久住小春×佐藤大樹がイノセントな表情で真っすぐ見つめる『瓜を破る』キービジュアル解禁

久住小春と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)がW主演を務める、TBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(2024年1月23日(火)放送・配信スタート TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~)より、キービジュアルが解禁された。

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

 

本作は、累計発行部数400万部突破の板倉梓によるコミック「瓜を破る」をドラマ化。登場人物たちが30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな悩みに迷いもがきながらも自分なりの答えを模索していく姿を描く。久住と佐藤がW主演を務め、酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希らが共演する。

 

本作の情報が解禁されると「原作漫画好きだから実写化も期待!」「大樹くんと真逆のキャラクターだから楽しみです」「小春ちゃん連ドラ主演おめでとう」などの声が上がり、SNS上で反響を呼んでいる。

 

このたび、透明感あふれるキービジュアルが解禁。30代で性体験がないことがコンプレックスのまい子(久住)と、夢に破れ無気力な日々を過ごす鍵谷(佐藤)。悩みや生きづらさによって閉じこもっていた2人が、殻を破り一歩踏み出そうとしている様子を、レースカーテンを使って表現している。

 

また、背後から差し込む光が2人の清らかさを美しく際立たせている。まい子と鍵谷がイノセントな表情で真っすぐ見つめるその先には、どんな世界が広がっているのか。うぶな2人のぎこちない恋愛模様と成長に期待が高まる。

 

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』

TBSほか

2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~

毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

 

<配信>

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

 

<キャスト>

久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)

土村芳、石川瑠華、泉澤祐希

酒井若菜

 

<スタッフ>

製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

原作:板倉梓「瓜を破る」(板倉梓/芳文社刊)

脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子

プロデューサー:田中美幸、岩上貴則

配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織

監督:坂下雄一郎、枝優花

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/

公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs

公式Instagram:@tbs_drama_stream

公式TikTok:@drama_stream_tbs

 

©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

萩原利久×早見あかりのタイムリープ・サスペンス『めぐる未来』ポスタービジュアル解禁

主演・萩原利久×共演・早見あかりで送るプラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』(読売テレビ/日本テレビ系 2024年1月18日(木)スタート 毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分)より、ポスタービジュアルが解禁された。

『めぐる未来』ポスタービジュアル©読売テレビ

 

本作は、2021~2023年に「週刊漫画 TIMES」で連載された、辻やもりによる同名コミックス「めぐる未来」(芳文社 芳文社コミックス刊)をドラマ化するタイムリープ・サスペンス。感情の起伏を引き金に“過去に戻る病”を抱える主人公の未来(萩原)が、妻・めぐる(早見)を救うため過去に戻り、その死の真相に迫る。

 

ポスタービジュアルでは、萩原演じる未来が、愛する妻のために、これから起こる壮絶な出来事に立ち向かっていくという覚悟を決めた表情。早見演じるめぐるは、愛する夫・未来に身を委ね、安心した様子でほほ笑むという2人の関係性を表した1枚に。

 

キャッチコピーは、「あなたのために、俺は何度だって絶望を繰り返す――」。過去に戻るたびに、新たな事件が起こる予想外の展開。愛するめぐるのために、希望と絶望を繰り返し、謎の死の真相に迫る中で、夫婦の絆も深まっていく。この一途で真っすぐな愛が、妻を救うのか。夫婦の未来をめぐる、サスペンスと夫婦愛がバランスよく織り交ぜられた世界観のポスターに仕上がった。

 

撮影初日が初対面だった2人。初めはお互い気遣いながらの撮影も、時間の経過とともに、すぐに打ち解け、夫婦の顔に。笑いの絶えない穏やかな雰囲気の中での撮影となった。

 

第1話 あらすじ

感情を表に出さない夫・襷未来(萩原利久)は、明るく無邪気な最愛の妻・めぐる(早見あかり)にも言えないある秘密があった。それは、感情の起伏が激しくなると過去に戻ってしまう原因不明の病気。母からは、絶対に病を発症させてはいけない、と強く言われていた。

 

この病のせいで感情を出さないよう、ずっと自分を押し殺してきた未来に手を差し伸べてくれたのがめぐるだった。

 

めぐるとの結婚記念日が迫る中、未来の元に、非通知で電話がかかってくる。出てみると、ボイスチェンジャーの声で「しんじゃうよ」とひと言。嫌なイタズラだと思った未来だったが……。

 

迎えた1月18日の結婚記念日。「今夜、楽しみにしているね」と出勤するめぐるを送り出した未来だったが……その後、信じがたい知らせが入る。午後3時ごろ、めぐるが職場の外階段から落下し、亡くなってしまったという。第一発見者は、同僚の日南小夜(香音)。刑事の時任(勝村政信)は、自殺の可能性が高いと話すが……。

 

「めぐさんがいない人生なんか、考えられない……!」。

 

動悸が激しくなる未来は、“過去に戻る病”が発症してしまうことを懸念するも、めぐるを救うために過去に戻ることを決意する。果たして、未来はめぐるの死を防ぐことはできるのか。

 

番組情報

プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』

読売テレビ/日本テレビ系

2024年1月18日(木)スタート

毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

 

原作:『めぐる未来』 辻やもり(芳文社 芳文社コミックス刊)

脚本:井上テテ、高矢航志

監督:久万真路、塩崎遵

音楽:瀬川英史

チーフプロデューサー:前西和成

プロデューサー:山本晃久、大沼知朗(吉本興業)、宇田川寧(ダブ)、田口雄介(ダブ)

制作プロダクション:ダブ

制作協力:吉本興業

制作著作:読売テレビ

 

公式 HP:https://www.ytv.co.jp/megurumirai/

公式X:@megurumiraiytv

公式Instagram&TikTok:@megurumirai_ytv

 

TVer:https://tver.jp/series/srs23ge013

 

©読売テレビ

綾瀬はるか「新年ほっこりと優しく温かい気持ちになっていただけたら」上白石萌歌は井之脇海の号泣エピソードを明かす『義母と娘のブルースFINAL』制作発表

2024年1月2日(火)放送の綾瀬はるか主演『義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル』(TBS系 午後9時)の制作発表会見が行われ、主演の綾瀬をはじめ、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海があでやかな着物姿で登壇した。

 

『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴による4コマ漫画「義母と娘のブルース」(ぶんか社刊)を原作に、2018年7月期に火曜ドラマ枠で放送。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走。家族と過ごす日々を描いたヒューマンドラマが、ついに今回の放送で完結する。

綾瀬はるか

 

主人公の亜希子を演じる綾瀬は「足掛け5年半ということで私も亜希子さんと共に、自分の人生を一緒に寄り添って歩いてきた、そんな自分にとっても大きな役なので、宝物のような作品です。ファイナルらしい、『ぎぼむす』らしい優しくて暖かくて、笑って泣ける作品になってると思います。楽しみにしていてください」とあいさつ。

 

本作とともに成長してきたという上白石は「毎年『ぎぼむす』と一緒に迎えるお正月がとても個人的に楽しみなので、今回がラストとなってしまうのですごく寂しいですが、個人的に今までのシリーズの中で一番ぐっと来て、ほろりと泣けるすてきなファイナルになったと思うので、皆さんぜひ放送を楽しみにしていただけるとうれしいです」とコメントした。

 

亜希子の亡き夫、良一を演じる竹野内は「ドラマの終盤で、ここにいるみんなとお別れしなければならないという役どころで。その後に、姿を変えたり、俯瞰からみんなを見守ることしかできない中、5年半という長きにわたって、最後まで参加できると思っていなかったものですから、本当に最後まで皆さんとご一緒できてうれしかったです」と感慨深げ。

 

本作がファイナルと聞いたときの心境を問われると、亜希子に思いを寄せる麦田を演じる佐藤は「スタッフもほとんど一緒で、今までは終わって、次に会う約束はしなくても、次作で会えるんだろうなという感じでお別れしていたのが、今回はもしかしたらもうこのメンバーで集まることはないのかもとか、もしかしたらもう出会うこともないのかもと考えたら寂しかったです」と。

 

上白石も台本の最後にこれまでは“続く”と書いてあるところが、今回は“終わり”と書いてあったことに寂しさを感じたと明かし、「台本を読むと、終わってもまだまだキャラクターたちの生活は続いていくんだろうなといういとおしさがあるなと思ったので、幸せのような新しい感情が生まれました」と続いた。

 

さらに、「こんなに泣いたクランクアップは初めてというぐらい、私も嗚咽するくらい泣いてしまって」とクランクアップ時はみんなが泣いていたというエピソードを明かし、上白石から見た一番泣いていた人物として井之脇の名前が。

 

みゆきの幼なじみの大樹を演じる井之脇は「めちゃくちゃ泣きました。僕、ちょっと強がりなので、人前で泣くことが嫌で。上白石さんはもう10年ぐらいの仲ですが、これまで一度も泣いてる姿を見せたことがなかったくらい。あいさつも考えていたんですが、何もしゃべられないくらいで、『ありがとうございました』のひと言で…」と頭が真っ白になってしまったと明かした。

 

いっぽう撮影を通して発見した意外な一面として、綾瀬は上白石の成長を挙げ、「出会った時はまだ少女だったのに、スペシャルの撮影で会うたびにどんどん大人の女性になられて。会っていない間にいろんな現場で経験を積まれて、大人になっているんだなというのを感じた」と亜希子を同じく親のような心境で見ていることを吐露。上白石はうれしさを口にし、視聴者に向けて「ウエディング姿をぜひ楽しみにしていただけるとうれしいです」とアピールした。

 

そんな上白石は綾瀬のミラクルエピソードを披露。「連ドラの時に橋をはさんで遠くにいる私の自転車の前かごにカバンを投げ入れるシーンがあったときに、綾瀬さんが一発で決めていて。今回もミラクル精神は健在で、同じようなシーンがあったんですが、それもバシッと決めていられていました、『ぎぼむす』は小さな奇跡とかミラクルがテーマの作品ですけど、私が一番現場でもミラクルを感じました」と笑顔で語った。

 

佐藤は『ぎぼむす』番宣時の井之脇について「控えめな人なのかなと思っていたんですが、意外と一番危ないところに『俺、行きます』と言っていて、熱い一面を見ました」と明かし、井之脇は「映像が使われているといいな」とにやり。

 

また「これまでのみゆきとのシーンで一番グッときたシーンは?」という質問に、綾瀬は「難しいですね」と語りつつ、「連ドラの最後あたりは感動しましたね。最初、亜希子さんを反発していた小さなみゆきが徐々にお母さんと認めてくれて、心が通った瞬間というのは、毎回感動しています」と。

 

麦田と亜希子の愛の行方について問われた佐藤は「麦田が大好きなので、麦田ひいきに見て、ぜひ恋が成就してほしいなと思うのですが、客観的にこの作品を見ると、なかなかかなわぬ恋。続編があと10年ぐらい続いたら、もしかしたら麦田にもチャンスがあるかもと思っていたのですが、そんな時にファイナルということだったので、それだけで失恋モードで台本を読み出したんです。『こうきたか』と。ちょっと報われた気持ちになりました。ぜひ楽しみに見ていただきたいです」と語った。

 

印象に残っているシーンについては、竹野内が「どれかひとつというのは難しい」としながらも、「綾瀬さんと上白石さんの2人のすごく長いシーンがあったんですけど、そこは感情の揺れ動きとか、台本を読んでいてもどういうふうに演じられるのかな、難しいシーンだなと思っていたのですが、実際にオンエアを見た時にとても感動しました。素晴らしいシーンになっていて、それはすごく思い出に残っています」と明かした。

 

そして、綾瀬は「『ぎぼむす』の全てが詰まったファイナルとなっています。亜希子さんのみゆきへの大きな愛と、それを見守るいとおしい周りの人たちの人情、そして亜希子さんの愛に包まれて、おっとりと成長したみゆきを見ながら、新年ほっこりと優しく温かい気持ちになっていただけたらと思います」と視聴者へメッセージを。最後にキャスト一同で鏡開きを行い、イベントを締めくくった。

鏡開きをするキャスト一同

あらすじ

ある日、宮本亜希子(綾瀬はるか)は「ベーカリー麦田」でアルバイトをしながら大学に通う娘のみゆき(上白石萌歌)が、卒業を目前にして就職活動をしていないことに気付いてしまう。「このまま麦田のアルバイトでよくない?」と言い放ち、完全に出遅れたことを反省しないみゆきに、亜希子は短期間の猛特訓&二人三脚の就職活動を開始する。亡き夫・良一(竹野内豊)に託された一人娘を一人立ちさせたいと奮闘する亜希子の姿に、みゆきも自分の将来を真剣に考え始める。亜希子と二人三脚で就職活動を開始したみゆきだったが、そんな矢先、宮本家に大騒動が。そこに風雲児・麦田店長(佐藤健)も巻き込まれ…天国の良一さんも…。

 

番組情報

『義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル』
TBS系
2024年1月2日(火)午後9時

<キャスト>
綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海、吉川愛、奥貫薫、真凛
松下由樹、遠山俊也
宇梶剛士、浅利陽介、浅野和之、麻生祐未

原作:桜沢鈴「義母と娘のブルース」(ぶんか社刊)
脚本:森下佳子
プロデューサー:中井芳彦、飯田和孝、大形美佑葵
演出:平川雄一朗
音楽:髙見優、信澤宣明
主題歌:MISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」(アリオラジャパン)

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gibomusu_blues/
番組公式X(Twitter):@gibomusu__tbs
TVer配信ページ:https://tver.jp/series/srhwgg51y2
U-NEXT特集ページ:https://video.unext.jp/browse/feature/FET0011432

三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗が韓国、タイ、サイパン、ニュージーランドを旅する芸能人記者に『地球の歩き方』【コメントあり】

2024年1月13日(土)にスタートする、真夜中ドラマ『地球の歩き方』(テレビ大阪ほか 毎週土曜 深夜0時55分~ほか)で主演を務める三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗よりコメントが到着。さらにオープニングテーマが、Tempalayの「今世紀最大の夢」に決定した。

真夜中ドラマ『地球の歩き方』上段左から)三吉彩花、森山未來 下段左から)森山直太朗、松本まりか(c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

本作は「海外旅行のバイブル」的な存在として長年愛されてきたシリーズ「地球の歩き方」とコラボレーションしたドラマ。「地球の歩き方」編集部から、特集ページを作ってほしいと依頼を受け、現地へと旅立つ4人の芸能人ライター。一度は行ってみたかった場所、以前通った場所など興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、新たなグルメや景色、名所、人々に出会い、写真に刻んでいく。

 

そして、芸能人ライターはその国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させる。トラブルあり、出会いあり…。「地球の歩き方」には情報だけではない、ライターたちの生の旅の体験が書かれている。

 

このたび、三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗が本作で主演を務めることが発表された。地球の歩き方in韓国「名物オモニ特集 ソウル~チェジュ島」編で韓国を旅するのは、これまで韓国旅行した回数は50回以上、Amazon prime videoの日韓共同製作映画「ナックルガール」の主演を務めたことでも話題となった三吉彩花。

 

普段は食やファッションなどを目当てに韓国に訪れる三吉が取材するのは、韓国のオモニ=お母さんたち。知り合いのオモニや現地のコーディネーターから情報を得ながら、普段の旅行とは違う目的で韓国を旅していく。

 

地球の歩き方inタイ「現代アートの震源地を特集 バンコク~チェンライ~プーケット」編でタイを旅するのは、俳優、そしてさまざまな表現活動を行い、地元神戸でアートプロジェクトのキュレーターやアート配信番組のMCを務めるなどアートに造詣が深い森山未來。

 

そんな森山未來が、タイの街に息づくグラフィティアートや部族に伝わる原始的なアート、「タイランド・ビエンナーレ」作品など、タイの現代アーティストたちと交流しながら、すさまじい勢いで盛り上がりを見せているタイのアートシーンに迫る。

 

地球の歩き方inサイパン「七色の海と精霊特集 サイパン島~マニャガハ島~テニアン島」編でサイパンを旅するのは、20年以上前写真集の撮影で6回サイパンに訪れていた松本まりか。今回のロケ地がサイパンとなったことに対して松本自身は複雑な感情を抱いており、今の自分にサイパンはどう映るのか興味があるという。今回、美しい海と精霊をキーワードに再びサイパンに訪れる。

 

地球の歩き方inニュージーランド「キャンピングカーで巡るマオリの聖地特集 オークランド~レインガ岬」編を旅するのは、森山直太朗。キャンピングカー好きの森山直太朗が、現地で見つけた”旅のお供”を運転し先住民族マオリの聖地を巡る。ニュージーランドの雄大な自然の中に森山直太朗の歌声が響きわたり、彼の持つ独特な楽曲の世界観とマオリの文化が起こした化学反応で生まれるのは特集だけではなく…。

Tempalay

 

そして4人の旅の始まりを盛り上げるオープニングテーマはTempalayの書き下ろしの新曲「今世紀最大の夢」に決定。オリエンタルな雰囲気あふれるイントロは、聞いた瞬間から私たちをここではないどこか別の国へ連れ出してくれるかのよう。そして心地よいゆったりとしたリズムは異国の海を眺めながら船の上で揺られているようで、どことなく感じさせるせつないメロディは旅行中にふと訪れる郷愁も感じさせる。原案の「地球の歩き方」を愛読しているというメンバーの小原綾斗が書き上げた幻想的な歌詞の世界にも注目。

 

小原は「『かわいい子には旅をさせよ』と言いますが、決してレジャー的な意味合いではありません。ではどうゆう意味なのかと言いますと、そんなもん自分で調べてください。それではみなさま良い旅を」とコメントを寄せた。

 

さらに放送に先駆け、本作の世界観を凝縮したスペシャルトレーラーが大公開。主演の4名のコメントは以下掲載。

 

三吉彩花(韓国「名物オモニ特集 ソウル~チェジュ島」編 2024年1月13日、20日、27日放送)コメント

学生生活を終えてから本屋に行く機会が減ってしまったため原案の「地球の歩き方」は“はじめまして”の存在でしたが、今回オファーをいただいて大好きな韓国に行くことができるのでとてもうれしかったです。2023年は仕事も含めて11回は韓国に訪れましたが、ソウルはエンタメやトレンドなどとても勢いのある場所で、いつ行っても新しい発見や刺激をもらえますし、顔なじみの人たちから安心感をもらえる点も魅力だと思います。普段は食とファッションと美容を軸に旅行プランを立てますが、本作ではいつもと違うアプローチをするので、私自身もいろいろ学びながら知らなかった韓国に出会えることや新しい発見ができることを楽しみにしています。

今はSNSなどでいろいろな韓国の情報をキャッチできますが、今回の物語は人の温かみに触れたり、地元ならではの雰囲気を味わえたりする内容になると思います。普段とは違う私も見ることができると思うのでぜひご覧ください。

 

森山未來(タイ「現代アートの震源地を特集 バンコク~チェンライ~プーケット」編 2024年2月3日、10日、17日放送)コメント

海外での仕事が常態化する以前の20代前半。年に一回は必ずひとりで海外旅行に出かけることを自分に課していた。北米(迷子)、南米(宿泊のトラブル)、西ヨーロッパ(迷子&宿泊のトラブル)、中東(体調不良)、アジア(ぼったくり)、毎度あらゆることが起こった。いつだって「地球の歩き方」は旅の道標であり、さまざまなトラブルに遭遇して心身ともに不安になる中、手放すことができないものだった。

そんなお守りのような書籍に今回関われることは、この上ない喜びだ。楽しんでいただければ幸い。

 

松本まりか(サイパン「七色の海と精霊特集 サイパン島~マニャガハ島~テニアン島」編 2024年2月24日、3月2日、9日放送)コメント

15歳の初海外から6回連続撮影で訪れたサイパン。私自身、その時の少し苦い思い出と共にサイパンがあります。その複雑な思い出を吐露していくうちに、スタッフさんは私の行き先はサイパン以外ないんじゃないかと。正直戸惑いました。

皆さんはサイパンにどんなイメージをお持ちですか? 最盛期には年間約45万人を超える日本人が訪れていたそうです。しかしコロナ中は0人、今年はたったの約7000人。日本に最も近い南国といわれる魅力的なはずのサイパンに、いったい何が起きたのでしょう? それとも私たちが変わったのでしょうか? だとしたらまずは知るべきだし、すべきことが私たちにある気がして。それを探る旅だと思っています。

旅好きドキュメンタリー好きの私にとっては脚本も結末の決まっていないこのドラマは最高にエキサイティング。何か起こるかもしれないし起こらないかもしれない。皆さんにとっても見たことない異色なドラマになるのではないでしょうか。お楽しみにっ!

 

森山直太朗(ニュージーランド「キャンピングカーで巡るマオリの聖地特集 オークランド~レインガ岬」編 2024年3月16日、23日、30日放送)コメント

時折考えるのです。一体全体、何のために歌を歌ったり、舞台を駆け回っているんだろう?と。答えのない問いかけは答えのない世界へと毎夜僕を連れ出します。そんな自分に願ってもない誘いが舞い込んできました。キャンパーバンに乗ってニュージーランドの先住民族マオリの聖地を巡る旅。その名も「地球の歩き方」。カラフルな本を片手に「歌うこと」や「表現すること」のルーツに触れながら、本当の自分に帰る珍道中。

うそも誠も残さず食えよ。土曜深夜のお楽しみ、みんなでこっそり旅に出よう。

 

30秒トレーラー

 

番組情報

真夜中ドラマ『地球の歩き方』
テレビ大阪
2024年1月13日(土)スタート
毎週土曜 深夜0時55分~1時25分

BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)
毎週土曜 深夜0時~0時30分

配信:
Leminoにて1週間独占先行配信(2024年1月6日(土)配信開始)
広告付き無料配信サービス「TVer」にて見逃し配信

出演:三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗(出演順)
原案:「地球の歩き方」(株式会社地球の歩き方)
監督:菅井祐介、永岩祐介
構成:竹村武司
オープニングテーマ:Tempalay「今世紀最大の夢」(unBORDE/Warner Music Japan)
プロデューサー:高柳亮博、石田雄作、石川竜輝
プロデュース:岡本宏毅

話数:30分×12話
制作:テレビ大阪/テレコムスタッフ
製作著作:ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

番組HP:https://www.tv-osaka.co.jp/arukikata/
公式X(Twitter):https://twitter.com/tvo_mayodora
公式Instagram:https://www.instagram.com/arukikata_mayodora
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@arukikata_mayodora

(c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

『婚活1000本ノック』中越典子がヒロイン・綾子(福田麻貴)の“婚活の先輩”に!橋本マナミは良き理解者で“推し活マニア”の友人役【コメントあり】

福田麻貴(3時のヒロイン)がドラマ初主演を務める、2024年1月17日(水)スタートの『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回15分拡大)に中越典子、橋本マナミの出演が決定。両名よりコメントが到着した。

『婚活1000本ノック』左から)中越典子、橋本マナミ (c)フジテレビ

 

本作は、“女子会”や“婚活”といった女性目線の作品を多く手がけている南綾子の同名小説(新潮社刊/新潮文庫より12月25日(月)発売予定)を原作とする、婚活コメディードラマ。

 

福田演じる33歳の売れない小説家・南綾子は、生涯のパートナーを求めて奮闘中。ある日、そんな彼女の前にかつて「クソ男(おとこ)・オブ・ザ・イヤー2023」の栄冠を与えたクズ男・山田クソ男(八木勇征)が幽霊となって出現する。彼は自らが成仏するため、綾子のバディとなり婚活をサポートすることに。

 

しかし、本気が空回りして遊び目的の男性に引っかかってしまったり、相手を生理的にどうしても受け付けなかったり、いざトントン拍子で結婚が進みそうになると怖気づいてしまったり…と、婚活で出会う男性たちと展開する“恋愛あるある”が、1000本ノックのごとく綾子に浴びせられる。

 

このたび、綾子の婚活の先輩であり、良き相談相手の鳥羽役に中越典子、綾子が何でも話せる良き理解者で“推し活マニア”の顔を持つおけけ役に橋本マナミが決定した。

 

中越が演じるのは、数年前に綾子とおけけ(橋本)が訪れた店で、周囲を気にすることなく大声で泣いていた鳥羽(当時33歳、現在39歳)。その偶然な出会いをきっかけにその場で時間を共にし、鳥羽の婚活にまつわる不幸なエピソードを聞かされて3人は意気投合。コンサル会社の社長であるおけけのアドバイスを受けて、韓国料理店を開店し店主を務めている。

 

鳥羽の店は、綾子とおけけにとっては憩いの場。鳥羽は今でこそ幸せをつかんでいるが、例外なく結婚前は婚活に奔走し100人以上の男を見極めてきた。いわば綾子の友人にして婚活の大先輩、そして信頼のおける婚活アドバイザーでもある。

 

中越は1998年にファッション雑誌「ViVi」でモデルとしてデビュー。『天国のKiss』(テレビ朝日系・1999年)で女優デビューを果たし、連続テレビ小説『こころ』(NHK総合・2003年)では主人公の末永こころ役を見事に演じ女優としての知名度を一気に上げた。

 

『プライド』(フジテレビ系・2004年)では男の価値を経済力で判断する女性を演じ、スペシャルドラマ『STAR’S ECHO(スターズ・エコー)~あなたに逢いたくて~』(フジテレビ系・2004年)で民放初主演を務め、その後大河ドラマ『義経』(NHK総合・2005年)や蜷川幸雄演出の舞台「皆既食 -Total Eclipse-」(2014年)など数多くの作品に出演。

 

また、『特捜9』(テレビ朝日系)、『必殺仕事人』(朝日放送・テレビ朝日系) では共に主人公の妻役でシリーズ連続出演。さらに現在放送中の連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合・2023年)では主人公の産みの親を演じ話題となる。女優として実力と人気を兼ね備える中越が本作では数多の婚活経験によって理想の結婚生活を手に入れた、ヒロインの友人、そして婚活相談役としてバリバリ働く女性を演じる。

 

橋本が演じるのは、小説家としてだけではまだ生活できない綾子がアルバイトで代理出席した結婚披露宴で綾子の危機を救ったおけけ(当時30歳、現在36歳)。綾子のクソ男エピソードにかつての自分のクソ男に引っかかった経験が重なり大盛り上がり。綾子にとっておけけは男遍歴を気軽に相談できる良き理解者となり交友を深めた。

 

韓国ドラマや韓国アイドルにはまり、聖地巡礼をするなど推し活を楽しんでおり、仕事も順調。特に結婚する必要なんてないよねというライフスタイルを確立している。一方で綾子の婚活に関しては否定的ではなく、むしろ協力的でもある心強い友人。

 

橋本は12歳で第7回全日本国民的美少女コンテストの演技部門賞を受賞。『東京美人』(フジテレビ系・2001年)小百合役で女優デビュー果たす。そして、8つの短編から成るオムニバス映画「全員、片想い」(2016年)の一編・「イブの贈り物」で映画初主演を飾る。

 

大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』(NHK総合・2003年)、『真田丸』(NHK総合・2016年)でいずれも“正室”役として高貴な役どころを演じた。『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系・2018年)ではクールな女性建築士を演じ、映画「マスカレード・ホテル」(2019年)ではホテルで密会する“和風美人”で妖艶な姿を存分に披露した。

 

これまでの作品においてはアダルトな役柄が多かったが、今回は仕事とアイドルの推し活に全力を注ぐこれまでの橋本のイメージとは違った役どころとなっている。

 

綾子とひょんなことで出会ったおけけと鳥羽は、綾子が婚活に突き進む道を応援していく。おけけと鳥羽が綾子と二人三脚の山田クソ男と絡む姿も必見だ。中越、橋本のコメントは以下を参照。

 

中越典子 コメント

脚本を読んだだけでフフフと笑えて、その笑いがクセになる作品だと思いました。それだけじゃなくて、話が進んで行くとなんだか、不思議な切なさを感じる奥深いお話です。綾子と山田の会話にいとおしさを覚えます。私は綾子の友人、そして婚活の先輩という役どころです。福田さん、橋本さんとの女子3人での、あーだこーだのかけあいを楽しもうと思います。福田さんが“パン”と発するだけで笑っちゃうぐらい楽しい本読みの現場でした(笑)。

福田さん演じる綾子の婚活は、本当に1000本いっちゃうのか?

皆さま、いろんな婚活を頑張る綾子をぜひ一緒に応援してください。

よろしくお願いします。

 

橋本マナミ コメント

今回、『婚活1000本ノック』にて福田麻貴さん演じるヒロイン・南綾子の友人、おけけ役を演じさせていただきます。脚本を読んでる時からテンポある展開と個性強い登場人物が面白くて一気に読んでしまいました。私が出演する綾子との女子トークのシーンも皆さんに楽しみにしていただけるシーンになるようにみんなで相談しながら作っていけたらいいなと思っています。

水曜日の夜に皆さんの笑いと癒やしの時間となるドラマになりますように。

 

番組情報

『婚活1000本ノック』
フジテレビ系
2024年1月17日(水)スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回15分拡大

出演:福田麻貴、八木勇征、関水渚、野村周平・橋本マナミ、中越典子 ほか

原作:「婚活1000本ノック」南綾子(新潮文庫刊)
脚本:松本美弥子、山岡潤平、ニシオカ・ト・ニール、藤平久子
プロデュース:羽鳥健一(『貴族探偵』、『ようこそ、わが家へ』ほか)
矢ノ口真実(The icon)(映画「推しが武道館いってくれたら死ぬ」ほか)
髙石明彦(The icon)(『恋なんて、本気でやってどうするの?』ほか)
演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズほか)
西岡和宏(『元彼の遺言状』、『親愛なる僕へ殺意をこめて』ほか)
吉野主(『ショジョ恋。』、『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』ほか)
制作協力:The icon
制作著作:フジテレビジョン

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/konkatsu-1000
公式Twitter:https://twitter.com/konkatsu1000_cx
公式Instagram:https://www.instagram.com/konkatsu1000_cx
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@konkatsu1000_cx

(c)フジテレビ

萩原利久&早見あかりが『めぐる未来』クランクイン!「タイムリープの洗礼を受けた気がします」

萩原利久と早見あかりが、プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』(読売テレビ/日本テレビ系 2024年1月18日(木)スタート 毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分)にそろってクランクイン。コメントが到着した。

『めぐる未来』左から)早見あかり、萩原利久(c)読売テレビ

 

本作は、2021~2023年に「週刊漫画 TIMES」で連載された、辻やもりによる同名コミックス「めぐる未来」(芳文社 芳文社コミックス刊)をドラマ化するタイムリープサスペンス。感情の起伏を引き金に“過去に戻る病”を抱える主人公の未来(萩原)が、妻・めぐる(早見)を救うため過去に戻り、その死の真相に迫る。

 

12月初旬、萩原、早見がそろってクラインクイン。スタッフから「ご紹介します!本日クランクイン! 襷未来役、萩原利久さん、襷めぐる役、早見あかりさんです!」と声がかかると、大きな拍手が沸き起こり、「よろしくお願いします!」と笑顔で2人がお辞儀をしながらあいさつ。

 

その後、すぐにリハーサルに入り、和やかな雰囲気の中で本番スタート。ベッドで寝ている未来をめぐるが笑顔で起こすという、物語のスタートを予感させるシーンから撮影した。

 

初日の撮影を終えた萩原は「楽しい初日でした! ですが、クランクインした初日で、早くも頭フル回転でした。あれ、こうだっけ。この時はこうしなきゃ。とタイムリープの洗礼を受けた気がします。これは自分1人では処理できないので、いつも以上にチームの皆さんと協力して頑張ろうという気持ちになりました」とコメント。

 

早見は「探り探りの初日でした。みんなで話し合いながら丁寧に撮影を進めています。ひーひー言いながらもとてもやりがいを感じる作品です。萩原利久さんとは初共演ですが、すでに安心感のある中で自由にめぐるを演じることができ、ありがたいです。放送を楽しみにしていてください」と、笑顔を見せた。

 

そんな本作のクランクインの現場から、笑顔の2人の写真が到着。さらに、12月19日(火)よりTVerにて、新たなティザー映像が解禁。サスペンス感と、夫婦愛をバランスよく混ぜた世界観で、これから始まる壮絶な物語の世界へといざなう。

 

番組情報

プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』
読売テレビ/日本テレビ系
2024年1月18日(木)スタート
毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

原作:『めぐる未来』 辻やもり(芳文社 芳文社コミックス刊)
脚本:井上テテ、高矢航志
監督:久万真路、塩崎遵
音楽:瀬川英史
チーフプロデューサー:前西和成
プロデューサー:山本晃久、大沼知朗(吉本興業)、宇田川寧(ダブ)、田口雄介(ダブ)
制作プロダクション:ダブ
制作協力:吉本興業
制作著作:読売テレビ

公式 HP:https://www.ytv.co.jp/megurumirai/
公式X:@megurumiraiytv
公式Instagram&TikTok:@megurumirai_ytv

TVer:https://tver.jp/series/srs23ge013

(c)読売テレビ

NMB48 川上千尋、上西怜、泉綾乃が『アイドル失格』出演決定!山本望叶演じる実々花が所属するアイドルグループのメンバーに【コメントあり】

2024年1月13日(土)にスタートする山本望叶主演ドラマ『アイドル失格』(BS松竹東急 毎週土曜 午後11時~)に、NMB48川上千尋、上西怜、泉綾乃が出演決定。コメントが到着した。

『アイドル失格』人気アイドルグループ・テトラを演じる4人(c)BS松竹東急/KADOKAWA

 

NMB48安部若菜の作家デビュー小説「アイドル失格」(KADOKAWA刊)を実写ドラマ化する本作は、不動のセンターとしてキラキラ輝くアイドルと、そのアイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」の禁断の恋と成長を描く青春ストーリー。

 

アイドルとして活動する高校2年生の主人公・小野寺実々花役として、安部と同じくNMB48のメンバーである山本望叶が出演。実々花にガチ恋するオタク・ケイタを、小林亮太が演じる。

 

このたび、実々花が所属するアイドル4人グループ「テトラ」のメンバーとして、NMB48川上千尋、上西怜、泉綾乃の出演が発表された。現役アイドルの4人ということで、ドラマのストーリーと共に「テトラ」のステージやパフォーマンスにも期待が高まる。

 

また、月刊誌「コンプティーク」(KADOKAWA刊)にて、漫画家・空野セイによるコミカライズも決定。1月10日(水)発売の「コンプティーク2月号」より連載スタート。同2月号ではドラマ版の主演・山本望叶との描き下ろしイラストがコラボ表紙を飾り、『アイドル失格』の巻頭特集も組まれる。川上、上西、泉のコメントは下記に掲載。

 

川上千尋(一ノ瀬萌役)コメント

一ノ瀬萌役の川上千尋です。このたび、わかぽん(安部)の書いた「アイドル失格」の小説がドラマ化されるということで、とても楽しみな気持ちと役をわかぽんから直々に任せてもいいですか? との声をかけてもらって挑戦できることがすごくうれしかったです。

 

上西怜(空野あかり役)コメント

安部若菜ちゃんの小説がドラマ化すること、そしてそんなドラマに出演させていただけること、とてもうれしいです! ありがとうございます。

原作の「アイドル失格」を初めて読んだ時に、アイドルとしても1人の人としても共感する部分がたくさんで、涙を流しながら何度も読みました。

空野あかり役として、このすてきな作品を少しでも多くの方にお届けできるよう精いっぱい頑張ります。

 

泉綾乃(川嶋サヤ役)コメント

『アイドル失格』のテトラのメンバーとして出演させていただくことになりました!
初のドラマ出演! 慣れない環境で今すごく悩みながらも楽しく充実しながら撮影させていただいてます!

原作を知っている方にも知らない方にも何か感じて刺さる作品にできるよう最後まで努めてまいります!

皆さんぜひご期待ください^ ^

 

番組情報

土曜ドラマ『アイドル失格』(全12回)
BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)
2024年1月13日(土)スタート
毎週土曜 午後11時~

出演:山本望叶、小林亮太、川上千尋、上西怜、泉綾乃 ほか
原作:安部若菜「アイドル失格」(KADOKAWA)
脚本:三谷伸太朗、大山晃一郎、葉名恒星、伊藤学
監督:大山晃一郎、葉名恒星、関祐太朗、藤原光洋
プロデューサー:五十嵐正幸(BS松竹東急)、上江洲茉央(BS松竹東急)、伊藤学(KADOKAWA)
製 作:BS松竹東急 KADOKAWA
制作協力:KAPFILM

局公式 X:@BS260_official
ドラマ公式 X:@BS260_drama

(c)BS松竹東急/KADOKAWA

鞘師里保主演『推しを召し上がれ』クランクイン!「日々役と向き合い、みんなで試行錯誤しながらワクワク撮影しています」

鞘師里保主演の水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレ東ほか 2024年1月10日(水)スタート 毎週水曜 深夜1時~1時30分)がクランクインを迎えた。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』左から)生駒里奈、鞘師里保、橋本さとし、明日海りお©テレビ東京

 

原作は、2023年に発売50周年を迎える人気ベストセラーヨーグルトを題材に「校閲ガール」の宮木あや子が著した「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)。企業の取材協力の下で執筆された、“お仕事+推し事小説”をドラマ化する。

 

鞘師里保演じる岩手の田舎出身でオタク気質な主人公・朋太子由寿が、橋本さとし演じる“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)に見守られながら、ヨーグルトを題材にした創作小説に出てくるブルガリア菌への推し活に勤しみつつ、新人広報ガールとして奮闘していく。

 

このたび12月6日にクランクインを迎え、地上波連ドラ初主演を飾る鞘師の、新人広報ガール・朋太子由寿としての日々がスタートを切った。終始和やかなムードでドラマ撮影が進む中、現場より由寿役の鞘師と、由寿を支える教育係で容姿ともに働く女性の鏡的存在であるバリキャリの緑川逸美を演じる明日海りおと、後輩思いな広報部の先輩で由寿の推し活にシンパシーを感じる飯野朝子役を演じる生駒里奈の広報ガールズ3名に、パッケージから飛び出して、由寿には見えない存在として彼女にとり憑き、彼女の行く末を見守ることにした“吾輩”こと乳酸菌を演じる橋本を加えた仲睦まじい4ショットが到着。

 

OL役が初めてで、“こんな上司がいたら推すしかない!”と思ってもらえる緑川さんでいたいとクランクイン前に意気込みを語った明日海と、自身も推しから日々パワーをもらっているいう生駒。そんな2人が「明和」のプロモーションの顔となる役をどのように演じ、キャラクターを作り上げていくのか。

 

さらに、解禁時からプチ話題となった“吾輩”と由寿との2ショットも大公開。主人公と対面ではなく内面から会話する役柄と、顕微鏡を1000倍にしないと見ることのできない存在を演じることに、チャレンジ精神を掻き立てられたと語る橋本。ヨーグルトカラーの白と青を基調にした役柄に相応しい出で立ちの橋本演じる乳酸菌と由寿とのクスっと笑えて、どこかほっこりする掛け合いにも注目。

 

鞘師は、各キャストの印象について「明日海さんはクランクインしてからもかっこよくすてきな印象に加えて、本番前のテストの際は見えないはずの橋本さん演じる“吾輩”を見てしまったりと、かわいい一面も見ることができました。生駒さんは、“東北出身だから岩手弁でわからないことがあったら聞いてね”と話しかけてくださり、現場で話しやすい空気を作っていただけて、ありがたかったです。橋本さとしさんとは役柄、一緒の撮影シーンが多く、空き時間はずっとお話しさせていただいており、佇まいとお芝居がかっこいいからこそ、乳酸菌としての愛らしさが際立っていると思います」と感想を。

 

最後に「1日にたくさんの量の撮影があるのですが、初日から冗談を言い合ってみんなで笑っていたり、片桐監督やチームとしての明るさに救われて、思い詰めることなく毎日安心して現場にいられます」と和気あいあいとした撮影現場の様子を伝え、「その中で日々役と向き合い、みんなで試行錯誤しながらワクワク撮影していますので、完成したドラマを早く皆さんにも届けたいです!」と放送スタートに向けての意気込みを語った。

 

クランイン報告に続き、近日中にはドラマのメインビジュアル&OPテーマ曲を解禁予定。

 

第1話(1月10日放送)あらすじ

就活中に、ヨーグルトを題材にした創作小説にハマった朋太子由寿(鞘師里保)は一年後、株式会社明和に入社する。辞令で大阪支店へと配属になり、地元岩手にしか住んだことがない由寿は困惑しつつも新天地・大阪での生活をスタートさせる。先輩社員の金城剛(水間ロン)と共に担当先のスーパーに営業しに行くが、慣れない仕事と環境にドッと疲れが溜る由寿。その翌日、競合会社の配送トラックが事故に巻き込まれ、物流網がストップしていると金城から緊急連絡が…。

 

番組情報

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』

テレ東ほか

2024年1月10日(水)スタート

毎週水曜 深夜1時~1時30分

 

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信

 

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)

 

主演:鞘師里保

共演:明日海りお、生駒里奈/橋本さとし

野村麻純、永田崇人、好井まさお、水間ロン・宇野祥平、中島ひろ子

 

脚本:阿相クミコ、波多野都

監督:片桐健滋、藤田結衣、佐藤洋輔

音楽:田井モトヨシ

プロデューサー:阿部真士、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)

企画協力:株式会社 明治/株式会社 明治アドエージェンシー

制作協力:東通企画

製作著作:テレビ東京

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/

公式 X(Twitter):@tx_oshimeshi https://twitter.com/tx_oshimeshi

公式 Instagram: @tx_oshimeshi https://www.instagram.com/tx_oshimeshi/

 

©テレビ東京

【#今旬コレクション】橘優輝、『下剋上球児』で久我原役を熱演!役作りで鈴木亮平から受けたアドバイスとは?

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第74回はドラマ『下剋上球児』(TBS系)に出演中の橘優輝さんが登場です。

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」橘優輝


◆まず橘さんが俳優を志したきっかけを教えてください。

映画や絵のような芸術的なものに昔からなんとなく興味があって、漠然と「将来は芸術を扱う職業に就きたい」と思っていました。そんな中、演技を題材にした漫画を読んだことがきっかけで俳優という仕事に興味を持って。それでも自分から一歩踏み出すほどではなかった状態のときに、知り合いがやっている演技のワークショップに参加したらすごく面白くて、「僕の目指す道はこれだ」と思ったんです。

 

◆現在はホリプロに所属されていますが、そのワークショップから事務所に所属するに至ったのはどんな経緯があったんですか?

実は知り合いが竹内涼真さんと知り合いで。そのご縁でワークショップで僕が演技している姿を竹内さんに見ていただくことができたんです。それがきっかけで竹内さんにマネージャーさんを紹介していただいて、事務所に所属することができました。

 

◆すごいご縁ですね。実際に俳優業を始められてみていかがですか?

俳優の仕事を始めてまだ1年たたないくらいなんですが、本当に、まだまだうまくいかないことばかりです。頭の中で「こういうふうに演じたいな」というイメージがあっても、実際にその通りにはできないというか。例えば悪者の役をやるときに、自分でイメージした以上に大きい声が出せなかったりとか。それでも最近は、ちょっとずつやりたいように演じられてきて。ドラマの『最高の教師~』に出演させていただいたときも、1話目よりも最終話の方が思ったように演じることができました。1つの作品の中でも、少しずつ成長できているのかなと思っています。

 

◆立て続けに連ドラに出演されていますが、周りからの反応はありましたか?

周りの友達には俳優を始めたことを言っていなかったんです。でも『最高の教師~』がきっかけで「もしかしてドラマに出てる?」みたいな感じで、連絡をもらったりはしました。

 

◆橘さんご自身はどういう学生時代だったんですか?

ずっとスポーツをやっていたので、中学時代は運動部の中心的な人たちと仲がよくて。でも僕自身はそんなに積極的に話すタイプではなかったので、目立つグループの端っこの方にいる感じでした(笑)。高校はスポーツクラスで、3年間クラス替えも席替えもなかったんです。同級生は皆勢いがすごくて、ちょっとついていけない感じで。言葉数も少なかったと思います。かと言って、めちゃくちゃスポーツに打ち込んでいたわけではなく(笑)。

 

◆『最高の教師』は学園もので同世代の俳優さんもたくさんいたと思いますが、そこでのコミュニケーションはいかがでしたか?

加藤清史郎君と丈太郎君とは休みの日に遊びに行くくらい仲良くなりました。清史郎君には「次に野球のドラマをやるんだ」と話したら、一緒にキャッチボールをしたりバッティングセンターに行ったりしてくれて。丈太郎君とはドラマが終わった後に一緒にご飯に行きました。

 

◆実際の高校生活よりも充実していそうですね。

そうですね。自分からコミュニケーションを取りに行くようになって、選択肢が増えたなと思います。例えば休みの日も、友達がいたら外で遊んだりご飯を食べたりいろいろとできることが増えて。いろんな人と関わる中で、最近やっと人間になってきた感じがします(笑)。

 

◆そんな中、今は『下剋上球児』でも同世代の俳優さんとたくさん共演しています。現場の雰囲気はいかがですか?

現場はとにかく明るいです。オーディションに受かって実際に撮影が始まるまでの間に、野球の練習会や合宿もあったので、だいぶ仲がいい状態でクランクインすることができました。最近、特に仲がいいのは奥野壮君。僕がレフトで彼がサードを守っているんですが、撮影の合間に二人でよくふざけあってます(笑)。

 

◆今回、橘さんが演じる久我原篤史はどんな役柄ですか?

中学時代は陸上部で、大会記録を出すほどの俊足が特徴の1年生です。性格的には明るくて、いい意味で空気が読めないキャラクターというか。自信のない生徒が多い中、久我原が明るくいることで場の空気が変わるのかなと思っています。

 

◆橘さんご自身と役柄の共通点はありますか?

陸上をやっていたという点くらいですね。性格面では僕自身明るくないし、全然似ていないと思っていたんですが、監督に「僕と久我原って似てないですよね?」と聞いたら「いや、君は明るいよ」と言ってくださって。言われてみると確かに、人見知りはするけど家では明るいんです。母親の前ではずっとふざけているので(笑)。意外と似てるのかも?と思ったりしています。

 

◆ご家族の仲がいいんですね。

そうですね。母は本当に優しくて、全然怒らないんですよ。僕は周りの人からよく「優しいね」「穏やかだね」などと言われるんですが、間違いなく親の影響というか。母が僕に接していたように、僕も周囲の人に接しているんだと思います。

 

◆すてきです!そんなご家族の皆さんは、橘さんが俳優業を始めるときはどんな反応をされていましたか?

父は「自分がやりたいなら頑張れよ」みたいな感じでした。母親はすごく楽しんでくれていて、僕が出演した番組を写真に撮って、LINEでおばあちゃんに送って感想を言い合ったりしているみたいです(笑)。

 

◆昔からスポーツをされていたということで、撮影では野球の面では苦労することはあまりないですか?

いえ、野球は一度もやったことがなかったので、まだまだ素人感が満載です。でも「地肩が強いね」と褒めてもらうことはありました。

 

◆他に共演者の方とのエピソードはありますか?

主演の鈴木亮平さんには演技について分からないことがあったら聞きに行ったりしています。「久我原は足が速いキャラだから、走り終わった後も息が上がってない方がキャラが立つかもね」などとアドバイスをいただいて。ご自身が演じている役のことだけでなく、周りのことも考えてくださっているのは、さすがだなと思いました。あとは2話で黒木華さんとお話するシーンがあって。僕が緊張でせりふの順番が分からなくなってしまったときに、華さんがその場でせりふの練習を手伝ってくださって、温かい方だなと思いました。

 

◆では今後の見どころを教えてください。

弱小野球部がどんどん強くなっていって、学年も変わって1年生だった久我原たちも2年生になります。それに伴って新1年生も入ってきて。撮影を通じて野球もだんだんうまくなっているので、よりリアルに強くなっているところを見てもらえるのではと思っています。

 

◆今後こういう役をやってみたいなど、将来の目標はありますか?

「すばらしき世界」という映画を見て、役所広司さんのお芝居に憧れて。大きすぎる目標ですが、いずれは役所さんのようなお芝居がしたいなと思います。今はいただける役はどんなものでもやってみたいですが、あえて言うなら何げない日常を描いたような日本の映画作品に出てみたいです。

 

PROFILE

●たちばな・ゆうき…2002年4月27日生まれ。大阪府出身。O型。主な出演作はドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』『女神の教室~リーガル青春白書~』など。来年1/26(金)公開の映画「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」に出演する。

 

●photo/小澤正朗 text/井上明日香

生駒里奈、野村麻純、永田崇人、宇野祥平ら『推しを召し上がれ』追加キャスト&ティザービジュアル解禁【コメントあり】

鞘師里保主演の水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレ東ほか 毎週水曜 深夜1時~1時30分)より、生駒里奈、野村麻純、永田崇人、好井まさお、水間ロン、宇野祥平、中島ひろ子ら追加キャストのコメントが到着。さらにティザービジュアルが公開された。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』上段左から)永田崇人、生駒里奈、野村麻純、好井まさお 下段左から)水間ロン、宇野祥平、中島ひろ子

 

原作は、2023年に発売50周年を迎える人気ベストセラーヨーグルトを題材に「校閲ガール」の宮木あや子が著した「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)。企業の取材協力の下で執筆された、“お仕事+推し事小説”をドラマ化する。

 

鞘師里保演じる岩手の田舎出身でオタク気質な主人公・朋太子由寿が、橋本さとし演じる“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)に見守られながら、ヨーグルトを題材にした創作小説に出てくるブルガリア菌への推し活に勤しみつつ、新人広報ガールとして奮闘していく。

 

主演の鞘師、共演の明日海りお、橋本さとしの出演は既報の通りだが、このたび由寿の奮闘劇にまろやかさを加え、ドラマを彩る追加キャストが一挙解禁。

 

アイドル推しで、何かと由寿を気にかけてくれる後輩思いな広報部の先輩・飯野朝子役に、俳優として、ドラマ・舞台を中心に活躍の場を広げている生駒里奈。「明和」のヨーグルト製品のパッケージデザインを担当し、由寿と同じく東北地方出身のデザイナー・足祐幸来役に、『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ)をはじめ、来年の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)への出演が決定している野村麻純。

 

コスプレが趣味で親に内緒でこっそりコスプレイヤーとしてイベントにも参加している由寿の兄・朋太子迦寿役に、演劇「ハイキュー!!」をはじめ、人気アニメ作品のミュージカルからドラマ、舞台とジャンルを問わず幅広い役柄を演じこなす俳優・永田崇人。入社したばかりの由寿に「明和」伝説の営業社員「おでん先輩」の話を伝えた営業担当先のスーパーの社員・林泰然役に、怪談芸人として人気を博し、映画作品にも数多く出演している好井まさお。

 

ゴリゴリの関西弁と軽快なトークで営業をこなす体育会系の営業マンで、大阪支店に配属された営業部の由寿の先輩・金城剛役に、バイプレーヤーとして多くの映像作品に出演し、テレ東では注目を集めたドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』での好演が記憶に新しい水間ロン。

 

そして、気難しくて少しクセがあるが、乳酸菌への愛が誰よりも深い「明和」の研究員・石川肇役に、映画「罪の声」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、連続ドラマ小説『ブギウギ』(NHK)にも出演中の宇野祥平。地元から飛び出し、慣れない都会で一人奮闘する娘を心配する由寿の母・朋太子野恵役には、ジャンル問わず数多くの作品で名役を演じ、テレ東では絶賛放送中のドラマ8『ハイエナ』にも出演した中島ひろ子。

 

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』ティザービジュアル©テレビ東京
さらにティザービジュアルが完成。“吾輩”こと乳酸菌を傍らに添えて、ヨーグルトカラーである特注の青色ドレスに身を包み、新人広報ガールとして奮闘していく主人公・朋太子由寿の物語を、優しくかつまろやかに表現したドラマのタイトルに相応しいビジュアルに仕上がった。追加キャストのコメントは以下掲載。

 

生駒里奈(飯野朝子役)コメント

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

私も日々、推しにパワーを頂き、癒やされておりますが、台本を読んだ時に朋太子さんの様子がとても微笑ましく、シンパシーを感じ、そんな主人公と共に作品を盛り上げたいなとワクワクしました。

 

◆撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

ファンタジー部分も多いので、演じる立場としてもアイデアを出しながら、キャラクターたちをのびのび羽ばたかせたいです。あと、ヨーグルトが現場にたくさんあることを期待します!!(笑)

 

◆ドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

ドラマをご覧になっていただいた方々にくすっと笑えて、癒やされて、ヨーグルトのいい菌を摂って、身体が健康になるような楽しい時間をお届けできるように頑張ります!よろしくお願いいたします!

 

野村麻純(足祐幸来役)コメント

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

推し・菌ドラマというニュージャンルの作品に参加できることがとても楽しみです。由寿ちゃんと乳酸菌とのやりとりが面白く、いち出演者ながら早く映像化したものが観たいです。

 

◆撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

足祐幸来はオシャレ成分がにじみ出ているようなキャラクターということで、どう演じていこうかドキドキしていますが…皆さんと話し合いながら、自由にのびのびと現場を楽しみたいと思います。「明和」社員のみんなとのシーンを早く撮影したいです。

 

◆ドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

お仕事応援ドラマでありつつ、作品を観ていたらきっと身体が乳酸菌を欲するはずです。冷蔵庫にヨーグルトをご用意して、ドラマをお楽しみいただけたらと思います。

 

永田崇人(朋太子迦寿役)コメント

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

これまでの俳優人生の中で、いまだかつて演じたことがないような役柄をいただき、とてもワクワクしました。そして、兄の役も、おそらく初めてで。僕も妹がいるのですが、最近、腹を割っていろいろなことを話せるようになりました。その経験も生かしつつ、朋太子家が豊かになればいいなと思っております。

 

◆撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

まだ、僕が映像のお仕事をしたことがほとんどなかった頃にお世話になったスタッフさんが、今回プロデューサー兼監督で入ってらっしゃって、すごく温かい気持ちになりました。気負いすぎず、でも、少しでも成長した姿をお見せできたらなと思います。そして、迦寿という役を愛を持って、丁寧に演じたいと思います。

 

◆ドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

僕はこの作品の脚本を読んだ時、9年前に俳優をやりたいという気持ちだけで、東京に出てきた自分と重なり、とても愛おしいと感じました。毎日のお仕事や、難しい人間関係の中で日々戦ってる同志の皆さま!推しを愛でましょう。そして、この作品はもっと僕たちの背中を押してくれると、そして、推してくれると信じています。

 

好井まさお(林泰然役)コメント

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

関西弁のスーパーの店員で年齢もほぼ同じ。口調が強く、思ってることをストレートに言う林というほぼ等身大で演じれる役が来てもう有頂天です。監督の片桐さんとは役者デビュー作品、そしてその後もう1本お世話になった以来数えて3本目になるんですが、ちょっとだけでも成長した姿を見せれるようもう今から気合い入りまくってます!

 

◆撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

10年ぐらい前にスーパーでバイトをしてたんですが品出し陳列を週5でやっていた経歴がここに来て役に立つとは思いませんでした。演じることもそうですが消費期限が早いものを前に出して遅いものは奥へ奥へ、そして銘柄をきれいに見えるようにしっかり陳列することに集中してNGを出してしまいそうなのでそこだけは気を付けたいと思います!

 

◆ドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

乳製品ファンのみんな、そして主演の鞘師さんファンの皆さま、そして全ドラマファンの皆さま、台本を全部読ませていただいた1人の人間として言わせてください!誰もがどこかで共感でき胸が熱くなるシーンが随所に散りばめられております!誰かに自分を重ねて観てもらえたらきっと胸に響く作品です!ぜひ毎週リアルタイムで観ていただければと心よりお願い申し上げます!寒くなってきました、ご自愛ください。

 

水間ロン(金城剛役)コメント

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

昨今いろんな推し活がある中、まさかブルガリア菌を推す物語をつくるんだと驚きました。脚本が面白く、登場人物みんながとても魅力的で、何度もクスッと笑っちゃいました。

 

◆撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

僕は大阪出身なんですが、実はあまり関西弁の役はやったことがないんです。なので今回めっちゃ楽しみです。

 

◆ドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

主人公の由寿が推しに支えられながら毎日を一生懸命生きる姿が皆さんの日々の活力になると思います。毎週楽しみに見てや~。

 

宇野祥平(石川肇役)コメント

◆撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

僕が演じる石川研究員は、どんな仕事にも通じる情熱を持っている方なので、僕自身が石川さんの言葉を受けて身が引き締まる次第です。

 

◆ドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

片桐監督はじめすてきなスタッフ、キャストの作品なので僕も楽しみにしています。ぜひ観てください!

 

中島ひろ子(朋太子野恵役)コメント

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

ヨーグルトは大好きで毎日のように頂いております。そのヨーグルト、一つの物を作る工程の中で、いろいろな人のそれぞれの人生のスパイスが入って、まろやかに出来上がっていく姿がたくましくもあり、とてもかわいく見えました。ドラマを観てくださる皆さまにも、乳酸菌を腸まで届けてくれて元気になりそうで、とても楽しみだなと思いました♪

 

◆撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

ヨーグルトのように、それぞれの場面でコクと甘味と酸味が上手く表現できるように頑張ります。笑顔あふれる現場になると思うと、とても楽しみです。

 

◆ドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

おいしさと小さな幸せがたくさん届きますように…どうぞお楽しみに~。

 

番組情報

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』

テレ東ほか

2024年1月10日(水)スタート

毎週水曜 深夜1時~1時30分

 

配信:

各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信

 

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)

主演:鞘師里保

共演:明日海りお、生駒里奈/橋本さとし

野村麻純、永田崇人、好井まさお、水間ロン・宇野祥平、中島ひろ子

 

脚本:阿相クミコ、波多野都

監督:片桐健滋、佐藤洋輔、藤田結衣

音楽:田井モトヨシ

プロデューサー:阿部真士、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)

企画協力:株式会社 明治/株式会社 明治アドエージェンシー

制作協力:東通企画

製作著作:テレビ東京

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/

公式 X(Twitter):@tx_oshimeshi https://twitter.com/tx_oshimeshi

公式 Instagram: @tx_oshimeshi https://www.instagram.com/tx_oshimeshi/

 

©テレビ東京

八木勇征が福田麻貴主演『婚活1000本ノック』で“クソ男の幽霊”に「どこか憎めない愛嬌のある幽霊を目指していきたい」

福田麻貴(3時のヒロイン)がドラマ初主演を務める、2024年1月17日(水)スタートの『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回15分拡大)に、八木勇征(FANTASTICS)が出演することが決定し、コメントが到着した。

『婚活1000本ノック』左から)八木勇征、福田麻貴 ©フジテレビ

 

本作は、“女子会”や“婚活”といった女性目線の作品を多く手がけている南綾子の同名小説(新潮社刊/新潮文庫より12月25日(月)発売予定)を原作とする、婚活ラブコメエンターテインメントドラマ。

 

福田演じる33歳の売れない小説家・南綾子は、生涯のパートナーを求めて奮闘中。ある日、そんな彼女の前にかつて「クソ男(おとこ)・オブ・ザ・イヤー2023」の栄冠を与えたクズ男・山田が幽霊となって出現する。彼は自らが成仏するため、綾子のバディとなり婚活をサポートすることに。

 

しかし、本気が空回りして遊び目的の男性に引っかかってしまったり、相手を生理的にどうしても受け付けなかったり、いざトントン拍子で結婚が進みそうになると怖気づいてしまったり…と、婚活で出会う男性たちと展開する“恋愛あるある”が、1000本ノックのごとく綾子に浴びせられる。

 

八木が演じるのは、かつて綾子と関係を持つも単なる遊びの関係で終わらせ、綾子から「クソ男・オブ・ザ・イヤー2023」の栄冠を与えられたクソ男の“山田クソ男(お)”。山田はそんな不誠実な生活を繰り返した末、他の遊び捨てた女性にナイフで刺されて死亡し成仏できずにいる。成仏するためには死ぬ前に誰かと交わした約束を果たさなくてはならないという使命を受け、幽霊として綾子の前に現れる。自らが成仏するために、かつて綾子と交わした約束を果たすため、彼女のバディとなって婚活をサポートすることになっていく。

 

山田役を演じる八木は、2018年にデビューしたFANTASTICSのメンバーとして活躍中。多くの音楽番組やフェスなどに出演し、その歌声とステージパフォーマンスで人気を集める一方、2021年にダブル主演を務めた『美しい彼』(MBS・TBS系/2021年)では、その高い演技力で俳優として鮮烈な印象を残した。続く『美しい彼シーズン2』(MBS・TBS系/2023年2月)、映画「劇場版 美しい彼~eternal~」も大きな話題となった。

 

今年に入ってからは『ホスト相続しちゃいました』(カンテレ・フジテレビ系/2023年4月)でナンバーワンのホスト役、現在放送中の『ハイエナ』(テレビ東京系/2023年10月)では新米弁護士役など、さまざまな役を演じているが、今回は“幽霊役”という新たな役どころに挑戦する。

 

八木勇征 コメント

◆幽霊役への意気込み

この度“山田クソ男”役を演じさせていただきます八木勇征です。名前のインパクト強いですよね?僕もそう思います。初の幽霊役ですが、怖い幽霊ではなく人たらしだけどピュアでどこか憎めない愛嬌のある幽霊を目指していきたいと思ってます!

 

◆視聴者へのメッセージ

福田さん演じる南さんの婚活をサポートするパートナーとして物語は進んでいきます。南さんの事を遊び捨てて、他の女にも恨み殺されてしまった山田ですが、南さんが奮闘して自分を変えていく姿を見て、死んでから心境が変わっていく様子に注目してほしいです。何よりコメディーなので見てくださる方にはたくさん笑って、たくさん共感して、時には感動して泣いて、いろんな感情になってほしいです!感情ジェットコースターに乗ったつもりで楽しんで見てください!

 

番組情報

『婚活1000本ノック』

フジテレビ系

2024年1月17日(水)スタート

毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回15分拡大

 

出演:福田麻貴、八木勇征 ほか

 

原作:「婚活1000本ノック」南綾子(新潮社刊)

脚本:松本美弥子、山岡潤平、ニシオカ・ト・ニール、藤平久子

プロデュース:羽鳥健一(『貴族探偵』、『ようこそ、わが家へ』他)

矢ノ口真実(The icon)(映画『推しが武道館いってくれたら死ぬ』他)

髙石明彦(The icon)(『恋なんて、本気でやってどうするの?』他)

演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズ他)

西岡和宏(『元彼の遺言状』、『親愛なる僕へ殺意をこめて』他)

吉野 主(『ショジョ恋。』、『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』他)

制作協力:The icon

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/konkatsu-1000

公式Twitter:https://twitter.com/konkatsu1000_cx

公式Instagram:https://www.instagram.com/konkatsu1000_cx

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©フジテレビ

筒井真理子が『泥濘の食卓』で体現する“毒親”美幸を語る「この匂いの中に面白く存在できたら」

齊藤京子(日向坂46)が初の単独主演で挑む、新進気鋭の漫画家・伊奈子の『泥濘の食卓』を初ドラマ化した本作。齊藤演じる主人公・深愛はアルバイト先の妻子あるスーパーの店長と禁断の恋に落ちるが、純粋すぎるがゆえにまっすぐなその愛はやがて度を越えていき…。店長だけでなく、その息子や妻にまで近寄り、徐々にこの家族へと寄生。やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描く物語だ。

『泥濘の食卓』筒井真理子©テレビ朝日

 

そんな本作で筒井真理子さんが演じるのが、夫亡き後、産婦人科で看護師をしながらシングルマザーとして深愛を育ててきた母・美幸。いわゆる“毒親”で、深愛が20代となった今も門限を設定したり、人格を否定したりと娘を抑圧し続けている。

 

今夜放送の第7話では、深愛とのやりとりから、今につながる美幸の悲しい過去が明らかに。さらには、ついに深愛の“ピアス”の存在に気づくことになり…。そんな同回を前に、TV LIFE webでは筒井さんにインタビュー。演じる美幸のキャラクター像について、本作に感じる魅力などをお聞きしました。

 

◆原作や脚本を読んだ際に感じた印象は?

まず原作は、どうなっていくのだろうと先の読めない展開が面白かったです。私の幼いころはお友だちとたくさんけんかややんちゃをしてきましたが、今の時代はコンプライアンスなどもあり、なかなかそういうことができないのかなと思うんです。そういう点からも、今の子たちには本能をむき出しにして人と接することができず、心のバランスをうまく取れない不自由さがあるのかな、と。この作品は、そういう子たちの爆発の描かれ方がとてもリアルだなと感じました。ドラマはジェットコースターのように物語が進んでいきますし、原作とは少し匂いが違う部分もありますが、エンターテインメントとしても楽しんでいただけていると思います。なにより、時代の雰囲気というのは年を重ねるごとにだんだん捉えにくくなっていくと思いますので、この作品を通じて触れられることがうれしいです。美幸の生まれ育った時代は私自身とも近いので、そのまま彼女をどっしりと演じ、この匂いの中に面白く存在できたらいいなと思っています。

 

◆ご自身が演じる美幸をどのようなキャラクターだと捉えられていますか?

私は、心理学が好きで自分なりに美幸をいろいろ分析してみたのですが、今の彼女を形作っているのは、夫たちからDVを受けてきた連鎖のような部分が大きいのかなと感じているんです。DVを受けた人というのは、自分自身はDVをしない人と繰り返してしまう人の2つに分かれるそうですが、自己愛が強い人ほど繰り返してしまうと言われていて…。そして、美幸の場合はその強い自己愛の中に、深愛も存在しているんですよね。とても大切なものとして。美幸の深愛に対する態度はその愛情の裏返しですが、またそれがリアルだな、と。当初は深愛のことを嫌っているのかなと思ったのですが、深愛が結婚しても一緒に住みたいと言っていたり、娘への愛は一貫しているんですよね。そうして彼女の根っこを探っていくのがとても面白いんです。

 

◆本作はいわゆる“原作もの”ですが、原作の美幸と筒井さんが体現される美幸、どのようなバランスで演じられているのでしょうか。

原作も全て読ませていただいたのですが、もう1巻から1冊の中に物語の世界観がぎゅっと詰まっているんです。なので、原作を読んでさらにこの空気感の中に入りたいという思いが強くなりましたし、全部(原作に)寄せたいなと思いました。この選択は間違っていなかったと感じていますし、このジェットコースターに付いていって、よりドラマを面白くできるよう貢献していきたいです。

 

◆美幸を演じるに当たって、監督やスタッフの方からはどのような言葉を?

「一番強烈であってほしい」とお話をいただき、どうやるのがいいのかな、といろいろ試行錯誤しながら演じています。監督が細かくビジョンをお持ちなので、日々お話していてとても楽しいんです。

 

◆本作に感じる魅力、今後の見どころを教えてください。

今の子たちはきっと自分のダークな部分をなかなか解放できずに生きていて、苦しいことも多いと思うんです。そういう子たちには特に共感できる部分があるのかなと思います。原作や脚本を読ませていただくと「こういうふうにつらいんだな」と気づきがあるので、私と同年代の方々にもいろいろと発見があるかと思います。本当に目まぐるしく時代が変わっていて、その中でそれぞれ生まれ育った親子のかみ合っていない感じというのが、この不思議な世界の中でリアルに描かれていて、エンターテインメントとしてもすごく面白いドラマになっています。原作を読まれた方もそうではない方も、皆さんに楽しんでいただける展開が満載ですので、果たしてどうなっていくのか、今後も共に見守っていただきたいです。

 

ANOTHER TALK

◆日々の中で泥濘にハマってしまった時の解消法は?

これまで「地球って重力があるんだな。私たちは普段それに抗って生きているのだな」と感じるくらい、つらくて朝起き上がれないようなときがあったのですが、そういう時は何とかほふく前進をして、映画のシナリオを描いていました。劇団にいる頃に「自分のシーンを描いてこい」と言われ、その時に「面白い」と褒めてもらえたこともあり、文章を描くことが好きなんです。泥濘にはまると大体1~2日は負けてしまうのですが、そこからモクモクと起き上がり、転げ落ちる手前で何かをし始めますね。何かを1つ完成させることで、嫌なことを忘れようとします。

 

PROFILE

筒井真理子

●つつい・まりこ…今年は、主演映画「波紋」が全国上映。現在も数多くの出演作品が上映中。また、今期は3本の連ドラに出演、現在放送中の『ブラックファミリア』(日本テレビ系)にもレギュラー出演中。

 

番組情報

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』

テレビ朝日系

毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

 

●text/片岡聡恵

「ブギウギ」でドラマ初出演の黒崎煌代「朝ドラの現場は和気あいあいとしていて、新人の僕を優しく包み込んでくれた」

現在放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」がドラマデビュー作ながらも、新人離れした演技力が大きな話題を呼んでいる黒崎煌代さん。現在公開中の「さよなら ほやマン」でも映画デビュー作にしてメインキャストを務め、生まれつき障害がある主人公の弟という難しい役柄を、明るく爽やかに好演しています。いま最も注目される新星に、2作品の撮影エピソードや、俳優になるきっかけなどについて聞きました。

 

黒崎煌代●くろさき・こうだい…2002年4月19日生まれ。兵庫県出身。2022年にレプロエンタテインメントの30周年記念で開催された役者オーディション「レプロ主役オーディション」に応募し、全くの素人ながら約5000人応募の難関を勝ち抜き合格。同年に参加した2023年後期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のオーディションにて、メインキャストであるヒロインの弟役を勝ち取り俳優デビュー。「さよなら ほやマン」が映画デビューとなる。公式HPInstagram

 

【黒崎煌代さん撮り下ろし写真】

 

趣里さんは実の弟のように接してくれた温かい方

──朝ドラ「ブギウギ」で主人公の趣里さん演じる鈴子の弟・花田六郎を演じて話題を呼んでいますが、これが俳優デビュー作になるんですよね。

 

黒崎 事務所に入って半年ぐらいで受けたオーディションだったんですけど、どうせ落ちるだろうなと思っていたので、合格と聞いたときはビックリして、どっきりかと思いました(笑)。ドラマのオーディション自体が初めてのことだったので、事の大きさも分かっていなかったです。

 

──選ばれた理由は聞きましたか?

 

黒崎 “ピュア”さと言われました。そんなこと言われたこともなかったし、僕自身もピュアだとは思っていないのでピンとこなかったですけど。

 

──出演が発表されたとき、周囲の反応はいかがでしたか?

 

黒崎 ほとんど連絡を取っていないような人からも「おめでとう」って連絡がありましたし、すごい影響力を感じました。ただ親に関しては、「どうして事務所に所属して半年で朝ドラに出られるの?」というのが第一声で。もちろんうれしいんでしょうけど、息子がうまくいきすぎているから、逆に心配だったみたいです。

 

──花田六郎を演じる上で、どんなことを意識したのでしょうか。

 

黒崎 六郎は拾ってきた亀をペットにして、いつも一緒にいるぐらいピュアで好奇心旺盛な男の子。僕も一つのことにのめり込むタイプなので、自分自身の好奇心を拡張させて演じました。

 

──現場の雰囲気はいかがでしたか?

 

黒崎 とにかく楽しかったです。聞いたところによると、大阪制作の朝ドラは、いつも以上に和気あいあいとした空気になるそうなんです。というのも東京だったら現地で集まって解散ですけど、みんなが同じホテルに泊まって、一緒にご飯に行くことも多かったので、自然と仲良くなれるんです。キャストの皆さんは僕が新人ということもあってNGを出しても笑ってくださって、優しく包み込んでくれました。

 

──朝ドラは撮影期間も長いので、一体感がすごいとよく聞きます。

 

黒崎 そうなんですか? まだドラマの現場は一本だけなので、他の現場が分からないんですが、デビューが朝ドラで良かったなと思います。

 

──六郎の家族を演じた俳優さんの印象をお聞かせください。まずは主人公の趣里さん。

 

黒崎 実の弟のように接してくれて、何度もご飯に連れて行ってくれて、とても温かい方でした。朝ドラのヒロインで大変なことも多いのに、全員に気を配っていて、ザ・座長ですね。お芝居もすご過ぎます! たとえば泣くシーンを何度も何度も画角を変えて撮るんですけど、その度に同じタイミングで涙を流すんです。

 

──父親・梅吉役の柳葉敏郎さん、母親・ツヤ役の水川あさみさんはいかがでしたか。

 

黒崎 お二人とも裏表がなくて、ものすごく優しく接してくださいました。柳葉さんはよく笑わせてくれましたし、水川さんがいるからこそ和気あいあいとした空気が作られていて現場のキーマンでした。

 

──錚々たる役者さんが揃う中でお芝居をするプレッシャーは相当なものだったのではないでしょうか。

 

黒崎 最初は緊張で手が震えて、それを抑えるだけで必死でした。でも周りの方のおかげで徐々に慣れていって、早い段階で溶け込むことができました。

 

MOROHAのアフロさんは根っからのエンターテイナーで、生きるパワーがすごい

──映画「さよなら ほやマン」もオーディションで決まったそうですね。

 

黒崎 初めて受けたお芝居のオーディションでした。

 

──それでメインキャストに選ばれるってすごいですね。

 

黒崎 運命を感じましたし、ありがたかったですね。

 

──シゲル役を決めるオーディションだったんですか?

 

黒崎 そうです。オーディションの段階では、もっとシゲルは重い障害を抱えていたんです。だから事前準備として自閉症に関する本を読んだり、「さよなら ほやマン」のストーリーラインが「ギルバート・グレイプ」という映画とコード進行が一緒なので、久しぶりに観返したり。「ギルバート・グレイプ」で重い知的障害のある弟を演じたのがレオナルド・ディカプリオなんですけど、何回も観返すとディカプリオになってしまうので、参考程度にとどめて。現場では監督とディスカッションしながら、シゲルをチューニングしていきました。

 

──撮影は宮城県石巻の離島で行われたそうですね。

 

黒崎 石巻から船で30分ぐらいの場所にあって、のどかで良い島でした。本当に何もないんですけど、そこがいいんですよね。撮影期間は3週間だったんですが、一度も島から出なかったです。

 

──島で買い物をすることもなく?

 

黒崎 なかったです。だから島では1円も使わなかったです(笑)。

 

──3週間という撮影期間はいかがでしたか?

 

黒崎 体感としては一瞬で、とにかく楽しかったです。おそらくスタッフさんたちは大変だったと思うんですけど、僕たちには見せないようにしてくれていたのかなと。

 

──メインキャストの3人は初めて尽くしなんですよね。

 

黒崎 主演のアフロさんは俳優初挑戦で映画初主演、呉城久美さんは初ヒロイン、僕も映画初出演。庄司輝秋監督もこれが長編デビュー。だからプロデューサーの方は心配だったらしいですけど、庄司監督のチャレンジ性を買ったんでしょうね。それに津田寛治さん、松金よね子さんとキャリアも実力も絶対的な方々がいたので、やりがいのある現場でした。

 

──アフロさんも黒崎さんも映画初出演とは思えないほど堂々たる演技で、お二人は本物の兄弟のようなリアリティーがありました。

 

黒崎 島に行く前に、アフロさん、呉城さん、僕の3人で何度もリハーサルをやりましたし、ご飯にも一緒に行って。仲は深くなってからの島入りだったので、やりやすかったのはあります。島の宿舎でも、1階のホールに3人で集まって練習しましたしね。

 

──アフロさんの印象はいかがでしたか。

 

黒崎 漁師役ということで、小型船舶の免許を取得して、素潜りのスクールにも通ったそうで、役への入り込み方がすごかったです。撮影以外でもずっと人を楽しませたくてしょうがないといった感じで、よくそんな力が残っているなと感心しました。島にいる間に曲も一曲作っていましたしね。あとは美術部、衣装部など各部署の方々に好きなものを聞いて、こっそりネットで島まで取り寄せて、それをサプライズでプレゼントするんです。根っからのエンターテイナーで、生きるパワーがすごいなと。

 

──ひょんなことで兄弟と共同生活を送る漫画家の美晴を演じた呉城さんの印象は?

 

黒崎 初ヒロインとはいえ、演技経験は豊富な方なので、我々のむちゃくちゃな芝居を受け入れてくれて、分かりやすくアドバイスもくださって、とても優しい方でした。

 

──庄司監督の演出はいかがでしたか。

 

黒崎 わりとリハーサルのときから好きなようにやらせてくれて、現場で細かい指示はなくて、委ねてくれました。ただ撮影始まった当初は毎晩LINEで「今日はどうでした?」とか「素晴らしい演技でした」とか気遣って励ましてくれて、それが支えになりました。

 

──ちなみに、ほやは好きですか?

 

黒崎 そもそも、ほやという存在も知らなくて、初めて島で食べたんですけど、大好きになりました。獲れたてのほやを海水で洗って、そのまま刺身で食べて、たまらなかったですね。蒸しほやや焼きほやも食べましたけど、生が一番です!

 

恥ずかしいけどラブストーリーをやってみたい

──この世界に入ったきっかけを教えていただきたいんですが、どうして「レプロ主役オーディション」に応募したのでしょうか。

 

黒崎 中学生の頃から、将来は映画に関係する職業に就きたいなと思っていて。ずっとVFXに関心があったんですけど、大学生になって、まずは実際に行動してみようと。それで、たまたまInstagramのストーリーでオーディションを見つけて応募しました。

 

──映画に興味を持ったのは誰かの影響ですか?

 

黒崎 父が映像関係の仕事をしていたのもあって、小さい頃から父と一緒に映画を観ていて、映画は身近なものでした。中学生になると自主的に大量の映画を観るようになって、高校時代は気の合う友達と脚本を書いたり、撮影をしたりしていました。

 

──最初にハマった映画は覚えていますか?

 

黒崎 「スターウォーズ」シリーズです。そこで特殊メイクに興味を持って、キャラクターの物まねなんかもしていました。

 

──「スターウォーズ」の物まねをしても、同級生には伝わらないですよね。

 

黒崎 全く学校では伝わらなかったですね。みんなが仮面ライダーごっこをする中、僕はクリスマスプレゼントでもらったライトセーバーのおもちゃを持って、ダース・ベイダーやダース・モールのまねをしているわけですから(笑)。

 

──映像に興味を持ってからは、それ以外の道はあまり考えずに?

 

黒崎 考えられなかったですね。

 

──それは家族にも伝えていたんですか?

 

黒崎 伝えてなかったです。事務所のオーディションも合格してから事後報告でしたし、親は僕が俳優になるのも賛成ではありませんでした。「さよなら ほやマン」の出演が決まった後も、「そろそろ就職活動もしないとね」みたいなことを仄めかされていて。「ブギウギ」の出演が決まって、ようやく「頑張ってみなさい」と認めてもらいました。

 

──大学も映画に関わる専攻ですか?

 

黒崎 全く関係なくて、法律を学んでいます。なぜかと言うと、YouTubeやSNSに無断で映画やドラマを切り抜きしてアップロードして問題になっているじゃないですか。そういった著作権の問題を、ちゃんと学びたかったんですよね。

 

──高校時代にオーディションを受けようとは思わなかったんですか?

 

黒崎 そうですね。兵庫県にいましたし、友達と一緒にもの作りをすることで満足していたんですよね。たまたま東京の大学に受かったので上京しましたけど、それほど東京に行きたいという気持ちも強くなかったんです。

 

──上京して生活は一変しましたか?

 

黒崎 大学1年生のときは、いろんな映画館に行って映画を年間300本ぐらい観まくって、観た映画を脚本に書き起こす日々でした。コロナ禍というのもあってサークルにも入らなかったので、たくさん時間があったんです。

 

──事務所に所属したのは2022年5月で、大学2年生のときだったそうですが、それまでお芝居経験はあったんですか?

 

黒崎 全くの未経験でした。

 

──それで、よく「ブギウギ」と「さよなら ほやマン」のオーディションに合格しましたよね。どうして合格できたと自己分析しますか?

 

黒崎 まだまだ自分の演技が良いとは思えないんですが、おそらく映画はたくさん観ているほうだと思うんです。いろんな役者さんの動きを研究していましたし、小学生の頃から鏡の前で物まねをして遊んでいました。だから初めて人前で演技をしたときも恥ずかしさは一切なかったです。まあ頭のネジが飛んでいるだけかもしれないですけど(笑)。

 

──特に物まねをした役者は誰ですか?

 

黒崎 ライアン・ゴズリングですかね。

 

──事務所に所属して生活に変化はありましたか。

 

黒崎 あまり変わらないです。一つ挙げるとしたら、これから邦画に関わっていく人間なので、より邦画を観るようになりました。去年は邦画の歴史を意識しながら、新旧の作品をたくさん観たんですが、特に印象的だったのが「清作の妻」(1965年)で、僕の中では邦画No.1です。

 

──増村保造監督作品ですよね。

 

黒崎 「妻は告白する」(1961年)も最高でしたけど、増村監督は画作りがすごいんですよね。比較的に最近の邦画で言うと「シン・ゴジラ」(2016年)も面白かったです。

 

──ワークショップにも通っているそうですね。

 

黒崎 まだお芝居初心者なので、基礎を学べる大事な場所ですし、めちゃくちゃ勉強になります。ただ全て鵜呑みにするのはどうかなと思っていて。もちろん、ちゃんと言われたことをやるのも真面目で素晴らしいことですけど。そういうのを見ると逆張りしたくなる性格なんですよね(笑)。

 

──今後出演したいジャンルは何ですか?

 

黒崎 恥ずかしいんですけど、ラブストーリーをやってみたいです。いわゆるキラキラ系じゃなくて、たとえばリチャード・リンクレイター監督の「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」(1995年)のように奥の深いラブストーリー。あとはジム・キャリーやベン・スティラーといった役者が大好きなので、コメディにも出たいです。でも今は、どんな作品でもチャレンジしたいですね。

 

 

 

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合【毎週月曜~土曜】 午前8時~8時15分(*土曜は一週間を振り返ります)
BSプレミアム【毎週月曜~金曜】午前7時30分~7時45分
BS4K【毎週月曜~金曜】午前7時30分~7時45分

(STAFF&CAST)
脚本:足立紳、櫻井剛
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
音楽:服部隆之
語り:高瀬耕造(NHK大阪放送局アナウンサー)

出演:趣里、水上恒司/草彅剛、蒼井優、菊地凛子、生瀬勝久、小雪、水川あさみ、柳葉敏郎ほか

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/
公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/
公式X:https://twitter.com/asadora_bk_nhk

 

 

さよなら ほやマン

全国公開中

【映画「さよなら ほやマン」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督・脚本:庄司輝秋
音楽:大友良英
エンディングテーマ:BO GUMBOS「あこがれの地へ」(EPIC RECORDS)
アニメーション:Carine Khalife

出演:アフロ(MOROHA)、呉城久美、黒崎煌代
津田寛治 / 園山敬介、澤口佳伸 / 松金よね子

(STORY)
豊かな海に囲まれた美しい島で、一人前の漁師を目指すアキラ(アフロ)は、「ほや」を獲るのが夏の間の仕事だ。船に乗ることができない弟のシゲル(黒崎煌代)と2人、島の人々に助けられてなんとか暮らしてきたが、今も行方不明の両親と莫大な借金で人生大ピンチに直面中。そんな折、都会からふらりと島にやってきたワケありっぽい女性、漫画家の美晴(呉城久美)が兄弟の目の前に現れた。「この家、 私に売ってくれない?」その一言から、まさかの奇妙な共同生活が始まる。3人のありえない出会い、それは最強の奇跡の始まりだった。

 

公式サイト:https://longride.jp/sayonarahoyaman/index.html

公式X:https://twitter.com/hoyaman_movie

 

(C)2023 SIGLO/OFFICE SHIROUS/Rooftop/LONGRIDE

 

撮影/武田敏将 取材・文/猪口貴裕

岡崎紗絵が『アイのない恋人たち』でヒロイン役 福士蒼汰扮する“愛のない男”とラブストーリーを紡ぐ「揺れ動く感情や心情の変化を丁寧に演じさせていただければ」

福士蒼汰が主演を務める『アイのない恋人たち』(2024年1月21日(日)スタート ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 毎週日曜 午後10時~)に、岡崎紗絵の出演が決定し、コメントが到着した。

『アイのない恋人たち』岡崎紗絵 (c)ABCテレビ

 

本作は、脚本家・遊川和彦によるオリジナル作品。岡崎紗絵は男性経験のないまま30歳を超えてしまった女性を演じ、主演の福士蒼汰が務める「愛のない男」と不器用で不格好なラブストーリーを紡いでいく。

 

岡崎は、2012年に人気ファッション誌「Seventeen」のモデルとして芸能活動を開始。2015年には演技の世界に本格的に進出。数々のドラマや映画への出演を経て着実に俳優としてのキャリアを積み重ねてきた。そしてこのたび、ゴールデン・プライム帯ドラマで初のヒロイン役に決定。福士を相手に、恋愛模様を繰り広げる今村絵里加(いまむら・えりか)を演じる。

 

会社を辞めブックカフェを経営する絵里加は31歳。結婚への焦りも憧れも抱くことなく、男性経験のないまま30歳を過ぎ「今さら、大恋愛って感じでもない」と、一生独身でもいいと思い始めている。

 

ところが、店にやって来る同年代女性たちの、自分とは違う恋愛・結婚観に触発され、お試し感覚でマッチングアプリにトライ。そこで出会った「愛のない男」によって、絵里加の平穏な日常はかき乱されていく。慎重で、不器用で、恋愛を諦めている絵里加。せりふ以外にも細かな心理描写を求められる役どころに、岡崎が挑む。

 

なお、現在同枠にて放送中のドラマ『たとえあなたを忘れても』の第7話(12月3日(日)午後10時~)の中で、今作のティザー映像が解禁される(後日各SNSでも公開予定)。

 

岡崎紗絵 コメント

◆今作の出演が決まった際の感想は?

お話を頂いた時は驚きと緊張とうれしさが入り混じった感情になりました。
身も心も引き締まります。

ヒロインという大役を任せていただけるからには精いっぱい頑張ろうと思います。

 

◆演じられる絵里加について、どういったところを意識して演じたいですか?

脚本を読んで絵里加は、恋愛や家族のことをどこか自分と切り離して諦めて「一人で生きよう」と決めたように感じました。きっとその強い決心があっても人間はもろく弱い生き物で、そんな絵里加の揺れ動く感情や心情の変化を丁寧に演じさせていただければと思います。

 

◆視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

SNSによって人と人が直接的につながらなくても生きていけるようになってきた時代に心のつながりはとてもすてきなことなのだとあらためて思い直し感じることのできる温かい作品になればいいなと思います。葛藤や抱えている想いがそれぞれにあるけれど、とても魅力的な登場人物たち。共感する部分も多いかと思うので、ぜひ楽しんで観ていただきたいです。

 

第1話(1月21日放送)あらすじ

久米真和(福士蒼汰)は、33歳になった今でも「人を勇気づける映画を作る」という高校時代からの夢を抱き続ける、独身の売れない脚本家。恋愛や結婚に興味がなく、マッチングアプリで出会う女性を相手に欲望を処理している「愛」のない男だ。一方、ブックカフェを経営する31歳の今村絵里加(岡崎紗絵)は、男性経験のないまま一生独身の人生を受け入れようとしていた。そんな正反対の二人がマッチングアプリで遭遇。愛から逃げ、愛に怯え、愛を渇望し、愛に迷い…恋愛偏差値の低いまま大人になってしまった男女の不器用なラブストーリーが今、始まる。

 

番組情報

『アイのない恋人たち』
ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット
2024年1月21日(日)スタート
毎週日曜 午後10時~

出演:福士蒼汰、岡崎紗絵
脚本:遊川和彦
制作協力:ホリプロ
制作著作:ABCテレビ

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(c)ABCテレビ

山下美月インタビュー「姉弟の温かみのある掛け合いを大事に演じています」『下剋上球児』

高校野球を通じ、さまざまな愛を描く日曜劇場『下剋上球児』(TBS系 毎週(日)後9・00)が話題に。個性的な登場人物が多く登場する中で、越山高校野球部の部員の一人、根室知廣(兵頭功海)の姉である根室柚希を演じているのが乃木坂46の山下美月さん。しっかり者で弟思いの柚希を演じる上で気を付けていることや撮影エピソード、演技の仕事に対する思いなどについて聞きました。

◆高校球児にスポットを当てたドラマですが、反響はどうですか?

とても大きいです。乃木坂46には野球が好きなメンバーが多いので、普段の楽屋でも「あの試合見た?」「あのプレーよかったよね」と野球の話が飛び交っているぐらいなんです。それこそ今年の夏の甲子園はお仕事の合間にスマートフォンで試合を見守っていましたし、感動してみんなで泣いていました。そのメンバーはもちろん、ファンの皆さんもこのドラマを楽しみにしてくださっていて。役柄も今までの私にはない感じですし、放送前には「どんなお話なの?」という声をたくさん頂きました。

 

◆ご自身はどういうドラマだと捉えていますか?

高校球児を題材にした作品ということでスポ根ドラマとも言えるのですが、ただそれだけではなくて。球児たちがフィーチャーされつつも、周りの大人たちも丁寧に奥深く描かれているなと思います。テレビなどで試合を見ると“この選手は将来きっと大活躍するんだろうな”とか、選手のことばかりに目が行きがちだったんですけど。実は周りの家族や先生方もいろいろ奮闘していたり、それぞれ何かドラマを抱えていたりもしていて。そういった裏側の部分もリアルに描かれていて面白いです。

 

◆球児の中の一人、知廣の姉の柚希という役どころについては?

ちょっと臆病なところがある弟の知廣君とは対照的に、柚希はわりとハツラツとしたキャラクターだと思います。両親を事故で亡くしてしまっているという家庭的な事情もあって、“私が家を支えていかなきゃ”という責任感が芽生えているのかなと思うんですけど。明るくチャキチャキしていて、活動的なお姉ちゃんです。

 

◆衣装はわりとシンプルですよね。

貧しい家の設定ということで、お洋服のバリエーションがあまりないんです。実は、中に着ているTシャツの袖に穴が開いていたりもしていて。弟の知廣君のズボンも、裾に穴が開いていたりします。よく見ると、すごく使い古されている感じがあるんです。そういった細かいところまでこだわって制作されているので感動します。

 

◆柚希を演じる上で気を付けていることは?

知廣君役の兵頭さんが実年齢としては私の1つ上で、役とは逆なんです。身長も高い方なので、どちらかと言うと私の方が妹に見えてしまうんじゃないかなという不安がありました。なので、できるだけお姉さんに見えるように勢いのある話し方にしたり、知廣君の肩をバシバシ叩いたりしています(笑)。兵頭さんも「頭を叩いても全然大丈夫ですよ」って言ってくださるんですけど、身長差がありすぎて頭はちょっと届かないかなって(笑)。かわいらしい姉弟だと思っていただけるように、温かみのある掛け合いを大事に演じています。

 

◆三重弁はどうですか?

難しいです。以前、関西弁の役をやらせていただいたことがあるのですが、またちょっと違っていて。スタイリストさんに三重の方がいらっしゃったので、アドバイスを頂きながら練習しています。

 

◆ちなみに、実は柚希にはこんな設定も…という裏情報があったら教えてください。

台本だけでは読み取れない細かい設定を頂いたのですが、その中に「趣味はかき氷屋さん巡り」というのがあって。柚希にしては意外ですよね(笑)。スポーツとかそういう感じではなく、イマドキでかわいい面もあっていいなと思いました。そういう設定に関しては、自分の役はもちろん、周りの登場人物がどういうキャラクターなのかということもしっかり考えるようにしています。鈴木亮平さんが演じられている主人公の南雲先生とは台本上そこまで頻繁に会うわけではないですが、顔を見ただけでほっとするようなキャラクターだと思うんです。なので“先生の顔を見た瞬間、私はどんな感情を抱くんだろう?”というふうに、周りのキャラクターに対して自分がどう動くかということをよく想像します。

 

◆鈴木さんの印象はどうですか?

お芝居に対してストイックに真摯に向き合う方というイメージでしたが、実際に現場でご一緒すると、その想像を超えてくるというか。お芝居に寄り添うという言葉が当てはまる方だなと思いました。クランクインの日に撮影したシーンが、柚希の家で南雲先生(鈴木)とお話をする場面だったんですけど。そこで柚希のイメージについて「僕はこう思っています」というのを話してくださったことがうれしくて。ご自身の役柄だけでなく、他の登場人物の心情まで一緒に考えてくださるんです。そうやって温かい気持ちを持ってお芝居に臨んでいらっしゃるところがすてきだなと思いました。

 

◆試合シーンも見どころですが、現場の様子はどうですか?

試合をここまで長尺で撮影することは、映像作品としてはなかなか珍しいと思うんです。なので、最初に台本を読んだときから“どうやって撮るんだろう?”って楽しみにしていました。球児役の皆さんも一生懸命野球を練習されていますし、いつも和気あいあいとされています。年齢的には私と同世代だったり年上の方も多かったりするのですが、いい意味で年下に見えるんですよね(笑)。キャラクターもそれぞれ際立っていて面白いです。

 

◆演出の塚原あゆ子監督とは『着飾る恋には理由があって』でもご一緒されていますよね。

前回も毎日というか、もう毎秒が勉強になっていました。現場で何を見たらいいのか、台本はどう読んだらいいのかというところから教えてくださいましたし、塚原さんの行動を見て学んだこともたくさんあって。今回の作品でも「ここの芝居はもうちょっとハツラツにやるとキャラが立つと思うよ」など、いろいろなアドバイスを頂いています。また、他のキャストの方に対するアドバイスでも、聞いていると“そういう視点もあるんだ!”って発見になったりもしていて。ご一緒させていただけるだけで一歩二歩進める感じがするので、お母さんみたいな人だと勝手に思っています(笑)。

 

◆独特と言われる演出面については?

前回、初めてお会いした本読みで塚原さんが「この現場はテストはしないので」とおっしゃったことがすごく印象に残っていて。確かに瞬時に生み出されるものにはリアリティーがあると思いますし、私自身もより集中力を高めた状態で本番に挑むことができています。あと台本に書かれているところが撮り終わっても、カメラが回り続けていることも多くて。そこはアドリブでのお芝居が求められたりもします。でも球児の皆さんも含めて、会話のキャッチボールがそこまで細かくは決まっていないので、すごく自然にできているというか。これも塚原さんの演出ならではだと思うんですけど、皆さんわりと自由に動かれたり話されたりしているんです。なので、“この役に成り切ろう”と思って現場に入るというよりも、ただ話しているだけでドラマの世界観にスッと入れる感覚があります。

 

◆演技のお仕事が続いてますが、俳優としてキャリアアップしている感覚はありますか?

自分の本業はアイドルなので、そこを軸に活動しているという思いがあります。なので“もっとキャリアアップしなきゃ”という気持ちよりも“人との出会いって一生の財産になるな”ということを感じるので、お会いしたキャストの方やスタッフさんとまたどこかの現場でご一緒したいという気持ちです。そこをモチベーションにしながら、目の前のお仕事を一つ一つ頑張ってきました。塚原さん、そしてプロデューサーの新井(順子)さんも、前回ご一緒させていただいたときに大変お世話になっていて。自分の中でお仕事への向き合い方や考え方が大きく変わったぐらい、とても大きな影響を与えてくださったお2人なんです。私の中に“またいつか成長した姿でお2人に呼んでいただけるように頑張ろう”という気持ちがあったので、こうしてまたご一緒できたことはとてもうれしかったです。“また会いたい!”という思いが、つながったのかなと思います。

 

◆塚原さんと新井さんから特に影響を受けたこととは?

世の中がコロナ禍になって、そこから1年ぐらいお芝居のお仕事をしていなかったんです。それで、コロナが少し落ち着いたときにレギュラーキャストとして出演させていただいたのが『着飾る~』で、自分の中では再スタートという気持ちもありました。その前までは自分のお芝居にすごく不安があったのと、アイドルだし、錚々たるキャストの皆さんの中に私みたいな者がいて大丈夫なのかな…みたいなネガティブな考えがあったんですけど。『着飾る~』の撮影中、完パケ(放送用に完成した映像)のDVDを頂く度に、塚原さんがメッセージを付けてくださったんです。「この芝居がすごく良かった」とか「この癖は直した方がいいかな」とか。その紙を見ながらずっと泣いたこともあったぐらい、、愛情の深さを感じて。そこから純粋にお芝居を頑張りたいという気持ちになりました。

 

◆では最後に、ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

「日曜劇場」ということもあってスケールも大きく、登場人物もたくさん出てくるドラマです。そして、クスッと笑える部分もあります。私はこの作品を通して、人と人との繋がりや支え合いというのはどの場面においても重要なんだなということに気づきました。そういった人間らしい温かみを、ドラマを通じてたくさん受け取っていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

山下美月

●やました・みづき…1999年7月26日生まれ。東京都出身。O型。乃木坂46・3期生。最近の出演作にドラマ『さらば、佳き日』『弁護士ソドム』『スタンドUPスタート』、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』など。現在、「CanCam」専属モデルとしても活躍中。

 

番組情報

日曜劇場『下剋上球児』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<キャスト>

鈴木亮平、黒木華、井川遥、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、小日向文世ほか

 

<スタッフ>

製作:TBSスパークル、TBS

脚本:奥寺佐渡子

プロデュース:新井順子

演出:塚原あゆ子、山室大輔、濱野大輝

編成:黎景怡、広瀬泰斗

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/

番組公式X(旧Twitter):@gekokujo_kyuji

番組公式Instagram:@gekokujo_kyuji

番組公式TikTok:@gekokujyo_tbs

 

©TBSスパークル/TBS 撮影:Len

 

●photo/中村 功 text/橋本吾郎

伊達さゆり、ドラマ初出演で野球実況にも挑戦「アナウンサーを目指す宮沢を生き生きとさせてあげたい」『下剋上球児』インタビュー

鈴木亮平さん主演の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)の第7話(11月26日放送)を前に、越山高校放送部に所属する宮沢役を演じる伊達さゆりさんにインタビュー。初ドラマとなる本作での現場の様子や見どころなどを聞きました。

『下剋上球児』©TBSスパークル/TBS 撮影:Len

 

本作は高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画され、登場する人物・学校・団体名・あらすじは全てフィクションとなる。

 

11月19日放送の第6話で11年ぶりに予選1回戦を突破し念願の“夏に一勝”を手にした越山高校野球部。11月26日放送の第7話は迎えた2回戦も強豪・伊賀商業相手に善戦。しかし楡(生田俊平)のミスからペースが崩れ、惜しくも敗北を喫する。勝てた試合を逃したショックから立ち直れず、燃え尽き気味の部員たち、そして反省から熱を出して寝込んでしまう山住(黒木華)…。

 

そんな中「一勝したら戻ってきてほしい」という部員たちとの約束にこたえ、南雲(鈴木亮平)が監督に復帰することに。美香(井川遥)も東京から戻ってくるなど力強い援軍も得て意気込む南雲は、落ち込む部員たちを奮い立たせて実戦経験を積ませるべく、次々と他校との練習試合を組んでいく。しかしその頃、予選敗退以来部活を休み続けていた楡の身に、ある問題が起こっていた。さらに犬塚(小日向文世)と丹羽(小泉孝太郎)は、南雲の監督復帰を快く思っておらず…。

 

◆本作への出演が決まった時の状況や心境を教えてください。

突然マネージャーさんから「日曜劇場『下剋上球児』に出演が決まりました」と言われて、何のことか分からなかったんです。普段、声優として活動している中で、映像のお仕事にも挑戦したいという気持ちはあったのですが、ドラマ出演自体が初めてだったので、状況がつかめず、ドキドキよりもどういうお仕事だろうという未知の世界に気持ちがふわふわしていました。

 

◆クランクイン初日はいかがでしたか?

1話のグラウンドの竣工式で、マイクに向かってしゃべるというシーンがクランクインだったんです。普段、台本を片手に持っていたり、原稿が机上に置かれた状態で台詞をしゃべることが当たり前だったので、スタートと声が掛かった瞬間に鳥肌が立ってしまって、私の台詞から始まるシーンだったのですが、台詞を覚えていたつもりが飛んでしまって…。このような経験が今までなかったので、どう持ち直していいかが分からず、頭が真っ白になって、私の「すみません」がマイクに乗ってしまうという、すごく申し訳ない事をしてしまいました。

 

◆SNSでの反響は伊達さんの元にも届いていますか?

びっくりするぐらい届いています。宮沢の写真と共にSNSで告知をアップいただいたのですが、自分なのに自分ではない人を見ている感じがありましたし、いつも応援してくださる方々の中で、私とドラマが結びつかなかったのか「伊達ちゃんがドラマに挑戦するなんて」というコメントもあって、私も同じ気持ちでした(笑)。友人からも連絡が来ましたし、父親や母親の職場の方からも反響を頂きました。

 

◆放送後、実際に動いている伊達さんが演じる宮沢を見ての反響は?

宮沢が1話から出るかどうか、皆さん分からない状態だったと思うのですが、しゃべっているシーンや、南雲先生(鈴木)からペットボトルを受け取るシーン以外で、宮沢がポニーテールをしていることから髪を結んでいる子を探して、「見つけたよ」と言ってくださる方がいました。2話の試合のシーンでは、初めての実況に「声が聞けてうれしかった」と言ってくださって、うれしい気持ちでいっぱいになって、安心に変わりました。

 

◆宮沢を演じられる上で心掛けたことはありますか?

監督さん方と顔合わせをした時に、宮沢がどういう女の子なのかという資料を頂いたのですが、そこで初めて宮沢には宮沢なりの夢があったり、アナウンサーを目指しているけど、どうして越山高校に入ることになったのかという経緯などを知りました。宮沢を演じる上で、普段声優をやらせていただいている立場として、アナウンサーを目指す宮沢を生き生きとさせてあげたいなとか、宮沢が将来アナウンサーになってくれたらいいなという思いを込めて、実況のシーンに挑みました。

 

実況をやることも、その顔合わせの場で初めて知りました。私、野球は好きなのですが、実況できるほど詳しくなくて…。なので、実況の方の動画を見たり、試合を見る時に選手を見ることが多かったところを、実況の方はどういう感じでしゃべられているのだろうと耳を傾けてみたりとか、自分なりに勉強しました。

 

◆実際に野球シーンを見ながら実況されているのでしょうか?

私の目の前にグラウンドがあることが多いですが、実際にプレーを見ながら実況することはなくて、プレーを想像して実況しています。U-NEXTで配信されているオーディションの模様を全部見させていただいたので、皆さんのプレーをオンエアで見た時に、すごく感動しましたし、皆さんお1人お1人から覚悟だったり、野球に食らいついていく姿に涙が止まらなかったです。配信を見たことで、きっと皆さんはこういう表情でバットを振ったり、ボールを投げたり、走ったりされているんだろうなと、すごく想像しやすくなりました。

 

◆第2話の実況のシーンでは、犬塚役の小日向文世さんと横田役の生瀬勝久さんが隣に座っていましたが、共演者さんとの交流はいかがですか?

以前からテレビで拝見していた方が隣にいらっしゃるというすごい状況の中、実況をやらせていただいて、もうドキドキが止まらなくて…!小日向さんの前の机上にジュースやシャインマスカットが置いてあったのがチラっとオンエアでも映っていたと思いますが、カメラが止まった瞬間に「時がたっていないとおかしいから、食べていいよ!」と小日向さんからシャインマスカットを頂いたんです。シャインマスカットが大好きなので、すごくうれしかったです。生瀬さんは、ご自身の台詞のところでアドリブを入れられていて、「すごい!」と聞いていました。

 

◆鈴木亮平さんとはいかがでしょうか?

今のところ1話のペットボトルを受け取るシーン以外でご一緒できていないんです…。実はそのペットボトルのシーンは台本になく、スタッフの方から当日現場で「南雲先生が宮沢にペットボトルを渡すので受け取ってください」と言われて撮ったシーンなので、南雲先生に「ありがとうございます」と言いながら、私のリアルに驚いた顔が映っているんです(笑)。

 

そのシーンを撮る直前に、鈴木さんから「伊達さん」と声をかけていただいたのですが、その時、顔合わせで一度ごあいさつさせていただいただけだったのに、私の名前を覚えてくださっていたことに驚きました。普段からお芝居を拝見させていただいて、本当に尊敬している方だったのですが、そういった座長の姿を垣間見て、感動しました。

 

◆塚原あゆ子監督とのやりとりで印象に残っていることはありますか?

ドラマの現場が初めてだったので、どの順番で撮っていくのかなど未知だったのですが、監督もとても優しくて、「伊達さんが考える宮沢でやってください」と言っていただけて、いい意味で自由にやらせていただいた気がします。

 

特に、2話の実況のシーンでは、一通り終わった後に、横田監督に宮沢がちょっとツッコミを入れる台詞があったのですが、その言い方を少し強く変えてみたんです。監督がそのまま「OK」と言ってくださってうれしかったですし、初めての現場である私にとって、自由にやらせていただけてありがたいなと思っています。

 

◆宮沢は1年生から3年生までいるキャラクターですが、成長しているなと思うところはありますか?

今後、球児の皆さんと会話をするシーンが出てくるのですが、学年が上がっていって、たぶん球児の皆さんと仲が深まっていくだろうなと思うので、ちょっとくだけた宮沢を出すことができたらいいなと思っています。これまで宮沢は1人でしゃべったり、実況席で球児の皆さんに声をかけたり、敬語を使うシーンが多かったので、そこで時が進んだぞと分かってもらえたらうれしいです。

 

◆伊達さん的、宮沢のお薦めポイントは?

きっと作品自体、最後まで見ていただくと、1話から見返したくなるような細かな匂わせがいろんなところでちりばめられているんです。宮沢で言うと、クマの縫いぐるみを身に着けていること。1話では制服に着けていて、2話の実況のシーンでは机の上に置いてあるんですけど、なぜそんなにクマの縫いぐるみを大事そうに持っているのか、最後まで見ていただけると分かると思うので、1話から見返してもらいながら最後まで注目していただけるとうれしいです。

 

◆最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

いつも応援してくださる皆さんはもちろん、この作品を通して、宮沢の声をひと言でも聞いてくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。日曜劇場という見出しがある作品で、自分なりの課題がたくさんありますが、「実況のシーン、すごく良かった」「野球はあまり詳しくなかったけど、実況があって分かりやすかった」と皆さんからすごく温かいコメントを頂いて、本当に貴重な経験をさせていただいているなと思っております。

 

私も泣きながら台本を読んでしまうシーンがあったり、普段自分が頑張っていることや、好きすぎるが故に壁にぶつかって、ちょっと迷ってしまったりしている方に刺さる作品なのではないかなと思います。何より球児の皆さんの演技や、野球している姿、がむしゃらに頑張っている姿に、私も日々勇気をもらっているので、ぜひ最後まで見ていただけるとうれしいです。

 

PROFILE

伊達さゆり

●だて・さゆり…2002年9月30日生まれ。宮城県出身。A型。

 

番組情報

日曜劇場『下剋上球児』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<キャスト>

鈴木亮平、黒木華、井川遥、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、小日向文世ほか

 

<スタッフ>

原案:「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)

製作:TBSスパークル、TBS

脚本:奥寺佐渡子

プロデュース:新井順子

演出:塚原あゆ子、山室大輔、濱野大輝

編成:黎景怡、広瀬泰斗

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/

番組公式X(旧Twitter):@gekokujo_kyuji

番組公式Instagram:@gekokujo_kyuji

番組公式TikTok:@gekokujyo_tbs

 

©TBSスパークル/TBS 撮影:Len

【#今旬コレクション】矢吹奈子、目標はアクション女優「できたらギャップになるかなと興味があります」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第72回はドラマ『18歳、新妻、不倫します。』でヒロイン・明花役を好演中の矢吹奈子さんが登場です!

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」矢吹奈子


◆インパクトの強いタイトルですが、原作や台本を読んだときの印象を教えてください。

私も最初にタイトルを見たとき、「不倫…ということはドロドロしたお話なのかな?」と思いながら原作を読ませていただいたのですが、序盤はキュンキュンするような王道のラブコメが展開されていて。最初はあまりうまくいっていない2人が少しずつ心を通わせていって、そこから幸せなエンディングが待っているのかなと思っていたら、途中でガラッと展開が変わるのが衝撃的でいい意味で裏切られましたね。ドラマを見てくださる視聴者の方にも、その衝撃を感じてもらえたらいいなと思いながら台本を読んでいきました。

 

◆本作で演じる役柄とご自身の共通点や共感できるところはありますか?

1話の居酒屋のシーンで、明花の友達に告白した男の子が明花に電話番号を聞いてくる場面があって。そこで明花が「どうして自由に恋愛できるのに、真剣に恋しないの!?」と言うんです。私も自分の友達に告白した人からアプローチをされてもうれしいとは思わないだろうし、明花と考え方が似ているなと思いました。ただ、それを男の子に対して言葉にするのは、ちょっと怖さがあるじゃないですか。それでも、しっかりと伝えられる明花はとてもカッコよくて、真っ直ぐに話す明花の天真爛漫さが人の心を動かすんだろうなと感じました。

 

◆演じる上で意識していることはありますか?

オン・オフをしっかりすることです。明花は感情表現が豊かなので、元気なときはすごく元気でワーッとしゃべるし、素の自分に戻る瞬間もあって。そのテンションの起伏をしっかりと演じられたらと思っています。コミカルな表情や笑えるシーンもたくさんあるので、見てくださる方をクスッと笑わせられるような演技ができたらいいなと意識しながら頑張っています。

 

◆煌役を演じる藤井流星さんの印象は?

お会いする前に、藤井さんのことを調べたんです。私は身長が低めなので、その身長差を気にして真っ先に身長を見たら「180㎝」と書いてあったので、“30㎝差かぁ…”と思って。その後、実際に初めてお会いしたときは数字以上に大きく感じて、第一印象は「大きい!」でした(笑)。でも笑顔がとても素敵で優しくて、想像していたイメージとは違いました。最初はクールというか、あまりしゃべらず一人でいるタイプなのかなと思っていたのですが、意外とお話するのが好きな方なのかなという印象に変わって。私は人見知りをしてしまう方なので、その優しい雰囲気に安心しました。あと、役では関西弁を封じて演じていらっしゃるんですが、普段は関西弁で。撮影が終盤を迎えるころには私も関西弁を使えるようになりたいなと勝手に思っています(笑)。

 

◆お二人そろっての会見では和装に着替えて金屏風前で撮影されましたが、いかがでしたか?

あまり和服を着る機会がないので純粋にうれしかったです! 金屏風も初めて見たかも!?(笑)以前は結婚会見とかで使われていましたよね。なんで今はないんだろう…。SNSでの報告が多くなったからですかね? すごくレアな経験をさせていただきました。

 

◆HKT48を卒業後、女優に転身されましたが、あらためてどんなところにお芝居の楽しさを感じていますか?

言葉で表すのは難しいのですが…。時々、不思議な感覚に陥るときがあるんです。役というのは、本来の自分ではないじゃないですか。でもお芝居していると、役と自分がふっと重なるような瞬間があって。カットがかかっても役を引きずるような、その感覚が面白いです。役によっては自分らしさを残しつつ演じることもあるのですが、その境界を行き来している感じがすごく楽しいです。

 

◆アイドル時代の経験が、お芝居に生きているなと感じる瞬間はありますか?

私の中では全く別物だなと思っていて、まだあまり感じたことはないですね。でも以前チアリーダーの役をやらせてもらったときに、1日の練習で本来予定していたよりも早く覚えることができて。スタンドインをしてもらわずに、自分でできるところは自分でやりました。そういった部分では、アイドル時代の経験が生きているのかなと思います。

 

◆ちなみにお忙しい毎日だと思いますが、休日はどんな風に過ごすことが多いですか?

普段はあまり外に出ず、家で過ごすことが多いです。最近は家で料理を作っているかも。お気に入りのメニューはパイなしのキッシュです。カロリーオフとかではなく、ただ単にパイの作り方が分からなくて(笑)。卵液だけでも焼くとおいしいんですよ。ベーコン、ほうれん草、ジャガイモを入れて作っています。料理するときは、いつも音楽を流していて。J-POPだけでなくK-POPも聴きますし、最近は優里さんの「夏音」という曲にハマっています。

 

◆では最後に今後の夢や目標を教えてください。

アクションをやりたいです!いつかしっかりと習いに行って、バク転などのダイナミックな動きができるようになったらカッコいいなって。女性でアクションをやられている方は少ないと思うので、できたらギャップになるかなと興味があります!

 

PROFILE

矢吹奈子

●やぶき・なこ…2001年6月18日生まれ。東京都出身。主な出演作はドラマ『顔だけ先生』『癒やしのお隣さんには秘密がある』『沼る。港区女子高生』など。

 

番組情報

『18歳、新妻、不倫します。』

テレビ朝日(関東)

毎週土曜 深夜2時30分~

 

ABCテレビ(関西)

毎週日曜 午後11時55分~

※ほか地域でも放送予定

※ABCテレビでの放送後、TVerで見逃し配信

 

公式HP:https://www.asahi.co.jp/niiduma_furin/

 

●photo/小澤正朗 text/山口昭子 hair&make/征矢杏子

福田麻貴が『婚活1000本ノック』でドラマ初主演「応援してもらえるように一生懸命演じたい」24年1月スタート

福田麻貴(3時のヒロイン)が、2024年1月スタートの水10ドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)の主演を務めることが決定。コメントが到着した。

『婚活1000本ノック』福田麻貴 ©フジテレビ

 

本作は、“女子会”や“婚活”といった女性目線の作品を多く手がけている南綾子の同名小説(新潮社刊/新潮文庫より12月25日(月)発売予定)を原作とする、婚活ラブコメエンターテインメントドラマ。福田は今作でドラマ初主演を飾る。

 

新型コロナウイルスでの自粛期間を経て、コロナをきっかけに“婚活”をする男女が増え始めたと言われている昨今。「合コン」や「婚活パーティー」だけでなく、「婚活アプリ」や「オンラインデート」など、出会う方法も時代とともに変化し、ますます婚活市場は活発化。まさに婚活戦国時代が到来している今、最新の婚活事情を通して登場人物たちをコミカルに描く。

 

福田が演じるヒロインは、著者である南綾子自身。33歳の売れない小説家・南綾子は、生涯のパートナーを求めて奮闘中。ある日、そんな彼女の前にかつて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」の栄冠を与えたクズ男・山田が幽霊となって出現する。彼は自らが成仏するため、綾子のバディとなり婚活をサポートすることに。

 

しかし、本気が空回りして遊び目的の男性に引っかかってしまったり、相手を生理的にどうしても受け付けなかったり、いざトントン拍子で結婚が進みそうになると怖気づいてしまったり…と、婚活で出会う男性たちと展開する“恋愛あるある”が、1000本ノックのごとく綾子に浴びせられる。

 

幽霊というユニークなファンタジー要素に加え、ああだこうだと揺れ動く心とあっちへこっちへ行ったり来たりしながらもん絶する姿が、人生における大切な要素を語りかけてくる。

 

福田は『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』のチャンピオンに輝いた、3時のヒロインのリーダー。芸人としてバラエティのゲスト、司会進行を担うだけにとどまらず、自らのライブやイベントの構成を行い、アイドルのライブ演出や脚本の提供、作家としての才能も持ち併せている。

 

俳優としては、よるドラ『いいね!光源氏くん』(2020年・NHK総合)第五絵巻でドラマデビューし、『危険なビーナス』(2020年・TBS系)で連ドラ初レギュラー。今年は『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系)、『ラストマンー全盲の捜査官―』(TBS系)に出演している。

 

今回の情報解禁用の撮り下ろしカットではウエディングドレスを身にまとい、撮影中には女優モードに。ドラマ初主演にして、婚活に奔走するヒロイン役をどのように演じ切るのかに注目だ。
福田、原作・南綾子、羽鳥健一プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

福田麻貴 コメント

◆ドラマの印象について

一見ポップでありつつも、“これ水曜10時に流れるんですよね?”と思うような赤裸々な部分もあり、私を主演に選んでくださったということも含めて、挑戦的なドラマなんじゃないかと思います…!

 

コメディーや非現実的な要素がありつつも、わりとリアリティーたっぷりの1人の女性の生きざまを描いています。私演じる綾子に同情したり引いたり共感したり、クソ男・山田の憎めないズルさにキュンキュンしながら楽しんでほしいです!

 

◆初のヒロイン役についての意気込み

突然主演の話がきて、“自分で大丈夫ですか!?”と非常に不安だったのですが、原作を読んで、主人公の綾子の絶妙なポジションとあまりのリアリティーに“確かに私や…”と思いました。お芝居は素人なので迷惑かけないように修行します!誰もが憧れるヒロインではなく、生身の人間としてとても共感できる、親近感のある役だと思うので、応援してもらえるように一生懸命演じたいです。

 

原作・南綾子 コメント

自分を主人公にする、という設定はもちろん自分で考えたのですが、書いたときはまさかドラマ化されるとは想像しておらず、自分が主人公となったドラマがこれからつくられるという事実にずっと戦慄しています。結婚したいのか恋愛したいのか、それとも1人で生きていきたいのか、時に破天荒に、時にみみっちく思い悩み行動する1人の女性を、福田さんには伸び伸びと自由に演じてもらいたいです。そしてそんな主人公に対し、こんな女は嫌だとか結婚できないはずだとか悪口を言いながら見ていただくのも一興だと思います。

 

プロデュース 羽鳥健一(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

福田麻貴さんに、原作をお読みになった感想をお伺いする機会があったのですが、開口一番、“(小説の主人公の南綾子に)とても似ていると思いました”とおっしゃいました。多くの女性スタッフから、“主人公にとても共感できる!”という声は聞いていましたが、“自分に似ている”とおっしゃった福田さん。ドラマのリハーサルを重ねれば重ねるほど、ドラマの主役・南綾子が鮮明になっていきました。福田さんの言い回しや動き方によって、台本がうねりと共感を得るものに変化していく喜びを強烈に感じています。監督の提案に対する対応力の高さは半端なしです。映像になったら面白くないはずがありません。女性だけでなく男性も応援したくなるであろう、福田麻貴さんが演じる南綾子とドラマにご期待ください!

 

番組情報

『婚活1000本ノック』

フジテレビ系

2024年1月スタート

毎週水曜 午後10時~10時54分

 

出演:福田麻貴(3時のヒロイン)ほか

 

原作:「婚活1000本ノック」南綾子(新潮社刊/新潮文庫より12月25日(月)発売予定)

脚本:松本美弥子、山岡潤平、ニシオカ・ト・ニール、藤平久子

プロデュース:羽鳥健一(『貴族探偵』『ようこそ、わが家へ』ほか)

矢ノ口真実(The icon)(映画「推しが武道館いってくれたら死ぬ」ほか)

髙石明彦(The icon)(『恋なんて、本気でやってどうするの?』ほか)

演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズ ほか)

西岡和宏(『元彼の遺言状』ほか)

吉野主(『ショジョ恋。』『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』ほか)

制作協力:The icon

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/konkatsu-1000

公式Twitter:https://twitter.com/konkatsu1000_cx

公式Instagram:https://www.instagram.com/konkatsu1000_cx

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@konkatsu1000_cx

 

©フジテレビ

松本穂香主演、藤原季節共演で直木賞作家・山本文緒原作の『自転しながら公転する』をドラマ化【コメントあり】

主演・松本穂香、共演・藤原季節で、3週連続SPドラマ『自転しながら公転する』が読売テレビ・日本テレビ系にて放送決定した。

『自転しながら公転する』©読売テレビ

 

本作は、2021年に亡くなった直木賞作家・山本文緒が手掛けた最後の⾧編小説が原作。中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞受賞、2021年本屋大賞第5位など、文壇、書店や読者の一般層の双方から強い支持を得てきた物語だ。⾧らく映像化を望む声が多く上がっていた作品が、満を持してのドラマ化となる。

 

主人公は与野都(松本穂香)、30歳独身、契約社員。憧れだった東京を離れ、地元・茨城に戻ってきて悶々と過ごす日々で出会ったのは、優しいけれど経済的に不安定なアルバイト店員の羽島貫一(藤原季節)。20代の頃のキラキラした恋愛とは違って、たくさんの「リアル」が突きつけられる中で、2人の関係は深まって、時に離れて、を繰り返していく。結婚に、仕事に、親の介護に、尽きることのない都の不安。そんな彼女が迷いながらも、ひたむきに幸せを追い求めていく、等身大のヒューマンラブストーリーが繰り広げられる。

 

さらに、本作品のメインキャストとして、⾧谷川慎(THE RAMPAGE)、小林涼子、野村麻純、神保悟志、鶴田真由ら豪華な出演者も一挙発表。⾧谷川が演じるのは、都に好意を寄せる裕福なベトナム人留学生・ニャン役。小林、野村が演じるのは、都の地元の親友。小林は小島そよか役、野村が柏崎絵里役で、ともに同い年の都からの相談に真剣に向き合って、時に優しく、時に厳しい言葉を投げかけていく。

 

そして、神保と鶴田が演じるのは都の両親、修と桃枝。桃枝は更年期障害を患い、都と修はその介護と向き合うこととなる。主演の都を演じる松本は「幸せってシンプルなものでいいんだな~といろんなモヤモヤを軽くしてくれるお話になっていると思いますので、ぜひ観てください!」と意気込みを語る。

 

一方の貫一を演じる藤原からは「自転公転しながらぐるぐる生きている誰かにとっての、宝物になるような全3話を贈ります」とのコメントが到着。温かなエールとなるような作品を予感させるコメントに期待が高まる。

 

松本穂香 コメント

◆今回の作品と自身の役どころの印象について

家族であっても恋人であっても、やっぱりそれ以上は近づけない一定の距離とか、分かり合えない価値観が絶対にあると思うんですけど、そこを考えて考えて、ぐるぐる回りながらいろんな感情を抱えたからこそたどり着ける場所があるんじゃないかなと、このドラマを通して感じました。

 

私が演じる都もいろんな人といろんな感情をぶつけ合ったり共有したりして、最後は自分の意思で答えを見つけ出します。悩んで苦しんでつらくても、そこがゴールじゃない。物語の終わりには優しい希望を感じさせてくれるお話になっています。

 

◆視聴者の皆様へのメッセージ

幸せってシンプルなものでいいんだな~といろんなモヤモヤを軽くしてくれるお話になっていると思いますので、ぜひ観てください!

 

藤原季節 コメント

◆今回の作品と自身の役どころの印象について

『自転しながら公転する』は、地球や太陽のように、自転と公転を繰り返してぐるぐる悩む主人公、都の物語です。原作や脚本を読みながら、心に刺さる台詞が多くて、簡単に読み進められませんでした。

 

僕が演じる羽島貫一は、中卒で元ヤンの寿司職人でありながら、大変な読書家という少々複雑な役です。

 

何も考えていないように見えるけど、胸中にはしっかりとした正義感や苦悩を抱えている貫一を、丁寧に演じています。

 

都の相手役として、2人で抱き合って自転公転しながら、彼の人生をスパイラル状に駆け抜けたいと思っています。もう二度と同じ軌道に戻れないこの瞬間を、楽しみたいです。

 

◆視聴者の皆様へのメッセージ

新作をテレビで届けられるのは久しぶりです。いつも応援してくださる方々を、ずいぶんお待たせしてしまいました。すてきなドラマに出会いましたのでご期待ください。

 

「自転しながら公転する」を、全国の皆さまに届けられることを、心からうれしく思います。自転公転しながらぐるぐる生きている誰かにとっての、宝物になるような全3話を贈ります。

 

矢部誠人プロデューサー(ytv)コメント

結婚、仕事、家族…。たくさんの悩みが降り注ぐ現代。自分自身の将来やキャリアについて、先行きが見えず、不安を感じている方も多いと思います。今作の主人公・都もその1人です。恋人の貫一との未来や、家族との関係に悩み…、友人に相談する中で現実を受け入れ…、でもわずかな希望にすがってまた悩む。その繰り返しです。それでも都はそのひとつひとつから目を背けず、懸命に自分の人生を切り開いていきます。そして、彼女にとっての「幸せ」にたどり着きます。

 

都は、自然体だけど華があって、芯もある。そして、豊かな表情で人を惹きつける松本穂香さん。
貫一は、ミステリアスな雰囲気と少年のようなキラキラした瞳のギャップが魅力的な藤原季節さん。

 

考え得る限り、最高で最強の2人に演じていただけることに本当に感謝しています。

 

山本文緒さんが旅立ってから2年。タイトルと書影に惹かれ、吸い込まれるように手に取ってジャケ買いした小説を、ようやくドラマにすることができます。山本さん、この素晴らしい作品を残してくださってありがとうございました。その思いを受け継ぎ、毎話心を込めてお贈りします。

 

「自転しながら公転する」担当編集者 新潮社出版部 桜井京子 コメント

山本文緒さんは本作の執筆中から登場人物のビジュアルイメージをいろいろお持ちになっていて、ドラマ化になったら誰と誰にやってもらおう、などと想像していました。何度も、早く映像化されたらいいね、と話ししていたので、今回のドラマ化が実現して、天国でとても喜んでいると思います。

 

番組情報

3週連続スペシャルドラマ『自転しながら公転する』

読売テレビ・日本テレビ系

2023年12月14日(木)、21日(木)、28日(木)

毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

 

出演:松本穂香、藤原季節、⾧谷川慎(THE RAMPAGE)、小林涼子、野村麻純/神保悟志、鶴田真由

 

原作:山本文緒『自転しながら公転する』(新潮文庫刊)

脚本:池田奈津子(映画「アキラとあきら」、『君と世界が終わる日に』(NTV))

演出:淵上正人(『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS)、『世にも奇妙な物語』(フジ))

音楽:戸田有里子

 

チーフプロデューサー:中間利彦(ytv)

プロデューサー:矢部誠人(ytv)、水野綾子(共同テレビ)

企画協力:新潮社

制作協力:共同テレビ

制作著作:読売テレビ

 

番組公式HP:https://www.ytv.co.jp/jitenkouten/

公式X:@ytvdrama

 

©読売テレビ

愛希れいか、自身が演じる徳川家定と胤篤の関係性は「奇跡的ですし、とても美しいなと感じます」『大奥Season2』

3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみ作の「大奥」。今年1月期のドラマ10枠にて、家光から8代将軍・徳川吉宗までの物語がドラマ化された。

愛希れいか

 

そして、現在放送中のSeason2で描き出すのは、吉宗の遺志を継いだ若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した、幕末・大政奉還の物語だ。

 

今回は「幕末編」にて、美しく聡明な13代将軍・徳川家定役を演じる愛希れいかさんに、本作に感じる魅力や演じる家定の印象をはじめ、阿部正弘役の瀧内公美さん、瀧山役の古川雄大さんら共演キャストとの現場エピソードなどを聞きました。

 

◆愛希さんは原作、シーズン1ともに楽しまれていたとのことですが、これまで本作に感じていた魅力は?

「赤面疱瘡」というはやり病をはじめ、ジェンダーを超えた愛の表現など、現代に通ずる部分が多くある作品だなと思いました。また、男女逆転という設定もあり、女性の強さが際立っていますし、登場人物に共感したり、理解できる感情がたくさんあって。また、美しい画でありながら、人間模様がリアルに描かれている部分にも魅力を感じます。

 

◆本作で演じる家定の印象は?

これは監督からも最初に言っていただいたことなのですが、家定は賢く聡明で、受け入れる強さを持った人だと思っています。愛を受けるべきところで自身が愛をもらえていないにもかかわらず、人を愛することができ、優しさをも持ち合わせている。かつ、自身の置かれた状況を客観視でき、常にフラットな視点から物事を見られるところがすてきだなと思っています。

 

◆家定を演じるに当たって、意識していることは?

自身の定めを受け入れ、もういつ死んでも構わないと思っているところから、正弘や瀧山らとの出会いによって次第に前を向く家定の姿というのが、しおれているところに水を与えられ、きれいに花を咲かせる植物のように見えたんです。そういう彼女の変化は見せ場のひとつだと思っていて、心情や表情をシーンごとに繊細に表現できるよう、どれくらい見せていくか、という塩梅は監督と常に相談し合いながらやっていました。

 

◆家定にとって、老中の正弘はどのような存在だったと思われますか?

家定にとってはとても大切で、言葉では言い表すことのできないような存在だと思っています。“家定の身代わりになる”と言ってくれ、家定も身代わりになりたいと思うような、もはや友情を超えた感情を互いに持ち合わせていて。正弘の将来を見据えての考え方というのは男性をもうならせる強さがあると思いますし、そのカッコよさに私自身も勇気をもらえる人物です。

 

◆それでは、最後の大奥総取締となる瀧山はいかがでしょうか?

男性に対して恐怖心がある家定にとって、初めて心を開けた男性が瀧山だと思っています。長く陰間をやっていて、多くの女性と出会ってきたことから、きっと家定の気持ちも理解でき、なじむのが早かったのかな、と。家定にとっては自身のとりでにもなる心強い存在ですし、瀧山のお節介さみたいなものが自然と家定を守ってくれている。やがて、家定がいい意味で瀧山を雑に扱うような場面も登場したり、2人が信頼関係を構築していくさまが見えてくると思います。

 

◆家定は福士蒼汰さん演じる正室の胤篤(たねあつ)と思いを通い合わせ、結ばれることになりますが、この2人の関係性をどう捉えていますか?

公私ともに何事も包み隠さず話してくれる胤篤というのは、家定にとってなにより信頼できる存在だったと思います。さらには、家定の心を初めてときめかせた男性でもあり、女性としても将軍としても潤いを与えてくれた存在。お互いを尊敬し合う同志でありながら、決して依存し合うことはなく、“あなたの思うように生きてほしい、それが私の幸せ”と思える相手と出会えたことは奇跡的ですし、とても美しいなと感じます。

 

◆撮影時に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

基本的に悲しい展開が多く、心からはしゃげるようなシーンがないのですが、正弘とお菓子作りをするシーンは気を楽にして撮影でき、私自身もほっこりできました。

 

◆キャスト陣の皆さんと何かコミュニケーションは取られましたか?

実は私、器用なタイプではなくて、スタート直前まで全く別のことを話していて、パっと役に入るということができないんです。なので、今回のように集中力が必要な役だとつい役に入り込んでしまい、なかなか皆さんとお話をするということができなくて…。

 

そんな中、正弘役の瀧内さんは役柄同様に気づくとそばにいてくださり、時にそっと手を握るなど、役に入りやすい環境を作ってくださって。多く言葉を交わさずとも家定が正弘に抱いていた感情を理解できたので、それが大変ありがたかったです。瀧内さんは私がこれまで抱いていた勝手なイメージとはいい意味で違い、とても明るく気さくで、コミュニケーションを積極的にとってくださったので本当に感謝しています。

 

◆親交も深い古川さんとの共演というのも心強かったのでは?

そうですね。古川さんとは共演経験も多く、私が役に入り込んでしまう人間というのは既に知っているので(笑)、いい意味で放っておいてくださるんです。お互いに1匹狼タイプではあるのですが、今回もお芝居の相談をさせていただいたり、現場に古川さんがいるというのはとても心強かったです。

 

◆劇中で印象に残っているシーンを1つ挙げていただくと…?

正弘との別れのシーン(第17話)です。このシーンで私自身としても初めて乗馬をしたのですが、このために練習を積み、ロケ撮影でとても濃い1日を過ごさせていただきました。舞台ではできない、貴重な経験ができたことをうれしく思っています。

 

◆豪華絢爛なセットや衣装も見どころの1つかと思います。愛希さんが特に気に入っている部分は?

本作はもちろん、NHKさんはどの作品もこだわってらっしゃる印象がありますが、今回もセットや衣装、カツラやメークはもちろん、消え物で映らないんじゃないかな、という細部まで本当に丁寧にやられていることに驚きました。

 

今回、家定のカラーとしてブルーの衣装をよく着ていて、最初と最後では全く違うブルーをまとっているのですが、それは彼女の生命力が強くなっていくさまを表しています。また、本作のメインビジュアルで家定は黄色の着物を着ているのですが、これは監督が事前に私に何色が好きかと聞いてきてくださったんです。単純に黄色が好きというのもありますが、胤篤への初恋で春めいた彼女の心情も込めており、ぜひそういった細かい部分まで楽しんでいただけたらと思います。

 

◆最後に、読者へ本作のアピールをお願い致します。

原作、Season1も含めてとても素晴らしい作品だなと思っていましたが、本作に携わらせていただいたことでその思いがより強くなりました。Season2も老若男女を問わずどなたでも楽しめると思いますし、個人的にもたくさん新たな挑戦をしているので、ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

愛希れいか

●まなき・れいか… 1991年8月21日生まれ。福井県出身。A型。1月10日(水)開幕のミュージカル「トッツィー」の出演を控える。

 

番組情報

ドラマ10『大奥Season2』

NHK総合

毎週火曜 午後10時~10時45分

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/片岡聡恵 hair&make/スギノトモユキ(NICOLASHKA) styling/山本隆司

NMB48 安部若菜のデビュー小説を山本望叶主演でドラマ化『アイドル失格』24年1・13スタート【コメントあり】

原作・NMB48安部若菜×主演・山本望叶による連続ドラマ『アイドル失格』(BS松竹東急 毎週土曜 午後11時~)が、2024年1月13日(土)スタート。安部と山本、伊藤学プロデューサーからコメントが到着した。

 

原作は、2022年11月に発売されると現役アイドルが本気で描いた衝撃作として話題となった、安部若菜の作家デビュー小説「アイドル失格」(KADOKAWA刊)。アイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」と、不動のセンターとしてキラキラ輝く「アイドル」という、出会ってはいけない2人の恋と成長の物語。選ぶのは、恋か夢か――。

 

アイドルとして活動する高校2年生の主人公・小野寺実々花を演じるのは、安部と同じくNMB48のメンバーで、“顔面国宝”とも呼ばれる新世代ビジュアルエース・山本望叶。2023年1月に発売された4thアルバム『NMB13』のリード曲「Done」の選抜メンバーに選出され、初のセンターポジションも務めた。山本は本作がドラマ初主演となる。

 

演じる実々花は、所属するアイドルグループ「テトラ」の人気が順調に上がっていく中で、将来に漠然とした不安を抱えている女の子。キラキラと輝くアイドルの姿の裏に抱える等身大の不安や悩みもがく姿を、現役アイドルならではのリアルさを投影し、かれんに演じる。

 

安部と山本、伊藤プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

山本望叶(小野寺実々花役)コメント

NMB48 山本望叶

まず、本当にうれしい気持ちです。若菜の書いた小説がドラマ化することもですし、そのドラマに自分も出演させていただけること、しかも主演ということで、聞いた後は5日間くらい夢見心地でした。

演技の経験は少ないですが、ずっと演技のお仕事がしたいと思っていました。

選んでいただいたことに感謝して、安部先生の顔に泥を塗らないよう、精いっぱい頑張りたいと思います!

分からないことだらけで不安な気持ちもありますが、こうして悩むことも夢だったので、すごくワクワクしています!

 

原作者・安部若菜 コメント

NMB48 安部若菜

まさか自分の書いた小説「アイドル失格」をドラマ化していただける日が来るなんて、本当にうれしいです!

作中のアイドルグループ「テトラ」の4人が歌い踊る姿や、ドキドキの恋愛の行方など、ドラマ版ならではの部分も楽しんでいただけたらと思います!

小説版との違いも読み比べてもらえたら、より『アイドル失格』の世界を楽しめてサイコーです! すてきなドラマになると思うので、ぜひご覧ください!

 

プロデューサー・伊藤学(KADOKAWA)コメント

これは「アイドル」と「オタク」の物語でありながら、このドラマを見ることになる「あなた」の物語かもしれない。

素晴らしい感性で描かれた原作をベースとして、頼れるスタッフ・キャストとともに、皆さんに楽しんでいただけるドラマを全力で制作しています。

何者かになりたいという想い、誰かに必要とされたいという想い。誰もが一度は願ったことのある、そんな青くさくて、爽やかで、悩める気持ちを持った2人の“進む道”と“決断”をぜひご覧ください。

 

番組情報

土曜ドラマ『アイドル失格』(全12話/各話30分)
BS松竹東急(BS260ch/全国無料放送)
2024年1月13日(土)スタート
毎週土曜 午後11時~

出演:山本望叶 ほか
原作:安部若菜「アイドル失格」(KADOKAWA)
脚本:三谷伸太朗、大山晃一郎、葉名恒星、伊藤学
監督:大山晃一郎、葉名恒星、関祐太朗、藤原光洋
プロデューサー:五十嵐正幸(BS松竹東急)、上江洲茉央(BS松竹東急)、伊藤学(KADOKAWA)
製作:BS松竹東急 KADOKAWA
制作協力:KAPFILM

局公式 X:@BS260_official
ドラマ公式 X:@BS260_drama

(c)BS松竹東急/KADOKAWA
(c)安部若菜『アイドル失格』/KADOKAWA

鞘師里保、乳酸菌オタク女子役で地上波連ドラ初主演!明日海りおが教育係、橋本さとしが乳酸菌役『推しを召し上がれ』24年1・10スタート

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレビ東京ほか 毎週水曜 深夜1時~1時30分)が、2024年1月10日(水)スタート。主演の鞘師里保、共演の明日海りお、橋本さとしからコメントが到着した。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』左から)明日海りお、鞘師里保、橋本さとし

 

原作は、2023年12月に発売50周年を迎える人気ベストセラーヨーグルトを題材に「校閲ガール」の宮木あや子が著した「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊/11月29日(水)発売予定)。企業の取材協力の下で執筆された“推し事小説”を、このたびドラマ化する。

 

主人公の朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)は、就職活動中に読んだヨーグルトを題材にした創作小説にハマり、小説内で登場する“ブルガリア菌”の大ファンになる。そんな由寿を見た“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)はパッケージから飛び出し、由寿には見えない存在として彼女にとりつき、行く末を見守ることに。

 

就活と推し活にいそしむ中、1年後に由寿は老舗食品メーカー「株式会社明和」へ就職。晴れて社会人としての生活をスタートさせた。同期たちが皆、人事部長からの辞令を受け取る中、由寿の勤務先はまさかの大阪。不安を抱えながら、新天地の大阪で社会人としての門出をスタートさせる。

 

初めての経験に苦労するも、担当先のスーパーの社員から今なお語り継がれる「株式会社明和」伝説の営業社員「おでん先輩」の話を聞いた由寿は気持ちを奮い立たせ、目標を掲げて仕事にまい進していくのだった。

 

その矢先、由寿はまさかの人事異動で本社の広報部に。慣れない都会での生活と広報部での仕事に苦戦しつつも、先輩社員とともに「明和ヨーグルト」50周年特集の社内報の記事を担当。関係社員へのインタビュー取材を行うことになった。“乳酸菌を愛しなさい、そうしたら必ず乳酸菌は答えてくれる”。この言葉を胸に、新人広報ガール・朋太子由寿の奮闘劇が今、幕を開ける。

 

主人公・朋太子由寿を演じるのは、モーニング娘。の絶対的エースとして活躍し、卒業後はアーティストとして活躍する鞘師里保。舞台やミュージカルをはじめドラマ『俺の美女化が止まらない!?』(テレビ東京)など、数多くの作品で女優としての存在感も表している鞘師が、待望の地上波連続ドラマ初主演を果たす。

 

由寿が配属となる広報部の先輩で教育係・緑川逸美役を、今年は2作で日生劇場主演を務め、話題となったドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)や現在放送中のドラマ『下剋上球児』(TBS系)にも出演している明日海りお。

 

“ブルガリア菌”推しとなった由寿のもとに現れ、晴れて社会人となった由寿の成長を見守る“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)役を、数多くのミュージカル作品で名役を務め、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)にも出演している橋本さとしが演じる。

 

存在しなかったものを日本で売り出し、数多くの苦難にぶち当たっては何度も心が折れそうになるも、「これがヨーグルトの正統だ」と、粘り強く啓蒙を続け、数年後にはベストセラー商品へと変えた半世紀前の明和の人たち。

 

主人公の由寿が仕事の過程で知る至宝の言葉や会社の歴史は、どの業界のどんな働き手にも通じる普遍的な“愛”というキーワードを通して、お仕事ドラマならではの“共感”を生み出していく。

 

“広報ガール”として商品の開発担当者やパッケージデザインの担当者など、歴史ある「明和ヨーグルト」を今もなお支えている人たちへのインタビューを通して、明和の理念や歴史を学び、成長していく由寿の姿に期待が高まる。

 

各キャラクター詳細と鞘師、明日海、橋本、原作者・宮木らのコメントは下記に掲載。

 

コメント

鞘師里保(朋太子由寿役)

鞘師里保

〈キャラクター〉

株式会社明和に入社した新入社員。本社研修後、大阪支店に配属され、新天地での社会人生活をスタートさせる。岩手の田舎出身でオタク気質。今はヨーグルトが題材の創作小説にどハマりし、想像で擬人化させた“ブルガリア菌”を推している。

 

〈コメント〉

◆本作が地上波連ドラ初主演作品となりますが、改めて出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

地上波連ドラ初主演。キラキラした文字の並びに戸惑いを感じつつも、素直にとても光栄です。映像でのお芝居を本格的に始めた1作目もテレビ東京さんでした。そういった意味でも今作楽しんでいただける作品を届けることでお返ししたい気持ちです。これまでOLとしてさまざまなオフィスで働かせて(演じさせて)いただきましたが、由寿のようなエネルギッシュな役は新鮮で、とても楽しみです。

 

◆ドラマ撮影もこれから始まりますが、撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

由寿の初々しさ、“推し”と仕事にひたむきな姿。どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれます。そんなフレッシュさを表現できたら。そして、今回エンターテインメント各分野の先頭に立たれている明日海りおさん、橋本さとしさんとご一緒できること、私も歌う人間としてこんなぜいたくな空間はないなと感じております。お2人の演じられる憧れの先輩、そして乳酸菌…。絶対見たいに決まっています。撮影が始まるのが待ち遠しいです。

 

◆最後にドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します。

由寿の願いである「“推し”の素晴らしさを世の中に伝える」をかなえてあげられるように精いっぱい頑張りたいです。皆さまには一人前になるべく奮闘する彼女の姿を見守っていただけたらと思います!

 

明日海りお(緑川逸美役)

〈キャラクター〉

由寿が所属する広報部の先輩で教育係。手間暇かけた毛髪や肌に高価そうな服を身にまとった外見は日本の働く女性の多くが目指しているであろう姿…がしかし、実は隠された素顔が。

 

〈コメント〉

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

オファーをいただけたことが素直にうれしかったです。OLの役は今までやったことがありませんでしたし、作品自体も初めて挑戦するタイプの作風に感じていて…楽しみがひとつ増えたな! と思いました。

 

◆ドラマ撮影もこれから始まりますが、撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

まずは、鞘師里保さん演じる由寿ちゃんに「なんだこの美人は!!」と思ってもらわないといけないので、肌とオーラをピカピカにしてクランクインできるよう頑張ります。

 

◆最後にドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します。

タイトルにちなんで、「こんな上司がいたら推すしかない!!」と思ってもらえる緑川さんでいたいと思います。推しがいる人もいない人も、地道に、懸命に頑張る由寿ちゃんに、共感したり、応援したくなるドラマだと思います。お楽しみに!

 

橋本さとし(由寿を見守る乳酸菌役/ブルガリア菌20388株)

〈キャラクター〉

創作小説をきっかけに“ブルガリア菌”推しになった由寿にとりつき、社会人として新たなスタートを切った由寿の成長を見守っている。いつか、本人とちゃんとコミュニケーションを取れる日が来ることを願っている。

 

〈コメント〉

◆本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

今回オファーをいただいた役は、乳酸き…え!? …乳・酸・菌? …乳酸菌!? 携帯電話を二度見、いや三度見しました。自分なりにキャリアを積んで35年、いろんな役柄を演じてきましたが、さすがに顕微鏡を1000倍にしてじゃないと見れない役は初めてで、184センチの大柄な僕に務まるのだろうか? と疑問と不安がチラつきました。が! 僕自身、乳製品が大好きでヨーグルトは日常で欠かせない存在。腸内環境を整えるということはストレスの緩和にもつながり、心と体の両面を支えるありがたい菌なのです。気づかない内にとても大きな存在となっている! そのように、主人公と対面ではなく内面から会話する乳酸菌という役柄にチャレンジ精神をかき立てられました。

 

◆ドラマ撮影もこれから始まりますが、撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

目に見えなくても、声が届かなくても、きっと伝わる愛がある…それを信じて乳酸菌を等身大で演じたいと思います。

 

◆最後にドラマの放送を楽しみにしています視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します。

ドラマをご覧になる皆さまにもヨーグルトを食べるたびに吾輩の声が届きますように。

 

原作者・宮木あや子

この先さらに大きな世界へ羽ばたいてゆくであろうすてきなガールの、記念すべき地上波初主演連続ドラマの原作者という誉れをいただき、大変うれしく思います。労働で疲れてきた週半ばの深夜。明日への活力につながる、楽しくておいしい、滋味と善玉菌のあふれる幸せなドラマになることを願っています。

コロナ禍を挟んだため、必要な取材ができない期間があり、原作の執筆には3年かかりました。長く一緒にいた分、登場人物・登場微生物たちへの愛もひとしおです。そんな私の重い愛を裏切らない素晴らしい脚本と出演者の方々に恵まれ、今は世界一幸せな原作者として、出演者のファンの皆さまと一緒に放送の開始を楽しみに待ちたいと思います。

なお、原作の本は結構ページ数が多く、映像では再現が難しい場面もあり、省かざるを得なかったであろう部分がたくさんあります。もしよろしければドラマの補完として、原作本もお手に取ってみてください。ページを開けばきっとあなたのそばにも橋本さとしが……ほら、そこにいるわ……。

 

阿部真士プロデューサー(テレビ東京)

テレ東の深夜で普通のお仕事ドラマを作っても、誰にも見向きもされないと思いますので、とても信頼のおけるスタッフ陣と一緒に“大きな挑戦”をすることにしました。「乳酸菌オタクと乳酸菌との愛と友情の物語」を制作します。

この大いなる挑戦にふさわしい主演を迎えました。鞘師里保さん。底知れぬ情熱と頑固さとプロ意識を持った鞘師さんに、ご本人のキャラクターにも似たギャップを演じてもらいたくてオファーしました。2024年、最注目のアーティスト・俳優です。羽ばたきますよ。

さらに、やっと、やっと、念願かなってご一緒できることになった明日海りおさん。たたずまい、オーラ、あふれ出る芯の強さ、そして華やかさ…。企業の顔とも言える広報部にこんなにすてきな方がいたらどんなにうれしいことか。初めて演じていただく役柄、さらに……実は……という秘密。とても楽しみです。

そして、橋本さとしさん。ミュージカル・演劇界の至宝に恐れ多いオファー。しかし、史上初の乳酸菌役を快く引き受けてくださいました。身長184センチの乳酸菌がテレビで初披露され、すてきな声で歌ったり、踊ったりします。そう、普段は目に見えない乳酸菌ですが、このドラマを見るといかに温かくわれわれを見守り、支えてくれているかが分かります。まだまだすてきなキャストが出演してくださる予定です。続報もお楽しみにしてください。

 

番組情報

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』
テレビ東京ほか
2024年1月10日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~1時30分

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊/11月29日(水)発売予定)
主演:鞘師里保
共演:明日海りお、橋本さとし
脚本:阿相クミコ、波多野都
監督:片桐健滋、佐藤洋輔、藤田結衣
音楽:田井モトヨシ
プロデューサー:阿部真士、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)
企画協力:株式会社 明治
制作協力:東通企画
製作著作:テレビ東京

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/
公式 X(Twitter):@tx_oshimeshi https://twitter.com/tx_oshimeshi
公式 Instagram: @tx_oshimeshi https://www.instagram.com/tx_oshimeshi/

(c)テレビ東京

 

齊藤京子「ひとつ殻を破れたと思えました」『完全密着!泥濘の食卓の軌跡』第2弾配信 禁断のもぐもぐタイム&ちふゆ(原菜乃華)との対決の裏側も

配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』より、episode2「苦しくも楽しい日々と そのつづき」がTELASA(テラサ)にて独占配信された。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

日向坂46・齊藤京子が初の単独主演で挑む、新進気鋭の漫画家・伊奈子の話題作を初のドラマ化した『泥濘の食卓』。齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえに真っすぐな愛が度を越えていき…。深愛は愛する店長だけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄り、徐々にこの家族へと寄生――やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描く物語だ。

 

この衝撃作に挑む齊藤に密着したスピンオフが、『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』。第1弾「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」では、初単独主演というプレシャーの中、齊藤がどのように撮影に挑み、深愛という役を作り上げていったのか。

 

本読みやリハーサルなどクランクイン前の姿から、緊張の中で迎えたクランクインまでを中心につぶさに追い、本編では見られない齊藤の素顔や変化していく様子を余すところなく映し出した。

 

SNSでは「とてもとても良かった!」「マジ尊敬です」「齊藤京子が捻木深愛になっていく過程が見られた 葛藤と熱量がすごい」「あんまり普段見せない表情だったなぁ」「見ないままでは後悔するほど、きょんこを深く知れる内容です」など、感心&感動の声があふれた。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

第2弾「苦しくも楽しい日々と そのつづき」では、齊藤がさらなる進化を遂げていく瞬間を密着カメラが捉え、心の中をさらけ出す独占インタビューも。ここでしか見られない貴重なオフショット姿も大放出する。

 

インタビューを交えながら撮影の日々を追う構成の今回。当初は緊張の表情を見せていた齊藤だが、日々続く撮影の中で少しずつ慣れていき、「最初はやっぱり周りを見ている余裕もなく、単独主演ドラマとして不安でいっぱいだったんですけど、今はどのシーンも、『(原作の)このシーンだ!』ってなって、毎回(撮影が)楽しいです」と充実した表情で語る。

 

それを現すように、深愛が不倫相手の店長・那須川夏生(吉沢悠)の家族と食事をする“地獄の食卓”シーンでは、現場で監督や俳優陣たちと細かく感情をすり合わせる中、思わず笑いが起きる場面も。チーム一丸となってシーンを作り上げていく中、和やかな雰囲気で撮影は進む。

 

『泥濘の食卓』では欠かせない食事シーンでは、齊藤が「本当においしい!」と語るように、食卓に並ぶ料理のあまりのおいしさに、カットが掛かった後も“もぐもぐ”が止まらず、スタッフからまさかのストップ。おちゃめな姿もたびたび見せ、撮影に挑む姿にも余裕を感じさせるようになった。

 

それと同時に齊藤に見えてきたのは、芝居の難しさ。本作で挑む深愛は、“純愛モンスター”と称されるほどの一筋縄ではいかない難役。泣いたり、笑ったり、泣いたり…を繰り返すなど感情の幅も大きく、全力で挑むが故に、ある事態が齊藤を襲ったことも。

 

さらに、ある重要なシーンでは、監督の演出で齊藤が「人生で一度も経験したことがない」というある演技に挑むことに。新たな壁に直面する齊藤だが、この経験で「ひとつ、殻を破れたなと思えて…」と大きな手応えを感じることに。監督からも「素晴らしい瞬間だった」という言葉が飛び出す、さらなる進化を遂げた瞬間とは。

 

齊藤が全力で役に向き合い、深愛になりきる裏には、衣装やヘアメイクはもちろん、セットや小道具も大きな助けに。齊藤本人も「びっくり!」と語る、細部まで詰まったこだわりも公開する。

 

ほかにも、これまで撮影してきた中で最も印象的だったシーンや、原作者・伊奈子が撮影現場を訪問した際に明かされた「捻木深愛」という名前に込められた思い、過酷なスーパーでのロケの裏側、共演者が明かす齊藤の印象など、貴重な撮影裏側から裏話まで続々と公開する。

 

話題となっている、純愛モンスター・深愛と恋愛モンスター・尾崎ちふゆ(原菜乃華)の初対決シーンや超衝撃シーンにも密着。撮影の裏側で起きていた意外すぎる姿も放送される。

 

番組情報

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』
episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」
配信中
episode2「苦しくも楽しい日々と そのつづき」
2023年11月18日(土)『泥濘の食卓』第5話放送終了後から独占配信スタート
配信URL:https://www.telasa.jp/series/13983

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

ドラマHP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

(c)テレビ朝日

『うちの弁護士は手がかかる』第4話の配信が220万再生を突破 4話連続で200万再生超えを記録

ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分)では、第4話(11月3日放送)の見逃し配信が220万再生を突破。4話連続で200万再生超えを記録した。

『うちの弁護士は手がかかる』(c)フジテレビ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。

 

第1話の累計見逃し配信が370万再生を超える(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。11月13日時点)など、さらなる飛躍を見せる本作。第4話の放送後1週間での無料見逃し配信も220万再生を突破し、第1~4話全てが200万再生超えを記録した。現在TVer・FODでは第1~3話、そして最新の第5話を無料見逃し配信中。

 

11月17日(金)放送の第6話では、人気配信者である蔵前の同級生の依頼で、蔵前と杏が動画のコメント欄に誹謗中傷を書き込む犯人に迫る。果たして“くらあん”は姿の見えない犯人にいかにしてたどり着くのか。

 

第6話(11月17日(金)放送)あらすじ

盲腸で入院していた蔵前勉(ムロツヨシ)が無事退院し、「香澄法律事務所」に帰ってきた。「蔵前の代わりに寝不足になった」などと当たられつつも、温かく出迎えられる蔵前。しかし、天野杏(平手友梨奈)は「あなたがいなくても全然平気でした」と言い、所長の香澄今日子(戸田恵子)までもが、杏は自分のパラリーガルとしてサクサクやってくれた、と言い出す。

 

寂しさを感じつつ帰路に就いた蔵前は、偶然、同級生だった麻生一郎(津田健次郎)に出会う。麻生は東大卒のエリートで、現在は有名予備校「レルネンアカデミー」の講師をしながら、教育系動画配信者としても人気を博していた。麻生に誘われて彼の家を訪問した蔵前は、妻の悦子(遊井亮子)や高校2年の長女・光希(新井美羽)から歓迎される。光希は、父と同じように東大を目指しているらしい。

 

後日、麻生が香澄法律事務所にやってきて、遺言状を作成してほしいと依頼する。さらに麻生は、遺言状とは別に相談があると言ってタブレットを見せ、1~2カ月前から彼の動画に誹謗中傷の書き込みが増えていることを打ち明ける。アンチコメントはすべて同じアカウントからだった。依頼を引き受けた杏は、プロバイダーを相手に、発信者情報開示命令申立および消去禁止命令申立(※)を行うが……。

 

<注釈>

※発信者情報開示命令申立は、SNS等のインターネット上の投稿によって自己の権利を害されたとする者は、一定の要件の下、SNS等を運営するコンテンツプロバイダ(CP)や発信者がSNS等に侵害情報を記録する通信を媒介したアクセスプロバイダ(AP)等に対し、発信者の情報開示を求めること。ならびに消去禁止命令申立は、発信者情報開示命令の審理中に、通信事業者等のIPアドレス等の保存期間経過を理由にこれらが削除されることを防止するために、発信者情報開示命令事件及びその異議訴訟が終了するまでの間は、通信事業者等に裁判所から発信者情報の消去禁止を命じるよう求めること。

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系
毎週金曜 午後9時~9時58分

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基、中園勇也、神田優
音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香、江花松樹
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸、下畠優太、中田博之
台本イラスト:藍にいな
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx
公式TikTok:@uchiben_kin9_cx

(c)フジテレビ

櫻坂46藤吉夏鈴が『アオハライド Season2』でドラマ初出演!出口夏希演じる双葉のライバル役【コメントあり】

櫻坂46の藤吉夏鈴が、2024年1月19日(金)放送・配信スタートの連続ドラマW-30『アオハライド Season2』(WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド 毎週金曜 午後11時~11時30分)に出演することが決定。コメントが到着した。

連続ドラマW-30『アオハライド Season2』藤吉夏鈴(櫻坂46)

 

原作は、「ストロボ・エッジ」「思い、思われ、ふり、ふられ」などのヒット作を世に送り出した漫画家・咲坂伊緒が、2011年より「別冊マーガレット」にて連載していた作品。

 

主人公たちのひたむきな恋愛模様や爽やかな友情が共感と憧れを呼び、瞬く間に話題を集め、現在までにシリーズ累計発行部数1,300万部を突破(※電子版を含む)。そんな大ヒット作『アオハライド』を、2シーズンで完全実写化する。

 

W主演を務める出口夏希、櫻井海音をはじめ、志田彩良、莉子、新原泰佑、宮里ソル(円神)、曽田陵介、兼近大樹(EXIT)ら、今後ますます活躍が期待されるフレッシュな俳優陣が集結。Season1は2023年9~11月に放送され、2024年1月19日(金)からはSeason2がスタートする。

 

吉岡双葉(出口夏希)と馬渕洸(櫻井海音)は中学の同級生。高校生になって再会した双葉と洸は次第に想いをたぐり寄せ、文化祭の日に急接近する。洸の本当の気持ちを知りたい双葉は、洸に想いを伝えようと決意。 “あと1ミリ”の距離に近づく2人だが、そんな2人の前に、洸のかつての同級生・成海唯(藤吉夏鈴)が現れ…

 

Season2から新たに登場する成海唯は、“洸が長崎に引っ越した際に出会い、彼に想いを寄せる中学時代の同級生”という役どころ。洸の空白の3年間を知る唯の登場により、“あと1ミリ”だった双葉と洸の想いが少しずつ離れてゆく。そして、双葉に急接近する冬馬(曽田陵介)の行動により、双葉は次第に冬馬へと心引かれてしまう。

 

実は、Season1の本予告で後ろ姿、第7話の洸との電話越しの声ですでに唯が登場しており、SNS上で「唯役は誰?」など、話題になっていた。

 

そんな唯を演じる藤吉夏鈴は、本作がドラマ初挑戦。物語の行方を握る役柄について、「“成海唯”が愛されるキャラクターになるといいなと思いながら演じました。初めてのドラマ出演ですし、『アオハライド』は、私にとってのお芝居の原点、スタートになると思います」とコメント。長崎弁での芝居にも注目だ。

 

併せて、TVアニメ『アオハライド』(2014年/TOKYO MXほか)で馬渕洸の声を演じた声優・梶裕貴がナレーションを務める、Season2特報映像も解禁。今回のコラボは、梶が自身の公式Xで今作の連続ドラマ化に関して触れたことがきっかけとなり実現した。『アオハライド』ファンにとって胸が高鳴るコラボとなっている。

 

藤吉のコメント全文は下記に掲載。

 

藤吉夏鈴(成海唯役)コメント

連続ドラマW-30『アオハライド Season2』藤吉夏鈴(櫻坂46)

本格的なドラマ出演は初めてで、今回のお話を聞いたときは「私にできるのかな…」という不安もありましたが、台本を読んで、早く現場に入りたいと楽しみにしていました。原作は読んだことがありましたが、人物の背景にそれぞれの悲しみや苦しみがあって、今の年齢になって改めて読んでみても、面白かったです。

私の母が長崎出身で、幼い頃に少しだけ住んでいたこともあるので、長崎弁も少しはできるかなと思っていたのですが、実際は難しくて…イントネーションも1から練習しました。

演じた成海唯は、洸を手に入れたいと想う意志の強い子です。Season1は双葉と洸の関係がメインで描かれていましたが、Season2は唯が2人の仲をかき乱していきます。Season1から見ている方は、「なんだ、この子は」となると思うのですが(笑)、私は人に対してこれほどまで熱をもって接することがあまりないので、唯を少しうらやましく思っています。愛されるキャラクターになるといいなと思いながら演じました。

初めてのドラマ出演ですし、『アオハライド』は、私にとってのお芝居の原点、スタートになると思います。ぜひ、多くの方にご覧いただきたいです。

 

『アオハライド Season2』特報

 

番組情報

連続ドラマW-30『アオハライド Season2』(全6話)
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2024年1月19日(金)スタート
毎週金曜 午後11時~11時30分
※TVer/FODで最新話見逃し配信

<Season2 キャスト>
出演:出口夏希 櫻井海音
志田彩良 莉子 新原泰佑 宮里ソル(円神)
堀内敬子 野間口徹 板尾創路 比嘉愛未
藤吉夏鈴(櫻坂46) 曽田陵介 兼近大樹(EXIT)

<スタッフ>
原作:咲坂伊緒『アオハライド』(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:桑村さや香
監督:木村真人
音楽:横山克
主題歌:「この雨がやんだら」足立佳奈 feat.竹内唯人(SME Records)
プロデューサー:小林祐介 橋本芙美 関本純一
制作プロダクション:共同テレビジョン
製作著作:WOWOW

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/ao-haru-ride2/

『いちばんすきな花』見逃し配信が累計1400万再生を突破 TVerお気に入り登録数も今期民放ドラマ最多の126万獲得

多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠ら4人が主演を務める木曜劇場『いちばんすきな花』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)の見逃し配信が、累計1400万再生を突破。TVer“お気に入り登録”数も今期民放ドラマ最多の126万を獲得した。

『いちばんすきな花』(c)フジテレビ

 

本作は、「男女の間に友情は成立するのか」をテーマに送る、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマ。主人公は潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。

 

年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人だが、それぞれの日常の中で“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリーとなっている。

 

初回の放送後から、「男女の間に友情は成立するのか」をテーマに、SNS上でも投稿者による持論が展開。物語に登場するキャラクターへの共感の声があふれるなど、放送中には「#いちばんすきな花」のほか、ドラマに関連するワードがXにおいて常にトレンド入りを果たしている。

 

第3話(10月26日放送)の無料見逃し配信は、放送後1週間(10月26日~11月2日)で289万再生を記録。第4話も放送後3日(11月2日~11月5日)で早くも225万再生を記録しており、第1話から第4話の現時点での無料配信における総再生数は1400万再生を突破した(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。11月5日時点)。

 

また、TVerの“お気に入り登録”数も、10月期放送の民放ドラマにおいて最多の126万を獲得。主人公の4人のキャラクターとその一つひとつの物語に共感する視聴者が続出している。なお現在、TVer・FODでは第1話から第4話まで無料配信中。

 

第5話(11月9日(木)放送)あらすじ

朝、春木椿(松下洸平)の家で目を覚ました佐藤紅葉(神尾楓珠)。紅葉は前の晩、急に椿の家にやって来て、2人で酒を飲んだ後、そのまま寝てしまったのだ。その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出す。そんな紅葉のスマホに突然、高校時代の友人・伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと連絡が入り…。

深雪夜々(今田美桜)は紅葉に呼び出されて会うことに。急に呼び出したことを謝る紅葉に「暇してたんで」と答えつつ、何かあったのかを尋ねる。不意に潮ゆくえ(多部未華子)のことが好きかと紅葉に問いかける夜々。突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り、動揺を隠せない。

そんな折、ゆくえはインテリアショップで1人買い物中、赤田鼓太郎(仲野太賀)と妻の峰子(田辺桃子)にばったり遭遇する。一方、紅葉はイラストについて、思わぬ仕事の依頼が舞い込み…。

 

番組情報

木曜劇場 『いちばんすきな花』
フジテレビ系
毎週木曜 午後10時~10時54分

出演者:多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠、
齋藤飛鳥、一ノ瀬颯、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希、臼田あさ美/仲野太賀 ほか

脚本:生方美久
音楽:得田真裕
主題歌:藤井風「花」(HEHN RECORDS/UNIVERSAL SIGMA)
プロデュース:村瀬健
演出:髙野舞
制作・著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/ichibansukina_hana/
公式X(旧Twitter):@sukihana_fujitv
公式Instagram:@sukihana_fujitv
公式TikTok:@sukihana_fujitv

(c)フジテレビ

「イカゲーム ザ・チャレンジ」456万ドルを懸けた仁義なきバトルはドラマにどれぐらい忠実?

「イカゲーム ザ・チャレンジ」は、「イカゲーム」の世界観をベースとしたリアリティー番組。昨年秋に21歳以上の一般参加者を公募し、世界各国から選ばれし456人が集結。撮影はイギリスで行われた。賞金はリアリティー番組史上最高額となる456万ドル(7億円弱)で、デスゲームではないとはいえ、プレーヤーは死にものぐるいで挑んでくるに違いない。

 

プレーヤーが何のゲームに挑戦するのかは未発表だが、制作はファン・ドンヒョク監督もサポート。ドラマからインスパイアされたゲームだけでなく、驚愕の挑戦もあるとのことで、期待値が上がる。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

緊張とどんでん返し満載!? 456人の命運やいかに

Netflixシリーズ
「イカゲーム: ザ・チャレンジ」
11月22日より独占配信(全10話)

リアリティー番組史上最高額となる456万ドル(7億円弱!)の賞金をめぐり、456人の一般人プレーヤーがゲームに挑む。7億円をゲットできれば、人生が変わる!!?

 

巨大なブタの貯金箱にキャッシュがどっさり

ドラマ同様、会場の上空には札束の入った大きなブタの貯金箱が登場。劇中ではこのキャッシュの山に目がくらみ、メンタルと感覚を狂わせていくプレイヤーもいるが……!?

 

ファンタジーのようなポップな色使いも踏襲

壮絶なゲーム内容とは裏腹にやたらとポップでかわいらしい色使いは、リアリティー番組でもしっかりと完全再現。ティザーを観ると実際にリアルなセットが組まれていることもわかる。

 

ドラマでもインパクト大だったレトロなゲームに挑戦!

「イカゲーム」のシンボルともいえるヨンヒ人形が登場し、“だるまさんが転んだ”が開催される模様。プレーヤーはギフンたちのようにナンバー付の緑ジャージを着用している。

 

人間の嫌なところがたっぷり垣間見られる“寝床”も再現……

プレーヤーたちの寝床も、セットが再現されているようだ。劇中ではいろんな意味で最悪な寝床だったが、リアリティー番組では、このスペースでいったいどんなドラマが生まれるのか。

 

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想像し得なかった快挙を達成 「イカゲーム」 の魅力と影響を識者が解説!

「イカゲーム」はなぜここまで人々を魅了したのか? シーズン1を振り返りながら映画ライターの
よしひろまさみちさん、SYOさんのおふたりに、徹底解説してもらった!

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

Netflixシリーズ「イカゲーム」
シーズン1独占配信中
シーズン2独占配信予定

 

映画ライター・SYOさん

映画、ドラマ、アニメからライフスタイルまで幅広く執筆。これまでインタビューした人物は300人を超える。

 

映画ライター・よしひろ まさみちさん

様々な媒体で映画のレビューやインタビュー記事を執筆。テレビやラジオ、ニコ生などでも映画の紹介を手掛ける。

 

超良質な脚本が世界的大ヒットの原動力に

「イカゲーム」が世界的大ヒットを成し得た背景として、映画『パラサイト 半地下の家族』が国際的に評価され、アジア系エンタメに注目が集まるようになったことは無視できない。しかしそれ以上に、Netflixにてパッケージ化され、世界配信されたことが大きいと、よしひろまさみちさんは分析する。

 

「“配信日に全話アップ”の強みを非常に生かした作品です。テンポが良く展開が早いので次が気になり、勢いで観ちゃうんですよ。しかも全9話は韓国ドラマにしては短く、イッキ見にもちょうど良い。質も高いので口コミで広まり、社会現象化したと思います」

↑エミー賞の主演男優賞受賞や女優賞のノミネートで、俳優個人にもスポットライトが

 

とはいえ、「本作のヒットは脚本の良さに尽きる!」と続ける。

 

「捨てキャラも無駄なシーンも皆無。必要なエピソードのみで簡潔に構成されているのがスゴい。視覚的な見せ方も上手いです。本作のシンボル的な少女の巨大人形を使った『だるまさんが転んだ』を最初に持ってくるのも絶妙。初回から人が死にまくる衝撃もあり、一気に世界観に引き込まれます」

 

またSYOさんは、別の視点から脚本を絶賛する。

 

「韓国のリアルな社会問題をデスゲームのなかに溶け込ませ、現実味を出して感情移入を誘うという話の組み立ても非常に巧妙です。要素に目新しさはありませんが、話の構築の仕方が斬新です」

 

こうして「イカゲーム」のヒットがもたらした影響は、アジア系エンタメの大快挙に繋がった。

 

「『パラサイト〜』のポン・ジュノ監督の功績でアジア系作品自体の価値は急上昇しましたが、パーソナルな方までには及びませんでした。しかし『イカゲーム』が大衆的な賞であるエミー賞で主演男優賞を獲得したことがアジア人俳優の価値も上げた。現に主演のイ・ジョンジェは『スター・ウォーズ』シリーズの新ドラマの主演に抜擢。これは5年前でも想像し得なかった快挙です」(よしひろさん)

 

イ・ジョンジェだけでなく、チョン・ホヨンはインスタグラムのフォロワー数が韓国女優1位(2049万人)に輝くなど、その影響力は計り知れない。

↑大ブレイクを果たしたチョン・ホヨン。国内外の作品に続々と出演が決定している

 

「本作のヒットと演者の活躍は、日本の俳優陣の希望にもなっています。ベテランになると役の幅が狭まる現象に悩まされがちですが、本作の多種多様なキャラを見て“演じられる役は沢山ある!”と元気づけられた話を俳優さんから聞きました。日本のエンタメ業界にも、良い影響を与えているのではないでしょうか」(SYOさん)

 

↑現在制作中のシーズン2もキービジュアルが公開。配信は来年以降になりそうだ

 

ここからはヒットにつながったポイントを6つピックアップ。未視聴の方も、参考にどうぞ!

 

【HIT POINT01】
内容はヘビーすぎるのに色使いやセットはポップ

“ゲームに負けたら即死亡”という超過酷な世界観にもかかわらず、登場するセットや色使いがポップな反面、どこかノスタルジック。プレーヤーは昭和感漂う緑のヘボピージャージ、運営側のスタッフはショッキングピンクのユニフォームを身に着けているのも特徴的だ。

 

■ワクワクさえしてしまう設定とは裏腹な色味とセット
「残虐なゲームが繰り広げられるとは思えないセットで、第1話から夢中に。これからいったい何が始まるんだ!? というワクワク感すらありますよね。デスゲームなのに(笑)」(よしひろさん)

↑1話のヨンヒ人形はインパクト大。韓国の教科書に登場する少女がモチーフだ

 

↑セットのカラーリングは、ファミコンゲームのグラフィックを思わせるようなポップさがある

 

↑キッズルームのような色合い&模様の部屋でゲームを行う。でも、負ければ即射殺だ……

 

【HIT POINT02】
多種多様なプレーヤーのバックボーンの描き方が細やか

癌の独居老人、脱北者、外国人労働者、詐欺師、トラブルを抱えたエリート証券マンなど、主要プレーヤーの性別、境遇は様々。彼らが大金を必要とする事情が丁寧に描かれているので、共感範囲が広い。

 

■切羽詰まった背景がわかりより感情移入しやすい!
「それぞれのキャラがゲームに参加せざるを得ない事情・背景がしっかりと描かれており、人間臭い。非現実的なデスゲームなのに、思わずどっぷり感情移入してしまいます」(よしひろさん)

↑ゲーム会場には、様々な事情により経済的に困窮した人々が集められた

 

↑脱北者のセビョク。施設にいる幼い弟を引き取り、ささやかな幸せを手に入れるために大金が必要だ

 

↑娘の親権を失ったギフン。娘がアメリカに渡ることを知り、親権を取り戻すためにゲームに参加する

 

【HIT POINT03】
誰もがプレーしたことがある懐かしい遊びに親近感!

カタヌキやビー玉遊びをはじめ日本人には馴染みの深い懐かしい遊び要素が満載で、世界観に入りやすいのも本作の魅力のひとつ。“韓国でも同じ遊びをするのか!”と、驚いた人も多いはずだ。

 

■レトロ要素はプレーヤーにもやさしい
「韓国の文化に疎い脱北者や出稼ぎ労働者が登場しますが、僕らに馴染み深いレトロ要素はそんな彼らでも理解できるものばかり。ゲームを展開しやすくする要素ともなっています」(SYOさん)

↑第2ゲームは「カタヌキ」。カルメ焼きでできており、日本のものよりサイズが大きい

 

↑第3ゲームの「綱引き」は、もはや未経験者はいないであろう。学生時代の運動会の定番競技だ

 

↑プレーヤー候補に招待状を配る男(コン・ユ)は冒頭、ギフンにメンコ勝負を持ちかけてきた

 

【HIT POINT04】
シンプルな子どもの遊びは観る者を惹きつけやすい!

デスゲームモノは、わりとルールが複雑なものを参加者が強いられることが多い。しかし本作はだるまさんが転んだ、カタヌキ、綱引き……など、シンプル&簡単なものばかりで非常にわかりやすい。

 

■ルールを知らない欧米人でもすんなり理解できるのがイイ
「まったく知らない欧米の視聴者でも、一見すれば理解できるゲームばかりなのもヒットの理由のひとつ。イカゲームだけはやや複雑ですが、小学生男子が好きそうなルール(笑)」(よしひろさん)

↑日本のデスゲームモノを多数観てきた監督は「ゲーム内容が複雑」と考えていたそう。そこで、敢えて子どもの遊びを取り入れたのだとか

 

↑カタヌキをやらされるとは知らずに、4つのなかから絵を選ぶ。“傘”を選んだときの絶望たるや……

 

↑「飛び石渡り」は、強化ガラスのみを選んで2列のガラスの橋を渡り切る。単純だが怖すぎる

 

【HIT POINT05】
ドメスティックな社会構造が重厚なストーリー構築に一役

格差や貧困、国家分断といった韓国独特のリアルな社会構造が、劇中ではキャラを通して繊細に描かれている。そのおかげでデスゲームの非現実感が薄れ、ドラマ全体に重厚感を与えているのもポイントだ。

 

■エンタメ作品でありながら韓国ならではの問題にも斬り込む
「ファン監督は自身の経験から“厳しい格差への問題提起”を本作のテーマのひとつとしています。社会問題とエンタメ性を絶妙なさじ加減で配分した手腕は、さすがの一言です!」(SYOさん)

↑自動車メーカーにリストラされたギフン。抗議ストライキにも参加していたが、現在は借金まみれで母は病気だ……

 

↑エリートのサンウは先物取引で6億円もの負債を作り、転落人生に。競争社会の犠牲者とも言えよう

 

↑給料未払いの出稼ぎ労働者・アリ。訴えても取り合ってもらえず、社長に重傷を負わせてしまう……

 

【HIT POINT06】
けっこう気になっていた(!?)運営サイドの裏側が見られる

プレーヤー側の視点で物語が展開していくのは常だが、本作ではゲームの運営側の動きが描かれているのも見どころ。ゲームの準備や遺体の処理を、結構苦労しながらすべて人力でやっている姿が描かれているのだ。なかには謀反者もいるなど、決して一枚岩ではないところも興味深い。

 

■運営側の“舞台裏”が人間臭くて面白い!
「ゲーム終了後に床の血をせっせと掃除していたり、内緒で勝手に遺体の臓器を取り出して売っている作業員がいたり……。実は結構気になっていた運営側の人間臭い裏側が絶妙に描かれていて、新鮮です」(SYOさん)

↑作業員も何者かに集められ使役されている。一見皆従順に動いているが、そうでもなく……

 

↑刑事のジュノが作業員としてゲームに潜入。彼の動きを通して“舞台裏”が見えてくる

 

↑プレーヤーの遺体も、1体1体手作業で作業員たちが棺桶に入れているのだ

 

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いまこそ「イカゲーム」はいかが? スピンオフ番組スタート前に総復習!

Netflix史上最大の大ヒットドラマをベースとした実写スピンオフ番組「イカゲーム ザ・チャレンジ」が、配信間近。「イカゲーム」がトレンドワード入りする前に、本家ドラマをプレイバック!

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

Netflixシリーズ「イカゲーム」
シーズン1独占配信中
シーズン2独占配信予定

 

スピンオフの配信目前! 世界観を復習しておこう

世界94か国で視聴ランキング1位を獲得したNetfix発のオリジナルドラマシリーズ「イカゲーム」。2021年の配信当初、配信開始から28日以内に視聴した世帯数は1億4200万人に及び、Netfix創設以来の大ヒットを記録。その後エミー賞で6冠を達成するなど、一大ムーブメントと化したのは記憶に新しい。

そんなモンスター作品の実写スピンオフ番組「イカゲーム ザ・チャレンジ」が11月に配信を控えている。同番組はドラマの世界観を踏襲した、賞金を懸けたリアリティーショーということで、ドラマへの注目度が再びアップしそうな予感。そこで改めて、「イカゲーム」シーズン1のおさらいをしつつ、そのヒットの背景についてみっちり深掘りしてみよう!

 

【ストーリー】

金銭的に逼迫した人々のもとへ、謎のゲームの招待状が届く。職業も年代もバラバラの456人の参加者たちは秘密の場所に閉じ込められ、賞金456億ウォン(約44億円)を懸けたゲームをさせられることに。その内容は誰もが子どもの頃にやったことのある懐かしい遊びばかりだ。ただし、ゲームに負けると待っているのは死……。果たして勝ち残るのは誰か、そしてこのゲームの真の目的とは?

 

■「イカゲーム」の主な受賞歴

●第79回ゴールデングローブ賞(2021)
テレビ部門 助演男優賞(オ・ヨンス)
●第31回ゴッサム・インディペンデント映画賞(2021)
ブレイクスルーシリーズ(長編)賞
●第74回プライムタイム・エミー賞(2022)
監督賞、主演男優賞(イ・ジョンジェ)、ゲスト女優賞(イ・ユミ)、視覚効果賞、スタント賞、美術賞
●第28回SAGアワード(2022)
テレビ部門 主演男優賞(イ・ジョンジェ)、主演女優賞(チョン・ホヨン)、スタントアンサンブル賞
●インデペンデント・スピリット賞(2022)
テレビ部門 主演男優賞(イ・ジョンジェ)

 

ベテランから演技派アイドルまで……
シーズン2もキャストがスゴい!

制作中のシーズン2ではイ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、コン・ユが続投する。さらにチェ・スンヒョン(元BIGBANG)やイム・シワン(ZE:A)、カン・ハヌルなど若手演技派の出演が決定。Netflixドラマ「セレブリティ」などで頭角を現したパク・ギュヨンも出演することで、キャスト面からも期待が高まる。

 

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今注目の若手俳優・青木柚×伊礼姫奈×服部樹咲インタビュー。『EVOL』実写化の役作りは「私生活にも影響が」

現実に絶望し、自殺を図った3人の少年少女が織り成すドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』がDMM TVで11月3日に配信スタート。原作は漫画家・カネコアツシ氏による人気同名コミック。主人公の3人を演じるのは青木柚、伊礼姫奈、服部樹咲という注目の若手俳優だ。鬱屈した中学生を演じた3人だが、撮影は楽しく行われたよう。撮影中さながらのわちゃわちゃトークで舞台裏から互いの印象、今ハマっているモノまで語った。

(中央)青木 柚●あおき・ゆず…2001年2月4日生まれ。神奈川県出身。2016年公開の映画『14の夜』でメインキャストに選ばれる。映画『うみべの女の子』(2021)、『はだかのゆめ』(2022)、『まなみ100%』(2023)など主演作多数。ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(2023・日本テレビ系)ではキーマンとして話題を集めた。主演映画『The Night Before 飛べない天使』が12月15日(金)に公開予定。

 

【青木柚さん×伊礼姫奈さん×服部樹咲さん撮り下ろし写真】

 

「正義ってなんだろう」「とにかくワクワクだらけ」原作の魅力

(左)伊礼姫奈●いれい・ひめな…2006年2月7日生まれ。群馬県出身。4歳から俳優活動を始め、2016年にNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にレギュラー出演。2022年には1000名を超えるオーディションで映画『18歳、つむぎます』(2023)の主演に抜擢された。主な出演作にドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(2022・テレビ朝日系。2023年には劇場版が公開)、『離婚しようよ』(2023・Netflix)など。主演映画『シンデレラガール』が11月18日(土)に公開予定。

 

──原作漫画をお読みになった感想からお聞かせください。

 

青木 のめり込むように読みました! 舞台はヒーローが存在する街。ドラマで僕らが演じた3人が命を絶とうとしたときに、特殊能力が芽生えるという設定に引き込まれました。子どもと大人、善と悪といった相反するものたちの葛藤が丁寧に描かれていますし、とにかくワクワクだらけで早く続きを読ませてほしい! と思いました。

 

伊礼 絵も内容も斬新で「何で今まで読んでいなかったんだろう」と思うくらい面白かったです。しかも、いろんなメッセージが込められている。「正義ってなんだろう」と考えるきっかけになるほど、さまざまなモノを受け取りました。この実写化に出演できることが、すごくうれしかったです。

 

服部 私にとっては、漫画の面白さを教えてくれた作品です。初めて全部読んだ漫画が『EVOL』だったので、すごくインパクトが強くて。それまでは「何でみんな、ヒーロー作品にハマっているんだろう」と思っていたのですが、『EVOL』を読んで、メインキャラクター3人の個性が強くて愛おしくて、面白いなと思いました。

 

──原作に思入れが強い分、役作りで特に意識したことはありましたか?

 

青木 みんなビジュアル⾯を意識していたと思います。僕が演じたノゾミは、⽬が隠れるぐらい前髪が⻑く、映像ならではのCGや、マスクや合成などで前髪を短くする案も出ていました。ですが、その前髪もノゾミのアイデンティティーに直結する部分だと思い、こだわりたくて……ヘアメイクさんをはじめとするスタッフの皆さんの⼒をお借りして、前髪の⻑いスタイルで演じることができました。また、⾐装さんも原作そのままのTシャツを⽤意してくださり。チームで作り上げたノゾミだなと感じています。

 

伊礼 私の中でもヘアスタイルが大きかったです。漫画独特の髪型だし、実写化したらどうなるんだろうと考えていました。原作のアカリに寄せるために髪を切り、監督と一緒にビジュアルを作っていきましたね。目の強さを出すために、眉毛の角度にもこだわりました。アカリの表情を出すために、監督からは「もっと睨んで」と言われて。鏡を見てたくさん練習しました、私生活にも影響が出るぐらい(笑)。

 

服部 私も金髪にしたのが一番のポイントです。たぶんアカリはあの髪型にしたことでドーンと落ちたと思うけれど、私は金髪にすることによってギャルになりました(笑)。悪い言葉や勢いよく言うセリフが多く、監督からも「もっとギャルっぽく!」と言われるので、“マインドギャル”というのは保てるように頑張りました。

(右)服部樹咲●はっとり・みさき…2006年7月4日生まれ。愛知県出身。4歳からバレエを始め、国内外で数々の輝かしい成績を収める。俳優デビュー作となった映画『ミッドナイトスワン』(2020)で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に映画『日曜日とマーメイド』(2022)、ドラマ『競争の番人』(2022・フジテレビ系)など。映画『唄う六人の女』(2023)が10月27日(金)に公開したばかり。

 

──伊礼さんのように私生活に影響はありましたか?

 

服部 私は楽しんで生活していました(笑)。

 

青木 チャラかったです(笑)。

 

──撮影中に、一番印象に残っていることは?

 

青木 3人で空飛んだことじゃない?

 

伊礼・服部 あー……(笑)。

 

青木 あ、違うみたい(笑)。ビルの屋上にクレーンを運んで、ワイヤーで釣られて空中から3人で飛び降りたんです。あのシーンをきっかけに3人の距離が縮んだ気がしたけど……2人はどう?

 

伊礼 私はトラックで突っ込んで爆破されて、3人で笑い合うシーン。遅い時間なので寒かったし、撮影は大変だったけれど、ノゾミとサクラを見たときに、私自身も「この2人と、もっといろんなことをしてみたい」ってすごく思えたんです。金子(ノブアキ)さんも好きなシーンだとおっしゃっていました。

 

服部 言われちゃった! 私は3人で走って逃げてからの病院での屋上シーンが印象深いです。クランクインしてそんなに経っていないころで、空き時間が3、4時間あったんです。その間に、コンビニに行ってアイスを買って公園で遊んで。3人が仲良くなったのが、あの日だったと思うから。

 

青木 確かにそうだね。小中学生が遊んでいる公園で、金髪と、キノコと、前髪ギザギザの3人衆が馬の遊具に乗っているっていう(笑)。

 

服部 ブランコに乗ってから楽屋に戻りました。グッと距離が縮まった気がして、すごく楽しかったです。

 

「役者としても人間としても尊敬」高め合う若手俳優たち

 

──俳優としてのお互いの印象はいかがですか? まずは青木さんの印象から。

 

伊礼 青木さんは……って、恥ずかしいな(笑)。

 

青木 良いこと言ってよ!

 

伊礼 私は映画観賞が好きで、柚くんの作品も観ていたので、共演できるのがまずうれしかった。本人にも伝えましたけど、俳優としてすごく尊敬できる方です。実際に共演しても支えてもらいましたし、お芝居を近くで見ることができたのが一番うれしかったです。

 

青木 ありがとうございます!

 

服部 私は……。

 

青木 何詰まってるの!?

 

服部 役者としても一人の人間としても尊敬できました。周りへの気遣い、現場での居方、演技に対する姿勢を学ぶことができたので、感謝していて、仲良くなれたのがすごくうれしかったです。

 

──青木さんと服部さんから見た伊礼さんについても教えてください。

 

青木 アカリは3人の中でも深いところまで落ちていく役柄なんです。その役への密接度がすごいというか。もちろん裏側で伊礼さん自身がすごく落ちているわけではなく、僕らとも仲良く話しているんですけど、絶対に役と切り離しちゃいけない譲れない部分があるんだろうなって感じました。

 

服部 現場ではしんどいシーンを見たことがなかったので、完成作品を観て「こんなの撮ってたんだ!」って驚きました。柚くんの言う通り、アカリの闇の部分を演じる上で、譲れない部分があるのは本当に感じました。

 

青木 集中力の高さを垣間見た気がします。伊礼さんの年齢の頃の⾃分とは全然違ったなと。「無理しないでね」と思ってしまうくらい。自分も見習うべきところだなと思いました。

 

服部 3人で仲良くするときはわいわい楽しくやっているので、切り替えがすごい。3回くらい印象が変わったギャップが多い子です。会う前はしっかりしたイメージが強く、実際に会うとめちゃめちゃ可愛く、今は可愛い部分はそのまま、ひょうきんで面白い子って印象(笑)。

 

伊礼 え、ひょうきん? 今、意味を調べてもいいですか(笑)。

 

──ひょうきんの自覚はないと(笑)。では服部さんはどんな人ですか?

 

青木 自分の意思をしっかり持っているんだなと、表情からも感じました。「原作に忠実に」ということを一番大事に演じていたのが印象的です。服部さんが過去に出演した作品も拝見していましたが、サクラはどの作品とも違う役柄でしたし、素はどんな感じなのだろうとも思いました。一番年下だけど、服部さんに引っぱってもらいながら自分も演じることができた気がします。

 

伊礼 とても頼っていたし、心の癒やしを樹咲に求めていた気がします。現場にいるだけですごく落ち着くし、映像になると画になるし。独特な空気をまとっていて、包んでくれるような優しさを持っている方です。年齢は一つ下なんですけどね。

 

服部 うれしいです! 柚くんが言ってくれた「どの作品とも違う役柄」っていうのは今回、自分ではあまり自信がないところだったので。

 

青木 リップサービス、リップサービス(笑)!

 

服部 うわー残念(笑)!

 

NewJeans、BMSGからスイーツまで。10~20代が熱く語るモノ

 

──撮影中に流行っていたモノ・コトなどありましたか?

 

青木 NewJeansじゃない?(※韓国の5人組ガールズグループ)

 

服部 現場で踊っていたね。

 

伊礼 衣装がNewJeansに似ていて。撮影場所の雰囲気もエモくて、画になるところだったから「なんか踊りたくなっちゃうよね」って。

 

青木 その踊っている姿を見て、ひょうきんだなって思った(笑)。白い衣装と、病院の屋上のちょっと緑赤がかった照明を見て「NewJeansぽくない?」って。

 

──現場がNewJeansのミュージックビデオみたいだったんですね。

 

服部 そう、MVごっこしていました。

 

青木 韓国語も流行ったね。

 

伊礼 樹咲が喋れるんです。それに憧れて、喋れるようになりたいねって。

 

服部 ちょっとずつ教えました(笑)。韓ドラがすごく好きで、1年間ずっと見つづけていたらわかるようになりました。

 

青木 撮影が終わるまでにペラペラになるんじゃないかと言っていたけれど、全然ならなかったです(笑)。

 

──GetNavi webということで、今皆さんがハマっているモノも教えてください。

 

伊礼 ドーナツ! 2人におすすめのドーナツ屋さんを調べてきました! 2人は私よりも甘いモノを食べないタイプなので、甘さ控えめでパンに近い、でもちゃんとドーナツっていう、麻布十番にある「ダンボドーナツ」をおすすめします。

 

──美味しいドーナツは、インターネットで調べるんですか?

 

伊礼 はい。調べて実際に行って食べて、レポートを書いてます。私しか見られないですけど(笑)。

 

青木 えっ、それはお仕事に繋がるんじゃない?

 

伊礼 本にできるくらい食べに行きたいですね。甘いものを手で食べられるのが一番の幸福! 輪っかの真ん中に達する瞬間が一番好きで、そのためにドーナツを食べています。

 

──青木さんと服部さんはいかがですか? 趣味でも!

 

服部 趣味ほどではないけれど、最近始めたのは、おからパウダーで作る蒸しパン。タッパーにおからパウダーと卵、牛乳を入れてチンすればできます。それだけだと味がないから、焼いたお肉や野菜を上に乗せて食べています。

 

伊礼 体に良いコトしてる!

 

服部 手間がかかるから暴食防止になるし、ヘルシーでボリュームもあるんです。作り方はYouTubeで知りました。ダイエット系のパンレシピを上げている方がいて、いろいろ種類があるんですよ。バナナと、自分で作った甘くないクリームを乗せて、ラップで包んで切って断面がきれいなサンドイッチも作りました。

 

青木 僕はBE:FIRSTが所属しているBMSGという事務所です。「Be MySelf Group」の略で、「⾃分が⾃分のまま輝ける場所」という意味もあって。グループはもちろん、同世代のラッパーやシンガー、デビューを控えているトレーニーもいるのですが、その全員が唯⼀無⼆の輝きを持っていて。提供楽曲でさえも、⾃分ゴトのように表現されている様が、脚本を演じる⾃分にとって刺激的で……。

 

伊礼 熱がすごい。本当にハマってるんだね。

 

青木 それぞれの⼈間性が反映された⾳楽がすごく魅⼒的なんです。俳優は⾃分を表現するというより、役と向き合って演じる存在だけど、アーティストは⾃分⾃⾝を表現することが多いじゃないですか。BMSG は「⾃分はこうありたいんだ」っていうものを強く⾒せてくれるんです。

 

──熱く箱推ししてるんですね。

 

青木 BMSG を観ていると「⾃分もこうありたい」と、強く思えるというか。演技をしていないときの、⽇常⽣活の⾃分も⼤事にしたいなと。⾃分を⽀える⼤きな柱の⼀つがBMSG なんです。

 

ドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』

DMM TV 11月3日(金)配信開始

 

【ドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
監督:山岸聖太『正しいロックバンドの作り方』『もっと超越した所へ。』
出演:青木柚 伊礼姫奈 服部樹咲 金子ノブアキ 芋生悠 占部房子 西田尚美・石黒賢(特別出演)安田顕
原作:カネコアツシ『EVOL(イーヴォー)』(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
主題歌:Tempalay「Superman」(作詞、作曲:小原綾斗、編曲:Tempalay)

 

(STORY)
世の中に絶望し、自殺を図った3人の少年少女。病院で目を覚ますと彼らの身には、不思議な「異能力」が宿っていた。 その力は「ヒーロー」と呼ばれる、血統でのみ継がれる「正義の味方」しか持ち得ないはずのものだった──。

ムロツヨシ×平手友梨奈『うちの弁護士は手がかかる』第2話の見逃し配信が220万再生を突破

ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分)第2話の見逃し配信が220万再生を突破した。

『うちの弁護士は手がかかる』左から)ムロツヨシ、平手友梨奈 ©フジテレビ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。

 

そんな本作の第2話(10月20日放送)の無料見逃し配信が220万再生を突破(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。10月30日時点)。なお、第1~3話の放送は現在、TVer、FODで見逃し配信中。

 

11月3日(金・祝)放送の第4話では、難解な刑事裁判の弁護を引き受ける蔵前・杏の“くらあん”と、そこに新たに加わる山崎慶太(松尾諭)。果たして、3人は真実にたどり着くことができるのか。

 

第4話(11月3日放送)あらすじ

蔵前勉(ムロツヨシ)たち「香澄法律事務所」の面々は、天野杏(平手友梨奈)が同僚たちの名前を覚えていないことを知って驚く。パラリーガルの丸屋泰造(酒向芳)や岩渕亮平(日向亘)、先輩弁護士の辻井玲子(村川絵梨)だけでなく、何と蔵前の名前も覚えていなかったのだ。蔵前は、相手のことを知り、情報を共有することで分かり合えてスムーズに仕事もできるようになる、と杏に助言するが…。

 

そんな折、杏は所長の香澄今日子(戸田恵子)に呼ばれ、山崎慶太(松尾諭)が手がけている強盗致死事件の裁判員裁判に協力するよう命じられる。今日子は、裁判員裁判は見栄えのいい人が有利という理由で、杏と山崎が協力して裁判に臨むように指示する。

 

被告人は30歳の日雇い派遣労働者・木原健太(戸塚純貴)。木原は、深夜人けのない路上で被害者の後藤敦(伊藤孝太郎)と肩がぶつかったと口論に。もみ合ううちに階段から転落した後藤は頭を強く打ち、病院へ搬送されたもののその後死亡。一度はその場から逃亡した木原は後に自首していたが、現場から後藤の財布とスマートフォンがなくなっていたことから、検察は強盗致死として木原を起訴していた。

 

山崎は、量刑が軽い傷害致死を主張するつもりだという。ところが杏は、このケースは強盗致死だといい、金品を奪ったことを認め、自首したことをアピールして減刑を狙うと言い出し…。

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』

フジテレビ系

毎週金曜 午後9時~9時58分

 

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか

 

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)

 

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)

おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)

西垣匡基(映画「犬、回転して、逃げる」(監督・脚本)、「さよなら、ハイスクール」ほか)

中園勇也(『100万円の女たち』『トレース~科捜研の男~』(脚本協力)、『元彼の遺言状』)

音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)

演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)

相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

台本イラスト:藍にいな

 

制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/

公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx

公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

公式TikTok:@uchiben_kin9_cx

 

©フジテレビ

田村健太郎&福田麻貴が『時をかけるな、恋人たち』でお笑いコンビ役に!吉岡里帆も絶賛の第4話に登場【コメントあり】

吉岡里帆が主演を務め、永山瑛太が共演する『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~11時30分)の第4話(10月31日(火)放送)に、田村健太郎と福田麻貴(3時のヒロイン)がゲスト出演。両名と吉岡からコメントが到着した。

 

本作は、時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本によるタイムパトロール・ラブコメディ。主演の吉岡里帆は令和の時代を生きる主人公・常盤廻役、彼女の恋の相手となる未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔を永山瑛太が演じる。

 

毎話、時をかけてくる恋人たちの役で登場するバラエティに富んだゲストも話題の本作。第1話では、23世紀人の青年と令和のミュージシャンの恋を、泉澤祐希&ドラマ初出演となるシンガーソングライター吉澤嘉代子が演じ、第2話では過去に逃避行してきた教師と生徒の禁断の恋を、鳴海唯&南出凌嘉が演じた。

 

そして先週10月24日放送の第3話で、23世紀のカタブツ女子と彼女が本気の恋をしてしまうホストを演じたのが、清水くるみ&吉村界人。どの回も「コメディーなのに、なぜか泣けてキュンとする…」と評判になっている。

『時をかけるな、恋人たち』(c)カンテレ

 

10月31日放送の第4話で廻と翔が取り締まるのは、23世紀からやってきた売れないお笑い作家と、令和を生きる女芸人との許されざる恋。主演の吉岡に「『トキコイ』(『時をかけるな、恋人たち』)の印象に残っている回は?」と聞いたところ、「私は、4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です」とこの回をセレクト。

 

「『トキコイ』は、5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。6話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、7話からは自分たち自身の話になります。その中でも4話は、1人で進むことも肯定する回。“恋っていいよね!”っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です」と、推しである理由を明かしている。

 

そんな4話で未来からやってきた長期滞在中の違法タイムトラベラー・池浦トシを演じるのは、田村健太郎。売れない作家だったトシは、令和の世界で舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中になっていた。そんなトシの相方・水戸桜を演じるのは3時のヒロイン・福田麻貴で、2人は恋愛関係にあるという設定。

 

田村は役どころについて「トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。そのトシのマインドはすごく分かります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そしてそこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。作中ではそれは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります…」と共感しながら演じることができた様子。

 

一方の福田は「芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。水戸桜は一人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、けなげでちょっと痛々しいです。めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです」と笑顔を見せた。

『時をかけるな、恋人たち』(c)カンテレ

 

田村と福田はリアリティーを出すために漫才の練習なども重ねたと言い、田村は「福田さんは漫才の時もこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分すごくトーンを調整してくれましたし、バランスを取ってくれてたんじゃないかと思います。優しくしていただきました」と。

 

また、「福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごくスベッてることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。そこら辺が、ああーやっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだなっていうのをつくづく感じました」と福田について語った。

 

福田は「普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです」と感想を。

 

田村については「1回目の打ち合わせからツッコミがうまくてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に“もう1回合わせときましょか”と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした」と撮影の裏話も披露した。

 

最後に、4話の見どころについて、田村は「恋人との記憶や生活がきれいに消されてしまうっていうさまを廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。現場でも、せりふにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのがすごく伝わってきたので、あれがどういうふうにドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです」。

 

そして、「このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティーに急にハッとさせられるんです。そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!」とコメントを。

 

福田は「第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。面白くて切ないラブストーリーです!」とメッセージを寄せた。

吉岡、田村、福田によるコメント全文は以下を参照。

 

吉岡里帆 コメント

◆『トキコイ』の印象に残っている回は?

私は、4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です。『トキコイ』は5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。6話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、7話からは自分たち自身の話になります。その中でも4話は、1人で進むことも肯定する回。「恋っていいよね!」っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です。

 

田村健太郎 コメント

◆池浦トシの役どころ&演じられての感想は?

トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。そのトシのマインドはすごく分かります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そしてそこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。作中ではそれは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります…。

 

◆相方役の福田麻貴さんと、リアリティを出すために漫才の練習なども重ねられたと伺いました。福田さんの印象や、何か撮影時、練習時のエピソードなどもあればお願いします。

福田さんは漫才の時もこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分すごくトーンを調整してくれましたし、バランスを取ってくれてたんじゃないかと思います。優しくしていただきました。あと、福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごくスベッてることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。そこら辺が、ああーやっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだなっていうのをつくづく感じました。

 

◆田村さんが思う第4話の見どころは?

恋人との記憶や生活がきれいに消されてしまうっていうさまを廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。現場でも、せりふにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのがすごく伝わってきたので、あれがどういうふうにドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです。

 

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティーに急にハッとさせられるんです。

そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!

 

福田麻貴 コメント

◆水戸桜の役どころ&演じられての感想は?

芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。水戸桜は一人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、けなげでちょっと痛々しいです。めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです。

 

◆相方役の田村健太郎さんとは、リアリティを出すために漫才の練習なども重ねられたと伺いました。「漫才シーンを演じる」というので、普段、臨まれているのとは違いましたか? また、田村さんの印象や、何か撮影時、練習時のエピソードなどもあればお願いします。

普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです。

田村さんは、1回目の打ち合わせからツッコミがうまくてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に「もう1回合わせときましょか」と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした。

 

◆福田さんが思う第4話の見どころは?

第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。

 

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

面白くて切ないラブストーリーです! お楽しみください。

 

第4話 あらすじ

「廻が好きだ、付き合ってほしい」――翔(永山瑛太)に告白された廻(吉岡里帆)は、いずれ記憶を消されると知りながらも翔の気持ちを受け止めようとしていた。迎えた浅草での初デートの日、廻は翔と過ごす時間が思いのほか楽しく、浮かれている自分に気づく。しかし、浮ついた心は仕事上で思わぬミスを生み、激しく落ち込む。
そんな中、タイムパトロール隊は池浦トシ(田村健太郎)という長期滞在の違法タイムトラベラーを発見し、彼が時をかけて多くの人に認知されていることを問題視する。23世紀で売れない作家だったトシは、令和の世界で舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中。廻もファンの1人で、翔とのデートでも彼らの漫才を見たばかりだった。さらに厄介なことに、トシは相方の水戸桜(福田麻貴)と恋愛関係にあるという。
早速、廻と翔はトシの元へ向かおうとするが、その矢先、廻は天野(伊藤万理華)から任期があと1週間だと告げられる。当然、タイムパトロールの職務が終われば廻の記憶は消されてしまう。翔はそれでも必ずまた廻に会いにくると熱のこもった言葉で語りかけるが、対する廻はどこか冷静で…。
確保されたトシは、隊員たちを前に、何とか桜と一緒にいられないかと食い下がる。しかし万一、2人がお笑い芸人としてブレイクすれば、未来は変わってしまう。時を超えた恋に浮かれ、今を見失ったトシに自分の姿を重ねた廻は、桜の芸人としての未来を心配するトシに、ある提案を持ちかける。さらに、自身の恋にも決着をつけることを決めた廻は、翔にあることをお願いして…。

 

番組情報

火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後11時~11時30分

出演:吉岡里帆、永山瑛太、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:王舟
主題歌:Chilli Beans.「I like you」 (A.S.A.B)
オープニング曲:PEOPLE 1「ドキドキする」 (Sony Music Labels)
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
監督:山岸聖太、山口淳太
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

(c)カンテレ

齊藤京子「クランクアップ後に見たら、絶対泣きます!」初単独主演作『泥濘の食卓』撮影に密着したオリジナルコンテンツが配信

配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』より、episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」がTELASA(テラサ)にて独占配信スタート。齊藤京子からコメントが到着した。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

日向坂46・齊藤京子が初の単独主演で挑む、新進気鋭の漫画家・伊奈子の話題作を初のドラマ化した『泥濘の食卓』。齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえに真っすぐな愛が度を越えていき…。深愛は愛する店長だけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄り、徐々にこの家族へと寄生――やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描く物語だ。

 

10月21日に待望の初回放送を迎えて早くも多くの反響を呼んでいる中、配信オリジナルコンテンツ『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』の第1弾「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」の配信がスタートした。

 

その名の通り、本コンテンツでは初の単独主演にして衝撃作に挑む齊藤に完全密着。プレッシャーの中でどのように撮影に挑んでいったのか、撮影の裏側を余すところなく大公開していく。

 

第1弾では、本読みからリハーサルなどクランクイン前の姿から、緊張の中で迎えるクランクインまでを中心に、齊藤が主人公・深愛という役に真っ向から向き合い、作り上げていく日々を追う。そこには本編では決して見られない齊藤の表情はもちろん、クランクイン前からクランクイン後の変化していく様子まで、貴重な姿が続々と披露されることに。

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』(c)テレビ朝日

 

最初は「本当に頑張らないと…という責任はすごく感じています」とプレッシャーを口にし、不安な様子を見せていた齊藤。期待と不安が入り混じったような笑顔から緊張感が伝わってくる。

 

それでも芝居に関する疑問や不安に感じていることを安里麻里監督に積極的に質問し、リハーサルでは安里監督から出される優しくも鋭い演出に対して一生懸命吸収しようと何度も挑むなど、真っ向から深愛という役に向き合い、丁寧に作り上げていく。そんな齊藤の姿を見た安里監督からも「ワクワクしています」と期待がかかる。

 

密着ではほかにも、緊張の中で迎えるクランクインの日に最初に挑んだ本番での姿や、超重要シーンで試練の撮影に挑む姿などをつぶさに追っていく。さらに、クランクイン以降の齊藤は驚くほどの変化を見せ始め…。撮影の合間には、おちゃめな笑顔を見せるひと幕も。

 

齊藤は「密着では常にカメラが回っていて、自分でも記憶がないこともいっぱい記録されていると思うので、私も楽しみです!」と語る一方、「クランクアップ後に見たら、『あの頃は…』と思いが込み上げてくると思うので、絶対に泣きます!」と早くも撮影後の心境も見据えていた。

 

本編では純粋で真っすぐすぎる愛を持つがゆえに“史上最恐の純愛モンスター”となってしまう深愛役で新境地を披露し、密着では真っすぐすぎるほどに一生懸命に役に挑む姿を見せる齊藤。配信オリジナルコンテンツでは、物語とはひと味違う齊藤の姿を楽しむことができる。

齊藤によるコメントは以下を参照。

 

齊藤京子 コメント

『泥濘の食卓』の主演をやらせていただけるだけでも夢のようなお話で、さらにTELASAで完全密着していただけると聞いて、「何が起きているんですか?」と少し混乱したほどで…(笑)。感無量です。普段はグループで活動しているので、今回のドラマで密着をしてもらい、ドキュメンタリーとして配信されるのはうれしいですし、素晴らしい共演者の方々もたくさん出演されているので、多くの方に見ていただきたいです。

episode1では、リハーサルなどクランクインするまでの役作りの様子が中心なのですが、クランクアップ後に見たら泣いちゃいますね。今見ても泣くと思うんですけど、クランクアップ後を想像すると、「あの頃は…」という思いが込み上げてくると思うので、絶対に泣きます!

ドラマ本編は、作品として見ていただきたいのですが、撮影現場はとても明るくて、いつも笑い声に包まれているので、TELASAでは撮影の裏側を楽しんで見ていただきたいなと思います。密着では常にカメラが回っていて、自分でも記憶がないことも記録されていると思うので、私も楽しみです。

『泥濘の食卓』の本編を見た後にドキュメンタリーを見ることで、物語にのめり込んで緊張した感情が、元に戻ると言いますか、とても温かいほっこりした気持ちになっていただけると思います。私も本編と同じくらい楽しみなので、皆さんも一緒に見てぜひ楽しんでください!

 

番組情報

『完全密着!泥濘の食卓の軌跡―女優・齊藤京子のすべて―』
episode1「齊藤京子と捻木深愛 二人の女の子」
2023年10月21日(土)『泥濘の食卓』第1話放送終了後から独占配信スタート
https://www.telasa.jp/series/13983

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

ドラマHP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

(c)テレビ朝日

矢吹奈子が『恋愛のすゝめ』に出演決定!主人公・鳳(綱啓永)が恋に目覚める運命の相手役 橋本じゅん、竹中直人も登場【コメントあり】

綱啓永が連続ドラマ単独初主演を務める、11月21日(火)放送・配信スタートのドラマストリーム『恋愛のすゝめ』(TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分)に、矢吹奈子、橋本じゅん、竹中直人の出演が決定。コメントが到着した。

『恋愛のすゝめ』に出演する矢吹奈子、竹中直人、橋本じゅん©『恋愛のすゝめ』製作委員会

 

本作は、勉学だけにまい進すべきと教えられ、娯楽の類いは一切禁止!特に恋愛行為は最大の禁忌とし、発覚したら即刻退学!という厳格な名門進学校で育ち、人生の全てを勉強に捧げてきた主人公・鳳啓介が、偶然出会った女性に生まれて初めての恋をしてしまうことから始まる“大袈裟・大真面目ラブコメディ”。

 

主人公の鳳啓介役を綱啓永が演じ、鳳の禁断の恋に振り回されるクイズ研究会の仲間として、本田響矢、一ノ瀬ワタル、若林時英、ひょっこりはんの出演が決定している。

 

このたび、鳳が恋に目覚める運命の相手・高田華子を矢吹奈子、鳳が敬愛し心の師と仰ぐ天才教授・大山秀弥を橋本じゅん、そして、鳳の恋の最大の障壁となる開明学院の厳格な校長・龍崎豪哲を竹中直人が演じることが決定した。

 

矢吹が演じる華子は本作のヒロインで、私立成和高校に通う女子高生。りんとした高嶺の花でありながら、誰に対しても分け隔てなく接する女性。鳳はひょんなことから華子と出会い、そのかれんさと優しさに一瞬で恋に落ちてしまう。

 

矢吹は「HKT48」と「IZ*ONE」の2つのグループ活動を経て、本格的に俳優業をスタート。映画「向田理髪店」やテレビドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』など多数の映像作品に出演している一方、バラエティ番組やラジオパーソナリティとしても活躍中だ。

 

「劇団☆新感線」をはじめ、数々の舞台やミュージカルに出演している橋本が演じる大山はノーベル賞を歴代最多の4度受賞している天才教授で、鳳が尊敬してやまない心の師。

 

しかし、学生時代はプレイボーイで恋愛に熱中していたと雑誌のインタビューで語ったことで、鳳に衝撃を与える。鳳が華子に一目ぼれをしてからは、イマジナリーフレンド(※空想の友人)ならぬイマジナリー教授としてたびたび姿を現し、恋に迷走する鳳を導いていく。

 

『君の花になる』以来のTBSドラマ出演となる竹中が演じるのは、鳳の親友である龍崎賢司(本田響矢)の父・豪哲。鳳たちが通う開明学院の校長であり、名門進学校の伝統と格式を守ることに人生を捧げ、規律を乱す生徒には容赦のない制裁を。勉学の妨げとなる恋愛を厳しく取り締まっている。

 

矢吹奈子 コメント

私が演じる高田華子は、成和高校に通う高校3年生の女の子です。頭も良くて家柄や性格、どれを取っても完璧なので、演じるにあたって完璧な女の子であり続けないとなと思っています。ずっと勉強だけをしてきた鳳君が華子にどんなアプローチをしていくのかというところも見どころですし、そんな鳳君と、私が演じさせていただく華子にどんな恋愛の展開があるのか!?ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います。『恋愛のすゝめ』ぜひご覧ください!

 

橋本じゅん コメント

これまでに何度もご一緒させていただいた、とても信頼のできる大好きな岩崎(愛奈)プロデューサーからのオファーだったのですごくうれしかったです!僕が演じる大山は七変化のようなキャラですので、思い切り大きく演じて監督に調整をお任せしています(笑)。大山のノーベル賞4度受賞の境地は、一度沼にハマったらこれが正義!とばかりに周りがよく見えなくなる僕と根本は似ているのかも? と思い込んで頑張っています。

 

CGでやるようなシーンを実際に演じてみたり、お好きに料理してくださいという覚悟を持って臨んでいますので、皆さんに楽しんでいただけたら幸いです!

 

竹中直人 コメント

なんと!恋愛絶対禁止!の学校の校長先生の役!これはかなり恐ろしい撮影現場になるな…と恐怖に震えました。もうすでに撮影中ですが、くるぶしの先っちょがかゆくなるような興奮を覚えております。悪魔の沼から突如現れた人食いワニに優しく見つめられた、か弱き子羊のような感じかな? 橋本じゅんさんはドクトクな俳優ですね。あのドクトクな顔とドクトクな声を聞くだけで、なんだか心の片隅に黄色いさくらんぼを放り込まれたようなドクトクな気持ちになります!脱脂綿に染み込んだオリーブオイルのようなにおい立つお芝居を目指し、とにかく頑張ります!

 

番組情報

ドラマストリーム『恋愛のすゝめ』

TBSほか

2023年11月21日(火)スタート

毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

 

<配信>

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

 

<キャスト>

綱啓永、本田響矢、一ノ瀬ワタル、若林時英、ひょっこりはん

矢吹奈子/橋本じゅん、竹中直人

 

製作:『恋愛のすゝめ』製作委員会

制作プロダクション:TBSスパークル

脚本:中屋敷法仁、宮本武史

企画・プロデューサー:伊東祥宏

プロデューサー:岩崎愛奈、松田礼人

配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織

演出:伊東祥宏、松田礼人、府川亮介

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/

公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs

公式Instagram:@tbs_drama_stream

公式TikTok:@drama_stream_tbs

 

©『恋愛のすゝめ』製作委員会

大原優乃「生徒たちとはお菓子交換をしたり、恋バナしたりしました(笑)」シリーズ最新作「おいしい給食 season3」

市原隼人さん主演で送る、映画化もされた人気ドラマシリーズ最新作「おいしい給食season3」が放送中。今作からヒロインとして大原優乃さんが参加しています。新たな給食マニアの教師VS給食マニアの生徒の戦いの舞台は函館の中学校。学校給食を愛してやまない中学教師・甘利田(市原)を尊敬する英語教師・比留川愛を演じる大原さんに、撮影で食べたおいしい〇〇〇パンの話や、生徒たちとの楽しい思い出などを語ってくれました。

 

大原優乃●おおはら・ゆうの…1999年10月8日生まれ、鹿児島県出身。NHKEテレ「天才テレビくんMAX」のオーディションに合格し、ダンス&ボーカルグループ、Dream5のメンバーとしてデビュー。Dream5の活動終了後は、グラビアやドラマなど幅広く活躍中。現在、ドラマ「秘密を持った少年たち」(日本テレビ系)にヒロイン・吉野ユキ役で出演している。X(旧Twitter)InstagramYouTube

【大原優乃さん撮り下ろし写真】

 

二人の噛み合わない感じが、この作品に合っているんじゃないかな

──「おいしい給食」は2019年に始まった人気シリーズです。シーズン3から参加することが決まったときの心境はいかがでしたか。

 

大原 たくさんの方に愛されている「おいしい給食」に参加できることをとても光栄に思いました。主演の市原隼人さん、綾部真弥監督をはじめ、シーズン1、シーズン2と参加されてきた皆さんに負けないくらいの作品愛を持って現場に入らせていただこうと、「おいしい給食」の世界観を理解するために、改めて過去作品をすべて拝見しました。

 

──大原さんが演じられた比留川愛先生は帰国子女の英語教師です。どんな役作りをされましたか。

 

大原 80年代の物語なので、髪形を聖子ちゃんカット風にしたり、服装や小道具もすべて昭和っぽく用意していただき、言葉遣いや所作もその時代に合わせるところから役を作っていきました。それと比留川愛先生は、先生らしくない、ちょっと頼りないキャラクターなんです。市原さんのまくし立てるような早口の芝居が印象的だったので、対照的にゆったりした口調のヒロインになるように作っていきました。二人の噛み合わない感じが、この作品に合っているんじゃないかなと思ったので。

(C)2023「おいしい給食」製作委員会

 

──髪形も服装もリアルに80年代っぽい感じでした。80年代風のファッションを身に付けた感想を教えてください。

 

大原 この作品に携われているすべての方が、「おいしい給食」という作品が大好きなんだなって思いました。衣装にも小道具にも、愛が込められていて、その1つひとつを使わせていただいたことによって、愛先生という役を作ることができたと思っています。

 

どんなときも私を信じて、大きな器で受け止めてくださる優しさに救われた

──市原さんがテンション高く、おいしそうに給食を食べるところも見どころだと思います。市原さんと共演した感想をお聞かせください。

 

大原 今回が初共演でした。どんなときも私を信じて、大きな器で受け止めてくださる優しさに救われていました。お芝居の相談をすると、「優乃ちゃんがやりたいように、自由にやっていいよ」っておっしゃってくださるので、いろんな角度から挑戦させてもらうことができました。その全てを大きくして返してくださるので、ありがたい分、私もちゃんとしたものをお芝居で渡さなければいけないといい緊張感がありました。

 

──比留川先生は楽しそうに給食を食べる甘利田先生をのぞき見てから、尊敬の目で見るようになりました。比留川先生は甘利田先生のどんなところを尊敬したのだと思いましたか。

 

大原 私も甘利田先生のどんなところを尊敬したんだろうって、探りながら役に入りました。でもあるシーンで甘利田先生は真っすぐで嘘がない、その姿に愛先生はいつも救われているんだろうなって、市原さんの芝居を通して感じたんです。それからは純粋に甘利田先生を想うことができるようになりました。

 

私の場合は笑い声だけ大きいみたいです(笑)

──帰国子女の愛先生は「英語なら怒鳴れるんです」と劇中で言っていましたが、大原さんは普段大きい声を出すことはありますか。

 

大原 会ってみると意外と静かだねって言われます。明るい役や笑顔の写真が多いので、元気な印象を持っていただくことが多いんですけど、人見知りなので普段は静かなほうです。私の場合は笑い声だけ大きいみたいです(笑)。

 

──愛先生が英語なら大きい声が出せるように、「これがあれば」はっきり言えるんだけどというものはありますか。

 

大原 時間があれば(笑)。作品に入ると、最初は人見知りしてしまって、市原さんにも緊張し過ぎて、「最初怒っているのかと思った」って言われてしまいました。そのぐらい人見知りですけど、時間があれば……。そこは直したいところでもあります。

 

──大原さんご自身の給食の思い出を教えてください。

 

大原 小学校の頃、食べるのがとても遅くて、昼休みになっても1人残って食べている生徒でした。当時はあまり食に興味もなくて。だから当時、甘利田先生に出会えていたらなって思います。

 

──好きなメニューはありましたか。

 

大原 揚げパンとABCスープです。アルファベットの形をしたパスタが入っているポトフみたいなスープでした。

 

──撮影で食べておいしかったのは?

 

大原 コッペパンです。「おいしい給食」のコッペパンは、お芝居がしやすいようにと、この作品のために考慮されて作られているものなんです。市販のものより2倍くらい大きくて、お芝居がしやすい硬さになっています。味もミルク風味で、ほんのり甘くてすごくおいしいんです。撮影でコッペパンが余るとスタッフさんたちの間で争奪戦になっていました(笑)。フードコーディネーターさんが作ってくださる給食は、どれも本当においしいです。給食のシーンは昼休の前に段取りをして、昼休の後に本番を撮るんですが、みんなお弁当を我慢して給食を食べるぐらいでした(笑)。

(C)2023「おいしい給食」製作委員会

 

──甘利田先生の食べっぷりは近くでご覧になっても気持ち良さそうですね。

 

大原 私は食べるお芝居が一番難しいと思っています。食べ物を美しく見せながら、その役として表現されている市原さんのお芝居を見せていただいて、本当にすごいなって改めて尊敬しました。

 

先生らしくなかった愛先生がどのように成長していくのか、ぜひご覧になってください

──中学生ぐらいの世代の子が多い現場だと思いますが、現場の雰囲気はどんな感じでしたか。

 

大原 今回が初の教師役でした。今までたくさんの生徒役をやらせていただいた分、先生役はとてもプレッシャーでした。自分に務まるのかなって不安があったんですが、生徒の皆さんが私を先生にしてくださったなと思っています。休憩時間に「愛ちゃん、愛ちゃん」っていつも話しかけてくださって、お菓子交換をしたり、恋バナをしたりしました(笑)。クランクアップのときは、生徒の皆さんが市原さんと私にサプライズで寄せ書きをプレゼントしてくださって、涙が止まりませんでした。

 

──では改めて「おいしい給食 season3」の見どころを教えてください。

 

大原 給食を通して数々のドラマが展開されていきます。私が演じた愛先生に関しては、最初は先生らしくなかった彼女が、全10話を通して、どのように成長していくのか、ぜひご覧になってください。

 

ちょっとでも時間があれば愛車に触りに行くくらいです

──ここからはモノ、コトに関することをお聞かせください。今、サウナと車にハマっていらっしゃるそうですね。

 

大原 サウナは3年前、コロナ禍の前からハマっています。そのときに入っていた作品が、私以外全員サウナーで、空き時間に現場の近くのサウナをいつも調べていたんです。好きなものをお話されているときって、一番魅力的ですよね。共演者の方々からお話を聞いて、自分も行ってみたらハマってしまいました。

 

──1人で行くことが多いんですか。

 

大原 1人で行くときもあれば、友達と行くこともあります。その日の体調や行くサウナに合わせて、今日は何分まで入ろうかなって時間調節するようにしています。あと車の話にも繋がるんですが、車が届いたので、弟とドライブして、新規開拓をしたりもしています。

 

──車はもともとお好きだったんですか。

 

大原 今年の1月に免許を取ったばかりです。今は作品に入っているので、誰かとドライブに行ったりできないんですが、ジムに行くときによく運転したり、親友が犬を飼っているので、お家まで迎えに行って、夜の代々木公園を散歩しました。

 

──免許を取ったら車は買おうと決めていらっしゃったのでしょうか。

 

大原 そうですね。ペーパードライバーになる前に買いたいって思っていました。私は鹿児島県出身で、車社会で育ったんです。人混みが苦手で自然が恋しくなることもあるので、休日は弟を連れて、自然に癒されたくて車で出かけることもあります。

 

──「これだ」って思う車にはすぐめぐり合えたのですか。

 

大原 試乗しに行くまでが長かったですね。もともと車をそんなに知らなかったので。でも凝り性なところがあるので、全部調べて知った上で、「これかな」って思ったものがあり、1回試乗して決めました。それが今の愛車でひと目ぼれしました。

 

──ポイントは何だったんですか。見た目? それとも乗りやすさ?

 

大原 どっちもでした。親の意見は聞きませんでした(笑)。「こっちの色がいいんじゃない?」って言われましたけど、結局乗るのは自分だから。私は長く愛せるものがいいな思ったので、内装の色をカスタムしたりしましたけど、全部自分で決めました。

 

──車に対する愛情が深まっていそうですね。

 

大原 ちょっとでも時間があれば愛車に触りに行くくらいです。作品に入っている間は我慢しているんですけど(笑)。

 

 

 

おいしい給食season3

10月9日よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12 トゥエルビ、TVerほかにて順次放送中

【「おいしい給食season3」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:綾部真弥、田口桂
脚本:永森裕二
出演:市原隼人
大原優乃、田澤泰粋、栄信
六平直政、いとうまい子、高畑淳子、小堺一機

(C)2023「おいしい給食」製作委員会

 

撮影/河野優太 取材・文/佐久間裕子

菅生新樹「鈴木亮平さんは言葉一つひとつの言葉の重みと深みが、僕たちと全然違う」日曜劇場『下剋上球児』

鈴木亮平さんを主演に加え、数々のヒット作を生みだしてきた新井純子プロデューサーと塚原あゆ子監督のコンビによる初の日曜劇場作品としても注目を集めるドラマ『下剋上球児』。弱小野球部のキャプテン・日沖誠役を演じている菅生新樹さんは、実は野球は全くの初心者だったと言います。半年に及ぶ球児のオーディションを通して、野球の楽しさを知ったと語る菅生さんに、オーディションからこれまでをお話いただきました。

 

菅生新樹●すごう・あらき…1999年8月26日生まれ、大阪府出身。2022年LINE NEWS VISONの縦型ドラマ『トップギフト』でドラマ初挑戦、俳優として本格デビューを果たし、ドラマ『初恋の悪魔』で話題に。その後、主演ショートムービー『イカロス片羽の街「豚知気人生」』や主演ドラマ「凋落ゲーム」、「なれの果ての僕ら」などに出演。X(旧Twitter)Instagram

【菅生新樹さん撮り下ろし写真】

野球ってこんなに楽しいんだって、オーディションということを忘れるぐらい

──日沖誠はオーディションでつかんだ役。オーディションの様子はU-NEXTで先行配信されていましたが、決定した瞬間は涙ぐんでいらっしゃいましたね。

 

菅生 安堵の涙でした。発表のときは役名を言われただけでしたが、僕にはキャプテンというわかりやすい情報があったので、「うわ、僕がキャプテンできるんだ」と思ったら、素直にうれしくて。みんなをまとめるキャプテンを任せてもらえるんだってうれしさと同時に、不安もありましたけど、より頑張らなきゃって思いました。

 

──オーディションは半年間かけて行われたそうですが、大変だったことはありましたか。

 

菅生 まずオーディション期間が長いのが大変でした。他のお仕事もやりながらだったので。でも一番大変だったのは野球の練習ですね。3次が野球の実技審査で、それが僕にとっては一番の壁でした。その壁をどうやって乗り越えようか考えて、実際に高校野球のコーチをしている友達がいたので、オフの日に一緒に練習してもらって。動画で確認してアドバイスしてもらったりしました。でも、今思うとそれも大変というよりは楽しかったんですよね。ただその頃の気持ちとしてはすごく怖かったんです。それ以外は大変だったことはあんまり記憶がないんですよね(笑)。

 

──楽しいことの方が多かった?

 

菅生 オーディションではありましたけど、実技審査中もすごく楽しくみんなとはしゃいで、大人数の仲間たちでスポーツをするって感覚でした。良いプレーをしたらみんなでハイタッチしたり、声を出したり。自分は下手でノックが全然取れないんですけど、取れなくてもみんなが声を出して盛り上げてくれるし、僕も盛り上げました。そうしようって話し合ったわけじゃなくて、自然とそうなったんです。野球ってこんなに楽しいんだって、オーディションだってことを忘れるくらい楽しんでいました。逆にそういうところが評価に繋がったと言っていただきました。

 

愛を持っている人物だから頼りたくなる……そういう存在かな

──半年間一緒に戦ってきた仲間たちはどんな存在になっていますか。

 

菅生 野球部のメンバーはライバルであると同時に、お互いに刺激し合える関係で、ちゃんと相談もできる間柄になりました。言いづらいこともあると思うんですけど、「自分はこうしたいから、こうしてくれ」とみんなで言い合えるんです。甲子園球児だった人もいるので、「自分にはこういうシーンがあるんだけど、実際の野球だとどうなのかな」って、わからないことがあれば素直に聞けるし、真剣に教えてくれます。何も恥ずかしがらずに聞ける関係が築けていると思うので、自分にとっては大好きなメンバーだし、頼もしいメンバーです。そして、自分もオーディションの配信を見て、受けた人たちそれぞれの物語があるので、ドラマに出演することになった僕らは、オーディションを受けた人たち全員分の想いも届けなければいけないと思っています。

 

──日沖誠は野球部に1人だけになっても黙々と練習を続けてきた3年生。菅生さんは日沖誠をどんな人物と捉えていらっしゃいますか。

 

菅生 日沖誠は1人でも野球部に残るぐらい野球が大好きなんです。そして幽霊部員の生徒たちにも「もう1回やろう」と奔走するぐらい、野球部のみんなのことが大好き。指導してくれる先生が来たら、先生のことも信頼して大好きになるし、弟のことも好きなので、すごく愛に溢れている人物だなと僕は思っています。周りのみんなのことを思って行動するから、性格もキャプテンっぽい。うまくないから野球ではみんなを引っぱれないし、泥くさくてかっこよくはないんだけど、応援したくなる。そんな愛を持っている人物だからこそ頼りたくなる……そういう存在かなって思います。

 

──ご自分と似ていると思うところはありますか。

 

菅生 僕も人に興味を持つことが多くて、今回のメンバーのことも大好きなので、積極的に話しかけるようにしています。僕は野球が全然うまくないのに、僕がキャプテン役と発表されたときも、みんながすぐに納得してくれて。それがすごくうれしかったんです。大きくくくると愛を持つ人間というところは一緒なのかなって思っています。

 

──塚原あゆ子監督から言われたことで印象に残ったことを教えてください。

 

菅生 塚原監督は僕らの良いところを引き出そうとしてくださいます。自分が出ていないシーンで、監督の後ろで見ていると、今演じている役者さんをすごく応援していらっしゃるんですよ。実際に演じている人に向けて「頑張れ」って声を掛けるし、何かあればすぐに走ってきて、僕らがやりやすいように、「これはどう?」って提案してくださいます。解決するまで真剣に相談に乗ってくれて、本当に粘ってくださるので、塚原監督の言葉と言動、すべてに僕は感謝しています。僕以外の球児役のみんなも大好きで、僕らが頑張ろうと思える存在になっています。

 

亮平さんが自分は業界では一番強いとおっしゃるので、僕も負けませんよと……

──今回は弟のいる役ですが、実際の菅生さんは末っ子ですよね。弟がいる兄役を演じるのはいかがですか。

 

菅生 弟の日沖壮麿を演じる小林虎之介は、実年齢は年上なんですけど、性格的にすごくかわいらしくて、抜けている部分がたくさんあるんです。エピソードでいうと、地方ロケで一緒の部屋だったときに、疲れているせいからなのか、大浴場から出た後で「やべえ。シャンプーまだ洗い流してねえ」って言ったんです(笑)。

 

──それは……相当疲れていたんですね(笑)。

 

菅生 でも、みんなも同じように疲れているじゃないですか(笑)。しかも彼からすると普通のことなのか、「やっべ!」って焦っている感じではなく、ぼそっと「洗い流してねえ」って大浴場に戻ったんですよ。そういうところが徐々に見えてきたのと、おっちょこちょいなんです。ホテルの鍵を刺しっぱなしにしたたま寝そうになったり。とにかくそういうエピソードがいっぱいあって、かわいいんですよ。僕も最初はお兄ちゃんできるかなって思っていたんですけど、彼のおかげで逆にお兄ちゃんにしてもらっているというか。別に本人は頼ろうとしているわけじゃないんですけど、何かしてあげたくなる存在です。

 

──主演の鈴木亮平さんの印象はいかがですか。

 

菅生 亮平さんは言葉一つひとつの重みと深みが、僕たちと全然違うなって思います。その言葉を受けるからこそ、僕たちが反応しやすいんだろうなって。芝居ってキャッチボールみたいなもので、良いボールが来たらキャッチして良い音が鳴ると思うんです。亮平さんの言葉からは伝わるものがあって、それに対して僕らは反応して返すことができるんです。監督に僕らのことまで相談してくださって、僕らもそれに気がついて、「ああ、そうか」って思うこともあります。1対1のシーンでは、お互い集中して無言だったりもするけど、芝居ではちゃんとぶつかり合うことができて、何をしても亮平さんが返してくれるという安心感があります。そして普段は本当に仲の良い先生って感じです。この前もみんなで手押し相撲やりました。亮平さんが超強いっていうから、みんなで「じゃあやりましょうよ」ってなりました(笑)。亮平さんがそうやって僕らを向かい入れてくださるので、良い関係性が築けています。

 

──ちなみに手押し相撲の勝敗はどんな感じでした?

 

菅生 亮平さんが自分は業界では一番強いとおっしゃるので、僕も負けませんよってなって(笑)。手押し相撲って体格が良いから強いわけじゃないんです。バランス感覚が大事だから、僕も自分より強い相手を倒して来たので、「勝てるぞ」と思っていたんです。休み時間が30〜40分くらいしかなくて弁当を食べるのを一旦やめて、5回戦くらいやりました。結果としては僕が負けてしまったんですが、「日沖、お前本当に強いよ。久しぶりにこんなに強いヤツに会ったよ」って言ってくださって。嬉しかったけど、集中力が途切れてしまったのでちょっと悔しかったです(笑)。

 

伊藤あさひくんや中沢元紀くんとは、夜に電話でめちゃめちゃ話ながらサッカーゲームしています

──ここからはモノやコトにまつわるお話をお聞かせください。今の現場に必ず持っていくものはありますか。

 

菅生 野球のシーンでたくさん声を出すので、龍角散のど飴を持って行きます。あとは空き時間でゲームをやることもあるので、モバイルバッテリーも絶対に持っていきます。ジェスチャーゲームのアプリをスマホに入れて、移動中にみんなでやったりします。それと鈴木亮平さんが撮影に入るときに、みんなにお守をくれたので、それを台本ケースに付けています。

 

──最近ハマっているものや趣味を教えてください。

 

菅生 僕はテレビゲームとボードゲームがすごく好きです。頭脳を使う系のゲームがすごく好きで、トランプみたいなカードを使うインサイダーゲームというのがあって、6人でやるとしたら、1人がカードをめくってお題を見るんです。もう1人マスターという人がいて、その人もお題を知っているんです。そのお題に関して5人はマスターに質問をしていってお題を当てるんです。お題が当たったら、じゃあ誰がお題を知っているインサイダー(内通者)だったか会話をして当てていくんです。僕はそのボードゲームが大好きで。会話をすることによって、その人が出すワードや話し方から性格が分かるんですよね。だから仲が良い人や仲良くなりたい人とやると、すごく盛り上がるんです。僕はトランプも好きなので、野球部のメンバーとも一緒にやっています。

 

──メンバーの皆さんとも一緒にゲームもするんですね。

 

菅生 最近サッカーのゲームにハマっていて、寝る前に1試合、2試合……3試合やったりします(笑)。伊藤あさひくんや中沢元紀くんとは、夜に電話でめちゃめちゃ話ながらサッカーゲームしています。

 

──撮影でもずっと一緒で、夜も一緒にゲームするって本当に野球部みたいですね(笑)。

 

菅生 僕の性格上、作品中は出演者と仲良くなりますね。でも今回は今までで一番仲良くなっているかもしれないです。オーディションを一緒に戦ってきた仲間ということもありますから。

 

 

TBS日曜劇場「下剋上球児」

TBS系 毎週(日)後9:00~

 

(STAFF&CAST)
原案:「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘著)
脚本:奥寺佐渡子
演出:塚田あゆ子、山室大輔、濱野大輝
主題歌:Superfly

出演:鈴木亮平、黒木 華、井川 遥、生瀬勝久、明日海りお、山下美月(乃木坂46)、
きょん(コットン)、中沢元紀、兵頭功海、伊藤あさひ、小林虎之介、橘 優輝、生田俊平、菅生新樹、財津優太郎、鈴木敦也、福松 凜、奥野 壮、絃瀬聡一、鳥谷 敬、伊達さゆり、松平 健、小泉孝太郎、小日向文世

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/永瀬多壱(ヴァニテ) スタイリスト/小林洋治郎

浅川梨奈「撮影しながら『これ、とんでもないドラマなるな』って思っていました」ドラマ『帰ってきたらいっぱいして。』

10月19日(木)にスタートする新ドラマ『帰ってきたらいっぱいして。』(読売テレビ 毎週木曜 深夜0時54分~)で、Aぇ! groupの小島健さんとW主演を務める浅川梨奈さん。“ちょっと刺激的”な妄想シーンも話題を呼んでいるドラマで、崖っぷちのアラサーTL(ティーンズ・ラブ)漫画家・朱音を演じる彼女の役作りはもちろん、プライベートも垣間見れる友人とのエピソードも教えてくれました。

 

浅川梨奈●あさかわ・なな…1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。16年、映画『14の夜』にて長編映画デビューし、翌17年公開の『人狼ゲーム マッドランド』では初主演を務める。そのほか『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(19・21年)、『胸が鳴るのは君のせい』(21年)、『KAPPEI カッペイ』(22年)、『おとななじみ』(23年)などの話題作に出演。近年のドラマ出演では、「親愛なる僕へ殺意をこめて」「大病院占拠」などに出演。X(旧Twitter)Instagram

 

【浅川梨奈さん撮り下ろし写真】

 

30代、40代の友だちから人生相談をされることも多いです

──とても意味深なタイトルを聞いたときの率直な感想は?

 

浅川 やっぱり、すごいタイトルだなと思いました(笑)。個人的に、TL(ティーンズ・ラブ)漫画の実写化の出演は初めてでしたし、そういうシーンもいっぱいあるのは分かりつつ、「一体どこまで、どう描くんだろう?」っていう気持ちでいっぱいでした。

 

──現在24歳である浅川さんが、アラサー女性を演じることについては?

 

浅川 私自身は、アラサーの役を演じることに違和感なかったんですけど、こういう取材とかで結構聞かれることが多いので逆に驚いています。これまで実年齢より上の設定の役どころを演じることが多かったですし、私生活でも「20代の精神年齢じゃない!」って言われ続けてきたし、実際に制服を着る機会がどんどん減ってきているんですよ(笑)。ただ、原作の33歳設定はさすがに無理があると思ったので、ドラマでは30歳の設定ということになりました。

 

──「20代の精神年齢じゃない!」と言われる理由は?

 

浅川 基本、同世代の友だちがあまりいなくて、年上の方が多いからだと思うんですけれど、気づけば30代、40代の友だちから人生相談をされることも多いんです。撮影現場でも「本当に24歳?」と聞かれますし。早く大人になりたかったこともあって、実は昔からキャピキャピしているように見えて、かなりドライな性格だったんです(笑)。

 

ここまでゼロベースで役作りしたのは、久しぶり

──原作・脚本を読んだうえでの朱音の役作りは?

 

浅川 脚本を読ませていただいてから原作を読んだのですが、「あら、すごい」と思いました(笑)。これまではわりと自分と共通点がある役が多かったので、「ここが似ているよね」というところから繋ぎ合わせていくことが多かったんですが、今回の朱音ちゃんは本当に自分と似ているところがなかったんです。だから、原作を読み込んで、キュンキュンするポイントや、「これ、ときめくな」と思った部分などから自分が共感・同情できる部分を見つけて、それを台本と照らし合わせるところから役を作っていきました。ここまでゼロベースで役作りしたのは、久しぶりで、だからこそ客観的に役を見ることができたと思います。コミカルな芝居のさじ加減に関しても悩んでいたんですが、現場に入って編集長役の中村中さんに助けていただきました。

 

──ちなみに、浅川さんには朱音のような妄想癖はありますか?

 

浅川 私、現実主義なんで、妄想しないんです。好きなことになると、それしか見えなくなる仕事人間みたいなことは、朱音ちゃんと通ずる部分はあるかもしれませんが、根本的な性格は、全く違いますね。オドオドしたり、キョドったりもしないので、全くかわいらしくないです(笑)。あと、漫画家としては崖っぷちな設定だったので、これも悩みました。私の周りの崖っぷちな人って、「結婚どうしよう」って、焦っている人ですから、ちょっと違うんです。

 

──世界が変わるようなキスシーンがある「第1話」から、少女漫画原作とは異なる濃厚なラブシーンを演じてみていかがでしたか?

 

浅川 少女漫画って、女の子が「男の子に、こういうふうにされたい」っていう夢だったり、憧れの塊だと思うんですけど、TL漫画って、そこにリアリティがプラスされて、ちょっと濃厚な描写もあると思うんです。今回は、そのリアルな部分をコミカルな演出を強めて描いているので、私も抵抗なくできましたし、皆さんにも笑いながらツッコんでもらえる仕上がりになったと思います。後半の展開になるにつれて、普通にキュンキュンする直哉(小島健)くんと朱音ちゃんのシーンも、複雑な心情のドラマも描かれますし、いろんな楽しみ方してもらえるかなと思っています。

 

朱音ちゃんと直哉を温かく見守ってほしい

──劇中、年下男子を演じる直哉役の小島健さんは、実年齢では同い年ですね。

 

浅川 小島さんとは同い年なうえ、B型同士で、芸歴も同じなんですよ! 最初は「自分が果たして、小島さんの年上に見えるのか?」ということが不安だったのですが、実際の小島さんは、どこか直哉にも通じるとても少年のような方だったので、そこに乗っかって、なんとか乗り切りました(笑)。あと、見た目でどうにかするというよりは、「ここぞ!」というときに、直哉を包み込んであげる優しさや温かさを出せることで、朱音ちゃんが年上であることを出せるよう心がけました。

 

──どんどん進んでいく朱音と直哉の関係も気になるところです。

 

浅川 「第1話」と「第2話」で、ハラハラドキドキがスピーディーに連続していき、朱音ちゃんの女性としてのちょっとした成長と直哉の心情の変化がある「第3話」。そこで一旦ピークを迎えた後、お互いがお互いの気持ちに気づき始め、お互いのライバルが現れて、という盛りだくさんの展開になっていくので、そんな朱音ちゃんと直哉を温かく見守ってほしいです。私自身も撮影しながら、「これ、とんでもないドラマなるな」って思っていたので、楽しんで見ていただけるんじゃないかなと思います!

──さて、劇中には朱音の心の支えとして、初めてもらったファンレターが登場します。浅川さん自身も、そのようなエピソードはありますか?

 

浅川 ファンの方たちが赤い台本カバーをプレゼントしてくれたんです。そこには「not alone(一人じゃない)」と印字が入っていたんですが、新しい道に進むことに不安も感じていたので、とても大きな励みになりました。今でも、ずっと大事に使っています。

 

求められたもの以上のお芝居ができる女優さんに

──グループを卒業されて4年。女優としての今後の展望も教えてください。

 

浅川 この作品をやれたので、「もう怖いものはないな!」って思っているんです。いわゆる挑戦的なシーンもありつつ、感情のお芝居をすることも大変だったので。最終話のラストシーンを撮る前日、原作を読み直して、台本も第1話から読み直しました。そういうこともやりつつ、いろんなお芝居もできた学びある現場であったので、かなり自信がつきました。今後も求められたもの以上のお芝居ができる女優さんになれるよう頑張りたいです。あとは、もう一度高校生役やりたいですね。あと、1回くらい(笑)。

 

──いつも現場に持っていくモノやアイテムを教えてください。

 

浅川 「この現場ではこのゲームする」とか、「この現場ではこの曲聴く」とか、現場ごとに自分のブームが変わるんです。皆さんと会話が多い現場だと食べ物になって、会話が少ない現場だとゲームになりがちなんですが(笑)、今回の現場に関しては、グミとチョコです。それを毎日カバンに入れて、ちょっとした撮影の空き時間とか、集中できなくなったときに食べていました。

 

 

ドラマDiVE「帰ってきたらいっぱいして。」

2023年10月19日(木)より、毎週木曜0:54~読売テレビにて放送
放送後TVer見逃し配信あり

【ドラマDiVE「帰ってきたらいっぱいして。」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作:ましい柚茉「帰ってきたらいっぱいして。~アラサー漫画家、年下リーマンに愛でられる~」(小学館『&フラワー』)
監督:澤田育子、高橋雄弥
脚本:下亜友美、澤田育子、湯田美帆
出演:小島 健、浅川梨奈、宮崎秋人、西原誠吾、めがね、辻 凪子、しゅはまはるみ、中村 中、神尾 佑

(STORY)
一流企業勤めのイケメンエリートだが、女癖が悪いクズ男の高城直哉(小島)。いっぽう、TLマンガ家のアラサー女性・福永朱音(浅川)は、恋愛経験が少ないためネタに行き詰まり中だった。ひょんなことから直哉は、朱音の“参考資料”という役目を請け負うことになり、2人で刺激的な同居生活を始めることになる。

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/kaeshite/

(C)ましい柚茉/小学館/「帰ってきたらいっぱいして。」製作委員会

 

撮影/干川 修 取材・文/くれい響 ヘアメイク/石川ユウキ(Three PEACE) スタイリスト/髙橋美咲(Sada I suud) 衣装協力/シー ニューヨーク、シースキー

石川恋、連続ドラマ初主演への思いを語る「気負いすぎずに、皆さんと一緒に力を合わせて作っていけたら」『猫カレ -少年を飼う-』

10月7日(土)スタートの真夜中ドラマ『猫カレ -少年を飼う-』(BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分/テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時55分~1時25分)で連続ドラマ初主演を飾る石川恋さんにインタビュー。作品の印象や役作りについて聞きました。

『猫カレ -少年を飼う-』石川 恋 ©︎青井ぬゐ/コアミックス ©「猫カレ –少年を飼う-」製作委員会2023

 

本作は、電子コミックとして累計発行部数約15万部を突破し、「今一番報われてほしい年の差恋愛」として多くの読者を魅了する、青井ぬゐ原作の人気コミック「少年を飼う」(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化。石川さん演じる30歳の独身OL・森川藍と齋藤潤さん演じる16歳の猫系男子・遠野凪沙の同居生活を描く。

 

◆連続ドラマ初主演の感想や意気込みをお聞かせください。

今までの経験の中で、尊敬している先輩方が主演として真ん中で引っ張ってくれていた姿を何年も見てきましたが、その背中はすごく偉大なものだったので、今回連続ドラマの主演と聞いて、私にその立場が務まるのかなという不安がありました。でも、俳優業をやっていく中での目標の一つでもあったので、素直にうれしかった気持ちが一番大きかったです。あまり気負いすぎずに、難しいことは監督やスタッフさん、共演者の皆さんに相談して、皆さんと一緒に力を合わせて作っていけたらと思っています。

 

◆原作や台本を読まれて、作品の印象はいかがですか?

年の差のある男女の話ですが、お互いに孤独な気持ちを抱えながら出会った2人が同じ部屋で過ごすことになって、そこで家族愛のような感情や、恋愛のような感情が生まれていきます。2人の生活が進んでいく中で、少しずつ孤独な気持ちが解けていって、人と生活することで成長していく姿が原作、脚本を通して描かれているので、読んでいてすごく温かい気持ちになりました。

 

◆石川さんが演じられる森川藍という役柄について、印象はいかがですか?

私も藍と同じ30歳で、環境が重なる点がすごく多くて、共感する気持ちやせりふが多いです。自分の力で自立して生きていくことは素晴らしいことのはずなのですが、自立しているからこそ鎧をまとっていろいろな面で強くなってしまっている部分が、人から見ると近寄りがたかったりすることもあって。それってすごくもどかしいなと思うのですが、藍は凪沙(齋藤潤)と出会うことによって、鎧をまとわなくていいんだ、飾らなくていいんだと気づきます。自分の内面を出せるような存在に出会えたということが、藍にとって人間として、女性としての成長につながっていくんだろうなと思います。

 

◆藍に共感できる部分も多いとのことですが、役作りで意識したことはありますか?

自分自身と重なる点も多くて、もともと藍に近い存在だというふうに感じていることもあったので、特別何かをしようということはしませんでした。台本を読んだときに、自分だったらどうかなということをまず考えた上で、藍と同じ気持ちになることが多くて。私自身は14歳離れている年下の子と関わることがあまりないので、撮影の中で凪沙役の齋藤潤さんから与えてもらえるものを大切にしようと思っています。

 

鎧をまとっているときの顔、仕事のときの顔、一人でいるときの顔、親友と会うときの顔など、いろいろな顔の使い分けというのは私たちも普段していると思うのですが、この作品では藍のいろいろな顔が出てくるので、メリハリを意識してその使い分けを演じ分けられたらいいなと思っています。

 

◆藍に共感したことで特に印象に残っているものはありますか?

藍のせりふにもあるのですが、周りが結婚、出産をしていく中で、自分は仕事を一番に考えてきた。それが自分の自信になっているはずなのに、周りからは「近寄りがたい」「かわいげがない」「強すぎる」と思われてしまう。先ほどの話とも少しかぶるのですが、仕事を大切にして自信を持っていることは本当はポジティブですてきなことのはずなのに、そんなふうに思われてしまうというのはもどかしいですよね。私自身も20代ずっと仕事をしてきて、意志を曲げられない部分や強い部分があると思うので、そのもどかしさは特に共感しています。

 

◆藍は自分の気持ち、不満をあまり言えないタイプですが、石川さんご自身は壁にぶつかったときなど自分の気持ちをお話されていますか?

私はマネージャーさんにも普段からいろいろな話をしますし、友達にも話したり、栃木にいる母ともよく電話をしたりしています。落ち込んだときや悩んだとき、自分の気持ちがごちゃごちゃしてしまうときは、近くにいる人にすぐに話すタイプです。

 

◆石川さんご自身も30歳を迎えられて、心境の変化はありましたか?

よくその質問をいただくのですが、あまりないんです。20代が30代に変わるというのはもちろん節目だと思いますし、周りの方が30歳ということに対していろいろな思いを持ってくださいます。写真集を出したりもしました。それを受けて、「そっか、20代から30代に変わるというのは実はとても大きなことなのかな」と思うのですが、自分の中の意識はそこまで大きく変わっていません。

 

でも、20代は、自分が走り続けるということを一番大切にしていたのですが、29歳から30歳の1年間、写真集やこのドラマの主演など責任を感じるお仕事をさせていただいて、30代は自分というよりも、見てくださる人に届ける、関わってくださった人たちに自分のお仕事、表現を通して恩返しをするということにフォーカスを当ててやっていきたいと思います。

 

PROFILE

石川恋

●いしかわ・れん…1993年7月18日生まれ。栃木県出身。O型。

 

番組情報

『猫カレ -少年を飼う-』

BSテレ東(BS7ch)/ BSテレ東4K(4K⑦ch)全国無料放送

 

BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分

テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時55分~1時25分

 

NTTドコモ映像配信サービス「Lemino」で1週間先行配信

広告付無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて、テレビ大阪での放送直後より配信

民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて、全国どこからでも放送と同時に視聴可能なリアルタイム配信と最新放送回の無料見逃し配信

TVer:https://tver.jp/

 

原作:青井ぬゐ「少年を飼う」(ゼノンコミックス/コアミックス)

出演者:石川恋、齋藤潤

監督・脚本:佐伯竜一、的場政行

脚本:岡庭ななみ、鈴木薫、目黒啓太

プロデューサー:瀧川治水(BSテレ東)、庄島智之(ファインエンターテイメント)

コンテンツプロデューサー:浅岡彩子(BSテレ東)、髙橋一馬(BSテレ東)、渡辺瑞希(BSテレ東)

制作:BSテレ東/ファインエンターテイメント

 

WEB

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/nekokare/

公式X(Twitter):@mayodora_bs7ch

公式Instagram:@mayodora_bs7ch

 

©︎青井ぬゐ/コアミックス ©「猫カレ –少年を飼う-」製作委員会2023

桜田ひより、家庭料理満載のドラマに「絶対に皆さんのおなかがすくと思います」『あたりのキッチン!』

10月14日(土)スタートの『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)で主演を務める桜田ひよりさんにインタビュー。役に対する印象や、本作のテーマとなる“料理”について聞きました。

『あたりのキッチン!』桜田ひより ©東海テレビ

 

極度の人見知りで他人とまともな会話ができず、目すら合わせられない。コミュニケーション能力ゼロ、ゆえに友達もできず空回りばかりしてしまう大学3年生の辺清美(あたり・きよみ/桜田)。そんな清美が、唯一可能なコミュニケーション手段は「料理」だった。本作では、料理を通じて清美の成長を描く。

 

一度食べた料理は、食材はもちろん「小さじ1杯」といった調味料の微細な配合まで完璧に分かる“絶対味覚”を持つ清美。就職活動を前に、「これまでの自分を変えたい!」と思い切って飛び込んだ定食屋でアルバイトをスタートさせる。“コミュ力ゼロ”のため接客はからきし…だが、料理の腕はピカイチ。思いを込めた料理を通して、ちょっと訳ありなお客さんの心をほぐし、温めていく。

 

登場するのは、サバの味噌煮やメンチカツなど普通の家庭料理ばかり。しかし料理は値段や見た目ではない、“食べる人への思い”こそが最高の調味料。いわゆる「飯テロ」ドラマとは一線を画する、じんわりと心に染みるエピソード満載のハートフルグルメドラマとなっている。

 

◆出演が決まったときの心境はいかがでしたか?

純粋にすごくうれしかったですし、食べ物のドラマは久しぶりだったので、ワクワクとドキドキで胸がいっぱいになりました。

 

◆原作を読まれてみていかがでしたか?

映像ではなく漫画なのに、読んでいるとすごくおなかがすいてきてしまって(笑)。出てくる料理も、ものすごく凝ったものというよりは身近にある家庭の味ばかりですし、それに加えて、清美の周りの人間関係や、清美が少しずつ成長していくところに自然と引き寄せられました。

 

◆原作がある作品で役を演じる難しさはありますか?

私は基本的に原作がある作品をやらせていただくことがすごく多いので、あまり身構えずにできている気がします。

 

◆桜田さんが演じる清美の人物像や魅力を教えてください。

コミュニケーション能力ゼロで、絶対的な味覚を持っている女の子です。すごく真っすぐで、ネガティブなところもありますが、食に対して人一倍思いが強いところが魅力的かなと思います。

 

◆役作りに当たって工夫されていることはありますか?

監督と一緒に現場でディスカッションすることも多いのですが、清美ちゃんの特徴として常に猫背というところがあるので、基本的に撮影中はずっと下を向きながら、猫背の姿勢を保つようにしています。他のキャストの方とお芝居をするときは、あまり人と目が合わない、挙動不審で目が泳ぐ、まばたきが多くなるというところを意識しています。

 

◆主演に対する思いはいかがでしょうか?

すごくありがたいと思いますし、清美ちゃんを自分が演じることができるうれしさや責任感もあるのですが、温かい方々に囲まれて撮影をしているので、その環境に溶け込みつつ、あまり気張らずに楽しく撮影できたらいいなと思っています。主演だからと身構えすぎても緊張してしまって演技に集中できなくなってしまうので、自分のやるべきことをきちんとやって、みんなと楽しく現場を作っていけたらと思います。

 

◆清美はコミュニケーション能力がゼロですが、桜田さんご自身はコミュニケーション能力を数字で表すとするとどのくらいになりそうですか?

私は50ですかね。基本自分から話しかけるとか話題を振るというのがすごく苦手です。話しかけられれば答えることができるので、50かなと思います。

 

◆今回は座長ということで、自分から話しかけないといけない場面もあると思いますが、どうされていますか?

ゲストのキャストの方には、頑張って自分から話しかけに行っています。でも、今回久しぶりにお会いするキャストの方が多くて。初めましてというより少し安心できるようなキャストの方が多いので、あまり緊張せずにリラックスして現場に臨むことができていると思います。

 

◆共演の渡部篤郎さんの印象はいかがですか?

すごく物腰が柔らかくて、仕事に対して真摯に向き合っている印象です。

 

◆渡部さんとの共演が分かったときはどのようなお気持ちでしたか?

以前共演させていただいたときは本当に一瞬だったので、今回がっつりお仕事させていただけると知ってすごくうれしかったですし、これからの撮影もすごく楽しみです。渡部さんとの撮影初日に、「気楽にやっていこうね」と声を掛けていただいて。その一言ですごく気が楽になりましたし、一言一言胸に刺さるような言葉を言ってくださる方です。

 

◆清美を演じるに当たって料理の練習をされているとのことでしたが、進捗状況はいかがでしょうか?

撮影に入ってからは家にいられないことが多いのであまり進んではいないのですが、撮影で手元が映らない中でカニカマ入りのだし巻き卵を作るシーンがあって、難しかったです。

 

◆他に練習した料理や得意になった料理はありますか?

あまり前もって練習はできていないですが、すごく楽しみな料理がたくさん出てきますし、調味料や作り方の工程も台本に書かれているので、撮影が終わった後に台本に載っていた料理を少しずつ自分で作ってみたいなと思っています。

 

◆桜田さんご自身は、得意料理はありますか?

得意料理はロールキャベツです。毎日というよりはたまに料理をするのですが、そのときは家族に振る舞うことが多いです。

 

◆清美の成長を描く物語になりますが、台本を読まれて清美の成長についてどう感じられましたか?

今のところまだ半分しか台本が出ていないのですが、最初は自信のない状態から始まって、徐々に人と関わっていくことによって、自分の意思を人に伝えることができたり、もっとこうしたいという欲が出てきたりして。話が進むごとに、相手に意思を伝えることができるようになってくる過程を感じられるので、最後どのくらい成長できるのか、私自身期待しています。

 

◆特に印象に残っているシーン、特に注目してほしいポイントなどはありますか?

清美ちゃんがアルバイトをする定食屋「阿吽」でのご飯の提供シーン。今後どうなっていくのかなという楽しみもあるのでそのシーンを選んだのですが、来ていただいたお客さん一人に向けての料理を作るというのはこのドラマの見どころでもあると思いますし、ゲストの方の悩み、心に清美ちゃんがどう寄り添って料理を作っていくのか、というところはすごく見どころだなと思います。

 

◆見ているとおなかがすきそうなドラマですね。

そうですね。出てくる料理も家庭料理ばかりなので、おなかがすいたらすぐに作りたくなってしまうと思います。

 

◆清美は絶対味覚を持っていますが、桜田さんご自身が自慢できると思うところはありますか?

四つ葉のクローバーを見つけるのが早いです(笑)。人より早いんじゃないかと。中学生のとき登下校中に四つ葉のクローバーをよく探していたので、そのときに気づきました。

 

◆清美を演じて、これまでの役と違うところや気づき、成長はありますか?

やらせていただく役は毎回違うものが多くて、明るい役だったり暗い役だったりコメディ系だったり。いろいろな分類がある中で、清美ちゃんのコミュニケーション能力ゼロで自分なりに思いを伝えようと頑張っている姿というのは、私にとって初めての演技でもありました。目線一つとっても、ここで目を見て相手と目が合いそうになったらそらす、など細かい動き一つ一つに清美ちゃんを表すしぐさが入っているので、今回は特に細かいところに気をつけて演じさせていただいています。

 

◆この作品の魅力や見どころを教えてください。

もちろんご飯がメインで、訳ありなお客さん一人一人に合わせて料理をするというのは今までにないと思いますし、それぞれの回のゲストの方々が抱えている悩みは皆さんに共感していただける部分もあると思います。ご飯だけではなくて、人の心にも寄り添うドラマになっているので、そこは見どころだと思います。

 

◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

絶対に皆さんのおなかがすくと思いますし、料理だけではなくて、人が抱えている悩みに共感できる部分も出てくると思います。人のぬくもりにもぜひ注目していただきたいです。

 

PROFILE

桜田ひより

●さくらだ・ひより…2002年12月19日生まれ。千葉県出身。

 

番組情報

『あたりのキッチン!』(全11回予定)

東海テレビ・フジテレビ系

2023年10月14日(土)~12月23日(土)

毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

 

原作:白乃雪 「あたりのキッチン!」(講談社アフタヌーン KC)

企画:市野直親 (東海テレビ)

脚本:橋本夏 (『わたしのお嫁くん』(CX)、『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』(YTV)、『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(CX)他)、ニシオカ・ト・ニール (『賭けからはじまるサヨナラの恋』(U-NEXT)、『イケメン共よ メシを喰え』(TVO)他)

音楽:MAYUKO、眞鍋昭大

演出:岩田和行(共同テレビ)(『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』(CX)、『家族ゲーム』(CX)、『黒鳥の湖』(WOWOW)他)、菊川誠(土ドラ『リカ』、『純愛ディソナンス』(CX)、『悪魔はそこに居る』(Paravi) 他)、本間利幸(『アイゾウ』『シンデレラはオンライン中!』(CX)、『左ききのエレン』(TBS) 他)、木下高男 (『ばらかもん』『警視庁いきもの係』(CX)、『M 愛すべき人がいて』(EX)他)

プロデューサー:遠山圭介 (東海テレビ) (土ドラ『三千円の使いかた』『おいハンサム!!』『その女、ジルバ』他)、貸川聡子 (共同テレビ) (『忍者に結婚は難しい』『推しの王子様』『知ってるワイフ』(CX)他)

制作協力:共同テレビ

制作著作:東海テレビ

 

スタイリスト:星翔子

ヘアメイク:枝廣優綺

 

©東海テレビ

SHISHAMOが『うちの弁護士は手がかかる』第1話に本人役で登場!新曲のテレビ初披露も【コメントあり】

ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(10月13日(金)スタート フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分 ※初回15分拡大)の第1話にSHISHAMOが出演し、新曲をテレビ初披露することが決定。コメントが到着した。

『うちの弁護士は手がかかる』SHISHAMO GOOD CREATORS RECORDS ユニバーサルシグマ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。フジテレビで約54年ぶりに復活する金曜午後9時の連続ドラマ枠で放送される。

 

フジのGP帯ドラマ初主演のムロが、自身のキャリア初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役、フジドラマ初出演の平手が、弁護士役に初挑戦する。

 

このたび、SHISHAMOが第1話に登場し、新曲をテレビ初解禁することが決定。本人役としてドラマ初出演も果たす。抜群のメロディセンスと卓越した世界観で多くのファンを魅了し続けているSHISHAMOが、本作にどのような化学反応をもたらすのか。本編のどこで登場するのかにも注目だ。

 

SHISHAMOは、宮崎朝子(Gt.Vo)、松岡彩(Ba)、吉川美冴貴(Dr)からなる3ピースロックバンド。2013年、高校卒業と同時に本格的にバンド活動を開始し、デビューアルバム『SHISHAMO』をリリース。2016年初の「日本武道館」単独公演が完売し、2017年には『第68回NHK紅白歌合戦』に出演した。

 

2022年には、CDデビュー10周年イヤーに突入。2023年、CDデビュー10周年記念ライブを開催し、2月には初のコンセプトアルバム『恋を知っているすべてのあなたへ』をリリース。9月からは全国11都市を巡るホールツアーを開催。

 

11月11日(土)、12日(日)には、CDデビュー10周年イヤーの締めくくりとなるアリーナ2days LIVEも決定しており、そんなメモリアルイヤーにドラマ初出演&新曲をテレビ初解禁する。

 

ドラマ初出演に対して、SHISHAMOは「今回みたいな撮影は初めてだったのですが、“ライブ”という自分たちが普段やっていることだったので安心して臨めました。オンエアが楽しみです!」とコメント。

 

さらに、ドラマ内でテレビ初解禁となる新曲について「今回の撮影では、現在回っているワンマンツアーの初日に、実際に来てくれたお客さんに協力してもらい撮影しました。そんな思い入れのあるシーンです! 演奏している曲は、私たちの最新曲になっています! ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです!」と語った。SHISHAMOのコメント全文は下記に掲載。

 

SHISHAMO コメント

◆本作のドラマに出演することが決まった際の感想をお聞かせください。

今回みたいな撮影は初めてだったのですが、“ライブ”という自分たちが普段やっていることだったので安心して臨めました。オンエアが楽しみです!

◆視聴者の方へメッセージをお願いします。

今回の撮影では、現在回っているワンマンツアーの初日に、実際に来てくれたお客さんに協力してもらい撮影しました。そんな思い入れのあるシーンです!
演奏している曲は、私たちの最新曲になっています! ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです!

 

あらすじ

蔵前勉(ムロツヨシ)は人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)を30年間サポートしてきた超敏腕マネージャー。スケジュール管理、気の利いた営業、的確な仕事の精査はもちろん、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力で“笠原梨乃”を日本トップ女優として確固たる地位を築いてきた。しかし、2人の夢だった海外進出を目前に、突然、蔵前は解雇されてしまう。「あなたの仕事は誰がやっても変わらない」と切り捨てられた蔵前。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを彼女にささげてきた蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまう。

そんな折、ひょんなことから蔵前は、パラリーガル(弁護士の指示・監督の下で法律に関する事務を行い、弁護士の業務をサポートする専門アシスタント)として、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)のマネジメントを任されることに。最年少で司法試験に合格(現行の司法試験制度上、受験者の年齢制限は設けておらず、2022年度の最年少合格者は18歳)した超エリートの杏だが、人とのコミュニケーションが苦手な上にやる気が空回りしてしまい、弁護士として全く成果を出せずにいた。

しかし、不器用ながらも依頼人に力を尽くそうとする杏の姿に心を動かされた蔵前は、杏が一人前の弁護士になるためのサポートをすることを新たな目標に掲げ、芸能界から法曹界へ、全く異なる世界へ飛び込むことを決意する。「マネージャーは、担当のアーティストのパフォーマンスを上げるため力を尽くす最高の裏方」をモットーに掲げる蔵前は、培ってきたマネジメント力を発揮して杏に尽くしていくのだが…。2人は、いかにして法曹界を席巻する最強のバディになるのか!?

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系
2023年10月13日(金)スタート
毎週金曜 午後9時~9時58分 ※初回は15分拡大(午後9時~10時13分)

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)
おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)
西垣匡基(映画「犬、回転して、逃げる」(監督・脚本)、「さよなら、ハイスクール」ほか)
中園勇也(『100万円の女たち』『トレース~科捜研の男~』(脚本協力)、『元彼の遺言状』)
音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)
演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)
相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン

(c)フジテレビ

福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育主演のTikTok連続ドラマ『みつめてそらして』配信スタート【コメントあり】

福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育がクアトロ主演を務めるTikTok連続ドラマ『みつめてそらして』が配信スタート。4人と脚本・監督を務めた山戸結希からコメントが到着した。

『みつめてそらして』

 

ソーシャルネットワーキングサービス・TikTokを始めとした“縦型ショート動画”がスマートフォンで数多く視聴され、誰もがクリエイターになれるこの時代。“縦型ショート動画”の持つ身近さと、ドラマの持つ物語性を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す「ショートドラマ(略して、ショードラ)プロジェクト」が立ち上げられた。

 

そんなプロジェクトから生まれた『みつめてそらして』は、映画「溺れるナイフ」「21世紀の女の子」を手掛けた山戸結希が脚本・監督を務める、全8話のオムニバスドラマ。ショートドラマということもあり、あらすじは非公開だが、それぞれのキャストを主観でワンカットにて撮影。出演者の魅力が最大限、視聴者に届く映像となっている。

 

福原、桜田、吉川、畑、山戸監督のコメントは下記に掲載。

 

コメント

福原遥

今回、山戸監督とご一緒できることがとても楽しみでした!

 

あまり1人芝居をしたことがなかったのと、1発撮りということで程よい緊張感がありながらの撮影で、とても新鮮で楽しい撮影でした。

 

山戸監督の世界観に入れてうれしかったです。

 

どのようにこの作品を皆さまが見てくださるのか、とても楽しみです。

 

山戸監督の世界観をぜひ堪能して、楽しんでいただけたらうれしいです。

 

桜田ひより

この話をいただいた時に、また山戸監督の世界観に入れるんだとワクワクしました。

 

短い時間の撮影でしたが、1話長回しという貴重な経験をさせていただきましたし、縦型という初めての画角だったので撮影している段階でどんな動画になるんだろうと楽しみが増していきました。

 

山戸監督と研音のすてきな女性陣で作り上げるショートドラマをぜひ楽しみにしていてください。

 

吉川愛

TikTokは音楽に合わせて踊る動画を投稿するアプリだと思っていたので、TikTokドラマという新しい分野に出演することができてうれしいです。

 

撮影自体は1日で終わってしまったのですが、とても濃い1日でした。

 

1人でカメラを見てお芝居をする。あまり経験できないことです。動きとか目線とか難しいことも多かったですが、とってもいい経験ができました。

 

すてきな作品になったと思うので、たくさんの方に見ていただけるとうれしいです。

 

畑芽育

最近よく縦型ショートドラマを見かけていたので、自分も挑戦させていただけることがとてもうれしかったです。

 

あっという間の撮影でしたがとても濃密な時間でした。

 

山戸監督とご一緒させていただくたびに、まるで過去に経験したかのようにその時々の情景や気持ちがよみがえるような感覚になるんです。甘酸っぱくて胸がキュッとなる淡い気持ちを感じながら演じさせていただきました。

 

映像もとてもきれいですし、全編通して少しずつつながっているストーリーに注目しながらご覧いただけたらうれしいです。

 

脚本・監督 山戸結希

TikTokドラマ『みつめてそらして』の、脚本・監督を務めさせていただきました。

 

心から、才能あふれる俳優の皆さんとご一緒できました。

 

細やかな技巧と、大きな器を持つ福原遥さん、思いやりに満ちて、知性的な吉川愛さん、鋭利な才気で、誠実な時間を生きる畑芽育さん、イマジネーション豊かで、慈しみ深い桜田ひよりさん。

 

簡単には表現などできない、比べようもない、かけがえのない、4人の繊細な魅力が詰まった、大切なショートドラマとなりました。

 

感情と思考、本音と建前、かわいさと、かっこ悪さ。繊細で曖昧なものを、たくさん宿してくださいました。

 

どの話にも、抱き締めたいような愛着があります。

 

TikTokという窓の向こうを、みつめたりそらしたりしながら、あらゆる角度から、素晴らしいお芝居を何度も楽しんでいただけることを願っています。

 

作品情報

『みつめてそらして』

2023年9月29日より順次配信(全8話)

 

ショードラTikTokアカウント:TikTokアカウント上で、「ショードラ / SHOW DRAMA」もしくは「showdrama_24」にて検索

 

出演:福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育

脚本・監督:山戸結希

 

X(旧Twitter)アカウント:https://twitter.com/showdrama_24

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/showdrama_24/

YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@SHOWDRAMA-dw4ty

『けむたい姉とずるい妹』メインビジュアル完成!OPテーマは大塚愛、EDテーマはフレンズが担当

栗山千明主演のドラマプレミア23『けむたい姉とずるい妹』(テレビ東京系 10月9日スタート 毎週月曜 午後11時6分)のメインビジュアルが解禁。さらに大塚愛がOPテーマ、フレンズがEDテーマを担当することが決定した。

ドラマプレミア23『けむたい姉とずるい妹』メインビジュアル©「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

 

原作は、20代から30代の女性をメインターゲットに、働く女性の「リアル」と「本音」を描いた作品が多く掲載されている「Kiss」(講談社)で連載し人気を博したばったんによる同名作品。母の死をきっかけに同居をスタートさせた険悪な姉妹が一人の男を巡り繰り広げる壮絶な姉妹バトルを連続ドラマ化する。

 

主演は、異父姉妹の姉・東郷じゅん役の栗山千明。その異父姉妹の妹・三島らん役を馬場ふみか、現在の妹・らんの夫であり、高校時代の姉・じゅんの元カレの三島律役を栁俊太郎が演じる。

 

このたび、3人の波乱万丈な人生を投影するような表情とそれぞれの思惑が垣間見えるメインビジュアルが解禁。背景のデザインは、花の配色や形など細部にまでこだわり、それぞれのイメージにマッチした妖艶な雰囲気漂うメインビジュアルに仕上がった。栗山は、主人公のじゅん役を演じるにあたってトレードマークだったロングヘアーをばっさりと切り、全身全霊で役作りに臨んだ。そんな栗山を、若手実力派俳優の馬場と栁が支える。

 

本作のオープニングテーマには、大塚愛デビュー20周年を記念した自身初となるオリジナル“コラボ”アルバム、全7曲が収録されている『marble』の中で、川谷絵音プロデュースによる楽曲「マイナーなキス(川谷絵音より)」が決定。ホーン隊が奏でるサウンドが印象的なナンバーとなっている。プロデュースとコーラスは川谷が担当し、大塚の歌声と川谷のポップなテンポ感の楽曲がドラマの始まりを軽やかに盛り上げる。

 

エンディングを飾るのは、フレンズの書き下ろし楽曲「煙のジャンクション」。「神泉系バンド」として、2015年6月8日に結成したフレンズ。メンバーは、えみそん(Vocal)・三浦太郎(Guitar, Vocal & Chorus)・長島涼平(Bass & Chorus)・関口塁(Drums & Chorus)からなる実力派男女混合バンド。友情や恋愛、日々の心の機微を、きららかにしなやかに圧倒的なエネルギーとともに多彩なPOPサウンドで表現。またYouTubeにおいては、多く再生数を獲得してきているアーティストだ。そんなフレンズが今回、本作のために書き下ろした男女の愛を切なく描いた歌詞とエモいメロディーが、ドラマのエンディングをしっとりと儚く彩る。

 

オープニングテーマ:大塚愛 コメント

タイトルからしてもう面白そう。そんなワクワクする秋ドラマが来て、また一つ楽しみができました。波瀾万丈な2人のやりとりにピッタリな波瀾万丈な楽曲「マイナーなキス」ですから、きっと盛り上げてくれると思います!

 

エンディングテーマ:フレンズ コメント

Vocal:えみそん

エンディングテーマにフレンズを選んでいただきありがとうございます。3人の交差する想いに胸を突かれながら、ドラマのために「煙のジャンクション」を書き下ろしました。毎話進むごとにこの曲の聴こえ方の変化も楽しんでもらえたら幸いです。初回放送日まであと少し!ドキドキしてます。

 

Bass & Chorus:長島涼平

『けむたい姉とずるい妹』のエンディングテーマをやらせてもらうことになりました、あどけないフレンズです!よろしくお願いします!今まさに原作にハマっている最中なので、ドラマが本当に毎週楽しみすぎます。「煙のジャンクション」という曲がドラマを通じて多くの人に届いてくれたらうれしいです!

 

Guitar, Vocal & Chorus:三浦太郎

この秋冬、そしてドラマにぴったりな曲ができました。もうすでに切なさともどかしさでどうにかなってしまいそうです。エンディングということで、毎放送どんな気持ちでこの曲を聴けるかも、個人的にめちゃくちゃ楽しみにしています!

 

Drums & Chorus:関口塁

このたび、エンディングを担当させていただき非常に光栄です。ドラマを観た方の心に残るシーンに寄り添えるような楽曲になれたらすごくうれしいですし、少しでもこの作品を彩るピースになれたのであれば本望です。あー、第1話早く観たいっす(笑)。

 

第1話(10月9日(月)放送)あらすじ

姉・東郷じゅん(栗山千明)と妹・三島らん(馬場ふみか)は、母・東郷由里子(雛形あきこ)の葬儀で13年ぶりに再会する。じゅんは幼い頃から、お気に入りの服やアクセサリー、おもちゃなどの大切なモノを自由奔放ならんに奪われてきた。さらに、らんは…なんとじゅんの元恋人までをも奪い去っていたのだった。そしてらんは母の葬儀にじゅんから略奪し、自分の夫となった三島律(栁俊太郎)を連れて現れる。挙句の果てに、母が遺した家に夫婦で住むと言い始め…。これ以上大切なものをらんに奪われるのは許せないじゅんは、2人と一緒に自分もこの家に住むとたんかを切り、妹・らんと、元カレであり妹の夫・律との奇妙な3人暮らしが始まるのだった。次第に姉妹は1人の男を巡り壮絶なバトルを繰り広げる。

 

番組情報

ドラマプレミア23『けむたい姉とずるい妹』

テレビ東京系

2023年10月9日(月)放送スタート

毎週月曜 午後11時6分~11時55分

 

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Lemino」にて第一話から最新話まで見放題配信

全国どこからでも 「TVer」でリアルタイム配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信

 

原作:ばったん『けむたい姉とずるい妹』(講談社「KissKC」刊)

主演:栗山千明

出演:馬場ふみか、栁俊太郎、桜田通、雛形あきこ

脚本:大林利江子、今西祐子

監督:井樫彩、戸田彬弘

オープニングテーマ:大塚愛「マイナーなキス(川谷絵音)」(avex trax)

エンディングテーマ:フレンズ「煙のジャンクション」(Lychee Label)

チーフプロデューサー:大和健太郎

プロデューサー:中島叶(テレビ東京)、八木亜未(大映テレビ)、塙太志(大映テレビ)

制作:テレビ東京、大映テレビ

製作著作:「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/kemuzuru/

公式X(Twitter):@tx_premiere23

公式Instagram:@tx_premiere23

公式TikToK:@tx_premiere23

 

©「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

岩井俊二監督が92年放送のドラマ『夏至物語』を自らリメイク 主演はアイナ・ジ・エンド「私にとってやはり、すごく楽しくて刺激的でした」

岩井俊二監督が1992年に制作したドラマを自らリメイクする『夏至物語』(カンテレ ※関西ローカル 深夜1時~1時30分)が、10月8日(日)放送。岩井監督、主演を務めるアイナ・ジ・エンドからコメントが到着した。

『夏至物語』アイナ・ジ・エンド (c)カンテレ

 

1992年にカンテレ深夜枠にて放送され、今なおカルト的な人気を誇る岩井俊二監督によるドラマ『夏至物語』。31年の時を経て、岩井監督自らがリメイクし、カンテレでの放送が決定した。

 

新たなヒロインには、10月13日(金)公開の岩井監督最新音楽映画「キリエのうた」でも主演を務める、アイナ・ジ・エンド(以下、アイナ)。惜しまれながらも解散した楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ。唯一無二の歌声と存在感を放つ彼女が、初主演映画「キリエのうた」に続いて岩井監督とタッグを組む。

 

キャリア初期に数々のドラマを監督してきた岩井。『夏至物語』は、愛する人の帰宅を待つ女の子の、愛と狂気に満ちた夏のある日を描くどこか不穏でダークな物語だが、そんな世界観とは裏腹に美しい映像で綴られており、岩井監督ファンにはたまらない作品。ティザーPRでは、その映像美の一端を垣間見ることができる。

 

主演のアイナは「キリエのうた」とはまったく違う役どころを演じており、メインビジュアルの何かをじっと見つめる美しい横顔が印象的だ。また、現在TVer上で配信中の映画「キリエのうた」公開記念特集内では『夏至物語』(1992)に加え、同じく岩井監督の初期の名作「雪の王様」も配信中。アイナ、岩井監督によるコメントは以下を参照。

 

アイナ・ジ・エンド コメント

1992年の作品を時代を超えて携わらせていただけて、とても幸せに思います。

ありがとうございます。

岩井さんの世界に混ざりこめることは

私にとってやはり、すごく楽しくて刺激的でした。

岩井さんの奇想天外な感性を目の当たりにするたびに、あぁ、最高だー!と心が漏れます。

 

自分に巡っている表現の血が

ざわざわと音を立ててユウコに没入していきました。

 

とても暑い日の撮影で、岩井組の皆さんは汗をだらだら流していたのに、

ずっと朗らかで、キラキラしていました。

たくさん学ばせていただきました。

 

そして、暑すぎる中でそうめんを食べた時

おいしくって生き返りそうになって

そうめん大好きになりました。

 

“夏至物語”

たんまり味わってもらえますように。

一度見たあと、

二度目はユウコと一緒にそうめんを食べて観ていただけたらうれしいです。

夏の思い出を作りませんか。

何卒、よろしくお願いします。

 

岩井俊二 コメント

29歳の夏に撮った『夏至物語』をアイナさんでリメイク。これ自分がまず観てみたいと思い、ご本人に旧作を観ていただいたところ、やってみたいとお返事が。かくして実現した本作。4K版として復活しました。(当時の解像度で比較すると面積比で27倍!)

「キリエのうた」とはまた全く違うアイナさんです。きっとご堪能いただけるかと思います。旧作はムーンライダーズの「午後のレディ」の音源をお借りしてましたが、今回はあらためて演奏していただけることになりました。

あらためて当時こんな変なドラマを放送してくれたカンテレさんには今も感謝しかありません。今後もこうしたショートフィルムを時々作れたらいいなといろいろ構想中です。

 

番組情報

『夏至物語』
カンテレ ※関西ローカル
2023年10月8日(日)深夜1時〜1時30分
※『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsアメリカ』延長の際、放送時間繰り下げの場合あり

TVerでは映画「キリエのうた」公開記念特集内にて、岩井俊二監督作品「夏至物語(1992)」「雪の王様」を配信中
https://tver.jp/ ※無料視聴

(c)カンテレ

『セクシー田中さん』に高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜が出演!【コメントあり】

10月22日(日)スタートの木南晴夏がGP帯連続ドラマ初主演を務める日曜ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)に、高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜の出演が決定。コメントも到着した。

『セクシー田中さん』に出演する 左から)なえなの、生駒里奈、高橋メアリージュン、円井わん、坂ノ上茜(c)芦原妃名子/小学館/NTV

 

本作は、第9回ananマンガ大賞を受賞、発行部数100万部を誇る芦原妃名子の人気漫画「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)をドラマ化。

 

地味で友達も恋人もいないアラフォーOLの田中さんを木南、超セクシーなベリーダンサーという田中さんの裏の顔に気付く派遣OL・朱里を生見愛瑠が演じ、2人と恋愛を繰り広げる男性キャストとして、毎熊克哉、川村壱馬、前田公輝、安田顕が出演する。

 

このたび、高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜の出演が決定。高橋メアリージュンが演じるのは、田中さんと朱里が通うベリーダンススクールのインストラクター・Miki先生。生駒里奈は、ベリーダンススクールの生徒・景子、同じくベリーダンススクールに通う生徒・アリサをなえなのが演じる。3人は第2話から出演予定だ。

 

円井わん演じる榎本華と、坂ノ上茜演じる根岸沙奈は、朱里と同じインカレサークル出身で、共に合コンに励む友人。高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜のコメントは下記に掲載。

 

高橋メアリージュン コメント

原作が面白くて一気に読み、田中さんのファンになりました。

魅力満点なキャラクターたち、刺さるせりふが多くて泣けちゃうところもあれば、クスッと笑っちゃうシーン、そして華やかなベリーダンスのシーンといろいろな表情がある楽しいドラマになりそうでワクワクしています。

個人的にはちょうど「女性性」について学んでいたところにベリーダンスと関わることができ、うれしいです。みんなで練習頑張っていますのでお楽しみに!

 

生駒里奈 コメント

景子役を務めさせていただきます、生駒里奈です。

「セクシー田中さん」を読んで、友達と女子会している気持ちになりました。

私自身、プライベートより仕事仕事で生きてきたので恋バナだったりは憧れですが、景子を通して、プライベートも楽しく、やりたいことをたくさん見つけて、アラサーを満喫したいと思います!!

自分の実年齢より景子は年上でバリバリ働いていますが、そこに引っ張ってもらいながら作品にプラスになれればと思います。

 

なえなの コメント

ベリーダンスのレッスン生のアリサ役、なえなのです。

最初は腰周りガチガチ! 練習は不慣れで大変でした! が、ベリーダンスの縛りのない自分らしさ全開でOK! みたいなところが大好きになりました。ドラマを通して出会えてよかったなと思いますし、皆さんにもベリーダンスを楽しんでもらえるとうれしいです!

クスッと笑えるシーンもあれば、元気をもらえ背中を押してくれる場面もたくさんある作品だと思います。私も作品を通して日々成長できるように一生懸命頑張ります。

 

円井わん コメント

たくさんの選択肢がある中で、年相応にとか、いい年してとか、ステレオタイプの価値観で押さえつけてくる言葉が人を不自由にさせる。それらを払拭する力がもらえ、社会を生きていく絶妙なリアルさを描いている作品だと思いました。

私が演じる華は、朱里に対して正論をぶち込む現実主義者ではあるものの、彼女の良き理解者でもあります。華のせりふにハッとすることも多く、首が取れるくらい深くうなずくせりふもありました。

他の誰でもないあなたを生きるパワーとなること間違いなしと思います。ぜひ楽しみにしていてください!

 

坂ノ上茜 コメント

以前、とある映画監督の方とお話しした際に、自分をこう見せたいとか常に何かを演じている人ばかりだとおっしゃっていました。

現代は情報であふれていて、SNSで誰かに見られることが当たり前になっているからこそ、どこかで疲れを感じている人も多い気がします。

この作品が、他人軸ではなくてもっと自分軸でもいいんだと、また明日から自分らしくあれるきっかけになればうれしいです!

 

番組情報

日曜ドラマ『セクシー田中さん』
日本テレビ系
2023年10月22日(日)スタート
毎週日曜 午後10時30分

<出演>
木南晴夏、生見愛瑠、毎熊克哉、川村壱馬(THE RAMPAGE)、前田公輝、高橋メアリージュン、生駒里奈、なえなの、円井わん、坂ノ上茜、水沢エレナ、星乃夢奈、平野沙羅、西田麻耶、安田顕 ほか

<スタッフ>
原作:芦原妃名子「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)
脚本:相沢友子
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:大井章生、田上リサ(AX-ON)
演出:猪股隆一、伊藤彰記(AX-ON)

(c)芦原妃名子/小学館/NTV

『推しが上司になりまして』初回放送直前に主演・鈴木愛理のインスタライブが決定!ドラマ本編ゲストも解禁

10月4日(水)にスタートするドラマNEXT『推しが上司になりまして』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜0時30分~1時)の初回放送直前企画として、4日の午後8時から主演・鈴木愛理によるインスタライブの配信が決定。さらに、オーイシマサヨシ、末吉9太郎、bebechan プダ オレリアンがドラマ本編にゲスト出演することも発表された。

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』鈴木愛理 (c)「推しが上司になりまして」製作委員会

 

原作は各電子書店で好評配信中の漫画・森永いと、原作・東ゆきによる同名作。人生のどん底にいた主人公が、突如、会社の上司となって目の前に現れた“最推し”の「2.5次元の舞台俳優」と恋に落ちる…と思ったら、舞い上がった彼女は“恐れ多い”とか“私は空気”とか心の中でつぶやきながら距離を置き、とんでもないまさかの行動に出る。当初、そんな彼女に戸惑う彼だが、やがてその訳を理解し始め…。毎話、夢の“胸キュン”恋愛シチュエーションが満載のキラッキラの“ジェットコースター・ラブコメドラマ”だ。

 

初回放送直前に行われるインスタライブでは、鈴木愛理がドラマの見どころやここでしか聞けない撮影中のマル秘エピソードなどを語るほか、リアルタイムで視聴者からの質問にも答えていく。さらに、出演者とのコラボも。

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』左)オーイシマサヨシ 右上)末吉9太郎 右下)bebechan プダ オレリアン (c)「推しが上司になりまして」製作委員会

 

また、オーイシマサヨシ、末吉9太郎、bebechan プダ オレリアンのドラマ本編出演も決定した。オーイシは、本作の主題歌「最強の推し!」を制作し、シンガーソングライター&弾き語リスト・大石昌良、バンド・Sound Schedule、アニソンシンガー・オーイシマサヨシ、デジタル・ロック・ユニットのOxTという4つの顔を持つ今注目のアーティスト。末吉はボーイズユニット・CUBERS のメンバーで、オタクあるある動画がSNSで話題を呼び、NHK連続テレビ小説『エール』や映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」に出演。バラエティ番組やラジオなど多方面で活躍している。オレリアンは、日本の魅力・食べ物・文化をフランス人視点でレポートする動画が人気のYouTuber。それぞれがどのシーンで登場するのか注目だ。

 

インスタライブ概要

配信日時:2023年10月4日(水)午後8時ごろ開始予定
※スケジュールの都合により、開始時刻が変更になる場合あり
最新の情報は番組公式X(旧Twitter)、Instagramなどでご確認ください。
出演者:鈴木愛理
配信プラットフォーム:『推しが上司になりまして』ドラマ公式Instagram (@tx.oshi)

 

1話(10月4日(水)放送)あらすじ

中条瞳(鈴木愛理)の最推しである舞台俳優・桐生斗真(片寄涼太)が、ある日の舞台で突然の引退を発表。斗真に全てを捧げて生きていた瞳は現実を受け入れられず、悲しみに暮れていた。

その翌日、魂が抜けた状態で瞳が仕事をしていると、イケメン御曹司が新しく部長に配属されるとのうわさが。斗真よりイケメンがこの世にいるわけがないと思っている瞳の前に現れたのは、なんと瞳の最推し・斗真だったのだ。ありえない現実にパニックになった瞳は思わず…。

 

番組情報

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』
テレビ東京系
2023年10月4日(水)スタート
毎週水曜 深夜0時30分~1時

【配信】
動画配信サービス「U‐NEXT」で毎週水曜午後9時より、毎話独占先行配信中
U‐NEXT:https://t.unext.jp/r/tv‐tokyo_pr
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
テレビ東京HP:https://video.tv‐tokyo.co.jp/
TVer:https://tver.jp/

【原作】
漫画:森永いと、原作:東ゆき「推しが上司になりまして」(DPN ブックス)
DPN ブックスHP:https://books.dpn.jp/
「推しが上司になりまして」特設ページ:https://books.dpn.jp/oshijyoushi/
公式Twitter(コミックなにとぞ編集部):comic_nanitozo

主演:鈴木愛理
共演:片寄涼太(GENERATIONS)、ゆりやんレトリィバァ
高野洸、渡辺佑太朗、稲田美紀(紅しょうが)、カルマ、福田愛依・植田圭輔、高柳明音
佐藤晴美、兒玉遥、吉田朱里/徳重聡

監督:本田隆一、小野浩司、松下敏也
脚本:蛭田直美、今西祐子、青塚美穂、東ゆき、伊澤理絵、山岡潤平
音楽:スキャット後藤
主題歌:鈴木愛理「最強の推し!」(Sony Music Labels/Epic Records Japan)
オープニングテーマ:片寄涼太(GENERATIONS)「Dance the life away」(rhythmzone)
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:川村庄子(テレビ東京)、小田彩(アクシーズ)、木川康利(アクシーズ)、増田玲介(アクシーズ)

制作:テレビ東京、アクシーズ
製作著作:「推しが上司になりまして」製作委員会

公式HP:https://www.tv‐tokyo.co.jp/oshijyoushi
公式X(Twitter):@tx_oshi
公式Instagram、TikTok:@tx.oshi

(c)「推しが上司になりまして」製作委員会

鈴木愛理「推しのいる生活がこのドラマでより華やかに」『推しが上司になりまして』会見

10月4日(水)にスタートするドラマNEXT『推しが上司になりまして』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜0時30分~1時)の記者会見が行われ、鈴木愛理、片寄涼太(GENERATIONS)、高野洸、稲田美紀(紅しょうが)、カルマが登壇した。

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』左から)カルマ、稲田美紀(紅しょうが)、鈴木愛理、片寄涼太(GENERATIONS)、高野洸

 

原作は各電子書店で好評配信中の漫画・森永いと、原作・東ゆきによる同名作。人生のどん底にいた主人公が、突如、会社の上司となって目の前に現れた“最推し”の「2.5次元の舞台俳優」と恋に落ちる…と思ったら、舞い上がった彼女は“恐れ多い”とか“私は空気”とか心の中でつぶやきながら距離を置き、とんでもないまさかの行動に出る。当初、そんな彼女に戸惑う彼だが、やがてその訳を理解し始め…。毎話、夢の“胸キュン”恋愛シチュエーションが満載のキラッキラの“ジェットコースター・ラブコメドラマ”だ。

 

まず、演じる役の見どころと、撮影中に印象に残ったエピソードなどを聞かれ、主人公の中条瞳を演じる鈴木は「瞳ちゃんは、2.5次元俳優である桐生斗真(片寄)をずっと推していて、推しがなくては生きていけぬという状態の女の子。ドラマは瞳ちゃんの推しである斗真が俳優を引退するというところからスタートします。そんな斗真が瞳ちゃんの上司になって現れるというのはファンタジー一色のような感じもしますが、撮影してみるとどこかリアリティーもあったりして、不思議だなと思いながら演じさせていただきました。私自身もアイドルグループの解散やラストライブなど“ラスト”を経験した身なので、瞳ちゃんとは逆の立場ではあるものの、推される側としての経験が瞳ちゃんにいい影響をもたらすことができたらなと思っています。私がオンステージしている状況で見てきたファンの皆さんの状態を、今度は自分がやる側になったということで、20年以上見てきたファンの皆さんがお芝居の参考になるんです。それが初めての経験だったので、見ている方にオタクとしてのリアリティーを認めていただけたらと思います」と経験を生かして役に挑んでいることを明かした。

 

片寄は「突拍子もない設定かと思いきや、今の時代にありそうなストーリーでもあるなと思います。推し(斗真)が近くにいないときの瞳さんと、推しがいるときの瞳さんのギャップや幅を楽しんでいただけると、見てくださる方たちも感情移入できる部分が出てくると思います」と見どころを説明。

 

高野は「僕が演じる桜木和樹は斗真君に憧れていて、斗真君が原動力になっているような俳優なのですが、僕も実際2.5次元の舞台に出させていただいていたので、ドラマでウィッグをかぶったりカラコンをつけたりすることがすごく新鮮でした。楽屋にいるシーンも撮影したのですが、実際僕らが舞台から帰ってきて楽屋にいるときってめちゃくちゃ恥ずかしいんですよ(笑)。なので、お手柔らかに見てほしいなと(笑)」と実際に2.5次元俳優としても活躍しているからこその心境を告白。

 

瞳と同じ会社の社員・真島明日香を演じる稲田は「私は演技指導みたいなものがなく、私のままでいいと言われたので、本当に私のままなんです。それと、鈴木愛理ちゃんが本当にかわいくて。過去のDVDを購入して今見ているところなんですけど、めちゃくちゃかわいいです。推しです」と鈴木を絶賛した。

 

同じく瞳と同じ会社の社員・藤井元久を演じるカルマは「最初にドラマのお話を頂いたときに、浮足立って先に台本を読んでしまって。絶対好青年の役だろうと思っていて、渡辺佑太朗君が演じる中村和馬をやると思っていたのですが、一番悪そうな藤井をやることに…」と自身の役が分かったときの驚きを明かし、「絶対僕じゃないと思ったんですけど、衣装合わせのときに監督やプロデューサーから『そのままのカルマでやってほしい』と言われて、そのままやったらけっこうしっくりきていたみたいで(笑)。このドラマでは唯一と言っていいくらいの悪い役で、ドラマをかき乱していくと思うので、そこも注目していただけるとうれしいです」と語った。

 

ここで、ドラマで実際に使われた推しグッズが会場に登場。ポスターやアクリルスタンドキーホルダー、うちわ、クッション、等身大パネルなどさまざまな推しグッズに鈴木は「こんなに推しグッズがふんだんに出てくるドラマって珍しいと思うんですけど、これもごく一部で。斗真の目だけくり抜いたアイマスクとかもあるんですよ(笑)。道具を作ってくださるスタッフさんも、2.5次元俳優さんのファンの方たちがこういうものを持っているであろう、こういうものも作ってみようと、夢と現実を織り交ぜながらみんなで瞳の部屋を作ってくださいました。なので、ぜひそのあたりも注目していただきたいです」とこのドラマならではの見どころを語った。

 

自分のグッズを目の前にした片寄は「瞳さんの部屋のシーンもありましたが、けっこう続けて撮影されていたので、片寄に胸焼けしないかすごく心配でした(笑)」と照れ笑い。また、「グッズのポージングを決めたり素材の話をするとき、高野君から意見をもらったりもしましたし、めちゃくちゃ勉強させてもらいました」と高野の意見も取り入れられていることが明らかに。

 

続いて、「今推している人物や物はあるか」という話題に。鈴木は「私がアイドルになったときは“推し”という言葉がなかったですし、高校生・大学生になってからできたと思うんです。私は高校生のころからずっとback numberさんが好きなんですけど、推しというよりはリスペクトという感じ。『推しのいる生活』というハッシュタグが似合うような存在って意外といないんですよね。なので瞳ちゃんが楽しそうでいいなと思いました」と。

 

片寄は「ワインが好きなので、ワインが推しと言えば推し。それで生活が支えられているし、癒やしになっているなと感じます」と回答。するとカルマが「俺の推しはワインですってカッコいいですね」と声を上げ、「(片寄が)ワイン好きというのは聞いていましたし、どこから聞いていいのか分からないくらいワインの知識がすごいんです。絵画の説明かのような感じで。そのくらい熱量を込めて話せるものが推しなんだろうなと思いました」と感心していた。

 

いっぽう稲田は「上ミノ」と即答。片寄に「部位として狭くないですか?」とツッコまれるも、「自分の推しなんで大丈夫です。何を言われても、それが推しなのでごめんなさい」と一蹴した。

 

高野は「カッコ悪いんですけど、カードゲームが好きでオタクなんです」と回答。「カッコ悪くないよ!」と一同が否定する中、「保護してファイリングしたりしています」とかなりのゲーム好きを明かした。

 

そんな中、カルマが「僕です」と答え、鈴木が「ありがとうございました」と笑いを誘うひと幕も。続けてカルマは「人物的な推しがいなくて、わりと本当に自分が大好きで。等身大の鏡を全部屋に一つずつ置いています」と話し、キャスト陣を驚かせた。

 

また、「もし仕事を引退したらどのような人生を歩みたいか」という質問も。鈴木は「仕事がなくなる自分が考えられない。小さいころからこの仕事をやっているので、仕事がなくなったらこの世から消えるんじゃないかとすごく怖いです。ただコーヒー屋さんは将来やりたいとお母さんと話しています。でも実は、この世界に入るかどうするかというときに、もう一つの選択肢として英語が話せるようになるために小学生で留学するというもあって。どちらかとなって歌を選びました。なので、もし留学の方を選んでいたらまた違う人になっていたのかなと思います」と告白。

 

片寄は「ご飯が好きなので、飲食。お店に興味ありますし、アートも好きなので、若いアーティストをたくさん見つけてギャラリーをやったりもしてみたいですね」と回答。これに稲田は「ギャラリーとか人生で言ったことないですもん」、カルマも「スマホの写真のことかと思った」と。

 

高野は「ゲームクリエイターになりたかったときがありましたが、高校生のときに僕も芸能の道を選びました」と。稲田は「私はダイビングの免許を持っていまして。俳優さんと結婚するという夢があって、ダイビングってけっこう俳優さんが来るといううわさがありますので、海に潜っていようかなと。俳優さんを海で待ちたいと思います」と夢を語った。そしてカルマが「仕事という概念なく言うと、旅をしたいですね」を願望を告白。鈴木が「毎朝顔真っ白だからどこかで息絶えないか心配…」と話すと、カルマは「レフ版みたいってよく言われます」と会場の笑いを誘った。

 

最後に鈴木は「最近テレビで見かけるラブコメの中では、久々に見るんじゃないかなというくらいの王道ラブコメです。推しのいる生活が定着している今だからこそ、いろいろなところにいろいろな推しがいる皆さんが、週に1回自分の推しに思いを寄せながら妄想できるようなドラマになればいいなと思いながら演じさせていただきました。今回オープニングが片寄さんで、エンディングを私が担当させていただいているのですが、どちらもドラマに寄り添った内容の曲になっていますし、私の楽曲に関しては主演者の方に踊ってもらっています。音楽と絡んだときも、この作品の明るさや『推しって素晴らしい』ということを伝えられる時間になると思うので、皆さんの推しのいる生活がこのドラマでより華やかになっていくといいなと思っております。ぜひご覧ください」とドラマをアピールし、会見を締めくくった。

 

番組情報

ドラマNEXT『推しが上司になりまして』

テレビ東京系

2023年10月4日(水)スタート

毎週水曜 深夜0時30分~1時

 

【配信】

動画配信サービス「U‐NEXT」で9月27日(水)午後9時より、各話1週間独占先行配信

U‐NEXT:https://t.unext.jp/r/tv‐tokyo_pr

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信

テレビ東京HP:https://video.tv‐tokyo.co.jp/

TVer:https://tver.jp/

 

【原作】

漫画:森永いと、原作:東ゆき「推しが上司になりまして」(DPN ブックス)

DPN ブックス HP:https://books.dpn.jp/

「推しが上司になりまして」特設ページ:https://books.dpn.jp/oshijyoushi/

公式Twitter(コミックなにとぞ編集部):https://twitter.com/comic_nanitozo

 

主演:鈴木愛理

共演:片寄涼太(GENERATIONS)、ゆりやんレトリィバァ

高野洸、渡辺佑太朗、稲田美紀(紅しょうが)、カルマ、福田愛依・植田圭輔、高柳明音

佐藤晴美、兒玉遥、吉田朱里/徳重聡

 

監督:本田隆一、小野浩司、松下敏也

脚本:蛭田直美、今西祐子、青塚美穂、東ゆき、伊澤理絵、山岡潤平

音楽:スキャット後藤

主題歌:鈴木愛理「最強の推し!」(Sony Music Labels/Epic Records Japan)

チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)

プロデューサー:川村庄子(テレビ東京)、小田彩(アクシーズ)、木川康利(アクシーズ)、増田玲介(アクシーズ)

 

制作:テレビ東京、アクシーズ

製作著作:「推しが上司になりまして」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv‐tokyo.co.jp/oshijyoushi

公式X(Twitter):@tx_oshi

公式Instagram、TikTok:@tx.oshi

森七菜×間宮祥太朗W主演『真夏のシンデレラ』全11話のTVer見逃し配信数が累計2900万回を突破 月9枠で歴代2位

森七菜と間宮祥太朗がW主演を務めた『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)の全11話のTVer見逃し配信数が2900万回超を達成。月9枠において歴代2位を記録した。

『真夏のシンデレラ』©フジテレビ

 

今年7月クールに放送された月9ドラマ『真夏のシンデレラ』は、海辺を舞台に男女8人のひと夏の恋愛を描いた群像劇。月9初主演にして、初共演となる森七菜と間宮祥太朗を筆頭に、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司、森崎ウィン、桜井ユキ、山口智充、大西利空らがレギュラー出演した。

 

このたび、全11話のTVer見逃し配信数が累計2900万再生を突破。話毎の平均配信数は260万回超となり、フジテレビの月9枠としては、総配信数・話毎平均配信数ともに『ミステリと言う勿れ』(2022年1月期)に次いで歴代2位となる配信数を記録した。

 

さらに、劇中で登場したヒロインの蒼井夏海(森七菜)が身に着けていた「ホエーテールネックレス」や「くじらのグラス」などのドラマオフィシャルグッズは即完売となる人気ぶりを見せ、主要キャスト8人の「アクリルスタンド」は、フジテレビドラマとしては過去最高の販売数となった。

 

また、番組ではメインキャスト男女8人が再集結し、ドラマのアフターストーリーを描いた『真夏のシンデレラ~アフターパーティ』がFODで独占配信中。夏の余韻を残しつつ、それぞれが新たな道へと進んでいく様を描いており、全て新撮となるオリジナルストーリーとなっている。

 

作品情報

『真夏のシンデレラ』

出演者:森七菜、間宮祥太朗、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司、大西利空、森崎ウィン、桜井ユキ(友情出演)、山口智充 ほか

脚本:市東さやか(「第34回ヤングシナリオ大賞」大賞受賞)

主題歌:緑黄色社会 「サマータイムシンデレラ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

プロデュース:中野利幸(フジテレビ ドラマ・映画制作部)(『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』、『ラスト・シンデレラ』、『私が恋愛できない理由』 など)

演出・監督:田中亮(フジテレビ ドラマ・映画制作部)(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズ、『ラスト・シンデレラ』 など)

制作・著作:フジテレビジョン

 

FOD『真夏のシンデレラ~アフターパーティ』:https://fod.fujitv.co.jp/title/g9nx/

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/natsu_cin/

公式X(旧Twitter):@natsu_cin

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©フジテレビ

EXIT・兼近大樹「キスシーンみたいな撮影の前は照れくさくて……思い付く限りの小ボケをたくさん挟んで挑みました」連続ドラマW-30「アオハライド Season1」

累計部数1300万突破の大ヒットマンガ「アオハライド」が、出口夏希と櫻井海音のW主演で、Season1/Season2の2部作で完全実写化する。そのSeason1となる連続ドラマW-30 「アオハライド Season1」が9月22日(金)よりWOWOWにて放送・配信される。原作の大ファンだと語る、EXITの兼近大樹さんが髪を黒く染め、普段のチャラ男口調も封印して、生徒に人気の高校教師役で出演。生徒役の若い俳優とのジェレネーションギャップも感じたそうで、撮影中のエピソードを笑いいっぱいに語ってくれた。

 

兼近大樹●かねちか・だいき…1991年5月11日生まれ、北海道出身。2017年にりんたろー。とEXITを結成。ボケ担当。2018年4月、ヨシモト∞ホールにて結成最速の単独ライブを開催。現在、EXITとして冠番組『EXITのベルギー行ったらモテるやつ』(テレビ東京系)ほかレギュラー番組多数。個人では、ドラマ「ホスト相続しちゃいました」に出演するほか、2021年、小説「むき出し」を出版し、小説家デビューも果たした。

【兼近大樹さん撮り下ろし写真】

黒髪にして衣裳を着ると陽一のようにかわいいなって思いました(笑)

──兼近さんが演じられた田中陽一は英語教師で、志田彩良さん演じる生徒の村尾修子から想いを寄せられています。高校生に人気の先生を演じると決まったときの心境はいかがでしたか。

 

兼近 面白いなと思いました。オレは女子生徒に嫌われるタイプだったので、今回のようなきれいな感じの人間を演じる日が来るとは思わなかったですよ。しかも英語教師なんて。東京に出てきたとき、オレはローマ字を読めなくて、AからZまで書けなかったんですよ。そういう人間が英語教師の役をやるとは……。

 

──役作りとして4年ぶりに黒髪にされたそうですね。

 

兼近 見た目から入ったところはありましたけど、「黒髪にできますか?」と聞かれたので、できないわけないんで「はい」と黒髪にしました。

 

──見た目から、ということで黒髪にして衣裳を身につけてみたら、すぐに田中陽一になれました?

 

兼近 そもそも原作の陽一がめっちゃ好きなんすよ。かわいいじゃないですか。大人から見た陽一は子供でかわいいから、最初は自分が陽一になれるのかなって思いましたけど、黒髪にして衣裳を着るとかわいいなって思いました(笑)。

 

染み込ませたチャラ男に見えるしぐさをやらないように気を付けました

──原作の陽一は20代。確かに高校生から見れば大人だけど、もっと上の世代から見ると若者です。30代前半の兼近さんから見た陽一のかわいらしさってどんなところですか。

 

兼近 器用で賢そうに見えるけど、実は自分の気持ちを伝えるのがあまりうまくない。そういう部分って年齢を重ねたらうまくなっていくはずなんです。でも陽一は生徒を指導する立場のくせに、そういうことがうまくできないかわいさがあるんですよね。あとはシンプルに感情をストレートに出しているところもかわいい。それも年齢を重ねると隠せるようになるはずなのに、櫻井海音くん演じる洸のお兄ちゃんであり先生なのに、平気で感情を出せる。もしかしてそれがね……大人であるオレがかわいいと思ったのが、陽一の計算だったら怖いですけど(笑)。原作に描かれている感じではそう思わなかったので、今のところ計算ではないだろうと思うとかわいいです。

 

──演じる上でもかわいさを意識しました?

 

兼近 若々しさとかわいさは意識しました。どこか生徒に近い気持ちを持っている感じを意識して頑張ったんですけど……なかなかねぇ(笑)。生徒を演じている子たちが本当に若いじゃないですか。多々分からないノリもありましたけど頑張りました。おじさんだけど、普段から若い人のふりをしているんで、そこはわりとうまくいったかなと。だいぶ(若々しく)カモフラージュできた気がします。

 

──先生役となると普段の兼近さんの話し方とは全く違ってきますよね。

 

兼近 (首を小刻みに揺らしながら)この動きをしないようにしました。今はあんまりやってないかもしれないんですけど、普段はチャラ男になってるんでそのクセがついてるんです。何でもないときも普通に動きながらしゃべっちゃうんです。自分で染み込ませたチャラ男に見えるしぐさなんで、それをやらないように気を付けました。

 

──気を付けないと動いちゃうんですか。

 

兼近 ふとしたときにやりそうになるんです。何のリズム刻んでんだろうみたいな、鳩の首の上下みたいな動きをチャラ男ってやるじゃないですか(笑)。それが出ないようにガチっとはめて、首をすわらせました。

 

わざとすれ違いと起こさないといけないんだなって勉強になります(笑)

──陽一役がくる前から原作はご存じだったのでしょうか。

 

兼近 知ってたんですけど、話がきたときに改めて読み返して、オレの教材だなって思いましたね(笑)。多分、昔は恋愛の勉強ができる教材として読んでいたので、歳を取ってから読んでも「あ〜いいなぁ」ってなりました。少女マンガって全体にヒロインと好きな人の気持ちのすれ違いを描くのが上手じゃないですか。すぐに想いが合致するわけじゃない。だから日常でもわざとすれ違いと起こさないといけないんだなって勉強になります(笑)。

 

──ほかには、どんな部分が教材として役立ちましたか。

 

兼近 少女マンガって心の描写が上手じゃないですか。「アオハライド」も相手は“どういう気持ちなんだろう、分からないよ~”みたいな描写がありますよね。日常でもあの感じを意図的に作らなきゃダメなんだなって思いました。そのための教材です(笑)。オレはストレートなタイプで、計算や駆け引きみたいなことができないから。

 

──好きなマンガの実写に出演できるのはうれしいものですか。

 

兼近 めっちゃ嬉しいです。オレは原作ものの声や実写とかめっちゃやりたい人なんで。

 

──原作ファンのこだわりもあるでしょうし、実写化ならではの難しさもあるのかなと。

 

兼近 寄せられそうなところは寄せて、無理なところは、自分の中で「原作とは違います」という言い訳をして落とし込みます。だってそのキャラクター本人じゃないから、そりゃそうじゃんって。そこは折り合いをつけてます。

 

演技はコントや漫才に近いものがあるかもしれない

──陽一も少女マンガならではなセリフがありますが、それを言うときの気持ちはいかがでしたか。

 

兼近 いや、照れくさいっすよ。オレだったら。でもスタートがかかったら、ある程度イケてたと思うんですよね(笑)。スタートの声さえかけてくれれば、コントみたいなものなので。コントや漫才中も面白いことをする側は笑ってないですよね。それはコント中もその中の人になっているから、相手に面白いことを言われても笑わないんです。ボケられて笑っている場合じゃない。真剣なんで。そういう意味では、演技はコントや漫才に近いものがあるかもしれないです。

 

──撮影中“陽一”になっていれば照れもないと。

 

兼近 照れないですね。ただ「カット!」って言われたときに、ふと我に返るとめちゃくちゃ恥ずかしいんで、ヘンにボケたりしました。撮影が始まる前と終わった後は、もうずっと照れくさいです(笑)。

 

──照れくさいときはどんなことをしたんですか。

 

兼近 何をやってたかなぁ。それこそキスシーンみたいなことも今回やりまして、始まる前が恥ずかしいんですよ。なのでめちゃくちゃエピソードトークとかしました。そのとき思い付く限りの小ボケをたくさん挟んで、志田さんに話したことを覚えてます。

 

──ということは、志田さんに照れが伝わっていたのでは(笑)。

 

兼近 いや、伝わってないでしょう(笑)。僕も大人ですからね。うまいこといったんじゃないかな。

 

忖度なしのボケツッコミは素晴らしい

──撮影中、印象的だったシーンを教えてください。

 

兼近 僕もいたんですけど、プール掃除をするシーンです。実際は冬の寒い時期で、撮影前にクリスマスだからって出口さんや櫻井くんたちがクリスマスのコスプレみたいな格好して現れたんです。「僕、これ昨日取り寄せたんだ」ってクリスマスツリーの格好していたり、キャッキャキャッキャしていて。オレは遠くからそれを見て、気持ちがほかほかしました。たまらんなぁ〜! と(笑)。演技じゃなくて、全員が素でやってるんだけど、でも登場人物たちが楽しんでるようにも見えるんです。見た目は役になりきってますからね。だからスピンオフ的なエピソードを見せてもらっているみたいな感じでほっこりしました。

 

──一緒にキャッキャしても良かったのでは。

 

兼近 さすがに混ぜてもらえなかった。ちょっと年齢が離れ過ぎてたのかな〜。僕に気を使っていたと思いますよ。みんなでキャピキャピしながら、先生のもあるよってかぶり物を渡されたので、「おー、ありがとな」って一応かぶったんですけど、そこから会話には混ざれませんでした(笑)。それと先生役なので、マインドとして生徒たちとあまり絡まないように、なるべく距離を置くというのは意識していました。見守るような立ち位置で、みんなと一緒にキャピキャピはしていなかったです。ま、できないんですけど(笑)。

 

──生徒役の皆さんを見ていて、どんなときに若さを感じましたか。

 

兼近 お菓子ひとつ食べるにしても、その話題でみんな盛り上がるんです。僕だったら自信がないと話し出さないんですけど。ま、年齢に関係ないのかな。僕がそういう職業だからなのかもしれないんですけど、僕にとっては、勝算のないトークは始めないっていうのが当たり前のことなんすよ。でもみんなお菓子ひとつでかけ合いができるというか。そういう若者特有の円滑なしゃべりを聞きながら、自分には「これはないなー」と。忖度なしのボケツッコミは素晴らしいなって思いました。

 

野球の話ができるの、すごくうれしい

──ここからは兼近さんがハマっているものについてお聞かせください。

 

兼近 野球ですね。大谷翔平はもちろん、プロ野球は常に見てます。

 

──昔からプロ野球はお好きなんですか。

 

兼近 ずっと好きではあったんですけど、全然見てなくて。去年ぐらいから毎日欠かさずに見るようになりました。パ・リーグTVに入っているので、リアルタイムで見られなかったら、VODで日ハム(北海道日本ハムファイターズ)の試合をひたすら見ています。個人の結果もネットの速報でチェックしてます。こういうことを月曜日以外は毎日やってますね。月曜日もメジャーリーグの試合はあるので、千賀滉大やダルビッシュ有、前田健太といったメジャーで活躍する選手たちの結果を追っています。

 

──そこまで追いかけるようになるきっかけは何だったんですか。

 

兼近 もともと好きではあったんですけど、『プロスピ(プロ野球スピリッツ)』や『パワプロ(実況パワプロ野球)』といったゲームで野球熱を消化していたんですよ。でもゲームは時間がかかるからやめたんです。じゃあ何で野球を楽しめばいいんだろうってなり、せっかくならリアルのプロ野球を追いかけようってなりました。今は『パワプロ』のサクセスのように、自分がサクセスしているかのように選手の記録を追いかけるようになりました。

 

──選手の成績を見て一喜一憂されてるってことですか。

 

兼近 そうです、そうです。選手一人ひとりの結果を見てます。日ハムで言ったら万波中正選手はホームラン王になれる可能性を残しているので、その観点から日々チェックして、見逃し三振とかだと「おいおいおい、見逃して終わりが一番ダメじゃん!」って一人で言ったりします(笑)。

──自分が監督であるかのような気持ちで見ているんですね。

 

兼近 いや、監督も自分が雇用しているという目で見ています。「新庄剛志を監督に起用したいんですが」という相談を受けて、オレが「ま、いいでしょ」って受け入れたって感じで見ているので、全部楽しいんですよ。だから新庄の采配が失敗したときも、「あ〜、こういうときもあるよ。大丈夫、大丈夫」みたいな気持ちでいられるんです(笑)。自分のチームとして見てるから。

 

──どちらかというと褒めて伸ばすタイプですか(笑)。

 

兼近 僕はそうですね。挑戦して失敗するのは全然アリです。こうやって野球の話ができるの、すごくうれしいです。野球好きが減ってきたなっていうのを明らかに感じられるから。「THE 突破ファイル」の収録で、サンドウィッチマンさんと話すぐらいなので。あとぺこぱの松陰寺(太勇)さんがロッテ(千葉ロッテマリーンズ)のファンなので、空き時間にギャーギャーわめきながらロッテ対日ハムの試合の話をしたりします。おじさんですよね。

 

──今年はWBC、高校野球と盛り上がっていたように思いますが、野球ファンのとって楽しい年だったのでは?

 

兼近 そうですね。僕もWBCの中継を配信する番組でMCをやらせてもらって、夢が一つ叶った気がしました。こんな日が自分にくるとは思わなかったんで。やっぱり野球といえば中居(正広)さん一強、野球でタレントが前面に出てきていいのは中居さんだけみたいになってるんで、そこにオレが食い込んだんだと思って(笑)。もちろんお叱りの声はいっぱい受けましたが、うれしかったです。

 

──ちょっとずつ野球の仕事に食い込んでいきたいって気持ちはありますか。

 

兼近 もう十分です。WBC中継のMCができて、日本が優勝して、大谷とトラウトの対決が見られたので。野球の仕事に関しては満足した感じはありますね。今は日ハムとEXITがコラボしたグッズを出させてもらったりして、ずぶずぶに絡ませてもらっているので、そこんとこもうちょっと深いところまでいけたらいいですね(笑)。

 

 

連続ドラマW-30「アオハライド Season1」

9月22日(金)スタート(全8話)
WOWOWで毎週金曜午後11:00 放送・配信(第1話無料放送)
TVerでは最新話を見逃し配信。WOWOWオンデマンドでは第1話放送終了後に全8話を一挙配信。

(STAFF&CAST)
原作:咲坂伊緒
監督:木村真人、松田祐輔
脚本:桑村さや香
主題歌:「この雨がやんだら」足立佳奈 feat.竹内唯人

出演:出口夏希 櫻井海音
志田彩良 莉子 新原泰佑 宮里ソル(円神)工藤美桜
堀内敬子 野間口 徹 神保悟志 板尾創路 渡邊圭祐 比嘉愛未
曽田陵介 兼近大樹(EXIT)

(STORY)
吉岡双葉(出口)と田中洸(櫻井)は中学の同級生。ある雨の日を境に2人は互いの距離を縮め、一緒にお祭りに行く約束を交わす。ところが、洸は待ち合わせ場所に現れず、双葉に何も告げぬまま転校してしまう。高校生になり、友達から嫌われないように自身を偽るための“ガサツな女子”を演じる双葉は、クラスで孤立する槙田悠里(莉子)のことが中学時代の自分と重なり、気になり始める。そんな双葉の前に突然、洸に似た男の子が現れる。しかし、彼は“馬渕”と呼ばれていて——。

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/富樫真綾(Ari・gate)

原菜乃華が“激しすぎる愛”を見せる高校生役で『泥濘の食卓』に出演!“サレ妻”戸田菜穂、“毒親”筒井真理子も解禁

齊藤京子(日向坂46)が主演を務める、10月21日(土)スタートの土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分~深夜0時)に、原菜乃華、戸田菜穂、筒井真理子の出演が決定し、コメントが到着した。

『泥濘の食卓』左から)戸田菜穂、原菜乃華、筒井真理子 (c)テレビ朝日

 

2016年に「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子が手掛ける話題作を、初めてドラマ化した本作。

 

齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるが故に真っすぐな愛は度を越えていき…。深愛は愛する店長だけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄き、徐々に家庭へと寄生、やがて泥濘(ぬかるみ)へと引きずり込んでいく…そんなかつてない“パラサイト不倫”を描く。

 

深愛の真っすぐすぎる愛の“餌食”となる、不倫相手の店長・那須川夏生役を吉沢悠。その息子で、2人の関係を知っても深愛に好意を寄せてしまう高校生・那須川ハルキ役を櫻井海音が演じる。

 

このたび、新たに3名の出演が解禁。ハルキに思いを寄せる幼なじみ・尾崎ちふゆを演じるのは、今最も勢いのある若手女優・原菜乃華。2022年公開のアニメーション映画「すずめの戸締まり」で1700人を超えるオーディションから主人公の声優に選ばれ、一躍注目を集めた。

 

その圧巻の演技力で高い評価を受け、その後も『波よ聞いてくれ』(2023年)や現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』、公開中の映画「ミステリと言う勿れ」など話題作に続々と出演。

 

今作で演じるちふゆは、見る者の度肝を抜くこと必至。ハルキに対する思いはすさまじく、独占したいがために学校で「ハルキが自分をレイプしようとした」というとんでもないうそを広めてハルキを孤立させたり、ハルキが深愛に思いを寄せていることを知っていら立ちを募らせては、どんどん行動をエスカレートさせていく。

 

原は、そんな深愛とはまた違った激しすぎる愛を見せるちふゆを「強烈なキャラクターではあるけれど、ある種とてもいちずで真っすぐ人を愛し続けることができる乙女」と語り、「1度ハマったら最後、先が気になってしょうがなくなる、まさに泥濘のような作品だと思います」と期待を寄せる。

 

一方、夏生の妻・那須川ふみこを演じるのは、りんとした空気を放ち、時にかわいらしさや強さを見せながら数多くの作品を彩ってきた戸田菜穂。病気を患い、家にひきこもる生活を送っていたところ、夫の不倫相手とも知らず近寄ってきた深愛に心を開き始め、仲良くなっていく。

 

一家全員もろとも深愛の泥濘に引きずりこまれ、パラサイトされる那須川家。戸田は「優しいからこそ弱い、優しいからこそ傷付き内へ内へと向かうふみこを愛しみながら演じたいと考えています」と語り、「何か面白い作品が立ち上がる予感がしています。熱量がものすごいです」と明かした。

 

そして、深愛の母親・捻木美幸を演じるのは、筒井真理子。2016年カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した「淵に立つ」では多数の映画祭で主演女優賞に輝き、2019年公開の主演映画「よこがお」では芸術選奨映画部門文部科学大臣賞、Asian Film FestivalのBest Actress最優秀賞を受賞。

 

国内外からその圧倒的な演技力と存在感を高く評価され、最新主演映画「波紋」でも圧巻の演技で大きな注目を集めている。

 

筒井が演じる美幸は、深愛を抑圧してきた毒親で、深愛の那須川への度を越した真っすぐ過ぎる愛を生むきっかけを作った元凶とも言える存在。筒井は、「わが子を思う故の毒親」と分析しつつ、「子を持つ親なら誰もが陥る可能性があるのかもしれません。表面化する言動は性格によって違うとは思いますが、誰の中にも美幸はいるのだと信じていただけるよう意識して演じています」と語った。

 

ほかにも、注目の若手俳優が勢ぞろい。那須川の下、深愛と一緒に働くスーパー店員・児玉役を演じるのは、劇団カムカムミニキーナに所属する実力派の未来。同じくスーパー店員・中村役を、2021年に女優デビューし、翌年にミュージカル「シンデレラストーリー」で主演に抜てきされるなど今後の活躍に注目が集まる水嶋凜が演じる。

 

そして、ハルキの同級生・谷口役には『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(2023年)で連ドラ初レギュラー出演ながら存在感を発揮している岩瀬洋志。若手俳優陣がフレッシュで勢いある魅力で、物語をより一層盛り上げていく。

 

また、『泥濘の食卓』初のティザー予告映像が、9月23日(土)の『ハレーションラブ』内で放送解禁。家族を丸ごと飲み込む深い愛…不穏な雰囲気漂う予告編に注目だ。原、戸田、筒井によるコメント全文は以下を参照。

 

原菜乃華 コメント

お話をいただいてから原作を読ませていただいたのですが、個人的に、好みど真ん中すぎる作品だったので、絶対に参加させていただきたいと強く思いました。原作で1番好きなキャラクターでもあるちふゆ役ができるなんて、とてもうれしいです。

ちふゆは、強烈なキャラクターではあるけれど、ある種とてもいちずで真っすぐ人を愛し続けることができる乙女だということは忘れず、主人公の深愛と同じく、ちふゆも親からのゆがんだ愛情や教育の被害者であるということを頭に置きながら演じたいと思います。

齊藤さんと櫻井さんと実際にお会いしてみて、お2人とも漫画から飛び出してきたかのようなぴったりのビジュアルで、本読みで並んでいる姿を見た時、深愛とハルキが実在している! と思いました。柔らかくて穏やかな雰囲気のお2人からは想像もつかない役柄なので、撮影がとても楽しみです。

強烈なキャラクターたちの行動や今後の展開に、おののきながらも、目が離せなくなるような、まさに泥濘のような作品だと思います。そんな中毒性のある物語をぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。

 

戸田菜穂 コメント

原作は、これまで味わったことのない混沌とした読後感でした。人間の泥濘…この雰囲気をうまく表現できたらなあと願っています。今作では那須川の妻・ふみこを演じさせていただきますが、優しいからこそ弱い、優しいからこそ傷付き内へ内へと向かうふみこを愛しみながら演じたいと考えています。

主演の齊藤さんをはじめ、吉沢さん、櫻井さんとはポスター撮影の日に初めてお会いしたのですが、皆さんすでに原作のイメージにぴったりはまっていらして、びっくりしました! 撮影が楽しみです。

何か面白い作品が立ち上がる予感がしています。熱量がものすごいです。感情の泥濘にどうぞ皆さまどっぷりと漬かってください。

 

筒井真理子 コメント

原作を読んだ時は若者たちの心の叫びを聞いたような感情になり、登場人物たちがいとおしくなりました。さらに台本ではハラハラドキドキのジェットコースター感覚が加わり、毎回読み進めるのが楽しみでした。

私が演じる美幸は、わが子を思う故の毒親…子を持つ親なら誰もが陥る可能性があるのかもしれません。表面化する言動は性格によって違うとは思いますが、誰の中にも美幸はいるのだと信じていただけるよう意識して演じています。

主演の齊藤さんは、しっとりと湿り気を帯びた憂いのある雰囲気が『泥濘の食卓』の世界観にぴったりで、作品の完成がとても楽しみになりました。まだ読み合わせとスチール撮影でお会いしただけですが、これから楽しく一緒に作品作りができそうです。

誰もが抱えているであろう悩みや苦しみとどう向き合っていくのか? そんなことも一緒に手探りできるドラマになると思います。安里(麻里)監督が織りなす濃密で極上のエンターテインメントをお楽しみいただきたいです。

 

番組情報

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
2023年10月21日(土)スタート
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

(c)テレビ朝日

ムロツヨシ×平手友梨奈『うちの弁護士は手がかかる』戸田恵子、酒向芳、松尾諭、村川絵梨、日向亘らが法律事務所の仲間役【コメントあり】

主演・ムロツヨシ×共演・平手友梨奈による『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系 10月スタート 毎週金曜 午後9時~)に、戸田恵子、酒向芳、松尾諭、村川絵梨、日向亘の出演が決定。コメントが到着した。

『うちの弁護士は手がかかる』(c)フジテレビ

 

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。

 

フジテレビのGP帯ドラマ初主演のムロが自身のキャリア初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役。フジテレビドラマ初出演の平手が、弁護士役に初挑戦する。

 

このたび、「世界の法の日」である本日9月13日(水)、蔵前と杏が所属する香澄法律事務所の仲間たちが一挙解禁された。戸田恵子が演じるのは、香澄法律事務所の所長・香澄今日子。たった1人で事務所を立ち上げ、今日までさまざまな分野の案件をこなしてきた。成り行きで杏を預かることになったものの、次から次へと問題を起こす杏に手を焼いている。

 

そんなある日、今日子は偶然にも蔵前と再会。実は、以前梨乃が出演したリーガルドラマの法律監修を今日子が担当していたのだ。今日子はマネージャーとしての腕を買い、蔵前を杏のパラリーガルに任命する。

 

酒向芳が演じるのは、香澄法律事務所の事務作業を一手に引き受ける敏腕パラリーガル・丸屋泰造。パラリーガル一筋30年で仕事に対するこだわりは人一倍強いが、たまに格好を付けてしまい周囲をあきれさせてしまうことも…。

 

松尾諭が演じるのは、香澄法律事務所の弁護士・山崎慶太。同僚たちからいじられる事務所のムードメーカー的存在だ。

 

村川絵梨が演じるのは、香澄法律事務所の弁護士・辻井玲子。司法試験に一発で合格した優秀な弁護士だが、歯に衣着せぬ発言で周囲をビビらせてしまうこともしばしば。“時は金なり”が信条で仕事もプライベートも効率的にこなす。

 

日向亘が演じるのは、アルバイトとして香澄法律事務所に在籍するパラリーガル・岩渕亮平。司法書士を目指し、受験勉強をしながらパラリーガルをはじめ複数のバイトを掛け持ちする頑張り屋。法律の知識はほとんどないが、持ち前の愛嬌で事務所の愛されキャラを確立している。

 

新たに発表された出演者と、金城綾香プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

戸田恵子 コメント

◆本作の台本をお読みになって、いかがでしたか?

ユニークなバディ関係の展開がとても楽しみです。

◆共演されるムロツヨシさん、平手友梨奈さんの印象について、また、撮影で楽しみにしていることについてお聞かせください。

お2人とも初共演となります。楽しく撮影できたら幸いです。

 

酒向芳 コメント

◆本作の台本をお読みになって、いかがでしたか?

法律という堅い分野に切り込んでいくお話ですが、それを分かりやすくドラマ仕立てにして、見る側にも身近に感じられるようになっていると思います。ある意味、とてもためになる、なってほしい作品です。

 

松尾諭 コメント

◆本作の台本をお読みになって、いかがでしたか?

法律事務所は面白く、楽しいシーンとなっているのですが、撮影となると共演者の方々がさらに面白いことを次々と仕掛けてきそうで戦々恐々としております。

◆共演されるムロツヨシさん、平手友梨奈さんの印象について、また、撮影で楽しみにしていることについてお聞かせください。

ムロ君には10年ほど前に誕生日にプレゼントを渡したことがあります。そして今ドラマの撮影中に僕の誕生日を迎えることになるので、10年越しのお返しプレゼントが楽しみでなりません。もちろん平手さんからも何かもらえるのではないかと淡い期待は抱いています。

 

村川絵梨 コメント

◆本作の台本をお読みになって、いかがでしたか?

見たことないドラマかもと。異色コンビとキャラの濃いメンバー多々で、クスクスと笑いながら読みました。目を背けてはいけない現実問題にも毎話しっかりと向き合い、大切なことを人間らしく教えてくれるストーリーでもあると思います。登場人物たちがどんな経験をして成長していくのか…とっても楽しみです!

◆共演されるムロツヨシさん、平手友梨奈さんの印象について、また、撮影で楽しみにしていることについてお聞かせください。

お2人とも初共演! お2人が演じるのを想像して勝手にワクワクしています。そして弁護士事務所チーム、キャラ濃いので笑ってしまってNG出さないように頑張りたいと思います(笑)。見てくださる皆さまにとって癒やしの人たちになればうれしいです。

 

日向亘 コメント

◆本作の台本をお読みになって、いかがでしたか?

世代がバラバラで個性的なキャラクターが弁護士事務所の中で繰り広げるハイテンポな会話劇に思わずクスッと笑えて、このテンポ感でのせりふのキャッチボールをこれから皆さんとできることがとても楽しみです! 必死に食らいついていきます!

◆共演されるムロツヨシさん、平手友梨奈さんの印象について、また、撮影で楽しみにしていることについてお聞かせください。

ムロさんはどの作品においても存在感があり、ユーモアのあるお芝居はもちろん心に響くような独特な個性を持たれていて、お芝居をご一緒できるのがとてもうれしいです。周りの共演者の方を先頭に立って引っ張ったり、鼓舞して盛り立てたりしてくださる方というイメージを持っていますが、しっかりついていけるように頑張りたいと思っています。

平手さんは圧倒的オーラとカリスマ性がある方だなと感じています。年は近いですがたくさん学びがあると思うのでしっかり吸収して、僕もこの作品を通して成長していきたいと思います。香澄法律事務所の皆さんとの掛け合いが今からとても楽しみです!

 

プロデュース・金城綾香(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

ムロさん、平手さんのお2人がそろうと、化学反応のように予想もできないかけ合いが生まれます! そして、今回戸田恵子さんはじめとしてお集まりいただいた素晴らしい法律事務所のメンバーも加わったら、さらにどんな化学反応が起きるのか…本当に楽しみです!!

戸田さんは、いつもパワーにあふれていて、私にとって理想の上司です。平手さん演じられる杏にとっても、時に厳しく時に温かい上司になってくれると思っています。

酒向さんは、シリアスもコメディもチャーミングに演じてくださる方なので、ムロさん演じる蔵前の先輩として、蔵前を支えてくれると思います。

松尾さんは、その場をパッと明るくしてくださる方ですので、蔵前や杏ともぶつかることもある役ではありますが、すてきな仲間になってくれると思います。

村川さんは、ご本人はとてもパワフルな方で、それでいて繊細な感情を表現できる素晴らしい女優さんです。今回の役で、弾けるお芝居も拝見したいと思っています。

日向さんは、屈託のない無邪気でかわいらしい方なので、パラリーガルとして修行中の若者を等身大で演じていただくのをとても楽しみにしています。

ムロさんはじめ視聴者の皆さんに愛される“香澄法律事務所”のこれからのチームワークにご注目ください!

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系
10月スタート
毎週金曜 午後9時~9時54分

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、戸田恵子、酒向芳、松尾諭、村川絵梨、日向亘 ほか

主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリ―」(ユニバーサル ミュージック)

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)
おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)
演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)
相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式Twitter:@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

(c)フジテレビ

堀田真由×萩原利久が神戸を舞台に切ない純愛物語を紡ぐ 脚本は浅野妙子『たとえあなたを忘れても』

堀田真由が主演、萩原利久が共演するドラマ『たとえあなたを忘れても』(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 毎週日曜 午後10時~)が、10月22日(日)放送スタート。両名と、脚本を手掛ける浅野妙子らからコメントが到着した。

『たとえあなたを忘れても』©ABC

 

今年4月、日曜よる10時に全国ネットの連続ドラマ枠を立ち上げたABC。その第3弾となる10月クールの作品は、脚本家・浅野妙子の書き下ろし恋愛ドラマ『たとえあなたを忘れても』に決定。主演に堀田真由、相手役に萩原利久を配し、大切なものを失いながらも懸命に生きる男女が、運命的にめぐり会う切ない純愛物語を、神戸ロケの美しい映像と共に送る。

 

脚本の浅野は、『神様、もう少しだけ』でHIVを、『ラスト・フレンズ』ではDVや性同一性障害を題材に取り入れ、苦難の中で純度を増す、結晶のような恋愛ドラマを紡いできた唯一無二のラブストーリーテラー。今回のドラマでは、夢を失い生活苦に陥ってしまった女性と、記憶を失ってしまう“解離性健忘症”という障害を抱えながらも、キッチンカーを運営し懸命に生きる男性の恋物語を紡ぐ。

 

堀田が本作で演じる主人公は、ピアニストになる夢に挫折し、現実から逃れるように東京から神戸に引っ越してきた河野美璃(こうの・みり/24歳)。音楽教室のピアノ講師という職はあるものの、収入は乏しく、「社会の役に立たない」自分にため息をつきながら毎日をやり過ごしている。

 

そんな美璃が、大好きなメロンジュースをきっかけに出会うのが、萩原演じる青木空(あおき・そら/26歳)。空には記憶障害があり、自分が自分であることの証となる過去を持たないが、その日々に陰りはなく、自ら運営するキッチンカーに客として訪れた、人生にうつむきがちな美璃にも屈託のない笑顔を向ける。美璃は、そんな空の素性も知らぬまま次第に惹かれていくが…。

 

失った夢に縛られ、自分の価値も居場所も見つけられず人生をさまよっている美璃と、記憶を失っても今あるがままの自分を受け入れ、どこにでも行けるキッチンカーを拠点に自由に生きる空。

 

共演経験の多い堀田と萩原が4回目の本作で初めて恋人役を演じ、美璃と空として紡ぎ出す恋模様は、廃墟、誰にも弾かれないピアノ、かなわなかった夢、思い出せない過去など、象徴的に登場する「役に立たないもの」たちと共に、儚くも美しい旋律を奏で始める。

 

発表に当たり、主演の堀田は「うれしい気持ちと同時に、ピアノを弾くことだったり、オリジナルラブストーリーというのは初挑戦なので、そこにちょっとした緊張感もありますが、初主演は人生に1回しかできないので、今回の“1度きり”を思い切り楽しめたらいいなと思っております」と意気込みを。

 

萩原も「こんなにも温度を感じる台本はなかなか出合えないなと思いました。描かれている人物がとても丁寧で、読んでいるだけで、どんどんその景色が見えてくるような。この感じた温度を細部まで視聴者の皆さまに届けたいです」と思いを語っている。

 

堀田真由 コメント

◆『たとえあなたを忘れても』への出演が決まったときの率直なお気持ちは?

うれしい気持ちと同時に、ピアノを弾くことだったり、オリジナルラブストーリーというのは初挑戦なので、そこにちょっとした緊張感もありますが、初主演は人生に1回しかできないので、今回の“1度きり“を思い切り楽しめたらいいなと思っております。

 

◆萩原さんとのご共演、そしてラブストーリー。お気持ちをお聞かせください。

今作で4度目の共演になるので心許せる存在であり、戦友でもある萩原さんとご一緒できる安心感もありながらも、4作品目にして違った関係性と空気感の2人をお届けできることが楽しみです。

 

◆脚本を読まれて、いかがでしたか?

今回神戸で撮影するというのもあって、浅野さんの脚本の中の景色や抽象的な描写がきっと神戸とぴったりと、目を閉じても想像できるきれいな絵になるんだろうなと感じました。またそれぞれ、悩みを持っている人物たちのせりふに、弱さだけでなく、浅野さんの力強いメッセージがあるところがすごく好きだなと思いました。

 

◆ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

最初、プロデューサーの方から、タイトルの『たとえあなたを忘れても』の後には前向きな言葉が続くと思いますと伺い、私自身も本を読みながら、それぞれのキャラクターが人生に迷ったり葛藤したりする中で、自分の居場所を見つけられるような出会いをしていく前向きな作品だなと感じました。儚いラブストーリーではありつつ、希望も生まれる作品だなと思いますし、空は“今”を生きている人物なので、毎週日曜にこのドラマを見て明日からの1週間を大切に過ごそうと思っていただけるとうれしいです。

 

萩原利久 コメント

◆『たとえあなたを忘れても』への出演が決まったときの率直なお気持ちは?

素直にうれしかったです。同時にとても難しい役だなとも感じました。ここ数年でいろんな役を演じることができ、今こそ、その経験全てを活かして全力で臨みたいなと思いました。

 

◆堀田さんとのご共演、そしてラブストーリー。お気持ちをお聞かせください。

共演は4回目なので、とても安心感があります。ラブストーリーですが、1周回って緊張しないかなと思っていましたが、ポスター撮影の時は2周回って、変な緊張を感じました(笑)。丁寧に2人の関係性を演じていけたらいいなと思っています。

 

◆脚本を読まれて、いかがでしたか?

こんなにも温度を感じる台本はなかなか出合えないなと思いました。描かれている人物がとても丁寧で、読んでいるだけで、どんどんその景色が見えてくるような。この感じた温度を細部まで視聴者の皆さまに届けたいです。

 

◆ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

とても真面目に…がんばります。難しい役ですが、丁寧に全力で臨みますので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。

 

脚本・浅野妙子 コメント

これは、何度も記憶を失い続ける青年と、その青年を愛する女の子の物語。まじりっけなしの純粋なラブストーリーです。若者のテレビ離れ、恋愛離れが指摘されるようになり、少し前までこうした純粋なラブストーリーはドラマの企画として敬遠されていました。実際、生活の不安が先だって恋愛どころじゃないとか、1人で趣味に耽っているほうが楽しいから恋人なんか要らないという若い人の声もよく耳にします。純愛ブーム、トレンディードラマ真っ盛りの頃に青春を過ごした私は、そんな声を聞くとちょっと寂しい気持ちになります。どんな人の心の中にも、恋への憧れや萌芽は眠っているし、ドラマにはそれを呼び起こす力があると信じたいのです。

 

恋愛は儚いものです。たとえ記憶障害でなくても、昨日の恋が明日も明後日も続く保証はありません。時間の無駄といえば無駄です。でもそんな恋という儚い炎を、少しでも長く灯そうとする祈るような思いの尊さ、人生の妙味は成果ではなく一瞬一瞬の輝きのうちにあるということを、若い人たちに、少しでも感じ取ってもらえたらなと思っています。

 

企画プロデュース・清水一幸 コメント

日曜22時枠のドラマ第3弾として、『たとえあなたを忘れても』を制作します。

 

この数年、“ラブコメ”的な連続ドラマはありますが、いわゆる‟本格ラブストーリー”が少ないなぁ、と感じていました。主人公が好きな相手を本気で思う気持ちに共感し、それを応援しながら同時に自分もその相手に恋しているような気持ちになり…同じような思いで毎週ドラマを楽しみに見る。そんな連続ドラマを作りたいと思い、この作品を企画しました。

 

脚本は浅野妙子さんの完全オリジナル。主演は女性の共感と支持を圧倒的に得ており、かつ、近年の出演作においてどんな役柄を演じても、“存在感”と“華”を感じさせてくれている、堀田真由さん。浅野さんと共に、「彼女が主人公のラブストーリーを作りたい!」と思いキャスティングしました。そして、その相手役には、「誰との恋が見たいか?」と考え、今もっとも波に乗っている若手俳優といっても過言ではないであろう、萩原利久さんに演じていただくこととなりました。

 

2人が一緒にかもしだす雰囲気は、まさに“ラブストーリー”!息もピッタリです!

 

“誰かを好きになること”“胸が締めつけられるくらい本気で人を好きになる気持ち”を皆さまに届けられればと思っています。

 

せつなくて、苦しくて…でも、温かくて、優しい気持ちになれる。そんなラブストーリーに仕上がると思います。ぜひ、ご期待ください!

 

番組情報

『たとえあなたを忘れても』

ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット

2023年10月22日(日)スタート

毎週日曜 午後10時~

 

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/anawasu/

吉岡里帆「全てを知らなくても、その先に築いていける関係性もあると思う」連続ドラマW湊かなえ「落日」

湊かなえ氏が作家生活10周年の節目として書き下ろしたミステリー小説「落日」がWOWOWで連続ドラマ化。9月10日(日)午後10時より放送・配信する。吉岡里帆さんは過去にトラウマを抱える新人脚本家・甲斐真尋を演じている。北川景子さん演じる新進気鋭の映画監督・長谷部香と女性二人が手を取り合い、心の傷を克服する姿を美しく感じたという吉岡さんが役作りや北川さんの印象について語ってくれた。

 

吉岡里帆●よしおか・りほ…1993年1月15日生まれ、京都府出身。2015年、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で注目を集める。2023年、主演映画『ハケンアニメ!』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。現在公開中の映画「Gメン」でのコメディエンヌぶりも話題を呼んでいる。10月10日(火)スタートの主演ドラマ「時をかけるな、恋人たち」、10月13日(金)公開の映画「ゆとりですがなにか インターナショナル」、12月1日(金)公開の「怪物の木こり」にも出演。Instagram

【吉岡里帆さん撮り下ろし写真】

香と真尋、二人のキャラクターの対比みたいなものを一番意識して演じました

──原作は湊かなえさんの小説です。お読みになった感想はいかがでしたか。

 

吉岡 湊かなえさんの原作小説は、北川景子さん演じる長谷部香と私が演じた甲斐真尋という対照的な二人が手を組んだことにより、トラウマを乗り越え、希望を見いだしていくという構図になっています。原作を読んで、その人間関係がとても素敵だなと思いました。一見相反する二人だけれど、心の奥底で繋がっていて、過去の出来事から負ってしまった心の傷と戦いながら、それでも前を向いていたいという思いを捨てずに進んでいく。その姿がとても美しく感じたので、真尋を演じる上でもそういうところを意識しました。

 

──真尋は今まで吉岡さんが演じてこられなかった役柄のような印象があります。

 

吉岡 真尋は過去にあった出来事を乗り越えられず、すごく後ろ向きなキャラクターなんです。そこから北川さん演じる女性監督の香に引っ張り上げられて、救い出してもらうような人間なので、人に影響を受けて前向きになっていく過程を大事に演じました。北川さんが演じる香は強さやかっこよさ、包容力を持ったキャラクターであるのに対して、私が演じた真尋は、弱くて前に進めず、同じ場所で停滞している。二人のキャラクターの対比みたいなものを一番意識して演じていました。

 

香に自分の話をする真尋のシーンは研究しがいのあるシーンだと臨みました

──過去にトラウマを抱える役なので演じていて苦しかったことはありましたか。

 

吉岡 真尋がトラウマを抱えていることを香に初めて見抜かれるシーンがあって。香は監督なので会話する相手の心の状態など、深いところを聞いてくるんです。「どういう状況だったの」「あのときはどう思っていたの」みたいに香に問い詰められて、真尋は答えたくないのに答えてしまう。真尋が諦めたように自分の話をするシーンだったので、怖かったし、緊張感もありました。

 

──自分自身が向き合ってこなかった部分をさらけ出すとも言えるシーンですが、どんな気持ちで演じられましたか。

 

吉岡 限られた時間の中で一番ピークまで感情を持っていくのが本当に難しくて。子供の頃のトラウマを大人になってから話すことになるので、真尋が溜め込んできた時間みたいなものをイマジネーションする作業というか。なので苦しいという気持ちもありましたし、人がずっと隠してきたものを吐露するときってどういう感じなんだろうって、研究しがいのあるシーンだなって思って臨みました。

 

──そもそも「知る」ということについて積極的ではない真尋が、どうして脚本家になったんだろうって思いました。

 

吉岡 個人的に思ったのは、何かを書く仕事って、世の中に発信できるエネルギーに溢れている人だけが書いているわけじゃないと思うんです。真尋は自分が思っていること、抱えていることを言えなかったり、表立って自分というものを出さなかったりするからこそ「書く」ということにたどり着いたのかなと解釈しています。真尋は全然才能がないと言われるところから物語がスタートするのですが、それでも辞めないということは、彼女は書くことに救われているのかなって。文字の世界にいることで安心感を覚えたりもしているんじゃないかって思いました。

 

人間の関わり合いの優しさをすごく細かく演出されているように感じる

──内田英治監督とはいつかお仕事をしたいと思っていらっしゃったそうですね。

 

吉岡 仲が良いヘアメイクさんが内田組も担当されていて、「素晴らしい監督さんなので、いつか一緒にお仕事をしてみてほしい」と何度かおっしゃっていて。それで興味が湧いて、そのヘアメイクさんと一緒に「ミッドナイトスワン」を映画館に観に行ったら、あまりにも素晴らしい映画で本当に心が震えました。トランスジェンダーの凪沙と親戚の女の子がだんだんと本当の母と娘のようになっていくんですが、内田監督って相容れない二人が出会ったときの科学反応みたいなものを、本当に優しく撮る方なんだなと感じたんです。人間の関わり合いの優しさをすごく細かく演出されているように感じて、私はそこに惹かれました。

 

──過去と向き合うために映画を撮ろうとする香と、過去となかなか向き合うことができない真尋、相容れない二人という点では共通しているのかもしれませんね。

 

吉岡 企画書をいただいたときに、湊かなえさんが描く対照的な女性二人の様が共通しているなって思いました。「ミッドナイトスワン」を見たときも、二人だけの狭い世界で、お互いを思いやるお話だったので、「落日」も二人の小さな世界かもしれないけど、丁寧に表現できるのかなと思うととても楽しみでした。

 

「かわいいです、北川さん!」と思う瞬間がたくさんありました

──実際に内田監督とご一緒していかがでしたか。

 

吉岡 印象に残っているのが、内田さんは現場の座組をとても信じている人なんだなということです。現場で出たアイデアを否定せず、「なるほど、そういうのもあるね」って取り入れて撮ってみるというのを何度かお見かけしたので、スタッフの皆さんを信じていらっしゃるんだなと。そして私たち役者のことも信じてくださっているのを感じて、素敵な監督さんだなって思いました。

 

──北川さんの印象を教えてください。

 

吉岡 本当に美しくて優しくて、包容力があって面白くて。一緒にいるのが本当に楽しくて、撮影中は幸せでした。お芝居に関しては二人で「こうしよう」と話し合って作るというより、現場にいて自然に出てきたという感じでした。

 

──一緒にお芝居をして、驚いたことや意外だったことはありましたか。

 

吉岡 初めは北川さんが美しすぎて緊張していたんですけど、気さくに話してくださって。北川さんってこうクールビューティーで、かっこいい女性のイメージが強かったんですが、お話をするととてもかわいらしいチャーミングな一面をたくさん見ることができました。失礼かもしれませんが、「かわいいです、北川さん!」と思う瞬間がたくさんありました(笑)。

 

踏み込まれたくないだろうなと感じたらそれ以上は絶対に踏み込まないように

──香と真尋の“真実”に向き合う姿が描かれていきますが、吉岡さんご自身は真実を積極的に知りたいと思うほうですか。それとも隠された真実なら暴かなくてもいいかなと思いますか。

 

吉岡 ラジオ番組のパーソナリティーをやっているんですが、インタビュアーの立場になるので、相手が話したくないだろうな、ここは踏み込まれたくないだろうなって少しでも感じたらそれ以上は絶対に踏み込まないようにします。全てを知らなくても、その先に築いていける関係性もあると思うので。

 

──ではここからは「モノ」に関する質問をさせてください。今ハマっている「モノ」を教えてください。

 

吉岡 マネージャーさんが3年前の誕生日にプレゼントしてくださったパナソニックのスチーマーです。精製水だけじゃなくて化粧水の蒸気が出せるスチーマーで、めちゃくちゃ気に入っています。しっかり保湿もできるのでずっと愛用しています。

 

──普通に化粧水を塗るだけとは違いますか。

 

吉岡 お風呂に入った後に使うんですが、浸透力があって潤う感じがします。

 

──美容家電はお好きなんですか。

 

吉岡 美容家電好きですね。かっさも使っています。電動であったかくなって、マッサージにめちゃくちゃいいんです。私は足がむくみやすいので、テレビを見ながらかっさで足をマッサージしています。最近新しいのが出たみたいで、それも気になっています(笑)。

 

──気に入ったら長く愛用するタイプですか。

 

吉岡 そうですね。買うときにすごく考えて、めちゃリサーチして電気屋さんを回って購入するので、1回買ったらずっと大事に使います。

 

──口コミを見てネットショッピングじゃなく、実際に店頭で商品を見られるんですね。

 

吉岡 そう、店舗に行って見ます。実物を見て、見た目、触り心地の良さを確かめて、「本当のところどうですか?」って店員さんにお話を伺います(笑)。そうすると親身に答えてくださって、「今こういうのを打ち出していますけど、個人的にはこれをめちゃくちゃ推しています」みたいな話をしてくださるんですよ(笑)。

 

連続ドラマW 湊かなえ「落日」

9月10日(日)スタート(全4話)
毎週日曜午後10:00 放送・配信(第1話無料放送)

【連続ドラマW 湊かなえ「落日」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作:湊かなえ『落日』(ハルキ文庫刊)
監督:内田英治
脚本:篠﨑絵里子
出演:北川景子 吉岡里帆 久保史緒里(乃木坂46) 高橋光臣 宮川一朗太 真飛 聖 / 竹内涼真 黒木 瞳 ほか

(STORY)
初の監督作品で国際的な評価も得た新進気鋭の映画監督・⻑⾕部⾹(北川)は新人脚本家・甲斐真尋(吉岡)に、映画の脚本の相談を持ちかける。その基となるのは、15年前、 引きこもりの男性・⽴⽯⼒輝⽃(⽵内)が⾼校⽣の妹・沙良(久保)を自宅で刺殺後、放⽕して両親も死に⾄らしめた“笹塚町⼀家殺害事件”。そして事件が起きた⼩さな町・笹塚町は真尋の⽣まれ故郷でもあった。真尋の師である人気脚本家・大畠凜⼦(⿊⽊)は、真尋の背中を押す⼀⽅、この事件に興味を⽰し……。

さらに、この事件を追うことは、⾹と真尋それぞれが抱える“ある過去”とも向き合うことも意味していた。判決も確定しているこの事件を、⾹はなぜ撮りたいのか。真尋はどう向き合うのか。事件を調べていくうちに、衝撃の真実にたどり着く。

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/北原果(KiKi inc.) スタイリスト/安藤真由美(スーパーコンチネンタル)

増田有華 『●●ちゃん』第一章の主人公を演じるため「自分が好きなものを全部セックスに置き換えて考えてみた」

DMMグループのウェブ漫画制作スタジオ「GIGATOON Studio」が手掛ける話題作「セックスちゃん」を実写ドラマ化した『●●ちゃん』。性の悩みを持つヒロインたちを赤裸々に描きながら、“自分らしく今を生きていくためには?”という問いをカウンターパンチのように投げかけていく。“自分は普通じゃないかも?”と悩み苦しむ現代人の背中を押す、ポップでピンクでポジティブな人間讃歌だ。

『●●ちゃん』増田有華©ABC

 

第一章は、セックスによって他者を理解しようとする史恵のフリーダムな性生活を描く「セックスちゃん」。第二章は、高学歴の呪いに囚われ、恋愛とセックスで行き詰まる貴子の衝撃のロマンス「高学歴ちゃん」。第三章は、ドラマオリジナルストーリーで、不倫セックスでしか自己肯定感を得られない真湖の略奪愛憎物語「不倫ちゃん」を描く。

 

今回は、第一章の主人公である史恵を演じる増田有華さんに、史恵の役どころや役作りについて、本作に感じる魅力や今後の見どころなどを聞きました。

 

◆まず、演じる史恵をどのようなキャラクターだと捉えられていますか?

史恵は「セックスちゃん」ということで、当初は単純に快楽に溺れていたい、セックスが好きな子なのかなと思っていました。でも、原作を読み、学生時代に声を失った彼女がコミュニケーションのひとつの手段として出合ったのがセックスだったというバックボーンを知ってから、史恵にとってのかけがえのないものがたまたまセックスなだけだったんだな、と。私自身にもかけがえのないものはたくさんあるので、そういう意味では共感しながら演じることができました。また、いろいろなことをしっかり考えている子なのですが、セックスのことになるとちょっとおバカになるといいますか、セックスしたさに猪突猛進しちゃうところもかわいいなと思っています。

 

◆そんな個性あふれる史恵を演じるに当たって、事前に何か用意されたことは?

当初は史恵の思考が全く理解できなかったので、自分が好きなものをノートに全部書き出し、それを全てまとめたものを史恵の言うセックスに置き換えて考えてみたりしました。今までの役作りの中でも、一番いろんなことを調べたり、書き出したりしたかもしれません。

 

◆史恵と“高学歴ちゃん”な貴子(秋山ゆずき)、“不倫ちゃん”な真湖(大久保桜子)とのやりとりも本作の見どころのひとつですが、増田さんご自身が仲良くなれそうなのは?

桜子ちゃん演じる真湖は、普段の私自身とは全く接点がなさそうなキャラクター。振り向くとすぐ後ろにいたりとちょっと距離感がホラーで(笑)、周囲から悪く勘違いされてしまいそうなせりふをよく発するのですが、実は人のことを一番よく考えてるんじゃないかなと思う温かい人で。同時に、公私ともに今まで出会ったことがないタイプの人なので、とても興味深いなと感じています。

 

◆増田さんは、貴子のあるシーンにも衝撃を受けたとお聞きました。

はい。秋山さん演じる貴子が、いろんな国の言葉で“セックス”をバーッと述べていくシーンがあるのですが、そこがとにかくすごいんです(笑)。面白いのはもちろん、それぞれの発音までしっかりと追及しているので、その努力もすごいな、さすがだなと感心してしまって。他のキャラクターも、そういった細かな部分までチェックしていただけたらうれしいです。

 

◆今夜放送の2話では、史恵がアプリで出会った男性・高橋(東啓介)と驚きのセックスシーンを繰り広げますが、全話を通して印象深いエピソードを教えてください。

もう印象的なエピソードだらけです(笑)。大体のドラマって、物語の中にときどき笑えるようなシーンが入ってくる感じだと思うのですが、このドラマはいい意味で「今、私何をしているんだろう!?」と思うシーンばかりで(笑)。突然スポーツをしたり、料理をしたり、セックスシーンかと思いきやちょっと違っていたり…。あと、セックスのシーンではいろんなものをいろんなところから持ってきて体を隠しているのですが、そのアイテムにも工夫が凝らされているので、そういった部分にもぜひご注目いただけたらと思います(笑)。

 

◆最後に、読者の皆さんに本作のアピールをお願い致します。

史恵をはじめ、一見軽率なヒロインたちに見えるかもしれませんが、それぞれが自分らしさを見つけたい、人から愛されたいという思いを抱えていて、必ず3人共に魅力的な一面があります。作品テーマから見ることをためらってしまう方もいるかと思うのですが、私自身めちゃめちゃ面白いなと感じていますし、気楽に「ちょっと見てみようかな」とチェックしていただけたら、と。1人で見るのはもちろん、友人や恋人と一緒に見ても楽しんでいただける作品だと思います。

 

SPECIAL TOPIC

Q. 増田さんが“自分らしく”いられる瞬間は?

A. お酒を飲んでいる時です。お仕事以外の時間は、常時息を吐くのと同じようにお酒を飲んでいます(笑)。

 

PROFILE

増田有華

ますだ・ゆか…1991年8月3日生まれ。大阪府出身。B型。主演映画「Love Song」が10月20日(金)より全国順次公開。

 

番組情報

『●●ちゃん』(読み:まるまるちゃん)

ABCテレビ ※関西ローカル

毎週日曜 深夜0時55分~1時30分

※DMM TVにて同時配信&独占配信

※ABCテレビでの放送後、TVerで見逃し配信あり

 

公式ホームページ:https://www.asahi.co.jp/marumaruchan/

 

●text/片岡聡恵

内田理央が実業家役に初挑戦『精神分析医 氷室想介の事件簿2』⽔崎綾⼥、篠原真⾐、⼩⽥井涼平、葛⼭信吾も出演

10月1日(日)放送の小泉孝太郎主演『精神分析医(サイコセラピスト)氷室想介の事件簿2-ベストセラー⼩説に隠された殺⼈事件の謎-』(BS-TBS 午後7時~8時54分)に、内田理央、⽔崎綾⼥、篠原真⾐、⼩⽥井涼平、葛⼭信吾の出演が決定。内田からコメントが到着した。

『精神分析医 氷室想介の事件簿2-ベストセラー⼩説に隠された殺⼈事件の謎-』©BS-TBS

 

2012年に60歳で亡くなるまでに225作の⼩説を世に送り出した、吉村達也の人気作「氷室想介シリーズ」をドラマ化した前作『精神分析医 氷室想介の事件簿-超⾼層ビル密室殺⼈の謎-』(2022年2⽉放送)。その続編となる今作は、吉村のミステリー短編「ダイヤモンド殺⼈事件-如⽉透の犯罪-」を原案に、新たなストーリーとして描く。

 

主⼈公の精神分析医・氷室想介を演じるのは⼩泉孝太郎。中学・⾼校の同級⽣で、事件解決のために何かと氷室を頼る、刑事の⽥丸有希役には美村⾥江。氷室が経営するクリニックの受付・川井舞役に筧美和⼦、⽥丸有希の部下の刑事・君島太⼀役に松本岳と、前作に登場した主要キャストが再び結集する。

 

このたび、新たなキャストが解禁された。化粧品会社ニューボーテの社⻑・井上ここみ役を⼥優・モデルとして活躍する内⽥理央が演じる。これまで難しい役どころを体当たりで演じてきた内⽥が実業家役に初挑戦。BS-TBSのドラマに出演するのも、今回が初めてだ。

 

また、フラワーアレンジメント講師・植松海荷役に⽔崎綾⼥、モデル・相⽥依⼦役に篠原真⾐、元・週刊誌記者・溝端裕治役にムード歌謡コーラスグループ「純烈」を卒業した⼩⽥井涼平、松峯デパートの副社⻑・倉⽯孝⽂役に葛⼭信吾の出演が決定するなど、実⼒派キャストが結集した。

 

主⼈公・氷室想介役の⼩泉が、刑事・⽥丸有希役の美村とバディを組み、容疑者として浮上する井上ここみ役の内⽥や植松海荷役の⽔崎、溝端裕治役の⼩⽥井らの⼼を丸裸に。⼈間⼼理の本質を⾒破って事件を解決へと導いていく、過程も⾒どころとなる。内田のコメントは下記に掲載。

 

内⽥理央(井上ここみ役)コメント

『精神分析医 氷室想介の事件簿2』で女性実業家・井上ここみ役を演じさせていただきました。

 

氷室さんの精神分析がとても興味深く、またバディである有希さんとのコンビ感が楽しくてわくわくしながら台本を読みました。どんな事件が展開していくのか、皆さまにも楽しんでいただけるとうれしいです。ご覧ください。

 

あらすじ

⼼療内科「氷室想介クリニック」の氷室想介(⼩泉孝太郎)は、イケメンかつ頭の切れる優秀な精神分析医。どこかとぼけていて憎めない側⾯もあるが、ひと癖ある⼈柄のせいか、クリニックの予約はいつもスカスカ…。そんな氷室の元に、警視庁捜査⼀課警部補の⽥丸有希(美村⾥江)がいつものように事件の捜査協⼒の依頼にやってきた。氷室と有希は、中学・⾼校の同級⽣。精神分析を駆使して⼈の⼼理を読み解く氷室の能⼒を有希は信頼していて、これまでにも2⼈で難事件を解決してきた。

 

氷室にむかって、⽐野あさみ著「だまし絵」と書かれた⼀冊の本をおもむろに取り出す有希。それは最近刊⾏され、早くもベストセラーと話題になっているミステリー⼩説だった。この⼩説に書かれている内容、実は有希が2年前に担当するも、未解決のままとなっている事件がモデルだったのだ。

 

当時、鴨川の旅館でモデルの相⽥依⼦(篠原真⾐)が⾸を絞められ殺された。事件の夜、帽⼦にマスクで顔を覆った「如⽉透」と名乗る⼈物が宿泊していて容疑者と思われたが、その後の⾜取りをつかめずにいた。この⼈物を巡って、相⽥依⼦の⼤学時代の友⼈で、トラブルを抱えていたとうわさのある化粧品会社「ニューボーテ」社⻑の井上ここみ(内⽥理央)、同じく⼤学時代の友⼈でフラワーアレンジメント教室の講師の植松海荷(⽔崎綾⼥)、交友関係にあった元・週刊誌記者の溝端裕治(⼩⽥井涼平)など、疑わしい⼈物が浮上するも、有希は逮捕にいたる決定的な証拠をつかむことができなかった。

 

それから2年が経過したある⽇、出版社に⽐野あさみと名乗る⼈物から⼩説「だまし絵」が持ち込まれた。⼩説では、「ニューボーテ」社⻑の井上ここみが犯⼈とされているが、実際の社長には事件当⽇、会社で松峯デパートの副社⻑・倉⽯孝⽂(葛⼭信吾)らと打ち合わせをしていたアリバイがある。誰が何の⽬的でこの小説を書いたのか? ⼩説が記すように井上ここみが犯⼈なのか︖ そんな中、再び殺⼈事件が起きてしまう。憎き犯⼈を捕まえるため、氷室と有希の名コンビが事件解決に向けて動き出す。

 

番組情報

『精神分析医 氷室想介の事件簿2-ベストセラー⼩説に隠された殺⼈事件の謎-』

BS-TBS、BS-TBS4Kで同時放送

2023年10⽉1⽇(⽇)午後7時〜8時54分

 

出演:⼩泉孝太郎、美村⾥江、筧美和⼦、松本岳、市川陽夏

内⽥理央、⽔崎綾⼥、篠原真⾐、⼩⽥井涼平、葛⼭信吾

 

原案:吉村達也「ダイヤモンド殺⼈事件-如⽉透の犯罪-」(講談社⽂庫)

脚本:⼭岡潤平

演出:本⽥隆⼀

プロデューサー:鈴⽊早苗(BS-TBS)、有我健(BS-TBS)、志村彰(The icon)、古林都⼦(The icon)

製作:BS-TBS、The icon

 

番組公式サイト:https://bs.tbs.co.jp/himuro/02/

番組公式Instagram:https://www.instagram.com/himurosousuke.bs6/

番組公式 X(旧twitter):https://twitter.com/himurosousuke

 

©BS-TBS

桃月なしこ ドラマ『灰色の乙女』にレギュラー出演「口に出して夢を語ることって大切だなと思いました」

ゼロイチファミリア所属の桃月なしこが、9月5日(火)深夜0時59分から放送開始のMBS/TBS ドラマイズム新ドラマ『灰色の乙女』に海堂菫役としてレギュラー出演する。それに合わせて、本人インタビューが到着した。

(C)「灰色の乙女」 製作委員会・MBS

 

女性ファッション雑誌「bis」レギュラーモデルに加えて、サカイ引越センターCM出演やスーパー戦隊シリーズ『魔進戦隊キラメイジャー』ヨドンナ役など女優としても活躍している桃月。自身が主役のスピンオフ作品第3弾『ヨドンナ3 ヨドンナのバレンタイン』も好評配信中で、同一タイトル連続シリーズとして3作品は東映特撮ファンクラブ(TTFC)史上初という快挙だ。

 

そんな彼女が、ドラマ『灰色の乙女』にレギュラー出演決定。「原作を読んでいる方はもちろん、まだ読んだことないよという方はぜひこの機会に読んでいただいて、原作とドラマの違い、そして桃月なしこが演じる海堂菫を楽しんでもらえたらと思います」とメッセージを寄せた。

 

「口に出して夢を語ることって大切だなと思いました」というレギュラー出演決定への思いから、演技をする上で心がけたことや自身の演じる役柄についても語ったインタビュー全文は下記に掲載。

 

桃月なしこ インタビュー

(C)「灰色の乙女」 製作委員会・MBS

◆MBS/TBSドラマイズム新ドラマ『灰色の乙女』レギュラー出演おめでとうございます。

ありがとうございます! 今までゲスト出演や準レギュラーとしては何度かドラマのお仕事をさせて頂いたことはあったのですが、レギュラーとして出演したことは『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年/テレビ朝日系)以降ありませんでした。

いつかはドラマにレギュラーで出たいと思っていたのですが、自分の実力不足もあって、その夢をなかなか口に出すことができませんでした。しかし口に出せない夢は夢じゃないと思い、マネージャーやインタビューの時に「ドラマにレギュラーで出たい!」と言うようになってから、こうして実際にかなえることができて! 口に出して夢を語ることって大切だなと思いました。

 

◆ご自身初の連続ドラマ初レギュラーとなりますが、何か意識したことなどはありますか?

お話を頂いた時、ちょうど舞台中で忙しい時期ではあったのですが、即行で原作の漫画を購入して読みました。その後、台本を読んで原作との違いを見て、ここは原作と雰囲気が違うからどう演じようかなと考えたり、演技指導をしてくれている先生とディスカッションを重ねて役作りを行いました。

実際現場に行ったら緊張もあって頭が真っ白になって、考えていったもの全てを出せたわけではなかったのですが、回数を重ねていくごとにキャストさん、スタッフさん共にたくさん話せるようになって、少しずつ緊張も解けてきて、最終的には気負わずのびのびと菫を演じることができました。

 

◆桃月さんが演じられた役柄や作品の見どころなどあれば教えてください。

私が演じる海堂菫という役は、主人公の1人である蔦子の同僚で、クールな頼れるお姉さん気質のある女の子です。私も原作を読んでいて、危うい蔦子を支えようとするかっこいい冷静なお姉さんだなという印象だったのですが、ドラマの脚本を読むとここはもう少し感情的になったほうがいいのかな? と思う部分もあり、監督と話し合いながら演じました。

原作を読んでいる方はもちろん、まだ読んだことないよという方はぜひこの機会に読んでいただいて、原作とドラマの違い、そして桃月なしこが演じる海堂菫を楽しんでもらえたらと思います。

 

◆いつも応援してくれる人たちに向けて、一言メッセージをお願いいたします。

いつも応援ありがとうございます! 皆さんが応援してくれるおかげで、こうして1つずつ桃月なしことしての夢をかなえることができています。

今後もドラマや映画といった映像作品に携わっていきたいですし、それ以外にもバラエティや広告、雑誌と多岐に渡って活躍していきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします!

 

WEB

番組公式サイト:https://www.mbs.jp/haiironootome/
桃月なしこ公式Twitter:https://twitter.com/nashiko_cos
桃月なしこ公式Instagram:https://www.instagram.com/nashiko_cos/
桃月なしこYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@nashiko_cos

(C)「灰色の乙女」 製作委員会・MBS

大原優乃のかわいすぎる鹿児島弁にキュートな表情も…!主演ショートドラマを7夜連続公開

女優の大原優乃が公式YouTubeチャンネル「ゆーのちゅーぶ」にて、9月4日(月)から7日間にわたり、株式会社オプテージと共同制作したショートドラマ『ミッドナイト☆ミッドスター』の連続配信を開始。9月5日(火)21時に、大原が鹿児島弁を話す様子がたっぷり味わえる第2話が公開された。

 

本ショートドラマ『ミッドナイト☆ミッドスター』は「夜に頑張るすべての人を応援する深夜ドラマ」をコンセプトに、とある田舎町の深夜のコンビニを舞台に、大原演じる主人公のアルバイト店員が、深夜に訪れるヘンテコなお客さんたちとやり取りを交わすドタバタお仕事コメディ。

 

ヘンテコながら何かひとつのことを頑張っているお客さんたちとの出会いの中で、小さな発見を繰り返し、触発されながら次第に成長し、やがて自身の夢に気付いていくハートフルな物語だ。9月4日に公開された第1話では、ドラマ・映画で活躍する俳優・佐久本宝らがゲストとして登場した。

『ミッドナイト☆ミッドスター』第2話場面カット

 

新たに公開された第2話では、舞台である田舎町の深夜のコンビニに訪れた釣り人たちが、店員である大原に鹿児島弁で話しかけてくる。「あっためてもよかね?」「この湯、もらってもよかけ?」と魚を電子レンジで温めようとしたり持参の急須にお湯を入れたりと、やりたい放題の釣り人たちに戸惑う大原。「店長に聞いてみらんと…私にはどうにもならんのです」と、つられて大原も鹿児島弁になっていく。

 

「おじさんたちは鹿児島の人? 私は鹿児島市内!」「市内! 都会やね~」と地元が同じことが分かると意気投合し、鹿児島弁で次々と会話を展開。笑顔で話す中で大原が釣り人の1人であるおじさんの“初恋の人”に似ていると言われ、「そげんむじょか(すてき)な人に似ちょったなんてうれしかです!」とほっぺに手を添え、キュートな表情を見せる場面も。

『ミッドナイト☆ミッドスター』第2話場面カット

 

地元・鹿児島の方言を自然に話す役柄に、素の大原を垣間見た気分にもなれる第2話はファン必見。大原のかわいすぎる鹿児島弁が存分に味わえる第2話の全貌は、公式YouTubeチャンネル「ゆーのちゅーぶ」にて視聴可能だ。

 

なお、本ショートドラマ『ミッドナイト☆ミッドスター』は全7話構成となっており、9月10日(日)まで毎日21時に最新話を更新していく予定とのこと。

 

動画

「ミッドナイト☆ミッドスター」第2話

 

WEB

ゆーのちゅーぶ:https://www.youtube.com/@yuno_tube

齊藤京子の誕生日を『泥濘の食卓』撮影現場でお祝い!先日解禁された“沼”ビジュアルも話題に

齊藤京子(日向坂46)が主演を務める10月期の土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分~深夜0時)の撮影現場にて、齊藤の誕生日サプライズが開催された。

『泥濘の食卓』齊藤京子(c)テレビ朝日

 

歌唱力で聴く人を魅了する一方で、バラエティ番組では嘘のないストレートなコメントで時に共演者や視聴者を驚かせながらもその素直で屈託のない姿で好感を与える齊藤京子。ヒコロヒーと共にMCを務める冠番組『キョコロヒー』では、今年6月に初のゴールデン特番『大キョコロヒー』も実現させながら、日向坂46のセンターも務めたことのある彼女が、10月期の土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』で初の単独主演を務める。

 

齊藤が挑む本作は、新進気鋭の漫画家・伊奈子による話題作。齊藤演じる主人公・捻木深愛はアルバイト先の店長と不倫をするだけでなく、店長の息子、そして店長の妻にまで近寄っていく。純粋すぎるがゆえ、まっすぐな愛が狂気へと変わった思いが、愛する相手の家庭へと徐々に寄生していき、やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描くストーリーだ。

 

そんな本作の撮影現場にて、9月5日(火)に26歳の誕生日を迎えた齊藤の誕生日サプライズを実施。スタッフからプレゼントされたという“深愛カラー”のカチンコとキュートな特製ケーキを前に、笑顔を見せる齊藤の様子が公式SNSにも掲載された。

 

なお、先日解禁された深愛が“沼”に浮かぶ衝撃のビジュアルも大きな話題を呼んだ本作。この投稿に対しても、誕生日を祝うコメントとともに「なんだか雰囲気がいつもと違くて…これが深愛か…!!」「きょんこじゃなくて深愛ちゃんじゃん!」「完成したものを見られる日が来るのが本当に楽しみ」など、放送を期待する多数の声が寄せられている。

『泥濘の食卓』(c)テレビ朝日

 

番組情報

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
2023年10月21日(土)スタート
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

日向坂46齊藤京子が初の単独主演作で“パラサイト不倫”を体現『泥濘の食卓』実写ドラマ化

齊藤京子(日向坂46)が初の単独主演を務めるドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分~深夜0時)が、10月スタート決定。本人と原作者の伊奈子よりコメントが到着した。

『泥濘の食卓』(c)テレビ朝日

 

歌唱力で聴く人を魅了する一方で、バラエティ番組では嘘のないストレートなコメントで時に共演者や視聴者を驚かせながらもその素直で屈託のない姿で好感を与える齊藤京子。ヒコロヒーと共にMCを務める冠番組『キョコロヒー』では、今年6月に初のゴールデン特番『大キョコロヒー』も実現させながら、日向坂46のセンターも務めたことのある彼女がこの度、10月期の土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』で初の単独主演を務めることが決定した。

 

齊藤が挑むのは、2016年に「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子による話題作「泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)」。主人公の女の子・捻木深愛はアルバイト先の店長と不倫をし、さらには店長の息子、そして店長の妻にまで近寄っていく。

 

純粋すぎるがゆえ、まっすぐな愛が狂気へと変わった想いが、愛する相手の家庭へと徐々に寄生していき、やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描くストーリーとなっている。

 

今回解禁されたビジュアルは、齊藤演じる深愛が沼に浮かんでいる衝撃のビジュアルだ。タイトルの「泥濘」にちなみ、ドロドロとした沼を表現。“夫も、息子も、妻も。彼女から、抜け出せない”という意味深なコピーと共に、主人公がある家庭を泥濘へと引きずり込んでいくさまが描かれている。

 

齊藤が演じるのは、毒親に育てられたことで「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・深愛。常に否定し続け、暴力を振るっていた父亡き後も抑圧の強い母と2人で暮らす深愛は、初めて自分を肯定し優しくしてくれた店長に恋をして、不倫関係に。

 

ところが、店長の妻の病が悪化したことをきっかけに別れを切り出され…。突然、絶望のどん底に突き落とされた深愛だが、考えた末に導き出した答えは“私はやっぱり、店長と幸せになりたい”。愛する店長を元気にするため、店長の妻の病気を治そうととんでもない行動に出始め…。やがてその行動はどんどんエスカレートし、深愛の純粋すぎる思いが店長一家を蝕んでいく。

『泥濘の食卓』(c)伊奈子/新潮社

 

そんなピュアすぎる深愛を演じる齊藤は「ドラマの内容を聞いて、原作を読んだんですけど、とても面白くて、主人公・深愛を演じられることがうれしくて、今から撮影が楽しみです」と作品にすっかり魅了されつつ、今からクランクインが待ちきれない様子を見せる。

 

そして「私が演じる深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語。精いっぱい頑張りたい気持ちですので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。よろしくお願いします!」と笑顔で決意を新たにした。

 

さらに、齊藤×伊奈子という勢いのある2人に加え、最強のスタッフ陣も集結。メイン監督は安里麻里が、メイン脚本は倉光泰子が務める。リアリティーを追求したせりふをはじめ、卓越した脚本で見る者をドラマの世界に一気に引き込んでいく。

 

さらに、9月4日(月)放送の『キョコロヒー』では、齊藤の初のドラマ単独主演をお祝いするべく、「寝耳に水!齊藤京子主演決定スペシャル」を放送。突如としてスタジオに現れた輝く金屏風を背景に、齊藤の新たな挑戦を『キョコロヒー』が番組をあげてお祝い。念願の夢であったドラマ出演に加え、主演を務める齊藤にヒコロヒーがかける言葉とは…。

 

なお深愛と不倫関係になるスーパーの店長や個性豊かな登場人物たちを演じる豪華キャスト陣は後日発表されるとのことで、続報にも注目だ。齊藤と伊奈子からのコメント全文は、下記に掲載。

 

齊藤京子(捻木深愛・役)コメント

今まで何度かドラマには出演させていただいたことはありますが、単独で主演というのが今回初めてなので、ドラマ出演が決まったことは、びっくりとうれしいという気持ちでいっぱいです。

ドラマ、お芝居をやってみたいという気持ちがずっとあり、新年のブログで“今年はドラマに出られたらいいな、お芝居をもっと頑張りたいな”と書いていたので、本当にうれしいです。不安な気持ちもありますが、ネガティブな気持ちはなくて、とにかく頑張りたいという前向きな気持ちがすごく強いです。

ドラマの内容を聞いて、原作を読んだのですが、とても面白くて、主人公・深愛を演じられることが本当にうれしくて、今から撮影がすごく楽しみです。

深愛は物事をすごく素直に捉えている部分など、自分にちょっと似ているところもありますが、もし現実にそういうことが起きたとしたら、そんなことはしないだろうなと思います。
原作で読んでいたすずらんのスーパーだ! このシーンあそこだ! とか全部が見たことのある光景だと思うので、現場に行くこともとても楽しみにしています。

このドラマは深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語だと思います。

私自身も初単独主演という形で、精いっぱい頑張りたい気持ちですので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。よろしくお願いします!

 

伊奈子(原作者) コメント

『泥濘の食卓』は自分の人生をかけて作ったものなので、ドラマ化されると聞いた時は、めちゃくちゃうれしかったです! さらに、主人公の深愛を齊藤京子さんが演じると伺い、さらにうれしかったと同時に、彼女に不倫をさせていいんでしょうか…!? と不安になりました。彼女のことをさまざまな場面で拝見し、知れば知るほどとても魅力的で、表現力も本当に素晴らしい方だと思いました。今は、「こんな素晴らしい方に不倫をさせていいんだろうか…」という気持ちと、「でもいろんな齊藤さんが見てみたい…!」という気持ちが戦いまくっています。清らかでダークなものとは無縁。でもその輝きは周りの人たちの人生を狂わせる――齊藤さんの深愛は本当にハマり役だと思います! ドラマの完成が楽しみです。

さらに、ドラマの制作陣の方々は原作を隅から隅まで読みこんでくださっています。絶対にいいものを作ろうという心に満ちていて、打ち合わせのたびにうれしくて泣けます。原作を読んでくださった方も未読の方も絶対楽しんでいただける作品だと胸を張っておすすめできるので、ご視聴いただけると幸いです!

 

番組情報

土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』
テレビ朝日系
2023年10月21日(土)スタート
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/

岩田剛典×ソン・ガン「日韓ガンガン」SPトーク映像解禁!Netflix「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」×『Sweet Home』

Netflix映画「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」(9月14日(木)配信)に出演する岩田剛典と、Netflixシリーズ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』シーズン2(2023年10月以降配信予定)に主演するソン・ガンがスペシャル対談。その全容を収めた対談映像が解禁された。

昨年2月、“Netflix恋愛キャンペーン”のスペシャルコラボ企画として、国境を越えたリモート対談を行った2人(岩田は『金魚妻』、ソン・ガンは『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』に出演)。言語の違いはありながらも、岩田は”ガンちゃん”の愛称でおなじみということもあり、それぞれのファンにはたまらない夢の「ガン×ガン」スペシャルインタビューとして反響を呼んだ。

 

そんな2人が、ついにリアルで対面。今年7月に先取り情報として2ショット姿が解禁されると、ネット上では「かわいすぎるやん日韓イケメン対談内容はやく知りたい」「ガンガンコンビは最高」「待ってましたガンガン対談」などと話題沸騰。日韓の“王子様”2人が何を語り合ったのか、期待を寄せる声が続出していた。

 

冒頭で早速、岩田は「昨年はオンラインで対談させていただきましたよね。前回の対談後、ソン・ガンさんは僕のライブツアーの初日にお花をプレゼントしてくださったり、交流を続けさせていただいてきたので、こうして直接お会いできてすごくうれしいです」と念願の初対面の喜びを口にし、昨年以降も交流が続いていたことを明かす。

 

対して、ソン・ガンも前回の対談時の思い出を振り返りながら「こうやってお目にかかれてドキドキしています。不思議な感じです」と、優しく語りかける。

 

2人は前回のオンライン対談の際に届いた反響にも興味津々で、コメントを読み上げて笑い合うなど、終始笑顔が絶えない様子。前回も話題になったソン・ガンの“ガンちゃん”呼びも再び登場し、和気あいあいの雰囲気の中、2人が出演する新作の話題に。

 

岩田が出演する「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」は、『今日から俺は‼︎』の福田雄一監督が手掛ける、初のNetflix作品。橋本環奈演じる赤ずきんが童話の世界で起きる事件を解決していくというストーリーで、岩田は国中の女性にとって憧れの的であるクールな王子様を演じている。

 

ソン・ガンが主演する『Sweet Home-俺と世界の絶望-』は、韓国のウェブトゥーン漫画を実写化したモンスターサバイバル系作品。

 

交通事故で家族を亡くしたチャ・ヒョンスは古いマンションに引っ越し、引きこもり生活を送っていた。しかし突然、残忍な怪物に姿を変えた人間たちがマンションを襲撃。ヒョンスとマンションの住人たちは、怪物たちから生き残るべく一致団結し、命がけの戦いに挑むことに。シーズン2の詳細はいまだ明かされていないものの、既にシーズン3の制作も発表されており、期待が高まっている。

 

岩田とソン・ガンはお互いが出演する作品の見どころやおすすめポイントを語り合い、作品の場面写真や映像もふんだんに盛り込まれた、超貴重なコラボ映像に。さらに、「もしも2人が共演するなら?」といった夢の妄想トークも披露。果たして2人はどんな作品&どんな役柄での共演を想像するのか。俳優としての意外な共通点も明らかになるなど、注目のインタビューとなっている。

 

GanGanTalkスペシャル映像

作品情報

Netflix映画「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」

2023年9月14日(木)よりNetflixにて世界独占配信

 

出演:橋本環奈

新木優子 岩田剛典 夏菜 若月佑美 /桐谷美玲

ムロツヨシ

加治将樹 長谷川朝晴 犬飼貴丈

山本美月 キムラ緑子 真矢ミキ

佐藤二朗

 

原作:青柳碧人「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」(双葉社刊)

主題歌:SEKAI NO OWARI「タイムマシン」(ユニバーサル ミュージック)

監督:福田雄一

エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)

企画統括:佐々木基

プロデューサー:松橋真三(クレデウス)鈴木大造(クレデウス)

制作プロダクション:クレデウス

制作著作:テレビ朝日

企画・製作 Netflix

 

Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/赤ずきん、旅の途中で死体と出会う

 

『Sweet Home-俺と世界の絶望-』シーズン2

2023年第4四半期(10月~12月)配信

 

出演:ソン・ガン、イ・ジヌク、イ・シヨン、コ・ミンシ、パク・ギュヨン、ユ・オソン、オ・ジョンセ、キム・ムヨル、チョン・ジニョン ほか

監督:イ・ウンボク

原作:キム・カンビ、ファン・ヨンチャンによる「Sweet Home」(NAVERのウェブトゥーン)

製作: Studio Dragon、STUDIO N

 

Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/title/81061734

「仮面ライダーガッチャード」主演・本島純政に迫る!「新しいことにチャレンジする勇気をもらえる、誰かの背中を押すような作品」

事務所に所属して僅か4か月で、9月2日から始まる「仮面ライダーガッチャード」の主演の座を勝ち取った本島純政さん。今年3月までは普通の高校生だった青年が、なぜ俳優を志したのか。まだ初々しさの残る本島さんに、これまでのキャリアや、「仮面ライダーガッチャード」の撮影エピソードなどを伺いました。

 

本島純政●もとじま・じゅんせい…2005年1月5日生まれ。東京都出身。趣味:ギター演奏・映画鑑賞・ドラマ鑑賞。特技:ギター演奏。2023年3月よりアミューズ所属。2023年9月3日よりスタートする「仮面ライダーガッチャード」の主人公・一ノ瀬宝太郎役にオーディションで抜擢。今後、役者業を主軸として活動の幅を広げていく。公式HPX(Twitter)InstagramTikTok

【本島純政さん撮り下ろし写真】

 

憧れの俳優は吉沢亮さんと鈴木亮平さん

──趣味が映画鑑賞とのことですが、昔から映画は好きだったんですか。

 

本島 物心ついたときからお父さんと一緒に映画を観ていて、小学生の頃には大好きになっていました。当時は洋画のアクション映画を観ることが多かったのですが、中でもお父さんの影響でダニエル・クレイグさんがジェームズ・ボンドを務めた『007』シリーズが好きでした。

 

──小学生でダニエル・クレイグ版の『007』を好むなんて渋いですね。

 

本島 小学生なので、ちゃんとストーリーは理解していなかったのですが、とにかくアクションが面白かったです。

 

──特技のギターは、いつ頃から始めたんですか?

 

本島 小学3年生です。YouTubeでギターの動画を見ているうちに、自分も弾いてみたいと思うようになって、親に相談してギターを買ってもらいました。

 

──ご家族など周囲の影響ではなかったんですね。

 

本島 そうですね。ただ、過去にお父さんはベース、お母さんはピアノをやっていて、親戚にもギターを弾いている人が多かったんです。音楽に縁が深い家系だから、ギターを弾く運命だったのかなと(笑)。小学・中学は1人でギターの練習をしていたんですけど、高校で軽音楽部に入って、ギターと歌を担当して、部長も務めました。

 

──どういうバンドが好きだったんですか?

 

本島 有名どころだとRADWIMPSさんやKing Gnuさんあたりですが、日本のロック以外にも洋楽、ヒップホップ、K-POPなど、幅広く聴いています。

 

──ヒップホップの楽曲をカバーすることもあったんですか?

 

本島 OZworldさんの「NINOKUNI」を文化祭でカバーしたことがあります。友達からギターバージョンの動画が送られてきて、すごくギターがかっこよかったんですよ。それをきっかけにヒップホップも好きになりました。

 

──K-POPはどのあたりを聴くのでしょうか。

 

本島 最近よく聴くのはaespaやTOMORROW X TOGETHERです。

 

──学生時代、集めていたものはありますか?

 

本島 一時期、ギターのピックを60枚ぐらい集めました。温かみのある曲を弾くときはこのピックとか、鋭さが欲しいときは硬めのガラスのピックを使ってみようとか、ピックによって音も弾きやすさも全然違うんですよね。

 

──音楽の道に進みたいという気持ちもあったんですか?

 

本島 音楽に限らず、いろんなことにチャレンジできたらいいなと思っていました。今は俳優をメインに活動していますが、音楽にフォーカスを当てたら、また違った自分の視点が生まれてくるのかなと思っていて。音楽で生まれた視点は、お芝居にも生かせるだろうし、今後も俳優一本に絞らずに、さまざまなことにチャレンジすることで自分の感性や世界観を広げていきたいですね。

 

──芸能活動を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

 

本島 高校2年生のときに、学校で進路希望を書くことがあって、初めて真剣に何がやりたいのかを考えたんです。それで自分は映画が好きだから、映像作品に携わりたいなと。一口に映画と言っても、いろいろな職種がありますけど、たくさんの映画を観てきて、やはり演技に感化されることが多かったので、自分がやりたいのは役者だなと。僕の演技を見て、「感動したよ」とか「ハッピーな気持ちになったよ」とか、連続ドラマだったら「来週も楽しみです」とか、そういう気持ちになってもらえたら素敵だなと思ったんです。それで高校2年生からさまざまなオーディションを受けて、今の事務所に入りました。

 

──ご家族は俳優になることに賛成だったんですか。

 

本島 応援してくれています。この世界に入るときは、「厳しい世界だから、半端な気持ちで行ったら必ず後悔する。ちゃんと責任感を持って、覚悟を決めて行きなさい」と言ってもらいました。親戚にバレリーナをやっている人もいるので、エンターテインメントに理解があるんですよね。

 

──憧れている、もしくは目標にしている俳優さんはいらっしゃいますか。

 

本島 吉沢亮さんと鈴木亮平さんです。吉沢亮さんは、最近観させていただいた『東京リベンジャーズ2』の演技が素晴らしくて。僕は「東京リベンジャース」が好きで、前作の映画ももちろん観ていましたし、原作のコミックも読んでいたんですけど、吉沢さんが演じるマイキーは想像をはるかに超えていて。お芝居に一気に引き込まれて、本当に目が離せませんでした。事務所の先輩でもあるし、「仮面ライダー」の先輩でもあるので、自分にとって目標の方です。

 

──鈴木亮平さんはどういうところに惹かれたのでしょうか。

 

本島 もともと優しくて朗らかな役を多く演じられるイメージがあったんですけど、『孤狼の血 LEVEL2』(21)で鈴木亮平さんが演じられた上林成浩を観て、怖くて震えるほどでした。本当に演じられる役の振り幅がすごいなと思って、僕も将来は幅広い役にチャレンジできる役者になりたいので、憧れの方です。

 

オーディションは「素の自分」で臨んだことが良かった?

──今年3月に事務所に所属したそうですが、「仮面ライダーガッチャード」のオーディションはいつ頃だったんですか?

 

本島 所属して2か月ぐらいでお話をいただきました。

 

──ものすごいスピード感ですね! その間にお芝居のレッスンは受けていたんですか?

 

本島 集団レッスンと個人レッスンの両方を受けていました。事務所に入るまで生でお芝居を見る機会がなかったので、集団レッスンで他の人の演技を直に見られるのは貴重な経験でした。同じ台本でも、自分とは違うアプローチをしていて、それを見ることによって、自分の幅も広がっていくんですよね。日に日にレッスンが楽しくなって、役者になりたいという思いが固まっていきました。

 

──「仮面ライダーガッチャード」のオーディションに臨むにあたって、事前準備はしましたか。

 

本島 「仮面ライダーオーズ/OOO」がお気に入りの仮面ライダーシリーズだったので、オーディションを受ける前に改めて全話見返して、先輩方のお芝居や、どんなストーリーだったかを復習しました。

 

──大人になって観ると、印象も違うんじゃないですか。

 

本島 違いますね。人間の「欲望」をメインテーマにした作品ですが、こんなに複雑なストーリーだったんだという驚きがありつつ、ちゃんと子どもが観ても分かるように作られていて。それでいて大人が観ても楽しめるようになっていて、改めて面白い作品だなと思いました。

 

──オーディションで印象に残っていることを教えてください。

 

本島 第一次審査のとき、事前に渡された台本に、一ノ瀬宝太郎が料理を作って食べるシーンがあって、それが「きゅうりハンバーグ辛子明太マヨ」という聞いたこともないものだったんです。それを食べた後に、宝太郎が「ちょっと配分を間違えたかな」と言うんですけど、どんな味か全く想像できなくて。ただ食材は全部揃えられそうだったので、大体のイメージで食材を買ってきて、オーディション当日の朝に作って食べたんですよ。それが本当に微妙な味で、リアルな演技ができたのかなと思います(笑)。

 

──どういうところがオーディションで評価されたと自己分析しますか。

 

本島 第一次審査から最終審査まで長かったのですが、自分を作り過ぎてしまうと、それに集中してしまって演技に影響が出ると思いました。だから素の自分でいることを意識したのですが、それが良かったのかなと思います。実際、あとでプロデューサーの方が、「オーディションのときの本島さんの素の部分が、一ノ瀬宝太郎に似ていたから選んだんだよ」と仰っていて、間違ってなかったんだとホッとしました。

 

──一ノ瀬宝太郎はどんなキャラクターでしょうか。

 

本島 明るくて真面目なんですけど、ちょっと抜けているところもあって、周りから愛されるキャラクターです。宝太郎はまだ夢が見つかってない状態で学生生活を送っていたんですが、ある日、大事件に巻き込まれて、仮面ライダーになることを託される。そこから仮面ライダーガッチャードになって、さまざまな壁にぶつかっていくんですけど、絶対に諦めることなく前に進んで、そういうところが宝太郎の魅力かなと思います。

 

スーツアクターの演技を見ることで一ノ瀬宝太郎を客観視できる

──初めて経験するアクションはいかがでしたか。

 

本島 本当に大変でした。これまで一度もやったことがなかったからこそ、がむしゃらにやるしかなくて。でも、がむしゃらにやること自体が楽しいんですよね。どんどん新しいことに挑戦できますし、ワイヤーアクションもあるんですけど、「明日の撮影は吊られるのか」と思うだけでワクワクします。

 

──「仮面ライダーガッチャード」のスーツアクターを演じる永徳さんとの共演も新鮮ではないでしょうか。

 

本島 スーツアクターが永徳さんで良かったなって思うことばかりです。現場で永徳さんのお芝居を見させていただくんですけど、一ノ瀬宝太郎を客観視して見ることのできる貴重な時間なんです。永徳さんに、「どうやって役作りをしているんですか」とお聞きしたら、「純政のしぐさを観察している」と仰っていて。永徳さんのお芝居を見ることで、自分はこんな印象なんだ、こんなクセがあるんだと鮮明になっていくんです。それを自分の中にもどんどん落とし込んでいって撮影に臨んでいます。

 

──例えば、どんなクセがあったんですか。

 

本島 分かりやすいところで言うと、宝太郎は頷くしぐさが大きいんです。松本麗世さん演じる九堂りんねに「ありがとう」と言われたときに、台本には頷くという指示はなかったんですが、永徳さんが大きく頷いていた姿を見て、それを演技に取り入れました。

 

──現場の雰囲気はいかがですか。

 

本島 明るくて、温かくて、居心地の良い現場ですし、全員で協力して、良い作品にしようという気持ちが端々から伝わってきます。僕がお芝居で困っていると、すぐに察してアドバイスをくれますし、日に日にみんなの仲が良くなっていくのが実感できて楽しいです。

 

──特撮シーンは戸惑いも大きかったのではないでしょうか。

 

本島 最初は苦戦しました。例えば「ここに仮面ライダーがいて、上から瓦礫が降ってくるんだよ」と言われても、どのぐらいのスピードで、どのぐらいの量が落ちてくるのか、落ちた後はどんな状態なのかとか、全て分からなかったので、そこを想像で補うのは苦労しました。でもアフレコをやっていくうちに、徐々に慣れて、想像力がついてきたのもあって、変に考え過ぎるんじゃなくて、自分が感じたままにやればいいんだなと。それが自分に合っているのかなと思いました。まだ模索している最中ですけが、ちょっとずつ感覚が掴めている気がします。

 

──お忙しい毎日だと思いますが、オフの日はどう過ごすことが多いですか。

 

本島 オフの日は近場でも旅行したいなと思っているんですけど、まだ今の環境に慣れていないせいか、実際は寝て終わることが多いです(笑)。

 

──旅行が好きなんですか?

 

本島 大好きです。「仮面ライダーガッチャード」の撮影が始まる前は、一人旅をすることも多くて、朝起きて突発的に電車で江の島に行くなんてこともありました。だから今は、一年後ぐらいに車を買うのが目標です。まだ免許は持ってないんですけど……車を買うための貯金も始めました。車で行動範囲を広げて、いろんな場所に行ってみたいんですよね。旅は知見を深めますから。

 

──車に詳しいんですか?

 

本島 小さい頃は詳しくてミニカーを集めていました。よくやっていた遊びが、泡風呂の中にミニカーを落として、見えない状態で触って「これはGT-Rだ!」みたいな感じで車種を当てるゲーム(笑)。正直、あの遊びをしていた頃の方が車に詳しかったですね。改めて勉強します!

 

──最後に「仮面ライダーガッチャード」の見どころをお聞かせください。

 

本島 新しいことにチャレンジする勇気をもらえる、誰かの背中を押すような作品です。先ほどもお話しましたが、宝太郎はどんどん新しい壁にぶち当たっていくけど、絶対に諦めないので、その諦めない姿勢を見ていただきたいです。宝太郎が通う錬金アカデミーの生徒たちのキャラクターが面白くて、一人ひとりの個性が際立っているのも見どころです。たとえば宝太郎と対極にいる、藤林泰也さん演じる黒鋼スパナはクールでキザなエリート、人工生命体(モンスター)のケミーを道具としか思っていません。でも宝太郎はケミーを仲間だと思っていて。そんな宝太郎と錬金アカデミーの生徒たちがどういう化学反応を起こすのかも楽しみにしてください。

 

 

仮面ライダーガッチャード

2023年9月3日(日)、テレビ朝日系にてスタート!
毎週日曜 午前9:00~9:30放送

(CAST&STAFF)
出演:本島純政 松本麗世 藤林泰也 安倍 乙 富園力也 熊木陸斗 沖田絃乃 宮原華音 坂巻有紗 加部亜門 南野陽子 石丸幹二
原作:石ノ森章太郎

脚本:長谷川圭一 内田裕基 ほか
監督:田﨑竜太 ほか
アクション監督:福沢博文(レッド・エンタテインメント・デリヴァー)
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)
音楽:高木 洋
ゼネラルプロデューサー:大川武宏(テレビ朝日)
プロデューサー:芝高啓介(テレビ朝日) 湊 陽祐(東映)
制作:テレビ朝日・東映・ADKエモーションズ

(STORY)
『仮面ライダーガッチャード』のモチーフは、《錬金術》と《カード》。《錬金術》とは、異なる組み合わせによって“金”を生みだそうとする技術のこと。その神秘的な研究の1つには、肉体や魂をも対象として“完全な存在”に錬成する試みも含まれていた。そんな錬金術の粋を集めて造られたのが、完全なる人工生命体、《人工生命体(モンスター)ケミー》。その数、101体。それらは《ライドケミーカード》というカードに保管されていた。ところが、慎重に保管されていたはずの彼らがカードを飛び出して、一斉に開放されてしまう。偶然、それを目撃した“夢を探し求める高校生”一ノ瀬宝太郎(本島)は、仮面ライダーガッチャードの変身ベルト《ガッチャードライバー》を託され、世に放たれたケミーを回収する使命を与えられる。

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/gotchard/
公式Twitter:https://twitter.com/Gotcha_toei
公式Instagram:https://www.instagram.com/kamenrider_tvasahi/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@superherotime_tvasahi

 

撮影/友野 雄 取材・文/猪口貴裕 ヘアメイク/木内真奈美 スタイリング/石橋修一

並木彩華が『ハレーションラブ』出演!朱莉(髙橋ひかる)と浅海(眞島秀和)の恋のキューピッドに…!?

髙橋ひかるが主演を務める『ハレーションラブ』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分~深夜0時)の第5話(9月2日放送)に、並木彩華の出演が決定した。

『ハレーションラブ』©テレビ朝日

 

テレビ朝日ドラマ初主演の髙橋ひかる×新進気鋭の脚本家・若杉栞南という、勢いのある才能が初タッグを組んで送る、かつてない美しいラブサスペンス『ハレーションラブ』。

 

朱莉(髙橋)の前に昴(一ノ瀬颯)や浅海(眞島秀和)が現れてからというものの、平穏だった街・星合台で次々と不穏な事件が続発し、朱莉への謎の嫌がらせも立て続けに起きるなど、不気味で恐ろしい空気が渦巻いていた。

 

そんな中、9月2日(土)放送の第5話に『仮面ライダーギーツ』(2022~2023)の悪女・ベロバ役で一躍注目を集めた並木彩華がゲスト出演することが決定した。

 

2017年に「ちゃおガール2017☆オーディション」でグランプリを受賞し、芸能界デビューを果たした並木は、2023年3月の卒業まで“ちゃおガール”としてモデル活動をする一方、『ファイトソング』(2022年)や『霊媒探偵・城翡翠』(2022年)、『幸運なひと』(2023年)などのドラマにも出演し、女優としてのキャリアもスタート。

 

そんな中、つい先日最終回を迎えた『仮面ライダーギーツ』では、仮面ライダーたちと敵対するベロバ役を熱演し、一躍注目の的に。並木が演じたベロバは「人の不幸が大好物」という仮面ライダーを翻弄する悪女ながら、並木自身の持つ透明感あふれる美しさとミステリアスな雰囲気、さらには圧倒的な存在感でSNSでは「若干16歳とは思えない!」という驚きの声と共に、高い演技力に絶賛の声が続々と上がった。

 

今後の活躍にますます期待が高まる中、本作では朱莉が営む写真店・ミヤマカメラを訪ねてやってくる女子高生・中條を演じる。体調が優れない祖父が見たがっていた写真を早く見せてあげたいとフィルムの現像を依頼するのだが、並木演じる中條の真っ直ぐで心優しい姿は感動必至。さらに中條のこの依頼がきっかけとなって、なんと朱莉と浅海がグッと距離を縮めることとなり、恋のキューピッドとしても活躍…!?

 

未だ不穏な事件の犯人やその目的が全く見えず緊迫と恐怖が渦巻く本作で、違ったドキドキと感動を与えてくれるシーンを魅力たっぷりに好演する並木に注目だ。

 

番組情報

『ハレーションラブ』

テレビ朝日系

毎週土曜 午後11時30分~深夜0時

 

公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/halation_love/

 

©テレビ朝日

畑芽育演じる“元アイドルオタク”の女子高生がお寺再建に挑む!相手役には奥野壮『女子高生、僧になる。』【コメントあり】

畑芽育が主演を務める新ドラマ『女子高生、僧になる。』(MBSほか 毎週日曜 深夜0時50分)が、9月17日(日)スタート。畑と共演の奥野壮より、コメントが到着した。

『女子高生、僧になる。』©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS

 

MBS完全オリジナルで制作された本作は、高校3年間の青春全てを“推し”に捧げ、進路の決まっていない主人公・下白石麦が卒業を間近に控え、ある出来事をきっかけに人生の新たな一歩を踏み出す奮闘劇。主人公・麦と、麦の幼なじみである磯野柊をはじめ、麦の周りを取り巻くイケメンたちと共に、わずか半年という猶予期間でお寺を再建できるのか。麦とイケメンたちの関係性にも注目だ。

 

主人公の麦は、高校卒業を間近に控え、進路が決まっていない女子高生。寺の住職をしていた祖父が亡くなり、その葬儀の中で、寺に残された借金が発覚。親族は寺を手放すことを考えはじめる。祖父の葬式で麦はとあるイケメンに出会うが、それは幼なじみの柊だった。

 

祖父と寺に親しみを持ち、よく遊びに来ていた柊はその後仏教系の大学に進学し、僧侶の資格を取っていた。なんとなく祖父の寺を手放すことが嫌な麦は、勢いで柊を住職に立て、祖父の借金を返済し、寺の再建をすることを宣言。母や親族から、期間限定で寺を任されることに。

 

“元アイドルオタク”であり、祖父のお寺・白石寺を継ぐことになる主人公・麦役には、今年公開の映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」でヒロインを務め、確かな演技力と透明感で話題を集めたブレイク必至の最注目女優・畑芽育。

 

そして麦の幼なじみであり、白石寺再建のため、お寺の新住職となる磯野柊役は奥野壮。奥野は、2017年第30回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞と明色美顔ボーイ賞をW受賞し、映画などで続々と活躍の幅を広げている。

 

情報解禁にあたり、主人公・下白石麦と袈裟姿の磯野柊による2ショット場面写真が先行解禁。畑、奥野のコメントは以下掲載。

 

畑芽育 コメント

初めてお話をお聞きしたとき、「お寺が舞台!? それでいてコメディ!? そして私が主演をやらせていただけるなんて!」と、ただただ喜びと驚きの連続でした。監督には「やりすぎていたら止めるからひとまず振り切ってやってみてほしい!」とおっしゃっていただいたので、とにかく自分の思い描く麦を全身全霊で演じさせていただきました。何をやっても褒めてくださる監督に乗せていただきまして(笑)、今までに見せたことのない表情や動きが今回の作品でお披露目できるかと思います。ドキドキです。

 

私自身、特別身近にあるわけではない【お寺】という舞台でしたが、初めて知ることや勉強になることが本当に多く、麦と共に成長していくような気持ちでありました。今までにない新しいコメディドラマが完成したと思います。放送を楽しみにしていてください!

 

奥野壮 コメント

今回、初のお坊さんの役ということで所作だったりお経だったり、本物のお坊さんに手取り足取り教えてもらいながら撮影させていただきました。お寺、お坊さんがテーマのドラマですが、現場で生まれるものが面白くて今までで1番「笑い」NGを出してしまいました。主演の畑芽育さん演じる麦ちゃんと僕が演じる柊の和やかな空気感にもご注目ください!お坊さんのことを楽しく知れるすてきなコメディドラマになっています。

 

番組情報

『女子高生、僧になる。』

MBS

2023年9月17日(日)スタート

毎週日曜 深夜0時50分~

 

テレビ神奈川

2023年9月22日(金)スタート

毎週金曜 深夜0時~

 

チバテレ

2023年9月19日(火)スタート

毎週火曜 午後11時30分~

 

テレ玉

2023年9月23日(土)スタート

毎週土曜 深夜1時30分~

 

とちテレ

2023年9月20日(水)スタート

毎週水曜 深夜1時30分~

 

NBC長崎放送

2023年9月25日(月)スタート

毎週月曜 深夜0時55分~

 

群馬テレビ

2023年10月2日(月)スタート

毎週月曜 午後10時30分~

 

<配信>

TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間あり

 

出演:畑芽育、奥野壮 ほか

監督:横尾初喜、森ハヤシ、戸塚寛人

脚本:森ハヤシ

制作プロダクション:ソケット

製作:「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS

 

ドラマ公式HP:https://www.mbs.jp/joshikousei-souninaru/

ドラマ公式X(旧:Twitter):@drama_mbs

ドラマ公式Instagram:@jk_souninaru_mbs

MBSドラマ公式TikTok:@drama_mbs

 

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS

桜田ひより主演のハートフル“グルメ”ドラマ『あたりのキッチン!』10・14スタート【コメントあり】

桜田ひよりが主演を務める『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)が、10月14日(土)スタート。桜田、原作者の白乃雪、遠山圭介プロデューサーからコメントが到着した。

『あたりのキッチン!』桜田ひより ©東海テレビ

 

極度の人見知りで他人とまともな会話ができず、目すら合わせられない。コミュニケーション能力ゼロ、ゆえに友達もできず空回りばかりしてしまう大学3年生の辺清美(あたり・きよみ/桜田)。そんな清美が、唯一可能なコミュニケーション手段は「料理」だった。本作では、料理を通じて清美の成長を描く。

 

一度食べた料理は、食材はもちろん「小さじ1杯」といった調味料の微細な配合まで完璧に分かる“絶対味覚”を持つ清美。就職活動を前に、「これまでの自分を変えたい!」と思い切って飛び込んだ定食屋でアルバイトをスタートさせる。“コミュ力ゼロ”のため接客はからきし…だが、料理の腕はピカイチ。思いを込めた料理を通して、ちょっと訳ありなお客さんの心をほぐし、温めていく。

 

登場するのは、サバの味噌煮やメンチカツなど普通の家庭料理ばかり。しかし料理は値段や見た目ではない、“食べる人への思い”こそが最高の調味料。いわゆる「飯テロ」ドラマとは一線を画する、じんわりと心に沁みるエピソード満載のハートフル“グルメ”ドラマとなっている。

 

辺清美役:桜田ひより コメント

◆ヒロイン・辺清美はどんな人物ですか? 桜田さんとの共通点はありますか?

清美は、コミュニケーションを取るのがとても苦手です。でも自分なりに一生懸命頑張っていて、食を通して相手の心に寄り添えるすごくピュアな女の子です。共通点は、ご飯が好きというところですね。あと…私も話しかける際に、その人を観察することがあるので、そこは清美と同じだと思います。

 

◆料理が得意な清美を演じるに当たり、準備をしていますか?

清美がどういう料理を作るのか詳しくは知らされていないので、ちょっとドキドキしているんですけど、だし巻き卵の練習はしました(笑)。最初はあまり上手にできなくて…。今ちょっと特訓中です。

 

◆桜田さんご自身は料理をされますか? 得意料理があれば教えてください。

私は、1週間に1回くらい自炊をします。得意な料理は、ロールキャベツ。あと母の作るナスの揚げ浸しが大好きです!どこのお店より家の味が好きで、母の味を伝授してもらい私も作っています。

 

◆視聴者の皆さまへメッセージをお願いします!

各話のゲストに寄り添った食事を出すために、食材や調味料なども工夫しているので、そんな料理を作る過程も楽しみにしていただきたいです。お腹の空く時間帯の作品ですが、「料理で人の心に寄り添う」というところや、料理を通じて、清美がどんどんコミュニケーションを取れるようになっていく成長する姿だったり、周囲の方たちの温かさも楽しんでいただけたらと思います。

 

原作者:白乃雪 コメント

『あたりのキッチン!』は、1話限りの読み切りから始まり、読者の皆さまに応援していただいて連載となったデビュー作です。そして今回、ずっと映像化したかったという温かいお言葉とともに、なんとドラマ化までしていただけることになりました。こんなに幸せな作品があるでしょうか…!!魅力的な脚本やキャストの方々をはじめ、愛あるドラマ制作陣のもとで原作を超えて生き生きと動く清美たちを見て、いち視聴者としてワクワクが止まりません!たくさんの皆さまに、一日の終わりに「阿吽」でおいしくホッとしていただけますように。連載当時から見守ってくださった方も、初めましての方も、ぜひ最後までお楽しみください!

 

プロデューサー:遠山圭介 コメント

このドラマには、華麗なフルコースや高級懐石料理は一切登場しません。それどころか、“グルメドラマ”としてはちょっぴり地味目な、素朴な定食屋の料理ばかりです。しかしどんな定番料理でも、そこに作り手の思いと気遣いが込められると唯一無二の格別なご馳走に見えてくるから不思議です。

 

主人公の清美を演じていただくのは、若手世代でトップクラスの実力を持つ桜田ひよりさん。清美は人見知りで不器用、パッと見は“土ドラ史上 一番地味”とも言えるヒロインですが、真っすぐで何事にも一生懸命に向き合う…その姿にとても胸を打たれるキャラクターです。視聴者の皆さんも、ぜひ彼女の成長を温かく見守っていただければと思っています。

 

「ひとつひとつ…あわてず丁寧にやれば ちゃんとおいしくなる」

 

原作に登場するとても好きなせりふです。その精神を胸に、丁寧に思いを込めて制作中の『あたりのキッチン!』。料理が好きな人も苦手な人も、食べることに興味がある人もない人も、どんな人でも楽しませる味わいに仕上がっているはず。どうぞご賞味ください!

 

あらすじ

人とのコミュニケーションが極度に苦手な小正大学3年生の辺清美(桜田ひより)。就職活動を控えコミュニケーション能力を高めようと、アルバイトを募集していた飲食店に電話をするが、うまく会話ができず自分から切ってしまう…。

 

生まれた時に母親を、5歳の時に父親を亡くした清美は、以来叔母夫婦の家で育てられてきた。大学を機に一人暮らしを始めたが、就職活動を控え、今の自分を変えるため思い切ってアルバイトを始めようと、仕送りも断って奮闘していた。しかしそんな清美に対し、「人の目すら見られない清美にアルバイトなんてできるの?」と叔母の明美は心配する。なかなかアルバイトが見つからず、節約生活を続けていた清美だったが、ある日偶然通りかかった大学近くの定食屋に、思わず引かれてしまう。

 

「この香りは酒と醤油とニンニク…」定食屋「阿吽」から漂ってくるいい香りに誘われ、知らず知らずのうちに店内へ。コミュ力ゼロのため、あたふたする清美をいぶかしむ店主の中江善次郎に対し、たどたどしくも何とか生姜焼き定食を注文する。そして出された料理を一口食べると…「酒・醤油大さじ1、ニンニク・生姜ひと片にケチャップが小さじ1。そしてこの隠し味は…ハチミツ!」なんと配合から隠し味までズバリ言い当て、店主の善次郎を驚かす。ちょうど「阿吽」の人手が足りなくなっていたタイミングだったことも重なり、とんとん拍子でこの店でのアルバイトが決まることになる。

 

定食屋「阿吽」との出合いで、動き始めた清美の人生。料理で会話をする大学生・清美の成長は?“絶対味覚”と思いやりでおもてなし。オーダー以上のおいしさを召し上がれ!

 

番組情報

『あたりのキッチン!』(全11回予定)

東海テレビ・フジテレビ系

2023年10月14日(土)~12月23日(土)予定

毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分

 

原作:白乃雪 「あたりのキッチン!」(講談社アフタヌーン KC)

企画:市野直親 (東海テレビ)

脚本:橋本夏 ※『わたしのお嫁くん』(CX)、『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』(YTV)、『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(CX)他

ニシオカ・ト・ニール ※『賭けからはじまるサヨナラの恋』(U-NEXT)、『イケメン共よ メシを喰え』(TVO)他

音楽:MAYUKO、眞鍋昭大

演出:岩田和行(共同テレビ)※『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』(CX)、『家族ゲーム』(CX)、『黒鳥の湖』(WOWOW)他

菊川誠 ※土ドラ『リカ』、『純愛ディソナンス』(CX)、『悪魔はそこに居る』(Paravi) 他

本間利幸 ※『アイゾウ』『シンデレラはオンライン中!』(CX)、『左ききのエレン』(TBS) 他

プロデューサー:遠山圭介 (東海テレビ) ※土ドラ『三千円の使いかた』『おいハンサム!!』『その女、ジルバ』他

貸川聡子 (共同テレビ) ※『忍者に結婚は難しい』『推しの王子様』『知ってるワイフ』(CX)他

制作協力:共同テレビ

制作著作:東海テレビ

 

©東海テレビ

©白乃雪/講談社

須田亜香里が“サレ妻”役で『アラクオ』に登場!工藤遥と激烈修羅場バトル「今までにない経験が刺激的でした」

佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が主演を務めるドラマ『around1/4(アラウンドクォーター)』(ABCテレビ 毎週日曜 午後11時55分~ほか)の第7話より、須田亜香里の出演が決定。コメントと撮影オフショットが到着した。

『around1/4(アラウンドクォーター)』©ABC

 

かつてのバイト仲間だった康祐(佐藤大樹)、早苗(美山加恋)、明日美(工藤遥)、直己(松岡広大)、一真(曽田陵介)。本作は、25歳前後(アラウンドクォーター:略してアラクオ)を迎え、それぞれが直面する“25歳の壁”、そして“恋の分岐点”を現代の空気感に包み込んだリアルなせりふで彩った、恋愛群像ストーリーとなっている。

 

アラクオ5人、それぞれの惑いと恋の行方が終盤を迎える前に、大きな展開を見せるのが明日美の不倫の恋。その相手・正(平岡祐太)の妻・えみ役を、元SKE48・須田亜香里が演じる。

 

第3話にて描かれた、明日美と正の出会い。3カ月前、運命的な出会いをした正に恋をし、自ら告白した明日美。「恋人はいない」と話していた正だったが、実は彼には妻がいた…。

 

想いを止められない2人は、禁断の恋に落ちていく。その一方で、明日美の危うさをはらんだ恋に気づいたカフェバー「NONKI」のバイト店員で19歳の洋一(吉澤要人)。そんな中、ついに正の妻・えみが登場する。

 

一見、幸せな結婚生活を過ごしているように見えるえみだったが、正の異変に気づいていた。そして、ついに顔を合わせる明日美とえみ。アイドル活動中はチャーミングな笑顔を武器に「握手会の女王」と呼ばれるほどの神対応ぶりで有名だった須田が、夫に裏切られる悲劇の妻を演じる。

 

超和やかな雰囲気で進んだ撮影では、周囲を気遣う須田の“神対応”が全開。真摯に監督と話し合う様子や、アイドル時代そのままのチャーミングな笑顔も見せ、役柄とは一転してスタッフたちは、みるみる“須田ファン”となった。須田によるコメントは以下を参照。

 

須田亜香里 コメント

アイドルを卒業したら、ちゃんと恋愛経験も重ねて、ゆくゆくは恋模様も演じてみたい。とひそかな夢を抱いていましたが、想像をはるかに超えた不倫される妻という役柄。“アラクオ”世代へ一つの答えを選択肢として提示することになるであろう重要な役どころを託していただいたと思っています。

 

えみの心情の表現として、どういった形がベストなのか。とても悩みましたが、監督との会話や、正や明日美とのやりとりの中で見つかった想いを込めました。人生初の左手の薬指の指輪や、目を覆いたくなるような修羅場のシーンなど、今までにない経験がとても刺激的でした。ぜひご覧ください。

 

第6話 PR

番組情報

『around1/4(アラウンドクォーター)』

ABCテレビ(関西)

毎週日曜 午後11時55分~

 

テレビ朝日(関東)

毎週土曜 深夜2時30分~

※ほか地域でも放送予定

※ABCテレビでの放送後、TVer/ABEMAで見逃し配信あり

 

公式HP:https://www.asahi.co.jp/around_quarter/

 

©ABCテレビ

小芝風花が『フェルマーの料理』出演決定!高橋文哉、志尊淳が働くレストランの唯一の女性シェフ役【コメントあり】

高橋文哉×志尊淳W主演の10月期金曜ドラマ『フェルマーの料理』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)に、小芝風花が出演することが決定し、コメントが到着した。

『フェルマーの料理』©TBS

 

原作は、「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾による同名漫画。現在3巻まで刊行されており、作中に登場する料理がファンによって再現されるなど人気の作品だ。

 

本作は、数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋文哉)が、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊淳)と出会い、「料理の世界」に導かれ、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。

 

海が経営する二つ星を獲得した新進気鋭の超一流レストラン「K」で、唯一の女性シェフ・赤松蘭菜や世界中から集まる実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく、【料理×数学】で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリーだ。

 

二つ星レストラン「K」で岳と海と共に働く、店唯一の女性シェフ・蘭菜役に小芝風花が決定。TBSドラマへの出演は『書類を男にしただけで』(2020年)以来3年ぶり。本格的な料理姿を見せるのは今作が初めてとなる。実力派若手女優としての地位を確立し、さまざまな作品にメインキャストとして出演している小芝。現在料理の特訓に励んでおり、初のシェフ役に期待が高まる。

 

普段は前菜を担当している蘭菜は、思ったままを口にする素直でクールな性格。突如やってきた岳を当初は料理人として認めていなかったが、少しずつ興味を持つように。時折、岳に対して先輩としての優しさを見せる一方、冷たく忠告するような一面も。そして蘭菜は「K」で働くことに強いこだわりがあるようで…。

 

数学の道では“主人公”になれなかった岳と、隠された野望を抱く謎多き海、そんな2人と一緒に働く蘭菜は、どのように関わり成長していくのか。そして、厳しい料理業界で高い目標を持ち、さまざまな困難に立ち向かっていく力強さを小芝がどう見せるのか。小芝、中西真央プロデューサーからのコメントは以下掲載。

 

小芝風花コメント

◆出演が決まった意気込みを教えてください。

料理と数学という組み合わせをとても新鮮に感じながらも、料理人の役は今回が初めてなので、「料理練習しなきゃ!頑張らなきゃ!」と素直に思いました。

 

◆原作を読んだ感想を教えてください。

ただの料理の物語ではなく、登場人物に謎が多いキャラクターが多いので、回を重ねていくごとにそれぞれの人物像が深掘りされていくのも面白いなと思いました。先の展開がどうなるんだろうというワクワク感がすごくあります。

 

◆ご自身が演じる役について教えてください。

唯一の女性シェフで、サバサバしている強い女性なのかなと思っています。(撮影前のため)まだ分からない部分も多いですが、料理の現場という激しい世界で戦っている芯の強さや、志尊さん演じる海への感情は丁寧に演じていきたいと思っています。

 

◆高橋さん、志尊さんとの共演について意気込みをお聞かせください。

志尊さんとは以前共演させていただいたことがあるので、また共演ができてうれしいです。高橋さんは今回初めましてですが、料理の腕前がすごいと思いました。私は高橋さんよりも料理が上手な役なので、少しプレッシャーはありますが…(笑)、刺激をもらいつつ、時には教えてもらいながら頑張ろうと思っています。

 

◆普段の料理の頻度を教えてください。

料理を作るのは好きなので、オフの時はよく料理をしています。手を動かすのはすごく遅いですが…(笑)。料理の練習で、玉ねぎのスライスやジャガイモの5ミリ角カットを習っているのですが、毎日練習して少しずつ上達を感じています。まだ道のりは長いので、毎日コツコツ頑張ります。

 

◆ドラマにちなんで好きな数字・料理を教えてください。

「1」と「うなぎ」。

 

本来偶数が好きなのですが、「1」は始まりの数字だし、シンプルで好きです。好きな料理はその時々によって変わりますが、今は自分へのご褒美として「うなぎ」、“ひつまぶし”が食べたいです。あと、「トンテキ」を作るのは好きです。たたけばたたくほどお肉が柔らかくなっていくし、ストレス発散にもなっています(笑)。

 

◆このドラマ期間中に成し遂げたいこと・楽しみなことはありますか?

これまでいろいろな料理の作品を見て「かっこいいな…」と思っていたので、私も同じように思ってもらえるように、包丁さばきの練習を頑張りたいです。楽しみなことはやっぱり料理の現場なので「試食ができるのかな?」と思っていて、そこが楽しみです(笑)。

 

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

“料理×数学”という組み合わせが、今まで見たことがないような新しい作品になっていると思います。映像的にも面白い仕掛けがあると思うので、新感覚のドラマをぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

 

プロデューサー・中西真央コメント

小芝さんに演じていただくのは、女性比率の少ない料理業界に食らいつき、高みを目指し続ける蘭菜というキャラクターです。小芝さんとは2回目のお仕事になるのですが、自分にとって思い入れの強いこのキャラクターを引き受けてくださって本当にうれしく思っています。直接お話した際に自ら「料理練習早くやりたいです!」と伝えてくださり、練習が始まってからもみるみる上達していく小芝さんに、わくわくしています。

 

これまで家庭の中では女性の役割となることが多かったであろう“料理”でさえ、プロの世界となると圧倒的に女性の数が少ない、という現実がありつつ、それがきっと未来では変わっていくんだろうなという期待を込めて、この蘭菜を描けたらと思っています。よろしくお願いいたします。

 

番組情報

金曜ドラマ『フェルマーの料理』

2023年10月スタート

毎週金曜 午後10時~10時54分

 

<キャスト>

高橋文哉、志尊淳、小芝風花

 

<スタッフ>

製作著作:TBS

原作:小林有吾「フェルマーの料理」(講談社「月刊少年マガジン」連載)

脚本:渡辺雄介(『Dr.チョコレート』『ブラッディ・マンデイ』)、三浦希紗(『明日、私は誰かのカノジョ』『彼女はキレイだった』)

プロデューサー:中西真央

演出:石井康晴、平野俊一、大内舞子

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fermat_tbs2023/

番組公式X(Twitter):@Fermat_tbs

番組公式Instagram:@fermat_tbs

番組公式TikTok:@fermat_tbs

 

©TBS

橋本環奈主演『トクメイ!警視庁特別会計係』10月スタート “経費削減”が任務の警察官役【コメントあり】

橋本環奈が、10月スタートのドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)に主演することが決定し、コメントも到着した。

『トクメイ!警視庁特別会計係』橋本環奈 (c)カンテレ

 

緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣されたのが、特別会計係の女性警察官・一円(はじめ・まどか/橋本環奈)。

 

彼女を待ち受けていたのは、無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメントとなっている。

 

橋本が演じる一円は、緊縮財政の一環として所轄署の経費削減の特命(トクメイ)を背負い本庁から専任担当者として派遣されてきた、特別会計係の警察官。刑事の捜査費を監督し、経費削減案を提案することで、現場の刑事たちを振り回す。ささいな数字のズレも見逃さず、一度ズレを見つけると気になって仕方なくなるきちょうめんな性格で、数字に関してめっぽう強い。

 

刑事ドラマ好きの祖母に育てられた影響で刑事に憧れを抱いており、刑事たちの仕事や考え方に興味を持っているが、口うるさく「経費削減!」を唱えるため現場の刑事たちからは煙たがられている。

 

警察官になった理由は、もちろん憧れの刑事になりたかったから。しかし、生まれながらに極度に運が悪く、周りをトラブルに巻き込む“凶運”のせいで「疫病神」と呼ばれ、刑事課への配属はかなわず内勤となった。そんな彼女が、巻き起こる事件を「お金」という角度で捉えて、現場の刑事たちが気づかない違和感や手がかりに気づき独特な方法で事件を解決に導いていく。

 

橋本のコメントは下記に掲載。

 

『トクメイ!警視庁特別会計係』橋本環奈 (c)カンテレ

橋本環奈 コメント

◆主演に決定したと最初に聞いたときの心境は?

フジテレビ系連続ドラマ初主演ということで、すごくうれしかったです。刑事ドラマということでシリアスにやらなければいけないと思ったのですが…ちょっとふたを開けてみたらコメディ的な要素もあって、撮影が今からとても楽しみです。

 

◆警察とお金というテーマの企画内容を聞いたとき、どう思われましたか?

事件を解決していく王道の刑事ドラマでもありますが、その一方で、警察にも必ずいる「お金を管理する人たち」にフォーカスしたドラマというのは新鮮だと思います。そんなドラマは今までなかなかなかったと思うので、すごく楽しみです。

私自身、結構細かいことを気にするタイプで、お金に細かい主人公・円のキャラクターに似ている部分を感じるので、すぐに入り込めそうな気がしています。お金に細かいのはいいことだと思いますし、「一円を笑う者は一円に泣く」という言葉があるように一円を大切にする円の細かさをしっかり演じられたらなと思います。

円はお金という角度で事件の解決に向けていく手段がちょっと他の警察ドラマとは異なり、それをいい意味で刑事課の皆さんとはちょっと違った空気感を出していきたいと思います。そんな円に対して、刑事課の皆さんはせっかく積み上げた節約を一気に無に帰す大胆な出費もしてしまうという面白さもありますが、まずは細かくチェックしながら交流していくシーンは今から楽しみです。

 

◆視聴者に向けてメッセージをお願いします。

事件解決の爽快感や本当にクスッと笑えるところもあれば本格的なクライムサスペンスの要素もあり、さらに犯罪に伴う人の情という感動的な内容も盛り込まれたエンターテインメント作品となっております。毎週家族みんなで見ていただいて、学校や仕事場で黒幕は誰かと話したり、また明日から仕事や学校を頑張ろうという気持ちになっていただけるドラマにできればと思います。お楽しみに!

 

近藤匡プロデューサー コメント

この秋、“警察“の”お金”にスポットライトを当てた異色の警察ドラマをお届けします。お金に対してルーズで問題だらけの所轄署に、経費削減の特命(トクメイ)を背負って派遣されてきた主人公・一円。彼女は事件解決よりもお金と理論をこよなく愛し、「1円のズレも許しません」と現場の刑事たちの捜査費(経費)を厳しく取り締まる。世の中にはあまり知られていない、警察のお金の使い方をユーモアたっぷりに描きます。

「あー、お仕事ドラマか…」と思ったあなた。安心してください! 警察ドラマ・刑事ドラマが大好きな皆さまを満足させられるほどに、事件は謎めいて、トリックは緻密で、解決は爽快です。お金と数字にめっぽう強い円の、これまでにない事件解決の手法にハラハラドキドキしてください!

そんな主人公を演じてくれるのは、今最も注目を集める女優・橋本環奈さん。彼女の圧倒的なかわいらしさとチャーミングさを存分に盛り込んだ、まったく新しい警察ドラマをぜひお楽しみください!

 

番組情報

『トクメイ! 警視庁特別会計係』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
2023年10月スタート
毎週月曜 午後10時

出演:橋本環奈 ほか
脚本:荒木哉仁、皐月彩
音楽:大友良英
プロデューサー:近藤匡、小林宙
演出:城宝秀則、光野道夫、湯浅真
制作著作:カンテレ、共同テレビ

(c)カンテレ

ムロツヨシ&平手友梨奈が「お台場冒険王2023」に登場『うちの弁護士は手がかかる』公開制作発表を開催

ムロツヨシ主演、平手友梨奈共演の10月期金9ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系  毎週金曜 午後9時~9時54分)の公開制作発表が、8月25日(金)に開催されることが決定した。

『うちの弁護士は手がかかる』

 

本作は、約54年ぶりに復活するフジテレビ金曜午後9時枠の連続ドラマ第1弾。元芸能マネージャーの主人公・蔵前勉(ムロツヨシ)が、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘。次第に互いを認め合い最強バディへと成長していく姿を描く、育成型リーガルエンターテインメントだ。

 

そんな『うちの弁護士は手がかかる』の公開制作発表が、8月25日(金)午後6時より、「お台場冒険王2023」会場内にて開催。ムロと平手は、佐野瑞樹アナウンサー、堤礼実アナウンサーと共にドラマにまつわるトークを繰り広げるほか、初タッグを組む2人のコンビ名を番組SNSで募集。イベント内で発表する予定となっている。

 

本イベントの優先観覧券付き1DAYパスポートは、8月22日(火)午前11時より発売スタート(先着)。通常の1DAYパスポートでも観覧可能だが、優先観覧券付き1DAYパスポートを持つ人からの入場となる。イベントの詳細は下記を参照。

 

イベント情報

『うちの弁護士は手がかかる』公開制作発表

<開催日時>
2023年8月25日(金)開場:午後5時30分/開演:午後6時/終演予定:午後6時30分

<開催場所>
「お台場冒険王2023 SUMMER SPLASH!」冒険ランド内 SUMMER SPLASHスタジアム
※観覧方法などイベントの詳細についてはオフィシャルサイト(https://www.fujitv.co.jp/bohkenoh2023/stage/stagedaily.html)を参照

<料金>
優先観覧券付き1DAYパスポート 2,800円(大人・子供一律)
※チケットの販売はチケットぴあHP(https://w.pia.jp/t/boukenoh20230825-i-3-1/)を参照(8月22日(火)午前11時より先着にて販売スタート)。
※本イベントは1DAYパスポートでもご覧いただけます。なお、優先観覧券付き1DAYパスポートをお持ちのお客様からの入場となります。
※雨天決行

フジテレビ開局65周年イベント「お台場冒険王2023 SUMMER SPLASH!」

<開催日時>
2023年7月22日(土)~8月27日(日)午前10時~午後6時(最終入場:午後5時30分)
※8月25日(金)は、「『うちの弁護士は手がかかる』公開制作発表」の実施のため、「SUMMER SPLASHスタジアム」の最終入場・終了時間を延長。

<開催場所>
フジテレビ本社屋および お台場・青海周辺エリア

<料金>
お台場冒険王 1DAYパスポート
一般:2,800円/小中学生:1,800円

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系
10月スタート
毎週金曜 午後9時~9時54分

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈 ほか

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)
おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)
演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)
相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式Twitter:@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

「らんまん」で朝ドラ出演の夢が叶った中田青渚「浜辺美波さんの存在は心強かった」

現在放映中の連続テレビ小説「らんまん」(NHK)では大学教授の夫を支える妻・田邊聡子、「僕たちの校内放送」(フジテレビ系)ではラジオ好きでクールな女子高生・藤原瑞輝と、全くタイプの違うキャラクターを演じている中田青渚さん。実力派俳優として映画・ドラマに引っ張りだこの中田さんに、2本のドラマの撮影エピソードや、今ハマっていること、オフの過ごし方などを伺いました。

 

中田青渚●なかた・せいな…2000年1月6日生まれ。兵庫県出身。2014年、「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを獲得し、俳優活動をスタート。2021年、映画『街の上で』『あの頃。』『うみべの女の子』の演技で第43回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2022年、BS時代劇『善人長屋』で連続ドラマ初主演を務める。公式HPX(Twitter)

【中田青渚さん撮り下ろし写真】

 

登場したばかりの聡子との違いに注目して

──朝ドラに出るのが目標だったそうですが、「らんまん」で夢が叶いましたね。中田さんは要潤さん演じる東京大学植物学教室の田邊教授の妻・聡子を演じていますが、オファーがあったときのお気持ちはいかがでしたか。

 

中田 オファーをいただいたときは、すでに「らんまん」が始まっていたので、一視聴者として見ていたんです。だからマネージャーさんから台本を渡されて、ビックリ以外なかったです。お話をいただいてから撮影までの期間も短くて、実感のないまま撮影に入って。自分が出演している回が放送されて、ようやく実感できました。

 

──朝ドラならではの現場の雰囲気ってありますか?

 

中田 すごくチーム感があるなと思いました。長期間に渡って撮影しますし、メインキャストさんとスタッフさんは毎日会っているので、息が合っているんですよね。登場人物も多いので、私がポンと入っても、アットホームに迎えてくださいました。

 

──とはいえキャリアのある俳優さんばかりですから、相当緊張もしますよね。

 

中田 すごく緊張しました。ただ聡子の初登場シーンを最初に撮影したので、聡子の緊張と私の緊張が良い感じにリンクして演じることができました。

 

──聡子を演じる上で、どんなことを意識しましたか。

 

中田 最初はおどおどしたキャラクターなのですが、衣装合わせのときに監督に言われたのが、「聡子はしっかりした家庭に育って、良い学校に行かせてもらって学があるので、おどおどしているだけのキャラクターにはならないようにしてほしい」と。だから、落ち着きがあって、所作がちゃんとしている女性でいようと意識しました。

 

──20週目で田邊教授が東京大学から失墜します。それに伴い、これまで夫の影に隠れていた聡子が、子どもたちを守りながら力強く成長を遂げていきます。変化していく聡子を演じる難しさはありましたか?

 

中田 基本的に順撮りなので、自然と気持ちを持って行きやすかったです。ただ、普段はあまりしゃべるタイプではない聡子が、大事なことを伝える重要なシーンがあるのですが、そのときは感情がしっかりと乗るように演じました。

 

──浜辺美波さん演じる寿恵子とのシーンも多いですが、浜辺さんとの共演で印象に残っていることは何でしょうか。

 

中田 聡子には二人の子どもがいますが、演じている子役の子たちが本当に元気で。私の中で子役の子は落ち着いているイメージだったんですけど、二人は会った瞬間から仲良くなって、手を繋いで走り回っていたんです(笑)。あまり私は小さい子たちと接する機会がなかったので、わたわたしていたら、浜辺さんが「ちゃんと座ってね」と優しく言ってくださって。そしたら二人とも静かになって、すごく心強かったです。

 

──21週目以降で、聡子目線での見どころをお聞かせください。

 

中田 回を追うごとに聡子は成長して、立派な母親になっていくので、登場したばかりの聡子との違いに注目して観てもらえるとうれしいです。

 

青春を追体験できた「僕たちの校内放送」

──出演中のドラマ「僕たちの校内放送」が8月22日の放送回で最終回を迎えます。最初に台本を読んだときは、どんな印象でしたか。

 

中田 校内放送をテーマにした作品で、二人の男子高生と一人の女子高生が織りなす青春群像劇と聞いたときは、かわいい感じの学園ドラマかなと思ったんです。ところが台本を読んだら、恋愛要素は一切なくて、しかも私の演じる藤原瑞輝(ふじわら・みずき)はクールでとがった女の子。思っていた学園ドラマとは違うなという驚きがありました。

 

──瑞輝のしゃべり方は、普段の中田さんよりもトーンが低いですよね。

 

中田 瑞輝のようにクールで、ツンデレ要素のある女の子を今まで演じたことがなかったので、すごく新鮮でした。初日の撮影で声を落としてしゃべることを意識して演じたら、監督から「もう少し楽しそうにしてほしい」と言われて(笑)。ただ声を落とすだけだと楽しそうに見えないんだと気づいて、そこのバランスはちょっと難しかったです。

 

──メインキャストを務める木戸大聖さんと前田旺志郎さんの印象をお聞かせください。引っ込み思案で目立たない存在の放送部員・今野浩哉(こんの・ひろや)を演じる木戸さんは初共演だったそうですね。

 

中田 私よりも3歳年上なので、ちゃんとコミュニケーションを取れるか不安だったんです。でも接してみるとフレンドリーで、たまに年下なのかなって思うぐらい少年っぽさがある方で、すごく安心しました。その一方で、座長らしさも兼ね備えていて。撮影スケジュールがタイトだったので、スタッフさんも大変だったのですが、率先して声をかけていらっしゃって、ちゃんと周りが見えている方だなと思いました。

 

──クラスの“陽キャ”グループに属しながらも、今野のパートナーとして一緒に校内放送を盛り上げる大城健太(おおしろ・けんた)を演じる前田さんとは、過去にも共演経験があるそうですね。

 

中田 『うみべの女の子』という映画でご一緒したことがあって、そのときは、しっかりしていて、熱量を持って仕事に取り組む方だなという印象がありました。ところが今回は、木戸さんと気が合ったみたいで、ずっと二人で本物の高校生みたいにわちゃわちゃしていて(笑)。お二人ともバスケ経験があるみたいで、体育館で撮影した後に、見たことないような汗をかきながら一緒にバスケをやっているんです。その姿を見て、しっかりしているだけじゃなくて、かわいらしい部分もある方なんだなと思いました。

 

──校内のマドンナ・夏川茜(なつかわ・あかね)を演じる米倉れいあさんの印象はいかがでしたか。

 

中田 まだ18歳と聞いて、年下の子と共演する経験もほとんどなかったですし、正直びびっていました(笑)。10代だからこそのキラキラ感があって、声もかわいくて、ヒロインに相応しいと思いました。

 

──米倉さんとはうまくコミュニケーションは取れたんですか?

 

中田 すごくゲームが好きみたいで、休憩中に誘ってくれました。いつも、れいあちゃんから積極的に話しかけてくれたし、私のほうが遊んでもらっていた感じですね(笑)。

 

──「僕たちの校内放送」に出演して、ご自分の高校時代と重なる部分はありましたか?

 

中田 私は高校生になるタイミングで上京したので、部活も入らなかったですし、共感よりもうらやましいという気持ちが大きかったです。これが青春か! と思いました。

 

『メイちゃんの執事』を全巻揃えたくてオーディションに応募

──先ほど高校入学のタイミングで上京したというお話がありましたが、そもそもこの世界に入ったきっかけは、マンガを全巻揃えたかったからだそうですね。

 

中田 全く芸能界には興味がなくて、賞品だった図書カード3万円分が欲しくて「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」を受けました。『メイちゃんの執事』という少女マンガを集めていて、全20巻あったのですが、新刊で揃えたかったんです。そこまでお小遣いをもらえないから、これだ! と思ってオーディションを受けたらグランプリをいただいて。おかげで全巻揃えることができました(笑)。

 

──他にどんなマンガを集めていたんですか?

 

中田 『ストロボ・エッジ』や『アオハライド』など、王道系の少女マンガが多かったですね。『ストロボ・エッジ』が全10巻、『アオハライド』も当時出ていたのは10巻ぐらいだったので全巻揃えることができたのですが、『メイちゃんの執事』は強敵でした(笑)。

 

──最近はマンガを大人買いすることはないんですか?

 

中田 あまり部屋に物を置かないようにしているので、持っていたマンガも実家に送りましたし、今は幾つかマンガアプリを入れて読んでいます。所有欲も子どもの頃はありましたけど、大人になったら自分で買わなければいけないので(笑)。私のお母さんは厳しくて、なんでも買い与えるタイプではなかったからこそ、中学生の頃は余計に欲しいという気持ちが強かったのかもしれません。年齢を重ねて、お母さんの気持ちが分かるようになりました。

 

──今は何かを集めることはないんですか?

 

中田 まだ集めるというほどではないんですけど、花瓶に興味があって。このお仕事をしていると、お花をもらうことが多いのですが、二十歳を過ぎた頃から、花を飾ると華やかになるからいいなと思い始めて。それで最近、自分の部屋にも花を飾りたいなと思って、花瓶を二つ買いました。いろんな形が欲しいので、もうちょっと揃えたいなと考えています。

 

──今ハマっていることはありますか。

 

中田 編み物です。去年の冬、耳まで隠れる暖かいモコモコの帽子を作りました。今はカバンを編んでいるのですが、細い毛糸で編み始めてしまったので、編んでも編んでも進まないんです(笑)。

 

──昔から編み物が好きだったんですか?

 

中田 お母さんが好きだったので、小学生のときに一緒に編み物をしていました。それ以来なので約10年ぶりに編み物を始めました。すっかりやり方も忘れていたので、YouTubeで編み物の動画を見て編みました。帽子は太い毛糸を使ったので数日で完成しました。

 

──もともと帽子好きなんですか?

 

中田 そうではなかったのですが(笑)、当時、「しょうもない僕らの恋愛論」というドラマの撮影中で役柄の髪形もあり、撮影後は髪の毛をまとめて帰りたくて。真冬で寒かったのもあって、それで帽子を編もうとなりました。カバンも早く仕上げたいのですが、年内にできるのかな……。

 

学生役はできるうちにたくさんやりたい

──オフはどう過ごすことが多いですか。

 

中田 基本、家にいます。妹と一緒に住んでいるのですが、よく一緒にアニメを観ています。妹の学校で流行っているアニメが中心で、『SPY×FAMILY』『呪術廻戦』『【推しの子】』といった王道系を観ることが多いですね。あと妹がバレーボールをやっていたので『ハイキュー!!』だったり、同じくスポーツ系だったら『アオアシ』だったり。観ようと思っていたけど溜まってしまったドラマを一気見することもあります。

 

──ちなみに妹さんは、中田さん出演のドラマは観るんですか?

 

中田 全然見ないです。どうやら恥ずかしいみたいで(笑)。

 

──今年だけでもたくさんのドラマに出演していますが、体調管理はどうしていますか。

 

中田 あまり外食をしないので自炊をすることが多いのですが、栄養価を計算できるアプリを参考にしながら料理をします。最近は暑いので、納豆、オクラ、とろろなど、ネバネバ系を食べることが多いですね。あと寝て回復するタイプなので、たくさん寝ます。お仕事のときも移動中や休憩中に隙あらば寝ています。体が丈夫みたいで、滅多に体調を崩すこともないですね。

 

──地元にいたとき、家族で夏の恒例行事はありましたか?

 

中田 近くの川にホタルが出るので、家族みんなで早めに夕飯を食べて、見に行っていました。そうすると大体、友達も家族と見に来ているので、一緒に遊んでいました。

 

──今年の夏も残り僅かですが、やり残したことはありますか?

 

中田 まだ人生で一度もかき氷屋さんに行ったことがないので、かき氷屋さんに行って、大きいふわふわのかき氷を食べてみたいです! あと夏には間に合わないと思うのですがユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行きたいです。

 

──行ったことはあるんですか?

 

中田 関西出身なのに一度も行ったことがなくて、私が実家にいたときは、他の家族も行ったことがなかったんです。ところが私が東京に来た途端、家族全員が行き始めて(笑)。すごく置いて行かれた感があるので、今年中に行きたいです。人混みは苦手なんですけどね……。

 

──今は海外客も多いので、いつ行っても混んでいると思いますよ。

 

中田 一時期YouTubeで、主観で撮影したジェットコースター動画を観るのにハマっていて、ユニバの乗り物がいいなと思ったんですよね。特に「ザ・フライング・ダイナソー」に乗ってみたいです。

 

──お仕事的にはどうですか。

 

中田 今23歳で、そろそろ学生役がリミットになってくるので(笑)。今回の「僕たちの校内放送」みたいに、学生役はできるうちにたくさんやりたいです。

 

 

 

連続テレビ小説『らんまん』【全130回(全26週)】

NHK総合 月~土 :午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K月~土 :7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15

 

(STAFF&CAST)
作:長田育恵
語り:宮﨑あおい
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん
制作統括:松川博敬
プロデューサー:板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出:渡邊良雄、津田温子、深川貴志、ほか

出演:神木隆之介、浜辺美波、志尊淳、佐久間由衣、ほか

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/

 

火曜ACTION!『僕たちの校内放送』

フジテレビ:8月22日(火)24時25分~24時55分

(STAFF&CAST)
プロデュース:足立遼太朗
演出:清矢明子
脚本:伊吹一、前田知礼

出演:木戸大聖、前田旺志郎、中田青渚、米倉れいあ、ほか

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/schoolbroadcast/

 

撮影/河野優太 取材・文/猪口貴裕

吉岡里帆×永山瑛太によるSFラブコメ『時をかけるな、恋人たち』10月スタート 脚本はヨーロッパ企画・上田誠【コメントあり】

主演・吉岡里帆、永山瑛太の共演による「火ドラ★イレブン」枠新ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~)が、10月10日(火)スタート。吉岡と永山からコメントが到着した。

『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

 

“タイムパトロールのお仕事モノ”ד時空を超えたラブストーリー”となる本作は、時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本。数多くのアーティストのMVをはじめ、映画やドラマを手掛ける映像ディレクター・山岸聖太が監督を務める。

 

吉岡演じる主人公・常盤廻(ときわ・めぐ)は、令和の時代を生きる広告代理店のアートディレクター。後輩から慕われ、仕事では“辻褄(つじつま)合わせ”が大得意。しかし、恋となるといつもあらゆる“一線”を超えられず、人知れずヤケ酒で涙することも。

 

「恋に落ちたい…」。そんな廻が、未来からやってきた永山演じるタイムパトロール隊員・井浦翔(いうら・かける)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。

 

歴史を変える恐れがあるため、違法トラベルは重大な罪。それでも恋の事情を抱えて、時空を超えて、時をかけてでも未来から令和の時代にやってきて“恋に生きようとする恋人たち”に心動かされ、時には辻褄を合わせて、彼らの悲恋を実らせていく。

 

気付けば、そんな廻を待ち受けていたのは翔との“恋の超展開”。しかも、2人はかつて、時をかけて恋に落ちた恋人同士だった。タイムパトロールで23世紀の未来から来ていた翔と出会っていた、大学時代の廻。しかし、2人の恋は許されない運命…タイムトラベル取り締まりのルールに従って、廻はその記憶を消されていたのだ。

 

思いを募らせ、時を超えて、未来から再び会いに来た翔と、まったく覚えていない廻。いつも後回しにしてきた自分の恋を今度こそかなえるため、廻は時をかけて人生の恋の辻褄合わせに奮闘する。現代人・廻と未来人・翔の、時を超えたロミオとジュリエットばりの禁断の物語が、今、始まる。

 

カンテレ・フジテレビ系連続ドラマで主演を務めるのは、2018年の『健康で文化的な最低限度の生活』以来、2回目となる吉岡。ドラマ初共演となる永山について、「瑛太さんの演じる翔は未来人なので、予測不能な言動一つとっても、すべてが瑛太さんだからでこその、魅力と個性があって。毎回、翔の不思議な魅力に翻弄されながら、でも現代人の廻も真っすぐに気持ちをぶつけていきながら、現代人と未来人の恋がどうなっていくのか?を、コミカルに、一緒にアイデアを出しながら演じています」と目を輝かせる。

 

続けて「大人が真剣にSFコメディーを作るとこういうことになるぞっていう、新鮮で斬新な作品が生まれると思うので、ぜひ、楽しみに待っていただきたいです! これまでにないような新しいSFラブストーリーが生まれているように感じています。コメディーで、笑いの要素も多いのに、最後はじーんとしたり、ちょっと恋してみようかなって一歩を踏み出せたりするような、そういうパワーのある作品です。何よりキャラクターそれぞれがとってもチャーミングなので、火曜午後11時、一週間が始まって、まだ先長いな…っていう夜ですが、このドラマがちょっとした癒やしになれるよう頑張りますので、ぜひ見ていただきたいです!」と意気込みを語った。

 

一方、永山は吉岡について「かわいくてけなげで、聡明さのある、非の打ち所がない人ですね。そして、周囲の人にポジティブなものを与えてくれる。撮影していても、吉岡さんがちゃんとしっかりと受けてくれるので、僕はある意味、芝居での冒険ができるというか、遊びが生まれてくる。付け加えるなら、もちろん僕は10個も年上ですし、男として守ってあげたいっていう気持ちもあるんですが、不思議な感覚がありまして、もうちょっとあの時話しかけられたなとか、芝居の邪魔をしていないか、帰り道に吉岡里帆さんとの距離感について反省しています(笑)」とほれ込んでいる様子。

 

「恋をするエネルギーで生きている登場人物を見ていただいて、皆さんに元気をお届けして、少しでも楽しい時間を過ごしていただけたらうれしいですし、SFものとしても、1話ごとに引っかかるところが少しずつ回収されていって、霧のようなものが少しずつ晴れていく。まずは、1話から最終回まで楽しく見ていただけたらうれしいですね!」と笑顔でメッセージを寄せた。

 

「あのとき、あの選択をしていたら…」など、“過去”や“あり得たかもしれない未来”に思いをはせた経験は多くの人がしてきたはず。このドラマでは、今までたくさんのことを諦めてきた主人公が、たとえどうにもならないしがらみがあったとしても、もう恋も仕事も諦めたくないという素直な気持ちに向き合い、一歩を踏み出す姿を描いていく。

 

主人公を巡る恋の行方や、1話完結で、時間ものならではの華麗な伏線回収。現代人と未来人のコミカルなやりとりなど、見どころ盛りだくさん。そして、先行きが見えず、諦めたり妥協したりすることが多い今の世の中。そんな中でも自分の気持ちに向き合い、一歩踏み出し自分自身を開放する一助となれれば、という思いから制作していく、新感覚のSFラブコメディーとなっている。

 

吉岡、永山、脚本の上田、岡光寛子プロデューサー(カンテレ)のコメント全文は以下を参照。

 

吉岡里帆 コメント

◆意気込みを聞かせてください!

カンテレさんで主演をさせていただくのは久しぶりですが、当時からお世話になっていた方と、また一緒にタッグを組めるのがうれしいです。今作はタイムトラベルもので、ジャンルとしてはSFなのですが、すごく人間味があるドラマで、あったかい話だったり、切ない話だったり、それぞれの恋模様が見応えのあるエピソードばかりです。上田誠さんの脚本で、山岸聖太さんの演出ということで、念願の方々とお仕事ができるのが、とてもうれしいです。共演する瑛太さんはじめ、キャストの皆さんが本当に魅力的な方の座組みなので、楽しみで仕方ないです!

 

◆吉岡さん演じる常盤廻は、どんな役柄ですか?

廻は、普段デザインの仕事をしていて、クライアントからの要望や現場で起きる問題を、誠実に解決していく人です。そんな彼女が得意な“辻褄合わせ”の能力が、タイムパトロールのお仕事に思わぬ形で生かされていくっていう。未来人との恋だったりとか、タイムトラベルだったりとか、初めて尽くしのことに右往左往しながら、面白い化学反応が起きていくような…そういうキャラクターです。

 

◆吉岡さんご自身と似ている点はありますか?

真面目で、困っている人をほっとけない感覚は、台本を読んでいて、分かるなと思って。面白いキャラクターの方ばかり登場するドラマですが、そういう人たちに、振り回されるというか、1つひとつの出来事に何度も驚かされる感じが、演じていてすごく理解もできるし楽しいです!

 

◆廻を演じる上で特に心掛けていることや意識していることは?

基本、受けのお芝居で、ツッコミ担当なので、皆さんの動きやせりふ、言動を細かいところまで見逃さないように気を付けています。共演者の皆さんが、お芝居モンスターみたいな方たちばかり出られているので、現場でさく裂する面白いことをできる限り全て拾っていきたいなと思って。レシーバーとして、私は頑張っています(笑)。

 

◆脚本を、読まれた感想は?

ずっとSFを書き続けていらっしゃる上田誠さんの最高傑作になるんじゃないかなって思うぐらい、1話から最終話まで通して、ドラマでしかできないような伏線回収をはじめ、それぞれのキャラクターの個性も強くて、ちょっとした言葉遊びみたいなのもずっと繰り広げられているので、ドラマとしての魅力が詰まっている台本だなって思います。どのシーンも工夫がいっぱい凝らされている台本で、上田さんの渾身の作品っていうのが伝わってきました。

 

◆吉岡さん自身、上田さんのヨーロッパ企画が昔からお好きだとうかがいました!

京都出身なので、ヨーロッパ企画さんってやっぱりスターっていうか。いつか一緒にお仕事したいなってずっと思っていたので、今回、念願かなってうれしいですし、10代の時の私が知ったら驚くと思います。「ヨーロッパ企画の上田さんが書いた作品をあなたは主演で演じるよ」って…あっ! 今、まさに時をかけたいですね!昔の自分に会いに行って教えてあげたいです。

 

◆10代の時にヨーロッパ企画に参加したいと?

そうなんです。京都の小劇場の客演をしていた時期に、ヨーロッパ企画に入れないかなと思って、直接連絡したことあったんです。でも、劇団員さんの募集はされてなくて、断念しました。だから巡り合わせで、こうやって、あの時はかなわなかった夢が実現することをうれしく思います。

 

◆セットもすごくすてきですね!

そう本当に。映像もきれいですし、見ていてワクワクするような撮り方の連続だし、セットの作り込みとか衣装の気合の入り方とか、すべての部署が最大限に能力を発揮して、お互い楽しみながら、大人が真剣にSFコメディーを作るとこういうことになるぞっていう、新鮮で斬新な作品が生まれると思うので、ぜひ、楽しみに待っていただきたいです!

 

◆永山瑛太さんとはドラマ初共演。いかがですか?

いや~楽しいですね。瑛太さんの演じる翔は未来人なので、予測不能な言動一つとっても、すべてが瑛太さんだからでこその、魅力と個性があって。毎回、翔の不思議な魅力に翻弄されながら、でも現代人の廻も真っすぐに気持ちをぶつけていきながら、現代人と未来人の恋がどうなっていくのか? を、コミカルに、一緒にアイデアを出しながら演じています。とても楽しい現場ですね。

 

◆最後に、楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

これまでにないような新しいSFラブストーリーが生まれているように感じています。コメディーで笑いの要素も多いのに、最後はじーんとしたり、ちょっと恋してみようかなって一歩を踏み出せたりするような、そういうパワーのある作品です。何よりキャラクターそれぞれがとってもチャーミングなので、火曜午後11時、一週間が始まって、まだ先長いな…っていう夜ですが、このドラマがちょっとした癒やしになれるよう頑張りますので、ぜひ見ていただきたいです!

 

永山瑛太 コメント

◆永山瑛太さん演じる井浦翔は、どのような役柄ですか?

ピュアで不気味な公人として、恋を優先するタイムパトローラーです。

 

◆今回オファーを受けた時の気持ちをお聞かせください!

上田誠さんの脚本と吉岡里帆さんと監督の山岸さんで、何かミラクルが起こるのではないかと。そして、新しいことにチャレンジしたいと思いました。監督から「浮ついた、地に足のついていない感じでやってほしい」という言葉をいただいて、考えてやることよりも感覚で演じている部分もあります。

 

◆脚本の感想を教えてください!

「サマータイムマシン・ブルース」という映画を一緒にやらせていただいたので、上田さんの世界観はもちろん知っていました。タイムトラベルものとしてすごく難解な部分もあるんですけど、「辻褄を合わせる」ことが大事なドラマになってくるので、ワンシーンでも、ある一挙手一投足が、後々の辻褄合わせにとって、大事な意味があり、シンプルに楽しんで演じていい部分と、ちゃんと監督と吉岡さんとディスカッションしながら進めて行く部分とをつかんで演じていければと思っています。

 

◆“タイムパトロールのお仕事モノ”ד時空を超えたラブストーリー”については?

吉岡里帆さんとだから、なんか大丈夫っていうか、安心しています(笑)。吉岡さんとなら、タイムパトロールもののラブコメというジャンルに当てはまらない新しい作品ができるな、と。あまり深いことを考えないでほしいみたいなニュアンスを監督もおっしゃっていたので、ライトに演じられたらいいなと思っています。

 

◆共演の吉岡里帆さんの印象を教えてください!

かわいくてけなげで、聡明さのある、非の打ち所がない人ですね。そして、周囲の人にポジティブなものを与えてくれる。まだ撮影序盤ですが、なんかお姉ちゃんのような、包容力を感じていて、どこか精神的に甘えている部分もあります。撮影していても、吉岡さんがちゃんとしっかりと受けてくれるので、僕はある意味、芝居での冒険ができるというか、遊びが生まれてくる。付け加えるなら、もちろん僕は10個も年上ですし、男として守ってあげたいっていう気持ちもあるんですが、不思議な感覚がありまして、もうちょっとあの時話しかけられたなとか、芝居の邪魔をしていないか、帰り道に吉岡里帆さんとの距離感について反省しています(笑)。

 

◆脚本の上田誠さんは、永山さんの映画初主演作の脚本も務められていますが、今回あらためて一緒にドラマを作り上げることになっていかがですか?

打ち合わせでお会いできて、すごく光栄でしたし、自分が俳優を始めて、初主演で上田さんの世界観に触れることができて、そこから18年ぶりに、また上田さんの世界観の中にいると、設定は全然違うのに、感覚的に思い出すところがあって。時空を超えて後々、辻褄合わせをする、ミッションコンプリートしたときのお芝居っていうか、なんか自分の体の中に上田さんの世界観があって。それが今またよみがえってきていて、すごく感慨深いものがありますね。

 

◆「サマータイムマシン・ブルース」も今回のドラマもSFものですが、やっぱり全然違うものですか?

SF系の話ですけど全然違いますね。今回、タイムパトロールっていう公人としての孤独感みたいなものが、どっかにあるんですよ。翔として、1人でつくっていって、思いだけで進んでいっている部分があるから。今回、結構孤独を感じますね(笑)。でも、吉岡さんが本当にしっかり受け止めてくれるので、伸び伸びと演じさせてもらっています。上田さんの世界観に触れられて、またとてもいい時間を過ごさせていただいてます。

 

◆最後に、メッセージをお願いします!

「恋をするエネルギーに勝るものはない」ってプロデューサーがおっしゃって、恋をするエネルギーで生きている登場人物を見ていただいて、皆さんに元気をお届けして、少しでも楽しい時間を過ごしていただけたらうれしいですし、SFものとしても、1話ごとに引っかかるところが少しずつ回収されていって、霧のようなものが少しずつ晴れていく。まずは、1話から最終回まで楽しく見ていただけたらうれしいですね!

 

脚本・上田誠(ヨーロッパ企画)コメント

夢かなと思いました。タイムパトロール・ラブコメディー。長い間やりたかったことが連続ドラマで、しかも理想をはるかに超えた形でかないました。吉岡里帆さんはこの特殊な企画に全身で乗ってくださり最高で、キャラクターについて、時のかけ方について何度も会話を重ねました。永山瑛太さんとは映画「サマータイムマシン・ブルース」以来のご一緒です。時の重なりに胸が熱く、未来人についての胸躍るアイデアを山ほどくださいました。監督は山岸聖太さんに何が何でもお願いしたかったんでした。レトロフューチャーめいたSFな風景やガジェットを、時間を巡るエモーションを、一切の妥協なくチャーミングに映像にしてくださいました。プロデューサー岡光さんと白石さんの尽力と奔走は、時をかけて宇宙の秩序を守るタイムパトロールみたいでした。恋はときに因果を超えます。週に一度30分、ありえない密度の物語を駆け抜けます。

 

プロデューサー・岡光寛子(カンテレ)コメント

宇宙の秩序や規範を守るタイムパトロールと、個人的な得手勝手な感情で周りを顧みない恋愛。相反する2つを掛け合わせた時、何が起こるのか…。敬愛するヨーロッパ企画・上田誠さんとの雑談から始まったオリジナルのタイムパトロール・ラブコメディーが、吉岡里帆さん、永山瑛太さんをはじめとする素晴らしい出演者の皆さんに参加していただき、こうして形となってお届けできることに、この上ない喜びを感じております。いつも何が起こるか分からない現場は、ドキドキワクワクの連続。正解のないSFは未知との戦いですが、キャストとスタッフがアイデアを出し合い、大真面目にふざけながら、感情はリアルに…これまで見たことのない遊び心あふれるドラマにすべく、心を込めて制作しています。恋愛がもたらすエネルギーの強さを、突破するパワーを、このドラマから放出できたらうれしいです。

 

番組情報

火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』

カンテレ・フジテレビ系

2023年10月10日(火)スタート

毎週火曜 午後11時~

 

出演:吉岡里帆、永山瑛太 ほか

脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)

音楽:王舟

プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)

監督:山岸聖太

制作協力:ホリプロ

制作著作:カンテレ

 

©カンテレ

セントチヒロ・チッチが『ほん怖』初主演 本人役で自身の体験談をドラマ化「“怖いが幸せにつながる”ので見てください!」

8月19日(土)に放送される土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(フジテレビ系 午後9時~11時10分)のエピソードの1つ「視えない来客」で、セントチヒロ・チッチが主演を務めることが決定。コメントが到着した。

 

1999年にスタートした『ほんとにあった怖い話』(通称『ほん怖』)は、実際に人々が体験した怖い話をリアルに描くリアルホラーエンターテインメント。心霊体験をした視聴者の証言を基に、ゾッとする恐怖や心霊現象の不安に翻弄されつつも立ち向かっていく姿を描く。

 

そんな『ほん怖』が、今年も真夏に放送決定。クラブリーダーはおなじみの稲垣吾郎が務め、小学生を中心に構成されたクラブメンバーと共に恐怖体験を紹介する。実録心霊ドラマは豪華6本立て。このたび、セントチヒロ・チッチが「視えない来客」で主演を務めることが決定した。

『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(c)フジテレビ

 

「視えない来客」は、チッチ自身が実際に体験したエピソード。ある日、セントチヒロ・チッチ(本人)が実家に帰省すると、玄関で出迎えた母(宮崎美子)と弟(奥智哉)から「変なモノ連れてきて!」と言われてしまう。霊を感じやすく、普段から“視える”母と弟にはチッチの背後に何かが見えるらしい。

 

帰宅したそばから大量に清め塩を入れた風呂に入らされ、何も感じない分、不安は募るばかり。その夜、チッチは母からお守りを渡され早く寝るように忠告されるも、ついつい夜更かししてしまう。眠気に襲われて眠ろうと布団に潜り、うとうとし始めたその瞬間――金縛りにあい、身動きが取れなくなってしまう…。

 

“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活動していたチッチ。グループ時代は「オーケストラ」「プロミスザスター」などヒット曲を連発したほか、奇抜なプロモーションやライブ演出が話題となり、コアなファンを多く獲得。今年の6月29日に多くのファンに惜しまれつつ、約5万人を集めたライブ「Bye-Bye Show for Never」をもって解散したばかり。

 

解散後はソロプロジェクト・CENTとしてアーティスト活動を行っているほか、加藤千尋名義で本格的に女優活動をスタートさせることも発表され、今後の活躍に注目が集まっている。なおチッチは、本人役で初主演となる『ほん怖』で、フジテレビドラマ作品初出演を果たす。

 

チッチの母親役を演じるのは、さまざまなドラマ、映画作品で重要な役柄を演じてきた宮崎美子。宮崎の『ほん怖』出演は『15周年スペシャル』(2014年)以来、約9年ぶり2度目。チッチの弟役を演じる奥智哉は『ガリレオ 禁断の魔術』(2022年/フジテレビ系)、『大奥』(2023年/NHK)、『癒やしのお隣さんには秘密がある』(2023年/日本テレビ)などに出演する注目の若手俳優で『ほん怖』は初出演となる。

 

チッチ、プロデュース・大野公紀(フジテレビ ドラマ・映画制作センター)によるコメントは以下を参照。

 

セントチヒロ・チッチ コメント

『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(c)フジテレビ

◆『ほん怖』出演の感想を教えてください

『ほん怖』は小さい頃から大好きなテレビ番組で、憧れだったので幸せな気持ちで撮影させていただきました。ナレーションをする声とか、出演する姿とか想像もできなかったので撮影が楽しみでしたし、家族にもすぐ報告しちゃいました!実は母と弟は幽霊が“視える”体質でよく“視えた”話をしているのですが、こういうホラー作品はすごく怖がりながらも面白がって一緒に見ていました。幽霊が視えていてもいなくても、一緒に番組を楽しめると思います(笑)。

 

◆「視えない来客」の見どころについては?

私の体験談を基に作っていただいたエピソードで、母や弟の姿も忠実に再現されています!懐かしくもあり、怖さを思い出してゾクッとしてしまう撮影でした。見ている皆さんもビックリすると思うのですが、本当に体験したお話なのでじっくり味わってほしいと思います!

 

◆最近体験したゾクっとしたエピソードはありますか?

双子の猫ちゃんを2匹飼っているのですが、一緒に生活している中で突然消える瞬間があるんです。家中探しても絶対に見つからないのですが、少しするとフラッと出てくるんです。それが本当に不思議でゾクッとしています。確実に家の中にいるのに、どこを探しても出てこない。一生懸命探しても出てこないので最近はあえて探すのをやめて待っていると、“お疲れ~”みたいな態度で急に出てきて(笑)。部屋のどこかに秘密の扉でもあるのかなと、ゾクッとしながらも日々ファンタジーを感じています。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします!

私が大好きなホラーというジャンルを皆さんと一緒に楽しみたいので、私自身も放送が楽しみです。終わった後は感想を共有しながら、忘れられない思い出にしたいです。怖ければ怖いほど“見てよかったー!”と幸せになるくらいホラーが好きなので、皆さんも同じ思いになってほしいです!“怖いが幸せにつながる”ので見てください!

 

プロデュース・大野公紀(フジテレビ ドラマ・映画制作センター)コメント

“怖いが幸せにつながる”。ロケの際、ホラーへの愛をそんな言葉で表現してくださったセントチヒロ・チッチさん。ドラマ「視えない来客」は、チッチさんが実際に味わった恐怖体験であり、ご本人役を丁寧に、そして繊細に演じてくださいました。アーティストとして多くの方を魅了し、熱狂の渦に巻き込んできたチッチさんが、今回俳優として見せた姿、ぜひ楽しみにご覧ください!

 

番組情報

土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』
フジテレビ系
2023年8月19日(土)午後9時~11時10分

<出演者>
『ほん怖』クラブリーダー:稲垣吾郎

「視えない来客」
主演:セントチヒロ・チッチ
出演:宮崎美子、奥智哉

「胸騒ぎの帰路」
主演:片寄涼太(GENERATIONS)

「視線の出処」(読み:しせんのしゅっしょ)
主演:中村アン
出演:吉田ウーロン太

「誰にも貸せない部屋」
主演:鈴鹿央士
出演:石井正則

「滞留する痕」
主演:白石麻衣
出演:志田彩良

<脚本>

「視えない来客」「誰にも貸せない部屋」
三宅隆太

「胸騒ぎの帰路」「滞留する痕」
酒巻浩史

「視線の出処」
穂科エミ

<演出>

「視えない来客」「視線の出処」「誰にも貸せない部屋」
森脇智延

「胸騒ぎの帰路」「滞留する痕」
國武俊文

プロデュース:大野公紀、古郡真也(FILM)
原作:「ほんとにあった怖い話」「HONKOWA」(朝日新聞出版)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/honkowa/
公式Twitter:@honkowa_fuji
公式Instagram:honkowa_fujitv

(c)フジテレビ

椎名桔平インタビュー「人を裁くことの難しさを考えさせられる良質なドラマ」『連続ドラマW 事件』

大岡昇平氏の不朽の名作をドラマ化した「連続ドラマW 事件」が8月13日(日)22時よりWOWOWで放送・配信がスタート。過去に映画、ドラマ化もされているが、今回は裁判員裁判など法曹の世界での変化を織り込み、閉塞した今を生きる人々の孤独や苦悩を描いた令和を舞台にした法廷サスペンスとなっている。元エリート裁判官の弁護士を演じた椎名桔平さんが、役作りや弁護士役を通して感じた「人を裁く」ということついて語ってくれた。

 

椎名桔平●しいな・きっぺい…1964年7月14日生まれ。三重県出身。1986年に俳優としての活動を始め、1993年「ヌードの夜」で注目を集める。以降、映画やドラマなどで幅広い役柄を演じる。最近の出演作に、ドラマ『大岡越前6』『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』、映画「沈黙のパレード」「仕掛人・藤枝梅安 第二作」などがある。Instagram

【椎名桔平さん撮り下ろし写真】

 

現代に合わせて、どうすれば今求められるエンターテインメントとして成立するか

──原作はロングセラー小説で、過去に映画化、ドラマ化もされています。今回のドラマ化に臨むにあたり、過去に映像化された作品を意識されましたか。

 

椎名 今回は全くと言っていいほど、別物だと考えて撮影に入りました。というのも、原作が書かれたのは60年近く前、映画やドラマになったのも随分前です。映画版で被告人の青年役を演じた永島敏行さんが、今回は裁判長の役で出演してくださいましたが、その頃と現在では時代背景がかなり違いますから。今回は製作側の意図として、令和の『事件』を作るということから始まっています。原作は緻密に構成された名作小説ですが、当時に比べると今は裁判員制度が採用され、少年法も改正されています。それを現代に合わせて、どうすれば今求められるエンターテインメントとして成立するんだろうと考えた上で、脚本もしっかり準備して練られていました。脚本を読んだときは、これは面白いなと思いました。

 

──現在の時代感は椎名さんが演じています菊地大三郎にはどう反映されたのでしょうか。

 

椎名 細かいところですが、例えばメモ用紙に書く代わりにタブレットを使ったり、裁判の中で使われる資料は、メモやコピーした紙を見ながらというのが一般的ですが、菊地は自分が撮ってきた写真やデータもタブレットで探すようにしました。そういった現代のツールを使いながら新しいものを作ろうと考えましたね。

 

──裁判員の存在が法廷での大きな変化だと思うのですが、裁判員の存在により弁護士の訴え方みたいなものも変わりそうです。

 

椎名 裁判員に向かってアピールすることが大事になりますよね。弁護士さんが裁判員の皆さんに、「ここはよく聞いてくださいよ」っていうような訴え方をするわけですから。それは舞台のような感覚と言いますか、芝居をするようなものだと思いました。そこは水田(成英)監督が、要所要所で「ここは裁判員を味方につけるために、こういった言い方をしてください」と演出してくださいました。

 

リアルとしか思えないセットで、リアルな感情をぶつけ合う、こういう世界観が何より楽しい

──菊地は元裁判官で現在は弁護士です。役作りのために実際の弁護士や裁判官の方からお話を聞かれたそうですが、印象的だったことを教えてください。

 

椎名 役に活かせる話を聞きたいという期待もありましたが、それ以上にそういう職業に就いている方がどんな人なのか気になりました。パイロットや検察官、裁判官、弁護士もそうだけど、なかなか周りにいない職種の方って、世間一般的なイメージがありますよね。僕はこれまで何度か医師役をして、偉い先生からお話を聞く機会もありましたが、実際に会うと皆さん気さくで、先生によってキャラクターも違うんです。だったら、まずは実際に法律家の方にお会いして、自分の中にあるイメージと照らし合わせて既成概念を取り払おう、そんな狙いもありました。

 

──もともと弁護士や裁判官の方にどんなイメージを持っていらっしゃいましたか。

 

椎名 きちんとしていて堅い人。冷静沈着に話して、間違ったことは言わない。裁判官となると輪をかけて堅い……そんな漠然としたイメージがありましたね。今回、法服を脱いだ裁判官の方にもお会いしたんですが、僕より年齢が若い方で、「こういう方が裁判長をされるんだな」と思いながら、その方の話し方の雰囲気や物腰を、対話を通して自分の中に印象として残すようにしました。弁護士さんは僕と同郷の方で、古い友人でもあるんです。なので、夜な夜な質問のメールを投げかけて答えていただきました。その返信がまた弁護士さんの答えという感じで、誤解のないように、しっかりと答えてくれました。そういうのを見ていますと、弁護士という職業が持つ責任に触れた気がしました。

 

──緊張感がある裁判シーンは、見る側としても気を抜けない感じがありました。

 

椎名 今回のドラマで一番の見どころは法廷シーンなんです。ドラマの構成として、法廷シーンにいくまでの準備段階があり、法廷シーンに入れば謎解きが始まるので、事件の中で何が起きたのかを回想で伝えていく手法を取っています。この構成がすごく分かりやすいんだけど、法廷の緊張感は最後までずっと続いている。なので、作り方として見る方にも緊張感を持たせることが大切なんですね。

 

──そんな緊張感が続く現場で楽しかったことはありましたか。

 

椎名 法廷シーンは単に見どころというだけではなく、リアルに法廷を作っているんです。僕が傍聴した霞ヶ関の法廷よりも本物感があるというか、どっちが本物なんだ!? と思うくらい、美術さんの力作でございまして(笑)。そして出演している方も、その役にしか見えないぐらい現実感がありました。皆さん分厚い原作を読み、過去の映画やドラマを見返して、“令和に置き換えた世界観ならどうするだろう”“ここはどんな言い方をするんだろうね”“じゃあ自分はこうする”など、いろんなことを考えて現場にいらっしゃっているのが分かるんです。だからこそ皆さんの芝居は非常に面白くて、僕は役としてそれを受け止めるわけですが、次は自分はどう投げ返そうか考える。そんな丁々発止がいろんなところで起こっていました。それが楽しいんですよ。役者をやっていて、リアルとしか思えないセットで、リアルな感情をぶつけ合う、こういう世界観が何より楽しいです。

 

公平さと客観性を完全に保つことができるかというと、なかなか難しい気がします

──役者冥利に尽きる現場だったと。

 

椎名 そう言えますね。でも大変でしたよ。セリフも仕事じゃなきゃ覚えられないぐらいの分量でね。受験勉強のときに、これだけのものができたら、もっと成績が良かったんだろうなって思いました(笑)。

 

──弁護士を演じて「人を裁く」ということについて、どう感じられましたか。

 

椎名 難しいですね。罪を犯した人が更生する方法にしても、今の形が「これだ!」って最終形なのかと聞かれると、そうではない気がしますし。例えば今後、AIが裁いていくことになったとしても、最終的に人間の力が介入しないと、僕は何か不条理な気がします。だから現在、一番帳尻が合わせられる方法として採用されているのが裁判員裁判なんでしょうね。少数の決定権を持つ人たちだけで裁くのではなく、事件について考える層を少し広げ、一般の人と意見交換して客観的な判決を下す……それが今のベターな方法なのかなとは思います。ただ裁判官も人間で、無作為に選ばれた裁判員の方も人間。被告席にいる人の風貌や、いろんな意味での偏見もあるだろうし、事件の報道のされ方によって、勝手な印象を持つ方だっていないとは限らないですよね。そうなると、どんな裁判でも公平さと客観性を完全に保つことができるかというと、なかなか難しい気がします。ドラマの中に「裁判官が違ったら、検事が、裁判員が違ったら、恐らく結果は大きく変わってた。そう思うと、裁判も、もう一つの『事件』なんだ」という菊地のセリフがあるんですが、ということは、人の人生も変わってくるということなんですよね。そういうことを考えさせられる良質なドラマだと思います。

 

──ここからはモノやコトについてお聞かせください。今、ハマっているものはありますか。

 

椎名 Apple Watchです。初めて買って、ハマってるんですよ(笑)。Apple Watchの中でも一番お手軽な商品(SE)なんですけどね。

 

──買おうと思ったきっかけは?

 

椎名 今はもう時計を着けなくなってしまって。時間が知りたいときはスマホを見るじゃないですか。それに、いい時計をして仕事に行くと、外したときにどこに置いておこうかってちょっと悩んじゃいますからね。そういうこともあるし、安い時計をするのも、そんな年頃じゃないですから(笑)。もう時計はしないな〜って思っていたところに、健康のための何かがあったり、お財布になったりメールも電話もできるとか!

 

──時計なのにすごくいろんな機能があってすごいですよね。

 

椎名 昔のマンガでありましたけどね(笑)。そんなものが今や手軽に手に入る時代なんだってことを、ちょっと実感したくて購入しました。

 

──もともとガジェット系に興味はあるんですか。

 

椎名 全くないです。普段はね。iPhoneも13miniで、まだ変えるつもりもないので、新しいモノ好きというわけではないですね。

 

──Apple Watchはオンラインストアで買われたんですか。

 

椎名 丹念にいろんなベルトを見ながら、お店で買いましたよ。Apple Watch Ultraという大きいモデルができたというので、気になってApple Storeに見に行きました。「時計なんて、そんなああだこうだ言って使うもんじゃないだろ?」と思いながらね。ただUltraは僕にもちょっと大きかった。でもUltraを見に行ったから、じゃあどうしようかって思ったときに、他のタイプを見せてもらったんです。そしたら欲しくなっちゃった(笑)。

 

──今は主にどんなことに活用していらっしゃいますか。

 

椎名 今はね、時計です(笑)。まだ心拍数を測ったことがないですけど、これから人間ドック的な数値とか、そういう使い方がどんどん増えるんでしょうね。そういう進化も見てみようと思っています。

 

 

連続ドラマW 事件

WOWOWにて8月13日(日)22時より放送・配信スタート(全4話/第1話無料放送)

【「連続ドラマW  事件」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作:大岡昇平「事件」(創元推理文庫刊)
監督:水田成英
脚本:三田俊之、保木本真也

出演:椎名桔平
北 香奈、望月 歩、秋田汐梨、高橋 侃
/ ふせえり、貴島明日香、中村シユン、仁村紗和、
入山法子、堀部圭亮、いしのようこ / 永島敏行 / 高嶋政宏

※高嶋政宏さんの高は正しくは「はしごだか」になります。

(STORY)
ある資材置き場で刺殺体が発見される。被害者は地元で細々とスナックを経営する23歳の女性・坂井葉津子(北)。程なく被害者の幼なじみで19歳の青年・上田 宏(望月)が殺人および死体遺棄の容疑で逮捕された。宏の弁護は、ある裁判を機に過去にとらわれ、“真実”に背を向けた元裁判官の弁護士・菊地大三郎(椎名)に託された。宏の自白もあり、すぐに判決が下る単純な裁判だと思われたが、検察での取り調べから一転、裁判で宏は殺意を否認する。宏のことを調べるうちに、再び“真実”と対峙する菊地。やがて法廷では意外な事実が次々と露見し、裁く者を惑わせる。果たして宏は、本当に「人殺し」なのか――。

 

撮影/田中和子(CAPS) 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/石田絵里子 スタイリスト/中川原 寛(CaNN)

橋本環奈が2024年後期朝ドラヒロインに!栄養士を目指す平成時代のギャル役に挑む

2024年度後期連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合ほか 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほか)の制作発表と主演会見が、8月9日(水)に開催。主演を務める橋本環奈、脚本を手掛ける根本ノンジ、制作統括の宇佐川隆史が登壇した。

 

本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々と結んでいく“平成青春グラフィティ”。

 

主人公・米田結(よねだ・ゆい)役はNHKドラマ初出演となる橋本環奈が、脚本は『正直不動産』の根本ノンジが担当。食と人情の街・福岡、神戸、大阪を舞台に、日本の朝に元気と笑顔を届けるオリジナル作品を送る。

 

制作統括の宇佐川隆史は、橋本にオファーをした理由について、「橋本さんは圧倒的な人間力に満ちあふれた方。半年間毎日見守り、応援していく中で、自然と私たちの心も明るくなっていく…そんな今回のヒロインにぴったりだと思いました」と告白。

 

続けて「“人生に栄養を、困難な世を生き抜く術を、時には自分をいたわる心を”と、ギャルパワー全開で突き進むヒロインを通して、私たちにとってまだ身近で少し懐かしい平成の時代を、目からウロコの栄養学とともにお届けします」と力強くアピールした。

『おむすび』橋本環奈(c)NHK

今回、そんな朝ドラのオファーを受けた際の驚きと喜びを明かした橋本は、「私は福岡出身なのですが、舞台が神戸、福岡、大阪ということで運命的なものを感じていて、撮影がとても楽しみです。ドラマが食に関わるテーマということもあり、よく食べて、よく寝て、朝ドラヒロインとして元気よくやっていけたらと思います」と意気込みを語る。

 

橋本自身は“ギャル”の過程を通っていないものの「ギャルが大好き」といい、「ギャルは底抜けに明るく、物事の考え方もポジティブな印象があるので、“ギャル魂”を宿しながら演じたいです!」と笑顔を見せた。

 

いっぽう、脚本の根本ノンジは「昔から朝ドラを時計代わりにしている方もいれば、今は録画で見たり、NHKプラスなどのアプリで見たり、さまざまな見方があると思います。そんな方々が見た時に、“ご飯が食べたくなる”ドラマにしたいです」と。

 

「そして、橋本さんはエグいくらいにかわいい! 先程少しお話もさせていただきましたが、最強のヒロインになるなと確信しております」と太鼓判を押した。

『おむすび』左から)橋本環奈、根本ノンジ(c)NHK

番組情報

2024年後期連続テレビ小説
『おむすび』
NHK総合ほか 2024年春頃クランクイン予定

NHKドラマトピックス:https://www.nhk.jp/g/blog/vz99ofm7g/

前田敦子、ご当地アイドルとしてステージに復活!?宮藤官九郎企画・監督・脚本『季節のない街』本編映像公開

宮藤官九郎が企画・監督・脚本を務めるディズニープラス独占配信ドラマ『季節のない街』が、8月9日(水)より一挙配信。作中で5人の母役を演じる前田敦子の“ご当地アイドル”時代の映像や場面写真が公開された。

 

本作は山本周五郎の不朽の名作「季節のない街」をベースに、舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの「街」にやってきた主人公が、「街」の住人たちの姿に希望を見つけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとして描く。

 

”ナニ”から12年。この街には、”ナニ”で被災した人々が身を寄せる仮設住宅があった。今もまだ、18世帯ものワケあり住人が暮らしていたが、月収12万超えると「即立ち退き」とあって、皆ギリギリの生活を送っていた。

 

主人公の田中新助こと半助(池松壮亮)は、街で見たもの、聞いた話を報告するだけで「最大1万円!」もらえると軽い気持ちで、この街に潜入する。”ナニ”によって何もかも失い、ただ生きているだけの男だった半助だが、ギリギリの生活の中、たくましく生きるワケあり住人らを観察するうち、次第にこの街を好きになっていく。そんな中、仮設住宅が取り壊されるといううわさが流れ…。

 

主人公の半助こと田中新助を演じるのは、宮藤組初参加となる池松壮亮。半助を街の青年部に引き入れるタツヤを仲野太賀、タツヤと同じく青年部のメンバーで酒屋の息子・オカベを渡辺大知が演じ、3人が所属する青年部が仮設の「街」での物語をリードする。

『季節のない街』(c) 2023 Disney and related entities

 

そんな本作で、12年前の“ナニ”の災害で建てられた仮設住宅に暮らしながら5人の子どもを育てるみさおと心優しき夫・良太郎を演じるのが、前田敦子と塚地武雅。このたび、2人の出会いのきっかけとなる約9年前の映像が解禁された。

 

まだ高校生のタツヤ(仲野太賀)とオカベ(渡辺大知)の通う学校の校庭に建てられた仮設住宅へ慰問にやってきた、ご当地アイドル「べじっ娘」の面々。メンバーがトマト・ナス・にんじん・キャベツとメジャーな人気野菜をモチーフにした衣装に身を包み、被災者へご飯を配る中、イマイチ不人気なカイワレを配っているのが前田演じる“カイワレちゃん”ことみさおだ。

 

割り当てられた”野菜”は不遇ではあるものの、一度ステージに立てば現役アイドルさながら。「べじっ娘」のカイワレちゃんとしてセンターで決めポーズを決める姿は、不動のセンターとして輝いていたAKB48時代の前田をほうふつとさせる。

『季節のない街』(c) 2023 Disney and related entities

 

そんなカイワレちゃんのステージを”カイワレ“を振り回しながら一心不乱に応援しているのは、塚地武雅演じる優しい青年・良太郎。実際にアイドルファンを公言している塚地だからこそ説得力のあるシーンだが、一方でアイドルとファンという関係から夫婦としてどう発展していくのか、先が気になる映像に。

 

併せて、満面の笑みを見せる良太郎と寄り添うカイワレちゃん時代のみさおのオフショット、高校生時代のタツヤとオカベを囲んだ「べじっ娘」のメンバーとの記念写真、そして輝きを放つ12年前のカイワレちゃんと5人の母親となった現在のみさおの姿を収めた場面写真も解禁された。

 

現在、女優として活躍の場を広げる前田の貴重なアイドル姿と、その姿を見守る本物のアイドルファンの塚地が生み出すリアルなステージシーンに注目だ。

 

『季節のない街』本編映像

 

番組情報

『季節のない街』
ディズニープラス「スター」
2023年8月9日(水)より全10話一挙独占配信

原作:山本周五郎「季節のない街」
企画・監督・脚本:宮藤官九郎

出演:池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知/三浦透子、濱田岳/増⼦直純、荒川良々、MEGUMI、高橋メアリージュン、⼜吉直樹、前田敦子、塚地武雅、YOUNG DAIS、⼤沢⼀菜、奥野瑛太、佐津川愛美/坂井真紀、片桐はいり、広岡由⾥⼦、LiLiCo、藤井隆、鶴⾒⾠吾、ベンガル、岩松了

(c) 2023 Disney and related entities

新世代のアクション女優・山本千尋、“香港四天王”への愛が止まらない!? 『埼玉のホスト』連ドラ初主演では新境地

幼少期から武術を習い、武術太極拳選手として世界の頂点に立つなど輝かしい成績を残した山本千尋さん。2013年に俳優デビューすると、圧倒的な身体能力を駆使したアクションを武器に多数の話題作に出演、唯一無二の存在感を放ち続けている。7月25日(火)放送開始のドラマ『埼玉のホスト』では連ドラ初主演を果たし、ホストクラブの立て直しを図る凄腕コンサルタントという役柄で新境地を見せている。

山本千尋●やまもと・ちひろ…1996年8月29日生まれ、兵庫県出身。3歳から武術を習い、2008年に「世界ジュニア武術選手権大会」の槍術で金メダル、2010年から2012年にかけて「JOCジュニアオリンピックカップ」の長拳・剣術・槍術で3種目3連覇、2012年に「世界ジュニア武術選手権大会」の槍術で金メダルと輝かしい成績を残す。2014年、『太秦ライムライト』で映画初出演にしてヒロインを務め、同作で「第3回ジャパンアクションアワード」ベストアクション女優優秀賞を受賞。最近の出演作に映画『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022)、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022)など。Instagram

 

小さい頃から香港映画が大好きという山本さんに、リスペクトするアクションスターたちの魅力や、刺激的な現場だったという『埼玉のホスト』についてなど大いに語ってもらった。

 

【山本千尋さん撮り下ろし写真】

 

リスペクトする“香港アクションスター四天王”の時代を超越した魅力

 

──山本さんは小さい頃から80年代の香港映画が大好きだそうですね。

 

山本 香港映画に限らず、ハリウッド映画や音楽なども80年代の作品が好きで、そこは親の影響が大きかったと思います。母が初めて映画館で観た映画が『プロジェクトA』(1983)だったらしいんですけど、それを完全に引き継いでいます。

 

──中でもジャッキー・チェン、ジェット・リー、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポーは特別な存在だとか。

 

山本 私にとっての“四天王”です!

 

──お一人ずつ四天王の魅力を語っていただけますか。

 

山本 いいんですか? ただのオタクになっちゃいますよ(笑)。四天王の中で最初に好きになったのがジャッキー様。顔もアクションもお芝居も全てが好きです。プロデューサーや監督もご自身でやるだけあって現場をまとめる力がありますし、ご自身でアイディアを出すのはもちろんなんですけど、自分の出番ではない対決でも、やられ役で出ちゃうんですよ。子どもの頃は、単純に「かっこいいな」という目線で見ていたんですけど、この仕事を始めてから、ジャッキー様の動きを見ると、他の誰にも真似できない技術なんです。ただアクションがすごいのではなく、いろんなアイディアが詰め込まれているので、相当努力もされているんですよね。

 

──特に思い入れの深い作品は何でしょうか。

 

山本 好きな作品は『プロジェクトA』や『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985)なんですけど、思い入れの深さで言うと、小学1年生のときに、生まれて初めて自分のお小遣いでビデオを買った『ゴージャス』(1999)です。ジャッキー様には珍しいラブロマンスですが、擦り切れるほど繰り返し観ました。

 

──ジェット・リーはどういうきっかけで好きになったんですか。

 

山本 リー様は私がやっていた中国武術の大先輩にあたる方で、「第一回全中国武術大会」でチャンピオンになってから5連覇を果たしているんです。まず先輩としてのリスペクトがあるのと、とにかく私は少林寺に憧れていて、親に「頭を全部剃って、額に焼印を入れて欲しい」とお願いしたほどでした(笑)。何度か少林寺の方たちが出る公演も観に行きましたし、いつか本場の中国に行きたいという目標もあります。だからリー様のデビュー作『少林寺』(1982 ※リー・リンチェイ名義で出演)は特に好きです。ハリウッド進出後のリー様も好きですけど、私の中で『少林寺』を超える作品はないです。

 

──『ドラゴン・キングダム』(2008)でジャッキー・チェンとジェット・リーは初共演をしていますよね。

 

山本 ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが共演した『ヒート』(1995)もどちらを応援していいのか悩みましたけど、『ドラゴン・キングダム』はその比ではなくて、二人の大ファンとしては、こんなに辛い映画はありませんでした(笑)。

 

──ユン・ピョウは、どういうところに惹かれたのでしょうか。

 

山本 シンプルに顔がかっこよくて、男らしいところです。ユン・ピョウ様はスマートかつクールで、スーパー戦隊で言うと青みたいな存在。出演作では『プロジェクトA』が一番好きなんですけど、役の上とはいえ先輩のジャッキー様と対立しても、対等に渡り合っていて、そのストイックな姿に心を打たれました。

 

──『プロジェクトA』にはサモ・ハン・キンポーも出演していますね。

 

山本 ユン・ピョウ様とは対照的に、ぽっちゃりされているんですけど、実は誰よりもアクションが繊細と言いますか。代表作の『燃えよデブゴン』シリーズを観たら分かると思うんですけど、小さい頃から京劇をされていたので、しなやかに舞っているようなアクションが素晴らしくて、女性的な面もあるんです。だから4人の中で一番アクションの参考にさせてもらっていて、サモ・ハン様のような美しさや色っぽさを目指しています。後輩の育成にも積極的で、「まだまだ香港映画の灯を絶やさないぞ!」という意思を持ち続けているのも、かっこいいなと思います。

 

──四天王以外だとドニー・イェンもお好きだそうですね。

 

山本 今年の7月27日で還暦ですが、いまだにキレがすごいんですよね。あとアクションで中国武術というカラーを、ちゃんと見せてくれたのがドニー・イェン様で、特に『イップ・マン』シリーズは素場らしいです。英語が堪能で、ハリウッド映画でも現在進行形で大活躍されていますけど、アクションに頼らなくても魅力的な役者さんですね。

 

──女性でアクションがすごいと思う俳優さんはどなたでしょうか。

 

山本 チャン・ツィイー様です。『グリーン・デスティニー』(2000)や『グランド・マスター』(2013)などを観ると、絶対的な美しさと吸引力があって、ちゃんと武術の鍛錬も積んできたんだなと分かる剣術の動きをされています。デビュー作の『初恋のきた道』(1999)はアクションシーンがないですけど、それでも人を惹きつける力と美しさがあるので、憧れの存在です。

 

──日本のアクション俳優で憧れている方はいますか?

 

山本 真田広之さんです。私が映画を観るようになった頃には海外進出をされていたので、日本のアクションスターと言うよりは、ハリウッド俳優というイメージが強くて。今ほど日本人がハリウッドで活躍していない時代から、お芝居を通して日本の良さを伝えていて。それって並大抵の志ではできないことですし、後輩への道も作ってくださった偉大な方です。今年9月から公開の映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を先行して観させていただいたんですが、ドニー・イェン様と真田広之さんの対決シーンは痺れました!

 

初めて行った歌舞伎町のホストクラブで洗練された接客に感動

 

──『埼玉のホスト』で連ドラ初主演を果たしましたが、オファーがあったときは、どんなお気持ちでしたか。

 

山本 思わず「私でいいんですか?」とびっくりしました。アクション主体の作品や、体を動かすようなキャラクターなのかなと思ったらそうではなくて、舞台はあまり訪れたことのない埼玉県、しかも私が演じるのは行ったことのないホストクラブの優秀なコンサルタントの役。最初は共通点が見つからなかったんですけど、それでも私を選んでいただけて感謝の思いでいっぱいでした。

 

──クランクイン前に、どんな準備をしましたか。

 

山本 キャラクター自体は現場でみんなと一緒に作っていくものですが、個人的な準備でいうと、ホストクラブに行ったことがなかったので、スタッフさんにお願いをしまして、歌舞伎町の有名なホストクラブに行かせていただきました。ホストの歴史やコンサルタントはどういうお仕事なのかなども調べて、現場に臨みました。

 

──初めてのホストクラブ体験はいかがでしたか。

 

山本 みなさん丁寧な教育を受けているようで、百貨店で接客されているような居心地の良さを感じました。現役ホストの方と一緒にお店のオーナーさんが接客をしてくださったんですが、ずっとお喋りが楽しくて、女の子のことを第一に考えてくれていて、素敵な空間でした。

 

──所作なども一味違うのでしょうか?

 

山本 すごく美意識が高くて、洗練されています。印象的だったのは、別の席の姫(お客様)に呼ばれると交代するんですが、そのときに真っ直ぐ目を見て、後ろ髪を引かれるように「すいません」と言ってくれるんです。そうすると、言われたほうも寂しい気持ちになって、また話したくなるんですよね。女性がハマる理由はこれかと納得できました。コールも見せていただいたんですが、開店の1時間ぐらい前にお店に入って練習しているとお聞きして、この仕事にひたむきに取り組まれているんだなと感心しました。

 

──ホストクラブで体験したことは、山本さん演じる荒牧ゆりかが立て直しをする埼玉のホストクラブ「エーイチ」のメンバーにも伝えたんですか?

 

山本 伝えたいなと思うぐらい素晴らしい空間だったんですけど、エーイチはツッコミどころ満載の寂れたホストクラブなので、エーイチのホストを演じるキャストの方々には、リハーサルのときに「ホストクラブ経験をさせてもらったけど、エーイチとは全然違うから、逆に知らないほうがいい」と詳しくは伝えませんでした(笑)。

 

──ゆりかを演じる上で、どんな役作りを意識しましたか。

 

山本 7月18日の制作発表会見で、「岩槻キセキ役の福本大晴くんは、この夏一番のヒロインだと思います」とお話しましたが、ゆりかは「この夏一番のヒーロー」だと思います。かわいいヒロインとして大晴くんがいるので、逆に私はキャストの中で一番のイケメンでいようと意識していました。私のアクション経験が反映された部分も少しずつ明かされていくので、そこにも注目してください。

 

──現場の雰囲気はいかがでしたか。

 

山本 終始みんな仲が良くて、部活みたいな雰囲気でした。その回によって、エーイチのホストと敵対する「ラブ2000」のホスト、一人ひとりにスポットが当たっていくんですけど、本音を言い合える仲間だったので、胸キュンシーンでも感情をぶつけ合うシーンでも、自分はこうしたい、あれは良くなかったと、意見を言い合いました。それぞれが自分の役柄にやりがいと愛着を持っていたからこそ、そういう関係性になれたと思います。みんなに心を動かされる瞬間があまりにも多くて、素晴らしいメンバーに出会えたなと思います。

 

──山本さん自身も、かなり意見を伝えたんですか?

 

山本 そうですね。一人ひとりと対峙するシーンは、特に意見を言っていました。たとえば大晴くんとの胸キュンシーンで、「こういう風に演じたら視聴者の方がキュンとしてくれるかもしれない」と意見交換をできたのは、私はラブコメ自体が初めてだったのでありがたかったですね。

 

福本大晴との共演で初心にかえることができた

 

──歌舞伎町イチの売り上げを誇るホストクラブ「ラブ2000」のNo.1ホスト・赤坂ゲンジを演じる楽駆さんの印象はいかがでしたか。

 

山本 楽駆さんは今回のキャストで唯一、私と年が一緒だったんですが、初めてお会いしたときはクールで大人びていて、しっかりされている方だなと感じました。撮影中も、ゆりかとゲンジはシリアスなシーンが多かったので、その印象は変わらなかったんですけど、撮影が一段落してから気軽にお話するようになって。すごく天然で、ツッコミどころ満載の方でした(笑)。イメージがガラリと変わって、やっぱり同級生だなという感じで打ち解けられました。

 

──福本さんの印象はいかがでしたか。

 

山本 すごく周りが見えているなと感じました。とにかくチームのことを思ってくれているんですよね。お芝居に対してすごくストイックで、ときに繊細で。普段は関西弁で明るく振舞っているんですけど、実は内に熱いものを秘めていて、そこがキセキにも似ているように感じました。私よりも3歳年下ですけど、彼から学ぶものはたくさんあって。大晴くんのおかげで初心にかえることができました。

 

──「埼玉のホスト」の撮影を通して学んだことをお聞かせください。

 

山本 今まで現場では、自分のことを考えるのが第一だったんですけど、今回初めて連ドラでの座長を任せていただいて、みんなのことを考えることのほうが多くて。撮影が終わった後の帰り道も、今までは自分の反省会ばかりしていたんですけど、エーイチのみんなのことを振り返ることが多かったんです。ただ、自分が引っ張っていくというよりは、みんなにサポートされながら、座長でいさせてもらっている感覚が強くて、みんながちょっとずつアドバイスや栄養を与えてくれているんだなって感じることが多々ありましたし、その環境にいられたことが幸せでした。自分が座長を経験したからこそ、数々の作品で主演を務めている方々のすごさも改めて分かりました。

 

──ちなみに山本さんが姫になるとして、エーイチに行ったら誰に接客されたいですか。

 

山本 全員嫌です(笑)。みんなを見過ぎちゃって、キュンとする対象にならないですね。それだけ距離感が近い関係になれたんです。最終話に近づくに連れて、みんなのことが好き過ぎて、泣いちゃ駄目なシーンでも涙が出ちゃって……。それは私だけじゃなくて、みんなも同じで、「まだ最終回じゃないなんだから」とお互いにツッコミ合っていました(笑)。主演をさせていただいた身として、そういう素晴らしいチームにいれたんだと思うとうれしかったですし、みんなが愛おしくて仕方がなかったです。

 

──俳優を続けていく上で、どんなことを大切にしていますか。

 

山本 周りへの感謝の気持ちです。学生時代は主にアスリートとして日々を過ごしていましたが、個人競技でも、スポーツは一人でできるものではなくて。武術の大会で優勝したときも、自分の喜びよりも、支えてくれた人たちが喜んでくれることがうれしかったんです。周りの人たちのおかげで頑張れたんだというのが正直な気持ちでしたし、それは俳優業にも共通しています。このお仕事も一人では成立しないですし、たとえ自分が上手くできたからといって、全体が上手くできるものでもありません。だからこそ周りへ感謝する気持ちは、ずっと忘れないようにしようと思っていますし、時間はかかってしまうかもしれないですけど、何か一つ恩返しできるようになりたいと思っています。

 

──今回、連ドラ初主演を務めたことも、周りの方々は喜んでくれるでしょうね。

 

山本 私の映画デビュー作『太秦ライムライト』(2014)は、古き良き時代劇を支えてきた人たちを描いた作品でした。昨年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演させていただきましたが、そのときにお世話になった方々に良い報告ができたなと思いました。今回の連ドラ初主演にしても、この10年間で、いろいろな方から「いつか主演してね」と言っていただき、そのおかげで今回のチャンスをいただけたと思います。だから今後も報恩謝徳の気持ちを忘れずにいたいです。

 

──最後に改めて『埼玉のホスト』の見どころをお聞かせください。

 

山本 スマートでかっこよくて神々しいのがラブ2000、打って変わって本当にホストなの? っていうような、ちょっとお馬鹿で天真爛漫、でも憎めなくて愛おしいのがエーイチ。その対照的なところが見どころの一つです。一人ひとりの男の子たちがコンプレックスを抱えていて、それはエーイチ側だけじゃなくて、ラブ2000側のホストもそうなんですけど、それぞれ後悔があったり、挫折を繰り返したりしていて。でも仲間たちに出会えたおかげで、挫折を乗り越えて、成長していく青春群像劇になっています。見た方が「明日また頑張ろう」って思えるような、背中を押してくれるような明るい、そして力強いドラマになっているので、ぜひ見てください!

 

ドラマストリーム『埼玉のホスト』TBSテレビ

毎週火曜 深夜25時~ 放送中

TVer、TBS FREEにて見逃し配信、NETFLIXにて先行配信

 

<キャスト>
山本千尋、福本大晴 (Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、楽駆、木村了、中沢元紀、田中洸希、濱尾ノリタカ、守谷日和、中山咲月ほか

 

<スタッフ>
脚本:伊吹一
音楽:青木沙也果
主題歌:Sean Oshima 「回せ回せよ哲学を -Imagine-」 (A-Sketch)
挿入歌:りみー 「この物語はフィクションです」 (SoCo Records)
演出:古林淳太郎、坂上卓哉
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/saitamanohost_tbs/

 

<ストーリー>
経営立て直しの凄腕コンサルタント荒牧ゆりか (山本千尋) は、匿名で埼玉のホストクラブ 『エーイチ』 の立て直しの依頼を受けていた。経営再生のためにゆりかは店のダメ出しを始め、さらに奇跡のナンバーワン候補を雇うと宣言。そんなゆりかがスカウトしてきたのは、農家の息子 (福本大晴) だった。だが、彼は植物としか喋れない超がつくほどの内気な性格で……。

 

撮影/中村功 取材・文/猪口貴裕

『最高の教師』生徒役のHKT48田中美久、水曜日のカンパネラ詩羽、莉子が『ZIP!』内「キテルネ!」リポーターに

詩羽(水曜日のカンパネラ)、田中美久(HKT48)、莉子が朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系 毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時※一部地域を除く)の8月2日(水)~4日(金)放送のコーナー「流行ニュース キテルネ!」に登場する。

『ZIP!』(c)日本テレビ

 

午前7時40分ごろ放送の「流行ニュース キテルネ!」は、グルメやファッション、アイテムなど 今知りたいトレンドをいち早く紹介するコーナー。

 

今回は、現在放送中の『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(毎週土曜 午後10時~)と『ZIP!』のトレンドコーナー「流行ニュース キテルネ!」がコラボ。『最高の教師』の鳳来高校3年D組の生徒役として出演している詩羽(水曜日のカンパネラ)、田中美久(HKT48)、莉子が3日間にわたり、『キテルネ!』のリポーターを務める。

 

8月2日は、瑞奈ニカ役の詩羽が、Z世代に今キテル!スイーツ編を、8月3日は渡会華役の田中がZ世代に今キテル!スポット編を、8月4日は生田やよい役の莉子がZ世代に今キテル!アイテム編をリポートする。

 

番組情報

『ZIP!』
日本テレビ系
毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く

※生放送のため内容が変更になる可能性あり

番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/zip/
番組公式Twitter:@ZIP_TV
番組公式Instagram:@ntvzip

(c)日本テレビ

“だが情”春日俊彰役で話題の戸塚純貴、新作は妄想全開の役者に 『スーパーのカゴの中身が気になる私』7月22日放送開始

日曜ドラマ『だが、情熱はある』(2023年4月期)で、お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰役を演じ強烈なインパクトを残した戸塚純貴さん。次は7月22日(土)放送開始のドラマ『スーパーのカゴの中身が気になる私』で主演を務め、制作から携わるなどマルチな面を見せている。

戸塚純貴●とづか・じゅんき…1992年7月22日生まれ、岩手県出身。2011年、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』で俳優デビュー。最近の出演作に映画『水は海に向かって流れる』、オムニバス映画『さよならを決めた日』、舞台『たぶんこれ銀河鉄道の夜』など。Instagram

 

そんな戸塚さんが、俳優になる前に目指していたのが自動車整備士。今でも車やバイクをいじるのが趣味だという戸塚さんに、機械いじりの魅力、そして『だが情』『スーパーのカゴの中身が気になる私』についてたっぷりとお話をうかがった。

 

【戸塚純貴さん撮り下ろし写真】

 

車とバイク愛が止まらない素顔「いじっているときがストレス発散」

 

──戸塚さんといえば資格取得マニアとしてファンの間で知られ、自動車整備士の資格もお持ちです。これはどんなきっかけがあったのでしょう?

 

戸塚 もともとは自動車が大好きで、そこから整備士に興味を持ち始めました。『ピンプ・マイ・ライド ~車改造大作戦!~』というアメ車(アメリカの自動車メーカーが製造した車)を改造する海外の番組があり、それを見て“整備士ってかっこいいなぁ”と。ただ僕が憧れていたのは、家のガレージでタンクトップを着て車をいじっているような姿で。日本で整備士というと職人的なところもあるので、ちょっとギャップもありましたが(笑)。エンジンやメカの構造などが大好きで、仕事にできたらいいなと思い、専門学校に進学しました。

 

──子どもの頃からお好きだったんですか?

 

戸塚 好きでしたね。学校の帰り道、横を通り過ぎていく車種を当てて遊んでるような小学生でした。

 

──エンジン音だけでどこの自動車メーカーか当てたり?

 

戸塚 あー、やってましたね(笑)。車やバイクは、あのカッコよさに惹かれていたのと、運転している人が羨ましかったんです。“どうやったら乗れるんだろう”と調べて。バイクは16歳、車は18歳にならないと免許が取れないと知ってからは、早く大人になりたかったです。“自分は免許のためだけに歳をとっているんだ”と当時は思っていました(笑)。実際、16歳になってすぐバイクの免許を取りました。

 

──当時は何に乗っていたんですか?

 

戸塚 最初は原付でした。Ape(エイプ)というホンダの50ccのバイクです。友達といじって遊んでいましたね。『モト・チャンプ』というバイク雑誌をよく読んでいて、みんなで「これに載せようぜ!」って張り切っていました。結局掲載されることはありませんでしたけど、青春ですね。

 

──今もバイクや車をいじるのも、運転するのも、両方お好きなんですか?

 

戸塚 そうですね。でも、いじる方が好きかもしれないです。自分が乗る車やバイクは絶対に自分でいじりたいですし、人に触らせたくないというのもあります。それに、いじっている間は無心になれるのでストレス発散にもなるんです。もともと黙々と作業することが大好きなので、リフレッシュできるというのが大きいですね。

 

──なるほど。ロードバイクもお好きだとうかがいました。

 

戸塚 ロードバイクにハマりだしたのは昨年からです。『VAMP SHOW ヴァンプショウ』という舞台でご一緒した尾上寛之さんの影響でした。尾上さんがすごく自転車好きで、稽古場にもよく乗って来ていたんですね。僕も10年くらい前に買った自転車で通っていたので、それをきっかけにいろいろと教えてもらうようになり、火が点きました。

 

──自転車もカスタマイズを?

 

戸塚 もちろんです。ピストバイクにしてみたり、フロントフォークやシャフトを変えてみたり。ただ、すごく楽しいんですが、キリがなくって(笑)。僕はまだまだ、そこまでではないんですが、たまに総額を聞いて“えっ、そんなに高いの!? ”と驚くことがあります。“だって、自転車だよ? ”って。エンジンが付いているわけでもないし、パッと見ただけだと骨にタイヤがついているだけなのに(笑)。でも、そこがハマる理由でもあるんですよね。シンプルゆえに奥が深いから、いろんなことを試したくなります。

 

──ドライブやツーリングと同じく、ロードバイクでもつい遠出したくなりますよね。

 

戸塚 そうなんです。以前も八景島まで行きました。いや〜、なめてました。遠いし、アップダウンが激しいからめちゃくちゃきつくて。目的地に着いたはいいものの、帰りは本気でタクシーを使おうかと考えましたから(笑)。でも帰り道は夜中でしたし、道も空いていたのですごく気持ち良かったです。

 

──ちなみにGetNaviということで、車とバイク以外で必ず現場に持っていくなど、今ハマっているモノもぜひ教えてください。

 

戸塚 My縄跳びですね! 朝早い現場だとなかなか身体が起きないので、シャキっとするまでずっと跳んでいるんです。……今気づいたのですが、僕はたぶん、ジャンプするのが好きなんです。思えば舞台の本番前にも必ずジャンプをするルーティンがあります。どうやら身体に気合いを入れようとすると、無意識に跳びたくなってしまう性分のようです(笑)。

 

『だが情』春日役は「僕が感じる春日さんの魅力をただ素直に出すだけ」

 

──とても多趣味な戸塚さんですが、今もどんどん趣味が増え続けているのでしょうか?

 

戸塚 いろんなものに興味を持って、すぐに手を出してしまうところはありますね。そのぶん、飽きっぽいんだと思いますけど(笑)。

 

──さまざまな趣味が、役者の仕事にフィードバックされるのでしょうか?

 

戸塚 資格はまったく活かされていないですね(笑)。ただ何でも興味を持ったものを掘り下げていく作業は大好きなので、仕事と趣味が互いにプラスになっているところはあります。役によって自分の知らないことがたくさんあり、とことん調べて勉強する。それで面白いなと思ったことは、プライベートでも趣味にしてみる。

 

──新しい役に出会うたびに、趣味や関心事が増えていく感じがして素敵ですね。

 

戸塚 この仕事の魅力の1つでもあると思っています。いろんな人の人生を生きられるので、毎回が新鮮です。それに役であれば、“戸塚純貴”じゃないので、好き勝手できるのも楽しいです。普段の生活では絶対にやっちゃいけないことも平気できますから(笑)。

 

──特に思いがけない役はありましたか?

 

戸塚 たくさんありますが、女装はまさしく別人になれた気がしました(笑)。

 

──女装役、多いですよね。

 

戸塚 そうなんですよ。どうしてなんでしょう(笑)? でも、すごく楽しいですよ。ネイルやメイクを経験したり、ちゃんと下着もつけたりするので、女性の気持ちが少しだけ分かった気がします。NHKの『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ』ではトランスジェンダー役を演じさせてもらいましたが、学ぶことが多く、役をいただけて本当に良かったと思いました。

 

──別の人間を生きるという意味では、『だが、情熱はある』で演じた春日俊彰さん役も衝撃的でした。

 

戸塚 『だが情』は大変でした。最初にお話をいただいたときは不安と、“いや、絶対に無理でしょ”という思いしかありませんでした。想像できなかったんです、自分が春日さんを演じている姿が。どれだけ考えても、いいイメージが浮かばなかった。

 

でもプロデューサーさんが「これは戸塚くんじゃないとできない役だから」と言ってくださり、その想いに応えたいと思ったんです。オードリーさんのことは昔からラジオをよく聞いていて大好きだったからこそ、いちファンとして、リスペクトの想いを込めて臨むことにしました。

 

──演じるうえで、どんなことを心がけたのでしょう?

 

戸塚 何かを心がけたというより、演技に悩んだら、とりあえず胸を張ってゆっくり歩こうと思っていたぐらいですね(笑)。というのも、春日さんの生態って謎じゃないですか。テレビで拝見している春日さんはすぐにイメージできますが、居住地である「むつみ荘」で生活しているときの春日さんがどんな行動をされているのか本当に分からなくて。

 

そして春日さんの相方である「オードリー」若林正恭さんや、「南海キャンディーズ」の山里亮太さん、山崎静代さんは演者とコンタクトを取っていたそうなんですが、僕は春日さんとたまたま一度お会いしただけなんです。“……そうですか、僕だけヒントなしですか”と(笑)。

 

── 1人だけハンディがありますね(笑)。

 

戸塚 ただ、そのほうが純粋に自分が思う春日さんと向き合えたので、逆によかったのかなと思っています。それと、こんなことを言っちゃなんですが、ご本人からアドバイスをいただいても、あまり身にならない気がして(苦笑)。というのも春日さん自身、最近は自分のことがよく分からなくなってきているとおっしゃっていたんです。

 

ピンクのベストに七三分けがトレードマークですが、若林さんから提案されてあの姿になってからは、どんどん春日さんが“春日”に侵食され、もはや普段の自分がどんな感じなのかを忘れかけてしまっているとか。

 

──そうなのですね。確かに、春日さんが何を考えているかを理屈で理解しようとすると、“何を考えているのか分からない面白さ”もがなくなってしまう気がしますね。

 

戸塚 ですから僕もあまりあれこれ考え込まず、僕が感じる春日さんの素敵だと思う部分を素直に出していけば、それでいいんだと思うようになりました。とはいえ、それを視聴者に受け入れてもらえるかは別問題ですから、放送が始まるまで本当に不安でいっぱいでした。

 

──実際は、登場するやいなや絶賛の声がSNSにあふれていましたよ。

 

戸塚 うれしかったですし、ホッとしました。ただ、あの役の功績はスタッフさんたちの徹底したリサーチや愛があったからだと思っていて。まさに“そこに情熱があった”からこそ。そんな素敵な作品に参加できたこと、幸せでしたね。

 

吉見Pと共同制作「絶対に素晴らしい作品になりますから」

 

──このたび新たにスタートしたドラマが『スーパーのカゴの中身が気になる私』。主演の戸塚さんは、スーパーでアルバイトをしている売れない役者・十文字雄三を演じますね。

 

戸塚 またガラッと雰囲気が変わりました(笑)。十文字は売れっ子俳優になりたい向上心のある青年ですが、はたから見ても、どうにも役者に向いていない。でもその空回りしている感じがかわいいし、魅力的なんです。ひたすら夢に向かって頑張っている姿は惹きつけられます。ちょっと変わった奴ではありますが、みんなに愛されるキャラクターになればいいなと。

 

──共演者も石田ひかりさんをはじめ、豪華で個性的な面々が集まっています。

 

戸塚 スーパーで働くメンバーは皆さん素敵ですね。華やかに彩りを与えてくださる石田さんと清水麻璃亜さんがいて、そこに永野宗典さんやドロンズ石本さん、渋江譲二さんなど個性的な方々も加わります。十文字はみんなに支えられて成長していきますが、戸塚純貴としても皆さんに助けられています。さらにそこへ竹中直人さんや岡田義徳さんなど豪華なゲストが登場してくださる。物語はそんなゲストの皆さんのストーリーが軸となって描かれていくので、毎回新鮮な気持ちで見ていただけると思います。

 

──十文字が他人のカゴの中身からその人の人生を妄想し、自分の役作りにつなげていくという展開が面白いです。

 

戸塚 実は今回、脚本の段階から携わらせていただきました。『純喫茶で恋をして』という2020年のドラマでもお世話になった吉見健士プロデューサーや、脚本家の和田清人さんと一緒に、1から打ち合わせをして作らせてもらいました。

 

──『純喫茶で恋をして』も、吉見プロデューサーはじめ『孤独のグルメ』スタッフが手掛けるドラマですね。大好きです!

 

戸塚 うれしいです! 妄想全開で、男性ファンの多い作品なんです。今回も妄想がテーマの1つになっているので、どうやら吉見さんの中に、僕が“妄想する役”をやらせたい思いがあるんだなと感じました。僕も嫌いじゃないので、うれしいんですけどね(笑)。

 

また今回のドラマでは、妄想部分をアニメーションで表現するなど、いろんな遊びを盛り込んでいるんです。アメコミ(アメリカン・コミックス)っぽい世界観ですが、それも“マーベルの映画に憧れている役者志望という設定がいいんじゃないか”というアイデアから生まれたものでして。みんなでいろんな案を出しあって作り上げていったので、より思い入れの強い作品になりました。

 

──「役者は受け身の仕事」という話もよく聞きますが、自ら企画に携わるのはまた違った新鮮さや面白さがあるのではないかと思います。

 

戸塚 僕らはどうしても作品ありきで仕事をいただくことが多いのですが、そこに甘えていると、極端な話、与えられたセリフを言うだけで終わってしまう場合もあります。もちろん、“この役を君にやらせてみたい”という形でお声掛けいただくのは役者冥利に尽きるのですが、ときには自分から作品を生み出していくことも大事だと思っています。演者と制作陣が互いに意見を出し合い、うまく噛み合ったとき、絶対に素晴らしい作品になりますから。これからも挑戦していきたいと思っています。

 

──十文字は役者を目指す若者ですが、ご自身の経験を投影している部分もあるのでしょうか?

 

戸塚 そこは意識しませんでした。ただ同じ職業ですから、少なからず共感するところはあります。オーディションに向けての役作りで、思いっきり空回りしてしまうところとか(笑)。

 

──十文字のように、つい人間観察をしてしまうことは?

 

戸塚 そこはもう完全に同じですね(笑)。昔は喫茶店で台本を読むことが多かったのですが、まわりのお客さんの会話を盗み聞きしては妄想していました。会話の中身を分析して、その人の職業を推理してみたり、2人組のお客さんがいると、どういう関係なんだろうかと考えてみたり。それが役者の仕事に役立っているのかどうかは全然分かりませんけど(笑)。

 

──十文字と全く同じですね。すでにさまざまな役に挑戦されている戸塚さんですが、今後挑戦してみたい役はありますか?

 

戸塚 どんな役でもチャレンジしていきたいと思っています。さすがに年齢的に高校生役はもう無理だと思いますけど(苦笑)。これからは大人の役が増えていくと思うので、セリフや佇まいにしっかりと説得力をもたせられるようになりたいです。あとは、やっぱり日本人ですから、侍の役を演じてみたいです! これは日本人に生まれて役者の道を選んだ人間の宿命だと思っています。

 

──ぜひ見てみたいです! すでに殺陣の稽古などされているんでしょうか?

 

戸塚 はい! どんな役がきてもいいように、以前からアクションの基礎などはずっと習っていて準備だけはしています。侍役のつながりで、乗馬も経験してみたいです。乗馬にはライセンスがあると聞いたので、資格収集マニアとしてもぜひ挑戦してみたい1つです。

 

ドラマ『スーパーのカゴの中身が気になる私』中京テレビ

2023年7月22日(土)放送開始
毎週土曜 深夜24時55分~

TVer、Locipo、Hulu、U-NEXTにて見逃し配信

 

<キャスト>
戸塚純貴、石田ひかり、清水麻璃亜(AKB48)、永野宗典、ドロンズ石本、渋江譲二、新谷あやか、ほか

 

<スタッフ>
プロデューサー:吉見健士、歌谷康祐
脚本:和田清人、灯 敦生
演出:佐々木 豪、中山大暉
公式サイト:https://www.ctv.co.jp/superkago/

 

<ストーリー>
売れない俳優・十文字雄三は生活のためにスーパーでアルバイトをしていたものの、俳優業に専念することを決意し、バイトを辞める決心をする。しかし、そんな彼にレジ係のチーフが待ったをかける。「カゴの中身からその人の生活が見える」という彼女の言葉に、客の観察が役者の肥やしになると考えた十文字。その日を境に、彼は店に現れるわけあり風の客を見ては妄想を働かせるようになる……。

 

撮影/関根和弘 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/中島康平 スタイリング/鬼塚美代子

衣装協力/

TUITACI
アロハシャツ 2万6730円
お問い合わせ 03-6453-4410

ビリーズ▲エンター
スニーカー 1万6830円
お問い合わせ 03-5466-2432

古屋呂敏「『VIVANT』では大先輩方に、『オオカミちゃん』では若い仲間たちにと両極端の世界で揉まれています」

俳優、カメラマン、映像クリエイターとして幅広く活躍中の古屋呂敏さんが、日曜劇場『VIVANT』、Netflixシリーズ『オオカミちゃんには騙されない』と話題の2作品に出演中。いずれも放送開始から大きな反響を呼び、自身の注目度も急上昇。そこで両作品の撮影エピソードをお聞きするとともに、GetNaviWebへの登場は3回目となる彼にカメラマンとしての最近の愛機についてお話をたっぷりうかがった。

 

古屋呂敏●ふるや・ろびん…1990年6月2日生まれ。京都府出身。俳優、フォトグラファー、映像クリエイター。日本人の母とハワイ出身の日系アメリカ人三世の父を持つ。主な出演作に、ドラマ『仮面ライダーセイバー』(ストリウス/仮面ライダーストリウス役)、『逃亡医F』(野末考正役)、『元彼の遺言状』(松田大樹役)など。TwitterInstagramYouTubeTikTok

【古屋呂敏さん撮り下ろし写真はこちら】

 

日曜劇場のアベンジャーズに囲まれて、日々自分が成長していくのを感じました

──『VIVANT』がついにスタートしました! このドラマは第1話が放送されるまで内容が一切明かされず、そのぶん期待値が上がっていた視聴者も多かったと思います。

 

古屋 面白い仕掛けですよね。僕は早く周りの友人たちと感想を共有したくて仕方がなかったです(笑)。放送前に主演の堺 雅人さんがモンゴルを歩いている予告編が配信されましたが、その映像を見るだけでも、このドラマの規模がいかに大きいかが感じられて。しかも日曜劇場という歴史のある時間枠のドラマですから、出演が決まったときは嬉しさと同時に、共演者の皆さんの名前を見て、“ヤバいぞ、この中に自分も入るのか……”と強いプレッシャーを感じていました。

 

──メインの男性キャストは堺さんをはじめ、阿部 寛さん、松坂桃李さん、役所広司さんと豪華な顔ぶれであり、歴代の日曜劇場の主演を背負ってきた方たちばかりです。

 

古屋 完全に日曜劇場のアベンジャーズですよね。ただでさえ骨太な作品が多いドラマ枠なのに、今回はその骨の太さがちょっと尋常じゃなく、いよいよ恐竜レベルになっています(笑)。台本を読んでも予想のつかない展開がどんどんと続いていきますし、壮大さだけでなく、社会風刺や人間ドラマなどもぎっしりと詰め込まれている。見れば見るほど続きが気になる内容になっていますね。

 

──そうしたなか、古屋さんは水上 了として堺さんの部下役を演じていらっしゃいます。

 

古屋 はい。丸菱商事という商社に勤めている会社員で、第1話でいきなり1億ドルを誤送金に関わるというミスを犯してしまいました。いや、ミスなんてかわいいものじゃなく、会社全体を揺るがす大失態ですね(苦笑)。しかも、この事件がきっかけで物語が大きく動いていくので、演じているときは身が引き締まる思いでした。

──演じるにあたってどんなことを意識されましたか?

 

古屋 台本を読み、水上はどこにでもいる若者という印象を受けたんです。自分の身の回りで起こる出来事や周囲の人たちの言動に対して素直なリアクションを取るようなところがあって。そうした純粋さがあるだけに、きっと視聴者も水上に感情移入しやすく、彼と同じ目線でドラマを見てくださるのでは……と思いましたので、あえて凝った役作りはせず、“もし自分ならどんな反応をしてしまうだろう”ということを念頭に置いて演じるようにしました。……といっても、1億ドルもの損失を出してしまうシチュエーションなんて人生で訪れることがまずないでしょうし、イメージをするにしても規模が大きすぎましたけどね(笑)。

 

──堺さんとの共演はいかがでしたか?

 

古屋 不思議なオーラをお持ちの方でした。普段はすごく優しい空気感をまとっていらっしゃるのに、それでいて現場にはピリッとした心地いい緊張感をもたらしてくれて。また、真っすぐにセリフや感情をぶつけてくるので、あえて役を作り込まなかった僕にとってはすごくリアクションがとりやすかったです。一緒に演じていて自然と引っ張ってくださる力を感じましたし、近くにいるだけで勉強になることが多く、とても貴重な時間を過ごさせてもらったなと感じています。

 

──そのほかの共演者で印象的だった方はいらっしゃいますか?

 

古屋 いちばん共演シーンが多かったという意味では市川猿弥さんです。ドラマの役とは真逆で、とても優しくて陽気な方でした。休憩中も、「ねぇ、ねぇ、どうして呂敏っていう名前なの?」「えっ? ハワイ出身なの!? すごいね!」って楽しそうに話しかけてこられて(笑)。その一方で、お芝居になるとやはり立ち姿がとてもきれいですし、歌舞伎役者さんならではの品も感じられて。そうした存在感の強さに、いつも惹き込まれていました。

 

──また、福澤克雄監督は日曜劇場で数々の名作を生み出してきた方です。初めて福澤組の現場を経験してみていかがでしたか?

 

古屋 日々、自分の成長を実感できるぐらい、学ぶことが多かったです。監督は厳しさがあるものの、すごく愛を持って接してくださるんです。僕がキャストの中ではキャリアがいちばん下になることが多かったので、現場での立ち居振る舞いなどを教えていただくこともありました。

 

──直接の演技指導なども?

 

古屋 ありました。周りがキャリアのある先輩方ばかりということもあり、「そこに対抗しようとするのではなく、芝居のうまいへたは置いておいて、まずは気持ちを素直に伝えることだけを考えよう。それだけをしっかりやれば視聴者には伝わるはずだから」と言ってくださって。その言葉をいつも念頭に置いて、毎シーン頑張っていきましたね。やれることはすべて出しきったつもりなので、その成果を感じていただけるといいのですが……(笑)。

 

──ドラマで演技を拝見するのを楽しみにしています! では、多くの方が気になっているであろう、第2話の見どころを教えていただけますか?

 

古屋 これはなかなか難しい質問ですね……(苦笑)。というのも、どのシーンもいろんな伏線になっているので、どこか一箇所を切り取って見どころだとお伝えするということができないんです。僕自身、台本を読みながら、何度もページを戻っては、“これはここにつながってるのか!”と驚かされっぱなしでした。それに、第2話に限らず最終回まですべてのシーンが瞬きするのももったいないぐらいいろんな要素が詰まっていますので、ぜひ今後の怒涛の展開に飲み込まれていっていただければと思います。

「あの優しさは女性を勘違いさせるぞ」と友人からも指摘されました(笑)

──また、この『VIVANT』と同時に出演中なのが、6月から配信が始まったNetflix『オオカミちゃんには騙されない』。こちらも話題作ですね。

 

古屋 はい。これほど注目度の高い素敵な2作品に同じタイミングで出させていただけるなんて、本当に幸せです。想像していた以上に、こちらも反響がすごいですね。

 

──第1話からじゅりさんといい雰囲気になり、しかもそのじゅりさんが実は「オオカミ」だったと明かされ……いきなりの驚きの連続に目が離せませんでした。

 

古屋 僕も配信を見てびっくりしました。撮影中は自分がいないシーンがどのように展開しているのかが分かりませんし、“裏でこんなことがあったんだ!?”と、視聴者の皆さんと同じタイミングで初めて知ることがたくさんあるんです。もちろんオオカミちゃんが誰か分からない。特に僕の場合は初回でいきなりオオカミちゃんだと正体を明かされたじゅりにファースト・コロンを渡すところがあるので、“え〜、これからどうなるの?”って、まるで他人の恋愛を楽しむように見ていました(笑)。

 

──(笑)。やはり視聴者の感想も気になりますか?

 

古屋 なりますね。映画やドラマと違い、自分の名前で登場しているので特に気になるのかもしれません。それに、当然、台本があるわけではないので、自分の口から出た言葉にはすべて自分で責任を取らないといけませんし。それを思うと、また違った緊張感があります。

 

──出演者の中では最年長ですが、そこも意識されましたか?

 

古屋 はい。32歳のお兄ちゃんとして頑張りました(笑)。とはいえ、正直、もはや年齢的に人様に恋愛を見せられるような立場ではないと自分では思っているんです。でも恋愛をするために参加しているわけですから、若くてキラキラしたほかのメンバーの恋愛とはまた別の恋愛軸を展開していたようなところもあって。そのことで一人だけ浮いてしまってないかと不安にも感じていたので、視聴者から「面白いです」といった感想をいただくとホッとします。

──浮いているどころか、SNSでは「女性への気遣いが素晴らしい」「大人の貫禄がある」といったコメントを多く散見します。

 

古屋 本当ですか!? それは嬉しいですね。(少し離れた場所にいた女性カメラマンに)大丈夫ですか? エアコン、効きすぎていて寒くないですか?

 

(カメラマン) さすがのお気遣い、ありがとうございます(笑)。実は私もロビンさんにハマって見ています。

 

古屋 え〜、嬉しい! けど、直接言われると、ものすごく照れる(笑)。……まあ、今のわざとらしさはさておき(笑)、気遣いに関して言えば、僕は結構、無意識でやってしまっていることが多いかもしれません。それはきっとアメリカ人の父親を見て育ったので、その影響があるんだと思います。また、小さい頃は姉がすごく厳しかったんです。絶対的な存在で、「私のことをちゃんと守りなさい!」と言ってくるような気の強い女性でしたので、その経験も生きているような気がしますね。

 

──なるほど。ただ、気遣いとは別に、第2話で桜子さんとさり気なく指切りをしてスキンシップをはかるあたりも見事だなと思って見ていました(笑)。

 

古屋 ははははは! やっちゃってましたね。番組を見た友人たちからも「普段のまんまだな」って言われました(笑)。「誰にでも優しくするのはいいけど、ああいうのは女性を勘違いさせちゃうぞ」って。そう言われるたびに、心の中で“すみません”って反省しています。

 

──カメラが回っていても、やはり素の自分が出てしまうものなんですか?

 

古屋 というより、友人に言われたように、ほぼ普段の自分です。配信を見ていても、“あ、このときの俺、完全にカメラの存在を忘れてるな”って思う瞬間が何度もありますから。

 

──実際の収録中はどのような心境なのでしょう?

 

古屋 ご覧になっていただくと分かるとおり、かなりの時間を仲間たちと過ごしているんです。だからといって、ずっと寝食をともにするわけではなく、普段の仕事と並行して撮影に臨むので、現場から数日離れることもあるんですね。そうしたときは自分の気持ちを整理したり、仲間の誰かに言われた言葉を思い出したりできるので、その意味では自分の身に起きている恋愛に関しては、常にどこか冷静でいられたような気がしますね。

 

──とはいえ、恋愛は心のぶつかり合いなわけですし、ふとしたときにその人の人生観や恋愛観などが全部出てしまいますよね。

 

古屋 そうなんです。その点でいえば、今回ちょっと面白いのが、今までの『オオカミ』シリーズは出演者が10代だったりと世代が若かったんです。でも、この新シリーズはみんな大人なんですよね。社会人としての経験をみんな持っているので、互いに話してみると恋愛の考え方や誰かに向けたアドバイスの一つひとつに深みや重みがあったりする。それに、最初のうちはよくも悪くも本音を隠して表面的な部分しか見せていなかった人が、どんどん感情を抑えきれなくなって、相手の心に踏み込んでいったりもして。今配信を見ても、その姿が本当にかわいかったり、感動的だったりするので、これまで恋愛リアリティショーに苦手意識を持っていたり、食わず嫌いだった方にもぜひ見てもらいたいなと思います。

 

──『VIVANT』同様、『オオカミちゃんには騙されない』の今後の展開も楽しみにしています。

 

古屋 どちらもこの先の流れが話せないというのが本当に辛いです(苦笑)。『VIVANT』では大先輩方に、そして『オオカミちゃん』では若い仲間たちにと両極端の世界で揉まれている僕をぜひ楽しんでください。

最近はフィルムカメラとオールドレンズを楽しんでいます

──古屋さんは俳優だけでなくカメラマンとしても活躍中ですが、『オオカミちゃんには騙されない』でも、ときどきカメラを手に登場されていましたね。

 

古屋 はい。景色がきれいな場所でしたし、風景や参加メンバーのみんなを撮ったりと、カメラマンとしても楽しい時間を過ごさせていただきました。男性メンバーからは、「ロビンくん、それはズルいよ」って言われましたけどね(笑)。「そんな本格的なカメラで撮ってもらえたら、女の子たちはみんなロビンくんのことを好きになっちゃいますよ」って。そうかもなぁと思いつつ、持ってる武器は存分に使わせてもらいました(笑)。それは冗談ですが、僕としては、“自分ってこんな表情をするときがあるんだ”と思ってもらえる写真を撮りたかったんです。みんなの新しい一面を引き出せるような写真を残せたらなって。

 

──それらの写真はどこかで発表されるんでしょうか?

 

古屋 いつか写真展をやれたらとは思っています。番組の配信が終わる頃に皆さんにお見せできる機会を作れたらいいなって。ただ、開催できたとしても、これはちょっと賭けだなと感じているところもあるんです。

 

──と言いますと?

 

古屋 最終回の頃に、視聴者の目に僕があまりにも最低の男に映っていたらどうしよう、と。そうしたら、誰も写真展に来てくれない気がするので(苦笑)。逆に、すごくいいヤツだったと思ってもらえたら嬉しいんですけどね。ただ、こればっかりはもはや自分の力でどうしようもないものなので、これからの展開を僕もドキドキしながら見届けようと思います(笑)。

──(笑)。『オオカミちゃん』の現場にはどんなカメラを?

 

古屋 RICOHのGR IIIxとフィルムのGR1、それとNikonのカメラも持っていったので3台で撮影をしていました。IIIxはすごくいいですね。これまで28mmの画角で撮ることが多かったなか、40mmなので景色だけじゃなく、ポートレートにも対応できるんです。人物撮影にキレが生まれました。手軽に撮影ができるし、コントラストもよく出るので、僕のなかですごく重宝していて、普段から持ち歩いて風景なども撮影しています。

 

──フィルムカメラは以前からよく使っていたんですか?

 

古屋 仕事はほとんどがデジタルですが、プライベートではフィルムが多いです。よく使うのはNikonのF5やFM2。最近、オールドレンズが楽しいことに気づきまして。50mm f/1.2sと28mm f/2.8Sを購入しました。中古で買ったので状態にムラがあるんです。ちょっと曇っていたり。でも、そのことで逆にきれいなフレアができたりするんですよね。余分な光の入り具合やカビの状態なんかもプラスに働いたりするので、新品のレンズとは違う面白さがあるなと思いました。

 

──フィルム撮影だと、1カット1カットが慎重になりますよね。

 

古屋 そうなんです。でもそれも楽しくて。スピードや利便性さが求められているこの時代に、現像するまでどんな写真が出てくるのかが分からないというのが面白いです。正直、フィルム代や現像代も高いですし、そんなにたくさんフィルムを持って出かけられないから大変ではあるんですが、でもおっしゃるように1枚1枚に心を込めて撮るようになるので、今となってはフィルムカメラは手放せないですね。

 

──そう言えば、『オオカミちゃん』でも二眼レフをお持ちでしたよね。

 

古屋 よくご存知で(笑)。ローライフレックスを持っていったのですが、出来上がりを見たら明るすぎて白飛びしていました。そういう失敗を経験すると、昔のカメラマンさんは相当技術が必要だったんだろうなって改めて思います。光の入り方や影の出方などをレンズ越しに隅々まで確認し、その上で露出を計算して、調整しながらシャッターを押す。一つひとつの動作が大事で、それらを短時間でこなさないといけないので、だからこそ、いろんな個性のある写真が生まれていたのかなとも思いました。

──ローライほど本格的ではありませんが、最近は若い方の間でもフィルムカメラに人気が出てきていますよね。

 

古屋 僕も嬉しく思います。若い方たちはやはり感性が鋭く、順応性や応用も高いと思うんです。常識にとらわれず自由な撮り方をしますし、フィルムしかなかった時代と比べて、そこからアップデートさせた思いもよらない使い方もするので、今までにないクリエイティブなものが生まれていく。それが見るのもすごく楽しいですし、もっと多くの方にフィルムカメラを使っていろんな遊び方を見つけてほしいなって思います。

 

──では、カメラマンとしての今後のご予定は?

 

古屋 同じ事務所である鈴木仁くんのカレンダーを撮影したり、とある女優さんのフォトブックを作らせてもらったりと、たくさんお仕事をいただいています。また、僕が一昨年の『仮面ライダーセイバー』に出させてもらった縁で、昨年まで放送していた『仮面ライダーリバイス』でメインを務めていた8人の役者さんのファッションムービーも作らせていただきました。こちらはカメラ、監督、編集を担当していて、7月から東映の動画配信チャンネルでご覧いただけると思いますので、楽しみにしていてください。

 

──俳優業、カメラ業で多忙を極めていらっしゃいますが、そんな古屋さんが今一番欲しい癒やしアイテムはなんでしょう?

 

古屋 リラックスという意味で、すごく欲しいスピーカーがあるんです。デンマークの老舗オーディオブランド「Bang & Olufsen」の『BEOPLAY A9 4TH GEN』というアイテムで、北欧らしくデザインがとってもかわいくてオシャレなんです。でも、値段がぜんぜんかわいくない(笑)。いつか自分へのご褒美で買えたらいいなと思っています。

 

──音楽を聴くときはやはりレコードですか?

 

古屋 まだそこまでのこだわりはないです。真空管アンプとか憧れますけどね。でも、そこまで手を出しちゃったらいよいよだなって思うので(笑)。ただ、『オオカミちゃん』で知り合ったなかにすごくジャズが好きな子がいて。たくさん教えてもらったので、いつかレコードで聴いてみたいなって思っています。

 

 

 

日曜劇場『VIVANT』

2023年7月16日(日)スタート
TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分

動画配信サービス「U-NEXT(ユーネクスト)」で配信決定

(CAST)
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ほか

(STAFF)
プロデューサー:飯田和孝
原作・演出:福澤克雄
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/
公式Twitter:@TBS_VIVANT
公式Instagram:@tbs_vivant

 

Netflixリアリティシリーズ『オオカミちゃんには騙されない』

毎週日曜日最新話独占配信中

https://www.netflix.com/title/81642184

 

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/仲田須加 スタイリスト/勝見宜人(Koa Hole inc.)
衣装協力/トップス(¥90,200)、パンツ(¥52.800)ともにSARTO、タンクトップ(¥1,980)CASPER JOHN、ネックレス(¥5,500)、ブレスレット(¥4,400)ともにLHME、問い合わせSian PR Tel03-6662-5525

ムロツヨシ&平手友梨奈がフジ54年ぶりの「金9ドラマ」で初共演!演出は瑠東東一郎『うちの弁護士は手がかかる(仮)』10月スタート

今年10月、フジテレビの金曜午後9時台が、約54年ぶりとなる連続ドラマ枠に。その第1弾『うちの弁護士は手がかかる(仮)』で主演を務めるムロツヨシと共演の平手友梨奈、演出・瑠東東一郎らスタッフ陣よりコメントが到着した。

左から)ムロツヨシ、平手友梨奈

 

本作は、生きる希望を見失っていた元芸能マネージャーがパラリーガル(弁護士の指示・監督の下で法律に関する事務を行い、弁護士の業務をサポートする専門アシスタント)に転身。ポンコツ新人弁護士を“法廷のスター”にすることを目指し、次第に互いを認め合い最強バディに成長していく姿を描く、育成型リーガルエンターテインメントだ。

 

主人公の蔵前勉(ムロツヨシ)は、人気女優・笠原梨乃を30年間サポートしてきた、超敏腕マネージャー。スケジュール管理、気の利いた営業、的確な仕事の精査はもちろん、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力で“笠原梨乃”を日本トップ女優として確固たる地位を築いてきた。

 

しかし、2人の夢だった海外進出を目前に突然、「あなたの仕事は誰がやっても変わらない」と解雇される蔵前。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを彼女にささげてきた蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまう。そんな折、ひょんなことからパラリーガルとして、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)のマネジメントを任される。

 

最年少で司法試験に合格した超エリートの杏だが、人とのコミュニケーションが苦手な上にやる気が空回りし、弁護士として全く成果を出せずにいた。しかし、不器用ながらも依頼人に力を尽くそうとする杏の姿に心を動かされた勉は、杏が一人前の弁護士になるためのサポートをすることを新たな目標に。芸能界から法曹界へ、全く異なる世界へ飛び込むことを決意する。

 

「マネージャーは、担当のアーティストのパフォーマンスを上げるため力を尽くす最高の裏方」をモットーに掲げる勉は、培ってきたマネジメント力を発揮して杏に尽くしていく。2人は、いかにして法曹界を席巻する最強のバディになるのか。杏との出会いをきっかけに、再起をかけて奮闘する勉の姿は、すべての視聴者の明日への活力になるはずだ。

 

ムロがフジテレビドラマに出演するのは、主演を務めた深夜ドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』(2022年3月・4月)以来、1年半ぶり。フジテレビ系ゴールデン・プライム帯連続ドラマの主演は、今作が初めてとなる。そんなムロが、やはり初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役をどのように演じるのか、期待が高まる。

 

アイドルグループ・欅坂46のセンターとして圧倒的な存在感を放ち続けた平手は、2020年にグループを脱退し、本格的にソロ活動をスタート。作曲にも参加した「ダンスの理由」でソロデビューを果たし、映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」、日曜劇場『ドラゴン桜』(2021年4月期/TBS系)、連続ドラマ『六本木クラス』(2022年7月期/テレビ朝日系)など、話題作に出演する。

 

2022年12月には、BTS、&TEAM、Justin BieberやAriana Grandeなど世界で活躍するアーティストが所属するHYBEの日本本社であるHYBE JAPANの新レーベル・NAECOへの所属を発表。本作が移籍後初のドラマ出演、そしてフジテレビドラマ初出演、ムロとも初共演となる。

 

なお、7月18日より平手友梨奈公式Twitter(@Im_YurinaHirate)および公式Instagram(@im_yurinahirate)を開設し、アーティストとファンが交流できるオンラインプラットフォーム・Weverse(ウィバース)に加えて、NAECOから情報発信を行っていく予定だ。

 

演出は日本中を席巻した『おっさんずラブ』シリーズ(2016年~2019年/テレビ朝日系)をはじめ、『極主夫道』シリーズ(2020年~2022年/読売テレビ・日本テレビ系)などの話題作を世に送り出し、8月25日(金)より映画「Gメン」の公開を控える瑠東東一郎。

 

プロデュースは『PICU 小児集中治療室』(2022年10月期/フジテレビ系)、『監察医朝顔』シリーズ(2019年~2022年/フジテレビ系)、『元彼の遺言状』(2022年4月期/フジテレビ系)の金城綾香。

 

脚本は『じゃない方の彼女』(2021年10月期/テレビ東京系)、『猫探偵の事件簿』シリーズ(2018年~2020年/NHKBSプレミアム)などを手がけた服部隆と、『婚姻届に判を捺しただけですが』(2021年10月期/TBS)、『あなたがしてくれなくても』(2023年4月期/フジテレビ系)などを手掛けたおかざきさとこ。

 

実力あるスタッフ陣が、多くの名作を生み出してきた法曹界を舞台に、全く新しい育成型リーガルエンターテインメントドラマとして描く。ムロ、平手、演出の瑠東、金城プロデューサー、編成担当・安永英樹のコメントは下記に掲載。

 

ムロツヨシ コメント

◆本作の台本をお読みになった際のお気持ちをお聞かせください。

かっこよくすてきなオリジナルドラマになるっ、と読ませていただきました。
これからの時代ならではのマネジメントするやりがい、パートナーとの関係を育むカタチが実に面白いです。やっかいな天才は素晴らしい、と。

 

◆初共演となる平手友梨奈さんの印象について、また、撮影で楽しみにしていることについてお聞かせください。

私が持つクールビューティーなるイメージからの垣間見える、ちゃめっ気、しゃれっ気、いろんな、“っ気”を引き出せたらうれしい。いや引き出してみせたい、そんな私。
そんな私は、平手さんとの芝居も、芝居を通しての会話も、今から楽しみにしてます。

 

◆初の芸能人のマネージャー役、パラリーガル役を演じる上で心がけることはございますか?

芸能の世界のマネージャーさんは毎日見てますので、そこからヒントを…あ、うちのマネージャーさんから盗みたいものは今のところ見つかってませんが、最近はいろんな共演者の方々のマネージャーさんを観察しています。突然リーガルなる世界に行くハメになる人間ですので、パラリーガルについては、知らないまま臨むかもしれません。
理想のマネージャーさんを演じるのか、こんなマネージャーは嫌だ、なる演じをするのか?
自分が自分を楽しみにしてみたいな、とそう考えております。

 

◆フジテレビゴールデン・プライム帯の連続ドラマに初主演、またフジテレビにとって54年半ぶりの「金9ドラマ」の主演を務めることへの意気込みなど、視聴者の方へメッセージをお願いします。

“金9の主演”。“きんく”と読みますか? “きんきゅう”でしょうか? どちらにしますか?
『東京ラブストーリー』を、『王様のレストラン』を、『ロンバケ』(『ロングバケーション』)を、憧れを持って見ていた1人の若者が、47歳になりましてフジテレビのゴールデンの看板を背負わせていただける今。夢持って、テレビに出させてもらおうと思います。
“いい結果出して見せます”という“禁句”も言いながら、“すぐ見ないと味落ちるよ”なる“緊急”なドラマをこの時代だからこそ、テレビでつくってみせたい、そんな元若者です。
47歳役者は若者たちの意見をたくさん利用して、カメラ前に立ちます。
若者たちよ、見てそして教えてください。元若者の皆皆さま、どうか期待して待っててください。

 

平手友梨奈 コメント

◆本作の台本をお読みになった際のお気持ちをお聞かせください。

年齢やキャリアが大きく違う2人がどうぶつかるのか、歩んでいくのか、気になる作品でした。

 

◆初の弁護士役を演じる上で、どのようなことを心がけますか?

弁護士の役は難しいイメージがあり不安もありますが、演じる役のキャラクターや心情を大切にくみ取り、丁寧に届けていけたらと思っています。

 

◆ムロさんとは初共演となりますが、ムロさんの印象や撮影で楽しみにしていることなど、お聞かせください。

初めましてなので緊張はしますが、どんなセッションが生まれるのか楽しみです。そして共演させていただけることをありがたく思っています。

 

◆視聴者の方へメッセージをお願いします。

まだ撮影は始まっていませんが、視聴者の皆さんが2人の成長物語を応援したくなるような作品になることを願っています。

 

演出・瑠東東一郎 コメント

◆本作のオファーを受けた際はどのようなお気持ちでしたか?

金城(綾香)プロデューサーは言いました。“普段影で支える人たちにスポットライトが当たるドラマにしたいんです”と。僕はぐっと引き寄せられました。なるほどな、と。さらに彼女はこう言いました。“金曜午後9時の新枠で大暴れしたいんです“と。僕はぐぐぐっと引き寄せられました。そう来たか!! と。そして僕は言いました。“微力な僕で良ければ、ぜひご協力させてください”と。固く握った金城さんの手はとてもアツかったです。このアツさが届くように全力で挑みますので、よろしくお願いします。

 

◆ご自身のキャリア初のリーガルドラマとなりますが、本作にかける思いや意気込みをお聞かせください。

先日、取材の際に弁護士の先生がおっしゃっていた、「正義は人の数だけ存在する。だから法律や弁護士が必要だ」という言葉に感銘を受けました。物事にはいろんな側面があっていろんな正義がある。法律というフィルターを通して、さまざまな人の心が動く作品になればと思います。法学部出身の僕が、勉強をサボったとばっちりをこんな所で食らうとは。一から法律を勉強して頑張ります。

 

◆初タッグとなる主演のムロツヨシさん、共演の平手友梨奈さんの印象や楽しみにされていることなどお聞かせください。

ムロさんとはずっとお仕事がしたかったので、とてもとても楽しみです。そして、燃えています。ムロさんの笑いと心情を表裏一体で演じる、圧倒的なパワーを作品に生かせればと思います。
平手さんは、画面からも伝わる底知れない引力にすごく引き寄せられ、ずっとご一緒できればと思ってました。ムロさんと平手さんのコンビ感がこの作品の生命線であると言っても過言ではありません。お2人のかけ算が今から楽しみで仕方ないです。

 

◆視聴者の方へメッセージをお願いします。

リーガルドラマではありますが、楽しく見ていただけるようなエンターテインメントになればと思っています。普段の生活ってなかなか言葉の意味が難しくて…。正面に受け取っていいもの、その裏を読まなければいけないもの。すごく難しいんです。だからこそ、法律を通して、その奥底に触れられるような、その奥底からアツくなれるような作品を作れればと思っています。ご期待ください!!

プロデュース・金城綾香(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
新しいドラマが、始まります。この世の中にはたくさんのドラマがあふれています。過去の素晴らしい名作、海外で制作された胸躍る大作、そして、地上波でもたくさんのドラマが放送されています。ドラマ以外にもこの世界にはすてきなエンターテインメントがたくさんあって、われわれの人生を豊かにしてくれていると思います。そんな時代に、キャスト・スタッフが一丸となって、フジテレビの新枠ドラマを開くことになりました。金曜日の午後9時に見たいもの、今この瞬間に見たいものにこだわって、視聴してくださった方の日々の疲れや悩みを、少しでも明るい方向に導いていけるような、そんなドラマを作っていきたいと思います。瑠東(東一郎)監督を演出にお迎えし、ムロツヨシさん、平手友梨奈さんという最高のバディとご一緒できることになりました。ご期待に応えられるような秋を迎えるべく、みんなで力を合わせていきますので、どうか金曜午後9時の放送を楽しみにしていただきたいです!

 

編成担当・安永英樹(フジテレビ 編成部)コメント

金曜の午後9時、週末の開放感がある中、エンタメ性の高いドラマをお届けします。ぜひお楽しみください!

 

番組情報

『うちの弁護士は手がかかる(仮)』
フジテレビ系
10月スタート
毎週金曜 午後9時~9時54分

出演:ムロツヨシ、平手友梨奈 ほか

脚本:服部隆(『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』シリーズ ほか)
おかざきさとこ(『婚姻届に判を捺しただけですが』『あなたがしてくれなくても』ほか)
プロデュース:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』『監察医朝顔』シリーズ、『元彼の遺言状』『SUPER RICH』ほか)
演出:瑠東東一郎(『おっさんずラブ』シリーズ、『探偵が早すぎる』『極主夫道』『浦安鉄筋家族』『魔法のリノベ』『スタンドUPスタート』『unknown』ほか)
相沢秀幸(『PICU 小児集中治療室』『競争の番人』『ミステリと言う勿れ』『ラジエーションハウス』『アンサング・シンデレラ』ほか)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式Twitter:@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

「世界水泳福岡2023」開幕直前!博多華丸率いる「スイミングスクール通ってた芸人」が水泳の魅力をプレゼン『アメトーーク!』

7月13日(木)放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系 午後11時20分~深夜0時21分ほか)は、7月14日(金)に開幕する「世界水泳福岡2023」を盛り上げるSP企画「世界水泳開幕直前! スイミングスクール通ってた芸人」を送る。

『アメトーーク!』(c)テレビ朝日

 

世界中からスター選手たちが集結し、最も壮絶で熱い戦いを繰り広げる「世界水泳福岡」。7月23日(日)に開幕する競泳では、“競泳ニッポン”にも史上最高といえる選手たちが集結する。世界水泳は6年ぶりとなる池江璃花子、東京五輪2冠の大橋悠依、8大会連続となる入江陵介らも出場。そしてメインキャスターの松岡修造をはじめ、テレビ朝日世界水泳福岡応援団の橋本環奈、博多華丸・大吉らも熱戦の模様を伝える。

 

この応援団を代表し、博多華丸が『アメトーーク!』に参戦。原西孝幸(FUJIWARA)、リリー(見取り図)、川村エミコ(たんぽぽ)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ともしげ(モグライダー)ら“スイミングスクール通ってた芸人”を率いて、習い事としても大人気の水泳の魅力を全力でプレゼンしていく。

 

「我々の泳ぎを撮ってほしい!!」では、華丸が「僕らが泳いでいる姿を世界水泳の中継のようにかっこよく撮ってほしい!」とおねだり。華丸は平泳ぎの華麗な息継ぎ、リリーはクロールからのクイックターンを披露し、スーパースローや下からのアングルを駆使した、まるで水泳中継のような臨場感あふれる映像が完成する。これを見た他のメンバーは「カッコイイ!」と大絶賛。

 

さらに高校ではジュニアオリンピックに出場、大学ではクロールでインカレ出場も果たしたガチ勢のきしたかの・岸大将だが、「当時より50kg太っています」と苦笑。果たして、現在の巨体で繰り出すバサロとは。

 

『アメトーーク!』(c)テレビ朝日

 

スイミングスクールに通っていたあの頃から数十年…。今、本気で泳いだらどのくらいのタイムが出せるのかを検証する「スイミングスクール芸人 タイムトライアル!!」も実施。スイミングスクール時代、“選手育成コース”にまで進んだという53歳の華丸は「なんとか3位には入りたい…」と、全力で泳ぎを披露する。しかし、地元の大会で記録を塗り替えていた岡山の星・リリー、筋肉自慢の野田、そして大学まで水泳に励んでいた岸と、ガチ勢もズラリと控えていて…。

 

また「スイミングスクールライフ!!」では、芸人たちがスイミングスクールに通っていた当時の思い出や“あるある”を発表。芸人たちが口をそろえて「キレイなビート板がない!」と言い始めると、ともしげが「かんだことがあります」と告白。原西も“思わずかみたくなる理由”を激白する。

 

このほか、川村やTEAM BANANA・藤本友美が告白する女性ならではの赤面エピソードや、練習後に食べた思い出の味など、次から次へと“あるある”が飛び出す。そんな中、世界水泳に出場する本多灯選手、入江陵介選手、池江璃花子選手に“スイミングスクールあるある”を考えてもらったアンケートを発表することに。ここで世界で活躍する“競泳ジャパン”と芸人たちの意外過ぎる共通点が発覚する。

 

番組情報

『アメトーーク!』
テレビ朝日系
2023年7月13日(木)午後11時20分~深夜0時21分
※一部地域は放送時間が異なります

ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/ametalk/
公式Twitter:@ame__talk

(c)テレビ朝日

近藤華、五島列島での撮影に「島での学生生活も楽しそう」『ばらかもん』

7月12日(水)スタートの水10ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回15分拡大)で、漫画家を志す中学2年生の悩めるオタク少女・新井珠子を演じる近藤華さんにインタビュー。作品の印象や役柄について聞きました。

『ばらかもん』近藤華 (c)フジテレビ

 

本作は日本一美しい海を擁するとも言われる長崎・五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう/杉野遥亮)が、島で出会った琴石なる(こといし・なる/宮崎莉里沙)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディ。「ばらかもん」とは五島列島の方言で“元気者”を意味する。

 

原作は「ガンガンONLINE」、月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)にて、2008年から2018年にかけて連載された同名コミック。全18巻という長期連載に加え、スピンオフ漫画(「はんだくん」全7巻)も発行されるほどの人気を誇り、シリーズ累計1000万部超えを果たした。2014年にはアニメ化、2016年にはスピンオフ漫画もアニメ化された人気作が、満を持してドラマ化される。

 

◆本作への出演が決まった際の心境をお聞かせください。

私が演じる珠子は、オタクなところやインドアなところが自分自身に似ていて、自分と共通点が多い人だなと思っていたので、オーディションで選ばれたときはすごくうれしかったです。

 

◆原作もご覧になったとのことですが、作品の印象はいかがでしたか?

リラックスして読めるといいますか、嫌だなと思うことがあるときでも原作漫画を読むと少し落ち着けるような、そんな作品だと思いました。

 

◆近藤さんが演じられている新井珠子ですが、どのような人物だと捉えて演じられていますか?

基本的にはいつもおとなしいけど、自分が好きなことに対しては一生懸命になれる、優しい子だと思います。

 

◆珠子を演じるに当たって意識していることはありますか?

原作のアニメを見たときに、珠子がすごく猫背で。私自身もともと猫背なのですが、普段撮影のときは背筋を伸ばすようにしているんです。でも今回は背筋を伸ばすことを意識せずに、猫背のままで演じました。
それと、珠子は自分が思っていることをあまり口に出さず、物事をそんなにガツガツ言う子ではないと思うので、声に出さずに珠子が考えていそうなことを自分の頭の中で言うようにしています。

 

◆実際に演じられて難しいと感じるところはありますか?

この回をまとめて1日で撮る、というときもあったのですが、そんな時間の中で、いつもおとなしい珠子の清舟への心の開き加減を考えるのが難しかったです。

 

◆オタク少女である珠子ですが、近藤さんご自身がオタクだなと思う瞬間や、今ハマっているものなどはありますか?

私がオタクだなと思うのは、アメリカのアニメ『アドベンチャー・タイム』ですね。それについてはすごい勢いでしゃべれると思います(笑)。

『ばらかもん』(c)フジテレビ

 

◆近藤さんは東京都ご出身ですが、『ばらかもん』のような島での暮らしはどのような印象がありますか?

私は虫がすごく苦手で。でも、島での撮影を重ねるたびに、徐々に虫に慣れてきているので、島での生活も楽しそうだなと思いました。

 

◆都会にはない島の魅力だったり、もし島に住むことになったらやってみたいことはありますか?

島の方たちはとても優しくて、親切でした。コンビニの店員さんも、敬語ではなくラフに話しかけてきてくださって。きっと島の住民だったら深い人間関係を築けるんだろうなと思いました。撮影で島を歩いていたら、島に住んでいる中学生を見かけたんです。島での学生生活ってすごく楽しそうだなと思ったので、経験してみたいと思いました。

 

◆主演の杉野遥亮さんの印象はいかがですか?

撮影のときに、いつも周りを見て発言をされていて、美和(豊嶋花)や珠子の考えも、「何かある?」と聞いて引き出してくださって。前から事務所の先輩として尊敬していましたが、さらにその思いが強くなりました。

 

◆撮影現場で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

クランクインのときに私はすごく緊張していたのですが、美和やなる(宮崎莉里沙)、陽菜(寺田藍月)、謙太郎(加藤叶和)たちが私のことを「たま~!」と呼んでくれて、優しく出迎えてくれました。それで、「初連ドラだし、初レギュラーだし…」とぐるぐる思っていた不安が一気に軽くなりました。皆さんにすごく救われた気がします。

 

◆ドラマの見どころや注目ポイントを教えてください。

ドラマ全体を通して、“日常だけど島でしか起こらないこと”が起こったりします。忙しいときにふらっと見ると心がほわほわになる思いますし、島民と清舟のやりとりを楽しんでいただきたいです。

 

◆最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

『ばらかもん』のわちゃわちゃ感を引き出せるように、自分なりのたまちゃん(珠子)を演じていきたいと思いますので、ぜひご覧ください!

 

PROFILE

近藤 華
●こんどう・はな…2007年8月6日生まれ。東京都出身。

 

番組情報

『ばらかもん』
フジテレビ系
2023年7月12日(水)スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分
(初回は午後10時~11時09分 ※15分拡大)

キャスト:杉野遥亮、宮崎莉里沙、田中みな実、綱啓永、豊嶋花、近藤華、山口香緖里、飯尾和樹、田中泯、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一 ほか

原作:ヨシノサツキ『ばらかもん』(ガンガンコミックスONLINE/スクウェア・エニックス刊)
脚本:阿相クミコ、金沢達也
主題歌:Perfume「Moon」(Polydor Records)
企画:上原寿一
プロデュース:髙丸雅隆、高橋眞智子
演出:河野圭太、植田泰史、木下高男、北坊信一
制作協力:共同テレビジョン
制作著作:フジテレビジョン

 

WEB

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/barakamon
公式Twitter:@barakamon_drama
公式Instagram:@barakamon_drama
公式TikTok:@barakamon_drama

前田敦子&石井杏奈のWバースデーを深川麻衣&さとうほなみらがサプライズ祝福!『彼女たちの犯罪』

7月20日(木)スタートの深川麻衣主演、前田敦子と石井杏奈の共演で送るプラチナイト木曜ドラマ『彼女たちの犯罪』(読売テレビ/日本テレビ系 毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分)より、前田と石井のバースデーサプライズが行われた。

『彼女たちの犯罪』(c)読売テレビ

 

原作は、「ルパンの娘」や「忍者に結婚は難しい」など、人気ドラマ原作を次々と手がける横関大の同名小説『彼女たちの犯罪』(幻冬舎文庫)。

 

愛を求める繭美(深川麻衣)、自由を求める由香里(前田敦子)、正義を求める理子(石井杏奈)。それぞれに“普通の幸せ”を望み、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていた彼女たちだったが、ある日、1人の女性の失踪事件をきっかけに、彼女たちの人生は、思いもよらぬ方向に進んでいくというスリリングサスペンスだ。

 

今回、深川と、謎多き女性、玉名翠を演じるさとうほなみがそろった撮影現場にて、前田&石井のWバースデーをサプライズでお祝い。実は、前田の誕生日が7月10日、石井が7月11日という一日違いの偶然。

 

お祝いの現場となったのは、“彼女たち”に関するシーンのリハーサル直後。スタッフより「7月10日は前田敦子さん、7月11日は石井杏奈さんのお誕生日です!」と声がかかると、「Happy Birthday」の音楽が流れ、深川とさとうがケーキを持って登場。キャスト・スタッフ一同「おめでとう!」の掛け声と拍手とともに、花束も贈られ、「ありがとうございます!」と笑顔があふれた。

 

石井は、照れながら花束を受け取ると、「大変な撮影の中、25歳を迎えられて、うれしく思います。豪華なケーキもいただいて、本当に頑張りたいなと思います!」と笑顔で語り、前田は一度頭を下げ、「ポスター撮影の日に、杏奈ちゃんと誕生日が一日違いで、うれしいね! でもまだだね! と話していたのですが…、あっという間ですね」と、初対面の日を懐かしむ。

 

そして、「作品の内容は重いのですが、大変なシーンがあるからこそ仲良くなっていけるんじゃないかと思います」と撮影快調な現場のキャスト・スタッフに感謝の気持ちを伝えた。サスペンス要素あふれる緊迫の現場から一変、笑顔あふれる和やかな空間となった。

 

この日2人に贈られた花束には、それぞれ「幸福」や「前進」「秘密」など、作品の思いが込められている。実は、この日撮影されたシーンはポスタービジュアルやティザー動画にも関係する、重要なシーンの撮影。“普通の幸せ”に翻弄される彼女たちが、伝えたいメッセージとは。

 

番組情報

プラチナイト木曜ドラマ『彼女たちの犯罪』
読売テレビ/日本テレビ系
2023年7月20日(木)スタート
毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

<キャスト>
深川麻衣、石井杏奈、毎熊克哉、さとうほなみ/野間口徹/前田敦子 ほか

<スタッフ>
原作:横関大『彼女たちの犯罪』(幻冬舎文庫)
脚本:田辺茂範(『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』『婚姻届に判を捺しただけですが』『美食探偵 明智五郎』ほか)、大林利江子(『純愛ディソナンス』『Sister』『長閑の庭』ほか)、谷口純一郎(『DCU~手錠を持ったダイバー~』『先生のおとりよせ』『犯罪症候群』ほか)
監督:菊地健雄(映画「ディア―ディア―」「望郷」、ドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』『生きるとか死ぬとか父親とか』ほか) 、高橋名月(映画「左様なら今晩は」「正しいバスの見分けかた」ドラマ『ジャックフロスト』ほか)
チーフプロデューサー:沼田賢治
プロデューサー:中山喬詞、矢部誠人、河野美里(ホリプロ)
制作プロダクション:ホリプロ
制作著作:読売テレビ

番組HP:https://www.ytv.co.jp/kanojohanzai
番組Twitter:@kanojo_drama
番組Instagram:@kanojo_drama
番組TikTok:@kanojo_drama

(c)読売テレビ

AKB48本田仁美&窪塚愛流&山下幸輝&HKT48田中美久が『最高の教師』高校試写会に登場!高校生にアドバイスも

7月15日(土)スタートの松岡茉優が主演を務める土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系 毎週土曜 午後10時)の高校試写会が行われ、本田仁美(AKB48)、窪塚愛流、山下幸輝、田中美久(HKT48)が登壇した。

 

本作は、2019年に日テレ系で放送された『3年A組-今から皆さんは、人質です-』を手掛けたプロデューサーと監督が贈る完全オリジナル脚本の作品。卒業式の⽇に、⽣徒を⾒送った教師・九条⾥奈(松岡)は4階から突き落とされてしまう。最後に⾒た光景は、制服の袖…。「なんで…? 嫌だ! どうして? 誰が? 死にたくない!」そう願った瞬間、彼⼥は始業式の⽇の教室に戻っていた。真相を突き⽌めるために、⽣徒と本気で向き合っていく“新時代”の学園ドラマが始まる。

 

試写会前に主演の松岡より大森学園の生徒に向けてメッセージが送られ、そのまま本編がスタート。本編終了後、松岡からの「直接感想を伺いたかった」とメッセージに続いて生徒役の本田、窪塚、山下、田中が登場した。

 

「撮影の合間は何をしていますか?」という生徒たちから質問に、本田は「生徒が30人いますし、先生役の方もたくさんいらっしゃるので、差し入れがたくさんいただけるんですけど、それをみんなで休憩時間に食べたりとか。あとはTikTokを撮ったりしています」と明かし、おいしかった差し入れの話に。

 

田中が「松岡茉優さんがよく食べるお団子をみんなに差し入れしてくださって。それが本当においしくて」と目を輝かせ、山下も「僕はおみそ汁なんですけど、なめこのおみそ汁を2杯3杯ぐらい食べちゃいました」とニッコリ。

 

窪塚は「ちょっと重いというか、考えさせられることが多いので、いろんなキャストと話すときもありますが、自分で調整して1人になるときもあって。僕はもちろんいろんな方々と話しますけど、調整タイプなので結構1人でいる時間を大事にしていて、みんな知らないかもしれないけど、一人で階段に行ったりしてる」と告白。

 

同じく1人でいることが多いという山下は「準備体操しています。愛流君が言ったように、すごく繊細なお芝居だったりするので、ちゃん体をちゃんと温めておかないとなというので、前室だったりでストレッチを個人的にやったりしています。朝の撮影だと肩がぎゅって入るので、それをほぐしてます」と明かした。

田中美久(HKT48)

 

田中が「差し入れが本当に大好きで、差し入れが毎回余ったら3つくらいバックに入れて持って帰ったり(笑)。それと人間観察しちゃうんです。みんな空き時間に何をやってるんだろうって。それぞれ1人の時間を大事にして作っていらっしゃるので、山下さんはいつも踊っていて、愛流君は身長が高いからみんなを見ていたり。ひーちゃん(本田)が皆さんとわいわい楽しくお話ししてる姿だったりとか、台本を集中して読んでる姿だったり。みんな本当に自由な感じです」と話すと、3人は観察されていたことに驚きの表情を見せた。

 

また「高校時代にやっておくべきだったことは?」という質問には、本田が「アルバイトをやってみたかった。カフェだったり。あとはレジ打ちも昔は憧れだったので、学校が終わった後にやってみたかったなって」と語ると、窪塚は「僕、レジ打ちしたことありますよ!」と明かした。

 

そんな窪塚は「もうちょっと自分らしくいればよかったなって。高校3年生になっても、まだ自分が見せてなかった部分とかあって、ちょっとカッコつけてたっていう。もうちょっと率先的ににぎやかしたり、笑いとか取りたかったです」と。

 

山下は「休みの日に友達とちょっとどっか行ったりとか、そういうことで学校では話せないところでいろんな話ができたりするから、休みのときに学校じゃないところに遊びに行って、いろんな僕は話をしたらいいと思います」とアドバイス。

 

中学生からHKT48として活動している田中は「高校時代に、運動会や文化祭、修学旅行とか1回も行ったこと、やったことがなくて。HKT48の活動が青春をずっと支えていたので、あまり学校生活を楽しんでいなかったから、今思えばもうちょっと学校でも思い出を作っておけばよかったなって思うことがたくさんあって、大事してほしいなって思います」と語った。

 

ここで、イベントが行われた7月7日にかけて、七夕の短冊に書いた自身の願い事を発表していくことに。それぞれ「おなかが強くなりますように」(本田)、「たくさんのいいご縁に巡り合えますように」(窪塚)、「ドラマがヒットしますように」(山下)、「お金持ちになりたいです」(田中)と挙げ、思いを語った。

 

そして見どころを含めたメッセージとして、本田が「いよいよ7月15日(土)から始まります。現役の学生の皆さんにはもちろん、今の時代を生きている皆さん一人一人に響く言葉だったり、心に残るシーンっていうものがたくさん込められた作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいなと思います」と。

 

窪塚も「僕はこの話を初めて文字として、台本として見たときに、すごく見入ってしまって、魅了されて、圧倒されて、気づいたらすごくこのドラマにくぎ付けになっていました。目の前で先輩だったり、いろんなキャストの方々の芝居を見て、僕らが作り上げているエネルギーを早く皆さんに届けたいって思ったんです。さらに、3話、4話とその僕らのやりとりを丁寧に皆様にお伝えできるように僕たちは頑張っていきますので、最後までよろしくお願いします」とアピール。

 

山下は「僕自身、こういったサスペンスは初めてで、学園ものもほぼ初めてで、探り探りで撮影している部分もたくさんあったりとか、人数も多いですし、どうやってコミュニケーション取ったらいいだろうかとか。たくさん考えながら、自分自身もそうですけど、まだ藤原大志としても探り探りやってる部分があるので、自分の成長をお芝居を通して見ていただければすごくうれしいです。あとはもうシンプルに、『最高の教師』を楽しんでいただけたら」と。

 

田中は「このドラマを見て、自分の心の中ではこう思ってるけど、なかなか行動に移せなかったり、自分はこう思ってるんだけどって思ってても、どうしてもみんなに合わせちゃったりとかすることって結構誰でもあると思うんです。なので、このドラマを見て、自分がやりたいと思ってることに進む第1歩のきっかけになるドラマになれたらいいなと思うので、ぜひこのドラマを見て自分が変えたいって思ってる部分を変えられたらいいなと思います」と語った。

本田仁美(AKB48)

 

イベント終了後には囲み取材が行われ、キャスト陣が第1話の撮影の裏話を明かした。

 

田中:福井(雄太)さんが私を見て多分こういう役なんだろうなと思って作り上げた役で、『自分が初めてそこに立って、そこで感じた感情をカメラにぶつけてください』って言われたので。もともと決まっている内容を、その子になろうと思って演じるってよりか、ありのままの自分が感じたことを出すという感じだったので、私はそういう役だったから、すごく胸にぐっときました。

 

山下:明るいシーンではなかったので、すごく淡々と進んでいたんですけど、印象的だったのが、そのシーンの最後のせりふが終わってカットってなったときに、松岡さんが芦田(愛菜)さんに、「ごめんね、ありがとうね」と声を掛けられていて。でも、その空気感だったりとか、役と役でぶつかり合ってはいるんですけど、ちゃんと人間として、お芝居しているんだなとすごくそこで感じて、僕もこうなりたいなって思ったし、前室に戻るとお2人ともすごく普通な感じにいらっしゃるので、「役者だな、すごいな」って思いましたね。

 

本田:すごく緊張感のあるシーンだったので、このシーンだけじゃなく、毎回、福井プロデューサーとかが、毎日朝に、「一人一人が誰か1人でも救うっていう覚悟で現場に来てるか」みたいな感じで喝を入れてくださって。それで、私は、自分にすごくいい影響を与えてくださる現場だなっていうのをあらためて思いました。それに、最後のシーンは表情を作っていますが、心はグラグラです。だから、そこはまだプロじゃないんだなって思うんですけど、でも本当にそれぐらい芦田愛菜ちゃんと松岡さんの演技がすごすぎて、心がもう揺さぶられていました。

 

窪塚:本当の僕としては芦田さんのせりふを聞いて、泣きそうなぐらい、「もう何してんだよ、俺の役」って思っていたんですけど。

 

窪塚以外:本当にそう!

 

窪塚:役としては空っぽの空を見てるような、なめきってる役なので、それを貫き通したんですけど、もう心では白と黒みたいになっていました。だから、途中で絶対ダメですし、しなかったですけど、ちょっと同情しそうになったっていうか。それぐらいの圧力と芝居だったんで、九条先生(松岡)もそうですけど、鵜久森(芦田)さんがすごいなって。生で見させてくださってありがとうございますぐらいの勢いで。それを受けたので、僕らもますます頑張らなきゃって、炎にもなりました。

 

番組情報

土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』
日本テレビ系
2023年7月15日(土)スタート
毎週土曜 午後10時

出演:松岡茉優/芦田愛菜
奥平大兼、加藤清史郎、當真あみ、茅島みずき、山時聡真、本田仁美(AKB48)、窪塚愛流
福崎那由他、田牧そら、山下幸輝、寺本莉緒、萩原護、詩羽、田中美久(HKT48)、浅野竣哉
丈太郎、柿原りんか、橘優輝、莉子、田鍋梨々花、夏生大湖、藤嶋花音、岩瀬洋志、阪本颯希
岡井みおん、藤﨑ゆみあ、のせりん、川本光貴、白倉碧空
細田善彦、長井短、サーヤ(ラランド)/犬飼貴丈、荒川良々/松下洸平

演出:鈴木勇馬
プロデューサー:福井雄太、鈴木努、秋元孝之
チーフプロデューサー:田中宏史
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/saikyo/
番組公式Twitter:@saikyo_ntv
番組公式Instagram:@saikyo_ntv

(c)日本テレビ

『真夏のシンデレラ』会見でお台場に大花火 森七菜「楽しい夏になると実感していただけるドラマに」

7月10日(月)にスタートする、森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務める月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(毎週月曜 午後9時~9時54分 ※初回は30分拡大)の記者会見が行われ、森七菜、間宮祥太朗、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司が登壇した。

『真夏のシンデレラ』(c)フジテレビ

 

本作は、真夏の海を舞台にドキドキ・ワクワクする恋模様を詰め込んだ、オリジナル脚本の男女8人の恋愛群像劇。海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人組と、東京で親の期待に応えて一流大学に入学し、それぞれの道へ進むも優等生な日々を送る男友達が、真夏の海で運命的に出会う。

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完全オリジナル脚本で送る本作だが、ストーリーの結末はまだ決めていないという。プロデューサーによると、「出演者同士の空気感や化学反応を見ながらストーリーに反映させたい」とのこと。これを聞いた森は「私もすごくびっくりしました。なんとなく結末を想像していたので、私たちのお芝居や周りの皆さんの反応によって結末が変わるかもしれないと思うと、一挙一動大事になってくると思います」と驚いていた様子。間宮は「映画とかだとありえない話なので、連ドラ特有ですよね。今もらっている台本までに張られた伏線や展開があるので、この後どうするつもりなんだろうね、と撮影現場でもみんなでよく話しています」と撮影現場でも結末について話していることを明かした。

 

真夏の海が舞台となっている本作。海での撮影が多いという話題になり、森は「海辺で生まれ育った役の役作りとして、日サロに通って肌を焼いたりもしました。白濱さんがその情報をたくさん教えてくださったんですけど、それでけっこう焼けたので…。先生のおかげです」と話した。

 

神尾と水上はそれぞれ大工とライフセーバーという役どころ。役作りについて聞かれると、水上が「(神尾は)脱いだらすごいですよ」と話し、神尾は「脱ぐシーンがあるか分からないですけど、そのあたりも楽しみにしていただけたら…」と笑顔。そんな中、水上が「ふんどし一丁のシーンがあるんですよね」と神尾に確認すると、神尾がすぐさま「ないわ!」とツッコミ。水上が「分からないですよ、これからの発言で脚本も変わるんですよね?」と続けると、神尾は「やめて! 変なシーン追加しないで」と会場の笑いを誘った。

 

続けて神尾は「僕が演じる匠に関しては、夏海(森)との幼なじみの関係性を大事にしたいと思っているので、ぜひそのあたりを見ていただきたいです」と。いっぽう水上は「ライフセーバーの役ですが、僕自身全く泳げなかったんです。でも、本物のライフセーバーの方にご指導いただいて、もう夜に海に入ってもそんなに怖くなくなりました」と明かした。

 

さらに会見では、夏祭りや夕陽の海辺など夏らしい情景が多く登場する本作にちなみ、登壇者が夏から連想するものを夏の風物詩であるうちわに漢字一文字でそれぞれ記載し、発表する企画を実施。森と吉川は「蚊」、間宮は「涼」、神尾と仁村は「祭」、萩原は「海」、白濱は「欲」、水上は「汗」と回答した。

 

白濱は自らの回答「欲」について「夏っていろんな欲があふれるじゃないですか。食欲とか。祭り、海、イベント事も多いですし、学生の方だと1か月休みになったりもするので。僕は今肉が食べたくてしょうがないです(笑)」と説明し、「クランクイン前に、(森)七菜ちゃん主催でバーベキュー懇親会を開いてくださって。あれで一気に距離が縮まりました」と明かした。

 

また、「祭」と答えた神尾は「フェスに行きたい」とコメント。続けて「今まで行ったことがないんです。行きたいなとは思いつつも、外、人、汗、みたいな…(笑)。行ったら絶対楽しいだろうなとは思うんですけど、行くチャンスも行く人もいないですし」と話すと、間宮たちが「みんなで行こう!」と。「行く行く!」と声を上げた白濱は、GENERATIONS、EXILE、PKCZ®のメンバーでもありフェスに出る側でもあるが、「出る側の欲も行きたい欲もあります」とここでも欲をアピールした。

 

「海」と答えた萩原は、「夏っぽいことと言われて、夏っぽいことを今まで全然してなさすぎて全く浮かばなくて。夏と言えば海と言ってみたい、という願望を込めて海にしました」とコメント。「欲だ!」と声が上がる中、「イベントやフェスも全然行かないですし、ドラマのオフショットを見て、海が全然似合わないなと思って。海が似合う男になりたいです」と続けた。

『真夏のシンデレラ』森七菜

 

次に、記者から「この夏にやりたいことは?」という質問が。森は「それこそ私もフェスに行きたいと思っていて。上京したときにあまり外に出られない環境になってしまったので、音楽でも食べ物でも、何かのフェスに行きたいと思います」と回答し、これに間宮が「せっかく台本が決まってないんだから、フェスのシーン作ってもらえばいいんじゃない?」と提案。「難しいかもしれないけど、亜嵐が出るフェスとか…」と話し、今後の展開に期待を膨らませた。

 

ここで、登壇者より夏のスペシャルギフトが贈られる会見の目玉イベントに。カウントダウンの後、森と間宮の「この夏一番の恋の予感」という掛け声とともに、お台場に花火が打ち上がった。フジテレビのチャンネル「8」や開局65周年の「65」、月9ドラマの「9」などを打ち上げ、フィナーレではひときわ大きな花火が。

 

最後に森が「皆さんにとって、夏がきた、楽しい夏になると実感していただけるドラマになっていると思います」、間宮が「花火も盛大に上げていただいて、この作品も景気のいいスタートになるんじゃないかなと思います。キャストとスタッフで毎日撮影頑張っておりますので、ドラマを見ながら楽しんで応援してくださると幸いです」とそれぞれドラマをアピールした。

 

番組情報

『真夏のシンデレラ』
フジテレビ系
2023年7月10日(月)スタート
毎週月曜 午後9時~9時54分 ※初回は、30分拡大/午後9時~10時24分

<出演者>
森七菜、間宮祥太朗、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司
大西利空、森崎ウィン、桜井ユキ(友情出演) 山口智充 ほか

脚本:市東さやか(「第34回ヤングシナリオ大賞」大賞受賞)
プロデュース:中野利幸(フジテレビ ドラマ・映画制作部)(『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』『ラスト・シンデレラ』『私が恋愛できない理由』 など)
演出・監督:田中亮(フジテレビ ドラマ・映画制作部)(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズ、『ラスト・シンデレラ』など)
制作・著作:フジテレビジョン

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/natsu_cin/
公式Twitter:@natsu_cin
公式Twitter裏アカウント(アミーゴ):@amigo_natsu_cin
公式Instagaram:@natsu_cin
公式TikTok:@natsu_cin

(c)フジテレビ

“第2のBiSH”BiTE A SHOCKのデビュー曲「Patient!!」が田辺桃子×小関裕太W主演『癒やしのお隣さんには秘密がある』主題歌に決定

7月7日(金)スタートの田辺桃子と小関裕太がW主演を務める金曜ドラマDEEP『癒やしのお隣さんには秘密がある』(日本テレビほか 毎週金曜 深夜0時30分~0時59分※初回は深夜1時~1時29分)の主題歌が、BiTE A SHOCKの「Patient!!」に決定した。

BiTE A SHOCK

 

18歳以上の大人の女性層をメインターゲットに、深夜だからこそ描けるディープな人間模様や緊迫するサスペンス、大人の恋愛などをテーマに4月から新設された「金曜ドラマDEEP」枠。

 

その第1弾作品となった『夫婦が壊れるとき』は、6月2日の第9話放送後、累計2000万再生を突破し、深夜ドラマとしてTVer再生数歴代1位(6月4日現在、第1~9話、スピンオフ第1~3話の全話合算で2105万7479再生、午後11時以降にレギュラー放送されたドラマの本編再生数を対象に比較)を記録するなど、大きな話題となった。

 

その注目の第2弾作品として、7月7日(金)より『癒やしのお隣さんには秘密がある』がスタートする。原作は月間1億PVを超えるWeb小説投稿サイト「エブリスタ」の人気作品で、「めちゃコミック」でコミカライズされると、めちゃコミ2022年・年間ランキング5位、累計800万ダウンロードを突破した大人気漫画。田辺桃子と小関裕太がW主演を務める。

 

このたび、そんな本作の主題歌に第2のBiSHを作るオーディション番組から誕生したグループ「BiTE A SHOCK(バイト・ア・ショック)」のデビュー曲「Patient!!」が決定した。

 

6月29日に東京ドームで解散ライブを行い、8年間の活動に幕を下ろしたBiSH。彼女たちは第2のBiSHを創出するために私財を投じ、3カ月にわたって日本テレビ『BiSH THE NEXT』の番組内にてオーディション企画を実施。本人たちも直接指導する熱の入ったサバイバルオーディションとなったが、7月1日にそのデビューメンバーがついに決定した。

 

新しく誕生した「BiTE A SHOCK」のメンバーは、RYUUSEi、HARUTO、HANANO、MAHiTO、SAORi、RiNAの6人。早速オーディションで課題曲となっていた「Patient!!」がデビュー曲となり、いきなりドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』の主題歌に選ばれたことについて、メンバーたちからは驚きや喜びの声が挙がっているという。

 

ロックとヒップホップを融合させた次世代アーティスト(sic)boyが作詞・作曲・プロデュースを手掛けた「Patient!!」は、疾走感あふれるロックチューン。自分の内にある「憂鬱なる魔物」を取り除いてほしいと訴えかける歌詞は、小関裕太演じる“イケメンストーカー”とも重なり、“やみキュン”ラブストーリーをさらに盛り上げてくれる楽曲になっている。

 

番組情報

金曜ドラマDEEP『癒やしのお隣さんには秘密がある』
日本テレビほか
2023年7月7日(金)スタート
毎週金曜 深夜0時30分~0時59分ほか
※初回は深夜1時~1時29分

配信:TVer、Huluにて毎話放送後配信開始

<キャスト>
田辺桃子、小関裕太
矢吹奈子、前田公輝、奥智哉、森永悠希、武田航平

<スタッフ>
原作:嶋伏ろう/梅澤夏子『癒やしのお隣さんには秘密がある』
(めちゃコミックオリジナル/エブリスタ)
主題歌:BiTE A SHOCK「Patient!!」(avex trax)

脚本:遠山絵梨香
演出:中前勇児、古厩智之、小川直哉
音楽プロデューサー:剣持学人
音楽:久保暖、Rachel Abstract
プロデュース:藤澤季世子
制作:佐藤貴博
プロデューサー:桑原丈弥、中沢晋
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ

番組ホームページ:https://www.ntv.co.jp/deep-otonarisan/
番組Twitte:@deepfriday_ntv
番組Instagram:@deepfriday_ntv

主演は小澤征悦、夏帆、瀬戸康史!バカリズムワールド全開のオムニバスドラマ『ノンレムの窓 2023夏』放送決定【コメントあり】

バカリズムが原案・脚本を手掛ける“新感覚ショートショート”ドラマ第4弾『ノンレムの窓 2023夏』(日本テレビ系 午後10時~)が、7月8日(土)に放送決定。バカリズム、各ドラマで主演を務めるキャストよりコメントが到着した。

『ノンレムの窓 2023夏』(c)日本テレビ

 

本作は、ギャラクシー賞をはじめ数々の賞を受賞するなど、脚本家としても才能を発揮するバカリズムが、独創的な世界観とウィットに富んだ笑いを織り交ぜ、珠玉のストーリーを生み出すバカリズムワールド全開のオムニバスドラマ。

 

第4弾となる今回も、“夢と現実”“現実と非現実”そのはざまを行き来するちょっと不思議な3つのショートストーリーを送る。原案・脚本だけでなく、バカリズム自ら“窓先案内人”としてドラマの幕間に登場。斉藤由貴が演じる“顔を一切見せない謎の女性”との不思議な掛け合いにも注目だ。さらに、幕間には驚きの人物も登場し…。

 

そしてバカリズム脚本の第1話「夕暮れ時の葛藤」は、夕方にスーパーを訪れた男・野本を小澤征悦が演じる。野本は、列ができている2つのレジのうち、短い列に並ぶことに。ところが長い列ができていた隣のレジがサクサク進み、そっちの列に移るべきか葛藤し始める。そんな時、自分の後ろに並んでいた人が隣の列に移ったことでさらに葛藤は続くというストーリー。本作は『ブラッシュアップライフ』の監督・水野格が演出を担当する。

 

第2話「推してもいいデスか?」は、『ブラッシュアップライフ』で主演・安藤サクラ演じる麻美の親友、夏希を演じた夏帆が出演。“推し活”にハマるOL・萌美を演じる。アイドルグループを推している萌美は、推しの脱退にショックを受けたことで、より身近なコンビニ店員を推し始める。しかしその彼も突然コンビニを辞めてしまい絶望の中でついに彼女が推し始めたのはなんと…。

 

第3話「出世したくない君へ」は、意識高い系の男・田前を瀬戸康史が演じる。「意識高い系」の田前は憧れの女性に、今どき意識高く出世しようとしている人はダサいと言われたことで、意識を低くしようと「意識を低くするセミナー」に通い始める。張り切って時間前に行くと、時間前に来るのは意識の高い行動だと叱責される。そんなセミナーで繰り広げられる「意識を低くする」講義内容とは。バカリズム、各ドラマの主演キャストのコメントは以下掲載。

 

原案・脚本・「窓先案内人」:バカリズム コメント

◆第4弾『ノンレムの窓 2023夏』の放送が決定して

ありがとうございます!定期特番として定着すればいいなと思っていたので、放送が決定してホッとしています。今回も豪華なキャストの皆さんに出演していただけてうれしいです。瀬戸(康史)さんには、まだお会いできていないのですが、調べたら地元がとても近いんですよね!

 

◆原案・脚本を担当された「夕暮れ時の葛藤」について

普段から良く、コンビニやスーパーなどで、こんな思いするなという経験をそのままネタにさせていただきました。面白い出来上がりになっていると思います。

 

◆視聴者の方へメッセージ

とにかく、見てください!としか言いようがありません!見てください!!(笑)

 

「夕暮れ時の葛藤」主演:小澤征悦 コメント

◆『ノンレムの窓』への出演が決定して

バカリズムさんの独特な世界観のある笑いがすごく大好きで、バカリズムさんの書かれた脚本で出演できるということでオファーをいただき、うれしかったです。台本もすごく面白く、こういう視点で日常を切り取る、バカリズムさんのセンスは素晴らしいと思いました。

 

◆視聴者の方へメッセージ

「夕暮れ時の葛藤」は、バカリズムさんらしい、少しシュールでもちろん笑える独特な世界観の中で息をさせていただきました。とても良い経験になりました!短編ではありますが、すごく濃厚な作品に仕上がっています。ぜひお楽しみに!

 

「推してもいいデスか?」主演:夏帆 コメント

◆『ノンレムの窓』への出演が決定して

『ブラッシュアップライフ』が終わって3か月、すぐにまた升野さんからお仕事をいただけてうれしかったです!升野さんの作品(※ 原案 バカリズム/脚本 安部裕之)は楽しくて、ご褒美仕事だと思っているんですが、こんなにご褒美が続いてしまっていいのか!?と思っています(笑)。

 

◆視聴者の方へメッセージ

升野さんならではの、ちょっと不気味で、シュールで面白いドラマになっていると思います!ぜひ、ご覧ください!

 

「出世したくない君へ」主演:瀬戸康史 コメント

◆『ノンレムの窓』への出演が決定して

個人的に、バカリズムさんと出身地(福岡県)が一緒で、間接的にですが、今回ご一緒できてとてもうれしかったです。風間(俊介)さんの「私達の恋」と木南(晴夏)さんの「大人になってからの友達作り」の作品を拝見したんですが、すごく面白かったです。今回の出演させていただいた作品もそうなんですが、現実にありそうな設定なんですがあり得ない、でも共感しちゃう、沼にハマる感じで、フィクションと現実のはざまで進んでいく展開が面白かったです。

 

◆視聴者の方へメッセージ

本当に面白い作品になっていると思います!何事も行き過ぎると、あらぬ方向へ行ってしまい自分が崩壊してしまう…という教訓にもなっているお話でした。皆さんぜひ、意識を高くいきましょう!

 

番組情報

『ノンレムの窓 2023夏』

日本テレビ系

2023年7月8日(土)午後10時~10時54分

 

<出演者>

バカリズム(窓先案内人)/斉藤由貴(声のみ出演)

 

各ドラマキャスト

「夕暮れ時の葛藤」

野本久:小澤征悦

吉沢明里(新人アルバイト):北香那

下川春江(ベテラン店員):田村たがめ 他

 

「推してもいいデスか?」

平野萌美:夏帆

岸本遥香:金澤美穂

是枝(コンビニ店員):田村心

松川誠(市役所職員):マギー 他

 

「出世したくない君へ」

田前真司:瀬戸康史

関本七(フリーライター):瀧本美織

小谷晋也:田中俊介

溝口隆弘:近藤頌利

御子柴海(セミナー講師):八嶋智人 他

 

原案:バカリズム

脚本:バカリズム(「夕暮れ時の葛藤」)、安部裕之(「推してもいいデスか?」)、竹村武司(「出世したくない君へ」)

監督:水野格(「夕暮れ時の葛藤」)、内田秀実(「推してもいいデスか?」)、椿本慶次郎(「出世したくない君へ」)

総合演出:内田秀実

統括プロデューサー:吉無田剛/櫻井雄一(ソケット)

プロデューサー:能勢荘志、榊原真由子

チーフプロデューサー:三上絵里子

企画協力:小林伸也(マセキ芸能社)

制作協力:ソケット

製作著作:日本テレビ

 

公式HP:https://www.ntv.co.jp/nonrem/

公式Twitter:@nonremmado_ntv

 

最新PR動画:

https://youtu.be/LJvE2MfUPX0

 

(c)日本テレビ

乃木坂46与田祐希がLINKL PLANETのEDテーマを絶賛「声かわいい!と思いました」『量産型リコ』記者会見

6月29日(木)にスタートする与田祐希主演の木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京系 毎週木曜 深夜0時30分~1時/BSテレ東・BSテレ東4K 7月4日スタート 毎週⽕曜 深夜0時~0時30分)の記者会見が行われ、与田祐希(乃木坂46)、望月歩、前田旺志郎、藤井夏恋、LINKL PLANETの石田悠佳と天川れみ、田中要次が登壇した。

 

本作は、2022年7月期に与田が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』の世界とは別の“もう一つの世界”を生きる小向璃子の成長を描いたホビー・ヒューマンドラマ。

 

今作で描かれる小向璃子(リコ)は、大学時代に友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略してドリクレ)の社長。ドリクレとともに若手スタートアップ企業が切磋琢磨していくスタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」を通じて、ユニコーン企業を目指していく。

 

LINKL PLANETが本作のエンディングテーマに決定した「Part to Part」を披露するところからスタートした本会見。その後キャスト陣が登場し、本作の放送が決まったときの感想を聞かれた与田は「素直にうれしかったです。前作の『量産型リコ』が自分にとってすごく思い出深い作品で、プラモデルと初めて出合って魅力を知ることができましたし、キャストの皆さんやスタッフさんたちともすごくいい関係性になれて。いいチームワークで一生懸命作り上げた作品だったので、そんな大事な作品が評価されて今回の作品につながったのは心からうれしかったです」と笑顔で答えた。

 

望月は「去年『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』を撮り終わった最終日に『また集まれたらいいね、でもどうやって集まるんだろうね』という話をしていたら、こんなに早く集まれて。しかももう一つの物語ということで、この先また展開できるんじゃないかと思いつつ…うれしい戻り方ができて本当に幸せだなと思いました」と。

 

前田は「また集まれるというのは、前作が皆さんに愛されて、評価していただけたという証拠でもあると思います。今回の作品が決まってから、前作の『量産型リコ』ってやっぱりいい作品だったんだなとあらためて思えましたし、今回も楽しい撮影になるだろうなと予想できました」と本作への期待も明かした。

 

藤井は「前作も心温まる作品だなと感じましたし、今回の現場も和やかな雰囲気で撮影しています。またこうして1年ぶりに皆さんとお会いできたことがうれしいです。ただ私は、前作に比べると今回はリコちゃんとライバルのような関係になってしまうので…。本当は仲良いのに(笑)」と少し残念な表情に。

 

田中は「翌年もドラマを撮影できるというのはうれしいことですよね。でも、私が演じるやっさんはいつもプラモデルの説明が多いので、還暦を迎える私としては『今年もやれるんだろうか…』という不安がありました(笑)」と意外な苦労を告白した。

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』与田祐希

 

また、それぞれのキャラクターの注目ポイントについての話題も。与田は「小向璃子ちゃんはタイトルの通り量産型な女の子なんですけど、前作ではわりと量産型ド真ん中だったリコちゃんが、今回は社長。量産型なのは量産型なんですが、そんな子がひょんなことから社長になって頑張っていくという姿が描かれています。私自身ももともとアイドルのようなイメージの人間ではないのですが、ひょんなことからアイドルになって。そこはリコちゃんと通ずるものがあるので、共感してくださる方も多いのではないかと思います」と。

 

リコの大学の同級生である真司を演じる望月は「前作ではネチネチしたイメージだったと思うんですけど、今回はすごく柔らかくて、みんなの間に入るようなキャラクターをイメージしていますので、そこに注目していただきたいです。作品を通して言うと、前作のときに培ったキャラクターの関係性が少し変わっていたり、そんな中で前作に出てきたものがちょっと映っていたり。隠れ『量産型リコ』みたいなものを探していただけるとさらに楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」とドラマの楽しみ方を話した。

 

同じくリコの大学の同級生・浅井を演じる前田は「前作の浅井は嫌なやつというか、意識の高さや熱血感があって、その気持ちの発散方法として感情を人にぶつけている部分も多かったのですが、今回は熱い中でも“青春ド真ん中”を生きているような男になって帰ってこれました」とにっこり。

 

「ドリームクレイジー」のライバル会社「Perfect Beans」の社長・中野京子を演じる藤井は「前作は姉御肌的な存在だったのが、今回はスタートアップ企業の社長で。前作から続いて、男らしい一面のある凛とした女性像で描かれています。リコとの掛け合いでも、前作を匂わせるようなところがあったりするので、そこにも注目していただきたいです」とアピールした。

 

前作と本作2つの世界で唯一共通の存在であるプラモデル屋「矢島模型店」を営む店主“やっさん”こと矢島一役の田中は「私だけ変わらないと言われたのですが、いろいろ違う部分もあるんです。名前も、前回“やしま”とも“やじま”とも言われず、“やっさん”としか言われていないので、前回が“やしま”で今回が“やじま”なんじゃないかと…。分からないですよね。だからいろいろ違う部分もあるんです」と話すと、与田が「田中さんがスタッフさんにやしまやじま問題を確認されていたんですけど、『いや、やじまですよ』と言われていましたよ(笑)」とあっさり告白。田中は「そのあたりミステリアスにしておいたほうがいいですよ!! ドラマを見返す楽しみが増えたかもしれないのに!」と悔しがっていた。

 

ここでEDテーマを担当するLINKL PLANETから、ドラマにも出演する石田悠佳と天川れみが登場。藤井とのシーンが多い天川は「もともとクールなイメージを持っていたのですが、藤井さんと初めてお会いしたとき、すごくかわいい声で。とても優しくしてくださって、キュンってなりました(笑)。ギャップにやられましたし、お姉ちゃんみたいです」と藤井の印象を明かした。いっぽう石田は、与田について「本当にかわいくて。写真もたくさん撮らせていただきました」と語り、それぞれ共演する藤井、与田にメロメロの様子。

 

そんな石田と天川が所属するLINKL PLANETのドラマEDテーマ「Part to Part」に関して、与田は「声かわいい! と思いました。前回の主題歌もキャッチ―でポップな感じがすごく好きで何回も聴いていたのですが、今回の主題歌も、ついつい踊り出したくなってしまうようなメロディーで。今繰り返し聴いていますし、声に癒やされています」とコメントした。

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』左から)与田祐希、藤井夏恋、前田旺志郎

 

さらに「HG 1/144 量産型リコ専用ザク」の発売が決定したことも発表され、実際に会場で公開された現物に触れながら、前田は「買っていただいた皆さんの家に“量産型リコ”という文字が入ったザクが置かれると思うとすごくうれしいです」、藤井は「ドラマでザクが大量に並んでいる映像があってそれがカッコいいので、たくさん買って並べて家で再現したらいいんじゃないかなと思いました」と感想を。

 

最後に、与田は「『量産型リコ』の魅力は、プラモデルはもちろん、登場人物一人ひとりがすごく魅力的です。それぞれ不完全なところがたくさんありますし、人間誰しも完璧ではないのですが、そこからの成長や日常のときめきを感じられる作品です。現実的に背中を押してくれる、ちょっとほっこりできるというのが魅力だと思いますし、今回も前作からその部分は引継ぎつつ、新たなキャラクターや新たなプラモデルが登場したりもします。前作を見ていただいた方にとっては、キャラクターの違いや『前も出てきたキャラクターだ、こんなふうになるんだ』とまた違う楽しみ方ができると思いますし、今回から見てくださる方ももちろん楽しんでいただけるものになっていると思うのでぜひご覧ください」とドラマの魅力を語り、会見を締めくくった。

 

番組情報

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』
テレビ東京系:2023年6月29日(木)スタート 毎週木曜 深夜0時30分~1時
BSテレ東・BSテレ東4K:2023年7月4日(火)スタート 毎週⽕曜 深夜0時~0時30分

動画配信サービス「Lemino」にて放送直後配信(https://teaser.lemino.docomo.ne.jp/)
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信

出演:与田祐希(乃木坂46)、望月歩、前田旺志郎、市川由衣、矢柴俊博/藤井夏恋、石田悠佳(LINKL PLANET)、天川れみ(LINKL PLANET)、森下能幸、マギー/田中要次
原案・企画・プロデュース:畑中翔太(BABEL LABEL)
脚本:マンボウやしろ、畑中翔太、オコチャ、山元悠加
監督:三石直和、ヤングポール
オープニングテーマ:樋口楓「ぶっ飛んでラニカイ」(Lantis)
エンディングテーマ:LINKL PLANET「Part to Part」
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)、寺原洋平(テレビ東京)、涌田秀幸(C&Iエンタテインメント)
制作:テレビ東京/C&Iエンタテインメント
制作協力:株式会社BANDAI SPIRITS
製作著作:「量産型リコ」製作委員会2023

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko2023/
公式Twitter:@ryosangatariko
公式Instagram:@ryosangatariko
テレビ東京公式ドラマチャンネル:https://youtu.be/nvwaiuZZsBk

(c)「量産型リコ」製作委員会2023

観月ありさ&吉沢悠の旅情感あふれるメインビジュアル解禁『週末旅の極意』雛形あきこらも出演決定

7月5日(水)に放送開始される、観月ありさ主演の水ドラ25『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜1時~1時30分)のメインビジュアルが解禁。さらに雛形あきこ、丸山智己、村岡希美、平塚日菜、森高愛、藤代太一の出演が発表されたほか、エンディングテーマをMiyuuが務めることが明らかとなった。

水ドラ25『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』(c)「週末旅の極意」製作委員会

 

本作は、これまで『孤独のグルメ』、『ソロ活女子のススメ』、『サ道』など多種多様なライフスタイルドラマを生み出してきたテレビ東京が、未だ実現できていなかった「日常の旅」をテーマに送る、ありそうでなかった新ジャンルドラマ。夫婦そろって生粋の仕事人間だった矢吹真澄(観月ありさ)と夫の仁(吉沢悠)が結婚10年目の節目に週末2人旅に出て、夫婦とは何かを見つめなおす、大人で上品、そして少し不思議な会話劇だ。

 

このたび、旅情感あふれるメインビジュアルが公開された。この場に来るまではどことなくぎこちなかった2人の時間。ところが自然豊かな場に身を置き佇んでいると頭で考えていた言葉に変化が起き、山の景色や風と温泉の香りといった感覚の気づきがやってきて、徐々にお互いがゆったりと力が抜けるような時間に変わる。そんな少し脱力ともとれる眼差しが撮影された。「旅」に来たことで夫婦2人の会話が生まれ、今まで知らなかった相手のことを知る。夫婦の関係性が変化していく瞬間を切り取っている。

 

また、矢吹夫婦の会社の同僚を演じる追加キャストが発表。妻・真澄が勤める広告会社の同期で、出産を機に時短勤務となるが、後輩のためにその権利はきちんと主張する働く女性・南千夏役を演じるのは雛形あきこ。同じく真澄の同期・同じ課長職で、真澄と大きな仕事の担当を競う良きライバル・都築浩介役を丸山智己。

 

そして真澄の先輩社員・浜田佐和子役に村岡希美、真澄の部下・佐々木彩奈役に平塚日菜、大手銀行に勤める夫・仁の部下である三好エリカ役に森高愛、今村俊哉役で藤代太一が登場し、各話ごとのテーマに沿った物語のきっかけや鍵を握る同僚たちを演じる。

 

エンディングテーマは、旅と自然を愛するシンガーソングライター・Miyuuの「magnet」に決定。アイコンであるレフティーのアコースティックギターとDIYした愛車で旅をしながら全国で活動するMiyuuは、キャンピングカーで日本各地を車中泊トリップ(バンライフ)し、制作した楽曲の発表するなど、本作にぴったりな大注目のアーティスト。

 

「magnet」は、共に道を歩んできたカップルの愛おしさと恋のもどかしい気持ちを歌った自身初となるラブソングで、その心地よいメロディーと優しい歌声がドラマのエンディングを爽やかに盛り上げる。雛形、丸山、Miyuuからのコメントは以下を参照。

 

雛形あきこ コメント

台本を読んで、夫婦の形はホントにさまざまだとあらためて思いました。ずっと一緒にいるパートナーとどんな形でお互いを思い合って過ごしていくのか、ちょっとした考え方なのだなと感じて私ももっと夫と楽しめるのでは?と感じました。

 

今回私が演じる千夏は、キャリアか?子供か?仕事にプライドを持っている女性なのでなおさら悩んだ人生なのかな、と思いました。その中、子育てをしながら仕事をする大変さも改めて考えさせられました。撮影はあっという間でしたが、とても風通しの良い会社だったと思います(笑)。

 

このドラマを観たら皆さん週末は旅に出たくなっちゃうかもですよ?ぜひそんな気分で楽しんでいただけたらと思います。

 

丸山智己 コメント

「旅」という非日常の風を生活に取り込むことで、夫婦としての関係に変化が起きたり仕事に向かう姿勢に少し変化が出たり、日々頑張っている大人の日常にそっと彩りを加えてくれる、そんなドラマになるのかなと想像しています。

 

観月さんとは何度か共演させていただきましたが、今回もとっても楽しく撮影させていただきました。それにしても観月さんと吉沢さんは全国各地のすてきな場所に行けるらしい。仕事とはいえ単純にうらやましい…。

 

Miyuu コメント

今回、まっすぐに「好き」という気持ちを届けたいと思いながら歌いました。今まで自分が作った楽曲の中でもラブソングはそもそも少なく、「好き」や、「抱きしめたい」というワードは恥ずかしくなってしまい、いつも書いては消してを繰り返していたのですが、実は、いつかそういった愛のあふれるラブソングを歌ってみたいとこっそり思っていました。そんな気持ちを今回は、プロデューサーSoma Gendaさんに引っ張り出してもらえて、自分では開けなかった扉を開いてもらえたような気がしています。

 

私を構成する要素として、「音楽」と「旅」は欠かすことができないものなので、今回旅をテーマにしたドラマ『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』のエンディングテーマに選んでいただき、最高にうれしいです。毎週絶対に欠かさず観ます!みなさまも一緒にドラマ『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』と楽曲「magnet」を楽しんでいただけると幸いです!

 

番組情報

水ドラ25『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』

テレビ東京系

2023年7月5日(水)スタート

毎週水曜 深夜1時~1時30分

 

テレビ大阪

2023年7月10日(月)スタート

毎週月曜 深夜1時30分~

 

配信:U-NEXT、Amazon Prime Videoにて各話放送直後より順次見放題配信スタート

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて無料見逃し配信

 

出演:観月ありさ、吉沢悠

脚本:いとう菜のは、ブラジリィー・アン・山田

監督:青木達也、松本拓、角屋拓海

プロデューサー:松本拓(テレビ東京)、井上穂乃香(テレビ東京)、渋谷英史(ハピネットファントム・スタジオ)、石井満梨奈(ハピネットファントム・スタジオ)

音楽プロデューサー:田井モトヨシ

音楽:田井千里

制作:テレビ東京/ハピネットファントム・スタジオ

制作協力:ORIX HOTELS & RESORTS (オリックス・ホテルマネジメント)

製作著作:「週末旅の極意」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/shumatsutabi/

Twitter:@tx_shumatsutabi

Instagram:@tx_shumatsutabi

TikTok:@tx_shumatsutabi

 

(c)「週末旅の極意」製作委員会

深川麻衣、前田敦子、石井杏奈が『彼女たちの犯罪』クランクイン!第1話場面写真も解禁

7月20日(木)スタートの深川麻衣主演、前田敦子と石井杏奈の共演で送るプラチナイト木曜ドラマ『彼女たちの犯罪』(読売テレビ/日本テレビ系 毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分)がクランクインし、第1話場面写真が解禁された。

『彼女たちの犯罪』(c)読売テレビ

 

原作は、「ルパンの娘」や「忍者に結婚は難しい」など、人気ドラマ原作を次々と手がける横関大の同名小説『彼女たちの犯罪』(幻冬舎文庫)。

 

愛を求める繭美(深川麻衣)、自由を求める由香里(前田敦子)、正義を求める理子(石井杏奈)。それぞれに“普通の幸せ”を望み、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていた彼女たちだったが、ある日、1人の女性の失踪事件をきっかけに、彼女たちの人生は、思いもよらぬ方向に進んでいく。

 

クランクインの場となったのは繭美のオフィスで、広告キャンペーンの会議を展開するシーンから。先んじてクランクインを迎えた深川は笑顔であいさつし、和やかな雰囲気の中、撮影がスタートした。

 

また、前田、石井もそれぞれクランクインを迎え、スタッフから沸き起こる大きな拍手の中、前田演じる由香里は、地元の婦人会の会合に参加するシーンから、石井演じる理子は、強盗事件の現場検証のシーンから、それぞれ撮影がスタート。この街のどこかにいそうな彼女たちが、それぞれに生きる日常を数多く撮影した。

 

そんな本作のクランクインの現場から、第1話場面写真が初解禁。それぞれに葛藤を抱えながら、それぞれにとっての“普通の幸せ”を求めていた彼女たちが、どのように犯罪に関わっていくのか。

 

また、第1話の特別先行上映会が開催されることが決定。深川と主題歌アーティストが7月14日(金)に東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場に登壇する。上映会には10組20人が招待され、6月23日(金)午前10時~7月7日(金)午前9時59分まで応募を受け付けている。詳しくは公式HPをチェック。

 

番組情報

プラチナイト木曜ドラマ『彼女たちの犯罪』

読売テレビ/日本テレビ系

2023年7月20日(木)スタート

毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

 

<キャスト>

深川麻衣、石井杏奈、毎熊克哉、さとうほなみ/野間口徹/前田敦子ほか

 

<スタッフ>

原作:横関大『彼女たちの犯罪』(幻冬舎文庫)

脚本:田辺茂範(『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』『婚姻届に判を捺しただけですが』『美食探偵 明智五郎』ほか)、大林利江子(『純愛ディソナンス』『Sister』『長閑の庭』ほか)、谷口純一郎(『DCU~手錠を持ったダイバー~』『先生のおとりよせ』『犯罪症候群』ほか)

監督:菊地健雄(映画「ディア―ディア―」「望郷」、ドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』『生きるとか死ぬとか父親とか』ほか) 、高橋名月(映画「左様なら今晩は」「正しいバスの見分けかた」ドラマ『ジャックフロスト』ほか)

チーフプロデューサー:沼田賢治

プロデューサー:中山喬詞、矢部誠人、河野美里(ホリプロ)

制作プロダクション:ホリプロ

制作著作:読売テレビ

 

番組HP:https://www.ytv.co.jp/kanojohanzai

番組Twitter:@kanojo_drama

番組Instagram:@kanojo_drama

番組TikTok:@kanojo_drama

 

(c)読売テレビ

超ときめき♡宣伝部が『みなと商事コインランドリー2』主題歌に!「かわいい気持ちがたくさんあふれている曲です!」

7月5日(水)にスタートする、超特急・草川拓弥主演の『みなと商事コインランドリー2』(テレビ東京ほか 毎週水曜 深夜0時30分~)より、メインビジュアルが解禁。また、超ときめき♡宣伝部の「かわいいメモリアル」が主題歌、リュックと添い寝ごはんの「Be My Baby」がエンディングテーマに決定し、コメントも到着した。

 

本作は、古びたコインランドリー管理人のアラサー男子・湊晃(草川拓弥)と真っすぐでピュア過ぎるイケメン高校生・香月慎太郎(西垣匠)による、年の差を超えた胸キュンラブストーリー。

 

原作は無料WEBマンガサイト「ジーンピクシブ」で連載中の漫画・缶爪さわ、原作・椿ゆずによる同名作。シーズン2では、真っすぐでピュアなやりとりはそのままに、10年越しの想いをかなえ恋人になった湊晃と香月慎太郎のその後を描く。

 

今作は原作者・椿ゆずによる続編エピソードが提供されたオリジナルストーリーを展開。なお、2人を取り巻く人物として、奥智哉、豊嶋花、稲葉友、福士誠治らが前作に引き続き出演する。

 

そんな本作を彩る主題歌も、前作に引き続き、超ときめき♡宣伝部の「かわいいメモリアル」に決定。湊と慎太郎の心情を表したぴったりな歌詞で、繰り返される「かわいい」というフレーズと明るくポップなメロディーは耳に残る。

 

エンディングテーマは、リュックと添い寝ごはんの「Be My Baby」。自身初のドラマタイアップ曲で、優しい歌声と夏にぴったりで爽やかなメロディーが本作を締めくくる。楽曲にあわせて流れる映像にも注目だ。

 

超ときめき♡宣伝部とリュックと添い寝ごはんによるコメントは下記に掲載。

 

超ときめき♡宣伝部 コメント

超ときめき♡宣伝部

 

辻野かなみ

『みなと商事コインランドリー』続編ドラマの放送おめでとうございます!! そして、なんと前回に引き続き、私たちの楽曲が主題歌に決定したということでとてもうれしい気持ちでいっぱいです! 今回も、かわいすぎる♡曲になっているので主題歌にも耳を傾けていただけたらうれしいです! そして、私たちもドラマを盛り上げられるように頑張ります!

 

杏ジュリア

前作に引き続き、主題歌に決定し、とってもとってもうれしいです!! 「かわいいメモリアル」というタイトル通り、とても“かわいい”曲になっているのですが、『みなしょー2』のお話と歌詞がリンクしている部分もあると思うので、ぜひ注目して聴いてみてくださいっ♪ この曲でたくさんの方にときめきを届けることができたらうれしいです♡ かわいいダンスもぜひまねして踊ってくださいねっ!!

 

坂井仁香

今回も私たち超ときめき♡宣伝部が主題歌を務めさせていただくことになりました! 前回に引き続きとてもうれしいです!! 主題歌となる「かわいいメモリアル」は曲も歌詞もダンスもすべてがかわいいで埋め尽くされていて、『みなと商事コインランドリー2』にぴったりの楽曲になっていると思います! レコーディングでも、恋の甘さやツンデレを表現できるように歌いました。私たちもこの楽曲を通して『みなと商事コインランドリー2』を盛り上げられるように頑張ります!

 

小泉遥香

前回の「ギュッと!」に引き続き、主題歌を担当させていただくことになりました、超ときめき♡宣伝部の小泉遥香です! 今回も主題歌を歌わせていただけるということで、もうとてもとてもうれしいです! 私は妹がいるのですが、妹も『みなしょー』の大ファンで、「ギュッと!」も何回も聴いてくれていたし、「次の主題歌もとき宣だったらいいな!」と言ってくれていたので、妹と同じように喜んでくれる方がたくさんいたらうれしいなと思います! 今回も、ドラマに合わせたかわいい! かわいい! かわいすぎな曲になっているので、ぜひ何回でも聴いてくださるとうれしいです!

 

菅田愛貴

前作に引き続き、主題歌を歌わせていただけることを知り、驚きとうれしい気持ちでいっぱいです! 主題歌「かわいいメモリアル」は、かわいすぎてかわいすぎてラブがとまらない! かわいいって罪…♡ 君ってば罪…♡ というかわいい気持ちがたくさんあふれている曲です! ぜひ、『みなしょー2』のキュンキュンと共に楽しんでいただけたらうれしいです!

 

吉川ひより

『みなしょー』の続編ドラマが決定したと聞いたときはとてもうれしかったです! さらに「続編の主題歌も前回に引き続きとき宣さんにお願いします!」と言っていただけた時は、言葉に表せないくらい本当に嬉しかったです! このドラマ、そして主題歌を通して、ときめいたり♡私たちとき宣のことをさらに知っていただけるように私たちも頑張ります!

 

リュックと添い寝ごはん コメント

リュックと添い寝ごはん

今回はすてきな機会をありがとうございます。「Be My Baby」は、誰かを大切に思う気持ち、愛する気持ちを歌った曲です。バンドとして初めてのテレビドラマへの楽曲提供ということで、うれしさ十分、気合い十分でサウンド面で新たな試みも取り入れて、作品の雰囲気にぴったりな曲に仕上がったと思っています。ドラマのエンディングを飾る曲として、見てくださる方の気持ちを盛り上げられたらうれしいです!

 

番組情報

『みなと商事コインランドリー2』
テレビ東京 ほか
2023年7月5日(水)スタート
毎週水曜 深夜0時30分~

配信:動画配信サービス「U-NEXT」で、2023年7月5日(水)午後9時より第1話&第2話を独占先行配信(以降、各話放送の前週水曜午後9時より独占先行配信)

主演:草川拓弥(超特急)
共演:西垣匠、奥智哉、豊嶋花/稲葉友、福士誠治

原作:缶爪さわ・椿ゆず『みなと商事コインランドリー』(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA 刊)
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:小松幸敏(テレビ東京)、木村綾乃(The icon)
監督:金井純一、北川瞳、川崎僚
脚本:金井純一、山下すばる
主題歌:超ときめき♡宣伝部「かわいいメモリアル」(avex trax)
エンディングテーマ:リュックと添い寝ごはん「Be My Baby」(SPEEDSTAR RECORDS / Victor Entertainment)
制作:テレビ東京、The icon
製作著作:「みなと商事コインランドリー2」製作委員会

番組公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/minasho2/
番組公式:twitter・Instagram・TikTok:@tx_minasho

(c)缶爪さわ・椿ゆず/KADOKAWA/「みなと商事コインランドリー2」製作委員会

西野七瀬、眞島秀和、香椎由宇が『Dr.チョコレート』クランクアップ「思い入れのある作品がまた一つできました」

坂口健太郎主演の土曜ドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ系 毎週土曜 午後10時~)の最終回が6月24日(土)に放送。それに先駆け、西野七瀬、眞島秀和、香椎由宇がクランクアップを迎えた。

『Dr.チョコレート』左から)眞島秀和、西野七瀬、香椎由宇(c)日本テレビ

 

本作は、謎多き義手の元医者・Teacherと天才的オペスキルを持つ10歳の少女・唯が、キャラ強めな6人の医療仲間たち“チョコレート・カンパニー”と共に、時に銃撃戦の中、時に飛行機の中、時にエレベーターの中…どんな状況下でも、ワケあり患者の命を救っていくノンストップ・ドクター・エンターテインメント。

 

Dr.チョコレートの代理人・Teacher/野田哲也役を坂口健太郎、天才的なオペスキルを持ち、Teacherと共に闇の医療行為を行う10歳の少女・Dr.チョコレート/寺島唯役を白山乃愛が演じる。“チョコレート・カンパニー”のメンバーとして葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴、そしてDr.チョコレートの正体を追う新聞記者・奥泉渚役で西野七瀬が共演する。

 

奥泉役の西野、北澤司郎役の眞島秀和、北澤睦美役の香椎由宇が、6月24日放送の最終話の重要なシーンの撮影でクランクアップを迎えた。

 

眞島は「長期間ありがとうございました。皆さんもう少し頑張ってください」とまだ撮影が残っているスタッフに労いの言葉をかけた。そして、香椎は「撮影がいつもすごい楽しくて、旦那役の眞島さんがいつも笑わせてくれました!」と最後まで夫婦役としていい空気感で終わりを迎えた。

 

そして、西野も長かったようであっという間だったという撮影を振り返り「私にとって挑戦がたくさんあった作品でした。反響もたくさん頂きました。思い入れのある作品がまた一つできました。本当にすてきな現場でした!」と笑顔でラストを迎えた。

 

とうとう「め様」の正体にたどり着いたTeacherの「唯を預けたんです。あの人のところに」という言葉と、睦美の意味ありげな笑顔で終わった第9話。Teacherは唯を助け出すことができるのか。そして、「め様」はどのようにして生まれたのか。最終回で全ての真相が明らかになる。

 

番組情報

土曜ドラマ『Dr.チョコレート』
日本テレビ系
毎週土曜 午後10時~

<キャスト>
坂口健太郎、白山乃愛、西野七瀬
葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大
福山翔大、平子祐希(アルコ&ピース)、石川恋、青木瞭、佐野弘樹
眞島秀和、香椎由宇
戸次重幸、阪田マサノブ
山本耕史、安達祐実
小澤征悦、斉藤由貴 ほか

<スタッフ>
企画・原案:秋元康
脚本:渡辺雄介(『未満警察 ミッドナイトランナー』『タリオ 復讐代行の2人』『死神さん』など)
主題歌:&TEAM「Blind Love」(HYBE LABELS JAPAN)
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:藤森真実、岩崎広樹、本多繁勝
演出:佐久間紀佳、南雲聖一、宮下直之、猪股隆一
制作協力:日テレアックスオン
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/dr-chocolate/
番組公式Twitter:@drchocolate_ntv
番組公式Instagram:@drchocolate_ntv

(c)日本テレビ

莉子・池間夏海・鶴嶋乃愛・菊池日菜子がドラマ『放課後ていぼう日誌』の撮影を振り返る「作品・キャラクターを大好きなまま演じ切れた」

「ヤングチャンピオン烈」(秋田書店)にて連載中の漫画『放課後ていぼう日誌』が実写ドラマ化。NTTドコモの新たな映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて、2023年6月13日(火)より配信がスタートする。

 

『放課後ていぼう日誌』は、高校進学を機に海辺の街に引っ越してきた主人公・鶴木陽渚ら女子高生4人を中心とした物語。「釣ったら食べる!」をモットーに活動する「ていぼう部」の“釣りライフ”が描かれていく。

 

そんな本作について、主演の鶴木陽渚役の莉子さん、陽渚の幼なじみ・帆高夏海役の池間夏海さん、「ていぼう部」部長・黒岩悠希役の鶴嶋乃愛さん、2年生部員・大野真役の菊池日菜子さんにインタビュー。メインキャラクターを演じる4人の和気あいあいとしたトークをお届けします!

 

◆本作に触れたときの感想を教えてください。

莉子:まずメインキャラクターの4人が愛おしい! 個性豊かな4人が釣りを通じて親睦を深めていく姿がとてもすてきだなと感じたので、その魅力をちゃんと伝えられるように演じなければと思いました。あとはいろいろなお魚と料理が出てきて、どれも本当においしそうで……(笑)。実写ドラマでどれくらい再現できるのかなという、ドキドキとワクワクの気持ちもありました。

池間:出演が決まったときに漫画とアニメの両方を見ましたが、一夜で一気見しちゃうくらいハマって! 4人が釣りを通じて仲を深めていく様子、キャラクターたちのかわいさ、アニメのオープニングやエンディングの雰囲気……そのすべてが魅力的でした。実はクランクインする前に堀江貴大監督が「この作品は4人の団結力が必要」とおっしゃっていたんです。原作を読んでいてもそれは大切だと感じていたので、念頭に置きながら撮影に臨みました。

鶴嶋:すごくほのぼのしていて、楽しそうな作品だなという印象を受けました。ただ、「釣り」がテーマということもあり、やはり専門用語がたくさん出てきて。しかも、メインキャラクターはみんな釣りが大好きなんです。それなら、演じる私たちも心から釣りのことを知らないときっと成立しないだろうなと思い、気が引き締まりました。ほのぼのした雰囲気と合わせて、釣りの面白さもしっかり伝わる作品だと思っています!

菊池:最初は“大野”という子をつかむために原作漫画を読もうと意気込んでいたのですが、読み進めるにつれて、その目的を忘れてしまうくらい作品の世界に入り込んでしまいました。『放課後ていぼう日誌』って、読めば読むほどメインキャラクターの4人が愛くるしいと思えてくるんですよね。それだけに、ドラマで自分が表現できるのかなという不安もあったのですが、顔合わせをしたとき「この4人ならやっていけそう」と感じたんです。実際に作品・キャラクターを大好きなまま、演じ切ることができました!

池間:お魚さんのコンディション待ちがあったり、早朝から撮影があったりと過酷なことも多かったですが、最後までそれぞれがキャラクターを愛しながら演じられたと思います。私はクランクアップした後、『放課後ていぼう日誌』がより恋しくなって、一時期、アニメのエンディング曲が頭から離れなくなる禁断症状に陥りました(笑)。それくらい愛おしいと思える作品に出会えて、幸せです。

 

◆個人的には、みなさんの表情がすごく豊かなのも印象的でした。

菊池:確かに! 原作がそうだったから、自然と寄っていったのかも。

莉子:振り返ってみると、表情作りからして愉快な4人だったよね(笑)。

鶴嶋:うん(笑)。

 

◆続けて、演じるキャラクターの魅力についてお聞かせください。

莉子:陽渚は、ふざけているわけじゃないのに失敗しちゃったり空回っちゃったりするときがあるんです。でも、いつでも一生懸命。その頑張っている姿が伝わればと思いながら演じていました。陽渚は釣りに関しては初心者で、他の部員たちからいろいろと教えてもらいながら、その楽しさを知っていきます。なので、みんなと徐々に仲が良くなっていく過程がちゃんと表現できればとも思っていました。

池間:撮影時に監督から言われて印象的だったのが「夏海はちょっとクレイジーで、野生児」っていう表現。その言葉通り、彼女は岩場を駆け回ったり座り方もワイルドだったりするんです(笑)。夏海のそんな野生児っぽさが魅力だと私は感じています! あと、彼女を語るうえで欠かせないのが、陽渚が大好きということ。そのあふれる好きをいかに表現できるのかが鍵だと思いながら演じていました。余談ですが、キャラクターも、アニメで演じていらっしゃった川井田さんも、私も名前が「夏海」なんです。その偶然に、何だか運命を感じました!

鶴嶋:黒岩部長は面倒くさがりで、みんながローファーを履いているのに、一人だけ常にビーチサンダルで歩いています。それくらい何でも楽をしたいタイプなのですが、陽渚ちゃんに釣りのことを教えるときは意外と真剣で。何も考えていないようで、実は周りのことを見ているキャラクターであり、内に秘めている釣りへの愛が大きい子だと感じています。撮影時に監督からは「黒岩部長は親父キャラだから。鶴嶋さんとはタイプが違うかもしれないけど、親父キャラだから」と、念押しされました(笑)。その親父っぽいところ、ずる賢さを見せるシーンを演じているときは、特に楽しかったですね。

菊池:大野真は釣りも料理もできちゃう器用な子。いつもは凛として立っていますが、何か心配事があるとあたふたしちゃうんです。そのギャップが愛おしい! 個人的には、何かあってもドシッと構えている黒岩先輩、かわいい二人の後輩の間という、いいポジションに立っている子だなと感じています。演じるうえではそんな彼女の魅力を潰さず、いい意味で強調できるよう意識していました。

 

◆見ているだけでも楽しいキャラクターに感じます。

菊池:そうですね。あまりしゃべる子ではなく、身振り手振りが多いんです。陽渚が堤防から落ちそうになったときアワアワしている姿がかわいかった(笑)。

莉子:あったね! お母さんみたいな存在かも。

菊池:そうそう。でも、どうしていいか分からなくなったときは、部長に目を向ける。

鶴嶋:でも、部長は寝てるっていう(笑)。

池間:面白い関係だよね(笑)。

 

◆仲睦まじい様子のみなさん。この場を借りて、他の3人に聞きたいことはありますか?

莉子:えー!? もう撮影現場でいろいろと聞いちゃったからなぁ。

池間:ずっとしゃべっていたもんね。

菊池:好きな食べ物の話もしたし、美容ケアについても話したし……。

莉子:「今だから特別聞きたいこと」っていうのはないかも。

鶴嶋:今はみんなと「共感したい」という気持ちが強いかも。「撮影のとき、あれが面白かったよね、大変だったよね」とか!

 

◆配信されるドラマを見ながら、みなさんがコメンタリーする機会があれば面白そうです。

全員:やりたーーい!

鶴嶋:映像を見ながら副音声で思い出話をしたり、撮影時の裏話を解説したりしたい!

莉子:ぜったい盛り上がるよね!

菊池:思い出話をたくさんしたいなぁ。

莉子:撮影で一緒だったこの4人でしか共有できないこともあるからね。

鶴嶋:大変なときも、この4人で支え合って乗り越えてきたから。

菊池:ロケバスのなかでも士気を上げる言葉が飛び交っていたよね(笑)。

池間:確かに。「いける、大丈夫だよ!」って励まし合ってた(笑)。もう、私たちは戦友だよね。

 

◆最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

莉子:女子高生4人が釣りをするドラマは、今まであまりないジャンルだと思います。道具や料理などにもこだわっていて、釣りが好きな方が楽しめる要素もありますし、解説も交えながらドラマが進んでいくので、全く釣りをしたことがない方も興味持っていただける内容になっていると思います。原作ファンの方に見ていただけるのもすごく幸せですし、ぜひたくさんの方に届いたらうれしいという気持ちでいっぱいです。それぞれがキャラクター・作品への愛を持って演じていますので、ぜひ見てください。

全員:よろしくお願いします!

(上から)菊池日菜子、鶴嶋乃愛、池間夏海、莉子

 

PROFILE
莉子
●りこ…2002年12月4日生まれ。神奈川県出身。ドラマ『ブラックシンデレラ』で主演を務めて以降、『ファイトソング(TBS)』や映画「女子高生に殺されたい」など2022年は数々の話題作に出演。今年初挑戦した舞台「聖なる怪物」の好演も話題を呼び、今後も多数の露出を控える若手女優。

池間夏海
●いけま・なつみ…2002年7月10日生まれ。沖縄県出身。映画「ニセコイ」「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 -」など、漫画原作の実写ドラマに出演。NHK連続テレビ小説『なつぞら』『ちむどんどん』などでの好演が話題となった。

鶴嶋乃愛
●つるしま・のあ……2001年5月24日生まれ。高知県出身。『仮面ライダーゼロワン』イズ/アズ役を担当。女優として活動するほか、自らがプロデューサーを務めるファッションブランド「Romansual」を立ち上げるなど、幅広く活動している。

菊池日菜子
●きくち・ひなこ…2002年2月3日生まれ。福岡県出身。2020年に女優活動を開始後、さまざまな作品に出演。2022年公開の映画「月の満ち欠け」で小山内瑠璃役を演じ、第46回日本アカデミー賞新人賞を受賞した。

(左から)鶴嶋乃愛、莉子、池間夏海、菊池日菜子

 

作品情報

ドラマ『放課後ていぼう日誌』
2023年6月13日(火)12時より映像配信サービス「Lemino」(レミノ)にて配信スタート(以降、毎週火曜12時に最新話を1週間限定で無料公開)

<ストーリー>
都会から引っ越してきた高校1年生の鶴木陽渚(莉子)は生き物全般が苦手なインドア派。堤防を散歩中、先輩の黒岩悠希(鶴嶋乃愛)と出会ったことをきっかけに半ば無理やり謎の「ていぼう部」に入部させられ釣りをはじめることに。最初は釣った魚を触ることもできなかった陽渚だが、天真爛漫な野生児・帆高夏海(池間夏海)、無口だが魚の知識は抜群の大野真(菊池日菜子)からなる個性豊かな部員たち、釣りを通して出会う人々の中で次第に釣りの楽しさと奥深さに気づいていく。「釣ったら食べる」がモットーの「ていぼう部」で女子高生4人組の釣りライフがはじまる!

<キャスト>
莉子、池間夏海、鶴嶋乃愛、菊池日菜子、大野いと、河井青葉、やべけんじ、太田美恵、赤星昇一郎

<スタッフ>
■監督:堀江貴大
■脚本:宮本武史
■原作:小坂泰之『放課後ていぼう日誌』(秋田書店「ヤングチャンピオン烈」連載)
■主題歌:カネヨリマサル「わたし達のジャーニー」(Getting Better/Victor Entertainment)

■話数:全9話
■製作著作:NTTドコモ

■配信URL:https://onl.sc/VU3iX9t

 

衣装クレジット

莉子
ショートブラウス:PAMEO POSE(17,930円)
キャミドレス:PAMEO POSE(29,700円)
イヤリング:nity (6,600円)
ネックレス:nity (5,500円)

【各ブランドお問い合わせ先】
PAMEO POSE:03-3400-0860
nity:Jcontact@nityweb.com
——————————————–
池間夏海
ヘアメイク:青木理恵
スタイリスト:後藤仁子

衣裳
ワンピース:LILY BROWN
イヤリング:mimi33
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鶴嶋乃愛
ヘアメイク:YUZUKO
スタイリスト:二宮梨緒(Pale)

衣裳
トップス、キャミソール、スカート:HONEY MI HONEY
アクセサリー:Liquem
シューズ:RANDA
——————————————–
菊池日菜子
ヘアメイク:猪股真衣子(TRON)

衣裳
ワンピース:LILY BROWN
イヤリング:angel-kobo
シューズ:リミット ティル 2359
——————————————–

●text/M.TOKU

(c)小坂泰之(秋田書店)2017/NTT DOCOMO, INC.

安田顕が『18/40』出演決定!男手一つで有栖(福原遥)を育てたシングルファーザー役【コメントあり】

福原遥と深田恭子がW主演を務める新火曜ドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(7月スタート TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)に、安田顕の出演が決定。安田と韓哲プロデューサーからコメントが到着した。

『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』仲川市郎役を演じる安田顕(c)TBS

 

本作は、福原遥演じる夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田恭子演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。

 

タイトルの“18/40”は主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーとなる。

 

安田が演じるのは、消防士として働きながら男手一つでひとり娘の有栖を育ててきた仲川市郎。7年前に最愛の妻を突然の病気で亡くした市郎は、娘に寂しい思いをさせたくないと不器用ながらも必死に育ててきた。そんな中での娘の予期せぬ妊娠。複雑な感情を抱える市郎は、苦しみながらも父親として娘とどう向き合っていくのか。

 

市郎を演じる安田は演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーであり、映画やドラマ、舞台を中心に活躍している。これまでに「SPEC」シリーズや『下町ロケット』など数々の話題作に出演。その唯一無二の存在感から作品へのオファーが引きも切らない。

 

さらに娘役として今回共演する福原とは、TBS連続ドラマの初レギュラー出演作が共に2008年に放送された金曜ドラマ『エジソンの母』であるという共通点が。本格的な共演は今作が初めてとなる安田と福原だが、父と娘の間に生まれるさまざまな困難や葛藤、そして愛と絆をどう演じるのか注目だ。安田と韓哲プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

安田顕 コメント

この年代になって父親役をいただけるのは本当にありがたく、とても光栄に思っております。ドラマとしてある意味チャレンジな題材を取り上げていると思っていて、あえて今の時代の女性の生き方や悩みをドラマで描くことで、世間の皆さんにも認知していただけることが非常に大切なのではないかと思います。

 

私が演じる仲川市郎は、親ひとり子ひとりなので、娘に気を遣うところもあるだろうけど、娘の有栖がいとおしくて仕方がないので、つらい顔をするのではなく前向きに接していけるような父親を演じられたらと思います。

 

非常に興味深く面白いドラマになっておりますので、ぜひ皆さんご覧になってください。よろしくお願いします。

 

プロデューサー・韓哲 コメント

この物語を構想し始めた頃に、脚本の龍居由佳里さんと仲川市郎役は安田顕さんしか考えられないと意見が一致しました。オファーを受けていただいたときは念願がかない喜び合いました。18歳の娘が予期せぬ妊娠をするシングルファーザーという難しい役ですが、安田顕さんにどう演じてもらえるか楽しみが尽きません。福原遥さん、深田恭子さんはじめ、既に発表している素晴らしい俳優の皆さんと、唯一無二の存在感を放つヤスケンさんとの共演をどうぞご期待ください。

 

番組情報

火曜ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』

TBS系

2023年7月スタート

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<出演>

福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、出口夏希、長澤樹、八木勇征(FANTASTICS)、嵐莉菜、安田顕

 

<スタッフ>

脚本:龍居由佳里、木村涼子

プロデューサー:韓哲、荒木沙耶、内川祐紀

演出:福田亮介、松木彩、宮﨑萌加

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/1840_tbs/

番組公式Twitter:@1840_tbs

番組公式 Instagram:@1840_tbs

 

(c)TBS

工藤遥「こんなに“会話ができる脚本”に出会えてすごくうれしい」『テイオーの長い休日』第2話ゲスト

船越英一郎が主演を務めるドラマ『テイオーの長い休日』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)の第2話(6月10日(土)放送)ゲストの工藤遥よりコメントが到着した。

 

船越英一郎が “仕事がなくなった2サスの帝王”を演じ、話題を呼んでいる異色のドラマ『テイオーの長い休日』。第1話では偏屈で傲慢で傍若無人、でも仕事がなくて崖っぷちな主人公・熱護大五郎(船越)が、熱護のマネージメントをすることになった元敏腕マネージャー・吉田ゆかり(戸田菜穂)が抱える問題に気付き、熱護なりのやり方でその悩みを解決する姿が描かれた。

 

普段は“コミュ障”で本心をしゃべれないものの、なぜか役に入り込めば“良いこと”が言える熱護。船越自身が主演していた『火災調査官・紅蓮次郎』をほうふつとさせる「火災調査官・遠藤萌」に扮し、「真実は必ず灰の中にあります!」と見事に謎を解き明かした。今までのドラマにはない奇想天外な展開に、SNSでは「面白すぎる!」「よくOKだしたな」「船越さんをうまく使っている感がすごくある」などの声が寄せられた。さらには「熱護大五郎の語る言葉は、悲しいくらい古臭いけど、心に響くものばかり」とのコメントも。

 

こうした反響が寄せられる理由の1つは、コメディにもかかわらずリアルなドラマ業界を描いた骨太な台本にある。制作陣によると、これまでの制作過程で自分たちが受けた傷や痛み、後悔をリアルに描き切ることにも挑戦しているという。今回は、6月10日放送の第2話で熱護に振り回される新人脚本家・柏木美遊役でゲスト出演する工藤遥に、自身のリアルを聞いた。

『テイオーの長い休日』(c)東海テレビ

 

本作で新人脚本家役に起用されたことを知り、工藤はある因縁のようなものを感じたと打ち明ける。「私が初めて舞台に立ったのは小学5年生くらいだったんです。その初舞台の脚本家さんが、約7年後…私が高校生になった頃、再会した時に、長文のお手紙をくださったんです。私たちのステージの千秋楽のときで、そこに書いてあったのは、『私は工藤さんが主演する映像作品を書きたい!』という内容でした」。

 

工藤はその手紙を見た瞬間に、「今、このタイミングだな」と感じたという。「アイドルを卒業して役者になりたい、という気持ちはすでにあったので、そのお手紙に、思いっきり背中を押していただきました。お手紙を読んでから間もなく、役者への転向を決めました」と明かす。まさに人生の大きなターニングポイントだ。

 

「同じドラマ業界でも、ADさんとか、新人マネージャーの方とかでなく、ピンポイントで『脚本家』役だったということが、今回の作品との“ご縁”だとしか思えない状態です。しかも、私の契機となってくれたその方は、女性の脚本家の方で、見事に重なっています。本当に不思議な気持ちです。その女性脚本家の方のおかげで、いま自分がここにいられる気がしますね」と振り返る。

 

続けて「私が演じさせていただく役は、新人の脚本家です。新人という立場もあり、芸能界においてはまだ根強い『年齢の若さの壁』などのおかげで、自分の書きたいものをなかなか書かせてもらえず、くすぶってしまっている、なかば諦めてしまっている女性なんです」と役柄について分析。

 

「この役の設定やせりふも、実際の脚本家さんが書いているわけですが、そこには、よりいっそう、脚本家の方の『リアルな心の声』が聞こえるような印象を感じました。そういうせりふが多かったり、そのものずばりな状況、シチュエーションが多かったりして…。私たち役者は、脚本家さんと直接お会いしてお話しする機会はあまりなくて、“台本に書かれた文字だけ”を通じて、まるでラブレターを読むような気持ちで、その思いを推し量る感じなんですけど、こんなに“会話ができる脚本”に出会えたことは、すごくうれしく思いました。今までの台本とは印象が違いましたね」と。

 

「これまでも、俳優をテーマにした作品はあったと思いますが、今回は俳優の枠を飛び越えて『ドラマ制作の裏側』をさらけ出していて、ここまで見せてしまっていいのかなと思うくらいに見せている作品だなと思っています。そんな作品で、シリーズが始まってすぐの回のゲストに出させていただけることはとても光栄ですしベテランテレビ業界人を相手に、新人脚本家が必死に『自分の守り抜きたいものを守っていく』という姿は、同世代の方や、そうした時期を経験した方々も含めて、皆さんに刺さるのではないかと思っています」とコメントを寄せた。

『テイオーの長い休日』(c)東海テレビ

 

工藤が演じる美遊は若さゆえにプロデューサーの言うがままに脚本を直し、心も折れ、自分を見失っている状態。工藤も「もちろん挫折の経験は、あります! 役者になって、作品にも出させていただいて、少しずつ気にかけてくださる方や、仕事に呼んでいただけることも出てきたという時に、すごくぜいたくな悩みかもしれないですが、単純に『お芝居ができる』というだけじゃなくて、そこから先の『何か』が無いとダメだというプレッシャーのようなものを感じてしまって…」といい、「記憶に残っていく役者にならないといけない。でも、そのために何をしていいのかもわからなかったし、お仕事をいただけることはとてもありがたいことなのですが、自分の中でなかなかすっきりハマってこない…みたいことがあって、『お芝居を楽しめない』と思ってしまう時期がありました。今回演じる美遊のせりふにもあるのですが、『本当にポキっという音が聞こえるかのように』心が一回折れてしまったんです」と自身の経験を告白。

 

「でも、その後の作品で出会った監督や、お芝居に携わっている方のお陰で『あ、もう一回がんばろう!』『自分はお芝居が好きなんだ』とあらためて実感できたんです。一番印象的だったのは、その時期に出会った監督から、ドラマや映画での(前のシーンとの)つながりなど、細かいことは全部無視して、『自分の感情だけを優先して、演じてください』とアドバイスいただいたことです。『あとは、僕が責任を持ちます』と、言い切ってくださってびっくりしました。そこまで言ってくださるなら、私は、おんぶに抱っこのつもりで、その瞬間瞬間に感じたことだけを出していきます!と思えました。いろいろな細かいところや、技術的なところにばかり気を使って、思考が固まってしまっていたから、その瞬間に感じた心情・感情を大事にできていなかったのだと思い出させてもらえたんです。今回、美遊を“救って”くれるのが熱護さんなのですが、それは同じ業界で事情をよく知っていて、“その瞬間”を共有している人だからこそ、響く言葉ってあるんだと思います」と語った。

 

そんな工藤に、今一番の夢を聞いてみると、「女優への道に進ませてくれた脚本家さんと再会することです」との返答が。「その脚本家の方は、その当時はアニメの脚本の仕事が多く、『自分は実写ドラマの方にも進みたい』とおっしゃっていました。今はその夢を実現されているのですが、まだお会いできていなくて。『いつか私の主演作品を書きたい』と言ってくださったのは、いわば、お互いに次のステップへ進もうね、という意味合いだったように思えます。時間が経った今、再会が果たせたら、私、泣くと思います(笑)。今回のこの柏木美遊役も、私がそんな気持ちを抱きながら演じていると思って見ていただけると幸いです」とアピールした。

 

第2話(6月10日放送)あらすじ

元2サスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)のマネージメントをすることになった吉田ゆかり(戸田菜穂)。なぜか熱護の家で3人の子供たちも含めた奇妙な同居生活を強いられることに。そんな中、ゆかりは7年前まで担当していた人気俳優・伊集院大樹(白石隼也)の伝手で、超人気刑事ドラマのゲスト主役の話を持ってくる。しかし、熱護は「この本は欠陥品だ」と却下。自ら脚本家の柏木美遊(工藤遥)に会いに行くと言い出す。熱護を何とかなだめ美遊に会いに行ったゆかり。そこにはプロデューサーに言われるがまま台本を直す美遊の姿があって…。
「仕事をもらうためには仕方がないんです」夢を抱けない新人脚本家に熱護が言う言葉は…。

 

番組情報

『テイオーの長い休日』
東海テレビ/フジテレビ系
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
※『FNS27時間テレビ』のため7月22日(土)は休止

出演:船越英一郎、戸田菜穂、今井悠貴、宮下結衣、石原颯也、平野絢規/白石隼也、久保田磨希、前川泰之、木場勝己
企画:市野直親(東海テレビ)
脚本:入江信吾、川﨑いづみ、諸橋隼人
音楽:仲西匡(カレント)
主題歌:「素顔」上野大樹(cutting edge)
OPテーマ:「Bumpy」Beverly(avex trax)
ナレーション:大和田伸也
演出:吉川鮎太(ホリプロ)、白川士
企画:市野直親(東海テレビ)
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、井上竜太(ホリプロ)
制作協力:キャンター
制作:東海テレビ、ホリプロ

 

WEB

HP:https://www.tokai-tv.com/teio/
Twitter:@tokaitv_dodra
Instagram:dodra_tokaitv/
TikTok: dodra_tokaitv

 

(c)東海テレビ

『王様戦隊キングオージャー』リタが溺愛する「もっふん」に込めた思いと誕生秘話を脚本・高野水登が明かす

『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系 毎週日曜 午前9時30分~10時)の脚本を務める高野水登が、劇中に登場するキャラクター「もっふん」に込めた思いと誕生秘話を告白。さらに、大森敬仁プロデューサー(東映)からも今後の展開についてコメントが到着した。

『王様戦隊キングオージャー』(c)テレビ朝日・東映AG・東映

 

6月4日(日)に放送された『王様戦隊キングオージャー』第14話では、ヒメノ・ラン(村上愛花)の過去とジェラミー・ブラシエリ(池田匡志)の関係が明らかに。そして、若き王たちが背負う15年前の大災厄「神の怒り」の影響も。ジャラミーは関与の疑いをかけられ、ヒメノの恨みを買う。

 

そんな中、ジェラミーがリタ・カニスカ(平川結月)に語ったのは、ヒメノが女王を務めるイシャバーナの人気アニメ『もっふんといっしょ』の誕生秘話。そこには、イシャバーナ国民が幼き女王に捧げた思いが込められていた。

 

そんな感動エピソードの象徴であり、リタも溺愛するキャラクター「もっふん」。見た目は長く真っ白な毛に覆われた巨漢で、ゆるい表情を浮かべる、とても独特なキャラクターだ。さらに、劇中で公開されたアニメ『もっふんといっしょ』の主題歌は、「歌詞が不気味」とファンを騒がせている。

 

このたび、いまだ多くの謎に包まれている「もっふん」について、脚本・高野水登がその誕生秘話と込めた思いをコメント。また、本作に劇中アニメキャラを登場させたその背景と今後の展開について、大森敬仁プロデューサーにも話を聞いた。

 

脚本・高野水登 コメント

◆「もっふん」を登場させるきっかけは?

リタは絶対中立を守るため、誰にも本音を言えないキャラクターです。しかし、その本音を全てモノローグ(心の声)にしては、役者さんが現場で演技をする余地がなくなってしまうのがもったいないと思い、ぬいぐるみに話しかけているという設定を考えました。つまり、極めてロジカルに、必然性を持って生み出された設定です。そして、幸か不幸か私が常日頃から縫いぐるみを愛し、縫いぐるみに話しかけていることは、全くもって偶然だったのです。

 

◆「もっふん」のデザイン誕生秘話について

「もっふんのイメージ、なにかありますか?」と聞かれ、私がその場でiPadで数分で描いたデザインが、ほぼそのまま採用されています。これは、“適当に描いた”という意味ではなく“誰にも頼まれていないのに頭に強固に作り上げていたイメージはあったものの、脚本家が口を出すのはおこがましいと思って黙っていたので、待ってましたとばかりに描いた”が正しいです。これほどまでもっふんに強いこだわりを抱いている自分に戸惑いました。
それからアニメ化のお話を頂いてからは止まりませんでした。「なんとなく内容を考えておいてください」くらいのことを言われて最初に着手したのがテーマ曲です。音楽作りを普段から趣味にしているわけでもなく、楽器も全く弾けないので、iPhoneのボイスメモに自ら歌って録音してプロデューサーに送りました。そのプロデューサーからは「疲れてるなら言ってください」と返事が来ましたが、私は至ってまともでした。
アニメの内容に関しても、ほんの数分のアニメではあるものの、一切手を抜くことはできませんでした。ぬいぐるみ、マスコットを愛する私個人の想いを抜きにしても、中途半端なものを作っては、それが大好きなリタ様は何なの? と疑問が生まれてしまうし、何よりもっふんを生み出した美の国イシャバーナは手抜きを知らない。もっふんに対し、真剣に向き合う以外の選択肢はなかったのです。
こうしてもっふんは、数多のプロフェッショナルのお力で、もっふん関係のあらゆるものがどこに出しても恥ずかしくない素晴らしいものになりました。スタッフ、キャストの皆様には感謝してもしきれません。
東映特撮ファンクラブにて配信する『もっふんといっしょ』は、短い作品ではありますが、愛と情熱とさまざまな仕掛けを盛り込んだ楽しい作品になったと信じています。どうかキングオージャーといっしょに楽しんでいただければ幸いです。
また、もっふんを気に入ってくださったら、ぜひプレミアムバンダイでもっふんマスコットチャームを買っていただきたいです。私も全サイズ2個ずつ買いました。そして、もっふんの輪を広げ、声を上げ、リタ様ご愛用の巨大もっふんを商品化してもらいましょう。
もっふんだいすき!!!

 

東映・大森敬仁プロデューサー コメント

◆最初にもっふんのデザインを見たとき、監督、スタッフはどんな反応でしたか?

最初にデザインを見たのは、他でもない脚本家・高野水登のラフデザインでした。高野さんだからこそ描けた癒やし系キャラ。正直なことを言うと、監督をはじめスタッフ一同は、5か国のアセットや世界観を構築するので必死で、もっふんにはあまり気を遣えていませんでした。もっふん、ごめんなさい。
そんな中、高野さん自作のラフデザイン、自作の歌、自作のシリーズ展開という妄想の数々が裏側で進行し、蓋を開けたときには後戻りできない状態に…(笑)。我々は、その見事なまでに構築された世界観をただただ受け入れただけに過ぎません。頭からつま先まで、高野水登カラーが詰め込まれたもっふんにご期待ください。

 

◆アニメ配信、テーマ曲発売、キャラクターグッズ販売の狙いは?

劇中でリタが『もっふんといっしょ』というアニメが大好きという設定が生まれたため、必ずアニメーションが必要になるだろうと、撮影前の段階から、実績のあった東映特撮ファンクラブに協力していただき、アニメの企画を進めました。もっふんの声を大塚芳忠さんに引き受けていただいた時に「はまった」と思いました。同時にアニメのためにテーマ曲も必要になりましたが、それも含めて既に高野さんのシリーズの格子があったので、アニメ番組の組み立ては容易でした。
撮影に入り、リタの部屋の様子について監督が考え始めたとき、キャラクターグッズが必要になりました。『キングオージャー』という作品の中のリタというキャラクターを表現するために必要不可欠な要素だったと思います。ここまで愛されたのは狙いというより、うれしい誤算です。

『王様戦隊キングオージャー』(c)テレビ朝日・東映AG・東映

 

番組情報

『王様戦隊キングオージャー』
テレビ朝日系
毎週日曜 午前9時30分~10時

公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/king-ohger/

【見逃し配信プラットフォーム】
配信期間:各話放送終了後1週間
TVer:https://tver.jp/series/sr17j7kjb5
ABEMA:https://abema.tv/video/title/87-1652

【全話見るなら】
TELASA: https://www.telasa.jp/series/13332
東映特撮ファンクラブ: https://tokusatsu-fc.jp/

新たな「ドロップ」が始まる! 品川ヒロシ監督×細田佳央太「映画版とは全く別モノの“第3話”から見るのもアリかと思います(笑)」

品川ヒロシさんが自らの青春時代をベースに綴った小説「ドロップ」を、2009年の映画化に続いて、自身でWOWOWドラマ化。今回、主人公の信濃川ヒロシ役を演じるのは、ドラマ『ドラゴン桜』や大河ドラマ『どうする家康』などでも注目の若手実力派・細田佳央太さん。「リメイクではなくリブート」にこだわった品川監督の思い、初ヤンキー&初アクションに挑んだ細田さんの現場エピソードなどについて語ってもらいました。

 

【細田佳央太さん、品川ヒロシ監督撮り下ろし写真】

 

「やったことないから、やってみないと分からない」という気持ち(細田)

──ご自身の分身といえるヒロシ役に、品川監督が細田さんを起用された理由は?

 

品川 表情の作り方やしぐさなどが面白くもあり、しっかり男前な部分もある。それに長ゼリフで大立ち回りするシーンが多いので、演技力がしっかりした人じゃなければならない。それも含めて、実力派である細田くんを選ばせてもらいました。それで決まった後に、『ドラゴン桜』を見たんですが、「すごい俳優さんだなぁ」と改めて思いました。

 

──これまで演じてきた役のイメージからは程遠いヤンキーを演じることについて、細田さんはいかがでしたか?

 

細田 映画版が既にあって、今度はドラマ版を自分が演じるというプレッシャーはなかったんですが、自分がヤンキーを演じるという不安というか心配は、やはりありました。今までやったことのないタイプの役ですし、自分が生きてきた中でリアルに見たことがなかったですから。ただ、「やったことないから、やってみないと分からない」という気持ちもありました。

細田佳央太●ほそだ・かなた…2001年12月12日生まれ。東京都出身。主な出演作に映画「町田くんの世界」「花束みたいな恋をした」「子供はわかってあげない」、ドラマ『ドラゴン桜』『もしも、イケメンだけの高校があったら』など。TwitterInstagram

 

──品川監督から細田さんへのアドバイスは?

 

品川 そもそも、今回は映画版とは違うものにしたかったんです。あくまでもリメイクじゃなくてリブート。第1話から第2話にかけては映画版をなぞっている部分もあるんですが、第3話以降からは全く違うんですよ。漫画版や小説版のエピソードを盛り込んだり、ドラマ版のオリジナルストーリーも加えましたし。だから、細田くんには「映画版は観ない方がいい」と言いました。

 

ツッコミの音、その語感が気持ちいいというところも注目してほしい(品川)

──そう言われたときの細田さんの気持ちは?

 

細田 僕以外の役者、達也役の板垣(瑞生)くんにしろ、ルパン役の森永(悠希)さんにしろ、森木役の(林)カラスさんにしろ、ワン公役の大友(一生)さんにしろ、みんながみんな自分の人生を歩みつつ、役者の経験値も積んでいる方たちばかりなので、違う作品になって当たり前だと思っていました。だから、僕たち世代の狛江北中、僕たち世代の『ドロップ』になるんじゃないかと。

 

──ヒロシの絶妙なツッコミについて、品川監督はどんな演出をされたのですか?

 

品川 映画版のときは、もっと細かく「この間で言ってほしい」とか言っていたんですが、今回はそこまでお笑い芸人みたいなツッコミにしたくなかったんです。作品を撮るうちに、「僕のリアルとお客さんのリアルは違う」と思ったのがきっかけですね。普通に生活しているなかでは、そこまでツッコんだり、ツッコまれたいしないですから。クランクイン前は細田くんにレクチャーしましたけど、撮影が始まってからは、そこまでしていません。だけど、芝居にちゃんとツッコミの音は残っていて、その語感が気持ちいいというところも注目してほしいです。

品川ヒロシ●しながわ・ひろし…1972年4月26日生まれ。東京都出身。品川祐。庄司智春と品川庄司とコンビを組む。作家・映画監督としては品川ヒロシ名義で活動。主な監督作に映画「ドロップ」「漫才ギャング」「OUT」など。TwitterInstagramYouTube

 

──細田さんは、これまでにもコミカルな役柄を演じられていますが、今回の現場は違いましたか?

 

細田 ヒロシはツッコミが多い役柄なので、そこは台本読みのときに品川監督から丁寧に教えていただきました。これまでコミカルな芝居をやってきて、少しはセリフの間やテンポ感の知識みたいなものはありましたが、今回はコメディ作品のノリでやったらダメだったと思うんですよ。品川監督が実際にお手本をやってくださることもあって、そのニュアンスをたどっていきながら、少しずつできるようになりました。そう考えると、それがヒロシを演じるうえで、一番気を遣った部分かもしれません。

 

今まで本格的なアクションをやっていなかったことに助けられた(細田)

──ヤンキー作品ならではのアクションシーンについては、今回どのような方向性を目指されたのでしょうか?

 

品川 とにかくケンカのシーンが多いので、ずっと殴って蹴って、殴って蹴ってだけでは、見る人が飽きてしまうと思ったんです。それで、アクションにも一人ひとりにキャラ付けして個性を持たせました。例えば、ヒロシはとにかく弱いとか、達也は無茶苦茶するとか、ルパンだったら逃げるとか、ワン公だったら噛みつくとか。そうすることによって、一人ひとりにお芝居があるところを目指しました。

 

──細田さんは本格的なアクションが初めてだったと思います。

 

細田 ヒロシはヤンキーへの憧れから始まっているキャラなので、僕の場合は何もないというか、変にカタチ作られていない方がいいわけで、今まで本格的なアクションをやっていなかったことに助けられたところがありますね。常にケガしないように心がけましたが、それに関してはやりながら感触をつかんでいった感じです。

 

ずっと怒鳴っているだけなのにいいセリフに聞こえてきてグッときた(品川)

──ラスボスといえる最凶のヤクザ・片桐役で、映画版で森木役を演じられた波岡一喜さんが出演されています。

 

品川 森木をやったから波岡くんに出てもらったわけでもないんですが、狛江北中の5人というか、最終的には9人が向かっていくデカい存在じゃないといけないと思ったので、一世代上の役者さんということで、片桐役を波岡くんにお願いしました。彼に向っていく若い役者という構図や、今回森木をやっているカラスくんと波岡くんが現場で話している姿を見たりするとどこか感慨深いというか、お願いしてよかったですね。

 

細田 僕みたいなひよっこがベテランの方に向かっていく現場はこれまでも何度かあったので、今回も遠慮なく勉強させてもらう気持ちでぶつかっていきましたし、このタイミングでご一緒できて本当に良かったです。波岡さんからも映画版の撮影当時のお話も聞けましたし、いろんな意味で刺激になりました。

 

──ほかにも、刑事役の三浦誠己さんや達也の父親役で深水元基さんなど、過去にヤンキー映画に出演されていたベテラン陣との共演も見どころです。

 

品川 映画版で哀川翔さんとエンケン(遠藤憲一)さんがやられていたキャラクターで、僕も思い入れが強いシーン。あの化け物の迫力を出せる人ということでお願いしたので、三浦さんも深水くんもプレッシャーだったと思うんですよ。でも映画版にないシーンでも、どんどん面白くなっていったし、ずっと怒鳴っているだけなのにいいセリフに聞こえてきて、なんかグッときましたね。

 

細田 三浦さんも深水さんも、『ドロップ』の後の現場でもご一緒したんです。ボコボコにしてもらうぐらいの気持ちでぶつかっていって、お二人からもたくさん勉強させてもらいました。

 

品川 クライマックスのトンネルのシーンで、役柄と同じように三浦さんと深水くんが後ろの方で、細田くんたちを見ていて、「なんか、いいっすね」と言っていたんですよ。役者としてヤンキーものを卒業した2人が、そうやって俯瞰しているんだけど、そんななかで波岡くんが現役で頑張っているという(笑)。この瞬間も嬉しかったですね。

 

ぜいたくな作品で環境にも恵まれていました(細田)

──全10話の連続ドラマとしての見どころをお願いします。

 

品川 『異世界居酒屋「のぶ」』に続いて、今回もWOWOWのプロデューサーさんに「全話撮らせてほしいです」と無理を言わせてもらいましたが、ドラマになったから無理矢理エピソードを作ったというよりは、映画版の2時間の尺に収め切れなかったものを入れました。だからこれまでどおり、ヒロシと達也の友情を描きつつ、他の3人のキャラも色濃くなっていると思いますし、調布南中の赤城と加藤だったり、狛江西中のテルとジョーだったり、徐々に仲間が増えていく感じは意識しました。こんなことを言うのも変ですが、映画版とは全く別モノの「第3話」から見るのもアリかと思います(笑)。

 

──全話を同じ監督が演出されることについては、役者さんとしてはありがたいことですよね。

 

細田 監督が品川さんお一人なので、変な話、監督同士の擦り合わせなどで疑問に思うようなことが全くない。それにプラスして、全話撮り終えてからの放送というのも恵まれていました。基本、連ドラは放送しながら撮っていくスタイルなのでメリットもありつつ、どこか追われている感覚もあるんです。だから、よりぜいたくな作品で環境にも恵まれていました。

 

──お二人が現場に必ず持っていくモノやアイテムがあれば教えてください。

 

細田 僕はイヤホンとかiPhoneとか音楽を聴くものは、肌身離さず持っていきます。集中力を高めるためというか、電車移動しているときに周りの人の会話を聞いてしまいがちなので、それを塞ぐためのもので……特に病んでないです(笑)。

 

品川 僕はストレッチポールです。すぐ肩が凝るし、背中を伸ばしたくなるんです。あと、僕自身アクションをやることもあるので、撮影の合間とか、ナイター撮影の待ちのときには必ず使っています。

 

 

連続ドラマW-30「ドロップ」

WOWOWにて6月2日(金)午後11時より放送・配信スタート(全10話)
WOWOWプライム、WOWOW4K第1話無料放送/WOWOWオンデマンド無料トライアル実施中

【連続ドラマW-30「ドロップ」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:脚本:品川ヒロシ
原作:品川ヒロシ「ドロップ」(リトルモア刊)
出演:細田佳央太、板垣瑞生、森永悠希、金城碧海(JO1)、波岡一喜 / 深水元基 ほか

(STORY)
ヤンキー漫画に憧れて「不良」になることを決めたヒロシ(細田)は、私⽴から公⽴の狛江北中へと転校する。そこで待ち受けていたのは、想像以上にハードな不良⽣活だった……。転校初日に不良グループのリーダー・達也(板垣)から呼び出され、早速ケンカをすることになるも、達也に完膚なきまでに叩きのめされ、刑事の荒牧(三浦誠己)にも捕まってしまう。そんなヒロシだったが、達也やルパン(森永)、森⽊(林カラス)、ワン公(大友一生)からケンカを通じて仲間の⼀員と認められ、ヒロシはその得意の口ゲンカとハッタリを武器に、不良たちとケンカの日々を送っていくことに。近隣の狛江⻄中の不良グループの襲来、そして隣の調布からは調布騎兵隊の登場、さらには最強のヒットマン(金城)!? から元ヤクザ(波岡)まで、ヒロシの相当ハードな不良⽣活が続く……。

 

撮影/映美 取材・文/くれい響

高橋優が森川葵×川崎鷹也『褒めるひと褒められるひと』主題歌を書き下ろし【コメントあり】

6月12日(月)スタートの夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』(NHK総合 毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時)の主題歌が高橋優の「spotlight」に決定。高橋と出演者の森川葵からコメントが到着した。

『褒めるひと褒められるひと』(c)NHK

 

原作は、たけだのぞむによる同名作。仕事で落ち込んだ若手社員を救ってくれたのは、とにかく“褒めてくれる”先輩だった。だけど、その褒め方は奇想天外で…なんか違う!ズレてる? でも、的確!? ふじきみつ彦の脚本、森川葵、川崎鷹也らの出演で、会社の総務部を舞台に“褒めるひと”と“褒められるひと”が織り成す不思議とクセになる、ほっこり日常系お仕事ドラマを描く。

 

市川詠子(森川)25歳、総務部勤務。ふだんはきっちり仕事をしても大して評価されないのに、ちょっとした失敗でコテンパンに怒られて、落ち込んだ彼女がつぶやいたのは「褒められたい…」の一言。それを先輩の坂東(川崎)に聞かれたことから、市川の“褒められる日々”が始まった。

 

「忍者的な仕事ぶり!」「君の仕事、無駄がない、回らないおすし屋さんって感じ!」「その熱気、さながらねぶた祭だね!!」。坂東の褒めはかなりズレていて、素直に喜べない…と思った市川だが、次第にその奇妙な褒め方が心地よくなる。そして、2人の「褒める」「褒められる」コミュニケーションが、総務部や会社全体にさまざまな奇跡を呼び起こしていく。

 

そして市川は坂東のことを好きになっていく…かと思いきや、そこは普通のドラマのようには進展しない。厳しくも優しい先輩の小佐川(野呂佳代)や、お調子者の新入社員・中村(葉山奨之)、総務一筋の真面目な松本部長(正名僕蔵)、おしゃれでダンディーな中村社長(伊武雅刀)ら個性的なメンバーを交えて描く、“ホッと一息”つけて“あしたの活力”になるエンターテインメント・ドラマとなっている。

 

このたび、本作の主題歌が高橋優が書き下ろした「spotlight」に決定。仕事に家事に勉強に、毎日を頑張る全ての人への力強いエールを込めた楽曲となっている。高橋、森川によるコメントは以下を参照。

 

高橋優 コメント

楽曲を作るに当たってドラマ制作スタッフの方々と打ち合わせをした際に“褒められたような気持ちになれる楽曲”というリクエストをいただきました。誰かを褒めるだなんて、自分のような者がそんな偉そうなことはできないと思いつつ、せっかくなのでスタッフの皆さんに「どのように褒められたらうれしいですか?」と質問をぶつけてみました。すると、皆さん口をそろえて「何か特別なことを褒めてほしいわけではなく、当たり前にやっている日常のことを見ていてほしい」とおっしゃいました。そのお言葉の中に、自分が今まで作詞をする上で大切にしてきたテーマと重なる部分があるように思われました。

 

例えばスポットライトは、特別な対象に向けられる光ですよね。照らせばそこだけ輝きます。その光を浴びるために身を削る人もいれば、そうではない役回りに徹する人もいます。光の当たらないところで頑張る人たちです。脚光を浴びる人を見て熱狂する人もいれば、光の当たらないところで頑張る人に勇気をもらう人もいます。

 

いずれにせよ、どこかの誰かが、あなたの頑張りをこっそり見て勝手に励まされていたりするかもしれません。あなたの存在が、巡り巡って誰かを輝かせているかもしれません。

 

“誰も気付いてない”日常にこそ向けられるべきスポットライトがあります。そんな愛あるまなざしが、この時代にどれほど残っているでしょうか。

 

「spotlight」が、あなたにとっての光となりますように、願いを込めて作りました。ぜひともドラマと共に楽曲を聴いていただけたら幸いです。

 

森川葵 コメント

少し失敗してしまってもうつむかずにもう一度上を向いて頑張ってみようと思わせてくれる、日々精いっぱい生きている私たちの背中を押してくれる…そんな曲だなと思いました。

 

うつむきそうになったときには、この曲を聴いて撮影頑張ります!

 

番組情報

夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』

NHK総合

2023年6月12日(月)スタート

毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時

 

再放送:毎週金曜 午後11時45分~深夜0時45分

 

原作:たけだのぞむ「褒めるひと 褒められるひと」

脚本:ふじきみつ彦

出演:森川葵、川崎鷹也 ほか

 

(c)NHK

茅島みずき&田鍋梨々花「眠そうな私(茅島)の写真がよく送られてきました。それがブームだったよね」ドラマ『対ありでした。〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜』

NTTドコモによる新しい映像配信サービス「Lemino(レミノ)」オリジナルドラマとして、対戦型格闘ゲームに熱中するお嬢様学校の女子生徒たちを描いたマンガ『対ありでした。〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜』が実写化。5月19日(金)より配信スタートします。メインキャラクターの綾と美緒を演じた茅島みずきさんと田鍋梨々花さんは、この作品で格闘ゲーム初挑戦。最初はボタンを押すのも大変だったという練習のことなど、仲良しトークで展開してくれました。

 

(写真右)茅島みずき●かやしま・みずき…2004年7月6日生まれ、長崎県出身。「アミューズ 全県全員面接オーディション2017年〜九州・沖縄編〜」でグランプリを受賞し、芸能界入り。現在放送中の『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』(TBS/MBS)に出演中。7月7日(金)公開の映画「交換ウソ日記」にも出演している。公式HPInstagram(写真左)田鍋梨々花●たなべ・りりか…2003年12月24日生まれ。千葉県出身。2016年に開催された「ミスセブンティーン」のグランプリに選ばれ、同年10月より同誌専属モデルに。ドラマ『コード・ブルー-ドクターヘリ救命救急』などに出演。今後の待機作に、6月2日(金)スタートの連続ドラマW-30「ドロップ」(WOWOW)がある。公式HPTwitterInstagram

【茅島みずきさんと田鍋梨々花さん撮り下ろし写真】

「この技出したい!」って欲が出てきて、みんなに負けたくないと思ってやるように(田鍋)

──格闘ゲームはやったことありました?

 

茅島 ないです。出演することが決まってからみんなで練習しました。アケコン(アーケードコントローラー)も初めて見たので、どうやって持つのか全く分からなくて。ゲームを家に持ち帰ってひたすら練習していました。

 

田鍋 私も初めてでした。私もアケコンに触ったことがなかったので、同時に両手の指を動かして操作するのも慣れませんでした。

 

──ドラマのために練習して、今後ハマリそうな感じはありましたか?

 

茅島 はい。私はもともとすごくゲームが好きでいろんなゲームをしますが、格闘ゲームはすごく難しくて、ボタンをちょっと押し間違えると技が出ないんですよね。だから最初は楽しいと思うより難し過ぎて、「これ、私にできるかな」って不安が大きかったんです。でも少しずつ技を出せるようになったら楽しくなってきました。

 

田鍋 そうだね。慣れてくると「この技出したい!」って欲が出てきて、みんなに負けたくないと思ってやるようになりました。

 

──初めてとは思えない指さばきでした。練習は、お家にゲームを持ち帰ってひたすら正しいボタンの位置に指を押すって感じだったのでしょうか。

 

茅島田鍋 そうですね(笑)。

 

茅島 指導してくださる方がいらっしゃったので、まずみんなで自分が握りやすい持ち方をいろいろ試して、持ち方を決めました。技の一覧表があったよね。

 

田鍋 そう、技が書いてある紙をいただきました。

 

茅島 「このボタンを押せば、この技が出ます」って書いてある一覧がありました。

 

田鍋 「ストリートV(STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION)」の使うキャラによって技の出し方が全部違うんですよね。

 

普段とゲームをしているときの興奮した感じのギャップを出せたら(茅島)

──なるほど。登場人物の使うキャラが違うから、キャスト間で「この技の出し方を教えて」ってことができないわけですね。

 

田鍋 そう、できないんです。

 

茅島 その技の一覧を見ながら、自分が使うキャラのこの技を出さなきゃ! と思いながら、それぞれ家で練習していました。

 

田鍋 適当にコントローラーを動かすのではなく、ゲーム画面に合わせないといけなかったんです。技を出していないときはボタンを押さないとか、そういう細かい部分まで気を付けながら撮影していたのですごく難しかったです。

 

──ということは、技が出せるようになるとうれしい気持ちになったのでは?

 

田鍋 なりました。私が演じた美緒は、当たり前のようにたくさんの技を出すので、ぎこちない手付きをしちゃいけないなと思って、自然に見えればいいなと思っていました。

 

茅島 私もそうでした。綾はゲーム愛がすごく強い子なんです。でもメインキャラクター4人の中では一番周りが見えているキャラなので、普段とゲームをしているときの興奮した感じのギャップを出せたらいいなと思って。ゲームをしているときはすごく早口になるので、オタク要素を出せるように演じていました。

 

──周りが見えている綾に対し、美緒はゲームしているときは常にハイテンションでした。演じる上で意識したことはありましたか?

 

田鍋 美緒は狂っているぐらいゲームが好きなので自分の世界に入り込んでいる表情を意識しました。ゲームをしているとき以外も白目を剥いたりすごく表情豊かなので、素直に感情が顔に出る人物として表現しました。

 

現場で見てすごいなって思いました。完璧にすらすら言うから(田鍋)

──ゲームの専門用語がたくさん出てくるので、画面に解説が出てきてとてもありがたかったのですが、演じていらっしゃるみなさんはセリフを覚えるのが大変だったろうなと思いました。

 

茅島 すごく大変でした!

 

田鍋 そうだよね。綾が一番ゲーム用語を言っていたもんね。

 

茅島 私は美緒が毎日泣いて叫んで、感情を出すのがすごく大変そうだなって思って見ていて(笑)。それに対して私はひたすらゲーム用語を早口でしゃべることが多かったので、イントネーションはこれで合っているんだろうかとか、セリフに出てくるゲーム用語を調べるところから始まりました。普段使わない言葉なので、覚えるのも時間がかかりましたね。

(C)NTT DOCOMO,INC.

 

──イントネーションはどうやって調べたんですか。

 

茅島 ゲーム指導の先生に「このイントネーションで合っていますか?」って聞いたりしました。事前に調べて撮影に臨みましたね。

 

田鍋 でも現場で見てすごいなって思いました。そう言いながら、完璧にすらすら言うから。初めて聞く単語が多すぎるのに、自分の言葉みたいに言っていました。

 

違ったりりちゃんが見られてすごくよかった。また仲が深まった気がしました(笑)(茅島)

──一方、田鍋さんは茅島さんもおっしゃったようにずっとハイテンションでいるのが大変そうだなと思いました。

 

田鍋 美緒は今ゲームがやりたいと思ったら絶対にやりたいし、思い通りにならないと泣いちゃうような、本当に小学生みたいな子だったので、感情の起伏をちゃんと表に出せたらなと思いながら演じていました。私自身は自分の気持ちのスイッチを入れないと自然とできないタイプで。「テンションを上げないと!」と思わないとできないので、感情のスイッチを入れるように1回1回意識して演じていました。

 

茅島 それが本読みのときからすごく大変そうでした。1人で怒って泣いているので、みんなで「本当に大変だよね。のど枯れそうだよね」って心配しながら見ていました。

(C)NTT DOCOMO,INC.

 

──お2人は2回目の共演になりますが、最初に共演したときとお互いの印象は変わりました?

 

茅島 最初に共演したときに仲良くなりましたし、楽しい思い出がたくさんあるんですけど、りりちゃんは何を考えているか分からない、ミステリアスな部分があるって、その時共演したみんなに言われていたんです。今回の現場では、また違ったりりちゃんが見られてすごくよかったです。より仲が深まった気がしました(笑)。最初に共演したときはクールな印象だったのに、明るい一面をたくさん知りました。

 

田鍋 2人とも雑誌セブンティーンの専属モデルで、撮影で会うことはあったんですけど、そこまでしっかり一緒に撮影したことがなくて。私もみずきちゃんに対してすごくクールで大人っぽい印象があったんですが、お話しているとすごくギャップがありました。現場で、4人(茅島、田鍋、池田朱那、永瀬莉子のチーム白百合役の4人)でいると妹キャラで、かわいらしいんですよね。よく話してみないと分からない一面を今回のドラマを通して知ることができたので、私もすごくうれしかったです。

 

日課みたいになっていて、朝その写真を見て笑うと元気になれる(田鍋)

──ここからはモノやコトについてのお話をお聞かせください。今、ご自分の中で熱いモノを教えてください。

 

田鍋 「おいせさんお浄め塩スプレー」はいつも持っていて、自宅には絶対ストックがあります。何回リピートしたか分からないくらい。ずっと同じ場所で撮影していたりすると、なんかこうリフレッシュしたいと思うことがあるんです。そういうときに振りまいたりします。お香みたいな香りなんですが、強くないので香りでリフレッシュできるんですよね。

↑田鍋さんが愛用する「おいせさんお清め塩スプレー」

 

茅島 私はイヤホンです。音楽が大好きで、音楽を聴かない日はないんです。朝移動するときに聴いて、夜は音楽を聴きながら寝るのがルーティーンです。逆に音楽を聴かないと寝られないくらい。音楽を聴きながら移動して、現場について頑張るぞって気持ちになるから、イヤホンを忘れたら絶対に取りに戻ります。

↑茅島さんが愛用するイヤホン

 

──「対ありでした。」の現場でチーム白百合の4人が集まったときに流行っていたモノや盛り上がった話題はありましたか?

 

茅島 写真じゃない?

 

田鍋 そうだね、写真だ(笑)。

 

茅島 私は朝に弱いので、なかなか目覚めなくて寝起きの顔のままになっていることが多いんです。撮影が始まる頃にはちゃんと起きているんですけど、それまでの待ち時間にすごく眠い顔していたんでしょうね(笑)。

 

田鍋 朝こっそり写真を撮っていました。パシャって(笑)。

 

茅島 私は気づいていなかったんですよね。

 

田鍋 その写真を後で見せたり、4人のトーク部屋に送ったりしました。「朝、おにぎりを持ちながら寝てたよ」とか。

 

茅島 眠そうな私の写真がよく送られてきました。それがブームだったよね。

 

田鍋 うん、ブームだった。日課みたいになっていて、朝その写真を見て笑うと元気になれるんです。

 

茅島 多分きっかけは永瀬莉子ちゃんで、私の朝の顔がすごく好きっぽくて、その写真を見てすごく幸せそうに笑うんです。それで笑ってくれるならいいかなって思いました(笑)。今ではスタンプ代わりにその写真を使って、「ごはん行こうよ」ってみんなを誘ったりしています。

 

 

(C)NTT DOCOMO,INC.

Leminoオリジナルドラマ「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」

2023年5月19日(金)12:00~
(※最新話の配信開始から1週間は無料視聴可能)

出演:茅島みずき、田鍋梨々花、池田朱那/永瀬莉子
監督:大内田龍馬
原案:江島絵理『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』 (MFコミックスフラッパーシリーズ/KADOKAWA刊)
番組配信ページ: https://bit.ly/3LwbyJk

(STORY)
国内屈指のお嬢さま学校「黒美女子学院高等学校」に入学した深月綾(茅島)は、校内一注目を集め、“白百合さま”と羨望される美緒(田鍋)が、誰もいない教室で熱く格闘ゲームに興じる姿を目撃してしまう。お嬢さま学校でゲームは決して許されない行為……固く口止めされた綾だったが、美緒に同じ格ゲーマーだとバレてしまい、対戦を望まれてしまう!?

 

【Leminoオリジナルドラマ「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」よりシーン写真】

(C)NTT DOCOMO,INC.

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/SAKURA(まきうらオフィス)(茅島)、中軍裕美子(田鍋) スタイリスト/平松彩霞(茅島)、黒崎 彩(Linx)(田鍋)

与田祐希主演『量産型リコ』6・29スタート「前回とはまた違った新しいストーリーをお届けできると思います!」

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京系/BSテレ東・BSテレ東4K 毎週木曜 深夜0時30分~1時/深夜0時~0時30分)が、6月29日(木)スタート。主演の与田祐希からコメントが到着した。

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』小向璃子役:与田祐希(乃木坂46)(c)「量産型リコ」製作委員会2023

 

本作は、2022年7月期に乃木坂46・与田祐希が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』の世界とは別の“もう一つの世界”を生きる小向璃子の成長を描いたホビー・ヒューマンドラマ。

 

本作で描く小向璃子(リコ)は、大学時代に友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略してドリクレ)の社長。ドリクレとともに若手スタートアップ企業が切磋琢磨していくスタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」を通じてユニコーン企業を目指していく。

 

そんな中、ライバル企業に言われた“マスプロダクション(量産型)”という言葉に引っかかる。周りとは違うと思って走ってきた若者たちが“人生のオリジナリティー”に葛藤し、プラモデルをきっかけに大人へと組み立っていく成長物語だ。前作とは異なる世界を生きる、“もう一人のリコ“の人生組み立て記に注目だ。

 

主人公である「ドリームクレイジー」の社長・小向璃子(以下リコ)を演じるのは、与田祐希。リコの大学の同級生で「ドリームクレイジー」共同創業者の高木真司役に望月歩、同じく同級生で「ドリームクレイジー」共同創業者の浅井祐樹役に前田旺志郎。

 

「ドリームクレイジー」のライバル会社「Perfect Beans」の社長・中野京子役に藤井夏恋、スタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」の代表・犬塚輝役にマギー、犬塚の秘書・雉村仁役に森下能幸、そして、前作と本作2つの世界で唯一共通の存在であるプラモデル屋「矢島模型店」を営む店主“やっさん”こと矢島一役に田中要次の続投が決まっている。

 

そして今回も、BANDAI SPIRITS制作協力の下、各話実在するさまざまなプラモデルが続々登場する。物語の始まりとなる第1話のプラモデルは『機動戦士ガンダムUC』に登場する「ユニコーンガンダム」に決定している。

 

幼い頃から明るく活発で、表裏がない性格のため友達が多く、成績はいつもオール3.5でクラスの中間値をいくようなタイプの人間・小向璃子(与田)。

 

就活中に思いついたフードシェアリングのアイデアを基に、大学の同級生の高木真司(望月)と浅井祐樹(前田)の3人でスタートアップ企業「ドリームクレイジー」を立ち上げ、スタートアップ企業支援 プロジェクト「ドッグラン」 の支援の下、売れ残りフードシェアリングサービス「NOKORUNA(ノコルナ)」のサービスを開発するため奮闘中。

 

ユニコーン企業(※評価額が10億ドルを超える、設立10年以内の未上場のベンチャー企業)を目指すために、オリジナルのアイデアをひねり出すリコがいつもとは違う道から帰宅していると、「矢島模型店」を見つける。

 

店主・やっさん(田中)からある言葉を言われたリコは、意を決して「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム」を作ってみることに。「プラモデル」というホビーとの出合いをきっかけに、リコに人生の転機が訪れていく。与田とスタッフ陣のコメントは下記に掲載。

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』小向璃子役:与田祐希(乃木坂46)(c)「量産型リコ」製作委員会2023

 

小向璃子役:与田祐希(乃木坂46)コメント

昨年のリコの世界とは違う世界線の物語ということで、プラモデルはもちろん、一人ひとりの小さな成長や日常のささいなときめきを感じられるという部分は変わらず、前回とはまた違った新しいストーリーをお届けできるかなと思います!

特に今回は大学の同期の浅井と真司と共に会社を立ち上げるという設定なのですが、実際にも同い年で1年ぶりにまた共演させていただくので現場での空気感も役と近いところがありとても心強い存在です。そして前作を見ていただいていた方には特に中野さん役の藤井夏恋さんとの関係性にも注目していただきたいです!

台本を読んでみて、人間誰しも不完全な部分があって、それが人間らしさや魅力でもあり、だからこそ大人になっても一生成長することができると思いました! ぜひご覧ください!

 

企画・原案・脚本:畑中翔太(BABEL LABEL)コメント

この夏、新たな『量産型リコ』ワールドがギブバースします! 前作と同じキャストの皆さんが、前作とは異なる世界線を生きる、例えるなら量産型リコのパラレルワールド。昨年の夏、“ホビー・ヒューマンドラマ”としてありがたいことに大きな反響をいただき、いざ続編を作ろうとなったとき、今一度『量産型リコ』という作品テーマに立ち返ってみて、「もしかしたら、この世界には他にも“量産”されたリコがいるのではないか?」という妄想から、この新たな続編の構想にたどり着きました。今作のリコはスタートアップ企業の社長。主演の与田さんには前作とは全く異なる役柄に挑戦してもらいます。同じ世界観の中で“もう一人のリコ”をどう演じてくれるかを今から楽しみにしています。

純粋な「シーズン2」ではないですが、きっと皆さんが楽しみにしている『量産型リコ』ワールドになると思います。もしかしたら前作の世界とつながるところがあるかも? などなど、お楽しみはたくさんです。ドラマに出てくるプラモデルたちも前作以上に強力です。ぜひご期待ください。

 

プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)コメント

この夏、『量産型リコ』再スタートです! 前作の最後に散り散りになった3部のメンバーが集合して…というよくあるドラマの続編ではなく、タイトルにある「量産型」というパンチワードからヒントを得た、違う人生を過ごす“もう一人のリコ”のお話になります!

『量産型リコ』は、多くの人は何かの量産型でもありこの世界にたくさん存在していて、でもそれで良いんじゃん! という思いで始まった企画でもあるので、仕事環境が変わっても、変わらずリコワールドやプラモデルを存分に楽しめる内容になっています!

1話はユニコーン企業を目指すことにかけて「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム」を作ります。以降は前作のSNSで期待されていたプラモデルや往年のものから新しいものまで幅広く出てくるのでこちらも楽しみにしていてください!

僕たち現場ではこの新しい形の続編を“劇団量産型リコ”と言っていて、少し大人っぽくなり、でも変わらない部分もあるリコと、同名だけど違う役柄の前作に出演いただいた皆さま、そしてなぜか変わらないやっさん…といった方々と組み立てる、違う演目の『量産型リコ』にぜひご期待ください!

 

番組情報

木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』
テレビ東京系:2023年6月29日スタート 毎週木曜 深夜0時30分~1時
BSテレ東・BSテレ東4K:2023年7月4日スタート 毎週⽕曜 深夜0時~0時30分

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
出演:与田祐希(乃木坂46)、望月歩、前田旺志郎、藤井夏恋、森下能幸、マギー、田中要次
原案・企画・プロデュース:畑中翔太(BABEL LABEL)
脚本:マンボウやしろ (TX「絶メシロード」「お耳に合いましたら。」「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」)、畑中翔太 (TX「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」「真相は耳の中」「お耳に合いましたら。」「絶メシロード」)、オコチャ(ラジオドラマ「食わざるもの、DON’T WORK」、TX「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」)、山元悠加(テレビ朝日「あざとくて何が悪いの?」の「あざと連ドラ」第4・5弾)
監督:三石直和(安室奈美恵・乃木坂46・Aimer・SixTONES・ハナレグミなどのMVやCM)、ヤングポール(映画「ゴーストマスター」、TX「ゲキカラドウ」、「鉄オタ道子、2万キロ」)
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)、寺原洋平(テレビ東京)、涌田秀幸(C&Iエンタテインメント)
制作:テレビ東京/C&Iエンタテインメント
制作協力:株式会社BANDAI SPIRITS
製作著作:「量産型リコ」製作委員会2023

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko2023/
公式Twitter:@ryosangatariko(https://twitter.com/ryosangatariko
公式Instagram:@ryosangatariko(https://www.instagram.com/ryosangatariko/

(c)「量産型リコ」製作委員会2023

赤楚衛二、サバイバルは自信なし「一番に脱落する気がします(笑)」『ペンディングトレイン』インタビュー

山田裕貴さん主演の金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)に出演中の赤楚衛二さんにインタビュー。本作は、偶然乗り合わせた電車が未来の荒廃した世界にワープし、何もかも遮断され“ペンディング”された“非日常”の世界へと放り出された乗客たちが、共にサバイバル生活を生き抜く姿を描くヒューマンエンターテインメント。正義感あふれる消防士・白浜優斗を演じる赤楚さんに、台本を読んだ感想や、共演する山田裕貴さん、上白石萌歌さんの印象などを聞きました。

『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』赤楚衛二©TBS

 

◆台本を読んだときの感想を教えてください。

CGの部分があったりするのですが、最近の技術は本当に素晴らしいので、その辺に対しての心配は全くなくて、どちらかというと乗客で集まって話し合ったり、動いたりするところは難しいだろうなと思っていました。台本ではきれいに物語が進みますが、いざ現場に立ってみると言葉が出てこないとか、もしくはこの状況のときに誰に向けて言うのかとか、本当に一人一人、自分の役だとしたらどうするのかというのをきちんと軸を持っていないと、流されてしまったり、ただのオーディエンスになってしまったりというところのバランスがすごく難しいんだろうなと思いながら、台本を読んでました。

 

◆実際に撮影に入ってからも難しさを感じていますか?

そうですね、やっぱり難しいですよね。立ち位置だけでも印象が変わってきますし、その辺は、監督やキャストで話し合ったりしています。

 

◆演じる優斗のキャラクターについて、どのように捉えていますか?

僕が演じる優斗は過去にある経験をしたことで、何があっても人の命を助けたいという人物。実際に演じてみて、過去の出来事がすごく衝撃的でしたし、このトラウマがあるから、いろんなことに関わってでいっちゃうぐらい、気持ちが先行してしまうんだろうなと。生徒会長みたいな役柄です(笑)。

 

◆現場の雰囲気はいかがでしょうか? 現場でのエピソードも合わせて教えてください。

雰囲気はいいですよね。ただ、1日長い撮影のときはみんな省エネモードになる気がします。僕の役が一番しっかりしていないといけない役なのですが、足場の悪い撮影現場ではよく転ぶというか、滑ります。足元が滑るたびに「おい、消防士」って言われます(笑)。

 

◆共演される山田さん、上白石さんの印象はいかがですか?

山田君は、周りの人たちから「すごく熱くて、いい方」と聞いていて。実際に会ったとき、本当にそのままだなと感じました。ただそこに、直哉の持っている人見知りなところは、山田君のMBTI診断で出ていた「絶望的なロマンチスト」に少しつながる部分もありつつ、優斗にも近いような部分も持っていたりするので、山田君をもっと知りたいなと思っています(笑)。

 

萌歌ちゃんは、ドラマなどを見させていただいて。最近見た作品がコメディっぽいものだったので、「面白い方なのかな?」と思っていたら、そのまま面白い方で(笑)。ボケたり、ツッコんだりとかして、ギャップがあって、もっとこの面白さを楽しんでいきたいなと(笑)。

 

◆山田さんが「赤楚さんのお気に入りのものは何ですか?」ということですが。

最近、泥の入浴剤を入れてお風呂に入っているんですけど、他の入浴剤よりあったまる気がして疲れが取れる感覚があります。それに癒されていますね!

 

◆電車にまつわるエピソードを教えてください。

電車に乗車中にパッとホームを見たら『ペンディングトレイン』のとても大きな看板があって、「頑張ろう」って思いました。

 

◆もし、直哉たちと同じように荒廃した世界に飛ばされてしまったら?

今回の現場でも花粉でやられていますし、この3人(山田、上白石)の中だったら、僕は一番に脱落する気がします(笑)。

 

◆では、赤楚さんが発揮できそうな力はありますか?

空気を読もうと心がけます。しゃべりかけないでオーラを出してる人にはしゃべらないですし、協力してほしそうな人には協力しますし、意外とそういうことが大事だと思うんです。我が我がとなってしまうと争いが起こってしまうと思うので、秩序を保ちたいですね。

 

PROFILE

赤楚衛二

●あかそ・えいじ…1994年3月1日生まれ。愛知県出身。B型。

 

番組情報

金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』

TBS系

毎週金曜 午後10時~10時54分

 

<配信>

Paravi:各話の初回放送直後配信

Netflix:世界配信 日本国内では、4月22日(土)より配信開始

その後、海外にて順次配信予定

 

<キャスト>

山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)、日向亘、片岡凜、杉本哲太、松雪泰子 ほか

 

<スタッフ>

脚本:金子ありさ(『恋はつづくよどこまでも』『着飾る恋には理由があって』ほか)

主題歌:Official髭男dism「TATTOO」(ポニーキャニオン/IRORI Records)

プロデューサー:宮﨑真佐子、丸山いづみ

編成:吉藤芽衣、平岡紗哉

演出:田中健太、岡本伸吾、加藤尚樹、井村太一、濱野大輝

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/

番組公式Twitter:@p_train823_tbs

番組公式Instagram:@p_train823_tbs

番組公式TikTok:@p_train823_tbs

 

©TBS

萩原みのり、濱田龍臣、松崎未夢が森田望智主演『バイバイ、マイフレンド』に出演決定

5月9日(火)に放送スタートする、森田望智主演の火曜ACTION!『バイバイ、マイフレンド』(フジテレビ/関東ローカル)に萩原みのり、濱田龍臣、松崎未夢が出演することが発表された。

火曜ACTION!『バイバイ、マイフレンド』左から)濱田龍臣、萩原みのり、松崎未夢 ©フジテレビ

 

本作は、夢も仕事もうまくいかず人生に希望を見いだせなくなっていた主人公が、高校時代の親友と10年ぶりに再会したことをきっかけに人生を見つめ直す、現在と過去が交錯するノスタルジック青春ドラマだ。

 

主人公・早川麻衣(森田)は、東京で派遣社員として働く傍ら、小説家を目指し文学賞に作品を応募しては落選する日々を送っていた。そんなある日、派遣先から契約を切られ、ラストチャンスと応募した賞にも落選。希望を失いかけた矢先、高校時代3人組で仲の良かった親友・時田莉子(松崎)と10年ぶりに“ある形で”再会する。

 

時を同じくして、小説家を目指す麻衣の行きつけの書店で、麻衣と顔見知りの店員・成田悟(濱田)の計らいによって、もう1人の親友・後藤絵里奈(萩原)と再び交流するように。何もかもうまくいかず人生に悲観していた麻衣は親友たちとの再会をきっかけに前向きな気持ちを取り戻しながらも、実は10年間、莉子に抱き続けた罪悪感に苦しんでいた。麻衣は「もう一度やり直せたら」という期待を胸に、止まっていた時間を取り戻していくが…。

 

主人公・麻衣の高校時代の親友・絵理奈を演じるのは、映画「N号棟」(2022年)、「成れの果て」(2021年)などで主演を務めながらテレビドラマ、舞台などジャンル問わず出演し、昨年にはTOHOシネマズで異例の特集上映が組まれるなど今大注目の俳優・萩原みのり。

 

麻衣の行きつけの書店で働きながらひそかに麻衣に恋心を抱く青年・成田悟を、子役として出演した大河ドラマ『龍馬伝』(2010年/NHK)で注目を集め、その後も主演を務めた『ウルトラマンジード』(2017年/テレビ東京)など話題作に出演し、今年は現在大ヒットを記録している映画「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」に出演するなど俳優として活躍し続ける濱田龍臣。絵理奈と同じく高校時代の親友・莉子を、昨年NTTドコモのスペシャルムービー「あの恋をもう一度」で主人公を演じて話題となり、広告や映画など活動の幅を広げる期待の俳優・松崎未夢がそれぞれ演じる。地上波ドラマ初主演の森田と個性豊かな俳優陣たちの競演に注目だ。

 

10年の時を越え親友2人と再会を果たした主人公は、過去にとらわれていた自分に終止符を打ち未来に進むことができるのか。そして物語のラストに明かされる感涙必至の真実とは。

 

プロデュース・栗原彩乃(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

◆3人のキャスティング理由、森田さんと3人の共演に期待することなどコメントをお願いします。

萩原さんは過酷な難役を演じてこられた印象があり、お芝居が上手だからこそ、“今回のようなごく普通で、等身大の社会人を演じる萩原さんが見てみたい!”という自分本位な気持ちでオファーさせてもらいました。松崎さんはオーディションで初めてお会いしたときから、太陽のようなまぶしさが莉子役にぴったりだと思いました。森田さん、萩原さん、松崎さん3人がそろう場面は痛みの中に希望が湧き上がるすてきなシーンとなっているのでご期待ください。そして、カラッとした明るさで曇りがちな女性たちの心を晴らしてくれた歳下男子・成田こと濱田さん。濱田さんが登場すると皆さんの顔もほころぶこと間違いなしです!

 

番組情報

火曜ACTION!『バイバイ、マイフレンド』

フジテレビ(関東ローカル)

2023年5月9日(火)深夜1時25分~1時55分

2023年5月16日(火)深夜0時35分~1時5分

2023年5月23日(火)深夜0時45分~1時15分

2023年5月30日(火)深夜0時25分~0時55分

※各話放送終了後、TVer、FODなどで見逃し配信を実施

 

出演者:森田望智、萩原みのり、濱田龍臣、松崎未夢 他

脚本:井本智恵(第34回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作『ラストチャンス』)、川滿佐和子(『ビハインドオーケストラ』、『ANIMALS アニマルズ』 他)

プロデュース:栗原彩乃(『ナンバMG5』 他)

演出:尾﨑隼樹(『ルパンの娘』シリーズ、『ナンバMG5』 他)

制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部

制作著作:フジテレビジョン

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/byebye-myfriend/index.html

公式Twitter:@tue_action_fuji

公式Instagram:https://www.instagram.com/tue_action_fujitv/

 

©フジテレビ