A4サイズの”パーソナル”な食洗機がパナソニックから登場! 一人暮らしで皿洗うのメンドい人必見

食洗機といえばファミリー世帯の代表的な家事お助け家電ですが、家事軽減を願っているのは単身世帯も同じ。最近は小人数向けのコンパクト食洗機も登場していますが、それでも手狭な賃貸一人暮らしにとっては「大きすぎる」「大げさ」という印象があるようです。このようなニーズをうけ、パナソニックは業界初となる単身世帯向けの「パーソナル食洗機 SOLOTA NP-TML1」(以下、ソロタ)を2月中旬に発売します。一人暮らし向けモデルは従来製品とどこが違うのか? パナソニックにて実機をチェックしてきました。

↑業界初の一人暮らし向け食洗機ソロタ。ちなみに愛称の意味は「ひとり暮らしの(Solo) 技術的な(Technological) 相棒(Assistant)」の略だそう

 

設置面積はほぼA4サイズ、タンク式給水で工事の必要もなし!

ソロタの最大の特徴は「賃貸住まいの一人暮らし世帯」でも気軽に導入できる超コンパクトなサイズと手軽さ。本体サイズは幅31×奥行き22.5×高さ43.5cmで、A4ファイルサイズほどのスペースがあれば設置可能です。

↑パナソニックの食洗機現行モデル4製品と大きさを比較。左からファミリー向けのNP-TZ300、タンク式のNP-TSP1、少人数向けのNP-TCR4、そして今回紹介するソロタ。ソロタの小ささが際立っています

 

また、狭い部屋に置くことを想定しているため、サイズ以外のデザインにも工夫があり、その一つが食器収納スペースの前後に採用されているクリア窓。背面まで見通せるデザインにすることで、狭い部屋に設置しても圧迫感を感じさせません。その他の注目ポイントは本体背面の処理。一般的な食洗機は本体背面を壁側に設置する前提でつくられています。このため、本体背面はネジやパーツの一部が剥きだしになっており、美しい後ろ姿とはいえません。一方、ソロタは360度どこから見ても美しいデザインを採用。食洗機を置ける場所が限られる狭い部屋では、隠さないといけない面がないのは魅力的です。

↑後ろから見ても美しいソロタの背面。オープンキッチンのカウンターに設置しても見苦しくないのはうれしい

 

↑扉は前開き式を採用。背面のクリア窓は開きません

 

賃貸の一人暮らしにも導入しやすいように、給水方式はタンク式を採用。本体下部にある引き出し式の着脱タンクに水を補充して使用するため、水道工事は必要ありません。基本的にシンクに排水することを想定していますが、バケツなどの排水先を用意すれば、キッチン以外の場所でも利用は可能です。

↑本体下部にある着脱タンク。一回の洗浄に利用する標準水量は2.5Lほど

 

洗える食器点数は6点、中食派向きのモデル

本体サイズがコンパクトだと、気になるのが洗える食器の容量。ソロタの庫内容積は約10Lで、日本電機工業会自主基準による収納食器点数はカトラリーを除いて6点になります。6点なら「3点ずつなら2人分の食器も洗えるのでは?」と感じるかもしれませんが、食器をセットするピンの配置により、最大直径23cmサイズの大皿とカップは1点ずつしか置けません。

↑食器をセットするためのカゴ。背面中央は大皿置き場、左奥の四角いスリットはカトラリー、その手前はカップなど、ピンの形状によって置ける場所が決まっている食器もあります

 

↑カップ置き場にはマイボトルをセットすることも可能。水筒派にはうれしい仕様

 

↑パナソニックが想定している一人暮らしの食事で使用する食器の一例。パナソニックの調査では、25〜39歳までの単身世帯平日の食事は一食あたり2品が一番多いのだとか

 

ちなみに、ソロタは鍋やまな板などの調理器具の洗浄には向いていないとのこと。このため、主なターゲット層はレトルトや冷凍食品、惣菜などを利用する中食派の単身者だそうです。

 

時短・節水・清潔性、一人暮らしでも食洗機のメリットは多い

一人分の食器だけなら、わざわざ食洗機を導入する必要はないと感じる人もいるでしょう。しかし、そもそも中食を頻繁に利用する人が料理をしないのは「忙しい」「疲れている」「家事が嫌い」といった理由がほとんど。このような人にとって食洗機は負担の軽減と時間創出の二面からメリットは大きいはず。

 

また、食洗機のメリットは家事負担削減や時短だけではありません。たとえば、約6点の食器というのは、手洗いなら約20Lの水を使って洗う量。しかし、ソロタなら約2.5Lの水で洗浄できます。一日2回食器を洗う場合は、1年間で12000L以上の節水ができる計算。食洗機の導入は実はエコの観点からも魅力的なのです。

もうひとつのメリットが清潔性。食洗機は手では触れられないような熱湯で食器を洗うため、高温で脂汚れをとかすだけではなく除菌も可能。また、食洗機用洗剤は肌に触れることがないため、一般的な手洗い用食器洗剤よりも強力に汚れを落とす成分が配合されています。そのうえ、高圧水流で手洗いでは難しい狭い隙間までパワフルに汚れを落とせます。この3つの理由から、食洗機は手洗いより高い洗浄力と除菌性能があります。

 

多くのメリットがある食洗機ですが、じつは2022年の食洗機世帯普及率は3割以下しかありません。いままで「食洗機は単身向けには大げさ」「置く場所がない」などの理由から導入を見合わせてきた単身世帯も多かったですが、業界初の一人暮らし向けモデルの登場で今後普及率がどう動くか注目です。

高級ホテルに設置されそうなエコなハンドドライヤー、ダイソンから発売

ダイソンは、同社の中で最も省エネ性と速乾性に優れたHEPAフィルター搭載のハンドドライヤー、Dyson Airblade 9kJ (ダイソン エアブレード ナイン ケージェー)を1月26日より発売します。価格はオープン価格となっています。

 

消費エネルギーを抑えた、速乾ハンドドライヤー

手の乾燥は速く衛生的に行うだけではなく、 使用に必要なエネルギー効率にも責任を負うべきだ、という考えから生まれた本製品は、音響からデザインまでの全てを見直ししたそうです。10秒で手が乾くだけでなく、モーターと気流テクノロジーにより、エコモードで使用した場合ペーパータオルに比べて 1回の乾燥で排出する二酸化炭素量を最大 88%も削減するとのこと。

搭載されているモードは2つ。強モードでは、毎分最大 75,000 回転するダイソン デジタルモーターV4 が1秒あたり20Lの空気を送り出し、わずか10秒で手を乾かすことができます。オフィスやレストランなどの比較的利用頻度が少ないトイレに推奨されているエコモードでは、1回の乾燥でCO2排出量を2.1gに抑え、12秒で手を乾かします。ちなみに、ペーパータオルを使用した場合のCO2排出量は17.1gだそう。

 

また、フリース状のグラスHEPAフィルターを採用し、トイレの空気中に浮遊する微粒子(細菌とウイルスを含む) を 99.97 %カット。衛生的に使用できます。

日立から”出っぱらないのに大容量”な冷蔵庫、3月上旬に発売

日立グローバルライフソリューションズは、定格内容積670Lと大容量でありながら、一般的なキッチンと横並びにしてもフラットに置ける奥行65.4cmのスリムな冷蔵庫「まんなか冷凍 GXCCタイプ R-GXCC67T」を3月上旬に発売します。実売想定価格は54万前後(税込)となっています。

 

国内初! 大容量なのに奥行スリムな冷蔵庫

本製品は、定格内容積670Lと大容量でありながら奥行スリム65.4cmを実現しました。これにより、一般的なキッチン(奥行約65cm)と横並びにしても、冷蔵庫の出っ張りが少なく、すっきりフラットに置けるようになりました。また、本体幅は88cmとワイドなので、食品のまとめ買いやストックの増加にも対応しています。日本国内の601L以上の大容量冷蔵庫で、奥行65.4cmを実現したのは日立だけだそうです。

さらに、ドアの分割を左右対称にするとともに、操作部やハンドルによる凹凸をできるだけ少なくすることによって、フラットかつシンプルな形状にし、キッチンに調和する上質なデザインを目指したとのこと。

 

スマホに繋げて使い勝手があがる、コネクテッド家電

スマホアプリ「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」と連携させることで、さらに使い勝手が良くなるコネクテッド家電の本製品。冷蔵庫の本体上部に設けたカメラが、冷蔵室のドアを開けた際に自動で冷蔵室の棚と左右ドアポケットを撮影し、外出先からでもスマホアプリで確認できるようになっています。これにより、買い忘れやすでに買ってある食材の二重購入を減らせます。

日立の冷蔵庫の特徴である、棚スペース全体をチルド温度約2℃、湿度約80%に保つ「まるごとチルド」も引き続き採用されています。

 

その他、ラインアップとして「まんなか冷凍 HXCCタイプ」2機種(「冷蔵庫カメラ」搭載、定格内容積617L・540L)と「まんなか冷凍 HXCタイプ」2機種(定格内容積617L・540L)を2月中旬から、「まんなか冷凍 HWCタイプ」3機種(定格内容積617L・540L・485L)を2月上旬から、それぞれ発売されます。

足元を温かく包む「巻くコタツ」で頭寒足熱を体験したら、仕事の作業効率が抜群にアップした!

暖房をつけているけれど、どうしても足元が寒い……こんな時はコタツが恋しくなります。でもコタツは常設しなきゃいけないし、スペースも必要。さらにコタツで暖を取ると、ついウトウト眠気が……テレワーク中心の筆者にとって、それは困る! そこで注目したのが、ライソンの「巻くコタツKOZUTSUMI」です。お値段は6980円(税込)。

360°足元をくるっと包み込み、約30秒でぽっかぽっかになる小包のようなコタツなのだとか。さっそく「巻くコタツ」の実力をレポートします!

 

軽い! 省スペース! どこでもおけちゃう、使えちゃう

一般的なコタツは、重い、デカい、コタツ布団の収納スペースに困る! と悩みが多いですが、巻くコタツは巻いて収納できるので、省スペースなうえ、質量は約730gと軽量。家中どこに移動しても持ち運べる気楽さが推せるポイントです。

↑巻くコタツ KOZUTSUMI ●本体サイズ:直径約40×高さ50.5cm(使用時)、広げた状態:約幅95×高さ65cm ●電源コード:約2.9m

 

↑収納時はこのように立てかけられるので、邪魔になりません。夏場には押し入れの隙間にすっといれておけます

 

使い方は至ってシンプルで、筒の部分に脚を入れるだけ。イスに向く面にはマグネットがついているので、巻くとすぐにくっつきます。

↑イス側は低く、膝側は高くデザインされています。座って脚をいれると、膝の部分まで高さがありました

 

操作もシンプル。マグネット部分の電源ボタンを押すだけ。座ったままONOFFをできるのはうれしいポイント。電源ボタンを押すと「OF」が表示されるので同じボタンで温度設定をします。温度はP1(60%)~P5(100%)まで5段階の温かさに調整できます。

↑操作ボタンは股の間に(笑)

 

手始めに、デフォルト設定のP5で温めてみます。「約30秒で温かい」と謳うように、速攻で360度全方位からじんわりと温かくなりました。速暖の秘訣は、コタツ部分に炭素結晶加熱材料を採用しているからだそう! ただ、つま先部分まで温まるには5分ほどかかる印象です。

 

P5の温度設定では保温性もあるので、ずっとオンにしておくとかなり熱いのがネック。”ほんの~り温かく”を持続するのであれば、P1からスタートするのがおススメです。

 

テレワークに読書! 毛布をかければパーソナルコタツのできあがり

筆者の一番の活用方法はなんといってもテレワーク時。暖房をつけると頭がぼ~っとなってだらだらしちゃうことも多かったのですが、足元だけ温かいと体上部が冷たいので「頭寒足熱」になり、仕事をするのにうってつけ。足だけ温かいのがこんなに作業効率アップにつながるのかと驚きです!

そして、暖房の時期の悩みの一つは乾燥! しかし、足元がしっかり温まると強く暖房をかける必要もなく、べったべったに塗っていた保湿クリームもサラっとで済むようになったのもうれしいポイントでした。

 

毛布も付属されるからありがたい!

実は、巻くコタツには毛布も付属します。ずっと触れていたくなるほどの上質な手触りにほっこり。巻くコタツをちょうど覆うサイズ感です。毛布をかけると、上から熱を逃さないのでさらに保温効果UP! これぞ、パーソナルコタツです。ソファで読書したり、映画鑑賞したりするときも大活躍しますね。

↑毛布とセット使いでソファがコタツに変身!

 

あまりに温かすぎて寝落ちしちゃった~といったときも大丈夫。2、4、6、8時間の4段階でタイマー設定ができるので、心配な人はセットしておきましょう。また、自動電源OFF機能があるため、巻くコタツが倒れたりしても安心です。

 

巻かなくても使えるから2人でもOK

また、本製品は巻かなくても使えちゃうところもお気に入りのポイント。マグネットをくっつけず、床に立てておくと壁面ヒーターのような活躍ぶり。ぴったりくっついて座れば、2人でも使用できました。映画鑑賞時などにいかがでしょうか。気になるあの人とぴったりくっつくきっかけにもなるのでは?

 

電気代も抑えられるパーソナルコタツ

電気代高騰が続く昨今。やはり電気代が気になるところですよね。本製品の1時間の電気代は約4.3円で、1か月使用しても1000円(※)ちょっと。暖房利用時よりもはるかに安いです。

 

足先まで温まるには少し時間がかかるものの、ひざ下から足首まではすぐに温まるので、今までほど末端の冷えを感じなくなりました。ということで、頭寒足熱の心地よさを体感してしまった筆者は暖房稼働率が減り、巻くコタツとともに移動する生活にシフトしています。皆さんも頭寒足熱をぜひ体感してみてください!

※160W電気料金単価(全国平均 大手電力10社の平均)26.1円/kwhで算出した場合。

デニム12枚重ねが縫える「オトコミシン」が大ヒット! 2022売れたモノセレクション

ここでは2022年に売れたモノを紹介! 帆布やレザーも縫える本格派のミシンに注目が集まった。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

本誌のほかウェブメディアなどで執筆活動を行う。掃除機や調理家電など生活家電全般の紹介記事を執筆。製品評価では特に使い勝手を重視する。

本誌副編集長

青木宏彰

本誌で生活家電・美容健康家電を長く担当。「家電コーディネーター」の資格を持ち、市場動向にも詳しい。製品評価では機能性に加えデザイン性も重視。

 

①【オトコミシン】 先着特典付き100台は予約開始3日で完売!

売上: 9/10

影響: 7/10

市場開拓: 10/10

コロナ禍でミシンの人気が高まっており、帆布やレザーも縫える本格派な製品が登場。先着特典付き100台は予約開始3日で完売し、発売開始直後から楽天市場のミシン部門で1位に。

 

オトコゴコロをくすぐる本格仕様でヒット

12枚重ねのデニム生地も縫えるガチ仕様がメカ好きのオトコに響きます。ホームページに解説動画を用意するなど、初心者でも使いやすいよう配慮があるのも支持されている理由です。(青木)

 

専業メーカーが作り上げたこだわる男のためのミシン

【ミシン】

2022年11 月発売

アックスヤマザキ

TOKYO OTOKO ミシン

実売価格4万4000円

業務用機に準ずる技術と斬新なアイデアから生まれたこだわりのミシン。アンティーク・デザインのはずみ車を採用し、厚手の帆布やレザーも手回しでしっかり縫える。使い方の基本がすぐわかる動画コンテンツも好評。

 

↑一般的な家庭用ミシンでは縫えない革もOK。“革のダイヤモンド”とも言われるコードバンも、傷めることなくきれいに縫える

 

↑一般的なミシン針よりも強度の高い針を5本同梱。最大で12枚のデニム生地を一度に縫えるパワフル性能だ

 

②【強振動電動歯ブラシ】 withマスク生活で口内衛生への関心が高まり強力振動モデルに注目

売上: 9/10

影響: 6/10

市場開拓: 8/10

マスク生活の影響で口臭や口内衛生を気にする人が増え、電動歯ブラシの市場規模が拡大。各主要メーカーからパワフルなブラシ振動をウリにしたモデルが登場している。

 

同じ強力振動でも磨き心地に違いがある

ブラウンの「iOシリーズ」は、微細な高速振動で歯垢除去力も歯への当たりの強さもアップ。パナソニックはブラシの振幅が細かく、振動が強力なのにやさしい磨き心地が秀逸です。(平島さん)

 

ブラシの毛の振動と高速回転で歯垢を除去

【電動歯ブラシ】

2022年10 月発売

Oral-B by Braun

オーラルB iO9

実売価格4万9280円

ブラシの毛が振動しながら高速回転する新技術を採用。アプリと連動してブラッシングをチェックし、磨き残し部分を教えてくれる。歯磨き中のブラシ圧を本体リングの光色で通知。

 

新搭載のセンサーで正しい磨き角度に導く

【電動歯ブラシ】

2022年9 月発売

パナソニック

音波振動ハブラシ ドルツ EW-DT72

実売価格4万5000円

縦振動に上下振動を加えた「W音波振動」で歯間部を強力ブラッシング。ブラシが歯に当たる角度が歯周ポケットのプラーク除去に最適な45度となるよう導く「磨き角度センサー」を新搭載した。

 

③【エクサガンハイパー】 リカバリーガンに続いて人気沸騰中

売上: 8/10

影響: 8/10

市場開拓: 9/10

20年発売のリカバリーガンは手軽さとパワーが受け、発売後1年あまりで累計25万台超のヒット。新モデルのエクサガンハイパーも通販サイトや量販店で売り上げ上位をキープ。

 

想像以上のパワーに多くのユーザーが満足

このサイズからは考えられないパワフルな刺激で、満足度が抜群。アタッチメントなしでも使えるため、旅行の際などは本体だけ持ち歩き、カジュアルにケアできるのも便利です。(平島さん)

 

片手で使える220gながら驚きのパワーで全身ケア可能

【ボディケアマシン】

2022年4 月発売

ドクターエア

エクサガン ハイパー REG-04

実売価格1万1880円

同社「ガンシリーズ」において最軽量となる220gの小型モデル。最大約3000回/分のパワフル振動で様々な部位をケアできる。顔まわりに使える「ソフトブラシアタッチメント」など3つのツールを付属。

 

↑長さ12.8cmのスマホサイズで片手で軽々と使え、バッグに入れて持ち歩ける。カラバリはローズピンク、マットブラックなど5色。落ち着きのある色調が魅力だ

 

ホットプレートとお皿を兼ねた「HOT DISH」がヒット! 2022売れたモノセレクション

ここでは2022年に売れたモノを紹介! 調理家電では一人用のホットプレートやコーヒーメーカーに注目が集まった。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

本誌のほかウェブメディアなどで執筆活動を行う。掃除機や調理家電など生活家電全般の紹介記事を執筆。製品評価では特に使い勝手を重視する。

本誌副編集長

青木宏彰

本誌で生活家電・美容健康家電を長く担当。「家電コーディネーター」の資格を持ち、市場動向にも詳しい。製品評価では機能性に加えデザイン性も重視。

 

①【HOT DISH】 Makuakeでの公開1時間で目標金額を突破!

売上: 7/10

影響: 8/10

市場開拓: 9/10

Makuakeで先行販売し、目標額を大きく超える1503%の達成率を記録したIHポットプレート。プレートと皿を兼用するありそうでなかったデザインがInstagramを中心に評判に。

 

“スマートにズボラする”製品コンセプトがお見事

“スマートにズボラする”は近年の調理家電のテーマのひとつ。 本機はIHヒーター部もメカメカしくないフラットなデザインで、焼きプレートをセットした際に食卓によく馴染みます!!(青木)

 

作る・食べる・片付けるが完結するお皿のようなホットプレート

【IHホットプレート】

2022年6 月発売

エレコム

HOT DISH HAC-IH01DWH

実売価格2万1780円

IHヒーターとお皿型プレートが一体化。一人ぶんの調理に適したサイズで、収納も場所を取らない。保温モードを使えば、最後のひと口まで温かく食事を楽しめる。プレートとお皿が兼用で洗い物も少なくてラク。

 

↑シリコン製鍋つかみが付属し、熱々のプレートをさっと食卓に運べる。ふたも付属し、食材の水分や香りを逃さず調理

 

↑セラミックコーティングしたプレートの遠赤効果で食材の旨みを引き出す。焼きプレートは煮込み料理にも対応

 

②【芯温スマートクッカー】 Makuakeでのテスト販売で目標額の635%を達成

売上: 7/10

影響: 9/10

市場開拓: 8/10

Makuakeでのテスト販売で目標額の635%を達成して完売。22年11月1日に一般発売が開始すると、当日の楽天市場リアルタイムランキングで総合1位を記録した。

 

安全性と味を両立する絶妙な加熱が可能に!

本機は食材の内部まで十分に火を通しつつ食材の味と食感を損なわない絶妙な加熱が可能。まるで実験機器のような見た目も料理男子の心をつかみ、SNSでも話題になっています。(平島さん)

 

芯温計で食材の中心温度を計りつつ安全においしく低温調理

【低温調理器】

2022年11 月発売

テスコム

芯温スマートクッカー TLC70A

実売価格1万6500円

業界初、食材に芯温温度計を刺して調理する家庭用低温調理器。中心温度を測って設定温度を維持して加熱するため、食材の大きさや種類に関係なく手軽に調理できる。ジップロック(R)に入れて調理するので本体のお手入れも簡単。

 

↑ジップロック(R)に入れた食材を庫内にセットし、食材の中心に温度計の針を刺して加熱調理。ローストビーフもほったらかしで完成

 

↑「芯温調理モード」と庫内の加熱のみ行う「調理モード」を搭載。中心温度は40~85℃を1℃単位で、加熱時間は1分単位で設定可

 

③【ハイエンドコーヒーメーカー】 ECサイトや家電量販店の売上ランキングで上位をキープ!

売上: 9/10

影響: 7/10

市場開拓: 8/10

おうち時間が増えたことでコーヒーの挽き方・淹れ方にこだわる人が増加。22年も高級コーヒーメーカーが通販サイトや量販店の売り上げランキング上位につけている。

 

コーヒー好きの要望を叶える高級機が人気

コーヒー好きの要望を実現できる機種は多少高価でも人気。デロンギはボタンひとつでプロの手技を再現でき、カフェばこPROは挽き目はもちろん抽出温度まで好みで調整可能です。(青木)

 

挽きムラの低減によりコーヒーの味がさらに向上

【コーヒーメーカー】

2022年10 月発売

シロカ

コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこ PRO

実売価格2万9700円

シリーズ累計100万台を突破した人気全自動コーヒーメーカーの上位モデル。進化したコーン式ミルで豆の挽きムラを抑え、雑味の少ない風味豊かなコーヒーに仕上げる。

 

独自の自動泡立てを搭載した高級エントリー機

【コーヒーメーカー】

2022年9 月発売

デロンギ

マグニフィカ イーヴォ全自動コーヒーマシン(ECAM29081TB)

実売価格16万8000円

豆挽き、エスプレッソ抽出に加え、ふわふわミルクの泡立て機能も装備。タッチパネル操作で本格派の一杯が完成する。豆の個性を引き出すスペシャルティなどメニュー6種を搭載。

A4サイズで収納できる衣類乾燥機!? 仕組みも実力も謎すぎるので検証してみた

冬は日照時間が短く外気温も低いので、外干しの洗濯物がなかなか乾きません。朝から外に干していたのに、夕方取り込んでみたらなんとなくしっとりしていてイヤ~な感じ……。かといって、そのあと部屋干しすれば臭いが気になるし、邪魔になるしで、できることなら今すぐ乾かしたい!

 

そんなときオススメしたいのが、プラスマイナスゼロから2022年12月に発売された「コンパクト衣類乾燥機 XRC-G010」です。わずかA4サイズのコンパクトなボディからは想像しにくいですが、ハンガーラックや室内の物干し竿にかけて、衣類を吊るしたまま乾燥できるというとってもお手軽なアイテム!

仕様から速乾性まで謎多き本製品を、筆者が自宅でイチから使ってレポートしていきます!

 

A4サイズで場所を取らず、隙間にスッキリ収納

まず驚くのが、その名の通りのコンパクトさ。折りたたんだ状態の本体サイズは、幅82×高さ290×奥行き210mmで、表面積はジャストA4サイズ。棚の隙間にスッと収納したりラックに吊るしておいたりできるので、一人暮らしのワンルームや物が多い洗面所に置いても邪魔にならないのがうれしいところ。

↑質量は約1.7kg(乾燥ケース含む)で、コードは約3mと長め。本体カラーは、ホワイト、グレー、レッドの3色展開で、お部屋のインテリアに合わせて選べます

 

↑500mlペットボトルと比べてもこの大きさ。隙間にすっぽり収まっちゃいます

 

使うときはサッと広げるだけ

使用する前に、まずは組み立てからスタート。吊り下げフックを開いてハンガーやパイプに吊り下げたら、フラップを両サイドにパカッと開きます。中央部には風の吹き出し口があり、そこから温風が出てくる仕様です。

↑吊り下げたところを下から見た図。フラップの中央に風の吹き出し口があり、その真下にハンガー掛けが設置されています

 

使い始めは、このフラップ周囲の溝に乾燥ケース上部のフレームをはめ込む作業が発生します。ガチッとはめ込むには少し力が必要ですが、ここでしっかり装着しておかないと、乾燥中にケースごとズサッと落下してしまう可能性もあるので注意です。

↑乾燥ケースを装着した状態。ケースの丈は、衣類や下着など乾かすもののサイズに合わせて3段階に調節可能です

 

吊り下げフックをセットするとフラップが開いた状態で固定され、準備完了。運転モードは「HIGH(温風運転)」「LOW(送風運転)」「ダニ対策モード」の3種類から選べます。ダニ対策モードではダニの繁殖を防ぐことができるので、ベビー衣類や寝具などに使用するのがオススメです。

 

温風の温度は高めの約70℃で、風がぶぉ~っと吹き出してきます。期待できるパワーです。「HIGH」にすると多少音も大きくなりますが、ドライヤーのような轟音ではないので日常生活をする上で気にならない程度。

↑シンプルな操作パネル。タイマーは最大で7時間までセットできます

 

忙しいときでもサクッと乾燥。吊るしたままだから衣類が傷まない

さて本題。実際に洗濯物を乾かしてみたいと思います。今回は、脱水までしたメンズの長袖シャツ2枚とヒートテック1枚を「HIGH」モードで乾燥させていきます。ちなみに、一度に乾燥できる目安はTシャツ3~4枚程度だそうです。中央のハンガー掛けに間隔を空けつつ衣類を干し、ケースのファスナーを閉じたらタイマースタート。

30分経過したところで、一度乾き具合をチェックしてみると……なんと7~8割方乾いていました! 乾きムラもなく全体が均一に乾いている感じで、これはすごい。生乾き臭さもありません。そのまま乾燥を続けていくと、約1時間で完璧に乾燥完了。脱水後の乾燥でこのスピード感。これなら”あと少し乾かしたいとき”の仕上げ乾燥はもっと速乾を実感できるでしょう。とにかく急いで乾かしたいときには、かなり役に立ってくれそうですね。

↑ハンガー掛けには9着分の凹みがありますが、風通しが良くなるので1個飛ばしでセットするのがオススメです。耐荷重は約10kg

 

個人的に良いと思ったのは、ハンガーにかけたまま乾燥できるので、シワを防げて、衣類が傷みにくい点です。気に入っている服をどうしても着ていきたい日に限ってまだその服が乾いていなかったりするのですが、ドラム式乾燥機に放り込んだら、シワシワになってしまうし、おしゃれ着の場合はそもそも使用できないことも少なくありません。本製品なら送風モードもあるので、デリケートなおしゃれ着や下着類なども優しく乾かすことができます。乾燥後、アイロンをかけなくて済むのもラクで良い!

 

乾きにくいパーカーはどうなの?

続いて、冬場は特に乾きにくい洗濯物の問題児、厚手のパーカーで検証してみました。編集部の担当さん曰く、浴室乾燥機でさえ3時間では乾かないとのこと。フード裏とか袖口とか、しっとり感が手強いですよね。

シャツよりも時間がかかること必至なので、タイマーは3時間に設定してスタート。途中、1時間ほどしたところでチェックしてみると……吹き出し口に近い襟元の大部分は乾いているのですが、パーカーのフードが重なっている部分と裾のリブ付近はまだまだ湿っている様子。やはり手強いぞ! そこで、フードの部分を開くように洗濯ばさみで止めて乾燥再開。30分おきに確認しつつ、結果的に3時間でほぼ全体が乾燥できました。これはもしかしたら浴室乾燥機と同等、もしくは優秀と評価してもいいかも!?

 

とはいえ、やはり厚手の衣類やジーンズなどのボトムスは乾くまでに時間が必要なので、衣類の中を開いたり単独で乾かしたりとちょっとした工夫が必要だとわかりました。また、吹き出し口に近い方が乾きやすい性質もあるので、裾部分も上にたくし上げて干すと良いかもしれませんね。

 

日常的に活用できてコスパ◎用途で使い分けても良し

本製品の実売価格は、1万6500円。オーソドックスな衣類乾燥機が5万円前後だとすると、かなり手を出しやすいお値段で、一人暮らしで少量の乾燥でOKという人にはベストマッチ。さらに電気代も1時間使用で約13円と、一般的な乾燥機の半分以下に抑えられるそうです。

 

「家族の洗濯物を一気に乾かしたい」というニーズには向いていませんが、すでに乾燥機を持っている家庭でも、おしゃれ着やリクルートシャツの乾燥は本製品が向いているかもしれません。

 

冬の気温が低い時期も、梅雨の湿度が高い時期も一年中活躍してくれそうなアイテムですので、ぜひ今のうちにゲットしてみてはいかがでしょうか。

 

執筆 kitsune

メンズ美容の活況で「美肌シェーバー」が人気に! 2022売れたモノセレクション

ここでは2022年に売れたモノを紹介! リモート会議などをきっかけに、中高年男性の間でもスキンケアへの意識が向上し、美肌シェーバーが人気に。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

本誌のほかウェブメディアなどで執筆活動を行う。掃除機や調理家電など生活家電全般の紹介記事を執筆。製品評価では特に使い勝手を重視する。

本誌副編集長

青木宏彰

本誌で生活家電・美容健康家電を長く担当。「家電コーディネーター」の資格を持ち、市場動向にも詳しい。製品評価では機能性に加えデザイン性も重視。

 

【美肌シェーバー】 メンズ美容の高まりを受けパナソニックが新製品を発表し、他社も続々参入

売上: 8/10

影響: 10/10

市場開拓: 9/10

ニーズをいち早くキャッチして20年に発表されたパナソニックのスキンケアシェーバーは、大きな話題に。22年には同社から新モデルが登場。ヤーマンとブラウンも追随して市場が活況だ。

 

使い続けることで肌質の変化を実感!

1週間ほど使い続けるだけで肌のモチモチ感が変わっていることを実感。美肌シェーバーを契機に、男性の間でも美顔専用器への注目度がより上がっていくかもしれません。(平島さん)

 

美肌に関心はあるが実践できない層にヒット

近年は若者だけでなく中高年男性の間でもスキンケアは常識に。この3機種はシェーバーとしての基本性能も十分で、美容に関心はあるがなかなか実践できない人にもトライしやすい!!(青木)

 

美容機器メーカーのシェーバー参入に弾み

コロナ禍を契機に美容クリニックを訪れる40歳以上の男性が大幅増。ヤーマンのような美容機器専業メーカーのシェーバー市場への参入も今後増えるかもしれません。(本誌家電担当・金子)

 

【その1】 日本初となるRF搭載で温めながら剃っていく新体験のシェービングを

【電動シェーバー】

2022年6月発売

ヤーマン トウキョウ ジャパン

温剃りシェーバー HOT SHAVE(ホットシェイブ)

実売価格4万4000円

エステサロンでも使われるRF(ラジオ波)で肌を温め、弾力をアップ。シェーバー部分は肌にやさしい回転式で、モチモチになった肌と密着してやさしく深剃りできる。継続して使うほどに肌の水分量が向上し、毛穴の大きさも縮小する。

 

↑水分に反応するRFが肌の深部まで温め、肌の水分量をアップ。ヒゲ剃りの肌ストレスを軽減するだけでなく、使うほどに弾力のある美肌に導く

 

【その2】 シェービングしながら保湿成分を肌に浸透させクリアな肌へと導く

【電動シェーバー】

2022年9月発売

パナソニック

スキンケアシェーバー「ラムダッシュ」 ES-MT22

実売価格2万6730円

イオンプレートを使ったスキンケア機能を搭載。手塗りと比べて化粧水や乳液の保湿成分の浸透量が1.7倍、ビタミンCの浸透量が1.3倍になる。パワーを自動制御するラムダッシュAIでやさしい深剃りが進化。

 

↑ヘッド側面のイオンプレートからの微弱電流で保湿成分の浸透性が向上。「スキンクリアモード」では、毛穴汚れや古い角質をコットンに吸着・除去できる

 

【その3】 ヘッドを替えれば美顔器に!! 深剃りとスキンケアを両立したい人へ

【電動シェーバー】

2022年9月発売

ブラウン

シリーズ9 Pro 9487cc-V マットシルバー

実売価格6万8800円

同社の最上位シェーバーに着脱式の美顔器ヘッドを同梱。磁力の反発とシェーバーの振動を利用した独自技術で、スキンケア成分が肌の奥まで浸透する。シェービング性能も非常に高い。

 

↑美顔器ヘッドのステンレス鋼から発生する磁力と高速のモーター振動で、化粧水成分が肌の奥の角質層まで浸透する。使い続けるほどうるおいのある肌に

 

アイロボット参入で「2in1ロボット」が活況に! 2022売れたモノセレクション

ここでは2022年に売れたモノを紹介! 掃除はゴミ捨て、モップ洗浄までロボットに任せる時代に。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

本誌のほかウェブメディアなどで執筆活動を行う。掃除機や調理家電など生活家電全般の紹介記事を執筆。製品評価では特に使い勝手を重視する。

本誌副編集長

青木宏彰

本誌で生活家電・美容健康家電を長く担当。「家電コーディネーター」の資格を持ち、市場動向にも詳しい。製品評価では機能性に加えデザイン性も重視。

 

【進化系2in1ロボット】 床の吸引清掃に加え拭き掃除もワンストップが常識

売上: 10/10

影響: 9/10

市場開拓: 10/10

エコバックスは最上位シリーズが牽引し、国内累計販売金額が前年比+168.8%に(※1)。ロボロックは累計販売1000万台を突破した。一方、アイロボットも11月ついに2in1市場へ参入し話題に。
※1:2022年1~8月期の国内累計販売金額

 

掃除全般をロボットに任せる時代が近づいた

トレンドの「自動ゴミ収集」が一歩進み、水拭きモップの「自動洗浄」に到達。障害物回避機能も各社進化し、掃除をすべてロボットに任せられる時代が近づいています。(本誌家電担当・金子)

 

アイロボット参入で2in1型がますます活況

No.1ブランドであるアイロボットの参入で、2in1市場がますます活況。アイロボットは「コンボ」による“簡単水拭き”とブラーバ ジェット m6による“しっかり水拭き”の2スタイルを提案しています。(青木)

 

同じ2in1タイプでも各社こだわりに違いあり

ロボロックとエコバックスはモップ洗浄、アイロボットはカーペットを濡らさないことに注力と、こだわりに違いあり。アイロボットにもモップの着脱をラクにする工夫があります。(平島さん)

 

【その1】 圧巻の障害物回避力に加え、先進の水拭き機能を“コンボ”!!

【ロボット掃除機】

2022年11月発売

アイロボット

ルンバ コンボ j7+

実売価格15万9800円

自動ゴミ収集機能を搭載し、障害物識別・回避機能も秀逸なルンバj7+に、水拭き機能を追加。ラグやじゅうたんを認識するとモップパッドが天面にリフトアップする“変形構造”を採用しており、敷物を濡らす心配がない。

 

↑センサーがカーペットを認識するとモップパッドを支えるアームが起動。パッドを天面まで持ち上げるため、“絶対に”濡らすことがない

 

【その2】 1台5役で床掃除の手間を全面代行する超絶モデル

【ロボット掃除機】

2022年8月発売

ロボロック

Roborock S7 MaxV Ultra

実売価格21万7800円

本体は吸引&水拭きの1台2役、充電ドックは自動ゴミ収集・モップ洗浄・給水の3役を担う。同社最強の5100Paの吸引力と最大3000回/分のモップ振動で床面をピカピカに仕上げる。

 

↑カーペットを感知すると水拭きモップが自動的に5mmリフトアップ。吸引掃除のみを行い、カーペットを濡らさない(※2)
※2:毛足4mm未満に対応。4mm以上はカーペット回避モード選択

 

【その3】 熱風乾燥機能を搭載し常に清潔なモップで水拭き

【ロボット掃除機】

2022年4月発売

エコバックス

DEEBOT X1 OMNI

実売価格19万8000円

充電ドックには給水・モップ洗浄・熱風乾燥・自動ゴミ収集機能を搭載。掃除後の洗浄から乾燥まで全自動で行い、モップを清潔に保てる。2枚の丸型モップが毎分180回転し頑固な汚れも除去。超高性能カメラとAIにより障害物も賢く回避する。

 

↑洗浄・すすぎのあと、モップを高速回転させながら熱風を送風して乾かす。乾燥時間は約2時間。乾燥中の運転音も静かだ

 

極薄ホットプレート、回る調理鍋、変形ロボット掃除機etc.ーープロが厳選した”2022お世話になりっぱなしだった”家電

2022年は、さまざまな家電製品が登場しましたね。数年続いたコロナ禍による家電特需やそれによる需要の先食い、ステイホームの反動、円安など、家電業界的にはなかなか大変な一年だったように思います。

 

そんな家電たちの中でも、特に仕事で、プライベートで「お世話になりっぱなしでした!」と脱帽した製品を紹介します。

※価格は全て税込です

 

【その①】冷めにくいから焼肉チャーハンが絶品

abien

abien MAGIC GRILL(2022モデル)

2万3980円

公式サイト

今年、何回作ったかな? と数えたくなるぐらい作ったのが焼肉チャーハンです。ホットプレートで味付焼肉を焼き、脂やタレがしっかりプレートに残ったところでごはんをドーン! キムチもドーン! ニンニクは少々。これらを焼きながらまぜまぜしていきます。イメージは高級鉄板焼きの締めのガーリックライスですが、もっとカジュアルでOK。肉も安くてOK。これがめちゃくちゃうまいんです。そんなうまい締めメシを簡単に家で作れてしまうのが「abien MAGIC GRILL」。

 

極薄プレートにフィルムヒーターが内蔵された、ちょっとおしゃれなホットプレートです。ポイントは加熱が速いこと。電源を入れると素早く加熱がスタートし、しかも食材を置いても熱が下がりにくいので素早く焼けていく=サクッと時短で準備〜料理が完成、というわけです。残しておいた焼肉をカリッと焦げてきたごはんと絡めたら、それはもう止まりません! 焼肉チャーハンのためだけに買うことをおすすめしたいほど!

 

【その②】鍋が傾いて回転すると可能性が広がる

アイリスオーヤマ

CHEF DRUM(シェフドラム)

6万6800円

公式サイト

さまざまな調理家電が登場した中で、2022年一番インパクトが大きかったのがアイリスオーヤマの「シェフドラム」です。本体が傾いてさらに回転するこのギミック、たまりません! しかも、ただ面白いだけでなく、作った料理はちゃんと美味しいのです。材料をいれるだけで、野菜炒めは約12分、唐揚げは約6分、さばの味噌煮は約10分とあっという間に1品作れちゃうのが時短ポイント。

 

また、本体を傾けることで少ない油で揚げ物が可能。フライ系は衣がはがれることもありましたが、からあげは絶品に仕上がりました。挑戦したかった飴色玉ねぎは、約2時間回し続けてベースが完成。ここにスパイスをいれればオリジナルカレーが作れそう! 今年は完全オリジナルのカレーレシピを完成させるのが目標だったりします。

 

【その③】本体が変形して床を拭くまさに変形ロボなんです

iRobot

ルンバ コンボ j7+

15万9800円

公式サイト

2022年はロボット掃除機が数多く登場し、掃除能力やバッテリー性能、部屋の旋回性能、障害物の回避性能などが軒並み向上しました。しかし、もうそんなことはどうでもいいんです。ルンバが変形したんです。これは変形ロボットアニメで育ったおじさん世代にはたまらないことです。それが、iRobotの新製品「ルンバ コンボ j7+」。

 

これまでルンバは吸引掃除が専門で、水拭き掃除はブラーバが担当していました。しかし「ルンバ コンボ j7+」は拭き掃除もできるように進化。フローリングを発見すると本体側面のカバーが開き、アームが出てきて、本体上部にあるモップを底面に移動。モップを床に押し付けて水拭き掃除してくれます。もうちょっとで二足歩行ロボットに変形しそうじゃないですか! 現段階ではそこまでの変形はしませんが、アームを出し入れする様は何度見ても飽きません。毛づくろいする猫をずっと見続けるかのように、「ルンバ コンボ j7+」の変形するところをずっと眺めてしまいました。

 

【その④】掃除機はもう「軽さ」が正義だと思います

シャープ

RACTIVE Air EC-SR8(ラクティブエア)

6万3800円 ※編集部調べ

公式サイト

2022年も、数多くのコードレススティック掃除機をテストしてきました。そんな中で思わず笑ってしまったのがシャープの「ラクティブエア EC-SR8」です。

 

本製品の仕様上の質量は1.3kg。1.5kg前後のコードレススティック掃除機が数多くあるため、数字だけ見ると大差ないですが、とにかく軽いんです。これが本当に軽い(大事なので2回言います)。ポイントは重心のバランス。ヘッドを軽量化しているため重さをほとんど感じず、片手でヒョイッと上に向けられるぐらい。これならエアコンの上など高いところも手軽に掃除できます。しかも静かで吸引力も十分。もちろん強モードの駆動時間が約15分しかないなど、注意点もありますが、手軽さはダントツ。これを使ったらもう重たい掃除機は使えなくなりますよ。

 

【その⑤】体重を測ろうと思ってなくても測ってくれます

issin

スマートバスマット

1万6980円

公式サイト

痩せるためには体重計に毎日乗るのがポイントって言いますよね。ただ、残念な数字を毎日見たくないじゃないですか。記録して意識はしたい。でも数字は見たくない。それにわざわざ体重計を取り出すのも面倒。そんなわがままを解決してくれる製品がイシンの「スマートバスマット」です。

 

これ、バスマットなのですが同時に体重計でもあるのです。置き場所は当然、お風呂場の前。我が家ではほぼ、洗面台の前でもあります。そこに立つだけで自動的に体重を計測。スマホアプリで記録してくれるというわけ。あえて本体では体重表示をせず、アプリ上で前回体重からの変化幅を見せてくれるのが面白いです。ちなみにバスタオルやバス用品を持っている場合など、イレギュラーな体重は手動で削除が可能。グラフで体重の変化を見ながら気楽に管理できます。体重計に乗るというアクションが不要なのが、ストレスフリーなポイントです

掃除機は “自動ゴミ収集ドック付き” が新定番! ロボット&コードレススティックの最新モデルをプロがチェック

掃除機はますます軽量化とスリム化が進んでいます。その軽さや操作性のよさは大きな魅力ですが、一方で、掃除機本体のコンパクト化を目指したことによりダストボックスも小さくなる傾向に。すぐにゴミがいっぱいになってしまうことを不便に感じるという声も聞かれます。

 

そんな悩みを解決するために誕生したのが、充電台に自動ゴミ収集ドックが搭載された掃除機。この「自動ゴミ収集ドック付き掃除機」を中心に、最新の掃除機事情やおすすめのモデルについて、家電ライターの田中真紀子さんに教えていただきました。

 

自動ゴミ収集ドック付き掃除機が人気なのはなぜ?

↑写真提供/ロボロック「S7 MaxV Ultra」

 

「掃除機の進化として、とにかく吸引力を上げる時代や、コードレスススティック型掃除機であれば軽量化を進める時代がありました。しかし、どこか性能を上げることで他の性能が犠牲になることも多くあったのです。例えば、軽量化を進めた結果、吸引力が下がったり、掃除をする床面への掃除機の安定性が減ってしまったりするといった現象。そのような紆余曲折を経て、より使いやすい掃除機とは何かを各社、追求し始めました」(家電ライター・田中真紀子さん、以下同)

 

そうして、自動ゴミ収集ドック付き掃除機が日本の市場に初めて登場したのは、8年前だそう。

 

「8年前に登場しましたが、広く出回るようになったのは3年ほど前からです。ロボット掃除機の最大のメリットは、ほったらかしておいても掃除をしてくれること。にもかかわらず、ダストボックスが小さくてすぐにゴミが溜まってしまうのがデメリットでした。掃除をしている途中でゴミ箱が満タンになり、エラー停止することも。この問題を解消するため、自動ゴミ収集ドック付きのロボット掃除機が開発されたのです。

 

この自動ゴミ収集ドック付き機能は、コードレススティック型掃除機にも応用されました。もともと軽量化したコンパクトデザインを売りにしてきたスティック型掃除機はどうしてもダストボックスも全体的に小さい傾向にあったからです。本体とは別に自動ゴミ収集ドックを設けることで、手元の掃除機本体のゴミが溜まったままになることがなくなりました。パナソニックが自動ゴミ収集ドック付きスティック型掃除機の先駆けとなり、各社から徐々に発売されるようになっています」

↑写真提供/パナソニック「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K」

 

ドックのゴミ捨ての頻度は?

ゴミを自動で集めてくれることはとても便利な機能ですが、ドックのゴミはどのくらいのペースで捨てる必要があるでしょうか?

 

「今までゴミ捨てを面倒に感じていた人のニーズにマッチしました。掃除機本体を充電ドックに収納すると、ゴミはドック内の紙パックのなかに自動で集まっていきます。紙パックはだいたい1〜3ヵ月に一度交換するだけ、なかには1年間交換不要のものもあります。紙パック式はホコリの舞い散りがほとんどないので、ゴミ捨てのときに出るホコリに困っていた人も紙パック式のドック付き掃除機に買い替える傾向にあります。

 

いつでも手軽に掃除できるように、今は『いかに使いやすいか』を追求した掃除機が増えています。その1つの選択肢が、自動ゴミ収集ドック付き掃除機なのです」

 

掃除機選びのチェックポイント

↑写真提供/Shark「EVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナー CS851JMVAE」

 

スティック型掃除機やロボット掃除機、そしてキャニスター式掃除機などさまざまな種類の掃除機があります。では、自分にはどの掃除機がよいのか、種類が多いだけに迷うことも。「各社が価格帯に幅のあるモデルの掃除機をさまざま出しており、比較するのも難しいですが、相対的な傾向として」という前提で、選び方のコツを解説いただきました。

 

・吸引力

「吸引力を優先させるのであればだんぜんキャニスター式です。スティック型が主流になりつつあるなか、一定数のニーズがあるのはやはり吸引力が優れている点です。ペットのいる家や、徹底的にホコリを取り除きたい方におすすめです」

 

・軽さ

「軽さを重視するなら、スティック型です。スティック型は重心が手元にあると持ち上げるときに負担が少なく、ヘッドにあると床面をしっかりと捉えて安定性があります。使ったときの操作性が変わるため、実際に手にとって試してみるといいでしょう。スティック型は部屋数の少ない家や、階段のある戸建てに適しています。一方でキャニスター式は本体部を床に置いているため、手元が軽く取り回しやすいメリットがあります。懸念される本体の重さも最近では軽量化されており、本体を持ち上げて運びながら掃除できるものも多く出てます。ただ、コードを引っ張るのを面倒に感じる人も多いですね」

 

・バッテリーの持ち具合

「ロボット掃除機は自動でドックに戻るタイプが多く、充電を気にする必要がないのが便利な点です。スティック型は充電台に乗せるだけで自動で充電できるタイプと自分で充電ケーブルに差し込むタイプがあります。両掃除機どちらもコードなしで掃除できる点では優れていますが、バッテリーの持ち具合は、比較的値段に反映されやすいため、値段が安い分、バッテリーの持ちが悪いこともあります。コスパを考えて選ぶことがポイントです。なおバッテリーは着脱できるタイプもあり、2個用意しておけば連続して使えるほかバッテリーが消耗した際には交換していつでも使えるのは安心です」

 

・収納性

「スティック型は基本的に出しっぱなしにしておくことが前提にあるため、デザインを重視しておりインテリアにもなじみやすいものが多いです。最近ではロボット掃除機もドック付きになり始めてからその存在感が増してきているため、デザイン性が上がってきています。キャニスター式のデメリットはしまいづらさではないでしょうか。本体も大きいので収納の奥にしまってしまい、結果的に使わなくなる場合も。取り出しやすい場所をあらかじめ整えておくようにしましょう」

 

・お手入れ方法

「ロボット掃除機は吸い口からゴミの溜まる場所までの距離が最も短いため、手入れは比較的簡単です。キャニスター式はそれほど手入れに難はありません。スティック型はコンパクト設計のものが多く、ダストボックスが小さいためゴミが絡みやすい傾向にあります。
今はどのタイプの掃除機も、水洗いできるものが主流となっており、ダストボックス内の細かなホコリまで洗い流せるものが多く出ています」

 

家電のプロがすすめる最新ドック付き掃除機 6選

続いて、具体的に最新の自動ゴミ収集機能付きドックを搭載した掃除機を紹介していただきました。

 

1.コードレススティック型掃除機で初めて自動ゴミ収集機能付き充電台を搭載

パナソニック「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K
オープン価格(実売価格6万5340円前後・税込)

 

コードレススティック掃除機では業界初となる本機種。従来は掃除機本体に付いていたダストボックスを分離したことにより、軽さとスリムなフォルムを実現。重心がヘッドにあるため手元が軽くラクに操作することが可能に。さっと取り出して手軽に掃除ができます。

 

「デザイン性に優れていて白くスリムなフォルムはリビングに置いたときにインテリアとしても美しいのがいいですね。また、Panasonicの独自の微粒子イオン『ナノイーX』機能でドックの紙パックを除菌、脱臭します。清潔に安心して使いたい方におすすめです」

 

↑ドックからサッと手前にひいただけでスイッチがON。ゴミが多いときには赤早点滅し、キレイになると青点灯になるクリーンセンサー付きで目に見えない微細なハウスダストまで検知して知らせる。

 

↑紙パック内の溜まったゴミは、「ナノイーX」により除菌・脱臭※されるため、ドック内部をいつでも清潔に保つ。紙パックの交換は約50日間。
※紙パック内において、除菌は約4時間後の効果、脱臭は3日後の効果。

 

↑円すい形のブラシが、高速回転することで径の太い方から細い方の中央にゴミが移動し、まとめてゴミを吸引することができる。このはたらきにより髪の毛やペットの毛を自然に除去し、99%以上からまないブラシを実現。今まで面倒だったブラシを取り外しての手入れを軽減することができるように。

 

【Item Data】
・カラー=ホワイト
・製品重量=スティック:1.5kg クリーンドック:3.0kg(スティック時とは、本体・ハンドル・床用ノズル・バッテリーの合計質量)
・最長稼働時間=標準モード約10~15分/強モード約6分
・集塵方法=スティック:紙パックレス式、クリーンドック:紙パック式

 

2.軽さと吸引力の両輪で掃除をラクに「Shark EVOPOWER SYSTEM iQ+」

Shark(シャーク)「EVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナーCS851JMVAE」
オープン価格(実売価格7万9750円前後・税込)

 

ハンディ部分が1kg未満の製品の中でもっとも強力な吸引力が魅力のSharkのスティック型掃除機。新開発の「iQテクノロジー」で検知したゴミの量に応じて、吸引力とブラシの回転スピードを自動調整します。

 

「一連の流れがスムーズにできるような操作性を実現した掃除機。コードレス掃除機でありながら、思い立ったときにワンタッチでハンディクリーナーに変身します。いつでもパッと掃除できる快適な使い心地で、楽しい仕掛けがたくさんある掃除機です」

 

↑ダストボックスのなかのゴミは月に1回※捨てるだけでOK!サイクロン式で紙パックを使用していないためランニングコストを抑えられる。水洗いが可能なのですみずみまできれいに洗える。空気中のゴミや、アレルゲンなどを取り除き清浄空気にするHEPAフィルター採用でドックからの排気も衛生的。
※1日1回使用した場合。部屋の環境により異なる。

 

↑Sharkでは初めてヘッドとハンディ両方にLEDライトを搭載した本モデル。ホコリがより見えやすく、床や家具の隙間など家中をくまなくきれいに掃除できるように。

 

↑ソファなどの家具の下もパイプが曲がるので、腰をかがめずに掃除でき、負担を軽減してくれる。

 

【Item Data】
・カラー=モーヴグレイ
・製品重量=スティック本体:2.0kg ハンディ本体:0.9kg
・最長稼働時間(バッテリー2個連続使用時)=
コードレススティックでの使用時:エコモード約50分/iQモード約14~50分/ブーストモード約14分
ハンディでの使用時:エコモード約62分/iQモード約14~62分/ブーストモード約14分
・集塵方法=スティック:紙パックレス式、ドック:紙パックレス式

 

3.掃除の仕方を自ら学習し効率のよい掃除方法を提案するスタンダードモデル「アイロボット ルンバ i3+」

アイロボット「ルンバ i3+」
オープン価格(実売価格7万9800円前後・税込)

 

吸引力はルンバ600シリーズに比べて10倍にアップしました。最大1年間分※のゴミをダストボックスに収納できるため、ドック無しのロボット掃除機のようなこまめなゴミ捨ての必要がありません。また、紙パックは花粉やカビなどを99%封じ込めます。

※日本のクリーンベースユーザーの清掃結果より算出。

 

「ルンバはシンプル機能の商品から、高機能の商品まで価格帯を広く設けていて選択肢を幅広く用意してくれているところがいいですね。ルンバの高い掃除力と賢さをカジュアルに享受したい人に。部屋数が少ない家なら十分なスペックを備えています」

 

↑独自開発のゴム製デュアルアクションブラシと、強い吸引力で大きなゴミからハウスダストまで除去。さらにエッジングクリーニングブラシで壁際や部屋の隅まで逃すことなく掃除する。

 

↑バッテリーの残量が減ってくると自動でドックに戻って充電し、充電が終わると再び掃除をし終わった場所まで自動で戻り掃除を再開。最後まで掃除を終わらせる。

 

↑清掃習慣を学習して、ベストなタイミングで掃除を提案する。音声アシストにも対応しているので、手が離せないときも声だけで掃除をスタート。無駄のない動きで部屋をキレイに。

 

【Item Data】
・カラー=ブラック
・製品重量=3.2kg (バッテリー含む)
・最長稼働時間(1回の充電につき) =最大75分
・集塵方法=掃除機本体:紙パックレス式、ドック:紙パック式

 

4.散らかった部屋も安心して掃除できるハイスペックモデル「アイロボット ルンバ コンボ j7+」

アイロボット「ルンバ コンボ j7+」
オープン価格(実売価格15万9800円前後・税込)

 

物体を認識して回避しながら清掃します。コードやペットの排泄物などの障害物が見つかると清掃後にアプリに画像が送信され、今後どのように対処したらよいかをフィードバックし学習させることができます。

 

「ルンバで初となる水拭きもしてくれるロボット掃除機です。掃除機掛けと水拭き掃除を同時に任せられるので、短時間で効率的に清掃が終えてくれるのが嬉しいところです。カーペットを濡らさないためにモップを上げるなど、配慮のきめ細やかさが光ります。水拭き機能がシンプルゆえ、充電ドックもシンプルでインテリアになじみやすいと思います」

 

↑フロアセンサーにより、フローリングやラグ、じゅうたんを自動認識する。毛足のある床材の上ではモップを持ち上げて掃除のみをおこなうため床材を濡らさない。また部分清掃エリアや進入禁止エリアを設定できる。

 

↑モップ部分は取り外して洗うことが可能。モップがリフトアップするので本体を裏返すことなくモップを取り外しできる。

 

↑本体のダストボックスは水洗い可能。いつでも清潔に保つ。

 

【Item Data】
・カラー=ブラック
・製品重量=3.4kg (バッテリー含む)
・最長稼働時間(1回の充電につき) =最大75分
・集塵方法=掃除機本体:紙パックレス式、ドック:紙パック式

 

5.モップ洗浄・給水・ゴミ収集の3way全自動ドック「ロボロック S7 MaxV Ultra」

ロボロック「S7 MaxV Ultra」
オープン価格(実売価格21万7800円前後・税込)

 

水拭きやモップ洗いの水を自動で給水し、汚れたモップも自動で洗浄、さらには掃除後のゴミをドックのゴミ収集ボックスに自動で集める。3つの自動機能を搭載したハイエンドクラスのロボット掃除機。

 

「水拭きをはじめるとモップを洗うタイミングがつかめない。その悩みを解消してくれるのがこちらの掃除機です。毎回キレイにモップを洗ってくれるので、人がやると手間のかかるモップ掃除の時間を大幅に短縮してくれます」

 

↑モップに力を加え、最大毎分3,000回で高速振動するモップが、皮脂や、花粉、コーヒーなどのしつこい汚れも強力に拭き取る。また、吸引掃除を止めて、水拭きだけを入念におこなうモードも搭載しており、床のベタつきもきれいに水拭きする。

 

↑ドックの清水タンクに水を入れておけば必要に応じてモップを自動で濡らす。水拭き掃除中に本体の水分が減った場合は、自動でドックに戻り給水を開始する。ドックの清水タンクより掃除機本体の水タンクに給水するイメージ図。

 

↑高精度のレーザーセンサーが、部屋を掃除しながら360°スキャンすることで、室内の間取りを正確※に把握する。レーザーセンサーなので、暗い室内でも問題なく認識することが可能。
※把握した間取りと実際の間取りの一致率は99%です。Roborock調べ

 

【Item Data】
・カラー=ブラック
・製品重量=本体4.7kg /ドック8.5kg
・最長稼働時間=最大180分
・集塵方法=掃除機本体:紙パックレス式、ドック:紙パック式

 

6.技術の総力を駆使して誕生したフラッグシップモデル「エコバックス DEEBOT X1 OMNI」

エコバックス「DEEBOT X1 OMNI」
オープン価格(実売価格19万8000円前後・税込)

 

自動ゴミ収集機能、モップへの給水機能、水拭き後のモップの自動洗浄機能に加えさらにモップを温風で乾かす機能までが付いた、まさに全自動ロボット掃除機の最高峰といえる機種です。

 

「すべてをおこなってくれる頼もしいロボット掃除機です。掃除機本体のお手入れに自信がないという方にぜひおすすめしたいと思います。ドックは大きいですが、有名デザイナーによるスタイリッシュなデザインなので、モダンな家具のように置けるのもポイントです」

 

↑ドック内には最大60日分のゴミを自動で集める。掃除後はたった10秒で本体にあるゴミをダストボックスに吸引する。

 

↑高画質の見守りカメラを搭載しており外出先でも部屋のようすを確認できるためペットのいる家庭で安心して出かけられる。新しいスターライトカメラによって、暗い状態でもリアルタイムに部屋内を映し出せる。

 

↑独自開発のAI音声アシスト「YIKO(イコ)」。スマートスピーカーなどの特別な機器がなくとも音声での操作が可能。

 

【Item Data】
・カラー=ブラック
・製品重量=本体約4.4kg /ドック約14.3kg
・最長稼働時間=最大約260分
・集塵方法=掃除機本体:紙パックレス式、ドック:紙パック式

 

ボックスのゴミを頻繁に捨てる手間やそれにともなって発生するホコリの舞い散りの抑制、さらには手入れの大幅な時間短縮など、暮らしに取り入れてみると実感するベネフィットも多く、生活の質を格段に上げてくれることは間違いありません。購入を検討するタイミングで自動ゴミ収集ドック付き掃除機も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

プロフィール

家電ライター / 田中真紀子

白物家電、美容家電を中心に、雑誌、ウェブなどで執筆。家電製品の検証やレビュー記事では、主婦目線を大切にした感性に定評がある。家事やインテリア、生活雑貨など、暮らしにまつわる記事も手がける。近年は専門家としてコラム執筆やメディア出演も多数。
ブログ=https://makiko-beautifullife.com/

 


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

ついにロボット掃除機が「モップ自動洗浄」まで実現! プロが教える家電の最新トレンド【掃除機編】

今回は、掃除機のトレンドを紹介! 掃除機は「使いやすさ」重視の傾向が進み、個々のニーズに細かく対応する製品が増加している。ブロワーや液体吸引など業務用の機能を取り入れたハンディ機、メンテの手間を軽減するスティック機、モップの自動洗浄機能を搭載したロボット掃除機などが話題だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します!

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

トレンドキーワード

モップ自動洗浄機能搭載ロボット型クリーナー

吸引&水拭きの2in1ロボット掃除機は自動ゴミ収集に加え、ついにモップの自動洗浄まで実現。掃除をよりトータルでお任せ可能に。

 

【その1】掃除中もモップを洗浄し常にきれいな状態を保てる!

ロボロック

Roborock S7 MaxV Ultra

実売価格21万7800円

吸引・水拭き掃除に加え、自動ゴミ収集とモップ洗浄・給水機能まで搭載。掃除中もモップを洗浄するため、常に清潔なモップで水拭きを行う。先進センサーとカメラで障害物を回避し、効率的な動きで室内を掃除。

SPEC●吸引力:5100Pa●モップ振動数:最大3000回/分●連続運転時間:最大180分●充電時間:約4.5時間●サイズ/質量:φ353×H96.5mm/約4.7kg(本体)

 

[平島’s Check]

掃除しながら定期的にドックに戻りモップ洗浄するなど、清潔な状態をキープ。障害物認識も高精度で、モノが多い床面でも掃除を完遂します。

 

【その2】モップの洗浄のみならず乾燥まで自動で行うプレミアムモデル

エコバックス

DEEBOT X1 OMNI

実売価格19万8000円

吸引・水拭きに自動ゴミ収集、モップ洗浄〜熱風乾燥機能を搭載。AI学習により18種類の障害物を識別し、最適な方法で回避しながら掃除する。デュアルモップが毎分180回転し皮脂汚れも逃さず除去。

SPEC●吸引力:5000Pa●モップ回転数:180回転/分●連続運転時間:最大260分(静音モード)●充電時間:6.5時間●運転音:最大68dB●サイズ/質量:φ362×H103.5mm/4.4kg(本体)

 

[平島’s Check]

洗浄後のモップを自動で熱風乾燥し、ニオイの元となる雑菌の繁殖を抑制。ペットなど動く物体も認識して避ける障害物回避も優秀です。

完成までのド派手パフォーマンスとシズル感が堪らない! “魅せ調理家電” 最新事情

回転により調理ムラを抑える自動撹拌調理鍋のほか、駆動中の独特なパフォーマンスで驚きと楽しさをプラスする “魅せ調理家電” を紹介。家電のプロも魅せられた、手軽ながらもシズル感満点の調理過程は注目だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が試しました!

家電ライター

コヤマタカヒロさ

白物家電やガジェットの取材執筆を行う。「米・食味鑑定士」資格を持ち、調理家電の検証企画も多数経験。

 

トレンドキーワード

自動撹拌調理鍋

アイリスオーヤマとサンコーから、「回転」というアプローチを加えた自動撹拌調理鍋が同時期に登場。生活者が求める製品を数多く世に送り出す2社が新風を巻き起こす!

 

【その1】中華特有の調理手順や鍋振りも全自動で失敗知らず!

【電気調理鍋/2022年9月発売】

アイリスオーヤマ

自動かくはん式調理機 CHEF DRUM KDAC-IA2-T

実売価格6万6800円

 

低温調理や無水調理など様々な調理方法に対応。3段階の傾き設定と内鍋の自動回転により、炒めムラ・混ぜムラを抑え、揚げ物の場合は少量の油でしっかりと揚げられる。内鍋はフッ素樹脂コーティングに粒子状の人工ダイヤモンドを配合し、こびりつきを防げて手入れがラク。

 

SPEC●定格消費電力:900W●温度設定:40〜200℃●定格容量:2.0L(傾き30度のとき)●対応調理方法:低温、無水、発酵、スローなど●自動メニュー数:108種●保温時間:最大9時間●サイズ/質量:W370×H343×D279mm/約7.2kg

 

【準備】手順も気にせず投入しスイッチを押すだけ

今回は回鍋肉用の食材を用意し、自動メニューを選択。調味料も具材も、通常最後に回し入れる水溶き片栗粉までぶち込めばOK!

 

【回転調理!】自動回転で効率的に混ぜ合わせていく

見た目にも楽しい自動回転が、食材を一定の速度で効率的に撹拌。傾きは0/30/50度で調節できる。「業務用の炒飯ロボのノウハウを家電に落とし込んだという発想に脱帽」(コヤマさん)

 

【完成!】独創的なアイデアとど真ん中の性能に魅せられた!

「ユニークなだけで終わらず、全自動で任せられる範囲、時短性能、搭載メニュー数などの使い勝手に驚いた。パラパラの炒飯、栄養とうま味を閉じ込める無水調理、少量の油で揚げ物など、1台で何役もの調理をこなせます。電気調理鍋を持っていない人は特に試してほしい1台です」(コヤマさん)

 

【その2】傾きと回転による撹拌でムラなく理想の食感に仕上がる

【エアフライヤー/2022年9月発売】

サンコー

まわるエアフライヤードラム「クルクルクック」 RTTFYRCWH

実売価格1万8400円

 

油を使わずにカラッとヘルシーな揚げ物が作れるエアフライヤー。自動回転機能を搭載し、熱風が均一に循環することで、ほったらかしでもムラなく仕上がる。内鍋に付属の網を敷けば冷凍ピザや肉、魚を焼いたり、揚げ物を温め直したりと、オーブンとしても活用可能。

 

SPEC●定格消費電力:1000W●温度設定:40〜250℃●定格容量:6L●調理時間設定:1分〜1時間●予約時間:1分〜9時間59分●安全装置:搭載(電流ヒューズ、温度ヒューズ、サーミスタ)●サイズ/質量:W330×H340×D400mm/約6.0kg

 

【準備】調理内容に合わせた温度・時間を選択

タッチパネルで、ポテトの温めに適した温度と時間を選択。カリッとした食感が好きな人は、好みでサラダ油を軽くスプレーしても◎。

 

【回転調理!】混ぜながら加熱! ほったらかしで揚げ物が完成

撹拌するメニューでは、本体を傾けてセット。内鍋の回転との相乗効果で調理ムラを低減する。「底面の吸盤で安定感があるため、回転調理時に放置しても安心です」(コヤマさん)

 

【完成!】様々な料理に対応するパワフルさに魅せられた!

「最高250℃まで温度設定できるが、パワーがあるのでビギナーは過熱による食材の乾燥に要注意。そのぶんレパートリーが広く、料理が得意な人にとっては汎用性抜群です。回転による撹拌機能も秀逸で実売価格2万円切りはおトク。収納スペースに余裕があるなら買い!」(コヤマさん)

 

 

まだまだあります! 食卓を彩る “魅せ調理家電” Selection

【その1】温度調節機能などが進化した未来型ホットプレート

【ホットプレート/2022年10月発売】

abien

abien MAGIC GRILL(2022モデル)

実売価格2万3980円

 

極薄プレートを採用した革新的なホットプレートが刷新。独自の極薄ACフィルムヒーターによる加熱技術は踏襲しつつ、4段階の温度調節機能やセンサーレス制御を実現した。

 

SPEC●定格消費電力:約850W●温度設定:HI(約250℃)〜WARM(約100℃)の間で4段階●サイズ:W405×H79×D305mm(スタンド込み)

 

【その2】挟んで開いて使い分けできる1台2役のグリル

【ホットプレート/2022年4月発売】

エムケー精工

HASAMIZE(ハサマイズ) TK-H315K

実売価格1万5210円

 

上下2枚のホットプレートを装備。挟めば裏返し不要でじっくり加熱、開けば2枚のホットプレートになり、両方で加熱調理ができる。上面と下面は独立した温度調整が可能。

 

SPEC●定格消費電力:1300W(上下各650W)●温度設定:90〜220℃●サイズ/質量:W320×H185×D410mm/約4.1kg

 

【その3】強力熱風と新搭載のスチームで自在に焼き方をコントロール

【オーブントースター/2022年9月発売】

クイジナート

エアフライ オーブントースター TOA-38

実売価格2万9700円

 

大型ファンを備え、エアフライで揚げ物も調理可能。庫内には5本の石英管ヒーターを配し効率良く熱循環を行う。食パンの中をもっちり食感に焼き上げるスチーム機能を新搭載。

 

SPEC●定格消費電力:1450W●温度設定:90〜230℃●調理モード:トースト、グリルなど6種●サイズ/質量:W375×H310×D355mm/6.0kg

 

【その4】食卓を囲んでワイワイと串揚げやフォンデュを楽しめる

【卓上フライヤー/2022年8月発売】

ピーコック魔法瓶工業

テーブルフライヤー WCT-90

実売価格1万4080円

 

串揚げを食卓で楽しめる電気フライヤー。油ハネを抑える保護カバーの凹部は付属のフォーク固定に使える。チーズフォンデュやアヒージョなど、複数人で楽しめる料理に最適。

 

SPEC●定格消費電力:900W●温度設定:80〜200℃●付属品:専用フォーク8本など●サイズ/質量:約W284×H257×D215mm/約2.3kg

2022年、家電のプロが「本気でほしい!」と思った6つの掃除機

家電のプロが2022年に使った掃除機のなかで、「本気でほしい」と思ったモデルは何でしょうか? クリーナーのレビューを多数手がける家電ライター・平島憲一郎さんに語ってもらいました!

 

【その1】ペットの抜け毛問題をスッキリ解決してくれる!

ダイソン

Dyson V12 Detect Slim Complete

実売価格7万7300円

抜群の吸引力、暗い場所だけでなく明るい場所でもゴミを浮き上がるように可視化するレーザー光技術、人やペットの毛が絡まないFluffyヘッド(ナイロンフェルト製ローラーを搭載したヘッド)など、ほぼ文句なしの機能と性能を誇るDyson V12 Detect Slim。唯一の弱点はFluffyヘッドがカーペットやラグの奥に潜む微粒子ゴミを除去しにくいことでした(カーペットに使えるツールはあるが効率が悪い)。そこでDyson V12 Detect Slim Completeには、従来のFluffyヘッドに加えて新たにMotorbarクリーナーヘッドを搭載。このヘッドはブラシでカーペット上もパワフルにゴミ除去できるうえに毛がらみ対策も万全で、ついにあらゆる床面をストレスなく掃除可能になりました。

↑Motorbarクリーナーヘッド

 

さらに、別売のペットグルーミングキットを使えばペットの毛をブラッシングしながら同時に抜け毛を吸引可能。ペットの抜け毛はヘッドブラシにも絡みやすく、猫を2匹飼っている我が家でも悩みの種ですが、同モデルはその悩みをスッキリ解決してくれます。まさに、救世主的なアイテムといえますね。

↑別売のグルーミングツールを使用すれば、ブラッシングしながら抜け毛を吸い込めます

 

【その2】軽さは何と1.1㎏! 自走式ヘッドも搭載

日立

ラクかるスティック PV-BL3J

実売価格4万3340円

わが家では現在重さ1.4kgの軽量コードレススティックを使っていますが、そのモデルを使い始めたときの掃除の快適さは驚きでした。 PV-BL3Jは、それよりさらに300g軽い1.1kg。しかも吸引力は十分強いうえに自走式パワーヘッド採用でゴミをしっかり捕集します。微小なゴミも目視しやすい緑色LEDライトの搭載、毛がらみしにくいヘッドブラシなど、掃除の面倒ごとを大幅に軽減してくれる工夫が満載なのもうれしいポイント。軽量で使いやすく集じん力も高い、かつお手入れのストレスが少ない掃除機を求める人には最適な1台です。

 

ちなみに、ゴミ捨てやお手入れストレスをより軽減したい人には、紙パック式採用で手を汚さずゴミ捨てでき、ダストカップの掃除の手間も不要の「かるパックスティック PKV-BK3K」(実売価格6万860円)という選択肢もあります。

【その3】掃除が楽しい! 新しい掃除体験を求める人には激推しのモデル

バルミューダ

BALMUDA The Cleaner Lite

実売価格6万4900円

まさに「床上を滑る」異次元の操作感が話題を集めた従来モデル・BALMUDA The Cleanerの弱点だった重さ(約3.1kg)を改善。約0.9kg軽量化することで、その快適な操作感を実際の掃除で体感できるようになりました。独自のホバーテクノロジーと下重心構造、手のひらにすっぽり収まる棒状のハンドルにより、フロアワイパーのようにストレスなくヘッドを操作でき、長時間掃除しても手首や腕が疲れません。まさに「掃除するのが楽しくなる掃除機」で、新しい掃除体験を求める人には激推しのモデルです。

 

【その4】モップを天面まで持ち上げるから毛足の長いカーペットも安心

アイロボット

ルンバ コンボ j7+

実売価格15万9800円

フローリングとカーペットが混在するフロアを手間なしで吸引&水拭きしたいならこれがオススメ。他の2in1モデルは吸引&水拭きモードで掃除する場合にカーペットへの進入を回避するので、掃除終了後にモップパッドを外してカーペット上のみ再度吸引掃除を行う必要があります。なかにはカーペットを検知するとモップをリフトアップする機種もありますが、リフトする高さが短いので毛足の長いカーペットだとカーペットが濡れてしまうことも。その点、本機はモップパッドを天面まで持ち上げるため、毛足の長いカーペットがある部屋でもフローリングの吸引&水拭きとカーペットの吸引をシームレスに行えます。障害物の回避性能も優秀です。

↑センサーがカーペットを認識すると、モップパッドを支えるアームが起動。パッドを天面まで持ち上げるため、カーペットが濡れることもありません

 

【その5】吸引&水拭き&自動ゴミ収集機能アリでこの価格はおトク

エコバックス

DEEBOT N8 Pro+

実売価格5万5000円

吸引&水拭き&自動ゴミ収集機能を搭載して、走行性能もそこそこ優秀な高コスパのロボット掃除機を求めるならこのモデルはかなりオススメ。吸引力は最上位モデルには劣りますが、実際は水拭きも同時に行うため、通常の生活には十分なレベルで床の清潔さを保てます。

 

カーペット自動回避機能を備えているので、水拭きの際にカーペットを濡らす心配もなく、スマホアプリのマップ上での進入禁止エリアの指定も簡単。スマートスピーカーを使って音声で掃除を始められるのも便利です。同社の最上位モデルの半額以下の価格でここまでの機能・性能が手に入れられるのは超おトクと言えます。

 

【その6】空気を吹き出すブロワー機能とデザインが魅力

AQUA

HANDY DUO!AQC-HH700

実売価格1万5190円

近年はスリム&軽量、かつ吸引力の強いハンディ掃除機が人気。本機はそうした特徴に加え、豊富なアタッチメントを付属し、多彩な掃除に対応できるのが魅力です。特にキレイな空気を吹き出すブロワー機能は、通常の掃除機では掃除しにくい窓のサッシなどを手早く掃除できるうえ、簡易空気入れとしても使えてアウトドアでも重宝します。

↑空気を吹き出すブロワー機能を搭載

 

また、シンプルなモノトーンのデザインで、充電台に設置した姿もオシャレ。リビングボードなど目立つ場所に置いても悪目立ちすることもありません。ハンディ掃除機はサッと取り出して使えるのが重要なので、部屋置きしやすいデザインなのはうれしいですね。

パナソニックドライヤーなど、家電のプロが選ぶ2022年最も使い倒した生活家電4選

あけましておめでとうございます。2022年はどんな年でしたか? 年明け早々ですが振り返りをすべく、家電アドバイザーの田中真紀子さんに「2022年、一番使い倒した生活家電」を教えてもらいました。

※価格は全て税込です

 

[この人に聞きました!]

田中真紀子

白物家電、美容家電を得意とするフリーライター。雑誌、ウェブなどで執筆を手掛けており、検証およびレビュー記事では、ユーザー目線を大切にした主婦ならではの感性に定評がある。ベビー用品、生活雑貨、医療など、暮らしにまつわる記事も多数。

 

【その①】数あるドライヤーの中で”しっとり感”が圧倒的!

パナソニック

ヘアードライヤー ナノケアEH-NA0J

実売価格3万8610円

髪の内側まで浸透する「高浸透ナノイー」を搭載し、髪へのうるおいが従来モデル(EH-NA9G)の1.9倍アップするドライヤー。風温センサーと環境温度センサーが自動で風温をコントロールし過度な熱を抑えるので、毛先のオーバーヒートを防ぎ潤いを保ったままドライできる。ヒーター周りの部品を小型化したことで、従来製品より約27%の体積比減を実現した。

 

<鬼使いしたポイント>

「仕事柄、いろいろなドライヤーを使っていますが、『ナノケア EH-NA0J』がもっとも髪がしっとり仕上がります。私は髪が細く、静電気が起きやすい髪質なので、高浸透ナノイーの潤いがあるとないでは大違い! トリートメントを吹きかけている気分です。特にこれからの寒い季節は欠かせません」(田中さん)

<関連記事>

最新ナノケア「EH-NA0J」検証! パナのドライヤーって高いけど、やっぱり潤いが凄いよ!!

 

【その②】放ったらかしで本格的なコーヒーを飲める

シロカ

コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO

実売価格2万9700円

豆と水の計量から、挽く・蒸らす・淹れるまで全自動で行なってくれるコーヒーメーカー。ミルの構造にとことんこだわり、摩擦熱を抑えつつ粒度がそろったコーヒー粉が挽けるコーン式を採用する。挽き目や挽き時間が選べるほか、サーバーを事前に温める機能や、直接マグカップに抽出する「じかマグ」モード、デカフェ専用のコースなどを搭載。

 

<鬼使いしたポイント>

「豆や水をあらかじめたっぷり入れておけば、計量も自動で行ってくれるのでラクちん。それでいて、粒度から湯温、抽出時間などまでを選べ、自分好みの味を追求できます。こだわりのグラインドで、同じコーヒー豆でもコク深さ、香り高さが違うと実感! 忙しい朝はマグで1杯ずつ、在宅ワークのときは数杯分入れますが、あっという間に飲み干してしまいます」(田中さん)

 

【その③】優雅なかけ心地のホバー式クリーナー

バルミューダ

BALMUDA The Cleaner Lite

実売価格6万4900円

独自の「ホバーテクノロジー」により、床を滑るようなスムーズなかけ心地を実現。360度回転するヘッドにくわえ、既存モデルより約900gの軽量化を実現したスリムでコンパクトなボディにより、さらに扱いやすくなった。美しい立ち姿、握りやすいスティックハンドルなど、これまでの掃除機とは異なる、ほうきのような使い心地が味わえる。

 

<鬼使いしたポイント>

「床を滑るような優雅なかけ心地がクセになります。ヘッドが大きく動きがスムーズなので、リビングのような広い空間もあっという間に掃除が終わり、疲れもほとんど感じません。通りかかったらつい手を伸ばしたくなる掃除機は、初めてです」(田中さん)

<関連記事>

この軽さに「捲土重来」を見た! バルミューダ最新クリーナー「BALMUDA The Cleaner Lite」躍進の予感を詳細レポート

 

【その④】高火力でトーストの出来も段違い! なオーブントースター

クイジナート 

エアフライ オーブントースター TOA-38

実売価格:2万7900円

庫内天面に大型ファンを搭載し、パワフルな熱風調理をするエアフライオーブントースター。石英管ヒーターを上下に5本搭載し、トーストを外はカリッと中はモチモチの食感に焼き上げる。さらに、スチーム用トレーを新搭載するこで、パンの種類に合わせた焼き方が可能になった。付属のグリルコンテナを使えば、蒸し料理から煮込み料理まで作れるメニューが広がる。

 

<鬼使いしたポイント>

「さすが大型ファン! ノンフライ唐揚げも中がジューシー、外はカリッカリと、クオリティ高く焼き上がります。高火力なのでトーストも香ばしく、コントラストもくっきり。チーズトーストのチーズの焦げ目もいい感じ朝のトーストからグラタン、ハンバーグや魚など、日常的に使いまわしています」(田中さん)

コードレス掃除機にも「自動ゴミ収集」の波が来た! 家電のプロが教える最新トレンド【掃除機編】

今回は、掃除機のトレンドを紹介! 掃除機は「使いやすさ」重視の傾向が進み、個々のニーズに細かく対応する製品が増加している。ブロワーや液体吸引など業務用の機能を取り入れたハンディ機、メンテの手間を軽減するスティック機などが話題だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します!

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

トレンドキーワードその1 

自動ゴミ収集ドック搭載スティッククリーナー

ロボット掃除機でおなじみの「自動ゴミ収集」機能は、ゴミ捨ての手間を解消して厚い支持を獲得。その波は高級スティックモデルにも及び、新トレンドに。

 

【その1】掃除モードやゴミ収集の自動化で掃除がより快適に

シャーク

EVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナー

実売価格7万9750円

ゴミの量に応じて掃除モードを自動調節し、短時間で効率良く掃除。自動ゴミ収集ドック採用でゴミ捨ては月1回で済む。ボタンひとつでパイプが曲がる機能により、ベッド下も屈まず掃除可能。

SPEC●連続運転時間:約14〜50分(iQモード・スティック時・バッテリー2個使用時)●充電時間:約3.5時間●付属品:ブラシ付き隙間用ノズルほか●サイズ/質量:W258×H1040×D114mm/約2.0kg

 

[平島’s Check]

自動ゴミ収集ドックや掃除モードの自動切替に加え、LEDライト付きヘッドなど便利機能が満載。吸引力も19%向上し、よりパワフルになりました。

 

【その2】ストレスフリーな掃除を徹底追求した大人気モデル

パナソニック

セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K

実売価格7万2600円

自動ゴミ収集ドック採用で本体のスリム化と軽快な操作性を実現。ドック内のゴミをナノイーXで除菌し、ゴミのニオイ発生を抑える。毛がからみにくいブラシの採用でお手入れの負担も大幅減。

SPEC●集じん容積:スティック0.05L/クリーンドック0.8L●連続運転時間:AUTO約10〜15分●充電時間:約3時間●付属品:すき間用ノズルほか●サイズ/質量:W213×H1030×D130mm/1.5kg

 

[平島’s Check]

ドックからの本体取り出し・収納がスムーズ。ゴミ捨ても月1回で、掃除への心理的ハードルがぐっと下がります。空間に馴染む上品なデザインも◎。

 

トレンドキーワードその2

毛がらみ防止ヘッド搭載スティッククリーナー

掃除機のブラシの毛がらみ除去は手間がかかる。コロナ禍でペットを飼う家庭が増えた昨今、毛がらみ防止ヘッドを採用したモデルが支持を集め始めている。

 

【その1】吸引力も毛がらみ対策も万全でペットがいる家庭に激推し!

ダイソン

Dyson V12 Detect Slim Complete

実売価格8万3600円

ペットの毛の除去力が高いMotorbarクリーナーヘッドを付属。ヘッド内のくし型ブレードがブラシに巻き付いた毛を取り、毛がらみを防ぐ。目に見えない微細なホコリも可視化するレーザー機能付きヘッドも搭載。

SPEC●サイクロン技術:Root Cyclone テクノロジー●連続運転時間:最長60分●充電時間:約3.5時間●サイズ/質量:W250×H1130×D234mm/約2.4kg(Motorbarクリーナーヘッド装着時)

 

[平島’s Check]

同梱の3種のヘッドはほぼ毛がらみなし。ペットをブラッシングしつつ、抜け毛を吸引するツール(別売)もペットオーナーには超魅力的です。

 

【その2】パワフル吸引に加えメンテのしやすさも出色

パナソニック

パワーコードレス MC-SB85K

実売価格6万3360円

前出のMC-NS10Kでも採用する「からまないブラシ」を搭載。フィルターレスの完全サイクロンを実現し、面倒なフィルター掃除が不要になった。吸込仕事率150Wのハイパワーで抜群の吸引力を実現。

SPEC●集じん容積:0.17L●連続運転時間:HIGH約6分/AUTO約16〜約28分/LONG:約35分/約85分(付属ノズル使用時)●充電時間:約3時間●サイズ/質量:W253×H1130×D193mm/2.0kg

 

[平島’s Check]

円すい型ダブルブラシの回転でからんだ毛を解き、吸い取る機構が優秀。見えないゴミの取り残しが防げるクリーンセンサーも魅力です。

 

ブロワーや液体吸引など「一芸ハンディクリーナー」に注目! 家電のプロが教える最新トレンド【掃除機編】

今回は、家電のプロが掃除機のトレンドを紹介! 掃除機は「使いやすさ」重視の傾向が進み、個々のニーズに細かく対応する製品が増加している。ブロワーや液体吸引など業務用の機能を取り入れたハンディ機、メンテの手間を軽減するスティック機などが話題だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します!

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

トレンドキーワード

個性派ハンディクリーナー

在宅時間の増加に伴い、掃除機は百花繚乱。細かなニーズに応えている。特にハンディ市場は昨年比で伸長傾向となり、ユニークな新機種が続々と登場している。

 

ほかにない利便性がウリの“一芸”モデルが続々登場!

ゴミやホコリなどをサッと掃除できるハンディクリーナーはここ数年、“スリム&コンパクト”がトレンド。最近はその流れを受け継ぎつつ、+αの機能を追加して他製品にない利便性をアピールする個性派モデルが登場している。

 

例えばブロワー機能。これまでも、一部のスティック掃除機にブロワー付きはあったが、近年モーターやバッテリーの進化でハンディタイプにも搭載機が増えた。注目はAQUAのHANDY DUO。窓サッシのすき間などにたまったゴミを吹き飛ばして除去できる。簡易空気入れになるなど利用シーンが広いのもうれしい。

 

レコルトのRSC-2は、水分を含む汚れを除去できる乾湿両用タイプ。テーブルにこぼした水にもすぐ対応できる利便性の高さ、卓上に置いても違和感のないデザインが魅力だ。レイコップ GOはふとんクリーナーで磨いたUV除菌技術をハンディ機に応用。身のまわりのウイルス対策に配慮する昨今の注目アイテムといえる。

 

【その1】強力吸引とブロワー機能でサッシまわりの掃除が超快適に!

AQUA

HANDY DUO!AQC-HH700

実売価格1万8700円

軽量コンパクトボディながら500円玉も吸い込むパワフル吸引を実現。ブロワーノズルを装着し、窓サッシやキーボードのホコリを吹き飛ばして掃除することも。付属のエアポンプを使えば浮き輪などの簡易空気入れに。部屋置きしやすいスタイリッシュなデザインも魅力。

SPEC●集じん容積:約0.15L●連続運転時間:強約8分/標準約13分●充電時間:約3時間●付属品:ミニ回転ノズル、3wayノズル、ブロワーノズル、エアーパイプ、ポンプアタッチメント(大・小)、充電台、お手入れブラシほか●サイズ/質量:W66×H418×D69mm/650g

 

↑クリーンな空気を循環して吹き出すブロワー機能を搭載。掃除機で吸い込みにくいゴミは風で吹き飛ばして掃除できる

 

↑ブラシとラバー羽根を備えたミニ回転ノズルで毛ゴミも除去。ブラシ先端をストレートにカットし、毛がらみしづらい

 

↑3wayノズルが付属。「スキマ用」「電化製品・家具周り用」「エアコン・小物用」など、用途ごとに先端を変えられる

 

【その2】液体や水分を含んだゴミも気軽にガンガン吸引できる

レコルト

コードレス ウェット&ドライクリーナー RSC-2

実売価格8800円

通常のゴミに加え、液体も吸引できる乾湿両用タイプ。シリコン性のウェットノズルなど4種のアタッチメントノズルを付属し、様々な掃除シーンで使える。ダストボックスやノズルはすべて水洗いでき、いつでも清潔さをキープ。

SPEC●集じん容積:200mL●連続運転時間:Hi約15分/Lo約20分●充電時間:約4時間●付属品:ウェットノズルほか●サイズ/質量:約W85×H370×D85mm/約660g

 

【その3】家中の気になるモノ・場所を掃除しながらUV除菌できる

レイコップ

UV除菌ポータブルクリーナー レイコップ GO RGO-300JPWH

実売価格1万9800円

付属のポーチで手軽に持ち運べてUV除菌しながら掃除が可能。寝具やクッションなどの除菌・掃除に加え、衣類やPC、スマホのUV除菌も行える。ブラシレスDCモーター採用で吸引力も文句なし。

SPEC●連続運転時間:UVオンリーモード約180分/標準モード約28分/パワーモード約9分●充電時間:約3.5時間●サイズ/質量:約W523.5×H141.5×D169mm/890g(最大)

 

アウトドアに「家電」はもはや必須。2022年、外遊びを尽くしたライターによる4選

2022年はアウトドア三昧だった。春先にバイクを購入して25年ぶりのリターンライダーとなり、夏前にライター仲間に誘われて初めて行ったサバゲーの面白さに取り憑かれ、秋口にはこれまた仕事関係の人から誘われて軽登山を再開(コロナ禍によりこの2年間自粛していた)。その合間にちょこっとゴルフと、これまでの鬱憤を晴らすかのように外に出るようになった。やっぱり外遊びは楽しい!

 

ここでは、そんな外遊び三昧の1年間で実際に使って便利だった家電、ほかの人が使っているのを見て自分も欲しいと思った家電(というか電気が通るグッズ)を紹介していこう。

 

その1真夏のサバゲーで目にしたコードレス冷温庫

ハイコーキ

コードレス冷温庫 UL18DC

実売価格 6万5370円~蓄電池付属モデル)

真夏のサバゲーがとにかく暑い。ゲームフィールドが森林ならまだ涼しいのだけど、ゲームを終えて休む場所(セーフティエリアと呼ぶ)がものすごく暑い。熱中症予防のため、多くの参加者がクーラーボックスに氷とペットボトル飲料を詰め込んできていた。その中でこれはイイ! と思ったのが、電源対応保温保冷ボックスとポータブル電源の組み合わせ。

 

本製品は家庭用コンセント、車載シガーソケット電源、専用蓄電池対応の3WAYで、マイナス18℃の冷凍から、60℃の保温までがこなせるうえ、仕切板を使えば0℃と60℃のように2つの温度帯を同時に使うことも可能。真夏だけでなく、真冬のキャンプにも活用できるので、今後のアウトドア活動に大いに役立ってくれるはず。災害時などで停電した時には、家庭の冷蔵庫の中身を移して食材が腐るのを防ぐといった使い方もできるだろう。

 

その2】ツーリング中の地獄の暑さを緩和したファン付きベスト

アイリスオーヤマ

クールウェアFNCTベストセット 

実売価格1万4330円

続いてのオススメはファン付きのクールウェア。真夏のバイクツーリングの際、走行中は風を受けているので暑さはそれほど感じないが、町中で渋滞に巻き込まれたときが地獄だった。加齢によって反射神経が落ちていることから、筆者はすり抜けを一切しない。そのため、渋滞にハマると、周囲のクルマの排気ガス、直射日光、アスファルトの照り返し、自身のマシンのエンジンからの排熱で本当に辛かった。熱中症になりかけたときもあったぐらいだ。

 

そこで、インナープロテクターの上から本製品を着用したところ、背中から首筋、脇の下に風が流れて暑さを緩和してくれた。涼しい! というほどではないが、背中と首筋に風を感じるだけで体感温度はかなり違う。FNCTシリーズは風による膨らみが少ないので、体がパンパンにならないのもいい。キャンプやゴルフ、サバゲーにも使えそうだ。同シリーズのヒートベストも手に入れたので、冬のバイクツーリングやゴルフ、サバゲーに活用したい。

 

その3】ジムやサバゲーで大活躍した骨伝導イヤホン

Shokz

OpenRun Pro Mini 

実売価格2万3880円

AV機器になるが、Shokz(ショックス)の骨伝導イヤホンもよかった。コロナ禍で太ってしまい、市民体育館のジムに通うようにしたのだが、ランニングマシンで30分も走ったり歩いたりするのが退屈。最初は完全ワイヤレスイヤホンを使って音楽を聴いていたのだが、イヤホンで耳穴をふさぐと自身の鼓動がドックンドックンうるさくて不快でしょうがない。その点、本製品はこの不快さがまったくなく、快適に音楽を聴きながら走ることができた。

 

さらにサバゲーでも大活躍。仲間同士で連携して動くとき、一般的にはトランシーバーを使い、自分が話すときにはマイクのスイッチを押すのだが、グローブをした指では押しづらく、仲間と円滑なコミュニケーションが取りづらい。さらに、激しい動きでイヤホンがすぐ外れてしまうのも難点。そこで、本製品とスマホをBluetoothでつなぎ、LINEのグループトーク機能を使用。マイクも搭載しているので、仲間とハンズフリーでリアルタイムに相互通信ができ、円滑に連携できた。独り言やため息、鼻息まで拾ってしまうのはどうかと思ったが(笑)、ハンズフリーだし、耳を塞がず周囲の音にも気を配れるしで、まさにサバゲーにピッタリの製品だった。

 

その4】外遊び翌日の筋肉痛がウソのようになくなった!

アテックス

モノルルド リリースガン プラスアーム AX-HXL236

実売価格1万4800円

最後に、外遊び三昧の週末で意外に役立ったのが、ハンディマッサージャーだ。1日中歩きっぱなしの軽登山、ストップ&ゴーを繰り返すサバゲーともに、翌日は筋肉痛で足がバリバリになってしまう。バイクでツーリングした後も、1日中同じ姿勢で運転しているため肩と腰がコリッコリ。それが、アウトドア活動をした当日の夜に入念にマッサージすると、ウソのように翌日の筋肉痛がなくなるのだ。特に、ガンタイプのマッサージャーが便利。なかでも本製品は小さく軽いので、足の裏から肩、首筋まで全身マッサージしても手が疲れない。その名の通り、アームも付いているので肩甲骨の間や背中、腰回りなど手が届きづらい箇所でもムリなくマッサージできるのだ

以上、2022年にアウトドアで役立った家電4点を紹介した。みなさんもぜひ参考にして、2023年も楽しいアウトドアライフを送ってほしい!

今度は掛け値なしにウマい! リニューアルしたバルミューダ炊飯器「BALMUDA The Gohan」は何が変わった?

今から5年前の2017年、バルミューダが初めての炊飯器「BALMUDA The Gohan」を発表しました。二重構造の内釜に水を入れ、蒸気の力で米を炊き上げる蒸気炊飯という聞き慣れない方式で話題となりましたが、蓋を開けてみれば大ヒットには遠く及ばずの結果。トースターで一世を風靡したバルミューダが作った炊飯器だけに、市場は大きな期待を抱いていたのですが、舌の肥えた日本人の評価はなかなかに厳しいものがあったのです。

 

「今度こそは」の想いを込めてリニューアル

そんな苦い思い出がある「BALMUDA The Gohan」が5年の時を経て大リニューアル。「今度こそは」という想いを込めて12月に新発売しました。価格は4万9500円(税込)と前モデル(4万1500円)からは8000円ほど値上げされています。

↑新しい「BALMUDA The Gohan」。本体寸法:幅242×奥行266×高さ219mm、本体質量:約4.6kg、定格消費電力:670W、3合炊き。カラバリはブラック(左)とホワイト(右)

 

前作がヒットしなかった理由について、マーケティング本部の半澤直子本部長は、「万人受けする味ではなかった」と振り返ります。「美味しかったとは思いますが、美味しいと感じるストライクゾーンが狭かった。美味しく炊くためには水の量をシビアに計量する必要があり、さらにはお米の銘柄にも味が左右され、ブランドによっては美味しく感じないことも。条件がぴったりハマったときには美味しく炊けますが、そうでないときには旨味や香りが足りないと感じることもありました」。

↑「前モデルは万人受けする味ではなかった」と、ヒットしなかった理由を話す半澤部長

 

「ユーザーに努力を強いたり、素材によって味にバラつきが出るのは家電製品としてはやってはいけないこと」という反省のもと、改善すべきところは改善し、バルミューダとしての美味しいごはんを再提案したいという想いから、今回のリニューアルに至ったものです。

 

同社はこの5年間、蒸気炊飯以外のさまざまな方式を試したり、5合炊きにも挑戦するなど、炊飯器づくりを一から見直してきましたが、最終的には蒸気炊飯(マイコン式)、3合炊き、保温機能なしと、基本的な機能は前モデルを踏襲することとなりました。しかし、見た目も味も、前モデルとは全くの別物に仕上がっています。

 

蒸気によって均一に熱を伝える炊飯方式を採用

まずは、基本的な構造から見ていきましょう。前モデル、新モデルともに共通の「蒸気炊飯」とは、釜が二重になっており、外釜と内釜の間に入れた少量の水を加熱して発生する蒸気の力を使って炊飯する仕組みです。

 

多くの炊飯器は高火力で内釜を直接加熱することで釜の中の米を対流させ、均一に熱を伝えることで炊きムラをなくし、ふっくらとしたごはんを炊き上げます。しかし、蒸気炊飯では上面を含めた全方向から蒸気によって均一に熱を伝えるため、釜の中の米を対流させなくても炊きムラは起こらず、むしろ米が動かないので米同士がぶつからず、傷ついたり欠けたりすることなく、粒の揃ったごはんを炊き上げることが可能。その結果、粒立ちが良く、口の中で一粒一粒がほぐれる食感を楽しめる、とバルミューダでは説明しています。

↑二重の釜の隙間に入れた水を加熱することで発生する蒸気によって、米を均一に加熱する「蒸気炊飯方式」

 

↑内釜(左)に米と水を入れ、水を入れた外釜(右)に重ねてセットする

 

↑外釜に入れる水を計量するため、升型の計量カップが付属

 

細かい改善で米にしっかりと熱を伝える

新モデルは、前モデルから大きな進化を遂げたというわけではなく、細かな調整の積み重ねによって改善を果たしたそう。改善点の1つめが、外釜の厚みを増したこと。前モデルの外釜の厚みは1.2mmでしたが新モデルでは2mmにアップ。わずか0.8mmの違いによって外釜の蓄熱性が上がり、中の米全体に均一に熱を伝えられるようになって、より炊きムラを防ぎ、ふっくらと仕上げられるようになったのです。

 

2つめが蒸気口の形状変更。炊飯時に発生する過剰な蒸気を外に逃がすために内ふたには蒸気口が設けられているのですが、前モデルに比べて小さくなっています。前モデルでは蒸気の排出量が多かったため、米に十分な熱量が伝えられていませんでした。そこで、コンマ1mm単位で調整し、過剰な蒸気を排出しながら米に伝える熱量を上げることに成功しています。

↑内ふたの蒸気口の比較。右が新モデル。写真では分かりづらいが蒸気口を前モデルより小さくしているとのこと

 

3つめが、蒸気発生のための水の量を変えたこと。前モデルでは外釜に入れる水の量は200ccでしたが、新モデルは180ccに減らしています。内釜の厚みが増し、蒸気口を小さくすることで全体的に熱量が上がったため、蒸気を発生させる水の量自体を減らすことができたとのこと。

↑右が新モデルの外釜。前モデルより厚みが0.8mmアップして若干重くなり、蒸気用に入れる水の量が180ccに減っている

 

このほか、炊飯工程全般で温度制御を細かく見直したことで、新製品では「炊き上げの熱量をアップすることでお米にしっかりと熱を伝え、甘み、旨味を引き出しながら、ふっくらと炊き上げられるようになりました」(プロダクトマーケティング部の片山ゆかりさん)といいます。

↑消費電力は前モデルと同じ670Wと変わらないが、炊飯工程における温度制御を細かく見直すことで、“炊きが甘い”問題を克服。100℃近い高温でしっかり米に火を通し、旨味を引き出す

 

なお、最も大きく変化したのは炊飯器の形状です。これはあくまでデザインであり、性能には影響していないとのこと。前モデルは羽釜をイメージしていましたが、今回は竈に羽釜を組み合わせたイメージとなっています。

↑左が前モデル、右が新モデル。形状とサイズが大きく変わっている

 

粒立ちが良く香り高いごはんは、掛け値なしにウマい!

では、いよいよ実食です。もう5年前のことなので記憶が定かではありませんが、前モデルは粒立ちは良かったものの、味が薄く、ごはんの甘みがあまり感じられなかった印象があります。不味くはないけど、取り立ててウマいというわけではない……そんな個性の少ない味でした。

 

対して新モデルは……掛け値なしに美味しい! まず、香りが高い。さらにごはんの香りがしっかりと立っており、ごはん粒は大きく、形が揃っています。欠けや割れが見受けられないのは蒸気炊飯ならでは。

 

口に含むと、舌触りはサラッとしており、粘り気は弱め。口の中でごはん粒一つ一つが簡単に解けていき、口いっぱいにごはんの香りが広がります。食感は硬めではありますが、決して芯のある硬さではなく、ごはんを“噛む”という動作が楽しくなる硬さ。噛んだ瞬間から甘みを感じ、その甘みが口いっぱいに広がっていくイメージです。

↑ふたを開けた瞬間に立ち上るごはんの甘い香り。粒立ちのよい、ふっくらとした大粒のごはんに仕上がっている

 

↑割れや欠けがなく、一粒一粒の形が揃っている。噛みごたえがあり、噛むほどに甘み・旨味が湧き出してくる

 

玄米も毎日食べられる美味しさだった

興味深かったのが、米のブランドに応じた炊き分けメニューがないのにも関わらず、ブランド米それぞれの特徴を際立たせていること。今回、山形県産つや姫と北海道産ゆめぴりかを試食しましたが、つや姫は粒がしっかりしてシャッキリとした食感に、ゆめぴりかはもちもちした食感にと、それぞれの特徴を上手に引き出し、ともに美味しく炊き上げていました。炊飯器が余計な味付けをせず、米本来の味と食感を上手に引き出しているという印象です。

 

さらに特筆すべきが玄米。水っぽさも芯残りもない、ちょうどよい柔らかさで、ぬかの臭いが一切ありません。ツヤツヤして舌触りがよく甘みも出ており、玄米好きや健康志向の人にオススメです。筆者は玄米のモキュモキュした食感とぬか臭さが好きではないのですが、BALMUDA The Gohanで炊いた玄米はそれが一切なく、毎日食べられる美味しさでした。

↑今回の試食で、初めて玄米が美味しいと思った。これなら毎日食べられる!

 

新製品は、明らかに前モデルとは別物でした。ごはんだけで何杯もお代わりしたくなる美味しさを持ちながら、卵かけごはんで食べたい、ふりかけで食べたい。納豆も、カレーも……と、いろいろな味を試したくなる味と食感を兼ね備えていました。これに出会ってしまったら、炭水化物抜きダイエットは当分無理そうです(笑)。

↑卵かけごはんにしても、口の中で米一粒一粒の形がはっきりとわかり、卵の黄身の甘さとごはんの甘さが調和して絶品だった

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

「掃除機の音に悩む人、必見!」いま話題のシャープ「ラクティブ エア パワー EC-SR8」を2人のプロが語り尽くす!

Sponsored by シャープ株式会社

 

ステイホーム中に掃除に目覚め、掃除機の「ちょいがけ」が習慣になったという人も多いはず。マイペースで掃除したくても、騒音で家族やご近所の迷惑にならないか、気になってしまうことも多いのでは? そんな悩みを減らしてくれるのが、シャープのコードレススティック掃除機の最新モデル「ラクティブ エア パワー EC-SR8」(以下EC-SR8)です。

↑シャープのコードレススティック掃除機「ラクティブ エア パワー EC-SR8」

 

「ラクティブ エア」シリーズ史上最強の吸引力(同社自主基準)を維持しつつ、「ノイズリダクション設計」で従来モデルから実感音(SONE値)を約36%カット※(強モード時)。パワフルなのに標準質量1.7kgと軽量設計なのもうれしいポイントです。今回は、この「ラクティブ エア パワー EC-SR8」を実際に使ってみてどんな驚きがあり、生活がどう変わったのか、GetNavi web編集長の山田佑樹と家電のプロである家電ライター・伊森ちづるさんが、3つのポイントに焦点を当てて語り尽くします! 記事の最後には、素敵なプレゼントが当たるアンケートキャンペーンの情報もあるので、ぜひお見逃しなく!

※従来モデルEC-SR7:68dB(SONE値19.8)、EC-SR8:60dB(SONE値12.7)

↑GetNavi webの編集長・山田佑樹(左)は妻と子どもの3人家族で、家電ライターの伊森ちづるさん(右)は夫と2人の子どもと暮らす4人家族。両者ともマンションに住んでいます

 

 

「本当に掃除してるの?」シリーズ史上最小の運転音に衝撃!

山田 使ってみてまず、「これ本当に掃除してるの?」って思いました(笑)。運転音がホント気にならないので、最初は掃除してる実感が湧かない。でもめちゃくちゃ吸うんですよね!

 

伊森 そうなんですよ。最近は子どもたちの習い事がオンラインなので、掃除のタイミングと重なると、「ちょっとママ、うるさいんだけど!」と言われることがあったりして。でも、これだと何も文句を言われなくて、家族の評判もすごく良かったです。

山田 ウチは多分、掃除機をかけていること自体に気づいてなさそうです(笑)。

 

伊森 私の家はマンションなので、騒音の面ではご近所に気を遣うんですよ。夜に子どもたちが床を汚しても、「明日の朝まで掃除機をかけるのを我慢しよう」ということが何度かありました。でも、EC-SR8は周囲に音が響かないので、自分のタイミングで家事がこなせて本当にありがたいです!

 

山田 そう! そこがストレスにならなくていいですよね。僕の場合、2022年は外出や出社が増えたんですが、おうち時間が長かったときと同じくらい家をキレイにしておきたい。家にいる時間は減っても、清潔意識は高いままなんです。だから帰宅後の夜、どうしても掃除機をかけたくなることも……EC-SR8は、そんな新しい生活様式にも対応してくれるモデルだと思いました。

伊森 あと、スゴイと思ったのは、音は控えめになったけどパワーがダウンしてないこと。EC-SR8は内部構造の工夫でモーター音や排気音そのものを抑えているので、しっかりとパワーはキープしている。そこが技術の力だなと思いました。

 

山田 技術のすごさ、わかります! 僕は昔、クルマの編集担当だったんですが、設計の考え方がクルマのアプローチに近いと思いました。クルマもパワーを維持しながらエンジン周りに防音材を入れたり、ノイズを小さくしたりして、いかに快適な車内空間を作るかを追求している。単にパワーを下げて騒音を減らすのとはアプローチが違うんですよね。

 

伊森 これだけ音が小さければ、うるさいのがイヤで掃除機を嫌っていた子どもでも手に取りやすいでしょう。お手伝いしてくれる機会も増えそうです。ペットがビックリすることも減りますね。

 

山田 あと、いざ音が気にならなくなってみると、いままで掃除機のヘッドをどれだけ壁にガンガン当てていたかがわかります。ぶつかる音が気になるんですよね。これからは家具や壁をいたわりながら、丁寧な掃除ができそうです。

【じゅうたんの上での吸引テスト】

↑運転音は抑えても、吸引力の強さはしっかりキープ。じゅうたんの毛の間に入り込んだ細かいゴミもご覧の通りスッキリ吸い取ってくれました

 

【ポイント1】音を抑える独自の構造「ノイズリダクション設計」

2人が真っ先に驚きのポイントとして挙げたのが低騒音設計。その秘密が「ノイズリダクション設計」です。この「ノイズリダクション設計」が掃除機の主な騒音源である、モーター音と排気音、ヘッドの駆動音を低減します。

 

構造上の工夫のひとつは、モーター部分をファンネル(円すい)形状のカバーで覆う「ファンネルサイレンサー」を採用し、モーター音を遮音したこと。さらに防振材でモーターの振動音も抑制。乱れた排気は格子形状の出口で流れを整えることで排気音を抑えます

↑ファンネルサイレンサーのしくみ。遮音カバーと防振材、吸音材を組み合わせ、排気の流れを整えて音を抑えます

 

また、ヘッド(吸込口)には振動を抑える「ダンピングコントロール」を採用。吸込口の主な振動源に防振材を配置することにより、モーターと回転ブラシの振動を抑えて、駆動音を低減しています。

↑防振材をヘッドに効果的に配置する「ダンピングコントロール」

 

こうした独自の技術によって、EC-SR8は実感音が従来機比約36%減となり(強モード時)、「ラクティブ エア」シリーズ史上最小運転音を実現。これなら家族がテレビを見たり、在宅ワークをしたりしているとき、朝や夜の騒音が気になる時間帯でも手に取りやすくなりますね。

↑従来モデルとの実感音の差を表したグラフ ※1:SONE値とは、騒音レベルを表すdB(デシベル)に対して実際に聞こえる音の大きさ(実感音)を表した単位  ※2:シャープ調べ。本体中心部の、床面から上方向1.5m、横方向1.5mから測定。2021年度機種EC-SR7の強モード時と、EC-SR8の強モード時との比較

 

 

壁際のゴミの取り残しが減って、掃除が面白くなった!

山田 僕は平日の昼、仕事の合間に考え事をしながら掃除機をかけるんですけど、そうすると細かいところまで意識が向かず、どうしても隅っこの掃除がおろそかになるんですね。でも、EC-SR8を使い始めてから、壁際や隅っこのゴミの取り残しが格段に減りました! 片側だけ端までブラシがついている「端までブラシ」のおかげですね。

【「端までブラシ」の吸引テスト】

↑壁際のゴミも1回の掃除でスッキリ取れました

 

伊森 うちの場合はリフォーム物件なので、部屋と部屋の間に段差があるんですよ。ダイニングと和室の境目が小上がりになっていたり、ドアの下の部分に高さがあったり……。これまでの掃除機だと、そのホコリが取りきれないことがよくありました。「端までブラシ」は、ヘッドの右側ギリギリまでブラシが配置されているので、段差のキワや壁際を丁寧になぞる感覚で動かすと、キレイにゴミが取れます。これはすごくいいですね!

↑「端までブラシ」だと、微妙な段差のキワもキレイに掃除できる!

 

山田 片側だけ端までブラシがついているヘッドを採用するなんて、シャープらしいですよね。

 

伊森 基本的に、ヘッドは床に密着しているからゴミをよく吸うわけで、ブラシの片側をギリギリ端まで配置するというのはユニークですよね。これを最初に見たとき、「密着率が落ちるのでは?」とシャープさんに聞いたんですよ。そうしたら、ブラシ自体が太いことと、ブラシの後方に灰色の小さなブラシを配置することで、ゴミをかき出しつつ、しっかり吸い込むことができるそうです。

 

山田 あまり神経質にならなくても、自然に壁の端が掃除できるのがうれしいですね。僕はテレワークの合間の掃除でも、明確な成果が見えるようになったのは大きいです。部屋の隅々までキレイになって、「これでまた仕事に集中できる!」と思いますから。

 

伊森 そうですよね! 椅子の脚や本棚の角など、ホコリがたまっている箇所をわざわざ探して掃除している自分がいます(笑)。

 

山田 掃除が面白くなってくるんですよね! 部屋の中って、隅っこ形状になっている場所が多いから、そこを狙ってどんどん掃除したくなるヘッドだと思います。

↑部屋の隅の掃除も楽しくなります!

 

【ポイント2】壁際のゴミが取れる「端までブラシ」

吸込口の端まで回転ブラシがない場合、ヘッドの前面を繰り返し壁に押しつけて掃除するものの、手間がかかり、またブラシが届かずゴミが残ってしまうのが難点でした。 そんな難点を解消したのが、EC-SR8のヘッドに新たに搭載された「端までブラシ」です

 

「端までブラシ」は、ヘッドの片方の端ギリギリまでブラシが配置された構造。そのため、ヘッドの側面を壁に沿わせてスーッと動かすことで、壁際のホコリがスムーズに吸引できるのです。これなら壁際はもとより、階段のキワやドア枠のキワ、家具のキワなど、気になっていたあらゆるキワをすっきりとキレイにすることができますね。

↑「端までブラシ」は、写真向かって右側がヘッドのギリギリ右端までブラシが伸びています。ブラシは高密度で縮れた素材を採用しており、髪の毛が絡みにくくなっています

 

 

ハンディへの切り替えもカンタン!

伊森 「新スグトル構造」も便利ですよね。ヘッドとパイプを外してハンディクリーナーに切り替えるときに、ヘッドがスタンド代わりになってパイプが自立するので、外したパイプがガタンと倒れることもない。床を掃除しているとき、テーブルの上や棚の汚れに気がついたらすぐハンディに切り替えて掃除して、またすぐスティックに戻せるという点はとても効率的だと思いました。

↑ヘッドに足をのせ、ボタンを押しながら引き上げるとそのままハンディに。パイプは自立するので、スティックに戻すのもカンタン

 

↑棚の掃除も思いついたときにサッとできます

 

山田 僕は定期的に腰を痛める体になっていまして(笑)。かがんでパイプを外すときはヒヤヒヤするんですが、「新スグトル構造」は楽な姿勢で使えるのがいいですね。僕に限らず、高齢者にも喜ばれる工夫だと思いました。

 

あらかじめ装着されているスグトルブラシが、思いのほか便利!

山田 普通だと別途アタッチメントで用意されている小型ブラシ(スグトルブラシ)が、あらかじめ本体に装着されているのも便利ですよね。

 

伊森 たしかに! ヘッドを外すだけで、ちょっとしたスキマや窓のサッシ、高いところをアタッチメントの付け替えなしで掃除できるのは便利。最初はヘッドを足で踏んで外すことに少し抵抗があったんですけど(笑)、慣れてくるとラク。一気にいろいろな場所を掃除できます。

↑レバーを引き上げながらパイプを引くと、スグトルブラシが使えます。吸込口のパイプ部が自立するのも便利

 

↑スグトルブラシだとサッシの掃除もカンタン

 

山田 わざわざアタッチメントを付け替えるとなると、「まとまった時間があるときにしようかな……」となりますが、これなら気持ちの面で抵抗なく全部掃除できますよね。しかも、アタッチメントがついたままなのに、デザイン面で違和感がないのもスゴイです。

 

伊森 ええ、一体感がありますよね!

 

山田 あとはアタッチメントって、使おうと思ったときに「どこにあるんだっけ?」となりがち(笑)。探さなくてもすぐに使えるというのは、本当に価値があると思います!

 

【ポイント3】かがまずにハンディが使える「新スグトル構造」

EC-SR8では新たに「新スグトル構造」を採用。ヘッドとパイプを一気に外すことができ、ヘッドを支えにパイプが自立するので、スティック⇔ハンディの切り替えもスムーズになりました。パイプを外すとハンディのノズルがすでに装着されているので、アタッチメントを付け替える必要もなし。体への負担が減って、すき間掃除や高い場所の掃除もササッと気楽に進められますね。

また、従来モデルと同様、パイプの先端にスキマ掃除用の「スグトルブラシ」を装備しています。本体のレバーを引きつつ足でヘッドを軽く踏むとヘッドが外れ、「スグトルブラシ」でスキマ掃除が簡単にできるしくみ。吸込口のパイプ部が自立するため、使用後はかがまず簡単にヘッドを戻せるのもポイントです。

 

【そのほかのポイント】本体から外して充電できるバッテリーが便利!

伊森 ほかに良かった点は、まず、バッテリーが本体から外せる着脱式になっていること。たとえば空気清浄機など、常に使っている家電は電源コンセントのいい場所を陣取っているじゃないですか。そうすると掃除機を充電するコンセントを探すのが大変。その点、着脱式だと、靴箱の上やクローゼットの横など、普段使わないコンセントに充電器が挿せるんです。オプションにはなりますが、もう1個バッテリーを買うとさらに便利。バッテリーが切れたら充電しつつ予備が使えるので、広い家でも安心です。

↑本体から取り外せるバッテリー

 

↑バッテリーは充電器で急速充電が可能。わずか100分(目安)で充電できます

 

山田 確かに掃除機をまるごと充電するよりも、着脱式のほうがコンセントを効率的に使えますね。

 

伊森 もう1つ良かったのがダストカップ。EC-SR8はダストカップが本体裏側にあるうえ、透明ではなく少し暗い色合いになっているので中身が見えにくいんです。分解して洗えるのもいいですね。

↑ダストカップは本体の裏側にあり、半透明なので中身のゴミが気になりません

 

山田 僕の場合は、やっぱり軽さ。自分の体が覚えている掃除機の重さよりもものすごく軽くて、持った時に「うわ、軽っ!」と驚きました(笑)。女性や子どもの力でも軽く動かせて機動性も高いし、メリットは大きいですね。シャープさんにはもっと軽いモデルはありますが、性能の高さと軽さのバランスは最高だと思います

 

【まとめ】EC-SR8は掃除機のイメージを根本から変えてくれるモデル!

山田 一言でいうと、「我慢しなくていい掃除機」です。音が抑えられているから掃除機をかけるタイミングも自由。ゴミを見つけたとき、「端までブラシ」や「新スグトル構造」のおかげで即座にゴミにアプローチできるから、汚れを放置するストレスもありません。歴代モデルでコツコツと培ってきた工夫も蓄積されていて、総合力に優れた掃除機だと思います。現実的にはステイホームは終わりつつありますが、EC-SR8なら、「いつでも部屋をキレイに保ちたい」というステイホームのときと同様のマインドを維持できます。生活を変える掃除機というよりも、いままでの生活を変えなくて済むモデルだと思いました。

伊森 確かにそうですね。EC-SR8は自分の掃除スタイルに付き合ってくれる掃除機だと思います。私は、掃除機は自分の生活に照らし合わせて選ぶべきと考えていますが、EC-SR8なら幅広いご家庭にハマるはず。いろいろな時間帯で自分のペースで掃除をしたい人、1階と2階を行き来して階段や廊下の隅もしっかり掃除をしたい人にオススメですし、低騒音設計なので、赤ちゃんのお昼寝を邪魔することもありません。軽くて体への負担も少ないので女性や高齢者にもぴったり。デザインもシンプルなので、いろいろなインテリアにも合うと思うんですよね。

山田 別の視点で話すと、音が抑えられたのにパワーを落としていないということは、総合力が全体的に上がったと言えます。

 

伊森 確かに、そこが重要ですよね。EC-SR8は「音が大きいほうがたくさん吸うんじゃないか」という掃除機のイメージを根本から変えてくれました。それに、音が気にならなくなると、いままでのようなガシガシ当てる掃除ではなく、丁寧な掃除がしたくなります。その意味で、掃除のやり方そのものまで自然と変えてしまう、掃除の転換点となるモデルですね。

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撮影/中田 悟

「炊飯器の頂点に立つ」ティファール自信作「ザ・ライス」の実力は? 使った印象と意外な注意点をレポート

グループセブジャパンのブランド「ティファール」といえば、取っ手のとれるフライパンなどキッチン用品メーカーとして有名。日本で電気ケトルブームを仕掛けたほか、いま流行りの電気圧力鍋も他社に先駆けて発売するなど、キッチン家電でも国内で数多くの実績を残しています。そのティファールが国内初の炊飯器「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器5.5合」(実売価格価格4万6310円)を発売しました。

↑「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器5.5合」。本体サイズは幅312×奥行258×高さ232mm、質量約5.1kg、炊飯容量5.5合、定格消費電力1150W。本体カラーはブラックとメタリックの2種類を用意

 

ティファールが満を持して炊飯器市場に参入!

ティファールがこれまで国内で炊飯器を販売していなかったのは少々意外ですが、グループセブジャパンのアンドリュー・ブバラ社長によると「実はティファールとしては25年の開発の歴史があり、世界でこれまで1億台の販売実績があります」とのこと。「新製品はその技術を活かし、炊飯器の頂点に立ちます。お米の革新と言っても過言ではありません」と、ブバラ社長が自信満々に語る「ザ・ライス」とはどんなものなのか。発表会に参加するとともに、自宅でも使ってみましたので、その内容をレポートします!

↑「ザ・ライスは炊飯器の頂点に立つ」と自信を見せるグループセブジャパンのアンドリュー・ブバラ社長

 

ふたの内側に遠赤外線ユニットを搭載

アジア圏を中心に1億台を売り上げてきたティファールの炊飯器。当然、日本でも発売にしないかという話は本国から何度も来たそうですが、やはりここはお米の国ニッポン、ごはんの味には世界一厳しい市場です。売り場にはたくさんの高級炊飯器が並ぶなか、生半可な製品では戦っていけないと開発を続け、今回、ようやく発売に至ったとのこと。

 

「ごはんの美味しさは国によって定義が異なります。日本では粒立ち、甘み、ふっくらもっちりで香りが高いことが美味しいごはんの基準。ティファールはそこを目指しました」(小型家電製品プロダクトマネジメント部の山田香菜子シニアプロダクトマネージャー)。

↑「遠赤外線が直接お米に熱を与えることで、ハリがあり、甘みを閉じ込めたごはんが炊きあがります」と山田香菜子シニアプロダクトマネージャー

 

他社の炊飯器にはないティファールだけの仕組みとして、ザ・ライスではふたの内側に遠赤外線ユニットを搭載しました。遠赤外線が炊飯中の米に向けて放出されることで、米一粒一粒に直接熱が届き、米の表面にハリを与えるとともに、甘みを閉じ込めます。

↑ふた裏の遠赤外線ユニットと高火力IHが美味しさの秘密

 

↑炊飯中はふたの裏から遠赤外線が放出される(写真はイメージ)。遠赤外線自体が熱を持っているわけではなく、米の表面に到達して吸収された瞬間に熱に変化し、米の芯まで熱を伝える

 

↑炊飯中はふた表面の赤いインジケーター(「ふつう」表示の上)が動き、遠赤外線が放出されているイメージを視覚的に伝える

 

内釜は発熱効率の高い鉄と熱伝導性に優れたアルミの組み合わせで素早く全体的に熱を伝え、約3mmの厚釜が熱を蓄えて高火力を維持します。加えて、釜底と釜上部に55度の角度を施すことで釜内部に大きな対流を生み出し、加熱ムラを防ぎます。

↑内釜は上下に55度の角度をつけることで内部に大きな対流を起こす

 

↑内釜は底浅で広めの土鍋のような形状。遠赤外線を受ける面積を大きくするため、このような形状になった

 

これらにより、粒立ちの良い、食べごたえのあるごはんが炊き上がるとのこと。グループセブによると、一般的なIH炊飯器に比べて粒立ち感は約8%アップ、甘みは約31%アップしているとのことです。

↑ザ・ライスで炊いたごはんは粒立ち、甘みともにアップ。形崩れせず、ふっくらハリのあるごはんに炊き上がる

 

この遠赤外線は保温時にも活用されています。断続的に遠赤外線を放出するとともに、側面の加熱ベルトと底面IHの組み合わせで釜内の温度を均一に保ち、長時間の保温でも美味しさを維持できるとしています。

↑保温中も断続的に遠赤外線が放出される

 

珍しい「長粒米」を含む10種類の炊飯メニューを用意

炊飯メニューは、白米/無洗米/玄米/雑穀米/長粒米/すしめし/炊き込み/冷凍ごはん/お粥/玄米・雑穀粥の10種類。日本向け炊飯器で長粒米、いわゆるインディカ米の専用モードがあるのは珍しいです。長粒米は主にインドや東南アジアで生産されており、アジアで炊飯器を売り上げてきたノウハウが詰まっているといえるでしょう。

 

また、冷凍ごはんメニューでは弾力が約4%アップ、粒立ち感は約6%アップするとのこと。白米と無洗米モードでは、やわらか/ふつう/かための3種類の炊きあがりが選べます。早炊き、エコ炊飯のコースも用意しており、2つの時間をセットできる予約タイマーも搭載。

↑通常炊飯5種類、メニュー5種類の計10種類の炊き方が選べる。通常炊飯とメニューの掛け合わせはできない。白米と無洗米のみ、やらか/ふつう/かための3種類の食感を選べる

 

↑内釜には長粒米専用の目盛りがある。無洗米の目盛りは白米とは独立しており、白米に比べて若干水量が上がっている

 

なお、製品発表会にはタレントの優香さんとお笑いコンビのスピードワゴンが登場、事前にザ・ライスを自宅で使用した感想を披露しました。

↑優香さんは「毎日食べても飽きない美味しさ。ハリがあって食べごたえあり、食べていくとどんどん甘くなって本当に美味しい」とのこと

 

↑「どんな料理とも合うごはん。お米の持っているポテンシャルを最大限に引き出す炊飯器。お米ってこんなに美味しいんだと思わせてくれる」と語るスピードワゴンの小沢さん

 

↑ティファール公認の「ザ・ライス師匠」を襲名した井戸田さんは、「炊き上げた時に、一粒一粒がしっかり感じられる。お米の食感が残りながら、柔らかさも感じて、旨味と甘みも感じられる」とコメント

 

こりゃウマい! 粒立ちがはっきりと感じられる炊き上がり

続いて、発表会後に手配してもらった実機を使って実際に炊いてみました。「無洗米」モード、「ふつう」で2合を炊いてみたところ、ティファールが言う通り、粒が立っています。表面はツヤツヤしており、粒が大きめ。口に含んでみると、粒立ちがはっきりと感じられます。さらさらして粘りがないため、口の中ですぐにぱらりと解けます。まるでパラパラチャーハンのよう。

 

食感はちょっと硬めでお米の粒が感じられる噛みごたえとなっていて、もちもちしておらずさっぱり。それでいてふっくら、潤いもあります。最初は甘み控えめかな? と思ったのですが、噛んでいるうちにじわじわと甘みが感じられます。“あ、わたし今、米を食べてる”と、はっきり実感できる炊き上がりでした。こりゃウマい!

↑発表会の後にデモ機を借りて試食してみた。粒が大きくふっくらしているけど、米の表面がしっかりと形を保っており、噛みごたえのあるごはんに炊き上がった。さっぱり、それでいて甘みがあるので、どんな料理にも合う

 

ごはん単独だけでも美味しいのですが、粘りがなくさっぱりした食感は、海苔や梅干し、納豆などのごはんのお供によく合います。卵かけご飯にしても水っぽくならず、お米の形を感じながら食べられるのもいい。カレーや丼もの、チャーハン、おにぎりにも合いそう。

 

長時間の保温より冷凍モードがおすすめ

ただ、保温ごはんには注意が必要です。10時間程度の保温ならば、ごはんの表面に乾きが見られ、「ちょっと硬くなったかな」といった程度でしたが、20時間にもなるとごはんが乾いて硬くなりました。保温時の電気代も考えると、炊き上がりから半日以上を放おっておくなら、冷凍したほうが良いでしょう。なお、冷凍モードで炊いて粗熱を取ってから冷凍したごはんは、解凍後もみずみずしくて美味しかったです。

↑若干黄色みがかり、表面は乾いて硬くなっている

 

↑冷凍モードで炊き上げた後に冷凍し、レンジで解凍したごはんはみずみずしさを保ち、ハリ・ツヤがあって美味しかった

 

なお、お手入れは内釜、内ふたに加えて、蒸気口の水洗いが必要で、蒸気口が3分割となるため、若干の手間がかかります。また、内釜の底に角度ついており、接地面積が小さいので米を研ぐ時にグラグラするため、片手でしっかりとホールドする必要がありますが、底が浅いことで米が研ぎやすく、洗いやすいというメリットがありました。

↑内釜に加え、内ふたと外ふたについている蒸気口を水洗いする必要がある

 

↑蒸気口は5つのパーツに分解する必要があり、ちょっと手間がかかる

 

価格はミドルクラスに位置する「ザ・ライス」ですが、炊いたお米の食感・食味はハイエンドにも引けをとらない仕上がりになっていました。グループセブでは今後、ティファールブランドで炊飯器を毎年発売していき、エントリーモデルやハイエンドモデルといったラインアップも揃えていく考えです。これまで、炊飯器は国内ブランドが圧倒的な強さを見せてきましたが、ティファールの参入で、その勢力図が変わる可能性も。今後、フランスのブランドがどこまで日本人の舌を満足させてくれるのか、とても楽しみです。

 

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プロが選んだコスパ1位のドラム式洗濯機がコレ! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング1位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第1位】 コンパクトなのに大容量でシワやニオイ対策もおまかせ!

【ドラム式洗濯乾燥機】

2021年11月発売

AQUA

まっ直ぐドラム AQW-DX12M

実売価格 20万9000円

水平ドラムを採用し、一般的な防水パンに設置できるコンパクトサイズを実現。水平なのでムラなく洗えて、衣類の絡みを抑えてシワになりにくい。衣類や槽内の除菌・消臭を行うUVライトも搭載。

SPEC●洗濯・脱水容量:12kg●乾燥容量:6kg●運転音:34dB(洗濯時)●自動投入タンク容量:約570mℓ(液体合成洗剤)、約480mℓ(柔軟剤)●乾燥方式:ヒートポンプ乾燥●サイズ/質量:W595×H943×D685mm/約94kg

 

 

↑ドラムの回転と静止を繰り返すことで、洗浄液が衣類全体に素早く浸透。高い位置からまっすぐ落とすたたき洗いにより、衣類の絡みを抑えてムラなく洗う

 

↑熱UVパワフル除菌機能を搭載。各コースに応じた高温設定と、UVライトの照射で洗濯水を清潔に保ち、衣類の除菌・消臭につながる

 

↑エアウォッシュ機能では、超音波で発生させた温風ミストが衣類を包み込むように循環。ホコリを落としながらシワを伸ばし、ふんわり清潔に仕上げる

 

衛生意識の高まりに合わせた独自の清潔機能が便利

ドラム式のなかでは最大容量クラスとなる洗濯・脱水容量12kgながら、20万円前後というのは、結構レア。しかも、一般的な防水パンに設置できるので、スペースの問題でドラム式をあきらめていたという家庭も検討の余地ありだ。

 

独自の清潔機能もAQUAならでは。同社タテ型では、洗濯機本体に搭載した超音波部分洗浄機能が評判になったが、このドラム式も斬新。シワを伸ばす温風ミストと除菌を行うUVライトを組み合わせた「エアウォッシュ」を搭載する。通常の洗濯とは異なり、水を使わず短時間で衣類ケアできて、お出かけ前や帰宅後にも使いやすい。衛生意識が高まっているいまの時代にピッタリの機能だ。

 

ほかにも、衣類の絡みを抑えながら汚れをしっかり落とす「オールラウンド浸透洗浄」や、いまや欠かせない機能と言える「液体洗剤・柔軟剤自動投入」、「乾燥フィルター自動おそうじ」など、洗濯の手間を軽減する機能を網羅。

 

すっきりとしたフォルムや、使用時だけ点灯表示するタッチパネルなど、見た目も実にスタイリッシュ。ランドリースペースを高品位に格上げできるハズだ。

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

「肌が明るくなる美容家電」が2位に! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」2~5位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング2~5位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第5位】 大量の温スチームを発生させ保湿&クレンジングをサポート

【フェイススチーマー】

2021年11月発売

コイズミ

フェイススチーマー エナージュ KBE-1530

実売価格 1万2210円

約40゜Cのスチームが肌にうるおいを補給し、化粧水の保持力がアップ。クレンジング剤と併用して約3分間スチームを当てることで、マスカラや毛穴の汚れも落ちやすくなる。空焚き防止機能が付いた安全設計。

SPEC●タンク容量:80mℓ●スチーム温度:約40゜C(噴射口から20cm)●スチーム噴射時間:約14分間●スチーム量:5.5mℓ/分●サイズ/質量:約W138×H198×D185mm/約900g

 

↑化粧水の前に、5.5mℓ/分の大量スチームを約14分間噴射し、角質層まで浸透させる。フタ部分はワンタッチで点灯するLEDライト付きの両面ミラーになっている

 

【ココが価格以上!】 デザインが美しく卓上ミラーとしても使える

「コンパクトかつエレガントなデザインで部屋に出しっぱなしにしやすく、機能もシンプルなのでズボラな人でも習慣化できます! フタには両面ミラー付きで、卓上ミラーとしても使えます」

 

【第4位】 ピンポイント刺激で身体も顔もくまなくアプローチ

【ボディケアマシン】

2022年4月発売

ドクターエア

エクサガンハイパー REG-04

実売価格 1万1880円

最大約3000回/分のパワフル振動と7mmのストロークで、ピンポイントに刺激。3種のアタッチメントが付属し、身体も顔もケアできる。約220gと軽量なので、女性やシニアも操作しやすい。

SPEC●最大振動回数:約3000回/分●振動レベル:4段階●充電時間:約2時間●最長連続使用時間:約13時間●運転音:約41dB(モード4使用時)●サイズ/質量:約W88.2×H128×D35mm/約220g

 

↑通常時のフラットヘッドに加え、写真左から「ワイド」「ポイント」「ソフトブラシ」の3種のアタッチメントを用意。自由に付け替えて身体中にアプローチできる

 

【ココが価格以上!】 使う場所を限定されず気軽にリフレッシュできる

「スタイリッシュなデザイン性とポーチに入るコンパクト設計で、どこにでも持ち運べて出番が多い! 音も静かです。私はデスク周りに置いて、仕事の合間などに使ってリフレッシュしています」

 

【第3位】 全身のムダ毛やヒゲを光照射で簡単にケアできる!

【光脱毛器】

2022年4月発売

MTG

リファビューテック エピRE-AL-02A

実売価格 3万円

黒い色素に反応して熱が発生するIPLを照射し、ムダ毛をケアしながら美肌に導く。照射レベルは5段階から選択可能。フェイス用アタッチメントが付属し、男性のヒゲのお手入れにも使える。

SPEC●照射回数(ランプ寿命):約30万回●出力設定:5段階●使用できる部位:顔、ワキ、胸、腹、腕、手、Vゾーン、太もも、足●サイズ/質量:約W67×H215×D62mm/約300g

 

↑肌の面積が広い腕や脚のケアに便利なAUTOモードを搭載。ボタンを押さずに連続照射できるので、手間なくケア可能だ

 

【ココが価格以上!】 機能はシンプルながら見た目もパワーも本格的!

「光脱毛器と言えば5万円以上する製品が多いですが、本機は必要な機能を厳選してお手ごろ価格を実現。実際に試したところ、使用感、照射パワーともに不足なし! デザインも高品位です」

 

【第2位】 角質・毛穴汚れをクリアにし引き締めケアまでコレ1台!

【美顔器】

2021年11月発売

コスビューティー

アクアピーリングプロEX CB-050-K01-JP

実売価格 1万2100円

2万8000回/秒の超音波振動で、角質や毛穴の汚れを浮かせて吹き飛ばす。超音波+マイクロカレント機能を搭載し、心地良い電気刺激でフェイスラインや毛穴の引き締めケアも可能だ。

SPEC●充電時間:約6時間●連続使用時間:約70分●防水等級:IPX6(本体)●サイズ/質量:約W43.5×H175.5×D22mm/約212g

 

↑新搭載の「リフトモードHigh」は、マイクロカレントのパワーが従来モデルより約20%アップ。EMSに近い強さを実現した

 

【ココが価格以上!】 充実の機能を備え肌のトーンアップも実感

「超音波で肌の角質を吹き飛ばし、使用後は肌がワントーン明るくなります。マイクロカレント機能のほか、イオン誘導・導出機能も搭載しているので、1台で様々な目的に使えておトク!」

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

サクサク取れる3300円の毛玉クリーナーに注目! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」6~10位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング6~10位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第10位】 立ち上がりスピード約25秒! 忙しい朝の身支度を時短できる

【衣類スチーマー】

2020年10月発売

ブルーノ

スタイリングハンディスチーマー BOE076

実売価格 7480円

一度の給水でワイシャツ3枚ぶんをスチーム可能な大容量タンクを搭載。立ち上がり約25秒で、シワやニオイをサッとオフできる。シワの状態や衣類の種類に合わせ、「Lo」「Hi」の2つのモードから選択可能だ。

SPEC●立ち上がり時間:約25秒●連続使用時間:Loモード約8分、Hiモード約7分●タンク容量:約130mℓ●スチーム量:最大18g/分●コード長:約3m●サイズ/質量:約W93×H217×D110mm/約750g

 

↑衣類をハンガーにかけたままシワケア。タンクが本体下部にあるので重さを感じにくく、手首の負担も軽減される。グリップは細めで、手が小さい人も握りやすい

 

【ココが価格以上!】 コンパクト&パワフルでストレスなく使える

「コンパクトながら、スチーム量は最大18g/分と十分にパワフル! 扱いやすさ、スチームの持続性、給水しやすさなど、細部まで配慮が感じられます。インテリアに馴染むデザインも魅力です」

 

【第9位】 給水ホースへの“ちょい足し”で洗濯後のニオイを抑えられる!

【洗濯機用ホース】

2020年5月発売

シャープ

銀イオンホース AS-AG1

実売価格 1万1190円

洗濯水に銀イオンをプラスし、菌の繁殖を抑制。洗濯後の衣類の抗菌・防臭に加え、洗濯槽のカビの発生も抑える。洗濯機の給水ホースに接続するだけで工具は不要。他社の洗濯機でも取り付け可能だ。

SPEC●水道水圧:0.03〜0.8Mpa●コード長:1m●サイズ/質量:約W55×H304×D69mm/約220g

 

 

↑給水時に銀のプレート(銀電極)から銀イオンを溶出。1日1回の洗濯で約1年使用できる。交換用カートリッジは別売4400円で展開

 

【ココが価格以上!】 簡単に取り付けでき部屋干し臭が減った!

「我が家で使い始めてから、部屋干し臭が減ったのを実感しています。抗菌機能のために洗濯機を買い替えるのはハードルが高いですが、コレなら自分で簡単に“ちょい足し”できるので、ぜひお試しを!」

 

【第8位】 3次元EMSシステムを搭載し、より深く広範囲の筋肉を刺激!

【EMS機器】

2022年4月発売

アテックス

ルルドスタイル EMSシートネクサ AX-FRL916

実売価格 8800円

低周波と中周波を組み合わせた「3次元EMS」により、立体的な刺激を実現。厚さ1mmのシートに水を吹きかけ、腕や脚を乗せるだけで効率良くトレーニングできる。リラックス、エクササイズ、オートの3種のモードを搭載。

SPEC●充電時間:約3.5時間●連続使用時間:約1.5時間●タイマー:約5分、約10分(モードによる)●サイズ/質量:約W360×H25×L340mm/約230g

 

 

↑「3次元EMS」は、筋肉の表層を刺激する低周波と、筋肉の深層を刺激する中周波を同時に出力。一度で広範囲にアプローチする

 

【ココが価格以上!】 本格的な機能を搭載し“ながら筋トレ”に最適!

「シート厚1mmの薄さながら、本格的なEMS機能を搭載しているのが画期的! テレワーク中も、イスに座りながら足を乗せて使えるので、毎日気軽にトレーニングを続けられます」

 

【第7位】 大風量で乾燥時間を短縮し髪へのダメージを軽減!

【ヘアドライヤー】

2019年7月発売

サロニア

スピーディーイオンドライヤー SL-013

定価 5478円

2.3m3/分の大風量で、乾燥時間は従来モデル比約30%短縮。TURBO、COOLモードに加え、髪のスタイリングが可能な柔らかい温風のSETモードを搭載する。さらにマイナスイオン機能付き。

SPEC● 消費電力:1200W(TURBO時)● 風量:2.3m3/分●温風温度:ノズル装着時約103゜C、ノズル装着なし約80゜C●コード長:約1.7m●サイズ/質量:約W202×H199×D75mm/約495g

 

↑ドライ中はマイナスイオンが発生し、キューティクルが開くのを防ぐ。速乾タイプなので、髪が熱を受ける時間が短く、ダメージを軽減できるのもうれしい

 

【ココが価格以上!】 パワフルで速乾性に優れ、持ち運びにも便利!

「スリムな見た目なのに想像以上のパワフルさ! ロングヘアでも短時間で乾きます。軽量&折りたたみ式なので、サウナやジムにマイドライヤーを持っていきたい人にもオススメです」

 

【第6位】 充電できてパワーが持続! 気になる毛玉を素早く取れる

【毛玉クリーナー】

2020年10月発売

レコルト

ケダマトリ RKR-01

実売価格 3300円

USB充電式で電池交換不要の毛玉クリーナー。コードレスなので、クローゼットや玄関、外出先などどこでも手軽に衣類ケアできる。接触面が直径8cmと広く、毛布やソファなどの毛玉も取りやすい。

SPEC●充電時間:約2時間●連続使用可能時間:約45分●サイズ/質量:約W80×H110×D80mm/約180g

 

↑上部カバーを取り外すと「ホコリとりブラシ」としても使える2Way仕様。ジャケットなどにかけると、ゴミやホコリを浮かせて絡め取れる

 

【ココが価格以上!】 毛玉を一度でしっかり取りお手入れを時短できる!

「コンパクト設計ながら、毛玉に一度あてただけでサクサク取れて、お手入れの時短になる! 充電しておけば、パワーダウンせず快適に使えます。大事な服をキレイに保てるのもコスパ良し!」

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

太陽光発電で災害時も安心なJackeryの「ポータブル電源2000 Pro」はキャンプや日常生活も快適にする!

Jackery最高クラスのポータブル電源2000 ProソーラーパネルSolar Saga 200を組み合わせたセット商品は、キャンプや災害時はもちろん、日常生活でも大活躍。節電対策のアイテムとしても注目される。

 

【今回紹介する製品】

22年度のフラッグシップモデル
Jackery Solar Generator 2000 Pro」は
日々の暮らしも快適にしてくれる


アウトドア家電部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.121
Jackery
Jackery Solar Generator 2000 Pro

35万9900円
*Jackery ポータブル電源 2000 ProとJackery Solar Saga 200×1枚のセット

2160Whの大容量リチウムイオン電池を搭載したポータブル電源と、最大出力200Wのソーラーパネルの組み合わせにより、どこでも発電と放電が可能。3年の保証に加え、ユーザー登録すれば追加で2年の延長となるのもうれしい。

SPEC●バッテリー容量:2160Wh●定格出力:2200W●出力ポート:AC×3、USB Type-A×2、USB Type-C×2、シガーソケット●サイズ/質量:約W384×H307.5×D269mm/約19.5㎏

 

ポータブル電源選びでは実用性を比較検討すべし

防災や節電意識の高まりを受け、ポータブル電源の売れ行きが好調だ。「どれを選べばいいかわからない」という人は、ポータブル電源市場のリーディングカンパニー、JackeryのJakery Solar Generator 2000 Proにぜひ注目を。

 

例えば、友人と庭でパーティをする際、消費電力の大きなホットプレートやIHクッキングヒーターを同時に使うことも可能。これは、本機が2160Whのリチウムイオン電池を備えているからこそだ。

 

また災害時には、ソーラーパネルを併用することで長期間の停電にも対応。これだけの大容量バッテリーを、わずか2.5時間(ソーラーパネル6枚使用時)でフル充電できるというのも実に心強い。

 

いま、ポータブル電源は“一家に1台”という機運が高まりつつある。そのなかにおいて、Jackeryという選択は間違いない!!

↑同製品があれば屋外料理のレパートリーがグンと広がる。焚き火だけに頼らなくていいので凝った料理もキッチン感覚で調理可能

【POINT 01】

屋内でも様々なシーンで活用

特筆すべきは、100VのAC出力ポートを3基も備えている点。これにより、日本国内のほとんどの電化製品を一度に3つも使えるというのが心強い。例えば、電源のないガレージでのDIY作業で、複数の電動工具を使いたいときなどに利便性を実感できるはず。どんな空間にも溶け込むシンプルなデザインも秀逸だ。

↑食卓で複数の調理家電を使いたいときにも重宝。キャンプや災害時の使用をイメージしがちだが、日常使いにも最適だ

 

↑「今日は自宅のベランダでテレワーク」なんてときにもJackeryが大活躍。室内から延長コードで電源を引っ張ってくる必要なし

 

【POINT 02】

“もしも”のときも安心の大容量

多くのガジェットに生活を支えられている現代人にとって、災害時は電源確保が生命線となる。本機ならスマホの充電もスムーズに行えるうえ、長めの延長コードを用意しておけば自宅内にある家電へ同時に給電できて安心だ。太陽が出ていればソーラーパネルを使って充電でき、一家に1台あると安心だ。

↑ほかの防災用品と一緒に備えておくと安心。折りたたみ式のハンドルは堅牢でグリップ性が高く、持ち運びの際の負担を軽減する

 

↑フロント部分には灯りとなるLEDライトを搭載。手元足元を照らせるだけでなく、モールス信号のSOSパターンで点滅する機能も備える

 

【POINT 03】

アウトドアや車中泊でも大活躍

本機が実力を発揮するシーンのひとつがアウトドア。キャンプや車中泊でも電気ケトルやコーヒーメーカーを使用でき、大出力ゆえに扇風機や電気毛布も使えるため、季節に関係なく屋外でも快適に過ごせる。シガーソケットから充電できるので、移動しながらの連泊派も充電切れを心配する必要がない。

↑メンバー全員のスマホを一度に充電するのもヨユウ。最大出力2000Wなので、消費電力の大きなドライヤーや冷蔵庫、ホットプレートなども使用できる

 

↑クルマに1台積んでおけば好きな場所が快適なキッチンになり、リビングにもなる。ワーケーション的な用途でも活躍する

 

【POINT 04】

小型かつ軽量で操作性も抜群

ディスプレイ表示は従来モデルから刷新され、直感的に使えるシンプルな設計に。中央のLEDディスプレイには、充放電時間、使用中ポートなどをわかりやすく表示する。約W384×H307.5×D269㎜、質量約19.5㎏という本体のサイズ感は、2160Whという容量から考えると十分にコンパクトだ。

↑ソーラーパネルは最短で2.5時間、AC充電なら2時間でフル充電される。ON/OFFの切り替えもスイッチひとつとシンプルだ

 

【POINT 05】

BMSにより高い安全性を実現

本体にはポリカーボネート樹脂とABS防火材料を採用し、耐久性と放熱性は上々。リチウムイオンバッテリーは500回の充電・放電を繰り返しても問題なく使用できる。また、電圧や温度を適切に管理するBMSを搭載することで、過放電・過充電の保護に対応。ショートや過負荷などを検知すると動作が停止される。

↑リチウムイオン電池は国際基準のひとつ「UN38.3」(国連特別輸送試験)の認証を取得。本体が熱くなると感知し、ファンを回転させて冷却する

 

<「Jackeryであったか年末年始キャンペーン」開催中>

2022年12月15日(木)~2023年1月5日(木)の期間中、「Jackeryであったか年末年始キャンペーン」を開催中。詳しくはキャンペーンサイトまで。

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したJackery「Jackery Solar Generator 2000 Pro」は現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のアウトドア家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

ついに水拭きアリのルンバ出た!「ラグ濡れ」防ぐ世界初のシステム搭載「ルンバ コンボ j7+」を詳しくチェック

ロボット掃除機世界シェアNo.1のアイロボットから、水拭き機能を備えたルンバがついに登場!  同社が提案する2in1ロボットは、他社のそれとはひと味違う。家電の有識者と同社のキーマンの声とともに解説する。

 

【今回紹介するモデル】

アイロボット

ルンバ コンボ j7+

アイロボット公式オンラインストア 税込価格15万9800円

卓越したゴミ除去能力と走行機能に水拭き機能を加えた新モデル。カーペットを検知するとモップパッドを天面に持ち上げ、「ラグ濡れ」を完ぺきに防ぐ。また独自の障害物識別技術で床のケーブルやペットの排泄物(※1)などを避けながら掃除を完遂。

SPEC●推奨間取り:5部屋以上●吸引力:約10倍(※2)●最大稼働時間:75分(自動充電&自動再開)●充電時間:約3時間●拭き掃除:水拭きのみ●クリーンベース:紙パック式(最大1年ぶんのゴミを収集可)●音声操作:Googleアシスタント、Amazon Alexa、Siriショートカットに対応●サイズ/質量:直径339×H87㎜/約3.4kg

※1:犬または猫の固形の糞のみ ※2:AeroBac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

 

独自のパッドリフト機能で〝究極の2in1〟がついに完成

ルンバ コンボ j7+は高度な吸引清掃機能に水拭き機能を加えた先進モデルだ。最大の特徴は世界初の「パッドリフティングシステム」。センサーがラグやじゅうたんを認識するとアームが起動し、モップパッドを天面に持ち上げる。

 

従来の2in1型は、ラグを認識して避けてもラグの上を掃除できなかったり、パッド持ち上げの高さが足りず毛足の長いラグを濡らしてしまったりといったケースも……。その点で、本機は〝究極の2in1〟と言っていい。

 

障害物認識・回避も高精度で、掃除後に床上の障害物を片付け、その場所だけ追加清掃させることも可能。また自動ゴミ収集機を付属し、ゴミ捨ては最大1年間不要。日々の掃除を全面おまかせできて、効率重視の家庭には最適な一台だ。

 

【ルンバ コンボ j7+はシーンに応じて掃除を変える!】

◎吸引&水拭き

フローリング上ではゴミを吸引しながら、アームでパッドに圧をかけて水拭き。一度の走行でゴミ除去と拭き掃除が同時に行え、ドックの設置スペースも1台ぶんで済むのがうれしい。

 

◎ラグ認識

前面カメラと3つのフロアセンサーでラグやじゅうたんを認識すると、本体底部後方のモップパッドを天面までリフトアップ。そのままラグの上に乗り上げて吸引清掃を続ける。

 

◎吸引

モップパッドを天面に格納しているので、カ ーペット上では自動的に吸引清掃のみ行う。どんなに毛足の長いラグやじゅうたんの上を走行しても濡らすことがないので安心だ。

ルンバ コンボ j7+の掃除機能の詳細はこちら

 

【ルンバ コンボ j7+オススメの声】

ガジェット通目線でオススメ!
家電ライター コヤマタカヒロさん

デジタル、PC、キッチン家電をはじめ幅広いジャンルに精通する。ロボット掃除機も数多くのモデルを実際に検証。

内蔵のアームが天面のパッドを底面に移動させて床に押し付ける独自機構は、変形ロボットアニメ世代のツボをくすぐります!!  フローリングはしっかり水拭きし、カーペットではモップを収納。濡らさない仕組みはさすがです。

子育て世帯目線でオススメ!
本誌副編集長 青木宏彰

「家電コーディネーター」の資格を持ち、本誌のロボット掃除機の検証企画も多数手掛ける。現在子育てに奮闘中。

家に赤ん坊がおり、床面の清潔には気を配っている。本機はカーペットを敷いた部屋も床にモノが落ちていても吸引と水拭きをしっかり行え、忙しい子育て世帯もラフに使える。モップパッドを簡単に取り外して洗えるのも良き♪

ペットオーナー目線でオススメ!
白物・美容家電ライター 田中真紀子さん

白物・美容家電に精通し、主婦目線のリアルなレビューが持ち味。夫と高校生の息子、ワンちゃんと暮らす。

犬はトイレ後のおしっこが足裏に付くため、床の拭き掃除がマスト。その点、本機は吸引と同時に床拭きもできて大助かりです。うんちも障害物として避けてくれるので、我が家のようにペットと暮らす家にピッタリ!!

 

【ココもスゴイ! ルンバ コンボ j7+4つのポイント】

◎4段階クリーニングシステム

ルンバの強力なゴミ除去力に新たに水拭き機能が連動!

エッジクリーニングブラシでゴミを吸込口に誘引。2本のゴム製ブラシが床に密着し微細なチリも浮き上がらせ、吸引力10倍のパワーリフト吸引でゴミを徹底除去する。さらにここに水拭き機能が連動し、床を短時間で効率的に清掃。

 

◎PrecisionVisionナビゲーション

ケーブルやペットの排泄物など10種以上の障害物を認識・回避

目の前のケーブルやペットの排泄物など10種類以上の障害物を認識して回避。モノが多い床も上手に掃除を行う。障害物データは日々アップデートされ、どんどん賢くなり回避精度が上がる。ペットの食器なども回避可能に。

 

◎iRobot OS

同社独自のOSでルンバをユーザー好みにカスタマイズ

同社が30年以上培うロボット技術と、世界中のユーザー体験を蓄積した独自のOSで、ユーザー各人に寄り添うルンバにカスタム。掃除する部屋と部屋ごとの清掃モードを選んだり、家を離れると自動で清掃開始させたりできる。

 

◎クリーンベース

最大1年間ゴミ捨て不要でズボラさん大助かり!

クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属。掃除が完了すると、本体のダスト容器に集めたゴミをクリーンベース内の紙パックに自動で排出する。紙パックには最大1年ぶんのゴミを収納でき、ゴミ捨ての手間が大幅に減る。

ルンバ コンボ j7+の便利な機能はこちらをチェック

 

【アイロボットの上級副社長にインタビュー!】

アイロボット・コーポレーション バリー・シュリスマンさん

本国アイロボットの上級副社長。フロアケア製品&サービスを担当する。本誌のために特別にインタビュー取材を受けてくれた。

自律的に掃除を行う唯一の2in1型ロボットです

我々は「吸引&水拭きの究極はルンバとブラーバの2台使い」だと考えていますが、一方で「吸引と水拭きを一度にやりたい」というニーズもキャッチしていました。また、従来の2in1型がカーペット掃除の課題を解決していないことも知っていたのです。ここに焦点を当てたのがルンバ コンボ j7+。パッドリフティングシステムにより様々なフロアタイプにシームレスに対応可能となり、「自律的に掃除を行う唯一の2in1型になった」と自負しています。

 

もうひとつ我々が注力したのが、アイロボット OSが可能にした「物体検知・物体回避」技術。ロボットが直面した障害物に次回どう対応するかについてのユーザーからのフィードバックで頭脳が進化するというものです。世界中のユーザーが提供してくれたデータを基に、「ダイニングテーブルの下を掃除して」といったボイスコントロールができるなど、600以上のコマンドを認識可能となりました。

 

ちなみに 「吸引と拭き掃除の同時スタイル」は世界的なニーズですが、今回に限らず日本の意見をかなり重視しています。特にブラーバの販売数は日本が突出しているため、床拭きに関する日本の意見も多く反映しているんですよ。

ルンバ コンボ j7+の便利な機能はこちらをチェック

 

【“選べるルンバ”早見表】

現在、ルンバファミリーは「コンボ」を含む多彩なラインナップを展開。自分にピッタリの1台が見つかるはずだ。 なお、2023年1月4日までルンバ誕生20周年記念の大還元祭を開催中。おトク情報は公式サイトでチェック!

早見表の製品の詳細は以下をチェック!

ルンバ s9+

13万9800円 *キャンペーン価格

プレミアムな清掃体験と デザインを追求する人へ

独自のD字型ボディと約40倍の吸引力を誇るプレミアムモデル。高性能センサーが壁の位置を感知し、部屋角までしっかり入り込んでゴミ除去する。クリーンベースも装備。

 

ルンバ コンボ j7+

15万9800円

水拭きも同時に!! 効率を重視する人へ

一度の掃除で吸引と水拭き、ゴミ捨てまで完了。パッドリフティングシステムで、カーペットを濡らさず掃除を完遂する。高性能な障害物回避機能で事前の片付けなしでも掃除可能。

 

ルンバ j7+/j7

9万9800円/ 6万9800円 *キャンペーン価格

出産・子育て等で時間がない人へ

※写真はルンバ j7+

モノが散らかった部屋も障害物を回避しつつ掃除。片付けの時間が取れない多忙な家庭にも最適だ。j7+は背の低いクリーンベースを付属し、s9+やi3+より設置の自由度が高い。

 

ルンバ i3+/i3

7万9800円/ 4万2801円 *キャンペーン価格

引越しで部屋数が増えた人へ

※写真はルンバ i3+

カメラセンサー非搭載ながら室内を正確にマッピングでき、3〜4部屋の掃除に最適。部屋を指定しての掃除にも対応する。吸引力はj7と同等で、i3+はクリーンベースも装備。

 

ルンバ i2

3万9800円

ロボット掃除機を初めて導入する人へ

吸引力はj7と同等で、自動充電&自動再開に対応する高機能なエントリー機。上位機と同じコの字型走行で効率良く掃除を行う。クリーンベース別途購入でゴミ捨ての手間も大幅に軽減。

 

【拭き掃除“専用機”もオススメ!!】

ブラーバ ジェット m6

5万9800円

ルンバ s9+と同じマッピング機能を備えた床拭き専用ロボット。床面に水を噴射し、汚れを浮かせて拭き取る。s9+やj7+/j7、iシリーズと連携し、吸引と水拭きのリレー清掃が可能だ。

 

構成/青木宏彰(本誌) 文/平島憲一郎 撮影/高原マサキ(TK.c)

「吸引」と「ブロワー」の二刀流スタイル!! ハンディクリーナー「HANDY DOU!」はデザインも秀逸でセカンド掃除機で大活躍

活況のハンディ掃除機マーケットのなかでも特に話題を集めているのが、AQUAHANDY DUO!である。ユニークなブロワー機能をはじめ“使える機能”が凝縮されており、注目株のひとつだ。

 

【今回紹介する製品】

ブロワー機能がユニークで吸引力も汎用性も文句なし!
AQUAハンディ掃除機「HANDY DUO! AQC-HH700


掃除機部門
GetNavi注目モデル

 

エントリーNo.064
AQUA
HANDY DUO! AQC-HH700

実売価格1万8060円

軽量かつスリムなデザインながら圧倒的な吸引力で快適にゴミを除去可能。ブロワー機能で窓サッシなどのゴミも吹き飛ばして掃除できるほか、簡易エアポンプとしても使える。スッキリとシンプルなデザインは部屋に馴染みやすい。

SPEC●集じん容積:約0.15ℓ●連続運転時間:強約8分/標準約13分●充電時間:約3時間●付属品:ミニ回転ノズル、3wayノズル、ブロワーノズル、エアーパイプほか●サイズ/質量:W66×H418×D69㎜/650g

 

ハンディクリーナーへの細かなニーズに応えた一台

ハンディクリーナーは、机の上や棚の中など床用掃除機では対応できない場所をケアするサブ的存在。当然、幅広い場所に対応できるほうが便利だし、本体は軽くコンパクトで、吸引力は強いほうが望ましい。

 

HANDY DUO!は、そうしたハンディ掃除機へのニーズをオールカバー。質量650gとは思えぬ吸引力で大小のゴミをグングン吸い取る。ミニ回転ノズルや3wayノズルなどアタッチメントも豊富で、床以外のあらゆる掃除が快適だ。ちょっとした床掃除ならミニ回転ノズルでも十分対応できる。

 

さらに見逃せないのがブロワー機能だ。ブロワーノズルを装着することで強力吸引が強力吹き出しへと転換可能。同梱のポンプアタッチメントを使えば浮き輪やビーチボールも短時間で膨らませられる。クルマやアウトドアなどのシーンでも大活躍する。圧倒的汎用性を誇る本機は、まさに“最強のセカンド掃除機”と言える。

↑ダストカップを外し、そこにブロワーノズルを装着。モーター吸引した空気をそのままノズルから放出し、ゴミを吹き飛ばす

 

【POINT 01】

500円硬貨も吸い込む吸引力が圧巻!!

ブラシレスDCモーター採用で、コンパクトなハンディタイプとは思えない吸引力を実現。500円硬貨も吸い込むパワーで、床面についた微粒子ゴミや比重の大きい砂粒ゴミ、食べこぼしなどもみるみる取り除いていく。吸引力調節は2段階で、電源ボタンを押すごとに「強 標準 停止」と切り替わる。

↑片手で扱える軽量スリム設計と、パワフルな吸引力を両立。フローリングの目地に入った微細なチリも逃さず除去でき、床の“都度掃除”にも最適だ

 

【POINT 02】

2つのノズルで掃除効率が格段にアップ

掃除の効率を高める2つのノズルを同梱。ミニ回転ノズルは毛が絡みにくいと評価の高いハイブリッド回転部(回転ブラシ)を備え、カーペットについたペットの毛の除去やふとん・ソファの掃除、床のゴミ除去などに使える。3wayノズルはノズル先端の形状を変えることで3通りの使い方ができる。

↑ミニ回転ノズルはブラシ毛の先端をストレートカットにして毛絡みを抑制。ペットの毛やホコリをしっかり除去する

 

↑3wayノズルの先端は先端が細めのスキマ、肌触りが柔らかなソフト、ホコリをかき取りやすいブラシへと変形できる

 

【POINT 03】

ブロワー機能が様々なシーンで役立つ!!

強力なブロワー機能を搭載する点がオリジナリティあり。窓サッシやクルマのシートの溝などに溜まったゴミを一発で吹き飛ばせる。さらに、ブロワーノズルにエアーパイプとポンプアタッチメントを装着すれば、簡易エアーポンプとしても利用可能。浮き輪に空気を入れるなど外遊びシーンで重宝する。

↑すき間ノズルが入り込めない窓サッシの溝は掃除が大変。ブロワー機能を使えば溝の微粒子ゴミを吹き飛ばして一掃できる

 

↑息で膨らますと時間と手間がかかる浮き輪やビーチボールも、本機を使えばサクッと膨らませ完了。家族を待たせる心配なし!!

 

【POINT 04】

室内のみならずクルマの中でも大活躍

家具周り、ファブリック、車内など家じゅうのあらゆる掃除に使える本機は、強運転で約8分、標準運転で約13分の連続使用が可能。気になる場所をこまめに掃除するのにはコレで十分だ。バッテリーは自分で簡単に交換できるので、予備のバッテリーを用意すれば運転時間を倍にすることも!!

↑ペットを飼っている家庭には、ミニ回転ノズルが不可欠。カーペットに絡み付いた毛も残さずしっかりキャッチできる

 

↑凹凸が多いクルマの座席周りでは、3wayノズルやブロワーノズルが大活躍。コンパクトなので車載用としてもオススメだ

 

【POINT 05】

住空間に馴染むシンプルデザイン

スリムな白のボディに黒の差し色の入ったデザインはシンプルかつスタイリッシュ。充電台に設置した佇まいも主張しすぎず、どんなスタイルの部屋とも馴染みやすい。使いたいときにサッと取り外せ、使用後も充電台へスムーズに戻せるので、“都度掃除”の習慣が家族で身につきそうだ。

↑テーブルや棚の上に置いても場所をとらず、住空間にマッチする。高機能で使いやすく、デザインにも愛着が湧けば日々の掃除も楽しくなるはず!!

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したAQUAのハンディクリーナー「HANDY DUO! AQC-HH700SwitchBotは現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」の掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

快温モードで「布団ぽっかぽか」ってどういうこと?パナソニック「暖房敷きパッド」で震える冬の夜が快適

寒さが身に染みる季節になってきました。特に就寝時の底冷えするような寒さに、悩まされる人が多いのではないでしょうか。かく言う筆者も末端冷え性で、就寝の30分前に電気ホットカーペットをオンにして、布団を温めてから眠りに入ります。それでも足元が冷たくて寝つきが悪く、朝の目覚めもすっきりしない!

 

そんな冬の眠りの悩みを解決してくれる新製品が、パナソニックの「暖房敷パッド」! 朝すっきり目覚められる「快温モード」の実力をレポートします。

 

製品情報

パナソニック

暖房敷きパッド DB-BM1L

実売価格2万5300円(税込)

睡眠の経過時間に合わせて自動で温度調整をする快温モードや速熱機能に加え、アラーム機能も備える。温度は9段階から調整可能。標準寸法は約200×約100cmと、シングルサイズにぴったり。また、四隅には固定バンドがついており、ベッドから布団まで使える。電気代は「連続」コース使用時で約1.6円/hと省エネ。

 

睡眠中の体温の変化に合わせることが心地よい眠りにつながる

冷え性というと女性のイメージがありますが、近年、男性でも手足が冷たい人が多いそう。70歳を超えている筆者の父は年々、末端冷え性が深刻化し、今では裏起毛靴下をはいても冬は眠れなくなるほど。

 

温かい寝具や冷え対策をしても、なぜぐっすり眠れないのか。それは、睡眠時の体温と深い関わりがあります。和洋女子大学の水野先生によると人の体温は寝入りに向けて低下し、目覚めに向けて上昇する、V字型を辿ります。そのため、その体温変化をしっかりとサポートすることが質の良い睡眠に重要なことがわかっています。(※引用:和洋女子大学家政学部服飾造形学科 准教授 水野 一枝氏のコメントより)

 

本製品は、睡眠時から起床時まで、時間の経過にあわせて温度調整を自動で行い、就寝中の体温変化をサポートしてくれる「快温モード」を搭載しているのが、最大の特徴です。

 

おやすみ前→睡眠中→目覚めの3段階で自動的に温度を切り替え

モードは、一定温度に保つ「連続」/設定時間で暖房がオフになる「切タイマー」/就寝中自動で温度をコントロールする「快温モード」の3つを搭載。温度設定は好みに合わせて9段階から細かく温度設定できます。温度目安は以下のとおりです。

強(メモリ9) 中(メモリ5) 弱(メモリ1)
おやすみ前 約50℃ 約46℃ 約43℃
睡眠中 約37℃ 約31℃ 約23℃
お目覚め 約50℃ 約38℃ 約29℃
※室温20℃の試験室で快温モード時の表面温度の測定値
操作は本体から伸びるリモコンで温度を調整をします。バックライト付きで文字も大きいので、暗くしたベッドルームで操作するのもスムーズ!

 

冷え込む夜の救世主となるか?!

本題に入りましょう。製品お試し初日はかなり冷え込んだ日で、すでに足先がキンキンに冷えていたので、強気にマックス「強」モードから試してみました。

↑コントローラー横にあるスライドで電源をオン

 

電源を入れたら、快温モードを選択。起床時刻を設定します。この時点で速熱運転スタート。速熱とは読んで字のごとく、設定した温度まですばやく上昇する機能。どのくらい速熱なのか、電源オンと同時に布団に入ってみました。

↑本体から伸びるコントローラーで温度を調整をします。バックライト付きで文字も大きいので、暗くしたベッドルームで操作するのもスムーズ!

 

カーペットがふわふわで、とにかく気持ちがいい。と、肌ざわりを試しているうちにもう温かくなってきて5分経過したころにはポッカポッカ! 速熱の実力を体感しました。

↑柔らかくふわふわのマイクロファイバー素材。滑らかな肌触りにうっとり

 

睡眠中は一定温度に保たれ、目覚めの時間にむけてゆるやかに温度があがっていきます。筆者の場合、寝るときが寒いだけで、起床時は寒いと感じることがなかったため、温度があがると逆に暑くなるのではと思っていたところ、その懸念は当たってしまいました。途中、暑すぎて目覚め事態に。それもそのはず「強」モードでは約50℃まで上昇するのですから……。

 

その反省を踏まえ1段階ずつ調整していった結果、中より1段階弱い温度が自分にぴったり合いました。いやいや、冬本番になり、室温が下がったらまた調整しなくてはいけないのでは? と思いますよね。その心配もご無用。コントローラーにセンサーが内蔵されているので、室温を検知して自動で調整してくれるのです。室温が5℃下がると自動で1℃あげてくれ、急に冷え込んでも安心です。

 

おやすみ前の速熱運転は、電源を入れたらスタートするのですが、コントローラーにも起動ボタンがついています。睡眠中は低い温度で設定されているので、たとえばトイレに起きたときなど布団の中をぬくぬくさせておきたい時に使います。

↑おやすみスタートボタンを押すと徐々に温度が下がります

 

筆者は夜中に急に目が覚めてしまい、布団の中で本を読んだときに使用。速熱効果抜群ですぐに布団が温かくなり、眠りにいざなわれました。速熱運転は要チェックです。

 

音と光(ちょっと強め)で気持ち良い起床を促進

快温モード設定時、お目覚め時刻になると、ゆるやかに温度が上昇するだけでなく、アラーム音でお知らせもしてくれます。ただ、ピピ、ピピという機械音のため、快適かどうかは感じ方次第。機械音が苦手な方はアラーム音をオフにできます。目覚まし時計を2~3個セットしないと起きれない!という方にはおススメです。

 

そのほかにも、お目覚め時刻から30分間はコントローラーのバックライトが点灯。枕元に置いておくと、その光で起床できるわけです。かなり明るいので、白熱灯が苦手な人はオフにすることをおすすめします。

 

[まとめ] 快温モードで冬の夜も心地よく

就寝時に布団を温めると気持ちがいいというのは体感していましたが、起床時もゆるやかに温度をあげ、布団の中を快適温度にすることで、気持ちよく目覚めることができるのは新たな発見でした。

 

電気毛布は安いものだと5000円以下、中心価格帯は8000円〜1万円前後。となると、2万円を超える本製品は一般的なモデルより高いかもしれません。しかし、夜中に何度も起きてしまう人、細かい温度調整で眠るのに集中できない人などには、払う価値が十分ありだと感じます。また、コントローラー部分を外せば洗濯機で丸洗いが可能なので、いつでも清潔に長く使えることを考えると、コスパはいいと言えるでしょう。

 

防寒対策としてだけでなく、快適な睡眠をサポートするのにも活躍すること間違いなしの暖房敷きパッドでした。

スリコで買えるキーボードって実際どう? デスクワークで使える3COINSのデジタル機器をプロがチェック!

昨今、スリコこと3COINSと言えば、キッチン雑貨と肩を並べるほど家電やデジタル機器が人気。今回は、デスクワークで使えるデジタル製品をチェック!

※こちらは「GetNavi」 2022年11月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【その1】 幅広い機種に対応した薄型軽量のキーボード

Bluetoothキーボード

1650円

WindowsからmacOS、iOS、AndroidOS、iPadOSまでに対応したワイヤレスキーボード。コンパクトかつ薄型仕様で、持ち運びもラクだ。音量変更や画面の輝度調節などのキーも搭載。

SPEC●電源:単4形電池×2●キー数:78●ピッチ:約19mm●サイズ/質量:約W285×H25×D120mm/約233g

 

 

↑対応OSにワンタッチで切り替えられるキーを採用。接続の手間を省けて、スムーズに作業がしやすい

 

【ココが十分!】 スマホやタブレットをPCのように使える

「キーの沈み込み(ストローク)が浅く、素早い入力が可能。LINEやSNSなどの長文入力も簡単です。剛性がもう少し高いと、より安定しますが、この価格なら十分」(湯浅さん)

 

【その2】 人気の「電子メモパッド」をスケルトン仕様に刷新

8.5インチスケルトン電子メモパッド

880円 ●10月上旬再入荷予定

好評を博した「電子メモパッド」に、背景が透けるスケルトンタイプが登場。イラストや写真に被せてトレースができ、モノの上に置いてもメモなどを紛失しにくい。右端の穴に引っ掛けて収納できる。

SPEC●画面:8.5インチ●電池:コイン型リチウム電池●サイズ/質量:約W147×H229×D7mm/約110g(ペン・電池除く)

 

 

↑筆圧検知機能を搭載。書く強さによって文字の太さを変えられる。イラストでも陰影などを描きやすい

 

【ココが十分!】 驚くほどの軽量性でちょっとした筆談用にも

「実際に持ってみると驚きの軽さ。ロック機能で書いた文章を保存できるのも重宝します。全消去のみで部分的には消せませんが、一時的なメモ用としては十分」(湯浅さん)

 

【その3】 コードをまとめるならコレ!

コードクリップセット

330円

PCやスマホなどのコード類をすっきり整理できるクリップ。机に貼り付けるはめ込み型と、巻き付け型、コードを挟み込み型の4種類を揃える。使用場所やコード数によって、使いわけがしやすい。

 

私がインプレしました

テクニカルライター

湯浅顕人さん

本誌PC・AV機器のテスターとしてお馴染み。趣味のアウトドアで使えるギアを探すため、スリコへ足繁く通う

「鬱袋」も2種類用意! サンコー「2023年サンコー福袋」オンラインショップで予約受付中

サンコーは、「2023年サンコー福袋」の予約を、同社直営オンラインショップにて開始しました。

 

用意している福袋は、「7,000円福袋<鬱袋「Amore(アモーレ)」>」「7,000円福袋<鬱袋「Bravo(ブラボー)」>」「10,000円福袋<心も体もほっこりあったか福袋2023>」「13,000円福袋<おひとりさま家電福袋2023>」「13,000円福袋<おうちでアウトドア気分福袋2023>」「20,000円福袋<卓上でプチ贅沢を楽しむ福袋2023>」の6種類で、詰め合わせアイテムの点数は4点です。

 

いずれも数量限定で、発送は12月27日以降を予定しています。

エルメスのデザイナーが手掛けた家電「FoElem」第2弾! スマートノンフライオーブン「Chef」先行予約販売中

EPEIOS JAPANは、「あなたのひと時に、ひと息を」をコンセプトに誕生したスマート家電「FoElem(フォーエレム)」シリーズから、第2段としてスマートノンフライオーブン「Chef(シェフ)」を発表。現在、先行予約販売中です。

 

同製品は、四元素のうち「火」がテーマで、特徴的な半円形の形状は、ピザ窯に着想を得たデザインとなっています。

 

デザイナーのブノワ・ピエール エメリー氏、ダミアン・オー シュリバン氏によると、「調理家電にも関わらずインテリアとして違和感のないフォルム」「一人暮らしの部屋においても場所を取らないサイズ」を目指してデザインしたとのこと。機能面では、油を使わないヘルシーなノンフライ揚げ物調理と、食材をセットするだけで調理が可能なほったらかし調理という2つの特徴を持つことから、同社では「魔法の調理器具」として提案しています。

 

片面ヒーターでは焼きムラが出てしまいがちなことから、上下加熱式のヒーター+スチーム(過熱水蒸気)を採用。上下加熱式ヒーターを取り入れたことで同時に両面焼くことができ、肉料理などは食材をひっくり返す手間を省きながら、旨味を逃さずジューシーに仕上げることができます。

 

熱を加えると食材の水分が蒸発してしまい、火が通り過ぎてパサパサになったり、固くなったりしてしまいがちでしたが、「スチーム(蒸気)」機能を搭載。食材本来がもつ旨味や水分を失う前にスチームが優しく包み込み、しっとり柔らく焼き上げることができます。トーストであれば、“外カリッ・中モッチリ”に、肉や魚料理であれば、ふっくらしっとりと仕上がります。

 

本体サイズW350×H380×D352mmという、インテリアにも馴染むコンパクト設計ながら容量は14Lで、ローストチキン料理などにも使用可能。最大3段層まで使用することができるので、1プレート料理を同時に作ることができます。

 

専用アプリ「EPEIOS Life」を活用することで、1分単位、10度単位と細かく設定することが可能。自分だけの温度や時間設定をアプリに記録できます。アプリにはアイディア広がる専用レシピ帳も収録しています。

 

市場想定価格は3万9800円。一般発売日は、2023年1月中旬ごろを予定しています。

フチまでムラなく焼けて快適に!「極薄グリル」の 温度調節機能と蓄熱性が進化した「abien MAGIC GRILL」

家電大賞2021-2022の「こだわり調理家電部門」で金賞を受賞したabien MAGIC GRILLが、さらに進化して今回もノミネート。緻密な温度調整機能など同モデルが誇る卓越ポイントを解説する。

 

【今回紹介する製品】

ローストビーフもステーキも4段階温度制御でプロの焼き加減に!
abien MAGIC GRILL


こだわり調理家電部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.092
abien
abien MAGIC GRILL
(2022モデル)

実売価格2万3980円

独自のサーキットヒーター採用で、デザイン性・機能性・利便性の革新を実現した次世代型ホットプレートの2022年新作。最高温度250℃の緻密な温度制御を実現し、トーストからローストビーフまで幅広い料理が楽しめる。

SPEC●消費電力:約850W●ヒーター:フィルムヒーター●温度設定:4段階(約250℃/約190℃/約150℃/約100℃)●コード長:1.8m●サイズ/質量:約W405×H79×D305㎜/3.1㎏

 

温度制御と蓄熱性の進化で絶妙な火入れが可能に

新作abien MAGIC GRILLの最大の進化ポイントは、センサーレス温度制御システムの採用だ。一般的なホットプレートはプレートの温度を検知してからヒーターの温度を調節することでプレート表面の温度を変えるため、加熱時にタイムラグが発生し、肉や魚の焼き過ぎの原因になっていた。一方、本機ではフィルムヒーターを通る電流の抵抗値を検知して直にヒーターの温度を調整することでタイムラグを軽減。緻密な温度制御が可能に。アルミダイキャスト鋳造のプレートを採用し蓄熱性が大幅アップしたため、プレートの端までムラなく焼ける。

 

スタンド脚を外してプレートを丸洗いできる仕様もお馴染み。狭いスペースにスッキリと収納できて利便性に優れる。“焼き”の性能も使いやすさも洗練された本機は、今回も上位入賞が確実視される!!

 

【POINT 01】

4段階の温度調整で繊細な調理にも対応!

従来機種では「強」と「弱」の2段階のみだった温度調整が、本機では4段階に。的確な温度で加熱できるため、ローストビーフなど表面は強火で焼き、中はじっくり火を入れる繊細な調理にも対応できる。

↑ダイヤル操作でHI(約250℃)、MID(約190℃)、LOW(約150℃)、WARM(約100℃)の温度調整が行える

 

【POINT 02】

プレートの端まで使い食材をムラなく焼ける

フィルム状のサーキットヒーターをプレート内にまんべんなく配置し、プレートの場所ごとの温度ムラを低減。さらにアルミダイキャスト鋳造のプレート採用でプレートの端まで食材をムラなく焼けるようになった。

<2021モデル>

<2022モデル>

↑2021年モデルではプレート中央と端とで温度差があったが、2022年モデルでは大幅に改善されている

 

【POINT 03】

ホットプレートの三重苦をすべて解決!

ホットプレートの三重苦「重い・かさばる・手入れが面倒」をすべて解決。軽量3.1kgで、スタンド脚を取り外せば狭い隙間への収納も容易だ。特殊コーティングを施したプレートは軽く拭くだけでも汚れが落ちる。

↑スタンド脚はプレートから着脱可能。スタンド脚を外したプレートは“1枚の板”そのもので、収納性に優れる

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したabienabien MAGIC GRILLは現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のこだわり調理家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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現代の”非接触生活”を支える人感センサーの裏側をのぞき見る

人が近づくと自動で点灯する照明や、自動で人を検知して動作するエアコンなど、ユーザーの動きに応じて稼働する家電が近年多く登場しています。それらの製品を支えている技術が「焦電型赤外線センサー」です。一般的には「人感センサー」の名で呼ばれるこのセンサーは、人の体温を赤外線として検知することで、その存在や動作を家電へと伝えています。

 

今回は、家電のみならず多くの製品に搭載されている焦電型赤外線センサー・パナソニックのPaPIRsを取材。私たちの生活の裏で日々進歩している技術についてお届けします。

 

焦電型赤外線センサーが人を感知する仕組み

まずは、焦電型赤外線センサーとは何なのか、簡単に説明しましょう。自然界に存在する物体は、その温度に応じて、大なり小なり赤外線を放っています。それは人間も例外ではなく、体温による赤外線を常に放出しているのです。

 

体温を持った人間が空間に現れたり、動いたりすると、場の赤外線に揺らぎが生じます。焦電型赤外線センサーはその揺らぎを検知し、人の存在や動きを認識します。

 

焦電型赤外線センサーの内部には、赤外線の入射によって温度が変化する「焦電素子」を内蔵。その焦電素子は、表面温度が上がると微細な電気(電荷)を帯びる性質を持っています。焦電型赤外線センサーは、電荷の変動を電気信号として取り出すことで、人の存在や動作を外部へ伝達するのです。

↑焦電型赤外線センサーが、人の動きを捉える仕組み

 

近年広がる、PaPIRsの活躍の場

焦電型赤外線センサーは、赤外線を捉えるレンズ、心臓部となる焦電素子、焦電素子が帯びる電荷を検知・伝達する集積回路によって構成されています。センサーやレンズのタイプは様々で、ものによって検知する距離や敏感さが異なります。形状も、その目的に合わせて多種多様です。パナソニックが製造するPaPIRsの場合、8種類のセンサーと、14種類のレンズがラインナップされています。

↑現在展開されているPaPIRsのバリエーション。それぞれ、2〜17mの距離で人の存在や動作を検知します。また、広角の赤外線に反応するものと、狭い範囲の赤外線にしか反応しないものがあります

 

多種多様なタイプをラインナップしているPaPIRsは、活躍の場を多岐に広げています。屋内では、自動ドアや照明のほか、空調やオフィスの在室検知システム、アルコール消毒器。屋外でも街路灯や監視カメラなど、多彩な用途・シーンで、PaPIRsはこっそりと私たちの生活を支えています。近年はコロナ禍で”非接触”のニーズが高まっており、パナソニックの担当者によれば、PaPIRsの売上も右肩上がりだそうです。

↑照明器具の中央部に内蔵されたPaPIRs

 

↑PaPIRsが活躍しているシーン。日常生活の様々な場所で、私たちはPaPIRsに触れています

 

多くのメーカーが支持するPaPIRs。その”2つの武器”とは

PaPIRsは、パナソニックの製品はもちろん、他社の製品にも導入されるほど、広い支持を集めています。その理由は2つあり、まずは自社開発の焦電素子による高い検知性能。そして、レンズから焦電素子、センサーそして集積回路までが一体化した”オールインワン”であることがあります。

 

PaPIRsの焦電素子の形状は、独自のコの字型をしています。その大きさは、コの字4つで約2mm四方。焦電素子のプレートの厚みは、わずか50μ(ミクロン)です。1ミクロンは、1mmの1000分の1なので、とてつもない薄さといえます。この焦電素子は従来品よりも小型化されているうえ、高い検知機能を誇っており、PaPIRsの信頼性の土台となっています。

↑PaPIRsの焦電素子を、顕微鏡を通して、モニターで拡大表示したところ

 

↑焦電素子の実物を接写。多数のコの字が並んでいるのがわかります

 

焦電素子の信頼性を活かしているのが、それと一体化されたレンズとセンサー、集積回路です。一般的な焦電型赤外線センサーではこれらの部品が一体化されておらず、部品を別途用意する必要があります。ですがパナソニックは、レンズ・焦電素子・集積回路をすべて自社開発し、PaPIRsにオールインワンで組み込みました。これは業界唯一の特性であり、他社メーカーが、PaPIRsを自社製品に内蔵する大きな理由になっています。

↑ポリエチレンを原材料にしたレンズを成形しているところ。PaPIRsを製造しているパナソニック津工場では、PaPIRsなどの製品に用いるレンズを月に100万個も製造しています

 

↑集積回路を載せる金属シート。ここに様々な部品を載せ、樹脂を充填する「インサート成形」は、パナソニック独自の技術です

 

↑金属シートの上に樹脂を載せたところ。必要な回路を全てここに集積することで、PaPIRsに必要な細かなパーツを小さくまとめています

 

日々進歩してきた、日常を支える技術

実は、パナソニックは1998年から焦電型赤外線センサーを開発しています。当時は、同社の社名がナショナルであったことから、製品名はその頭文字を取ったNaPiOnというものでした。そこから20年以上の時を経て進化した形が、いまのPaPIRsです。

↑NaPiOnとPaPIRs。NaPiOnは現在も販売されている長寿製品です

 

私たちが何気なく利用している人感センサー。昔、トイレに入っても人感センサーによる照明が上手く点灯せず、悩まされた方もいるかもしれません。しかし現在、そういった不具合はかなり減っています。その裏には、長い年月で培われた、技術の進歩があることを忘れてはなりません。

吸引&自動ゴミ収集&水拭きを7万円切りで実現!! コスパ抜群のロボット掃除機「S1 Plus」

スマートホームデバイスのブランドとして知られるSwitchBotのロボット掃除機 S1 Plusが、圧倒的コスパで注目度抜群。その価格からは考えられない高機能ぶりに迫る!

 

【今回紹介する製品】

走行性能・ゴミ除去・拭き掃除能力
いずれも十分なクオリティを提供する
ロボット掃除機「S1 Plus


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.069
SwitchBot
SwitchBot ロボット掃除機
S1 Plus

実売価格6万9800円

吸引清掃と水拭き清掃に自動ゴミ収集機能まで搭載した高コスパモデル。LDSレーザーセンサーで間取りを高精度マッピングし、部屋の隅々まで効率良く掃除する。またスマートスピーカーに対応し、声をかけるだけでスムーズに清掃開始。

SPEC●吸引力:最大2700Pa●最大稼働時間:250分(静音モード)●最大充電時間:5時間●ダストボックス容量:350㎖●水タンク容量:300㎖●サイズ/質量:φ340×H95㎜/約3.06㎏

 

キビキビとムダのない動きで室内の床面を吸引&水拭き

近年のロボット掃除機業界では吸引&水拭きに自動ゴミ収集機を加えた3in1モデルが台頭。ただし、そういった製品は一般家庭ではまだまだ“高嶺の花”かもしれない。そこで見逃せないのがSwitch Bot S1 PLUS。導入しやすい価格と、それ以上のバリューを備えているのだ。

 

7万円を切る価格ながら、各機能・性能は申し分なし。レーザーセンサーで室内を素早くマッピングして走行する、その動きは非常にキビキビしてムダがない。掃除完了後の床面はサラッと心地良く、ゴミの取り残しもない。家具やテーブルの脚にほとんどぶつかることがないのもうれしいポイントだ。

 

また、掃除させる部屋や侵入禁止エリアをスマホアプリで指定可能。同社の様々なデバイスと本機を連携させ、自宅を手軽にスマートホーム化できるのも楽しい!!

 

【POINT 01】

多彩なセンサーで賢く吸引&水拭き!

レーザーセンサーなど21種のセンサーで家具や障害物を避けつつ吸引と水拭きを行う。床の汚れに応じて水拭きの水量を3段階で調整したり、掃除回数を2回にしたりできる。

↑本体幅の半分の長さだけズレながら吸引と水拭きを行う。家具や調度品などの検知精度も高い

 

【POINT 02】

自動ゴミ収集ベースに70日ぶんのゴミを収集

掃除終了後にベースに戻ると、強力ファンで本体内のゴミを自動ゴミ収集ベース内の紙パックに収集。紙パックには最大70日ぶんのゴミを溜められ、ゴミ捨ての頻度を減らせる。

↑掃除を終えるたびにゴミを回収するため、本体内は常に清潔。自動ゴミ収集ベースの容量は4ℓだ

 

【POINT 03】

多彩なデバイス連携で暮らしをより快適化!

同社「ハブミニ」などを介し、本機とSwitch Bot各製品を連携可能。ドアに設置した開閉センサーに反応してロボット掃除機が清掃開始するなど、自分好みに環境構築できる。

 

開閉センサー「出るモード」
ロボット掃除機「清掃開始」

 

開閉センサー「出るモード」
見守りカメラ「録画オン」
ロボット掃除機「清掃開始」

 

ロボット掃除機「充電開始」
プラグミニにつないだ扇風機
「電源オン」

↑開閉センサーをトリガーにしたロボット掃除機と見守りカメラの同時起動なども組める

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したSwitchBotロボット掃除機「S1 Plusは現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のロボット掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

「家電の年間王者」にもっとも近いのはどれ?「家電大賞2022-2023」中間結果を発表!

一般投票によって家電の年間王者を決める「家電大賞」。2015年にスタートし、8回目の開催となる本年は、新設の「アウトドア家電」を含む16カテゴリで140の製品がノミネート。今回は、2022124時点の投票結果から、各部門賞の上位3製品を発表します! まだ投票締め切り[2023年1月8日(日)いっぱい]まで約3週間あり、順位の変動が予想されますが、まずは現時点で受賞にもっとも近い製品をチェックしてみてください!

※「家電大賞」は、株式会社ワン・パブリッシング及び株式会社インプレスの登録商標です。(商標登録第6534313号)

「家電大賞2022-2023」中間発表は以下をチェック!(12月4日時点)

【冷蔵庫・冷凍庫部門】

1 位

パナソニック

「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 WPXタイプ NR-F658WPX

 

2位

日立グローバルライフソリューションズ

まんなか冷凍 HXCCタイプ R-HXCC62S

 

3位
AQUA

TZシリーズ AQR-TZA51M

 

【セカンド冷凍庫&冷蔵庫部門】

 

1位

YAMAZEN 冷凍庫 SUシリーズ YF-SU90

 

2位

日立グローバルライフソリューションズ

Chiiil R-MR7S

 

3位
シャープ
冷凍庫(ファン式) FJ-HF13H

 

【洗濯機部門】

1位

シャープ

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-X11A

 

2位
日立グローバルライフソリューションズ

ドラム式洗濯乾燥機ビッグドラム BD-STX120H

 

3位

ミーレ・ジャパン

WTR860WPM 8/5 kg WT1 洗濯乾燥機

 

【エアコン部門】

1位

三菱電機

霧ヶ峰 FDシリーズ

 

2位

パナソニック

Eolia LXシリーズ

 

3位

ハイセンスジャパン

ルームエアコン Gシリーズ

 

【空気清浄機部門】

1位

ダイソン

Dyson Purifier Hot+Cool™ Formaldehyde 空気清浄ファンヒーター

 

2位

ブルーエア

Blueair DustMagnet 5400シリーズ

 

3位

コーウェイ・ジャパン

ハイクラス空気清浄機 COWAY NOBLE

 

【除菌機器部門】

1位

カドー

除菌サーキュレーター扇風機 STREAM1800F

 

2位

パナソニック

次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(ジアイーノ)F-MV5400

 

3位

マクセル

除菌消臭器 オゾネオエアロミュー MXAP-AER205

 

【加湿器・除湿機・暖房機部門】

1位

アピックスインターナショナル

アピックスインターナショナル Steam Humidifier [スチームファン式アロマ加湿器] AHD-033 SHIZUKU

 

2位

三菱電機

パーソナル保湿機 快眠空間スチーマー SH-GSX8

 

3位

リズム

MIST 300

 

【掃除機部門】

1位

日立グローバルライフソリューションズ

パワーブーストサイクロン PV-BH900K

 

2位

ダイソン

Dyson V12 Detect Slim™Complete コードレスクリーナー

 

三菱電機

iNSTICK ZUBAQ HC-JD2B

 

【ロボット掃除機部門】

1位

アンカー・ジャパン

Eufy RoboVac L35 Hybrid+

 

2位

アイロボット

ルンバ i2

 

3位

Switchbot

SwitchBot ロボット掃除機 S1 Plus

 

【炊飯器部門】

1位

ティファール

ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器 5.5合

 

2位

タイガー魔法瓶

土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火炊き JPL-S100

 

3位

三菱電機

IHジャー炊飯器 本炭釜 紬 NJ-BWD10

 

【キッチン家電部門】

1位

日立グローバルライフソリューションズ

過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-W10A

 

2位

パナソニック

スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10A

 

3位

ツインバード

スチームオーブンレンジ DR-F871W

 

【こだわり調理家電部門】

1位

abien

abien MAGIC GRILL(2022モデル)

 

2位

日本エー・アイ・シー

アラジン グラファイトトースター AET-GS13C

 

3位

葉山社中

低温調理器 BONIQ Pro2

 

【美容家電部門】

1位

カドー

スティック型ヘアドライヤー baton BD-S1

 

2位

パナソニック

ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J

 

3位

シャープ

プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX3

 

【健康家電部門】

 

1位

ガーミン

Garmin fēnix 7

 

2位

タニタ

体組成計 BC-771

 

3位

オムロン ヘルスケア

携帯型心電計 HCG-8060T

 

【アウトドア部門】

1位

BLUETTI JAPAN

BLUETTI EB3A超小型ポータブル電源

 

2位

アンカー・ジャパン

Anker 555 Portable Power Station(PowerHouse 1024Wh)

 

3位

工機ホールディングス

HiKOKI(ハイコーキ)18V コードレス冷温庫 UL 18DC

 

【テレビ部門】

1位

シャープ

AQUOS OLED 4K有機ELテレビ ES1ライン

 

2位

TVS REGZA

タイムシフトマシン搭載4K有機ELレグザ X9900Lシリーズ

 

3位

ソニー
ブラビア 4K有機ELテレビ A95Kシリーズ

 

まだまだ投票可能! 投票者には抽選で豪華プレゼントが当たります!!

家電大賞の投票は、以下バナーのリンク先にある専用の投票フォームから行えます。必要情報を入力のうえ投票すると、最新のクリーナーやロボット掃除機、炊飯器、空気清浄機など豪華プレゼントが当たるチャンスも!  投票締切は2023年1月8日(日)23:59 で、 結果発表は2023年3月です。みなさん、奮ってご応募ください!

投票&プレゼント応募は以下バナーをクリック!

3COINSの美容家電はどうだった? 編集部員が3アイテムを使ってチェック!

昨今、スリコこと3COINSと言えば、キッチン雑貨と肩を並べるほど家電やデジタル機器が人気。今回は、美容に役立つ家電をチェック!

※こちらは「GetNavi」 2022年11月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【その1】 身体の隅々の汚れを落とせる回転式のボディブラシ

ボディブラシ

セール価格2200円

USB充電式のコードレスボディブラシ。ブラシが回転し、毛穴の汚れをしっかり掻き出して洗い流せる。手では届きにくい背中まで洗えるロングアーム仕様。風呂場で使える防水設計だ。

SPEC●充電時間:約2時間●連続使用時間:約40分●サイズ/質量:約W100×H420×D80mm/約415g(ロングアーム・ノーマルブラシ取付時)

 

 

↑2種類のアタッチメントが付属。5つのボールが搭載したエステローラーは、ボディケアとして使える

 

【ココが十分!】 身体の汚れをやさしく除去して労ってくれる!

「柔らかいブラシなので皮膚が薄い首の部分でも痛くなりません。心地良いエステローラーは、マッサージにも良さそう。回転速度を2段階調整できるのも良いですね」(金矢)

 

【その2】 髪をブラッシングするだけで毎朝のヘアスタイリングが完成

ヒートヘアブラシ

1650円

寝ぐせやうねり、広がりの強い髪をヒートブラシでとかすだけで簡単スタイリング。毎朝の髪を整える時間を短縮でき、余裕を持って過ごせる。使い方次第では内巻きも可能。

SPEC●電源:AC100V 50/60Hz●消費電力:約35W●サイズ/質量:約W51×H260×D44mm/約250g

 

 

↑長さの違うピンが髪をやさしくほぐす。また、先端にシリコーンゴムを備えており、頭皮を痛めにくい

 

【ココが十分!】 髪へのダメージを軽減する時短ヘアケア

「ヘアアイロンに比べて髪へのダメージが少なく、火傷もしにくい! 数分で温められ、貴重な朝の時間をムダにせずに済みます。最高温度は約200℃とパワフルです」(金矢)

 

【その3】 美しい肌へ生まれ変わる1台3役のアイテム

ウォーターピーラー

2200円

毎分2万5000回の超音波振動で汚れを浮かせて落とす“ピーリング”と化粧水の浸透を促す“浸透”、肌をケアする“リフティング”の3つの機能を搭載。美しく滑らかな肌へ導く。

SPEC●電源: DC5V/0.5A●消費電力:4W●充電時間:約1時間●オートオフ:約5分●サイズ/質量:約W50×H170×D20mm/約93g

 

 

↑1つのボタンで操作ができて簡単。先端の隅が丸みを帯びているので、小鼻などをケアする際に肌を傷つけにくい

 

【ココが十分!】 “ながら”ケアで手軽に肌を整えられる!

「超音波なので少しパチパチしますが、痛みはなし。100g以下と軽量設計で、動画視聴などの最中に“ながら”ケアができます。取り回しの良いサイズ感も最高!」(金矢)

 

私がインプレしました

本誌日用品担当

金矢麻佳

最近ノーメイク時間が増え、美容ケアを見直し中。飽き性なのでいつでもやめられる低価格のモノを試している。

ReFa派なら買って絶対後悔なし! 小さくなった「リファビューテック ドライヤースマート」を徹底リポート

毎日使用するうえ、ヘアケアの面からも欠かせない存在の「ドライヤー」。みなさんは、どのようにドライヤーを選んでいますか? 高性能なものは価格も高く、5万円を超えるものもあり、それだとやっぱり高い! 現実的に手が出せるモデルで、髪の悩みを解決してくれて長く使えるモデルが欲しいというのが本音だったりします。

 

そこでGetNavi web編集部は、人気メーカーの最新ドライヤーから3万円前後の、ちょっと高いけど買えなくはない価格帯のモデルをピックアップ。実際に使用しつつ、機能、仕上がり、収納性、価格などあらゆる角度から、各製品の実力を調査しました!

 

三回目となる今回、ピックアップしたのは有名美容ブランドReFa(リファ)が11月にリリースしたばかりの最新モデル。すでに販売されている、サロンと共同開発した「リファビューテックドライヤープロ」を一般家庭用にスマート化した、大注目のドライヤーです!

第一回:スティック形状が斬新なドライヤー「カドー baton」のレビューを読む

第二回:やっぱり髪の潤いが段違いの仕上がり! 「パナソニック ナノケア EH-NA0J」のレビューを読む

 

【調査メンバーと髪質】

GetNavi web編集長 山田佑樹:柔らかい髪質の短髪。アラフォーで髪にボリュームが欲しいお年頃。

 

GetNavi web美容家電担当 松永舞香:絡まりやすい髪質のロングヘア。潤いを守りつつサラッと仕上げたい。

 

ライター 狐塚咲季:カラーとパーマで痛み気味のミディアムヘア。ダメージを抑えたい。

 

【調査①】製品概要と扱いやすさをチェック!

【今回調査したドライヤーはコレ】

↑SPEC●消費電力:1150W(HOT、HIGH時)●風量:0.9m³/分●サイズ:約216×49×197mm●質量:475g(セットノズル含まず)●電源コード:約1.7m

ReFa

ReFa BEAUTECH DRYER SMART(リファビューテック ドライヤースマート)

美容ローラーやシャワーヘッドなどを扱う人気美容ブランド「ReFa(リファ)」の、サロンクオリティの仕上がりを叶えるヘアドライヤー。従来モデルのプロフェッショナルな仕様はそのままに、一般家庭でさらに使いやすいようにと大幅な軽量化、スリム化を実現。ユーザー待望の新製品です。

 

持ちやすさ・扱いやすさはどう?

腕を上げたまま扱うドライヤーは、持ちやすさや扱いやすさも大事なポイントです。

本製品は、コンパクトながらパワフルな性能を実現するためにドライヤーの心臓部であるモーターを劇的に改良。世界的モーターメーカーの日本電産と共同で新開発した、超小型モーターを採用しました。このモーターは直径29mmと小さいサイズながら、1分間に約10万回転できるパワーを持ち、前モデルに搭載されているモーターと比べて約60gも軽量化したのだとか。同時に、本体の重さも約475gと軽量化を実現しています。

 

【使ってわかったポイント】持ちやすく、思うままに動かせる軽量感

「普段は『リファビューテックドライヤー プロ』を使っているのですが、それに比べて圧倒的に小回りが利きます」(山田)

 

「スリムなハンドルが持ちやすいです。軽いので、ドライヤーを左右に振る動作も頭の後を乾かすのもラクでした」(松永)

 

既存モデルよりも格段に使い勝手がよくなっているとの声があがりました! このくらい軽くて小回りが利くと、ヘアドライ中のストレスがだいぶ軽減されて、気分がいいですよね。

 

【調査②】速乾性をチェック

続いて、乾かすスピードを検証していきます。

 

ひと回り大きな既存モデルと同等の速乾力を実現するために、本製品では新開発した独自の送風機構「高速高圧エアロシステム」を採用。これは、モーターと一体化した金属製のファンを回すことで、より風速・風圧の高いタフな風へと変化させる技術です。また、エネルギーロスを減らした独自の内部構造を風が通ることにより、さらに効率的に頭皮に風が当たるように工夫されています。

↑「狙ったところにストレートに風が当たるのを実感しました」(松永)

 

実際、他のドライヤーとの違いはあるのかさっそくチェックしてみましょう。

スタイル別の乾燥時間は?

乾燥範囲 所要時間(約)
山田(ショート) 全頭 3分10秒
狐塚(ミディアム) 左半分 3分
松永(ロング) 左半分 4分

 

全体的に通常のドライヤーよりは早く乾いていそうですが、体感はどうだったのでしょうか?

 

【使ってわかったポイント】風圧強めでパワフル! ドライ中に温度が変わる熱管理システムあり

「風量、風圧は文句なし。センシングプログラム(後述)は、温風が出ている時間よりも冷風が出ている時間が長かった印象も。体感的にはもっと温風を当ててもいいのかなという場面でも冷風が出ていて、そこは慣れが必要かも」(山田)

 

「真っすぐに強い風が出てくるような感覚でした。秘密はノーズ部分の『テーパーフォルム』。風洞にゆるやかな傾斜をかけることによって、風の速さと圧をキープしたまま髪に届ける仕組みなんです。ロングはドライ時間がかかりますが、しっかりした風圧のおかげで、体感的には速乾でした。軽さも相まって、乾かしやすかったと思います」(松永)

 

「熱すぎず、冷たすぎずという風の温度が心地よかった。しかも、温風冷風の切り替えがあったわりに早く乾いたので満足です」(狐塚)

 

本製品は、頭皮・毛先に適したドライ温度に風を自動でコントロールする「センシングプログラム」を搭載。手動で温風冷風を切り替えなくても、内部センサーで環境温度に合わせたプログラミングを行い、頭皮は50℃以下、毛先は60℃以下に温度調整してくれます。毛先のオーバードライと頭皮の生乾きを防ぎながら乾かす効率のよさが、速乾性につながっています。

 

仕上がり、手触りはどうなった?

続いて、仕上がりの感想をレポート。

 

【使ってわかったポイント】ツヤのあるサラサラ髪になれる!

「サラッとした手触りに仕上がりました! 髪の表面にツヤが出て、しっとりよりもサラサラになるので、髪一本一本がなびくようなパラパラ感を求めている人にはオススメです」(松永)

 

「ツヤっぽさが出て、ヘアトリートメントをつけたような感触。きちんとケアしている、気を遣っているという印象を持ってもらえそうで満足です」(山田)

↑通常(画像左)に比べると、本モデルでヘアドライした側(画像右)はツヤとボリューム感があり、サラッとした印象だ

 

「パサパサの髪に潤いが! キューティクルが光っているのがわかって、感動しました。パーマもしっかり出つつ、全体的にはまとまってちょうどいいバランスになりました」(狐塚)

↑本モデルでヘアドライした側(画像右)の髪表面が、整っているのがわかる

 

ツヤサラに仕上がる理由は、ドライヤー内部に搭載されているイオナイザーと、遠赤外線コーティングされた吹出口の融合技術により発生したハイドロイオンにあります。

↑赤外線コーティングしたセラミックを採用している吹出口

 

ツヤ感、サラサラ感を求めている人にはかなりの効果が期待できそうです。髪質でお悩みの方には一度試してみてほしい!

 

【調査③】収納性をチェック

一般的なドライヤーは、プロ仕様の高機能なものになるほど、大きくかさばりやすい印象。自宅の洗面所でも快適に使用でき、すっきりと収納できるかをチェックしていきます。

スマートなサイズのリファはもちろん収納性もばっちり。特徴的なのが、ハンドルをひねりながら折りたたむ屈曲構造になっていること。通常のドライヤーはヘッド側にハンドルが曲がるだけですが、この屈曲構造によって最大限体積が広がらないように工夫されているのです。この珍しい構造について、調査メンバーはどう思ったのか、意見を聞いてみました。

 

【使ってわかったポイント】スマートボディで省スペース

「引き出しにしまっても、ラックにかけても邪魔にならなくていいと思います。高性能でパワーがありながら、こんなにコンパクトなのは驚きですよね」(山田)

「旅行に持って行きたくなるような軽量、コンパクトさ。縦長なのでスーツケースにもすっぽり収まりそう」(松永)

 

「ハンドルをひねりながらセットするのに少してこずりました。最初だけ慣れが必要かもしれません」(狐塚)

 

縦長の細い引き出しにも収まり、省スペース性は抜群ですね。ちなみに、ハンドルを折りたたんだ状態で、指を間に入れてヘッドを持ちながらサロンスタイルでドライすることも可能なのだとか。

 

【調査結果】ツヤを引き出して、サラサラヘアーに。既に持ってる人も買い替えて◎

最後に実売価格を確認しつつ、どんなユーザーにとって一番お買い得な商品なのかをまとめていきます。

 

こちらの「リファビューテック ドライヤースマート」の実売価格は、3万8000円(税込み)。ヘアサロンなどでのプロの使用も想定されているドライヤーなので、サロンレベルのヘアドライテクニックを自宅で毎日受けられると考えると、かなりお得なのではないでしょうか。

 

仕上がり評価で共通していたのは髪の表面がつるんと滑らかになり“ツヤ感”が出るということ。パサつきやゴワゴワ髪に悩む人は、髪表面にエンジェルリングが復活するかも! 実際に「リファビューテック ドライヤープロ」を使っている山田によると、「性能はほぼそのままに小さくなったと位置付けられるので、すでにリファビューテック ドライヤープロや通常モデルを使っている人でも買い替えてまったく問題なし! 特にリファ製品はメリカリなどでもリセールバリューが高いので、今持っているモデルを売って購入するとしたら、それほど大きな出費にならずに買える可能性大です」とのこと。

 

美容関連で確かな技術を磨いてきたリファならではの効果を実感したい人は、ぜひ試してみてください。

 

まとめ/kitsune 撮影/鈴木謙介

工具ナシで分解できる「洗えるサーキュレーター」が1位に! 鉄板コスパ家電ランキング「空調編」1~5位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は家電プロレビュアー・石井和美さんが選ぶ空調家電の1位~5位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【第5位】 スタンダード機とは思えないほど快適機能充実のエアコン!

【ルームエアコン】

2022年2月発売

三菱電機

三菱ルームエアコン 霧ヶ峰 GEシリーズ

実売価格 7万7800円(6畳タイプMSZ-GE2222)

基本の空調機能に加え、センサー技術も充実したスタンダード機。「フロアアイ」が床温度を見張り、体感に即した冷暖房を行う。「高温みまもり」機能を使えば、エアコン停止中も部屋が高温になると自動で冷房運転を開始する。

SPEC(MSZ-GE2222)●適用畳数:6〜9畳(冷房)/5〜6畳(暖房)●期間消費電力量:717kWh●低温時暖房能力:2.8kW(外気温2℃時)●サイズ/質量(室内機):W799×H295×D225mm/8kg

 

↑「霧ヶ峰REMOTE」アプリに対応(※1)。スマホと連動し、自宅に近づくと自動で冷暖房を開始。自宅から離れると自動で運転停止もできる
※1:別売の無線LANアダプターと専用工事が必要

 

↑室内機の前面パネルや左右風向フラップを外し、通風路の奥まで手を入れて掃除できる。エアコン内部のフィルターも簡単に取り外し可能

 

【ココが価格以上!】 冷房/送風の自動切替で省エネかつお手入れがラクに

「体感温度に合わせて夏の冷房と送風を自動で切り替えてくれるため省エネ。フラップなどのパーツが掃除しやすいうえ、熱交換器は親水性コーティングが施され、油汚れもドレン水で自動洗浄されます」

 

【第4位】 コンセントのない場所でも手軽にアロマを楽しめる

【携帯アロマディフューザー】

2021年4月発売

生活の木

ポータブルアロマ ディフューザー ハニカム

実売価格 3080円

水を使わない、コードレス式アロマディフューザー。USB充電式で自宅はもちろん、車内やオフィスなどでも好きな香りを楽しめる。携帯しやすい手のひらサイズで、モダンなデザインと豊富なカラバリも魅力。

SPEC●有効芳香空間:吹き出し口から約50cm●稼働時間:8〜9時間●充電時間:2〜3時間●オフタイマー:2時間●付属品:USBケーブル(type-B)●サイズ/質量:W74×H35×D74mm/約80g

 

↑使い方は本体内の精油パッドにエッセンシャルオイルを垂らすだけ。電源を入れると内蔵のファンが回転し、アロマが空間に広がる

 

【ココが価格以上!】 かわいいサイズ感と乾電池不要の経済性が◎

「直径7cmほどでバッグに入れて持ち歩きやすく、好きな場所で使えるのでリラックス効果大。USB充電式で乾電池購入不要なことや、カラバリ豊富で好きな色が選べるのもうれしいポイントです」

 

【第3位】 プラズマクラスターを使い花粉対策&脱臭力を向上!

【加湿空気清浄機】

2021年12月発売

シャープ

プラズマクラスター加湿空気清浄機 KC-P50

実売価格 2万8790円

加湿機能に加えプラズマクラスター機能も搭載。プラズマクラスター放出で浮遊菌の作用を抑制するほか、静電気を除去し花粉などの微粒子を捕集しやすくする。Ag+イオンで加湿するタンクの水も浄化。

SPEC●適用床面積:23畳(空気清浄)●フィルター:静電HEPAフィルター、ダブル脱臭フィルターほか●加湿量:最大500mℓ/h●サイズ/質量:W399×H613×D230mm/約7.5kg

 

↑3種類のフィルターでホコリやニオイ、微粒子を徹底捕集。静電HEPAフィルターとダブル脱臭フィルターは10年間交換不要だ

 

↑独自のスピード循環気流で、遠くのホコリも引き寄せて吸引。プラズマクラスターイオンが静電気を除去しつつ効率良く集じんする

 

【ココが価格以上!】 プラズマクラスターとフィルターで空気を浄化

「フィルターの集じん力とプラズマクラスターの脱臭効果の高さがウリ。加湿フィルターにカビ抑制機構を採用し、HEPAフィルター、脱臭フィルター含め10年交換不要なのも高ポイントです」

 

【第2位】 空気清浄性能と静音性を両立したハイデザインモデル

【空気清浄機】

2021年5月発売

プラススタイル

Smartmi 小型スマート空気清浄機P1

実売価格 1万5800円

ミニマルなアルミボディに高い空気清浄性能と静音性能を搭載。約10畳を10分で空気清浄し、オートモードなら最低19dBの静かさで運転する。スマホアプリやスマートスピーカーでの操作にも対応。

SPEC●適用面積:17〜29m2(16畳相当)●清浄時間:10畳/10分●搭載センサー:PM10/PM2.5●運転音:19〜49dB●サイズ/質量:φ220×H362.5mm/約3kg

 

↑天面の操作パネルにはPM2.5とPM10(花粉)の状況を数値やアイコンで表示。これらの空気環境はスマホアプリ内でも確認できる

 

↑従来型HEPAフィルターの約3倍の効果があるH13 True HEPAを採用。花粉やPM2.5を99.98%除去する。フィルター交換目安は1年だ

 

【ココが価格以上!】 スピード洗浄が心強くオシャレな外観も魅力

「高さ約36cmと小型ながら、空気清浄スピードは高い。メタル製のボディはスタイリッシュで、フィルター交換が簡単なのもナイス。Apple HomeKitにまで対応するスマスピ連携も魅力です」

 

【第1位】 工具不要で分解・洗浄でき清潔な状態で空気を循環

【サーキュレーター】

2022年4月発売

YAMAZEN

洗えるサーキュレーター YKAR-PDW151

実売価格 1万1800円

各パーツを簡単に分解・水洗いできるのが特徴。上下左右に自動で首振りし、空気循環のほか洗濯物の部屋干しにも役立つ。風量調節は10段階で、徐々に風量を下げるおやすみ運転にも対応。

SPEC●適用畳数:〜24畳●消費電力:19W●風量調節:10段階●首振り角度:上下100度(手動含む)/左右75度●コード長:約1.6m●付属品:リモコン●サイズ/質量:約W226×H322×D218mm/約1.9kg

 

 

 

↑羽根や前面・後面のガード、羽根を留めるスピンナー、ガードを留めるナットは、すべて工具なしで取り外せる。組み立ても簡単で、お手入れのハードルが低い

 

↑室温表示機能を搭載し、温度がひと目で確認できる。衣類乾燥モードも搭載し、風量を変化させながら上下左右、広範囲に送風。部屋干しの乾きムラも抑える

 

↑同シリーズは、サーキュレータータイプ3機種とリビングサーキュレータータイプ2機種を用意。リビングや寝室など使用場所に最適な機種が選べる

 

お手入れが圧倒的にラクで衣類乾燥機能も超実用的!

一般的に、サーキュレーターは部屋の低い場所に置くことが多いため、羽根やガードの後ろ側にホコリが溜まりがちだ。そのまま使い続けるとホコリを循環させて不衛生なのだが、こまめにお手入れするのは面倒という人も多い。

 

山善の「洗えるサーキュレーター」シリーズは、そんな汚れやすいサーキュレーターのガードや羽根を工具なしで取り外せるのが最大の魅力。水洗い可能でホコリをすぐに洗い流せるので、お手入れを少しでも簡略化したい人に最適だ。

 

全5モデルのなかでYKAR-PDW151とYAR-PDW181は、3Dの自動首振り機能を利用して広範囲に風を送る「衣類乾燥モード」を搭載。乾きムラを抑えて短時間で衣類を乾かせるので、部屋干しが多い人にはうれしい。

 

YKAR-PDW151は小型ながら適応畳数24畳で、リビングでもパワー不足の心配なし。DCモーターを採用し、パワフルかつ音は静かだ。風量調節も細やかなので、寝室での静音運転にも適している。

 

これだけの機能を備えて1万円ちょいは圧倒的に高コスパ。サーキュレーター選びの際は、ぜひ選択肢に入れてほしい逸品だ。

私が選びました!

家電プロレビュアー

石井和美さん

白物家電や日用品の製品レビューを得意とするプロレビュアー。ウェブや雑誌など多くの媒体で活躍。

プロが認めた3980円の加湿器がコレ! 鉄板コスパ家電ランキング「空調編」6~10位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は家電プロレビュアー・石井和美さんが選ぶ空調家電の6位~10位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【第10位】 極上のアロマを手間要らずですぐ楽しめるディフューザー

【アロマディフューザー】

2019年発売

アロミックスタイル

アロミック・フロー

実売価格 5990円

水を使わず香りを広げるアロマディフューザー。専用オイルのボトルを取り付けるだけでオイルを都度垂らす手間なく使える。オイルがなくなったらボトルを捨てるだけでお手入れも不要。香りは全11種類。

SPEC●適用床面積:20畳●強弱調節:3段階●オフタイマー:2時間●サイズ/質量:約φ90×H160mm/約173g

 

完全気化式でミストが一切発生しないので、周囲がベタつく心配なし。清潔に使い続けられるのがうれしい

 

ボトル内にある不織布にオイルを染み込ませて風を送り気化。ボトルは高気密なのでオイルが酸化しにくい

 

【ココが価格以上!】 香りの鮮度をキープする独自の仕組みが秀逸

「専用ボトルでオイルの劣化を防ぐ仕組みが絶妙で、香りの鮮度が最後まで続きます。オイルを詰め替える作業も面倒なお手入れも不要なのに、清潔な状態で使い続けられるのもうれしい!」

 

【第9位】 設置しやすい小型タイプだが除湿乾燥能力はパワフル!

【衣類乾燥除湿機】

2020年5月発売

パナソニック

衣類乾燥除湿機 F-YHVX90

実売価格 4万2800円

ラックに掛けた洗濯物の真下に置けて場所を取らない小型モデル。コンプレッサー式とデシカント式のハイブリッド方式を採用し、通年強力に除湿乾燥できる。「ナノイーX」で部屋干し臭も素早く抑制。

SPEC●除湿可能面積目安(50Hz/60Hz):15畳/16畳(鉄筋)●サイズ/質量:W470×H335×D250mm/10.5kg

 

↑高温時に除湿能力を発揮するコンプレッサー式と気温に左右されにくいデシカント式の最適なバランスを自動で調整

 

↑寝具の湿気を取り除く「寝具ケアモード」など多彩なモードを搭載。幅約100cmのワイド送風で乾きムラを防ぐ

 

【ココが価格以上!】 独自の排熱再利用技術でさらなる省電力性を実現

「コンプレッサーの熱をデシカント式除湿に再利用し、ハイブリッド式のなかでも特に省電力。ハイブリッド式は大型モデルが多いなか、本機は小型で設置しやすいのもメリットです」

 

【第8位】 暑い場所でも快適に活動できる強力ファン搭載の空調服

【ファン付きウエア】

2022年4月発売

アイリスオーヤマ

クールウェア FNCT ベストセット FC22300

実売価格 1万2800円

ファンやバッテリーを着脱できる冷却機能付きベスト。ファンが取り込んだ風が衣類内を巡って脇や首元から排出され、気化熱で身体の熱を下げる。ポリエステル製のベスト部分は水洗い可。

SPEC●動作モード:強・中・弱●運転時間:約5〜34時間●充電時間:約5時間●サイズ展開:S、M、L、XL、3L●バッテリー質量:約175g

 

 

↑ベストにファン、コントローラー付きケーブル、バッテリーを搭載。バッテリー用ポケットは面ファスナー付きで作業中に滑り出ない

 

↑腰部に押しボタン式コントローラーを装備。風量は3段階で調節できる。「青=強モード」などLEDの光色で風量を表示

 

【ココが価格以上!】 内側全体を独自ファンでパワフルにクールダウン

「同社のサーキュレーター技術を応用した強力なファンが特徴。風が抜ける構造にすることで、全体を素早くクールダウン。他社製品より服が膨らみにくく、スッキリした見た目もポイントです」

 

【第7位】 冷/温を切り替えてオールシーズンで使えておトク

【ネッククーラー】

2022年5月発売

ドウシシャ

Tempo Breeze PCFX-01B

実売価格 6980円

「温モード」を備えたオールシーズン対応のネッククーラー。ペルチェ素子プレートが首の後ろに当たり、夏はひんやり、冬は暖かく温度調節する。送風ファンを搭載し、夏の冷却効果を強化。

SPEC●電源:充電式/USB給電式●使用時間:強約2時間/中約3時間/弱約7時間(送風のみ)●充電時間:約5時間●サイズ/質量:W172×H56×D185mm/270g

 

 

↑ペルチェ素子プレートで首元を冷却/暖め。プレート温度は冷モードで約22゜C/18゜C、温モードで約36゜C /約40゜Cに調節できる

 

↑マットな質感が洒脱なウエアラブルスピーカーのようなデザイン。ファン部を折りたたんでコンパクトに携帯できるのもイイ

 

【ココが価格以上!】 プレートとファンで猛暑にWアプローチ

「プレートとファンの2種類の冷却により涼感が高められ、熱中症対策に活躍。暖め機能も、冬の寒さは首元から感じることが多いので、ピンポイントで対処できるのは助かります」

 

【第6位】 パワフルなスチーム加湿と抗菌加工タンクで清潔に潤う

【加湿器】

2022年2月発売

ツインバード

スチーム式パーソナル加湿器 SK-E961W

実売価格 3980円

卓上にも置きやすいコンパクトなスチーム式加湿器。水を沸騰させて加湿するうえ、水タンクは抗菌加工されているので衛生的に使える。アロマトレーを装備し、加湿しながら香りも楽しめる。

SPEC●加湿量:約150ml/h●水タンク容量:約1.2ℓ●加湿時間:約8時間●サイズ/質量:約W140×H230×D215mm/約1.1kg

 

↑やかんでお湯を沸かすイメージで、沸騰させて出た蒸気で室内を加湿。沸騰の際に雑菌は死滅するので安心して使える

 

↑市販のアロマオイルをアロマトレーに垂らせば、アロマディフューザーに。リフレッシュしたいときに◎

 

【ココが価格以上!】 パーソナル機では珍しいスチーム式で強力加湿

「パーソナルタイプでは珍しいスチーム式を採用。加湿中に雑菌を拡散してしまう心配がなく、加湿力も強いのが魅力です。設置面積がA5サイズ以下で、卓上の狭いスペースに置けるのも便利」
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家電プロレビュアー

石井和美さん

白物家電や日用品の製品レビューを得意とするプロレビュアー。ウェブや雑誌など多くの媒体で活躍。

加湿器を超えた「総合ヒーリングマシン」だ!「エルメスのデザイナー」が手掛けたエペイオス「Heal」感動レビュー

加湿器は、加湿さえできればいい。加湿器ってそういうものでしょ? そんな方がEPEIOS(エペイオス)の「Heal(ヒアル)」を使ったら、「こんな加湿器があるんだ」と、目からウロコが落ちるはず。

↑エペイオスのスマート加湿器「Heal」。加湿量:最大約220ml/h、加湿時間:最大約10時間 (加湿:弱 使用時) 、適用床面積:木造和室約4畳/プレハブ洋室約7畳、ガラスタンク容量:約1L 、サイズ:幅400×奥行201×高さ197mm 、質量:約1.2kg(水含まず)

いち早く「Heal」の正体を知りたい方はコチラ

 

エルメスを手掛けたデザイナーによる型破りな外観

まず、見た目からして違います。上にむかって広がっていくガラスのタンク。トップに金属のパーツを頂く円すい状のミスト噴霧口。ボディは曲線と直線を組み合わせて構成され、表面にはボタンなどの凹凸が一切ありません。初見の方は、「何これ、オブジェ……?」と思うはずおよそ「加湿器」と聞いて連想する姿ではないのです。

↑操作部はタッチ式で凹凸は一切なし。表示には文字を使わず、アイコンのみと極めてシンプル

 

それもそのはず、本機は経験豊かな二名のデザイナーによってデザインされているからです。デザイナーの一人は、エルメスのスカーフやテーブルウェアのアートディレクターを務めるブノワ・ピエール エミリー氏。もう一人は、フィリップスで工業デザインを手がけたのち、ルイ・ヴィトン、エルメスなど名だたるラグジュアリーブランドでデザインに従事したダミアン・オー シュリバン氏です。なるほど、普段、家電とは全く違う分野を手掛けるデザイナーだからこそ、こんな型破りな加湿器ができたわけですね。

↑ブノワ・ピエール エミリー氏(左)とダミアン・オー シュリバン氏(右)。当初はエペイオスからブノワ氏にコラボの打診があり、ブノワ氏が工業デザインをよく知るダミアン氏に声をかけたことで、二名でのデザイン体制になったそう

 

今回、ブノワ氏とダミアン氏は、英語のFour Elements(四元素)に由来するエペイオスの新ブランド「FoElem」(フォーエレム)のデザインを担当。「FoElem」では、「水・火・土・空気」の四元素に対応した4つの製品をラインナップし、「四元素が自然の中で織りなす変化」を感じ取れるデザインにまとめました。「Heal」はこの「FoElem」のなかで、「水」をテーマとする加湿器なのです。

↑⽔が蒸発して空に昇り、また⾬となって地上に降り注ぐ、という⾃然の中での水の循環をイメージしてデザイン。ガラス製のタンクは「砂時計」をモチーフとし、シリーズのコンセプトでもある「時の移ろい」を表現しています

「Heal」のデザイナーの実績を知りたい方はコチラ

 

どこか温もりを感じるデザインがいい

実際に使ってみると、デザインがやっぱりいいですね。シンプルでフォルムが美しいのはもちろんのこと、水がキレイに見えて、背景が透過して見えるガラスタンクの質感もいい。筆者の自宅の場合、観葉植物が背景に透けてみえるので、これもまた格別なんです。

 

ミストの噴霧部はすっきりとした円すい形で、富士山を思わせる佇まい。ここから真っすぐにミストが立ち上る様を見ると、勢いが感じられて心理的にもああ、潤ってるなぁ、と感じます。

一方で、極めてスタイリッシュな外観ながら、運転中の本機を見ると、どこか温もりが感じられます。例えるなら、ストーブの上でやかんの湯が沸いていて、その傍らでまどろんでいるかのような。あるいは、木漏れ日溢れるサンルームで、温かいお茶を楽しんでいるような……そんな情景が浮かんできます。なるほど、本機のガラスタンクと水、立ち昇るミストが、穏やかで親密な空間を作っているのかも。そんな効果もあって、面倒な給水の作業も心なしか楽しく感じるんですよね。

↑給水はフタを取って上から水を注ぐだけ

「Heal」のデザインをもっと詳しく知りたい方はコチラ

 

サウンドと香りでリラックス効果を高める

本機には、デザイン以外でもリラックス効果を高めてくれる機能を搭載しています。ひとつは「音」。プリセットされた8曲のサウンドを本体の小型スピーカーで再生できるのです。サウンドは、癒し効果がありそうな環境音や瞑想・マインドフルネスにぴったりな曲など、どれも心を落ち着かせてくれるものばかり。ミストをぼーっと眺めながらサウンド聞いていると、頭が空っぽになるので、夜のひとときや仕事の合間に聞くのがオススメです。

 

なお、サウンド機能は本体でも操作できますが、自宅のWi-Fiを介してスマートフォンと接続すると、アプリでよりカンタンに操作できるのが便利。

↑アプリの操作画面。加湿量、サウンド、ライト(後述)が操作できます

 

↑サウンドのメニュー。「春:雨の朝」「冬:焚き火」といった季節をイメージしたサウンドや、「瞑想 ヨガ」「マインドフルネス」など8種類のサウンドを用意。音量もアプリで操作できます

 

もうひとつのリラックス要素が「香り」アロマユニットの存在です。ミストの噴出口にある金属のパーツを外すと、裏側には円形のコットンが装着されており、ここにアロマオイルを垂らすとミストとともに香りが拡散できるのです。柑橘系のアロマオイルを使ってみたところ、ああ…‥そこはかとなく、ほのかに香ってくるのがいいですね。香りは瞬時に気分をリセットしてくれると言いますが、爽やかな空気を胸いっぱいに吸うと、確かに気分が一新されるのがわかります。

↑ミストの噴出口の金属パーツの裏には、着脱可能な円形のコットンが。ここにアロマオイルを垂らせば香りが楽しめます

「Heal」のリラックス機能を知りたい方はコチラ

 

カスタマイズできる光で、夜はとりわけ神秘的

さらにもう一つのにくい演出が「光」です。本機はガラスタンクの下にLEDライトを備えており、先述のアプリで細かく設定が可能なのです。その真骨頂が味わえるのが夜。タンクの下から鮮やかな光が浮かび上がり、ガラスと水を透過することで、とにかく神秘的になるんです。

さらに面白いのは、光の色を自由に変えることができること。アプリに表示されるカラーチャートのポイントを指でスライドすることで、ビビッドな色からペールトーンの淡い色まで、自在に表現できるのです。明るさも1~100%まで調整が可能。

↑アプリのカラーチャートでポイントを紫のゾーンに置くと、光の色も紫色になります

 

つまり、ユーザーの好みと気分に合わせて完璧に調整できるので、今日はビビッドな光でサイケな雰囲気に、今日は癒しを重視して淡い光に、といったカスタマイズができるわけです。ちなみに、筆者は光の色としては珍しい紫がお気に入り。部屋の明かりを落とすと幻想的な雰囲気になるので、寝る前のひとときをうっとり過ごすことができました。

↑アプリ操作で緑、青、紫など、通常のライトでは楽しめない色も再現できます

「Heal」のリラックス機能を知りたい方はコチラ

 

ハイブリッド式を採用して衛生的な加湿を行う

では、肝心の加湿器としての機能はどうでしょうか? 実は、加湿機能にもひと工夫がありました。それは、本機が「ハイブリッド式」を採用していること。ハイブリッド式とは、複数の方式を組み合わせてそれぞれの弱点を補う方式です。本機の場合は、加熱式と超音波式を組み合わせたハイブリッド式。水を加熱することで雑菌の繁殖を抑えながら、衛生面で課題のある超音波式の弱点を補っています。同時に、消費電力が低い超音波式を組み合わせることで、消費電力が高い加熱式の弱点を補っているのもポイント。

↑本体のカバーやタンクは取り外しできるので、お手入れもカンタンです。内部水槽には抗菌素材を採用しているため、水槽の掃除は月に1回程度でOK

 

注意すべきは、適用床面積が洋室約7畳なので、ワイドリビングなど広い空間全体を加湿するには適していないこと。とはいえ、自分の周囲だけ加湿したいときや一人暮らしのワンルーム、寝室や書斎などの個室にはぴったり。実際、ワンルームに住む筆者は、最近のどの調子が悪かったのですが、本機を使うようになって、「かなりのどがラクになった」と感じました。肌もなんだかしっとりしてきたような。これからの季節は、さらに実感することが多いでしょう。

「Heal」の加湿機能のこだわりを知りたい方はコチラ

 

「Heal」は“四感”でユーザーを癒す総合ヒーリングマシン

このように、加湿器「Heal」は、触覚(のど・肌)、視覚(デザイン・光)、聴覚(サウンド)、嗅覚(香り)と、人間の五感のうち四感に訴え、あらゆる角度から我々を癒してくれるのがおわかり頂けたはず。加湿器の枠を超え、「総合ヒーリングマシン」と呼ぶべきアイテムです。

それでいて、直販価格が2万4310円と手ごろなのもうれしいところ。クラウドファンディングサービス「Makuake」で先行予約を募集した際は(目標金額の600%を達成)、⽀援者の7割が⼥性だったそうなので、女性へのプレゼントとしてもよさそうですね。この冬を楽しく健康に過ごしたい方は、ぜひ「Heal」に注目してみてください!

「Heal」の直販サイトはコチラ

【「Heal」の美しさを堪能するギャラリーはコチラ】

撮影/高原マサキ(TK.c)

洗濯機から美顔器まで! 「お、ねだん以上。」のニトリ家電を家電ライターが厳選

ニトリの家電は、必要十分な機能とシンプルなデザインで「お、ねだん以上。」と評判。22年4月発表のエディオンとの提携により、今後もますます期待大! 今回は、「とりあえずコスパ重視」という2〜3人世帯をイメージし、家電のプロにニトリの生活家電を厳選してもらいました。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました!

家電ライター

近藤克己さん

生活家電&デジタルギアを中心に執筆活動するライター。レビューや検証記事では“オジさん目線”に定評アリ。

 

【その1】ファミリー世帯向きの広々庫内で本格オーブン料理を作れる!

フラットオーブンレンジ ET-626A

定価 1万9900円

本格オーブン料理に適した大容量25Lで、お手入れも簡単なフラットタイプ。ドアはタテ開きなので、料理の出し入れがしやすい。解凍、レンジ、グリル、オーブン機能に加え、18種の自動メニューを搭載し、ワンタッチで調理できる。

SPEC●庫内容量:約25L●定格消費電力:電子レンジ1450W/電熱装置1330W●オーブン温度調節範囲:100〜250℃●レンジ出力:1000、600、500、200W●サイズ/質量:W513×H332×D403mm/約17kg

 

↑液晶画面には出力、仕上がり調節、加熱時間が表示される。操作パネルもシンプルで、重量や時間の設定はダイヤルでスムーズに行える

 

【トリあえずココがGOOD】2万円以下で庫内容量25Lは驚き!

「同価格帯では一人暮らし用の庫内容量18Lが多いなか、本製品は2〜3人世帯向けの25L! グラタン、トースト、フライあたためなどの自動調理機能も便利です」

 

【その2】大容量9kg&インバーター搭載で洗濯物が多い家庭をサポート!

9kg全自動洗濯機トルネLGY

定価 4万9900円

運転音が静かで省エネ効果の高いインバーター式のタテ型洗濯機。大容量9kgなので、4〜5人世帯の1日ぶんの衣類をまとめ洗いできる。強化ガラスに飛散防止フィルムを貼ったガラス蓋を採用し、中が見やすく汚れても拭き取りやすい。

SPEC●洗濯・脱水容量:9kg●運転音:32dB(洗濯時)●標準水量:約61L●標準使用水量:約110L●サイズ/質量:W550×H960×D590mm/約38kg

 

↑立体の水流を発生させ、汚れをしっかり落とす。洗濯量に合わせてモーターのパワーと電気量を自動で調節するので、節電・節水につながる

 

【トリあえずココがGOOD】コンパクトかつ静音性に優れ集合住宅でも導入しやすい

「インバーター式で約5万円は破格! 他社の7〜10kgモデルより幅が4〜5cm小さいので、スペースの限られる集合住宅でも設置しやすい。静音性に優れ、夜間も気にせず使えるのがイイ! 」

 

【その3】外出先からスマホで操作できて防犯対策にもオススメ

声でもスマホでも操作ができるスマートLEDシーリングライト ネクト(6畳)

定価 6990円

Wi-Fi機能を搭載し、スマホアプリやAIスピーカーで電源オン/オフ、調光・調色が可能なシーリングライト。外出先でも操作でき、消し忘れの対応や留守中の防犯対策に便利だ。調光・調色は、それぞれ3段階。

SPEC●適応畳数:6畳●定格消費電力:32W●調光段数:3段階(常夜灯2段階)●調色段数:3段階●対応AIスピーカー:Google Home、Amazon Echo●サイズ/質量:φ480×H80mm/約1.3kg

 

↑スマホアプリでは無段階調節が可能。「仕事」「読書」といったシーン設定や、電源オン/オフのスケジュール設定なども行える

 

【トリあえずココがGOOD】リモコンを探すストレスから解放!

「夜間にトイレに起きたときなど、暗闇のなかでリモコンを探す必要がなく安全です。留守中に外から点灯させて防犯対策にも使え、この価格帯で安心を買えるのはおトク! 」

 

【その4】スマホでいつでも室温調節が可能! 内部の清潔を保てる氷解洗浄機能も優秀

Wi-Fi エアコン 10畳用

定価 6万9900円(※1)

Wi-Fi機能により、外出先でもスマホで電源のオン/オフやタイマー設定が可能。–19℃で熱交換器を冷やし、汚れを浮かせて流し落とす氷解洗浄機能を搭載しているので、カビの発生や熱交換器の目詰まりによる性能低下を防ぐ。

SPEC●適用畳数:暖房8〜10畳、冷房8〜12畳●消費電力:暖房830W、冷房710W●能力:暖房3.6kw、冷房2.8kw●運転音:暖房60dB、冷房59dB(室内)●サイズ/質量:W780×H282×D236mm/約9kg(室内機)
※1:延長保証なし、リサイクルなし、標準取付工事なしの場合

 

↑専用のスマホアプリでは、付属のリモコンよりも細かい予約設定が可能。外から室温確認ができ、子どもやペットの留守番中も安心だ

 

【トリあえずココがGOOD】帰宅に合わせて快適温度に設定できる!

「帰宅前にスマホで室温を調節しておけば、快適な家に帰れる幸せを味わえます。また氷解洗浄により、お手入れが難しい熱交換器を清潔に保てるので、カビやニオイに敏感な人にピッタリです! 」

 

【その5】豆をセットしたらワンタッチでOK! 1杯ぶんのコーヒーをすぐに作れる

●カップは付属しない

全自動コーヒーメーカー 1カップ用 YSN06(S)

定価 7990円

豆をセットしたあとは、挽くところからドリップまで全自動で完了。手間なく素早く1杯ぶんのコーヒーを楽しめる。豆の挽き方は、粗挽きと細挽きの2種類から選択可能。使用時の安全ロック機能付き。

SPEC●種類:ドリップ式(水容器一体型)●最大使用水量:約310ml●定格消費電力:500W●保温機能:非搭載●サイズ/質量:W221×H286×D141mm/約1.7kg

 

↑フィルターに豆をセットするだけで、そのまま挽ける。パーツは簡単に取り外して洗えるので、メンテナンス性も優秀

 

【トリあえずココがGOOD】在宅ワーク中でも気軽に挽きたてを味わえる

「在宅ワーク中など1人でコーヒーを飲みたいときに、ワンタッチで挽きたてが飲めるのがうれしいです。豆だけでなくコーヒー粉にも対応しているので、より手間なくコーヒーを楽しみたい人にもオススメ」

 

【その6】より小さくなった新スチーム粒子が肌に浸透してうるおいアップ!

フェイススチーマー2

定価 4990円

ヒーターのみで発生させていた従来モデルのスチームに比べ、粒子径が約10分の1になり、浸透力が大幅アップ(※2)。約45℃のスチームが、毛穴をやさしく広げる。転倒時には自動停止する安全設計だ。

SPEC●タンク容量:90ml●スチーム温度:約45℃(噴射口から25cm)●スチーム噴射時間:約15分間●スチーム量:約6ml/分●サイズ/質量:約W120×H208.5×D136.5mm/約840g
※2:同社調べ

 

 

↑スチームの噴射ノズルは、3段階で角度調節が可能。ラクな姿勢のまま、広範囲をまんべんなくケアできる

 

【トリあえずココがGOOD】たっぷりのスチームで毎日のスキンケアを格上げ!

「約6ml/分とスチーム発生量が多く、5000円以下で本格的なスキンケアが可能! メイク落とし前のディープクレンジングや、化粧水・乳液前の保湿、就寝前のリラックスなど、様々な用途に使えます」

評価急上昇「ロボロック」のロボット掃除機が最大50%オフ!? ブラックフライデーセール「見逃すとソンする目玉商品」を解説

ロボロックは、ロボット掃除機をメインに開発する世界的なメーカー。世界40か国以上で1000万台以上の製品を販売した実績(2021年12月時点)を持っています。

多くの製品がゴミの吸引に加えて水拭き機能を搭載するのが特徴で、高性能なセンサー、使いやすさも相まって、国内でも急速に評価を高めています。そんなロボロックのロボット掃除機が、年に一度のビッグセール「ブラックフライデー」で、最大50%オフという驚きの価格で販売されることになりました!

セール期間は、ヤマダデンキで11月25日(金)~12月2日(金)、Amazonで11月25日(金)~12月1日(木)です(販売サイトは以下リンクから)。 今回は、セール対象の14種類の製品のなかから、狙うべき3つの目玉商品を紹介していきましょう!

【ロボロックのブラックフライデーセールをさっそくチェック!】

ヤマダウェブコム

ヤマダデンキ Yahoo店

ヤマダ電機 楽天市場店

Amazon Roborock Japanダイレクト

Roborock Japan ダイレクト

 

【目玉商品その1】モップ洗浄・給水・ゴミ収集が全自動のハイエンドモデル「Roborock S7 MaxV Ultra

セール価格:21万7800円 → 14万7400円(32%OFF)

「Roborock S7 MaxV Ultra」は、今年8月に発売された最新の最上位モデルで、今回のセールでは7万円以上の破格の割引に。その特徴は、同社のロボット掃除機で唯一、「3way全自動ドック」を搭載すること。こちらはその名が示す通り、3つの役割を全自動で行う画期的なドックで、①水拭きモップの自動洗浄 ②給水の自動化 ③本体ゴミの自動収集の全自動化を実現しています。

 

①水拭きモップの自動洗浄は、水拭き終了時や掃除中に自動でモップを洗浄してくれる機能。洗浄で汚れた水はタンクに吸い上げ、洗浄の機構もキレイにしてくれます。水拭き中にモップ洗浄を行いたい時間の間隔は、9段階で設定可能。モップ洗浄のための時間と水を節約したいユーザーは間隔を長く設定し、キレイ好きは間隔を短く設定するなど、カスタムできるのがうれしいです。

↑毎分600回転するブラシが自動でモップを洗浄。洗浄によって汚れた水は、向かって左上の汚水タンクに回収されます

 

②給水の自動化は、水拭きやモップ洗浄に必要な水を、自動で給水してくれる機能。水拭きをするたびにモップを濡らす必要はないうえ、水拭き中に本体の水量が不足したら、ドックに戻って給水することも可能です。

↑真ん中の清水タンクから自動で給水

 

③本体ゴミの自動収集は、本体で吸引したゴミをドックで自動収集する機能。ドックに内蔵する2.5Lの紙パックに60日分(※)のゴミを収集してくれるため、ゴミ捨ての手間が大幅に軽減できます。ゴミを収集する時間の設定が可能で、掃除した時間に合わせて収集時間を自動で調節してくれるので、ゴミ吸引時の騒音への配慮もバッチリ。

※部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

↑本体のゴミはドック右側の紙パックに収集

 

つまり、「3way全自動ドック」の①②③の機能により、水拭きのモップを濡らしてセットする手間、汚れたモップを洗う手間がなくなり、ゴミ捨ての手間も大幅に軽くなる=ほったらかしで水拭きとゴミ掃除ができるわけですね。

 

さらに驚くのは、4mm未満の毛足の短いカーペットがあると、モップを自動でリフトアップすること(自動モップリフトモード時)。カーペットを検知すると水拭きモップが自動で5mm持ち上がり、カーペットを濡らさず吸引掃除のみを行います敷物が多い部屋でも、気にせずガンガン使えるというわけですね。

↑カーペットを検知すると、モップを自動でリフトアップ。なお、4mm以上のカーペットの場合は、カーペット回避モードで回避できます

 

基本的な掃除性能は、ハイエンドモデルにふさわしく超パワフル。吸引力は従来比2倍(※)となる5100Paまでアップしており、カーペットの奥に入り込んだ微細なハウスダストからペットのトイレ砂まで一気に吸い込みます。

※:S7+/S7との比較

 

毎分最大3000回動く高速振動モップと600gのモップ加重により、水拭き性能も抜群水拭き強力モードも搭載しており、皮脂、コーヒー、花粉などのこびりついた汚れにも最適です。

↑高速振動するモップで、ガンコな汚れも落とします。モップの振動数は弱(1650回/分)・中(2300回/分)・強(3000回/分)の3段階から設定できます

 

ハイレベルなセンサー・カメラ・AI分析により、障害物の回避性能もアップしました。顔認証技術の原理である「ストラクチャードライト&カメラ」で物体の距離や形状を判断し、さらに画像から物体の特徴を捉える「RGBカメラ」の2種類のカメラを搭載。床にある小物などをAIで分析し、回避(※1)します。また、障害物の認識スピードが従来比70%速くなり(※2)、障害物の回避性能が22%向上(※2)。LEDフィルライトも搭載し、暗闇でも認識・回避が可能です。

※1:幅5㎝、高さ3㎝以上の物体を回避します ※2:S6 MaxVとの比較。環境などの要因により、実際の結果は変わる可能性があります

 

障害物を具体的に認識(※)して回避しつつ、アプリ上に表示してくれるのも便利。認識して回避する障害物は、スリッパやコードなど計8種類とベッド、ソファなど計5種類の家具。また、ペットの排泄物を認識すると10cm以上の距離を取って回避し、履物やベッドは近い距離で回避するなど、それぞれの障害物によって適切な距離で回避してくれるのも安心です。

※:100%の認識を保証するものではありません。環境によって認識精度が異なる場合があります

↑認識して回避する障害物は、2022年11月25日現在で計8種(スリッパなどの履き物・コード・電源タップ・布類・ペットの排泄物・台座・体重計・ちりとり)および計5種の家具(ベッド類、ソファ類[複数人掛け]、TVスタンド、ダイニングセット、トイレ[洋式] )。8種の障害物以外の物も、幅5cm、高さ3cm以上の物体であれば「その他」として認識し、安全に回避します

 

アプリでは、家具までも認識した高精度なマップ表示が可能。ベッドやソファ、ダイニングセットなどを認識でき、アプリで表示されたアイコンをタップすると、その周囲をピンポイントで掃除できます。さらに、部屋の家具や床材などの情報をもとに自動で各部屋の種類を認識するうえ、掃除する部屋の順番や、各部屋に適切な吸引力と水拭きの強度を推奨してくれます。

↑アプリでは、家具まで認識した高精度なマップを表示。部屋名設定&部屋別の掃除予約、部屋別の掃除モード設定なども可能

 

このほか、スマートスピーカー対応や、本体搭載カメラを活用して見守りと双方向の通話が可能なのもうれしいところです。こうして見ると、「Roborock S7 MaxV Ultra」は、まさに「全部入り」の多機能モデルなのがわかるはず。多少価格が高くても、床の掃除はロボット掃除機に全部まかせてしまいたい! という方にはピッタリ。しかも、そんな全部入りハイエンドモデルが、今回のセールで、通常より7万円以上安く買えるんです。少しでも気になる方は、ぜひ以下リンクをチェックしてみてください!

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【目玉商品その2】自動ゴミ収集ドック&強力な水拭き機能を持つ「Roborock S7+」

セール価格:16万9400円 → 8万4480円 (50%OFF)

「S7 MaxV Ultra」ほどの機能は必要ないけれど、水拭き機能と自動ゴミ収集ドックは欲しい……という方にオススメなのが「Roborock S7+」。「3way全自動ドック」は搭載しないものの、「スマート自動ゴミ収集ドック」を搭載しており、ゴミ捨ての手間が大幅に軽減されています。ユニークなのは、自動ゴミ収集ドックで紙パック式とサイクロン式の2wayを採用し、 両者から好みの方式を選べること。紙パック式は60日分(※)のゴミを収集でき、処分時にゴミが舞い散るのを抑えます。サイクロン式はゴミ収集の吸引力が変わらず、ゴミ収集ボックス、サイクロンセパレータ、外筒及び内筒フィルターの水洗いが可能で経済的。

※部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

↑スマート自動ゴミ収集ドックでは、サイクロン式と紙パック式の2Way方式を採用。好みの方式を選べます

 

水拭きの性能は最上位モデル「S7 MaxV Ultra」と同等毎分最大3000回のモップ高速振動機能を搭載し、モップ加重も600gとなっていて、こびり付いたガンコな汚れにも対応します。吸引力は「S7 MaxV Ultra」の約半分の2500Paですが、凹凸な床でもしっかりととらえ、絡まった毛も取りやすいラバー製メインブラシと上下左右に動く3D機構を採用し、集じん力は十分。また、「S7 MaxV Ultra」と同様、4mm未満のカーペットを検知すると自動でモップが上昇し、カーペット上で吸引掃除のみを行う自動モップリフトアップ機能を搭載しています。

↑水拭き性能は最上位モデルと同等。ガンコな汚れにも対応します

 

「S7 MaxV Ultra」のような障害物の認識機能はありませんが、高精度レーザーセンサーと独自開発のアルゴリズムにより、各部屋の状態を正確にマッピングし、適切なルートで効率よく掃除することができます。アプリは快適で、部屋別に掃除の設定を指定できるほか、吸引掃除時にカーペットを認識してカーペットエリアを自動でマップ化。水拭きなどで進入禁止エリアにしたい時に簡単に設定できるのも便利です。スマートスピーカーにも対応しています。

↑アプリでは、リビング・キッチンなどエリア別の掃除設定や吸引/水拭きのモード設定、水拭きの強度調整などが可能です

 

モップの自動洗浄・自動給水こそできませんが、自動ゴミ収集ドックが付属して水拭き性能は優秀なうえ、自動モップリフトアップ機能も搭載スマホでの操作も快適です。そんな、十分すぎる機能を持つ上位モデルが、本セールでは50%オフで9万円を切る価格になっているのが驚異的。自動ゴミ収集機能&水拭き機能付きモデルを探している方は、この機会を逃したら損をするレベル。見逃す手はありません。

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【目玉商品その3】吸引・水拭き対応&リモコン付属のエントリーモデル「Roborock E5」

セール価格:5万7200円 → 3万2780円(43%OFF)

 

最後に紹介するのは、エントリーモデルの「Roborock E5」。吸引と水拭きの掃除が同時にできるうえ、2500Paの吸引力を持ち、Wジャイロスコープや内部マップ作成によって規則正しい効率的なルート掃除を行います水拭き掃除は、2段階の水量設定ができ、一度に最大で約150㎡までの掃除が可能。赤外線リモコンが付属し、スマートフォンが無くても掃除の開始や吸引力の変更などの基本的な操作が行えるため、スマホに慣れていない方でも便利に使えます。

↑スマホがなくてもリモコンで操作できます

 

もちろんアプリ操作も可能で、外出先からでも掃除の開始、吸引力の設定、掃除予約、掃除履歴の確認など豊富な機能が使用可能。スマートスピーカーにも対応しています。吸引&水拭きが可能で、シンプルに操作できる「Roborock E5」は、ロボット掃除機の初心者や少人数世帯にぴったり。今回のセールでは、5万7200円 → 3万2780円となり、グッと手が届きやすい価格になっているのもうれしい限りです。

 

モップ洗浄・自動給水・自動ゴミ収集機能などの先端技術を堪能できる「Roborock S7 MaxV Ultra」、自動ゴミ収集ドック搭載と強力な水拭き機能を持つ「Roborock S7+」、必要十分な基本性能と低価格が特徴の「Roborock E5」。いずれもブラックフライデーの目玉にふさわしい、魅力ある製品であることがおわかり頂けたと思います。そもそも、ここまで安くなる機会が今後あるとは限りません。ロボット掃除機が少しでも気になっている方は、ぜひ以下サイトをチェックしてみてください!

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北欧発!コードレスクリーナー「UltimateHome 900」はニーズに合わせた多機能で“究極に”クリーンな暮らしを実現する

機能性とデザイン性の高さが好評を博すエレクトロラックスの、新作のコードレススティッククリーナー「UltimateHome 900」をチェック。 日本のニーズを意識した多機能ぶりを深掘りしていく。

 

【今回紹介する製品】

パワフル吸引に加え水拭きにも対応し
様々なシーンで快適に掃除できる!!
コードレススティッククリーナー「UltimateHome 900

 


掃除機部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.062
エレクトロラックス
コードレススティッククリーナー
UltimateHome 900

実売価格9万5000円(公式オンラインストア限定発売)

同社史上最高の吸引力に加え、抜群の操作性・拡張性を実現。上重心設計を採用し、狭い場所を細かい動きで掃除しやすい。また回転式モップノズルを同梱し、拭き掃除にも対応。バッテリー2個を付属し、長時間運転も可能だ。

SPEC●集じん容積:400㎖●フロアユニット連続使用時間:約70分(バッテリー2個連続使用時、パワープロフロアノズル使用時に低電力モードの場合)●充電時間:約2.5時間●サイズ/質量:W260×H1120×D260㎜/2.88㎏

 

操作性や毛絡み対策など 掃除のストレスを徹底解消!

本機は、クラウドファンディングMakuakeでの先行販売で目標金額544%を達成し、家電好きの注目を集めた一台。同社スティックとして初の上重心を採用し、ソファの下などをスムーズに掃除できるなど操作性が向上した。

 

吸引力は従来製品の約5 倍(※1)で同社史上最強! フローリング用とカーペット用のノズルを搭載し、あらゆる床面に対応できる。両ノズルとも毛絡み対策は万全だ。

 

モップ機能も秀逸で、回転するモップが頑固な汚れもこすり取る。ユーザーも使い勝手の良さを高評価。特にモップ機能は「力を入れなくてもこびりつき汚れが取れる!!」と評判だ。

 

また、本体をスタンドにセットしたままワンタッチでハンディ機を取り出せるなど、掃除へのストレスを徹底的に解消。家中しっかり掃除はもちろん、気になる汚れの“ちょこちょこ掃除”にも最適だ。

※1:国際規格IEC62885-2 edition1に基づき自社ラボラトリーにて実施されたハンドユニット(最大モード時)での試験結果。Well Q6シリーズ製品との比較。(試験実施:2021年7月)

 

↑本機には、ほかにもUVベッドノズルやアングルノズル、ブラシノズルなど多彩なツールが付属。これ1台で家中のあらゆる掃除に対応できる

 

【POINT 01】

同社初の“上重心”と クイックリリース構造

“上重心”構造採用でノズル部が軽くなり、家具周りなどで細かな動きでの掃除がしやすくなった。なお、収納時にはマグネットの磁力で充電ステーションと本体を固定。掃除を始める際は本体をサッと外してそのまま使える。

↑掃除開始時に本体を持ち上げずに取り外せて快適。ハンディ部取り出しもボタンを押して引き抜けばOKだ

 

【POINT 02】

回転モップパッドで 床をパワフル水拭き

水に濡らしたモップパッドを専用ノズルに装着すれば、モップが回転し、皮脂汚れなども力を入れずにすっきり拭き取れる。また付属のスプレーボトルを装着し、掃除中にボタンを押せば、汚れた箇所に水を吹きかけることが可能。

↑モップノズルに装着した2枚のモップパッドで汚れをどんどん水拭き。パッドは洗って繰り返し使える

 

【POINT 03】

どんな床面でも最高の ゴミ除去性能を実現 従来比5倍の吸引力(※1)は同社史上最強。さらに、フローリング用にソフトローラーのノズル、カーペット用にブラシでかき取るノズルと2種類のノズルを用意し、どんな床面でも最高のゴミ除去能力を実現する。

↑両ノズルとも毛絡みしにくい利点あり。カーペット用はブラシに絡んだ毛をカットして吸引できる

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したエレクトロラックスのコードレススティッククリーナー「UltimateHome 900」は現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」の掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1455297.html

 

洗練された北欧デザインと1台3役の充実機能、エレクトロラックス空気清浄機「UltimateHome 700」を深掘り

機能性とデザイン性の高さが好評を博すエレクトロラックスの、新作のファン付加湿空気清浄機「UltimateHome 700」をチェック。 日本のニーズを意識した多機能ぶりを深掘りしていく。

 

【今回紹介する製品】

空気清浄×加湿×送風の3つの機能で年中快適に
ファン付加湿空気清浄機「UltimateHome 700


空気清浄機部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.032
エレクトロラックス
ファン付加湿空気清浄機
UltimateHome 700

実売価格9万9000円

空気清浄・加湿・送風ファン機能を1台に凝縮。5ステップで空気中の汚れを徹底浄化し、うるおった空気を部屋中に届ける。送風ファンは扇風機代わりに使用も可能。ファブリック素材採用の北欧デザインがインテリアに調和する。

SPEC●適用床面積目安:約27畳●消費電力:4.8W〜45W●最大風量(加湿空気清浄時、ファン・スピード5の場合):5.98㎥/分●運転音:20.5〜51.3dB●サイズ/質量:W410×H646×D310㎜/12.1㎏

Color Variation

↑(左から)色はライトグレーとダークグレーの2色

 

日本向けに加湿機能を搭載しパワフル送風で冬も夏も快適

本機はエレクトロラックスとしては珍しい加湿機能付きモデル。日本市場に向けて開発された。同社独自の5ステップのろ過構造で浄化した空気を、除菌・抗菌対策十分の加湿ユニットでうるおして室内に送り出す。この5ステップは細菌(※1)・カビ(※1)・ウイルス(※2)も99・99%除去できる安心設計だ。

 

さらに、送風ファンも特徴的。フード角度を変えることで、部屋中の空気循環を促すサーキュレーターとしても、うるおった空気を人に届ける扇風機としても使える。購入者からは「風の肌当たりの良さが想像以上」と驚きの声も。

 

前面パネルにファブリック素材、本体ハンドル部にレザー素材をあしらった北欧テイストのデザインは部屋によく馴染み、圧迫感も少ない。機能性だけでなくインテリア性もこだわりたい人には特にオススメしたい一台だ。

※1:Guangdong Detection Center of Microbiology(GDDCM)にてJEM1467の附属書Dの試験方法を参考にして30㎥の試験空間で行った除去性能評価試験結果(試験実施:2022年5月)に基づく。30㎥の密閉した試験空間による約90分後の浮遊細菌、浮遊カビへの効果であり、実使用空間での実証結果ではない。すべての細菌やカビに対応するわけではない ※2:Guangdong Detection Center of Microbiology(GDDCM)にてJEM1467の附属書Dの試験方法を参考にして30㎥の試験空間で行った除去性能評価試験結果(試験実施:2022年5月)に基づく。30㎥の密閉した試験空間による約90分後の浮遊ウイルスへの効果であり、実使用空間での実証結果ではない。すべてのウイルスに対応するわけではない

↑ボタン操作はシンプル。ファン・スピード調整ボタンで風量を、スイングボタンでルーバーの動きを調整する。エアクオリティライトは室内の空気の質を色の変化で通知

 

【POINT 01】

5ステップで パワフルに空気清浄

HEPAフィルター、抗菌層、活性炭フィルターなど5ステップで微粒子、ウイルス、揮発性有機化合物、ニオイなどを強力除去。取り込んだ空気中の微粒子をイオン帯電させて大きな塊にし、集じんしやすくする。

↑メッシュフィルター、抗菌層、HEPAフィルター、活性炭フィルター、イオナイザーの5ステップで空気を浄化 ※上記の図にある、抗菌層とイオナイザーは性能のイメージであり、物理的なフィルターではありません

 

【POINT 02】

タンク内の水を 清潔に保ちつつ加湿

加湿方式は気化式を採用。抗菌(※3)・防カビ(※4)加工済み加湿フィルターと細菌を99.99%抑制(※5)するカートリッジを搭載し、きれいな水で加湿できる。水タンクは本体背面に備え、取り外しもスムーズだ。

※3:GUANGDONG DETECTION CENTER OF MICROBIOLOGY(GDDCM)にて、JIS規格 L 1902:2015に基づいた試験結果(試験実施:2022年5月)。試験空間での試験結果であり、実使用環境での実証結果ではない ※4:GUANGDONG DETECTION CENTER OF MICROBIOLOGY(GDDCM)にて、JIS規格 Z 2911:2010に基づいた試験結果(試験期間:2022年5月〜6月)。試験空間での試験結果であり、実使用環境での実証結果ではない ※5:GUANG ZHOU INSTITUTE OF MICROBIOLOGY CO.,LTDにて、GB/T 21510-2008 appendix Bに基づいた試験結果。試験期間:2021年11月2日〜11月8日。試験空間での試験結果であり、実際の使用空間とは異なる

↑加湿能力は460㎖/時でプレハブ洋室なら13畳まで対応。水タンクは半透明で水の量がひと目でわかる

 

【POINT 03】

扇風機並みの大風量で スイング幅調整も可能

扇風機と同等レベル(自社調べ)のパワーを持つ送風ファンを搭載。天面のフード部分が6〜90度で自由に調整できる。スイング送風も可能で、スイング幅は2段階で調整できるほか、ルーバーを不規則に動かすことも可能だ。

↑フード角度は手動で調整。冬は届けたい方向にうるおった空気を、夏は身体に向けて水平方向に送風など自在だ

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したエレクトロラックスのファン付加湿空気清浄機「UltimateHome 700は現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」の空気清浄機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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人気の東芝冷蔵庫が、初ブラックフライデーで年始来最安値!【Amazonブラックフライデー2022情報】家電編その2

Amazon.co.jpにて11月25日から開催中の「Amazonブラックフライデー」。GetNavi webでは、2022年Amazonブラックフライデーから、気になるセール情報をピックアップ。このページは、冷蔵庫や洗濯機など注目の大型家電4点を紹介します。

 

東芝の冷蔵庫がブラックフライデーセール初参加! 「東芝 観音開き6ドア省エネ冷蔵庫 551L ラピスアイボリー GR-U550FH」が、年始来最安値で登場します。

 

コスパの高さが人気なハイセンスの冷蔵庫。「ハイセンス 2ドア 自動霜取り 省エネ冷蔵庫 162L ホワイト HR-D15F」も年始来最安値でセールに登場。

 

年末はふるさと納税の駆け込み需要で、注目が集まる冷凍庫。「アイリスオーヤマ 小型静音冷凍庫 60L ホワイト IUSD-6B-W」も、年始来最安値となっています。

 

プライムデーでも人気だったという、コスパに優れた「アイリスオーヤマ ドラム式洗濯乾燥機 FLK832」も、年始来最安値の価格です。

今月発売パナソニックのシェーバーが初のセール対象に!【Amazonブラックフライデー2022情報】家電編その1

Amazon.co.jpにて11月25日から開催中の「Amazonブラックフライデー」。GetNavi webでは、2022年Amazonブラックフライデーから、気になるセール情報をピックアップ。このページは、掃除機や美容家電など注目の家電3点を紹介します。

 

プライムデーでは特に人気だったという「アイロボット ロボット掃除機 ルンバ i7+」が、今回も年始来最安値でのセール登場です。

 

レンジ機能はトップクラスかつ30Lの大容量で、人気の「シャープ ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XJ1-B」も、年始来最安値で登場。

 

全自動洗浄充電器付きモデル「パナソニック シェーバー ラムダッシュ ES-NLV98-K」は2022年11月発売の新アイテムで、今回のブラックフライデーがセール初登場です。シェーバー単体モデルの「パナソニック シェーバー ラムダッシュ ES-NLV68-K」も、年始来最安値とお買い得に。

お手入れはほぼ不要! ロボロック「S7 MaxV Ultra」はモップ自動洗浄対応ドックで使いやすさ◎

ロボット掃除機部門にノミネートされたRoborock S7 MaxV Ultraは、清掃能力の高さに加え、 “お手入れほぼ不要”の快適さが魅力。前回の総合銀賞/部門銀賞からのさらなる躍進を狙う!

 

【今回紹介する製品】

ゴミ収集・モップ洗浄・給水まで自動化して
2in1ロボットの魅力がより実感しやすい!!
Roborock S7 MaxV Ultra


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.067
Roborock
S7 MaxV Ultra

実売価格21万7800円

高度な吸引・水拭き性能に加え、自動ゴミ収集・モップ洗浄・給水機能を装備。掃除終了後のみならず掃除中にもモップを洗浄し、より清潔な拭き掃除が叶う。ペットの排泄物を含む8種の障害物と5種の家具をAIが認識して回避。

SPEC●吸引力:5100Pa●モップ振動数:最大3000回/分●モップ加重:600g●連続運転時間:最大180分●充電時間:約4時間●付属品:3way全自動ドックほか●サイズ/質量:W422×H420×D504㎜/約13.2㎏(ドック含む)

 

高機能を使いこなすカギはメンテの自動化にあり

 

ロボロックは世界累計販売台数1000万台以上、日本でも2021年の販売金額が第2位(※)と躍進中。22年も超ハイスペックなロボット掃除機で市場に衝撃を与えた。

 

S7 MaxV Ultraは、同社史上最高の吸引力と強力な水拭き機能に、自動ゴミ収集・モップ自動洗浄・給水機能まで搭載し、掃除を全自動化。実は高級ロボット掃除機ユーザーのなかには、モップ洗浄や給水が面倒だからと、せっかくの高機能を使いこなせていない人も多い。本機ではそんな心理的ハードルを打破。実際、「汚水タンクの水捨てと清水タンクの入れ替えだけで、本当に何もしなくて済む」と喜びの声が聞かれる。

 

また、高度な障害物認識機能でスリッパやコードなどを回避し、部屋中の掃除を完遂。ロボットを動かす前に床の上を片付ける面倒まで解消してくれる。今回も上位入賞への実力・話題性ともに十分だ。

※:2021年1〜12月、販売金額ベースのロボット掃除機国内シェア18%(Roborock調べ)

↑前回は2021年発売Roborock S7+/S7が健闘し、総合銀賞&ロボット掃除機部門銀賞をダブル受賞。アワード全体を盛り上げた!!

 

【POINT 01】

メンテを任せられる新型ドック

充電ドックには自動ゴミ収集機能のほか、モップ洗浄・給水機能も搭載。掃除後のモップ洗いが不要となるうえ、掃除中もモップ洗浄するので常に清潔な状態で水拭きできる。また、掃除前にいちいち本体に給水しなくて済むのもラクだ。

↑掃除終了後に本体内のゴミをドックの紙パックに自動収集。ゴミ捨ては約2か月に一度、紙パックごと捨てればOKだ

 

↑毎分600回転するブラシでモップ洗浄。清水タンクの水で洗い、洗浄後の水は汚水タンクに自動回収される

 

【POINT 02】

床のあらゆる障害物を回避

顔認証技術を応用したカメラと、画像から物体の特徴を捉えるRGBカメラを搭載。AIが障害物の種類や位置を瞬時に特定する。履き物やペットの排泄物、コードなど8種の障害物と、ベッドやソファ類など5種の家具を認識して回避(※1)。

※1 障害物の認識精度は環境要因によって異なる場合があります。100%の回避を保証するものではありません。幅5cm、高さ3cm以上の物体を回避します。

↑ストラクチャードライトの反射光をカメラで捉え、物体の距離・形状を認識。RGBカメラの画像も加え、対象物を判別する

 

↑2種類のカメラ情報を基にAIが家具や小物の位置・種類を分析。障害物認識速度が70%(※2)早くなり、障害物回避が従来より22%(※2)も向上した

※2 従来品(S6 MaxV)との比較

 

【POINT 03】

吸引&水拭きが超パワフル

同社製品最強の5100Paの吸引力で、カーペット奥のハウスダストやペットのトイレ砂など大きめのゴミも逃さず除去。水拭きモップは最大3000回/分の高速振動で皮脂などのこびりつき汚れもきれいに拭き上げる。

↑吸引力5100Paは従来機種(S7+/S7)の約2倍。微細なゴミが取り除きにくいカーペットの掃除もお任せできる

 

↑600gのモップの加重と高速振動で頑固な汚れも除去。振動強度は強力(3000回/分)、標準(2300回/分)、ソフト(1650回/分)の3段階だ

 

【POINT 04】

水拭きの精度が高い

水拭きの際は水量と振動強度を3段階で変更でき、きめ細かな拭き掃除が可能。従来モデル通り、吸引を停止して水拭きだけを念入りに行うモードや、カーペットを検知すると自動でモップがリフトアップする機能も搭載している。

↑「水拭き強力モード」では吸引を停止して水拭きに専念。モップを最高速度で振動させ、よりきめ細かく拭き掃除する

 

↑カーペット検知と同時にモップが5㎜リフトアップ。毛足が4㎜未満なら濡らす心配なく吸引清掃できる。毛足が4mm以上のカーペットでは、アプリでカーペット回避モードを選択できる

 

【POINT 05】

スマホアプリの機能も充実

フロア全体の掃除完了後にアプリ上にマップが完成。掃除したいエリアや進入禁止エリアなどの設定も簡単にできる。また、本機のカメラで留守中の部屋の様子がモニタリング可能。内蔵マイクを通じてスマホとの双方向通話も行える。

↑ドック位置からの部屋の状況確認に加え、遠隔操作で本体を動かして留守中のペットなどの様子も確認できて安心だ

 

↑間取りに加え、テーブルなどの家具も認識。アプリに表示された家具をタップするとその周辺だけ掃除できる機能もある

 

▼GetNavi編集長川内による
Roborock S7 MaxV Ultraの魅力を解説した動画はコチラ!

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したRoborock S7 MaxV Ultraは現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のロボット掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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iQセンサー搭載のシャークのコードレススティック掃除機。3つの“ない”がより掃除をラクにする

シャーク「EVOPOWER SYSTEM」シリーズの最高峰である「EVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナー」は、同社のコードレススティックとしての成熟ぶりを示す一台。ゴミ除去力から操作性・メンテ性まですべてが進化している注目株のひとつだ。

 

【今回紹介する製品】

パワー調整は優秀センサーにおまかせ!
家具下の掃除やゴミ捨ての負担もラクに
EVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナー

 


掃除機部門
GetNavi注目モデル

 

エントリーNo.060
シャーク
EVOPOWER SYSTEM iQ+
コードレススティッククリーナー

実売価格7万2600円

日本のユーザーの声を基にさらなる進化を遂げた、シャーク掃除機の最高峰。iQセンサーがゴミの量に応じてパワー制御し、自動ゴミ収集ドック搭載でゴミ捨ての手間を軽減する。パイプが曲がる独自構造で、ソファ下などの掃除もラクだ。

SPEC●最大稼働時間:約50分(バッテリー2個使用時)●充電時間:約3.5時間●同梱品:ミニモーターヘッド、自動ゴミ収集ドックほか●サイズ/質量:W258×H1040×D114mm/約2kg(スティック時)

 

3つの「ない」を実現し快適な掃除体験を叶える

アメリカのNo.1掃除機メーカー・シャークは、日本向けに開発したEVOPOWER SYSTEM iQ+で、掃除に関する面倒を解消すべく3つの「ない」を実現。

第一の「ない」は「考えない」。独自のiQセンサーがゴミの量を検知して掃除モードを自動調整し、時短で効率良く掃除できる。

第二の「ない」は「汚れない」。同社初の自動ゴミ収集ドック搭載でゴミ捨ての手間を大幅減。ゴミ捨て時に手が汚れる面倒がない。

そして第三は「しゃがまない」。同社独自の「曲がるパイプ」で、ソファやベッドの下の低いスペースも立ったままラクに掃除できる。

これら3つの「ない」について、ユーザーも「ゴミ捨てが月イチで済み大助かり」など高評価。ハンディ部にもLEDライトが付くなど使い勝手に磨きがかかり、掃除機としてかなり成熟した注目モデルだ。

【POINT 01】

ゴミの量に応じて自動でモード切り替え

掃除機内に搭載したiQセンサーがゴミの量を検知し、吸引力とヘッドブラシの回転スピードを自動調整。手動でモード切り替えする手間がなく、掃除がラクになる。ゴミの量はヘッドとハンディ部のモニター色の変化で表示。

↑本体ハンディ部が「緑・黄色・赤」に変化してゴミの量を通知。ハンディ機として使う際もiQセンサーが働く

 

↑ゴミの量に応じて吸引力と回転速度がそれぞれ段階的に変化。微細なゴミも検知して取り残しを防ぐ

 

【POINT 02】

自動ゴミ収集ドックでゴミ捨ての手間を軽減

充電ドックに自動ゴミ収集機能を搭載。約30日ぶんのゴミをドックに貯められ、ゴミ捨ては月に1回でOKだ。ダストカップを取り出してゴミを捨てるたびにホコリが飛び散ったり手が汚れたりするストレスがない!

↑掃除機をドックに戻すと自動でゴミを回収。HEPAフィルターが微粒子ゴミを99.99%ドックに捕集する

 

↑自動ゴミ収集ドックは紙パック不要なのでランニングコストがかからない。ダストボックスは水洗い可能だ

 

【POINT 03】

ボタンひとつで パイプが曲がる!

ボタンひとつでパイプが曲がる「FLEX機能」を搭載。ソファやベッドなどの下を屈まずに掃除できて、足腰への負担が少ない。また、ゴミがしっかり除去できたかどうかは、パネル部のモニターの色で確認できる。

↑パイプが曲がり、テーブルなどの家具の下もヘッドが奥までスムーズに入り込んでゴミ除去できる。ヘッドはLED付きなのも◎

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したEVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナーは現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」の掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1455297.html

「睡眠デバイス」なのに視覚・嗅覚・聴覚にアプローチが素晴らしい!快眠家電「BRAIN SLEEP CLOCK」レビュー

日本は、OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で最も睡眠時間が短く、平均睡眠時間は6時間27分だそうです。

 

この数字を見たとき、え? 長いほうでは? と思った人はショートスリーパー。筆者もコロナ禍で完全テレワークになり、いつでも仕事ができる体制が整ったばかりに、オンオフの切り替えができず、夜中まで仕事をしてしまう始末。

 

そんな睡眠の悩みを抱える筆者が見つけたのは、10月5日に発売された「BRAIN SLEEP CLOCK(ブレインスリープ クロック)」。いざ使ってみると、睡眠だけでなく、気分リフレッシュ、マインドフルネスなど、「癒し」を求める現代人にピッタリな機能が満載でした! 筆者を最高の睡眠と環境に、そして仕事の生産性までもアップしてくれた「BRAIN SLEEP CLOCK」をレポートします。

 

部屋が一気にスタイリッシュになるフォルム

↑「BRAIN SLEEP CLOCK」のサイズは直径109×高さ209mm。価格は、アウェイク + スリープの2つのアロマがセットで5万1700円(税込)だ

 

「BRAIN SLEEP CLOCK」は、最先端の睡眠研究を行う「ブレインスリープ」と、美しい“空気”と心地よい“空気感”を創出する家電メーカー「cado」が共同開発した、睡眠デバイス。五感に作用するたたずまいをデザインして作ったというだけあり、どんな部屋にもすっとなじみそうなシンプルなデザインです。

 

基本操作はスマホアプリから行います。仮眠効果を最大限に引き出す「POWER NAP」や、瞑想に使える「MEDITATION」などのモードを搭載し、夜の睡眠以外にもライフスタイルに合わせたモードを楽しめます。

 

本体とスマホをBluetooth接続すれば、スタンバイOK。

↑起動前に上部ユニットを外し、アロマボトルをセッティング

 

↑スマホアプリのAndroid版は、Bluetoothと位置情報をONにしないとつながらない端末もあるのでご注意を

 

光・香・音に包まれて入眠する幸せ

セットアップは簡単に済んだので、さっそく夜に使ってみることに。

 

モードの設定は、アプリ下部にあるSLEEP&WAKE-UP、POWER NAP、MEDITATIONの3つのボタンから選ぶだけ。まずは、最高の睡眠を体験するためにSLEEP&WAKE-UPをタップします。

時間を設定したあと、詳細をタップすると、光・香・音の強弱、また入眠、起床までの稼働時間も分刻みで設定できます。

↑今回は本体の稼働開始時間を入眠の20分前に設定

 

設定時間になると、柔らかい光が部屋の中にあふれ、ゆったりとした音楽が響き、ふわ~っとアロマの香りが広がります。起動時のカチっとした音などは一切なく、自然にスタートするので、今まで当たり前にそこにあったかのような心地良さ。

 

実は、自分で時間を設定したものの、まだ仕事が終わっておらず、PCの前でせっせと原稿を書いていた筆者。せっかく眠りに誘ってくれたので、潔くPCを閉じ、眠ることにしました。

↑光が徐々にフェードアウトし自然な眠りにいざなう

 

↑入眠のためにブレンドしたアロマはラベンダーのやさしい香り。起床時は血液循環をサポートするローズマリーとシオネールでフレッシュな香りがただよう

 

音楽は入眠のために開発したものというだけあり、体の奥底にじんわりと染み入ってくる音。頭上に広がるアロマの香り、そしてオレンジ色のぼんやりとした光が徐々にフェードアウトしていくのも相まって……いつ眠りについたか覚えていません。

 

「あ、眠っていたんだ」と気づいたのは、フレッシュなアロマの香りが鼻腔をくすぐった朝。瞼に少しずつ入ってくる光、朝の爽やかさを感じる音で徐々に目覚めます。光は、オレンジ色からすっきりとした白色に変化。いつもは「もう朝か~」とだらだら起きているのに、「おお!よう寝た!」と伸び伸びして快適に起床できました。

 

ということで初日から眠りの深度を感じられました。ただ、少し夜の香りが強いのと、朝の光がまぶしすぎたなと感じたので、1日ごとに設定を変更し、自分好みの光・香・音を模索。1週間後には、起きた瞬間誰かに「おはようございます!」といってしまいたくなるほどすっきり爽やかな目覚めを実感しました。

 

太陽の光が入りにくい部屋で寝ていたため、いつもスマホのアラームの光で目覚めるというあまりよくない環境だったからかもしれませんが、独自開発された柔らかい光と独特のゆらぎがかなり心地よく、上質な睡眠を叶えるためにはやはり「光」が大切だったんだとしみじみ。

 

仮眠やマインドフルネスにも効果的

マインドフルネスに最適なMEDITATIONモード

睡眠以外の2つのモードも使ってみました。まずは「MEDITATION」。

↑ヨガやマインドフルネス瞑想にも効果的なMEDITATION機能

 

筆者は完全テレワークになり、仕事場は自宅。オンオフの切り替えがうまくいかず、いつも仕事のことで頭がいっぱいで、いわゆる脳疲労状態のときがありました。そんなときに出会ったのがマインドフルネス。今、この瞬間に意識を集中することで、脳や心を休ませる手法なのですが、そうは簡単にいきません。

 

そこで、ゆっくりと瞑想に入れる自分好みの音楽を「BRAIN SLEEP CLOCK」のMEDITATION機能から検索。

↑avexと開発した入眠サウンドは自然の音がテーマ

 

あとは、ヨガや瞑想をする時間をセットし、光・香・音をカスタマイズ。ヨガマットの上に置いて試してみると、一定のリズムで部屋を包み込む光と音、抜群のタイミングでふわっと広がるアロマの香りにうっとり。30分間、深く瞑想に入り込めました。美容院でヘッドスパをしたくらいの頭のすっきりさに驚きです。

 

試しに、仕事中もMEDITATIONを起動してみると、心地よい音楽に眠りそうになるかと思いきや、集中力アップに驚き! MEDITATION用に開発された音楽が脳をほどよくリフレッシュするのにも効果的なようです。

 

光と同じように音にもゆらぎを感じる、雨や焚火、波など自然の音が使われているので、どの音(音楽)が自分にとって心地いいのか、脳がすっきりするのか見極めればいろんな使い方ができます。

 

仮眠の効果を引き出すPOWER NAPモード

もう一つのPOWER NAPモードは仮眠時に使用することで、仮眠効果を最大限に引き出してくれるモードです。筆者はたまに昼寝をしてしまうのですが、起こしてくれる人もいないのでついつい長く寝てしまい、逆に疲れるなんてこともざら。

このモードは稼働時間を設定し、開始ボタンを押すだけ。設定した稼働時間の前後に入眠起床モードと同じように光・香・音がフェードアウト、フェードインします。寝すぎ予防に抜群の効果を発揮しました。

 

五感にアプローチする新たな入眠デバイス

上質な睡眠には、快適な温度や湿度、自分の首にあった枕、体が心地よく沈むマットレスなどさまざまなアプローチがありますが、光・香・音と五感に響かせることも大事なんだなと実感しました。

 

目をつぶってもまぶたにぼんやりと入り込む光、脳を心地よく刺激する香り、そして、耳元にす~っと入ってくる自然の音。毎日すっきりしない、途中覚醒して眠りが浅い、そもそも眠りにつくまでに時間がかかるといった睡眠の悩みを抱えている人は、一度試してみる価値大です。皆さんも清々しい「おはようございます!」を言ってみませんか?

今年のNo.1家電はどれ? 投票で豪華プレゼントが当たる「家電大賞2022-2023」ノミネート140製品を一気にチェック!

GetNaviとGetNavi web、そして家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による家電アワード「家電大賞」が2022年も開幕します!! 8回目となる今年は、新設の「アウトドア家電」を含む16カテゴリで140の製品がノミネート。今回も、注目の製品が目白押しです!

 

 

【家電大賞とは?】

2015年よりスタートした、複数メディアによる総合的な家電アワード。革新的な技術や先進的なデザイン性を備え、ユーザーから高い評価を得た製品を表彰することで、日本&世界のモノづくりを大いに盛り上げる。“一般投票”が最大の特色だ。

 

投票者には抽選で豪華プレゼントが当たります!!

投票は、専用の投票フォームから行えます。必要事項を明記のうえ、総合グランプリ、各部門賞を選択。また、希望する賞品を選択してください。投票締切は2022年1月8日(日)23:59 で、 結果発表は2022年3月です。以下のノミネート製品をチェックして、みなさん奮ってご応募ください!

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全ノミネート製品は以下をチェック!

※製品名のクリックでメーカーのページへジャンプします

 

【冷蔵庫・冷凍庫部門】

↑001 日立グローバルライフソリューションズ まんなか冷凍 HXCCタイプ R-HXCC62S(左) 002 三菱電機 中だけひろびろ大容量MZシリーズ(プレミアムフレンチモデル)MR-MZ60H(中) 003 東芝ライフスタイル ベジータ FZSシリーズ GR-U600FZS(右)

 

↑004 パナソニック 「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 WPXタイプ NR-F658WPX(左) 005 シャープ プラズマクラスター 冷蔵庫 SJ-GK50J(中) 006 AQUA TZシリーズ AQR-TZA51M (右)
↑007 ツインバード 中身が見える冷蔵庫 HR-EI35B(左) 008 アイリスオーヤマ ストックアイ カメラ付き冷凍冷蔵庫296L IRSN-IC30A-W(右)

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【セカンド冷凍庫&冷蔵庫部門】

↑009 日立グローバルライフソリューションズ Chiiil R-MR7S(左) 010 AQUA 冷凍庫 AQF-SF11M(中) 011 ハイアール 168L 前開き式冷凍庫 JF-NUF168A(右)

 

↑012 YAMAZEN 冷凍庫 SUシリーズ YF-SU90(左) 013 ハイセンスジャパン 168L 冷凍庫 HF-A16S(中) 014 シャープ 冷凍庫(ファン式) FJ-HF13H(右)

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【洗濯機部門】

↑015 日立グローバルライフソリューションズ ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム BD-STX120H(左) 016 パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129BL/R(中) 017 東芝ライフスタイル ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP2(右)

 

↑018 シャープ プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-X11A(左) 019 アイリスオーヤマ ドラム式洗濯乾燥機 HDK842Z-W(中) 020 ミーレ・ジャパン WTR860WPM 8/5 kg WT1 洗濯乾燥機(右)

 

↑021 日立グローバルライフソリューションズ タテ型洗濯乾燥機 ビートウォッシュ BW-DKX120H

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【エアコン部門】

↑022 パナソニック Eolia LXシリーズ(左) 023 ダイキン工業 うるさらX(Rシリーズ)(中) 024 富士通ゼネラル ノクリア Xシリーズ(右)

 

↑025 三菱電機 霧ヶ峰 FDシリーズ(左) 026 東芝ライフスタイル 大清快 K-DRシリーズ(中) 027 ハイセンスジャパン ルームエアコン Gシリーズ(右)

 

↑028 三菱重工サーマルシステムズ ルームエアコン ビーバーエアコン Sシリーズ(左) 029 コロナ ReLaLa Zシリーズ(右)

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【空気清浄機部門】

↑030 ブルーエア Blueair DustMagnet 5400シリーズ(左) 031 シャープ プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-PXシリーズ(中) 032 エレクトロラックス ファン付加湿空気清浄機 UltimateHome 700(右)

 

↑033 ダイソン Dyson Purifier Hot+Cool™ Formaldehyde 空気清浄ファンヒーター (左) 034 カドー 空気清浄機 LEAF130 AP-C130(中) 035 コーウェイ・ジャパン ハイクラス空気清浄機 COWAY NOBLE(右)

 

↑036 ダイニチ工業 ハイブリッド式空気清浄機 CL-HB922(左) 037 山本電気 YAMAMOTO 空気清浄機AirEat YF-AC01-WH MYUDFKG(中) 038 サンスター ペット想いの除菌脱臭機 QAIS-air- 04A1J(右)

 

↑039 カルテック TABLE AIR KL-T01

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【除菌機器部門】

↑040 パナソニック 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 (ジアイーノ)F-MV5400(左) 041 LGエレクトロニクス LG Styler S3GNF(中) 042 パナソニック ナノイー発生機 F-GMU01 (右)

 

↑043 カドー 除菌サーキュレーター扇風機 STREAM1800F(左) 044 カルテック MULTI FRESH AIR KL-G01(中) 045 マクセル 除菌消臭器 オゾネオエアロミュー MXAP-AER205(右)

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【加湿器・除湿器・暖房機部門】

↑046 三菱電機 パーソナル保湿機 快眠空間スチーマー SH-GSX8(左) 047 ツインバード スチーム式パーソナル加湿器 SK-E961W(中) 048 EPEIOS JAPAN スマート加湿器 FoElem Heal(右)

 

↑049 アピックスインターナショナル Steam Humidifier [スチームファン式アロマ加湿器] AHD-033 SHIZUKU(左) 050 カドー 加湿器 STEM630i HM-C630i(中) 051 リズム MIST 300(右)
↑052 シャープ プラズマクラスター デシカント方式衣類乾燥除湿機 CV-P60(左) 053 パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZVXJ60(デシカント方式)(中) 054 エレクトロラックス 空気清浄機能付き除湿機 UltimateHome 500(右)

 

↑055 デロンギ・ジャパン デロンギ マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル MDHAA12WIFI-BK

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【掃除機部門】

↑056 ダイソン Dyson V12 Detect Slim™ Complete コードレスクリーナー(左) 057 シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR8(中) 058 東芝ライフスタイル トルネオV コードレス VC-CLX51(右)

 

↑059 日立グローバルライフソリューションズ パワーブーストサイクロン PV-BH900K(左) 060 シャーク EVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナー(中) 061 三菱電機 コードレススティッククリーナー iNSTICK ZUBAQ HC-JD2B(右)

 

↑062 エレクトロラックス コードレススティッククリーナー UltimateHome 900 (左) 063 バルミューダ BALMUDA The Cleaner Lite(中) 064 AQUA HANDY DUO! AQC-HH700(右)

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【ロボット掃除機部門】

↑065 アイロボット ルンバ i2(左) 066 エコバックス DEEBOT X1 OMNI(中) 067 ロボロック Roborock S7 MaxV Ultra(右)

 

↑068 アンカー・ジャパン Eufy RoboVac L35 Hybrid+(左) 069 SwitchBot SwitchBot ロボット掃除機 S1 Plus(右)

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【炊飯器部門】

↑070 タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火炊き JPL-S100(左) 071 象印マホービン 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10(中) 072 パナソニック 圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102(右)

 

↑073 ティファール ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器 5.5合(左) 074 日立グローバルライフソリューションズ 圧力&スチームIHジャー炊飯器 ふっくら御膳 RZ-W100FM(中) 075 三菱電機 IHジャー炊飯器 本炭釜 紬 NJ-BWD10(右)

 

↑076 東芝ライフスタイル 真空圧力IH炊飯器 炎 匠炊き RC-10ZWT

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【キッチン家電部門】

↑077 パナソニック スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10A(左) 078 シャープ ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XA30(中) 079 象印マホービン EVERINO(エブリノ) ES-GT26(右)

 

↑080 日立グローバルライフソリューションズ 過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-W10A(左) 081 東芝ライフスタイル 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-XD7000(中) 082 ツインバード スチームオーブンレンジ DR-F871W(右)

 

↑083 テスコム 芯温スマートクッカー TLC70A(左) 084 コンエアージャパン クイジナート エアフライ オーブントースター TOA-38(中) 085 EPEIOS JAPAN ノンフライオーブン AO249A(右)

 

↑086 ティファール クックフォーミー 6L CY8711JP(左) 087 アイリスオーヤマ 自動かくはん式調理機CHEF DRUM(シェフドラム)(中) 088 A-Stage Re・De Pot PCH-20LHG(右)

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【こだわり調理家電部門】

↑089 日本エー・アイ・シー アラジン グラファイトトースター AET-GS13C(左) 090 バルミューダ BALMUDA The Toaster Pro(中) 091 エレコム LiFERE HOT DISH HAC-IH01DWH(右)

 

↑092 abien abien MAGIC GRILL(2022モデル)(左) 093 エムケー精工 両面焼きホットプレート HASAMIZE (TK-H315K)(中) 094 葉山社中 低温調理器 BONIQ Pro2(右)

 

↑095 デロンギ・ジャパン デロンギ ラ・スペシャリスタ・プレスティージオ グラインダー付きエスプレッソ・カプチーノメーカー EC9355J-M(左) 096 シナジートレーディング Gevi 4-in-1 スマートコーヒーメーカー(中) 097 シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251(右)

 

↑098 ライソン たべっ子どうぶつカステラメーカー

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【美容家電部門】

↑099 パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J(左) 100 ダイソン Dyson Airwrap Multi Styler(中) 101 MTG ReFa BEAUTECH DRYER SMART (右)

 

↑102 カドー スティック型ヘアドライヤー baton BD-S1(左) 103 Zuvi Japan Zuvi Halo 光ヘアケアドライヤー(中) 104 シャープ プラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX3(右)

 

↑105 アデランス BeauStage ELEGANJET AD-BS01EX(左) 106 パナソニック スキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT22 (中) 107 P&G ブラウン シリーズ9 Pro (右)

 

↑108 フィリップス Shaver series 9000 ウェット&ドライ電動シェーバー S9985/50(左) 109 ヤーマン 温剃りシェーバー HOT SHAVE(ホットシェイブ) YJEC0 (右)

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【健康家電部門】

↑110 タニタ 体組成計 BC-771(左) 111 アンカー・ジャパン Eufy Smart Scale P2 Pro(中) 112 ファーウェイ HUAWEI Scale 3 Pro(右)

 

↑113 ガーミン Gamin fēnix 7(左) 114 Fitbit Fitbit Inspire 3(中) 115 オムロン ヘルスケア 携帯型心電計 HCG-8060T(右)

 

↑116 アテックス ルルドボーテ フェムオンテック 温灸 AX-HPL151(左) 117 ドクターエア エクサガン ホット&クール REG-03(中) 118 フジ医療器 サイバーリラックス マッサージチェア H21 AS-R900(右)

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【アウトドア部門】

↑119 アンカー・ジャパン Anker 555 Portable Power Station(PowerHouse 1024Wh)(左) 120 EcoFlow DELTA 2(中) 121 Jackery Japan Jackery Solar Generator 2000 Pro(右)

 

↑122 BLUETTI JAPAN BLUETTI EB3A超小型ポータブル電源(左) 123 マキタ 充電式保冷温庫 CW002GZ(中) 124 工機ホールディングス HiKOKI(ハイコーキ) 18V コードレス冷温庫 UL18DC(右)

 

↑125 EcoFlow EcoFlow Wave ポータブルクーラー(左) 126 リズム Silky Wind Mobile 3(中) 127 ケルヒャー 水冷式高圧洗浄機 K 5 プレミアム サイレント(右)

 

↑128 ボッシュ コードレス洗浄機 Fontus 218H(左) 129 アイリスオーヤマ クールウェアFNCT ベストセット FC22300(右)

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【テレビ部門】

↑130 TVS REGZA タイムシフトマシン搭載4K有機ELレグザ X9900Lシリーズ(左) 131 TVS REGZA タイムシフトマシン搭載4K Mini LED液晶レグザ Z870Lシリーズ(中) 132 シャープ AQUOS XLED 8Kテレビ DX1ライン(右)

 

↑133 シャープ AQUOS OLED 4K有機ELテレビ ES1ライン(左) 134 シャープ AQUOS 4K液晶テレビ EU1ライン(中) 135 ソニー BRAVIA 4K有機ELテレビ A95Kシリーズ(右)

 

↑136 ソニー BRAVIA 4K液晶テレビ X95Kシリーズ(左) 137 パナソニック 4Kダブルチューナー内蔵ビエラ LZ2000シリーズ(中) 138 パナソニック 4Kダブルチューナー内蔵ビエラ LX950シリーズ(右)

 

↑139 パナソニック ウォールフィットテレビ LW1/LW1L[55v](左) 140 ハイセンスジャパン Mini LED 4K液晶テレビ U9Hシリーズ(右)

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◎投票は、専用の投票フォームから行えます。必要事項を明記のうえ、総合グランプリ、各部門賞を選択。また、希望する賞品を選択してください ◎プレゼントの懸賞は、どなたでも何回でも応募できます ◎プレゼントの当選者は、抽選で決定します ◎当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます ◎当選者の権利権限の委譲、換金には応じられません ◎応募者の個人情報は賞品の発送にのみ使用します

小型ながら卓越した充電性能! ポータブル電源「DELTA 2」を“一家に1台”オススメする5つの理由

キャンプで家電製品を使用できるポータブル電源は、災害時の備えとしても注目されているアイテム。EcoFlowのDELTA 2は、大容量バッテリーかつ豊富なインターフェースを備え、多彩なシーンで活躍する! 2022年12月1日(木)までのブラックフライデーセール期間中、セール価格からさらに5,000円割引が適用されるGetNavi読者限定のクーポンもあるので、最後までお見逃しなく。

 

【今回紹介する製品】

合計15個もの給電ポートを備え
多彩な機器を同時に接続できる
EcoFlow「DELTA 2


アウトドア家電部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.067
EcoFlow
DELTA 2

実売価格14万3000円

EcoFlow史上最大級セール「ブラックフライデー2022」が2022年12月1日(木)まで開催中! DELTA 2が10%OFFの12万8700円で販売。

 

1024Whの大容量ながら軽量&コンパクト設計を実現。AC6口を含む合計15ポートを備え、1500Wの高出力で多彩な機器へ同時に給電できる。充放電を繰り返し行える回数は約3000回で、長期間に渡って使用できるのも魅力。

SPEC●バッテリー容量:1024Wh●定格出力:1500W(X-Boostで最大1900W)●出力ポート:AC×6、USB Type-A×4(うち急速充電用×2)、USB Type-C×2、シガーソケット×1、DC5521×2●サイズ/質量:W400×H211×D281mm/約12kg

 

大容量&大出力設計だから “ながら使い”でも不安ナシ

キャンプブームの高まりとともに、アウトドアアクティビティをより便利で快適なものにするポータブル電源が注目を集めている。2022年も様々なメーカーから新製品が登場したが、ポータブル電源選びのポイントはやはり「バッテリー容量」と「出力」。DELTA 2の容量は1024Wh(32万mAh)で、iPhone 13を約73回満充電できる。定格出力は1500Wで、ドライヤーや電子レンジなど高負荷の家電も使えるのが魅力だ。インターフェースも充実し、スマホやPCを充電しつつ、家電で自動調理を行うといった“ながら使い”が可能。ワーケーションがはかどること請け合いだ。

 

同クラスのスペックを備える他社製品と比較して、軽量&コンパクト設計である点も魅力。レジャーだけでなく被災時の備えとしても重宝するため、“一家に1台”のアイテムとしてオススメしたい!

↑元サッカー日本代表の中田英寿さんがEcoFlowのブランドアンバサダーを務める。様々な使い方で製品の魅力を訴求

 

【POINT 01】

豊富なインターフェース

ACは6口、DCはUSB Type-C2口を含めた9口、計15口のポートを搭載。家電製品やノートPC、スマホ、ゲーム機など、あらゆる製品への給電に対応する。大きく見やすい液晶ディスプレイにバッテリー残量や給電ステータスがデジタル表示されるため、不意のバッテリー切れに慌てることもない。

↑電源ボタンのある面に、USB Type-Aを4口と、同Type-C2口を装備。Bluetooth接続によりスマホでの操作も行える

 

↑本体への充電方法は4通り。ACやシガーソケットのほか別売のソーラーパネル(左下)やスマート発電機(右下)も接続可能だ

 

【POINT 02】

コンパクトでも高い充電性能

本体はわずか50分で80%まで充電、80分で満充電となる。一般的なポータブル電源は80%までの充電に約7~9時間を要し、DELTA 2のスピードはその約7倍と圧倒的だ。また、ソーラー入力による充電も500Wと高効率で、同社の折りたたみ式400Wソーラーパネルを使えば約3~4時間で満充電に。

↑電気自動車にも使われる、高品質のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。約3000回もの充放電を繰り返し行える

 

↑同クラスの他社バッテリーと比較してひと回り以上小型かつ軽量。大荷物のキャンプに持ち出しても邪魔になりにくい

 

【POINT 03】

90%以上の家電製品に対応

定格1500W、X-Boost技術を用いれば最大1900Wもの大出力を実現。AC6口を含む合計15個の出力ポートから、国内で流通する一般的な家電製品の90%以上を駆動させることができる。冷蔵庫やスマホ、ノートPCのほか、洗濯機や照明器具に至るまで、同時に複数のアイテムへと電力を供給可能だ。

↑節電の一環として自宅でもポータブル電源を使用するケースは増えている。コンセントの設置が少ない部屋でも快適に使用

 

↑USB Type-Aは4口、同Type-Cは2口を備えるため、家族で同時に使えるのもうれしい。大出力設計なので安心だ

 

【POINT 04】

容量を拡張でき互換性も高い

本体のみでも1024Whの大容量だが、追加バッテリーを組み合わせて最大3040Whまで拡張できる。大出力の家電製品を使用する際や、大人数でキャンプを行う際なども安心だ。バッテリーのほか、同社のWave ポータブルクーラーやスマート発電機も繋げて使用できるなど、互換性が高いのも魅力。

↑山奥のキャンプ場など充電できる設備が乏しい環境でも、追加バッテリーがあれば安心。形状が同じため設置性も高い

 

↑バッテリーが切れても折りたたみ式ソーラーパネルがあればOK。最大500Wのソーラー入力に対応し、素早く充電できる

 

【POINT 05】

シーンを問わず活用できる

シルバーとブラックを組み合わせたシンプルなカラーリングとスタイリッシュな形状で、どんな空間にも馴染むデザインも本機の特徴のひとつ。充電器としての基本性能や汎用性の高さも相まって、キャンプなどのアウトドアから、自宅やコテージなどのインドアまで、シーンを問わず活用できる。

↑液晶画面やLEDインジケーターの表示により暗所での使用も快適。上部に2か所の持ち手を備え、持ち運びもスムーズだ

 

↑短辺20cm強というスリム設計のため、デスクトップに設置しても邪魔になりにくい。天面はフラットのためモノを置きやすい

 

<GetNavi読者限定 5,000円OFFクーポン>

2022年12月1日(木)までのEcoFlowブラックフライデー2022セール期間中、EcoFlow Amazon店で20,000円以上購入の際に利用できる5,000円OFFクーポンです。「DELTA 2」がさらにお得に購入できます。【Amazonクーポンコード】ECOFLOW2022

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したEcoFlow「DELTA 2は現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のアウトドア家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1455297.html

コスパ最強の調理家電ランキング! 料理がラクになるアイテム勢揃い

価格は安いのに機能がスゴイ超お買い得な家電を大特集! 今回は、毎日のお料理を楽しく&ラクにする調理家電をランキング形式で紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

デジタル&家電ライター

コヤマタカヒロさん

キッチン家電、デジタルギアを中心に幅広いジャンルに精通。「家電スタジオ・コヤマキッチン」を運営。

 

【第10位】スープ作りも簡単にできるレトロな装いのブレンダー

【ブレンダー】

2017年10月発売

Toffy

ホームブレンダー K-BD1

実売価格 4950円

レトロなデザインがキッチンに映える据え置き型ブレンダー。最大約2万1000回/分のパワフル駆動で、凍らせたフルーツも液体と混ぜれば砕ける。台座以外のパーツは分解して水洗い可能。

SPEC●消費電力:210W●容量:600ml●定格時間:2分●回転数:約2万1000回/分(HIGH) 約2万回/分(LOW)●サイズ/質量:約W165×H315×D120mm/約1.65kg

 

↑15種類のレシピを掲載したレシピブックを同梱。かぼちゃのスープや冷や汁、ガスパッチョなど、初心者もトライしやすいアレンジメニューが揃う

 

【ココが価格以上! 】硬い食材の粉砕に使える「パルスモード」が便利

「アンダー5000円で料理の下ごしらえやスムージー作りに大活躍。運転スイッチを回す間だけ稼働する『パルスモード』は硬い素材の粉砕に役立ちます。2人ぶんのスムージー作りも簡単!」

 

【第9位】スリムで使いやすくほったらかしで絶品料理が完成

【低温調理器】

2021年10月発売

アイリスオーヤマ

低温調理器 LTC-02

実売価格 1万4080円

スリムで扱いやすい低温調理器。ヒーターと攪拌羽根で水温をキープし、食材をジップロック(R)に入れてセットするだけでローストビーフなどが完成。じっくり火入れするので旨みを逃さず、本格派の味わいに。

SPEC●消費電力:800W●最大水量:12L●設定温度:25〜95℃(0.5℃単位)●設定時間:1分〜99時間59分(1分単位)●サイズ/質量:W50×H334×D100mm/約0.9kg

 

↑本体後方のギザギザクリップで鍋に固定し、小さな鍋でも安定して使える。従来モデルと比べ少量の調理が可能になり、単身世帯でも使いやすい

 

↑タッチパネル画面で温度と調理時間を設定。天面パネルは斜めに角度をつけたデザインで、正面からデジタル表示が見やすく操作もしやすい

 

【ココが価格以上! 】浅型の鍋にも対応し家庭でプロの味を楽しめる

「温度設定だけでレストランの味を再現できるのが、低温調理器の魅力。本機は十分な機能を備えて圧倒的低価格。ギザギザクリップ採用で深さ10cmの鍋にも対応し、スリムなので置き場所も取りません」

 

【第8位】湯温設定と保温ができる人気ブランドの大容量タイプ

【電気ケトル】

2019年9月発売

ティファール

ジャスティン プラス コントロール 1.2L KO7558JP

実売価格 6860円

7段階の湯温設定機能と保温機能を搭載。1250Wの大出力で、水140mlが115秒(※1)で沸騰する。1.2Lの大容量なので、パスタを茹でる際に鍋で沸かすより素早く茹で始めることも可能だ。

SPEC●沸騰時間(満水時):380秒●温度調節:60℃/70℃ /80℃/85℃/90℃/95℃/100℃●サイズ/質量:W160×H230×D210mm/1.15kg
※1:最低水量300ml沸騰100℃まで

 

↑操作パネルで60〜100℃を7段階で湯温を設定。緑茶や紅茶など飲み物によって抽出温度を変えられる。60分の保温ON/OFFも選択可能

 

↑スリムな注ぎ口で湯量の調節がしやすく、コーヒーを手差しする際の繊細な注水も自由自在。湯切れが良く、注いだあともお湯が垂れにくい

 

【ココが価格以上! 】好みの湯温にできるのがお茶好きにはありがたい

「この価格で湯温を細かく調整できるのは、お茶好き・コーヒー好きには刺さります。1250Wのハイパワーでお湯が高速で沸き、保温も可能。前面窓で湯量や沸騰の状態がわかりやすいのもメリットです」

 

【第7位】コンパクトながら自動メニューが豊富でたった58分で早焼きも可能!

【ホームベーカリー】

2022年4月発売

シロカ

おうちベーカリー ベーシック プラス

実売価格 1万5840円

高加水パンやブリオッシュなど30種の自動メニューを搭載。58分で焼き上がる超早焼きパンメニューで初心者も気軽にパン作りが楽しめる。コンパクトながら食パン1.5斤に対応。

SPEC●対応斤数:1.5斤●消費電力:550W●タイマー予約:13時間まで●メニュー数:30●サイズ/質量:約W233×H294×D297mm/約3.6kg

 

↑材料を投入したら、天面ふたに書かれた30種のメニューから番号を選びスタートボタンを押すだけ。天窓からパン作りの工程を確認できる

 

↑高加水パンはもちもちの食感が人気。水分量が多く手ごねは難しいが、本機は全自動で加水率90%のパンが作れる

 

↑21種のメニューを搭載した兄弟機、おうちベーカリー ベーシックは9月10日発売(実売予想価格1万4960円)。47分で1斤サイズを焼き上げる超早焼きパンメニューに注目

 

話題の高加水パンが焼ける唯一のホームベーカリー

最大の魅力は、ブリオッシュや天然酵母パンなど様々なパンが焼ける多機能さ。特にもちもち食感の高加水パンメニューを搭載したホームベーカリーは現在この製品だけで、大きなウリとなっている。

 

58分の時短メニューを搭載し、セットしてすぐに焼き立てのパンを食べられるのもうれしい。1.5斤まで対応しファミリーも満足だ。

 

パン以外のメニューも豊富でバターやジャム、うどん生地などを作れる。正月は餅つき機としての需要も高く、1台で大活躍だ。

 

【第6位】自分好みの味を実現できてお手入れもラクな全自動マシン

【コーヒーメーカー】

2021年12月発売

Toffy

全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9-RB

実売価格 2万9700円

LEDランプで操作手順をエスコートする全自動コーヒーメーカー。豆は挽き目調節ダイヤルで無段階のグラインドが可能。抽出温度と味わいは各3パターンから選べる。完了時間を設定できるタイマーも搭載。

SPEC●ミル:コーン式●水タンク容量:650ml●抽出温度:LOW(約83℃)/HI(約90℃)/アイスコーヒー●味わい:マイルド、ミディアム、ストロング●サイズ/質量:約W170×H430×D325mm/約4.6kg

 

↑長いノズル付きコーヒーポットを採用。抽出されたコーヒーをポット底部から出すことでポット内に対流が起きて均一な濃さになり、最後までおいしい

 

↑豆タンクに120gまでセット可能。設定した杯数ぶんだけ自動で豆を挽くため、豆の計量は不要だ。ドリップ機能だけ使い、市販のコーヒー粉から淹れたり、豆挽きだけ行いハンドドリップを楽しんだりと用途に合わせて使い分けできる

 

挽き目・湯温・香りを調整できる機能性がグッド!

3万円を切る価格で挽き目や湯温、香りを細かく調整できるのは秀逸。本機で作るコーヒーはコクが豊かで味のバランスが良い。ミルは回転数が低いコーン式で摩擦熱が少なく、香りの劣化を抑えられるのもその要因だろう。

 

タイマーをセットしておくと自動でミルが豆を挽き、淹れたてのコーヒーの香りで目覚める朝はコーヒー好きにとって至高だ。一度に最大5杯まで淹れられるので来客時も便利。コンパクトなので置き場所にも困らない。

 

【第5位】ダイエットや健康増進を多彩なメニューでサポート

【炊飯器】

2020年8月発売

アイリスオーヤマ

ヘルシーサポート炊飯器 IH 5.5合 RC-IJH50-W

実売価格 1万3110円

米本来の味はそのままに糖質を10%/20%抑制する低糖質メニューを搭載。独自の極厚火釜と1030WのWヒーターによる大火力でふっくら炊き上げる。もち麦、胚芽米、玄米などのヘルシーメニューも装備。

SPEC●炊飯容量:0.5〜5.5合●消費電力:1030W●炊飯メニュー:白米、炊込み、早炊きなど8種●ヘルシーメニュー:低糖質、もち麦、発芽玄米など8種●サイズ/質量:W262×H219×D329mm/4.4kg

 

↑もち麦、押し麦、雑穀米、胚芽米、玄米、発芽玄米、おこわ、食物繊維と健康に特化したヘルシーメニューを搭載。いずれも低糖質モードに対応する

 

↑ヘルシーメニューだけでなく通常の炊飯メニューも搭載。具材たっぷりのパエリアといった炊き込みごはんや、肉じゃがなどの煮込みも作れる

 

↑水分量を増やすことで糖質率を下げているが、ベチャッとした食感になりにくいよう加熱や蒸らし時間を調整。一般的な糖質カット炊飯器のように煮汁を捨てないため、旨みもきちんと感じられる

 

糖質を抑えたごはんを炊けてお手入れもラクでイイ!

ダイエッターにとっては、ごはんの糖質を最大20%抑制できるのが魅力。炊飯方式はIH式で、早炊きでもしっかり芯まで柔らかく炊き上げる。試食すると、糖質20%抑制モードはいつものごはんより少し柔らかいように感じたが、10%抑制モードは違いがわからない。他社の糖質カット炊飯器と異なり、糖質を含む水を捨てないので、炊飯後のお手入れも楽チンだ。

 

さらにおかず調理も可能。煮込み料理やヨーグルトなどの発酵食品も作れて汎用性が高い。

 

【第4位】圧力調理からスイーツまで1台16役で料理の幅が広がる

【電気圧力鍋】

2021年4月発売

ティファール

ラクラ・クッカー プラス コンパクト電気圧力鍋CY352AJP

実売価格 1万7600円

圧力調理や炊飯など16種類の調理に対応。カレーなど家庭でよく食卓に上がる4種類の料理は、細かな設定をせずに調理ができるレシピモードを押すだけ。最大12時間の予約調理もできる。

SPEC●調理容量:2L●消費電力:700W●最大圧力:70kPa●搭載モード:蒸す、煮る、炒め、低温、発酵、ベイクなど全16モード●自動保温:最大24時間●サイズ/質量:約W260×H283×D285mm/約4.2kg

 

↑操作パネルで8種の調理モード、4種の炊飯モード、4種のレシピモードからメニュー選択。具材を入れて調理設定するだけで、絶品料理が完成する

 

↑62度のアングルを施した独自の球状ポットで調理。熱が鍋内で均一に広がり、ごはんもふっくら炊ける。炊飯は白米・玄米・もち米・お粥に対応

 

↑発酵モードとベイクモードを搭載し、パン生地の発酵から焼き上げまでを1台でこなす。本格的な香りとふっくらモチモチの食感に驚くハズ

 

無水調理から煮物、炒め物まで本格派の味が簡単に作れる!

本機の魅力はなんと言っても調理機能の多彩さ。圧力・無水・低温調理など人気の機能に加え、味がしっかり染み込む煮込み調理など、実に多くのモードを搭載する。

 

筆者が便利だと感じたのは青椒肉絲など中華の炒め物ができること。チャーハンも丸底鍋を使ってパラパラの仕上がりだ。メインディッシュはもちろん、サイドディッシュを自動調理で1品足すだけで食卓が華やかになる。パンやケーキが焼けるのも楽しい。これだけ出番が多くてこの価格は驚きだ。

 

【第3位】デザインの美しさに加えて「温め」に特化した機能が秀逸

【電子レンジ】

2021年10月発売

シロカ

電子レンジ SX-18D132

実売価格 1万7980円

ミラーガラスの扉が洗練された印象を与えるモデル。「温め機能」に特化しつつ、湿度センサーを使い、弁当や冷凍食品などを最適な温度に温める。熱を通しすぎない独自のプログラム「やさしさ解凍」で冷凍した肉や魚も上手に自動解凍。

SPEC●消費電力:1350W●レンジ出力:900W/600W/500W/200W/100W相当●庫内容量:18L●自動メニュー数:11●サイズ/質量:約W458×H282×D350mm/約9kg

 

 

↑同社独自の特殊コーティング塗装「さっピカコート」を庫内の側面などに採用。付着する液体の接触角を大きく保ち、時間が経った汚れも拭き取りやすい

 

↑庫内に段差のないフラットテーブルはお手入れがラク。庫内が見渡しやすく、汚れた場合もさっと拭くだけできれいになり、清潔な状態をキープできる

 

↑独自プログラム「やさしさ解凍」で加熱ムラや熱の通しすぎを防止。200Wと100Wの低出力を使い分け、冷凍のひき肉や刺身のサクも上手に解凍する

 

↑庫内は約W295×H181×D324mm。フラットテーブルなので大きめのコンビニ弁当も温めOKだ。湿度センサーで温める際はふたやラップは外そう

 

↑調理モードを設定しスタートボタンを押せばあとはおまかせ。扉はミラーガラスで使用中以外、庫内が見えない。スタイリッシュな佇まいも魅力だ

 

「解凍」「温め」を極めた単機能レンジの実力派

自宅であまり料理をせず、惣菜や冷凍食品を温める程度だという人は、電子レンジのオーブン機能や過熱水蒸気機能は持て余してしまう。ならば、マイクロ波による「温め」機能に特化し、価格を抑えられた単機能レンジのほうがベターと言える。

 

昨今は単機能レンジにも出力を細かく切り替えできるもの、高機能センサーで加熱しすぎや加熱不足を防ぐものなど、基本機能を高めた製品が登場。なかでもシロカの電子レンジSX-18D132は、低価格ながらそうした必須機能をしっかり押さえた実力派だ。11種類のオートメニューのほか、最大900Wの高出力インバーターで食材をスピーディに温め可能。また、湿度センサーを使った自動温め機能も優秀で、コンビニ弁当もムラなくホッカホカにできる。

 

解凍機能も素晴らしく、100Wと200Wの出力を細やかに制御。半煮えになりやすい冷凍ひき肉を上手に解凍してくれる。「調理はガスコンロ派」という家庭でも、これは大いに重宝するだろう。

 

さらにキッチンに映えるデザインも魅力。使い勝手にも配慮し、勘ドコロの押さえ方が見事だ。

 

【第2位】人気の「ジップロック(R)調理」や低温調理などが手軽にできる

【コンベクションオーブン】

2022年3月発売

テスコム

低温コンベクションオーブン TSF61A

価格 1万6500円

ノンフライや低温調理など1台6役の機能を搭載。新モード「上火グリル」で、具材に火が通りにくいアレンジトーストも絶妙に仕上がる。手軽に作れる「ジップロック(R)調理」にも対応。

SPEC●消費電力:1200W●モード切替:トースター、高温+ファン、高温、上火グリル、低温+ファン、低温●温度調節:低温10段階(35〜90℃)、高温10段階(100〜230℃)●サイズ/質量:W345×H240×D410mm/4.7kg

 

↑ヒーターで熱した空気を庫内ファンで循環させることで、食材をムラなく焼き上げ、外はカリッ、中はジューシーに仕上げる。ファンによるムラのない送風で低温調理やフードドライも可能

 

↑操作パネルに4つのつまみを搭載。モード切替で6つのモードを切り替え、低温・高温用各自のつまみで温度設定を行う。タイマーつまみでは最長12時間(低温モード時)まで調理時間の設定が可能

 

↑本体下からパンくずトレイをすぐに取り外せ、庫内に食材が落ちても簡単に掃除できる。放っておくと焦げつきがちなパンくずなどを掃除しやすいのはうれしい

 

↑低温コンベクションモードを使うことで、ドライフルーツや干し野菜も数時間で完成。同梱の足つき網を使えば2段調理が可能で、一度にたっぷり作れる

 

ローストビーフやコンフィなど本格メニューも作れておトク

コンベクションオーブンは熱風循環機能を備え、1台でトーストだけでなくノンフライ調理、オーブン調理、お菓子作りなど多用途に使えるのが魅力。おうち時間を充実させる注目の調理家電だ。特に本機は低価格ながら低温・高温コンベクション機能を搭載し、ローストビーフやドライフードもおいしいと評判。初号機である前モデルも大ヒットを記録した。

 

使い方の一例を挙げると、お湯を使わずに低温調理できるのでローストビーフをより手軽に作れる。また、ジップロック(R)を使った調理ができるのもユニーク。筆者のオススメはサーモンとオリーブオイルをジップロックに入れて作る「サーモンのコンフィ」だ。15~20分の調理で、“生”でも“焼き”でもない、独特のトロッとした食感のサーモンが楽しめる。同様に、ヘルシーでしっとりしたサラダチキンが簡単に作れるのもうれしい。

 

さらに本機では新たに「上火機能」を搭載。グラタンやピザのチーズの焦げ目をしっかりつけられ、料理のグレードがワンランク上がる。これだけの高機能・多機能ぶりで2万円切りとは圧巻のコストパフォーマンスだ。

 

【第1位】トースト4枚を余裕で焼ける庫内広々の美麗トースター

【トースター】

2021年2月発売

パナソニック

オーブントースター NT-T501

実売価格 8340円

トースト4枚を一度に焼ける、広い庫内のオーブントースター。グラタンや焼きいもなどメニューに合わせて火力を5段階で調節できる。シンプルで洗練されたデザインがキッチン空間にマッチ。

SPEC●消費電力:1200W●庫内寸法:約W284×H87×D275mm●火力切替:強1200W、中885W、弱600W、上火570W、下火(弱)315W●タイマー:最長30分●サイズ/質量:約W345×H219×D329mm/約3.5kg

 

 

↑トースト4枚を同時に焼けるサイズで、忙しい朝の時間に何度も焼く手間を省ける。1200Wで素早く加熱し、外はカリッ、中はふっくら焼けるのも魅力

 

↑受け皿のサイズは25.1×25.1cmで、直径24cmのピザ(宅配ピザチェーンのMサイズに相当)も丸ごと焼ける。熱々を自宅で食べられて大満足

 

メニューに合わせて上下ヒーターそれぞれの火力を切り替えることで5段階に調節可能。さらにタイマーが30分まで対応するため、焼きいもなど長時間加熱が必要なメニューも一度の設定で作れる。

 

↑グラタンは火力「中」で8〜10分を目安に加熱。「中」は上ヒーターが強火、下ヒーターが弱火になり、885Wの出力となる

 

↑ピザトーストなど、上面だけに焼き色をつけたいときは火力を「上火」に設定。上ヒーターだけ強火にして570Wで焼き上げる

 

↑食感をキープしたいガーリックトーストや調理済みの料理を温める際は火力「下火」に。下ヒーターのみ駆動(弱火)して315Wで加熱

 

トースト4枚をムラなく焼け火力と調理時間も細かく調節

オーブントースターは、トーストが短時間で焼けたり、揚げ物をカラッと温め直せたりと、オーブンレンジや電子レンジのある家庭でも重宝するアイテム。市場には様々な製品があり選ぶのに迷ってしまうが、まず考えたいのは、自身のライフスタイルだ。

 

トーストを一食で2枚以上食べる人、子どもが多いファミリーなどはトーストが一度に4枚焼けるタイプはベスト。時間がない朝に大活躍するうえ、大きめのピザ1枚やグラタン皿も入れられ、様々なシチュエーションで頼りになる。

 

なかでもオススメなのがパナソニックのNT-T501。8000円台の低価格ながら、火力は最大1200Wと十分。ヒーターを上下2本ずつ配し、食材を芯までムラなく焼ける。火力とタイマー調整ダイヤル2つのシンプルな設計だが、火力は5段階、加熱時間を30分まで設定でき、焼く・温めると幅広い調理に対応可能だ。特に冷凍ピザの加熱は弱火で長時間じっくり行うとおいしく仕上がり、本領が発揮されるのでお試しを。

 

ちなみに6人家族の筆者宅はこの前機種を愛用。大人数世帯にも最適な高コスパトースターと言える!

“いま、日本で一番売れているルンバ”がコレ!「ルンバ i2」人気の理由を5つのポイントで解説

提供:アイロボットジャパン合同会社

 

世界シェアNo.1のロボットメーカー、アイロボットが投入したルンバ i2は、すなわち“いま日本で一番売れているルンバ”だ。 従来のエントリーモデル、ルンバ e5(2018年発売)から飛躍的に進化し、3万円台とは思えぬ圧倒的クオリティを誇っている。

 

【今回紹介する製品】

エントリー機とは思えぬ性能で「そろそろ欲しかった」にコミット
アイロボット「ルンバ i2

 


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.062

アイロボット
ルンバ i2

アイロボット公式オンラインストア価格 3万9800円

3~4部屋に対応する走行技術と、従来比10倍(※)の吸引力を備えて4万円切りを実現。各センサーが自己位置と距離を把握し、効率良く直線的に掃除する。掃除した場所をスマホにマップ表示でき、ブラーバ ジェット m6との連携も可能だ。

SPEC●対応部屋数:3~4部屋●最大稼働時間:75分(自動充電&自動再開に対応)●充電時間:約3時間●吸引力:約10倍(※)●音声アシスタント:Googleアシスタント、Amazon Alexa、Siriショートカットに対応●サイズ/質量:φ342×H92mm/約3.2kg

※AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

 

基本の清掃能力は十分で スマホ連携や拡張性も秀逸!

ロボット掃除機世界累計販売4000万台以上を誇るアイロボットが、7月にルンバi2を発売。圧巻のコスパで大ヒット中だ。

 

本機は、ロボット掃除機に対してまだ根強い「本当にゴミが取れるの?」「高価そう」などの不安を払拭するために開発された戦略モデル。ルンバ史上最安、かつ性能は従来の普及モデル・e5をはるかに凌ぐ。最大の違いは清掃パターン。床面をコの字型に規則正しく、一度の走行で効率的に掃除するので所要時間が短い。しかも吸引力はe5の約2倍で、走行1回でもゴミをしっかり除去できる。

 

床拭きロボット・ブラーバとのリレー運転も可能。また、別途クリーンベースを購入すれば自動ゴミ収集にも対応。最大1年間ゴミ捨ての手間から解放される。i2は「そろそろロボット掃除機を試してみたかった」というビギナーには最適な選択肢と言える。

↑ルンバはロボット掃除機部門を7連覇、総合グランプリを3回も獲得した常連。ルンバ i2(写真)でこの記録を更新するか!?

【POINT 01】

効率的&省エネなコの字走行

室内状況を検知しつつ一度の走行で効率的に清掃。充電残量が少なくなると自動充電、掃除の中断場所から再開し、部屋全体をもれなく清掃する。狭い場所での立ち往生を防ぐセンサーや、ゴミが多い場所を集中的に掃除する機能も搭載。

↑ルンバ i2は規則正しい走行パターンで清掃。自己位置や走行場所を正確に把握し、ムダのない動きで効率良く掃除する

 

↑ルンバ e5は壁を感知し縦・横・斜めに走行。同じ場所を複数回掃除するためゴミ除去率は高いが、清掃時間など効率面で課題もあった

 

【POINT 02】

特許取得の清掃システム

ルンバ独自の「3段階クリーニングシステム」で、大きなゴミから微小なハウスダストまで逃さず除去。特に、2本のゴム製ブラシが床に密着しつつ互いに逆回転することでゴミを浮かせて吸引する技術は、アイロボットがいち早く開発したものだ。

↑エッジクリーニングブラシで吸込口に誘引したゴミを、2本のゴム製ブラシで浮かせてモーター吸引。同社の独自技術だ

 

↑本体右側に搭載したエッジクリーニングブラシで、壁際などのゴミも逃さず捕集。家具のキワも長い毛先できれいにする

 

【POINT 03】

アプリ連携でより便利に

「iRobot Home」アプリと連携し、スケジュール設定など掃除を細かくカスタマイズ可能。また、清掃結果をマップ表示し、どこが掃除できていないかをあとから確認することもできる。さらにスマートスピーカーによる音声操作にも対応。

↑専用アプリを使えば清掃モードやスケジュールなどの設定も簡単。例えば花粉の時期にオススメの掃除を提案してくれる!!

 

↑GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどを使って音声操作が可能。スマホなしでより手軽に清掃開始できる

 

【POINT 04】

簡単なメンテナンスでOK

本体の手入れがラクなのも魅力。ダスト容器が水洗いに対応しているほか、2本のゴム製ブラシは髪の毛やペットの毛などの毛絡みがほとんどない。特に回転ブラシの毛絡み除去は最も面倒な作業のひとつなので、これを軽減できるのはうれしい。

↑ダスト容器内側についた微小なホコリは取り除くのが大変。本機のダスト容器は水洗い対応なので手軽でありがたい

 

↑ルンバ独自のゴム製ブラシには毛が絡まる隙間がなく、毛絡みがほとんどなし。わずかに絡まった毛もすぐに解ける

 

【POINT 05】

クリーンベースやブラーバに対応

ルンバ i2は拡張性も申し分なし。別売の自動ゴミ収集機「クリーンベース」を加えれば掃除後のゴミ捨てが不要に。また、ブラーバ ジェット m6と連携し、掃除機がけ後に自動で水拭き掃除を行うなど、自分好みの掃除スタイルにカスタマイズできる。

↑クリーンベースがあれば本体が除去したゴミを掃除後に自動回収。最大1年間、ゴミ捨ての手間がほとんどなくなる ※画像はルンバ i3+

 

↑ブラーバ ジェット m6は床面に水を噴射し、汚れを浮かせて拭き取る。ルンバs/j/iシリーズとのリンク機能も搭載

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したアイロボット「ルンバ i2は現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のロボット掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ(11月24日にサイトオープン!)

https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1455297.html

 

最新ナノケア「EH-NA0J」検証! パナのドライヤーって高いけど、やっぱり潤いが凄いよ!!

毎日使用するうえ、ヘアケアの面からも欠かせない存在の「ドライヤー」。みなさんは、どのようにドライヤーを選んでいますか? 高性能なものは価格も高く、5万円を超えるものもあり、それだとやっぱり高い! 現実的に手が出せるモデルで、髪の悩みを解決してくれて長く使えるモデルが欲しいというのが本音だったりします。

 

そこでGetNavi web編集部は、人気メーカーの最新ドライヤーから3万円前後の、ちょっと高いけど買えなくはない価格帯のモデルをピックアップ。実際に使用しつつ、機能、仕上がり、収納性、価格などあらゆる角度から、各製品の実力を調査しました!

 

二回目となる今回は、9月1日に発売されたばかりの最新モデルでナノケア史上最大風量を実現し、コンパクトな新デザインに刷新されたパナソニック「ナノケア EH-NA0J」。 人気が高いため、ナノケアシリーズを長年愛用している人も多いのではないでしょうか? 最新モデルへの買い替えを検討している人も、ぜひこの記事を参考にしてください!

第一回:スティック形状が斬新なドライヤー「カドー baton」のレビューを読む

 

【調査メンバーと髪質】

GetNavi web編集長 山田佑樹:柔らかい髪質の短髪。アラフォーで髪にボリュームが欲しいお年頃。

 

GetNavi web美容家電担当 松永舞香:絡まりやすい髪質のロングヘア。潤いを守りつつサラッと仕上げたい。

 

ライター 狐塚咲季:カラーとパーマで痛み気味のミディアムヘア。ダメージを抑えたい。

 

【調査①】製品概要と扱いやすさをチェック!

【今回調査したドライヤーはコレ】

↑SPEC ●消費電力:1200W●風量:1.6㎥/分●サイズ:高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm●質量:約550g(セットノズル含まず)●電源コード:約1.7 m●付属品:セットノズル、根元速乾ノズル

パナソニック

ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J

2005年に発売し、国内累計販売台数は1500万台に及ぶパナソニックの人気シリーズ「ナノケア」。単に乾かすだけではなく、パナソニック独自のイオン「高浸透ナノイー」がキューティクルの隙間に浸透し、頭皮にも潤いを与えるので、ヘアケアと同時にスカルプケアもできるドライヤーとして好評を得ています。また、「高浸透ナノイー&ミネラル」の風は肌にも優しく、[スキンケアモード]では肌をしっとりと仕上げます。

 

持ちやすさ・扱いやすさはどう?

髪が長い人は、最長で5分程度は腕を上げたまま扱うドライヤー。持ちやすさや扱いやすさも大事なポイントです。

最新モデルのナノケアは、ヒーター部を高密度化しヒーターサイズを約半分に小型化。また、部品の一部をハンドルに移動させるなど、内部構造を見直すことで本体のサイズダウンと軽量化に成功しています。具体的には、従来品より45gも軽くなっているそう。折りたたみができない小槌型のデザインになりましたが、掴んでみるとハンドルが手に馴染んで、とても持ちやすい設計になっています。

 

【使ってわかったポイント】従来のボディより使いやすく軽量化

「重さは特に気になりませんでした。ちなみに、使用している時の音もうるささなどは感じず、洗面所で使っていても会話が十分聞き取れる音量だと思います」(山田)

 

「一般的なドライヤーよりは軽いと思います。ヘッドの部分が小さめなので、かなり動かしやすい。ただ、頭の上まで持ち上げようとすると多少重量感を感じます」(狐塚)

 

【調査②】速乾性をチェック

続いて、乾かすスピードを検証していきます。

 

従来品から送風効率の見直しが図られたという「ナノケア EH-NA0J」。実際に風を当ててみると、強弱のある心地よい風がなめらかに吹き出してきます。これは、強さの異なる風が同時に吹き出すように設計された「速乾ノズル」が本体に備わっているからだそう。このノズルによって濡れた毛束でもほぐしやすくなり、速く乾くんだとか。その実力を試してみましょう。

↑髪が踊るようになびいている実感がありました(松永)

 

スタイル別の乾燥時間は?

乾燥範囲 所要時間(約)
山田(ショート・短髪) 全頭 2分30秒
狐塚(ミディアム) 左半分 3分30秒
松永(ロング) 左半分 5分

 

比較すると、特にショート・短髪スタイルは2分30秒と、かなりスピーディーにドライできることがわかりました。

 

【使ってわかったポイント】根本から毛先まで髪全体がすばやく乾く

「風が当たる範囲が広いうえに、髪が持ち上がって根本まで届くので、一気に全体が乾いたような印象です。体感的にもあっという間でした!」(山田)

 

「髪が躍るような軽やかな風と優しい熱で、広い範囲が乾いていくので、ロングヘアでも乾きムラが少ないです」(松永)

 

「ふんわりとした柔らかい風が出ているので、どうなのかな? と不安に思っていたのですが、実際に使ってみると、毛量の多い自分の髪でもかなり速く乾きました。ドライヤーを小刻みに動かさなくても、髪の内側まで風が当たるのがいいですね」(狐塚)

 

ナノケア史上最大の大風量と速乾ノズルの効果によって“広範囲が乾かせる”点が、ドライ時間の短縮に繋がっているようです。風が当たる範囲が広いので、ヘアドライ中の腕を持ち上げたり動かしたりする動作が少なくなるのも嬉しいポイントですよね。

 

仕上がり、手触りはどうなった?

センサーが熱を感知して、自動的に風温を調整してくれる「スマートセンシング」機能に加え、髪内部まで浸透する「高浸透ナノイー」が、髪に潤いを与えてくれる「ナノケア」シリーズ。この「ナノケア EH-NA0J」では、ナノイーの吹出口をより頭部に近づけた設計よって、髪はもちろん、頭皮の潤い度も向上したそうなんです。

 

実際に、ヘアドライした後の髪の仕上がりを見てみましょう。それぞれの髪質の悩みには、どんな効果があったのでしょうか?

 

【使ってわかったポイント】まとまりやすく、潤いのある髪を実現

「毛先がツルんとして、潤いを感じる手触りに! まとまりやすい仕上がりなので、うねり対策にもピッタリだと思います」(松永)

 

「潤い感が抜群です! しっかり乾いているのに、ヘアミルクを使用したようなしっとり感があります。かといって、ペッタリとはせず、全体が均一的にボリュームが出て大満足」(山田)

↑通常状態の左側に見られるペタッと感が、検証モデルでドライした右側では見られず、空気感のある仕上がりになっている

 

「パーマで広がりやすい毛先が、まとまってビックリ! むしろパーマかけてないんじゃないかってレベルでまとまりました(笑)。また、髪の表面が滑らかになった感じがします」(狐塚)

↑パーマのウェーブもしっとりとまとまっている(画像左)

 

特に、髪が広がりやすいとか、パサつきやすい髪質の人にとっては効果は絶大。乾かすのはもちろんのこと、ヘアケアという観点から見ても機能性の高いドライヤーだとわかりました。

↑ノズル下部にある穴から高浸透ナノイーとミネラルマイナスイオンが放出されます

 

【調査③】収納性をチェック

ヘッドが曲がらない小槌型の「ナノケア EH-NA0J」。従来のナノケアシリーズは、すべて折り畳み式のドライヤーでしたが、今回からこのようなデザインに変わりました。実際に使ってみるとどうでしょうか?

全体的にはコンパクトなサイズ感で、洗面所周りで使用しても邪魔にはならなさそうですが、収納場所は選ぶ印象。棚や引き出しによっては、ヘッド部分を上手く収納できない可能性もあるので注意。その場合は、重さがないので市販のドライヤーラックに収納するのもおすすめです。しかし、ノズルが短いデザインなので双方のサイズをしっかりと確認するといいでしょう。

↑市販のドライヤーラックに収納すると、コンパクトなボディが引き立ちます

 

【使ってわかったポイント】

「折りたたみができないとしても、プロ仕様のドライヤーよりスリムでコンパクトなので、洗面所を圧迫しません。洗面台のスペースが限られている人は、ドライヤーラックとの併用でより使い勝手が良くなりますよ!」(松永)

 

「ヘッドの横幅が少し長めなので、縦長の引き出しに収納する場合は収まりが悪そうかも」(山田)

 

【調査結果】髪のまとまり&潤いが欲しい人には断然オススメのドライヤー

最後に実売価格を確認しつつ、どんなユーザーにとって一番お買い得な商品なのかをまとめていきます。

 

価格は3万8610円(税込・編集部調べ)。今回選出した3万前後という価格帯ではやや高価ですが、速乾性・ヘアケア・スキンケアと3in1のハイクオリティな実力を考えれば、買って損はないと断言できます。

 

特に、髪が「広がりやすい」「乾燥している」といった悩みを抱えている人にとっては、うってつけ。すぐに効果を感じられるので髪質改善を求めているなら、一度試してみては?

 

業界随一の人気ドライヤーは名実ともに、優れたアイテムであることがわかりました。

 

まとめ/kitsune 撮影/鈴木謙介

独自のデザイン性・炊飯機能で人気拡大中の電気圧力鍋「Re・De Pot」の魅力を5つのポイントで分析!

Re・De Potは2020年のデビュー以来、カラバリや新レシピを追加しつつ、ファンを着実に集めている。強豪ひしめく市場において、性能・デザインを含め独自のブランド力を発揮するRe・Deの魅力にフォーカス!

 

【今回紹介する製品】

炊飯からスイーツ作りまで用途は実に多彩!
限定色「ヒュッゲグレー」の絶妙な色合いも洒脱
Re・De Pot PCH-20LHG

 


キッチン家電部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.088
A-Stage
Re・De Pot PCH-20LHG

実売価格1万4800円

日常的なおかずから特別な日のごちそうまで、ボタンひとつで作れる電気圧力鍋。1.8気圧の高圧で、ごはんを25分でふっくら炊けるほか、一般的に火加減が難しく時間を要する低温調理も失敗なし。さりげなくオシャレな本体カラーも好評だ。

SPEC●調理容量:1.2ℓ(満水容量2.0ℓ)●定格圧力:83kPa●最大炊飯容量:4合●調理モード:圧力、スロー(低温)、温め、自動調理●自動メニュー:8種類●サイズ/質量:W288×H244×D222㎜/約2.8㎏

 

機能・デザイン・使い方など独自のスタイルを提案

Re・De Potは、20年の登場当初からシンプルながら確かな機能とほかにないデザインで話題に。デビュー3年目となったいま、人気はますます拡大中だ。

 

機能面では、1・8気圧の高圧調理に加え、専用炊飯器並みにごはんをおいしく炊けるのが特徴。落ち着きのあるニュアンスカラーにもファンが多く、特に北欧テイストの限定色「ヒュッゲグレー」はインテリア性抜群だ。

 

レシピ面では、ふだんのおかずになる基本メニューの充実に加え、「発酵」レシピ、スイーツのレシピなどの訴求も強化。さらに、本機をグランピングなどアウトドアシーンで使おうという新たな提案も話題となり多くの人にササッた。

 

各社がしのぎを削る電気圧力鍋業界において、同ブランドは着実に地歩を固めている!!

 

<Information>

“体験の場”が続々と増え認知拡大中!!

22年は埼玉県越谷市の体験型ストア「b8ta」や、千葉県南房総市千倉町のキュイジーヌリゾート型宿泊施設に出展。Re・De Potの魅力に触れられる場が増えている。

↑b8ta Koshigaya Laketown

 

↑THE CHIKURA UMI BASE CAMP ft.SAUNALAND

 

【POINT 01】

高級炊飯器に劣らぬ炊飯性能

圧力鍋の密封構造と1.8気圧による高温高圧調理により、ふっくらごはんがわずか25分で炊き上がる。調理モードも圧力調理だけでなく、100℃以下で一定時間加熱するスロー(低温)調理モードや、温め調理モードを搭載。幅広い料理が、初心者でもボタンひとつで簡単にできるのも魅力だ。

↑本機で炊いたごはんは弾力の強いモチモチ食感で、甘みも抜群! 五ツ星お米マイスター・西島豊造氏も絶賛の炊き上がりだ

 

↑最大1.8気圧の高圧をキープすることで、沸騰温度が100℃以上に。これにより、硬い食材も時短で柔らかく仕上げられる

 

【POINT 02】

住空間に馴染む美麗デザイン

Re・De Potは本体ボディに洒脱なニュアンスカラーを採用。主張しすぎない上品な質感のカラーリングは、取っ手の絶妙な質感と相まって、キッチンや食卓によくマッチすると好評だ。特に2022年発売の数量限定色「ヒュッゲグレー」は、公式オンラインストアでの予定数がすでに完売したほどの人気ぶり。

↑ヒュッゲグレーは北欧デンマークのやさしい光に着想を得て開発。周りの空間や時間帯によって表情が変わるのが素敵だ! ちなみに「ヒュッゲ」とはデンマーク語で「心地良い時間」を意味し、サステナブルな取り組みを進める同ブランドのキーワードとなっている

 

【POINT 03】

毎日役立つ100以上のレシピ

Re・De Potのホームページには、「肉じゃが」や「サバの味噌煮」といった日常のおかずにうれしいレシピはもちろん、カレーやシチュー、パスタなど幅広く網羅。さらに、同じカレーでも「トロトロ牛すじカレー」「トルコ風サバカレー」などラインナップ豊富で、献立がマンネリ化しないのがありがたい!

↑「麻婆豆腐カレー」「ビーフシチュー」「ごぼうと砂肝の炊き込みごはん」など、簡単に作れる凝ったメニューが多数。100レシピ収録のレシピブックはHPからダウンロードも可能だ

 

【POINT 04】

特別な日のこだわりレシピ

料理研究家・川上ミホ氏監修のレシピで、「ローストビーフ」や「サーモンのミキュイ」など特別な日に食べたいメニューも失敗なく作れる。レシピサイトではそうしたこだわりレシピも最近ますます充実。さらに、アウトドアに本機を持ち込んで手軽に“キャンプめし”を楽しむ提案もSNS上で積極的に行っている。

↑低温調理で作るローストビーフや保温・加圧機能を使ったガトーショコラは本格派の味わい。発酵味噌作りも驚くほど簡単だ

 

Instagramでは、キャンプやグランピングといったアウトドアシーンでのRe・De Pot活用スタイルを新提案している

 

【POINT 05】

エコフレンドリーな取り組み

Re・Deブランドは22年、サステナブルな取り組みを推進。梱包する箱はムダを省いたシンプルデザインのエシカルパッケージに変更した。さらに、捨ててしまいがちな野菜の切れ端や皮などを使った「フードロス削減レシピ」も「ヒュッゲグレー特設ページ」で公開中だ。

↑外箱にプラスチックフィルムを使わない紙パッケージを採用。緩衝材もプラスチックから紙に変更して環境負担を軽減

 

↑冷凍ストックした出汁ガラで作る佃煮や、野菜の切れ端を使ったスープ、余りごはんで作る甘酒のレシピなどが公開中だ

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したRe・De Pot PCH-20LHGは現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のキッチン家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ(11月24日よりサイトオープン)

https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1455297.html

6人家族の家電ライターを唸らせたパナソニックのオーブントースター

価格は安いのに機能がスゴイ超お買い得な家電を大特集! 今回は、毎日のお料理を楽しく&ラクにしてくれるパナソニックのオーブントースターを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

デジタル&家電ライター

コヤマタカヒロさん

キッチン家電、デジタルギアを中心に幅広いジャンルに精通。「家電スタジオ・コヤマキッチン」を運営。

 

トースト4枚を余裕で焼ける庫内広々の美麗トースター

【トースター】

2021年2月発売

パナソニック

オーブントースター NT-T501

実売価格 8340円

トースト4枚を一度に焼ける、広い庫内のオーブントースター。グラタンや焼きいもなどメニューに合わせて火力を5段階で調節できる。シンプルで洗練されたデザインがキッチン空間にマッチ。

SPEC●消費電力:1200W●庫内寸法:約W284×H87×D275mm●火力切替:強1200W、中885W、弱600W、上火570W、下火(弱)315W●タイマー:最長30分●サイズ/質量:約W345×H219×D329mm/約3.5kg

 

トースト4枚をムラなく焼け火力と調理時間も細かく調節

オーブントースターは、トーストが短時間で焼けたり、揚げ物をカラッと温め直せたりと、オーブンレンジや電子レンジのある家庭でも重宝するアイテム。市場には様々な製品があり選ぶのに迷ってしまうが、まず考えたいのは、自身のライフスタイルだ。

 

トーストを一食で2枚以上食べる人、子どもが多いファミリーなどはトーストが一度に4枚焼けるタイプはベスト。時間がない朝に大活躍するうえ、大きめのピザ1枚やグラタン皿も入れられ、様々なシチュエーションで頼りになる。

 

なかでもオススメなのがパナソニックのNT-T501。8000円台の低価格ながら、火力は最大1200Wと十分。ヒーターを上下2本ずつ配し、食材を芯までムラなく焼ける。火力とタイマー調整ダイヤル2つのシンプルな設計だが、火力は5段階、加熱時間を30分まで設定でき、焼く・温めると幅広い調理に対応可能だ。特に冷凍ピザの加熱は弱火で長時間じっくり行うとおいしく仕上がり、本領が発揮されるのでお試しを。

 

ちなみに6人家族の筆者宅はこの前機種を愛用。大人数世帯にも最適な高コスパトースターと言える!

↑トースト4枚を同時に焼けるサイズで、忙しい朝の時間に何度も焼く手間を省ける。1200Wで素早く加熱し、外はカリッ、中はふっくら焼けるのも魅力

 

↑受け皿のサイズは25.1×25.1cmで、直径24cmのピザ(宅配ピザチェーンのMサイズに相当)も丸ごと焼ける。熱々を自宅で食べられて大満足

 

メニューに合わせて上下ヒーターそれぞれの火力を切り替えることで5段階に調節可能。さらにタイマーが30分まで対応するため、焼きいもなど長時間加熱が必要なメニューも一度の設定で作れる。

↑グラタンは火力「中」で8〜10分を目安に加熱。「中」は上ヒーターが強火、下ヒーターが弱火になり、885Wの出力となる

 

↑ピザトーストなど、上面だけに焼き色をつけたいときは火力を「上火」に設定。上ヒーターだけ強火にして570Wで焼き上げる

 

↑食感をキープしたいガーリックトーストや調理済みの料理を温める際は火力「下火」に。下ヒーターのみ駆動(弱火)して315Wで加熱

「+Style家電」など、スマートデバイス全79アイテムが最大66%オフ! 11月22日から開催の楽天ブラックフライデーセールで

BBソフトサービスのプラススタイル事業は、11月22日20時00分~11月27日1時59分まで開催される、楽天ブラックフライデーセールに、+Style家電・デバイスをはじめとしたスマートデバイス79アイテムを出品します。

 

同セールでは、スマート全自動コーヒーメーカーや各種スマート加湿器などに加え、+Style新製品の睡眠チェッカーも登場します。

 

セールの目玉として、音声だけで操作が可能なスマート音声リモコンの「Aladdin Remoless」が66%オフの1980円に。30分で組立可能な、3種類のモードで遊べるSTEM教育組立ロボットキットの「mBot オリジナルガイドブック付属ver」が45%オフの9000円、スマートフォンアプリやスマートスピーカーでの操作も可能な「Yeelight × Razer LEDスマートランプD2」が、44%オフの4980円になります。

 

また、一部アイテムは最大で14%の追加ポイントを付与。「+Styleタブレット」は40%オフクーポン発行+追加ポイント4%を付与します。

1万円台で「自走式」を実現したクリーナーが1位に! 最強コスパ掃除家電ランキング1~5位

価格は安いのに機能がスゴイ超お買い得な家電を大特集! 今回は、掃除に役立つ家電をランキング形式で紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

生活家電全般の記事を執筆。コードレススティック掃除機やロボット掃除機のレビューも多数手がける。

【第5位】 吸引&水拭きの2Wayで使えて先進ナビ付きで5万円切りは驚き

【ロボット掃除機】

2022年7月発売

アンカー・ジャパン

Eufy RoboVac L35 Hybrid

価格 4万9990円

パワフルな吸引掃除と水拭き掃除機能を備えた2 in 1タイプ。最大3200Paの吸引力でカーペット奥のホコリも逃さず捕らえる。独自のナビゲーション技術で部屋の形状を認識し、複雑な間取りでも隅々まできれいに。

SPEC●ダスト容器容量:330mℓ●水タンク容量:200mℓ●連続掃除時間:最大145分●充電時間:約3〜4時間(自動充電・自動再開)●静音モード:約52dB●サイズ/質量:約φ350×H100mm/約3.3kg

 

↑同社で初めて自動ゴミ収集ステーションを搭載したEufy RoboVac L35 Hybrid+も発売。より快適な仕様になり、6万9990円とコチラもお買い得だ

 

↑水拭き時には汚れの状況に合わせて放出水量を3段階に調節。吸引と水拭きを同時に行うことで床面のベタつきがなくなり、裸足でも快適に過ごせる

 

【ココが価格以上!】 ブ吸引・水拭きに両対応し保証期間2年なのも安心

「吸引と水拭き掃除を1台で行えるうえ、スマホアプリで進入禁止エリアなど掃除場所のカスタマイズもできて5万円切りは衝撃的。最大24か月保証が付き、サポートもあるので安心です」

 

【第4位】 強力吸引にブロワー機能も備え2万円ちょいはレア!

【ハンディクリーナー】

2022年7月発売

AQUA

HANDY DUO! AQC-HH700

実売価格 2万1780円

高効率なブラシレスDCモーター採用で高い吸引性能を実現。ノズルを付け替えるとブロワーになり、窓のサッシに溜まったゴミなども吹き飛ばしてきれいに。シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力。

SPEC●集じん容積:約0.15ℓ●連続使用時間:強モード約8分/標準モード約13分●充電時間:約3時間●付属品: 3wayノズルほか●サイズ/質量:W66×H418×D69mm/650g

 

↑ミニ回転ノズルは毛がらみしにくいブラシを採用。ファブリックに付着したペットの毛も逃さず捕集する。水洗い可能で清潔さもキープ

 

↑3wayノズルは先端の形状が可変。家電製品をやさしく掃除できる「ソフト」、小物まわりに適した「ブラシ」、狭い場所は「スキマ」と3通りで使える

 

【ココが価格以上!】 ブロワー機能搭載などで使用シーンが格段に拡大

「小型ボディに強力なブロワー機能を搭載し、サッシの溝や車内のシートの隙間に落ちたゴミもスムーズに除去。汎用性が高いうえ吸引力も十分で、価格以上の性能が凝縮されています」

 

【第3位】 電源も水道も不要で使えるパワー抜群のハンディタイプ

【高圧洗浄機】

2020年1月発売

アイリスオーヤマ

充電式ハンディウォッシャーJHW-201

実売価格 1万9580円

クルマやベランダの洗浄のほか、アウトドアなど外出先での使用にも最適な充電式洗浄機。1.8kgと軽量ながら、2.2MPaの吐出圧力を実現し、泥汚れなどの洗浄に問題なく使える。バケツに水を用意すれば水道なしでも使用可能。

SPEC●吐出圧力:2.2MPa●吐出水量:1.8ℓ/分●連続使用時間:強運転約15分/弱運転約40分●充電時間:約70分●使用温度範囲:0〜40゜C●サイズ/質量:約W884×H243×D82mm/1.8kg

 

↑吐出圧力2.2MPaは洗車など日常的な用途には十分。ヘッド部をひねって直噴モードにすれば、しつこい泥汚れも落とせる

 

↑充電器やバッテリー、拡散可変ランス、取水用ホースなどを同梱。ガンコネクターとランスを分解するとコンパクトにまとめられ、収納場所もとらない

 

【ココが価格以上!】 コンセント・蛇口不要で収納性も高いのがイイ!

「コードレス&非水道管給水タイプなので、ベランダの窓やアウトドアグッズの洗浄、駐車場やガレージでのクルマ洗浄もしやすい。使用後は簡単に分解でき、コンパクトに収納できます」

 

【第2位】 汚れ落ち十分なスチーム力と高い汎用性を7000円台で実現

【スチームクリーナー】

2017年7月発売

アイリスオーヤマ

スチームクリーナー コンパクトタイプ STM-304N

実売価格 7678円

高温スチームでレンジ周りの頑固な汚れも浮かせて落とすハンディ型。子どもが触れる場所の除菌も洗剤なしで行えて安心だ。豊富なアタッチメントで様々な場所を掃除できる。

SPEC●最大噴射圧力:約3気圧●タンク容量:0.3ℓ●連続使用時間:約12分●スチーム温度:約100゜C●サイズ/質量:W130×H240×D310mm/2.0kg

 

↑高温・高圧スチームで浴室の排水口など素手で触れたくないヌメリ汚れもパワフルに除去。排水口の除菌もでき、清潔な状態を保てる

 

↑10種のツールを付属し、様々な場所に対応。本体とハンドルをつなぐホースは約1.2mあり、細々した場所もスムーズに掃除できる

 

【ココが価格以上!】 頑固な油汚れにもスチーム掃除機が活躍

「家庭用としては十分なスチーム力に豊富なパーツまで付いてこの価格はコスパ抜群! ガスレンジや電子レンジなどの油汚れ除去、浴室・トイレ周りなど狭い場所の掃除に最適です」

 

【第1位】 スタイリッシュなボディに使いやすさを高める機能が満載

【コードレススティック掃除機】

2020年11月発売

ツインバード

コードレススティック型クリーナー TC-E263GY

実売価格 1万4300円

自走式ヘッドを搭載し、快適操作と高いゴミ除去力を両立。ゴミセンサーがゴミを感知すると自動で吸引力がアップする。紙パック式なのでホコリに触れずにゴミを捨てられて、排気もきれいだ。

SPEC●集じん方式:ダストパック式●集じん容積:約0.25ℓ●連続使用時間:強モード約7分/自動モード約30分●充電時間:約2.5時間●運転音:約63〜70dB●サイズ/質量:約W235×H1050×D135mm/約1.4kg

 

 

↑付属の壁掛けフックを取り付ければ、掛けるだけで充電スタート。壁に穴を開けられない場合は手元の滑り止めのゴムがストッパーになり、立てかけて置いておける

 

↑吸引ゴミを回収するダストパックは抗菌仕様。不織布素材で微細なゴミも捕捉し、排気もきれいだ。パックごとワンタッチでゴミ捨てでき、ホコリの飛散もない

 

↑軽く押すだけで床上をスイスイ前進。接続部に搭載した独自の関節ジョイントとヘッド底面に搭載したボールキャスターにより、左右の首振りもスムーズに行える

 

↑同梱のすき間ノズルを使って、ソファの隙間やテーブルの下、家具周りなど床以外の掃除にも対応。軽いので思い通りに動かしやすく、様々な場所で使用できる

 

↑本体はほぼフラットに倒せるため、ソファやベッド下の掃除もしやすい。ゴミが多いとハンドル部分のLEDが赤色に点灯し、隙々までしっかり掃除できる

 

自走式ヘッド搭載以外にも掃除への配慮が細やか

いまコードレススティック掃除機に求められる条件は、掃除のストレスをなくす快適な操作性と、掃除を時短できるゴミ除去力。それらを高レベルで両立し、かつ1万5000円以下の低価格を実現したのがTC-E263GYだ。

 

本機は驚くことに、この価格で自走式ヘッドを搭載。1万円台で「自走式」は希少で、ヘッドを軽く押すだけで前進するので掃除が超ラクになる。ヘッドの左右の首振りも高級機に劣らぬ滑らかさ。吸込仕事率70Wの吸引力はフローリングでの使用には十分で、ゴミの有無をセンサーで確認できるのも安心感があり、実用性が高い。

 

集じん方式は紙パック式で、ゴミ捨ての際にホコリに触るのが嫌な人には最適。ランニングコストが気になるが、使い捨てダストパックを25枚同梱。週に4日掃除する場合、これで目安として約2年ぶん目安の掃除に対応できる。

 

質量は1.4kgと軽く、スタイリッシュなデザインはどんなインテリアにも馴染みやすい。壁に立てかけても倒れにくいよう、ハンドル後方に滑り止めゴムを配置するなど、配慮も細やか。まさに価格以上の魅力を持つ掃除機と言える。

 

家電ライター激推し! テスコムのオーブンはドライフルーツも作れちゃうらしい

価格は安いのに機能がスゴイ超お買い得な家電を大特集! 今回は、毎日のお料理を楽しく&ラクにしてくれるテスコムのコンベクションオーブンを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

デジタル&家電ライター

コヤマタカヒロさん

キッチン家電、デジタルギアを中心に幅広いジャンルに精通。「家電スタジオ・コヤマキッチン」を運営。

 

人気の「ジップロック(R)調理」や低温調理などが手軽にできる

【コンベクションオーブン】

2022年3月発売

テスコム

低温コンベクションオーブン TSF61A

価格 1万6500円

ノンフライや低温調理など1台6役の機能を搭載。新モード「上火グリル」で、具材に火が通りにくいアレンジトーストも絶妙に仕上がる。手軽に作れる「ジップロック(R)調理」にも対応。

SPEC●消費電力:1200W●モード切替:トースター、高温+ファン、高温、上火グリル、低温+ファン、低温●温度調節:低温10段階(35〜90℃)、高温10段階(100〜230℃)●サイズ/質量:W345×H240×D410mm/4.7kg

 

ローストビーフやコンフィなど本格メニューも作れておトク

コンベクションオーブンは熱風循環機能を備え、1台でトーストだけでなくノンフライ調理、オーブン調理、お菓子作りなど多用途に使えるのが魅力。おうち時間を充実させる注目の調理家電だ。特に本機は低価格ながら低温・高温コンベクション機能を搭載し、ローストビーフやドライフードもおいしいと評判。初号機である前モデルも大ヒットを記録した。

 

使い方の一例を挙げると、お湯を使わずに低温調理できるのでローストビーフをより手軽に作れる。また、ジップロック(R)を使った調理ができるのもユニーク。筆者のオススメはサーモンとオリーブオイルをジップロックに入れて作る「サーモンのコンフィ」だ。15~20分の調理で、“生”でも“焼き”でもない、独特のトロッとした食感のサーモンが楽しめる。同様に、ヘルシーでしっとりしたサラダチキンが簡単に作れるのもうれしい。

 

さらに本機では新たに「上火機能」を搭載。グラタンやピザのチーズの焦げ目をしっかりつけられ、料理のグレードがワンランク上がる。これだけの高機能・多機能ぶりで2万円切りとは圧巻のコストパフォーマンスだ。

↑ヒーターで熱した空気を庫内ファンで循環させることで、食材をムラなく焼き上げ、外はカリッ、中はジューシーに仕上げる。ファンによるムラのない送風で低温調理やフードドライも可能

 

↑操作パネルに4つのつまみを搭載。モード切替で6つのモードを切り替え、低温・高温用各自のつまみで温度設定を行う。タイマーつまみでは最長12時間(低温モード時)まで調理時間の設定が可能

 

↑本体下からパンくずトレイをすぐに取り外せ、庫内に食材が落ちても簡単に掃除できる。放っておくと焦げつきがちなパンくずなどを掃除しやすいのはうれしい

 

↑低温コンベクションモードを使うことで、ドライフルーツや干し野菜も数時間で完成。同梱の足つき網を使えば2段調理が可能で、一度にたっぷり作れる

家電ライターも納得、1万円台のコスパ最強なシロカの電子レンジ

価格は安いのに機能がスゴイ超お買い得な家電を大特集! 今回は、毎日のお料理を楽しく&ラクにしてくれるシロカの電子レンジを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

デジタル&家電ライター

コヤマタカヒロさん

キッチン家電、デジタルギアを中心に幅広いジャンルに精通。「家電スタジオ・コヤマキッチン」を運営。

 

デザインの美しさに加えて「温め」に特化した機能が秀逸

【電子レンジ】

2021年10月発売

シロカ

電子レンジ SX-18D132

実売価格 1万7980円

ミラーガラスの扉が洗練された印象を与えるモデル。「温め機能」に特化しつつ、湿度センサーを使い、弁当や冷凍食品などを最適な温度に温める。熱を通しすぎない独自のプログラム「やさしさ解凍」で冷凍した肉や魚も上手に自動解凍。

SPEC●消費電力:1350W●レンジ出力:900W/600W/500W/200W/100W相当●庫内容量:18L●自動メニュー数:11●サイズ/質量:約W458×H282×D350mm/約9kg

 

「解凍」「温め」を極めた単機能レンジの実力派

自宅であまり料理をせず、惣菜や冷凍食品を温める程度だという人は、電子レンジのオーブン機能や過熱水蒸気機能は持て余してしまう。ならば、マイクロ波による「温め」機能に特化し、価格を抑えられた単機能レンジのほうがベターと言える。

 

昨今は単機能レンジにも出力を細かく切り替えできるもの、高機能センサーで加熱しすぎや加熱不足を防ぐものなど、基本機能を高めた製品が登場。なかでもシロカの電子レンジSX-18D132は、低価格ながらそうした必須機能をしっかり押さえた実力派だ。11種類のオートメニューのほか、最大900Wの高出力インバーターで食材をスピーディに温め可能。また、湿度センサーを使った自動温め機能も優秀で、コンビニ弁当もムラなくホッカホカにできる。

 

解凍機能も素晴らしく、100Wと200Wの出力を細やかに制御。半煮えになりやすい冷凍ひき肉を上手に解凍してくれる。「調理はガスコンロ派」という家庭でも、これは大いに重宝するだろう。

 

さらにキッチンに映えるデザインも魅力。使い勝手にも配慮し、勘ドコロの押さえ方が見事だ。

 

↑同社独自の特殊コーティング塗装「さっピカコート」を庫内の側面などに採用。付着する液体の接触角を大きく保ち、時間が経った汚れも拭き取りやすい

 

↑庫内に段差のないフラットテーブルはお手入れがラク。庫内が見渡しやすく、汚れた場合もさっと拭くだけできれいになり、清潔な状態をキープできる

 

↑独自プログラム「やさしさ解凍」で加熱ムラや熱の通しすぎを防止。200Wと100Wの低出力を使い分け、冷凍のひき肉や刺身のサクも上手に解凍する

 

↑庫内は約W295×H181×D324mm。フラットテーブルなので大きめのコンビニ弁当も温めOKだ。湿度センサーで温める際はふたやラップは外そう

 

↑調理モードを設定しスタートボタンを押せばあとはおまかせ。扉はミラーガラスで使用中以外、庫内が見えない。スタイリッシュな佇まいも魅力だ

「エルメスのデザイナーが手掛けた家電」がこんな安くていいの? 四元素をテーマにした新シリーズ「FoElem」を見てきた

オシャレな家電って、なかなかないよね。あったとしても、どうせ手が届かない値段でしょ……? そんな声に応えるかのように、EPEIOS JAPAN(エペイオス・ジャパン)から新たな家電シリーズが発表されました。それが、「FoElem(フォーエレム)」です。

 

著名なデザイナーによるデザイン、手が届きやすい価格が魅力

都内で開催された発表会では、同シリーズから発売されるスマート加湿器「Heal(ヒアル)」・スマートノンフライオーブン「Chef(シェフ)」・スマートコーヒーメーカー「Mocca(モカ)」・スマートファン「Wind(ウィンド)」の4製品がお披露目されました。

 

これらの製品について、同社社長の駒崎竹彦氏は「現在は、良いものを長く使う時代だからこそ、長く愛されるデザインが必要。今回は、世界で活躍する2名の素晴らしいデザイナーを迎え、感性に訴えかけるような素晴らしい製品になりました」と語りました。確かに、どれを見てもデザインがひと味ちがいますね。しかも価格はどれも2~3万円台で、手が届きやすいのがうれしいところです。

↑左からスマートノンフライオーブン「Chef」、スマートコーヒーメーカー「Mocca」、スマート加湿器「Heal」、スマートファン「Wind」

 

「FoElem」のデザインを手掛けたのは、2名の経験豊かなデザイナー。一人はエルメスのスカーフやテーブルウェアのアートディレクターを務めるブノワ・ピエール エミリー氏。もう一人は、ロンドンの王立芸術カレッジでブノワ氏とともに学んだダミアン・オー シュリバン氏です。ダミアン氏はフィリップスで工業デザインを手がけたのち、ルイ・ヴィトン、エルメスなど名だたるラグジュアリーブランドでデザインに従事しました。

 

当初はエペイオスからブノワ氏にコラボの打診があり、ブノワ氏が工業デザインをよく知るダミアン氏に声をかけて、今回のような共同体制になったのだとか。

↑発表会では、デザインを手掛けたダミアン・オー シュリバン氏(左)とブノワ・ピエール エミリー氏(右)が登壇

 

「水・火・土・空気」の四元素がテーマ

2名のデザイナーはそれぞれ、今回のプロジェクトの印象と自らのデザイン哲学について話してくれました。

 

「日本は大好きな国で、今回のコラボはうれしい。また、これまでのキャリアのなかで家電に関わったことがないので、ドキドキする面白い話だと思っている。デザインで重要に思っていることは、シンプルであること、そして本質をとらえていること。我々はテクノロジーに溢れた世界で生きているが、生活の本質は変わっていない。食事を温める、休息するといったことは生活の本質的なもの。私たちは、そこに注目しました」(ブノワ氏)

↑ブノワ・ピエール エミリー氏

 

「話を聞いたときは、本当にうれしいと思った。私のフィリップスでの経験を活かせると思ったし、いままでもブノアと仕事をして楽しかった経験もあった。また、ラグジュアリーブランドでの経験を通して、生活のなかに魔法のような楽しいこと、楽しいことを作るのが私の目的でもあります」(ダミアン氏)

↑ダミアン・オー シュリバン氏

 

また、今回の新ブランドでは、「水・火・土・空気」の四元素をそれぞれ4つの製品のテーマとし、それら四元素が自然の中で織りなす変化を感じ取れるデザインにまとめたとのこと。

 

ダミアン氏は、「オーブンは火であり、コーヒーメーカーは土、加湿器は水、ファンは空気がテーマ。この4つの製品には、デザインのディテールの色々な部分で四元素を取り入れているので、注目してほしい」と語りました。

 

ブノワ氏は「それぞれのエレメントがどのように変化を見せるのか、これもコンセプトの重要な部分です」と語りました。ちなみに、ブランド名の「FoElem」は英語のFour Elements(四元素)に由来しているそう。

↑四元素について説明するエペイオスの駒崎竹彦社長。「FoElem」は、四元素が⾃然の中で織りなす変化を感じられるデザインとなっていると説明

 

こうして出来上がった製品は、デザイナー両名にとって満足感が高い仕上がりになったよう。

 

「どこか詩のような、生活に喜びを与え、幸福感を与えるような製品したかった。今回の来日で初めて最終版を見ましたが、チームの仕事のすばらしさに感謝。私がデザインを考えて、ダミアンが最終段階に持っていったが、オリジナルデザインを尊重してくれたことがうれしい。4つの家電製品を見ると、ひとつのファミリーのようなイメージで、違和感のないデザインに仕上がったと思う」(ブノア氏)

 

加湿器Healでは、自然の中での水の循環を表現

さて、以下ではそんなデザイナーたちの自信作をチェックしていきましょう。なかでも注目は、「FoElem」の第一弾となるスマート加湿器「Heal」。発売は11月17日で、直販価格は2万4310円(税込)です。

↑スマート加湿器「Heal」

 

四元素の「⽔」をテーマとするHealは、⽔が蒸発して空に上り、また⾬となって地上に降り注ぐ……という⾃然の中での循環をイメージしてデザインされたそう。また、ガラス製のタンクは「砂時計」をモチーフとしており、シリーズのコンセプトでもある「時の移ろい」を表現。「⼼をうるおす」という製品コンセプトを体現するため、「⾳・光・⾹り」を演出する機能も搭載しています。

↑全8曲のサウンドから選択できるサウンド機能、アプリで自由に光の色と明るさを変えられるライト機能、アロマユニットなどを搭載

 

加湿方式は、加熱と超⾳波を合わせたハイブリッド⽅式を採⽤しました。⽔を加熱することで除菌効果を期待でき、かつ温かいスチームで室温を下げない加熱式、消費電⼒が低く家計に優しい超⾳波式を組み合わせることで、快適で安⼼かつエコな加湿器に仕⽴てたといいます。

 

なお、本製品はクラウドファンディングサービス「Makuake」で先行予約を開始し、すでに目標金額の600%を超えています。ちなみに、本製品は⽀援者の7割が⼥性とのことで、その事実も興味深いですね。

 

四元素のうち「⽕」がテーマのスマートノンフライオーブン「Chef」は、「魔法の調理器具」としてブランドの中でも特に⼈気の「ノンフライオーブン」をブラッシュアップしたモデル。参考価格は3万9000円前後で、12月中旬以降に発売予定。

↑スマートノンフライオーブン「Chef」

 

ピザ窯に着想を得た、ユニークな半円形のフォルムが特徴です。「ノンフライオーブン」と同様、油を使わないヘルシーなノンフライ揚げ物調理と、⾷材をセットするだけでほったらかし調理が可能。

↑「映え」な丸鶏も焼けます。試食では香ばしい皮目が印象的でした

 

↑「Chef」で油を使わないポテトフライを調理。試食では油のしつこさがなく、じゃがいも本来の味わいが際立っていて、ペロっと食べられました

 

四元素の「⼟」がテーマのスマートコーヒーメーカー「Mocca」は、2023年の春以降の発売予定で、参考価格は3万円前後。⼤地に落ちたコーヒーの実から、やがて芽が出て⽊に育ち、その実がまた⼟に還る……という⾃然の循環をモチーフにデザインしたそう。開発にあたり、コーヒーのテイストは第15代ワールドバリスタチャンピオンである井崎英典⽒が監修するそうです。

↑スマートコーヒーメーカー「Mocca」

 

スマートファン「Wind」は、四元素の「空気」がテーマ。2023年春以降の発売予定で、参考価格は2万円前後。「いつでも好きな時に思い出の地や憧れの場所を訪れる気分になってほしい」との願いを込めて、⾶⾏機のジェットエンジンをモチーフにデザインしたとのこと。⽇本各地をイメージした⾵のリズムを⽣み出す「⾵のシミュレーションモード」などを搭載予定。

↑スマートファン「Wind」

 

↑⾶⾏機のジェットエンジンがモチーフ

 

なお、これら4製品は、ユーザーの多様なライフスタイルに対応すべく、すべてIoTに対応。アプリでさまざまな設定が可能とのことなので、個人でカスタマイズして使う楽しみもあります。著名なデザイナーが手掛けた家電が手ごろな価格で楽しめて、IoT対応で便利に使える「FoElem」。これから見逃せないブランドの一つとなりそうです。

撮影/中田 悟

最強コスパ掃除家電ランキング6~10位 「除菌できる1万円台のふとんクリーナー」に注目

価格は安いのに機能がスゴイ超お買い得な家電を大特集! 今回は、掃除に役立つ家電をランキング形式で紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

生活家電全般の記事を執筆。コードレススティック掃除機やロボット掃除機のレビューも多数手がける。

【第10位】 卓上置きも吊り下げもできるかわいいミニ掃除機

【卓上掃除機】

2020年8月発売

アンジェ

Vaccumi

実売価格 3300円

テーブルに落ちた食べカスや消しゴムのカスの掃除にピッタリ。かわいらしいハンドベル型デザインで卓上に置いてもインテリアに馴染むうえ、吊り下げにも対応する。アタッチメント交換で毛玉取り器にもなる。

SPEC●吸引力:400Pa●電源:USB充電式●最大使用時間:約40分●充電時間:約2.5時間●付属品:吸引ノズル、毛玉取りアタッチメントほか●サイズ/質量:φ68×H176mm/160g

 

↑付属のノズルを付けるとキーボードの溝や本棚のすき間など細々した場所もサッと掃除できて便利

 

↑電源を入れると内部ファンが高速回転し、底部の穴からゴミを吸引。本体をクルクル回しながら移動させると底ブラシにゴミが集まり、上手く捕集できる

 

【ココが価格以上!】 ササッと気軽に使えて毛玉取り機能も気が利く

「卓上に置いてもインテリアに馴染み、すぐ手に取って掃除できる使い勝手の良さが魅力。さらに毛玉取り器としても優秀で、忙しい朝、着ていく服に見つけた毛玉をサッと取り除けます」

 

【第9位】 大風量で送風・吸じんに活躍する格安ブロワー!

【ブロワー】

2021年6月発売

三共コーポレーション

CUSTOM KOBO パワーアップブロアー MBC-500C

実売価格 3840円

送風・吸じんの2役で使えるコード式ブロワー。風量を無段階調節でき、洗車後の水滴の吹き飛ばしや隙間のゴミの吹き出し、ホコリの吸じんに重宝する。軽量1.8kgで持ち運びもラク。

SPEC●消費電力:550W●モーター回転数:1500〜1万3500回/分●最大風量:2.3m2/分●サイズ/質量:W260×H170×D180mm/約1.8kg

 

↑ノズルを本体中央の吸い込み受け口に付け替え、ダストバッグをセットすれば集じんも可能に。木屑やホコリなど細かなゴミを素早く回収できる

 

↑長さ235mmのロングノズルで、窓のサッシに溜まったゴミもピンポイントで吹き飛ばせる。空気清浄機などの家電内部に溜まったホコリを掃くのにも便利

 

【ココが価格以上!】 コード式の制限はあるが吸じんもできコスパ最高

「家庭での使用にはまったく問題ない風量かつ、吸じん用途にも使えて3000円台は格安! コード式なので取り回しに制限はありますが、コードリール(電工ドラム)があれば庭先などでも使えます」

 

【第8位】 ふだん使いから結露対策まで幅広く対応して5000円切り

【乾湿両用クリーナー】

2020年7月発売

ツインバード

コードレス ウェット&ドライクリーナー HC-EB23W

実売価格 4690円

こぼしてしまった飲み物や、窓ガラスの結露など、濡れたものも吸い込める乾湿両用モデル。水抜き栓を使い、吸引した水分とゴミを分けて捨てられる。冬の窓ガラスの結露除去にも役立つ。

SPEC●集じん容積:約0.5ℓ(液体0.2ℓ)●連続使用時間:約10分●充電時間:約5時間●運転音:約65dB以下●サイズ/質量:約W410×H135×D115mm/約1kg(本体)

 

↑ノズルのない状態でもホコリや土、砂などをしっかり吸引。すき間ノズルを使えば、車内の狭い場所もストレスなく掃除できる

 

↑吸水ノズルを使うと、窓ガラスの結露やこぼした飲み物の除去に便利。ノズルがガラス面に密着し、液体を集めながら吸引する

 

【ココが価格以上!】 液体も躊躇なく掃除でき小型なので使いやすい!

「濡れたゴミや飲みこぼしを気にせず掃除でき、かつコンパクトで使いやすいのが魅力。カーデニングの後片付けから冬の結露対策まで幅広く使えて5000円を切るとはおトクすぎです!」

 

【第7位】 モップの回転で汚れを除去し洗剤投入でワックスがけも可能

【電動モップクリーナー】

2022年4月発売

エペイオス

電動回転モップ HM389

実売価格 8299円

先端が高速回転するモップパッドで床面の汚れをオフ。スプレー噴射機能付きで、洗剤を入れて噴射すれば頑固な黒ずみやベタ付き汚れもラクに拭き取れる。ハンドルは床面15度まで倒せて家具の下も掃除しやすい。

SPEC●回転速度:約120回転/分(±10%)●タンク容量:300mℓ●連続掃除時間:40〜50分●充電時間:3.5〜4時間●スティック長:102〜118cm(伸縮可)●サイズ/質量:W320×H80×D165mm(ヘッド部)/1.9kg

 

↑頑固な汚れを落とすハードパッド(右)を2枚、吸水性・耐摩耗性に優れ床を傷めずに掃除できるソフトパッド(左)2枚を同梱。面ファスナーで本体に装着する

 

↑モップが平均120回転/分と高速で動くので、手を添えるだけで力を入れずに拭き掃除が可能。重労働である雑巾掛けの負担を大幅に減らしてくれる

 

【ココが価格以上!】 床面15度まで可動する快適な使用感が魅力

「乾拭きからワックスがけまで1台4役をこなす本機。スティック部分は使う人の身長に合わせて長さを自由に調節できるるほか、75度の可動域で手が届きにくい場所も簡単に掃除できます」

 

【第6位】 自立式・超軽量・コードレスと使いやすさをとことん追求

【ふとんクリーナー】

2021年10月発売

レイコップ

NewStyle RAYCOP RS4-100JPWH

実売価格 1万6350円

1.42kgの軽量ボディとコードレス仕様で使いやすさを追求。ブラシとUVランプを一体化し、アレル物質をかき取りながらふとんの隅々までUV除菌できる。ブラシレスDCモーター採用で吸引力も強化。

SPEC●運転時間:パワーモード約16分/標準モード約28分/UVオンリーモード約120分●充電時間:約3.5時間●サイズ/質量:W250×H141.7×D612.6mm/1.42kg

 

↑紫外線(UV-C)の照射で除菌とウイルス除去率は99.9%を誇る。毎分3600回のパワフル叩きと強力吸引でダニも99.9%除去

 

↑ダストボックスのほか、3つのフィルターも水洗い可能。フィルター奥のハウスダストもサッと洗い流して清潔に使える

 

【ココが価格以上!】 UV除菌&吸引力に加え操作しやすさも進化

「コードレスかつ軽いのに加え、ヘッドの可動が柔軟で操作しやすい。吸引性能を高めるブラシレスDCモーター採用など、ユーザーの持つ不満を解消しつつ価格が抑えられています」

 

パナソニック津工場の「裏側の美学」。100年以上”当たり前”を作り続ける「ものづくりのこだわり」とは?

私たちが日々の生活で毎日触れている、コンセントやスイッチなどの配線器具。日常生活に欠かせないこれらの製品の国内シェアで80%以上を占めているメーカーが、パナソニックです。1918年の創業以来、100年以上にわたって配線器具を作り続けてきており、日本国内はもちろん、海外でも多くのシェアを獲得。世界中の人々の生活を裏で支えています。

 

家のコンセントやスイッチを見てみると、知らず知らずのうちに、パナソニック製の配線器具のお世話になっているはずです。今回は、その配線器具のマザー工場となっているパナソニック津工場を取材。工場内、それに併設されたショウルーム取材を通して見えてきた「裏側の美学」の実像とは—。

↑ショウルーム入口に掲示されている「裏側の美学」

 

1918年から進化し続けてきた、安心安全という”当たり前”

パナソニックが配線器具を作り始めたのは、創業年の1918年。コンセントすらなかった当時は、天井にある電灯のソケットから電源を取っていました。同社はそんな時代に、電灯ソケットから電源を取るための「アタッチメントプラグ」や、それの発展形である「二灯用クラスタ」を開発。特に二灯用クラスタは、電灯の明かりをつけながら家電を使いたい夜に重宝され、人気を博しました。これらの製品は現代になっても、お祭りなどにある屋台で利用されています。

↑ショウルームに展示されている、パナソニックの草創期を支えた配線器具たち。すべてのスタートは写真右のアタッチメントプラグだった

 

↑家庭用コンセントが存在しなかった、大正・昭和初期の部屋の再現。電灯(写真上部)のソケットが二灯用クラスタによって二股に分けられ、電球と卓上のアイロンに電力をそれぞれ供給している

 

100年を超える長い歴史のなかで多くの製品を作ってきた同社ですが、創業当時から現在まで通底しているコンセプトが「安全性」です。配線器具は毎日、24時間にわたって使われるものであると同時に、一つ間違えば発熱、さらには発火などの事故を起こす危険性があります。

 

安全に使えるのが当たり前の配線器具を、同社はずっと追求してきました。それを象徴するロングセラー製品が「フルカラー配線器具」です

↑ショウルームに展示されているフルカラー配線器具。1970年代に開発された商品ながら、その信頼性の高さから、いまだに売れ続けているというから驚きだ

 

このフルカラー配線器具、「一度も見たことがない」という読者はほとんどいないのではないかと思うほど、非常にポピュラーな商品です。本品が登場する前の配線器具は、内部にネジ止めをしなければいけない箇所があり、それが発火事故の原因になっていました。フルカラー配線器具は内部に「錠ばね」と呼ばれる導電性の部品を仕込むことで”ネジレス化”に成功。配線器具の安全性を飛躍的に高めました。

↑錠ばねの形状と役割を説明した図。配線器具の安全性を高めただけでなく、長寿命化にも貢献している

 

↑フルカラー配線器具の心臓部ともいえる錠ばねを生産・選別する機械。錠ばねは海外向けの製品にも用いられており、この機械が製造しているものは、8割が海外向けである

 

↑10kgのダンベルを錠ばねからぶら下げた展示。錠ばねの高い耐久力を示している

 

工場スタッフが”津工場のお家芸”と語るほど熟達した技術があります。それが、不燃性の樹脂「ユリア樹脂」を用いた圧縮成形加工です。この樹脂はその燃えにくさから、コンセントの差し込み部分など、発熱・発火をしやすい部品に用いられています。配線器具の安全性には不可欠な存在と言えます。

 

津工場では、150度以上に熱して溶かしたユリア樹脂を金型に流し込み、それを圧縮して成形するという圧縮成形マシンが52台稼働。その台数に反して、スタッフは交代勤務でわずか2名だといいます。これは、成形とバリ取りという二段工程を全て無人でできるほどに自動化しているから。高い安全性を誇る製品を高効率で生産する、津工場を代表する技術です。

↑圧縮成形に用いられる樹脂と、成形後の部品

 

同社が追い求める安全性は、現代に至ってさらに進歩。発熱を感知すると自動で異常を知らせ、給電を停止するコンセントや、コロナ禍になってからは手をかざすだけで電源のオンオフ切り替えができる非接触スイッチも登場しています。

↑異常な発熱を検知して火災を防ぐ「感熱・トラッキングお知らせコンセント」の仕組み(写真右)。左では、ドライヤーでコンセントを実際に加熱し、しっかり給電がストップすることを確認できる実演スペースがある

 

↑手をかざすだけで操作が可能な非接触スイッチ(写真中央)。操作を感知する動作距離を、5cmと10cmの2通りに設定できる

 

↑工場内には、職員の安全意識を高めるためのVR講習などを行う「安全道場」が設けられている。工場の全スタッフが、ここでの研修を経験し、生産にあたっているという

 

快適性&デザイン性をテーマに、新たな”当たり前”を生む

開発努力の積み重ねで、配線器具の安全性を当たり前にしたパナソニック。フルカラー配線器具でそれを確立して以降は「快適性」にも力を入れています。現在同社が販売している配線器具の約7割を占めるという主力商品・コスモシリーズ ワイド21は、「ワイド」の名の通り、スイッチ部分が大型化して押しやすくなりました。

 

工場スタッフに聞いたところ、このスイッチ部分の押し心地にはかなりこだわっているそう。同シリーズのスイッチは、ソフトなタッチ感としっかりしたクリック感を両立しています。

↑コスモシリーズ ワイド21の商品群。スイッチ面がフルカラー配線器具と比べて大型化している

 

ショウルームの展示では、世界各国に向けて出荷している同社製のスイッチがありましたが、その押し心地は国ごとに大きく異なっていました。ご当地にあわせた快適性を実現するため細かな調整をする、徹底したものづくり精神には頭が下がります。その成果として、同社の配線器具は世界シェアでも第2位を獲得。海外にも製造拠点を設けるなど、事業をグローバル規模で拡大中です。

↑世界各国で使われているパナソニックのスイッチ。押し心地や形状が国ごとに異なっており、筆者の感覚では、サウジアラビアやトルコ向けのスイッチは柔らかく押し込める一方、インド向けのものは強いクリック感があるなどの違いがあった

 

2010年代に入り、パナソニックの配線器具はさらなる進化を遂げています。角ばったデザインを採用したアドバンスシリーズや、マットな白と黒によるシンプルなデザインのSO-STYLEシリーズ、金属の質感が上品さを演出するエクストラシリーズが登場。既存の概念を覆す製品が生み出されています。

↑エクストラシリーズの、メタルプレート・ハンドル。そのメタリックな外見には、エイジング感のような深みがある

 

高品質と高効率生産を両立するためのものづくり思想

津工場は、配線器具のマザー工場として、日本のみならず、海外へ輸出する製品も多く製造。グローバル展開を支える母艦といえる存在です。そんな津工場には、高品質の維持はもちろん、膨大な生産量が求められ、ここで製造される配線器具の数は月産約650万個にも及んでいます

 

それを支えているのが「一貫内製化」と「五設一体思想」。この2つの思想には、同社が培ってきたものづくりの神髄が凝縮されています。

 

津工場の標語に「良い商品は良い部品から、良い部品は良い金型から」というものがあります。この言葉の通り、津工場では部品製作に用いる金型から、部品、製品そのものまで、全てを自社内で製造。ものづくりのためのものづくり=一貫内製化が徹底されています。

↑工場内で行われている金型のメンテナンス。自社内で金型を開発しているからこそ、精緻なメンテナンスが行える

 

その一貫内製化の根底にある考え方が、五設一体思想。これは、「マーケットニーズ・”設”計」「商品”設”計」「工法”設”計」「設備・金型”設”計」「工程・管理”設”計」の各部門が、商品の開発段階から緊密に連携するというものです。この連携が取れていないと、開発の初期段階では思いもしなかった問題が生産段階になってから判明する、というようなことが起こり得ます。五設一体思想はそういったトラブルを防ぎ、品質の維持向上と開発の効率化に寄与しています。

↑津工場を支える一貫内製化と五設一体思想の模式図

 

この工場があるからこそ、現代人の生活がある

パナソニック津工場が生産している配線器具は、私たち現代人が日常生活を送るうえで欠かせないものです。もはや、これらが存在しない生活は想像できません。一方で、当然の如く存在する配線器具に、生活者の意識が向くことはあまりないでしょう。

 

しかし発火を心配せず使えるコンセント、何度使っても故障しないスイッチなどが当たり前にあるのは、長年にわたって培われた技術や思想があってこそといえます。津工場は、その技術や思想が実践され、さらに進化していく現場であり、併設されているショウルームはその博物館といえる存在です。

 

その取材を終えた筆者が胸に抱いたのは、私たちの日常を裏側から作り、支えてくれている技術者たちへの感謝の念でした。

「世界は誰かの仕事でできている」

津工場は、その事実を強く感じられる場所なのです。

家電識者が日立の最新冷蔵庫の「本当にいる?」機能を調査!→「やっぱり必要でした」

提供:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

 

日立から発売中の冷蔵庫「HXCCタイプ」は、スマホと連携したコネクテッド対応の最新モデル。その魅力は「スマホ連携」にとどまらず、「鮮度保持機能」「設置場所を変えず大容量」と幅広く、まさに「『食のQOL』を上げる冷蔵庫」として期待されます。

 

でもそうした「高機能」って本当に必要なの? という疑問も……。ということで今回は、家電ライターの平島憲一郎さんが同タイプの600Lクラス、R-HXCC62Tを実地検分。各機能の実用性について調査してもらいました。

 

【今回紹介する製品】

日立グローバルライフソリューションズ株式会社

まんなか冷凍 HXCCタイプ

(写真はR-HXCC62T)

食材のまとめ買いをサポートするさまざまな機能を搭載した大容量冷蔵庫。冷凍室の機能と使い勝手を高めた「らくうま!ひろinイン冷凍」を搭載する。本体幅はそのままに定格内容積を従来比で15L拡大(※1)。

冷蔵室の棚スペース全体を温度約2℃にして、うるおい冷気で湿度低下を抑えた「まるごとチルド」や、約-1℃で肉や魚の鮮度をより長く保つ「特鮮氷温ルーム」、野菜を眠らせるように保存する「新鮮スリープ野菜室」なども備える。「冷蔵庫カメラ」により冷蔵室内の食材をスマホで確認、食材の買い忘れや二重購入を減らすことができる。

※1: 日立調べ。天井の薄壁化採用前の商品2021年度商品R-HX60R、HW60Rとの比較。SPEC●定格内容積:617L(冷蔵室317L、製氷室24L、冷凍室上段33L、冷凍室下段125L、野菜室118L)●年間消費電力量:270kWh/年●サイズ/質量:W685×H1875×D738mm/123kg

 

 【調査1】冷凍室が3段構造と聞いたけど「本当にいる」?

↑赤枠内はデリシャス冷凍スペース。3段ケースで食品の大きさに合わせて整理しながら収納できる

 

HXCCタイプの冷凍室は「らくうま!ひろin冷凍」をうたい、らくに、おいしく、広々と使え、整理しやすさをウリにする、同機の最大の魅力のひとつです。

 

近年、冷凍食品は味の品質が目覚ましく上がっていて「日々の食生活に欠かせない!」という人や、共働きで1週間分まとめ買いしてストックするから「冷凍室がパンパン!」という家庭、夏場のシーズンを迎えて「アイスや凍らせた飲み物でキツキツ!」という方も多いのではないでしょうか。

 

HXCCタイプの冷凍室は3段ケースになっていますが、「3段にするくらいならなるべく、スペースを広くして欲しい」と考える方もいるはず。3段ケースは本当に必要なのか、それぞれのスペースの役割について解説していきましょう。

 

まずはわかりやすいところから3段目の「大物ケース」。ここはその名の通り、大型の食材を入れるスペースになっており、パッケージングされた冷凍食品や箱型のアイスを入れるのに適した場所です。深さが約14.5cmあるので、500mLの冷凍ペットボトルを立てて入れることも可能。まとめ買いした食材を入れるのにも便利で、大物を整理して収納できて取り出しやすい場所になっています。

 

続いて2段目。ここは深さ9cmの「小物ケース」で、よく使う冷凍食品や作り置きのおかずを整理して収納可能。一般的なプラスチック製の密閉容器は高さが8cm前後のものも多いので、余裕を持って入れることができます。小物を入れるのに程よい高さで、上から見渡せるので食材が探しやすく見つけやすい場所になっています。

 

最後が1段目の薄物ケース。深さ5cmと薄いので食品を重ねて保存することを防ぎ、整理しやすく効率よく冷却。さらに「デリシャス冷凍」搭載なので、置くだけでおいしくホームフリージング(※2)してくれます。この「デリシャス冷凍」はアルミトレイで食品の熱を奪い、さらに専用のセンサーが温度を検知し、自動で運転を切り替えて、食品をすばやく凍らせるという仕組み。

 

↑ひろびろ使える大型アルミトレイが敷かれている。ケースが薄いから食品が重ならず効率よく冷却。置くだけでおいしくホームフリージングできる

 

食品の水分が凍る最大氷結晶生成帯をすばやく通過させ、氷結晶の成長を抑えることで、食品の細胞の破壊を抑制します。だから温かい食品を入れて、置くだけでおいしくホームフリージングできてしまうのが特長(※3)。

 

さらに冷凍室上段と製氷室もあわせた冷凍室全体では182Lの大容量で、思いきりまとめ買いができます。らくにおいしく冷凍できて、ひろびろすっきり入れられる。「らくうま!ひろin冷凍」という名前も納得です。

※2:日立調べ。食品の種類・状態・量によって効果は異なります
※3:温かい食品を保存する時は、手で持てるくらいの温度(約50℃)まで冷ましてから入れてください

 

さて、最初の「3段ケースって本当にいる?」という点に立ち返ってみます。大きい冷凍室はたくさん入るけど、それだけに積み重ねて収納してしまい、下のほうに入れた食品を眠らせてしまいそう。結果、賞味期限が切れてしまった食材が大掃除のときに出てきたり、毎回取り出すのに冷凍庫をひっくり返したりと非効率。

 

HXCCタイプの冷凍室は「らくうま!ひろin冷凍」で大容量かつ、収まるべきところに収められる機能性があるから実用的。かつ、「デリシャス冷凍」は手軽においしく冷凍してくれ、冷凍食品を多く使うようになった今の時代の相棒として優秀。やはり、3段構造(3段ケース)は必要でした。

 

↑サイトの中段に技術的な紹介が掲載されています

 

【調査2】最上段に500mLペットボトルが立てて入るのって「本当にいる?」

HXCCタイプのウリのひとつが大容量化。例えばR-HXCC62Tは本体幅が68.5cmで定格内容積617L。本体幅が同じ2021年モデルの「HX」「HW」タイプと比べて15Lも容量アップしています(※4)。

※4:2021年度商品R-HX60R・HW60Rとの比較。HXCCタイプはカメラユニット搭載のため、非搭載機種2021年度商品HXタイプと比較して外形寸法の高さが4.2cm、据付必要寸法の高さが5cm大きくなります。カメラ機能使用時は、カメラユニットがドア面から5.7cm出っ張ります。HXC/HWCタイプはコネクテッド機能搭載のため、非搭載機種2021年度商品HX/HWタイプと比較して外形寸法の高さが0.6cm大きくなります

 

大容量化に大きく寄与したのが冷蔵室最上段天井の形状変更です。真空断熱材の断熱性向上により断熱用の発泡ウレタンの一部をなくし、天井を薄壁化。最上段が広がったことで、500mLのペットボトルを立てて収納できます(※5)。

 

↑天井の薄壁化採用前のモデルとの最上段部の比較。真空断熱材を強化し、壁の一部の発泡ウレタンをなくすことで薄壁化を実現(赤枠内)(※5)
※5:最上段の高さかわるん棚を2段階設定できるうち、下の段に設定した場合

 

でも、冷蔵室最上段の拡大でそんなに冷蔵庫の使い勝手が変わるでしょうか? そもそも最上段の奥は食材を取り出しにくい場所。むしろ取り出しにくい食材が増えるだけでは? ということで、実際に最上段に500mLペットボトルを立てて、収納や取り出しを試してみました。

 

↑最上段の棚から天井までの高さは約15.7cm。500mLペットボトルが縦に5本並べて収納できます

 

実際に出し入れしてみると、ペットボトルを立てた状態で置けるのは非常に有意義。かつて500mLの炭酸水を最上段に倒して重ね置きしたことがあるのですが、ふとした拍子にペットボトルの段が崩れて横の皿が中身ごとひっくり返りました。そんな事態を避けられるだけでも大助かり。500mLペットボトルの収納位置が決まることで、冷蔵庫の整理整頓が促される点もメリットです。

 

また、便利だと思ったのは、500mLの缶ビール6本パックが箱ごとそのまま入ること。日立の担当者さんは、「誰々はビール、誰々は美容ドリンクなど家族でエリア分けして、それぞれ好きな飲み物をストックしても便利ですよ」とアドバイスしてくれました。

 

良いことづくめの同機能ですが、最上段奥のモノの出し入れはやりにくいかもしれません(筆者の身長は167cm)。ただ、最上段に関しては、先ほども述べたように飲み物を入れたり、ビン詰め食品のストック場所にしたりすれば、モノの出し入れも頻繁にならず、大容量を有効活用できそうです。

 

さらに、本商品はほかの場所でも収納効率を高める工夫が多いのが特長。ドアポケットには左右あわせて2Lペットボトルが5本収納可能。2Lペットボトルは野菜室前面にも入るのでたっぷり収納できます。また、冷蔵室の下端右側の棚が高さを3段階で変えられる(「高さかわるん棚」)のも秀逸。保存する食品の高さにあわせて棚を調節することで、鍋や牛乳パックもそのまま置くことができます。

 

↑左ポケット2段目を上に上げると、下段に一升瓶が入るようになります(写真右)

 

↑サイト中段に動かせる棚の一覧がわかりやすく載っています

 

【調査3】冷蔵室がすべて「チルド室」って「本当にいる?」

HXCCタイプは従来モデルに引き続き、冷蔵室の棚スペース全体を温度約2℃にして、うるおい冷気で湿度低下を抑える「まるごとチルド」を採用。

 

この「まるごとチルド」、驚くことにラップをかけずに保存できちゃいます!サラダなどはラップをかけなくても、野菜の乾燥を抑制。作り置き食材もチルド温度なら鮮度が長持ちするため、週末にお惣菜を何品もまとめて作る家庭では大活躍間違いなしです。

↑日立調べ。食品の種類・状態・量によって効果が異なります

 

サラダはラップをかけなくても野菜の乾燥が抑えられ、おいしく保存できます。

 

↑日立調べ。食品の種類・状態・量によって効果が異なります

 

ポテトサラダをまるごとチルド未搭載の冷蔵室でラップなしで保存すると表面が黄色く変色。一方、「まるごとチルド」で保存すると変色が抑えられます。

 

これを可能にしているのが「冷蔵室独立冷却システム」です。

「冷蔵室独立冷却システム」では冷却器とファンを冷蔵室専用と冷凍室・野菜室専用にそれぞれ配置。冷蔵室専用冷却器では除湿量を抑え、水分たっぷり含んだうるおい冷気で食品の乾燥を抑えます。さらに冷蔵室専用の大風量ファンの回転数などを制御して、冷蔵室全段をまるごと約2℃にします。

 

読者のなかには「冷蔵室全体をチルド化(※6)するなんて本当に必要?」と疑問に思う人もいるでしょうが、筆者は自宅の冷蔵庫で「チルド機能」を使っていて、その便利さを日々実感しています。 劣化しやすそうな食品は、チルド室に入れておく方が鮮度劣化を抑えられると感じているので、チルド室の大型化には大賛成でした。

 

ただし、冷蔵室全体をチルド室にするのには懐疑派でした。冷蔵室はドアの開閉が一番多い場所で、庫内温度は頻繁に上がるし湿度は下がる。チルド状態維持は難しいと感じていたのです。

 

この点を担当者さんに直撃したところ、「問題ありません!」と即答。カギは冷蔵室専用の大型ファンで、大風量でうるおいのある冷気を高速循環させるから、ドアの開閉で庫内温度が急に上がっても、全段一気に約2℃まで戻すことができるそう。これなら安心ですね。

 

ここでは、サラダとポテトサラダの例だけを紹介しましたが、クリームたっぷりのケーキやカットした果物の保存も「まるごとチルド」 がおすすめ。ラップをかけなくて済むのは手間が省けるだけでなく、ごみも減らせます。

 

HXCCタイプの冷蔵性能は「まるごとチルド」だけにとどまりません。例えば、「特鮮氷温ルーム」では凍らせないぎりぎりの温度の約-1℃にすることで、肉や魚をおいしく保存します(※7)。

※6:ドアポケットはまるごとチルドに含まれません
※7:日立調べ。新鮮な食材を保存した場合
↑「特鮮氷温ルーム」で保存した刺身。凍らせるとドリップが出て風味が落ちたり、食感が落ちてしまいますが、それらを抑制できます。開口部が広く、取り出しやすいのもメリット

 

また、「新鮮スリープ野菜室」では、「プラチナ触媒(ルテニウム配合)」が野菜の鮮度劣化の原因となるエチレンガスを分解。さらに、炭酸ガス濃度が高まると野菜の呼吸が低下、眠らせるように保存することで野菜のみずみずしさや栄養素を守ります(※8)

※8:日立調べ
↑赤枠内が「新鮮スリープ野菜室」。葉物野菜など、高湿な環境を好む野菜の保存におすすめ

 

↑ページ中段にサラダ以外のオススメ食品が載っています!

 

【調査4】冷蔵庫にカメラって「本当にいる?」

HXCCタイプには「冷蔵庫カメラ」が搭載されており、カメラユニットを本体上部外側に設置。冷蔵庫のドアを開くと、自動で冷蔵室内および左右ドアポケットを撮影してくれます。最新画像は「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」から確認できます(※9)。

※9:食品の収納場所やドアを開ける角度によって、カメラでの撮影に写らない場所があります。特鮮氷温ルーム内、冷蔵室の奥側、ドアポケットの一部は写りません

 

↑冷蔵室だけなく左右ドアポケットも1台で同時撮影が可能

 

確かに冷蔵室内をカメラで確認できれば、買い物時に「あれ、あったっけ?」という悩みも解決できそう。でも、この機能、どこまで積極的に使えるのか。ということで、実際に撮影した画像を確認してみましょう。

 

↑日立冷蔵庫コンシェルジュアプリに表示される写真の様子。左から、左ドアポケット、冷蔵室、右ドアポケット

 

何が写っているかは問題なく確認できました。特にドアポケット上段は前面から奥まで、何が入っているかはっきりわかります。さらに、画像は拡大することも可能でした。

 

↑サイト中段に「家族の暮らしぶりがわかる!」の使い方の紹介があります

 

【まとめ】「らくうま!ひろin冷凍」「大容量」「まるごとチルド」「冷蔵庫カメラ」のどれも必要でした!

一度に買う食材の量が多い大人数世帯だけでなく、忙しくて毎日買い物ができない共働き世帯にも大容量の冷蔵庫は必需品。その際、買い置きした食材のムダを少なくするための鮮度保持機能と食材管理機能を搭載していると、大容量のメリットをよりいかせるようになります。

 

その意味で、日立のHXCCタイプの冷蔵庫は前述のような家庭には最適。週末のまとめ買いに対応する大容量の冷凍室や冷蔵室があり、しかも庫内容量が大きいだけでなく有効活用できる工夫が施されており、限られたスペースを使いきることができます。

 

また、ラップをかけずに保存できたり、置くだけでホームフリージングしてくれたりするから省手間。チリも積もれば山となる小さな作業をカットできるのはHXCCタイプならではでしょう。さらに、「冷蔵庫カメラ」で撮影すれば買い直しのためにもう一度買い物に出かけることも少なくなり、二重買いも減らせます。本商品は、使うだけで日常の困りごとが減らせる一品と言えるでしょう。

ドラム式洗濯乾燥機の「こんなはずじゃなかった…」を解決する、日立が到達した「手間や時間をW軽減」という答え

提供:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

 

洗濯から乾燥までカンタン便利なドラム式洗濯乾燥機ですが、使い続けると感じる”不便”が以外に多いもの。それは、お手入れにかかる手間や時間ではないでしょうか。

 

ところが、そんなデメリットを解決してくれる洗濯機が登場しました! それが日立「ビッグドラム BD-STX120Hです。ビッグドラムは日立のドラム式洗濯乾燥機のブランド名で、国内累計出荷台数が300万台を突破(2006年〜2023年3月)している定番品。

 

そして、本モデルの注目はなんと言っても手間や時間をW軽減。冒頭で挙げたお手入れにかかる手間や時間を減らす、実にありがたい機能や性能が備わっているのです。今回は、BD-STX120Hを使うとドラム式洗濯乾燥機のお手入れにかかる時間や手間を軽減できるのか、チェックしたいと思います。

 

<今回紹介する製品>

日立グローバルライフソリューションズ株式会社

ドラム式洗濯乾燥機

「ビッグドラム BD-STX120H」

乾燥フィルターの掃除を不要にするなど、ドラム式のお手入れの手間を大幅に低減。従来機種と同サイズながら洗濯容量が12kgにアップ。洗浄力に定評のある[ナイアガラ洗浄]と目的に合わせて水温が選べる[温水ナイアガラ洗浄]で除菌・消臭、黄ばみ除去など目的に合わせた洗浄機能も向上した。[風アイロン]も進化し、洗濯~乾燥6kgの乾燥時間を約26%短縮。(2021年度製品(BD-STX110G) 約132分→約98分)。

SPEC●洗濯容量/乾燥容量:12kg/6kg●洗濯~乾燥時間目安(標準コース):約98分●消費電力量(洗濯~乾燥):約1570Wh●標準使用水量(洗濯~乾燥):約86ℓ●液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能:搭載●サイズ/質量:W630×H1065×D716mm/約82kg

 

 

お手入れにかかる時間や手間を「らくメンテ」がことごとく軽減!

ドラム式洗濯乾燥機は洗濯物を干す手間がないことから、共働き世帯など日々忙しい家庭で活躍する一方、日立のドラム式洗濯乾燥機では、「乾燥運転後に毎回お手入れが必要で大変」「フィルターがいくつもあって面倒」「ドアパッキンについたホコリ・糸くずを柔らかい布で拭き取らなけばならない」と購入後にお客様からお手入れに対する意見が多くあったそう。

 

そうしたドラム式洗濯乾燥機のメンテナンスの手間を劇的に軽減してくれるのが、日立ビッグドラム BD-STX120Hの「らくメンテ」。これは[乾燥フィルターレス]と3つの自動おそうじ([乾燥ダクト自動おそうじ][洗濯槽自動おそうじ][ドアパッキン自動おそうじ])と[大容量糸くずフィルター]いう5種類のお手入れ軽減機構の総称です。

 

<「らくメンテ」その①[乾燥フィルターレス]>

乾燥フィルターのお手入れを、フィルター自体をなくすことで見事に解決!

[乾燥フィルターレス]は、乾燥フィルターにたまったホコリを捨ててフィルター掃除する手間を、「フィルター自体をなくす」という方法で解消。乾燥運転で発生したホコリは、本体下部に設置された[大容量糸くずフィルター]で捕集します。洗濯乾燥機に付いているのが当たり前だった「乾燥フィルター」を省略する、という発想が大胆!

↑2021年度製品:BD-STX110G(左)、2022年度製品:BD-STX120H(右)

 

乾燥運転で発生したホコリ・糸くずはどのようにして本体下部に設置させた[大容量糸くずフィルター]に捕集するのでしょうか?その答えは、次回の洗濯運転時に3つの自動おそうじ([乾燥ダクト自動おそうじ][洗濯槽自動おそうじ][ドアパッキン自動おそうじ])によって[大容量糸くずフィルター]に洗い流しているからです。

 

<「らくメンテ」その②[乾燥ダクト自動おそうじ]>

乾燥効率低下を抑制!

洗濯のたびに乾燥ダクトのホコリを洗い流すことで、乾燥効率の低下も抑えられます。

 

とある編集部員はこれまで、掃除機に細いノズルを付けて「せめて届く範囲でもキレイにしたい」と悪戦苦闘していたらしいですが、その面倒ともおさらばですね。

↑洗い・すすぎ時に供給される水の一部を使って乾燥ダクト上部からシャワーを流し、蛇腹ホースと乾燥ダクト上部に付いたホコリや汚れを洗浄

 

↑[洗濯槽自動おそうじ]時の洗濯槽の高速回転を利用して乾燥ダクト内に水をかき上げ、乾燥ダクト下部の埃や汚れを洗い流します

<「らくメンテ」その③[洗濯槽自動おそうじ]>

洗濯槽の見えない部分もきれいに!

毎回、すすぎ運転のあとに洗濯槽を自動洗浄。きれいな水道水を槽内に送りドラムを高速回転させることで、洗濯槽の裏側や外槽内側などに付着した皮脂汚れや洗剤カスを洗い流し、洗濯槽を除菌(※1)、黒カビ発生を抑えます(※2)。通常1~2か月に1回は、洗濯槽クリーナーを使った「槽洗浄」を行う必要がありますが、その頻度が3~4か月に1回で済みます。洗濯槽自動掃除機能は他社のモデルも多く採用してますが、この頻度を伸ばすことをカタログで訴求しているのは日立だけです。(筆者調べ)

※1: ●試験方法:外槽・ドラムに取り付けた菌付着プレートの菌の減少率測定 ●除菌方法:洗濯槽自動おそうじによる ●対象部分:外槽・ドラム ●試験結果:菌の減少率99%※2:●試験方法:外槽・ドラムに取り付けたカビ付着プレートのカビ抑制確認●抑制方法:洗濯槽自動おそうじによる ●対象部分:外槽・ドラム ●試験結果:カビの減少率99% ※試験依頼先:一般財団法人 北里環境科学センター 報告書No.:北生発2022_3129号、北生発2022_2129号
↑[洗濯槽自動おそうじ]機能を使うと、ふだん掃除できないドラム槽の裏側(外側)、ドラム前部、外槽内側、外槽前カバー裏側を一度できれいに洗い流せます

 

<「らくメンテ」その④[ドアパッキン自動おそうじ]>

掃除が面倒なドアパッキンもシャワーで洗い流せる!

同機は新たに[ドアパッキン自動おそうじ]機能を搭載。ドアパッキン裏に専用の洗浄ノズルを装備し、パッキン裏についたホコリや糸くずを洗い流します。これにより、面倒だったドアパッキンの掃除を軽減できます。これまた地味に面倒な作業のひとつ。ゴム部分にへばりついた細かい繊維類って、落ちにくいですよね。

↑[洗濯槽自動おそうじ]時にドア枠上部のゴムパッキン裏に設置した専用シャワーからきれいな水を放出し、パッキンに付着した汚れを洗浄

 

<「らくメンテ」その⑤[大容量糸くずフィルター]>

従来「糸くずフィルター」は、洗濯~すすぎで発生するホコリ・糸くずなどのゴミを捕まえるパーツ。このフィルターを大容量化し、次回の洗濯運転時に、先述した3つの自動おそうじ([乾燥ダクト自動おそうじ][洗濯槽自動おそうじ][ドアパッキン自動おそうじ])で洗い流して1ヵ所に集約できるようにしました。もともとは本体上部にあった乾燥フィルターをなくし、本体下部の[大容量糸くずフィルター]に集約させてしまうというアプローチもすごければ、モノ作りのワザもすごい! ちなみに、[大容量糸くずフィルター]には約1か月分(※3)のホコリや糸くずがまとめられます。

※3:日立調べ。洗濯~乾燥6kg、1日1回運転時。衣類の量・種類により効果はことなります。
↑[大容量糸くずフィルター]は本体の左下部に搭載。本体扉を開けて簡単に取り出し、ゴミ捨てができます
↑[大容量糸くずフィルター]はステンレスメッシュを組み合わせた構造。振り落とすだけで簡単にゴミ捨てできます。これまでクシ型だった形状を箱型に変えたことで、ゴミの収容量を大幅アップ。さらに抗菌材(※4)を使用し、清潔さにも配慮しています
※4:●試験依頼先:一般財団法人 ボーケン品質評価機構 ●試験番号:20222009071-1 ●試験方法:JIS Z 2801(フィルム密着法) ●抗菌方法:樹脂に練り込み ●対象部分:大容量糸くずフィルター(ホコリ・糸くず捕集部のみ) ●試験結果:抗菌活性値2.0 以上(抗菌活性値が2.0 以上で抗菌効果があるとされています)

 

このように、BD-STX120Hは5つの機能・機構で多くのユーザーが抱えていたドラム式洗濯乾燥機の不満・ストレスを解消。「ドラム式はお手入れが大変」というイメージを払拭する1台と言えます。

 

乾燥機能「風アイロン」でアイロン掛けの手間や時間を軽減! 洗浄機能やトレンド機能もばっちり!

同機は「らくメンテ」だけでなく、乾燥機能「風アイロン」でもアイロン掛けの手間や時間を軽減。乾燥機能に関しては、時速約300km(※5)の高速風でシワを伸ばしながら衣類を乾かす[風アイロン]機能がさらに進化。アルミプレートの採用やヒーター容量の向上により、洗濯~乾燥6kgの時間目安を2021年度製品(BD-STX110G) 約132分から約98分まで短縮しました

※5:日立調べ。吹き出し口の面積と風量から換算した、吹き出し口付近の速度。
↑「乾燥機能を使ったら衣類がシワだらけでアイロン掛けが必要」というドラム式ユーザーも[風アイロン]を使えばそんな不満も解消できます
↑天日干ししたタオルは意外にゴワゴワになりがち。一方、大風量と衣類温度約65℃(※)の低温で乾かす[風アイロン]で乾燥させたタオルは、ふんわりやさしい肌触りです。 ※ 日立調べ。洗濯〜乾燥コースにおいて。一般社団法人 日本電機工業会で定めた試験布に温度センサーを取り付けて計測。乾燥時の温度は衣類の素材により異なります。また、乾き具合によっては、衣類の温度が高くなる場合があります

W軽減以外の機能も充実。洗浄力に関しても、高濃度の洗剤液と大流量シャワーでガンコな汚れも洗い流す[ナイアガラ洗浄]を搭載。また、同機能に温水ヒーターを組み合わた「温水ナイアガラ洗浄」も新採用。衣類の黄ばみ除去や除菌・消臭など目的に合わせた洗浄機能も向上しました

↑[温水ナイアガラ洗浄]を使った約40℃つけおき(標準)コースで洗うと、皮脂汚れが酸化して非常に落ちにくくなった黄ばみ汚れも見事に除去できています。※すべての黄ばみやニオイを除去できるわけではありません。 ※約40℃つけおき(標準コース)では、粉末合成洗剤を通常の2倍使用します。※日立調べ。洗濯2kg時、約40℃つけおき(標準コース)において。衣類の汚れは人工皮脂によるものです。衣類の量、汚れ、洗剤の種類などによって効果は異なります。

スマホアプリ「洗濯コンシェルジュ」とスマートフォン連携(※6)させれば、出先から運転開始できる[リモート機能]など、洗濯の自由度が格段にアップします。

※ 6:Android™ 7.0以上、iOS12.0以降に対応。インターネット接続環境と無線LANルーターが必要です。Android は Google LLC の商標です。

[液体洗剤・柔軟剤 自動投入]機能は、洗剤の計量・投入の手間がないうえ、洗剤を多く入れすぎて逆に汚れが落ちにくくなる失敗も防げます。

 

↑「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能は洗濯物の重さをセンサーで計測し、洗剤と柔軟剤を適量投入。液体洗剤も柔軟剤も詰め替えパック1本ぶんが全部入るので、洗剤・柔軟剤のボトルを置くスペースが不要。サニタリー空間をすっきり保てます ※操作パネルの「残量少」表示時。液体洗剤は810ml以下、柔軟剤は540ml以下の詰め替えタイプ

 

 

日立ビッグドラムBD-STX120Hは「らくメンテ」「風アイロン」というW軽減によって、ドラム式洗濯乾燥機にまつわる様々な「こんなはずじゃなかった……」をことごとく解決。ドラム式にがっかりした経験のある人、ドラム式購入に不安を感じている人にこそ、オススメの1台です。

個性的でコスパ抜群! 家電のプロが選ぶ「サンコー」のベストバイ商品6選

サンコーは、ユニークかつ生活者のニーズをとらえた商品でヒットを連発している家電メーカーだ。コロナ禍でも毎週2製品を発売し、なんと前年度比で売上250%(※1)を記録している! 今回は、数ある個性派アイテムのなかから、コスパが光るベストバイをプロに厳選してもらった。
※1:2019年度の売上17億円02020年度の売上44億円

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

IT&家電ライター

小口 覺さん

IT全般から家電まで幅広く精通しているライター。自慢したくなる家電を指す「ドヤ家電」の名付け親でもある。

 

教えて! サンコーってどんな会社?

サンコー広報部長

えき晋介さん

1人ですべての商品PRを担当する名物広報。2016年の広報部立ち上げ以降、メディア露出は60倍に増加!

 

“世の中にない家電”を追求しています!

商品コンセプトは、「面白く」て「役に立つ」。余計な機能は付けず、生活者の悩みをストレートに解決できる商品を開発しています。企画会議には全社員が参加し、良いアイデアは迅速に試作して検討します。

 

【その1】 工事不要&省スペースだから狭いキッチンでも導入しやすい!

【食器洗い乾燥機】

2022年2月発売

ラクアmini

実売価格2万2800円

水道工事不要で、直接水を注いで使うタンク式。55℃以上の温水を噴射して食器を強力に洗浄し、洗浄後も高温で乾燥させる。使用水量は手洗い時の約10分の1(※2)に抑制。

SPEC●乾燥方式:熱風乾燥●定格消費電力:900W●使用水量:3.2ℓ●サイズ/質量:W308×H415×D315mm/約8kg
※2:手洗い時の水量1回を約33ℓとして計算

 

↑一人暮らしの狭いキッチンでも設置が容易。給水カップを同梱し、本体上部から簡単に給水できる

 

↑コンパクトながら食器約12点と箸類を一度に洗える。スピード洗いや強力洗浄など4種のモードを搭載

 

ココがサイコー!

「食洗機に手が出せない理由としてよく挙げられる『高い』『置くスペースがない』『水道工事ができない』をすべて解決した製品。一人暮らしの狭小キッチンにも設置できるぞ」(小口さん)

 

【その2】 いつもの鍋に差して低温調理でき、簡単なのにジューシーな仕上がりに!

【低温調理器】

2020年2月発売

マスタースロークッカーS

実売価格1万800円

本機と真空パック袋に入れた食材を鍋にセットすれば、低温調理が可能。温度は25〜99.9℃で、0.1℃単位で設定できる。本体内部のプロペラが回転し、水温を均一に保つ。

SPEC●設定温度:25〜99.9゜C(0.1゜C単位)●設定時間:1分〜99時間59分(1分単位)●定格消費電力:850W●サイズ/質量:W82×H320×D90mm/約800g

 

 

↑食材に応じて温度と時間を設定し、じっくりと火入れして旨みを引き出す。音で知らせるタイマー付きだ

 

ココがサイコー!

「低温調理ブームの初期に発売された、安さと使いやすさを兼ね備えた名品。定格消費電力850Wとパワーはそれなりだが、一般家庭で使うには必要十分です。底が浅い鍋でも使えるのがイイ!」(小口さん)

 

【その3】 保冷・保温の1台2役! 音が静かで寝室にも置ける

【小型冷温庫】

2022年5月発売(※3)

自分専用おとしずか冷温庫 6L

実売価格5980円

保冷と保温の1台2役で、500mℓのペットボトルや缶を4本まで収納できる。静音設計で、寝室などにも置きやすい。シガーケーブルが付属し、車内でも使える。

SPEC●庫内容量:6L●温度:約7〜65℃●運転音:約41dB●サイズ/質量:W173×H289×D250mm/約2.2kg
※3:2022年9月上旬~中旬に再入荷

 

 

↑保冷と保温の切り換えは、背面のスイッチで行う。スイッチの上部には手を引っかけられる凹みがあり、持ち運びもラクだ

 

ココがサイコー!

「缶やペットボトルの飲料を、いつでも手が届くところに置いておけます。冷蔵庫としては文句なく安いし、冬場は温めにも対応。容量控えめだから、アルコールの飲み過ぎもセーブできます(笑)」(小口さん)

 

【その4】 本棚に入るサイズながら下糸ありで縫える本格派

【小型電動ミシン】

2022年1月発売

ちゃちゃっとミシン

実売価格4380円

一般的なミシンの3分の1程度のサイズながら、下糸ありでしっかり縫えてほつれにくい。自動糸巻き、自動布送り機能も搭載。コードレスなので、場所を選ばず使える。

SPEC●電源:単三形アルカリ乾電池4本●連続使用時間:約36時間●使用可能な布の厚さ:0.35〜1mm程度●サイズ/質量:W62×H103×D242mm/約350g

 

 

↑本棚や引き出しに収納可能なコンパクトサイズ。約350gと片手で持てる軽さで、サッと取り出して使える

 

ココがサイコー!

「超コンパクトなのに、ちゃんと上糸と下糸で縫える電動ミシン。それがこの価格とは、ミシンが高級品だった時代の人たちが見たら腰を抜かすレベルです。乾電池駆動なので出先でも裁縫可能!」(小口さん)

 

【その5】 自分で簡単に設置可能! もこもこ泡で飛びはねを抑える

【トイレ洗浄機】

2022年5月発売

後付けトイレバブル洗浄機 BIG

実売価格7980円

便器の水面に泡のクッションを作り出し、便の飛びはねを抑制。便器に汚れが付きにくく、掃除もラクになる。工事不要で簡単に設置でき、家庭用の中性洗剤を希釈して使うので経済的だ。

SPEC●タンク容量:4.5L●電源:USB充電●充電時間:約4.5時間●連続使用時間:約50分●生成時間/量:7.5〜15秒/約45〜90ml●サイズ/質量:W140×H460×D140mm/約1.28kg

 

 

↑泡の生成は、付属のリモコンまたは本体上部のボタンを押して操作。満量時から最大100回ぶん使用できる

 

ココがサイコー!

「泡洗浄付きの便座は10万円くらいするが、コレなら8000円でお釣りが来る。USB充電式かつ大容量で、工事や補充の手間が少ないのがうれしい。立って小便をしたいけれど掃除が面倒な男性はぜひ」(小口さん)

 

【その6】 小型なのにパワフルな洗浄&脱水でサブでもメインでも十分に活躍!

【小型二槽式洗濯機】

2019年12月発売

別洗いしま専科3

実売価格1万3800円

泥汚れが付いた衣類や色移りしやすい衣類などの別洗い専用として、二槽式洗濯機を小型化。洗濯物が多いときのサブ機としても便利だ。洗濯の時短だけでなく、節電・節水にもつながる。

SPEC●洗濯容量:約3.6kg●脱水容量:約2kg●定格消費電力:240W●サイズ/質量:W550×H575×D345mm/約9kg

 

↑洗浄・脱水のそれぞれに特化した二槽式ならではのパワフルさを実現。ソフトコースと標準コースを搭載する

 

↑コンパクトかつ質量9kgで持ち運びも可能。好きな場所で洗濯でき、使わないときはしまっておいてもOKだ

 

ココがサイコー!

「容量は小さいけれど、洗濯と脱水が同時にでき、洗濯がはかどります。一人暮らし世帯のメイン洗濯機としても十分に活躍!ベランダに持って行って洗えば、すぐに干せますよ」(小口さん)

 

構成・文/えんどうまい、佐伯尚子、ブルーラグーン、保谷恵那 文/平島憲一郎 撮影/島本一男(BAARL)、高原マサキ(TK.c)

ブラックフライデー&サイバーマンデーで最大50%オフ! 「COSORI」「Levoit」などアメリカ発ベストセラー家電がお買い得に

アメリカ発の小型家電メーカーVeSync Co., Ltd(ウィーシンク)は、11月25日~12月1日の期間、同社製品が最大50%オフとなるブラックフライデー&サイバーマンデーセールを、VeSync公式ストア、Amazon公式、楽天公式、ビックカメラ.comで開催します。

 

セールの対象製品は、世界出荷台数900万台突破「Levoit Core 300 空気清浄機」、ほったらかし調理家電「COSORI PRO LE 4.7L ノンフライヤー」、コスパ重視タイプの加湿器「Levoit Dual 150 加湿器」、日々の健康管理をデータ化できる「ETEKI FIT8S 体重計」など。

 

その他のセール対象製品は、以下の表をご覧ください。

 

お尻〜首まで、背面全部をほぐしてくれる「座椅子型」マッサージ器

セールス・オンデマンドは、韓国に本社を置くマッサージ機専業メーカーHutech社の「restool(レスツール)コンパクトシートマッサージャー」を、11月9日より一部百貨店やrestool公式サイトなどで販売します。実売価格は1万9800円(税込)となっています。

 

「restool」は、インテリアに馴染むデザインで身近に置けることをコンセプトにしたHutech社のマッサ ージ器のブランドです。今年3月に発売された「restool スツールフットマッサージ ャー」に続き、ブランド第2弾として「restoolコンパクトシートマッサージャー」が発売となります。

↑「restool(レスツール)コンパクトシートマッサージャー」パッションオレンジ(左)、アーバングレー(中)、オリーブグリーン(右)

 

コンパクトながら本格的なシートマッサージャー

シート型の形状をした本製品は、「もみ玉」「ヒーター」「バイブレーション」の3つの機能を搭載し、座ってお尻をマッサージするだけでなく、座面のクッションパッドを取り外すせば腰、背中、肩、首周りまで、マッサージしたい部位にあわせて自由な使い方ができるマッサージ器です。

↑サイズ:幅約460×奥行き440×高さ200mm/質量:約2.3kg(アダプター含む)/消費電力:14W(ヒーター7.2W)

 

また、家具調の張地をまとったデザインにし、一般的なシートマッサージャーよりコンパクトに設計したことで、マッサージ器とし ての存在感もなく、インテリアに馴染むといいます。

 

【もみ玉】

左右に設置された回転もみ玉には大と小の2つ突起が付いており、回転時の圧を変えることで手もみに近い感 覚を再現。もみ上げともみ下げを心地よいリズムで行い、 背中など手の届きにくい場所でも左右均等にバランスよくほぐします。

【ヒーター】

回転もみ玉にはヒーターを内蔵し、マッサージ部位を温めながらマッサージ。オン/オフの切り替えが可能。

【バイブレーション】

本体の両側から発せられるバイブレーションにより、血行を促進しながらマッサージ。好みによってオン/オフや強弱の切り替え、バイブレーション機能だけのマッサージも可能。

「コレ、ドライヤーなの?」カドー「baton」は美しい形ゆえ、髪以外も美しくまとまる絶大メリットが!

毎日使用するうえ、ヘアケアの面からも欠かせない存在の「ドライヤー」。みなさんは、どのようにドライヤーを選んでいますか? 高性能なものは価格も高く、5万円を超えるものもあり、それだとやっぱり高い! 現実的に手が出せるモデルで、髪の悩みを解決してくれて長く使えるモデルが欲しいというのが本音だったりします。

 

そこでGetNavi web編集部は、人気メーカーの最新ドライヤーから3万円前後の、ちょっと高いけど買えなくはない価格帯のモデルをピックアップ。実際に使用しつつ、機能、仕上がり、収納性、価格などあらゆる角度から、各製品の実力を調査しました!

 

第一回目は、スマートなデザインが目を引くカドーの「baton バトン」! ぱっと見、ヘアアイロンのようにも見えますが、正真正銘のドライヤーで、10月下旬に発売されたばかりの注目のニューカマーです。

 

【調査メンバーと髪質】

GetNavi web編集長 山田佑樹:柔らかい髪質の短髪。アラフォーで髪にボリュームが欲しいお年頃。

 

GetNavi web美容家電担当 松永舞香:絡まりやすい髪質のロングヘア。潤いを守りつつサラッと仕上げたい。

 

ライター 狐塚咲季:カラーとパーマで痛み気味のミディアムヘア。ダメージを抑えたい。

 

【調査①】製品概要と扱いやすさをチェック!

【今回調査したドライヤーはコレ】

↑●SPEC /消費電力:800W/風量:2.0㎥ (分)/サイズ:高さ約277mm×直径約38.5mm/質量:約298g(電源コード、カールブラシを除く)/電源コード長さ:約1.7m/付属品:カールブラシ、携帯ポーチ、取扱説明書(保証書)

カドー

スティック型ヘアドライヤー BD-S1 「baton バトン」

2万9920円(税込)

空気清浄機・加湿器など送風・空調家電メーカーとして知られる「カドー」のスティック型ヘアドライヤー。陸上リレーのバトンをイメージしたという形状は、従来のドライヤーとは一線を画す画期的なデザイン。クラファンのGREEN FUNDINGにて先行発売を実施し、今年10月25日に待望の一般発売が開始された。

 

持ちやすさ・扱いやすさはどう?

最低でも5分は腕を上げたまま扱うドライヤー。持ちやすさや扱いやすさも大事なポイントです。

「バトン」の特徴は、スリムさと約298gの超軽量なボディ。実際に持ってみると、頭の上まで軽々と本体を運ぶことができます。そのため、非常に動かしやすく、乾きづらい髪の根本まで狙って風を当てることが可能。まさにカドーが目指したという「ゼロ・グラビティ」な新感覚のヘアドライを体験できます。

 

【使ってわかったポイント】繊細なスタイリングに向いたデザイン

「小回りが利いて扱いやすいです。後頭部のボリューム出しや前髪のセットなど、細かいスタイリングがしやすいのが好きなポイントですね! 着脱式のカールブラシも気が利いてていい。ただ、マグネット式なので髪にひっかかりがあったり、一度に取る髪のボリュームが多過ぎたりすると外れてしまうのが少し心許ないかも」(松永)

 

「軽くて手にフィットするのがいい感じ。頭の後ろなど届きにくい場所にも風を当てやすく即座に乾きました」(狐塚)

 

小回りが利き、真っすぐに風が射出されることから、スタイリングをするうえでのメリットがまず挙がりました。吹き出し口にワンタッチで装着できるマグネット式のカールブラシを付ければカールドライヤーとしても使えて、スタイリングの幅が広がります。

 

【調査②】速乾性をチェック

続いて、速乾の観点から「バトン」の性能を見ていきましょう。

 

風量は業界トップクラスを謳うだけあって、かなりパワフル! カドーが空調家電で培ってきた送風技術を応用し、一般的なドライヤーよりも直進性のある風がゴーッと吹き出してきます。この圧倒的風力は、スピーディなヘアドライを期待できそうです。

↑吹出口が縦長なので、帯状で直線的な風を体験できました(松永)

 

↑スリムなボディに合わせた小さめの吹出口

 

スタイル別の乾燥時間は?

乾燥範囲 所要時間(約)
山田(ショート・短髪) 全頭 3分
狐塚(ミディアム) 左半分 3分50秒
松永(ロング) 左半分 4分

 

実際に濡れた髪を乾かしてみても、一般的なドライ時間よりは平均して時短されている印象があります。それぞれの体感を聞いてみました。

 

【使ってわかったポイント】直進的な大風量で速乾性は◎

「一点集中で風を当ててくれるうえ、風量も強いので、短髪の人は当てておけばどんどん乾いていくのがラク! 男性やショートヘアの人にオススメできる」(山田)

 

「直進的な風に慣れるまでに少し時間がかかってしまったかも。毛先は手で支えることでうまく当てられました」(狐塚)

 

「 帯状の風はロングヘアでも乾かしやすく、中間から毛先が特に速乾でした。反面、頭皮は少しコツがいるかなといった印象。また、パワーがあるのでモーター音が出ていますが、周りから聞いてる分には気にならないくらいだと思います」(松永)

 

やはり風量と操作のしやすさが圧倒的で、速乾性は文句なし!  一方で、他に類を見ない形状であるがゆえ、慣れないと感じる部分もあり。自分のスタイルに合った使い方を見つけられれば、さらに利便性が高まりそうです。

 

仕上がり、手触りはどうなった?

使用後の髪の仕上がり、それぞれの髪の悩みに対してどんなアプローチがあったのかを見ていきます。

 

ボリューム感が出る仕上がりに

「毛先に送風しすぎると広がるので、集中して当てないように気を付けながらドライした方がいいと感じました」(松永)

 

「年々、毛量が減ってペッタリしてきたのでボリュームアップしたい! バトンは、強い風量でふんわりとボリュームを作ってくれるので、毎日のコンディションに合わせて使い分けができそう。温度を徐々に下げていったところ、乾かしすぎずうるおい感が出て、サラサラの手触りなりましたよ」(山田)

↑右側:検証モデルでヘアドライした状態。左側:通常の乾いた髪の状態

 

↑写真ではややわかりづらいが、「バトン」で乾かした側(写真右)はふんわりとした仕上がりになっておりペタッと感が和らいでいる

 

「パーマのふんわり感は出やすいのですが、かなりボリューミーな仕上がりになってしまったかも」(狐塚)

↑右側:検証モデルでヘアドライした状態。左側:通常の乾いた髪の状態。遠目に見るとそこまで違いが出ていないが、首から下、毛先に向かっては左右にボリューム感の違いが出ている

 

↑確かに、「バトン」でヘアドライした毛先(写真右)は少し広がっている

 

このように、元々髪にボリュームがあったり、毛先に広がりがあったりする人にとっては、髪がまとまりづらくなってしまう一面も。

 

「バトン」は4段階(高温/中温/低温/スタイリング)の温度調節が可能です。特に、髪へのダメージが気になる人は、温風と冷風が交互に切り替わるスタイリングモードを使用するのがオススメ。ちなみに、高級モデルに備わる、センサーなどによる自動温度調整機能はありません。しかし、最高温度も熱すぎない85℃に設定されているため、過乾燥になることを防いでくれます。

 

仕上がりについては、特にボリュームアップを求めている人や、部分的にヘアスタイリングをしたい人には最適なアイテムであるとわかりました。

 

【調査③】収納性をチェック

一般的なドライヤーは、プロ仕様の高機能なものになるほど、大きくかさばりやすい印象。自宅の洗面所でも快適に使用でき、すっきりと収納できるかをチェックしていきます。

↑洗面所に置いた状態。コードがあってもコンパクトに収まります

 

やはり収納性や省スペース性は、スティック型の「バトン」の大きなメリットと言えるでしょう。限られた洗面所のスペースでもポンッと置けてコンパクトに収まります。引き出しにしまっても、大きくスペースが余るくらいです。

↑高さのある鏡扉であれば余裕で収納できます

 

また「バトン」には、付属品として専用の携帯ポーチがついてくるので、持ち運びをしたい人にはうってつけ。

結果、収納性に関してはかなりの高評価で、特に女性陣から喜びの声が上がりました。

 

【使ってわかったポイント】マイドライヤーとして旅行やジムにも持っていけるコンパクトさ

「旅行のときやジムに行くときにも持っていきやすくていいですね。カバンの中でも場所を取らないし携帯しやすい」(松永)

 

「洗面台周りにはすでにボトルや化粧品などが置かれてしまっているのですが、それでもこの形ならスペースに余裕がありそう。どのドライヤーよりもコンパクトですごいと思います」(狐塚)

 

【調査結果】持ち運びしたい人にはお買い得なドライヤー

最後に、実売価格を確認しつつ、どんなユーザーにとって一番お買い得な商品なのかをまとめていきます。実売価格は、2万9920円(税込み)。3万円を切っているので、ハイクオリティ・ドライヤーの相場の中では、お得な価格帯になっています。

 

軽量&コンパクトなスティック型というデザインは、他のドライヤーと比較しても圧倒的に秀でている特徴で“ドライヤーをかけてる感覚ではない”くらいにラクに扱えます。速乾性について、特に短髪の男性にとっては超パワフルな大風量のおかげで、毎日の億劫なヘアドライタイムを早く、疲れずにこなすことができそうです。

 

どこに置いても場所を取らないので、旅行やジム・サウナにマイドライヤーを持っていきたい人にとっては非常にオススメできます。もちろん家の中でも、好きな場所にラクラク運んで使用できるので便利です。

 

まとめ/kitsune 撮影/鈴木謙介

日本向けに開発した「花粉モード」搭載! エレクトロラックスから加湿空気清浄機のスリムモデル「UltimateHome 500」登場

エレクトロラックス・ジャパンは、加湿空気清浄機「UltimateHome 500 EP52-35GYA/EP52-35WBA」(実売予想価格6万1600円・税込)を2022年11月25日より発売します。

 

気化式の加湿機能を搭載したパワフルな空気清浄機

本製品は約24畳(約39.6m2)の部屋まで対応可能な、パワフルな空気清浄機能を兼ね備えています。8畳の部屋なら約12分で空気を清浄することが可能で、空気中のカビ・細菌・ウイルスを99.9%除去し、花粉やPM2.5も除去。HEPAフィルターを含む5ステップで、微細な粒子やニオイもしっかりキャッチし、清浄するとのこと。

↑5つのステップで微細な粒子やニオイもキャッチ

 

また、日本向けに開発された新機能「花粉モード」を搭載。PMセンサーが微粒子を検知し、PM2.5またはPM10(花粉/ほこり)に合わせた運転設定が可能です。エアクオリティライトもPM2.5またはPM10(花粉/ほこり)の値に合わせて青、緑、オレンジ、赤の4段階で点灯し、空気の質をリアルタイムでお知らせします。

 

加湿機能には熱を出さない気化式を採用しており、子どもやペットが製品に触れてしまっても安心。スマートモード・スマート静音モードでは自動で適当な湿度に、マニュアルモードではひかえめ(約40%)・標準(約50%)・高め(約60%)から湿度を選んで設定でき、過剰に加湿せずに快適な湿度を保ちます。運転音も加湿空気清浄時は最小25dB、最大でも55dBと博物館内よりも小さい音で運転するとのこと。

 

また、気化式は加熱しないため雑菌が繁殖しやすい点がデメリットとして挙げられますが、抗菌・防カビ対策が施された加湿フィルターと、細菌を抑制する効果がある「アンチバクテリアカートリッジ」を搭載し、衛生面でも配慮しています。

 

カラーは、落ち着いた色合いのアーバングレーとウォルナットベージュの2色。横幅が約28cmとスリムな設計で圧迫感がないのも特徴です。部屋のインテリアを邪魔することなく、空気をキレイに整えながら潤いで満たしてくれるといいます。部屋を閉め切ることが多いこれからの季節、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

恋人と並んで入れるスリムなコタツ、11月より発売

家電製品の開発・輸入・販売を手掛けるユアサプライムスは、ソファの高さに合わせて2wayで使えるコタツ「クリスタ」と「フレンテ」を、11月上旬より全国の家電量販店、ホームセンター、ユアサプライムスのECサイトなどで発売します。実売価格は「クリスタ」が2万7800円(税込・以下同)、「フレンテ」が3万2780円となっています。

↑「フレンテ」(左)と「クリスタ」(右)

 

手持ちのソファに合わせて選べる、2タイプのコタツ

本製品は、ソファがありスペースが限られた空間でもコタツを置けるよう、奥行きを50cmとスリムに設計。また、横幅は120cmと広めで2人掛けのソファの幅に合わせやすくなっており、並んでコタツに入る新しいスタイルを提案しています。暖房性能については、「クリスタ」「フレンテ」とも速熱・速暖性に優れた600Wのハロゲンヒーターを搭載し、ヒーター管は形状をU字にして発熱部を長くした「U字ヒーター」のファン付きタイプを使用。そうすることで、速暖ヒーター管がより多くの熱を放熱し、内蔵ファンがコタツ内部の暖められた空気を攪拌。同じワット数でもより効率的にムラなく暖めることが可能になっているそうです。

ロータイプの「クリスタ」

「クリスタ」は末広がりの細脚仕様で広々としているので、ソファに2人横並びに座ってもゆったりと足をのばせます。また、卓の高さを45cmと一般的なローテーブルより約10cm高くすることで、テーブル上のカップなどを取りやすい設計になっているそうです。5cmの継脚を外すと、ソファを背もたれにしてコタツに入るときに使いやすい高さにすることができます。

↑サイズ:幅約120×奥行き50×高さ40〜45cm

 

ハイタイプの「フレンテ」

ソファ前ダイニングテーブルとして使いやすい高さである62cmの「フレンテ」は、左右を広々と使えるテレワークデスクとしても最適だそう。20cmの継脚を外すことでセンターテーブルにもなる2way仕様になっています。

↑サイズ:幅約120×奥行き50×高さ42〜62cm

 

天面にモップを収納! 水拭きもできる2in1モデル「ルンバ コンボ j7+」の敷物対策が新しい

アイロボットジャパンは、水拭きもできるロボット掃除機「ルンバ コンボ j7+」を11月11日(金)に発売します。公式オンラインストア価格は15万9800円(税込)。

 

変形するパッドリフティングシステムを搭載した2in1 モデル

「ルンバ コンボ j7+」は、同社が初めてアジア市場に投入する床拭きもできる2in1 モデル(欧米にて先行発売済)。ルンバ独自の①エッジクリーニングブラシ ②2 本のゴム製デュアルアクションブラシ ③パワーリフト吸引の「3段階クリーニングシステム」に④水拭き機能が加わり、「4段階クリーニングシステム」へと進化しました。

 

水拭き機能での大きな特徴は、変形するパッドリフティングシステムを搭載していること。ラグやじゅうたんなどの敷物を吸引する際は、モップパッドを完全に天面にリフトアップするので、ラグやじゅうたんを濡らすことはありません。カメラと3 つのフロアセンサーを使って床を認識することにより、敷物を見逃さず、確実に切り替えることができるとのこと。

【動画】モップパッドをリフトアップするシーン

 

【動画】じゅうたんを検知してモップパッドをリフトアップ

洗濯が可能なモップパッドは、取り付け部が持ち上がるため、ロボット本体を裏返さずに片手でカンタンに交換可能。ダスト容器と水拭き用のタンクは一体型となっており、お手入れがしやすくなっています。

↑モップパッドの取り付けの様子。モップ中央のプレートを引っ掛け、そのまま左右にモップを広げればマジックテープで固定されます

 

↑ダスト容器と水拭き用の一体型タンクは、本体の後ろから取り外せます

 

このほか、従来機種の「ルンバ j7+」と同様、クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属。掃除が終わるごとに、本体のダスト容器のゴミをクリーンベース内の紙パックに排出してくれるので、ゴミ捨ての手間を大幅に減らすことができます。

↑クリーンベース付属で、最大で1年間ゴミ捨てが不要

 

また、ロボット前面に搭載されたカメラにより、目の前にあるコードやペットの排泄物などの障害物をリアルタイムに識別して回避し、散らかった床でも掃除することができるPrecisionVison ナビゲーションを搭載。清掃中に障害物が見つかると、清掃終了後にiRobot Home アプリ にその画像が表示され、これらの障害物に今後どのように対処すべきかをアイロボットが管理するクラウド上にユーザーが任意でフィードバックできます 。アプリに繋がっているコネクテッドロボットは世界で1300 万台にのぼり、世界中のユーザーからのフィードバックをもとに学習と進化を続ける、世界シェアナンバーワンのアイロボットならではの技術とのこと。

↑世界中のユーザーからのフィードバックにより、進化し続けるのが特徴

 

認識・回避できる障害物は、コードやケーブル、ヘッドフォン、ペットの排泄物、靴やスリッパ、靴下、ファブリック、衣服など。さらに今回、新たにリュックサック、ペットの食器、猫用トイレ、ペットのおもちゃ(ボールやロープなど)、クリスマスツリーが追加されました(2022 年11 月1 日現在)。

↑新たに認識できる障害物が追加されました

 

「iRobot Genius」がさらに便利に進化し、アイロボット独自のオペレーションシステム「iRobot OS」に生まれ変わりました。iRobot OS は、CEO のコリン・アングルが提唱する、“使う人に寄り添い、ライフスタイルや好みに合わせた清掃体験を提案するAI”を形にしたもので、iRobot Home アプリを通してロボットを使用するすべてのユーザーに便利な機能を提供します。今回の「ルンバ コンボ j7+」の発売にともない、部屋やエリアごとに掃除機がけと水拭きの設定も細かくできるようになり、さらなる進化を遂げたといいます。

↑エリアごとに清掃モードや水分量、走行回数などを細かく設定できます

 

↑水拭き禁止エリアも設定できます

「神家電だと思ってます」家電のプロが11年愛用するレンジグリルって?

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、サリーさんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は、「【神家電登場!】三菱の超便利レンジグリル降臨!」をお届けします!

 

【今回紹介する動画はコチラ】

 

任せておけば、勝手に調理してくれる「神家電」

三菱電機の「レンジグリル ZITANG(ジタング) RG-HS1」は、ほったらかしでも時短料理ができる調理家電。「高精細デジタル赤外線センサー」を搭載し、瞬時に食品の温度を測って自動で「レンジ→グリル」をリレーさせる独自の機能を持っています。サリーさんによると、本機との付き合いはとても長いのだとか。

「初代モデルが出たのが2011年。ずいぶん前だけど、知らない人がいまだに多くて。そして、私はもうずっとずっといろいろなテレビでも紹介してるけど、調理家電のなかでもオーブンレンジ系のなかでも一番だと思っています。ほかに素晴らしいモデルもあるんだけど、日常使いでお年寄りでも誰でもカンタンに使える。 調理もできるし、温め直しも何も考えないで全部この人が勝手にやってくれる。とにかく『神家電』だと思ってます。

 

温めたいときは、だいたい(デフォルトの)80℃にすればちょうどいい感じになる。『ちょっとアツアツがいいな』っていう時は、このプラスボタンを1回だけ押すと85℃になって、あとはスタートボタンを押すだけなんです。(メニューの)『のみもの』というのは、『60℃にしますよ』ということ。あとはお任せでボタンを押すだけ。何も考えなくていいんです」

 

庫内は高さ15cmでも不便なし

「庫内は高さが15cmしかなくて、『なんでこんなに狭いの?』と思うかもしれないけど、これは必要にして十分な高さ。いろいろなところで売っているマグカップも、90~95%のマグカップはこれ以上背が高くないから入る。オーブンも予熱なしですぐに使えるし、大抵のものはこれで調理ができます。

なので、私はこの大きさで不便を感じたことがないし、なんてったってうちの自宅でずっとずっと11年間使い続けてますから。あまりにも使い続けて、ちょっと途中で調子が悪くなったら、代替わりして同じものを使うぐらい。超愛用してますね。ポイントはレンジグリル。レンジグリルっていうのはまず食材をレンジで温めて、センサーが火が通ったと認識したら、自動でグリルに移行して焼き付けに入ってくれる。だから、食材の量が多ければ、レンジの時間が長くなるし、少なければ短くてすぐにグリルに行く。というように、全部センサーで見てくれるから、お任せでいいんです」

 

安全で簡単な焼きそば作りにチャレンジ!

続いて、お気に入りの付属品を取り出すサリーさん。

「ちなみにオーブンに入れる鉄板、角皿は普通だいたい黒ですよね。ところがこれは、『お料理したときにこのまま食卓に持って行ってください』ということで、珍しいセラミック製のホワイトのお皿が付いているんです。素敵ですよね。全然違います」

このホワイトのお皿を使って、いよいよ調理の実演へ。「火を使わない焼きそばが、コレだったらものすごく簡単にできる」とのことで、今回は焼きそばを作っていきます!

 

「焼きそばの麺は、今回は見映えがいいように2玉にしていますが、1人分なら1玉を広げればいいし、乗せられるだけ乗せてもいい。あとはセンサーが付いているので、いかようにもなります。最初に麺、その上に野菜を広げる感じですね。(さらに肉を乗せるサリーさん)私、豚バラ肉好きなんだー。そして、この材料を乗せた白い角皿を庫内に入れました。で、レンジグリルの『調理』を選んで、あとは待つだけ」

 

唐揚げもブリの照り焼きもお任せでOK!

焼きそばを調理している間、「ZITANG」の良さを熱く語るサリーさん。

 

「同じように、セラミックの角皿の上に網を乗っけて、唐揚げ粉をまぶした鶏肉を並べると唐揚げもできます。ブリの照り焼きもできちゃう。あれも焦げ付きやすくてパサパサになりやすいけど、それもお任せでOK。1切れだったら量に応じて早くできるし、4切れだったらそのぶん時間がかかるだけ。ラクでしょう? 私が『神家電』という理由もわかるでしょ?」

 

 

と、話しているうちに、焼きそばが完成しました!「ほら見て! この(豚肉の)カリカリの感じ、すごいでしょう?」と満面の笑みを浮かべるサリーさん。

果たして、「ZITANG」におまかせででき上がった焼きそばのお味は? さらに、そのあとはスーパーで買った揚げ物を温め直したものも試食します。気になる試食の様子は、以下の動画をチェックしてみてください!

このほか、もっと最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

世界のさまざまな拷問が楽しめる(?)交渉人が主人公のマンガ『勇午』

世の中にはさまざまな職業がある。そのなかのひとつが「交渉人」(ネゴシエーター)だ。Wikipediaによると、交渉人とは次のような職業と記されている。

 

交渉人(こうしょうにん、negotiator)とは主に人質救出作戦において犯人との交渉を担当する警察・政府の要員をいう。 英語からネゴシエイターとも言う。

一般企業や保険会社の外交員は営業で顧客と媒介交渉などを行ったりするが、交渉専門というわけではないので交渉人とは言わない。

 

正直なところ、一般市民の僕のような人間は、交渉人に会ったことはない。そんな交渉人が主人公のマンガが『勇午』だ。

 

世界を舞台に交渉を繰り広げる

勇午』(真刈信二・作、赤名修・画/講談社・刊)は、フリーの交渉人、別府勇午が主人公。都内の地下鉄の駅を出たところの雑居ビルの2階が事務所だ。

 

勇午の年齢は定かではないが、おそらく20代後半から30代前半。ストーリーの進行とともに年齢を重ねていると考えると、最終的には40代くらいにはなっていると思うが、見た目は大学生くらい若々しい。

 

普段は飄々としているが、仕事になると超人になる。高い分析能力をもち、数多くの言語を操り、たぐいまれなる身体能力で数々のピンチを乗り越えていく。扱う交渉は、国家レベルのものがほとんど。パキスタンやロシア、中国、香港、台湾、そして日本国内と、交渉の場は世界規模だ。

 

『勇午』名物といえば拷問シーン

交渉人という仕事がどういうものなのかは詳しくはしらないが、『勇午』を読むと、とにかく命の危険にさらされることが多い。まさに命がけ。しかし勇午は、強い精神力と何をされても力尽きない体力、そして冷静な判断力で交渉を進めていく。

 

『勇午』のタフさは、海外シリーズに毎回出てくる「拷問」シーンでわかる。『勇午』は各国の政治、社会情勢、宗教観、歴史などを現地取材も含めた綿密な取材を元に書かれているが、拷問もおそらく史実に基づいたものなのだろう。

 

パキスタンでは灼熱の石の上に裸で縛り付けられ何日も放置されたり、中国では体中に釘を刺されて標本のようにされたり、香港では塩の入った壺に入れられて放置されたりと、何度も命の危機にさらされるが、なんとか生きのびている。その生命力、すごすぎる。

 

そういうことに興味のある人は、ぜひ読んでみてほしい。

 

読み始めるなら超合本版がオススメ

海外編はだいたい単行本2〜4冊分、日本編は短編から単行本1冊分くらい。かなりボリュームがある上、ストーリーも重厚で読み応え充分。読書の秋に全巻読破というのもいいかもしれない。僕は『勇午』が好きなので、年に1、2回は読み返す。読み始めると止まらないのだ。

 

これから読み始めるという場合は、電子書籍版の超合本版が出ているので、それがオススメ。ただし、拷問シーンなどはかなりグロテスクな描写となっているので、そっち方面が得意ではない人は、そのシーンは薄目で見たほうがいいだろう。

 

【書籍紹介】

勇午 超合本版

著者: 真刈信二(作)、赤名修(画)
発行:講談社

交渉とは言葉を武器にした戦いであるーー。世界一の交渉成功率を誇る交渉人・別府勇午のもとに現れた涙を浮かべた若い女性・岩瀬繭子。「どうか、お願いです……父を……たすけてください」勇午は繭子の思いとともに単身パキスタンへ向かう。ダコイットとパキスタン政府軍の思惑が絡む灼熱の大地で、勇午の交渉は成功するのか!?

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一人~二人暮らしにピッタリなコンパクト設計! ハイセンス、狭い設置場所でもスッキリ収まる全自動洗濯機を発表

ハイセンスジャパンは、コンパクト設計の全自動洗濯機「HW-T60H」「HW-T55H」を、11月中旬に発売します。

 

同製品は一人暮らし~二人暮らし向けで、容量は6.0kg(HW-T60H)と5.5kg(HW-T55H)の2タイプを用意しています。予想実売価格(税込)は、HW-T60Hが3万9800円、HW-T55Hが3万4800円。

 

水を滝のように勢いよく、落下させるタテ水流と洗濯槽の回転によるヨコ水流が組み合わさり、立体的な水流を生み出し、衣類をしっかりと洗い上げる「立体シャワー水流」を搭載。

 

独自設計のパルセーター(回転翼)で槽内に渦巻きのような水流を起こし、衣類を舞いあげて、絡まりを抑えながら洗浄します。

 

洗濯板のような独自の凹凸形状で設計されたステンレス槽は、様々なタイプの汚れに効果があり、洗濯機を清潔に保つ「槽洗浄」と「槽乾燥」機能を搭載しています。

 

衣類の種類や汚れの程度に応じて多彩な洗濯コースを選ぶことができ、自分流コースは好みに合わせて洗い時間・すすぎ回数・脱水時間を記憶することができます。

 

洗濯開始後、洗剤と水を混ぜながら「泡状」にして投入するので、衣類にやさしく、素早く洗剤を浸透させます。

 

洗濯終了時間は1時間単位、最大24時間で予約可能で、洗濯が開始されると洗剤が投入され、設定した洗濯コースを予約した時間までに終わらせます。また、大容量の糸くずフィルターを搭載し、効率的に糸くずを収集します。

 

終了までの残時間や予約タイマー時間をデジタル表示で大きく見やすく表示するシンプルな操作パネルを搭載。

 

本体のボティ幅は約500mmに抑えたコンパクト設計で、狭い設置場所にも収まります。

 

前面の高さが低く、洗濯槽が浅いローダウン設計で、ラクな姿勢で洗濯物が取り出しやすくなっています。

従来の20倍パワーアップ! 新機能「強マイクロカレント」搭載で進化した「コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High」

COSBEAUTY JAPANが6月20日に発売した、超音波 美顔器「コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High」。店頭専売製品で、税込価格は1万2100円です。カラーバリエーションはマットホワイトとマットレッドの2色展開。

↑コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High(マットホワイト)

 

↑コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High(マットレッド)

 

同製品は、2019年に同社から発売し、出荷台数累計150万台となった「アクリアルピーリングプロEX」の進化版。長引くマスク生活で、よりフェイスラインの引き締めを求めるEMS市場の活性化を背景に、新機能「強マイクロカレント」(微弱電流)を搭載。従来モデルよりパワーが20倍アップしています。また、EMS特有の、電気刺激のピリピリ感が苦手な人でも使える「リフトモード High」を新しく搭載。刺激の強さが従来より16.7%ダウンし、心地よく刺激を届けます。マイクロカレントでありながら、EMSに近い強さで、心地よい刺激と超音波により、肌の引き締め感やハリ感のアップをサポートします。

 

超音波振動によって、毛穴の黒ずみや皮脂、余分な角質を水と一緒き吹き飛ばす「ピーリング」は、肌状態や部位に合わせて選べる「LOW」と「HIGH」の2種の超音波パワー(超音波振動2万8000回/秒)を選べます。

 

「Clean」は、超音波とイオンの力を使って、ピーリングだけでは落とせなかった肌表面や毛穴汚れを吸着。マイナスに帯電している、見えない肌の汚れ、古い角質、排気ガス、ほこりなど、肌と肌の溝に残っている汚れを、プラスの帯電で吸着します。

 

「Moist」では、イオン誘導で微弱な電気の力を使い、化粧水や美容液をイオン化させることで、成分を角質層の隅々まで浸透させます。エステやクリニックのメニューでも取り入れられている「イオントリートメント」を、自宅で手軽に取り入れることができます。

 

本体はIPX6の生活防水仕様で、風呂などのリラックスタイムでも使うことができます。入浴時は毛穴が開いており、手入れに最適な状態で、ケアの効果アップが期待できるとしています。

 

全国の家電量販店にて好評発売中です♪

 

アクリアルピーリングプロEX High SPEC●サイズ:43.5×175×22mm ●本体重量:204g ●電源:充電式 ●充電時間:約6時間 ●使用可能時間:約2時間(連続使用時) ●搭載モード:ピーリングモード、クリーンモード、モイストモード、リフトモード ●付属品:充電スタンド、ACアダプター、取扱説明書(保証書付)

ルンバの人気モデルが最大4万6980円OFFで手に入る!「ルンバ誕生20周年記念 大還元祭」がスタート

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ」の誕生から20年を迎えることを記念して、対象ルンバが最大4万6980円OFFとなる「ルンバ誕生20周年記念 大還元祭」を実施します。

 

4機種の対象ルンバがおトクに買える!

1990年、MIT(マサチューセッツ工科大学)の自立型人工知能ロボット研究所の一室からはじまったアイロボットは、産業用ロボットの開発を経て、2002年に初の家庭用ロボット掃除機「ルンバ」を発表しました。2022年9月17日に20歳の誕生日を迎えたルンバは、ナビゲーションや清掃能力が大きく進化し、使いやすさや賢さなどが向上。世界での累計販売台数が 4000万台と、世界中の家庭で愛用されています。

 

そして今回、ルンバ誕生20周年を記念して、対象のルンバ(4機種)が最大30%OFFとなる「ルンバ誕生20周年記念 大還元祭」を各対象店舗にて開催。コードやペットの排せつ物などの障害物を識別して回避するPrecisionVisionナビゲーションを搭載した人気機種「ルンバ j7+」が10万円を切る価格となるなど、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。ぜひこの機会を活用して、おトクにルンバを手に入れてはいかがでしょうか。

 

キャンペーン対象商品】

ルンバ s9+ 

通常価格18万6780→キャンペーン価格13万9800円(4万6980円おトク)

※すべて税込

 

ルンバ j7+

通常価格12万9800→キャンペーン価格9万9800円(3万円おトク)

ルンバ j7

通常価格9万9800→キャンペーン価格6万9800円(3万円おトク)

 

ルンバ i3

通常価格4万9800→キャンペーン価格4万2801円(6999円おトク)

【キャンペーン情報】

期間:2022年11月1日(火)~2023年1月4日(水) 23時59分

対象店舗:アイロボット公式 各オンラインストアおよびアイロボット認定販売店

キャンペーンサイトURL:https://store.irobot-jp.com/

 

ダイニングテーブルに「暖房」つけちゃった。冬の足元寒くないインテリア家電、ヤマダデンキにて発売中

ヤマダホールディングスは、テーブル下部から足元を直接暖めるセラミックファン搭載のダイニングテーブル、「暖房ダイニングテーブル COMFY WIND」を全国のヤマダデンキ店舗、およびヤマダウェブコムにて、10月下旬より発売しています。価格は7万5680円(税込)となっています。

 

センターレックデザインが実現した足元ヒーター

本製品は、従来の布団レスダイニングテーブルと異なり、センターレック(一本脚)デザインを採用したことで、熱源をテーブル下部に設置し、足元から暖めることが可能になったそうです。また、脚部分にはスマートタップを搭載し、テーブルで電気器具・USB給電器具が使えるようになりました。

↑足元はロボット掃除機も上がれる、極薄デザインとなっている

 

開発に至るまで、テーブル製造の深井無線工業、セラミックファンヒーター製造のクレオ工業と試行錯誤したのは

・邪魔にならない脚のサイズ

・セラミックファンヒーターのサイズバランス

・足元に広がる温風の向き

・ファンのメンテナンス性

などだったとのこと。

夏場には「送風モード」で運転することで、快適な足元空間になるそう。1年中使えるテーブルとなっています。サイズは、横幅120×奥行き80×高さ70cmで、質量は43.2kgとなっています。

「霧ヶ峰エアコン」の新製品は人の感情まで察知して空調するらしい。

三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、非接触で高精度に人の脈波を計測・解析し感情を推定するバイタルセンサー「エモコアイ」を搭載し、さらに赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+(ミライプラス)」を組み合わせ、「エモコテック」を実現した「Zシリーズ」12機種を2023年2月より発売します。価格はオープン価格となっています。

三菱電機の調査では、在宅ワーク時、リビングで仕事をしている人が約6割もいることが判明。リビングはくつろぐ場所以外にも、仕事をする場所など使用用途が多様化しているといいます。本製品は、そんな新しい生活様式とその変化に対応するため、生活シーンごとの気持ちに合わせて空気を整える新しい空調が必要と考え開発されたそう。

 

人の感情を推定する「エモコテック」

新搭載された「エモコアイ」は、非接触で高精度に人の脈波を計測し、独自のアルゴリズムにより人の感情を推定して数値で見える化するバイタルセンサーです。室温や体感温度などを検知し空調を整える赤外線センサー「ムーブアイ mirA.I.+」と組み合わせることで、くつろぎやすい空間や集中しやすい空間など、気持ちに合わせた空気にする「エモコテック」を実現。

↑「エモコアイ」のバイタルセンサーにより、脈拍と集中度を計測

 

集中したいときには、リモコンの「フレッシュモード」を選択。室温を少し下げて運転し、集中しやすい室内環境を創出します。同時に、「エモコアイ」がユーザーの脈波を計測・解析し集中度を推定。集中力が低下してい ると判断すると、自動で優しい風をあてることで、集中を促す仕組みだそうです。

 

また、別売の「換気ユニット」を取り付けることで、換気機能(排気)の追加が可能になります。「ムーブアイ mirA.I.+」が検知した在室人数に応じて換気量を自動で最適化し、さらに「エモコテック」の「フレッシュモード」との併用で、室内の CO2を排出。集中力が持続しやすい室内環境づくりに貢献します。

今期の筆頭と言える完成度! 日立の掃除機「パワーブーストサイクロン」最新モデルを隅々までチェック

清掃力の高さと使いやすさで人気を集める日立のコードレススティック掃除機「パワーブーストサイクロン」シリーズから、2022年モデル「PV-BH900K」が発売された。2021年モデルでは本体を1.7kgまで軽量化していたが、「PV-BH900K」では、1.7kgの軽量ボディはそのままに、吸引力が約20%アップ。新たに「ターボモード」が搭載され、カーペット上のゴミもしっかりと吸引できるようになったという。早速、実力チェックといこう。

 

本体重量は変わらず吸引力が約20%アップ

「PV-BH900K」の最大の特徴、それは何と言ってもパワフルな吸引力だ。新開発の「パワフル3Dファンモーター」を備えるとともに、「極異方4極マグネット」を採用して高効率化し、新設計の三次元形状の斜流ファンと固定翼で空気の流れを効率よく制御。従来モデルの本体重量1.7kgを維持したまま、吸引力を約20%向上させた。また、これに合わせて新搭載されたのが、「ターボ」モード。カーペットの毛足の奥のゴミまでしっかり吸引できるという。

↑2022年8月に発売された「PV-BH900K」。カラーはライトゴールドの1色。本体重量1.7kgの軽量ボディはそのままに、吸引力や使い勝手が向上している

 

↑新開発の「パワフル3Dファンモーター」を搭載することで、従来モデルと同じ1.7kgの本体重量を維持しながら、吸引力を約20%向上させた

 

↑「ターボ」モードが新搭載されたほか、床質と操作力に合わせて吸引力を自動的に切り替える「自動」モードも用意されている。各モードの運転時間は、「標準」モードが約40分、「強」モードが約15分、「ターボ」モードが約6分

 

【動画】「PV-BH900K」吸引テスト

論より証拠ということで、早速吸引力をチェックしてみよう。擬似ゴミとしてまいたのは、微細なハウスダストに見立てた重曹と、大きなゴミに見立てたシリアル。運転モードは「ターボ」モード。軽い力でスーッとヘッドを前進させてみたが、重曹もシリアルも難なく吸引に成功。「標準」モードでも試してみたが、結果は同様で、ゴミを取り残すことはなかった。

 

↑カーペット上でもパワフルな吸引力を発揮。それでいてヘッドがカーペットに張り付かず、軽い力で動かせるのは、後述する「シンクロフラップ」によるところが大きい

 

「ごみくっきりライト」「からまんブラシ」は引き続き装備

従来モデルで好評だった「ごみくっきりライト」と「からまんブラシ」は引き続き装備している。「ごみくっきりライト」は、ヘッド前面に配置された白色LEDと緑色LEDでゴミの視認性を高め、ゴミの取り逃しを防ぐもの。「からまんブラシ」は、ヘッドに搭載された回転ブラシのことで、ブラシの先端をループ形状にすることで、髪の毛やペットの毛などを絡まりにくくしたものだ。

↑「ごみくっきりライト」を点灯すると、ご覧の通り、ヘッドの前方が明るく照らし出され、視認しにくいゴミもしっかり確認、掃除できるようになる

 

↑ブラシの先端をループ形状にすることで、髪の毛やペットの毛などを絡まりにくくした「からまんブラシ」も引き続き装備されている

 

【動画】「PV-BH900K」糸くず吸引テスト

約30cmにカットした糸を実際に吸引し、ブラシにからまないかを確認してみた。一般的なブラシでは糸がぐるぐるとからまり、はさみなどで処理しなければならない状況だが、「からまんブラシ」はまったく糸がからまらなかった。「からまんブラシ」の効果を実感した瞬間だ。

↑強力な吸引力を備えながら、スイスイと前後にストロークできるのは、ヘッド裏に搭載された「シンクロフラップ」によるところが大きい。ヘッドの前後運動に合わせてフラップが開閉し、ヘッド内の圧力を調整するので、床に張り付くことなく、軽い力でヘッドを動かせるのだ。「シンクロフラップ」により、押すときはもちろん、引くときもごみを吸い込むのも特徴

 

充電時間が約3.5時間から約2時間に短縮

使い勝手における進化点も確認しておこう。注目したいのが、充電方式の改良により、充電時間が約3.5時間から約2時間に短縮されたこと。バッテリーは従来モデルと同様、着脱式を採用しているが、バッテリー単体での充電はできず、本体に装着した状態での充電となる。別売のバッテリーを購入すれば、時間のかかる広い家の掃除にも対応できるが、バッテリー単体での充電ができないのは惜しいところ。

↑充電スタンドの柱部分がスリムになり、従来モデルよりもすっきりとした印象に。細かい部分ではあるが、リビングの一角に置いておくことを考えると、うれしい改良点だ

 

↑各種アタッチメントを充電スタンドにセットしておけるのは従来モデルと同様。「スマートホース」の位置がスタンド下部に変更されており、スタンド自体の安定感が増したように感じた

 

↑ヘッドの操作は自由自在。手首の動きに合わせてヘッドの向きが変わるので、壁際や家具の足まわりの掃除もしやすかった

 

↑延長パイプ部分を床とほぼ水平にしても、ヘッドが浮き上がらないのは好印象。ソファやベッドの下などもスムーズに掃除できた

 

↑「ミニパワーヘッド」「ハンディブラシ」「ほうきブラシ」「スマートホース」「伸縮すき間用吸口」などの各種アタッチメントが用意されており、延長パイプやヘッドを取り外してハンディスタイルに切り替えれば、高い場所や狭いすき間なども手軽に掃除できる

 

↑人差し指でトリガーを引くとダスト容器のフタが開き、ワンアクションでゴミを捨てられる「ごみダッシュ」機能を搭載。とりわけ、ゴミ捨て頻度の高いペットのいる家庭ではありがたい機能だろう。延長パイプを外し、ダストケース部分をゴミ箱に突っ込んでトリガーを引けば、ゴミの舞い上がりも抑えられる。ダストカップは簡単に取り外して水洗いも可能

 

正当進化を遂げた日立の意欲作

1.7kgの軽量ボディはそのままに、吸引力が約20%向上した「PV-BH900K」。パワフルな吸引力でカーペット上のゴミも取り逃さないうえ、自走式ヘッドと「シンクロフラップ」の効果により、ヘッドが床に張り付き、重さを感じる場面もなかった。バッテリー単体での充電ができるとなおよかったが、総じて軽く、パワフルで、使いやすいコードレススティック掃除機に仕上がっていた。完成度の高いコードレススティック掃除機を探しているのなら、選択肢の筆頭にあがってくるのは間違いない。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

パワフルで軽い使い心地! ごみ捨てもラクなコードレスクリーナー「R12 DB」

工機ホールディングスジャパンは、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、コードレスクリーナー「R12 DB」を発売しました。税別価格は4万3200円。

 

同製品は、コンパクトボディで軽い使い心地が特徴の、10.8Vのコードレスクリーナー。ターボモード時の吸込仕事率は45Wと、パワフルな吸い込みが可能です。

 

ノズルと延長管を除いた本体は800gと軽量で、ハンディとしても使用可能。

 

標準モードで約15 分間、エコモードでは約28分間作業可能です。

 

ダストケースを外し、ダストスクレーパを引っ張るだけで、、ケース奥のごみを簡単に排出できます。

「カキが縮む」問題をみごとに解決! シロカの電気圧力鍋「おうちシェフPRO L」の新たな魅力

シロカは、電気圧力鍋 おうちシェフシリーズに、大容量かつさらに幅広い調理に対応した新シリーズ「おうちシェフPRO L」を追加。11月12日にSP-5D152(実売価格3万3000円前後・税込)を、11月19日にSP-5D151(実売価格2万8000円前後・税込)を発売します。

 

最大6人分の料理を一度に作れる5Lの大容量

「おうちシェフPRO L」は、5Lの大容量で大人数や食材まるごと調理に対応。最大6人分の料理を一度に作ることができるため、大人数の家庭のほか、作り置きにも便利とのこと。丸鶏を使ったサムゲタンやローストチキンなど、食材をまるごと使った料理も調理できます。

↑丸鶏が入る5Lの大容量が魅力

 

本機は独自技術「スマートプレッシャー技術」を搭載。業界最高クラスの高圧力100kPaを一定にかけ続けることのできる圧力制御により、食材のおいしさを最大限に引き出します。また、自動減圧機能により、高圧力になるほど長くなる減圧時間の短縮も実現しました。高圧力を一定にかけ続けることで、食材がよりやわらかく、味の染み込んだ仕上がりに。魚は骨まで食べられるほど、ブロック肉はジューシーかつホロホロとほぐれるように、白米はふっくら、玄米はもっちりと仕上がるとのこと。

調理機能では、圧力調理や無水調理、蒸し調理、炊飯、スロー調理、温めなおしといった機能に加え、加圧せず低温でお好みの時間(最大24時間)調理を行う「低温調理」、内なべで下ごしらえができる「炒め」、発酵のプロ・マルコメ監修の「発酵」、温度をお好みで設定可能な「温度調理」が可能。

 

さらに「低温&圧力調理」と「糖質オフ炊飯」が新たに追加され1台12役となりました。「低温&圧力調理」は、低温調理後、自動で圧力調理に切り換わる機能。牡蠣など調理によって縮んだり硬くなったりしやすい食材も、食感やおいしさを損なわず、食材のおいしさをそのまま楽しめるといいます。また、付属の蒸しかごを使って調理する「糖質オフ炊飯」で炊飯すると、通常の白米に比べ糖質が約11%オフとなります。

↑「低温&圧力調理」で作った「牡蠣カレー」を試食。「しじみか?」というくらい縮むことがある牡蠣も、満足感のある大きさをキープ。柔らかでふっくら、かつジューシーに仕上がっていました

 

↑「糖質オフ炊飯」では、付属の蒸しかごを使って調理します

 

従来モデル(おうちシェフPRO)で好評だった日々の定番料理から作り置きおかず、世界の料理といったメニューに加え、「低温&圧力調理」で作る「牡蠣カレー」など食材そのもののおいしさを味わえるメニュー、「ベジタブルブロス」など食材を無駄にしないメニューといった、100種類の豊富なメニューを搭載。付属のオリジナルレシピブックには、オートメニューに対応する100レシピを掲載しており、毎日の献立選びにも役立ちます。

また、上位機種のSP-5D151では、ダイヤルとフルドット液晶で操作がよりわかりやすく、簡単にできるとのこと。メニュー名や材料一覧、現在の調理工程、残りの調理時間などを確認できるだけでなく、次に必要な操作を教えてくれる操作ガイド付きで、迷うことなく操作できるとのこと。

↑上位モデルのSP-5D151は、ダイヤルとフルドット液晶で操作がカンタン

 

さらに、「かしこい予約プログラム」で衛生面に配慮した予約調理が可能。最初に加熱し、菌が繁殖しにくい約75℃で保温するため、食材が傷みやすい季節の長時間予約も衛生的に行えるといいます。容量が5Lに増え、「低温&圧力調理」と「糖質オフ炊飯」も可能となった「おうちシェフPRO L」。人数の多いご家庭や、手軽に料理のレパートリーを広げたい方は、ぜひ注目してみてください。

バルミューダ最新トースターの新機能「サラマンダーモード」を徹底レビュー! 4つの料理で「メイラードおじさん」も大満足

「BALMUDA The Toaster」(バルミューダ ザ・トースター)といえば、「スチームテクノロジーと完璧な温度制御によって誰でも簡単に、驚くほどおいしいトーストを作ることができる」とされるバルミューダの看板商品。その新モデル「BALMUDA The Toaster Pro」(バルミューダ ザ・トースター プロ)が9月15日に発売され、編集者から筆者にインプレッション依頼が舞い込んできました。しかも、ちょっと変わった方向性で。

↑「BALMUDA The Toaster Pro」は実売価格3万5200円。プロ仕上げの火入れを実現する「サラマンダーモード」が最大の特徴です

 

編集者いわく、「中山さん、レビュー記事でよく“メイラード反応”という言葉を使いますよね。正直、なんだよメイラードって。誰もが知っていると思うなよ……と苦々しく思っていたんですが、バルミューダの新作トースターがまさにメイラードなトースターなんですよ。発表会のプレゼンで、社長がその言葉を口にしていまして。そこで、ぜひ中山さんに『メイラードおじさん』として『BALMUDA The Toaster Pro』のメイラードっぷりを試してほしいんです」とのこと。

 

メイラードおじさんとは一体……(苦々しく思われていたのか……)。ともあれ、メイラード反応とトースターとの関係が深いのは確かですし、まあいいでしょう。

 

「メイラード反応」とは、焼き目をつけると美味しくなること

まずは、さっきから話に出ている「メイラード反応」(英語でMaillard reaction)について説明していきましょう。これは、糖とアミノ酸を加熱することで、褐色物質の「メラノイジン」などが発生する反応のこと。食材を加熱すると茶色くなる現象であり、これに伴って香りやうまみも生成されます。要は、「焼き目をつけると美味しくなる」ということですね。

 

例えば、「おこげが好き」「炙り寿司が好物」「ベーコンはカリカリ派」「プリンは蒸しより膜がある焼きプリンがイイ」といった人は、メイラード反応の恩恵を受けているといえるわけです。

↑左右の違いがメイラード反応の強弱です

 

メイラード反応を存分に楽しめる「サラマンダーモード」

そして、このメイラード反応を存分に楽しめるのが「BALMUDA The Toaster Pro」の新機能「サラマンダーモード」。火力を上火に一極集中させることで、数秒のうちにこれまでの1.4倍もの熱エネルギーを食材に届けます。これにより、短時間で食材の表層に強い焼き目をつける=メイラード反応を起こして美味しくしながら、本来の食感や風味を活かした調理が可能となるのです。

↑モードダイヤルの右下に見えるのが、新たに追加されたサラマンダーモード

 

↑本体上面には各モードの解説が記載されています

 

ちなみにサラマンダーというのは、ゲームやファンタジー小説などで登場することもある火の精霊のこと。おじさんたちにはコナミ「グラディウス」シリーズのシューティングゲーム「沙羅曼蛇」でもおなじみですね。

 

一方で、料理業界でサラマンダーは料理の仕上げに焦げ目をつける調理器具として知られ、フレンチレストランを中心に重宝されています。「BALMUDA The Toaster Pro」は、この調理器具の機能を搭載したトースターというわけです。

 

サラマンダーモードのトーストは明らかに香ばしい

まずは定番のトーストでその真価を試してみました。4枚切りの厚切り食パンを用意し、そのうち2枚をトーストモードで3分焼き、片方はさらにサラマンダーモードで15秒仕上げました。

↑「BALMUDA The Toaster」でもおなじみの、水を入れる所作。これによって庫内にスチームが充満し、サクふわ食感に焼き上がるのです。なお、サラマンダーモードやクラシックモード(170℃、200℃、230℃で焼く)では水を入れません

 

焼き上がりは下の写真の通り。サラマンダーモードを使ったほうが明らかに香ばしいビジュアルです。また、しっかりとしたメイラード反応によって香りもワイルド。味の違いはどうでしょうか。

↑写真右がサラマンダーモードを使用したトースト。香ばしさの違いは一目瞭然。これぞメイラード反応の妙!

 

トーストモードだけで焼いたほうはサクサクのふわもちで、これはこれで十分なおいしさ。一方のサラマンダーモードで「追い焼き」したほうは、ふわもちの弾力はそのままに、表面がザクザク食感に。断面をチェックすると、サラマンダーモードを使ったほうが、メイラード反応によるサクサクの表層が深くなっていることがわかります。

↑断面を見ると、サラマンダーモードを使ったほう(右)がサクサクの層が深いです。サラマンダーモードを使うレシピは、「ゴールデン・バタートースト」として公式サイトに載っているのでご参考ください

 

どちらがおいしいかは好みによると思います。前述したような、おこげが好きな人、香ばしい風味が好きな方はサラマンダーモードのほうが好きと感じるかもしれません。

↑香ばしい風味がバターにマッチ

 

ピザは生地と耳がクリスピーな食感に

「BALMUDA The Toaster」シリーズは、パン以外もおいしく調理できるのが魅力のひとつ。続いて、パン以外をサラマンダーモードで焼いたらどうなるのかを試してみました。まずはピザのリベイク(焼き直し)から。

↑チーズトーストモードで4分焼いたのち、サラマンダーモードで15秒追い焼きします

 

サラマンダーモードは一気に最高温度で焼くので、焦げすぎてしまうこともあります。そのため、前面パネル(窓)から目を離さずに見守ることがオススメ。ピザではいい感じにサラミ表面の脂がジュワッと浮き立つ様や、メイラード反応によってチーズがほどよく焦げるシーンも見ることができました。美味しいものが出来上がっていくのを見守る時間って、ワクワクしますよね。

↑好みの焼き加減になったら、既定の時間を待たずに取り出してもOK

 

サラマンダーモードで焼いたピザは、耳を含むクラスト(生地)がカリッとクリスピーに。一般的なピザはクラストがふにゃっとなりがちですが、このリベイクでは土台がほどよくハードでしっかりした食感でした。メイラード反応による香ばしさも加わって、食欲を刺激する仕上がりとなりました。たった15秒でこの差が出るのはサラマンダーならではですね。

 

パーティに出せそうなおしゃれなタパスもカンタン

次はマッシュルームのガーリックグリルを作りました。調理はカンタン。ヒダの部分に刻んだ生ハムとニンニクをのせ、オリーブオイルを適量かけて焼くだけです。

 

「BALMUDA The Toaster Pro」では、クラシックモードの230℃で8分焼き、仕上げにサラマンダーモードで2分。これだけで、スペインバルのタパス(小皿料理)のような一皿が完成しました!

 

イイ感じのメイラード反応で見た目はもちろん、味のほうもばっちり。マッシュルームはジューシーで、生ハムとニンニクはカリカリのナイスなメリハリ食感に。きのこ特有のうまみに、ニンニクのコクと生ハムの塩味があるので、味付けしなくても十分ウマいです。

↑マッシュルームの調理には、オリジナルの別売アクセサリー「野田琺瑯ホワイトバット 21取(ロゴ入り)」1760円(税込)を使いました。もちろん、他社のバットでも代用できます

 

↑白ワインやビールが飲みたくなる味。パーティのフィンガーフードに最適なサイズ感もナイス

 

「2段攻め」で魚はふっくらパリパリのレストランレベルに!

ラストは魚料理。こちらはもう、素材だけで挑戦してみようと思い、鯛の切り身にオリーブオイルと塩こしょうだけでシンプルにいきました。身はふっくら仕上げるため、通常の火入れにはトーストモードを活用します。

↑これはまだノンメイラードな状態。まずはトーストモードで15分、じっくりふっくらと焼いていきます

 

焼き上がったら、サラマンダーモードで2分30秒追い込んでいきます。すると、ラストは皮目がパリッとしたビジュアルに。ナイスメイラード! これは期待できます。

↑皮目がぷっくりと丸くふくれ上がり、間違いなく美味しい仕上がりに!

 

こうして鯛のポワレが完成。味わってみると、身のふっくらとしたみずみずしさと、香ばしい皮のパリパリ感が絶妙なコントラスト。最適なメイラード反応が功を奏し、レストランレベルといっても過言ではないウマさ。魚を手軽においしく焼くなら、トーストモードとサラマンダーモードの2段攻めで決まりでしょう!

↑レストランレベルに仕上がりました!

 

今回、メイラード反応にアツく焦がれる「メイラードおじさん」として「BALMUDA The Toaster Pro」をインプレッションしてきましたが、どの料理もナイスメイラード! おじさん納得の仕上がりでした。サラマンダーモードで表面をサッと炙るだけで、料理の風味だけでなく、シズル感も大幅アップ。表面がカリっと焼けていく視覚効果も相まって、料理がより楽しく、美味しくなりました。みなさんもぜひご自宅で、極上のメイラード体験を味わってみてはいかがでしょうか。

 

「ほんと気持ちいい!」家電のプロが口腔洗浄器「ジェットウォッシャードルツ」を「2個持ち」して愛用する理由

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、サリーさんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は、「【水流の力でお口をキレイに!!】歯ぐきにやさしくパワフルに汚れを落とす!ジェットウォッシャードルツ」をお届けします!

【今回紹介する動画はコチラ】

 

歯ブラシでは落とせない汚れを水流で一気に落とす!

パナソニックの「ジェットウォッシャードルツ」とは、歯ブラシでは取り切れない歯周ポケットや歯間の汚れまでしっかり洗浄してくれる口腔洗浄器。最近は自宅でもアトリエでも「ジェットウォッシャードルツ」を愛用しているというサリーさん。

 

「歯間の汚れとか、歯周ポケットにたまってしまった歯ブラシだけでは落とせない汚れを、水流の力でシューって落としてくれる口腔洗浄器なんですけれど、ほんとすごいんですよ! これはどう使うかと言ったら、タンクにお水を入れます。そして(ノズルの先を)口の中に入れて、歯と歯の間に当たるようにシューってやっていきます。

 

そうすると、歯を磨いたばっかりなのに、何かしら挟まってるものや汚れが落ちてくる。もし、コレをやらなかったらどうなるんだろう……。普通だったら歯間ブラシやフロスでキレイにすると思うんですけど、そういう消耗品を使わなくても歯周ポケットの汚れが取れるので、ほんとすっきりして気持ちがいいんです!」

 

衝撃波で汚れをはがす「超音波水流」がお気に入り

小さな気泡が弾ける際の衝撃波で汚れをはがす「超音波水流」。これを発生させるのが特別な形の「超音波水流ノズル」です。サリーさんはこの超音波水流がお気に入り!

「これが最新モデルの特に高機能モデルの方についているノズルです。一回ここで細く絞られていて勢いがつくので、少ないお水でもより強い力で、さらに歯ぐきに優しく汚れを落とす。それを『超音波水流』と名付けているそうです。普通の歯ブラシを使っている人も、電動歯ブラシを使っている人も、仕上げにこれを使うと本当にすっきりするのでオススメです!

 

あと最近、大人の方でも歯列矯正をされている方が多いと思うんですけど、そういう人たちにもいい。実は今日持って来れなかったんですけど、上位モデルには『舌磨きノズル』や『ポイント磨きノズル』もついていて、ピンポイントで磨きたいところを磨けるので、より丁寧に口の中のケアをしたい人にもピッタリだと思います」

↑大容量据え置きタイプのEW-DJ75(画面左)と今回紹介したハンディタイプのEW-DJ55には、ポイント磨きノズル、舌磨きノズル(画面右)が付属します

 

トウモロコシを歯に見立てて実験開始!

続いてサリーさんが手にしたのは、なんとトウモロコシ。今回はトウモロコシに青い食紅を塗って、実際に「ジェットウォッシャードルツ」で汚れがどれだけ落ちるか実験していきます。

「それではトウモロコシを歯に見立てて、これを磨いたらどうなる? っていう実験をやってみます。人間にこんなにたくさん歯はないけどね(笑)。ちょっと歯ブラシを濡らして、こんな感じでねー(と、まずは普通の歯ブラシでトウモロコシを磨くサリーさん)。汚れは落ちていくけど、強く磨いたら傷になったりしますよね……」

 

次に青く染まったトウモロコシに「ジェットウォッシャードルツ」の水流をかけていきます。すると「見てみてこれ!」と、サリーさんもビックリの結果が!? どのくらい汚れが落ちたのか、気になる結果は以下の動画をチェックして、その目でご確認下さい!

このほか、もっと最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

高級炊飯器6モデルで「新米」を炊こう! 味の特徴を「新入社員」に例えてみたら

今回は高級炊飯器検証企画の番外編。この季節の楽しみといえば、ピカピカつやつや、みずみずしい新米! この新米を高級炊飯器で炊いたら、香り、味、食感はどうなるのでしょうか? 象印、タイガー、東芝、パナソニック、日立、三菱電機の6メーカーの最上位機種でコシヒカリの新米を炊いて実食しました。

 

実食後は、炊飯器のレビューには定評がある家電ライター・平島憲一郎さんを中心に、編集スタッフを交えてざっくばらんにディスカッション。それぞれの機種で炊かれた新米の特徴に迫っていきます!

↑今回調査した6モデル。手前左から、日立「IHジャー炊飯器ふっくら御膳 RZ-W100FM」、東芝「真空圧力IHジャー炊飯器 炎匠炊き RC-10ZWT」、タイガー魔法瓶「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPL-S100」、後列左から、三菱電機「本炭釜 紬 NJ-BWD10」、パナソニック「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101」、象印マホービン「圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10」

 

↑今回は、家電評論家の平島憲一郎さん(右から2番目)に加え、編集プロダクション・クレアのメンバーとGetNavi web家電担当の小林史於(右端)が炊飯器を調査

 

まずは新米の収穫を祝う儀式から

小林 さて、今回は番外編。高級炊飯器6モデルで新米を炊き、それぞれの炊き上がりや味の特徴をチェックしてディスカッションしていく企画です。まずは、みなさんの新米のイメージを教えて下さい!

クレア楠本 実は、家族が2人なので新米の季節になったからといってもすぐに買い替えることはできないんですよね。なので、これは贅沢な企画です。

平島 僕は果物や野菜の旬のように、新米の季節になると楽しみなんですよ。お米としては食べた瞬間に感じるみずみずしい香りと味がたまらない。食感はふっくら柔らか、かつ弾力があるイメージですね。

小林 私も新米と聞くとテンションが上がるタイプです(笑)。それでは炊き上がってきたので食べましょう! 2022年の新米の収穫を祝って、乾杯……ならぬ、乾椀(かんわん)!!

困惑する一同 え!? かん……わん……?

↑戸惑いつつも、”乾椀(かんわん)”を行う一同。 乾杯にかわる新たな音頭 となるか……!?

 

同じ新米でもメーカーごとに味も食感も全然違う!

小林 では、6メーカーの試食が終わりました。あなたの思う“最高の新米ごはん”に一番近かった機種はどれかを挙げていただきたいと思います!

クレア大島 私は東芝でした! ツヤがあってキレイに炊き上がっていて、これぞ新米という美しい見た目に惹かれました。

小林 確かに新米といえばまずは見た目のツヤツヤ感がいいですよね。

↑東芝「真空圧力IHジャー炊飯器 炎匠炊き RC-10ZWT」で炊いた新米

 

クレア野田 私はタイガーですね。新鮮さ、フレッシュさがあって、新米ならではのみずみずしさを一番感じました。

平島 僕もタイガーと象印は、新米を炊いた際に、炊飯器としての実力がブーストされたような錯覚を覚えました。両方とも炊飯器メーカーとして歴史があって、その蓄積がいかんなく発揮された感があります。

小林 新米の水分の多さを上手く活かして炊き上げている感じがしますね。

↑タイガー魔法瓶「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPL-S100」 で炊いた新米

 

↑象印マホービン「圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10」で炊いたみずみずしさが引き立つ新米

 

平島 それから、日立は炊き上がりの食感に独特な個性があり、それが新米の美味しさに上乗せされた印象。東芝は粒感が新米だとより際立った一方、みずみずしさに関しては新米であることの“上乗せ”が他のモデルより控えめだったと感じました。逆に言うと普通のお米でも新米並みのみずみずしさを引き出せるということですけど。

小林 6メーカーのうち日立だけは、新米でもいつもの水加減で悩まず炊ける「極上新米」コースが今回のモデルで新設されています

平島 普通の水加減では柔らかい炊き上がりになる新米も、日立ならではの「外硬内軟」に炊き上げる炊飯技術とプログラミングが素晴らしいです。

↑日立「IHジャー炊飯器ふっくら御膳RZ-W100FM」で炊いた新米

 

小林 パナソニックと三菱はいかがでしたか?

平島 パナソニックは炊飯器のふたを開けた瞬間、濃厚な香りをもっとも強く感じました。新米の甘く香ばしい香りを存分に堪能できますね。粒立ち、弾力も十分です。三菱は、今回試したモデルのなかではもちもち感は控えめ。甘みに関しては、ごはんを食べ進めるほどに増していく印象でした。通常のお米との差はそこまで感じなかったです。

↑パナソニック「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101」で炊いた新米

 

↑三菱電機「本炭釜 紬 NJ-BWD10」で炊いた新米

 

【新米を試食したポイント】

東芝は、新米らしいツヤがあってキレイな炊き上がり。新米だと粒感がより際立っていた。
タイガーと象印は、新米を炊くと魅力がブーストされる。新米の水分の多さを上手く活かしている印象。
日立は炊き上がりの食感に独特な個性あり。新米でも「外硬内軟」に炊き上がる。
パナソニックは新米の甘く香ばしい香りが堪能できる。粒立ち、弾力も十分。
三菱はもちもち感は控えめ。甘みはごはんを食べ進めるほどに増していく印象。

 

各メーカーの新米ごはんを新米社員に擬人化してみよう!

小林 さて、ここからはちょっと趣向を変えていきましょう。各メーカーの新米ごはんの味を、新入社員にたとえて炊飯器の特徴を語っていただきたいと思います! そう、新米だけに!

クレア野田 かなりの無茶振りですね(苦笑)。

↑無茶振りのお題に唖然とする平島氏

 

小林 では、僭越ながら言い出した僕から。たとえばパナソニックは、すごくハリや粘りがあって、気合の入ったガッツある新米社員かなと思いました。ミスをしてもめげずに、気がついたら出世している、みたいな(笑)。

クレア楠本 あ、そういう感じなんですね。それならタイガーで炊いた新米は、白くて美しく、フレッシュだったので、大学でもアイドル的な存在だった新米社員ですね(笑)。みんなとはちょっと外見も違うのよ、みたいな。でも、みずみずしくて憎めない。

クレア大島 そうすると三菱で炊いた新米は、非加圧で炊かれたやさしい味なので、マイペースでガツガツしてない現代っ子でしょうか。周りから揉まれてもやんわりかわす。でもちゃんと優秀という社員ですね。

平島 日立は結構トガってますよね。すでに学生時代からガンガン起業していたタイプ(笑)。ちなみに日立の炊飯器って、これまではそこまで評価が高くなかったんですよ。でも、京都の老舗米屋にならった「外硬内軟」をコンセプトにした頃から実力と評価が上がってきている。そういう意味では時流に乗った大型新人のイメージがあります(笑)。

小林 東芝はどうでしょう?

平島 東芝は今年の新モデルで新しい方向性を打ち出してきました。各地域の水の硬度に合わせてごはんの炊き上がりを調整するというこだわり。個性があってほかとは違う。

小林 「一芸入社」みたいな感じですかね(笑)。スペシャリストとして社内で一目置かれる存在に育ちそう。ごはんは食感と味わいのバランスが絶妙で、表面はぬめっとした独特の質感。かなり私の好みでした。

↑試食しながら、誰の得にもならない顔芸を披露するGetNavi webの小林

 

平島 一方で、象印は由緒正しい家の御曹司、といったところでしょうか。家庭の教育をしっかり受けていて、伝統の味を受け継いでいる新米社員、というイメージです。

小林 同じ新米でも、メーカーごとに炊き方が違い、味や食感はさまざまでした。これは新米社員をどう育てるか、企業ごとに社風が違うのと同じこと。みなさんもどの新米社員だったら一緒に働きたいか、長くお付き合いしたいかを、じっくり考えて炊飯器を選びましょう!

 

【新米を新入社員に例えてみたら】

パナソニックは十分なハリと粘りがあり、気合の入ったガッツある新米社員を思わせる。ミスをしてもめげずに、気がついたら出世していそう。
タイガーは白くて美しく、フレッシュな見た目から、大学でもアイドル的な存在だった新米社員。でも、みずみずしいので憎めない。
三菱は非加圧で炊かれたやさしい味なので、マイペースな現代っ子のイメージ。仕事は優秀で、周囲のムチャ振りはやんわりかわす。
日立は学生時代から起業していたトガったタイプ。新コンセプトを掲げて躍進する様から、時流に乗った大型新人を思わせる。
東芝は「水の硬度」に対応する他社にはない個性を持つことから、「一芸入社」のイメージ。社内で一目置かれる存在に育ちそう。
象印は、由緒正しい家の御曹司のイメージ。家庭の教育をしっかり受けていて、伝統の味を受け継いでいる。

 

日本スペシャルティコーヒー協会「Good Product賞」受賞! メリタ「アロマフレッシュ」が新しくなって登場

メリタの日本法人メリタジャパンは、ミル付き全自動コーヒーメーカー「アロマフレッシュ」を11月1日に発売。10月20日より事前予約を開始しています。

↑新「アロマフレッシュ」10杯用

 

今回発売となる、新「アロマフレッシュ」は、同社のアロマフレッシュシリーズの後継リニューアルモデル。10杯用、6杯用の2タイプから選べる、最新型ミルを搭載した全自動コーヒーメーカー。スリムでコンパクトな6杯用は、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が選定するプロダクトアワードのGood Product賞(審査部門)を受賞しています。

↑新「アロマフレッシュ」6杯用

 

理想的な抽出率と濃度を引き出す自社基準「メリタゴールドスタンダード」により、コーヒーの繊細さと立体的なおいしさを引き出す設計で、あらゆるコーヒー豆の良さを引き出した抽出ができるよう、挽き目、コーヒー量、湯量を調整できる機能を搭載しています。豆を挽くミルはプロユースでも使用されるコニカルカッターを搭載し、豆を自動でスムーズに送り込む新設計ホッパーも採用。

↑新設計ホッパー

 

家庭でも便利に使えるよう、取り外せる水タンクや口が大きくて洗いやすいポット、洗浄タイミングを教えるお知らせ機能を搭載。目覚ましのコーヒー設定ができるタイマー機能も搭載しています。子どもの事故防止のため、ホッパーのフタを閉めないとミルが作動しない安全設計も採用しています。

↑コーヒーの祭典SCAJ2022会場の様子

 

予想実売価格は、10杯用が3万4800円、6杯用が2万9800円です。

 

また、同社のロングセラーモデルであるコーヒーサーバー「カフェリーナ」も、11月1日にリニューアル発売。伝統的な安定フォルムと、手入れのしやすい広い口径で、すべてのメリタ コーヒーフィルタ―に、ぴったりフィットします。予想実売価格は1760円。

↑カフェリーナ

空気を洗う家電「ジアイーノ」は「特別扱い」されている!14億円の検証センターにパナソニックの推しっぷりを見た

秋はイネ科の植物やブタクサ、ヨモギの花粉が飛び交い、花粉症持ちには辛い季節。その後は気温が下がって空気が乾燥してくると、ウイルスの活動が活発化してきます。寒さが和らぐとまた花粉の季節。空気清浄機と加湿器がフル稼働の季節がやってきました。これらをまだ導入していないなら、自分や家族の健康を守るためにも早めに検討を始めたいところです。

 

次亜塩素酸のチカラで除菌・脱臭を行う「ジアイーノ」の最新モデル

そんななか、パナソニックは空質家電の「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」の新製品を発売しました。新モデルは付着菌・付着臭への対策を強化するとともに、集じん効果についてもあらためて実証され、名実ともに空質家電のトップブランドとして自社ラインナップの頂点に君臨することとなりました。なかでも「F-MV5400」は適用面積21畳(35平方メートル)で、一般家庭向けモデルの最上位機種となります。

↑写真左が「F-MV5400」。外形寸法は幅398×奥行270×高さ710mm、質量は約11.8kg、タンク容量約4.0L。適用床面積21畳、集じんの適用床面積26畳、加湿の適用床面積18畳(プレハブ)/11畳(木造)。実売価格は17万8200円前後(税込)。写真中央は業務用の45畳モデル、右は業務用60畳モデル

 

「ジアイーノ」は、水道水に塩タブレットを自動投入して作った食塩水を電気分解して本体内で次亜塩素酸水溶液を生成。部屋の中を浮遊する菌を吸引して次亜塩素酸を含ませた除菌フィルターで抑制するとともに、次亜塩素酸を含んだ空気を放出することで家具や壁紙などに付着した菌も抑制します。その高い除菌・脱臭効果から、同社サイトでは、その機能を「空気を洗う」と表現することも。

 

なお、次亜塩素酸は食品工場で食材の洗浄に使われるほか、プールの除菌、病院や施設などで拭き掃除や消毒にも使われており、高い除菌力に加え、脱臭効果も期待できます。

↑塩自動ユニットに入れた塩タブレットが1つずつ下のトレーに落ち、食塩水を電気分解して次亜塩素酸水溶液を生成する

 

同モデルには新機能として「集中クリーンモード」が搭載されました。6時間だけ次亜塩素酸の濃度を上げることができるモードで、標準モードに比べて半分の時間で付着菌の除菌ができ、付着臭も短時間で脱臭できるようになります。寝室で就寝中にリビングで使用したり、外出中に部屋の除菌・脱臭をしたりしたい時に便利です。なお、次亜塩素酸の濃度は高くなりますが、環境基準値の0.5ppmより低い0.1ppm未満なので安心。

↑独立したボタンが用意されているので、ワンタッチで「集中クリーン」モードを起動できる

 

↑集中クリーンモードにより短時間で除菌・脱臭ができる。焼肉パーティ後のニオイもしっかり脱臭

 

↑次亜塩素酸により、犬猫の糞尿や焼肉・焼き魚など強いニオイの脱臭効果が実証されている

 

集じん効果を実証し、空質家電のトップブランドに

また今回、HEPAフィルター(保護エレメント)による空気中のハウスダストや花粉、菌・ウイルスの捕集・抑制効果も改めて実証されました。これまでもジアイーノはHEPAフィルターを搭載してきましたが、他の空気清浄機のように効果を実証できなかったため、HEPAフィルターとは謳わず、集じん効果については表に出してきませんでした。

 

パナソニックには独自イオンの「ナノイー」とHEPAフィルターを搭載した加湿空気清浄機があり、これまでは、花粉やハウスダスト対策なら加湿空気清浄機、除菌・脱臭がメインならばジアイーノと棲み分けができていました。しかし今回、ジアイーノもHEPAフィルターによる集じん・抑制効果が実証されたことから、空質家電のトップブランドとして位置付けることとなりました。さらに、ジアイーノは次亜塩素酸を生成する際に水道水を使うことから加湿器としての機能も持っており、ジアイーノは除菌・脱臭・加湿・集じんと、1台4役で部屋の空気の悩みを解消するオールインワンモデルというわけです。

↑吸気口のHEPAフィルター(従来は「保護エレメント」と呼称)で菌・ウイルスを捕集するだけでなく、排出した次亜塩素酸を一緒に吸い込むことでHEPAフィルターに付着した菌・ウイルスを抑制する。加湿フィルターも次亜塩素酸水溶液に浸されるため、フィルター上での雑菌の繁殖が抑制され、清潔な水で加湿できる

 

業界初の設備を含む検証センターで、ジアイーノの効果を実証

パナソニックでは、ジアイーノに使われる基幹技術である次亜塩素酸の効果や安全性、エアロゾル(浮遊菌)に対する効果検証を迅速に実施するため、今年4月に「IAQ検証センター」を稼働しました。IAQとはIndoor Air Quality(室内空気質)を略したもの。愛知県春日井市の自社工場内の事務所・工場を約14億円かけて改修し、完成しました。

↑愛知県春日井市の自社工場内に設置したIAQ検証センター

 

パナソニックではこれまでも、三重大学や北里環境科学センターなどと共同で次亜塩素酸のエビデンス強化に取り組んできました。インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスについても、付着ウイルスの抑制効果と気液接触による抑制効果の研究をしてきているのです。しかし、従来の検証はあくまで実験室の中での話。ジアイーノで使われている次亜塩素酸水溶液は多くの誤解が存在しているため、パナソニックとしては一般家庭やオフィスのような実空間での検証が必要と判断し、巨額を投資して同センターを開設したものです。

↑新型コロナウイルスの抑制効果に関しても検証している

 

パナソニックよると、同センターには2つの業界初の設備があります。1つは、「ジア環境BSL2試験室」。高度に密閉された空間の中、次亜塩素酸のガス濃度を制御しながらバイオセーフティレベル2(BSL2※)のさまざまな浮遊菌の除菌効果・浮遊ウイルスの抑制効果を検証できる施設。カビや花粉、アレル物質などの抑制効果も検証できます。

※バイオセーフティレベル……病原体を安全に扱う実験施設の世界標準。扱える病原体の危険度に応じて1~4段階に分類され、レベル4が最も厳しい基準となっている。レベル4で扱えるのはエボラ出血熱、ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱など。レベル2ではインフルエンザウイルス、はしかウイルス、食中毒細菌などが扱える

↑バイオセーフティレベル2(BSL2)試験室は高い気密性により安全に菌・ウイルスの抑制効果を検証できる

 

↑BSL2試験室内部。外から菌・ウイルスやジアイーノを操作できるようになっている

 

もう1つは「実空間除菌試験室」。移動壁により6畳から80畳まで試験室のサイズを簡単に変更でき、今後、一般家庭用の壁や床材、家具を入れて実際の生活環境を再現した中での検証を行うものです。温湿度を変えて春夏秋冬の四季を再現したり、換気量も調整したりと、さまざまな環境を想定した実験が可能となります。

 

次亜塩素酸の効果の検証のために、巨額を投じて業界初の設備を含む施設を設立したわけですから、ジアイーノは同社のなかでも特別な存在なのでは……? と想像できますね。

↑壁を移動して6畳から80畳までの空間を再現できる「実空間除菌試験室」

 

↑人力で簡単に壁の移動ができる

 

↑ドアノブやカーペット、玩具などの実物を使って付着菌・ウイルスの抑制効果を検証する

 

パナソニックでは今後、IAQ検証センターを活用して、次亜塩素酸の基礎研究・評価や実環境での検証、そして世界各地域の認証に合った検証を実施し、海外展開の礎としていく考えです。これにより、エビデンスが強化されて認知が進むとともに、よりよい製品開発のため検証データが役立てられるはず。今後もジアイーノが普及し、進化していくのが楽しみですね。

“フレイル予防”でシニア世代の健康をサポート! タニタが次世代ヘルスメーター「FRシリーズ」を発売

タニタは、新たな健康指標「健康総合判定」を取り入れたシニア層向けの次世代ヘルスメーター「FRシリーズ」を11月1日に発売します。タニタオンラインショップ専売で、価格は11万円(税込)。10月18日より予約受付を開始しています。

↑FRシリーズを発表したタニタ 代表取締役社長の谷田千里氏(右)と営業戦略本部 営業推進部の福岡三恵氏(左)

 

FRシリーズは、筋力計「FR-100L」、歩数計「FR-300L」、体組成計「FR-200L」の3つの機器がセットになったもの。それぞれの機器で測定したデータを専用のスマホアプリ「TANITARING」(タニタリング)に集約し、健康状態を総合的に判断できることが特徴です。また、得られた結果をもとに、食生活や運動量などの生活改善のアドバイスも行い、積極的に健康維持と増進をサポートします。

↑3つの機器で測定したデータをアプリで分析し、健康状態を総合的に判断。さらに改善のためのアドバイスも行います

 

筋力計「FR-100L」では、両腕の筋肉量と握力を測定。体組成計「FR-200L」では、タニタが独自に開発した筋肉の状態を評価する「筋質点数」を計測表示します。

↑タニタFRシリーズの筋力計「FR-100L」と歩数計「FR-300L」

 

↑体組成計「FR-200L」

 

また歩数計「FR-300L」は、歩数の計測に加え、使用者の歩行速度の平均値から目標とする歩行速度や歩行時間といった「がんばり歩行」の提案機能を搭載。アプリには目標の歩行リズムを音で知らせる機能も備えます。

 

さらに、アプリ上で食事や生活習慣に関する質問を行い、3つの機材で測定した結果と組み合わせることで、身体的・精神的・社会的な健康状態を15段階で評価する「健康総合判定」を表示。その結果をS~Cまで4段階でわかりやすく評価します。

↑心身の健康状態を5つの観点で分析し、S~Cの4段階で健康総合判定を表示します

 

なお、専用スマホアプリ「TANITARING」は当初はAndroid向けのみリリースとなり、iOS向けは後日リリースされる予定とのこと。

 

“フレイル予防”が高齢社会のキーワードに

発表会には、東京大学 高齢社会総合研究機構で機構長を務める飯島勝矢教授が登壇。高齢者の健康状態を示す「フレイル」という概念について解説を行いました。

↑東京大学の飯島勝矢教授

 

フレイル(Frailty)とは「虚弱」「衰え」を意味し、加齢により体力や気力が弱まっている状態を指します。また、フレイルは健康な状態と要介護状態の中間に位置し、加齢や生活習慣、社会との関わりなど複合的な要素で進行度が変化します。

↑要介護状態の手前に位置するのがフレイル

 

飯島教授によれば、フレイルは可逆性であり、生活習慣や食生活などを見直すことで健康的な状態に戻すことが可能とのこと。フレイル予防に重要となるのは「栄養」「身体活動」「社会参加」の3つだとしています。

 

なかでも身体的フレイルの大きな要因としてサルコペニア(筋肉減弱症)を挙げ、加齢や生活習慣による筋力の衰えがフレイルに影響していると説明。運動やバランスの取れた食生活により筋肉量を増やすことが身体的フレイルの予防に役立つとし、タニタのFRシリーズを活用して生活習慣を改善することで、フレイル予防に役立ててほしいと述べています。

 

従来よりも先進的なアプローチで健康増進を目指すタニタの次世代ヘルスメーター「FRシリーズ」は、11万円と高額ではあるものの、健康維持・増進に関心の高いシニア層に注目を浴びそうなデバイスです。

↑発表会後に握手を交わすタニタの谷田社長と飯島教授

 

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空気清浄機能と別売りユニットで本格換気が可能になった日立「白くまくん プレミアムXシリーズ」登場

日立ジョンソンコントロールズ空調は、ルームエアコンの新モデル「白くまくんプレミアムXシリーズ」全11機種の発表会を開催。11月末より販売を開始する。価格はオープンプライスだ。

↑ルームエアコン「白くまくんプレミアムXシリーズ」

 

発表会には日立ジョンソンコントロールズ空調の泉田金太郎氏が登壇し、70年前の1952年に日本初となるウィンドウ型ルームエアコンを日立が開発したことから、日本のルームエアコンの歴史が始まったことを紹介。

 

「これからのルームエアコンは、快適空間を提供する製品からデジタル技術を活用してみなさまの暮らしを支える、社会インフラに進化していくものと考えて、製品の開発を進めている。白くまくんはみなさまの健康に直結する空気や環境の質を向上させるソリューションと、デジタルサービスの提供で社会に貢献することを目指していきたいと考えています」(泉田氏)と意気込みを語った。

↑日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 ヴァイスプレジデント兼 日本・アジア地域ゼネラルマネージャー泉田金太郎氏

 

新プラズマイオン発生機と新除湿制御でカビの繁殖を抑制

新モデルの一番の特徴は、新たに搭載された部屋の隅のカビまで抑制できる「Premiumプラズマ空清」機能だ。これは部屋の浮遊カビをパワフルに抑制する空気清浄機能に、除湿制御機能を加えることによって、カーテンや家具などに隠れたカビまで抑制できる機能。国内家庭用エアコンでは国内唯一だという。

↑新搭載の幅33cmのワイドなプラズマイオン発生機

 

従来の吹き出し口からイオンを放出する電極に加えて、新たに吸い込み口に配置した4つの電極からプラズマイオンをワイドに放出する大型のプラズマイオン発生器を搭載。熱交換器についた、浮遊カビ、菌、ウイルスを従来の「プラズマイオン空清」の約2倍のスピードで抑制することができる。

↑「Premiumプラズマ空清」の効果により、 浮遊カビ菌や浮遊菌、浮遊ウイルスを約2倍のスピードで抑制できる

 

さらに、熱交換器についた汚れは従来モデルより搭載する「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」機能で自動洗浄が可能。この機能は、最大56℃まで熱交換器を温めて油汚れまで剥がし、マイナス15℃で凍らせて屋外に洗い流す仕組みだ。同様に排水トレーの自動お掃除(凍結洗浄)機能も搭載している。

↑新除湿制御では、季節に合わせた制御が行われるため、一年中、室内の付着カビ菌の抑制ができる

 

「プラス換気ユニット」は別売りで追加する仕組み

「白くまくんプレミアムXシリーズ」のもう一つの特徴が、換気機能である「プラス換気ユニット」(別売り)が取り付けられることだ。

 

コロナ禍においてエアコンの換気機能が注目を集めた。しかし、大規模マンションなどでは部屋に24時間換気システムが配置されているケースもあるため、あえて別売りにすることで、「必要な人だけ取り付けられるようにオプションにした」(泉田氏)という。

↑室内機の右側面に取り付ける「プラス換気ユニット」

 

「プラス換気ユニット」はエアコンとの連動運転に対応し、室内機に内蔵されている人感センサーが換気量を自動調整。また、冷房開始時に室内の熱い空気を吐き出して冷房の立ち上がりをよくする排熱運転機能なども備えている。

 

日立ジョンソンコントロールズ空調では窓開け換気で課題となる、花粉や排気ガスなどの汚れた空気、雨や虫を入れたくない場合や、音漏れなどのプライバシーの問題がある場合に、エアコンの換気機能があれば解決できるとして、今回オプションで提案したそうだ。

ベランダで発電できる!?「ポータブル電源&ソーラーパネル」の「ワクワクする使い方」を家電のプロが教えます

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。

 

そんな活動を応援するGetNavi webでは、サリーさんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は、「【電気って貯金できるの?】電気を自宅で作って節電対策!ポータブルソーラーパネルとポータブル電源で出来るお手軽ソーラー発電」をお届けします!

 

【今回紹介する動画はコチラ】

 

電気がヤバイいまこそ対策が必要!

「節電ポイント制 創設表明」(※)と見出しが入った新聞の切り抜きを取り出し、撮影者と節電について話すサリーさん。

※節電ポイント制……一定の節電を行った家庭などに対し、政府が幅広く使えるポイントを付与する制度

「政府のほうから、いよいよ『節電ポイント制』をやるよ、ということで。電気代が今もう1か月に1000円、2000円と各家庭でアップしていて、節電要請まで出ています。電気が足りなくなるかもしれなくて、この冬は相当ヤバいらしいんですよ! そこで、ソーラーパネルを使って太陽の力で電気を作り、これ(ポータブル電源)に貯めておけばまさに節電になるんじゃないかって思って。今日は改めて、ポータブル電源とポータブルソーラーパネルの魅力を紹介したいと思います」

 

ベランダで“電気のちょこっと貯金”はいかが?

まず、サリーさんが取り出したのは、JVCケンウッドの大小2枚のポータブルソーラーパネル。

 

「屋根にソーラーパネルを付けて蓄電って、マンションなら絶対ムリでしょ。でも、私ができているのはこの2つがあるから。これ二つ折りになってるからソーラーパネルっぽくないですけど、ほら見て、広げるとソーラーパネルでしょ。普段はこういう風に二つ折りで、しかもここが(端が)マグネットになっているから留めておけて、女性でも持ち運びできます。私はソファーの脇の隙間にしまっています」

「でも、これを広げただけじゃ、その電気はどうなるんだ? ってなりますよね」と語るサリーさん。パネルの裏側にあるファスナーを開けると……。

 

「ここに、じゃーん! コードがついております。パネルにきちんと太陽が当たるように広げたら、そしてポータブル電源の登場! ソーラーパネルのコードをポータブル電源の入力端子に挿して、作ったエネルギーを貯めていくわけです。そうすると、少しずつ電気が貯まっていって、残量が100%になる。要はポータブルソーラーパネルとポータブル電源があれば、自分の家のベランダなどで太陽光発電をして貯めておける! それを私は“電気のちょこっと貯金”と言ってるの。子どもの頃に5円玉や10円玉を貯金していたあの感覚で、お日様の光で作った電気がココに貯金できる。ちょっとワクワクするでしょ!」

 

ポータブル電源を使えば、どんな家電もモバイルに!

続いてはポータブル電源の使い方について解説。ポータブル電源があると具体的にどう便利なのでしょうか?

「せっかく貯めた電気も、使わなきゃ意味がない。だから私ね、このポータブル電源をもう一つのコンセントだと思って日常使いしてるんです。ここにコンセントの口があるでしょ。最大で500Wまでの家電が使えるの。すごいでしょ! 容量がMAX100%になっていた場合、30Wの扇風機だったら、つけっぱなしで約17時間も使える。

 

もう一つ、天気が悪い日がずっと続いたらどうするの? と思う方もいるかもしれないけれど、誰もがソーラーパネルとポータブル電源をセットで使う必要はなくて。節電とは関係なくなるけれど、付属の充電用のACアダプターを使ってポータブル電源に電気を貯めておくこともできる。もしもの時の備えにもなるし、日常使いするなら、どんな家電も延長コードなしで、まるでコードレスみたいな便利さで使える!」

 

なるほど、ポータブル電源は“どこでもコンセント”としても使えるんですね! 動画の後半では、ポータブル電源を利用してぜひ使ってほしい家電を紹介。「便利なのは……」とサリーさんが取り出したアイテムとは!? 正体を知りたい方は、動画をチェック!

このほか、もっと最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

3万円で憧れの自家焙煎が実現!バリスタ絶賛のダイニチ「コーヒー豆焙煎機」飲み比べレポート

加湿器と石油ファンヒーターのリーディングカンパニーであるダイニチ工業が、家庭用コーヒー豆焙煎機の新製品を発表しました。発売は2023年1月末を予定。実売予想価格は税込3万3000円です。

↑写真中央の黒い筒形の製品が「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」です

 

担当者が「当社でなければ作れない」と語る理由

ダイニチ工業がコーヒー豆焙煎機を発売するのは、これが初めてではありません。1997年に「カフェプロ」ブランドを立ち上げ、「焙煎機能付きコーヒーメーカー MC-501」を発売。2000年には「コーヒー豆焙煎機 MR-101」を発売しています。

↑左が「コーヒー豆焙煎機 MR-101」で、右が「焙煎機能付きコーヒーメーカー MC-503(MC-501の後継機種)」(撮影:中田 悟)

 

では、今回なぜ新製品を発売するに至ったのか。担当者によると理由は大きく2つあるといいます。1つは市場にコーヒー豆焙煎機は数あれど、味の満足度や焙煎の精度といったクオリティと求めやすい価格の両立に課題があると感じていたから。もう1つは、家庭で飲まれるコーヒーの量が増加している事実からです。

 

全日本コーヒー協会によると、2020年の1人あたりが1週間に飲むコーヒーは、11.5杯で2002年以降の調査で過去最高。なかでも家庭での消費量も増加しており、2020年は7.5杯と過去最高だったそう。

↑近年は外出先でコーヒーを飲む量が減っている反面、家庭で飲む量が過去最高に

 

また、コーヒーの種類別でみると、レギュラーコーヒーの消費量が増加しており、2020年にはインスタントコーヒーを超える4.4杯で過去最高に。つまり、コーヒー需要の高まりとともに、家庭で本格的なコーヒーを楽しむ人が増えているのです。

 

こうしたトレンドを受けて開発されたのが、家庭で手軽に使える本格モデル「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」。本機のポイントは①「高い焙煎精度」②「コンパクト」③「低価格」の3つです。

 

①「高い焙煎精度」については、熱風の通り道に2つの温度センサーを搭載。1つめのセンサーで熱風を狙った温度に調整し、2つめのセンサーで気温や豆量の変化による温度のずれを修正するため、常に適切な温度に管理できるといいます。②「コンパクト」については、一般的な家庭のキッチンの棚に収納でき、持ち運びがカンタンなサイズ(高さ272×幅242×奥行186mm)と質量(約2.2.kg)を実現。③「低価格」については、熱風式を採用したことで部品点数を少なくし、コストを削減。3万3000円(税込)という価格を実現しています。

↑本機は2つのセンサーによる高い焙煎制度がカギ。なお、同社が行った消費者調査「新たに焙煎機を購入する場合、もっとも重視する機能」の回答では、「操作が容易である」と「焙煎の精度」が同率1位だったそうです

 

↑焙煎方式は、渦状に下から噴き上げる熱風式。均一でムラの少ない焙煎を実現しています

 

本機について、開発担当の渡邉 玲さんは以下の通り解説してくれました。

 

「焙煎機というのは、条件次第で大きくバラつきが出る非常に繊細なマシンです。当社は開発にあたって2か所の温度センサーを設け、詳細に温度を測定しながら状況を見極め、細かく制御できる機能を実現しました。

 

この技術は、当社が長年暖房機や加湿器の開発を行ってきたなかで得た知見によるもので、特に熱の制御や送風の制御を生かしたものとなります。開発を振り返ると、このコンパクトさと価格で高品質な焙煎機能をもった機器というのは、当社以外に作れないと感じました。そう思えるほど難しかったですし、自信作です」(渡邉さん)

↑新製品のプレゼンを行うダイニチ工業、コーヒー豆焙煎機開発担当の渡邉 玲さん(撮影:中田 悟)

 

また、渡邉さんいわく、本体に価格の安い樹脂を使う一方、熱を使う機器であるため安全性の基準をクリアするのに苦労したそう。もっとコンパクトにすることも可能でしたが、サイズを追求するあまり安全性を損なうことがないよう、適正なサイズを確保したといいます。安全性が問われる石油ファンヒーターでトップを走る企業なだけあって、本機でも特に安全・安心を重視して開発されているようです。

↑操作は朝煎りから深煎りまでの5段階から選ぶだけ。焙煎は長くても20分程度で完了。手軽に家庭で焙煎が楽しめます

 

焙煎度の違うコーヒーを飲み比べ

自宅で焙煎できることの最大のメリットは鮮度です。コーヒー豆はおおむね、焙煎3日後程度から14日後までが飲みごろというのが一般的(焙煎したての豆は炭酸ガスが多く味が不安定)。ピークを過ぎると酸化によってコーヒー豆の香りが飛び、味も劣化していきます。

 

つまり、豆のポテンシャルをコントロールできるのが、自家焙煎の魅力。この日は「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」で焙煎後に数日間味安定させた、ベストコンディションの豆が計4種類用意されていました。その内訳は、「モカ・ブレンド」の焙煎度1と3(5段階中)の2種類と、「コロンビア・ブレンド」の焙煎度3と5の2種類、計4種類。それを中挽きで粉にしたものが、ハンドドリップで提供されました。

↑ダイニチ工業ではコーヒーの生豆(写真下部の2種)も数種販売。シャーレに入った写真下左の豆が「モカ・ブレンド」で、写真右が「コロンビア・ブレンド」。その上の4種類が焙煎した豆になります

 

その味は実際どうなのか? GetNavi webでは、発表会でスペシャルゲストとして参加していた渋谷の名喫茶「茶亭 羽當(ちゃてい はとう)」のバリスタ・天野 大さんにお話をうかがうことに。MR-F60Aで焙煎した豆を使って天野さんが淹れたコーヒーを吟味しつつ、天野さんに新製品の感想を聞いてみました。

↑バリスタ天野さん。バリスタ歴は20年以上で「茶亭 羽當」での勤務は15年目。「茶亭 羽當」は、サードウェーブコーヒートレンドの旗手「ブルーボトルコーヒー」の創業者が「日本で最も好きな喫茶店」と絶賛する名店です

 

まずは、コーヒーを試飲していきましょう。チェックしたのは、天野さんが飲んでみてオススメだという「モカ・ブレンド」の焙煎度1(最も焙煎が浅い設定)と「コロンビア・ブレンド」の焙煎度5(最も焙煎が深い設定)を飲み比べてみます。まずは前者の浅煎りモカ・ブレンドから。おっ、これは上品。トゲのない良質な酸味で、やさしいコクと爽やかなベリー系の甘みもしっかりと感じます。

↑左が「モカ・ブレンド」の1で、右が「コロンビア・ブレンド」の5。抽出後のコーヒーの濃淡でも違いがよくわかります

 

後者「コロンビア・ブレンド」の焙煎度5は、深いビター感と明るい柑橘系のフルーティな甘みが印象的。ミルクで割ってもおいしいと思える、しっかりとしたコクも感じます。両者とも、豆の違いに焙煎の違いが加わって、より個性が際立っている印象。これだけの違いが出るのなら、もっといろいろな豆で飲み比べしたくなりますね。続いて、本発表会の協力にあたって事前に本機を試したという天野さんに、使った感想も聞いてみました。

 

「熱風焙煎は、炭火焙煎と違って表面から直接焼かないので、豆の中から温かくして持ち味をジュワッと引き出すのが特徴。焙煎の魅力が深いところから出ますし、特に深煎りだとより効果的です」(天野さん)

↑豆の状態が新鮮かつ焙煎の状態も最適なので、お湯を回し入れたときの泡もきめ細かくてキレイ! 香りもフレッシュで、会場はおいしい空気に満ちあふれていました

 

天野さんは、浅煎りにも感銘を受けたとか。

 

「今回、初めて熱風焙煎の浅煎りでモカを飲んでみましたが、こちらもいいですね。熱風焙煎だからしっかりした甘さやまろみが出て、面白い味わいだと感じました。例えるなら、米国系サードウェーブコーヒーの浅煎りにありがちなシャープな酸味ではなく、まろやかな酸味です。豆自体もうちの店(茶亭 羽當)と遜色がないクオリティで、抜群においしいですね」(天野さん)

 

天野さんは、「僕も欲しくなりました」と語るほど本機を気に入った様子。「ぜひ、これでマンデリン(インドネシア産で、深煎りがオススメな豆)を焙煎度5で飲んでみたい」とのこと。

 

さらに、「本機を使うと、豆と焙煎のことを自然と勉強するようになるはずで、それはすごくいいこと。コーヒーがもっと好きになるはずです」とも語ってくれました。確かに、本機があれば「あの豆をこの焙煎度だと絶対ウマイ……いや、この豆をこう煎ったら一体どうなる……?」などとあれこれ想像しつつ、とことん自分好みの味を追求できますね。すでにコーヒーにハマっている方、これからハマりたい方は、ぜひダイニチの「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」に注目してみてください。

↑MR-F60Aの魅力を語る天野さん

 

スティーブ・ジョブズの音声がAIで蘇った!? 驚愕のポッドキャストが公開

今は亡きアップルの共同創業者にして元CEOスティーブ・ジョブズの音声をAIにより蘇らせ、やはりAIで再現した著名ポッドキャスターのジョー・ローガン氏にインタビューさせるという、不思議なポッドキャスト番組が公開されました。

↑AIで声だけ出演

 

この「Podcast.ai」は、音声合成サービス会社Play.htが制作したもの。ディープラーニング技術により実在の人間のボイスクローン、つまりディープフェイク音声を作り出すわけですが、そのためには複製される人の音声データでAIモデルを訓練する必要があります。

 

ローガン氏の場合は、本人のポッドキャストに大量のサンプルがあるため、AI音声学習にとって理想的だったようです。スティーブ・ジョブズ氏については、本人の伝記とオンラインで見つけた全ての音声を元に学習させたとのこと。

 

また、Play.htはインタビューのテキストもAIで生成したと主張していますが、米Ars TechnicaはおそらくGPT-3(超高精度の言語AIとして有名)に似た大規模言語モデル(LLM)を使っているのだろうと推測しています。

 

約19分にわたるインタビューはとりとめがなく、ときおり美学や革命的な製品、グーグルやマイクロソフト(以下「MS」)などについて語られていますが、それはジョブズ氏がよく話す内容を混ぜ合わせているかのようです。

 

例えば、AIジョブズ氏がMSを批判しているくだりは、本物が1995年のドキュメンタリー「ナードのトライアンフ(Triumph of the Nerds)」で語っているものとソックリ。ただし2つを注意深く聞き比べると「彼らは賢い人たちだし、いい仕事をしてきた。でもセンスがない。美的センスがないんだ」などの声がデッドコピー(そっくりそのまま模造すること〔デジタル大辞泉〕)ではなく合成されていることが分かります。

 

その話の内容はさておき、しゃべり方は生き生きとしており、本当に故人が蘇ったような錯覚に囚われるほど。しかし、生前の本人が同意している場合なら問題ありませんが、本人や遺族の了承がないままにボイスクローンが今後も作られるとすれば、物議を醸すかもしれません。

 

Source:Podcast.ai
via:Ars Technica

春夏秋冬、ガレージ作業が快適に! シロカの温&冷風ポータブルクーラーをレビュー

日中は秋晴れの強い日射しで汗ばむこともあるが、陽が落ちると急に肌寒くなる中途半端なこの季節。ガレージ作業が好きな筆者としては1日を通して快適空間を保持できる製品を探していた。そこで気になったのが、ハイブリッドで温冷使えるシロカの「加湿つき温冷風扇 シロカのなごみSH-C252」である。本稿では、同製品を使ってみた様子をお届けする。

 

シンプルな機能で使いやすさは抜群!

シロカと言えば、日常にさりげなくなじむシンプルなデザインが評判の小型家電メーカー。同製品も角を落とした優しいデザインは、どんな部屋にも違和感なく溶け込んでくれそうな「シロカらしさ」が感じられる。

↑●本体サイズ:幅29×高さ74×奥行き33cm/●質量:8kg /●消費電力:温風(強)1250W、温風(弱)850W、冷風50W/●加湿量:最大450ml、温風時200ml ※:サイズ、質量にはキャスターを含む

 

操作パネルはシンプルで、電源のON/OFFと温風、冷風、送風、イオン、タイマー、スイングのみ。必要最低限に絞られた機能で、わかりやすい。付属のリモコンでも操作が可能だ。また、冷風運転でより風を涼しくするために給水タンクに入れる保冷剤が2個同梱されている。

↑本体の天面にある操作パネルおよびリモコン

 

↑水タンクに入れる保冷剤

 

本体背面には、天面の操作パネルとは別に主電源スイッチ、水フィルターユニット、水タンクを備えている。まずは主電源を入れてから操作パネル、もしくはリモコンでON/OFFを選択した上で、温風、冷風の切り替えを行う。風量は、温風で強・弱の2段階、冷風と送風で強・中・弱の3段階から選べるようになっている。

↑本体背面の防じん仕様のカバー(左)と、水フィルターユニット(右)

 

体に負担をかけない優しい涼風はエアコンとセット使いがおすすめ

水タンクを介すことにより、温風時は加湿機能として使えて、冷風時は気化熱を利用した自然な涼しさが提供される仕組みだ。夏場は付属の保冷剤を入れることで、より冷たい風が感じられる。ちなみに、水タンクの容量は5.5L。

 

今年の夏も酷暑、猛暑が続きエアコンをフル回転で使用していた人も多いと思うが、エアコンの冷気は涼しい反面、体を芯から冷やしてしまい体調不良の原因になることも。そんな時、エアコンの温度を高めに設定し、同製品と組み合わせることで体に負担の少ない快適な涼しさを得られる。気化式冷風の同製品は自然の冷風に近く、扇風機よりも涼しいのでおすすめだ。

 

冬場は燃焼系ヒーターと違い、部屋の空気を汚さないので安心して使えるのも大きなポイント。さらには火事や火傷なども気にしなくていいので、安全性も高いと言えるだろう。

 

ガレージライフの頼れる相棒として!

↑床のチェス柄にもマッチ

 

同製品を室内以外のシチュエーションでも活用できるのではと考えてみたところ、個人的におすすめの活用法はガレージや小型の倉庫での使用である。汗ばむ日中は冷風運転で稼働させ、陽が沈み涼しくなったらスイッチ一つで温風運転に切り替える。ガレージ作業に熱中してしまう筆者には、その手軽さが高ポイントだった。もちろん、キャスター付きなので移動がラクというのもうれしい。

 

冬場のガレージ・倉庫使用を考えてみる。燃焼系ストーブに比べれば熱量は大きくないが、火傷や火災のリスクが小さいので、オイルや可燃性の潤滑剤などが多いガレージでは安心だ。また、石油ストーブと違い換気する必要がないので、寒い日にガレージでバイクやクルマの整備をする時もシャッターやドアを閉めて作業できる。冬場の趣味の時間は快適になるだろう。

↑例えば、速乾させるために送風で運転したり、熱を取るために冷風をスポット的に当てたり、という使い方もできる

 

高齢者のヒートショック対策にもおすすめ

余談として、「SH-C252」は高齢者のいる家庭でも活躍してくれるだろう。冬場の脱衣所やトイレなど、室内の寒暖差が激しくなる場所ではヒートショックが懸念される。電源が取れる場所ならどこでも設置でき、移動も簡単な同製品は、そうした暖房の届かない場所にも置けるので、リスクを抑えることができる。また、シロカならではのシンプルな操作は高齢者にとって大きな味方になるはず。

↑暖房のない脱衣所やトイレに設置し、部屋全体の温度を管理することでヒートショックを防止。特に高齢者のいる家庭では重宝することは間違いない

 

同製品を使用してみた総合的な印象は、シンプル・イズ・ベストである。絶対的な熱量や冷量は石油ストーブやエアコンには及ばないものの、自然に近い暖かさや涼しさは満足できるものであった。なお、価格は1万6290円(税込 ※ヨドバシ.comでの価格)となっている。

限定100台が即完売! アックスヤマザキが男性向けミシン「TOKYO OTOKOミシン」発表

ミシンメーカーのアックスヤマザキは、12枚重ねのデニム生地も縫えるパワフルな男性向けミシン「TOKYO OTOKOミシン」を11月4日に発売します。直販価格は税込4万4000円。

↑TOKYO OTOKOミシン

 

TOKYO OTOKOミシンは、一般的なミシンの2倍以上の重量となる約11.6kgの鉄製フルモノコックボディに超硬度針板を備えた家庭用ミシン。黒を基調としたアンティークなデザインを採用し、あえて金属の塊のような無骨さを演出。男性向けを意識したスタイルとなっています。

↑黒の鉄製ボディにメタルパーツが無骨な印象を与えます

 

最大の特徴はそのパワフルさ。職業用ミシンと同等の90Wハイパワーモーターを搭載し、一般的な家庭用ミシンでは難しい厚手の生地も重ねて縫えます。デニム生地なら12枚重ねて縫うことが可能で、レザーやアウトドア用の帆布などにも対応。また、様々な縫い方ができるコンピューターミシンと異なり、直線縫いにこだわったシンプル仕様なのも特徴です。

↑針板も家庭用ミシンの約2倍の硬度に

 

また、これに合わせて自分で革製の財布やケースなどを縫えるレザークラフトキットも発売。簡単に自分のオリジナルアイテムを作ることができます。

↑自分で簡単に革製品を作れるレザークラフトキットも発売

 

男性が縫製を楽しむ文化を発信したい

発表会には同社の代表取締役を務める山崎一史氏が登壇。男性向けミシンを開発した背景について、「ミシン離れが叫ばれて久しいが、コロナ禍で布マスクを手作りする人が増えたのを見て、日本には手作りを楽しめる文化が残っていると実感したのがきっかけ。また、裁縫は女性がするものというイメージを覆し、男性が自由に自分のこだわりのアイテムを手作りするような文化を発信したいという強い思いがあり、TOKYO OTOKOミシンという名称をつけた」と説明。

↑アックスヤマザキの代表取締役を務める山崎一史氏

 

実際、山崎社長自身も自分で使用するサーフボードケースやゴルフクラブカバーなどを手作りで縫製しており、最近ではレザーのパソコンケースも作ってみたそう。

↑発表会では山崎社長自身がミシンを使う場面も披露

 

山崎社長は、「男性はブランドにこだわる人が多いので、手作りのアイテムを自分のオリジナルブランドとして自慢できるようになってほしい。そのために将来的にはショップ展開し、レザーに自分のブランド名を刻印したり、自分だけのタグを作れるようなサービスも視野に入れている」と、男性向けのハンドメイド市場拡大に向けての展望も語っています。

↑TOKYO OTOKOミシンにはタグ1枚を同梱。追加でオーダーすることもできる

 

なお、発表時に限定100台で売り出したクロームメッキ素材を目盛りプレートにあしらった特別モデルは、発表から3日で完売となっており男性用ミシンの滑り出しは上々といえそうです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

「ヘルシオ グリエ」でベーグルが美味しく焼けるって本当? 家電のプロがBLTサンドを作って検証!

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、サリーさんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は、「【絶品ベーグル】ヘルシオ グリエでベーグルがさらに美味しくなりました!」をお届けします!

 

【今回紹介する動画はコチラ】

 

普通のトースターとは一線を画す「ヘルシオ グリエ」

シャープの「ヘルシオ グリエ」とは、たっぷりの過熱水蒸気(100℃以上に加熱させた水蒸気)で焼くトースターのこと。まずは昨年発売された「ヘルシオ グリエ」の新モデルをチェックするサリーさん。

「結構オシャレなんですよね。いい感じのデザインじゃない? まわりがホワイトだけじゃなくて、前面がブルーグレーっぽくなっている」

 

続いて、「一見、今どきのトースターですが、ポイントはここなの」と、天面の右端から小さな筒型のタンクを取り出したサリーさん。

「ここに水を入れて使います。『ヘルシオ グリエ』という名前だけあって、『ウォーターオーブン』と言われている『ヘルシオ』の過熱水蒸気の部分を取り出した感じ。水の力で焼くので、ちょっとほかのトースターとは一線を画しています」

 

ベーコンとベーグルが同時に美味しく焼ける!

ベーグルがお好きというサリーさん。「ヘルシオ グリエ」だとベーグルも美味しく焼けるとのことで、これを使ったBLTサンドに挑戦!

「ベーグルって普通のトースターで焼こうとすると、外側はカリッとするんだけど、もっちり感がなくなってパサパサになりがちじゃないですか。それがコレだともっちりと美味しく焼けるんですって! あともうひとつ、普通はベーグルとベーコンをいっしょに置いたら、片方はカリッと焼けても、もう片方は真っ黒になるんじゃないか……って思わない? でも、コレだと温度帯にかかわらず、例えば冷凍と常温のものを一緒に焼いても同時に美味しくできあがるんです。ウォーターオーブンの特性ってすごいんですよ!」

 

絶妙な焦げ目がついたベーグルが焼き上がる

小さなタンクに水を入れて本体にセットし、「強モード」「6分」に設定するサリーさん。ダイヤルを回すと時間の表示がライトブルーに発光します。

「これがキレイなんだ! 心躍りますよね。あとは6分待ちます。見て見て見て! (窓の内側に水滴がついて)ほら、水蒸気が充満してますね。(時間が来たので)開けてみるよー……あっ、いい感じ。ほら美味しそう! いい香りがする!! 表面だけがパリンと焼けてる。

 

続いて、クリームチーズをつけて食べるための、ブルーベリーのベーグルとココアのベーグルも焼いていきます。トーストモードで3分ですね……。(完成のアラームが鳴り、ドアを開けるサリーさん)うわぁ、いいニオイ! ほら見て、弾力がある。早く食べたいので試食タイムです!」

 

焼き上がったベーグルを前に、サリーさんもうれしそう。ベーコンを挟んだBLTサンドは、ベーグルの表面に焦げ目がついていてものすごく美味しそうです。「ガブッと試食いきます!」とサリーさん。さて、気になるお味のほうは? 笑顔があふれた試食の様子は、以下の動画をぜひチェックしてみてください!

このほか、もっと最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

 

完成度高いな! ゴミ収集・モップ洗浄も全自動のロボット掃除機「Roborock S7 MaxV Ultra」を使った本音をレポート

世界累計販売台数1000万台以上(2021年12月末時点)を誇る中国のロボット掃除機メーカー、Roborock(ロボロック)から、最新モデル「Roborock S7 MaxV Ultra」(実売価格21万7800円・税込)が発売された。水拭きモップの洗浄と、水拭きに必要な給水を自動化し、さらに、吸引したゴミも自動収集する「3way全自動ドック」を採用したロボロック渾身のフラッグシップモデルだ。実際に掃除を行いながら、その完成度の高さを確かめていこう。

↑Roborock S7 MaxV Ultraは全国のヤマダデンキ各店舗とヤマダウェブコム、ロボロック・ジャパンのダイレクトショップで販売

 

モップ洗浄・給水・ゴミ収集まで行う「3way全自動ドック」

ロボット掃除機を導入する理由は、ひと言で言えば「ラクだから」だろう。重い掃除機を片手に家中を歩き回る必要はなく、人間がやることと言えば、スタートボタンを押すことだけ。スケジュール機能を使えばそれさえ不要で、時間になると、「さあ、やりましょうかね」という具合に掃除をスタートしてくれる。

 

最近では、ゴミの吸引掃除に加え、水拭き掃除も行ってくれるロボット掃除機が増えているが、汚れた水拭きモップのお手入れが必要なうえ、掃除開始前に給水タンクに水を補充したり、ダストカップに溜まったゴミを捨てたりと、すべてを“おまかせ”するわけにはいかなかった。いくら「ラクだから」と言っても、まだまだ人間によるサポートが必要だったわけだ。

 

が、しかし、である。ロボロックの最新モデル「Roborock S7 MaxV Ultra」は、ゴミ吸引と水拭きを同時に行う1台2役の機能を備えるのはもちろん、水拭きモップの洗浄と、水拭きに必要な給水を自動化し、さらに吸引したゴミも自動収集する「3way全自動ドック」を採用。掃除が終了するたびに人の手でモップを水洗いする必要がないうえ、水拭きに必要な水をドックの清水タンクから本体に自動給水し、さらに、本体のダストボックスからゴミを自動収集してくれる。掃除前の「準備」や掃除後の「お手入れ」の手間を大幅に削減できるのだ。

↑「Roborock S7 MaxV Ultra」最大のアピールポイントである「3way全自動ドック」。タンクは左から、水拭きモップの自動洗浄で汚れた水を溜めておく汚水タンク、水拭きモップの自動洗浄や、水拭きに必要な給水に使用するキレイな水を溜めておく清水タンク、本体のダストボックスから自動収集したゴミを溜めておく紙パック式のゴミ収集ボックスとなる。本体の充電速度が従来モデル比で30%速くなり、約4時間半でフル充電できるのも見逃せないポイントだ

 

水拭きモップの自動洗浄性能をチェック

本機の水拭きモップ洗浄の基本的なメカニズムは、毎分600回転する洗浄ローラーで汚れを落とすというが、汚れが付いた水拭きモップは本当にキレイになるのだろうか? 擬似汚れとして墨汁を床にたらし、実際に確かめてみたところ、キレイに汚れを水拭きしてドックに戻り、自動で洗浄。水拭きモップを見てみると、真っ黒な墨汁がしっかり落ちていた。

↑自動洗浄された水拭きモップを見てみると、なるほど、真っ黒な墨汁汚れがしっかり落ちていた。これなら人の手で水拭きモップを洗い直す必要はないし、「3way全自動ドック」には約60日分のゴミを溜めておけるので、ゴミ捨ての頻度が大幅に減るのは間違いない。まさに至れり尽くせりだ

 

水拭き掃除については、最大3000回/分の高速振動モップと600gのモップ加重で、床に付着するベトベトした汚れまでしっかり取り除いてくれる。本機は一般的なロボット掃除機よりも少し本体が重い印象を受けたが、この“重さ”が600gのモップ加重を生み出しているのだ。検証では、墨汁を床の上にたらし、ドライヤーを使って乾燥させ、ベタついた汚れを再現。水拭き掃除の結果は期待以上で、1度の走行で、ベタついた汚れをキレイに拭き取ってくれた。

【動画】水拭き性能の検証

 

↑水拭きモップの洗浄タイミングは、10分から5分間隔で50分まで、9段階で設定できる。いつでもキレイな水拭きモップで清掃したい場合は、洗浄タイミングを短く設定するといいだろう

 

吸引性能はどうだろう? 小さなゴミに見立てた小麦粉と、大きなゴミに見立てシリアルを、1度の走行でしっかりと吸引。同じ場所を何度も走行することなく、効率的に清掃を行う「Roborock S7 MaxV Ultra」だが、この吸引力ならゴミを取り逃す心配はなさそうだ。

 

【動画】吸引力を検証

↑約60日分のゴミを溜めておける容量2.5Lの紙パック。0.3μm以上の微粒子(花粉)を99.7%捕らえる高性能な紙パックを採用しており、排気がキレイなのもうれしいポイント。1点気になったのは、ダストボックスからゴミを吸引する際の運転音。「ブオーン」とそれなりに大きな音がするので、テレビ鑑賞時や就寝中などには少し気になるかもしれない

 

↑「おやすみモード」で時間を設定しておけば、掃除後のゴミの自動収集が行われないようにすることも可能。夜間に掃除を行う際など、音を立てたくない時に利用するといいだろう

 

障害物を認識・回避しながら効率的に清掃

ロボット掃除機としての“賢さ”も確認していこう。「Roborock S7 MaxV Ultra」は、毎分300回転し、周囲を360°スキャンする高性能なLDSレーザーセンサーを備えており、素早く正確に部屋のマップを作成するとともに、顔認証技術を応用して物体との距離や形状を判断する「ストラクチャードライト&カメラ」と、物体を画像でとらえる「RGB カメラ」の2種類のカメラを搭載。

 

8種類(履物、コード、電源タップ、布類、ペットの排泄物、扇風機などの台座、体重計、ちりとり)の障害物に加え、5種類(ベッド類、複数人がけのソファ類、テレビスタンド、ダイニングセット、洋式トイレ)の家具を認識・回避する。また、そのほかの障害物や家具も「その他」として認識し、回避しながら効率的に掃除を行ってくれる。

↑LDSレーザーセンサーは、本体天面の突起部に搭載されている。レーザーを活用するため、遮光カーテンを閉めたような暗い部屋でもきちんとマッピングしてくれる。また、本体前面や底面には、カーペット認識センサーや落下防止センサーなどを装備。全24種/32個のセンサーを活用し、障害物や段差など、部屋の環境をしっかりと見極める仕組みだ

 

↑本体前面に、「ストラクチャードライト&カメラ」と「RGB カメラ」を搭載。これらのカメラがとらえた情報をAIで解析し、スリッパやコードなど8種類の障害物に加え、ベッドやソファなど5種類の家具を認識・回避する

 

↑カメラの下には「LEDフィルライト」を装備。掃除中、周囲が暗くなると自動で点灯する。カーテンを閉め切った部屋や、ベッド、ソファの下などの暗い場所でも、しっかりと障害物を認識・回避してくれた

 

エリアごとに規則正しく効率的に清掃

まずはリビング、次にダイニング、最後はキッチンといった具合に、エリアごとに掃除を進めることも可能だ。エリアごとに最初は外周を掃除し、その後内側を掃除していく。障害物として置いたスリッパと体重計を涼しい顔で回避しながら、同じ場所を何度も走行することなく、直線的に規則正しく、効率的に掃除を行うのが印象的だった。

 

1LDKのフロアを掃除させてみて印象的だったのは、ムダな動きがほとんどないこと。エリアごとに外周を掃除後、内側を直線的に走行して掃除を進めていく。部屋の隅々まで効率よく、スピーディに掃除していく納得の仕事ぶりだ。

【動画】動きを早送りでチェック

 

なお、回避した障害物は、専用のスマートフォンアプリ「Roborockアプリ」(Android/iOS対応)のマップ上にアイコン表示され、タップすると、「Roborock S7 MaxV Ultra」のカメラが撮影した障害物の画像を確認できる。床の上に多少物が落ちていても、これなら安心して掃除をまかせられそうだ。

 

このほか、カーペットを感知すると水拭きモップが自動的に5mmリフトアップする機能、カーペットを避けて掃除する機能もある。カーペットを濡らす心配がないのもうれしい。

↑毛足4mm未満のカーペットを掃除する際には、水拭きモップを自動で5mm持ち上げ、ゴミの吸引のみを行う「自動モップリフトアップ」モードを選択できる。また、毛足4mm以上のカーペットを掃除する際には、「カーペット自動回避」モードが選択可能だ

 

驚くほど“手のかからない”ロボット掃除機

床掃除を自動化できるロボット掃除機だが、頻繁にゴミ捨てが必要だったり、水拭きモップを毎回手洗いしなければならなかったりと、すべてを“おまかせ”するわけにはいかなかった。その点、「Roborock S7 MaxV Ultra」は、水拭きモップの洗浄を自動化し、水拭きに必要な給水も自動化。さらに、吸引したゴミも自動収集してくれるとあって、床掃除のほぼすべてをおまかせすることができた。

 

また、障害物を回避しながら効率的に掃除を行う“賢さ”や、スマートフォンアプリとの連携による使い勝手のよさなど、ロボット掃除機に求められるものすべてがしっかり網羅されていた。気になるところと言えば、本体のダストボックスからゴミを吸引する際の、「ブオーン」という運転音くらいだろうか。掃除や掃除機のお手入れなどに費やしていた時間を、家族との時間や趣味の時間に使える喜びは大きい。せっかくロボット掃除機を導入するのなら、心と時間にゆとりをもたらしてくれる、「Roborock S7 MaxV Ultra」のような“手のかからない”1台を選びたいものだ。

主要6メーカーの高級炊飯器(2021-22モデル)を食べ比べ!「最上位」「早炊き」「冷凍」の3パターンで徹底チェックした結論

新米の季節が到来し、主要メーカーの高級炊飯器が出揃いました。内釜の素材や機能にこだわった10万円を超えるものもあるだけに、しっかりと各モデルの特徴をつかんで、自分に合った炊飯器を購入したいところです。

 

そこで炊飯器のレビューに定評のある家電ライター・平島憲一郎さんを監修に迎え、全6メーカーの最上位機種をGetNavi webが徹底的に調査しました! 果たして炊飯器ごとにごはんの味と食感はどのくらい違うのでしょうか?

↑今回調査した6モデル。手前左から、日立「IHジャー炊飯器ふっくら御膳 RZ-W100FM」、東芝「真空圧力IHジャー炊飯器炎匠炊き RC-10ZWT」、タイガー魔法瓶「土鍋圧力IHジャー炊飯器 炊きたて土鍋ご泡火炊きJPL-S100」、後列左から、三菱電機「本炭釜 紬 NJ-BWD10」、パナソニック「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101」、象印マホービン「圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10」

 

↑今回は、家電ライターの平島憲一郎さん(右から2番目)に加え、編集プロダクション・クレアのメンバーとGetNavi web家電担当の小林史於(右端)が炊飯器を調査

 

 

【今回テストした6機種はコチラ】

エントリーその1 立体的な対流でお米の美味しさを引き出す!

象印マホービン  圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10

実売価格11万4640円(税込)

かまど炊きをヒントにした激しい対流が特徴の「炎舞炊き」。2022年モデルは縦・横・斜めの対流を実現した「3DローテーションIH構造」へ進化。冷凍ごはんメニューは1.3気圧の高圧力をかけることで、解凍しても美味しいごはんが食べられます。15通りの炊き分けが可能な「炊き分けセレクト」とアンケートに答えて好みの食感に近づける「わが家炊き」搭載で、多様な好みに対応。

 

エントリーその2 土鍋にしかできない理想の炊きワザを実現!

タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器 <炊きたて>土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPL-S100

実売価格12万1000円(税込)

内釜には本物の土で作られた蓄熱性の高い「本土鍋」を使用し、最高温度約280度の高火力でごはんの甘みを引き出します。2022年モデルは最大火力を理想的な時間まで延長する新技術「連続ノンストップ加熱」を搭載。「銘柄巧み炊きわけ」は70銘柄に対応しています。

 

エントリーその3 水の硬度に合わせてお米を炊き分け

東芝 真空圧力IHジャー炊飯器 炎 匠炊き RC-10ZWT

実売価格11万9000円(税込)

大火力と多段階火力調節により、ふっくらとした甘みのあるごはんに炊き上げる「炎 匠炊き(ほのおたくみだき)」の2022年モデル。日本初となる、水の硬度に合わせてお米の粘りとかたさを調節する「水硬度炊き分け」を搭載。熱対流の回転方向を切り替える独自の加熱方式も採用されています。

 

エントリーその4 高温スチームでお米の芯まで熱を浸透

パナソニック スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101

実売価格9万7900円(税込)

2021年発売のハイエンドモデル。お米の状態を見極め、大火力IH、可変圧力、最高250℃の高温スチームの3要素を自動でコントロールして炊き分けができるほか、爆発的な沸騰力でムラなく加熱する「おどり炊き」により、お米一粒一粒の旨みを引き出して炊き上げます。アプリ「キッチンポケット」と連携し、米の出来栄えに合わせて炊き方をアップデートする機能も搭載。

 

エントリーその5 京都の老舗米店が理想とする炊き上がりを実現

日立 IHジャー炊飯器 ふっくら御膳 RZ-W100FM

実売価格7万2850円(税込)

京都の老舗米店「八代目儀兵衛」が理想とする「外硬内軟(がいこうないなん)」の炊き上がりを実現した日立の「ふっくら御膳」。2022年モデルは、新米もいつもの水加減で美味しく炊ける「極上新米」コースを新設。また「スチーム保温」は、保温時にスチームを送り込む時間を長くすることで、最大40時間ごはんをしっとり保てます。

 

エントリーその6 あえて圧力をかけず丁寧に炊き上げる

三菱電機 本炭釜 紬(つむぎ) NJ-BWD10

実売価格12万570円(税込)

あえて圧力をかけずに一粒一粒丁寧に炊き上げることにこだわった三菱電機「本炭釜」シリーズの、7年ぶりとなるフルリニューアルモデル。大火力と「新・八重全面加熱」で甘いごはんに炊き上げます。全国50銘柄の個性を引き出す専用モード「銘柄芳潤炊き」は、9通りの食感に炊き分けできます。

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調査その1 最上位炊飯モード(通常モード)のごはんの味・食感をチェック!

「調査その1」では各炊飯器の最上位モード(基本的にもっとも時間がかかる炊き方)を使用して炊飯。10kg4039円(税込)で購入した無洗米のコシヒカリ3合を炊いて実食。味と食感の違いをチェックしました。各機種ともに無洗米設定で、かたさやねばりの炊き分けは「標準」や「ふつう」を選択し、銘柄指定がある場合はコシヒカリをセレクトしています。

 

【エントリーその1】象印マホービン 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10

大粒に炊き上がったごはんは甘くてもちもち!

↑象印のNW-FA10の「熟成」で炊飯。じっくり時間をかけて米の旨みを引き出す。 炊き上がりまで実測で70分。ちなみに、象印によると「熟成」モードはじっくりと時間をかける炊飯モードで、甘みは出るが食感は柔らかめに仕上がる。バランスの取れたごはんを炊く場合は、「炊き分けセレクト」の「かたさ」「粘り」が「標準」のモードが推奨とのこと

 

監修の家電ライター・平島さんは炊き上がりを見て、「しっかり膨らんだ大きな粒」に感心。試食では「もちもちと柔らかさが両立した食感」をポイントに挙げていました。

もちもちとしながらも柔らかい食感ですね。最初はそんなに甘みが来ないんですけど、噛めば噛むほど甘みが増していく。どんどん食べてしまう美味しさがあります。なのに後味は比較的すっきりでキレが良い。味・食感ともオールラウンドにどんなおかずにも合うと思います。幅広い世代に喜ばれそう」(平島)

このほか試食に参加したスタッフからは、「お米がとても甘く感じられました」(クレア大島)、「見た目からして大粒で、口のなかに入れると粒立ちを感じます。私の実家も象印だったので、おなじみのほっとできる味ですね」(クレア楠本)といった声が上がっていました。

↑象印の炊飯器は最高1.3気圧の高圧力をかけてお米の含水率を高めているため、見た目が大粒になる傾向がある

 

【エントリーその2】タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器 <炊きたて> 土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPL-S100

土鍋ならではの香りと味わいを堪能できる!

↑白米モード「炊きわけ」は、おこげの濃さとごはんのねばりを調整できる。「火かげん中」「炊きわけ標準」設定で銘柄指定をして炊き上がるまで、実測で53分かかった

 

「土鍋で炊いているだけあって、タイガーらしい香ばしい甘い香りが新モデルでも感じられた」という平島さん。弾力と甘みが強いのも特徴だそうです。

「タイガーは土鍋で炊いていることもあって、昔からおこげが得意なんですよ。今回のモデルも、普通に炊いてもほんのりとおこげの香りがする香ばしい甘いごはんでした。ごはんの見た目は、白さがすごく感じられますね。弾力の強い食感で、甘くて後口が残ります。お肉系や洋食に合いそうな存在感のあるごはんですね」(平島)

このほか試食に参加したスタッフからは、「炊き上がりはねばりを感じます」(小林史於)、「ごはんに弾力がありますね」(クレア楠本)といった声も上がっていました。

↑白さが際立つ炊き上がり。「萬古焼」で知られる三重県四日市市で製造された土鍋により、甘さと香りが引き出されていた

 

【エントリーその3】東芝 真空圧力IHジャー炊飯器 炎匠炊き RC-10ZWT

水へのこだわりが生む旨みとみずみずしさ

↑RC-10ZWTの最上位モード「かまど名人」は、「かたさ」が5段階から選べるほか、地域指定をすれば、住んでいる場所の水の硬度に合う炊き方をしてくれる。炊き上がりまで実測で43分

 

「炊き立て時の香りは控えめだが、みずみずしさがある」と平島さん。口に入れてもやはり旨みとみずみずしさがあり、「思わずトウモロコシを思い浮かべた」という感想が印象的でした。

香りにみずみずしさを感じられますね。ごはんの味の面では、甘みとともに旨みがあり、みずみずしさやジューシーさも感じられました。その点、いい意味で”野菜感”があって、なんとなくトウモロコシを連想させますね。独特な味わいではあるものの、これはこれで一般受けしそう。好きになる人も多いのではないでしょうか」(平島)

このほかスタッフからは、「粒立ちがよくて弾力がある。ごはんの周囲に薄い粘りの膜をまとったような、独特の食感が好みです」(小林史於)、「舌の先でぱらっとほどける感じ」(クレア楠本)、「鮭とすごく合いそう! おにぎりにしてみたいですね」(クレア大島)との声が上がっていました。

↑粒が崩れず、ツヤツヤと光っているのが印象的。みずみずしく米本来の甘さと旨みを引き出した炊き上がりとなった

 

【エントリーその4】パナソニック スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101

甘すぎず米本来の旨みが出た炊き上がり

↑SR-VSX101の最上位モード「銀シャリ」は、3種類の硬さが選べる。炊き上がりまでは実測で48分

 

監修の平島さんは、「甘すぎずしっかり米本来の旨みが感じられる」という点を評価していました。独特の食感も特徴だそうです。

「炊き立てごはんのオーソドックスな香り。甘みもしっかりありますが、甘すぎず、米本来の旨みもしっかり出ています。炊き上がりのお米は白さと透明感がありますね。食感は柔らかめですが、口のなかでハラハラとほぐれたあとに一粒一粒のもっちり感が感じられました」(平島)

このほかスタッフからは、「ハラリとしている感じで粒立ちがいい。冷やし茶漬けに合いそう」(クレア楠本)、「卵かけごはんやカレーにも合いそうですね」(クレア小林有紀)といった声がありました。

↑高温スチームでお米の旨みが引き出されたごはんは、白さと透明感があって見た目も良し。粒立ちがよくほぐれる食感も好評

 

【エントリーその5】日立 IHジャー炊飯器ふっくら御膳 RZ-W100FM

京都の老舗にならったバランスの取れたごはん

↑RZ-W100FMの最上位モード「極上」で炊飯。食感は「ふつう」に設定した。炊き上がりまで実測51分

 

京都の老舗米店・八代目儀兵衛の理想の食感「外硬内軟」を再現したごはんというだけあって、独特の食感に対する驚きの声が上がりました。

全体にモチモチ感とほどよい硬さがあるうえで口のなかでほぐれる、バランスの取れたごはんと感じました。最初は『甘みすっきりながら旨みがよく出ている』と思っていましたが、食べ進めるうちに口の中で甘みがどんどん増していきました。お米の味わいを引き出す炊飯器で、いろいろな銘柄のお米でおにぎりを作って食べ比べたくなりました」(平島)

このほかスタッフからは、「粒立ちの良さもありながら、ふっくらしている」(クレア大島)、「滑らかさのある食感ですね」(クレア楠本)、「口当たりがやさしい感じがします」(クレア小林有紀)といった声がありました。

↑お米の一粒一粒の形がしっかりしているのがわかる炊き上がり。京都の老舗米店・八代目儀兵衛の理想「外硬内軟」を炊飯器で再現したごはんは、ほどよい硬さが特徴

 

【エントリーその6】三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BWD10

こだわりの非加圧で米本来の旨さを引き立てる

↑NJ-BWD10の最上位モード「銘柄芳潤炊き」は、銘柄と「ねばり」「かたさ」を指定して炊ける。炊き上がりまで実測で60分

 

炊き上がりは柔らかく、そのさっぱりした味わいを支持する声も。平島さんは、「6モデルのなかでもっともやさしいごはんだった」とのこと。

「柔らかいけどベチャッとしているわけではありません。もちもち感は控えめで、お米の香りを強く感じました。みずみずしさも際立っていましたね。これはあっさり食べられて和食と合いそうだなと。特にシニア世代が好みそうな味である一方、食べ盛りの若い人にはやや物足りなく感じられるかもしれません」(平島)

このほかスタッフからは、「想像していた以上に柔らかいですね。甘くて粘りもあります。ふりかけごはんで食べたい」(小林史於)、「柔らかいけど粒立っていますね」(クレア大島)といった声が上がりました。

↑非加圧で炊き上げられたごはんは、やや小粒で柔らかめ。ほかのモデルとはごはんに対するアプローチが違う

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調査その2 早炊きモードのごはんの味・食感をチェック!

時短したい家庭にとっては、早炊きモードはなくてはならない存在。でも、各メーカーこだわりの最上位モードに比べるとどうしても仕上がりは落ちるもの。その味と食感はいかに? 使用したお米は最上位モードと同じくコシヒカリの無洗米。同様に時間も実測しています。

 

【エントリーその1】象印マホービン 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10

炊き上がりのスピードは特急だが、少し食感は硬め

早炊きモードに「急速」「特急」の2種類が用意されている象印。今回はより速く炊き上がる「特急」をセレクト。炊き上がりまでは実測で20分と6モデル中で最短でした。

「香りに関しては、『熟成』モードで炊いたごはんよりいくぶん雑味を感じました。お米の膨らみも『熟成』モードではかなり大きかったんですが、今回は膨らみがやはり少ないですね。食感は硬めになってわずかに芯があり、よく言えばアルデンテ。一方、味は善戦していて甘みがしっかり出ています。20分の特急モードで、この炊き上がりなら文句は言えないですね」(平島)

このほかスタッフからは、「硬い食感ですが、味自体は満足できる」(小林史於)という声がありました。

↑最上級モードと比べると少し小粒となり、やや透明感も失われた印象

 

【エントリーその2】タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器 <炊きたて> 土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPL-S100

おこげの香りはなくなったが、ごはんの香りは豊か

「早炊き」モードを使用。炊飯時間は今回の6モデルのなかでは実測35分と、最長の炊き時間となりました。

「白米モード『炊き分け』ではおこげの香りが感じられたんですが、残念ながらおこげの香りはなくなってしまいましたね。ただ、香りは早炊きでも十分豊かです。さらに、甘みに爽やかさが加わった印象があって、プラスとマイナス両方のポイントがあり、別のごはんに変わった印象です」(平島)

このほかスタッフからは、「早炊きでも美味しいですね。粒立ちも感じられるし、口当たりも滑らか」(クレア楠本)という声がありました。

↑早炊きモードではおねばが出る量が控えめになるためか、白米モード<炊き分け>よりもほぐれ感があるとの感想も

 

【エントリーその3】東芝 真空圧力IHジャー炊飯器 炎匠炊き RC-10ZWT

炊き上がりにムラがあるものの、炊き立ての香りが立つ

「早炊き」モードで炊飯。炊き上がりまでは実測26分と6モデルのなかでは平均的。

「炊き立ての香りはしっかり感じられますね。ただ、やや形が崩れているお米もあり、少し炊き上がりにムラがあるなと思いました。もちもち感は控えめですが、ほどよい甘みがあって、満足感はあります。最上位モードでは『トウモロコシの味わい』と言いましたが、これは普通のごはんかな」(平島)

このほかスタッフからは、「やや水分が多く感じますね。潤っていて硬さはある程度抑えられている」(小林史於)という声もありました。

↑柔らかい炊き上がりも、少しムラが感じられる食感。最上位モードとの差は感じられる

 

【エントリーその4】パナソニック スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101

最上位モードに比べると少し平面的な味に

「高速」モードを使用。最上位モードと同様に圧力とスチームがかかっていて、炊飯時間は実測で28分でした。

「粒立ちがちょっと減ったなあという印象。味は奥行きがないというか平面的に感じました。時短できるとはいえ、最上位モードにあった味の独自性がなくなってしまったのは少々残念です。食感は柔らかめになり、もちもち感は多少残っています」(平島)

このほか、スタッフからは、「深い味わいというわけではないですが、普通に美味しい。20分台で炊けるならアリ」(小林史於)という声もありました。

↑ややツヤとハリが少なくなった印象。ただし、普通に食べるぶんには十分美味しいとの感想が出ていました

 

【エントリーその5】日立 IHジャー炊飯器 ふっくら御膳 RZ-W100FM

早炊きでも「外硬内軟」の食感が残っている

「快速」モードで炊飯。炊飯時間は実測で26分でした。

「ちょっと硬めの食感ながら、本機がウリにしている『外硬内軟』の食感はまだ残っていますね。ただ、甘みに関しては最上級モードではいい意味で後を引く印象だったんですが、その傾向はちょっと減っています。さっぱり目の食感なので和食には合いそうですね」(平島)

このほかスタッフからは、「粒立ちがより際立つので、雑炊やお茶漬けに合いそう」小林史於)という声もありました。

↑最上位モードで際立っていたごはんの白さと透明感は控えめに。食感に関しては好みが分かれるところ

 

【エントリーその6】三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BWD10

特徴の柔らかさは減り、やや硬めの食感に

NJ-BWD10の早炊きモードは「うま早」「お急ぎ」の2種類。今回は「お急ぎ」を使用し、炊飯時間は実測で24分でした。

「先程はかなり柔らかい食感でしたが、これは少し硬めに感じられます。意外にも、もちっとした食感が少し強くなった気がしますね。イヤな甘さは少なく、米自体の旨みもまだまだ感じられます。みずみずしさも減りましたが、それなりにどんなおかずにも合うと思います」(平島)

このほかスタッフからは、「最上位モードと比べると、少し硬さを感じました。リゾットにするといいかも」(クレア小林有紀)という声もありました。

↑全体的に味や風味は少し落ちているものの、旨みはキープ。どの料理の邪魔もしない味に

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調査その3 冷凍モードのごはんの味・食感をチェック!

時短のため、週末など時間があるときに一気にまとめ炊きをし、冷凍保存しておく家庭も多いはず。そんなニーズを見越して、冷凍専用のモードを用意しているモデルもあります。ここでは、冷凍モードがあるものは冷凍モードで炊飯して冷凍し、翌日に電子レンジで加熱して試食。最上位モードで炊き、冷凍→加熱したごはんと比較しました。冷凍モードがないものは最上位モードのごはんを冷凍し、翌日に加熱して試食しました。

↑象印とパナソニック、三菱電機は冷凍モードで炊飯したごはんを冷凍し、通常モード(最上位モード・写真外)で炊いた冷凍ごはんと比較。冷凍モードのないタイガー、東芝、日立は通常モード(最上位モード)で炊いたものを冷凍・加熱して試食した

 

【エントリーその1】象印マホービン 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FA10

「熟成」モードを冷凍するのもおすすめ

NW-FA10には専用の「冷凍ごはん」モードが用意されており、こちらで炊いたごはんを冷凍→加熱したものと、最上位モードを冷凍→加熱したものを比較。「冷凍ごはん」モードは、炊き上がりまで実測56分とやや長め。

「冷凍モードのごはんは解凍すると粒感が少ないですね。ほぐれるよりも崩れる……。『熟成』モードで炊いたものを冷凍したほうがもちもち感は残っています。冷凍モードはみずみずしさも減っている印象。冷凍するなら少々時間をかけても『熟成』モードを使ったほうがいいかも」(平島)

そのほかスタッフからは、「冷凍のごはんに慣れているのもありますが、解凍されても柔らかくて普通に美味しく食べられますね」(クレア楠本)との声がありました。

↑もちもち感はやや落ちるものの、柔らかく安定の美味しさ

 

【エントリーその2】タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器 <炊きたて> 土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPL-S100

香ばしさは弱くなったが美味しさは残る

冷凍モードがないため、白米モード「炊き分け」で炊いたごはんを冷凍→加熱して試食しました。

「香りは、おこげっぽい甘い香りが弱くなっています。もちもち感も減っていますね。ただ、甘みはしっかり感じられます。炊き立てと比べると見劣りしますが、十分美味しく感じられました。おこげ系の香りは時間がたつとイヤな香りになることもありますが、そうならないのは優秀です」(平島)

このほかスタッフからは、「解凍されたごはんでも十分な甘みを感じました」(クレア大島)、「炊き立てより粘り気が出たという印象」(クレア野田)という声もありました。

↑ツヤっぽさは減るが、お米の甘みはそのまま。冷めても硬くなりにくい

 

【エントリーその3】東芝 真空圧力IHジャー炊飯器 炎匠炊き RC-10ZWT

もちもち感と粒立ちはかなり残っている

冷凍モードがないため、最上位モードで炊いたごはんを冷凍→加熱して試食。

もちもち感と粒立ちはかなり残っているほうだなと思います。炊き立ての食感をそれなりに保てている点では優秀だなと。炊き立てで感じた、いい意味での“野菜”としての風味が、冷凍・解凍後も少し残っていたのには驚きました」(平島)

このほかスタッフからは、「電子レンジで解凍して、少し置いたものを食べましたが、それでも甘みは感じてイケるなと思いました」(クレア楠本)という声も。

↑お米の粒立ちも良く、プリッとしたおこわのような美味しさ

 

【エントリーその4】パナソニック スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101

冷凍しても炊き立てごはんの感覚あり

冷凍保存に適したごはんを炊ける「冷凍用」モードがあり、こちらで炊いたごはんを冷凍→加熱したものと最上位モードを冷凍→加熱したものを比較。炊き上がりまで実測54分。

炊き立てごはんといわれてイメージする美味しさが、冷凍でもしっかり出ている気がしました。食感は柔らかくて食べやすい。ただ、もちもち感は少なくなっています。冷凍モードと最上位モードを比べると、最上位モードの解凍ごはんはもちもち感がさらに減って、べたつきが出る印象。冷凍モードを活用したほうがいいでしょう」(平島)

一方でスタッフからは、「個人的には美味しいと感じたのは最上位モードのほうでした。粒立ちがあって噛んで旨みが出るなと」(クレア大島)という声も。最上位モードと冷凍モード、どちらも甲乙つけがたいといったところでしょうか。

↑「冷凍モード」というだけあり、炊き立てに近い軽く柔らかな印象

 

【エントリーその5】日立 IHジャー炊飯器  ふっくら御膳 RZ-W100FM

冷凍ごはんでももちもち感を味わいたい人に

冷凍モードがないため、最上位モードで炊いたごはんを冷凍→加熱しています。

「食感に関してはもちもち感がありますね。粒立ちも良くて口の中でほぐれます。ただ、冷凍ごはんを解凍したときにはよくある話ですけど、場所によってダマになりかけてるのは気になりました。ともあれ、ごはんのもちもち感を冷凍でも楽しみたい人にはオススメです」(平島)

このほかスタッフからは、「『外硬内軟』の特徴が薄れてちょっとベタつきが出たかも。でも美味しさにはそれほど問題はなかったです」(小林史於)という声もありました。

↑もちもち感とほぐれ具合が絶妙だが、解凍によるダマも……

 

【エントリーその6】三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BWD10

冷凍モードのレベルが高く、味の繊細さをキープ

冷凍専用モード「まとめ冷凍用」が用意されています。こちらで炊いたごはんを冷凍→加熱したものと最上位モードを冷凍→加熱したものを比較。「まとめ冷凍用」は、炊き上がりまで実測57分。

「炊き立てごはんは『柔らかい』という印象が強かったんですが、冷凍したごはんはもちもち感が強くなっていました。甘みに関しては冷凍モードでも最上位モードでも変わらないですね。味は繊細さをキープしています。冷凍モードのレベルが高く、もしかしたら炊き立てよりも一般的に好まれる味かもしれません」(平島)

このほかスタッフからは、「冷凍モードは外が硬くて中が柔らかく、最上位モードは全体的にまとまっている印象ですね」(クレア野田)という声もありました。

↑もちもち感が強く、味わいは繊細だった。冷凍ごはんを食べることが多い人におすすめ

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【味・食感の調査のまとめ】

●象印の「熟成」モードで炊いたごはんは、もちもちとしながらも柔らかい食感が特色で、幅広い世代の方に喜ばれそう。早炊きの速度は「特急」モードで約20分(3合)で、炊き上がりの食感が硬めながら味わいはまずまず良いので、忙しい家庭にもオススメ。「冷凍ごはん」モードはあるが、「熟成」モードの冷凍も美味。

 

●タイガーの白米モード「炊き分け」で炊いたごはんは、おこげの香りがする香ばしさと弾力、強い甘みが感じられます。「お肉系や洋食に合いそうなごはんだと思います」(平島)との意見も。「早炊き」モードは炊飯時間が35分(3合)とやや長めながら、爽やかな甘みのごはんに炊き上がります。冷凍モードはなく、白米モード「炊き分け」の冷凍は香りこそ落ちるものの、十分美味しく食べられます。

 

●東芝の「かまど名人」で炊いたごはんは、甘みだけではなく旨みとみずみずしさを兼ね備えた独特の風味でクセになる味わい。「なんとなくトウモロコシを連想させる」(平島)という個性があってハマる人も多そう。「早炊き」モードは26分(3合)と平均的で、最上位モードほど味わいに個性はないが、レベルは高い。冷凍モードはありませんが、最上位モードの冷凍ごはんはもちもち感や粒立ちが優秀で、炊き立て感も残っていました。

 

●パナソニックの「銀シャリ」で炊いたは、「お米本来の旨みを引き出している」(平島)とのコメントの通り、純粋にごはんの味を楽しみたい人向き。「高速」モードは28分(3合)と平均的で、柔らかくシンプルな味に炊き上がります。また冷凍モードは炊き立ての味をキープしており、冷凍ごはんを多用する家庭にオススメ。

 

●日立の「極上」モードは、ほどよい硬さともちもち感が出たバランスのいいごはんで、お米のポテンシャルを引き出しています。銘柄炊き分けがないぶん、「フラットにいろいろな銘柄で食べ比べてみたい人向き」(平島)との意見も。早炊きは26分(3合)と平均的で、やや硬めでさっぱりとした炊き上がり。冷凍モードではなく、最上位モードの冷凍ごはんはもちもち系で粒立ちは良いが、一部ダマになることも。

 

●三菱電機の最上位モード「銘柄芳潤炊き」は、非加圧にこだわり柔らかめのナチュラルな炊き上がり。「みずみずしくやさしいごはんで、特にシニア世代は好みそうな味」(平島)とのコメントも。早炊きモードは2種類で、うち「お急ぎ」は実測24分(3合)と早く、硬めに炊き上がるものの、適度に旨みが感じられるまずまずの炊き上がり。冷凍モード「まとめ冷凍用」で炊いたごはんはもちもち感が強まり、味わいも繊細。さっぱりした食感のごはんを好む家庭、冷凍ごはんを頻繁に活用する家庭にオススメ。

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ファブリック&レザー調の「加湿空清」なんてさすがエレクトロラックス。しかも日本向け

エレクトロラックス・ジャパンは、加湿機能搭載の空気清浄機の需要が高い日本市場に向けて開発したファン付加湿空気清浄機「UltimateHome 700(EP72-46GYA/EP72-46DGA)」を10月21日より発売します。実売想定価格は9万9000円(税込・編集部調べ)となっています。

↑ライトグレーEP72-46GYA(左)とダークグレーEP72-46DGA(右)。共に本体サイズ:幅410×奥行き310×高さ646mm/質量:12.1kg/適応床面積:約27畳/定格加湿能力:460ml(h)/水タンク容量:3.6L

 

空気清浄×加湿×送風の3 in 1

本製品は「空気清浄×加湿×送風ファン」の3つの機能が1つになった3 in 1モデルで、空気中の細菌、カビやウイルスを99.99%除去し、澄みきった風とうるおいを、力強く部屋全体に届けます。部屋の空気の状態を感知し自動で運転する「スマートモード」と、手動でコントロールする「マニュアルモード」を搭載。また、スマホアプリと連携すれば、外出先から部屋の空気状況を確認したり、運転モードを切り替えたりできます。

 

5ステップで空気を浄化する空気清浄機能

部屋の空気を汚す花粉、ハウスダスト、PM2.5などの微粒子を5つのステップで除去。綺麗な空気を届けます。仕組みは以下。

①メッシュフィルター:ホコリなどの大きなゴミを取り除く

②抗菌層:集塵した菌の繁殖を99.99%抑制

③ケア・アルティメイト・プロテクトフィルター(HEPAフィルター):0.3μmサイズの粒子や、PM2.5などの微粒子を除去

④活性炭フィルター:ニオイや有毒ガスを吸収

⑤イオナイザー:イオンを発生させ空気中の粒子を大きな塊にし、集塵しやすくする

空気清浄時の運転音は最小20.5dB、最大でも51.1dB。睡眠時でも騒音に邪魔されることはなさそうです。

 

安全性の高い加湿機能

本製品は、水を含ませたフィルターに風を当て気化した水蒸気を放出する気化式を採用。熱を出さないので安全性が高く、子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。一方、熱を発しないため雑菌が繁殖しやすいというデメリットもありますが、抗菌・防カビ対策が施された「加湿フィルター」と細菌を99.99%抑制する「アンチ バクテリアカートリッジ」を搭載することで、解消しているそうです。湿度は40%〜60%の3段階から設定でき、過剰加湿を防ぎます。

 

きれいな空気を届ける送風ファン機能

5段階から選べるファン・スピードと、6度〜90度の間で調整できるフード、左右に動かせるルーバーで、届けたい場所に風を送ることが可能です。シンプルなコントロールパネルで、操作も直感的に行えます。

 

スウェーデン発ならではのデザイン性

本体前面にはファブリック素材を、本体側面のハンドルにはレザー調の素材を採用。水タンクは本体背面に配置し、正面からは見えにくくすっきりとした印象を与えます。北欧ならではのスタイリッシュなデザインは、さまざまなインテリアと調和してくれそうです。

掃除機は軽く、シンプルなのがいい。1.4kg、2万円台のダストパック式モデルがツインバードより登場

ツインバードは「コードレススティック型クリーナー TC-E264B」を10月6日に発売します。実売予想価格は2万8800円(税込)。

↑サイズは約W235×D135×H1050mm、質量は約1.4kg(本体+延長管+パワーブラシ)。充電時間は約2.5時間で連続使用時間は強モード約7分、自動モード約30分。集じん方式はダストパック式で、集じん容量は約0.25L

 

1.4kgの軽量ボディで小回りがきくシンプルモデル

ツインバードは2021年に創業70周年を迎え、リブランディングを発表。「匠プレミアム」「感動シンプル」の2つのブランドラインを立ち上げました。「コードレススティック型クリーナー TC-E264B」は、「本当に必要なものだけがくれる感動と快適を長く提供する」というコンセプトの「感動シンプル」ラインからの発売です。

 

本機は1.4kgの軽量ボディに加え、自走式で軽い力で前に進むのが特徴。独自の関節ジョイント構造とボールキャスターを搭載したヘッドにより、小回りの利く動きが可能。フルフラットにもなるため、ベッドの下などのお掃除も便利とのこと。

使い捨ての抗菌ダストパックは、微細な粉末を99.6%キャッチする不織布素材を使用。ワンタッチでゴミ捨てが可能なラクステ機能を搭載し、ホコリの舞い散りを抑えて、不快感を軽減するといいます。

ゴミを検知すると自動でパワーアップするゴミセンサーを搭載。自動モード運転時、ゴミを検知するとパワーアップし、ハンドル部分のLEDライトが赤く光るので、ソファの奥など見えない場所のゴミも掃除できるとのこと。3万円を切る手ごろな価格で軽量かつ取り回しが良く、ゴミの舞い散りも少ないダストパック式ということで、世代を問わず便利に使えるはず。シンプルな掃除機を求めている方は、ぜひ注目してみてください。

髪以外にも使える!? いま注目の「最新美容ドライヤーBEST3」を家電のプロが教えます

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、神原さんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は、「【美髪・低温・速乾】全身のケアまでできる!最新美容ドライヤーBEST3」をお届けします!

 

【今回紹介する動画はコチラ】

 

温度が低いのに早く乾く「Zuvi Halo 光ヘアケアドライヤー」

「まずはコレ」と、撮影者に語り掛けながら神原さんが取り出したのが、「Zuvi Halo 光ヘアケアドライヤー」です。

「これは何が違うのかというと、光と風で乾かすこと。普通は熱風で乾かすんですけど、それだとエネルギーも使うし、髪が熱で傷んだりする。その点、これは低温で風の力はあるんだけど、とにかく熱くないの。1回これ使っちゃうと、ほかのドライヤーが熱すぎてイヤになっちゃうくらい。これは、水に反応してそれを乾かす光を使っているからだそう。だから熱に頼らなくても髪の毛にある水分を蒸発させていく。その何がすごいって、外側は乾いているんだけど、髪の芯は潤っているんです。温度が低いのに早く乾く。そこもスゴイ」

 

顔や頭皮もケアできる「リフトドライヤー」

続いて神原さんが手にしたのは、ヤーマンの「リフトドライヤー」。専用のアタッチメントを付ければ、髪だけでなく顔がケアできるのが特徴なのだとか。

「こうやって顔につけるの。何やってるんですか?って思うけど、これは振動で働きかけて美容効果を与えるというのと、『イオン導入』ってご存じですか? ここ(グリップ部分)を持って使うと、使う前につけておいた化粧水、美容液の浸透が良くなるんです。しかも温熱効果があって、振動しながらイオン導入の効果もあって、LEDを使った光のケアというのもある。頭皮やたるんだ皮膚にも使えるので男性にもいいと思います!」

 

岩盤浴を行ったような効果が得られる「復元ドライヤー」

最後に神原さんが紹介したのが、マクセルイズミのブランド・FUKUGEN CALEAの「復元ドライヤー」。

「復元って何? というのを簡単に言うと、マイナスイオン的なものと独特の遠赤外線が出て、まさに傷んだ髪を復元するがごとく、髪が元気になるという。これの何がスゴイって、身体にも使えるの。ちょうど岩盤浴を行ったような効果を身体に与えられるらしく。実際に身体に当てても全然熱くないから。いい気持ちだもん」

 

撮影者からの「身体を温めたい人にはいいですよね!」 との言葉に対し、大いに同意した神原さん。「これ急に大好きになりそう」と、さらに製品への愛着を深めたようでした。

 

本記事で参照した動画では、より詳しい製品の実感やブランドの解説、気になる電気代のことなどにも言及しています。詳しくは以下の動画をチェックしてみてください。このほか、もっと最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

【今回紹介した動画はコチラ】