセント周り(しろうちゃん提供)

 

最終的には「SwitchBot ロック Pro」を購入し、玄関のロックもスマート化! オートロックの設定のほか、玄関のインターフォンが鳴っても玄関に行かないで開錠できるし、iPhoneで鍵の状態が確認できるうえに、外出先から施錠できて便利です。

 

Q2:「Tapo P300」を使用する前は、どのような用途を想定されていたか、具体的に教えてください。

A:SwitchBot ハブ2でスマート化できていない、電源から直接つながっている家電のスマート化を想定していました。

 

Q3:「Tapo P300」は実際どのような用途で活用できましたか? 活用できた場合でも活用できなかった場合でも詳細を教えてください。

A:気づいたのが、ほとんどのスマート化できる家電はリモコン操作が可能で、SwitchBot ハブ2があればスマート化が実現できるということ。リモコン操作が可能な最近の家電は電源を直接ON、OFFする(コンセントをいきなり抜く)ことがないことにも気づきました。

 

家の中をいろいろ見てまわり、ロボット掃除機、掃除機、洗濯機、キッチン周りの家電、ONU、WiFiルータ、NAS、各種充電器など、壁のコンセントから電源を取っている家電はコンセントでコントロールできないものばかり。というわけで、今のところ落雷ガードのついたUSB付きの電源タップになりそうです。逆に「こんなとこに使えるんじゃ?」みたいな意見を聞いてみたいです。

↑開封の儀をした当時(しろうちゃん提供)

 

Q4:Tapo P300のよかったところと、ここは改善してほしいというところがあれば、具体的に教えてください。

A:良いところは、おしゃれなところ! スマートコンセントというのも(SwitchBotハブ2がない環境だと)いいコンセプトだと思います。 改善してほしい点はUSB-Cポートをもう一つ(最近はUSB-Cが増えて来たので)と、もう少し容量が大きかったらと思います。

 

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iPhone 17は“スリムモデル”登場!? カメラ機能も刷新し、さらに売れそうな予感!

2025年に発売される「iPhone 17」シリーズは、スリムモデルの登場やカメラ機能の刷新により、さらなる売り上げの増加が見込めると、アナリストのJeff Pu氏が報告しています。

↑9to5Macより

 

Pu氏によれば、iPhone 17ではリフレッシュされたデザインが採用されるとのこと。これは、以前から噂されている薄型ボディを採用した「iPhone 17 Slim(あるいはiPhone 17 Air)」に相当する可能性があります。

 

iPhone 17ではそのほかにも、全ラインナップで2400万画素の前面カメラを搭載。iPhone 17 Proでは光学ズーム性能をさらに向上させる、4800万画素のペリスコープカメラが搭載されます。また、iPhone 17 Proの「Dynamic Island」はより狭くなり、12GBのRAMを搭載するようです。

 

そして今年の秋に発売される「iPhone 16」シリーズでは、Pro/Pro Maxにて6.3インチ/6.9インチのディスプレイを搭載し、全モデルが「A18」チップと8GB RAMを搭載するとみられます。また、iPhone 16/16 Plusにはアクションボタンが搭載され、背面カメラは縦型レイアウトになるといわれています。iPhone 16 ProはWi-Fi 7に対応し、5倍のペリスコープレンズが採用されるようです。Proモデルでは4800万画素の超広角カメラが搭載され、カメラコントロール用の新しいボタンも登場するとのことです。

 

毎年進化を続けるiPhoneシリーズですが、iPhone 17ではスリムバージョンが登場するなど、より節目となるモデルとなるのかもしれません。

 

Source: 9to5Mac

ディスプレイサイズは30インチ以上!? 大型iMacが開発中の噂

Apple(アップル)が30インチを超えるディスプレイを搭載した大型の「iMac」を開発していることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

現在、Appleは24インチのiMacを販売していますが、過去には27インチのiMacやハイエンドモデルの「iMac Pro」も存在していました。また外部ディスプレイとして、27インチの「Studio Display」や32インチの「Pro Display XDR」も販売しています。

 

今回の報道では、大型な次期iMacの詳細や発売時期に関する情報は伝えられていません。それでも、Appleが30インチを超えるサイズのディスプレイを搭載したiMacを開発中だという噂は、以前から伝えられていました。

 

Gurman記者は、大画面iMacに「M4」チップが搭載されるかどうかはわからないと述べています。2025年には「MacBook Air」や「Mac Pro」、「Mac Studio」にM4が搭載されることが予測されており、同年に大画面のM4 iMacがリリースされる可能性があります。あるいは、2026年以降の「M5」が大画面のiMacに搭載されるのかもしれません。

 

27インチiMacやiMac Proの販売が終了し、大画面モデルの投入を待っているiMacファンは多いはず。今後のさらなる製品展開に期待したいものです。

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

お値段約15万円!? アップルが卓上ロボットを2026年に発売するかも

Apple(アップル)が卓上ロボットデバイスの開発を進めており、2026年に1000ドル(約15万円)前後で発売する予定だと、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑MacRumorsより

 

報道によれば、Appleの卓上ロボットデバイスは「iPad」のようなディスプレイを「細いロボットアーム」に搭載し、ディスプレイを上下に傾けたり、360度回転したりできるとのこと。機能としてはスマートホームのコマンドセンターや、「FaceTime通話」などのビデオ会議マシン、ホームセキュリティの監視ツールとして機能すると報告されています。

 

さらにこの卓上ロボットは「Siri」と人工知能機能「Apple Intelligence」を活用し、さまざまな音声を認識し、室内のユーザーの方向を向くようにディスプレイを自動的に向けることができるのです。

 

報道によれば、Appleはしばらく前からこのアイディアを検討していたものの、最近になってこのデバイスの開発を優先したとのこと。製品は2026年か2027年にも発売される可能性があり、価格は1000ドル程度まで下げることを目標としているが、開発の進行に応じて計画が変更される可能性もあるそうです。

 

1000ドルという価格設定に若干の不安を覚えないでもないですが、Appleから魅力的なホームデバイス製品がリリースされることを期待したいものです。

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

お手ごろ価格で高性能な「Galaxy S24 FE」の発売が迫る? 10月に予定との噂

サムスンのお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S24 FE」のデザインや仕様は、数日前にリークされていました。それに続き、発売スケジュールが明らかになったと報じられています。

Image:Android Headlines

 

韓国の電子業界誌ETNewsの報道によると、サムスンは10月にGalaxy S24 FEを、12月に廉価モデルのGalaxy A16を発売する予定とのこと。この発売時期は、昨年10月に発売されたGalaxy S23 FEのスケジュールとも一致しています

 

今回の記事では、Galaxy S24 FEの各種スペックにも触れています。すなわち6.7インチの有機ELディスプレイはピーク輝度が1900ニト、背面にはトリプルカメラが搭載され、バッテリー容量は4565mAhで25Wの高速充電に対応、ワイヤレス充電や逆充電(ワイヤレスイヤホンなどを充電できる)も可能とのことで、先日のリーク情報を裏付けています。

 

Galaxy S24 FEにおける最大のアップグレードは、6.7インチの大型画面と搭載チップでしょう。画面は前モデルの6.4インチから広くなり、搭載チップはサムスン独自開発のExynos 2200からExynos 2400に変更される見通しです。新チップは旧型よりもはるかに電力効率が向上し、高性能です。

 

なおExynosチップはグローバル版に採用され、米国や日本向けモデルにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載するとの噂もあります。それが本当であれば、日本で販売されるバージョンは、かなりの高性能が期待できそうです。

 

Source:ETNews
via:Sammobile

Pixel 9シリーズ、ついに超音波式指紋センサーを搭載! 前モデルより50%スピードアップ

ついにGoogleの最新スマートフォン「Pixel 9」シリーズが登場しました。新型プロセッサー「Tensor G4」もさることながら、ついに超音波式指紋センサーを採用したことが注目を集めています。

↑精度や認識速度が向上!

 

これまでPixelシリーズは、数世代にわたりディスプレイ内蔵の光学式指紋センサーを搭載してきました。明るい光を当てて写真を撮ることで機能する方式ですが、認識も遅く、精度も低く、指が濡れていたり汚れていると読み取りにくいなど数々の問題を抱えていました。

 

しかし、Pixel 9シリーズは超音波式に切り替わることが判明しました。Google自らがその事実を公表しつつ、前モデルより50%高速になったと述べています。ただしPixel 9 Pro Foldのみは、画面内ではなく側面に指紋センサーがあるため例外となっています。

 

さらにクアルコムは、Pixel 9シリーズが自社の「3D Sonic Gen 2」 センサーを使っているとの声明を出しています。

 

これはサムスンがGalaxy S24 Ultraなど主力デバイスに採用しているのと同じ指紋センサーです。第2世代の製品でもあり、指紋読み取り面積は8×8mm。第1世代の4×9mmより77%大きくなったことで、指を置きやすくなるとともに、1.7倍の生体データを取得できるようになり、読み取り速度も50%アップしています

 

Googleがどのバージョンを使っているのかは明らかではありませんが、前モデルよりも快適に反応し、誤動作が減ることは間違いないでしょう。

 

Source:Qualcomm(X)
via:9to5Google

ファーウェイの三つ折りスマホ、小売価格は約60万円に? コスト削減を急いでいる噂

中国ファーウェイが三つ折りタイプのスマートフォンを開発中との噂が報じられた後、その実物らしきデバイスを使っている場面が目撃されていました

↑気になるお値段は?

 

まもなく本製品が発売される可能性が高まっているものの、小売価格は4000ドル(約60万円)になるかもしれないと伝えられています。

 

リークアカウントの@jasonwill101は、三つ折りのエンジニアリング試作機は3万5000人民元(約70万円)以上の費用がかかっており、ファーウェイがコスト削減を続けていると主張しています。同アカウントは、クアルコムの次期チップ「Snapdragon 8 Gen 4」につき開発状況を報じてきた実績があります。

 

たとえ製品版が4000ドルまで下がったとしても、サムスンの「Galaxy Z Fold6」(1900ドル~)と比べて2倍以上となります。この途方もない高価格は、生産台数が少ないことが原因である可能性もありますが、今回の噂話では言及していません。

 

またファーウェイは台湾TSMCの最新技術によるチップを入手できず、中国内のSMICに頼らざるを得ないため、プロセッサーの性能はGalaxy Z Fold6よりも劣ることになりそうです。

 

それでも、折りたためば通常のスマホと同じサイズとなり、広げれば約10インチとなり、画面のシワも目立たないモバイル機器は非常に魅力的です。サムスンを初めとした競合他社も技術に磨きをかけ、三つ折りスマホが続々と登場することを期待したいところです。

 

Source:@jasonwill101(X)
via:Wccftech

シャオミから5000円台で健康も睡眠もバッチリ管理できそうな「Xiaomi Smart Band 9」

シャオミ・ジャパンは、人気ウェアラブルシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 9」を8月14日に発売します。市場想定価格は5480円(税込)です。

記事のポイント

リーズナブルながらスペックはいい、いわゆるコスパの高い製品を投入し続けるシャオミですが、Xiaomi Smart Band 9もコスパに優れるモデル。5000円台でスポーツから睡眠まで健康管理できそうで、初めてのスマートウォッチとして選択肢に入る製品でしょう。

Xiaomi Smart Band 9は、カラフルなデザインで高級感のある質感、大容量バッテリーによる長時間駆動、最大輝度の向上による見やすさなど、基本スペックが全面的に進化したモデルです。

 

小型でありながら高性能センサーを搭載し、ヘルスケア機能のモニタリング性能が前モデル以上にアップデートされています。睡眠状況をリアルタイムに記録して、分析レポートの出力が可能で、より良い睡眠のためのガイド機能なども追加されました。

 

また、クイックリリース構造によるアクセサリーの付け替えが簡単になったほか、リニアバイブレーションモーターがもたらす機敏な通知バイブレーションでさらに使い勝手が向上しました。

 

カラバリはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、アークティックブルー、ミスティックローズの4色展開で、マット質感のメタルフレームによる高級感のあるデザインを採用。さらに、Xiaomi Smart Band 9の発売と同時に、レザーストラップ、キューバンチェーンストラップ、アシンメトリーメタルストラップ、スマートバンドペンダント、ランニングクリップなど、ユーザーの使用シーンに合わせて、多彩なアクセサリーも用意されています。

 

低消費電力センサーと大容量バッテリーを搭載したXiaomi Smart Band 9は、標準使用で最大21日間の駆動時間を実現。また、最大輝度1200nitの明るいディスプレイを搭載し、屋外でも見やすく、高精度の環境光センサーによりディスプレイの明るさも自動的に調整されます。

 

ヘルスケアでは1日の心拍数、血中酸素濃度レベル、ストレスをモニタリングし、異常を検知するとアラートで通知。そのほか、女性の健康管理に重要な月経周期の記録や予測にも対応します。150以上のスポーツモードも搭載しています。

 

運動した後の最大酸素摂取量、回復時間、トレーニングパフォーマンス、トレーニングレベルなどを高度なアルゴリズムでサポート。さらにランニング機能では、ウォーキングから強度高めな有酸素運動まで、10種類のランニングモードをサポートします。加えて、装着が簡単になった新たなXiaomi ランニングクリップを使用することでケイデンスやストライドなど、13種類のデータをトラッキングし、Mi Fitnessアプリで確認することができます。

 

睡眠においては高精度のセンサーにより、睡眠のステージをより正確に把握することができます。睡眠中の心拍数や血中酸素濃度レベルの情報も詳細に見ることができ、長期間の睡眠サイクルを記録。Mi Fitnessアプリでの睡眠サイクルデータを参考にして、自分の睡眠習慣やパターンをより良く理解するのに役立ちます。

 

 

商品名:Xiaomi Smart Band 9

市場想定価格 :5480円(税込)

今年は3モデル展開だぞ! AI性能もさらに向上したGoogle Pixel 9シリーズがついに登場

Googleの新しいスマートフォン「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro」「Google Pixel 9 Pro XL」が8月14日から予約販売を開始。

記事のポイント

今回のPixelシリーズは3サイズ展開が注目でしょう。大型の6.8インチを楽しめるGoogle Pixel 9 Pro XLにするか、コンパクトで手に取りやすい価格のGoogle Pixel 9にするかなど、選ぶ楽しみができそうです。もちろん性能アップも見どころで、特にTensor G4搭載によって、Gemini Nanoでどんなことができるのかも期待したいところ。

Google Pixel 9は、カメラバーが進化し、カメラを前面中央に配置した新しいデザインを採用。手に心地よくフィットし、Google Pixel 8と比較して2倍の耐久性を実現しています。

 

 

Proモデルからは2つの異なるサイズが登場。Google Pixel 9 Proは6.3インチ、Google Pixel 9 Pro XLは 6.8インチのディスプレイを搭載しています。ディスプレイのサイズと充電速度を除けば、仕様と機能はすべて同じです。

 

どちらも「Super Actuaディスプレイ」と、新しい42MP前面カメラを搭載し、暗い場所でもより鮮明で明るい写真を撮影することができます。

 

また本体はシルクのようなマット加工のガラス仕上げの背面と、ポリッシュ加工のメタル側面を備え、高級感を演出しているとのこと。

Google Pixel 9は、6.3インチの「Actuaディスプレイ」を搭載し、Google Pixel 8よりも35% 明るくなりました。

 

カメラに関しては、Proモデルと同じメインカメラと超広角カメラを搭載。超広角レンズは、Google Pixel 8の12MPから48MPへ大幅に進化しています。一方、前面カメラにはオートフォーカスが搭載され、より鮮明な自撮り写真を撮影できるようになりました。

 

さらに、Google Pixel 8と比較して、画面をオンにした状態でアクティブに使用した場合のバッテリー寿命が約20% 長くなりました。

 

Google Pixel 9シリーズには新しいカスタムSoC「Tensor G4」を搭載。Google DeepMindと共同で設計したこのチップは、最先端のAIモデルを実行するように最適化されているといいます。スマホ上でテキスト、画像、音声を理解できるようにするマルチモダリティを備えた「Gemini Nano」を実行する初のプロセッサーでもあります。

 

シリーズ全体のメモリーもアップグレード。Google Pixel 9には12GB、Google Pixel 9 ProとGoogle Pixel 9 Pro XLには16GBを搭載しています。

 

またAIはカメラ機能にも利用され、たとえば「一緒に写る」機能を使えば、三脚を用意したり、周囲の人に撮影をお願いしたりすることなく、その場にいる全員がそろった写真を生成できます。さらに、暗い場所でも詳細を捉えた写真を撮影できるよう、パノラマもアップデート。これにより、暗い場所でも高品質のパノラマが撮影できるようになりました。

 

編集マジックの「オートフレーム」を使用すると、古い写真も新しい写真も、フレームや構図を自動調整。加えて、編集マジックの「イマジネーション」では、「写真に写っている野原に花を追加する」など、写真上で見たいものを入力して、アイデアを形にできます。

 

Google Pixel 9 ProとGoogle Pixel 9 Pro XLでは「動画ブースト」も利用可能。ビデオ夜景モードの処理速度が2倍になり、さらに48MP/5倍望遠レンズを使用して、超解像ズーム動画で最大20倍の高解像度ズーム動画を録画することもできます。

 

Google ストア 販売価格(税込)

Google Pixel 9 128GB:12万8900円
Google Pixel 9 256GB:14万3900円
Google Pixel 9 Pro 128GB:15万9900円
Google Pixel 9 Pro 256GB:17万4900円
Google Pixel 9 Pro 512GB:19万4900円
Google Pixel 9 Pro XL 128GB:17万7900円
Google Pixel 9 Pro XL 256GB:19万2900円
Google Pixel 9 Pro XL 512GB:21万2900円

フラッグシップスマートウォッチ「Google Pixel Watch 3」が登場、健康管理とランニング機能が強化

Googleのフラッグシップスマートウォッチの最新作「Google Pixel Watch 3」の予約販売が開始。新しい45mmモデルを含む2つのサイズがそろい、充実したフィットネスとリカバリー機能などを実現しています。

 

 

ラインアップは41mmモデルおよび45mmモデル。どちらの文字盤も、ピーク輝度が2000ニトと前モデルの2倍の明るさを実現した、新しい「Actuaディスプレイ」を搭載しています。これにより晴れた日の屋外でも画面を確認することができます。また60Hzから1Hzまでリフレッシュレートが可変するため電力効率が向上し、応答性も向上。映画館などの暗い環境では、目立たないように自動的にディスプレイの明るさが調整されます。

 

本体はベゼルが小さくなり、Actuaディスプレイのサイズが大型化しています。45mmモデルの画面は「Google Pixel Watch 2」より40% 、41mmモデルは10%大きくなりました。

 

ディスプレイは常時表示にも対応し、加えて1日中使えるバッテリー駆動時間を実現。新しく改良された「バッテリー セーバー モード」により、健康とフィットネスの記録機能や安全機能に影響を与えることなく、両方のサイズでバッテリー駆動時間が最大36時間となっています。

 

さらに、45mmモデルには従来よりも35%大きなバッテリーが搭載されたほか、41mmモデルでは充電が20%速くなり、充電時間が最大15分短縮されます。

 

またGoogle Pixel Watch 3は「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」の3つの新しいツールを導入。

 

今日のエナジーは、これまで以上に身体の回復状態に連動し、改良されたアルゴリズムが安静時心拍数、心拍変動(HRV)、最近の睡眠など、身体の主要な回復生体指標を追跡、分析します。これにより、毎日のトレーニングに取り組むための身体の準備がどの程度整っているかを、より包括的に把握することができます。

 

有酸素運動負荷は、1日を通して有酸素運動中に心臓がどの程度激しく働いているかを記録。また、時間の経過に伴う傾向を記録してトレーニングの過不足、フィットネスの維持または向上を把握するのにも役立ちます。

 

目標負荷は、毎朝届くパーソナライズされた目標値。この機能は最近の有酸素運動負荷と今日のエナジースコアを考慮してすべてを結び付け、回復のバランスを取りながらフィットネス向上に向けたガイドを提供します。

 

Google Pixel Watch 3には、ランナー向けの新しい機能も搭載。ランニング中は触覚フィードバックと音声ガイダンスにより、ペースが遅れているときや、心拍数の目標値を超えているときなど、インターバルを変更するタイミングなどを把握できます。このリアルタイムガイダンスは、継続的なサンプリング、機械学習による心拍数トラッキングによって提供されるとのこと。

 

ランニング後には、フォームの分析もサポート。新しい高度なモーションセンシングと機械学習を組み合わせ、歩行のリズム、歩幅と高さ、地面との接触時間を総合的に分析するフォーム 記録を強化したといいます。Fitbitアプリの新しいランニングダッシュボードでは、時間の経過とともにペース、フォーム、走行距離がどのように改善されているかを確認できます。

 

Google Pixel Watch 3ではGoogleとPixelシリーズ間で連携も可能。たとえば、リモコンが見つからないときに、Google Pixel Watch 3がリモコンとして機能し、「Google TV Streamer」に接続されたスマートデバイスの一時停止、音量調節、チャンネル変更などができます。トレーニング中に玄関のドアベルに応答しなければならない場合、ライブカメラフィードを開いて、玄関先への置き配をお願いすることも可能です。

 

またGoogle Pixel Watch 3に搭載された新しいPixelレコーダー アプリを使えば、外出先で音声メモを取り、検索して書き起こし、スマホのPixelに自動同期させることができます。

 

カラバリは41mmモデルには、クラシックなマットブラックのObsidian、ポリッシュシルバーのPorcelain、シャンパンゴールドのHazelのほか、新色のRose Quartzを用意。45mmモデルにはObsidianとPorcelainに加え、新色のマットなHazel AluminumケースとマッチするHazelバンドが登場します。

 

ウォッチは、シーンに合わせて、レザーバンド、メタルバンド、ウーブンバンドなど、さまざまな色とプレミアム素材のバンドでスタイリングが可能。

 

Google ストア 販売価格(税込)

41mmのBluetooth/Wi-Fiモデル:5万2800円
41mmのLTEモデル:6万9800円
45mmのBluetooth/Wi-Fiモデル:5万9800円
45mmのLTEモデル:7万6800円

折りたたみスマホ「Google Pixel 9 Pro Fold」登場、薄さとGoogle史上最大のディスプレイを実現

Googleの新しい折りたたみ式スマートフォン、「Google Pixel 9 Pro Fold」が8月14日から予約販売を開始。カラーはPorcelainとObsidianの2色で展開します。

記事のポイント

見どころは開いたときの薄さと大画面。Pixel Foldは7.6インチディスプレイ+外側に5.8インチディスプレイでしたが、Google Pixel 9 Pro Foldは8インチの「Super Actua Flex インナー ディスプレイ」と6.3インチの「Actua アウター ディスプレイ」を搭載し、画面サイズが大型化しています。気になるのはこの大画面で、AI処理を使ってどんなことができるのかでしょう。特に競合となりうるサムスンの「Galaxy Z Fold6」とできることは何が違うのか、などが今後の注目点になりそうです。

Google Pixel 9 Pro Foldは、これまでで最も薄いとうたう折りたたみ式スマートフォンであり、モバイルデバイス史上最大とするインナーディスプレイを搭載。流体摩擦ヒンジにより、本体を平らに開くことができるほか、大きくて明るい「Super Actua Flexディスプレイ」を備えています。

 

2023年に登場した「Google Pixel Fold」よりも80% 明るいディスプレイにより、明るい場所でも画面をくっきりと見ることができます。また、傷に強い Corning Gorilla Glass Victus 2を採用し、最大1.5mの水中に30分間浸しても耐えられるIPX8等級の防水性能を実現しています。

 

チップには最新の「Tensor G4 チップ」を採用。またデバイス上のAIと連携し、ペアリングしたアプリを分割画面で簡単に操作してマルチタスクを実行したり、写真をドラッグ&ドロップしたり、Google Meetをデュアル スクリーンで使用して、通話相手に自分の顔や見ているものを共有したりできます。

 

カメラは3眼構成で、超広角カメラはマクロフォーカスが可能になったほか、折りたたんだ状態でも開いた状態でも両方の前面カメラで顔認証ができるようになりました。加えて編集マジック、ベストテイク、動画ブースト、プロコントロールなどの機能も利用できます。

 

Google ストア 販売価格(税込)

Google Pixel 9 Pro Fold 256GB:25万7500 円
Google Pixel 9 Pro Fold ケース:7920 円

ASUSから登場した今年注目のAI PCを改めておさらい

6月上旬に台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2024」では多くの新型PCが発表されました。その中でも今年、注目を集めているのが「AI PC」です。これは昨今トレンドとなっているAI機能に特化した性能を搭載しているPCのこと。

↑COMPUTEXでASUSの発表会のワンシーン。多くのCopilot+ PCが発表された

 

たとえば「Copilot+ PC」はマイクロソフトが推進する新世代のAI PCで、AIを活用したさまざまな機能が用意されます。その機能を快適に使うために、PCには認定条件のひとつとして40TOPS以上の処理能力があるNPU(Neural network Processing Unit)の搭載が必須となっています。

 

GPU(Graphics Processing Unit)が映像処理に特化しているように、このNPUはAI処理に特化しているのが特徴。汎用的な演算を実行するCPUではなく、NPUがAIに関する演算を担当することで、より効率的にAIを活用できるというわけです。

 

45TOPSを実現するSnapdragon X Elite搭載Vivobook S 15

では一体どのような製品が登場したのか。ここでは、ASUSのノートPCを一挙に紹介していきます。

 

マイクロソフト製以外のCopilot+ PCとしていち早く登場したのが、CPUに45TOPSを実現するNPUが統合されたSnapdragon X Elite X1E-78-100採用の「Vivobook S 15」です。Windows 11 Home(Arm版)搭載ノートPCで、6月18日に日本市場でも発表されています。

↑ASUS Vivobook S 15 S5507は22万9800円(税込)から

 

ディスプレイには3K(2880×1620ドット)表示の15.6型有機ELを採用。メモリーは16GB/32GB、ストレージには1TB SSDを内蔵しています。

 

最薄部1.47cmのスリムデザインを採用しており、オールメタルながら約1.42kgと軽いのも魅力です。それでいて、バッテリー駆動時間は約18時間と高いスタミナも備えています。

 

キーボードには「Copilotキー」を搭載し、すばやくAI機能を呼び出すことが可能。AI時代を先取りするスタンダードなノートPCです。

 

現時点で最も高い性能なAMDのCPUを搭載したASUS Vivobook S 16/14

同じくVivobookシリーズでは「ASUS Vivobook S 16/14」もラインナップしています。こちらはCOMPUTEX TAIPEI 2024で発表されたAMDの新プロセッサー「AMD Ryzen AI 9 HX 370」を搭載。AMD Ryzen AI 9 HX 370は50TOPSを誇るNPUを統合しており、現段階では最も高性能なCPUです。

 

ASUS Vivobook S 16/14は16型と14型の2サイズを展開しており、16型にはテンキーも搭載されています。32GBメモリーと1TBのSSDを内蔵するなど、サイズ以外の基本的な仕様は共通です。

↑ASUS Vivobook S 16 M5606は21万9800円(税込)で販売中

 

大型ながらモバイルノートPCとして使えそうなASUS Zenbook S16

大型モバイルノートPCの本命とも言えるのが「ASUS Zenbook S16」です。プレミアムモデルらしく、ボディにはセラミックとアルミニウムを組み合わせた「セラルミナム」素材を採用。軽さと堅牢性を担保しつつ、最厚部でも1.1cmのスリムボディを実現しています。本体質量は1.5kg。また、78Whの大容量バッテリーを搭載しており、長時間駆動にも対応できます。

 

デュアルファンで強力にCPUを冷やしながらも、静音性が高いのもポイント。加えて最大2TBのSSDを搭載できます。高性能PCを持ち歩きたいというモバイル派には見逃せないモデルです。

↑ASUS Zenbook S16 UM5606は31万9800円(税込)で販売。Wi-Fi 7に対応するほか、米国軍用規格のMIL規格に準拠する堅牢性も実現している

 

独自のAIソフトを搭載したクリエイター向けのProArt

クリエイター向けの機能を備えるのが「ProArt」シリーズです。ラインナップは3モデルとなっており、16型の「ProArt P16 H7606」と13型で2in1タイプの「ProArt PX13 HN7306」はCPUにAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用。さらに両モデルとも、外付けのグラフィックスであるNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUの搭載モデルを選べます。

 

ディスプレイは16型と13型のタッチ対応3K有機ELを搭載。またタッチパッドの左上に指先でクルクルとなぞりながら回して操作できる「ASUS DialPad」を搭載しており、レタッチソフトやペイントソフトなどをより効率的に操作できます。

 

タブレットタイプの「ProArt PZ13 HT5306」はCPUにSnapdragonを採用しています。

 

また3モデルに共通する機能として、ASUS独自のAIソフトを搭載。そのひとつ「MuzeTree」では、簡単なラフスケッチと単語による指示だけで画像の生成などができます。このほか、写真や動画の整理、シーンの検出などができるAIアプリも用意しています。

↑ASUS ProArt P16 H7606(税込32万9800円)。AIアプリによって、簡単なスケッチを元にひまわりの絵が自動生成できる

 

ゲーミングPC「TUF Gaming」「ROG Zephyrus」もCopilot+ PC対応

さらにCOMPUTEX TAIPEI 2024ではCopilot+ PC対応のゲーミングPCも登場しました。「TUF Gaming A16/A14」はCPUにAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用し、GPUとしてNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載しています。

 

ゲーミングノートPCながらスリムボディを採用。14型の「TUF Gaming A14」は1.46kgと軽めで、持ち運びもできそうです。派手すぎないデザインなので、ビジネスシーンやカジュアルユースでも使用可能。AI性能だけでなく、GPUも必要、といったニーズにマッチしています。

↑TUF Gaming A16 FA608は9月下旬の発売がアナウンスされている。30万9800円(税込)から

 

よりハイパワーでゲームをプレイしたいユーザーには「ROG Zephyrus G16 GA605」が用意されています。搭載しているCPU、GPUはTUF Gamingと同じですが、冷却機構として「ROGインテリジェントクーリングシステム」を採用。本体背面での吸排気により、本体内部を効率よく冷却することで、ハイパフォーマンスのゲームプレイができます。

↑ROG Zephyrus G16 GA605は30万9800円(税込)からで販売中

 

インテルCPU製品は?

今回開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024では主に、40TOPS以上のAI処理性能を実現したQualcommのSnapdragon X Eliteと、AMDのAMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載するPCが、Copilot+ PCとして発表されました。

 

そうなると気になるのがインテルの動向です。インテル製のCPUが40TOPSを超えるのは、コードネーム「Lunar Lake」と呼ばれる、次世代Core Ultraプロセッサーだと言われています。

 

ASUSの発表会場にはこの次世代Core Ultraプロセッサーを搭載したビジネス向けノートPC「ExpertBook P5 P5405」が展示されていました。性能などは未知数ですが、Copilot+ PCに準拠するノートPCとして秋以降の発表が予想されています。

↑Lunar Lakeを搭載したExpertBook P5 P5405。14型ディスプレイを採用する薄型ノートPCだ

 

Apple Intelligenceの無料提供は2027年まで? その後は有料プランに!?

Apple(アップル)の人工知能機能「Apple Intelligence」が少なくとも2027年までは無料で提供されるとの予測が、Power On Newsletterに投稿されています。

↑Appleより

 

Apple Intelligenceは「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」に搭載される機能で、言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリでアクションを実行したり、日々のタスクをシンプルにすることができます。今年秋にリリースされるApple Intelligenceは、無料にて提供が開始される予定です。

 

Power On Newsletterによれば、Apple Intelligenceに課金したいと思えるほど魅力的な機能が備わるまでは、おそらく何年もかかるだろうとのこと。そして有料で購入する価値がある製品になるには「3年かかる」、つまり2027年になると予測しているのです。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)は先月、Appleが月額料金を支払ってアクセスできるアドオン機能を備えた「Apple Intelligence+」のようなものをを開発していると報じていました。Appleは「iCloud」にて有料プランの「iCloud+」を提供しており、Apple Intelligence+もこれに準じたものになる可能性があります。

 

Counterpoint Researchでアナリストを務めるNeil Shah氏は最近、AppleがApple Intelligenceに10ドル~20ドル(約1500円~2900円)を請求し、「Apple One」の一環として提供すると予測しました。もし有料プランが提供されるなら、それに見合った機能を追加して欲しいものです。

 

Source: Power on Newsletter via MacRumors

最強か! 次期iPhone SEは14風デザイン、Apple Intelligenceに対応!?

2025年初頭に発売といわれている「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」は「iPhone 14」風のデザインとなり、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応すると、Mark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑ALDECA studio / Shutterstock.comより

 

次期iPhone SEに関しては、以前にもiPhone 14がベースとなるとの情報が伝えられていました。また画面は6.1インチに大きくなり、顔認証機能「Face ID」や有機ELディスプレイ、アクションボタンやUSB-Cポートを搭載すると予測されています。

 

Gurman記者によれば、次期iPhone SEではApple Intelligenceが実行できる新しいプロセッサが搭載されるとのこと。また外観はiPhone 14に似ており、より鮮明な有機ELディスプレイが搭載されるとも指摘しています。

 

なお、Apple Intelligenceは「iPhone 15 Pro/Pro Max」や、「M1」チップ以降を搭載したiPadとMacで利用できます。iPhone 15 Pro/Pro Maxには「A17 Pro」チップが搭載されており、次期iPhone SEにもそれに相当するパワフルなチップが搭載される可能性があります。

 

以前には、本体価格の上昇も噂された次期iPhone SE。しかし、それに見合う大幅なアップグレードを期待しても良さそうです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

ファーウェイ、世界初の三つ折りスマホをまもなく発売? 実物らしきデバイスが目撃される

ファーウェイは2019年に同社初の折りたたみスマートフォン「Mate X」を発売し、今では世界初の三つ折りスマホを開発中と噂されています。そんななか、同社の幹部がその実物らしきデバイスを飛行機の中で使っている写真がネット上に登場しました。

↑Huawei Mate Xs

 

最近、ファーウェイのコンシューマー部門CEOのリチャード・ユー氏が未発表の三つ折りスマホを持っている写真が中国内のSNSに投稿されました。

Image:Weibo/Gizmochina

 

手元を拡大すると、ディスプレイには2つの折り目があり、三つ折りできることがうかがえます。また、左上には自撮りカメラ用のパンチホールがあるようです。

Image:Weibo/Gizmochina

 

この写真につき、著名リーカーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は「私が以前見た研究開発プロトタイプと一致している」とコメント。さらに「内側折りたたみ+外側折りたたみ+ダブルヒンジのデザインとなっている」と付け加えています。

 

約1か月前、Digital Chat Station氏は三つ折りプロトタイプの画面サイズが約10インチであり、折りたたみのシワが上手く制御され、競合他社より「はるか先を行く技術」が詰め込まれていると述べていました。まさに、その実物が姿を現したというわけです。

 

今回の投稿では、三つ折りスマホの厚みは全体的に抑えられており、ファーウェイ独自開発チップ「Kirin 9」シリーズが搭載され、次期フラッグシップ機Mate 70よりも早く発売されるとも予想しています。

 

Mate 70シリーズは、2024年第4四半期(10月~12月)の後半に発売されると噂されています。世界初の三つ折りスマホは、10月頃に登場するのかもしれません。

 

Source:Gizmochina

全世界のWindowsをブルースクリーンにしたCrowdStrike、「最も壮大な失敗」賞を受賞!

先月、全世界でWindowsのブルースクリーン障害を引き起こしたCrowdStrikeは、重大なセキュリティ上の失敗に贈られる「Pwnie Awards」を受賞しました。

↑不名誉な賞ではあるが……

 

この表彰式は欠席するのが恒例ですが、同社のマイケル・セントナス社長は出席し、「最も壮大な失敗(Most Epic Fail)」賞を自ら受け取っています。

 

年次ハッカー会議Def Conで授与されるPwnie Awardsは、セキュリティ研究者およびセキュリティコミュニティの功績および失敗を表彰するものです。セントナス社長は受賞スピーチで「今回のようにひどく間違ったことをした場合は、それを認めることが非常に重要だ」と述べています。

 

さらにセントナス氏は、この賞をCrowdStrikeの本社に持ち帰り、「目立つ場所に飾るつもりだ。なぜなら、出社する社員全員に見てもらいたいからだ」と付け加えています。

 

この「最も壮大な失敗」は、CrowdStrikeが全世界のWindowsマシンにセキュリティソフトのアップデートを行ったところ、ブルースクリーンを発生させた上に再起動を繰り返す結果を招いたことで起こったものです。

 

一時は病院や銀行、交通機関や医療機関などの主要サービスを停止させ、米デルタ航空やユナイテッド航空などの全便が地上待機をする羽目となっていました。マイクロソフトによれば、約850万台のデバイスに影響を与えたとのことです。

 

CrowdStrikeは、今回の不具合はテスト用ソフトウェアのバグが原因だと主張しており、テストとエラー処理の手続きを改めるとともに、今後同じような問題が起きないようアップデートを段階的に行うと約束しています。二度と同じ失敗を繰り返さないためにも、社長があえて賞を受け取りに出向いたのかもしれません。

 

Source:The Verge,TechCrunch

Apple Vision Pro廉価版は来年発売? アップルのスマート眼鏡も登場するかも

Apple(アップル)がスマートグラス(スマート眼鏡)の開発を継続していることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。また、空間コンピューター「Apple Vision Pro」の廉価版も来年発売されるようです。

↑eduardonunez / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、AppleのスマートグラスはMeta(メタ)とRay-Ban(レイバン)のコラボレーションによる「Ray-Ban Meta Smart Glasses」に似ているとのこと。つまりレンズへの画面表示機能はなく、音声で操作するデバイスとなるようです。

 

一方で、レンズに情報を表示できるスマートグラスについては「真のAR(拡張現実)メガネを作るというアイディアは、技術的な課題のため棚上げになっている」とも付け加えています。

 

さらに、Apple Vision  Proの廉価版も「おそらく来年早々に」出荷する予定だと指摘しています。これについて報道では、「このカテゴリのデバイスはまだ消費者の心を掴んでおらず、廉価版が1500ドル(約22万円)未満にならない限り、ニッチな製品のままでしょう」と、懐疑的な見方をしています。また第2世代のApple Vision  Proの開発も継続しているものの、リリース時期は不明だと伝えています。

 

Apple Vision Proは国内価格が59万9800円と極めて高価な製品でしたが、廉価版はせめてその半額程度で発売されて欲しいものです。

 

Source:  Bloomberg via 9to5Mac

Galaxy S24 Ultra、AI機能がPixel 8 Proより最大8倍も高速! チップ性能の差が反映されているかも

サムスンの最上位スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、少し前までGoogleの最上位スマホだった「Pixel 8 Pro」と比べた際に、要約やリアルタイム翻訳、画像編集などのAI機能が大幅に速いとの検証結果が報告されています。

↑Galaxy S24 Ultra

 

ハイテク製品の技術テストやアドバイスを行う企業Signal65は、2つのデバイスの性能をAIベンチマークツールでテストした報告書を公開しています。それによれば、Galaxy S24 Ultraは全てのベンチマークでPixel 8 Proを上回り、一部のシナリオでは3倍以上、最大8倍ものパフォーマンスを記録しているとのこと。

 

興味深いことに、Galaxy S24 Ultraは写真に写り込んだものを消す処理も高速です。この機能はGoogleがかなり以前から取り組んできたものですが、後から登場したGalaxy AIが追い抜いたようです。

 

またモノを消すプロセス、つまりオプションから「除去」を選び、オブジェクトの周りをなぞり、最終的な結果が得られるまでの時間は、GIMPなど一部デスクトップ画像編集アプリよりも短くなっています。「PCよりもスマホで作業する方が速い」というわけです。

 

注目すべきは、今回のテストのほとんどがオンデバイスAI(クラウドサーバーと通信せず、端末内で完結する)を対象にしていることです。Galaxy S24 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 3チップがGoogleのTensorチップよりもはるかに高性能であることが、そのまま反映されています。

 

特にSnapdragon 8 Gen 3のうち、AIと機械学習を処理するNPU(ニューラルプロセッシングユニット)は高速です。最新のPixel 9 Proに搭載されたTensor G4の性能は未知数ですが、大きく進化していると期待したいところです。

 

Source:Signal65
via:Sammobile

「スマホ+サブスク」の必須2大サービスはどこのセット契約がお得?

スマホは生活に欠かせないものですが、定額で動画や音楽などを楽しめるサブスクもまた、必須のサービスと考えている人も多いのではないでしょうか。

 

必ず発生する支出こそ、できるだけ節約をしたいもの。そこで着目したいのが、スマホと各種サブスクをセットで契約するとお得になるサービスです。できるだけ支出を切り詰めたい物価高の今、必須サービスの見直しから節約を始めてみませんか。

 

「スマホ+サブスク」は楽天モバイルがお得度で一歩リード?

大手通信キャリアは4社とも、スマホとサブスクをセットで契約するとお得になる割引やサービスを展開しています。なかでもいま、要注目なのが楽天モバイルです。

楽天モバイルのサイトから

 

楽天モバイルは、契約者向けのサブスク関連サービスを数多くラインアップしています。まず、契約者は追加料金なしで「NBA Rakuten」や「パ・リーグSpecial」を利用できることが大きなポイント。バスケや野球ファンはこれだけでも乗り換えを検討する価値があります。

 

さらに2024年7月9日からは、新たなオプションサービス「トク得!エンタメセレクション」を開始。楽天モバイル経由で「Hulu」もしくは「DAZN」と契約すれば、それぞれの月額利用料に対して最大で20%の楽天ポイントが還元されます。

 

ほかにも、音楽のサブスク「楽天ミュージック」が月5時間まで無料で利用できる特典なども付帯するため、楽天モバイルはサブスク関連サービスの手厚さにおいて、大手通信キャリアのなかでも一歩リードと言える充実ぶりとなっています。

楽天モバイルのサイトから

 

ドコモはサブスクの料金をdポイントで最大25%還元

ドコモのサイトから

 

ドコモは、各種サブスクの月額利用料がdポイントで還元されるサービス「爆アゲセレクション」を提供しています。対象となるサブスクは「Disney+」「Netflix」「Spotify」など全7種類。どれも還元率が高く、たとえば月額料金が高額なDAZNの場合、月々764ポイントと大きな還元を受けることが可能です。

 

注意点は、対象となるプランが「eximo」と「ahamo」に限られること。格安プランの「irumo」は対象外、または還元率が低下します。

 

ドコモ「爆アゲセレクション」

サービス名 月額利用料 dポイント還元率 実質月額利用料
Disney+ 990円(スタンダードプラン) 20%(180ポイント) 810円
Netflix 1490円(スタンダードプラン) 20%(271ポイント) 1219円
Lemino 990円(Leminoプレミアム) 10%(90ポイント)※1 900円
YouTube 1280円(YouTube Premium) 20%(233ポイント) 1047円
DAZN 4200円(DAZN for docomo) 20%(764ポイント) 3436円
Spotify 980円(Standardプラン) 25%(223ポイント) 757円
Apple Arcade 900円 10%(82ポイント) 818円

※価格は税込(以下同)
※1 「DAZN for docomo」を除くほかの対象サービスと同時契約した場合は20%還元

 

auは各種サブスクとのセットプランあり

auのサイトから

 

auでは、スマホとサブスクがセットになったプランを提供しています。基本となるのは無制限プランである「使い放題MAX 5G/4G」。これに加え、各種サブスクとのセットプランが全部で5種類用意されています。

 

ここで注目してほしいのは、「個別に契約した場合との価格差」です。

 

たとえば、NetflixやDAZNに加え、電子書籍サービスのピッコマなども含まれる「使い放題MAX 5G ALL STARパック3」の場合、すべてを個別に契約した際にかかる料金と比較すると、月額7299円もお得に利用することができます。

 

スマホは無制限、サブスクもいろいろ契約するというヘビーユーザーにとって注目すべきプランと言えるでしょう。

 

auの使い放題プラン

プラン名 月額料金 含まれるサブスク
(カッコ内は通常の月額利用料金)
(使い放題MAX 5G/4G+サブスクの個別契約)-それぞれのプランの月額料金(割引適用前)
【参考】使い放題MAX 5G/4G ・7238円

・4928円(各種割引適用時)※2

使い放題MAX 5G with Amazonプライム ・8107円

・5797円(各種割引適用時)※2

・Amazon Prime(600円)

・TELASA(618円)

-349円
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック2(P) ・8437円

・6127円(各種割引適用時)※2

・Netflix(広告つきスタンダードプラン、790円)

・Amazon Prime(600円)

・TELASA(618円)

-809円
使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック ・9108円

・6798円(各種割引適用時)※2

・U-NEXT(Paraviベーシックプラン ドラマ・バラエティパック専用、1017円)

・FOD PREMIUM(976円)

・TELASA(618円)

-741円
使い放題MAX 5G/4G DAZNパック ・1万208円

・7898円(各種割引適用時)※2

・DAZN(4200円) -1230円
使い放題MAX 5G ALL STARパック3 ・1万1187円

・8877円(各種割引適用時)※2

・Netflix(広告つきスタンダードプラン、790円)

・Amazon Prime(600円)

・TELASA(618円)

・YouTube Premium(1280円)

・DAZN(4200円)

・Apple Music(1080円)

・ピッコマ(700円)

・GeForce NOW Powered by au(1980円)

-7299円

※2 「auスマートバリュー」「家族割プラス(3人以上で加入時)」「au PAY カードお支払い割」適用時の価格

 

ソフトバンクはPayPayポイントで最大20%還元、対象サブスクが多い

ソフトバンクのサイトから

 

ソフトバンクにはユーザーが加入できる「ソフトバンクプレミアム」というプログラムがあり、PayPayポイントが通常よりも多く貯まるなどの各種特典を受けることができます。この特典の中に、エンタメ系サブスクの月額利用料金から最大で20%のPayPayポイントが還元される特典が用意されています。

 

大きな特徴は、対象サブスクの多さ。13種が対象で、他社では還元対象外のものも多く含まれています。

 

特におすすめなのは、ABEMAとSPOTV NOWの2つ。どちらも還元率が20%と高く、さらに双方ともドコモや楽天では還元対象外のため、これらのサブスクを利用している人は要チェックです。

 

ソフトバンクプレミアム「エンタメ特典」

サービス名 月額利用料 PayPayポイント還元率 実質月額利用料
Apple TV+ 900円 5%(41ポイント) 859円
Apple Arcade 900円 5%(41ポイント) 859円
Netflix 1490円
(スタンダードプラン)
5%(68ポイント) 1422円
U-NEXT 2189円(月額プラン、ポイント増量) 10%(199ポイント) 1990円
Hulu 1026円 10%(93ポイント) 933円
DAZN 4200円 10%(382ポイント) 3818円
ABEMA 960円 20%(175ポイント) 785円
DMM TV 550円 10%(50ポイント) 500円
バスケットLIVE 550円 10%(50ポイント) 500円
ベースボールLIVE 660円 20%(120ポイント) 540円
J SPORTSオンデマンド 2640円 10%(240ポイント) 2400円
SPOTV NOW 2000円 20%(364ポイント) 1636円
釣りビジョンVOD

for ソフトバンクプレミアム

1320円 20%(240ポイント) 1080円

 

U-NEXTユーザーは「y.u mobile」なら大幅節約に!

前述のとおり、大手通信キャリアは4社とも、サブスクに関連する特典や専用プランなどを展開しています。一方、同様のサービスを展開しているMVNOは多くありません。

 

そんななかで、要注目なのがU-NEXTとヤマダホールディングスが共同出資して設立したMVNO「y.u mobile」です。

y.u mobileのサイトから

 

y.u mobileの料金プラン

プラン名 月額料金・容量 U-NEXTの月額プラン料金込み 毎月もらえる

U-NEXTポイント

シングル 5GB:1070円
シングル U-NEXT 10GB:2970円 1200円分
シェア U-NEXT 20GB:4170円 1200円分

 

y.u mobileの料金プランは3つありますが、このうちプラン名に「U-NEXT」と入っているものは、U-NEXTの月額料金がプランに含まれています。たとえば、「シングル U-NEXT」の場合、月額2970円で10GBのデータ容量に加えて、U-NEXTの月額プランを利用することが可能です。U-NEXTを単体で契約した場合の月額利用料金は2189円なので、10GBを実質781円で利用できます。これは他社と比較してもかなり安価な水準と言えるでしょう。

 

さらに注目したいのが、毎月もらえる1200円分のU-NEXTポイントです。このポイントは電子書籍の購入や、映画館の割引クーポンへの交換などに使えますが、y.u mobileで10GB分のデータ容量と交換することも可能です。多くのデータを使う人はポイントをデータ容量交換に充てることで、データ容量20GB、さらにU-NEXTも使えて、月額2970円で利用できる破格のサービスとなります。

 

また、2人以上で使用できるプラン「シェア U-NEXT」もあり、うまく使えばさらなる節約も可能です。

 

大手通信キャリアと比較すると、スマホの通信速度や通信品質の面でどうしても劣ってしまいますが、お得度は圧倒的と言えるサービスです。すでにU-NEXTを契約している人も、これから契約を考えている人も、スマホごとの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

M4 Mac mini、アップル史上最小のコンピューターに? Apple TVと同等のサイズ感になるらしい

Apple(アップル)が今年後半に投入する「M4 Mac mini」は、完全に再設計され同社史上最小のデスクトップコンピューターになることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

報道によれば、新しいM4 Mac miniは2010年以降初の大きなデザイン変更となり、セットトップボックス「Apple TV」に匹敵する小型化を実現するとのこと。なお、本体の厚さは現行モデルの1.4インチよりも若干分厚くなるようです。また、プロセッサにはM4およびM4 Proが搭載されます。

 

M4 Mac miniはアルミニウム製の本体で、背面には少なくとも3個のUSB-Cポート、電源ケーブル用のスペース、HDMIポートを搭載。M4を搭載したベースモデルは今月にサプライチェーンから出荷が開始される予定ですが、ハイエンドモデルは10月まで準備が整いません。なお、発売は年内を予定しているようです。

 

AppleはM4チップですべてのMacを統一すると予測されており、今後は「MacBook Air」「MacBook Pro」「iMac」「Mac Studio」「Mac Pro」にM4が搭載される予定です。次期Mac miniがどれだけの小型化を実現するのか、今から実に楽しみですね!

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

iPhone 16、アップルが生産増強体制に? フォックスコンが2週間で5万人の新規労働者を雇用と報じられる

Apple(アップル)が「iPhone 16」の需要の高まりを見込み、生産を担当するFoxconn(フォックスコン)が2週間で5万人の新規労働者を雇用したことを、BusinessKoreaが報じています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

報道によれば、AppleはiPhone 16の販売数の増加を見込んで、その生産量を10%増やしたとのこと。これにより、iPhone 16の総生産数は9000万台に達するようです。またiPhone 16を製造するFoxconnの工場は、現在フル稼働をしています。

 

Foxconnの鄭州工場はAppleのグローバルサプライチェーンの中心であり、iPhone生産の約80%を担っています。iPhone生産のピークシーズンは8月に始まり12月まで続くため、この期間の生産量の増加に対応するためにも、労働者の採用活動は不可欠です。

 

地元メディアはFoxconnが採用のために、8月から時給を最大25元(約510円)引き上げ、また採用ボーナスも7500元(約15万円)に引き上げたことを報じています。

 

さらにAppleは、iPhone 16シリーズからインドでも多様なiPhoneの生産を開始する計画だと報じられています。iPhoneの快進撃は、今後も続くことになりそうです。

 

Source: BusinessKorea via MacRumors

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6、世界初のGemini Nano対応折りたたみスマホだと判明!

サムスンの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」では、Googleの大規模言語モデルGeminiの最小バージョンであるGemini Nanoが動くことが判明したと、米Android Authorityが報告しています。

↑Galaxy Z Fold6(右)

 

Galaxy Z FoldシリーズとGalaxy Z Flipシリーズは「Galaxy AI」を搭載していますが、旧モデルではサムスン独自のAIモデル(Samsung Gauss)を使っています。

 

が、Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6には「AICoreサービス」がプリインストールされているとのこと。このAICoreは、Gemini Nanoモデルのダウンロードとアップデートを処理するAndroidのシステムサービスです。

 

今のところGemini Nanoは、Pixel 8シリーズと、サムスンのGalaxy S24シリーズのみ対応していると公表されています。それがGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6で使えるということは、両モデルが「世界初のGemini Nano対応折りたたみスマホ」になったことを意味しています。

 

Galaxy Z Fold6/Flip6でのGemini Nano動作が確認できたのは、GoogleメッセージアプリのMagic Compose(文章マジック)機能です。これはチャット会話のうち直近20件のメッセージを使って文脈を理解し、それに応じて返信を提案するものです。

 

またGoogleキーボードでも「スマートリプライ」機能でGemini Nanoを使えるはずですが、なぜかGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6ではその機能がないとのことです。

 

Gemini Nanoの強みは、オンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内で処理を完結する)のため反応が素早く、プライバシーが保護されることです。サーバーからの応答がモタついたり、個人情報が漏れる恐れがないわけです。

 

いくつかのサードパーティ製アプリは、オンデバイスAI処理にGemini Nanoを使う予定です。AdobeはPDFファイルの要約に、Grammarlyは文法の修正などに利用するという具合です。折りたたみスマホでも生産性がめざましく向上すると期待できそうです。

 

Source:Android Authority
via:Sammobile

有機EL iPad Airに一歩前進!? ディスプレイサプライヤーが決定か

Apple(アップル)が2026年の「iPad Air」に搭載される有機ELディスプレイの主要サプライヤーとして、Samsung Display(サムスンディスプレイ)を選択することを、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑DenPhotos / Shutterstock.comより

 

現在のiPad Airには、通常の液晶ディスプレイが搭載されています。一方で今年5月に発売された「M4 iPad Pro」には、より先進的なタンデム構造による有機ELディスプレイが初めて搭載されました。

 

実はSamsung Displayは、M4 iPad Proの有機ELディスプレイを提供しています。そしてライバルのLG Displayよりも生産能力が大きいことから、将来のiPad Airの有機ELディスプレイを提供することになったのです。

 

さらに2026年には、iPad miniの有機ELディスプレイもSamsung Displayが提供すると報告されています。調査会社のOmdiaは2026年にiPad Airが、そして2027年にはiPad miniが有機ELディスプレイを搭載すると報告しています。さらに、iPad miniは画面サイズが8.3インチから8.7インチに大きくなることも予測されています。

 

iPhoneシリーズに続き、有機ELディスプレイを採用したiPad Pro。この流れは、いずれiPad AirやiPad miniにもやってくることになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

お手ごろ価格の高性能スマホ「Galaxy S24 FE」の仕様が完全に分かった? カラバリは5色かも

お手ごろ価格の高性能スマートフォン「Galaxy S24 FE」は数か月後に発売とみられますが、正式発表前に大量のリーク情報がネット上に登場しました。

Image:Android Headlines

 

米Android Headlinesはプロモーション資料らしき画像を、本体カラーおよび仕様とともに公開しています。

 

カラバリはブルー、グラファイト、ミント、シルバー、イエローの5色とのこと。大まかなデザインはGalaxy S24標準モデルとよく似ており、前面/背面や側面すべてがフラットで、角は丸みを帯びています。ただし、画面周りのベゼル(特にアゴ部分)が少し太くなっています。

Image:Android Headlines

 

Galaxy S24 FEのディスプレイは6.7インチの有機EL画面で、解像度はフルHD+で最大120Hz、ピーク輝度は1900ニト。画面はGorilla Glass Victus 2+により保護され、頑丈さも確保されています。

Image:Android Headlines

 

またIP67等級のため、防塵(ホコリ)・防水性能も優れています。自撮りカメラは10MP、背面のメイン(広角)カメラは50MP、超広角カメラは12MP、望遠カメラは8MP(光学3倍ズーム)を搭載しており、前モデルGalaxy S23 FEと同じ仕様です。

Image:Android Headlines

 

搭載プロセッサーは、ほとんどの市場でExynos 2400になるとのこと。とはいえ、米国や日本向けモデルにはSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxyチップが搭載されるかもしれません。

 

今回の資料には言及がありませんが、12GB RAMと256GB/512GB(オプション)ストレージを搭載するとの噂もありました。いずれも、上位機種のGalaxy S24に遜色ないものです。

 

そしてバッテリー容量は4565mAhであり、1回の充電で最大78時間のオーディオ再生と29時間のビデオ再生が可能だと謳われています。

Image:Android Headlines

 

ソフトウェア面では、最近のサムスン製デバイスに搭載された「Galaxy AI」が使えるとのこと。Android 14ベースのOne UI 6.1.1がインストール済みであり、「かこって検索」や「AIスケッチ」など便利なAI機能が箱から出してすぐに使えそうです。

Image:Android Headlines

 

まだ価格は分かっていませんが、米国では昨年のGalaxy S23 FEと同じ599ドル(約8万8000円)~だと予想されています。ただし、サムスンは今年フラッグシップ機を値上げしたため、649~699ドル(約9万500円~10万2000円)に跳ね上がるかもしれません。

 

Source:Android Headlines
via:Sammobile

Pixel 9 Pro XLの価格が判明? 正式発表前にすべてのスペックが分かったかも

Googleの次期スマートフォンPixel 9シリーズは、まもなく「Made by Google」イベントにて正式発表される見通しです。その直前に、非折りたたみで最大サイズである「Pixel 9 Pro XL」のスペックや価格がリークされました。

Image:@MysteryLupin

 

リークアカウント@MysteryLupinは、Pixel 9 Pro XLの実物写真とともに、各種スペック等をシェアしています。

 

それによれば、Pixel 9 Pro XLはTensor G4チップ、16GBのRAM、ピーク輝度が3000ニトに達する6.8インチディスプレイ、Gorilla Glass Victus 2(画面保護ガラス)、42MPの自撮りカメラ、50MPのメインカメラ、超広角と望遠カメラは48MPとのこと。

 

これらは、別の著名リーカーが伝えた情報とも一致しています。ただし画面のピーク輝度については、以前に噂のあった2050ニトよりも高くなっています。

 

今回のリークで最も注目すべきは、128GB版の米国価格が1099ドルと伝えている点です。発売当初のPixel 8 Proは999ドルだったので、画面が大きくなって100ドルの差額ということになります。

 

ほか、Pixel 9 Pro XLの1TBストレージ版にも言及しています。これが本当であれば、歴代Pixelシリーズの中でも最大容量となります。

 

別の投稿で、@MysterLupinは新たなAI機能について説明しています。そこにはAI画像ジェネレーターの「Pixel Studio」や、写真の中のオブジェクトを別ものに「変形」できる「Reimagine」等が含まれるとのこと。

 

さらに新たな「天気アプリ」にも触れつつ、前にもリークされた「Pixel Screenshots」に再び言及。「自然言語を使ってスクリーンショットを検索できる」機能だと説明しています。

 

ほぼPixel 9シリーズの情報は発表前に丸わかりとなった印象がありますが、ここ最近は為替レートの変動が激しいため、それが日本での価格にどう影響するのか興味深いところです。

 

Source:@MysteryLupin
via:9to5Google

無料アプリのダウンロードで毎回パスワードを入力するのが面倒? そのひと手間、実は省けます【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Mac App Storeで無料アプリをパスワードなしでダウンロードする方法」です。

 

 

Mac App Storeで新しいアプリをダウンロードする際に、毎回パスワードを入力するのは手間ですよね。Touch IDを搭載したMacBookやMagic Keyboardならワンタッチで済むとはいえ、それすら面倒に感じる人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、Mac App Storeから無料のアプリをダウンロードする際に、Touch IDの操作やパスワード入力をしないですませる方法をご紹介します。

 

まず、[]メニューから「システム設定」を開きます。

 

次に、サイドバーの最上部にある「Apple ID」を選択し、右側で「メディアと購入」をクリックします。

 

Touch IDを使っているユーザーは「Touch IDを使って購入」をオフにします。

 

すると、「無料ダウンロード」および「購入とアプリ内課金」という項目が表示されるので、「無料ダウンロード」のポップアップメニューを「常に要求」から「要求しない」に変更し、システム環境設定を閉じましょう。

 

これ以降は、Mac App Storeから無料のアプリをダウンロードする際、「入手」ボタンをクリックした後に「インストール」ボタンをクリックするだけで、パスワード入力しなくても即座にダウンロードが開始します。

 

なお、「Touch IDを使って購入」のオプションをオンにすると、このオプションは使えず、無料ダウンロードを行う際にはTouch IDが要求されます。

 

また、「無料ダウンロード」の下にある「購入とアプリ内課金」は、有料アプリの購入やアプリ内課金を行う際にパスワードの入力を要求するかどうかを設定する項目です。セキュリティ上の観点から「常に要求する」にしておくか、あるいは最後の購入から15分以上経過した場合にのみ入力を求める「15分後に要求」を選択しておくことをおすすめします。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

新世代の折りたたみAIスマホ「Galaxy Z Fold6」レビュー! 強い魅力で一度使うと手放せない

サムスンのGalaxyシリーズに独自の生成AIソリューション「Galaxy AI」を載せた、折りたたみスマートフォンの最新モデル「Galaxy Z Fold6」が発売されました。ここでは、折りたたみスマートフォンの進化をリードしてきたGalaxyによる最新モデルの魅力を、Galaxy AIの最新機能を中心にレポートしていきます。

↑Galaxy AIを搭載するスマートフォン「Galaxy Z Fold6」をレビューします

 

軽くてスリムになるなど、デザインが一新

Galaxy Z Fold6は、本体を横に開くと7.6インチのメインディスプレイが広がる折りたたみスマートフォンです。本体を閉じた状態でも、オールスクリーンデザインの6.3インチ・サブディスプレイ(カバーディスプレイ)による操作が可能。両方のディスプレイには高精細な有機ELを採用しており、別売りのSペンによるテキストやイラストの手書きにも対応します。

↑手書き入力に欠かせないSペン。純正アクセサリーである「Galaxy Z Fold6 S Pen Case」(1万9250円・税込)に付属しています

 

前機種のGalaxy Z Fold5に比べると、四隅のラウンド(角の丸み)がなくなってシャープなデザインになっています。グリップ感がとても良く、ディスプレイに映像が広々と表示されます。

 

もうひとつZ Fold5に比べると、閉じた状態でメインディスプレイ側がほぼピタリと重なり合い、よりすき間が目立たなくなりました。ヒンジ側と厚みのバランスに偏りがなく、閉じた状態で約幅68.1mmになる「横幅がスリムなスマホ」は、片手だけの画面操作もスムーズにできます。

↑6.3インチのカバーディスプレイ。横幅が約68.1mmとスリムなので、片手による操作をとてもスムーズにこなせます

 

↑開いたメインディスプレイは、中心の“折り目”がかなり目立たなくなりました。NetflixやYouTubeの動画を大きな画面で心地よく視聴できます

 

閉じた状態での本体の厚さは約12.1mm(開いた状態は約5.6mm)で、質量は約239g。参考までに、iPhone 15 Pro Maxの221gと比べても大きく変わりません。カメラとして構える際にも本体の重さを感じることなく、軽快に写真やビデオを撮れます。

↑本体を開いた状態の厚さは約5.6mm

 

↑閉じた状態でも厚さは約12.1mm。上下の本体がバランスよく閉じます

 

メインディスプレイを開くときには、決まった角度でヒンジがピタリと固定されるので、たとえばノートPCのように途中まで開いた状態で動画を視聴しても、途中でゆるゆるっと画面が傾くことがないのも安心です。ただ、本体をテーブルに置いたままサブディスプレイをタッチ操作すると、カメラユニットの張り出しがテーブルに接触するためガタつきます。本体カメラ側をなるべくフラットにするけど重量が増してしまうケースを装着するか、スリムで軽い本体の優位性を楽しむべきか悩ましいところです。

 

PDFの内容を要約・翻訳するSamsung Notesがとても便利

ここからは性能に目を向けてみましょう。Galaxy Z Fold6にはGalaxy AIの各機能をパワフルに処理する、クアルコムの高性能なシステムICチップ(SoC)が搭載されています。「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」という、Galaxyシリーズのためにカスタマイズされたチップです。パフォーマンスに優れるCPU/GPUのほか、AI処理に特化するNPUを統合しています。

 

さらにGalaxy Z Fold6は内部に発生する熱をクールダウンするため、大型のベイパーチャンバーを中心とする冷却システムも内蔵されています。チップが高負荷な処理をする際に、冷却システムが熱を効率よく逃がすことでパフォーマンスの低下を防ぎます。

 

こうした性能をもって利用できるAIはどれほどのものか、Galaxy AIの新機能を中心に試してみました。はじめに、テキストメモやイラストの作成に役立つ、Galaxy AI搭載のアプリ「Samsung Notes」を紹介します。

 

テキストの要約や翻訳の作業はお手のもの。メールに添付されたPDFファイルをSamsung Notesで読み込み、そのまま内容を要約・翻訳できる機能も備わっているのですが、これがとても便利です。筆者はひんぱんにメールで送られてくる新製品のプレスリリースや、インタビューのためのPDF資料を、Samsung Notesに読み込んでざっくりと内容を把握したいときに役立てました。

↑メールから直接PDFファイルをSamsung Notesに読み込み可能。Galaxy AIアイコンをタップすると「翻訳」「要約」メニューが表示されます

 

↑要約したい箇所を選択して「生成」アイコンをタップします

 

↑賢く要約を生成。4ページぐらいのPDFであれば数秒で要約が作成されます

 

音声データのテキスト化は日本語の精度がいまひとつ

Galaxy Z Fold6の内蔵マイクで音声を記録して、音声データからテキストに起こしたり、要約したりする機能もSamsung Notesにあります。複数人数が参加する会話は話者分離も可能です。

 

ただ、音声認識とテキスト化の精度は、あくまで筆者が使ってみた印象ですが、100点満点中で英語が90点だとすれば、日本語は50~60点前後です。単語の認識力がいまひとつなことと、「えー」「あのー」といったフィラーワード、つまりは“言いよどみ”をそのまま拾ってしまいます。会話の内容を大まかに振り返りつつ、大事なところは聞き直すための指標にはなるものの、仕事用の議事録として提出するためには下処理が必要です。

↑Samsung Notesではタイピングでメモを取りながら音声を記録して、後に音声ファイルのテキスト起こしも可能。テキストは要約もしてくれます

 

なお、Galaxy Z Fold6にはGalaxyシリーズ純正の「ボイスレコーダー」アプリもあります。録音品質の選択やステレオ録音など、Samsung Notesよりも少し込み入った設定ができますが、文字起こしや話者認識の精度はどちらのアプリも同じでした。

 

画像生成機能「AIスケッチ」「ポートレートスタジオ」が楽しい

Samsung NotesのGalaxy AIには「AIスケッチ」という、画像生成系の新機能があります。Sペン、または指で描画した簡単なスケッチから気の利いたイラストを自動生成してくれます。企画書やプレゼンテーションに挿入するための簡単なイラストを描く用途に活躍しそうです。

 

【AIスケッチの使用例をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

AIによる画像生成系ではもうひとつ、画像や動画のギャラリーアプリにポートレートスタジオという、人物の写真から似顔絵のイラストを自動作成する機能が加わりました。Galaxy Z Fold6で撮影したポートレート写真、またはギャラリーアプリに読み込んだ人物の写真を開いて、画面に表示されるポートレートスタジオのアイコンをタップするだけで、10秒前後で画像を生成します。

↑ギャラリーアプリから「ポートレートスタジオ」にアクセスします

 

↑人物の特徴点をよく捉えた似顔絵を仕上げてくれました

 

イラストは人物の顔の特徴を器用に捉えていると思いますが、似顔絵としては若干「盛る」気配りが欠けている印象を受けました。ホンモノの人物よりも、ほんの少しかわいく、カッコよく描いてほしい。反対にホンモノの人物が美女・美男だった場合、イラストの方が平凡に仕上がる傾向も気になりました。

 

ほかにもギャラリーアプリでAIスケッチを使って写真に背景を追加することもできます。加工を施した写真には、微妙にAIで書き足したことがわかるほどに誇張感が滲みます。でも、そこにはGalaxy AIの開発チームによる、フェイク画像の悪用や誤用を避けようとする狙いも垣間見えてきます。

 

通話時のAIは精度に不安も、検索と純正の通訳は日常生活で活躍

日常的によく使うスマートフォンのアプリや機能にもGalaxy AIが組み込まれています。たとえば「Samsungブラウザ」アプリにはページの長いテキストを要約・翻訳する機能があります。筆者は海外の新製品発表のニュースを読むときにブラウザーの翻訳機能をよく使いました。

 

Galaxy S24シリーズから搭載する「かこって検索」は、Galaxy Z Fold6だと7.6インチの大画面ディスプレイなので、検索したい対象のオブジェクトが囲みやすくて便利です。

↑「かこって検索」はGalaxy Z Fold6の大画面と好相性

 

「電話」アプリによる音声通話をアシストする機能には、「テキスト通話」と「リアルタイム通訳」があります。

 

テキスト通話は音声を書き起こしてくれる機能です。Galaxy端末のユーザーが通話時「声を発することができない」環境にいる場合に活用できます。また、スマホでタイピングしたテキストを音声に変換して相手に伝えることもできます。音声でのやり取りに比べると若干のタイムラグは発生しますが、使い慣れればビジネスシーンにも役立てられそうです。

 

リアルタイム通訳は「英語←→日本語」の設定で試しました。「どれぐらいリアルタイムなのか?」が気になるところかもしれません。筆者の感覚では、やはり発話からテンポが遅れるぶんの「慣れ」が必要だと思います。

 

また通訳のクオリティにも若干の不安があります。音声通話の履歴がテキスト化されて画面に表示されるので、意図していたことと違う内容を相手に伝えてしまった場合にやり直しは効きます。ただ、その場ですぐに「ごめん、今の会話はなし!」であることを相手に伝えるための機転も必要です。現時点ではなかなか使いこなしが難しい機能だと思いました。

↑左側が「テキスト通話」、右は「リアルタイム通訳」。日本語音声の認識精度がますます高くなることを期待したいです

 

とはいえリアルタイム通訳は世界中のスマホユーザーに役立つ機能です。今後の目覚ましい進化を期待しましょう。

 

外国語によるコミュニケーションをサポートしてくれる機能には、ほかにもGalaxy純正の「通訳」アプリがあります。Galaxy Z Fold6の場合、メインディスプレイ側に日本語で話したフレーズの文字起こしとほぼリアルタイムに通訳されるフレーズを表示しつつ、カバーディスプレイの方には対面相手に外国語のテキストを表示して見せることができます。もちろん通訳されたフレーズの音声もスピーカーから聞こえてきます。通訳の精度・レスポンスともに「電話」アプリよりも完成度が高く、こちらは即戦力として使えそうなアプリです。

↑純正の「通訳」アプリ。Galaxy Z Fold6の大きなメインディスプレイに、自分が話した日本語とリアルタイム通訳による外国語のテキストが表示されます。音声も内蔵スピーカーから聞こえてきます

 

↑カバーディスプレイ側に翻訳されたテキストを表示。翻訳を相手に見せながら会話ができる便利な機能です

 

カメラは光学2倍/3倍ズームを選べる、デジタルズームは最大30倍

最後に、Galaxy Z Fold6が搭載するメインカメラで風景を撮影してみました。トリプルレンズカメラでは、約5000万画素のセンサーを搭載する広角レンズによる光学2倍相当のズーム撮影と、約1000万画素のセンサーを搭載する望遠カメラによる光学3倍ズームを選んで撮り分けられます。筆者の作例は等倍ズームによるものですが、料理に影を落としたくないときには本機の2倍・3倍のズーム撮影が頼りになると思います。

↑トリプルレンズカメラ仕様

 

デジタルズームは最大30倍。昼の明るい環境であれば超望遠撮影時にも比較的ノイズの少ない写真を撮れます。20倍以上を使うと、カメラを向けている被写体の位置が補足しやすくなる便利な「ズームマップ」が起動します。

↑望遠カメラによる光学3倍ズーム撮影。階段、屋根のディティールが自然に再現されています

 

↑30倍デジタルズームで撮影。明るい時間帯であれば、なかなか使える機能です

 

↑20倍ズーム以上を選択すると「ズームマップ」が起動。遠くの被写体を狙いやすくなります

 

ノートPCにもできないことをこなせる「折りたたみAIスマホ」

Galaxy Z Fold6はテキストの要約、翻訳など実用的な生成AI機能をパワフルに動かせる高いパフォーマンスを備えたスマートフォンです。手書き入力はSペンを駆使し、テキスト入力はBluetoothキーボードをペアリングすれば、簡易なモバイルワークステーションとしてビジネスシーンの戦力にもなってくれるでしょう。

 

5G対応の常時ネットワーク接続や、Galaxy S24に肩を並べるほど充実したカメラ機能も載っている“スマホ兼タブレット”は、一般的なノートPCにもできないことをコンパクトな本体でバリバリにこなしてくれます。価格は約25万円からと安くはありませんが、新世代の折りたたみAIスマホには、一度使ってしまうと手放せなくなりそうな強い魅力があります。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

米軍MIL規格をクリアする耐久性が魅力。「TORRAS」よりMagSafe対応スマホケース発売

楽創天成は「TORRAS」ブランドより、MagSafe対応スマホケースを8月9日に発売しました。公式サイトとAmazonで、それぞれ購入できます。公式サイトでの販売価格は カラーは薄緑と薄青の2色です。

 

Guardian-Mag Clear TORRAS MagSafe対応スマホケース

本製品はワイヤレス充電だけでなく、さまざまなMagSafeアクセサリーにも対応。瞬時にピタッと吸い付き、「何回振っても落ちない」とのこと。米軍MIL規格をクリアした耐衝撃性も魅力で、「2.44mの高さから落としても、iPhone 本体は無傷」といいます。

 

また無色の透明のため、スマホカラーをありのまま再現しつつ、スマホケースとスマホ本体を調和させてくれます。Bayer社製の高品質なTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)と、PMMA(アクリル樹脂)素材を採用し、UV照射や汗による変色を防止するため、透明感を長い間保てるとのこと。

 

10000mAh 軽量小型 MiniMagモバイルバッテリー

↑強力な磁石を内蔵し、しっかりとスマホに付着

 

スマホケースと併せて、同社の新製品(発売済)のMiniMagモバイルバッテリーを使うのも手。こちらの製品は厚さ14mm、重量183gという薄型軽量ながら、バッテリー容量は10000mAh。iPhone 15に約2回、iPad mini (第6世代) を約1回以上充電できます。ワイヤレス出力(15W)と、Type-C 出力ポート(QC 22.5W)の2つの出力方式を備えています。8月9日現在、公式サイトでは8999円(税込・割引済)です。

Appleの「探す」アプリに対応!クレジットカードサイズのスマートトラッカーで安心を携帯

バッファローは、Appleの「探す」アプリに対応したカードタイプのスマートトラッカー「BSST01BK」を、Amazon内バッファロー公式ストア(バッファローダイレクト) にて販売を開始しました。

 

2.4mm薄型タイプで財布にスッポリ入る!

本商品はiPhoneやiPadの「探す」アプリを利用し、位置を確認できるスマートトラッカー。財布やパスポートケースのカードポケットに収めやすい2.4mmの薄型カードタイプで、大切な物の置き忘れや紛失を防止できます(※1、2)。

※1:Android端末では利用不可。
※2:付近のiCloud接続機器を検知して位置情報を更新するため、利用環境によっては位置情報が正確に表示されない場合があります。

 

本商品が入った持ち物が手元から離れた時は、端末にプッシュ通知でお知らせが届くため、万が一の置き忘れを防止。また、本体にスピーカーが内蔵されているため、「探す」アプリから、スマートトラッカーの音を鳴らすことで、スマートに持ち物を見つけやすくなります。紛失に気づいた時はアプリから「紛失モード」へ切り替えることで、持ち物が検出された位置情報が登録端末に通知されます。

 

 

商品表面にはシボ加工を施しており高級感と共に細かな傷も目立ちにくく、端面はエッジ部分に丸みを持たせることで、カードポケットへの収納もスムーズ。また、汗や雨による濡れにも強い「IPX6」等級の防水仕様で、持ち運び時の水濡れも気にせず利用できます。

 

バッテリー内蔵の使い切りタイプで、最大3年間、充電や電池交換不要で利用可能(※3)。電池残量については、「探す」アプリから確認できます。

 

※3:電池寿命は、製造から最大3年間です(気温25℃で1日に2回ブザーを鳴らした場合の目安)。本商品は、5~35℃での使用を推奨します。高温での保管は電池寿命が短くなります。電池交換はできません。

 

バッファロー
スマートトラッカー「BSST01BK」
2980円(税込)

 

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光るパソコン出た! AMDの最新プロセッサー搭載デスクトップPC発売

インバースネットは、オリジナルBTOパソコンブランド「FRONTIER」から、AMD Ryzen 9000 シリーズを搭載したデスクトップパソコンを8月10日午前11時に発売します。4種類のケースにマザーボード、CPUクーラー、グラフィックスカード、電源が異なるモデルを合計14機種をラインナップ。ニーズに合わせたカスタマイズもできるとのこと。FRONTIERダイレクトストアにて購入可能です。

 

「AMD Ryzen 9000」シリーズは、現行のRyzen 7000シリーズの後継製品。新世代CPUコアアーキテクチャ「Zen 5」を採用し、Socket AM5向けに設計されたこのプロセッサーは、「前世代のZen 4アーキテクチャと比べて、IPCが約16%向上しています」と同社は説明しています。

 

Ryzen 9000シリーズはPCI-Express 5.0に対応し、最新の接続規格をサポートしているだけでなく、電力効率も改善。CPUの熱設計電力(TDP)が前モデルの105Wから65Wに低下し、より効率的な電力管理が可能です。

 

ケースデザインには、冷却性と拡張性を兼ね備えた「タワー型」を採用。それぞれの特徴は以下のとおりです。

 

・GKシリーズ [幅:約215mm × 高さ:約347mm × 奥行:約401mm]

滑らかな角丸の、シンプル・スマートな外観。様々なインテリアにもなじみやすいデザインです。容量は約30Lとコンパクトながら、ボトムからトップへのスムーズなエアフローをかなえる「垂直エアフロー構造」です。ケースカラーは白と黒の2色から選べます。

 

・GHLシリーズ [幅約230mm×高さ約500mm × 奥行約465mm]

ケースの前面と背面に光るファンを搭載し、側面にRGB-LEDラインを施した「光るパソコン」です。左側面には強化ガラスパネルを採用し、光るパーツやRGB-LEDラインのライティングを楽しめます。ライティングは、専用ソフトで好みの色やパターンを設定できます。ケースカラーは白と黒の2色から選べます。

 

・GPLシリーズ [幅約230mm × 高さ約500mm × 奥行約453mm]

 

前面左側の支柱がない、ピラーレスデザインのケースです。ライティングは、すべてソフトウェアで制御可能で、6基の光るケースファンとケース側面のRGB-LEDラインがケースを照らします。

 

光るメモリ(32GB)や光る水冷CPUクーラーが標準搭載されており、ガラスパネル越しに輝きを楽しめます。ケースカラーは白色と黒色の2色から選択可能で、内部のパーツ(水冷CPUクーラー、グラフィックスカード、電源、ケーブル)もケースカラーと同色です。

 

・GBLシリーズ[幅:約232mm × 高さ:約493mm × 奥行:約496mm]

黒色のフルメッシュデザインのケースで、160mmの大型ファンを2基内蔵しています。電源を底面に配置し、マザーボード側とは完全に仕切られているので、大容量の吸気と効率的な排熱が可能です。

 

ARGBライトストリップが内蔵されたフロントメッシュパネルと、ガラスパネル採用のサイドパネルにより、様々なパターンのイルミネーションを楽しめます。

【西田宗千佳連載】ソニーだからできるテレビ戦略「映画推し」

Vol.140-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、国内メーカーから登場するテレビの違いについて。ソニーのテレビは「映像配信が生んだ映画需要」に賭ける姿勢が見えてくる。

 

今月の注目アイテム

パナソニック

ビエラ Z95Aシリーズ

実売価格36万6300円(55V型)

↑新世代有機EL「マイクロレンズ有機EL」の採用で、高コントラストかつ美しい映像を実現。Amazon「Fire TV」の機能を内包し、ネット動画もテレビ番組も同じ画面で表示することができ、簡単に見たい番組を探せる

 

映像配信の普及により、パナソニックはテレビで使っているOSを、AmazonのFire OSに変更した。同じような「配信による変化」は、もちろん他社にも大きな影響を与えている。

 

実は今年のソニーの戦略も、映像配信の普及を受けてのものであったりする。ソニーは今年のBRAVIAにおいて、製品自体も大型・高輝度の製品を軸にしている。日本も含めリビング向けのテレビは世界的に大型化傾向が進んでいるのだが、それを受けての選択である。

 

そこで全世界共通のキャッチフレーズとしたのが「CINEMA IS COMING HOME(映画が家にやってきた)」。読んで字の如く、映画推しだ。発色をはじめとして、映画のクリエイター達が劇場のために作り上げた表現を忠実に再現する機能を搭載した。

 

配信が普及したことで、高画質な映画を楽しむハードルは著しく下がった。ディスクの売り上げは下がってきており、画質的にも体験的にも、「劇場+配信」という形が映画の基本となりつつある状況だ。

 

そして、テレビの大型製品で特に見られているのはなにか……と考えたときに、それは「映画である」ということになり、映画むけの機能強化が中心になっている。単に大型のテレビを作るのではなく、機能的にもプロモーション的にも“大型テレビで映画を楽しむには”という軸が徹底されている。

 

中でもわかりやすいのが、いわゆるフラッグシップモデルを「有機EL」ではなく「ミニLED搭載液晶」としたことだ。一般的な印象として、「もっとも高画質なディスプレイ技術は有機EL」と考えている人が多いのではないだろうか。それは必ずしも間違いではなく、多くのメーカーがフラッグシップを有機ELとしている。

 

だがソニーは方向性を変えた。有機EL採用の「BRAVIA 8」シリーズは、画質と薄型デザインを求める層に向けたものとし、今年モデル向けの最新技術にはミニLEDを採用して「BRAVIA 9」に搭載した。

 

実は、今年モデルの「BRAVIA 7」シリーズは、昨年のミニLED採用フラッグシップ機とほぼ同等の性能を持っている。昨年モデルを少しお買い得にしたうえで、さらに新しい技術を、あえて有機ELではなくミニLEDの方に入れた。

 

BRAVIA 9には、ソニーセミコンダクタと共同開発した新しい「LEDドライバー」が搭載されている。その結果、発色をコントロールできるゾーン数が劇的に増加し、明るさも昨年モデルに比べ50%アップしている。映像編集業務に使うマスターモニター「BVM-HX3110」のノウハウを注ぎ込み、発色もマスターモニターに合わせた。すなわち、「映画制作の環境に近いもの」を目指したわけだ。ソニーが映画制作向けの機器を多数作っており、それらを使う制作現場からのフィードバックを受けやすい環境であるためにできることだ。

 

こうした変化は、技術だけだと消費者にはわかりづらい。そこで「CINEMA IS COMING HOME」という、「映画に絞る」大胆なプロモーションに打って出た……ということでもある。

 

では他はどうなっているのだろう? 次回のウェブ版ではREGZAの動きを説明してみたい。

 

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Copilot+PC対応「ThinkPad」がついに登場、ビジネスシーンで活躍するハイスペック仕様

レノボ・ジャパンは、最先端のAI機能をビジネスに活用できる「Copilot+ PC」対応のノートPC「ThinkPad T14s Gen 6」を発売しました。価格は38万600円(税込)〜となっています。

↑サイズ:約幅313.6×奥行き219.4×高さ16.9mm/本体質量:約1.24kg~

記事のポイント

Copilot+ PC対応のThinkPadが登場しました。ビジネスユーザーの中にはお待ちかねという人もいるでしょう。価格はお高めですが、最大14.0型 2.8K OLEDが搭載可能など、スペック的には申し分ありません。

12コアのQualcomm Oryon CPU、Adreno GPU、専用のQualcomm Hexagon NPUを搭載したSnapdragon X Eliteプロセッサーを採用しています。NPUの処理能力は最大45TOPSを誇り、強化されたWindowsスタジオエフェクトや映像や音声のリアルタイム翻訳などの機能をオンデバイスで利用できます。

 

メモリーは最大64GB(LPDDR5X)、ストレージは最大1TBを搭載するほか、4辺狭額縁のコンパクトな薄型筐体に14型ディスプレイを内蔵しており、ハイブリッドワークに最適だとしています。また、省電力なプロセッサーと58Whの大容量バッテリーによる長時間のバッテリー駆動を実現しており、動画再生時では約19.3時間、アイドル時では約37.4時間の連続使用が可能です。

 

インターフェイスは、USB Type-A ×2、USB Type-C ×2、HDMI、マイク/ヘッドホン・コンボ・ジャックを搭載しています。

 

ブランド名(メーカー名):レノボ
商品名:ThinkPad T14s Gen 6
価格:38万600円〜

次期「Apple Watch SE」はプラスチック製になる!?

次期「Apple Watch SE」に硬質プラスチック素材が採用されると、海外メディアで報じられています。

↑コストダウンに期待

 

2022年9月に発売された現行モデルのApple Watch SEは、本体素材としてアルミニウムを採用。画面サイズは40mm/44mmの2種類で、「S8 SiP」チップを搭載しています。上位モデルの「Apple Watch Series 8/9」と異なり、血中酸素濃度や心電図、皮膚温度の測定はできません。

 

米ブルームバーグによれば、次期Apple Watch  SEではアルミニウムの代わりに硬質プラスチック素材が採用される可能性が、ますます高まっているとのこと。硬質プラスチック素材はコストを抑えることができるので、次期Apple  Watch SEの低価格も期待できそうです。

 

アップルは以前、プラスチック素材を採用した「iPhone 5c」を発売したことがありました。iPhone 5cではカラーが鮮やかなブルー、イエロー、ピンク、グリーン、ホワイトで展開されたので、次期Apple  Watch SEでも同様にカラフルなモデルが登場するかもしれません。

 

現行モデルのApple Watch SEはGPSモデルが3万4800円〜、GPS+Cellularモデルが4万2800円〜と、子ども向けに購入するには若干高額なことも確か。次期モデルでは硬質プラスチック素材の採用により廉価になるのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via MacRumors

M4搭載の「MacBook Pro」などが2024年中に登場!?

アップルは「M4」チップを搭載した新型の「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」を今年後半にリリースすると、米ブルームバーグが報じています。

↑M4移行計画が進行中

 

今年5月、アップルはM4を搭載した「iPad Pro」を発売しました。M4は電力効率が向上した第2世代の「3nm」プロセスで製造されており、消費電力と性能が向上。以前のiPad Proに搭載されていた「M2」と比較し、CPUは1.5倍高速で、半分の電力で同じ性能を発揮できるとされています。

 

ブルームバーグによれば、アップルは全MacをM4にアップグレードする準備を進めており、まずは今年後半にMacBook Pro、Mac mini、iMacがM4に移行するとのこと。2025年には「MacBook Air」や「Mac Pro」「Mac Studio」がそうなると言います。

 

興味深いことに、M4ではAIタスクの処理を担当するNeural  Engineの強化が主な改良点となる一方、「より劇的な変更が加えられるMacが少なくとも1モデル存在する」とブルームバーグは指摘しています。さらに、今後は「最も薄く、最も軽い製品」が各カテゴリーで登場するとのこと。

 

M4 iPad Proのリリース後では、若干インパクトが薄い印象もありますが、それでも、よりパワフルなMacの登場に期待したいです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone 16」のお披露目、Apple Intelligenceに合わせる? 名物記者の予想は…

次期「iPhone 16」シリーズが例年通りのスケジュールで発売されるなら、その発表日は9月10日の火曜日になる可能性が高い。米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者がそう報じています。

↑次も例年通り9月にお披露目らしい

 

近年のiPhoneシリーズは「iPhone X」のような例外を除き、9月に発表され、同月に発売されてきました。アップルは2011年に新サービス「iCloud」「Siri」を立ち上げるために、iPhoneの発売時期を6月から10月に変更したとガーマン記者は述べています。

 

今年のiPhone 16では、人工知能を活用した「Apple Intelligence」が導入される予定。そのApple Intelligenceは、10月にリリースされる「iOS 18.1」でユーザーに正式に提供される予定ですが、これに合わせてiPhone 16の発売日が10月になることはないとガーマン記者は指摘しているのです。

 

iOS 18.1のApple Intelligenceでは、テキストの校正や書き直し、要約のためのライティングツール、Type to Siriを備えた新しいSiriのインターフェイス、メールの要約やスマート返信などのメールとメッセージアプリの改善、電話の通話録音、メモやその他のアプリでの音声文字変換などが含まれる予定です。

 

そんなApple IntelligenceがどれだけiPhone 16の売り上げを押し上げるのかにも注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Gemini搭載!「Google TV Streamer」が9月24日に発売へ

米Googleは、テレビのHDMI端子に挿して、さまざまなエンターテイメントを体験できる新製品「Google TV Streamer」を発表しました。日本でも9月24日に発売予定であり、価格は1万6000円(税込)。Googleストアおよび家電量販店などで購入できます。

↑Google TV Streamer(画像提供/Google)

 

なお、これまでのChromecast製品は生産終了となり、販売は在庫限りとなります

 

Google TV Streamerは、以前からの噂通り小さなドングル型ではなく、セットトップボックス型となります。これまでのChromecast with Google TVと同じくNetflixやDisney+、Apple TV+などのストリーミングアプリを使えるとともに、Google HomeとMatterのスマートハブとしても機能します。

 

新たなハードには32GBのストレージ、前モデルより22%高速なプロセッサー、2倍のRAMが搭載されています。これによりアプリの読み込み時間が短くなり、操作もスムーズになったとのこと。また従来通り、Dolby Vision と Dolby Atmosにも対応し、4K HDR表示も可能です。

 

HDMI 2.1a、Wi-Fi 5、ギガビットイーサネット、Bluetooth 5.1も備えています。特にイーサネット、つまり有線ケーブルでインターネットに接続できるため、高速かつ安定した通信が期待できるでしょう。

 

付属のリモコンは前モデルと似ていますが、少し改良されています。音量ボタンが側面から正面になり、新たにカスタマイズ可能なボタンも追加され、お気に入りのアプリを開いたり、HDMI入力を切り替えたりすることもできます。

↑Google TV Streamerのリモコン(画像提供/Google)

 

Google TV Streamer本体の背面にはリモコン発見ボタンが搭載されており、リモコンがソファーの裏に隠れていても、音を鳴らして見つけ出すことができます。さらに「OK Google、リモコンを探して」と音声で指示することも可能。

 

ソフトウェア面では、Googleが自社開発するAIのGeminiにより、コンテンツの概要、レビュー、シーズン後との内容を確認できるようになり、次に楽しみたいコンテンツを簡単に見つけられます。

 

Googleのストリーミング製品はAmazonのFire TVシリーズと機能が似ているものの、Google PlayストアのAndroidアプリを使えたり、複数のサービスを横断してコンテンツを見つけられたり、便利な面がいろいろあります。9月の発売を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Google
via: The Verge, 9to5Google

次期「Snapdragon 8 Gen 4」、マルチコア性能がA17 Proを凌駕!

クアルコムは次期ハイエンドAndroidスマートフォン向けチップ「Snapdragon 8 Gen 4」を、さまざまなクロック速度でテストしていると噂されています。その初期のものはマルチコア性能がSnapdragon 8 Gen 3(Galaxy S24シリーズなどに搭載)を46%も上回っていました

↑マルチコアスコアでライバルの上に出た

 

その再設計版のベンチマーク結果が登場し、以前よりも低くなっているものの、iPhone 15 Pro搭載のA17 Proチップを上回るマルチコアスコアを叩き出しています。

 

人気のベンチマーク投稿サイト・Geekbench Browserに、Snapdragon 8 Gen 4らしき数値が掲載されました。シングルコアスコアは2884、マルチコアは8840。これはA17 Proのシングルコアを少し下回る一方で、マルチコア性能は優れている結果です。

 

これまでSnapdragon 8 Gen 4のベンチマーク結果は何回か現れていますが、メインコアのクロック数が4.3GHzなど、Snapdragon Gen 3のピーク周波数3.30GHzを大きく上回っていました。それでは最高性能は高くとも、発熱や消費電力が大きくなり、スマホを長時間使うことが難しくなります。

 

今回はそれよりも控えめになっており、なお高性能を維持しているのは明るい材料と言えるでしょう。

 

チップ性能はCPUだけで決まるものではなく、特にゲーミング向けにはGPU性能も重要になります。ある著名リークアカウントは、MediaTekの最上位プロセッサー・Dimensity 9300のピーク性能を出すために消費電力は半分で済むと主張していました。本当であれば、豪華なグラフィックがサクサク動き、かつバッテリー持ちも長くなるでしょう。

 

ほかSnapdragon 8 Gen 4は、フレーム補完技術を搭載し、『原神』で1080p+120fpsを保つことができるかもしれないとの噂もありました 。今後の続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Wccftech

次期「Galaxy S24 FE」は発売間近!? 公式サポートページが見つかる

サムスンの次期スマートフォン「Galaxy S24 FE」は、ハイエンド機のGalaxy S24をベースにしたお手ごろ価格バージョンです。このデバイスに関しては何度も噂が伝えられてきました。最近では、この製品がまもなく発売される手がかりがサムスンの公式サイトから見つかっています。

↑次期モデルのデビューは近い

 

サムスンのフランス向け公式サイト上には、「SM-S721B」という未発表のモデル番号があります。この番号は、以前サムスンのサーバー内で見つかったGalaxy S24 FE国際モデルの型番と一致しています(前Galaxy S23 FEはSM-711B)。

 

このページには最小限の情報しか載っていませんが、「Galaxyスマートフォンでファイルを管理する方法を教えてください」などの項目がいくつもあり、スマホ用サポートページであることは間違いなさそうです。

 

これまでの噂によると、Galaxy S24 FEはサムスン製のExynos 2400またはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、内蔵RAMは8GBのほか12GBオプションも用意され、Galaxy S24やS24+と同等になるとみられています

 

デザイン面では、前Galaxy S23 FEよりも本体が薄く、大きなディスプレイを搭載すると予想されています。もっとも、最近ネット上に現れたダミーモデルは、画面周りのベゼルが分厚く、特にアゴ(画面下)の部分が目立っていました。

 

背面カメラについては、前モデルと全く同じになるとのリーク情報があります。

 

今回のサポートページの登場は、Galaxy S24 FEの発売が間近に迫っている可能性を示すものでしょう。これまでの前例から考えると、正式発表や発売は数か月以内に行われることになりそうです。

 

Source: Gizmochina

モバイルバッテリー一体型充電器など、アンカー最高峰シリーズ「Anker Prime」に新製品

アンカー・ジャパンは8月8日、モバイルバッテリーや充電器など合計8製品を発表しました。それぞれの製品名は下記のとおりです。

 

USB急速充電器/モバイルバッテリー

・Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)

USB急速充電器

・Anker Prime Charger(65W, Slim, GaN)

・Anker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN)

・Anker Prime Charger(200W, 6 Ports, GaN)

・Anker Prime Charger(250W, 6 Ports, GaN)

高出力電源タップ

・Anker Prime Charging Station(8-in-1, 240W)

ドッキングステーション

・Anker Prime ドッキングステーション(14-in-1, Dual Display, 160W)

USB Type-Cケーブル

・Anker Prime 高耐久ナイロンUSB-C & USB-C ケーブル 240W

 

今回発表したのは、同社の中でも最高峰と位置付けられる充電器シリーズ「Anker Prime」の新製品です。100W以上の高出力に対応するうえに充電の効率化や充電器本体の小型化を実現した「GaNPrime」を搭載したほか、USB PD 3.1に対応するシリーズとなっています。

 

新製品は「これまで以上に高出力でかつ小型化を実現した製品や、新構造を採用した製品、さらにはシリーズ初となるカテゴリの製品」であり、「最高のパフォーマンスと万能性の2軸」を備えているとうたっています。

 

充電器とモバイルバッテリーが一体化したAnker Prime Power Bank

Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)は、Anker Primeとしては初のUSB急速充電器とモバイルバッテリーが一体化した製品です。充電器/モバイルバッテリーともに最大65W出力対応で、ノートPCも充電できます。バッテリーの容量は9600mAhとなっており、バッテリー容量の高いスマホでも約2回充電可能です。

↑Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)。側面にUSB-Cポートがあり、どちらも最大65Wの出力が可能

 

本体サイズは約115×44×42mmで、重さは約308g。一般的な65W出力のモバイルバッテリーと比べて約60%小型化しているとのことです。

 

販売予定価格は1万4990円(税込)で、8月8日に発売します。

↑モバイルバッテリーとして、飛行機内にも持ち込みが可能です

 

プラグ収納で世界最薄クラス実現のAnker Prime Charger

Anker Prime Charger(65W, Slim, GaN)は、65W以上の出力に対応かつUSB-Cポートを2基以上搭載している充電器において、世界最薄クラスを実現したとするUSB充電器です。コンセントに差し込むプラグが収納可能なため、スリムな本体に仕上がっています。サイズは約86×45×12mmで、重さは約80gです。

↑Anker Prime Charger(65W, Slim, GaN)

 

↑プラグを出したとき

 

↑プラグの向きを変えられるので、コンセントの位置を問わず使えそうです

 

出力はUSB-C1が最大65W、USB-C2が最大45Wに対応。2ポート同時利用した場合は最大63Wの出力となります。

 

販売予定価格は6990円(税込)で、発売は2024年冬頃を予定しています。

↑USB-Cポートはプラグと反対側に搭載

 

↑クレジットカードよりも小さいサイズです

 

100W出力で世界最小クラスのAnker Prime Charger

Anker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN)は、100W以上の出力に対応しているUSB-Cポートを2基、USB-Aポートを1基以上搭載している充電器において、世界最小クラスとうたう急速充電器です。本体サイズは約68×45×29mmで、重さは約170gとコンパクトなサイズ感になっています。

↑Anker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN)

 

出力はUSB-C1/USB-C2ともに最大100Wで、USB-Aは最大22.5W。2ポート同時利用の場合はUSB-C1+USB-C2で最大100W、USB-C1+USB-Aで最大87.5W、USB-C2+USB-Aで最大24Wです。また3ポート同時利用だと最大89Wで出力します。

 

販売予定価格は8990円(税込)で、発売は8月8日です。

↑一般的な100W出力以上の充電器と比べて約50%小型化

 

↑重心の位置や、プラグの材質と太さを変えることで、壁に付いているコンセントに挿しても抜け落ちづらいとのこと

 

最大200W出力で据え置きタイプのAnker Prime Charger

Anker Prime Charger(200W, 6 Ports, GaN)は、合計6ポート搭載/合計最大200W出力の、据え置きタイプの急速充電器です。USB-Cポートを4基、USB-Aポートを2基備えています。

↑Anker Prime Charger(200W, 6 Ports, GaN)

 

↑正面部分にUSBポートを備えています

 

出力はUSB-Cだといずれも最大100W、USB-Aは2ポートどちらも最大22.5W。複数ポートを同時に利用したときの出力は以下のとおりです。

 

2ポート利用時 : 最大200W

3ポート利用時 : 最大200W

4ポート利用時 : 最大200W

5ポート利用時 : 最大199W

6ポート利用時 : 最大199W

合計最大出力 : 最大200W

 

本体サイズは約112×76×35mmで、重さは約563g。また販売予定価格は1万2990円です。8月8日に発売します。

↑小型なので、デスク上に置いても邪魔になることはなさそうです

 

ダイヤルで充電モードを変えられるAnker Prime Charger

Anker Prime Charger(250W, 6 Ports, GaN)は、充電の状況などがわかるディスプレイ搭載のUSB急速充電器です。USB-Cポートを4基、USB-Aポートを2基搭載し、合計で最大250W出力が可能となっています。

↑Anker Prime Charger(250W, 6 Ports, GaN)

 

また、本体側面にダイヤルを搭載しているのも特徴で、USBへの出力を自動で配分するモード、優先的に出力させたいポートを2基選べるマニュアルモード、PCを2台充電させるなどで高出力するポートを固定するモード、省電力モードの4つを選べます。なお、専用アプリを使ってこのモード変更やポートごとの出力状況を確認することもできます。

 

単ポート利用時はUSB-C1が最大140W出力、USB-C2/USB-C3/USB-C4が最大100W、USB-Aは2基とも最大22.5W出力です。複数ポート利用時の出力は以下のとおり。

 

2ポート利用時 : 最大240W

3ポート利用時 : 最大250W

4ポート利用時 : 最大250W

5ポート利用時 : 最大250W

6ポート利用時 : 最大250W

合計最大出力 : 最大250W

 

本体サイズは約106×93×40mmで、重さは約640g。また販売価格は1万9990円(税込)です。発売は2024年秋ごろとしています。

↑Ankerとしては史上初の、ディスプレイ搭載デスク平置き型充電器

 

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新ブランド「CIO Mate」製品が楽天でも買える!超小型モバイルバッテリー、シリコン充電ケーブルが続々

CIOは、新ブランド「CIO Mate」を、楽天市場店で8月2日に発売しました。

↑一眼レフにも使われる表面処理で、物理的にシワ模様をつける「シボ加工」を施しています。お気に入りのカラーでまとめる楽しさもありますね

 

「気軽に、昨日よりもわくわくする未来を感じてもらいたい」という思いから生まれたブランドで、「多機能とテクノロジーを両立させつつ、手に取りやすい価格で提供できる製品開発を行っている」とのこと。具体的には、小型・薄型充電器やモバイルバッテリー、シリコン充電ケーブルなどをラインナップしています。

 

■Charger 001

↑約3cm角の超小型ボディ

 

20WのPD急速充電に対応し、スマホを30分で約50%充電できます。重さは約35gで、プラグ部分も折り畳めるのでコンパクトに持ち運ぶことが可能です。

販売価格:1960円(税込)

 

■Powerbank 001

↑スマホを約2回、急速充電可能。約185gと軽量なので、持ち運びに難がありません

 

Charger 001同様、20WのPD急速充電に対応する、10000mAhの大容量バッテリー。USB-Cを2つ、USB-Aを1つ備えており、計3台同時に充電できます。デジタル残量表示は1%単位でわかるので、肝心な時の充電切れを防いでくれるのがうれしいポイントです。

販売価格:3830円(税込)

 

■SPIRAL CABLE

↑240Wまでの充電器に対応し、スマホやイヤホンはもちろんノートPCにも給電可能

 

ケーブル全体が磁力でまとまり、キレイに収納できる USB-Cケーブルです。マグネットの力でケーブル自体が引き合うので、ケーブルバンドを使わずにまとまるほか、長さも調整できるのでたわみを最小限に抑えられるとのこと。

販売価格:1980円(税込)

アップル、Safariに「集中力」を高める新機能を導入!

アップルは「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」のベータ版において、「Safari」ブラウザに「Distraction Control(集中制御)」という新機能を導入しました。

↑コンテンツに集中!

 

Distraction Controlは、サインインのためのウィンドウや、Cookieの設定ポップアップ、ニュースレターの登録バナー、自動再生ビデオなど、ウェブサイトから注意を逸らすような要素を削減するための機能です。これにより、ユーザーはよりウェブサイトのコンテンツに集中することができます。

 

Distraction Controlはウェブサイトの静的なコンテンツを非表示するもので、広告ブロッカーと異なります。たとえ広告が一時的に非表示になったとしても、ウェブページが更新されると広告が再表示されます。つまり、定期的に変更されるウェブサイトの要素を想定したものではありません。

 

SafariでDistraction Controlを有効にするには、ページメニューから「集中を妨げる項目を非表示にする」を選択。また、Safariの検索フィールドから「非表示の項目を表示」を選択することで、非表示にされた要素をすべて表示することができます。

 

快適なウェブサーフィンを妨げる、サインインのためのウィンドウやCookieの設定ポップアップ。これらを非表示にできるだけでも集中するのに役立ちそうです。

 

Source: MacRumors

アップルらテック大企業、株価暴落で受けた打撃は…

先日、日本を含め世界を襲った株安の嵐。その影響を受け、アップルを含む米大手テック企業の時価総額が約8000億ドル(約120兆円※)も吹き飛んだとロイター通信が報じています。

※1ドル=約146.7円で換算(2024年8月7日現在)

↑びくともしない?

 

米国時間8月5日の株式市場で、アップルの株価は4%以上下落しました。その主な原因は、投資会社のバークシャー・ハサウェイがアップルの株式保有率を5.6%から2.8%にほぼ半減させると発表したこと、そして米国での景気後退への懸念が高まったことです。

 

その結果、アップルやテスラ、グーグル親会社のアルファベット、アマゾン、エヌビディア、マイクロソフト、メタといった米大手IT企業の「マグニフィセント・セブン」の時価総額は合計で約8000億ドルも吹き飛ぶことになったのです。

 

一方、アナリストの中には、アップルの今後について楽観的な見方をする人もいます。同社は最新の収益報告で、サービス収益が前年の212億ドル(約3.1兆円)から242億ドル(約3.5兆円)へと大幅に増加したと述べ、今後導入されるAI(人工知能)機能「Apple Intelligence」がその成長を支えることが期待されています。

 

なお、アップルの株価は5日に大幅に下落した後、現在は若干復調しています。

 

Source: Reuters via MacRumors

アップルとグーグルの「検索エンジン」契約は独禁法違反! 米連邦裁判所が判決

アップルのデバイスに搭載されている「Safari」ブラウザでは、長らくグーグルの検索エンジンが標準設定されてきました。しかしこの取引について、米国の連邦裁判所が独占禁止法に違反するとの判決を下したのです。

↑どうする?

 

アップルとグーグルの検索エンジンに関する報道はこれまでも何度も登場しており、2023年には「年間180億〜200億ドル(約2兆6000億円〜2兆9000億円)」が支払われていると報じられました。これはグーグルが検索エンジンから得た収益の36%に相当しているようです。

 

連邦裁判所の判断によれば、グーグルがスマートフォンメーカーに代金を支払って検索エンジンの標準設定にしてもらうことは、検索エンジンの独占を維持し、他の検索エンジンの競争を阻害し、グーグルの有意な立場を強化するうえで「大きな効果がある」とのこと。

 

裁判所はグーグルの反競争的行為に対処するための措置を決定する必要があり、差し止め命令が出される可能性もあるそう。グーグルは海外メディアのMacRumorsに対して「私たちは控訴する予定です」と伝えています。

 

これまで当たり前だった、Safariブラウザでのグーグル検索。しかし近い将来、他の選択肢がよりわかりやす形で提供されることになるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Amazon「Echo Show 8」が日本に上陸!前世代より音質面が向上、スマートホーム製品とのペアリングも可能に

Amazonは、8インチのHDディスプレイを搭載した「Echo Show 8(第3世代)」を8月1日から日本国内で販売しています。価格は2万2980円(税込)で、グレーシャーホワイトとチャコールの2色展開とのこと。

 

より洗練された外観デザインと、新たに搭載された空間オーディオ技術とスマートホームハブが注目ポイントです。

↑ディスプレイにフレームレスのガラスカバーを採用し、柔らかな曲線を描くデザインに刷新

 

空間オーディオ技術により、明瞭で深みのある低音が再現され、「前世代に比べ、より上質な音楽体験を提供する」とのこと。さらに、本体上部中央に搭載された13MPの自動フレーミング機能つきカメラとノイズ低減技術により、ビデオ通話もより自然、かつ快適にできるそうです。

 

内蔵されたスマートホームハブにより、Zigbee、Matter、Thread対応の各スマートホーム製品と直接ペアリングもできて便利ですね。

↑より高速なプロセッサの搭載により、ディスプレイの反応がスムーズになったことで、ホーム画面が直感的に操作できるように

 

同製品は「表示の自動調整機能」にも対応。例えば、部屋の中でユーザーがデバイスから離れていているときは、シンプルなニュースの見出しなど、遠くからでも見やすいコンテンツを表示し、デバイスに近づくと自動的により詳細な表示に切り替わります。デバイスのコンピュータービジョン技術を用いて、ユーザーとデバイスの距離にあわせ、ホーム画面上のコンテンツを調整する仕組みです。

 

また、ユーザーがビジュアルIDを登録している場合は、最近聞いた楽曲のプレイリストやファイナンス情報など、パーソナライズされたコンテンツが表示されるそうです。さらにホーム画面には、よく使うウィジェットのショートカットアイコンが表示され、タップするだけですぐ利用できる工夫もなされているのだとか。

OpenAI、ChatGPTで不正をする学生を見つけるツールを開発。公開できない理由とは?

OpenAIは、ChatGPTに宿題をさせる学生を捕まえられるツールを開発したものの、実際にリリースするかどうか議論していると報じられています。

↑不正行為はわかるらしいが…

 

米The Wall Street Journal(WSJ)紙によると、このツールは約1年前から提供される準備ができており、「ボタンを押すだけ」のところまで来ているとのこと。

 

OpenAIの広報は米TechCrunchに寄せた声明のなかで、実際にテキスト透かし(ChatGPTが生成したと識別できる印を埋め込む)方法を研究していると認めつつ、「複雑さとOpenAIの枠を超えた広範なエコシステムに影響する可能性」があるため、「慎重なアプローチ」を取っていると述べています。

 

具体的に同社が懸念しているのは、「悪質な行為者が回避する」ことや「英語が母語ではない人々などに不釣り合いな影響を与える」こと。つまり、悪知恵が効くユーザーには抜け道を探される一方、英語に慣れておらずChatGPTに頼る必要が高い人々が不利な扱いを受けかねないということでしょう。

 

これは、以前からの「生成AIが生成したテキストを検出しようとする技術」とは異なるアプローチです。そちらは、ほとんど成果が上がっておらず、OpenAIも「精度が低い」という理由で検出ツールを打ち切っていました

 

今回のテキスト透かしでは、OpenAIは他社のAIモデルを脇に置いて、ChatGPTによるカンニングを検出することだけに集中しています。ChatGPTの単語選びを少し変更することで、目に見えない透かしを作り、後で別のツールで検出できるようにするわけです。

 

WSJが記事を掲載した後、OpenAIはAIが生成したコンテンツ検出に関する研究についてブログ記事を更新。それによれば、テキスト透かしは、「言い換えのような局所的な改ざんに対しては非常に正確で、効果的でさえある」と証明されたとのこと。

 

しかし「翻訳システムを使ったり、別の生成AIで書き換えたり、各単語の間に特殊な文字を挿入し、その文字を削除するようAIに要求したりする」ような全般的な改ざんに対しては「あまり頑強ではない」ことが分かったと報告しています。

 

その結果、テキスト透かしは「悪意ある者による迂回が簡単である」とのこと。また、英語を母語としない人々にとっては「有用な執筆ツールとしてのAIの使用に汚名を着せる」可能性があるとも付け加えています。

 

確かに母語を英語に翻訳するためにChatGPTを使ったために、カンニングと判定されてはたまったものではないでしょう。ChatGPTでズルをしようとする学生は、その悪知恵を本来の学びに生かすように望みたいところです。

 

Source: The Wall Street Journal
via: TechCrunch

次期「Pixel Watch 3」の新たな動画が流出! 充電方式がわかった

Googleは8月14日深夜2時~の「Made by Google」で、新型スマートウォッチ「Pixel Watch 3」を正式発表する見通しです。その新たな公式CM動画が流出し、ハードウェアの特徴や新たなフィットネス機能が追加されること、充電器が前モデルと同じであることが確認できます。

↑流出したCM動画の1シーン(画像提供/Android Headlines)

 

すでにPixel Watch 3に関する基本情報は、数々のリークや公的機関の認証データから明らかになっています。画面周りのベゼルが薄くなったり、大きなサイズの45mmモデルが加わったり、Fitbitのランニング機能が強化されたり……。

 

Android Headlinesが新たに公開した動画は、これら全てを一つにまとめてコンパクトに紹介したもの。さほど新情報はありませんが、ベゼルが薄くなっていること、41mmと45mmのサイズの違い、広くなった表示スペースをアプリがどのように活用しているかが見てとれます。

 

45mmモデルは筐体が大きくなった分、バッテリー持続時間が長くなっているはずですが、そこには言及していません。その一方、ディスプレイがより明るくなったことはアピールしています。

 

また、ビデオでは背面に四つのピン用端子があり、Pixel Watch 2やFitbit製品と同じ充電方式が採用されていることが伺えます。初代Pixel WatchからPixel Watch 2に移行する際、充電方式が変更されて一部ユーザーが戸惑っていたため、前モデルとの一貫性は歓迎されそうです。

 

さらにランニング中の「リアルタイムのアドバイス」や地面との接触時間、ストライド(歩幅)の長さ表示などが詳しく紹介されています。

 

Pixel Watch 3の米国での価格は、前モデルと同じ349ドル(約5万円※)~と噂されています。ここ数週間、為替レートの動きが激しくなっていますが、日本向け価格は急激に進んだ円高の反映を望みたいところです。

※1ドル=約145.4円で換算(2024年8月6日現在)

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

発売前の「Pixel 9 Pro Fold」、台湾のスタバで目撃される!

Googleの次期折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」は、一部画像がチラ見せされたり、公式プロモーション資料と称するものが流出したりしています

↑台湾のスタバで目撃されたPixel 9 Pro Fold(画像提供/Android Authority)

 

8月14日の「Made by Google」イベントでの正式発表が迫るなか、台湾のスターバックスでPixel 9 Pro FoldをGoogle純正ケースに入れて使っている人が目撃されました。

 

米メディアのAndroid Authorityは、とあるFacebook非公開グループから写真を入手したそう。そこにはPixel 9 Pro Foldが背面から写っており、広げた状態でスタンドに立てかけて使われています。これまでのリーク情報にあったように、2列に並んだ背面カメラ、カバー(外側)デイスプレイの丸みを帯びた角、薄くなった筐体が確認できます。

 

しかし、以前の予想CG画像と実物とでは印象が大きく違っています。例えば、背面カメラのバンプ(収納している盛り上がり部分)は驚くほどスリムに見え、カバーディスプレイの角もかなり丸まっているようです。

 

今回の写真で目新しいのは、Google公式のPixel 9 Pro Fold用ケースでしょう。以前の公式アクセサリーにもあった「G」ロゴがあり、折りたたみを邪魔することなく、180度開いているように見えます。

 

すでにPixel 9 Pro/Pro XL用の公式ケース画像も流出しており、同じように「G」ロゴが入ったデザインが確認されています。

 

まだ公式発表イベントまで日にちがありますが、今後も実物を目撃したという写真が続々と登場するかもしれません。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

待ちきれない人に。「Apple Intelligence」を米国以外で利用する方法があった

今年秋にもベータ版として提供が開始される、アップルのAI機能「Apple Intelligence」。これを米国外で利用する方法について海外メディアのMacRumorsが説明しています。

↑期待が募るApple Intelligence(画像提供/アップル)

 

Apple Intelligenceは、まず「英語(米国)」向けにベータ版が提供され、追加の言語は来年中に登場する予定。

 

Apple Intelligenceは「iPhone 15 Pro/Pro Max」か「M1」以降を搭載したiPadで利用できます。これらのデバイスでApple Intelligenceを利用するには、開発者向けのベータ版OSをインストールする必要があります。その後に、「設定」から「一般」→「言語と地域」→「言語の追加」をタップし、「英語(English)」を選択。さらに「地域」でも「アメリカ合衆国」を選択する必要があります。

 

その後にメインの設定メニューに戻り、「Apple Intelligence & Siri」をタップ。言語をタップし、「英語(English)」を選択します。これでApple Intelligenceの待機リストに参加することができ、通常は数分後に認証されます。認証後は「Apple Intelligenceをオンにする」が選択できるようになり、ようやく機能が利用できるようになるそう。

 

Apple Intelligenceは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」にて導入が開始されると予想されています。日本語への対応を含め、今後のさらなる発展に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

「iOS 18へのChatGPT統合は今年後半になる」アップルのクックCEOが発言

アップルの次期OS「iOS 18」に「ChatGPT」が統合されるのは今年後半になると、同社のティム・クックCEOが明かしています。

↑ChatGPTとの合体は予定通り

 

アップルは今年6月の開発者向け会議「WWDC24」で人工知能機能「Apple Intelligence」を発表。その時点では、iOS 18へのChatGPTの統合は年内に実施されると述べていました。iOS 18とApple Intelligenceは今秋に提供される予定。アナリストとの四半期決算発表の電話会議に参加したクックCEOは、「ChatGPTは今年末までに統合される予定」と言い、このスケジュールが維持されていることを改めて確認したのです。

 

なお、先月に配布が開始された「iOS 18.1」のベータ版には、Apple Intelligenceが含まれていたものの、ChatGPTは統合されていませんでした。このことは、ChatGPTのiOS 18への統合が若干後になる可能性を示唆しています。

 

iOS 18でApple Intelligenceを利用するには、「iPhone 15 Pro/Pro Max」かそれ以降のiPhoneが必要です。ユーザーはChatGPTのアカウントを作成する必要はなく、最新の「GPT-4o」モデルを利用することが可能。iPhoneで気軽にChatGPTが利用できるようになるのは、実に便利と言えるでしょう。

アップル、タイを舞台にした短編映画のCMで謝罪

アップルは、タイを舞台にした短編映画『The Underdogs: OOO (Out Of Office)』の描写が不適切だったとして、CMを削除し謝罪しました。

↑ステレオタイプな描写がタイの反感を買う(画像提供/アップル)

 

同社のCMといえば、今年5月に公開された『Crush!』が思い出されます。同CMは映画監督や俳優から批判を受け、テレビCMの放送の計画が見送られました。

 

7月18日に公開されたThe Underdogsは、とあるデザインチームがプロジェクトのためにタイのバンコクとラヨーンを訪れ、三輪車のトゥクトゥクで移動し、荒れ果てたホテルに滞在するというストーリー。CMは全体的に色褪せたセピア色のトーンで描かれており、「タイがローテクで未開発な国に見える」と地元のBangkok Post紙が批判しているのです。

 

このような批判を受けたアップルはYouTubeから動画を削除。そして、「私たちの目的は、この国の楽観主義と文化を称えることでしたが、今日のタイの活気を十分に捉えられなかったことをお詫びします」と謝罪し、騒動の幕引きを図っているようです。

 

今回のCMはタイを拠点とする映画制作スタジオの「インドシナ・プロダクションズ」と協力して制作され、撮影もタイで行われました。アップルは2019年以来、「Apple at Work」としてプロジェクトに四苦八苦するメンバーの動画を作成してきました。同社の製品はタイでも大人気ですが、このCMの影響が気がかりです。

 

Source: Bangkok Post via MacRumors

次期「Pixel Watch 3」の価格情報が流出! 競争相手を考慮?

グーグルの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 3」は、シリーズ史上初めて大小の2サイズ(従来と同じ41mmと大きな45mm)が登場すると予想されています。最近では、それらの米国での価格に関するリーク情報が伝えられています。

↑価格設定は妥当?

 

Android Headlinesの情報筋によると、41mmのWiFiモデルは349ドル(約5万円※)、LTEモデルは449ドル(約6万5000円)とのこと。WiFiのみバージョンは前Pixel Watch 2と同じ価格ですが、LTEモデルは50ドル跳ね上がった格好です。

※1ドル=約144.7円で換算(2024年8月6日現在)

 

一方、新たな45mmサイズは、Wi-Fiモデルが399ドル(約5万8000円)、LTEモデルが499ドル(約7万2000円)とのこと。価格が重なってユーザーの混乱を招かないように、LTEモデルを高めに設定したのかもしれません。

 

ちなみにApple Watch Series 9 41mmはGPS(WiFiのみ)モデルが399ドル、Cellularモデルが499ドルです。グーグルもWi-Fiモデルと通信回線モデルの価格差を、アップルに揃えた可能性がありそうです。

 

先月初め、Pixel Watch 3は両モデルとも明るいディスプレイが搭載されるとの噂がありました。また、公式プロモーション資料と称する画像もリークされており、41mmモデルはPixel Watch 2より充電速度が20%速くなると書かれていました。

 

また、10月まで発売されないものを含めて、全部で10種類のバンドが準備されるとのリーク情報もあります。明るく広くて見やすい画面や、スタイリッシュなバンドを期待して待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines

「Galaxy Z Fold6」の耐久性をYouTuberがテスト! 前モデルでは起きなかった現象が…

折りたたみデバイスにおいて最も心配されるのが耐久性です。海外のYouTuberがサムスンの最新折りたたみスマートフォン・Galaxy Z Fold6の耐久テストを行った結果、ほとんどの項目をクリアしたと報告されています。

↑弱点があった?

 

新型スマホの頑丈さを検証することで知られるYouTubeチャンネルのJerryRigEverythingは、Galaxy Z Fold6をお馴染みの拷問テストにかけ、どれだけ持ちこたえるかを試しました。

 

ピカピカの新品を開封した直後、ディスプレイやボディをカッターで引っ掻いたり、火であぶったり、逆方向に折り曲げたり、およそ日常的な使い方から外れた試練にさらしています。

 

折りたたみ画面はプラスティックで覆われているため、ガラスで保護されたカバー(外側)画面よりも傷が付きやすいようです。ライターの熱であぶられると約25秒間は持ちこたえ、その後にプラスチックが溶けて画素が黒く焦げています。

 

おおむねGalaxy Z Fold6は善戦していますが、ヒヤリとする場面が二つありました。一つ目は、砂まみれにするテストです。

 

サムスンは、Galaxy Z Fold6のIP48、つまり「直径1.0mm以上のワイヤーや固形物体が内部に侵入しない」防塵性能をうたっています。しかし実際に砂まみれにすると、ヒンジに砂が入り込み、広げたり畳むたびにジャリジャリと音がしています。この点において前モデルGalaxy Z Fold5より弱くなっている、との評価が下されました。

 

もう一つは、ディスプレイを一層ずつはぎ取っている最中に煙が噴き上がり、燃え始めていること。これはバッテリーとは関係なく、分解中にリボンケーブルが損傷してしまったことが原因のようです。やはり前モデルでこんなことは起こらなかったと指摘されています。

 

これら二つの現象は普通に使っている限りほぼあり得ないため、心配するには及ばないと言えそうです。折りたたみスマホは一般的に高価なため、今後もサムスンには耐久性を改良していくことを期待したいところです。

 

Source: JerryRigEverything
via: GSMARENA

次期「Galaxy S25」シリーズ、ディスプレイとカメラが超パワーアップ!? サムスン幹部が予告

サムスン幹部が、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズにおいてディスプレイとカメラを大幅に強化することを予告したと報じられています。

↑パワーアップする機能は…

 

金融メディアのSeeking Alphaが書き起こしたサムスンの最新決算説明会によると、同社のモバイル・エクスペリエンス担当副社長のダニエル・アラウージョは、次期Galaxy S25シリーズの新機能についてコメントしたとのこと。これは将来のサムスン製スマートフォンに搭載するAIに関しての質問に答えたものです。

 

アラウージョ氏は、Galaxy S24シリーズで初搭載された「Galaxy AI」が、新型折りたたみ機やウェアラブル機器にも展開されるなど、自社の取り組みを振り返っています。さらに「進化するAI技術のトレンドを先取りしていく」とも述べています。

 

それらと並行して、ハードウェアの改良を続けていくことにも言及。特にGalaxy S25シリーズは、ディスプレイとカメラを中心に「最高級のアップグレード」を行うほか、AI性能を高めてプレミアムな体験を提供するため「業界最高水準」のチップとメモリを使うと約束しています。

 

Galaxy S25シリーズのディスプレイやカメラが具体的にどのように強化されるのかは不明。とはいえ、プロセッサについてはクアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 4」あるいはサムスン独自開発の3nmチップ「Exynos 2500」を搭載する可能性が高いと見られています。

 

最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」に関しては、超広角カメラと光学3倍レンズがともに解像度50MP、つまりS24 Ultraの4~5倍になるとのリーク情報もありました。ディスプレイもさることながら、カメラの強化こそが人気の鍵となるでしょう。

 

Source: Seeking Alpha
via: 9to5Google

Vision ProにAIガジェット、2024年のデジタル製品を語る上で欠かすことができない3つのキーワード

前回は「2024年上半期ベストヒット」として、デジタルガジェットのトレンドやヒット製品を紹介しましたが、今回はその下半期版として、「次に何がくるのか?」というネクストトレンドを3つのキーワードでまとめました! デジタル編は、今回もガジェットライターの湯浅顕人さんに解説をしていただいています。

キーワード01【Apple Vision Pro】

2024年6月にAppleが“空間コンピュータ”というコンセプトで発売した新型デバイス「Apple Vision Pro」。湯浅さんはなぜこの製品をネクストトレンドにピックアップしたのでしょうか?

 

「自分が他メーカーのVRゴーグルを使用していて、すごく気に入っているんですよ。ゲームをしていても楽しいし、映像を見ても臨場感が高い。でも、VRゴーグルは魅力に対してあまり普及していないと感じています。

 

Appleってデジタルミュージックプレイヤーがそれほど普及していない時期にiPodを出したり、スマートウォッチもAppleが普及させたり、そうした成功体験があるんですね。このVision Proも使った人がすごいと思えるもので、VR全体を押し上げる力があると期待しています」(湯浅さん)

 

価格はおよそ60万円とまだまだ高価ですが、今後の普及には何が必要でしょうか?

 

「たった1つのネックが価格だと思っています。ですので、アミューズメント施設やショールーム的なところで使ってもらうなど、買わずに体験できる工夫が重要かなと思います。たとえば街や博物館でその場所をARで案内してくれるアプリを見かけますよね。Vision Proもそういったアプリが増えたらいいかなと」(湯浅さん)

キーワード02【AIデバイス】

業務や日常でAIの活用が当たり前の時代になってきました。とはいえ「AIデバイス」はまだ馴染みが薄い概念。湯浅さんに解説していただきました。

 

「AIデバイスは、AIを利用した機能を提供してくれる単体の機械のことを指します。たとえば翻訳機や、名刺を読み取って文字にしてくれるスキャナーなどですね。スマホでもできますが、それが単体であることで、アプリを立ち上げたりせず簡単に使えます」(湯浅さん)

 

ソースネクストが2022年1月に発売した「AutoMemo S」は、AIが音声を認識して文字に起こしてくれるという、AIデバイスのひとつの形です。今年前半話題になったアメリカのスタートアップrabbitのAIアシスタントデバイス「rabbit r1」や、アメリカのHumaneの「AI Pin」もAIデバイスに当たります。また、Metaの次世代スマートグラス「Ray-Ban Meta」もそうでしょう。

 

「Ray-Ban Metaは常時カメラが起動しているので、『今見ているものは何?』と聞いてスピーカーで教えてもらうこともできます。スマホカメラでもできますが、繁雑な起動が必要ですから、常に起動してるという点もAIデバイスのメリットです」(湯浅さん)

 

何気ない日用品にAIが組み込まれ、AIデバイスとして当たり前になる時代が来るかもしれません。

キーワード03 【スマートリングで指の奪い合い】

かざすだけでキャッシュレス決済ができる日本のスタートアップ・EVERINGの「EVERING」など、日常生活を便利にしてくれる指輪型デバイスが注目を集めています。今後、各メーカーによる”指の奪い合い”が起きそう、と湯浅さんは予測します。

 

「今、体の状態を記録するデバイスの主流はスマートウォッチですが、『スマートウォッチを使うと腕時計ができない』という不満を持っている方が多いですよね。スマートリングの場合、単純に指は10本あるので付けられる場所が多い」(湯浅さん)

 

腕や耳の穴と違い、指にはフロンティアが広がっています。スマートリングで今年下半期の本命モデルとして湯浅さんがイチオシなのは、この7月に発表されたサムスンの「Galaxy Ring」です。

 

「いまだ詳細なスペックは分かってないんですけど、出ることは確実でいろいろな情報が入ってきています。『Galaxy Ring』は、スマートウォッチという身体の状態を感知する器具において大きいシェアを占めるブランドが作ったというのが重要ですね。それによってスマートリングの認知も高まって、市場が活発化するのではないかと」(湯浅さん)

 

Galaxy Ringがヒットすれば、AppleやGoogle、ソニーといったノウハウがあるメーカーも黙っていないはず。まさに指の奪い合いが始まりそうです。

 

 

まとめ/柚木安津

「今どこ?」って何度も聞かなくてもOK! iPhoneを使って待ち合わせの手間を省く【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「待ち合わせのときに位置情報を共有する方法」です。

 

 

友達との待ち合わせで、きっちり場所を決めずに「駅前のあたりで…」のように“ゆる~く”約束することはないでしょうか? もしくは、連絡しあって落ち合おうと思ったら、相手がどこにいるのか分からず、合流するのに難儀した経験はありませんか? そんな時のために移動する相手の位置をリアルタイムで共有する方法を紹介しましょう。

 

使用するのは「探す」アプリ。自分のiPhoneやiPadなどのAppleデバイスやAirTagを使った持ち物を探すだけでなく、実は人も探せるんです。

 

その方法は簡単。「探す」アプリを開いたら[人を探す]をタップ。[位置情報の共有を開始]をタップしましょう。続いて[+]をタップして共有したい相手を選んだら[送信]をタップします。

 

共有する期間を聞いてくるので[1時間][明け方まで][無制限]の中から選びましょう。

 

[○○さんと位置情報の共有を開始しました]の表示が出たら[OK]をタップ。これで自分がどこにいるのか相手が分かるようになります。

 

相手側でも「あなたの位置情報も共有しますか?」の通知をタップするか「人を探す」画面で[共有]をタップすれば、お互いの位置を知ることができます。

 

こうすれば地図上に相手のアイコンが表示され、どこにいるのかがリアルタイムでわかります。地図上に表示した相手のアイコンをタップして[位置情報の共有を停止]したり、電話やメッセージを使った連絡、相手の場所までの経路を表示したりもできます。

 

これならアバウトに待ち合わせ場所を決めてもお互いを見つけられるし、渋滞や遅延で遅れた場合でも相手がどの辺にいるのか一目でわかりますね。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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テキストを間違えて上書き保存しちゃった!? そんなときは落ち着いてこの方法を試してみて!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「間違えて上書き保存してしまったファイルを元に戻す方法」です。

 

 

「テキストエディット」で文書を編集したあと、「別名で保存」するつもりが、誤って上書き保存してしまった経験がある人もいることでしょう。そんなとき、バックアップを取っていないからと諦めてはいけません。

 

テキストエディットには、作業している書類を自動で保存する機能に加えて、書類を過去の状態に戻せるバージョン機能も搭載されています。

 

それでは、やり方を説明します。

 

「テキストエディット」で書類を編集しているときに過去の状態に戻したくなったら、メニューバーから[ファイル]、[バージョンを戻す]とすすみ[すべてのバージョンをブラウズ]を選びます。

 

すると、このようなブラウズ画面に切り替わります。左側が現在の内容、右側がバージョン機能で記録された過去の内容です。右側の上下ボタンをクリックするか、右端にあるタイムスタンプ付きのバーから元に戻したい時点を選んで、[復元]ボタンをクリックしましょう。

 

この機能は、編集中のファイルの差分が1時間おきに自動で保存され、ファイルを上書きしても好きな時点の内容に戻せる仕組みです。また、ユーザーが任意のタイミングで保存した状態にも戻すことができます。

 

ちなみに、「テキストエディット」のほかに、「Pages」や「Numbers」「Keynote」などのソフトにも搭載されていますので、利用するといいでしょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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【西田宗千佳連載】パナソニックのテレビ事業が、Amazonに白羽の矢を立てたワケとは

Vol.140-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、国内メーカーから登場するテレビの違いについて。Amazonとの協業に賭ける、パナソニックのテレビ事業戦略を紐解いていく。

 

今月の注目アイテム

パナソニック

ビエラ Z95Aシリーズ

実売価格36万6300円(55V型)

↑新世代有機EL「マイクロレンズ有機EL」の採用で、高コントラストかつ美しい映像を実現。Amazon「Fire TV」の機能を内包し、ネット動画もテレビ番組も同じ画面で表示することができ、簡単に見たい番組を探せる

 

今年の日本国内テレビ大手の中でも、もっとも大きく変化したのはパナソニック。と言っても、画質や音質面の変化ではない。進化はしているが、今年の変化軸はそこではないからだ。

 

ポイントはOSだ。

 

パナソニックの場合、2015年から昨年まではMozilla.orgと協業で開発した「Firefox OS」のテレビ版を採用してきた。当時は他社のテレビも含め、採用が広がっていくOSと想定されたもの。しかし、2016年にMozilla.orgの方針転換に伴い、同OSを採用するのはパナソニックだけとなった。結果、メンテナンスもパナソニックが主軸に行なわざるを得なくなって、開発工数や進化の面で厳しい状態もあった。

 

特に課題だったのはアプリの対応だ。元々はWebブラウザーベースで開発が容易、という発想だったのだが、他社がAndroidベースになっていった結果、「違うやり方では流用が難しくて対応に時間がかかる」という問題が生まれた。現状、テレビ向けアプリ=映像配信対応、という部分が大きいため、アプリ対応が遅れやすい=映像配信対応が遅れやすい、ということになり、顧客満足度に直結する。

 

現在のテレビにとって、映像配信は重要な存在だ。コロナ前はまだ、映像配信が特別な存在だったかもしれないが、いまやそんなことはない。勝手に番組が流れてくる放送と異なり、配信は見たいものを自分で選ぶ必要がある。「いまなにが見られるのか」「その中で自分はなにを見たいのか」を判断するには、番組・作品を発見しやすくする工夫が必要だ。

 

現在のテレビは、そんな「見つけやすさ」でも競争し始めている。「見つけやすさ」の観点では、対応サービスの量だけでなく、レコメンデーションのエンジンや、番組の付加情報も大切。そしてUIの細かな改善も必須になる。

 

それらの条件を備えており、パナソニックが自社で培った画質・音質や家電連携などの独自要素を組み込む協力体制が採れるところはどこか……ということになり、結果としてAmazonに白羽の矢が立った、という流れである。

 

ただ実際には、パナソニックとして「Amazon」「Fire TV」というブランドを求めたところもある。日本では一定のシェアを持つパナソニックだが、世界的に見ればもうあまり大きなシェアも認知度も持っていない。その中でテレビの認知度を高めていくには、「パナソニックの(なかば独自の)OS」ではなく、「AmazonのFire TV」ブランドが大きな意味を持ってくる。コストパフォーマンスよく認知を得るには、重要な戦略変更だったのである。

 

パナソニックがいつから開発を始めたかは不明だが、「通常の製品の倍の時間をかけた」という。ここで基盤整備をするのは、長期的にテレビビジネスを展開していくのには必須の判断だった……ということなのだろう。

 

では他社はどうか? その辺は次回解説していく。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

【西田宗千佳連載】今年のテレビはどう変わる? パナソニック、ソニー、レグザ三者三様の行く先

Vol.140-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、国内メーカーから登場するテレビの違いについて。製品の方向性を変えることで、利益減少に悩む各メーカーの打開策となるのだろうか。

 

今月の注目アイテム

パナソニック

ビエラ Z95Aシリーズ

実売価格36万6300円(55V型)

↑新世代有機EL「マイクロレンズ有機EL」の採用で、高コントラストかつ美しい映像を実現。Amazon「Fire TV」の機能を内包し、ネット動画もテレビ番組も同じ画面で表示することができ、簡単に見たい番組を探せる

 

方向性が異なってきた国内大手メーカー

今年もテレビの新製品が市場に出揃う時期になってきた。

 

テレビというハードウェアを見たとき、性能や価格はディスプレイパネルで決まる部分が多い。ディスプレイパネルは韓国・中国などの専業メーカーが製造しており、テレビメーカーはそれを購入して製品を作るからだ。

 

10年以上前とは異なり、現在はテレビメーカー側がパネルの一部を購入し、バックライトなどについては工夫して独自の価値を追求するようにはなっている。そのため“同じパネルを使っていれば同じテレビになる”ようなシンプルな話ではない。とはいえ、大まかなトレンドはパネルメーカーの動向に左右されるため、“今年はどこもこんな方向性、そのうえで各社の個性はこう”という風に語ることができた。

 

だが今年、特に日本国内大手については、それぞれの向かう先がかなりはっきりと違ってきている。特に異なっているのが、パナソニック、レグザ、ソニーの3社である。

 

着実に売れるモデルで状況の打開を狙う

パナソニックは今年、テレビに使うOSを変えている。これまではWebブラウザー「firefox」の開発で知られるMozzila・orgと共同開発し、パナソニック自身がメンテナンスを続けていた独自OSを使っていた。それが今年からはAmazonと提携、Amazonが開発する「Fire OS」を採用。動画配信への対応を加速し、コンテンツをより見つけやすくするためだ。

 

ソニーはテレビ事業の方向性を変え、はっきりと“大型で画質が良く、映画視聴に向いたテレビ”にフォーカスする戦略を採った。

 

結果として、今年の製品の中心は、バックライトにミニLEDを採用した液晶モデルとなっている。特に上位機種では、独自のLEDコントローラーを採用し、バックライト制御を微細化して対応している。有機ELも販売するものの、“液晶よりも有機EL”という序列は取らず、最上位をミニLEDモデルにする。従来とは違う考え方で製品を作っている。

 

それに対してレグザは、“液晶も有機ELも注力”とはっきり言う。OSを変えたり製品の方向性を変えたり、といった見せ方はしないが、55V型以上の大型製品にフォーカスし、ハイエンドかつ大型の高付加価値製品をアピールする戦略である。

 

各社の方向性はまちまちなのだが、そうした戦略を選ぶことになった背景自体は似ている。理由は、テレビ自体の販売が停滞しているためだ。

 

販売が落ちているのでもなく、増えているのでもない。毎年同じように売れはするものの、劇的に数が増える要素も減る要素もなくなってきた。ただ、だからといってなにもしないと、価格の安い中国勢に市場を取られるばかりになる。円安や部材価格上昇の傾向から、利益率自体も圧縮されてきている。ビジネス的には不利な状況だ。

 

日本国内だけでなく海外も見据え、“着実に売れるテレビを作るにはどうすべきか”を考え、各社は戦略の再構築をした。だから今年の製品は“各社の戦略が異なる”ように見えるのだ。各社がそれぞれの戦略を選んだ理由や、その結果としてのテレビ市場の行方は、次回以降で解説する。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

「Apple Vision Pro」、思考だけでコントロールできることが判明!

アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」を脳コンピューターインターフェイス(BCI)と接続し、思考のみで制御する実験に成功したと、スタートアップ企業のSynchronが報告しています。

↑脳と合体

 

Apple Vision Proは両目にそれぞれ4K解像度ディスプレイを搭載したヘッドセットで、本体外部に装着された12個のカメラで取り込んだ映像と、仮想空間の映像を組み合わせた「複合現実(MR)」を体験することができます。

 

Synchronは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っているマークさんにBCIを適用し、Apple Vision Proを装着。これにより、手を動かすことができない患者はカーソルを動かしてソリティアをしたり、「Apple TV」を視聴したり、テキストメッセージを送信したりすることができるようになったのです。

 

マークさんによれば、BCIでApple Vision Proを操作するのは「iPhone」や「iPad」、コンピューターを使うのに似ているとのこと。また、アップルのデバイスはアクセシビリティ機能が優れており、そのこともApple Vision Proの操作に役立っていると言います。

 

Synchronは現在、BCI技術を適用するケースを増やしており、米国では6人の患者に、オーストラリアでは4人にBCIを移植しているそう。Apple Vision Proとの組み合わせが増えていくかもしれません。

 

Source: Synchron via MacRumors

「Apple Intelligence」が動画で見れる! Siriを起動すると…

今年の秋にリリースされる、アップルの人工知能機能「Apple Intelligence」。この新機能が実際にiPhoneで動作している動画を海外メディアのMacRumorsが公開しています。

↑どんな感じで動くの?

 

MacRumorsが公開した動画では、「iOS 18.1」のベータ版に搭載されたApple Intelligenceが、どのように動作するのかを見ることができます。例えば、ライティングツールでは、スペルや文法に誤りがないかをチェックして校正したり、書き直したりすることが可能。テキストの要約もできます。

 

刷新されたSiriを起動すると、ディスプレイの端がふわっと光ります。さらに声だけでなく、キーボードでSiriに入力することも可能。Siriには製品知識とサポートデータベースも統合されているので、デバイスに関するあらゆる質問に答えることができます。

 

電話での通話の録音や文字起こし、要約も利用することができます。メールとメッセージではスマート返信が利用でき、写真にはメモリーメーカー機能があります。通知をインテリジェントにフィルタリングするフォーカスモードも搭載。

 

Apple Intelligenceの機能は現時点では開発者向けに限定されており、iOS 18.1で利用できる機能も一部となっています。フルに利用できる日を楽しみに待ちたいものです。

 

Source: MacRumors

「Apple Intelligence」、グーグルのチップで開発されていたことが明らかに!

アップルが、人工知能機能「Apple Intelligence」の開発にグーグルの「Tensor」チップを使用していたことが、公式資料により判明しました。

↑グーグルのチップで開発(画像提供/アップル)

 

アップルが公開した研究論文によれば、Apple Intelligenceの開発にはTensorの一種である「TPUv5p」チップが2048個、サーバーAIモデルの開発には「TPUv4」チップが8192個使用されたとのこと。

 

現在、AI関連機能の開発には、エヌビディアのGPUが広く利用されています。このGPUはスタンドアロン製品として販売されている一方、グーグルのTensorはクラウドサービスとして提供されているのです。

 

アップルによれば、Tensorによって大規模で高度なAIモデルを効率的にトレーニングできるようになったとのこと。さらにアップルは今後2年間でAIサーバーの強化に50億ドル(約7500億円※)を投資するそうです。

※1ドル=約149円で換算(2024年8月1日現在)

 

Apple Intelligenceの開発に自社開発の「Mシリーズ」チップではなく、Tensorが選ばれた理由が気になります。今後の動向を見守りましょう。

 

Source: Apple via MacRumors

次期「Galaxy S25 Ultra」、大容量の16GBを搭載!?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」は、過去数年のGalaxy Sシリーズの中でも大幅なアップグレードが予想されています。片手で持ちやすいデザイン、より高速なプロセッサー、改善されたカメラシステム、さらなる新AI機能の追加など……。

↑朗報です!

 

それに続き、搭載RAMが16GBになる可能性があると著名リーカーが示唆しています。

 

信頼性の高いリーカー・Ice Universe氏は、「16GB yes!」とXに投稿。ここではGalaxy S25 Ultraに直接の言及はしていませんが、同氏はたびたび話題にしているうえ、フォロワーたちの「Galaxy S25 Ultraのこと?」との質問を否定していないことから、ほぼ間違いないと思われます。

 

現行のGalaxy S24 UltraはRAM 12GBを搭載していることから、今回のリークが本当であれば4GB増となります。また、S24 UltraのRAMはLPDDR5Xですが、S25 Ultraはより高速なLPDDR6を使うとの報道もありました

 

最近流行りのオンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内だけで処理する)を動かすため、次期「iPhone 16」シリーズもRAMを増やし、Googleの「Pixel 9 Pro」シリーズも16GBを積み込むと噂されています。もしGalaxy S25 Ultraに高速かつ大容量のRAMが搭載されたら、ライバルのスマホよりAIが快適に使えるようになるかもしれません。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Sammobile

「Galaxy Z Flip」、米警察がボディカメラとして試験導入

サムスンは、縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip」シリーズの宣伝において、通常はライトユーザー向けに写真撮影や通訳モードなどを中心にアピールしています。最新のGalaxy Z Flip6では、ドラえもん特別エディションも発売していました

↑米国市民の安全を守るか(画像提供/サムスン)

 

しかし、同社は米国の警察がGalaxy Z Flipシリーズを取締り用のボディカメラとして活用しているとのニュースリリースを発表しました。

 

公式リリースによると、米ミズーリ州の二つの警察署がパイロット(テスト)プログラムに参加し、Z Flipを日常業務に組み込んでいるとのこと。その中には透明性を促進するためのボディカメラとしての使い道も含まれており、警察がこうした方法で折りたたみデバイスを活用するのは初めてだと述べています。

 

一般販売されているZ Flipと警察が使っているものには、いくつか違いがあります。まず、ボディカメラのソリューション企業として知られる米国のVisual Labsと協力し、法執行機関向けにカスタマイズしたとのこと。

 

その一つは、緊急時にボディカメラの録画を始められるよう、音量ボタンを再マッピング(割り当て)していること。また、容疑者を追跡するために高速で走っていると検知したり、ダッシュカムと併用したり、パトカーの非常灯が作動したとき、自動的に録画を始めるように設定したりできるというものです。

 

この警察向けGalaxy Z Flipの試験導入は、米国の五つの州で25の都市警察に拡大されているそうです。

 

自社製品を法執行機関に活用させることに関与しているハイテク企業は、サムスンだけではありません。例えば、米アマゾン傘下のスマートドアベル企業のRingは、令状なしに警察に映像を提供していました。が、その後に要求に応じるのは止めると表明しています

 

折りたたみスマホ市場はまだまだ規模が小さいため、サムスンも新たな市場の開拓に苦労しているのかもしれません。

 

Source: Samsung

via: Engadget

発表が近づく「Pixel 9」シリーズの公式資料が流出!? 主要スペックがばれた…

Googleの次期スマートフォン「Pixel 9」シリーズは、8月14日深夜の「Made by Google」で正式発表される予定です。しかし、そのイベントを前にして、すでに多くの噂話やリーク情報が伝えられてきました。

↑全貌がほぼ明らかになってしまった!(画像提供/Google)

 

そんな状況のなか、Google公式プロモーション資料と称するものがネット上に公開され、デザインやスペックに関する多くの手がかりが得られます。

 

この情報は著名リークアカウントのOnleaks(Steve Hemmerstoffer氏)が、インドメディアの91mobilesに提供しました。

 

まず、画面については、標準モデルのPixel 9には6.3インチのActuaディスプレイ、Pixel 9 Proには6.3インチ、Pixel 9 Pro XLには6.8インチの Super Actuaディスプレイがそれぞれ搭載されると言われています。

 

折りたたみ機のPixel 9 Pro Fold には、6.3インチのActuaディスプレイ(外側のカバー画面)と8インチのSuper Actua Flexディスプレイ(折りたたみ画面)が搭載されるとのこと。

 

次に、背面カメラについては、Pixel 9には50MPのメイン(広角)カメラと48MPの超広角カメラが搭載されます。Pixel 9 Pro/Pro XLは50MPのメインカメラ、48MPの超広角、48MPの望遠カメラを装備。Pixel 9 Pro Foldはメインカメラが48MP、超広角が10.5MP、望遠カメラが48MPになるとのことです。

 

かたや自撮りカメラの解像度は、Pixel 9は10.5MP、Pixel 9 Pro/Pro XLには42MP、Pixel 9 Pro Foldには10MPが搭載されると言います。

 

プロセッサーは、Pixel 9シリーズの4モデル全てが、同じTensor G4チップセットを採用するとのこと。RAM容量はPixel 9が12GB、Pixel 9 Pro/Pro XLおよびPro Fold6には16GBを搭載。最新チップと大容量RAMの組み合わせにより、全機種とも生成AI機能がサクサク動きそうです。

 

目玉機能は、やっぱりGoogleが独自開発した「Gemini AI」。新機能としては、近くで火災や洪水が発生した場合に警告する「緊急SOS」や、スクリーンショットを検索できる「Pixel Screenshots」などがあると書かれています。ほかにも、電話を録音して文字起こしできるとのリーク情報もありました。

 

今のところ、価格についての情報はほとんどありません。前モデルより確実に高性能となっているだけに値上げは避けられなさそうですが、小幅に抑えるよう祈りたいところです。

 

Source: 91mobiles
via: Wccftech

期間限定で10%オフも! 400製品以上が並ぶ旗艦店「Anker Store 渋谷」オープン

アンカー・ストア が「Anker Store 渋谷」をオープンしました。全国で28店舗目となるストアです。

 

このストアは、Anker Storeとしては初めての2フロア構成となっており、国内最大面積をほこる旗艦店という位置付けです。場所は渋谷公園通り沿いで、同じ並びにはApple 渋谷があります。

 

プレオープンの様子を見てきたので、ここからは写真を中心にお届けします。

↑1階真ん中あたりには耳をふさがないタイプのイヤホン「Soundcore AeroFit」などが並びます

 

↑入口入って右側の棚にはワイヤレス充電器やモバイルバッテリーを展開

 

↑左側の棚にはヘッドホンやイヤホンなどが置かれています

 

↑1階奥に進むと「Anker史上最高峰充電器シリーズ」とうたうAnker Primeの製品が並んでいます

 

↑階段の脇にはおすすめ製品として、ジャンル問わずあらゆる製品を紹介

 

↑もちろんケーブルもあります

 

↑2階に上がってまず目に飛び込んでくるのは3Dプリンター

 

↑奥に進むとポータブル電源が勢ぞろい

 

↑モバイルプロジェクターのNebulaシリーズもあります。映像が投影されていて、画質などの見比べが可能

 

↑さらに奥に進むとスマートホームブランド「Eufy」の製品が展開されています。こちらはロボット掃除機たち

 

↑スティック掃除機と体組成計もありました

 

販売されているのはアンカーグループの製品で、400製品以上を展開。おなじみの充電機器やイヤホンはもちろん、オリジナルのTシャツやイヤホンケース、マグカップなども販売します。さらに、製品のタッチアンドトライコーナーも設置されています。

 

ただし、プレオープン時にはコードレス水拭き掃除機「MACH (マッハ) V1シリーズ」がないなど、一部の製品は展開されていないようです。そうした製品は徒歩圏内のAnker Store 表参道に行って、手に取ってみるのがいいでしょう。

 

オープンキャンペーンとして、8月1日(木)~ 8月12日(月)の期間限定で、Anker Store 渋谷の対象製品が10%オフで購入できます。また先着100名限定で、モバイルバッテリーや完全ワイヤレスイヤホンなどを詰め合わせた福袋「Anker HappyBag」を1万5000円で販売します。この夏、渋谷に立ち寄る機会があるガジェット好きのみなさんはぜひ立ち寄ってみてください。

 

店舗名 Anker Store 渋谷

住所 〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目20番8号 1階・ 2階

営業時間 10:00~21:00

次期「Pixel 9」シリーズ、AIが電話を録音して要約する新機能を搭載!?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 9」シリーズには、集合写真に後から自分(写真を撮っていた人)を付け足す「Add Me」や、過去のスクリーンショットを検索できるなど、さまざまなAI機能が新たに加わると予想されています。

↑AIも会話を聞いています(画像提供/Google)

 

そうした新機能として、電話の録音や再設計されたパノラマ撮影があるとの噂が報じられています。

 

Androidアプリ開発者のDylan Roussel氏は、Pixel 9シリーズには、AIによる「Call Notes」(通話録音と文字起こし)機能があるとXに投稿しました。Roussel氏は未発表のAndroid製品に詳しく、Nothing Phone (2a)についても正式発表前に正確な情報をリークした実績があります

 

アップルの次期iOS 18の電話アプリにも、音声の録音や書き起こし、要約機能が追加されます。公式リリースでは、英語(米国や英国など)やスペイン語、フランス語のほか、日本語にも対応すると予告しています

 

すでにPixelスマホもレコーダーアプリに書き起こしや要約機能(Pixel 8以降)を備えています。このCall Notes機能も、おそらくGoogle製電話アプリに搭載されると思われます。

 

その一方、Pixel 9シリーズには「再設計されたパノラマモード」が搭載されるとのこと。GoogleはPixel 8シリーズで360度写真を撮影できる「Photo Sphere」モードを削除しましたが、それを上回る使いやすさを期待したいところです。

 

Source: Dylan Roussel(X)
via: 9to5Google

M3の「14インチMacBook Pro」、ついに外部デュアルディスプレイに対応!

アップルは「macOS Sonoma 14.6」の配布を開始し、「M3 14インチ MacBook Pro」への外部デュアルディスプレイのサポートを追加しました。

↑ついにアップデート

 

M3 14インチMacBook Proは2023年10月に発売されましたが、ディスプレイを閉じた状態での使用となる「クラムシェルモード」での外部デュアルディスプレイは、サポートしていませんでした。これは、2024年3月に発売された「M3 MacBook Air」が外部デュアルディスプレイの接続に対応していたことと異なっており、アップルは後のアップデートでの対応を約束していたのです。

 

今回のアップデートにより、M3 14インチMacBook Proではディスプレイを開いた状態で、6K解像度の外部ディスプレイを1台、そしてクラムシェルモードでは5K解像度/最大60Hzの外部ディスプレイを2台サポートするようになりました。

 

なお、M3ではなく「M3 Pro」「M3 Max」といった上位チップを搭載した14インチMacBook Proは、すでに外部デュアルディスプレイをサポートしています。

 

macOS Sonoma 14.6では外部デュアルディスプレイのサポート以外にも、いくつかのセキュリティ上の脆弱性が修正されています。対象のMacのユーザーは早めにアップデートしたほうがよさそうです。

 

Source: Apple 1, 2 via MacRumors

iOS 18.1ベータ版にない「Apple Intelligence」の機能は何?

アップルは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版を配布しています。同バージョンには人工知能機能「Apple Intelligence」が含まれていますが、予定されている機能が全て入っているわけではありません。

↑いろいろな機能が潜んでいる

 

そこで、iOS 18.1やiPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1のベータ版に入っていないApple Intelligenceの機能をまとめてみました。

 

  • 人工知能による画像生成機能「Image Playground」
  • オリジナルな絵文字生成機能「Genmoji」
  • コンテキストに基づいた画像生成機能「Image Wand」
  • 重要な通知を真っ先に確認できる「優先通知」
  • 受信メッセージを自動分類する「メール」のカテゴリ
  • 画像から不要なオブジェクトを削除する「写真」のツール
  • 「Siri」による画面上の認識、個人のコンテキスト、アプリ内およびアプリ間でのアクションの実行機能
  • Siriと「ChatGPT」との統合
  • 米国英語以外の「追加言語」のサポート
  • iPhoneやiPad、Mac以外の「追加のプラットフォーム」

 

こうしてみると、iOS 18.1やiPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1のApple Intelligenceでは、画像生成系の機能がまだ弱い印象です。

 

iOS 18.1やiPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1は現在は開発者のみが利用でき、Apple Intelligenceもテストの初期段階にあります。同機能のさらなる機能の拡張と、日本語を含めた多地域への展開を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

「iOS 18.1ベータ版」で電話が変わった! 便利な新機能とは?

アップルが提供を始めた「iOS 18.1」のベータ版において、「通話録音」と「通話の文字起こし」という新機能が追加されていると、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑新機能の通話録音(画像提供/MacRumors)

 

iOS 18.1での大きなトピックは、人工知能機能となる「Apple Intelligence」の搭載。もともとiOS 18でのリリースが宣言されていた同機能ですが、今回の通話録音や文字起こしもApple  Intelligenceのパワーを活かしています。

 

iOS 18.1のベータ版の通話録音は、通話を開始した後、左上隅にある録音ボタンをタップすることで利用可能。録音を開始すると、通話の参加者全員に録音中であることが通知されます。通知を断る方法はないため、録音されたくない人は電話を切る必要があります。

↑メモに保存される(画像提供/MacRumors)

 

録音された内容は「Notes(メモ)」アプリに保存されます。そこで通話を再度聞いたり、完全な書き起こしを表示したり、その要約を確認したりすることも可能です。

 

Apple IntelligenceはiOS 18.1だけでなく「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版にも搭載されており、今年後半に一般公開される予定です。Apple Intelligenceが日本語に正式対応したら、通話録音と文字起こし機能が役に立つ予感がします。

 

Source: MacRumors

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、実はあまり薄くない!? 本命は2025年のモデルか

サムスンの折りたたみスマートフォンは年を追うごとに薄くなっており、最新モデルGalaxy Z Fold6は折りたたんだ状態で12.1mmとなっています。その薄型モデル「Galaxy Z Fold6 Slim」も2024年内に中国・韓国で発売されると噂されていますが、あまり薄くならないとの予想が報じられています。

↑薄さとリスクの板挟み

 

かつてサムスンは折りたたみスマホ市場をリードしていましたが、今では中国メーカーとの「薄さ」競争に晒されています。中国のHonorは厚さ9.2mmのMagic V3を、Xiaomiは9.47mmのMix Fold4を発売しており、それらと比べればGalaxy Z Fold6は「分厚い」印象があります。

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Fold6 Slimを11.5mmまで薄くできたとのこと。これはSペン(スタイラス)の認識に必要なデジタイザーを削除したことによるところが大きく、それだけで0.6mm減らせたようです。

 

さらに、サムスンは薄い内装材をどれほど使うかを検討しているものの、それにより製造コストが上がるほか、製品の信頼性を落とす恐れが発生するとのこと。この信頼性とは、20万回の折りたたみテストに耐えられることや、防水防塵性能を意味しています。

 

つまり、薄くすればするほどデバイスが壊れやすくなったり、水やホコリが侵入しやすくなりかねない。もし発売後に不具合が起きれば、サムスンが打撃を受ける可能性もあり、慎重になっているようです。

 

その一方で、折りたたみ画面は8インチ、カバーディスプレイ(外側の画面)は6.5インチで、どちらもGalaxy Z Fold6より広くなる見通しです。これは、著名リーカーIce Universe氏の情報とも一致しています

 

このスリムモデルに使われた部品は「来年の折りたたみスマホに応用される」予定とのこと。一部の部品は、すでに量産が始まっていると伝えられています。

 

2025年の「Galaxy Z Fold7」は、Galaxy S24 Ultra(7.7mm)並に薄くすることを目指しているとの報道もありました。サムスンがGalaxy Z Fold6 Slimで培ったノウハウを、来年のモデルに生かすと期待したいところです。

 

Source: The Elec
via: 9to5Google

「Nothing Phone (2a) Plus」の全スペックが判明!? パワーアップしている機能は…

英Nothing Technologyは、新たな廉価スマートフォン「Nothing Phone (2a) Plus」を7月31日に発表すると予告しています。その搭載プロセッサーがDimensity 7350 Proであり、前モデルPhone (2a)より全体的に10%近く高速になると述べていました

↑何が変わる?

 

そのNothing Phone (2a) Plusの主要なスペックをインドメディアのSmartPrixが掲載しています。

 

まず、画面はサイズが6.7インチであり、解像度は1080p、ピーク輝度が1300ニト、最大120Hzとのこと。これらは前Nothing Phone (2a)と全く同じ仕様です。

 

また、背面カメラはOIS(光学手ぶれ補正)付き50MPのメインカメラと50MPの超広角カメラを搭載。こちらもNothing Phone (2a)と同じ構成となります。

 

しかし、自撮りカメラは32MPから50MPにアップグレードするとのこと。また、4Kビデオ録画にも対応するそうです。

 

この記事が公開された後、Nothing公式アカウントが自ら「フロントカメラは50MP」とXに投稿しました。リーク情報が正しかったことが裏付けられたかっこうです。

 

SmartPrixによれば、バッテリー容量は5000mAhであり、Phone (2a)と同じながらも、前モデルの45Wよりも高い50Wの急速充電に対応するとのこと。また、8GB RAM+256GBストレージと、12GB RAM + 256GBストレージの2種類が発売されると伝えられています。ちなみに、Nothing Phone (2a)のRAMは8GBのみでした。

 

まだNothing Phone (2a) Plusのデザインは分かっていませんが、Nothingスマホの特徴である背面のGlyph(LEDライト)が前モデルよりも増えているかどうかが注目でしょう。同じであっても、プロセッサーの性能が向上し、RAM容量がアップしているなら、コストパフォーマンスの高い製品となりそうです。

 

Source: SmartPrix
via: 91mobiles

「Apple Intelligence」の正式リリース、少し遅れそうです

アップルの人工知能機能「Apple Intelligence」のリリース時期が当初の予定から延期されると、米ブルームバーグが報じています。

↑ちょっと遅れそう

 

アップルは当初、Apple Intelligenceを「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」に導入予定であると話していました。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple  Intelligenceのバグ修正に時間を与えるため、リリースを延期するとのこと。実際には「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」が正式にリリースされてから数週間後の10月までに、ソフトウェアアップデートとしてApple  Intelligenceが提供されると言います。

 

アップルは昨日、Apple Intelligenceを内蔵した「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版の配布を開始しました。私たちがApple Intelligenceを利用できるようになるのは、10月に正式に配布されるであろう「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」からとなりそうです。

 

なお、「Siri」がデバイス上のデータを活用して質問に答えたり、ユーザーの画面に表示されているものを理解したりする新機能は、2025年前半に提供される予定。Apple Intelligenceはこれから少しずつ展開されることになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Apple Intelligence、iOS 18.1などのベータ版に登場!

アップルは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版の配布を開始し、人工知能機能「Apple Intelligence」の利用が可能になりました。

↑ベータ版のOSにデビュー

 

「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版に搭載されているのは、Apple Intelligenceの初期バージョン。「設定」アプリからオンにすることができます。

 

ライティングツールや「Siri」の刷新されたデザイン、音声コマンドとSiriへの入力を切り替えるオプション、書き起こしやその他のコンテンツの要約、新しいメールのカテゴリとスマート返信、メッセージでのスマート返信などの機能が利用可能となっています。

 

その一方、画像を生成する「Image Playground」、絵文字を生成する「Genmoji」、「ChatGPT」の統合、写真内のオブジェクトを消去するオプション、優先通知、アプリや画面上の認識などのSiri機能などは現在利用できません。

 

現在、Appleは「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia 15」のベータ版のテストも並行して実施しています。Apple Intelligenceが含まれる「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」がいつ正式にリリースされるのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

アップルの地図がブラウザで使えるようになる! ベータ版が公開

アップルは先週、ウェブサイト向け「マップ」アプリをベータ版として公開しました。

↑ウェブサイト向けマップのベータ版(画像提供/MacRumors)

 

同社のマップは2012年に公開され、iPhoneやiPad、Mac、Apple  Watchから利用することができます。先日にはパリオリンピックにあわせて、マップデータのアップデートも行われています。

 

ウェブ版のマップは「Safari」や「Chrome」「Edge」などのブラウザから利用することが可能。地図の閲覧だけでなく、クルマや徒歩での道順を調べたり、訪問先を検索して評価や営業時間を確認したり、厳選されたガイドを閲覧したりすることができます。

 

さらに、マップのカードから直接食べ物を注文したり、世界中の都市で食事、買い物、探索できる場所を見つけることも可能。アップルによれば、今後数か月以内に「Look Around(周辺を探す)」などの追加オプションが導入される予定とのことです。

 

これまで、ウェブベースの地図サービスとしてはグーグルマップが標準的な存在でしたが、今後はどちらを使うか迷いそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

GetNavi的、愛用し続けたい殿堂入りデジタルアイテムをプロが解説!

GetNaviは「買って間違いなし!」のアイテムを紹介し続けて25年。膨大な数のデジタル製品からベスト・オブ・ザ・ベストを専門家に挙げてもらった。これらのアイテムがいかに革新的なのか、最新モデルはどのように進化しているのかを徹底解説。

※こちらは「GetNavi」2024年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

選定人

ジャーナリスト西田宗千佳さん

モバイル機器、PC、家電など通電モノに明るい。雑誌や新聞、ウェブなどに寄稿するほか、テレビ番組の監修なども手がける。

 

【その①】“携帯電話”の概念を覆し全世界でスマホ文化を確立

Apple

iPhone 15 Pro
15万9800円(128GB)〜

ボディにチタン、内部にアルミを使用することでProとしては最軽量(187g)を実現。新たにアクションボタンを搭載し、消音ほか様々な機能を起動できる。24/28/35㎜の焦点距離を切り替え可能な48MPのメインカメラを搭載。

SPEC●ディスプレイ:6.1インチ Super Retina XDR●Proのカメラシステム:48MPメイン、超広角、 望遠、4つの光学ズームオプション●接続端子:USB-C(USB 3)●サイズ/質量:W70.6×H146.6×D8.25mm/187g

 

最新・最上とは一線を画したハイスペックな普及モデル

iPhoneは2007年、Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏によって初披露され、その後、世界中に「スマートフォン(以下スマホ)」の存在を広めた。日本においても2023年のスマホ出荷台数シェアでは、54.7%と半数以上を占め、12年連続で1位を独走している(MM総研調べ)。

「初代iPhoneは革新的ではあったものの、ごく初期にはフィーチャーフォンに比べ見劣りする部分もありました。そのため、最初から売れたわけではなく、普及には数年を要しました」(西田さん)

当初苦戦を強いられたものの、その後の3Gは日本でも発売されるなど、全世界で利便性や操作性の高さが認められ大ヒット。今日まで毎年新作が発表されている。

「iPhoneは、自社・他社を問わず、アプリやアクセサリーなど“巨大市場”を確立しました。スペックは常に最上というわけではなく、量産性を重視した“ハイスペックな普及モデル”でもあります。このスタンスが使い勝手につながり、多くの人に長きにわたり愛されているのでしょう」(西田さん)

 

↑業界初の3nmチップ「A17 Pro」を搭載。高いパフォーマンスを発揮し、写真や動画の編集に加え、重めのゲームも快適にプレイできる

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「まさしく世界を変えた製品。アプリや周辺機器のあり方まで変えてしまいました。スマホは日々機能アップしており、iPhoneも時期により中身は大きく異なりますが、使い勝手の一貫性はスマホ随一!」(西田さん)

 

エポック-メイキング モデル

どのモデルも高い操作性とスタイリッシュなデザインは不変。

3G(2008年)
日本発売第一号機。ソフトバンクのみでの取り扱いで、店舗前には発売日前から長蛇の列ができた

 

4S(2011年)

Siriを初搭載し、iCloudに対応。S・ジョブズ生前最後に発表されたモデル。後期は“4s”に表記変更

 

5s(2013年)

指紋認証機能「Touch ID」を初搭載。本機種よりソフトバンク、auに加え、NTTドコモも参入した

 

X(2017年)

顔認証「Face ID」、全面有機ELディスプレイなどを初搭載。初代発表から10周年を記念してXに

【その②】独特ながら最適なキー配列がスピーディなタイピングを実現

PFU

Happy Hacking Keybord Professional HYBRID
3万1900円

東大名誉教授の和田英一氏とPFUとの共同研究で誕生。ミニマルなキーの合理的な配列により素早いタイピングが行え、プログラマーやライターなどの愛用者が多い。本機は、BluetoothとUSB-C接続対応のハイ・スタンダードモデル。

SPEC●キー仕様:静電容量無接点方式、押下圧45g、4.0mmストローク、シリンドリカルステップスカルプチャ、キーピッチ19.05mm●サイズ/質量:W294×H40×D120mm/540g(電池含まず)

 

↑キートップに印字がないプロユースの無刻印モデルもラインナップ。写真は「輪島塗」とのコラボモデル(販売終了)

 

初回ロットわずか500台が約20年で50万台超えのヒットに

ファーストモデル「KB01」は、1996年12月に発売し、500台の初回ロットは瞬く間に完売。当初スイッチ機構はメンブレン方式だったが、後に静電容量無接点方式に変更された。2018年に累計出荷台数50万台を突破。

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「プロ好みの使い勝手を形にした、ハイクラスキーボードの先駆者。心地よいタイプ感はもちろん、どこにでも持ち歩けるコンパクトさも人気の理由です。昨今のキーボードトレンドに合わせ、進化し続けています」(西田)

 

【その③】プロもアマチュアも写真を撮る楽しみを再認識できる

リコー

RICOH GR III
実売価格12万1479円

一眼カメラに迫る高画質撮影が可能な単焦点モデル。コンパクトなボディながらAPS-Cサイズの大型イメージセンサーを搭載し、F2.8の明るいレンズ、画質処理エンジンGR ENGINE 6と併せて高画質を徹底的に追求した。

SPEC●撮像素子:約2424万画素原色フィルターCMOS●焦点距離・F値:約28mm相当(35㎜換算)、F2.8〜F16●サイズ/質量:約W109.4×H61.9×D33.2mm/約257g(本体のみ)

 

フィルムからデジタルへ変わっても高画質へのこだわりは変わらない

1996年、フィルムカメラ「GR1」がデビューして約10年後の2005年、「GR DIGITAL」が誕生。初代から一貫して広角単焦点にこだわり、安易にモデルチェンジをすることなく、ファームウェアのアップデートで成熟を図っている。

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「高品質カメラというと“一眼”のイメージが強いですが、コンパクトを追求。初代モデルのデザインを維持しつつ、小型スナップ用カメラへのこだわりが、プロからアマチュアまで写真好きの心を捉えています」(西田さん)

次期「Pixel 9」、全カラバリの画像がついに登場!?

Googleは8月14日深夜2時からの「Made by Google」イベントで、次期スマートフォンPixel 9シリーズを正式発表する予定です。すでに多くのリーク情報が届けられているなか、標準モデルPixel 9の四つのカラーバリエーションがネット上に公開されました。

↑次の色展開は…

 

Android Headlinesは独占リークとして、「Porcelain(ポーセリン)」、「Obsidian(オブシディアン)、「Rose(ローズ)」、「Green(グリーン)」のPixel 9標準モデル画像を掲載。一部の色の名前は違っていますが、以前リークされた情報と概ね一致しています。

 

色の名前は最終的なものではない可能性がありそう。なぜなら、次期ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro 2」のリークされた名称と異なっているからです。もしGoogleが呼び方を統一するのであれば、「ローズ」は「ラズベリー」に、「グリーン」は「モヒート」になるかもしれません。

 

ほかに注目すべきは、Pixel 9標準モデルの側面・金属部分がサテン(つや消しのマット)仕上げ、背面ガラスが光沢仕上げになっていること。先日リークされたPixel 9 Proモデル画像では、側面が光沢仕上げ、背面がマット仕上げに見えたことと対照的と言えます。

 

以下はそれぞれのカラバリと本体の画像です。

 

ポーセリン

画像提供/Android Headlines

 

オブシディアン

画像提供/Android Headlines

 

ローズ

画像提供/Android Headlines

 

グリーン

画像提供/Android Headlines

 

数週間前にも「ローズ」らしきピンクのPixel 9写真が登場していましたが、そちらのほうが鮮やかな色に見えました。ともあれ、実物を手に取れる日を期待して待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

親のスマホどうするか問題。「小容量ギガ+通話し放題」でお得な選択肢は?

2024年7月1日、auの新プラン「スマホスタートプランベーシック 5G/4G」がスタートしました。ケータイからスマホに乗り換える人、または22歳以下でスマホを新規契約する人向けのプランで、既存のプランよりもデータ容量が大容量になったことが特徴です。

 

本記事では、auの新プランを解説するとともに、親世代に多い「ギガは小容量でいいけれど、かけ放題のオプションはつけたい」というニーズに応えるには、どのキャリアやプランが良いのかを比較検討していきます。

 

auのスマホスタートベーシック 5G/4Gは30GBの大容量が特徴

auのサイトから

 

はじめに、auが7月1日に新しく始めたスマホスタートベーシック 5G/4Gをチェックしてみましょう。

プラン名 スマホスタートプランベーシック 5G/4G
データ容量と月額料金 30GB:5203円
割引 ・auスマートバリュー:永年-550円

・家族割プラス:3人以上で永年-550円、2人で永年-220円

・au PAY カードお支払い割:永年-187円

・スマホスタート1年割:翌月から1年間-1188円

・スマホスタート1年割ベーシック(U22):翌月から1年間-550円

割引適用時 ・22歳以下:2178円(1年間のみ、2年目以降は3916円)

・23歳以上:2728円(1年間のみ、2年目以降は3916円)

通話定額オプション

(国内通話24時間無料)

・通話定額2:1980円

┗通話定額割60:-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 3608円(1年間のみ、2年目以降は4796円)

※価格は税込(以下同)

 

スマホスタートプランベーシック 5G/4Gは前述のとおり、ケータイからスマホに乗り換える人、または22歳以下でスマホを新規契約する人向けのプランです。本プランの大きな特徴は、月間データ容量が30GBと大容量であること。そして、22歳以下への割引が手厚くなっていることが挙げられます。各種割引を最大限に適用できれば、1年間限定で月30GBを2178円で使えるので、非常にお得なプランと言えるでしょう。

 

また、このプランには60歳以上なら通話オプション代金が1100円割引となる「通話定額割60」を適用できることも特徴。通話を多用する親世代のユーザーが使ってもお得なプランとなっています。

 

auだと小容量プランも用意

一方、月30GBという大容量プランのため、あまりデータを使用しないシニア世代は持て余してしまいます。その場合、小容量プランが選択肢にあがります。

プラン名 スマホスタートプランライト 5G/4G スマホミニプラン5G/4G
データ容量と月額料金 4GB:2453円 ・~1GB:3465円

・~2GB:4565円

・~3GB:5665円

・~4GB:6215円

割引 ・au PAY カードお支払い割:永年-187円

・スマホスタート1年割:翌月から1年間-1188円

・auスマートバリュー:永年-550円

・家族割プラス:3人以上で永年-550円、2人で永年-220円

・au PAY カードお支払い割:永年-187円

割引適用時 1078円(1年間のみ、2年目以降は2266円) ・~1GB:2178円

・~2GB:3278円

・~3GB:4378円

・~4GB:4928円

通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・通話定額2:1980円

┗通話定額割60:-1100円

・通話定額2:1980円

┗60歳以上の通話割引:なし

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1958円(1年間のみ、2年目以降は3146円) ・~1GB:4158円

・~2GB:5258円

・~3GB:6358円

・~4GB:6908円

 

auには既存の小容量プランとして、ケータイからの乗り換えおよび22歳以下の新規契約者のみが使える「スマホスタートプランライト 5G/4G」と、誰でも契約可能な「スマホミニプラン 5G/4G」の2つがあります。

 

どちらも月間データ量が4GBなので、あまりデータを使用しないシニア世代にはちょうどいいプランと言えるでしょう。

 

ただし、後者のスマホミニプラン 5G/4Gには「通話定額割60」を適用できないことに要注意。通話オプションを適用させた場合の月額料金に大きな違いが生まれます。

 

60歳以上が優遇されるプランを4つピックアップ

プライベートで音声通話を多用する人の場合、LINE通話や、楽天モバイルがリリースしている「Rakuten Link」など、インターネット回線を用いた音声通話を使って節約をしているケースが多く見られます。

 

一方、シニア世代の場合、音質の良い電話回線を用いた音声通話への支持が根強く、定額通話オプションに人気が集まっています。

 

auの場合は60歳以上に適用できる通話オプション割引がありますが、ほかのキャリアの対応状況はどうなのでしょうか? ここでは60歳以上が優遇される4つのプランをピックアップして解説します。

 

ケータイからの乗り換えなら有力な候補となるソフトバンク

ソフトバンクのサイトから

 

ソフトバンクにも、auと同様にケータイからの乗り換えや22歳以下の新規契約者が加入できる「スマホデビュープラン+ライト(4GB)」と「スマホデビュープラン+ベーシック(20GB)」の2つがラインナップしています。

 

このうち親世代のスマホプランにおすすめしたいのは、スマホデビュープラン+ライト(4GB)です。

プラン名 スマホデビュープラン+ライト
データ容量と月額料金 4GB:2266円
割引 1年おトク割:翌月から1年間-1188円
割引適用時 1078円(1年間のみ、2年目以降は2266円)
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・定額オプション+:1980円

┗60歳以上通話おトク割:永年-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1958円(1年間のみ、2年目以降は3146円)

 

こちらは、auのスマホスタートプランライト 5G/4Gとほぼ横並びの内容と価格です。60歳以上が使える通話オプション割引も用意されており、通話定額オプションをつけた場合の料金は月額1958円で、auとまったく同じ金額となっています(2年目以降は3146円)。

 

ケータイからの乗り換えならば、auと並んで有力な選択肢となるプランといえます。

 

2年目以降もお得なワイモバイル

ワイモバイルのサイトから

 

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルにも、60歳以上で通話オプションが永年1100円割引になる「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」があります。

 

月間データ容量4GBの「シンプル2S」と組み合わせれば月額1958円で、au・ソフトバンクと同じ月額料金となります。しかも、auとソフトバンクは最初の1年間のみの価格で、2年目からは価格が上がりますが、ワイモバイルはずっとこの価格で使えるのでお得です。

 

また、家族で加入すれば2台目以降の料金が安くなる割引もあるので、家族で契約をまとめる場合はワイモバイルがおすすめです。

プラン名 シンプル2S
データ容量と月額料金 4GB:2365円
割引 ・おうち割光セット(A):永年-1100円

・PayPayカード割:永年-187円

・家族割引サービス:2台目以降永年-1100円

割引適用時 1078円(おうち割光セットとPayPayカード割を適用)
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・スーパーだれとでも定額+:1980円

┗60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン:永年-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1958円

 

月額1870円とかなりお得なUQモバイル

UQモバイルのサイトから

 

auと同系列のUQモバイルにも永年1100円割引となる「60歳以上通話割」が提供されています。

 

通話メインの高齢者におすすめしたいのは、1GB・15GBの2段階料金となっている「トクトクプラン」。自宅インターネットとのセット割引である「自宅セット割」などを適用したうえで1GB未満に抑えれば、月額990円で済ませることができます。

 

これに、60歳以上の人が「通話放題」を追加しても、月額料金は1870円とお得な価格水準になっています。

プラン名 トクトクプラン
データ容量と月額料金 ・~1GB:2277円

・~15GB:3465円

割引 ・自宅セット割:-1100円 または 家族セット割:-550円

・au PAY カードお支払い割:-187円

割引適用時 990円(~1GBで、自宅セット割とau PAY カードお支払い割適用)
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・通話放題:1980円

┗60歳以上通話割:永年-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) ・~1GB:1870円

・~15GB:3058円

 

割引を適用しなくてもかなり安価なイオンモバイル

イオンモバイルのサイトから

 

MVNOであるイオンモバイルには、60歳以上を対象とした「やさしいプラン」が用意されています。1~10GBまで1GB刻みでデータ容量を選べるほか、夫婦2人で加入すれば容量をシェアすることもできるという自由度の高さが魅力です。

 

また、本記事で取り上げた他社のプランは、自宅インターネットとのセット割や家族割引などを適用できないと割高になってしまいますが、イオンモバイルの場合は割引を適用しないでも安価なことが特徴です。

 

さらに、60歳以上なら、24時間かけ放題の「イオンでんわフルかけ放題」が440円割引の1210円で利用できることもポイント。

 

1GBプランと組み合わせたときの価格は月額1848円で、今回紹介したプランの中でもっとも安い価格となっています。

プラン名 やさしいプラン
データ容量と月額料金 1GB:638円
割引 なし(夫婦2人でシェアするプランあり)
割引最大適用時 638円
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・イオンでんわフルかけ放題:1650円

┗契約者本人が60歳以上の場合:永年-440円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1GB:1848円

 

店舗サポート体制も要チェック

ここまで解説してきたとおり、多くの事業者が60歳以上のユーザーに対する通話割引を用意しており、小容量プランに24時間かけ放題オプションをつけても、60歳以上なら月額2000円未満に抑えることが可能です(auとソフトバンクは1年間のみ)。

 

ただし、自宅インターネットとのセット割引や家族割引を使えない場合は割高となることが多いので、各種割引を適用させなくても安価なイオンモバイルが価格面では有利といえます。

 

ほかのMVNOにも、これらと同等の金額またはより安い金額で「小容量+通話し放題」にできるプランはありますが、親が使うスマホであることを考えると、店舗における対面サポートの有無も重視すべきでしょう。

 

その点、本記事で紹介した事業者はすべて実店舗を全国各地に展開しているため、離れた場所に暮らす親も安心できる選択肢となるはずです。

次期「Pixel 9」シリーズ、かつてない写真編集機能を仕込み中!?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 9」シリーズで注目されている新要素の一つは、同社が得意とするAI機能です。新たに流出した情報によれば、AIを使った、かつてない写真機能「Add Me」が搭載される可能性があるようです。

↑写真の機能がパワーアップ(画像提供/Google)

 

Android Headlinesは、著名リークアカウントのOnleaks(Steve H.McFly氏)から提供されたとして、公式プロモーションと称する動画を公開しました。その動画は「YouTube利用規約への違反」があったとして削除済みですが、スクリーンショットは複数のサイトが保存・再公開しています。

 

その中には、次期Pixel 9シリーズに搭載される新AI機能が実際に動く様子が紹介されていました。例えば、冷蔵庫の中味の写真からレシピを提案するGeminiや、撮影したスクリーンショットから情報を検索できる「Pixel Screenshots」などが含まれています。

 

最後に紹介された新機能が、これまで噂のなかった「Add Me」。ザックリ言えば、集合写真に写っていない人を後から追加できるというものです。

 

そのやり方は、まずほとんどのメンバーが写っている写真を撮り、その後にPixelスマホを他の人に渡し、同じ場所で2枚目の写真を撮ってもらう。それを合成して、元々の写真にもう一人を加えるものと推測されます。

↑Add Me機能の様子(画像提供/Android Headlines/Onleaks)

 

プロモ動画によれば、前の写真に写ったメンバーを2回目の撮影で重ね合わせ、その後にAIが違和感のないようにつなぎ合わせる模様。

 

この仕組みは、Pixel 8シリーズに搭載された「ベストテイク」と似ています。そちらは、集合写真を続けて何枚か撮っておき、一人ずつ最も好きな表情を選んで合成するという機能でした

 

注目すべきは、この新機能が「近日公開」と但し書きされていることです。つまり、発売直後には利用できず、後日のアップデートで追加される可能性を示しています。また「すべてのカメラ、アプリ、モードで利用できるわけではない」ともあり、使える場面も限られているようです。

 

歴代Pixelシリーズはカメラの性能にも定評があり、そこにGoogleのAI機能が加われば、非常に強力となるはず。8月14日深夜2時の「Made by Google」イベントでの正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

AndroidからiPhoneへの乗り換え率、過去5年で最高水準! アップルが喜べないわけとは?

市場調査会社CIRPは先日、米国で最新のiPhone 15シリーズの売れ行きが、同時期のiPhone 14シリーズを下回っているとの報告を発表しました。それに続き、新たに「AndroidユーザーがiPhoneに乗り換える比率が高くなっている」とのレポートを公開しています。

↑乗り換え増加の裏には…

 

最新のデータによると、2024年6月に新品のiPhoneを買った人々のうち元Androidユーザーの割合は、過去5年で最高の17%に跳ね上がったとのこと。

 

これはアップルにとって朗報のようですが、実はiPhone 15の売れ行きが弱い原因かもしれないとCIRPは指摘しています。

 

なぜなら、Androidユーザーは安い価格でiOSを使えるデバイスに興味があり、最新かつ最高のiPhoneは必要ないからです。現在のiOS 17はiPhone 14シリーズやiPhone SE(第2世代以降)といった少し古いモデルでも使用可能。乗り換え組は、そうした安いiPhoneで済ませる傾向があるというわけです。

 

CIRPは、Androidからの乗り換えの増加が「iPhoneの売り上げが全体的に弱い」ことと相関していると分析しています。その理由は乗り換え組が多いほど、すでにiPhoneを持っているユーザーが買い換える割合が少なくなることを意味するからです。

 

新たなiPhoneが出るたびにアップグレードするファンが多いことが、これまでのアップルの強みでした。AndroidからiOSへの乗り換え率が高い=旧iPhoneから最新iPhoneへの乗り換えが低調になっているという論理です。

 

アップル独自の生成AI「Apple Intelligence」も、当初は米国の英語ユーザーしか使えないため、iPhone 16シリーズの売上増につながらないとの予想もあります。それが正しければ、来年もAndroidからiPhoneへの乗り換え率はますます高まるのかもしれません。

 

Source: CIRP
via: 9to5Mac

リモートワークにも最適! スマホより小さなミニPC「MINISFORUM S100-WLP」

リンクスインターナショナルは、リモートワークやデジタルサイネージにも最適な極小サイズミニPC 「MINISFORUM S100-WLP」を、7月下旬より発送開始します。

 

●この記事のポイント

本製品は、CPUやストレージの規模感を考えるともちろんメインPCとして使うものではありませんが、出先で短時間のリモートワークをするなど目的がはっきりしているなら画期的な製品になり得るかもしれません。Windows 11 Proのアプリなどをどれだけ快適に動かせるか気になります。

 

同製品は、Intel N100 Processorを搭載した極小サイズのミニPCです。スマートフォン並みのコンパクトなボディに4コア4スレッド、最大3.4GHz動作のCPUと8GBメインメモリ、256GBのUSF2.1ストレージを搭載しています。Windows 11 Proをプリインストール。

 

大画面の液晶モニターや、Bluetoothキーボードやマウスとの組み合わせで快適なデスクトップ環境を構築したり、モバイルモニターや小型キーボードと組み合わせて、省スペースでリモートワークを行なうことができます。

 

2.5G LANポートはPoE給電による動作にも対応し、デジタルサイネージなど施設内でACアダプタからの給電が困難な環境でも、場所を選ばずに設置することが可能です。

 

極めてコンパクトな筐体にUSB3.2 Gen2 Type-Aを2ポート搭載し、画面出力やPD給電動作が可能なUSB3.2 Gen2 Type-C端子とHDMI端子を備え、2画面同時出力にも対応します。

 

市場想定価格は3万9800円~(税込)です。

 

サイズ:152×58×19.5mm(D×W×H)

重量:約285g